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2017年10月26日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK234] 民進党は直ちに分離・分割を完了させるべきだ(植草一秀の『知られざる真実』)
民進党は直ちに分離・分割を完了させるべきだ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-3a39.html
2017年10月25日 植草一秀の『知られざる真実』


民進党問題の本質は、これまでの民進党に二つの政党が同居していたことにある。

このことは、9月の民心党代表選で改めて明らかになった。

二つの政党は基本政策についての基本方針がまったく違う。

私たちの目の前にある重要問題。

原発、戦争・憲法、消費税、基地、TPP

について、基本的に正反対の政治勢力が民進党内に同居していた。

ここに問題の本質がある。

野党共闘が叫ばれてきたが、

野党共闘の勢力が目指す方向は、

原発廃止

戦争法制廃止・憲法改悪阻止

消費税増税中止

辺野古基地建設反対

TPP不参加

だった。

ところが、民進党内には、

原発容認

戦争法制容認・憲法改定推進

消費税増税推進

辺野古基地建設容認

TPP推進

の方針を掲げる勢力が存在してきたのである。


基本政策が異なる勢力がひとつの政党内に同居することが根本的な矛盾である。

民進党の代表戦は、このことを浮かび上がらせた。

したがって、この時点で民進党の分離・分割を真剣に検討するべきだった。

枝野幸男氏はいまでは、基本的な考え方、理念に賛同する人が加わることを歓迎すると述べているが、民進党代表選の時点では、水と油の同居について、これを解消する必要性をまったく訴えていなかった。

これこそ、「永田町の数合わせの論理」そのものなのである。

「民進党を解党せずに一致結束して進む」

という言葉は、耳に聞こえが良いが、政党の本質に背く

文字通り「数合わせ」の論理

に過ぎない。

主権者の草の根の声に背くものだった。

このことを踏まえれば、今回の騒動を経て、民進党が分離されたことは極めて望ましいことである。

参院民進党は残存しているが、参院についても、基本的な政策理念、政策方針に沿って、分離・分割されるべきである。


この問題は、民進党の支持母体である連合にもそのまま当てはまる。

連合参加の組合も文字通り「水と油の混合物」である。

原発・戦争法制・消費税増税・辺野古基地・TPPを容認する組合と、これに断固として反対する組合が同居している。

基本政策が真逆の組合が連合していることに根本的な矛盾がある。

これは「連合」ではなく「野合」に過ぎない。

希望の党に合流したが、基本的な政策方針が違うと認識している議員も存在するだろう。

そのような議員は、希望の党を離れて立憲民主党に所属を移すべきである。

参院民進党が矛盾を抱えたまま、ずるずると存続するべきではない。

また、前原誠司氏は直ちに民進党代表を辞任するべきである。

問題は、政党交付金の残高処理にある。

政党交付金はれっきとした「公金」である。

その使用には100%の正当性と透明性が求められる。

代表に就任したからといって代表の私的な資金になるわけでない。

前原氏は代表就任後の政党交付金の使用状況について、党内にすべての明細を公開する責務がある。

民進党を速やかに分離・分党して、政党交付金残高も議院数比で按分して分離・分割するべきだ。

民進党の水と油が分離されることにより、日本政治のもたつきは一気に解消に向かうことになると考えられる。





http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/667.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 地方で絶大な人気を誇る自民党が、「北海道」で支持されない理由(まぐまぐニュース)
         


地方で絶大な人気を誇る自民党が、「北海道」で支持されない理由
http://www.mag2.com/p/news/327060
2017.10.25 冷泉彰彦『冷泉彰彦のプリンストン通信』 まぐまぐニュース


小池氏を党首とする「希望の党」の登場、さらに小池氏にNOを突きつけられた人たちが結党した「立憲民主党」など、慌ただしい変化の起こった今回の衆院選。蓋を開けてみれば自民党が280議席を超えるという大勝を収めました。今回の選挙戦の結果を受け、メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』の著者である在米ジャーナリストの冷泉さんは「保守の勝利」とした上で、自民党が北海道から支持されない理由などとともに衆院選を総括しています。

総選挙を総括する(速報板)

まだ数字の検討が終わっていないのですが、とりあえず結果から考えられることを整理したいと思います。

まずイデオロギーの面、特に改憲論議の面で保守が勝ったのは認めざるを得ないと思います。いやいや、立憲民主党が頑張ったという向きもあるかもしれませんが、あれは「あぶり出されて小さくまとまった」形が出ただけで、勝利とは程遠いように思います。

大きかったのは公明の敗退です。投票率が高ければ埋没するという、組織票政党の弱点と言えばそれまでですが、特に比例での無党派層の集票はダメだったし、これで改憲論議へのスローダウン役としての力は弱まってしまいました。

何れにしても、「保守」は勝ったのですが、一方でそれでは、自民党の「大きな政府論」も信認されたのかというと、これは違うと思います。各選挙区の票を見ていかないといけませんが、希望と維新という「都市型の小さな政府論」、そして「密かに理想主義としての財政規律への憧れ」を内包した立憲がこれだけの票を取っている中では、議席数だけで判断はできないと思います。

膨大な死に票の中にある、「無駄使いはヤメろ」的な一種の小さな政府論について、仮に意識が足りないようですと、政権は行き詰まるでしょう。

地方創生に関しては、混乱した結果になったように思います。東北とか四国では依然として「保守王国」を見せつける結果が出ていますが、では、自民党に東北の再生や四国の衰退回避について方策があるわけではありません。これだけの票が来ているということの重みをもっと真剣に受け止めていただきたいと思うのです。

一方で、興味深いのが東北+四国と北海道の票の出方の違いです。北海道では、自民の票は伸びませんでした。その背景には、独特のアンチ中央の気質であるとか、都市になると昭和からタイムスリップしたような「革新センチメント」があったりするということもありますが、もっと奥には「助けてもらえてないことへの絶望」のようなものを感じます。

私は、これを見ていると、明治以来の近代化は北海道によって成功し、北海道によって滅びる・・・ちょっとオーバーですが、何れにしても、北海道を救えない政治という問題をもう少し真剣に考えていかなくてはと思うのです。

小池さんの東京での敗北には明快な理由があります。都民は、「都の自民党」という「土着のド田舎政党」は大っ嫌いなのです。商工会の利権代表であり、昼間人口に冷たく、何よりも腐敗していると思っています。その意味で、都議選の結果は、それをストレートに反映したものでした。

ですが、国政の自民党は嫌いではないのです。と言いますか、その両者を全く別のものと考えているわけです。その辺の二重性について、面白いのですが、安倍さんは体感できるわけです。そこの点で、全く甘かったということは言えるのではないでしょうか。

しかし、小池さんの次の一手が興味深いところです。この人の発想法、行動スタイルというのは、何となくサダト(1970年代に活躍したエジプト大統領)流という感じがします。やはり、彼女、青春の日々で間近に見ていたこの「政治的巨人」の影響を受けているのではないかと思うんですね。何よりも、豪快に右から左に急展開したり、奇襲をかけたり、敵と抱擁したり、何れにしても、「次」があるのであれば、もう少し理念とか政策をきちんと整理し、人材を揃えてやっていただきたいです。

それにしても、鉄の天井とは恐れ入りました。少女趣味のカマトトを演じられるところが、サダトとは違ったこの人のキャラであり、小泉翁などはその辺にゾッコンなのかもしれませんね。

image by: Shutterstock.com


冷泉彰彦のプリンストン通信
著者/冷泉彰彦(記事一覧/メルマガ)
東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは毎月第1〜第4火曜日配信。






















http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/668.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 日本が今なぜ、改憲を考えるべきではないか 
日本が今なぜ、改憲を考えるべきではないか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/49502c294d94f9b4a7a09e373140329d
2017年10月25日 のんきに介護


一言で言って、

日本は、

いま米国の占領下にあるからだ。

改憲論者が主張する

「日本国憲法は、他国の占領下に成立したものであったから」

という論理は、

今の時代にこそ当てはまる。

戦後は、

世界が注視ていた。

その結果、

公平性が保たれた。

今は、

米国の顔色ばっかり窺っている

政権が

憲法を変えようとしている。

占領の悪影響を考えるべきは、

戦後より、

今の時代だ。

平川克美‏ @hirakawamaruさんが

こんなツイート。



















http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/669.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 安倍首相に読ませたい「大久保利通暗殺の斬奸状」(サンデー毎日)
安倍首相に読ませたい「大久保利通暗殺の斬奸状」
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2017/11/05/post-1791.html
サンデー毎日 2017年11月 5日号


牧太郎の青い空白い雲 642

 選挙中、 大久保利通暗殺の刺客が書き残した「斬奸状(ざんかんじょう)」を思い出していた。「斬奸状」とは、悪者を斬り殺すにあたり、その理由を書いた文書である。

 その一、議会を開かず、民権を抑圧し、政治を専制独裁した罪。
 その二、法令を乱用し、私利私欲を横行させた罪。
 その三、不急の工事、無用な修飾により、国財を浪費した罪。
 その四、忠節、憂国の士を排斥し、内乱を起こした罪。
 その五、外交を誤り、国威を失墜させた罪。

 1878(明治11)年5月14日、内務卿・大久保利通が東京府麹町区麹町紀尾井町清水谷で、不平士族6人に暗殺された。「紀尾井坂の変」である。この時、刺客の島田一郎らが持参していた斬奸状には、五つの罪が書かれていた。

『朝野(ちょうや)新聞』だけが、この斬奸状を報道したが、なぜか即日発行停止になった。明治政府は「暗殺の動機」を必死で隠した。

    ×  ×  ×

 むろん刺客の言い分に与(くみ)するつもりはないが、権力はいつの時代も、驕(おご)り、腐敗する。それが原因で、権力者に対して「暗殺=テロ」が計画される。

 明治維新もそうだったが、成功すれば「革命」である。失敗すれば刺客は歴史から抹殺される。

 大久保利通は「近代国家の建設に尽くした政治家」と高く評価され、刺客は歴史から抹殺された。

 だが歴史を振り返ると、彼らの言い分にも「理」があったのでは!と思っている。ごく簡単に、当時の政局を説明しよう。

 この頃、明治政府は対朝鮮対策で混乱していた。

 征韓論の対立だ。西郷隆盛は「朝鮮王を説得し、平和裏に開国させる」と主張したが、大久保らはこれに反対。西郷の遣韓使節計画を潰し、西郷、江藤新平、板垣退助らは下野し、西郷は反政府の戦いに決起した。西南戦争である。

 西郷は「朝敵」とされ、明治10年9月24日、この戦いに敗れ戦死した。49歳だった。

 その翌年の大久保暗殺である。「西郷贔屓(びいき)」の世論が確実に存在していた。明治政府が 「斬奸状」を隠したのは、このテロが庶民の喝采を浴びることを避けたかったからだ。

    ×  ×  ×

 斬奸状の「五つの罪」をもう一度、読み返してみると、そこには今、安倍晋三首相のもとに集中している「庶民の怒り」が列記されているようではないか?

 斬奸状(1)「議会を開かない罪」=森友・加計(かけ)疑惑を説明する!と言いながら、審議に入らずに解散した。

 その(2)「法令乱用、私利私欲の罪」=憲法違反の安保法成立を強行。「安倍さんのために嘘(うそ)をつく公務員」を抜擢(ばってき)する。

 その(3)「国財浪費の罪」=貧乏なのに東京オリンピックを無理やり招致。五輪工事で、被災地の復興が遅れる。森友に国有地を8億円も安く払い下げ、国民は大損だ。

 その(4)「内乱を起こした罪」=格差が広がり「富める者」と「持たざる者」の争いが先鋭化。そればかりではない。例えば、カジノ利権獲得を巡って、省庁が権力争い。そこかしこで「内紛」が起こっている。

 その(5)「外交失墜の罪」=トランプ米大統領の言いなりで、「不平等条約」を放置。対北朝鮮では「圧力」「圧力」ばかりで、外交努力がまるでない。

 まったく、あの頃と同じではないか? 140年前の斬奸状を安倍さんに読んでもらいたい気持ちである。

    ×  ×  ×

「森友・加計隠し」の解散・総選挙。(この時評は、投票日前に書いているので、結果は分からないが)終わってみれば、野党が分断され、より複雑な政局になるだろう。安倍首相が続投する気配濃厚である。

 これで良いのか?日本は。どうなるのか? 不安である。まさか暗殺=テロ事件なんてことは起きないとは思うが、「これで良いのか?」と苛立(いらだ)つ国民はさらに増えるのではないか。




http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/670.html

記事 [政治・選挙・NHK234] "安倍圧勝"が示す日本人の憂慮すべき「矛盾」 安倍首相は奇妙な立場に身を置くことになる(東洋経済オンライン)
自民党が圧勝したことによって、安倍首相は「奇妙な立場」に身を置くことになる(写真:Toru Hanai/ロイター)


"安倍圧勝"が示す日本人の憂慮すべき「矛盾」 安倍首相は奇妙な立場に身を置くことになる
http://toyokeizai.net/articles/-/194425
2017年10月24日 ダニエル・スナイダー : スタンフォード大学教授 東洋経済オンライン


安倍晋三首相は、再び批評家たちの予想を退け、戦後の政治家の中で最も優秀な1人であることを証明した。

支持率を揺るがすスキャンダル、そして政権与党である自由民主党の内部からの長期にわたるリーダーシップへの批判に直面し、安倍首相は先制攻撃を選んだ。相手の攻撃態勢が本格化する前に、解散総選挙に打って出ること、そして北朝鮮をめぐる切迫した危機感を利用することで、国全体および与党内において、彼は見事に自分の権力を再構築したのである。

■日本の有権者の意識には矛盾がある

そうなった今注目すべきは、この新たな権力を安倍首相がどう使おうとしているかだろう。途方もない野望にも見える、憲法改正という生涯の目標に利用するのだろうか。それとも、戦時期に端を発するもう1つの歴史的アジェンダにけりをつけ、ロシアと平和条約を締結するのだろうか。

まもなく来日する、アメリカのドナルド・トランプ大統領が引き起こすきりのない混乱に、どう対処し続けていくつもりなのだろうか。そして、実際のところ、北朝鮮で何が起こるのだろうか。何よりも重要な問いは、国民に約束した経済成長戦略を成功させられるのか、ということだ。

「政策という面では、総選挙の効果は限定的だろう」と、テネオ・インテリジェンスの日本専門アナリストである、トビアス・ハリス氏は予測する。「連立政権の勝利は安定と持続をもたらしただけだ」と、彼は開票結果直後に書いた。

そうであれば、補正予算から一般予算、そして日本銀行の独立性をめぐる重要な決定といった、対内政策にまず着手することになるのだろう。優先順位において、憲法改正は後ろに追いやられる可能性が高いと、ハリス氏は考えている。

もっとも、安倍首相は外交安全保障政策を、自分の功績の中心に据えるような首相だから、上記の問題は彼の意識の最前方にあるに違いない。しかし、これらを深く掘り下げる前に、今回の選挙で何が起こったのかを理解することが重要である。

出口調査で再び明らかになったことだが、日本の有権者の意識には矛盾がある。自公連立政権の存続は支持したが、政策はおろか安倍首相という人物さえも支持していない。憲法改正、税制、そして想像の域を出ない北朝鮮の脅威に対する対応という点では、国民の過半数が安倍首相の政策に反対、あるいは全面的には賛成していない。

むしろ、安倍首相は25年以上前に制定され自民党を下野させた選挙制度を、ものの見事に逆手に取ったといえる。1人区を設けた目的は2大政党制度の実現を促すことで、これは有権者がどちらかの政党を選ぶという、米国式の政治形態だ。

2009年の選挙では、民主党(当時)が中道左派の受け皿となったことでこの制度が機能し、根こそぎ票をさらった。しかし、民主党執行部の崩壊で野党が分裂し、この選挙制度はいまや皮肉にも、自民党候補者に利をもたらすものになっている。得票数が過半数に届かなくても、ほとんどの1人区で苦もなく勝つことができるのである。

■国民から支持を得ているわけではない

民進党の無力さを穴埋めし、自民党に代わる本格的な中道政党の選択肢を確立するために動いた、小池百合子東京都知事に、安倍首相は多少の恐怖を感じた。が、解散総選挙に持ち込むことで、安倍首相は小池都知事を油断させた。そして、選挙運動で、小池都知事自身の傲慢さと、国政を担う政党としての未熟さが露呈した。

皮肉にも、小池都知事の新政党立ち上げは、身動きが取れなくなった民進党を分裂させ、よりまとまりのある政党に生まれ変わらせた。しかしそれは、憲法改正反対で結集するには効果的かもしれないが、かつての社会党のように、単独で政権を握ることができない政党である。

今回の選挙結果で安倍首相は、「奇妙」ともいえる立場に身を置くことになる。絶大な権力が手中にある一方、自分の意に沿ってそれを行使するのに必要な、国民の支持がないのである。

外交安全保障政策、特に日本の唯一の同盟国である米国との関係性についていえば、同じようなジレンマが存在している。安倍首相は、米国との、ほかの国との間にはない、親密な関係に満足している。安倍首相の上級顧問たちは、トランプ大統領の影響力を利用するよう進言さえしている。しかし、2人の良好な関係は、トランプ大統領の政策に安倍首相が、意識的に反論しないことが前提である。いざ反論する否や、2人の関係は冷めるだろう。

日本の政府関係者におけるトランプ観は、さまざまな会話の中で筆者の耳にも入っているとおり、極めて実利的だ。トランプ大統領が民主主義を脅かしていることについて、道義的な反応はまったくない。むしろ、安倍首相の顧問の1人が筆者に述べたように、東京では基本的に2つの結論が出ている。

1つは、トランプの外交安全保障政策は、その内容においても政権内で専門的な知識が欠如していることにおいても、めちゃくちゃだということ。このような体制を率いるトランプ大統領は、日本を含め、他国の主権をまったく尊重していない。しかしながら、われわれはトランプとうまくやっていかなければならない、それ以外の選択肢はないのだから、と彼は言葉を継いだ。

