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2017年11月15日00時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK235] 閣議決定、今回は麻生発言を弁護。「難民射殺か」は、「有事の問題意識喚起」のためだったって 
閣議決定、今回は麻生発言を弁護。「難民射殺か」は、「有事の問題意識喚起」のためだったって
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5c34cdfffd01c95bb4593e8c1f095444
2017年11月14日 のんきに介護


もっと言えば、選挙対策だろ?

「あらっ、愉快な麻生さん」

という評価を期待したんではないだろうか。


〔資料〕

「麻生氏「射殺か」発言、「有事の問題意識喚起」と答弁書」

   朝日新聞(2017年11月14日13時05分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASKCG4466KCGUTFK006.html?iref=comtop_8_03


 安倍内閣は14日の閣議で、麻生太郎副総理兼財務相が朝鮮半島有事の際に武装難民が日本に押し寄せる可能性に言及したうえで「警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか」などと発言したことについて、「有事の際に想定され得る様々な事態について、聴衆の問題意識を喚起する趣旨からなされたものと承知している」との答弁書を決定した。立憲民主党の初鹿明博衆院議員の質問主意書に答えた。

 麻生氏は9月、宇都宮市内での講演で発言。この日の答弁書では「麻生大臣が政治家として発言した」としたうえで、見解を示した。大量の避難民が日本に流入した場合の対応については、一般論として「現行法令の枠組みの中で必要な措置をとることとしているが、具体的な内容については、今後の対応に支障を及ぼす恐れがあることから、お答えを差し控えたい」とした。
































http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 希望の党の細野豪志が改憲に前向き姿勢強調! 


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171114/k10011223161000.html


希望の党の細野豪志が改憲に前向き姿勢強調!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_87.html
2017/11/14 21:05 半歩前へ


▼希望の党の細野豪志が改憲に前向き姿勢強調!


 希望の党の細野豪志は14日、国会内で記者団に対し、「小池代表が、いちばん初めに立ち上がってできた政党であり、非常に重い判断だ。これからも小池氏には、何らかの形でアドバイスをいただいたほうがいいと思う」と述べた。

 細野は、党の憲法調査会長に就任したことについて、「改憲に向けて、党としての考え方を示す必要がある。さまざまなテーマについて、タブー視することなく議論する」と改憲に前向きに取り組む考えを強調した。

 希望の党が維新の会と同様に第2自民党。つまり安倍政権の補完勢力であることがハッキリした。

 大奥物語に例えれば、安倍将軍の正妻が公明党だとすれば、側室の座をめぐって維新の会と希望の党が競っているようなものだ。この例え、気にいってもらえただろうか?




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 伊藤詩織氏が自ら「中村格」に取材。逃げまくる中村格。動画を見ると、ほんとに走っとるわ 
伊藤詩織氏が自ら「中村格」に取材。逃げまくる中村格。動画を見ると、ほんとに走っとるわ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/255b2c8544cabbc76807836d4e617bd6
2017年11月14日 のんきに介護


umekichi‏ @umekichkunさんのツイート。





望月衣塑子@ISOKO_MOCHIZUKIさんが

こんなツイート。








http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK235] <都議会公明党>「知事与党」関係解消へ(毎日新聞)
<都議会公明党>「知事与党」関係解消へ
毎日新聞 11/14(火) 20:08配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00000090-mai-pol


 小池百合子知事が14日に国政政党「希望の党」代表を辞任したことを受け、都議会公明党の東村邦浩幹事長は報道陣に「これまで小池知事寄りのスタンスを取ってきたが、これからは是々非々でやっていく」と述べ、小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」との「知事与党」関係を解消する考えを示した。


 公明と都民ファーストは7月の都議選で選挙協力し、都民ファースト大勝の一因となったが、東村幹事長は「代表を辞めようが残られようが、我々のスタンスはあの時で決まっていた」と述べ、小池氏の国政進出が知事与党離脱の決定打だったとの認識を示した。


 都議会の定数は127。都民ファースト(53人)と公明(23人)を合わせれば76人となり、都議会の過半数を占めていた。だが、今後は都民ファーストだけでは予算案や条例案を可決できなくなる。


 東村幹事長は「必要であれば自民との対話もしていきたい」とも述べ、都議会自民党との関係修復を目指す考えも示唆した。【芳賀竜也】

http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 陰湿な希望の党! 代表選びも藪の中! 
陰湿な希望の党! 代表選びも藪の中!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_88.html
2017/11/14 21:16 半歩前へ


▼陰湿な希望の党! 代表選びも藪の中!


 希望の党の国会議員の共同代表を決める選挙で玉木雄一郎に敗れた大串博志は14日、国会内で記者団に対し、玉木が希望の党代表に就任したことについて、「小池百合子が玉木を推挙した根拠が分からない。

 オープンに決まっていくことが大切なのに、きょうの決まり方は唐突感と違和感がある」と語った。そのうえで、大串は、「共同代表の選挙で訴えた野党連携や憲法などに関する考え方は、党内の議論で、しっかり訴えていく」と強調した。

*****************

 希望の党は路線をめぐって対立が続こう。そして有権者に飽きられる。まあ、どうでもいい政党だから、関係ないか。  (敬称略)



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 韓国の奨学金は、日本のなんちゃって奨学金とは大違いなようだ 
韓国の奨学金は、日本のなんちゃって奨学金とは大違いなようだ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5d3ae172f3a04cbb53cfa0817481d411
2017年11月14日 のんきに介護


spark‏ @Yonge_Finchさんのツイート。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 加計問題、建築費50億円水増しでも「認可」強行…安倍首相のお友達に巨額税金投入(Business Journal)
加計問題、建築費50億円水増しでも「認可」強行…安倍首相のお友達に巨額税金投入
http://biz-journal.jp/2017/11/post_21350.html
2017.11.15 文=林克明/ジャーナリスト Business Journal


   
       岡山理科大学獣医学部前抗議行動

 11月10日、大学設置・学校法人審議会(設置審)が加計学園運営の岡山理科大学獣医学部の新設を認可するように答申したと林芳正文部科学大臣が発表した。答申の日付は前日の9日。そして11月14日、早々と林文科相は正式に認可した。

 1日に開会した特別国会だが、会期が12月9日までと短いことに加え、安倍晋三首相の外遊日程などから所信表明も11月17日となっている。特別国会の後は、来年1月の通常国会まで「モリカケ問題」の論戦を待たなければならない。

 森友・加計両疑獄を野党が追及する時間がないところへもってきて、さらに与党は野党の質問時間を減らそうとしている。

 もし国会で質問されたら安倍首相らが答えられるわけもない。森友と加計の両疑獄の解明は、すなわち安倍政権の終焉を意味する。だから、批判の世論が再び盛り上がる前に、林文科相は答申を受けて認可したと捉えられてもしかたない。

 しかし、後述するように加計孝太郎理事長、菅良二今治市長、安倍首相に対する刑事告発がなされており、認可されたことで逆に抗議活動が激しくなる可能性も十分にある。

 そもそも安倍首相の“お友達”である加計氏の思いを実現するため、国家戦略特区を利用して便宜を図ったのではないかとの批判が、今春からずっと続いている。

 とりわけ、建築費がおよそ50億円も水増しされている疑惑は不問に付されたままだ。施設費148億1587万円を面積3万2528平方メートルで割って算出すると、坪単価は約150万円弱となり、通常の鉄骨造の建物の倍近くになる。

 地元の愛媛県今治市でこの問題を追及する「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏が内部告発者から入手した設計図面を見た専門家は、「この設計なら坪70万円台が相場」と評している。

 さらに、加計学園が愛媛県知事宛てに提出した建築工事届(3月10日付)に記載されている建物面積から計算すると、坪単価は85.6万円だ。それにもかかわらず、なぜ坪150万円近くもかかるのか。まったく説明がつかない。

   
       「安倍たおせ」

■市民の6割は「生活が苦しい」、“お友達”に税金を大盤振る舞いする安倍首相

 11月10日頃に答申が出されるという情報が出始めると、市民運動家の岩橋健一氏は6日から10日まで毎朝、文科省前に立ち、獣医学部設置認可と安倍首相の姿勢を批判し続けた。

 岩橋氏がひとりでマイクを持って訴えることもあったが、同氏の呼びかけもあり、多くの人が参加するようになった。答申が正式発表された前日の9日午後5時からは、60人以上の市民が駆けつけ、「認可をするな」と抗議の声をあげた。

 愛媛県今治市からは前述の黒川氏、大阪府豊中市からは森友疑獄を初めて世に知らしめた木村真市議、また愛媛県の福田つよし県議らが上京してきた。さらに、これまで2つの疑獄事件に関して刑事告訴をしてきた「森友・加計告発プロジェクト」を支援する人たちも抗議の声をあげた。

 抗議活動の冒頭で黒川氏が語った言葉は、本質をわかりやすく伝えている。

「(厚労省の調査で)生活が苦しいと答えている人が約6割。それはみなさん、怠けているからですか? 夜遅くまで一生懸命働いているじゃないですか。みなさんが一生懸命働いて納めた税金が、安倍首相のお友達に使われているのです。こんなことを続けていたら、生活はもっとひどくなる! 文科省の皆さん、虎の門付近を歩く官僚のみなさん、もう一度考え直していただきたい」

 しかし、このような訴えは届かなかった。

 首相のポケットマネーを払うならともかく、税金がお友達に使われようとしているのだ。木村氏も声を大にして批判した。

「森友学園問題に関しては、ほぼ黒。やるべきは、しかるべき人にしかるべき責任を取らせること。まず財務官僚を逮捕せよ、安倍昭恵を証人喚問せよ、この2つです。加計学園問題でも、建築費水増しの問題はまったく明らかになっていません」

■文科官僚、マスコミには情報を流し国会議員には情報秘匿

 木村氏と黒川氏、森友・加計告発プロジェクトの田中正道・武内暁共同代表は、この日行われた立憲民主党の加計問題プロジェクトチームの会合に参加するため、一足早く議員会館へ向けて移動した。抗議する人々は、国会議員会館前に場所を移し、新たに加わる人もいて、思い思いのスピーチを続けていた。

 夜8時過ぎ、文科省担当者も出席した立憲民主党プロジェクトチーム(PT)の会合を終えた4人が建物内から出てきた。その後、立憲民主党の森友・加計学園PTの事務局長を務める阿部知子議員も加わった。

   
      福田つよし愛媛県議

 実はこの日、午後4時ごろには文科省がマスコミ各社に答申関係の資料を渡していたという。阿部議員は「文科省はマスコミには情報を流し、明日答申が発表されるという。私たち議員には日程すら知らせない」と実態を明らかにした。つまり、文科省は都合よく情報をコントロールしているわけだ。木村氏は、「国権の最高機関は国会、と規定した憲法はどこにいったのか」とあきれ返る。国会議員に必要な情報を与えずにメディア操作しようとする文科省の姿勢は異様だ。

■反対運動と安倍首相の刑事告発運動は続く

 黒川氏は、「まだ決定されたわけではない。認可しないように働きかけよう。仮に認可されたとしても終わらない。まだまだ反対運動は続く」と意気軒高だった。結果的には認可されたが、その意気は変わらない。

 黒川氏と木村氏が9月26日に立ち上げた「モリカケ共同追及プロジェクト」は、総選挙期間中の10月16日、加計理事長の詐欺の幇助をしたとして安倍首相を山口地検に刑事告発した。一国の首相が「詐欺の幇助」で告発されるなど、これだけでも前代未聞だ。

 続いて11月1日、菅市長に対して背任容疑、加計理事長に対する建築費水増しによる補助金詐欺容疑で、木村・黒川両氏をはじめ複数人が松山地検に告発状を提出した。

 一方、森友疑獄では、佐川宣寿・国税庁長官(事件当時は財務省理財局長)に対する、醍醐聡・東京大学名誉教授のグループによる刑事告発を11月10日までに東京地検が受理したことが明らかになっている。

 佐川氏が国会で虚偽証言を続け、証拠隠滅を図ったとして証拠隠滅容疑で告発していた。また、当時の財務省近畿財務局職員についても、背任容疑で告発していた。

 森友学園疑獄・加計学園疑獄の解明はこれからであり、すでに客観的な証拠もかなり出ている。「知らぬ存ぜぬ」での幕引きは許されない。

 なお、木村・黒川両氏による「モリカケ共同追及プロジェクト」は、告発の賛同人を募っている。

(文=林克明/ジャーナリスト)

黒川敦彦@モリカケ共同追及プロジェクト」 - 安倍総理の刑事告発への賛同お願い

   
         木村真氏(左)と黒川敦彦氏(右)




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 日当1万円払ってサクラ動員!核のごみの意見交換会! :原発板リンク 
日当1万円払ってサクラ動員!核のごみの意見交換会! 

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/107.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 炸裂すれば安倍内閣は吹っ飛ぶ・・・<加計疑惑>建築費水増し詐欺 不発弾は起爆装置付きで残った(田中龍作ジャーナル) 



【加計疑惑】建築費水増し詐欺 不発弾は起爆装置付きで残った
http://tanakaryusaku.jp/2017/11/00016961
2017年11月15日 00:48 田中龍作ジャーナル



林文科相記者会見。官僚が逐一メモを入れ、大臣は棒読みした。説得力の かけら もなかった。加計獣医学部の設置認可は無理筋だったのである。=14日、文科省 撮影:筆者=

 加計学園による補助金水増し請求の動かぬ証拠である今治獣医学部棟の設計図。大概の1級建築士が水増しは2倍とも3倍とも見ている。水増し金額は最大で80億円にもなる。

 工事関係者からの設計図流出がもし国会会期中で、民進党がもしグダグダでなかったら安倍首相は発狂していた。

 加計疑惑の追及を恐れた与党が通常国会の幕を降ろしたのが6月18日。設計図の流出は7月23日だった。翌24日、民進党追及チームに渡る。

 加計疑惑などをめぐる国会の閉会中審査は7月24日(衆院予算委)と25日(参院予算委)だった。設計図が野党第一党に渡ったのは閉会中審査の初日だ。遅かった。

 「水増し請求詐欺」を確実に立証するには設計図に加えて「積算見積もり書」が必要だ。同書は6月12日に加計学園から今治市に送られてきた。今治市民が情報公開請求したが拒否された。

 「積算見積もり書」がなくても水増し請求詐欺を立証する方法はある。国交省に建設資材や単価を網羅した「データ一覧」があり、設計業者はその「データ一覧」をもとに建設費を積算する。


流出した獣医学部棟の設計図。設計主体のSID創建には加計孝太郎夫人ほか、加計学園の役員たちが名前を連ねる。ファミリー企業同士でカネを回し合うシステムになっている。

 
 内閣府から「出すな」と圧力をかけられている今治市が、加計学園から送られてきた「積算見積もり書」を出すはずがない。

 だが国交省のデータを用いて、専門家チームが資材の規模や数量を割り出しながら積算していけば、実物の加計獣医学部棟の建設費に限りなく近い数字が弾き出される。

 しかし民進党はそうした努力はしなかった。100億円を超す資産があったのだから、外部の専門家から成る調査チームを組めばよかったのだ。

 民進党は安倍内閣を倒すのと真逆のベクトルを働かせた。お家騒動だ。設計図が民進党に渡った3日後の7月27日には蓮舫代表(当時)が辞任。その後の破局的大混乱はあらためて述べるまでもない。

 だが皮肉にも民進党の分裂により、不発弾は永田町の一角に残された。今度は起爆装置付きで。

 今治市民が加計孝太郎理事長を詐欺で訴えた裁判で水増し請求が立証されれば、世論は補助金交付を許さないだろう。

  〜終わり〜


林文部科学大臣会見(平成29年11月14日):文部科学省









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加計問題、建築費50億円水増しでも「認可」強行…安倍首相のお友達に巨額税金投入(Business Journal)
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新たな不正疑惑 「加計学園」認可前に学生募集していた? 文科省規定違反か(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/695.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 枝野氏&小沢氏が急接近…天敵2人は本当に手を結べるのか(日刊ゲンダイ)
        


枝野氏&小沢氏が急接近…天敵2人は本当に手を結べるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217590
2017年11月15日 日刊ゲンダイ


  
   民主党政権時代は“天敵”だった(C)日刊ゲンダイ

 17日(金)、やっと安倍首相の「所信表明演説」が行われる。支持率低迷がつづいている安倍首相を追い込めるかどうか、カギは野党がまとまるかどうかだ。

 野党共闘のキーパーソンである「立憲民主党」を率いる枝野幸男氏と、「自由党」党首の小沢一郎氏が急接近し、関心を呼んでいる。

 政界が注目したのは、国会召集の直前、10月30日の夜、枝野―小沢の2氏がホテルで会談したことだ。

「どうやら会談は、小沢さんから声をかけたようです。小沢さんサイドは、選挙直後で枝野さんは忙しいだろうと、気を使ったようですが、『ぜひ、会いたい』という返事があったといいます。会談することについても、立憲側はマスコミにオープンにしてもらって構わないということだったといいます。小沢さんは、首班指名選挙で自由党が枝野さんに投票することを伝え、突っ込んだやりとりもあったようです」(政界事情通)

 枝野氏が小沢氏と会ったのは、立憲民主党につきまとう“左派色”を消す目的だった可能性が高い。左派だけでは、支持が広がらず、政権獲得が難しくなるからだ。百戦錬磨の小沢氏の協力を得られれば、新人が多い立憲民主党がパワーアップするのは間違いない。

 しかし、2人は、もともと民主党政権時代“天敵”だった。本当に手を握れるのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「あの2人は、政治家として共通点がかなりあります。まず、リアリストで、合理主義者であることです。野党は一つにまとまらなければいけないという考えも共通しています。原理原則を守る小沢さんは、民進党が野党第1党だった時は、『民進党が中心になるべきだ』と訴え、立憲が野党第1党になったいまは、『立憲が中心になるべきだ』と主張しています。恐らく枝野さんは、小沢さんのことを主張が明快でスジを通す政治家だと思っているはずです」

 安倍自民党は、希望の党と維新を自民党の補完勢力にして野党を分断するつもりだ。枝野―小沢ラインも崩壊したら、野党勢力は完全に瓦解してしまう。













http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 「私たち国民は決して忘れてはいけない」と前川前次官! 
「私たち国民は決して忘れてはいけない」と前川前次官!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_92.html
2017/11/15 06:08 半歩前へ


▼「私たち国民は決して忘れてはいけない」と前川前次官!

