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2014年9月02日23時14分 〜
記事 [経世済民90] 内閣改造と市場の上昇(在野のアナリスト)
内閣改造と市場の上昇
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52639401.html
2014年09月02日 在野のアナリスト


今日、自民党の次期幹事長に谷垣法相の名前が浮上しました。宏池会の重鎮ですが、違和感があるのは、安倍首相とは多くの点で主張が異なることです。政高党低が危惧される安倍政権で、谷垣氏の意向が通るのか? またただでなくとも福島、沖縄県知事選の苦戦が伝えられ、また統一地方選も危ないとされる。かつて総裁でありながら、首相が経験できなかった悲運の人である谷垣氏に、また泥を被せるつもりか? といった宏池会すら敵に回しかねない、これは博打にみえます。

親中派でもある谷垣氏で、融和路線か? とも囁かれますが、全く関係ないでしょう。外相が交代するならまだしも、岸田氏のままなら外交姿勢に変化がない。それより、財務省シフトが顕著になった、という方が重要です。党内を10%でまとめてくれ、という安倍氏の意向をうけて、谷垣氏が動くのなら、谷垣スケープゴート説が党内をかけ巡ることになるかもしれません。

市場はこちらのニュースに反応しました。塩崎氏の厚労相就任の話です。日銀出身でグローバリズム、GPIF改革にも前向きとされます。しかし政権が小出しにしてきた改革の中身によって、逆にそれ以上の内容は出てこない。ロードマップ通りに株式、海外の投資比率を上げるだけで、特段のサプライズが期待できるわけではありません。それより、今日の上昇は欧州系の事情、という点が大きいと見ています。日経平均とTOPIX先物のロングポジションが、過去最高レベルまで積み上がり、円売りポジションも10万枚を越えてきた。かなり重い状態になっていました。

実は明日、明後日ははねる、と見ていましたが、それはECBの追加緩和期待を狙うイベントドリブン型のCTAスジ、という流れです。昨日まで無視していた内閣改造を、今日になっていきなり材料視した理由は塩崎氏となるのでしょうが、1日前倒しせざるを得ないほど、ポジションが傾いていた。またGPIF改革で、年金が買わないとこのポジションを解消できない、待望論に市場の反応も大きくなった、というのが今日の大幅高の原因であり、日経ミニなどは欧州系による桁違いの買い越し、が目立ちますし、先物の買いこしにも欧州系が目立つなど、欧州祭りだった印象です。

厚労省から発表された7月の毎月勤労統計、現金給与総額が前年同月比2.6%増、という見出しが多く躍りますが、物価の影響を考慮した実質賃金は1.4%減。6月の3.3%減よりは小さくなったとはいえ、未だに生活苦を抱えた状況です。しかも今回、所定外給与が3.3%増、賞与が7.1%増と、その寄与度が大きかったのに、実質賃金が目減りするのは物価上昇と増税が、深刻なことを意味します。

幹事長に谷垣氏をおき、財務省シフトによる消費税10%路線を、厚労相に塩崎氏をおき、日銀シフトによるマネタリズム路線を敷く。寡聞にして、塩崎氏の労働法制の考え方は存じませんが、主義・主張から推測するに、雇用の流動化を推進する、いわば竹中路線に近いのか、と感じます。実質賃金の目減りがつづく中、GPIF改革よりももっと大きな、実は労働法制にどうメスを入れるのか。そこがもっとも大事なところであるべきです。もしこのまま、人事が断行されるのなら、安倍政権は益々市場重視で、労働者への目配りは期待できない、となるのでしょう。そもそも脱デフレとは語られますが、実質賃金の目減りについて、安倍政権からはこれまで何の言及もない。労働者の方をむいていない、国民の方を見ていない、その目は市場の上昇に一喜一憂するだけ、ということが内閣改造でもはっきりしてくるのかもしれませんね。



http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/232.html

コメント [リバイバル3] 修善寺温泉「あさば」 にはもう泊まってはいけない 中川隆
61. 中川隆 2014年9月02日 23:14:31 : 3bF/xW6Ehzs4I : 3cdYZYbVIc

そのA病院なんですけど、〇〇の斡旋をしているそうで。 素敵な世界に案内してくれるのは病院の院長さん。

最初は一枚写真を撮られますが、それからは一蓮托生、きっといい仲間となってくれるはずです。まあ、もともと院長の知り合いの方しか呼ばれないようですが、そこは努力と根性でなんとかしてくだい。みなさん名士がそろってらっしゃるそうなので、サロン気分でのご利用などもいかがでしょうか。

気になるお値段の方は、「相手」によっても変わってくるようですが、5万〜10万円が相場なのだとか。そのお相手もある程度限定されていて、事故で死んだ若い女子中高生なんかが人気なようですよ。ちなみに今までの「お相手」の最高金額は一回20万。 7歳の少女の死体だったそうです。
http://unkar.org/r/occult/1201014326


川端康成 『片腕』


「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」

と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝においた。

「ありがとう。」と私は膝を見た。娘の右腕のあたたかさが膝に伝わった。

「あ、指輪をはめておきますわ。あたしの腕ですというしるしにね。」

と娘は笑顔で左手を私の胸の前にあげた。「おねがい……。」


 左片腕になった娘は指輪を抜き取ることがむずかしい。

「婚約指輪じゃないの?」と私は言った。

「そうじゃないの。母の形見なの。」

 小粒のダイヤをいくつかならべた白金の指輪であった。

「あたしの婚約指輪と見られるでしょうけれど、それでもいいと思って、はめているんです。」と娘は言った。

「いったんこうして指につけると、はずすのは、母と離れてしまうようでさびしいんです。」

 私は娘の指から指輪を抜き取った。そして私の膝の上にある娘の腕を立てると、紅差し指にその指輪をはめながら、「この指でいいね?」

「ええ。」と娘はうなずいた。

「そうだわ。肘や指の関節がまがらないと、突っ張ったままでは、せっかくお持ちいただいても、義手みたいで味気ないでしょう。動くようにしておきますわ。」

そう言うと、私の手から自分の右腕を取って、肘に軽く唇をつけた。指のふしぶしにも軽く唇をあてた。

「これで動きますわ。」

「ありがとう。」私は娘の片腕を受け取った。


「この腕、ものも言うかしら? 話をしてくれるかしら?」


「腕は腕だけのことしか出来ないでしょう。

もし腕がものを言うようになったら、返していただいた後で、あたしがこわいじゃありませんの。でも、おためしになってみて……。

やさしくしてやっていただけば、お話を聞くぐらいのことはできるかもしれませんわ。」

「やさしくするよ。」

「行っておいで。」と娘は心を移すように、私が持った娘の右腕に左手の指を触れた。

「一晩だけれど、このお方のものになるのよ。」

 そして私を見る娘の目は涙が浮ぶのをこらえているようであった。

「お持ち帰りになったら、あたしの右腕を、あなたの右腕と、つけ替えてごらんになるようなことを……。」

と娘は言った。「なさってみてもいいわ。」

「ああ、ありがとう。」

 私は娘の右腕を雨外套のなかにかくして、もやの垂れこめた夜の町を歩いた。電車やタクシイに乗れば、あやしまれそうに思えた。娘のからだを離された腕がもし泣いたり、声を出したりしたら、騒ぎである。

 私は娘の腕のつけ根の円みを、右手で握って、左の胸にあてがっていた。その上を雨外套でかくしているわけだが、ときどき、左手で雨外套をさわって娘の腕をたしかめてみないではいられなかった。それは娘の腕をたしかめるのではなくて、私のよろこびをたしかめるしぐさであっただろう。

 娘は私の好きなところから自分の腕をはずしてくれていた。腕のつけ根であるか、肩のはしであるか、そこにぷっくりと円みがある。西洋の美しい細身の娘にある円みで、日本の娘には稀れである。それがこの娘にはあった。ほのぼのとういういしい光りの球形のように、清純で優雅な円みである。娘が純潔を失うと間もなくその円みの愛らしさも鈍ってしまう。たるんでしまう。美しい娘の人生にとっても、短いあいだの美しい円みである。それがこの娘にはあった。

肩のこの可憐な円みから娘のからだの可憐なすべてが感じられる。胸の円みもそう大きくなく、手のひらにはいって、はにかみながら吸いつくような固さ、やわらかさだろう。娘の肩の円みを見ていると、私には娘の歩く脚も見えた。細身の小鳥の軽やかな足のように、蝶が花から花へ移るように、娘は足を運ぶだろう。そのようにこまかな旋律は接吻する舌のさきにもあるだろう。


 袖なしの女服になる季節で、娘の肩は出たばかりであった。あらわに空気と触れることにまだなれていない肌の色であった。春のあいだにかくれながらうるおって、夏に荒れる前のつぼみのつやであった。私はその日の朝、花屋で泰山木のつぼみを買ってガラスびんに入れておいたが、娘の肩の円みはその泰山木の白く大きいつぼみのようであった。娘の服は袖がないというよりなお首の方にくり取ってあった。腕のつけ根の肩はほどよく出ていた。服は黒っぽいほど濃い青の絹で、やわらかい照りがあった。このような円みの肩にある娘は背にふくらみがある。撫で肩のその円みが背のふくらみとゆるやかな波を描いている。やや斜めのうしろから見ると、肩の円みから細く長めな首をたどる肌が掻きあげた襟髪でくっきり切れて、黒い髪が肩の円みに光る影を映しているようであった。

 こんな風に私がきれいと思うのを娘は感じていたらしく、肩の円みをつけたところから右腕をはずして、私に貸してくれたのだった。

 雨外套のなかでだいじに握っている娘の腕は、私の手よりも冷たかった。心おどりに上気している私は手も熱いのだろうが、その火照りが娘の腕に移らぬことを私はねがった。娘の腕は娘の静かな体温のままであってほしかった。また手のなかのものの少しの冷たさは、そのもののいとしさを私に伝えた。人にさわられたことのない娘の乳房のようであった。

