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2018年1月15日00時07分 〜
記事 [政治・選挙・NHK238] 民進党と希望の党が統一会派で合意へ!基本政策で大筋合意、立憲民主党は拒否 「あり得ない」 
民進党と希望の党が統一会派で合意へ!基本政策で大筋合意、立憲民主党は拒否 「あり得ない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-19410.html
2018.01.14 21:00 情報速報ドットコム





民進・希望 統一会派へ基本政策で大筋合意
動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180114/k10011288721000.html
1月14日 17時28分 NHK



民進党と希望の党の幹事長が14日、東京都内で会談し、国会での統一会派の結成に向けて、安全保障関連法や憲法改正への対応など両党が共有できる基本政策などをめぐって大筋で合意し、15日以降、それぞれの党内手続きに入る方針を確認しました。

民進党は、立憲民主党と希望の党との3党による国会での統一会派の結成を目指していますが、立憲民主党が「希望の党とは、理念や政策が異なり、検討しない」としていることから、希望の党との協議を先行させています。

これを受けて、民進党の増子幹事長と希望の党の古川幹事長が14日午後、東京都内で会談し、安全保障関連法や憲法改正への対応など、両党が共有できる基本政策などをめぐって大筋で合意しました。

そして、15日、両党の幹事長・国会対策委員長による会談を行ったうえで、それぞれの党内手続きに入る方針を確認しました。

会談のあと、民進党の増子氏は記者団に対し、「かなりの部分で歩み寄りができた。党内で議論があるかもしれないが、十分に応えられる内容ではないか」と述べました。また、希望の党の古川氏は「あす、最終的に国会対策委員長を交えて合意すれば、速やかに党内手続きに入りたい」と述べました。

自民 国対委員長「国民への説明を」

自民党の森山国会対策委員長は、鹿児島県曽於市で記者団に対し、「野党が1つに意見をまとめることは大事だが、会派が同じになるのであれば政治行動も同じでないと意味がないし、国会運営上、支障がある。希望の党が、民進党をほとんど解党するような形で衆議院選挙を戦ったので、国民への説明責任を果たすのが大事だ」と述べました。



立民 枝野代表 3党統一会派「ありえない」
動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180114/k10011288781000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
1月14日 16時55分 NHK



立憲民主党の枝野代表は、大阪市で記者団に対し、「希望の党とは、憲法や安全保障を含めて、違っているのははっきりしている」と述べ、民進党と希望の党との3党による統一会派を結成することはないという考えを重ねて示しました。

この中で、枝野代表は国会での統一会派の結成に向けて、民進党と希望の党の幹事長が安全保障関連法や憲法改正への対応など共有できる基本政策などをめぐり大筋で合意したことについて、「他党のことなので、コメントする立場にない」と述べました。

そのうえで、枝野氏は民進党と希望の党との3党による統一会派の結成について、「ありえない。希望の党とは、結党から衆議院選挙にかけて、憲法や安全保障を含めて、国民に訴えてきたことと違っているのははっきりしている」と述べました。

一方、枝野氏は「『個人として立憲民主党と考え方が近いので一緒にやりたい』という方、『希望の党とは違う』ということで無所属で当選した方や、そこを離れるような方がいれば、できるだけ一緒にやりたい」と述べました。




















記事コメント

第二自民党は自民党と一緒に成ったら良い。

野党面して国民を騙すな。
[ 2018/01/14 21:05 ] 名無し [ 編集 ]

欺罔の党
[ 2018/01/14 21:19 ] 名無し [ 編集 ]

>第二自民党は自民党と一緒に成ったら良い。

>野党面して国民を騙すな。
そんなこと言っってたら自民党が巨大になるだけで永遠に政権交代なんて無理じゃね?
[ 2018/01/14 21:32 ] 名無し [ 編集 ]

「希望の党」は安倍政権を援護射撃するための新党
http://ysugie.com/archives/5627
[ 2018/01/14 21:36 ] 名無し [ 編集 ]

結局何がしたいんだこの人達は
[ 2018/01/14 21:38 ] 名無し [ 編集 ]

ならなんで民進党から抜けたんだこいつらは…(困惑)
[ 2018/01/14 21:43 ] 名無し [ 編集 ]

競争と協力を
立憲民主は綱領と基本政策を具体化する政策を発表し、両党との違いをアピールすべきだ

希望・民進は党内にいる第二自民党的な人間に制約されて党勢は伸び悩むはずだ

他方、選挙や個々の政策は妥協できる部分は積極的に協力もすべきだ

来年の初めまでに本当の国民の支持率が得られるかどうかが鍵だと思う

[ 2018/01/14 21:58 ] 名無し [ 編集 ]

国民のための政治を
スパイだらけのエセ野党。
真っ当な野党でまとまって欲しい。
[ 2018/01/14 21:58 ] 名無し [ 編集 ]

早すぎると思うけどなぁ。選挙はまだまだ先だし、今引っ付いても国民の理解が得られん。水面下で、とかじゃダメなのか?これじゃ何のために分かれたんだかさっぱりわからん。
[ 2018/01/14 22:43 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 連合に「あほらしくてやってられない」と麻生太郎! 
 
  https://www.asahi.com/articles/ASL1G61VCL1GUTFK00C.html



連合に「あほらしくてやってられない」と麻生太郎!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_125.html
2018/01/15 00:10 半歩前へ


▼連合に「あほらしくてやってられない」と麻生太郎!

 麻生太郎が地元、福岡県飯塚市の新春国政報告会でついに本音を漏らした。

 「企業の利益の割に、(労働者の)給料が上がっていない。給料や賞与を上げてほしいと今の政権が経団連に頼んでいるが、本来は連合や野党・民進党の仕事だ。連合は、陳情は自民党、選挙は民進党。あほらしくてやってられない」(朝日新聞)。

 その通りだと思う。連合は、頼み事は自民党に言って来て、選挙になると別と言うのでは、「あほらしくてやってられない」と言うのは当然だ。

 麻生は、安倍晋三と違って思ったことをそのままいうから面白い。早い話が連合なる組織はどっちを向いているのか訳が分からない。その都度適当なことを言って、ナショナルセンターだと胸を張っている。

 労働組合とは名ばかりの偽りの集団である。組合員から巻き上げた組合費と言う上納金を懐に入れるだけで、何一つ、弱者の助けになっていない。

 会議一つ開くにもホテルでやる始末。資金が潤沢にあるのでえらくなったと錯覚しているのではないか。典型的な労働貴族だ。組合員を食いものにしている現代のハイエナだ。

 麻生太郎、今度、連合が何か言って来たら、門前払いにして追い返すがいい。 (敬称略)






































http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK238] よほど自信がないんだね。情けない(>o<") 名護市長選:渡具知氏の陣営、座談会参加を断る 記者クラブ申し入れ





名護市長選:渡具知氏の陣営、座談会参加を断る 記者クラブ申し入れ
沖縄タイムス 2018年1月14日 06:14
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/194784

 2月4日の名護市長選に立候補を予定している渡具知武豊氏(56)の陣営は12日までに、沖縄県政記者クラブが申し入れていた立候補予定者同士の座談会企画について、「丁重にお断りさせていただく」と文書で回答した。9日付。理由を「日程が多忙のため」としている。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/194784?ph=1
名護市長選に立候補を予定している渡具知武豊氏

 県政記者クラブには沖縄県内外の新聞社、放送局、通信社13社が加盟している。文書で「マスコミ各社のインタビュー、アンケート、座談会(書面)等についてはできうる限り回答している」としている。

 同市長選に立候補を予定している稲嶺進氏(72)の陣営は「公の場で政策論争し、市民にしっかりと自らの政治姿勢を問うべきだ」とコメントした。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/443.html
記事 [政治・選挙・NHK238] アフリカ諸国やハイチなどを「便所のような国」と発言したとされるトランプ米大統領 専門家70人超から精神面の検査求める声
安倍君、こんな大統領の、いつまでポチをつとめるつもりだ。もっともあんたも精神面の検査が必要なのかもしれないけれど。








トランプ氏の「精神状態」、専門家70人超から検査求める声
2018.01.14 Sun posted at 12:24 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35113111.html

(CNN) トランプ米大統領(71)の健康診断を担当した担当医に対し、専門家らが精神面の検査を求める書簡を送っていたことが14日までに分かった。

トランプ氏は12日に健診を受け、担当のロニー・ジャクソン医師が同日、「極めて健康」との見方を示した。精神面の検査が実施されたかどうかは不明。診断結果をどこまで公表するかは、トランプ氏自身の判断に任される。書簡は11日、米国、カナダ、ドイツの著名な専門家ら70人を超える人たちが共同で送付した。この年齢層の米国人は定期的に精神面の検査を受けるのが標準になっていると指摘し、さらに国民は大統領の健康状態を明確に知る必要があると強調。トランプ氏の精神状態を懸念する声に基づいて認知症の検査を実施するべきだと提言した。

専門家らはトランプ氏について、発言にまとまりがない、ろれつが回らない、古くからの友人の顔が分からない、同じ内容の発言を繰り返す、細かい動作をする能力が下がった、読んだり聞いたり理解したりするのが困難、判断力や計画立案、問題解決、衝動抑制の能力が疑わしい、最近目に見えて語い力が低下したといった所見を挙げている。

ランプ政権の内幕を描いた最近のベストセラー「炎と怒り」の著者、マイケル・ウォルフ氏もCNNとのインタビューで、トランプ氏の周囲にいる人は全員が同氏に職務遂行能力がないとの考えだと述べた。

これに対してトランプ氏はツイッターを通し、自身を「極めて情緒が安定した天才」呼んで反論。ホワイトハウスはトランプ氏の精神状態を疑問視する声を「くだらない」と一蹴(いっしゅう)し、同氏が精神面の検査を受けることはないと述べていた。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/444.html
記事 [政治・選挙・NHK238] 吉田豪 前川喜平インタビュー書き起こし (ゆるい感じの前川さん、面白い!)

吉田豪 前川喜平インタビュー書き起こし 2018/1/4 AbemaTV


https://miyearnzzlabo.com/archives/46657

吉田豪さんがAbema TVで前川喜平・前文部科学省事務次官にインタビュー。その模様を書き起こししました。

*****

みやーんZZ @miyearnzz

吉田豪さんの前川喜平さんインタビュー、面白い! リンク先で無料で視聴できます!
ニュースの渦中にいた人物たちが語る真実と本音 @AbemaTV で無料配信中 https://gxyt4.app.goo.gl/Nd21

12:24 - 2018年1月4日

*****(現在AbemaTVの配信は終了していますが、Facebookなどにアップされている模様)

(ナレーション)安倍総理の友人、加計孝太郎氏の獣医学部新設を巡る総理の関与疑惑。総理の忖度はあったのか? 昨年、野党から連日激しい追求が続き、総理はその弁明に追われた。そのきっかけはこの発言からだった。「あったものをなかったものにはできないということで、公正・公平であるべき行政のあり方が歪められたという……(前川喜平)」。前・文部科学省事務次官、前川喜平。一躍時の人になったこの男だが、果たしていま、なにを思うのか?

(前川喜平)よろしくお願いします。

(吉田豪)よろしくお願いします。

(ナレーション)いままで数千人のインタビューを行った吉田豪がその本音を聞き出す。

(吉田豪)あの、基本僕、そんなに頭よくないので、そのレベルで話していただけると助かります。

(前川喜平)いやー、私もそんなに……(笑)。

(吉田豪)そうなんですか? 超エリートじゃないですか(笑)。でもね、気になるポイントがいくつかあって。パソコンの画面がゲバラだったっていう(笑)。

(前川喜平)アハハッ、最近は出腹(でばら)なんですけどね……(笑)。

(吉田豪)あ、そういうネタも入れてくるタイプの? ダハハハハッ! そう。控室で一緒だったんですけど、意外とゆるい感じで安心したんですよ。

(前川喜平)ゆるいっすよ(笑)。かなりゆるいですよ。

(吉田豪)メディアのイメージがだいぶそういうイメージ、出ていないじゃないですか。

(前川喜平)国会の参考人で行った時にね、こんな調子で話はできませんわね。

(吉田豪)そりゃそうです(笑)。

(前川喜平)だからまあ、あの姿しか知らない人はね、「超真面目人間だろう」と思ってらっしゃるかもしれませんけども。まあ、基本的にはゆるいですよ。

(吉田豪)そっち系の。

(前川喜平)「決まりを守らなければいけない」とあんまり思っていないところがありますね。赤信号、渡りますよ。

(吉田豪)ダハハハハッ! そうですか。そう言えるタイプ。今年でこんなに運命が変わった人もいないと思うんですよ。

(前川喜平)そう、ねえ。まあ、運命が変わった人はいろいろといるでしょうけども。私の場合はもともとね、まあ今年中には役人を辞める退職の時期にはなっていたので。

(吉田豪)ただ、結果ものすごい知名度は上がりましたよね?

(前川喜平)それはね、全く望んでいないことで(笑)。

(吉田豪)とは思いますけども。

(前川喜平)早く顔は忘れてほしいです。

(吉田豪)いろいろと不便?

(前川喜平)不便。道を歩いていても、駅を歩いていても、時折声をかけられるんですよ。年配の女性が多いんですけどね。昔からの知り合いであるかのようにやって来られて、「まあ、前川さん!」って来るわけですね。「うーん、どこかで会ったかな?」って思うんだけど、「やっぱり会ってないな……」と思いながらも、「どうもどうも」なんて言っていると、「がんばってくださいね!」なんて言われて握手を求められたりして。まあ、悪い気はしないですけどね。

(吉田豪)結構賛否両論の多い人というとあれですけども、英雄視する人と敵視する人がはっきり分かれていると思うんですよ。

(前川喜平)ああー、だからまあ、どっちも困りますね。

(吉田豪)どっちも?(笑)。

(前川喜平)うん。だから敵視する人はするでしょう。それはしょうがないですね。

(吉田豪)ああいうことを言った以上?

(前川喜平)うん。それは私の言動が非常に都合が悪いという人はいるはずだから。そういう人にとってみれば、それは敵でしょうけどね。でも、私の言動が困るという人はごくわずかなはずなんで。そのごくわずかな人につられている人がいるのかもしれないですけどね。それはちょっと、まあよくお話をすればわかってくれるのかもしれませんけどね。

(吉田豪)実害があったわけではないけど、「なんだ、これは?」と怒っている人たちという。

(前川喜平)うーん……ネット上にいろいろと、いろんな情報があふれているように見えるけど、その情報を作っている人たちってほんの少しだろうと思うんですよね。


☆「出会い系バー通い」報道 その真相は?

(吉田豪)僕も仕事であの出会い系バーに潜入取材したんですよ。

(前川喜平)ああ、そうですか?

(吉田豪)で、潜入取材をした結果、「前川さんの言い分はこれ、8割方は正しいんじゃないか?」っていう結論になりました。

(前川喜平)そうですか(笑)。

(吉田豪)かなりフラットな目線で行って。

(前川喜平)出会い系バーってそれは売春・買春の巣窟みたいな言われ方をしていたじゃないですか。

(吉田豪)完全に風俗店みたいな言われ方、していますよね。

(前川喜平)そんなことはないと思うんですよ。もちろん、そういう目的で来る男女もいると思うけど。

(吉田豪)もちろん。

(前川喜平)だけどほとんどが……まあ、僕の会った子のほとんどはお話をして、ご飯をおごってもらったり、お小遣いをもらったり。そういうことが目的の子が多かったです。女性の場合は、あそこでタダで飲んだり食べたりできるから。

(吉田豪)そうなんですよね。

(前川喜平)ある意味、一種の居住空間になっているんだよね。

(吉田豪)携帯の充電ができて、ドリンクが無料で、ご飯が食べれて。で、男の人におごってもらったり。

(前川喜平)同じ店に行ったんですか?

(吉田豪)そうなんですよ。完全に調べて行きました。

(前川喜平)あ、そうなんだ。ああー。

(吉田豪)で、いろいろと口コミで女の子に話を聞いたりとかして、納得しましたよ。「いわゆる右側の人たちの世論誘導の方がおかしい」という結論です。

(前川喜平)いやー、私はいくらなんでも読売新聞があんな記事を書くとは思わなかったですよ。本田真凜ちゃんのファンなんだけど、最近本田真凜ちゃんが読売新聞のコマーシャルをやっているんでね、悲しいんですよね……。


(吉田豪)ダハハハハッ! 複雑な感情が?(笑)。

(前川喜平)まあ、それは全然話が違うけども。

(吉田豪)全然大丈夫です(笑)。

(前川喜平)まあ、読売新聞は、あれはちょっとね、やっぱり10年後でも20年後でもいいから、やっぱり反省すべきだと思いますよ。少なくとも、権力との距離という意味では非常に問題ですよね。メディアのあり方としてね。


(前川喜平)ただ、これはメディアはメディアの中で浄化作用を考えるべきであるから。私はメディア人の人たちがこの読売の姿勢というものを批判すべきであって。


☆ 賛否「出会い系バー通い」 その真相は?