トランプ大統領が短期滞在で来日する11月5日に、このような日米の関係性が明るみに出るだろう。ゴルフに始まりプライベートな夕食会、天皇謁見(えっけん)、自衛隊と米軍施設の訪問に至るまで、その目的は良好な関係を視覚的に立証するためだけではなく、貿易のように神経を逆なでする問題を避けるためでもある。両国の役人は、訪問の成功を確実なものにしようと超過勤務で働いているのだから、うまくいかないと考える理由はないだろう。

■日本の官僚たちが憂慮していること

穏やかな水面下には、北朝鮮という氷山が漂っている。ワシントンで耳にする機会が多くなった戦争の可能性――それが北朝鮮のミサイルに対する防衛的な攻撃であれ、紛争に発展する筋書きであれ――とは対照的に、日本の政務官たちは、軍事オプションは現実的な選択肢には入っていない、と自信満々に言い続けている。

米国が軍事行動に出るという脅しは、1つには中国を動かすため、もう1つはグアムの米軍基地に向かってミサイル実験をするような、挑発的な行動をこれ以上北朝鮮に起こさせないための道具だと、彼らは考えている。

日本のある官僚によれば、彼らが本当に憂慮しているのは、日本を犠牲にしてトランプ大統領が北朝鮮と駆け引きをすることなのである。彼らが描く米国の譲歩案らしきものでは、北朝鮮に米国本土に到達する長距離ミサイルの実験と開発をやめることと引き換えに、米国が北朝鮮への制裁を解除し、おそらく自国の軍事演習を縮小することだ。

これは、米国を守る取引であり、自分が仕掛けた圧力という政策が功を奏した結果だと、トランプ大統領は公言できるだろう。しかし、この内容では、北朝鮮の核による脅迫と威圧に、日本と韓国が今にも増してさらされることになってしまうのである。

とはいえ、日本の官僚の一部は、トランプ大統領が軍事オプションを選択し、日本が北朝鮮の報復対象になる不安はあると認めている。これが現実になったとしても、そのときに安倍首相がトランプに盾を突く可能性はほぼない。

このことを心配する日本人の政策立案担当者もいる。「日本は自国の責任において、何らかの行動を起こさなければいけない」と、ある元外務政務次官は言う。「もっと自らで行動し、トランプ大統領の政策で日本を破壊させることは許されないと、彼に理解させるべきだ」。

日米安全保障条約の範囲内では、より強力な日本の自主性を模索する動きが出てきている。日本はTPP11と呼ばれる「環太平洋パートナーシップ協定」に署名した国々が集まる話し合いで、リーダーシップを発揮した。

■スパイダーマンは言っている

日本からのネゴシエーターはTPP11で合意に至ることを願っており、それができれば、来月のアジア・パシフィック・サミットで、合意内容を発表できる。日本は米国がTPPのテーブルに復帰することを願っているが、その一方で、話し合いを引っ張る現在の立場にますます満足している。

安倍首相はまた、長らく延期になっている、日中韓の首脳会談を12月に招集したい意向だ。これに加え、長期にわたって模索しているロシアとの平和条約を締結し、千島列島の領土問題を解決する道をいまだに探っている。しかし、条約締結には安倍首相が譲歩して、1956年の「日ソ共同宣言」の内容を受け入れる必要がある。

しかし、安倍首相が憲法改正に力を注ぐときが来れば、日本のリーダーシップ確立に向けた試験的な歩みがすべて無駄になりかねない。そのときとはつまり、祖父の岸信介に倣って、米国に強要された憲法とその中にある平和条文には、本質的に日本の自治権が欠如しているという議論を、憲法改正によって、少なくとも象徴的に、解決する目的で権力を行使するときである。

自身が望む第9条の内容よりも、はるかに骨抜きの書き換えを提示することを余儀なくされてきた安倍首相だが、この状況にあって、自民党がもともと画策していた全文差し替えという野望に立ち返ることを選ぶかもしれない。

しかし、強硬に憲法改正を推し進めることは、北朝鮮問題の当事国である中国と韓国との間に、新たな緊張を引き起こすことは明らかだ。また、政治体制は言うまでもなく、日本国民が、長い間手を触れていない、そして、国際秩序における戦後の日本の役割について大きく意見が分かれる可能性がある、この議論を始める心の準備ができているのかどうかは、はなはだ怪しい。

今回の選挙で安倍首相は再び、揺るぎない権力を手に入れた、少なくともこの瞬間は。しかし、スパイダーマンがこう言っている、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」。























http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/671.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 山尾志桜里よ、立憲民主党で戦え!  小林よしのり
        


山尾志桜里よ、立憲民主党で戦え!
https://yoshinori-kobayashi.com/14367/
2017.10.25 小林よしのりオフィシャルwebサイト


週刊新潮を見たら、また山尾志桜里議員に対する皮肉記事が載っている。

地元の人たちに促されて阿波踊りを踊った姿が撮られていて、それがいかにも
悪いことだったかのように印象操作されている。

そして当選後の身の振り方を質問されると、山尾氏が「立憲民主党が方向性として
重なる」と「歯切れの悪い返答」をしたと書く。

選挙戦のさなかに明確な返答は言えないだろう。

ただ、わしが「立憲民主党に行け」と言ってたから、慎重に応えただけだ。

さらに記事は、当確が出ると山尾氏が「立憲との合流を匂わせたのだ」と続ける。

投票日の2日前の大集会では、わしが支援者を前に、
「立憲民主党に入ることになる」と言ってたからだ。

それでも山尾氏は自ら「立憲民主党に入りたい」とは、あつかましくて言えなかったのだ。

記事は「禊は済ませたとおつもりか」「踊るあほうは、戻るあほう?」と悪意満面で締めくくっている。

なんで禊が必要なんだ?

不倫は「疑惑」でしかなく、不倫したとしたら「禊」がいるのか?

しかも当選しても「禊」は終わらないのか?

一体この週刊新潮の記者はどこまで「八つ墓村」の因習に囚われた住民なのだ?

もはや現代人としては狂人と言っていい。

九州の男尊女卑の風土で育った小林よしのりが、60歳過ぎてとっくに
こういう気色の悪い姦通罪の名残りは卒業してるんだぜ。

この記者は一体、何歳なんだ?

山尾志桜里を徹底擁護して愛知7区まで2度も行って応援演説をした小林よしのりの
前にちょっと顔を見せろや。

山尾志桜里は立憲民主党に必要な、圧倒的な能力のある政治家である。

全国の女性たちにも必ず役に立つ政治家である。

わしは山尾議員と連携して戦うことになっている。

枝野幸男代表は、そこんとこ完全に理解してくれている。

辻元清美議員も、山尾氏には勇気を与えてくれた一人だ。

あらためて言う。

山尾志桜里よ、立憲民主党で戦え!





http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/672.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 四面楚歌の小池知事 「五輪協力」求めて安倍首相に屈服か(日刊ゲンダイ)
 


四面楚歌の小池知事 「五輪協力」求めて安倍首相に屈服か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216264
2017年10月26日 日刊ゲンダイ


  
   パリから帰国した小池都知事(C)日刊ゲンダイ

 希望の党は25日両院議員懇談会を開いた。フランスから帰国した東京都知事の小池百合子代表も出席し、衆院選の大惨敗について「改めて謝りたい」と謝罪したが、出席者からは辞任を求める声が相次いだ。小池知事の求心力低下はとうとう足元の都政にも及んでいる。2020年五輪を抱える都知事だけに、もはや安倍首相に土下座するしかなくなってきた。

■都政もガタガタ…

 希望内には小池知事に対する不満が渦巻いている。「党首の資格がない。解党した方がいい」「小池氏の賞味期限は切れた」など、落選組だけでなく当選者からもボロクソだ。新党設立メンバーで小池知事に近い長島昭久氏までが「国政は我々に任せてもらいたい」と“小池切り”を口にする始末。厳しい批判は海の向こうまで届いていたのだろう。小池知事は24日、出張先のパリで惨敗結果についてこう言った。

「改めて都政に専念せよという都民、国民の声だと真摯に受け止めたい。国政の運びは国会議員が中心になる」

 いったん、国政から距離を置き、都知事として再浮上を図ろうという魂胆らしい。だが、現実は甘くない。足元の都政もガタついているからだ。

「小池都知事の失速を都庁の役人は『ざまあみろ』と思って見ていますよ。豊洲の問題や20年東京五輪の準備など小池知事の独断専行は目に余った。世論の支持が高いから役人も黙って従ってきたが、支持が落ち、メディアも批判的に扱うようになったら話は別です。今後は面従腹背がさらに進むはずです」(都政関係者)

 都議会も小池離れが加速してきた。小池知事が事実上率いる「都民ファーストの会(都F)」から2人が離党。代わりに民進系会派の議員が都Fに合流するとされてきたが、一転、頓挫した。連携する都議会公明党も、小池知事が希望の代表に就任し、約束を破って国政に進出したことに反発、連携解消も示唆している。まさに四面楚歌の状態だ。

■信念も何もない

 こうなると小池知事が都知事に居座り続けるには、強力なバックアップなしでは難しい。もはや安倍首相にスリ寄るしか手がないという。政治ジャーナリストの泉宏氏がこう言う。

「都知事として五輪はやらざるを得ません。五輪を成功させるためには国の協力が不可欠。衆院選勝利で自民党総裁3選の可能性が拡大していることもあり、安倍首相と手を握るしかないでしょう。そのバーターとして、憲法改正で安倍首相に協力する。小池さんはそんなシナリオを描いているんじゃないですか」

 選挙の遊説では「安倍1強政治にノーを突き付ける」と勇ましかったが、小池知事には結局、信念も何もないのだろう。



希望 人事で挙党態勢構築図れるかが焦点
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171026/k10011197931000.html
10月26日 4時30分 NHK



希望の党は、小池代表が25日、引き続き代表を務める一方で、党運営は国会議員に委ねる意向を示したことを受けて、27日にも両院議員総会を開いて共同代表などの党役員人事を決めたい考えで、人事を通じて挙党態勢の構築を図れるかが焦点となります。

希望の党は25日、初めての両院議員懇談会を開き、小池代表は今回の衆議院選挙で選挙前の57議席を下回る50議席の獲得にとどまったことについて、「私の言動で苦労をかけたことを謝りたい」と陳謝しました。そのうえで小池氏は「国政は国会議員にしっかり委ねて、主要な人事などは皆さんで話し合ってもらいたい」と述べ、引き続きみずからが代表を務める一方で、人事を含め今後の党運営は国会議員の判断に委ねる意向を示しました。

これを受けて、希望の党は来月1日に召集される予定の特別国会を前に、国会議員の共同代表や幹事長などの党役員人事を速やかに決める必要があるとして、樽床代表代行らが人事案をまとめ、27日にも両院議員総会を開いて決定したい考えです。

党内では「党のイメージを刷新するためにも、若手の国会議員を要職に起用すべきだ」という意見や、「共同代表は暫定的に決めた上で、速やかに選挙を行う必要がある」といった指摘も出ていて、党役員人事を通じて挙党態勢の構築を図れるかが焦点となります。














関連記事
安倍首相がにぎる希望の運命(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/665.html




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記事 [政治・選挙・NHK234] 加計疑惑を捜査している東京地検特捜部は11月中旬、安倍晋三首相に対して「収賄容疑」で強制捜査に踏み切る方針(板垣 英憲)
加計疑惑を捜査している東京地検特捜部は11月中旬、安倍晋三首相に対して「収賄容疑」で強制捜査に踏み切る方針
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/8cf802ae04c3e7fc24aeaaed84fa435a
2017年10月26日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」


◆〔特別情報1〕
 中国共産党大会(5年に1度=今回は10月18日開催)は10月24日閉会した。習近平国家主席の指導理念を党の最高規則にあたる党規約に盛り込み、習近平国家主席に権力集中体制を確定した。引き続き中国共産党は25日、北京市内で第19期中央委員会第1回総会(1中総会)を開き、最高指導部「チャイナ7」のうち、習近平国家主席と李克強首相以外の5人が引退して、「1強体制」を盤石にして2期目の新指導部を発足させた。

 習近平国家主席が、汚職撲滅を行って新体制を築いたのと並行して、日本では、加計疑惑を捜査している東京地検特捜部は11月中旬、安倍晋三首相がベトナム中部のダナンで開催される第25回APEC首脳会議(サミット)・閣僚会議(11月8日〜11日)から帰国するのを待って、「収賄容疑」で強制捜査に踏み切る方針だ。韓国の朴槿恵前大統領が弾劾訴追されて辞任し、汚職事件で逮捕・起訴されたのに対して、安倍晋三首相は、「日本版の朴槿恵事件」である。



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/674.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 排除発言で負けた小池都知事 自民党は「小池さまさま」(NEWS ポストセブン)
          
           “オウンゴール”で一気に形成悪化


排除発言で負けた小池都知事 自民党は「小池さまさま」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171026-00000002-pseven-soci
NEWS ポストセブン 10/26(木) 7:00配信


 10月22日の衆院選特番で民放トップの視聴率を記録したテレビ東京『池上彰の総選挙ライブ』。キャスターの池上彰氏が衛星中継で語りかけた。

「パリではボンジュールの時間でしょうか?」

 そんな洒脱な言葉にも、フランスに滞在中の希望の党代表、小池百合子東京都知事(65才)は神妙な面持ちを崩さず、「…はい」と一言。次いで出てくるのは反省の弁ばかり。政権交代をかけて挑んだ戦いに惨敗した彼女からは、いつもの軽妙な“小池節”が消えていた。

 紆余曲折して、最後には超大型の台風までやって来て“荒れ模様”だったものの、フタを開ければ自民党が過半数以上の284議席。結局、選挙前と国政の状況はほとんど何も変わらなかったというのが、今回の衆院選。

「11月1日に国会が招集されて、安倍晋三氏(63才)が首相に指名されます。閣僚もほとんどそのまま留任。自民党にしてみれば“安倍政権が今までやってきたことが国民に評価された”という“印籠”を手に入れたようなもので、これから強気に政治を進めていきますよ」(自民党関係者)

 でも、それは本当に民意をストレートに反映した選挙結果なのだろうか?

 たとえば、選挙直前の10月17、18日に実施された朝日新聞の世論調査で、「安倍さんに今後も首相を続けてほしいと思うか」という問いに「そうは思わない」と答えたのは51%で、「続けてほしい」と答えた34%を大きく上回った。安倍内閣の支持率も38%と、不支持の40%を下回った。

 安倍首相の考えに近い産経新聞の調査(10月14、15日実施)でさえ、安倍内閣の支持率は42.5%で、不支持は46.3%だった。選挙期間中にも各調査で不支持率がどんどん上昇していった。

 安倍不支持なのに、なぜ自民党が圧勝なのか? 理由はとても単純だ。

◆小池氏が決めた“オウンゴール”

「他に入れるところがないからですよ。“反安倍”という旗印を掲げた野党が『希望の党』で一致結束して、自民党と一対一の勝負になれば本当にマズかったけど、彼らが勝手にバラバラになったので反安倍票が分散された。自民党にとっては、小池さまさまです」(前出・自民党関係者)

 思い返せば、公示2週間前時点で強烈な追い風が吹いていたのは小池氏の方だった。希望の党結党時に「これは政権選択選挙になる」と高らかに宣言。民進党を丸ごとのみ込むという荒業を見せて、“この国が変わるかもしれない”“女性初の総理誕生か”という高揚感が日本中を包んだ。

 ところが、小池氏が“オウンゴール”を決めてしまった。民進党からの合流組の一部について、小池氏が「排除いたします」と言い切ったのだ。

 この「排除」発言で世の空気は一変し、「小池氏は冷酷でいけ好かない人」とのイメージが広がる。ある政治ジャーナリストは、小池氏にも気の毒な面があったと指摘する。

「あの発言は、小池さんに批判的なジャーナリストが、『知事は前原さんをダマしたのか』『共謀したのか』『リベラル派大量虐殺とも言われている』などと繰り返し聞いたことに対する答えでした。質問者の過激な言葉遣いには、会見場に笑いも漏れ、小池さんも『独特の言語を使っておられる』と指摘した上で、『排除いたします』と答えました。結果的に、そこを大きく切り取られて笑えない結果になったわけです。

 とはいえ、もっと慎重に、『安倍政権を倒すには、どうしても政策の一致が必要なんです』とか『検討中です』とでも言っておけばよかった」

 政治の世界にタラレバはない。だが、もしあと数日、小池氏がホンネを黙っていたら、枝野幸男氏(53才)らの立憲民主党の結党は公示前に間に合わなかった。

※女性セブン2017年11月9日号















http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 個人的な都合で7カ月もの「国会機能停止」が許されるのか 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


個人的な都合で7カ月もの「国会機能停止」が許されるのか 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216271
2017年10月26日 日刊ゲンダイ


  
   冒頭解散のためだけに臨時国会を開催(C)日刊ゲンダイ

 安倍政権のやりたい放題の政局運営に、最初のうちはいちいち腹を立て批判をぶつけていたのだけれども、5年近くもそういうことを繰り返しているうちに、こちらの感覚がいつの間にか麻痺させられて、少々のことでは驚かなくなってしまっているのではないか……。そう思って愕然とさせられる出来事が最近あって、それは、総選挙で望外の大勝を得た安倍晋三首相が「年内には臨時国会を召集しない方針に傾いている」というニュースに接した時である。

 当初は「それはそうだろう。あれだけモリ・カケ疑惑追及を嫌っていたんだから当然だろうな」と見過ごそうとし、そこで辛うじて私の記者根性が働いた。「あれ? 待てよ」と。年内に臨時国会を開かないということは、次の本格的な国会論戦は来年1月の恐らく下旬の通常国会開会まで行われることがないということだ。

 総選挙後には特別国会を開いて首班指名を受けなければならず、それは11月1日に召集されて同日中に組閣(といっても8月3日発足の現内閣の再任)が行われる予定だが、たぶんそれだけで実質的な審議はなく、同月5〜7日のトランプ米大統領の来日、10日からのAPEC首脳会議、14日の東アジアサミットなどの外交日程へと流れていく。

 ところで、国会はいつから開かれていないのだろうか。今年1月20日に開会した通常国会は、終盤で前川喜平前文科事務次官の正々堂々の国会証言に安倍政権が対応できずに慌てて6月18日に閉会し、その後、モリ・カケ疑惑の審議を求める野党の臨時国会開催要求を無視してひたすら逃げに徹してきた。それでようやく臨時国会開催に応じたのが9月28日ではあるけれども、それは審議のためではなく、冒頭解散のためだけだった。

 ということは、皆さん、この事態をよくよく考えていただきたいのだけれども、憲法で「国権の最高機関」と位置付けられている国会が、今年6月中旬から来年1月のたぶん下旬までの7カ月余り、完全に機能停止状態に陥っている。それはどうしてかというと、安倍夫妻のモリ・カケ疑惑を徹底的に隠蔽したいという歪んだ超個人的な都合のためである。

 こんな馬鹿げたことをまかり通らせているのは、私を含めて国民の側の感覚麻痺である。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。














http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 《竹原信一》「戦争したくなければ騙されるな!」元阿久根市長の…←だから安倍を始め政権与党は憲法改悪を諦められない!!

