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2014年4月12日00時28分 〜
記事 [政治・選挙・NHK164] 株価急落の主因は『日本経済撃墜』にあり(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-a86c.html
2014年4月12日

まだ、決して断定的には言えないのだが、消費税増税の影響は軽微ではないはずだ。

日本経済新聞は首をかしげるほど、「消費税の影響軽微」と強調してきた。

なにしろ、年初来、4度も一面トップで

「消費税増税の影響軽微」

の文字を躍らせてきた。

よほどの確信があったのか、そうでなければ、何か裏事情があったはずだ。


私は日本の株式市場が強気のまっただだなかの昨年11月に

『日本経済撃墜−恐怖の政策逆噴射−』(ビジネス社)

http://goo.gl/lgZ9ky

と題する書を公刊した。

圧倒的な少数意見だった。

会員制レポート『金利・為替・株価特報』

http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html

では、昨年12月10日号の9.【投資戦略】タイトルを、

「掉尾の一振後の株価下落に備える」

とした。

2013年12月10日号は、サンプルとしてウェブ上に公開しているのでご参照されたい。

http://www.uekusa-tri.co.jp/report/report_194-121013.pdf

『金利・為替・株価特報』では、年初来の株価下落傾向を予測してきた。

順当な市場変動が生じているのである。

メディアは真実を伝えないが、株価下落の最大の要因は日本の超デフレ財政政策である。

この点は、本ブログ、メルマガでも再三指摘し続けてきた。

『金利・為替・株価特報』2014年4月14日号では、現在の日本の株式市場を取り巻く環境を総括的に分析している。

http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html

詳しくはレポートをご高覧賜りたいが、全体タイトルと目次だけを紹介しておく。


全体タイトル

「消費税増税の影響軽微予測は正しかったか」

目次

1.【概観】消費税・FRB・ウクライナへの警戒
2.【日本経済】消費税増税の影響は軽微でない
3.【株価】為替・株価連動続くが株価に下方圧力
4.【地政学】ウクライナ情勢の不安定化
5.【金利】インフレ率の状況転換
6.【為替】ECB利下げの可能性
7.【中国】人民元安誘導で経済底割れを回避できるか
8.【金と金利】米金利&ドルと逆相関の金価格
9.【投資戦略】株価下落の底値を探る


日経平均株価が4月11日終値で14000円の大台を割った。

極めて重大なニュースである。

すでに本ブログで指摘したが、日経平均株価はデッドクロスを示現した。

株価下落のかなり強力なシグナルである。

株価変動のポイントは、2月4日の終値14008円を下回るかどうかだった。

この水準をあっさりと割り込んだ。

かなり厳しい状況を読み始めている。


現実を直視したくない安倍政権は、「ウクライナ」だの、「新興国」だのと、四の五の言っているが、核心に触れようとしない。

メディアは、株価がデッドクロスを示現し、チャート上の節目を下回ったのに、その事実すら十分伝えない。

日本経済新聞は経済金融の専門紙だと標榜しているのだから、少なくともこのような局面で、問題の重大性を適正に報道するべきだろう。

政府の御用聞きばかりにうつつを抜かしていると、賢い読者から購読を中止してゆくことになるだろう。


消費税増税の影響が深刻になるのは明白だ。

なぜなら、労働者の賃金所得がまったく増えず、インフレ率が1.5%に跳ね上がり、挙句の果てに消費税率が3%も引き上げられるのだ。

実質的に所得は一気に約5%も目減りする。

「余分なものは一切買わない」という消費者行動が日本中に広がることはほぼ間違いない。

この過程で、経済の大崩落が起こる。

私は、このことを昨年初来、警告し続けてきたが、その忌まわしい予測が現実味を帯び始めているのだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/148.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 河野談話検証 有識者人選進める:菅官房長官:河野談話見直しとは無関係:非公開で、国会の要望があれば議論の結果を提出

河野談話検証 有識者人選進める[NHK]
4月11日 16時23分

菅官房長官は衆議院内閣委員会で、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話の作成過程を検証するために設ける有識者によるチームについて、法律の専門家やマスコミ関係者、女性などから人選を進めていることを明らかにしました。

政府は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡り、政府の謝罪と反省を示した平成5年の河野官房長官談話について、「談話を見直すことや新たな談話を発表することは考えていない」とする一方、政府内に有識者によるチームを設け、談話の作成過程を検証するとしています。

菅官房長官は衆議院内閣委員会で、「現在、チームの人選などを進めている。基本的には法制度に明るい方やマスコミ関係者、女性など客観的に見て偏らず、『なるほど』と思われる方にお願いしている」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は「どういう状況で河野談話が出されたのかを検証するのが最重要だ。検証は静かな環境のなかで行うべきで、公開では行わない。議論の結果は国会から要望があれば提出させていただき、どのような方々によってチームが作られたかや議論の回数などは、その時点で明らかにする」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140411/k10013672301000.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「小沢事務所が毎日ツィッターで発信するようになった。いいことだ:三宅雪子氏」(晴耕雨読)
「小沢事務所が毎日ツィッターで発信するようになった。いいことだ:三宅雪子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13889.html
2014/4/11 晴耕雨読


https://twitter.com/miyake_yukiko35

小学館の「日本の総理」シリーズ。

写真が主体で池上彰さんが監修でわかりやすい。

私は4冊持っている。

福田赳夫さんは「総理・総裁は推されてなるもの」が信条で何回も総理になる機会を逃したものの、1976年第67代内閣総理大臣に就任。

(福田康夫さんはこの信条を引き継いだように思う)

私が購入したのは、福田赳夫さん以外は、石橋湛山、田中角栄、中曽根康弘(敬称略)若い人が読んでもわかりやすいのでお薦め。

政治家の評価は一定の年月がたたないと定まらないことを考えてか、最近の総理のものはありません。

高橋是清と吉田茂、あ、大平さんも欲しいと思いつつ、まだ未購入。

病院の自販機には100円のお茶が大抵売られていて(コンビニのPBも)、どうしてものどが渇いたとき私は迷わずそれを購入するのだが、消費税増税以来、ずっと品切れ。

130円のものは残っている。

こういうところからも、消費税増税の大きさを感じる。

たぶん、もう買わない。

マイボトルで頑張る。

私の父(外交官)は、安倍晋太郎外相に心酔していて、外交では晩年まで行動を共にしました。

私は学生でしたが、秘書官であった安倍総理とももちろん面識はあります。

(覚えてはいないでしょうが)

安倍晋太郎外相はアフリカ外交に力を入れていました。

アフリカに毛布を送ろう運動もこの頃です。

晋太郎外相が培ったアフリカ諸国との信頼関係。

お金ではなく、あの時の「毛布を送ろう運動」のような、心のこもった外交をしてほしいと願う今日この頃。

頑張っていますが、党員・サポーターはお礼の電話が追いつかず。

申し訳ありません。

それにしても、遠方の方でも声を聞くと「繋がっている」という気持ちになります。

小沢代表は、「電話はいいことだ。電話代の方がたとえ(カンパより)高くなってもずっと続けなさい」と。

小沢代表はよくわかっている。

ツイッターが気軽なツールなのはわかるけど、ググるなど「一調べ」する手間を省き、いきなり、聞いちゃうのはできるだけ、やめましょう。

(切なる願い)

キレル1分前(笑)

> 三宅先生っマジギレすることあるの?想像つかない

さすがに人間だからありますよ〜

活動費も貰っていない、名ばかり支部長で、自分が書いたんでもない、幹事長の声明文の至らぬ点のお詫びをもう何十回してるんだか。

> 眠る1分前(笑)

(キレずに)大丈夫でした。

スル―タイム突入。

「生活の党」から離れたら、こういうこととからも解放されるわけで。

では、そのあと、川島ともたろうさんなりがネット広報を丁寧にやってくれるかどうか。

@miyakekuritoshiRT"@theriver_jp: 2014.04.08「解釈て?憲法9条を壊すな!4・8大集会&テ?モ」三宅雪子(生活の党)《3/8》: http://youtu.be/kY-lYqGR_9E @YouTube をアップロード。"

>小沢一郎事務所 IMFが2014年の日本の経済成長率見通しを下方修正し、安倍総理に対し、約束した経済改革を実行するよう忠告しました。日銀に圧力をかけるだけの今の異次元緩和は出口で破壊的な副作用をもたらします。一方肝心の三本目の矢はさっぱり出てきません。政府は一刻も早く何がしたいのか示すべきです。

小沢事務所@ozawa_jimusho が毎日ツィッターで発信するようになった。

いいことだ。

土日はいいとして、これからも毎日発信!!

残念ながら、小沢さん自分では打てないので、ハマコーさん方式で口術だろうが一歩前進。

まずは10万目指して、小沢さんの支持者の皆さま、フォローお願い致します。

小沢事務所@ozawa_jimushoです。

> フォローしてます。小沢さん70歳?瀬戸内海寂聴さん91歳。瀬戸内さんは東京都知事選の時、脱原発の細川さん支援で寒い中都内を駆け回りましたよ!小沢さんはなぜ国民の前に出ないのでしょうか? まだ老け込むのは早いのでは?

全国各地感心するぐらい出掛けてますよ

> 小沢代表がオモテに出ないとかツイッターやってないとか。民主党時代に離党せっついたときと同じ線にあるような気がする。(略)小沢氏にはあくまで安保政策論の旗を高々と掲げていてほしい。三宅さんのTWで満足。

私の発信がなくなったら?

ご紹介感謝です@lisong_1001 「「三宅雪子のこの人に訊く!」第7回もゲストは小沢一郎代表です:三宅雪子氏」(晴耕雨読) http://t.co/6AyiQGXXV3 投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 08 日 23:51:43: igsppGRN/E9PQ〜

TPP「日本外すべきの声も」米下院議員が指摘〜http://t.co/YY0Z89oNEg 

「TPPの農産品5項目の関税を守ろうとする日本について、参加を疑問視する声が上がっているとアメリカの有力議員が指摘しました」外してもらっていいんですが・・

3月29日朝日新聞の記事について、それで謝罪はあったのかな?@ozawa_jimusho

抗議だけでは、抗議がありました、と会議で報告され終了。

次回は気をつけるだろうけれど。

これは、誤報だから、訂正すべき。

> 国民のことをこんなに思い続けている人が、その繋がりを断つことはできないでしょう!? いや断ってはいけないのです。三宅さんのやられていることは単なる情報発信ではなく、国民とともに次の政権交代にむけた足固めなんです。政権交代なくして三宅雪子なし!

有難うございます


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/150.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 日米TPP合意が最重要:あの元外務官僚岡本行夫氏 があの「鳩山−オバマ日米首脳会談」を相思相愛の現れと絶賛

 元外務官僚の岡本氏は、従米一辺倒であるとともに、99年開催の九州沖縄サミットに絡む「機密費流用事件」で服役した外務省ノンキャリア松尾氏と共同で外洋ヨットを所有していたというあやしげな人物である。

※ 参照投稿

「【外務省の本性】内閣官房参与の岡本行夫氏(元北米1課長)は過去にあの松尾元室長とクルーザーヨットを共同所有」
http://www.asyura2.com/sora/bd16/msg/591.html


 そのような岡本氏による「日米TPP合意が最重要」という話はわざわざ紹介するようなものではないが、間近に迫ったオバマ大統領の訪日に関連して、

 「前回の来日はとても温かい、良いものだった。そのときのオバマ大統領の演説は感動するくらい日本のことを良く言っていた。日本は立派な国であり、日米関係は強固だ、ということをアジア諸国に発信するメッセージだった。今回の来日で、その演説が目指した日米関係にもっていけるかどうかがポイントだ」

と語っていることに注目した。

 記事を読んでも、日経の記者が、「オバマ米大統領の来日は国際会議への出席を除けば2009年以来となります」とふっているだけで、相思相愛の関係にあったとされる日本の総理大臣の名前は、なぜかまったく出てこない。

 オバマ大統領が09年に訪日したのは11月13日・14日で、時の内閣総理大臣は、今ではダメ総理の本家のように扱われている鳩山由紀夫氏である。

 岡本氏はこの日米首脳会談を相思相愛の関係として高く評価しているが、ご存じのように、巷間(メディアや評論家)は、普天間基地移転をめぐる“トラスト ミー”を持ち出し、日米関係を破壊するきっかけになった首脳会談としてボロクソに評価している。

 一方、昨年2月の安倍訪米は、日米両首脳のぎくしゃくした関係を世界に晒すものだったが、メディアはこぞって、安倍首相が民主党政権の手で壊された日米関係を修復した大成功の日米首脳会談として褒めそやした。

 鳩山氏と安倍氏それぞれの日米首脳会談に対するメディアの態度は、メディアがつくり上げようとするイメージがいかにデタラメで実像とはまったくかけ離れたものであることがよくわかる一例である。


※ 参照投稿

「安倍首相に対する「不快感」を世界に晒したオバマ大統領:安倍自民党政権の誕生により民主党政権より悪化した日米関係」
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/609.html

「行かなきゃよかった安倍首相:国内向けはともかく、世界における日本の存在感と政治力を貶めてしまった日米首脳会談」
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/326.html

「日米首脳会談:「TPP+辺野古+ハーグ条約」が土産でも、晩餐会はともかく、共同記者会見さえ開かない冷遇ぶり」
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/281.html

===============================================================================================
日米TPP合意が最重要 MIT国際研究センターシニアフェロー 岡本行夫氏

相思相愛に戻す

 ――オバマ米大統領の来日は国際会議への出席を除けば2009年以来となります。

 「前回の来日はとても温かい、良いものだった。そのときのオバマ大統領の演説は感動するくらい日本のことを良く言っていた。日本は立派な国であり、日米関係は強固だ、ということをアジア諸国に発信するメッセージだった。今回の来日で、その演説が目指した日米関係にもっていけるかどうかがポイントだ」

 「いまの日米関係は米歴代政権で最もリベラルなオバマ政権と、筋金入りの保守政権である安倍政権が、ぴったりとした状態になっていない。米国は安倍晋三首相の靖国神社参拝に『失望する』との声明を出したが、今までなら『近隣諸国との関係で損になる』という友人としての忠告にとどまったはずだ。相思相愛のぴったりとした関係から、ちぐはぐさが出てきている。それを元に戻すことが今回の課題だ」

 ――具体的な課題は何でしょうか。

 「一番大事なのは環太平洋経済連携協定(TPP)だ。日米首脳会談で最終合意に至ることはないが、首脳会談を目標に事務方の協議と意識が加速する。細かいところまでは無理だが、実質的に合意したことが両首脳に報告されて両首脳が握手するというプロセスが重要だ」

いがみあい心配

 ――大統領は韓国も訪問します。日韓関係の改善にどう影響しますか。

 「日米首脳会談で日韓関係の改善を両国でうたいあげ、その後、オバマ大統領が韓国に行って何も出ないということになれば、韓国としても非常に困る。いやいやながら韓国はついてくる。米国はただでさえ中国の膨張で不安定な状況の中、同盟国同士がいがみあえばアジア太平洋地域の抑止力が低下すると心配している」

 ――北朝鮮情勢では日本は拉致問題で対話も進めています。

 「大統領は日米が足並みをそろえてやっていこうとクギを刺すだろう。拉致問題の解決は支援するが、より大きな核・ミサイルへの対応は東アジアの安全保障の確保という枠組みの中でやってほしいというのが米国の立場だ。拉致問題の解決も日本が持っているテコだけでは無理だ。米国の持っているテコが一番大きい。日本としてもそれを利用しながらやっていかなければいけない」

 ――オバマ政権のアジア重視戦略を不安視する声もあります。

 「09年11月の東京でのオバマ大統領の演説に比べ、今年1月の一般教書演説ではアジアに対する関心の低さがあらわになった。アジア重視という標語はでき、海軍力の6割を展開するという枠組みもできたが、実際の政治的軍事的な資源をどれくらい付与するのか疑問が残る。オバマ大統領は非常に実務的な人で、ビジネスライクだ。TPPのような具体的な成果がなければ、どこまでコミットしてくるかは未知数だ」

(政治部 中山真)

岡本行夫氏

 一橋大経卒、外務省へ。北米一課長などを経て91年に退官。その後、岡本アソシエイツ設立。橋本龍太郎内閣で沖縄担当、小泉純一郎内閣でイラク問題担当の首相補佐官を歴任。68歳。


[日経新聞4月11日朝刊P.7]


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/151.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「戦闘中の多国籍軍支援可能に」 安保法制懇が提言へ(朝日新聞)
「戦闘中の多国籍軍支援可能に」 安保法制懇が提言へ
http://www.asahi.com/articles/ASG4C7FD5G4CUTFK011.html
2014年4月12日05時30分 朝日新聞


