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2017年11月10日00時11分 〜
記事 [政治・選挙・NHK235] トランプ大統領の訪日報道の問題点、ゴルフ場で国策を決める愚かさ(MEDIA KOKUSYO)
トランプ大統領の訪日報道の問題点、ゴルフ場で国策を決める愚かさ
http://www.kokusyo.jp/mass_media/12194/
2017年11月08日 MEDIA KOKUSYO


  

毎日新聞の報道によると、トランプ大統領と安倍首相のゴルフ外交をどう記録するかをめぐり政界で議論になっているらしい。同社の報道は、「一般論として言えば、記録に残す必要のある外交上のやり取りは残すのが通常だ」とする管官房長官の談話を紹介した上で、次のように問題点を指摘する。

ただ、外務省幹部は「同行した通訳が全部を聞き取れたわけではない」と説明。首脳間の親密な関係と、記録の必要性が相反する可能性が浮き彫りになった

ゴルフ外交で日米の首脳が何を話し合ったのかを正確に記録できないことを問題視しているのだ。

◇正常な感覚の喪失

毎日新聞の見解は、逆説的に言えば、正確に記録できればゴルフ外交は問題ないというものらしい。しかし、筆者は毎日新聞が指摘している問題以前に、ゴルフをしながら国の方向性を決めるという発想そのものが重大な間違いだと思う。ゴルフをしながら、主観的な思索に耽ったり、新しい発想の誕生に期待することは自由である。が、そこに国策の決定、あるいは決定へ向けた方向性の国際的な合意が加わるとなれば話は別だ。国の進路は、国会で議論して決めるのが議会制民主主義の大原則なのである。

国権の最高機関である国会を経ずに、国策を決定するのは独裁国家である。フィリピンのマルコスが、インドネシアのスハルトが、ニカラグアのソモサなどが採用してきた手法である。共謀罪が施行された後、日本にも影のように独裁者の足音が近づいているのである。

国費を使ってゴルフをすることが許されるのか、国会で議論する必要があるだろう。ゴルフ外交をどう記録するかは、2次的な問題である。ゴルフ場を歩き、クラブを振りながら国策を決めること自体がどうかしている。しかも、話し合いの内容を記録に残さないというのだから、議会制民主主義のルールを逸脱している。

◇木を見て森を見ない日本のメディアの報道

トランプ大統領に関する報道は、日本と海外では随分と温度差がある。日本のメディアの基本的な誤りは、朝鮮が「諸悪の根元」であるという大前提を作っていることである。この偏見を前提にして、日米韓がどう対応していくのかという視点でニュースを制作しているのだ。もちろん日刊ゲンダイなど、別の視点で報道をしているメディアもあるが、大半はトランプが「善」で、金正恩が「悪」という紋切り型の構図である。

が、海外ではそうではない。たとえば典型例を示すと朝鮮の友好国・キューバのPrensa Latinaは、6日付けの記事で、「朝鮮の核問題でトランプ米国大統領は、挑発的な発言を繰り返し、ワシントンのいかなる方針も支持するとする日本の支持をとりつけた」と米国に批判的な視点を採用している。

本当にトランプが「善」で、金正恩が「悪」という構図が正しいのか、再考する必要がある。

筆者は、トランプ大統領の方にむしろ問題があると考えている。米国という国家の歴史と性質からして、朝鮮半島の問題は、米国の側から扇動している可能性が極めて高い。事実、米国は日本や韓国で軍事大国化を進めてきた。日本における米軍基地の拡張や改憲の動き、それから日の丸を手にして安倍首相を支援する極右翼の台頭などが、かつて日本軍に侵略された朝鮮の脅威にならないはずがない。

日本の主要メディアは、「木を見て森を見ない」誤りを犯している。歴史も見ていない。朝鮮半島での不安定要因を作っているのは米国の側なのだ。そのことは米国が過去に繰り返してきた海外派兵と暴力の歴史を検証するたけでも十分だろう。今回の朝鮮問題もラテンアメリカ諸国や中東と同じ線上にあるのだ。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK235] <超速悲報>トランプ氏がツイッターのヘッダーを習近平氏との写真に変更!日本の時は横田基地で安倍ちゃんナシ 
【超速悲報】トランプ氏がツイッターのヘッダーを習近平氏との写真に変更!日本の時は横田基地で安倍ちゃんナシ
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/36181
2017/11/09 健康になるためのブログ





以下ネットの反応。
























あれだけケツ舐め外交に徹したのにこの屈辱ww

ネトウヨは怒りに打ち震えていることでしょうww

中国との良好な関係をめっちゃアピールしたがってますやん。





http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 同盟国は「子分」だから外交の必要はないと見せつけられたー(田中良紹氏) 
同盟国は「子分」だから外交の必要はないと見せつけられたー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sqagvh
9th Nov 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


トランプ大統領の初のアジア歴訪によって日本、韓国、中国に対する

米国の本音を見せつけられた思いがする。

同盟国である日本と韓国は米国製兵器を買わせる対象でしかなく、

敵と認める中国だけが「外交」の対象とされた。

つまり同盟国は「子分」だから外交の対象にならない。

 今回のアジア歴訪は米国にとって北朝鮮の核開発をどのように抑え込むかが

第一の課題だとされた。

トランプ大統領はこれまでしきりに軍事オプションに言及し、

一方で政権幹部は外交交渉の可能性をちらつかせ、

両面作戦で北朝鮮の譲歩を引き出そうとしてきた。

 各国首脳の中でトランプ大統領の軍事オプションを支持するのは

日本の安倍総理ただ一人である。

韓国や中国は各国と同様にあくまでも話し合いで解決する道を模索している。

当たり前の話で米軍が北朝鮮を軍事攻撃すれば韓国経済は壊滅的打撃を受け、

中国も日本も深刻な打撃を免れない。

 しかし軍産複合体に支持基盤を置くトランプ大統領は米軍の演習の回数を増やし、

軍事予算を増額しなければならない立場にある。

軍事オプションの可能性を繰り返し発信しないわけにはいかない。

ただし本当に軍事オプションが可能かと言えば簡単でないことは皆分かっている。

 トランプ大統領に気に入られることだけが目的の安倍総理は

トランプ大統領の言うことにはすべてイエスである。

従って軍事オプションも支持するし、トランプ大統領の意向を忖度し

米国軍需産業が作る兵器購入も重要な選択肢に入る。

 日本の税金の使い道に占める軍事費の割合は上昇する。

それを批判させないためには国民に北朝鮮危機を深刻に受け止めさせる必要がある。

ミサイルが発射されれば戦争の前線である韓国もやらない空襲警報を鳴らし

避難訓練をさせるのは、国民に身体で恐怖感を味わせるためだとフーテンは考える。

 これを見ればトランプ大統領は

「国民の安全を守るため米国製兵器を買ってそれで北朝鮮のミサイルを撃ち落とせ」

となる。「日本国民も安全になり米国軍需産業も儲かるから日米ウィンウィンになる」

というわけだ。断る理由は見つからない。

つまり北朝鮮の核・ミサイル実験は現状では米国の利益になり

それは最大限に利用される。

 しかし米国内では迎撃ミサイルの性能について

「18回の実験で10回しか当たらない」と報道され、

北朝鮮危機を煽って当たるかどうかわからない兵器を米国が売り込むことに

批判的な報道もある。昔は日本でも自民党内にそうした批判があったが、

どういうわけか最近では全く聞かれなくなった。

 米国製兵器の購入は最初の訪問国である日本での共同記者会見で

トランプ大統領から持ち出され安倍総理が購入を約束した。

同じことは翌日の韓国でも繰り返され、韓国も兵器購入を約束した。

米国から見れば日本と韓国は同盟国だがそれは限りなく「子分」に近い。

本音では主権国家と見ていないところがある。

 歴代米国大統領は日本と韓国に対し一応主権国家と認める素振りをしたが、

トランプは本音の人だから建前にこだわらない。

今回の歴訪で初めて大統領専用機が到着したのは

日本の主権の及ばない横田基地であった。

そこは米国領であるから米軍兵士の熱烈な歓迎を受けるところから

トランプ大統領の日本での日程は始まった。

 日本の横田基地から韓国に向かった大統領専用機が到着したのは

ソウル郊外の在韓米軍空軍基地である。

そこから韓国が9割以上の支援をして建設された

海外で最大の米軍基地キャンプ・ハンフリーに大統領は向い、

そこでも米軍兵士の歓迎を受けるところから韓国での日程が始まった。

 軍産複合体に支持基盤を持つ大統領らしいと言えばそれまでだが、

軍事的に米国に隷属する国の中の米国領にその第一歩をしるす大統領の姿を見て、

フーテンは主権を無視されているようで耐えられない思いがした。

 そしてトランプ大統領は今回の歴訪の最大の目的地である中国を訪れる。

北朝鮮の核開発を止めるには中国とロシアの協力がなければ

何もできないことを分かっているからだ。

また中国に対して米国は巨額の貿易赤字を抱えており、

大統領選挙中には制裁の対象国にすると息巻いたこともある。

 それを見透かすように中国の習近平国家主席は「国賓以上」のもてなしを演出し、

世界遺産の故宮を貸し切って中国の伝統文化を見せつけ、

オバマ前大統領とは段違いの待遇をすることで

トランプ大統領の心をくすぐり、28兆円に上る商談を成立させて、

ついにトランプ大統領に

「貿易赤字の責任はこれまでの米国政権にある」と言わしめた。

 そして北朝鮮への圧力を促すトランプ大統領に一歩も引かず、

これまで通り国連の制裁決議を徹底していく考えを表明して終わったのである。

先日行われた19回中国共産党大会で

習近平主席は2035年に中国のGDPが米国を抜き世界の30%を占めるようにし、

2050年には軍事力を世界最強にするなどの目標を掲げたが、

この米中首脳会談の結果を見ると米国と中国が世界を主導するG2構想に向けた

「外交」の力を感じる。

 中国に圧力をかけるために始められたアジア歴訪は中国が圧力をかわす形で

終わった。中国の「一帯一路」構想をけん制するために

トランプ大統領と安倍総理の日米首脳会談で提唱された

「自由で開かれたインド太平洋戦略」がどこかに消えてしまった感じさえする。

 かつて日本が米国に経済的脅威を感じさせ、

米国が日本を旧ソ連以上の「敵」と看做していた時期がある。

その頃、米国の「日本叩き」は激しかったが、

当時の米国には日本を叩く一方で日本に対する畏敬の念も感じられた。

 米国は叩かれても叩かれても立ち上がって挑戦してくる人間が好きである。

戦わずにすがってくるだけの人間は便利だから利用するが腹の中では軽蔑する。

かつての日本は軍事的には従属していたが経済で米国を圧倒する勢いがあり、

だから米国はありとあらゆる手段を使って日本を叩きのめそうとした。

 その頃の日本には「外交」があったと思う。

理不尽な米国の要求をかわす術を持っていた。

しかし今回のトランプ大統領と安倍総理の「濃密な関係」に

国家対国家の「外交」を感じることは出来ない。

トランプファミリーと安倍ファミリーの「社交」が展開されていただけである。

それが国家のありようとしてどうなのか、フーテンは大いに疑問に感じる。





http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 安倍所信表明までに片付ける 林文科相、14日に加計認可(田中龍作ジャーナル)
安倍所信表明までに片付ける 林文科相、14日に加計認可
http://tanakaryusaku.jp/2017/11/00016927
2017年11月9日 22:55 田中龍作ジャーナル



阿部知子議員(立民)は「私たち国会議員には知らせていないのに、マスコミには知らせる」と文科省の対応を憤った。=9日夕、衆院会館前 撮影:筆者=

 永田町有力筋によれば、文科省の大学設置審議会はあす10日、林芳正文科相に対して「加計学園・今治獣医学部の設置認可は妥当」と答申する。答申を受けて林文科相は14日にも認可を表明する。

 ・・・といっても文科省は記者クラブに9日午後、「10日解禁」の“ しばり付き ”で設置審が加計学園・今治獣医学部の設置認可を妥当としたことをレクチャーした。マスコミに対してはすでに答申済みなのである。
 
 野党第一党の立憲民主党は「14日、衆院文部科学委員会」「15日、参院文教委員会」の日程で、加計疑惑を追及したいとしている。

 安倍首相の所信表明演説は、17日に行われる予定だ。自民党国対はそれまでに、首相が追及される委員会を済ませておきたいことから、立憲民主が提案した日程を大筋で飲む構えだ。

 衆院予算委員会が所信表明演説後の27日から予定されているが、与党は野党に加計絡みの追及をさせたくない、というのが本音だ。質問時間の制限などあの手、この手で追及を かわして くるものとみられる。

 もともとユルい質問しかしてこなかった民進党が分裂した。しかも追及に熱心だった議員は落選した。弾も尽きた感がある。今特別国会が加計隠しの仕上げになるのだろうか。


補助金96億円の内訳は愛媛県が32億円、今治市が64億円。ただし愛媛県議会は補助金の拠出をまだ認めていない。新たな火種となる可能性もある。=9日夕、衆院会館前 撮影:筆者=

  〜終わり〜


























http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK235] イヴァンカ来日騒動とはなんだったのか?〜熱狂した日本のメディア、冷めていたアメリカのメディア(wezzy)
イヴァンカ来日騒動とはなんだったのか?〜熱狂した日本のメディア、冷めていたアメリカのメディア
http://wezz-y.com/archives/50678
2017.11.09 wezzy


   
     イヴァンカがツイッターにアップした来日風景ビデオ

 11月初頭のイヴァンカ・イン・ジャパン・フィーヴァーを海のこちらから眺めていたが、なんとも言えないチグハグ感があった。

 日本のメディアはイヴァンカの日本到着の瞬間、安倍首相との会食、皇居前広場での散策を盛大に報じ、イヴァンカ “大統領補佐官” の美貌とワーキングウーマンとしての有能振り、トランプ大統領からの信頼の厚さなどを褒めそやした。来日中のファッション、訪れたレストランも当然のように詳しく報じられた。だが、来日の目的であった国際女性会議での基調講演は半分ほどしか席が埋まらず、ガラガラだった。

 果たしてイヴァンカ・トランプは日本で人気があるのか、ないのか。また、アメリカではどういったポジションにあるのだろうか。

アメリカでの報じられ方

 アメリカの各メディアもイヴァンカの訪日を報じたが、日本のメディアのような熱狂振りではない。まず、イヴァンカの大統領補佐官としてのポジションに重きを置いていないことに気付く。

 CNNは記事中に肩書きを用いず、「イヴァンカ・トランプ」とのみ記している。フォックス・ニュースは「大統領の娘」「ファースト・ドーター」、ニューヨーク・タイムス、ワシントン・ポスト、ヴァニティ・フェアは「大統領の娘かつ大統領補佐官」もしくは「ファースト・ドーターかつ大統領補佐官」と、大統領補佐官としての肩書きは軽視され、補佐官としての活動にもほとんど、またはまったく触れていない。

 フォーチュン誌はイヴァンカのアジアでの高い人気について書いている。なかでも日本と中国では「成功した実業家」「3児の母」「ファッション・アイコン」の3つを見事なバランスでこなしていることが憧れの理由であると分析している。そこに「大統領補佐官」という4つ目の側面は含まれていない。日本人もまたイヴァンカを政治家とみなしていないと解釈しているのだ。

 では、日本では実際に「成功した実業家」「3児の母」「ファッション・アイコン」としての人気があるのだろうか? そうであれば、講演会は満席になったはずだ。

 講演会の不入りについてニューヨーク・タイムスは、ホワイトハウス広報の苦し紛れの言い訳「講演会は入場希望の登録者がもっとも多いイベントだったが、警備の都合上、全員が入れなかった」を記載している。

 タイムスは同じ記事で若い日本人女性によるイヴァンカ賞賛コメントとともに、京都外国語大学のナンシー・スノウ教授(専門:広報外交)による「イヴァンカの来日は日本人の気分を良くさせるためのお飾り」という非常に手厳しいコメントも掲載している。

 フォックス・ニュースはイヴァンカの警護に当たった女性のみの「女性警戒部隊」を「ガール・スクワッド」と呼び、「機動隊の通常の重装備はイヴァンカの警護には不向きな服装のようだ」と皮肉まじり。警戒部隊の軽装については他のメディアも触れており、要人警護についての日米の感覚の違いを知ることができる。

政治経験のない大統領補佐官

 イヴァンカが大統領補佐官に就任した際、アメリカでは懐疑的、または反対の声が多く上がった。父トランプは大統領就任前の時点でイヴァンカの夫で不動産業者、トランプにとっては娘婿のジャレッド・クシュナーを大統領上級顧問に指名していた。それに伴いクシュナーとイヴァンカはニューヨークから首都ワシントンD.C.に転居。その時期、イヴァンカは政権への関与を聞かれると「私は大統領の娘です」と曖昧に答えていた。ところが3月に大統領補佐官となったのだった。

 当然のことながら、これでは家族政権ではないかという声が上がった。加えてトランプ、クシュナー、イヴァンカの誰にも政治経験がない。さらに3人ともに実業家であり、各自の企業と政策の利益相反が心配された。実のところ、イヴァンカの利益相反は大統領補佐官就任前からみられた。

 以下は今年6月の記事「イヴァンカ・トランプとは何者か?〜愛娘・ビジネスパーソン・大統領補佐官」からの抜粋だ。

 昨年11月の大統領選でトランプが勝利を収めた5日後、トランプは高視聴率のニュース番組「60ミニッツ」でのインタビューを受けた。カメラの前で同席したイヴァンカは自身のブランドの1万ドルのブレスレットを着けており、かつブレスレットについてのP.R.レターをジャーナリストたちにEメールにて送付した。この件はすぐさま批判され、以後トランプ一家のビジネスと大統領職の線引きが曖昧であることが懸念され続けている。

 ブレスレット騒動のわずか数日後の11月17日、つまり大統領就任式の2カ月も前に日本の安倍首相がニューヨークに駆け付け、トランプと会談。その際もメラニアではなくイヴァンカが同席した。(中略)イヴァンカ・トランプ・ブランドが日本の企業サンエー・インターナショナルとのライセンス契約締結真近であり、同社は日本政府が筆頭株主であることが報じられた。なお発覚後、イヴァンカ・トランプ・ブランドはサンエー・インターナショナルとの取引を行わないことを発表している。

 4月にトランプと中国の習近平国家主席が会食した際にもやはりイヴァンカが同席し、その日、中国でのイヴァンカ・トランプ・ブランドの商標登録が承認されている。(抜粋ここまで)

大統領補佐官として、何をしている?

 イヴァンカが大統領補佐官として何をおこなっているのかは、今も判然としない。そこへトランプの「ロシア疑惑」が再燃した。大統領選中に対立候補のヒラリー・クリントンを貶め、トランプを有利にするためにロシアと内密に談義し、かつ関係者が脱税とマネーロンダリングをおこなったという疑惑だ。イヴァンカの夫クシュナーも疑惑を持たれているひとりであり、クシュナーへのさらなる批判を避けるためか、イヴァンカの動静もあまり伝わらなくなった時期があった。

 そんな中、日本単独訪問はイヴァンカにとって久々のスポットライト・イベントだった。だが、来日直前の10月30日にロシア疑惑を持たれている数名の中から、トランプの元選対本部長であったポール・マナフォートら2名が起訴された。

 当初、イヴァンカは日本での日程を終えたのちにそのままトランプのアジア5カ国訪問に合流し、韓国と中国を訪れる予定だった。だが直前にキャンセルし、日本からアメリカに直帰となった。理由はトランプが推し進めている減税法案を、トランプの不在中にプロモーションするというものだった。

 この減税法案は富裕層に手厚く、中間層には恩恵をもたらさないとされており、「もっとも潤うのはトランプ自身ではないか」と批判されている。この法案についてイヴァンカは「子供を持つ家庭の控除」を強調しており、中間層への減税案浸透を図っている。

 イヴァンカの韓国・中国の訪問中止とロシア疑惑との関係を示唆するメディアはなかったが、トランプに随行する夫クシュナーも一行が中国に到着した時点でアメリカに帰国すると報じられている。

 クシュナーの一族が経営する不動産企業はかねてより中国の富裕層からの投資を募っており、その際、米国政府が海外の投資家に発行する「投資永住権EB-5」を活用していると報じられている。EB-5の目的は、 主に都市部の低所得地区(低雇用率地区)もしくは雇用元の少ない田舎に外国からの投資によって雇用を生み出すことにある。だがクシュナーの不動産企業はマンハッタンの高層ビルの債務のためにEB-5を利用。このスキームは違法ではないものの、本来の趣旨に沿っていないと批判されている。言い方を変えれば、クシュナーの社を通して中国の富裕層が50万ドルで米国永住権を購入しているとも言える。ちなみに近年、EB-5取得者の8割以上が中国人だ。

 イヴァンカも中国に行きにくい理由がある。イヴァンカのファッション・ブランドは中国でも人気が高いようだが、多くは中国製であり、トランプの公約「米国に製造業を取り戻す」を実行していないだけでなく、中国の縫製工場での過酷な労働條件が問題視され続けているのだ。

ロシア疑惑、夫が逮捕?