 雨もよいの夜のもやは濃くなって、帽子のない私の頭の髪がしめって来た。表戸をとざした薬屋の奥からラジオが聞えて、ただ今、旅客機が三機もやのために着陸出来なくて、飛行場の上を三十分も旋回しているとの放送だった。こういう夜は湿気で時計が狂うからと、ラジオはつづいて各家庭の注意をうながしていた。またこんな夜に時計のぜんまいをぎりぎりいっぱいに巻くと湿気で切れやすいと、ラジオは言っていた。私は旋回している飛行機の灯が見えるかと空を見あげたが見えなかった。空はありはしない。たれこめた湿気が耳にまではいって、たくさんのみみずが遠くに這うようなしめった音がしそうだ。ラジオはなおなにかの警告を聴取者に与えるかしらと、私は薬屋の前に立っていると、動物園のライオンや虎や豹などの猛獣が湿気を憤って吠える、それを聞かせるとのことで、動物のうなり声が地鳴りのようにひびいて来た。

ラジオはそのあとで、こういう夜は、妊婦や厭世家などは、早く寝床へはいって静かに休んでいて下さいと言った。またこういう夜は、婦人は香水をじかに肌につけると匂いがしみこんで取れなくなりますと言った。


 猛獣のうなり声が聞えた時に、私は薬屋の前から歩き出していたが、香水についての注意まで、ラジオは私を追って来た。猛獣たちが憤るうなりは私をおびやかしたので、娘の腕にもおそれが伝わりはしないかと、私は薬屋のラジオの声を離れたのであった。娘は妊婦でも厭世家でもないけれども、私に片腕を貸してくれて片腕になった今夜は、やはりラジオの注意のように、寝床で静かに横たわっているのがいいだろうと、私には思われた。片腕の母体である娘が安らかに眠っていてくれることをのぞんだ。

 通りを横切るのに、私は左手で雨外套の上から娘の腕をおさえた。車の警笛が鳴った。脇腹に動くものがあって私は身をよじった。娘の腕が警笛におびえてか指を握りしめたのだった。

「心配ないよ。」と私は言った。

「車は遠いよ。見通しがきかないので鳴らしているだけだよ。」

 私はだいじなものをかかえているので、道のあとさきをよく見渡してから横切っていたのである。その警笛も私のために鳴らされたとは思わなかったほどだが、車の来る方をながめると人影はなかった。その車は見えなくて、ヘッド・ライトだけが見えた。その光りはぼやけてひろがって薄むらさきであった。めずらしいヘッド・ライトの色だから、私は道を渡ったところに立って、車の通るのをながめた。

朱色の服の若い女が運転していた。女は私の方を向いて頭をさげたようである。とっさに私は娘が右腕を取り返しに来たのかと、背を向けて逃げ出しそうになったが、左の片腕だけで運転出来るはずはない。しかし車の女は私が娘の片腕をかかえていると見やぶったのではなかろうか。娘の腕と同性の女の勘である。私の部屋へ帰るまで女には出会わぬように気をつけなければなるまい。女の車はうしろのライトも薄むらさきであった。やはり車体は見えなくて、灰色のもやのなかを、薄むらさきの光りがぼうっと浮いて遠ざかった。


「あの女はなんのあてもなく車を走らせて、ただ車を走らせるために走らせずにはいられなくて、走らせているうちに、姿が消えてなくなってしまうのじゃないかしら……。」と私はつぶやいた。

「あの車、女のうしろの席にはなにが坐っていたのだろう。」

 なにも坐っていなかったようだ。なにも坐っていないのを不気味に感じるのは、私が娘の片腕をかかえていたりするからだろうか。あの女の車にもしめっぽい夜のもやは乗せていた。そして女のなにかが車の光りのさすもやを薄むらさきにしていた。女のからだが紫色の光りを放つことなどあるまいとすると、なにだったのだろうか。こういう夜にひとりで車を走らせている若い女が虚しいものに思えたりするのも、私のかくし持った娘の腕のせいだろうか。

女は車のなかから娘の片腕に会釈したのだったろうか。こういう夜には、女性の安全を見まわって歩く天使か妖精があるのかもしれない。あの若い女は車に乗っていたのではなくて、紫の光りに乗っていたのかもしれない。虚しいどころではない。私の秘密を見すかして行った。


 しかしそれからは一人の人間にも行き会わないで、私はアパアトメントの入口に帰りついた。扉のなかのけはいをうかがって立ちどまった。頭の上に蛍火が飛んで消えた。蛍の火にしては大き過ぎ強過ぎると気がつくと、私はとっさに四五歩後ずさりしていた。また蛍のような火が二つ三つ飛び流れた。その火は濃いもやに吸いこまれるよりも早く消えてしまう。人魂か鬼火のようになにものかが私の先きまわりをして、帰りを待ちかまえているのか。しかしそれが小さい蛾の群れであるとすぐにわかった。蛾のつばさが入口の電灯の光りを受けて蛍火のように光るのだった。蛍火よりは大きいけれども、蛍火と見まがうほどに蛾としては小さかった。

 私は自動のエレベエタアも避けて、狭い階段をひっそり三階へあがった。左利きでない私は、右手を雨外套のなかに入れたまま左手で扉の鍵をあけるのは慣れていない。気がせくとなお手先きがふるえて、それが犯罪のおののきに似て来ないか。部屋のなかになにかがいそうに思える。私のいつも孤独の部屋であるが、孤独ということは、なにかがいることではないのか。娘の片腕と帰った今夜は、ついぞなく私は孤独ではないが、そうすると、部屋にこもっている私の孤独が私をおびやかすのだった。


「先きにはいっておくれよ。」

私はやっと扉が開くと言って、娘の片腕を雨外套のなかから出した。

「よく来てくれたね。これが僕の部屋だ。明りをつける。」

「なにかこわがっていらっしゃるの?」

と娘の腕は言ったようだった。

「だれかいるの?」

「ええっ? なにかいそうに思えるの?」

「匂いがするわ。」

「匂いね? 僕の匂いだろう。暗がりに僕の大きい影が薄ぼんやり立っていやしないか。よく見てくれよ。僕の影が僕の帰りを待っていたのかもしれない。」

「あまい匂いですのよ。」

「ああ、泰山木の花の匂いだよ。」

と私は明るく言った。私の不潔で陰湿な孤独の匂いでなくてよかった。泰山木のつぼみを生けておいたのは、可憐な客を迎えるのに幸いだった。私は闇に少し目がなれた。真暗だったところで、どこになにがあるかは、毎晩のなじみでわかっている。

「あたしに明りをつけさせて下さい。」

娘の腕が思いがけないことを言った。

「はじめてうかがったお部屋ですもの。」

「どうぞ。それはありがたい。僕以外のものがこの部屋の明りをつけてくれるのは、まったくはじめてだ。」


 私は娘の片腕を持って、手先きが扉の横のスイッチにとどくようにした。天井の下と、テエブルの上と、ベッドの枕もとと、台所と、洗面所のなかと、五つの電灯がいち時についた。私の部屋の電灯はこれほど明るかったのかと、私の目は新しく感じた。

 ガラスびんの泰山木が大きい花をいっぱいに開いていた。今朝はつぼみであった。開いて間もないはずなのに、テエブルの上にしべを落ち散らばらせていた。それが私はふしぎで、白い花よりもこぼれたしべをながめた。しべを一つ二つつまんでながめていると、テエブルの上においた娘の腕が指を尺取虫のように伸び縮みさせて動いて来て、しべを拾い集めた。私は娘の手のなかのしべを受け取ると、屑籠へ捨てに立って行った。

「きついお花の匂いが肌にしみるわ。助けて……。」

と娘の腕が私を呼んだ。


「ああ。ここへ来る道で窮屈な目にあわせて、くたびれただろう。しばらく静かにやすみなさい。」

とベッドの上に娘の腕を横たえて、私もそばに腰をかけた。そして娘の腕をやわらかくなでた。


「きれいで、うれしいわ。」

娘の腕がきれいと言ったのは、ベッド・カバアのことだろう。水色の地に三色の花模様があった。孤独の男には派手過ぎるだろう。

「このなかで今晩おとまりするのね。おとなしくしていますわ。」

「そう?」

「おそばに寄りそって、おそばになんにもいないようにしてますわ。」

 そして娘の手がそっと私の手を握った。娘の指の爪はきれいにみがいて薄い石竹色に染めてあるのを私は見た。指さきより長く爪はのばしてあった。

 私の短くて幅広くて、そして厚ごわい爪に寄り添うと、娘の爪は人間の爪でないかのように、ふしぎな形の美しさである。女はこんな指の先きでも、人間であることを超克しようとしているのか。あるいは、女であることを追究しようとしているのか。

うち側のあやに光る貝殻、つやのただよう花びらなどと、月並みな形容が浮んだものの、たしかに娘の爪に色と形の似た貝殻や花びらは、今私には浮んで来なくて、娘の手の指の爪は娘の手の指の爪でしかなかった。脆く小さい貝殻や薄く小さい花びらよりも、この爪の方が透き通るように見える。そしてなによりも、悲劇の露と思える。娘は日ごと夜ごと、女の悲劇の美をみがくことに丹精をこめて来た。それが私の孤独にしみる。私の孤独が娘の爪にしたたって、悲劇の露とするのかもしれない。

 私は娘の手に握られていない方の手の、人差し指に娘の小指をのせて、その細長い爪を親指の腹でさすりながら見入っていた。いつとなく私の人差し指は娘の爪の廂(ひさし)にかくれた、小指のさきにふれた。ぴくっと娘の指が縮まった。肘もまがった。

「あっ、くすぐったいの?」

と私は娘の片腕に言った。

「くすぐったいんだね。」

 うかつなことをつい口に出したものである。爪を長くのばした女の指さきはくすぐったいものと、私は知っている、つまり私はこの娘のほかの女をかなりよく知っていると、娘の片腕に知らせてしまったわけである。

 私にこの片腕を一晩貸してくれた娘にくらべて、ただ年上と言うより、もはや男に慣れたと言う方がよさそうな女から、このような爪にかくれた指さきはくすぐったいのを、私は前に聞かされたことがあったのだ。長い爪のさきでものにさわるのが習わしになっていて、指さきではさわらないので、なにかが触れるとくすぐったいと、その女は言った。

