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2012年12月21日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢「王国崩壊」 / 黄川田徹氏は当確直後、和子夫人に「お陰様で当選できました」 
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/8ab886accdf75815510f2a37583afb83
『週刊文春』12月27日号 来栖宥子★午後のアダージォ

小沢一郎「王国崩壊」 黄川田は和子夫人に「お陰様で当選できました」『週刊文春』12月27日号

 「岩手県内の小選挙区で勝ったのは小沢一郎氏本人の4区だけ。しかも前回の約13万4千票を大きく下回る、約7万8千票。“小沢王国”は完全に崩壊しました」(政治部記者)

 後援会関係者が言う。

 「小沢さんの選挙区も後援会はかなり緩んでいた。幹部が後援者の遺留のために『これで最後だから。今回限りだから』と言っていた。次の選挙に小沢は出ないから、と」

 岩手では小選挙区制導入以降、党が変わろうとも小沢氏が4議席のうち3つは確保してきた。前回の衆院選では県内全てを独占。そんな小沢王国でも苦戦が伝えられると、選挙戦終盤の12日、小沢氏自身が岩手入り。4日間にわたり県内をくまなく回った。(略)

 そんな空気を感じ取ったのか、小沢氏はある行動に出た。

 「その日の晩、小沢氏は1区で立った達増陽子氏の総決起集会に出席すると言われていたのですが、現れなかった。実は同じ時間に、宿泊先のホテルにゼネコン関係者を集めていたんです。引き締めを図ったものと見られます」(県政関係者)

 その翌日、朝10時。盛岡市に隣接する紫波町の公民館の駐車場に、小沢氏はいた。異例の地元入りを取材しようと集まった報道関係者は6人と寂しい。聴衆もたったの16人だ。ゼネコンの引き締め効果もまったくなく、王国崩壊の趣である。広く思えてくる駐車場で、小沢氏はにこやかに語り出した。

 「大変お忙しいところ、また、寒いところ、こうしてわざわざお越しいただいて・・・」

 候補者の紹介から始まり、原発、消費税、TPPに対して訥々と反対論を述べ、辻説法は約5分で終了。厳しい寒さの中、コートも着ずにいるため、次の会場へ向かうためにクルマに乗り込む頃には、小沢氏の唇は白くなっていた。

 この日、小沢氏は盛岡市内を中心とした17か所で、判を推したように同じ内容を喋り続けた。

 そこまでしても、結果は前述の通り大惨敗。中でも岩手3区は、開票作業開始からすぐに民主の黄川田徹氏に当確が出た。

 「黄川田さんは当確が出た直後、小沢さんに離縁状を叩きつけた和子夫人に電話をかけたそうです。和子夫人は、震災で家族を喪った黄川田さんをずっと気にかけていましたから。留守電に『お陰様で当選できました。ご心配いただき、ありがとうございました』と吹き込んだら、和子さんから折り返し連絡があったそうです」(黄川田氏の知人)

 国破れて、小沢氏はいま何を思うのだろうか。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 嘉田氏は、代表を辞任するのか (見るべきほどのものは見つ) 
http://mamishigemoto.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
見るべきほどのものは見つ

嘉田氏の代表辞任示唆 「ご本人が判断すること」と小沢氏 (産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121220/stt12122021350017-n1.htm

日本未来の党の嘉田由紀子代表は20日、滋賀県議会本会議で、同県知事と代表の兼務に関して「県民から寄せられている意見、批判を踏まえ、今後のことは改めて熟慮したい。どちらを選ぶと言われたら、県政を軸足として優先させていただく」と述べ、代表辞任を選ぶ可能性を示唆した。
これに対し、日本未来の党の小沢一郎衆院議員周辺は「ご本人が判断することだ。私たちがどうしてくれというべき問題ではない」と、代表辞任はやむなしとの見方を示した。


見出しと内容が微妙に違い、見出しでは 小沢氏が言っていること になっているが、記事では 小沢氏周辺が言ってる ことになってるし。

どちらにしても、未来の党党首を続ける続けないは嘉田氏次第で、小沢氏はどちらでも良い、止めはしないよってことだろうけど、どうもこういうあやふやな表現は、一歩下がって見てしまう。

しかし、嘉田氏が代表を続けることは難しそうだし、ここはやはり小沢氏が出てくるのが真っ当だと思う。
数々の小沢バッシングをものともせず、小沢氏を応援してきた人の気持ちをしっかりと受け止めてもらいたい。

民主党は、今回の選挙で落選した議員らからも意見を聞いたうえで代表選の日程を決める方針だそうだが、未来の党も今回の敗戦の総括をし、落選議員や党員・サポーターの意見も聞きながら、新しい指針を示してもらいたい。
それが出来なければ、未来の党に未来は無いのではないか。

これから党勢を復活させるには、まだまだ長い道のりが必要だと思うが、だからこそ今後の方針を明確に打ち出していかなければならないと思うのだ。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍内閣で景気回復は無理 この経済政策は亡国の道 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7692.html
2012/12/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


「失われた20年」の元凶だった経済財政諮問会議の復活や10兆円の補正予算、2%物価上昇目標など、どれもこれもグローバル経済下の現在のデフレ大不況に何の効果もないと専門筋

「安倍」と「エコノミクス」で「アベノミクス」――。そんな呼び名をつけるほどの価値もない経済政策が注目されている。

確かに民主党はひどかった。でも、ピントは外れていない。国家戦略室が予算編成のグランドデザインを描き、「コンクリートから人へ」で利益を再分配する。財務省主導の財政運営を転換し、主権者である国民の声に耳を傾けるのが狙いだった。途中で進むべき道を見失ったのは、役人をハンドリングする能力や知恵がなかったからである。

安倍が目指すところは違う。財政と金融の両方からカネをばらまくつもりだ。

財政は、国土強靱化を合言葉に、10年間で200兆円を公共事業にぶち込む。連立を組む公明党も、「防災・減災ニューディール」とか言って足並みをそろえている。まずはこの2党が音頭を取って、来年1月の通常国会で10兆円規模の補正予算を組む考えだ。

金融は、物価上昇率が2%になるまで、市場をジャブジャブにする。日銀にお札をじゃんじゃん刷らせ、建設国債の引き受けも命じるという。無制限の金融緩和である。

こんな海の物とも山の物とも分からない話をマーケットは好感した。選挙期間中から発せられた強気のコメントに反応、株価は上昇して為替は円安に振れる。

日経平均はきのう(19日)、1万円の大台も回復した。たいこ持ちメディアは「安倍相場」なんて持ち上げたりしている。アベノミクスとやらが景気回復を運んでくるかのような錯覚を振りまくのだ。

◆グローバル時代が理解できない浦島太郎

だが、すべては幻想である。安倍はグローバル時代の経済が全然分かっていない。

同志社大教授の浜矩子氏(国際経済学)が言う。

「安倍さんは、まるで浦島太郎です。主張を聞いていると30年前、40年前にタイムスリップしたかのように思えてくる。グローバル時代を踏まえた視点は見当たりません。輪転機をぐるぐる回してお札を刷り、すさまじいインフレを起こそうとしているのは、国の膨大な借金を帳消しにしたいから。一方で円安誘導のために為替戦争を仕掛けるという。どちらもひどい発想ですが、今は“分かち合い”“支え合い”のグローバル時代です。だれもがいや応なしにグローバル・サプライ・チェーンの中に組み込まれている。それでも従来型の国家主義的な姿勢で破壊的な行動を取ろうというのが安倍さんの経済政策で、時代錯誤も甚だしい。“自分さえよければいい”が通用しない時代だということを理解していないのです」

国境は低くなり、ヒト、モノ、カネが自由に行き交うようになった。一国の政策だけで経済の流れを変えられる時代は、とうに終わっているのだ。

日銀の金融政策で2%の物価上昇などできっこない。それがまっとうな見方である。

◆景気回復の原動力とならない公共事業

エコノミストの高橋乗宣氏も言う。

「日銀と政策協定を結ぶだけでインフレ化を進められると思っているところに基本的な間違いがあります。このデフレは、安い輸入品がどんどん国内に流れ込んでいることが引き金になっていて、金融で解消できる状況にありません。それに、いくら金融を緩めても、ダブついたカネは国境の外に流れていくだけ。底が抜けたバケツに水はたまらないのです。米国のリーマン・ショックは世界中の金融機関を同時多発的に襲った。それぐらい世界との関係は密接になっているし、その距離もかつてないほど近づいている。政府と日銀が一緒にやれることは、ほとんどありません」

経済財政諮問会議の復活だってロクでもない。安倍は「マクロ経済の司令塔になる」と言っているが、小泉の威を借りる竹中に使われた道具だ。構造改革の名の下に、米国型の弱肉強食社会が進み、格差が拡大したのも、こんな装置があったから。失われた20年の元凶でもある。

「安倍さんがマジメに勉強をする場にするのなら、復活も意味があります。でも、旧自民党政権時代のように社会保障を削り、規制を緩和し、格差を拡大させるために利用するのなら必要ありません。政府の方から予断を与え、それに合わせた提言を出してくるような会議になれば、この国は終わりですよ」(高橋乗宣氏=前出)

10兆円の補正予算だって、どれだけの効果があるのか。公共事業の乗数効果はどんどん小さくなっている。補正予算分に見合った需要は生まれるだろう。だが、それに応じて所得が増え、消費も上向き、さらに所得が増えて……と、経済がうまい具合に転がっていく原動力になりはしないのだ。

◆成熟日本に高度成長の夢などあり得ない

それでも安倍は選挙期間中、切れ目のない経済対策で名目3%以上の経済成長を目指すと訴えた。こんなハッタリを信じるとヒドイ目に遭う。

「いつまでも夢を追い続けているようですが、日本はもう成熟した大人になっています。かつてのような高度経済成長は訪れません。子どものように伸び続ける時代は過ぎ去ったのです。それでも経済活動は十分に高いレベルにあるし、たとえゼロ成長だったとしても嘆く必要はありません。それでもなお、高い成長を追い求めることしか考えられないとすれば、救い難い単細胞的発想。無理をして牽引役をつくるようなことをすれば、さらなる格差拡大を招く危険性は高い。一部の企業や金持ちだけが得をする一方で、貧困が広がっていくでしょう。安倍さんがもたらそうとしているのは、そんな社会です」(浜矩子氏=前出)

自民党は今回、小選挙区では4割の得票で8割の議席を得た。国民の思いと現実はギャップがある。それでも朝日新聞の調査によると、57%が政権交代を「良かった」と答えたという。民主党への失望は深かった。威勢のいい安倍の発言に、「景気回復」の期待を持った有権者も少なからずいたのだろう。

だが、財政も金融もユルユルにする安倍流は、間違いなく行き詰まる。今回の政権交代も国民を失望させるのは間違いない。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「来年の夏までは、安倍は厚化粧して、正体を隠すだろうから、参議院もタフな闘いになるよ:兵頭正俊氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/9499.html
2012/12/21 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

自・公・民以外の野党のまとまりを妨害し、日本維新の会を自民党に引っ張ってゆくこと。

これが慎太郎の狙いだった。

首相になる気など最初からなくて、石原一家の繁栄、伸晃を首相にすること以外に目的はなかった。

一家3人が政治で飯を食うのは、いかに日本の民度が低いかを物語っている。

日本の選挙期間は短すぎる。

「あと一週間あったら勝てた」という声は挑戦者からよく聞かれる。

つまり短い選挙期間は現職に有利に作られたものだ。

名前と政策を覚えてもらう前に、すぐ投票日はやってくる。

これをせめて1ヶ月に伸ばし、投票日も韓国のように土日以外の日を休日にして投票を促すべきだ。

安倍は来年の参議院選挙までは経済政策に邁進する。

これは消費税増税を実施するためだ。

選挙が終わったら、虎になって日本の軍国主義化を一挙に進めてくる。

今度の選挙にはラチェットがついていたので、日本の米国植民地化は一挙に進むことになる。

残念ながら後戻りはできないのである。

不正選挙の指摘がやまない。

それも体験談や目撃談が出ている。

わたしも、投票にはいつも決まった時間に行くのだが、例年になく参加者が多く、列が出来ていたのを目撃している。

全国から同様の報告がある。

民主党代表選の不正といい、検察の不正といい、もうこの国は終わっているのかもしれない。

国民連合の落選した議員たちも、年明けには吹っ切れて、にぎやかに活動し始める筈だ。

今年もあと10日余り。

ゆっくりさせてあげたいね。

ただ、来年の夏までは、安倍は厚化粧して、正体を隠すだろうから、参議院もタフな闘いになるよ。

自民党の政治がすでに始まっている。

民主党と構造は同じである。

背後には米国と官僚、財界がいて、操っている。

ただ、民主党の場合は、大根役者で、ときどき舞台に背後の黒子が登場して、興ざめした。

その点、自民党は上手で、口パクが、たまにずれる程度である。

現代の政治はグローバル化している。

日本の政局だけ見ていると間違う。

現在の株価の高騰、しかも円安は、経済的な実態を反映したものではない。

米国を中心とした金融マフィアと、世界のパワー・ポリティクスが、日本の消費税増税を実現させるために仕掛けているのである。

短期間の、作られた景況だ。

現在の株の高騰は、米国の金融マフィアが仕掛けている。

日本の素人株主が食いつく頃はピークで、金融マフィアは売り浴びせて、大儲けして去ってゆく。

いつものパターンだ。

株価は、実体経済とは関係なく、作られるのだ。

株の専門書を読んで、購入しても役には立たない。

米国のアジア戦略は、日中を分断、対立させて統治するというものだ。

ASEAN+3も、ASEAN+6も、日中が仲良く参加している限り、米国は認めない。

そこで構想されたのがTPPだ。

ここに日本を入れて、日中分断を実現する。

そして、間抜けな日本を植民地化し、むさぼり食って、いずれ捨てる。

嘉田が、滋賀県議会で日本未来の党の代表を辞めるかのような発言をしている。

もともと嘉田の作った日本未来の党の呼びかけに応じて、「国民の生活が第一」も、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」も、「みどりの風」も解党して参加した。

無責任なことをやると政治家として死ぬことになる。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「ウォルフレン氏〜人間を幸福にしない日本というシステム」 〈小沢一郎への「人物破壊」〉 週刊ポスト01/01・11号 
http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11431284296.html
週刊ポスト2013/01/01・11号 :大友涼介です。


 言葉だけは同じ「政権交代」であっても、日本が変わるかもしれないという3年前の期待感や高揚感はまったく感じられない。今回の”政変”が残したのは、やはりこの国は変われないのかという脱力感だった。
 20年以上にわたる日本研究で知られるK・V・ウォルフレン氏は、この選挙結果に「日本というシステム」の完成を見た。

◆「官僚」を誰も制御できない

 自民党勝利の前から、「政権交代」は起きていた。それが私の実感である。野田佳彦首相時代に、すでに「官僚独裁主義」は完全復活を遂げていたからだ。彼は財務省の言いなりとなって消費増税を断行し、各省庁の希望通りに公共事業を復活し、民主党がマニフェストに掲げた「脱官僚」や「コンクリートから人へ」といった改革への期待を裏切った。

 今回勝利した安倍自民党は、単にその流れを引き継いだに過ぎない。官僚にとっては、野田政権よりさらに扱いやすいだろう。民主党は、官僚とどう付き合っていけばいいかという経験則がなく、それをつくり上げる時間もなかったが、自民党は様々な方法やレベルでそれを熟知している。つまり、より官僚と馴れ合いの関係になるということだ。

 フランスには、「物事は変われば変わるほど、同じであり続ける」という諺がある。これこそ日本に当てはまる言葉だと、かねて大勢の友人が言っていたが、私は今回の選挙結果を受けて、改めてそのことを確信した。

 日本の権力システムが、多くの人々に自分は不幸だという意識を抱かせている。そのことに着目し、私が『人間を幸福にしない日本というシステム』を書いたのは1994年のことだ。それから約20年が経って画期的な政権交代が起き、私自身、一度はこの諺は間違いだったのかと思ったこともあった。

 しかし、その思いは残念ながら裏切られた。この度私は前著を大幅改稿し、『いまだ人間を幸福にしない日本というシステム』を上梓した。つまり、そうした社会的変化があったにもかかわらず、「日本というシステム」の根幹は全く変わることがなかったのである。それどころか、今回の自民党の勝利によって、このシステムはさらに強固になった。

 システムとは、国家や法律とは別に、日本人の生き方を、またこの国の支配構造を決定する仕組みのことをいう。日本にはシステムを構成する権力者たちが多数いるが、この国は彼らによって押されたり、引き戻されたり、漂わされることはあっても、率いられることはない。権力の中心が不在であること、それが「日本というシステム」の本質である。

 この権力システムの代表が、官僚である。官僚たちは、業界団体に天下りした元官僚たちや、高度に官僚化された巨大な系列グループ(かつての財閥)の企業経営者とともに、この国の「管理者」として振る舞ってきた。また本来、権力を監視すべきメディア、特に有力新聞の編集部も、官僚の味方をすることでシステムの一翼を担っている。

 日本の官僚グループは、限られた範囲内で思い思いに行動する。省庁や業界といった各管轄の中で、官僚主導の「小国家」がそれぞれ形成される。日本の行政システム全体は、そうした小国家の連合から成り立っている。

 日本の官僚制度に関して私がもっとも興味をそそられ、また一番恐ろしいと思うのは、それを誰も支配していないということだ。官僚を如何にコントロールするかは、現在世界に共通する課題だが、たとえば米国では、いかに優秀な官僚グループであろうとも、大統領の任期である4年ごとに顔ぶれが変わる。だが、日本では逆に政権が代わっても、官僚だけが変わらずに管理者の地位に居続ける。また、欧米では官僚の権限は法律で制限されているが、日本ではそもそも法律を考えるのが官僚であり、彼らの暴走を止める手立ては何もない。

 官僚たちはメンツを保つため、あるいは正確な内容が明らかになれば決して国民に支持されないような計画を推し進めようとして、メディアを通じて虚偽の説明をする。しかも日本の新聞の大半は、国民に政治の、そして究極の現実を伝えることが自らの使命だとは考えていない。そうして「偽りの現実」が流布する。

 大蔵省(当時)が先導して1980年代に発生し終息した「バブル経済」で、政治エリートたちが本当の経済状況を隠蔽した姿勢と、福島第一原発事故後にも原発に固執した官僚たちが、放射能に関する正しい情報を伝えようとしなかった姿勢には、何の変化も見られない。

 あれほどの悲惨な事故が起きたにもかかわらず、官僚たちはなお原発という既定のプログラムをそのまま継続するのみで、高レベルの政策変更を行おうとしなかった。官僚組織には、それぞれ行き届いた集団的な記憶があって、それは個人の記憶よりはるかに価値がある。だからこそ、官僚は過去の自分たちに過ちがあったと示唆するような政策変更ができない。「原子力ムラ」とは、そうした記憶の集合体であり、彼らに脱原発という発想は生まれようがなかった。

◆小沢一郎への「人物破壊」

 政権交代で民主党が叫んだ「脱官僚」の本当の意味は、ここにあった。小沢一郎氏の理念とは、この「人間を幸福にしない日本というシステム」からの脱却だった。だからこそ彼は、官僚と、業界団体と、そしてメディアと対立した。

 そうして起きたのが、検察官僚らによる冤罪起訴と、彼らと手を組んだ有力新聞による小沢氏への徹底した「人物破壊」である。小沢氏に対する攻撃は、1993年の自民党離党・新生党結成以来20年の長きにわたって続いてきたが、政権交代がさらに拍車をかけた。これほど長期かつ大規模に個人を標的にした「人物破壊」は、世界に類を見ない。

 解散の直前、小沢氏の無罪が確定したが、「人物破壊」によって、すでに彼の政治的影響力は相当削がれていた。

 一方、彼を排除した民主党は、その時点で「日本というシステム」の抜本的改革を有権者に公約し、信頼を集めたはずの政党から、官僚の言いなりとなり、システムを継続する政党へと、変質してしまった。

 震災復興の失敗はその象徴である。

 民主党は震災後、官僚独裁主義を克服して、被災地のインフラ整備や、太陽光発電投資などの新たな国家政策を打ち出すべきだったのに、官僚にイニシアチブを奪われ、自民党時代のような旧来型の公共事業が復活してしまった。

 私は、いまこの国で行われているのは、「震災復興」ではなく、「戦後復興」の継続だと考えている。

 日本で戦後目標となった経済の再建は、終戦後は確かに道理に適ったものだったが、それが自動的に生産能力の拡大政策に切り替わり、戦後60年以上経った今も、変わることなく続いている。官僚たちは、「国が無限の産業発展を続ける」という集団的記憶をいまだに守り続けているのだ。

 日本はすでに過剰設備の状態にあるが、誰も「我々はすでに十分に成長したのだから、今度は違う政策を試してみようではないか」とは言わない。震災はそれを転換する大きなきっかけとなるはずだったが、その機会は残念ながら失われてしまった。

 その後を引き継ぐ自民党の考えも、もちろん同様である。安倍氏は「日本は経済再生のためにお金を使うべきだ、公共投資が必要だ」と繰り返し説いている。だが、そのお金はどこに流れていこうとしているのか。国会議員たちが自分たちの選挙区向けにまったく必要のない橋やトンネルにお金をつぎ込む。これまでに慣れ親しんだ「戦後復興プログラム」そのものではないか。

◆「もちつもたれつ」

 かくして、本気で改革の舵取りをしようとする政治家を押しのけて、自動操縦装置任せで目先の利益に左右される政治家が選ばれた。そして、「日本というシステム」の一翼を担ってきた自民党政権が復活したのだから、この選挙結果は確かに悲劇というほかない。

 安倍氏は、彼自身がいかに改革を志向していたとしても、官僚にとって野田氏よりも扱いやすい人物となるだろう。私は『週刊ポスト』前号の「日本史上最高のリーダーは誰か」という問いに、田中角栄、中曽根康弘、そして小沢一郎の3氏を挙げた。それは、彼らが確固たる信念を元に、官僚と対峙する覚悟と能力を備えていたからだ。だが、安倍氏にはそうした信念がない。「中国とは友好な関係を築きたい」と現実的な発言をする一方で、靖国神社参拝のようなシンボリックな行動を標榜する点に、信念の欠如による矛盾や混乱を感じる。そうした曖昧な姿勢では、旧来の自民党と官僚の関係は到底変えられまい。

 日本の政治決断の仕組みについて、日本の政治学者・丸山真男はこう述べている。

 <決断主体(責任の帰属)を明確化することを避け、「もちつもたれつ」の曖昧な行動関係(神輿担ぎに象徴される!)を好む行動様式が冥々に作用している。(中略)無限責任の厳しい倫理は、このメカニズムにおいては巨大な無責任への転落の可能性を常に内包している>(『日本の思想』岩波新書、1961年)

 この指摘はまったくその通りだが、より正確には「責任」ではなく「説明責任」を問われないことが問題なのだ。官僚たちは、日本の方向性を変える政策を決定する必要があるかどうかに関しても、説明を求められない。たとえば原発再稼働では、官僚も政治家も電力会社も、誰も原発を継続することに「説明責任」を持たなかった。一方で官僚らは一部の有力新聞を使って、いまなお原発が必要だという「偽りの現実」を国民に植え付けようとした。

 そのおかげで、原発が再稼働されたのは事実である。しかし、そのとき同時に、希望も芽生えた。「原発がなければ大停電が起きて生活に支障が出るぞ」などと国民を脅迫する政治手法を目の当たりにしたことで、日本人の政治への信頼は戦後最大レベルで失墜した。説明にエビデンス(証拠)は提示されず、それどころか政府にとって都合の悪い情報を隠してきた。そうした政治に対する怒り、そしてそれが続いていく恐怖が、それまで政治活動に関わることのなかった”普通の日本人”を突き動かすことになった。それが官邸前の大規模な脱原発デモの本質である。

 今回の選挙で、そうした政治的に目覚めた人々の動きが投票結果に結び付かなかったことは残念でならない。それは、大多数の国民がいまだに正しい情報を持っていないからだ。脱原発デモに大メディアはまったく関心を示さず、国民にも広く認知されたとは言い難かった。

