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2014年4月16日00時33分 〜
記事 [政治・選挙・NHK164] PC遠隔操作事件 C#でのプログラム作成能力を巡って(第6回公判メモ)  江川 紹子
【PC遠隔操作事件】C#でのプログラム作成能力を巡って(第6回公判メモ)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140415-00034530/
2014年4月15日 23時50分 江川 紹子 | ジャーナリスト



公判後の記者会見をする野間特別弁護人、片山氏、佐藤主任弁護人


4月15日に行われた第6回公判では、右陪席裁判官が戸苅左近裁判官に代わったため、更新手続きが行われ、主任弁護人の佐藤博史弁護士が意見を述べた。続いて検察側の証拠の要旨告知の続きを行い、犯人からのメールやメッセージを全文読み上げた。午後からは、派遣先で2ヵ月間ほど同じチームにいた元同僚の証言が行われた。


更新弁論で佐藤弁護士は「片山さんが犯人であれば、存在するはずの証拠が決定的に欠けている」と強調。また、検察側が公判が始まってから「ファイルスラック領域にiesys開発の痕跡が残っていた」という点を犯人性の最大の根拠にし始めたと指摘し、「公判前整理手続きでは全く主張していなかった。こういうやり方は、争点を明確にする公判前整理手続を反故にするもの」と批判した。にもかかわらず、裁判所は検察に理解を示しているとして、「なぜ裁判所は検察に肩入れするのか」と声を荒げた。


元同僚が「被告人からC#のプログラムを受け取った」と証言


証人は、2011年11月から12月の2ヶ月間、片山氏と同じ乙社に派遣され、リーダーのO氏、片山氏と一緒に不動産オークションシステムの開発に関わった、プログラマーのM氏(48)。


検察側主尋問によれば、M氏は片山氏から"SQL REPLACE"と題するC#で書かれたプログラムを受け取ったことがある、という。そのきっかけは、2011年11月下旬頃の朝のミーティングで、乙社が従来使っていた全国版のオークションシステムの画面と機能の関係を表にするツールを作ることを提案。するとO氏は片山氏に作成を支持した。片山氏は作成するのに2〜3時間を要したが、その間M氏は、ただ完成するのを待っていた。途中、一回だけ彼の席に近づいて後ろから肩越しに片山氏のPC画面をのぞき込んだ。


以下、検察官の倉持俊宏検事との主なやりとりは次の通り。


倉持 被告人のPCで何をしていたか


M氏 VisualStudioを使ったC#のプログラムが書かれていたと思います。


倉持 C#と分かったのはなぜか。


M氏 C#特有のキーワードが片山さんが書いているプログラムにあった。


倉持 具体的には


M氏 "using"と"namespace"


倉持 何か被告人に確認しなかったか。


M氏 なぜC#なのかを質問しまして、「C#で組むと早くできる」という趣旨の回答が返ってきた。


倉持 他にC#は使いやすいとかは言っていたか


M氏 得意と行っていたかもしれません。そこははっきりしない。


倉持 どのような形でプログラムを受け取ったか


M氏 ソースコードを丸ごと圧縮した形で、IPメッセンジャーというコミュニケーションツールに添付して送ってもらい受け取りました。


倉持 ソースコードで送ってもらったのは?


M氏 プログラマーの習慣として、どういう動作をするか分からないものは自分の環境で動かさないことになっているから。


倉持 ソースコードを確認してから自分のPCで実行したかったのか。


M氏 はい


倉持 コンパイルが必要ですね。


M氏 はい。圧縮ファイルを解凍して、VisualStudioを片山さんにインストールしてもらってその中で実行しました。


倉持 被告人にインストールしてもらったのか


M氏 はい


倉持 解凍した後、C#のソースコード一式と分かったか


M氏 はい


倉持 どこからC#だと分かったか。


M氏 ん?


倉持 圧縮されたファイルが解凍していくつかのファイルがありましたね。


M氏 はい。


倉持 ファイルにつけた名前がありましたね。


M氏 ん?


倉持 ファイルに拡張子がついていましたね。


M氏 ソリューションファイルとかいう名前がついていました。


倉持 どういう拡張子でしたか


M氏 .sln
倉持 VSで開いてみて、やはりC#で作成したものだと分かりましたね。


M氏 はい


倉持 ファイルの拡張子は?


M氏 .cs


倉持 ソースコードのボリュームはどれくらいか


M氏 200行くらい


倉持 関数はいくつ使われていたか


M氏 2つか3つくらい


倉持 SQL REPLACEのソースコードを見て、被告人のプログラミング能力についてどう思ったか


M氏 普通だと思った


倉持 実行してみて不具合はあったか


M氏 なかったと思う。


倉持 他に被告人からC#のプログラムを受け取ったことは?


M氏 ないです


捜査段階の調書とは食い違う証言


反対尋問には、まず竹田真弁護士が立った。乙社でのPC環境や仕事の納期などについて尋ねた後、片山氏が作ったSQL REPLACEに話は移った。M氏に送られたのは圧縮されたsqlreplace.zipという形で送られた。


竹田 SQL REPLACEはどういう機能か


M氏 不動産オークションシステムの全国版、静岡版の機能と画面の関係を表にする。


竹田 SQL REPLACEの意味は?


M氏 SQL置換


竹田 表題とあなたの説明する機能は一致しないように思えるが


M氏 確かに…。


竹田 警察でSQL REPLACEのソースコードを見せられたことは?


M氏 見せられていない。


竹田 検察官調書ではデータを抽出するためのプログラムと供述しているが


M氏 検察ですか?……検察……どういう言い回しをしたのか覚えていません。


竹田 SQL REPLACEは、データを抽出するのではない?


M氏 画面と機能の関係を表示する


竹田 警察官調書や検察官調書では、データを抽出するためのプログラムと述べている。


M氏 はい


竹田 今日の法廷では一覧化すると述べている。これは、前の供述とは異なるのか。


M氏 んー


竹田 先ほど、プログラムは200行くらいと証言した


M氏 はい


竹田 平成25年6月15日付のあなたの検察官調書では、100行程度と供述しているが


M氏 その時はそう言ったかも。


竹田 平成25年4月24日付警察官調書でも100行程度のプログラムとある。そのように述べた記憶は?


M氏 記憶はおぼろげですが、言ったかも


竹田 使われている関数は、2つか3つと今日は証言した。


M氏 はい


竹田 6月15日付検察官調書では、関数は1つしか使っていないと述べているが


M氏 記憶はちょっとない。


竹田 そう述べていない、という記憶は。


M氏 それもない


竹田 4月24日付警察官調書でも、1つの関数しかないと述べている。


M氏 記憶定かでない。はっきり「1つ」とは言い切っていないと思う。


竹田 警察官調書では言い切っているが、記憶にはないか


M氏 ない


竹田 片山さんが作業するのを後ろから見ていた時間はどれくらい


M氏 1〜2分ぐらい


竹田 そうすると、被告人が3時間かかったとして、残りの時間は直接見ていない


M氏 はい


竹田 インターネットで公開されているソースコードを組み合わせればできるものではないか


M氏 それは分からない


「あなたには記憶がないのか!」で激しい応酬


続いて反対尋問に立った佐藤弁護士は、M氏の能力について、「あなたが2ヵ月で乙社を辞めなきゃいけなくなったのは、あなたの能力不足ではないか」など、かなり直截な質問をした後、問題のプログラムについての質問に入った。


佐藤 (調書の中で)本件で事情を聞かれる経緯を述べているところで、あなたは、片山さんとのメールを確認していったところ、添付ファイルで見覚えのあるもの以外に、名前からはすぐに中身が分からない添付ファイルが1つあると言って、それにマルをつけている。


M氏 名前から中身が想像できないファイルが……


佐藤 1つだけあった、と


M氏 ……


佐藤 sqlreplace.zipの中身が分かる手がかりがあったのか


M氏 中身は、片山さんに送って下さいといったものがある、と


佐藤 記憶ですか?


M氏 記憶というか、その時にお願いしていますから。


佐藤 しかし、あなたは見覚えのないファイルと言っているんですよ。


M氏 ……


佐藤 sqlreplace.zipというファイル名だけでは、何のことか分からなかった、と


M氏 ……


検察官 ソースコードで分かったと言っている


佐藤 (検察官が証人に)答えを教えるのはやめてもらいたい!!!!


佐藤 竹田弁護士から聞かれたように、検察官からの質問で「200行」と答えたが、KSでもPSでもあなたは「100行」と答えている。検察官との打ち合わせで、倉持検事から「100行ではないか」と聞かれたことは?


M氏 ない


佐藤 検察官から「関数は1つではないか」と聞かれたことは?


M氏 ないと思う
佐藤 さきほど、検察官からC#であるという根拠を聞かれてすぐに答えられなかった
M氏 はい


佐藤 倉持検事が「拡張子は?」と誘導して思いついた


M氏 えーと…


佐藤 C#のプログラムの拡張子は?


M氏 .cs


佐藤 警察官や検察官に、プログラムの拡張子は.csだとしゃべったことは?


M氏 ……あります


佐藤 警察官調書や検察官調書には全く書かれていない。あなたには記憶というものがないのか。


その瞬間、裁判長が「失礼ですよ」と発言。佐藤弁護士が「なぜだ」と反論しかけると、検察官が2人同時に立ち上がって、声をそろえて「侮辱的だからです」と叫んだ。


激しいやりとりになりそうなところを、裁判長が「私が聞きます」と引き取って、証人に直接尋問した。


裁判長の尋問にも「んー……」


裁判長 あなたは、警察や検察の調書では、どうやら「100行」と述べているようだが…


佐藤 「どうやら」ではない!調書は採用されて、裁判所も見ているはずではないか。


裁判長 (無視して)違いがあるのは、どういうことか


M氏 100行程度だと…


裁判長 どうして(調書と今日の証言が)違うのか、理由、思い当たることは?


M氏 ん……理由……というのは……特には……


裁判長 関数の数も違うようだが、(違いが出る)理由は分かりますか


M氏 関数の数は……んー……


裁判長 それもよく分からない?


M氏 ……


続いて、佐藤弁護士の尋問。


佐藤 あなたは、片山さんが作業している間、見ていたわけではない


M氏 はい


佐藤 片山さんがインターネットからサンプルをダウンロードして加工した可能性は?
M氏 可能性だけなら……(小さい声)あるかもしれない


さらに言いよどむ証人


さらに、野間特別弁護人が初めて尋問に立った。野間氏は仕事の進め方などについて確認。仕事の納期は「決まっていた」というM氏に、野間氏が問いかける。


野間 納期は決まっていなかったのでは?


M氏 そうですね………(右手を額に当てたりこすったりしながら、しばし沈黙)。……ほとんど私か聞かされていなかった。


野間 12月の段階でも、納期は聞かされていなかった?


M氏 12月には……だいたいは決まっていたような気がする


野間 いつ頃?


M氏 ……1月の年明けてすぐ


野間 2012年の1月か


M氏 そうですね……


野間 12月の作業している段階で、1月までにできあがる見込みはありましたか。


M氏 見込み?……見込みは……微妙というか……間に合うかもしれない……と


野間 間に合う、とは言えない状況か?


M氏 ……んとですね……間に合わないというわけでもなくて、なんとも……


野間 片山さんとどれくらいの頻度でファイルの交換をしていたか


M氏 ……え……頻度は……そんな頻繁じゃなかった


野間 週1回程度か


M氏 ……××××(小声で聞き取れない)


野間 週2、3回か


M氏 ………………えー…………思い出せないんですけど、必要な時にやりとりしていた。


野間 (納品するプログラムの)動作テストはどのようにされるのか


M氏 …………動かしてはみてないと思う


野間 動作テストできる段階ではない?


M氏 ……そう……はい


野間 SQL REPLACEは、C#だと早く作れる、と片山さんから聞いた、と?


M氏 はい


野間 なぜC#だと早く作れる、と?


M氏 聞いてないと思います


野間 たとえば、使いやすいプログラムがあるからそれを流用するとか?