「ふうん。」私は思わぬ発見におどろくと、女はつづけて、

「食べものごしらえでも、食べるものでも、なにかちょっと指さきにさわると、あっ、不潔っと、肩までふるえが来ちゃうの。そうなのよ、ほんとうに……。」

 不潔とは、食べものが不潔になるというのか、爪さきが不潔になるというのか。おそらく、指さきになにがさわっても、女は不潔感にわななくのであろう。女の純潔の悲劇の露が、長い爪の陰にまもられて、指さきにひとしずく残っている。
 女の手の指さきをさわりたくなった、誘惑は自然であったけれども、私はそれだけはしなかった。私自身の孤独がそれを拒んだ。からだの、どこかにさわられてもくすぐったいところは、もうほとんどなくなっているような女であった。

 片腕を貸してくれた娘には、さわられてくすぐったいところが、からだじゅうにあまたあるだろう。そういう娘の手の指さきをくすぐっても、私は罪悪とは思わなくて、愛玩と思えるかもしれない。しかし娘は私にいたずらをさせるために、片腕を貸してくれたのではあるまい。私が喜劇にしてはいけない。

「窓があいている。」と私は気がついた。ガラス戸はしまっているが、カアテンがあいている。

「なにかがのぞくの?」

と娘の片腕が言った。

「のぞくとしたら、人間だね。」

「人間がのぞいても、あたしのことは見えないわ。のぞき見するものがあるとしたら、あなたの御自分でしょう。」

「自分……? 自分てなんだ。自分はどこにあるの?」

「自分は遠くにあるの。」

と娘の片腕はなぐさめの歌のように、

「遠くの自分をもとめて、人間は歩いてゆくのよ。」

「行き着けるの?」

「自分は遠くにあるのよ。」

娘の腕はくりかえした。


 ふと私には、この片腕とその母体の娘とは無限の遠さにあるかのように感じられた。この片腕は遠い母体のところまで、はたして帰り着けるのだろうか。私はこの片腕を遠い娘のところまで、はたして返しに行き着けるのだろうか。娘の片腕が私を信じて安らかなように、母体の娘も私を信じてもう安らかに眠っているだろうか。右腕のなくなったための違和、また凶夢はないか。娘は右腕に別れる時、目に涙が浮ぶのをこらえていたようではなかったか。片腕は今私の部屋に来ているが、娘はまだ来たことがない。

 窓ガラスは湿気に濡れ曇っていて、蟾蜍の腹皮を張ったようだ。霧雨を空中に静止させたようなもやで、窓のそとの夜は距離を失い、無限の距離につつまれていた。家の屋根も見えないし、車の警笛も聞えない。

「窓をしめる。」と私はカアテンを引こうとすると、カアテンもしめっていた。窓ガラスに私の顔がうつっていた。私のいつもの顔より若いかに見えた。しかし私はカアテンを引く手をとどめなかった。私の顔は消えた。

 ある時、あるホテルで見た、九階の客室の窓がふと私の心に浮んだ。裾のひらいた赤い服の幼い女の子が二人、窓にあがって遊んでいた。同じ服の同じような子だから、ふた子かもしれなかった。西洋人の子どもだった。二人の幼い子は窓ガラスを握りこぶしでたたいたり、窓ガラスに肩を打ちつけたり、相手を押し合ったりしていた。母親は窓に背を向けて、編みものをしていた。窓の大きい一枚ガラスがもしわれるかはずれかしたら、幼い子は九階から落ちて死ぬ。あぶないと見たのは私で、二人の子もその母親もまったく無心であった。しっかりした窓ガラスに危険はないのだった。

 カアテンを引き終って振り向くと、ベッドの上から娘の片腕が、

「きれいなの。」

と言った。カアテンがベッド・カバアと同じ花模様の布だからだろう。

「そう? 日にあたって色がさめた。もうくたびれているんだよ。」

私はベッドに腰かけて、娘の片腕を膝にのせた。

「きれいなのは、これだな。こんなきれいなものはないね。」

 そして、私は右手で娘のたなごころと握り合わせ、左手で娘の腕のつけ根を持って、ゆっくりとその腕の肘をまげてみたり、のばしてみたりした。くりかえした。


「いたずらっ子ねえ。」

と娘の片腕はやさしくほほえむように言った。

「こんなことなさって、おもしろいの?」

「いたずらなもんか。おもしろいどころじゃない。」

ほんとうに娘の腕には、ほほえみが浮んで、そのほほえみは光りのように腕の肌をゆらめき流れた。娘の頬のみずみずしいほほえみとそっくりであった。


 私は見て知っている。娘はテエブルに両肘を突いて、両手の指を浅く重ねた上に、あごをのせ、また片頬をおいたことがあった。若い娘としては品のよくない姿のはずだが、突くとか重ねるとか置くとかいう言葉はふさわしくない、軽やかな愛らしさである。腕のつけ根の円みから、手の指、あご、頬、耳、細長い首、そして髪までが一つになって、楽曲のきれいなハアモニイである。

娘はナイフやフォウクを上手に使いながら、それを握った指のうちの人差し指と小指とを、折り曲げたまま、ときどき無心にほんの少し上にあげる。食べものを小さい唇に入れ、噛んで、呑みこむ、この動きも人間がものを食っている感じではなくて、手と顔と咽とが愛らしい音楽をかなでていた。娘のほほえみは腕の肌にも照り流れるのだった。


 娘の片腕がほほえむと見えたのは、その肘を私がまげたりのばしたりするにつれて、娘の細く張りしまった腕の筋肉が微妙な波に息づくので、微妙な光りとかげとが腕の白くなめらかな肌を移り流れるからだ。さっき、私の指が娘の長い爪のかげの指さきにふれて、ぴくっと娘の腕が肘を折り縮めた時、その腕に光りがきらめき走って、私の目を射たものだった。それで私は娘の肘をまげてみているので、決していたずらではなかった。肘をまげ動かすのを、私はやめて、のばしたままじっと膝においてながめても、娘の腕にはういういしい光りとかげとがあった。


「おもしろいいたずらと言うなら、僕の右腕とつけかえてみてもいいって、ゆるしを受けて来たの、知ってる?」

と私は言った。


「知ってますわ。」と娘の右腕は答えた。

「それだっていたずらじゃないんだ。僕は、なんかこわいね。」

「そう?」

「そんなことしてもいいの」

「いいわ」

「…………。」

私は娘の腕の声を、はてなと耳に入れて、

「いいわ、って、もう一度……。」

「いいわ。いいわ。」


 私は思い出した。私に身をまかせようと覚悟をきめた、ある娘の声に似ているのだ。片腕を貸してくれた娘ほどには、その娘は美しくなかった。そして異常であったかもしれない。

「いいわ。」

とその娘は目をあけたまま私を見つめた。私は娘の上目ぶたをさすって、閉じさせようとした。娘はふるえ声で言った。


「(イエスは涙をお流しになりました。《ああ、なんと、彼女を愛しておいでになったことか。》とユダヤ人たちは言いました。)」

「…………。」


「彼女」は「彼」の誤りである。死んだラザロのことである。女である娘は「彼」を「彼女」とまちがえておぼえていたのか、あるいは知っていて、わざと「彼女」と言い変えたのか。

 私は娘のこの場にあるまじい、唐突で奇怪な言葉に、あっけにとられた。娘のつぶった目ぶたから涙が流れ出るかと、私は息をつめて見た。

 娘は目をあいて胸を起こした。その胸を私の腕が突き落とした。

「いたいっ。」

と娘は頭のうしろに手をやった。

「いたいわ。」

 白いまくらに血が小さくついていた。私は娘の髪をかきわけてさぐった。血のしずくがふくらみ出ているのに、私は口をつけた。

「いいのよ。血はすぐ出るのよ、ちょっとしたことで。」

娘は毛ピンをみな抜いた。毛ピンが頭に刺さったのであった。

 娘は肩が痙攣しそうにしてこらえた。

 私は女の身をまかせる気もちがわかっているようながら、納得しかねるものがある。身をまかせるのをどんなことと、女は思っているのだろうか。自分からそれを望み、あるいは自分から進んで身をまかせるのは、なぜなのだろうか。女のからだはすべてそういう風にできていると、私は知ってからも信じかねた。この年になっても、私はふしぎでならない。そしてまた、女のからだと身をまかせようとは、ひとりひとりちがうと思えばちがうし、似ていると思えば似ているし、みなおなじと思えばおなじである。これも大きいふしぎではないか。私のこんなふしぎがりようは、年よりもよほど幼い憧憬かもしれないし、年よりも老けた失望かもしれない。心のびっこではないだろうか。

 その娘のような苦痛が、身をまかせるすべての女にいつもあるものではなかった。その娘にしてもあの時きりであった。銀のひもは切れ、金の皿はくだけた。

「いいわ。」と娘の片腕の言ったのが、私にその娘を思い出させたのだけれども、片腕のその声とその娘の声とは、はたして似ているのだろうか。おなじ言葉を言ったので、似ているように聞えたのではなかったか。おなじ言葉を言ったにしても、それだけが母体を離れて来た片腕は、その娘とちがって自由なのではないか。またこれこそ身をまかせたというもので、片腕は自制も責任も悔恨もなくて、なんでも出来るのではないか。しかし、「いいわ。」と言う通りに、娘の右腕を私の右腕とつけかえたりしたら、母体の娘は異様な苦痛におそわれそうにも、私には思えた。
 私は膝においた娘の片腕をながめつづけていた。肘の内側にほのかな光りのかげがあった。それは吸えそうであった。私は娘の腕をほんの少しまげて、その光りのかげをためると、それを持ちあげて、唇をあてて吸った。