 安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)は、海外で戦闘中の多国籍軍に対して自衛隊が兵士の輸送や医療活動などの後方支援ができるよう、憲法解釈の変更を求める。5月の連休明けにも首相に提出する報告書に盛り込む。北岡伸一座長代理が明らかにした。

 憲法9条1項は、国際紛争を解決する手段としての武力行使を永久に放棄すると定める。報告書では「国際紛争」の解釈を「日本が当事者である国際紛争」と変更するよう求める。

 変更すれば、日本が当事国にならない自衛隊の海外派兵に憲法上の制約はなくなる。結果として、日本の領土問題などが絡まない国際紛争への多国籍軍に、際限なく参加が可能になる。

 爆撃など戦闘行為も憲法上、許されることになる。これまで政府は、海外での武力行使だけでなく、海外で戦闘中の他国への後方支援も「武力行使との一体化」として禁じてきた。イラクで自衛隊が多国籍軍を支援する際は、特別な法律を作って「非戦闘地域」を設け、自衛隊の活動を、その地域に限定してきたが、その設定も不要になる。

 そのため、安保法制懇は、自衛隊の活動について法律や政府判断で制限することを想定。国連決議がある多国籍軍ならば、戦闘地域でも支援できるよう提言する。ただ、自衛隊による直接の武力行使は示さず、後方支援活動のみを例示。想定するのは、1991年の湾岸戦争で米国を中心に結成された多国籍軍で、具体的には、兵士や武器の輸送▽負傷兵の治療▽海にまかれた機雷の掃海などだ。

 安倍政権は、日本が自衛権を行使できる「必要最小限度」の範囲の憲法解釈を変え、集団的自衛権の行使容認をめざすが、公明党は反対。安保法制懇の提言に沿って、多国籍軍など国連の集団安全保障でも、国際紛争の憲法解釈を変えようとすれば与党内の調整は、さらに難しくなる。そのため、政府内でも、この提案には慎重論が強い。(蔵前勝久、園田耕司)



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/152.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「誤差」1兆円超 経常収支「5カ月ぶり黒字」のマヤカシ(日刊ゲンダイ)
「誤差」1兆円超 経常収支「5カ月ぶり黒字」のマヤカシ
http://gendai.net/articles/view/news/149424
2014年4月11日 日刊ゲンダイ



資金流出?/(C)日刊ゲンダイ


 8日に財務省が発表した2月の国際収支速報で、経常収支が5カ月ぶりに黒字になった。これを受けて、大新聞は「所得収支の黒字が貿易赤字をカバー」「輸出も回復の兆し」などと報じていたが、本当にそうか? というのも、今回の統計は「誤差」があまりに大きいのだ。


 2月の国際収支の数字を詳細に見ると、経常収支が6127億円の黒字、金融収支は7319億円の赤字、資本移転等収支が42億円の赤字で、その他に「誤差脱漏」としてマイナス1兆3403億円が計上されている。かなりの金額だが、「誤差脱漏」って何なのか。国際収支統計を発表している財務省はこう説明する。


「海外との総合的な取引状況を表す『収支』は理論上、『経常収支+資本移転等収支−金融収支=ゼロ』になります。ただ、中には通関しない取引もあって、すべての取引を把握しているわけではないので、どうしても誤差が生じる。それで、統計作成上の誤差を調整する項目として設けられたのが『誤差脱漏』です」


■信頼性損なう規模


 取引契約から決済までにはタイムラグもあるだろうし、そりゃあ多少の誤差は生じるだろうが、1兆3403億円が「誤差」? 誤差調整値が経常収支の黒字額の2倍以上なんて、ちょっとおかしくないか?


「たしかに、1カ月間の誤差脱漏としては規模が大きすぎます。これでは統計の信頼性が疑われてしまう。誤差脱漏の中身がまったくわからないのも問題で、せめて、どこで発生しているのかくらい、しっかり調べて欲しいですね」(東海東京証券チーフエコノミスト・斎藤満氏)


 この統計を数字通りに受け取れば、国が把握できていない取引によって、2月は1兆3403億円もの資金が海外に流出したことになる。もっと言えば、誤差脱漏の額を大きくすれば、いくらでも経常収支を黒字にできるということでもある。統計を疑い出したらキリがないが…。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/153.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 日銀引き受けで赤字財政支える 《高橋乗宣の日本経済一歩先の真相》(日刊ゲンダイ)
日銀引き受けで赤字財政支える 【高橋乗宣の日本経済一歩先の真相】
http://gendai.net/articles/view/news/149397
2014年4月11日 日刊ゲンダイ


 スタートから1年「異次元緩和」の正体

 日銀の黒田総裁が就任して1年が過ぎた。大量の国債を引き受けてどんどん紙幣を刷る「異次元の金融緩和」は、円安を招き、景気回復に寄与したとの見方もある。はたして、そうだろうか。

 黒田総裁の異次元緩和は、2%の物価目標を掲げている。だが、2月の消費者物価指数の上昇率は1.5%。日銀が集計した「企業の物価見通し」も、1年後は1.5%で3年後も5年後も1.7%である。2%の目標達成は簡単ではない。

 価格の動向は、需給関係によって規定されるものだ。これは経済学のイロハのイである。しかも、今日の経済では、需要水準と供給力はいずれもグローバル規模だ。一国の金融政策や財政政策で需給関係に介入し、物価を一定レベルまで押し上げようというのは、どだい無理な話なのである。それがたとえ「異次元」であったとしても、効果が限定的になるのは当然だ。

 また、日銀が国債を引き受けることで、日本の国債市場は日銀直轄となり、国債取引から事実上、市場性が排除された。内外の民間資金は日本の国債市場に幻滅し、その多くが海外へ流出。結果として為替は円安に転じた。これによってデフレからの脱出を期待する向きも多かったようだが、物価上昇は輸入物価が中心である。燃料、原材料、飼料用穀物、日用雑貨の類いが値上がりした。これが中小の事業者や多くの国民を苦しめているのだ。

 そもそも資金需給がひっ迫して景気にブレーキがかかっているのならともかく、民間の資金は大余りの状態である。民間金融機関が余剰資金を預け置いている日銀の当座預金(支払準備預金以外の預け金)残高は、2013年1月の3.4兆円から14年1月には10.5兆円へと急増した。大量のカネを市場に流す緩和策が効くわけがないだろう。

 民間企業の留保金も過去最大規模だと報じられている。企業としてやるべき投資は、金融環境のいかんにかかわらず、実行可能という状態なのだ。

 こうした状況下で異次元緩和をやる理由は、ただただ国債の日銀引き受けで赤字財政を支え、アホノミクスを支援すること。安倍首相と黒田総裁がペアを組んで「アベクロサンバ」を踊っているだけ。日本経済や国民生活にプラスとならないのである。

【高橋乗宣】



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/154.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 原発推進 エネ計画閣議決定  原子力ムラ復権 東京新聞
2014年4月12日 07時03分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014041290070316.html

政府は十一日、国のエネルギー政策の指針となる新たな「エネルギー基本計画」を閣議決定した。原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、原子力規制委員会の基準に適合した原発を再稼働させ、民主党政権が打ち出した二〇三〇年代の「原発稼働ゼロ」方針を撤回することを正式に決めた。

 計画では、原発新増設も必要な原発の数などを「見極める」と含みを残した。原発輸出は、東京電力福島第一原発事故の教訓を国際社会と共有し、原子力の安全性向上に貢献するとして積極的に進める考えを示した。将来の原発や再生可能エネルギーの電源比率をどうするかの具体的な数値目標は盛り込まなかった。

 原発事故後、初の計画。政府は一月の決定を目指したが、与党から原案は原発推進の色が濃すぎるとの異論が出て決定が遅れた。

◆エネ計画ポイント

▼原発は重要なベースロード電源

▼規制基準に適合した原発は再稼働を進める

▼原発依存度は可能な限り低減。安定供給などの観点から確保していく規模を見極める

▼再生可能エネルギーは二〇一三年から三年程度、導入を最大限加速し、その後も積極的に推進する

▼もんじゅは高レベル放射性廃棄物の減容化の国際研究拠点にする

◆経産省主導の舞台裏

 安倍政権は「エネルギー基本計画」で原発推進路線を鮮明にした。東日本大震災から三年で、東京電力福島第一原発事故を忘れたかのような姿勢。電力会社や経済産業省という「原子力ムラ」が復活した。 (吉田通夫、城島建治)

 計画案の了承に向けた与党協議が大詰めを迎えた三月下旬。経産省資源エネルギー庁の担当課長は、再生可能エネルギー導入の数値目標の明記を求められ「できません」と拒否した。

 「その態度はなんだ」。要求した自民党の長谷川岳(がく)参院議員によると、課長は椅子に反り返り、足を組んだまま受け答えしたという。長谷川氏の激怒で協議は中断した。

 与党は原発を「重要」と位置づける部分は容認し、推進の立場は政府と同じだが、脱原発を求める世論を気にして一部議員は再生エネの数値化にこだわった。

 だが、原発依存度の低下につながるのを懸念した経産省は本文に書き込むのを拒否。目標を拘束力の弱い脚注に入れ、本文にそれを「上回る水準の導入を目指す」との対案を与党に提示し「大幅に上回る」との表現で合意した与党の指示をも拒み「さらに上回る」との再提案で押し切った。

 電力各社も介入した。

 電力各社でつくる電気事業連合会は、自民党が所属議員に計画案への考えを聞いたアンケートに便乗。若手らに原発の維持・拡大につながる核燃料サイクル事業を「着実に推進する」と書くよう説いた。

 原子力ムラの動きの背後には、経産省が影響力を強める首相官邸がある。

 安倍晋三首相の黒子役を務める首席秘書官は、経産省出身でエネルギー庁次長も務めた今井尚哉(たかや)氏。首相の経済政策の実権は、今井氏と経産省が握っている。

 昨年七月。今年四月から消費税率を8%に引き上げるか迷っていた首相は、税率を変えた場合に経済が受ける影響を試算することを決めた。指示した先は財務省でなく経産省だ。

 歴代政権の大半は「省の中の省」と呼ばれる財務省を頼ったが、安倍政権は経産省に傾斜。その姿勢が原子力ムラを勢いづかせた。

(東京新聞)
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK164] オバマ大統領「国賓として」来日の見返りはTPP交渉で「対米牛肉関税一桁台」(現代ビジネス)
TPP交渉へ向けて戦略を練るオバマ大統領、フロマン米通商代表(右から2人目)、ライス補佐官(左から3人目)ら


オバマ大統領「国賓として」来日の見返りはTPP交渉で「対米牛肉関税一桁台」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38931
2014年04月12日 歳川隆雄「ニュースの深層」 現代ビジネス


環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉で農産物の関税を巡る日米閣僚協議は甘利明経済財政・TPP担当相とマイケル・フロマン米通商代表部(USTR)代表が2日間で延べ18時間も話し合ったが、妥協には至らなかった――。

■オバマ首相は国賓として来日

この日米協議は、実は裏面に4月下旬に国賓で来日するバラク・オバマ大統領の到着時間と米側が撤廃を求める牛肉関税とのバーター取引が隠されているのだ。焦点のオバマ大統領の羽田空港到着日時が4月23日午後7時前後で決着したことで、首相官邸と外務省が熱望していた2泊3日の日本滞在となった。

このため、官邸と外務省は同日夜に安倍晋三首相主催の私的夕食会を催すことを模索しており、米側はオバマ大統領、スーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)、キャロライン・ケネディ駐米大使、日本側が安倍首相、菅義偉官房長官、佐々江賢一郎駐米大使に限った「日米インナー会合」(ノートテイカーも同席させず日米双方の通訳のみ)を検討している。

国賓として来日するオバマ大統領は翌日の24日午前9時に皇居で天皇陛下と会見、同10時から官邸で安倍首相との日米首脳会談、午後12時に共同記者会見を行い、そして午後7時からの天皇・皇后陛下主催の晩餐会に出席する。

こうした公式日程の他に、現在、北朝鮮による日本人拉致被害者の家族会との面会も検討されている。

エアフォースワン(大統領専用機)の羽田空港到着日時は当初、24日早朝か未明とされ、オバマ大統領の日本滞在は1泊2日になる可能性が高かった。

が、TPP交渉を巡る熾烈な日米協議の中で日本側は、米側が求める牛肉関税の引き下げ率を現行の38.5%から一桁台後半にすることを示唆、甘利TPP担当相は来週半ばに訪米し、フロマン代表との間で折り合うことになるはずだ。

■牛肉の対米関税が一桁台後半に

安倍首相が4月7日に会談したアボット豪首相との間で合意した日豪経済連携協定(EPA)では牛肉関税(冷蔵肉23.5%、冷凍肉19.5%)を引き下げることが決まった。

この対オーストラリア関税引き下げ率と比較して対米関税引き下げ率が一桁台後半(例えば9%)にするということは破格の“対米配慮”であることから、フロマン代表も矛を収めるものと思われる。

そしてそれは、オバマ大統領がいま全力を挙げている11月の米中間選挙においても、米民主党が下院で多数派に復帰できる可能性を残す「好材料」になるのだ。

恐らく24日の安倍・オバマ会談後の共同記者会見で両首脳は、「TPP交渉で日米大筋合意」を大々的に打ち出すことになるはずだ。そしてオバマ大統領を乗せたエアフォースワンは25日早朝、次の訪問国・韓国のソウル南西の烏山米空軍基地に向かう。同日午後、青瓦台(大統領官邸)で朴槿恵大統領と会談し、日韓関係の早期修復を強く求めることになる。

習近平国家主席(中国共産党総書記)との日中首脳会談の早期実現の可能性はほぼ絶望的だが、安倍・朴槿恵会談については夏までに日の目を見ることになるのではないか。

安倍首相の外交ブレーンでもある谷内正太郎国家安全保障局長の持論は、日韓が一致して中国に立ち向かうべきだというものであり、安倍首相が、例えば東京とソウルのほぼ中間に位置する済州島で朴大統領と会談する日はそう遠くない時期に実現するのではないか。

安倍首相は大型連休を利用して4月29日から5月8日までフランス公式訪問をはじめ英国、ドイツ、ベルギー、スペイン、ポルトガルなど欧州を歴訪する。

その後も6月第1週にブリュッセルで開催される主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)に出席する。今通常国会(会期末は6月22日)は後半を迎えるが、安倍政権にとって難題はない。

再び「安倍外交」の季節となり、安倍首相は脚光を浴びることになりそうだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍晋三が「全電源崩壊は起こりえない」という答弁を削除、改ざん。(のんきに介護) :原発板リンク
安倍晋三が「全電源崩壊は起こりえない」という答弁を削除、改ざん。(のんきに介護)

http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/407.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/157.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 一方で「非核会議」を開きながら、他方で「核推進政策」を閣議決定する、精神分裂症の安倍政権(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/b7a32d105d826d91ecac7574431aa1b4
2014-04-12 08:30:06

 安倍首相は本当に頭がおかしいのではないかと疑います。昨日4月11日は、被爆地・広島で核兵器を保有していない12か国の外相に集まってもらい、「核軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」会合を開きました。日本からは岸田文雄・外相が出席、本日は本格協議が行われます。

 同じ11日、東京では原発推進の正体をあらわにした新しい「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。原発推進が核兵器に直結していることは、北朝鮮やイランの原発が疑惑の対象として国際問題になっていることからも明らかです。

 日本の原子力ムラが安倍政権を先頭に押し立てて原発推進に執拗にこだわるのも、その心が核兵器への潜在力保持にあることは明らかではないでしょうか。

 しかし、安倍首相は、一方で「核軍縮・不拡散」の会議が始まるちょうどその日に、閣議での「核推進」決定をぶつけました。

 安倍首相にしてみれば、「原発は核兵器とは無関係。事実、核軍縮会議を主催して開いている」というところでしょう。精神分裂どころか、周到に知恵をめぐらせたたくらみでした。悪知恵ですが――。

 しかし、世界は知っています。日本が必要以上にプルトニウムを溜めこんでいることを。広島型原発にして数千発分のプルトニウムを蓄積し、テロなどによる奪取されかねない危険も高まっていることを。

 日本政府は決して、核兵器禁止条約を推進する動きはしません。サボりにサボっています。これが被爆国かと目を疑います。

 目を疑うのは、日本を代表すると自負している大手紙の社説です。とくに読売新聞の本日の社説は、「『原発活用』は現実的な戦略だ」を大きな見出しにして、これまで以上に露骨な原発推進のキャンペーンを展開しました。

