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サラダ油を使うと認知症になる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/725.html
投稿者 中川隆 日時 2017 年 6 月 08 日 15:56:01: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 酒を飲むとバカになる 投稿者 中川隆 日時 2017 年 6 月 08 日 06:37:24)


認知症と糖尿病の原因は植物油(サラダ油・パーム油)

植物油(サラダ油・パーム油)を大量に使った食品:

インスタントラーメン、ピザ、クロワッサン、食パン
ショートニング、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシング、
ホイップクリーム、アイスクリーム、コーヒーフレッシュ

市販のカレー、シチュ-、ハンバーグ、おでん、焼肉、から揚げ、トンカツやコロッケ、天麩羅


全部食べちゃダメだよ


因みに、

生クリームの代わりに使われているホイップ・クリーム
アイスクリーム
コーヒーフレッシュ

はサラダ油を乳化したもので乳製品ではない

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{ヽ,__   )´(_●_) `,ミ:::::::: なんでウンコ食べちゃったの?
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危険なサラダ油やキャノーラ油等の植物油、年間13Lも摂取!がん、糖尿病、認知症のリスク増
2017.03.01 文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家 Business Journal


「年間13.3リットル」――。これが何を意味する数字かわかりますか?

 これは、日本人が1人当たり1年間の植物油平均摂取量です。肉の脂やバターなど動物性のものを除いた植物油だけの量です。家庭でよく使うサラダ油やキャノーラ油の量にしては多過ぎるように思われる方がいるのも当然で、私たちの食生活に潜む、目に付きにくい「隠れ油」を足すと、これだけの量になります。大さじ3杯(36.6グラム)の植物油を毎日摂り続けている計算です。

「隠れ油」とは、マヨネーズやドレッシング、マーガリンの原料に使われる油、外食のトンカツやフライドポテトなどの揚げ油、カップ麺、チョコレート、ポテトチップス、カレールーなど、加工食品の原材料の油などで、知らぬ間に大量に消費しているのです。

 日本植物油協会調べでは、日本で消費される植物油を多い順に並べると、以下のようになっています。

1位:菜種(キャノーラ)油 44%
2位:パーム油(パーム核油含む) 28%
3位:大豆油 17%

 この3大油で全体の約9割(89%)を占めます。ちばみにサラダ油とは、菜種油と大豆油を主成分とした混合油です。オリーブオイルやごま油などはポピュラーなので、もっと使っているように思いますが、それらを合わせても残りの1割でしかありません。それほど目につかないところで3大油が使われているのです。

 油というと、カロリーの高さが問題視されがちですが、本連載で再三報告してきたとおり、植物油には健康を害する成分が多く含まれており、カロリーの高さより安全性に問題があります。そんな危険な油を、私たちは大量に体内に入れ続けているのです。揚げ物やカップ麺、スナック菓子などを好む若い層は、13リットル以上に摂取しているでしょう。

■植物油の危険性

 では、植物油を大量に摂取すると、人体にどのような影響があるのでしょうか。3大油に潜む代表的な危険性を挙げてみましょう。

 菜種(キャノーラ)油は、甲状腺肥大や心臓病を引き起こす因子が多いとされた菜種を品種改良したキャノーラ種を原料にした油ですが、その安全性は不透明で「もはや食料に適さない」と専門家から警告されています。

 パーム油は、家庭では馴染みが低いですが、加工食品に大量に使われています。大腸がんや糖尿病の発症リスクなどが報告されています。

 大豆油は、生産過程の高温処理で発生する神経毒のヒドロキシノネナールが、認知症の原因と報告されています。

 植物油の厄介なところは、急性症状が現れにくいため、いろいろな病気の原因と報告されているにもかかわらず、注目されにくいことです。しかし、毎日摂り続け体内に蓄積されることにより、アトピーや花粉症などのアレルギー、糖尿病や高脂血症などの成人病、がん、うつ、認知症など、増え続ける多くの現代病を引き起こしているのです。

 本連載を通じて、ヘルシーと思われがちな植物油の裏の顔を具体的に紹介してきましたが、2月20日に、それらをまとめ大幅に加筆した『「隠れ油」という大問題 −病気になる油、治す油-』が出版されました。新刊の巻頭には、人気食品に含まれる植物油を可視化した隠れ油図鑑を掲載し、身の回りに潜む隠れ油に焦点を当てるとともに、隠れ油の探し方のヒントとなるようにしました。また、人間が油から逃れられないDNAに組み込まれたカラクリや、戦後に急激に普及した日本の油食の裏事情なども解説しています。最後には、本連載のタイトルともなっている、正しい油の摂取法で健康を取り戻す「少油生活」の具体的な実践法も記載しました。

 昨日までの油が今日のあなたです。今日からの油が明日のあなたをつくります。

 あなたが今、直面している症状や体調不良の原因は、知らぬ間に毎日摂り続けている植物油なのかもしれません。この本で油の正しい情報を得て、健康に役立てていただけることを願ってやみなせん。
http://biz-journal.jp/2017/03/post_18180.html

アメリカ政府はトランス脂肪酸を使用禁止にして、トランス脂肪酸より更に有害なパーム油を使わせようとしている


米当局『トランス脂肪酸全廃』発表にモンサントの影ーどうなる日本?
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=307065

アメリカでは、マーガリンやピザ、ドーナッツ、フライドポテトなどに含まれる食品添加物「トランス脂肪酸」を2018年までに全廃すると発表がありました。
それによって日本では、なぜ日本は放置したままなんだ!という批判が起こっいます。

WHOがわざわざ使用制限量の国際基準(1日の総摂取カロリー量の1%未満)を作っても、アメリカ食品医薬品局(FDA)は 安全な基準値はない と一蹴。全廃に踏み切りました。
一方で日本ではWHOの国際基準よりも下回る1%以下の平均値なので問題なしと規制には踏み込みません。
普通でみると「アメリカは国民のために良くやった!それに比べ日本は…(怒)!」と言いたくなるところですが、いやいや、アメリカのこの断行規制にはとんでもない米政府の思惑があったのです。

■驚きの事実−トランス脂肪酸全廃はモンサント遺伝子組み換え加速のため


alliance for natural health の記事
http://www.anh-usa.org/trans-fat-ban-not-what-it-appears/


によると、このタイミングでFDAが全廃規制に踏み切ったのは、3つの重大なポイントがあると指摘しています。

1. この発表は既に大手フード会社がトランス脂肪酸排除を完了した後で満を持したタイミングである。

2. 100歳になる科学者で、2013年にトランス脂肪酸の禁止を求めてFDAを相手取って訴訟を起こしたイリノイ大学のフレッド・カマロー教授の裁判がFDAの敗訴濃厚になっていた。

(詳しい記事はリンク)
http://gigazine.net/news/20150618-trans-fat-scientist/


3. 最大のミソといえる点。モンサントによる遺伝子組み換え大豆の新種が開発され、トランス脂肪酸なしの大豆油を一気に販売できるようになった。

この3つをまとめると、FDAは規制による大企業の経済的損失が起こらないため大企業の使用中止を待ってたのち発表。それにより訴訟問題も煙に巻くことができ、かつ米政府が推進するモンサント遺伝子組み換えの拡販体制のお膳立てができたという完璧なシナリオになった訳です。

特に国は健康よりもお金の損失にならないことを優先しますので、モンサントへのビジネス加担による経済効果政策を優先したことになります。あまりにも出来すぎてると思いがちですが、いやいや確信できそうなことが起きていました。


■FDA長官の上級顧問に元モンサント重役が就任していた
2010年、オバマ大統領は 元モンサント社の弁護士、その後副社長を歴任したマイケル・テイラー氏をFDA長官の上級顧問に任命しました。

このポジションは食品の認可権限も持っています。

(詳しい記事はリンク)
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11371313099.html


では、こうした一連の流れを時系列で整理してみると、

=====
2006年: FDAはトランス脂肪酸含有表記を商品にするよう命じる

2007年〜2011年までに主要な加工食品の66%がトランス脂肪酸の使用を取りやめか減少傾向に

2009年8月:フレッド・カマロー教授により科学的に基づいた健康被害の立証と共にトランス脂肪酸使用を禁止するよう市民の申立てをFDAに提出

2010年1月FDA長官の上級顧問に元モンサントのマイケル・テイラーが指名される

2011年1月:FDAはモンサント社の遺伝子組み換え大豆Vistive Gold soybeanを安全と評価し認める。その評価基準はモンサント社の実験提出資料。

2011年12月:FDAは遺伝子組み換え大豆Vistive Gold soybeanの実質的な栽培を認める。これで規制なくどこでも栽培が可能に

2013年8月:フレッド・カマロー教授はFDAが申立てに無回答のままだった為、FDAに対し裁判を起こす

2013年11月:FDAはフレッド・カマロー教授の件には一切コメントなく、トランス脂肪酸を禁止すると公表

2015年6月:FDAは3年以内にトランス脂肪酸の全廃指示を発表
=====

ここからも分かるとおり、かなり確信犯的、用意周到にモンサント遺伝子組み換え大豆油市場への移行のためにトランス脂肪酸の全廃を発表していることが分かります。

モンサント社は遺伝子組み換え大豆からトランス脂肪酸が生成されない油を“ヘルシーオイル”としてアメリカ市場を席巻する公算だと思われます。

今後はトランス脂肪酸なしのマーガリンやパンなど“ヘルシー食品“という姿に変え世に出回ってくることが予想されます。それが世界中で反対されているモンサントの遺伝子組み換え大豆のオイルから作られたものだとしても…(怖)


■日本ではトランス脂肪酸問題をどう捉えるべきか?

アメリカのこの事実から推測すると、日本はまだ大手のメーカーがトランス脂肪酸の油やショートニングたっぷりのマーガリンや菓子パン、お菓子などを販売し続けており、経済が大きく動いています。おそらくアメリカのように用意周到に全廃をすることは出来ないのが現状でしょう。

ただ、今後のTPPによりこのトランス脂肪酸が生成されない遺伝子組み換え大豆オイルが日本にどんどん入る可能性があります。

もし今のようなトランス脂肪酸反対の日本の世論後押しがあるとメーカーが方向転換し、アメリカのように日本の食品もさらに“トランス脂肪酸ゼロ商品!”と表記して遺伝子組み換えもの(しかも大豆油は遺伝子組み換え表記義務なし)をお店に並べてくるかも知れませんね。

あなたはトランス脂肪酸の食品か遺伝子組み換えオイルの食品どちらを選びますか?
翻弄され続ける消費者に残されている道は「賢くなるしかない」ということなんでしょうね。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=307065


日本人が大量摂取のパーム油は超危険!パン、菓子、カップ麺…発がんや糖尿病のリスクも


 本連載では、子どもからお年寄りまで現代人が陥っている、リノール酸の過剰摂取による炎症体質、いわゆる“油病”について解説してきましたが、植物油にはほかにも大きな問題があります。そのひとつがトランス脂肪酸です。


 トランス脂肪酸は、液状の植物油に水素を加えて固形化させる過程で発生する物質です。狭心症や心筋梗塞などの冠動脈性心疾患のリスクを増大させるとされ、今年6月にアメリカ食品医薬品局(FDA)は、食品への添加を3年以内に全廃すると発表しました。


 日本人の1日当たりのトランス脂肪酸平均摂取量は0.9gと推定されており、世界保健機関(WHO)が提唱している基準値2gよりも少ないため、健康への影響は小さいとして表示義務もない“野放し”状態です。


 トランス脂肪酸は、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングに特に多く、それらを原料としてつくられるパン、ケーキ、ポップコーン、チョコレート、ポテトチップス、コーンスナック、アイスクリームなど多くの食品に含まれます。洋菓子やスナック菓子などをよく食べる子どもや、若年層を中心に基準値をオーバーしている人が多いことは容易に想像がつきます。国民の健康を考えれば、諸外国並になんらかの規制が必要でしょう。ちなみに韓国は2007年、中国は13年にトランス脂肪酸含有量の表示を義務化しています。


 国が規制を避けている一方で、農林水産省のHPでは「食品事業者が技術的に可能な範囲でできるだけトランス脂肪酸の低減に取り組むことは、健康に悪影響が発生する可能性をできる限り低くする観点からは望ましいことです」と掲載し、事業者へ自主規制を促しています。それに呼応するように、ファストフードチェーンや食品加工業などの食品事業者は、トランス脂肪酸の少ない油に切り替えるなどの対策を急速に進め、改良した油の安全性を強調しています。


■パーム油は大腸がんや糖尿病の危険


 しかし、安全だとして代替に使われている油もトランス脂肪酸に劣らぬ危ない油なのです。それはパーム油です。日本では家庭で使われることがほとんどないため認知度は低いのですが、すでに日本人は平均で年間4kgものパーム油を摂取しているのです。


こんなところにも隠れ油!バニラアイスの植物油23.1g/200ml(パーム油とキャノーラ油の混合油が多い)


 パーム油はアブラヤシの実の果肉部分を原材料とした半固形の植物油で、今流行のココナツオイルとは別ものです。インドネシア、マレーシア、タイが主な原産国で、収穫量は菜種の70倍と桁違いに多く、年間を通して安定して収穫ができるため、森林を伐採して栽培面積は増えています。


 かつてパーム油(アブラヤシ油)は主に石鹸の原料でしたが、精製法が向上して食用油として世界中で消費されるようになり、今では生産量世界一の植物油です。日本での消費量はキャノーラ(なたね)油に次いで2番目で、ファストフードや惣菜の揚げ油、パンやドーナツ、ポテトフライ、ケーキ、クッキー、カップ麺などに使われています。マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸の毒性に注目が集まる中、水素添加しなくとも半固形で無味無臭なため用途が広く、何より安価なパーム油は消費量を伸ばしています。


 しかし、そのパーム油も決して安全な植物油ではありません。


 日本人のがん死亡者数で女性の1位、男性の3位である大腸がんは、さらに増加傾向にあります。リノール酸には大腸がんの発がん促進作用があるといわれていますが、リノール酸の少ないパーム油にも発がん促進作用があり、ラットの実験ではリノール酸よりもパーク油を与えたほうが大腸がんが多発したとの報告があります。


 また、パーム油には血糖値を下げるインスリンの働きを阻害する作用も確認されており、糖尿病の発症にも深く結びついています。


 さらに、マウスにパーム油を与えた別の実験では、キャノーラ油、ラードを与えたマウスより異常に生存率が低かったとの報告もあります。
 
 こうした報告を裏付けるように、農水省のHP「トランス脂肪酸の低減」のページには、次のような記載があります。


「米国農務省(USDA)は、食品事業者にとってパーム油はトランス脂肪酸の健康的な代替油脂にはならないとする研究報告を公表しています」


 安全性に疑問の残るパーム油は、トランス脂肪酸以上に危険な「隠れ油」なのです。本連載でお勧めしている「少油生活」を実践する意義は、ますます深くなっていきます。


(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11496.html
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/318.html

加熱した植物油が肝臓を疲弊させる → 肝臓機能が低下すると糖尿病・認知症になる


糖尿病を誘発する病気


肝機能障害

肝臓は、食後に急激に増加した血中のブドウ糖をとり込むことで、一定量の血糖値を維持するという機能をもっています。また肝臓は、インスリンがすい臓でつくられるための原料となる栄養素を供給しています。
そのため、過食や過度の飲酒、ウイルス性肝炎などによって肝機能が障害されると、糖尿病が誘発されやすくなります。


すい炎

過度の飲酒や、遺伝、胆石症などの原因によりすい臓に炎症が起こるすい炎は、糖尿病を誘発するといわれています。インスリンを分泌するすい臓が直接障害されるため、おのずとインスリンの分泌能も低下してしまいます。
http://www.dm-town.com/oneself/know06.html


肝臓と糖尿病、血糖を管理しているのはこの臓器!