「くすぐったいわ。いたずらねえ。」

と娘の腕は言って、唇をのがれるように、私の首に抱きついた。

「いいものを飲んでいたのに……。」と私は言った。

「なにをお飲みになったの?」

「…………。」

「なにをお飲みになったの?」

「光りの匂いかな、肌の。」


 そとのもやはなお濃くなっているらしく、花びんの泰山木の葉までしめらせて来るようであった。ラジオはどんな警告を出しているだろう。私はベッドから立って、テエブルの上の小型ラジオの方に歩きかけたがやめた。娘の片腕に首を抱かれてラジオを聞くのはよけいだ。しかし、ラジオはこんなことを言っているように思われた。たちの悪い湿気で木の枝が濡れ、小鳥のつばさや足も濡れ、小鳥たちはすべり落ちていて飛べないから、公園などを通る車は小鳥をひかぬように気をつけてほしい。もしなまあたたかい風が出ると、もやの色が変るかもしれない。色の変ったもやは有害で、それが桃色になったり紫色になったりすれば、外出はひかえて、戸じまりをしっかりしなければならない。


「もやの色が変る? 桃色か紫色に?」

と私はつぶやいて、窓のカアテンをつまむと、そとをのぞいた。もやがむなしい重みで押しかかって来るようであった。夜の暗さとはちがう薄暗さが動いているようなのは、風が出たのであろうか。もやの厚みは無限の距離がありそうだが、その向うにはなにかすさまじいものが渦巻いていそうだった。

 さっき、娘の右腕を借りて帰る道で、朱色の服の女の車が、前にもうしろにも、薄むらさきの光りをもやのなかに浮べて通ったのを、私は思い出した。紫色であった。もやのなかからぼうっと大きく薄むらさきの目玉が追って来そうで、私はあわててカアテンをはなした。


「寝ようか。僕らも寝ようか。」

 この世に起きている人はひとりもないようなけはいだった。こんな夜に起きているのはおそろしいことのようだ。

 私は首から娘の腕をはずしてテエブルにおくと、新しい寝間着に着かえた。寝間着はゆかたであった。娘の片腕は私が着かえるのを見ていた。私は見られているはにかみを感じた。この自分の部屋で寝間着に着かえるところを女に見られたことはなかった。

 娘の片腕をかかえて、私はベッドにはいった。娘の腕の方を向いて、胸寄りにその指を軽く握った。娘の腕はじっとしていた。

 小雨のような音がまばらに聞えた。もやが雨に変ったのではなく、もやがしずくになって落ちるのか、かすかな音であった。

 娘の片腕は毛布のなかで、また指が私の手のひらのなかで、あたたまって来るのが私にわかったが、私の体温にはまだとどかなくて、それが私にはいかにも静かな感じであった。

「眠ったの?」

「いいえ。」と娘の腕は答えた。

「動かないから、眠っているのかと思った。」


 私はゆかたをひらいて、娘の腕を胸につけた。あたたかさのちがいが胸にしみた。むし暑いようで底冷たいような夜に、娘の腕の肌ざわりはこころよかった。
 部屋の電灯はみなついたままだった。ベッドにはいる時消すのを忘れた。

「そうだ。明りが……。」と起きあがると、私の胸から娘の片腕が落ちた。

「あ。」私は腕を拾い持って、

「明りを消してくれる?」


 そして扉へ歩きながら、

「暗くして眠るの? 明りをつけたまま眠るの?」

「…………。」


 娘の片腕は答えなかった。腕は知らぬはずはないのに、なぜ答えないのか。私は娘の夜の癖を知らない。明りをつけたままで眠っているその娘、また暗がりのなかで眠っているその娘を、私は思い浮べた。右腕のなくなった今夜は、明るいままにして眠っていそうである。私も明りをなくするのがふと惜しまれた。もっと娘の片腕をながめていたい。先きに眠った娘の腕を、私が起きていてみたい。しかし娘の腕は扉の横のスイッチを切る形に指をのばしていた。

 闇のなかを私はベッドにもどって横たわった。娘の片腕を胸の横に添い寝させた。腕の眠るのを待つように、じっとだまっていた。娘の腕はそれがもの足りないのか、闇がこわいのか、手のひらを私の胸の脇にあてていたが、やがて五本の指を歩かせて私の胸の上にのぼって来た。おのずと肘がまがって私の胸に抱きすがる恰好になった。

 娘のその片腕は可愛い脈を打っていた。娘の手首は私の心臓の上にあって、脈は私の鼓動とひびき合った。娘の腕の脈の方が少しゆっくりだったが、やがて私の心臓の鼓動とまったく一致して来た。私は自分の鼓動しか感じなくなった。どちらが早くなったのか、どちらがおそくなったのかわからない。

 手首の脈搏と心臓の鼓動とのこの一致は、今が娘の右腕と私の右腕とをつけかえてみる、そのために与えられた短い時なのかもしれぬ。いや、ただ娘の腕が寝入ったというしるしであろうか。失心する狂喜に酔わされるよりも、そのひとのそばで安心して眠れるのが女はしあわせだと、女が言うのを私は聞いたことがあるけれども、この娘の片腕のように安らかに私に添い寝した女はなかった。

 娘の脈打つ手首がのっているので、私は自分の心臓の鼓動を意識する。それが一つ打って次のを打つ、そのあいだに、なにかが遠い距離を素早く行ってはもどって来るかと私には感じられた。そんな風に鼓動を聞きつづけるにつれて、その距離はいよいよ遠くなりまさるようだ。そしてどこまで遠く行っても、無限の遠くに行っても、その行くさきにはなんにもなかった。なにかにとどいてもどって来るのではない。次ぎに打つ鼓動がはっと呼びかえすのだ。こわいはずだがこわさはなかった。しかし私は枕もとのスイッチをさぐった。

 けれども、明りをつける前に、毛布をそっとまくってみた。娘の片腕は知らないで眠っていた。はだけた私の胸をほの白くやさしい微光が巻いていた。私の胸からぽうっと浮び出た光りのようであった。私の胸からそれは小さい日があたたかくのぼる前の光りのようであった。

 私は明りをつけた。娘の腕を胸からはなすと、私は両方の手をその腕のつけ根と指にかけて、真直ぐにのばした。五燭の弱い光りが、娘の片腕のその円みと光りのかげとの波をやわらかくした。つけ根の円み、そこから細まって二の腕のふくらみ、また細まって肘のきれいな円み、肘の内がわのほのかなくぼみ、そして手首へ細まってゆく円いふくらみ、手の裏と表から指、私は娘の片腕を静かに廻しながら、それにゆらめく光とかげの移りをながめつづけていた。

「これはもうもらっておこう。」とつぶやいたのも気がつかなかった。

 そして、うっとりとしているあいだのことで、自分の右腕を肩からはずして娘の右腕を肩につけかえたのも、私はわからなかった。

「ああっ。」という小さい叫びは、娘の腕の声だったか私の声だったか、とつぜん私の肩に痙攣が伝わって、私は右腕のつけかわっているのを知った。

 娘の片腕はミミ今は私の腕なのだが、ふるえて空をつかんだ。私はその腕を曲げて口に近づけながら、


「痛いの? 苦しいの?」

「いいえ。そうじやない。そうじやないの。」

とその腕が切れ切れに早く言ったとたんに、戦慄の稲妻が私をつらぬいた。私はその腕の指を口にくわえていた。

「…………。」

よろこびを私はなんと言ったか、娘の指が舌にさわるだけで、言葉にはならなかった。

「いいわ。」

と娘の腕は答えた。ふるえは勿論とまっていた。

「そう言われて来たんですもの。でも……。」

 私は不意に気がついた。私の口は娘の指を感じられるが、娘の右腕の指、つまり私の右腕の指は私の唇や歯を感じられない。私はあわてて右腕を振ってみたが、腕を振った感じはない。肩のはし、腕のつけ根に、遮断があり、拒絶がある。

「血が通わない。」と私は口走った。

「血が通うのか、通わないのか。」


 恐怖が私をおそった。私はベッドに坐っていた。かたわらに私の片腕が落ちている。それが目にはいった。自分をはなれた自分の腕はみにくい腕だ。それよりもその腕の脈はとまっていないか。娘の片腕はあたたかく脈を打っていたが、私の右腕は冷えこわばってゆきそうに見えた。私は肩についた娘の右腕で自分の右腕を握った。握ることは出来たが、握った感覚はなかった。

「脈はある?」と私は娘の右腕に聞いた。

「冷たくなってない?」

「少うし……。あたしよりほんの少うしね。」

と娘の片腕は答えた。

「あたしが熱くなったからよ。」


 娘の片腕が「あたし」という一人称を使った。私の肩につけられて、私の右腕となった今、はじめて自分のことを「あたし」と言ったようなひびきを、私の耳は受けた。

「脈も消えてないね?」と私はまた聞いた。

「いやあね。お信じになれないのかしら……?」

「なにを信じるの?」

「御自分の腕をあたしと、つけかえなさったじゃありませんの?」

「だけど血が通うの?」

「(女よ、誰をさがしているのか。)というの、ごぞんじ?」

「知ってるよ。(女よ、なぜ泣いているのか。誰をさがしているのか。)」

「あたしは夜なかに夢を見て目がさめると、この言葉をよくささやいているの。」


 今「あたし」と言ったのは、もちろん、私の右肩についた愛らしい腕の母体のことにちがいない。聖書のこの言葉は、永遠の場で言われた、永遠の声のように、私は思えて来た。

「夢にうなされてないかしら、寝苦しくて……。」

と私は片腕の母体のことを言った。

「そとは悪魔の群れがさまようためのような、もやだ。しかし悪魔だって、からだがしっけて、咳をしそうだ。」

「悪魔の咳なんか聞えませんように……。」

と娘の右腕は私の右腕を握ったまま、私の右の耳をふさいだ。

 娘の右腕は、じつは今私の右腕なのだが、それを動かしたのは、私ではなくて、娘の腕のこころのようであった。いや、そう言えるほどの分離はない。


「脈、脈の音……。」

 私の耳は私自身の右腕の脈を聞いた。娘の腕は私の右腕を握ったまま耳へ来たので、私の手首が耳に押しつけられたわけだった。私の右腕には体温もあった。娘の腕が言った通りに、私の耳や娘の指よりは少うし冷たい。