 これに対し、朝日新聞の社説は、「これがメッセージか」という見出しで、閣議決定の内容を「とても新しいエネルギー社会へのメッセージとは言えない」と否定しました。

 新しいエネルギー基本計画の肝は、再生可能エネルギーによる社会をどう構築するのかという観点を中核に据えるべきはずのところ、この観点について読売は、「再生エネ2割は疑問」と簡単に片づけてしまいました。

 朝日の社説は、「原発批判」に重点を置くあまり、再生エネについては全く触れずじまい。

 そもそも安倍政権の「エネルギー基本計画」自体が、再生エネルギー政策には後退姿勢なのですが、ジャーナリズムまでが再生エネ軽視のような論調になってはジャーナリズムではありませんよね。

 そしてやはり最もひどいのは、安倍政権の二枚舌です。安倍政権の際立つ特長の一つが二枚舌であり、ウソを平気でつくことは、多くの人に知られてきました。

 原発政策にしても、世論の反対が強い時は、「原発のない社会をめざす」といっておき、徐々に世論の原発アレルギーを”除染”して、今回は本音を出す。言うことが180度違っても、カエルの面にションベンです。

 安倍首相の「カエルの面にションベン」症状は、精神分裂症の一種だと見えるのですが――。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/158.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 本澤二郎の「日本の風景」(1595) <武器輸出大国目指す危険な安倍・財閥路線>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52067252.html
2014年04月12日 「ジャーナリスト同盟」通信

<武器輸出大国目指す危険な安倍・財閥路線>

 安倍・国家主義政権は、異様な政策を次々と演出している。そろそろ国民は、事態の深刻さに気付くべきだ。野党もしっかりとそこを追及すべきである。国家主義を否定した日本国憲法の下で、堂々と国家主義政策が進行しているのだから。原発についで、財閥が求める武器輸出大国へと舵を切ってしまった。集団的自衛権の行使も、この国家主義路線と連動している。社会の木鐸を任じる新聞テレビの無責任日本の今を象徴している。

<平和主義放棄の国家主義へ>

 安倍内閣は2014年4月1日の閣議で、従来の平和基本路線として機能してきた武器輸出3原則を放棄、代わって防衛装備移転3原則を決定した。原発・核に特化した財閥は、同時に武器弾薬の生産に集中している。それに沿った政策の大転換である。
 米産軍体制下で武器生産技術を手に入れた東芝・三菱・日立の原発御三家を筆頭に、武器生産に取り組んできた財閥が、家電関連生産で限界を悟ると、アメリカやロシアに負けまいとして、武器輸出での生き残りを図ろうというのだ。
 中国を意識した対応でもある。財閥の野望と安倍・国家主義の野望は一致している。財閥傀儡政府の日本は、事実上、平和主義を放棄しているのである。

<日本は非武装国家>

 日本は9条憲法で、侵略戦争の反省と謝罪を世界に示して、国際社会に復帰した。この大事な平和戦略を放棄して、再び国家主義へと舵を切っていることに気付くべきなのだ。
 新聞テレビは、このことを国民に報道する責任を負っている。警鐘を鳴らし続ける義務がある。東アジアを軍拡の嵐に巻き込まないために。軍拡は各国経済を確実に悪化させる。社会を疲弊させる。一人武器弾薬メーカーが太るという危険な軍事経済を約束させる。
 ソ連崩壊への過程に踏み出す日本でもある。ただでさえ1千数百兆円もの借金大国の日本である。繰り返すが、非武装国家の武器輸出・軍拡路線は、日本国憲法に違反するものである。
 憲法をないがしろにする安倍内閣は、ワイマール体制を崩壊させたナチスそのものである。自民党の村上誠一郎の「ナチスの愚を繰り返すな」という切実な叫びは、正に正義の主張である。

<武器輸出3原則放棄の安倍内閣に狂喜する財閥・三菱>

 4月10日付の防衛省新聞は、1面トップに「防衛装備移転3原則を閣議決定」と大々的に報じた。そもそも武器輸出3原則による武器禁輸政策は、憲法の平和主義にのっとったもので、三木内閣が打ち出したものである。近隣国の日本軍拡批判に配慮したものだった。そのまともな平和路線を、安倍内閣は大転換したことになる。
 日本最大の武器弾薬メーカーの三菱財閥は「平和貢献・国際協調主義に基づくもの」とうそぶくコメントを出した。さらに「防衛装備の海外移転に道を開くもの、日本の国際的プレゼンスの向上、防衛生産・技術基盤の強化につながる」と狂喜するコメントも付け加えていた。「当社として可能な貢献に努める」と豪語する見解まで披歴している。
 財閥の窓口である経団連会長の米倉弘昌は「大いに歓迎する」との談話を発表した。武器弾薬メーカーの広報官ともいえる帝京大学の御用学者も「日本の新たな国際貢献」とうそぶいた。

<原発と武器の輸出大国でいいのか>

 防衛大臣の小野寺も「武器輸出による日本の平和貢献」と力説した。怪しい人間ほど平和という言葉を好む。後ろめたいのだ。要するに、中国包囲網に武器輸出で「貢献する」と言っているのである。
 中国で車や家電を売りさばいて利益を上げてきた財閥は、東京では中国をワル者に仕立てて、武器輸出・原発輸出・改憲軍拡の日本へと改造するという国家主義・財閥の野蛮な戦略を強行しているのである。
 日本理解には財閥研究が不可欠だが、悲しいことに隣国では全く認識されていない。無知・無能が事態を悪化する元凶である。己を知ることが大事だが、同時に相手をよく知ることも重要なのである。

<戦争の出来る日本改造の鍵を握る公明党創価学会>

 いま日本国民とアジア諸国民は、最大の岐路に立たされている。この鍵を連立政権が握っている。ズバリ言うと、公明党・創価学会である。筆者が太田国交相を批判するゆえんである。山口公明の覚醒を求める理由でもある。
 財政を破綻させた自民党政権は、もはや過去の記憶に残るだけである。創価学会の支援のない自民党は弱体政党にすぎない。そのことを創価学会は認識していない。ゆえにズルズルと安倍・国家主義に追従して、戦争の出来る日本改造の事実上の主役を演じている。
 このことは、彼らの戦後の宗教活動の全てを全面否定することなのである。それでもいいのか、と問いかける筆者である。公明党が安倍・国家主義を支えている、ここに問題の本質が潜んでいる。

<財閥の意のままの安倍内閣>

 ともあれ、安倍・国家主義は財閥の意向を100%反映する政権なのである。財閥は倫理ゼロ、ひたすら暴利を求める。そのためには何でもする。不条理をいとわない悪魔の勢力と決めつけたいほどである。
 悪魔に操作されている新聞テレビである。学問の世界にも彼らの意思は届いている。
 このことに無関心を装ってきた外国の研究者も、お粗末すぎまいか。

2014年4月12日6時25分記



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/159.html

記事 [政治・選挙・NHK164] オノデキタさんの政治発言を集めてみた
オノデキタさんの政治発言を集めてみました。
「裕仁」は嫌いなのは分かりますが、彼はどんな人格なんでしょう?

石井孝明さんが、中国の工作員ではないかと名指ししていた宗文洲さんも登場しますね。

https://twitter.com/onodekita


https://twitter.com/onodekita/status/454222207929946112

onodekita ‏@onodekita 4月9日
天皇の陰謀
天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ 著松崎 元 訳
http://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm
「いいだもも」訳よりは、遙かに読みやすい。出所不明のkindle文の原点はここ。
 
 
しとし よこ八 ‏@sitosiyoko8 4月10日
@onodekita @fukudaruma774
小説でしょう、天皇にはそのような力は、有りません。
http://blogs.yahoo.co.jp/sitosiyoko8/32705829.html
 
 
愛と虹の天使 フクダルマン ‏@fukudaruma774 4月10日
なるほどです。 RT @sitosiyoko8 @onodekita @fukudaruma774
小説でしょう、天皇にはそのような力は、有りません。
http://blogs.yahoo.co.jp/sitosiyoko8/32705829.html
 
 
onodekita
‏@onodekita
調べもせずに QT @fukudaruma774: なるほどです。 RT @sitosiyoko8 @onodekita @fukudaruma774
小説でしょう、天皇にはそのような力は、有りません。
http://blogs.yahoo.co.jp/sitosiyoko8/32705829.html


https://twitter.com/onodekita/status/454064509146365952
kindle.amazon.co.jp/post/orvHU7bjROmgPjbRKL8uMQ … その時点で、国民は、空虚な戦争だったと感じ、天皇への失望を感じるかもしれない。そう至った段階で、裕仁が平和を宣言したなら、国民は天皇をありがたく感ずるだろう。
 
 
https://twitter.com/onodekita/status/454064442339504128
kindle.amazon.co.jp/post/NVaj0565QdWmoTImsEniig … 未亡人や孤児は、天皇は肉親を無駄死にさせたと恨むであろう。したがって、国としての面子を保つため、この戦争は、誰もがその被害者となり、その終結が望まれるようになるまで、継続されなければならない。
 
 
https://twitter.com/onodekita/status/454064328606744576
http://kindle.amazon.co.jp/post/wQg3D6JBTzqmz-CYxJm5Cg … もし、平和が時期尚早に宣言されたなら、愛国者は、裕仁は戦争を最後まで戦い抜く気概を欠いていたと言うだろう。
 
 
https://twitter.com/onodekita/status/454035118227587073
バーガミニに詳しい。http://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_10_1.htm … 天皇の命による南京強奪 QT @sohbunshu: 自信のある日本人は事実から目を背けない。その必要もない。http://www.soubunshu.com/article/393917108.html
 
 
https://twitter.com/onodekita/status/453914884917719040
kindle.amazon.co.jp/post/P8oCD383QhSNLG9FoOveTg … 著者は、原本の数字を調べ、かつ、中国の統計数字を取り除いたのち、十万人の捕虜と五万人の民間人が南京から60キロ以内で処刑され、少なくとも、五千人の女性が、そのうちの多くは多数により、あるいはそれを幾度にもわたり、強姦さ...
 
 
https://twitter.com/onodekita/status/453912165700079616
kindle.amazon.co.jp/post/lNOhvs3wTyWWNulcRMp1uA … 多くは、一晩に十人とか二十人とかの男に強姦され、翌朝に解放されたが、後日、幾度も他のトラックにより呼び戻された。多くは暴力を振るわれ、そのあげくに殺された。
 
 
https://twitter.com/onodekita/status/453910713665593344
kindle.amazon.co.jp/post/uVKwhuc-T4CjIOtIc11Z7Q … 層をなす死体、血で汚れた室、銃剣に串刺しにされた赤子といった映像の連続であるそのフィルムは、限定された視聴者を除き、公開するには余りに不快なものとみなされてしまったからだった。


https://twitter.com/onodekita/status/453910556526006273
kindle.amazon.co.jp/post/dWI7TfPhRve0NW_aSTkNkg … こうして南京の虐殺は、中島が南京に入った12月14日より始まり、6週間それは続いた。そして、世界中からの抗議にも拘わらず、近衛宮が裕仁に、もはや蒋介石を失権させる以外に希望はないと認めるまで、それは止まなかった。


★onodekita ‏@onodekita 4月6日
自衛隊員が戦死しても、政治家は内閣がつぶれる程度の覚悟でいいのか。気楽なものだな。
 
 
onodekita ‏@onodekita 4月6日
新年度になって、工作員の補給路が断たれたらしいw
 
 
onodekita ‏@onodekita 4月6日
自衛隊が死ぬのを覚悟するだけで、政治家は許されるのか。それなら、自分が行け。 と思うだろうが、普通は。
石破がなぜのうのうとしていられるのか、理解できない。
 
 
onodekitaさんがリツイート
はなゆー ‏@hanayuu 4月5日
@28SOBA 【集団的自衛権/海外派兵】 自民党幹事長は自衛隊員の戦死を覚悟 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000032-asahi-pol … 自衛隊員死傷なら改憲進展 http://www.47news.jp/CN/200403/CN2004030301001464.html


https://twitter.com/sohbunshu/status/452599933896380416
宋 文洲認証済みアカウント
‏@sohbunshu
無抵抗の人の頭を切り落とし、手に持って笑う日本兵。
Monarex Hollywood Corporation ドキュメントリー
http://video.sina.com.cn/p/news/w/v/2014-04-05/182263705069.htm … pic.twitter.com/2HdA1gH9TQ
 
 
https://twitter.com/onodekita/status/452036422174654464
「日中間には歴史に残された問題が3つある。遺棄化学兵器、強制労働、そして慰安婦だ」http://sankei.jp.msn.com/world/news/140404/chn14040409090001-n2.htm
731部隊が入っていないのはなぜか
 
 


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/160.html

記事 [政治・選挙・NHK164] そのうち恨みにも近い「福島disり」を始め、逆に福島の復興や未来の邪魔をする人間ほど、迷惑な人は居ない。
福島にお住まいのたまさんのつぶやきから

https://twitter.com/bluesnow20tama6/status/454773124815286275
twitter.com/bluesnow20tama6/status/454771752602595329 …
裏を返すと、自分の意思で移住し、
不安もなくなる筈なのに、
「今」の福島が気になって、自分が思うより不幸ではなくて…。

そのうち恨みにも近い「福島disり」を始め、逆に福島の復興や未来の邪魔をする人間ほど、迷惑な人は居ない。
 
 
https://twitter.com/bluesnow20tama6/status/454771752602595329

たま
‏@bluesnow20tama6
職場や保護者間の関わりの中で、避難区域から避難を強いられ、県内がいいといわきに避難された方々がいらっしゃる。意思とは関係なく、避難せざるを得なかった心の内は分からないけど、前向きで他愛ない楽しい会話を交わす。
移住しない私、移住した方々、
前向きな空気が、今、確実にある。@いわき
 
 
https://twitter.com/bluesnow20tama6/status/454769511183310848
たま
‏@bluesnow20tama6
@rurumiko2 移住おめでとうございます。どうぞ、これからは移住先での楽しいことを、自由にたくさん発信してください。
福島のことは、ご心配なく…にこり。
 
 
たま ‏@bluesnow20tama6 4月10日
@YuriHiranuma アメリカにいらして整骨治療学osteopathyに長けてらっしゃるかもしれませんが、福島の医療機関では、このような形で拡散される方の対応にほとほと迷惑しております。https://twitter.com/bluesnow20tama6/status/454262580983255040
@rurumiko2 @tart_k
 
 
Yuri Hiranuma ‏@YuriHiranuma 4月2日
どこの病院でしょうか? RT @tart_k: これでも風評被害でしょうか?チェルノブイリと同様に、白内障が増えています。

病院の受付には「原発事故との因果関係と証明書に書く事はできません」と貼り紙。

pic.twitter.com/fdohJleUGe
 
 
たま ‏@bluesnow20tama6 54 分
私は、子ども達に「放射能騒ぎで、勉強や部活、趣味、学生生活の権利を邪魔しないで」と言われる親なの。“@rurumiko2: @た https://twitter.com/rurumiko2/status/454773438859591680
あなたの、お子さんにも保養する権利があります。親の思考でお子さんの権利を奪わないであげてくださいね。”

 


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/161.html

記事 [政治・選挙・NHK164] [CML 030774] NHK籾井会長が13日番組出演 不適切発言問題で
おそらくおわびにならない「おわび」、謝罪にならない「謝罪」になると思われる。乞うご期待だ。

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[CML 030774] NHK籾井会長が13日番組出演 不適切発言問題で

石垣敏夫 motoei at jcom.home.ne.jp

2014年 4月 12日 (土) 07:17:13 JST
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-April/030792.html



みなさん
籾井会長発言はお詫びで済む問題ではありません。
辞任するまでNHKとの受信契約破棄を進めましょう。

                
石垣


NHK籾井会長が13日番組出演 不適切発言問題で - スマホ版 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/smp/CN/201404/CN2014041101001765.html


NHK籾井会長が13日番組出演 不適切発言問題で

文化・芸能 2014/04/11 18:05【共同通信】

  NHKの籾井勝人会長の不適切発言問題で、NHKは11日、籾井会長が13日午前11時から総合テレビで放送される情報番組「とっておきサンデー」に出演し、一連の問題に対する自身の考えを説明すると発表した。


 

 籾井会長は就任会見で従軍慰安婦について「どこの国にもあった」などと発言。国会で「視聴者にも何らかの形で、きちんとおわびする機会を持ちたい」と述べており、謝罪するとみられる。

  同局によると、籾井会長は番組冒頭の十数分間、出演する予定という。

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/162.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 嘘を100回言ってデッチ上げた“真実”の大嘘がバレても、また新たに100回嘘をつく日本経済新聞(誰も通らない裏道)
嘘を100回言ってデッチ上げた“真実”の大嘘がバレても、また新たに100回嘘をつく日本経済新聞
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2014/04/post-32ea.html
2014/04/12 誰も通らない裏道


本日(2014年4月12日)の日経朝刊に「エネルギー、将来像見えず  基本計画「原発ゼロ」は撤回 当面は火力に依存」という記事が掲載されている。
この記事はまずこう始まる。

「政府は11日に閣議決定したエネルギー基本計画で、民主党政権が掲げた「原発ゼロ」を撤回した。安全が確認された原発を動かす方針も記し、全基が止まっている原発の再稼働に一歩踏み出した。ただ、原子力、ガス、石炭などの電源構成の明示は先送りした。当面は化石燃料を燃やす火力に依存せざるを得ず、エネルギー政策の将来像は描ききれていない。」

日経は原子力の比率が書かれていないことにいたくご不満のようだ。

「政府が新指針で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけたのは重要な一歩といえる。発電コストが安く一日中動かす電源という意味だ。」

嘘も100回言えば真実になるというが、その嘘がバレてもまた100回、嘘を言い続けるという姿勢。

「発電コストが安く」→廃炉や放射性廃棄物の処分費用を計算に入れずに、まだ与太話をするというのか。ためしに福島第一原発の最初の運転から今日時点での発電コストを出してみればいい(もちろんここには何十年後かに石棺にした時までにかかると予想される費用も入れる必要がある)。これは黒字ですか?

