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東京裁判と、日本人の思考停止 (Aobadai Life)
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投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 8 月 16 日 18:20:22: GqNtjW4//076U
 

http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10619949544.html
2010年08月15日(日) 08時53分10秒

東京裁判と、日本人の思考停止 


私のブログを以前からお読み頂いている方は、

よくお分かりだと思うが、


太平洋戦争について、私が考えて、書いてきたことは多い。

それは考えれば、考えるほど、

「現代の日本」というのは、太平洋戦争に凝縮をされていて、

ここに日本人の本質というものが、良くも悪くも現れているからだと思うからだ。


なぜ、日本は無謀な太平洋戦争に突き進んでしまったのか、

中国への侵略を、ある程度の「落としどころ」を見つけて、止めることはできなかったのか。

昭和天皇は、なぜ日中戦争の泥沼化を避けようと

ずっとご努力を続けられながらも、

結局、太平洋戦争の開戦にまでいたったのか。


これまでも、いろいろと勉強もし、考えてもきたが、

そこを突き詰めれば、突き詰めるほど、

やはり原因は複雑な要素が絡み合っているということに行き着く。


しかし、やはり、その根本的な原因は、


日本人の、


「集団暴走」癖と、

政治家の無力さと、

国民の「思考停止」と、


といったところであろうか。

そして、「現代の日本」も、無謀な戦争に突き進んだ当時と比較して、驚くほど、なにも変わっていないことに、唖然とする。


日本人は、ほぼ単一民族の国で、言語は一つで、宗教対立もない。

それで狭い国土に、1億人もの人口を抱えるのだから、

世界でも奇跡的な存在の国であるといえる。


だから、一つの「風潮」があれば、そこにいっきに流れやすく、

もちろんそれは、明治時代の殖産興業や、戦後復興のように、

集団で大きなパワーを発揮することもあれば、


一方で、日中戦争の泥沼化や、

戦後のアメリカによる間接統治を受け入れてきたように、

そこに疑問を呈することも許されない空気が生まれ、

「そのうち、誰かが、なんとかするだろう」と、

集団ゆえの、無責任体質が生まれてしまう。


とくに厄介なのは、その風潮が、なんらかの権威によって、

絶対的に正当化される時である。


戦前は、その権威付けに利用されたのが天皇の存在であり、

戦後は、「国際的には」「アメリカでは」といった海外の時流だろう。


そこを正当化する役割を担うのはマスコミである。

マスコミは、戦前から、数社に限られ、

しかも当時も、記者クラブ(大本営発表)と、陸軍機密費などで、

コントロールされていたわけであるが、

結局、この構造は、今もまったく変わりないわけである。


コイズミ改革で、「官から民へ」と言いながら、

実際は、アメリカや、財務官僚、経済界を利する政策をとって、

むしろ国の借金はさらに250兆円膨らませていたとしても、

国民は、個別の各論まで踏み込んで考えることはしない。


国の借金が危ないから、消費税を10%にあげます、

といったら、普通はなぜそんなに借金が膨らんだのか、

この20年、消費税増税や、社会福祉の切捨てや、サラリーマン増税などで、

さんざん国民も生活を犠牲にして協力してきたのに、

いったい、なんでまだ、増税をされる必要があるのか。

なぜ官僚や、政治家は誰も責任をとらないのか。

こういう疑問を、普通は考えるべきであるかと思うか、

なぜか、日本人は国政になると、「思考停止」してしまうのである。


結局、戦前も、戦後もやっていることは、同じことの繰り返しなのだ。


ただ、今の日本は、少子高齢化社会が進んだためか、

未来のことを議論するパワーがあまりなく、

これからの衰退をいくにして、食い止めるか、と、

議論がそもそも「老人化」してしまっている。


それでいて、マスコミがつくっては蹴落とす、

バッシング対象の政治家や、芸能人に、国民がくいついて、

一緒にバッシングをするという情けなさである。


なんせ、未来についての前向きな議論がない。

この点は、1930年代から40年代の当時と、現代との大きな違いであるかと思う。


さて、私はよく考えることとして、

日露戦争にしても、15年戦争(日中・太平洋戦争)にしても、

同じ大日本帝国憲法下での戦争でありながら、

なぜ、こうも日本は、おかしなことになってしまったのか、ということを考える。


この二つの戦争を比べて、日本人が大きく変わってしまったのは、


「増長しすぎてしまったこと」


にあるのではないかと思う。

戦争や、軍部が最優先であったことはどちらも変わりなく、

また、マスコミが戦争を煽ったことも同様である(しかも陸軍機密費をもらって)。


ただ、やはり大きな違いとしては、

日露戦争に望む日本人は、いかにロシアが大国か、

ということをよくわかっていたし、