「魔よけしてあげる……。」

といたずらっぽく、娘の小指の小さく長い爪が私の耳のなかをかすかに掻いた。私は首を振って避けた。左手、これはほんとうの私の手で、私の右の手首、じつは娘の右の手首をつかまえた。そして顔をのけぞらせた私に、娘の小指が目についた。

 娘の手は四本の指で、私の肩からはずした右腕を握っていた。小指だけは遊ばせているとでもいうか、手の甲の方にそらせて、その爪の先きを軽く私の右腕に触れていた。しなやかな若い娘の指だけができる、固い手の男の私には信じられぬ形の、そらせようだった。小指のつけ根から、直角に手のひらの方へ曲げている。そして次ぎの指関節も直角に曲げ、その次ぎの指関節もまた直角に折り曲げている。そうして小指はおのずと四角を描いている。四角の一辺は紅差し指である。

 この四角い窓を、私の目はのぞく位置にあった。窓というにはあまりに小さくて、透き見穴か眼鏡というのだろうが、なぜか私には窓と感じられた。すみれの花が外をながめるような窓だ。ほのかな光りがあるほどに白い小指の窓わく、あるいは眼鏡の小指のふち、それを私はなお目に近づけた。片方の目をつぶった。


「のぞきからくり……?」

と娘の腕は言った。

「なにかお見えになります?」

「薄暗い自分の古部屋だね、五燭の電灯の……。」

と私は言い終らぬうち、ほとんど叫ぶように、

「いや、ちがう。見える。」

「なにが見えるの。」

「もう見えない。」

「なにがお見えになったの?」

「色だね。薄むらさきの光りだね、ぼうっとした……。その薄むらさきのなかに、赤や金の粟粒のように小さい輪が、くるくるたくさん飛んでいた。」

「おつかれなのよ。」


 娘の片腕は私の右腕をベッドに置くと、私の目ぶたを指の腹でやわらかくさすってくれた。


「赤や金のこまかい輪は、大きな歯車になって、廻るのもあったかしら……。その歯車のなかに、なにかが動くか、なにかが現われたり消えたりして、見えたかしら……。」

 歯車も歯車のなかのものも、見えたのか見えたようだったのかわからぬ、記憶にはとどまらぬ、たまゆらの幻だった。その幻がなんであったか、私は思い出せないので、


「なにの幻を見せてくれたかったの?」

「いいえ。あたしは幻を消しに来ているのよ。」

「過ぎた日の幻をね、あこがれやかなしみの……。」

 娘の指と手のひらの動きは、私の目ぶたの上で止まった。


「髪は、ほどくと、肩や腕に垂れるくらい、長くしているの?」

私は思いもかけぬ問いが口に出た。

「はい。とどきます。」

と娘の片腕は答えた。

「お風呂で髪を洗うとき、お湯をつかいますけれど、あたしの癖でしょうか、おしまいに、水でね、髪の毛が冷たくなるまで、ようくすすぐんです。その冷たい髪が肩や腕に、それからお乳の上にもさわるの、いい気持なの。」


 もちろん、片腕の母体の乳房である。それを人に触れさせたことのないだろう娘は、冷たく濡れた洗い髪が乳房にさわる感じなど、よう言わないだろう。娘のからだを離れて来た片腕は、母体の娘のつつしみ、あるいははにかみからも離れているのか。

 私は娘の右腕、今は私の右腕になっている、その腕のつけ根の可憐な円みを、自分の左の手のひらにそっとつつんだ。娘の胸のやはりまだ大きくない円みが、私の手のひらのなかにあるかのように思えて来た。肩の円みが胸の円みのやわらかさになって来る。

 そして娘の手は私の目の上に軽くあった。その手のひらと指とは私の目ぶたにやさしく吸いついて、目ぶたの裏にしみとおった。目ぶたの裏があたたかくしめるようである。そのあたたかいしめりは目の球のなかにもしみひろがる。


「血が通っている。」と私は静かに言った。

「血が通っている。」


 自分の右腕と娘の右腕とをつけかえたのに気がついた時のような、おどろきの叫びはなかった。私の肩にも娘の腕にも、痙攣や戦慄などはさらになかった。いつのまに、私の血は娘の腕に通い、娘の腕の血が私のからだに通ったのか。腕のつけ根にあった、遮断と拒絶とはいつなくなったのだろうか。清純な女の血が私のなかに流れこむのは、現に今、この通りだけれど、私のような男の汚濁の血が娘の腕にはいっては、この片腕が娘の肩にもどる時、なにかがおこらないか。もとのように娘の肩にはつかなかったら、どうずればいいだろう。


「そんな裏切りはない。」と私はつぶやいた。

「いいのよ。」と娘の腕はささやいた。

 しかし、私の肩と娘の腕とには、血がかよって行ってかよって来るとか、血が流れ合っているとかいう、ことごとしい感じはなかった。右肩をつつんだ私の左の手のひらが、また私の右肩である娘の肩の円みが、自然にそれを知ったのであった。いつともなく、私も娘の腕もそれを知っていた。そうしてそれは、うっとりととろけるような眠りにひきこむものであった。


 私は眠った。

 たちこめたもやが淡い紫に色づいて、ゆるやかに流れる大きい波に、私はただよっていた。その広い波のなかで、私のからだが浮んだところだけには、薄みどりのさざ波がひらめいていた。私の陰湿な孤独の部屋は消えていた。私は娘の右腕の上に、自分の左手を軽くおいているようであった。娘の指は泰山木の花のしべをつまんでいるようであった。見えないけれども匂った。しべは屑籠へ捨てたはずなのに、いつ、どうして拾ったのか。一日の花の白い花びらはまだ散らないのに、なぜしべが先きに落ちたのか。朱色の服の若い女の車が、私を中心に遠い円をえがいて、なめらかにすべっていた。私と娘の片腕との眠りの安全を見まもっているようであった。

 こんな風では、眠りは浅いのだろうけれども、こんなにあたたかくあまい眠りはついぞ私にはなかった。いつもは寝つきの悪さにべッドで悶々とする私が、こんなに幼い子の寝つきをめぐまれたことはなかった。

 娘のきゃしゃな細長い爪が私の左の手のひらを可愛く掻いているような、そのかすかな触感のうちに、私の眠りは深くなった。私はいなくなった。

「ああっ。」私は自分の叫びで飛び起きた。ベッドからころがり落ちるようにおりて、三足四足よろめいた。

 ふと目がさめると、不気味なものが横腹にさわっていたのだ。私の右腕だ。

 私はよろめく足を踏みこたえて、ベッドに落ちている私の右腕を見た。呼吸がとまり、血が逆流し、全身が戦慄した。私の右腕が目についたのは瞬間だった。次ぎの瞬間には、娘の腕を肩からもぎ取り、私の右腕とつけかえていた。魔の発作の殺人のようだった。

 私はベッドの前に膝をつき、ベッドに胸を落して、今つけたばかりの自分の右腕で、狂わしい心臓の上をなでさすっていた。動悸がしずまってゆくにつれて、自分のなかよりも深いところからかなしみが噴きあがって来た。


「娘の腕は……?」私は顔をあげた。

 娘の片腕はベッドの裾に投げ捨てられていた。はねのけた毛布のみだれのなかに、手のひらを上向けて投げ捨てられていた。のばした指先きも動いていない。薄暗い明りにほの白い。

「ああ。」

 私はあわてて娘の片腕を拾うと、胸にかたく抱きしめた。生命の冷えてゆく、いたいけな愛児を抱きしめるように、娘の片腕を抱きしめた。娘の指を唇にくわえた。のばした娘の爪の裏と指先きとのあいだから、女の露が出るなら……。
http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/novel/kawabatayasunari.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c61

コメント [マスコミ・電通批評13] 後藤謙次、田崎史郎、伊藤惇夫・・・この三人は「官房機密費」まみれの札付き「悪徳政治記者」…  山崎行太郎  赤かぶ
24. 2014年9月02日 23:15:05 : jCXNFIsx17
この次の世代の小沢叩き人材がまったく育ってない。
ざまあみろだ。
宗教詐欺も、メディア詐欺も、まったく育ってない。
だからいつまでも、飯島や、ケケ中、マイケルグリーンやジョセフナッシングらが、手放せない。次の世代のヤツなんてネトウヨなみの知能で石原パパ外道と石原ジュニア低脳ぐらいの差があって、仕事にならんのよ。
早く上の世代の連中がオロクにならなんかなぁ。
あ、なっても信濃町の人のように生きてるふりするか…。
う〜ん、どないしたらええんじゃろかいね。あはは…
笑い事じゃありませんな。
http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/206.html#c24
コメント [カルト13] なんちゃってユダヤの下に欧州白人、その下になんちゃって日本人などの傀儡、中露の戦い方次第でEUが下克上を起こす展開である ポスト米英時代
01. 2014年9月02日 23:17:12 : V8O1ozF4lI
なんちゃってユダヤという呼称で、これからしばらくは落ち着きそうですか? 連中をどう呼ぶか、いろいろ深慮遠謀の末のことと推察します。いいと思います。ライト層にもわかりやすい表現で…。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/325.html#c1
記事 [医療崩壊4] デング熱 新たに12人の感染確認:今回のデング熱感染者はこれで34名

デング熱 新たに12人の感染確認[NHK]
9月2日 14時28分

東京の代々木公園周辺を訪れた人の間で感染が広がっているデング熱に、新たに東京、大阪、青森、山梨の合わせて12人が感染したことが確認されました。

全員が先月、代々木公園やその周辺を訪れていたということで、厚生労働省は、発熱などの症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼びかけています。
デング熱は、アジアや中南米など熱帯や亜熱帯の地域で流行している蚊が媒介する感染症で、ヒトからヒトには感染しません。
先週、東京の代々木公園を訪れていた東京と埼玉の男女3人がおよそ70年ぶりに国内でデング熱に感染したことが確認されたのに続いて1日、19人の感染が確認されるなど代々木公園やその周辺を訪れた人の間で感染が広がっています。
厚生労働省によりますと、新たに東京、大阪、青森、山梨の4つの都府県の合わせて12人の感染が確認されたということです。
いずれも重症ではなく、容体は落ち着いているということです。