 しかし、09年の総選挙で大きな政治変化が可能であることを日本国民は目の当たりにし、脱原発デモによって「偽りの現実」から脱却しようとする流れも発生した。

 鍵となるのは若者たちだ。日本の若者はいまだに、政治に関する正しい情報を持たず、官僚にとって都合のいい無関心な状態に置かれている。彼らが目覚め、新聞を疑い始めた時に、本当の変化が始まる。「人間を幸福にしない日本というシステム」から脱却すべきであることをすべての日本国民が知るときは、決して遠い将来ではないと信じている。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK141] しわじわと外堀を埋めていく自公連合。思うがままの政治実現のため。 (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201212/article_20.html
2012/12/21 00:15 かっちの言い分

以下の記事を見て、自公は着々と盤石の基盤を構築することを考えていることがわかった。さすが、この辺の着手が、お坊ちゃま民主党と違う。与党を長年やったしたたかな知恵のなせる業である。

野田首相は、自分の党の仲間を切っても、自分の独善を貫いた。自民党なら決してやらないだろう。なぜなら、野党でいることが如何に、空しいか知っているからである。権力が如何に大切か知っている。そこが、歴代の民主党の代表が偏狭な人物であったということである。代表というのは、味噌も糞もまとめていくのが仕事である。それがまとめられないようなら国をリードするなど出来ない。その意味で、野田首相は最低の代表であった。

この記事を読んで、また余程反自公勢力は選挙協力をやらないと議員は増えないだろう。つまり、自公の思うがままになるだろう。

参院過半数を目指し、小政党と連携探る自公
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121220-OYT1T00237.htm?from=top
 衆院選で圧勝した自民、公明両党から、みんなの党や日本維新の会など小政党との連携で、参院(定数242)で過半数に16人足りない状況を乗り切ろうという考えが出ている。
 国民新党に解党論が出ていることも、こうした考え方を後押ししている。
 参院では、今回の衆院選へのくら替え出馬が相次いで、欠員が6となっている。採決に加わらない民主党出身の議長を除くと、過半数ラインは118だ。自公両党(計102議席)が、みんなの党(11議席)、日本維新の会(3議席)、新党改革(2議席)の協力を得られれば、過半数に届く。 
(2012年12月20日11時42分 読売新聞)


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 「ドリーム イズ オーバー」〜愚者どもに殺された「政権交代」 − 成瀬裕史(JanJanBlog)

「ドリーム イズ オーバー」〜愚者どもに殺された「政権交代」

2012年 12月 19日 00:01

成瀬裕史



■愚鈍な「彼ら」によって殺された「政権交代」の夢

 12月16日の総選挙は、自民党の「圧勝」というよりも、民主党の“壊滅的”大敗で終わった…。

 これにより、自公政権が「復活」することとなり、3年余り前、日本国民が初めて選挙で選択した「政権交代」の“夢”は、敢えなく潰えた…。

 しかも、それは、「どじょう」首相自ら下した『自爆テロ解散』によるものであった…。

 3年前の総選挙で、我々有権者が託した「政権交代」の夢は、愚鈍な「彼ら」<民主党議員たち>の手により、あたかも「殺されてしまった」かのようだ…。


■「民意を裏切る天才」だった(?)歴代首相たち…

 思えば、歴代首相をはじめとする民主党議員の面々は、「民意を裏切る天才」だったかもしれない…。

 (訴えた事実が無かった)「西松事件」による秘書逮捕で退いた小沢一郎氏のピンチヒッターとして、民主党・初代首相に就いた鳩山由紀夫氏であったが、頼りない(?)女房役・平野官房長官の選任と、それによる「記者クラブ」の存続、さらには事務次官の慰留という、初動における「三大ミス」により、官僚およびマスメディアに「足を掬われる」余地を、自らの手により、残してしまったのであった…。

 これにより、鳩山氏は、最後には「普天間」問題という、官僚の“サボタージュ”とメディアスクラムの“バッシング”により、辞任に追い込まれることとなった…。

 しかも、彼は、幹事長を続投する意向だった「政権の要」小沢氏を道連れにしてしまった…。

 続いて「漁夫の利」で首相の座が転がり込んだ二代目・菅直人氏は、財務省およびマスメディアに踊らされ、選挙前に「消費増税」を持ち出すとともに、「小沢切り」による“無能”選対により参院選で「惨敗」し、政権基盤を急速に弱めることとなった…。

 その後も、メディアによる「検察審査会」報道をテコに「小沢派排除」を続け、党を二分するとともに、震災対応では「不手際」続きで民主党政権の「無能さ」を、国民に決定的に印象付けるとともに、最後は「辞職」発言を翻し、温厚な初代「ルーピー」からも「ペテン師」と罵られるなど、国民を「怒り心頭」にさせてしまった…。

 そんな菅氏がやっと辞めた後の代表選で、第1回目投票では2位ながらも、「ドジョウ演説」と、「馬淵陣営は野田氏に」というNHKの緊急“誤報”により「三代目」を射止めた野田佳彦氏は、「育ててくれた」財務省の恩返しとばかり、こともあろうに国民が“NO”といった自公と組んで「消費増税」法案を通し、最後は『自爆テロ解散』により、民主党議員の4分の3を落選させて、財務省・メディア振り付けの「ミッション」を“完遂”したのであった…。

 さすが巷から「ルーピー」「ペテン師」「操り人形」と揶揄されるだけあって、「民意を裏切る天才」の歴代首相たちだったのではあるまいか…?


■なぜか生き残った(?)民主党執行部「常連」6氏

 (菅氏の比例復活は「想定外」(?)だったかも知れないが、)自ら引き起こした「強烈な逆風」の中でも、民主党執行部「たらい回し人事」常連の、岡田氏、前原氏、野田氏、枝野氏、安住氏、玄葉氏などは、悠々と「選挙区勝利」を果たし、のうのうと「生き残った」…。

 何故か彼らの前には、自民党や公明党などから、強力な「刺客」が立つことはなかった…。

 しかも、これは驚きであるが、彼らのどの選挙区にも、「維新」や「みんな」は立候補していなかった…。

 民主党執行部として自・公との三党合意による「消費増税法案」成立と、「自爆手テロ」解散により、自・公「圧勝」、維新・み「躍進」、民主「壊滅」を演出した「マスコミ推奨銘柄」たる岡田、前原、野田、枝野、安住、玄葉の6氏は、選挙後、マスメディアが勝手に「連立与党」かのように党首の発言を報道する「維新」や「みんな」とともに、“マスコミ政局”による「選ばれし者」だったのではあるまいか…?

 彼らは、ひょっとして、「既得権益」側から、民主「壊滅」を託された“完全スパイ”だったのではあるまいか? ―などという「しょうもない」疑念さえ、ついつい湧き出て来てしまう…。


■日本における「国民主権」の実現は、メディアの監視から!!

 私は、3年前の夏、日本初の選挙による「政権交代」の“成就”感と、組閣時の深夜に及ぶ新閣僚インタビューでの“熱気”は、今でも決して忘れはしない…。

 しかし、その時すでに、この「政権交代」が、人類初の市民革命である「フランス革命」と同じ道を歩むであろうという「既視感」めいたものも、脳裏から離れなかった…。

 これから先、復活した自民中心の政権から、再び「政権交代」を成し遂げるには、一体、どの位の年月が必要となるのであろうか…?

 しかし、我々国民は、政権が長期・安定に「胡坐をかいた」場合、「お灸を据える」術だけは、間違いなく「体得」した。

 しかも、一方で、「新政権」が、“既得権益”勢力により、マスメディアのスクラムとともに、いともた易く「分断」され、「壊滅」させられる様を、まざまざと見せ付けられた…。

 かつて、「大本営」と一体化した新聞等の報道機関により、自らも望んで「開戦」という“破滅”の道に突き進んだ、かつての日本国民…。

 そして、現代においても、その「素地」が変わらないことに、痛く気づかさせられた、今回の選挙…。

 しかし、現代では、我々市民一人ひとりが、情報を「入手」し、かつ「拡散」が可能な、“ネット”という武器を手にしている…。

 私は、甚だ微力ではあるが、未だ我が国にはびこる“既得権益”勢力が、マスメディアの「ペン」を使って、その“刃”を我々国民に、これ以上向かせないよう、これからも“ネット”を武器に「抵抗」を続けていきたいと思う。

 いつの日か、我が国に、真の「国民主権」を実現する政権の樹立が、実現されるように…!!

http://www.janjanblog.com/archives/87520
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/539.html
記事 [政治・選挙・NHK141] 日本版ポリティカルコンパス    各人の政治的および経済的立ち位置を調べてみる
http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html

日本版ポリティカルコンパスについて

ポリティカルコンパスは、各人の政治的および経済的立ち位置を調べるページです。 本家はPolitical Compassにあり、多くの日本人の関心を集めました。日本語訳は霞ヶ関官僚日記を参照してください。

しかし日米では感覚や文化の差異もあり、日本人がやるとやたらとリベラル左派に判定されてしまいます。また日本人にはピンと来ない項目も多く含まれます。というわけで試しに日本版を作ってみました。
現在の日本版ポリティカルコンパスは、ドラフト3版です。こちらでお試し(要JavaScript)ください。正常に動作しない方は、下記の「注意」を参照し、動作環境の詳細を障害報告掲示板に報告してください。

よくある質問とその答えのページを作りましたので、ご利用ください。 古い版は、このページの下部にある「バックナンバー」コーナーからご覧ください。 更新履歴は更新履歴にあります。

最新版に関するご意見・コメントは、ブログ記事http://d.hatena.ne.jp/sakidatsumono/20050420にコメントまたはトラックバックをお寄せください。

http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html

Q1-1. 子どもは三歳までは母親の手で育てるべき
Q1-2. 夫婦は同姓であるべき
Q1-3. 既婚女性は働くとしても、家族に迷惑をかけない範囲で働くべき
Q1-4. 改憲して自衛隊を防衛戦力として正式に位置づけるべき
Q1-5. 移民の受け入れには積極的になるべきだ
Q1-6. 行政職の公務員に採用していいのは日本国籍を持つものだけだ
Q1-7. 食料自給率は上げるべきである
Q1-8. 夫婦仲が修復できないまでに悪化しても、婚姻関係を継続すべきだ
Q1-9. 既婚者は配偶者以外の者と肉体関係を持ってもよい
Q1-10. 結婚可能年齢以前の者も、性交して良い
Q1-11. 子どもの人権を重視する風潮が、子どもを付け上がらせていると思う
Q1-12. 有害な表現は規制すべき
Q1-13. 首相はアジアの国々に配慮して靖国参拝を控えるべきだ
Q1-14. 公立学校では入学式や卒業式には国旗掲揚および国歌斉唱をおこなうべきだ
Q1-15. 製造業(ものつくり)には特に力を入れるべきだ
Q1-16. 外資による企業買収は問題だ
Q1-17. 人前結婚式は不快に思う
Q1-18. 昭和天皇の戦争責任は追求すべき
Q1-19. 専門家の発言はおおむね正しい
Q1-20. 親が年老いたら子どもが世話をするべきだ
Q1-21. 毎日祖先に感謝をささげるべきだ
Q1-22. 未成年でも、殺人犯なら氏名や顔は公開してよい
Q1-23. 難民は積極的に受け入れるべきだ
Q1-24. 例え間違っていたとしても、わたしは自分の国を愛している
Q1-25. 子育て支援は親の育児力を奪うだけだ
Q2-1. 地方への財政配分はカットすべきだ
Q2-2. 受診できる医療レベルに、貧富によって差がついてはならない
Q2-3. 高等教育に対しては、学校助成金を減らしてでも奨学金を充実させるべき
Q2-4. 労働者の解雇条件は、緩和すべき
Q2-5. 派遣社員や有期雇用社員は、特殊な技術を必要としたり、繁閑の差が激しいような業務のみに、用いるべきだ
Q2-6. 大型店舗の出店は、歓迎すべきことだ
Q2-7. 海外からの食料輸入は、極力関税を掛ける等して避けるべきだ
Q2-8. 労働者の生活を守るために、厳しい規制が必要だ
Q2-9. 公立の図書館・病院・福祉施設等は民営化してもよい
Q2-10. 小学校の給食は民間委託してもよい
Q2-11. 老後は公的年金だけで暮らせる年金制度にすべき
Q2-12. 教育に掛かる費用は、主に国が負担するべき
Q2-13. 地域ごとに介護サービスのばらつきがあるのは問題だ
Q2-14. 為替市場からは、ヘッジファンド等の投機家は排除すべき
Q2-15. 高所得者の税率は高くすべき
Q2-16. 企業の環境問題への取り組みは期待できる
Q2-17. いわゆるグローバルスタンダードの受け入れには慎重になるべきだ
Q2-18. 福祉は救貧ではなく、普通の人の暮らしを支えるために存在する
Q2-19. どんな規制よりも市場競争は消費者をよりよく守る
Q2-20. 過疎地には、投資効果が割に合わなくてもインフラを整備すべきだ
Q2-21. 不景気時には公共事業を実施すれば景気が回復する
Q2-22. 企業は、取引先や従業員、地域住民等、株主以外の利害関係者にも配慮すべきだ
Q2-23. 福祉を充実させると人々の勤労意欲が減退すると思う
Q2-24. 経済成長は人の心をむしばむと思う
Q2-25. 心身が健康なのに、失業保険が切れても就職できない人は、単に意欲がないだけだ
Q2-26. もっと日本人が国や企業から自立すれば不況から脱出できると思う
Q2-27. 今後の日本は、強者でなければ住みにくい国になると思う

http://sakidatsumono.ifdef.jp/draft3.html

グラフの縦軸は、政治的価値観を示します。上に行くほど(値が10に近いほど)保守、下に行くほど(値が-10に近いほど)リベラルであることを示します。

グラフの横軸は、経済的価値観を示します。左に行くほど(値が-10に近いほど)経済左派、右に行くほど(値が10に近いほど)経済右派であることを示します。

判定結果は下記の通りです。

政治的な右・左度(保守・リベラル度)
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)
あなたの分類は
です。

解説
政治的価値観(コンパス縦軸)について

右派(保守)は伝統や公共の福祉を重視する価値観です。常に日本の今後を思う人ですが、リベラルから見ると、さしたる根拠もなしに伝統や公共の福祉を主張する、小さな親切大きなお世話人間に見えるかもしれません。

左派(リベラル)は個人の自由を重視する価値観です。自分や他人の願いや思いを大切にする人ですが、保守から見ると、自分勝手で権利を履き違えた勘違い人間に見えるかもしれません。
経済的価値観(コンパス横軸)について

右派(市場派)は、市場原理を信頼し、規制のもたらす非効率(いわゆる「政府の失敗」)を重く捉えて、小さな政府を志向します。自己責任意識が高く、情報収集に余念のない人ですが、政府派から見ると、弱肉強食で血も涙もない冷血漢に見えるかもしれません。

左派(政府派)は、市場原理の負の側面(いわゆる「市場の失敗」)を重視し、政府による再配分や規制を望んで、大きな政府を志向します。弱者を思いやり、不幸な人を見逃せない人ですが、市場派から見ると、自分の人生を人任せにする無責任人間に見えるかもしれません。
注意
いわゆる右翼は保守に、左翼はリベラルに対応します(コンパス縦軸)が、コンパス横軸である経済的右派・左派とは対応しませんので、ご注意ください。
アドバイス

これを機会に、自分の価値観を見直してみるのも良いかもしれません。理由もなく信じていないか、自分に都合がいいから信じているのではないのか、自分の立場が変わった場合でもその価値観を捨てない自信はあるのか、誰かに必要以上の犠牲を強いていないか、その信念に根拠はあるのか、今後の日本を考えたときにそれで立ち行くのか、などと。自戒を込めて。

http://sakidatsumono.ifdef.jp/political-compass.html
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 野田首相は自民党圧勝の最大功労者(ダイヤモンド・オンライン)


(以下転載始め)


野田首相は自民党圧勝の最大功労者(ダイヤモンド・オンライン)
2012年12月20日 09時00分
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/80/04962c17df34bacc9964a794846b02e0.html?fr=RSS
http://diamond.jp/articles/-/29693


衆院選大敗から一夜明け、首相官邸に入る野田佳彦首相
衆院選大敗から一夜明け、首相官邸に入る野田佳彦首相=17日午前(酒巻俊介撮影)産経


 総選挙は、自民党の圧勝、民主党の壊滅、第三極の不発で終わった。


 26日にも安倍晋三自公政権が発足し、新年を迎えることになった。


 この総選挙は、案の定、違憲状態を放置した戦後最低投票率の歴史に残る不毛な総選挙になってしまった。


 なぜこのような結果がもたらされたのだろうか。


民主党、第三極が勝てなかった3つの理由


(1)自民党も民主党もそしてメディアも見方が一致しているが、この選挙結果は、3年間の民主党政権の大失敗、とりわけ野田佳彦内閣による公約違反がもたらしたものと言える。


 すなわち、民主党への積極的不支持と自民党への消極的支持が今回の選挙の主たる流れとなった。それはちょうど3年前の総選挙の逆である。


 野田首相は直ちに民主党代表を辞任する意向を表明したが、それで済むのだろうか。明らかに議員辞職をする政治的道義的責任があると思われる。


(2)いわゆる第三極政党は、乱立によって自民党に漁夫の利を与えた。また連携や協力をめぐる過程での未熟な動きによって有権者の不信感を募らせた。


 日本維新の会はやはり、「太陽の党」と「日本維新の会」のままで協力すべきであった。合流したことで、お互いに特色を薄めあって曖昧な党になった。


 嘉田氏の日本未来の党には当初は期待が集まったものの、急速にそれがしぼんでしまった。


 その理由として、@嘉田代表が自ら出馬しなかったこと、A執行部体制が市民運動家を重視し過ぎたこと、Bバラマキと誤解される政策公約を示したこと、C「卒原発」の訴えが選挙の争点にならなかったこと、D経済、安保政策が欠けていると見られたことなどが挙げられる。E小沢一郎氏の存在もプラスではないが、しかし、最大の敗因でもなかった。むしろ、小沢氏が後ろに下がり過ぎたのかもしれない。


 みんなの党は善戦したものの、専売特許の行政改革、官僚改革の主張が際立たなかった。経済、安保政策では自民党と同じ主張のように受け取られてその分伸び悩んだ。


http://diamond.jp/articles/-/29693?page=2


(3)選挙戦の争点が経済や安全保障に次第に移って行った。


 選挙中に「日銀短観」が発表され、日本経済の後退局面が鮮明に示され、折から年末ということもあって“景気”が最大の争点に浮上した。これは自民党支持の流れを強めることになった。


 また、中国機の日本領空侵犯や北朝鮮のミサイル発射も有権者の目を一段と安全保障問題に向けたであろう。これも自民党を利する結果となった。


 もちろん、これで「消費税増税」や「続原発」が認められたわけではない。依然としてこの2つの問題は世論の最大関心事項であり、また違う形で必ず大きく噴き出していくだろう。


公明党に願うブレーキの役割


 さて、今回の総選挙結果で最も注目すべき点は、自民、公明両党が衆議院で3分の2を越える絶対多数を占めたこと。法案の再議決による成立が可能になったから、何でもできるようなもの。“ねじれ国会”に必要以上の気を使うこともなくなった。


 こうなると、公明党の自民党に対する強いチェック機能に期待せざるを得ない。なぜなら、公明党が同調しなければ、3分の2条項で法案を可決することができないからだ。


 公明党の支持者は、米国、財界、霞ヶ関に一定の距離を置いた人が多いはずだ。新政権で自民党はアクセルだが、公明党はブレーキの役割を期待される。おそらく、公明党は立党以来最も重要な政治的位置を占め、大きな責任を担うことになったと言えるだろう。


 次の国政選挙は来夏の参議院選挙。結局、新しい展望を開く選挙は半年間先送りとなった。有権者は今の自民党のまま、長期間の政権を任せたわけではない。


(以上転載終り)


関連:
総務省は見せたくないのかな、「総務省の衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果ページ」やっと見つけました。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2012/12/post-eb72.html#top


 
 
 
 
 
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http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 社民党が息してない 本部ビル取り壊しで敷地は国に返還 2ch
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1356005131/

1 ヨーロッパオオヤマネコ(京都府) [] 2012/12/20(木) 21:05:31.88 ID:LfCnssEV0● Be:2344650757-PLT(12001)

社民党本部ビル、取り壊し決定…敷地は国に返還

 社民党は20日の常任幹事会で、旧社会党時代の1964年から使用してきた党本部ビル「社会文化会館」(東京・永田町)の取り壊しと党本部の移転を決めた。

 土井たか子委員長時代の「おたかさんブーム」の頃は約200人の国会議員でにぎわった舞台だ。ビルがあった「三宅坂」という地名は、旧社会党の代名詞でもあった。

 ビルは地上7階地下1階で広さ約6600平方メートル。老朽化し、東日本大震災後に耐震性が問題となった。来年4月以降に取り壊し、敷地の国有地は国に返還する。

 新しい党本部は、首相官邸裏のオフィスビル内の2階分で、広さは約660平方メートル。1月26、27両日に移転する。常任幹事会では、又市征治副党首が幹事長代行を兼務し、吉田忠智参院議員を政審会長代理に充てる人事を決めた。

http://news.livedoor.com/article/detail/7252998/

2 ウンピョウ(岩手県) [sage] 2012/12/20(木) 21:05:58.37 ID:7nrPLAmI0 Be:
やるっきゃないwwwwwwwwwwwww


3 トラ(東京都) [] 2012/12/20(木) 21:06:26.92 ID:G68AfQgM0 Be:
ちゃんと国に返還するのか
まぁ石原一家>>>社民党になっちゃったからな


4 ハバナブラウン(東京都) [sage] 2012/12/20(木) 21:07:06.38 ID:yJ/xsX1j0 Be:
オムライスハウスでもどっかに建てたらいい


5 ラグドール(宮崎県) [sage] 2012/12/20(木) 21:08:20.65 ID:TbDAcG580 Be:
辻なんとかさん戻って来てください><って感じか?


6 メインクーン(大阪府) [] 2012/12/20(木) 21:08:26.81 ID:O50Mzr1R0 Be:
借地なので上物が無くなったら無条件で返さないといけないのだね
劇的ビフォーアフターでリフォームすれば良かったのに


8 スミロドン(宮城県) [] 2012/12/20(木) 21:09:18.71 ID:trhJf3Lg0 Be:
広さが1/10になるのか
でもまだ広くね?


9 ギコ(関西・東海) [] 2012/12/20(木) 21:10:27.40 ID:Mi5Jjt/C0 Be:
朝鮮人に奪われた土地が戻るのか


10 エジプシャン・マウ(北海道) [] 2012/12/20(木) 21:10:41.54 ID:VqXtL0dn0 Be:
解体するとき壁の中や地下に何か埋まってそうだ


12 シャム(東日本) [] 2012/12/20(木) 21:12:59.49 ID:qjimWycQO Be:
もうちょっと大きい市民団体レベルまで落ち込んだんだし
次の本部はどっかの都営団地の一室で間に合うんじゃね


13 猫又(東京都) [sage] 2012/12/20(木) 21:13:03.43 ID:yI2oYAAjP Be:
冷戦の遺物


14 アビシニアン(神奈川県) [] 2012/12/20(木) 21:13:28.00 ID:glJfpXcG0 Be:
おたかさんは生きてるの?


15 スミロドン(家) [] 2012/12/20(木) 21:13:52.60 ID:zrsZoegI0 Be:
解体費用もばかにならんだろうに。あるの?


