http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html
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(回答先: 温泉へ行こう _ 長野県 七味温泉 紅葉館 投稿者 中川隆 日時 2013 年 10 月 05 日 11:41:07)
修善寺温泉「あさば」
http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22000220/
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g790340-d304281-Reviews-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html
静岡県伊豆市修善寺3450-1
電話:0558−72−7000
あさば 春の雨
http://www.youtube.com/watch?v=7szaro1q45c
あさば 春の朝
http://www.youtube.com/watch?v=2bcFEXb9LaE
修善寺あさば(池とテラス)
http://www.youtube.com/watch?v=UJAa_p66uys
修善寺あさばの池
http://www.youtube.com/watch?v=uL8PEA8j_l8
修善寺あさば 池のアオサギ抜き足差し足
http://www.youtube.com/watch?v=fugV6Rivp_o
修善寺あさばの庭
http://www.youtube.com/watch?v=b1Z1bKpaCYU
http://www.youtube.com/watch?v=XlhQ4Y_seWc
修善寺あさばの内風呂
http://www.youtube.com/watch?v=HxCagKLUexQ
あさば 野天風呂
http://www.youtube.com/watch?v=PUjqmiPRwfk
修善寺あさば(フロント)
http://www.youtube.com/watch?v=luUIO_3q7Mo
あさば、旅館内
http://www.youtube.com/watch?v=KL9uhObAz9w
修善寺温泉 あさば 部屋からの景色 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=4UzSYcZfOxY
修善寺 あさば☆伊豆太鼓
http://www.youtube.com/watch?v=RRjoXgJAb2I
修善寺 あさば旅館 和太鼓演奏
http://www.youtube.com/watch?v=-JQgu812Mlc
宿泊料金
一泊ニ食付 37,950円〜78,900円
通常一泊ニ食(内風呂付)50,550円
アクセス
電車 伊豆箱根鉄道 修善寺下車 タクシーで5分(送迎はなし)
車 東名沼津ICより国道136号線経由 約45分
地図
http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22000220/dtlmap/
http://map.yahoo.co.jp/maps?type=scroll&lat=34.96903819329&lon=138.92491131296&z=18&mode=map&pointer=on&fa=ks&home=on&hlat=34.96903819329&hlon=138.92491131296&ei=utf-8
1. 何故日本一の旅館だった修善寺温泉「あさば」は変わってしまった
有名高級旅館 修善寺温泉 あさば (不味い口コミです) 2012-11-20 00:01:41
予約をする前に、こういうページがあればぜひ見たかった・・・と思ったので、一応書いておきます。
「西の玉の湯、京の俵屋、東のあさば」とまで言われた、修善寺温泉 あさば。
新婚旅行で、行ってみました!!
結論は、
@勉強になった
A二度と行かない
この2つ(^^;
窓から見る景色は最高。
アメニティも質がいい。
サービスも今回担当の仲居さんはハズレだったけど、他の人は悪くなさそうだった。
露天風呂のバスタオルが暖められていたのも良かった。
お風呂も気持ちがよく、清潔だった。
箸が少し湿らされて、びっくり!このサービスは初めて(^^)
と、まぁここまではok。
しかし、とにかく料理が最悪。。。。
ひとつひとつが、素材やだしの甘みが全くない・・というか、滋味がないというか、うまく言えないがとにかく不味い。
夜のコースは、正直美味しいものが、ほうじ茶アイスしかなく、我慢して何とか食べたと言っても過言ではない。。。
軍鶏つみれの鍋なんて、だれが作ってもそこそこに作れるはずなのに、不味い。
スープをほとんど飲まず、なんとか平らげた。
仲居さんが目の前で調味してくれるのだが、ネギが半生で最悪だった。
ご飯をよそってもらうとき、「ニチャニチャ」と音がたっていた。
普段から、家でも土鍋の炊き立てしか食べないYは、私よりもドン引き・・・。
どうやって、一口食べて残してしまうおしるこを作ることが出来るのだろう???
一口かじっただけで、嫌な味が口に広がる、茄子の煮びたしを作ることが出来るのだろう???
とても不思議だ。
本当に、本当に、不味かったのだ。。。
ワインのリストも、日本酒のリストも、有名どころを集めているだけで、しかも凄まじく高い。。
でも、唯一食べられたのが、夜ごはんのアイスと朝ごはんの卵焼き。
これだけは美味しかった(^^;
あまりのまずさに朝ごはんを食べ終わり、
つい
「大変失礼な物言いで申し訳ないのですが、料理長はちゃんと味見をしているのでしょうか?」
と聞いてしまったくらい(^^;
※もちろんこんなこと言ったのは初めてです!!
担当の仲居さんは、
「メニューが変わるときは、味見してると思いますが・・」
と言っていた・・・。
毎回してないのか・・・?
Yは、もしかしたら自分たちが若いからいじわるされているのでは?と疑い(笑)、
「みなさん、同じようなメニューなのですか?」
と聞いていた。
※Yがこんなこと言うのは非常に珍しい(笑)
連泊や、アレルギー対応、特別なリクエストがない限りは、みなさん同じメニューという答えだった。
とにかく本当に本当に不味く、本当に本当にびっくりした。
化学調味料に毒されてるとか、普段いいものを食べてないからだと、あさばの人に言われるかもしれないけど、今回の旅行は美味しい旅館を渡り歩いてきたため、それはない。
(っていうか、普段も、化学調味料なし、土鍋の炊き立てごはんしか食べない、調味料手作りとか、それなりに食には拘ってるし。)
神経質すぎるといわれるかもしれないが、今回の5つの旅館の中で、食事を不味いと思い、残したのは、あさばだけだ。
(これは普通の味付け、これはそこまでではない、とおもった料理は他の旅館でもあったけど、残すほどはなかった。あさばは、残しすぎて、夜も朝もおなかが空いてた・・・)
そして、今回新婚旅行で行ったのだが、初めて「おめでとう」を言われなかった。。。
(もちろん事前に知らせてはいた)
別にお祝いされたかったわけじゃないが、それだけサービスが落ちているという証明にはなる。。
でも、サービスの悪さはそこまで心には残らなかった。
他にも飲んでいない冷酒が料金につけられていたり、食事の出し方やいろいろと担当仲居さんのサービスは悪く、感じもよくなかったが、不味い食事がそれらを帳消しにして、まったく目立たせない効果を発揮してくれた。
実は、今回の旅館めぐり旅行で一番高かったのが、この「あさば」。
「西の玉の湯、京の俵屋、東のあさば」とまで言われた旅館に行ってみたかったのだが・・・・結果は散々。
他の泊まり歩いた旅館は、評判はもちろん、板長の経歴まで調べたりもして、値段や泉質、その他サービスまで比較検討し、選んだ旅館。
でも、あさばは、評判を昔から聞いていたので、あまり調べなかったんだよね。
帰宅後、いろいろ見てみると、最近女将が変わって質が落ち、料理についてだけはマイナスの評価をしている人もいた。。。
何故か、検索にはあまり上がってこないけど。
一言でいうなら、
「高いものが良いものとされていた、バブル時代の遺産だけでやっているような旅館。」
(昔はいい旅館らしかったみたいだけどさ)
やはり、ちゃんと自分で調べて、考えて、納得したものを選んでいくべきだよなーと再認識しました。
高い勉強代だったけどね(^^;
景色や歴史、アメニティは負けるけど、ここより美味しくて、仲居さんの質がいい20000円前後の旅館は、10は速攻で挙げられるよ・・・(^^;
以上、マイナスのことなので、書こうかどうか迷ったけど、旅行前にこういうページを見たかったと思っているので、書きましたm(__)m
あ!でも、あさば以外は、最高に楽しく、美味しく、充実した旅行でしたよ(>▽<)
■後日追記
あさばの口コミを、予約した旅行会社のホームページに書きました。
料理が不味い、サービスの質が悪いという評価です。
翌日そのページを見ても、1週間後そのページを見ても、別の人の大絶賛コメントがトップに出ていて、私のはなかったです。
http://ameblo.jp/kagura-mu/entry-11408575042.html
“女将が変わってから”
2011年9月に訪問
久々に、あさばに泊まりに行きました。数年前に、女将から若女将へと変わったというので、楽しみにしておりましたが…料理・サービスともに、質がガタ落ちしました。
昔のあさばを知っている人なら、今のあさばには泊まりたいとは全く思わないでしょう。
私も、二度と行かないと思いました。
あまりの質の悪さに、「料理長がお代りになったのですか?」と聞いてしまうほど。
しかも、最近では結婚式や団体客を受け入れ、1階の座敷では麻雀も解放されているとか…
本当にあり得ないです。
利益追求に走った旅館ほど、泊まり客にみじめさと哀れさをもたらすものはないですね。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r120157509-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html
あさばは年に何回か宿泊しています。
2011年4月に訪問
素晴らしい内装、完璧な接客、いつも安定したサービスなど、日本を代表する名旅館だと思います。
残念なのは、食事とホテルの構造です。
食事は、数年前までは東京のどんな料亭よりも美味しくインパクトがありました。また食べたいと思える一品が必ずお目見えし、とても感動したのです。
しかし現在は確かに良い素材を使っていますが、かつてほどの驚きがないように思えます。このくらいの料理なら他の旅館にもあるなあと思ってしまうのです。
最近の旅館は部屋に露天風呂が付いていたり、トイレまわりもデザインや小物類がとても作り込まれています。残念ながらあさばにはそれがありません。安旅館のような感じです。ただ池に面した部屋には露天風呂など設置できるわけもないので、この旅館はそういうものだと割り切った方がいいでしょう。
温泉も露天風呂は1つしかなく時間ごとに男女が入れ替わります。室内の温泉も景色が悪く普通の風呂です。このあたりなんとか改善できそうですが、ずっと同じです。
客室選びのポイント: 池に面した大きな部屋がベストです。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r120157509-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#REVIEWS
“変わってしまいましたね”
2011年3月に訪問
3度目の利用です。20年前、10年前、1年前の3回です。
1年前の感想ですが、値段の割(56,000円/1人)には、ちょっと高いかなと感じました。
その日は、客室7割が稼働する平日でした。部屋は綺麗にそうじされていて、スタッフの応対もよかったです。お料理は、50,000円越えの旅館のものではないように感じました。
それと、高級旅館なのに、女将さんのご挨拶がないのは、はじめての経験です。朝のお見送りもありませんでした。聞けば、館内にはいらしたようですが。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r124555722-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#UR124555722
徐々に応対に変化が・・・('09/01 訪問)
acco-n (19)さんの口コミ 女性・千葉県
2004年の夏から毎年1〜2回は宿泊するほどお気に入りのお宿でしたが、ここ1年半遠退いてます。
宿の雰囲気、料理、布団の寝心地、貸し切り風呂のシステムは私たち夫婦の気に入っているところです。
ただ、一昨年前からか徐々に???と、なることが重なりました。
まず仲居さん。
当たりはずれが大きい。
これは好みもあるのかもしれませんが・・・。
部屋食で一品ずつ温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で持ってきていただけるのは何よりなんですが、お部屋の入り口を開けっ放しにされるので他の部屋へ行き来される仲居さん達の足音が耳障り。
「テッセン」という一番奥のお部屋を良く使わせてもらっていたので気にならなかったのですが、一度、能舞台の見えるお部屋に泊まったときはかなり気になりました。
あとは大変失礼だとは思いますが、若女将さん。
どうやら他のお客様と勘違いされたらしく、ずっとそのお客様に合った話題ばかりを話しかけられて。
こちらとしてはよくわからない話題だったので首をかしげていてもなかなか察知してもらえず、結局そのまま。
こちらからきっぱり『人違いです。』って伝えれば良かったのですが・・・。
まだ慣れていなかったのでしょうか?