M氏 聞いてないと思います。


被告人は「私が作ったものと違う」


この後、短い被告人質問が行われた。


そこで片山氏は、M氏が言ったような機能を一覧表にするプログラムについては「作った記憶がない」と述べ、SQL REPLACEについて、こう説明した。


「タイトル通り、SQLの特定パターンをある文字列に置き換えるものだったと思う」「C#で書かれていた可能性はある」「インターネット上に転がっているサンプルを拾ってきたのではないか」


【江川コメント】


M氏の記憶は実に曖昧で、十分打ち合わせをしているはずの検察側主尋問でさえ、肝心な点を誘導されないと答えられないほどだった。そのうえ、M氏の証言するプログラムの中身が、片山氏が作ったものとは全く別物とするなら、今日の証人尋問はいったいなんだったのだろう…という気がする。


検察側が、なぜチームのリーダーだったO氏を証人に立てなかったのだろうか。片山氏が作ったSQL REPLACEは、仕事の効率化のためのプログラムで、O氏にも当然送ったはず、という。


おそらくO氏は、片山氏がC#でプログラムを書けるとしたい検察側が望むような証言をしそうもないからだ。この点については、検察側は他に証人を見つけられず、M氏に頼るしかなかったのだろう。


検察側による片山氏のC#の能力に関しては、前回の公判に出廷した、片山氏が所属していた会社の上司N課長の証言と今回のM氏で終わった。それを総合すれば、片山氏のC#の経験は、1)チームの一員として修正作業に関わったことが一度ある 2)研修の自主課題として初歩的なプログラムを作成した 3)M氏が証言したSQL REPLACEの作成――の3回。


弁護側は、「これしかない」とみる。この3件で行ったレベルとiesysとの間にはあまりに乖離がある、という点を重く見ているからだ。一方、検察は「C#でプログラムを作ったことがある」点を強調し、「だからiesysも作れたはず」という風に導いていこうとするだろう。


「全く作れない」「熟達している」という両極端での論争ならどちらかに軍配も上げられるだろうが、そうではない程度の問題になると、判断は難しい。今回話題になったSQL REPLACEにしても、検察側は片山氏が独自に作った「可能性」を前提に、弁護側はインターネットで拾ったプログラムを組み合わせただけの「可能性」を前提に話を進めており、どちらも「可能性」と推測の域を出ない。


そもそもiesys作成の難度が分からないであろう裁判官たちが、このような証言を元に、どのようにして被告人のプログラム作成能力をどう判断したらいいのだろうか……。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/287.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 韓国の反日団体に利用された米国グレンデール市に見る、日本の地方議会の「慰安婦意見者」
参照サイト
韓国の反日団体に利用された米国グレンデール市に見る、日本の地方議会の「慰安婦意見者」
http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/kankokuno-hannitidantaini-riyousareta-beikougurendeerushi-nimiru-nipponno-tohogikaino-ianpuikensho.htm

Newsソース 2014/04/14 Newsポストセブン
札幌、船橋、島根県他「慰安婦意見書」採択地方議会全リスト

全国の地方議会で続々と日本の市民団体の請願による「慰安婦問題で政府の誠実な対応を求める意見書」が採択されている。2008年3月の兵庫県宝塚市議会を皮切りに、意見書採択は現時点で少なくとも43件に達している。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いまから意見書の撤回をしても、地域住民から賛同されることは多いだろう
が、そのまま意見書を放置するようなことがあれば、国からの地方交付税にも
行く行くは響いてくるだろうな。いまからでも遅くない。国の慰安婦問題への
方針逆らいに疑問を呈するようなバカな意見書は早く撤回すべきだ。
地方には地方住民のことを考えて政治を行ってもらいたいものだ。

 米グレンデール市議会が慰安婦像設置を決めた際、推進派のフランク・クィンテロ市議はこう演説した「私が興味深く見ているのはおよそ36もの(※当時)日本の地方議会が『意見書』を採択していたことである。一部を紹介すると宝塚、清瀬、札幌、福岡、小金井、三鷹……などだ。だから我々は正しいことをしていると考える」。

 このように、「日本人自身が謝罪と賠償をすべきと認めている証拠」として都合よく利用されてしまうのだ。「慰安婦意見書」を採択した地方議会は以下の通りだ。

2008年
3月/宝塚市議会(兵庫)
6月/清瀬市議会(東京)
11月/札幌市議会(北海道)

2009年
3月/福岡市議会
6月/箕面市議会(大阪)、三鷹市議会(東京)、小金井市議会(東京)、京田辺市議会(京都)
9月/生駒市議会(奈良)、泉南市議会(大阪)
10月/国分寺市議会(東京)
12月/長岡京市議会(京都)、船橋市議会(千葉)、国立市議会(東京)、田川市議会(福岡)

2010年
3月/ふじみ野市議会(埼玉)、我孫子市議会(千葉)、今帰仁村議会(沖縄)、吹田市議会(大阪)、与那原町議会(沖縄)、堺市議会(大阪)
6月/小樽市議会(北海道)、西東京市議会(東京)、南城市議会(沖縄)、豊見城市議会(沖縄)、八重瀬町議会(沖縄)、読谷村議会(沖縄)、多良間村議会(沖縄)、一関市議会(岩手)、高槻市議会(大阪)
9月/士別市議会(北海道)、北栄町議会(鳥取)、八幡市議会(京都)、函館市議会(北海道)
10月/木津川市議会(京都)、大阪市会

2011年
9月/宮代町議会(埼玉)

2012年
6月/宇治市議会(京都)
9月/広陵町議会(奈良)

2013年
3月/京都府議会
6月/島根県議会、城陽市議会(京都)、宮津市議会(京都)

※SAPIO2014年5月号

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/288.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 慰安婦問題めぐる韓日局長級協議 あすソウルで開催:韓国政府の要求に日本側が「真摯かつ誠実に臨む」と回答したことで協議開始

慰安婦問題めぐる韓日局長級協議 あすソウルで開催[聯合ニュース]
2014/04/15 11:43

【ソウル聯合ニュース】韓国と日本が16日、ソウルで旧日本軍の慰安婦問題に関する局長級協議を開催する。事実上、慰安婦問題のみに議題を絞った初の協議となるため関心が集まっている。

 韓国政府の要求に日本側が「真摯(しんし)かつ誠実に臨む」と答え、今回の協議開催が決まったことから日本政府の出方が注目される。
 日本も問題解決のための措置が必要だと認識しているため、新たな提案を示す可能性があるとの見方が出ている。

 日本政府はこれまで慰安婦問題について、1965年の韓日請求権協定で解決済みという立場を堅持。国連をはじめ国際社会が指摘する法的責任問題を回避しながら「アジア女性基金」のような人道レベルでの対策のみ提示してきた。
 こうした人道的な措置は法的責任の認定や補償を求める元慰安婦と支援団体には受け入れがたい内容だった。

 協議開催について、韓国政府内外からは両国間の協議が始まっても「先は長い」という声が上がっている。
 今回の初協議で両国は、互いの立場を確認し解決の可能性を探るレベルで議論を進めるとみられる。
 短期間では問題解決が難しいというのが大勢の見方であるため、協議の定例化問題にも議論の焦点が当てられるとされる。

 韓国政府筋は15日、「初協議では互いの1次的な立場を表明し、今後の協議の進め方について意見を交わすことになるだろう」と伝えた。

sjp@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/04/15/0200000000AJP20140415001600882.HTML

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慰安婦問題で韓日が協議へ
 2014年04月14日10:33

 韓国外務省は13日、日本軍元慰安婦の問題を話し合う韓日局長級協議を16日にソウルで開催すると発表した。

 韓日はすでに3月のハーグ核安全保障サミットでの韓米日首脳会談前に、局長級協議を開催して慰安婦問題を話し合うことで合意していたが、議題について双方が譲らなかったため、開催日時は遅々として決まらなかった。韓国は協議で慰安婦問題のみを扱うよう要求したが、日本は慰安婦問題以外に独島(日本名:竹島)問題も扱うよう要求した。

 オバマ米大統領の今月下旬の日韓訪問が近づくに伴い、日韓両国ともに関係改善においていくらか進展を得る必要があるため、日本側が譲歩し、慰安婦問題のみの協議を受け入れたと見られる。だが双方の立場の開きは余りに大きく、協議は象徴的意義が実際の意義を遙かに上回るだろう。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年4月14日

http://j.people.com.cn/94474/8597025.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/289.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 経済産業省・元幹部官僚、古賀茂明「みんなの党・渡辺代表辞任で笑う人、泣く人」(週プレNEWS)
「維新の会」は連携を模索中。一方、「結いの党」……は? 古賀茂明氏が占う!


経済産業省・元幹部官僚、古賀茂明「みんなの党・渡辺代表辞任で笑う人、泣く人」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140416-00029038-playboyz-pol
週プレNEWS 4月16日(水)6時0分配信


政治資金の不正疑惑により、「みんなの党」の渡辺喜美(よしみ)代表が辞任することになった。かつては有力野党だった同党も渡辺氏の辞任劇によって支持率を大きく下げている。

そして、そんななかでほかの野党たちはどのような動きを見せるのか。混迷する野党再編の行方を、経済産業省の元・幹部官僚、古賀茂明氏が占う!

■渡辺喜美氏の「復活のシナリオ」

化粧品会社会長から8億円を借り入れた問題で、4月7日、みんなの党の渡辺喜美代表が辞任した。 渡辺氏は借入金はすべて個人の借金であり、未返済の5億5000万円も全額返済したとして、「法的にはまったく問題ない」と釈明しているが、受けたダメージは計り知れない。

早期に代表を辞任することによって金銭スキャンダルを収束させ、政治的影響力を温存しよう――それが渡辺氏の計算なのだろうが、周囲の目は厳しい。仮に政治的影響力を行使できたとしても、その途端に、世間からも党内からも批判が再び噴出する。さすがの渡辺氏もしばらくは表舞台での活躍は望めないだろう。

もしそのチャンスが巡ってくるとすれば、次の国政選挙後である。今回の辞任劇で、みんなの党の支持率はガタ落ちとなった。来春の統一地方選挙、そして3年以内に行なわれる国政選挙で、みんなの党が大敗する確率は高く、そのとき、難局を打開できる強力なリーダーはそうそう見つからない。そこで「渡辺喜美待望論」が高まり、復活を遂げるというシナリオだ。

渡辺氏もそのあたりを見越して、「みんなの党と安倍政権の政策は近い。新代表は安倍政権との協力関係を継続してほしい」と、会見でわざわざ発言している。集団的自衛権の行使容認を目指す安倍・自民に、今後とも力を貸す用意があると伝えることによって、これからは表舞台ではなく、もっぱら水面下で与党との裏パイプ役を務めると、アピールしたのだろう。

ただ、次の国政選挙までみんなの党は存続しているのだろうか? 何しろ、みんなの党の議員の大半は、渡辺人気の風に乗って当選した人たちだ。自力当選できそうなのは、浅尾幹事長と東京地方区を勝ち抜いた松田公太参院議員など、ごくひと握り。その不安につけ込まれて、ひとり、ふたりとほかの有力政党に引き抜かれる議員が現れ、みんなの党は“草刈り場”になってしまう可能性が高い。

その後に待ち受けるのはみんなの党の消滅である。そうなれば、しばらくは安倍・自民との裏パイプ役として影響力を維持しながら、次の国政選挙後に復活を期すという渡辺氏の思惑もご破算になる。いずれにしても政治家・渡辺喜美氏の前途は多難だ。

こうなるとがぜん、次の関心は今回の辞任劇が、野党再編にどのような影響を及ぼすのかという点に移ってくる。

■一番“高笑い”をしているのは……

結いの党、そして日本維新の会とは連携しない――渡辺氏が代表としてにらみを利かせている間は、それがみんなの党の方針だった。

しかし、渡辺氏が代表を辞任して表舞台から去ったことで、みんなの党が維新、結いの党と連携に動く目が出てきた。みんな、維新、結いの党がまとまれば、民主党を抜いて衆院で野党第一党になる。

注目すべきは現在、第一段階として、参議院での維新と結いの党の統一会派づくりが進んでいることだ。その先には、今国会中に合流する構想があり、道州制の導入など、61項目の基本政策で大筋合意している。

これに不満を募らせていたのが、石原慎太郎(しんたろう)共同代表率いる維新の旧太陽グループだ。リベラル色の強い結いの党に対し、石原代表は「われわれの目標は改憲。結いの党は護憲の政党じゃないか」と、合流に不満タラタラだった。

それでも渋々ながら結いの党との合流を認めているのは、あまり突っぱねすぎると、維新そのものが旧太陽系グループと大阪維新の会グループに分裂しかねないと危惧したためだろう。分裂すれば、旧太陽グループも弱小政党となり、消滅の危機に陥る。今は黙って結いの党との合流を認め、そのうち時間をかけて丸め込んでしまえというのが、旧太陽グループの本心だ。

それに対して結いの党も橋下代表との連携を深め、とにかくリベラル色、改革色の強い政策を押し込んでゆく。それで旧太陽グループが反発し、党を割ってくれるなら儲けものくらいのことは考えていたはず。いわば、合流をめぐり、結いの党と旧太陽グループは緊張をはらみつつ、均衡していたのだ。

しかし、これからは渡辺氏抜きのみんなの党が維新に秋波(しゅうは)を送ってくることもあり得る。このまま座して他党の草刈り場になるよりは、衆参22人の議員がひとつにまとまっている間にできるだけ高く「身売り」し、今後の勢力を保ちたいと考えるのは合理的である。