糖尿病というとインスリンを分泌する膵臓をまず思い浮べますが、血糖値を精密にコントロールしているのは実は肝臓なのです。この肝腎かなめの臓器が現代人の生活習慣で危機を迎えています。


糖尿病というとインスリンを分泌する膵臓をまず思い浮べますが、血糖値を精密にコントロールしているのは実は肝臓なのです。

この肝腎かなめの臓器が現代人の生活習慣で危機を迎えています。糖尿病だから肝臓も悪くなるのか、肝機能が悪いから糖尿病になったり、あるいは既に糖尿病を発症している人の高血糖をさらに悪化させているのかは、まだ完全には解明されていません。確かなのは、この掛け替えのない臓器を大切にするということです。


肝臓はブドウ糖の倉庫です

肝臓のはたらきは、糖や脂質、タンパク質の代謝、血しょうタンパク質の合成、ビタミン・ホルモンの代謝、解毒、胆汁の生成など多岐にわたります

肝臓は体の右側にあって、ほとんどが肋骨によって守られていますが、胸骨の下あたりで体表から一部に触れることができる、体で最大の内臓で重さは1.2kgぐらいあります。胃腸で吸収された栄養分が門脈を通って肝臓に集中していて、栄養素の代謝の中心的な役割を果たしています。その機能は500以上あると言われていますが、ここでは糖尿病に縁の深い食事の脂肪と炭水化物(糖)の流れの中で肝臓の働きを解説します。

肝臓は血中のブドウ糖に関してはインスリンの支配下にある臓器です。インスリンの血中濃度、あるいは肝臓のインスリン感受性のレベルに応じて働きが変化します。

健常者が食事をすると小腸からインクレチンが分泌されてインスリンの第1相分泌が行われ、さらに血糖値が上がると膵島のベータ細胞から継続的にインスリンが分泌されます。インスリンは体にとって血液中のブドウ糖を吸するようにというサインです。ほとんどの細胞がブドウ糖をエネルギー源にしています。

しかし、肝臓はブドウ糖に対し特別な任務を持っています。血糖値が高い(つまり、血中インスリン濃度が高い)と肝臓は血中ブドウ糖を取り込んで動物性のデンプンともいえるグリコーゲンを合成して蓄えます。つまり、余分なブドウ糖の予備倉庫です。ただし、グリコーゲンのストックには多くの水分を必要とするので、最大でも肝臓のウエット重量の10%までです。これは体が必要とする1日分のブドウ糖にも満たない程度です。

血糖値が下がる(インスリン濃度が下がる)と、それは肝臓の倉庫からブドウ糖を放出せよというサインで、体は肝臓のグリコーゲンをブドウ糖に戻すホルモン「グルカゴン」などを分泌して食間や夜間就寝中の血糖値を一定に保っています。しかし、グリコーゲンの在庫は12〜24時間しか保ちませんので、それ以上の断食(飢え)になると体は大切なタンパク質を分解して脳や赤血球が必要とする最小限のブドウ糖を作って(「糖新生」といいます)生命を維持します。

中性脂肪を分解して得られるグリセロールも糖新生に利用されますし、脂肪酸を直接エネルギー源に利用できない脳などのために脂肪から水溶性のケトン体も肝臓で生成されます。大事なことは、この血中ブドウ糖の維持・産生は肝臓(一部は腎臓も行なっている)にしかできないということです。それゆえ、脂肪肝や肝硬変になると血糖コントロールが難しくなります。

インスリン感受性は組織によって差があります

インスリン感受性というと、インスリン抵抗性のことを連想しますが、体は組織によってインスリン感受性に差をつけています。血糖値の恒常性に大切な組織である肝臓、筋肉、脂肪のうちで一番インスリン感受性が悪いのが筋肉で、次いで肝臓、最もインスリン感受性が高いのは脂肪です。恐らく食後血糖上昇の大半を収容してしまう大口ユーザーの筋肉の感受性を鈍くしておかないと適正な血糖値の安定が保てないのでしょう。

肝臓はその筋肉の7倍もインスリン感受性が高いという話をADA(米国糖尿病協会)のサイエンスセミナーで聞いたことがありますが、糖尿病のようにインスリンの不足やインスリン感受性の低下(インスリン抵抗性)があると、肝臓は「血糖値が低い」と判断して蓄えていたブドウ糖を放出し続けます。既に高血糖になっていても、です。

なぜなら、前述のとおり、肝臓は血糖値を直接感知しているのではなく、血中インスリンレベルに反応しているからです。だから、何も食べていない早朝空腹時血糖値がびっくりするほど高くなるのでしたね。その詳細は『空腹なのに朝の血糖値が高い……その原因と対策』をご覧ください。

また、肝臓は極度のインスリン不足とコルチゾールやアドレナリンなどのインスリン拮抗ホルモンの増加によって起きる糖尿病ケトアシドーシス(1) (2) (3)にも責任を負っています。ケトン体は飢えの時の脳の大切なエネルギー源ですが、インスリン欠乏で肝臓が大量の脂肪をケトン体に代謝すると酸血症になって致命的に有毒なのです。


脂肪代謝と肝臓と糖尿病

ショ糖

ショ糖(砂糖)100gが消化(加水分解)されるとブドウ糖53gと果糖53gが生じます。意外にも果糖を取り過ぎると脂肪肝になりやすいのです。
3大栄養素の一つ、脂肪は主に食物から摂取しますが、体は食事やアルコールの余ったエネルギーを脂肪に変えて蓄えます。この重要な脂肪合成は主に肝臓、脂肪組織、授乳中の乳腺などで行われます。

食事で取った十分な炭水化物(ブドウ糖)は、肝臓のグリコーゲンの補充が満杯になると、代謝経路のエネルギー物質アセチルCoA(コーエイ)から脂肪酸やコレステロールの合成へと向います。

肝臓はこれらの中性脂肪をコレステロールと組み合わせて体の末端まで血液で送り、最終的に余ったものは脂肪組織に蓄えられます。動物は残念ながらブドウ糖から作った脂肪酸を元のブドウ糖に戻す経路(酵素)を持っていないのです。

ブドウ糖の場合は代謝経路が数段階で制御されていますが、アルコールや果糖では中性脂肪合成までノンストップで進行します。この脂肪が肝臓の中に溜まると脂肪肝になります。現代社会の大きな問題は飲酒によらない非アルコール性の脂肪肝の増加です。

2型糖尿病が老人病だった昔には考えられなかった子どもの2型糖尿病が注目されだしたのは、わずか15年くらい前のことだと記憶していますが、その原因をソフトドリンクに使用されている砂糖や果糖・ブドウ糖液と考えている研究者が大勢います。ファストフードやスナックの食べ放題の砂糖や果糖が脂肪肝の原因になる可能性が大きいのです。

米国では成人の20%、糖尿病患者では30〜80%に脂肪肝があると見なされています。多くの人は脂肪肝でも無症状です。脂肪肝によって健康問題が起きればほぼ手遅れで予後はシリアスです。重い場合は肝硬変になり、死亡か肝移植しかありません。

状況証拠はいろいろあるのですが、肥満と脂肪肝と糖尿病の関係がなかなか解明できません。一つの仮説は脂肪肝が肝臓のインスリン抵抗性を高め、それが肝臓のブドウ糖放出を続けさせて2型糖尿病のリスクを増すというものです。ある研究発表では、太っていないスリムな2型糖尿病患者には脂肪肝が多いということでした。

糖尿病が脂肪肝や肝臓病をもたらすという逆の見方もあります。米国では糖尿病患者は非糖尿病者と比べて肝臓病になりやすく、肝臓病が死因になることが多いのだそうです。1型糖尿病と肝臓病がリンクしているという研究もあります。これはインスリン抵抗性がなくても糖尿病が肝臓病の要因になりうることを示しています。

2型糖尿病患者が肝臓を守るには

まず、担当医に肝機能検査も忘れずにチェックしてもらいましょう。脂肪肝は血液検査だけでは発見しにくい症状であることも忘れないでください。そもそも、メタボの人や太めの2型糖尿病患者は肝臓トラブルがハイリスクなのです。

体重を減らしてヘルシーな食事、エクササイズに励めば肝臓にも血糖コントロールにもいいという、どうやら、いつもの結論に収まってしまいました。
https://allabout.co.jp/gm/gc/419969/


認知症と糖尿病の関連性

糖尿病の人、もしくは高血糖気味の人は認知症になりやすいといわれています。日本では糖尿病予備軍は約700万人おり、認知症になるリスクを背負った人がたくさんいることになります。

糖尿病だと脳血管型認知症になりやすい?!

糖尿病の人は認知症の一つである「脳血管型認知症」になるリスクが、糖尿病ではない人と比べて2倍以上もあることが分かっています。そのメカニズムをご説明します。

脳血管型認知症は脳の神経細胞に障害が起きることによって起こります。糖尿病により、血糖値が高い状態にある人の血液はドロドロと粘性が高く、脳内の血管が詰まりやすい状態です。

脳内の血流が滞ることにより、神経細胞にも十分な血液が行き届かなくなります。その結果、神経細胞が正常に働くことができなくなり、認知症の症状が現れます。


糖尿病だとアルツハイマー型認知症になりやすい?!

また、糖尿病の人はアルツハイマー型認知症になるリスクが、認知症ではない人に比べて4倍以上あるといわれています。なぜ糖尿病だとアルツハイマー型認知症になりやすいのでしょうか。

人間の脳内にはインスリン分解酵素が存在し、アルツハイマーの原因となる物質(アミロイドβ)を分解しています。そのためインスリン分解酵素が正常に働いていれば、アルツハイマーにかかりにくい状態です。しかし、糖尿病の人はインスリン分解酵素が少なくなってしまい、アルツハイマーの原因物質を分解する力が弱く、アルツハイマーになるリスクが高まってしまうのです。

糖尿病予防は認知症予防の第一歩

上記の他に、そもそも糖尿病は脳が正常に働くために必要な栄養素であるブドウ糖がうまく代謝できない病気です。そのため、脳に十分な栄養が行き届かず、認知症になるリスクが高まります。
https://info.ninchisho.net/prevent/p70


植物油は超危険!アトピー、がん、糖尿病、認知症などの原因!


皮膚炎や花粉症などのアレルギー、心筋梗塞、脳梗塞などの血管障害、糖尿病や脂質異常などの生活習慣病、各種がん、うつ、認知症などの脳疾患、これらの病気の大きな原因が植物油にあるのをご存じですか?

 私たち夫婦が植物油の害を知ることになったのは、娘のアトピーがきっかけでした。

 娘は生まれた時にすでにアトピー性皮膚炎にかかっていました。いわゆる食物アレルギーからの重症の皮膚炎で、顔が真っ赤になっていました。幸い食物アレルギーに詳しい助産婦さんの助言もあり、母親が食べるものを工夫する「母乳育児」によって、みるみるうちによくなりました。しかし、離乳後も玉子や乳製品などアレルゲンとなる食物は多く、それらを食べると喘息を起こしたり、手首や膝の裏がただれることが度々ありました。

 そんな娘も、食事療法を続け成長するに従い免疫力もつき、アレルゲンとなる食物も減り、10歳を過ぎる頃にはイクラなどかなり限られた食材にしか反応しなくなりました。また、娘自身も自分のアレルゲンを避ける知識や術を身に付け、アレルギー症状に苦しむこともなくなりました。

 こうした体質の改善に自信を得て、中学卒業後から7年間アメリカに留学しました。留学中も食べ物に気をつけていたのですが、寮の食事と外食生活で綱渡りの日々です。軽い症状が出ても、3カ月ほどある長い夏休みに帰国して、その間に妻の家庭料理で体をリセットするという留学生活を送りました。

 そして、留学を終え帰国して1年が過ぎた頃、アトピー性皮膚炎が再発したのです。手の指、肘の内側、脇の下、膝の裏側が特にひどく、赤くただれてしまいました。2006年、娘が22歳の時のことです。

 妻は、「留学中のジャンクフードなど悪食の影響が出ているだけなので、正しい食事に切り替えればやがて良くなる」と考え、食材をあらためて見直して子どもの頃のような食生活をしばらく続けましたが、一向に良くなりません。何人かの皮膚科医にも診てもらいましたが、ステロイド軟膏を処方されるだけで、これといった治療効果を得ることができませんでした。そうしている間も症状は悪化する一方で、年頃の娘は体の炎症を見ては悲嘆にくれていました


植物油がアトピーの原因だった!

 親としても、苦しむ娘の姿を見るのは忍びなく、どうにか良くなる方法はないものかと本気で調べました。インターネットで検索を繰り返すうちに、これまで考えもしなかった新しい情報が浮かび上がってきたのです。

 どうやら植物油の摂りすぎがアトピー性皮膚炎の大きな原因になっているらしいのです。さらに調べ進めると、一冊の本に行き着きました。それは、下関市立中央病院小児科部長(当時)の永田良隆医師の著書『油を断てばアトピーはここまで治る――どんなに重い症状でも家庭で簡単に治せる!』(三笠書房)でした。

 同書で永田医師は、1万人を超える臨床経験を基にアトピー性皮膚炎の大きな原因はサラダ油などの植物油にあり、特に植物油に含まれるリノール酸の過剰摂取が皮膚炎を起こすと指摘しています。そして、リノール酸を極力減らす食生活がアトピー性皮膚炎の治療の第一歩であると明言しているのです。

 同書のすすめに従って食生活を変えたところ、娘の皮膚炎はみるみるうちに改善していきました。さらに驚いたことに、ひどかった冷えや便秘、慢性鼻炎、体のだるさなど、皮膚炎以外の症状まで改善し、見違えるほど元気になったのです。

 こうした植物油の影響を目の当たりにしたことで、私たち夫婦は植物油を見つめ直し、さらに深く知ろうと研究を始めることになったのです。
http://biz-journal.jp/2015/08/post_11199.html

動脈硬化の原因は植物油
動脈硬化の主原因は劣化・酸化した脂質です!