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設が認可されたことを受け、前川喜平前文部科学事務次官は14日、代理人弁護士を通じ、「林芳正文科相は認可してはならなかった。総理のお友だちだけに特権を与え、わが国の大学行政に大きな汚点を残した」とするコメントを発表した。
 
 前川氏は「認可されても、決して幕引きとはならない。不公正・不公平な行政を押し通し、国政を私物化した事実は厳然と存在し続ける」と言及。「政権側は追及から逃げ続け、国民があきらめてしまうのを待とうとしている。私たち国民は決して忘れてはいけない」と訴えた。 (以上 時事通信)

*********************

 お説の通りだ。諦めたら「負け」である。あんな三流の政治家に敗れるようでは日本人ではない。安倍晋三の企み、えこ贔屓を見逃してはならない。首相たるものが国家権力を私物化して不公正・不公平な行政を押し通すなど絶対にあってはならない。

 こんなことを許せば日本は持たない。民主主義を破壊されて黙っていては、この先何が起きるか分かったものではない。彼は自民党を破壊し、右翼思想を国内にまん延させた。その結果、日本は歴史始まって以来の不安な状況に陥っった。

 安倍晋三は何のために右傾化を推進するのか? 
 なぜ、いま、戦前回帰が必要なのか? 
 どうして平気でウソを付くのか? 
 安倍には「良心の呵責」というものがないのか? 
 
 有権者は怖ろしい男を選択したものだ。国家を奈落の底に突き落とした男、それが安倍晋三である。

















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 小池百合子って、まさしく「女・橋下徹」だよな 
小池百合子って、まさしく「女・橋下徹」だよな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c752ca63bb195bd9e0b564efdef4cbac
2017年11月15日 のんきに介護


きっこ‏ @kikko_no_blogさんのツイート。



ネトウヨ政党、希望の党の野党共闘分断作戦のお陰で、

安倍政権打倒が夢に終わってしまった。

返す返すも

悔しい。

政治家として

唯一した仕事がこれだな。

庶民から

夢を奪うんじゃ〜〜〜〜って、

あゝ、ほんと、悍ましい人だったな。























http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 憲法問題が政界再編へ、公明離脱の可能性も/政界地獄耳()日刊スポーツ
憲法問題が政界再編へ、公明離脱の可能性も/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201711140000228.html
2017年11月14日9時41分 日刊スポーツ


 ★好調な与党の中で敗北した公明党。同党代表・山口那津男は12日のラジオ日本の番組で、憲法改正について「国会で多数を形成し、無理やり発議をして、国民投票でぎりぎり過半数の賛成が取れたという改正は望ましくない。大きな反対勢力が残り、国民の憲法としては不幸な誕生になってしまう。国会で3分の2以上が賛成して憲法改正を発議する背景には、それ以上の国民の支持があることが望ましい。木の実が熟すような進め方が基本だ」と自民党の性急な改憲への動きを強くけん制した。

 ★10日には同党憲法調査会長を務める党中央幹事会会長・北側一雄も「事前に与党協議をするたぐいの話ではない」と自民党との会見についての協議に否定的な考えを示すとともに「公明党案を提示する予定はない」と、改憲論と距離を置く発言を強調している。各メディアの世論調査を見ても、改憲論は賛否が大きく分かれるとともに、どこを改憲するかによっても考えが分かれる。

 ★「憲法問題が政界再編につながる可能性は大きい。公明党は場合によっては連立を離脱する場合も考えられる。無論、日本維新の党、希望の党、民進党など自民党の2軍が待機しているから、与党を構成しなくても公明党以上に尻尾を振ってついてくる」と自民党に近い政界関係者はいう。連立組み替えがすでに視野に入っているということか。別の政界関係者が言う。「公明党は自力で党勢を立て直すことができる。だが、その場しのぎで党や政策が変わることをいとわない議員たちのいる党はあっという間に消滅する。つまり維新や希望など、その時々で与野党を渡り歩く『ゆ』党は憲法改正の時だけの使い捨てになる可能性があることを忘れてはいけないし、有権者が忘れまい」。憲法改正の駆け引きはすでに始まっている。(K)※敬称略






















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 認可は誰が考えても理不尽で無理筋の話だ! 
認可は誰が考えても理不尽で無理筋の話だ!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_93.html
2017/11/15 09:21 半歩前へ


▼認可は誰が考えても理不尽で無理筋の話だ!


立憲民主党の阿部知子がこう言った。

 「何故ここまで無理をして不透明、不公正、不公平なプロセスの加計学園認可を強行するのか? 安倍総理のご意向と威信の為か? 実際には学生の教育体制も、うたい文句の国際的に最高水準の獣医学研究も、担保されない加計学園を(なぜ)認可するのか?」

 文部科学相の林芳正は14日、加計学園が政府の国家戦略特区制度を活用して愛媛県今治市に岡山理科大獣医学部を新設する計画を認可した。

 発表記者会見に臨んだ林の表情は苦渋に満ちていた。安倍政権の閣僚として「総理の意向」に逆らうことが出来ないと訴えているかの様子だった。ことほど左様に、誰が考えても理不尽で無理筋の結論だ。

 日本獣医学会や全国大学獣医学関係代表者協議会は、獣医学部新設について、「根拠を欠いたまま進められ、妥当性を欠く。獣医師は充足している」と強く批判している。

 教育施設や獣医師は足りている。だから50年以上にわたって獣医学部の新設が許可されなかったのだ。加計孝太郎が安倍晋三の親友だからと認可して何をしようと言うのか?

 第一、これだけいわく因縁付きの新設学部を果たして学生が受験するのか?加計学園では日本の生徒の受験者は見込めないとして、韓国などで特典付きで募集を始めた。人材育成と言うよりはカネ儲けが目的ではないか。




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 恥ずかしくないのかな、安倍がお父ちゃんってか? 僕は、不良息子でいいっす 
恥ずかしくないのかな、安倍がお父ちゃんってか? 僕は、不良息子でいいっす
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/75c8940d9ddad78a9edaa20f06347a0e
2017年11月15日 のんきに介護



転載元:黒木初・破‏ @zaregotonandayoさんのツイート〔16:44 - 2017年11月13日


最も忠実だった長男、籠池夫妻は

「もういじめんといて〜」と叫びながら収監されていきました…

(アラフォー埼玉民‏ @kamaさんのツイート〔7:50 - 2017年11月14日 〕参照)。



どうせ、逮捕されるんだったら、

初めから

グレといた方がいいよ。

ちなみに、異邦人‏ @Beryozka1917さんは、

こんな意見。



警察初め、司法機関は、

敵。

というか、

安倍の御用聞き。

マスコミも同じという状況下で、

問題は、

その親権停止してくれる機関だよな。

あるのか。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 「大学行政に大きな汚点」=加計認可で前文科次官 
「大学行政に大きな汚点」=加計認可で前文科次官
http://85280384.at.webry.info/201711/article_94.html
2017/11/15 09:26 半歩前へ


▼わが国の大学行政に大きな汚点と前川前次官!

 
 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設が認可されたことを受け、前川喜平前文部科学事務次官は14日、代理人弁護士を通じ、「林芳正文科相は認可してはならなかった。総理のお友だちだけに特権を与え、わが国の大学行政に大きな汚点を残した」とするコメントを発表した。

 
 前川氏は「認可されても、決して幕引きとはならない。不公正・不公平な行政を押し通し、国政を私物化した事実は厳然と存在し続ける」と言及。「政権側は追及から逃げ続け、国民があきらめてしまうのを待とうとしている。私たち国民は決して忘れてはいけない」と訴えた。 (以上 時事通信)





















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/726.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 高校生演説を潰した米国の圧力を見つけた西日本新聞の大殊勲  天木直人


高校生演説を潰した米国の圧力を見つけた西日本新聞の大殊勲
http://kenpo9.com/archives/2856
2017-11-15 天木直人のブログ


 きょう11月15日の東京新聞が一面で大スクープを報じた。

 今年8月の国連軍縮会議で、恒例だった高校生平和大使の演説が見送られるという事件があった。

 その背後に、やはり米国の圧力があったのだ。

 その事を示す外務省の公電を、西日本新聞が見つけたというのだ。

 西日本新聞が外務省に情報公開を求め、外務省が秘密指定を解除した上でその公電を提供したという。

 もちろん国名など、肝心なところは黒塗りにされている。

 しかし、公開されている文章を見るだけでも十分だ。

 「自分は高校生に本会議場から出て行くよう求める事が出来るし、実際にそうすることも考えたが、無垢な高校生を困惑させることはしたくないので思いとどまった経緯がある」、

 「今後は手続き規則違反として異議を申し立て、ブロックする」、

 こうまで言って、唯一の被爆国である日本の軍縮大使に圧力をかけるような核保有国は、誰がどう考えても、米国しかない。
 
 困りはてた高見沢将林軍縮大使が岸田外相(当時)に相談し、我が国の外相がやすやすとその圧力に屈する国は、米国以外にはない。

 この公電を外務省から入手した西日本新聞は大殊勲だ。

 それにしても、ここまで外務省は情けない組織に成り下がってしまったのだ。

 一事が万事だ。

 戦後の日本外交のすべての努力が、安倍首相に忖度する今の外務官僚たちの手で水泡に帰してしまった。

 その罪万死に値すると思う(了)



若者の思い「政治が翻弄」 平和大使演説阻止へ圧力 「核の傘」依存 長崎の関係者落胆
http://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/national/article/373239
2017年11月14日 06時00分 西日本新聞


「高校生に本会議場から出ていくよう求めることもできる」。本紙が入手した外務省の公電には「ある国」の大使からの強い言葉がつづられていた


 核兵器廃絶を訴える高校生平和大使たちの演説が今年、ジュネーブの軍縮会議で実現しなかった背景には、核保有国とみられる他国からの日本政府に対する圧力があった−。西日本新聞が入手した外務省の公電からは、核兵器禁止条約の採択に向け大詰めを迎える中、一部核保有国の強硬な姿勢や、被爆国ながら「核の傘」に依存する日本政府の苦しい立場が浮かぶ。核廃絶運動に携わる長崎の関係者からは、落胆の声が上がった。

 公電によると、スピーチ見送りの要請があったのは今年2月10日、同国の軍縮代表部次席主催の昼食会だった。次席が進藤雄介公使に対し「貴国が毎年軍縮会議で実施している高校生のスピーチを止めていただけないか」と発言した。

 進藤公使は「次世代を担う若い世代に核軍縮・不拡散関連業務を委嘱している」などと反論したが、次席は「考えは分かるが、少なくとも軍縮会議の場ではふさわしくない。高校生の意見表明の場ではない」「高校生を日本政府代表団に1日だけ含めるという方法は問題がある」と指摘した。

 3月3日には、同じ国の軍縮大使が高見沢将林大使に「日本国内に原爆に対する特別な感情があることは理解しているので昨年は公の場で反対はしなかった」とした上で「今後は手続き規則違反として異議を申し立て、ブロックする」と強硬な姿勢を見せた。外務省はこれを受けて、スピーチの見送りを決めたという。

 唯一の戦争被爆国である日本は、米国の「核の傘」に依存することを考慮し、7月に採択された核兵器禁止条約に署名していない。日本が主導し、国連総会に毎年提案している核兵器廃絶決議案でも今年は条約に直接触れておらず、被爆者らからは批判の声が上がる。

 軍縮会議が開かれたジュネーブを8月に訪れた今年の高校生平和大使を務める溝上大喜さん(17)=長崎市=は「核保有国を含め多くの国々の人から、自分たちの活動は大きな意味があると言われていた。反対意見があったのが事実なら、悲しい」と話した。



軍縮会議 高校生平和大使の演説見送り 核保有国圧力
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017111502000134.html
2017年11月15日 東京新聞


西日本新聞が入手した外務省の公電には「ある国」の大使からの強い言葉がつづられていた

 二〇一四年以降のジュネーブ軍縮会議で核兵器廃絶を訴えている日本の高校生平和大使による演説が今年は見送られた問題で、核保有国とみられる一部の加盟国が、高校生にスピーチをさせないよう日本政府に圧力をかけていたことが、西日本新聞が入手した外務省の公電で分かった。圧力は今年二月以降にあり、同国の軍縮大使は「自分は高校生に議場から出て行くよう求めることもできる」などと日本の軍縮大使に迫った。当初強く反論していた日本側も見送りに応じた。

 西日本新聞は外務省に、この問題に関する情報公開を請求。軍縮会議日本政府代表部の高見沢将林(のぶしげ)軍縮大使がジュネーブやウィーンで他国の軍縮大使らから受けた「問題提起」について、岸田文雄外相(当時)に報告した公電などが開示された。公電は秘密指定を解除されているが、相手国名や発言の詳細は黒塗りにされていた。

 今年の高校生平和大使を務める溝上大喜さん(17)=長崎市=は「核保有国を含め多くの国々の人から、自分たちの活動は大きな意味があると言われていた。反対意見があったのが事実なら、悲しい」と話した。





























関連記事
高校生平和大使の口を封じた外務省を許すな  天木直人
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/164.html

高校生平和大使の核廃絶演説中止の背後に安倍腹心の軍縮大使…集団的自衛権にも暗躍した防衛官僚が軍縮会議の代表者に(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/171.html





http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 足立康史は、なぜ、朝日新聞に恐れおののき、「死ね」などの暴言を吐くのか。ズボンを穿いたまま小便をちびっているようにしか…
足立康史は、なぜ、朝日新聞に恐れおののき、「死ね」などの暴言を吐くのか。ズボンを穿いたまま小便をちびっているようにしか見えないが
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/6d7bb1fd4870471c0ddb873e5a78f7ab
2017年11月15日 のんきに介護


HOM55‏ @HON5437さんのツイート。








































維新・足立衆院議員が「朝日新聞、死ね」とツイート
http://www.asahi.com/articles/ASKCG5FF6KCGUTFK00G.html
2017年11月14日21時59分 朝日新聞

 日本維新の会の足立康史衆院議員が、学校法人「加計(かけ)学園」をめぐる朝日新聞の11日付朝刊の社説に対し、自身のツイッターに「朝日新聞、死ね」と投稿した。複数のメディアが報じたのを受け、14日も朝日新聞に対して「ねつ造報道」などと投稿を繰り返した。

 朝日新聞は社説で「来春開学の見通しになったからといって、あの『総理のご意向』をめぐる疑いが晴れたことには、まったくならない」などと論じた。

 足立氏は13日、朝日新聞の取材に「適切な言葉だとは思っていないが、加計学園をめぐる名誉毀損(きそん)を続けるのかという怒りを表明した」と説明。匿名の母親が待機児童問題を告発するブログで使った「保育園落ちた日本死ね」の言葉が国会質疑で取り上げられたことに言及し、「国会での発言として許されるのであれば、『朝日新聞、死ね』も許される」とした。「問題提起だから、炎上した方がありがたい」とも述べた。

■識者「言論の元断つ物言い、不適切」

 元共同通信記者でジャーナリストの青木理氏は朝日新聞の取材に「一般の市民が切羽詰まった状況を伝えようとして過激な言葉を使うのと、公共的な存在である国会議員が使うのは出発点が違う」と指摘。「政治家は言葉が命。『朝日新聞、死ね』と言論の元を断つような物言いは適切ではない」と批判した。

 足立氏の一連の投稿について、朝日新聞社広報部は「現職国会議員がこうした暴力的な言葉で正当な報道・言論活動を封じようとしたことに強く抗議します。本紙報道を『ねつ造』などとする事実無根の批判を重ねていることと合わせ、看過できません」とのコメントを出した。



「朝日新聞、死ね」投稿 維新・足立衆院議員、ツイッターに 識者「言論の元断つ物言い、不適切」
http://www.asahi.com/articles/DA3S13228097.html
2017年11月15日05時00分 朝日新聞

 日本維新の会の足立康史衆院議員が、学校法人「加計(かけ)学園」をめぐる朝日新聞の11日付朝刊の社説に対し、自身のツイッターに「朝日新聞、死ね」と投稿した。複数のメディアが報じたのを受け、14日も朝日新聞に対して「ねつ造報道」などと投稿を繰り返した。

 朝日新聞は社説で「来春開学の見通しになったからといって、あの『総理のご意向』をめぐる疑いが晴れたことには、まったくならない」などと論じた。

 足立氏は13日、朝日新聞の取材に「適切な言葉だとは思っていないが、加計学園をめぐる名誉毀損(きそん)を続けるのかという怒りを表明した」と説明。匿名の母親が待機児童問題を告発するブログで使った「保育園落ちた日本死ね」の言葉が国会質疑で取り上げられたことに言及し、「国会での発言として許されるのであれば、『朝日新聞、死ね』も許される」とした。「問題提起だから、炎上した方がありがたい」とも述べた。