国内での感染がおよそ70年ぶりとなる今回のデング熱で、感染が確認された人は合わせて34人となりました。
厚生労働省によりますと、感染が確認された人は、全員が先月、代々木公園やその周辺を訪れていて、最近1か月以内の海外への渡航歴はないということです。
厚生労働省は「代々木公園やその周辺で蚊に刺されて、発熱などの症状が出た人は速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。


厚生労働相「冷静に対応を」

田村厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「これまでも海外でデング熱に感染した人が日本に入国している可能性はあるが、国内で爆発的に感染が広がっているということはない。状況が劇的に変わったわけではない」と述べました。
そのうえで、田村大臣は「高齢者や子どもは、高熱が出た場合などは早く医療機関にかかってほしい。ただ、デング熱を媒介する蚊は冬を越すことはないので、パニックになることなく、冷静に対応してほしい」と述べました。


代々木公園 8月は14のイベント

都立代々木公園を管理する東京都によりますと、代々木公園では、先月は16日間、合わせて14のイベントが開催されました。
主に野外ステージやケヤキ並木を会場に開かれ、骨とう市や、よさこいのイベント、それに著名なミュージシャンのライブなどが開かれ、家族連れなど大勢の人が訪れていたということです。
東京都によりますと、デング熱への感染が確認された人の中には代々木公園に散歩やジョギングに訪れていた人もいたということです。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140902/k10014281541000.html

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デング熱 蚊は公園内の数か所に生息か[NHK]
9月2日 4時15分

国内でデング熱に感染した人が、1日、新たに19人確認されたことを受けて、厚生労働省は、感染源とみられる東京の代々木公園の蚊の生息場所が数か所あったとみて、感染ルートの特定を急ぐことにしています。

デング熱は、アジアや中南米などで流行している蚊が媒介する感染症で、ヒトからヒトには感染しません。

先週、およそ70年ぶりに国内で感染した人が3人確認されたのに続いて、1日、新たに、東京や神奈川など6つの都県に住む合わせて19人の感染が確認されました。厚生労働省によりますと、これまでに感染が確認された22人は、全員、先月、東京・渋谷の代々木公園の中や公園の周辺を訪れていたということで、いずれも蚊が感染源とみられています。
蚊の行動範囲は、半径100メートル以内とされていますが、厚生労働省が調べた結果、感染した人たちが互いに100メートル以上離れた場所にいたケースが複数あったということです。

このため、厚生労働省は、ウイルスを持った蚊が生息していた場所が公園内に数か所あったとみて、自治体と協力して、さらに詳しく聞き取り調査を行うなどして、感染ルートの特定を急ぐことにしています。

厚生労働省は、「生息場所などを特定できれば、効率的な蚊の駆除や注意喚起につながる。代々木公園やその周辺で、蚊に刺されて発熱などの症状が出た人は、速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140902/k10014267891000.html



http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/254.html

コメント [原発・フッ素40] 全国規模で原発事故を想定、京都府舞鶴市に原発事故対応の病院施設オープン(9/2 産経新聞) 赤かぶ
05. 2014年9月02日 23:19:02 : 8Wvwx83HSo
韓中日の原子力防災訓練 11月に初実施へ 2014/09/02 19:53

【ソウル聯合ニュース】韓国と日本、中国による3カ国合同の原子力防災訓練が11月に韓国で実施される。韓国原子力安全委員会が2日、明らかにした。

 同委によると、東京で開かれた3カ国の原子力規制当局による上級規制者会合で合意した。3カ国合同の原子力防災訓練は初めてで、11月20日に予定される。

 上級規制者会合は原子力安全の向上を目指して情報交換する目的で2008年から毎年、3カ国の持ち回りで開催されている。今回の会合では合同防災訓練のほか、テレビ会議の活性化、合意事項の履行に向けた実務グループの運用などについても合意した。

ikasumi@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/09/02/0400000000AJP20140902003500882.HTML
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/02/2014090204249.html
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/169.html#c5

コメント [戦争b14] ウクライナ避難民、100万人超=戦闘長期化で急増−UNHCR  時事通信 ダイナモ
04. 2014年9月02日 23:19:45 : Zyi3Pzd7xE
更新されるロシアの声からのニュース。NATO高官がキエフ政府は東部での戦争で軍事的敗北を喫したと認めたようだ。

NATO上層部:キエフは戦争に敗北した
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_02/nato-ukuraina/
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/155.html#c4

コメント [国際9] 「日本よ、いい加減アメリカとツルむのは止めたらどうだ?」(『ロシアの声』の記事) 無段活用
14. 2014年9月02日 23:21:37 : Wr5cvCffrE
ユダメリカ大好き、朝鮮賛美
おじゃま一郎は統一教会だろう

創価にしろ統一にしろ親米は勝手だが、一般人には甚だ迷惑だ
連中は山口県にアヘの親米王国を作り、そこで細々とやってりゃいいんだよ。
本当は、山口より済州島の方が、せいせいしていいんだけどな
連中にしても故郷の方がいいだろうし

http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/351.html#c14

コメント [マスコミ・電通批評13] 後藤謙次、田崎史郎、伊藤惇夫・・・この三人は「官房機密費」まみれの札付き「悪徳政治記者」…  山崎行太郎  赤かぶ
25. 2014年9月02日 23:22:15 : VHYW1ShSjY
このうちの一匹は、広島土砂崩れの政府対応について
「安部首相の初期対応で早期に自衛隊投入させた。」
などと、シャーシャーと言っとったわ。

片腹痛いわ。
ルール上、広島県知事の要請があって初めて
自衛隊投入だよな。たしか・・・

こいつらのコメントを聞くと、
北韓の朝鮮中央テレビでマンセー絶叫している
アナウンサーのようだ。

まじで、吐き気がする。

それとも、テレビ局側の配慮だろうか。
「この報道番組は、汚染されてます。」と

http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/206.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK170] 「日本を貶める朝日新聞」は生き残れない   門田隆将 赤かぶ
11. 大阪府民 2014年9月02日 23:22:57 : 2fc9REJTmRlzM : 8CZkebQNkk
頭の悪いコメントのオンパレード
4、7、9
あんたら真性の○○やな
多分朝日新聞も読んでないんやろ


http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/696.html#c11

コメント [原発・フッ素40] 隠れた放射能汚染 「除染放棄」に憤る人々 妹之山商店街
05. 2014年9月02日 23:23:22 : ZcQmQK3TyU
昨年まで必ず車庫の電気に
カブトムシやクワガタが何匹も飛んで来たが
今年は1匹も飛んで来なかった・・・
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/173.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK170] 政権交代請負人が初めて語る永田町権力闘争の内幕 小沢一郎氏(生活の党代表)×徳川家広氏(政治経済評論家) 赤かぶ
327. 一主婦 2014年9月02日 23:26:33 : rfKiZAFzfsBYA : jPG5hyPfWI
>>324 LKXRYf922Aさん

いま、私に近かずかないで。
ヒス越していますから、傷つきますよ。
夫は良く知っていますから、収まるまで遠巻きにしています。
貴方もそうしてください。

それから、JounMungさんに、ネチネチと仰るあなたは尊敬できなくなりました。そう言う所は共産党そのものですね。大らかさ、寛容さが足りません。
私、共産党的なものが大嫌いになってしまって、もう収まりが付きません。
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/534.html#c327

コメント [アジア16] 元駐中大使「南北分断は韓日双方にマイナス」:「北朝鮮に市場経済の動きが急拡大」:北の市民の表情に大きな変化 あっしら
05. 2014年9月02日 23:26:35 : V17YSyGCHE
 日本にしてみれば大好きな朝鮮が2つあったほうがいいだろう。
強大な朝鮮が出現すると日本はちょっかい出さずにいられない。

http://www.asyura2.com/14/asia16/msg/180.html#c5
コメント [経世済民90] 夏のボーナスは10万円?(NEVADAブログ) 赤かぶ
05. 2014年9月02日 23:31:18 : TGZjS8iB2r
>上場大会社を中心にしたボーナスを日経が公表し、あたかもこのボーナス額がサラリーマンのボーナス額という錯覚をさせていますが、大会社に勤める≪勝ち組サラリーマン≫は極くわずかであり、エリート中のエリートであり、大方の中小零細企業に勤める普通のサラリーマンはスズメの涙程しか貰えない実態が今回の発表で明らかになっています。

大企業に入れなくても日本では公務員になれば待遇だけは大企業と同じになる。給与は稼いだ付加価値の分しか貰えないというごく当たり前の原則からすれば、その給与水準を一般職の公務員にも無条件に適用している事に納得できる説明を聞いたことが無い。

やはり一般職の公務員は、地元の企業の水準に近づける努力をすべきではないか。

財政が逼迫し、国民に痛みを強いるなら尚更。
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/228.html#c5

コメント [雑談・Story40] あなたのストーリーを、あなたの人生をきかせてください 雑談・Story板になりました 管理人さん
29. avis 2014年9月02日 23:32:42 : oR76XbNWKDnA6 : 92WALQjOvE






              俺の抹茶を 君にあげる
              俺の抹茶を 君にあげる
              飲んで ともに眠ろ
              手と手 あわせ 
              ともに眠ろ




これは、今朝、目覚めたら、頭のなかでぐるぐるまわっていた、たぶん、ラブソングです。
シニアの「お茶飲み友だち」同士の、切なくもプラトニックな愛を高らかに歌ったものでしょうか。
朝の支度をしていても、いっこうに鳴りやまないので、ネットで調べてみました。
……抹茶オレなら、載っているのですけれど…。

こんなとき、作詞作曲家とシンガーソングライターだけは、めざさなくてよかったと痛感いたします。
音楽づけの暮らしをしているわけでありませんのに、清くおとなしく静かに生きておりますのに、
どういうわけか、たいてい、目覚める直前、すでに脳内で音色が鳴り響いているのです。
そのメロディにあわせて、ゆっくり目を覚ますといったほうが、正確かもしれません。