16 猫又(愛知県) [sage] 2012/12/20(木) 21:14:08.60 ID:NW151n5Q0 Be:
弱者の味方って言ってる連中が一等地に豪華な本部構えてるってのもな


19 アメリカンワイヤーヘア(千葉県) [] 2012/12/20(木) 21:14:35.21 ID:G3To5iCm0 Be:

ゴザで良いじゃん。


20 ターキッシュアンゴラ(茨城県) [sage] 2012/12/20(木) 21:14:42.01 ID:1A6jEnFV0 Be:
考えなしのリベラってバレたからな、どうあっても再起できない
党首もうるさいだけの無能だし


21 ラグドール(福島県) [] 2012/12/20(木) 21:14:47.76 ID:JhRIudbP0 Be:
売国奴のすくつ


22 カラカル(内モンゴル自治区) [] 2012/12/20(木) 21:14:52.89 ID:8NyBmnyeO Be:
昔は社民党が政権与党だったんだぜ


23 トンキニーズ(新疆ウイグル自治区) [] 2012/12/20(木) 21:15:40.71 ID:SuwSh0qz0 Be:
共産党に間借りさせてもらえよ。


24 アムールヤマネコ(宮城県) [sage] 2012/12/20(木) 21:15:46.23 ID:stL/fqnS0 Be:
党本部が○○ハイツ205号とかだと切なくなるよね


28 アメリカンショートヘア(福井県) [sage] 2012/12/20(木) 21:17:44.01 ID:COA7gLde0 Be:

公園にテントでも貼ってろ


29 マーゲイ(埼玉県) [] 2012/12/20(木) 21:17:56.68 ID:bnrEmWGi0 Be:
朝鮮半島へ帰ればいいと思うよ


36 ウンピョウ(チベット自治区) [] 2012/12/20(木) 21:20:39.91 ID:Uk1mVAQd0 Be:
その敷地に原発作っちゃいましょうか


37 カラカル(兵庫県) [] 2012/12/20(木) 21:21:01.73 ID:fcRdiG0X0 Be:
朝鮮総連に寄付してもらえばいいじゃん


39 ノルウェージャンフォレストキャット (神奈川県) [] 2012/12/20(木) 21:23:10.22 ID:o03Np3DU0 Be:
朝鮮総連にでも譲渡すると思ったわ


48 ジャングルキャット(大阪府) [sage] 2012/12/20(木) 21:31:48.70 ID:xvLxD5yf0 Be:
レオパレス2件借りぐらいでちょうどいい。
どうせ来夏で消滅するんだし。


49 ボルネオヤマネコ(埼玉県) [] 2012/12/20(木) 21:32:21.75 ID:n/zjroce0 Be:
屋上で作ってる皇居から飛んでくる蜂を捕まえて作っているはちみつは
もう食べられなくなるのか
あれなにげにうまかったんだが

ここのビルって政治やらのドラマの撮影にも使われてたよね
あまり人いないし広いし一応政治家が集まる場所だから雰囲気出るしってんで


50 エジプシャン・マウ(静岡県) [sage] 2012/12/20(木) 21:33:21.36 ID:TCJMWhD+0 Be:
660平方メートルでも広すぎないか?


80 マヌルネコ(静岡県) [] 2012/12/20(木) 21:44:37.23 ID:1+mFkgF20 Be:
こいつらの主張まんま北朝鮮だからな
はよ解党しろやw


81 ピューマ(東京都) [sage] 2012/12/20(木) 21:44:47.99 ID:adtPJFUN0 Be:
新しい党本部は裸電球の三畳一間


90 サビイロネコ(東京都) [sage] 2012/12/20(木) 21:50:16.85 ID:znF3Khj60 Be:
他の政党が代わりに蜂蜜作ったりしてw


97 トラ(神奈川県) [sage] 2012/12/20(木) 21:53:46.72 ID:YsprHU9r0 Be:
共産党の国会質問は評価に値するのもあると思ってる
社民党はマジで何の役にも立ってない
どこで差がついたのかなあ


110 ボンベイ(チベット自治区) [] 2012/12/20(木) 21:58:16.57 ID:X/J/X0Dc0 Be:
まあゴミが1つ掃除されるわけだ。
いつも内堀通りの景観を損ねてたゴミがな。
来年7月にはその党名も消える。


111 クロアシネコ(神奈川県) [] 2012/12/20(木) 21:58:40.34 ID:+bY7bExp0 Be:
蜂蜜は社民党が養蜂してたわけじゃないんだな
屋上無料で貸してただけか

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 中道左派=リベラル退潮の理由 溝埋められぬ旧左翼と市民運動(山田厚史の「世界かわら版」)


(以下転載始め)


【第25回】 2012年12月20日
著者・コラム紹介バックナンバー
山田厚史 [ジャーナリスト 元朝日新聞編集委員]


中道左派=リベラル退潮の理由 溝埋められぬ旧左翼と市民運動
http://diamond.jp/articles/-/29695


 自民圧勝の総選挙は「中道左派=リベラル」の退潮を印象付けた。米国でオバマ大統領を支えたのはリベラルであり、フランスのオランド大統領は社会党だ。格差を生み出すグローバル市場主義に平等志向で対峙する中道左派はなぜ日本で支持を得られないのか。


 答えは明白だ。旧左翼と市民運動の間に「深い溝」がある。越えようとする覚悟がない。組織防衛が先に立ち「妥協」を拒む。負け癖がついて敗北に危機感が伴わない。


 リベラルはグローバリズムの反作用であるナショナリズムに押され気味だ。不況への苛立ちから拝外主義や強い政府を求める空気は欧米でも起きている。尖閣・竹島・北のミサイルなど近隣の不愉快な動きが右の追い風になり、中道左派は結束できないまま自民党の独走を許した。


反原発で共闘の機運も
既成政党の厚い壁に阻まれ


 東京5区で日本未来の党から立候補した丸子安子さん(44)は、


「選挙がこんなに孤立した戦いとは思わなかった。党からの応援はなく、NPOに頼んでも政治活動はしないと断られ、身内だけの選挙運動では有権者に浸透しようがなかった」


 と振り返る。3.11以前は子育てしながらファッションデザインに励むワーキングマザーの一人だった。広がる放射能汚染に危機感を抱き、原発停止を求める署名集めに加わった。自然エネルギーへの転換を求め、国会議員に働きかけるロビー活動もした。政治を他人任せにしていたことが「原子力ムラ」や「安全神話」を生んだと反省し時間や労力を反原発の活動に振り向けた。


 明治大学の中沢新一教授を中心に、ドイツで台頭する環境政党「緑の党」のような反原発を掲げる市民運動・グリーンアクティブが始動し、この中から「反原発の候補者調整ができないものか」という声が上がった。嘉田由紀子滋賀県知事を担ぎ政党に候補者調整を促す動きが密かに進められた。


http://diamond.jp/articles/-/29695?page=2
 こうした中で丸子さんはタレントの山本太郎らと共に「原発をなくしたいという声は圧倒的に多い。ここを軸に政治を変えられれば」と選挙に出る覚悟を固めた。


 だが既成政党の壁は厚く社民党も共産党も自前の組織で選挙を戦う構えを崩さなかった。


「原発だけで統一候補を立てるのは無理。政策の一致がなければ候補者調整はできない」


 市民団体の提案は相手にされず、候補者調整は暗礁に乗り上げる。嘉田擁立の条件は整わなかった。それが告示直前、「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の強力な後押しで「日本未来の党」が決まった。


 反原発勢力の受け皿として画策されたものの「民主党離脱者の受け皿」になってしまった。有権者には小沢色が強く意識され、結果として反原発ネットワークとして機能しなかった。


 丸子さんは未来の党から立ち、山本太郎は無所属で東京8区から出た。この選挙区は来年の参議院選挙に候補者を立てる地域政党「緑の党」の牙城だ。立候補予定者のすぐろ奈穂杉並区議は緑の党共同代表者。山本擁立は国政進出に向けた前哨戦でもあった。


 来年の参議院選挙には「みどりの風」も候補者を立てる。消費税増税をめぐる不一致で民主党を飛び出した参議院の谷岡郁子、舟山康江、行田邦子と国民新党を離脱した亀井亜紀子の各議員が7月に旗揚げした政治団体で「環境主義、共生主義」を掲げている。総選挙では民主党を出た山崎誠議員ら3人が合流し、政党要件を満たしたが、未来の党が決まると3人は抜けて未来から立候補するという顛末になった。


 乱立する政党を眺めると「脱原発」を鮮明にしているのは未来の党、共産党、社民党、みどりの風、緑の党、みんなの党である。いずれも「消費税増税反対」を掲げ、みんなの党を除けば「反新自由主義主義」でも一致する。


http://diamond.jp/articles/-/29695?page=3
 リベラルの要素を平等社会・環境との共生・平和重視に置くなら、未来の党から緑の党まで、あるいは民主党の一部まで、多少の温度差はあっても理念は共通している。現実の政策では脱原発、反消費税増税、TPP反対、憲法9条改正反対などの国政の骨格である政策で足並みが揃っている。


 だが組織の事情や過去のいきさつなど些細な対立で足並みが揃わない。いい例が東京都知事選だった。


都知事選・宇都宮陣営でも
幻に終わった「リベラル勢力結集」


 日弁連会長だった宇都宮健児候補を社民・共産・未来が支え市民団体も加わって反自民公明の統一候補が生まれたかのような印象だが、内部は複雑だった。宇都宮さんを擁立したのは社民党に近い人たちで、これに共産党が乗った。かつての美濃部都政のように社共共闘への市民勢力の合流が呼びかけられた。賛同者に反原発で活動する顔ぶれが加わったが、内輪もめが起きた。


 反原発の市民団体には「有権者の意思で原発を止めよう」と主張する反原発都民投票に取り組む人たちがいた。若者や主婦など既成政党に属さない人たちで、宇都宮候補に「知事になったら都民投票実現に動くと約束して」と迫った。宇都宮さんはクビを縦に振らなかった。担ぎ出した社民党が都民投票に難色を示している、という事情があった。都民投票をめぐるごたごたが足並みの乱れを招いてしまった。


 官邸前で毎週金曜日、反原発のデモが続いている。これまで運動に参加していなかった顔ぶれが自発的に始めた新たな動きとして注目されている。主催者は首都圏反原発連合という緩やかな集まりだが、総選挙では全く動かなかった。


 様々な政党が「脱原発」「卒原発」などと唱え、特定の政党を応援することはできない、となったからだ。反原発の新たな盛り上がりも、総選挙で風を起こすことはできなかった。


「反原発勢力が一本化すればデモに参加する人たちの投票行動もはっきりしたと思う」


 と主催者の一人はいう。


http://diamond.jp/articles/-/29695?page=4
矛盾や格差が拡大する中
リベラルはどう支持を集めていくのか


 雇用不安、若者の貧困、増税、原発事故。リベラル勢力が標的にしやすい難題を日本は抱えている。


 国防軍を明記する憲法改正草案を掲げて選挙に臨んだ安倍自民党。平和憲法破棄を主張する石原慎太郎前都知事を代表に据えた日本維新の会。右派が勢力を伸ばすが、左派は共産党も社民党も支持者の高齢化が進んでいる。大学でも学生の政治活動は下火だ。社会に関心のある若者はボランティアやNPO活動に向かう。矛盾に目を向ける若者は決して少なくないが、こうした層にリベラルのメッセージは浸透していない。


 現状に疑問を感じながらも政党が乱立する選挙では一票を活かすことができないと思い、投票所に向かわなかった「潜在的支持者」が多数いるのではないか。


 自民党は圧勝したが前回総選挙に比べ、得票数も得票率も減らした。「非自民票」が分散し、死票と無投票の中で自民党単独過半数が起こった。


 小選挙で選挙をすれば「1位総取り」は避けれられない。選挙制度に歪みがあるにせよ、今の制度が続く限り選挙協力なしに小政党は議席を得られない。


 市民活動家や文化人が、高い立場から政党に結集を促すことが必要になるだろう。


 大江健三郎に代表される文化人は、名前は貸すが自ら積極的に動いているようには見えない。乱立する政党の間で、迂闊に動けないと思っているのかもしれない。


 3年前の政権交代が挫折し、振り子は一気に右に振れた。ちょっと前までは想像もしなかった憲法改正さえ現実味を帯びている。グローバル資本主義が社会を揺さぶるいま、日本社会や人々の暮らしが痛んでいる。


 リベラルはこの総選挙で何を学んだのだろう。


(以上転載終り)


関連:
総務省は見せたくないのかな、「総務省の衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果ページ」やっと見つけました。
http://6719.teacup.com/syukensya/bbs/671
 
 
 
 
 
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http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍氏も短命首相か?

表題の刺激的な表現は羊頭狗肉で、何度も書いてきた理由だと思うが、中国共産党系のメディアは総じて、安倍“再総理”に好意的である。

転載する記事に書かれた庚欣・日本JCC新日本研究所副所長による安倍氏及び安倍政権評:


●「「時勢をわきまえている」。安倍氏は頑迷な教条主義者ではない。現実を直視する彼の視線は、保守的色彩によって遮られてはいない。」

※ 今はね。

●「安倍氏は本来保守勢力の代表的人物であり、日本の右傾化をやすやすと推し進める可能性がある一方で、実務的な道への回帰を妨害させないように保守派を説き伏せ、抱き込む可能性もある。」

※ 説き伏せる能力があるかどうかはわからないが、保守派のみなは、究極は実利主義であったり、勇ましいのは口先だけだから無問題。


●「中日の力関係は以前とは一変しており、安倍氏は6年前と全く違う感じを受けるだろう。一方で中日は経済貿易面で強く依存している。安倍氏が3%の経済成長を達成するには、「中国の急行列車」に相乗りするしかまず道はない。中日関係のこうした二重性は安倍氏の政治家人生全体に伴随し、かつ日本政府の政策の方向性を制約する。」


※ それは一本の歴史的経過であり、別に二重性だとは思わないが、中国とにらみ合った関係では、めざす経済成長は難しい。


●「日本と中国の衝突の激化によって、米国が後始末をすることになり、中米開戦か戦略的退却かの選択を迫られることだ。米国にとって危険を回避するために最も有効なのは、安倍氏を直接制約することだ。」

※ 米国もトンチキではないし、親米保守の安倍氏も心得ていることなので、心配には及ばない。


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安倍氏も短命首相か?

 日本の再度の首相交代に人々はみな注目している。安倍氏は6年前の「氷を砕く」演目を再演できるのだろうか?自民党政権は中日関係、日米関係にどう向き合うのだろうか?日本は「憲法改正」「復興」など政治、経済の難題にどう対処するのだろうか?日本はどこへ向かうのだろうか?(文:庚欣・日本JCC新日本研究所副所長。環球時報掲載)

 安倍首相は自らの性格と外部環境による二重の制約を受ける。安倍氏の政治的性格には3つの特徴がある。第1に「気迫がある」。これはその出身、経験と関係がある。6年前の「氷を砕く」および後の断固たる辞任はともにその「思い切った行動力」の証左だ。第2に「時勢をわきまえている」。安倍氏は頑迷な教条主義者ではない。現実を直視する彼の視線は、保守的色彩によって遮られてはいない。第3に「経験がある」。日本では一度退陣した首相が再び高得票で再選されるのは1948年の第2次吉田内閣以来64年ぶりだ。

 だが安倍氏が6年前の「氷を砕く」を同じように再現するのは難しいだろう。今日の日本の国情と民意、中国の実力ともめ事、米国の状況と戦略は、いずれも当時とは大きく異なるからだ。たとえ「氷を砕く」意志があっても、国内外の要素に足を引っ張られ、本腰を入れるのは難しい。だが選挙戦時ほど強硬にもならないだろう。悪化と勝負に出ることは日本の国情と民意にもっと沿わないだろうし、米国が日本の危険なゲームに付き添うこともない。

 安倍政権は様々な制約を受ける。まず、日本の政治と社会は最近、保守化傾向を強めている。石原氏が代表を務める維新の会は54議席を獲得した。これは内閣不信任案および予算関連法案を単独提出できる数であり、自ずとこの面で制約が強まる。安倍氏は本来保守勢力の代表的人物であり、日本の右傾化をやすやすと推し進める可能性がある一方で、実務的な道への回帰を妨害させないように保守派を説き伏せ、抱き込む可能性もある。

 次に中日関係の二方面圧力だ。中日の政治面の緊張関係から、安倍氏は必要な対応をせざるを得ない。中日の力関係は以前とは一変しており、安倍氏は6年前と全く違う感じを受けるだろう。一方で中日は経済貿易面で強く依存している。安倍氏が3%の経済成長を達成するには、「中国の急行列車」に相乗りするしかまず道はない。中日関係のこうした二重性は安倍氏の政治家人生全体に伴随し、かつ日本政府の政策の方向性を制約する。

 最後に米国の制約だ。米国は「アジア太平洋回帰」以降、日本への満足を深めているようだが、依然大きな懸念を2つ抱えている。1つは安倍氏の高得票での首相就任と石原氏の「国政復帰」が「米国製憲法」の収縮、さらには日本における米軍のプレゼンスへの影響を招きうることだ。もう1つは日本と中国の衝突の激化によって、米国が後始末をすることになり、中米開戦か戦略的退却かの選択を迫られることだ。米国にとって危険を回避するために最も有効なのは、安倍氏を直接制約することだ。

 捲土重来した安倍氏と物騒で不安定な日本は、政治・経済の力が合わさって形成されたこうした囲いの中で踊ることしかできない。これは日本の国情がそうさせるのであり、安倍氏の政治的宿命でもある。日本の「毎年の首相交代」は安倍氏から始まった。彼が今後、この「走馬燈」式の政治混乱を終わらせられるかどうかは、まだ観察が必要だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月20日

http://j.people.com.cn/94474/8065276.html



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢一郎元代表が、参院議員選挙準備を始動、嘉田由紀子代表は「二兎を追えるか」熟慮中 (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/4bb28e6bf9cb150494b5539d5d324e37
2012年12月21日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆小沢一郎元代表が、7月に行われる次期参院議員選挙に向けて、始動している。総選挙では、日本未来の党の候補者の大半を落選させてしまったけれど、そのほとんどを次期参院議員選挙に立候補させるべく、準備させているのだ。

 このなかで、野田佳彦首相の選挙区である衆院千葉4区から、日本未来の党の公認候補として立候補した三宅雪子前衆院議員は、12月16日の投開票が終わった翌17日から船橋駅頭などに立ち、街頭演説を始めている。これは、参院千葉選挙区か、比例代表かに立候補するのを見越して、知名度を上げるのが目的である。比例代表の場合、国民有権者は、候補者が所属している政党の名前か、候補者本人の名前のいずれかを書く。候補者の得票数の多い順から当選者が決められるので、候補者としてみれば、個人名をできるだけ多くの国民有権者に書いてもらえるよう全力を上げていく必要がある。

 三宅雪子前衆院議員は、小沢一郎元代表の指示により、群馬県から「選挙区替え」をして、千葉4区に「落下傘候補」として投入された。その群馬県内の支持者のなかには、参院議員選挙での戦いを聞きつけて、早速、支援にやってきているという。比例代表に立候補すると、選挙区は、日本全国となるので、群馬県内の有権者の支持も必要となる。

◆小沢一郎元代表は、日本未来の党の結党が、総選挙公示(12月4日)直前の11月28日だったことから、党名を全国に浸透させる時間的余裕がなかったため、大半の候補者を落選させてしまったことの反省に立ち、早々と準備に着手して、日本未来の党の執行部体制固めとともに、全国の組織固めに力を入れている。参院議員の定数は、242。このうちの半数121が改選される。

 今回総選挙では、121人が立候補。このうち、小選挙区111人、比例代表119、重複立候補109、公示数勢力62人であった。これらの数字から、はっきり読み取れるのは、立候補者121人という数は。参院議員の改選121人とピッタリ付合している点だ。これは、明らかに、参院議員選挙を念頭に置いた布陣であった。これこそ、小沢一郎元代表が、東京都内の手持ちのマンションを売って、軍資金をつくってまでして、用意周到に組み立てた戦略戦術の肝要部分である。

◆日本未来の党の目下の最大の問題は、嘉田由紀子代表(滋賀県知事)の去就である。県知事のまま政党の代表として、次期参院議員選挙の先頭に立って、指揮することはできない。文字通り「二兎を追う者は、一兎を得ず」となりかねないからである。知事を辞任して、参院議員選挙に出馬するか否かが問われている。

 朝日新聞デジタルは12月20日午後0時56分、「知事と党首の兼務「今後、改めて熟慮」 未来・嘉田氏」という見出しをつけて、以下のように配信している。

 「日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は20日の県議会で、知事と党首の兼務について『双方の職責を果たす』と重ねて答弁する一方、『県民の批判や県議会の意見を踏まえ、今後のことは改めて熟慮したい』とも述べ、引き続き兼務を続けるかどうかについて含みを持たせた。知事周辺によると、嘉田氏は19日の一般質問で兼務への批判が相次いだため、予想以上に厳しい反応だとして双方を続けるかどうか迷いも見せているという。

一般質問では、9議席に終わった衆院選結果を受け、党内からも知事か代表の辞任を求められているのでは、との指摘に『党首を続けてほしい、という声を党の重要な人たちから受けている』とも述べた。答弁では、未来結党の報道があった11月26日から衆院選投票日翌日の12月17日までに県庁に寄せられた知事あての電子メールやファクスが計740件あり、うち、結党を支持・応援する内容が27%、兼務を批判する内容が24%だったとも紹介。残りの49%は『主に様々な人の批判だ』と答え、小沢一郎氏に対する批判を含むことも示唆した」。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/545.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 間違いだらけの「日本衰退論」:ジェラルド・カーチス(コロンビア大学政治学教授)

「ニューズウィーク日本版2012・12・12」P.36〜37


間違いだらけの「日本衰退論」

主張:日本がどれだけ衰退したかを論じる暇があるなら
 国の強さと弱さを見詰め直し、本当の問題に目を向けるべきだ

ジェラルド・カーチス(コロンビア大学政治学教授)

 日本は衰退への道を歩んでいるのか、いないのか。
 はっきり言って、そんな議論に長々と時間を割くのは無駄だと思う。日本はある意味では衰退しているし、別の重要な面に目を向ければまったく衰退していない。
 よく知られるように、経済面での日本の相対的地位は低下した。世界2位の経済大国だった日本は3位に順位を落とした。

 だが2位の中国と3位の日本を比べたら、どちらに住みたいだろう。生活水準、大気や水や食品の安全、医療をはじめとする公共サービス、平均寿命……。これらの指標を考えれば答えは明らかだ。上り調子の中国より、下り坂の日本に住みたくなる。

 そもそも日本の経済大国としての地位の低下は、本当に日本が衰退した証しなのか。それとも、他の国々が成長したために相対的な地位が低下しただけか。
 アメリカと日本の経済力が世界に占める割合は、極貧にあえぐ国が減ったことから小さくなった。これは貧困を脱した国だけでなく、アメリカと日本にとっても喜ばしいことだ。アメリカと日本は経済力を付けた国々から安価な製品を輸入することができるし、逆に製品を輸出することもできる。

 日本衰退論を唱える人たちは、衰退の程度を誇張している。日本の人口が減っているという事実を考慮に入れていないからだ。
 この20年間、日本経済は他の先進諸国に比べて著しく不振だったろうか。答えはノーだ。とりわけ国民1人当たり、または労働力人口1人当たりのGDPで比べたとき、この答えは間違っていない。

「失われた」といわれる20年の問にも、日本経済は成長し、生清水準は向上を続け、失業率もそれほど高くなっていない。格差は拡大したが、まだまだアメリカとは比べものにならない。


内向き志向の嘘とホント

 今より国が豊かになるような経済の舵取りも、あるいは可能だったのかもしれない。しかし先進諸国がいずれも高い失業率や巨額の財政赤字にあえぎ、福祉サービス削減への圧力とデフレリスクに怯える今、日本の状況が飛び抜けて悪いとはいえない。もし日本が衰退しているなら、衰退しているのは日本だけではない。

 いわゆる社会の健全性はどうか。市民の団結力や一体感、民度の高さといったものは、昨年の東日本大震災でも証明された。確かに震災に対する政府のまずい対応から、政治的な問題は数多く露呈した。しかし日本人が示した節度や自制心、善意、助け合いの精神を目の当たりにすれば、政治的な課題でさえ小さなものにみえてくる。

 地域の結び付きが強いのは、被災した東北のような地方に限ったことではない。日本では都市も清潔で、犯罪発生率は低く、人々は基本的なマナーをわきまえている。だから東京のような大都市でさえ、住みやすさと洗練度では世界でも指折りの場所になっている。
一部には日本人の「内向き志向」を指摘する声もある。とりわけ若い世代が内向きになっており、世界と付き合えなくなっているといわれる。

 こうした見方は、私のように日本と長く関わっている者にはおかしなものに聞こえる。英語を操れる日本人は減っているのか。むしろ実情はまったく逆で、日本語のない環境でも不自由なくやっていける日本人はこれまでにないほど増えている。
 若者は内向きになっているのか。この見方を支持する根拠はほとんどない。海外に留学する若者が実数では減っているとしても、若い世代の中で留学生が占める割合は減っていない。
 それでも内向きになったという印象が生まれている理由は、日本の人口、とりわけ若い世代の人口が減り始めていることと、アメリカへの留学生が減っていることにある。以前に比べると、中国や韓国への留学生が増えてきた。英語圏へ留学するにしても、アメリカより学費や生活費が安く、大学にも入りやすい国へ行く日本人が増えている。
 日本が抱える本当の問題は、もっと上の年齢層に内向きな人が多いことだ。彼らは、若い世代が自らリスクを取って新しいことに挑もうとする気持ちをそいでしまう。