自分たちが単なる新興国家ということもわかっていたから、


この戦争はどこで止めるべきか、という

「落としどころ」も常に探っていたように思う。

それが緒戦の勝利を生かしたポーツマス条約へとつながる。

また、その手前の、日英同盟の締結についても、

戦略的な軍事同盟を結ぶにはどうしたらいいか、考えていた。


もっというと、日露戦争より前は、

日本が、アジアの新興国として、帝国主義の時代に生き残るのに必死で、

治外法権の撤廃、関税自主権の回復といった

難しい外交交渉にも望んで成果を勝ち取っていた。


だが、しかし、1920年代あたりから、

日本の増長がはじまって、

国民も、軍部も、政府も、産業界も、

どうすれば、新興国日本が生き残っているのか、

という謙虚な考えを忘れて、

まあ、なんとかなるだろうと、勢いに任せて、

「思考停止」になってしまったんだろうと思う。


つまり、増長が行き過ぎた時、

国民が団結を忘れて、軍部さえも、陸軍と海軍の主導権争いや、

また軍部内の部隊レベルでの主導権争いとなって、

本来は、どのようにして、

外国への「侵略」という、いままで日本が経験したことのなかった

難しい局面を、成功させていくかに、知力をふりしきるべきが、

そこがなくなってしまった。


それは、外交戦略にしても、植民地統治にしても、

ある段階から、とたんにずさんになってしまうことで、よくわかる。


たとえば、殖民統治については、

はじめて明治時代に統治をはじめた台湾については、

公共事業の投資をしっかりと行い、現地人の反日感情にも配慮したうえで、

慎重に、統治を進めていったから、ある程度、成功をした。


しかし、韓国・朝鮮での植民地統治は、乱暴なもので、

創始改名に象徴されるように、

3000年の歴史を誇る朝鮮民族の誇りを奪い去るものだった。

普通に考えれば、こんな乱暴なやり方で、うまくいくわけがない。


やはり、その後の、満州国の建設にあたっても、

大東亜共栄圏の繁栄と、五族協和のコンセプトからは、程遠く、

支持を受けるようなものではなかった。

満州は、北京を追われた満州族(清王朝家)の国として、自立を助けるべきだった。


もし日本が植民地戦略をうまくやっていたら、時代は変わっただろう。

もともと、アジア諸国は、白人による差別的な扱いに反感をもっており、

日露戦争で、ロシアを破った日本には大いに期待をしていたわけである。

孫文をはじめ、中国人の指導者も、若かりし頃、たくさん留学をしている。


国際連盟規約に、第15条として、「人種差別撤廃条項」を盛り込もうとしたのは日本である。


本来、日本は、大東亜共栄圏の思想にもとづいて、

殖民統治下にあるアジアの諸民族の独立を助け、

韓国・朝鮮や、満州、中国の近代化を助ける、ということであれば、

各国からの信頼と、尊敬も集めることができただろう。


帝国主義の時代に、難しかったかもしれないが、

本来は、現在のEUのように、互助的な国家間連合をアジアでつくるべきだった。


また、そこまで理想を実現するのは難しいとても、

皮肉にも、戦後のアメリカ、ソ連は、冷戦下において、

各陣営の発展途上国に対する「属国統治」ということで、

ゆるやかにそれを実現し、したたかに実利を手にしている。


さて、つまり、ある段階から、

日本は、植民地統治や、外交、さらに軍事戦略においても、

過剰に自己を過大評価するという、過ちをおかして、

リスクを十分に検証せぬまま、バクチのような戦略をとりつづけるようになる。


それは、上記のような植民地統治もそうだが、

戦略的に検証も十分にせずに、日独伊軍事同盟を結んで、

アメリカ、イギリスを敵にまわしてしまったことや、

いざ戦争をはじめても、インパール作戦のような無謀な戦闘に、

貴重な兵力を投入している件からも明らかだろう。


対する連合国側が、

チャーチル、ルースベルト、スターリンなど、

憎々しいほどに老獪な政治家たちが、

軍部を手なづけながら、外交でもしたたかに勝利をおさめていくこととは、対照的でさえある。


もし、あの当時、近衛文麿が三度も総理大臣になるのではなく、

吉田茂のような、老獪な人物が総理大臣になっていたとしたら、

日本の歴史も大きく変わっていただろうと思う。


ちなみに、近衛文麿は長身で、ルックスもそこそこ良く、

また、藤原家の筆頭家系ということで、国民の人気は抜群だった。


このあたりもまた、

平成の今も、ころころと首相を実力ではなく、見た目で変えていく、

現代の日本と共通したものを感じる。

なお、ルックスという意味では、蒋介石や、ルーズベルトはイマイチである。

スターリンや、チャーチルは悪人顔そのものである。


さて、このようにブログをつらつらと書いてきても、


15年戦争当時の日本は、

日露戦争当時の日本よりもむしろ、

現代の日本に似ているのではないかと思うのだが、


結局、その理由は何かというと、

やはり、東京裁判をもって、戦勝国の側で太平洋戦争を総括し、日本人自身が考えることを「思考停止」してしまったからであったのではないかと思うのだ。
つまり、戦前から戦後にかけて、日本人の手で、戦争を総括することができていないから、本質的には、負の構造を引きずったまま変われていない、ことになる。