そうなると、高笑いするのは石原代表と旧太陽グループだ。みんなの党の取り込みに先んじれば、橋下代表率いる大阪維新グループに対して優位に立てる。

そして、結いの党は旧太陽グループとの均衡が崩れ、苦しい立場になる。勢力を強めた旧太陽グループが結いの党との合流をいやがれば、結いの党としては維新との合流を確実なものにするため、旧太陽グループの要求を受け入れ、あいまいにしてある安保政策について右寄りの政策をのむことを迫られかねない。結いの党・江田憲司(けんじ)代表にとって“宿敵”である渡辺氏の辞任だが、皮肉にも自身の政局を不利にしかねない要素になってしまったのだ。

民主党はどうか? 今のところ、大きな動きは見えない。渡辺氏の辞任によって他党がどう動くのか見極めているといったところだ。ただ、低調が続く民主党は次の国政選挙の候補を絞りきれずにいる。野党第一党の座を死守するために、みんなの党の議員引き抜きを狙うのは確実だろう。

とはいえ、今回の辞任劇で政界が液状化するような野党再編は起きないだろう。しょせんは「コップの中の嵐」にすぎず、“一強国会”を謳歌(おうか)する安倍・自民を脅かすような波乱ではない。

それどころか、維新とみんなの党が合流すれば、その憲法観や安全保障政策は安倍政権と極めて近いものになるはず。つまり、野党再編が起こったとしても、それは自民党の補完勢力を生み出すだけなのだ。そう考えると、今回の辞任劇で一番高笑いをしているのは安倍首相なのかもしれない。

■古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。新著は『原発の倫理学』(講談社)。『報道ステーション』(テレビ朝日系)のコメンテーターなどでも活躍

(撮影/山形健司)



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/290.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 幹事長の声もある小渕優子氏 父の「人たらし」DNA受け継ぐ(週刊ポスト)
幹事長の声もある小渕優子氏 父の「人たらし」DNA受け継ぐ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140416-00000004-pseven-soci
週刊ポスト 2014年4月25日号


 今夏に行なわれる予定の内閣改造だが、ここにきて党の要といわれる幹事長候補に、小渕優子氏(40)の名が浮上してきているという。小渕氏が所属する額賀派(旧経世会)では小渕氏の領袖待望論もあり、すでに帝王教育も受けている。

 党内に小渕支持派は多く、なかには「お嬢(小渕氏)を総理にすることがオレの役目」と公言してはばからない議員もいる。

「父親(小渕恵三元首相)が謙虚で人間関係を上手に作ってきた人なので、“お父さんには世話になった”という国会議員が中堅以上には多い」と政治評論家の浅川博忠氏がいうように、父の影響が大きいのはたしかだ。

 もちろん彼女自身にもそうさせる人間的な“魅力”が備わっている。

「昨年、安倍首相に大臣ポストを打診された際には同じ派閥の先輩でまだ大臣になっていない竹下さんに気を遣って、申し出を固辞したとされている。“オレがオレが”の政治の世界にあって、彼女の気遣いが男性議員たちの心を取り込んでいる」と永田町関係者がいえば、小渕氏の地盤である群馬5区の自民党県議・岩井均氏もこう続ける。

「彼女は『日本酒を愛する女性議員の会』の幹事長をなされていて、地元議員との懇親会も時折開かれます。日本酒をはじめ、何でもよく飲む。でも、父の威光を笠に着て偉ぶるところはない。お酒が回ると呂律が怪しくなってくるんですが、そこがまた愛嬌があってかわいらしいんです(笑い)」

「人柄の小渕」と呼ばれた父の「人たらし」の遺伝子を、彼女はしっかりと受け継いでいるようだ。

 女性の登用という面では、党内には小渕氏よりキャリアを積んだ女性議員も多い。だが、小池百合子・元防衛相(61)は、野党(日本新党)出身で、多くの党を渡り歩いてきた政治家人生に党内の反発が大きい。

 安倍政権が女性登用の目玉にした総務会長の野田聖子氏(53)は郵政問題で造反した“古傷”を持ち、政調会長の高市早苗氏(53)にしても新進党出身の“外様議員”という弱みがある。

 そこへきて、首相を父に持つ小渕氏の血筋と男性議員からやっかみを受けない人となりは、永田町の住人たちを納得させるものだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/291.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 反自民で共闘 鹿児島2区補選は野党再編の起爆剤になるか(日刊ゲンダイ)
反自民で共闘 鹿児島2区補選は野党再編の起爆剤になるか
http://gendai.net/articles/view/news/149498
2014年4月15日 日刊ゲンダイ



発端は「政治とカネ」(辞職した徳田毅議員)/(C)日刊ゲンダイ


 はじめて反自民の“野党共闘”が形になった選挙だが――。


 15日告示の鹿児島2区補選。医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件で、自民党の徳田毅議員が辞職したことに伴う補欠選挙だ。「自民党の暴走を止める」を旗印に、民主、維新、結い、生活の4党が共闘を決め、民主を離党して無所属の打越明司前衆院議員を推薦した。野党幹部のひとりは「勝てば野党再編に弾みがつく」と期待を寄せる。


 衆参ねじれが解消し、消費税が上がって初めての国政選挙ということで、安倍政権にとっては一種の信任投票になる。自民党は石破幹事長が12日に奄美大島を訪れるなど、幹部が入れ替わり現地入りする総力戦だ。安倍首相も19日に奄美入りする。


「徳田虎雄前理事長が初出馬した1983年以来、徳洲会が候補を立てない選挙は初めてです。選挙区内に10万票ともいわれる“徳田票”の行方が結果を左右しますが、自民党の金子万寿夫候補は67歳と高齢の上、保岡興治元法相の元秘書です。保岡氏は、中選挙区制時代に唯一の1人区だった奄美群島区で、虎雄氏と『保徳戦争』と呼ばれる日本一激しい選挙戦を繰り広げた相手ですから、徳田後援会は今も拒否反応が強い。徳田票がそのまま自民党に行くとは思えません。今月5日に事務所開きをした金子陣営の演説会でも、200席程度の会場で半分も埋まらないという寂しい状況です」(地元関係者)


■胆力ある政治家が…


 実際、勝機は十分だ。ただ、話はそう簡単ではない。共闘が中途半端なのだ。社民党は結局、共闘に乗らず自主投票を決めた。共産党は独自候補を擁立。先週、政治団体「新党ひとりひとり」を旗揚げした山本太郎参院議員も候補を立てた。弱小野党が票を奪い合って自民を利する、いつものパターンになりそうだ。


 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「勝てる可能性がある選挙なのに、もったいない。『政治とカネ』を争点に共闘するつもりだった野党にとっては、みんなの党の渡辺前代表の一件も誤算だったでしょう。それ以上に大きいのは、野党をまとめあげる胆力のある政治家がいないことです。それぞれの党内もバラバラで、結局、足並みがそろわない。野党再編には、小沢一郎氏のような剛腕が必要です」


 安倍政権の暴走を止めるには、やっぱり小沢に頼るしかないのか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/292.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 大前研一:調査捕鯨敗訴から透けて見える日本の問題(nikkei BP)
大前研一:調査捕鯨敗訴から透けて見える日本の問題
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140416-00000000-fukkou-bus_all
nikkei BPnet 4月16日(水)8時47分配信


 日本が南極海で行う調査捕鯨は国際捕鯨取締条約に違反するとして、オーストラリアが中止を求めた訴訟で、国際司法裁判所は3月31日、「科学的研究を逸脱している」と述べ、現行方式での調査捕鯨の中止を命じる判決を下した。

■19世紀に世界中に触手を伸ばしていた米国

 安倍晋三首相は4月2日、「非常に残念で深く失望しているが、判決に従う」と語っており、日本の捕鯨政策は見直しを迫られることになる。

 一方、日豪EPA(経済連携協定)締結交渉が最終局面に入り、オーストラリアのアボット首相が5日に来日した。牛肉と自動車の関税交渉をめぐり、安倍首相との首脳会談で最終決着に至った。オーストラリア政府にとっては日本の南氷洋での捕鯨中止は内政問題の重要課題で、本来ならもっと声高に勝訴を叫んでもいいはずだが、経済的なつながりの深い対日関係への配慮から、調査捕鯨訴訟の勝利を喜ぶような姿勢は示していない。

 ここで「主な捕鯨の歴史」をご覧いただきたい。

 捕鯨の歴史をひもとくと、9世紀にノルウェー、フランス、スペインが捕鯨を開始。12世紀には日本でも手銛(もり)による捕鯨が始まっている。18世紀には、米国でマッコウ鯨漁(アメリカ式捕鯨)が行われるようになった。

 19世紀には米国が世界最大の捕鯨国となり、ハワイのマウイ島などが太平洋全域の基地となっている。この頃、漂流していた「ジョン万次郎」が米国の捕鯨船に救出され、マウイ島経由でボストンにまで行っている。ボストンもまた大西洋の捕鯨基地として栄えていた。

 同じ頃に『白鯨』を書いたハーマン・メルヴィルの軌跡をたどると驚くほどジョン万次郎の軌跡と一致しているのが興味深い。米国は捕鯨のために文字通り、世界中に触手を伸ばしていたわけで、捕鯨そのものを(人間と同じ)ほ乳類を食用にする「野蛮な行為」と論ずる姿には違和感が残る。

 その後も各国で捕鯨が行われ、1903年にはオランダが世界で最初の鯨工船を出漁させている。1904年には、ノルウェーが南ジョージア島に捕鯨基地を設営して、南氷洋捕鯨を始めた。

■戦後に国際的な管理捕鯨体制、次第に多くの国が捕鯨を中止

 それぞれの国による捕鯨の流れが変わったのは、基本的には戦後になってからである。1946年に国際捕鯨取締条約が締結され、48年には国際捕鯨委員会(IWC)が設立。51年には、日本もIWCに加盟した。

 国際的な管理捕鯨体制のもと、国別割当制が実施されたりしながら、次第に多くの国が捕鯨を行わなくなっていく。日本も87年に南氷洋での商業捕鯨を中止し、調査捕鯨を開始している。

 捕鯨への風当たりが強まるなか、92年にはアイスランドがIWCを脱退し、2006年に商業捕鯨を再開する。ノルウェーもそれに先立ち93年に商業捕鯨を再開している。

 日本はそこまで強硬な態度を取らなかったが、調査捕鯨を続けてきた。その調査捕鯨に対する批判も根強く、今回こうして、国際司法裁判所に舞台が移ったというわけだ。

■裁判に負けることをよく知っていた霞が関

 今回の判決が興味深いのは、実は、日本のなかにも密かに喜んでいる人がいる、ということである。日本の役人たちは、内心では調査捕鯨には無理があると考えていた。しかし、業界との関係もあり、自分たちでは止めることができない。

 今回の裁判では負けるということも、霞が関の役人たちはよく知っていた。そのうえで、「裁判に負けたので、法治国家日本としては従わざるを得ない」という態度を示しているのである。日本の捕鯨基地・下関が地元である安倍首相も、「(裁判で負けた)担当者を叱責」しながらも「法には従う」とあきらめのいいことを言っている。

 本来であれば、業界に対して主体的に「調査捕鯨はもう中止しましょう」と言うべきだった。日本の役人がそうした汚れ仕事を嫌ったために、調査捕鯨はズルズルと続けられ、世界中からバカにされることになってしまった。

 もちろん、なかには「捕鯨は日本の伝統文化であり、それを守るためには調査捕鯨が絶対に必要だ」との考えから、使命感を持ってやっていた役人もいるかもしれない。それでも大半が(理論的に破綻している)調査捕鯨を止めたがっていたのは事実だ。

■判決を「ガイアツ」として利用するみっともない人々

 日本は調査捕鯨と言いながら、形式的な調査だけをして、実際には捕獲した鯨の大部分を市場に流していた。その売却益で調査捕鯨にかかる経費を回していくという仕組みになっていたのだから、鯨を食肉にするということを大前提に方程式が組まれていた。実質的な商業捕鯨を調査捕鯨と言い換えていたのは明らかである。

 また、日本人が鯨を食べなくなっているのに、捕鯨を続けることに意味があるとも思えない。調査捕鯨で捕獲した分でさえ、鯨の肉は消費しきれず、余ってしまっている。

 こうしたマヤカシは、国際的に恥をかく前に、役人かあるいは政治家が止めるべきだった。しかし、止めるべき人たちが傍観している間に、国際司法裁判所に問題が持ち込まれてしまった。実にお粗末な展開と言わざるを得ない。

 今回の判決を「ガイアツ」として利用し、「自分たちには責任はない」「法治国家なので法の裁きには従う」という顔をしている役人や政治家は非常にみっともない。その間、何年にもわたって「日本人はほ乳類を殺す殺人鬼だ!」というプラカードが世界中に溢れ、鯨を食べない日本人までまとめて恥をかかされてきている。

 無責任なやり方で(ごく少数の利権団体の引き起こしている)国内問題を処理する。結果、日本人自体に対する国際的な信頼が揺らぐ、典型的な「日本」の姿である。

■日本人の集団心理を理解するうえで格好な事例

 本件は捕鯨の問題を越えて日本人の集団心理を理解するうえで格好な事例だと思う。

 鯨肉が好きで、1年以内に食べたことがある人は何人いるだろうか? おそらく多くの人は「関心がない」か「どうでもいい」と思っていたのではないだろうか?