【竹原信一】「戦争したくなければ騙されるな!」元阿久根市長の竹原信一さんが訴える政府与党の問題点!⬅だから安倍を始め自民党政権は憲法改悪を諦められない




【絶望の裁判所】


裁判所の門を叩くものは一切の希望を捨てよ
元裁判官 瀬木比呂志氏
私は日本の裁判所、裁判官トップと多数派に深く失望、絶望している。
 
 日本の裁判所は権力、政治家、大企業にとっての秩序を維持するのに非常に都合よく民を愚かに保ち続け、支配し続ける装置である。


公務員法トリック
日本国憲法

憲法15条 公務員
B公務員の選挙については成年者による普通選挙を保障する。
【政治家が公務員】
Aすべての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。
【政治家が全体の奉仕者】

憲法73条 (内閣の職務)
C法律の定める基準に従い官吏に関する事務を掌理すること。
【官吏は公務員ではない】


公務員法トリック
国家公務員法

この法律は、もっぱら日本国憲法第73条にいう官吏に関する事務を掌理する基準を定める。
憲法73条に関わる官吏法を公務員法に格上げ

第2条 @ 国家公務員の職は、これを一般職と特別職とに分かつ。
政治家を官吏並に格下げした

第96条 @ 全ての職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、…
官吏を公権力に格上げした


これが支配者の意図
法に仕組まれた堕落
公務員法トリックの罪

  • 政治家に「全体の奉仕者」としての自覚が消えた(役人の保護者に転落)
  • 有権者にも「全体の奉仕者」を選ぶという認識が消えた
  • 権威が国民から小役人集団に移った

過剰な利権・特権を隠し、騙し合う社会になった


支配層 とは

戦前からの利権勢力

役人権力

政治家

閨閥

大企業など

政府は装置にすぎない



日本政府(国)

役人権力、政治家、大企業にとっての秩序を維持するために憲法違反の法と暴力を操る支配装置であり、反社会的な犯罪装置である


利権組織と
政府の人間性は

良心を持たない人格障害者
  • 政治家
  • 最高裁長官および判事
  • 警察・検察 長官
  • 日銀総裁
  • 全ての事務次官など…

特権・利権を全てとする人間


人格障害政府の狙い
民を衰弱させること

  • 犯罪組織の維持
  • 反日組織の育成
  • 多数決(集団主義)の推進
  • 特権のためのコンプライアンス
  • 増税
  • 戦争


戦争の真実

  • 政府が自国民に戦争を仕掛ける
    (政府に対する愛国心の強要)
  • 自国政府に騙された同士が殺し合うのが戦争(交戦国政府同士の連携)
  • 国民に罪を被せて支配が生き延びる


政府の態度(太平洋戦争時)

  • 負けの決まった戦争を始めた
  • 米軍は真珠湾攻撃を知っていた、日本軍は手抜き攻撃をした(両政府が自国民を騙した)
  • 広島と長崎の両方で、原爆機の情報を知っていて迎撃しなかった
  • 両都市で空襲警報も出さずに被爆させた
  • 被爆直後(敗戦前)、被爆者の治療よりも、アメリカに渡す原爆の成果報告書作りに励んだ

間引きのための戦争


政 府 の仕事

  • 良心を持たないエリートの選抜と買収
  • 一生を消耗する、兵隊・労働者 作り
  • 不正選挙と多数決による、民主主義の偽装
  • おカネの真の仕組みを隠し、不景気と増税と戦争で劣化させ支配する

国民を支配から逃すくらいなら殺してしまえ


      大日本帝国領

  • 国境は曖昧
  • 帝国政府が勝手に領土宣言


国は、あなたに対する支配装置に過ぎない


命をかけて

※政府の正体を見抜く
※政府権力に依存しない
※権威を自分の良心に置く
憲法の約束を守る


憲法の約束を守る【憲法前文】

  • 政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意
  • そもそも国政の権威は国民に由来し
  • これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づく…
  • われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。


憲法の約束を守る【憲法前文】

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。


人格障害の
日本政府は今後も嘘を言う
戦争したくなければ
だまされるな!!
良心を手放すな!!
たとえ非国民と呼ばれても!!


********** 引用ここまで **********





そもそも資本主義という、支配・被支配型階層構造経済基盤の上にある民主主義は虚偽であり、官僚統治によって法の最上位にあるはずの憲法を形骸化させ、選挙に不正を働き、多数決が民主主義であると偽装するだけでは飽き足らず、法律の根源までをも改悪しようとするような政治って、競争主義以下の国民奴隷制国家。



民主主義とは、国家の主体(支配者)が民である制度である。



つーか、人類全体にとって、国家という枠組みなんかも捨て去る時期なのかもしれないのカモ。


********** 引用ここから **********


人々をさえぎるのは「考え」だけ


ひとつの地球
ひとつの海
ひとつの空
ひとつの空気
国境などない

私たちをさえぎるものは何もない
人類普遍の原理の気づき


********** 引用ここまで **********


人類が進むべき道


《破産危機が迫るイリノイ州・コネチカットの金融中心ハートフォード市に破綻の危機》んで、人類全体が幸せになれる方法を考える


社会主義のデンマークVS自由主義のアメリカ、どちらが住みやすい?←右と左のいいとこどり、その間にある理想社会は、あります


あるべき持続可能な、循環型社会と、その、平和的な移行方法に関する考察。
(コメントの6番が2016年2月9日現在の最新バージョンです。)




http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/677.html
記事 [政治・選挙・NHK234] 野党は「野党連合」の結成に向かって歩め。それが日本国民の期待に応える道だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6486.html
2017/10/26 04:54

<日本維新の会の遠藤敬国対委員長は25日、立憲民主党が同日に開催を呼びかけた野党国対委員長会談に招かれなかったとして「『排除の論理』だ。野党筆頭としてどうなのか」と述べ、立憲民主党の対応に強い不快感を示した。国会内で記者団に語った。

 関係者によると、国対委員長会談には、維新のほか、希望の党にも呼びかけがなかった。立憲民主党幹部は「(2党の)体制が決まっていないから呼べなかった」と話している。衆院選前は、民進、共産、自由、社民の野党4党の枠組みで国対委員長会談を行っていた経緯がある。

 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)の「排除の論理」に反発して結成された立憲民主党は、衆院選でも「分断と排除の政治が行われ、立憲主義が壊されている」(枝野幸男代表)と訴えていた。

 遠藤氏は「(小池氏と)同じことをしているのではないか。『自分たちと同じ考え方でなければだめだ』というのは、ちょっと違う」と語った>(以上「産経新聞」より引用)


 早くから私は「野党連合」の結成に動けと忠告していた。しかし野党第一党の民進党は分裂含みの足の引っ張り合いに終始し、真摯な民主党時代の反省・総括すらして来なかった。

 党名の「看板」さえ変えれば良い、というものではない。安倍氏は「政治は結果だ」と自ら何ら結果を出していないにも拘らず、そう主張し続けている。民主党はわずか一年にして政策を大転換し、政権も三年にして瓦解したため、政権の結果どころか民主党政権に夢見ていた支持者たちを裏切った格好になっている。

 民進党は民主党から党名変更する前に、真摯な反省をすべきだった。今回の選挙時に立憲民主党は消費増税に反対の立場を採り、希望の党は「凍結」の立場に立った。

 民主党が掲げた2009マニフェストでは「国民の生活が第一」を旗印に掲げていた。それはトランプ氏の「米国ファースト」にも通じる反・グローバル化だ。それこそが民主党に期待した国民の支持の本質だった。

 国民は安倍自公政権が米国と一緒になって「世界平和」と称して米国の軍産共同体の指図に従って世界の何処ででも戦争できる国に日本を仕立て上げようとしている自公とその補完政党たちの思惑に危険な臭いを嗅ぎ取っている。日本がかつて歩んだ戦争への道はまさしく安倍自公政権が国民を引きずり込んでいる、という実態に多くの国民はまだ気付いていない。

 経済・社会的にもグローバル化を梃子にして、安倍自公政権は日本を米国の属州にしようとしている。狂気じみた英語教育を小学校教育への導入からも明らかだ。日本語のマトモな語彙すら碌に習得していない子供たちにカタコトの英語を教えて何になるというのだろうか。

 日本は危険な曲がり角を安倍自公政権とその仲間たちによって曲がろうとしている。米国が故意に作り上げた北朝鮮の脅威を梃子にし、小池騒動による野党分裂に乗じて今回の選挙に勝ち、いよいよ安倍自公政権は総仕上げの憲法改正に取り掛かろうとしている。

 一体いつまでチマチマとした政治ゴッコにうつつを抜かしているつもりだろうか。「排除」の理論は「お前の顔と俺の顔が異なるのが気にくわない」というのと似ている。愚かな「間違い探し遊び」のようだ。

 ガキでもあるまいに、そうした馬鹿なメンツの拘りに割く時間はない。野党連合の結集に向けて野党国会議員諸氏は走り出さなければならない。ゴタゴタを演じる暇があれば。なぜ小沢一郎氏の許へ駆け付け内のだろうか。彼らはいつの間に、それほど偉くなったのだろうか。



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK234] ユリコ私党の希望〜批判続出も、小池は代表継続。国会の主導権争い始まる。緑の次は玉木色?(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/26133980/
2017-10-26 06:21

 希望の党は、今回の衆院選で政権交代を唱え、235人の候補者(うち民進党の前職54人)を擁立したものの、50議席しかとれずに大惨敗を喫することに。
 しかも、小池代表の側近として活動していた若狹勝氏まで、小池氏の地元の東京10区で出馬したにもかかわらず、比例復活もできないほど大敗、落選してしまった。(・o・) <ちなみにmewがあまり好みではない北M、中M、南Mが落選したですぅ。^m^>

 で、これが結構大きいのだけど、野党第一党の座も、55議席とった立憲民主党が手にすることになった。(・・)v

 希望の党は、小池代表が都知事としての公務でフランスに出張していたため、同氏の帰国を待って、昨日25日に初の両院議員総会を開いた。(訂正・総会→懇談会)

 小池代表は、敗北の責任は自分にあるとして謝罪や反省の弁を述べたものの、党の結党者としての責任上、代表を辞任せずに続投する意思を表明。<小池氏が辞めると、元民進議員に乗っ取られちゃいそうだしね。^^;>国会運営は、国会議員団の中で決めた代表や執行部に委ねるとしたものの、この日は役員を決めるには至らなかったという。(~_~;)
  
 これに対して、議員の間からは、党運営や選挙対策への不満や批判、小池代表の辞任を求める声などもかなり出たとのこと。落選した元民進党議員だけでなく、当選した人の中にも、民進党に帰りたい、立憲民主党に移りたいと考えている人がいるようだ。^^;
 その一方で、元民進党の玉木雄一郎氏はじめ、早くも希望の党の代表を狙って、「自分の色に染める」などと言い出している人もいるとのこと。ここからは、国会代表や執行部の主導権争いも激しくなりそうだ。(@@)

* * * * *

 衆院選当日、小池代表は出張先のパリで会見や取材に応じていたのであるが。その時も、小池氏は、自分にも驕りがあったとして「排除」発言などに反省を示しながらも、代表は続投する意思を表明。

 mewが印象深かったのは、その時に小池氏の表現だった。彼女は「党は私が自ら立ち上げたものですので」と言ったのである。(mewメモより)(・o・)

 そう言えば、彼女は先月25日、突然、自分が代表として希望の党を結党することを表明した時も、「このたび“希望の党”を立ち上げたいと存じます!」「これまで若狭さん、細野さんはじめとする方々が議論をしてきましたけれどもリセットいたしまして私自身が立ち上げるということでございまして、直接絡んでいきたいという風に思います。」(FNN9.25)って言ってたんだっけ。(>_<)

 つまり小池氏は、希望の党のことを「自分自身が立ち上げた政党」だと。ある意味で「私の政党」だと思っているのである。(~_~;) <何か昨日も「創業者として」とか言ってたし。つまり若狹氏と細野氏が反安倍自民の受け皿として準備していた新党はリセットで消失。あれはあくまでも、ユリコ新党なのね。^^;>

* * * * *

 mewは、希望の党が前職54人を含め200人以上の候補を衆院選に擁立する規模の政党でありながら、何故、小池代表以外、党の運営や選挙対策をするために代表代行や幹事長などの役員をひとりも決めないのか、不思議でならなかったのだが・・・。<党の規約原案や、選挙の公約、政策なども、ほぼor全く他のメンバーが知らないところで決まってしまっていたとのこと。(党から送られて来たパンフを見て、初めて公約を知ったという候補者もいたとか。^^;>

 そんなことがまかり通っていたのも、小池氏やその周辺が、これは「小池の党だから、小池と彼女スタッフが好き勝手に全て決めたり、指示したりしていい」と思う部分が大きかったからだろう。^^; <しかも、民進党など他党で何期も議員を務めて来たベテランのメンバーまで、文句を言わずに受け入れていたなんてね。(-_-)>

 しかも、このように小池氏の私党のような政党を、多くの候補者や関係者、メディア、国民が、自民党と対峙する&政権交代可能な二大政党の一翼になるかもと期待していたのだから、もう呆れや怒りを通り越して、笑ってしまいたくさえなる。(^−^)

 もう一つ、いい? mewは、小池氏がパリでケネディ前駐日米大使と対談した際、このように語っていたのを見て、「マジで負けず嫌いな人なんだな〜」と驚嘆してしまったところがあった。(@@)

『「都知事に当選してガラスの天井を一つ破ったかな、もう一つ、都議選もパーフェクトな戦いをしてガラスの天井を破ったかなと思ったが、今回の総選挙で鉄の天井があると改めて知りました」と惨敗を振り返った。(産経10.23)』

 小池氏をはじめ、女性の国会議員の多くは、日本の政界には女性が出世するのを妨げるガラスの天井があると主張。小池氏は、初めて首都・東京の知事に選ばれると快挙を果たし、ガラスの天井を破ったと言われていたのだ。(・・)
<ただ、都議選の圧勝は、小池知事の力だけでなく、自民党の諸問題&公明党の選挙協力があったことを忘れてるかも。^^;>

 しかも、mewは、今回の選挙は、小池氏が女性であることが、むしろプラス要素に働いていたかも知れないとも思うのだけど・・・。
 小池氏が今回の衆院選で敗北した最大の要因は、ジャンヌジャルクとして戦った都知事選でのチャレンジ精神を忘れ、女帝ユリコとして上から目線で「排除」発言を含め様々言動を行なったことであることは明らかだろう。<出馬するか否か、自民と連立するか否かなどなど、はっきりしない言動も多かったしね。>

 でも、選挙で負けたのは、自分の言動のせいではなくて、(次は総理大臣を狙う)女性の出世を妨げる鉄の天井のせいなのだと言って、簡単には負けを認めず。
 さらに小池氏は街頭演説の際に女の子から「将来、政治家になりたい」という手紙をもらったと明かし、「若い方が政治に主体性を持つことだと感じてくれて、それだけでもキャンペーン(国政の街頭演説)をしたことは正しかった」とアピールしちゃったりもして・・・。

 でもね〜。もしかしたら、これぐらい負けず嫌いの人でないと、実際は「男女共同参画」なんて大笑いの日本の政界(特に自民党政権下?)では、紙の天井さえ破れないのかも知れない。(~_~;)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

『希望の党は「政権交代」を掲げ、衆院定数の過半数ライン(233議席)を上回る235人を擁立したが、公示前勢力の57議席維持も微妙な情勢だ。小池百合子代表の「排除」発言をきっかけに足並みの乱れが表面化。野党の分裂を招いて自民党を利する構図を作り、有権者の失望をかった。小池氏は22日、当面代表を続ける意向を表明したが、党内でも小池氏への批判は強く、今後の混乱は避けられない。

 小池氏は22日、訪問先のパリで記者団に「これまでの言動などで不快な思いを抱かせたことは申し訳ない。私自身にもおごりがあった。慢心もあった。真摯(しんし)に反省したい」と語り、陳謝した。

 希望は誤算の連続だった。民進党との合流を打ち出し、安倍政権に代わりうる勢力として、政権批判の受け皿となることを目指した。しかし、小池氏は安全保障政策などを踏み絵に民進党出身議員を選別。立憲民主党の結党につながった。

 野党が分裂した結果、177選挙区で与党1人に対して希望、立憲など野党2人が競合する三つどもえの構図になり、野党同士で票を食い合うことになった。小池氏は22日、野党の分裂について記者団に問われ「(自身の言動が)結果的に安倍政権を利したというのはその通りだ」と認めざるを得なかった。(毎日新聞17年10月22日)』