脳梗塞や心筋梗塞の原因は動脈硬化です。その動脈硬化の主原因は劣化・酸化脂質です。その劣化・酸化脂質は口から堂々と過食の結果として身体に侵入してきます。

食用油(オリーブ油・コーン油・ブドウ種油・菜種油・・など)や肉に付いている脂:コレステロールなどは、加熱すると劣化・酸化した脂質になります。

ウサギの実験によると・・・劣化・酸化したコレステロールを食べさせたウサギは、生で劣化・酸化していないピュアなコレステロール食を食べさせたウサギよりもより8倍も動脈壁内にプラーク(脂)が蓄積して動脈硬化そのものを生じさせ・進行させます(参照1)。

人類の歴史:40億年の間、人類の祖先は生の食べ物を食べていました。
植物油・動物脂を生で食べるようになったのは3〜4億年前。

植物油・動物脂を加熱して食べるようになったのは1〜3万年前から。

フライ物など、植物油・動物脂を高熱で調理しだしたのは60年前から

急速に進化した人類の食べ物に、身体の細胞の進化が追いつきません。

その証拠として、マクロファージ(異物貪食が役目)は劣化・酸化脂質を食べる・・つまり・・劣化・酸化脂質は・・我々体内の各種の細胞達にとっては栄養ではなく異物なのです。

身体各所で引き取り手がないので、劣化コレステロールは血管内に長く止まって流れていることは証明されているのです。


ライオンは肉食獣の代表ですが、遙か昔に人類と同じ祖先から枝分かれした人類の親戚です。ライオンは草食獣の生ホルモン、生ステーキを毎日食べていますが脳梗塞・心筋梗塞に滅多になりませんね・・・


それでは・・生肉を食べる伝統的食文化があるエスキモーの人達の場合を考えてみましょう。


肉食に偏り、野菜や穀物が極端に少ないグリーンランドに住むエスキモー(イヌイット)の研究では、彼らに糖尿病・高脂血症・動脈硬化などの現代病はなく、心筋梗塞・脳梗塞などの病気もほとんどないことが知られています。


その理由として、EPA(高脂血症薬:エパデールなど・の主成分)やDHAが多く含まれている魚を餌にしているアザラシなどの動物を食べているから・・・という説明がなされています・・・。
鯨やシロクマも食料です・

本当にEPAだけで説明可能でしょうか?・・それでは・・アザラシやシロクマの肉を焼くなどの調理をしても動脈硬化は防げるでしょうか?・・・
私はやはり動脈硬化になると思います。

伝統的イヌイットはアザラシを生で食べていたし・・鳥(アパリアス)も焼かないで、発酵させて生で食べています“キビヤック"・・・そうです、
EPAを含む食材も大切ですが・・キーワードは・・“生"・・要するに劣化・酸化コレステロールをあまり食べていないからではないでしょうか。

私の症例で検討してみました。
魚を大好きな人達を、肉大好き・肉好き・肉普通・肉嫌いな人達の4群に分けて、脳・心・血管イベントの発生率・T-max(動脈硬化の総合指標)などを調べました。
(表)

肉嫌いな人達は、肉由来の生のピュアなコレステロールのみならず、肉由来の劣化・酸化脂質をほとんど摂取していない人達です.
肉大好きな人達は、劣化・酸化脂質を沢山摂取している人達です。

いずれの群もEPAの血中濃度は高いはずなのに、劣化・酸化コレステロールを沢山摂取している人達の20%にイベントがすでに発生し、動脈硬化(T-max)も進行していました。

驚いたことに、魚を沢山摂取し、劣化コレステロールをほとんど摂取していない群はイベントの発生が0%でした。これはイヌイットの状況と同じです。

でも、肉嫌いだとなぜか?高血圧・糖尿病になりやすいという結果です(表)
ので、肉もバランスを考えていただきましょう。

もし、EPAが肉食での動脈硬化を強く予防するなら、魚大好き&肉大好きの群もイベントの発生が少ないはずですが・・そうではありませんでした。

私の私見ですが、劣化・酸化脂質の摂取量に動脈硬化は最も影響を受ける・・つまり、動脈硬化は、肉にEPAが多く含まれているかどうかではなく、加熱調理後の肉をたくさん食べていたか?・どうか・に最も左右されると思います。

肉の種類を細かく分類していませんが、食べる際は脂身(劣化・酸化脂質)
が極力少ない場所を冷静に考えて食べるように心がけましょう。

さらに、食物に含まれている分解酵素は加熱でその働きが失われます。
肉を生で食べることは、酵素入り肉を食べていることにもなっているのです。

でも・・・
動脈硬化になりにくいからといって、温暖な地域の日本で、家畜を生で食べてはO-157などの感染症や未知のウイルスに感染する恐れがありますので、肉の生食にはご注意下さい。

しかし
EPAが動脈硬化を抑制している証拠を示す動物実験が確かにあります。それは、マウスにバター食を13週間食べ続けさせた場合と、バターにEPAを混ぜて食べ続けさせた場合の大動脈〜頸動脈の“血管汚れ" =動脈硬化の程度を比較したものですが、バターにEPAを混ぜて食べさせていたマウスの“血管汚れ"が4分の一程度に抑えられていた・・でも動脈硬化は4分の一程度進んでいたのです。(Matsumoto, et al. Atherosclerosis 2008;197:524-33)

EPAが動脈硬化を抑制することは学びましたが、ではなぜEPAが存在するのでしょう?・・このEPAは青魚に多く含まれています。EPAは魚自身のためにEPAがあるのでしょうか?

EPAはその他の魚類やオットセイ・アザラシなどのほ乳類が健康でいられるためにEPAが存在しているのではないか・・と思います。

もっと昔に思いを巡らせば、地球の全ての生き物が海中にいる時代。蛋白源補給のためには、命つきた魚をも食べねばなりません。そのような魚は死の直後からゆっくりと酸化されます(海の中は,嫌気性細菌が好む酸素の少ない環境)・・でも・・魚自身にEPAがあると、その魚を食べた魚自身の血管が守られることになります・・・。

そういうことで・・魚にはEPAが備わっているのでは・・これも私の私見。

血管に“脂汚れ"が無いと・・“ガン"“感染症"で倒れさえしなければですが・・人間は誰でも、100歳以上も健康で生きていけます。120歳も夢ではありません。

健康のために高級・格安のサプリメント入りともいえるお魚を食べましょう。
EPAの多い魚は青魚です。さらに魚の皮にはコラーゲンが含まれていますので骨を丈夫にし、皮膚・血管をしなやかにしてくれます。

骨粗鬆症の方は、魚の頭・骨・魚皮の煮汁を努めて食し、屈伸運動などの骨に負荷となる運動を加味することで、骨密度の改善、美肌効果が期待されます。

魚の頭・骨・魚皮の煮汁を冷蔵庫に入れて冷却すると、煮汁がプリンプリンしたプリンに変貌します。これが魚のコラーゲンです。

スッポンなどの高級食材から製品化したサプリメントと同等の効果を期待できるでしょう。

最近、骨粗鬆症が増えているのは、魚を食べる習慣が薄れているからかもしれません。魚は皮まで、魚の味噌汁は汁を全部いただきましょう。
(血圧が高くない方は塩分を普通に摂取しても結構です)(参照2)

魚の白子には、髪の毛を黒く蘇らせる“核酸"も含まれていて、不眠症や花粉症などのアレルギーに効果が期待できます。

魚の内臓は“サプリメント"の倉庫なのです。

この記事を書いているときに、福岡県出身の有名な俳優・歌手の“武田鉄矢氏"が「大動脈弁狭窄症」の手術を受けられていたことがニュースで流れました。

手術が成功して幸いですが、それで病気が治ってハッピー・・と言うわけではありません。

動脈硬化による大動脈弁狭窄症なら(参照3)の全ての病気の危険性が潜んでいる・・ということになります。

当院の8カ所の血管エコーを受けていただければ、動脈硬化の程度を判定して差し上げられるのですが・・と・・同じ福岡県民として心配申し上げています。

追記:
高血圧や糖尿病・A1c高値や高脂血症(脂質異常症)や肥満や痛風や睡眠時無呼吸症候群などは、動脈硬化の原因として病院で扱われていますが、これらのほとんどは劣化脂質・糖分などの過食やアルコール多飲などの結果なのです。ですから、結果だけを短時間で改善・治療しても動脈硬化は進行していきます。高血圧のお薬は真面目に飲んでいたのに・・脳梗塞に・・とか、糖尿病の薬をちゃんと飲んで、運動もしていてA1cも低下していたのに・・心筋梗塞になった・・とか・・こんなことを多く耳にして、心が痛む思いです。

こんな状況が全国到る所で、おそらく毎日発生しているだろうと思うと、残念で・残念でなりません。

このような悲しいことが起こりうることは、医療の現場では密かに認識されていて、最近の米国における大規模臨床試験(ACCORD試験の5年成績の結果)でも確認されました。このことを不思議に思い悩んでいる先生もおられます。

私は2007年から血管プラークと食習慣や嗜好などの生の情報、家族歴、病歴などに接し、時間軸でデータを分析していく過程で「なぜ」・「どうして」という疑問を常に持つことで「医学の常識の誤りを見抜く」力を全身の血管エコーを武器として得たように思います。

セブンイレブンの創業者:鈴木敏文氏の2005年の著書「本当のようなウソを見抜く」の御陰で医学の常識に疑問を持ち「どうしてなのか?」と疑問を持ち追求することで真実にせまる「仮説」をたてる癖が出来たように思います。

病院をデパートに例えるなら、高血圧・糖尿病・高脂血症(脂質異常症)・肥満症・痛風・めまい・頭痛・睡眠時無呼吸症候群・狭心症・脳梗塞・心筋梗塞などの治療は「今日の顧客が求める商品」であって、“顧客のために"治療というサービスを提供しています。

“顧客の立場で"考えれば、そんな病気になる前になんとかしてもらいたい・・そんな病気の原因を改善したい・・・と思うはずです。私の小さな店舗には「今日の顧客が求める商品」はあまり置いていません。未来の「明日の顧客」が求める物を置いているつもりですが・・少しずつですが認知されてきたように思います。
http://majimaclinic22.webmedipr.jp/kanzenyobou/column2/12.html


 

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コメント
 
1. 中川隆[-7558] koaQ7Jey 2017年6月11日 09:55:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


米当局『トランス脂肪酸全廃』発表にモンサントの影ーどうなる日本?
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=307065


アメリカでは、マーガリンやピザ、ドーナッツ、フライドポテトなどに含まれる食品添加物「トランス脂肪酸」を2018年までに全廃すると発表がありました。

それによって日本では、なぜ日本は放置したままなんだ!という批判が起こっいます。

WHOがわざわざ使用制限量の国際基準(1日の総摂取カロリー量の1%未満)を作っても、アメリカ食品医薬品局(FDA)は 安全な基準値はない と一蹴。全廃に踏み切りました。

一方で日本ではWHOの国際基準よりも下回る1%以下の平均値なので問題なしと規制には踏み込みません。

普通でみると「アメリカは国民のために良くやった!それに比べ日本は…(怒)!」と言いたくなるところですが、いやいや、アメリカのこの断行規制にはとんでもない米政府の思惑があったのです。


■驚きの事実−トランス脂肪酸全廃はモンサント遺伝子組み換え加速のため


alliance for natural health の記事
http://www.anh-usa.org/trans-fat-ban-not-what-it-appears/

によると、このタイミングでFDAが全廃規制に踏み切ったのは、3つの重大なポイントがあると指摘しています。

1. この発表は既に大手フード会社がトランス脂肪酸排除を完了した後で満を持したタイミングである。

2. 100歳になる科学者で、2013年にトランス脂肪酸の禁止を求めてFDAを相手取って訴訟を起こしたイリノイ大学のフレッド・カマロー教授の裁判がFDAの敗訴濃厚になっていた。

(詳しい記事はリンク)
http://gigazine.net/news/20150618-trans-fat-scientist/

3. 最大のミソといえる点。モンサントによる遺伝子組み換え大豆の新種が開発され、トランス脂肪酸なしの大豆油を一気に販売できるようになった。

この3つをまとめると、FDAは規制による大企業の経済的損失が起こらないため大企業の使用中止を待ってたのち発表。それにより訴訟問題も煙に巻くことができ、かつ米政府が推進するモンサント遺伝子組み換えの拡販体制のお膳立てができたという完璧なシナリオになった訳です。

特に国は健康よりもお金の損失にならないことを優先しますので、モンサントへのビジネス加担による経済効果政策を優先したことになります。あまりにも出来すぎてると思いがちですが、いやいや確信できそうなことが起きていました。


■FDA長官の上級顧問に元モンサント重役が就任していた
2010年、オバマ大統領は 元モンサント社の弁護士、その後副社長を歴任したマイケル・テイラー氏をFDA長官の上級顧問に任命しました。

このポジションは食品の認可権限も持っています。

(詳しい記事はリンク)
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11371313099.html


では、こうした一連の流れを時系列で整理してみると、

=====
2006年: FDAはトランス脂肪酸含有表記を商品にするよう命じる

2007年〜2011年までに主要な加工食品の66%がトランス脂肪酸の使用を取りやめか減少傾向に

2009年8月:フレッド・カマロー教授により科学的に基づいた健康被害の立証と共にトランス脂肪酸使用を禁止するよう市民の申立てをFDAに提出

2010年1月FDA長官の上級顧問に元モンサントのマイケル・テイラーが指名される

2011年1月:FDAはモンサント社の遺伝子組み換え大豆Vistive Gold soybeanを安全と評価し認める。その評価基準はモンサント社の実験提出資料。

2011年12月:FDAは遺伝子組み換え大豆Vistive Gold soybeanの実質的な栽培を認める。これで規制なくどこでも栽培が可能に

2013年8月:フレッド・カマロー教授はFDAが申立てに無回答のままだった為、FDAに対し裁判を起こす

2013年11月:FDAはフレッド・カマロー教授の件には一切コメントなく、トランス脂肪酸を禁止すると公表

2015年6月:FDAは3年以内にトランス脂肪酸の全廃指示を発表
=====

ここからも分かるとおり、かなり確信犯的、用意周到にモンサント遺伝子組み換え大豆油市場への移行のためにトランス脂肪酸の全廃を発表していることが分かります。

モンサント社は遺伝子組み換え大豆からトランス脂肪酸が生成されない油を“ヘルシーオイル”としてアメリカ市場を席巻する公算だと思われます。

今後はトランス脂肪酸なしのマーガリンやパンなど“ヘルシー食品“という姿に変え世に出回ってくることが予想されます。それが世界中で反対されているモンサントの遺伝子組み換え大豆のオイルから作られたものだとしても…(怖)

■日本ではトランス脂肪酸問題をどう捉えるべきか?

アメリカのこの事実から推測すると、日本はまだ大手のメーカーがトランス脂肪酸の油やショートニングたっぷりのマーガリンや菓子パン、お菓子などを販売し続けており、経済が大きく動いています。おそらくアメリカのように用意周到に全廃をすることは出来ないのが現状でしょう。

ただ、今後のTPPによりこのトランス脂肪酸が生成されない遺伝子組み換え大豆オイルが日本にどんどん入る可能性があります。

もし今のようなトランス脂肪酸反対の日本の世論後押しがあるとメーカーが方向転換し、アメリカのように日本の食品もさらに“トランス脂肪酸ゼロ商品!”と表記して遺伝子組み換えもの(しかも大豆油は遺伝子組み換え表記義務なし)をお店に並べてくるかも知れませんね。

あなたはトランス脂肪酸の食品か遺伝子組み換えオイルの食品どちらを選びますか?
翻弄され続ける消費者に残されている道は「賢くなるしかない」ということなんでしょうね。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=307065


動脈硬化や心臓病のリスクを高めることから、「狂った脂肪」と称されるトランス脂肪酸ですが、米国食品医薬品庁(FDA)は、2018年6月以降トランス脂肪酸の食品への利用を禁止すると発表しました。
 トランス脂肪酸は牛肉などにも含まれていますが、これはシス型のトランス脂肪酸で、含有量はごくわずかなため心配はありません。健康に悪影響を与えるのは、人工的につくられるトランス脂肪酸です。これはマーガリンやショートニングの製造過程で、固形化するために行われる水素添加によって生成されます。

 世界的に10年程前からトランス脂肪酸規制の動きが強まり、03年に「食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO合同専門家会合」は、トランス脂肪酸の摂取量を、総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告しました。これを1日消費エネルギーが平均約1900キロカロリーの日本人に当てはめると、摂取量は1日約2g未満となります。

 食品安全委員会では日本人の1人当たり平均のトランス脂肪酸摂取量は消費エネルギーの0.3〜0.6%と試算、「日本人は欧米人に比べてトランス脂肪酸の摂取量は少ないので規制する必要はない」との見解を07年に出しています。そのため、日本では食品に含まれているトランス脂肪酸含有量の表示もされていません。

■トランス脂肪酸低減に取り組む製菓・製パンメーカー

 こうした中で今年6月、FDAが3年後からトランス脂肪酸の食品への利用を原則禁止すると発表したのです。米国内の規制ですが、日本も「右へならえ」となるのが、これまでのパターンです。

 当然、日本の食品メーカーは本格的にトランス脂肪酸低減化に乗り出しました。特にマーガリン、ショートニングを大量に使う製菓・製パンメーカーは、死活問題として取り組んでいます。

 その中でトップを走っているのが、製パン業界最大手の山崎製パンで、全製品でトランス脂肪酸を大きく低減したとホームページで強調しています。ホームページを見ると、パン類から洋菓子までの多くの製品がトランス脂肪酸含有量0%となっています。

 おそらくトランス脂肪酸ゼロを前面に出しての広告販売戦略を今後展開していくのではないかと思います。

 しかし、トランス脂肪酸を低減化することによって新たな健康リスクが出ていることを消費者は見逃してはいけません。トランス脂肪酸を低減するには、マーガリン、ショートニングの原材料を大豆油などに比べて固体になりやすいパーム油に変更する、食品添加物のグリセリン脂肪酸エステル(乳化剤)を使って固形化しやすくする、などの方法があります。