東京裁判では当然、統治する側のアメリカ(GHQ)にとって、

都合のいいところだけが切り出され、都合の悪いところは隠蔽をされる。

また、都合のいい人間が無罪となり、都合の悪い人間は処刑される。


しかし日本人は、例によって、

戦勝国アメリカ(権力と同時に、権威を持つ)が決めてしまったことを、

「思考停止」して、そのまま、ずるずると受け入れしまい、

例によって、記者クラブで統制されたマスコミの偏向報道のもとに、

アメリカが塗り替えた戦争史観をそのまま受け入れることになってしまったわけだ。


だが、ここにきて明らかになっていることだが、

CIA文書で明らかになった、アメリカのエージェントとなっている

岸信介、児玉誉士夫、正力松太郎、

それからかなりグレーである緒方竹虎、笹川良一。

これらの主要人物は、当初、A級戦犯指定されながら、

突如として、許されるわけだ。


普通に考えれば、岸信介なんて、東条内閣の商工大臣である前に、

満州国の統治を「弐キ参スケ」の一人として主導して、

さらには、官僚時代には、「新官僚」として、国家総動員法を、主導した人物でもある。


A級戦犯中のA級戦犯である。

そんな人物が、アメリカの後押しを受けて、首相に就任し、

それで、アメリカの属国統治を決定づける安保改定を、

国民の猛反発をさえぎって、強引に推し進めてしまうわけだから。

その後も、清和会の重鎮として、日本政治の黒幕に君臨するが。


ある意味、二重で国家を裏切ったともいえる。

岸は岸なりに、国家を考えていたというが、極めて独善的であると思う。


一方で、「落日燃ゆ」の主人公となった

広田弘毅のような人物も、A級戦犯にはいる。

彼が、首相在任中に、軍部大臣現役武官制度を、

軍部の圧力に抗しきれず、認めてしまったのは事実だが、

しかし、それをもって、彼を戦犯とするのはあまりに乱暴すぎた。


広田の政治家や、官僚としてのキャリアのほとんどは、

「幣原外交」の担い手として、協調外交の実現につとめ、

また、軍部からの不当な要望も無力化することに尽力し、

中国との和平にも、努力した人物である。


A級戦犯と一括りにされるが、彼のような、

本来、和平努力につとめた人物も、東京裁判の結果、処刑されているのである。


結局、私たち日本人は、

この戦争を通じて、300万人もの人命を失いながら、


また、アジアでは中国、インドネシアを中心に、

1,500万人を超える人命を奪っておきながら、

日本人自身が、十分に、その検証を行ってきたいのではないかと考える。


靖国神社には、A級戦犯が祭られているから、

参拝の是非がどうこうと、あるが、

しかし、そもそもそのA級戦犯の定義自体が正しいのか。


安易に、われわれは中国、韓国などアジア諸国への

「お詫び」がどうこういうが、

そもそも、いったい何が「お詫び」する点だったのかを検証できているのか、

そして、反省をきちんとできているのか。


また、アメリカによる原爆投下で30万人近い人がなくなっているが、

この必要がなかった虐殺に対して、

アメリカに戦後、きちんと抗議ができているのか。

そして、世界に核兵器の恐ろしさを伝える努力を政府はしてきたのか。


また、戦後も長らく、犠牲になった沖縄について。

われわれは、いったい沖縄が一身で引き受けてしまったその苦労を、

どこまで理解をしているのか。

そのうえで、基地問題と、安全保障を議論することができているのか。


結局、いまだに日本人は、「思考停止」をしたまま、

あの戦争も、悲劇のドラマとして、自分の涙腺の快感を満たす道具にさえ使って、


本当に、戦争から、学ぶべき、反省や、検証ができていないのではないかと思う。


ここで私がいっている反省や、検証というのは、

単に、アジア諸国や、戦争被害者に、お詫びをするべきだとか、

そういう議論をいいたいのではない。


日本人自身が、戦略性のなさや、外交力のなさ、

マスコミに踊らされる体質、マスコミそのものの既得権益としての実態、

官僚主義とは何なのか、

検察や裁判は戦後、民主化されたのか、

われわれの集団無責任体質、それから暴走癖。


こうしたことについて、きちんと、いまだに検証も、議論も、反省もできていないのではないか。


東京裁判をもって、思考停止になってしまったのではないか、

そのことを、きちんと考えなければいけないと思うのだ。


こういう反省や、検証ができないままでいるから、

戦後、65年たっても、いまだにアメリカの間接統治を甘んじて受け入れているのだと思う。

 