疲れているのは当たり前

 日本の国際的な役割はどうか。日本衰退論はこの点にほとんど目を向けていない。自国と地域の安全保障に対応する日本の能力は低下しているのか。確かに防衛予算は02年度をピークに減り続けているが、自衛隊の役割や実際の活動はさらに重要なものになっているし、任務を遂行する能力も高まっている。

 経済に日を向ければ、日本は今も世界有数の貿易・投資大国だ。グローバル化と円高の影響から、日本企業が生産拠点を国外に移したり、外国人を幹部に起用したりするケースがますます増えている。

 日本経済に問題はないのか。もちろんある。一例を挙げれば、かつては無敵にみえた家電・電子産業が今はピンチを迎えている。ソニーやシャープ、パナソニックの苦境を見ればいい。
 日本の産業界と政府に大胆な方針転換が必要なことは確かだ。しかし、大胆な方針転換が必要ない国などどこにあるのか。

 人口ピラミッドの変化は、日本から活力を奪っているかもしれない。日本が疲れているようにみえても、驚くことではない。人口は高齢化する一方だし、あいにく高齢者は大抵疲れている。

 だが、これも日本だけの問題とはいえない。アメリカは移民から活力を得ているが、多くのヨーロッパ諸国や韓国、中国などは日本と同様の問題を抱えている。

 だから日本衰退論にさしたる意味はない。日本が、あるいはアメリカが衰退しているかどうかを見極めたとして、そこからどんな結論を引き出せるのか。
 アメリカが衰退していないと結論付けられるとしたら、アメリカはやりたいことが何でもできるということになるのか。もちろん、そんなことはない。世界でもずばぬけた国力を持っていた時代でさえ、アメリカは朝鮮戦争にもベトナム戟争にも勝てなかった。ソ連が崩壊した後にも、一極支配による新世界秩序を打ち立てられなかった。

 議論すべき問題が山積している国は日本だけではない。やるべきなのは、本当の問題を見極め、解決策を模索し、そのために社会がどのような力を備えればいいかを考えることだ。

 そのとき、日本衰退論などというものは忘れていい。

(本稿は米外交問題評議会のプログAsia Unboundに掲載された)


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK141] きょうのニッカン「政界地獄耳」2012/12/21「幹事長代行が「落ちればいい」とは」
やはり「二足のわらじ」は無理だったということか。
日本未来の党代表の嘉田滋賀県知事がきのう(12/20)に行われた滋賀県議会本会議で、「今後のことは改めて熟慮したい」として未来の党代表もしくは滋賀県知事のいずれかに一本化することを固めた。

兼務解消の可能性言及=「選ぶなら知事」−嘉田代表[jiji.com 12/20]
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012122000855
嘉田氏、知事か党首の辞任示唆 「今後のこと熟慮」議会答弁[ZAKZAK(夕刊フジ) 12/20]
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121220/plt1212201533007-n1.htm
嘉田氏の代表辞任示唆 「ご本人が判断すること」と小沢氏周辺[MSN産経ニュース 12/20]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121220/stt12122021350017-n1.htm

今更こういうことを書くのはどうかと思うが、首長と党代表を兼任するのは無理があると思った。
党の仕事に比重を置くと、県政がおろそかになってしまい、県政にばかり力を入れてしまうと今度は党運営に影響が出てしまう。
記事によると、今後嘉田氏は未来の党代表を辞任し、滋賀県知事に一本化するのだとか。
多少なりとも嘉田氏には県民の声を聴く耳があったということだろう。
未来の党の今後が気になるところであるが、どこぞの政党のツイッターバカにも嘉田氏の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものである。

話は変わるが、自民党・安倍総裁が野田どじょうバカ政権に代わる新政権構想を明らかにしたのだがいかにも「う〜ん」と言いたくなりそうな顔ぶれなのだ。

安定狙い慎重な安倍人事 谷垣、伸晃、一太氏ら入閣へ 衆院議長は保利氏[ZAKZAK(夕刊フジ) 12/20]
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121220/plt1212201130005-n1.htm
お友達内閣パート2? 安倍総裁、側近の山本氏と下村氏起用[スポニチ 12/21]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/12/21/kiji/K20121221004816220.html
新政権に谷垣前総裁入閣へ、山本一太氏と伸晃氏も有力[スポーツ報知 12/21]
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121221-OHT1T00010.htm

安倍総裁はテレビの情報番組に出演歴のあるメンバーを多数揃えて何をやりたいのか?
お茶の間受けを狙ってのメンバー構成なのか、それとも単なるお友達内閣なのか…。
新内閣についても注意深く見ていく必要があるようだ。

今日の地獄耳はこちら。
2012/12/21「幹事長代行が「落ちればいい」とは」
http://seikaijigokumimi.blog.fc2.com/img/20121221.jpg/
※今後、阿修羅で直接見られるように検討します。

【きょうのニッカン「政界地獄耳」】
http://seikaijigokumimi.blog.fc2.com/
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢一郎殿 「変わらずに生き残る為には、変わらなければならない」の実践を! (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/1420d017fe4f0ce28e1c2c2076315a0f
2012年12月21日 世相を斬る あいば達也

 安倍自民は、アベノミックスのインフレターゲット政策と公共事業乱発で財政出動をしようとしている。自公で325議席を確保した以上、まず本予算の前の景気づけに10兆円レベルの補正を組んでくるだろう。財務省がスンナリ安倍自民の要求を聞くかどうか判らないが、325議席には肯く可能性が高い。民主党政権に対し、“財源はあるのか!”と恫喝した自民党が平気で赤字国債(名前は建設国債でも同じ)を発行し、日銀に買わせる?しかし、マスメディアも「財源なんかないじゃないか!」とは現状どこも言わない。如何に新聞テレビなんてのはいい加減な奴だ、と云う証拠のようなものだ。

 また、この年明けから泥縄で組む補正予算と云う代物は、必ずお座なりなものになる。今後のことに繋がる公共事業を精査し、補正を実行すると言っているが、そんなこと出来っこない。復興予算同様の抜け穴だらけの公共事業をバラ撒くだけである。一過性の雇用は生むだろうが3ヶ月で消えるような臨時雇用である。日銀も、安倍の言う2%のインフレターゲットに向けた一層の金融緩和に舵を切らざるを得ないだろう。しかし、この失われた20年の元凶が日銀の硬直化したインフレ監視体質にあったわけではない。財務省の異常な財政健全化信仰による経済の停滞も主役の一人である。

 この一向に内需が拡大しない国内マーケットの状況は、小泉市場主義経済による貧富の差を生む構造改革により、勤労者の可処分所得が15%程度落ち込んだことに起因する。つまり、不景気を呼びこんだのは、小泉構造改革に名を借りた、勤労者の待遇改悪であった。大企業は戻り消費税を下請け企業に還元することなく、派遣社員の大量導入と内部留保で、国内マーケットを冷え込ませる役目を引き受けてきたのである。

 自公政権においての20年、民主党時代の3年有余年、政府、経済産業省は、あらたな産業領域の育成の役目を果たさず、輸出大企業優遇の政策だけに現を抜かした。その結果が、失われた20年であり、あらたに10年が加わる状況になっている。アベノミックスの更なる金融緩和によって円相場を90円台に押し下げ、企業の業績回復、物価上昇を目指すと云うことなのだが、絶対に上手くいかない。最大の問題点は湯水のごとく吐きだした金の行き場がない。日銀と金融関係企業の間を循環するだけで、市場に金は出てこない。新規設備投資への優遇税制や老朽設備の買い替え優遇措置など、いくら打ち出しても、先細るマーケット相手に、さぁヤルゾ!なんて無謀な経営者はごく稀である。

 仮にインフレ政策が上手く機能したとしても、勤労者の可処分所得がデフレのまま、物価だけがインフレになるのだから、国民の生活は一層厳しさを増すだけである。その上、来春からは復興増税が国民に圧し掛かる、その上1年後には消費増税である(笑)。なんともはやお馬鹿な国民である事よ、呆れてものが言えない。この無責任極まる国民の“民意”は大きなツケを払わされるだろう。自業自得だから、“ざま〜みろ!”そのものである。

 インフレターゲット論が間違っているとは言わない。問題は実需が提供出来ないことである。重厚長大日本経済の元凶は需給バランスが供給過多になっているわけで、この部分の問題を解決する政治が行われない限り、問題は何も解決しない。有識者の会議等々が幾つか用意されるようだが、禅問答のような会議なら、しない方がマシだ。あらたな産業を起こす政治主導がポイントだろう。この辺は、社会主義経済を取り入れ、新産業の創設を目指すべきである。徹底した再生可能エネルギーシフトも新たな産業となる。数値化してでも、社会資本を集中投資しても良いだろう。

 原発廃炉ビジネスや放射能除去方法の開発や核廃棄物の最終処分産業も有力だ。団塊世代が墓場に辿りつくまでのマーケットの産業化は、先進諸国が押し並べて少子高齢化であることから、新たな産業と見据えることも可能だ。家族制度が崩壊しかけている現状を見れば、家庭での介護制度という代物が、最終的に破綻するのは目に見えている。団塊ジュニア世代の疲弊まで視野に入ってくる。個を重要視する世代において、現在の老人を束で括るような“養護老人ホーム”や“有料老人ホーム”も新たな産業と云う位置づけも可能である。まぁこの辺のアイディアは、有識者なる連中が考える責務がある。

 ところで、“未来の党”の嘉田代表は「辞めるとしたら代表」なんて迂闊な発言を県議会でしていたようだが、悪い傾向ではないだろう、個人的には大いに歓迎だ。嘉田代表体制で「国民の生活が第一」系の政治家が縁の下の力持ちになれる、甘んじられるのは、嘉田代表が小沢を真に牛耳れるほどの手腕を見せた場合である。時間的余裕など、条件は悪過ぎたが、未来の党で立候補した本人達が、“民主で良いの?”、“国民の生活だよね?”、“えっ!未来の党なの?”なんて言われる始末では、当選する者も当選しない。

 これだけ見事に負けてしまうと、マスメディアがニヤニヤ笑いながら語る「小沢は終わった」が真に迫ってくる。小沢一郎の「自立と共生」という理念は、21世紀の世界的傾向であり、まったく間違っていない。故に筆者は、小沢が政界を引退するまで、小沢一郎を支持する。しかし、小沢一郎が政治家である限り、政権に近づく政治家であって欲しいと願う。心情的には、次期参議院選は、小沢一郎を前面に立て、玉砕するくらいの意気込みで闘って貰いたいと思っている。次期参議院選は、必ず自公の勝ちすぎに対する揺り戻しが来る。この時、どのような体制で選挙に臨むのか、来年早々には腹を決めて貰いたいものだ。

 ただ、脱原発だけでは争点がぼけてしまう。消費増税凍結も良いだろう。しかし、自公も民主も維新も言わない目玉政策を一つ加えなければ駄目だろう。それが何であるか、筆者にも現時点で判らないが、経済政策、景気浮揚雇用対策の切り札は、前述の新産業の立ち上げを、徹底的に政治主導する着眼が必要だ。自由貿易なんて、誰でも言いそうな表現では駄目だ。市場の立ち上げまでは、出血覚悟くらいのパワーが欲しい。米国・中国・ロシアとの同等外交のスタンスも切り札になり得る。日本人ならではの、少子高齢化社会における、きめ細かいビジネスモデルなども、日本文化の発信に資するだろう。

 いずれにせよ、次期参議院選は、小沢一郎の政治的生命を左右する闘いになる。妙な仮面を被って敗れるのは、どう考えても小沢一郎らしくない。最近の民意は、愚かではあるが、元気の良さが受ける。当分その傾向は変わらない。“俺が俺が”で良いのだと思う。まだまだ、日本の国民が「自立と共生」を理解するには時間がかかる。国民の哲学のなさは際立っている。幾分、哲学思考だから、小沢一郎に筆者は惹かれるのだが、多分筆者の共鳴は一般的でない可能性が高い(笑)。つまり、未だ日本国民向けではないのだ。「変わらずに生き残る為には、変わらなければならない」、その通りを実践して貰いたい。筆者が頭を捻るくらいバラ色を語る大衆迎合で結構である(笑)。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 黒鉄好の時事寸評〜自民圧勝は本当か? 見えてきた「勝者なき選挙」(レイバーネット日本)
http://www.labornetjp.org/news/2012/1220kuro



第15回 自民圧勝は本当か?〜見えてきた「勝者なき選挙」



 筆者が投票権を得てから20年以上の歳月が経つが、今回の選挙ほど投票所に向かうのを苦痛に感じたことはない。死票として無駄になることが初めからわかっている票を投じるため、「義務として」投票所に向かうのだから。


 人生いつも少数派である当コラム読者の皆さんは、今さら自分の票が生かされないくらいで落ち込んだりはしないのだろう。「義務だから行くべき」「権利は行使すべき」「棄権すると白紙委任したことになり、世の中はもっと悪くなる」…国民を投票所に向かわせるために使われる言説である。どれもよく理解できる。しかし、今回の選挙の空しさと来たら、こんな薄っぺらな言説ではどうしようもならないくらい酷いものだった。過去に1度も棄権したことがなく、模範有権者として総務省・中央選挙管理会から表彰の1つや2つ受けてもおかしくない当コラム筆者が、今回は投票日当日まで真剣に棄権を考えたほどだ。


 政党ばかり乱立しているのに投票したい候補者も政党も1つもないというのも今に始まったことではないが、自称「第3極」による票目当てのなりふり構わぬ離合集散が、筆者の投票意欲を大きく棄損していることは明らかだった。


 2009年の政権交代、「アラブの春」、2011年の大震災、福島原発事故、そして官邸前デモへの20万人大結集…2年前には誰ひとり予想もできないほどの「政治の季節」が訪れた日本で、投票率は「上がる」「下がる」の両方の予測があった。上がるほうの根拠は、さすがにここまで追い詰められて政治的無関心でいられる人はそうそう多くないはずで、誰もが無為無策の政治への怒りを込めて投票所に向かうだろう、というもの。一方、下がるほうの根拠は、怒りを持っている層ほどどこにも投票したくないし、できないのではないか、というものだった。


 期日前投票は、本投票の前哨戦として本投票の投票率を占う先行指標にもなる。その期日前投票率が15%近くも下がったと聞き、まずいと直感した。投票率が下がれば、固い組織票を持つ政党が圧倒的に有利になる。世界情勢は激動しているのに、20年前で時計の針が止まったかのような、「景気対策」にしか関心がない「命よりカネ」の「一部業界団体」にまた選挙が牛耳られるのか、と暗澹たる気持ちになった。


 ●「棄権」が第1党


 投票率は、戦後最低となる59.66%(小選挙区)に終わった。後述するとおり、比例区では約半分のブロックで自公両党合わせても得票率は40%に満たなかった。つまりほとんどのブロックでは「棄権」が第1党だったことになる。


 その上、12もの政党が乱立したため、「死票率」(落選した候補に投じられた票の、有効投票に占める割合)は56%と空前の規模に達した。


 当コラム筆者は、小泉郵政選挙で自民党が「大勝」した直後の2005年9月、次のように記したことがある。『3人が立候補してその3人にほぼ均等に票が分散した場合、理論上は34%の得票で1位となり当選する。同様に立候補者4人なら26%、5人なら21%で当選が可能になる。6人なら17%だ。…(中略)…この場合、実に83%の民意が切り捨てられるのだ。実際にはこんな極端な形になることはないだろうが、小選挙区制の下では、得票率の17%を議席率の100%に拡大することも理論上は可能なのだ。小選挙区制がいかに民意を反映しないシステムであるかがわかるというものだろう』(コラム「鉄ちゃんのつぶや記」第25号「小泉劇場の果てに」2005.9.12)。


 今回の選挙に関し、この記述に修正を加える必要はまったくない。4割の人が棄権した多くのブロックで、自公両党は合わせても4割程度の得票に過ぎなかった。6割の、さらに4割。つまり全有権者の4分の1の得票しか得ていないことになる。こんな状態で当選した連中が明日から「選良」「国民の代表」を名乗るのだ。いい加減にしてくれと言いたい。


 ●原発はやはり争点だった


 一般メディアは、脱原発を掲げた「第3極」が軒並み議席を減らしたのを見て、原発は争点にならなかった、と宣伝している。脱原発をあきらめさせようというメディア戦略なのだろうが、本当にそうだろうか。


 そこで筆者は、今回の選挙結果について詳しい分析を試みた。得られた結果は、メディアの宣伝とはまったく違うものだった。


 6人の候補者が乱立すれば得票率17%でも当選することができ、83%が死票となるような小選挙区は、あまりに制度としてデタラメ過ぎで、もはやデータ分析のためのサンプルにすらなり得ない。そこで筆者は、比例各ブロックにおける各党の得票数を基に、各党の得票率をブロックごとに割り出した。以下の資料を参照いただきたい。


 <資料1>2012.12.16総選挙 各党の得票数(比例区のみ)と各ブロックの与野党得票率 http://www.geocities.jp/stopnuclearkansai/121216election/121216election1.html


 <資料2>2012.12.16総選挙 原発推進勢力とそれ以外の勢力の比例ブロック別得票率 http://www.geocities.jp/stopnuclearkansai/121216election/121216election2.html


 資料1は、今後、自公政権ができるという想定で、新「与党」(自公)と新「野党」(自公以外)の得票数、得票率をまとめたものである。自公両党の得票率が低いのが東京(35%)、近畿と南関東(いずれも37%)、北海道と東北(いずれも38%)の各ブロック。東海も39%と比較的低い。一方、高いのは中国(49%)、四国と九州(いずれも46%)となっている。


 また、資料2は、原発推進勢力(自公+民主、維新、国民新党)とそれ以外の勢力の得票数、得票率をまとめたものである。原発推進勢力の得票率は北海道(69%)で特に低く、東京(70%)がこれに次いで低い。以下、東北と南関東(いずれも73%)、東海(76%)と続く。一方、高いのは中国と四国(いずれも83%)、次いで九州(80%)となる。


 この2つの分析結果から、「福島原発に近い地域、あるいは原発事故の被害を強く受けている地域ほど、自公両党、原発推進勢力が負けている」という明確な相関関係が確認された。得票率が議席に反映されない選挙制度がおかしいだけで、原発は明確に今回総選挙の争点だったと評価して差し支えないと思われる。


 ●院外での大衆闘争強化を


 すでに多くの識者・メディアが指摘しているように、自民党は、民主党に大敗し政権交代を許した前回(2009年)の得票数を下回った。投票率が前回より1割近く下がったことが得票減の背景にあると考えられるが、民主党が壊滅的惨敗を喫したこと、第3極が共倒れとなったことにより、相対的に自公両党が浮き上がっての勝利に過ぎない。国民が自公両党を信任したわけでないことは強調しておかなければならない。


 自公両党が参議院での議決を覆す3分の2の多数を衆議院で得たことで、脱原発、反TPP、オスプレイ・基地反対等の闘いを繰り広げる市民にとって極めて厳しい状況となったが、考えようによっては「2009年総選挙以前に戻っただけ」と割り切ることもできよう。


 むしろ、多くの市民が「政府もメディアも学者もみんなウソつき」「非暴力・直接行動で闘う以外に社会を前進させる方法はない」と知っていることは当時あり得なかった有利な材料といえる。敵は強大なふりをしているだけで実際は強大ではない。民意を反映しない選挙制度の下で選挙結果に一喜一憂するのではなく、全原発を一度は停止に追い込んだ私たちの政治的力量に自信を持って進んでいこう。どのみち世の中厳しいのだ。腹を据えて闘うならば、輝かしい明日への扉は必ず開かれると信じたい。


(黒鉄好・2012年12月19日)

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 新しい力を結集してこそ (日本未来の党 参議院議員森ゆうこ) 
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2012/12/post-6cae.html
2012年12月21日 参議院議員 森ゆうこ オフィシャルサイト


二足のわらじを履いて他の人が遠く及ばない結果を出している人は大勢いる。

これまでのやり方や自分自身の能力を前提に考えていては、新しいものは生まれない。

嘉田由紀子代表は小沢一郎先生にはないものを持っている。

様々な新しい力を結集してこそ新しい未来をつくることができる。

脱原発に向けて新しいムーヴメントが起きたことは事実である。

ネットでの意見表明やデモで終わらずに、今回の総選挙ではじめて選挙運動に参加して脱原発候補を当選させようと共に戦った多くの人々がいる。

更にもっと広く共感を得るように活動をしていくことが何よりも重要である。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 維新、空中分解危機! 募る大阪側の不満 石原一派斬りの動き… (ZAKZAK) 
       日本維新の会の二枚看板である石原氏と橋下氏の間に、大きな亀裂が生じている


維新、空中分解危機! 募る大阪側の不満 石原一派斬りの動き…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121221/plt1212210709000-n1.htm
2012.12.21 ZAKZAK

 ★鈴木哲夫の核心リポート

 日本維新の会(維新)が空中分解の危機にある。石原慎太郎代表の「東京側」と、橋下徹代表代行の「大阪側」の関係が悪化しているのだ。維新は、石原氏と橋下氏を共同代表とする方針を固めたが、これは党内亀裂を修復するものなのか、さらに深める結果になるのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が核心に迫った。

 ■維新は変質

 衆院選投開票日(16日)の深夜、みんなの党の渡辺喜美代表は、電話で私(鈴木)にこう話した。

 「橋下氏と石原氏がくっついたことが大きかった。あれが悪かった」

 驚いた。渡辺氏はこれまで、橋下・石原合流について一切批判をしなかった。「みんなの党はみんなの党」とわれ関せずの姿勢を貫いたのは、「けんか別れのようなことはすべきではない。第3極が結集できる可能性を少しでも残しておくため」(渡辺氏側近)との判断からだった。

 その渡辺氏が、2人の名前を挙げて、真っ向から批判したのだ。悔しさが分かる。

 橋下・石原合流によって、かつて「維新八策」で、既成政党の政治を批判していた維新は変質した。「自民党と組んでもいい。自民党と一緒に憲法改正をやる」(石原氏)、「首相指名は安倍(晋三・自民党総裁)さんで」(橋下氏)などと、まるで自民党の補完勢力のようだ。

 合流については、石原氏周辺からも「第3極の結集を壊し、自民党を利する結果になった。最大の功労者は石原氏。確信犯なのか、本人は分かっていないのか」と疑問の声があるほどだ。

 大阪維新の府議は「橋下氏としては、知事時代から親交のあった石原氏に『一緒に中央集権を壊そう』『君を支える、総理になれ』といわれて、大いに信頼した。今月半ばまで、大阪市議会が予定されていたこともあり、石原氏を維新の顔として熱望したことはよく分かる」と話す。

 ■計算違った

 計算違いは、石原氏とワンセットだった『旧たちあがれ日本』のメンバーが予想以上に老かいだったことだ。大阪維新幹部がいう。

 「政権公約を作ったのは、園田(博之衆院議員)氏と、片山(虎之助参院議員)氏。そのとき初めて、彼らが完全に自民党を向いていることが分かったが、公示までに間に合わなかった」

 特に、園田氏は政界再編の仕掛け人で、「自民党にも、民主党にも太いパイプがあり、巨大な保守政党を作ろうとしている」(自民幹部)とされる。つまり、維新という勢いのある集団と名前を借りて、「政界再編で一気に主導権を握ろう」という狙いがあるとみられているのだ。

 前出の維新府議が続ける。

 「解散から公示まで、政策的なすり合わせなどに、維新の末端の人間はまったく無視された。不満は相当たまっていて、そのうち爆発するだろう。最初の旗揚げから頑張ってきた地方議員らは『たちあがれを切れ!』『石原氏とはたもとを分かつべき』という意見が多い」

 自民党出身の維新府議でさえ、こう危惧する。

 「石原氏との合流は否定はしないが、事を急ぎすぎる。年齢のこともあり、『安倍首相でないと、憲法改正や保守大合同ができない』と思っているのでは。それでは、橋下氏は自民党の補完勢力に成り下がってしまう。もう一度、『反既成政党』の立場を構築して、次の衆院選あたりに照準を合わせた方が、天下を獲れるのではないか」

 維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)は18日、「維新代表に橋下氏を格上げして、石原代表と共同代表にすべき」と規約改正を示唆したが、「維新が自民党に擦り寄っていく印象を薄め、場合によっては、橋下氏が、石原氏らを切る権限を持つようにするため」(前出幹部)という。