『【パリ=大泉晋之助】衆院選の投開票から一夜明けた23日、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は、訪問中のパリでキャロライン・ケネディ前駐日米大使と対談し、「都知事に当選してガラスの天井を一つ破ったかな、もう一つ、都議選もパーフェクトな戦いをしてガラスの天井を破ったかなと思ったが、今回の総選挙で鉄の天井があると改めて知りました」と惨敗を振り返った。
 ケネディ氏は聴衆に「先の選挙で野党第二党となった希望を率いている」と小池氏を紹介。小池氏は、街頭演説中、政治家を希望する子供たちと交流したエピソードを紹介し「若い方が政治に主体性を持つことだと感じてくれて、それだけでもキャンペーン(国政の街頭演説)をしたことは正しかった」と述べた。(産経新聞17年10月23日)』

『小池氏は冒頭のあいさつで自身の「排除」発言を念頭に、「私の言動で同志の皆さんに大変苦労をかけ、心ならずも多くの方々を傷つけてしまったことを謝りたい。多くの有為な人材を失ったのは残念至極だ」と述べて謝罪。「政党は理念、政策が一致しなければいけないと強調したが、言葉が歩いてしまった結果だ」と釈明した。

 党運営については「重要な人事は(国会議員)バッジを付けた皆さんで決めてもらい、一致団結して活動できる体制を自ら見いだしてほしい」と語った。民進からの合流組が多数を占める国会議員に党を委ねる。

 懇談会は小池氏のあいさつの後は非公開で行われた。複数の民進出身者から「選挙に勝つ責務を果たせなかった責任を考えてほしい」などの代表辞任要求が出る一方、「創業の責任を果たすべきだ」などの続投容認の意見もあがった。

 樽床伸二代表代行の説明によると会合では、民進からの合流者に署名が要求された「政策協定書」に関する発言が相次いだ。民進党が「憲法違反」と位置付ける安全保障法制に関し、「協定書の中身は、民進党の人たちの考え方と齟齬(そご)を来さないと確認した」(樽床氏)という。また樽床氏は「我々は、憲法9条を変えるべきだと主張したわけではない」と記者団に語った。

 共同代表や幹事長の暫定人事案は樽床氏と、民進党幹事長だった大島敦衆院議員の2人が練る。両院総会での承認後に首相指名選挙への対応などを決める。特別国会の閉会後に党規約を改定し、「本格人事」として年内にも国会議員団の共同代表を選出する見通しだ。【松本晃、光田宗義】(毎日新聞17年10月26日)』

* * * * *

『希望の党の勢いは9月末の結党&民進党の合流決定がマックス。その後は失速の一途をたどった。決定的だったのは、「排除の論理」に基づいた公認候補者選び。調整が難航した上、民進組が合流前に憲法改正支持などを約束する10か条の「政策協定書」のサインを強要されたことで、世間の反発が広がった。公認後に辞退した候補者の事務所関係者は「最初は10項目どころか、党から白紙の誓約書に無条件で署名しろと言われた。メチャクチャだ」と憤る。一連のゴタゴタで小池氏の「排除」姿勢への批判が急増した。

 民進組のみならず、若狭氏が主宰する「輝照塾」からの公認候補者もトラブル続き。ある候補者は「(300万円の)供託金を振りこんだのに急に公認取り消しになった人がたくさんいた」と証言した。候補者の中には、選挙期間中から離党をほのめかす候補者も。当選議員の離党、党分裂も決定的な状況だ。(スポーツ報知17年10月23日)』

* * * * *

 元民進党派は、8月に離党して、最初から積極的に小池新党作りに参加していた細野豪志氏を代表に推すのかと思ってのだけど。何だか細野氏はあまり信用がないのか、長島氏は玉木推しだという。^^;

『希望の党の長島昭久衆院議員は25日、国会議員団の代表人事について、玉木雄一郎衆院議員を推す考えを明らかにした。産経新聞の取材に「彼は安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表とも国会論戦で負けない力がある。旧民主党時代の負のイメージも持っていない」と理由を語った。
 長島氏は衆院選後、玉木氏に電話し「俺が推薦するから(議員団代表を)受ける準備をしておけよ」と伝えたという。(産経新聞17年10月25日)』

『希望の党・玉木雄一郎氏「私たち特に旧民主党 民進党の仲間が多く当選していますから、(希望の党を)私たちの色にしっかりと染めていく」(NEWS23 17年10月23日)』

* * * * *

 希望の党に関しては、まだまだ書きたいことがあるのだけど。おそらくは、国会議員団の中での主導権争いが大変になるし。これから離党者が出て、民進党や無所属クラブ、立憲民主党とも絡んで来そうだし。材料にはコト欠かないかも?(・・)

 個人的には、東の希望、西の維新の保守政党は、国民に政界の区分がわかりやすくなるように、早く自民党に合併されて「保守タカ派vs.平和リベラル志向」「改憲積極派vs.慎重・反対派」の大きな塊に分かれた方がいいのではないかと思うmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 伊藤詩織氏の勇気ある記者会見を無駄にしないで、国会でも追及を!(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201710/article_24.html
2017/10/25 23:24

民主党政権から安倍政権になってから、政権関係者の事件に対して検察、警察は甘くなったと感じている。森友、加計問題にみられるように、官僚も政権への忖度が激しくなっている。

小渕優子元大臣は、政治資金規正法に違反が疑われて、元秘書の折田氏宅や後援会事務所などを家宅捜査されたが、その前に会計書類を保存したパソコンのハードディスクを破壊しても不起訴になった。

また、甘利元大臣も、郷原弁護士に言わせれば、「ど真ん中のストライク」に近い甘利議員の口利き賄賂」と言わせたが、起訴もされなかった。民主党政権時代の小沢氏の過酷な扱いとは、雲泥の違いである。そもそも、森友、加計問題も、安倍氏自身が、何らかの形で関与しない限り、起こりえない事件である。

昨日、安倍首相のよいしょジャーナリストである元TBS記者の山口敬之氏からレイプを伊藤詩織氏が外国記者クラブで会見を開いた。



この中で、山口氏の逮捕状が出ていて、逮捕に行った警察に、当時の中村挌刑事部長がストップをかけたことを言及している。

そのことについて、東京新聞の望月記者が以下のツイッター記事のように、官邸記者会見で菅官房長官に勇気ある質問していることがわかった。これに対して、菅氏は答弁の常套句の「仮定」の話として取り合わなかった。菅氏は「仮定」の話と苦し紛れに答弁しているが、中村氏本人が発言を認めているのであって、仮定でもなく、真実である。ネット上では、山口氏が馴染みの官邸サイドから中村氏に手を回してもらったとの話になっている。こんな話も、前川元文科省次官の「出会い系風俗」の話が官邸サイドからリークされた経緯を見ても、何ら不思議ではない。

伊藤氏は、この事件について取り上げてくれたのは新潮週刊誌だけだと述べたが、今回の記者会見によって、大手新聞紙でも報道された。また同性の望月記者が官邸記者会見でも取り上げてくれた。次は、国会でこの件を取り上げて頂きたい。なぜなら、この根底には、森友、加計と同じお友達忖度が働いているようだからだ。






http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 今度は枝野が政治の寛容さを見せるとき/政界地獄耳(日刊スポーツ)
今度は枝野が政治の寛容さを見せるとき/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201710260000187.html
2017年10月26日9時54分 日刊スポーツ


 ★野党が動き始めた。24日、参院民進党の議員総会で参院議員会長・小川敏夫は「前原も前提が崩れたと言っている。参院がこぞって希望に行くという話は、する必要がなくなった」とし、様子を見る。2年後の参院選の行方が心配なだけに参院は慎重だ。27日には民進党両院議員総会が開かれ、方向が決まるだろう。ポイントは2つある。(1)11月1日の首相指名選挙で民進党参議院、希望の党、民進から無所属で出馬して当選した議員の面々は、誰を指名するのか(2)年内に無所属議員、希望の党離党組、立憲民主党の面々は新党を立ち上げて合流するのか、それぞれでいくのか。

 ★共産党は立憲民主党に前のめりだ。候補者を降ろして立憲の候補を支援した自負が、野党共闘の旗としてある。一方、社民党党首・吉田忠智は「立憲民主を軸に、社民も共産も協力したい」とするものの、幹事長・又市征治は希望に対して「そういうところとやったって、共闘にならない」と切って捨てる。立憲民主党代表・枝野幸男は勝因と方向について「数合わせの政治とは異なる位置に旗を立てたことだ。権力ゲームとは距離を置き、国民目線という軸を守りながら進めていく」としている。

 ★その意味では連合会長・神津里季生は「党は2つに割れたが、本来は大きな塊として維持されるのが参院選にとってベストだ」と、なお関与を示唆した。希望に乗っかった神津は、発言を控えるべきだ。ただ枝野の孤高の立ち位置も、希望の党代表・小池百合子の排除の論理と変わらない。巨大与党に対峙(たいじ)することは数合わせでも権力ゲームでもないが、野党第1党の役割でもない。いまこそ政治の寛容さを見せる時ではないのか。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 立憲民主に流れた学会票…公明「比例票700万割れ」の衝撃(日刊ゲンダイ)
 


立憲民主に流れた学会票…公明「比例票700万割れ」の衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216262
2017年10月26日 日刊ゲンダイ


  
   改憲容認なら参院選惨敗も(C)共同通信社

 公示前の35議席から6議席減という敗北に終わった公明党。それ以上に党内に衝撃が走っているのが、比例の獲得票数だ。

 今回、公明が比例の全ブロックで獲得した合計は697万票。衆院選の比例ではじめて700万票を割った。自公に大逆風が吹き、8つの選挙区で全敗した09年衆院選でさえ、比例では805万票を獲得していたのに、である。

「投票日は悪天候でしたが、期日前投票を含め確実に投票されるのが公明票。天候は関係ない。自民候補の多くも選挙区で『比例は公明』を徹底していました。それでも700万割れです。“自民の非協力”ではなく、公明の支持母体である創価学会の集票力が目に見えて衰弱しているのです」(政界関係者)

 現役の創価学会員がこう言う。

「今回の選挙では、立憲民主に投票した学会員もいました。理由は、公明党の変節です。安保法賛成だけでなく、共謀罪、モリ・カケ問題など、今の公明党には平和や公正を求めたかつての姿はない。少なくない学会員が、不満をくすぶらせていました。そんな中、選挙で立憲民主が訴えた『平和』や『草の根』はまさに学会員が政治に求めるものだった。それに犬猿の仲である共産ではなく、立憲民主なら抵抗なく投票できる。今回は急な解散だったので、今まで通り公明に入れた学会員がほとんどでしょうが、今後の公明の対応次第では、次期選挙で立憲に流れる票がさらに増えるはずです」

 公明の斉藤鉄夫選対委員長は敗因を「準備期間が短かった」と分析しているが、逆だ。時間がなかったから、この程度の逃げ票で済んだのである。

 公明の敗北に頭を痛めているのが安倍首相だ。安倍首相は19年の参院選までに改憲の国会発議を行い、参院選と国民投票のダブルをもくろんでいる。参院選の後では、3分の2を失う恐れがあるからだ。しかし、公明が「改憲」に抵抗する可能性が高いという。

 政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。

「もし、公明が安倍首相の“9条改憲”に協力したら、学会員から完全に見放され、次の参院選で壊滅的な敗北を喫す可能性があります。参院選を考えたら、簡単に“9条改憲”には乗れないでしょう」

 公明は安倍首相と心中するのかどうか。
















































http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 今回の衆院選で 自民党の得票数が 大幅増   自民は比例、小選挙区とも 安倍政権誕生時よりも 多い得票数
                安倍・自民は 比例でも小選挙区でも 得票数が 大きく増加
   
   
        
          
■ 自民党の比例票が 大幅増    安倍政権誕生時よりも はるかに多い
   
   
下記の通り今回の衆院選では、自民党の比例の投票数が近年の選挙の中で大きく増加していることがわかります。
        
         
     
     自民党の得票数(比例)   

2017年 1855万 票

2014  1765万

2012  1662万 (安倍政権誕生(民主党政権 惨敗)時)
   
     
     
驚くのは、民主党政権による敵失で自民党政権(安倍政権)が生まれたとき、つまり自民党に風が吹いていた時以上の得票数となっていることです。

その時よりも190万票も増えている。

今回の方が投票率がはるかに低いにもかかわらずです。
(投票率は 2012年59.3% 今回53.6%)


今回野党は、ゴタゴタ・内紛・分裂・罵り合いで自滅となりました。
立憲は議員を増やしましたが、実態は「絶望」に変わった希望から奪っただけ。

自民党は得票数を大きく増やしていたのです。
   
      
    
■ 自民党は 小選挙区の得票数も大きく増加   自民・安倍政権への支持が 手堅い証拠
    
 
下記の通り、自民党は小選挙区でも得票数を大きく増加しています。
    
     
    
    自民党の得票数(小選挙区) 
  
2017年 2650万 票 

2014  2546万
   
2012  2564万 (安倍政権誕生(民主党政権 惨敗)時)
        
        
       
■ 比例、小選挙区共に得票数を増加させた 自民・安倍政権  厚い支持層に支えられた安倍政権が 公約をガンガン進める 
  
  
以上の通り、自民・安倍政権は比例でも小選挙区でも得票数を増やしています。
  
これはすなわち、現在の安倍政権が厚い支持に支えられていることを表しています。

厚い支持に支えられて、安倍政権は掲げた公約をガンガン進めていくことのなります。
  
  
モリ・カケの件は、閉会中審査を開いたにもかかわらず、安倍総理の関与はまったく実証されませんでした。
  
大きな新証拠でも出ない限り、今後この件を取り上げても同じことです。
  
選挙での大勝利により、この件をほとんどの国民が重大視していないことも明らかになりました。
   
   
国会はモリ・カケの不毛な議論は終了し、本来の政策の論議に集中してもらいたいものです。
   
  
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 勝者前原・敗者山口<本澤二郎の「日本の風景」(2776)<護憲リベラル排除に成功> <大敗した公明党創価学会>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52190355.html
2017年10月26日 「ジャーナリスト同盟」通信

<民進党瓦解の役割果たした松下政経塾>
 松下政経塾について詳しい研究者は「民進党を瓦解させた前原が功績第一」と分析している。民族主義を徹底的に学んだ松下幸之助が立ち上げた政経塾の敵は、安倍・日本主義と同じで、
それは戦後の民主主義・護憲リベラル。「民進党瓦解に成功した前原こそが、今回の勝者」という。敗者は、公明党創価学会。「内部はガタガタ」と事情通も分析している。


<護憲リベラル排除に成功>
 政経塾研究者いわく「政経塾には一人も護憲リベラル、まともな民主主義者はいない」。彼らは野党内の護憲リベラル排除を使命として活躍。今回の選挙で、それを見事に達成した。こちらも天候に助けられた、と分析する。
 「前原の表情をみればわかる。人間の心は顔に出るもの」は本当であろう。本来は、政権の受け皿のはずだった民進党を、そっくり護憲リベラルを排除する小池新党に投入することに成功した。野党を分断、バラバラにして、自民大勝に貢献させた。
 いよいよ改憲軍拡へと拍車がかかるだろう。東アジア波高しだ。
 
<小泉純一郎に続く大成果>
 振り返ると、自由民主党は右から左まで抱え込むことで、国民の支持を手にして、戦後の政権を担当してきた。それを右に一本化させる密かな工作が「天皇中心の神の国」の森喜朗首相から始動、小泉純一郎首相の時代になって、加藤紘一や田中真紀子ら護憲リベラルを排除、リベラル派閥の宏池会を、右翼に衣替えさせたのが安倍首相である。
 小泉と安倍は、自民党を右翼に、今回、安倍と水面下で連携して、見事に前原が、民進党を瓦解させた。筆者らが、日本丸の前途を懸念する理由である。
 知恵のある賢者は、こうした分析を理解できるだろう。立憲民主の議席に喜んでいる余裕はない。難破寸前の日本丸は、幻想ではない。

<大敗した公明党創価学会>
 今回の敗者は、公明党創価学会である。自民党を勝たせた原動力は、各選挙区に散らばる創価学会の固い自民支持票だった。これに異論をさしはさむ余地はない。
 だが、自民党候補者から「見返り」がなかった。あったとしても、わずかだった。公明党は全国の比例で700万の大台に乗ることも出来なかった。
 「天気がよくて、投票率が上がると、5議席減どころか10数議席減に落ち込んだ」と分析されている。「いま党内・創価学会もガタガタ。山口が安倍に舐められたものだ。責任を取るべきだ」といった意見が台頭してきている。
 「大敗した公明党創価学会」が揺れている。

<裏書のない約束手形>
 元自民党本部職員は「公明党は神奈川の小選挙区でも落選している。これは急な解散で、住民表の移動が間に合わなかったためだ」と決めつけている。昔よく聞いた話である。

 このことは、今回の違憲解散が、友党に対しても秘密裏に強行したものであることを証明している。
 「自民党の各候補は、公明党に2000人分の後援会名簿を渡す。それを比例区に公明党と書かせる。実際は、この約束が守られなかった。結果、公明党は5議席も減らしてしまった」というのである。専門家でなくても、モリカケ強姦隠し選挙を印象付けている。追い詰められた解散であった。

<21号台風に助けられても5議席減>
 21号台風が、日本の選挙を狂わせた。そうして安倍は助かったが、事実は前原に救われたものだ。小池と前原に助けられて、打った大芝居に勝ったものだ。国民は太田ショウコウだけでなく、引き続き前原と小池にも監視の目を向けるべきだろう。

2017年10月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 新聞27社がモリカケ疑惑追及の構え崩さず! 
新聞27社がモリカケ疑惑追及の構え崩さず!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19658630.html
2017年10月26日 半歩前へ


 衆院選の結果を報じた23日朝刊では、全国の新聞の少なくとも27社が社説で森友・加計学園の問題に触れた。安倍晋三に引き続き納得のいく説明をするよう求め、自民党の勝利で幕引きとはならないと主張した。この問題を巡って安倍は「丁寧に答える」と言ったが、一度もまともに説明する態度を示さなかった。毎日新聞が伝えた。

*******************

 毎日新聞、朝日新聞、日本経済新聞が取り上げ、自民党の勝利によっても「不信感が払拭されていない」などと主張した。比較的広い地域で発行するブロック紙はいずれもこの問題に触れた。中国新聞は首相の妻の昭恵さんや加計学園理事長を挙げて「国会に招いて話を聴くことも必要ではないか」と踏み込んだ。