終いに帰り際、ラウンジで飲み物をいただいてチェックアウトの支払いをする時のこと。
いつもなら席に着くとすぐ係の人が「飲み物はコーヒー、紅茶、お茶から選べますが。」と、訪ねにきてくれるのですが一向に来ず。
能舞台を臨めるわかりやすい席に座っていたのに20〜30分忘れられました。
また鮎ごはんやら天城軍鶏やら穴子寿司が恋しくなった頃に伺いたいとは思いますが、経済的にもキビシイので果てさていつになることやら。
お料理のことで1つ。
いつからか最後のジェラードが3種類から2種類に減っていた。
そのことについても特に何の説明もなく、残念。
以前は目の前で取り分けてくれたんですけどね。
このご時世、変化は仕方ないのかもしれませんが。
http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22000220/dtlrvwlst/1966312/?sby=&use_type=0&srt=&PG=3&smp=2&lc=0
2009年8月に訪問
以前に比べ、あれっと感じたことがなかったわけではない。
初めに通された部屋はこもった悪臭があり、部屋を取り替えていただいた。
食事は、風味のないあさりの味噌汁などコストを下げた結果が見える料理が、夕食朝食ともにあった。
今回はWEBの旅行サイトから申し込んだので、そういう内容になったのか、直接あさばさんに予約すれば以前のような完璧なお食事を頂けたのか。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r59714053-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#REVIEWS
北斗七星さん [ 09/10/13 01:38 ]
伊豆・箱根方面に行く時、定宿として使って今回で4回目になるが、食事の質の低下に驚いた。
ひろ爺さんのコメントにも半信半疑だったが、本当にダメ。普通の老舗旅館の味に成り下がってしまった。
出汁感なく水っぽく、しょっぱさも気になった。思わず「料理長、変わりました?」と妻が聞いたほど。 30年ぐらい変わってないそうだが、いったいどうしたことか?
ひろ爺さん [ 09/10/23 14:54 ]
今回で4回目の宿泊です。松風の間でしたが、女房は控えの間へ入った途端に咳き込み、止まらなくなってしまいました。正室の方は だいぶましでしたが、滞在中 窓を開けっ放しで過ごしました。何故かは判りませんが、これまで泊った他の部屋ではそんなことは有りませんでしたけれど・・・。
食事もこれまでは満足していましたが、今回は不満足でした。椀物は塩辛すぎて食べられず、味噌汁は逆にうすすぎてダシもあまり効いておらず飲めませんでした。美味しかったのは、ブラマンジェと出し巻きだけだったとは言いすぎか。
泊った時期が悪かったのかなあ。(因みに御品書の用紙もこれまでとは異なり ごく普通の白紙でした。) 気に入った宿だっただけに今回は残念でした。
http://ryokan-gp.com/srk/1399-18-rac
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郡司勇
食事がここの白眉であるとのことだが、私にはわからなかった。
http://allabout.co.jp/gm/gc/80523/2/
郡司勇
私はいままで一番と思ったのは仙仁温泉「岩の湯」の食事で10年以上それ以上に感動した料理が無かったものである。
岩佐氏の絶賛する修善寺「あさば」の料理も数多く出てくるが、特に感動までには至らなかった。
http://www.gunjion1000.com/?m=201208&cat=3
自腹ゆえに本音、愛するがゆえに辛口。友里征耶さんの美味求真
「料理が美味しい旅館」という情報はマスコミや口コミでよく聞きますが、
実際訪問して満足される事が多いでしょうか?
「あさば」、「炭屋」、「俵屋」
そして最近では高額なだけがウリの「強羅花壇」。
支払い時に満足感を持たれて店をあとにされた旅館が沢山あるかどうか?
http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2006/06_0427_tomosato.html
“よい旅館でも料理が全然ダメ”
2011年10月に訪問
旅館全体の雰囲気、清潔感、部屋の設備、接遇、庭園、露天風呂・・・どれも素晴らしい。ただ、料理が全然ダメ。
素材そのものの味を引き出そうとしているのかも知れないが、味わいというか滋味のようなものが全く感じられない。出汁の取り方を間違っているのではないか、とさえ思ってしまう。
また、懐紙の折り方が逆(お葬式)になっていたりもする。多分料理長はチェックしないのだろう。
各地の名旅館と称されるところに宿泊したが料理だけダントツ駄目というのは初めての経験なので投稿することにした。料理がイマイチだと再訪は難しいが、敢えて再訪して再確認したいほどだ。ただ、とある雑誌に料理や部屋(館図)が公表されていたが、同じような料理内容だった。非常に趣味の良い器に盛られ丁寧に一品ずつ供されるだけに何度も言うが本当に残念なだった。改善して頑張って欲しい。料金も5万円強していたのでコストパフォーマンスも含めて2ポイントに。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r120157509-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html
悪くはないが、評判ほどでもない('10/04 訪問)
デイープブルー (17)さんの口コミ 50代前半・男性・東京都
残念なのは料理。ふつうの懐石でした。
何一つ特筆するものはありません。おいしいと思うものはありませんでした。
料理に高評価をつけている方を疑いたくなる程です。
あと、布団引きのおじさんの雑さにはあきれます。あんなにバサバサしなくてもよいのでは。
サロンも遠く不便でした。
全体としては、普通より少しいい感じが正しい評価では?
費用対効果は疑問です。
http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22000220/dtlrvwlst/1609863/?sby=&use_type=0&srt=&PG=2&smp=2&lc=0
yossyさん [ 12/05/17 20:27 ]
注目の御料理ですが、期待が大きすぎたのか、少々感動が少なかったです。お味も、だし汁が薄いようで、名物の穴子も少々硬く、匂いも残っているようでした。決して不味い訳では有りませんが、物足りなさが残りました。
かおるさん [ 12/04/02 13:31 ]
正直料理がちょっと物足りませんでした。一つ一つはとてもこだわっていらしているのがわかりますし、素材を最大限にいかしたお料理なのですが、何か全体的に似たようなテイストで、途中から飽きてしまいました。派手が良いとは申しませんが、どこが一番の売りかもわかりませんでした。
つくねのお鍋や穴子鮨は有名ですが、どちらもコースの最後の為、大分料理に飽きを感じた後で、すごく楽しみにしてたのに感動が殆どありませんでした。
施設・雰囲気・接客最高ランクなのに料理がちょっと・・・。何品かもっとインパクトのあるものが欲しいですね。料理のこだわり・品の良さは最高なのに何かが足りない気がします。必要以上の演出は不要ですが、多少のわ〜って感じは必要だと思います。でも、全体としてはさすがといった感じです。
http://ryokan-gp.com/srk/1399-18-rac
「東のあさば」は本当か?('08/05 訪問)
123 St.Thomas (2)さんの口コミ
五月に、初めての宿泊。当サイトや雑誌等のランキングでも常に評価が高く、どのような内容の宿なのか、期待していたのだが。
はっきり申し上げて、あらゆる点で過大評価だと思います。
食事について言えば、極平均点の懐石料理。
夕食に、特に印象に残る一品も、味もありません。
評判の黒米あなごも、たれの味とあなごがケンカしており残念な出来。
皆さん一押しのブラマンジェは、当方には甘すぎて、味がわからず。
高評価のワインリストも、???
有名な銘柄の、程度の低いラインが勢揃い、という印象。
給仕の仲居が、これまたひどい。
なぜ、食事している部屋の襖を開けっ放して出入りするのか。
百歩譲って、部屋入口の扉を開け放すのは配膳の都合を理解するとしても、部屋の襖までそのままにされたら、人が行き来する廊下の音を聞きながら、食べなければならないではないか。
加えて、料理を一品づつ持ってくるのは良いが、仲居が部屋に入る時、一々大きな声で「失礼いたしまーす」と叫ぶのは止めてくれないだろうか。
自分の部屋の仲居の声だけでも辟易としているのに、上記の如く襖を開け放されているので、あちこちの部屋に出入りする「失礼いたしまーす」が、こだまする如く、食事中のべつ聞こえてくるのだ。これには、参った。
朝食にしても、しかり。
一品づつ持って来てくれるのは良いが、パタパタパタパタと雪駄の音が五月蠅い。
また、朝食と夕食は、重きを置く所が基本的に違うという事を理解しているのだろうか。
朝は本来、ゆっくりと、白いご飯を美味しく食べられる「おかず」を並べ、自分のペースであれこれと、食べたいものではなかろうか。
伊豆の宿だと云うのに、朝食の膳には山葵漬も梅干しも、並ばない。
朝から客にシイタケを焼かせるのも、どうかと思う。
火鉢を、どうしても真中に置こうとする仲居の強引な振る舞いにも、唖然。
無理に置けば、私達の膳が座卓を大きくはみ出すのである。
そうまでさせて、マニュアル通りにすることに、何の意味があるのか?