 橋下氏は本音を漏らしていないが、別の維新幹部はいう。

 ■冷静さ失い

 「計算外と実感しているはずだ。その証拠に、橋下氏は選挙期間中、番記者が聞いてもいないのに、いきなり日本未来の党の嘉田由紀子代表の人格を批判し始めたり、発言もコロコロ変えた。以前なら、激しい言葉にも計算高さが見え隠れしたが、いまは冷静さを欠いているように聞こえる」

 安倍自民党はとりあえず、来年夏の参院選までは「景気回復」一本で走り、その実績で参院選勝利を狙う。その後、「一番やりたい憲法改正などを目指す」(安倍氏周辺)とみられる。そのときは、石原氏らは迷うことなく、自民党との連立や合流に向けて一気に動き出す。

 既成政党を批判して、無党派層の支持を得てスタートした橋下氏だが、既成の自民党に埋没するか、原点に返るかが迫られている。

 ■すずき・てつお 1958年生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 政党助成 11党に122億円/今年最終分 「太陽」など要件喪失政党にも(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-21/2012122101_03_1.html">http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-21/2012122101_03_1.html

「しんぶん赤旗」 2012年12月21日(金)
政党助成 11党に122億円/今年最終分 「太陽」など要件喪失政党にも

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 総務省は20日、2012年分の政党助成金(年総額約320億円)の最終分として民主、自民、公明、みんな、国民新、社民、新党きづな、新党改革、「太陽の党」の9党に交付しました。26日には新党大地と新党日本にも交付され、最終分は11党で122億3734万円にのぼります。総選挙をめぐり離合集散を繰り返し、現存しない政党にも国民の税金が山分けされることになり、政党助成金の害悪が浮き彫りになりました。

 政党助成金は1月1日時点の所属国会議員数などが算定基準とされています。民主党は総選挙で大幅に議席を減らしましたが、今年1月1日時点の衆院議員数292人にもとづき、年交付額は165億430万円。自民党も満額受け取り、101億5400万円。両党だけで年総額の8割を占めます。日本維新の会に合流した「太陽の党」は、政党助成法に基づく政党要件(5人以上の国会議員)を満たさなくなったとの届け出を11月に総務省に提出しています。しかし、「たちあがれ日本」を党名変更した政党だとして交付されました。

 新党きづな、新党大地、新党日本も政党要件喪失の届け出をしていますが、1月1日時点での受け取り申請にもとづき政党助成金を受け取りました。

 民主、国民新党、新党大地は公債特例法が不成立だとして10月分の交付を請求していませんでしたが、今回ちゃっかり受け取りました。

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 政党助成 11党に122億円/今年最終分 「太陽」など要件喪失政党にも(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-21/2012122101_03_1.html


「しんぶん赤旗」 2012年12月21日(金)
政党助成 11党に122億円/今年最終分 「太陽」など要件喪失政党にも


 総務省は20日、2012年分の政党助成金(年総額約320億円)の最終分として民主、自民、公明、みんな、国民新、社民、新党きづな、新党改革、「太陽の党」の9党に交付しました。26日には新党大地と新党日本にも交付され、最終分は11党で122億3734万円にのぼります。総選挙をめぐり離合集散を繰り返し、現存しない政党にも国民の税金が山分けされることになり、政党助成金の害悪が浮き彫りになりました。


 政党助成金は1月1日時点の所属国会議員数などが算定基準とされています。民主党は総選挙で大幅に議席を減らしましたが、今年1月1日時点の衆院議員数292人にもとづき、年交付額は165億430万円。自民党も満額受け取り、101億5400万円。両党だけで年総額の8割を占めます。日本維新の会に合流した「太陽の党」は、政党助成法に基づく政党要件(5人以上の国会議員)を満たさなくなったとの届け出を11月に総務省に提出しています。しかし、「たちあがれ日本」を党名変更した政党だとして交付されました。


 新党きづな、新党大地、新党日本も政党要件喪失の届け出をしていますが、1月1日時点での受け取り申請にもとづき政党助成金を受け取りました。


 民主、国民新党、新党大地は公債特例法が不成立だとして10月分の交付を請求していませんでしたが、今回ちゃっかり受け取りました。

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 民主党には心底失望した・・選挙民の皆さん!もうこの党は忘れましょう!
http://blog.livedoor.jp/sky7777777777/archives/52014308.html

「衆院選で歴史的惨敗を喫した民主党の迷走が止まらない。党執行部は19日の両院議員総会で、22日の代表選実施を提案したが先送りとなった。大本命とみられた細野豪志政調会長が周囲に不出馬の意向を示すなど、火中のクリを拾おうという男気のある議員は見当たらない。ついに党内には、女性参院議員の蓮舫元行政刷新担当相を推す声まで出始めた。」

 今となっては民主党なんてどうでもいいんだが、せっかく小沢が2大政党のフレームを作ったというのにぶち壊してしまって、全く、私は心底失望しているのだ。野田が何時に解散しようがどうしようが関係なく民主党の議席は50議席程度に落ち込んでいたはずなのだ。しかも、今後も無能集団の迷走には歯止めはかからない。何せ、ほとんどが死に絶え、生き残った議席のメンバーを見ての通り、とってもまともな党運営ができる能力を持ってる連中なんていやしない。野田や菅をはじめ、岡田や玄葉、枝野など、もうゴミばっかり。どうするんだって私が気を揉んでもどうしようもないが、もはや絶望感が漂っているのだ。もちろん、もう二度と政権に復帰することはないだろう。だから、もはや議席があってもヘドロのような存在に過ぎず、消えて行くのは時間の問題だ。

 「これからどのように民主党を立て直すか。これは日本に二大政党による政権交代が常態化するか、それとも一回の出来事で終わるかの境目だ。2009年、イギリスでは十数年ぶりに政権を失った労働党は、5年後の総選挙での政権交代を目標に、党内で十分議論したうえで若いリーダーを決めた。民主党もある程度時間をかけてこれまでの総括を行い、その上で新しいリーダーを選ぶことが重要だ。(菅直人)」

どこまでもピント外れな菅直人・・。ここまでいけば逆に大したもんだ。「新しいリーダーを選ぶことが重要だ」って・・あんた・・。あははは・・。アホか。

 私が民主党の政権営上残念だと思う点は以下の通りだ。
@鳩山ユッキーが小沢を道連れに退陣したこと。
普天間問題に絡めて米国から横槍が入った。しかし、ユッキーはここでめげてはいけなかった。何としてでもしぶとく政権を維持しなければならなかった。いかに米国からの強力な圧力や嫌がらせがあったとしてもだ。どのような密約があったのかどうかはわからないが、ましてや政権とは関係ない幹事長の小沢をなぜ道連れにしなければならなかったのか。どうしても私は解せない。そして、小沢が幹事長の辞任を同意した時のVサインは一体なんなのか。誰にVサインしていたんだ。

A党代表が菅直人になったこと。
なぜ、誰の目にも明らかに無能な菅直人に大事な党運営を任せたのか。

B菅直人代表での参議院選は、菅の不用意な消費税発言でみすみす勝てる選挙を台無しにした。
菅の大馬鹿消費税発言で過半数だった参議院議席を大幅に落とした。この責任をとって菅はすぐにでも辞任すべきだった。

C参議院で大敗して衆参ねじれを引き起こしたにも関わらず、菅は責任を取るどころか逆に政権に執着した。
衆参ねじれの原因を直接の責任のあった菅直人はすぐに小沢に政権運営を任せるべきだった。

Dよりによって無能な菅が政権執着している間に311が発生。民主党は泥沼に突入し迷走してゆく。
原発見学パフォーマンスをした後、原発は大丈夫だ、とコメントしたとたん大爆発。トンチン菅ぶりを世界にアピールすることになった。私は見ていて恥ずかしかった。

E次の代表は、またよりによって、補欠要員の野田が登板。
何で野田なんだ。補欠要員に過ぎない野田をいきなり4番にするって・・。

F補欠要員の野田は、参議院選で大失敗した「消費税増税」を政策の第一と宣言。
三党合意してまで党内の反対勢力を押し切り強引に消費税増税法案を可決。党内分裂を引き起こす。

G小沢派は増税に反対し分裂。
小沢は民主党を離れるべきではなかった。党内で増税推進派を押さえ込むべきだった。

 すべてが逆周りに回っていた。このまま参議院選も大敗するだろう。もうはや、リベラル民主党は大崩壊し、実質消滅になった。そして、未来が議席を大幅に縮小。挙党一致を目指せって言ってたのに・・。私はFの時点で完全に民主党を諦めた。ここで民主党消滅を確信したのだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 落日 小沢王国−いわての審判(上)1勝3敗/無敵の神通力に陰り (河北新報) 
地元で異例の街頭演説に立つ小沢氏。「王国」の本丸でも求心力の陰りをうかがわせる選挙戦となった=15日、北上市


落日 小沢王国−いわての審判(上)1勝3敗/無敵の神通力に陰り
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121218_03.htm
2012年12月18日 河北新報

 日本未来の党の小沢一郎氏(岩手4区)のカリスマ的な影響力で、岩手県は「小沢王国」と呼ばれてきた。未来は今回の衆院選で県内の4選挙区に候補を擁立したが、結果は1勝3敗。比例復活の1人を加えてもわずか2人となった。「剛腕」と呼ばれた小沢氏の力の源泉だった県内基盤が、かつてないほど弱まっている。

◎お国なまり、どぶ板不発

<自民、満面の笑み>

 「本日をもって『小沢王国』をぶち破った」

 16日午後10時40分ごろ、自民党高橋比奈子氏の選挙事務所(盛岡市)。玉沢徳一郎元農相が祝杯を手に高らかに宣言した。高橋氏は岩手1区では敗れたものの、比例東北で復活当選した。

 2009年の前回衆院選で、自民党は県内議席ゼロに終わった。今回は2区で当選した鈴木俊一氏、比例で復活した3区の橋本英教氏と4区の藤原崇氏を加え、立候補した4人全員が当選を果たした。

 千葉伝県連幹事長は「優勢を伝えられる全国と、岩手は全く違うとイメージしていた。小沢王国で4人。これ以上の結果はない」。これまで小沢氏に何度も煮え湯を飲まされてきただけに、満面の笑みを浮かべた。

 同じころ、落選が決まった未来の達増陽子氏は記者会見に臨んでいた。「敗因は私の力不足」と達増氏。「私の声を1区のすみずみまでお届けすることができなかった」と悔しさをにじませた。

 1区から立候補を表明したのは公示直前。達増拓也岩手県知事の妻という知名度を生かして4万票以上を獲得したが、及ばなかった。

 2区で落選し、辛くも復活当選した未来の畑浩治氏の陣営も時間不足を痛感していた。ある秘書は「未来は、政党名が公示の数日前に決まった。『そんな政党に何ができるのか』と有権者は思っただろう」と振り返る。

 しかし、そんな厳しい情勢でも、ひっくり返してきたのが小沢氏だった。今はたもとを分かった平野達男復興相が、自由党から初当選した01年の参院選岩手選挙区。自民党候補に先行を許していたが、党首だった小沢氏が2度も岩手入りして土壇場で逆転した勝利は今も語り草となっている。

<「仲間」が減った>

 選挙戦最終盤の15日午後。盛岡市の住宅街では雨の中、公民館前に集まった聴衆約60人に、小沢氏が普段は使わないお国言葉で語り掛けた。

 「俺だげで、いぐら頑張っでも一人では(政治は)できません。大勢のながま(仲間)がいて、初めて民主主義ですから」。時間は約5分。駆け足でワゴン車に乗り込むと次の会場に向かった。

 達増氏の応援で盛岡市に14日から入った小沢氏。2日間で計数十カ所の街頭演説をこなすどぶ板選挙を展開したが、かつての神通力はもはやなくなっていた。

 「仲間」は減った。小選挙区で勝ったのは4区の小沢氏だけ。1993年に自民党を離れて以来、県内の衆院選で小沢氏が系列候補の複数議席を獲得できなかったのは今回が初めてだ。

 民主党分裂まで小沢氏と行動を共にした渡辺幸貫党県連代表代行は「候補者擁立のやり方も、政治家を育てるのではなく、選挙受けばかりを考えている」と批判。「どんどん党を変わる。作り屋だか壊し屋だか分からない」と語った。

   ◇

落日 小沢王国−いわての審判(中)崩された牙城/被災地離反、予想以上
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121219_06.htm
2012年12月19日

◎旧地盤への「刺客」惨敗

<異例のお国入り>

 三十数年ぶりのたすき姿だった。「王国」の主(あるじ)が地元の岩手4区でマイクを握った。選挙区の首長や系列地方議員が横に並ぶ。

 「本当に長い間支援いただき、まだご恩返しもできずに申し訳ないが、郷里や国民のため、この一命をささげて頑張る」

 選挙戦最終日の15日、北上市であった日本未来の党前議員小沢一郎氏の街頭演説。異例のお国入りに危機感がにじんだ。

 小沢氏は15選を果たしたが、得票は約7万8000票。1996年の小選挙区制導入以来、初めて10万票を割り込み、60%前後を誇った得票率も約45%にとどまった。後援会連合会の小笠原直敏会長は「これまでと空気が違い、大変な圧力があった」と振り返る。

 「小沢離れ」の予兆を肌で感じた後援会関係者は、少なくなかった。

 奥州市前沢区の女性は「個人演説会に誘っても、つれない返事で来てくれなかった」と漏らす。同市江刺区の男性幹部によると、選挙用はがきの推薦人名の掲載を断られる例も相次いだ。

 前回衆院選後、小沢氏を取り巻く環境は激変した。陸山会事件で強制起訴(無罪確定)されたり、二大政党制を実現しながら自ら離党したりした。後援会幹部は「期待が薄れ、『何とか支えよう』というムードが弱まった」と指摘する。

<「呪縛が解けた」>

 強固な後援会組織を武器に、鉄壁の地盤を築いた小沢氏。そこに今回、仲間だった民主党が候補者を擁立し、くさびを打った。比例代表で復活当選した自民党候補の29歳という「若さ」も有権者には新鮮だった。「小沢氏の呪縛が解けた」と、ある民主党県議は語る。

 中選挙区時代の小沢氏の地盤とほぼ重なる岩手3区。たもとを分かった民主党の黄川田徹氏への「刺客」に、小沢氏と政治行動をともにした元衆院議員菅原喜重郎氏の次女佐藤奈保美氏を立てたが、惨敗した。

 小沢氏は秘書を投入し、かつての有力支持者を足掛かりに黄川田氏の地盤の切り崩しを図った。自らも選挙戦終盤にてこ入れした。佐藤氏は地元の一関市など内陸部ではわずかに黄川田氏の得票を上回ったが、沿岸部では大差をつけられた。

 勝敗の鍵となったのは「震災」だ。家族を亡くした黄川田氏は「政局よりも復興」と繰り返し、ほとんど被災地入りしてこなかった小沢氏との違いを強調。「黄川田さんを落としたら、被災地の恥だ」(野田武則釜石市長)と、沿岸首長も相次いで援護射撃した。

 黄川田氏が初当選したのは2000年。小沢氏の強力な後押しが原動力となった。それから4期12年。小沢氏系列の参院議員の地元で、一定の影響力が残っているとみられていた大船渡市でも倍以上の得票差がついた。

 「岩手県南は小沢先生の金城湯池だと思っていたが、違った」。佐藤氏の陣営幹部は疲れ切った表情でつぶやいた。

   ◇

落日 小沢王国−いわての審判(下)激戦の余波/後援会組織、真っ二つ
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121220_04.htm
2012年12月20日

◎「次は参院選」幹部強調

<「ついていけぬ」>

 「家庭を壊すような強引なやり方には、ついていけない」

 達増拓也岩手県知事の妻、陽子氏が岩手1区から出馬表明した翌日の今月1日。後援会の緊急会合で、ある幹部から痛烈な身内批判が飛び出した。

 矛先は、知事や陽子氏というより、知事の妻というだけで立候補させた日本未来の党の小沢一郎氏(岩手4区)に向けられていた。

 対する民主党の候補は、衆院議員を4期務めた知事の後継、階猛氏。家族ぐるみの付き合いがあった達増、階両家。「悲しい選挙」(階氏)の始まりだった。

 支持層が重なる両陣営には、ほぼ同じ後援会員や紹介者の名簿があった。「(有力支持者の)名前を勝手に使われた」「名簿を盗まれた」。怪情報や感情的な中傷が飛び交った。

 自民党政治の打破を目指し共に歩んできた。階氏は1区で3選を果たしたが、陽子氏と票を食い合い、皮肉にも自民党候補の比例復活を容易にしてしまった。

 「どうして考えが近い者同士でいがみ合い、共通の敵を助けなくてはいけなかったのか」。達増後援会女性部の一人は疲れた様子で振り返った。

<巻き返しを誓う>

 陽子氏の落選が決まった16日深夜。選対幹事長の佐々木順一県議は、選挙事務所から引き揚げようとするスタッフらに声を掛けた。「夏の参院選でこの悔しさを晴らしましょう」

 単なる負け惜しみではなかった。比例代表で見ると、未来の県内得票数は約14万4000票で、1位の自民党に約6000票差まで肉薄。県内4選挙区を合わせた得票数は約22万6000票で、逆に自民を上回った。

 小沢氏の地元、4区の後援会幹部は「来夏の参院選に向けた足掛かりができた。(空白区だった)1、3区に候補を擁立できなければ、参院選はまるっきりめどが立たなかった」と語る。

 岩手選挙区で改選期を迎えるのは、小沢氏とたもとを分かった民主党の平野達男氏。復興相を務め、高い知名度で未来の前に立ちふさがる。

 この後援会幹部は「衆院選の結果だけで、小沢先生の政局観が衰えたと結論を下さない方がいい。戦いはまだ続くんだ」と巻き返しを誓う。

 小沢氏を支援する経済人の団体「欅(けやき)の会」の幹部も小沢氏の復活を信じて疑わない。「『小沢は終わった』と離れていった支持者は、先生の理念を理解できなかっただけだ」と語気を強める。

 将来の首相候補として期待を集めてきた小沢氏。その存在感は強力な求心力でもあり、時に分裂の原因にもなった。

 達増後援会の一人は1区で繰り広げられた同門対決を振り返り、つぶやいた。

 「小沢さんへの評価で、後援会が二つに割れた。また一つになれるとしたら、小沢さんの力が本当になくなったときなのかもしれない」


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 惨敗の責任  田中良紹の「国会探検」 
惨敗の責任
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/12/post_330.html#more
2012年12月21日 田中良紹の「国会探検」


 民主党惨敗の責任は言うまでもなく解散を断行した野田総理にある。「解散権は総理大臣の専権事項」と言って一人で断行したのだから責任も一人で負うべきだ。ところがその姿勢が全く見えない。


 衆参「ねじれ」に苦しんだのは民主党だけではない。07年の参議院選挙で大敗した自民党もそれから2年間「ねじれ」に苦しんだ。09年に政権を奪った民主党が「ねじれ」に直面したのはその翌年の参議院選挙だから、「ねじれ」に苦しんだ期間は同程度である。しかし両党の対処の仕方は全く異なる。

 07年7月の参議院選挙で自民党が大敗した時、安倍総理は選挙敗北の責任を取らずに退陣を拒否した。それまで参議院選挙に敗れて「ねじれ」を作った89年の宇野総理、98年の橋本総理が責任を取って退陣したのとは対照的である。民主党の菅総理も参議院選挙敗北で「ねじれ」を作ったが退陣を拒否したので安倍、菅両氏の対応は共通している。

 しかしその後の経過は対照的である。自民党は安倍総理の継投を認めず、2か月後には退陣せざるを得ない状況に安倍総理を追い込んだ。表向き病気のために辞任したと言われているが実態は異なる。

 当時の安倍総理はインド洋での海上自衛隊の給油活動を国際公約していた。その公約を果たすためには11月で期限の切れる法案を継続させなければならない。そのためには8月中に国会を開き、衆議院で可決して参議院に送る必要があった。それを自民党はさせなかったのである。

 安倍総理が国会開会を急いだのとは逆に、党内には「時間をかけ身体検査をしてから組閣をすべき」という声が強く、国会開会が9月にずれ込んだ。これで安倍総理は国際公約を果たせない事が確定した。

 退陣の記者会見で安倍総理は「退陣しないと政治が混乱する」と述べたが、それが真相を物語っている。退陣の後で理由は病気という事にされたが実態は自民党に追い込まれたのである。これに対して民主党は「総理をころころ変えてはならない」と言って民意が参議院選挙でノーを突きつけた菅総理を続投させた。「ねじれ」で野党の言いなりにさせられるか、政権運営に行き詰まる事が自明なのにである。

 菅総理は09年の民主党マニフェストをかなぐり捨て、霞ヶ関とアメリカの要求を受け入れて消費増税とTPP参加を政権の方針にする。民主党が菅総理を退陣させることが出来たのはそれから1年後のことである。

 安倍総理が作った「ねじれ」を受けて総理に就任した福田康夫氏は、民主党の攻撃にさらされたが、衆議院議員の任期が切れる1年前に自分より国民的人気の高い麻生太郎氏に総理の座を譲った。「ねじれ」で政権運営がうまくいかない事から国民の支持を失った自民党の議席をいくらかでも減らさないようにするための自発的退陣である。

 麻生総理に就任直後の解散を期待しての交代劇だったが、リーマンショックに遭遇した事もあって麻生総理は解散の時期を失い、それから「いつ解散するのか」と国民をイライラさせた。そのイライラが自民党に対する不満を膨張させ09年の民主党圧勝につながるのである。

 一方、菅総理が作り出した「ねじれ」の後を受けた野田総理は、マニフェスト違反の消費増税に突き進んだために支持率を減らし、野田総理が先頭に立つ選挙では大敗が予想された。しかしそれでも野田総理は人気の高い後継者に総理の座を譲ろうとはしなかった。それなら任期満了に近づくまで不人気の自分でつなぎ、最終局面で「選挙の顔」を劇的に代えて民主党の議席をいくらかでも減らさないようにするのかと思えば、突然解散を表明して国会議員だけでなく、国民の心の整理もさせないままに選挙を強行した。

 野田総理の「近いうち」表明によって国民は「いつ解散するのか」とイライラさせられ、そのイライラが募ったところで突然「3日後に解散」と言われ、何の準備もないままに選挙を強制された。しかも解散の理由が消費増税であるのにもかかわらず、それを堂々と正面に掲げて国民に信を問おうとはしなかった。

 史上最低の投票率になり、しかも小選挙区で200万票の白票が出たという事実は、国民がいかにつらい選挙を強制されたかを物語っている。自らの政党のために自らを犠牲にすることなく、国民に難しい選挙を強要して、国民から支持された訳でもない政党を圧勝に導いたのは、解散権を行使した野田総理である。

 民主党は次の代表選びを巡って混とんとしているようだが、期待を集めていた細野豪志政調会長が「執行部の一員として責任がある」と代表戦不出馬を表明したと言う。しかし解散は執行部で協議して決めた訳ではないだろう。解散権は総理の専権事項だから総理が一人で決め、一人で責任を取るものだ。その野田総理に民主党の捨て石になる姿勢が全く見えない。

 ところでイギリスでは2年前に首相の解散権を廃止した。次の総選挙は2015年5月が確定的になっている。選挙の時期があらかじめ分かっていれば国民も政治家も選挙に臨む心の整理と争点の準備をすることが出来る。先月のアメリカ大統領選挙も一昨日の韓国大統領選挙も突然の選挙ではない。国家の針路を決めるための周到な準備が国全体で出来ていた。

 しかし「3日後解散」を叫んだ総理によって、日本の針路は誰にとっても分からないものになった。安倍次期総理はインフレ目標の導入や大型公共事業などの政策を次々に打ち出しているが、この選挙でそれらの政策が問われたと思う国民はいないだろう。選挙で支持してもいない政策が実現していく。その責任も突然解散をした野田総理にある。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 不正選挙は一体いつから行われているのか(陽光堂主人の読書日記)
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-839.html

 板垣英憲氏のフリーメーソン・イルミナティ情報というのは怪しいものが多いのですが、本日付ブログで、「米国CIAが、約4万人の要員を日本に送り込んで、常駐している1万人と、既に増員で送り込んだ3万人と合わせて、計8万人体制に増強、『日本管理』を強化しようとしている」と述べています。

 これはもちろん、安倍内閣を支援するための増員です。既に4万人ものCIA要員が国内で活動しており、これが倍増するわけです。事の真偽は確認しようがありませんが、ジャパンハンドラーズの親分・アーミテージ元国務副長官が安倍政権発足を歓迎していることから、大いに有り得る話だと思います。