 パーム油使用では酸化防止剤として添加されているBHA(ジブチルヒドロキシアニソール)のリスクがあります。BHAはラットの動物実験で胃がんが確認されています。グリセリン脂肪酸エステルはハムスターの動物実験で肝臓肥大、腎臓の石灰化が起こったという報告があります。トランス脂肪酸ゼロの表示に飛びつくと、こうしたリスクを新たに取り込むことになることを、消費者は留意しなければなりません。

(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11512.html
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/320.html

日本人が大量摂取のパーム油は超危険!パン、菓子、カップ麺…発がんや糖尿病のリスクも


 本連載では、子どもからお年寄りまで現代人が陥っている、リノール酸の過剰摂取による炎症体質、いわゆる“油病”について解説してきましたが、植物油にはほかにも大きな問題があります。そのひとつがトランス脂肪酸です。


 トランス脂肪酸は、液状の植物油に水素を加えて固形化させる過程で発生する物質です。狭心症や心筋梗塞などの冠動脈性心疾患のリスクを増大させるとされ、今年6月にアメリカ食品医薬品局(FDA)は、食品への添加を3年以内に全廃すると発表しました。


 日本人の1日当たりのトランス脂肪酸平均摂取量は0.9gと推定されており、世界保健機関(WHO)が提唱している基準値2gよりも少ないため、健康への影響は小さいとして表示義務もない“野放し”状態です。


 トランス脂肪酸は、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングに特に多く、それらを原料としてつくられるパン、ケーキ、ポップコーン、チョコレート、ポテトチップス、コーンスナック、アイスクリームなど多くの食品に含まれます。洋菓子やスナック菓子などをよく食べる子どもや、若年層を中心に基準値をオーバーしている人が多いことは容易に想像がつきます。国民の健康を考えれば、諸外国並になんらかの規制が必要でしょう。ちなみに韓国は2007年、中国は13年にトランス脂肪酸含有量の表示を義務化しています。


 国が規制を避けている一方で、農林水産省のHPでは「食品事業者が技術的に可能な範囲でできるだけトランス脂肪酸の低減に取り組むことは、健康に悪影響が発生する可能性をできる限り低くする観点からは望ましいことです」と掲載し、事業者へ自主規制を促しています。それに呼応するように、ファストフードチェーンや食品加工業などの食品事業者は、トランス脂肪酸の少ない油に切り替えるなどの対策を急速に進め、改良した油の安全性を強調しています。


■パーム油は大腸がんや糖尿病の危険


 しかし、安全だとして代替に使われている油もトランス脂肪酸に劣らぬ危ない油なのです。それはパーム油です。日本では家庭で使われることがほとんどないため認知度は低いのですが、すでに日本人は平均で年間4kgものパーム油を摂取しているのです。


こんなところにも隠れ油!バニラアイスの植物油23.1g/200ml(パーム油とキャノーラ油の混合油が多い)


 パーム油はアブラヤシの実の果肉部分を原材料とした半固形の植物油で、今流行のココナツオイルとは別ものです。インドネシア、マレーシア、タイが主な原産国で、収穫量は菜種の70倍と桁違いに多く、年間を通して安定して収穫ができるため、森林を伐採して栽培面積は増えています。


 かつてパーム油(アブラヤシ油)は主に石鹸の原料でしたが、精製法が向上して食用油として世界中で消費されるようになり、今では生産量世界一の植物油です。日本での消費量はキャノーラ(なたね)油に次いで2番目で、ファストフードや惣菜の揚げ油、パンやドーナツ、ポテトフライ、ケーキ、クッキー、カップ麺などに使われています。マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸の毒性に注目が集まる中、水素添加しなくとも半固形で無味無臭なため用途が広く、何より安価なパーム油は消費量を伸ばしています。


 しかし、そのパーム油も決して安全な植物油ではありません。


 日本人のがん死亡者数で女性の1位、男性の3位である大腸がんは、さらに増加傾向にあります。リノール酸には大腸がんの発がん促進作用があるといわれていますが、リノール酸の少ないパーム油にも発がん促進作用があり、ラットの実験ではリノール酸よりもパーク油を与えたほうが大腸がんが多発したとの報告があります。


 また、パーム油には血糖値を下げるインスリンの働きを阻害する作用も確認されており、糖尿病の発症にも深く結びついています。


 さらに、マウスにパーム油を与えた別の実験では、キャノーラ油、ラードを与えたマウスより異常に生存率が低かったとの報告もあります。
 
 こうした報告を裏付けるように、農水省のHP「トランス脂肪酸の低減」のページには、次のような記載があります。


「米国農務省(USDA)は、食品事業者にとってパーム油はトランス脂肪酸の健康的な代替油脂にはならないとする研究報告を公表しています」


 安全性に疑問の残るパーム油は、トランス脂肪酸以上に危険な「隠れ油」なのです。本連載でお勧めしている「少油生活」を実践する意義は、ますます深くなっていきます。


(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11496.html
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/318.html


2. 中川隆[-7292] koaQ7Jey 2017年7月06日 14:29:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

睡眠障害、アルツハイマーの原因か 米研究 2017.07.06

(CNN) 睡眠の質が悪いと脳内に老廃物や病変タンパク質が蓄積し、アルツハイマー病を引き起こす原因になる可能性があるという研究結果が、このほど米神経学会誌に発表された。十分な睡眠が取れずにいる人は、米国の人口の約3分の1、世界では45%に上っている。

今回の研究は米ウィスコンシン・アルツハイマー病研究センターなどの研究チームが実施。認知症状のない健康な大人101人(平均年齢63歳)の脊髄(せきずい)液を調べて、睡眠の質と、アルツハイマー病に関連するさまざまなタンパク質との関係を調査した。

その結果、睡眠障害を訴える人ほど、タウ・タンパク質の病変や脳細胞の損傷および炎症の形跡が見られることが判明した。タウ・タンパク質は細胞の安定や構造を支えるタンパク質で、最近の研究では病変したタウ・タンパク質の蓄積が、アルツハイマー病進行の兆候である可能性が指摘されている。

論文共著者のバーバラ・ベンドリン氏は今回の研究結果について、「睡眠障害はアルツハイマーに関連したタンパク質が脳内で蓄積される原因になり得る、という考え方に沿っている」と解説。「認知的には健康な、中年に近い人にもそうした影響があることが分かった」と指摘する。

そうしたリスクがある人のアルツハイマー病発症を5年間遅らせるだけで、今後30年の間にアルツハイマー病の患者を570万人減らし、医療費は3670億ドル(約41兆円)削減できるとも同氏は指摘した。

睡眠と認知の関係を調べているワシントン大学の研究者は今回の研究について、「夜間の睡眠障害だけでなく、日中に感じる眠気も、アルツハイマー病の初期症状と関係があることが判明した」と話し、「今回の研究では全般的に、初期のアルツハイマー病と睡眠障害との関係が確認された」としている。

マサチューセッツ総合病院のルドルフ・タンジ医師も、「脳を健康に機能させるためには少なくとも7〜8時間の睡眠が欠かせない」「脳は最も深い睡眠の間に、アルツハイマー病の引き金となる老廃物などの有毒物質を除去する。これは今回の研究結果と一致している」と指摘した。

ただしベンドリン氏は「睡眠障害を経験している誰もが、アルツハイマー病に起因する認知症発症の心配をしなければならないわけではない」と強調。

まだ明らかな因果関係が確認されたわけではないと話している。


3. 中川隆[-7291] koaQ7Jey 2017年7月06日 14:34:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

※ 電子レンジは使用しないこと。

――エッ、電子レンジはいけないの……。

電子レンジにかけるとタンパク質の元であるアミノ酸の型式が変わってしまうのです。地球上にあるアミノ酸というのはL型。私たちの体も、肉も魚も全部L型のアミノ酸でできています。ところがそれを電子レンジにかけるとD型に変化してしまう。そうすると、私たちはいくらD型のアミノ酸を摂取しても髪の毛も皮膚も血液も作れない。酵素も遺伝子も作れないわけです。

お弁当買ってきて電子レンジでチーンすると、お弁当の中のお魚・ご飯・お肉の中のアミノ酸の一部がD型に変化してしまう。一度変化してしまうと、L型に戻せる酵素を人間は持っていない。

これは深刻な問題ですね。 若い人にアルツハイマーが増えていますが、アルツハイマーの若者の脳の血液の中に、なんかくずみたいなものがいっぱいウヨウヨしていると言うのです。ぼくはこれはD型のアミノ酸ではないかと思っているのです。 便利だからと、みんな平気で電子レンジでチンしている。

電子レンジをやめただけで病人は15%〜20%ぐらい減るのではないか。環境問題と同時に食事の環境も問題にしてほしい。「自然が一番」とかいいながら電子レンジでチンというのはどうですかね。
http://www.npo-gancon.jp/rigi/index.html


4. 中川隆[-5762] koaQ7Jey 2017年12月09日 16:24:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キャノーラ油で認知症が悪化する──米研究
Alzheimer’s Symptoms Worsened by Canola Oil
2017年12月8日(金)19時11分 メリッサ・マシューズ


他の脳の病気とも関連しているのか、今後、研究が進むだろう iLexx-iStock.

<安価でヘルシーなイメージで人気のキャノーラ油が脳に悪影響を与えるという研究結果が出た>

日々の料理に欠かせないキャノーラ油について、衝撃的な研究結果が発表された。米テンプル大学の研究グループがアルツハイマー病のマウスにキャノーラ油を与えたところ、学習能力と記憶力が低下し、体重増加を招くことが判明した。

英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に12日7日に掲載された論文は、私たちにとってごく身近な食用油であるキャノーラ油が、脳にどれほどのダメージを与えかねないかについて、新事実を明らかにしている。

「キャノーラ油は他の植物油より安価で、ヘルシーだと宣伝されているため、消費者に人気がある」と、研究グループを率いたテンプル大学ドメニコ・プラティコ教授は言う。「だが、キャノーラ油がヘルシーと主張する根拠は薄弱で、とりわけ脳に与える影響を調査した研究はほとんどない」。プラティコは、同大ルイス・カッツ医学部にあるアルツハイマー病センターの責任者だ。

プラティコの研究グループは、アルツハイマー病になるよう遺伝子操作されたマウスを実験に使用。生後6カ月の段階(認知症は未発症)で、通常の食餌をする対照群と、キャノーラ油小さじ2杯分を毎日摂取する実験群という2つのグループに分けた。

学習能力が低下した

生後1年を経過した時点で、2つのグループの間に決定的な違いが生まれた。キャノーラ油を摂取したマウスは、そうでないマウスより体重が重かったのだ。研究グループはさらに、短期記憶(今日やるべきことなど、一時的に保存するだけの情報)と作業記憶(好きなケーキのレシピなど、一時的に保持した後でさらに処理する情報)を測定し、マウスの学習能力を比較した。すると、キャノーラ油を毎日摂取したマウスは、測定した3つの分野すべてで学習能力が低下していた。

医学情報メディア「メディカルエクスプレス」によれば、同じ実験でキャノーラ油を摂取したマウスの脳内では、アルツハイマー病の原因物質とされる有害な「アミロイドβ42」から脳を守る働きがあるたんぱく質「アミロイドβ1-40」が減少。その結果、アミロイドβ42が脳に沈着した。米国立衛生研究所(NIH)によれば、アルツハイマー病患者の脳にはアミロイドβ42が発症前からたまり始め、それが沈着すると脳が正常に機能しなくなるという。

「今回の研究で観察されたように、アミロイドβ1-40が減少すれば、アミロイドβ42がたまってしまう」と、メディカルエクスプレスでプラティコは説明する。

つまり、マウスの脳でアミロイドβ42の沈着を防げなかったのは、それを排除する働きを持つアミロイドβ1-40が減少したからだ。キャノーラ油の摂取が原因だと、研究者たちは考えている。

「我々のマウスの実験では、この変化が神経機能障害や神経細胞の減少、記憶障害につながった」とプラティコは言う。

研究グループは今後、キャノーラ油の短期的な摂取が脳機能に及ぼす影響と、それがアルツハイマー病以外の病気を発症する原因になるかどうかを調べるという。

「キャノーラ油の害は、アルツハイマー病特有のものかどうかも追究したい」とプラティコは言う。「キャノーラ油が、他の神経変性疾患や別の種類の認知症の発症や、病気の進行に影響を及ぼしている可能性もある」

遺伝子組換えの菜種を原料にしたキャノーラ油は、他の料理油よりヘルシーなイメージがある。肉や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸の割合が少なく、それらを多く含む食事と比べてコレステロールの量を抑えられると宣伝されてきたからだ。

だが今回の研究通りなら、キャノーラ油を使うのは考え直したほうがよさそうだ。代わりはオリーブオイルでもよいが、高温の調理には向かない。米グルメ誌「ボナペティ」は高温調理をする際、アボカドオイルやひまわりオイル、グレープシードオイルでの代用を勧めている。


5. 中川隆[-5748] koaQ7Jey 2017年12月26日 15:17:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

※そっと教えます【武田邦彦】背筋が凍る認知症の真の原因 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5qxW_Pu0hz4

6. 中川隆[-5868] koaQ7Jey 2018年1月24日 09:36:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

糖尿病の新たな合併症「糖尿病性認知症」の症状と治療法
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/221723
2018年01月23日 日刊ゲンダイ


  
   糖尿病を放置するとまずい(C)日刊ゲンダイ

 糖尿病には、糖尿病特有の認知症がある。「糖尿病性認知症」だ。東京医科大学高齢診療科主任教授の羽生春夫医師に聞いた。

 糖尿病の合併症として、「網膜症」「腎症」「末梢神経障害」がよく知られている。「狭心症」や「脳梗塞」の発症率も高まる。さらに近年、注目されている合併症が、「糖尿病性認知症」だ。

「糖尿病が認知症のリスクを2〜3倍高めることは、以前から疫学調査ではっきりしていました。その中に、糖尿病だけが発症リスクとなる糖尿病性認知症があることが明らかになったのです」

 糖尿病が関係する認知症には、アルツハイマー型と脳血管性認知症がある。

 アルツハイマー型は原因がはっきりしておらず、脳血管性は脳梗塞や脳出血などが原因だ。糖尿病でない人も発症リスクがある。一方、糖尿病性認知症は糖尿病でなければ発症しない。

「糖尿病が関係する認知症を分類すると、約50%がアルツハイマー型、20〜25%が脳血管性、10%が糖尿病性、残りが混合型です」

 糖尿病性認知症は、最も多いアルツハイマー型と比較して、症状が違う。アルツハイマー型は記憶障害が初期から強く出る。買った物を忘れて同じ物を繰り返し買う、帰り道が分からなくなる、家族を認識できない、トイレの場所が分からない――といった、生活上で問題が生じる行動につながりやすい。

 糖尿病性認知症は、記憶障害より段取りを立てて実行する能力の障害や注意力の低下が典型的。料理ができない、歯磨きや洗顔ができない、洋服の脱ぎ着ができない、そしてボーッとする。

「アルツハイマー型は記憶力をつかさどる脳の海馬が障害されるのに対し、糖尿病性認知症は脳全体が障害される。糖尿病性認知症は、症状の進行が非常にゆっくりであることも特徴です。ただし、症状だけでの鑑別は難しい」

■軽症認知症と誤診も

 羽生医師が診ている糖尿病性認知症の患者のほとんどは、別の医療機関から紹介された人たち。患者が認知症を疑って医療機関を受診し、それらで認知症と判明したものの、どのタイプか分からず、羽生医師の外来へ、という流れだ。

「症状を細かく伺い、MRIと脳血流スペクト検査(脳の血流分布の映像化)を行います。これらで鑑別が難しければ、脳のPET検査や脳脊髄液検査を行います」

 PET検査や脳脊髄液検査は、アルツハイマー型であれば蓄積が認められる物質の有無をチェック。特殊な検査で、限られた医療機関でしか受けられない。

 しかし、ここまで必要なケースは多くなく、大半は「糖尿病があり、実行機能障害、注意力低下が著しい。記憶力障害はそれほどではない」「MRIや脳血流スペクト検査でアルツハイマー型が否定される」の2つのポイントで診断可能だ。

「もの忘れ外来」「認知症疾患医療センター」などを受診すればよい。

 糖尿病性認知症は、「コントロール可能な認知症」だ。そこが、悪化を止められないアルツハイマー型と大きく違う。糖尿病性認知症であれば早期の段階で血糖コントロールをしっかり行うと悪化しない。糖尿病性認知症と診断された人が、糖尿病の教育入院を2週間するだけで認知症のすべての症状が消えることは珍しくない。逆に、退院後、血糖コントロールがまた悪化すると症状が表れる。それほど、血糖コントロールとの関係が顕著なのだ。

「特に注意してほしいのは、軽症の認知症と診断された人です。糖尿病性認知症がかなりの割合で混じっていると思います」

 糖尿病性認知症には、アルツハイマー型の薬は効かない。また、糖尿病性認知症はコントロール可能であるとはいえ、進行すると、それが難しくなる。


7. 中川隆[-5687] koaQ7Jey 2018年2月09日 10:21:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2018年02月09日
認知症の原因は高血糖だった? インスリンが脳の機能低下に関係

糖尿病の人は認知症リスクが2倍前後高い
引用:http://dogmarion.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/31/1_2.jpg

認知症の原因は糖尿病?