「一日中動かす」→出力を落としたら危ないから、常にフルパワーで動かさざるを得ないだけ。

「もっとも太陽光や風力は発電効率が悪く、原発のように一日中発電できない。」
→原発で作った熱の3分の2は海に捨てて、海水の温度を7度も上げてしまう原発のどこが発電効率がいいのかご教示願いたいもの。

「結果的に、火力への依存構造が続く可能性が大きい。発電に占める火力の比率は足元で9割を占める状況にある。政府試算によれば、13年度の液化天然ガス(LNG)など燃料費の増加は3.6兆円に達するといい、電気料金は震災前より全国平均で2割超上がった。日本全体の貿易赤字の拡大要因でもある。」
→そりゃ円安になればコストが上がるのは当たり前だ。

「老朽化した火力発電所の利用は事故の原因になるので設備の新設や更新が不可欠。だが二酸化炭素(CO2)の排出量の多い火力発電所の新設には慎重な意見も根強い。」
→老朽化した原発をコストを下げるために使い続けた挙句、とんでもない破局事故を起こしたことは捨象するらしい。

「今回の基本計画も火力依存の副作用に事実上、目をつぶった格好だ。電力確保は日本経済の生命線だが、地球温暖化対策を巡る世界との政策協調では課題を残した。」
→いま目の前で起きている、とてつもない原子力の副作用には一切目をつぶった格好だ(笑)。

さて、この記事では3人がコメントをしている。

「電源比率示さず経済にマイナス 橘川武郎氏
橘川武郎・一橋大教授 原子力、石炭、再生可能エネルギーなどの優先順位や将来の電源構成が書いていないのは日本経済にマイナスだ。将来像がわからないから企業も火力発電所などの建設投資に動きにくい。焦点の原子力も「可能な限り依存度を下げる」としながら「重要電源」とするのは矛盾しており、将来どうしたいのかわからない。政治の決断力のなさが表れている。」

驚いたことに、このコメントがいちばんまとも(失笑)。
次がこれ。

「「重要電源」明記、料金安定に期待 塩田英俊氏
塩田英俊・SMBC日興証券シニアアナリスト 原子力を「重要なベースロード電源」と明記したことは評価できる。1日中動かす「ベースロード」と強調したことで再生可能エネルギーとは役割が違い「再生エネが普及しても原発が必要」というメッセージになる。安全性を確認した原発の再稼働を進める方針も示したことで、産業界は電力確保や電気料金が安定するとの期待を持てる。」

この人物は現在の産業界が良ければ、後のこと、将来のことは知ったことではないらしい。
そして唖然とするのが最後。

「原発建て替え産業の育成を 柏木孝夫氏
柏木孝夫・東工大特命教授 原発の再稼働を進めるリアリズムは評価できるが、いまある原発の再稼働だけでは原子力産業が育たない。国内でも原発の建て替えをすすめて技術と人材を育成しておくべきだろう。アジアを中心に原発の新増設は進んでおり、技術開発の競争に取り残される恐れがある。」

「原発キ○ガイ」とでもいうのか、頭が完全にイカれてます。

私は長らく日経を読んできたが、数年前に購読をやめた。
その後、しばらく新聞はとっていなかったが、評判のいい東京新聞を1年ほど購読。が、これもやめて再び日経を読むことにした。

権力の広報紙を読むことで、相手が何を考えているかを知ることは重要である。
その意味では、日経とNHKの報じていることは、よく精査しなければならないと思うのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/163.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 慰安婦火付け役の朝日新聞に質問 歴史的大誤報どう答えたか(SAPIO)
慰安婦火付け役の朝日新聞に質問 歴史的大誤報どう答えたか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140412-00000011-pseven-kr
SAPIO 2014年5月号


〈朴大統領、日本を再批判 「誠意ある措置」要求 慰安婦問題〉

 朝日新聞3月26日付記事ではそんな見出しで日米韓首脳会談に臨む朴槿恵大統領の姿勢を報じた。この問題の火を付けたのは自身だということを忘れたかのようだ。

 慰安婦問題は、朝日新聞が1991年8月11日付記事で〈元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀 重い口開く〉と大見出しをつけた一報で一気に火を噴いた。「韓国挺身隊問題対策協議会」が元「朝鮮人従軍慰安婦」から聞き取り作業をし、その時の録音テープが朝日新聞記者に公開されたことが記されている。

 後述するように〈「女子挺身隊」の名で戦場に連行され〉などと事実と異なる内容を報じ、それが今に至るまで国際関係に禍根を残している。朝日新聞は過去の誤った報道について、どう考え、どう説明するのか。今回本誌は11項目の質問を作成、同社に質した。

 質問は3月11日に朝日新聞広報部にファクスし、担当者との対面による取材を求めた。やや長いが、重要なので冒頭の2問を掲載する(*注)。

【問】1991年8月11日付記事では〈日中戦争や第二次大戦の際、「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」のうち、一人がソウル市内に生存している〉として生存していた〈女性の話〉が掲載されている。掲載にあたって、〈女性の話〉が事実であるか、朝日新聞として検証したか。

【問】(前項の記事で)証言をした元慰安婦の金学順さんが同年8月14日に会見で公表した内容には、「母によって14歳のときに平壌にあるキーセンの検番に売られ〜」というくだりがある。彼女は人身売買の被害者であり、強制連行ではない。「戦場に連行され」という記述は事実に反している。この部分について、誤報だったと認めるか。

 一つ目の問は、「証言」を鵜呑みにせず独自に検証取材したかという質問である。政治家の汚職にせよ有名人のスキャンダルにせよ、「人物Aがこう証言したからそれを真実として報じる」ことはありえない。Aの証言が事実かどうか、調べてから報じるのがメディアの常識だ。

 分量の問題もあるためすべての質問を掲載できないが、他には、「同記事を執筆した植村隆記者の夫人の母が、日本に対して賠償訴訟を起こした『太平洋戦争犠牲者遺族会』(金学順さんもメンバーの1人)の幹部だったことを把握していたか」、「朝日の記事は、遺族会の訴訟に有利に働く報道になったことについて、問題と考えないか」などを問うた。

 さらには、「強制連行」や「レイプ」などを著書で主張し証言していた吉田清治氏の発言を繰り返し掲載していたことについて聞いた。吉田氏は1996年以降、自身の回想が創作を交えたものだったことを認め、研究者による検証でも「強制連行」が事実に反することがわかっている。それが判明したのだから、吉田証言を掲載した記事は誤報と認めるか、事実確認のための検証チームなどを作ったか、という質問だ。

 質問を送って2日後の3月13日、朝日新聞広報部は面談による取材ではなく、文書で回答を寄せた。全文を掲載する。

〈お尋ねの件に限らず、個々の記事の取材や掲載の経緯についてはお答えしていません。読者にお伝えしなければならないと判断した事柄は当社の紙面や電子版などを通じて報道することが当社の基本姿勢です。貴誌の様々な主張について、当社の考えを逐一お示しすることはいたしかねます〉

 個別の質問には答えず、役所のような文言のファクス1枚の回答だった。各質問は本誌の主張ではなく、歴史的事実と異なる報道そのものを問うているのに、なぜこんな回答なのか。

 広報部担当者に電話の上、各質問について問うと、「お送りした回答がすべてです」と数十回にわたって繰り返した。電話の中で、当方の質問に約18分にわたって沈黙して考え込むこともあり、やりとりは1時間以上に及んだが、結局「取材や掲載の経緯については答えない」の一点張りだった。

 現在の広報担当者は当時の記事に携わったわけではないから、上層部の指示に従って役人的に回答するしかないのかもしれないが、少なくとも報道機関としての責任を果たそうとする態度ではない。

【*注】質問状では敬語を使い、また記事内容などを詳しく記したが、ここでは主旨を変えない範囲でわかりやすく改めた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/164.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「君、国を売りたもうなかれ:金子勝氏」(晴耕雨読)
「君、国を売りたもうなかれ:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13898.html
2014/4/12 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

安倍首相がオバマ大統領来日に配慮して、靖国神社の春季例大祭に合わせた参拝を見送ることがニュースになる。

これだと靖国神社を首相が参拝するのが当然で、しないことが対米配慮になってしまう。

A級戦犯合祀の特定宗教への参拝自体が異常なのに。 http://goo.gl/b6VZor

TPP実務者交渉で、米国が牛肉の輸入関税の撤廃を断念し数%残すことを「譲歩」だという。

日豪EPAで38.5%を半減することで合意したので、バナナの叩き売り状態に陥ってしまった。

そして重要5品目を守るという公約も国会決議も無視です。 http://goo.gl/YxqMWr

牛肉の輸入関税を数%にしたら、畜産農家はどうなるのか。

影響試算もなければ、関税保護に代わる財政による所得補償の代替案もない。

豚肉も同様の事態になれば、飼料米に転換すれば米作も守れるという路線も完全に破綻する。

おかげで食料も米国依存になりそう。

君、国を売りたもうなかれ。

大量の機器点検漏れから運転禁止状態にある高速増殖炉もんじゅを保安検査した際、新たな未点検機器を原子力規制庁が見つけていた。

点検記録を訂正した不正な処理も100カ所以上。

今日、閣議決定されるエネ基本計画では、核燃料サイクルは継続です。 http://goo.gl/L36MT8

その原子力規制庁。

発足から約1年半の間に、同庁の職員計132人が出身官庁に戻った。

ノーリターン原則で原発推進官庁との関係を断ち切ることが「独立性」を担保するはずだったが、全然守られていないということです。

ズブズブということです。 http://goo.gl/WJA7at

福島原発で8日、汚染水タンク2基で水位計に異常が生じた問題で、他の水位計を取り付けてある約430基の地上タンク全てが、水位の変動を知らせる警報音が鳴らない状態だった。

ALPSもダメ、仮設タンクもいったん漏れたら漏れ放題という事です。 http://goo.gl/ys3Aqt

本日15時すぎ、文化放送の大竹まことのゴールデンラジオに出ます。

ご当地アイドルブームも気になるが、やはり今日は、原発が重要電源で核燃料サイクルも継続するエネルギー基本計画を閣議決定することについて、冗談は止めてくれと言いたい。 http://goo.gl/oAnuC


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/165.html

記事 [政治・選挙・NHK164] [CML 030766] 「通州事件」とは何か
[CML 030766] 「通州事件」とは何か

donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp

2014年 4月 11日 (金) 20:50:36 JST


 
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-April/030784.html


坂井貴司です。
 

 ネトウヨや在特会、そして保守派を自称する人達が、
「日本人が大虐殺された」


と言い立てる事件に、「通州事件」があります。
  日中戦争が始まった1937年7月、中国北部にある通州市に住む日本人居留
民が、残虐なやり方で虐殺された事件です。
  この事件をネトウヨたちは「反日シナ人による大虐殺」と言い立てます。
  しかし、日本人居留民を虐殺したのは「反日シナ人」ではありませんでした。

 この事件を的確にまとめたツイート集があります。
 


「ネトウヨくんに贈る「通州事件」講座 改」
 
http://togetter.com/li/652580 
 
 


坂井貴司

福岡県 
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp

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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています。
 『伝送便』

http://densobin.ubin-net.jp/

私も編集委員をしています(^^;)

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http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/166.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍内閣、TPP難航でピンチ。米国と自民の板ばさみに&国民軽視の原発政策+維新と結い(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/21883258/
2014年 04月 12日

 安倍内閣が、米国とのTPP交渉がうまく行かず、苦境に陥っている。(@@)

 安倍首相は、昨年2月、オバマ米大統領と初会談を行なった際に、「TPP反対」を唱えて当選した議員やそれに期待して投票した団体や国民を見事に裏切り、TPP交渉に参加する意向を表明した。(-"-)

<ちなみに安倍首相は、先月、国会で「TPP断固反対、ブレない、ウソをつかない」という自民党候補者の選挙ポスターを見せられた時には、「私はTPP反対とは言ってない」と答弁して、公約違反ではないことを強調していたのだけど。(沖縄の議員も「辺野古移設に反対」の公約を掲げて当選しながら、方針転換しちゃったんだよね。)
 首相さえクチにしなければ、他の候補者はどんな公約をして国民をだましてもいいと。でも、当選した後は、安倍首相の方針に従わなければならず、公約を反故にしてもいいと言うなら、政党政治を基盤とした民主政は成り立たないし。独裁政治に近いものになっちゃうよね。^^;。>
 
 オバマ政権は、今年11月に中間選挙を控えていることもあり(農業系など諸団体から、TPP交渉の早期妥結、関税撤廃などを強く求められていることから)早期に日米間の交渉をまとめて、昨年中に全参加国での交渉を妥結することを要望していたのだけど。肝心の日米間の交渉が、なかなか調わないまま、今日に至っている。(-"-)

* * * * *

 今月24日にオバマ大統領が来日する予定であることから、日米政府は、当初、それまでに交渉をまとめて首脳会談で最終確認を行ない、日米共同宣言に盛り込むつもりでいたのだが。事務方レベルでの交渉が難航して、合意の見通しがつかず。

 安倍首相は、先月末、オランダで(日米韓首脳会談の後)オバマ大統領と10分ほど会談を行なった際に、TPP交渉の早期妥結を念押し(指示?)され、甘利TPP担当大臣に交渉妥結を加速するように指示したという。

 そして、業を煮やした米国は、TPP交渉の責任者であるフロマン通商部代表を9〜10日に日本に送り込んで、甘利大臣と18時間に及ぶ協議を行なったのだが。しかし、両者の主張の隔たりがあまりにも大きいため、今回も大筋で合意することもできないまま終わることに。(~_~;)
 今度は、甘利大臣の方が、来週、訪米して、協議を続けることになったようなのだが。現段階では、大筋合意できる見込みさえ立っていないという。^^;  関連記事*1

* * * * *

 安倍首相&自民党は、衆参院選公約で「聖域なき関税撤廃は認められない」と主張。<これは、安倍首相も何度も明言したんだよね!(~_~;)>
 首相はTPP交渉への参加を表明した際も、自民党議員が「聖域」として提示した「重要5品目」に関しては、一定比率の関税を守ることを約束している。(・・)

 それゆえ、もしここで米国の要求を呑んで、重要5品目の関税を撤廃or著しく低い関税への引き下げに応じた場合、安倍首相は、自民党議員も国民にも「大ウソ」をついたことになってしまうわけで。党内での求心力や内閣の支持率が低下してしまうおそれがあるだけに、そう簡単には米国に譲歩できない状況にあるのだ。^^;
 
 今回の日米交渉では、牛肉の関税が大きな焦点の一つになっていたのだが。
 実は、安倍内閣は、先週、豪州との間でEPA交渉を行ない、7日に首相の英断(?)により牛肉の輸入関税の引き下げを決めたのだが。<現在38.5%の牛肉関税を冷凍品は18年目に19.5%、冷蔵品は15年目に23.5%まで段階的に引き下げることで合意。>
 安倍首相らは、この数字を基準にして米国と交渉し、豪州より低い関税比率を提案して譲歩を示すことで、米国側からの譲歩を引き出す戦略を練っていたようなのだけど。