 CIAなどの工作員は、ジャーナリストやビジネスマンを装って来日しますから、その手の人たちの行動には注意する必要があります。警視庁が2ちゃんねるの元管理人を書類送検したのは、反政府系のサイトに対する威嚇と思われます。(起訴されないことが判っているのに、見せしめのように書類送検しています)

 板垣氏のブログには次のような記述が見られますが、この部分は少々引っかかるものを覚えます。(http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken)

◆小沢一郎元代表は、日本未来の党の結党が、総選挙公示(12月4日)直前の11月28日だったことから、党名を全国に浸透させる時間的余裕がなかったため、大半の候補者を落選させてしまったことの反省に立ち、早々と準備に着手して、日本未来の党の執行部体制固めとともに、全国の組織固めに力を入れている。参院議員の定数は、242。このうちの半数121が改選される。

 今回総選挙では、121人が立候補。このうち、小選挙区111人、比例代表119、重複立候補109、公示数勢力62人であった。これらの数字から、はっきり読み取れるのは、立候補者121人という数は。参院議員の改選121人とピッタリ付合している点だ。これは、明らかに、参院議員選挙を念頭に置いた布陣であった。これこそ、小沢一郎元代表が、東京都内の手持ちのマンションを売って、軍資金をつくってまでして、用意周到に組み立てた戦略戦術の肝要部分である。 (下線は引用者による)

 小沢氏が、総選挙の前から来年夏の参院選を睨んで行動していたというのですが、総選挙で惨敗することを想定していたとでもいうのでしょうか? そういう展開も有り得るとして、参院選の改選数に合わせて候補者を立てたというように読めます。

 小沢氏は、今回の総選挙の敗因は党名を浸透させる時間が足りなかった点にあると考えているそうですが、もしこれが本当なら、真におめでたい話です。来年の参院選も、再び不正選挙で惨敗することは目に見えているのですから。

 国民本位の政治を真に実現しようと思うなら、不正選挙の実態を解明することから手を付けなければなりません。でなければ、何度選挙をやっても同じことです。板垣氏がこの点に全く言及しないのも、怪しいと言わざるを得ません。

 今回の総選挙の開票結果は明らかに可笑しいのですが、こうした不正工作が一体いつから始まったのか、この点も追及する必要があります。2009年はどうだったのでしょうか? かなり前から不正工作が行われていたかも知れず、小泉政権の時の郵政民営化選挙は特に怪しい感じがします。

 この国の為政者たちは、昔から民意など重視していませんから、形だけ選挙の体裁を作っておいて、それとは関係なく権力を私してきた疑いがあるのです。古参の政治家たちならそのことを知っているはずで、茶番を承知で選挙戦を戦い、権力をたらい回しにして来たというのが本当のところなのかも知れません。

 小沢氏が今回の選挙結果についてどう思っているのか、本音を知りたいものです。不正などなかったと思い込んでいるのか、そういうことは口にしてはいけないと大人の態度でトボけているのか…。国民はコケにされているのですから、選挙の真相について知る権利があります。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK141] BLOGOS AWARDユーザー賞いただいちゃいました (八木啓代のひとりごと) 
BLOGOS AWARDユーザー賞いただいちゃいました
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-670.html
2012-12-21  八木啓代のひとりごと


 おくればせながらのご報告です。BLOGOS AWARDユーザー賞をいただいてしまいました。
 ノミネートされていたことは知っていたのですが、私のようなイロモノ系は、いわゆる「ノミネート止まり」だと思っていましただけに、ほんとに受賞して、正直、かなり驚いております。それも、投票で一位ということでしたので、やはりこれは、ポートレート写真を撮ってくれた凄腕カメラマンにおごってあげる必要ぐらいはあるでしょう。


 といいますか、やはり、この結果は、それだけ検察問題に皆様が深く関心を寄せていらっしゃるからだと思います。なんといいましても、天下の検察でございますので、検察を批判する方というのは、テレビに出られなくなり、検察べったりの方までも、この一連の不祥事に対して、もはや日本語になっていないコメントしかできないという手詰まりな状況の中とあっては、私のような、脳天気な歌手がたまたま「散歩中にドラゴンボールを拾っただけ(Ⓒやまもといちろう氏)」みたいな人間でも、その発信に価値があるということになるのかとも思います。


 で、このBLOGOS AWARD前日、じつは、検察審査会からお電話を頂きまして、てっきり
 
 えー先ほど、検審から電話がありまして、てっきり


   キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!


 と思ったのですが、そうではなくて、不起訴前に補充書として出した期ズレ問題の方の議決を出すに当たって、「補充書」ではなく、起訴後の正式の申立として扱いたく、改めて申立書の形式が必要なので、書類を出し直してもらえないか、という話でした。
 つまり、当方の申立を同じ審査会で、2回議決を取る、ということです。


 謀略説嗜好で考えますと、ちゃっちゃと目立たず不起訴相当ですませてしまいたいのでしたら、衆議院選後のどさくさ+年末の慌ただしさのある今週あたりに、議決一回でひっそり出してしまえば、あまりメディアに取り上げられることもなさそうで、多分都合がいいわけなんですが、それをやらずに、わざわざ2回議決をとりたいと先方からおっしゃるあたり、(当然、議決が出るのは年内は無理ということです)、そうとう真面目に審査をしていただけているものと思料いたします。


 なんといいましても、今回の選挙の自民党の大勝。民主党の自爆テロという声もあるようですが、自爆テロというのは、少なくとも我が身を犠牲に敵にもそれなりのダメージを与えるのが目的なわけですが、単に自民党に追い風になっただけという点で、自爆テロにすらなっていない、単なる自爆行為みたいな解散だったわけですが、その一方で、ある意味では、その自民党大勝の最大の功労者は、民主党を「政治とカネ」問題をネタに小沢氏を西松建設事件と陸山会事件で揺さぶり、党内抗争でグチャグチャにした「検察」であるともいえるわけです。


 それだけに、新たにできる自民党政権が、この「最大の功労者」である検察に対して、まっとうな対処ができるかどうかというところが、微妙に心配ですが、とりあえず、想像以上に皆様の関心が、この検察問題にある、ということは、あたくしたちにとっては、とても力強い援護に思われます。


 ちょうど本日から、「検察崩壊」、なんとAmazon Kindle版で、一週間、期間限定キャンペーン価格なんと破格の440円(68% off)で出ております。ぜひぜひ、この機会に、まだお読みでない方、この田代報告書にまつわる検察疑惑のすべてを、改めてじっくりごらんください。


BLOGOS AWARDユーザー賞
http://blogos.com/feature/blogos_award2012/


岡部 好 Photo Gallery
http://koh-okabe.com/


田原総一朗が「震災報道」に見た既存メディアの問題点と可能性とは【2】
http://www.cyzo.com/2011/04/post_7057.html


小沢氏裁判、ウソ記載の捜査報告書入手

小沢氏裁判、ウソ記載の捜査報告書入手 投稿者 samthavasa


『BLOGOSアワード2012』で”PV賞”なるものを頂戴しました(御礼)
http://blogos.com/article/52592/


「検察崩壊」、なんとAmazon Kindle版で、一週間、期間限定キャンペーン価格なんと破格の440円(68% off)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00ANIKQ8K/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=gohara-compliance-
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http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 陸自ヘリ官製談話が略式起訴って何だよ!? (日刊ゲンダイ) 
陸自ヘリ官製談話が略式起訴って何だよ!?
http://gendai.net/articles/view/syakai/140211
2012年12月21日 日刊ゲンダイ


 地に落ちた東京地検の大甘感覚

 陸上自衛隊のヘリコプターをめぐる官製談合事件で、東京地検特捜部は20日、官製談合防止法違反罪で、防衛省技術研究本部技術開発官の椎盛治2等陸佐(48)と、担当室長だった札本道博2等陸佐(54)を略式起訴した。

 特捜部の調べだと、2人は陸自の次期多用途ヘリ「UH―X」の開発事業にあたり、業者選定の前に内部文書を川崎重工業(神戸市)に漏らし、不正受注させていた。特捜部は2人が「純国産のヘリを開発できるメーカーに受注させたかった」と説明している上、見返りに金品の授受がなかったことから情状を酌量して「略式起訴」と判断したらしい。ただ、先週まで2人は「在宅起訴」と報じられていた。「在宅起訴」=公判と、「略式起訴」=罰金でオシマイ――は大違いだ。06年の防衛施設庁談合事件では、当時の技術審議官ら3人が起訴された。同じ防衛省をめぐる談合事件なのに検察のサジ加減ひとつで判断が変わるなんて何かおかしくないのか。

 元検事の落合洋司弁護士はこう言う。

「私も罰金で済まされるのかとクビをひねりました。そもそも官製談合は悪質だから法律があるのです。謝ったから許すよ、という話ではない。(今回の判断に)批判が出るのもムリはありません」

 その通りだ。特捜部の「金品の見返りがなかった」という説明も、よく考えれば変だ。官製談合でカネの授受があれば贈収賄事件に発展する。発覚すれば当事者の逮捕、起訴では終わらない。防衛省に批判は殺到するし、川崎重工も指名停止は免れないだろう。目先の利益があったとしても、リスクは大きい。だから、直接の見返りなんて、表に出てくるわけがない。

 それよりも、今回の事件で2人が川崎重工に内部文書を漏らしたのは、「将来の天下り先確保」のために恩を売った――と見た方がいい。実際、川崎重工には06年から6年間で34人の自衛官が再就職しているからだ。

「罰金だと、一事不再理の原則で検察審査会への申し立ても出来ないし、国家公務員の身分にダイレクトに関わることもありません。国民がおかしいと思っても何も出来ないわけで、そこも歯がゆい話です」(落合洋司弁護士)

 検察と防衛省がウラで手を握って“談合”なんてシャレにもならない。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 主権者国民逆襲キーワードは覚醒・大同団結・連帯 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-7bd6.html
2012年12月21日 植草一秀の『知られざる真実』

第二次安倍政権が発足することになるが、今回の選挙で壊滅的な打撃を受けた主権者国民勢力は、2013年夏の参院選に照準を合わせて、体制を再構築しなければならない。

主権者国民勢力が政権を奪還するための三つのキーワードは、

「覚醒」

「大同団結」

「連帯」

である。


「覚醒」とは、主権者国民の課題。

多くの主権者国民が「洗脳」状態にある。大きな理由は日本の腐敗したマスメディアが偏向した情報しか流さないことにある。

歪んだ情報が常に主権者国民に刷り込まれている。

メディアの歪みは2001年の小泉政権発足時から顕著になった。

2009年以降は、米国・検察権力・メディアが三位一体で日本の情報空間を占拠して汚染し続けてきた。

この影響で、主権者国民の多くが「洗脳」、「汚染」状態に置かれている。

日本政治を刷新するには、主権者国民が「覚醒」しなければならない。

今回総選挙で大勝した自民党が比例代表選で得た得票率は、全有権者の16.4%に過ぎない。

全有権者の16.4%の投票を得ただけで、衆議院480議席の定数のうち、294議席を占めたのだ。

自民党が国政を仕切る十分な正統性を持たないと言えるが、同時に主権者国民の2割の支持を得れば、政権を奪取することができるという意味では、大いなる希望の光を見出す事実でもある。


『ルネサンスとは何であったか』の著者塩野七生氏は、同書のなかでルネサンスについて次のように記述する。

http://goo.gl/f7nU7

「ルネサンスとは、一言で言えば、今までの自分に疑いを持つということですね。そこから始めて、あらゆることに疑いをもっていく。」

主権者国民は、あらゆることに疑いを持たなければならない。

あらゆることを疑って、もう一度、自分の目でものを見て、自分の頭でものを考える。

このプロセスを重視することによって、まったく違う現実が見えてくる。

これが「覚醒」だ。

政治のレベルは国民のレベルを超えて存在しない。日本政治を刷新するには、日本の主権者国民のレベルが日本政治を刷新するレベルに昇華する必要がある。

全員が覚醒するのは困難だろう。しかし、2割の国民が覚醒することは十分に可能だ。これを実現すること。


第二の「大同団結」は、「主権者国民の政治」実現を目指す政治勢力が大同団結すること。

特定のイデオロギーに縛られていては、主権者国民の支持を引き付けることはできない。

これまでの鎧を捨てて大同団結し、主権者国民の側に立つ新しい勢力を結集することが必要だ。

最大の敵は「党利党略」だ。

そして「我欲」も排除しなければならない。

自分が中心でなければならない人は大同団結にふさわしくない。

大同団結とは自分を捨てることでもある。

「無私の精神」こそ「大同団結」に必要不可欠なものだ。


西郷南洲翁遺訓に、

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり。此の始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」

との言葉がある。

私は為政者に求められる資質は、「無私の精神と徳の高さ」だと考えている。

この資質を備えた者が中心に位置しなければ「大同団結」は達成されないだろう。

「主権者国民の政治」の実現とは、「米国・官僚・大資本」という「既得権益の政治」を排除して、「主権者国民のための政治」を確立することである。

今回の選挙でも、この方針を提示した政治勢力は存在した。「未来」がその中心であった。さまざまな謀略によって、「未来」の議席数は激減させられたが、こんなことでくじけていては日本政治刷新など実現しようがない。

この瞬間から出直しを図り、必ず「主権者国民の政治」を確立しなければならない。

そのための「大同団結」こそ求められている。


三番目の「連帯」は、「主権者国民の政治」を確立するために、ネット上に「主権者国民メディア」を確立することだ。そのためには「連帯」が不可欠だ。

ここでも敵は「党利党略」である。「自分が中心」の人が多数存在してもまったく力にならない。

「連帯」のためには身を投げ出すことが必要だ。

マスメディアの威力は1000万人単位の情報伝達にある。

これに対抗するには、ネット上に100万人単位のメディアを創設することが必要だ。

「日本版アルジャジーラ」の創設だ。

すでに、ネット上には市民メディア構築の試みがいくつか存在する。

これらが「連帯」して、共通のプラットフォームを構築することが必要である。

この課題を解決するために、具体的な方法を現在検討中である。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 小沢は未来を解党して国民の生活が第一で先頭に立つべきだ。
小沢は未来を解党して国民の生活が第一で先頭に立つべきだ。
今回の選挙の結果を総括するなら、小沢国民生活が第一代表が解党して
未来に合流したことではないのかと考える。
また民主党残留した完全従米でない議員を推薦できなかったのか、、、、等々
ひかれ者の小唄にも近いが、来るべき参議院選挙に向けて「小沢一郎」が管と
行った代表選挙のように表に立って活動を行うことを祈るものである。
以下新ベンチャー革命2012年12月20日 No.695より。
新ベンチャー革命2012年12月20日 No.695
タイトル:12.16総選挙にて敗北した小沢氏:おのれを裏切れなかった政治家として歴史に残ることを祈りたい
1.90年代初頭の小沢氏には米国と約束したウラ・ミッションがあった?
 小沢氏が利権にまみれる自民党から袂を分かって、新生党を起ち上げたのは1993年でした。翌年、今の民主党の元となった新進党を起ち上げています。筆者の記憶では、最初、虎の門に新進党本部(新生党だったかも)があったと思います、筆者は当時SRIインターナショナルに勤務、日本事務所が新進党本部のそばの新日鉱ビルにありました。その後、紆余曲折があって、小沢氏が現在の民主党に合流したのは2003年です(注1)。そして、小沢氏が民主党代表に選ばれたのが2006年です。

 そのとき、本ブログにて、小沢氏のウラ・ミッションについて分析しています(注2)。本ブログでは、2006年当時から、小沢氏には米国寡頭勢力のジャパンハンドラーと約束したウラ・ミッションが潜んでいると睨んでいました。
そこで、2006年当時の本ブログで推測した小沢氏のウラ・ミッションは下記の通りです。

“彼(小沢氏)は2006年9月までの短い任期中に、表向き、小泉批判を繰り広げるでしょうが、一方、ヤミでは民主党を解党させるための仕掛け人となるのではないでしょうか。まさにジキルとハイドです。小沢氏は、意図的に、民主党内の左翼派閥と握手するポーズをとったり、小泉刺客によって、自民党を追い出された反小泉一派(亀井氏や綿貫氏のグループ)と連携するポーズをとることによって、民主党内親米派である前原一派が嫌気を刺し、容易に離党できるよう仕向けるはずです。もうひとつ、小沢氏の隠されたミッションとは、アジア外交建て直しの口実で世論を惹きつけて、民主党を現在よりも反小泉化すること、すなわち非親米化することでしょう。そこに、旧自民党の反小泉派の弱小政党を合流させる。最終的に、旧自民党内、旧民主党内に紛れ込んでいた非親米派の政治家を、前原一派の抜けた新民主党に押し込めることが、隠れ親米政治家、小沢氏の隠されたミッションではないでしょうか。”
以上のように、当時の筆者は小沢氏を全面的に信用していなかったのです。その根拠は、小沢氏が民主党内に潜り込んだトロイアの木馬であると知っていながら、野田・岡田・前原・枝野氏など親米の悪徳ペンタゴン連中を多数、温存してきた事実にあります。

2.12.16総選挙にて親米の大政翼賛会国家・日本が誕生:20年ぶりに小沢氏ウラ・ミッションが実現したのか?
 上記、本ブログの2006年時点での予測はほぼ的中し、このたび、親米の大政翼賛会国家・日本が遂に誕生しました。
 なお、今回、20年ぶりに現実に起きたことが、2006年時点での本ブログの予想と違った点、それは、前原氏など親米派が民主党本体を乗っ取り、民主内の非親米派が民主を出て、今の日本未来の党(元・国民の生活が第一)を結成した点です。
 このような民主党内の分裂劇によって、日本国民は民主主義政治の選択肢を奪われ、どの党に投票しても、日本の隷米化が維持され、日本はまさに半永久に対米従属国家であり続けることになります。
 ところで、90年代米国寡頭勢力のジャパンハンドラーたちにとって、邪魔者で不都合だったのは自民党内の非親米派(経世会・田中角栄派)と社会党(反米野党第一党だった)だったのです。
 そこで、95年、阪神淡路大地震やオウム真理教テロで、村山社会党政権を攻撃して、社会党の無力化に成功しました。次に、小泉隷米政権時代の2005年の9.11郵政民営化選挙にて、自民党内の非親米派を一掃しています。
ところが、2009年1月、アンチ米戦争屋のオバマ米政権が誕生、米戦争屋が米国政権から下野したスキを突いて、2009年9月、小沢・鳩山コンビによる対米自立志向政権の誕生を許してしまったのです。
 そこで、今度は小沢・鳩山コンビを悪徳ペンタゴンの検察やマスコミに攻撃させて辞任に追い込み、2011年の3.11事件(大津波攻撃)を起こして、民主党政権の弱体化を狙いました。
そして、2012年12月、遂に、念願の日本の親米大政翼賛会国家化に成功したのです。
今日の日本は、米国寡頭勢力のジャパンハンドラーが90年代初頭に、小沢氏に課したウラ・ミッションそのものだったわけで、この体制の実現に至るのに、20年あまりの年月を要したということです。

3.米国戦争屋をつけあがらせたのは小沢氏だったのは確か
 90年代初頭の湾岸戦争時、日本政府は多国籍軍(事実上の米軍)に130億ドル(1兆数千億円)を拠出しています(注3)。ただし、その代り、自衛隊が米軍の傭兵化することは回避されています。
 このとき、日米交渉の主役だったのが小沢氏でした。そのことは後に、自民党を95年のオウム真理教テロ事件直後に突如辞任した石原氏が証言しています(注4)。
 90年代初頭、米国寡頭勢力内の主導権を握っていた米戦争屋は、日本を脅せばカネを出すことを知ったのです。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。
 これ以来、米戦争屋は日本からカネを脅し取って戦争するようになりました。まさに“ヒトのフンドシで相撲を取る”行為そのものです。それに味を占めた米戦争屋は、その後、あの手この手で日本の政権を従米化しようと企み、2001年、小泉隷米政権の誕生に成功しています、そして30〜40兆円の米国債を買わせて、イラク戦争の戦費(100兆円)を日本に一部負担させることに成功しました。
 そして、今回、再び、安倍好戦派政権を誕生させて、イラン戦争の戦費を日本から拠出させるか、もしくは日中戦争を勃発させて、米国製兵器を日本に高く売りつけようと企んでいます。
 その意味で、われら日本国民は今回、戦後最悪の好戦派政権を誕生させてしまったのです、一部のネット国民が選挙不正を疑うのは無理もありません。今後、日本政府は何でもやりたい放題です、ヤレヤレ・・・。

4.小沢氏は2009年のアンチ米国戦争屋のオバマ政権誕生で君子豹変したのではないか
 本ブログでは、小沢氏は君子豹変したと思います、そのタイミングは、2008年11月の米大統領選挙にて、アンチ米戦争屋のオバマ米政権が誕生した時点でしょう。
 この小沢氏豹変をいち早く察知したのは、日本国民ではなく、それまで、日本を属国支配してきた米戦争屋ボス・デビッドRFでした。彼は日本の悪徳ペンタゴン勢力に指示して、裏切者・小沢氏の無力化工作に全力を挙げたのです。
 2009年政権交代前までの小沢氏は、既出の石原氏が指摘するように(注4)、確かに悪徳ペンタゴン自民党政治家のひとりだったのでしょう。
 しかしながら、現在の小沢氏は、本心から“国民の生活が第一”という思想をもっていると信じます。さもなければ、官憲・マスコミによるあれだけの執拗な人格破壊攻撃に耐えられなかったはずです。
 今の小沢氏は、悪徳ペンタゴン・マスコミからどれほどバッシングされようと、そして、マスコミにだまされた国民からどれほど嫌われようと、それはどうでもよいことであるという心境なのではないでしょうか。
70歳に達した小沢氏は今、個人的におのれの歴史的評価を重視していると思います。今の小沢氏は米戦争屋を裏切っても、おのれを裏切れなかったのではないでしょうか、このことは、今の国民には理解されなくても、いずれ歴史が証明してくれるでしょう。
 12.16総選挙にて、小沢氏は米戦争屋および悪徳ペンタゴン日本人勢力に敗北したわけですが、おそらく悔いはないでしょう。なぜなら、おのれを裏切らなかったからです。
 いずれ歴史がそれを証明してくれると信じたいところです。

注1:小沢一郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E
注2:ベンチャー革命No.190『小沢民主党新代表のミッションとは』2006年4月11日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr190.htm
注3:湾岸戦争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BE%E5%B2%B8%E6%88%A6%E4%BA%89
注4:YouTube“石原慎太郎「小沢一郎の正体」を暴く”2010年6月17日投稿
http://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK141] ロシアが主張している北方領土は、アメリカさえ法的根拠をみとめないヤルタ秘密協定にのっとったものだったのである。
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu278.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ロシアが主張している北方領土は、スターリンの領土的野心によって収奪された。
アメリカさえ法的根拠をみとめないヤルタ秘密協定にのっとったものだったのである。

2012年12月21日 金曜日

◆書評「コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾」  宮崎正弘 12月21日
http://blog.kajika.net/ 

ヤルタの密約はルーズヴェルトがひとりで署名したことは判っていたが、彼の周囲は共産主義かぶればかりだった事実も「ヴェルナ文書」で証明された。

<江崎道朗『コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾』(展転社)>

本書はいくつかの雑誌発表論文を系統的にまとめ直した書だが、題名通りの「爆弾」である。

野田佳彦首相が決断した衆議院の解散は民主党の解体をもたらしかねないほどの『自爆テロ』(田中真紀子)となった。嘗てアメリカの政権中枢に巣くった共産主義陰謀団も、その陰謀の重複の罠に自らが引っかかって、或いは自殺し、或いは歴史的評価が逆転し、いまでは陰謀の数々が白日の下に晒されている。

ルーズヴェルトの周囲にいた共産主義陰謀団は、1995年にアメリカのNSA(国家安全局)が機密公文書を公開したことにより明らかとなった。

これが「ヴェルナ文書」と呼ばれる一連の機密の記録である。

本書は一章を割いて、この究明にあたっている。第二次世界大戦前後の時期にアメリカ政府内部に多数のソ連のスパイが潜入していることを暴いた文書は、「公開以降、同国内では『ルーズヴェルト政権はソ連や中国共産党と通じていたのではないか』と言う古くからの疑念が、確信へと変わりつつある」と筆者は言う。