 しかし、マスコミが「日本が苦しい立場に追い込まれています」という言い方をすると、裁判でシロ判決が出ることを期待してしまう。日本のマスコミは対外交渉になると暗黙のうちに少数利益団体の立場を取っているのである。

 環太平洋経済連携協定(TPP)やEPAの交渉でも全く同じで、実際米国の要求通りに農産物や畜産物の関税がなくなれば食品が安くなる。国産の肉や穀物が好きな人は高くても買うだろうから、一般消費者にとっては選択肢が増えるメリットがある。

 「厳しい交渉」という甘利明特命担当相が顔をしかめて交渉から出てくると、応援したくなる。その時に多くの日本人は二つのことを忘れている。一つは消費者としての自分、二つ目は納税者としての立場である。

■国民生活者・消費者の声が聞こえてこない

 当然消費者としては安い選択肢が増えることを歓迎するし、最近では国産の霜降り肉よりもオーストラリア産の赤身の肉などが好まれているので(それと競争する)米国産が増えることは悪い話ではない。また米国の要求する“厳しい条件”で決着すれば、当然政府は農家に補助金を出し、ダメージの緩和に努めるだろう。

 それを負担するのは他ならぬ自分たちなのである。ウルグアイラウンド対策費として42兆円ものカネを使って農地整備をしたが、日本の農業は少しも競争力が付かなかった。カネを使うほど市場競争力は遠のいていった。これが日本の現実である。

 いいかげん国民が政府のこのまやかしに気がついて、「オバマ大統領の来日までには何とか決着を」と必死になっている姿を「(補助金を積み増すための)演技はやめろ!」と指弾しなくてはいけない。

 日本という国が海外から理解しにくいのは国民生活者・消費者の声がマスコミの論調にもなっていないからである。サイレントマジョリティの声は文字通り「声なき声」で、海外からも国内にいてもほとんど聞こえてこない。

 南氷洋の鯨をめぐる日本の敗訴は小さな問題だが、そこにより大きな日本の問題が透けて見えてくるのだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/293.html

記事 [政治・選挙・NHK164] これはヤバイ!日豪EPAで発がんリスクのある成長ホルモン入り牛肉の輸入が増える!





http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/294.html
記事 [政治・選挙・NHK164] 子どもたちの貧困――人口減少社会へ対応しなければならない時、これが実態(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/172a9298da16a531e25f16c51fcbf3ed
2014-04-16 07:34:00

 「人口減少による労働力不足が一層深刻になってきた」という内容の日本総人口推計が昨日4月15日、総務省から発表されました。

 昨年10月1日現在の人口推計で、3年連続の減少。減少幅は21万7千人と過去最大。生産年齢人口(15〜64歳)は8千万人を下回った。65歳以上の高齢者の割合は総人口の4分の1を超えた。典型的な「超高齢・少子社会」になってきた。人口が今後も減り続ける傾向は、止められない。

 深刻なのは、「子どもの6人に1人が貧困状態にある」という実態です。

 「チャイルド・プア 社会を蝕む子どもの貧困」(TOブックス)を書いた新井直之氏(NHK報道番組ディレクタ―)は、「学校給食だけが唯一の食事だという小学生。一家で夜逃げをせざるをえなくなり、2年間、車上生活で勉強が大幅に遅れてしまった中学生。家庭崩壊から10代でホームレス生活を送った男性……」を取材しています。

 自らの意思とはまったく無関係に貧困状態に置かれた子どもたち。そんな子どもたちの貧困は、「意識して見ようとしないと見えない」「子どもの貧困を隠しているのは他ならぬ、大人なのではないか」

 よくよく見ると、経済的な厳しさ以上に、子どもたちが劣悪な家庭環境に置かれているケースが多いそうです。例えば、親による虐待やネグレクト(育児放棄)を受けている。あるいは、親が精神疾患を抱えていたり、ギャンブルやお酒に依存していたりして、家庭が崩壊しているケースなどが少なくない。

 「貧しい家庭で育っても、努力して勉強すればそこから抜け出せるはずだ」というのはもはや幻想かもしれない。貧しい家庭に育つ子どもには努力する土台すら与えられていないのではないか。

 食事も満足に与えられなかったり、母子家庭で自分が幼い弟や妹の世話をしなければならなかったり、親から日々暴力を受けていたりしていれば、そもそも勉強の意欲なんて湧くわけがありません。

 社会の標準的な所得の半分以下の所得しかない世帯のことを「相対的貧困世帯」と呼ぶのですが、金額でいうと2人世帯では177万円、3人世帯で217万円など。比較的新しいデータでは、子どもの「6人に1人」が相対的貧困状態にあり、子どもの相対的貧困率は15.7%、実数で232万人だそうです。

 しかも、1990年代に入ってから、子どもの貧困率は大きく上昇していて、その上昇率は他のどの年齢層よりも高くなっています。

 新井氏は、「近年、格差や貧困がますます広がる中で、そのしわ寄せを最も敏感に受けているのは、子どもたちだということでしょうか」といい、さらに「日本の母子世帯の貧困率が国際的に見ても際立って高く、有効な対策が未だに打たれていない背景のひとつには、シングルマザーの方々への無理解があるのかもしれません」と考えています。

 「豊かなはずの現代の日本で、所得が低くて苦労している女性は、『努力が足りない』とか、『仕事を選んでいるからではないか』などと、個人の心の問題として自己責任を問われる風潮があるように感じます」

 「国を動かす政治家や官僚、企業のトップの多くが、こうした社会の底辺で暮らす人たちの生活を想像すらできないとすると、さらに悩ましい状況です」

 小泉政権から特に目立ってきた「自己責任」思想の押しつけ。市場原理主義の背景となる思想で、とくに気のいい責任感の強い人の間に浸透しました。

 その結果、日本社会のボロボロ化が進みました。そして、みんなが気がついた時には、もう手遅れというところでしょうか。

 それでも真剣に抜本的な手を打とうとする兆しは見えません。現実に進んでいるのは、問題の先送りです。子ども性質の貧困化はますます酷い状態になっていきます。シングルマザー問題も、深刻化していきます。

 もうリカバリーショットも打てそうにありません。日本社会は、落ちるところまで落ちるモードに入ったようです。「第3の矢を急がなければ」と成長至上主義の安倍政権が続くかぎり、抜け出す道さえ模索できそうにありません。

 それでも、「超高齢・少子社会へ適応する道」を探らざるを得ない時機が、すぐに訪れます。

 

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/295.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「修身」復活をねらう安倍の人間観(永田町異聞)
「修身」復活をねらう安倍の人間観
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-11823091585.html
2014年04月15日 永田町異聞


戦後、GHQによって廃止された「修身」の徳目を、「いじめ対策」などの名目で復活させようというのが安倍首相の根底にある教育政策だ。

安倍晋三の「晋」は高杉晋作の名から一字をもらったという。

吉田松陰、高杉晋作ら尊王を掲げた幕末の長州人が等しく崇敬したのは、後醍醐天皇に叡山への移動を建言しながら受け入れられず、それでも忠誠をつくし、死を覚悟で湊川における足利尊氏軍との決戦にのぞんだ楠木正成であろう。

そのため明治から昭和20年まで、忠臣・楠木正成、逆賊・足利尊氏という善悪イデオロギー的なイメージがこの国に定着していた。

しかし、吉川英治は「私本太平記」で、この両雄に新しい人間的な生命を吹き込み、一方を賛美することなく、人間が生きる切なさを活写した。

筆者は「私本太平記」で、楠木正成が、ともに戦うべく父を追って来た15歳の息子、正行を河内の郷里へ戻るよう命じ、永遠の別れをする場面に心を動かされる。正成の語るこのセリフは、なんと美しいことか。

正成「そなたはまだ浅春の蕾だ。春さえ知ってない。人の一生にはたくさんなことができる。誓えばどんな希望(のぞみ)でもかけられる。父と共に死ぬなどは、そのときだけのみずからの満足にすぎん。世の中もまた定まったものではない。易学のいうように、時々刻々、かわって行く。ゆえにどんな眼前の悪状態にも絶望するにはあたらぬ。」

正行「………」

正成「それなのに、父は死のたたかいに行く。これは父がいたらぬからだ。みかどの御為とは申しながら、かくならぬ前に、もっとよい忠誠の道を、ほかにさがして、力をつくすべきであった。いや心はくだいたが、この父にそこまでの能がなく、ついにみずからをも窮地に終わらすほかない今日とはなったのだ。…そのような正成に、若木のそちを共につれてゆくことはできぬ。そなたは正
成のようなおろかしい道を踏むな」

正行「………」

正成「まず、あと淋しかろう母に成人を見せてやれ。この後は、ふるさとの河内一領を保ちえたら、それを以て、僥(しあわ)せとし、めったに無益な兵馬をうごかすでないぞ。ただ自分を作れ、自分を養え。そして一個の大人となったあかつきには、自然そなたとしての志も分別もついて来よう。その上は、そなた自身の一生だ。身の一命を、いかにつかうかも、そのときに悔いなき思慮をいたすがよい」

正行が父の訣別の言葉をどう受け取ったにせよ、作者が正成に語らせているのは尊王思想でも、忠君の死を美化するものでも、英傑の勇猛な言辞でもない。人間としてあたりまえの心情を伝えたかったに違いない。

同じ事実でも、解釈は幾通りもある。それを教えるのが教育であり、他者、他国への理解を深め、自らを省みて、人どうし互いに異なることの素晴らしさ、難しさ、つらさを胸に包みながら生きてゆくのが人生ではないだろうか。

大下英治の「安倍晋三と岸信介」という本に、安倍晋三へのインタビューが収められている。安倍の国家観、教育観が次の発言にくっきり浮かび上がる。

「たとえば、救国において、国のために命を懸けるという考えについて述べますと、教育現場では、国のために命を懸けるなんてことは馬鹿なやつがすることだと言う教師もいるわけです。…得になること、利益になることだけをやりなさいと教えるわけです」

国のために命を懸けるのは尊く、命を懸けないのは自分の利益だけを考えることだ、というのが安倍の基本認識らしい。

だが、国のために命を懸ける必要はないと言う先生が、自分の利益になることだけをやりなさいと教えているとは限らない。

百歩譲って安倍がそう考えるのは自由だとしても、これを絶対的真理であるかのように、様々な問題に当てはめ、国を動かしていこうとするところに、彼の勘違いと危険性がある。

「血の同盟」。かつて 岡崎久彦とともに出した著書「この国を守る決意」で、安倍は日米関係をそのように表現した。

「いうまでもなく、軍事同盟というのは“血の同盟”です。日本がもし外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流します。しかし、今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはないわけです」

自衛隊が血を流さないのでは、対等なパートナーとはいえず、だからこそ集団的自衛権の行使が必要だと力説する。

「この問題から目をそむけていて、ただ、アメリカに文句を言っていても物事は前進しませんし、われわれの安全保障にとっても有益ではないと思います」

かりに中国が尖閣を侵略してきたとき、いかに同盟国とはいえ米国が守ってくれるとは限らない。米国が攻撃されたときに自衛隊が血を流す間柄になってこそ、米国も本気で尖閣の防衛にあたってくれる。安倍はそう言いたいらしい。

一見、もっともな理屈である。たしかに、米国が中国と戦ってまで日本を守るという認識は甘すぎる。しかし、集団的自衛権の行使ができるようにしたら、事情が劇的に変わるだろうか。そうとも思えない。

日本の防衛にとっての本質的な問題は別のところにあるからだ。米国が中国と対峙する姿勢を示しながら、武力を行使したいとはつゆほども思っていないという現実を直視するべきであろう。

米国にすれば、安倍政権が中国や北朝鮮の脅威を喧伝し、米国製の戦闘機などの兵器を大量に買ってくれることは大歓迎にちがいない。しかし過剰な対立は困るはずだ。

東アジアの適度な緊張なら米国にとって都合がいい。日米同盟の価値が冷戦終焉後も色褪せないのはそのためだ。おかげで列島85か所に米軍の基地・施設をめぐらし、世界軍事戦略のために自由に利用できる特権を与えられている。