 しかし、オバマ政権も農業団体などの要求に応えて、原則として食品は関税撤廃すると約束していることから、米国側は、あくまでも関税撤廃を主張し続けたようで、安倍首相らの戦略は全く効を奏さなかったらしい。<米国は、20〜30年の間に段階的に引き下げ、ともかく最後は0%にと主張しているようだ。>

 これに困った甘利大臣は、交渉初日の9日の夜、菅官房長官、茂木経産大臣、林農水大臣、岸田外務大臣とひそかに会合を開き、対応策を協議したのだが。関税撤廃だけは絶対に応じられないということで、意見が一致したとのことで。
 甘利大臣は、その方針を貫いたため、交渉が決裂することになったのだという。(~_~;)
 
* * * * *

 安倍内閣は、自民党の農水属の議員に、豪州とのEPA交渉で牛肉の関税引き下げを決めた際に、この数字を大きく下回ることはないと説明していたようなのだが。
 甘利大臣らが集まった9日夜の会合の中で、1桁まで関税を引き下げる案が出たと報じられたことから、自民党の農水族議員はピリピリしている様子。

 11日には、党内の農水関係部会の合同会議が行なわれ、豪州との交渉で決めた牛肉の関税(約20%)「ぎりぎりのレッドラインだ」「これ以上の引き下げは認められない」との決議を行なって。その決議文を、安倍首相や菅官房長官、甘利大臣らに直接手渡し、それを下回るような関税の引き下げは許容しないという強い姿勢を示したという。(@@)

<TVのニュース映像で見たのだけど。農水族議員たちが、かなりマジになって、安倍首相らに譲歩しないように迫っていたので、首相もチョット目キョドになって、たじろいでいるとこがあった。>

 安倍首相は、来週、甘利大臣が訪米するまでに、どの程度のパーセンテージまで譲歩するのか決断をしなければいけないのだが。
 米国と自民党の議員(ひいては国民)との板ばさみになって、苦悩の日々を送ることになりそうだ。(~_~;)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 そして、これは『原発事故の「反省」を削除。事故はなきものとして、原発推進策をとる安倍自民にNOを。http://mewrun7.exblog.jp/21862229/ 』の続報になるのだが・・・。

 安倍内閣は、昨日11日、中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」を閣議決定した。(@@)

 民主党政権は、11年の福島原発事故によって原発の安全神話が崩れたことや、国民の7割以上が早期の「原発ゼロ」実現を求めていたことを重視。
 12年に「2030年代までに原発ゼロ」を実現することや再生可能エネルギーの比率を大きく上げることなどを明記した「エネルギー基本計画」を策定したのだけど。、、

 安倍首相は、政権奪還後、民主党政権が作った基本計画は白紙に戻すと明言し、新たに策定された計画は、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけており、安全と判断された原発を再稼働して行くことや問題となっている核燃料サイクルや「もんじゅ」の継続などが明記されている上、原発の新増設にも含みを持たすものになっている。(-"-) (関連記事*2)

 結局、安倍内閣は、福島原発の事故などなかったかのごとく、国民の原発ゼロへの思いも無視する形で、4年前に自民党政権が考えていたエネルギー計画案(原発推進政策を含む)とほとんど変わらないような内容の計画を決めてしまったのである。(~_~;)

 ちなみに、安倍首相は、原発に関しては、福島原発事故の諸問題や国民の原発ゼロを求める声は気にならないのか、まったく苦悩しなかったようで。
 エネルギー基本計画の閣議決定を受けて「そう簡単に『原発はやめた』と言うわけにはいかない」と語っていたという。(~_~;)

* * * * *

 安倍自民党が原発ゼロを否定する最大の理由は、自民党が主導して何十年にもわたって作り上げて来た「原子力ムラ」の住人たち(政治家、官僚、電力会社&関連企業を含む財界、地方自治体、学界などなど)の利権を守ろうとしていることにあるのだが。<それは自民党の議員の票や利益にもつながる。>
 
 安倍首相らの場合は、原発維持による経済効果や、原発を輸出国の範囲を拡大することによって、中国に対抗したいという思いがあるし。
 また同時に、彼らは将来、核兵器を製造したり、原子力を用いた潜水艦た空母などを備えたりするのに必要な材料や技術、施設を維持するために、どうしても原発をなくすわけには行かないという思いが強いということも強調しておきたいと思う。(**)

<だから、もし再生可能エネルギーの技術や施設などが発達して、原子力に代わるエネルギー源が確保できるようになったとしても、核兵器に代わる協力な武器ができない以上は、原発の維持にこだわるんだよね。(-"-)>

* * * * *

 ただ、いまだに福島原発事故の原因もきちんとは究明されていない上、福島原発周辺では被災者が帰宅できない状態や、汚染水などの諸問題が続いている中、原発政策を維持して、新たに原発の再稼動や新増設を進めて行くことには、大きな疑問を感じる国民が多いと思うのだけど。

 残念ながら、日本の国民の多くは、自民党に政権が戻れば、「原発ゼロ」政策はとらないと知りつつ、安倍自民党を衆参院選で大勝させてしまったわけだし。<それこそ福島でも、自民党議員が多数、当選しているんだもんね。^^;>
 しかも、安倍内閣や自民党は、ずっと高い支持率を確保しているわけで・・・。
 それでは、安倍内閣や自民党が、国民をナメて、「原発ゼロ」を求める国民の声を軽視しても大丈夫だろうという判断を行なっても止むを得ないように思うところがある。(-"-)

 とはいえ、もし国民が「やはり、安倍内閣や自民党の判断はおかしい」と考え、内閣や自民党の支持率が激減させたり、次の選挙で自民党の議席数が激減させたりすれば、仮に自民党の政権が続いたとしても、方向転換をせざるを得なくなるのではないかと思うし。
 それこそ安倍内閣が、野田内閣で決めた脱原発の方針をいとも簡単に白紙に戻したように、もし近い将来、「やはり原発ゼロを目指すべきだ」という内閣(政権交代含む)ができれば、エネルギー基本計画を見直すことは可能なわけで。

 どうか「原発ゼロ」を目指す国民は、決してあきらめず、「原発ゼロ実現」を訴え続けて欲しいと思うし。mewも、微々力ながら、このブログ+αを通じて、原発の諸問題についてずっとアピールし続けて行きたいと考えている。(**)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 最後に、11日に行なわれた維新の会の石原代表と結いの党の江田代表の会談について少しだけ。

 維新と結いの幹部は、近い将来、合流することを前提に政策協議を進めているのだが。石原氏は、結いの党が憲法改正や原発推進に反対の立場であることを好まず、結いとは合流すべきではないと主張。むしろ、保守系のみんなの党と連携して行くことを望んでいる。<江田氏も、本当は石原氏と組みたくないんだよね。^^;>

 そこで、橋下徹代表が、石原氏に江田氏と会って話すことを提案。石原氏がそれに応じて、2人で会談を行なうことになったのだが。結局、話がかみ合わず。6月22日までの通常国会会期中は、党の合流に関して「結論を出さない」と合意して、別れたという。^^;

『結いを「護憲政党」と批判してきた石原氏は、江田氏に憲法改正や集団的自衛権の見解を尋ねた。江田氏は「決して護憲政党ではない。安全保障に関しても現実的な議論をしていきたい」と答えた。
 終了後、石原氏は記者団に対し将来的な合流を否定しなかった。一方、平沼氏は合流の感触について「まったくない」と答えた。(産経新聞14年4月12日)』

 mewは、石原氏がどうなろうと知ったこっちゃないのだけど。ただ、結いの党の江田代表が、早く維新との合流&政界再編を進めたいあまりに、憲法改正や集団的自衛権の行使の解釈改憲に関して、維新に歩み寄る形で、これまでの慎重な姿勢を変えてしまうのではないかと、憂慮している部分がある。(~_~;)

 どうか江田氏&結いの党には、簡単に妥協することなく、自分たちの考えをしっかりと貫いて欲しいと願っているし。そうでなければ、わざわざみんなの党と分裂して、結いの党を作った意味も薄れるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

                          THANKS


*1

『TPP閣僚会談終了 最大の危機 日米袋小路 牛肉関税 米「数%に」譲歩 日本拒否

産経新聞14年4月10日

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉が最大の危機に直面した。農産品の関税撤廃問題などをめぐる甘利明TPP担当相と米通商代表部(USTR)のフロマン代表による閣僚折衝は不調に終わり、交渉参加国の中核である日米交渉が“袋小路”から抜け出せなかった。

 「漂流してしまう」

 日本政府内には、TPP交渉全体の先行きを悲観する声も上がり始めている。

 10日午前8時半から始まった2日目の会談は、終了が当初予定の午後1時から午後3時半にずれ込んだ。前日から2日間にわたって断続的に続けられた会談は「延べ18時間近く」(甘利氏)に達した。対立点の解消に向け「事務方が用意した譲歩案を提示することに時間をかけた」(日本の交渉関係者)ためだ。それでも、妥協点を見出せなかったのは米国の主張が従来と基本的に変わらなかったことが大きい。

 関係者によると、前日夜、フロマン氏との会談を終えた甘利氏が都内で菅義偉官房長官、茂木敏充経済産業相、林芳正農林水産相、岸田文雄外相と会い対応策を協議。甘利氏の報告を受けた閣僚らは米国の強硬姿勢に反発し、「あす、米国の姿勢に変化がない限り、合意は難しい」との認識で一致したという。

 最大のネックとなったのは日本の牛肉市場に対する米国の強硬な市場開放要求だ。日本は今回の会談に先立つ7日、オーストラリアとの経済連携協定(EPA)交渉で現在38・5%の牛肉関税を冷凍品は18年目に19・5%、冷蔵品は15年目に23・5%まで段階的に引き下げることで合意。会談では日本がこの水準を目安に関税を下げる姿勢を示したが、米国は「数%」の水準で譲らなかった。これは、もともと重要5分野の関税維持を交渉方針とする日本にとって到底飲める水準ではなかった。

 米国の強硬姿勢の背景には、11月に中間選挙を控えるオバマ政権が日本の大幅な市場開放を求める米業界団体の意向に配慮せざるを得なくなっている事情がある。日本の政府高官は米国のこうした姿勢が「中間選挙が近づくにつれ強まる」とし、日米交渉の決着はより難しくなるとみる。

 TPP交渉は、参加国の経済規模の8割を占める日米交渉が進まなければ停滞は避けられない状況で、交渉が長引くほど妥結の機運が低下する懸念が強まっている。』

*********


*2

『 エネルギー基本計画:「原発に回帰」閣議決定
毎日新聞 2014年04月11日  

政府は11日午前、中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」を閣議決定した。原子力発電を「重要なベースロード電源」と位置付け、将来的に原発稼働を継続させる方針を明記。東京電力福島第1原発事故を踏まえ、民主党政権が策定した「原発ゼロ」政策を転換した。太陽光や水力など再生可能エネルギーの導入推進も盛り込んだが、電源別の具体的な比率は「速やかに示す」と結論を先送りした。

 政府はこの日、基本計画に基づいて設置した「再生可能エネルギー等関係閣僚会議」(議長・菅義偉官房長官)の初会合を開き、関係省庁が連携して再生可能エネルギーの導入を促進する方針を確認。菅長官は同日午前の記者会見で、再生エネの導入目標について、「現時点で(導入目標を)設定することは困難」と述べ、時間がかかるとの見方を示した。一方、茂木敏充経済産業相は「できるだけ早く目標を設定したい。2年や3年はかからない」と述べ、再生エネの導入状況や、原発再稼働の進捗(しんちょく)をみて決める考えを示した。

 基本計画は、原子力規制委員会の安全審査をクリアした原発の「再稼働を進める」と明記。原発が立地する地元の理解を得るために「国も前面に立つ」と再稼働を国が後押しする姿勢を強調した。総発電量に占める原発の割合は、原発事故への「深い反省」から「可能な限り低減させる」とした。一方で「原発の新増設は行わない」とした前政権の原則は盛り込まず、将来的な新増設や建て替えに含みを残した。

 再生可能エネルギーは、過去に策定された目標水準を「さらに上回る水準の導入を目指す」との方向性を提示。2009年と10年に政府が示した「20年に13.5%」「30年に約2割」の目標を参考として注記に示した。

 基本計画はエネルギー政策基本法に基づき3年ごとに改定され、今回は3回目の改定にあたる。』



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/167.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 原発永久化宣言!財界に約束した安倍晋三首相、与党合意の夜料亭で!(かばさわ洋平 BLOG)
原発永久化宣言!財界に約束した安倍晋三首相、与党合意の夜料亭で!
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11820332195.html
April 12, 2014 かばさわ洋平 BLOG


エネ基本計画 原発永久化宣言
財界に約束した安倍晋三首相、与党合意の夜料亭で!(赤旗4/12)



自民党、公明党がエネルギー基本計画案を了承した夜、紀尾井町の料亭で財界人と会食。経団連の今井氏、奥田氏、御手洗名誉会長など。今井氏は原子力産業協会の会長でもあります。


「川内原発の再稼働を絶対応援する」安倍晋三首相は居並ぶ財界人を前に政権の決意を示しました。川内原発を突破口に再稼働を一気に進める狙いを語ったのです。


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基本計画のポイント


・原発は重要なベースロード電源


・核燃サイクルは推進


・もんじゅは国際研究拠点と位置づけ


自民党は選挙の公約で原子力に依存せずと書いていた。公明党も速やかに原発ゼロやもんじゅ廃止などを明記していたが、またも公約違反してます。



TPP断固反対と言って選挙戦ったり、公約とは破る為にあるのか。


国民世論より財界優先政治があまりに露骨で、国が劣化している。財界栄え、国滅ぶ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/168.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 政治家は客観的大局的見地に立って物事を思考するべきでしょう。/藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 物価と金利が合いません





物事を大局的に捉えて思考できる人が非常に少ないのではないでしょうか。 どうして-それは世の中、あまりにも多くの人々の考えの根底が利己に根ざしているからではないでしょうか。 では、それは、どうして、以前から言及しているように、資本主義社会では、少なくとも自分の立ち位置を利己にしなければ、立身出世や金銭的成功が得られないばかりか、下手をすると、自己破産や夜逃げと言った事態を招きかねないからではないでしょうか。


自身の居場所が利己だと、物事を大局的に、しかも客観的視野にたって分析したり考えたりできなくなるのではないのでしょうか。 その最たる事例が、地球温暖化人為説や原子力発電を推進することでしょう。


地球温暖化人為説は、一回越冬しただけで、その体積を150%増やしている極氷をみれば、それを否定できる科学的根拠になりますし、原発推進も温暖化の人為相当部分が瑣末であることと、現実トータルコストも高い、一瞬の電力利益のために超長期の不利益を負担することの無意味さを考慮すれば、それもありえないものだと理解できますね。


利己的思考が、一般庶民から階層社会のトップに及ぶまでほぼ支配的になっている… そして、その上で原発推進や温暖化人為説を強調するのは、論理的に考えて、何らかの利得があるから、そうしているか、本当に正しい知識や思考をもちあわせない愚かな人でしかないでしょう。 着眼自分目線、着手小局ちんぷんかんぷんですね。


そしてそれを今でも声高らかに喧伝しているのが、為政者や、権威あるといわれている学者たちだというのも、社会が利己主義であるか狂っているかの証拠にもなるでしょう。


ただ問題はそれだけではありません。 私たち、大多数である一般市民のかなり多くも同じロジックにあるのではないでしょうか。 TPP、フクイチ、消費税率アップ、集団的自衛権の行使等、これらに危惧することはあっても、世界で飢餓や貧困に直面している大多数の人々に関しては先のそれらより、さほど気にされることはないのではないでしょうか。 他にも、自分の子供にはいい教育をあたえ、そしてそれに付随するであろう約束された将来を期待する。。。 確かに、これらは、当たり前と言えば当たり前に見えるかもしれませんが、そういう考え方こそ既にあなたも利己の虜の証拠であると、私は思います。




何故なら、この社会体制の下では、無知が無関心を呼び、そしてそれが、誰かの利得は絶対的に誰か、あるいは何かの不利益や不幸を招くという大変重要な点を有耶無耶にしているからです。 上の呟きも現代損得の一例ですね。 原発では、環境破壊と国民の健康被害と経済的、実質的国家的損失の不利益の上に、ムラが利益を得ていますね。