(ナレーション)読売新聞は前川・前文部科学省事務次官の出会い系バー通いの報道に関して昨年6月3日付けの朝刊で「教育行政トップである人物が違法行為が疑われるような店に出入りすることは不適切である。公共の関心事である公共目的にかなう」と説明した。

(吉田豪)そもそも風俗店ではないという前提の上で、まあ風俗店だとして行っていたらなんだ?っていう話じゃないですか(笑)。すごい特殊な報道でしたよ。

(前川喜平)読売新聞に報道が出たのが今年の5月22日だったですけども、その3日ぐらい前から読売新聞からはアプローチがあったんですけども。「まさか、書くまい」と思っていたんですよ。そうしたら、前日の5月21日に官邸にいる総理補佐官の和泉さんっていう人から間接的に「会って話がしたい」という趣旨に受け取れるような打診があったんだよね。これは僕は「お前の嫌なことを書かれたくなかったら、しゃべるな」あるいは「しゃべったことを取り消せ」という、一種の取引あるいは脅しかなと思いましたね。そういうことがなければちょっと考えられない。

(吉田豪)うん。

(前川喜平)もともと、私の非常に個人的な報道だけど、それをほじくってどうする?っていう話なんでね。私はでも、面白かったですよ。本当に個人的な関心で行っていたわけで。全く個人的な行動ですよ。だからまあ、一種の社会勉強っちゃあ社会勉強だけども、いろんな境遇の女性と話をしていて「なるほどな」って。本当に根無し草的に暮らされている子もいるし、それからもう子供を抱えているという人もいたし。男で失敗を繰り返しているような人もいたしね。まあ、経済的にはどの人も困っている人が多かったのは事実ですけども、やっぱり家庭環境を聞いてみると、両親が離婚しているという人が非常に多かったという印象がありますね。

(吉田豪)貧困調査という発言に「そんなわけないだろ」みたいな反応がすごい多かったんですけども。僕も行ったら意外と納得はできました。

(前川喜平)まあ「調査」という言葉がね、「そんなことないだろ? じゃあ、調査報告書はどこにあるんだ!」とか。まあ、それは比喩ですからね。別に調査報告書があるわけじゃない。でも、私の記憶の中にはいろいろと「なるほどな」という話は残っているんですよね。

(吉田豪)実際にだってそれぐらい立場のある人がなにか、女性を買うとかだったらいくらでももっと、立場を隠せるところがあるわけで。すごい納得はしましたよ。

(前川喜平)うーん。そこはまあ、私もコメントは差し控えますけども……(笑)。

(吉田豪)ダハハハハッ! ある雑誌で女の子をつかまえてきて証言をさせていたの、あったじゃないですか。

(前川喜平)あれはよく見つけたなと。

(吉田豪)すごいですよね。「前川さんは何もなかった。むしろいい人」っていう表現(笑)。女の子サイドから出てきたという。あれは画期的でしたよ。

(前川喜平)あれ、よく見つけてきたなと思ってね。「また行こうかな」という気もないことはないんだけど。

(吉田豪)ないことはないんですか(笑)。

(前川喜平)あるメディアの人から伺ったんですけど、あそこのマスターがね、「また来てください」って僕に伝言を……(笑)。

(吉田豪)ダハハハハッ!

(前川喜平)うーん、まあ落ち着いたら行ってもいいかなとは思っていますけども(笑)。あそこのマスターの作るロコモコ、結構美味かったんですよ。

(吉田豪)意外と宣伝効果はあって、男は増えていましたね。

(前川喜平)あ、そうですか?

(吉田豪)で、女性は全然知らなくて。「ここ、なんか話題になってんのー?」ぐらいの感じで。

(前川喜平)ああ、そう?(笑)。まあでもね、私の……文部科学省の中でも私の性格を知っている人はね、「前川さんならやりかねないな」って思っているという。ちょっと突拍子もない、普通の役人だったらやらないようなことをするということは、知っている人は知っていると思うんですよ。全く性格は違う話だけど、2年前の9月18日の安保法制が国会に通ろうという時、国会の正門前に入ってね、SEALDsの連中とともに「安保法制反対!」って。

(吉田豪)やっていたらしいですね。

(前川喜平)やったとかね。これだって普通の役人だったらしないことなんですよね。

(吉田豪)「官僚がやっていいんだっけ?」みたいなやつですよ(笑)。

(前川喜平)いやいや、いいんですよ。だって一個人として別にやって構わないことはやって構わないわけで。個人としてしたいことをしているという意味では、出会い系バーに行っているのと、国会正門前でデモをやっているのと、同じことなんですよね。なんかね、ちょっと「公務員だから」といって自粛というか自己規制しすぎていますよね。みんなね。

(吉田豪)「これはやっちゃいけないんじゃないか?」みたいに考えて。

(前川喜平)忖度。自分で自分に鎧を着せているというか、衣を着せているというか。拘束服を着せているようなね、そういう人が多いと思うんですよね。そういう組織の中で仕事をしていても、心は自由でないと本当にいい仕事はできないと思うんですけどね。


☆ 前川流映画『シン・ゴジラ』論

(吉田豪)『シン・ゴジラ』についての話も出てきていて。

(前川喜平)ああ、『シン・ゴジラ』? あれは私、見ましたけども、面白かったですけども。ちょっとね、官房副長官があれ、ヒーローになっているのね。

(吉田豪)でしたね。

(前川喜平)官房副長官があそこまでヒーローになるっていうのは、ちょっと考えにくい話で。まあ、それがフィクションなんですけども。「官房副長官のモデルになったのは僕だ」とかっていう人がいてですね、まあ萩生田さんなんですけども。萩生田さんが官房副長官でらっしゃった時に、週に1回、事務次官等連絡会議っていうのが官邸であるんですね。そこは官房副長官と各省の次官が集まって一緒にお昼ごはんを食べて。それで他愛もない話をして帰るというのがこの事務次官等連絡会議なんですけども。その場で「『シン・ゴジラ』はぜひ見るべきだ!」というお達しがありまして。

(吉田豪)フフフ(笑)。

(前川喜平)「じゃあ、ちょっと見に行こうか」って見に行ったんですけどもね。まあ、なんだろうね? 核兵器を使いかねない状況が現れるわけですよね。あのへんが非常に乱暴だなという風に思うんですよね。まあ、結局最終的にはそれを阻止して、シン・ゴジラをやっつける別の方法を見つけて、それで核兵器を使うという選択肢を使わずには済むわけですけども。なにか、とにかく大きな問題が起きた時に、解決の手段として「核兵器」って行く発想そのものが非常に危険ですよね。あの映画はそっちに行かないという結論にはなっているけども、そもそも核兵器を使うという選択肢があるんだ、みたいなことが問題。

(吉田豪)うん。

(前川喜平)これは「シン・ゴジラ」を「北朝鮮」と置き換えて考えた時に、非常に危険な話だなと。

(吉田豪)原発事故のメタファーなんだろうけど、そういう風にも捉えられるという。

(前川喜平)そうですね。やっぱり危険な映画だと思いますよ。あれはね。

(吉田豪)ほう。官邸側の人間からすると。

(前川喜平)あれはね、「やっぱりだから緊急事態条項は必要でしょう?」みたいな話に持っていかれかねない。緊急事態条項はね、いまの憲法改正の柱にも入っているわけですよ。「緊急事態条項を入れる」っていうのはね。だから緊急事態条項も「ゴジラが出現した場合に限り」とか入っていればいいんですよ。

(吉田豪)ダハハハハッ! 限定していればね、まだ。

(前川喜平)「国難だ」「脅威だ」「緊急事態だ」って誰かが言えばそうなっちゃうっていう危険性があるわけで。私はそういう方向に行きかねない危険性を持っている映画だという気はしていますけどね。

(吉田豪)うーん。「前川は左だ」とか、そういう単純な話じゃないっていうことですよね。

(前川喜平)うん。まあ、どっちかって言えば左ですけどね。

(吉田豪)フハハハハッ!

(前川喜平)だけど、世の中が右に行っちゃっているからそう見えるだけで。私はもうど真ん中にいるつもりでいるんだけど。

(吉田豪)文科省では浮いていたかもしれないけど……っていう感じですよね。

(前川喜平)まあ、浮いてもいないですよ。

(吉田豪)そうですか? 意外とそういう感じの人もいる?

(前川喜平)まあ、どうかな? でもね、事務次官になっちゃったんですよ。私ね。不思議でしょう?

(吉田豪)こういう感じで(笑)。

☆ 前川喜平が評価 元レスラー文科大臣 馳浩

(吉田豪)ものすごいどうでもいい話をしていいですか?

(前川喜平)はい。

(吉田豪)事務次官時代、馳浩さんとも交流があるわけですよね?

(前川喜平)ああ、もちろん。もちろん。

(吉田豪)どんな人でした?

(前川喜平)いい人ですよ。知ってます?

(吉田豪)もちろん。昔、取材したり。プロレスラー時代に接点があって。

(前川喜平)ああ、そうかそうか。いや、あの人はね、ある意味稀有な政治家だと思いますよ。ただのプロレス出身の国会議員じゃない。

(吉田豪)大仁田厚とかとは違って。

(前川喜平)大仁田厚さんとは全然……(笑)。これはね、一緒にしちゃかわいそう。

(吉田豪)ですよね。同じプロレスラー枠で。

(前川喜平)大仁田厚さんはちょっとね……いや、本当にひどかったよ。

(吉田豪)ダハハハハッ! やっぱり?

(前川喜平)だって、もう国会の中でもプロレス並に暴れていましたからね。物理的に。肉体的に。あれはね……ひどかった。馳さんはもともと高校の古文漢文の先生ですからね。

(吉田豪)ちゃんとできる人ですからね。

(前川喜平)話をしていると時々、『源氏物語』の一節とかが出てくるわけですから。特に殊の外、私は仲がいいですね。私は隠れて喫煙する派なんですけどね。あんまり大っぴらに「煙草を吸います」とは言えないんですけども。馳さんも煙草を吸う人なんですよね。ところが、大臣の時には自分の部屋で煙草を吸わずに、私の部屋に来て煙草を吸うんですよ。

(吉田豪)へー。そういう仲だったんですね(笑)。

(前川喜平)うん。だから、私がお客さんと話をしているじゃないですか。私の部屋、事務次官室で。するとそこに馳大臣がノコノコッと入ってくるわけです。「僕はいないと思って続けてください」とかって言って入ってきてね、勝手に座って煙草を吸っているんですよ。

(吉田豪)へー!

(前川喜平)だからいつものことだから、「ああ、あの人は放っておいてください」って言って、僕は僕のお客さんと話をしているわけ。そしたら、勝手に話に入ってくるわけね。いや、「いないもんだと思ってくれ」って言っているんだから、いないフリをしてくれないと困るんだけど、こっちの話を聞いていて、その話に入ってくるわけ。だから、困っちゃうんですよね。いつの間にか大臣が入ってきちゃってね。で、僕のお客さんは僕に会いに来ているわけだけど、まさか大臣が入ってくるとは思っちゃいないから、びっくりしちゃうわけなんですけどね。

(吉田豪)まあでも、「ラッキー」ぐらいの感じですよね。向こうは。

(前川喜平)で、最後にじゃあ、一緒に写真を撮ったりして帰ったりしてね(笑)。

(吉田豪)ダハハハハッ! へー!

(前川喜平)まあ、そんな感じで馳さんとは本当にフランクにお付き合いをさせていただいて。馳さんっていう人は陽の当たらないところでいろいろと苦労している人たちに光を当てる。そういう仕事をずいぶんしてこられたんですね。去年の12月にできたフリースクールと夜間中学を支援していくという法律があるんですけども。教育機会確保法って言いますけどね。この法律を一生懸命に作る中心になっていたのも馳さんなんですよね。だから気は優しくて力持ちっていうのは馳さんみたいな人のことかなと。……ちょっと褒めすぎているかな?(笑)。

(吉田豪)「自民党の敵」ぐらいの立場になっている前川さんがこれだけ褒めるっていうのはね、説得力がありますよ。

(前川喜平)いや、自民党の中には立派な人もたくさんいますよ。ずっと私も自民党の大臣にお仕えしてきたので。「うーん、ちょっと困るな……」っていう人もいますけどね。真っ当な人もたくさんいるんですよ。まあでも、変な人がいちばん多いのは自民党だと思うけども。

(吉田豪)まあ、人数も多いですからね。

(前川喜平)……ちょっと言いすぎたかな?

(吉田豪)ダハハハハッ! トーク、面白いじゃないですか。前川さん、トーク面白いですよ。

(前川喜平)いや、ちょっといま言いすぎましたね。まあ、自由人だからいいけども。


☆ 退官後は「夜間中学」で高齢者を対象に教師

(ナレーション)そんな自由人の前川さん。馳議員が力を入れたあることにいま取り組んでいると言います。勉強をする高齢者のみなさん。いったいここで何をしているのか? いま、前川さんは自主夜間学校と呼ばれる学校で勉強を教えているんです。なぜこんなことをしているのか?

<自主夜間学校VTRスタート>

(前川喜平)それはやっぱりね、夜間中学というものを文部科学省がほったらかしにしてきたっていう責任を感じているんです。本来、非常に大事なものなのに文部科学省としてきちんと教育行政の対象として捉えてこなかった。

(ナレーション)ここの生徒の多くは学びたくてもいままで勉強をすることができなかった生徒たち。読み書きもできない人も多く、最近では引きこもりだった方も増えているという。前川さんは去年の3月から福島と厚木でそんな人たちに勉強を教えています。

(前川喜平)「教育」って言っても、ここは学習の場なんですよね。1人1人の生徒さんが自分で勉強したいことを勉強するっていう場だから。そこがいちばんいいですよね。

(インタビュアー)公務員時代と比べて?

(前川喜平)それはこっちの方がずっと楽しいですよ(笑)。

(ナレーション)そんな前川さんを、生徒たちは……。

(生徒1)ああいうところにいる人は、もう話がわからない、学校ばかり出た頭でっかちな人だなと思っていたんですけど、全くそうじゃなかったので。本当にびっくりしました。

(生徒2)気取らないというか、気さくでいいと思います。

<自主夜間学校VTRおわり>

(吉田豪)学校の生徒は前川さんのことをどういう風に把握しているんですかね?

(前川喜平)福島の方では、新聞を使って勉強したりもしているんですよね。新聞を日遂げて、一面の記事の中からどれか「これを読みたい」というのを選んでもらって。そうして読んでいると、私の名前が出てきたりするわけですよ(笑)。で、「ああ、これは僕なんですけどね」なんて言いながら話をしたりしていましたけどね。前文部科学事務次官だということを知っている人は、いまや多いですよ。

(吉田豪)お話を聞くと、あんまりお金にはならなそうな……。

(前川喜平)お金にはならないです(笑)。これはボランティアスタッフでやっているんで。

(吉田豪)稼いでいるのかと思ったら、そうでもなさそうじゃないですか。

(前川喜平)まあ、そうですね。稼いではいませんね。交通費はもらうけども、講演料っていうのは、別にこっちからは「くれ」とは言ってないですけども。くれる場合はせいぜい3万円ぐらいですかね? まあ1万円だったりっていうこともあるし、5千円っていうこともあったかな? まあ、ゼロっていうこともありますよ。だからとにかく、くれるものはもらうけども、こっちからは「くれ」とは言わないから。だいたい私を呼んでくれるような組織、団体っていうのは非常に零細なね、不登校の子供たちの親の会とか、それこそ自主夜間中学をやっていますという人たちとか。非常に草の根で地道に、地味に活動しているという人たちが多いんでね。そんな、1回に10万円、20万円なんていう講演料が払えるような人はいないんですよ。

(吉田豪)ねえ。元官僚の講演っつったら、そのぐらいの単価が当たり前ぐらいかと思っていたら、全然。

(前川喜平)いや、くれるところからはもらいますよ。

(吉田豪)ダハハハハッ! そうですか?