しかし、適度な緊張のバランスがくずれて、中国と日本の間で軍事衝突が起こるようなことだけは、どんなことをしても避けたい。それが米国の本音だろう。

はっきりいうなら、米国は中国と戦うために日本の集団的自衛権行使を必要としているのではない。

にもかかわらず、安倍首相はおもに尖閣に対する中国の侵攻を意識して、集団的自衛権の行使を実現させようとしている。ここに日米両国の大きな意識の乖離がある。

米国にはもはや、日本とともに本気で中国を封じ込めるだけの、国防予算の余力がない。また、経済的な損得勘定からみても、米国が中国とコトを構えるとは思えない。

なのに、安倍政権は中国、韓国を靖国神社参拝や歴史認識で過度に刺激し、東アジアに不穏な空気を招き入れている。米政府にはとうてい理解できないことに違いない。成熟した国のリーダーの姿ではないからだ。

安倍の人間観は、国のために命を懸ける人と、そうではない人に二分されているように思える。

国のために命を懸けるといって武器をとってきたのが20世紀の戦争ではなかっただろうか。個々の人間どうしなら仲良くできる人々が、国のために戦い、殺し合い、大切な家族や友人を失ってきた。

安倍は3.11大震災に関してこう指摘する。「国のために命を懸けるなんて愚かなことだと、子どもに教えているような学校の先生たちは、おそらく我先に逃げ出したんじゃないかと思いますよ」

はたしてそうだろうか。命を大切にする。他人の命も、自分の命も。ヒューマニズムの根本だ。それを教えたからといって、「国のために働く」ことを否定しているわけではない。それを「愚かだ」と言っているわけでもない。

子どもたちの命が危ういと思えば、大人として当然、自らの命を賭して助けるだろう。

大切なことは、どこの国の人であろうが人命は尊いという思いだ。自国のために他国を破壊していいわけがない。現実的に困難ではあっても、国と国の間で武力の応酬がないよう、国のために命をささげる必要などないよう、努力していくのが今に生きるわれわれのとるべき道ではないだろうか。

論理のすり替えはやめてほしい。あたかも戦前の亡霊が語るようなこじつけの理屈は無用だ。

 新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/296.html

記事 [政治・選挙・NHK164] カネずるの昔のよしみ後を引く/DHC吉田会長と江田憲司・結いの党代表のおカネの関係
カネずるの昔のよしみ後を引く 






 



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/297.html
記事 [政治・選挙・NHK164] 謝罪放送に批判200件=NHK(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140415-00000116-jij-pol
時事通信 4月15日(火)17時56分配信

 NHKは15日、籾井勝人会長が13日の情報番組で、従軍慰安婦などに関する就任会見での発言やその後の混乱に関し謝罪したことに対し、同日から14日夕にかけ視聴者から約270件の意見が寄せられ、そのうち約200件が批判的意見だったと明らかにした。衆院総務委員会で、近藤昭一氏(民主)に対しNHK理事が答弁した。

 籾井会長は、13日午前の「とっておきサンデー」で「会見は不慣れだったため、複数の意見がある事柄についてNHK会長の立場と個人の立場を整理しきれないまま発言した」と謝罪。その上で「放送の自主自律を貫く」と強調し、会長として責任を果たす姿勢を示していた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK164] ロクでもない政治家とそのお友だちが語る「戦争」に、なんで新聞・TVはこんなにも寛大なのだろう。…
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-0e63.html
2014年4月16日 くろねこの短語


ロクでもない政治家とそのお友だちが語る「戦争」に、なんで新聞・TVはこんなにも寛大なのだろう。そんなに「戦争」したければ、まずは「総理からどうぞ」。


 「戦争」という言葉がこれほど生々しくメディアを駆け巡ることが、これまであっただろうか。「いうまでもなく、軍事同盟というのは“血の同盟”です」なんてことを白昼堂々と口にしちゃう男を、ソーリ大臣にしちゃったことがそもそもの始まりなんだろうね。

 で、このロクでもない世襲政治屋は、お友達にもロクなのがいません。そのひとりに家庭を守ることこそ女史の本懐と叫んで憚らない長谷川三千子という埼玉大学名誉教授がいる。売文を生業とする百田センセイと同じく、レレレのシンゾーが送り込んだNHK経営委員でもあるんだが、このおばさんが日本外国特派員協会の記者会見で、「積極的平和主義は常に戦争に近いところを行く。時々戦争そのものになるだろう。実際、食料かなにかを運ぶのでも殺されるだろう。戦地と非戦闘地域との境目はない。積極的平和主義とは戦地に行くことだと考えなければいけない」なんてオットロシーこと口走ってます。

・田中龍作ジャーナル
「積極的平和主義は時々戦争そのものになる」 首相のオトモダチが仰天発言
 http://tanakaryusaku.jp/2014/04/0009133

 なんか、どいつもこいつもタガがはずれて、それをまたマスメディアが見て見ぬ振りをするもんだから、どんどん調子に乗っていくって寸法です。豚もおだてりゃなんとやらと言うけれど、ひとたび木に登り始めた豚を引きづり降ろすのは容易なことではない。それどころか、あっちでもこっちでも木に登る豚が出てくるから厄介なのだ。おそらく、日本が泥沼の戦争に引きづり込まれたのも、ちょっとしたタガのはずれ具合を放置したことが要因のひとつなんですね。。

 ロクでもない世襲政治屋は、作家の大下英治のインタビューに3.11を引き合いに出してこんなこと言ってたそうだ。曰く、「国のために命を懸けるなんて愚かなことだと、子どもに教えているような学校の先生たちは、おそらく我先に逃げ出したんじゃないかと思いますよ」。なんとまあ乱暴な言い草だろう。なんの根拠もないこうしたデマゴーグに対して、ジャーナリズムの寛容さというのは信じ難いものがある。

・永田町異聞
「修身」復活をねらう安倍の人間観
 http://ameblo.jp/aratakyo/entry-11823091585.html

 ジャーナリズムのこの無節操な寛容さが、どれほどレレレのシンゾー一派を増長させていることか。鳥インフルエンザ発生の緊急時にレレレのシンゾーと一緒にゴルフしてたのがフジTVの会長というのはなんとも象徴的なことで、こんなんじゃレレレのシンゾーに批判的なニュースには絶対になりません。なんでもかんでも閣議決定で事を進めて行くという独裁的な政治手法が、いとも簡単に罷り通ってしまうのもむべなるかなっ、てことでお後がよろしいようで。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/299.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「マスゴミ独占で気分は最高! STAP細胞も200回作りました! 皆さん、もっと同情してくださいね?」 STAP小保方
ラ・ターシュに魅せられて
http://latache1992.blog56.fc2.com/ より一部抜粋

この理科学研究所。
略して、利権・・と呼ばれるくらい
利権にどっぷりと浸かっています。 (笑)
6人いる役員待遇の理事のうち
3人は霞ヶ関出身者の指定席。
住宅補助など諸手当を含めると
年収2000万を軽く超えます。 (苦笑)

東京近郊 和光市にある本部の総面積は、なんと82000坪!
東京ドームがすっぽり6個も入っちゃいます。
何を隠そう・・
この気弱な地上げ屋。
この利権の総本山へ潜入したことがございます。 (笑)

ここの幹部の
個人的な不動産取引に関与したため
契約の打ち合わせやらなんやらで・・
4回くらい行きましたかね。
「ウチの食堂・・美味しいから食べてってよ?」
お誘いを受けて食事したのですが・・
確かに・・
良い材料を使って、丁寧に作ってます。

しかも・・
安い。
お腹一杯になるような定食たべて・・
コーヒー飲んでも・・
100円玉3つもあればお釣がきます。 (苦笑)
でもそれは・・勤務者料金。
ビジター料金と言うのが別にあって
同じものを食べても、
勤務者とビジターとでは、料金が倍以上違います。
バレたら批判の的になるとでも考えたのでしょう?
料金は現金での支払いではなく
いちいちカードに現金をチャージして
デビッドカード化して使用させる。
まったくムダな経費かけてます。

それほどまでに、批判を恐れる
小心者の集団。
それこそが利権です。 (笑)
利権の奥深さを物語るのが・・
広沢クラブと呼ばれる・・
勤務者専用の夜間接待施設です。

この施設には
ヒラの研究員などが行っても
ビールや安いワインしか置いてませんが・・
幹部職員に連れられて行くと・・
奥の冷蔵庫から・・
Ch.Margaux・・などが出て来ちゃいます。 (苦笑)
グラスも・・
リーデルの特注品。
「そこまで揃ってちゃ? 料金は凄いことに?」
こう考えるアナタ!?
利権を舐めてます・・。 (笑)
気弱な地上げ屋はご馳走になったワケですが・・
気になって、恐る恐る訊いてみました。
でも、なかなか教えてくれません。
そこを無理矢理聞き出すのが・・
気弱な地上げ屋の気弱なところ・・。(笑)

驚きました。
生産地のシャトーの直売所で買うより安い!(苦笑)
安いどころか・・
生産地価格の半額以下・・
三分の一の価格です。
多分・・
原価切ってます。 (苦笑)

利権価格・・とも言われておりますが
こうなると、もう笑うしかありません。 (笑)

でも気になるこの価格差は?
どうやって補填するの?
それは・・
申し上げるまでもございませんね。
皆様の・・
血税でございます!(苦笑)



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/300.html

記事 [政治・選挙・NHK164] いつも安倍首相に外交政策の助言をしていると開き直った長谷川三千子  天木直人 
いつも安倍首相に外交政策の助言をしていると開き直った長谷川三千子
http://www.amakiblog.com/archives/2014/04/16/#002941
2014年04月16日 天木直人のブログ


 この世の中は開き直ったもん勝ちだ。

 それにしても安倍首相やそのおともだちはどうしてこんなに開き直る連中ばかりなのか。

 そう思わせる記事をきょう4月16日の毎日新聞に見つけた。

 NHKの経営委員である長谷川三千子埼玉大学名誉教授がきのう4月15日、日本外国特派員協会で記者会見を行ったという。

 そこで彼女は「(きょうは)NHKの経営委員として来たのではない」と断った上で次のように語ったという。

 「安倍首相の支持者、外部の助言者」として、日本の伝統や外交政策について「いつも(安倍首相に)助言している」と。

 そして積極的平和外交には武力が必要であるという持論を述べたという。

 長谷川氏と言えば1993年に朝日新聞社におしかけて社長の前で拳銃自殺した右翼団体元幹部を礼賛し、追悼文を発表したという人物だ。

 右翼テロリストを礼賛するような人物が公共放送の経営委員にふさわしいのかとさんざん問題にされた人物だ。

 そんな批判はどこ吹く風で居座り続けている。

 それどころか外国特派員協会で、自分は安倍首相の外交助言者だと公言している。

 積極的平和外交には武力が必要だと安倍首相に助言していると臆面もなく語っている。

 今の日本を見ていると開き直ったもん勝ちだ。

 そして安倍首相やそのおともだちはそんな厚かましい連中ばかりだ。

 そんな連中ばかりだから日本が悪くなるのである(了)


関連記事
「積極的平和主義は時々戦争そのものになる」 首相のオトモダチが仰天発言(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/282.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「首相は責任という言葉を“自分は決めた”というニュアンスで使ってる節があるので気がかり:てんたま氏」(晴耕雨読)
「首相は責任という言葉を“自分は決めた”というニュアンスで使ってる節があるので気がかり:てんたま氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13933.html
2014/4/16 晴耕雨読


https://twitter.com/tentama_go

安倍首相がTPP交渉で気になる言い方をしてる・・

>「オバマ大統領の来日を控え最終段階。厳しい情勢だが責任ある判断を下したい」 http://t.co/UcsbDuQeRC

今までは多少なりとも国益を感じさせるワードが一応含まれていたのですが、それさえ消えてるんですよね・・・

<安倍首相のTPP絡み発言 憲法解釈変更の時もそうでしたけど、首相は責任という言葉を“自分は決めた”というニュアンスで使ってる節があるので気がかり・・

甘利TPP相が米国訪問早々に「大統領訪日の前に大筋合意を目指す日本の立場」を伝えたそうです・・。

TPPって脱退じゃなく「何とかして成功させる」ものだったみたい。

「そのことは日米両政府とも、首脳レベルで確認」と外務省事務次官 http://t.co/B3WLljIgp0

訂正:日本の立場を伝えたのは斎木事務次官ですね。

甘利氏はまだ渡米してませんでした(-_-;)

とはいえ甘利氏も「オバマ大統領訪日時に、TPP協議が前進しているようにしたい」とは言ってますけど・・・ http://t.co/lV8SEApE8a

TPPで気になる情報がまた。

TPPの首席交渉官会合が5月12〜15日のベトナム開催で調整。

「事務レベル協議で最終段階まで間合いを詰めるまでは開催しない」予定だった会議なので、 4月末〜5月頭には最終段階に来てると各国が認識してることに http://t.co/HWPRO2Ffr8