 元共同通信記者でジャーナリストの青木理氏は朝日新聞の取材に「一般の市民が切羽詰まった状況を伝えようとして過激な言葉を使うのと、公共的な存在である国会議員が使うのは出発点が違う」と指摘。「政治家は言葉が命。『朝日新聞、死ね』と言論の元を断つような物言いは適切ではない」と批判した。

 足立氏の一連の投稿について、朝日新聞社広報部は「現職国会議員がこうした暴力的な言葉で正当な報道・言論活動を封じようとしたことに強く抗議します。本紙報道を『ねつ造』などとする事実無根の批判を重ねていることと合わせ、看過できません」とのコメントを出した。























http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 小池百合子代表が「代表辞任」、「小池劇場」が突然、幕を閉じたことから、安倍晋三政権の前途に、暗雲が漂い始めた(板垣 英憲
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/401c17c9b710dbb4ff94ef07461c43a9
2017年11月15日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー博士と密接な米CIAロスチャイルド派が、「ロックフェラー派残党」安倍晋三首相、小池百合子代表、前原誠司元外相を粛正排除しようとしている矢先、小池百合子代表が11月14日、自ら創設した新党「希望の党」の代表を辞任する意向を固めた。任期満了に伴う東京都葛飾区議選(12日投票・13日開票、定数40)の結果、地域政党「都民ファーストの会」の公認候補5人のうち4人が落選し、自らの求心力低下、凋落傾向が鮮明になったためだ。安倍晋三首相は、「憲法第9条改正」を念頭に自民党と連立を組んでいる公明党を「希望の党」に差し替える戦略を立てていたけれど、「小池劇場」が突然、幕を閉じたことから、自民党内で二階俊博幹事長、小泉進次郎筆頭副幹事長をはじめとする「小沢一郎代表復党ウエルカム勢力」など「反安倍勢力」を勢いづかせるキッカケとなり、安倍晋三政権の前途に、俄かに暗雲が漂い始めた。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 加計長男もいずれは教授、学長か?〜息子発端の獣医学部構想+結論ありきで嘆く審議会、文科省(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/26175240/
2017-11-15 06:33

14日、林文科大臣がついに加計学園が経営する岡山理大に獣医学部新設、来年4月開学の認可を出した。(**)

 そもそも安倍首相の腹心の友である加計孝太郎氏(加計学園理事長)が、獣医大or獣医学部を経営したいと考えたのは、長男の悟氏が鹿児島大学の獣医学部にはいったからだと言われている。
(関連記事・『加計が獣医学部にこだわるわけ+共謀罪、反対集会も空しく、19日に強行採決か?http://mewrun7.exblog.jp/25783375/』『文科省の書面には日時、出席者も+加計問題の重要点をチェック(息子が獣医)+祝・的場7千勝http://mewrun7.exblog.jp/25782133/

 加計氏自身は、父である創立者の加計勉氏が学園草創期より動物関連教育について強い関心があったことが大きな理由だと言っているが。(それもあって、悟氏が獣医学部に進んだ可能性もあるが。)
 ただ、加計氏は、入学式の際に獣医学部の設備を見て、20億〜30億円で獣医学部が作れそうだと言ったとか。「獣医学部ならば、どこも志願者が二十倍ぐらいあるので、学生集めに苦労しない」と言ったという記事もある。(~_~;)

 今年40歳になる悟氏は、09年から加計学園の運営する倉敷芸術科学大学の副学長に就任。また、同大学で講師も務めているのだが。
 まさか来年の開学と同時にあからさまなことをやらないとは思いたいけど。いずれは、岡山理大の講師→教授などを務めたり、学長になったりする可能性が十分にある。(・o・)<加計学園Gの理事長にもね。^^;>

* * * * *

 林文科大臣は、手続きに瑕疵がなかったとして、認可を行なったようだが。審議会の委員や文科省の役人には、色々な思いが残っている様子。
 15日には、衆院の文科委員会で審議を行なうことが決まったものの、安倍首相も出席していないし。たった4時間の審議では、さしたることは追及できないわけで。
 野党やメディアは、質問時間の争いも含めて、決して根負けすることなく、国民の後押しも受けながら、さらなる追及を続けて行く必要がある。(++)

<何か最近、ウヨ世界では、「加計学園の問題は特定新聞の捏造だ」として、コトを終わらせようとする動きが出てたりもするし。国会議員にもそんな人が出て来たから、気をつけないと。(・・)>

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 *

『加計獣医学部、新設を認可 文科相「瑕疵はなかった」

 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が運営する岡山理科大の獣医学部新設について、林芳正文部科学相は14日、新設を認可したと発表した。専門家らでつくる「大学設置・学校法人審議会」が9日付の答申で新設を認めていた。獣医学部は愛媛県今治市で来年4月に開学する。獣医学部の新設は52年ぶり。獣医師を養成する獣医学科の定員は140人で、全国の大学で最大規模となる。

 加計学園理事長の加計孝太郎氏は安倍晋三首相の友人として知られる。今回の学部新設は、国家戦略特区を使った規制緩和によって実現したが、その過程で「加計学園が優遇されたのでは」との疑いや、政府の説明の不十分さが指摘されてきた。開学に至る過程をめぐり、野党が国会で追及を強めるとみられる。

 大学設置審は学部新設を認めるかどうか、4月から非公開で審査。10日に公表された審査資料では、大学設置審が新たな獣医師養成の需要や学部の教員組織、実習計画などについて多くの疑問や不備を指摘し、学園側が計画の改善を繰り返したことがわかった。認可に至る手続きについて林文科相は14日の記者会見で、「適切に進められた。瑕疵(かし、欠点)はなかった」と述べた。

 文科省はこれまで、獣医師が増えすぎないように獣医学部の新設を抑えてきた。愛媛県と今治市は四国に獣医学部がないことなどから、規制を緩めて学部新設を認めるよう政府に繰り返し要求。政府は今年1月、特区制度を使って「18年4月に開学する1校のみ」の学部新設を認め、加計学園が計画を文科省に申請していた。(根岸拓朗)(朝日新聞17年11月17日』<でも、あとの記事にも出て来るように、審議はそうスムーズには進んでいなかったのだ。>

 他方、加計氏は長男を思ってか、実に安易に獣医学部の構想を立てるも、ここから思った以上に時間がかかることになる。
<ただ、知ってる政治家は、安倍晋三って言っちゃうと、れだけでも十分、お友達忖度特典がついちゃうよね。(>_<)?

『第1次安倍晋三政権当時の平成19年2月。東京・赤坂の料亭「佐藤」で、日本獣医師会顧問で元衆院議員の北村直人は、学校法人「加計学園」(岡山市)理事長の加計孝太郎と向き合っていた。

 「愛媛で獣医の大学を作りたいんですよ。ぜひ協力してくれませんか?」

 加計がこう切り出すと、北村は強い口調で「なぜそんなことを言い出すんですか?」と聞き返した。

 加計が「息子の鹿児島大獣医学科の入学式に行き、設備をみたら20億〜30億円でできそうなんですよ」と説明すると、北村は怒気をはらんだ声でこう説いた。

 「そんな動機で獣医学科を作りたいなんて、とんでもない話だ。獣医学部創設には500億円はかかりますよ。教育を金もうけに使われたらたまらない。やめた方がいい!」

 さらに北村が「親しい政治家はいるんですか」と問うと、加計はこう答えた。

 「強いていえば安倍首相ですが…」

 北村の脳裏に、安倍への疑念が刻まれた瞬間だった。北村は今も「全ては加計学園ありきなんだ」と息巻く。(産経新聞17年7月19日)』

* * * * *

『なぜ獣医学部に固執 加計学園「学生集めやすい」
 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡って二十四、二十五日に衆参両院の閉会中審査が開かれる。政府側が国家戦略特区による学部新設の意義を説く一方で、安倍晋三首相の友人である学園の加計孝太郎理事長は口を閉ざしたままだ。なぜ獣医学部にこだわるのか。関係者の話からは、国家戦略とは懸け離れた学園の事情が見え隠れする。(中沢誠)

■「志願者は20倍」

 愛媛県今治市が獣医学部新設に動きだした二〇〇六年ごろ、加計理事長が学校予定地を訪れた。
 「獣医学部ならば、どこも志願者が二十倍ぐらいあるので、学生集めに苦労しない」。当時市長だった越智忍県議は、加計氏の言葉を今でも覚えている。

 越智氏によると、学園から「地元も負担を」と求められ、提示された額が百億円。後日、越智氏が「二、三割まけて」と言ってみたら、「そんなこと言われたのは初めて」と笑って返されたという。

 今治市は特区申請の意義を「公務員獣医師の不足やライフサイエンス分野の需要への対応」とするが、もともとは若者を呼び込むための大学誘致だった。獣医学部に傾いたのは、学園から提示されたから。学園は獣医学部新設に踏み出したきっかけについて、本紙に「特区の申請書に書いている通り」としか答えない。

 日本獣医師会の北村直人顧問は〇七年二月、加計氏と面会し、「息子が鹿児島大学の獣医学科にいるが、入学式のときに大学を見てこれなら自分でもできると感じた」と聞かされた。北村氏は「ただ獣医学部を作りたいと言うだけで、教育への熱意は感じられなかった」と打ち明ける。(東京新聞17年7月23日)』(つづきは*1に)

『<加計問題>「消せない傷を負った」文科省職員

 加計学園の獣医学部新設計画を巡り、内閣府から「総理のご意向」と早期開学を迫られたとされる文書が見つかった文部科学省。幹部の一人は、当初10月末の予定だった設置審の答申が延期された理由について「衆院選直後に認可の答申をして『首相から選挙後にしろと指示された』と思われたらまずいからだ」と明かす。

 「首相らが野党から追及されないようにと、11月上旬までで終わるとみられた国会の閉会後に発表しようとしたら、自民党国対幹部に『国会できちんと議論する。官邸への配慮は要らないから早く答申を出せ』と言われた」と解説する。

 中堅職員は「総理のご意向」文書の発覚以降、文科省が厳しい立場に置かれたことに触れ「結局、首相官邸や内閣府が描いたシナリオ通りに進んだ。道理の通らないものを押しつけられ、文科省は消せない傷を負った」と憤る。別の幹部は「不透明な部分はまだ残っているが、国会で野党が追及し切れなかったのも事実。これ以上この問題を引きずっても、誰の得にもならない。反省すべきは反省して前を向くべきだ」と総括した。【伊澤拓也】(毎日新聞17年11月11日)』

『「大学行政に大きな汚点」=加計認可で前文科次官

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設が認可されたことを受け、前川喜平前文部科学事務次官は14日、代理人弁護士を通じ、「林芳正文科相は認可してはならなかった。総理のお友だちだけに特権を与え、わが国の大学行政に大きな汚点を残した」とするコメントを発表した。
 前川氏は「認可されても、決して幕引きとはならない。不公正・不公平な行政を押し通し、国政を私物化した事実は厳然と存在し続ける」と言及。「政権側は追及から逃げ続け、国民があきらめてしまうのを待とうとしている。私たち国民は決して忘れてはいけない」と訴えた。(時事通信17年11月14日)』

* * * * *

 審議会の委員会からも、もはや問題があっても認可にOKを出さざるを得なかったという話が次々と出始めているという。(-"-)

『学校法人『加計学園』が愛媛県今治市に新設を計画している獣医学部について、文部科学省は14日に認可し、来年4月の開学が正式に決定した。林文科大臣は、獣医学部新設の前提となる4条件について、国家戦略特区の枠組みの中で確認済みだと強調している。

 ただ、文科省の大学設置審議会の委員の1人は「委員のほとんどが4条件を満たしていないと考えているのが実情だ」と話す。また、審議会の資料では「教員が足りていない」など問題点が複数挙げられていて、複数の委員から異論が出ていた。

 しかし、最終的に「最低限の設置基準は満たしている」という結論になったという。ある審議会委員は「単純に考えたら再申請となるが、タイムリミットが決まっていた。特区という形で設置審ができてしまった段階で、ノーと言えなかった」と打ち明ける。(ANN17年11月14日)』

『当初、委員の中からは「家畜衛生を専門とする専任教員の不十分さ」に関する指摘について「是正意見に相当する」との判断も示されたということですが、文科省側の説明を経て「是正意見」よりも一段階低い「改善意見」になったというのです。

 「是正意見」が2つ以上ある場合学部の新設は不可となるのが通例。文科省側が説明を行ったことが審議会の判断に影響したのではないかとの質問に対して、林文科大臣は・・・
 「(Q.是正意見をあえて1つにとどめるために調整した?)私はそういうことを把握しておりません」(林芳正文科相)

 文科省は、「一部の科目の教員不足をもって不許可にはしないというルールがある」、「開学までに教員を補充できればよいことになっている」としています。(JNN17年11月14日)』

『これまで公の場で説明することのなかった、加計学園の加計孝太郎理事長は、学園のホームページで「この日の喜びを、関係するすべての皆様方と心から分かち合いたいと存じます。世界に通用する人材を育成してまいります」とコメントを発表した。(ANN17年11月14日)』

* * * * *

 でも、安倍首相&加計理事長のお友達ペアに、これで「めでたし、めでたし」って全てが終わったような気になるなよと。まだまだ追及は続けるぞと、言いたいmewなのだった。(**) 


なぜ獣医学部に固執 加計学園「学生集めやすい」
2017年7月23日  東京新聞  朝刊

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡って二十四、二十五日に衆参両院の閉会中審査が開かれる。政府側が国家戦略特区による学部新設の意義を説く一方で、安倍晋三首相の友人である学園の加計孝太郎理事長は口を閉ざしたままだ。なぜ獣医学部にこだわるのか。関係者の話からは、国家戦略とは懸け離れた学園の事情が見え隠れする。(中沢誠)

■「志願者は20倍」

 愛媛県今治市が獣医学部新設に動きだした二〇〇六年ごろ、加計理事長が学校予定地を訪れた。
 「獣医学部ならば、どこも志願者が二十倍ぐらいあるので、学生集めに苦労しない」。当時市長だった越智忍県議は、加計氏の言葉を今でも覚えている。

 越智氏によると、学園から「地元も負担を」と求められ、提示された額が百億円。後日、越智氏が「二、三割まけて」と言ってみたら、「そんなこと言われたのは初めて」と笑って返されたという。

 今治市は特区申請の意義を「公務員獣医師の不足やライフサイエンス分野の需要への対応」とするが、もともとは若者を呼び込むための大学誘致だった。獣医学部に傾いたのは、学園から提示されたから。学園は獣医学部新設に踏み出したきっかけについて、本紙に「特区の申請書に書いている通り」としか答えない。

 日本獣医師会の北村直人顧問は〇七年二月、加計氏と面会し、「息子が鹿児島大学の獣医学科にいるが、入学式のときに大学を見てこれなら自分でもできると感じた」と聞かされた。北村氏は「ただ獣医学部を作りたいと言うだけで、教育への熱意は感じられなかった」と打ち明ける。

■拡大路線が加速

 千葉科学大学創立や教育学部、看護学部の新設…。一九六一年に学園を創立した父の後を継いで、加計氏が理事長になると拡大路線が加速した。獣医学部もその流れにある。
 岡山市を地盤とし、加計氏と親交のある江田五月元法相は「鼻が利く人。よく『学園を大きくしたい』と言っていたが、教育論を聞いた記憶はない」と話す。
 系列大学の教授の定年引き下げを巡り、六年前に教授らが起こした民事訴訟の中で、学園側は学部を新設する狙いを次のように明かしている。「少子化による学生減少で学生確保の競争が激化することは明らか」「時流に即した興味深い新たな学部を創設することは大学の活性化につながる」
 これに対し、教授らは新学部で次々と定員割れが起きている実態を示し、獣医学部構想について「度重なる失敗の反省もなく設置するのは許し難い」「無謀というほかない拡張計画」と訴えた。
 学園の教職員組合が二〇一四年に実施したアンケートでも、獣医学部新設に「反対」「どちらかというと反対」が七割強に上った。

■加計学園の獣医学部新設の流れ

1964年4月 岡山理科大が開学
 75年   愛媛県今治市が大学誘致を目指す学園都市構想
2001年1月 加計孝太郎氏が学園理事長に就任
 04年4月 千葉科学大が開学
 05年   愛媛県議が同級生の加計学園事務局長に大学誘致を打診し、検討始まる
 07年11月 愛媛県と今治市が構造改革特区に申請
      (以降15回申請したが採用されず)
 14年4月 千葉科学大に看護学部新設
 15年6月 愛媛県と今治市が国家戦略特区に切り替えて申請
 16年4月 岡山理科大に教育学部新設
   11月 特区による獣医学部新設の方針決定
 17年1月 事業者公募で加計学園が選ばれる
   3月 18年4月開学に向け設置認可申請

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http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 詩織さんを葬った検察審査会<本澤二郎の「日本の風景」(2797)<検察のダミー機関を葬れ> <日本唯一の暗黒裁判組織>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52192454.html
2017年11月15日 「ジャーナリスト同盟」通信

<検察のダミー機関を葬れ>
 事件に巻き込まれて初めて気づかされるのだが、それを処理する検察が、関係者の生殺与奪の権を独占している日本の司法制度だ。地球より重い人間の生きるも死ぬも、検察の自由である。まことに恐ろしい権限を付与したものである。それに対するチェック機関が、検察審査会という制度で、一見して民主的な装いを凝らしている。実際は検察・検事の言いなり・ダミー機関にすぎない。例の詩織さん事件が裏付けている。彼女はTBS強姦魔を不起訴にした東京地検の判断に対して、不服であると再考を求めて検察審査会に申し立てたが、むろん、レイプされた悲劇の女性の言い分を聞こうともせずに、検事判断を正当化させた。検察審査会は本来の役目を果たしていない。ならば国民が、盲腸のような審査会を葬るしかないだろう。


