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2014年12月16日00時07分 〜
記事 [政治・選挙・NHK176] 自民党体質 かつてと違い民意反映の政策バランス機能働かず(週刊ポスト)
自民党体質 かつてと違い民意反映の政策バランス機能働かず
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141215-00000013-pseven-soci
週刊ポスト2014年12月26日号


 大メディアは与野党のねじれで法案が通らない政治状況を「決められない政治」と批判し、自民党の大勝によって安倍晋三首相の権力が強化されて政治主導で改革が進む「決められる政治」が始まると歓迎している。だが、これから始まるのは巨大与党がそのままサイレント・マジョリティになる「沈黙の政治」である。

 今の自民党の体質はかつての長期政権時代とは大きく異なる。

 長期政権時代の自民党にはタカ派勢力とリベラル勢力、増税派と反増税派など幅広い考え方があり、一方の政策が国民の信を失えば、党内政権交代で政策を修正して民意を反映させる「振り子の原理」と呼ばれる政策バランス機能が働いた。

「族議員」も悪い意味だけで使われた言葉ではない。官僚以上に政策に詳しく、政務調査会の各部会で業界間の利害を調整すると同時に、官僚の作る政策をチェックして修正する役割を担っていた。政府提出法案は事前の与党審査で了承を得なければ閣議決定できないルールだ。つまりは与党議員同士、そして党と政府の間でもチェックと綱引きがあり、それが政策の安全弁だったのである。

 ところが、安倍氏が総選挙での公認をめぐる恐怖政治で党内を黙らせたことで、政治の景色は変わった。官僚は官邸さえ籠絡すれば思い通りの政権運営ができる。安倍官邸にそれをはねのけて政治主導を発揮する力があるかが問われるが、もちろんそんな力はない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「この国では「恫喝」が大手をふるう社会に変質してきた。メディアもそれを後押ししている。:山崎 雅弘氏」
「この国では「恫喝」が大手をふるう社会に変質してきた。メディアもそれを後押ししている。:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16097.html
2014/12/16 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

昨日の選挙結果は、2014年の日本人の多数派の意思を可視化した内容だと思う。

ポリタスの記事(http://bit.ly/1zi8G5G )で指摘したような社会の変化、原発再稼働や特定秘密保護法などの諸政策に「イエス」と言う人も「ノー」と言う人も、2014年の日本では少数派だった。

2014年の日本人の多数派は、そうした問題に対して「別にどっちでもいい。自分には関係ない」という意思を表明した。

ポリタスに寄稿した人の中にも、選挙の前に多くの人の目に触れる媒体で意見を表明する機会を与えられて「選挙なんて行っても現実は何も変わらない」と、堂々と書く人が何人かいた。

何かの動きが現在進行中の時、「別にどっちでもいい。自分には関係ない」とはその動きを「今のまま進めてもかまわない」という同意表明でしかない。

「他に入れる政党が無い」というのは投票所の「入口側から見た風景」であり、結果で社会がどこに向かうかという「出口側から見た風景」が欠落している。

「『平時的思考』をする人は、『どうしていいかわかるときには、正解を選ぶ。どうしていいか正解がわからないときには、何もしない』という原則に従います」内田樹『街場の戦争論』ミシマ社、p.262

戦後最低という選挙の投票率を考える時、この内田さんの指摘も重要なヒントかもしれない。

昨晩は8時から各局の選挙番組を確認した後、一番ましだと思われたテレビ朝日の『選挙ステーション』を観ていたが、8時40分頃、突然フィギュアスケートが始まった。

その後も何度かスケートの映像が挟まり、それが終わると女性アナが「ここで、いったん選挙に戻ります」とコメント。

何の番組なんだ。

途中に何度もスポーツ競技の中継が挟まる「選挙速報番組」とか、過去に観た記憶がない。

これも今回の選挙を象徴している。

テレビ局への恫喝文書を送りつけてきた政党が選挙に大勝して、選挙速報番組の司会者が党首にお追従笑いで愛想を振りまきながら、第一声が「おめでとうございます」はないだろう。

大手紙も在京テレビ局も、投票率の低さを表面的に嘆いて見せるが、今回の選挙では改めて、大手メディアがいかに脅しや恫喝と戦わない「ひよわな体質」であるかを感じた。

在京テレビ局が政府にいじめられても、大手紙は他人事のように傍観し、全然助けようとしない。

恫喝文書の作成者も選挙で当選した。

恫喝文書を在京テレビ局に送った与党が選挙で大勝し、恫喝文書の作成者も当選したことは、この恫喝の手法が「有効な方策」として社会的に容認されたことを意味する。

脅迫に屈して人事を変更した大学の例も含め、この国では「恫喝」が大手をふるう社会に変質してきた。

メディアもそれを後押ししている。

沖縄選挙区で自民党所属の前職が全4区で敗れたが、外務・防衛両省の幹部は「沖縄の選挙結果が辺野古移設の政府方針に影響を与えることは特にない」として、移設を強行する姿勢を崩していない(琉球新報)http://bit.ly/1yQFD6G

「民意を問うのが民主主義の王道」じゃないのか。

「選挙区で落選した自民党の全候補が比例で復活当選したため、政府関係者は『必ずしも政府への反発が強かったという分析はできない』と強弁するなど、結果を矮小化する意図も」

比例での復活当選は「本土の票で沖縄の民意を覆す」ことを意味し、沖縄県民を愚弄する構図が浮き彫りになっている。

「選択肢」とは実質的に「想像力」の同意語だと思うが、想像力を働かせない人は、選択肢も「ごくわずかしか自分には与えられていない」と思い込んでしまう。

ほとんどの問題で、AかBかの二択だと考える。

その状況を「おかしい」と感じても、CやDを想像する代わりに「選ばない」ことを選んでしまう。

先に引用した内田氏の指摘は、次のように続く。

「とりわけ受験秀才たちは誤答を病的に恐れるので、『どうしていいか、わからないときには何もしない』というルールが身体深く内面化している」

答案用紙の選択肢の中から選ぶ思考で飼い慣らされると、自分で創る選択肢も「ありうる」とは夢にも思わない。

想像力を働かせない人の割合が国民の中で増えれば、国の指導者は「この道しかない」という言葉で簡単に国民を誘導できる。

他にも選択肢が存在することは巧妙に隠され、そこに近づく者は恫喝する。

戦後、日本の戦争指導者たちは異口同音に「個人的には反対だったが、開戦の道しか無かった」と弁明した。

安倍晋三首相は14日、自民党本部で記者会見し、「憲法改正は悲願であり、自民党結党以来の目標だ。

そのためには国会の3分の2以上の議席に加え、国民の理解が重要だ。

憲法改正の必要性を訴えていきたい」と憲法改正に積極的な姿勢を示した(毎日)http://bit.ly/12QL9NK

自説に都合の悪い事実には目を向けず、都合のいい事実だけで現実を語ろうとする「歴史修正主義者」の本領発揮という印象。

@HuffPostJapan 安倍首相、「ZERO」村尾キャスターの質問を無視 イヤホンを外して話し続ける(全文) http://huff.to/1wv5m7J

沖縄県民が移設に反対しているのは自衛隊でなく外国軍の基地です。

日本政府が一貫して、自国民でなく外国軍の側に立っているので、沖縄の日本人がそれに抗議しているという構図です。

@hamaakira 沖縄も日本領土ですから国土防衛を担う政府が国防上の理由で基地の移設を施行するのは当然です



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 消費増税で経済危機、低所得層に深刻な打撃判明 衆院選で安倍首相に下された“ノー”
消費増税で経済危機、低所得層に深刻な打撃判明 衆院選で安倍首相に下された“ノー”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141215-00010007-bjournal-bus_all
Business Journal 12月15日(月)15時14分配信


 安倍晋三政権の2年間の成果を問う衆議院選挙が終わった。結果は自民党291議席・公明党35議席となり、与党自公は参議院で否決された法案を衆議院で再可決可能な3分の2の議席を確保した。対する野党陣営は、維新の党41、共産党21、次世代の党2、生活の党2、社民党2、という議席数であった(ほかに無所属8議席)。与党はその勢力を微増させ、安倍首相の政治的求心力が増すことになった一方、野党では民主党や維新の党が反自民票を吸収することができず伸び悩んだ。ただ共産党の躍進は、野党勢力の中で反自民の受け皿として一定の成果をあげたことを意味しており興味深い。自民党よりも右寄りとされる次世代の党は壊滅的打撃を受けた。

 筆者が目にしたところでは、この結果を受けてリベラル系や左派系の識者の間に大きな失望感が広がっている。なかには次の政治的主戦場を憲法改正の国民審査にまで求める発言も聞かれる。確かに選挙での勝利を受けて安倍首相は念願である憲法改正に言及したが、憲法改正が直近の政治的課題になったとはとてもいえないだろう。むしろいわゆる「保守化」への傾斜に大きなブレーキがかかっている状況だといえる。

 その兆候は少なくとも3つある。

 1つめは、自民党単独では公示前とほとんどその議席数が変化していないこと、そして投票率が極めて低いことだ。国民の多くが今回の選挙の争点に関心を持てなかったのか、あるいは支持すべき政党を持ちえなかったからではないか。公明党は憲法改正については自民党の改憲姿勢と同じではない。維新の党など野党との調整も難航が予想される。つまり憲法改正については、自民党は単独で衆参両院で3分の2を占めることが必要になってくるだろう。

 この条件をみたすためには2016年7月に予定されている参議院選挙で3分の2以上の議席を獲得し、さらに同日選かあるいはその前後に行う衆議院選挙でも大勝し同様となることが必要になる。しかし、今回の選挙結果より、国民は自民党に憲法改正のゴーサインを出していないどころか、憲法改正が政治的に緊急の課題だとみなしていないことが明らかとなった。もし国民の理解が得られていれば投票率はもっと上がったであろう。それだけ国民の自民党への姿勢はクールだったといえる。

●沖縄での大敗が意味するもの

 2つめは、沖縄の全選挙区で自民党が大敗したことである。米軍基地の移設問題がこじれてしまい、それによって政府と沖縄県民との政治的対立が先鋭化してしまった結果である。安倍首相はこの問題について選挙後の記者会見で「県民との対話」姿勢を強調したが、その行方はかなりの困難が予想される。沖縄の基地移設問題が、かつての民主党政権がそうだったように政治的蹉跌にもなりかねない。少なくとも「保守化」という観点からいえば明確に沖縄はノーだった。その声を無視することは不可能だ。

 かつて経済学者の宇沢弘文氏は、経済学者ジョン・メイナード・ケインズ氏の高弟アバ・ラーナー氏が語った次の「対話の作法」を紹介している。

「むかし、あるところに一人のラビ(ユダヤ教の教師)がいた。Aという人が相談にきたところ、ラビはお前のいうことはもっともだといった。つぎに、Aと争っているBという人がやってきたが、ラビはBに対してもお前のいうことはもっともだといったわけである。この経緯を傍で聞いていたラビの奥さんはいった。あなたはAに対しても、Bに対してもお前のいうことはもっともだといった。ところが、AとBとは争っているわけで、あなたのいうことはまったくおかしい。そこでラビは奥さんに向かっていった。お前のいうことはもっともだ」(『「成田」とは何か』<宇沢弘文/岩波新書>より)。

 社会的な分断をはらむ問題には、このような心構えと、対立した意見を聞く場の再構築が求められるだろう。

 第3に、自民党よりも「右傾化」していると評価されていた次世代の党の惨敗である。議員数の激減もそうだが、今回の選挙の目玉だった田母神俊雄氏も思ったほどには得票を伸ばすことができず、選挙区立候補者の最下位に甘んじた。評論家の古谷経衡氏は自身のツイッターで、「次世代の党的主張への同調を『右傾化』と表現するならぱ、日本と、多分若者は右傾化していない、という事が明らかになった。(略)有権者は良くも悪くも現実路線を選んだ」と指摘した。古谷氏の指摘は正しいだろう。

 以上の観点から極端な「保守化」に一定のブレーキがかかる結果になった、と筆者は推論している。もちろん安倍首相の政治的な最終目的が憲法改正にあることは、誰の目にも明らかである。経済学者の松尾匡氏が指摘しているように、今回の解散総選挙が憲法改正を目的として周到に練られた「合理的計画」の一部である可能性は否定できない。ただその計画を実現できるかどうかは、最終的な決定権者である国民にあることを、安倍首相も我々も自覚しなければならない。

●機動的かつ効果的な財政政策の必要性

 では、安倍政権がまず取り組むべき政策とは何か。それはなんといってもデフレ脱却を核にした経済対策だろう。この点で、政権は現在最大の危機を迎えている。もちろんそれは4月の5%から8%への消費増税の悪影響が深刻なことにある。消費増税による消費の減少、つまりは生活の苦しさは、低所得層であればあるだけ大きい。

 年間所得収入を5階層に区分し、その下から数えて2割になる第1分位に属する人たちは、非正規雇用者が多い勤労者世帯である。この世帯の実質消費は消費増税の影響により10%以上も減少してしまった。この事態に対応して、早急に財政政策で対応する必要がある。筆者は低所得者層を中心にした10兆円規模の所得給付を行うべきだと考えているが、政府は相変わらずの公共事業支出を中心に対応するようだ。

 だが、公共事業支出の景気刺激効果は現時点でかなり制約されている。また日本銀行も追加緩和を早めに行うべきだが、金融緩和は株価や為替レートへの影響は早く出るが、実体経済への影響が出るには半年以上のラグ(遅れ)が生じる。よって、財政政策をいかに機動的かつ効果的に行うかが当面のカギになる。この点で安倍政権には、当面は消費増税の悪影響を取り除くことに尽くすこと、そして、より実効性のある財政政策の出動を行うことを期待する。

田中秀臣/上武大学ビジネス情報学部教授



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 早すぎた解散と戦略なき野党が招いた低投票率:内閣総理大臣の恣意的解散権批判:数合わせで野党がくっつく戦術は愚

※ 参照投稿

「内閣不信任案可決を経ない首相の衆議院解散は憲法違反という理由」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/448.html

「国民の理解も得られず憲法違反の不必要な解散を行ってまで政権の4年間延命を図ろうとする安倍首相が隠したほんとうの目的」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/835.html

「どうあがいても敗北が必至の野党は、議席確保でじたばたするのではなく将来を見据えた政策議論と個別の闘いに徹すべし」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/709.html

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早すぎた解散と戦略なき野党が招いた低投票率[日経新聞]
編集委員 清水真人
2014/12/15 7:00

 政権選択なき衆院選が終わった。首相の安倍晋三が自公連立を大勝に導いた半面、投票率は戦後最低で、政治不信の火種を残す。早すぎる解散だとの批判も構わず、「勝てば官軍」を貫いた与党の傲慢。政権交代への戦略を描けずじまいの野党の怠慢。この2つを変えないと、今の選挙制度で政党政治のまともなゲームは成り立たない。

■解散権乱用を戒める議論

 「選挙戦の最初から最後まで、どう訴えれば納得していただけるか試行錯誤の連続だった」

 自民党の遊説戦略の大黒柱となった内閣府政務官の小泉進次郎。14日のNHKテレビのインタビューで、関心が低かった選挙戦の難しさをこう振り返った。消費再増税の延期と「アベノミクス解散」を掲げた安倍が信任を得たのは事実だが、この「大義」は有権者を投票所に向かわせる力には乏しかった。小泉は笑顔なしでこうつぶやいた。
 「この(大勝の)結果は冷静に見極めたい。自民党の責任は重い。これからは、できないことがあれば、それは自民党ができなかったことになる。言い訳ができないステージに入った」
 安倍は14日夜、戦後最低の投票率を受けて「この問題に与党も野党もない。政治への信頼を高めるよう努力したい」と与野党の連帯責任を強調した。ただ、その責めはまずは「解散権は首相の専権事項」(官房長官の菅義偉)を当然視し、衆院の任期4年を2年以上残した異例に早いこの時期に解散に打って出た安倍に帰すしかないだろう。

 永田町に解散権の慎重な行使を説く議論がないわけではない。その一つは衆院議長だった保利茂が在任中に非公式に取りまとめ、1979年の死後に文書として公表された「保利見解」だ。

 「(解散は)内閣不信任案の可決ないしは内閣信任案の否決とほぼ同じような事態、すなわち重要法案の否決などで政局が行き詰まった場合と、前回総選挙で与野党が想定していなかった新たな重要課題が争点に浮上して国民の判断を仰ぐ必要がある場合に限られるべきで、恣意的な解散権の行使は好ましくない」(安藤俊裕『政客列伝』)

 保利見解はこう要約される。内閣の命運に関わる「重要法案の否決」や「想定外の新たな争点」が生じた時以外は解散の乱発を戒める。自民党総裁再選に向けて解散を狙った当時の首相の福田赳夫を、保利がけん制しようとした権力闘争の副産物だったが、野党も反対しない増税延期という今回の「大義」は、保利見解に照らしても、解散のハードルを大きく引き下げた。

 芦部信喜『憲法(第5版)』は憲法学の通説的な教科書だ。内閣の裁量で解散権の行使が許されるのは、保利見解の2つのケースに加え、政界再編などで内閣の性格が一変した場合、内閣が基本政策を根本から変える場合、衆院の任期満了の接近、といったケースに限られる、と強調する。「内閣の一方的な都合や党利党略で行われる解散は、不当である」と結論づける。

 注意すべきは、保利見解も芦部説も東西冷戦構造の下、衆院の選挙区定数が3〜5の中選挙区制で、自民党政権が半永久的に続くと錯覚されていた時代に練られた点だ。旧社会党など野党も非力で、いつ解散・総選挙があろうと、政権交代の選択肢は実質的になかった。公約を巡る政党間の政策論争も下火だった。その頃さえ、解散権の乱用を戒める議論は存在したのだ。


■ガラパゴスの「常在戦場」

 1994年の立法で衆院選は1人しか当選できない小選挙区中心に変わり、競い合う二大勢力から有権者が政権を選ぶ想定のゲームに変貌した。大勝ち大負けが起きやすく、政権交代もあるシステム。どう運用し、どんな慣行をつくるかの手探りが20年も続く。与野党はいずれは立場が入れ替わる前提を共有し、ゲームを機能させるインフラ整備で協調しなければならない。

 日本が政権選択選挙のモデルとした英国でも2011年、内閣不信任案が可決された場合以外の解散を立法で禁止した。10年の下院選後、第3党の自民党が比較第1党の保守党と連立を組む際、デービッド・キャメロンを首相に担いだ保守党による抜き打ち解散を封じようと求めたものだ。それ以前から労働党や自民党が首相解散権の廃止を公約するなど議論の流れがあった。

 日英と同じ議院内閣制のドイツでは、解散権は首相の信任決議案が否決された場合に限り、行使される。戦前のワイマール憲法下で小党乱立と議会解散の連発が政治を不安定にし、ナチスの台頭を招いた経験から、解散を厳しく制限する。日本のように「首相の専権事項」だから、衆院は「常在戦場」でいつ何時でも解散があり得る、という運用は主要国の常識ではない。

 1人しか当選できない小選挙区制。有権者も自分の1票を死票にしたくないと思えば、単純に最も好きな政党・候補者を選ぶだけでは済まない。勝ち目のありそうな中から「悪さ加減」のより少ない選択肢に投票するなどの戦略性を求められる。政党も同じだ。小党に不利な仕組みだから、政権を目指すには大きくまとまって戦うしかないのに、野党はその努力を怠った。


■政権を目指さない野党の空虚

 特に政権担当経験がありながら、政権再交代への意欲を欠いた最大野党の民主党。有権者から選択肢を奪った責任は重い。「厚く、豊かな中間層を復活」「最低保障年金の創設」などの重点政策は政権を失った12年衆院選そのままだった。この次の衆院選での「挑戦権」を確保すればよいと100議席を狙ったが、遠く及ばず、解散時からやや増にとどまったのは大打撃だ。

 衆院選は政権選択を核心とするゲームなのに、安倍の抜き打ち解散になすすべなく「政権を目指さない野党」に甘んじるしかなかった各党。民主党と維新の党を中心に、野党乱立は小選挙区で与党を利する、と候補者調整の動きも出たが、さらに踏み込んだ選挙協力も政策をすり合わせた連立構想もなかった。安倍政権の信任投票と化した衆院選は白熱しようもなかった。

 「政権を目指さない野党」は295の小選挙区を主体とし、政党名で投票する定数180の比例代表を補完的に実施する選挙制度のわなにもはまった。小選挙区で野党間で調整して候補者を絞った結果、それぞれの党が候補者擁立を見送った地域で、各党独自に戦う比例代表の票の掘り起こしに苦慮したのだ。政権を狙わない政党はこの制度で議席を目覚ましくは伸ばせない。

 これは野党再編への示唆ともなる。複数の政党が連立に向けて政策をすり合わせ、小選挙区で協力する「選挙連合」では、比例代表がバラバラの戦いになる。比例名簿を一本化するには、新たな政治団体に結集し、小選挙区もそれで戦うしかない。となれば、「新党を創るのがベスト。国民も1つの政党でないと(政権交代の)受け皿と見なさない」(生活の党代表の小沢一郎)との主張には一理ある。

 衆院解散・総選挙は時の首相の思惑次第の「常在戦場」で、政権交代の選択肢はない。このままでは自民党政権の継続が当然視された1955年体制の再来だ。小選挙区制主体の政権選択ゲームは機能しない。低投票率はこのゲームを立て直し、続ける意欲があるのか否かを与野党双方に突きつけている。=敬称略


http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80902760U4A211C1000000/?n_cid=DSTPCS001



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 生活、政党要件失う=小沢氏「力不足」と陳謝(時事通信)
生活、政党要件失う=小沢氏「力不足」と陳謝【14衆院選】
時事通信 12月15日(月)20時7分配信
 14日の衆院選で2議席に終わった生活の党は、政党助成法上の政党要件を失った。参院と合わせた国会議員数が4人となり、「議員数5人」の要件を割り込んだほか、規定の得票率にも届かなかったためで、今後は政党交付金が受け取れなくなる。
 小沢一郎代表は15日の記者会見で、「力不足をおわびしたい」と陳謝。「行動を共にする方がいれば、それも含めて考えたい」とも語り、来年の政党交付金を受けられるよう、無所属議員らに合流を働き掛け、政党要件の復活を目指す考えを示した。 
 政党交付金を受けるには、(1)所属国会議員が5人以上(2)直近の衆院選か過去2回の参院選で得票率2%以上―のいずれかを満たす必要がある。生活は今回、比例代表の全国の得票率が2%に満たなかった。

**********

以前から何度も指摘してきましたが、
もはや小沢一郎という政治家が必要とされる時代は過ぎ去ったのです。
「生活の党」がこれだけ国民に支持されないということが、それを如実に表しているのです。
野党再編は結構だし必要なことだと思いますが、小沢氏の出る幕ではないということです。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ドイツ:59回、フランス:27回、アメリカ:6回、日本:0回…「憲法改正」を考える-記事 おときた駿(東京都議会議員)
先進国におけるこれまでの憲法改正の回数です。

ドイツ:59回
フランス:27回
カナダ:19回
イタリア:16回
アメリカ:6回
日本:0回

※2013年時点


ちなみに共産党も「隠れ改憲論者」ですね。
マスゴミが安倍政権=「憲法改悪」との印象操作の報道をしています。


BLOGOSから
http://blogos.com/article/85822/

ほとんどの方がご存知のように、わが国の「日本国憲法」は改正されたことが一度もなく、『不磨の大典』『世界最古の憲法』と揶揄されています。

以下は、先進国におけるこれまでの憲法改正の回数です。

ドイツ:59回
フランス:27回
カナダ:19回
イタリア:16回
アメリカ:6回
日本:0回

※2013年時点

改正要件が通常の法律より厳しく設定され、改正のハードルが高い憲法を「硬性憲法」と言います。逆に、改正が比較的容易なものは「軟性憲法」と呼ばれます。

両議院の3分の2の賛成を発動要件とする我が国は当然、「硬性憲法」に部類されるわけですが、これは何も日本が特別ではなく、アメリカやドイツも両議院の3分の2が発動要件です。

また、その他の国も発議後に国民投票や州議会の承認が必要になるなど、ほとんどの先進国が「硬性憲法」」であると言われています。(軟性と言われるのはイギリスくらいですが、不文憲法なので特殊例)

それにもかかわらず日本で今まで憲法改正が一度も行われなかったのは、憲法9条が神格化されるあまりに、すべての政党・国民がこの議論に最終的にはフタをし続けてきたのが原因と言えるでしょう。
・・・

<参考>

安倍長期政権、「戦後レジーム脱却」加速へ 憲法改正の旗印鮮明に
ハフィントンポスト - ‎21 時間前‎
国民投票で過半数を得るためには国民の理解が重要なので、憲法改正の必要性を訴えていく」と述べ、憲法改正にさっそく強い意欲を見せた。自民・公明両党は今回の衆院選で、法案の再可決や憲法改正の発議に必要な3分の2の317議席を上回る326議席を確保している。
 
☆彡
憲法改正して国滅ぶか
BLOGOS - ‎21 時間前‎
だが、実際に憲法を改正するには今の日本の状態ではかなりの政治的労力が必要だろう。メディア・野党からの批判も高まるはずで、おそらくそのほかの分野での改革を相当程度犠牲にしてやっていかないといけないはずだ。もちろん、連立相手の公明党を納得させるためにも。

 
☆彡
消費増税で経済危機、低所得層に深刻な打撃判明 衆院選で安倍首相に下された“ノー”
Business Journal - ‎13 時間前‎
なかには次の政治的主戦場を憲法改正の国民審査にまで求める発言も聞かれる。確かに選挙での勝利を受けて安倍首相は念願である憲法改正に言及したが、憲法改正が直近の政治的課題になったとはとてもいえないだろう。むしろいわゆる「保守化」への傾斜に大きなブレーキ ...