 こうした背景の中、11月5日の政治番組でハワード・ディーン(元大統領立候補者、元民主党全国委員長)が、ロシア疑惑について「クシュナーもマネーロンダリングによって起訴されるだろう」と語った。

 現時点では確証があってのコメントではないが、マナフォート元選対本部長の逮捕・起訴に次いで、マイケル・フリン前大統領補佐官とその息子についても「起訴が可能なだけの証拠が揃った」という特別検察官の発言を受けてのコメントだった。ディーンは「次はトランプ一家だ」とも語った。

 マナフォートが起訴されたのち、トランプ一家と取り巻きがFBIに次々と逮捕されるパロディ・ビデオが出回った。あるビデオではクシュナーが逮捕され、イヴァンカはそれを車の中から見守っている。別のビデオではイヴァンカもまた逮捕され、囚人服を着せられている。イヴァンカ自身はロシア疑惑メンバーに含まれていないが、父トランプ、夫クシュナーがかかわっているのであれば、娘として、妻として、そして「大統領補佐官」として、程度は不明ながら内情を知っていると思われるのは当然だろう。そもそもアンチ・トランプ派はトランプ大統領の弾劾と、ホワイトハウスからのトランプ一家一掃を望んでいるのである。

※FBIパロディ・ビデオ
It's Mueller Time! Trump Administration Season Ending


 その一方、ロイヤルファミリーや皇族を持たないアメリカでは、大統領一家はその役目を担う。本来ならファーストレディがクイーン役として人気を集めるが、メラニア・トランプは表舞台にほとんど出て来ない。そこでイヴァンカにスポットライトが当たる。若く、美しく、家庭と事業を両立させるイヴァンカは、トランプ支持者にとってはまさに憧れのプリンセスであり、クイーンなのだ。

 しかし、イヴァンカの政治能力は証明されていない。イヴァンカ本人は過去に「私は実業家である」と発言している。アメリカという大国と3.2億人の国民を率いる大統領の補佐官という仕事をどのように捉えているのかはまったく不明だ。加えて今後の立ち位置はロシア疑惑を抱えた父親トランプ、夫クシュナーと一蓮托生なのである。

 いずれにせよ、日本のメディアはイヴァンカをアメリカン・プリンセスとしてのみ捉え、過剰に報道した。その際、イヴァンカを含むトランプ一家の置かれている現状に触れることはなく、ひたすらに華やかな面のみを映し出した。大きな問題を抱えているのはイヴァンカ自身だけではなく、日本のメディアも、だったのである。

(堂本かおる)



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 100%ともにある日米関係?(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
100%ともにある日米関係?
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51732856.html
2017年11月08日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


今回のトランプ大統領の外遊ですが…

 安倍総理がまた、「日米が100%ともにある」なんて言っています。

 誤解のないように言っておきますが、日米の関係がよいことが怪しからんというのではありません。但し、日米同盟を支持するかと言われれば、無条件で支持することができないのはそのとおりですが…

 いずれにしても、日米が100%ともにある、と安倍総理は言う。

 しかし、それは真実なのでしょうか?

 安倍総理が、そうであって欲しいと願っているのは事実かもしれませんが…しかし、米国がどう考えているかは別。

 トランプ大統領が横田基地で述べた言葉です。


 「日本は重要なパートナーであり、美しく、宝のような国で、誇り高い歴史を持っている」

 I'm honored to be here today in this beautiful country, home of the extraordinary people of Japan. Japan is a treasured partner and crucial ally of the United States.
 
 米国にとって日本が重要な同盟国であることはよく理解できます。

 因みに、a treasured partner 宝のようなパートナーと訳すのは誤解を招くかもしれません。宝というよりも、宝物のように大切にしているということなのです。つまり、非常に大切なパートナーである、と。

 いずれにしても日本が米国にとって非常に大切な役割を果たしているのは事実。だからこそ日本には今なお多くの米兵が駐留している訳です。

 しかし、そのことは必ずしも日本と米国の利害が一致していることを意味しません。

 私思うのですが、本当に日本と米国が100%ともにある関係であれば、尖閣諸島に対する日本の主権を米国は支持すると思うのですが、米国は日本の施政権は認めても領有権には決して言及しないのです。

 竹島についても、それが日本の固有の領土であるということを特に支持する訳でもありません。

 というよりも、日本がそうした問題を国際司法裁判所に提訴しないように圧力をかけているのがアメリカ。

 竹島の領有権の問題で日本の主張が認められることになれば、韓国のメンツは丸つぶれ。

 でしょう?

 そして、そうなると韓国の政治も不安定になってしまう、と。

 米国としては、それでは困るのです。それに、韓国は日本以上に米国の戦争に積極的に協力してきたという実績があります。その面で韓国の軍隊は遥かに頼りになる訳です。

 つまり、米国としては、日本がその韓国を見習って欲しい、と。

 だから、竹島の問題では韓国に配慮するし、また、慰安婦問題でも韓国に同情して見せる、と。

 もちろん、そうしたことの背景には韓国が積極的なロビー活動を展開していることもある訳ですが、それだけではなく日本と韓国を天秤にかけ米国の有利になるように事を運ぼうとする計算が働いているのです。

 似たようなことは中国に関しても言えるでしょう。

 いずれにしても、日本や韓国に対してもっと米国製の武器を買うように迫るトランプ大統領!

 韓国は、原子力潜水艦の購入を検討し始めたとも報じられています。

 日本が米国の武器を購入すれば、「米国に多くの雇用が生まれるし、日本が安全になる」と言い切るトランプ大統領!

 如何にも、米国の労働者が日本よりも苦しい状況にあると言いたげですが…

 しかし、数日前にも紹介したとおり、米国の賃上げ率はインフレ率を超えているのに対して、日本は逆。実質賃金はマイナスとなっているのです。

 米国の雇用創出のために武器を買う必要があるのか、と言いたい。



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http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK235] ゴルフで転倒 衝撃映像で露呈した安倍首相の“体調悪化説”(日刊ゲンダイ)
 


ゴルフで転倒 衝撃映像で露呈した安倍首相の“体調悪化説”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217267
2017年11月10日 日刊ゲンダイ


  
   トランプ、安倍首相、松山英樹が横並びになったのは数えるほど(内閣広報室提供/共同)

 安倍首相が「会話が弾んで突っ込んだ話もできた」と胸を張ったトランプ大統領との“ゴルフ外交”。ところが、マトモな会話なんてできっこないと思わせる衝撃的な映像が流れ、波紋を広げている。さらに安倍首相の体調不安説まで再燃している。

 政界で話題になっているのはバンカーにハマった1番ホールでの安倍首相の衝撃映像だ。1回ではバンカーからボールを出せず、2回目のショットで何とかバンカーから脱出。安倍首相は先を歩くトランプと松山英樹に取り残されまいと、バンカーからフェアウエーに一気に駆け上がろうとしたが、バランスを崩して後方にスッテンコロリン1回転。亀みたいに手足をバタつかせて自身がバンカー入りしてしまった。この“珍プレー”をテレビ東京がニュースで放送すると、ユーチューブに映像がアップされ、瞬く間に再生回数が30万回を超えた。

「官邸側は削除依頼を繰り返しているようですが、クリックが稼げるためか、次々に同じ映像がアップされて消えません。他にも安倍首相がパットに失敗した球をトランプ氏がオーケーして投げ返す際、うまくキャッチできずカラダで受け止める映像などをNHKなどが持っているようです。官邸側は安倍首相が『成功した』と言い張る“ゴルフ外交”の珍映像がこれ以上流出することを危惧しています」(官邸事情通)

 政界が注目しているのは、安倍首相の体調不安だ。ゴルフ場でのヨタヨタした姿、歩幅の狭さ、トランプが投げたボールに反応できないなど、「やはり体調が悪いのではないか」との声が上がっているのだ。

■“珍プレー”の原因は薬の副作用?

 ただでさえ、安倍首相は「潰瘍性大腸炎」という難病を抱え、先月の総選挙前後から「顔がむくんでいる」と不安視されていた。

「安倍首相は特効薬『アサコール』を服用して持病である潰瘍性大腸炎の症状を抑えていますが、最近は強いステロイドも服用している、といわれている。ステロイドには副作用があるだけに、それが体調を悪化させている可能性もあります」(前出の官邸事情通)

 薬の副作用が“バンカー地獄”の原因だったのか――。

「あくまで一般論ですが」と前置きした上で、医学博士の米山公啓氏がこう言う

「ステロイドの副作用なら精神疾患などもっと強い症状が出るはずで、ゴルフどころではないと思います。ただバンカーで転倒した、上手にボールをキャッチできないといった行動が事実なら、加齢による小脳機能の低下が疑われます。もっとも、これらの機能は筋トレなど定期的な運動で低下を防げます。首相は運動不足が疑われます」

 首相動静によれば、安倍首相は毎月1〜4回のペースでジム通いをして汗を流したことになっている。なのに運動不足が疑われるとは、どういうことなのか。ジム通いはトレーニングのためではなく、施設内で医師と待ち合わせをし、診察を受けているともいわれている。

 安倍首相は一国をつかさどる総理大臣。自分の体調についてもキチンと説明すべきだ。

「スコア以外はすべて発表させていただいた」なんて冗談めかして隠すのは反則だ。


Trump大統領とゴルフ中の安倍総理 ボールも自分もバンカー脱出に失敗w


























http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK235] (拡散希望❗️)江東区が反旗!! 東京都を「不誠実」と批判。小池都知事は豊洲が汚染されていることを知りながら、
開場日を決める愚を繰り返すのか?


 
https://pbs.twimg.com/media/DOOqWMTVwAAIDp5.jpg



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK235] トランプ氏は日・韓・中を米国の商売人として歴訪し、「米国ファー」を米国民に見せつけた。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6522.html
2017/11/10 05:17

<訪中しているトランプ米大統領と習近平(シーチンピン)国家主席は9日、北京の人民大会堂で会談した。トランプ氏は共同記者会見で、北朝鮮の核・ミサイル開発を断念させるため「経済的な圧力を強めていくことで一致した」と語った。ただ、習氏は対話を重視するなど立場の違いも目立った。一方、米中企業が総額約2500億ドル(約28兆円)の契約を結ぶなど、中国側は経済的な協力の強さを演出した。

 トランプ氏は会談後の共同記者会見で、「すべての国が協力して、残忍な北朝鮮への兵器や資金の供給、貿易をやめなければならない」と語り、北朝鮮の対外貿易の約9割を占める中国にさらなる行動を促した。

 会談に同席したティラーソン米国務長官によると、両首脳は、北朝鮮の核保有は認めず、朝鮮半島の「完全かつ検証ができる恒久的な非核化」の実現で一致。習氏からは会談で、中国人民銀行が国内銀行に北朝鮮企業などとの取引停止を命じた措置などについて説明があった。その上で習氏は「北朝鮮側が制裁の十分な影響を感じている」と語り、一定の効果が出ているとの見方を示したという>(以上「朝日新聞」より引用)

 米国ファーを見せつけたトランプ氏の極東歴訪だった。日本と韓国では対・北朝鮮のミサイル兵器の購入を迫り、大型兵器購入契約を確約させた。

 中国では米中企業が総額28兆円の契約を結ぶなど経済最優先の姿勢は変わりなかった。トランプ氏は米国内向けに「米国ファー」の選挙公約を実行しているパフォーマンスを太平洋越しに見せつけることが出来た。

 しかし対・北朝鮮制裁は必ずしも日米韓の足並みがそろっているとはいえないものだった。日本政府は隷米姿勢を傾斜させ「米国の1%」に奉仕する政治を加速させている。米国のポチを内外に示しただけだ。

 しかし日本国民が肝に銘じておかなければならないのは米国が対・北朝鮮制裁に本気になったのは北朝鮮がICBM開発を本格化させた段階からだということだ。米国は1998年8月に北朝鮮のノドン・ミサイルが日本列島を飛び越えても、今ほど北朝鮮に対する姿勢を示しただろうか。

 何度でも書くが、北朝鮮のICBMは米国の脅威であって日本の脅威ではない。日本の上空数百キロを飛翔するICBMを迎撃させることは現在のミサイル迎撃システムでは不可能だし、100q以上は宇宙空間として「領空」でないとするのが国際的な取り決めだ。

 トランプ氏の「北朝鮮のICBMミサイルを迎撃すべきだ」という発言に対して、安倍氏は明確に「出来ません」と回答したのだろうか。迎撃すべきだったと発言してトランプ氏が不快感を示したとの報道はあるものの、それに安倍氏がいかなる返答をしたのかの報道はない。なぜだろうか。

 米国は日本が本気でお付き合いする国ではない。同盟関係といいつつ、米国の正体は日本をとことん絞り食い尽くそうとするハケ鷹に過ぎない。

 いつ北朝鮮に手を握り合って妥協するか、中国と世界の覇権を米・中で二分しようと持ち掛けるか分かったものではない。日本は米国から一歩退いた関係を保つべきだ。ニクソン氏が日本の頭越しに米中国交回復を行った歴史を日本政府は忘れたのだろうか。

 何度でも書くが、米国はプラグマティズムの国だ。役に立つものは「善」だが、役に立たないものは切り捨てて当然、とする価値基準が明快な国だ。そこを忘れずに、対米外交を行うべきだ。安倍氏の米国ポチ策は下の下でしかない。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 今日、加計認可か+野党の質問時間が長いのは、世界の常識&安倍・枝野の党首討論も早く見たい(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/26165131/
2017-11-10 06:21

【フィギュアGP第3戦の中国杯は、女子が樋口新葉が2位、三原舞依が4位、本田真凜が5位。
 樋口が安定した高難度の演技で210点台をマークし(あと1.3点で優勝だった)、2戦連続の表彰台に。GPファイナル進出の可能性が大きくなって来た。(^^♪
 マスコミやスケート界の一部は、第2の浅田真央を作るべく本田真凜に期待を寄せているのだが。(フィギュア普及には大切なことだとは思うけど。)折角センスがあるものの、コーチも嘆く練習不足のため確実性に乏しい状況。五輪はビミョ〜か?・・・尚、NHK杯では骨折休養の宮原が300日ぶりに復活。どういう演技を見せるか、楽しみ。(^^♪

 男子は、負傷から復帰の田中刑事がSPで4位につけるも総合7位。日本は羽生、宇野はハイレベルな争いをしているものの、3人めにこれと言った選手が育たないのが悩みの種。<mewごヒイキ山本草太くんが骨折から復帰も、まだジャンプを飛べず。(-_-;)>
 しかも、NHK杯の練習で、羽生が4回転ルッツで着地をミスって足首を痛めたとの情報が。(・o・)<mewは、こういう風に後半にケガ人が増えるのを心配だったので、4回転合戦の選手の足への負担を警戒してたんだよね。^^; ユヅくんのケガがたいしたことありませんように。(−人ー)】

* * * * *

 今日10日、加計学園が経営する岡山理大の獣医学部新設が正式に認可される予定。(@@) <『理事長告発も、加計学園の獣医学部新設の認可決定。首相から説明なし。衆院選勝利が後押しか?』http://mewrun7.exblog.jp/26150971/

 野党6党(よ党の維新は除く)の国対は、早速、国会審議&証人喚問を要求することで一致。
 自公与党も、審議に応じる姿勢を見せているのだが。安倍首相は出席せず。証人喚問や参考人招致にも応じない構えだという。(-"-)

『立憲民主や希望など野党6党・会派の国会対策委員長は8日、国会内で会談し、加計(かけ)学園の獣医学部新設問題で加計孝太郎理事長ら関係者の国会招致を求めることで一致した。10日に学部新設が認可される見通しで、その後速やかに国会審議を行うよう政府・与党に求めていく。(朝日新聞17年11月8日)』

『自民党の森山裕国対委員長は8日、「できるだけ早く委員会を開く」と記者団に語った。ただ、安倍晋三首相は文科委には出席しない。野党は同学園の加計孝太郎理事長の証人喚問や、松野博一前文科相、山本幸三前地方創生担当相らの参考人招致も要求したが、与党は応じない構えだ。
 一方、8日の衆院議運委理事会では、首相の所信表明演説を17日、代表質問を20、21両日に行うことで与野党が合意した。(毎日新聞17年11月8日)』

* * * * *

 しかも、自民党が今国会から与野党の質疑時間の割合を、これまでの「与党2:野党8」から「与党7:野党3」に変更して欲しいと言い出したことから、野党が大反発。<自民議員の質問機会を増やすという目的もゼロではないだろうけど、モリカケをはじめ政府与党に不都合な問題をしつこく追及されるのを避けたいという意図があるのは明らかだろう。(-"-)>
 以前、予想したように、自民党は「えげつない営業商法」に従って、ここに来て「5:5」におりて来たのだが。<一応、麻生政権の「4:6」までが妥協できる範囲?>野党は、徹底抗戦する構えでいるようだ。(@@)
<しかも、志位委員長も怒っているように、もともと「2:8」を要求したのは、野党時代の自民党なんだからね。(・・)> 

『共産・志位氏「自身の提案を自分で覆すのは理屈立たぬ」

 ■志位和夫・共産党委員長(発言録)(自民党が国会での野党の質問時間の短縮を求めていることについて)議院内閣制との関わり、国政調査権の行使という点からも、野党側に多くの質問時間を保障するのは当たり前で、これを覆そうというのは絶対に許容できない。

 今日の報道で、自民党の石破茂元幹事長が「そもそも野党側にたくさんの質問時間を、と言うのは自民党が野党時代に要求したことだった」と。「それを忘れちゃいけない。野党の背後にはそれを支持した国民がいることを忘れてはいけない」という発言があったが、その通りだ。

 経過から言っても、「与党2:野党8」という、だいたいの(質問時間の)配分は、民主党政権時代に自民党自身が要求したことだった。野党にたくさんの質問時間を保障するのは当たり前でしょという要求があって、当時私たちも野党で要求した。そういうことで定着したルールですから、自分自身が提案した内容を自分で覆すというのは理屈が立たないと思う。

 民主主義を壊すようなとんでもない暴論だから、撤回してもらって、野党には従来通りの質問時間を保証すべきだ。(記者会見で)(朝日新聞17年11月2日)』

『衆院質問「与野党5対5」、自公提案へ 野党を大幅削減

 国会での野党の質問時間削減問題で、自民、公明両党は「与党5対野党5」で配分することを野党に提案する方針を固めた。複数の自民党幹部が明らかにした。国政全般について議論する衆院予算委員会は「与党2対野党8」が現行で、野党側は拒否する構えだ。

 与党の国会対策委員会幹部は9日までに、各委員会の自民、公明両党の委員長、筆頭理事に対し、「5対5」の時間配分を基本に野党との協議を行うよう指示。自民の森山裕・国会対策委員長は9日の党会合でこうした考えを表明した。

 与党が「5対5」を提案する背景には、質問時間の削減に反対している野党に歩み寄りを促す狙いもある。ただ、野党第1党の立憲民主党幹部は9日、「絶対に受け入れられない」との考えを明らかにした。野党側は政府をチェックする国会の機能が弱まるとして引き続き、削減には一切応じない構えで、対立の激化は必至だ。(朝日新聞17年11月9日)』

* * * * * 

 では、野党の質問時間を多くすべしという考え方は、おかしいことなのだろうか?(**)

 海外を見ても、議院内閣制を採用している先進国では、野党の質問時間が長くすることは、いわば「常識」として受け止められているようだ。(・・)