<検察に盲従する市民11人の密室談合の秘密組織>
 市民公募という形を取りながら、体制に従順な市民を11人選びだす。いわば無知蒙昧の徒を集めて、密室非公開で、普通は1回だけ会議を開いて、そそくさと検事の不起訴を容認する機関と思えば、間違いはない。
 申し立てる関係者から話を聞くことは、まずない。検事の説明だけを聞かされて、ただ「ハイ、そうですね」で、検事の不起訴を承認するだけのことである。
 民主の三権分立原理を、形式的に悪用しているだけの、国民を欺く司法組織でしかない。そうして伊藤詩織さんを強姦した山口は、無罪放免となった。この強姦魔に反省はない。必ず繰り返すことになろう。

 詩織さん事件を担当した審査員が誰なのか、事務局の人間が真実を打ち明けない限り、わからない制度にしてあるため、抗議することもできない。

<日本唯一の暗黒裁判組織>
 医療事故で泣いていた秋田市の安東さんが、かつて病院側の不当な対応に屈した検察に対して、検察審査会に「不当である」と抗議の申し立てをしたが、あっさりと蹴られてしまった。
 審査会は、訴えた当事者の声を聞かない。聞こうともしない。事務局が1回だけ、医療に無知な市民11人を集めて、検事が不起訴理由を説明して、全ては終わる。
 安東さんは「暗黒裁判」と非難したが、正にその通りである。日本唯一の暗黒裁判所が検察審査会である。

<小沢事件でも証明>
 これが大きな政治問題になったのは、小沢一郎事件である。
 元自民党幹事長の小沢を貶めた検察に対して、小沢が反撃したことで、検察審査会が政治問題化した。審査員11人の選任方法その他にからくり・操作できることも判明した。審査会事務局も最高裁事務局のコントロール下にあることも、いまや公然化している。
 三権分立は建前でしかない。官邸に盲従する司法なのだ。議会も司法も、官邸に権力が集中する無法国家・暗黒社会とも断罪出来そうである。

 根幹に小選挙区制がある。わずか25%の得票で、議会の3分の2議席を支配できる、この不条理を日本民主主義と誇れるのか。
 司法が官邸の犬となってしまっている日本を変える力は、世論・新聞テレビだが、それもまた官邸にひれ伏してしまっている。そこでTBS強姦魔が、法的に救済されたものだ。しかし、山口強姦魔に対して、多くの国民が許すことはない。

<息子の東芝・医療事故死事件で直接体験>
 検察審査会がどういう役割を果たしているのか。一般的には、市民の刑事告訴や告発に対して、検察がお上や富裕層組織を救済する不起訴処分に、最後の民主的砦として、市民に味方する組織として利用されている。実態は、前述したとおりの暗黒裁判そのものである。
 筆者は、それでもドン・キホーテよろしく単独で審査会に出向いて書類を求めた。東京地方裁判所内のOO階にある審査会事務局に押しかけてみた。弁護士に依頼すると金がかかるので、すべて単独行動である。

 それというのも、我が家の一番有能な親孝行息子の、東芝病院での医療事故死(2010年4月7日)したことである。彼が帝京病院での最初の診断ミスでつぶされたとき、真っ先に大平さん(元首相)を思い出した。大平さんも最愛の長男を不治の病で亡くした時、見舞いに来た田中角栄の前で、大声を出して泣いた、と当時の小国秘書から聞いていたからだ。親子の情愛は天空にも勝る。

 6年間の病院通いとその後、7年の自宅介護で経管栄養から、口からの流動食切り替えに成功、日々車いすでの生活へと改善していた。そんな時の誤嚥性肺炎で1週間の入院計画で、東芝病院の世話になったのだが、あろうとか、これが息子の命を奪ってしまった。
 入院数時間後に、息子はタンが喉に詰まっての窒息死。カルテを取り寄せて判明したことは、看護師が100分も放置して、タンの吸引をしていないことが判明した。それでいて反省も謝罪もしない東芝である。やむなく週刊新潮で警鐘を鳴らしたのだが、それも効果なし。全く反応がないのだ。続いて「財界にっぽん」で長期連載を始めた。やはり反応がない。そうして警視庁に刑事告訴したのだが、なんと検察は不起訴にした。
 告訴するに際しては、警察官僚の亀井静香代議士や森英介元法務大臣の知恵など借りたのだが、財閥東芝の政治力が、はるかに上回った。

<隠微な検察審査会事務局>
 東京地裁内の審査会事務局の、やや重い感じのする扉を開けると、内部に30から50人ほどの職員が、行儀よく机の前の椅子に人形のように整然と座っている。シーンとしていて、おしゃべりする者もいない。寒々とした雰囲気が、部屋全体を覆っていた。
 声をかけると、担当者が一人進んできて、当方の用件を聞くと、必要書面をさっと渡してくれた。手際がいい。この瞬間、職員が一斉に横目で来場者に一瞥する。
 今からすると、部屋を占拠している人たちは、失礼ながら棺桶から抜け出してきたような、顔面蒼白な人種のようにも思えてならない。普通の感覚を持ち合わせているようには、とても思えない。
 これは経験者でないと、理解できないだろう。そもそも検察審査会に申し立てをする関係者は少ない。筆者にしても、息子への思いが、お尻を突き上げての行動である。ついでに、司法の不可解な現場を目撃したいとの、ジャーナリスト魂のせいである。
 一種、異様な環境下の、異様な人々の作業場にも思える。申し立てはだれでも出来るので、大挙して押しかけて、雰囲気を変えてやると、彼らの性格が人間らしくなるかもしれない。

<悪徳検事・松本朗の言い分を正当化?>
 結論を言うと、東芝に屈した悪徳検事・松本朗は、検察審査会に出向いて、思うところを述べて、11人の医療事故に無知・無関心な市民の賛同を得てしまったのであろう。
 そのための会議がいつ行われたものか、申立人はしらない。どのような人が判定を下したものか、それも知らない。勘ぐれば、医療関係者を取り揃えての審査委員だったのかもしれない。
 問題は、その内側を知ることが出来ない。事務局長の口を割らせないと、何もわからない。申し立てた肝心要の関係者の声を聞いてくれる機会もないのだ。欠席裁判すなわち暗黒裁判ということなのだ。
 悪徳検事の言い分を正当化しただけの審査会だった。伊藤詩織さんの審査会も同じだったのであろう。彼女には弁護士もついていた、それでも?有能な弁護士も見つけるのは、難儀な時代である。元検事の不倫議員、はてはタクシーに暴行を働く弁護士もいるのだから。
 正義はどこへ?

2017年11月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 加計疑惑はいよいよ深まる。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6533.html
2017/11/14 15:58

<加計学園理事長の加計孝太郎氏は安倍晋三首相の友人として知られる。今回の学部新設は、国家戦略特区を使った規制緩和によって実現したが、その過程で「加計学園が優遇されたのでは」との疑いや、政府の説明の不十分さが指摘されてきた。開学に至る過程をめぐり、野党が国会で追及を強めるとみられる。

 大学設置審は学部新設を認めるかどうか、4月から非公開で審査。10日に公表された審査資料では、大学設置審が新たな獣医師養成の需要や学部の教員組織、実習計画などについて多くの疑問や不備を指摘し、学園側が計画の改善を繰り返したことがわかった。認可に至る手続きについて林文科相は14日の記者会見で、「適切に進められた。瑕疵(かし、欠点)はなかった」と述べた。

 文科省はこれまで、獣医師が増えすぎないように獣医学部の新設を抑えてきた。愛媛県と今治市は四国に獣医学部がないことなどから、規制を緩めて学部新設を認めるよう政府に繰り返し要求。政府は今年1月、特区制度を使って「18年4月に開学する1校のみ」の学部新設を認め、加計学園が計画を文科省に申請していた>(以上「朝日新聞」より引用)


 認可に至る手続きについて林文科相は14日の記者会見で、「適切に進められた。瑕疵(かし、欠点)はなかった」と述べて、文科省として認可を決定したという。この決定は政府・官邸からなんら優遇されない一般国民の感情を逆撫でするものでしかない。

 すべて、来年四月開校を目指して仕組まれた「加計ありき」の物語でしかない、との疑念を確信に変えるものだ。法的に適切に進められた、と林文科相が断定したのはこれまでの官僚たちによるメモ隠しや特別補佐官たちの健忘症による成果でしかない。

 それと安倍氏本人の10月の審議結果を聞くまで加計氏が申請していたのを知らなかった、という大嘘を平気で吐く厚顔無恥の成せる業だ。しかし世の中は天網恢恢だ。安倍氏は上手くいったとほくそ笑んでいるだろうが、そうはいかない。

 たとえ明日か明後日に開催される審議会を乗り切ったとしたところで、マトモな分別のあるオトナなら決して騙されない。与党議員にも良心のある者はいる。国会と国会議員を無視した官邸政治独裁に嫌気をさしている者もいるはずだ。内部告発大いに結構だ、隠していたメモがポロリと出ないとも限らない。

 このまま来年四月に開学しても、加計学園追及の手を緩めてはならない。それは政治を国民の手に取り戻すための戦いだからだ。審議過程の時系列と判明した事実の時系列を懇切丁寧に突合すれば、かならず安倍氏本人のアリバイは崩れる。その日が現職総理・安倍氏逮捕の時だ。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK235] <加計学園問題> 「認可前の学生募集」って、詐欺行為ではないのか 
【加計学園問題】 「認可前の学生募集」って、詐欺行為ではないのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/51d9842bd8d8f70b5ef1228cd9dbd0be
2017年11月15日 のんきに介護


盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社‏ @product1954さんのツイート。






















関連記事
新たな不正疑惑 「加計学園」認可前に学生募集していた? 文科省規定違反か(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/695.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 無知で愚かな烏合の衆と化した有権者のせいだ! 
無知で愚かな烏合の衆と化した有権者のせいだ!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_97.html
2017/11/15 11:05 半歩前へ


▼無知で愚かな烏合の衆と化した有権者のせいだ!


 立憲民主党は加計疑惑を審議する衆院文部科学委員会の質問時間について、これまで通りの「与党2対野党8」とするよう求めた。ところが安倍自民党がこれに強く反対し、公明党が同調。

 結局数の力で押し切られ、「与党1対野党2」の割合とすることで合意した。与党に80分、野党に160分が配分される。

 野党は国会で少数だ。圧倒的な数を誇る与党側にすべて押し切られている。安倍晋三の思うがままだ。こうした状況を作ったのはすべて無知で愚かな烏合の衆と化した有権者のせいである。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 小池氏が希望代表辞任も…選挙苦戦の“元凶”に冷たい視線(日刊ゲンダイ)
 


小池氏が希望代表辞任も…選挙苦戦の“元凶”に冷たい視線
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217669
2017年11月15日 日刊ゲンダイ


  
   縁を斬らなかった(右は玉木新代表)/(C)日刊ゲンダイ

 大敗した衆院選後に「創業者の責任がある」として、希望の党代表を続けてきた小池百合子都知事。14日、党の両院議員総会では玉木雄一郎議員が共同代表に就任する一方で、小池知事は突然の代表辞任を表明した。惨敗した衆院選に続き、12日の葛飾区議選でも都民ファーストの会は公認5人中4人が落選。もはや誰の目から見ても求心力の低下は明らかで、都知事辞任の可能性すらささやかれ始めた。

「必要なお手伝いはさせていただく」。小池知事は両院議員総会でこう言い、特別顧問などの形で党への関与を続ける意向を示したが、会場はしらけムードに包まれていた。

「そりゃあそうですよ。小池さんに比例優遇されて当選した中山成彬さんや井上一徳さんは恩を感じているでしょうが、多くの議員は小池さんの『排除します』という大逆風を選挙でモロに受けたのですからね。小池さんの顔は苦戦の元凶として心に刻まれているでしょう。代表辞任を言いつつ特別顧問で残る、というのも『希望の党のお金目当てではないか』とみられています」(希望の党関係者)

■都政停滞なら知事職放棄も

 小池知事は足元の都政を見ても、豊洲市場の土壌汚染対策の工事は入札不調続きだし、IOC(国際オリンピック委員会)から「10億ドル削減可能」と指摘された東京五輪の経費問題もほとんど進んでいないのが実情だ。

 小池都政の取材を続けるジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「都政に専念して一つ一つ問題をクリアすれば、小池知事の復活はあるかもしれません。しかし、都政を踏み台にして国政をうかがい、大敗して首相の目がなくなると、総括もせず代表から手を引く。そんな行動を見れば、地に足をつけて都政に取り組むのか疑問です。都は解決が難しい問題ばかりを抱えている。小池知事が本気で取り組んだとしても、結果が出ないことも十分あります。その場合、任期途中で都知事を投げ出すこともあるでしょう」

 小池知事と連携してきた都議会公明党の東村邦浩幹事長は14日、「小池氏は都政を踏み台にした」として、協力関係を見直す考えを示した。都民ファースト単独では過半数に及ばず、小池知事の議会運営は、にっちもさっちもいかなくなりそうだ。国政に続いて都政も投げ出す日は近いかもしれない。





















http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 「朝日新聞、死ね」で物議…維新のネトウヨ議員・足立康史のトンデモ暴言と安倍首相への信奉ぶり(リテラ)
          
              日本維新の会HPより


「朝日新聞、死ね」で物議…維新のネトウヨ議員・足立康史のトンデモ暴言と安倍首相への信奉ぶり
http://lite-ra.com/2017/11/post-3587.html
2017.11.15 「朝日、死ね」足立議員のトンデモぶり リテラ


 日本維新の会・足立康史衆院議員のツイートが波紋を広げている。足立議員は12日、加計学園問題を取り上げた社説記事にリンクを張るかたちで〈朝日新聞、死ね。〉とツイート。さらに、メディアからの取材に対しては、このような開き直りの態度をとった。

「国のため、国会を正すため、日本を前に進めるための『良い炎上商法』という意図があった」
「愛媛県や今治市や、加計学園や、獣医学部を目指している学生さんのことを思うと許せないので、あえて死ねという言葉を使った」(BuzzFeed News)
「(『保育園落ちた日本死ね』を念頭に)『死ね』という言葉は私自身は許容されると思っていないが、今の国会と日本社会は是としているようなので使った」(毎日新聞)

 あらためて確認するまでもなく、「保育園落ちた日本死ね」というのは、一向に進まない待機児童問題に対して一般市民が怒りをぶつけた言葉である。それを言い訳に利用して、政治家という権力者が「死ね」とメディア批判に使うとは言語道断の行為だ。

 しかも、言うに事欠いて「獣医学部を目指している学生さんのことを思うと許せない」ときた。ならば疑念をもたれるようなプロセスを踏んだ国家戦略特区とその責任者である安倍首相に苦言を呈すべきで、メディアに「死ね」と暴言を吐くのは筋違いだ。

 とくに朝日新聞については、30年前に阪神支局で記者2名が散弾銃で殺傷されるという赤報隊事件が起こったこともあり、「死ね」という暴言がテロを煽動するのではないかと懸念の声がネット上に溢れた。だが、足立議員は「良い炎上商法」と言うのだから、良識などまったくもち合わせていないらしい。

 そもそも、足立議員といえば、橋下徹や松井一郎代表をはじめ口の悪さでは政界随一の“ならず者政党”である維新のなかでも図抜けた“暴言”議員だ。

■憲政史上初! 暴言を理由に4回も懲罰動議にかけられた足立議員

 たとえば、昨年2月の衆院予算委員会中央公聴会に公述人として出席した元検事の郷原信郎弁護士が与党に批判的な公述をおこなったことに対し、「専門家ではなく政治家、政治屋だ」「売名行為だ」などと暴言を浴びせた。

 また、同年4月7日や19日の衆院総務委では民進党批判をはじめ、「民進党はアホじゃないか。アホです。アホ」「こんな政党は日本の恥だ。アホ、バカ、どうしようもない」「私は国民の声として『民進党は死ね』と言っている」と発言。さらに、同月21日の同委でも、熊本地震の現地対策本部長だった松本文明内閣府副大臣が政府とのテレビ会議で自分への差し入れを要請していた問題を取り上げた高井崇志(当時・民進党、現・立憲民主党)議員を「アホだと思う。本当、アホ」「民進党は(地震対応の)足を引っ張っている。ふざけるなよ、お前らホンマに」と述べ、結果、維新から謹慎処分が言い渡された。

 こうして、昨年だけで暴言を理由に4回も懲罰動議にかけられるという憲政史上初の記録を打ち立てた足立議員だが、本人は「関西ではアホは敬称だ。関西で最も尊敬されている方の一人に『アホの坂田』さんがいる。だからアホは敬称だ」と開き直っている。

 しかし、足立議員の暴言は秘書にも向けられていた。2015年に足立議員は元私設秘書から残業代未払い約960万円の支払いのほか、「小選挙区で落ちたのはお前のせいだ」「アホ、殺すぞ」という暴言をはじめ、水をかけられるなどのパワハラを受けたとして裁判を起こされた。だが、足立議員はこの元秘書に対して、なんと衆院厚生労働委でも「政治家の事務所は残業代をきっちりと労働基準法に沿って払えるような態勢か。ふざけるなと思う」などと発言したのだ。