ちなみに、60〜80の低血圧ですが、朝、目覚まし時計は、まず、いりません。
6時なら6時、5時なら5時、睡眠不足なうえ決して寝過ごせないときでも、
眠る前に、「あした、6時に、起きるよ」と、一度言い聞かせれば、
その時刻に、すっと目が覚めます。私の脳について、唯一、自慢できることです。
きっと、小脳あたりに、目覚まし時計の身であった、前世の記憶でも残っているのでしょう。



――にしても、これ、抹茶だけに薫り高く、滋味深い、善き唄だと思うけどな。道、あやまったかな。

………やはり、シンガーソングライターくらいは、めざすべきであったかもしれません。





3 Gymnopédies, 6 Gnossiennes -D
https://www.youtube.com/watch?v=dtLHiou7anE









http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/726.html#c29
コメント [原発・フッ素40] 2011年3月14日の当時、混沌としていた情報の中で 小出氏は何を語っていたか? 知る大切さ
36. 2014年9月02日 23:33:22 : 4sM56f8YHU
32ですが、廃炉と停止は別物です。
停止の後に廃炉が始まるわけです。
福一の廃炉も、まだまだこれからですよ。
経済についての35氏のコメントに異論はありません。
廃炉費用については、また今度。
仕事中なので、失礼をば。
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/163.html#c36
コメント [マスコミ・電通批評12] ネットで暴露された徳光24時間マラソン“噴飯”全裏側 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
53. 2014年9月02日 23:34:49 : ZKyPWMbBXI
風が吹けば→桶屋が儲かる

27時間TV→ 徳光が走る→日本テレビが儲かり→読売新聞が儲かるってスンポウだろ
その走りが途中睡眠だろうが食事だろうが休憩だろうがマッサージだろうがお灸だろうがとにかく最終的には渡辺恒夫が儲かるって話なんだろ。
も一つおまけに長島出演とくりゃぁ又更に桶屋が儲かるってスンポウか。
そして日本国の電気は無駄に使われたッた事実だけが残った。
オオヤダ!
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/256.html#c53

コメント [政治・選挙・NHK170] 仕込み・ヤラセ・捏造の元凶は電通とネトウヨである(simatyan2のブログ) 赤かぶ
01. 2014年9月02日 23:36:24 : j2EOPrepI2

デング熱感染で発覚「王様のブランチ」生放送じゃなかった

1 : ミッドナイトエクスプレス(東日本)@\(^o^)/:2014/09/02(火) 14:07:33.19 ID:zNRcwul80.net PLT(16555) ポイント特典

TBSは1日、情報番組「王様のブランチ」でリポーターを務めるタレントの青木英李(25)と紗綾(20)が、
デング熱に感染した疑いがあると明らかにした。2人は現在治療中という。

TBSによると、2人は8月21日に東京・代々木公園でロケを行った際、蚊に刺されたとみられる。
2人はそれぞれブログで、27日に高熱が出たことを記述。その書き込みは現在、削除されている。

厚生労働省は「感染症法に基づく医師の届出のお願い」として、デング熱を「全ての医師が、
全ての患者の発生について届出を行う感染症」の対象疾患に指定し、「患者が発生するたび、診断した医師が、
最寄りの保健所に届け出てください」と求めている。ごく軽い感染症なら、1か月以内でいい場合もあるが、
デング熱については「ただちに届出をお願いします」というレベル。だが、TBSは「理由は不明だが、
2人は厚生労働省が発表した感染者のリストには含まれていないようだ」としている。

医師が何らかの理由で意図的に届け出なかったのか、怠ったかは謎だ。謎はそれだけではない。
「王様のブランチ」といえば、視聴者には“生放送”の情報バラエティー番組として知られている。しかし、
27日に揃って高熱を訴えている2人が30日の「――ブランチ」のスタジオに、何事もなかったかのように
出演していたのだ。一体なぜ?

「実は30日は生放送ではなかった。ですから、23日の放送後から本日まで出演者と番組スタッフが
顔を顔を合わせることはなかった」とTBS。

次回放送の2人の出演、番組内で本件について報告するかは未定だという。TBSは「2人に同行したスタッフ5人とも
今のところ症状が出ていないが、出演者の発症を受けて今後、検査させる」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140902-00000020-tospoweb-ent
2: ツームストンパイルドライバー(埼玉県)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:09:55.35 ID:+/MiBjT/0.net
「TBS Cスタジオより生放送」っていつもテロップが出るけど嘘だったってこと?

60: アキレス腱固め(catv?)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 15:03:08.88 ID:iJ97zVGK0.net
>>2
生でとったのを数日後放送してるってことじゃないの?

70: ニーリフト(埼玉県)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 15:18:35.22 ID:J8KkMG9p0.net
>>60

なるほどな

76: リバースネックブリーカー(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 15:37:19.38 ID:uaVA+i0ii.net
>>60
詭弁すぎワロタ

とりあえず騙されたとスポンサーに凸しかないは

8: フロントネックロック(神奈川県)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:12:42.10 ID:lCcGBVKc0.net
報道ですら詐欺なのに、今更なにを驚いてるのかと

7: 男色ドライバー(WiMAX)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:12:19.95 ID:c6WnaSsl0.net
見ないから終わっていいよ

3: ヒップアタック(愛知県)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:10:21.17 ID:I2oCn+UY0.net
生放送詐欺多すぎ

10: ラダームーンサルト(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:13:17.99 ID:hs3U97lxi.net
ニュース以外生放送の利点ってないよな

21: リバースネックブリーカー(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:18:34.00 ID:Q4FTpiZti.net
えーなんで生放送と語る必要があったんだー?
結局バレるんだし、いい番組なんだから詐欺る必要ないじゃん!
ホントあいつらモラルねぇわ

20: アンクルホールド(福岡県)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:17:34.06 ID:X1ROZLWa0.net
どうでもいい事で嘘つくなよ
嘘つかないと生きていけないのか

33: アキレス腱固め(東京都)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:25:01.22 ID:Z0KV34Nf0.net
ロケだけじゃなく番組全体が録画だったってこと?

30: 足4の字固め(東京都)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:23:59.87 ID:gbnN/lIN0.net
それでTBSは映像出し渋ってたのかw

61: ミラノ作 どどんスズスロウン(芋)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 15:03:13.23 ID:UINU4E940.net
完全に視聴者騙してるじゃん
死ねゴミ

41: かかと落とし(群馬県)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:32:04.59 ID:r85YDnQH0.net
生放送詐欺を罰する法律作れよ

34: 頭突き(WiMAX)@\(^o^)/ 2014/09/02(火) 14:25:49.15 ID:qwdToKWC0.net
騙すのが当たり前みたいな自浄作用が無い業界ってのホント異常

http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1409634453/

関連

悲報】 サンデージャポン 桜塚やっくんを完全スルー 生放送じゃないことがバレるw
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1381022167/
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/729.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK170] 高市早苗しかり、片山さつきしかり、橋本聖子しかり、三原じゅん子しかり、自民党の女性議員って「女性の敵」ばっかじゃん。 gataro
35. マッハの市 2014年9月02日 23:40:48 : af80H28qOi92. : Zu0tqNwVo2

  だれかー、「お持ちかえり」 してくれ〜

  こんなの置いとくと 議事堂が、くさっちゃう
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/632.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK170] 英紙が酷評…国内メディアが伝えない「アベノミクスの正体」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
30. 2014年9月02日 23:45:37 : HYgxKMw25E

今日の報道ステーションで、小泉進次郎が幹事長候補に上がっていたそうですよ。

頭の弱い安陪といい、偏差値44の小泉進次郎が幹事長になったら、それこそ日本はおしまい。

1000兆円も借金を拡大した自民党を経済政策がよくて支持するのもどうかしています。

自民党に責任をとらせるべきです。

安倍晋三と財界は、消費税10%に固執して、何が何でも消費税を10%にするようですよ。

恐ろしい連中ですね。


http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/678.html#c30

コメント [原発・フッ素40] デング熱感染報道は、9月に代々木公園で行われる反戦・反原発大集会つぶしが目的か 魑魅魍魎男
106. 2014年9月02日 23:45:56 : BnNO5hyj16
>今後拡散するであろうデング熱隠しに必死な気がするよ。

その予想当たってますね。

このコメントのお方、マスコミTVの内部事情にお詳しい方でしょう。

あるいは、同調性を偽装した工作員かもしれないけれどね。木馬かな、、、

さきほどチェックしてTV観てたが、どこのTV局も昨日とは真逆の戦法に出てきた。

今日は、各局事前に申し合わせたかのようなダンマリ決め込んで一斉に箝口令しいてたね。

ただ違ってたのは、奴ら、報道ステーションのスポンサーからアース製薬を露骨に外してきたよ。

一斉に、大本営発表するのも、一斉に、箝口令をしくのも、

どちらもゼンタ〜イ、右向け右、左向け左、の悪しき学校教育受けてきた世代が中堅所にいるからだな。

阿修羅の書き込みって、やっぱり体制側に覗かれてんだって実体験で判りましたよ。

ある意味、群集心理実験という社会実験の場だね、TV―ネットはね。

スマホなんてさらに奴らの都合のいいようにできてるに決まってる。。。

しかし、悲しい哉、すでに大きな社会実験装置となり果ててしまったこの世は、スマホを持たせるように持っていくだろう。

そういうスマホの宣伝をNHKなんかでも、さりげなく巧妙に持たせよう持たせようと洗脳しているのが、日々判ってしまうから愚かだよ。洗脳手法が稚拙だ。

この世を=人の暮らしを実験場にしてしまった唯物史観もここに至れり枯れおばな

もはや、当事者たちは、まともな感覚ではやってないことも明らかであり、ゲーム感覚で洗脳支配しようとしているに過ぎなない。

人々の暮らしの中で、こういうあからさまな洗脳実験手法を試すことは、まさにロボット人間のなせる業である。

こういうのが極端になると、人を殺せと言われれば仕事だから殺せる人間になっちまう。

もはや、人間という感受性の生き物の成し得る業ではないな。
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/110.html#c106