 地方紙には一連の問題について選挙戦での説明不足に厳しい目を向けるところがあった。愛媛新聞は「街頭演説では全く触れず、党首討論などでも質問にまともに答えなかった。説明責任をまるで果たしていない」。

 福井新聞は「圧勝でみそぎを受けたという姿勢ならば『1強』のおごり体質そのままと言わざるを得ない」。熊本日日新聞も「選挙で信任されたとばかりに、疑惑に終止符を打つようなことがあってはならない」とくぎを刺した。























http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK234] <望月記者、共同 特ダネ!政府は隠さず真相解明を!> 国交省積算ごみ撤去費 森友値引き6億円過大 検査院が疑義





国交省積算ごみ撤去費 森友値引き6億円過大 検査院が疑義
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201710/CK2017102602000158.html
2017年10月26日 東京新聞

       

 学校法人「森友学園」に大阪府豊中市の国有地が、ごみの撤去費分として約八億円値引きされて売却された問題で、売却額の妥当性を調べていた会計検査院が撤去費は二億〜四億円程度で済み、値引き額は最大約六億円過大だったと試算していることが二十五日、関係者への取材で分かった。

 官僚の「忖度(そんたく)」が取り沙汰された問題は、税金の無駄遣いをチェックする機関からもごみ撤去費の積算に疑義が突き付けられる見通しとなった。検査院は関連文書の管理にも問題があったとみており、売却に関わった財務省と国土交通省の責任が改めて問われるとともに、政府に説明を求める声が強まるのは必至だ。

 検査院は詰めの調査を進め、両省への指摘内容を年内にも公表する見通し。

 森友学園は二〇一五年五月、財務省近畿財務局と国有地の定期借地契約を締結。その後、国有地の購入を申し出たことから、財務局は地中に埋まっていたごみの撤去費の見積もりを、以前に現場周辺の地下の埋設物を調査していた国交省大阪航空局に依頼した。

 学園は「地下九・九メートルまでごみがある」と申告。航空局は詳細に調べ直さないまま、以前の調査を基に、土壌全体の47%にごみが混入しているとみなし、撤去費を約八億二千万円と算出。財務局は一六年六月、この額を評価額の約九億五千万円から値引きし、約一億三千万円で売却した。

 検査院が残された資料を検証したところ、47%というデータは、航空局が以前に現場の敷地を掘削した数十ポイントのうち、ごみが出てきた六〜七割のポイントの土壌に限っての混入率だった。残る三割以上では、ごみが見つかっていないのに混入率に反映させていなかったという。検査院が計算し直したところ、混入率は30%程度で撤去費は約二億円にとどまった。別の計算方法を用いても四億円余りだったという。

 ただ、撤去費単価に関する文書や、国と学園とのやりとりの記録は破棄されており、正確な見積もりはできなかった。検査院は文書管理の改善も求めるとみられる。

<森友学園問題> 学校法人「森友学園」が、大阪府豊中市の国有地を約8億円値引きされた価格で取得していたことが今年2月に発覚。この土地で建設を計画していた小学校の名誉校長には安倍晋三首相の妻昭恵氏が一時就任し、国会で追及された。大阪地検特捜部は国や大阪府、市の補助金を詐取したなどとして、詐欺罪などで籠池泰典前理事長と妻を起訴。近畿財務局長らの背任容疑などについても刑事告発を受け捜査している。












































http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 森友・加計問題に触れたら[取材を打ち切る」と通告 
森友・加計問題に触れたら[取材を打ち切る」と通告
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19658818.html
2017年10月26日 半歩前へ


 森友・加計問題に触れたら「取材を打ち切る」と安倍事務所。自らモリカケ疑惑を認めたわけである。安倍晋三首相の山口県下関市の事務所が衆院選期間中、妻昭恵(55)の出席する演説会や会合の取材を拒否した。昭恵は森友学園問題の渦中にいたこともあり、有権者にどのような説明をするか注目されていた。地元での「森友・加計学園問題隠し」に批判が出ている。

 昭恵は、地元山口4区に入らない首相に代わり、選挙期間中に地元を回ることになっていた。

 公示日の10日、地元報道機関でつくる「下関市政記者クラブ」の記者の囲み取材に応じたが、直前に地元秘書が記者クラブ幹事社に「森友・加計問題に触れたら取材を打ち切る」と通告したため、問題に関する質問ができなかった。

 この日、下関市で開かれた出陣式には問題の追及を掲げて同区に無所属で立候補した黒川敦彦と山本太郎参院議員が姿を見せ、終了後に昭恵に握手を求めた。

 翌11日、地元の山口新聞に黒川候補と握手する昭恵の写真が掲載されると、事務所の対応が一変。事務所は記者クラブに対し、選挙期間中に地元で開催する全ての個人演説会や総決起大会の取材を「主催者権限」で拒否すると口頭で一方的に通告した。

 演説会や総決起大会には昭恵が出席することになっていた。街頭演説などの予定も一切公開されなくなり、13日に予定されていた昭恵の各社合同インタビューも一方的にキャンセルされた。

 記者クラブは抗議するとともに取材規制の撤回を文書で申し入れたが、事務所は取材拒否を撤回しないことを文書で回答した。ツイッターに昭恵を「取り囲みましょう」などと呼び掛けがあり「危害を加えかねない動きがある」として、来場者らの安全確保や演説会などの円滑な運営のためだとした。昭恵が候補者本人でないことも挙げた。記者クラブは再度、文書で抗議したが事務所は改めて口頭で拒否を伝えた。

 終盤の19日、下関市で開かれた総決起大会。ロビーに報道関係者の会場への立ち入りを禁じる紙が張られ、警察官が警備にあたる「厳戒態勢」が敷かれた。記者はロビーに漏れてくる演説の音を聞くしかなかった。

 22日夜、安倍首相の当選を受けて昭恵は事務所で報道各社の取材に応じたが、森友・加計問題には触れなかった。

 森友学園が大阪府豊中市の国有地の格安の払い下げを受けた問題では、昭恵が森友学園の計画していた小学校の名誉校長を一時務めていたことが明らかになっている。

 橋場義之・元上智大教授(ジャーナリズム論)の話 首相の言う「丁寧な説明」とかけ離れ、問題隠しと言われても仕方がない。事務所が事前に質問を封じたのもひきょうで、言論統制につながる危険な姿勢だ。昭恵の演説は候補者の代理人としての性格もあり、有権者に候補者の姿勢を説明する機会をなくしている。(以上 毎日新聞) (敬称略)



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 特別国会は首相の所信表明なし 疑惑隠しで代表質問も拒否 「謙虚な姿勢」どこへ行った(日刊ゲンダイ)
          


特別国会は首相の所信表明なし 疑惑隠しで代表質問も拒否
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216329
2017年10月26日 日刊ゲンダイ


  
   年内は臨時国会も開かず(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相がどれだけ森友・加計疑惑の追及を恐れているかが分かるというものだ。

 政府・与党は25日、首相指名選挙などを行う特別国会を来月1日に召集し、会期を8日までとする日程を固めた。また、トランプ米大統領の来日や連休で日程がタイトなことを理由に、安倍首相の所信表明演説も拒否し、野党が要求している代表質問にも応じない方針だ。

 トランプとゴルフをする暇はあっても、まともに国会審議をする時間はないということか。おまけに、年内は臨時国会も開かない方針という。

 臨時国会をめぐっては6月に森友・加計疑惑を解明するため、野党が憲法の規定に基づいて召集を要求。安倍首相は3カ月も召集要求をたなざらしにした揚げ句、9月28日に臨時国会を召集し、所信表明も行わずに即日、衆院の“疑惑隠し解散”を強行した。

 このままでは、安倍首相の所信表明演説や森友・加計疑惑を追及する国会審議は、来年1月に召集される通常国会までお預けとなる。安倍首相が言う「謙虚な姿勢」はどこへ行ったのか。

















http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/688.html
記事 [政治・選挙・NHK234] 会計検査院も疑義! やっぱり森友学園への国有地値引き6億円過大だった! 安倍首相、昭恵夫人は説明責任を果たせ(リテラ)



        東京新聞


         
              自由民主党HPより


会計検査院も疑義! やっぱり森友学園への国有地値引き6億円過大だった! 安倍首相、昭恵夫人は説明責任を果たせ
http://lite-ra.com/2017/10/post-3539.html
2017.10.26 会計検査院が森友への値引き過大と疑義 リテラ


 総選挙が終わった途端、森友学園問題が大きな局面を迎えた。国有地の売却額の妥当性について調査を進めていた会計検査院が、ごみの撤去費は2〜4億円程度で済み、値引き額は最大約6億円過大だったと試算していることが、今朝、報じられたのだ。

 森友学園の国有地“格安”払い下げ問題をあらためておさらいすると、最大の問題となっているのは、2016年3月に小学校建設予定地で新たに見つかったゴミの撤去費用についてだ。大阪航空局は杭を打つ部分では地下9.9メートルまでゴミがあり、全体で47%の土壌にゴミがあるとして撤去にかかる費用を8億1900万円と算出。そして5月31日には近畿財務局から依頼を受けた不動産鑑定士が土地の評価額を9億5600万円と査定し、そこからゴミ撤去費用を差し引いた1億3400万円で売却されることとなった。

 しかし、今朝の東京新聞によれば、会計検査院の調査では、ゴミの混入率は30%程度でしかなく、撤去費は約2億円と計算。〈別の計算方法を用いても四億円余りだった〉らしい。

 これは妥当な結果だろう。なぜなら、この調査を裏付ける証拠はすでに出てきているからだ。そのひとつが、FNNが独占入手した、「去年3月下旬」におこなわれた国側と森友側の打ち合わせ時に録音された音声データである。

 この音声のなかで「国側の職員」と見られる人物は、こう話している。

「3メートルまで掘っていますと。そのあとで、土壌改良というのをやって、その下からごみが出てきたというふうに理解してるんですね。その下にあるごみっていうのは、国が知らなかった事実なんで、そこはきっちりやる必要があるでしょうという、そういうストーリーはイメージしてるんです」

 つまり、国側が3メートルより下からごみが出てきてそれを国が対処するという「ストーリー」を描き、森友サイドと共有していたのである。これは国側が土地の値引きを前提に話を進めていたことの、揺るがぬ証拠だ。しかもこの席上で、近畿財務局の池田靖・国有財産統括官(当時)は「資料を調整するなかで、どういう整理をするのがいいのかということで、ご協議、協議させていただけるなら、そういう方向でお話し合いをさせていただければありがたいです」と口にしている。地中3メートルより下からごみが出てくるという前提で「お話し合いをさせていただければありがたい」──。土地の不当な値引きを国が主導し、口裏を合わせていたというわけだ。

■「会計検査院の調査を待つ」と逃げ口上にしてきた安倍首相、昭恵夫人の国会招致を

 さらに、2016年5月下旬のものとされる音声データでは、籠池泰典理事長が「1億3000万円がうんぬんというよりも、ぐーんと下げていかなあかんよ」と詰め寄るなか、池田国有財産統括官は「理事長がおっしゃる0円に近い金額まで、私はできるだけ努力する作業を、いま、やっています。だけど1億3000万円を下回る金額にはなりません」と述べている。

 ようするに、国側が不正な土地取引をおこなっていたのは明白な事実であり、麻生太郎財務相が何度も繰り返してきた「適正な手続き、価格で処理された」という答弁は、やはりデタラメの真っ赤な嘘だった。会計検査院の調査は、それを決定づけるものだ。

 そして、ここで忘れてはならないのは、安倍首相のこれまでの発言だ。

 安倍首相はこれまで森友学園問題について追及を受けると、そのたびに「会計検査院がしっかりと調査し、結論を出すのを待ちたい」と述べ、検査院の結果を盾にしてきた。本来、「適正な手続き」だったと胸を張るのであれば積極的な調査をおこなえばいいものをそれもせず、さらにはこの問題の“最大のキーマン”である昭恵夫人の国会参考人招致の要求も無視し、会計検査院任せにしてきたのだ。

 しかも、安倍首相は今回の選挙戦において、森友学園問題について追及されると、「籠池理事長はですね、まさに詐欺で逮捕され、起訴されました」「逮捕され、詐欺でですね、そして、起訴された人物」と何度も連呼。11日に出演した『報道ステーション』(テレビ朝日)の党首討論では「籠池氏は詐欺をはたらく人物」「妻は騙された」とまで口にした。

 籠池前理事長が逮捕、起訴されたのは補助金の不正受給疑惑であり、国有地の不当な金額での払い下げ問題とはまったく無関係だ。そもそも、籠池前理事長の逮捕については、国の補助金不正受給に詐欺罪を適用することに対し法律関係者からも疑問の声があがっており、その上、籠池氏は公判もまだ始まってすらおらず、判決も下されていない状態。にもかかわらず安倍首相は一国の総理大臣という立場にありながら「詐欺をはたらく人物」と決め付け、「司法の独立」という司法の基本中の基本である大原則を無視したのだ。

 この安倍首相のテレビにおける発言は到底許されるものではないが、これまで安倍首相が逃げ口上にしてきた会計検査院が疑義を呈している以上、不当な取引の背後に何があったのかをはっきりさせなければならない。会計検査院の調査結果は年内中に公表されるというが、今度こそ、昭恵夫人の国会招致を含めた徹底的な検証が求められる。

(編集部)






























































関連記事
<望月記者、共同 特ダネ!政府は隠さず真相解明を!> 国交省積算ごみ撤去費 森友値引き6億円過大 検査院が疑義
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/686.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 短期決戦「出遅れ20銘柄」 連騰相場は11月5日までが勝負(日刊ゲンダイ)
        


短期決戦「出遅れ20銘柄」 連騰相場は11月5日までが勝負
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216265
2017年10月26日 日刊ゲンダイ


  
   トランプ大統領の訪日後は危険(C)AP

 24日、兜町は怒涛の16連騰に沸き、日経平均は2万1805円(終値)まで上昇した。

「まさか……でしたよ。日経平均は23日に史上初の15連騰を記録しました。その達成感から、市場は案外、冷めていたのです。ところが続伸で引けた。予想を超える強い相場に驚いています」(証券関係者)

 バブルを予感させる連騰記録だが、市場関係者はそれほど過熱感を抱いていない様子だ。

「16連騰は確かに驚異的ですが、中身を冷静に分析すると、大フィーバーとは言い難いのです。16日間の上昇率を1日平均でみると、わずか0.44%アップに過ぎません。金額にして80円強です。実体は静かな上昇といえるでしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)

 もうひとつ、過去の連騰相場と状況が違うという“記録”がある。株式分析で使われる「日足陽陰線」だ。その日の始値と終値を比較し、終値のほうが高かったら「陽線」(勝ち)、始値が高かったら「陰線」(負け)となる。

 12連騰した86年、13連騰の88年とも「全勝」だったが、今回はきのうまで8勝8敗と五分だ。

「寄り付きより、終値のほうが安い日が半分もあるのです。だから過熱感もない。見方を変えれば、市場は冷静ということです。となると、この先も上昇相場が継続する可能性は高い。銀行など出遅れている銘柄に狙いを定めるべきでしょう」(黒岩泰氏)

 連騰相場で年初来高値を更新する銘柄が相次いでいる。きのうも200銘柄以上が更新した。だが、みずほFGや三菱UFJFGは、いまだ高値を更新していない。証券の野村HDや大和証券グループ本社も同様だ(別表参照)。

「商社も出遅れていましたが、24日に伊藤忠商事や双日は年初来高値をつけました。未更新の三菱商事や三井物産を拾っておきたい」(証券アナリスト)

 出遅れ感の強かった不動産も、住友不動産が19日に高値を更新。三菱地所や三井不動産、野村不動産HDの高値更新が近いと読む兜町関係者は多い。

「ただし、トランプ大統領が訪日する11月5日前後は要注意です。北朝鮮が動く危険性は高く、株価がドカンと下がるかもしれません」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 短期勝負に徹するべきかもしれない。



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 選ばれた議員たちがなすべきことがある! 
選ばれた議員たちがなすべきことがある!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19659644.html
2017年10月26日 半歩前へ


 民意は改憲をめぐっても多様だ。朝日新聞の世論調査では、自民党が公約に記した9条への自衛隊明記に賛成は37%、反対は40%だった。

 短兵急な議論は民意の分断を深めかねない。主権者である国民の理解を得つつ、超党派による国会の憲法審査会での十分な議論の積み上げが求められる。

 憲法論議の前にまず、選ばれた議員たちがなすべきことがある。森友・加計問題をめぐる国会での真相究明である。

 首相の「丁寧な説明」は果たされていない。行政の公正・公平が問われる問題だ。勝ったらリセット、とはいかない。

 民意の分断を防ぎ、乗り越える。そんな真摯(しんし)で丁寧な対話や議論が、いまこの国のリーダーには欠かせない。

 政権のおごりと緩みを首相みずから率先して正すことが、その第一歩になりうる。  (以上 朝日新聞)
















http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 今回の選挙 小池さんが出て来なくて4野党共闘だったら… 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
     


今回の選挙 小池さんが出て来なくて4野党共闘だったら… 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216342
2017年10月26日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   恨まれるようなことはしていない?(C)日刊ゲンダイ

「私自身もおごりがあったと反省したい」(希望の党代表・小池百合子都知事)

 これは衆院選の投票日、都知事の仕事でパリにいた小池さんが、選挙番組の中継コーナーで語った敗戦の弁。

 反省されても、もうどうしようもない。マスコミに圧力をかける安倍政権下において、反安倍を訴えているあたし。あたしゃ、あんたを恨むわさ。 

 選挙前ぎりぎりに野党は分裂し、自民圧勝。憲法無視で数の力でごり押しする、おまけに嘘つきの安倍政権がこのまま続くことになった。なにしろ女房が私人か公人かまで、数の力で決めてしまう政権だからな。目に余る権力の私物化、モリ・カケ問題や、詩織さんレイプ事件などもなかったことになりそうだ。