オバマ大統領の来日で都民の方の生活に一部制限が出ますのでご注意。

都内が厳戒態勢となり、一部駅のコインロッカーの使用中止や4/24と4/25の首都高速規制などが発表に。

都内での今週末の予定は慎重に立てるか回避がいいかもしれません・・ http://t.co/OjMzCDV42K

本来権限ないはずの自民の西川TPP対策委員長があちらこちらにTPPの根回しにいってますが、安倍政権の後押しがやっぱりあるようです

>政府にとっても西川氏が関与することで交渉結果への党の不満を抑制できることから、西川氏の動きを後押し http://t.co/TNvZeyZsXk

西川氏が関与することでTPP交渉結果についての自民への不満を抑制できるというのは意味が不明・・・

政権除くと自民内の責任者みたいなものだから、自民にやっぱり不満が行くだけと思うのですけど・・

それに西川氏の動き自体知らない人も結構いそうですし・・・

東電が汚染水測定でのβ線の影響を過小評価していた問題で、1リットル当たり 8千万 → 2億8千万ベクレル へと大幅上方修正。

一部は外洋に流出で、事故評価尺度は「レベル3」 http://t.co/WRN4zEzgxt3.5倍って上方修正という言葉のイメージのレベルじゃない気が(-_-;) <実は2億8千万ベクレル



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/302.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 産経よ韓国マネーの影響?ー韓国を除くな 「衣食足りて礼節知らぬ国々」4/16 産経抄
参照サイト
産経よ韓国マネーの影響?ー韓国を除くな 「衣食足りて礼節知らぬ国々」4/16 産経抄
http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/sankeiyo-kankokumaneynosei-20140416.htm
Newsソース
産経抄 衣食足りて礼節知らぬ国々 4月16日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140416/erp14041603300001-n2.htm

衣食足りて礼節を知る、という。中国古代の書『管子』にある言葉で「礼節」を「栄辱」という場合もある。生活に困らなくなって人は初めて礼儀や道理をわきまえる、といった意味だ。日本では戦後の経済復興のさい、戒めとしてよく使われた。
▼だが現代の中国やロシアに、この箴言(しんげん)は無縁のようだ。経済成長の勢いで周辺国の領土・領海に触手を伸ばす中国については、もう説明もいらない。一方、ソ連時代への回帰を目指しているようなロシアも、衣食足りて一段と礼節を忘れていっているかに見える。

▼驚いたのはロシア下院議員が旧ソ連の解体は違法だと「捜査」を求めているというニュースだ。ソ連消滅は1991年12月だったが、その8カ月前の国民投票で約8割が連邦維持に賛成していた。それなのに指導者たちが強引に押し切った、というのが彼らの主張らしい。

▼だが考えてみてもいい。当時のソ連、とりわけロシアは深刻な経済危機を抱え食糧難にあった。このため前年に共産党独裁を放棄するとともに、「身軽」になって再建しようとしたのがソ連解体だった。むろん連邦を構成する多くの国も独立を望んだのだった。

▼その後ロシアは石油価格高騰もあって経済復興を果たした。本来ならここで国際社会の構成員として、節度ある他国への態度をとってもいいはずだ。だが現実は逆である。ソ連時代の横暴さに戻り、ウクライナの混乱に乗じてクリミアを併合してしまった。

▼「ソ連解体違法論」は、旧ソ連ウクライナの独立に難癖をつけ、クリミア併合を正当化する狙いのようだ。プーチン政権そのものが今、ソ連時代を美化する史観の流布に躍起だという。ソ連の呪縛から逃れた国にとって悪夢がよみがえる思いだろう。

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ロシア用の別枠を設けて社説にしたいのならロシアを除外すべきだろう。

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 真意は“安倍降ろし” 舛添都知事「電撃訪中」のシタタカ(日刊ゲンダイ)
真意は“安倍降ろし” 舛添都知事「電撃訪中」のシタタカ
http://gendai.net/articles/view/news/149538
2014年4月16日 日刊ゲンダイ



安倍自民の支援で都知事当選/(C)日刊ゲンダイ


 東京都の舛添要一知事(65)が15日、24日から3日間の日程で、中国の北京市を“電撃訪問”すると明らかにした。


 3月に都庁を訪れた中国の程永華・駐日大使に「北京市長に都市外交で友好を深めたいと伝えて欲しい」と要請し、15日北京市から招待状が届いたという。都によると、北京市長の招待で訪中するのは96年の青島幸男知事以来18年ぶり。舛添は会見で、王安順・北京市長と会談することや、大気汚染物質「PM2・5」の対策について都の協力姿勢を伝える考えを示した。


 招待された理由について、舛添は「政治的なメッセージは何もない」とシラを切っていたが、中韓に強硬姿勢を貫く安倍首相に“見切り”をつけた中国側が日本で別の外交ルートを模索しているのは容易に想像できる。舛添は舛添で、「自分の方が安倍より上」と思っているから、自分を売り込むチャンスとみているのは間違いない。舛添に出し抜かれた安倍は赤っ恥で面目丸潰れだ。


「会見で、記者から<安倍総理大臣と(訪中について)連絡を取り合っているか>と問われた舛添知事は<私のほうから答えないことにします>とはぐらかしました。そもそも会見は3時間前に突然、設定され、広報担当も会見の中身を把握するために情報収集に奔走したほど急だった。訪中の情報が漏れれば安倍官邸から必ず横ヤリが入る、と思ったのでしょう」(都政担当記者)


■“裏切られた”官邸は赤っ恥


 それにしても、舛添はシタタカというか、計算高い風見鶏だ。都知事選に勝つために自民党に頭を下げ、安倍の応援をもらいながら、勝った途端、手のひら返し。安倍が一丁目一番地と位置付ける改憲についても今年2月、「憲法改正のオモテとウラ」という本を出してケチョンケチョンにブッ叩いた。「成蹊(安倍)だとか学習院(麻生)なんかの出身が国のトップを担うのは無理がある」と発言していたこともある。安倍は怒り心頭だろう。


「PM2・5対策なんて完全に口実で、舛添知事は安倍首相よりも俺の方が外交がうまい、という姿勢を見せたいのでしょう。会見では明らかにされませんでしたが、李源潮・国家副主席など複数の要人との会談を打診しているようです」(前出の都政担当記者)


 政治評論家の山口朝雄氏は「再び国政に転身して総理大臣を狙うつもりなのかもしれません」と言う。裏を返せば、安倍はもう「持たない」とみて、舛添が動き出したともいえる。外交を権力ゲームのオモチャにされてはかなわない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 消費者物価指数だけ絶好調のアベノミクス すべてが逆回転しはじめた!(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/f9a063d69ac2ec4e6f109a6477139cb4
2014年04月16日

 今日は話題が盛りだくさんだ。一つ一つ長々解説コラムも可能だが、ググるような按配で進めていく。まず一番目はウクライナ情勢だ。ウクライナ暫定政権大統領代行のトゥルチノフはCIA長官のアドバイス通りことを進めているのかどうか定かではないが、CIA長官と会談することで、思いを定め、東部の親露派掃討作戦に出た。ロシアのラブロフ外相は北京で習近平主席らと会談を持ち、17日の4者協議がキーポイントになる、と語っていたが、4者協議が始まることを嫌うアメリカ勢力が動いた可能性が高い。当然、4者協議は、平和裏にことが収まる為のものだが、今までの画策が水の泡になる事を嫌ったと考えられる。

 ウクライナ暫定政権側は、“やった、やった”の戦争勝利宣言に躍起となり、ロシアは“やられた、やられた”で状況の不利を追認している。犠牲者の数も、圧倒的に親露派に集中している。プーチンにしていれば、戦車、ヘリコプターを動員した本格ウクライナ軍隊と市民派の戦いの構図を大きく見せようとしている感が窺える。かくたる情報は乏しいが、記憶を頼る限り、スラビャンスク周辺は親露派の手薄な都市であり、双方の傷が浅く済む地域かもしれない。トゥルチノフ大統領代行も、本格的な掃討作戦は、ロシアに内戦介入の口実を与えるし、キエフで展開されるEU支持右派の大きなデモ隊の要求にも応じざるを得ない、ギリギリの選択であったかもしれない。

 いずれにせよ、17日の4者会談が開かれるのかどうか、戦況がのっぴきならない方向に向かうのか、ウクライナ情勢は、ひとつの山を迎えたようである。ロシア通信は親ロ派側の情報として、クラマトルスクの軍用飛行場での強制排除で親ロ派の4人が死亡、2人が負傷したと伝え、飛行場もウクライナ軍に奪還されたと言っているので、何処でプーチンがゴーサインを出すかが、注目される。メドベージェフ首相は、ウクライナ軍が強制排除を始め「ウクライナは内戦の危機にある」と弱者な態度を示しているが、これが演技であることは確実だ(笑)。次には「ロシア人の死者も」と云う一言が、プーチンのゴーサインに繋がるような気がする。

 次の話題は、細川・小泉連合が、脱原発運動を推進するため一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を5月に設立すると云う報道だ。筆者は、「脱成長」と「腹七分目な生きかた」、「日本独自の価値観の創設」の3本柱に共鳴しているので、21世紀日本進路のマイルストーンになって欲しい、と心から応援している。愛国主義にも色々あって、その質はピンキリである。中道や左派には共通のニオイと云うものがあるが、保守右派勢力の愛国主義の色合いは、“ド阿呆”“詐欺師”から“賢者”までと、ひどく玉石混淆なのである。

 この似て非なる愛国主義を色分けする作業に成功すれば、多くの日本人が納得できる社会構築の夢の絵図が描けるだろう。しかし、この種の人間の峻別を一歩間違えると、トンデモナイ人間達をも抱え込み、細川政権時代のように武村正義のような詐欺師のような男を咥え込むリスクも残される。まぁ石原・田母神や百田・長谷川など、見るからにヤバ!と云う人物は排除できても、聖人君主ぶった怪しい奴らが紛れ込む危険はある。細川の殿様資質が仇となるのだが、ネオリベの弊害も経験した小泉が、冥途の土産に、彼独特の博徒臭覚を生かしてくれれば、リスクは若干弱まるだろう。

 「自然エネルギー推進会議」は脱原発を標榜する社団だが、近い将来「政党」になる可能性も秘めている。その為には、自民党が崩壊することが必要なのだが、現状では、「ありえへん!」と一笑にふされるような想定だ。しかし、現在の自民党が盤石と云う思考は間違いだ。最高裁の判断ひとつで、自民党王国は一瞬で消えてしまう。最高裁の判断は別にしても、アベノミクスひとつが、トリクルダウンなど絵に描いた餅と国民が理解した時は、同じように崩壊する。その時、求心力を持つ政党は、現野党には見当たらない。維新もみんなも結いもダメ。民主も共産もダメ。

 小沢一郎が提唱する「オリーブの木」は細川・小泉・小沢と云う図式で成立する可能性はある。そこに鳩山が加われば、非常に面白い組み合わせだ。若い世代がいないとお嘆きのアナタ、河野太郎、小泉進次郎、山本太郎がいるではありませんか!(笑)。21世紀に入って、先進諸国の経済成長は、完全に天井が見えており、異なる「普遍的価値」の模索的な足掻きが、実は現在のアメリカの姿、そのものなのである。海外の多くの識者は、既にそれを知っている。ただ、どの国にも、無知蒙昧であったり、感情の劣化した人々や、変わることを怖れる人々はいるものだ。

 民主主義の偉大なる欠陥は、このような人々を騙し騙しにおいてのみ、改革を進められないところにある。故に、中国の政治体制や、ロシアの政治体制の方が、時代の要請に応じやすい特長を持っている。日本の政治シーンで中国やロシアのような軽業は出来ないのだが、自民党を崩壊させることで、中央集権の崩壊にまで至れる可能性は残される。単に自民党が下野すると云う意味ではなく、崩壊させなければ駄目なのだ。小泉が言い放った「自民党をぶっ壊す」を本心で叫ぶことである。意外に、官僚機構もグタグタになる事もあり得る。その時、司法分野の最高裁との手打ちが最も重要になるだろう。

 細川(殿様)、小泉(任侠)、小沢(党人政治家)らは、本来、国粋主義的資質を有する政治家だ。この社団の発起人に梅原猛や瀬戸内寂聴、市川猿之助、赤川次郎らが参加、賛同者には吉永小百合も名を連ねている。この人々を眺めてみると、日本の歴史を抱えた上で、未来を見定めようと云う意図を感じる。今秋の福島県知事選や来春の統一地方選などでの脱原発候補の支援も視野に入れる、と言っているので、彼ら自身の中から、何人かは実際に立候補する可能性すらある。問題は自民党の崩壊なんてあるのか?と云う疑念だ。それには、ある程度答えておく必要があるだろう。まずは、以下のロイター配信記事を読んでいただこう。