「殺すぞ」という脅迫発言のみならず、国会でも残業代未払いを当然のように語って、「ふざけるな」と罵倒する。とても政治家とは思えない振る舞いだ。

 無論、本人には反省などまったくなく、むしろ、先日発売された著書『永田町アホばか列伝』(悟空出版)のなかでこう胸を張っている。

〈私は決心しました。もう迷わへん。アホを「アホ」と言って、バカを「バカ」と言って、何が悪いねん!「言うべきことは言わねばならぬ、批判を恐れず本音で勝負!」や〉

■ヘイトスピーチを「ストレス発散」と開き直り

 たんに口汚く人を罵倒することを「批判を恐れず本音で勝負」しているのだとすり替え、あたかも「改革者」や「強い政治家」というイメージに仕立て上げる──つまり足立議員は、橋下徹やトランプ大統領、安倍首相といった手本にならって「暴言政治家」を実践しているのである。

 そして、この作戦は功を奏している。足立議員は、以前より目の敵にしている辻元清美議員に対し、森友学園問題で辻元議員が豊中市に補助金を出させたなどのデマをテレビで垂れ流し、街頭演説でも「森友問題は辻元のヤラセ」などと喧伝。また、蓮舫議員の二重国籍問題をあげつらって“蓮舫代表の言動は中国の回し者”と投稿した際には、足立議員はこんな一言まで添えていた。

〈国籍のことを言うのはポリコレに反するので本当は控えたいのですが、ストレスたまると午後の地元活動に影響するので書いてしまいます〉

「批判を恐れず本音で勝負」とはよく言ったものだ。実際は、デマ情報やヘイトスピーチによって個人攻撃をおこない、挙げ句の果てにはヘイトスピーチを「ストレス発散」だと自ら認めているのである。だが、こうした言動こそがネトウヨからの支持を集め、いまではネット番組『報道特注』でも人気を博している。本人もそうした人気に手応えを感じているのだろう。前述の著書では、こう綴っている。

〈「爆笑国会」「足立劇場」「やっさん無双」「フルボッコ!」――いままでとは違う方々が、私の暴言「アホ、バカ」を契機に、国会や政治に関心を深めて下さったのかもしれません〉

 この足立議員の品性のかけらもない態度を、「よくいるネトウヨ議員のひとり」などと過小評価してはいけない。国会の場で「アホ」「バカ」「死ね」という言葉が繰り返され、それに慣れてしまうと、政治家による暴言のハードルはどんどんと下がり、同時に政治家の劣化、国会議論の劣化も進行することは間違いないからだ。

 しかも、足立議員の注目すべき点は、今回の「朝日新聞、死ね」ツイートだけではなく、安倍政権をアシストするために立ち回っている、ということだ。民進党批判に、安倍首相が嫌う辻元議員や蓮舫議員、福島瑞穂議員といった女性議員たちへの個人攻撃、加計問題への「朝日のねつ造」という根拠なき批判──。

 事実、前掲書『永田町アホばか列伝』では、野党議員のほか小泉進次郎議員や石破茂議員をこき下ろす一方、安倍首相には露骨に媚びへつらっている。

〈安倍総理は、自民党総裁として、そして古い自民党を背負いつつも時代を切り拓く類まれな仕事をされている。国政における自民党は、政権交代も経験して、揉まれ、洗練されてきている〉
〈「足立は安倍内閣の別働隊」とかいう口汚い中傷をいただくことも少なくないが、私は正面から憲法を議論しようとしない、というかそもそも議論する能力を持ち合わせていないアホ政治家、バカ政党を見るにつけ、心底怒りを覚える。憲法改正を正面から進めている安倍晋三総理の仕事に、私は深く敬意を抱いている〉
〈総理、足立康史は内閣の一員ではないし、ましてや与党のメンバーでもないが、安倍総理のもとで憲法改正を実現したいと心から願っているんですよ!〉

■ネトウヨ同士の内ゲバで「公明党や自民党への擦り寄り」を暴露され…

 まるで安倍首相の子飼い議員と見間違えるほどの心酔ぶり。だが、実際のところ、足立議員は安倍チルドレンになりたがっているのではないか、という話もあるのだ。

 足立議員と同様にやはり愛国&ヘイト発言でネトウヨから支持を受けている小坪慎也・行橋市議会議員は、今年10月18日のブログにこんなことを書いていた。

〈(足立議員の)地元から指摘されている点は「国会議員を目指すにあたり、母親が創価学会員で公明党からの出馬を模索するも断られ、自民党から国政を目指した(T議員の地盤)が選ばれず、結局は“みんなの党”から国会議員に」という経緯の指摘。いまは維新として舌鋒、鋭く振る舞っている姿が全てではない。確かに、公明党の批判は見受けられない〉

 小坪議員はさらに〈これらは、大阪の名のある政治関係者らが実しやかに語っており、ただの噂話として扱うことは難しい〉〈学生時代は創価学会学生部で活躍していた等の話まである〉と記述し、今年の春に開催された足立議員のパーティに、塩崎恭久厚労相や金田勝年法相(ともに当時)、公明党の太田昭宏議員が駆け付けていたことを記すジャーナリスト・有本香氏のツイートを貼り付けている。

 このとき、まさに足立議員と小坪議員はネトウヨ界隈内で“内ゲバ”を繰り広げており、また、小坪議員も足立議員と同様に普段からデマを流しているだけに信用はならない。ただし、この小坪議員の投稿に対し、足立議員は〈私の母の宗教・信仰に手を突っ込んできたことは絶対に許せまん〉(原文ママ)と批判をおこなう一方、事実関係の否定はしていない。

 足立議員の安倍首相への信奉ぶりを見れば、このような公明党や自民党からの出馬を希望しながらも断念した過去があっても、まったく不思議ではないだろう。実際、野党の質問時間削減問題について足立議員は〈野党は相変わらず質問時間は政府を追及する野党側のものだと主張しているようで辟易します〉などとツイート。維新所属の足立議員は正真正銘の野党議員なのだが、そのつぶやきはさながら与党議員だ。

 暴言を「本音」と正当化し、安倍首相に助太刀をする──。「朝日新聞、死ね」発言は、野党議員からというよりも「安倍政権の別働隊」から出たものだということは確認しておかなければならないだろう。

(編集部)












































http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 赤字不可避の新国立 JSC“白旗”で運営を民間にブン投げ(日刊ゲンダイ)
 


赤字不可避の新国立 JSC“白旗”で運営を民間にブン投げ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217675
2017年11月15日 日刊ゲンダイ


  
   工事は急ピッチで進んでいる(C)日刊ゲンダイ

 野放図な計画を描いたツケだろう。

 政府は14日、2020年東京五輪のメインスタジアムとなる「新国立競技場」の大会後の利用方法について関係閣僚会議を開催。競技場運営権を民間に売却する「コンセッション方式」の導入を目指し、19年をメドに具体的な実施方式を決定するという。

 公募を行い、大会後の20年秋には運営事業者を選定する方針を決めたのだが、多くの国民は国立の競技場を「なぜ民間に任せるのか」と疑問を抱いているに違いない。

「新国立は敷地が広く建物も大きい。最新鋭の設備も大量に入れることになります。旧国立に比べ、維持管理費が拡大するのは間違いありません。スポーツイベントだけで黒字化するのはかなり難しいとみています。そのため、コンサートや市民スポーツ大会の開催で収益を高める必要がある。意見やアイデアをヒアリングした上で、民間事業者に運営をお任せすることを検討しています」

 日本スポーツ振興センター(JSC)の望月禎理事はこう説明していたが、誰がどうみても「役人じゃ、まっとうな運営は無理」と民間にブン投げたとしか思えない。要するに“白旗”を掲げたのだ。

 だが、そもそも「国民のスポーツ振興」が目的で1500億円もの国費が投じられたのではないのか。建築エコノミストの森山高至氏はこう言う。

「民間に運営権を売却したら、本来の趣旨とは外れてしまうでしょう。コンサート利用と言っていますが、新国立は屋根がなく通気性に優れているため、音が外に漏れやすい。騒音問題を巡り、近隣との調整は難しいと思います。そんな状況で、果たして手を挙げる企業がいるのか疑問です。そもそもの計画がズサンだったと言うしかありません」

 旧計画の「白紙撤回」から、はや2年。“負のレガシー”にまっしぐらである。





Mitsunori Sakamoto
https://www.facebook.com/permalink.php?id=1669314805&story_fbid=10208933958780755
だから言ったのに!ということでしょうけど、、みんなこうなることはわかってたので...誰がババ引かされるかって事でしょう。コンセッションは設計段階から民間の意見を入れないとうまくいかないからねぇ...箱だけ押し付けられても困るだけです。


西 博道
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100001474467064&story_fbid=1699036420155490
【政治】公募を行い、大会後の20年秋には運営事業者を選定する方針が決まった新国立競技場ですが、多くの国民は国立の競技場を「なぜ民間に任せるのか」と疑問を抱いているに違いありません。




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 議員年金復活求める意見、悪党(自民党)の悪巧み(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/11/post-3871.html
2017-11-15


選挙が終わるれば、いつもこの手の意見が出てくる。

あれだけ議員年金の優遇性が騒がれて、廃止になったものを
また復活を目論み悪党(自民党)

議員年金復活求める意見=自民総務会
                     11/14(火) 15:51配信

>自民党の14日の総務会で、国会議員互助年金(議員年金)
の復活を検討するよう求める意見が出た。

>竹下亘総務会長は、この後の記者会見で「若くして出てきて
いる国会議員たちが退職したら全員生活保護だ。こんな国は
世界中にない。そこはしっかり認識していただきたい」と述べ、
検討に前向きな考えを示した。


この竹下と言う議員は、自分たち与党を特権階級と思っている
のか、いつも傲慢その物の発言をしている。

まったく庶民の生活を知らないのか、国民の反発を買うような
発言をしている。

新しいところでは、グアムを狙う北朝鮮のミサイルを巡り「広島
はまだ人口がいるが、島根に落ちても何の意味もない」
と発言
をしているし、森友学園問題にしても、籠池氏の国会招致が必
要だと野党が要求しても民間人だからと保留していたものが、
籠池氏が安倍首相から100万円の寄付をもらったと暴露した
途端、総理を侮辱したとして参考人招致どころか、証人喚問を
是とした人物でとにかく問題発言が多い。

自民党議員に特有の思考であり、発言が多すぎる。

人に対しての愛や優しさがないというか、安倍首相命・一辺倒
の思考をしている。

その癖、自分たち議員が不利益を被るのは、許せないのだろう。

選挙に勝ったから、特権は当然と思っているような思考が透け
て見えて、とても嫌なものを感じる。

議員辞めると皆が生活保護になるという言い方も、極端すぎて
ついていけない。

あれだけの歳費を貰っていて失職したからと言って、なぜ生活
保護を必要とするのか

多くの議員が現役時代、蓄財に励んでいるであろうに。。。。

良く言うわ。


しかも、生活保護について偏見と差別があるとわかるのがこの
、「若くして出てきている国会議員たちが退職したら全員生活
保護だ」の発言で、憲法にも認められた国民の最後のセーフテ
ィネットをここまで卑下する発言はどうなのか。

私は、議員が退職して生活できなかったら生活保護を申請し
たら良いと思うが。。。

別に恥ずかしい事ではない。

国民年金だけで暮らしている人は沢山いるし、何も税金を使
って議員年金を復活する必要はない。

かえって、庶民の暮らしが分かっていいと思う。

庶民は必死で生きているのに、国会で国民のためにならない
法案ばかり仕上げて、老後は安泰って虫が良すぎないか?

国民の幸せのために仕事をやっている議員がどれだけいるか。

竹下亘は、若手を引き合いに出して自分たちが楽をしたいだ
けの、金の亡者にしか見えない。

こんな輩たちが考える議員年金復活絶対反対だ!




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK235] TPP「大筋合意」報道はウソ 亡国のオソマツ交渉の舞台裏(日刊ゲンダイ)
 


TPP「大筋合意」報道はウソ 亡国のオソマツ交渉の舞台裏
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217668
2017年11月15日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   偽りの成果を誇張(C)AP

「大筋合意に達したことは大きな前進だ」

「早期の発効に向けて引き続きリーダーシップを発揮していく」

 14日夜、滞在先のフィリピン・マニラで記者会見した安倍首相は、環太平洋経済連携協定(TPP)が米国を除いた11カ国による新協定で「大筋合意」したことを「成果」として誇ってみせた。

 あたかも日本が主導して新協定の「TPP11」が首脳間で大筋合意したかのような報道があふれている。それらを見ていると、来年にも各国が批准の手続きに入り、米国抜きのTPP11がスタートすれば、日本企業に恩恵があるように思わされる。日用品や食品が安くなって消費者にもメリットがあると喧伝されている。

 だが、果たして本当にそうなのか。かつての米国を含めたTPP交渉でさんざん指摘された“食の安全”などの問題はどこへ行ってしまったのか。そもそも「大筋合意」自体、怪しいものだ。

「TPP11が大筋合意などと報じられているのは日本だけです。9日のTPP閣僚会合後、茂木担当大臣が記者団に『大筋合意』と発表しましたが、その後もカナダが異論を唱えるなどして、4つの重要項目が決着していない。TPPなんて、米国が抜けた段階で終わった話なのに、中国包囲網という妄想に取りつかれているのが安倍政権です。合意することだけが目的で、中身を詰めようともしない。亡霊のようなTPPに今もしがみついているのは日本だけです。こんな欠陥条約が交渉を今後も継続できるとは思えません」(経済アナリストの菊池英博氏)

■「大筋合意」は誤報、虚報のたぐい

 なにしろ10日の首脳会合で、閣僚間での大筋合意を確認する段取りだったのに、カナダのトルドー首相が「合意を首脳レベルで確認できる段階ではない」と突っぱねて、首脳会合の開催そのものが見送られるお粗末さだったのである。これのどこが「合意」だというのか。

 TPP交渉に詳しい東大大学院教授の鈴木宣弘氏が言う。

「TPP11の共同宣言には『agreed onthe core elements』、つまり『中核的な項目について合意した』とあり、部分的な合意でしかないことが分かる。これを『大筋合意』と解釈するのは無理があります。かつての米国を含めた12カ国でのTPPも日本政府は『大筋合意』と表現していましたが、当時の閣僚声明には『come to an agreement』と合意に至ったことがはっきり明記されていました。今回は決裂した事項がたくさんあるのに、外交成果を焦るあまり、強引に見せかけ合意を偽装したと言わざるを得ません。そういう大本営発表に乗っかって垂れ流しているのが日本の大メディアであり、大筋合意などというのは、ほとんど誤報、虚報のたぐいです」

 TPP11合意という成果を演出するために、日本政府はかなり強引な進め方をしたという。それが各国の反発を招き、TPP11が漂流する要因になりかねない。現在、東南アジア諸国を中心とした別のメガ自由貿易協定である「RCEP(東アジア地域包括的経済連携協定)」の構想も進行中だ。この主導権を握っているのは中国だが、日本に対する不信感が高まり、RCEPに地域経済が結集する可能性もある。

  
   首脳会合もお流れ(C)代表取材・共同

ジャイアン米国の威を借るスネ夫がアジアの盟主気取り

「国際社会から見れば、日本は米国というジャイアンの威を借るスネ夫でしかない。それが、米国がいなくなった途端に盟主気取りで、『おまえら、オレの言うことを聞け』とイバり出し、TPP11の偽装合意を強行しようとする。米国ベッタリのスネ夫国家が、アジアに対してはジャイアンになってドーカツする滑稽が見透かされているのだから、反発を招くのは当たり前です。

 大体、世界のグローバル企業に富を集中させることがTPPの目的で、日本の国益にとってプラスはないのに、食の安全を守る理念も戦略もなくTPP11に邁進するのも米国へのゴマすりですよ。トランプ大統領はTPP反対ですが、米国には、共和党のハッチ財政委員長のようにTPPをやりたい人たちがたくさんいる。だから、TPPの火を消さないように日本が頑張るという従属アピールをしている。アジアから搾取してグローバル企業を儲けさせるために、日本の食の安全を差し出そうというのです。しかも、TPPが発効すれば日本人も安い賃金のアジアの人々と競わされて、所得が大幅に減るか失業することになるのは確実です。グローバル企業だけが儲かって、日本国民が苦しむことが分かっていながら、ひたすら米国に尻尾を振ることしか考えない亡国政権は度し難いと思います」(鈴木宣弘氏=前出)

 今回のTPP11で合意を優先した日本政府は、農業分野の修正には手をつけなかった。そのため、例えば乳製品の低関税輸入枠は生乳換算で計7万トンと、米国の参加を前提にした時と変わらない数量になっている。これは12カ国の時より日本の農家にとってキツい。政府関係者は「新協定はあくまで米国が復帰するまでの暫定的なもの」と言い訳するが、11カ国で連携して米国のTPP復帰を促すとかいう報道も噴飯ものだ。

■TPPとFTAのダブルパンチ

 トランプ政権が続くかぎり、米国が復帰することはない。トランプが重視するのは2国間のFTA(自由貿易協定)で、日本に対してもTPP以上に要求レベルを上げてくるのは間違いない。乳製品にしても「TPPで7万トンなら米国からも買え」と輸入枠の追加を迫ってくるだろう。同じことは肉やコメなど農産物のほか自動車などにも言える。前出の菊池英博氏もこう言う。

「トランプ大統領が2国間交渉にこだわるのは、その方が自国に有利だからです。米国盲従の安倍政権がトランプ氏の要求に『NO』と言えるわけがない。貿易赤字を是正して日本にモノを買わせれば、自国の労働者の雇用が守られるとトランプ大統領は考えている。それはある意味、正論です。自国の産業と雇用を守ることが政権の使命のはずなのに、安倍首相は言われるがままに何もかも差し出そうとしている。その結果、食料自給率が下がって安全保障上のリスクが増えようと、国民生活が破壊されようとお構いなしなんて、正気の沙汰ではありません」

 日本では経団連の榊原会長が「心から歓迎する」とコメントを発表するなど、経済3団体もTPP11の大筋合意を後押ししているが、失政を隠すための外交成果を偽装する官邸と、安い労働力を手にすることしか考えていない産業界、そのおこぼれにあずかりたい大メディアのタッグの裏で封印される「不都合な真実」を国民は知る必要がある。

 1%の富裕層の利益の犠牲になるのが自分たちの生活だということを忘れてはならない。




  



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 加計認可審議 野党「特区で新設」経緯追及(日テレNEWS24)-自民党は増えた時間で前川氏を批判
「加計認可審議 野党「特区で新設」経緯追及
11/15(水) 17:59配信
Nippon News Network(NNN)

 安倍首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設が認可されたことを受けて、衆議院の文部科学委員会が15日に開かれた。国会記者会館から青山和弘記者が伝える。

■委員会の開催にあたっては与野党が質問時間の配分を巡って対立していた

 与党が与野党1対1を求めたのに対して、野党は従来通り与党1、野党4の時間配分を求めて対立していた。結局、15日は与野党が痛み分けの形で与党1野党2の割合で行われた。

■与党側は増えた質問時間をどのように活かしたのか?