『国会の質問時間「野党長すぎ」日本だけ?「8対2」他の国でも…海外の国が大事にする「国際的常識」 

 11/3(金) withnews

 自民党と政府は、国会で野党の質問時間を減らす考えを明らかにしました。これまでは野党に多く時間を割いてきましたが、議席数にあわせるべきだとしています。自民党はさきの衆議院選挙で圧勝し、議席の6割以上を占めていますから、実現すれば質問時間の大半が自民党に与えられることに。これって、海外の国々ではどうなっているんでしょうか。(朝日新聞国際報道部・神田大介)

 自民党の萩生田光一・幹事長代行によると、質問時間の見直しを指示したのは安倍晋三首相。「これだけの民意を頂いた。我々(自民党)の発言内容にも国民が注目しているので、機会をきちんと確保していこう」と首相官邸で萩生田氏に話したそうです。

 この国会の質問時間、どう決まっているんでしょうか。実は、はっきりした法律や規則はありません。その時々で与野党が協議し、柔軟に決めてきました。

 2009年に民主党が政権をとってからは、「与党2:野党8」の時間配分が慣例に。ただ、その直前の自民・麻生政権も同じように野党の質問時間を長く取っていたという記録が残っています。

☆ ほとんどの質問を野党がするドイツ

 では、海外の国々はどうしているのでしょうか。日本の国会図書館は主な国の議会の制度を調べ、2013年に発表。以下はその調査を参考にしています。

 日本と同じく、首相を国会議員から選ぶ議院内閣制のドイツ。会派ごとに経済、教育、外交など大きなテーマを扱う「大質問」、会期中は毎週政府が議員の質問に答える「質問時間」、タイムリーな話題を扱う「時事討論」などがあります。

 調査がまとめている2005年から2009年の数字で見ると、質問件数で野党が占める割合は大質問で98.4%、質問時間で80.7%、時事討論で99.1%。ほとんどすべてを野党が使っています。当時は与党が議席の7割を占めていました。

☆ 野党党首だけ質問回数の多いイギリス

 やはり議院内閣制で、世界でも指折りの伝統ある議会を持つイギリス。議会の開かれている週には、月曜から木曜まで毎日1時間の「質問時間」があります。

 議員は3日前までに質問を提出。限られた時間でどの質問をするかは抽選で決めます。与党か野党かは考慮されません。ただし、答弁に対して他の議員が追加でもう一つ質問をすることができ、これは与党と野党が交互にすることになっているそうです。

 なお、水曜日は特別で、30分は首相が答えることが決まっています。まずは「首相のきょうの予定」を質問し、追加で事前の通知なくあらゆる分野の質問をするのが慣例です。

 このとき、野党第1党の党首に限って6問まで質問ができます。事実上の党首討論になっています。

 フランスでは、法案の審議時間の最低60%を野党に割り振るルールがあります。現在、国民会議(下院)の6割の議席を与党が占めています。

 このように、どの国も野党に対し、質問の時間や件数を議席の比率よりも多く認めています。これは、議会に政府をチェックする役割が求められているからです。

 ドイツ国会のウェブサイトは国会の主な役割を「立法と政府統制」と説明しています。政府への厳しい質問は欠かせませんが、一般的に首相は与党から出ていることが多く、身内の批判はしにくいもの。この点では野党の役割を重視するのが、国際的な常識となっているようです。

 そもそも議会は「立法府」。法律をつくることが大きな役割ですが、採決は多数決で行われるため、常に与党が優位です。ゆえに、質問こそが野党の存在意義そのものだと考えられているのです。

☆ そもそも質問がないアメリカ

 ちなみに、アメリカの場合、議員が大統領に質問をする制度がありません。

 議院内閣制の国と違い、アメリカの大統領は議会から独立しています。大統領は議会の解散権を持ちません。党議拘束という考え方も乏しく、同じ党の大統領が求める法案でも、議員個人の信条と違えば反対するのが普通です。

 トランプ大統領が主要な公約としていた「医療保険制度改革(オバマケア)」の一部廃止も、身内であるはずの共和党の議員が多数を占める議会上院で7月に否決されました。

 また、アメリカの大統領には法案を提出する権利がありません。予算をつくって税金の使い道を決めるのは政府の大事な仕事ですが、アメリカの場合、予算はすべて法律として決めます。これをつくるのは議会です。大統領は「予算教書」という形で、こうしてほしいというお願いを出すにとどまります。

 政府に対するチェックは、この予算を実際につくる過程や、大統領の人事を承認する権限、議会が設置する委員会などを通じて行われています。』<mew注・読みやすくするために、小見出しに☆をつけました。>

* * * * *

 そう言えば、安倍首相は、党首討論もなかなか行なおうとせず。特に今年にはいってからは、モリカケ&稲田・日報隠し問題が出たこともあってか、1回も行なっていないのよね。(>_<)

<当初は毎月1回、行なうはずだったのにな〜。「小泉vs.菅」の討論は面白くて、国民にも結構注目されてたのにね。「安倍vs.枝野」の討論も興味深いんだけどな〜。安倍っちはアタマもクチでもエダノンに負けちゃいそうだから、やらないかな?(~_~;)>

 何はともあれ、まずは国会で野党の質問時間が十分に確保できるように、メディアも国民も後押しすべきだと思うmewなのである。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK235] トランプ大統領は、キッシンジャー博士の「指南」に従い、アジア歴訪、「米朝和平」説得を成功させつつある(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a74ea5363b97fd187be4f3156db00bc2
2017年11月10日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 米ドナルド・トランプ大統領は、「忍者外交の名手にして指南番」であるヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー博士の「操り人形」に成り切って、今回、「ハワイ→日本→韓国→ベトナム→フィリピン」を歴訪している。この歴訪に当たって、キッシンジャー博士は、世界恒久の平和と繁栄を築くための「新機軸」について訪問先の首脳に説き、これに従って、とくに最重要懸案である「米朝和平」(米朝国交正常化・平和友好条約締結→朝鮮半島統一)を実現するよう指南した。トランプ大統領は、忠実に動き、歴訪を成功させつつある。これは、すべてをお見通しの天皇陛下の側近筋からの極秘情報である。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 安倍のトランプへの媚びへつらいが、米国において滑稽な見世物として紹介されている 
安倍のトランプへの媚びへつらいが、米国において滑稽な見世物として紹介されている
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8bbe2ab80a330a590fd39e2c81dbd462
2017年11月10日 のんきに介護






全編は、

こちらです。

Comics on Trump in Japan in Best of Late Night


kozohys2002‏ @kozohys2002さんのツイート。



そう言えば、

我々、日本人は、

Poor Japanese(かわいそうな日本人)

とまで言われていますね。

わざわざ、米国まで行って

「慰安婦」について

出鱈目なんぞと抗議の広告を出した

皆さん、

日本人がこんな侮蔑に満ちた言われ方しても

気にしないのですか。

すべては、

安倍晋三めのお陰ですよ。

このまま彼を権力に座に据え付けておくんですか。

さて、上掲の番組の話に戻します。

この番組は、

日米首脳会談の中身をこんな調子で伝えます。

たとえば、

北朝鮮からのミサイル攻撃という

万が一の場合、

日米同盟による

米国の駆けつけ警護を当てにする、

発想に

トランプが激怒して言うには、

「晋三よ、お前も武士なら、自分の国のことは自分で解決しろ」と。

そうして、

そりゃ、そうだ、日本には、

忍者、パワーレンジャー、ゴジラ、色々いたよね〜、トランプさん

といった具合に調子を合わせます。

びっくりしたのは、

鯉の餌やりについての司会者の蘊蓄。

茶道の瞑想にもあたる行為だ(!)ということ知っていますね。

まったく

日本の文化が分かっていない御仁ということで、

晋三がいい笑い者になっていました。























http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 山尾志桜里は権力者と庶民のラインを引いた/政界地獄耳(日刊スポーツ)
山尾志桜里は権力者と庶民のラインを引いた/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201711100000284.html
2017年11月10日10時16分 日刊スポーツ


 ★衆院議員・山尾志桜里は何か考え違いをしているのではないか。神奈川新聞のインタビューで「公私のラインを引く」として「むき出しの好奇心になどには屈しない」と、公私の区別を引いて政治家として生きていくことを宣言した。覚悟の一言だと思う。ただそのむき出しの好奇心を喚起させたのは、ご自身の私生活なのか政務の時間なのかはっきりしない「公私のラインを自身で引けなかった」ことにあるのではないか。野党第1党の幹事長に内定していた自身の行動が多忙な政治家だとしても、あまりにも不自然な“政策議論”の時間や場所から好奇の目が注がれるのは当然だったのではないか。

 ★ご本人が会見で質問は受けずに「男女の関係はない」と発言したことは好奇な目に答えたのではなく、説明がつかないご自身の行動が党の顔にふさわしいかが問われたこと、つまり公職に就く責任の重さについて覚悟がなかったと答えたにすぎない。誤解を与える行動を「私生活ですから」と答えることと、そのお相手がビジネスパートナーであることならば、世の中ではそれを公私混同と呼ぶのではないか。

 ★同紙ではくだんの弁護士を再び山尾事務所の政策顧問としてサポートしてもらうと宣言した。だが、検事から代議士と形は違えど国家の権力から別の権力を持つ政治家となった山尾が多くの権限と特権に守られながら、「1人では政策立案が停滞する」ためにサポートが必要だという。それならばその弁護士が代議士になればいいのではないか。インタビューを読むと公私のラインを引いたのではなく、権力者と庶民のラインが山尾にはあるのではないかと感じた。(K)※敬称略


関連記事
<支持!>無所属・山尾しおり議員が不倫疑惑の弁護士を政策顧問に!「むき出しの好奇心になど屈しない」「総力で改憲に対峙」 
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/402.html

山尾しおり氏「改憲論議に先手打つ」⇒「与党に3分の2議席を占められ改憲発議は避けられない。立憲的な憲法案を野党が示すべき
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/495.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 自民党の吉田博美・参院幹事長が「国会での野党の質問時間削減」という要望は総理がしていると言わない方がいいとアホの萩生田に
自民党の吉田博美・参院幹事長が「国会での野党の質問時間削減」という要望は総理がしていると言わない方がいいと、アホの萩生田にアドバイス
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d0eac900dda00ddd6baa1ef7fb6000e4
2017年11月10日 のんきに介護


〔資料〕

「首相の発言、紹介しないよう苦言 自民参院幹事長」

   朝日新聞(2017年11月7日21時21分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASKC75HCCKC7UTFK00R.html

 国会での野党の質問時間削減をめぐり、自民党の吉田博美・参院幹事長は7日の党役員連絡会で、安倍晋三首相側近の萩生田光一幹事長代行を名指しし、「総理がこう言っていると、言わない方がいい」と首相の発言を紹介しないよう苦言を呈した。出席者によると、萩生田氏は黙って聞いていたという。

 吉田氏が指摘したのは、衆院選直後の10月27日の萩生田氏の対応のこと。萩生田氏は、質問時間をめぐる首相の発言について「これだけの民意を頂いた。我々の発言内容にも国民が注目しているので、機会をきちんと確保していこう」と記者団に明かした。

 吉田氏は役員連絡会で「時間配分は国会で決めること。総理が独断専行しているように思われる。閣僚や党役員は言動に気をつけなければならない」とも述べたという。

 また、7日の総務会では、森山裕・国会対策委員長が、質問時間に関する党の試算を紹介。今年の通常国会の衆院予算委員会の配分時間を所属する与野党議員の人数で割ったところ、与党議員は1人あたり21分、野党は4時間16分だったという。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 松下幸之助の亡霊と稲盛が安倍独裁政権君臨の生みの親

政治評論家で元東京タイムスの政治部長だった本澤二郎が、彼の「日本の風景」というコラムの中で、実に興味深い指摘を行っている。それはパナソニックの松下幸之助の亡霊と政商の京セラの稲盛和夫の布石で、ナチスの影響に支配されたネオコンの砦であるCSISが、安倍を使って日本に新型ナチス体制を作り出したということだ。そういえば首相官邸の内膜について論じた在米の国際ジャーナリスト藤原肇が書いた、「断末魔を迎えた安倍ゲシュタポ内閣」という記事は実に画期的で、日本のメディアには存在しない鋭い分析だった。http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/374.html?c3
だがそれに続くと思われる「財界にっぽん」の十二月号の論文は、ぜひ手に入れて読みたいと思うが、未見なので紹介できなくて残念とはいえ、本澤記事でその一端は伺えるので紹介して置く。
<張り付け>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52191947.html

2017年11月10日
財閥は二刀流使い<本澤二郎の「日本の風景」(2792)
<中国商売で大成功した松下幸之助と稲盛和夫>
 民進党を瓦解させた功労者は、松下幸之助が誕生させた松下政経塾出身で京都の前原誠司と、父親が勝共連合だった小池百合子のコンビだった、と分析する小論を、フリーランス・ジャーナリスの藤原肇が、月刊誌「財界にっぽん」2017年12月号に書いている。作戦本部が、米国にあることを知らない国民ばかりである。筆者もその一人だったが、なんとジョージタウン大学にある「戦略国際問題研究所」(CSIS)。よくいわれる、日本操作機関のジャパン・ハンドラーズの牙城である。中国ビジネスで大成功した松下と稲盛も関係している。彼らは、ネオコン・米産軍体制の手先ということになる。騙しの世界とはいうものの、新聞テレビが狂いだすと、世の中は見えなくなるものである。

<米戦略国際問題研究所は松下政経塾の大学院>
 松下というと、筆者などは「丁稚小僧」という言葉が頭にひらめく。戦前の軍需産業だったことを知る者はいない。彼を尊敬した人物が京都・京セラの稲森だった。
 松下は出版社PHPをつくり、自己宣伝に努めた。日本会議好みを出版しての世論操作は、よく知られている。松下政経塾の自民党議員とは、以前に取材したことがあるが、一番驚いた発言は歴史認識で、それは「侵略戦争?それはいまの我々は関係ない」というまことにあっさりした無責任コメントだったので、今も記憶している。
 徹底した、偏狭な民族主義教育をしていたことに、容赦なく気付かされたものだ。
 松下政経塾に応募して不合格になった若者は「憲法9条について討論させる。そこで護憲を口にして落第してしまった」と打ち明けてくれた。右翼改憲派の学生が、お気に入りの政経塾だった。
 藤原は「民族主義(神社信仰)で優秀な若者をワシントンで仕上げていた。CSISは松下政経塾の大学院」と鋭い指摘をしている。目からうろことは、このことか。「ナチス突撃隊指揮官を養成した」というのだ。
<京セラの稲盛和夫は5億円献金で理事就任>
 この怪しげで不気味な対日工作機関に、稲森和夫はなんと5億円を献金して理事に就任する。松下の子分のような人物で知られるため、彼のCSIS接近は、松下の意向を受けたものだろう。
 MRAといわれても、何のことかわからない。藤原は詳しい。日本語では「道徳再武装運動」である。イエズス会と関係しているという。これが「日米文化交流」という名目で、日本の財界・政界・学会・マスコミに浸透したというが、いうなれば米諜報機関のCIAの隠れ蓑だった。
 MRAとは、共産主義から財閥を守るというものである。これに一番熱心に取り組んだ人物が、政界では岸信介、財界では松下で、配下の稲森もそれに順じた。直ちに「労務対策に活用した」松下だった。
<共産主義から財閥を守るMRA運動>
 岸は生涯、改憲軍拡派で通した。韓国・文鮮明の統一教会・勝共連合を活用して、これを自民党に浸透させた。いまの天皇制国家主義・日本会議の源流に違いない。岸は派閥を福田派に衣更えさせた。いまの清和会政権であるが、藤原は「さらば暴政」(清流出版)で、この清和会政権の危険性を見事に分析している。
 森喜朗内閣から、日本の右翼化は極端に進行する。「日本は天皇中心の神の国」と公然と神道政治連盟の会合で宣言した森である。続く小泉純一郎は、繰り返し靖国神社参拝を強行して、中国と韓国との関係を悪化させた。
 反共主義で財閥と結びつく清和会は、いまの安倍内閣も同様である。
<小泉進次郎は特訓を受けた米の手先>
 筆者は、小泉のせがれのことが気になる。どうしてかというと、進次郎は当選すると、マスコミが特別扱いして、大々的に宣伝したことである。
 こんなことは、中曽根康弘や福田赳夫のせがれになかった。特別な裏があると直感していたが、案の定、関東学院中退の進次郎は、なんと戦略国際問題研究所で特訓を受けていた。CSIS日本部長だったマイケル・グリーンの線である。彼はジャパン・ハンドラーで知られる対日工作員の一人である。「CSISはナチス思想と結びついている」と藤原は分析している。麻生太郎の口から、やたらとナチスやヒトラーが飛び出している。
<米対日戦略の牙城>
 藤原は「松下政経塾とナチスの親衛隊の間には、不気味な構図が見え隠れしている。それが日本民族主義の台頭に伴う、軍国思想と結びつくと恐ろしい」とも分析している。
 ベルリンからワシントン、そして東京・京都ということになるのか。
 ジョージタウン大学というと、クリントンが学んだ所である。米国対日戦略の牙城であるCSISは、幸い1945年に存在しなかった。立派過ぎる平和憲法が無事に誕生したのちのことである。米ソ冷戦下の吹き出物であろうが、それが最近はワシントンのネオコンの牙城ともなっている。
 改憲軍拡を指導するため、これに波長を合わせる清和会ということになる。 
<裏では米諜報機関と提携する政官財の日本>
 平凡な人間は、世の中の表街道を歩いているため、裏道を知らない。
 筆者の恩師・宇都宮徳馬は、表街道の政治家として、平和・軍縮を叫び続けて生涯を終えた。したがって、彼は裏道を知らなかった。彼はアメリカの民主主義とアメリカンリベラルの政治家との関係を重視してきた。
 彼の口からCIAやイエズス会、CSIS、MRAという言葉はなかった。思い出すと、中曽根懇談で中曽根が、さも当たり前のように「あの人物はCIA」と口にしたとき、瞬間、不思議な違和感を覚えたものである。
 したがって、藤原の解説は、ほとんどが聞いたことのないもので、表街道の人間にとって、実に新鮮で、表を理解するうえで役に立つ。「財界にっぽん」の要請を受けて対談をしたときも、面暗いことが多かった。
 彼が「外国特派員協会の中には、各国のスパイがいっぱい。私は彼らから情報を取っている」という説明に頷くほかなかった。
<中国出版で大金をせしめた稲盛と松下>
 20年ほど前か、息子が北京大学に留学していたころ、大学の寮に泊めてもらったことがある。近くを散歩していると、本屋街に出た。店頭に松下幸之助の本がいっぱい並んでいた。改革開放に突っ走るころでもあった。松下の経営本に学生は殺到していたのだろうか。
 次は稲盛本である。
 「もう300万部?いや700万部も売れている」という話は、最近のことである。松下と稲盛は、ビジネス以外の出版物でも、億万長者になったのだろう。
 国税当局は、しっかりと税金を徴収してもらいたいものだ。反共主義者が中国ビジネスと本の出版で暴利をむさぼっていたのである。
 中国人は人がいいのかもしれない。トランプが来ると、28兆円の商談をまとめて、お土産にしたほどの器量よしである。
2017年11月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK235] オスプレイがわが物顔をして飛び回るようになった日本  天木直人
オスプレイがわが物顔をして飛び回るようになった日本
http://kenpo9.com/archives/2835
2017-11-10 天木直人のブログ


 きょう11月10日の朝日新聞が一段の小さな記事で報じている。

 熊本県にある陸上自衛隊大矢原演習場で、12月8−20日に、日米共同訓練が行われ、米軍普天間飛行場所属のオスプレイが参加すると。

 そして、その記事は次のように書かれている。

 今年3月の新潟・群馬両県、8月の北海道での実施に続き3回目だと。

 オスプレイは岩国飛行場(山口県)を拠点に熊本に飛来すると。

 沖縄、北海道、熊本、新潟、群馬、山口。

 いまや日本全国をわが物顔をして飛び回るオスプレイの姿がそこにある。

 あれほど危険だからといって大反対していたオスプレイの飛行であるのに、いまでは朝日新聞しか報道しないほどニュースにならなくなった。

 その朝日でも見落としそうな一段の小さな記事でしか報じなくなった。

 今度の熊本県の日米共同訓練は、防衛省がきのう9日に堂々と発表したというのにである。

 日米同盟が当たり前のようになってしまえば、いまさらオスプレイ反対を唱えてもむなしいということか。

 野党が動かず、メディアが報じないようでは、国民はどうしようもない。

 深刻な事態である(了)