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コメント
 
01. 2010年8月16日 18:43:34: lQDLBsvyuo
戦後、65年たっても、いまだに原爆のアメリカ非難声明が出されるわけでもなく、日本が悪かったということを認めるでもない。ただアメリカの物量に負けたといっている。いわゆる総括が何もなされていないのだから日本人は漂う波にのっているだけだ。極端にいうともう一回原爆がおとされる妄想と恐怖それを煽る支配者に洗脳されているのが日本国民だ。今どうして太平洋戦争が始まったか事実を知っている日本国民は一部を除いてほとんどいない。

02. 2010年8月16日 20:03:56: ZtrUlkNCdw
これが総括:

アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html

日本人を馬鹿にしきったアメリカ人 _ 基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/566.html

君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html

戦争に行ったら こんな事もしてみたい あんな事もやってみたい__わくわく どきどき
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/313.html

昭和天皇が戦争狂になった訳
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html

原爆投下が日本を救った_ ユダヤ人とトルーマンと昭和天皇に感謝
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/327.html

こんな女に誰がした_1 (天皇陛下を恨んでね)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/332.html

あなたは日本がなぜアメリカと開戦したか全く理解できていないですね
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/265.html

アホ?
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/267.html

必死だね_俺は忙しくてアホの相手してる暇無いんだけど
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/269.html

Re:必死なのはどっち?
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/271.html

本当にアホだねえ、悔しかったらまずこれを否定したら
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/272.html

アホに広田弘毅が、長州憲法(明治憲法)が元凶と言った意味を教えてやるよ
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/278.html
日本がアメリカと開戦した理由


それは日本軍は中国ゲリラに勝てない事が誰の目にも明らかになったからです。

アメリカがイラクやアフガニスタンで失敗したのと同じですね。

そこで日本政府が考えたのが、ソ連に日本を占領されるより、アメリカに占領して貰った方がいいという唯一の解決策だったんですね。

即ち、太平洋戦争は八百長だったのです。

昭和天皇の考えた事:


中国ゲリラに勝てない事が誰の目にも明らかになった

→ このままいったら日本に革命が起きる

→ 日本のマルクス主義者がソ連と内通して、ソ連が日本に宣戦布告する

→ ソ連が日本を占領したら天皇家は廃絶、自分は戦犯として殺される

→ こうなったらアメリカに日本を占領して貰うしかない

→日本人が革命を起こす元気が無くなるまで徹底的にアメリカに日本爆撃をやって貰おう

→ アメリカ人に恨まれたら困るから故意に負ける作戦を取ってルーズベルトの心証を良くしておこう、日本兵が革命を起こす気力が無くなる様に無謀な攻撃をさせてクタクタに疲れさせよう


アメリカはアジアを侵略した日本を懲らしめるため、そして国民が好戦的であるから原爆投下をして戦争を終わらせ、いく百万の人命を救ったと、みずからを平和主義者であるかのように宣伝してきた。