 自民党は8月まで答弁する側の文部科学副大臣を務めていた義家議員が質問に立った。義家議員は認可は問題ないという立場で逆に認可を批判している前川前事務次官の批判を展開した。

 義家前文科副大臣「行政がゆがめられた等の発言をされている前川前次官が問題視している一連のやりとりが、(政務三役会議などの場で)議題に上がったことは、前次官が退職時まで一度もなかったと私は記憶しておりますが」

 文科省「取り上げたことは一度もございませんでした」

 義家前文科副大臣「それを議題にさえ上げずに、お辞めになって、半年してからご発言されると。これは、到底理解できないものであろうというふうに思っております」

■一方、野党側はどういった点を追及したのか?

 野党側の質問が集中したのが加計学園の獣医学部新設がそもそも国家戦略特区に認められた経緯だった。しかし、答弁に立った文科相は特区の担当ではないため議論はかみ合わなかった。

 希望の党・山井和則議員「(安倍首相が)実は獣医学部の話の相談も乗っていた。その方が(国家戦略特区諮問会議の)議長であった。そういうことであれば、認可の取り消しの可能性もありうるということですよね」

 林文科相「(認可申請受付の)前提が、特区として認められたということでございますので、特区を所管しておられる内閣府にお聞きをいただきたいと申し上げております」

 国会での質問時間を巡る与野党の対立、実は、15日の配分は「前例にしない」ことになっていて、まだまだ決着していない。ただ、与野党双方には時間を増やすだけではなく質疑内容を充実させる努力も問われることになる。」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171115-00000071-nnn-pol

> 林文科相「(認可申請受付の)前提が、特区として認められたということでございますので、特区を所管しておられる内閣府にお聞きをいただきたいと申し上げております」

つまり林文科相は逃げの答弁に終止したということですか。後、青山和弘記者っていわば「日テレ版岩田明子記者」でしたよね。


http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 民進党の分離分割完遂すれば政権交代は可能ー(植草一秀氏) 
民進党の分離分割完遂すれば政権交代は可能ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sqaoqp
15th Nov 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


11月13日に拙著上梓にあたり、IWJがインタビュー配信をしてくださった。

11月2日に山田正彦氏主催の懇親会があり、山田正彦氏、孫崎享氏、

松本ヒロ氏、安田節子氏、そして、岩上安身氏と懇談する機会を得た。

その際に、さまざまな話題について有益なお話を拝聴させていただいた。

このなかで、日本株価も話題に取り上げられ、

私が昨年11月に上梓した2017年版TRIレポートで、

日経平均株価23000円の予測を明記しいていたことに

岩上氏が強い関心を示された。

このことを受けて今回のインタビュー企画になった。

この11月11日に上梓した新著は

『あなたの資産が倍になる 金融動乱に打ち勝つ「常勝投資術」』
(ビジネス社、税込み1620円)

https://goo.gl/Lo7h8C

で、これは2018年版のTRIレポートである。

年次版TRIレポートは2013年版より刊行を始め、今回が第6弾になる。

内外の政治経済金融情勢の分析と見通しを示したものである。

タイトルが奇抜だが、これは出版社が販売促進の気持ちを込めてつけたもの。

基本は2018年展望だが、株式投資の最重要極意についても詳しく記述している。

他方、私は、本年3月に日本の「国のかたち」と「政治経済の現状」、

「政治刷新の方策」についてを、新書版でまとめた

『「国富」喪失』(詩想社新書)

https://goo.gl/s3NidA

を上梓している。

これも合わせて今回のインタビューでお話をさせていただいた。


政治と経済の両面にわたる対談で、

パワーポイントデータを大量に用意させていただいたので、

それなりに参考にしていただける内容になったのではないかと思っている。

それでも触れられなかった問題も多く、これは次の機会に譲りたいと思う。

4時間半のロングインタビューになったが、

ご視聴くださった方に感謝申し上げたい。

対談の時間を費やしたテーマは

日本政治

株価

アベノミクス

である。

ライブでご覧になれなかった方はアーカイブスを閲覧賜れればありがたく思う。

10月の選挙で安倍政権与党が衆院3分の2議席を占有してしまい、

憲法改定発議が現実味を帯びている。

衆院総選挙で安倍政権の退場を求めていた主権者にとっては、

文字通り「絶望」の結果になったが、選挙の詳細を分析すると、

決して絶望に染まる必要はないと言える。

「希望」の工作が招いた「絶望」の結果だが、この「絶望」の結果のなかに、

本当の「希望」が隠されている。

悲観せず、直ちに次の衆院総選挙に向けて、正しい戦術を構築し、

実行してゆく必要がある。

私たちには、日本の未来を絶望に陥らせてはならないという、大きな使命がある。


選挙結果を二つの角度から見る必要がある。

一つは獲得議席数。

自公で313議席、自民単独で284議席を占有した。

占有率は自公で67.3%、自民単独で61.1%である。

これに対して、立憲、希望、共産、社民の4党の獲得議席数は119議席。

占有率は25.6%にとどまった。

もう一つの視点は得票率である。

主権者全体のなかで自公に投票した者は24.6%、

自民党単独では17.9%だった。

主権者の4人に1人しか自公に投票していない。

自民党に投票した者は6人に1人だ(いずれも比例代表選挙)。

これに対して、上記4党の得票率は25.2%である。

自公の24.6%を上回っている。

安倍自公が絶対的支持を得たのではなく、現行選挙制度の下で、

得票が少ないのに圧倒的多数の議席を占有したということなのだ。

したがって、次の選挙で、政権交代を実現することは十分に可能である。

必ずこれを実現しなければならない。

そのためにまずやらねばならないことは、民進党の完全分離である、

このことを、まずは強調しておかねばならない。


今回の選挙では、公示日直前に希望の党が創設され、これが攪乱要因になった。

希望の党が「安倍政治を終焉させるためだけ」に創設され、

すべての反安倍政治勢力を結集するための存在として行動し続けたなら、

結果はまったく違うものになっただろう。

当初、希望の党にはこの気配があった。

しかし、ほどなく希望の党は正体を現してしまった。

戦争法制を容認し憲法改定を推進する

「自公補完勢力」

であるという正体を露出してしまったのである。

民進党代表に就任した前原誠司氏は、希望の党の正体を把握し、

新しい「自公補完勢力」を創設する方針を知っていながら、

一切の説明をすることなく、全員合流だとして希望の党への合流を強行推進した。

ところが、実態が明らかになるなかで、

一部民進党議員は希望の党に合流できない、

あるいは、合流しない流れが生じ、この結果として立憲民主党が創設された。

この混乱があったために、反安倍政治、反自公勢力の糾合が実現できなくなり、

安倍自公が3分の2議席を占有してしまったのである。


前原氏の行動は万死に値する。

日本政治を刷新するために必要なことは、現在の安倍政治を支持する者と、

安倍政治を否定し、政治刷新を目指す勢力が真正面からぶつかり合い、

主権者国民に選択の機会を提供することである。

この「二項対立」

「安倍政治YES」対「安倍政治NO」

の図式が鮮明になれば、日本の主権者は必ず「安倍政治NO」の勢力に

政権を委ねる判断を示すはずである。

2009年には小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏が主導して、見事に政権交代を実現した。

このことが必ず再現されることになる。


日本政治を支配し続けることを目論む「米官業」の既得権勢力は、

2009年の過ちを二度と繰り返してはならない、と考えている。

日本の主権者の目の前に、「安倍政治YES」と「安倍政治NO」の二項対立の

図式が提示されれば、日本の主権者が「安倍政治NO」の判断を下すことを、

既得権勢力は熟知しているのだ。

このために、彼らは、この二項対立の図式が成立することを阻止することを最優先、

最重要の事項としている。

そのために彼らが実行している工作活動は次の二つである。

第一は、野党第一党の民進党を「半与党・半野党」の「ゆ党」状態にしておくこと。

野党第一党の政策があいまいで、反安倍政治が鮮明でないことが、

野党共闘の力を著しく引き下げる。

共産党との共闘に対する異論を噴出させることができる。

主権者に対して、野党共闘の足並みは揃わないことをアピールして、

野党共闘の力を削ぐのである。


第二は、反自公の受け皿として、

実質的に「隠れ与党勢力」である「第三極」勢力を人為的に創作することだ。

この「第三極」勢力は「隠れ与党勢力」であり、

「自公補完勢力」であるが、マスメディアを総動員して、

あたかも「改革勢力」であるかの如く大宣伝を展開する。

その目的はただひとつ。

反政権票、反自公票が、一つの勢力に集中することを阻止することだ。

2008年にフジテレビが政治ドラマ「CHANGE」を放送した。

これは、第三極政党を創設する環境整備の一環として制作されたものであると

考えられる。

ドラマの監修者には自民党議員の石破茂氏と

小泉純一郎元首相の秘書官だった飯島勲氏が名を連ねていた。


そして、2009年に渡辺喜美氏を中心に「みんなの党」が創設された。

しかし、鳩山民主党による政権交代を阻止できなかった。

その後、第三極創設の主役に抜擢されたのが橋下徹氏である。

既得権勢力はマスメディアを総動員して「第三極」勢力を無理やり創設してゆく。

マスメディアによる大宣伝を広告宣伝費に換算すれば、

天文学的な規模に達するだろう。

これだけの情報工作を展開すれば、どこの馬の骨勢力でも、

それなりの議席を確保することが可能になる。

既得権勢力は主役に渡辺喜美氏を抜擢し、次に橋下徹氏を起用したが、

十分満足のゆく結果を得られなかった。

その結果、次の主役に起用されたのが小池百合子氏なのだと考えられる。

小池氏は「希望の党」騒動によって、

安倍自公に3分の2議席を付与した意味で、

十分にミッションを果たしたと言えるのではないか。

小池氏は十分に役割を果たし終えたという側面があることを認識するべきだと思う。


今回選挙で、既得権勢力にとって、実は極めて危険な兆候が表出した。

それは民進党が分離・分割されて、反安倍政治を鮮明に示した立憲民主党が、

共産党などと強い共闘体制を構築して、

極めて短期間に目覚ましい成果を示したことである。

潜在的な脅威はすさまじいと考えられる。

希望の党の代表選が明示したように、

希望の党にも、本来、立憲民主党に流れるべきメンバーが少なからず残存している。

この勢力が立憲民主党に移籍する。

そして、参院民進党も「安倍政治YES」と「安倍政治NO」の基準によって

完全に分離・分割を実現する。

これが実現すると、間違いなく

「安倍政治YES」対「安倍政治NO」

の二項対立図式が主権者の前に提示されることになる。

米官業の既得権勢力は、この事態を何としても到来させないように、

あらゆる工作活動を展開するはずだ。


その工作はすでに幅広く展開されている。

希望と立憲民主による分離・分割に加わらなかった「無所属グループ」の存在も

そのひとつだ。

参院民進党の分離・分割を押しとどめているのも、そのひとつである。

2019年夏には参院選がある。

この参院選が、このあやふや状況、あいまい状況のなかで実施されれば、

反安倍政治陣営は絶対に勝つことができないだろう。

したがって、迅速に、参院民進党の分離分割を進め、

希望から立憲民主への移籍等を完了させるべきだ。

その際、もう一つの大きな作業が必要になる。

それは、連合の分離・分割だ。

連合内の御用組合連合は自公の応援団になるべきだ。

御用組合連合に対峙する労働組合連合は、

御用組合連合と明確に袂を分かち、反自公政治勢力の応援団になるべきなのだ。


これらを確実に成し遂げることが、何よりも求められている。

民進党を温存するべき理由は存在しない。

民進党の政党交付金残高を適正に分離・分割して、

主権者の前に二項対立図式を提示するべきである。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 過去形で「森友問題とは何だったのか?」と問うと訪れる恐ろしい未来 そこに待ち受ける「教育の未来像」(現代ビジネス)


過去形で「森友問題とは何だったのか?」と問うと訪れる恐ろしい未来 そこに待ち受ける「教育の未来像」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53491
2017.11.15 大前 治 弁護士  現代ビジネス


今年一年の政治ニュースを振り返ると、最初の大ニュースは森友学園をめぐるものだった。これに端を発して、「忖度」という言葉が流行し、稲田朋美元防衛大臣の国会答弁が問題視され、説明不足を問われた安倍政権の支持率が20%台に下落した。

……と過去形で書いてしまったが、決して過ぎ去った問題ではない。国会での真相解明も、大阪地検特捜部の捜査も、会計検査院の調査も、端緒についたばかりである。

政治の問題だけでなく、これからの教育のあり方に関わる問題でもある。私たちは監視を弱めてはいけない。

認可されるはずのない申請

すべては、松井一郎氏(現・日本維新の会代表)が2011年11月に大阪府知事に初当選した直後に始まった。

2012年4月、大阪府は森友学園の要望を受けて学校設置基準を緩和した。借入金で学校を新設できるようにしたのである。その後の5年間に、緩和された基準により認可申請をしたのは森友学園だけである。まさに「森友学園のための基準緩和」であった。

2013年9月、森友学園は大阪府豊中市の国有地払下げを要望したが、購入や賃借の目途は立たないまま、2014年10月に大阪府へ小学校設置認可の申請をした。

この申請に対して、大阪府私立学校審議会(私学審)は、2014年12月18日の会議で、認可せず継続審議にすると決定した。私学審の梶田叡一会長は、その理由を次のように述べた。

・教員のほぼ全員が幼稚園の経験しかなく、小学校の経験がない。
・学校用地がないのに申請するというのは、普通ありえない。
・手持ち資金が、通常と比べれば大幅に少なかった。
・審議会の委員から「本当に何を考えているのか」という驚きの声も出た。
(2017年3月13日放送・NHK「ニュースウオッチ9」より)


大阪府の認可基準は、学校用地は「自己所有」または「国からの借地」であることを原則としている。この当時は国有地の購入も賃借も未定だったので、基準を満たしていなかった。

大阪府の私学審は、学校法人役員、教育学者、弁護士など19人の委員で構成される。彼らが「何を考えているのか」と驚く事態だから、もはや継続審議ではなく申請を却下すべきであった。

ところが、わずか1カ月後の2015年1月27日、私学審は臨時会を開催し、一転して「認可相当」と答申した。

私学審で異例の「臨時会」、早期の認可答申

この臨時会は異例づくめであった。

そもそも私学審の定例会は年3回しかなく、臨時会は過去9年間一度も開催されていなかった。また、定例会では通常10〜20件の議案を審議するが、この臨時会の議題は森友学園の案件だけであった。

再び継続審議にしたり申請却下にしたりするなら、次の定例会を待てばよい。したがって、わざわざ臨時会を開催したということは、最初から「認可相当」と答申するのが目的だと推測される。

しかし、前述の問題点が1ヵ月で解決するはずがない。私学審の議事概要には次の注意点が記載されている。

・財務・会計状況、カリキュラム、校舎建設など小学校設置までのプロセスを明らかにすることこと。
・カリキュラムは、小学生の学びが充実されるよう内容を詰めること。
・私立学校には「特色のある教育」が求められる側面があるが、懸念のある点については本審議会が今後も確認を進めるべき。


森友学園の「特色ある教育」への懸念とは、すでに幼稚園で推進されていた国家主義教育に対するものであろう。これらの検証を待たずに急いで「認可相当」と答申したのは不可解である。

   

なぜ答申を急いだのか。

大阪府の向井正博教育長は「工期や開校時期からみて早期に審議する必要があった」という(2017年3月1日・大阪府議会)。

しかし、私学審の役割は「開校に間に合うよう審議する」ことではなく「開校させてよいか否かを審議する」ことである。これでは本末転倒でないか。

大阪府の事務職員だけで、こうした強引な流れを作ることはできない。大阪府私学審の梶田会長は、前出のインタビューで次のように反省している。その意味が検証されなければならない。

国でも、都道府県でも、市町村の行政でも、大きな力がどこかから働いて、住民全体の公平・公正な幸せのためにある行政が、ちょっとおかしいよなってことが時々ないわけではない。それをチェックするのが我々だったはず。結果として、十分にやれていたのだろうか。(2017年3月13日放送・NHK「ニュースウオッチ9」より)