(前川喜平)だからたまにね、「あれっ? こんなもらっちゃっていいのかな?」っていうのもあるんですよ。どこからいくらもらったとは言いませんけども。そりゃあ、くれるものはもらいますよ。私、いま基本的に無職ですから。

(吉田豪)なるほど、なるほど(笑)。


☆ 加計学園問題と安倍総理

(吉田豪)こんな感じで前川さんを呼んで、一切「加計学園」っていう名前も出ないという、結構画期的なインタビューだと思うんですよ(笑)。

(前川喜平)ああ、そういえば出てこないですね。まあ、加計の話はね、私自身が提供できる情報はもう全て提供しちゃったんで。私もいまは一国民として、後から出てくる情報を見ながら、「ああ、そうだったのか。そうだったのか。なるほど」と。たとえば、この前の特別国会でも自由党の森ゆうこさんとかね、あるいは共産党の田村智子さんとかね、女性の国会議員が政府を追求するので活躍していますよね。あの方々の、いろいろと新しく突いていくポイントを聞いていると、「なるほど、そうなのか」って。私の見えないところがだんだん見えてきて。

(吉田豪)ちなみに安倍総理に思うことっていうのはあります?

(前川喜平)安倍総理……まあ、この加計学園問題に関しては逃げるしかないから、お気の毒だとは思いますけどね。ひたすら逃げ続ける以外に道はないと思うんですよね。だけど、通常国会が始まって2月、3月には連日予算委員会が開かれますからね。そうすると、森ゆうこさんとか田村智子さんみたいな人がガンガン行きますよ、きっと。森ゆうこさんの質問、聞いたことあります?

(吉田豪)軽く。はい。

(前川喜平)あれはね、はっきり言って面白い。実は森ゆうこさんっていう方は民主党政権時代に民主党におられたのでね、文部科学副大臣だったんですよ。私も森ゆうこ副大臣にお仕えする立場でいろいろと接触があったんですけどね。まあある意味、すごい猛烈な人なんですよね。だから役所としてはやや手こずるところはあったんだけど。だけど、前進する時はすごい破壊力っていうか前進力があってね。もう極めて頼もしい人なの。味方にしたらすごく頼もしい。敵にしたらものすごく怖い。Abema TVをご覧の方もいっぺん、森ゆうこさんの質問はおすすめしますよ。

(吉田豪)そういう視点で見ると楽しいと。

(前川喜平)楽しい。

政権との向き合い 変化したのはいつ?
(前川喜平)文部省に入ったのが1979年。昭和54年ですけども、文部省に入る時から自分の個人の考えと組織の論理っていうのは噛み合わない部分があるだろうっていうのは予期していましたしね。だからはじめからズレはあったんです。

(吉田豪)でも入ったら、とりあえずその組織の考えでやっていこうという覚悟は?

(前川喜平)それはもう、そうせざるを得ないだろうと思うけども、自分が組織の中に入って、組織の中でできることはできるんじゃないか。できないことはできないだろうけども。

(吉田豪)少しずつ変えることはできるんじゃないか?って。

(前川喜平)ある程度はね。だからそれは、自分でできることはしてきたつもりではありますけども。あとはまあ、そういう集団主義的、国家主義的、ファシズム的な力っていうのは常にあるんですよね。それに対して、個人の自由を守る側に押し返すような、そういうせめぎあいっていうのは常にありましたよね。文部科学省の中では。道徳教育なんかもそうですよ。来年から検定教科書を使って道徳教育が始まりますけどね、今回検定で通った教科書の中には相当ひどいものがあって。

(吉田豪)うん、うん。

(前川喜平)文部科学省がなんて言っているのか?っていうと、「特定の道徳的価値を教え込むような授業をしてはいけません」って言っている。「子供たちが自分たちで考え、議論をする道徳が必要です」と。「自ら主体的、対話的に深く学ぶアクティブ・ラーニングが大事なんです」と。道徳においてもね。

(吉田豪)はい。

(前川喜平)無条件に価値あるものとして覚えるということではないんだと。そう考えればね、「国を愛する心」とかって言われてもね、「本当に国を愛する心って必要か?」っていうところから議論すればいいんで。国って人間、個人が存在する前にあるものなの? そうじゃなくて、1人1人の人間が集まって作っていくのが国なんじゃないの? とかね。「国ってそもそも何?」っていう議論とか、「国を愛するって何なの? 愛せない国だってあるでしょう?」とかね、「生まれたから愛せるってわけでもないだろう?」とか。だから、政治家たちが言っている、「こういう道徳を教え込むんだ」とかっていうのと文部科学省は実は現場に伝わるレベルで言っている話っていうのはかなり食い違ってますよ。

(吉田豪)ああー。

(前川喜平)これは一種の面従腹背なんですよ。


☆ 前川氏が懸念する文科省とニッポンの教育

(前川喜平)突然ですが、質問です。次のうち、正しい挨拶の仕方は何でしょう? 1、お辞儀をしながら「おはようございます」と言う。2、「おはようございます」と言ってからお辞儀をする。3、お辞儀をしてから「おはようございます」と言う。「おはようございます」と言う時のいちばん正しい挨拶の仕方はどれか?っていう。どれだと思います?

(吉田豪)1番のつもりでやっていましたけどね。

(前川喜平)1番。「おはようございます」と言いながら頭を下げる。……ブーッ!

(吉田豪)フハハハハッ!

(前川喜平)正解は、「おはようございます」と言ってから、お辞儀をする。だからこうやって、面と向かってまずは頭を下げて「おはようございます」と言って、その後にお辞儀をする。これが正しいんだって言うんですよ。これが小学道徳1年生の教科書に書いてあるわけ。「正しい挨拶」って。これはね、私から言わせれば悪しき正解主義の中でも最悪の部類だと思いますね。いま、「アクティブ・ラーニング」って言っているのは、正解のない問題をみんなで考えていくということ。自分で一生懸命考えて。正解は予め用意されていない。自分でその正解にたどり着く努力をする。それで正解がどうか?っていうのは最後までわからない。いろいろと検証しながら、自分でたしかめて行くしかない。世の中ってそういうものだし、世の中で生きていくということはそういうことなんだけど。

(吉田豪)前川さんが事務次官だったら、止められたんですか?

(前川喜平)いや、これはもう止められないです。政治の力だから。組織の論理に一応は従いつつ、あわよくば違う方向に行こうという方向性を持ちつつね、粘り強く生きるっていう術を身に着けたわけ(笑)。


☆ 政権と対立……身の危険は?

(前川喜平)今年の5月に記者会見をした時には、あれはまだ読売の記事が出てから3日後ぐらいの話だったんで。「駅のホームの端っこは歩くな」とか、そういう忠告をしてくれる人もいて。

(吉田豪)痴漢冤罪で引っ張られる可能性とか。

(前川喜平)痴漢冤罪とかね。読売新聞の記事が出た時に「これはちょっと法的に自分の身を守る必要があるな」と思って、代理人弁護士を依頼したんですよ。その弁護士さんが記者会見の時に随行してくれたんだけど、彼はやっぱり「用心のため、これ着てください」って買ってきたシャツがあるの。それは防刃シャツっていうんですよ。防刃シャツっていうのもがあるんですね。それを着たんですよ。5月25日の記者会見の時にね。

(吉田豪)へー。

(前川喜平)あれは弁護士会館というところで記者会見をやったんですけど、空調のスイッチを入れてなかったのね。だから、ものすごく蒸し暑かったんですよ。部屋の中が。

(吉田豪)防刃シャツは通気性悪そうですね。

(前川喜平)そう。防刃シャツを着ているから、なおさら暑くてね。それでもう汗がタラタラ出てきてね。それで出会い系バーについて聞かれたっていう。

(吉田豪)ダハハハハッ!

(前川喜平)だから、もともと汗を流していたんですけどね。

(吉田豪)なるほど、なるほど。まあ、籠池夫妻とかを見ていても、ねえ。本当にあのへんに逆らうと大変なんだなとは思いますね。

(前川喜平)いや、たしかにキャラが立っているというかね。見ていてまあ、単純に言って面白かったですね。

(吉田豪)そして心が折れない感じの。

(前川喜平)ただやっぱりね、私は教育勅語を幼稚園児に暗唱させるっていうのは、これは全くいただけないですね。

(吉田豪)はいはい。いちばん反発しているところですね。

(前川喜平)あれはちょっと考えられない。だから、彼らを教育者とは到底認められないですけどね。構造としては加計学園と森友学園はよく似た構造で。規制改革という名のもとで特権的に、特定の学校法人にだけ便宜を図って。それでハードルを下げて設置認可を認める。これはよく似ていますよね。そういう特定のお友達に便宜を図るということがこの政権内で相当行われているということの一端だと私は思いますけどね。他にもあるだろうと思います。


☆ 伝えたいこと

(前川喜平)行きがかり上、このAbema TVに出させていただくことになったんですけども。この番組をもしご覧になった方がいらっしゃったら、見終わった後は私の顔を忘れていただきたい。

(吉田豪)フフフ(笑)。

(前川喜平)私としてはあまりもう、派手にメディアに出るつもりはないんですね。あとは、安倍政権のおかしいところはちゃんとおかしいと言う、他のメディアや言論人、あるいは政治家の方々に追求していっていただければと思っているのでね。「私の顔は忘れてください」と。ぜひ、伝えたいことはそれですね(笑)。

(吉田豪)忘れられないですよ(笑)。さらに刷り込まれましたよ(笑)。

(前川喜平)いやいや。まあ、道で見かけても声をかけないでください。勝手に行きたいところに行かせてください。

(吉田豪)まあ、自由ですからね(笑)。でも本当、今日話して、人としては信用できる人だなと思いましたよ。

(前川喜平)ありがとうございます(笑)。

(吉田豪)まあ、見ていた人はどう思うかわからないですけども。でも、だいぶ人間性は伝わったと思います。

(前川喜平)どうも、恐れ入ります。

<書き起こしおわり>


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 英雄? 敵? 前川喜平元文科省事務次官の出会い系バーについて正しいとなぜボクは思ったのか|『ボクがこれをRTした理由」』

http://tablo.jp/serialization/yoshida/news002716.html

英雄? 敵? 前川喜平元文科省事務次官の出会い系バーについて正しいとなぜボクは思ったのか|『ボクがこれをRTした理由」』吉田豪

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https://twitter.com/gotch_akg/status/949099116239323136
Gotch‏@gotch_akg
このインタビューすごいな。 via 吉田豪 前川喜平インタビュー書き起こし
11:03 - 2018年1月5日
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やった、アジカンのゴッチさんにも届いた!
1月3日放送のAbemaTV『インタビュー駅伝』という番組で文科省元事務次官・前川喜平さんのインタビューをボクがやってきたんですけど、2017年のクリスマスイブは前川さんの本を買いに行ってそれを読み込み、クリスマスは都内某所のお寺で前川さんと一緒にクリスマスケーキを食べて、インタビュー後はサンタの格好をしたダイノジ大谷さんとネット番組をやるという、かなり残念な過ごし方をした甲斐があった!

現在、前川さんに対する世間の評価は「国家の敵」もしくは「英雄」って感じで極端に二極化されているから、そうじゃない第三の前川喜平像を引っ張り出すのが今回のテーマでした。

そして、ボクは前川さんについて全然詳しくないから、数少ない接点である「出会い系バー」「シン・ゴジラ」「馳浩」なんかの話を聞くことにしたら、「加計学園」というフレーズも出さないまま1時間が経過。
くだらないことを伸び伸びと話す、かなりゆるい感じの前川喜平像を引き出したおかげで評判もいいみたいですけど、評判が拡がり過ぎたせいでいろんな意見が目に入るようにもなってきて。

とりあえずハッキリ言えるのは、前川さんが正しいのかどうかについてボクは正直興味はないってこと。それでも「出会い系バー」騒動については同じ店に潜入取材した結果、前川さんの言い分が八割方正しいと思えるようになったし、それだけは本人に直接伝えておきたかったわけです。

いまでも「前川はいかがわしい店に出入りしていたんだから、あ んな奴の主張を信じるのは馬鹿だ!」ぐらいのことを言ってる人が意外と多いみたいですけど、今回も前川さんはこう言ってました。

「出会い系バーって、それは売春・買春の巣窟みたいな言われ方をしていたじゃないですか。そんなことはないと思うんですよ。もちろん、そういう目的で来る男女もいると思うけど。だけどほとんどが......まあ、僕の会った子のほとんどはお話をして、ご飯をおごってもらったり、お小遣いをもらったり、そういうことが目的の子が多かったです。女性の場合は、あそこでタダで飲んだり食べたりできるから。ある意味、一種の居住空間になっているんだよね」(前川喜平)

そう。あそこはいわゆる相席居酒屋みたいなもので、男を外に連れ出して売春しようとする人も中に はいるっぽいけど、それよりも朝までタダで時間を潰すために来ているような女性が多いというのが、ボクも潜入取材した感想なんですよ。
(参考◎http://originalnews.nico/28156

なので、
「あれはヤクザ経営の店で、あそこからヤクザ経営のホテルへと連れ出す管理売春で、女の子の金額も決まってる」
とか青山繁晴さんが言ってたんですけど、久田将義さんの裏取りによるとヤクザ経営の店でも何でもないし、そもそも管理売春の店でもない。

須田慎一郎さんは同じ店に行って、
「◯◯◯にも行けるらしいけど、私はこういう立場だったから行かなかったけどね」「前川さんは行ったらしいよ」「裏取りした」「前川前事務次官と◯◯◯に行った××ちゃんに聞いた」「歌舞伎町の寿司屋の脇の道を入っていた、右側にある◯◯◯」
とか、要は前川さんがラブホテルに女の子を連れ出していた的なことを言ってたんですけど、荻上チキさんに追求されたら、
「◯◯◯はホテルではない」「『実際に行ったor売春した』との具体的証言は得ていない」
と言ってたしで、前川さんを攻める側の発言が全部隙だらけだったわけですよ。

そして、この出会い系バー騒動についてはかなりの数のマスコミが取材に動いたのに、結果的には「前川さんとは何もなかった。すごくいい人で、相談に乗ってもらった」という女性と「すぐに説教じみたことを言うから、女のコからは嫌われていた」という女性の証言ぐらいしか出てこなかったわけで。ボクが前川さんの言い分が八割方正しいと思えるようになったって言ってるのは、そういうことなんですよ。

それでいて、前川さんの出会い系バー通いを最初に記事にした『読売新聞』について、
「いやー、私はいくらなんでも読売新聞があんな記事を書くとは思わなかったですよ。本田真凜ちゃんのファンなんだけど、最近本田真凜ちゃんが読売新聞のコマーシャルをやっているんで悲しいんですよね......」
と返す前川さんの方が圧倒的に人間力があるなとボクは思ったわけです。

さらに、
「あの店(出会い系バー)、また行こうかなという気もないことはないんだけど。あるメディアの人からうかがったんですけど、あそこのマスターが『また来てください』って僕に伝言を......(笑)。
落ち着いたら行ってもいいかなとは思ってます。あそこのマスターの作るロコモコ、結構美味かったんですよ」
と言い出すのも最高! 

ちなみに、そのマスターが「来店していただいた時はスタッフにも丁寧に対応してくださって"いい人"という印象がありました」と証言していたのも付け加えておきます。


なお、この部分は番組でオンエアされてなかったんですけど、ボクがその出会い系バーに行ったとき、「北朝鮮のミサイルが怖いと言ってる女の子がすごい多かった」と前川さんに伝えたら、「ホントですか! あれは国が過剰に北朝鮮のミサイルの恐怖を煽ってるわけなんだから、そこはちゃんと教えてあげないと!」って感じでスイッチが入ってたので、ぜひと もまたあの店に行って前川さん自ら教えてあげて欲しいものです。


文◎吉田豪



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 内部留保から20―25兆円引き出せと伊東光晴!  
内部留保から20―25兆円引き出せと伊東光晴!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_112.html
2018/01/14 13:12 半歩前へ


▼内部留保から20―25兆円引き出せと伊東光晴!

 経済学の巨匠・伊東光晴京大名誉教授が、「日本政治の取りあえず主義」が「未来を食い潰す」と警告した。このままアベノミクスが続けば5年以内に財政破綻するとサンデー毎日で明言した。

示唆に富んだ貴重な発言を何回かに分けて掲載する。 その3

日本の財政破たんのきっかけは「金持ち優遇」税制の導入!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_111.htmlの続き。

*************

株価の上昇。
「これは日銀が投信を買うことで上昇局面を維持している。作られた値段だ」

 今後賃金がどうなるか、がポイントだ。

 「生産年齢人口の減少もあって、雇用が堅調になる。問題はそれが新たな技術革新をもたらすかだ」

 「そもそも、日本で労働力不足が起きているのは製造業ではない。サービス業、特に金融業がそうだ。欧州を見ればいい。銀行業は装置産業になった。人手がいらない。

 だが、日本だけがたくさんの従業員を抱えている。ここに新技術が入ってくる必然性がある。製造業で技術革新が行われる余地はない。設備投資するくらいなら海外にアウトソーシングする」

 「私は、日本の銀行業は欧米に20年遅れていると指摘してきた。高給で安定した良い職場がなくなる。その代表が銀行業で技術革新に狙い撃ちされる。日本経済に与える影響は大きい」

 「そこで、取るべき政策は何か、だ。取りあえず主義からの脱却にはどうするか。それを真剣に考えるなら、増税しかない。増税は景気に影響がないものからやる。二つある。

 一つは、法人税だ。大企業が円安の影響もあり内部留保を380兆円ため込んでいる。そこから20兆円なり25兆円を引き出すしかない」

 「もう一つは、所得税の累進課税強化だ。これも景気に影響はほとんどない。それゆえにニューディールの時にあれだけ強い累進課税をかけた」

続きはここをクリック
http://85280384.at.webry.info/201801/article_113.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/447.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 古賀茂明「米朝戦争のリスクとコストは日本へという米中密約説」〈dot.〉 
古賀茂明「米朝戦争のリスクとコストは日本へという米中密約説」
https://dot.asahi.com/dot/2018010700004.html?page=1
2018.1.8 07:00 dot.