宿御自慢のサロンでも、呆気にとられることしきり。
先ず、朝は八時を過ぎないと飲み物を頼めない。
早起きをして、能舞台を眺めながらゆったりコーヒー、なんてことはできないのである。
朝食後、首尾よくコーヒーにありつけたとして、二杯目を所望すると、
「お代りはお金をお支払いいただきますけれど、よろしいですか」
とくる。こちらは、飲みたくて頼んでいるのだから、お金云々ではない。
だが、仮にも一泊5万円以上払っている宿泊客に、コーヒーのお代わりを出せない宿。
これは、何か根本的な勘違いを表していないか。
サロンで本を読みながらくつろいでいる客に対して「お代りは別料金云々」と、恥ずかしげもなく大声で言える従業員マニュアル、というのもすざまじい。
ある意味、脱帽である。
世間では、「西の玉の湯、京の俵屋、東のあさば」と評されるのだそうだ。
西も京も体験済みだが、並び称されるのは、ご両所にかなり失礼かと。
外見を似せることはできても、その宿に息づくホスピタリティ、雰囲気は雲泥の差。
やはり東国は、あらゆる意味で田舎だということなのだろうか。
http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22000220/dtlrvwlst/590386/?sby=&use_type=0&srt=&PG=3&smp=2&lc=0
“口コミが消されたので再投稿します”
1 / 5 2013/09/06に投稿しました
やっと予約が取れ、名旅館あさばということで本当に楽しみにしていましたが見事に裏切られました。
連休で混んでいたのはしょうがないのですが、ロビーがチェックイン時になっても掃除中のまま。掃除機のコードをまたいで案内されたのは序の口。
頼んでおいた食事の時間は間違える、仲居が未熟なのか、料理の三つ足の皿の方向を逆さにして出す。
挙げ句の果てに、最初に頼んでおいたまんじゅうの数を間違えており(食事の時間と一緒にお願いした)、チェックアウトの時に「本当に2つ頼まれましたか?」と数名のスタッフが取り囲むようにして、まるでこちらが嘘でもついたかのように責められ、悲しいやら、悔しいやら、散々な思いをいたしました。
代理店を通して頼んだ舞台の見えない安い部屋だったからなのか、それとも所詮この程度なのか、、、。
直後にこちらに投稿したレビューが、どういうわけか削除されていたので再投稿しました。
もっと高い部屋だとまともなサービスが受けられるのかもしれませんが、二度と行こうとは思いません。
2012年10月に、家族で訪問(体験)
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r175909457-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#CHECK_RATES_CONT
“あり得ない事が…”
3 / 5 2013/01/10に投稿しました
お正月に宿泊しました。
評判の良いあさばさん。 過度な期待はしないようにと言い聞かせつつもどうしても期待してしまいます。
前日は、違う宿に宿泊していたのですが荷物は何も言わずとも あさばさんに運ばれていました。
接客が良く 清掃が完璧だと言う多くの口コミを見ていました。
けれど、運が悪かったのでしょうか…
担当の仲居さんは、愛想が無く所作が雑でコースターを投げるように置いたのにはびっくりしました。
部屋の加湿器が、お手入れのマークにサインが付いていたので交換をお願いした所、フロントの方が来て何もせずリセットボタンを押して「これで大丈夫です。」と…
嘘でしょ?
「フィルター等が汚れているからお手入れマークが付いたのではないですか?」
と私。
それを見ていた仲居さんが別の加湿器を持って来てくれました。
ですが!!!もう1台あった加湿器にもお手入れマークが点滅。
まさかと思いフィルターを見ると外からも分かるぐらいびっしりの埃が付いているではありませんか。
何カ月も手入れをしていない証拠です。
担当の仲居さんに見て頂きました。
極め付けには、朝食時に出たシラスの中に髪の毛が入ってて、もうあり得ない!!!
若おかみさんが丁寧に詫びに来られましたが、それ以外にも不愉快な事があって
もう行きたいとは思いません。本当に残念です。
2013年1月に、友達と訪問(体験)
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r149315410-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#REVIEWS
“得意先招待だから良いけれど…”
2 / 5 2012/04/08に投稿しました
肩コル宿ですなぁ!
鬱陶しい位に干渉してくるし、歴史は有るかも知れないが、快適とは言い難い。
価格も驚愕!! お一人様56000円ですよ。
大して旨い物が出る訳でもなく、何だろなぁ的です。
これなら自分の金なら泊まらない。招待だから我慢しますが、貧乏人は御断り感覚が垣間見て取れます。
金持ちの皆様…ドンドン集って消費して下さい。内需拡大!御国の為に♪
俺は御免だがね。
2012年4月に訪問(体験)
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r128413556-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#REVIEWS
“レベルは高いが名前負けしてる。本当の意味の日本旅館ではない。”
2009年10月に訪問
老舗の有名旅館なので期待しすぎたせいなのか、入った瞬間、何か違う感じなーと言うのが第一印象。門構えも立派だし、清潔感はある。写真で見て知っていた池に浮かぶ能舞台も見事。しかし、本当の意味の美意識が欠けている。
全てがレベルの高いものなのだが、何故だろう?
モダンなのか、和風なのか、洗練なのか、伝統なのか、要するに、確信をもった美意識によって作られたものでないので、全てが平均点以上なのだが、すごくブレがある。失点を恐れて、他人の評価を意識し過ぎているのか、本来持っている価値を失ってしまっているように感じてしまう。もっと自信を持っても良いのに。
客に良いサービスを届けたいという気持は本当に感じますが、レベルが高いからこそ、余計に目についてしまうちぐはぐさのようなものがあります。客に何を本当に味わってもらいたいのかが良くわからないのが、残念でした。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r48963258-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#REVIEWS
“ん〜どうでしょう...........”
2009年2月に訪問
初めての修善寺温泉。
その老舗あさば旅館へ、料理は美味しかった。
ですが、また食べたいと思わないかも。(個人差ですが)
最初に立派な門が私を迎えてくれます。
老舗のにおいが心地よかったです。
問題は中です。
老舗の旅館にしては、かなりモダンな色を出してます。
ミスマッチな感じがします。私が想像し過ぎなのかどうか?
ラウンジの作りはモダンすぎて落ちつかなかったです。
部屋は綺麗でした。
床の間もちゃんとしておりました。
アメニティの質は高級旅館にしてはそこそこ。
和をあまり感じなかったです(残念)
ワインとかのリストが部屋にありなんか、え〜って感じで、
部屋にはテレビがあり、それも中途半端な大きさでした。
あれならない方が部屋の雰囲気がよくなると思います。
とにかく、寝ても覚めてもモダンな感じの作りに
外の能の舞台とミスマッチな感じがしました。
正直、この値段でまた来るかと言ったら
考えさせられます。
一回は宿泊してもいいと思います。
でも、イベントがない時は、なにをしたい旅館なのか
と問うたら、普通の旅館とあまり大差がないのかもしれません。
気に入った点 — 庭に浮かぶ様にある、能舞台
気に入らなかった点 — 内装。老舗の趣がない。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g790340-d304281-r24074110-Asaba-Izu_Shizuoka_Prefecture_Chubu.html#REVIEWS
あさば・・・ - 北斗七星 2013/06/06 (Thu) 23:08:03
母の誕生日に宿泊する予定でしたが、野村萬作さんの狂言が行われるとの事で、超高額(通常の3倍ほど)のため、その前日に宿泊しました。
部屋は初めての「浅葱」でした。
相変わらず、料理は素晴らしかったですが、私の時は、アユが少々、骨っぽかったです。
寝具の素晴らしさに母は感動していました。
それにしても、狂言当日の料金が一人18万円と聞いてビックリしました〜(@_@;)
Re: あさば・・・ - あびたろう 2013/06/06 (Thu) 23:41:21
「浅葱」、部屋の出来と眺めで、一番好きな部屋です。
特にリビングで能舞台を眺めるのが良いですね。
>狂言当日の料金が一人18万円
それはびっくりです。
毎年、修善寺芸術紀行という案内が送られてきます。
それによると、野村家の狂言や観世流の能では、鑑賞・1泊2食で68,000〜 となっていますが、特別席(部屋)料金なのでしょうか?
Re: あさば・・・ - 秀
2013/07/12 (Fri) 00:03:09
みなさん、こんばんは
今日、あさばに電話したんですけど
あさばの予約って、以前は三ヶ月前だったのですが
いつのまにか半年前からokに変わってたんですね。
松茸&鱧は9月10日くらいから10月始めまでということ。
期間が短すぎて、スケジュールが
あわせづらいですね。
Re: あさば・・・ - あびたろう
2013/07/12 (Fri) 00:16:39
秀さん、またこんばんは!