安倍首相は関与していないのか

私学審の答申から8ヵ月後、2015年9月に急展開があった。首相が森友学園の土地購入を後押ししているというメッセージが読み取れる。

9月3日 安倍首相が近畿財務局の迫田英典理財局長と面会。
9月4日 午前、大阪にある近畿財務局の会議室で、迫田理財局長、森友学園の工事関係者が面談。午後、安倍首相が大阪入り。
同日  国土交通省が森友学園の木造校舎建築事業へ6200万円の補助金交付決定。
9月5日 安倍首相の妻・昭恵氏が森友学園の幼稚園で講演。小学校の名誉校長に就任。


安倍昭恵氏は、9月5日の講演で「籠池園長の熱い思いを聞かせていただいた」と述べた。その後、新設校のホームページで「優れた道徳教育を基として、日本人としての誇りを持つ、芯の通った子どもを育てます」と名誉校長としての抱負を述べている。

この時期、籠池氏が新設校を「安倍晋三記念小学校」と名付けて募金集めをしていた。安倍首相は「名前を使われたのは遺憾」(2017年2月24日・衆議院予算委)と答弁したが、本当に無断だったか、真相は不明である。

この答弁で安倍氏は、籠池氏から事前に「名前を使わせてほしい」と何度も要請されて「非常にしつこい」と感じたと述べている。しつこく要請されたということは、連絡を拒絶せず何度も応対したことを意味する。

一般市民なら一瞬で電話を切られて終わりだが、籠池氏は違ったのである。

「忖度」ではなく「働きかけ」

2ヵ月後の2015年11月、昭恵氏の秘書だった谷査恵子氏(現・在イタリア大使館一等書記官)が、籠池氏にFAXを送信した。内容は、籠池氏の依頼を受けて財務省に土地の対価の値下げを「照会」したことの報告である。

そこには、財務省は籠池氏の要望には応えられないようだが、「当方(安倍昭恵)としても見守りたい」「何かございましたらご教示ください」「昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」とある。今後も協力しますというメッセージである。

財務省からみれば、ただの「照会」ではない。「森友学園への便宜を求める安倍昭恵氏の意向」が明確に示されたことになる。財務省側が自発的に「忖度」したのではない。影響力を承知のうえで財務省へ「働きかけ」をしているのである。

その後、2016年6月に、森友学園は国有地の払下げを受けた。鑑定額より8億円以上の値引きに加えて廃棄物撤去費も相殺され、実質200万円で8,770平方メートルの土地を購入できた。

不可解な点は数多い。競争入札ではなく随意契約とされた点、随意契約なのに複数の見積りを取得していない点、土中の廃棄物撤去について実地確認されなかった点など、あり得ない事態が連なっている。

国有地の代金支払が完了していないのに売却関係書類が「すべて廃棄された」という佐川宣寿・財務省理財局長(後に国税庁長官に昇進)の説明も不自然である。

これら全てが組み合わさって、問題だらけの小学校設置が後押しされた。政治家の関与なしに、籠池氏1人の力では実現不可能である。

互いに利用し合った籠池氏と政治家

巨額の賄賂が授受された訳でもなく、加計学園のように首相の親友だから優遇された訳でもない。なぜ森友学園の小学校建設は後押しされたのだろうか。

松井氏が府知事に初当選した3ヵ月後の2012年2月26日、大阪市内で教育再生機構が主催する教育シンポジウムに安倍氏と松井氏が登壇した。意気投合した2人は、居酒屋へ場を移して教育談義に盛り上がった。

その1ヵ月半後、大阪府は森友学園の要請を受けて学校設置基準を緩和した。それが出発点といえる。

第一次安倍政権下で教育基本法を改正し、「愛国心」を教育の根幹に据えようと提唱してきた安倍首相にとって、「教育勅語」を毎日暗唱させる森友学園の教育方針は素晴らしいものと映ったに違いない。

国家主義・軍国主義的な教育を実践する先進校を大阪に開設し、これを全国へ広げていくことは、安倍氏の政治目標の実現に合致する。森友学園は政治的な利用価値があったのである。

他方で、この目標実現のためには学校設置を認可する大阪府の松井知事の協力が不可欠であった。

改憲のために維新の協力が必要だった安倍氏と、「大阪都構想」のために安倍政権の協力が必要だった松井氏、それぞれの思惑もあったのであろう。

籠池氏は、安倍首相に気に入られる教育方針を実践し、政治力を味方に付けて国有地の安価な払下げを受けることに成功した。幼稚園児に政治的フレーズを叫ばせたのは、政治家を利用するためだったのである。

森友学園が見せた「教育の未来像」

私たちは、森友学園の幼稚園で児童が「安倍首相ガンバレ! 安保法制国会通過よかったです!」と唱和したり「教育勅語」を暗唱したりするニュース映像を見た。

理事長が保護者に「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」と書いた文書を配布したこともニュースで知った。

森友学園が小学校の開校を断念したからといって、あのニュースで受けた重々しい衝撃は解消できない。あの映像は、安倍首相が進めようとする教育の未来像を映し出しているからである。

   

特定秘密保護法や共謀罪で市民の自由を制限する先に、何が待ち受けているのか。国家に忠実で疑問を持たない国民を生み出す教育とはどのようなものか。

安倍政権がオブラートに包んで見えにくくしている未来像を、森友学園の幼稚園はしっかりと示したのである。

だから私たちは、森友学園問題を忘れてはいけないし、過去の問題にしてしまってはいけない。



拙著 『逃げるな、火を消せ! 戦時下 トンデモ 防空法』は、200点以上の写真・図版・ポスター等を掲載して戦時社会をリアルに描いている。そのなかで教育勅語を浸透させて「国防のために命を捨てろ」という教育が実施されたことも詳述している(本書136頁以降)。ぜひ手に取ってお読みいただければ幸いである。
































http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 立憲・希望、維新・足立氏へ懲罰動議検討=福山哲郎氏と玉木雄一郎氏を名指しで「犯罪者だ」と発言(時事)
「立憲・希望、維新・足立氏へ懲罰動議検討=質問中に「犯罪者」呼ばわり
11/15(水) 18:11配信

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設認可をめぐる15日の衆院文部科学委員会の審議で、質問に立った日本維新の会の足立康史氏が、立憲民主党の福山哲郎幹事長と希望の党の玉木雄一郎代表を名指しして「犯罪者だ」と発言した。

 立憲、希望両党は一方的な不規則発言だとして反発。懲罰動議提出の検討に入った。

 足立氏は、福山、玉木両氏について「獣医師会から献金をもらって国会質問をしていれば、お金をもらってあっせんすれば、あっせん利得罪、あるいはあっせん収賄罪、あるいは何らかの嫌疑がある」と述べた。

 足立氏はまた、「なぜ野党が加計学園ばかりやって森友(学園問題)をやらないのか。マスコミはしっかり追及してください」とも述べ、立憲の辻元清美国対委員長の名前に言及した。

 立憲関係者は「国会の秩序を乱す行為」と非難。希望幹部も「懲罰動議が必要だ」と語った。足立氏は過去にも、委員会質疑で「民進党はあほ」などと発言し、懲罰動議を提出された。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00000092-jij-pol
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 陸自 日米演習の“意義”浸透へ 地方議会に研修案内 国民動員の体制づくり狙う 東北各県・市町村(しんぶん赤旗)





陸自 日米演習の“意義”浸透へ 地方議会に研修案内 国民動員の体制づくり狙う 東北各県・市町村
しんぶん赤旗 2017年11月15日(水)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-11-15/2017111515_01_1.html

 今月29日から12月13日まで仙台駐屯地(仙台市)で5年ぶりに実施する陸上自衛隊と米陸軍による日米共同方面隊指揮所演習「ヤマサクラ(YS)73」で、陸自が東北各県や市町村の議会に対し演習の内容を浸透させるための「研修」を計画していることが14日、本紙が入手した文書などでわかりました。戦争法=安保法制の下で、米軍と自衛隊による軍事作戦全般に自治体や国民を動員する体制づくりが狙われています。(佐藤つよし)



写真

(写真)陸上自衛隊東北方面総監が各地方議会に出したヤマサクラ73演習での研修の案内状



 研修については10月、演習担任官の東北方面総監、山之上哲郎陸将名で東北各県や市町村の議会に案内状が送付されました。


 案内状では、同演習について、陸海空を一括して指揮する統合運用と日米共同作戦の戦闘指揮・司令部運営能力、自治体など関係外部機関との連携能力の向上を図るものだと説明し「東北方面隊として最も重視している演習」だと強調。「演習の一端を御紹介し、自衛隊に対する御理解を一層深めていただく」ために「研修」に参加するようよびかけています。


 研修の細部については、(1)演習概要の説明(2)施設の案内―などの内容で12月6〜11日のうち希望する午前8時半〜10時か午後4時〜5時半の1時間半実施となっていました。


 YS演習では2012年12月に仙台駐屯で実施されたYS63から、自治体や民間の輸送、医療など関係機関も参加した国民保護訓練を実施。国民保護法(04年成立)に基づき米軍の軍事作戦に自治体などを動員する体制づくりが進んでいました。


 今回のYS73では、すでに9月5日と今月8日に国民保護訓練を実施。演習期間中の「研修」について陸上幕僚監部広報室は、国民保護訓練とは別枠だとして「日米がどういうところで調整所を運用し、演習にはこういう意義があるということを聞いてもらう、演習全般の中身についての研修」だと説明。軍事演習の内容を広報するものだと言明しました。


 日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ) 1982年から始まり、陸自の北部、東北、東部、中部、西部の各方面隊と米陸軍の軍・軍団レベルの司令部が、米国での計画策定会議と日本での指揮所演習の毎年2回実施する演習。コンピューターシミュレーションとネットワークを使った指揮所演習(図上演習)で、陸自は方面隊が毎年持ち回りで参加しています。


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http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/744.html
記事 [政治・選挙・NHK235] 今日は史上最も出鱈目で恥ずべき大学認可が国のトップの手で行われた日(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201711/article_14.html
2017/11/15 20:43

今日、林文科大臣が加計学園獣医学部の認可を発表した。

これについて、野党から質問を受けていたが、もう規定事実で、林氏を追及しても、官僚の答弁書を読まれては、追及は難しい。加計学園問題は、当事者の安倍首相と加計理事長を呼び出してやるしかない。今日の発表は、安倍氏が海外にいるときにすることは、とっくの前から決まっていたのだろう。これほど卑怯で、姑息なやり方をする日本の首相とは本当に情けない。

政権が換われば、安倍氏、加計氏は検察も大手を振って逮捕するだろう。それぐらいの疑獄事件であると思っている。国のトップが違法をして、何も罪を問われない日本には正義の司法がない。米国は、沖縄基地などで好き放題で問題を起こしているが、日本の首相よりはるかに強力な権力を持っているトランプ大統領のロシアゲート問題を、検察官が大統領の前で大っぴらに、どうどうと調査をしていることに感動さえ覚える。日本の司法は安倍首相の前では、蛇に睨まれたカエルである。

JNN世論調査(11/11〜12)では
1.加計獣医学部認可について    @ 納得できる:25% A 納得できない:62%

2.引き続いて国会で審議すべきか  @ 審議すべき:62%  A 審議する必要はない:32%


この結果を見ても、国民は加計問題を全く納得していない。安倍首相がいくら逃げ回っても、安倍氏、加計氏は裁判所に告訴されている。まだ一件落着ではない。安心は出来ないのだ。

加計学園は取りあえず開学されるが、今治市、愛媛県の補助金が当初の予算で支払いが出来るかの保証はない。今治市の市長選挙もその内に行われる。市長選挙の最大の争点は、加計学園である。特に住民負担となる補助金支出である。現市長に反対する候補者が補助金支出反対を唱えれば、現市長が負ける確率は高い。まだまだ加計問題は終わらない。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/745.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 革命的な事を国民的な政党が言い出すようでなければいけないー(天木直人氏) 
革命的な事を国民的な政党が言い出すようでなければいけないー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sqaoqh
15th Nov 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


次の文章を黙ってお読みいただきたい。

 ・・・米国発の世界的金融危機から10年、

こんにち世界は暴動、内戦、政変、テロなどが頻発し、

国内矛盾も国家間矛盾もより激化して、

まさに『戦争を含む乱世』となっています・・・

(その原因の基礎は)世界の何十億の人々の生存条件が著しく悪化したことに

あります・・・

それを背景に登場したトランプ政権は『米国第一』を掲げて保護主義を強め、

国際関係まで破壊しています。

金融を頂点としたグローバリズム化による世界の諸国、人民への収奪を継続し、

核軍事力を強化し、世界政治に台頭した中国に対する本格的な『戦争』を

仕掛けてています・・・

(そのような)トランプ政権の登場で我が国の対米従属政治は

完全に限界となりました。

安倍政権の基本戦略は総崩れ、アベノミクスは破綻しています。

日本は『デフレ脱却』もできず経済は低迷、格差が拡大して国民の生存条件は

大幅に悪化しています・・・

安倍首相はトランプ政権の進める北朝鮮への軍事的挑発、威嚇、制裁に

積極的に追随、加担して、アジアの軍事的緊張を煽っています。

中国のけん制・包囲のため日米同盟強化の危険な道に更に踏み込もうとしています。

このままでは我が国の国際的孤立は更に深まる事は必至です・・・

(いまこそ)日本の自主・独立・アジア諸国との共生に舵を切る政権を

打ち立てなければなりません・・・

 これは私が書いた文章ではない。

 ロシア革命100周年万歳を唱え、いまでも労働者の手による暴力革命を

党是とする労働党の機関紙の冒頭を飾る日本労働党中央委員会の巻頭文である。

 その労働党が中心となってつくられている広範な国民連合という集まりがある。

 私が外務省を首になった時、真っ先に講演会に呼んでくれた集まりだ。

 いまではその集会の講演に応じる人たちは、伊藤忠の丹羽宇一郎氏をはじめ、

私や孫崎氏のほかにも、かつて外務省の中枢にいて日米同盟重視を唱えていた

外務官僚OBなども見られるようになった。

 しかし、革命政党がこのような事を言っても一般国民の間には広がらない。

 そこが最大の課題であり、私の挑戦である。



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/746.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 改悪議論より前にすでに起きている「現行憲法の破壊」 国民が知っておくべき憲法基礎知識 小林節教授(日刊ゲンダイ)
 


改悪議論より前にすでに起きている「現行憲法の破壊」 国民が知っておくべき憲法基礎知識 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217670
2017年11月15日 小林節 慶応大名誉教授 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   小林節・慶大名誉教授(C)日刊ゲンダイ

 今回の改憲論議は憲法「改悪」を許すか否か?の論争であるが、それ以前にすでに「現行憲法の破壊」が進行している事実を指摘しておきたい。

 小泉内閣以来、「新自由主義」という方針が正しいことのように掲げられている。しかし、その意味するところは「強者も弱者も自分のことは自分で責任を負え」である。それは、強者と弱者がハンディなしで競争する弱肉強食であり、結果が格差社会になることは明らかで、事実そうなってしまった。

 しかし、憲法25条は全ての国民に「健康で文化的な最低限度の生活を保障」しており、その意味は、「国家が経済的弱者を生み出さず、同時に、自由競争の敗者は国家が支援する」である。

 にもかかわらず現実は、貧しい家庭の子は自分で借金をして大学に進学しろ……という国策の結果、多数の若者が学費ローン地獄に苦しんでいる。

 また、自由民主主義世界で最強の特定秘密保護法が制定されたことにより、主権者であるはずの国民は、政府が秘密指定した行政情報を永久に知ることができない。その結果、私たちは政府の不正を監視する手段を奪われてしまった。

 さらに、本来はマフィアの犯罪を取り締まる条約のために必要とされる「共謀罪」を、政府は、オリンピックに備えテロ対策に必要だと偽り、国会審議を省略してまで成立させた。そして、「共謀」という「行動前」には摘発せず「準備」という「行動後」に摘発するから安全だ……とたばかっている。しかし、準備をきっかけとして共謀に遡って立件する以上、共謀の段階から監視しておく必要がある。つまり、常に盗聴、監視(カメラ)、尾行、潜入捜査をしていない限り立件できない犯罪類型が立法された以上、私たちのプライバシーは現に危殆に瀕している。

 このように、すでに現行憲法の運用の実態が改悪されている。そして、その主役の権力者たちが、憲法からもっと自由になろうと、虚言を弄して憲法の明文改悪を提案してきている。私たちは、心を開いてこの事実を直視すべきである。








http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/747.html

記事 [政治・選挙・NHK235] なんのための質問時間増? 加計疑惑の当事者・義家弘介前文科副大臣が質問に立ち、「内部文書は捏造」と陰謀論を主張(リテラ)
          
              衆議院議員「義家弘介」OFFICIAL WEB SITEより


なんのための質問時間増? 加計疑惑の当事者・義家弘介前文科副大臣が質問に立ち、「内部文書は捏造」と陰謀論を主張
http://lite-ra.com/2017/11/post-3588.html
2017.11.15 義家前文科副大臣が加計疑惑に茶番質問 リテラ


 本日、野党の質問時間が従来より削られたかたちで衆院文部科学委員会が開かれた。昨日の同委理事懇談会で「与党5(90分):野党5(90分)」(計3時間)を要求する与党に対し、野党は「1(80分):2(160分)」(計4時間)と、質疑時間を1時間増やすことで折り合った結果だ。