著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者...


金正恩氏=労働新聞のホームページから (c)朝日新聞社


トランプ大統領=5日、ワシントン、ランハム裕子撮影 (c)朝日新聞社


 2018年に入って、北朝鮮が韓国にラブコールを送り始めた。韓国もこれに呼応する動きを見せている。動きは急だ。

 金正恩朝鮮労働党委員長は、1月1日の新年の辞で、平昌五輪について、「代表団の派遣も十分に可能だ」と発言。

 2日、韓国の趙明均(チョミョンギュン)統一相が、9日に板門店の韓国側施設「平和の家」で南北高位級当局者協議を開くことを提案したと発表。

 5日午前には、韓国政府は、南北の高位級会談開催を北朝鮮が受け入れ、1月9日におよそ2年ぶりに南北による会談が開かれることを発表。

 1日の新年の辞で金正恩氏は、米韓合同軍事演習の中止を求めたが、これについても、韓国は米側に五輪後まで延期することを提案し、トランプ大統領もこれを受け入れたことから、韓国国内では対話ムードが一段と高まっているという。

 もちろん、北朝鮮のこうした行動がどこまで本気なのかはわからない。これまでの行動からは、単なる時間稼ぎと日米韓の結束にくさびを打ち込むためだけのものだとする見方のほうが、より現実的なように見える。

 それでも、この動きが、五輪後すぐにも米朝戦争になるのではないかという懸念をかなりの程度和らげるものであることは確かだろう。

 そもそも、米朝戦争など起こりえないという人もいる。その理由は、まず、北朝鮮からそれを仕掛けるのは自殺行為だからありえない。米側から仕掛けることも、それによって在韓米軍や在韓米国人、在日米軍と在日米国人に大きな被害が出る。東京、ソウルが火の海になるような戦争を米側が起こすことは米国利益に合致しないし、同盟国の日韓の利益にもならない。さらに、中国が黙っていない。中国を敵に回せば、世界の種々の問題で中国の協力を得ることができなくなり、外交・通商上米国にとって大きな損失になる。

 こう考えれば、米朝戦争など起こしてはいけない。北朝鮮への圧力を強めて、何とか外交努力で解決するしかないということになるわけだ。こうした考え方は、米国務省などの良識派には多いようだ。

 しかし、それでもなお、戦争の危機は依然として続いているという見方はむしろ強まっている。そこには、もちろん、トランプ大統領にはこれまでの常識は通用しない、だから戦争を起こしても不思議ではないという前提がある。いつ、その決断を下すのかと米軍部は非常に心配しているともいわれる。

●安倍総理を忖度して自衛隊の戦争の準備が進む

 北朝鮮と対峙するには、弱気の態度は見せられない。仮に戦争を回避したいと考えても、敵に対して決してそんな態度は見せてはいけないというのが、チキンレースの常道だからだ。相手を脅すためには、味方をも欺かなければならない。そう考えれば、トランプ大統領は、いかにも戦争を起こすようなふりをするしかなくなっているという見方もできる。

 しかし、そうした態度を大統領が取り続けると何が起きるのか。

 まず、軍部は、戦争の命令が出た時を想定して、万全の態勢を整えなければならない。あらゆる可能性を考えて最善の戦略、戦術を準備し、ロジスティクも整えるしかない。いざ、戦争だと言われたときに、準備ができていませんとは言えないからだ。

 逆に、戦争する場合のシミュレーションを出せと言われれば、被害想定を含めたいくつかのシナリオがすぐに提示されることになる。そのうちの一つをトランプ氏が選べば戦争になる。

 また、トランプ氏が戦争をするかもしれないと諸外国が考えればどうなるか。日本の自衛隊は、すでに、米朝戦争が始まるときに、米軍が自衛隊に何を要求するかを想定してその準備を整えつつある。米軍にやってくれと言われたときに、今までは、憲法9条があるからできませんと言って断れたことも、今はほとんど断れなくなってしまった。

 特に安倍総理が、あらゆる選択肢がテーブルの上にあるとしたトランプ氏の方針を手放しで礼賛しているから、トランプ氏が開戦したとき、日本が断る選択肢はないだろうと考えてしまうはずだ。これは非常に危険だ。

 自衛隊は、本当はできないこと、あるいは、やってはいけないことでも、安倍総理のことを忖度して、できますと言ってしまうかもしれないのである。その結果国民が大変な被害を受けるかもしれない。

●昨夏から流布される米中密約説は冗談ではすまない

 トランプ氏のチキンレースの影響を受けるのは中国も同じだ。

 もちろん、トランプ氏の戦争をするぞという姿勢は、北朝鮮に対する脅しであるのと同時に、中国への脅しであることは中国は百も承知だ。本気で北朝鮮に圧力をかけて核を放棄させなければ、戦争になるぞと脅しているだけだという見方もできる。

 しかし、トランプ大統領の行動は予測不能だと考えれば、最悪の事態に備える必要がある。中国も米朝戦争が始まった時のことを真剣に考えざるを得ない。

 その場合、中国が最も恐れることは二つあるといわれる。一つは、北朝鮮から大量の難民が中国国境沿いに流入してくることだ。この地域には、もともと朝鮮民族が多く居住している。そこに大量の朝鮮人が流入してくると、ここでの少数民族問題が深刻化し、これが、他地域の民族問題にまで波及しかねない。

 もう一つの大きな問題は、北朝鮮が米韓軍に敗北した場合、米韓中心に朝鮮半島が統一され、米国の勢力下にある国と中国が直接国境を接することになることだ。これは、中国の安全保障の観点からは許されない事態だ。

 逆に言えば、この二点が解決される方法があれば、戦争となった場合でも不幸中の幸いということになるのかもしれない。

●嘘であってほしい米中密約説

 ここまで述べてきたことと関連して、昨夏から一部の中国専門家の間で囁かれる怖い話がある。何かハードエビデンスがあるというわけではないから、細かい点では人によってバリエーションがあるのだが、おおむね以下の内容の密約がある、または、密約が成立しそうだというのである――

・米国が北朝鮮を攻撃し、核兵器を確保するため北朝鮮領内に入ることを中国は容認する。

・ただし、南北統一まではせず、北朝鮮に中国が容認する形での新体制を作る。

・米国は、中国が北朝鮮領内に入り、中国との国境沿いに難民キャンプを作り国境管理をすることを認める。

・米側は、北朝鮮の核を抑えたら直ちに休戦ラインから韓国内に退去する。

・終戦後、韓国内のTHAAD(高高度ミサイルシステム)は撤去し、在韓米軍も大幅に縮小する。

・北朝鮮の復興プランは、米中が主導して作る。

・ただし、難民キャンプや北朝鮮の復興費用は日本と韓国に負担させる。米国は負担しない。

 ――この密約の中に日本の役割は、ほとんど入っていない。ただ、最後の部分は、「とんでもない」内容だ。全部日本につけ回しって、どういう理屈でそうなるのだろうか?

 しかし、あのトランプ大統領と安倍総理の関係を前提にすれば、「うん、なるほど」と頷きたくなるのは私だけではないだろう。もし、北朝鮮復興のコストを日本がかなり負担するとなると、それは戦争の費用の何倍、いや何十倍にもなりかねない。それも、何十年かの間続くことになる。

●ティラーソン国務長官の失言問題に隠れた重大発言

 密約説は、あくまでも噂に過ぎないと言って一蹴する人も多いだろう。ただ、昨年末には、この密約説と符合する重大な発言があったことは、あまり認識されていない。

 それは、12月12日にティラーソン米国務長官が、ワシントンのシンクタンク、アトランティック・カウンシルでの講演で発言したものだ。この講演は、実は、即日世界中に大きく報道された。それは、ティラーソン氏が、「北朝鮮と前提条件なしに交渉する用意がある」

「まずは会おうではないか。北朝鮮が望むなら、天気の話をしてもいい」と発言したためだ。

 これまで、核の放棄を対話の前提条件としていたトランプ政権の方針と全く異なるこの発言に、世界は、「方針大転換か?」と色めき立った。しかし、ホワイトハウスが即座に否定し、本人も間もなく訂正したため、それで話は終わったかに見えた。

 しかし、この話とは別に、韓国などでは、非常に大きく報道されたことがあった。それは、ティラーソン氏が、「北朝鮮政権崩壊の時に米国にとって最重要なのは核兵器の確保である。そのために休戦ラインを越えても、必ず北緯38度線以南に戻ると中国に約束した」「中国は北朝鮮から難民が大挙して流入してくることに備えている」と発言したからだ。米中がそこまで具体的に戦争を前提にした話をしていたということを米国務長官が公表したのだから驚くのは無理もない。その後、日本のテレビなども事の重大性に気づいて二日くらい遅れて少し大きく扱うところもあったが、一日でそのニュースは消えてしまった。

 しかし、米中密約説を知っている者なら、このティラーソン発言には、「やっぱり、そうだったのか!」という反応になるのではないだろうか。

 先に述べた中国の「二つの懸念」に対して、米中が話をしていることがよくわかる内容だ。しかも、密約の内容とぴったり符合する話が行われているようにもとれるのである。

●日本のための戦争だと言いたいトランプ大統領

 ただし、このティラーソン発言からは、日本に負担させる理由は見えてこない。

 その観点で気になるトランプ氏の発言がある。

 これは、なぜか、トランプ大統領訪日直前になって、ワシントン発共同の記事として流された。時期から見て、トランプ政権が意図的に日本へのメッセージとして記事を書かせた可能性が高い。

 それによれば、北朝鮮が8月から9月にかけて日本列島上空を通過する弾道ミサイルを発射した際、日本が破壊措置をとらなかったことに対して、トランプ大統領が、東南アジア諸国の複数の首脳に「日本は迎撃するべきだった」「武士の国なのに理解できない」と語ったというのだ。

 この発言を聞いたとき、私が最初に思ったのは、トランプ大統領は、北朝鮮との開戦の引き金を安倍総理に引かせたいのだなということだ。

 北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)などが日本の上空を通過する時の高度は、上空数百キロの高さになる。領空は高さ100キロまでというのが概ねの国際的理解(正確な定義はない。宇宙空間はどこの国にも領有権が認められていないので、その逆の解釈として宇宙空間よりも下が領空だということになる。宇宙は何キロぐらい以上かというのも決まっているわけではないが、概ね100キロ程度とされている)なので、これは領空侵犯にはならない。それにもかかわらず、日本が北朝鮮のミサイルを打ち落としたら、これは、日本の領空外で北朝鮮の飛行機を打ち落としたのと同じで、不当な武力攻撃となり、北朝鮮から、日本が戦争を仕掛けたと言われても仕方がない。
仮に北朝鮮が、自衛権の発動と称して、日本をミサイルなどで攻撃する動きを見せた場合、米国には、日米安保条約に基づき日本を守るという名目で北朝鮮を攻撃する口実が与えられる。

 これは、トランプ大統領にとって、六つの意味で非常に好都合である。

 第一に、「この戦争は米国が始めた戦争ではない。北朝鮮からの攻撃に対して、同盟国である日本を守るための戦争だ」と言えることだ。世界中で北朝鮮問題の解決のために軍事力を行使することに賛成しているのは、米国と日本だけだ。ドイツのメルケル、フランスのマクロンら欧州大国のリーダーはもちろん、韓国の文在寅大統領もこれには明確に反対している。米国が北朝鮮を攻撃すれば、当然国際的批判が集中するはずだが、それに対して、非常に有効な言い訳ができるわけだ。

 第二に、「日本のための戦争」であれば、当然、米国よりも日本が前に出るべきだと言える。米軍兵士の死傷者が増えれば、米国内で批判が出るから、それを最小限に抑えることが必要だが、そのために、自衛隊をより多く最前線に送ることができれば、トランプ氏にとっては非常にありがたいというわけだ。

 第三に、「日本のための戦争」だから、米軍の戦費を全部または大部分日本が負担すべきだと要求する口実になる。

 第四に、「日本のための戦争」なのだから、北朝鮮の難民を日本が受け入れるべきだということができる。これによって、中国が心配している難民問題を少し緩和できるし、中国に恩を着せることができる。

 第五に、「日本のための戦争」なのだから、戦後の北朝鮮復興にかかる費用の大部分を日本が負担すべきだと要求できる。

 第六に、「日本のために米国人が血を流す」のだから、通商分野では日本が譲歩すべきであるという要求をしやすくなる。アメリカ車やアメリカの農産品をもっと買えという要求も出せる。

 これだけおいしい話だから、トランプ氏としては、ぜひとも、この戦争は日本のための戦争だということにしたいはずだ。

 この話も、先のティラーソン発言と平仄(ひょうそく)が合っている。

 もちろん、いますぐに米朝戦争が起きる可能性は非常に低いというのが、有力な見方ではある。密約説がもっともらしいといっても、だから、戦争が始まるに違いないというほどの説得力があるわけでもない。

 しかし、トランプ大統領が何を考えているのかを考えることは、日本の国民にとって非常に大事なことだ。なぜなら、日本のリーダーは、トランプ大統領に追随することしか考えない安倍総理だからだ。

 私たち国民が、冷静に事態を評価しなければ、安倍総理の暴走を止めるどころか、「トランプさん、日本のためにありがとう」などと叫びながら、米国国旗を振って、米軍基地から米軍の出陣を見送るなどということになりかねないのである。

 米中密約説は、そんな日本国民に対するタイムリーな警鐘なのではないだろうか。








































http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 愚かな助成金(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
愚かな助成金
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51737605.html
2018年01月14日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 日経の記事です。


 「厚生労働省は2018年度、生産性向上の成果を従業員の処遇改善につなげた中小企業を支援する制度をつくる。設備投資をして利益が増えた分を賃上げなどに回すことが条件で、投資額に応じて数百万円の助成金を支払う方針だ。賃上げと投資を一緒に後押しする。

 人材確保などを支援する既存の助成制度に、来年度から新たな支援プログラムを加える。財源には雇用保険の積立金を活用する。」



 まあ、これも忖度の一つなのでしょうか。

 安倍総理の考えに迎合して、出世を考える、と。

 或いは、その位のことをしないと、「出世しなくてもいいんだな」と言われそうなのでしょうか?

 それにしても、そんなことに使うお金がどこにあるのか、と言いたい!

 さらに言えば、助成金を出す前提条件ですが…

「設備投資をして利益が増えた分を賃上げなどに回すことが条件で…」

 設備投資をすると、何故利益が増えるのかと言いたい!

 本当に賃金を上げたいと思うのならば、最低賃金を上げればいいだけのこと!

 しかし、それは経済界の反発があってなかなかできない、と。

 それに、賃金を上げたいのであれば、海外から研修生を受け入れを止めればいいだけのこと!

 愚かな助成金は即刻、廃止すべきだと思うのです。



 本当に愚かな助成金制度ばかり作りやがってと思う方、クリックをお願い致します。
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※リンク省略



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 自民党へ「君たちはどう生きるか」をどうせなら爆買いしてみてはどうだ?
自民党へ「君たちはどう生きるか」をどうせなら爆買いしてみてはどうだ?


人として大切な何かが一番欠けてそうな政党自民党は
どうせ特定本を爆買いするなら
レイパー山口「総理」
小川榮太郎「約束の日 安倍晋三試論」
とかじゃ無く
80年前の戦前の暗い影が落ち始めていた頃に
書かれた
「君たちはどう生きるか」
大量購入し読んでみてはどうか?

