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ニコライ・カプースチン(Nikolai Girshevich Kapustin、1937 - 2020)
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/705.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 10 月 01 日 08:38:14: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: アンリ・デュティユー ヴァイオリン協奏曲 『夢の樹』 投稿者 中川隆 日時 2021 年 9 月 30 日 08:59:33)

ニコライ・カプースチン(Nikolai Girshevich Kapustin、1937 - 2020)

ピアノソナタ第1番 Op.39 1984

8つの演奏会用練習曲 Op.40 1984
4点
ジャズ風の和音やフレーズを使用しているが、テクニカルで音楽的にもコンパクトで聴きやすく楽しい。

ピアノソナタ第2番 Op.54 1989

ピアノソナタ第3番 Op.55 1990

ピアノソナタ第4番 Op.60 1991

ピアノソナタ第5番 Op.61 1991

ピアノソナタ第6番 Op.62 1991

ピアノソナタ第7番 Op.64 1991

ピアノソナタ第8番 Op.77 1995

ピアノソナタ第9番 Op.78 1995

ピアノソナタ第10番 Op.81 1996

ピアノソナタ第11番 Op.101 2000

ピアノソナタ第12番 Op.102 2001

ピアノソナタ第13番 Op.110 2003

https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%281890%E5%B9%B4%E4%BB%A5%E9%99%8D%29


ニコライ・ギルシェヴィチ・カプースチン[3](英語: Nikolai Girshevich Kapustin、ロシア語: Никола́й Ги́ршевич Капу́стин、1937年11月22日[1] - 2020年7月2日[2][4])は、ウクライナ出身のロシアの作曲家、ピアニスト、ミュージシャン[5]。


略歴
ホールリウカ(ロシア語版)出身。1937年11月22日生まれ[1]。両親は、ベロルシア出身のグリゴリー(ギルシュ)・エフィーモヴィチ・カプースチンとロシア出身のクラヴジヤ・ニコラエヴナ・カプースチナ。第二次世界大戦のはじめ、4歳の時ニコライは、母親、姉フィーラ(1931生まれ)と祖母とともにキルギスに疎開。1941年から1943年までの2年間、トクマクに住んだ。ニコライの父親は従軍していたが、第二次世界大戦が終わり、1945年の夏に帰国した[6]。ニコライは7歳でピョートル・ヴィニチェンコ[7]のレッスンで、ピアノをはじめる。ヴィニチェンコはヴァイオリニストでピアノも教えた。ヴィニチェンコから姉はヴァイオリンのレッスンを受け、ニコライはピアノのレッスンを受けた。1949年からリュボーフィ・フランツーゾヴァ[8]にピアノを師事する。14歳の時にモスクワに移り住み、モスクワ音楽院附属の音楽学校 (Академическое музыкальное училище при Московской государственной консерватории имени П. И. Чайковского) でアヴレリアーン・ルッバーフ[9]に、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルにピアノを師事する[10]。在学中にラジオ放送ボイス・オブ・アメリカで聴いたジャズに興味を持ち始め、独自のアイディアに基づいて作曲を試みるようになる[11]。

1961年にモスクワ音楽院を卒業した後、1972年まで11年間にわたって、ソビエト連邦中をオレーク・ルントストレム(英語版)が率いる国立ジャズ音楽室内管弦楽団 (Государственный камерный оркестр джазовой музыки) の一員として旅行する。1972年から1977年までヴァジーム・リュドヴィコフスキー(ロシア語版)のソビエト連邦テレビラジオ軽音楽管弦楽団に、1977年から1984年までロシア国立映画交響楽団 (Российский государственный симфонический оркестр кинематографии) に参加した。アンサンブルではサクソフォーン奏者のゲオルギー・ガラニャン(英語版)とアレクセイ・ズーボフ(フランス語版)、ギター奏者のアレクセイ・クズネツォフ(英語版)らと共演した[1]。1980年にはチャイコフスキー記念コンサートホール(ロシア語版)で自作のピアノ協奏曲第2番を演奏している。1984年に映画交響楽団を退いてからは、自作のレコーディングを除いて作曲活動に専念し、多数の作品を生み出し続けた[11]。長期間の闘病ののちに2020年7月2日にモスクワで亡くなり、同年7月6日にモスクワ郊外で告別式が行われた[4]。