 そうそう来月、トランプさんがやって来て無茶ぶりを発揮しても、すべて我が国として受け入れるんだろうと思われる。

 悔しいのは、小池さんが出て来なくて、民進党・共産党・社民党・自由党の4野党が協力し、自公と1対1の戦いに持ち込んでいたらな、と思うこと。今回の選挙でも与野党対決、1対1に持ち込んでいる選挙区のほうが良い戦いをしていたのはいうまでもない。 

 しかし、野党共闘に水ばかり差す、民進党・自民派が希望にお引っ越しをされたのは、かなり良いこと。

 この国には二大保守が必要だって、もう維新があるじゃんか。なのにやつらは、いつまでもぐじゃぐじゃと党の意見とは違う個人の意見を発信し続けた。立憲の枝野代表が言っていたように、右とか左じゃなく、政府のやり方に不満がある国民に寄り添うことが大事なのに。

 自分らが絶対正しいと思い込み、国民の声に耳を傾けようとしなかった民進党・自民派の人たちのKYさが、民進党支持率低下の原因だったと思う。

 今回の選挙で、彼らが間違っていたとハッキリし、その部分だけはスッキリしました。














http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK234] ひるおびで希望の党の元民進柚木議員が田崎からも室井佑月からも総突っ込まれ(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/10/post-6a96.html
2017-10-26


今日のひるおび、希望の党に行った柚木と、長島が出ていたが
長島は結党メンバーだという事で筋を通したと見なされたのか
そこまで突っ込まれなかったが、後から希望の党に行った柚木
には、いつも希望の党に否定的な田崎、リベラルな思考の室井
佑月、まったく立場の違うコメンティターから、総突っ込まれをさ
れていた。

もちろん、自民党大好きな矢代弁護士も、柚木の「小池代表が
さらさら、排除する発言をしたことで、選挙区ではまともに戦え
なくなった」
と小池代表に厳しい意見を言ったという事に対して、
それはないのではないかと。。。

小池百合子の人気にあやかったり、政策協定書にサインをし
てまで希望の党に行ったのだから、小池百合子を責める資格
はないと言うような趣旨のことを、あちらからもこちらからも言
われていた。

総バッシング状態と言っても過言ではなかった。

やっぱり創立メンバーではなく、後でふわ〜と入って行ったよ
うに見える元民進党議員に対しては風当たりが強い。

柚木は自民党シンパのコメンティターからも、室井佑月のよう
な一般庶民の考えを持った方からも、非難を浴びていて、結
局は、希望の党から離党する気はないと断言していたが、吃
驚するような思想の偏った、言ってみればバリバリ極右の中
山成彬と同居できるのだろうか。。。

最後に室井佑月が、
>戻ってきてもいいんだよ。間違っていたと思ったら引き返す
勇気も必要で、それが男らしいと思っちゃう。


やっぱりこの人は温かい人だ。

あれだけ柚木を責めていたのに。。。。

よほど希望の党に行ったことが悔しかったんだろうなあ。


それにしても希望の党は、民進党の比ではない程、思想的に
は相当隔たりのある人が混在する党になった感があるが、長
島の言葉から、どうもこの党は立憲民主党とは全然立ち位置
とは根本的な部分で違うと感じた。

希望の党は、どう見ても自民党に近い考えの党になる可能性
大でそんな中にいて、柚木の様な優柔不断に見える議員が
存在感を示せるのだろうか。。。。

多分、この先もず〜と裏切り者的な言い方をされるのだろうし。

長島が、希望の党には、立憲民主党に行った方が良いような
議員が何人かいると言っていたのが印象的だった。

その議員たちは、極右の中山や、細野・長島と言った右寄り
の議員とどこまで折り合いを付けられるのだろう。

整合性を合わせるだけでも苦しむだろうに。

それにしても、小池百合子の名前で勝てると思って希望の党
に移ったのに、結果的には散々な目にあった人が多くいたと
いう事は、有権者は、議員の今までの信念や理念を見ていて
変節したと思う人には厳しい鉄槌を下したと見ても言いかもし
れない。

やっぱり曲げてはいけないものもあるという事だ。

特に議員の場合は。




http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 希望議員は「八方塞がり」 小池代表あっさり“続投”のワケ(日刊ゲンダイ)
   


希望議員は「八方塞がり」 小池代表あっさり“続投”のワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216330
2017年10月26日 日刊ゲンダイ


  
   両院議員懇談会を終えた小池代表(C)日刊ゲンダイ

 小池代表にはまったドングリたちは、どこまで手玉に取られれば気が済むのか。

 25日、東京都知事の小池百合子代表率いる「希望の党」が初の両院議員懇談会を衆院議員会館で開催。小池代表の「排除発言」によって前民進党議員が大量落選した責任をめぐり、大荒れになるとみられていたが、終わってみれば小池代表はアッサリと代表続投を宣言。懇談会後も「励ましの言葉を頂いた」と余裕シャクシャクだったからどうかしている。

「多くの有為な人材を失ったことは残念至極だ。責任を負わなければならない」「私の言動によって、同志の皆さまには大変ご苦労をかけた。心ならずも多くの方々を傷つけてしまった」

 マスコミに公開された懇談会の冒頭、小池代表はこう挨拶したが、その後は約3時間にわたって報道陣を完全にシャットアウト。確か小池代表は「密室政治ではないオープンな議論」を掲げていたはずだが、二枚舌にもホドがあるだろう。

■比例当選の大半は「ゾンビ議員」

 それにしても、情けないのは希望の議員たちだ。小池代表は「(排除の)言葉が独り歩きした」とか言い訳していたが、結果的にこの発言が大惨敗を招いたのは動かしようがない事実だ。金タマがぶら下がった政治家であれば、「ふざけんな。おまえ、代表を辞めろ!」と迫るのがスジだろう。実際、旧民主党時代には小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏をそうやって叩き、追い出してきたではないか。

 ところが今回は「小池代表に辞任を迫ったのは4〜5人ぐらい」(出席議員)というから呆れるばかりだ。その理由を民進党関係者が明かす。

「そりゃあそうですよ。今度の衆院選で当選した50人のうち、32人は比例当選。つまり、大半は『小池』の看板で辛うじて当選したゾンビ議員です。国会法では、比例代表で当選した議員が選挙で競合した政党や政治団体に移ることを原則、禁じていますから、仮にどんなに立憲民主党に行きたくても動けない。良くも悪くも、ここで『小池』の看板を失ったら、希望はさらにグダグダになるから、『クソダヌキ』と言いたくても言えない。つまり、八方塞がりなのです。小池さんだって、それを十分承知しているから余裕なのです」

 なるほど、どうりで東京15区で出馬し、ギリギリの比例復活を果たした柿沢未途が懇談会後の囲み取材で「分裂を念頭に発言した人はいない」「(小池代表の説明を)みんなほぼ納得したと思う」「(党の)平均年齢は49歳。小池さんが一歩引いて見守っていただくということでやりがいがある」なんて変なテンションで強がっていたはずだ。

「小池さんは懇談会で、『国政は国会議員に委ねたい。人事は(国会議員の)皆さま方で話してほしい』と発言したようですが、最終的な人事の任命権は代表が持っているわけで、小池さんが気に食わないと思えば簡単に『リセット』できる。この期に及んでもまだ、小池さんの発言に納得している議員が本当にいるとすれば救い難いと思います」(前出の民進党関係者)

 もはや希望の議員は“ハーメルンの笛吹き”となった小池代表に引きずられる子供と同じだ。











































http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 辺野古新基地:サンゴ採捕許可を県に申請 沖縄防衛局(調査中も工事は強行!?)
 貴重種の保護は現地環境保存が第一。別の場所に移植するというのは最後の手段で、開発の為の名目上の「保護」として使われることが多い。
 選挙が終わり、ガス抜きに「保護策」を出して強行するつもりだろうか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)
辺野古新基地:サンゴ採捕許可を県に申請 沖縄防衛局
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/161971
2017年10月26日 11:29普天間移設問題・辺野古新基地沖縄防衛局

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は26日午前、埋め立て海域で見つかった希少な「オキナワハマサンゴ」1群体を移植するための特別採捕許可を県に申請した。午前11時ごろ、防衛局職員が県庁の農林水産部水産課を訪れ、書類を提出した。

 採捕許可は県漁業調整規則に基づき、翁長雄志知事に許可権限がある。新基地建設工事を止め得る「知事権限」の一つとされており、県は25日に実施したサンゴの潜水調査結果などを踏まえ、厳しく審査する考えだ。

 防衛局は9月、埋め立て予定海域で、環境省が定める「海洋生物レッドリスト」に掲載され、絶滅危惧2類に指定されているオキナワハマサンゴ1群体が見つかったと発表し、早期移植が必要だと県に伝えた。

 一方、県はサンゴの発見から報告まで2カ月近くかかり、その間に13群体が死滅、消失したとして防衛局の対応を問題視。県は25日にサンゴ1群体の調査を実施したが、今後も死滅、消失したとされる13群体のサンゴや辺野古崎北側の「K9」護岸周辺などでの調査を求めていく考えだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)

・関連:
■沖縄 辺野古埋め立て予定地に希少サンゴ 新たな対立点に(本土では自然よりキタチョーセン⁇)
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/375.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2017 年 10 月 03 日 10:41:23: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 辺野古護岸工事着手から半年 作業用道路、海側に150メートル(選挙結果も無関係?!)
 与党都合解散の選挙にも関わらず、4分の3が野党勝利に終わった沖縄の選挙。その結果は、献米基地強行の政策には無関係なようだ。
 最悪の場合、この県が我が国で無くなる日が訪れるのだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(ここから)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/161418
辺野古護岸工事着手から半年 作業用道路、海側に150メートル

2017年10月25日 07:30普天間移設問題・辺野古新基地辺野古埋め立て

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が埋め立ての第1段階となる「K9」護岸工事に着手してから25日で半年となった。24日、本紙が小型無人機で撮影すると、辺野古崎西側の「N5」護岸近くの海岸線には作業用道路が約150メートル延びていた。防衛局は近く、辺野古崎西側の護岸工事に着手する方針だ。

*護岸工事着手から半年。N5護岸建設予定地近くに造られた作業用の仮設道路が、波打ち際から海に延びる=24日午後、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ(小型無人機から)(*画像)

**辺野古護岸工事の地図(**画像http://www.okinawatimes.co.jp/mwimgs/8/9/-/img_89a25d4fcb41c80c6ad3c31a0b610ad1246827.jpg

護岸工事着手から半年。N5護岸建設予定地近くに造られた作業用の仮設道路が、波打ち際から海に延びる=24日午後、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ(小型無人機から)

 防衛局は、サンゴの移植に向けた特別採捕許可を早ければ週内にも県へ申請する方針で、本格的な埋め立てへ向け準備を加速する。県は近く臨時制限区域内でのサンゴの調査を実施する方向で防衛局と調整している。

 防衛局が既に着手した辺野古崎北側の「K9」護岸は100メートル延びたところで約4カ月間止まった状態だ。

 一方、22日の衆院選沖縄選挙区では辺野古が所在する3区を含め、3選挙区で辺野古新基地建設反対を掲げた候補者が当選し、辺野古「ノー」の民意を改めて鮮明にした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(ここまで)

http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 元民進党・柚木道義ってアホか。牙、完全に抜かれとるがな 
元民進党・柚木道義ってアホか。牙、完全に抜かれとるがな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4e8a0be2edc98fbc1835c27871d032c8
2017年10月26日 のんきに介護


キャオ@大阪トホホ団亡者戯‏ @tohohodanさんのツイート。











本来、

政権担当は、

一強(一番、政治的に強い勢力)がすればいいことだ。

むしろ、

補完勢力として

公明党を抱え込んでいる弱い政権であることが問題だ。

すなわち、

「安倍一強を許すまじ」など、

マスコミの使うスローガンに引きずりまわされている時点で、

いいように遊ばれている証拠だ。

もう一度言う。

安倍一強という事実が許せないのでないのでなく、

そのようなデマの蔓延を支えている

政府と

マスコミの癒着関係を

問題にしていかなければならない。

もし、

安倍の独裁的志向が気に入らないのであれば

そう言えばいいのであって、

「一強」などという

曖昧な概念を使うべきじゃない。

安倍政権は、

そもそも強くない。

本当に強ければ、

こそこそ逃げ回っているはずがないではないか。





http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK234] バカバカしい選挙…喜劇的な結末に列島全体が茫然自失 結局焼け野原にならなきゃわからないのか(日刊ゲンダイ)


バカバカしい選挙…喜劇的な結末に列島全体が茫然自失
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216326
2017年10月26日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   安倍首相も驚いた大勝(C)日刊ゲンダイ

「こんなに勝つとは思わなかった」

 衆院選の開票当日、安倍首相は周囲にそう漏らしたという。「おまえが言うか」と突っ込みたくなるが、確かに自公与党で3分の2議席を確保できたのは、どう考えたって「棚ぼた」だ。

 希望の党の小池代表が図に乗って野党をひっかき回し、「排除」発言で安倍批判票の受け皿を分散させたことが、最大の勝因である。自民党に追い風が吹いたわけでなく、相手が勝手にこけて、自滅しただけだ。

 だからこそ、自民党内に圧勝の高揚感はない。むしろ圧倒的多数の議席を得たことで、安倍が再び増長して数で押しまくる強引な政治を繰り返すことを懸念する声が出始めている。

 何しろ、安倍が“もり・かけ”疑惑隠しの大義なき解散に打って出た直後には、党内の情勢調査でも「自民単独過半数割れ」の結果が出たほど。「緑のたぬき」のアシストがなければ、自民が100議席以上を失う可能性は十分にあった。

 小泉進次郎筆頭副幹事長が「国民はだんだん(安倍政権に)飽きてきている。野党がひとつにまとまっていたら、政権交代の可能性があった」と指摘した通り、選挙が終われば即、政局。「安倍降ろし」が始まっても、おかしくなかったのだ。

 そんな党内のムードを察してか、安倍は大勝に表情を緩めることなく、「今まで以上に謙虚な姿勢で、そして真摯な政権運営に全力を尽くす」としおらしく語り、低姿勢に努めている。閣僚たちも選挙後の会見で取ってつけたように「謙虚」を連発。まるで首相も自民党議員も一様に棚ぼたの大勝に驚き、うろたえているようにも見える。さながら喜劇のようだ。

■今さら「1強」を嘆く馬鹿メディア

「こんなに勝つとは思わなかった」と感じているのは、有権者も同じだ。衆院選の結果を受けた朝日新聞の世論調査によると、自公が3分の2超の議席を得たことについて、「多すぎる」が51%。「ちょうどよい」の32%を上回った。

 自民大勝の理由も「安倍首相の政策が評価されたから」は26%にとどまり、「そうは思わない」は65%に達した。今後、安倍の進める政策に対し「不安の方が大きい」は54%。今後も安倍に首相を続けて欲しいかと聞けば、実に47%が「そうは思わない」と答えた。

 大多数の国民が続投を望まない人物が今後も権力の座に居続ける。その政治状況に多くの国民は不安を感じているのだ。これだけ民意を反映しない選挙結果を招いた要因は、野党が分裂する限り、与党が永久に漁夫の利を得る小選挙区制度の悪魔的弊害もあるが、腐敗堕落しきった大メディアの責任も重い。

「今度の選挙の争点は『数に頼った安倍暴政による権力私物化を続けさせていいのか』。その一点のみでした。メディアが約5年の安倍暴政を追及し、『これでいいのか』と報じていれば、選挙結果も大きく変わったはずです。ところが、メディアの選挙報道は各党の政策のわずかな違いにだけ焦点を当て、権力追及の姿勢はみじんも感じさせない腰砕けぶり。選挙が終わった途端、大新聞は安倍1強の弊害を問う連載を始めていますが、何を今さらです。巨大な権力に問題があると分かっていたのなら、選挙中に徹底的に報じたらいい。安倍1強の出現を許した後に、警戒しても負け犬の遠吠えに過ぎません」(政治評論家・森田実氏)

 大メディアが「こんなに勝つとは思わなかった」と悔やんでも、時すでに遅し。おかげで列島は茫然自失に覆われてしまった。

  
   何でもあげちゃう(C)AP

愚策に気づきながら財政破綻にまっしぐら

 日銀関係者も今頃、「こんなに勝つとは思わなかった」と青ざめているに違いない。自民大敗で安倍政権が失脚すれば、行き詰まった異次元緩和策をリセットする絶好のチャンス――。密かにそう期待した日銀関係者は多かったはずだ。

 黒田日銀が異次元緩和に踏み切ってから4年半。リフレ派は「マネタリーベースを急激に増やせば、たちまちインフレが起こる」と豪語したものだが、いまだ2%の物価上昇目標は達成できていない。

 この間、マネタリーベースは130兆円台から470兆円余りまで3・5倍も膨張した。リフレ派の理屈だと、とっくにハイパーインフレに陥ってもおかしくないのに、現実の物価上昇率はゼロ近辺のまま。リフレ派の理屈は完全に破綻し、異次元緩和の失敗は歴然だ。経済評論家の斎藤満氏はこう指摘する。

「黒田日銀は本来2年をメドにした『短期決戦』に挑むつもりで、国債買い入れ額を年間50兆円から80兆円と設定したのですが、リフレ派の誤りを認めたくないために長期戦を余儀なくされています。これ以上は国債を買い続けられない、と日銀関係者も本音では自民大敗を望んでいましたが、その期待は潰れた。安倍政権続投は異次元緩和の継続強化を意味し、恐らく黒田総裁も来年春には再任される。日銀関係者は異次元緩和の出口を失って、自暴自棄になっていると思います」

■大統領にシッポ振り自衛官の命を差し出す

 米FRBは利上げを繰り返し、米国債の長期金利は足元では上昇に転じている。

 日本の国債利回りにも上昇圧力がかかり、黒田日銀のマイナス金利政策も破綻寸前だ。本当は国債購入を抑えたいのに、日銀が買い支え続けない限り、長期金利の上昇を止められない。日銀は自縄自縛に陥り、ドツボから抜け出せなくなっている。