 
☆彡
【衆院選開票速報】予想通り大勝の自民 今求められるのは国家の発展繁栄につながる政策
ザ・リバティweb - ‎2014年12月14日‎
衆院選の投開票速報が発表されて大勢が判明し、大方の予想通り、自民党が大勝した。一方、今回の選挙の推定投票率は52%前後(NHKによる22時時点の推定)で、戦後最低の投票率を記録した2012年の衆院選を下回る可能性があるという。今回の衆院選はアベノミクスの ...
 
☆彡
社説[第47回衆院選]釈然としない結果 次々
沖縄タイムス - ‎21 分前‎
憲法改正にも「国民に改正の必要性を訴えていきたい」と意欲をみせた。公示前の党首討論で「残念ながら憲法改正の機運は盛り上がっていない」と、慎重だったのが一変した。 選挙で「安倍政治」のすべてが信任されたわけではない。白紙委任と思ったら大きな誤りだ。国民の ...
 
☆彡
海外メディア「経済改革進む」 衆院選で自公勝利
日本経済新聞 - ‎2014年12月14日‎
海外メディアは14日の投票締め切り直後の午後8時すぎに、相次いで衆院選の結果を速報した。AP通信が「地滑り的な勝利で安倍晋三首相は野心的な政治・経済改革を進めやすくなる」と伝えるなど経済運営に追い風になるとの評価が目立った。憲法改正など保守色が強まる ...
 
☆彡
衆院選投票日、「安倍路線」をどう審判するか
Viewpoint - ‎2014年12月14日‎
第47回衆院選がきょう投開票される。自民党が過半数を大きく上回る勢いを保ってきたが、単独で290余議席を有する「一強」体制を維持するのか、憲法改正の発議に必要な3分の2にまで伸ばすのか。 あるいは、自民、公明両党で政権維持のための安定した議席をどこまで獲得 ...
 
☆彡
【衆院選 きょう投票】あきらめるのはやめよう
47NEWS - ‎2014年12月13日‎
安倍首相が長期政権を目指す最大の理由に憲法改正があることは間違いないが、遊説先で首相は悲願の改憲にほとんど言及していない。自民単独で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席317に達するとの予測もある。改憲論議が加速することは間違いない………(2014 ...

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主・海江田代表、辞任を表明 後継者争い混沌 党分裂の危機 [ZAKZAK(夕刊フジ)]
民主・海江田代表、辞任を表明 後継者争い混沌 党分裂の危機
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141215/plt1412151830021-n1.htm

 民主党は今回の衆院選で、海江田万里代表が東京1区で敗れ、比例復活も逃すという醜態をさらした。海江田氏は15日に記者会見し、代表辞任を正式表明した。注目される次期代表には、岡田克也代表代行や、細野豪志元幹事長らの名前が取り沙汰されている。今後の展開次第では、橋下徹共同代表(大阪市長)率いる維新の党などを巻き込み、「民主党分裂」や「野党再編」が一気に流動化する可能性もありそうだ。

 「ありがとう。お疲れさまでした。今日は事務所に入れない」

 海江田氏は自身の落選が確実になった15日午前1時半ごろ、東京都新宿区の選挙事務所に電話をかけ、こう告げた。この時点で、すでに代表辞任の意向を固め、周辺にその考えを伝えていた。

 野党第1党の党首が落選するのは、社会党の片山哲委員長が敗れた1949年の衆院選以来だ。異例中の異例ともいえる事態に、他党関係者も「ただただ驚いている」(維新の党の江田憲司共同代表)と絶句するほかなかった。

 海江田氏はギリギリまで、選挙区で敗れた「史上最悪の宰相」と揶揄される菅直人元首相(同18区)ら2人と比例東京ブロックの最後の1議席を争った。最終的に、惜敗率が高かった菅氏が議席を射止めた。

 ちなみに、全475議席の最終当選者が菅氏だった。同日午前3時ごろにようやく復活当選が決まり、事務所に姿を見せた菅氏は「応援をいただきながら小選挙区での議席獲得に至らなかった。私の努力不足を含めて、おわびを申し上げます」と支持者らに頭を下げた。

 それにしても、代表と元首相が比例復活の“イス取りゲーム”を繰り広げるという「あまりに情けない展開」(民主党中堅)は、野党の盟主の姿とは程遠い。海江田氏が14日夜のNHK番組で語った「民主党もしっかりと議席を伸ばしている。これから野党の中心として自民党にしっかり対峙していかなければならないと思った」という能天気な感想には、失笑するほかない。

 選挙戦後に、またぞろ「海江田降ろし」の動きが起きることも予想された民主党だが、降ろされるまでもなく海江田氏が撃沈されたことで、党内は一気に代表選モードになだれ込んだ。

 新代表は、知名度が高く党内で一定の求心力を持つ中堅・ベテランを軸に調整が進むとみられるが、国政選挙担当の代表代行として今回の衆院選を取り仕切った岡田氏は有力候補の1人だ。

 獲得議席は微増にとどまったとはいえ、岡田氏らが維新の党などと選挙区調整を進めた結果、「自民党候補と互角に戦える選挙区が増えた」(前出・民主党中堅)ことは党内で一定の評価を受けている。今年7月に公然と「海江田降ろし」を唱えたのも、ほかならぬ岡田氏だった。

 また、一部の中堅・若手の間には、今年4月に自身の派閥「自誓会」を旗揚げした細野氏を推す声も根強い。前原誠司元外相の名前も取り沙汰されている。

 野党再編に前向きな細野氏や前原氏が新代表に就いた場合、維新などを巻き込んだ再編が急展開する公算が大きい。実際、両氏らは衆院解散直前、海江田氏に対して維新との新党結成を求めたとされる。細野氏は14日夜の当選確定後にも「野党をどう結集するかも含めて(次の任期の)責任を果たす」と語った。

 ただ、党内のリベラル派には、野党再編よりも党の「自主再建」を重視する海江田氏の路線を支持する向きもあり、再編推進派が代表選に名乗りを上げた場合、自主再建派との対立により党内は分裂含みの局面に突入しそうだ。

 橋下氏も以前から、民主党の非労組系との「100人規模の新党」(橋下氏周辺)結成をもくろんでおり、民主党分裂は渡りに船といえる。橋下氏は14日夜の記者会見で、民主党のお家の事情を見透かしたかのように、次のように言い放った。

 「維新の党なんて、できたてホヤホヤの力のない党ですよ。そんな所に民主党と一緒くらい(票が)入るというのは、民主党がいかに(有権者から)信がないかということですよ。やっぱり野党再編だと思います」

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2014/12/15]

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 中韓日のメディアが一斉に安倍政権批判←日本が「右」なら中国は「極右」だろ?
「西沙諸島は中国固有の領土であり、疑いを差し挟むことは許されない。中国は第2時大戦終結時にカイロ宣言やポツダム宣言といった国際的法的文書に基づき、日本侵略者の手中から西沙諸島を取り戻した。日本の衆議院外務委員会のいわゆる「決議」は国際法と歴史的事実に背く、極めて無責任で、魂胆のあるものだ」(人民網)
http://j.people.com.cn/n/2014/0613/c94474-8740991.html
http://blog-imgs-68.fc2.com/a/s/i/asiareaction/140604-2-01.jpg


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ポツダム宣言で日本の権益は中国が継承したと主張し、南シナ海は中国領だと主張してます。

チベット・ウイグル・・・。アジアで欧米の植民地が解放される中、戦後、領土を拡張したのはソ連と中国でした。

安倍政権は国会の3分の2を獲得しましたが、何故か、中国、韓国と連動して日本のマスメディアが日本が「右傾化」キャンペーンを始めました。

でも日本が「右傾化」なら、中国は「極右」でしょうか?

中国の宣伝工作資金の影響は怖ろしいですね。


<参考リンク>

連立与党圧勝、安倍首相続投へ
...合計議席は最終的に総議席の3分の2を上回る見通しだ。 ■解説  安倍連立政権の勝利について、中国人民大学東アジア研究センターの黄大慧センター長は新京報の取材に「安倍政権にとって憲法改正など右傾化法案を力ずくで推し進めるのに有利であり、中日関係の不確定性が高まる」と指摘した。 ▽長期政権となるか? ――経済の下落が潜在的リスクに  黄氏は「安倍政権は短命内閣になるとの声は以前もあっ...
http://j.people.com.cn/n/2014/1215/c94474-8822932.html 2014-12-15


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安倍首相、衆議院3分の2掌握…アベノミクス・右傾化「加速ペダル」(2)
中央日報-13 時間前
安倍首相が第3次執権に成功して円安の流れはより一層強まる展望だ。アベノミクスの行動隊長格である黒田東彦・日本銀行総裁が年間80兆円に及ぶ量的緩和の基調を継続すると予想されるためだ。また与党内で慎重論があった法人税 ...

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安倍政権の長期化と右傾化懸念 韓国メディア
朝日新聞-11 時間前
長期執権 道開く」(東亜日報)、「改憲議席維持」(中央日報)などと、安倍政権の長期化と右傾化を懸念する論調が目立つ。 特集:2014衆院 ... 日本は『安倍首相の、安倍首相による、安倍首相のための国家』に進むだろう」とした。 一方、韓国 ...


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右傾化警戒、日中関係に影響も=安倍首相大勝で中国各紙【14衆院選】
時事通信-18 時間前
またこうした右傾化の動きによって「中日関係は不確実性が増すことになる」と指摘した。 ... の重点が今後、経済から安保・憲法改正など政治分野に移る可能性がある」との見方を示し、日本と隣国の関係に与えるマイナスの影響に言及した。


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選挙結果を見ながら日本における全ての『改革』について考える
ハフィントンポスト-17 時間前
右傾化する日本に絶望した! ... 入ったのですが、その「グローバリズム風に啓蒙的過ぎる仕切り方」と「"右傾化"といったような単語で一概に否定されてしまうような人々の感情」との間のギャップをなんとかしないといけないという思いから、「その ...


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衆院選:各国の反応は…中韓は警戒、米政府「歓迎」
毎日新聞-9 時間前
中国外務省の秦剛(しん・ごう)報道局長は15日の定例会見で、衆院選の結果について「日本側は歴史の教訓を ... 右傾化マイウェイ』加速化する見通し」(東亜日報)など、安倍首相が憲法改正問題や歴史問題などで保守色を強めることへの ...
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 東京五輪まで安倍首相!衆院選大勝で「任期」超えウルトラCプラン[SANSPO.COM・スポニチ]
東京五輪まで安倍首相!衆院選大勝で「任期」超えウルトラCプラン
http://www.sanspo.com/geino/news/20141216/pol14121605030003-n1.html

 第47回衆院選は15日未明、全475議席が確定した。自民、公明両党は定数の3分の2(317)を上回って計325議席となり、安倍政権の継続が決まった。自民党総裁の安倍晋三首相(60)は同日午後、東京・永田町の党本部で会見し、来秋予定の総裁選に出馬する考えを示した。再選されると2018年までの続投となるが、党則で「2期6年まで」とされる任期に特例を設けて、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年を「安倍首相」で迎える構想が首相周辺で取り沙汰され始めた。

 衆院選圧勝の熱気が残る自民党本部。安倍首相が、約200人の報道陣を前に熱弁をふるった。

 まずは「予想をはるかに上回る国民の支持を得ることができた。『アベノミクスをさらに前進させよ』との国民の声をいただくことができた」と衆院選の結果を総括した。

 そして、来年9月に自民党総裁選への対応を問われると「気の早い話と思いますが」と切り出し、にこやかに受け流すかと思わせたが、一転、力強く語った。「わが党には雲霞(うんか)のごとく、将来の総裁候補がいる。衆院選が終わったばかりではありますが、その方々の支持を得ることができるよう、努力を重ねていきたい」と再選を目指す考えを表明したのだ。

 今回の選挙結果を受けて、自民党内での安倍首相の求心力が、一層高まった。次期総裁選では石破茂地方創生担当相(57)や谷垣禎一幹事長(69)が首相のライバルになるとされているが、党幹事長経験者が「安倍首相の無投票再選になる可能性が高い」と話すなど、党内では首相の「無風再選」を確実視する声が出始めている。

 安倍首相の第1次政権からの在職日数は、来年5月19日で祖父の岸信介氏の1241日に並ぶ。総裁選で再選を果たすと、2012年から18年まで計6年の長期政権になる。さらに、首相周辺では「東京五輪・パラリンピックを、招致に尽力した安倍首相で迎えたい」との“待望論”も出始めている。

 党則で、総裁の任期は「2期6年まで」と定められている。しかし、1986年9月に総裁任期を終えるはずだった中曽根康弘首相が、同年7月に衆参同日選挙に打って出て圧勝。党内から任期延長の声が出て、党両院議員総会の全会一致で1年延長された例がある。

 安倍首相についても、特例で任期を延長するという“ウルトラC”を模索する案が出ているのだ。東京五輪まで首相を務めることになれば、戦後最長の佐藤栄作氏の2798日を大きく上回ることになる。

 
政治評論家、有馬晴海氏
 「来年の総裁選の任期が切れる2018年には、今回当選した衆院議員の任期も切れる。そのため、安倍首相は16年の参院選では衆院選も行うダブル選挙にする考えだ。ダブル選挙も勝って憲法改正に踏み込むのが首相の『政治スケジュール』で、ここで圧勝すれば18年の総裁任期切れに際しても、党内から延長の声が出てくるだろう。ただ、あまり長くなりすぎると、次の総理総裁を狙う人からの不満も出てくる。それを押さえ込むぐらいの圧倒的な勝ち方が、『五輪でも首相』の条件になる」

[SANSPO.COM 2014/12/16]

 ◇

首相、全閣僚再任へ…631億円使って「何のための選挙か」の声も
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/16/kiji/K20141216009467430.html

 第47回衆院選は15日未明、全475議席が確定した。自民、公明両党は計326議席となり、与党として定数の3分の2を上回り、公示前の勢力を確保した。一方、民主党は11議席上積みしたものの、議席を失った海江田万里代表が代表辞任を表明。近く代表選が実施される。

 衆院選から一夜明け、東京・永田町の自民党本部に姿を見せた安倍晋三首相は、待ち構えた大勢の報道陣に軽く手を上げ「おはよう」とにこやかにあいさつした。

 約10人の幹部が出席した役員会の後、記者会見を行い、7月に閣議決定した集団的自衛権の行使容認を踏まえた安全保障法制の整備を推進する考えを強調した。法整備に関し「公約でも街頭演説でも来年の通常国会で行うと訴えた。国民の支持を頂いた」。また、来年9月の党総裁選について「支持を得ることができるよう、努力を重ねていきたい」とし、再選を目指す意向を表明した。

 24日召集の特別国会で、安倍首相は第97代首相に指名される。会見などで、全閣僚を再任するとの見通しを表明。安定した長期政権が続くようにも感じられるが、党内からは早速、「(大臣待機組の)中堅を中心に不満が沈殿するのは間違いない」と予測する声も漏れ始めた。

 確定した議席は自民291(追加公認を含む)、公明が35で計326議席となり、与党として定数の3分の2(317)を上回り、参院で否決された法案を再可決して成立させることができる議席は確保した。選挙前も326議席で勢力は変わらず。といっても、実際には公明が31議席から4議席増やしたのに対し、自民は295議席から4議席の減少。両党の合計議席はプラスマイナスゼロ、という結果だ。

 選挙戦でも安倍首相が「最重点選挙区」と位置付けた、民主・海江田氏(東京1)と枝野幸男幹事長(埼玉5)の地元に次々と党幹部を投入し、野党第1党のツートップつぶしを図ったものの、枝野氏には選挙区での当選を許してしまったほか、野党の大物を落選に追い込み、影響力縮小を図ることもできなかった。

 閣僚、与野党の勢力も同じで、議員の顔ぶれもほとんど変わったところはなし。今回の総選挙費用は約631億円ともされており、ある永田町関係者は「海江田さんを落選させるために、巨額の税金が使われたみたい。何のための選挙だったんだろう」とため息交じりに話した。

 ≪投票率は戦後最低更新≫総務省は15日、衆院選の投票率が小選挙区52・66%、比例代表52・65%で確定したと発表した。戦後最低だった2012年の前回衆院選(小選挙区59・32%、比例代表59・31%)をともに6・66ポイント下回り、最低記録を更新した。参院選で最低だった1995年(選挙区44・52%、比例代表44・50%)は上回った。

[スポニチ 2014/12/16]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK176] いつまでも国民を欺けると思っているのだろうか(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4538.html
2014/12/16 06:41

 安倍氏は選挙で快勝して意気揚々のようだ。さっそく記者会見で根拠のない景気回復の話にうつつを抜かしている。<安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、衆院選を受けて自民党本部で記者会見し、憲法改正について「国民の理解と支持を深め、広げていくために、自民党総裁として努力したい」と重ねて意欲を表明した。また「経済最優先で取り組み、景気回復の風を全国津々浦々に届ける」と語った>(<>内「毎日新聞」引用)

 景気回復の風をいかにして全国津々浦々に届けるのかというと政府が経済界と労働界の代表を呼んで来年春闘で賃上げを要請し確約させるというのだ。この国はいつ社会主義の国になったのかと耳を疑うような発言だ。

 経営者や労働者代表を政府に呼んでベースアップを要請し、確約させるというのは尋常ではない。それは個々の企業の問題であって政府が関与すべきマターではない。むしろ法人税を引き揚げて、内部留保するのは得策でないと経営者判断させ労働分配させるように誘導すべきだ。

 しかし安倍政権は法人減税を約束している。政策面では内部留保をさせるように誘導し、国民の目の前では労使を呼びつけて賃上げの要請と約束をさせるというパフォーマンスを演じる。なんとも見え透いた政権だが、そんなことで景気回復を全国津々浦々に届けられるのだろうか。いや、そもそも景気は回復しているのだろうか。

<日銀が15日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でプラス12だった。

 前回の9月調査(プラス13)から小幅に悪化した。DIの悪化は2四半期ぶり。急ピッチの円安による原材料コストの増加に加え、消費増税前の駆け込み需要の反動減が一部業種で続き、企業の景況感は停滞している。輸出回復の遅れも景況感の悪化につながった。もっとも、反動減は全体として収束しつつあり、悪化幅は小さかった。

 3カ月先については、大企業製造業がプラス9になる見通し。素材産業を中心に、円安による原材料コスト高への懸念があり、企業マインドの悪化につながった>(<>内「日本経済新聞」引用)

 つまり12/15発表の短観では引き続き対前月比マイナスになっている。安倍氏がいかに「景気は回復している」と叫ぼうと、紛れもない結果として景気悪化の数字が出ているのだ。
 選挙で禊は済んだかのような顔をしているが、安倍氏は「景気回復」と大嘘をつき続けている。地方では深刻な事態になっていることが解らないのだろうか。同一労働同一賃金になっていない最低賃金法のあり方で、全国一律で物価上昇が地方にも押し寄せているが、賃金は都市と地方で格差があるまま放置されている。

 小沢一郎氏は正規と非正規の賃金格差解消を訴えて「同一労働同一賃金」と訴えたが、それは都市と地方間でも当然解消されるべき問題だ。全国展開している企業は、地方を中国や東南アジアと同じように低賃金で雇用すれば良いと考えているのだろうか。

 そうした待遇面での格差解消もさることながら、やはり根本的に地方には雇用の場が余りにも少なすぎる。安定した雇用があってこそ若者が地方に定住でき、地方で家庭を営み子育てをしようと未来志向になれるというものだ。「恒産なくして恒心なし」。安倍氏は口先の「景気回復」宣伝合戦ではなく、実体のある産業の構築を日本国内で推進すべきだ。そのためにも中国で仮借ない無法引き留め策により撤退できない日本企業に「損切」してでも撤退した方が良いと判断できるような金融支援も合わせたUターン投資減税を果敢に実行すべきだ。それも経済特区内とかケチなことはいわずに、全国津々浦々何処でも良い、とすべきだ。

 現実に景気は回復していない。しかも来年に向けて短観は悪化している。安倍氏はいつまで口先で大嘘をついて国民を政権支持に引き止められると思っているのだろうか。

 政権獲得時には株価上昇で「株価は半年先の経済指標だ」と円安による相対株価下落に伴う外国投機家たち主役の博奕相場に過ぎない株高を我が手柄のように勝ち誇っていたが、実体経済は正直に安倍政権の失政を鏡のように映している。大嘘政権の嘘と誇張した言葉に国民はいつまで騙され続けるのだろうか。それは国民だけでない、野党の政治家諸氏も「安倍氏は裸の王様だ」と論理的に大嘘を暴く知恵をつけなければならない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍自民圧勝の“最大の協力者”は民主党・野田前首相だった(日刊ゲンダイ)
          影の協力者は野田元首相/(C)日刊ゲンダイ


安倍自民圧勝の“最大の協力者”は民主党・野田前首相だった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155768
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


 総選挙に圧勝した安倍政権は平和憲法をかなぐり捨て、戦後体制を転覆させる……これが今、現実に起ころうとしていることだ。この“クーデター”の最大の協力者は民主党の野田前首相という見方もある。

「民主党の中でも、野田前首相や前原元外相といった松下政経塾出身の政治家は、安倍首相と根っこは一緒。特に野田前首相は、自民圧勝という最悪の結果を招いた戦犯です。政権交代にかけた国民の期待を裏切って、“自民党野田派”と呼ばれるほど自民党化し、最後は民主党をブッ壊して、安倍独裁政権を誕生させた。野田前首相のヒドイやり方のおかげで、2年経っても民主党への信頼は少しも戻っていません。民主党を壊滅的な状態にした松下政経塾が安倍首相に“大政奉還”をしたようなものなのです」(本澤二郎氏=前出)

 政治ジャーナリストの山田厚俊氏は、別の観点から、野田氏と安倍首相はそっくりだとこう話す。

「野田前首相が11年の民主党代表選に出馬する際、『出るから、みんなで政策を作ってくれ』と言ったという逸話は有名ですが、安倍首相にも似たところがあります。本人に政治哲学がなく、政策は丸投げになる。保守勢力からすれば、自分たちの政策を次々と実現してくれるのだから、こんな使い勝手のいい権力者はいないでしょう。安倍首相が気に入りそうな、保守的な政策を吹き込んで、『歴史に名を残す』などとおだてれば、深謀遠慮のない首相は、すぐにソノ気になってやってくれる。そうやって、国民が気づかないところで、戦前回帰が進んでいくとしたら、恐ろしいことです」

 こうなると野田氏から安倍氏へ、政党を超えた首相の連係プレーに何やら陰謀めいたものを感じてしまう。野田氏は、安倍勢力が送り込んだ「トロイの木馬」だったのかも知れない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 大差で落選…バッジを失った渡辺喜美氏に特捜部の本格捜査(日刊ゲンダイ)
          敗戦の弁を述べる渡辺とまゆみ夫人/(C)日刊ゲンダイ


大差で落選…バッジを失った渡辺喜美氏に特捜部の本格捜査
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155767
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


 予想通り渡辺喜美氏(62)は、あっけなく落選した。自民党の簗和生氏(35)に1万票以上の差をつけられる惨敗。無所属のため比例復活もなかった。

 14日午後11時に落選が決まった喜美氏は選挙事務所に姿を現し、涙を流す夫人の隣で「申し訳ありませんでした」と支援者に何度も頭を下げ、「力不足、すべての責任は私にある」と謝ってみせた。

 アベノミクスについて「もとをたどれば私が言ってきたこと」などと強気な姿勢も見せたが、落選したのは自業自得だ。
 化粧品会社DHCの会長から8億円のウラ金を受け取っていた疑惑はもちろん、野党なのに安倍自民党にスリ寄る醜い姿に支持者は呆れ果てていた。

「落選危機が囁かれた喜美さんは、まゆみ夫人と地元に張りつき二人三脚でドブ板をしていました。駅前に立ち、人が通ると誰彼かまわず近寄って握手し、中学生にまで<ご両親によろしく>と必死に頭を下げていた。選挙戦最終日には<皆さんの力が必要です>と涙まで流していました。でも、有権者は終始、冷たい目で見ていましたね。これまで地元に顔を向けることもなく、傲慢な態度を嫌って古い秘書も離れていった。落選して当然です」(地元関係者) 