そうなんです。
先日泊まった時、半年前から予約OKとのことでした。
以前は、週末は2か月前、平日は3か月前からで、とてもじゃないけどスケジュール調整ができないと、数年ご無沙汰したことがありました。
2年ほど前から、週末でも4カ月前からOKになったように記憶しています。
あさばも強気ではいられなくなったのだろうと想像しています。
松茸&鱧は、まだ食べたことがないですねえ〜
一度食べてみたいものです
http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6825917
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2. 大学でホスピタリティ経営学を学んだ「あさば」の若女将が壊したものは…
iyashinnboさん [ 09/06/16 17:41 ]
残念なのはお客さんによってサービスが違います。具体的にはロールスロイスで行く時とクラウンで行くときとでは全然違います。芸能人や政治家の方が良く利用されるのである意味仕方がありませんが、もちろんクラウンは私でしたけど
http://ryokan-gp.com/srk/1399-18-rac
私、貧乏人は大嫌い
_/ ̄二ニ> / ̄ ̄7
} ̄ ̄\_ニrヘrx∠二_ 〈
〈 >'´ `丶、〉, / ̄ ̄ ̄\
〉/ \ゝ / も 話 ! / ̄ ̄ヽ
〃 -‐ァ7丁 ヽ ヽ ! ら し | | あ |
/ / / / / j j \ ',、 | え か :! l の |
/ // / / ,′ l 入 \ ',、 ! ま け :! ヽ__/
ハ// // / / // 丶 ヽ ハハ. | す ん. |
| l l // / / // \ ハ j', ', | か と :!
l l l / / / // ヽハ ハ ! ', っ j
fハ! ! l / //// 、, -‐ ´ `丶l | ノ~}j l \__て__/
Vヘl ハV,rr=ミx / ,zr=-x_ l !/勹/ j
V∧ ヽ込zソ` 乂ソ'′リ} 〉'/ j
近 そ あ. 乂ハ jし'′ /
づ れ と 、 ハ /
か 以 / /
ん 上 \ r‐ ー、 / ̄>/
と 〈 > 、 ` ´ , イ >'´_|
っ ∧ 《ハ`ー-‐'´ / / \_
て 〈. \ヘハ_ / / / ̄\__
\ ヽ┐ | | | / / /
「俵屋」にあって「あさば」に無いもの、それは「抜群のホスピタリティ」だと思う。
大女将が表舞台から身を引いてから温かみが少しばかり減ったように感じるのは思い過ごしであろうか。
和のお宿からホテルテイストになっているような気がする。
http://abitaro.com/yamabuki/yamabuki.htm
この旅館の、若女将は、大阪学院大学ホスピタリティ経営学の卒業生。
大阪学院大学のホスピタリティ経営学---『ホスピタリティ・マネジメント・プログラム』
私の見解では、「ホテル」と「旅館」に基本的なちがいはなし!!
女将とは女性総支配人にほかならず!!
『ホテル・ビジネス・ブック』のもとになった「ホテル事業論」受講生から、岡山「ゆのごう美春閣」の若女将、永山いずみさん(大阪学院大00年卒)、伊豆修善寺温泉「あさば旅館」の若女将浅羽弥佐さん(同01年卒)の二人を輩出しています。
http://blog.goo.ne.jp/nakatani-jyuku/e/4f3abf0358e121d3486dabd1580eabf9
伊豆修善寺温泉の「あさば旅館」は、1675年創業。
昨年6月、この知る人ぞ知る老舗名門旅館の若き経営者と大阪学院大出身のホテルウーマン浅羽弥佐さん(旧姓高橋・01年外語卒)が結婚、OG永山いずみさん(00年国際卒・ゆのごう美春閣女将)に続く、二人目の女将誕生となりました。
浅羽弥佐さんは、在学中、航空会社を志望。 念願かなって航空会社の客室乗務員の内定を得ていたにもかかわらず、4回生の時、ホテル総支配人から着任早々の仲谷秀一教授の「ホテル事業論」受講をきっかけに、ホテルに進路を変更しました。
仲谷教授によりますと
「永山さん、浅羽弥佐さんに共通するのは、ホテルの仕事を単に接客サービスととらえるのではなく、ビジネス・リーダーを目指していたことですね。事実、女将になる直前のお二人は、勤務先のホテルで若手管理職、リーダーとして活躍していました」
「接客サービスで、対面する一組のお客様を満足させることはできます。しかし、リーダーやマネジャーになりますと、多くの優れたサービススタッフを育て、魅力的な企画をたて、ビジネスの仕組みに工夫を凝らすことによって、より多くのお客様を満足させ、感動させるとことが可能になります。 また、お客様が満足するホテルは繁盛し、経営も安定します」
http://blog.goo.ne.jp/hic2006/e/759f2a3e5ffe253a51cc53ea94c2f50d
93 :学籍番号:774 氏名:_____:2006/11/13(月) 02:19:50 ID:???
。 ◇◎。o.:O☆οo.
。:゜ ◎::O☆λλ☆。∂:o゜
/。○。 ∂ノノ`∀´ルO◇。☆
/ ◎| ̄ ̄ ̄ ̄ ゚̄ ̄ ̄ ̄|:◎:
/ ☆。| 大阪学院大学。 ☆
▼ 。○..io.。◇.:☆____| 。.:
∠▲―――――☆ :∂io☆ ゜◎∂:.
大阪学院はホテル系が強いらしいが、フェイスって一刻の中林大樹レベルを要求
されるのかな…。
※大阪学院大の受け入れ企業
(*^_^*)新阪急ホテル
(*^_^*)リーガロイヤルホテル
(*^_^*)ハイアットリージェンシー京都
(*^_^*)京都ブライトン
(*^_^*)ウェスティンホテル淡路
(*^_^*)新神戸オリエンタル
(*^_^*)神戸ポートビア
(*^_^*)シーサイド舞子ビラ
[来年大阪学院の研究員が社長に就任]
(*^_^*)メリケンパークオリエンタル
http://mimizun.com/log/2ch/student/1159869853/
520余年の古い歴史を持つ「あさば」。
もともとは修禅寺の門前の近くに「宿坊」として 建っていたそうです。初代当主であった、浅羽弥九郎幸忠(あさば やくろうこうちゅう)は、 修禅寺の曹洞宗の開山のために派遣された禅師に従い、当地を訪れました。そこからお寺を守る為に、僧侶が泊まる「宿坊」を 修禅寺の門前近くに建てました。
そして、時代とともに、宿坊から温泉宿へ、
修禅寺にあった宿坊をやめ、川を挟んで南西に移い変えた、当時の別館を 今の旅館として、多くの観光客の方々に愛されています。
また、ここのあさばでは、600坪の、広〜い庭があって、 竹林と緑あふれる自然に囲まれた、一面の池に、 美しく建つ、「月桂殿(げっけいでん)」と呼ばれる、 能舞台があります。
ここで、能をはじめ、狂言や、三味線で弾き語りをする 新内流しなどを多彩な公演を行っています。故・五代目、中村富十郎さん、 人間国宝になっている、野村万作さんなど多くの著名人がここの能舞台で公演を行っています。
また、神前式としても使われています。 和装した新郎・新婦さんの、愛を誓う一生に一度の、 特別な日になること間違いないですね。
部屋は、和の造りもあれば、現代アートを盛り込んだ、おしゃれな部屋もあります。
さらに、「あさば」にはサロンや、エステルームもあるんですよ。
どうして、老舗旅館なのに、こういった現代的要素を交えているのか、
10代目若女将の浅羽弥佐(あさば みさ)さんにお聞きしたところ、
「全体的なリニューアルはしていませんが、デザインや空間などの内部に、
現代に沿った工夫をしている。」
とお話してくださいました。 老舗といえども、時代のニーズに合わせた、対応をされているんですね。 若女将にさらにお話をうかがっていくと、
「いつでもお客様が居心地のいい空間を目指す為に、当たり前のことを当たり前にできるように努めていく、
これが代々伝われたきた『あさば』の理念です」
と教えてくださいました。
http://www.k-mix.co.jp/kanogawa/2011/11/21-1300-21724.php
Re:あさば と 柳生の庄 どちらがを選びますか?
Date: 11/04 00:00
修善寺のタクシーの運転手さん曰く、泊まるならあさばより柳生の庄だそうです。柳生の庄へ向かったのでリップサービスだと思いますが。。。
私もあさばと柳生の庄で迷いましたが、電話の対応で柳生の庄に決めました。単にあさばの予約が取れなかっただけですけどね。でもいつ予約が取れるか分からないと言われた時は傲慢さを感じました。
http://ryokan-gp.com/bbs/all/3720/log19/
Re: あさば 満点星 - あびたろう
2010/03/15 (Mon) 01:04:36
「あさば」、大好きな宿です。でも先日、電話係の女性(ひょっとすると若女将?)とやりあったので、「意地でも行くもんか」と思い、当分行けそうもありません(笑)
あの電話係の女性以外は、何にも不満は無いのですが(笑)
これで二度目の喧嘩です(笑)
前回は二年のブランクができましたが、今回はどれほどになるでしょうか(笑)
Re: あさば 満点星 - 北斗七星
2010/03/16 (Tue) 00:17:01
あびたろうさん、あさばでの電話のやり取りは、どんな内容だったのですか?