だが実際は、日本を侵略し、単独で占領して属国にする計画を、ずっと以前から持っており、それを実現するチャンスと見なして緻密な計画を持って望んだ戦争であった。日本支配にあたっては、天皇を傀儡(かいらい)とする政府をつくることも計画していたし、戦時中も天皇や皇族を攻撃してはならないという命令を米軍将兵に厳守させていた。それは天皇側にも知らされており、近衛文麿や吉田茂などはその線で動いていた。東京大空襲でも皇居は攻撃されていない。


国民は皆“お国のため”といって国に殺された。天皇はアメリカに日本を占領してくれとお願いしたんだ! それは共産主義が怖くてアメリカに自分を守ってもらうためだった。

米軍の無差別空襲のなかで、不思議なことに皇居は攻撃対象からはずされ、三菱重工広島造船所や長崎造船所は広島、長崎の原爆投下でも被害はなく、下関空襲でも三菱や軍は無傷であった。


アメリカの国立公文書館で発見された「米国陸軍軍事情報部真理作戦課『日本プラン』」

日本プラン」は1941(昭和16)年12月、すなわち日本軍の真珠湾攻撃の直後に作成が開始されたもので、

「天皇を平和の象徴(シンボル)として利用する」戦略が明記されていた。

すべての戦争責任を、「軍部」に押しつけて天皇を免罪し、「象徴天皇制」のもとで日本を占領支配するという計画を立てていた。

1942(昭和17)年5月には「皇室に対するすべての攻撃は避けられなければならない」とする「英米共同指針計画」を出し、皇居への爆撃の禁止命令を厳格に実施させた。戦後駐日大使となったライシャワーはその当時、「日米戦争勝利後の“ヒロヒトを中心とした傀儡(かいらい)政権”」を提言し、「天皇は100万の軍隊駐留に匹敵する」と主張していた。

三井、三菱、住友、安田の4大財閥は、太平洋戦争中の4年間に重工業においては全国投資額に占める割合を18・0%から32・4%にふやし、金融では25・2%から49・7%へと急膨張を遂げており、「三菱は戦争のたびに大きくなった」と三菱電機社長はのべている。

 こうして1945(昭和20)年までの15年戦争で、日本の人民大衆は320万人以上が殺され、日本の都市の大部分は焼け野原となり、親兄弟、息子を殺され、家屋敷、家財道具を空襲で焼き払われて失い、塗炭の苦しみを味わった。だがこの戦争で、三井、三菱などひとにぎりの独占資本はボロもうけし、天皇を頭とする支配階級はアメリカによりすがり、アメリカの日本占領支配の下請機関となって生きのびた。そして戦後61年たった今、世界でもまれにみるアメリカの従属国家となっている。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/320mannninngakorosaretadainizisekaitaisenn.htm

対日戦争というのは、野蛮な日本の侵略をこらしめ、平和と民主主義のための参戦だったと欺瞞する。しかし、日露戦争後に、日本との戦争は必至と分析し、ハワイ攻撃を待って徹底的にたたきつぶし、無条件降伏させるという計画を持っていた。ライシャワーなどは、「戦争責任はすべて軍部にかぶせて、天皇を傀儡(かいらい)として利用する」といっていた。日本にかわって中国アジアを侵略するためであり、日本を占領支配するための戦争だった。そして、日本の人民が抵抗できないように、戦地では餓死、病死に追いこみ、内地では原爆投下、全国の都市空襲、沖縄戦でさんざんに殺しまくった。

あれだけ鬼畜米英でやっていながら、その後の占領は、今から見てもスムーズすぎる。アメリカは日本を侵略・占領するための戦争をやっていたのだ。日本の全土を焼き払って攻撃して、民間非戦斗員をぶち殺している。一般国民は自然の感情として、国を守らなければと思う。特攻兵士の心情などが端的だ。

アメリカや天皇は、それが次にはアメリカの占領とそれに従っていく自分らに反対して向かっていくのが怖いわけだ。「本土決戦」を叫んでいるが、真実がばれたらその矛先が自分に向く関係だ。だから、国民には竹槍を与えるが、鉄砲で武装させるということはなかった。「鬼畜米英」のインチキはそのへんにある。

あれほどスムーズにやれたのは、天皇がやったことと、そのために本土空襲や飢餓作戦で地獄の状況を作り、国民をへとへとに疲れさせたことによる。それをアメリカが計画的に作り出したし、日本の支配階級も望んだ。国内は戦意喪失で、軍隊は独断で解散していく。集団でも離隊していく。占領軍への抵抗なども起こりようがない。かなりの男は外地に行ってしまっていない。武装解除をさせて、しかも権力の空白ができないように、そこは米軍が来て占領する。そのうえマッカーサーは民間の銃剣をすべてとりあげる徹底した「刀狩り」までやった。