人として大切な事が見つかるかもしれない。

それとね、80年たっても同じ問題をまだこの
国で抱えている政治をしている事を恥じないと
いけないんだよ自民党は。

政治の殆どを自民党が担ってきたからね、
今の自民党議員はその末裔だから、
「君たちはどう生きるか」
を読んで、自分の中の何かの優先順位を
再構築していただきたい。

参考
ーーーーーーーーーーーーーーーー

信者が爆買いするのが 幸福の科学
事務所が爆買いするのが 安倍事務所

「晋和会」と「自民党山口県第4選挙区支部」
⇒確認できたものだけで4130冊。疑わしいものを含めると6900冊

安倍首相の政治団体が「アベ本」を4000冊以上購入、有権者に無料配布の疑いも
ーーーーーーーーーーーーーーー
アベ本が爆買されている! 買主は―― 
http://www.asyura2.com/17/senkyo236/msg/418.html

http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 野党第一党には政権交代の使命がある。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6660.html
2018/01/15 05:18

<希望の党の古川元久、民進党の増子輝彦両幹事長は14日、東京都内で会談し、22日召集の通常国会に向け、衆参両院での統一会派結成で大筋合意した。15日に幹事長・国対委員長会談を行い、正式に合意する。基本政策の違いから双方に異論が残っており、調整が難航する可能性がある。

 会談後、古川氏は「安倍1強政治に対峙(たいじ)する固まりをつくるための第1ステップが統一会派だ」と意義を強調した。

 政策協議の焦点だった安全保障関連法については民進が「違憲部分の削除」を求めているのに対し、希望は「見直し議論を行う」にとどめている。憲法9条の改正についても、希望は議論に前向きなのに対し、民進は消極的。民進幹部は正式合意に関し「細かいところまで詰める必要はない」と話しており、主張の隔たりを残したままの「玉虫色」決着になる可能性が高い。

 衆院の勢力では、希望が51人、民進系の「無所属の会」が14人。仮にそのまま合わせた形で統一会派が実現すれば、54人の立憲民主党を上回り、野党第1会派になる計算だ。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は大阪市内で記者団から希望、民進との3党統一会派の可能性を問われ「ありえない」と明言。「希望の党の結党から衆院選にかけて訴えたことと、我々が憲法や安全保障を含め(訴えたことが)違っているのははっきりしている」と強調した>(以上「毎日新聞」より引用)


 枝野氏は安倍一強亡国政権の存続を願っているのだろうか。確かに憲法改正議論や「戦争法」で希望の党の第二自民党的な部分があって譲れないのは認める。

 しかし、だからといって三党一会派は「ありえない」と拒絶するのはいかがなものだろうか。枝野氏の言を解釈すれば「かつての仲間だった連中とは一緒に仕事できないから、安倍一強亡国政権が続くのもやむを得ない」というのと同じことだ。

 国会は偏狭な個人主義を述べる場ではないだろう。日本の国家と国民をどうするのかを議論る場ではないか。

 そうすれば全面的に合致するのは困難で、個々の政策で異なることがあっても、国家と国民のために合致する部分で連携を優先するのは当然ではないだろうか。何度もこのブログで書いたが、現在の政治的対立軸は「グローバル化」対「協調的保護主義」だ。

 安倍自公政権の推進するグローバル化は米国の1%のための政治だ。多くの日本国民にとって貧困化をもたらし、食糧安全保障を破壊して日本を亡国へと導くものだ。

 日本は日本独自の政策を実行する権利を有している。しかしグローバル化の世界ではTPPにしろFTAにしろISD条項により内政干渉を相手国(米国)から受けて日本の伝統や慣習を廃棄させられる可能性が高い。実際に米韓FTAのISDで韓国は国内法を70本以上も改正させられている。

 もちろん第二自民党的な勢力は排除すべきだ。しかし枝野氏の立民党に菅直人氏がいるではないか。彼は首相当時に突如として消費増税10%を叫び、TPP参加を表明した。つまり民主党を第二自民党的な政策に大転換させた戦犯だ。

 菅直人氏こそ立民党にふさわしくない政治家ではないか。それとも菅直人氏の政治履歴を立民党は是認した上で党所属議員として受け入れているのか。

 菅直人氏を受け容れることが出来たなら、立民党は希望の党や民進党以上にウィングの広い政党といわざるを得ない。むしろ融通無碍というしかない。

 そうした「政治理念なき、情念による」集合離散をいつまで繰り返すつもりだろうか。バカバカしい政党ごっこを永田町で繰り返している暇はない。政権が取れない政党は鼠を捕れない猫と同じだ。ただただ政治家としてバッジをつけて秘書を抱え年間数千万円の報酬を得ていられれば満足だ、というのなら即座に議員辞職して頂きたい。あなたよりましな政治家志望の青年は全国にいくらでもいる。

 野党が一つにまとまれば安倍自公亡国政権を倒せる。枝野氏には野党第一党として野党連合を成立させる義務がある。それは野党第一党の党首なら好むと好まざるに拘わらず、国民との約束だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 米キッシンジャー博士に嫌われている安倍晋三首相は、世界恒久の平和と繁栄を実現するための「新機軸」に反して「原発を推進」
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/19470553b571a9ccb4462a5c2e363319
2018年01月15日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 米キッシンジャー博士、トランプ大統領、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席の「4人チーム」が、世界恒久の平和と繁栄を実現するための「新機軸」を打ち出して、「本当にグローバルな世界秩序」を構築しようとしている矢先、「日立製作所が、英国の原発を請け負い、その費用を日本のメガバンクが全部融資して請け負い、さらに日本政府が保証する」−こんな危険なビジネスに関わっていいのか?

「新機軸」は、「第3次世キッシンジャー博士に嫌われている安倍晋三首相は、界大戦を回避、世界の原発400基をすべて廃炉、地球環境、人工知能(AI)を産業化」するという目標を掲げている。このなかの「世界の原発400基をすべて廃炉」という目標に反することをキッシンジャー博士に嫌われている安倍晋三首相は、堂々と行おうとしているのだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/452.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 選挙後になると結集訴える民進系3党/政界地獄耳(日刊スポーツ)
選挙後になると結集訴える民進系3党/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201801150000189.html
2018年1月15日10時2分 日刊スポーツ


 ★昔は民進王国とまでいわれた愛知には、民進党代表・大塚耕平、希望の党幹事長・古川元久、立憲民主党副代表・近藤昭一がいるが、その分裂した民進党系3党の幹部が名古屋で13日、「野党の今後」についての討論会を開いた。その中で大塚は「3党の違いを強調するのは、何の意味もない。また仲間が結集できることを目指す」と発言。古川も「法律を通すには、議会の中で多数を形成していかなければいけない」と協調路線を繰り返した。

 ★民主、民進党時代から、1度決まったことも納得せず従わないという党風の印象が強い民進党系3党。各自が融和や協調を唱えることに違和感を覚える有権者が多いのではないか。選挙協力を拒否して惨敗し、選挙後に結集を訴えるのも、彼らのセレモニーと化している。選挙前にやっていれば良かったのではないかと聞いたところで、答えなど彼らにはないだろう。

 ★ことに昨年の衆院選直前に希望の党に移った面々は、民進党時代の政策も綱領も捨て、「右へ右へ」(希望の党代表・玉木雄一郎)と民進党とは一線を画したはず。希望はいわゆる排除の論理を振りかざしたチャーターメンバーを党の後ろに隠して、融和路線の議員を交渉の前面に出してきているが、彼らは「元の仲間」ではない。

 ★その意味では、立憲の近藤が「選挙の後でイコールとは言えない」とするのが筋だろう。大塚の言う「3党の違いを強調するのは無意味」とする価値観こそが、民主、民進時代の協調性なく、奔放に与党時代や野党時代を過ごした間違いではないか。ただ、立憲も今まで通りではいかない。純化と協調性の両立を確立し、安倍政権に戦いを挑むだけでなく、安倍後の自民党との対峙(たいじ)まで見据えた政党づくりができるかが課題だ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK238] この体質は「外からのインパクト」以外に直らない!  
この体質は「外からのインパクト」以外に直らない!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_113.html
2018/01/14 13:22 半歩前へ


▼この体質は「外からのインパクト」以外に直らない!

 アベノミクスは平成のお化け。どこに軸足があるのかさっぱり見当たらない。経済学の巨匠・伊東光晴京大名誉教授が、「日本政治の取りあえず主義」が「未来を食い潰す」と警告した。このままアベノミクスが続けば5年以内に財政破綻するとサンデー毎日で明言した。

 示唆に富んだ貴重な発言を何回かに分けて掲載する。 その4

 内部留保から20―25兆円引き出せと伊東光晴!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_112.htmlの続き。

*****************

 「取りあえず主義」の日本は異次元緩和で日銀がほぼ無制限に国債を購入することで、増税策を回避し続けてきた。その出口はどうなる?

 「安倍政権は出口を考えない。いつまでたっても日銀が買い続ける」

 でも永遠に買い続けるわけにはいかない。

 「と思うのが正常な考えの持ち主だが……。そうじゃない人たちがやっている」

 どうなってしまう?

 「外からのインパクト以外にこの体質は直らない。つまり、世界の金利が上がり、その影響が日本にまで波及し、金利が上がると、負債が重課されてくる。金利が1%上がっただけで10兆円の重みになり、予算編成できなくなる。そこまでこないとわからない」

 世界の金利動向に変化が生じている。米FRBは出口戦略で着実に利上げしているし、欧州中央銀行(ECB)も同方向だ。日本だけが異次元緩和継続だ。

 「なぜ、ゼロ金利にしたかを考えればいい。リーマンショックで不良資産を買ってダメになったのはリーマン1社だけではない。連鎖反応を起こさせないために、欧米の中央銀行はゼロ金利にした。

 不良資産を10年かけて償却しなさいということだ。連鎖反応防止という必然性なしにゼロ金利をやったのは日本だけだ。必要ないことをやった。財政赤字をごまかすために」

 そのリーマン・ショックからちょうど10年だ。

 「それが終われば金利も正常化されていく。当たり前のこと。米欧は今後利上げしていく。それが日本に影響を与える。それ以外に日本を変えるものはない」

 「そんなに急に上がるものではない。5年かかるだろう。ただ、ケインズが言うように将来は不確実だ」

 5年という具体的な数字が出てきた。金利が上がり予算が組めなくなる時期だ。財政破綻である。同時に、国債暴落で銀行が不良資産を抱えることになる。

 「だから、それを少なくしてやっている。日銀が銀行から国債を買い取って」

 「国債」を持っていては危ない

 日銀の資産はどうなる? 債務超過にならないか?

続きはここをクリック
いち早く逃げ出した三菱東京UFJ銀!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_114.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 悩む方向が違うだろう  天木直人 
悩む方向が違うだろう
http://kenpo9.com/archives/3124
2018-01-15 天木直人のブログ


 きょう1月15日の読売新聞が書いた。

 沖縄で米軍機の事故が相次いで起きている事に安倍政権は頭を悩ませていると。

 当然だろう。

 ここまで沖縄県民の命と生活が脅かされているのだ。

 なんとか米国に止めさせなくてはいけない。

 しかし米国は日本の言う事を聞かない。

 困ったもんだ。

 そう悩んでいるのかと思った。

 ところが読売新聞のその記事はこう書いてる。

 もうすぐ行われる沖縄名護市の市長選に悪影響が出ると悩んでいるというのだ。

 北朝鮮との戦争を目前に控えて、米軍機が故障続きでは勝てないと悩んでいるというのだ。

 悩む方向が間違ってるだろう。

 いくら読売新聞が安倍トモ新聞であるといっても、こんな記事を書くようではお終いだ。

 メディアの役割を勉強し直していちからスタートしろということだ(了)



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK238] ICANの事務局長を門前払いにした安倍晋三!
ICANの事務局長を門前払いにした安倍晋三!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_127.html
2018/01/15 12:01 半歩前へ


▼ICANの事務局長を門前払いにした安倍晋三!

 承知の通り、日本は世界で唯一の原子爆弾の被爆国だ。しかも広島、長崎と二度まで悲惨な目にあわされ、街は廃墟となった。

 その国の総理大臣が世界に核兵器廃絶を訴え続けるNGOの事務局長の面会要求を拒否し、追い返した。

 非礼の極みである。

 安倍晋三はまた、世界に恥をさらした。

***********************

 昨年のノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長(35)が来日に合わせ、安倍晋三首相に面会を要請していたが日本政府から断られていたことが15日、ICANの主要運営団体「ピースボート」への取材で分かった。

 ピースボートによると、ICANは昨年12月下旬から内閣府を通じて2回、安倍首相との面会を求めた。しかし外務省から今月14日までに「日程の都合が合わず面会できない」との回答があった。

 フィン氏は広島を初訪問中で15日、広島市の平和記念公園で原爆慰霊碑に献花し、原爆資料館を見学した。
  (以上 共同通信)



ICAN 事務局長の首相との面会 政府から“調整困難”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180115/k10011289081000.html
1月15日 12時16分 NHK



核兵器禁止条約の採択に貢献しノーベル平和賞を受賞した国際NGOのICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンは事務局長の来日に合わせて安倍総理大臣との面会を要請していましたが、政府から日程調整が難しいと返答があったことがわかり、核兵器廃絶に向けた議論の進展につなげてほしいと面会の実現に期待を寄せていた被爆者からも落胆の声が出ています。

ICANのベアトリス・フィン事務局長は今月12日から来日し長崎や広島を訪問していて、東京では各政党との意見交換を行う予定です。これに合わせてICANは安倍総理大臣との面会も内閣府に申し入れていましたが、14日までに外務省から日程調整が難しいと返答があったということです。

核兵器の廃絶をめぐって日本は唯一の戦争被爆国として核保有国や核の傘のもとにある国々と非保有国との橋渡し役を果たすとする一方、核兵器禁止条約については現実的な核軍縮につながらないとして反対する立場を示しています。

フィン事務局長は「橋渡しをすると主張する日本の首相と核兵器禁止条約について意見交換をしたかった。次の機会に期待したい」と話しています。

また、広島の被爆者で日本被団協の箕牧智之代表理事は「今回は残念ですが、核兵器廃絶に向けた議論が進展するよう政府には今後もICANや私たち被爆者との対話を求めていきたい」とコメントしています。

官房長官「日程の都合上難しい」

菅官房長官は15日午前の記者会見で、ノーベル平和賞を受賞した国際NGOのICANから安倍総理大臣との面会を要請されていたことについて、「外務省から『日程の都合上できない』という旨を回答した。日程の都合上、難しいということであり、それ以上でもそれ以下でもない」と述べました。



































http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 田中真紀子節さく裂!「安倍さんは終わり!」「昭恵さん、加計さん出て来て答えなさい!」「進次郎さんはお父っちゃまと同じ」
田中真紀子節さく裂!「安倍さんは終わり!」「昭恵さん、加計さん出て来て答えなさい!」「進次郎さんはお父っちゃまと同じ」





みのもんたのよるバズ! 「永田町に物申す」田中眞紀子氏をみのが直撃
https://abema.tv/channels/abema-news/slots/9HeESAo1NVLwM9?utm_campaign=feed_tweet&utm_medium=social&utm_source=twitter
1月13日(土) 20:00 〜 22:00 AbemaTV 

報道番組に完全復帰したみのもんたがニュースを独自斬り!ニュースの真相にみのが切り込み提言!解決の道を探ります。

番組概要
報道番組キャスターのみのもんたが論客たちと本音トーク≠ナニュースを独自斬り!世の中をバズらせます!今週のよるバズは注目の2本立て!
▼元外務・文科大臣の田中眞紀子氏が、みの氏との“白熱対談”が実現!去年の衆院選で圧勝した“安倍一強”政権から“小池旋風”を巻き起こした小池百合子知事。さらに、10日の「原発ゼロ法案」で会見した小泉純一郎元総理まで眞紀子氏が今の政界をメッタ斬り!
▼もうひとつは、朝鮮半島情勢。9日、板門店で行われた南北会談。北朝鮮は、平昌冬期オリンピックへの参加を表明、大規模な代表団の派遣や南北軍事当局者会談の開催などで合意した。しかし、北朝鮮は非核化には反発。制裁圧力が高まると、対話姿勢を見せて核・ミサイル開発の時間稼ぎなのか?「これは幾度となく繰り返された北の常とう手段だ」という声も。そして、日韓慰安婦合意に関して文大統領は、新方針を打ち出した。「再交渉を要求するわけではない」とする一方で、「真実を認め、被害者女性たちに心を尽くして謝罪」と発言。日本側は「日韓合意を1ミリたりとも動かす考えはない」と強く抗議。果たして日韓関係はこの先どうなってしまうのか、論客たちが生激論!