とても気になります。
実は、前回、あさばに行った時(料理が美味しくなかった時です)、スーツを着た30代ぐらいの女性スタッフ(多分、若女将だと思います)が非常に感じ悪かったものですから。
慇懃無礼というか、言葉は丁寧なのですが、上から目線というか、小馬鹿にしてるというか、そんな印象を受けました。
ロビーで夫婦で記念写真を撮ってもらおうと思い、お願いしたら苦笑いしながら「ちょっと、、、ごめんなさいね」と断られました。こんな経験初めてなのでビックリしましたよ。
まあ、そんな事もあったので、あびたろうさんの場合はどんな感じだったのか興味あります。
差し支えない範囲で構いませんので教えてください。
Re: あさば 満点星 - あびたろう
2010/03/16 (Tue) 00:43:23
電話に出る女性スタッフ、声の感じでおそらくいつも同じ人物だと思うのですが
>慇懃無礼というか、言葉は丁寧なのですが、上から目線というか、
>小馬鹿にしてるというか、そんな印象を受けました。
まさにそんな感じですよ。
若女将かどうか定かではないのですが、「スタッフに言っておきます」という上から目線的な言葉使いから、ひょっとしてと思ったのです。
部屋係りの女性やフロントの黒服達や大女将の言われる話と、電話係の一人の女性の言うことがまったく違うのです。
そのことを事実に基づいて説明すると、謝るどころか
「今後そのようなことが無いように、スタッフに言っておきます」
ですから(笑)
予約の時期に関することで、規則は規則で仕方がないのだけど・・・
同じことが二度続くとねえ〜
この女性の顔を見てみたい(笑)
「あさば」には時々変なスタッフが存在するようで(笑)
それ以外は、ホントに素晴らしい宿なんだけどなあ〜
今回も感じたのですが、スタッフに関しては「俵屋」のほうが数段素晴らしいですね。
あれほどの格式がありながら、「俵屋」ほどホスピタリティの素晴らしい宿は、なかなかないですよ。
Re: あさば 満点星 - マチス
2010/03/16 (Tue) 06:21:53
若女将って30歳くらいで色白のおきれいな方ですかねえ、、写真撮影拒絶ってショックですね。
もしその方であれば少しお話はしたんですが、、それほど悪い感じはしませんでした。でもやたら結婚式することをすすめてこられたのにはいささか閉口しましたがwww
そうそう、ある仲居さんにサロンで呼び止められ、浴衣を直してくださったのですがその際に「ご妊娠ですか?」と言われたのもw。。。してない、し(笑)かなり失礼ですよね。。スリムではないですが、そこまで太ってるってわけじゃあないと思うんですが私。。食事後でおなかがパンパンだったとはいえ、、結構失礼だよなあ。。と。っていうか思っても普通言わない、気が。かなりリスキーな発言ですよね(笑)
という意味では、、、そうだな。。まだまだ修行の余地ありますね、あさばのスタッフってw
Re: あさば 満点星 - あびたろう
2010/03/16 (Tue) 15:24:43
「ご妊娠ですか?」っていう問いは善意の気持ちからという解釈もできますが、使わないほうがいいですよね。デリカシーに欠けていると思います。
客商売にたずさわる人間は、言葉の微妙な言い回しには留意すべきでしょう。
「あさば」の部屋係は固定されていませんので(俵屋はいつも同じ女性です)今まで5人くらい出合ったでしょうか。
それぞれ個性的な女性でした。
良く言えば金太郎飴的な応対ではないということでしょうが、悪く言えばバラバラで統一感がありません。フロントも同様です。
マニュアル的な接遇教育というものが、あまりなされていないのかもしれませんね。
「あさば」のような宿に接遇マニュアルは必要ないと思うのですが、あまりにバラツキがあるようでも困ります。
Re: あさば 満点星 - 北斗七星
2010/03/16 (Tue) 18:00:13
私たちが、多分、若女将?と思っているのは30代の女性でスーツを着た洗練された綺麗な女性でした。
水色のスーツ姿の女性でした。
ちょっと半水慮や強羅花壇の若女将に雰囲気が似ていました。
なんとなく営業臭が感じられたのを覚えています。
若女将と言えば、俵屋に初めて行った時に、俵屋の若女将が茶室で茶の湯に招いてくれました。
細川元首相が使ってくれと持ちこんだ(笑)茶器などで、もてなしてくれ、京都の話を色々と話してくれて、肩の凝らない応対で、とても感激したのを覚えています。
あさばの話に戻りますが、私も毎回、担当の客室係が違いますが初回が×、他は△や〇で、4度行きましたが◎にお目に掛かった事はありませんね〜
ちょっと派遣っぽい方が多いような気がしました。
Re: あさば 満点星 - あびたろう
2010/03/16 (Tue) 20:40:59
私が若女将とはっきりわかったのは和服姿のときでした。
大女将が地味な色合いの和服で、若女将はきれいな色合いの和服でした。
フロントは、いわゆる黒服ですから水色のスーツ姿の女性は若女将だったかもしれませんね。
半水盧の若女将は何度かお話をしたことがありますが、俵屋の女将(佐藤年さん)とは一度もお会いしたことがないのです。
今まで10回ほど泊まりましたが一度も無しです(笑)
料理長の黒川修功さんとは顔なじみになっているのですが(笑)
あさばの客室係で◎はいましたよ(笑)
今まで泊まった宿のスタッフで感激した方は3名いました。
「玉の湯」に1名、「あさば」で2名です。
「あさば」の1名(黒服)は、その方に会うのが楽しみだったのです。しかし、お子さんの学校のことで退職されたと聞いたときは、とても寂しい思いをしました。
もう1名は、前回の時はお会いできませんでした。辞めていなければよいのですが。
http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3873924
ミミ、 ヾ==- 〃 ゞヾ,〃 ))`ー-==ニ二三 i l |
`ミミ、 !,-/´゛ ー'_,.-==-_`ー-==ニ l. | エ凡 |
ミミ彡ミ三=-、 { ,' 、-=' 〃 ̄`)〉- `ー/ニ ノ | ハ_ヽヽ|
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ミミ、 〈,/ヽ ' ー''`` ||| / / | | |
ミミ彡ミ三==- ハ | ||| l / | `ー ' |
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3. 老舗旅館の盛衰は女将の資質と人柄ですべて決まってしまう
老舗旅館は水周りやアメニティー部分だけを up-to-date にして、それ以外は昔からの伝統を何一つ変えずにそっくりそのまま踏襲しておけば上手く行くんですけどね。
星野リゾートのアホ社長の様に下手に欧米流の経営学を学んで時代の変化を先取りしようとすると伝統文化を破壊するだけで取り返しの付かない惨憺たる結果に終わってしまいます。
「あさば」若女将も欧米流の見当外れの教育を受けていた
若女将続々!! 2005-06-23 08:25:27
明後日、2005年6月25日は、大阪学院大学外国語学部2000年度卒高橋弥佐さんのご婚礼。大阪学院大学教授就任以来6年目にして初の教え子から結婚披露宴へのご招待をいただきました、嬉しいですね。
高橋弥佐さんは、2000年私が大阪学院大教授に転身して、初の「ホテル事業論」受講生、熱心に講義に耳を傾け、毎回実施(なんと毎回の計28回実施です)の小レポートもしっかり書いていただきました。
あるときレポートを見ておりますと「ホテル事業論を受けてみて、進路変更。内定を受けていた空港会社を辞退してホテル会社を受験することにしました」とのこと、しばし絶句。少なからず責任を感じておりました。
私の場合、受講生にホテルをすすめることはなく、どちらかと言うと厳しいよということが多いのですが、この時も「何で?!」というのが正直な思いでした。
その後、弥佐さんはオークラさんから内定をいただきホテルウーマンに、そして今回の慶事とあいなりました。新郎は、伊豆。修善寺温泉で300年以上続いている老舗旅館「あさば」のご主人、浅羽一秀さん。結婚後、弥佐さんは、若女将修行に入られるとか。
http://blog.goo.ne.jp/nakatani-jyuku/e/bc4c5909bf3280aa378b7cffc103fc34
「大阪学院大学ホスピタリティ経営学から二人目の若女将!」2006-01-28
伊豆修善寺温泉の「あさば旅館」は、1675年創業。 昨年6月、この知る人ぞ知る老舗名門旅館の若き経営者と大阪学院大学出身のホテルウーマン浅羽弥佐さん(旧姓高橋・01年外語卒)が結婚、OG永山いずみさん(00年国際卒・ゆのごう美春閣女将)に続く、二人目の女将誕生となりました。
浅羽弥佐さんは、在学中、航空会社を志望。 念願かなって航空会社の客室乗務員の内定を得ていたにもかかわらず、4回生の時、ホテル総支配人から着任早々の仲谷秀一教授の「ホテル事業論」受講をきっかけに、ホテルに進路を変更しました。
仲谷教授によりますと
「永山さん、浅羽さんに共通するのは、ホテルの仕事を単に接客サービスととらえるのではなく、ビジネス・リーダーを目指していたことですね。事実、女将になる直前のお二人は、勤務先のホテルで若手管理職、リーダーとして活躍していました」
と、二人のOGが女将となった背景を語っています。仲谷教授は
「接客サービスで、対面する一組のお客様を満足させることはできます。しかし、リーダーやマネジャーになりますと、多くの優れたサービススタッフを育て、魅力的な企画をたて、ビジネスの仕組みに工夫を凝らすことによって、より多くのお客様を満足させ、感動させるとことが可能になります。 また、お客様が満足するホテルは繁盛し、経営も安定します」
そして、「大阪学院大学のホスピタリティ・プログラムは、お二人のようなリーダーを目指す学院生をサポートするためにあるのです」と締めくくってくれました。
http://blog.goo.ne.jp/hic2006/e/759f2a3e5ffe253a51cc53ea94c2f50d
老舗旅館の価値が理解できない欧米被れのアホ・コンサルタントの『あさば』礼賛
旅館「あさば」に見る、RYOKANが世界基準になるための条件 2011年11月4日/
景気後退に加え、3.11による影響で、深刻な状況が続く日本の観光業。そのなかにあって、文字どおり“一人気を吐く”旅館、「あさば」。独立経営を貫き、さらには敷地の拡張を予定するなど、常にその進化を止めない。流行に迎合せず、かといって伝統にしがみつくのでもない、その独自の哲学にこそ、したたかでしなやかな智恵とセンスがある。
もはや国際語となったRYOKAN。日本独自のおもてなし=ホスピタリティをもつ旅館スタイルは、今やヘルシーな和食流行りと相まって、ブームになりつつある。和室での過ごし方や浴衣の着方、はたまた風呂の入り方まで懇切丁寧に書かれたRYOKAN HOW TO本や写真集までが人気を呼んでいるほどだ。観光庁が発足し、九州・東北両新幹線も開通。いよいよ本格的に日本も観光業に力を入れようとしている今、旅館は“勝ち組”となりえるのだろうか。