糖尿病と認知症は日本で急増している2大疾病ですが、2つの病気には因果関係があるのが分かってきました。

ニューズウィーク紙によると、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究プロジェクトが血糖値と認知症の調査を実施しました。

イギリスの高齢者5,189人の調査では、糖尿病になっていなくても、平均血糖値が高いほど認知機能が低下していた。


さらに糖尿病と診断されている高齢者は、そうでない高齢者より1.74倍も認知症になりやすかった。

特にHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)の数値が高い人ほど、認知機能の低下との相関関係がみられた。

糖尿病の進行具合によって、数値で客観的に認知症リスクを示せるようになるかも知れません。


九州大学が長期調査している「久山町研究」(福岡県久山町)では、地域の高齢者を数十年間に渡って追跡研究しています。

九州大によると糖尿病の人はそうでない人と比べて、認知症の発症リスクが2から4倍にもなった。

最近の研究では認知症で脳細胞が萎縮する原因として、インスリンの不足との関連性が指摘されている。

生活習慣改善で認知症を予防

2つ目の関連性として糖尿病は動脈硬化を引き起こし、脳梗塞から血管性認知症の原因にもなる。

3つ目の関連性として食後高血糖の状態が続くと、終末糖化産物が発生し、脳の神経細胞にダメージを与える。

脳は糖を栄養にしているが、アルツハイマーを発症した人は、発症の10年前ほどから糖の取り込み機能が低下していた。


どちらの調査研究でも糖尿病の人は健康な人よりも、認知症になるリスクが2倍前後高いので強い関連性が疑われます。

言い方を変えると糖尿病や高い血糖値をなおすと、認知症になるリスクが半分程度に低下する。

アメリカではインスリンを投与して脳の神経細胞に直接送り込み、脳の機能を改善する研究もおこなわれています。


認知症患者と糖尿病患者は増え続けているが、糖尿病が原因で認知症が殖えたとすれば理に叶っている。

高カロリー食品、食べすぎ、運動不足などで肥満の人が増えていて、痩せている人にも糖尿病が増えています。

食生活や生活習慣の改善で、認知症を予防できるようになるかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/74839901.html


8. 中川隆[-12636] koaQ7Jey 2018年5月27日 12:15:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14458]

「認知症薬」撤退相次ぐ=研究成果乏しく―米製薬大手
5/27(日) 6:21配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】米国の大手製薬会社が「認知症薬」の研究開発から相次ぎ撤退している。

 巨額の費用が掛かる一方、治療につながる十分な成果が得られず、継続は困難と判断した。ただ、人口の高齢化に伴い患者の増加が予想される中、新薬開発への期待は高まるばかりだ。

 「製品開発や科学的知見で最も強みのある領域に集中する」。ファイザーは1月、認知症患者の6割以上を占めるアルツハイマー病の治療薬などの研究開発を打ち切ると発表した。関連業務に就く約300人を削減。浮いた資金は他分野の研究開発に充てる。

 メルクも2月、期待した効果が得られないとして、アルツハイマー病患者の脳に蓄積する異常なたんぱく質の生成を抑える薬の臨床試験を中止すると表明。同種の薬をめぐっては、先にイーライリリーも新薬の承認申請を断念したほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も今月、安全上の問題が確認されたとして臨床試験を打ち切った。

 米アルツハイマー協会によると、米国のアルツハイマー病患者は570万人に上り、2050年までに約1400万人に増える見通し。米食品医薬品局(FDA)はこれまでに6種類の薬を承認したが、根本的な治療薬は開発されていない。

 大手の撤退が相次ぐ一方、ベンチャー企業の活動に期待する動きもある。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は、アルツハイマー病研究に取り組むファンドや新興企業に計1億ドル(約109億円)を出資。フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)も神経科学分野の研究に資金を提供して新薬開発を支援している。


9. 中川隆[-13350] koaQ7Jey 2018年10月12日 10:06:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19129] 報告

島田祐子(しまだ ゆうこ、1942年 - )


島田祐子 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B3%B6%E7%94%B0%E7%A5%90%E5%AD%90  


食を楽しみ、音楽を愛し、人生を謳歌する喜びを、イタリアで知りました。 ソプラノ歌手 島田祐子さん
http://www.oil.or.jp/topJiji/bn1.html


ウィーンやイタリアで音楽を学び、世界のさまざまな食に出会ってきた島田さん。その一方、食をとおして家族の健康管理に心を配る料理好きの主婦であり、母でもあります。食の喜びや、植物油への思いをうかがいました。


ウィーンで食べた料理やお菓子の夢のようなおいしさは忘れません


ソプラノ歌手 島田祐子さん

声楽家として、今までたくさんの国を旅してきました。そんな私にとって初めての海外は昭和43年に留学したウィーン。王朝が栄えた地はどこでも、文化が成熟し、素晴らしい音楽やおいしい食、ワインが根づいているもの。ハプスブルク家が君臨したウィーンでも、どんなにおいしいものが食べられるかと期待したものです。ところが当時の私は貧乏学生。せいぜい学食か近所のデリカテッセンくらいにしか行けず、その味にがっかりしていました。

でも日本人の知人が連れて行ってくれたレストランでいただいたウィンナーシュニッツェルやザルツブルクノッケルのおいしかったこと! 夢のような味だと思ったのを覚えています。ウィンナーシュニッツェルは薄い子牛のカツレツ、ザルツブルクノッケルは卵白と卵黄を泡立てて焼いた、ふわふわのスフレ。おいしい料理に出会うと必ず自分でも挑戦してみる私は、仔牛の薄切り肉を買ってきて、ひたひたの油で揚げて作ってみたものです。

イタリアもまたオペラの国、そして食の都。40歳を過ぎ、子供を生んだあと、私はベルカント唱法の勉強のため、1年のうち4〜5カ月をイタリアで暮らすという生活を5年間続けました。ウィーンでは音楽を学びましたが、イタリアで学んだのは“人生”です。イタリア人が大切にするのは「アモーレ、カンターレ、マンジャーレ」。愛と音楽と食です。彼らはそのすべてを楽しみ、人生を謳歌するためにエネルギーを注ぎます。


歌には人生が表れる。イタリアで私の歌はより楽しく自由なものに


デザインにしても歌にしても感覚が研ぎ澄まされているイタリアだから、料理のおいしさも文句なし。しかも彼らは、1回の食事、1杯のコーヒーでもおろそかにしません。まずいレストランには人が入りませんから、どんなお店でもおいしいんです。一方、料理を供するほうも一生懸命。だって熱々の料理を運ぶために、ボーイさんが走っているんです! おいしいものを食べよう、食べさせようというパワーはすごいものです。

たとえ少ないお金でも食文化を満喫し、おしゃれをし、個性的に生活を楽しむ。たった一度の人生だから、そんなふうに楽しく生きることをイタリア人は大切にしているんですね。多少アバウトでも自分がハッピーなら、周りの人もハッピーにできる。親が笑顔なら子供も笑顔になる。そんなふうに生きる素晴らしさを私も学んだのです。そうするうちに私の歌もより自由に、楽しく変わっていったように思います。声はお化粧できないし、飾りようもありません。だから歌には、その人の人生や感性がすべて表れます。イタリアに暮らしたことで、私は歌うことも生きることも楽になりました。

イタリア料理といえばオリーブオイル。もともと植物油には“健康”というイメージがありましたが、イタリアでオリーブオイルに親しんだことで、より植物油が好きになりました。イタリアではスパゲティにも、じゃぶじゃぶするほどオリーブオイルが使われています。最初は「こんなにたっぷり摂っていいのかしら」と抵抗がありましたが、上質で新鮮なオイルなら全然油っこくないんですね。私の自宅でも、オリーブオイルは常備。たっぷりのオリーブオイルで炒めた具でミネストローネを作ったり、スパゲッティボンゴレを作ったり、イカを揚げたりしては、「オー、イタリア料理!」なんて喜んでいるんですよ。


声にとっても油は不可欠。だから上質な植物油をたっぷり使います


同じ声楽家であり、食の楽しみをよく知っていた母の影響もあり、子供のころから食べることが大好きな私。食関係の仕事をしている夫の影響も小さくありませんでした。

双子の息子たちが家にいる頃は、しょっちゅう息子の友人たちが遊びに来ていました。そのたびにお肉を2kgも焼いたり、シチューをどっさり作ったり、シュウマイを100個作ったり……。8合炊きのお釜で炊いたご飯があっという間になくなって、急いでまた炊いたりしたものです。おいしいものがあるところには人が集まってくる。それも食の素晴らしさであり、楽しみですよね。

自分が健康な体で歌うためにも、家族の健康管理のためにも、何でもバランスよく、まんべんなく食べるのが身上ですが、私は特に揚げものが大好き。舌を軽やかに回すように、口の中でころがすように歌う声楽家にとって、潤滑油である油は大切なんです。だから大好きな天ぷらを揚げるときも、ケチらず、たっぷりのごま油を使います。外食するときもよく天ぷら屋さんに行きますが、どんな油を使っているのか必ずチェックしてしまいますね。

“油断”という言葉があるとおり、油は体に欠かせないもの。ドレッシングだってノンオイルでは、やはりおいしくありません。今の日本には幸いなことに、おいしい植物油が豊富にあります。アンテナさえ張っていれば、いい油を選べるのは幸福なことだと思います。

これからも上質な植物油を“浴びるように”使って、おいしい料理を作りたいですね。

10. 中川隆[-13773] koaQ7Jey 2018年12月17日 17:01:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22204] 報告
2018年12月17日
〔アングル〕増加する認知症と資金トラブル、対応迫られる金融機関

[東京 17日 ロイター] - 「電子レンジって何─」。

東京都内に住む大久保英一さん(71)が、妻の由美子さん(68)に、食べ物を電子レンジで温めるように頼んだ時の返事だ。

由美子さんが認知症と診断されてまもないころだった。適切な言葉が思い出せなくなり、25年間続けた着付け教室の講師を続けることも難しくなっていた。

それ以来、介護する英一さんにとっても、由美子さんにとっても、日々の生活はさまざまな苦労がある。金銭をどう管理していくのか、ということも社会的に大きな問題の1つだ。

京都市の社会福祉士、上林里佳さんは、これまで認知症の患者が、明確な理解のないまま、自分の銀行口座から大金を引きおろす場面に何回も遭遇してきた。

例えば、ある90代の女性は、孫のひとりに、相続のために資金が必要だと思い込ませられ、合計2000万円以上の資金を複数の金融機関から引き出し、その孫に渡していた。

「9引きおろした、などと言うので、いったい何のことかと思ったが、実は札束の数のことだった」という。

明らかな経済的虐待の事例と見られたため、行政や弁護士などと相談し、歩くのもおぼつかない女性を連れて、金融機関を一軒一軒回ったという。

「一部の金融機関は、それ以上の被害を防止するための協力を惜しまず、要請後の出金は止められた。ただ、非協力的な金融機関もあり、必要な書類さえ形式的に整っていれば、出金は止められない、という姿勢だった」と上林さんは当時を振り返る。

<増える認知症患者の保有金融資産>


厚生労働省の推計では、認知症患者の数は、2012年時点で462万人。2030年には744−830万人と予想されている。全人口の6−7%に匹敵する規模だ。

経済協力開発機構(OECD)は、日本での認知症患者数が2037年に全人口の3.8%と推計。OECD加盟国の中で一番高く、加盟国平均の2.3%を大きく上回る。 第一生命経済研究所によると、2030年まで、認知症患者の保有する金融資産が215兆円に上ると予想している。 企業や金融機関も、認知症患者の保有する金融資産への対応を迫られている。

典型的な例として、取引後に認知症を理由に家族や介護者などから契約の解消を求めらるケースがある。京都府立医科大学大学院の成本迅教授は、このような事例が今後、増えると予想する。

成本教授などの調査では、既に認知症患者を抱える家族の3割程度が、無駄な金品の購入など、経済的な損失を被ったことがあると回答している。

金融機関の窓口でも、ATMの使い方がわからない顧客、同じ質問を何回も繰り返す顧客など、認知症と思われる顧客への対応を迫られることは、日常茶飯事になりつつある、と複数の金融関係者は明かす。

認知症は、脳の疾患に起因する記憶や認知能力障害の結果、日常生活が営めなくなる状態だ。アルツハイマー病が全体の3分の2ほどを占めるが、それ以外に多くの種類があり、症状も一様ではない。

多くの場合、計算や時間の認識などに障害が出ることから始まり、さらに病気の進行が進むと、場所や人の認識もできなくなるということが多い。

<対応に動き出した金融機関>

生活に不可欠な「お金」を取扱う金融機関は、認知症の患者と接する機会も多く、野村証券や三井住友信託銀行など、一部の金融機関では、社員に対する認知症対応のための研修を始めた。


「今までは、証券会社などの窓口の人が、独自に判断していた場合がほとんどだったと思う。金融機関の人と、医療的な立場の人が場を持って、知識を共有するということが重要になってくる」と慶應義塾大学医学部の三村將教授は言う。

また、城南信用金庫など都内の5信金では、認知症支援のためのNPO団体「しんきん成年後見サポート」を設立した。認知症の患者を家族に抱える預金者などの相談に応じる一方、品川区と協力しながら、成年後見人を請け負うサービスを実施している。

成年後見人制度は、介護保険と同じく2000年に導入されたものの、使い勝手が悪いとの声が多く、利用率は低い。

さらに後見人の監督に目が行き届いておらず、後見人が被後見人の資産を盗む、などの事例も後を絶たず、改善が要望されている。

内閣府の資料によると、2015年までの5年間で、3000件以上の不正が報告され、被害総額は210億円に及ぶ。

しんきんサポートでは、担当者を必ず複数にし、抜き打ち検査を行うなど、金融機関と同水準の厳格な内部管理をして不正を防止するようにしているという。 「人員を複数配置することで、コストも2倍になるが、私たちは必要なコストだと考えている」と、しんきんサポートの平森均事務局長は語る。

ただ、このサービスを営利事業として行うのは難しいという。

テクノロジーを使って、認知症の早期発見に取り組もうとしているのは、家計簿支援アプリなどを手掛けるフィンテック企業のマネーフォワードだ。


例えば、ある利用客が突然ATMから頻繁に現金を引き出すようになった場合、認知症の可能性もある。そうした場合に、それを親族などに伝える、という仕組みを開発中だ。 認知症を治す治療法は、まだ見つかっていないが、早期発見で進行を遅らせることは可能になりつつある。こうしたサービスがあれば、認知症とともに生きる人達の助けになりうる。

「認知症といっても、常にすべて何もできないわけではない。財布は使わなくなっても、一緒に旅行にも行ったし、写真も撮ったり、ということはできていた」と大久保さんは語る。実際2012年から合計3年かけて、大久保さん夫婦は東海道を歩いて制覇したという。