■年明けに「脱税」「政治資金規正法」容疑で本人聴取

 落選した喜美氏は、今後について「苦労をかけた家族や支援者と一緒に考えていきたい」と語ったが、このまま引退する可能性も高い。
 8億円のウラ金についても、これから地検特捜部の捜査が本格化するとみられている。

「すでに特捜部は9月に渡辺事務所の家宅捜索をしています。選挙中は控えていたが、年明けにも本人から事情を聴く予定です。容疑は“脱税”と“政治資金規正法違反”です。8億円のウラ金が適正に処理されていなかったと特捜部は見ているようです。不逮捕特権のある国会議員を捜査するのはハードルが高いが、バッジがなければ捜査はやりやすいでしょう」(司法関係者)

 安倍首相に「責任野党」などとあおりたてられ、スリ寄った結果が落選なのだから哀れだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 世耕、萩生田氏ら安倍首相にゴマをする「茶坊主政治」花盛り(週刊ポスト)
世耕、萩生田氏ら安倍首相にゴマをする「茶坊主政治」花盛り
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141216-00000003-pseven-soci
週刊ポスト2014年12月26日号


 自民党内では、安倍晋三首相が総選挙を前に公認権を振りかざし、増税推進派の野田毅・税調会長を「公認しない」と恫喝して反対派を震え上がらせた。そんなこともあり、反主流派が口を閉ざしたと同時に、総理にゴマをする側近たちの「茶坊主政治」が花盛りだ。

 首相側近の萩生田光一・自民党総裁特別補佐による報道統制もそこに根がある。

 解散直後、TBSの報道番組(11月18日)に出演した安倍首相は、番組中に「お給料は上がってない」とアベノミクスに否定的な街の声がVTRで流されると、「これおかしいじゃないですか!」と色をなして反論した。

 その翌日、萩生田氏は在京キー局の編成局長、報道局長あてに、〈街角インタビュー、資料映像等で一方的な意見に偏る、あるいは特定の政治的立場が強調されることのないよう〉などと細かく報道内容を規制する異例の文書を出して恫喝した。

 萩生田氏は選挙後の組閣で「官房副長官」や「首相補佐官」への就任が有力視されている。そこで本人は「総理、私がテレビを黙らせました」とアピールしたかったのだろう。

 ご機嫌取りでは側近筆頭格の世耕弘成・官房副長官も負けてはいない。この選挙中、安倍首相と菅義偉・官房長官がともに全国遊説に回り、官邸を空けることが多かった。世耕氏はあざといパフォーマンスを演じて見せた。官邸の危機管理部門のスタッフが思わず苦笑する。

「参院議員で選挙区に入る必要のない世耕さんは『留守は私が守りますから、安心して遊説に行ってきてください』とばかりに官邸に泊まり込んだ。総理も官房長官も遊説は日帰りが多く、何か起きればすぐ対応できる体制が敷かれているのだから、副長官がわざわざ官邸に泊まる必然性はない。よほど忠誠心を誇示したかったのだろう」

 選挙後に発足する第3次安倍内閣では、麻生副総理など首相のお友達の主要大臣を除いて政治資金疑惑を抱える大臣が一掃され、世耕氏、萩生田氏らの側近グループがこれまで以上に内閣・官邸の中枢で力を持つという見方が有力だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/467.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「投票棄権」の47%が「行ったら共産党に入れた」 毎日放送リスナー調査が示す「本当の民意」(現代ビジネス)
「野党よりマシでしかない。」ので自民党へ投票という有権者も、いたようだ  photo Getty Images


「投票棄権」の47%が「行ったら共産党に入れた」 毎日放送リスナー調査が示す「本当の民意」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41439
2014年12月16日(火) 町田 徹「ニュースの深層」 現代ビジネス


第47回衆議院議員選挙は12月14日、投票が行われ、自民、公明の連立与党の圧勝に終わった。公示前の「自民党だけでも30議席は減らすだろう」といった予想を覆し、両党合計で改選前と同数の326議席を維持し、参議院で否決された法案を再可決できる衆院の3分の2超の議席の確保に成功したのである。

■総選挙に反映されなかった別の民意があった

12日間の選挙戦で目立ったのは、もともとやる気のなさがミエミエだった来年秋の消費増税を1年半先送りすることの「信を問う」という安倍政権・連立与党の練りに練った選挙戦術の群を抜くしたたかさだ。

原子力発電所の再稼働や集団的自衛権行使を巡る解釈改憲など議論の割れる問題にはできるだけ踏み込まず、準備不足の野党各党を圧倒した。

だが、開票の夜、私がコメンテーターを務めた大阪の毎日放送(MBS)のラジオ番組『2014総選挙開票特番 センセイこれからどうするの? 今夜、聞きまくります』が、リスナーを対象に実施した調査で、アベノミクスを支持しない人が支持する人の2倍に達するなど、総選挙に反映されなかった別の民意がくっきりと浮かび上がった。

この調査は、圧勝に沸く安倍政権・与党や消沈する野党だけでなく、広く国民に知ってもらい、考えてみてほしい内容に富んでいる。今回はその調査を紹介したい。

調査は「テレゴング」という名の携帯電話を使ったラジオ独特のもので、番組がリスナーに呼びかけた。呼びかけから集計まで早いものでは、数分間しか時間をかけず、たっぷり時間をかけて無作為のサンプルを調査する「世論調査」とはまったくの別物だ。早い話が、MBSラジオの開票特番のリスナーに対象が特定されているので、偏りがないとは言えない。しかし、そうした前提を差し引いても、この調査の結果は驚きに満ちていた。

■棄権しなければ「共産党」に投票

まず、番組の冒頭で行った「第1の問い」(投票に行かなかった方にお聞きします。もし投票するなら比例は何党ですか?)の結果が衝撃的なものだった。その結果は、

共産党  47%
自民党  26%
維新の党 21%
民主党 5%
公明党   0%
次世代の党 0%
社民党   0%
新党改革  0%

となったのだ。

今回の総選挙は、投票率が52%前後(小選挙区)と前回の59.32%(同)を下回り、戦後最低を更新した。ほぼ2人に1人が投票権を放棄する関心の薄い選挙だった。しかし、番組の調査がある程度全国的な傾向を反映していて、その人たちが投票に行っていたとしたら、連立与党の圧勝という実際の総選挙とまったく違った結果が出ていてもおかしくない。

投票率が結果を大きく左右することは、過去の選挙が示している。例えば、自民党が政権を奪回した前回(2012年)の総選挙では、投票率(小選挙区)が59.32%とその前(2009年)に比べてほぼ10ポイント低下した。その結果、最も大きく得票数を落としたのが、その前の選挙で得票率の上昇をテコに政権交代を成し遂げたばかりだった民主党だ。同党は4009万票も得票数を減らした。

そのため、得票数の減少が384万票程度だった自民党にまんまと政権を奪還されたのである。

そこで、MBSの携帯調査の結果だ。それによると、共産党の潜在的な支持率は、実に棄権者のうちの47%と圧倒的に高い。もし、今回の総選挙の投票率が高かったら、どんな選挙結果が生まれただろうか。

今回、共産党は公示前に比べて13議席増やして21議席を獲得する大躍進を見せた。しかも、投票率がかなり上がり、潜在的な支持率通りの投票が実現していたら、共産党がいきなり政権を伺うような立場に立った可能性がなかったとも言い切れない。その可能性を携帯調査は示したと言えなくないのだ。

■80%が、「投票したい人がいない」

やはり選挙に棄権は禁物だ。共産党政権を実現せよという気は毛頭ないが、政治に失望するよりも、自分の1票をきちんと行使すべきである。今回、棄権した人々には、次回から考え直していただきたい。

ただ、この問題を単純に有権者の責に帰すことができないことも、携帯調査は浮き彫りにした。それが、番組の中盤で訊ねた「第6の問い」(投票したい人がいないと感じますか?)に対するリスナーの回答だ。「はい」が80%と、「いいえ」の20%の実に4倍に達した。

事態を改善するには、有権者を惹きつけ、信頼を得られる政治家の登場を待つだけでは不十分だろう。

「第1の問」で、「もし投票に行ったとしたら、投票した」という人がわずか5%しかいなかった民主党などは、すでにほぼ限界まで支持者を掘り起こしており、将来へ向けた伸びしろがほとんどないと宣告されたようなものである。党の解消や他党との再編など、よほどの荒療治をしないと、政権を担えるような責任政党への復活は望めないかもしれない。

携帯調査は大勝した自民党にも、総選挙で同党が信任を得たと胸を張るには厳しい注文を突き付けた。以下に列挙すると、

「アベノミクスを支持しますか?」
支持する  33%
支持しない 67%

「アベノミクスで生活はよくなると思いますか?」
生活はよくなると思う 18%
生活はよくならないと思う 82%

「自民党に投票した方に聞きます。自民党の政策で支持できないものはありますか?」
消費税増税      37%
原発政策       25%
アベノミクス     12%
TPP        12%
集団的自衛権行使容認 12%
労働規制の緩和 0%
憲法改正 0%
全部支持できる 0%

といった具合だ。

■民意を聞かず、頑なだった安倍首相にリスナーが猛反発

安倍政権の1枚看板であるアベノミクスに関する2つの質問では、支持しないリスナーが支持するリスナーの2倍に達しているばかりか、生活がよくなると思えない人が8割を超えている。この結果を見ると、公示期間中に情緒的なスピーチを繰り返すばかりで、体系的かつ具体的な経済政策を打ち出せなかった野党各党に比べればマシという程度の感覚で、連立与党に1票を投じた有権者が多いことを暗示しているのかもしれない。

消費増税の2017年4月への先送りを打ち出した自民党に投票した人の中で、37%が消費増税そのものに反対している事実や、25%の人が原子力規制委員会を隠れ蓑にした安倍政権の原発政策に反対を表明していることにどう対峙するのか、連立与党は鼎の軽重を問われている。

携帯調査では、自民党の盟友、公明党にリスナーが懐疑的なこともわかった。同党が憲法改正や原発政策で自民党のブレーキ役を自称しているにもかかわらず、「公明党は安倍政権の政策にブレーキをかけられると思いますか?」との問いに対して、「かけられると思う」がわずか11%しかおらず、「かけられないと思う」が89%に達したのだ。公明党が信頼を得るためには、相当きつく褌を締め直す必要があるだろう。

最後に、多くのリスナーが安倍首相個人の資質に首を傾げていることも指摘しておかなければならない。「安倍さんの話を聞いて期待できると思いますか?」との問いに、「期待できる」と応えたリスナーがわずか15%と「期待できない」の85%を大きく下回ったからである。

この数字は、番組が総選挙の開票中に安倍首相の単独インタビューを行い、沖縄の4選挙区すべてで、普天間基地の辺野古への移転を反対する候補に自民党候補が敗れた事実を見て、沖縄問題での姿勢を転換する考えの有無や、公明党の主張に配慮して集団的自衛権の問題を慎重に再考する気があるかを質したところ、頑なに従来の姿勢を貫く言動をしたことに対して、リスナーたちが感じたままを表明したものだ。

総選挙の結果を拡大解釈したり、我田引水の政策の正当化に利用することは御法度と、リスナーたちが明確に釘を刺したと言っていいだろう。首相に限らず、政権と連立与党には、こうした民意こそ大切にしてほしいものである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/468.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 買春も口利きも偽装献金も…自民“疑惑議員”全員当選のア然(日刊ゲンダイ)
          江藤防衛相、塩崎厚労相、西川農相/(C)日刊ゲンダイ


買春も口利きも偽装献金も…自民“疑惑議員”全員当選のア然
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155763
2014年12月15日 日刊ゲンダイ


 これが日本の有権者の民度なのか。「政治とカネ」の問題が発覚した疑惑の政治家がそろって国会に戻ってくることになった。しかもラクラク当選というのだから口がアングリだ。

 公選法違反で告発され、東京地検特捜部が捜査中の小渕優子氏(群馬5区)は断トツ、うちわ問題で法相辞任に追い込まれた松島みどり氏(東京14区)もぶっちぎりの当選である。

 女子大生との買春疑惑で県連が「候補者差し替え」を要請した佐田玄一郎氏(群馬1区)も次点に7000票の大差で勝利した。「カネ」と「オンナ」は国会議員が辞職に追い込まれる2大スキャンダルだが、群馬では関係ないらしい。

 地元老人ホーム事業の「口利き」がバレた塩崎恭久厚労相氏(愛媛1区)も次点に2万5000票差で余裕シャクシャクの当選。「偽装献金」疑惑が追及された江渡聡徳防衛相(青森2区)、政治資金の「虚偽記載」疑惑が報じられた望月義夫環境相(静岡4区)も、それぞれ14日午後8時の投票締め切り直後に当確が報じられた。そろって満面の笑みで万歳三唱。カネの問題なんて、きれいさっぱり忘れたかのようだ。

■無所属の渡辺喜美氏は落選

 苦戦したのは、もともと選挙の弱い西川公也農相(栃木2区)ぐらい。とはいえ、小選挙区で敗れた民主・福田昭夫氏との差はたった200票。ちゃっかり比例復活している。結局、落選したのは、化粧品会社「DHC」の会長から8億円のウラ金を受け取っていた渡辺喜美氏(栃木3区)だけだ。

 過去の選挙では、どんなに強い候補でも、選挙直前にスキャンダルが発覚すれば、厳しい選挙戦を強いられたものだ。ところが、今回はほとんど逆風を受けなかった。

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「沖縄の小選挙区すべてで野党候補が勝利したのは、地元メディアが自民党の“正体”をきちんと報じ、県民が知ったからです。しかし、中央メディアは何も報じない。疑惑が指摘されていた自民候補についても同様で、ほとんど触れませんでした。これでは有権者は分かりません」

 疑惑議員たちが「これでみそぎは済んだ」と大手を振って戻ってくる。このままじゃあ、国会は疑惑議員だらけになってしまう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/469.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 疑惑の投票率〜警戒態勢の開票作業と天草の怪(先住民族末裔の反乱)
疑惑の投票率〜警戒態勢の開票作業と天草の怪
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/26782552.html
2014/12/15(月) 午後 9:35 先住民族末裔の反乱


昨日の結果を見て、嘆きと諦めの境地に達した方も多くおられるのではないだろうか。
私は、期日前投票12%、ツイッターでの行列のできる投票所が幾つか紹介されていたことから、前回投票率60%を上回るものと期待していたが、最終的に52%とマスコミの事前刷り込み程度の史上最低投票率で終焉。この時点で、結果は見えていたので速報にも関心を抱くことはなかった。

注目したのはツイート・テレビの服部さんの投票箱追跡実況動画である。悔いる様に1時間余り、服部さんたちと共にタクシーを追跡している気分であった。追跡したのは、タクシーが投票所を8時過ぎに出て、8時50分に開票所の入口までの間。結果的にこの間、タクシーは開票所に直行していたわけだが、疑問は幾つか残る。

 投票率が低く工作されたのであれば、投票箱は事前に用意した自公票で埋め尽くされた箱とすり替えられるはず。服部さんも指摘していたが、投票終了後、投票所内の撮影は勿論のこと、入場すら認められなかった。運搬する8時までの間、一体投票所内で何が行われていたのかは全く不明である。通常、投票を終了した後、直ぐに運ぶものだが、まるで時間調整の如く、無駄に運搬を遅らせていることに不信感が芽生えた。また開票所に到着して、それが間違いなく開票所に並べられ開票されたかは、事実上選管の管理下で確認できないのである。厭くまで可能性として、投票所内部で細工を施した後の投票箱を運搬、若しくは運搬自体がダミーで、開票所内に既に予め準備されていたとも考えられる。厳格に監視するには、投票終了後、投票箱に張り付き、タクシーに積まれるまでを確認する必要がある。そして開票所までの追跡。開票所内で投票箱が降ろされ所定の場所に運ばれるまでの追跡。そして開票所に並べられるまでの追跡チェック。併せて事前に開票所内に控えた者との投票箱が並ぶまでの時間のチェックなど、様々な事細かい確認作業を繰りか餌ねければ監視は不十分で、そこに不正が入り込む余地は十分にあると感じた。
この模様はyouyubeで公開されているので、一度、確認されたし。
服部さんの途中のコメントを拾うと、

日本初 不正選挙監視、投票所開票中継 徳島県 2014年12月衆議院選挙

服部順治(脱戦争/脱原発) ‏@JunjiHattori 50 分50 分前
ふー、今、一息ついてる所。さて、まず投票所の中を撮影しようとしたら、選挙管理委員会からプライバシー問題があるからと許されませんでした。不正があるとしたら投票箱のすり替えが考えられるかな?投票箱が出てくるまでえらく時間がかかった!
‏@JunjiHattori 43 分43 分前
そう、これこれ!とっくに投票所の門も閉め、タクシーも散々、待たしておいて、やっと­投票箱3箱ぐらいが運び出されてきた。不正選挙があるならこの中のすりかえの監視が必­要

うーん、ちゃんとタクシーはどこも寄らず、開票作業も手作業で行われており、ムサシも最終的な票カウンタとして利用してるだけ。ほとんどここでは大幅な不正選挙は無理な感じ。

そう!同じように不正選挙監視に来た人と話したが、この作業を見てると今回は不正選挙をやる必要もなかったのでは?それと朝日新聞の人が点呼してる赤(民主)青(自民)緑(共産)の声は地区ごとの束を双眼鏡で確認し、その数を表にチェックしてる声

 お人よしの服部さんらしいコメントで終わっているが、 開票所で監視するなら、望遠で投票用紙を確認しなければ意味がない。まさか過去のようにポケットに投票用紙を突っ込む職員がいるはずもない。バーコード電信過程をチェックしなければやりたい放題のブラックボックスなのである。
ただここで興味深いコメントが」本動画に寄せられている。


選挙管理委員会からプライバシー問題があるからと許されませんでした。とコメントがありますが、名古屋市守山区と北区の開票所では何も言われませんでした。不正がある場所は見せたくないので、排除されたり、プライバシーの問題と注意して、撮影を邪魔するようです。

 この方の指摘どおりで、不正をなす場所は絶対に非公開とするのである。魔術師が、マジックのネタを見えないように画すのと同じだ。都合が悪いところほど隠したがるのである。これと呼応するかのように、、

文京区開票所 選管が開票観覧を拒否 腕を掴んで暴力的に排除 総務省の通達を無視。文京区の規定を振り回し。

https://www.youtube.com/watch?v=UPkcrmxatKc

通達の有無は確認できないが、仮に出ているとすれば、この「田中」を寝乗る選管関係者は通達違反で地方公務員法職務命令違反に問われることになる。それと公務員には直接他人に触れ入場を阻止することはできない。
問題は法的根拠もなく、何故、撮影を拒否するのか。開票の運営維持など理由にはならない。要するに撮影されては困る、不都合な理由があると勘繰られても致し方ないであろう。

 さらにツイッターで


http://tanakaryusaku.jp/2014/12/00010459#

「前方にはロープが張られていて『立入り禁止』の大きな札が懸かっていた。後ろから見るしかない。傾斜のついている観覧席があれば、双眼鏡で投票用紙を見ることができる。ところがこの開票所の観覧スペースは平板だった。これでは肝心の投票用紙が見えない。」
「有権者が投じた票が正しく処理されているか。それを確認するのは当然の権利だ。公職選挙法(第69条)によれば、開票の参観を求めることができる。」

「筆者はロープの内側に入った。ある記者クラブメディアの男性記者が筆者を けげん な目で見ていた。」

「男性記者の姿が消えて1〜2分もしないうちに選挙管理委員会の職員が制服警察官を伴ってやってきた。」

 つまり公選法で保障されている閲覧権を阻止され、記者クラブ以外の者が開票所で「投票用紙のチェック」ができず、アゲクの果て謂れなき警察官導入。これは記者クラブ、警察が一体となり、従来から指摘された同一筆跡及びコピー用紙の証拠収集を妨害するものである。不正がないならば、全く不要な嫌がらせだ。

 こうした事実に鑑みるに、今回も不正選挙を実行し、証拠隠蔽のための開票監視の妨害工作となれば、これは民主国家でも法治国家でもない。

 もう一つ面白い情報がある。ツイッターで知らせて貰った情報で、同日、市長選が実施された上天草市の投票率は75%であった。よく調べてみると、同市長選は例年80%近い投票率で今回の衆議院の投票率と絡めて判断することはできない。しかし同市の無効票率が非常に高い点は注目される。小選挙区10%、比例区11%、特に比例区の無効票率には首を傾げたくなる。小選挙区なら意中の候補者がいなかったとも考えられなくもないが、折角、投票所に足を運んで比例に無効票を投じるであろうか。ここで突出した投票率を下げるべく調整したと考える方が自然ではなかろうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 海江田代表の落選が象徴…民主党を待つメルトダウンの運命(日刊ゲンダイ)
          海江田代表は比例でも当選できなかった/(C)日刊ゲンダイ


海江田代表の落選が象徴…民主党を待つメルトダウンの運命
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155764/1
2014年12月15日 日刊ゲンダイ


 最後まで苦戦が伝えられた民主党の海江田万里代表は、結局、比例復活もできなかった。野党第1党の代表がバッジも守れず落選とはア然とするしかないが、これぞ、民主党の象徴だ。

 当選人数だけ見れば、公示前から11議席増やしたが、3分の2を維持した巨大与党の前では、民主の微増などちっぽけな話で無意味だ。安倍政権のやりたい放題は今後も続くわけで、それを阻止できなかった野党第1党の責任は重大である。

 解散が現実味を帯びた先月中旬になって、枝野幸男幹事長や選挙担当の岡田克也代表代行が慌てて野党の選挙区調整を加速させたが、「2年間、何をやっていたのか」と言いたくなる。枝野氏は今年10月に本紙のインタビューで「一般的に追い込めば追い込むほど政権は解散しなくなる。野党がやれるのは、任期満了まで解散できないようにすることです」なんて悠長なことを言っていた。そんな甘っちょろい考えだから安倍自民の奇襲にやられてしまったのである。

「野党の仕事は、国会で政権に論戦を仕掛け、解散に追い込み、政権を奪還することです。ところが民主党は、最初から『数が少ないからできない』と諦めていたので、この2年間、党として何の選挙準備もしてこなかった。加えて、直前に野党内で選挙区調整をして候補を一本化したまではよかったが、各党の垣根を越えて候補者を並べて演説するなど、一枚岩の演出や共闘の体制をつくる努力をしなかった。これでは有権者に、自民党に代わる受け皿とは思ってもらえません」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

■統一地方選前は大混乱に

 落選した海江田氏は、15日未明に代表辞任を表明した。週内に代表選挙が行われることになりそうだが、民主党お家芸の権力闘争がまたゾロ繰り広げられるのか。岡田克也氏や前原誠司氏のような昔の名前のメンメンが手を挙げるようなら、有権者はますます愛想を尽かすだろう。

 今度の選挙でよく分かったのは、有権者の民主党に対する“嫌悪感”の強さだ。

「安倍政権は支持したくないが、民主党とは書けない」

 こう話す有権者が、いまだに山のようにいる。先の政権の戦犯たちが今なお、デカい顔してのさばっているからだ。事前予想に反して、維新が公示前議席をほぼ維持したのは、こうした有権者が比例で民主ではなく維新に投票したからである。

 今後の民主党はおそらく、雲散霧消に向かうだろう。2度連続して落選した元職の多くは引退を余儀なくされるのではないか。来春の統一地方選も、民主党の名前では戦えないという地方議員が逃げ出すことになるだろう。

 当選した現職にしても、安倍政権の1強独裁の下では年明けの通常国会で存在感を出すことなど無理だ。党内は、外交・安保を巡って、野田や前原らタカ派と旧社民党系のハト派で食い違う。集団的自衛権の行使容認に向けての安保法制の議論で、その矛盾が露呈することになる。かくして、もともとバラバラの民主党はメルトダウンの運命だ。

「公示前より数が増え、『野党第1党だ』なんて威張るようなら、民主党はどうしようもありません。解党的な出直しをして、野党再編するしか道はありません」(鈴木哲夫氏)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 衆議院総選挙:世論調査の怪(?)と本当の問題の所在〔21世紀の日本と国際社会(浅井基文さんのブログ)〕
衆議院総選挙:世論調査の怪(?)と本当の問題の所在



21世紀の日本と国際社会 2014.12.6.
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2014/657.html

1.世論調査の怪(?)