残念ながら、そうはいきそうもない。いや、いよいよ時流に乗っている旅館と、淘汰されている旅館とに、大きく二極化されていると言ったほうがいいだろう。なぜこれほどまではっきりと明暗が分かれるのか。その大きな要因は多くの旅館が家族経営を中心とした小規模経営であるという点である。いくらインターネットの時代とはいえ宣伝力も乏しく、設備投資にも限界がある。結果、大規模な温泉リゾートホテルなどに押され、商売替えをする旅館も少なくない。それは、老舗の名旅館であっても同じこと。何代も続いて名経営者が現れるのは稀である。しかもこれほど短い間に通信も交通もスピードがアップした現代ならばなおさらだ。潮目を読み違えれば、あっという間に客足が弱まる。
こうした難局にある家族経営の旅館に“再生”としてコンサルティングや運営にかかわる企業が近年増えている。経営権はそのままに運営権だけを委託したり、もしくはまったく別業種の企業が旅館を買い取り経営に乗り出す例も少なくない。家族経営ではとうていかなわない、資金力による設備投資と、トレーニングによるホテルライクな接客、多彩な滞在プランでファンをつかみつつある。稼働率も上々で半年先の土日までほぼ満室という施設すらあるほどだ。
http://gqjapan.jp/2011/11/04/ryokan%e3%81%8c%e4%b8%96%e7%95%8c%e5%9f%ba%e6%ba%96%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e6%9d%a1%e4%bb%b6/
未曾有の観光不況。武器は“愚直”さ
確かに、こうした資金力、ノウハウをもつ新しい旅館経営の可能性は高い。だが、主導権を握りつつあるスタイルは、日本に古くから続く旅館文化とは乖離してはいないだろうか。どこに行っても間違いのないマニュアルによるサービス、設計士やインテリアデザイナーが造るよく言えばソツのない、言い換えれば無個性な空間、人気シェフが監修する料理。安心と、確実なボトムアップはあるが、そこに漂う土地の匂いはいかんせん薄い。
家族経営でありながら、こうした企業経営の人気旅館を凌ぐ高い稼働率を誇る宿がある。修善寺「あさば」だ。創業520余年の老舗であり、日本を代表する名旅館だが、構造はほかの旅館と大きく変わることはない。いったいその強みはどこにあるのか。
言葉を選ばずに言えば、その“愚直”さだ。「あさば」には、近年の人気旅館に見られる“流行”が一切ない。今や宿のスタンダードとなったダイニングもなく昔ながらの部屋食であり、集客のマストアイテムとすら言われる露天風呂を用意する部屋も一室もない。しかも、最近多く見られる「お部屋に一切入りません」というサービスとは真逆をいく。食事の際はもちろん、何かれと客室係が世話をする。今ではほとんどなくなった昔ながらの旅館スタイルを今なお徹底しているのだ。
「旅館はその土地の文化の発信地であるべきと考えています。土地の人間が土地の食材や土地の風習文化でもてなす。それが旅をする楽しさにつながるのではないでしょうか」(若主人 浅羽一秀)。
国内外ともに支持が非常に高く、リピート率、稼働率ともに8割。海外からのゲストも多く、VIP会議にも使われることも多い。日本全体が観光不況にあえぐなか、驚異的な数字である。THE RYOKAN COLLECTIONの福永浩貴代表は次のように話す。
「真の国際性を理解し本当の意味でグローバルなRYOKANになることこそ、これからの課題です。観光資源における真の国際化とはストイックに自国の文化を学び、それをそのまま世界中にアピールできるようになること。『あさば』はそれができる稀有な旅館でしょう」
未曽有の観光不況にあって凄味を見せる「あさば」。その底力はいったいどこにあるのだろうか。
http://gqjapan.jp/2011/11/04/ryokan%e3%81%8c%e4%b8%96%e7%95%8c%e5%9f%ba%e6%ba%96%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e6%9d%a1%e4%bb%b6/2/
マニュアルに依らない人材育成力の強み──あさば 2011年11月11日
景気後退に加え、3.11による影響で、深刻な状況が続く日本の観光業。そのなかにあって、文字どおり“一人気を吐く”旅館、「あさば」。独立経営を貫き、さらには敷地の拡張を予定するなど、常にその進化を止めない。流行に迎合せず、かといって伝統にしがみつくのでもない、その独自の哲学にこそ、したたかでしなやかな智恵とセンスがある。
人材、メンテナンスを制し“田舎”を最大に利用する
ひとつに挙げられるのが、人材だ。深刻な人材不足に悩む地方の旅館。そんななか、「あさば」の板場は総勢10人、客室係も10人を抱える。人材豊富な首都圏やチェーン展開する旅館ならいざ知らず、旅館の大半は調理師協会や仲居業の派遣サービスに頼っているのが現状。だが、「あさば」はできるだけ土地の人間を採用することにこだわる。即戦力のあるプロよりも、長い時間をかけて「あさば」の哲学、DNAを浸透させていくほうに重きを置いているのだ。
広々としたロビー。日本の古い伝統だけでなく、現代アートも飾られいい具合に和洋、古今が融合した空間だ。季節の旬を盛り込んだ料理はもちろん、節句や年中行事をふまえた旅館のしつらえからは、すべてに季節感を感じさせる。能舞台では年に数回、一線で活躍する能楽師を招いて能が上演される。
かつては、奥(主人の家まわり)の仕事をさせ、箸の上げ下ろしまで徹底して教え込んだのだという。そのスタンスは今も変わらず、接客係といえどもまずは掃除をさせ和室の手入れの仕方、道具の扱い方、行儀を覚えさせてから、客の前に出す。大手の接客トレーニングといえば、どこの施設に異動してもすぐに対応できるよう、マニュアル化してしまうことが多い。だが、畳を歩かせればどの程度の嗜みがあるかが一発で分かる和の世界。目の肥えた客が多く訪れる「あさば」の場合、付け焼き刃のマニュアルではなく、和のもてなしとは何かを徐々に体得させていくのだ。
加えて、徹底したメンテナンス。瑣末なことに聞こえるかもしれないが、「あさば」では障子や襖の小さな破れ、畳のシミひとつ許されない。見つけるや否やすぐに出入りの職人を呼び直させる。言うは易いことだが、常に365日間、触れればすぐ破れる障子の乱れひとつなく、ゲストを迎えるのは並大抵のことではない。館内は常に洗いたてのように磨き抜かれ、結果、そこから漂う清潔感が清々しさとなって、旅館の心地いい緊張感にもつながっているのだ。
さらに、修善寺という鄙にありながら高い文化水準をもつ点。「あさば」は池に浮かぶ能舞台をもつ宿としても知られているが、ここで年に数回能楽や狂言、新内が上演される。第一線で活躍する能楽の第一人者を招いてである。くつろげる“田舎”にあって、心を尽くしたしつらい、もてなしに加え、一流の芸能に触れられる。これらが重なり合い「あさば」の底力となっているのだ。
2年前、修善寺の町中を流れる桂川沿いの向かいの旅館を購入した。「目下構想中」だが、一朝一夕ではない次世代の旅館につながる新しい“何か”となることは間違いない。
真似事、迎合しない潔さが次世代旅館のキーワード
今、旅館は過渡期にある。確かにライフスタイルが変わり、食事や風呂など独特の“旅館時間”に不自由を感じることもある。だが、お湯に浸かりくつろいで浴衣がけで部屋でのんびりと給仕を受けながら食事をするのもひとつの日本の旅の文化ではないだろうか。一見、不自由であることも見方を変えれば非日常の旅の楽しみでもある。そうしたところに、常連客や旅の経験値の高い海外富裕層は魅力を感じるだろう。
人気設計事務所が手がけた部屋で、ソツのないマニュアルサービスを受け、見たことのあるような料理をつつく。安心感はあるが、旅の驚きはない。誰もが同じ方向を向く必要はない。ホテルにラグジュアリーホテル、リゾートホテル、オーベルジュとあるように、旅館にも温泉自慢、料理自慢、観光自慢があっていい。新しくしたり広げることではなく、今ある当たり前を見直すこと。それこそが、世界につながる真の旅館づくりである。
http://gqjapan.jp/2011/11/11/%e3%83%9e%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%81%ab%e4%be%9d%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e4%ba%ba%e6%9d%90%e8%82%b2%e6%88%90%e5%8a%9b%e3%81%ae%e5%bc%b7%e3%81%bf/
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4.「あさば」の先代の女将は賢かった
渡辺淳一×浅羽愛子(旅館「あさば」女将)対談 2008年8月
渡辺淳一
「あさば」と言えば、やはり能舞台は有名だけど、少し話してくれませんか。
浅羽愛子
今日、先生と楽しい話をしたいと思いまして、それなら能舞台だと、私も思っていました。
この舞台は、移築して来年で100年になります。そして、私がお嫁に来て50年になるんです。
渡辺淳一
じゃあ移築した時は見ていないんだ。
浅羽愛子
そうなんですよ。7代目が25年、8代目が25年、9代目の私が50年、お守りをさせていただきました。なんと、もったいない。私って、欲張りなのね。(笑)
渡辺淳一
女将さんは、ここの家の娘じゃないんだ、お嫁さんなんだね。
浅羽愛子
それがね、前に大磯で和久傳さんと蓬莱さんと3人でお話したとき、3人とも家つきじゃなくて、嫁に来てみんな苦労した。でも、みんな家つきだと思われているの。おかしいですよ。(笑)
渡辺淳一
家つきだと思うぐらい、馴染んじゃってる。(笑)
浅羽愛子
馴染んじゃって。うちの亭主が「しかし女ってすごいね」って言うの。「何で?」って言ったら、「だってさ、自分が生まれた家じゃないのに、気が付いたら自分の家みたいな顔をして住んでいるんだもんな」って。
渡辺淳一
それはそうだよ。家にいついた女って書いて、嫁って言うんだから。
浅羽愛子
そうですよね。お嫁にきて、ずっと子どもが生まれなかったんです。
3年経った時に7代目の姑が、「ちょっときなさい」って。部屋に入って行ったら、「兆候があるかね」って言うから、「何でしょう」と聞くと、「子どもよ」って言うのね。
「いいえ」と答えると、「稼して5年、子なき去る。来年になったら、こちらも考えますから」って申し渡されました。で、おまじないをしたりして、やっとできたの。
渡辺淳一
今、考えると、ずいぶん古風というか勝手で。
浅羽愛子 それで東京でお産をして、息子を連れて東海道線で帰ってきたら、門のところで四十何年いた番頭が、真新しい仕立て下ろしのはっぴを着て、打ち水して、「御隠居さんが、こちらから入りなさい」とおしゃってます、と言われて。私、子どもを抱きながら恐る恐る端の方を歩いて入っていったの。
渡辺淳一
子どもを産んだので、「でかした」というわけだね。
浅羽愛子
そうなんです。7代目と8代目の姑が、黒の紋付の羽織を着て、板の間にひざまずいて、「ご苦労であった」って。私にじゃないんですよ、息子に。
「どう?」とか言うから、私が息子を渡すでしょう。そして茶の間に行ったら布団が引いてあって、そこに息子を寝かせて、「あのね、私はこれで今日3回目の顔をあたりました」って言うのね、7代目が。
最初は生まれた時、次は嫁に来る時、次は今日、3回顔をあたりました、って。
渡辺淳一
あたるっていうのは、剃ったっていう意味?