「日銀が緩やかにゼロ金利をあきらめても、円高を招き、安倍政権の経済政策と対立します。ならば『死なばもろとも』で異次元緩和の出口を放棄し、安倍政権と一蓮托生になって国債を無制限に買いまくりそうで、怖い。すでに安倍政権は消費税率アップ後の増収分の使途を借金返済から子育て支援に回すと宣言しました。その行き着く先は、日銀の赤字穴埋めにより財政支出を拡大する事実上の『財政ファイナンス』の禁じ手であり、『ヘリコプターマネー』という際限のない究極のバラマキ策です」(斎藤満氏=前出)

 まさに黒田日銀が安倍政権に責任を押しつけるための「抱き合い心中」。日銀関係者も異次元緩和の過ちに気づきながら、安倍続投で誰も止められず財政破綻にまっしぐら。おまけに、株式市場はこれまた日銀の買い支えによる「にわかバブル」の崩壊に震えているとは、あたかもマンガのような政治の国である。

 そうこうしているうちに、11月5日にはトランプ米大統領が初来日する。安倍は世にもバカバカしい選挙の直前、トランプに国連演説で拉致被害者の横田めぐみさんに言及してもらった「借り」がある。横田さんの両親にもトランプを引き合わせる「政治ショー」の代償に、さあ何を要求されるのか。前出の森田実氏はこう言った。

「安倍自民党が今度の選挙で『自衛隊明記』の改憲公約を掲げ、集団的自衛権の行使容認とワンセットで、9条2項の『戦力の不保持』と『交戦権の否認』の有名無実化を企てたのも、来日するトランプ大統領への“貢ぎ物”でしょう。米軍の世界戦略のもとに自衛官の命を差し出すようなものです。いくら日本の歴代政権は対米従属路線を貫いてきたとはいえ、トランプ大統領にシッポを振るため、自ら平和国家を投げ出すような軽率で愚かなことはしなかった。安倍首相は究極の従属国家を目指しているとしか思えません」

 選挙の結果、全てが喜劇の政治権力を担いでしまったアホな国の姿に、国民は再び焼け野原にならなければ気づかないのだろうか。




  



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK234] <衆院選>麻生氏 自民大勝は「明らかに北朝鮮のおかげ」(毎日新聞)-誰もが思っていた事かもしれませんが
「<衆院選>麻生氏 自民大勝は「明らかに北朝鮮のおかげ」
10/26(木) 20:55配信

 麻生太郎副総理兼財務相は26日、東京都内で開かれた自民党参院議員のパーティーであいさつし、衆院選で自民が大勝したことに関し、北朝鮮情勢を念頭に「明らかに北朝鮮のおかげもありましょう」などと述べた。

 安倍晋三首相は選挙戦を通じ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応に万全を期す姿勢を訴えた。麻生氏は北朝鮮の脅威が投票行動に影響したとの持論を展開したが、「おかげ」という言葉は情勢の緊迫化を歓迎しているとも受けとられかねず、野党は反発しそうだ。

 麻生氏は「特に日本海側を遊説してつくづくそう思う。安全保障面で極めて難しくなってきた状況で、誰をリーダーにするか有権者に真剣に考えていただいた」と指摘。また立憲民主、共産、社民3党の合計議席を挙げ、「いわゆる左翼が(衆院全体の)3割を切った歴史はこれまで一回もない」とも語った。【田中裕之】」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000121-mai-pol
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK234] <衆院選>「辞任すべきだ!」希望・両院議員懇談会で民進党出身者が小池百合子代表をつるし上げ 血しぶきが舞い散る選挙だった
【衆院選】「辞任すべきだ!」希望・両院議員懇談会で民進党出身者が小池百合子代表をつるし上げ
http://www.sankei.com/politics/news/171025/plt1710250057-n1.html
2017.10.25 22:13 産経新聞


     
両院議員懇談会で挨拶を終え一礼する希望の党の小池百合子代表=25日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)

     
両院議員懇談会で挨拶する希望の党の小池百合子代表=25日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)

 衆院選敗北を受け、希望の党は絶望的な船出を迎えた。25日の両院議員懇談会は、複数の出席者が小池百合子代表(東京都知事)の引責辞任を求め、つるし上げの様相を呈した。党内には水面下で離党を検討したり、将来的な解党を画策したりする動きがあり、空中分解の可能性さえある。

 「多くの有為な人材を失ってしまったことは本当に残念至極だ」。小池氏は懇談会の冒頭、神妙な表情で衆院選の不手際をわびた。

 希望の党は衆院選での「政権交代」を目指し、235人の候補者を擁立した。しかし、当選したのは50人にとどまり、多くは民進党出身者だった。懇談会では、民進党出身者が次々と小池氏に牙をむいた。

 柚木道義氏は「『血が流れる』ではなく、血しぶきが舞い散る選挙だった」と語り、小池氏の「排除の論理」によって逆風となったことを批判した。

 小川淳也氏や吉良州司氏は「仲間がこれだけ死んでいるのだから責任を取るべきだ」などと、露骨に代表を辞任するよう求めた。

 小池氏は、自民党東京都連の意思決定を「ブラックボックス」と糾弾したこともある。それだけに、今回の衆院選で、樽床伸二代表代行ら小池氏に近い人が比例代表で優遇されたことなど、不透明な公認決定過程への批判も相次いだ。小池氏は「出馬を要請した段階で比例代表名簿への登載が決まっていて、覆せなかった」と釈明した。

 一方で、内部対立をいさめる意見も出た。小熊慎司氏は「小池氏への批判は筋が違う。われわれは民進党の決定に従い、希望の党で戦った」と述べた。「比例代表で約1千万票を得た。全員野球の人事にしてほしい」との声もあがった。

 自らの意思で希望の党からの出馬を選択したにもかかわらず、小池氏批判に明け暮れれば、世論の視線はさらに厳しくなるとの危機感も広がる。

 今後は首相指名候補を誰にするのかを含め、人事で挙党態勢が構築できるかが焦点となる。党内では共同代表に玉木雄一郎氏を起用し、大幅な若返りを図るべきだとの意見もある。





































http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 加計疑惑は朴槿恵事件より遥かに大きな大問題だ! 


加計疑惑は朴槿恵事件より遥かに大きな大問題だ!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19668739.html
2017年10月26日 半歩前へ


 マスコミは森友疑惑や今回の加計疑惑で、「忖度」「忖度」と繰り返す。安倍晋三の妻、昭恵が“召使い”としてこき使っていた財務省職員の谷査恵子に指示して本省に口利きをした。

 近畿財務局幹部の官僚が国有地の激安払い下げで森友学園側と話し合いを持った。こうした一連の動きがあって14億円近い国有地が限りなくタダに近い値段で払い下げになった。

 これらすべてを「指示などした覚えはない」とあちらサイド。役人の忖度ではないかというのだ。それを受けて愚かなマスコミは「忖度」「忖度」と叫ぶ。

 「忖度」という意味を理解して、そう言っているのか?「忖度」とは、相手の心を推し測ることである。

 「おそらく、こうして欲しいと期待しているのではないかな」と、こちら側が気を効かせて判断することである。だから、相手は何の指図もしていない。

 テキはそこを狙っているのだ。「忖度」「忖度」といってもらえば、「問題ない」「問題ない」といってもらうのと同じである。

 私が言っているのはこれだ。相手の土俵に乗って「忖度」と絶対言ってはならない。森友疑惑や加計疑惑は「忖度」などではなく、権力による「圧力」以外の何ものでもないからだ。

 言葉の持つ意味が分からない野党議員は、愚かなマスコミに乗せられて「忖度」「忖度」と繰り返す。ネットも右に同じだ。

 いい加減にしてくれ、と叫びたくなる。

 もう一度強調する。森友疑惑や加計疑惑は「忖度」ではなく、安倍政権による、れっきとした「圧力」だ。役人たちは安倍晋三の「圧力」に耐え切れず、白を黒と言っているのだ。

 コトの経緯のすべてを知る前川喜平前文科次官は、文科省に獣医学部の設置認可を求めて「圧力」をかけていた人物を次々と暴露。

 次官当時、和泉洋人首相補佐官が「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と発言していたことや、加計学園理事で内閣官房参与だった木曽功が面会時に「獣医学部を設置する件について、早く進めてほしいのでよろしく」と迫っていたことを明らかにした。

 木曽は前川の3年先輩の文科省OBで、昨年4月から加計系列の千葉科学大学長も務めている。

 つまり、ガチガチの利害関係者の身でありながら、OBという立場を利用して事務次官に接触し、先輩風を吹かせながら「よろしくね」と便宜を図るよう求めていたわけだ。

 露骨な口利きであって、ゼネコンに天下りした国交省OBが後輩に入札情報の漏洩を迫る姿と何ら変わらない。

 木曽は「圧力をかけるようなことはしていない」と釈明しているが、面会後も、前川に2、3回獣医学部の検討状況を確認し、「文科省は国家戦略特区諮問会議が決定することに従えばよい」とも言い放った。

 これが圧力じゃなくて、一体何だと言うのか。しかも、木曽は、獣医学部新設をめぐる内閣府や文科省の動きについて「巨大な忖度の塊だと思う」と語ったというが、バカも休み休み言ってほしい。

 総選挙でみそぎが済んだ、と考えるなら大違い。加計疑惑は、親友を厚遇し、国政を私物化した罪で罷免された韓国の朴槿恵前大統領のケース以上に悪質な問題なのだ。  (敬称略)



http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 見よ、このオドロオドロシイ産経の姿を! 
見よ、このオドロオドロシイ産経の姿を!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19671024.html
2017年10月26日 半歩前へ


 衆院選山口4区、公正な選挙だったか 「反安倍」候補による異常事態、との見出しを付けて産経が安倍首相の足元、山口4区から出馬した黒川敦彦をやり玉に挙げた。

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これが問題の記事の抜粋だ。

 山口県警下関署の担当者は「違反行為があれば粛々と捜査する」と話した。警察は、下手に動くと、逆に「言論弾圧だ」と言われかねなかった。そんな動きづらい一面があった。

 黒川氏はツイッターに首相夫人を取り囲むよう書き込むなど、その行為は目に余った。首相夫人サイドは身の危険を感じ、対応に追われた。それでも、黒川氏は「街頭の選挙運動に問題はない」と言い放った。選挙戦の後には「法律違反をしない限り、戦い方に多様性はあってよい」とも語った。だが、こうした異常事態は野放しにしておけない。こんな事態が続けば、公正な選挙とはいえない。 (大森貴弘)

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 記事を読むと安倍首相に楯突くけしからん奴は直ちにひっ捕まえて締め上げろと言っているように思える。黒川は地元、今治で加計疑惑を追及してきた男だ。その黒川敦彦を産経は「何とかしろ」と警察をけしかけた。

 この記事を書いた大森ナニガシは記者失格だ。権力の迎合し、あろうことか不正の抗議した市民を懲らしめろ、などと叫ぶのはまともな人間ではない。産経は経営が苦しいという。

 なりふり構わず安倍政権に取り入って「支援」を仰ごうという魂胆か?それにしても見苦しい。産経に評価は地に落ちたどころか奈落の底まで落下したのではないか。


産経の記事はここをクリック
http://www.sankei.com/region/news/171026/rgn1710260028-n1.html


衆院選山口4区、公正な選挙だったか 「反安倍」候補による異常事態
http://www.sankei.com/region/news/171026/rgn1710260028-n1.html
2017.10.26 07:04 産経新聞

 22日に投開票された衆院選で安倍晋三首相のおひざ元、山口4区では「反安倍」候補による傍若無人な戦いが目についた。言論の自由は最大限尊重されるべきだが、違法でなければ何をやっても許されるという言動がまかり通れば、民主主義の根幹は揺らぎかねない。

 17日夜、新人で政治団体代表の黒川敦彦氏(39)は首相夫人、昭恵氏の個人演説会の会場に現れた。夫人らの演説は、森友・加計問題を追及する黒川氏の演説にかき消されそうになった。19日にも安倍陣営の総決起大会の会場入り口に、自らの選挙カーを止め、「安倍首相のお友達を優遇する政治は許せない!」と大声を上げた。

 公職選挙法は「集会の便を妨げ、(中略)選挙の自由を妨害したとき」には、4年以下の懲役もしくは禁固、または100万円以下の罰金と定める。安倍陣営への選挙“妨害”は堂々と行われた。

 山口県警下関署の担当者は「違反行為があれば粛々と捜査する」と話した。警察は、下手に動くと、逆に「言論弾圧だ」と言われかねなかった。そんな動きづらい一面があった。

 黒川氏はツイッターに首相夫人を取り囲むよう書き込むなど、その行為は目に余った。首相夫人サイドは身の危険を感じ、対応に追われた。

 それでも、黒川氏は「街頭の選挙運動に問題はない」と言い放った。選挙戦の後には「法律違反をしない限り、戦い方に多様性はあってよい」とも語った。

 だが、こうした異常事態は野放しにしておけない。こんな事態が続けば、公正な選挙とはいえない。 (大森貴弘)


















http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 安倍首相がすごいのは『国民はすぐに忘れる』と確信していることです。だから、その場しのぎのウソも平気で言えるのです。







http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/703.html
記事 [政治・選挙・NHK234] 北朝鮮のおかげで選挙に勝ったと麻生太郎! 
北朝鮮のおかげで選挙に勝ったと麻生太郎!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19672344.html
2017年10月26日 半歩前へ


 話の中身は別にして、この人は思っていることを正直に口にする。安倍自民党の勝利は「北朝鮮のおかげ」だと言った。あれだけポンポンミサイルを撃ち上げたら、北朝鮮に対する反感が起きるのは当然だ。そこを安倍首相は巧みに利用して勝利を勝ち取った。

 このあおりを食ったのが共産党。同じ共産党だからと、北朝鮮といっしょくたにされて、安倍自民党や山口率いる公明党から激しい批判を浴びた。党名が災いして共産党は議席が半減した。

****************

 麻生太郎副総理兼財務相は26日、東京都内で講演し、自民党の衆院選勝利について「明らかに北朝鮮のおかげもありましょうし、いろんな方々がいろんな意識をお持ちになられた」と述べた。
 
 情勢が緊迫する北朝鮮問題を争点に掲げ、安倍晋三首相が強い対応を打ち出したことが奏功したとの見方を示したとみられるが、危機を選挙に利用したとの批判が出る可能性もある。麻生氏は「特に日本海側を遊説していると、つくづくそう思っているというような声を掛けられた」とも語った。 (以上 時事通信) 




































http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃(リテラ)
           
            「月刊Hanada」(飛鳥新社)12月号


山口敬之氏が詩織さんへあまりにも卑劣な反論! 核心からは逃げ、印象操作と陰謀論で詩織さんを攻撃
http://lite-ra.com/2017/10/post-3540.html
2017.10.26 山口敬之氏が詩織さんに卑劣すぎる反論 リテラ


 元TBS記者・山口敬之氏からのレイプ被害を告発したジャーナリストの伊藤詩織さんが、今月24日、外国特派員協会で記者会見を行った。会見で詩織さんは、日本の司法や社会システムが性犯罪被害者のために機能していないことを指摘しながら、捜査の過程で明らかにされない「ブラックボックス」に光をあてることの必要性をあらためて語った。

 そんななか、本日発売の「月刊Hanada」(飛鳥新社)12月号が、「私を訴えた伊藤詩織さんへ」と題した山口氏の“独占手記”を掲載。「週刊新潮」(新潮社)の第一報後に雲隠れしていた山口氏は、Facebookや代理人弁護士を通じてしかコメントを出しておらず、本人がメディアに寄稿して“反論”するのは初のことだ。

 しかし、その内容は、自分の一切の非を認めないだけでなく、詩織さんへの誹謗中傷・人格攻撃と陰謀論、そして矛盾だらけの自己弁護が混在したもの。納得できる反論どころか、山口氏の行為の悪質性を逆に浮き彫りにしている。

〈詩織さん、
 あなたは性犯罪被害者ではありません。そして、自分が性犯罪被害者でない可能性があるということを、あなたは知っています〉(手記より)

 手記の核心部分は、詩織さんへの「書簡」の形式で始まる。山口氏は、詩織さんのレイプ被害の訴えが、検察審査会への異議申し立てでも「不起訴妥当」と議決されたことをもって、〈これにより、刑事裁判によって私に犯罪者という汚名を着せようというあなたの企ては、最終的に失敗したわけです〉と書いている。

 「企て」などという表現からして、詩織さんを貶める卑劣な印象操作としか言いようがないが、その後、山口氏は詩織さんの主張は「事実と異なっている」として自らの主張を述べる。

 まず、仕事のビザの相談を目的にして詩織さんが山口氏と食事をした夜について、山口氏は、詩織さんが「自分の酒量を過信して飲みすぎただけ」として、詩織さんが使用の可能性を指摘している「デートレイプドラッグ」は存在そのものを知らないとする。

 また、山口氏によれば、〈見るからに酔っ払って〉〈足元が覚束な〉いほど「泥酔」している詩織さんは、〈誰が見ても、一人で電車に乗って帰すことは困難な状態〉だった。一方、自分はホテルでやるべき仕事が残っていた。ゆえに〈私はやむなく、当時逗留していたホテルで休んで酔いを醒ましてもらい、自分の作業を終えてから送って帰るしかないと判断した〉という。詩織さんがタクシー運転手に「駅で降ろしてください」と何度も言っていたことについては、〈嘔吐し、朦朧とした泥酔者が「駅で降ろしてください」と言ったからと言って、本当に駅に放置すべきだと思いますか?〉とホテルに連れ込んだことを“親切心”によるものだと理由づけている。

 いったいこの人は、何を言っているのだろうか。意識が朦朧としているような状態だったなら、病院に連れて行くなり、別の部屋をとるなりするのが常識的な対応だろう。なぜホテルに連れ込むことになるのか。