キャスト
【MC】
みのもんた
【進行】
下平さやか (テレビ朝日アナウンサー)
【出演者】
元外務・文科大臣   田中眞紀子
日本維新の会 衆院議員  足立康史
元在韓特命全権大使  武藤 正敏
コリアリポート編集長  辺 真一
医師  友利 新
著述家  吉木誉絵
Abemaキャスター・宮崎 あずさ
小彩 楓 (似顔絵ホステス)
<順不同・敬称略>
【ナレーター】
石黒千尋
狭川尚紀



《最新》田中眞紀子、永田町に物申す & 足立康史×武藤正敏×辺真一×友利新×吉木誉絵 よるバズ2018/01/13



田中真紀子が吼える!永田町メッタ斬り!

文字起こし(抜粋)

小池劇場の落日

メディアの方というのは

そうじゃなかったら生き残れなかったじゃでないしょうか

企業の内部留保、キャスターの悪い癖が出た


安倍一強にモノ申す

どうして今時、バルト3国に行くの

しかも あのおばちゃんも着いていったんですね


私 国会を早く開くべきと思っているんです

国会は通年国会にするべき 私の持論だった


元同士 小泉氏と原発

今ごろ何をおっしゃるお猿さんじゃないけど 小泉さんと思うんですよ

なぜ あの頃から ベテラン政治家として原発問題について意識を持っておられなかったのか


籠池夫妻って拘置所じゃないですか

差し入れにでも昭恵さん行ったのかしら

だって 昭恵さん 4回も学校に行ってて名誉校長 

安倍晋三小学校なんでしょう 

4回も会いに行ってお金をあげたりしているんでしょう

みのもんた 小泉さんのご子息の進次郎君の話に移ってもいいですか

あまり言うと政府からくるんですね

みのもんた そんなことはないです この番組は一切そういうことはない 跳ねつけてますから まったく


あの方 お父様と似てますね

安倍内閣の法案の通し方でありますとか共謀罪もそうですし そのほか たくさんあります 

安保法制とか そういうものにあの方反対したことがありますか 対案を出したことがありますか 

強行採決に反対したことがありますか

だけども 選挙のやり方も こんな時は良くない 国民の声を聞いていない 

こんな自民党の閣議決定の仕方よろしくない 

そういうことを言っていて その時 何も反対論 一度も手を挙げて言ったこと聞いたことがないですよ

終わると あのやり方は良ろしくない 評論家じゃないでしょ

そこで発言しないで何時やるんですか 

あれじゃ お父っちゃまと同じゃないですか

終わってからぼやいている 目立つだけ 


みのもんた 今の自民党としては 筆頭の副幹事長ですか

だったら なおさら 自民党内のエネルギーを もっと持ち上がるためには

泥をかぶって火の中に飛び込まなければいけない

みのもんた 例えば

いないじゃないですか あの坊やがやるのかなと思ったらば

後でマスコミ向けに なんか さも分かったことのように言っているけど

自分は一議員として行動を起こしていないでしょということを申し上げたい

例えば武器輸出三原則 見直しするなんて とんでもないことだと 私 思いますよ

反対しましたか 小泉さんの坊やは してないでしょ

河野さんの坊やはしましたか

安倍一強にモノ申す

みのもんた 安倍一強 本当にそうですかね

数の面でそうでしょう

だから安倍晋三さんとが言う人が強いとか 立派であるということでない

皆さん 分かっているんじゃないですか

みのもんた 安倍さんがいるからこそ 

これほどの数の議員が自民党に集まったというわけじゃない?


違うと思います

野党が 民主党がああいう状態になってしまった

今 現在もあれだけ分裂してると そういうのを見ていて

みのもんた 野党がだらしないから

それだけ言ってもしょうがない

野党は野党でしかないんですから 昔から

核兵器廃絶批准 これ早くやってほしいと 私 思っています

バルトなんて いつだり行けばいいんですから 用があれば呼べばいいんじゃないですか

国会を開け と

みのもんた 真紀子さん 与党ですか 根っから

私 生活者党ですよ 

だからごみの問題を言ったではないですか 生ごみ

みのもんた 右傾化という問題 憲法の問題に関してどんな心情をお持ちなんですか

憲法については 今の平和憲法 しっかり守るべき

ですから日本が目指すべき国家像として 私なりにありまして

やっぱり完全に平和志向の経済大国にしっかりなって そして世界のあらゆる人種超えて

感じられている普遍的な価値 それは一人ひとりの命を大切にして平和な世の中を

基づいていく そのためにあるのが政治だと思います

アメリカの顔色ばかり 安倍さん見ているだもん

おじいちゃんの岸さんがアメリカから命を助けてもらった 

巣鴨の拘置所にいたけど 断頭台の露に消えずに済んだ

だからアメリカさんのいうこと 直ぐ50何万もするゴルフのパターを持って

吹っ飛んで行ったりして 

どうですか 今のトランプさん…

みのもんた 僕が言っているんじゃないからね

都合悪くなると 森友学園 加計学園が出てくる

あれはね 都合が悪くなかったら ちゃんと出てきて 昭恵さんも

話をちゃんとして 質問に答えなきゃいけない

あの何とかいう国税庁長官も そう

加計さんも そう

髭を伸ばしている暇があったら 現れてね 国民の税金の問題


みのもんた 笑い声を出さないよう必死にこらえる

何を笑ってられるか 

真紀子さん、テーブルを「バン」と叩く(動画がリピート)


みのもんた どうなんでしょう 日本の政治ってのは

やっぱり 志と勇気 

日本の将来を思って 早く 安倍さんに辞めてもらって

帰って来たらバルトから 直ぐ辞めてもらってもいいから


みのもんた 安倍さん 3選?

自分でそう思っているのでしょ

世の中 どんな風が吹くか分かりませんから

やっぱり 若い人たちが本当に死ぬ気になって 

やっぱり いい仕事をしたい 財政再建こうする

そのためには受益と負担だから これだけ増税をしますと

先送り2回もやっているんでしょ 安倍さん 関係ないんですから

関係あるんですよ 我々納税者 国の将来考えたら

先ほど言ったような借金があってですよ デフォルトが起きたらどうするんですか

日銀総裁に丸投げしているだけでしょ 金利の問題も

どこまでお分りなっているかということなんですよ

ですからそういうことに良く精通した人が 枝野さんでもいいし 自民党の中でもいいですよ

本気でも 自分は捨てて 頑張りたいと いう人がいたら バーンとそこへ行きますよ

そうあって欲しい 1日も早く 

安倍さん もう 5年で分かった アベノミクス

分かった 終わり!


日本のためですからこれは

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記事 [政治・選挙・NHK238] 安倍首相、電撃訪朝の可能性…拉致問題解決と引き換えに、巨額資金援助か(Business Journal) 
安倍首相、電撃訪朝の可能性…拉致問題解決と引き換えに、巨額資金援助か
http://biz-journal.jp/2018/01/post_21996.html
2018.01.14 文=相馬勝/ジャーナリスト Business Journal


 
 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(提供:KNS/KCNA/AFP/アフロ)


 昨年までの北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の強硬な態度が年明けとともに豹変し、1月1日の年頭演説で南北対話に前向きな姿勢をみせた。まるで示し合わせていたように、文在寅韓国大統領も翌日の2日、南北高位級会談を提案、9日にも会談が実現し南北融和ムードが満開だ。一方、トランプ米大統領も南北対話翌日の10日に米メディアに対して、金氏とは「非常に良い関係」「南北対話中はいかなる軍事行動もない」と言明するなど、これまでの「ロケットマン」「精神異常者」といった金氏への批判を撤回した。

 米韓のあまりの変わり身の早さに驚きを隠せないのが、安倍晋三首相ら日本政府要人であり、菅義偉官房長官は「日米、日米韓の(北朝鮮への)対応策になんら変更はない」と述べて、日本政府の対北強硬路線は米国も支持していると強調するものの、在京外交筋は「安倍政権が米韓からはしごを外された感じだ」と指摘する。同筋は「かりに米韓の対北融和姿勢が継続するようならば、拉致被害者奪還のための安倍首相のサプライズ訪朝も考えられる」との見方を明らかにしている。

■完全な出来レース

 金氏は元日の「年頭の辞」で「核のボタンは私の机の上にいつも置かれている」などと語り、核兵器の開発はほぼ成功し、最終段階にあると宣言する一方で、「北南関係を改善し、北南間の鋭い軍事衝突と戦争危険を解消するための積極的な対策を立てなければなりません」などと語り、北朝鮮の平昌五輪への参加と韓国との対話に強い意欲を見せた。

 金氏は昨年、核兵器開発と弾頭ミサイル発射実験を繰り返し、6度目の核実験を実施し、南北対話の可能性すら全面的に否定していただけに、まさにその豹変ぶりは周囲を驚かせた。この裏には、米国主導の国連安保理による厳しい対北制裁により、北朝鮮経済が極めて逼迫しており、対話による融和ムードを高めることで、制裁緩和を図るとの思惑が働いているのは明らかだ。

 しかし、これを受けて、文氏は南北高位級会談を提案したことで、一気に南北融和の雰囲気は高まり、3日には韓国と北朝鮮間の「南北連絡チャンネル」が2年ぶりに再開。4日には文氏がトランプ氏と電話会談し米韓合同軍事演習の延期で合意。翌日には韓国と北朝鮮が9日に南北閣僚級会談の開催で一致するという極めて早い展開をみせた。これについて、トランプ氏はツィッターに「もし、私が断固とした強い姿勢で全力で北朝鮮問題に対処していなければ、まさに今、北朝鮮と韓国の間で対話が行われようとしていることを誰が信じただろうか」と書き込み、金氏の態度を変えさせたのは自分だとばかりに自画自賛したのだった。

 文氏は10日の年頭記者会見で「トランプ大統領が南北対話の実現に果たした功績は大きい、感謝を申し上げたい。これはアメリカ主導の制裁と圧力の成果だろう」とトランプ氏を持ち上げるような言葉を並べ立てた。在京の外交筋はこう語る。

「もうここまでくれば、完全な出来レースであり、茶番劇以外の何ものでもない。韓国と北朝鮮が気脈を通じて、韓国と米国が裏でつながっているとしか言いようがない。このシナリオを書いたのは米国に違いない。なぜならば、南北対話による関係改善が実現すれば、朝鮮半島情勢は平和ムードが高まり、米軍の出番はなくなるからだ。つまり、米政府は米国人の血を流さず、軍事費の使わずにすむというわけだ」

 さらに、同筋は「もう一言付け加えれば、トランプ氏は日本を煽るだけ煽って、高価な米国製の武器を売りつけており、それだけでも米国は大儲けする。ビジネスマンのトランプ氏が考えそうなことだ」と指摘する。

 実際、トランプ氏は10日、再び文氏との電話会談を行い、「最大限の圧力を継続する」と述べながらも、「南北対話中はいかなる軍事行動もない」と言明。さらに米紙ウォールストリート・ジャーナルとの単独会見で、「私は恐らく金正恩氏と非常に良い関係を築いている」と述べたうえで、「私は人々と関係を築いている。みんなが驚くと思う」と強調するなど、朝鮮半島情勢は米政府の都合の良いように変化しつつあることを確信しているようだ。

■サプライズ訪朝

 これに慌てているのが、トランプ氏とは「肝胆相照らす仲」であり、「これまでの日米首脳のなかでも最も良好な関係」と自負している安倍首相だろう。日本経済新聞によると、外務省幹部は「対話がそんなにうまくいくはずがない。緊張緩和が進んでいるとは思わない」と述べており、韓国と北朝鮮および米朝の関係改善機運については疑心暗鬼であり、その発言の裏には、「むしろ日本としては、うまくいかないでほしいと願っている」との真意が隠されているように思える。

 しかし、仮に文氏の思惑通りに朝鮮半島情勢が良い方向に変わることになれば、安倍首相はそれを逆手にとって、拉致被害者救出のために電撃訪朝が現実味を帯びてくるのは間違いない。なぜならば、「安倍首相はこれまで何度も訪朝を考えていたが、金委員長の強硬姿勢のままでは訪朝しても具体的な成果を得ることはできないと考えていたからだ」と前出の外交筋は指摘する。

 しかし、毎日新聞が元日付で掲載した、北朝鮮の駐英公使を務め2016年8月に韓国に亡命した太永浩氏との単独会見によると、北朝鮮側が「解体する」と述べていた拉致被害者らの調査のための「特別調査委員会」は現在も残っており、金氏が「拉致問題の解決と引き換えに、日本から巨額の資金援助を受けられることを望んでいる」ことを明らかにしている。金氏が拉致問題の解決と資金援助を結び付けて考えていることが事実とすれば、安倍首相としても、朝鮮半島情勢の雪解け機運を受けて、拉致被害者の救済を前提とした日朝関係の改善を真剣に模索するとしても不思議ではない。

 トランプ氏が発言したように、「金正恩氏とは非常に良い関係を築いている」ことが事実ながら、安倍首相としても米韓両国に気兼ねすることなく、堂々と日朝関係改善を進めることができるからだ。拉致問題が解決すれば、安倍首相の名前は歴史に残るのは間違いなく、まさに絶好のチャンスだろう。

 とはいえ、金氏もトランプ氏も舌の根が乾かないうちに、その言動が変わることはままあるだけに、安倍首相が望むような好機が到来するかどうかは、もう少し時間をかけて判断しなければならないのは間違いない。

(文=相馬勝/ジャーナリスト)






















http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 小泉進次郎氏 安倍内閣支持率低迷すれば9月の総裁選出馬も(NEWS ポストセブン)
小泉進次郎氏 安倍内閣支持率低迷すれば9月の総裁選出馬も
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180115-00000012-pseven-soci
NEWS ポストセブン 1/15(月) 16:00配信


 
 自民党総裁選のダークホースと見られている進次郎


 森友・加計学園問題で大揺れとなった2017年の安倍政権だが、2018年も穏やかな船出とはいかないようだ。

 なかでも「第二のモリカケ」と噂されるのが昨年12月に発覚した「スパコン詐欺事件」。コンピューター開発会社社長の齊藤元章容疑者(49才)が、国の助成金4億3000万円を騙し取った容疑で逮捕された一件である。

「齊藤容疑者は『安倍首相に最も食い込んだ男』として知られる元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏(51才)と昵懇で、山口氏の住む超高級賃貸マンションの家賃はスパコン会社が負担していた。山口氏はフリージャーナリストの伊藤詩織さんに性的暴行を加えた容疑で逮捕状が出た人物です(その後不起訴に)。安倍首相の“オトモダチ”である山口氏を通じて、政界から齊藤容疑者に何らかの利益供与がもたらされた疑いがあり、野党は首相を徹底追及する方針です」(全国紙政治部記者)

 2017年末には、リニア中央新幹線建設工事でゼネコン大手4社による談合事件も明らかになった。こちらも安倍首相に近い人たちが中心におり野党は政権絡みで責任を追及するとみられる。

 年明け早々厳しい情勢が予想される安倍首相だが、2018年は“悲願達成”の一歩を踏み出す年。政治評論家の有馬晴海さんが語る。

「今年は国政選挙がないので、安倍首相は念願の憲法改正に邁進するはずです。通常国会で審議を進め、早ければ6月にも衆参両院で憲法改正発議がなされる可能性がある」

 通常国会終了後の9月には自民党総裁選がある。順当にいけば安倍首相の3選だが、不穏な動きも見られる。

「体調不良説が根強いうえ、年明けからのスパコン・リニア疑惑追及で支持率が低迷すれば、出馬断念に追い込まれる可能性がある。

 2017年の衆院選後に総裁選出馬を問われ、『政界は一寸先は闇』と含みをもたせた岸田文雄を中心に、石破茂、野田聖子、河野太郎らが総裁の座を虎視眈々と狙っている」(前出・全国紙記者)

 なかでもダークホース視されるのが小泉進次郎氏(36才)。

「2017年の衆院選後、安倍首相が教育無償化の財源を財界に求めたところ、『党は何も聞いていない』と猛反発するなど、進次郎氏は現政権への不満を高めている。

 安倍内閣の支持率が低迷したまま総裁選に突入すれば、国難を救うために進次郎氏が立ち上がる可能性がある。総裁選の勝敗はわからないが、少なくとも進次郎氏が立ち上がれば、ついていく若手はたくさんいる」(別の全国紙記者)

 もし勝てば、史上最年少の総理大臣が誕生する。東京五輪を前に歴史が動くか。

※女性セブン2018年1月18・25日号






















http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 民進との統一会派が引き金に 希望の党「3分裂」の現実味 6月ごろには亀裂が決定的に(日刊ゲンダイ)


民進との統一会派が引き金に 希望の党「3分裂」の現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221252
2018年1月15日 日刊ゲンダイ


  
   早くも不満が(民進党の増子幹事長=左と希望の党の古川幹事長)/(C)共同通信社

 昨年末から話し合いが続いていた野党の「統一会派問題」は結局、「民進党」と「希望の党」が会派を組むことで決着しそうだ。14日に民進の増子幹事長と、希望の古川幹事長が大筋合意した。