浅羽愛子
襟を正して、奇麗にしましたという意味かしら。そういうことから始まって、やっと私も嫁として認められたんだなと思ったけど、この子を置いたら、とにかく暇をもらって帰ろうと入院中にずっと思っていたんです。でも、そうなると出るに出られないし、離縁もしてもらえなくなって。
渡辺淳一
そのころは、柳沢厚労大臣が言ったように、女は産む機械としか考えていなかったんだね。
浅羽愛子
そうですね。でも、おかげさまで、ここまできました。
渡辺淳一
今やあなたが総支配人で、「あさば」の女将。
こういう高級旅館は、女将さんの存在が一番。あなたの息子さんがどうこう言ったって、あなたに勝てない。息子さん、お一人だった?
浅羽愛子
息子一人に娘一人。
渡辺淳一
お嬢さん、どこに行っているの?
浅羽愛子
結婚して、ここにいます。婿は、ホテルのフロントで働いています。娘はJTBに勤めていて、彼と偶然知り合って、結婚したいって言い出したんですけど、初めは私が反対していたんです。でも、あまり反対してもと思って結婚させました。
渡辺淳一
もう修善寺に住んでいるの?
浅羽愛子
修善寺にくるなら許す、娘が行くなら許さないと。そうしたら向こうがくるというの。しょうがない、じゃあ、まあ許しますって。
渡辺淳一
長男のお嫁さんもいるんでしょう。
浅羽愛子
そうです。
渡辺淳一
何年前に結婚したの?
浅羽愛子
3年前。やっと、男の子が生まれました。嫁はホテルオークラに勤めていたんです。
渡辺淳一
オークラのどこに?
浅羽愛子
あそこの「山里」で働いていて、副社長さんが、「女将、こういう娘がいるから見て」と紹介してくださって。
渡辺淳一
ご主人は何年前に亡くなったの?
浅羽愛子
もう13年になります。
渡辺淳一
その後、ずーっと一人で頑張ってきたんだね。
浅羽愛子
そう私は、姑二人でしょ。舅でしょ。で、主人でしょ。主人の弟に五人送ったの。ここにきて何だか知らないけどね、法事だのお葬式だのばかりやってたわ。だから、何だか整理しにきたみたい。
もうあと何もしなくても大丈夫、「あなたたち、送るのは私だけじゃない」って言ったのね。そうしたら息子が「整理したって言うけど、自分の亭主も整理しちゃったね」って。
女将は六本木族
渡辺淳一
そもそも、こんな老舗にお嫁さんにきたわけは?
浅羽愛子
先生、望まれたんですよ。
渡辺淳一
そうだと思うよ。よほど可愛かったんだろうな。
浅羽愛子
そうじゃないの。うちの亭主が言いましたよ。
「君みたいな雑草のように強い女の人が望みなんだ」って。
主人ね、南部忠平さんのお嬢さんで、走り幅跳びか何かの選手の方と……。
渡辺淳一
南部さんね。
昔、三段跳びのオリンピック選手だった。
その人のお嬢さんと結婚する予定だったの?
浅羽愛子
そうなんです。「あさば」の父も陸上をやっていたんですね。
それが、君の雑草のようなのがいいって。(笑)
渡辺淳一
しかし女将さんは、そう言ってはおかしいかもしれないけど、顔が可愛いいよ。
美人っていう顔ではないけれど、愛嬌のある顔で。
浅羽愛子
昔は、もっと愛嬌よかったんですけど。(笑)
渡辺淳一
そういう顔はね、長持ちするんだ。
どこかとぼけた可愛い感じで。
目鼻立ちのくっきりしたギリシア美人みたいなのは、後半あっという間に老けるから。
浅羽愛子
やっぱり秋田でしょ、私。
渡辺淳一
秋田美人だよ。
浅羽愛子
でもね、うちのお嫁さんもね、私によく似ていて、「お嬢さんですか?」なんて言われます。
やっぱり、そんな感じかしら。
渡辺淳一
男に安らぎを与える顔だよ。
浅羽愛子
じゃあ、まあいいのかしら。いいことにしておこう。
渡辺淳一
秋田から、どうしてこっちにきたの?
浅羽愛子
私ドレメに通っていたんです。
それで、うちの亭主は慶應でしょ。
渡辺淳一
じゃあ、目黒にいたんだ。
浅羽愛子
私は目黒。亭主は三田。それでグループで遊んだりして。
渡辺淳一
今でいう、合コンだね。
浅羽愛子
本当に合コンですね。
慶應ボーイとダンスホールでダンスしてたの。
渡辺淳一
ダンスパーティ、真っ盛りの頃だね。
浅羽愛子 券もいっぱい出回っていて、私たちはそういうのに、いつも行っていた時代で。
渡辺淳一
あの頃、女子大学があまりなかった。
ドレメは、最先端のおしゃれな女性がいっぱいいたから。
浅羽愛子
そんな時代だったんですよ。
それで、もう遊んで遊んで。後に六本木族なんて呼ばれた。
渡辺淳一
それでよく、修善寺に引っ込んで落ち着いていられたね。
浅羽愛子
秋田の人間だから、よかったんです。
うちのお嫁さんも田舎の子で、東京でちょっと暮らした子がいいと思っていたら、岐阜の大垣の出身で。
渡辺淳一
大垣あたりも古いよね。
浅羽愛子
ですから餅をついて送ってきたり、今ごろだと山菜を送ってきたり。大垣の奥ですから。
渡辺淳一
以前、話したことがあるけど、誕生日が僕と1ヵ月か、2ヵ月の差だったよね。
浅羽愛子
昭和9年だから、私は。先生8年?
渡辺淳一
8年の末だから、女将さんの兄さんだよね。
浅羽愛子
でも何ヵ月ですよね。私は2月だから。
渡辺淳一
お嫁に来た頃の話を、少しききたいな。
浅羽愛子
最初の頃の苦労話をすると、風邪をひいて寝ちゃうじゃないですか。
すると7代目のお姑が、上草履でパタパタ音をたててきてね。
「ごきげんよう」って声きくと、もうドキっとしてね。
「すみません」っていって、布団の上に正座して。
「あなたはね、いくじがない。寝るから寝込むんです。
少々のことでは起きていなきゃ」って小言をいわれましたよ。
寝るから寝込む。寝ると寝込むは違うって。
渡辺淳一
昔の姑は、そういうタイプが多かった。
浅羽愛子
もうすごい家だなと思いましたね。
でも、子どもが生まれて、本当にお乳をやらなきゃならないし、やっぱり寝てもいられないでしょ。
我慢して起きていると、寝込まないんですね。
なるほど寝ると寝込むは違う、と。
廊下の歩き方、お客さんの接し方など、いろいろ厳しく育てられましたね。
渡辺淳一
ところで、「あさば」は意外に部屋数が少ないのでびっくりした覚えがあるけど。
浅羽愛子
うちは18部屋でやっています。
間口を広げちゃいけない、増築しちゃいけないって言われ続けてきましたから。
そうして修善寺の門前町であることを忘れないで、自覚していれば、代々食べていける。それが家訓です。
で、別にいつも思っているわけじゃないんですけど、うちの息子が、
「お金持ちじゃなくて、よかったね」って。
「もし、うちにたくさんお金があったら、今ごろ鉄筋に建て替えて、すごいホテルを作っちゃって、どうにもならなかったかもしれない」って。
いい方がおかしいけどね。
「だから、僕があちこちいじったり、直したり、自分なりに、こうしたらいいということができるんで、もしお金があっていろいろなことをしていたら、もう手も足も出なかったよ」って。
ああそういうことかって、代々いい伝えられてきたことは、やっぱり真理なんだなと思いました。
渡辺淳一
バブルの全盛期に一番損したのは、お金を持っていた人だから。
浅羽愛子
そうなんですね。本当にそう思います。
渡辺淳一
お金がなくて損をしなかった。結果として一番得したんだ。
浅羽愛子
そういわれて、なるほどそういうものかな、と思いましたね。
だから、今も18部屋のままでやっています。
渡辺淳一
女将さんが引き継いで、これだけはきちんとやりたい、原則としてこれだけは守ってきたというのは何ですか。
浅羽愛子
間口を広げないっていうことと、お寺があって、温泉があって成り立つことだけは忘れない。
もうそれだけですね。
神楽殿は守り神
渡辺淳一
時々、それぞれに象徴的なできごとがあったでしょう。
好景気が続いたわ、バブルはあった。でも不況がきたわ、と。
浅羽愛子
その時々に、悲しいことがいっぱいありましたよ。
旅行エージェントは、要するに鉄筋で何階もあって、大広間があって、そういうところには、お客さんを入れやすいわけですよ。
バスでどんどんピストン輸送できるでしょ。
うちみたいに、こんな部屋があったり、あんな部屋があったり、継ぎ足し継ぎ足しだから、お客さんをたくさん入れたいけれども、入れにくいわけですよ。
例えば50人とか100人のまとまったお客さんが入れない。
だから、採算として合わない、と。
渡辺淳一
でも、そんな団体が、ここへ入ったらイメージが崩れる。
浅羽愛子
要するにうちは、この人はあんな部屋に入れて、あの人はこんな部屋にって、入れにくいわけです。
営業で旅行エージェントを回ると、
「『あさば』はやりにくいわ」「売りにくいわ」ってよく言われてね。
渡辺淳一
そういう客、始めから相手にする気はなかったんでしょ。
浅羽愛子
若い時は、お客さんがほしいから、何とかお願いしますって、いっていましたね。
で、そんな時に、何かいつも、この能の舞台が守ってくれました。
やっぱり能舞台があるから、ここにいられたみたい。
渡辺淳一
能舞台で癒された?