マッカーサーが無条件降伏から二週間後に上陸できたのは、安心しきっていたのだ。ずっと以前から日本の対応がわかっていて、武装解除の進行具合を把握していた。占領された敗戦国でこれほど組織的な抵抗がなかったところは世界的にもまれだ。

「戦後の方が食糧がなかった」というのが実態だが、占領軍が食糧を持ち去ってないような状況にして、「食糧援助」と称して恩義を売る。飢餓作戦をやっていた。

占領期の検閲問題なども暴露されていない。きれいにマインドコントロールされるようになっている。マッカーサーは45(昭和20)年9月15日、「プレスコード」(新聞紙法)を発したが、アメリカ占領軍の「検閲」の名による言論統制を四五年秋から非公然に開始した。検閲要員は1万人近くいた。その対象は、新聞・雑誌、放送・演劇脚本・映画、紙芝居・幻灯などのすべてにわたり、国民の手紙や葉書などの郵便物、電話の盗聴までやっていた。

そういうことについても、一切知らせてはならないと、徹底した検閲をやった。日本のメディアは、自分らで自主検閲するようにするし、朝日新聞なんかは自主検閲要領というのをプレスコードの線に沿ってつくっていた。それはいまでも続いているしもっとひどくなっている。一方で、GHQは新聞やラジオなどを直接にも利用して、宣伝していった。第2次大戦についてのアメリカ軍を美化する心理作戦でも、商業新聞に直接GHQが原稿を書いていたり、NHKの「真相はこうだ」という特集などもそうだ。


米軍について悪くいうことを徹底して封じた。だから原爆の実態や空襲実態についても徹底し隠した。沖縄戦なども典型的で、日本軍がみんな殺したようなイメージをつくり出す。マニラとか長沙などへのアメリカ軍の爆撃もみんな隠蔽していた。安岡の戦争体験者が長沙へのアメリカの空襲を近年朝日新聞に投稿したら、ボツにされたといっていた。

戦後のアメリカの検閲のやり方を見ても、報道内容をチェックするばかりではなく、郵便物や電話まで開封、盗聴する。しかも検閲してないような格好をしてやる。戦前の検閲は、伏せ字で検閲したことが分かる形だったが、アメリカの方はまだ陰険だ。内容は、原爆を公表してはならない、戦争の悲惨さを公表してはならない、反米的なものは許さないというものだった
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/aratanabaikokutosennsounosyuppatutenn.htm


日本の主導権握る米国の姿     2010年5月28日付


 米軍普天間基地問題をめぐって鳩山首相が23日に沖縄を訪問し、「県外移設の公約」を覆して自民党現行案である名護市辺野古沖への新基地建設を進める方針を表明した。同時に「沖縄の痛みを全国で分担しないといけない」といい、全国知事会に働きかけて米軍訓練の受け入れ先探しを本格化させた。新基地建設と全土の基地化である。沖縄も徳之島も大村も岩国も「基地は来るな」が圧倒的な民意である。「それが国民の意志なので引き揚げてくれ」とアメリカに伝えるのが主権在民の国である。しかしメディアがあげて「アメリカが怒っている」と騒ぐなかで、民意に対抗してアメリカの意志をすべてに優先した。日本をアメリカの核戦争の盾にする道であり、自民党と変わらぬ売国政府である。

 外国の軍事基地をおくかどうか、おくならどこへおくかは国の主権の関わる問題である。しかし一連の顛末は、主権が日本政府の側にはまったくなく、アメリカ側にあることをありありと示した。民主党は「普天間基地の県外移設」「米軍再編の見直し」を唱えて衆議院選挙で票を集めた。しかし岩国でも、空母艦載機移転や愛宕山米軍住宅が既成事実のように早早に予算をつけた。「政治」とはウソをつくことであるという現実を人人に思い知らせた。選挙における公約、それに対する有権者の選択という、選挙で国の進路を決めるのではないこと、日本はアメリカが独裁支配する社会であり、主権在民の民主主義社会ではないことを思い知らせた。

 一連の経過は、鳩山のお粗末さを暴露したが、単に鳩山がお粗末というだけでは説明がつかない。日本の大新聞をはじめとしてメディアは総動員で、「アメリカが怒っている」などと大騒ぎをして世論誘導をしたし、財界や御用学者がアメリカの機嫌をとる。そういうなかで鳩山は格好をつける余裕すら与えられなかった。