       ごく少数の人々の経済的状況の圧倒的な上昇が

現在までの歴史的結果の表であるなら、

全人類の半数にも及ぶ貧困や飢餓や環境破壊等が、

その裏なのではないのでしょうか。

また、あなたの子息が優秀で将来出世することは、

誰か(対象は決して人のみではありません。)の

何らかの不利益、不幸になるでしょう。


『自分はおまえのいうような利己主義者でない』 と思っていても、この社会でどこかの国の貨幣に頼って生活していること自体が、あなたをそう、させているのです。


でも、性善説を悪用した現代の間違った規範の、“私は他人からどのように思われているのだろう”を利用して、この社会はあたかも善であるようにみえます。 そこもこの社会のたちの悪いところで、数多くの人々の偽善ぶりが、学校のみならず、職場や様々な組織的集合体における“いじめ”等も引き起こしていますね。 富豪.の寄付なども自分の財団への税金逃れの資産迂回、か、大手携帯メーカーの社長みたいに言うだけ… さらに利己思想は、あらゆることに関して自分や身の回りの危機に関しては敏感だけど、一旦それが自分から遠い、関係のないものだと思うと、それが大抵何であろうとさほど気にしなくなってしまう、といった、悪弊も存在します。


だから、政治家や大企業の経営者の多くも、まさか自分の考えや指向するところが、人類の進化などというだいそれたことに対して、それを阻害しているなどという意識が全くないのだろうし、思考も及ばないのではないのでしょうか。 彼らにすれば、一般大衆からより、広く薄く、


“より楽や得をしよう、儲けてやろう、ただ、それだけのことじゃないか。 それに、フクイチやら何やらで実際カネもかかるんだ。”


被害者である一般大衆にすれば、


“え、消費税率アップ、あいつらは、暇さえあれば、国民から何でも取り上げようとしやがる…”


ぐらいの、相互認識しか出来ない。 これもやっぱり、利己的思考支配社会の発想、本当は、大局的見地に立って、



       大多数からのこれ以上の利益簒奪は人類退化でしかない、

人類の進化を模索するのが

人間、政治の目指す正しい道ではないのでしょうか。


と、考えるべきでしょう。 この期に及んで、“おまえは左翼だ”の、“共産主義者”だのいう奴らは、己の利己主義度合いが激しく、強欲であることを自己PRしているおばかさんでしょう。 あるいは、私がパラノイアというなら、大局的見地≒大多数の見地に立って、原発推進の有用性と、地球温暖化人為説が正しいことを立証してみてください。




 


このように社会が利己的支配の巣窟であるなら、私たちが政府や政治家に求めるものは、その逆の立ち位置や政策でしょうが、今の日本の政治家でそれに該当する人は、いるでしょうか。 それともカネのかからないような選挙が実現できれば、そのような人が政治家として、でてくるのでしょうか。






藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2014年4月9日 物価と金利が合いません
http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2014/04/2014-634d.html



http://fujiwaranaoya.main.jp/140409.mp3





http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/169.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「米一極主義体制」ボスは仲介に徹す 行司が土俵で相撲取る(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/b275160135c921e23239794d278db7ff
2014年04月12日

 村の長(おさ)であろうが、マフィアのボスであろうが、世界秩序のボスであろうが、それぞれの社会において、リスペクトされるだけの資質と実力と言動と云うものが存在するのだろう。故に、彼らが揉め事や紛争の仲介者として行動し、益々その力を増強させていくものである。そうして、彼らは、権威を完成させた場合は、その椅子にかけているだけで、他の者たちはその前に傅くのである。第二次大戦以降のアメリカが、その象徴でもあったことは誰も否定しない。1970年代、グローバリゼーションと云う言葉が使われはじめた頃から、アメリカの経済的威力に蔭が差したのだろう。

 1980年代になると、ネオリベ中心に新自由主義、市場原理主義な経済観念が生まれてきた。このグローバリズム経済と市場原理主義経済への傾きは、敢えてその道を創造したと云うより、そのような道を選択しなければならない、アメリカ経済成長の鈍化があったと考えるべきだ。つまり、グローバリズム経済と市場原理主義経済、そして金融工学を駆使するマネーゲーム中心の経済が誕生した。この金融資本経済は、架空のマネーのゲームゆえに、実体経済以上の規模に膨らみ、そして爆発(サブプライムローン)した。米国経済の上述な流れも、マーケットの成長の限界を、何かで補おうとしたプロセスなのだろう。

 アメリカの豊富な知恵から産みだされたアイディアではあるが、成長の限界と云う本質を変えることは出来ず、苦悩している。苦悩もせずに、ぬくぬくと少子高齢化による構造的問題を先送りした日本政府よりはマシである。しかし、彼らは、経済だけでボスの座は安定しないと云うことで、外交軍事分野でも、仲介者的存在にも君臨しようとした。しかし、アメリカの仲介者としての器量は、歴史の浅さや、人工国家ゆえの弱点を晒し、成就することはなかった。結局、第二次世界大戦における仲介者が最後で、その後は、紛争の当事者又は、その傀儡を動かし、悉く失敗している。

 インテリジェンスだか、なんだか知らないが、知恵・度胸・体力・経済力、そのすべてが世界一で、自分たちの「正義」も折り紙つきと信じて疑わないのが、アメリカと云う国である。たしかに、多くの面で、彼らは世界一かもしれない。しかし、人類の歴史の中で眺めれば、1ページを満たしているに過ぎない。アメリカのアキレス腱は、その浅い歴史にある。このような国家が、唯我独尊な思い込みと態度で地球上をのし歩くことが、世界秩序の安定であるか否か、そこを考えるのが21世紀に生きる我々の責任であり、権利でもあるのだろう。

 そのようなことを考えながら、ウクライナ問題を眺めていくと、なるほどアメリカと云う国が、NATO勢力圏の東進を試み、ロシア、延いては中国を牽制する体制づくりに邁進している意図を考えるとき、ウクラナなんて国には経済的メリットは、EU、ロシア双方にないのだから、軍事バランス以外に、弄りまわす意味はない。おそらく、EUとロシアの経済的繋がりが濃くなればなるほど、アメリカの地位は低下するわけで、これをオバマは看過できなかったのだろう。故に、ヌーランドや共和党のマケインまで抱き込んで、EUを自陣に引き止める策を弄したのだろう。

 アメリカにとって、NATOが戦闘意欲どころか、防衛意識さえ失うような出来事は、見たくもないと云うことだろう。今回のウクライナ問題で、一番迷惑を蒙り、ポジショニングに苦悩しているのがドイツのメルケルだろう。或は、飛び火されることを怖がっているのはトルコかもしれない。フランスのオランドは、ロシアと国境を接しているわけでもないし、常に傭兵部隊でリスク対処する体制が出来ているので、何事にも好戦的だ。英国はフォークランド領有権問題で、サッチャーが居住住民の意志の選択と云う考え方を出した都合上、偉そうにロシアを糾弾も出来ない。また、シティーにおいて、ロシア・マネーはお得様であり、このマネーの凍結は死活問題になる。イタリアに及んでは、“俺たちゃ関係ねぇ”の有様である。

 11日、ウクライナ問題に進展がみられた。アメリカの煽りに乗って、いがみ合うのは、EUにもロシアにも、ウクライナ国民にとっても、全員が損をする事だと、関係者の多くが気づいたようである。ロシアのラブロフ外相は、テレビの番組で、ウクライナ東部の親ロシア派デモ隊が要求しているロシア編入は考えていない。ウクライナ東部の編入は、ロシアの国益に反すると語った。また、ラブロフ外相は、ロシアが求めるウクライナ連邦化の住民投票実施の可能性あることを前提に語っている。ウクライナをEU(NATO)とロシアの股裂き状態に追い詰めることで、米国が直接の利を得る可能性は低いが、ボスのアイデンティティをEUに確認させる試みも、半ば崩壊したようである。

 アメリカが、真の世界のボスであるのなら、自らの地位確認の為に、他国の選挙で選ばれた政権を、エジプト、ウクライナと潰して回る意味などまったくない。お大尽な顔で、左団扇でいるだけでいい。つまり、無人機で世界中の子供を爆撃するゲームに興じたり、テロ容疑者殺害実況中継を観戦したり、世界に君臨するボスのやることではない。残念ながら、プーチンや習近平の存在感の方が大きくみてしまう。当然、彼らの方がオバマより長く政権にいることになるだろう。欧米文化に根ざす「普遍的価値」の親玉国家がこれでは、普遍性など、どこにも感じられない。

 これで、安倍晋三も、プーチン外交に光が見えてきたわけだが、肝心のアベノミクスが崩壊の危機に瀕しているようだ(笑)。世界第三位の経済国の舵取りを、馬鹿男に任せたツケだから、国民が痛みをじっくり味わうしかないだろう。1家庭、月額1〜2万の出費増は確実で、ベースアップがつづうら浦に行き渡っても、精々3〜5千円。それを歓んでいる国民の脳味噌、ぱっくり開けて、中身を覗きたいものだ。その上、株高で、一時の浪費を味わった連中は、追証に追いまくられる日々が続くことになるだろう。週初からの株価の値下がり率は、世界一8%以上になっている。この調子だと、現時点で打てる手は殆どないので、ずるずると12,500円まで下げる可能性が強くなっている。


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/170.html

記事 [政治・選挙・NHK164] みんな新代表・浅尾氏、酒腕は“豪”、手腕は? 「ワインなら軽く1本…」(ZAKZAK)
                   浅尾慶一郎幹事長


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140412/plt1404121530002-n1.htm
2014.04.12


 みんなの党の新代表となった浅尾慶一郎幹事長(50)は東大法学部卒の秀才肌だが、永田町では「酒豪」「ワイン好き」としても知られている。

 曽祖父2人は元衆院議員で、祖父は元駐フランス大使と元大手企業社長、父は元駐イタリア大使という華麗なる一族に生まれた浅尾氏。東大法学部を卒業後、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)を経て、1998年に民主党から参院議員に初当選し、みんなの党結成に参加した直後の2009年に衆院議員に転身した(当選参院2回、衆院2回)。

 手堅い実務能力を持ち、政界屈指の政策通として有名だが、浅尾氏にはもう1つ、「酒が強い」「ワイン好き」という顔がある。

 永田町関係者は「乾杯はビールでも、それ以降は大体、赤ワインを飲んでいる。ワインと空気を触れ合わさせるため、グラスをクルクル回すなど本格的だ。1人で軽く1本ぐらいいくのでは。たばこを吸い出すころには、やや目もすわってくる。いろんな人に電話をするお茶目な面もある」という。

 それでも、「早朝から生放送のテレビ番組によく呼ばれるが、前の夜遅くまで飲んでも遅刻はしないし、頭もさえている。永田町では『彼は酒が強い』『酒飲みとして大したものだ』と感心されている」と前出の関係者は語る。浅尾氏は、みんなの党を再生できるか。


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 野党再編、慎太郎氏ペースで着々 蚊帳の外・民主は2大政党転落の危機(ZAKZAK)
                  江田氏との初会談で上機嫌だった石原氏


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140412/plt1404121530003-n1.htm
2014.04.12


 お互いに不信感を表明していた日本維新の会の石原慎太郎共同代表と、結いの党の江田憲司代表が11日に会談。両党の合流を目指す維新の橋下徹共同代表の顔を立てて“手打ち”を行った。一方、浅尾慶一郎氏が新代表に就任したみんなの党は分裂含みで、政界再編が一気に進む事態も想定される。蚊帳の外に置かれた民主党が「2大政党」の一角から転落する可能性も否定できない。

 江田氏との会談を終えた石原氏は「まあ話せば分かるということですな」と上機嫌だった。

 石原氏は、集団的自衛権の行使容認に消極的な結いを「護憲政党」と批判してきたが、江田氏は会談で「決して護憲政党ではない」と弁明。集団的自衛権についても「必要な措置がとれるようにしないといけない」と白旗を上げたのだ。

 維新、結い両党の合流も、6月22日までの国会会期中は「結論を出さない」ことで一致。石原氏は、政界再編に前のめりな江田、橋下両氏のペースで協議が進まないようクギを刺すことにも成功した。

 石原氏の機嫌を良くした理由がもう1つある。11日にみんなの党新代表に選出された浅尾氏が「与党であれ野党であれ一緒にやろうと持ちかける」と表明し、与党との連携を模索する渡辺喜美前代表の路線を継承する姿勢を示したのだ。

 強烈な個性で党を引っぱった渡辺氏が党運営から退き、みんなの党が解党する可能性はあるが、仮にそうなったとしても渡辺、浅尾両氏が与党との協力を視野に置くことが確認された形だ。安倍晋三首相と考え方が近い石原氏にとって、自分のペースで政界再編を進める有利な材料となる。

 一方、民主党は同党出身の浅尾氏に「非常にしっかりとした考え方の人だ」(大畠章宏幹事長)と秋波を送ってきたが、浅尾氏の「渡辺路線継承」であっけなく袖にされた。民主党を含む野党再編を目指す橋下、江田両氏の思惑も外れた格好だ。


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/172.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 首相の顔が特定秘密に指定される日(田中龍作ジャーナル)
首相の顔が特定秘密に指定される日
http://tanakaryusaku.jp/2014/04/0009119
2014年4月12日 15:21 田中龍作ジャーナル



新宿御苑・千駄ヶ谷門。安倍首相が退出する1時間前。この後、制服警察官が増強された。=12日午前9時半頃、新宿区 写真:筆者=


 安倍首相がきょう午前、新宿御苑で「桜を見る会」を催した。筆者は首相の「おっかけ」ではないが、抗議のデモ隊が会場を包囲すると聞き、取材に出かけた。
 
 警戒が厳重なのに驚いた。新宿通りに機動隊のカマボコ(隊員輸送用のバス)が横付けされ、大木戸門前にはバリケードも設けられた。十重二十重に制服警察官が配置されている。


 デモ隊は排除されたのかと思い、裏側の千駄ヶ谷門に回った。こちらはバリケードこそないが、制服警察官で一杯だ。


 筆者が大通りをはさんで門の正面にいたところ、本庁の私服刑事から「田中さんですね。ここにいてもらっては困る」と言われた。やんわりとした口調だったが、退去要請だ。


 これでピンときた。首相はここから出るんだな、と。新宿御苑には門が三つある。金魚のフンよろしく権力者についてまわる記者クラブとは違い、どの門から出入りするのか分からない。警察の退去要請は最高のヒントだった。
 
 別の私服刑事からは「総理の顔を正面から撮られるのは困る」と告げられた。警察から力づくで排除されると元も子もなくなる。千駄ヶ谷門正面から少しだけ横に移動した。門はしっかり見える位置だ。


 筆者は四谷署と本庁の私服刑事計4人に付き添われて、安倍首相が出てくるのを待つことになった。取材バッグの中味を見せろと言われたが、現場を離れたくない一心だったので応じた。



安倍首相、記者クラブ御一行様の車列。囮(おとり)ではなかった。=午前10時30分頃 新宿御苑千駄ヶ谷門前 写真:筆者=


 「アルタの騒動があったから警戒が厳しくなっているのか?」と聞くと、刑事は「あれ以降厳しくなっていますね」と答えた。


 先月21日、安倍首相がフジテレビの『笑っていいとも』に出演するため新宿のアルタスタジオを訪れたところ、抗議のデモ隊が殺到し大騒ぎになった。官邸と警察はこれに懲りており、首相が外出する際は警備が厳しくなっている。


 午前10時30分、総理専用車、覆面パトカー、番記者用ハイヤーなどからなる車列は、千駄ヶ谷門を出ると猛烈なスピードで駆け抜けて行った。交差点の信号はすべて青信号になるよう操作されているのだ。


 抗議のデモ隊は御苑に近づくことさえできなかった。最寄り駅の都営大江戸線「国立競技場」駅前で抗議の声をあげるのがやっとだった。


 首相の顔が「特定秘密」に指定される日が来るかもしれない。秘密保護法成立前夜には、新聞の「首相動静」を秘密指定すべきとの意見も閣僚経験者から出たほどだ。


 記者クラブ・メディアは報道の自由が保証されているが、フリーランスは対象外である。首相の顔を撮影したら特定秘密保護法違反で逮捕される…悪夢が現実のものとならないことを祈るのみだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK164] [富の偏在問題]「裕福なわずか67人の富=世界人口のほぼ半数35億人の富」という現実

 昨日(11日)早朝、NHKBS1で放送されたフランス「F2ニュース」が、NGO組織オックスファムの調査結果として報じた内容である。

 ニュースで報じられた内容は実に簡単で、

「世界の財の不平等についてNGOのオックスファムがまとめた調査によると、世界で最も裕福な67人の財と残りの世界人口の半数に当たる35億人が持つ財とがほぼ等しいという驚くべき結果になった」

 というものである。

 調査に関する詳細の説明はなかったが(オックスファム・ジャパンは未掲載)、「裕福なわずか67人の富=世界人口のほぼ半数35億人の富」という数字だけを知らされると、確かにショッキングではある。