米オスプレイの事故率、過去最悪 海兵隊全体の率上回る
http://www.asahi.com/articles/ASKC863DFKC8UTFK01G.html
017年11月8日22時44分 朝日新聞


輸送機MV22オスプレイ

 防衛省は8日、米海兵隊に所属する輸送機MV22オスプレイの事故率が、今年9月末時点で10万飛行時間あたり3・27と発表した。2012年の日本での配備以来、過去最悪の数字。日本政府はオスプレイの安全性について、海兵隊機全体の数値より低いか同程度と説明してきたが、同じ時期の全体の事故率は2・72で、根拠の一つが崩れた格好だ。

 米国防総省が防衛省に7日、回答した。海兵隊は被害総額が200万ドル(約2億2700万円)以上か、死者が出るような事故を「クラスA」の重大事故と分類し、事故率を算出。米側は上昇した理由について「過去1年間に3回のクラスA事故が発生したため」と説明したという。

 具体的には、昨年12月に沖縄県名護市沿岸で不時着・大破したほか、今年8月に豪州沖で墜落し3人が死亡。同9月にはシリアでの支援任務中に負傷者を出す事故が起きたことを指す。小野寺五典防衛相は8日、記者団に「オスプレイは最近、重大事故が続いている。米側には安全運航を求めていきたい」と述べた。

 米軍普天間飛行場にオスプレイを配備した12年の事故率は1・93で、日本政府は海兵隊機全体の当時の事故率2・45を下回っていることを地元への説明に引用してきた。防衛省は「事故率は安全記録の一つの指標」とし、「沖縄配備の際は専門家の知見に基づいて事故の分析評価をしていた。事故率だけで安全と説明したわけではない」と主張する。だが、陸上自衛隊のオスプレイ配備計画のある佐賀空港では、昨年9月時点の事故率2・62を根拠に「海兵隊機全体の事故率と同程度」と県に説明しており、整合性が問われそうだ。(相原亮)

















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 検察は、籠池夫妻をいつまで拘束するつもりか。もう3か月を超えたぞ 
検察は、籠池夫妻をいつまで拘束するつもりか。もう3か月を超えたぞ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/258e4d98ea9213e10c061ba2a38edbb0
2017年11月10日 のんきに介護


盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社‏ @product1954さんのツイート。




































関連記事
籠池夫妻拘束3カ月超 安倍政権の政治弾圧に司法言いなり(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/480.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 百田尚樹、木村草太氏をデマ攻撃!ダース・ノッポなど、人の力を借りての攻撃なのが特徴だな 
百田尚樹、木村草太氏をデマ攻撃!ダース・ノッポなど、人の力を借りての攻撃なのが特徴だな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/73162eaff381f245e81e057bc38ae2b9
2017年11月10日 のんきに介護


荻上チキ‏ @torakareさんのツイート。





和田 政宗‏@wadamasamuneのツイート。



これを受けて、

百田は、

こんなレッテルを木村さんに貼り付ける。




テレ局の仕事を失いたくなくて

必死になっているのは

あんただろ。

「木村草太氏もTBSやテレ朝の仕事を失いたくないから、必死なんです」

という表現に、

自分の気持ちが滲み出ているよ。




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 四半世紀ぶりの株高は異次元緩和が招いた実態なきバブル 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ)
 


四半世紀ぶりの株高は異次元緩和が招いた実態なきバブル 日本経済一歩先の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217273
2017年11月10日 日刊ゲンダイ


  
   日銀黒田総裁(C)日刊ゲンダイ

 株高が止まらない。日経平均は実に四半世紀ぶりの高値を記録。市場関係者の中には「今の株高はバブルではない」と強気な意見も目立つが、はたしてそうなのか。

 GDPの実質成長率は年間1%弱と低調続き。先行きも成長に転じる気配はない。安倍首相は「2020年ごろにGDP600兆円を達成する」と豪語し、実質2%以上の高成長を目指したはずだが、完全に掛け声倒れだ。

 日本経済に明るい見通しはないのに、株価だけが上がっている。一体、何ごとなのか。

 端的に言えば「過剰流動性」のワナだ。資金の流動性が正常な経済活動に必要な適正水準を上回り、その状態が「金余り相場」を招いたのだ。元凶は、日銀総裁による「黒田節」である。

 異次元緩和と称し大量にカネを供給したものの、市中銀行は困り果てている。民間企業に旺盛な資金需要があるわけでもないし、マイナス金利政策の長期化で貸し出し業務の利ざやも縮小。まさに踏んだり蹴ったりの状況が収益を圧迫し、3大メガバンクでさえ、大規模リストラを余儀なくされている。

 こうして行き場を失い、ダブついた緩和マネーが、株式市場に向かっている。経営の苦しい各銀行も窓口業務で顧客に預金を崩して投資信託を勧める苦肉の策に走り、株の運用に商機を見いだしている。なるほど、経済成長が伴わなくとも、株高になるわけだ。

 実態なき株価上昇は、明らかにバブルだ。株価が永久に上昇を続けることはない。市場関係者は株価連騰に浮かれている場合ではない。バブルを招来させた責任を問われるべき黒田総裁の任期は来年の4月まで。さて緩和の出口戦略はどうするつもりなのか。

 米FRBの次期議長にはパウエル現理事が指名された。リーマン・ショック以降の金融緩和の出口から抜け出した局面で、非常に無難な人事だ。

 米FRBの人事と政策は素晴らしい。今後も米国の経済成長を支えていくのだろうが、対する日銀の人事は大変だ。

 異次元緩和の出口が見えない中、次期総裁を引き受ける人は、まずいない。誰もいなければ、衆院選後に安倍首相が全閣僚を据え置いたように、黒田総裁も再任。異次元緩和も継続される。そうなれば、日本経済は再びバブル崩壊の日に近づく。あのミジメな「失われた20年」に逆戻りだ。

 来日したトランプ大統領は安倍首相に貿易不均衡の是正のため、武器購入を迫り、「購入すれば、日本は北朝鮮のミサイルを撃ち落とせる」と言ってのけた。北朝鮮だって黙っていないし、トランプ大統領も日本を戦争に巻き込むつもりだ。

 安保法制の変更で、自衛隊は他国軍隊と共同軍事行動が可能となっている。北朝鮮に向かって米日共同戦線を展開することになるやも知れない。韓国は消極的だが、安倍は「待ってました」とばかりに同調するにちがいない。

 日本は経済と安全保障という2つの危機に苦しむことになる。


高橋乗宣 エコノミスト
1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。












http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 希望の党、共同代表に元民進党の玉木雄一郎氏を選出! 
希望の党、共同代表に元民進党の玉木雄一郎氏を選出!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18944.html
2017.11.10 12:57 情報速報ドットコム





希望の党 共同代表に玉木雄一郎氏を選出
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171110/k10011218591000.html
11月10日 11時51分 NHK



希望の党の共同代表を決める選挙は、党の両院議員総会で、国会議員による投票が行われ、玉木雄一郎衆議院議員が選出されました。玉木氏は記者会見で、新執行部について、適材適所で人事を行い、速やかに発足させたいという考えを示しました。

希望の党の共同代表を決める選挙には、届け出順に玉木雄一郎衆議院議員と大串博志衆議院議員の2人が立候補し、10日、党の両院議員総会で所属する53人の国会議員による投票が行われました。

その結果、玉木氏が39票、大串氏が14票で、玉木氏が共同代表に選出されました。玉木氏の共同代表としての任期は3年後の2020年の9月までです。

玉木氏は衆議院香川2区選出の当選4回で48歳。財務省を経て、平成21年の衆議院選挙に当時の民主党から立候補して初当選しました。去年9月の民進党の代表選挙では敗れ、党の幹事長代理を務めました。

このあと、玉木氏は記者会見し、党の執行部体制について、「元気でフレッシュな布陣にしたい。適材適所で陣容を組み、国会も始まっているので、できるだけ早急にスタートさせたい」と述べました。

また、玉木氏は「小池代表とはしっかりコミュニケーションをとることが大切だ。都政と国政で歯車をかみ合わせ相乗効果を出していきたい」と述べました。

大串氏「しっかり党運営を」

共同代表を決める選挙で敗れた大串氏は、記者団に対し、「多くの支援を頂きながら、届かなかったことは残念だが、玉木氏には、しっかり党運営を頑張ってもらいたい。これから、党の在り方や政策を議論していくことになるので、しっかり自分なりの考え方を発信したい」と述べました。

樽床代表代行「改革前面にまい進を」

樽床代表代行は、記者団に対し、「玉木氏と大串氏の訴えは、手法や順番などに若干の違いはあったが、根本的に大きな違いはなく、きたんのない議論ができて、大変よかった。玉木新共同代表は、おそれることなく改革を前面に掲げ、ストレートにまい進していただきたい」と述べました。

細野氏「玉木氏を支える」

細野元環境大臣は記者団に対し、「玉木氏が、安全保障や憲法で進むべき方向性を明確に示したのは非常によかった。玉木氏を支えていく1人でありたい。党を立ち上げたメンバーか、党に合流したメンバーかの違いを乗り越えて、みんなでやっていく態勢が取れればいい」と述べました。

山井氏「国民の期待に沿える政党に」

大串氏の推薦人になった山井和則衆議院議員は、記者団に対し、「玉木氏をみんなで支えて、国民の期待に沿える政党にしていく必要がある。玉木氏も、憲法9条の改正に慎重な姿勢を示しており、国民から見ても、党が目指す方向性が見えやすくなったのではないか」と述べました。

小川氏「頼られる政党に」

小川淳也衆議院議員は記者団に対し、「安倍政権としっかり対じし、国民の期待に応えられ、国民に頼られる政党にしていきたい。玉木氏には、思い切った人事や政策議論、党の体制整備などをやってもらいたい」と述べました。











まずは当選おめでとうございます!選出された玉木雄一郎議員は元民進党の議員で、今年の国会だと加計学園問題で安倍政権を熱心に追及していた方です。

その分かり易い話し方と勢いのある追及からファンも多いですが、同時に与党支持者からは嫌悪されています。加計学園問題では与党系のまとめブログが集中攻撃を受けていましたが、希望の党の共同代表にまでなれたのは素晴らしいです。

希望の党としても若くて世間受けが良さそうな玉木氏に代表をやって欲しかったのだと思いますし、玉木氏ならば希望の党は民進党とほぼ同じ路線を歩むことになるでしょう。
*玉木雄一郎氏は前に当ブログを共有してくれたことも。


権交代をどう実現? 希望の党代表選で公開討論(17/11/09)


<希望の党・共同代表選>投開票の結果、玉木雄一郎を選出 2017-11-10


希望の党共同代表に選出された玉木衆院議員が記者会見





http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 安倍晋三は、自衛隊の閲兵でトランプとなぜ、並んで歩けんのだ? まるでトランプに付きまとうポン引きにしか見えない」
安倍晋三は、自衛隊の閲兵でトランプとなぜ、並んで歩けんのだ? まるでトランプに付きまとうポン引きにしか見えない」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/64fe15ab72ec1c7324750af6098d6036
2017年11月10日 のんきに介護


下の画像は、

週刊文春11月16日号の

「Catch Up」コーナーの「アメリカが来た」と題する

写真の一枚だ。



安倍の

あまりの不甲斐なさに、

情けなくてぶっ飛びそうになった。

同じ閲兵でも

習近平との

この貫録の差は何だろう。






[美国总统特朗普访华]习近平主席举行仪式欢迎美国总统特朗普访华 | CCTV-4


国辱ものだぞ。


コメント

Unknown (和室ファンド(99%へ再分配・無添加ジャムサン)
2017-11-10 10:47:01

大拡散モノですよ・・・
この日本のマスコミの演出の嘘を見破らなくてはならない。


Unknown (忠太)
2017-11-10 11:14:18

ありがとうございます。

文春の写真、コンビニで見つけたんです。文春を買いに出たわけじゃないんですけど、このポン引き風の安倍の写真は、沢山な人と共有した方がいいと思いました。バンカーで後転する画像より恥ずかしいですよ。


案内係か、只の御付きか不審者か (こころ)
2017-11-10 11:28:15

これでは案内係か御付きの者か、不審者ですね。

各国の出迎え方とも雲泥の差ですし、第一、横田基地への到着を容認したかも解せません。

メディアは相変わらず的外れな報道ばかりで、安倍の恥部など報道しません。
ましてや武器購入関連など無し。

たぶん、ジャーナリストの青木理さん辺りなら話していそうですが。
(青木理さんが、ネトウヨに絡まれていると言う記事を見たような)

何れにしても、日本国民に全く支持されていない総理だという事を再認識したでしょう。

トランプにすれば、適当にあしらって大きな土産話をあっさり持ち帰っただけ。
あ…タメ息。


Unknown (和室ファンド(99%へ再分配・無添加ジャムサン)
2017-11-10 13:20:17

これは、コラージュではなかったのですか!?

ほんと、ポン引きてすよ!笑

中国と全然ちがいます・・・

それから・・・https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171110X298.html
加計認可するみたいですよ怒怒怒怒
冗談抜きで山口敬之をなんとかしないとあけない (和室ファンド(99%へ再分配・無添加ジャムサンド)


2017-11-10 13:25:19
https://mobile.twitter.com/desler/status/928561478046593024

それから、加計認可、、むちゃくちゃ過ぎる

森友も籠池に対しては不公平過ぎる

ほんと、めちゃめちゃですよ

マスコミは何をやってる!?怒



























http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK235] オスプレイの事故率 過去最高に(まだまだ上がる?!)
過去最高、と言えば一過性でいづれ治まる印象があるが。いままで隠れて居た物が現れただけでないか。だとすれば今後まだまだ事故が増えて事故率が上がる事もありうる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

オスプレイの事故率 過去最高に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011216591000.html
11月9日 4時21分

去年、沖縄本島の沖合で大破する事故などを起こしたアメリカ海兵隊の輸送機オスプレイについて、防衛省が事故の状況を問い合わせたところ最も重大な「クラスA」の事故率がこれまでで最も高くなっていることがわかりました。
防衛省は、アメリカ海兵隊の輸送機オスプレイについて、乗員が死亡したり機体が大破したりした「クラスA」の事故の状況をアメリカ国防総省に問い合わせ、このほど回答がありました。

それによりますと、飛行時間10万時間当たりの事故件数=事故率はことし9月末の時点で3.27で、防衛省が把握している範囲でこれまでで最も高くなったということです。

防衛省が把握している事故率はオスプレイが沖縄に配備された2012年以降のデータで、配備が始まる2012年9月末の時点では1.65、去年は2.62でした。

また、アメリカ海兵隊が運用する航空機全体のことし9月末時点の事故率は2.72で、オスプレイの事故率は全体に比べても高くなっています。

オスプレイをめぐっては、この1年のクラスAの事故として、去年12月に沖縄本島の沖合で大破したほか、オーストラリアとシリアで墜落事故が起きていますが、このほかにもことし8月に大分空港に緊急着陸するケースなどがありました。

防衛省は「事故率は目安の1つであり、機体の安全性は問題なく、安全な飛行は可能だと判断している」と説明しています。
防衛相「安全な運航を求める」
小野寺防衛大臣は8日夜、東京都内で記者団に対し、「アメリカ側からは、最近の事故は厳しい安全保障環境の中で、厳しい訓練や運用が続いていることも要因ではないかという説明を受けている。安全保障環境が厳しくても、安全な運航が大事だということをアメリカ側には求めていきたい」と述べました。

そのうえで小野寺大臣は陸上自衛隊のオスプレイの配備計画について、「私どもとしては大変有効な航空機だと思っており、装備としての導入の予定に変更はない」と述べ、計画どおり進める考えを示しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

・関連:
■オスプレイ、普天間へ戻る 緊急着陸機 米軍、原因公表なし(これも人為ミス??)
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/119.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2017 年 9 月 11 日 17:33:26: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo


http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 「県民は耐えられない」 オスプレイ事故率 知事、訪中前に政府批判(中沖が手を組めば独立も?!)
 前の与党が失敗した米軍基地対策は、今の与党となり真逆に進められた。その一つの表れが、「未亡人製造機」などの連続墜落事故。
 このまま「印象操作」で放置すれば、この県は周辺国と外交を始めて、曾ての王国時代の様に独立してしまうかも知れない。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

https://www.yaeyama-nippo.com/2017/11/10/%E7%9C%8C%E6%B0%91%E3%81%AF%E8%80%90%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E4%BA%8B%E6%95%85%E7%8E%87-%E7%9F%A5%E4%BA%8B-%E8%A8%AA%E4%B8%AD%E5%89%8D%E3%81%AB%E6%94%BF%E5%BA%9C%E6%89%B9%E5%88%A4/

10日 11月 2017

「県民は耐えられない」 オスプレイ事故率 知事、訪中前に政府批判

*(画像)取材に応じる翁長知事。報道陣に怒りを表現してみせた=9日、那覇空港国際線ターミナルビル特別待合室前

 【那覇】翁長雄志知事は9日、那覇空港で報道陣の取材に応じ、防衛省が8日に米海兵隊所属のMV22オスプレイの事故率が上昇したと発表したことについて「事故率3・27は理不尽。県民としては耐えられない。ほとんどの(国の)安全保障を沖縄が支えているが、一番ないがしろにされている」と憤りを示した。普天間飛行場の辺野古移設に反対する運動について「私たちは合法的に無抵抗主義でやっているが、(国が)権力で押し付けてくる」と政府を批判した。
 翁長知事は9日から中国福建省へ外遊を予定しており、出発式後に取材に応じた。

▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK235] オスプレイ「県民に不安」 蒲島知事と山都町長、安全確保要請(全国に広がるか?)
もし安全保障に危険な軍隊や軍用機が必要なら、それは全国各県で公平に分担すべきとなる。無論そうなれば、各地域で不安に思う国民の声は高まり議論が発生する。
今後「未亡人製造機」問題は、広まるのか。それとも地デジ等大マスゴミの印象操作に隠蔽されてしまうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

https://this.kiji.is/301517747975029857?c=92619697908483575
オスプレイ「県民に不安」 蒲島知事と山都町長、安全確保要請
2017/11/10 09:30
©株式会社熊本日日新聞社

(*画像)蒲島郁夫知事に、オスプレイ4機を投入して県内で実施する12月の日米共同訓練の概要を説明する三貝哲九州防衛局長(中央)=9日、県庁

 米軍輸送機MV22オスプレイを投入する日米共同訓練の県内実施が発表された9日、三貝[みかい]哲九州防衛局長が県庁を訪れ、蒲島郁夫知事に概要を説明した。蒲島知事は事故や故障が相次ぐオスプレイの飛来に「県民の多くが不安に思っている」と懸念を表明し、徹底した安全確保を求めた。

 蒲島知事は安全確保のほか、騒音や振動の低減、地元自治体への丁寧な情報提供も要請した。三貝局長は住民の不安解消のため、要望に応じて地元説明会などを開く考えを示した。

 三貝局長は検討中のオスプレイ夜間飛行について「演習場の使用規定に基づき午後8時以降は実施しないが、日没から規定の時間までは可能と考える」と説明。飛来日程は「天候や訓練の進み具合で、米軍と調整して決める。明らかになれば関係自治体に説明したい」と述べた。

 九州防衛局幹部らはこの日、山都町役場も訪ねて梅田穰町長に説明。終了後、梅田町長は「事故が相次ぐ中での訓練は、不安が大きい。地元に被害が出ないよう、安全確保を徹底してほしい」と語った。(並松昭光、臼杵大介)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)


http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 加計獣医学部の認可答申 “総理のご意向”疑惑未解明のまま(日刊ゲンダイ)
           


加計獣医学部の認可答申 “総理のご意向”疑惑未解明のまま
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217414
2017年11月10日 日刊ゲンダイ


  
   認可をプレゼント(左は安倍首相とゴルフ仲間の加計孝太郎氏)/(C)日刊ゲンダイ

 衆院選での自民圧勝の“悪しき恩恵”か。文部科学省の大学設置・学校法人審議会は10日、加計学園の獣医学部新設を認可するよう林芳正文科相に答申した。文科相は近く認可する見通し。

 同学園の岡山理科大が来年4月、国家戦略特区の愛媛県今治市に開設。獣医学部新設は1966年の北里大以来52年ぶり。答申には8項目の留意事項が付いており、問題の多い計画であることを物語っている。