作品番号は161を数える[2]。作曲家としては長らく無名の時代が続いたが、ニコライ・ペトロフ、マルカンドレ・アムラン、スティーヴン・オズボーン(英語版)などの巨匠ピアニストらがカプースチンの作品を取り上げるようになり、その名が次第に知られるようになった。日本国内で販売されている自作自演のCDも好評を得ており、特に8つの演奏会用練習曲の人気が高い。楽譜も多数出版されている。

なお、自作のレコーディング活動については2004年に一度引退を表明したが、2008年に再びCDをリリースして復帰した。出版社はムジカ、プリズム、全音楽譜出版社、ショットと複数を渡り歩いた。

作風
ジャズとクラシックを融合した独特の作風を持つのが彼の最大の特徴である。年代的には現代音楽に属する作曲家であるが、実験的なものではなく、あくまで聴き手を意識した曲を書いている。

また、本人が優れたピアニストであることから、高度な演奏技巧が求められるピアノ曲を多数作曲している。こういったことに由来し、彼の音楽は非常に高い演奏効果を有し、演奏会向きといえる。

主な作品

管弦楽曲

協奏曲
協奏曲に類似する作品も含む。
ピアノ協奏曲第1番 作品2 1961
ピアノ協奏曲第2番 作品14 1974
ピアノ協奏曲第3番 作品48 1985
ピアノ協奏曲第4番 作品56 1989
ピアノ協奏曲第5番 作品72 1993
ピアノ協奏曲第6番 作品74 1993
ピアノ小協奏曲 作品1 1957
ピアノとジャズバンドのための変奏曲 作品3 1962
ピアノと管弦楽のためのトッカータ 作品8 1964
ピアノと管弦楽のための間奏曲 作品13 1968
ピアノと管弦楽のための夜想曲 作品16 1972
ピアノと管弦楽のための練習曲 作品19 1974
ピアノと管弦楽のための夜想曲 作品20 1974
ピアノと管弦楽のための演奏会用狂詩曲 作品25 1976
ピアノと管弦楽のためのスケルツォ 作品29 1978
ピアノとヴァイオリンのための協奏曲 作品105 2002
2台のピアノと管弦楽のための小品 作品33 1982
ヴァイオリン協奏曲 作品141 2009
チェロ協奏曲第1番 作品85 1997
チェロ協奏曲第2番 作品103 2002
コントラバス協奏曲 作品76 1994
アルトサクソフォン協奏曲 作品50 1987
5本のサクソフォンと管弦楽のための小品 作品22 1975
トランペットと管弦楽のための小品 作品5 1962

室内楽曲
11人の奏者のための協奏曲 作品90
弦楽四重奏曲第1番 作品88
弦楽四重奏曲第2番 作品132
ピアノ三重奏曲第1番 作品136
ピアノ三重奏曲第2番 作品142
ピアノ五重奏曲 作品89
ヴァイオリンソナタ 作品70
ヴィオラソナタ 作品69
チェロソナタ第1番 作品63
チェロソナタ第2番 作品84
フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 作品86
フルートソナタ 作品125

ピアノ曲
古典様式による組曲 作品28 1977
ピアノソナタ第1番 作品39 1984
8つの演奏会用練習曲 作品40 1984
24の前奏曲 作品53 1988
ピアノソナタ第2番 作品54 1989
ピアノソナタ第3番 作品55 1990
10のバガテル 作品59 1991
ピアノソナタ第4番 作品60 1991
ピアノソナタ第5番 作品61 1991
ピアノソナタ第6番 作品62 1991
ピアノソナタ第7番 作品64 1991
3つの即興曲 作品66 1991
ピアノソナタ第8番 作品77 1995
ピアノソナタ第9番 作品78 1995
ピアノソナタ第10番 作品81 1996
24の前奏曲とフーガ 作品82 1997
ソナチネ 作品100 2000
ピアノソナタ第11番 作品101 2000
ピアノソナタ第12番 作品102 2001
ピアノソナタ第13番 作品110 2003
ピアノソナタ第14番 作品120 2004
ピアノソナタ第15番 作品127 2005
ピアノソナタ第16番 作品131 2006
ピアノソナタ第17番 作品134 2008
ピアノソナタ第18番 作品135 2008
ピアノソナタ第19番 作品143 2011
ピアノソナタ第20番 作品144 2011


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%97%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%B3
 

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