  近ごろのマス・メディア各社の世論調査の結果を見ていると、一見理解不能の現象が現れています。それは、安倍政権に対する支持は軒並み低下している一方で、今回の総選挙の結果に関しては自民党の一人勝ちを許す有権者の投票行動になりそうだというものです。
 

  例えば、共同通信が11月30日に明らかにした世論調査によれば、安倍政権に対する支持率は43.6%であるのに対して不支持は47.3%であり、2012年末に安倍政権が登場して以来はじめて不支持が支持を上回ったと指摘されました。しかも、アベノミックスに対する評価に関しても、回答者のなんと84.2%もの人が経済回復の効果を実感していないと答えたというのです。それだけではありません。集団的自衛権の行使に関しても、回答者の53.3%が反対、安倍政権が推進しようとしている原子力発電再開に対しても過半数の国民が反対です。ほかの世論調査の結果もほぼ同じ結果です。
 

  なぜこのような一見理解不能の現象が現れているのでしょうか。明らかなことは、安倍政権ひいては自公政治に対して主権者・国民が期待をつないでいるということではあり得ません。原因としては、主権者・国民が野党に対して「自民党以上に期待が持てない」と判断しているということ以外にありません。いったんは政権をとった民主党の惨憺たる結果の後遺症は、ひとり民主党の党勢挽回を不可能にしているだけではなく、民主党に対する期待を込めて投票した主権者・国民を幻滅させ、今日なお深い傷跡を残しているということです。
 

  しかも、その後の野党乱立現象も多くの主権者・国民にとっては、「分けのわからないコップの中の嵐」以外の何ものでもなく、ますます「野党」勢力に対する幻滅感を深める方向に働いていると思われます。そこにおけるカギとなるポイントは、主権者・国民が「なるほど、そうか」と頷けるだけの、政治の逼塞状況を本当に打破し、打開できるに足る政策を多くの野党が示し得ていないことにあります。安倍政治に対する反対、政権交代の必要性を叫ぶだけでは、主権者・国民の投票を引きつける力はもはやないのです。

2.本当の問題の所在
 

  しかし、本当にすべての野党がだらしなく、ダメなのでしょうか。そうではなく、主権者・国民が「野党は全部ダメだ」と考えてしまうところに本当の問題があるのではないでしょうか。端的に言えば、民主党、維新、次世代、改革などは「目くそ鼻くそ」だとは私も思いますが、共産党は違うと思うのです。
 

  正直言って、私は共産党のすべての政策に同意し、納得しているわけではありません。特に領土問題、朝鮮問題、中国問題、ロシア問題などの外交問題に関しては、共産党の認識・主張・政策について基本的に強い意見があります。それらの点については、このコラムでも指摘してきました。しかし、憲法をはじめとする内政問題の多くと平和・安全保障問題に関しては、共産党の主張・政策は説得力のある内容があります。端的に言えば、自民党政治・自公政治に対する主権者・国民の批判の受け皿は共産党であるということです。
 

  これも各種の世論調査が一様に示しているように、今回の総選挙に当たって、共産党に対する支持は広がっているようです。比例で共産党の議席が倍増する可能性も指摘されるようになりました。それは一つの肯定的変化です。しかし、さらに厳粛な事実は、圧倒的により多くの主権者・国民が「共産党及びその候補に投票する」という態度決定に踏み切れていない、もっと率直に言えば、そのような可能性は考慮の中に入っていないことです。
 

  その原因はもちろん共産党自身にもあると思います。共産党を「毛嫌い」し、批判する人々の多くから私がよく耳にしてきたことは、「共産党は独善的だ」とか、「代々木の言いなりに動く末端も排他的」という言葉です。歴史的な社共対立の歴史が今日まで影を落としている面も否定できません。それらの根底にあるのは歴史的にすり込まれてきた「アカ意識」であり、「既成事実という現実に弱い」私たちの国民性です。
 

  しかし、安倍政治に代表される今日の保守政治(私は民主、維新、次世代、改革も含めています)の危険性はいまや、日本の進路を決定的に誤らせ、日本を世界的孤立に追いやる段階に来ていることは間違いありません。私たち主権者・国民が今度の総選挙でまなじりを決した投票行動に踏み切ること、即ち大挙して共産党(比例)及びその候補(小選挙区)に日本の進路を託してみるという意思決定のみが保守政治の暴走をチェックできると確信します。
 

  共産党は信用できないという人も少なくありませんが、共産党が大躍進して主権者・国民の信託を裏切ることがあれば、その時は私たちが改めて共産党を懲らしめれば済むだけの話です。共産党自身は、議席が倍増すればそれだけで有頂天に喜ぶのだろうとは思いますが、それだけでは日本の政治の流れを変えることはできません。自民党が目の色を変えるだけの共産党の大躍進が日本政治をこれ以上誤らせないためには不可欠です。


3.(補足)ニューヨーク・タイムズ紙社説の安倍政治批判




  12月3日付のニューヨーク・タイムズ紙は、「日本における歴史のごまかし」と題する社説を掲げ、第二次大戦における不名誉な歴史をごまかそうとする、安倍政権に代表される日本の右翼勢力の動きを強く批判しました。社説は衆議院の総選挙については何も触れていませんが、この時期にこのような内容の社説を発表することは、同紙が安倍政治に代表される日本政治の危険性に対する警告の意味を込めていることは明らかだと思います。短いので、全文を紹介しておきます。


  安倍政権に力づけられている日本の右翼政治勢力は、日本軍部が数千人の女性を戦時売春宿で働かせた第二次大戦の不名誉な記録を否定するべく、脅迫キャンペーンを行っている。
 

  多くの主流の日本の学者及び日本人以外のほとんどの研究者は、「従軍慰安婦」からの広範な証言に基づき、この計画がアジアの戦線において日本の軍人たちによる女性に対する性的暴行を許したという歴史的事実を確証している。
 

  ところが今や、これらのことは戦時の日本の敵によってでっちあげられたまったくのウソだとする政治的な動きが力を得つつある。修正主義者は女性たちに売春を強要したことに対する政府の1993年の謝罪をひっくり返そうとしている。ナショナリスト的な熱気をたきつけることに余念がない安倍政権は本年はじめ、日本が性的奴隷になることを強要した女性たちに関する1996年の国連の人権報告に修正を加えさせようとして斥けられた。しかし国内では、右翼は、朝日新聞が1980年代及び1990年代に発表した文章の内容の一部について撤回したことをつかまえ、「従軍慰安婦」計画にかかわるより大きな歴史的な真実を否定しようと朝日新聞を叩きのめしている。

   安倍政権は、戦争中の歴史の書き換えを要求する連中に迎合して火遊びしている。かつて朝日新聞の記者だった植村隆は、極右勢力が彼とその家族に対して脅迫を行っているとして、「彼らは我々を沈黙させようと脅している」と述べた。
 

  中国と韓国の批判を受け、また、アメリカの不満のもと、安倍氏は3月に(1993年の)謝罪を守ると述べた。この謝罪においては、日本は数万人の韓国その他の女性が性的奴隷となることを強要されたことを認めた。修正主義者たちは変えたがっているが、これこそが歴史的真実である。



<参照>

The Opinion Pages | Editorial

Whitewashing History in Japan


By THE EDITORIAL BOARDDEC. 3, 2014

http://www.nytimes.com/2014/12/04/opinion/whitewashing-history-in-japan.html?_r=0

Right-wing political forces in Japan, encouraged by the government of Prime Minister Shinzo Abe, are waging a campaign of intimidation
to deny the disgraceful chapter in World War II when the Japanese
military forced thousands of women to serve in wartime brothels.

Many
mainstream Japanese scholars and most non-Japanese researchers have
established as historical fact that the program allowed Japanese
soldiers to sexually abuse women across the Asian warfront ― based on
widespread testimony from the “comfort women.”

Now
a political effort to treat these events as wholesale lies concocted by
Japan’s wartime enemies is gaining traction, with revisionists trying
to roll back the government’s 1993 apology for the coercion of women
into prostitution. The Abe government, intent on stoking nationalistic
fervor, was rebuffed earlier this year
in its effort to have revisions made to a 1996 United Nations human
rights report on the women Japan forced into sex slavery. But, at home,
the right wing continues to hammer away at The Asahi Shimbun newspaper,
seizing on the paper’s retractions of articles published in the 1980s
and 1990s that turned on limited aspects of its coverage to deny the
larger historical truth of the “comfort women” program.

The
Abe government is playing with fire in pandering those demanding a
whitewash of wartime history. “They want to bully us into silence,”
Takashi Uemura, a former Asahi reporter, said in describing how
ultranationalists have made violent threats against him and his family.

Mr. Abe, under criticism from China and South Korea and frustration in the United States, said in March that he would uphold the apology.
In it, Japan admitted that tens of thousands of women from South Korea
and elsewhere were coerced into sexual slavery. This is where the
historical truth stands, despite revisionist scheming.



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/472.html
記事 [政治・選挙・NHK176] [CML 035487] 絶望するには早すぎる
[CML 035487] 絶望するには早すぎる
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2014年 12月 15日 (月) 21:13:47 JST
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-December/035599.html


 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 

 マスコミの予想通り、自民・公明党が今回の衆議院選挙で勝利しました。




 しかし、絶望するには早すぎます。

 よく見れば、良い事があります。

 沖縄県の選挙区で自民党は全敗しました。しかも、自民党が絶対的な強さを持
つ小選挙区で共産党候補に敗れました。
 これは辺野古新基地建設などの軍事基地強化を進める安倍首相にとって、大き
な痛手です。基地強化に「理解」を示す沖縄県選出の衆議院議員がいなくなって
しまったのです。(註)


 そして自民党勝利と言っても、自民党は議席を減らしました。

  これは安倍首相の不安材料です。「堤防を決壊させる小指ほどの小さな穴」に
なりかねません。開票が始まってからの安倍首相の顔は、喜色満面ではありませ
んでした。不安を隠せない表情でした。

  「在日外国人に対する生活保護を打ち切る」というトンデモ公約を掲げた極右
政党の次世代の党は、たった2人しか当選しませんでした。ほぼ全滅です。落選
者の中には老醜の石原慎太郎と、戦争大好きの西村慎吾、田母神俊雄閣下がいま
した。これは喜ぶべき事です。日本を戦争ができる国に変えようと熱心に活動す
る国会議員が少なくなりました。

  ペテン師橋下徹の「維新の党」も議席を減らしました。偽の第三極であること
を見抜かれました。

  二つの極右政党が有権者から見放されました。まもなく、自民党か民主党に流
れて消え去るでしょう。


  脱官僚支配、小さな政府を掲げて、かなり大きな支持を受けていた旧みんなの
党の渡辺喜美は落選しました。官僚支配の肥大化を招く特定秘密保護法に賛成し
た挙げ句、党を解散させたことで、選挙民から愛想を尽かされました。


 共産党は議席を倍増させました。これは自民党にとって大きな脅威です。自民
党の本当の敵は民主党ではありません。共産党が本当の敵です。自民党には頭が
痛い事態になりました。

  消滅寸前と言われている社民党は、しぶとく2議席を維持しました。社民党は若
い活動家や党員が増え、党勢が回復する兆しが見えているそうです。また、辺野
古新基地建設反対の先頭に立つ照屋寛徳議員の存在は大きいものがあります。

  「至高の存在エルカンターレ」の大川隆法率いる幸福実現党は、今回も当選者
ゼロでした。霊界で孔子と会い、「ニイハオ」と挨拶されたと大川か述べる本を
暗記させられる幸福実現党が当選者を出したら、日本はおしまいです。

  過半数を占めた自民・公明党は鉄壁の城ではありません。いつ破裂するかわか
らない膨れ過ぎた風船であると私は見ています。私達が風船を破裂させる針にな
るのです。

坂井貴司
福岡県

E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp

(註) 国場をはじめ小選挙区で敗れた、基地強化に「理解」を示す候補は比例で復活しています。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 米国務省が「安倍晋三首相と自民党」に「祝意」、連立を組んでいる「平和の党」公明党は、眼中にないらしい(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6122ff4f543c19e0cdf2c6d82ced893a?fm=rss
2014年12月16日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆米国務省の報道官が12月14日、総選挙の結果、過半数を53議席上回る「291議席」を獲得して大勝した「安倍晋三首相と自民党」に向けて、「祝意」を示す談話を出した。ただ、安倍晋三政権は、公明党との連立政権であり、公明党は公示前31議席だったのが、35議席となり、自民・公明で326議席(3分の2=317議席を9議席上回る)を獲得したにもかかわらず、米国務省が、「平和の党」を標榜する公党である公明党の存在は、丸で眼中にないという扱いをしているかのようだった。

 米国オバマ政権の当面の最大関心事は、同盟国である日本とともに「日米防衛協力の指針いわゆるガイドラインの見直し作業を加速させる」ことである。本来は、2014年12月末までに見直し作業を終える予定だったが、日本が急遽、衆院解散総選挙に突入したことから、2015年に先延ばしになった。このため、オバマ政権としては、安倍晋三首相が安定した政権基盤を築いたとの認識の下、日米関係を一段と強化していくことに全力を上げてくれるものと期待を示している。

 しかし、現実問題で言えば、沖縄県米軍普天間飛行場の辺野古への移設をめぐって、沖縄県知事選(11月16日に投開票)で、辺野古への移設に反対の翁長雄志知事が誕生し、那覇市長選でも、翁長雄志知事と連動した選挙運動を展開していた城間幹子市長が生まれた。しかも、今回の総選挙は、沖縄県内4つの小選挙区で自民党当選者がゼロだった。このことをオバマ政権が、気にしているのは明らかである。

 米国務省の談話は、この件に触れていないけれど、安倍晋三首相が、普天間飛行場の辺野古への移設を強行すれば、現場で反対運動がますます盛り上がる可能性があり、強制執行に踏み切れば、移設阻止派と警官隊とが激突する場面も発生することも予想される。このとき、公明党は、おそらく移設強行に賛成する立場を鮮明にしなければならず、「平和の党」の欺瞞性が浮かび上がってくる。

◆日米外交の裏舞台では、「オバマ大統領は、安倍晋三首相を信用しておらず、できれば首相の顔を変えて欲しい」と伝えてきていると言われてきた。これは、「祝意」とは裏腹の本心が隠されていることを意味している。沖縄普天間飛行場の辺野古への移設が、さらに大幅に遅れる事態に発展すれば、オバマ大統領の安倍晋三首相に対する不信感は、なお一層深まり、日米関係がこじれることが予想される。

オバマ大統領は、安倍晋三首相が7月1日に集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更・閣議決定を強行し、総選挙で大勝したことによりこのテーマを含めて安倍晋三首相が国民有権者から「白紙委任」されたと思い込み、これに自信を得て、強気姿勢をさらに高めてくるのではないかと警戒している。強気姿勢とは、「右寄り姿勢」のことである。「靖国神社公式参拝」を堂々と行うのではないかと疑っているのだ。

◆米国内では、オバマ大統領のみならず、いわゆる「ジャパン・ハンドラーズ」(日本操縦者)の間では、「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更・閣議決定と靖国神社公式参拝のパッケージが悪い」という悪評価がある。安倍晋三首相が、中国や韓国と関係改善を図ろうとする真摯な態度が見られないと憂慮しているのだ。

 国務省の談話は、表向き「祝意」を示していながら、相当本音を隠している感が強いので、額面通り受け取ると大きな間違いを犯すことになる。同盟国であるからと言って、油断していると、とんでもないしっぺ返しを食らうことになる。

【参考引用】NHKNEWSWebが12月15日午前 3時23分、「米国務省 安倍首相と自民党に祝意示す」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 衆議院選挙の結果についてアメリカ国務省の報道官は14日、談話を出し、安倍総理大臣と自民党に祝意を示しました。そのうえで「地域や世界規模の幅広い課題で日本政府と引き続き緊密に協力していくことを楽しみにしている。日米の2国間関係は民主的な価値観の共有に基づいており、幅広く支持されている」として、安倍総理大臣が安定した政権基盤のもとで日米関係を一段と強化していくことに期待を示しました。

アメリカ政府は安全保障面で安倍総理大臣が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことを高く評価しており、この決定を踏まえて安倍政権と共に日米防衛協力の指針いわゆるガイドラインの見直し作業を加速させたい考えです。また、経済面では、安倍総理大臣がTPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉妥結に向けて歩み寄りを見せることに期待しています。オバマ大統領は日本のGDP=国内総生産の伸び率が2期連続のマイナスとなったことに懸念を示していて、アメリカ政府は日本に対して停滞から抜け出すためにもTPPを通じ構造改革を進めるとともに成長を重視した経済運営を行うよう求めています。

一方、アジア重視政策を掲げるオバマ政権は、地域の平和と安定のため、同盟国・日本が周辺国と良好な関係を築くことが望ましいとしています。このため安倍政権のもと戦後70年となる来年、日本と韓国や中国との関係改善が進むのかどうかも注視していく方針です。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 勝ちっぷりが悪すぎる安倍自民党と負けっぷりの悪すぎる海江田民主党  天木直人
勝ちっぷりが悪すぎる安倍自民党と負けっぷりの悪すぎる海江田民主党
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/16/#003041
2014年12月16日 天木直人のブログ


 選挙が終わって一夜明け、きょうの各紙が選挙分析の記事を書き始めた。

 各党もまた選挙後の動きを見せ始めた。

 これからうんざりするほど今後の日本の政治を解説する記事や評論が氾濫するだろう。

 それに呼応するかのように、地方統一選や二年後の参院選に向けた既存の政党や政治家の動きがうごめき出してくるだろう。

 不毛な政治と政治報道の繰り返した。

 その前に書いておきたい。

 それは、安倍自民党の勝ちっぷりの悪さであり、もっと情けない海江田民主党の負けっぷりの悪さについてである。

 日本の政治にとってはるかに重要な安倍首相の勝ちっぷりの悪さからさきに書く。

 きのう15日の安倍首相の記者会見と、NHKの9時のニュースに出ていた菅官房長官のインタビュー発言を聞いて、つくづく思った。

 勝ちっぷりが悪すぎると。

 どういうことか。

 これだけの勝ち方をしたのに、自信なさげにまだウソを重ねている。

 ここまで勝ったのだ。

 なぜ堂々と政策転換を発表しないのか。

 安倍政策が間違っていましたと全面的に改める必要はない。

 一番簡単な一つの事でいいのだ。

 たとえばそれは靖国参拝の凍結宣言や尖閣棚上げ、河野・村山談話の遵守だ。

 それを宣言すれば中国や韓国との関係はたちどころに改善する。

 まともな多くの一般国民はそれを歓迎する。

 それに反発するのは安倍首相を取り巻く右翼の連中だけだ。

 ここまで強くなった安倍首相がその気になれば出来ないはずはないのだ。

 たとえば辺野古移転の取りやめを米国と再交渉すると宣言する事だ。

 それだけを宣言するのなら日本共産党と同じだから出来ないし、私もそこまでは求めない。

 米国との再交渉とは、辺野古移転の中止を含めた新たな日米同盟のあり方を再交渉するという意味だ。

 それなら米国は歓迎する。

 米国が歓迎するなら国内の親米保守も従う。

 ここまで強くなった安倍首相がその気になれば出来ないはずはないのだ。

 私が近未来小説「アマル それは希望」で安倍首相夫人に助言したのはまさにそういう事だ。

 一つでもいいから安倍首相に国民を愛する政策をさせてらどうか。

 安倍首相が正しい政治を行う事こそ、安倍長期政権の最善の道だと。

 それを安倍首相にあなたの手で気づかせたらどうかと。

 あの本は、いまや向かうところ敵なしとなるであろう安倍政権を見越した上で書いた、安倍首相に対する最大、最善の応援歌であるのだ。

 いまからでも遅くない。

 安倍首相と菅官房長官はもう少し勝ちっぷりをよくしたらどうか。
 
 ひるがえって海江田民主党の負けっぷりの悪さは、安倍自民党の勝ちっぷりの悪さ以上にはるかに悪い。

 海江田党首はなぜすぐに辞めなかったのか。

 朝日新聞の木村社長の時と全く同じだ。

 すぐに辞めてこそ、どん底の混乱の中から次の可能性が出てくるというもんだ。

 たとえ民主党再生の可能性などなかったと後で振り返ってわかったとしても、少なくともいまはまだ可能性を抱かせることが出来る。

 ところが後任者選びをこれから相談するという。

 しかも、出てくる名前が岡田とか細野とか前原とかだ。

 そのうち蓮舫とか辻元などの名前がでてくれば本物のお笑いだ。

 連合が民主党に注文をつけるのもおなじみの光景だ。

 もはや民主党の存在自体が日本の政治の停滞の元凶となっている。

 早晩解体される事は明らかなのに、海江田民主党は負けっぷりが悪すぎる(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自公で議員が2/3超と圧勝した安倍政権   公約通り 辺野古への基地移設と 沖縄基地の総合的負担減を 粛々と進めよ

■ 衆院選挙は、自民党が過半数、与党が2/3超の議員選出という 安倍政権の圧勝で完結した

12/14に実施された衆院選挙では、自民党が過半数、与党が2/3超の議員獲得という安倍政権の圧勝に終わりました。

すなわち、総選挙によって安倍政権、及び安倍政権の掲げる公約・政策が個民から支持されたことになります。
法と民主主義に則って公約、安倍政権の政策を進めよ、と。


■安倍政権は 辺野古への基地移設と 沖縄基地の総合的な負担減を 粛々と進めるべき

選挙で国民からの支持が確定した以上、安倍政権は掲げた公約に則って政策を有言実行で実現させる必要があります。

安全保障面では辺野古への基地移設が大きなアイテムとしてあります。
公約でこの件ははっきりと記載されている。(下記公約参照)

『日米安保体制の抑止力を維持しつつ、沖縄等の基地負担軽減を実現するため、「日米合意」に基づく普天間飛行場の名護市辺野古への移設を推進し、在日米軍再編を着実に進めます。』
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/126585_1.pdf


公約に明記されているわけですから、安倍政権は普天間基地の辺野古への移設粛々と早急に進めるべきです。
同時に、総合的な見地から沖縄の基地負担を減らすことも必要。


■ 安倍政権は米軍基地の沖縄負担減を総合的な見地から進めてきた  選挙圧勝を受けて今後も早急に進めよ

安倍政権は米軍基地の沖縄負担減を総合的な見地から進めてきました。
菅官房長官自ら、これについて語っています。(下記)


『仲井眞知事からは普天間飛行場の「5年以内の運用停止」などの要請を受けました。
この要請は沖縄県民全体の思いとしてしっかり受け止め、政府一丸となって強力に取り組んでいます。
今年2月には関係閣僚で構成する「普天間飛行場負担軽減推進会議」を設置し、取組強化の態勢を整えました。
既に、KC130(空中給油機)15機全機の岩国移駐を今年8月末には完了、さらに、オスプレイの沖縄県外における訓練分散など、沖縄の負担を全国で分かち合う努力を進めています。

さらに、在日海兵隊の約半分に当たる9千人の海兵隊員の沖縄からの国外移転や嘉手納以南の土地返還の早期実現に向け着実に取り組んでいます。
沖縄の基地負担軽減については、沖縄県民の気持ちに寄り添いながら、「できることは全て行う」というのが安倍政権の基本姿勢です。』
http://ameblo.jp/suga-yoshihide/entry-11924403821.html


以上のように、沖縄における基地負担減は安倍政権下で着実に進められてきました。

その中で、普天間基地の辺野古への移転もその一環と言えます。
市街地近くにあり、「世界一危険な基地」とも言われる普天間飛行場。
これの早急な移設が沖縄における危険の除去に繋がります。

安倍政権は普天間基地の辺野古への移設、沖縄基地の総合的な見地からの負担減を進めてきたわけですが、選挙で圧勝した以上これを加速させる必要があります。

安倍政権は掲げた公約を法と民主主義に則って早急に粛々と進めるべきなのです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 衆院選で連続大勝利の自民、責任重大 徹底的監視は不可欠(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/1065072d808ac5359efdd63b1c89c029
2014年12月16日

 いずれは、日本の政治シーンで重要な地位を占めるであろう小泉進次郎の言葉には、安倍晋三首相よりも、現時点でさえ、発言に既に重みがある点が、なんとも薄ら寒い。自公与党が勝つべくして勝った、想定通りの選挙結果だったが、色々とみるべき点もあったようだ。一つは、国民の政治に対しての関心が、年を追うごとに希薄なものになって行くと云うこと。半ばヤケクソ気分が一定の広がりを見せ、共産党が伸びたこと。民主党が二大政党の地位から、かなり遠ざかった印象があること。

 それでは、永遠に自民党独裁が可能かと云うと、以下の安倍晋三の会見を読んでも判るが、これだけの国民を見殺しにしたり、切り捨てたり、サディスティックな政策に邁進するのだから、途中で幾つもの落とし穴があるわけで、順風満帆な政権運営が続くとは思えない。何で、大きく躓くか、死に絶えるか判らないくらい、問題山積だらけなのだ。最近の官僚にも、それを乗り切るだけの器量のある者たちがいる状況ではないようだ。

 おそらく、自民党内が大きく揺れる可能性がある。理由は、確たるものではないが、大きくなりすぎた組織は、常にアキレス腱の一つや二つあるものである。反乱する気がなくても、これだけ大ぼらを吹き続けるのだから、必ず、堪らんと云う自民党政治家が出現する。野党の再編などよりも、こちらの方が、余程確実に自民党が弱体化するのだろう。民主と維新が合併しても、意味不明な政党が出来、寸暇の二大政党風になるが、自民党と大きな違いがあるとは、一般国民がジャッジするのは困難だ。共産、社民、生活の方が、余程対立軸が出せるのだが、小沢一郎も、そこまで思い切る歴史観は持たないのだと思う。


≪「この道をぶれることなく進む」(安倍首相会見)

安倍晋三首相は15日、党本部で記者会見し、衆院選での与党圧勝を受け「緊張感を持って政権運営にあたる」と強調した。会見の詳報は以下の通り。

 「今回の総選挙は、アベノミクスを成功させるため、来年の消費税率2%のさらなる引き上げを1年半延期する、この税制上の大きな変更について国民に信を問う解散でありました。いわば、アベノミクス解散であったと思います。

 当初はさまざまなご批判をいただき、大変厳しい中での選挙戦になる、この覚悟のもとに自民党、公明党、全力で戦いぬいたところでございますが、今回、自民党、公明党、連立与党で過半数を目指して戦った結果、この予想をはるかに上回る国民の皆様からの力強いご支持を得ることができました。

 投票日は大変な悪天候となりましたが、あの悪天候の中、投票所まで足を運んでいただき、与党に投票していただいた多くの方々のご支持をもちまして、自民党公明党連立政権は、今後も引き続き政権を担っていくということとなりました」

*筆者の突っ込み:過半数なんて目標が冗談だろう。自民党単独で2/3が目標でなければならない。憲法改正に近づく努力の姿勢にかけておる!