 加計学園の加計孝太郎理事長は安倍首相の“腹心の友”。国会で野党が「首相の働き掛けがあった」と追及し、内閣府などが文科省に「総理のご意向」などと執拗に圧力をかけたことを示す内部文書の存在も判明。森友疑惑とともに国民の不信を呼んで内閣支持率が急低下したが、安倍首相は疑惑隠しのために衆院解散・総選挙の暴挙に出て、まんまと大勝利。“腹心の友”に獣医学部認可というプレゼントができたのだから、安倍首相は笑いが止まるまい。

 民進党時代から加計疑惑を厳しく追及してきた立憲民主党の福山哲郎幹事長は「官邸の関与などの疑惑は全く払拭、解明されておらず、国民に不信感を持たれたまま。到底許すことはできない」「きょう午後にも文科省の担当者から答申の内容について説明を求める」としている。



加計学園 「疑惑」残したまま 決着に疑問の声
https://mainichi.jp/articles/20171110/k00/00e/040/268000c
毎日新聞2017年11月10日 11時46分(最終更新 11月10日 15時32分)

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画に対し、文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)がゴーサインを出した。設置審の答申が10日発表され、文科相が近く認可する。識者からは「疑惑」を残したままの決着に疑問の声が上がる一方、大学の誘致活動を長年進めてきた愛媛県今治市には、歓迎ムードが広がった。

 「設置審は外形的な審査をするところで、基準さえ満たせば認可の答申をする。獣医学部の新設を認める答申が出されたが、問題の根っこにある国家戦略特区諮問会議の審議の過程への疑惑は解消されていない」。元文部科学省大臣官房審議官の寺脇研・京都造形芸術大教授はこう語る。

 さらに、「当初、8月の予定だった答申は他大学まで巻き込んで11月にまで先送りされたが、これは異例中の異例。来春の開学を考えると非常に遅く、すでに多くの受験生は志望校を決めてしまっているだろう」と指摘。「せめて疑惑まみれの獣医学部で学生が学ぶことを避けるため、いまだに沈黙を守る加計孝太郎理事長が説明責任を果たすべきだ」と求めた。

 元総務相の片山善博・早稲田大公共経営大学院教授は「愛媛県の長年の悲願が成就することや、特区の狙いだとされる地方創生はこの問題の本質ではない」と強調。「今回の問題で一番の疑惑とされる、時の首相の『おともだち』を優遇したのではないか、官僚がそんたくしたのではないか、という点が解明されていない」と一連の経緯を疑問視した。

 また、設置審の議論についても「最初から認可ありきのストーリーで進められた印象だ」と述べ、「首相をはじめとする政治家や省庁幹部が国会で語った内容に納得した国民が、どれだけいるだろう。ほかに獣医学部を新設したい大学があったにもかかわらず、加計学園だけに認められたプロセスは十分に検証されていない」と断じた。【水戸健一】

































http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 安倍とCIAの手先の「緑のタヌキ」の小池百合子と「トロイの木馬」の前原誠司の正体

疑惑隠しに安倍が試みた憲法違反の冒頭解散は、安倍晋三を操る奥の院の狙い道リに、野党の分裂による茶番劇が成功して自公体制の圧勝に終わり、野党側は細切れのミンチ状態になってしまい、新内閣を発足させた安倍はトランプを首相として歓待するホスト役を演じた。日本の表玄関の羽田空港ではなく、米国の基地である横田に着陸したトランプは、植民地以下の日本に奴隷の主人として降り立ち、奴隷頭の安倍と一緒にゴルフ遊びをこなし、日本に大量の兵器を買わせるただけでなく、日本が属領のプエルトエコ以下の扱いをして、主要渡航先の中国とフィリッピンに向けて立ち去って行った。
国内の識者の一部では、安倍が衆議院議員選挙で勝利したのは、危機感を煽って安倍に味方した北朝鮮のお陰だという議論もあるが、それ以上に効果的だったのは「トロイの木馬」作戦を使い、アラブ流の韜晦術と裏切りを得意に政界を生き延びて来た、緑のタヌキの小池百合子のだましの手口に、マスコミが騙されて大騒ぎをして国民を攪乱したからだ。日本人はそれに全く気付かなかったが、世界で活躍する国際ジャーナリストの藤原肇記者は、それを見抜いて歴史の相似象として驚くべき洞察を示していた。明治維新におけるペテン劇とナチスの権力奪取の手口を比較して、そこに潜むクーデタの企みを暴くことは、国内の評論家やジャーナリストにはとても出来ないことだが、世界の言論界では至極当たり前の思考力に属すのではないか。日本の政治のお粗末さは羽田朝鮮や韓国にも劣るが、それに気づく日本人はいるのだろうか。

<張り付け>
『財界にっぽん』 2017年 12月号

特別寄稿 第3弾                     '
翼賛体制の悪魔に挑む日本の選択
フリーランス・ジャーナリスト、慧智研究センター所長 藤原肇

クーデタに見る歴史の相似象
 前号でクーデタによる独裁体制の誕生について、『ルイ・ボナパルトのブリュメール (霧月)18 日』を取り上げ、マルクスが皮肉を込めて書いた評論が、クーデタのモデルであると論じた。同じように、青木幹雄官房長官らの五人組が試みた、小渕恵三首相の脳梗塞を使って、密室談合で誕生した森内閣が、日本の民主制度に致命的な打撃を与え、清和会の独裁路線の誕生になった。
 その結果として国民を無視した、ゾンビ政権による暴政が続き、不正手段で手に入れた権力が腐敗し、悪事が露呈し人気が激減した。これを私は「平成のクーデタ」と名付けたし、「ゾンビ復活」の不幸を招いて、日本の運命を狂わせたことから、ファシズムへの行進に踏み出す、亡国へのファンファーレと捉えた。
 しかも、権力の維持が困難になると共に、次のクーデタの準備を始めて、安っぽい茶番のペテン劇を演じ、事実の隠蔽と嘘が蔓延する。それが国有財産の私物化を狙った、モリ・カケ疑惑の嘘を生み、首相への信用は限りなくゼロで、誤魔化しのための国難を作り、大義のない解散劇になった。
 権力者がプロットを試みる時は、過去に成功した事例を手本に、チャンスを狙って実行されるものだが、野党の民進党はガタガタで、新興の都民ファーストは準備不足だった。だから、安倍が強行した冒頭解散は、疑惑隠蔽の敵前逃亡と同じだが、絶好のタイミングを活用すれば、電撃作戦は成功すると思い、狡猾な安倍と官邸は計算の上で、私利党略の解散に踏み切った。
 行政が議会を制圧する暴挙は、議会制民主主義の否定だが、「小御所会議」を装うことによって、憲法違反だという議論に対し、朝議が関係したと誤魔化せる。こう考えた単細胞の安倍は、手本に「小御所会議」を使い、自分が歴史の主人公になると見て、姑息なクー デタに踏み切った。
 小御所会議は幕末期の国政会議で、1868(慶応3)年12月9日に行われ、日本史上特筆のこの政治事件は、藩兵が閉鎖する包囲網の中で、実現した「王政復古」のクーデタである。将軍の徳川慶喜の排除を狙って、主役の岩倉具視を大久保利通が支え、倒幕を大義名分に掲げた上に、朝議としての議論も行われたが、実態は独裁を樹立する八百長劇だった。
 新設の三職(総裁、議定、参与)が揃い、「王政復古」を実現したことで、明治政府はその正統性を認め、歴史における地位を付与したが、それは朝議という名分のお陰だった。だが、小御所会議での真の主役は、陰謀で権力を手に入れた岩倉や大久保でなく、被害者の立場を甘受しながら、将軍職から皇統に切り替えを果たした、徳川慶喜の深謀遠慮にあった。
 和宮降嫁で蟄居中の岩倉具視は、諸侯会議で放免され参与になり、無血クーデタを実現したので、復古朝廷の主導権を握って、明治政府の政策を在分に操った。 優れた洞察力や歴史感覚のない安倍は、岩倉を自分と重ね合わせ、手間のかかる朝議を省いた形で、小御所会議の解体に踏み切った。
 安倍が自分を岩倉具視に模して、クーデタをしたのは非近代的で、冒頭解散で朝議を省いたのは、中世を通り越して大古に遡行する、卑弥呼時代の支配の形態である。なぜなら古代律令体制の時代でさえも、法律に基づいて政治が行われ、律は刑法で令が行政法であると、中学生が社会科で習うのだし、近代には憲法が最高法規として、権力と人民の間で契約する形で、社会が成立しているという歴史がある。

憲法違反の冒頭解散と議会制度の扼殺
 近代民主社会は議会制度にあり、憲法に基づいた法治政治は、多数決の原理に支配されているが、多数派の権利は過半数が決め、その獲得原理が成否を決定づける。だが、重要事項には安全装置として、一国の命綱に相当するものがあって、それは憲法改正では三分の二が、国会の開催には四分の一という、マジック・ナンバーが存在しており、これが暴走予防のブレーキである。
 そして、臨時国会の召集ルールについて、日本国憲法の53条には、「いずれかの議院の1/4の要求があれば、内閣はその召集を決めなければならない」と書いてある。こうして開かれた臨時国会だが、首相の施政方針演説を省き、野党の質疑応答も行なわずに、安倍は冒頭解散を断行したので、朝議さえも否定した状態の日本の国会は、議事堂破壊に等しい凌辱を受けた。
 田布施出身で下関が地盤だから、安倍は染みついた長州意識で、小御所会議の解体を強行したのは、お粗末な歴史感覚に基づく、制度の卑劣な破壊行為だった。歴史の中に似たケースを探せば、ナチスが政権を得た2か月後に、ヒトラーが政権基盤を固めようと考え、総選挙をすると決めていて、その1週間前の1933年2月27日に起きた、議事堂の炎上事件の発生がそれだ。
 この事件には色んな説があって、何十冊もの本に書かれており、最有力はインサイド・ジョブ説であるが、ニュールンベルグ裁判では、計画の首謀者はゲッペルスだとされた。宣伝相の彼はSA幹部に相談し、10人の突撃隊員が地下道を使い、大統領府から国会に侵入して、共産主義者を放火犯に仕上げ、それで反対勢力の制圧を実行した。
 しかも、証拠隠滅として行われたのが、翌年夏の「長いサーベルの夜」で、突撃隊のレームを始め、SAの幹部数百人を粛清したが、その時に放火に加担した突撃隊員を殺戮して、400万人の隊員を持つ組織を始末した。こうしてチルドレン的な突撃隊に代え、先鋭の親衛隊の体制を整えて、ナチス体制を盤石なものにしたが、議事堂の放火による炎上事件は、その後のワイマール共和国の変貌に、極めて重要な役割を果たしていた。
 選挙では過半数を得なかったが、この放火事件を口実に使って、野党議員を国会から追放した上で、翌月に「全権委任法」を成立させ、ヒトラーは独裁政権を成立させている。「改憲はナチスから学べ」と言った、麻生太郎の卑劣な手口の呪いは、安倍の「小御所プロット」として、歴史の相似象の再現を生んだ。
 その後のドイツが辿った道は、日本の運命を示唆しており、ヒトラー内閣は共産党が反乱のために、議事堂に放火したと決めつけた。そして、翌日には緊急法令を公布すると、憲法の基本的人権を停止し、全体主義が始動したのだが、これに似たことが起きるだろうか。
朝議の扼殺と松下政経塾の遠望
 「小御所プロット」の進行とともに、策士の小池百合子都知事が「希望」を立ち上げ、凋落中の「民進」はそれに煽られ、党首の前原誠司がチャンスだと考え、最大野党の消滅工作を断行しようとした。前原が使った「トロイの木馬」が、持久型の戦法に属しているのに対して、刺客第一号を演じた小池の手口は、決戦型で派手な印象を伴っていたので、日本のメディアの関心を集め、一種の選挙ブームを巻き起こしたから、選挙民は途方に暮れて混乱した。
 だが、アメリカ仕込みの持久戦が、フリードリッヒ大王が起源で、CSISが得意にする戦い方であるし、小池が使う決戦型の戦法は、砂漠の騎馬軍団の戦い方である。女型の持久戦を前原が好み、男型の決戦法を小池が選び、雌雄を決した格闘の背後に控えるのは、歴史が支配する因縁である。
 それを理解するためには、前原代表を育てた政経塾の役割が、どのようなものだったかについて、国際政治のレベルで捉えて、考察をしてみる必要がある。冷戦構造が支配していた中で、「日米文化交流」の名目を使い、政界や財界に大きな影響を与えたのが、道徳再武装運動(MRA)であり、CIAのミッションを隠れ蓑にして、日本側で活躍したのが岸信介だった。
 しかも、共産主義から企業を守るために、MRAに共感した松下幸之助は、事業の理念にPHPを採用し、疑似宗教組織を職場に持ち込み、共産系の組合活動を抑えるために、労務対策の手段として活用した。松下幸之助が作った政経塾は、政治家を育てるための私塾であり、伊勢神宮参拝や自衛隊体験入学を含み、4年間を寮で団体生活をすることで、突撃隊の指揮官の養成を目指した。
 松下政経塾は茅ヶ崎市にあって、日常の教育はその施設で施すが、海外体験を与えて磨きをかけるために、卒業生を現実の政治に参加させ、優れた者をワシントンで仕上げていた。ジョージタウン大学のCSISは、政経塾の大学院に相当しており、『財界にっぽん』2011年11月号に、私は次のように紹介している。
 「・・・クリントン大統領も学んだ、ジョージタウン大学の中にある、戦略国際問題研究所(CSIS)の実態は、ナチス思想のアメリカ版地政学の砦だ。・・・CSISは世界戦略の中心であるが、そこに京セラの稲盛和夫(稲盛財閥)が、5億円(650万ドル)を提供して理事に納まった。だから、稲盛の関係で京都は皆がCSISに行く。・・・政経塾だけでなく小泉進次郎も、CSISの日本部長をやっていたマイケル・グリーンのラインでそこに入った。だから、アメリカの対日戦略の拠点として、ジョージタウン大学は注目しなければならない・・・」。
 この指摘が意味していることは、CSISがネオコンの拠点であり、その背後にはイエスズ会を媒体にした、MRA運動の道場の役目を果たし、ナチス思想と結びついているという点だ。また、京セラの稲盛が基金を出して、CSIS内に共同で設立したAILA(Abshire-Inamori Leadership Academy)は、アメリカの世界戦略と密着していると分かる。
 このデービッド・アブシャイヤー博士は、CIAと関係が深い諜報の専門家で、レーガン時代にNATOに大使として派遣され、ミサイル問題のプロとして知られている。しかも、CSISはナチスの生存圏の思想を作った、ハウスホーファーの思想を米国に輸入する目的で、この大学に作られたシンクタンクとして、地政学に基づく世界戦略を展開する。
 ハウスホーファーは地政学者で、日露戦争の頃に駐在武官として来日し、アジアの神秘主義に精通して、ドイツ学士院の総裁を務めた、ミュンヘン大学の教授である。また、弟子が副総統のルドルフ・ヘスで、『わが闘争』の口述筆記をしており、生存圏の思想がナチスに影響し、東欧諸国への侵略を促した。ヒムラーが作った親衛隊の組織は、イエスズ会を手本にしており、それがゲシュタポ体制を育てたし、堅固な全体主義の基盤になった。松下政経塾とナチスの親衛隊の間には、不気味な構図が見え隠れし、それが日本の民族主義の台頭に伴う、軍国思想と結びつくなら恐ろしい。

ネオコンが日本を操った時代
 小泉政権が君臨した時期は、手先の竹中平蔵の先導により、日本の政治がネオコンによって食い荒らされ、魑魅魍魎がしたい放題したので、私は「ゾンビ政治の時代」と名付けた。『小泉純一郎と日本の病理』を読み、詳細は思い出して貰うことにするが、続いて登場した安倍内閣は、ネオコンに手玉に取られてしまい、土下座と売国に明け暮れた、「ネオコン政治の時代」になり果て、その実態は『さらば暴政』に詳述してある。
 「ネオコン政治の時代」の伏流に、松下政経塾の第八期生として、CSISで弱肉強食の思想を学んで、政治家の道を進む前原がいて、自民党の右派より極端だから、ネオコンの有力な手駒だった。だから、使い慣れた自民党のよりも、野党の中に潜り込ませることで、「トロイの木馬」として活用する方が、両建て戦法に馴れた頭脳に取って、遥かに効果的だということだ。
 それは致命的な戦局において、「トロイの木馬」を使うことで、相手を殲滅する上での秘術であることは、ギリシア神話が教えているし、各種の戦闘がその歴史例を示している。だから、民主党から民進党をたどって、前原が演じ続けた一連の役割がどんなものだったかを知れば、それは自から明白になってくる。
 私はこの前原誠司という青年が、松下政経塾に学んだ理由について、前掲の『財界にっぽん』の記事で、次のような情報を披歴している。
 「・・・中曽根内閣の時に京都大学の高坂正堯教授が、政府委員会の委員長や委員を数多くやっていた。・・・彼が東京に出てきた理由は男漁り。この情報も外国の諜報機関の連中からです。・・・高坂の弟子が前原であり、高坂はエイズで亡くなっていて、京都では知る人ぞ知るですが、日本のメディアは一切報道していない・・・中曽根政権時代に海軍短現人脈が目立ち、男の友情が取り沙汰されたことがある。男の友情は秘密を守る口の堅さに由来し、情報関係における歴史のキイワードです。『スパイキャッチャー』などを読めば、ホモ人脈が重要な役割を演じていて、KGB,MI6,CIAという諜報機関を支配していた。そのことは『平成幕末のダイアグノシス』の中に、ヒントとしてそれを書いて置いた。だが、一般に日本の裏社会について、暴力団、同和、カルトの3つしか論じていないが、もう一つホモというのがある。これは世界で通用する言葉であるが、日本では分かっていても表には出てこない・・・」
 こんな予備知識があったから、民主党が政権を取った時に、この党に政経塾出身者が多いのに注目し、特にCSISと密着していたので、私は前原の動きに関心を払った。民主党の代表に前原が就任した時に、松下政経塾出身の政治家といえば、民主党に前原以下、野田佳彦、原口一博、玄葉光一郎がいて、自民には高市早苗、逢沢一郎などが所属していた。また、地方政治では神奈川県知事松沢成文を始め、横浜市長の中田宏や杉並区長山田宏がおり、この時期は全盛期に相当していた。
 菅政権で前原が国交相だった時に、尖閣諸島付近で漁船を取り締まり、中国人の船長を逮捕して、中国との関係を悪化させており、領有権問題に火をつけているが、前原はその責任も取らないで、外務大臣に就任した茶番劇が続く。これはネオコンが目指していた、米国の中国敵視策に沿ったもので、その後に石原慎太郎知事が示し合わせた形で、尖閣問題で取った挑発に繋がる。
 2011年12月に石原伸晃が「ハドソン研究所」で講演し、尖閣諸島を公的な管理下に置いて、自衛隊の常駐と軍事予算増大の発言をした。更に、半年後に伸晃の父親の石原知事が、「ヘリテージ財団」主催の講演で、東京都が尖閣諸島を買い取ると発言し、中国との関係を決定的に悪化させた。その背後にはネオコンの大物である、ポール・ウォルフォウィッツの弟子のルイス・リビーが控えており、リビーはハドソン研究所の上級副所長で、ネオコンが前原や石原親子を操った。