≪ しぼむ日本株売買、海外勢後退し国内勢にシラケムードも

日本株の売買規模が減少中だ。日銀の追加緩和期待を材料にした海外短期筋の売買が後退する一方、国内勢も一段と様子見姿勢を強めている。社会保障や成長戦略など構造問題への取り組みの遅さに、国内勢にはシラケムードも漂う。 長期投資家の「不在」がボラティリティを高め、機関投資家などの手をさらに引かせる悪循環に陥ったと言える。

<海外短期筋が様子見に>

今週に入り、日本株の売買量低下がさらに目立ってきた。今年の東証1部売買代金のワースト3はいずれも4月に入ってからだが、15日は 1兆5682億円と今年2番目の薄商い。前日14日は1兆6099億円と今年3番目の少なさだ。今年最低を記録した4日の1兆5663億円よりもわずかに多いだけであり、市場エネルギーが急激に縮小していることを示している。

売買量の減少にともない、日本株もリバウンド力が弱くなっている。15日の日経平均.N225は反発したが、終値は前日比86円高止まり。前週、約1100円下落した後にしては、ショートカバーや下値拾いの買いが少ない。「米株が反発したので買い戻しが入っているが、相場切り返しの動意は乏しく市場全体はスカスカ」(国内証券)という。

売買ボリューム減少の短期的要因は、海外短期筋が様子見に転じたことだ。日銀追 加緩和期待を材料に、一部のヘッジファンドが先物などを買っていたとみられているが、黒田東彦日銀総裁が8日の決定会合後の会見でデフレ脱却に強気な姿勢 をみせたと受け止められ、早期の追加緩和期待が後退。前週の日本株売りにつながったが、その売りも一巡したことで、市場の売買量が減っている。

日経平均も1万4000円付近で落ち着きを見せ始めているが、初めてライブ中継された黒田総裁の会見は、海外勢にも印象深かったという。安倍晋三首相と黒田日銀総裁が15日に昼食会談したが、市場では「弱い経済データが出るまでは黒田総裁の強気を変えることはできないだろう」(外銀)と声が多く、これまでのような「日銀トレード」は盛り上がらなかった。

<財政問題に強い警戒>

海外短期筋が手を引いてしまうと、商いがほとんどなくなってしまうのが、今の日本株市場だ。年金など海外の長期投資家は、今年も引き続き日本株を買い続けるとみられているが、ウクライナ情勢など海外要因が落ち着くまでは、動きにくい。 株価水準が年初来安値水準まで低下したことで、保有株に評価損が出た個人投資家は買いに動きにくくなっているほか、「機関投資家は相変わらずリスクウエートを気にして日本株投資に動こうとしない」(国内投信)という。

昨年中に約15兆円の日本株を買い越した外国人投資家に対し、日本の個人投資家は約9兆円、生損保は約1兆円、信託銀行は約4兆円を売り越した。年金の売買を経由している信託銀行の売りは少なくなっているが、日本株に消極的という国内勢の傾向は今年に入ってもほとんど変わらない。国内投資家の日本株離れはボリューム低下の長期的な要因だ。

日経平均の予想株価収益率(PER)は13倍台と歴史的にみて割安感もある。だが、構造改革のための政策が期待ほど進まないことで、国内投資家には「金融緩和と財政出動の後、何も変わらず、借金だけが残ったという、これまでと同じ道をたどるのかというシラケムードが漂っている」(大手証 券トレーダー)という。

「懸念されているのは今回の消費増税だけではない。年金制度など社会保障改革は一向に進まず、消費者は将来の負担を警戒している。このままでは10%で消費増税は終わりとは思えないからだ」と岡三証券・投資戦略部シニアストラテジストの大場敬史氏は指摘する。日本の財政問題は長期運用の投資家にとって最大関心事の一つだ。

<高いボラティリティを嫌気>

日本株のボリュームが再び高まるとすれば、やはり日銀の追加緩和だとみられている。ただ、すでに昨年の「異次元緩和」で、それまでの円高・株安環境はかなり修正されたため、前回ほどのインパクトには欠けるとの見方もある。 また、円安になったとしても、来年になれば、前年比での円安効果がはく落するという問題は続く。永遠に追加緩和を繰り返すのは不可能だ。

追加緩和自体のハードルが高くなっている。HSBCの香港在住の日本担当エコノミスト、デバリエいづみ氏は、7月の追加緩和というメーンシナリオの予想は崩していないものの、以前に比べ可能性は低くなってきたとみている。「消費増税を機に物価は上昇しており、ここに円安による輸入物価上昇がさらに加われば、家計の負担は大きい。賃金は上昇していない。消費者物価指数が日銀の想定より高くなれば、追加緩和は難しくなるだろう」と話している。

国内材料が日銀緩和に絞られる中で、イベントを材料に動くヘッジファンドが、機をみて日本株を再び買い仕掛ける可能性もある。しかし、これまでのように追加緩和がなければあっさり売りに転じる公算は大きい。彼らは基本的にポジション・ニュートラルであり、長期的な売買ボリュームを増加させてくれるわけではない。

世界主要株価指数のボラティリティ指数を比較すれば、日本の日経ボラティリティ指数は23ポイント強でトップとなっている。国内の長期投資家の「不在」が、短期売買による相場の振れを増幅し、そのボラティリティーの高さが、さらに長期投資家を敬遠させるという悪循環の構図だ。成長戦略や社会保障改革など将来のビジョンを示し、国内長期投資家に帰ってきてもらうまでは、薄商いのなかで、海外勢の動きや海外材料に、過度に反応するぜい弱な相 場展開が続くとみられている。  
≫(ロイター:伊賀大記 編集:田巻一彦)

 まぁロイターの読みが当たるとまでは言わないが、現状の株式マーケット事情を概ね正確に分析している。日経新聞とは大違いだ(笑)。日本の新聞テレビも酷いものだ、報道機関なんて言えた状況ではない。報道ステーションのウクライナ問題の扱いは最悪だ。如何に、朝日系の米国一辺倒化が窺える。徹底して、ロシア・プーチン悪印象報道には、驚きだ。NHK否、産経、読売より隷属的にアメリカ及びEU諸国を賛美している。ウクラナ問題の経緯を語り、その結果の現在があると云う事実に蓋をして、クリミア併合が突如起こったような話を平気でしている。産経、読売の方がマシに見えるくらい、ウクライナ問題の朝日新聞系は捏造隠ぺい報道が目立ちすぎる。

PS:本日、16日の日経平均は400円ほど上げたようだ。円安が進んだ一過性の動きだろうが、ウクライナ内戦、ロシアの介入など読み込んだ為替相場かもしれない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 片山さんに遠隔操作ウイルスを作成する能力はあったのか(ビデオニュース・ドットコム) 片山氏、佐藤主任弁護人記者会見
片山さんに遠隔操作ウイルスを作成する能力はあったのか
http://www.videonews.com/press-club/0804/003258.php
プレスクラブ (2014年04月15日) ビデオニュース・ドットコム



 遠隔操作ウイルス事件は15日、第六回目の公判が開かれ、被告の片山祐輔氏の元勤務先の同僚が片山氏のプログラム作成能力などについて証言を行った。


 公判後の会見で、片山氏は一連の事件で使われたウイルスが書かれていたC#(シー・シャープ)と呼ばれるコンピュータ言語について、自分はC#で書かれたプログラムをネット上からダウンロードし、それを加工する程度の知識はあるが、遠隔操作プログラムをゼロから作成するだけの能力はないと主張した。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/306.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍政権が現代の奴隷労働=外国人実習制度を拡大-外国人実習生の過労死発生率は日本人の5倍超
安倍政権が現代の奴隷労働=外国人実習制度を拡大-外国人実習生の過労死発生率は日本人の5倍超(togetter)
http://togetter.com/li/654256

安倍政権は、4月4日の経済財政諮問会議・産業競争力会議の合同会議で、「外国人技能実習制度」について、来年度から東京五輪が開かれる2020年度までの時限措置として、日本で働ける期間を現在の3年から5年にのばすことを決定しました。

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安倍政権が現代の奴隷労働=外国人実習制度を拡大-外国人実習生の過労死発生率は日本人の5倍超 http://t.co/A6lxssof3g 安倍政権は「外国人技能実習制度」を来年度から東京五輪が開かれる2020年度まで、日本で働ける期間を現在の3年から5年にのばすことを決定しました

パイプライン設置工事現場において工事用資材の移動作業を行っていたところ、モルタルミキサーが倒れ、道路横の擁壁との間に挟まれ死亡(入国後約34カ月の30代の外国人実習生・中国人男性) http://t.co/A6lxssof3g

作業開始のため、先輩実習生が鍛造用プレス機の作業電源ボタンを押したところ、地上から4メートル上方の同機械の最上部にいた本人が、フリクションクラッチのフライホールの間の隙間に頭を挟まれ死亡(入国後5カ月の20代外国人実習生ベトナム人男性 http://t.co/A6lxssof3g

早朝、うめき声のような音を聞いた同室の実習生が本人のベッドを確認したところ、布団に血液が付着していたため、消防等に連絡したが、既に心肺停止の状態で死亡が確認(入国後約4カ月の30代の外国人実習生・中国人女性) http://t.co/A6lxssof3g

土曜日早朝、宿舎の布団の中でくも膜下出血により意識を失っているのが発見され、死亡が確認(入国後約33カ月の20代の外国人実習生・中国人男性) http://t.co/A6lxssof3g

本人からの申し出により仕事を休ませていたところ、宿舎のベッドに倒れていたため、病院に搬送したが3日後死亡(入国後約33カ月の20代の外国人実習生・ベトナム人女性) http://t.co/A6lxssof3g

グラフは「外国人研修生・技能実習生の死亡者数と死因」。1992年度から2012年度に304人死亡。そのうち29人が自殺、87人が過労死の疑いが濃厚と考えられる脳・心臓疾患で亡くなっています http://t.co/A6lxssof3g http://t.co/aQNjHV7mit
https://pbs.twimg.com/media/BlBHnR9CcAEZRib.jpg

2012年は5.32倍も外国人研修生・技能実習生の過労死発生率が日本人と比べて高く、過労死が一番多発している2008年で比較すると、32.8倍も外国人研修生・技能実習生の過労死発生率は高くなっています。 http://t.co/A6lxssof3g

安田浩一氏による外国人実習生の実態告発:時給は1年目が200円、2年目が300円で、勤務時間は午前7時から
午後10時までが定時。しかし実際は深夜12時過ぎまで続き、なんと深夜12時以降は時給でなくボタン1個をつくるごとに5円などという完全ノルマ制に
なっているところがありました。


外国人実習生の実態:あばら家ですきま風が吹き放題。ストーブもエアコンもなく、お湯もでないので、彼女たちはダウンジャケットを着て部屋の中にいた。沸かしたお湯を2リットルのペットボトルに詰め、それを湯たんぽ替わりにして寝ていました。 http://t.co/A6lxssof3g

外国人実習生の雇用契約書の中に、とんでもないことが書かれているところもありました。その雇用契約書には、「会
社の言うことは絶対に守らなくてはいけない」「定められた休日以外は休んではいけない」、そして、「男女交際をしてはいけない」「妊娠してはいけない」と
いう文言までありました。


工場の壁に名前を書いた表が貼ってあり1日に何回トイレに行ったかを書き込んでいる。1回トイレに行ったら1分間で70円の罰金と書いてある。実際には罰
金は徴収されていなかったが、現場の外国人実習生に対し脅しとしてトイレの回数と時間まで拘束することで1分でも長く働かせようとしていたのです

深刻なのが外国人実習生へのパワハラ、セクハラ。工場の敷地にズラリと並べ、専務が右から順番にビンタしていく。パンパンッとかなり大きなビンタの音が工
場に響き、私が駆けつけたので途中でやめましたが「こいつらが生意気なんだよ。日本人と同じ給料にしろと迫ってきたんだ」とその専務は言うのです

外国人実習生へのセクハラはより一層深刻です。20代の女性のケースでは経営者が「君は工場で働かなくていいから、うちの手伝いをしろ」と言って、経営者
の家の掃除などを女性に押しつけ、そして、夜になるとその経営者がやってきて、彼女は抵抗したのですが無理やりレイプされてしまったのです。