 「比例では自由民主党に対して、政権交代を実現した前回選挙よりも100万票多い票を確保することができました。改めてご支持をいただいた皆さまに心から感謝申し上げたいと思います。本当に身の引き締まる思いであります。291議席という数、その責任の重さを、私たちはかみしめなければならないと思います。先ほど、 公明党の山口那津男代表と連立合意に署名をいたしました。引き続き、自民党、公明党、強力な連立与党のもと、政策を前にしっかりと進めていく考えでありま す」

*筆者の突っ込み:解散前295議席あったのだから、291は4議席失ったのだよ。引き算は知っているよな!

 「15年苦しんだデフレからの脱却を確かなものとするため、消費税の引き上げを延期する、同時に景気判断条項を削除し、平成29年4月から消費税を 10%へと引き上げる、この判断が解散のきっかけでありました。同時にその大前提として、日本経済を、国民生活をどのようにして豊かにしていくのか、経済政策のかじ取りが今回の選挙において最大の論点、焦点になったといえると思います。そして昨日、アベノミクスをさらに前進せよとの声を国民の皆様からいただくことができました。三本の矢の経済政策をさらに強く、大胆に実施してまいります。明日早速、政労使会議を開催し、経済界に対して来年の賃上げに向けた 要請を行いたいと考えています」

*筆者の突っ込み:おいおい、50%の人は意思表示してないんだよ。アベノミクスを更に進めよと誰が言った。自分で勝手に解釈しているだけでしょうが。政労使会議なんてさ、社会主義国か全体主義国家の経済運営発想だよ。民主主義自由主義経済ではタブーな発想。立憲君主制が判らんわけだ。それに、おそらく自民への投票は25%チョイなのだから、国民の1/4が投票しただけ。比例区だけの比率だと20%にも満たないぜ。勘違いせずに、国民を奈落の底に突き落とさないようにすることだ。

 「今回の選挙戦では、全国津々浦々を巡り、『物価が上がって大変だ』という生活者の声や、『原材料が上がって困っているんだよ』という中小・小規模事業者の方々からの声がございました。こうした声に対し、きめ細かく対応することによって、個人消費をてこ入れし、地方経済を底上げしていかなければなりません。ただちに行動してまいります。年内に経済対策をとりまとめます。さらに来年度予算を編成し、年があければ通常国会もあります」

*筆者の突っ込み:それもアベノミクスで解消できるんじゃないのか?その穴埋めを、またまたバラマキ補正かよ。何時になったら、財政は再建できるのかな?取って、それをばら撒く、ただそれだけの話なんだな。

 「農業、医療、エネルギーといった分野で、大胆な規制改革を断行し、成長戦略を力強く前に進めてまいります。引 き続き経済最優先で取り組み、景気回復の暖かい風を全国津々浦々にお届けしていく決意であります。経済だけではありません。東日本大震災からの復興も、また教育再生についても、あるいは外交・安全保障の立て直しも、まだ道半ばであります。しかし、『この道しかない』と選挙戦を通じて訴えてまいりました。この度、国民の皆様からいただいた力強いご支援を胸に刻み、私は国民の皆様とともに、この道をぶれることなく、しっかりと、まっすぐに進んでまいる考えであ ります」

*筆者の突っ込み:おいおい、アンタに道案内は頼んでいないよ。取られた税金や保険料がどのように使われようと、法に従って粛々と、政府は国民との契約だけこなしてくれよ。奇妙な道しるべ勝手におったてて、こっちの水は甘いぞ、なんて奇妙な宗教の教祖のようなこと言うものではない。アンタはキリストか?お釈迦様かいな?ただの右巻き隷米のオッサンでしょうが!

 「前回の選挙に引き続き、自民党・公明党併せて、3分の2を超える議席を頂きました。引き続き、安定した政治を進めようと国民の皆様が大きな期待を 寄せてくださっていることに心から感謝いたします。他方で、今後より一層厳しい目線が私たちに対して注がれる。そのことを全ての自民党議員が意識しなくてはなりません。私たちが数におごり、そして謙虚さを忘れてしまったら、国民の支持は一瞬にして失われる。政権運営にあたっては、このような緊張感を持って あたってまいりたい、取り組んでまいりたいと考えています」

*筆者の突っ込み:ここだね。これは暴言だね。「驕ることなく謙虚に」最も似合わない言葉を取ってつける心臓が凄い。君は、自分の話している、唯我独尊な口ぶりをビデオテープで見直すべきだよ。小学校高学年の、金に物言わせて威張るガキそっくりなんだよな。

 「思い返せば2年前の今日は、政権交代のまさに前夜でありました。民主党政権 のもとで日本は国家的な危機に直面していました。何としても日本を取り戻す。この強い危機感からわれわれは全力で政権交代を目指し、国民の皆様が私たちのこの主張に対応していただき、そしてわれわれの背中を押していただき、政権交代が実現をいたしました。あれから2年が経過をしたわけでありますが、あれから2年経って、日本を覆っていた暗く重い空気は一変しました。しかし、私の中にあるあの時の危機感、そして使命感は今も全く変わることはありません。目の 前には、まだ困難な課題が山積をしています。2年前の初心を忘れることなく、全身全霊をもって国家国民のため私の職責を果たしていく決意であります。私か らは以上であります」

*筆者の突っ込み:覆っていた暗雲な雲は一段と厚みを増して、世間を覆い始めている。いつトルネードが起きるか、大噴火が起きるか、大地がふたつに割れるかの寸前まで経済は追い込まれている。なに、ボケ言っているのか、こりゃ寝言かな?

■ 「われわれは安定した低廉なエネルギーを供給していく責任がある」(質疑)
*多分仕込みの質問集だねW

−−改めて選挙の結果の受け止めは。投票率が戦後最低だった点も踏まえ、今後の政権運営にどう当たるか。例年であれば税制や予算編成の時期だが遅れが生じている。今後の経済対策、補正予算編成、本予算編成について、どのようなスケジュール感を描いているか

  「たくさんの質問を1度にいただきましたが、まず今回の選挙の結果、われわれは2年前、いわゆる異次元の経済政策、3本の矢の政策を進めていくと国民に約束しました。その結果、2年前、3年前、日本を覆っていた暗く重い空気、連鎖倒産、行き過ぎた円高、日本企業の海外への脱出、この空気を大きく変えることができました。

*筆者の突っ込み:出来てねえよ、ますますのっぴきならなくなっているだけだよ。来春には消費税納入不可倒産が激増するから、その対策でも考えておきな!  

 倒産件数は2割減り、この2年間で100万人以上の雇用を作ることができました。*筆者の突っ込み:非正規雇用は増えたよな。正規雇用は減ったよな。正直に言えよ! 宿題だった正規雇用も7月、8月、9月、10万人以上増やすことができました。こうした私たちの実績に対して評価をいただくとともに、しっかりとこの景気回復の暖かい風を各地域に、あるいは中小企業、零細事業で、そして小規模事業で働いている皆さんの下にも届けよ、この政策をしっかり進めていけとの声をいただいたと思っています」

 「投票率については常に政治の課題であろうと思います。前回の総選挙も残念ながら戦後最低と言われました。われわれは当時、野党でありました。私は野党の党首ではありましたが、大変残念だったなと思いました。今後、投票率を上げていくために、政治への信頼と同時に、国民の皆さまの一票が日本をつくっていくということをしっかりと、国民に訴え続けなければならないと考えました。同時に、あの寒い雪、あるいはみぞれの振る中、投票所に足を運んでいただき、自民党、公明党、あるいは民主党、維新、そして共産党、次世代、さまざまな党にしっかりと自分の意思を表示をして、自分の権利を国造りに生かしたい。この権利を行使した皆さんに対し、改めて敬意を表したいと思います」

「昨日の街頭演説でも、みぞれの振る(*産経よ振るは降ると書いてくれ)中、傘を差さずにじっと熱心に私たちが訴える政策に耳を傾けていた方がたくさんいました。こういう皆さまが、よし、今度も自民党、公明党の連立政権に一票入れようと意思を示していただいた。この意思によって私たちは連立政権を維持することができた。そして自公政 権、安倍政権が続いていくことになった。その結果、私はここに立って皆さまにこうしてお話しさせていただいている。われわれに、さまざまな困難な中、投票所に行き、一票を投じていただいた皆さんに心から感謝申し上げたいと思います。そして同時に、まさに『アベノミクスをスピード感を持って進めていけ』、これこそがこの選挙で示された声であろうと思います。それに応えなければなりません。そこで、経済対策、ただちに年内に取りまとめていきたいと思います。

*筆者の突っ込み:こりゃもう自己陶酔の境地だな(笑)手がつけられんわい!

   「そして税制大綱についても、異例ではありますが、残された日数の中で年内中にとりまとめを指示したいと考えています。そして来年の通常国会においてできる限り速やかに法案の、予算の成立に向けて努力していきたいと思います。野党の皆さま方においても、『とにかくこの景気を何とかしてくれ』と、これが国民の声だということも受け止めていただきながら、国会運営、そして予算の成立にご協力をいただきたいと思っています」

 −−今回の選挙ではアベノミクスのほか、集団的自衛権の行使容認や憲法改正、原発再稼働も争点になった。選挙結果を受け、来年の通常国会に提出する安全保障法制整備の関連法案はどのように審議を進める考えか。

 憲法改正にどう取り組むか。原発再稼働についての考えは 「まず安全保障法制についてですが、今回の選挙はアベノミクス解散でもありましたが、7月1日の閣議決定を踏まえた選挙でもありました。そのことも われわれ、しっかりと公約に明記しています。

*筆者突っ込み:アベノミクス解散だと、マスメディアにプロパガンダの限りを命じておきながら、公約に集団的自衛権も憲法改正も、原発再稼働も書いてあるのだから、実は、主目的は集団的自衛権行使と原発再稼働が、真の狙いであった。チョッと看板がでかすぎやしないか?こういうのを、咬ませ犬詐欺という。国民はカネの亡者に過ぎないから、金目で勝負だよケッケッケ。自民党の真の体質がこの辺で平気で顔を出す。

 また街頭演説においても、あるいは数多くのテレビの討論会でもその必要性、日本の国土、そして領空、領海を守っていく、国民の命と安全な国民の幸せな暮らしを守っていくための法整備の必要性、閣議決定をもとにした法整備の必要性ですね、集団的自衛権の一部容認を含めた閣議決定に基づく法整備、これを来年の通常国会で行っていく、これを訴えて来たわけです。このことにおいてもご支持をいただいた。

*だから、マスメディア通じて、アベノミクスに国民の判断を集中させ、それでて、違うものへの支持をいただいたと言い出す。まさに、ナチスの手口だよな。麻生は正直者だよ。

 当然、約束したことを実行していく。これは当然、政党、政権としての使命だと思う。来年の通常国会のしかるべき時に法案を提出していきたい。そして成立を果たしていきたいと考えています」

*筆者の突っ込み:おや?急に選挙の争点が増えたんだね。集団的自衛権行使の法整備に、原発は安いぞ再稼働。それから、憲法改正かいな。さすがに、憲法改正に関しては歯切れ悪いな。隷米に主義者に出来るわけないからな。ネトウヨらも、安倍の正体をもっとクリアな目で見るべきだよ。

 「原発については、これもさまざまな討論会などで議論させていただいたが、毎日、100億円の日本の富が今の状況では海外に流出しているわけです。われわれは安定した低廉なエネルギーを供給していく責任があるわけで、徹底的な省エネ、再エネの導入によって原発依存度を限りなく低減させていく方針に変わりはありませんが、原子力規制委員会が最高度に求められる安全性を確認した原発については、地元の理解を得つつ再稼働を進めていく考えです」

*筆者の突っ込み:原子力規制委員会は安全を審査保証するものではないと断言しているのだ。安全は、安倍晋三個人に帰する問題と解釈して良いのですね?

 「憲法改正については、これは自民党結党以来の一貫した主張です。ただし、国会において3分の2の議員を確保しなけれ ばならないと同時に、最も重要なことは国民投票において過半数の国民の支持を得なければならない。その観点から、国民的な理解と支持を深め、広げていくた めに、これから自由民主党総裁として努力をしていきたいと思っています」

 −−現在の内閣の布陣を変えるつもりはあるか。党役員の人事は  

「先ほどの臨時役員会におきまして、現行の態勢で臨むことを確認いたしました。そして、閣僚についてでありますが、女性の活躍や地方の創生といった課題 は、いまだ緒についたばかりであります。そして大詰めの予算編成や経済対策の取りまとめ、さらには来年の通常国会など、今後のスケジュールを考えたときに も、あまり時間的な余裕はないと考えています。こうした観点を踏まえながら速やかに決定いたします」

■ 来年9月に自民党総裁選「候補は雲霞のごとくいる」

−−来年9月の自民党総裁選の対応について、現時点での考えは

 「それは大変気の早い話だと思いますが、わが党には雲霞のごとく将来 の総裁候補の方々がたくさんおられると、このように思います。来年の総裁戦に向けてはですね、やっと衆院選挙が終わったばかりではありますが、多くの方々の支持を得ることができるように努力を重ねていきたいと思います」

*筆者の突っ込み:安倍晋三レベルが雲霞の如くか、う〜ん、相当病んでいる人々の群れのようであるな。

 −−岩盤規制の打破はアベノミクス推進の重要な鍵だ。規制緩和をどう進めるか

  「岩盤規制の打破については、さまざまな規制がありますが、規制の緩和、これは明らかに経済や国民生活にとってプラスになります。例えば燃料電池車。この燃料電池車を車道で実際、商業用として走らせていくためには、この燃料電池プラス水素ステーションも合わせて、一気通貫で規制緩和をしなければなりませ ん。われわれは25あった規制をすべて取っ払った結果ですね、近々、ディーラーにミライという究極のエコカーが並び、実際に活用できるようになります」

  「電力の自由化についても、2年後にはですね、これは60年ずっと続いてきた地域独占が撤廃され、電力を作る、あるいは小売りをする、これが完全自由化されます。大きく世界は変わっていくと思いますし、農業においてもそうであります。この岩盤規制と呼ばれたものを突破していく上においてはですね、政治の強力な意志プラスですね、その分野で従事している皆さんが自分たちにとって、そうすることによって未来はひらかれていくんだということを理解していただく、 そして消費者の皆さんの支持をいただく。そういう努力を重ねながらやるべき改革はしっかりとやっていきたい。その中でもやはり政治の意志は極めて重要だろ うと。政治の意志を貫いていく上において、今回の大きな勝利は強い力となったと思います」

*筆者の突っ込み:上記いずれをとっても、霞が関文学の手になるもので、本質的改革ではなく、見た目や言い方、名称を変える改革なんだよ。今までのパターンと同じ。霞が関と闘うなら、経産省と財務省の官僚を官邸に入れるなよ。それが出来たら、本気で改革するのだな、と理解してやるよ。

−−組閣は速やかに決定するというが、顔ぶれを変える必要はあると思うか

 「これはまさに、今申し上げた通りでありまして、速やかに決定していきたいと思います。ですから皆さんも速やかにその結論を知ることになると、このように思っております」

 −−沖縄の4選挙区では移設反対候補が勝利した。米軍普天間飛行場の移設問題について、県民へどのように説明するか

  「今回の沖縄県における選挙の結果は、大変残念な結果でありました。この結果はわれわれ、真摯(しんし)に受け止めたいと、このように考えております。同時に、また大切なことは、住宅街に囲まれ近辺に学校もある普天間基地の固定化は断固としてあってはならないということであります。これは沖縄の皆さまと認 識は共有していると思います。その上において米軍の抑止力維持も考え合わせれば、そしてこれは交渉相手があることでありますから、かつての民主党政権のように『最低でも県外』といえば県外になるかといえば、そんなことはないわけであります。無駄に時間を浪費するに過ぎなかったんだろうと思います。私たちは 辺野古移設が唯一の解決策であるという考えでありますが、その考えに変わりはないわけであります」

*筆者の突っ込み:辺野古の海埋立新基地問題と、普天間基地の取り扱でバーター取引するんじゃない!そっちの危険から、こっちの危険に変えるから、それでイイでしょうって話じゃないか。やくざの縄張りが変わるだけで、味の違うやくざに支配されるのは同じだべ!明らかに日本政府の政策は、沖縄蔑視、これだけは絶対に間違いがない。

 「同時に、安倍内閣においては日米の緊密な協力の下、例えば普天間配備の空中給油機全機の岩国基地への移転を行いました。これは普天間基地の3つの重要な機能のうちの1つであります。そしてこ の機能のうち、辺野古に移るのは1つだけ、オスプレイの機能だけであります。さらにはこのオスプレイの訓練などについても、なるべく沖縄県外で行うように 今進めているところであります。また、嘉手納以南の返還も進めているわけでありまして、西普天間の返還においては、東京ディズニーランドに匹敵する土地が 日本に返ってくるわけであります。今の普天間の状況であれば1万戸以上のお宅に防音施設をしなければならない状況でありますが、辺野古に移せば、これはゼ ロになるんだということも丁寧に説明していきたいと思っています。いずれにせよ沖縄の基地負担の軽減についてですね、具体的に実績を出していくべく努力を していきたいと思います」

 −−今回公約で掲げたすべての公約が「この道しかない」という形で、すべて信認を得たと考えるか。
沖縄では小選挙区で自民党候補がすべて敗れた。 川内原発の地元でも自民党候補が敗れた。地元の問題で、今回の国政選挙で得た民意をいかに政策に取り込んでいくべきだと考えるか

 「日本というのは政策を決定、進める上において、国民投票制、直接投票制はとっていないわけでありまして、まさに政権選択の選挙が衆院選挙であり、あるいは中間評価として参院選挙があります。この代議制の民主制の中において、間接代表制の中において われわれは、国民の意思を受け止め、そこでお約束をしたことを進めていく義務をもっているのだろうと思います。今回われわれは、政権公約をお示しをしている。当然政権公約でお示しをした、われわれが政権を取った以上、 この中身を進めていく責任があるのだろうと考えています。各地域でそれぞれの結果がでています。そうした声も十分に耳を傾けながら、あるいは分析をしながら、丁寧な政策運営に当たっていきたいと思っています」 ≫(産経新聞:安倍首相会見*見出しは産経新聞)

*筆者の突っ込み:安倍首相の丁重な政権運営てのは、やらずボッタクリのことを、丁重な運営と言うらしい。麻生の漢字の読み違いは笑って済ませられるが、意味の穿き違いは、こりゃ怖いな〜(笑)。

≪「言い訳許されぬ」 小泉進次郎氏

 3選を早々と決めた11区の自民の小泉進次郎氏(33)は午後8時すぎに横須賀市内の事務所に姿を現した。支援者への謝意を述べるとともに「消費 増税延期とアベノミクスが争点の総選挙でこれだけ多くの議席獲得予想を踏まえれば、もう自民党に言い訳は許されない」と口元を引き締めた。

  今回も党の顔として全国を駆け巡り、27都道府県、64カ所に足を運んだ。移動距離は日本−南極間に相当する約1万5千キロで、自身の選挙区に終日入れた のは2日間だけ。「私のような30代の議員はアベノミクスの先を考えないといけない。人口減でも活力と豊かさを引き継げる国づくりをしなければいけない」 などと訴えた。

 衆院解散の瞬間、「有権者の受け止めは冷ややか」と本会議場で万歳をしなかった小泉氏。最後の地方遊説先だった山形県米沢市の上杉鷹山の言葉を用い、「これから自民党に与党としてできないことがあったら全て自民党の責任。『ならぬ』ことが、あってはならない」と語った。 ≫(神奈川新聞)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党の深刻なリーダー不足(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/f2907a1337acf0c3163025b0e2f8b1f3
2014-12-16 10:09:49

 自民党にとって代わる野党としては民主党がしっかりしなければならない局面ですが、「ぜひあの人にやってもらいたい」という声が上がる人材がまったく見当たりません。

 どれもこれも「帯に短し、帯に短し」です。せめて「たすきに長し」くらいの声がかかっても良さそうなものですが、それすらない。基準は、ウソつき安倍晋三という首相にがっぷり四つに組める人材です。具体的なイメージは、小沢一郎氏なみの腕力を発揮できるタマです。ウソつき度だけで勝負すれば、野田佳彦などという首相経験者がいますが、もうあんな男の顔は見るだけで吐き気がします。

 前原誠司という男など野田氏と並ぶ松下政経塾上がりはどれもこれも×(バツ)ですよね。比較的ましと見られた樽床伸二氏は、今回あえなく落選しました。

 読売新聞は本日12月16日朝刊3面で、民主党の党首選びを取り上げましたが、「民主の『顔』本命不在」と切り捨てられ、「党勢が低迷する中、人材難もあって火中のクリを拾う本命は見当たらず、自民1強体制への対抗策は描けていない」と、からかわれています。

 リーダー不足は、政界全体を見渡してもいえることです。しかし、日本の主権者は、逸材を忘れています。

 オバマ大統領や周近平・国家主席、あるいはプーチン大統領などと互角にわたりあえるタマに目が向きません。もちろん、小沢一郎のことです。

 野党の再編をうながし、オザワを活動できる舞台に引っ張り出すときです。

 と、いくら力んでみても、だれも耳を貸してくれません。主権者の民度がそうだから仕方ありません。

 主権者がいくら虐げられても抵抗しない、いわばルサンチマン状態というか、マゾヒズム状態というか、だから仕方ないですよね。アメリカの「99%」も同じような状態でしょうか。

 しばらく安倍晋三の仕切りのままの日本に住み続けましょう。すこしだけ抵抗しながら。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自公圧勝に中韓“落胆と戦慄” 安倍政権長期化は最悪の結果[ZAKZAK(夕刊フジ)]
自公圧勝に中韓“落胆と戦慄” 安倍政権長期化は最悪の結果
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141216/frn1412161140001-n1.htm

 第47回衆院選は14日、投開票され、安倍晋三首相率いる自民党は290議席を獲得し、連立を組む公明党(35議席)を合わせて、参院で否決された法案を再可決できる3分の2(317議席)を超える325議席を獲得した。野党第1党の民主党は海江田万里代表が落選するなど伸び悩み、73議席だった。安倍政権の長期化が確実視されるが、中国と韓国は戦慄・警戒している。安倍首相は「日本を、取り戻す」と訴え、領土や歴史問題で理不尽な攻撃を続ける両国に毅然と対応してきたからだ。

 「日本の衆院選で、自公連立与党が300議席以上を獲得する見通しだ」「勝利は、安倍首相に2018年まで国家指導者の任期を与える」

 中国国営・新華社通信は14日の衆院選投票締め切り直後、出口調査の結果をこう速報し、関心の高さを示した。

 ただ、選挙結果が不満だったのか、中国の華僑向け通信社・中国新聞社は「自民党が大勝しても、投票率が極めて低ければ(戦後最低の52・66%)、真に民意を反映しているとはいえない」とケチをつけた。

 韓国・聯合ニュースも、衆院選投票終了直後の同日午後8時1分(日本時間同)に日本メディアの報道を引用し、「自民、公明両党が全議席の3分の2を占める勢い」と速報した。さらに、「安倍“1強独走”長期化」との見出しで、「集団的自衛権の法制化、憲法改正など“普通の国家づくり”の弾みになる」との見通しを伝えた。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領は就任以来、世界各国で日本を批判する「告げ口外交」を展開してきた。衆院選の情勢には並々ならぬ関心を持っていたようで、同国左派系・ハンギョレ新聞(日本語版)は12日、「東京の韓国特派員たちが選挙結果について意見交換を行うため、駐日韓国大使館に集まった」と報じている。