緊急事態の中で「トロイの木馬」が本領を発揮
 無能で未熟な民主党政権が崩壊し、再び安倍政権が復活を遂げ、したい放題の暴政に明け暮れたのは、壊滅状態で野党が自滅して、監視役が存在しなくなったためだ。だが、「驕れるもの久しからず」と言い、「権力は腐敗する」との譬えの通りで、安倍内閣は「モリ・カケ疑惑」を始め、首相や大臣の虚偽発言を手本にして、高級官僚がウソをつきまくり、国民の政治に対しての信頼は、落下する雪崩に似た勢いで、凄まじい状態で崩れ去った。安倍晋三への不信の高まりにより、内閣支持率が激減した時に、民進党の幹部の不祥事が続発。それをチャンスと判断した安倍は、冒頭解散という奇手を使って、朝議を葬ったのと同じ手口を用いると、議事堂の炎上に等しい形で、敵対勢力の排除を断行したのである。
 ところが、不法解散の衝撃を利用して、小池百合子は安倍の裏をかき、自らの権制欲を実現するために、泥縄的に政党「希望」を作り、凋落中の民進党に働きかけた。党首になったばかりの前原は、「トロイの木馬」としての目で、千歳一遇のチャンスだと判断して、民進党の解体を実行するために、「希望」への合流路線を打ち出した。
 野党第一党の民進党にとって、理念もない相手に吸収されて、中身のない新党の餌になることは、歴史に前例がない与太話だが、「トロイの木馬」が役目の前原にすれば、それは天の恵みの大博打だった。しかも、一足先に脱党して「希望」に駆け付け、小池都知事にすり寄った、長島昭久や細野豪志が我が物顔で、「踏み絵」を迫って粛清を試みた。
 「財界にっぽん」の2010年6月号に、「立川基地が地盤の長島昭久は、自民党の石原伸晃の秘書をやって渡米し、SAISのブレジンスキー教授のゼミで仕込まれた。しかも、ジョージタウン大のCSIS(国戦略研究所)やブッシュのネオコン政権でアジア担当として、日本を手玉に取ったマイケル・グリーンに従い、弟子になって帰国した長島は、民主党から出馬して議員になった。彼は防衛省の政務官に就任しているが、グリーンがどんな思想と行動の持ち主かを知れば、長島が時限爆弾になる危険性は高い」と指摘して置いた。
 長島は自民党に適した政治家だが、立川基地があった選挙区では、自民党議員は当選できないために、民主党に潜り込んでいた議員で、米国仕込みの安全保障論が得意である。
 この長嶋と前原のCSIS組は、ジャパン・ハンドが訪日すると、喜んで駆けつけることで知られており、ネオコンを除名しなかったことが、民進党にとって命取りになったのだ。だから、安倍が断行したクーデタで、議事堂炎上に似たことが起きた時に、前原と長嶋のコンビが呼応し、ギロチンを引き出したのだ。
 しかも、「トロイの木馬」役の前原は、民主党が持つ150億円という、政党助成金を代表として握り占め、それを「希望」に提供して、持ち逃げすることまで考えた。政党助成金の原資は税金であり、政党が公約を実現するために、国民が拠出した貴重な公金だから、勝手にばら撒けるものでなく、目的のために使わなかった場合には、国庫に返却する性質のものだ。
 権力奪取のバスに飛び乗ったが、狼狽えている前原を揺さぶって、資金を虎視眈々と狙ったのが「希望」で、その背後には小池都知事が控え、アラブ流の略奪が登場したのだった。「雌鶏時告げると家滅びる」と言うが、この中国の諺が教える教訓は、今の日本の政界を象徴しており、幼稚な雄鶏と驕慢な雌鶏の声に、鶴が死に白雲が消え「亡国の音(イン)」がする。

アラブ世界の蜃気楼の彼方
 学位をとって社会に出た私が、最初に仕事をした就職先は、アラビア半島の国土改造を請け負う、水についてのシンクタンクであり、私はサウジアラビアに派遣されて、現地主任を務める体験をした。鎖国していた中世的な砂漠の国で、飲み水を掘り当てる仕事は、それなりに興味深かったが、若いヤマニ石油相の知遇を得て、石油の面白さを学んだので、それが私の人生を大きく変えた。
 その後の私はオイルマンとして、カナダでは十年米国で三十年過ごし、最後の二十年はジャーナリストになり、世界を舞台に言論活動をした。最初の著書は『石油危機と日本の運命』で、十数社に断られたが出版になり、最初の半年は誰も読まなかったが、1973年秋の石油ショックの時に、ベストセラーになったお陰で、帰国するたびにメディアから、講演やテレビ出演の声が掛かった。
 その一つが竹村健一の番組で、帰国する度にコメンテーターとして、テレビに出演したときのホステス役が、エジプト帰りの小池百合子だった。彼女の父親についての噂や悪評は、中東諸国で良く耳にしたが、そんなことは知らぬ顔をして、竹村や小池百合子を相手にした私は、日本で進行していた状況を捉え、国内における情報探索の一助にした。
 『さらば暴政』の中に書いたが、父親の小池勇二郎に関しては、次のような形で彼の正体を報告している。
 「彼女の父親は勝共連合の支援で衆院選に出て、落選後に借金でカイロに夜逃げし、日本料理屋をやる傍ら、石油利権のブローカーとして悪名が高く、その関係で彼女はカイロ大学文学部に学んだ。・・・竹村健一の世相ナントカ≠ニいう、テレビ番組に招かれた私は、帰国の度に何回か出演したが、小池百合子は番組のホステス役で、番組前にコーヒーの接待を受け、私は彼女と何度か雑談をした。アズハリ大学はイスラム神学の最高学府であり、話のついでに『小池さんはアズハリ大学に行ったそうですね』とカマをかけたら、『藤原さんは何で中東のことに詳しいのですか』と唖然としていたのを思い出す」
 実は国士舘大学の空手部主将で、海外青年協力隊で渡航した、岡村秀樹がカイロに空手道場を開き、中東の警察や軍隊に教えており、彼はサムライとしてアラブ諸国で名高かった。私が岡村の名前を知ったのは、1970年代の石油ブームの時代で、アドマ油田の買収劇の時に、アラブの王族の一人から聞いて、酷いスキャンダルだと考え、それを『日本不沈の条件』に書いた。
 「BPが三分の二を支配するアプダビ・マリン・エリア(ADMA)の株を日本の財界グループが買った、1973年のいわゆるアドマ事件がそれである。BP所有株式の45%を7億8000万ドルで購入し、生産する石油と天然ガスの30 %を取得する取り決めには、いろいろと問題があった。
 第一は、当時9000万ドルくらいの資産評価額のものを、BPはドイツの国営石油会社のデミネックスに、2億ドルで売ろうとして断られ、次に日本人に話を持ちかけたら、何と帳簿価格の10 倍近い、7億8000万ドルで売れた」
 この話には資源派財界人と右翼が、石油公団を動かしかて試みた、利権漁りの構図が組み込まれており、この話の仲介役に空手の岡村がいて、その使い走りとして小池勇二郎がいた。アラブ世界は石油利権を巡って、魑魅魍魎が横行していたので、石油政治を理解するため以外、アラブ諸国を訪れなかったが、闇商人が暗躍したピークは、湾岸戦争の前後の頃であった。
アラブ流の妄言と韜晦術に弱い日本人
 三井物産が中心で取り組んだ、壮大な石油化学(IJPC)計画が、ホメイニ革命とイライラ戦争で破綻し、海部内閣時代のエジプトでは、三菱商事がプラント建設に取り組んでいた。数百億円単位のODA資金が、砂漠の砂の中に吸い込まれて行き、援助資金の三割のリベートに、政治家やフィクサーが関与し、騙しと裏切りが横行したのは、アラブ世界での処世術でもある。
 そんな世界で青年時代を過ごし、政治家に転身した小池百合子は、アラブ流の韜晦術を駆使すると、細川護熙元熊本県知事が野党をまとめて、日本新党代表から首相となった時に、比例区で彼女は初当選した。一緒に日本新党に参加したのが、政経塾出身の若手政治家たちで、その中に野田佳彦や前原誠司がいて、ある意味で「トロイの木馬」仲間であり、政変好みの政治家に属していた。

だから、右傾女好みの安倍の目に叶い、第一次安倍内閣で小池は抜擢され、首相補佐官に就任しているが、そんな状況が注目を集めたので、『さらば暴政』に私は次のように書いている。
 「総花的で実力のない安倍内閣が登場した時に、論功行賞を期待した代議士たちを満足させようと、安倍晋三がメディア向けの目玉に使ったのが、子供蝙しに等しい首相補佐官人事だった。閣僚の数は法律で決まっているので、物欲しげな政治家を喜ばせるために、『令外の官』で権限のない肩書きをばら撒けば、総裁選挙の御祝儀代わりだと直ぐ分かった。
 経験豊かな民間や学界の実力者を厳選して、首相補佐官にするのが本筋であるが、小池百子(安全保障担当。衆)、根本匠(経済財政担当。衆)、中山恭子(拉致担当・民間)、山谷えり子(教育担当・参)、世耕弘成(広報担当。参)と、見識や経験も平凡な国会議員が圧倒的だから、人気稼ぎのパンダ人事だと一目で分かる。
 だから、「五人組の安倍レンジャー」とか、「お友達補佐官」と名づけて、日本のマスコミの多くはお茶を濁したが、外国のメディアは厳しい目で眺めており、特に、韓国の新聞は辛辣な批判をしていた。
 『朝鮮日報』は「右派の側近で固められた安倍内閣」と題して、組閣発表の翌日の記事で補佐官について、次のように論じていたが、日本の新聞が書けない指摘である。
 「小池百合子前環境相(54)は、昨年9月の衆議院総選挙で小泉首相(当時)の『刺客』第1号として『小泉旋風』を巻き起こし、自民党を圧勝に導いた、極右といわれる中川昭一政調会長(53)が率いる、『歴史教科書問題を考える会』の一員にもなっている。その経歴は安全保障分野とほとんど関係ないが、『サプライズ人事』で内閣への、国民世論の関心を引きつける効果が、予想されている・・・」
 日本のジャーナリズムよりも、外国のメディアの視線の方が、本質を見抜いているという事実を前に、残念なことだと痛感して、私はとても情けないと思った。だが、それから十年近くが過ぎて、当時より遥かに劣化した、日本の状況とクーデタ騒ぎを前に、こんな記事を書く自分が哀れである。

日本が避けるべき歴史の相似象の教訓
 小池百合子に初めて会ったのは、四半世紀以上も前だったが、その後タレント議員から大臣に出世し、更に彼女は東京都知事に選ばれ、安倍のクーデタの余波を受けて、「希望」を掲げる政党首になった。しかも、首相の座を狙おうとしているが、彼女には政治理念が欠落し、アラビア語と英語を喋る程度で、『人寄せバンダ』に過ぎないから、こうしたポピュリズムは悲劇を孕む。
 自分より劣る者に囲まれた、安倍チルドレンのお花畑には、微分法を発明したライプニッツについて、理解力を持つ者は皆無であるし、歴史の相似象を知る人もいない。しかも、思い上がった暴君の安倍は、岩倉具視と大久保利通を足して、自分と重ね合わせた妄想に酔い、小御所会議を炎上させている。しかも、計算違いの茶番選挙の結果、日本の政治は日本会議が望む、戦前回帰への道を辿ることで、日本列島がゾンビの楽園に、なり兼ねない状況に陥っている。
 生命を持つ真の存在の根源は、空間的な量ではなくて、質に関わる時間的な力にあるのに、多数の横暴に慣れた安倍は、過去を含み未来を表出する、今という時間の力学が分からない。だから、足し算と引き算しか出来ないので、安倍は時間を動的に捉えられないし、歴史の微分に思い及ばなかった。
 こうして議会政治がバラバラになり、選挙のスタイルが翼賛型を示し、「バスに乗り遅れるな」という気分が、国会議員の優先事項になって、主権者の国民は置き去りになっている。既に論じた通り安倍のクーデタは、議事堂の炎上に似た効果を生んで、ナチスが演じた過程に似ており、そこに歴史の相似象が読み取れるから、選挙後の政治地図が気にかかる。
 圧倒的な多数党が政権を取って、伝統主義と結ぶ独裁権力が、全権委任法を要求するようになれば、それから後は悲劇の道であり、安倍も小池も日本会議に連なるので、平和憲法の精神は扼殺される。決定打は「ニュルンベルク法」で、1935年9月15日にナチ党が制定した、「ドイツ人の血と名誉を守るための法律」と「帝国市民法」は、民族主義的な狂信を象徴していた。
 それを防ぐ道があるかと言えば、細川チルドレンが登場した時から、小泉や小沢を始め安倍チルドレンを経て、小池チルドレンに至るまで、政治家のレベルの低下は目を覆うが、頭を冷やし浩然の気を養いたい。選挙は戦闘行為に属しており、致命的な取りこぼしをしないことが、何にも増して大切だとは言え、指揮官や司令官が無能ならば、戦争は負けるに決まっているので、戦後における平和の大戦略が不可欠になる。
 そのためには大局観が必要だが、空間的に離れて構造的に見るか、時間的な機能に着眼することにより、生命として国家を捉えるかは、動態幾何学の証明法に属している。私が試みた一つのモデルは、「月刊・フナイ」の11 月号で論じた、エネルギー史観に基づく考察だが、ソフト・ランディングへの道がある。
 歴史の相似象の基本モデルは、見慣れたデカルト座標とは違う、ガウス座標によって示されるもので、社会現象を複素数で捉えて、歴史を動態幾何的に理解する。その具体例については、『教科書では学べない超経済学』に詳述したので、それを参照して頂きたいが、これは歴史理解の「虎の巻」である。
 21 世紀における産業社会が、第四次産業革命を前にして、大きく変貌しようとしているのに、日本の政治や経済の実態は、それに対応し得ないほど劣化し、生命力を消耗し続けている。「茹で蛙症候群」から脱却し、授けられた生命の価値を満喫するには、自分の頭で考えて判断を行う、ホモサピエンスに立ち返ることが、日本人に必要だということになる。        
※文中敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK235] <滅茶苦茶>政府がツイッターの規制検討へ!座間の事件を受けて閣僚会議!ネットからは批判殺到! 
【滅茶苦茶】政府がツイッターの規制検討へ!座間の事件を受けて閣僚会議!ネットからは批判殺到!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18946.html
2017.11.10 15:00 情報速報ドットコム



官邸

神奈川県座間市のアパートから9人分の遺体が発見された事件を受けて、政府与党は犯行時に使われたSNSのツイッターなどを規制する方向で検討していると明らかにしました。

11月10日に政府は緊急の閣僚会議を開き、その中で再発防止策として「自殺に関する不適切なサイトや書き込みへの対策強化」を提言。菅官房長官は「各閣僚がリーダーシップを発揮し、関係省庁連携の下に政府一体となった対策強化を行い、再発防止を徹底したい」と述べ、規制強化を含めて政府が対応すると言及しています。

ただ、ネット上では規制強化に批判の声が殺到しており、「SNSが犯罪をしたわけではない」「SNSがあったから犯人が逮捕できた」という意見が相次いでいました。

実際に事件を起こした白石容疑者は「LINE」や「カカオトーク」などの無料通話アプリを使っていた時間が長かったようで、ネットその物よりも話術で被害者たちを誘き出した側面が強いと見られています。

犯人を逮捕することが出来たのもネット上の履歴を辿ったからで、安易なネット規制は逆効果になる可能性が高いです。


政府、ツイッター規制検討=座間9遺体事件で年内に再発防止策
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111000187&g=soc
2017/11/10-12:36 時事通信

 
「座間市における事件の再発防止に関する関係閣僚会議」で、あいさつする菅義偉官房長官(左から3人目)=10日午前、首相官邸

 政府は10日午前、神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件を受け、首相官邸で関係閣僚会議を開催した。年内をめどに再発防止策を取りまとめる方針で、ツイッターの規制なども検討する。直ちに実施できる対策があれば、防止策の取りまとめを待たずに採用する。

 菅義偉官房長官は席上、「各閣僚がリーダーシップを発揮し、関係省庁連携の下に政府一体となった対策強化を行い、再発防止を徹底したい」と強調。菅氏は、(1)事件の全容解明と関係省庁の情報共有(2)自殺に関する不適切なサイトや書き込みへの対策強化(3)インターネットで自殺願望を発信する若者の心のケア対策の充実−を指示した。

 会議には小此木八郎国家公安委員長、野田聖子総務相、林芳正文部科学相らが出席。来週、関係省庁の局長級会議を開催する。





























記事コメント

もしかして、Twitterを規制するために仕込んだ嘘事件だったりしてね...。
[ 2017/11/10 15:08 ] 名無し [ 編集 ]

こうやって、ネットも軽々規制。
若い奴らが言う「ネットの力」がいかに脆いモノか段々解ってくるんじゃないかな。
薄氷の上で広く成り立っていただけ。
[ 2017/11/10 15:16 ] 名無し [ 編集 ]

ツイッター規制 立憲民主党躍進阻止の為じゃない?
[ 2017/11/10 15:24 ] 名無し [ 編集 ]

今の自民党は、権力維持に邪魔だと思う物を、片っ端から制限かけていくと思う。
腐ってる。
[ 2017/11/10 15:28 ] 名無し [ 編集 ]

自民党ネトサポ要員が悪態ついてるのを先に何とかしろよ!ゲスな事やってんのはテメエ等だろうがよ
[ 2017/11/10 15:40 ] 名無し [ 編集 ]

ネトウヨのヘイトデマや政敵への愛国行為を長年放置し常態化させておいて
今回のような特異な事件1つでテコ入れ
日本会議と塚本幼稚園を知らしめた菅野完も立憲民主が息を吹き返したのも
SNSの役割が大きかったし焦っているんでしょうね
[ 2017/11/10 15:41 ] 名無し [ 編集 ]

自殺対策というが、自殺したくなる国造りをしている政治家のすることがそれとは、
いやはや、恐れ入った次第
[ 2017/11/10 15:50 ] D [ 編集 ]

犯罪行為をあおる書き込みの規制や削除は当然だ
ツイッターやフェイスブックなどに犯罪行為をあおる書き込みのある場合
その記事や書き込みの規制や削除は当然だ
[ 2017/11/10 15:53 ] 名無し [ 編集 ]

コイツラの思考パターン
電話を使った犯罪→電話を規制・監視(しめしめ規制・監視する理由ができたぜ)
[ 2017/11/10 15:58 ] 名無し [ 編集 ]





http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 防衛装備品“爆買い”の愚 元米軍人「ミサイル迎撃は困難」(日刊ゲンダイ)
 


防衛装備品“爆買い”の愚 元米軍人「ミサイル迎撃は困難」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217373
2017年11月10日 日刊ゲンダイ


  
   軍事専門家のガトリング氏(左)/(C)日刊ゲンダイ

 9日、外国特派員協会で、宇宙関連事業のコンサルティング会社社長のランス・ガトリング氏が「北朝鮮のミサイルと核」をテーマに講演した。ガトリング氏は、米陸軍で北東アジア地域の軍事問題について米国と日本の連絡担当を務めた軍事専門家でもある。

 トランプ米大統領は、6日の日米首脳共同記者会見で「(米国からの)軍事兵器購入が完了すれば、安倍首相は北朝鮮のミサイルを撃ち落とせる」と胸を張っていたが、ガトリング氏は講演でこう語った。

「北朝鮮の大陸間弾道ミサイルを日本は迎撃できるのかと問われたら、答えは“ノー”です。(迎撃するには)どこからどこへ発射されるのか『正確』に捕捉しなければなりませんからね。加えて、北朝鮮が日本の上空に向けてミサイルを飛ばすときは、ほぼ真上に発射するロフテッド軌道になります。高高度を飛翔し落下スピードが速いため、通常軌道よりも迎撃が難しい。迎撃にセカンドチャンスはありません。当然ながら、推測ではどうにもできないのです」

 北朝鮮のミサイル技術については、こんな見方を披露した。

「北朝鮮のミサイルは短・中・長距離どれをとってもソ連やウクライナ、エジプトなどの技術や部品が組み合わされています。アメリカやイギリス、日本の精密部品も使われています」(ガトリング氏)

 元米陸軍人が「迎撃は難しい」と断言する一方で、安倍政権はすでに1基800億円の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入を決めている。またカモられるだけか……。





















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 政府が目論む増税策 サラリーマンの次は年金生活者が標的(週刊ポスト)
政府が目論む増税策 サラリーマンの次は年金生活者が標的
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171110-00000002-moneypost-bus_all
週刊ポスト2017年11月17日号


  
   年金生活者も次なる増税のターゲットに

 財務省は衆議院選挙の投開票翌日の政府税調の総会に所得税改革の説明資料を提出した。そこには、サラリーマン、年金生活者など低所得の非課税世帯まで国民に広く網をかける所得税の増税メニューがズラリ並んでいる。本来選挙の公約だった消費税以外の増税策であり、まさに“騙し討ち増税”だ。

 所得税増税の第一のターゲットはサラリーマンだ。政府税調の増税メニューには「給与所得控除」の廃止・縮小の検討が盛り込まれている。たとえば、年収632万円のサラリーマンの場合、現在は180万5000円が控除されているが、これを25万円とする案を提示している。財務省の試算によると、衣料品は月額1782円で「つきあい費」は978円となるなど、とんでもない水準で計算されている。こうしたサラリーマンに続くターゲットにされているのが年金生活の高齢者だ。