すなわち「ヴェルナ文書」の公開によってソ連のスパイだったことが明白となったのは、アルジェー・ヒス、オーエン・ラティモアらである。

そして何が起きたか。アン・コールターは「ヴェルナ文書」をつかって『反逆者』を書いた。

ブッシュ大統領は2005年、ラトビアで演説したおりに「ヤルタ協定は『史上最大の過ちの一つだ』」と言ったのだ。

これは同時にヤルタ憲法は無効であるとアメリカ自らが宣言したような大転換なのである。しかるに日本のマスコミは数行も報じなかった。

コトの重大性に気がついていない証拠であろう。かっと目を見開かれる所論が並んだ力作となった。


◆ブッシュ大統領が、ソ連によるバルト併合や東欧支配をもたらしたヤルタ合意を「史上最大の過ちの一つ」と言明 2005年5月10日 株式日記と経済展望
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/172.html

◆北方領土を交渉する前に国際司法裁判所でロシアのポツダム宣言違反を立証しろ 2005年5月11日 株式日記と経済展望
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/210.html

◆ロシアのポツダム宣言違反を立証しろ 山本峯章
http://www.seizaikai.com/sengetugou/kizi/top_04_hopporyodo.html

北方領土問題で、日本政府と外務省は「二島分離返還」「平行協議」とズルズルと後退している。
 こうなったら、日本はポツダム宣言に戻り、ソ連による平時の領土侵犯と日本兵士のシベリア抑留を重大なポツダム宣言違反として、国際司法裁判所に提訴するところから詰めていくという思い切った戦略をとるべきだ――。

◆北方領土はポツダム宣言に該当しない不当占拠

 ロシアによる北方領土占有が不法なものと、日本人ならだれもが知っている。そもそも先の大戦は、西洋の覇権主義に日本が総力を挙げて抵抗した十五年戦争だった。ロシアは、その十五年戦争の最後の一週間だけの “駆け込み参戦”で、古来より日本の領土だった南樺太、北方四島をふくむ全千島列島をどさくさに紛れて奪い取った。

 日本が原爆を落とされて足腰が立たなくなったのをみきわめて、日ソ中立条約を一方的に破棄したロシアは、ポツダム宣言受諾後の八月十九日に旧満州国に攻めこんできた。そして終戦後、ロシアは、本来、捕虜にあたらない六十万人の日本人兵士、居住者をシベリアに抑留し、国際法に定められた捕虜の規定を無視した過酷な労働を課した。

 北方領土の占有と、短期間でその一割を死に追い込んだ“六十万同胞の拉致”は、スターリンの悪夢の暴挙だが、ロシアは、補償も原状復帰もおこなわずに現在にいたり、日本政府・外務省は、打つ手をもたぬまま目下、膠着状態に陥っている。

 ロシアの北方領土占拠が“ポツダム宣言違反”だということを明確に打ち出さないことが、その最大の原因である。

 本来、法的根拠をもつ日本の北方領土は、千島列島の全島と南樺太である。千島列島は、一八五四年の日露通好条約で「択捉島を北限とする四島が日本領――ロシア領は、択捉島の北のウルップ(得撫)島以北のクリル諸島まで」と定めたのち、一八七五年の「千島樺太交換条約」で全樺太とひきかえに、占守島以南の全千島列島が、日本領にくみいれられている。

「千島樺太交換条約」でロシア領となった樺太南部が、ふたたび日本の領土となったのは、日露戦争後のポーツマス講和条約(一九〇五年)によってである。以後、日本の北方領土は、北方四島をふくむ千島列島の全島および南樺太となった。
「北方領土」というのはこの版図をさす。

 たしかに日本は「サンフランシスコ平和条約」で南樺太と千島列島を放棄させられた。だが同条約第二条C項に「ポーツマス条約の結果として主権を獲得した領土の放棄」と、但し書きがある。

 ポーツマス条約締結は一九〇五年。「千島樺太交換条約」はその四〇年も前の一八七五年のことである。ポーツマス条約によって獲得した領土に南樺太は該当しても、千島列島はこれにあたらない。百歩譲って、この但し書きをネグッても、当時、南樺太も千島列島も、帰属先はきまっていなかった。

 平時において、領土は双方の条約できめられている。サンフランシスコ条約を根拠にするなら、四十八連合国の代表アメリカと日本が条約にサインして領土の帰属がきめられた。
 事実、日米は「サンフランシスコ条約」にサインして沖縄や小笠原諸島を信託統治としたのである。

 ところが旧ソ連は、日本に南樺太と千島列島を放棄させたサンフランシスコ条約に署名していない。その旧ソ連が同条約を根拠に北方領土を横取りする権利があろうはずはない。

 それでは、北方領土はどこに帰属するのか。法的には日本である。たしかに放棄宣告をうけたが、領土の譲渡は、条約を交わさなければ発効しない。

 旧ソ連は日本が「ポツダム宣言」を受諾した八月十五日の翌十六日に千島・樺太へ攻めこんできた。条約を交わすどころか、旧ソ連は、平時に軍事力で領土を侵略、収奪した。こんな無法がゆるされるならポツダム宣言もサンフランシスコ条約もいらない。

 アメリカは条約を交わして占有した沖縄・小笠原諸島を日本に返還した。ロシアがいまなお北方領土を日本に返還しないのは、条約によってえた合法的領土ではないからである。

 ロシアの北方領土占拠は、明らかにポツダム宣言違反なのである。

◆ソ連はヤルタ会談での密約を根拠に奪ったが

 それではロシアは、戦後、何を根拠に日本から千島列島を奪ったのであろうか。ヤルタ会談の“密約”によってなのだ。

 だが、ヤルタ協定は連合国の軍事協定にすぎず、国際法としての根拠をもっているわけではない。

 アメリカは「ヤルタ秘密協定」について、つぎのような見解を発表している。「サンフランシスコ平和条約以前にソ連が会議の協定を一方的に破っているので協定としての効力はなく、領土移転についても、法的な根拠をあたえるものではない」

 このとき、アンダレス代表は「同協定は、当事国の首脳が共通の目標を陳述した文書にすぎず――当事国以外のいかなる国も拘束するものではない」と明確にのべている。

 ロシアが主張している北方領土は、スターリンの領土的野心によって収奪された――当事国だったアメリカさえ法的根拠をみとめないヤルタ協定にのっとったものだったのである。

 現在、日本では、歯舞・色丹の「二島先行」論や、これに国後・択捉の帰属問題をからめた「平行協議」論が語られているが、これは、大きな誤りであって、北方領土問題はあくまでも“全千島列島および帰属先のきまっていない南樺太”でなければならない。

 北方領土問題は、一九五一年の段階に立ち返って検討しなおす必要がある。日本は北方領土を取られたが、それが条約にのっとったものかどうか、合法かどうかというところからスタートしなければ、いつまでたっても膠着状態から抜けだすことはできない。

◆ヤルタ協定は米英ソの軍事協定で条約ではない

 戦後、日本の領土を認定した連合国の宣言協定は、「カイロ宣言」「ヤルタ協定」「ポツダム宣言」の三つだといわれる。

 このうち、ヤルタ協定は、ソ連に対日参戦を促した戦時の軍事会談であって、国際法にもとづいた協定ではなかった。法的に有効なのは日本が受諾したポツダム宣言と同宣言の流れをくむカイロ宣言およびサンフランシスコ平和条約だけである。

 戦後、日本の領土を確定した宣言協定は、米大統領ルーズベルト、英国首相チャーチル、中華人民共和国首席の蒋介石が、現アラブ連邦の首都カイロで、日本の無条件降伏についての討議をおこなったカイロ宣言である。

 この宣言で日本は、第一次世界大戦の開始(一九一四年)以降に獲得した満州と台湾、澎湖島およびテニアン、サイパンなどの太平洋諸島を失うことになるが、北方領土は、同宣言の対象から外れている。

 北方領土は、一九一四年以前にすでに日本の領土として確定していたからである。
「樺太南部およびこれに隣接する島々」「全千島列島」と名指しで日本領のソ連への返還が謳われたのはヤルタ協定においてである。ソ連領のクリミア半島ヤルタでルーズベルト、チャーチル、スターリンが集っておこなわれた秘密協定は、すでにのべたように、法的な拘束力をもっていない。

 宣言協定は、相手側が受諾してはじめて効力をもつ。ポツダム宣言が効力をもったのは、日本が、これを受諾したからである。ところがヤルタ協定は、日本が受諾するどころか、米国務省が発表するまで伏せられていた“秘密協定”だった。当事国の受諾、関係国による批准もおこなわれていない軍事協定が、国際条約上のとりきめである領土を確定できるわけはないが、ロシアは、このヤルタ協定を根拠に北方領土を占有しているのである。

◆四島返還→二島分離返還→平行協議とズルズル後退

 北方領土は、戦争で奪われたのではない。平時にロシアに侵略された“拉致された島々”である。日本が要求すべきは、全千島列島の無条件一括返還と、放棄させられた南樺太の帰属問題である。

 一九五六年の「日ソ共同宣言」によってソ連は、歯舞・色丹二島の引渡しに同意した。日本の過ちはこの「日ソ共同宣言」からはじまっている。同宣言が二島を別枠で扱ったのは、当時の日本は国連加盟問題を抱えており、ソ連にたいして穏便な態度をとらざるをえなかったからであろうが、この共同宣言は、四島全体の七%しかない歯舞と色丹の二島だけしか記されておらず、島全体の九三%を占める国後、択捉の二島が抜け落ちていた。

 しかも日本は、スターリンのギャング行為にたいしてみずから賠償を放棄した。これによって日本は、不法拘留や四島の違法占拠にたいする外交カードを失った。

 以後、日本はズルズルと後退し、ついに「四島一括返還」から「二島分離返還」へ、さらに国後・択捉の領有権を再検討する「平行協議」のレベルまで押し切られてしまった。(中略)

◆ポツダム宣言違反を提訴する思い切った戦略を

 ロシアの違法性を告発するなら「シベリア抑留」を忘れてはならないだろう。
 ソ連は、戦争が終わって平時になってから領土を奪い、武装解除した日本兵を捕虜としてシベリアへ送りこんだ。この問題を国際司法裁判所に提訴するところから、北方領土問題を詰めてゆくべきである。

「ポツダム宣言」の第九項に武装解除後の一般兵士の処遇について「各自ノ家庭ニ復帰シテ平和的且ツ生産的ノ生活ヲ営ム機会ヲ得シメラルヘシ」とあり、日本が無条件降伏したのは、終戦後、日本兵が捕虜として拘束・抑留される懸念がなかったからである。

 ソ連は、日本の敗戦から三日もたってノサップ岬の先端の四島を攻撃してきたばかりか、日本が降伏文書に調印した九月二日以降も攻撃を続けて四島を占領した。しかも二年後には引き揚げ命令をだし、島民を一人残らず島から追放してしまった。スターリン率いる旧ソ連は、現在の北朝鮮の上をゆく“ならず者国家”だったのである。

 ハーグの国際司法裁判所にもちこんで、ロシアにポツダム宣言の違反をみとめさせると、抑留者は“拉致”となり、北方領土は、平時における領土侵犯となって事実関係がはっきりしてくる。

 ロシア側も、交渉がしやすくなるはずである。野中発言後、ロシアでは、政治家が北方領土返還に前向きになると世論に叩かれる。ロシア人は、なぜ北方領土を返還しなければならないのか、わかっていないからである。

 その意味でも、北方領土問題を国際司法裁判所にゆだねるメリットがあり、それには、抑留者問題と北方領土問題は同一問題として訴えるのが賢明だろう。

 ポツダム宣言受諾後に日本の兵士を抑留し、領土を奪ったのは重大な条約違反であり、謝罪と賠償、奪った領土の原状復帰が何よりも優先されなければならない。北方領土を返さないというなら、ロシアは、いまもなおスターリンの政策をひきついでいるということになる。

 日本は国際司法裁判所でそこをつくべきだろう。

 政府や外務省は、ロシアにポツダム宣言の違反をみとめさせるという思い切った戦略をとらない。いたずらに相手国を刺激しない、粘り強く理解を求める、交換条件をもちだすという事勿れ主義は、結局、仕事をしやすくする、トラブって罰点をつけられないようにするという役人根性だが、こんなものに手足を奪われては、国益を失うばかりである。

(私のコメント)


日本の戦後の政治外交は、すっかり腰抜けになり譲歩に次ぐ譲歩を強いられて来た。だから中国に舐められ韓国にも舐められて竹島を取られて、尖閣まで中国に狙われている。ロシアとは北方領土問題でこう着状態になっていますが、これも譲歩に次ぐ譲歩を重ねて日本自ら不利にしている。

これは日本の政治家が外交に疎い為であり、外務省は専門家だから知っているはずなのですが、政治家と同じように腰抜けだ。ヤルタ協定は軍事協定であり国際条約ではない。しかもアメリカ自身も認めていないし、ルーズベルトの個人的な約束に過ぎない。ヤルタ協定は秘密協定であり国際条約ではない。だからロシアの北方領土占領はポツダム条約違反であり、ロシアはその領有に法的な根拠が無い。

しかし自民党の外交は敗戦によって腰が抜けてしまい、アメリカのみならず中国や韓国の言うがままの外交をしており、法的な根拠が無いままの日本国領土の占有を行なっている。山本峯章の記事は既にリンク切れになっていますが、株式日記にコピペしてあるので全文が読めるようになっている。沖縄や小笠原諸島が帰ってきたのはアメリカの善意だけではなく信託統治だったためだ。

サンフランシスコ条約で南樺太と千島列島を放棄させた事になっていますが、旧ソ連は子の条約にサインしていない。北方領土は放棄したが日本政府とロシアとの条約調印はなされていない。台湾も同じであり領土として放棄はしたがロシアや中国に渡した条約は無い。サンフランシスコ講和条約をロシアや中国は認めていない。朝鮮半島ですら連合国の信託統治領だったのですが朝鮮戦争が始まってしまって竹島はおろか朝鮮半島の帰属が半島の統一が出来るまで中に浮いてしまった。

韓国自身もサンフランシスコ講和条約の調印国ではなく、南北朝鮮は未だに交戦状態にある。中国も交戦状態にあって台湾がどこに帰属するか決めるに決められない。北方領土もソ連が崩壊してしまって北方領土は中に浮いてしまって、樺太と千島はロシアが実効支配している。ルーズベルトとスターリンの密約でありソ連と言う国が崩壊して無いのだから、スターリンはグルジア人だからグルジアが密約の継承国になるのだろうか?

日本は朝鮮半島を放棄して、韓国とは65年に基本条約を結びましたが、北朝鮮が宙に浮いたままだ。このように日本周辺はサンフランシスコ講和条約で放棄した領土が正式に何処に帰属するか日本と条約を結んだ国が無い。韓国との基本条約でも竹島がどちらに帰属するのか問題になっているのもサンフランシスコ講和条約に原因がある。韓国はサンフランシスコ講和条約にサインしていない。日本とは一応基本条約を結んでいるが竹島問題は、日本政府が竹島は韓国の領土と認めない限り法的な根拠が無いのは国際条約が無いのだから明らかだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 脱原発−その2 {地方市議会も再稼働に反対} (日本一新の会。)
脱原発−その2 {地方市議会も再稼働に反対}
 2012年12月20日 : (日本一新の会。)


     日本一新の会事務局


 さて、脱にしろ卒にしろ、私たちは直ちに原発におさらばしなければ、私たちの世代のみならず、孫子の世代に、とてつもない大きなお荷物(廃炉・核燃料廃棄処理・国土の荒廃)を残すことを、福島第一原発事故は多大の犠牲を伴って教えてくれた。


 多くの政党は「借金を後の世代に残さない」として消費税増税を決めた。しかし、国民は国の借金で命を取られることはないが、核廃棄物は命をとるだけではなく、さまざまな病気の要因ともなり、かつ国土も奪う。安全神話は崩れ去ったのである。


 「縮小社会への道」を提唱する京都大学名誉教授の松久寛氏は「悲観的な予測よりも、楽観的な期待にすがり、都合の悪いことには目を閉じて生きる方が楽である」と著書に書いている。「安全神話」とは、「都合の悪いことには目を閉じて生きてきた」結果であると私は思う。


 この記事を草稿中、日本一新の会事務局の在籍地である、大分県日田市の市議会が12月19日の本会議で「玄海・伊方原発の再稼働に反対する意見書」を賛成多数で可決し、近日中に国に送るという。


 意見書では「玄海原発・伊方原発のプルサーマル発電の危険性が指摘されている」と主張し、「(日田市は)玄海原発から100キロ圏内、伊方原発から50キロ圏内に位置している」ので、事故が起きれば大きな被害が避けられず「停止中の両原発の再稼働は認められない」としている。


 大分県日田市とはGoogle Mapsで見ていただくと分かるように、四方を山に囲まれた小さな盆地で、事務局が「ど田舎」と自負している人口7万強の町である。そんな小さな町の市議会が、遠く離れた2個所の原発再稼働に反対決議をした意義は小さくない。


 全国の市町村が、それぞれ100キロ圏の原発再稼働反対を決議したら、すべての原発が対象になるのではないか。どなたか、マッピングしてみて欲しい。
 
 前回の「高効率型石炭ガス化発電」に関しての議論があるようだが、形式や用語などの枝葉末節の問題はさて置き、自然・再生可能エネルギーから得られる電力は、今のところ、1に不安定、2に絶対量が足りない。無論、この問題も時間をかければ解決できる課題である。


 太陽光・風力発電は耐久性と大容量蓄電設備、波力・潮力発電は適宜な立地と構造、地熱発電は利用後の蒸気・熱水の地下還元技術開発などである。


 つまりは、自然・再生可能エネルギーの安定・継続活用法が確立するまでの、当座の問題として、原発を代替するエネルギー源としては、化石燃料を使用せざるを得ない。


 その中でも、石炭火力は比較的安いランニングコストで、かつ日本の技術が活用できる近道であり、幾つかの選択肢のひとつに過ぎない。日刊ゲンダイはそのことを多少誇張して書いているのであって、その行き先は平野論説がいう、原発停止=原発資本主義の解体である。


(次回以降に継続)


追記
 ☆本号は無限拡散希望につき、転載許諾を必要としませんので、お取り扱いをよろしくお願い申し上げます。


元記事リンク:http://nipponissin1.blog136.fc2.com/blog-entry-219.html



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 自公、安全条件に原発再稼働を容認…連立最終案(読売新聞)
「自公、安全条件に原発再稼働を容認…連立最終案

12月21日(金)14時32分配信

 自民党の安倍総裁と公明党の山口代表が25日に署名する「連立政権合意」の最終案が21日、明らかになった。

 エネルギー政策では、原子力発電所の再稼働について「国際基準に沿って安全第一主義を徹底した原子力規制委員会の専門的知見の判断による」とし、厳格な安全基準に適合すれば再稼働を認める方針を示した。自民党が衆院選の政権公約で打ち出した「再稼働の可否は3年以内の結論を目指す」との再稼働容認の姿勢が反映されたものだ。その上で、公明党が政権公約で「原発の新規着工を認めない」としたことも考慮し、「可能な限り原発依存度を減らす」との文言を盛り込んだ。

 最終案には〈1〉震災復興と防災・減災対策〈2〉景気・経済対策〈3〉社会保障・税一体改革〈4〉原発・エネルギー政策〈5〉教育再生〈6〉外交安全保障〈7〉憲法〈8〉政治・行政・公務員制度改革――の8項目が盛り込まれた。

最終更新:12月21日(金)14時32分」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121221-00000780-yom-pol

関連
原発狂の自民党が、福島の人らに約束したこと!ど〜ん!
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/368.html
投稿者 mainau 日時 2012 年 12 月 19 日 19:35:26: GgaPs4QXWLwO2
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 嘉田氏と小沢氏 党役員人事巡り協議 / NHK 12月21日 / 他
嘉田氏と小沢氏 党役員人事巡り協議
NHK 12月21日 5時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121221/k10014340861000.html

日本未来の党の代表を務める滋賀県の嘉田知事と小沢一郎氏が、20日夜、京都市内で会談し、嘉田氏の負担を減らすため、共同代表のポストを設けるかどうか など、党の体制の在り方や役員人事を巡って意見を交わしました。

滋賀県の嘉田知事は20日、県議会で、日本未来の党の代表を兼務しているため、県政の運営に支障を来すという批判が出ていることを踏まえ、代表を続けるか どうか、改めて検討したいという考えを示しました。
こうしたなか嘉田氏は20日夜、京都市内で小沢一郎氏と会談し、嘉田氏の負担を減らすため共同代表のポストを設けるかどうかや小沢氏の役職など、党の体制 の在り方や役員人事を巡って意見を交わしました。
党内では、小沢氏を幹事長に就けるべきだという意見がある一方、嘉田氏は党を結成した際の方針どおり小沢氏を要職に起用することには慎重な姿勢で、来週 26日に召集される見通しの特別国会までに調整を終え、党役員人事を決めたい考えです。
嘉田知事、阿部氏要職起用を提案 小沢会談で
2012/12/21 13:23 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012122101001378.html

 日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事が小沢一郎氏との会談で、社民党政審会長を務めた阿部知子氏の要職起用を打診していたことが21日、分かった。 党関係者が明らかにした。

 会談は20日午後、京都市内のホテルであった。日本未来では嘉田氏と所属議員とが共同代表に就任する案が浮上している。嘉田氏は共同代表に阿部氏を想 定、衆院選で落選した飯田哲也代表代行の続投も提案したが、「国民の生活が第一」系の議員の反発が予想され、調整は難航しそうだ。

 嘉田氏が知事と政党代表を兼務していることに対し、地元の滋賀県議会では「公務に支障が出る」などと批判が噴出している。
<参考>
参院会派「生活」、名称を「未来」に変更
2012年 12月20日 20時29分
提供元:読売新聞
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/777970/

 参院の会派「国民の生活が第一」は20日、会派名を「日本未来の党」に変更すると参院事務局に届け出た。
 参院の新勢力分野は次の通り。
 民主党・新緑風会87▽自民党・無所属の会83▽公明党19▽みんなの党11▽日本未来の党8▽共産党6▽社民党・護憲連合4▽みどりの風4▽国民新党 3▽日本維新の会3▽新党改革2▽新党大地2▽無所属4▽欠員6




小沢未来胎動?というところでしょうか?