■山口氏の反論手記にある、決定的なごまかし

 そもそも、詩織さんと山口氏を乗せたタクシーの運転手は、詩織さんが何度も「駅の近くで降ろしてください」「駅に行ってください」と言っていたこと、対する山口氏が「ホテルに行ってくれ」「何もしないから」と言っていたこと、そして、最終的に詩織さんは動かなくなり、山口氏が「体ごと抱え」(「週刊新潮」)、「引きずり出すように」(詩織さんの取材)タクシーから詩織さんを降ろしたと証言している。つまり、意識が朦朧とした状態の詩織さんが帰宅を懇願していたにもかかわらず、山口氏の判断でホテルに連れ込んだのは客観的事実なのである。

 しかもこの手記には、決定的なごまかしがある。

 それは、ホテルにおける自身と詩織さんの行動についてだ。山口氏の主張を要約するとこうなる。部屋のなかで嘔吐した詩織さんはトイレに駆け込んだ。トイレのなかから嘔吐する音が聞こえた。山口氏がトイレに入り吐瀉物を拭うと、詩織さんは〈なんとか自ら起き上が〉り、吐瀉物のついたブラウスを脱いで、〈部屋に戻るとベッドに倒れ込み、そのまま寝てしまった〉。以下、重要な箇所なので引用する。

〈部屋はツインで、シングルベッドが二つありました。前日まで私が寝ていたベッドはあなたに占領され、もうひとつのベッドは、ベッドメイキングを壊さないままパッキング前の衣類などを並べていました。私が全ての仕事を終えても、あなたは相変わらずいびきを書いて眠りこけていたので、私は荷物置き場にしていたベッドの、わずかに空いたスペースに身を横たえました。
 部屋に入ってどのくらい時間が経ったのか。
 私がまどろんでいると、あなたが突然起き出して、トイレに行きました。ほどなくトイレが流れる音がして、下着姿のあなたが戻ってきました。(中略)
 そして、ペットボトルの水を何度かごくごくと飲んだあなたは、私が横たわっているベッドに近寄ってきて、ペットボトルをベッドサイドのテーブルに置くと、急に床に跪いて、部屋中に吐き散らかしたことについて謝り始めました。面食らった私は、ひとまずいままでにあなたが寝ていたベッドに戻るよう促しました。
 ここから先、何が起きたかは、敢えて触れないこととします。あなたの行動や態度を詳述することは、あなたを傷つけることになるからです〉

 これほどおかしな「反論」はないだろう。そもそもレイプ被害をめぐっては、一般論として、当事者間に「合意」があったかどうかがしばしば争点となる。しかし見ての通り、山口氏の手記は、その重要な点を、詩織さんを慮るフリをして完全にネグっているのである。

■「合意」があったかなかったについて、なぜか語らない山口氏

 言っておくが、性行為の事実とその際に山口氏が避妊具さえつけていなかったことは、山口氏自身も、詩織さんとのメールのやりとりのなかで否定していない。「敢えて触れない」のではなく“書けない”ということではないのか。実際、詩織さんは今月18日に出した著書『Black Box』(文藝春秋)のなかで、ホテルでのことをこう振り返っている。

〈目を覚ましたのは、激しい痛みを感じたためだった。薄いカーテンが引かれたベッドの上で、何か重いものにのしかかられていた。
 頭はぼうっとしていたが、二日酔いのような重苦しい感覚はまったくなかった。下腹部に感じた裂けるような痛みと、目の前に飛び込んできた光景で、何をされているのかわかった。気づいた時のことは、思い出したくもない。目覚めたばかりの、記憶もなく現状認識もできない一瞬でさえ、ありえない、あってはならない相手だった〉
〈私の意識が戻ったことがわかり、「痛い、痛い」と何度も訴えているのに、彼は行為を止めようとしなかった。(中略)何度も言い続けていたら、「痛いの?」と言って動きを止めた。
 しかし、体を離そうとはしなかった。体を動かそうとしても、のしかかられた状態で身動きが取れなかった。押しのけようと必死であったが、力では敵わなかった。
 私が「トイレに行きたい」と言うと、山口氏はようやく体を起こした。その時、避妊具もつけていない陰茎が目に入った〉(『Black Box』より)

 頭が真っ白になりながらも、その場から逃げようとする詩織さんを、再び山口氏は無理やりベッドに押さえつけたという。

〈抵抗できないほどの強い力で体と頭をベッドに押さえつけられ、再び犯されそうになった。(中略)
 体と頭は押さえつけられ、覆い被さられていた状態だったため、息ができなくなり、窒息しそうになった私は、この瞬間、「殺される」と思った〉(『Black Box』より)

 さらに、詩織さんによれば、さらに山口氏はこんなことを言ってきたという。

「早くワシントンに連れて行きたい。君は合格だよ」
「パンツぐらいお土産にさせてよ」
「今まで出来る女みたいだったのに、今は困った子どもみたいで可愛いいね」

 比喩ではなく、吐き気を催す言動だ。詩織さんの主張を聞く限り、合意のないまま性行為に及んだことになる。

 では、なぜ山口氏はこの核心部分について、手記で反論しなかったのか。それは、山口氏の主張に決定的な矛盾があるからこそ、言及を避けざるをえなかったのではないか。実際、山口氏が組み立てたストーリーは、詩織さんの主張だけでなく、第三者の証言とも明らかに食い違っているのである。

■ツインベッドをめぐるホテル関係者の証言と山口氏の主張の矛盾

 ポイントは、“ホテルのツインベッドを誰がどうやって使ったのか”、という点だ。

 前述の通り、山口氏の手記によれば、〈前日まで私が寝ていたベッド〉は詩織さんが使い、自分は〈ベッドメイキングを壊さないままパッキング前の衣類などを並べて〉いたもう一つのベッドの〈わずかに空いたスペース〉に横たわっていたという。そして、山口氏は事件後の詩織さんとのメールのなかで、このように言い繕っていたこともわかっている。

「私はあなたの髪の毛などについた嘔吐臭が耐えられなかったので、別のベッドで寝ました。
 その後あなたは唐突にトイレに立って、戻ってきて私の寝ていたベッドに入ってきました。(中略)私もそこそこ酔っていたところへ、あなたのような素敵な女性が半裸でベッドに入ってきて、そういうことになってしまった」

 ようするに、山口氏は“詩織さんの意思で、自分のベッドに入ってきた”と言いたいのだろう。であれば当然、詩織さんが最初に寝ていたベッドと、山口氏が横たわっていたベッドの両方とも「使用された状態」になっていたはずである。

 ところが、すでに「週刊新潮」が報じているように、ホテルの関係者は「客室に2つあったベッドのうち1つしか使われた形跡がなく、しかもそこには血痕がついていた」と証言しているのだ。詩織さんの著書を読む限り、この証言はフロアを担当したハウスキーパーのものと思われるが、詩織さん自身もまた〈私は彼の話す「別のベッド」が、ベッドメイキングされ、カバーがかかったままの綺麗な状態だったことを、はっきり記憶していた〉(『Black Box』より)と書いている。

 これは明らかな矛盾だ。さらにいえば詩織さんは、事件の後には〈あざや出血している部分もあり、胸はシャワーを当てることもできなかった〉とも記している。山口氏は、詩織さんがベッドで泥酔しているところにまたがり、避妊具なしの性行為に及んだ。だから、ツインベッドには「1つしか使われた形跡がなく、しかもそこには血痕がついていた」。後日のメールではとっさに「私の寝ていたベッドに入ってきた」と嘘の説明をしたが、その矛盾は第三者の証言によって露見した。

 繰り返すが、だからこそ山口氏は、今回の手記で「敢えて触れない」ことにするしかなかった。そういうことではないのか。

■「Tシャツを貸したから」「事件後メールが来たから」と否定する山口氏に詩織さんは明確に反論

 他にも手記では、詩織さんを貶める主張が多数展開されている。

 たとえば山口氏は〈もしあなたが朝の段階で私にレイプされたと思っていたのならば絶対にしないはずの行動〉として、貸した自分のTシャツを詩織さんがその場で着用したことあげ、〈レイプの被害に遭ったと思っている女性が、まさにレイプされた翌朝、レイプ犯のTシャツを地肌に進んで身につけるようなことがあるのでしょうか?〉〈結局、私はそのTシャツを未だに返してもらっていません。そのTシャツの存在を認めると、自分の主張の辻褄が合わなくなるからですか?〉と、鬼の首を取ったようにあげつらう。

 だが、実際には、詩織さんは「Tシャツの存在」を認めていないどころか、『Black Box』のなかでしっかり触れているのだ。一刻も早く部屋の外に出なければならないと思っていた詩織さんは、ブラウスを見つけるが〈びしょ濡れ〉であり、〈なぜ濡れているのか聞くと、山口氏は「これをきて」とTシャツを差し出した〉。そして〈他に着るものがなく、反射的にそれを身につけた〉。つまり仕方なく差し出されたTシャツを着たわけだが、さらに詩織さんは都内に借りていた部屋に戻ると、〈真っ先に服を脱いで、山口氏に借りたTシャツはゴミ箱へ叩き込んだ〉と書いている。

 まだある。山口氏は事件後の15年4月6日夜、詩織さんから〈山口さん、/お疲れ様です。/無事ワシントンへ戻られましたでしょうか?/VISAのことについてどのような対応を検討していただいているのか案を教えていただけると幸いです。〉(注:/は改行)という文面のメールが送られてきたことを〈物証〉として、〈これが、被害者がレイプ犯に送る文面でしょうか?〉〈このメールはあえて伏せている。それはなぜですか? 都合が悪いと思っているからですか?〉と書き立てている。

 しかしだ。これも実際には、このメールを送った事実も文面も、詩織さんは『Black Box』で明記している。そして、理由についても〈忘れたい気持ちがあり、これはすべて悪い夢なのだと思いたかった。まだ体の痛む箇所もあり、混乱する頭も麻痺しているようだった。私さえ普通に振る舞い、忘れてしまえば、すべてはそのまま元通りになるかもしれない。苦しさと向き合い戦うより、その方がいいのだ。と、どこかで思ったのだろう〉と、隠すことなく正直に書いている。加えれば、詩織さんは警察への相談と同時に山口氏とのメールのやりとりを続けたが、これは山口氏に非を認めさせるための友人たちの勧めであったことなど、詳しく説明しているのだ。

■「テロ等準備罪」を「共謀罪」と呼ぶのは偶然なのか?と陰謀論的イチャモン

 他にも山口氏は〈あなたの思考パターンには、まず強い自意識があって、自分を被害者、私を悪意ある犯罪者と思い込むことによって、全ての事象をそのストーリーにはめ込もうとしているのではないか〉などと中傷している。このように、核心部分についてはネグりながら、反論になっていないどころか、詩織さんへの人格攻撃を繰り返す山口氏。なかでもどうかしているとしか思えないのは、ネット右翼の陰謀論をそのまま垂れ流したことだ。山口氏は手記で、詩織さんの会見後に「大量の誹謗中傷のメッセージ」が届けられるようなったとしたうえで、こう述べている。

〈あなたは五月の記者会見で、「共謀罪よりも強姦罪改正を優先して審議してほしい」と主張しました。私に大量の陰惨な誹謗中傷を送りつける方々の多くも、「テロ等準備罪」を「共謀罪」と呼び、廃案を強く求めています。これはまったくの偶然なのでしょうか?〉

 いったい何を言っているのだろうか。確かに、詩織さんは5月の会見で、共謀罪の国会審議が優先されたことで後回しにされていた性犯罪の厳罰化法案について「きちんと取り上げられるべき」と主張した。しかし、「共謀罪の審議を止めろ」などとは一言も言っていない。会見の直後、ネトウヨが同種のいちゃもんをつけて詩織さんをバッシングしていたことは本サイトでも報じたが、それをトレースするような陰謀論をまくしたてるとは、開いた口が塞がらない。

 他方、山口氏は手記のなかで、〈「上からの力を感じた」「事件が消えてしまう」「ブラックボックス」というような抽象的な、あるいは情緒的な表現ではなく、具体的に問題点を指摘してください〉と強弁している。だが、この問題については、山口氏の逮捕が不可解にも直前で取りやめになり、その決裁をしたのが“菅義偉官房長官の子飼い警察官僚”である中村格刑事部長(当時)であることを忘れてはならない。さらに、山口氏が事件の対応を“官邸のアイヒマン”と言われる北村滋・内閣情報調査官を彷彿とさせる「北村さま」と相談していたことも明らかになっている。

 詩織さんは現在、山口氏を相手取って民事訴訟を起こしているが、裁判の場では、こうした山口氏の主張の矛盾や、政治権力の介入疑惑について、徹底して真相が明らかにされなければならない。

 一方で、気がかりなのは、山口氏が今回の手記公開を皮切りに、再び“政権の代弁者”としての活動を再開したことだ。事実、山口氏は安倍応援団雑誌「月刊Hanada」の他にも、同日発売の極右雑誌「WiLL」(ワック)12月号に「解散前夜の決断と懊悩 安倍総理の“どす黒い孤独”」なる原稿を寄稿。北朝鮮情勢をシミュレーションし、安倍首相の衆院解散を〈やはり、「臨時国会冒頭」しか、解散の選択肢はなかったのである〉と結論づける“安倍擁護記事”だった。安倍政権が司法への圧力も強めているなか、判断に影響を与えないかが懸念される。

 もっとも、詩織さんが司法記者クラブと日本外国特派員協会での記者会見にのぞんだのに対し、山口氏は反論にすらなっていない手記を公開しただけだ。山口氏はメディアに対する法的措置までチラつかせているが、少なくとも、記者会見を開くべきだし、マスコミも積極的に報じるべきだろう。本サイトでも、この問題をめぐる動きを今後もレポートしていくつもりだ。

(編集部)















http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 会計検査院が指摘 森友への国有地値引き額は6億円も過大 「レッドカード」突き付けた(日刊ゲンダイ)
     


会計検査院が指摘 森友への国有地値引き額は6億円も過大
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/216331
2017年10月26日 日刊ゲンダイ


  
   瑞穂の國記念小學院(C)日刊ゲンダイ

 会計検査院も「レッドカード」を突き付けた。

 大阪・豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に約8億円も値引きして払い下げられていた問題で、売却額の妥当性を調べていた会計検査院が値引き額は最大で約6億円過大だった、と試算していることが分かった。

 検査院はさらに調査を進め、売却に関わった財務、国交両省への指摘内容を公表するという。

 森友は国有地の「地下9.9メートルまでゴミが埋まっている」と主張。国交省大阪航空局は土壌全体の「47%」にゴミが混入しているとして、撤去費用を約8・2億円と見積もり、財務省近畿財務局は土地の評価額約9.5億円から差し引いた約1.3億円で売却した。

 ところが検査院が残っていた資料を確認したところ、航空局が示したゴミの混入率「47%」はゴミが出てきた6〜7割の土壌部分に限った混入率だったという。これを基にあらためて試算すると、撤去費は約2億〜4億円にとどまったという。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK234] 松原仁、本音ポロリ / 「希望の党両議員総会にて小池さんは、『新しさを演出できた』」 
松原仁、本音ポロリ / 「希望の党両議員総会にて小池さんは、『新しさを演出できた』」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/78ce3ae987ef08391588a08fc243c043
2017年10月26日 のんきに介護


郷原信郎‏ @nobuogoharaさんのツイート。



希望の

両院議員懇談会では、

その他、

小池に牙を抜かれた

(拙稿「元民進党・柚木道義ってアホか。牙、完全に抜かれとるがな」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4e8a0be2edc98fbc1835c27871d032c8

柚木道義が

「『血が流れる』ではなく、血しぶきが舞い散る選挙だった」

と述べた。

失笑を買わなかったんだろうか。

世論の批判、圧力を感じたときに、なぜ、希望の党からの

出馬を断念しなかったのか――。

その優柔不断さの問題があるきりだと思う。


〔資料〕

「『辞任すべきだ!』希望・両院議員懇談会で民進党出身者が小池百合子代表をつるし上げ 」

   産経新聞(2017.10.25 22:13 )

☆ 記事URL:http://www.sankei.com/politics/news/171025/plt1710250057-n1.html


 衆院選敗北を受け、希望の党は絶望的な船出を迎えた。25日の両院議員懇談会は、複数の出席者が小池百合子代表(東京都知事)の引責辞任を求め、つるし上げの様相を呈した。党内には水面下で離党を検討したり、将来的な解党を画策したりする動きがあり、空中分解の可能性さえある。

 「多くの有為な人材を失ってしまったことは本当に残念至極だ」。小池氏は懇談会の冒頭、神妙な表情で衆院選の不手際をわびた。

 希望の党は衆院選での「政権交代」を目指し、235人の候補者を擁立した。しかし、当選したのは50人にとどまり、多くは民進党出身者だった。懇談会では、民進党出身者が次々と小池氏に牙をむいた。

 柚木道義氏は「『血が流れる』ではなく、血しぶきが舞い散る選挙だった」と語り、小池氏の「排除の論理」によって逆風となったことを批判した。

 小川淳也氏や吉良州司氏は「仲間がこれだけ死んでいるのだから責任を取るべきだ」などと、露骨に代表を辞任するよう求めた。

 小池氏は、自民党東京都連の意思決定を「ブラックボックス」と糾弾したこともある。それだけに、今回の衆院選で、樽床伸二代表代行ら小池氏に近い人が比例代表で優遇されたことなど、不透明な公認決定過程への批判も相次いだ。小池氏は「出馬を要請した段階で比例代表名簿への登載が決まっていて、覆せなかった」と釈明した。

 一方で、内部対立をいさめる意見も出た。小熊慎司氏は「小池氏への批判は筋が違う。われわれは民進党の決定に従い、希望の党で戦った」と述べた。「比例代表で約1千万票を得た。全員野球の人事にしてほしい」との声もあがった。

 自らの意思で希望の党からの出馬を選択したにもかかわらず、小池氏批判に明け暮れれば、世論の視線はさらに厳しくなるとの危機感も広がる。

 今後は首相指名候補を誰にするのかを含め、人事で挙党態勢が構築できるかが焦点となる。党内では共同代表に玉木雄一郎氏を起用し、大幅な若返りを図るべきだとの意見もある。
































http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/707.html

   

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