 年金収入には120万円の「公的年金等控除」が認められ、夫婦2人世帯なら基礎控除や配偶者控除を合わせると年収208万円以下は実質的に非課税になっている。老後の生活を支えるための当然の制度だ。だが、財務省は政府税調でこの控除を引き下げるべきだという議論を始めた。

〈働く高齢者が増え、高額な報酬を得ながら年金を受け取る高齢者も増える。そのため、給与にかかる控除と年金にかかる控除の「二重取り」の問題が指摘されている〉(日経電子版)

 サラリーマンの給与所得控除を「恵まれている」と縮小して大増税し、次は年金生活者は「サラリーマンよりもっと恵まれている」とこちらにも増税する。イソップの狐のようなずるがしこさだ。経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。

「給与所得や年金の控除は収入の低い人の税負担を軽くする所得の再分配のための仕組みです。しかし、財務省はこれまでも控除をどんどん減らしてきた。控除を全部なくして低所得者まで含む国民に広く浅く課税し、非課税世帯をなくしたいというのが悲願なのではないでしょうか。それを判で押したように“高所得者が優遇されている制度を改正する”という理屈で国民を騙しながらやろうとしている」

 そもそも政府は高齢者に65歳を過ぎても“元気で働け”と勧め、年金と給料の合計額が一定額を超えると年金をカットしている。働く高齢者の年金返上分は事実上の増税なのだ。

 そのうえ、年金控除が廃止された場合、月額15万円の年金を受給している高齢者(65歳以上)は所得税・住民税が年間18万円もアップする。年金の1か月分以上が税金で持って行かれ、他に収入がない年金生活者はその間飲まず食わずで食いつなげと迫るようなものだ。

 こんな亡国の税制が罷り通っていいのか。









http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK235] トランプ大統領は日本が今も占領下にあることを示した 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
         


トランプ大統領は日本が今も占領下にあることを示した 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217382
2017年11月10日 孫崎享 外交評論家 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   横田基地に降り立ったトランプ米大統領(C)AP

「ああ、日本はいまだに米国の占領下が継続しているのだ」

 来日したトランプ大統領を歓迎ムード一色で伝える日本メディアの報道を見た米国民の多くがそう思っただろう。

 トランプは成田や羽田といった日本の国際空港ではなく、米軍横田基地を利用。日本到着後、最初の演説は横田基地の米兵に対してであり、日本国民ではなかった。

 過去に来日した米大統領が使った空港を調べようと、ツイッターに「教えてください」と書き込むと、すぐにいろいろな反応が寄せられた。

〈レーガンが来たときも羽田で下ろしたもんな〉

〈レーガン大統領(羽田)以降で、日本の米軍基地に降り立ったのはトランプ氏のみ。他の人は羽田と大阪国際空港利用。アメリカン・センター記録より〉

〈息子ブッシュ大統領が2008年に新千歳空港から入出国ってのがありました 基地はフォード大統領まで遡ってトランプ一人です〉

〈マッカーサー気取りでしょうか〉

 日本は独立国家だが、当初予定していた姿とは異なる。日本が1945年8月15日に受諾したポツダム宣言には〈責任ある政府が樹立された場合には、連合国の占領軍はただちに日本国より撤収する〉と書いてあるが、実態はそうなっていないからだ。サンフランシスコ講和条約と同時に日米安保条約が結ばれ、実質的な合意は行政協定(今の地位協定)である。

 1951年1月26日、日本との交渉に先立ち、ダレス(米国の交渉責任者)は最初のスタッフ会議で〈われわれは日本に、われわれが望むだけの軍隊を、望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を確保できるだろうか、これが根本問題である〉と指摘し、その流れが今日まで続いている。

 天皇陛下とトランプが皇居で面会していた頃、日の丸を掲げ、軍歌を流しながら周辺を走り回る3台の右翼街宣車を目撃した。その時、思い出したのが、防衛庁で演説後、割腹自殺を図った作家、三島由紀夫の檄文である。

〈あと2年の内に自主性を回復せねば、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう〉

 三島の行動を支持するつもりはないが、今回のトランプ来日は、米国に隷属する日本、媚を売る首相の姿を世界にハッキリと示したのである。








http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 「国家の崩壊」加計認可 痛々しい林文科相の記者会見(田中龍作ジャーナル)
「国家の崩壊」加計認可 痛々しい林文科相の記者会見
http://tanakaryusaku.jp/2017/11/00016932
2017年11月10日 15:39 田中龍作ジャーナル



忸怩たる思いだったのだろう。林大臣は悔しさを噛み締めるような表情で記者会見室を後にした。=10日、文科省 撮影:筆者=

 林芳正文科相は、きょうの定例記者会見で、大学設置審が加計学園・今治獣医学部の設置を可とする答申をしたことを発表した。

 林大臣は「答申を尊重して速やかに(手続きを)進めて行きたい」とした。スケジュール感について記者クラブ幹事社から聞かれると「学生の募集をはじめ大学側の受け入れに大きな影響を与えないようにしたい」と答えた。

 来週早々(13〜14日)にも認可を公表するものと見られる。

 記者会見では、黒を白と言い含める国会答弁が再現された。記者から質問が飛ぶと随行の事務方たちは必死の形相で資料をめくり、大臣にメモを差し出した。

 大臣はメモを棒読みした―「4項目を満たしているかを確認したものではなく4項目を踏まえて進められた加計学園の構想と適合しているか、どうかを確認している。したがって本年1月までの国家戦略特区のプロセスが覆るものではない」

 一見意味が通っているようで、頭が腸ねん転を起こしそうなくらい意味が分からない。東大法、ハーバード卒の林大臣は、今ごろ強烈な頭痛に見舞われているのではないだろうか。


素早い動作でメモを差し出す若手官僚。この光景が幾度も繰り返された。=10日、文科省 撮影:筆者=

 記者クラブ以外では田中が指名されたので質問した。

 「大学の理事長が開学の精神を地元に説明できないような大学を認可する・・・これは文科大臣として歴史に汚点を残すことになりはしないか?」と。

 大臣は「理事長やその関係者の方々が説明しておられないということは私としては確認できておりません」として、あくまでも審議会の答申を尊重する姿勢を崩さなかった。

 「今治市教育委員会の許可を取らずに野間馬が実習用に使われようとしている。文科行政が蔑ろにされたことにはなりはしないでしょうか?」とも質問した。

 大臣は「(事実を)承知していないので、確認が取れればしっかり対応していきたい」とかわした。

 官僚も安倍暴政の犠牲者だが、文科大臣も痛々しかった。福田康夫元首相が「国家の破滅に近づいている」と言ったが、その言葉をまさに実感させる「加計認可答申」の記者会見だった。


眉間に縦じわを寄せ資料を探す大学設置室の役人たち。ピリピリしていた。=10日、文科省 撮影:筆者=

   〜終わり〜
























林文部科学大臣会見(平成29年11月10日):文部科学省



関連記事
加計獣医学部の認可答申 “総理のご意向”疑惑未解明のまま(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/536.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 戦争に飢えたトランプ 安倍政権は「自動参戦」という悪夢(日刊ゲンダイ)
 


戦争に飢えたトランプ 安倍政権は「自動参戦」という悪夢
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217370
2017年11月10日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   尻尾を振りまくり(代表撮影・JMPA)

 米国の戦争に日本が付き合わされる――。あり得なかったはずの事態が、現実味を帯びてきた。

 アジア歴訪中のトランプ米大統領は、行く先々で北朝鮮を挑発。米朝関係は緊迫化の一途と言うほかない。韓国の国会で行った演説では、金正恩委員長を「残酷な独裁者」「腐敗した指導者」などと罵倒し、「我々を過小評価するな。我々を試そうとするな」とスゴんだ。米国に逆らえば容赦しないと脅したのだ。中国の習近平国家主席との首脳会談でも「人殺しの政権である北朝鮮との貿易をやめるべきだ」と、圧力強化を迫った。

 圧力強化の行き着くところは軍事行動しかない。だが、韓国や中国はじめ主要国が「対話による解決」を訴えても、トランプは「軍事オプション」を手放そうとしない。むしろ、どんどん選択肢を狭め、軍事オプションに収斂させようとしているように見える。

「危機を煽れば、米国の武器が売れて儲かるという商売人ならではの計算もあるでしょう。常識的に考えれば、軍事オプションに踏み切るのは、そう簡単なことではありません。しかし、トランプ大統領自身がロシアゲート疑惑を抱え、追い詰められているという事情がある。国内の疑惑から目をそらすために、戦争を仕掛ける可能性は十分あると思います。

 そもそも米国は、世界中のどこかで戦争をしていないと成り立たない軍産国です。シリア国内のイスラム国が壊滅状態になった今、朝鮮半島の火種に熱視線が注がれている。いざ戦争が始まれば武器が消費されて新たな需要ができるし、戦争が長引きでもすれば、軍事産業は大喜びでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

■史上最低の米大統領と戦後最低の首相

 トランプ来日に日本のメディアは大騒ぎで「日米同盟の強化」などとはやし立てていたが、トランプは日本に兵器を売りにきたのだ。それは韓国も同じで、米国産の武器を売りつけられた。同盟国は、本国に利益をもたらす植民地くらいにしか思っていない。

 実際、日本を発った日、トランプはこうツイートしていた。

<私の訪日、そして安倍総理との親密な関係は、偉大なわが国に多くの利益をもたらすだろう。軍の増強、エネルギー需要、その他いくらでも!>

 ここまで身も蓋もないと、いっそすがすがしいくらいだが、完全にナメられていることが分かる。それなのに、安倍首相ときたら<本当にありがとう、ドナルド>なんてノンキにツイートしているのだから、参ってしまう。

「米国に促されるがまま、言い値で武器を買い続けて防衛費は青天井。消費税増税分はすべて武器購入で消えてしまう。トランプ大統領が何を言おうと、何をしでかそうと、『完全に一致』『100%支持する』と追従するしか能がないのが、この国の首相なのです。トランプ大統領の軍事オプションを支持しているのは、主要国で安倍首相だけですよ。本来は拉致問題を抱える日本こそ、北朝鮮との対話路線を訴えなければいけないのに、イケイケで制裁強化を叫んでいる。安倍首相もモリカケ疑惑などの内政問題から国民の目をそらしたいという点では、トランプ大統領と完全に一致しているのでしょう。史上最低の米大統領と戦後最低の首相が意気投合し、手に手を取り合って、抱き合い心中しようとしているようにしか見えません」(本澤二郎氏=前出)

  
   一体化が加速(C)共同通信社

法的根拠より日米安保を優先し政策判断で自衛隊が出動

 戦争に飢えたトランプは、必ず軍事オプションを選ぶだろう。ホワイトハウス内でも「北朝鮮を攻撃するなら早い方がいい」という声が強まっているという。アジア歴訪で地ならしが終わったら、いつ着手してもおかしくない。

 そんな時に、米国言いなりの安倍をトップに頂いていることが、いかに危ういか。米国の戦争に「自衛隊を差し出せ」と要求されたら、黙って従うのは間違いない。その時、自衛隊は一体、何をやらされるのか。どんな大義名分で駆り出されるのか。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。

「トランプ大統領は『アメリカファースト』ですから、北朝鮮と戦争になっても米国人の血は流したくない。地理的に北朝鮮と近い日本と韓国に参戦を要求する可能性は高いでしょう。おあつらえ向きというか、日本は安保法制で集団的自衛権の行使を容認してしまったから、断る口実がない。それでも『NO』と言える政権ならいいですが、ポチ外交を見ているかぎり、断ることはできそうにない。法制上は、自衛隊が出動できる条件は限られているはずですが、大義名分なんて後づけになる。法的根拠より日米安保が優先され、結局は政策判断になるでしょう。“後方支援”を理由に出動させるのかもしれませんが、兵站なら安全ということはまったくない。米イージス艦への給油を行えば、北朝鮮は自衛隊を米軍と一体化していると見なし、攻撃してきますよ。日本全土がほぼ射程圏内のノドンも配備されているし、スカッドミサイルでソウルを一瞬で火の海にすることもできる。同じ同盟国である韓国の文大統領が、トランプ氏の機嫌を損ねることもいとわずに武力行使に反対しているのは、国土と国民を守ることを考えたら当然のことです」

 ところが日本の首相は、衆院選の最中に出演したテレビ番組で、安保法制について「やめれば日米同盟が打撃を受ける。トランプ政権ができて、そのことをひしひしと感じながら、『この法律を作っておいて本当によかった』と(思う)」とか言っていた。国土や国民の安全より、トランプの機嫌取りがそんなに大事か。米軍と一緒に軍事行動ができることがうれしいのか。

 安保法では集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」が定められているが、それとは別に「重要影響事態」や「国際平和共同対処事態」が設定され、他国軍に対して「武器・弾薬の輸送」や「弾薬の提供」を行うことが可能になっている。これらを根拠に給油や後方支援を行い、北朝鮮に「米軍と一体化」と見なされて反撃されれば、存立危機事態。個別的自衛権を主張できる。自ら巻き込まれに行く当たり屋みたいなもんだ。

■危機に自ら巻き込まれに行く

 安保法制に詳しい弁護士の小口幸人氏もこう言う。

「冷静に考えれば、米朝の戦争に日本は無関係で、当事者ではないから出番もない。それなのに、朝鮮半島近海で軍事演習を繰り返す米国の“威嚇行為”にわざわざ参加して共同訓練を行ったりするのは、進んで北朝鮮の標的になろうとしているようにしか見えません。米朝開戦時の明確なシミュレーションもなく、ただ米国に追従するだけの防衛発動は危うい。どういう場合に自衛隊は何をどこまでできるのか。個別具体的な事例について確認し、しっかり国民に示す必要があります」

 米国ファーストで人種差別主義者のトランプは、半島有事で極東の小さな島国と半島国家が消滅しても、偉大な米国は痛くもかゆくもない程度にしか考えていない可能性がある。

 それでも卑小な隷属首相は宗主国の決定に逆らえず、自動参戦という悪夢。トランプの米帝国が戦争を起こし、東アジアの国同士を戦わせて、武器を売りまくる。その策略の犠牲になるだけなのに、何が「安保法を作っておいてよかった」だ。

 安保法制の国会審議で、政府は「日本が米国の戦争に巻き込まれる危険は絶対にない」と明言していたが、それが嘘八百だったことを国民は早晩、思い知らされることになる。







  



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK235] バイキングが山尾志桜里を徹底糾弾、そこまで言われなければいけないのか もう批判ではなく、全員での悪口大会のような物だった
バイキングが山尾志桜里を徹底糾弾、そこまで言われなければいけないのか
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/11/post-5ad0.html
2017-11-10 まるこ姫の独り言


バイキングは、打倒山尾志桜里にかじを切ったのか。

チラッと見たバイキングでは、全員で寄ってたかって山尾志桜
里を攻撃していた。

全員が細かいところまで目くじら立てて言い募る。

枕詞では、どの人も「疑惑を持たれているのなら」、疑惑に答え
るべきだ言っているが、完全に全員が、山尾志桜里=不倫をし
たものとして発言している。

ニヤニヤ笑ってみたり。。。

週に三回も4回も疑われるようなことをやっているのが問題で
あってとか言っていたが、それこそ俗物の見方じゃないか。
この人達は「不倫をしました」、と泣いて謝罪をしない限り許せ
ないようだ。

宮迫が出演していたので配慮したのか、芸能人と政治家とは
違うと言い出したのも、山尾志桜里だけがターゲットなのだろう。

どうも八幡と言う政治評論家は、一見擁護しているように見え
たが、実はこの人がバッシングの急先鋒で、皮肉ったり揶揄し
たり、結果、政治家としての資質まで貶めていた。

そのまんま東は、国会議員は高い倫理性道徳性を求められて
いると言っていたが、果たしてそんな高潔な政治家が何人いる
のだろうか。

与党の男性議員はどうなのか。

例えば、自民党の鴻池なんて、女性問題では数々の逸話があ
るが未だに議員を続けているし、かえって武勇伝の様に笑って
語られているような気がするが。。。。

そのまんま東、県知事時代、高い論理性、道徳性、人間性を
持って執務をしていたのか。

自身はそんなに高潔な人物だったのか。

山尾志桜里にだけ、高い人間性、論理性、道徳性を求めて、い
るのもなんか変だ、

坂上忍を筆頭に、そのまんま東、吉川美代子、八幡、土田。。

橋本マナミまで、坂上忍の意思に応えようとせっかくコメントし
たものが、トンチンカンだったのはいつもの事で。

みなが憎々しげに大バッシングを繰り広げていた。

そんなに不倫疑惑を持たれたことが、何十分も番組を割いて
まで個人を糾弾しなければいけない、重大問題なのか。

もう批判ではなく、全員での悪口大会のような物だった。

>剥き出しの好奇心に屈しない。

と神奈川新聞でのインタビューに答えた山尾志桜里の発言が、
バイキングと言う番組の闘争心に火をつけたのかもしれない。

めったやたら怖いくらいに叩く叩く。。。。

坂上の目が据わっているのも怖い。


土田は、「僕ら剥き出しの好奇心なんて出していませんよね」
と笑いながら言っていたが、あれだけのデバ亀状態で、剥き出
しの好奇心以外に何があるのか。

この人達は多分、自分たちは「正義の味方」で、世間の怒りを
代弁して山尾志桜里を責めていると思っているのだろうが私
には、ゲスとしか見えない。

百歩譲って正義の味方だとしてもだ、あれだけ山尾志桜里、倉
持弁護士の悪口雑言を言い立てれば、その子供たちがどれだ
け、他者から被害を被るのか分かっているのだろうか。

二人とも不倫疑惑があっても犯罪を犯したわけではない。

そのあとで小泉進次郎の話題になっていたが、進次郎には好
意的だったのと、そのまんま東が、「安倍さんは後4年やる」と。

ハア?あと4年もあのボンクラが総理の座にいる積りか?