 アメリカ側は結局、自民党政府と決めた「現行案」を一歩も譲らなかったし、鳩山政府はそれを丸飲みすることしかできなかった。月末までに共同声明で発表するという内容は、2006年に自民党政府が合意した米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への新基地建設であり、工法は鳩山政府が出したくい打ち桟橋方式でなく、アメリカが主張する頑丈な埋め立て方式に戻すというものだった。大騒ぎして振り出しに戻った。

 加えて普天間基地機能の沖縄県外への分散移転といって、普天間基地の一部機能を徳之島など全国の自衛隊基地に拡大させ、米軍嘉手納基地の戦斗機訓練の県外への拡大、米軍訓練は九州各地の自衛隊基地にローテーションで分散移転させるなどを協議している。選挙で掲げた「米軍再編を見直す」とか「県外移設」などの公約は、基地を減らすようなそぶりをして、実はもっと増強の方向で見直すという意味となった。

 鳩山は23日再度、臆面もなく沖縄県を訪問。県庁で仲井真知事と会談し「代替地は県内、辺野古付近にお願いせざるを得ない」「県外に移設すると、海兵隊の機能を大幅に損なってしまう」といい、沖縄の基地を全国に分散移転するといって、基地を全国に拡大させることに意欲を見せた。

 鳩山政府は「沖縄の痛みを全国で分担しないといけない」といって、全国知事会議を要請し、訓練の受け入れを協議させる。沖縄の負担軽減といって米軍基地の全土化を推進している。大阪の橋下知事などは「今まで基地を受け入れていないところが受け入れるべきで、真っ先に考えないといけないのは関西だ」と表明している。


 米国のための「抑止力」 日本を危険にさらす

 敗戦後65年にわたって外国の軍隊が常駐し、しかもさらに新基地をつくって今後数十年も居座り、その外国軍隊が日本中の自衛隊基地を使用し、さらに港湾、空港などを自由に使用できるようにする。しかも米軍再編の費用3兆円をはじめ、駐留経費は「思いやり予算」などといって年間2000億円も日本の税金から負担する。
 鳩山は、韓国の哨戒艦の沈没事件が北朝鮮の攻撃によるなどのことを取り上げ、アメリカ海兵隊の役割が抑止力として不可欠なことを「勉強すればするほどわかった」などといっている。

 ここで最大の問題は、その「抑止力」の問題である。それが「日本の安全保障のため」ではなく、アメリカの国益のためであり、米軍基地の存在が日本を危険にさらすという問題である。

 日米安保条約は90年代以後、日米の実務者レベルの協議で、「ガイドライン」などといって、どんどん実質的な改定が進行してきた。それはアメリカの世界戦略に従属して、世界的な範囲で自衛隊が役割を果たすようになってきた。イラクなどへの自衛隊の派兵のように、元元恨まれる筋合いのなかった中東アラブ諸国からも恨まれる羽目となった。

 2006年以後の「米軍再編計画」では、米本土から米陸軍第一軍団司令部を座間(神奈川県)に移し、そこに陸自中央即応集団司令部を統合させ、自衛隊の司令部機能を米軍の指揮下においた。さらに青森に米軍Xバンドレーダー配備、横須賀への原子力空母の配備、岩国への厚木艦載機部隊移転計画、自衛隊基地や海自イージス艦へのミサイル配備を実行。それは日本本土を核攻撃拠点とし米本土防衛の盾にするものである。
 九・一一事件以後、基地の町で見ていることは、米軍とその家族の緊急避難訓練である。いざ核攻撃となればさっさとグアムやアメリカ本土に逃げ、標的になるのは逃げ場のない日本人という筋書きである。日本を再びアメリカのために原水爆戦争の火の海に投げ込むことが現実問題として進行していることを、民族の危機として見ないわけにはいかない。宮崎の牛、豚どころか、日本人全体が再びアメリカに引きずり出されて屠殺場に送り込まれるわけにはいかない。

 普天間問題の顛末で、アメリカは軍事の問題では一歩も譲らないし、日本の政府は一言も逆らうことができないという姿を示した。そしてこの軍事支配が、日本の政治、経済、文化など全面的な植民地支配の根幹になっている。