小 沢一郎氏支持不支持に関わらず、どなた様にも忌憚のないコメントができる場を提供したいと思っておりますので、他者のコメントや 他者の 投稿の妨害を目的とし てコメントする方は、ご遠慮お願い申し上げます。ご意見、ご批判、論争、反論などについてはご自由にお楽しみください。




http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/565.html
記事 [政治・選挙・NHK141] 仕組まれた当選 {民主党執行部「常連」6氏} (牧村しのぶのブログ)
仕組まれた当選
 2012-12-20 : (牧村しのぶのブログ)


岡田、前原、野田、枝野、安住、玄葉らは「選挙区勝利」を果たしたました


やはり閣僚経験者は強いのか、という印象を持ちました


しかし選挙区で、前原は、自民新人、共産、社民相手、岡田は自民(比例復活)、共産相手


自民や公明から強力な「刺客」が立たず、彼らの選挙区にはなぜか人気の維新やみんなは


立候補しませんでした


維新が出れば、非自民票が割れて自民に負けたかもしれません


裏での協力があるように見えます


連立になったらよろしくやれる面々でしょうね


仙谷にも、維新、みんなは刺客を立てませんでしたが、落選しました


菅と田中真紀子には、遠慮なく維新がぶつけられ、田中は落選、菅は比例復活でした


ご指摘はこちらの記事にありました


http://www.janjanblog.com/archives/87520


長島には相手にならない維新美女(笑)、菅には維新と自民の本命土屋、


菅が一番厳しい戦いで、勝たせる選挙協力はなかったように思います


こちらで全選挙区の結果が見られます


ご確認を


http://www3.nhk.or.jp/senkyo/


元記事リンク:http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20121220/1355994840



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 未来候補の支持者「もちろん民主党に入れた」 / 読売新聞 2012年12月21日
未来候補の支持者「もちろん民主党に入れた」
2012年12月21日07時11分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20121220-OYT1T00833.htm

 「卒原発」を旗印に掲げ、公示直前に結成した日本未来の党は、福島県内では前議員の石原洋三郎(福島1区)と太田和美(2区)が議席を失い、5区の元楢 葉町議松本喜一も敗れた。

 東京電力福島第一原発事故で、ほかの地域よりも「反原発」の感情が強いはずの福島県。未来の党に県民の支持が集まっても不思議ではなかったが、比例選で の得票率は7・2%で、同党の全国の得票率(5・7%)をやや上回っただけ。県内の比例選で最も多くの票を獲得したのは、他県の原発の再稼働に前向きな自 民党だった。

 未来の党は、代表の嘉田由紀子が第一声を放った飯舘村でも237票(得票率8・7%)にとどまり、10政党のうち5番目だった。

 同村を含む1区で戦った石原の陣営幹部は「県内で『脱原発』は当たり前。『卒原発』といっても、同じような訴えの中で埋没してしまった」と分析。石原自 身も「前回の政権選択選挙の時はまさに『暑い夏』だったが、今回は『寒い冬』」と、選挙時の気候と有権者の反応を重ね合わせた。

 党名も公示直前の変更で十分に浸透しなかった。「国民の生活が第一に移ったんだよな」「みんなの党だっけ」「日本維新の会?」――。石原の所属政党につ いて、陣営幹部はよく支持者から聞かれた。期日前投票をしてきたという支持者に比例選の投票先を尋ねると、「もちろん民主党に入れた」との答えが返ってき たこともあった。

 一方、未来の党と同様に「第3極」を目指した日本維新の会も伸び悩んだ。県内の比例選の得票は約16万3900票で、得票率17・8%。全国平均の 20・4%を下回った。

 小選挙区では3人を擁立したが、参院議員からくら替えし、4区に出馬した小熊慎司が名簿掲載単独1位の比例選で復活当選するにとどまった。小熊は16日 夜、「準備不足は否めず、十分理念を伝えるまでに至らなかった。小手先の改革でなく、土台から変えないといけない」と述べた。

 全国的には躍進が目立ったみんなの党も、県内の比例選の得票率は7・9%と、全国(8・7%)より低かった。

 未来の党の太田は落選が決まった16日夜、「自民党政権に戻してはいけない、民主党では不十分という人たちの受け皿になれなかった」と敗戦の弁を述べ た。その上で、「根を張って、福島のために捲土重来を期して頑張っていきたい」と再起を誓った。

 来年の参院選に向け、第3極をうたった政党はどんな戦略を描くのか。まだ道筋は見えない。(敬称略)



敗因や選挙の内容を分析して反省しないなら、勝てないと思いますね。
そう言っただけで阿修羅では「反小沢だ!」「工作員だ!」と言われるかもしれませんけどね。
それも敗因の一つでは?



小 沢一郎氏支持不支持に関わらず、どなた様にも忌憚のないコメントができる場を提供したいと思っておりますので、他者のコメントや 他者の 投稿の妨害を目的とし てコメントする方は、ご遠慮お願い申し上げます。ご意見、ご批判、論争、反論などについてはご自由にお楽しみください。




http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/567.html
記事 [政治・選挙・NHK141] 鳥越俊太郎 新聞・TV安倍批判控えるも1年経てば罵倒始まる 〈世論調査の最大の犠牲者となったのが小沢一郎氏だ〉 
鳥越俊太郎 新聞・TV安倍批判控えるも1年経てば罵倒始まる
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121221-00000019-pseven-soci
週刊ポスト 2013年1月1・11日号

 今回の選挙結果でもっとも疑問なのは、この3年間ほとんど何もしてこなかった自民党が、なぜこれほどに大勝したのかということだ。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は、「自民勝利は、大手メディアの選挙予測がもたらした」と指摘する。

 * * *

 今回の衆院選では、朝日、読売、日経などは世論調査を解散直後、選挙戦の序盤、終盤と繰り返し実施し、テレビや通信社も含めると連日のように、どこかの選挙予測が報じられていた。回数が増えた理由は、昔の世論調査は戸別訪問の対面調査で非常に手間がかかったが、いまはRDD方式という電話調査が一般的になり、簡単に何度もできるようになったからだ。

 この世論調査の最大の犠牲者となったのが小沢一郎氏だった。この3年間、大メディアは「小沢は悪人」と印象操作して国民に「ノー」をいわせるための調査を繰り返してきた。

 一方で、これまで散々1面トップで小沢問題を扱ってきた大新聞各紙は、控訴審で小沢無罪が確定した翌日(11月13日)の朝刊1面トップで「野田首相、年内解散の意向」という政局記事を掲載し、小沢氏の記事は脇に添えられただけだった。
 
 彼の名誉は回復されることがないまま選挙戦に突入し、未来の党は「小沢の傀儡」と、さも「小沢一郎」という単語自体がネガティブイメージを持つかのように批判の材料とされた。

 もうひとつ不思議なのは、一方的に民主党政権の失政をあげつらうような報道が目立ったことだ。しかし、そもそも1000兆円もの大借金も、社会保障の問題も、原発や尖閣や米軍基地問題も、すべて自民党単独政権時代に残されたツケだ。消費増税は民自公の合意によって決められた。民主党の失政は責められて当然だが、メディアがその背後にある自民党時代の負の遺産に触れないのはおかしい。

 その一方で、安倍自民は国土強靱化と称して200兆円もの建設国債を発行し、「人からコンクリートへ」回帰し、借金を積み重ねるという。新聞・テレビはいまのところ勝ち馬に乗って安倍批判を控えているが、1年も経てば手のひらを返したように口汚く罵るだろう。そのときに、安倍自民は自らのツケを支払わされることになるはずだ。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍総裁「ネット選挙を解禁」 来夏の参院選までに / 共同通信 2012/12/21
安倍総裁「ネット選挙を解禁」 来夏の参院選までに
2012/12/21 11:39 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012122101001234.html

 自民党の安倍晋三総裁は21日、東京都内での経済団体との会合後、記者団に対し「次の選挙までにネット選挙は解禁するべきだ」と述べ、来年夏の参院選ま でにインターネットを利用した選挙運動を解禁する考えを表明した。

 その理由として「選挙の広報活動や選挙情報の交換はネットを使うことが求められている。投票率上昇にもつながると思う」と述べた。

 選挙期間中のネットを使った選挙運動は現在、公選法で禁止されているが、ネットの普及拡大を受けて、解禁を求める声が与野党で強まっていた。

<参考>
「ビッグデータ」で混迷の衆院選を読む / NHK 12月18日
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/482.html
投稿者 愛の小惑星 日時 2012 年 12 月 19 日 23:00:14: JpxH4t559dCnk



やはり流れとして、出てきましたか〜
心配されることもありますよね。



小 沢一郎氏支持不支持に関わらず、どなた様にも忌憚のないコメントができる場を提供したいと思っておりますので、他者のコメントや 他者の 投稿の妨害を目的とし てコメントする方は、ご遠慮お願い申し上げます。ご意見、ご批判、論争、反論などについてはご自由にお楽しみください。




http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/569.html
記事 [政治・選挙・NHK141] 安倍自民党「票入れろ詐欺」:政府主催「竹島の日」を祝う式典を実施するという公約は早速棚上げの公算

 「美しい日本」などのキャッチフレーズだけで、自身が政治に抱く理念もきちんと説明できず、政策立案の能力にも欠ける政治家は、“家系”と“愛国主義”に自己の存在意義を求める。

 安倍氏は、そう思う世間が甘いのだが、保守派で強硬外交を推し進めるタカ派として知られている。
 安倍氏のこれまでの言動を見聞きしただけの感想だが、体系化された理念やそれに基づく政策を具体化したものを知らない。今回の総選挙で掲げた「政権公約J−ファイル2012」も総花的官僚答弁的文書で、とても“危機突破内閣”と命名するにふさわしい危機認識も力強さもないものだ。

失礼ながら、安倍氏を支えているのは、岸信介氏→安倍晋太郎氏→安倍晋三氏という政治家稼業の家系と武張った勇ましい発言だけのように思える。

 安倍氏は、自民党の政権公約について、「民主党とは違って、できることしか公約にしない」と大言壮語した。
しかし、総選挙から1週間も経たない時期に、安倍氏の核心とも言える愛国主義にもとづく公約を棚上げする公算が高くなったのである。


 それは、島根県が制定した2月22日の「竹島の日」を政府主催の式典で祝うという公約である。
石破幹事長がまず「来年の2月22日から開催するかどうかは、日韓関係に配慮して慎重に判断すべき」と口火を切り、それを受けるかたちで、安倍総裁が「政府主催で式典を実施するかどうかは、総合的な状況や外交的な状況を踏まえて考えたい」と表明した。

(韓国にもその発言が伝わり、NHKが、それをどう思うか韓国人に街頭インタビューをしているくらいだから、既定方針と言ってもいいだろう)


 私はその式典をことさら求める立場ではないが、安倍氏の愛国的保守的言動に心動かされて投票した有権者にとっては大きな裏切りである。

 安倍自民党を信じ投票した浅慮な愛国主義者や勘違いの保守派に言いたい。
 尖閣諸島は、国有化以降あやしくなっているとはいえ、日本が実効支配している領土(領海・領空)である。
しかし、竹島は、60年にわたり韓国によって軍事的に不法占拠され、日本の支配はまったく及んでいない。
8月に起きた「イ・ミョンバク大統領の竹島上陸敢行」・「イ・ミョンバク大統領の天皇謝罪発言」は、イ・ミョンバク氏個人の言動ではなく、あくまで、大韓民国大統領の言動である。
 それ以降、韓国政府及び今回次期大統領に当選したパクさんが、それらの言動を否としたり謝罪したという話は寡聞にして知らない。
 知っているのは、米国の仲介で、韓国がなんら対応を見せないままで“仲直り”に動き、国際司法裁判所への提訴も取り下げたというものだ。

 安倍自民党は、そのような経緯にさらに輪をかけるように、韓国に“過分”の配慮をして、政府主催「竹島の日」の式典をも棚上げにしようとしている。

 恐縮だが、愛国的発言や勇ましい発言は、少し練習をすれば誰でもできるパフォーマンスである。そして、愛国的発言は、それに対抗する発言を“売国奴”のように思わせて封殺する力を持っている危険なものだ。

 愛国パフォーマンスで票を集め、票と議席を手に入れた後は、日本の領土を長きにわかって不法占拠する隣国に気を遣い、総選挙で公約した行事を棚上げにする可能性が高い安倍氏を、今後も愛国保守の政治家として評価し続けるヒトがいるのなら笑うしかない。


 最後に、NHKは姑息で、安倍氏が山口県庁での記者会見で「政府主催竹島式典」を来年は見送ると表明しているのに、愛国保守だけが取り柄の安倍氏に気を遣って、「石破氏“竹島式典”慎重判断を」というタイトルの記事の中に、次期総理大臣安倍氏の発言を潜り込ませている。


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石破氏“竹島式典”慎重判断を
12月21日 12時15分

自民党の石破幹事長は、記者会見で、党の衆議院選挙の政策集に盛り込んだ、政府主催の「竹島の日」を祝う式典の開催について、来年の2月22日から開催するかどうかは、日韓関係に配慮して慎重に判断すべきだという考えを示しました。
自民党は、先の衆議院選挙の際に、今後の政策課題を盛り込んだ政策集を発表し、この中では、島根県が「竹島の日」としている2月22日に、政府主催で式典を開催するとしています。
これについて、石破幹事長は記者会見で、「韓国の新大統領の就任などもあり、いつ、どのような状況で開催するのかには、いろいろな判断要素がある。さらに、北朝鮮や中国の動きなど北東アジアの安全保障の状況を踏まえて検討すべきことだ」と述べ、政府主催で来年から「竹島の日」の式典を開催するかどうかは、慎重に判断すべきだという考えを示しました。
これについて、安倍総裁は記者団に対し、「政府主催で式典を実施するかどうかは、総合的な状況や外交的な状況を踏まえて考えたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121221/k10014346881000.html

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安倍総裁特使派遣 韓国反応は
12月21日 19時14分

自民党の安倍総裁が韓国との関係改善を模索する姿勢を示していることについて、韓国の市民は歓迎する一方で、安倍総裁は韓国に対して強い姿勢で臨むのではないかとみていただけに警戒を解かずにいます。
このうちソウル市内の会社員の男性は、「両国とも新しい指導者が誕生し、新しい気持ちでスタートするので、特使の派遣は関係改善のよいきっかけになる」と歓迎していました。
また別の男性も「日本と対立する必要はなく、両国が未来を見据えて協力し良い関係を築いてほしい」と話していました。
その一方で、「表面的には和解の姿を見せるかもしれないが、韓国には韓国の立場があり結局は大きな変化はない」などと、竹島やいわゆる従軍慰安婦の問題で、いずれ対立する局面が来るのではないかと警戒する声も聞かれました。
また自民党の石破幹事長が「竹島の日」を祝う政府主催の式典を、来年の2月22日から開催するかどうかは慎重に判断すべきだという考えを示したことについて、韓国の通信社、連合ニュースは、「パク・クネ氏の大統領就任式が行われる来年2月25日の直前に日本政府主催の式典が開かれれば、両国の関係が悪化するおそれがある」としています。
そのうえで「式典が見送られ安倍総裁が就任式に出席すれば、首脳会談も可能で、関係改善が進むとみられる」と伝えています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121221/k10014361171000.html

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韓国“島を守る態勢確立”
12月21日 18時58分

韓国国防省は21日、国防白書を発表し、島根県の竹島について「韓国軍が強力に守る意志と態勢を確立している」と初めて明記し、韓国の領土として守っていることを強調しました。
韓国の国防白書は2年に1度発表され、ことしの白書は北朝鮮について今月12日、事実上の長距離弾道ミサイルを発射したことや、アメリカ軍と韓国軍による偵察情報から、濃縮ウランを生成する新たな核施設の存在が考えられることから、前回に続いて「韓国の敵」と表現しています。
また、島根県の竹島については「地理的、歴史的、国際法上も明白な韓国の領土だ」としたうえで、「韓国軍が強力に島を守る意志と態勢を確立している」と初めて明記し、韓国の領土として守っていることを強調しました。
また、韓国海軍が竹島の周辺海域で機動訓練している写真を加えるなど、これまで1枚だった写真を3枚に増やしました。
国防省の当局者は21日の会見で、「国民からもっと強い意志を打ち出すべきだという声があった」と述べ、今回の白書で島を守る軍の強い姿勢を打ち出すねらいがあったことを明らかにしました。
ただ、白書の発表時期が自民党が衆議院選挙で圧勝したあとになったことについて、国防省の当局者は「もともと先月発表する予定だったが、作業が大幅に遅れた」と述べ、日本の新政権を意識したものではないという見解を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121221/t10014360011000.html



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 自民党は高笑い 分裂秒読み「民主」と「維新」 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7706.html
2012/12/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


選挙が終わったばかりだというのに、2つの政党の分裂が秒読み段階になってきた。

ひとつは壊滅的に負けた「民主党」。もうひとつは、中途半端にしか勝てなかった「日本維新の会」だ。

まず、民主党は代表候補が決まらず、迷走している。

これは単に候補者がいないせいではない。これから先、どのような政党を目指すのか、党のアイデンティティーをどこに求めるのか。それがまったく決まっていないのだ。

党の方針が定まらなければ、党の顔も選べない。ひどい話だ。

こうなったのは、あれだけ負けたくせに、まだ執行部派が権力にしがみつこうとしているからだ。

これが党内をグチャグチャにしている。執行部と距離をおく議員はこう言った。

「今度の選挙結果は、野田執行部に退場を迫るものです。自民党に擦り寄り、増税を断行。官僚主導を許した罪は万死に値する。ふつうならば、野田グループはもちろん、前原グループや岡田副総理、安住幹事長代行など、みんな消えてもらわなければならない。そのうえで、本当にゼロからスタートし、自民党の悪政と対峙する。そういう姿勢を見せなければ、党の再生なんてありえないのに、いまだに執行部は自分たちの仲間で党を仕切ろうとしているのです」

実際、代表候補として名前が挙がった細野、前原、岡田なんて、み〜んな野田と一蓮托生組だ。コイツらが今月22日にドサクサ紛れで新代表を選ぼうとし、党内は大荒れになった。

「彼らの仲間から新代表が出た時点で、民主党はオシマイ。私は離党します」という議員は大勢いる。

「だからといって、反執行部で、手あかにまみれていない候補者がいるのかどうか。目下のところ、海江田元経産相、長妻元厚労相の名前が挙がっているが線が細い。彼らで参院選を戦えるのか。見切りをつける議員が出てくるでしょうね」(事情通)

かくて、民主の分裂は必至なのだ。

◆橋下VS.石原の亀裂は決定的

「維新の会もメチャクチャになっていますよ。橋下大阪市長と石原代表の亀裂はもう決定的です。選挙後、橋下さんも石原さんと同じ立場の共同代表になる方針になった。維新の会は代表に権限が集中している。石原主導になることを恐れた橋下氏が急ブレーキをかけたのです。それでなくても石原氏がやってきて、維新らしい政策を骨抜きにされて、党を乗っ取られた、と恨んでいる候補者は多い。揚げ句が第三極の候補者が乱立し、共倒れして、自民を利した。やっぱり、政策が似ているみんなの党ときっちり選挙協力すべきだったし、参院選は絶対にそうしなければいけない。しかし、その時に旧体制の代表みたいな石原氏は邪魔になる。橋下氏のいらだちは相当で、程なく石原氏を切ると思います」(政界関係者)

野党がどんどん分裂し、自民党は高笑いだろうが、こんな野党はもともといらないのであって、もう一からつくり直した方がいい。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 本来、権利を放棄した領土についてあれこれ言う権利は日本にない:“不法占領”が続く「歯舞色丹」を取り戻すことが先決

 民間の方々なので自由闊達に議論することは好ましいことだが、スレッドで書かれている内容は、政府に政策化して貰いたくないものと思う。

 もちろん、正当な根拠があれば、歴史という“ちゃぶ台”をひっくり返す国策も必要だと思う。しかし、「北方領土」問題は、それに値しないし、諸外国からも支持を得ることができない。米国が支持を与えたフリをする可能性もあるが、それは、日ロ間に対立と分断を持ち込み、米国のポジションを高める目的でしかない。

 「北方領土」問題は、機会があれば別の投稿で思うところを説明したいと思っているが、日本が、旧ソ連及び国家としてそれを引き継ぐロシア連邦にあれこれ言えるのは、領有権を放棄していないにもかかわらず“不法占領”が続く「歯舞色丹」の返還、北海道の付属島嶼と主張できなくもない「国後・択捉」二島をめぐる協議である。

 サンフランシスコ講和条約第2条(c)で、「日本国は、千島列島並びに日本国が千九百五年九月五日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。」となっているからである。

 米国が言うように、「北方領土」に対するロシアの領有権が法的に根拠がないとしても、日本の権利が甦るわけではない。
 日本が放棄した北方領土をどの国家が領有するかは連合国(国連)が協議で決めることであって、「すべての権利、権原及び請求権を放棄」した日本が関与できることではないからである。

 さらに言えば、ソ連は、サンフランシスコ講和条約締結時点(1951年9月)で既に「北方領土」を軍事力で占有していたのだから、日本政府は、サンフランシスコ講和条約を締結する前に、放棄対象全域もしくは「歯舞色丹」&「国後・択捉」からのソ連撤退を要求し実現させなければならなかったのである。

 いずれにしろ、正当な権利を回復する外交を推し進めるとともに、地政学的にも重要な位置にあり、資源と製品の交易や製造拠点の進出でも魅力があるロシアとの良好な関係を築くことに注力すべきだと考える。


※ 参照投稿

「尖閣諸島領有権問題をめぐる解釈への「完全な勘違い」や「論理が杜撰過ぎ」という批判に答える」
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/531.html



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 嘉田知事、阿部氏と共同代表に 日本未来の党 (京都新聞) 
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20121221000073
2012年12月21日 16時00分 京都新聞


 日本未来の党の役員人事で、嘉田由紀子代表(滋賀県知事)が、社民党を離党して合流した阿部知子氏とともに共同代表に就任する見通しとなったことが21日分かった。嘉田代表は実質的な党運営を阿部氏に任せ、知事職への影響を最小限にとどめる人事態勢を整える。幹事長には国民の生活が第一の国対委員長だった鈴木克昌氏をあてる方向で最終調整に入った。

 党役員人事は党内合意を経て近く最終決定し、来夏の参院選に向けた準備を本格化させる。

 嘉田代表は国会議員ではないため、同党は26日に開会する特別国会の首班指名では阿部氏に投票する。

 嘉田代表は20日夜に京都市内で小沢一郎氏と会談し、役員人事の意向を伝えたとみられる。小沢氏は亀井静香氏とともに顧問に就く見通し。

 嘉田代表の党首と知事の兼務をめぐっては、県議会が「公務に影響が出る」と反発し、知事辞職勧告決議案などの提出も検討している。嘉田代表は共同代表の形をとることで知事職に専念する姿勢を示す。



http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK141] 未来の党のゴタゴタは、もうあきれて物が言えない。 (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201212/article_21.html
2012/12/21 21:35 かっちの言い分

『未来の嘉田、小沢両氏が会談 「共同代表」案協議か』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012122001002496.html
2012年12月21日 01時28分


上記の報道が出て、このブログで以前に書いたところに落ち着いたと思ったら、以下の記事である。

『嘉田知事、阿部氏と共同代表に 日本未来の党』
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20121221000073
 日本未来の党の役員人事で、嘉田由紀子代表(滋賀県知事)が、社民党を離党して合流した阿部知子氏とともに共同代表に就任する見通しとなったことが21日分かった。嘉田代表は実質的な党運営を阿部氏に任せ、知事職への影響を最小限にとどめる人事態勢を整える。幹事長には国民の生活が第一の国対委員長だった鈴木克昌氏をあてる方向で最終調整に入った。

 党役員人事は党内合意を経て近く最終決定し、来夏の参院選に向けた準備を本格化させる。
 嘉田代表は国会議員ではないため、同党は26日に開会する特別国会の首班指名では阿部氏に投票する。
 嘉田代表は20日夜に京都市内で小沢一郎氏と会談し、役員人事の意向を伝えたとみられる。小沢氏は亀井静香氏とともに顧問に就く見通し。


小沢氏、亀井氏は顧問ということである。顧問とは何か?何をするのか?小沢氏が選挙期間中、各地で述べたことはなんだったのか?生活の結党パーティで述べたことは何であったのか?小沢氏もしばらく謹慎か?

今まで、いろいろ支援する記事を書いてきたが、今回の未来の一連の動き、また人事については、まるで開かれた党とは思えない。民主党より悪い。代表を決めるのなら、両院総会を開いて投票すべきである。まるで談合政党だ。こんなことでは民主党を批判など出来ない。全く密室政党である。嘉田一党独裁政党なのか?

まだ、まだこの党は分裂、再編するしかないだろう。したがって、はっきり体制が固定化するまで、思いを込めた記事を書いても無駄な気がする。また裏切られるかもしれず、付き合いきれない。参院選挙に向けた各党の動きを、当分静観することとする。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK141] やっぱり自民が「原発ストップ見直し」を言い出した (見るべきほどのものは見つ) 
http://mamishigemoto.blog.fc2.com/blog-entry-140.html
2012-12-21 見るべきほどのものは見つ

原発新設ストップ「見直したい」…安倍自民総裁 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121221-OYT1T01281.htm?from=ylist

自民党の安倍総裁は21日、山口市で記者会見し、原子力発電所の新設について、「民主党政権が決めたことは決めたこととして、もう一度見直していきたい」と述べ、原発新設を認めないとした、民主党政権の方針を再検討する考えを示した。


やっぱりね〜

見直していきたい = 原発を推進する、ということだ。
こうなることは、火を見るよりも明らかだった。
それでも自民党を選んだ国民は、新たな原発事故が起こりうることを覚悟して選んだわけだ。

何事にも 「絶対」 という事は無い。

「絶対に安全な原発」 神話が崩れた今、何をもって見直しをするというのだろうか。
もしも次の原発事故が起きたら、誰が責任をとると言うのだろうか。

責任は今の政治家でも国民でもなく、後代の子孫たちがとるのだ。
そんな世を子孫に残しても良いのか。

今更言っても遅いと思われるのかもしれないが、十年二十年のスパンで考えれば、まだまだ間に合う。
とりあえずは参院選だ。
気勢の上がらない事夥しいが、なんとか踏ん張って頑張って行かなければならない。

みんなの党はどんどん発信を始めたようだが、未来の党は嘉田、阿部の共同代表態勢を取るなどという噂が飛び交っている程度。

落選議員、党員・サポーターの意見を交えて新しい指針を早急に示さなければ、参院選もどういう作戦で行くのか何とも頼りないことだ。


http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/575.html

   

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