 沖縄県・尖閣諸島や、島根県・竹島をめぐって日本を挑発し、歴史問題などで日本を攻撃・批判する中韓両国は、選挙結果をどう受け止めたのか。安倍政権はどのように対応すべきなのか。

 中国事情に詳しい評論家の石平氏は「中国にとって、安倍政権の長期化は最悪の結果だろう」といい、こう続ける。

 「安倍政権が進める集団的自衛権の行使容認や教育改革は、中国の戦略に対立する。習近平国家主席としては、安倍首相は厄介な存在で、内心は『1日も早く潰れてほしい』と思っているはず。ただ、望ましくない結果だからといって、国民に(国政レベルの)選挙権を与えないような国が『投票率が低い』などと批判する資格はない」

 習氏は投開票前日の13日、旧日本軍による南京占領から77年となる追悼式典で「30万人の同胞が痛ましく殺戮(さつりく)された。侵略戦争を美化する一切の言論は、平和と正義に危害を与える」などと語り、日本を牽制(けんせい)した。日本側の調査・研究で「南京大虐殺」や「30万人」という人数については疑問が呈されている。

 石平氏は「来年の終戦70年を見据えて、習氏は事実上、『歴史問題で圧力を強める』と宣戦布告したといえる。安倍首相は堂々と靖国神社に参拝して、身をもって『中国の一方的な歴史観は受け入れない』と示せばいい。加えて、日本政府と民間が一体となって、中国が主張する歴史問題のウソを徹底追及していくべきだ」と語っている。

 一方の韓国はどうか。

 著書『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)がベストセラーとなっているジャーナリストの室谷克実氏は「韓国政府は、安倍自民党に祝電ぐらいは打つだろうが、やはり内心はじくじたる思いだろう。安倍政権が長期化する以上、歴史問題で日本の妥協・譲歩は期待できない。来年は日韓国交回復50年にあたり、何か(形勢逆転の)きっかけを探すはず。そのため、とりあえず様子見ではないか」と分析する。

 日韓をめぐっては、18年平昌(ピョンチャン)冬季五輪のそり競技を日本と「分散開催(共催)」する案が先日浮上した。同五輪の大会組織委員会は12日、すべての競技を予定通りに韓国国内で実施すると発表したが、室谷氏は次のように語る。

 「分散開催は難しいだろうが、完全にゼロではない。平昌五輪の財政難は間違いなく、金銭協力などは求めてくる可能性はある。その意味でも、親韓的な民主党が伸び悩んだのは韓国にとってはダメージだ。安倍首相は今まで通り、歴史問題を含めて、毅然(きぜん)としたスタンスを守っていくべきだ」

 安倍首相の「国益」を見据えた外交が期待されている。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2014/12/16]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「なーんで?」「総括しなさいよ」橋下氏が記者団にキレた5分間[産経WEST]
「なーんで?」「総括しなさいよ」橋下氏が記者団にキレた5分間
http://www.sankei.com/west/news/141216/wst1412160041-n1.html

 「断言しろよ、そしたら」と声を荒らげ、約5分で取材を打ち切った。16日朝の登庁時に記者団の取材に応じた維新の党共同代表の橋下徹大阪市長は過去最低の投票率23・59%を記録した自身の出直し市長選が批判的に報道されたにもかかわらず、戦後最低の投票率52・66%だった今回の衆院選が批判されていないという主張を展開。記者団とのやりとりでヒートアップしていった。主なやり取りは次の通り。

 −−議席が確定した。マイナス1ということで健闘かと思うが、会見では惨敗といっていた。その気持ちは変わりないか

 橋下氏「候補者は80名ぐらい擁立したんですからね。80人のうち、40人は落選したんですから。負けです。ただ何か、新聞もテレビも戦後最低の投票率のところの報道が弱いですね。あれだけ、大阪市長選挙、出直し市長選では散々批判していたんですから、もっと批判してもいいんじゃないですか。新聞社は一面使って、翌日、大阪市長選は『信任なし』ということを報道したんですから。非常にメディアはまたばかさ加減を露呈していると思いますけどね」

 −−終盤巻き返した要因は何だったと?

 橋下氏「低投票率はどうですか。戦後最低の低投票率は?」

 −−もちろん指摘しています

 橋下氏「全然指摘が足りないんじゃないですか。今回、意味のない選挙なんでしょ」

 −−大義がないことは散々、われわれは批判した

 橋下氏「ですから、今回の選挙結果も意味がないんですよね?信任がないんですよね?」

 −−選挙結果に意味がないとは思いません

 橋下氏「いや、それは大阪市長選挙の出直し市長選挙でそう言ってたんですから。出直し市長選挙結果、意味がないとABCも言っているじゃないですか。(ABCの)『キャスト』も」

 −−私は出直し市長選挙は、かえって都構想を難しくしたと思います

 橋下氏「難しくしたかどうかは僕の判断なんですから」

 −−ここでその論争をしても…

 橋下氏「いやいや、そこをやっぱり、きちんと言ってもらわないと、選挙結果については答える必要ないと思いますよ。あの、今回の選挙結果について意味がないということをはっきりメディアが言わないと」

 −−意味がないとは思いません

 橋下氏「じゃあ、僕も選挙については答えません」

 −−意味がない選挙と思わないと答えないと?

 橋下氏「そうです、そうです。そこの総括しないと。出直し市長選が意味があったということを、しっかり言うのかね。また(MBS)の『ちちんぷいぷい』がバカみたいなコメントを出していましたね。(アナウンサーが)『法定協議会の入れ替えを争点とする選挙が意味がない』と言っていましたが、そんなの争点の設定は政治家がやることなんですから。それは別に違法なことでもなんでもなくて、僕はそれを問いたいということで、出直し市長選をやった」

 「安倍首相はアベノミクスの是非を問うて、解散をやった。それは政治家で民意を問う、その設定はそれは問う側の政治家のほうがそれは設定できるわけですから。そんなところで、おかしいと言ったら、選挙なんかできないですよ。何で西さんが勝手にその争点をこれが正しい争点で、これが正しくない争点、これは選挙で問う意味がある、これは選挙で問う意味がないなんて、いちキャスターごときが言えるんですか」

 −−それは個人の意見を述べたまでで、意味ないということは言っていない。番組として意味がないとは言っていない

 橋下氏「出直し市長選は大阪、在阪ではみんな『意味がない』と言ったんですから。だから今回の衆院選も『意味がない』ということを前提にしてもらわないと、僕は選挙についてはもう言いません。

 −−やらなくても良かったんじゃないのかという指摘をするのと、選挙に意味がないというのはだいぶ違うので。

 橋下氏「だから出直し市長選は意味なかったんでしょ?」

 −−意味がなかったんじゃなくて、やらなくてもいいという意見があるという指摘をしたまでで。

 橋下氏「でも出直し市長選について最低の投票率ということを、あれだけ騒ぎ立てたわけですから。もっとそこははっきり総括してもらわないとね」

 −−今回の衆院選の投票率の低さというのはかなり指摘されていると思いますよ。

 橋下氏「いやだから、選挙結果が意味がないということも同じように言ってもらわないと」

 −−意味がないとは…

 橋下氏「いや、社説も書いてましたよね? 出直し市長選でね。朝日新聞もね。意味がない選挙だってね」

 −−選挙そのものが有効か無効かでいえば、当然有効でありますけど

 橋下氏「そんなの当たり前じゃないですか。でも意味がないってことを」

 −−意味をどのように感じるかはそれぞれですし、各社それぞれでやると 

 橋下氏「意味がないと社説で論じていたのだから、今回も衆院選挙も意味がないんですよね?」

 −−それはそれぞれの判断で委ねればいいと

 橋下氏「いやいや、社説で書いたぐらいなんですから。社説で書いたんですから。だから意味がないんでしょ?朝日新聞としては今回の選挙も」

 −−選挙によってそれはまた考えるべきことの話でありまして

 橋下氏「それは勝手…」

 −−出直し市長選と衆院選をまったく一緒に捉える必要はない

 橋下氏「それはね、メディアがおごりすぎ。勝手に。何様なんですか、それは。選挙をやっている当事者になってから言うべきことであってね、メディアがそうやってバカみたいなことばっかりやっているから、民主主義が機能しないんですよ。おごりすぎですよ、何様なんですか。民主主義に対して、有権者をバカにしているじゃないですか」

 −−いやそれは違うでしょ

 橋下氏「なーんで?」

 −−やったことない人間は選挙について意見を言ってはいけないんですか?

 橋下氏「意見を言ってもいいけど、じゃあ、総括しなさいよ。出直し市長選挙について意味がないと言ったんだったら、言えよ」

 −−意味がないとは言っていない

 橋下氏「いや、出直し市長選挙について、じゃあ意味があると断言しろよ、そしたら」

 −−しません

 橋下氏うん、じゃ僕もしない」

 −−代表は選挙結果に…

 橋下氏「終わり」

 《橋下氏は取材を打ち切り、執務へと向かう。「ほかのことをうかがってもいいか」という質問が飛んだが、振り返ることはなかった》

[産経WEST 2014/12/16]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党よ、分裂して再生すべきだ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4539.html
2014/12/16 08:13

 民主党支持者の信を失ったのは「消費増税10%」を菅氏が突如として発狂したかのように叫びだし、野田氏が更に「税と社会保障」というマヤカシの「野合三党合意」を仕出かしたからだ。それは明らかに2009マニフェストに悖る「羊頭狗肉」政党との印象を国民に幅広く植え付けてしまった。

 財務官僚下請の政党は自民党一党だけで国民はウンザリしている。その上、さらに第二自民党など必要ない。民主党は自民党が長期政権なのは財務官僚の東受け政党だからだと勘違いして、自らも財務官僚の下請け正統に変貌しようとした。しかし、それは猿真似もいいとこで、みっともないこと夥しかった。

 民主党は第二自民党を指向している連中と、国民の生活が第一の本来の民主党と袂を分かつべきだ。そして民主党は本来の民主党に立ち返り、いかに愚直であろうと国民の生活が第一を政治の中心に据えて、官僚政治を打破する気概を常に持ち続けて政治に取り組むべきだ。

 全国幹事長も含めた両院議員総会の党大会を直ちに開催して、民主党は上記に掲げた二つの路線を提示して、どちらに着くか国会議員に回答を迫り、その結果通りに「分党」すべきだ。第二自民党路線を目指す人たちは「民自党」とでも名乗って、新党を立ち上げれば良い。そもそも民主党は2009マニフェストにより有権者・国民の信を得たのだから、2009マニフェストに立ち返る集団こそが「民主党」を名乗るべきだ。そして幅広く中間を糾合すべく、ドアを全開にし、小沢一郎氏に三顧の礼を以て迎えるべきだ。

 たとえ「民主党」が少人数でも構わない。次の選挙まで地道に活動を続ければ必ず国民の信は戻る。今は少人数に怯えるべきではなく、理念なき党の先行きにこそ怯えるべきだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 車イスで当選の原口一博氏 イケメン長男が起こした逆転劇(日刊ゲンダイ)
          松葉づえ姿で演説会場へ/(C)日刊ゲンダイ


車イスで当選の原口一博氏 イケメン長男が起こした逆転劇
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155762
2014年12月15日 日刊ゲンダイ


 小選挙区でボロ負けした民主党候補の中で、頑張ったのが佐賀1区の原口一博元総務相だ。今夏に足を複雑骨折し、車イスでの選挙運動になった。それだけに当確が出ると、支持者から「奇跡が起きた!」の声が漏れた。

 ほとんど病院から出られなかった原口氏は「握手さえも出来ずに、何度もベッドで諦めようと思った」と振り返りながらも、「(古川康前知事は)唐突に佐賀空港へのオスプレイ受け入れを表明した。佐賀の命を守るために、民間空港の軍事空港化は断固阻止しなければならない」と強調した。

 振り返ると、序盤は自民党候補にリードを許し、「それいけ」となった自民党は小泉進次郎氏や安倍首相を送り込んだ。歩けないのに、情勢を逆転した原口氏は大したものだ。

■佐賀知事選にも影響

「苦境を支えたのが本人に代わってマイクを握った音楽家の長男。長身でイケメンで評判が良く、逆転の原動力となりました」(地元記者)

 先行する相手候補に急追する中、13日の選挙戦最終日、野田元首相と上田清司埼玉県知事が応援にかけつけた。原口氏はこの日の朝になって医者の許可が下りて、車イスで演説会場に現れると、長男に抱きかかえられるように立ち上がり、マイクを握った。

「この最後の訴えが効きましたね。原口氏が勝ったことで1月11日投開票の佐賀県知事選でも佐賀空港軍事空港化が大きな争点になりますよ。総選挙で圧勝した安倍政権が出はなをくじかれる可能性も出てきました」(地元記者)

 佐賀は玄海原発再稼働問題も抱える。注目の選挙になってきた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 70歳過ぎがウヨウヨ…自民党ロートル全員当選の歪んだ事情(日刊ゲンダイ)
左上から時計回りに額賀福志郎、麻生太郎、二階俊博、伊吹文明/(C)日刊ゲンダイ


70歳過ぎがウヨウヨ…自民党ロートル全員当選の歪んだ事情
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155820
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


 小渕優子氏も松島みどり氏もどうしようもないが、他に当選した自民党議員だってロクな輩はいない。

 町村信孝(70=12選)、衛藤征士郎(73=11選)、額賀福志郎(70=11選)、丹羽雄哉(70=12選)、金子一義(71=10選)、麻生太郎(74=12選)、伊吹文明(76=11選)、二階俊博(75=11選)、河村建夫(72=9選)、高村正彦(72=12選)、大島理森(68=11選)、野田毅(73=15選)、保岡興治(75=13選)、谷垣禎一(69=12選)、川崎二郎(67=11選)……。

 今回ほとんど無風状態で当選した派閥のドンや長老はざっとこんな感じだが、もう顔も見飽きたというか、惰性で出馬したとしか思えない連中がウヨウヨいる。

「丹羽氏は『これが最後』と泣き落として前回返り咲いたのに、まさかの再出馬。金子氏は前回任期中の2年間に国会質問ゼロといった具合です。議員バッジにしがみついているだけの連中ですが、その最たるものが、自民党内で最多当選回数の野田氏でしょう。もともと消費増税延期に反対していたのに、公認欲しさに容認に転じた。それもこれも大臣になって最後の花道を飾りたいからです」(永田町関係者)

 すでに後期高齢者の伊吹氏も、衆院議長のイスにしがみついている。こういう“一丁上がり”のセンセイ方がこぞって当選しているんだから、政治の私物化以外の何モノでもない。

「それもこれも野党がだらしないからです。共闘と言いながら、大物相手の選挙区は敵前逃亡し、対抗馬を擁立せずにラクラク当選を許した。ハナから諦めているようでは、有権者も『勝つ気があるのか』とますますシラけてしまう。『他に適当な候補がいないから』と惰性で投票した人が多かったと思いますよ」(山口朝雄氏=前出)

 そんなだから、自民党の前職で比例復活もならずに落選したのは、わずか4人。モーロク議員だろうがロートルだろうが、ほぼ同じ顔ぶれが国会に戻ってきた。個人の資質も能力も問われないなら、何のための選挙なのか。出馬も投票も惰性じゃ何も変わらない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/483.html

記事 [政治・選挙・NHK176] だから勝てない 11議席増で善戦と喜ぶ民主党の「末期症状」(日刊ゲンダイ)
            再生は不可能/(C)日刊ゲンダイ


だから勝てない 11議席増で善戦と喜ぶ民主党の「末期症状」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155821
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


 辞任を表明した海江田代表は、15日の会見で「(公示前の)62議席が73議席になったのは、期待を持ってくださった人たちのおかげだ」「せっかく73になったんだから、心を一つにして団結を守りたい」なんて言っていたが、いかに危機的状況か分かっているのか。たかが11議席増やして善戦したようなことを言っているようでは、それこそ末期的だ。

 同じ日、会見に臨んだ小沢一郎氏の弁はこうだ。

「自民党に代わる政権担当能力のグループをつくるのが私の政治家としての最大の目標で、それに向けて、与えられた任期中、精いっぱいがんばる」

「だって、そうしなきゃ繰り返しじゃない。何回やったって勝てないよ。ということは、政権交代が起きない。ということは、日本に民主主義が定着しない」

 小沢氏の言う通り、今の野党ではどうあがいても自民党に勝てない。代表が代わろうが、再建をアピールしようが、「民主党」という器で信頼を取り戻すことは、もはや不可能。それほど、国民のアレルギー反応は強い。安倍政権に批判的な有権者も、比例投票で「民主党」とは絶対に書きたくないのだ。

 小沢氏に近い政界関係者が明かす。

「それが分かっているから、今回の選挙直前、小沢氏は水面下で新党結成に奔走した。清新なイメージの新党をつくらないと、巨大与党に太刀打ちできないという危機感があったのです。党首は民主党の若手議員。まだ党の要職も経験したことはなく、世間的には無名だが、弁が立って将来有望な人物です。彼を旗にして、民主、みんな、維新など野党の若手が結集するイメージでした。それくらい思い切ったことをしないと、再起の目はないと小沢氏は考えていた。しかし、野党の幹部クラスが煮え切らなかったり邪魔をしたりで、結局、時間切れになってしまいました」

 党名は「自由党」に決まっていたというが、小沢氏自身は新党に参画しない意向だった。「自分が参加すると古いイメージで足を引っ張ってしまう」という理由だ。自分は身を捨てても、一党独裁を阻止し、日本に民主主義を根づかせるための受け皿をつくる――。小沢氏の凄みは、ここにある。

 民主党が過去の栄光にしがみつき、弱小野党がつまらないメンツにこだわっているかぎり、安倍首相は高枕だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/484.html

記事 [政治・選挙・NHK176]  次世代の党20人から2人へ大敗。 自公は議員が2/3超の安倍政権は現状維持  
テレビで見たくない人々が落選した。東京都議選60万票の魔力


 田母神 俊雄 候補  得票39,233 4位
公明党をぶっ潰せ 太田昭宏国交相を狙い撃ちに失敗

 西村 眞悟 候補  得票26,557 3位
公明党 副代表 北川元国交相、次点の民主にも敗れる

 中田 宏 候補  得票59,138  2位
自民党 山際候補 86,869に負けた

自民党よりも右翼から支える
「皇国の荒廃この一戦にあり」
        次世代の党 壊滅? 

今回の総選挙の結果
         次世代の党 −18
         共産党   +13
         民主    +11

自民党が291議席 改選前 293名
 当初、予測されていたほどには議席が伸ばせず、300議席台には及ばず、連立政権を組む公明党が4議席伸ばして、連立与党で326議席に達し、衆院の2/3を超える議席を確保


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/485.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「重要な成果」と自賛…議席増にはしゃぐ共産党の虚しい躍進(日刊ゲンダイ)
           自民圧勝を裏で支えた/(C)日刊ゲンダイ


「重要な成果」と自賛…議席増にはしゃぐ共産党の虚しい躍進
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155817
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


 自民も若干減らし、野党もさして増えなかった今度の選挙だが、いったい、何のために700億円もの税金を使ったのか。安倍に白紙委任状を渡すための儀式みたいなものだから、どうにもならない。

 それなのに浮かれているのが共産党だ。公示前勢力の8議席を21議席に増やしたことで喜んでいるが、共産党の躍進に果たして、どれだけの意味があるのだろう。

 単独で法案提出が可能になる20議席を超えたことに関し、志位和夫委員長は「非常に重要な成果。有効に生かしたい」と胸を張っていたが、これぞ、歪んだ選挙を象徴している。

「今回は与野党の対立構図が見えづらく、有権者も投票先を決めあぐねていた。現政権にお灸をすえたい。しかし、投票先がない。それで共産党に票が集まったのが実情でしょう。共産党に政権を取らせようと本気で考える有権者はほとんどいないでしょうから、消去法の民意なんです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

“健全な野党”を標榜している共産党だって、政権を取る気はない。本気で政権を取るつもりならば、野党共闘しかないのは歴然なのに、そうしない。結局、共産党の存在が野党への票を分断させ、安倍自民党を勝たせたようなものなのだ。

「沖縄で『野党共闘』を実現させ、小選挙区を制したことは評価できますが、それだけでは何も変わらない。『野党再編』まで歩を進めなければ、共産党が議席数を増やしたところで意味がありません」(鈴木哲夫氏=前出)

 意味のない共産党の躍進は、今度の選挙のむなしさの象徴なのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 得票結果が明らかになるにつれ、自民党大勝の虚構ときちんと得票・議席を分析しないメディアのひどさが目につく。
一方の代表が「安倍さんでいい、自民党でいい」と言っている維新がなぜ「野党再編」なの?!











http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/487.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 答えは沖縄でもう出てるでしょう
小沢も嫌いじゃないけど、いつまでも政党いじりをしているようじゃもう駄目だね。
民主やみんな、維新の若手を集めたって、政策も理念も一致しないんじゃ民主の二の舞でしょう。
答えは出ているんです。沖縄方式しかない。民主を一人も立てなくても、自民に完勝した。これは移転反対で保革一緒に戦ったからです。
全部一致しなくてもいいんです。大事な課題で一緒に集まって、一緒に壇上に上がって、並んでデモの先頭に立てば、国民の期待も支持も一緒に盛り上がるんです。
政党は別々でもいいんですよ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/488.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 海江田辞職を喜ぶハイエナ+リベラル民主党を守った海江田を評価&この体制を守りたい(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22654033/
2014-12-16 15:51

昨日15日、民主党の海江田代表が、自らが衆院選に落選したことを受け、党代表を辞任する意向を発表した。(・・)

 mewは、昨日の会見の様子を見て、ちょっとウルウルしてしまうところがあった。 (ノ_-。)

 海江田氏の民主党への思いが切々と伝わって来るような感じがあったし。それに、あえてこの場で安倍政権との対峙する形で、現憲法の基本精神(特に平和主義、専守防衛)の大切さを訴える姿を見て、海江田氏の考えに共感すると共に、ぐ〜っと来るものがあったからだ。<海江田くんとこんなに考えが合うなんてと、再認識しちゃったです。(・・)>

 そして、先に言うなら、次の民主党の代表にも、海江田氏と同じような政治理念、党運営の方針を持った人が選ばれて欲しいと強く願っているし。そうでなければ、mewは民主党を応援しなくなる可能性が大きいと思うです。(**)

* * * * *

「民主党は政治が必要な人たち、弱い立場にある人たち、そして本当に懸命に働いている人。 こういう人たちとしっかり寄り添って、政治を進めていくということ。このことは民主党の原点であります。そして、そのことは少しも損なわれていません。」

「私は昨夜、選挙区での議席を失ったとき、残念だということを申し上げた。何が残念なのか。先ほどの安倍首相の記者会見でもあったが、これから年が明けて通常国会が開かれる。その通常国会で安全保障の法整備を行う。これは集団的自衛権の行使容認の法律を作るということだ。私は日本は専守防衛をしっかり守って、かりそめにも他国に出ていって他国の軍隊と戦火を交えるようなことはあってはならないと思う」

「総理は憲法改正にも触れていた。もちろん私たちは、今の憲法を一字一句守らなければいけないという主張ではない。しかし私たちは、憲法の平和主義、憲法の主権在民、そして憲法の基本的人権の尊重、この3つの原則はしっかり守っていかなければならないと思っている。自民党の改憲の草案を見ると、まさに古色蒼然(そうぜん)、私が申し上げた戦後の日本国憲法の基本的な精神がないがしろにされている。こうした論戦に私自身が加わることができないということが残念至極だ」

「私が代表を退くわけだから、近いうちに新しい代表が決まると思う。新代表にはぜひ、民主党の団結を守って、来年の春の統一自治体議員選挙で確実に民主党を再生させていけるよう、心から希望する。私はこれから民主党の一党員として、地域でできるだけのことはやっていきたい。民主党の再生のためにできるだけのことはやっていきたい」(以上、産経新聞14年12月15日)』

* * * * * 

 『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く&サヨク排除と保守二大政党制を目指す安倍』などにも書いたように、安倍自民党は海江田代表を狙い撃ちしていたわけで。海江田氏が、彼らの思い通りに小選挙区で落選&比例復活もできなかったことは、まさに痛恨の極みなのだけど。
 
<『自民党都連幹部は「海江田氏が比例復活もできなければベストだ。復活しても惜敗率が下がり、90%を割りでもしたら、民主党の議席が増えても恥ずかしくて勝利宣言や代表続投なんてできないだろう」と語る』とかね。(産経新聞14年12月4日)> 

 mew的には、民主党内にも、自分たちの代表である海江田氏の落選を「待ってました」とばかりに喜んでいるやつらがいるかと思うと、尚更に悔しい&ムカついてしまうところがあるのだ。(`´)<同時に絶対にこういうハイエナみたいなやつらは、民主党の代表&幹部にならせたくないと思うです。(-"-)>