 が、その一方で、現実はまあそんなものだろうと思いもある。
 1兆円を超えるような超資産家のなかのさらに上位67人(たぶん100兆円超の資産家)と、持っているおカネはその日をなんとか暮らす分だけで家も土地も持たない超貧乏人を下位から35億人ほど集めて、保有する財の大きさを比較したものだからである。
 さらに言えば、同じ広さで同じ使用価値の土地であっても、その評価額は、東京など先進国の都市部と発展途上国の地方では雲泥の差がある。同じ面積の田畑の評価額を考えても、先進国と途上国では月とスッポンの差がある。
 このような差が生ずる要因は、外国為替レートの差であり、突き詰めれば最低生活費の差であり、経済論理的には、資本蓄積の差でありそこから生ずる所得格差である。

 財の所有構造に関する調査だから、日々の労働で得る稼ぎ(所得)ではなく、所有する現金預金(年金受給権や保険金受領権利)・土地・証券類・建物・機械道具類・家畜類・輸送用機器・家財道具などの偏在を意味する。

(資産を手に入れるための負債は控除されなければならない。財のなかには転売価値がある衣類も含まれるかもしれない)


 「裕福なわずか67人の富=世界人口のほぼ半数35億人の富」という現実を評価するためには、まずその内実を考えなければならない。
 内実を考える手掛かりとして、「日本のちょっとしたサラリーマン1人の富=世界人口のほぼ1千万人の富」という話はどうだろう。

 実際に調査をしたわけではないが、預貯金も不動産もないというひとは世界に1千万人をはるかに超える数で存在するはずだから、それほどぶっ飛んだ話ではないどころか、逆に抑えた比較とも言える。

 住宅ローンを完済した不動産や老後に備えた預貯金や年金受給権などを保有する日本のサラリーマン1人の資産額は、貧乏人の下位1千万人の資産を集めた額よりも大きいか等しいと評価できることは間違いない。

 「裕福なわずか67人の富=世界人口のほぼ半数35億人の富」という話と、「日本のちょっとしたサラリーマン1人の富=世界人口のほぼ1千万人の富」という話のどちらが衝撃的なものかは人それぞれの評価だと思う。

 日本では、97年の消費税増税を契機としたデフレ・スパイラルのなかで、ハケンなどの非正規労働者や生活保護受給者が増加し、相対的貧困率(現在約16%)や「経済格差」が大きな問題になっている。

 阿修羅でも散見されるが、このような状況を受けて、「格差是正」を唱える政治勢力も少なくない。自民党でさえ、「格差是正」の必要性を語るくらいである。

 私は、平等主義者でもなければ経済成長主義者でもない。
 その一方で、現実の国家社会構造及び国際関係を考慮すれば、ほとんどの国民がこれからも現レベルの生活を営み続けられる条件を維持するためだけであっても、それなりの経済成長が必要だと考えている。
 経済成長にこだわらず生活の質にこだわるという発想が広がると、穏やかな生活を維持できるひとが徐々に減っていくことになるだろう。

 だからこそ、支配層のためにもなってしまう経済関連の投稿を続けるという恥ずかしい姿をさらしている。

 「格差是正」については、その必要がないと考えている。「格差是正」という観点そのものが平等主義の発露であり、政治家的もしくは学者的な捉え方だとも思っている。

 問題は、まっとうな国民のなかの最低位の人の所得水準(生活レベル)が低すぎることであり、多数派の所得水準(生活レベル)が上昇しないどころか切り下げられていることだと考えている。

 「格差是正」は、このような問題を、上位から下位に所得を再分配することで解決していこうという政策や考えだと思える。

 所得中下位の者が、徐々にであっても所得を増やしていくのなら、所得上位の者がより所得を増やしていいてもかまわないと考えている。

 奇妙な説明になるが、上位から下位に所得を再分配することは、所得上位の者がより所得を増やすことになるとまでは言わないが、所得上位の者が所得を維持する方策であることは指摘しておきたい。

 「トリクルダウン理論」は、税制政策や社会政策として無用どころか害悪だが、経済論理としてなら合理的である。
 経済的自由主義者と社会的リベラリストは、経済論理の理解で共有する基盤がないまま非難の応酬を行っているわけである。

 経済成長を必要と考える人には、「格差是正」は経済の停滞を招く政策であり、“格差”すなわち「電位差」が経済成長の動因であると言いたい。

 だからといって、このような経済論理が人々を支配するような“近代”が続くことを望ましいとは思っていない。

 資本主義終末論が非マルクス主義者のあいだからさえぼつぼつと出てきているが、だからと言って、資本主義世界(近代)が自滅することはない。

 人々の主体的な営みを通じて新たな論理に支えられた社会を構築しない限り、金融家が支配の頂点に立つ“近代”(資本主義世界)は自己変身を遂げながら存続することになる。

 産業資本主義的近代は、日本を除く先進諸国において70年代には終焉を迎え、日本でも90年代に入り行き詰まりを迎えた。以後の“近代”は、金融資本主義の論理で動かされている。

 グローバリズムという地球的大競争だから、給与(所得)水準が切り下がるのもやむを得ないという考えがはびこっている限り、所得(フロー)も財(ストック)も金融家(投資家)にますます吸い上げられるようになり、日本国民多数派の生活がさらに困窮することになるだろう。


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍首相を巻き込む三井・フジvs三菱「カジノ構想」仁義なき戦い(週刊実話)
安倍首相を巻き込む三井・フジvs三菱「カジノ構想」仁義なき戦い
http://wjn.jp/article/detail/4208727/
週刊実話 2014年4月24日 特大号


 4月からフジテレビに入社した安倍晋三首相の甥っ子を巡り“フジテレビグループのドン”日枝久会長が執着するお台場カジノ構想実現に向けての布石のための“情実入社”ではないかという疑惑が上がっている。

 「お台場カジノ構想はフジテレビと組む三井系企業の前に、三菱系企業が待ったをかけたことで雲行きが怪しくなっています。安倍首相に取り入るために総理の甥っ子のK氏を採用したのでは、という指摘です」(経済ジャーナリスト)

 K氏のフジ内定が決まった段階で、一部メディアから「権力の監視役であるメディアが現役首相の親族を入社させるのは問題があるのでは?」という疑問の声が挙がっていた。
 亀山千広社長は3月末の定例会見で「全く心配ありません。我々は彼が優秀で戦力になるから入れたんです」と“コネ入社”を否定した。

 フジは視聴率低迷で広告収入が激減。昨年11月、打開策として約1兆円の市場が見込まれる『東京台場地区MICE/IR特区構想』に取り組むことを明らかにした。

 「フジは三井不動産、鹿島建設、日本財団の“お台場カジノ構想”のプロジェクトに参加したんです。構想はカジノだけでなく、巨大ホテル、大型ショッピングモール、シアターの建設も含まれている。実現すれば、莫大な利益が転がり込む。同構想を官邸に上げる代表には安倍首相と親しいことで日枝会長が選ばれたんです」(フジ関係者)

 ところが、ロビー活動を続ける日枝会長の前に強敵が現れた。それが三井企業群のライバルである三菱系企業だ。三菱系も安倍首相とは太いパイプがある。

 「三菱系はお台場ではなく、大手町付近のカジノ構想を持っている。三菱系企業の任意団体の“エンデバー会”が安倍首相と昼食会を一度開くだけで、数百万円の政治献金が流れると噂されるくらいです。その三菱系が三井系のお台場カジノ構想に横槍を入れてきた。子供のいない安倍首相にとって我が子のように可愛いはずの甥っ子のフジテレビ入社は“人質”のようなものですし…」(永田町関係者)

 安倍首相はどっちのカジノ構想にベットするか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍政権のごまかし 防衛装備移転三原則 集団的自衛権行使(東京新聞:こちら特報部)
安倍政権のごまかし 防衛装備移転三原則 集団的自衛権行使
http://magicmemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/530-05dc.html
2014年4月12日 東京新聞:こちら特報部 俺的メモあれこれ

全面改定された「武器輸出三原則」はなぜか、名称も変わった。「防衛装備移転三原則」。原則、武器輸出解禁の内容を覆い隠すネーミングだ。そして、憲法解釈上、行使できない集団的自衛権行使が、以前から容認されていたかのような虚偽の話が出回る。安倍政権のごまかしに、だまされてはいけない。(出田阿生、篠ケ瀬祐司)


◆武器輸出 隠す意図

「売買春を援助交際と言い換えて罪悪感を減らしたように、武器輸出という言葉をなくせば過酷な現実を連想しづらくなる」

大阪国際大の谷口真由美准教授はこう指摘する。

防衛装備移転三原則の名称は、政府が自民・公明両党のプロジェクトチームに原案を示した3月12日、さも以前からそうだったように突然、登場した。

「武器以外の装備品も含まれる」 「輸出のほか、自衛隊が海外に派遣される際の武器携行も含むから、移転が正確」などと理由が付けられたが、国家安全保障会議(NSC)関係者からは「イメージを和らげるため」と本音も聞かれる。

安倍政権の施策では言い換えが目立つ。秘密保護法も以前は「秘密保全法」だったが、よりソフトな印象の「保護」に変えられた。安倍首相が連呼していた「女性の活用」は、「使うだけの対象か」と女性側が反発し、「女性が輝く」という表現になった。

「言葉のごまかしだけでなく、難しい用語を並べて間違った解釈を正しいかのように見せかけ、市民をけむに巻こうともしている」と谷口氏は言う。

安倍首相は昨年12月、安保法制懇で、「個別的自衛権だけで国民の生存を守り、国家の存立を全うできるのか。弾道ミサイルなどの脅威が容易に国境を乗り越え、瞬時にわが国にやってくる時に集団的自衛権が必要ないのか」と述べた。

この場合は、自国に向けた攻撃だから、集団的自衛権は無関係なはずだ。

「攻撃された時、自分の国だけで防衛するのが個別的自衛権の行使。自国を直接攻撃されなくても、友好国がやられたので助太刀するのが集団的自衛権の行使だ」(谷口氏)

集団的自衛権の概念を考案したのは、南米諸国だという。小国が大国に対抗する目的だったようで、国連憲章51条に盛り込まれた。「the inherent right of individual or collective self-defense(個別的または集団的自衛の固有の権利)」。ただ、国連安保理が紛争処理に乗り出すまでの限定的な権利というしばり付きのはずだった。

それが、うまく機能せず集団的自衛権は大国が戦争を始める口実に使われている。谷口氏は「安倍首相が目指すのは米国の仕掛ける戦争への参加。政権の一存で、日本人が戦場で死傷することになる」と危ぶむ。

戦争をさせない1000人委員会の呼び掛け人で、経済評論家の内橋克人氏は武器輸出三原則廃止や集団的自衛権行使に向けた一連の動きは、経済的要因も大きく影響しているとみる。

「アベノミクスは景気回復につながっていない。そのほころびを繕うため、軍需産業振興と原発輸出を、経済の起死回生策と位置づけているのだろう」

太平洋戦争で神戸大空襲を生き延びた内橋氏には、安倍首相らが「戦争を知らない軍国少年」に映る。「集団的自衛権行使で、ミサイルを迎撃したら官邸や原発が攻撃される。そういう現実的なことを考えれば、集団的自衛権行使が日本を滅ぼすことは自明なのに」


◆集団的自衛権行使 政権一貫して違憲 歴代の苦心を無視

安倍政権は1959年12月の砂川事件の最高裁判決を持ち出し、集団的自衛権の行使容認の根拠としようとしている。日本の自衛権の存在を認めた司法判断だが、「集団的」の言及はなく、歴代の政権が判決に基づき、行使容認と国会で答弁したこともない。

国立国会図書館の論文集(2011年)によると、国会の政府答弁で集団的自衛権という言葉を初めて使ったのは、外務省条約局長だった西村熊雄氏だ。最高裁判決の10年前の1949年12月、衆院外務委員会の答弁。

「(国連憲章は)国家の単独の自衛権という観念のほかに、集団的の自衛権というものを認めている」

新しい概念のため、国際法学者の間でも議論があることも紹介している。

その西村氏は51年11月、参院平和条約及び日米安保特別委でも答弁し、権利はあるが、行使はできないときっぱり言った。

「日本は独立国なので、集団的自衛権も個別的自衛権も完全に持つ」
「憲法第9条により(中略)断じてやってはいけないし、また他国が日本に対してこれを要請することもあり得ない」

安倍首相の祖父で首相だった岸信介氏は、最高裁判決の翌年、60年3月の参院予算委で述べた。

「一切の集団的自衛権を持たない(中略)は言い過ぎだ」

行使容認のようだが、在日米軍の存在を肯定する意図だったようだ。発言はこう続く。

「問題になる他国に行って日本が防衛するということは、これは持てない。しかし、他国に基地を貸して、そして自国のそれと協同して自国を守るというようなことは、当然従来、集団的自衛権として解釈されている」

首相の父で外相だった安倍晋太郎氏も発言している。行使には改憲が必要という立場を取った。83年2月、衆院予算委で、当時の角田礼次郎内閣法制局長官が「(憲法上の行使容認を)明確にしたいということであれば、憲法改正という手段を取らざるを得ない」と答弁した後、「法制局長官の述べた通りであります」と同調した。

冷戦が終結し、国連平和維持活動(PKO)に参加するようになっても、政府見解はぶれなかった。

集団的自衛権行使を探る首相の諮問機関、安保法制懇の座長柳井俊二氏も外務省条約局長だった90年9月、衆院外務委で発言している。

「従来よりいわゆる海外派兵、集団的自衛権の行使は憲法上認められないという政府の一貫した立場がございます」

99年に周辺事態法、2001年にテロ対策特措法ができ、自衛隊の活動範囲が広がっても、海外での武力行使は「違憲」と明言してきた。

自民党の石破茂幹事長も防衛庁長官時代、イラク復興支援特措法に関して03年6月、衆院本会議で発言している。「憲法の禁ずる武力の行使をしたとの評価を受けないよう」非戦闘地域という概念をあえて設けたと説明した。違憲状態を回避するためだった。

これら政府答弁は、歴代の政権が「違憲」を認識し、苦心してきたことを示している。なのに、「安倍政権はこんな大きな問題を、国民的議論もないまま閣議決定だけで180度転換しようとしている」と九州大の南野森(しげる)准教授(憲法学)は批判する。

砂川事件の最高裁判決を持ち出したことについて、「集団的自衛権行使を認めた判決なら、政府答弁に反映されているはずだが見当たらない」と指摘。「憲法9条でさえ解釈改憲できるとなれば、表現の自由などでも、『私が最高責任者だ』と、時の政権が制限してしまうかもしれない」


[デスクメモ]
憲法への配慮からか、かつて、戦車は「特車」と呼ばれた。海上自衛隊の「いずも」は国際的にはヘリ空母だが、今も「護衛艦」だ。自民党の改憲草案には、国防軍と明記されている。なのに、武器輸出は「防衛装備移転」。改憲に向け、国民を刺激したくないのか。「防衛産業」も、軍需産業と呼んだ方がよい。(文)


2014年4月12日 東京新聞:こちら特報部
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014041202000120.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/176.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 桜は散っても、司法は真実に耐えられるのか?(八木啓代のひとりごと)
桜は散っても、司法は真実に耐えられるのか?
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-710.html
2014-04-12 八木啓代のひとりごと

 やっと春めいた心地になってまいりましたが、八木は利き手の人差し指の付け根を捻挫しまして、好きな着物も着られない日々が続いております。ブログへの書き込みが少ないのも、そのせいでございまして。

 なんとなく痛いな、おかしいな、というのを数日放置しておりましたら、ついに字が書けないほどズキズキするようになり、あわてて近所の整形外科に飛び込んだのが4週間ほど前。
「あー、靱帯傷めていますね。いわゆる捻挫、もっと簡単に言うと、突き指のひどいやつです」
といわれてしまいました。
 なあんだ、突き指かよ、と一瞬思ったのですが、
「ここ、よく動かす場所ですので、甘く見て、なめてると一生ギター弾けなくなりますよ」
と医者に脅されて、(たしかに、左手の人差し指ってギター弾くのに重要ですね)、それ以来、湿布と包帯の日々です。とはいえ、まったく手を使わないわけにはいかず、そういうときに限って書類仕事が多いもので、確定申告に始まり、翻訳をやったり、陳述書を書いたりしているので、これがまた回復を遅らせている一因のようでもあります。