「今の生活は、昔思い描いていた退職後の生活とは確かに違う。でも、いま私がつきあっているのは、妻が認知症になってから、それを通じて知り合った人たちばかり。だから、今の私があるのは彼女のおかげだと感じる」──。 (佐野日出之 編集:田巻一彦)

11. 中川隆[-11229] koaQ7Jey 2019年3月24日 17:03:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[781] 報告

有力とされた「アルツハイマー病治療薬」の失敗 苦戦が続く認知症薬の開発、今後の見通しは 3/24
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20190324-00119171/



 3月21日、大手製薬企業「バイオジェン」と「エーザイ」は、開発中のアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の臨床試験を中止すると発表しました。(プレスリリース)

 認知症の最大の原因となっているアルツハイマー病には、現在のところ、病気の進行そのものを抑える「根本治療薬」は開発されていません。

 アデュカヌマブは「こんどこそ第1号になる」と世界中で注目されていたものでした。

 というのも、世界で最も権威のある専門誌のひとつ「Nature」に、効果を期待できるデータが報告されていたからです。

 アルツハイマー病の原因として疑われているのがアミロイドベータ(Aβ)という物質です。この物質が脳にたまると、神経が傷つき、脳の働きを衰えさせるのではないか?と考えられています(アミロイドベータ仮説)。

 2016年にNatureに報告された研究では、アデュカヌマブを使うと、脳にたまったアミロイドベータが減り、しかも、薬の量を増やせば増やすほど減り方が大きいことが示されました。

 さらに投与を受けた人の中には、アルツハイマー病によるものと思われる症状(認知機能テストの点数の低下など)の進行が抑えられた人がいました。

 この結果を受けてバイオジェン社は、治療薬としての承認を目指し、多くの人に使って効果を検証する試験を行っていたのですが、そのデータは予想に反して「十分な効果は見込めそうにない」ことを示しており、試験の中止を決めたのです。

検査イメージ 画像:Pixabay
検査イメージ 画像:Pixabay

「アミロイドベータ仮説」は誤りなのか?深まる疑い

 実はここ5年ほど、アルツハイマー病治療薬の開発を目指した試みは「連戦連敗」を続けています。

 世界の大手製薬企業が巨額の予算をかけて薬剤を開発し、動物や少人数の試験で期待できるような結果が表れ、「こんどこそ」とチャレンジした臨床試験で「効果なし」という結果に終わる。そんなことが相次いでいるのです。

 今回のアデュカヌマブの試験中止は「もうひとつ敗戦が加わっただけ」ともいえるかもしれません。しかし、製薬業界に与えるショックは大きいものがあるだろうと想像できます。

 これまで繰り返された失敗に関しては、様々な理由が提唱されています。有力なものとして「薬は早めに投与しなければ効果が出ないのでは?」というものがあります。

 そこでアデュカヌマブの臨床試験は、早期の人や、まだアルツハイマー病とは診断されていないMCI(軽度認知障害)の人を対象として選んでおり、効果を示しやすいと考えられていました。

 さらに2017年には、日本に本社を置く製薬企業「エーザイ」が、開発費用をバイオジェン社と分担することを発表していました。エーザイといえば世界初の抗認知症薬「アリセプト」を開発し、現在もアルツハイマー病の根本治療薬の研究を積極的に進めていることで知られます。

 そのエーザイが、わざわざ開発費を分担するリスクをとったわけですから、これは成功を確信するようなデータをつかんだのではないか?と期待が高まっていました。実際、エーザイの内藤晴夫CEOは2017年のプレスリリースの中で「Aβ仮説に基づく創薬への確信を深めています」と自信を示していました。

 成功を期待できる状況が積み重なっていたなかでの「失敗」のニュース。驚きと失望の思いが広がり、開発を進めていたバイオジェンとエーザイの株価は大幅に下落しました。

認知症の根本治療薬 今後の開発の見込みは

 実はエーザイは、アデュカヌマブの試験中止の発表の翌日、「BAN2401」という別のアルツハイマー病薬の臨床試験の開始を発表しており、積極的な開発を続ける方針を明確にしています。アデュカヌマブの試験中止は、もっと有望な薬候補に予算を集中するためなのかもしれません。

 しかしここ5年ほどだけを見ても、ファイザーやメルク、イーライリリーなど世界の名だたる製薬企業が、根本治療薬の臨床試験に失敗しています。今度こそ、今度こそと繰り返される臨床試験が失敗するたびに、「有望株」の数が減ってきています。

 アミロイドベータがアルツハイマー病の原因であるとする「アミロイドベータ仮説」が提唱されたのは、2000年代初頭のことです。そこから20年近く、この仮説に基づいて根本治療薬を開発しようとする試みは世界各国で行われ、そして残念なことに、ことごとく失敗に終わってきました。

 いま世界中で、「アミロイドベータ仮説」が間違っていたのではないか?という疑いが広がりつつあります。そもそもアミロイドベータが「主要な原因ではなかった」とすれば、薬の失敗が相次ぐことの説明がつくからです。

 しかしアミロイドベータ仮説の否定は、長年の研究の蓄積を根底から覆すものになりかねず、簡単に議論できるものではありません。現在もアミロイドベータ仮説に基づく研究は世界中で行われ、多額の研究費が投じられています。

 いわば「なかなか先の見えない森の中を、もはや引き返すに引き返せず、ただ前に向かって進むしかない」状況といえるかもしれません。

画像:Pixabay
画像:Pixabay

「認知症」にどう向き合うか 変わり続けるパラダイム

 認知症を抱える人の増加が問題化して以来、世界中で「根本治療薬」を求める切実な声があげられ続けています。それに応えようと、多くの研究者たちがいまも真摯な努力を続けています。アミロイドベータ仮説以外のメカニズムをもつ薬の開発も始まっています。

 個人的には将来、そうした努力が実を結び、アルツハイマー病を中心とした認知症の人を減らせる治療法が出てくると考えています。

 ただ、近年報告される研究成果を見ると、もし薬の開発が成功したとしても、その効果には「限界」があると予測されます。根本治療薬と言った場合に通常イメージされる「すっかり治す」というようなものではなく、「病気の進行を、何割かゆるやかにできる」というものになりそうです。

 つまり、もし「根本治療薬」ができたとしても、それさえあれば認知症はすっかり解決!とはいかない状況が見えてきたということです。

 今回の開発中止のニュースを目にして、私は15年ほど前に、ある医療関係者と交わした会話を思い出しました。

 当時、アミロイドベータ仮説に基づく研究が進み、次々と根本治療薬の候補が開発され、いくつもの臨床試験が世界中で始められつつありました。


 「アミロイドベータ仮説が出てくるまで、老年期のアルツハイマー病は、病気というより『老化現象の一種』だと思っていた。治療するなんて『老化を食い止める』みたいな、ありえないことだという気持ちだったよ。

 でも、時代は変わった。認知症は老化現象ではなく病気、しかも『完治できる病気』になっていくんだ。」

 私は大きくうなずき、医学の進歩のすばらしさに胸を躍らせたのを覚えています。

 以前は「痴呆(ちほう)」とも呼ばれていた認知症。いちど発症すれば手立てはなく、絶望だけが待っていると恐れられていました。アミロイドベータ仮説の登場により、認知症のイメージは「撲滅しうる病」に変わり、希望が生まれたといえるかもしれません。

 しかしそれから15年、当時多くの関係者が夢見た未来予想図は、いまだに実現していません。

 その一方で認知症を抱える当事者からは、認知症を予防や治療によって「撲滅しうる病」とする考え方が強まりすぎると、当事者を社会から「見えない存在」として排除する空気が生まれかねない、という危惧が指摘されるようになっています。

 認知症は「病気」ではない 当事者から上げられた声

 では、どうしていけば良いのか。

 いま世界的に進んでいるのは、認知症の「撲滅」を目指すのではなく、どうしたら「認知症になってからも安心して暮らせる社会」を作れるのか?について考えようとする取り組みです。

 アルツハイマー病治療薬・フランスで医療保険から外れる 変わる認知症治療の潮流とは

 介護の方法や支援のやり方を工夫し、認知症によって起きる様々な状態の変化に対応できる環境を作ることで、本人や支える人の生活の質を維持しつつ、社会として持続可能な仕組みを整えようとする取り組みが国内海外を問わず進められつつあります。

 将来的に開発されるだろう「根本治療薬」も、「認知症に対応できる社会」を作るための手段のひとつとして、必要な人に必要なタイミングで使われる、というものになっていくのかもしれません。

 「対応不能な絶望」から「撲滅しうる病」へ、そして「対応可能な状態の変化」へと、認知症へのイメージは、この20年ほどでも目まぐるしく変わっています。

 それは、医療の進歩による「長命化」を達成した人類が、それゆえに直面することになった「認知症」という状態への本質的な理解を深め、受け入れようとする過程そのものなのかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20190324-00119171/

12. 中川隆[-10842] koaQ7Jey 2019年4月07日 12:51:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1188] 報告
認知症、5人に1人が発症か…サラダ油摂取で発症リスク増大か
https://biz-journal.jp/2019/04/post_27337.html

2019.04.06 文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事 Business Journal


 若年性認知症の患者数が増えてきているということをご存じでしょうか。65歳未満で認知症を発症してしまう若年性認知症の患者は、全国で約4万人近くいるといわれています。

 認知症施策推進総合戦略、通称「新オレンジプラン」と呼ばれる、厚生労働省をはじめとして内閣官房、内閣府、警察庁、金融庁、消費者庁、総務省、法務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省など、多くの省庁がかかわっている大規模な施策にも、若年性認知症の対策が盛り込まれています。

 2012年時点で約462万人といわれていた日本の認知症患者数ですが、厚労省の推計によると、25年には認知症患者数が700万人に達し、65歳以上の約5人に1人が認知症ということになるそうです。あまり想像したくない未来予想図ですが、笑ってはいられない事態です。

 若年性認知症とは別に、認知症予備軍といわれる「軽度認知障害」の人も、現段階で約400万人を超えていると推計されていて、この方たちはいずれ重度認知症になっていくと考えられています。

 これは、医療機関を受診して認知症と診断された人の数ですから、医療機関を訪れない人を含めると、どれくらいになるのかわかりません。

 認知症の患者が増えると、それに伴ってさまざまな社会への影響が出てきます。町を徘徊する人も増えるでしょうし、高速道路の逆走による事故なども増えるかもしれません。

■認知症を引き起こす要因

 認知症がなぜ起きるのかは、まだ研究段階で確たる説はありませんが、一説によれば生活習慣病が一因だといわれています。たとえば、高血圧の人は認知症になりやすいというデータもありますし、糖尿病の人がアルツハイマー型認知症になりやすいともいわれています。

 そんななかで筆者が着目しているのは「ヒドロキシノネナール」という物質です。ヒドロキシノネナールは、一般的なサラダ油などに多量に含まれています。リノール酸(オメガ6脂肪酸)が200度以上に加熱されると生成されるのですが、サラダ油などの製造過程では、脱臭の段階で200度以上になってしまうので、必然的に含まれることになります。

 ヒドロキシノネナールは、私たちの体内に入った後、細胞膜の構成要素のひとつであるリン脂質を酸化させます。全身のあらゆる細胞に悪影響を及ぼすため、当然、脳の神経細胞も影響を受け、徐々に死滅していきます。最終的に、脳の一部である海馬という記憶装置も委縮させ、やがては破壊してしまうのです。これが認知症のプロセスで起こるといわれています。

 では、どうすればいいのでしょうか。

 簡単です。サラダ油を摂らないようにすることが、もっとも早い解決方法となります。加えて、サラダ油に類するような劣悪な油を使った“工業製品的加工食品”を食べないことです。マヨネーズやドレッシング、揚げ物やスナック菓子などにも、大量のヒドロキシノネナールが含まれているので、食べないほうが賢明です。

 また、トランス脂肪酸も認知症の原因物質と疑われているので、その意味からも、摂らないようにしましょう。トランス脂肪酸に関しては、本連載の中でも繰り返し触れてきたので今回はあえて書きませんが、それを注意するだけでも認知症予防に少しは役立つはずです。

 もう一点、注意を喚起しておきたいのが「アミロイドベータ」という物質で、たんぱく質の一種です。アミロイドベータは脳内の情報伝達のプロセスで必然的に生み出される物質ですが、通常は分解されて脳の血管を通じて体外に排出されます。ところが、なんらかの理由により、この排出がうまくいかなかったり、アミロイドベータが過剰に生成されてしまうと、脳内に蓄積されることになり、次第に毒性を発揮して脳の神経細胞を破壊することになるのです。それも認知症の原因になっています。

 このアミロイドベータの害を防ぐには、どうしたらいいのかというと、大豆を食べればいいのです。実は、大豆に含まれている「ホスファチジルセリン」という成分が、アミロイドベータの排出を促すことがわかっています。ホスファチジルセリンは、細胞膜を柔らかく保つ作用があるのですが、それによって脳の細胞も不要な物質を細胞外に排出することができ、必要な栄養物質は摂り込みやすくなります。結果的に、脳内に有害な物質をとどめることがなくなり、正常に保つことができるというわけです。ホスファチジルセリンは人間の体内では合成できない物質なので、外から食事として摂取するしかありません。

 しかし、いくら認知症の予防に役立つからといって、むやみやたらに食べればいいわけではありません。これも、何度もお伝えしてきたことですが、豆類は穀類の2分の1くらいの摂取量がちょうどいいのです。

 食事はトータルに考えなければ、正しい答えに行きつくことができません。そのトータルな考え方を学んでいただけるように、筆者が主宰している「一般社団法人 日本オーガニックレストラン協会/JORA」では、『オンライン基礎講座』を開講することにいたしました。詳しくは、こちら(http://lp.organic-restaurant.jp/)をご覧ください。これまでのリアルの基礎講座も、もちろん継続しておりますが、なかなか足を運ぶことができなかった方々にも、ご受講いただけるようにしました。これを機会に、正しい食生活のあり方、最適な食事のメソッドを学んでください。

 認知症の予防だけではなく、生活習慣病全般を遠ざける食事とはどんなものなのか、ということを知っていただけることと思います。

 冒頭にも書きましたように、認知症は今や年寄りの病気とばかりはいっていられない状況です。日々の食事は、いつかやればいいや、というわけにはいかないのです。今すぐ始めても、なんら損失はありません。それどころか、食事の改革は、早く始めればそれだけ、早く恩恵を被ることができます。一日も早く、皆さまがJORAのメソッドを学び始めることを願っております。

13. 中川隆[-8844] koaQ7Jey 2019年8月08日 17:53:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3888] 報告
知ると食べられなくなる「サラダ油」の怖い話…製造過程で“化学薬品漬け”
https://biz-journal.jp/2019/08/post_113140.html
2019.08.07 文=小倉正行/フリーライター Business Journal


「Getty Images」より


 多くの人たちに好まれ、イタリア料理や地中海料理には欠かせないエキストラバージンオイル。オリーブの実に圧力をかけて絞り取られたオリーブ油のことを指し、古代からこのような圧搾方法でつくられてきました。

 私たちは、キャノーラ油や大豆油、コーン油などサラダ油といわれる食用油を料理に利用しており、ドレッシングとしても使っています。しかし、それらのサラダ油がどのように製造されているかは、あまり知られていません。

 大手製油メーカーがつくるサラダ油は、化学薬品漬けで製造されています。大豆からの油の抽出には、神経毒性のあるノルマルヘキサンという有機溶剤を使います。ヘキサンに大豆を漬けると油が溶出し、その油を加熱すると、ヘキサンは69度以上で蒸発するので、原油だけが残ります。

 この原油にはさまざまな不純物が含まれるため、それを除去します。まず、リン脂質を主成分とするガム質(澱)を除去するためにリン酸を使います。さらに油の中にある遊離脂肪酸を除去するために、苛性ソーダを添加し遠心分離します。脱色には活性白土も使われます。さらに、最終製品工程では酸化防止剤としてクエン酸を添加し、業務用の油には消泡剤としてシリコーンを添加します。