『海江田にとって自らの落選は誤算だったようだが、民主党議員の多くは選挙中盤から「海江田氏は落選」と踏み、ポスト海江田に向けて動き出していた。

 「腹は固まっているんだろうな?」

 開票結果がまだ出そろわない15日未明、元防衛副大臣の長島昭久は元幹事長の細野豪志に電話で代表選出馬を促した。「おう!」。その言葉は力強かった。

 元外相の前原誠司も投開票直前、周囲にこう漏らした。「次の代表は平成28年夏の参院選でねじれを作れるかどうかだ」。出馬意欲は満々にみえる。

 前原、細野、長島の3人は野党再編志向が強い。これに元外相の松本剛明を加えた4人は衆院解散直前の11月19日に、海江田に維新の党との新党結成を直談判したが、一蹴された。この時点ですでに海江田に見切りをつけたとされる。(産経新聞14年12月16日)』

<mewは何年も前から、この4人に見切りをつけているんだけど。(-"-)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 民主党は、12年末の解散総選挙で惨敗し、単に安倍自民党に政権を奪還されただけでなく、二大政党の一翼とも呼べないような弱小政党(多弱野党の一つ)に転落することになった。(-"-)

 民主党がここまで国民の支持、信用を失ったのには、様々な理由があるのだが。民主党がここまで惨敗したのは、当時の野田首相&保守仲間たちが、党の運営方針&解散時期や選挙戦略を見誤ったからにほかなるまい。(`´)

 それは昨年行なわれた党による総括の中で、野田前首相自身も含め党幹部が認めていることだ。^^;

『民主党は8日午前、党改革創生本部の総会を開き、衆院選惨敗を総括し、党再生への提言をまとめた報告書の素案を提示した。2009年マニフェスト(政権公約)は「実現性を欠いた」と自己批判。政権運営は稚拙で、党運営ではまとまりがなかったと指摘した。野田佳彦前首相は衆院解散時期を「見誤った」とし、野田氏を前面に出す広報戦略も「間違いだった」と強調した。(共同通信13年2月8日)』  

 困ったことに、昔から民主党を保守政党に変えて、保守二大政党制を構築することを目指していた野田&前原Gなどの保守勢力は、自分たちが党の実権を掌握したのを機に、小沢Gに続いて、できるだけ中道左派の議員も追い出して、保守純化路線を突き進むことを画策。
 支持率が低下しつつある中、もし選挙に負けて下野しても、他党の保守系議員と合流して政界再編を実現することをアタマに置いて、自党の議員も欺く形で、解散を断行してしまったのである。(@@) <自党の議員も選挙の準備が間に合わないのがわかっていて、解散しちゃったのよね。^^;>

 その結果、民主党は、公示前の230議席から54議席と当選者が1/4に激減することに。これは野田陣営の予想をはるかに超えるほどの惨敗であった。<しかも、野田氏らは自分たちの仲間も多数落選することになっちゃったのよね。(-"-)>

* * * * * 

 野田氏はこの惨敗を受け、当然にして代表を辞任。ある意味では、こんなボロボロ&バラバラになった民主党の代表を引き受けるほど損な役回りはないわけで。誰もなかなか名乗りを挙げようとしなかったのであるが。
 そんな中、海江田万里氏が、リベラル勢力の要請に応えて、代表選に出馬することに。そして、保守派があわてて対抗馬として担いだ馬淵澄夫氏を破り、党代表に選出されたのである。(・・)

 mewは、以前から何度か書いているように、正直を言えば、決して海江田ファンというわけではないのだけど。<特に関心がない&好きでも嫌いでもない存在だった。ただ、菅内閣で経産大臣を務めていた時に、官僚に操られて原発再稼動を急ごうとして、当時の菅首相とぶつかったり、国会で泣いたりしたことを思い出すと、何だかな〜という感じが。(~_~;)>

 ただ、mewは、この時に海江田氏がリベラル派の一員として勇気と覚悟をもって、代表を引き受けてくれたことに感謝していたし。その後、保守勢力が好き勝手な言動を繰り返したり、「海江田おろし」を実現せんとして足を引っ張ったりしていたのにもめげず、何とか党内をまとめて再生しようと、この2年間、懸命にガンバってくれたことも評価&感謝している。(**)

 というのも、民主党内の保守派は、自分たちが純化路線&解散による保守合流に失敗したにもかかわらず、13年以降も懲りずに、オモテでウラで維新やみんなの党などの保守系議員と頻繁に接触したり、会合や勉強会を開いたりして、合流話を進めようとしていたわけで・・・。

 もし海江田氏が保守勢力の嫌がらせや圧力に負けて、彼らに主導権を渡してしまっていたら、今頃、民主党は保守陣営に乗っ取られているか、分裂していた可能性が大きいし。そうなれば、もはや日本の政界から、それなりの規模の(=いずれ政権交代が可能になるかも知れない規模の)中道民主の平和&リベラル政党が姿を消していたおそれもあるからだ。(ーー)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 実は、mewは、14日の開票日の夜、海江田氏と菅直人氏が惜敗率(小選挙区で負けた場合の、本人の得票/1位の得票を計算した率)で争っていることがわかった時に、どちらを勝たせるべきなのか、め〜っちゃ迷ったほどなのである。(~_~;)

 mewは、もう20年以上も前から菅氏を応援しているのだけど。もしここで海江田氏が完全に落選したら、代表を辞任せざるを得なくなるだけに、ここまで懸命に頑張ってくれていた海江田氏の努力に報いてあげたいという気持ちや、これを機に保守派が代表の座についたら困るな〜という思いが渦巻いていたからだ。(@@)

 結局、東京は比例3議席を、小選挙区と重複出馬していた1・長島昭久、2・松原仁、3・菅直人の3人が惜敗率の順で当選したのだけど。<4位に海江田氏、5位に(こちらもmewが応援している)末松氏。>

 そもそも民主党が、東京ブロックで3つしか比例当選の議席をとれなかったこと自体、大反省すべきだと思うのだが。
 当初、小選挙区で当選濃厚だと言われていた民主党の最右翼&mew天敵の長島昭久氏(東京21区)、安倍仲間の松原仁氏(東京4区)が、最後の最後で自民党の候補に負けたことにも腹が立ったりして。<松原くんなんて、よりによって石原のボン(宏高くん)に負けたのよ。(ーー)この
人が小選挙区で当選していれば、海江田氏も末松氏も比例復活できたのにな〜。(-_-;)>
 
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 民主党は、海江田代表の辞任表明を受けて、代表選の時期や方法を検討することになっているのだけど・・・。

 『民主党は、落選した海江田代表が15日午後、会見し、代表辞任を表明する見通しで、ポスト海江田を選ぶ代表選挙に向けた動きが本格化する。野党第1党の代表として、まさかの落選で議席を失った海江田代表は、東京都内で、枝野幹事長と、今後の対応について協議している。
 民主党の枝野幹事長は、「大変、代表が議席を取れなかったことは、残念なことですし、きょう中には、役員会を開いて、代表の意向をふまえて、協議をしたい」と述べた。

 海江田代表の落選について、民主党幹部から「気の毒だけど、仕方がない。自ら決断できない人に対して、国民が決断した」などと、当然と見る声も出ている。
 民主党は15日夜、党本部で緊急役員会を開き、代表選の日程について協議する。
 党内には、24日に召集される見通しの特別国会までに代表を決めるよう求める声がある一方、年明けに、党員サポーターも参加したうえでの代表選挙を行うべきだとの意見も出ている。
党内では、代表選には、岡田代表代行や前原元代表、細野元幹事長の出馬に期待する声が上がっている。
 民主党としては、党再生に向けた新体制を速やかに構築できるかどうか、正念場といえる。(FNN14年12月15日)』

 mewは、代表選の時期や方法は、党内の合意で決めればいいと思っている。<そもそもmewは、党員でもサポーターでもないしね。^^; できればサポーター票も入れた方がいいと思うけど。時間的な制約や統一地方選前であることを考えると、とりあえず岡田克也代表代行に代表権を預けて(24日は岡田氏に投票して)、1月の党大会前に国会議員+地方票で代表を決めるのがいいかも。> 

 それよりもmewにとって問題なのは、果たして誰が代表になるかということなわけで・・・。

 mew的には、ともかく最初から「維新の党との合流ありき」「保守勢力の結集ありき」という考えの人は、絶対に許容できないところ。<そういう人は、さっさと維新の党に移ってちょ。(・・)>
 どうか海江田前代表の思いも尊重して、まずは「民主党ありき」で、民主党結党の理念をしっかり思い返し、国民主体&憲法精神を重んじた中道政党作りを目指すと共に、それを国民にきちんとアピールできる人がいいな〜と。<海江田くんはアピール力がイマイチだったからね。今回はそれも重視したい。>
 また同党を安倍自民党と対峙する野党第一党、そして近い将来、政権を狙える政党としてしっかりと立て直して行こうと思う人に代表になって欲しいな〜と、心から願っているmewなのだった。(@@)

 そして、最後に、海江田代表には、この2年間、本当に有難う&おつかれさまと言いたいです。m(__)m


                    THANKS   



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK176] また岡田、細野、前原、枝野…民主党代表選のバカバカしさ(日刊ゲンダイ)
          手あかの付いた名前ばかり/(C)日刊ゲンダイ


また岡田、細野、前原、枝野…民主党代表選のバカバカしさ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155813
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


 海江田代表が15日に正式に辞任を表明し、民主党の代表選実施が決まったが、党内から出てくるのは、いつもの手あかの付いた名前ばかりだ。

 海江田氏以下、現執行部が想定するのは岡田克也代表代行。野党再編に否定的な岡田氏なら、海江田氏が望む「民主党が割れるのは悲しい」という願いを聞き入れてくれる。一方、野党再編派は細野豪志元幹事長に出馬を促し、すでに多数派工作に入っている。前原誠司元代表の周辺も「推薦人20人の確保に動いている」というし、枝野幸男幹事長を押す声もあるという。だが、これらの名前を聞いて、民主党に期待を抱く国民はほぼ皆無だろう。そもそも選挙責任者の岡田氏と枝野氏は、再び与党の3分の2を許したのに、代表選に出る資格があるのか。

■日程や方法めぐってゴタゴタ

 加えて、代表選の日程や方法すらなかなか決まらない。15日夜、臨時役員会が開かれ、選出方法を協議したものの結論が出ず、16日の常任幹事会に持ち越した。

「24日の特別国会までに早急に実施すべきだという意見と、来年1月17日に党大会があるのだから、そこで党員・サポーターが参加できる本格的な代表選をすべきという意見に割れて、結論が出なかったようです」(民主党関係者)

 さまざまな意見を尊重――といえば聞こえはいいが、意見を主張するばかりで結論がまとまらず、最後までバラバラ、というのが民主党の悪弊で、そこが国民に飽きられたのに、相変わらず、同じことを繰り返している。

「民主党の代表選となると、名前が挙がるのはいつも同じ人たち。すでに1巡して、2巡目の人ばかりです。もっとも、有権者はもはや民主党には、期待していないから、これ以上、幻滅することもないでしょうね。民主党が国民から拒絶されるのは、口先で立派なことを言っても、政権に就いた時に何もできなかったからです。だから、今のままでは民主党中心の政権なんてできない。むしろ今回の代表選で党内の主義主張の違いがあらためて露呈し、党が分裂した方が野党再編のためにはいいんじゃないか。そんな期待感すら覚えます」(元経産官僚の古賀茂明氏)

 民主党に残された道は、分裂、崩壊しかない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK176] イヤホン外し反論封殺…またTVでキレた安倍首相の幼児性(日刊ゲンダイ)
          テレビでキャスターの言葉を“封殺”/(C)日刊ゲンダイ


イヤホン外し反論封殺…またTVでキレた安倍首相の幼児性
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155814
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


「安倍も駄目だなこりゃ。印象最悪やん」
「一国の首相の対応じゃないだろ」

 衆院選投開票の夜、テレビで相手の言葉を“封殺”した安倍首相に、ネット上で非難の声が上がった。

 問題になったのは、日本テレビ系「NEWS ZERO」の選挙特番でのやりとり。安倍首相は党本部からの中継で、選挙戦同様、今春の2%賃上げをアピールした。これに対し、村尾信尚キャスターが「安倍さん、中小企業のみなさんは賃上げの余力があるんですか?」と質問すると、安倍首相はいきなりイヤホンを外した。そして質問には答えず、「再来年の春も上がっていきます」と一方的にまくしたてたのだ。

 ひと通りしゃべると再びイヤホンをつけたが、「村尾さんみたいに批判しているだけでは何も変わらない」といちゃもん。村尾氏が「私は批判していません」と言うと、またもイヤホンを外して語り続けた。反論は無視して、言いたいことだけ言うという態度だったのだ。

 先月、TBS系の「NEWS23」で街頭インタビューを見たときと同じ、ブチ切れだった。都合の悪い質問には耳をふさぐ――。子供っぽいったらありゃしないが、選挙期間中、もうひとつ安倍首相には子供じみた言動があった。

 民主党の枝野幸男幹事長をターゲットに、「ありったけの日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男の地元に日の丸をはためかせるんだ」と幹事長室に命令したというのだ。枝野氏が過去に「国旗・国歌法案」に反対し、革マル派と関係する団体から献金を受けたことに執着する安倍首相は、偏狭なナショナリズムでつぶしにかかったのだろう。

「お坊ちゃんの安倍さんは大学時代に議論した経験が少ないのでしょう。だからコミュニケーション能力が低い。一方、枝野さんは弁護士だから議論がうまく、相手の批判を巧みにかわすことができる。安倍さんはそんな枝野さんが憎い。だけど口ではかなわない。だから相手の弱点ともいえる日の丸で威圧しようとしたのです」(明大講師の関修氏=心理学)

 まるで子供の腹いせだ。今回の選挙の結果、こんな人物が長期政権に近づくのだから、どうしようもない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/491.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 消費税増税は福祉には使われない。大企業・富裕層の優遇と戦費調達のために使われる。















http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/492.html
記事 [政治・選挙・NHK176] どこか、共産党と共闘しようと呼び掛けた党はあったのかい?
自公以外、共産党した出ていない選挙区がいくつかあったけど、自党で候補を出せないのはいろいろ事情があってのことだろうけど、じゃあ共産党を支持しようっていう党どっかにありましたか。
共産党の票が欲しかったら、それなりの筋を通すべきでしょう。
もし、共産党の票がそっくり民主党に上乗せされたら勝っていた区が、50近くありました。議席が伸びたのも貴重ですが、この票が欲しかったらもっと真っ当に闘いなさい、もっとマシな候補を出しなさいという他党への圧力になるのが大きいと思う。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/493.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 小渕優子&松島みどり氏に「ハレンチ」「反省見えない」の声(日刊ゲンダイ)
          反省ゼロの松島氏/(C)日刊ゲンダイ


小渕優子&松島みどり氏に「ハレンチ」「反省見えない」の声
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155819
2014年12月16日 日刊ゲンダイ


 醜聞炸裂で大臣を辞任したクセに、“みそぎ”とばかりに選挙に出てきて、再び国会に出戻ってくる小渕優子と松島みどりの両氏。ともに何もなかったような涼しい顔で万歳三唱していたがチョット待て。この2人は議員の資格ナシである。

 小渕氏は政治資金規正法違反、公選法違反、旅行業法違反容疑のトリプル疑惑で、松島氏は公選法違反容疑で、それぞれ刑事告発されている。特に小渕氏については今後、収支報告書の責任者だった元秘書の折田謙一郎・前中之条町長のほか、他の秘書らの聴取が本格化するとみられている。仮に折田氏らが公選法違反で起訴され、有罪となれば、小渕氏は連座制の対象で公民権停止。当選もパーだ。

 マトモな感覚の持ち主なら、国政だろうが、市町村だろうが、選挙に立候補はしない。選挙に出てきたこと自体がハレンチだし、そんな小渕氏を公認した自民党も同じ穴のムジナだ。

 政務活動費約1800万円の不正支出が指摘され、兵庫県議を辞職した野々村竜太郎氏は詐欺容疑などで書類送検されたが、小渕氏のケースは判明しているだけでも5000万円のカネが使途不明になっている。しかも政治資金でベビー用品を買い、親族の店で高級品をバンバン購入していた。政治資金の私物化は明らかで、議員以前の問題だろう。小渕氏を告発した市民オンブズマン群馬の鈴木庸事務局長もこう言っている。

「彼女は選挙で『私に関係する政治団体が』と言って謝罪していました。なぜ『私自身が(悪かった)』と言わないのか。まるで他人事ですよ。とても反省しているとは思えませんでした」

 松島氏も当選会見で「(今も)法律を犯したという気持ちは全く持っていない」「脇が甘かった」なんてシャーシャーと言っていた。小渕氏と同様、反省ゼロだ。

「公認する党も出馬する本人もハレンチです。当選すれば『オシマイ』と思っているとすれば、議員としての資質を疑います」(政治評論家・山口朝雄氏)

 こんな面々が議員バッジをつけているなんて、有権者はナーンにもわかっちゃいない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/494.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 11月16日(火) 安倍首相の目論見に反し、極右を減らして左翼を増やした総選挙結果(五十嵐仁の転成仁語)
11月16日(火) 安倍首相の目論見に反し、極右を減らして左翼を増やした総選挙結果
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-12-16

 総選挙の結果をどう見たらよいのか。私のところにも、色々と取材が来ています。
  昨日の連合通信の取材には、「寝込みを襲うように解散した安倍政権の『作戦勝ち』」だと答えました。確かに、与党で3分の2を超える絶対多数の議席維持に成功したのですから、基本的には「作戦勝ち」です。
  しかし、総選挙結果を子細に検討すると、必ずしもそうとばかり言えない事実も見えてきます。昨日のブログで、「安倍首相にとっては、『めでたさも中くらいなり』という心境かもしれません」と書いたのは、そのためです。

  昨日のブログで示した選挙結果の表を良くご覧ください。これを見ればすぐ分かるように、今回の選挙で最も議席を増やしたのは共産党で13議席増、最も減らしたのは次世代の党で、17議席減という一人負けの惨敗です。

 政策的な立ち位置からすれば、共産党は国会内で最左翼であり、次世代の党は海外で「極右政治家」とみなされている石原慎太郎元都知事をはじめ、「ネトウヨのアイドル・田母神閣下」などを候補とする極右政党でした。したがって、このような議席の増減に従って選挙の結果を端的にいえば、国会内での手ごわい反対勢力である左翼を増やし、「是々非々」で政権の応援団にもなる極右を減らしたということになります。
  国会を解散して総選挙を実施しなければこのような結果にはならず、少なくともあと2年間は安倍政権にとって好ましい勢力関係を維持できました。しかし、突然の解散・総選挙によって安倍首相はこのような勢力関係を変えるリスクを犯し、共産党や民主党の議席を増やして左翼の比重を高めたわけで、まことに皮肉な結果になったと言うべきでしょう。


 さらに詳しく今回の総選挙での票の動きを見ると、次のようなことが分かります。いずれも、新聞などではほとんど注目されていない重要なポイントです。
  今回の選挙の投票率は52.7%で前回よりも6.6ポイント、約500万票減少しました。他方で、前回の2012年に日本維新の会、みんなの党、日本未来の党で約2000万票(比例)を得票した「第三極」は、今回の総選挙で維新の党、次世代の党、生活の党で約1000万票と半減しています。
  これら3党が失った票の半分(約500万票)は棄権に回り(そのために棄権が500万人、6.6ポイント増えたわけです)、残りの約半分(400万票)は、今回得票を増やした共産(237票)、自民(104万票)、公明(19万票)、民主(15万票)に投じられたと思われます。このうち共産党が増やした得票数は半分以上の237万票ですから、比例代表での票の変化を見れば、今回の総選挙での勝者は共産党であったということ、有権者の共産党への期待がいかに大きかったかということがはっきりと示されています。

  また、自民党は「圧勝」したとされていますが、議席総数で2議席、小選挙区では222議席と15議席減らし、小選挙区の得票数も2546万票で18万票の減少です。小選挙区での得票数の推移を見れば、自民党は政権を失った09年に522万票も減らしただけでなく、12年に166万票減、そして今回も18万票減と一貫して票を減らしてきました。
  それにもかかわらず多数議席を獲得できたのは比較第1党が議席を独占できるという小選挙区制のカラクリのためであり、今回も48.1%の得票率で75.3%の議席を得ています。この間、有権者は自民党にダメを出し続けているにもかかわらず、その意思は全く議席に反映されていないということになります。
  今回は小選挙区で得票数だけでなく議席も減らしたわけですが、それでも自民党が「圧勝」できたのは比例代表で11議席増の68議席を獲得したからです。しかし、増やした得票数は104万票で、共産党が増やした票の半分にも及びません。

  つまり、安倍首相が進めているアベノミクスによる一定の受益とその「おこぼれ」に対する期待は確かにあり、それは比例代表での104万票増に反映されているわけですが、しかし、アベノミクスに対する危惧と反対も強く、安倍首相の暴走にストップをかけてほしいという有権者の願いの方が2倍以上も多かったということになります。

 確かに、安倍首相は「寝込みを襲うよう」な突然の解散・総選挙によって与党全体としての現状維持に成功しました。しかし、それはアベノミクスに対する異議申し立ての機会としても有効に活用され、国会の勢力関係を変えて強力な反対者の登場を促す結果となっています。
  それは、安倍首相の目論見を大きく覆すものだったと言って良いでしょう。やはり、総選挙の結果は必ずしも安倍首相の「作戦勝ち」とは言い切れない側面を持っていたということになります。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/495.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 不毛選挙で安倍は幸福の絶頂へ、一般国民は不幸のドン底へ!(ハイヒール女の痛快日記)
不毛選挙で安倍は幸福の絶頂へ、一般国民は不幸のドン底へ!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1376.html
2014.12/16 ハイヒール女の痛快日記



はじめまして!東京ルミックスです。
おろしたてのハイヒールと一張羅の正装で投票に行った?!


衆院選で自民党は選挙区、比例ともに勝利を飾った。自公で3分の2以上を獲得しているので、衆院で可決された法案が、参院で否決するか、60日以内に議決しない場合、出席議員の3分2以上の賛成で再議決し、成立させることが可能となる。


ツーことは、法案を通そうと思えばどんなデタラメな法案でも通すことができるのだ。要は、自分たちに都合のいいように何でもかんでもできるのだ。安倍は今でさえ遣りたい放題なのだから、


益々、図に乗り戦前戦中の暗黒の世界に戻るのは間違いないでしょ。


小渕優子も楽勝だった。群馬県民の見識と知性のなさを証明した選挙だったわね。群馬県民の皆さん!アナタたちが日本をノンモラル国家にしてるのよ。小渕が刑事告訴されたらどうするのよ。それすらも分かっちゃないなんて信じられない。


政治家に対しては「疑わしきは罰する」のが常識ね。


福島県民の皆さんも、安倍に「放射能は完璧にコントロールしている」と言われ、甲状腺癌の子が激しく増えても、それでも自民党に投票する。私は理解できない?福島県民はもっと怒るべきでしょう。原発であれだけの実被害プラス風評被害も受けているのよ。少なくとも原発ゼロを訴えるモノホンの政治家に投票して欲しいわね。


両県の政治意識の低い人たちを見てるといたたまれないわ。


その両県人と真逆が沖縄県人の想いだ。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設を容認した自民党前職4人全員が小選挙区で、移設反対を訴えた非自民候補に敗れた。当然でしょう!戦前・戦中・戦後と数十年にわたって苦しめられ続けているのだ。その想いが、安倍自民党政権却下を民意で示したのだ。


それでも、安倍が政権を手にしている限り辺野古移設は変わらない。


議席の内訳は、自民党は291議席を獲得したが、公示前勢力の295議席に届かなかった。民主党は代表の海江田が落選した。比例復活もない!代表を辞任するという。当然だ!それでも、結果的には公示前の62議席から73議席に増やしている。維新も大騒ぎした割には1議席減の41議席を確保した。公明は35議席。共産党は8議席から21議席と大躍進だ。次世代、生活、社民がそれぞれ2議席だ。


生活の剛腕小沢も寂しい限りだが、沖縄で玉城デニーが議席確保したことに意義を見いだそう。


結局、勢力図は選挙前と大して変わらないのよね。しかも、投票率52%!税金を無駄遣いして選挙をする必然性があったのか?このお金を社会保障に回したほうがよっぽど国民にためになったはずだ。謂わば、景気回復の御旗の元に財界に奉仕するための選挙ともいえる。これほど、意味のない、争点もない選挙は、なかったのではないのかしら?