 民進、希望を合わせた勢力は衆院65人、参院45人。野党第1党の「立憲民主党」(衆院54人、参院6人)を大幅に上回ることになる。

 しかし、早くも民進、希望それぞれの党内から不満が噴出している。「民進」に党籍を持つ野田佳彦氏や岡田克也氏は「裏切り者の細野豪志などと一緒にやれるか」という気持ちが強く、一方、「希望」の党内は細野豪志氏や長島昭久氏などのチャーターメンバーを中心に「なぜ一度別れた民進と一緒にやるのか」という気分が広がっているという。

 ただでさえ、党内がバラバラの希望の党は、統一会派の結成をきっかけに3分裂する可能性が囁かれている。

■6月ごろには亀裂が決定的に

「現在、希望の党は3つのグループに分かれています。@親米タカ派のチャーターメンバーを中心とするグループ、A立憲民主の考え方に近い大串博志を中心とするグループ、B希望の党として建て直そうとしている玉木雄一郎氏を中心とする執行部です。国会がスタートすると、考え方の違いがハッキリしてくる可能性が高い。1月22日召集の通常国会は、改憲が一大テーマになりますからね。民進党と統一会派を組むとなると、さらに話が複雑になる。国会が終わる6月ごろ、希望の党は党内の亀裂が決定的になっていておかしくありません」(政界関係者)

 この際、希望の党は、3つに分かれた方がいいのではないか。政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。

「巨大与党に対抗するために、野党がまとまることは必要ですが、国民は単なる数合わせにはウンザリしています。無理な数合わせよりも、希望の党は、チャーターメンバーは考え方の近い『維新』と合流し、大串グループは『立憲』と一緒になった方がいい。その上で、選挙協力をすればいいのではないか。その方がスッキリするし、国民も分かりやすいですよ」

 無理を重ねて統一会派を結成しても、かえって国民の信頼を失うだけだ。
















http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 名護市長選 安倍政権VS共産党の様相 市民「辺野古移設より市民生活を優先で」(産経新聞)
「名護市長選 安倍政権VS共産党の様相 市民「辺野古移設より市民生活を優先で」
1/15(月) 9:02配信

競うように各所で張られている市長選立候補予定2人の支援を呼びかける横断幕=10日、名護市(高木桂一撮影)(写真:産経新聞)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となる2月4日投開票の名護市長選は、28日の告示まで2週間を切った。3選を目指す現職の稲嶺進氏(72)=社民、共産、社大、自由、民進推薦=と、元市議で新人の渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=の一騎打ちとなる見通しで、両陣営は選挙戦本番さながらの活動を繰り広げている。激戦の行方を追った。

 10年ぶりに国政選挙がないとみられる平成30年。人口約6万2千人の一地方都市が、中央の与野党が全面参戦する事実上の「国政選挙」の舞台となっている。

 告示を待たずして両陣営は街宣車を走らせ、名前を連呼する。双方ののぼり旗も方々で競うようにはためく。「公職選挙法特区」と揶揄される沖縄県でのありふれた風景とはいえ、その過熱ぶりが食うか食われるかの死闘を物語っている。

 名護市長選を今秋の県知事選の前哨戦に位置づけられる。辺野古移設に抵抗する翁長雄志知事を支持する共産党はじめ「オール沖縄」勢力と、早期移設を実現させたい安倍政権との対決構図だ。

 「名護市政を奪還すれば県内の空気は一変する。翁長氏が頼りにする(移設反対の)『民意』は崩れる」と自民党県連幹部は強調する。昨年末から菅義偉官房長官や二階俊博幹事長ら大物が名護市に続々と入り、支援態勢を固めつつある。

 10日夜、名護市城公民館。渡具知氏陣営の女性部総決起大会には主催者の予想を超える約540人の市民が集まった。制服姿の女子高生十数人の姿もあった。

 「稲嶺市政8年間に閉塞感だけが残った。輝く名護市にしたい」。渡具知氏がこう訴えると「そうだ」と歓声が上がり、会場は熱気にあふれた。公明党の古屋範子副代表も駆けつけ「自公の連携で市政刷新を」と、こぶしを振り上げた。

 同党県本部は、平成26年の前回市長選では自主投票としたが、自民党からの強い要請を受けて自公協力が実現した。

 名護市長選は投票率を勘案して3万5000票の争奪戦となる様相だ。公明党県本部が推薦を見送った前回は自民党系候補が4000票超の大差で敗れた。それだけに、自民党にとって「基礎票2000〜2500票」とされる公明党の力は大きい。

 公明党の支持母体である創価学会の原田稔会長も10日、名護市をとりまく北部11町村の一つ、恩納村で開かれた沖縄総県代表幹部会に出席し、戦いのムードを盛り上げた。自民党県連幹部は「公明党に尻をたたかれている。この上なく力強い援軍だ」と話す。

 「やれば、できる!!」−。菅官房長官は昨年11月、首相官邸を訪れた渡具知氏にそうハッパをかけけた。昨秋にはダブルスコアとされた差も自民党の直近調査では4ポイントまで詰め寄った。菅氏の言葉は渡具知氏が名刺やチラシに掲げるキャッチフレーズだ。

 「8年間で名護市は暗くなった。稲嶺氏は辺野古に基地を造らせないと言うだけで、経済や地元振興は置き去りにされてきた」。普天間移設先の地元、辺野古区の高齢住民は10日、産経新聞の取材にそう訴えた。同区住民の大半は「移設支持」で、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で反基地活動に参加する住民は数人にすぎないともいう。

 一方で周辺11町村の首長・議長の多くも「北部の振興に向けて中核の名護市がガンになっている」と渡具知氏支持に回っている。38年間続いたプロ野球、北海道日本ハムファイターズのキャンプも28年、名護市から一時撤退するに至った。球団から球場など施設改修を要請されながら稲嶺氏が無視を決め込んだからだ。その経済的代償は計りしれない。

 稲嶺氏の公約とは裏腹に政府による辺野古移設工事は着々と進む。政府との不毛の対立から稲嶺氏は米軍再編交付金を受け取れず、約135億円の財源を失った。対する渡具知氏は移設前提で同交付金を活用し、学校給食費完全無償化をはじめとする子育て支援や医療整備など市民生活の向上に役立てるという立場だ。

 市民の間でも「辺野古より市民生活」という機運が漸次浸透しつつある。「無党派」だというタクシー運転手や飲食店員ら十数人に聞いても然りだった、自身の「権限」で辺野古移設を阻止するという稲嶺氏の公約が「幻想」に過ぎないことに、市民が気づき始めているのは間違いない。

 むろん、稲嶺氏陣営は「予想以上に厳しい戦いだ」と焦りを隠さない。「公示前に市内を走る街宣車の数は前回の倍以上」(関係者)だという。

 わけても陣営の中核を担う共産党の専従職員や関連団体メンバーらが全国から大挙して名護市に入り、個別訪問や街頭でのビラ配り、手振りなどの活動を強化している。同党が用立てたとみられる「大宮」ナンバーの街宣車も見かけた。

 12日夜、名護市で開かれた稲嶺氏を支える市民集会には約1000人の市民らが出席した。稲嶺氏は「辺野古(移設)を止める希望を持ち、あきらめない」と“金科玉条”の持論を唱えた。

 共産党の志位和夫委員長も駆けつけ「辺野古(移設)を推進する官邸、自民党丸抱えの相手に負けるわけにはいかない」と声を張り上げた。

 参加者によれば、「しんぶん赤旗」の腕章を付けた人物が数人見かけられるなど会場は「共産党大会」を彷彿させたという。稲嶺氏の選挙参謀も同党県議が務めているとされ、稲嶺氏はまさに「共産党丸抱え」だ。公安筋は「稲嶺氏にとって共産党の人海戦術は武器になるが、前面に出過ぎると中間層の票が逃げるだろう」と指摘する。

 稲嶺氏が年明けに唐突に打ち出した目玉公約が「パンダの招致」だ。稲嶺氏は11日の記者会見で「実現性は高い」と胸を張ったが、1頭で年間3億円以上の維持費が必要とされる。

 「日ハムに逃げられたからパンダか。そんな財源があるなら、名護市の未来を担う子供たちの給食費無償化に充てた方がどれだけ有益か…」

 前回、稲嶺氏を支持したという50代の男性会社員はそう語った。(高木桂一)」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180115-00000510-san-pol

> 政府との不毛の対立から稲嶺氏は米軍再編交付金を受け取れず、約135億円の財源を失った。対する渡具知氏は移設前提で同交付金を活用し、学校給食費完全無償化をはじめとする子育て支援や医療整備など市民生活の向上に役立てるという立場だ。

産経新聞が安倍政権が名護市民の生活を「人質」にしていることを認めてしまっていますが、良いのでしょうか?

> 稲嶺氏の選挙参謀も同党県議が務めているとされ、稲嶺氏はまさに「共産党丸抱え」だ。公安筋は「稲嶺氏にとって共産党の人海戦術は武器になるが、前面に出過ぎると中間層の票が逃げるだろう」と指摘する。

じゃあ、渡具知氏の方は「公安丸抱え」ですね。まあ高木桂一氏らしい記事ではありますが。
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 森友・加計・準強かん・スパコン・リニア “アベ友五大疑惑”の追及続く(週刊金曜日)
森友・加計・準強かん・スパコン・リニア “アベ友五大疑惑”の追及続く
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180115-00010000-kinyobi-soci
週刊金曜日 1/15(月) 17:14配信


 
 通常国会で「徹底追及する」と意気込む川内博史議員。(撮影/横田一)


 特別国会が12月9日に終わっても、森友・加計学園などの“アベ友疑惑”追及が続いている。13日には民進党の「森友学園・加計学園疑惑調査チーム」(座長は桜井充参院議員)が開かれ、森友学園の国有地格安購入について国土交通省大阪航空局からヒアリング。値引きの根拠となった「ごみ撤去量(算定値)」が実際の100分の1(194トン)にすぎなかったことを認めた。疑惑追及が始まった頃から「値引き額ありきで撤去すべきごみの量を水増ししたのではないか」という疑問が出ていたが、それが裏付けられることになったのだ。

 11月28日の予算委員会で疑惑追及の先陣を切った川内博史衆院議員(立憲民主党)も、「森友学園への国有地払下げで財務省が異常なほどの特別扱いをしている実態が明らかになった。真相解明にはほど遠く、疑惑は深まるばかりだった」と特別国会を振り返った。

 川内氏が注目した財務省の過去5年間(平成24年度から28年度)の国有地払下げにおける森友学園の特別扱いは、「1売り払い前提の定期借地契約」と「2瑕疵担保責任免除の特約」と「3延納の特約」と「4契約金額の非公開事例」の四つで、それぞれの全体の払い下げ件数は次の通りだ。

(1)1194件中で森友のみ1件

(2)1194件中で森友のみ1件

(3)空港整備勘定を含む1214件中で森友のみ1件

(4)過去4年間の972件中で森友のみ1件

 この件数を掛け合わせると、約1兆7000億になるため、森友学園の国有地払下げのような特殊事例が偶然に発生する確率は「1兆7000億分の1」。「天文学的に小さい数字ですから、忖度などの人為的な意向が働いたのは確実です。国有地払下げを検証した会計検査院の報告書についても質問しましたが、値引きの根拠の『ごみ深度』『ごみ混入率』『処分費の単価』について全て確認できないという回答でした」(川内氏)。

 安倍首相の妻、昭恵氏が名誉校長だった瑞穂の國記念小學院の森友学園に対して特別扱いが罷り通り、国有財産が不当に安く払い下げられた可能性はきわめて高いといえるのだ。

【注目される野党連携】

 他の“アベ友疑惑”でも野党は攻勢を強めている。安倍首相を紹介した『総理』(幻冬舎)の著者・山口敬之氏(元TBSワシントン支局長)をめぐる疑惑については、超党派の「『準強姦事件 逮捕状執行停止問題』を検証する会」(11月21日設立)が伊藤詩織さんからヒアリングをするなど会合を重ねて、1日の法務委員会では柚木道義衆院議員(希望の党)らが野党連携で波状攻撃的な追及をした。

 特別国会会期末の5日には東京地検特捜部がスーパーコンピュータ開発ベンチャーのPEZY Computing(ペジー社)の齊藤元章社長ら2名を逮捕。経産省管轄の「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」から補助金約4億3100万円を不正受給した容疑だが、準強かん(準強制性交等)事件の山口氏がペジー社の顧問を務め、官邸近くの高級事務所の賃料も負担してもらっていた。そのため、すぐに“アベ友疑惑”と位置づけられ、6日には希望の党、翌7日には立憲民主党が経産省などの担当者からヒアリングをした。

 さらにJR東海が発注したリニア中央新幹線関連工事で、東京地検特捜部が大林組を家宅捜索。容疑は、不正な入札をした偽計業務妨害だった。「JR東海の葛西敬之名誉会長は安倍首相と懇意で、5年間で30兆円の財政投融資の経済対策を安倍政権が発表した時には『両者の蜜月関係の産物ではないか』との見方が流れました」(永田町ウォッチャー)。

 森友・加計・準強かん・スパコン・リニアという“アベ友五大疑惑”に対して、先の川内氏は「来年1月からの通常国会で徹底的に追及していく」と強調、「準強かん事件のような超党派がベストだが、合同PTにまで至らなくても議員個人レベルで連携をしていきたい」と意気込む。通常国会冒頭の予算委員会での野党の追及が注目される。

(横田一・ジャーナリスト、12月22日号)








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記事 [政治・選挙・NHK238] 麻生さんのこの発言、おかしくないですか?(ブログ つれづれなるままに)
「麻生さんのこの発言、おかしくないですか?

朝日新聞によれば、麻生氏は次のように言ったようです。

「企業の利益の割に、(労働者の)給料が上がっていない、
給料や賞与をあげて欲しいと今の政権が経団連に頼んでいるが、本来は連子や野党・民進党の仕事だ。
連合は、陳情は自民党、選挙は民進党。アホらしくてやってられない。 」

麻生氏のこの発言、一見、リクツを言っているように聞こえますが、
私は、すごい問題発言だと思いますね。

自民党は、ご存知の通り、経団連に働きかけて、
賃金を3%あげた企業には法人税をおまけするよ的な話をして、賃金を上げることを要請しています。

私は、このやり方ははっきり言って間違っていると思っています。

労働者の給与は基本的には労使で決められるものですから、政府が口出しをしてくるものではありません。
そこで経営者と労働者の団体(連合)との話し合いが持たれるわけです。

ところが、もちろん、連合の方は、法人税の取り決めに対しての権限など持っていませんから、与党のように「法人税をまけるから、給料上げてくれ」などという交渉の仕方はできないわけです。
野党も政権を持っていないからできない。

つまり、(経団連、あるいは企業の経営者に対してどのような足かせをつけることも自由な)与党だけが持てる権限を振りかざして、労使の給与交渉に勝手に介入してきた、というのが今回の賃上げの真実です。

連合としては、賃金が上がるので表立って反対はしにくいですが、こんなことをやっていては、これから先の労使交渉で、企業側は連合のいうことを聞かず、政府から企業に有利な条件を引き出すことでしか賃上げに応じなくなるでしょう。

また、政府は、経団連に対して、介入の度合いを深めていくでしょう。
それは、つまり形を変えた「利権」です。

企業の(法人税優遇措置などの)『利権」を強めたり緩めたりすることで、政府は企業を自分のいいなりにしていくわけです。

特に、今回の話し合いは、国会で決めたわけでも、オープンな議論で決まったわけでもなく、政府と経団連のトップの会談で決まったわけで、野党にも連合にも事前に話が入っていたわけではないですよね?

つまり、政府の権力だけで、物事が決まってしまったわけです。
賃金という、政府が口出しすべき分野ではないところの分野で。

これは、国家主義を目指しているアベ政権らしいやり方だと私は思っています。

では、政治がやるべきことはどういうことだったのか?

政府が労使交渉に口を出すのはおかしいのです。
労働者の労働環境が劣悪になっていないか、不当に低賃金で働かされていないか、ということをチェックするのが政治の仕事です。

ですから、労働者の賃金が不当に安いと判断したならば、経営者(それも特定の)に働きかけるのではなく、最低賃金を引き上げる、という措置を取るべきなのです。

そこから先、うちの業界は儲かってるから、もっと上げるべきだ、とか、
うちは儲かってないから3%は無理だが2%ならいける、とか、

具体的な話を詰めるのが、労使交渉ではないでしょうか。

さて、そのように、今回自民党がやったことは、スジとして明らかにおかしいと思っていますが、麻生氏の先の発言のホンネはどこにあるのか?