 ノルマルヘキサンは加熱によって蒸発するので、製品には残留しません。しかし、このような有機溶剤などの化学薬品を使って油の抽出が行われていることは驚きです。さらにその後の工程でも、リン酸や苛性ソーダ、さらに活性白土なども使って製造されていることなど、消費者はまったく知りません。このような製造方法は、サラダ油のラベルにはまったく記載されていないので知るよしもありません。

 このような製造方法に疑問を持ち、化学薬品も使わずエキストラバージンオイルのように圧搾手法で食用油を製造している中小メーカーも日本に存在しています。このようなメーカーの食用油もスーパーの棚に陳列されていますが、ラベルには大抵、圧搾で油を製造している旨が大きく表示されています。

 私たちは、カネミ油症事件という食品公害事件を経験しており、今なお被害に苦しんでいる人がおります。この事件は1968年、カネミ倉庫がつくった食用油に製造工程で使われていたPCBが混入して引き起こされた事件です。この事件の教訓に基づいて、化学薬品を使わず圧搾手法で食用油をつくる道を選択したメーカーも現に存在しています。このようなメーカーがつくった食用油の残りカスである油粕は肥料となり、農作物の発育が良いということで農家から大人気となっています。

 日々口にする食用油だけに、化学薬品とは無縁のものを使いたいものです。

14. 中川隆[-10603] koaQ7Jey 2019年10月24日 12:46:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2264] 報告

アルツハイマーのリスク、トランス脂肪酸含む食品で75%増大も
2019.10.24 Thu posted at 11:55 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35144380.html

揚げ物などに含まれるトランス脂肪酸、アルツハイマーの発症リスクと関連か



(CNN) 菓子パンやマーガリンなどの加工食品に含まれるトランス脂肪酸の血中濃度が高い人は、低い人に比べてアルツハイマー病や認知症を発症する確率が50〜75%高くなる可能性があるという研究結果が、23日の米神経学会誌に発表された。

アルツハイマー病に詳しい米神経学会の専門家はこの研究について、「トランス脂肪酸が多く含まれる食事に関連して、心血管系の影響に加えて脳や認知機能にも悪影響があることが裏付けられた」と評価している。

研究チームは認知症状のない日本人の男女1600人あまりを10年間にわたって追跡調査して、調査開始時の血中トランス脂肪酸濃度を調べ、食生活を分析した。

高血圧や糖尿病、喫煙など認知症リスクに影響し得る他の要因を調整した結果、トランス脂肪酸の濃度が高かったグループは、濃度が低かったグループに比べて認知症を発症する確率が52〜74%高いことが分かった。

この研究について、米ニューヨークにあるアルツハイマー予防クリニックの専門家は「これまで一般的だった食生活に関するアンケートではなく、血中濃度が使われていることから、科学的な信憑(しんぴょう)性が高い」と指摘する。

トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングなどの加工食品に多く含まれる成分で、安上がりに生産でき、長期の保存が可能で、食品の味や食感が良くなることから食品業界が好んで使う。

揚げ物のほか、コーヒー用クリームやケーキ、パイ、冷凍ピザ、クッキーなどの加工食品にもトランス脂肪酸が多く含まれる。

日本の研究によれば、トランス脂肪酸の濃度を高める原因となった食品は菓子パン類を筆頭に、マーガリン、キャンディー、キャラメル、クロワッサン、非乳製品のクリーム、アイスクリーム、せんべい類の順だった。

米食品医薬品局(FDA)は2015年にトランス脂肪酸を禁止している。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35144380.html


毎朝、食パンにマーガリンを付けて食べて、コーヒーにコーヒー用クリームを入れて飲んでいると60歳で認知症になるんですね。

15. 中川隆[-7768] koaQ7Jey 2021年2月02日 14:39:54 : cJl87yAxbo : bzBJUGR5c082WC4=[18] 報告
日本の貧困層は飢えずに太る。糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満の衝撃=鈴木傾城
2019年9月18日
https://www.mag2.com/p/money/770836


現代は、貧困が増えれば増えるほど「飢える」のではなく、「炭水化物漬け」になっていき、結果的に糖尿病を引き寄せる時代になっているのだ。認識を改めなければならない。「貧困=栄養失調」ではなく「貧困=糖尿病」なのである。

全日本民主医療機関連合会は、全国の医療機関96施設で40歳以下の「2型糖尿病患者」の実態調査をした結果として、患者世帯の年収分布から年収200万円未満が57.4%を占めていると報告している。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)


健康にまで格差が現れた日本、もはや糖尿病は貧困層の持病に
誰でも炭水化物は好きだが……
誰でも炭水化物は好きだ。セレブもアメリカ大統領も炭水化物漬けだ。炭水化物は「うまい」のだ。

しかし、富裕層は肉や魚や野菜をたっぷりと取る余地があり、さらに健康に気を使ったり高額な医療にかかることもできる。炭水化物まみれであっても、きちんと他の栄養素が取れていて健康のアドバイスが受けられる。

しかし、貧困層はそうではない。

厚生労働省の調査では、所得が低い層であればあるほど米やパンなどの炭水化物を主体とした食事になり、野菜や肉類をとらなくなっていくという結果を出している。

その理由は明白だ。炭水化物は安いからだ。

たとえば、低所得層の多くはインスタントラーメンを好んで食べるのだが、その麺はもちろん炭水化物でできている。カロリーは意外に高いのだが、1袋100円以下で買えるのでかなり安い。

食べにいくとどんな安い食事でも300円以上になるし、まともなレストランで食べると1,000円以上するのは当たり前だ。もし金がなければ、1,000円も出して1食しか食べられないのであれば、インスタントラーメンで10回くらい食べた方が断然お得だと思う。

炭水化物まみれの食品
インスタントラーメンが主体であったとしても、そこに野菜や肉をたっぷりと合わせればいいのだが、どちらも高いので、節約するのであれば素のままのインスタントラーメンを食べるのが一番安い。

すると、必然的に炭水化物を主体とした食事になっていき、野菜も肉類も食べていないので栄養が極度に偏っていく。

コンビニで売られている弁当も炭水化物の塊であり、菓子パンに至っては炭水化物と糖分がびっしりと混ぜられている。300円台で食べられる各種ジャンクフードも、やはり炭水化物主体である。

低所得者はでっぷりと太っている
アメリカやメキシコでも低所得層がでっぷりと太っているのは、炭水化物の塊であるピザやタコスが安く大量に買えるからだ。そのため、アメリカでは今やピザが国民食と言えるほど食べられている。

炭水化物に砂糖をまぶしたスナック菓子も安く、炭水化物に脂肪をたっぷりまぶしたジャンクフードも安い。そこに砂糖まみれの炭酸飲料をガブ飲みしている。

そうすれば、安くて確実に腹が膨れる。だから、炭水化物食ばかりを低所得層が食べるようになり、どんどん太っていく。

低所得層になればなるほど炭水化物過剰で肥満になる
途上国でも、インドなどは極貧の環境なのに、でっぷりと太った人たちが大量にいる。スラムに住んでいるのにみんな腹が突き出て肥満が顕著に見て取れる。

このインドも米や小麦が大量に安く流通していて、低所得層が炭水化物を流し込むようにして食べている。おまけにどこの店でも小分けにしたスナックを安く売っており、子供たちが朝から晩までそれを口にしている。

炭水化物は日持ちがしやすく、工場での大量生産に向いており、消費されやすい。

そのために企業は炭水化物まみれの食品やスナックを大量生産するようになり、大量に溢れたものがどんどん出回って価格も安くなっていく。

極度の低所得層は飢えていくが、そこまで至らない低所得層は炭水化物漬けになるのだ。

今の世の中は世界中で低所得層が炭水化物を大量に食べる時代であり、低所得層になればなるほど炭水化物が過剰になり、肥満になっていく仕組みになっている。

2型糖尿病患者の57.4%が年収200万円未満
全日本民主医療機関連合会は、全国の医療機関96施設で40歳以下の「2型糖尿病患者」の実態調査をした結果として、患者世帯の年収分布から年収200万円未満が57.4%を占めていると報告している。
※参考:放置されてきた若年2型糖尿病(PDFファイル) – 全日本民医連

この「2型糖尿病」というのは、インスリンの作用不足で起きる糖尿病だが、その原因は体質以外には「肥満・運動不足・食べすぎといった生活習慣の乱れ」が引き起こしていることが分かっている。

つまり、年収200万円以下の低所得層が、肥満や運動不足や食べすぎといった生活習慣の乱れで2型糖尿病になっている。

アメリカでもメキシコでもインドでも「糖尿病」が深刻な国民病となっているのだが、低所得層が炭水化物の過剰摂取で肥満となり、その肥満が糖尿病を引き起こしているのが実態だ。

その「低所得層が炭水化物過剰によって糖尿病の発病」という流れがいよいよ日本にも現れているのが分かる。

低所得層の糖尿病は重症化する
しかも、低所得層の糖尿病は重度で深刻なものになっていることが多いのだが、そこにも低所得層特有の理由があることが分かっている。

低所得層の糖尿病が重度になりやすいのは、健康診断を受ける余裕がないからである。また、健康診断を受けて異常が発覚しても病院に行く金や時間がない。

そして、医者に生活改善を求められても、やはり経済的な理由で対処できないからだ。生活改善どころか、その後の通院すらもできない。

低所得層の多くは非正規雇用者なのだが、彼らは企業にとっては使い捨て要員である。だから、彼らに健康診断を受けさせてケアさせてその費用を負担して長く働いてもらうという発想にならない。

安い賃金でギリギリまで働かせ、壊れたら使い捨てて新しい人員に入れ替える方がコスト削減になる。逆に言えば、企業に捨てられたくない非正規雇用者はなかなか休めないし、健康診断も受ける精神的余裕も経済的余裕もない。

だから、体調が悪化しても動けるのであれば無理して働き、どうしようもならなくなって医者に行くと、すでに手遅れになっている現状がある。

重篤な病気にかかって自滅していく
低所得層は満足な賃金を得られていない上に、何年働いても賃金が上がる見込みもない。長く勤めれば評価されて賃金が上がっていくというのは正社員の話であって、非正規雇用者は長く勤めても契約更新でリスタートされて終わりだ。

賃金を上げられないのであれば、仕事を掛け持ちして賃金を上げる方策がある。

しかし、そうして時間的な余裕も体力的な余裕もなくなると、食事はより簡素で適当なものになり、炭水化物漬けとならざるを得ない。そして、疲労が溜まって病気になりやすくなるのに、逆に医者に行く時間がなくなる。

医者にかからないで無理をする環境と偏った食生活が長年続くことによって、最後に自滅するかのように重篤な病気になっていくのである。

健康にも「格差」が現れてきた
厚生労働省の国民健康・栄養調査では、低所得層は高所得の人に比べて肥満や脳卒中でおよそ1.5倍発症のリスクがあるというのは、こうした複合的な理由がすべて積み重なるからだ。健康にも明確に格差が現れてきているのだ。

低所得層は病気になりやすく、病気が重篤化しやすく、経済的な理由で病気が治りにくい。

しかし、皮肉なことに、重篤化して手遅れに近い状態でも今の医学はかなり発達しているので、人間を簡単に死なせないで重篤化したまま中途半端に生きながらえさせる。

飢えるのではなく、炭水化物漬けに
ところで、これは驚きの事実だったのだろうか。

いや、こうしたことは貧困が蔓延すると起こり得ることであると誰もが指摘していることだった。低所得層が追い込まれると、もはや健康すらも維持できなくなると、誰もが知っていたと言っても過言ではない。

低所得層がいよいよ健康の面でも破滅的になっているのは、起こるべきものが起こっているということなのである。

現代は、貧困が増えれば増えるほど「飢える」のではなく、「炭水化物漬け」になっていき、結果的に糖尿病を引き寄せる時代になっているのだ。認識を改めなければならない。

「貧困=栄養失調」ではなく「貧困=糖尿病」なのである。

炭水化物は異様に安い。だから、炭水化物まみれの食生活が糖尿病を呼び寄せる。低所得層が次々と健康を害する時代の幕開けになっている。

16. 中川隆[-6640] koaQ7Jey 2021年3月11日 10:12:55 : tMihqEAZ8k : OWp0eGdKVXNEQ3M=[24] 報告
マヨネーズとドレッシングの作り方


オリーブオイル マヨネーズの作り方
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1021.html

フレンチドレッシングの作り方
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1297.html

イタリアン ドレッシングの作り方
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1566.html

和風ドレッシングの作り方
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1298.html


▲△▽▼


オリーブ油とゴマ油以外の油は使ってはいけない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/320.html

オリーブオイルの8割は偽物!? 騙されない為の美味しいオイルの選び方
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/331.html  

17. 中川隆[-5194] koaQ7Jey 2021年4月27日 09:51:45 : f5m0Jtw85g : LkkwM1h0M2RNZi4=[19] 報告
認知症が爆発的に増えて日本の日常になる。やがて自分も認知症になっていく
2021.04.27
https://blackasia.net/?p=23567

ライフスタイル 病気, 認知症認知症が爆発的に増えて日本の日常になる。やがて自分も認知症になっていく


認知症になりやすい人となりにくい人がいて、責任感と勤勉さと自制心がある人は認知症になりにくいと言われている。しかし、それは比較の問題であって、そうであれば絶対に認知症にならないというわけではない。誰でも認知症になり得る。それは、もう始まっているのかもしれない……。(鈴木傾城)


これからもキレる高齢者の話題はお馴染みになるだろう

最近、認知症についてよく考える。厚生労働省老健局は2020年の認知症患者数は602万人であったと報告している。このまま認知症患者が増えていくと2025年には730万人、2050年には1016万人となることを予測している。

1000万人以上の国民が記憶を失ったまま生きている時代が来るというのは、よくよく考えると恐ろしいものがある。

最近、キレる高齢者がよく話題になる。高齢になると性格が丸くなって、いつもニコニコとしている人もいるのだが、些細なことで逆上する高齢者もいる。「老害」と言われる高齢者たちだ。

街の片隅でも若い女性に怒鳴り散らしている高齢者を見かけるし、インターネットでもTwitter等で誰かに挑発されると、すぐにブチ切れて相手を罵倒している高齢の著名人も見かける。

キレる高齢者は性格のせいであることが大半なのだが、実はそれだけではなくて、認知症の症状からもそうした行動になってしまうと医師が解説している。

このキレる高齢者は「前頭側頭葉型認知症」と言って、脳が萎縮した結果、感情の抑制が効かなくなって「キレる」という行動になってしまうのだという。記憶を失うという認知症だけでなく、感情が制御できなくなるという認知症だったのだ。

感情の制御を「忘れる」ということなのだろうか……。

キレる高齢者の話題が多くなっているということは、すなわち認知症の高齢者が多くなっているということにつながっていることになる。日本は現在、世界で最も高齢層が多い国であり、これからもどんどん高齢層が増えていく。

ということは、キレる高齢者の話題はより多くなっていくだろう。

そして、高齢者が車を暴走させる事件も、やはり認知症とは無縁ではない。高齢者の事故も日常茶飯事になっていくはずだ。


高齢女性が「ここはどこですか?」と私に声をかけてきた
多くの人が認知症と聞いて思い浮かべるのは「前頭側頭葉型認知症」の認知症ではなく、「アルツハイマー型」の認知症であるはずだ。このアルツハイマー型の認知症というのは、「昔のことはよく覚えているのに、最近のことは何でもかんでも忘れてしまう」というものである。

認知症の症状としてよく聞くのは、「父や母が突如として自分の子供が誰なのかを忘れてしまう」というものだ。

自分の父や母が突如として「あなたは誰ですか?」などと言い出したら悲しくなってしまうが、アルツハイマー型の認知症というのはそういう病気なのだ。今まであったはずの「記憶」が消えてしまうのである。