 この割り振りは「今後の前例としない」と約束されたというが、そうでなければならない。なぜなら、きょうの文科委の与党質問は、あまりに酷いものだったからだ。

 それを象徴したのが、トップバッターに立った義家弘介・前文科副大臣の質問だ。

 義家議員は自民党の持ち時間55分のうち30分を割り当てられたが、その質問は、前川喜平・前文部科学事務次官とマスコミ、野党批判に費やされる始末で、その上、自己弁護まではじめたのだ。

 そもそも、義家議員は文科副大臣であり、加計学園問題の当事者のひとり。流出した内部文書でもじつに3枚の文書にその名前がタイトルに掲げられている。そうした人物が質問に立てば弁解に立ち回ることは目に見えているが、義家議員は「これまでの経緯を細かく把握している立場」などと宣い、冒頭からこう述べた。

「文部科学省の組織的な天下り斡旋に自身も関与を指摘され引責辞任をされた前川前次官、恣意的な報道を繰り返してきたマスコミのみなさま、また、野党議員による根拠はないが結論はありきといった姿勢の追及に対し、忸怩たる思いを抱いてまいりました」

 出てきた証拠や証言、事実関係に基づいて報道や追及はおこなわれてきたが、それを「恣意的な報道」「根拠ない追及」と断言する。疑惑の究明をおこなう委員会で、この発言だけで義家議員が質問に立つ立場にないことはあきらかだが、「恣意的」だったのは義家議員の質問のほうだ。

 たとえば、義家議員は、加計学園の獣医学部新設を認可する結論の答申をした文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)について俎上に載せた。本サイトでも取り上げたように、設置審の委員たちはマスコミの取材に対し、「みんな納得していない。忸怩たる思いだ」と語ったり、実習体制の不備を指摘したところ取りまとめ役を務めた委員が「設置審としてこれ以上認可を先延ばしにすれば、学園側と訴訟を含めたトラブルになる可能性がある」と訴訟リスクをちらつかせたことなどを語っている。

 そうした不都合な報道を潰したいのか、義家議員はこんな質問をした。

「学部設置認可の判断に関して、我が国の制度では、野党やマスコミが声高に叫ぶ総理の意向、いや、あるいはもっとわかりやすく言えば、教育行政を所掌するトップである文部科学大臣の意向は及びますか?」

■文科省の再調査で本物と認定された内部文書を、「捏造」「意図的に流出」と陰謀論を主張

 当然、義本博司高等教育局長の回答は「外部からの意向は及ばない」というものだった。

 この質疑応答に何の意味があるのだろう。設置審の判断に疑問を呈する声があがっていることを受け止めるのならば、たんに設置審の議論をオープンにするべきだと訴えればいい。それもせず、ただ「意向は及ばない」と答えさせるためだけの質問ではないか。

 さらに、義家議員は、加計学園問題の決定的証拠である内部文書について、こんなことを語り出した。

「個人メモや備忘録等は行政文書に含まれる性質のものではない。個人の意思、思惑、個人の主観、あるいは創作に過ぎないものが政策に影響を与えたと解されることにもなりかねないからだ」

 個人の思惑、創作……。どうして一職員が大臣の発言を記したメモを意図的に創作しなければならないのかあまりに不自然すぎる話だが、義家議員はそんな個人メモでも文科省は「松野文科相のリーダーシップや安倍首相の強い指示によって」徹底調査をおこなったと主張。担当者に「調査したファイル数」などと質問した上で、こう断言した。

「あったものをなかったものにしているんじゃなくて、徹底した調査と情報公開を速やかにおこなってきた。これが現実」

 まったく何を言っているのだろう。再調査は、世論の反発が大きかったために「せざるを得ない状況」に追い込まれた結果であって、それも第三者を調査に入れないという消極的なものだった。にもかかわらず、「徹底した調査と情報公開を速やかにおこなってきた」と、質疑を使ってたった5カ月前の出来事を“歴史修正”してしまうのである。

 しかも、驚いたのは、このあとの義家議員の発言だ。

「恣意的に打ち替えて作成し、意図的に共有フォルダに入れられた。あるいは逆に意図的に打ち替えられたものが外部に流出させられたという疑念が払拭できない」

 つまり、文科省が再調査で「存在が確認された」とする内部文書に対して、“何者かが意図的に捏造して外部に流出させたのでは”と言うのである。──もはやネトウヨや、国家戦略特区と利害関係にある安倍応援団員しか口にしない「陰謀論」を、よりにもよって文科省の前副大臣が国会で主張しはじめたのである。

 このように、与党が質問時間を多く得ても、結局は自己弁護に終始し、疑惑の追及など進展するはずもないのだ。とくに、義家議員は加計学園問題において「質問に答え、疑惑を説明する立場」である。

■文科省から流出した内部文書には、“義家副大臣”の名前も! 義家は質問でなく、説明をしろ

 実際、「義家副大臣レク概要」と題された内部文書では、「平成30年4月開学で早くやれ、と言われても、手続きはちゃんと踏まないといけない」「やれと言うならやるが、閣内不一致(麻生財務大臣反対)をどうにかしてくれないと文科省が悪者になってしまう」と綴られている。また、「10/4義家副大臣レク概要」では、「私が萩生田副長官のところに『ちゃんと調整してくれ』と言いに行く。アポ取りして正式に行こう。シナリオを書いてくれ」「斎藤健農水副大臣に話した際には「何も聞いていない。やばい話じゃないか」という反応だった」という言葉が、義家副大臣の発言として記されているのである。義家副大臣は当初、加計学園獣医学部開学に消極的な姿勢で、この話が無理筋だという認識をもっていたことが萩生田光一官房副長官や斎藤農水副大臣とのやりとりにも明らかに見てとれるのだ。

 この間に何があったのか。本来、義家前副大臣には説明をする責任があるが、それがいまや官邸が描いたストーリーをただ主張するだけの質問者になっているのである。これでは委員会の時間の無駄としか言いようがない。

 現に、きょうの文科委員会ではこんなこともあった。

 義家議員は設置審が閣議決定された獣医学部新設条件である「4条件」について、義本高等教育局長から「いわゆる4項目につきましては昨年11月9日の追加規制改革事項の決定の際に関係省庁において4項目が満たされていると確認された」という答弁を引き出すと、「構想がしっかりと申請に盛り込まれた上での設置審での議論であった」とまとめた。

 しかし、そのあとに質問に立った立憲民主党の逢坂誠二議員は、この「4条件」が満たされていると誰が判断したのかと問うと、長坂康正内閣府担当大臣政務官はしどろもどろに。逢坂議員が検証しようとした4条件の「現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具現化」という1つ目の条件で長坂政務官は質問に答弁ができない状況が起こり、何度も審議は中断してしまった。当然の話だ。1つ目の条件だけに限らず、4条件すべてが国家戦略特区諮問会議で検証された形跡がないのだから。

 そもそも、野党の質問時間を削減しようという動きは、不祥事連発の「魔の自民党3回生議員」が「活躍の場を確保したい」という狙いから提案され、それを受けて安倍首相が配分見直しを指示したという建前だったはず。それが蓋を開けてみれば、きょう自民党から質問に立ったのは、疑惑の当事者である義家議員と、当選4回の橘慶一郎議員だった。結局のところ、「3回生議員からの提案」という流れは、「野党の質問を削れ」という安倍首相の指示を露骨にしないためにとった形式上の話にすぎないのだろう。

 国会を与党の茶番劇場にしてはいけない。きょうの義家議員も質問によって、そのことがはっきりしたはずだ。

(編集部)


















【面白 国会中継】義家弘介・自民党が「前川喜平とマスコミを完全に論破する」展開に!【真実と幻想と】



【国会中継】 20171115 衆議院 文部科学委員会 維新 足立康史議員



<加計学園疑惑>衆院・文部科学委員会で立憲民主と希望の会が厳しく追及






http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/748.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 維新・足立康史議員の問題発言に懲罰動議を検討へ!足立氏「玉木氏や福山氏は犯罪者だと思う」 
維新・足立康史議員の問題発言に懲罰動議を検討へ!足立氏「玉木氏や福山氏は犯罪者だと思う」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18985.html
2017.11.15 19:02 情報速報ドットコム ※一部映像補足




維新の会の足立康史議員が問題発言を連発している問題で、野党側は懲罰動議の提出を検討していることが分かりました。

足立康史議員は15日の衆議院文部科学委員会で、「立憲民主党の福山幹事長と希望の党の玉木代表は、獣医師会側から献金をもらっている。献金をもらって、仮に、請託を受けて、あっせんし、国会質問をしていれば、すなわち犯罪者で、私は犯罪者だと思っている」と述べ、希望の党の玉木雄一郎代表と立憲民主党の福山幹事長を名指しで批判。

これに対して野党の筆頭理事を務める立憲民主党の川内博史衆議院議員は、「国会議員は、国会の品位や名誉を傷つけてはならないという規則がある。党の国会対策委員会と相談するが、懲罰動議を出すことになるのではないか」と反発。
野党側で懲罰動議の提出を検討していると明かしました。

足立康史議員は先日にも自身のツイッターで「朝日新聞死ね」などと発言しており、ネット上で炎上状態になっていました。


維新 足立氏の発言で懲罰動議提出も検討 野党側筆頭理事
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/k10011224401000.html
11月15日 15時36分 NHK

日本維新の会の足立康史衆議院議員が衆議院文部科学委員会で、立憲民主党の福山幹事長と希望の党の玉木代表について、「私は犯罪者だと思っている」などと述べたことに対し、委員会で野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の川内博史衆議院議員は懲罰動議の提出も含めて検討する考えを示しました。

日本維新の会の足立康史衆議院議員は15日の衆議院文部科学委員会で、加計学園をめぐる問題に関連して「立憲民主党の福山幹事長と希望の党の玉木代表は、獣医師会側から献金をもらっている。献金をもらって、仮に、請託を受けて、あっせんし、国会質問をしていれば、すなわち犯罪者で、私は犯罪者だと思っている」などと述べました。

この後、足立氏は記者団に対し「答弁義務を果たすことは国会の再生に向けて不可欠であり、玉木氏や福山氏は答弁しないといけない」と述べました。

これに対し、衆議院文部科学委員会の野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の川内博史衆議院議員は、記者団に対し「国会議員は、国会の品位や名誉を傷つけてはならないという規則がある。党の国会対策委員会と相談するが、懲罰動議を出すことになるのではないか」と述べ、懲罰動議の提出も含めて検討する考えを示しました。








【国会中継】 20171115 衆議院 文部科学委員会 維新 足立康史議員

































記事コメント

安倍の提灯持ちなので、足立氏に品位がないのは仕方ないにしても、以前から問題あり過ぎです。
政治家として、全く向いてないですね。
辞職すべきです。
[ 2017/11/15 19:10 ] 名無し [ 編集 ]

あの維新の暴言王足立やすし議員に、文書交通費を政治活動費に転用して目的外支出で違法の疑い!
ttp://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/3bdc73eb3c576cfd2cb65072eab3e92b

かつては、秘書の残業代を支払わず、パワハラの慰謝料とともに裁判も起こされ、和解・支払い。
(転載以上)

ネトウヨなみ
いや、
ネトウヨ以下
[ 2017/11/15 19:17 ] 名無し [ 編集 ]

日本の国会はどこまで劣化し続けるのだろうか。もう、よく分からない。精神錯乱者か?どこかで一定の超えざる線、というのは国会議員には無いのか?最早理解不能な世界に。常識が通じない世界が日本の中枢に存在するとは。根底から腐って来ている。
[ 2017/11/15 19:21 ] 名無し [ 編集 ]

目立つ事が嬉しくて嬉しくて仕方が無い感じですねー。 完全に狂ってますねー。
自分の発言に責任を持てない人が他者を批判したところで全く説得力が無いどころか、批判すればするほど自分自身が貶められていく事が分からない程にアホなんでしょうねー、この人。
ちょっと前にも書きましたが、他者を批判したいのならまず議員辞職するべきですねー。
[ 2017/11/15 19:34 ] リアルゴリラ [ 編集 ]

こんな政治屋が某自民党にはごまんといますよ。
全員辞職ですね。
[ 2017/11/15 19:39 ] 名無し [ 編集 ]

小選挙区で当選しなかったんだからさっさと辞めて下さい
[ 2017/11/15 19:50 ] 名無し [ 編集 ]

コイツ前から思うんだが、
完全にアベシ政権援護部隊
工作員の政治家版だろ
維新の党だし
小選挙区じゃ勝ってねーし
[ 2017/11/15 19:56 ] 名無し [ 編集 ]

足立康史
「本日、加計学園の獣医学部が認可されました。おめでとうございます。」

自民党の土建屋(献金4億)とのあっせん収賄を追及しろよ。
[ 2017/11/15 20:02 ] 名無し [ 編集 ]

安倍に忖度している発言でしょうね。
何らかの見返りがあるか、見返りを期待しているんじゃないですかね。
[ 2017/11/15 20:05 ] 名無し [ 編集 ]

人としてカス、ゴミ屑としか思えん
[ 2017/11/15 20:10 ] 名無し [ 編集 ]

いまだ議員でいることが不思議でならない。
[ 2017/11/15 20:12 ] 名無し [ 編集 ]




http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/749.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 天にツバした愚かな若者へ「飛び切りのプレゼント」! 
         
          財務省が所得控除に難癖(左は麻生財務相)/(C)日刊ゲンダイ


天にツバした愚かな若者へ「飛び切りのプレゼント」!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_100.html
2017/11/15 22:40 半歩前へ


▼天にツバした愚かな若者へ「飛び切りのプレゼント」!


 先の総選挙で自民党を支持したのは18歳以上の10代有権者と20代、それに30代の現役バリバリの若手諸君だ。そのかいあって投票率が低い中で安倍自民党は野党を叩きのめして大勝した。

 安倍政権は総選挙で勝った御「御礼」として、さっそく素敵なプレゼントを提案。それが大増税だ。どうだ、泣けるほどウレシイだろう?この調子でこれからもどんどん安倍自民党に投票してくれと言っているぞ!

詳しくはここをクリック
サラリーマン大増税 年収500万円で30万円!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_99.html



サラリーマン大増税 年収500万円で30万円!
http://85280384.at.webry.info/201711/article_99.html
2017/11/15 22:18 半歩前へ

▼サラリーマン大増税 年収500万円で30万円!


 安倍政権がサラリーマンを狙った超大型増税を検討しているという。日刊ゲンダイの試算では、年収500万円の世帯で30万円の増税になるそうだ。

 先の総選挙で安倍自民党を支持したのは現役バリバリの若手諸君だ。さっそく素敵なプレゼントでどうだ、ウレシイだろう?

**************

 2019年10月に消費税率を10%に引き上げる構えの安倍政権。消費税増税に隠れて、もうひとつ、サラリーマンを狙った超大型増税が検討されている。10.22総選挙の翌日、政府税制調査会が総会を開き、所得税の「給与所得控除見直し」を提言したのだ。

 給与所得控除とは、サラリーマンが、勤務をする上で発生する必要経費には課税しない制度だ。スーツやワイシャツなどは、サラリーマンとして働くのに最低限必要でしょうと、経費として認め、あらかじめ一定額を控除している。

 例えば、年収500万円、専業主婦と子ども2人(16歳未満)の世帯では、必要経費として154万円控除される。ところが、財務省はこれが「過大だ」として、見直しを検討。日刊ゲンダイの試算では、住民税と所得税で合わせて最大約30万円もの増税となる計算だ。

詳しくはここをクリック
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217071/1

00万円世帯で年30万円…「サラリーマン大増税」が急浮上(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/395.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/750.html

記事 [政治・選挙・NHK235] 竹下から石破への「苦言」/政界地獄耳(日刊スポーツ)
竹下から石破への「苦言」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201711150000253.html
2017年11月15日10時0分 日刊スポーツ


 ★13日、自民党元幹事長・石破茂は都内で開かれた自身の政治資金パーティーで、「次代につけを回さず、今やらねばならぬことをやり遂げよ、という天の啓示だ」、「本当にやらなければならないことは何なのか。きちんと答えを出す」とあいさつ。来年秋に行われる自民党総裁選を前に、なんとも歯切れが悪かった。党内には石破の優柔不断さを憂う声や、メンタルの弱さを「総理・総裁の器か」と不安視する声もある。

 ★リーダーシップを発揮すれば独裁と呼ばれ、協調・融和路線にかじを切れば、リーダーシップが足りないといわれる政界。首相候補が小粒になったのか、政界全体が権力闘争というより、穏やかな戦いになったのか。その意味でもほかの首相候補も含め、「何か足りない」と感じているベテラン議員は多い。

 ★このパーティーであいさつに立った自民党総務会長・竹下亘は、石破が元竹下派であったことを念頭に話した。「(石破派の)20人は少ない、大派閥に勝てないんじゃないかと言われますが、私は必ずしもそうではないと思います。相当昔の話になりますが、私の兄の竹下登が当時の最高実力者であった田中角栄先生に、いわば歯向かうつもりで集会を開いたのが20名の同志。そこから総理への道をスタートさせました。多少、苦言を呈させていただきますと、『何年干されてもやるぞ』という熱気を、その20人に私はまだ感じておりません」。

 ★この発言は政界で波紋を広げる。「覚悟が足りない、腹を決めろ」とも聞こえるし、「石破だけじゃなく、派閥のメンバーも党内を走り回れ、そうすると各派閥も聴く耳を持つぞ」とも聞こえる。田中角栄の木曜クラブで勤務したこともある石破は、鳥取・島根の田中・竹下系が手塩にかけたことも起因すれば熱烈なエールにも思えるが、石破にはどう聞こえたか。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo235/msg/751.html

   

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