 宮崎の口蹄疫問題による畜産業崩壊の危機も、日本の農水産業など食料生産はつぶしてしまって輸入依存に切り替えろというアメリカの要求とそれに従う売国政治を根源にしている。急激に深刻化する失業や貧困の問題も、日本に金がないからではない。1400兆円といわれる国民の金融資産のうち500兆〜600兆円がアメリカ国債やアメリカのいかさま債権などで巻き上げられ、その下で日本の大企業が200兆円もの内部留保をため込んで有り余る資金が日本国内に回らないからである。

 先日IMFは日本は財政危機であるから消費税を15%に上げろと指図した。日本はIMFの第2位の出資国であるので、出資金を引き揚げればよいし、アメリカの国債を売り払えばよい。しかしそんな自由はない。アメリカの金融独占体の利益を侵すことはできず、日本国民の収奪を強要する一方的な関係である。日本の資産はアメリカに貢ぐという関係も、かつての戦争とその後の軍事支配を根幹としている。米軍基地の問題になるとなに一つ要求は通らないという現実は、軍事力で脅されてものがいえないという植民地支配の現実を示している。

 米軍普天間基地、米軍再編の問題は、日本の平和と民主主義、繁栄の根幹をなす独立をめぐるきわめて鋭い問題となってあらわれている。

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/buzamanahatoyamanohenokokaiki.html


 


03. 2010年8月17日 00:46:03: uC8DKpjnU6
>>2
せっかく良い投稿をしてくれたのに変な妄想を書き込みなさんな。

04. 2010年8月17日 16:41:16: zzbH8XBNZO
日本人ってミツバチと同じに見えませんか?
天皇という女王バチと少数の雄バチのほかは無数の働きバチ、
何も考えないで、ただただ本能に従い働くのみ。
女王バチを手なずければ蜂蜜は取り放題となるが
働きハチどもは何も知らずに黙々と働くのみ。

05. 2014年9月01日 01:19:51 : jFy9swUHVM
Also sprach Pinkglalem(URLを入れると投稿不可になるブログ)さんより
【拡散希望】悪魔に魂を売った男...【昭和天皇】
2012-09-23 13:03:33

あるネトウヨのブロブに「“天皇制”は、左翼用語で、実際日本にはそんなモノは存在しない...」と書いてあったので、
次のよーにコメしたんですが...すぐに削除していましたね。 

確かに、「天皇制」など存在していませんね。
1867年に、睦仁親王が暗殺された事で、(古より続いた、北朝)天皇家は、消滅しましたから...明治、大正天皇と朝鮮系が続いて...
毛利家の血を引く現在の(ニセ)天皇は、2代目。


古より続いた(北朝)天皇家を断絶させ、すり替わった(百済系)朝鮮部落民の大室虎之祐(明治天皇)の子、大正天皇は(呪いか?祟りか?)性的不能。そのために、九条節子(貞明皇后)は父親の違う子を何人も産んでいました。その中の一人、秩父宮の父親は東久邇宮。「我こそは正当な皇位継承権を持っている」と秩父宮が陸軍の青年将校をそそのかして、昭和天皇の失脚を謀ったのが226事件。

一方、西園寺家の長男、公一は、実は、昭和天皇の母親の違うの弟で、「ゾルゲ事件」の首謀者。この事件の真相は、リヒャルト・ゾルゲは、単なる昭和天皇とスターリンとの連絡役でした。だから、ゾルゲは戦後、生きてドイツに帰ってます。処刑されたというのは、嘘。

ヒトラーがヨーロッパから追い立てたユダヤ人を中東に送る中継地点として必要だったのが、満州国です。1897年のバーゼル公会議で、中東の地下資源略奪のための植民地化の拠点としてのイスラエルの建国は、決定済みでした。この計画に邪魔だった清とロシアをすでに滅ぼしていました。欧米の侵略の代理として行ったのが大東亜戦争を含めた3つの戦争の真相。アジア各地での略奪行為をして、奪った金品で、戦費の支払いをしています。

この略奪行為を積極的に行い、名を上げた連中が戦後日本社会でハバを利かせています。例えば、児玉誉士夫、笹川良一(本名;文尭。自民党の結党資金を出した。鳩山由紀夫と曾野綾子の実父)などの朝鮮右翼、旧関東軍人脈の現電通など。

(ニセ)皇室は日本の最大の弱点です。ここさえ掴んでいれば、日本を操縦するのは簡単。
だから、日本を売りたいBKD(売国奴)たちは、「万世一系」を唱えます。これは、日本を脅迫する“脅し文句”です。


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