私も記憶と失った高齢の人とは何度も出会っている。最初のものは確か10代の終わり頃だったと思う。

その頃、私は板橋区のマンションに住んでいた。夜になって出かけようと思って表に出ると、マンションの入口のところに見慣れない70代くらいの女性がぼんやりと座っているのを見かけた。

何となく目が合うと、この高齢女性は私に「ここはどこですか?」と声をかけてきた。私がマンションの住所を言うと、女性はしきりに首をかしげて考えているので、どうしたのかと聞いたら「家が分からない」と言い出した。

「住所はどこなんですか?」
「覚えてない」
「この近くなんですか?」
「分からない」
「家の電話番号は覚えてますか?」
「覚えてない」
「お名前は何ですか?」
「覚えてない」

つまり彼女は、自分のことをまったく覚えていなかった。私は驚いてしまって、あれこれあれこれ聞いてみたのだが、彼女は本当に何も覚えていなかった。持ち物もなかった。手ぶらで歩いていたようだった。

仕方なく、私は歩いて5分ほどのところにある交番に彼女を連れて行ったのだが、そこで私はもっと驚くことになった。

私が交番にいる警察官に「どうもすべてを忘れている」と事情を話して、この高齢女性を発見した場所の住所などを言っていると、彼女は突然、自分の名前と住所と自宅の電話番号すべてを思い出したのである。

警察がそこに電話すると、しばらくして家族の方がみんな蒼白な顔でやってきて、「突然、家からいなくなったのでずっと近所を探していた」と言った。


旅行前日、パスポートをどこに置いたのか覚えていなかった
この高齢女性は運よく記憶を呼び戻したが、突然すべてを忘れる、すなわち記憶のブラックアウトを起こすのは認知症ではよくある話だ。突発的に忘れた記憶を取り戻すこともあるのだが、忘れたら忘れっぱなしになることもある。通常、認知症は徐々に徐々に進行していく。

最初は、物を置いていた場所を忘れてしまったり、さっきまで話していた話題を忘れてしまったりする。同じ話を非常に短いスパンで何度も繰り返して話をしたり、人の名前を忘れたり、約束をすっぽかしたりする。

女性であれば、料理の味がおかしくなったり、買い物に来た目的の品を忘れてしまったりする。はたから見ると、「何かおかしいな」という些細な出来事が少しずつ少しずつ積み重なっていく。

こうした健忘がゆっくりと進んでいって、最後に「自分の住所も氏名も全部忘れてしまった」とか「自分の子供の顔も忘れてしまった」という状態になっていく。

しかし、致命的なまでの認知症にいたる前の段階は、まだ日常生活に支障が出ていないので、家族は大したことがないと思う。だいたい、財布や鍵を置いてあった場所を忘れるとか、何を買いに来たのか忘れてしまうとか、そんなのは高齢者でなくても誰でもあることだ。

私自身もひどい思い出がある。旅行前日にパスポートをどこに置いたのかまったく覚えていなくて困り果てた思い出だ。

引き出しもすべて引っ張り出して、箱はすべて開け、本の間にはさまっているのかと書棚からも本を引き出したりして、家の中はめちゃくちゃになった。

結局、何とか見つかったのだが、もう片づける時間がなかったのでそのままにして旅に出た。数ヶ月後に戻って来たら、家の中がまるで泥棒に荒らされた後のようになっていて、もしかしたら本当に泥棒が入ったのではないかと心配したほどだった。

まだある。空港でふと玄関の鍵をきちんと閉めたのかどうか急に心配になったことがあった。出る時に鍵をかけていないような気がした。そこを覚えていなくて、それがずっと気になって冷や汗が流れた。

このまま飛行機に乗るかそれとも家に戻るか悩みに悩んだのだが、とにかくまったく思い出せない。

仕方なく、「鍵を閉め忘れた確率は50%、鍵が開いていて泥棒が入る確率が50%と計算し、鍵を閉め忘れて泥棒が入る確率は25%として75%の確率で大丈夫だ」と自分を無理やり納得させて旅に出た。戻って来ると、鍵はしっかりかけてあった。

私たちは誰でも認知症になってしまう可能性がある
私だけでなく、誰でも度忘れの壮絶な経験がある。これは年齢はまったく関係がない。若年性認知症患者数は全国で約3万5000人というのだが、こうした若年性認知症とはまったく別のところで、本当になぜ忘れたのか分からないほど重大なことをスポット的に忘れることは誰でもある。

だから、高齢者が小さなことをどんどん忘れていっても、「よくあることだから」と許容し、慣れていき、仕方がないと思い、そのまま記憶が消えていくのを放置する。

実はその間に認知症はゆっくり確実に進行していて、当人の記憶を静かに消している。道に迷うのは当然で、買い物もできなくなり、やがて金の管理もできなくなる。高齢者は薬を飲む必要があるが、薬の管理も当然できない。電話の対応も難しくなってしまう。

そして、通常の会話にも支障が出てくるようになる。記憶が消えていくので、日常生活のあらゆるところで問題が発生するのだ。

認知症がさらに進むとどうなるのか。

食事を取ったことも忘れる。着替えもできなくなる。トイレもうまくできなくなる、徘徊するようになる、失禁する、大声を上げるようになる、突如として服を全部脱ぎ出す……と、どんどん人間性を失っていくようになる。

記憶を失うというのは、最終的には人間性を失うということなのである。

認知症の原因は分かっていない。治療も難しい。製薬会社はここにビジネスチャンスを見出して、様々な創薬を研究開発しているのだが、まだ根治させる薬は作り出せていない。認知の度合いを遅らせる薬はあるのだが、認知症そのものを止める薬はない。

認知症になりやすい人となりにくい人がいて、責任感と勤勉さと自制心がある人は認知症になりにくいと言われている。しかし、それは比較の問題であって、そうであれば絶対に認知症にならないというわけではない。誰でも認知症になり得る。

それは、もう始まっているのかもしれない……。

https://blackasia.net/?p=23567

18. 中川隆[-4866] koaQ7Jey 2021年5月12日 07:10:46 : 4t3VBjCsvI : Zng2SkJtNW4uNlU=[10] 報告
■信頼できるオリーブオイル
https://amzn.to/2NYfVl1​
https://amzn.to/3aFtQEg
19. 2021年8月22日 07:32:50 : a21KnRsVGY : NC93YW9OUkw5em8=[8] 報告
【ゆっくり解説】オリーブオイル毎日飲むとヤバいことが!?高カロリーでも太らないのはウソ?ホント??




目次
0:00 オリーブオイル・・・飲んでいいの?
0:53 オリーブオイルの健康について
8:41 オリーブオイルの種類と選び方
12:32 オリーブオイルの保存方法
20. 2021年8月22日 08:20:06 : a21KnRsVGY : NC93YW9OUkw5em8=[12] 報告
鼻炎と蓄膿症を悪化させる食べ物 : 乳製品、砂糖、油
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1003.html  
21. 2021年9月06日 11:00:18 : TYp0qS64vk : Rkc3aFQ4TGl6YlU=[16] 報告
【ゆっくり解説】スーパーで売っている 脳を壊すヤバイ油について
2021/09/05




スーパーで売っている 脳を壊すヤバイ油についてゆっくり解説します!

目次
00:00 脳を壊す油について
01:21 酸化した油
   ・時間の経ったお惣菜
   ・保存方法
04:23 サラダ油
   ・製造の過程
07:24 マーガリン
   ・トランス脂肪酸
11:04 大豆油
   ・加工食品の原材料として使われている
13:08 体にいい油
   ・オリーブオイル
   ・紅花油/菜種油/ひまわり油
22. 2021年11月06日 20:30:00 : qnSOkLpEXs : MEtMU3VFLjZpQXc=[23] 報告
【ゆっくり解説】悲報!日本でも世界一の油が世界一安い理由が!悲しすぎる実情とは【うわさのゆっくり解説】
2021/11/06




世界一消費されている世界一安い油の悲しすぎる裏事情を解説しています。
23. 2021年11月26日 12:53:50 : rIa0k1hVh2 : NHpRSDVuNTFnL1k=[31] 報告
【ゆっくり解説】40代50代に危険な油とは!老化を加速させる油の正体【うわさのゆっくり解説】
2021/11/25




毎日使う油は、健康にもとても重要!。いつも使っている油に潜んでいる超危険な物質や、油の成分について解説しています。
24. 2023年8月06日 00:50:56 : 4yE11Gkxsg : Ui8zRFB6Uy5vRS4=[3] 報告
オリーブオイルで手作りマヨネーズ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ciECvPOjPnI

【続コラボ回】手作りマヨネーズは実は簡単?!オリーブオイルを使って作る汎用性抜群の無添加最高マヨネーズができます【#17】
https://www.youtube.com/watch?v=0vFuPllKlVQ

オリーブオイルマヨネーズ

・卵黄 2個分
・バージンオイル 200cc
・白ワインヴィネガー 小さじ2
・塩 小さじ1/2
・白胡椒
・ディジョン産マスタード
小さじ1

00:00~OP
00:37~オリーブオイルトーク
04:42~料理・材料紹介
06:06~調理
12:40~失敗リカバリー法
17:16~完成・試食

25. 中川隆[-12350] koaQ7Jey 2023年8月18日 23:02:48 : yHDnsPMSek : Z3drSTI3azY3eXM=[14] 報告
吉野敏明 _ 病気になる原因は小麦・植物油・牛乳
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14141482
26. 中川隆[-11895] koaQ7Jey 2023年12月30日 08:21:53 : RLPPFe1sZw : NUN4M2tMd25HRC4=[3] 報告
【驚愕】常食しているとかなり危険!ガン・糖尿病を促進する原因と予防法を徹底解説します。【リンパケア 食事】
https://www.youtube.com/watch?v=Q335FK0bkUc
27. 中川隆[-11720] koaQ7Jey 2024年1月30日 23:22:30 : yXNsJDiSNM : ZGJnUVZGQWJQckU=[11] 報告
【※怖い人は見ないで】「脳が腐って認知症になる!日本人がドバドバ使う●●がヤバすぎる...」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル【毎日12時更新】
2024/01/19
https://www.youtube.com/watch?v=FKiKcKVU2VI

【動画で紹介した商品】
●ミートガイ サーロインステーキブロック肉がっつり超得3kg
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https://amzn.to/3RAA0wi

▼【目次】
0:00 ご挨拶・導入
0:30 本日のお品書き
0:50 1限【怖い人は見ないで】脳が腐って認知症になる!日本人がドバドバ使う●●がヤバすぎる...
31:12 2限 老化した脳細胞がピカピカになる「毎日飲むべき奇跡の油トップ3」

28. 中川隆[-11693] koaQ7Jey 2024年2月02日 18:53:30 : O8J71WnI3Y : b2NXSkRnYWR5QkU=[7] 報告
【政府が隠した真実】「日本のオリーブオイルは9割が偽物でした…本当に買うべきオリーブオイルの商品名を暴露します..」を世界一わかりやすく要約してみた
https://www.youtube.com/watch?v=KNvM_vB6RNI

▼【目次】
0:00 ご挨拶・導入
0:07 本日のお品書き
0:31 1限 政府が隠した事実を暴露します!!日本のオリーブオイルは9割が偽物でした…
30:12 2限 これを買っておけば間違いない!!100パーセント安全な「世界基準の本物オリーブオイルTOP3」

▼【商品紹介】
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・トスカーナ産IGPエキストラバージンオリーブオイル
https://www.dining-plus.com/shop/g/g1-1N0-R275/

・天草オリーブ園AVILO『天草スペシャルブレンド』
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29. 中川隆[-11656] koaQ7Jey 2024年2月09日 17:58:17 : rNsyQ65TTg : QkpKYlR3dDVSQ2M=[12] 報告
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体に良いのはどっち?飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いとはたらき
2019.07.16
https://www.medifoods.jp/blog/post-532.html

油=体に悪いものといったイメージがありますが、油の種類によっては体に良いはたらきをするものがあります。それは『脂肪酸』の組成が異なるためです。

脂肪酸とは脂質を構成している重要な成分で、大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けられます。飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いとは一体何なのでしょうか。また、どちらの方が健康に良いのでしょうか。

飽和脂肪酸とは

飽和脂肪酸とは、肉の脂身や鶏皮、ベーコン、ソーセージ、バター、生クリーム、ラードなどの動物性脂肪に多く含まれます。これらの多量摂取はLDL(悪玉)コレステロールを増加させます。また、飽和脂肪酸を多く含む食品はコレステロールも多く含んでいることが多く、控えたい脂肪酸といえます。


不飽和脂肪酸とは

不飽和脂肪酸は数種類あり、オメガ〇系もしくはn-〇系脂肪酸といった言葉で分類がされます。今回紹介するn-9・n-6・n-3系脂肪酸ともLDLコレステロールを増加させない作用があります。しかし、はたらきや効果が若干異なるため紹介していきます。

n-9系脂肪酸を多く含む油

オリーブオイルには酸化や加熱に強いオレイン酸というn-9系脂肪酸が多く含まれています。オレイン酸は酸化に強いため炒め料理に使用するなど加熱調理に向いています。また、LDL(悪玉)コレステロールを増加させず、HDL(善玉)コレステロールを低下させないはたらきがあります。

n-6系脂肪酸を多く含む油
大豆油やコーン油、サフラワー油などの食用調理用の植物油に多く含まれるリノール酸というn-6系脂肪酸は、LDLコレステロールを増加させないはたらきがありますが、摂りすぎると炎症症状を悪化させるおそれがあるため、風邪や発熱、感染症、けがなど炎症反応がある場合は気を付けましょう。

n-3系脂肪酸を多く含む油
アマニ油やえごま油(しそ油)に多く含まれるαリノレン酸、また青魚に多く含まれるEPA・DHA・などの脂肪酸はn-3系脂肪酸といいます。n-9系やn-6系脂肪酸よりもLDLコレステロールを増加させない、血中中性脂肪を低下させる、血栓をつくらないようにするなど様々なはたらきがあり作用も強く、心筋梗塞・脳梗塞などの動脈硬化性疾患の予防や、皮膚の健康維持など様々な良いはたらきをします。

ただ、酸化しやすく加熱に弱いのが難点です。そのため、アマニ油やえごま油を使う際は加熱せず、そのままサラダやカルパッチョにかけて使うのがオススメです。また、開封後は1カ月目安に使い切りましょう。最近では加熱してもn-3系脂肪酸が減らないように作られているものも販売されているようです。ぜひお近くのスーパーで探してみてください。


また、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は体内で合成することができますが、n-6系脂肪酸のリノール酸、n-3系脂肪酸のαリノレン酸・DHA・EPAは体内でつくることができない必須脂肪酸であるため食事から摂ることが必要です。

健康に良い油は不飽和脂肪酸!
同じ脂肪酸でも「飽和脂肪酸」か「不飽和脂肪酸」かによってはたらきが異なることが分かりましたね。そして、不飽和脂肪酸の方がコレステロールを増加させない、など総じて健康に良い影響があることもわかりました。

簡単に実践!「脂肪酸」に気を付ける方法

ご家庭で手軽に脂肪酸の質に気を付ける方法をご紹介します。


<スクランブルエッグ> バター+卵⇒オリーブ油
今まで飽和脂肪酸を多く含む「バター」を使ってスクランブルエッグなどのお料理を作っていた方はそれをオリーブ油に変えてみるとよいでしょう。

<サラダ> 野菜+ハム⇒鯖缶
野菜サラダに飽和脂肪酸を多く含むハムやベーコンを入れていた方は、不飽和脂肪酸のn-9系脂肪酸を多く含むオリーブ油をかける、もしくはn-3系脂肪酸を多く含む亜麻仁油やえごま油などをかけても良いですね。味気が足りないという方は、n-3系脂肪酸を豊富に含む鯖缶などを味付けに入れてみてください。

そして最後に、今回油の話をしましたが、脂肪酸組成やはたらきは違いますが、大さじ1杯(12g)=111kcalというのはどの油でも変わりません。そのため、いくら健康に良い油だとしても、摂りすぎるとカロリーオーバーになるため注意しましょう。
https://www.medifoods.jp/blog/post-532.html

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