浅羽愛子
そうなんです。
何かこういうことを継続していくっていう重しがいつもある。
能は私、何も知らなかったんです。
ただ秋田ってね、近所に神社があって、神楽殿があったので、そういう神楽は知っていましたけど。
昔は浴衣ざらいといって、夏になると、お能をやっているお客様が浴衣を着ておさらいをやる。
そういう人たちばっかりだったんですね。
時々、面をつけたり、お笛が入ったり、鼓が入ったりすることもありましたけど。
おおよそ20人ほどで、きちんと装束を着けて一番の能を演じるお舞台は、全然知らなかったんです。
で、それをやり出してから、面白くなって、どんどん次から次へと興味が出て。
渡辺淳一
能舞台の存在で、「あさば」は高級旅館、というイメージが基本的にあるよ。
浅羽愛子
お能をやり始めてから、琉球の舞いとか、文楽もやったし。
知らぬが花でどんどんエスカレートしていって、あれもこれもやりたくなっちゃった。
沖縄に行ったり、あっちへ行ったり、こっちに行ったり、フラメンコもやりました。
そのたびにお客様の層がどんどん変わっていくんです。
お能が好きなお客様と、文楽のお客様と、それから琉球の舞いのお客様がいらっしゃるでしょ。
渡辺淳一
文楽もやったの?
浅羽愛子
はい、吉田蓑之助さん。佐藤多圭子さんの琉球の舞い、私好きで4回催しました。
それからね、シェークスピアの『リア王』も3年間で9回やりました。
ある時『リア王』を見て、絶対にこの人の『リア王』をやってみたいと思って。
鈴木忠志さんという演出家の方にお願いしますといったら、何もそんな「あさば」でって。
私、口説きに、利賀村に行きましたよ。
とうとうやることになって、やったら面白いじゃないですか。
それでね、9回やって。
ほかにも、勅使河原宏さんが竹をアーチに組んで、花を活けてくださって、一柳彗慧さん作曲で、観世栄夫さんが石の舞台で「花と音と舞い」をやったんです。
お囃子と篠ア史子さんのハープ、みやたまゆみさんの笙で。
お客さんと一体感があって、よかったですね。
ものすごくたくさんの人がきてくださいました。
泊まられる方と鑑賞だけの方。
だいたい250人から300人、入るわけです。
でもそんなに入っても、うちは劇場じゃないから、何が困るかって、お手洗いとか休憩室がないわけね。
たくさん入ると、何か荒れていくでしょう。
だから何でも、ほどほどにですね。
渡辺淳一
その辺のわきまえは、なかなか立派なものだね。
すぐ調子に乗って、図に乗る人が多いけどね。
浅羽愛子
回数を減らしたのは、県とか、第三セクターとかで、能舞台を作ったり、各地で日本の古典芸能をやり始めているでしょ。
私の役目は終わったんですし、365日のうちのどんなにやっても40日ぐらいが精いっぱいなんですよ。
そうすると、その40日ほどのイベントのために、あさば旅館に泊まる三百二十何日のお客様に、ご迷惑をおかけします。
本当は宿屋で成り立っているのに、影響するので、やっぱり縮小しました。
だから、最近は大きいのはやりません。
しかし、何か奉納という意味も大事にして、能、狂言を基本として古典芸能をやっています。
渡辺淳一
それは大事だね。
浅羽愛子
姑たちから「やめなさい、そんなのは」っていわれました。
でも、これでお能をやめたら、今まで能舞台の「あさば」といわれてきたのに、駄目になったと思われるでしょ。
だからやめることはできないの。
今までお能だけで年間8回ぐらいやって、その他に文楽とか、新内とかいろいろなものをやっていたけど、だんだん減らしています。
渡辺淳一
そうか。たがを緩めたり締めたりね。
そういうのは理屈よりも感性だろうね。
浅羽愛子
舞台の時、お客様が見ているのを後ろで見ているじゃないですか。
そうしたら、石の舞台を作った流政之さんにいわれたんです。
「女将、何でおまえさん、後ろで見ているの?」って。
だってお客様が寒いかしら、暑いかしら、大丈夫かしらと思って、
「お客は横から見ていなきゃ駄目だよ。
舞台の袖っていうのはそういうものだよ」って。
「なぜって? お客が反っくり返るような役者は呼んじゃだめだよ。
前へ、前へと行くような役者を呼ばなかったらだめなんだ」っていうのね。
渡辺淳一
出演者と客の様子を観察するわけだね。
浅羽愛子
それに襟元にマイクを付けるでしょ。
「それ何だ」
「先生、声が聞こえないの」
「おまえさんね、聞こえないようだったら、ここに出る資格はない。
客はここに金を払ってくるんだよ。
それなのに聞こえないんだったら、おまえさん、資格ないよ」って。
渡辺淳一
いろいろ面白い人もいたでしょう。
浅羽愛子
亡くなった8世の観世銕之丞さん、昔は2日間1泊でやっていたのね。
終わると翌日のためにみんな、ものすごく飲むんですよ。
終わった、終わったって、飲むは吸うわ、飲むは吸うわ、すごいんですね。
「先生、そんなに飲んだり吸ったりして、大丈夫ですか」っていったらね、
「おやじにいわれたよ。能楽師が飲んで、たばこを吸って声が出ないならやめちまえ。
それよりも、今日は西、今日は東と、あちこち歩いていることのほうが、どれだけ芸に影響するかって。
だからいいんだよ、女将。
吸ったって、飲んだって」ってそんな面白い話がいっぱいあるのね。
女将は24時間エクサイティング
渡辺淳一
修善寺は東京からの距離も、そんなに近いわけじゃない。
熱海からさらに修善寺まで引き付けるのは、やはり魅力がないとね。
浅羽愛子
昔は、「修善寺? 遠いんだよね」ってよくいわれました。
渡辺淳一
今の人もそう思っているよ。
浅羽愛子
熱海は近いんですよね。
だから私いつも
「温泉は、少々離れて、都会から遠いほうが、静養できますよ。
いわゆる温泉場にいらしてください」って。
それで長岡はいいけど、修善寺は田舎だっていわれるわけ。
昔は長岡って、奇麗な芸者さんがいて、楽しく遊ばせてくれるところだったんですね。
「長岡は楽しいけど、修善寺は、じいさんとかばあさんばっかり行くところだからなあ」ともいわれて。
渡辺淳一
いや、長岡よりは修善寺のほうが変化があると思うけど。
浅羽愛子
電車で、三島から乗り換えるのが大変なんです。
渡辺淳一
乗り換えて、電車に乗ってみると、これはこれで面白いんだけどね。
東京にいるとちょっと分からないかも。
浅羽愛子
その雰囲気が。
渡辺淳一
2年前かな。新橋にいた女性だけど、伊豆のある旅館で女将をやってくれって、誘われて行った女性がいるの。
また最近、銀座にいた女性が、伊豆下田の旅館に誘われて行ったけど、素人が女将業をやるのは、結構大変でしょう。
浅羽愛子
そんなに旅館の女将って、魅力があると思われているのかしら。
渡辺淳一
表だけ見ていると、よさそうに見えるけど。
浅羽愛子
なかなか、男の中の男じゃなきゃできないかも。
渡辺淳一
でも、女は男より強いから、女の本当の地を出せば頑張れるかも。
でも、女将は相当な仕事で、そんじょそこらの人じゃできないんだよね。
浅羽愛子
お客さんに笑顔でね、
「いらっしゃいませ」「どうもありがとうございました」ってね、
着物着て、笑顔でいればいい、という問題じゃなくて、先生。
こういう旅館は、滞留時間が24時間ですもの。
渡辺淳一
気が休まる時間がないよね。
浅羽愛子
だから、それが本当に好きで、次から次へと、ああしたら、こうしたらって楽しめないとできないですよ。
そういうことにエキサイトできる人じゃないと駄目ね。
寒い時に新内やると、みんな寒いと思うから、下に電気カーペットを引いて、ひざ掛けを一人二枚ずつ渡そうとか。
ホカロン出したり、間に甘酒を作ったり。
新そばの頃にはそばを練って、お汁粉を作って、合間に振る舞ってみたり。
夏は、かき氷をして、うちわを配って、蚊やりをやったり。
次から次へと、ああして、こうしてって考えて、それをやることが楽しいわけね。
で、お客さんが喜んでいるかどうかはまた別なの。
渡辺淳一
客の立場で考えることが大事だね。
浅羽愛子
それで喜ばれると嬉しくなって、どんどん、どんどんテンションが上がっていくわけなの。
渡辺淳一
舞台の演じものもね。
浅羽愛子
一つの舞台が始まると同時に、もう次の舞台のことを考えるの。
今度は何をやろうかって。
ポンとお調べの鼓の音が聴こえると、
「あ、やっと幕が開いた。次は何をしようかしら?」って。
演目によっては、2、3年前から計画して、アタックしているものも結構あるんです。
何も知らなくて、イメージで。
沖縄の舞いも、琉球の紅型って奇麗な衣装が、あの橋掛を摺り足でずっと歩いてきて、舞台の上で舞っていたら、所作が奇麗だろうな、という想像だけで、私は沖縄に行っちゃうのね。
「琉球の舞いを見たい、誰かいないかしら。
一番素晴らしい人を紹介してください」って、つてを頼って沖縄に行きました。
渡辺淳一
先へ先へとやっているんだ。
それね、すごいことなんだよ。
兼行法師の『徒然草』に
「夏過ぎて、秋が来るにはあらず、夏のうちに、すでに秋の気配あり」
という一文があるけれど。
わかりやすくいうと、
「夏が過ぎて秋になるのではないと。
夏のうちにね、すでに秋の気配はあるんだ」
といっているんだよ。
これ、なかなか意味深い言葉でね。
夏の最盛期に、これでいいと思っていてはいけないと。
夏の中に、すでに秋の気配があるんだから、その秋に対処する方法を、事前に、夏のうちに考えておきなさい、といっている。
浅羽愛子
まさにそのとおりですよね。
http://blog.livedoor.jp/tabisuru2008/archives/321781.html
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