戦いすんで日が暮れて。そして、何も残らない不毛選挙に振り回された国民だった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 日本に本当の民主主義が定着するよう、全力を挙げたい 小沢一郎代表 記者会見要旨
日本に本当の民主主義が定着するよう、全力を挙げたい
http://www.seikatsu1.jp/activity/press/20141215ozawa-interview.html
2014年12月16日 生活の党


小沢一郎代表 記者会見(2014年12月15日)


12月15日午後、衆議院総選挙の結果を受けて、小沢一郎代表が記者会見を行いました。
会見概要は以下の通りです。


【 冒頭挨拶 】


昨日の総選挙。私どもも従来の主張を皆それぞれ訴えたけれども、せめて現有議席はと思っていたけれども、残念ながらそれにも及ばずということで、全国の支援してくださった皆さんに本当に感謝と、それから我々の力不足をお詫びしたい、そう思っている。


いずれにしても、今後私どもの主張が変わるわけではないので、また我々の主張はどの野党とも対立する話でもないので、従前から申し上げてきたように、この選挙の結果を見れば、それぞれどうしたらいいかということは明白なわけであり、そういう中で、我々も更に小さいながら活動を続けてまいりたい、そう思っている。


【 質疑要旨 】
•選挙結果の受け止めついて
•野党結集について
•「次が最後」という声に対して
•選挙期間中の訴えについて
•当選16回について
•選挙結果の原因と、野党再編について
•岩手県選挙区、民主党とのすみ分けについて
•安倍政権について
•選挙前の2議員離党について


選挙結果の受け止めついて


Q.今回の選挙を受けて、生活の党としては当選議員が2名ということで、今後政党要件を満たすことが厳しい現状になっているが、それを踏まえて党として今後どう行動していくか。(読売新聞)


A.政党である事には変わりはないのだけれども、政治資金規正法とか、政党助成法とか、そういう点での要件に欠けるということになるが、それについては、まだ2,3週間あるので、行動を共にするという方がいれば、それを含めて考えていきたいと思っている。


野党結集について


Q.小沢代表が選挙中も強調されていた、野党結集に向けて、今後具体的にどういう役割を果たしていくお考えか。(読売新聞)


A.野党の統一ということについては、従来と全く変わりない。
小さな政党が旗を振るという役割は必ずしも妥当ではないので、ただ、私どもの、現有の党は小さくなったけれども、それぞれの政党にかなりの数の従来の仲間もいる。そして、その気持ちは今度の選挙結果を見れば、みんな同じ気持ちになっているのではないかと思うので、そういう中で目標に向かって少しずつ歩み寄っていけばいいのではないかと思っている。


Q.今後の野党結集について、常日頃から民主党を基軸にというのが理想だとおっしゃっていたけれども、今回の選挙が昨日終わったばかりだが、これからもその考えに変わりはないか。(岩手日報)


A.野党の再編というよりも、連携というか、統合というか、そういう新しい自民党に代わる政権担当能力のあるグループを作るというのは、私の政治家としての最大の目標なので、それに向けて与えられた任期中精一杯頑張ろうというのが現在の心境。


Q.
今回の結果を受けて、代表自身で感じている責任という部分と、もう一つ、繰り返し野党統一を進めていかないといけないとおっしゃっていたが、それが結果として出来ていなかったといことについて、ご自身としてどう思われるか。(テレビ朝日)


A.最初のことについては、野党が統一出来なかったというのが最大の要因だけれども、その中で私ども小さな政党で戦った。その選挙戦で私の不徳の致すところで同志を失ったということは大変残念であり、申し訳なく思っている。


野党統一については、一回出来なかったからと言って諦めることはないであろう。議席を与えられたので、また次に向かう。
そうしなければ同じことの繰り返しではないか。何回やったって勝てないということは、政権交代が起きない。ということは、日本に民主主義が定着しないということだから。
だから、日本に本当の民主主義が定着するように、政権担当能力のある受け皿を、少なくとも国民がそう思える受け皿を作るために、全力を挙げたいと思う。

「次が最後」という声に対して


Q.今回は非常に厳しい選挙だったと思う。岩手4区で代表が夜、沢内村で演説されている姿は、厳しいながらも非常に頑張っていらっしゃるという風に思った。でも、結果的には、例えば畑さんを救うことが出来なかった。これは非常に今回の選挙の厳しさを物語っていると思うが、有権者の中には、代表はこれが最後で次はないのではないかと、案じているところもあると思う。次はないのではないか、これが最後ではないかという意見に対してどう思われるか。(週刊文春)


A.当選させてもらったばかりなので、まだその質問に答える時期でも環境でもないと思う。
私は選挙中にも申し上げたように、日本に議会制民主主義を定着させるというのが政治家としての目標であり使命である、責任でもあると、そう思っているので、せっかくいただいた議席でもあるので、少なくともこの任期中にそれに向かって全力を挙げたいと思う。

選挙期間中の訴えについて


Q.選挙期間中、色々主義主張をされていたと思うけれども、伝わった部分と伝わらなかった、伝わりにくかった部分とあれば、どういう点だと思っているか。(日経ビジネス)

A.街頭演説がメインだったので、そんなに長話が出来る状況ではなかったけれども、自分たち自身の生活実感から鑑みて、私の主張、言わんとすることは理解し、同感してくれたのではないかと思う。
分からないとすれば、私も同じだが、アベノミクスというのがよく分からなかったということだろうと思う。

当選16回について


Q.今回、岩手4区で16選を果たされたということで、それについての感想を一言お伺いしたい。(岩手日報)


A.当選させてもらったということは、一回でも二回でも何回でも、大変ありがたいし、喜んでいる。
特に回数についての特別な思いというのはない。


選挙結果の原因と、野党再編について


Q.昨夜の主濱副代表の会見では、極めて厳しい結果で、一番の敗因は準備不足だというお話があった。
代表は今回の結果をどう受け止めて、どこに原因があったのかということを伺いたいのと、岩手での街頭演説、次にもう一度当選できたら、政権交代を必ず実現すると何回もおっしゃっていた。そういう中で、この任期中に再編とも絡むが、代表ご自身としてはどう動かれるのか、あるいは前回おっしゃったように、自分はあまり前面に出ないお考えか。(NHK)

A.自ら前面に出て、旗を振ったり、一緒に旗を持ったりということはやらない方が、かえってスムーズにいくだろうと思っている。
だから、その意味で、色んな人と話をしたりする機会も今後たびたびあると思うので、そういう中で皆のコンセンサスを得られるようにしたらいいだろうと思っている。


今度の選挙結果、具体的な数は聞いていないけれども、投票率が下がったので投票総数も下がったと思うが、選挙前から言っているように、結果的に自民党が票を減らすことは有っても議席が減らないだろうと。なぜならば野党で票が分散するから。受け皿として国民には選択するものがないということだったのだろうと思う。それで棄権も増えたのだろう。


だから、少なくとも国民から見て、自民党に代わる受け皿が見えることになれば、私はいつでも政権は交代できると、充分可能だと思う。そのために小選挙区制度を作ったのだから。
要は、野党がその受け皿を皆で作り得るかどうかという一点にかかっていると思う。


岩手県選挙区、民主党とのすみ分けについて


Q.今回、岩手の小選挙区で、それぞれ民主党とのすみ分けをされたけれども、これが今後、来年の統一地方選も含めて、どのように影響すると思うか。(岩手日報)

A.在県の県議はじめ、皆が協力していこうという意識の下で、そもそもこの衆議院選挙のすみ分けも出来たわけなので、その意味で市町村レベルの議員の方は政党を名乗るということは割合少ないと思うけれども、県議選においては政党を名乗って出るというのが大部分だから、お互いに無駄な競争を避けるということで、立候補の段階から協力体制を作るということになるのではないだろうか。


かつて、同じグループにいた方で全く違う政党へ行った方は別として、民主党と私ども生活の党のグル―プは少なくともそういう考えのもとで選挙戦に臨むだろうと思う。

安倍政権について


Q.12月9日のIWJ代表の岩上安身によるインタビューの中で、小選挙区制がある限り自民党が300議席を超えようが怖くないとおっしゃっていた。
今回ふたを開けてみると、自公で326議席となり、憲法改正、集団的自衛権の行使などの道のりが現実的なものとなってしまった。軍国主義化を進める安倍政権の行方についてどう思うか。(IWJ)

A.今、話のあったような方向性を安倍内閣が具体的に強めれば強めるほど、国民の信頼を損なう結果になるだろうと思う。
今回の与えられた議席は次の総選挙まで続くわけだから、その意味で、やりたいと思うことは出来るわけだけれども、必然的にそれは次の総選挙で信用を失う結果になるだろうと思う。
野党として少数ながらそれぞれの主張は国会やその他の場でやっていくと思うけれども、数で押し切ろうと思えばできることだから、後は国民の判断以外にない。

Q.第2次安倍政権が誕生してから、着々と進んできたこうした流れを受けての選挙の結果だったと思うけれども、それでも次回の総選挙で、国民の判断でまた巻き返しを図るというお考えか。(IWJ)


A.もちろん、そう。当然である。
先ほどから言っているように、野党がきちんとした受け皿を作り得れば、300議席はいつでもこちら側の議席に変わる。


選挙前の2議員離党について


Q.選挙前に、それぞれが生き残る道を探しなさいということで、鈴木克昌幹事長と小宮山泰子国対委員長が民主党に行かれたが、結果的に二人とも民主党で復活当選ということになった。
あらためて、生活の党としては党勢を弱める、数が少ない中での選挙になってしまった訳だが、それでも民主党に二人が行くことを容認した判断については、結果的によかったとお考えか。(NHK)

A.私は良かったと思っている。何度も言うように、野党は統一体を作って選挙戦に臨まなければ勝てないわけだから。永久に万年野党になってしまう。
その意味では、今二人という話だったがもっといる。維新に行った人もいるし、多くの仲間が両方の政党にいるので、その意味でも、基本的な物の考え方は一緒なので、政治生命をつないでいただいて大変良かったと思っている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/497.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 薄ぺらアベノミクスメッキ下は醜いアベノリスク(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-0307.html
2014年12月16日

大義なき解散総選挙が終わるや否や、アベノミクスのメッキがはがれ始めた。

株価の急落はメッキがはがれ落ちていることの表れである。

腐敗したメディアとGPIFが選挙戦の終盤までメッキを吹き付けたが、投開票日を前にメッキがはがれ始めて、醜いアベノリスクの地肌が見え始めていたのである。

そもそもアベノミクスとは、単なる財政金融政策のことであり、しかも、これが実行されたのは1年半も前のことだ。

2013年前半は、たしかに円安と株高が進行したが、その後は大きな変化は生じていない。

2014年は消費税増税が実施されて、日本経済は逆に撃墜された。

2014年初以降、日本経済は再び景気後退局面に移行している。


街角の人々は異口同音に、

「アベノミクスの恩恵など感じたことがない」

と言う。

それもそのはずだ。

経済成長率はマイナスの状態が続き、賃金は増えないのに、物価は上がり、消費税の増税まで実施された。

「日本経済撃墜」というのが実態であり、この実態に即して選挙が実施されていたなら、安倍政権与党は大敗していたはずだ。

しかし、黒田日銀が増税決定を目論んで、無謀な追加金融緩和に突き進んだ。

GPIFは安倍政権の命を受けて、強引に株価を買い支えた。

腐敗したマスメディアは、アベノミクスがあたかも成功しているかのような誤報を垂れ流し続けた。

連戦連敗の戦況を、日本軍の勝利に次ぐ勝利の大進撃と報道して国民を騙して、国土を焦土へと導いた腐敗メディアが、同じ過ちを繰り返している。


私は『日本の奈落』(ビジネス社)

http://goo.gl/48NaoQ

に、消費税大増税の愚を詳述した。

2015年の増税実施は日本経済を奈落の底に陥れるものであると警告した。

さすがにこの警告は受け入れられて、安倍政権は消費税再増税を延期する決断を示したが、「延期」では効果は3分の1だ。

いったん消費税増税を白紙に戻す政策対応が必要である。

拙著『日本の奈落』(ビジネス社)は選挙期間中、販売妨害の状況に直面した。

アマゾンが、拙著の販売を中断したのである。

在庫があるにもかかわらず、在庫なしの状況が続き、いまなお、販売が再開されていない。

アベノミクスという薄っぺらのメッキが剥げることを、安倍政権自身が極度に警戒していることの表れである。

この拙著について、ジャーナリストの高橋清隆氏がブログに書評を掲載下さった。改めて紹介させていただきたいが、まずはご高覧賜りたい。

http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1843630.html

私は、会員制レポート『金利・為替・株価特報』

http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html

に、今後の金利、為替、株価の見通しを示す。

自公政権の勝利で円安・株高の宴が続くとの見方が強かったが、レポートでは、この宴は、消費税増税が「中止」なら二次会に移行するが、単なる「延期」なら、一次会で終了し、そろそろお開きになるとの見通しを示してきた。

まもなく、2015年を迎えるが、日本経済を取り巻く環境は好転していない。

また、米国ではこの12月16−17日にFOMCが開催される。

この会合に強い影響を与えると見られるのが、12月5日に発表された11月雇用統計の内容だ。

問題は雇用拡大ではなく、賃金上昇率の高さだった。

NY株式市場はFRBによる金融引き締め措置に対する警戒を徐々に強め始めている。


安倍政権が総選挙に勝ったとされるが、改めて解説するように、安倍政権に信任の投票をした主権者は全体の25%に過ぎない。

25%の民意で日本政治が支配される状況が続いている。

このまま進むと、原発、憲法、消費税、TPP、基地、格差の問題で、日本の主権者は地獄に突き落とされることになる。

安倍政権与党に信任の票を入れた人々でさえ、その最大の理由は、経済を浮上させることへの期待が強いということだった。

恐らく、この期待さえ、裏切られることになる。

メッキがきらめく宴は、年末まで持つのかとも考えられたが、やはり、メッキはメッキだ。

傷が入ると簡単に剥がれてしまうものだ。

真実の情報を入手して、2015年の経済環境に十分な警戒が求められる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/498.html

記事 [政治・選挙・NHK176] どうなる民主“内ゲバ” 細野氏・前原氏で野党再編か 岡田氏で自主再建か(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141216/plt1412161830003-n1.htm
2014.12.16


 民主党の次期代表選びが混沌としている。保守系議員を中心に「野党再編」を目指すグループと、労組系議員を中心に「独自再建」を目指すグループが存在しており、前者では、細野豪志元幹事長か前原誠司元外相が、後者では、岡田克也代表代行が主な代表候補として浮上しているのだ。衆院選での「代表落選」という辱めを乗り越え、野党第1党は再生できるのか。

 「腹は固まっているんだろうな?」

 衆院選の開票結果がまだ出そろわない15日未明、長島昭久元防衛副大臣は電話で細野氏に代表選出馬を促した。

 「おう!」。細野氏の言葉は“決起覚悟”とも聞こえるほど、力強かったという。細野派(自誓会)は同日夜の会合で代表選の対応を協議した。

 前原誠司元外相も投開票直前、「次の代表は2016年夏の参院選でねじれを作れるかどうかだ」と周囲に語るなど、出馬意欲は満々のようだ。

 海江田万里代表が投開票の行方を涙目で見つめていたとき、民主党議員らは「ポスト海江田」に向けて動き出していた。

 海江田氏の辞任表明を受け、党執行部は15日夜に臨時役員会を開き、代表選の方法や日程について協議した。正式な代表選を求める声が多かったが結論は出ず、17日の両院議員総会で決める方針だ。

 保守系の、細野、前原両氏は野党再編志向が強い。衆院解散直前の11月19日、海江田氏に面会して、橋下徹共同代表(大阪市長)率いる維新の党との新党結成を直談判したが、一蹴された。2人が代表選に出馬する場合、「野党再編」を掲げるのは確実だ。

 一方、民主党最大の支持団体である連合は、労組を目の敵とする橋下氏と激しく対立しており、維新との合流に猛反対している。

 労組系議員は「前原、細野両氏が代表選に出たら党は分裂してしまう。あいつらが代表選に出るんだったら絶対潰す!」と息巻く。

 労組系が擁立を模索しているのが岡田氏だ。どこの派閥・グループにも属していないが、当選9回で選挙にめっぽう強く、通産官僚出身で党内屈指の政策通でもある。安倍晋三首相率いる自民党への対抗意識も強い。

 民主党の次期代表はどうなりそうか?

 政治評論家の浅川博忠氏は「岡田氏と細野氏の二者択一になる公算が大きい」といい、続ける。

 「中堅以上は『党再生には豊富なキャリアが必要』などの理由から岡田氏を支持する声が強い。一方、若手は『代表経験者が選ばれれば、人材不足を印象づける』として細野氏を推す声がある。前者と後者の割合はおおむね6対4だ」

 そのうえで、「野党再編について、岡田氏は(民主党の自主再建を基本とする)『吸収合併』で、細野氏は『対等合併』という考え方だ。維新は細野氏に近い。維新が現在の姿勢を崩さない限り、岡田氏と細野氏どちらが代表になっても、民主党は党内の意見の違いが顕在化し、分裂含みになってくるだろう」と分析している。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/499.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 日本が沈没しない内に、民主主義を定着させるため自公に対極する野党統一党を立ち上げるべき。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201412/article_15.html
2014/12/16 22:41

生活の小沢代表が12月15日に記者会見を行った。さすがに疲れが見える。いつも正面を見ているが、目も伏し目がちであった。選挙開票時には、主濱副代表が小沢代表の代わりに会見を行ったが、記者から、なぜ代表が出てこないのだと詰問されていた。主濱副代表は、選挙の体制を整えるが遅れたと述べたが、生活が特に遅れた訳ではない。共産党は、全選挙区に候補者を出して、それぞれの選挙区で1万数千票を獲得している。比例区で復活当選する理由はよくわかる。

野党第一党の民主党の海江田代表が、選挙区、比例でも当選しなかった。海江田氏にもいろいろ事情があるだろうが、言い訳にはならない。民主党は、政権奪還のための候補者も立てられなかった。

東京新聞の社説の中に「常在戦場気概足りず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014121602000147.html

」と書かれている。枝野幹事長は、今回の早期解散の可能性を推測していた。民主党は、政党助成金は相当額を保有しているが、それを地方の支部に配分しない内に選挙になり、軍資金が眠ったままであった。こんなことを書かれること自体、安倍首相は、民主党の足元を良く調べていたことになる。こういう悪知恵はよく働く。

小沢代表は上記の記者会見で、野党が統一して一つの党として自民の受け皿を用意しない限り、万年野党であると言い切った。与党を取る気概がないものは、政党と言わないと言い切っている。いずれにしても、全選挙区に一つの党として候補者を出すことをしない限り、自公には勝てない。会見の中で、かつての生活の同志が、民主だけでなく維新からも当選していると述べている。その同志が接着剤となって、統一的な党として生まれてくることが期待される。それをしない限り、自公の政権を変えることは出来ない。それを見届けるまでは、小沢氏は引退は出来ないと述べている。

下野してからの自民党は、見事なまでに内部抗争を外部に見せていない。内部にはいろいろ異論があるだろうが、かつての民主党のような、味方である小沢氏を後ろから鉄砲で撃つような騒動を表に見せていない。今後、野党の新党が出来るのなら、異論を封印して一致団結して立ち向わなければ、小沢氏がいう、日本に2大政党の民主主義は育たない。そのことは、十分学習したばずである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK176] “小沢神話”崩壊 生活わずか2議席 会見にも姿見せず(ZAKZAK)
“小沢神話”崩壊 生活わずか2議席 会見にも姿見せず

 生活の党の小沢一郎代表(岩手4区)は「選挙区敗北」との下馬評もあったが、かろうじて議席を守り抜き、メンツを保った。ただ、生活の獲得議席は小沢氏を含めて、わずか2議席で、政党の要件を失った。今後加速するとみられる野党再編でも「小沢氏の出番はない」(民主党幹部)との見方が大勢で、展望は開けそうにない。

 「厳しい結果だ。国民の選択であり、厳粛に受け止める」

 生活の主浜了副代表は14日夜の記者会見で険しい表情で語った。小沢氏は毎度のごとく雲隠れして、会見場に姿を見せることはなかった。

 選挙前の5議席から、さらに勢力が縮小した生活は、今後一層の埋没が避けられない。小沢氏は選挙戦で「(野党の)全政党的に1つの連合体を作っていきたい」と野党再編に活路を見いだす考えを強調してきたが、明るい材料は乏しい。

 再編の主軸となる民主党内には、政権時代に党内をかき乱した小沢氏へのアレルギーが根強い。海江田万里代表の後継候補の1人と目される岡田克也代表代行は夕刊フジのインタビューで「小沢氏の復党という話は一切ない」と明言している。

 野党第2党の維新の党も、松井一郎幹事長(大阪府知事)ら在阪党幹部は「小沢氏抜きの再編が大前提という考え」(松井氏周辺)とされる。

 「もうひと働きさせていただきますように…」

 小沢氏は地元遊説で哀願するように訴えてきたが、「ひと働き」の場所はどこにあるのか。

**********

もはや小沢一郎という政治家には「ひと働き」の場所など無いのです。
生活の党わずか2議席という凋落がそれを如実に物語っているのです。
これだけ他党から忌み嫌われ排除される政治家も珍しいのではないか。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK176] キリスト教原理主義者、統一教会、幸福の科学は進化論を否定しているが安倍一派はどうなのか?
ちなみに中絶についてはキリスト教原理主義者、統一教会と同様に安倍一派は認めていない。
http://lite-ra.com/2014/09/post-444.html

昔から気になっていたんだが安倍一派は進化論についてどう考えているのか?
誰か知っている方がいましたら教えてください。


関連

【IWJ特報181号】特定秘密保護法、憲法改正、原発・・・ 自民党と統一教会、その「深い関係」に迫る (その1)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/213536



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK176] アベシンゾーの尻舐めマスゴミの洗脳にまんまと騙され、憲法破壊一筋のアベにまた政権握らせた日本国民のアホらしさ
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2014年12月16日 憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ


今回のアベシンゾーのマスカキでしかない(マスカキでしかないのだが、あの馬鹿は衆院議員任期の4年をリセットしてその間ずっと首相やり続けるつもりなんだろう。そのリセット効果だけはあったね)し、だいたい消費税再増税をしないってことで民意を問うとあの顔面垂れ肉日本語不自由なアホが喚いていること自体がまったく無意味だったしね。

消費税増税を中止することに国民の誰も反対もしない訳だしね、そういう大義名分で、選挙で勝てば国民の白紙委任ゲットみたいなもんだと、憲法破壊、TPP強行などなどやりたい放題だと自己都合解釈する訳だ。

これまでの嘘八百吐き放題のあいつの腐りきった歪みきった性根を見れば歴然なんだが、マスゴミに簡単に洗脳され、騙されてしまい、その騙された結果にも怒りもしない日本国民なんで、今回の選挙の公示早々にアホのアベシンゾーの尻舐めマスゴミがこぞって自民クサレ党大勝利の洗脳記事をかましまくったんで、まあその洗脳で投票に行っても無駄だしな、なんて気分になって超低投票率になって、組織票総動員のカルトに助けられて自民クサレ党・カルト党政権勝利が目に見えていたので、今回の選挙ほど当初から興味のなかったものは初めてだった。でも、ひとつだけ意味があった。日本政治の恥部そのものだった傲慢チンタロウがとうとう政界から消えることになったからだ。チンタロウが政界から消滅会見をしていたが、マスゴミの質問のヘタレぶりにゲンナリ。一人ぐらいあのチンタロウのこれまでの国民を馬鹿にし侮蔑してきた傲慢驕慢差別発言のことを糾す質問ぐらいしろよ。

4ヶ月ぶりに術後検診に行った帰りに早々の事前投票をすませてきたが、投開票当日の14日はこれまで見るのを欠かしたことのない選挙速報番組も興味ゼロで、一切見なかった。アベシンゾー尻舐め記者やコメント屋ども、それにアホのアベシンゾーらのうす汚い面を見るなんて吐き気がするだけだしね。 で、翌日の紙面やネットを見ると想定通りに自民クサレ党・カルト大勝利。大勝利と言っても、多額の税金をテメエのマスカキのために浪費(それにしてもアホのアベシンゾーってのは税金をまるでテメエの財布の中の札のように思っているのか、贅沢な食事、海外旅行し放題、そして日本人に向けては社会保障など削りまくりのくせに、海外に行けば莫大な金をばらまき)したわりに、自民クサレ党はほぼ現状維持だし、結局得をしたのはカルト党と自民クサレ党の補完勢力共産党だけというアホらしさ。

それにしてもね、マスゴミによる洗脳騙しに実に簡単に日本人ってのは騙されるんだね。自民クサレ党大勝利のマスゴミ一斉の刷り込み報道がこれほど効くとはね。かなり低くなるとは思っていたが、52%ほどの超低投票率にはあきれるしかない。かつての日本人が命をかけて獲得した選挙権の意味をまったく理解していないアホが多すぎ。平和の元である日本国憲法破壊の陰険な陰謀を抱くアホのアベシンゾーの超売国奴性をまったく認識していないんだろうか。それに年金問題、五輪誘致、TPPなどあらゆる問題でこれまで嘘八百吐きまくってきたあいつの異常性がわからないんだろうか。まあ、日本を破壊し、日本人を戦争で殺したい願望に満ちたアホのアベシンゾーがそれほどに好きなら、それで良いよ。戦争に連れ込まれて大事な子供や孫、それに自分(選挙を馬鹿にして棄権した若い奴らお前らだ)が戦争で犬死にしても後悔するなよ。



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