今日一番のショックだった。




バイキング 2017年11月10日 11/10

※再生開始位置せって済み






































http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 衆議院の「解散権の制約」は正論 しかし与党は望まない 国民が知っておくべき憲法基礎知識 小林節教授(日刊ゲンダイ)
 


衆議院の「解散権の制約」は正論 しかし与党は望まない 国民が知っておくべき憲法基礎知識
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217372
2017年11月10日 小林節 慶応大名誉教授 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   小林節氏(C)日刊ゲンダイ

 今回の総選挙の前も、安倍首相は、小選挙区制度を活用して4割余りの得票で7割以上の議席を占有し、形式上は絶対安定多数であった。しかし、「森友・加計」問題で露見した権力の私物化(お友達優先政治)、それに閣僚と与党議員のスキャンダルのせいで、内閣支持率と不支持率が逆転した。

 それでも、野党の選挙準備が整っていない間なら、自公の選挙協力で議席の減少を最小限にとどめることができる……と計算して、安倍首相は解散・総選挙に打って出た。

 その際に、解散権は「総理の専権」だという言葉が政界とメディアで普通に使われていた。しかし、私を含む多くの憲法学者と法律家はそれに違和感を覚えていた。

 憲法のどこを見ても、「解散」の決定が首相の権限事項だとは書かれてはいない。憲法には、7条3号で解散「詔書」を発する権限は天皇のものだと書かれているが、解散を実質的に決定する機関はどれか? については何も書かれていない。ぜひ憲法を一読してみてほしい。

 にもかかわらず、その空白を突いて、天皇が解散詔書を発することを助言・承認する内閣の長に解散の実質的決定権があるはずだ……という解釈がいつの間にかまかり通ってきた。

 しかし、それは、強者が自分に有利な時に喧嘩を売るようなもので、明白に不公平であることが内外で指摘され、イギリスなどでは内閣の解散権を制限する改革が行われた。

 そこで、この問題は原点に返って考えると分かりやすい。つまり、議院内閣制における解散権は、内閣と国会の意向が正面からぶつかり政治が動かなくなった場合に、「では、主権者国民に聞いてみよう」と言って断行されるべきものである。だから、このような制約を明記するための改憲なら良いとある野党党首が言っていた。

 しかし、現実にこのような改憲案が国民投票にかけられる可能性はないと思われる。つまり、安倍首相の関心事が9条の改憲であり、かつ、この解散権の制約はたとえ正論でも与党にとっては不利な提案である以上、この問題が最終的に国民投票の対象になることはあり得ないであろう。







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記事 [政治・選挙・NHK235] 日本を救う唯一の方法(simatyan2のブログ)
日本を救う唯一の方法
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12327236611.html
2017-11-10 17:07:45NEW ! simatyan2のブログ


それは安倍晋三を下ろすことである

もちろん、ここで言う「日本」とは「政府」のことじゃなくて
「日本国民」のことです。

ネトサポ・ネトウヨは野党に、

「安倍を批判するしか能がない」
「政策や対案を示せ」

と言うが、安倍晋三を辞めさせることこそが唯一の政策であり
対案なのです。

なぜなら安倍晋三は下のように悪行の限りを重ねてきたからです。

○所得税増税
○住民税増税
○相続税増税
○年金支給減額 
○高齢者医療費負担増
○診療報酬引き上げ(医療費値上げ)
○40−64歳介護保険料引き上げ
○児童扶養手当減額
○石油石炭税増税ガソリン代リッター10円UP!
○電力料金大幅値上げ
○高速料金大幅値上げ ETC割引縮小
○軽自動車税は、現在の7200円から1.5倍の10800円に値上げ
○35人学級から40人学級へ
○タバコ5%増税
○固定資産税増税
○後期高齢者の特別控除廃止
○配偶者控除廃止
○発泡酒や第三のビールを増税
○復興特別所得税は継続、法人税は前倒しで廃し
○NHK受信料徴税
○配偶者控除廃止
○大病院の受診に5000円
○議員歳費20%削減は廃止
○生活保護費削減
○携帯電話に課税
○給与所得控除を縮小
○国民年金保険料
○入院時食費負担
○二輪の軽自動車税
○森林環境税
○生活保護費減額(さらに1割削る予定)
○障害年金2級認定を厳しくし障害者にも強制労働
○水道管理民営化推進
○8000ベクレル以下の除染残土を日本全国の堤防・防潮堤・道路
 ・建材として再利用

そして増税の使い道で嘘を吐き、



豪遊する。



しかも森友学園・加計学園で夫婦揃って大疑獄問題を披露。

ネトサポ・ネトウヨは「濡れ衣」だの「野党の言いがかり」だのと
言ってますが、

両方の名誉園長を夫人が務め、総理と理事長が親友でなければ、
ここまで大きく発展しなかった話です。





ここまで国民を足蹴にした総理は日本国始まって以来です。




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 日米首脳会談の裏で、なぜ上杉隆は警察に拘束されたのか? 上杉隆の「ニッポンの問題点」(まぐまぐニュース)
         


日米首脳会談の裏で、なぜ上杉隆は警察に拘束されたのか?
http://www.mag2.com/p/news/329420
2017.11.10 上杉隆『上杉隆の「ニッポンの問題点」』 まぐまぐニュース


日本、韓国、中国などを歴訪している米国のトランプ大統領。日本のマスコミは「日本を一番に訪れたのは安倍総理との関係性が良く、日本を重視しているから」と報じましたが、メルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』の著者で元ジャーナリストの上杉隆さんは「事実ではない」と断言。さらに、両首脳のゴルフ外交の舞台裏で自身に起きた「事件」を明かし、一部メディアと政府のやり方を厳しく非難しています。

日米首脳会談 NOBORDER追放事件

トランプ米大統領が来日した。日本のメディアでは訪日、米国のメディアではアジア歴訪と報じられている。

時を同じくして、脳科学者の茂木健一郎さんがTwitter上のハッシュタグ(#)で「日米メディア比較」という興味深い試みをやられているので、長年、同テーマを追っている筆者も便乗したい。

米大統領のアジア歴訪はノーボーダーが半年前に得た情報通りにスケジュールが進んでいる。

すでに『ニューズ・オプエド』で伝えた通り、約半年前、ハワイ、日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンという日程でのトランプ大統領のアジア歴訪が決まり、日本では日本政府の強い要請により安倍首相とゴルフをすることが決まっていた(仮に総選挙の結果で安倍内閣が退陣していたら変更があったかもしれないが)。

日本では、盛んに訪問国の順序についての報道(広報)が為されている。日本のメディアによると外務省の努力によって日本が最初の訪問国になり、この結果は安倍首相との強い絆を象徴するものだ、と盛んに報じられている。

残念ながら、事実は少し違う。過去の米政府高官のアジア歴訪でも「日本→韓国→中国」という訪問順序は普通であり、今回特別にこうした順序になったわけでもない。

そもそも、アジア歴訪の訪問国順序を重要だとして報じている米国メディアは一社も無い。

日本語の壁に守られて事実上の鎖国状態にある日本のメディアを気にしている米国メディアは皆無だ。それをいいことに政府、外務省、記者クラブが一体となってマッチポンプでの報道を続けて来たのが日米メディア戦争の真の姿だ。

来日初日、霞ヶ関カンツリークラブで発生した「NOBORDER追放事件」こそが、日本政府と日本のメディアによる「マッチポンプ報道」を象徴するできごとだった。

なぜ、筆者が日本のメディアのシステムを長年追及しているのか、また、ネットも含めたあらゆる同業者から眉をひそめられているのか、この「NOBORDER追放事件」を記せば少しは理解が広まるかもしれない。

事件当日の11月5日、NOBORDERチームは午前4時45分に東京ホテルニューオータニのホワイトハウス設置のプレスセンターに到着した。

NOBORDERのホワイトハウス登録名「NBN」(NOBORDER NEWS)で約束通り2名分の公式取材パスが発行された。これはアジア歴訪全体で使用可能、もちろん日本でも同様のはずだった。それでも記者クラブのハラスメント(嫌がらせ)を考えて、NOBORDERは念のため、外務省発行の同行記者証も取った(外務省北米一課長発行)。

大統領取材班の1人ジョゼフ記者は、横田基地への取材に向かった。専用バスで横田基地に到着、エアフォースワンから降りて、演説を行うトランプ大統領の取材を何の障害もなく出来た。なぜなら、そこが米軍横田基地、つまり米国国内だったからだ。

それでも米国政府とメディアはフェアである。相手国だからではない。中国やロシアのメディアも取材できている。トランプ大統領に批判的なニューヨークタイムズもCNNももちろん取材している。

さて同じ時間帯、筆者は埼玉県の霞ヶ関カンツリークラブに向かった。横田基地からそのまま安倍首相とのゴルフをするのには都合が良い。午前7時半、ホワイトハウスのパスを見せて、筆者はクラブメンバーとともにクラブハウス内部に入った。車両も初めから申請しており、問題なく専用駐車場に停めさせてくれた。

3カ所あったチェックポイントも身分証明、荷物検査、すべてパスした。



入口のソファに座っていると知己の今泉博・霞ヶ関カンツリー倶楽部総支配人がやってきて挨拶を交わし、2020東京オリンピックについてしばらく意見交換をした。その後、同じくゴルフダイジェストの取材でお世話になった木村希一理事長とも会い、これまでの対立も含め、しばらく雑談を交わした。

さすが2人ともゴルファーである。とても紳士的な対応で「上杉さん、きょうは大統領や内部の写真はダメですよ」と念を押すだけだった。そのあと、「これを胸につけてください」と霞ヶ関カンツリーのバッジを渡された。

日本の外務省やメディアと違ってフェアなのである。フェアな人々に対しては、筆者もフェアな態度で臨む。

昨年11月からのトランプタワーや2月のホワイトハウス、あるいはフロリダのトランプインターナショナルGCでの話題などで盛り上がった。二人のゴルフ紳士はNOBORDERのその取材もよく知っていて、近いうちに隣りのゴルフ場(東京ゴルフ倶楽部)でラウンドでも、と約束するほどであった。

事件は日本の記者たちや外務省の役人が下見に入って来て発生した。

筆者の姿を確認した日本人記者のひとりが「上杉がいる」と外務省と官邸に密告した。すぐに官邸と外務省の下見班(20人以上いた)が、警察庁と埼玉県警に「不審者が紛れ込んでいる」と連絡した。

同時に、米国の現場担当者(まだ責任者は横田にいた)に「あの男は危険人物だ」と通達、事情を知らない米国政府関係者が確認している間に、霞ヶ関カンツリーの今泉総支配人にも「上杉は不正に忍び込んだ」と虚偽の説明をした。

そもそもオフィシャルパスを持っている者を不正扱いするのも意味不明であるが、仮に、忍び込んだとしたら警備上の問題が浮上するはずだ。だが、そこは問題にしなかったということで、筆者はいつものように記者クラブと役人の仕組んだ「マッチポンプ」だとすぐに気づいた。

こうなると、もう何をしてもダメである。米国政府の責任者に連絡したが、同時に埼玉県警の警備担当のトップが筆者のもとにやって来た。

「ご同行ください」

埼玉県警の警備本部に連行され、靴を脱がされ、屋外通路にパイプ椅子を広げ、座らされた。取り調べの開始である。

「犯罪者扱いですが、ご覧の通り、わたしはホワイトハウスのパスも、外務省のパスも、ついでに支配人からこの霞ヶ関のバッジももらっていますよ」

そう説明している間に、筆者を取り囲む人数は増え、ついには官邸や外務省の現場担当者を合わせて15名くらいに膨れ上がった。

もう何を言っても無駄だ。いつものことなのだ。半年かかって苦労して得たパスも、記者クラブと役人の「マッチポンプ」で一瞬で無効化する。彼らが特落ちを恐れて、NOBORDERを目の敵にするのはわかる。

だが、それがフェアな競争ではなくて、いつも権力を使った姑息な「排除」でやられる。そして、この「マッチポンプ」のしくみを知っている者は日本に皆無だ。たとえ、それが記者クラブ問題を批判して活躍しているジャーナリストたちであってもだ。

なぜなら、こうした交渉の苦労をしてきたのは、ここ20年間、筆者ひとりだからだ。

雑誌も、海外メディアも、スポーツ新聞も、ネットメディアも、フリーランスも、筆者の努力と交渉の成果によって、現在、日本の記者会見に出られることを知っている。

だが、内部に入った途端、既得権益化し、むしろ筆者への攻撃を開始することで、記者クラブメディアへの忠誠を誓うようになる。

「もう、いいですよ。残念だが、日本ではいつものことだ。これが日本の記者クラブと外務省だ。トランプタワーで、ホワイトハウスで説明した通りでしょ。東京のホテルニューオータニのメディアセンターに戻って、◯◯と◯◯に連絡する(◯◯はホワイトハウスの担当者)。また別の国で会おう」

最後にやってきた米国政府の担当者にファーストネームを挙げて、英語でこう伝えると、彼女はとても驚いた表情を見せ、小声で「ごめんなさい」とつぶやいた。

駐車場までの約500メートル、筆者は両側を埼玉県警の警官に挟まれて、逃げないように連行された。そして、自分のクルマに乗りエンジンをかけ、敷地内に出るまでずっと見送られた。

直後、一連の騒動で喉の乾きを覚えた筆者は、ゲートから一キロほど離れたファミリーマートでドリンクを買い、車内で一気に飲み干し、ホワイトハウスの担当者にいきさつを電話していた。

「NOBORDERとあなたを外せというのは日本政府からの強い要請なんだ。日本以外ではきちんと対応するよ」

驚くだろうが、これが記者クラブと政府の現実だ。そして、筆者は20年間、ずっとひとりでこうした「卑怯」と戦ってきた。時に涙を流し、時に誰かに訴えながら。

知らない者はみな「陰謀論」で片付ける。知っている者は先述した通りだ。

さて、エンジンをかけようとした時だ。警察官が3人近寄って来て、筆者のクルマの窓をノックした。

「上杉さんですね。事情を聞かせてください」

ナンバープレートか、尾行か? これもいつものことだ。

それにしても、コンビニの駐車場でドリンクを飲んでいてもダメなのか。

記者クラブと外務省の「マッチポンプ」を説明すると、警官たちは驚いていた。

「この20年間、警察庁と警視庁はいつもよくしてくれました。みなさんと同様、現場で苦労する者の苦しみがわかっているからですよね。でも、日本のメディアと外務省や官邸の役人は違いますよ。いつも威張って、弱き者の仕事の邪魔をし、手柄は自分、失敗は部下に押し付けるような卑怯なことを続けている。みなさんが出世したら、汗をかいた者が評価されるようなフェアな社会にしてください。おつかれさまです。もう1本だけ電話をさせてください。そしたらクルマを出しますんで」

日米メディア比較…。報道だけではなく、人間性でも圧倒的な差があることを茂木さんに伝えたい。

image by: Twitter 上杉隆/ UesugiTakashi‏(@uesugitakashi)


上杉隆の「ニッポンの問題点」
著者/上杉隆(ジャーナリスト)(記事一覧/メルマガ)
「リテラシー」(情報を読み解く力)こそ、今最も必要なスキル。情報操作だらけの大手メディア報道では絶対伝えない情報を届ける『上杉隆の「ニッポンの問題点」』はリテラシー向上にピッタリのメルマガ。



























































http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 佐川国税庁長官らへの告発受理 東京地検、森友問題巡り 大阪地検が他の告発とともに捜査 
佐川国税庁長官らへの告発受理 東京地検、森友問題巡り
http://www.asahi.com/articles/ASKCB3D4YKCBUTIL011.html?iref=comtop_8_05
2017年11月10日14時34分 朝日新聞


 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、東京地検特捜部が10日までに財務省理財局長だった佐川宣寿国税庁長官らに対する証拠隠滅容疑などの告発状を受理し、大阪地検に移送したことが関係者への取材でわかった。大阪地検が他の告発とともに捜査する。

 醍醐聡・東大名誉教授らで作る市民団体が10月、佐川長官が国会で虚偽答弁を続けて「事件の証拠を闇に葬った」として証拠隠滅容疑で告発。学園側と土地売却交渉をした当時の財務省近畿財務局職員についても背任容疑で告発していた。

 告発状は、財務局職員が土地の売却で学園側に「ゼロに近い金額まで努力する作業をしている」と話した録音データについて「強い証明力を有する」と指摘。佐川氏が「価格について国からの提示や学園側の希望はなかった」などと国会で述べていたことが証拠隠滅行為に当たるとしている。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK235] さすが補完勢力、希望の党共同代表・玉木雄一郎、安全保障関連法維持 
さすが補完勢力、希望の党共同代表・玉木雄一郎、安全保障関連法維持
2017年11月10日 のんきに介護


盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社‏@product1954さんのツイート。






〔資料〕

「玉木共同代表 安倍政権に対し対決姿勢示す」

☆ 記事URL:動画→http://www.news24.jp/articles/2017/11/10/04377612.html

 希望の党は、両院議員総会で小池代表に並ぶ共同代表に、玉木雄一郎議員を選出した。

 玉木氏が7割を超える支持を集め、小池代表の路線の継続が承認された形。

 玉木氏「地に足のついた土の香りの匂いのする、そんな本物の国民政党として、私はこの希望の党を皆さんと一緒に作り上げていきたいと思う」

 就任後の会見で、玉木氏は小池代表について、「できるだけ早く会ってコミュニケーションを深めていきたい」と協力して党運営に当たる考えを強調した。また安倍政権に対しては、「徹底した論戦を挑みしっかりと対峙(たいじ)していきたい」と対決姿勢を示している。

 一方で、他の野党との連携については、「まずは自分たちの党の基盤を固める」と述べるにとどめた。

 また、党内で賛否が分かれる安全保障関連法については、「もう施行された以上、廃止、白紙化は難しい」とした上で、今後「条文改正の形で対案を出せるか検討する」と述べている。

 なお、この安保政策などをめぐっては今回の共同代表選挙を通じて路線対立が浮き彫りとなった。敗れた大串議員について、玉木氏は「執行部人事で能力をどのように生かしていくか考えたい」と早速、配慮を見せたが、今後、挙党態勢を築くことができるのか、その手腕が問われることになる。

















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 元慰安婦と「独島エビ」は明らかなイヤガラセ! 
元慰安婦と「独島エビ」は明らかなイヤガラセ!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_58.html
2017/11/10 22:24 半歩前へ


▼元慰安婦と「独島エビ」は明らかなイヤガラセ!


 韓国の文在寅政権はトランプ米大統領の歓迎夕食会に元慰安婦を列席させたほか、竹島(韓国では独島と呼称)沖で獲れた「独島エビ」を使った料理を出した。

 明らかに日本に対するイラガラセである。元慰安婦を列席については、わざとトランプの前で「自分たちは被害者なんだ」と強調。「独島エビ」に関しては、竹島が韓国領だと改めて主張したかったようだ。

 いま、暴走する北朝鮮に対して歯止めをかけようとしている中で、わざわざこんなイヤガラセをする必要がどこにあるのか? なんの益がるのか?

 日本に対しては反感と反発が抜け切らないようだ。韓国の政権にとって「反日」は、政府批判をかわす“お守り札”のようなもので、彼らは重宝している。

 本当は中国の方が日本の数千倍、数万倍も朝鮮をひどい目に遭わせたのだが、文句を言おうものなら激しい報復が待っている。だから言いたくても言えない。その分のあおりが「反日」と言う形で押し寄せるのである。

 ところで、対北朝鮮政策。トランプと安倍晋三は「圧力」によって金正恩を話し合いのテーブルに着かせようとしているのに対し、文在寅は圧力より「対話」を重視する。

 文在寅の両親は北朝鮮出身だ。そうしたことも対北朝鮮政策に微妙に影響しているものとみられる。




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 日本は安倍首相忖度政治にまみれている。せめて司法だけは忖度やめるべきだ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201711/article_9.html
2017/11/10 21:08

今日、文部科学省の大学設置・学校法人審議会は、加計学園の獣医学部新設を認可するよう林芳正文科相に答申した。文科相は近く認可する見通しだという。

NHKの報道では、認可について異論も出たが、委員長がこれ以上審議を伸ばすと、加計学園側から損害賠償で訴えられたらどうするのか?と言ったそうである。加計側委員の脅しである。野党は加計理事長の国会への招へいをすると言っている。本当に加計氏を国民の前に引っ張り出してほしい。安倍首相がベトナムに行っているときに答申したのも忖度だろう。

会計検査院長が森友学園の検査において、会計に必要な書類が欠けているので、検査が出来ないようなことを言っていた。暗に、値引きが不当か正しいかわからなかったと言いそうな雰囲気である。

その欠損させた官僚の総責任者が当時の佐川理財局長である。市民団体が佐川氏の虚偽答弁による証拠隠滅を東京地検に告発したが、その告発状を受理し、大阪地検に移送したという。これで、森友案件は、全て大阪地検特捜部で扱うことになる。当然ここでは、籠池夫妻も3か月以上も口封じで拘留されている。

今や、地検特捜部は、安倍政権の忖度機関になり果てている。正直言って、自民党政権に影響するような司法には正義がないと思っている。伊藤詩織氏への元TBS記者の中村氏によるレイプについての不起訴に対する検察審査会も、何の説明も無しに退かれている。検察審査会には、地検で告発を不起訴にした側の検察官が事件について審査委員達に説明することになっている。その検察官が安倍首相お友達の中村氏側に立って、素人の委員に説明すれば、直ぐに丸め込まれてしまう。不起訴の真相は、きっとそういうことだと思っている。

今回の佐川氏告発も、安倍夫妻に大きく関わることなので大阪地検特捜部は起訴しないと思っている。勝負は、検察審査会である。政府の息のかかっていない市民が公正に選ばれれば、起訴可能と思われる。しかし、小沢一郎氏の検察審査会のように不正をやられてしまえば、どうしようもない。今の日本の司法機関は、こと政権に絡む案件については、そこまで堕落している。


佐川国税庁長官らへの告発受理 東京地検、森友問題巡り
http://www.asahi.com/articles/ASKCB3D4YKCBUTIL011.html?iref=comtop_8_05

学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、東京地検特捜部が10日までに財務省理財局長だった佐川宣寿国税庁長官らに対する証拠隠滅容疑などの告発状を受理し、大阪地検に移送したことが関係者への取材でわかった。大阪地検が他の告発とともに捜査する。

 醍醐聡・東大名誉教授らで作る市民団体が10月、佐川長官が国会で虚偽答弁を続けて「事件の証拠を闇に葬った」として証拠隠滅容疑で告発。学園側と土地売却交渉をした当時の財務省近畿財務局職員についても背任容疑で告発していた。

 告発状は、財務局職員が土地の売却で学園側に「ゼロに近い金額まで努力する作業をしている」と話した録音データについて「強い証明力を有する」と指摘。佐川氏が「価格について国からの提示や学園側の希望はなかった」などと国会で述べていたことが証拠隠滅行為に当たるとしている。



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