▼関連過去エントリー

外国人研修生に強いられる過労死、発生率は日本人の2倍 - 現代日本に横行する奴隷労働・人身売買 http://t.co/0l5oWqDbYQ



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/307.html
記事 [政治・選挙・NHK164] ヤリ過ぎ オバマ大統領の来日で都内のコインロッカーは全て使用不可能に!警視庁は全職員の3分の1を動員!道路も大規模な規制
【ヤリ過ぎ】オバマ大統領の来日で都内のコインロッカーは全て使用不可能に!警視庁は全職員の3分の1を動員!道路も大規模な規制予定!
http://saigaijyouhou.com/blog-asyuracom-2286.html
2014/04/16 Wed. 18:00:48 真実を探すブログ 



4月23日からアメリカのオバマ大統領が日本に来日しますが、その影響で都内は大変なことになっています。政府はテロ行為などを防ぐために、都内のコインロッカーを全て使用不可能にすることを決定しました。また、警察官を1万6000人も動員して、道路なども一時的に閉鎖するとのことです。


この1万6000人という数は警視庁に勤務している全職員の3分の1を超える人数で、警視庁の動員できる最大規模だと言えます。アメリカのオバマ大統領が来るので、警備を厳重にするのは分かりますが、これはちょっとやり過ぎです。おそらく、安倍首相あたりが気合を入れているのでしょうが、気合の入れ方はズレ過ぎていて、違和感を感じてしまいます(苦笑)。


☆オバマ大統領23日夜に来日へ 異例ずくめの国賓待遇(14/04/15)


☆オバマ大統領アジア歴訪日程正式発表 日本には23日から2泊滞在(14/04/15)


☆オバマ大統領来日で駅のコインロッカー使用不可 「オバマは電車で来ない!」とネットで不満タラタラ
URL http://www.j-cast.com/2014/04/15202254.html?p=all
引用:
アメリカのオバマ大統領が2014年4月23日から国賓待遇で来日するが、ネットの一部では安倍首相とのTPP交渉の最終調整や日米同盟強化に向けた会談よりも、コインロッカーの方が気になるようだ。
東京都内の主要駅のコインロッカーが4月18日頃から使用できなくなるためで、この期間中に上京した場合や、コンサートやイベントに出かける際にコインロッカーを使えないのは非常に困る、というのだ。また、「オバマは電車で来るのか?」などと、オバマ大統領の警護と駅のコインロッカーは無関係だと主張する人もいる。
:引用終了


☆米大統領来日で1万6千人動員 警視庁が警備対策会議
URL http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1104I_R10C14A4CC1000/
引用:
今月下旬のオバマ米大統領の訪日を控え、警視庁は11日、警備対策会議を開き、高綱直良警視総監は担当幹部に対し「総力を挙げ、あらゆる事案を想定して万全の備えをしてほしい」と指示した。


 オバマ大統領は23日から2泊3日で来日する予定。大統領滞在中、警視庁は全職員の3分の1以上に当たる約1万6千人を動員する。


 米国大使館(東京・港)など関係先の周辺で検問を行い、パトロールを強化するほか、1万台以上のビデオカメラを活用して不審者や不審物の早期発見に努める。
:引用終了


☆「国賓」アメリカ合衆国オバマ大統領一行来日に伴う交通規制について
URL http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/obama_2014/obama_2014.htm
引用:
交通規制の日時等
平成26年4月23日(水)〜平成26年4月25日(金)
*上記期間のうち、来日時、離日時及び諸行事の際に交通規制が実施されます。


交通規制実施場所
首都高速道路は、下記の図のとおり交通規制が行われます。



:引用終了


以下、ツイッターの反応





















http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/308.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 原発ゼロ 共闘巻き返し 小泉・細川氏「自然エネ」法人設立へ(東京新聞:核心)


原発ゼロ 共闘巻き返し 小泉・細川氏「自然エネ」法人設立へ
http://magicmemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/534-b237.html
2014年4月16日 東京新聞:核心 俺的メモあれこれ


「原発ゼロ」を掲げる小泉純一郎(72)、細川護熙(76)両元首相が再び動きだした。国民運動の拠点となる新たな一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立する。来年春の統一地方選での脱原発勢力の拡大も視野に、細川氏が敗北した2月の東京都知事選からの巻き返しを狙うが、知事選で見えた課題もある。(宮尾幹成、宇田薫)


■原発をめぐる小泉、細川両元首相の動き



■危機感


「やろう」。都知事選から約1カ月がすぎた3月初旬。小泉氏が細川氏を慰労するため都内で開いた食事会で、どちらからともなく脱原発の活動再開を切り出し、2人は意気投合した。


各種世論調査で過半数が原発再稼働に反対しているにもかかわらず、安倍政権は再稼働の準備を着々と進めている。11日に閣議決定したエネルギー基本計画では、民主党政権が決めた2030年代の「原発稼働ゼロ」方針も撤回した。2人の再始動は、安倍政権の原発推進路線に対する危機感の表れでもある。


細川氏らは、著名な文化人や学者に連絡し、社団法人の発起人や賛同人になるよう依頼。同時に設立総会を5月7日に開くことを決めた。夏にも九州電力川内(せんだい)原発が再稼働する見通しで、その前に原発ゼロの世論を喚起する必要があると判断した。


■原動力


細川氏らの動きに、脱原発を訴える自治体の首長や地方議員からは期待の声が上がっている。


「脱原発をめざす首長会議」世話人の桜井勝延・福島県南相馬市長は「原発推進がおかしいと思っている人たちにとって、良い方向性が見えてくるのではないか」と歓迎。再稼働に反対する原発立地地域の地方議員有志でつくる「原発立地自治体住民連合」共同代表の一人、今大地(こんだいじ)晴美・福井県敦賀市議も「2人は知名度も影響力もある。緩やかに連携していきたい」と語った。


小泉、細川両氏は今秋の福島県知事選や統一地方選をにらみ、脱原発候補の支援に前向きといわれる。連携が進めば、文化人らの動きと両輪で、国民運動の原動力になる可能性もある。


ただ、細川氏は都知事選で、同じく脱原発を公約した共産、社民両党推薦の宇都宮健児氏とは別々に立候補し、共闘はならなかった。保守層の脱原発派を意識している細川、小泉両氏が、こうした勢力と新たな協力関係をつくれるのか。運動拡大の課題になる。


「政治にも影響 信じる」 ──発起人・梅原猛氏に聞く


小泉、細川両氏が設立する一般社団法人の発起人に加わる哲学者の梅原猛氏=写真=は15日、本紙の取材に原発ゼロの必要性を説いた。内容は次の通り。(聞き手・上野実輝彦)


私は30年以上前から原発反対を訴えてきた。4月初めごろ、細川氏本人から発起人になるよう依頼があった。小泉、細川両氏のほか、多くの文化人が訴えに加わることで、国民の意識が原発のない社会へと向いていく「精神運動」になる。政治にも影響を与えると信じている。
東京電力福島第一原発事故は、エネルギーを安定させて豊かな生活を目指す近代文明が生んだ「文明災」といえる。デカルトをはじめとした近代西洋哲学に始まる、人間が自然を支配して利用するという思想に疑問を投げかけた。
地震国であり悲惨な原発事故、さらに原爆まで経験した日本が、再び原発を推進していくなど考えられない。


今は国内の全ての原発が停止しているが、これまで通りの暮らしは保てている。まずは生活の中で無用と思われる電力の消費を抑える。そして、太陽光など新しいエネルギーを開発し、普及させていくことが日本の目指す方向だ。


2014年4月16日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014041602000158.html




http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「どんな形でもいいから、とにかくいっぺん戦争がしたい、と言ってるようなもんだ。:松井計氏」(晴耕雨読)
「どんな形でもいいから、とにかくいっぺん戦争がしたい、と言ってるようなもんだ。:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13938.html
2014/4/17 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

凄いなあ、こんなことにまで全国紙が噛みつくの?

じゃあ、産経の記事を教材にできるか?

私は教育の現場への、政府やメディアの介入が恐ろしくてたまりませんよ。

現場の教員、惑わされるなよ。

⇒都立高の出題が「極めて不適切」 #ldnews http://t.co/ZIh9Ej8IWm

都立は税金でやってるんだから!と叫ぶ人もいるがね、我々の税金でやってると考えるから、そういうことを言いたくなるんでね。

今の高校生が先々払う税金で賄ってると考えるべきなんだよ。

そうやって公教育は続いていくもんなんだから。

ならばまずは、今、教育を受けてる子のことを一番に考えないとね。

へー、こういうことに抗議する人まで出てくる時代になったのか。

困ったものだね。

そもそも憲法遵守がある種の政治的立場だという考え方があること自体がおかしい。

憲法を理解してない証だよ。

⇒土佐電気鉄道:消える路面電車「平和憲法号」抗議受けて http://t.co/ayTNAYlR7L

子供がスポーツをやるというのは、民主主義を学ぶ機会でもあるんだよね。

ルールの下に皆が平等という思想を学ぶ絶好の機会なんだ。

ところが、学校体育の延長として発展してきた日本のスポーツはその機能だけは全く発揮できてないね。

それよりも封建的システムを学ぶ機会になっちゃってるもんなあ。

憲法てのは好きなように解釈を変えていいものじゃないんだって。

そもそも憲法に縛られてる立場の国会議員にてめえの都合のいいように解釈する権限なんかあるはずないでしょ?

⇒"@47news: 集団的自衛権で維新の会が見解 地域限定で行使容認 http://bit.ly/1kxaVvH

世界中のどこの国を探しても、国会議員が「私は憲法をこう解釈してます」とか、「私は憲法の解釈をこう変えます」なんて公言する先進国はないと思いますよ。

どんどん日本が後進国化してきてるよね。

しかも、そんな連中が自らを愛国者だと規定してるんだから、ちゃんちゃら可笑しいという奴ですよ。

どんどんエスカレートしてるね。

これだと、どんな形でもいいから、とにかくいっぺん戦争がしたい、と言ってるようなもんだ。

安倍を総理にしたのは亡国の選択だったねえ。

⇒"@47news:集団的自衛権「密接国攻撃」も 政府、防衛出動要件緩和へ http://bit.ly/1kxyJ2k

私はこれは警察沙汰にすべきだと思いますよ。

外部の人間がやったのなら、明らかな不法侵入ですから。

生徒のことを考えるなら、うやむやにすべき事では、絶対にないと思う。

⇒「教育勅語」が1年生全員の机に 青森高校、なぜ誰が? 朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/ehul

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http://t.co/ZIh9Ej8IWm
産経新聞
2014年04月16日08時03分
都立高 靖国参拝批判の新聞から出題 識者「極めて不適切」

 東京都八王子市の都立松が谷(や)高校で今年1月に行われた3年生の「政治・経済」の学期末試験で、安倍晋三首相が昨年12月に靖国神社に参拝したことを批判的に報じた毎日新聞の紙面を添付し、意見や説明などを求める問題を出題していたことが15日、分かった。

 識者から「参拝への批判を誘導するような問題で極めて不適切」との指摘が出ている。

 添付された紙面は「靖国参拝 首相が強行」「政権1年周到準備」「米政府『失望した』」「失われた国益大きい」との見出しで、首相の靖国参拝を批判的に報じたもの。

 設問は「安倍首相の靖国参拝に対し、中国・韓国は厳しく批判した」と説明。その上で(1)「自分の思うことを自由に書きなさい」(2)「中国・韓国はなぜ批判しているのか。中国・台湾・韓国と日本との関係は『戦略的互恵関係』にあるが、それを無視してまで、なぜ安倍首相は参拝したのか。アメリカはなぜ『失望した』のか。説明しなさい」−と尋ねた。

 出題したのは50代の男性教諭で、授業中に「君が代を歌う社会科教師は少ない」と発言したこともあるという。平野篤士(あつし)校長は「学校で購読していた新聞の記事を使ったところ、たまたま批判的な報道だった。参拝の是非を問うものではないので、問題ないと思う」と話している。

 東京学芸大教職大学院の今井文男特命教授は「一面的な評価だけを提供しており、予備知識のない高校生だと、参拝批判に誘導される」と指摘している。

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http://bit.ly/1kxyJ2k

集団的自衛権「密接国攻撃」も 政府、防衛出動要件緩和へ

 安倍政権は、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定に先立って策定する「政府方針」で、「日本と安全保障上、密接な関係にある国が攻撃を受けた場合」とする条件を盛り込む方向で調整に入った。武力攻撃に対処する自衛隊の防衛出動要件も緩和する方向だ。安全保障担当の礒崎陽輔首相補佐官が16日、共同通信のインタビューで明らかにした。

 行使を共にする相手国の条件を抽象的な表現にとどめ、オーストラリアや東南アジア諸国など、米国以外との連携にも含みを持たせた。防衛出動の要件は、日本への攻撃に限定せず、密接な関係の国が攻撃されたケースに自衛隊が出動できるよう改める。
2014/04/16 20:32 【共同通信】



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/310.html

   

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