コメント [政治・選挙・NHK170] 幹事長人事でサプライズか 甘利氏が最有力も進次郎氏の名前まで浮上(ZAKZAK) かさっこ地蔵
06. 2014年9月02日 23:46:34 : 2HQJyoR5hU
確かにサプライズでしたね
サプライズになってないというサプライズ
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/725.html#c6
記事 [経世済民90] 全方位で火だるまのサムスン電子が劇的に凋落するという噂(Darkness)
全方位で火だるまのサムスン電子が劇的に凋落するという噂
http://www.bllackz.com/2014/09/blog-post_2.html
2014年9月2日 Darkness - ダークネス


サムスンの売上高の3分の2は、モバイル事業だが、このモバイル事業がこければサムスンは死ぬ。


この会社のモバイル製品は、早い話が技術は日本からパクリ、デザインはアップルからパクっていた。彼らの新技術と言えば、ベンチマークの水増し機能や、バックドアを付けることくらいだ。


大きな会社がこんなことをするというのは信じられないかもしれない。もし、嘘だと思う人がいたら、「サムスン・ベンチマーク水増し」「サムスン・バックドア」でグーグルで検索をかけて調べてみて欲しい。いくらでもサムスンの行状が出てくる。


サムスン電子は、安売りで売れているとは言えども評判は非常に悪い。燃えたり、爆発したりすることもしばしばあって、しかもその対応も芳しくない。


嘘だと思う人がいたら、「サムスン・爆発」で調べて見て欲しい。これもまた、いくらでも出てくる。本当に、次々と爆発しているのである。


最近では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の認知のために流行したアイスバケツ・チャレンジにあやかってコマーシャルを作ったのだが、これがまた史上最悪の宣伝だった。


■世界中の視聴者を激怒させたサムスンのCM


まず、このコマーシャルが流れたとき、世界中の視聴者を激怒させたのは、こういった善意のキャンペーンで生まれた活動や善意を、製品の宣伝に「利用した」ということである。


彼らはALSの募金活動には何も触れていない。ただ、流行りを利用して製品を売ろうとしただけなのである。


売名で利用できるのであれば、何でもするというサムスンのおぞましい体質に世界中の視聴者が驚き、呆れ、激しい批判をサムスンに浴びせている。


しかも、このコマーシャルはライバル会社の防水でない製品を指名するという悪意がこめられていた。サムスンの、そんな悪意が視聴者を気味悪がらせている。


相手からパクリ、パクった相手を執拗に貶し、嘲笑し、いやがらせをする。このサムスンの気味の悪い体質は、まるでストーカーに通じるものだと分析する人もいる。


しかも、このコマーシャルは、水をかぶったあとには時間がいきなり変わっていることから、アイスバケツ・チャレンジ自体が偽造だったことも分かっている。


そのために、「実際に水をかけたら壊れたのではないか」と嘲笑される羽目になっているのだが、これはサムスン電子の偽造体質を象徴しているかのようにも見える。


製品を宣伝するコマーシャルで、世界中を敵に回す会社も珍しいが、実を言うと、サムスン電子はコマーシャルを出すたびに敵を増やして会社が憎悪されるという「悪循環」を作り出しているのはよく知られている。


つまり、今回のアイスバケツ・チャレンジのコマーシャルだけが問題だったのではなく、ずっと問題を引き起こしていたのである。




■なりすまし企業が、なりすまし製品を作る


サムスン電子は、以前は「富士山」や「相撲」などをコマーシャルに映し出して製品を宣伝していたのだが、これは「日本企業のなりすまし」のためだったと言われている。


韓国企業だと言えば売れないので、日本企業に「なりすまし」したのである。


欧米人はこれにコロリと騙された。未だにこの問題企業を日本の会社であると勘違いしている人もいると言われている。


そして、この「なりすまし」企業の作る製品は、いつもライバル企業のパクリであり、製品から外装までライバルをそっくりそのまま真似ている。つまり、製品もまたパクリであり、「なりすまし」である。


この企業は、いつも売れているライバル製品に「なりすまし」していたのである。その結果、アップル社は激しい怒りを持ってサムスン電子を訴えて計9億3000万ドル(約930億円)を勝ち取った。


サムスン電子に同情する人間は誰もいない。むしろ、このようなパクリ企業がのさばっていることに怒りを感じている人の方が多く、サムスンはさっさとアップルに賠償金を支払うべきであると言われている。


パクリ被害に遭っているのは、もちろんアップルだけではなく、たとえば掃除機のダイソン社もサムスン電子に丸パクリされて、それを訴えたら逆提訴された。


理由は、「ダイソンの訴訟提起でサムスンのブランドイメージが傷つけられたから」という奇妙なものだった。これは報復訴訟であるのは言うまでもない。


パクリ企業にブランドイメージがあったのかどうかは知らないが、このような傲慢な行動が、サムスン電子に対する嫌悪につながっている。



日本企業に「なりすまし」を狙っていたサムスン電子のCM。


■弱り目に祟り目になっているサムスン電子


このように傲慢な経営をしていても、安物買いの消費者は世の中にたくさんいるので、サムスンの製品は売れ続けた。


しかし、それはサムスンという「ブランド」で売れたわけではない。他に安くて手頃な製品が出たら、サムスン製品はすぐに見捨てられるという宿命を負っている。


2014年に入ってから、サムスン電子には急激に暗雲が漂うようになってきた。


まず、カリスマ経営者である李健熙(イ・ゴンヒ)会長が発作を起こして倒れて、今も昏睡状態にある。もう現役復帰は難しいと言われている。


つまり、サムスン電子は、企業を統治できる唯一のワンマン・ボスを失った。


その時期にアップルとの訴訟に負けて約930億円の賠償金を支払わなければならなくなっている。


さらに、2014年4月から6月期には、中国のシャオミが一気にサムスンを抜き去って中国でナンバーワンのシェアとなった。シャオミは前年比240%の急増だ。対して、サムスン電子はシェアを15%も落としている。


そのあとには、レノボ、ユーロン、ファーウェイと、中国企業が後を追っており、サムスンのシェアは今後はさらに吹き飛ぶと言われている。


韓国企業は中国市場でも嫌われている。中国企業で間に合うのであれば、中国人はわざわざサムスンの製品を買うわけがない。今後、サムスンは駆逐される。


このような窮状の中、韓国政府は2015年3月から、企業の内部留保に対して税金をかける方策に出た。サムスンにとっては、まさに弱り目に祟り目の状況だ。


消費者に嫌われ、会長は植物人間になり、アップルに巨額の賠償金を支払う羽目になり、中国企業にはシェアを奪われ、韓国政府には内部留保を毟り取られる可能性があり、今や全方位で火だるまになっているのがサムスン電子だ。


おまけに経営者内では、内紛も起きていると言われている。サムスン電子は、今後、劇的に凋落するのではないかとも噂が流れるようになっている。


果たして、復活の奇策はあるのだろうか。



李健熙(イ・ゴンヒ)は相変わらず昏睡状態にある。
カリスマを失ったサムスンに、果たして復活の奇策はあるのか。



http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/233.html

コメント [政治・選挙・NHK170] 日本経済を撃墜した消費税と日本経済新聞の罪状(植草一秀の『知られざる真実』) 笑坊
47. 2014年9月02日 23:49:50 : cvmFnkl1dA
>46 
論争の場からの排除勧告ありがとう。都合の悪いことを書きすぎたかなー

これからは、天橋立の愚痴人間=財務省工作員というイメージが定着すると思うよ。

あんたをコテハンの中では比較的マシな部類に入ると思っていた閲覧者も今後、危険人物として警戒するようになるだろうね。

それと、糾弾掲示板も覗いてみたけど、だんだんネオリベ臭くなっているね。

どうやら天橋立の愚痴人間はゲッベルスの「嘘も毎日つけば真実になる」を実践しているようだな。

だったら、これからは「ハイル谷垣!」「ジーク財務!」って叫べばいいよ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/598.html#c47

コメント [カルト13] 蘭米が宿題提出拒否、ガキと同じ、ネット分析を敬遠、全世界の弔意省略も不自然、キエフ政権による偽旗作戦がバレバレなのである ポスト米英時代
10. 2014年9月02日 23:50:27 : atxeyfN6Rs
オバマの発言がトーンダウンした時に予想された事。そしてそれが確定したようだ。一度NHKにこれを読ませたいものだ。それでもNHKはいうだろう。オバマ様のおっしゃる事に間違いはありません。アメリカは悪い事など一度もしていません。はずみでロシアは共産国家で得体の知れない怖い国だと言うだろう。最後の証拠を突きつけても見解の相違ですと逃げ回るだろう。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/322.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK170] オリバー・ストーン監督「日本は戦争被害、原爆被害を主張するだけで中国侵略、日韓併合、東南アジアへの侵攻などの加害責任を教 gataro
24. 2014年9月02日 23:52:08 : 6m9Z3Oa7DY
白人の侵略は悪だが日本の侵略は悪ではなく善だと

何処で教わってきたんだろうね

http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/704.html#c24

コメント [原発・フッ素40] キノコの放射能汚染地図がヤバイ件!福島県だけではなく、甲信越地方等でもセシウム検出が相次ぐ!東日本のキノコは注意! 赤かぶ
11. 2014年9月02日 23:52:20 : l3e3sPhjfk
>しかし八百屋に並ぶ福島産の野菜や果物を見るにつけ東京は食品の大生産地を失ったのだと感じます。

東京というか、単なる後背地というか、一種ブランドだったんですよね。日本屈指の農業県でした。
これから、中国・アメリカなどの劣悪な生産物が世界に流れる中、安全でおいしい世界ブランドになっていけたかもしれなかったのに……永遠に失われてしまいました。原発みたいな、どマイナス産業のために。
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/123.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK170] 「世界の常識。日本国内では非常識…?アホノミクスの失敗確定:m TAKANO氏」(晴耕雨読) 赤かぶ
04. 2014年9月02日 23:56:06 : cRee7HBph2
悪代官と越後屋の大量復活が今の日本ですからして。              人権問題も貧困問題も眼中にないのですから。 仮に有ってもポーズだけ世界に言うだけですわねー。 似非先進国は変わりませんー。
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/727.html#c4

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