 おかげさまで、じゃんけんでパーしかできなかった状態が、チョキができるようになり、いま、グーができる状態に近づきつつあります。痛みも、たまにズキッとする程度まで。
 それにしても、利き手が包帯に巻かれていると本当に不便ですね。薄手のゴム手袋で洗い物などは何とかなりますが、やはり料理など細かい作業は感覚が鈍ります。

 幸い、私は左利きながら、子供の時に矯正されたので、右手でもあまり細かい作業以外はある程度できるのでまだいいのですが、そうでない、ふつうの右利きの方が、右手を怪我されたら、本当に大変だと思います。

 そういえば、歯磨きって、皆さんはどちらの手でなさるでしょうか。
 私は、当然のように口の右半分は左手で、口の左半分は右手で持ち替えて磨いており、誰でもそうだと思っていましたが、これはかなり珍しいのだそうです。(先日、歯医者さんで驚かれました)
 鏡文字というのも、私はわりと普通に書けるのですが、あれも普通は書けないものなのだそうで。
 おそらく、幼児のころ、矯正されかけた結果なのだと思いますが、人間の脳って不思議ですね。

 もっとも、自分の常識が世間の非常識というのは、私のことだけではないようで、3年前のフロッピー改ざん事件で、「検察が証拠を改ざんした」ことが世間を震撼させましたが、あれから3年、偽報告書はボロボロ出てくるわ、次々に冤罪事件の再審が開始されるわで、もはや検察や警察が「証拠を捏造している」のが、常識となりつつあるのが怖いところです。
 そう。先日、再審開始された袴田事件で、はっきりと、静岡地方裁判所に「犯行に使われたとされた衣類は捜査機関によるねつ造の疑いがある」とまで指摘されちゃったんですね。
 この袴田氏は、「世界で最も長く収監されている死刑囚」としてギネスブックにも登録されていただけに、この再審は世界でも広く報道されたのですが、ここまで言われた検察は、きちんと証拠を再捜査した上で、論告で無罪を求めて謝罪するぐらいに襟を正していただきたいものです。

 一方で、3月31日に再審棄却された飯塚事件では、すでに被疑者とされた方が死刑になっています。再審の結果、無罪であったら、いまさら取り返しがつかない。ギネス認定の袴田事件に続いて、無実の人間が死刑にされていたことが世界に広まれば、司法は耐えられないという政治的判断でしょうか。「結果ありきの再審棄却」と弁護団は即時抗告のようです。

 真実よりメンツが大事などというのは、日本の警察や検察や裁判所だけの常識であって、そんなことだから、「日本の司法は中世レベル」だと批判されるのだということに、いい加減に気づいて頂きたいものです。

 それはさておきまして、手を傷めたとはいえ、喉や声には何の問題もありませんし、ステージでは素晴らしいギタリストの福島久雄さんがいらっしゃいますので、ライブはもちろんいたします。

 桜も散ってしまいましたが、春の暖かい空気のなか、ぜひ、歌もお聴きにおいでください。

http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-710.html

文中リンク
[青木理×宮台真司]飯塚事件は「取り返しがつかない」から再審却下なのか
http://www.youtube.com/watch?v=-aoY9jZE7Fo&feature=youtu.be

関連記事
飯塚事件は「取り返しがつかない」から再審却下なのか 青木理(ジャーナリスト) × 宮台真司(社会学者)
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/801.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「経済指標が殆ど悪化を示してるのに、よくこんな莫迦な俳句を捻り出せるものだね:松井計氏」(晴耕雨読)
「経済指標が殆ど悪化を示してるのに、よくこんな莫迦な俳句を捻り出せるものだね:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13904.html
2014/4/13 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

経済指標が殆ど悪化を示してるのに、よくこんな莫迦な俳句を捻り出せるものだね。

世界の真ん中論にも辟易するばかりだ。

少なくともこの人は世界の真ん中に立たせちゃいけない人だろう。

世界が迷惑する。

⇒"@47news: 首相「咲き誇る日本に」 http://bit.ly/1qKTmbz "

> 季語が二つ入っていませんか?この俳句

ですね、「春」と「八重桜」がそれぞれ春の季語とされてますからね。

どうも変な句ですね。

相変わらず、政策は不支持だけど、政権は支持という摩訶不思議な状態が続いてますなあ。

野党が信頼を失ってるというだけでは説明できないと思うなあ。

⇒"@47news: 共同通信社の世論調査、安倍内閣支持率は59・8%。2・9ポイント上昇。 http://bit.ly/17n4iz

そうは言っても、可処分所得に変化がない以上、消費を控える意識はなくても、実質的な消費は減りますよね。

なので意識の問題を聞いても仕方がないと思うけどなあ。

⇒"@47news: 増税後63%消費控えず 共同通信世論調査 http://bit.ly/1qMQECf

これを読んでネトウヨの人は、よしっいいぞ、やれっ!と思わないでくださいね。

一部領土を巡る戦闘が、局地戦で終わる保証はどこにもありませんから。

局地で膠着すると、必ず、全面戦争になりますよ。

⇒"@47news: 中国占拠でも尖閣奪還可能 http://bit.ly/1gjQyxa

「給料の 上がりし春は 八重桜」という総理の戯れ句ね。

はからずも彼の美的感覚の欠落を象徴してるね。

季がさなりだからダメ、というマニュアル的な問題だけではなしにね、せっかく八重桜で春を象徴させてるのに、そこにわざわざ春という言葉を持ってくるのは、極めて垢抜けないじゃないですか。

> 「給料の上がれし春は蜃気楼」どうでしょうか。

まさに心情としては仰る通りなんですが、蜃気楼も春の季語となっていますので……。

俳句とはなかなかややこしいものですね(^^;

また、なーにを言ってるんだよ。

大雪に遭遇してるまさにその時には都心で天ぷら喰ってたのに、雪がとけて春になってから、アリバイ作り的にそんなことをしても仕方がなかんべ。

⇒Reading:安倍首相 大雪被害の山梨県を視察 NHKニュース http://nhk.jp/N4Cq5kG1

私は実は、親父の世代に引け目があったんだ。

俗にいう昭和軍閥の無茶なやり方で青春時代に酷い目に遇い、生涯、それに影響された人生という奴にね。

そういう親父の世代の苦悩の上に、私の世代の豊かな生活があったわけだからね。

でも、安倍さんという最低、最悪の宰相を頂いてみてその思いは変わった

やっと出番がきたか、という感じだね。

私は我が子の世代に、安倍的なるものを残すわけにはいかないよ。

だから、これに対しては徹底的に闘いたいと思うね。

親父の世代が私の世代の為にやってくれたことを、今、私が我が子の世代の為にやれる時代が来た、そんな思いがありますよ。

世代的義務て奴だね。

給料の 上がる芽もなし 八重桜

八重桜 散って残るは 消費税

給料の 上がりし夢は 春霞

宰相が 愚かな夢見し 春の宵なんてな(^^;

私には俳句の才はないね(笑)

まあ、そもそもが俳句というのは花鳥風月を愛でる芸術行為であり、給料なんてものを詠むのはお門違いだあね。

しかも、それがてめえの業績を誇ったり、国民を騙す目的から発してのことだとしたら、最も芸術から遠い行為ですな。

教養のない総理にこんなことを言っても、詮ないことではあるけどね。

-------------
http://bit.ly/1qKTmbz
首相「咲き誇る日本に」 桜を見る会で

 「桜を見る会」で狩野亮選手(前列左から2人目)、高梨沙羅選手(2列目左から2人目)ら各界からの招待客と記念写真に納まる安倍首相夫妻(2列目右から2、3人目)=12日午前、東京・新宿御苑

 安倍晋三首相は12日午前、都内の新宿御苑で開いた「桜を見る会」であいさつし「今年の目標は景気回復の実感を全国津々浦々に届けることだ。日本が世界の真ん中で咲き誇ることを祈念したい」と述べ、景気対策に力を入れる考えを示した。

 経済対策「アベノミクス」で景気が回復しているとの認識を強調し「(春闘では)近年まれにみる賃上げになった」と指摘。「昨年(の桜を見る会は)は八重桜が散った後だったが、今日は満開だ」と述べ「給料の 上がりし春は 八重桜」と自作の句を披露した。

 会には政財界人やタレント、スキージャンプの高梨沙羅選手らのスポーツ選手約1万人を招待した。
2014/04/12 11:01 【共同通信】



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/178.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 連載≪小沢一郎を強制起訴に追い込んだ検察審査会と最高裁の闇≫第1回「森裕子・前参院議員はなぜ一市民を名誉毀損で提訴した…
                 (財界にいがた4月号)


連載≪小沢一郎を強制起訴に追い込んだ検察審査会と最高裁の闇≫第1回「森裕子・前参院議員はなぜ一市民を名誉毀損で提訴したのか」(財界にいがた)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-asyuracom-2277.html
04/12 22:52 日々坦々


月刊誌、『財界にいがた』4月号で、「小沢一郎を強制起訴に追い込んだ検察審査会と最高裁の闇」と題する連載が始まった。

第1回のタイトルは、「森裕子・前参院議員はなぜ一市民を名誉毀損で提訴したのか」。(参照http://www.kokusyo.jp/?p=5468

■財界にいがた4月号表紙・目次
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%B2%A1%E7%95%8C%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%9F4%E6%9C%88%E5%8F%B7%E8%A1%A8%E7%B4%99%E3%83%BB%E7%9B%AE%E6%AC%A1.pdf

発行所:株式会社「財界にいがた」
    新潟市中央区京王1−1−3
    電話:025−286−5811
    FAX:025−287−1802

参照:
■PDF『森ゆうこ元参議院議員が「一市民」に起こした恫喝訴訟が明かす「最高裁の闇」』
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%A8%98%E4%BA%8B%E5%85%A8%E6%96%87.pdf

■PDF『浮上する最高裁事務総局の闇 森ゆうこ元参院議員が一市民を提訴』
http://civilopinions.main.jp/items/%E3%80%8E%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%80%8D%EF%BC%91%E6%9C%88%EF%BC%92%EF%BC%95%E6%97%A5.pdf

■生活の党・森ゆうこ氏が最高裁の闇を指摘した「一市民」を提訴、820万円と言論活動の制限求める
http://www.mynewsjapan.com/reports/1941


『財界にいがた』に掲載された記事に対する黒藪哲哉氏の分析:
『MEDIA KOKUSYO』http://www.kokusyo.jp/?p=5468

≪今回、『財界にいがた』に掲載された記事の最大の特徴は、森氏の反論が掲載されていることである。

※『財界にいがた』の記事は、黒薮が執筆したものではありません。

森氏の反論の趣旨は、

@志岐氏がインターネットで悪質なデマを拡散しているので裁判を提起した。

A小沢無罪を勝ち取るために最高裁と裏取引をしたことはない。

B検察の捏造報告書を流出させたのは自分ではない。

◇公益性のあるテーマ  

名誉毀損裁判では、次の3段階の法理が適用される。

@争点の表現が「公共の利害に関する事実」か否か。(真実の公共性)。

A争点の表現行為が「もっぱら公益を図る目的」で行われたか否か。(目的の公益性)。

B摘示事実が真実か(真実性)、あるいは真実であると信ずるについて相当の理由があるか。(真実相当性)。理由があれば、名誉毀損にはならない。

森裁判では、背景に最高裁問題があることに加えて、森氏が極めて影響力が大きい前国会議員であり、生活の党の幹部であった事情から察して、@とAの要件は間違いなく満たす。

とりわけ最高裁事務総局の「闇」は、元裁判官・瀬木比呂志氏の内部告発『絶望の裁判所 (講談社現代新書)』が暴露したように、きわめて公益性の高いテーマである。最高裁事務総局が前近代的な組織であれば、日本の戦後民主主義をゼロから問い直す作業が不可欠になるからだ。

こうした事情を考慮すれば、志岐氏の推論(森氏が主張するように、事実の摘示ではない)が、真実に相当するかどうかが、裁判の争点になりそうだ。もっとも、最近の裁判所は、言論抑圧を意図して、真実相当性を軽視して、真実性を重視する傾向があるようだが、志岐氏が提示した推論は、その司法の腐敗を考える上できわめて大きな意味を持っている。

たとえばだれが検察の捏造報告書を外部へ流出させたのかという問題である。違法なかたちで流出したのであれば、当然、検察内部を捜査しなければならない。一方、合法的に外部に出たものを誰かが、歌手の八木啓代氏に「電気通信回線」(Eメール)を通じて送ったとしても違法行為である。

【刑事訴訟法】 第二百八十一条の四 被告人若しくは弁護人(第四百四十条に規定する弁護人を含む。)又はこれらであつた者は、検察官において被告事件の審理の準備のために閲覧又は謄写の機会を与えた証拠に係る複製等を、次に掲げる手続又はその準備に使用する目的以外の目的で、人に交付し、又は提示し、若しくは 電気通信回線を通じて提供してはならない。

  一 当該被告事件の審理その他の当該被告事件に係る裁判のための審理

  二 当該被告事件に関する次に掲げる手続

   イ 第一編第十六章の規定による費用の補償の手続

   ロ 第三百四十九条第一項の請求があつた場合の手続

   ハ 第三百五十条の請求があつた場合の手続

   ニ 上訴権回復の請求の手続

   ホ 再審の請求の手続

   ヘ 非常上告の手続

   ト 第五百条第一項の申立ての手続

   チ 第五百二条の申立ての手続

   リ 刑事補償法の規定による補償の請求の手続

   前項の規定に違反した場合の措置については、被告人の防御権を踏まえ、複製等の内容、行為の目的及び態様、関係人の名誉、その私生活又は業務の平穏を害されているかどうか、当該複製等に係る証拠が公判期日において取り調べられたものであるかどうか、その取調べの方法その他の事情を考慮するものとする。

この事件では、捏造報告書が「電気通信回線」を通じて提供されたのである。

このように極めて公益性の高い問題で、志岐氏が推論を展開したことは、日本が形式的には言論の自由が保証された国であることを考慮するとあたりまえの手段である。それに公人が反論して論争を展開することで、国民の間に検察や最高裁のあり方についての認識を深めることができる。ところが森氏は、公益性のある問題を裁判所に持ち込んだのだ。しかも、500万円を請求している。

あえて司法判断を求めるのであれば、1万円程度の請求に抑えるべきだった。

森氏が「普通の人」であれば、提訴行為を頭から批判するわけにはいかない。しかし、世論を啓蒙すべき立場にある公人が、論争よりも裁判を選んだのは解せない。

が、いずれにしても『財界にいがた』で森氏が反論したことで、論争が再スタートした。歓迎すべきことだ。次号では、志岐氏の主張が掲載される。≫


いろいろな方々から、「なんで森ゆうこ氏を貶める側につくんだ、要はなんで志岐氏側に日々坦々は着いてるんだというご意見を聞いたりめーメールで云ってきたしている。

なぜかといえば、元国会議員が市民を訴える事は、完全な「スラップ訴訟」であり「恫喝裁判」であるからで、中味の問題においても、警察、検察、裁判所の究極的な問題は、『絶望の裁判所 (講談社現代新書)』を読めば誰でもわかるように、「最高裁事務総局」による裁判官支配であり、司法システムをほしいままにしていることに尽きる。

この本の中で、今の裁判システム自体が憲法違反だと書いている。

≪日本国憲法76条に輝かしい言葉で記されているとおり、本来、「すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される」ことが必要である。
しかし、日本の裁判官の実態は、「すべての裁判官は、最高裁と事務総局に従属してその職権を行い、もっぱら組織の掟とガイドラインによって拘束される」ことになっており、憲法の先の条文は。完全に愚弄され、踏みにじられている。
「檻」の中の裁判官たち=精神的「収容所群島」の囚人たち。という私の比喩の意味が、おわかりいただけたであろうか。あたなが裁判所の門をくぐるとき、あなたを裁く裁判官は、実は、そのような人々なのである。(P114)≫


そして、現在の裁判で行われているのは、

≪裁判というよりは、「事件」の「処理」である。また、彼ら自身、裁判官というよりは、むしろ、「裁判を行っている官僚、役人」、「法服を着た役人」というほうがその本質にずっと近い。
「先月は和解で12件も落とした」、「今月の新件の最低三割は和解で落とさないときつい」などといった裁判官の日常的な言動に端的に現れているように、当事者の名前も顔も個性も、その願いも思いも悲しみも、彼らの念頭にはない。当事者の名前などは…訴訟記録や手控えの片隅に記された一つの「記号」にすぎず、問題なのは、事件処理のスピードだけなのである。(P51)≫

と書かれている。

この国の官慮機構、司法は腐り切っている。もうアメリカの空襲で焼け野原になったように、この国は、一度、崩壊するしかないのかもしれないと暗雲が垂れ込め、暗澹たる気分になる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/179.html

   

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