自民党は労働者の給料を上げるというのは党利にそぐわない、自分たちの政策ではない。
けれども、連合の方々は、自分たちで給料アップの交渉ができないから、代わりに自民党がやってあげましたよ、偉いでしょ、俺たち、

ってことを言いたいのか?

そして、自民党は、労働者の味方だから連合は自民党に投票しろ(野党に投票するな)、ってこと?
(多分、麻生氏の発言の意図はコチラでしょう)

図々しいにもほどがある!!

先ほど、述べたように、今回の自民党のやり方は方法がおかしい上に、3%の給料あげろ、というのは、アベ政権が、法人税をまけるのと引き換えに言い出したことですよ。

連合がこのような取り引きを政権に持ち出したわけでもないし、
政権を持たない野党がこのようなことを言い出せるわけもない。

いわば、自民党が「勝手に押し付けた」経団連よりの案なだけです。

それを、連合や野党が本来やるべき、とか

アホか!」
http://blog.livedoor.jp/genki355/archives/21521761.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 安倍首相ではこじれるだけ 五輪開会式ボイコットの唖然(日刊ゲンダイ)
 


安倍首相ではこじれるだけ 五輪開会式ボイコットの唖然
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221251
2018年1月15日 日刊ゲンダイ 文字起こし


  
   またもや五輪憲章踏みにじり(右は、新たな政府方針を発表する韓国の康京和外相)/(C)共同通信社

「オレの机の上には核ミサイルのボタンがある」(北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長)、「いやいや、オレが持っている核ミサイルの方がずっと強力だ」(米国のトランプ大統領)――。

 核開発・ミサイル問題をめぐって米朝トップがガキのケンカのような挑発を続け、世界の首脳が呆れ返っているが、日本も決して他人事じゃない。安倍首相が、韓国政府が慰安婦問題をめぐる2015年12月の「日韓合意」の見直し方針を公表したことに抗議の意思を示すため、2月9日に行われる韓国・平昌冬季五輪の開会式をボイコットする可能性が報じられているからだ。報道を受けたネトウヨは「当然だ」「英断だ」と拍手喝采だが、短絡的な無知蒙昧の発想だろう。

 五輪は平昌が終われば次は2020年夏の東京、そして22年冬の中国・北京と続く。東アジア3カ国で連続して開催される「平和の祭典」の初っぱなの大会で、次の開催国である隣国の首相が開会式を欠席するのは前代未聞。日韓は紛争状態にあるワケでも何でもない。国連人権理事会でも問題視される重大な人権侵害である慰安婦問題をめぐる合意文書で、当事者の韓国政府が見直し方針を公表しただけだ。それを理由に五輪の開会式欠席なんて、いくら何でも常軌を逸しているとしか言いようがないだろう。

 安倍政権は東京五輪を理由に共謀罪法案を強行成立させるなど、スポーツの政治利用を禁じた五輪憲章を散々踏みにじっているが、仮に平昌五輪の開会式を欠席したら完全な政治利用だし、五輪憲章違反は明らか。安倍は「日韓合意」の正当性を訴えるのであれば、むしろ開会式に堂々と出席した上で、韓国の文在寅大統領と会談して直接訴え掛ければいい。

 北朝鮮情勢が緊迫化する今だからこそ、関係国の首脳同士による緊密な連携や対話が欠かせない。いがみ合っている場合じゃないのだ。それなのに「約束破ったから、ボクは開会式に行かない」と、ヘソを曲げながら拳を振り上げてどうするのか。強硬姿勢を見せることが日本の国益とカン違いしているのではないか。

■政権が変われば口約束の合意見直しは当然

 それに韓国政府は日本政府に「日韓合意」の破棄や再交渉を求めているわけじゃない。引き続き日本との関係改善・発展の意思を示し、元慰安婦の名誉回復のために「(日本が)努力するよう期待する」というスタンスだ。「日韓合意」は正式な合意文書を取り交わしていない“口約束”だったとはいえ、韓国だって政府間で決めた「最終的・不可逆的」という文言が持つ言葉の重みは理解しているのだ。

〈(元慰安婦への)アプローチ不足〉

 韓国政府の検証作業部会は「日韓合意」の最大の問題点をこう指摘し、文大統領も「重大な欠陥」と断言していた。合意当時、日韓両政府は冷え込んでいた関係の改善を米国のオバマ政権に促され、元慰安婦の意見も集約しないまま取りまとめを急いだ。慰安婦問題の歴史的な検証、真相究明をロクにせずに至った合意なのだから、韓国世論が納得するわけもなく、不満がくすぶり続けるのも当たり前だった。しかも、この間、安倍政権は韓国政府が求めた安倍首相による元慰安婦への謝罪の手紙などの措置も「最終的・不可逆的」を理由にすべて突っぱねてきたから、合意内容も進展せず。恐らく日本政府だって今回の韓国政府の見直し方針はある程度、予想していたはずだ。それが現実になったからといって、鬼の首を取ったかのごとく「約束を守れ」と居丈高に叫ぶのも冷静さを欠いているだろう。元外務省国際情報局長の孫崎享氏がこう言う。

「合意といっても正式な文書がない以上、政権が交代すれば対応が変わるのも当たり前。米国はオバマ前政権時代にはTPP推進だったが、トランプ政権に代わって離脱したのと同じ。それが民主主義国家です。それに日本政府、国民が考えている以上に慰安婦問題というのは韓国内では根深い問題なのです。そういう政治問題を五輪と絡めるなど論外です」

 幼稚で稚拙な安倍政権の姿がよく表れているではないか。

  
   安倍首相に信用ナシ…(C)共同通信社

慰安婦問題に対する歴代政権の外交努力をブチ壊した安倍政権

「日韓合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ」

 安倍はこう言って、さも「正義は我にあり」みたいな強気の態度だが、そんなにエラソーなことを言えるのか。そもそも日本政府は慰安婦問題については、かつての宮沢政権が慰安所の設置や管理に旧日本軍が直接、間接的に関与していた事実を認め、多くの女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題だった――と指摘。そして93年8月、当時の河野洋平官房長官は、おわびと反省の気持ちを表明する談話を発表し、歴代内閣は「河野談話」を踏襲することも決めた。

「河野談話」は国際的にも評価され、日韓両政府の間で慰安婦問題に対する溝は徐々に埋まりつつあったのだ。ところが、わざわざ「寝た子」を起こしたのが他ならぬ安倍政権だ。第1次安倍政権は07年3月、従軍慰安婦について〈政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった〉などと、歴代政権が認めてきた史実を否定する政府答弁書を閣議決定。その後、旧民主党政権の菅内閣が10年8月に韓国植民地支配への反省とおわびを表明する首相談話を閣議決定したが、12年12月に発足した第2次安倍政権が、ガラリと方針転換。

 安倍や取り巻きの右派議員を支援する右翼団体「日本会議」が主張する〈『慰安婦は自由意志の売春婦』であり、強制連行という事実はない〉〈河野談話を見直せ〉というムチャクチャな要望に沿う形で「河野談話」の作成経緯を検証する方針を決め、〈政治交渉の結果に過ぎなかった〉とする結果をまとめたのだ。

 何のことはない。慰安婦問題の解決に向け、日本の歴代政権が薄皮を剥ぐように積み重ねてきた外交努力をブチ壊し、再び日韓対立を先鋭化させるような愚行を犯してきたのが安倍政権なのだ。

■日韓両国で「信用されていない」のが安倍首相

 日韓両国民が納得しないまま政府同士が“合意”しても、慰安婦問題は絶対に解決しない。東西統一後のドイツのように、日本政府、国民が積極的に史実と向き合い、韓国側に対して粘り強く誠意を示していく以外に道はないのだ。ところが、その旗振り役を務めるべき安倍自身にそんな様子がみじんも感じられないから、どうしようもない。

〈韓国にはキーセンハウス(妓生)があって、そういうことをたくさんの人たちが日常どんどんやっているわけですね。(略)かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら、私は思っているんですけども〉〈(慰安婦だったと言う人の中には)明らかに嘘をついている人たちがかなり多くいるわけです〉

 97年に刊行された「歴史教科書への疑問」(日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会編)には、当時、この会の事務局長だった安倍の発言が載っているが、筋金入りの歴史修正主義者が今の日本の首相なのだから、韓国政府、国民の不信や反発が募るのもムリはない。日本メディアの世論調査で安倍政権の不支持理由は「人柄が信頼できない」が断トツだが、国内でも信頼されていない首相が他国の国民から信頼されるはずがない。法大名誉教授の五十嵐仁氏がこう言う。

「安倍首相の姿勢は、合意したのだから蒸し返すなと言わんばかりの上から目線の対応で、真摯に受け止める姿勢もおもんぱかる気持ちも感じられない。モリカケ疑惑の国会対応と同じです。そして、やられたらやり返せと、嫌がらせのような形で五輪開会式欠席をにおわせている。これでは韓国国民だって、日本政府は日韓合意に反省の気持ちを持っていたのかと疑われても仕方がありません。安倍首相の言動が韓国国民の不信を募らせる一因にもなっているのです」

 安倍が首相でいる限り、慰安婦問題の進展は絶望的と言っていい。




  



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 安倍首相、リトアニアで杉原千畝記念館を視察して「日本人として誇り」(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/01/post-b1cb.html
2018-01-15


にわかファンの心理と似ている(笑)

その人が注目されると、自分は前から知っていたとファンを騙り
ブームが去ると手のひら返す人。

リトアニアで杉原千畝を称えた記念館を視察して、「日本人の
誇り」と言った安倍首相。

>安倍首相は視察後、記者団に「世界中で杉原さんの勇気あ
る人道的行動は高く評価されている。同じ日本人として誇りに
思う」と強調した。

>安倍首相は13日午後(同14日未明)のスクバルネリス首相
との会談で、杉原氏の行動は人道的に重要な意義があるとの
認識で一致。会談後は「杉原氏の勇気ある行動は国際秩序が
さまざまな形で挑戦を受ける今日をどう生き抜くか重要な視座
を与えてくれる」と語っている。


いつもいつもご立派な事を言うが、杉原氏に対して日本の外務
省が取ってきた敵意と冷淡さを知らないのか。

2000年に他国の情報から、当時の河野洋平外務相が名誉
回復をしたが、それまでは矢持て石追われる状態だった。

ウイキペディアによると、杉原はイスラエルの宗教大臣となって
いたゾラフ・バルハフティクとエルサレムで29年ぶりに再会。

ゾラフ・バルハフティクが語った

>実際には、日本政府の許可なしであったことを私たちが知っ
たのは、1969年に杉原氏とイスラエルで再会した時である。
杉原氏が訓命に背いてまで、ビザを出し続けてくれたなんて
ことは、再会するまで考えられなかったので、とても驚いたこと
を覚えている。杉原氏の免官は疑問である。日本政府がすば
らしい方に対して何もしていないことに疑問を感じる。賞を出し
ていないのはおかしい。表彰していないのは残念である。
杉原氏を支持している方は多くいるが、私は20年前から、日本
政府は正式な形で杉原氏の名誉を回復すべきだといっている。
しかし日本政府は何もしていない。大変残念なことである。
— 1998年5月25日


このインタビューから、日本政府の取って来た対応がとても良
く分かる。

日本政府の指示に従わなかった杉原は、2000年までは逆
賊扱いで、ようやく杉原が復権できたのは他国からの杉原を称
賛する声だった。

それを今さら、しかも安倍首相が「日本人として誇りに思う」。

世界的な声にならなかったら、日本政府の誰も杉原を評価し
なかっただろうし、人権意識が今まで以上に低い政府は表彰
などは考えにも及ばなかっただろう。

言ってみれば安倍首相もその中の1人だ。

特に、安倍首相の様にその時その時で態度が豹変する人間
に、得意げになって自分の手柄の様に言われても、白々しくな
るだけだ。

>杉原氏の勇気ある行動は国際秩序がさまざまな形で挑戦
を受ける今日をどう生き抜くか重要な視座を与えてくれる


ハア?だ。

何処からこの言葉を考え出したか知らないがが、またまた大
仰な言葉を。。。

意味を知って言っているのかはなはだ疑問だが(笑)

「人道的支援」を毛ほどもが思っていない首相が、いかにも
自分こそ人権を大事にしているように語るくだりは、背筋が
ぞわぞわする。

今は、持ち上げられてバラマイてこないことを祈るだけだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 遊び人か旅芸人?<本澤二郎の「日本の風景」(2855)<用もないのに6か国訪問> <国内では血税で高級料理三昧>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52199178.html
2018年01月15日 「ジャーナリスト同盟」通信

<用もないのに6か国訪問>
 アメリカ大統領ドナルド・トランプの健康診断が話題になっている。「神経を病んでいる。精神科を受けさせろ」と専門家が注文を付けているという。バルト三国を知らない日本人が多いのだが、心臓君は「まだ行ってないので」と屁理屈をつけて、外務省のお尻を叩いて、今そこでのんびりと過ごしている。正月休みの延長である。旅芸人というと、なにか芸で生活費を稼ぐわけだから、正しい表現ではない。単なる「遊び人」なのか。

<腐敗三昧の税金泥棒?>
 「日本にいると、スキャンダルをつつかれる。海外からは、特に韓国から従軍慰安婦問題で、真相を暴露されてしまい、ストレスが溜まる。その点、政府専用機で地球を飛んでいれば最高の気分。
ただ、欧州の彼方から北朝鮮を叩く?気が狂っている。精神科に診てもらってはどうか」といった不満と怒りが列島を充満させている。

 エストニアに旅立った1月12日付の東京新聞の報道だと、心臓君のお遊び外遊は、今度で60回。国と地域は76。特に盲従するアメリカには11回も、参勤交代の旅行を楽しんでいる。ロシア7回。対して敵視外交先の中国2回、一番近い韓国1回である。
 2012年から16年までに限ると、48回で、その経費は87億円。経済支援30兆円というから、遊び人の血税バラまきグセは、やはり凄い。外務省もまた、悪の仲間入りしている。
 会計検査院は、用もない外遊にメスを入れる責任がある。

<国内では血税で高級料理三昧>
 韓国の大統領は、最近の南北対話開始で、少し有頂天になってしまっているようだが、生活ぶりは質素だ。特別の行事でないと、公費での食事はしない。
 心臓君は、妻の手料理を食べたことがない。つくれないのだろう。ひょっとして祖父・岸信介の晩年の美人賄い婦が朝食を用意しているのだろうか。彼女について、昔のことだが、自民党本部職員は「統一教会の人だ」と教えてもらったことがある。
 ここはひとつ、どなたか確認するといいかもしれない。

 夕食はもっぱら高級料理店に集約されている。むろん一人ではない。官房機密費の出番である。官房機密費というと、心臓君の外遊土産はなにか。留守居役の官房長官らは、もう59回も土産で部屋が膨らんでしまっているだろう。
 官邸の記者や自民党議員まで配るわけだから、この土産だけでもすごい金額になる。同行記者へのサービスも気になる。

<腐敗首相と腐敗言論>
 よく中国の知り合いから「日本は不思議な国。国民は黙っているんですね」と皮肉られている。
 日本を旅する中国人の評価は悪くないが、日本を尊敬する人はほとんどいない。内心軽蔑している。
 確かに心臓君は、何もしていない。したことと言えば、軍拡予算と年金福祉削り。あとはお遊び外遊での血税バラマキ外交だけである。
 「ロシアに7回も行っていながら、領土は1ミリも進まない。11回のアメリカ訪問での成果は、武器弾薬の購入だけ」「それでも5年任期。原因はNHKと読売の宣伝報道による情報操作」「腐敗首相と腐敗言論が一体化したため」ということなのだ。

<待たれる腐敗追及のネット掲示板の登場> 
 腐敗を徹底的に追及する、公正なネット掲示板の登場が急務である。

2018年1月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 《吉岡斉(よしおかひとし)九州大教授が肝神経内分泌しゅようで死去。》バカにでも理解できる人類終末のロジック:原発板リンク


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/467.html
記事 [政治・選挙・NHK238] ポスト池田に動き始めている学会は改憲に協力するのか 溝口敦の「斬り込み時評」(日刊ゲンダイ)


ポスト池田に動き始めている学会は改憲に協力するのか 溝口敦の「斬り込み時評」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221255
2018年1月15日 溝口敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字起こし


   
   どう欠落なく次代が相続するか(創価学会の池田大作名誉会長・左と原田稔会長)/(C)共同通信社

 今年は補選を除けば国政選挙がない。もっぱら政治的関心は安倍首相が唱える改憲に関連して、自民党総裁選で「安倍の3選はなるか」だろう。メディアは早くも対抗馬の思惑や動向など、政局解説に余念がない。

 だが他方、ひそかに進む創価学会・公明党の体質変化も改憲に密接に関係する。公明党の協力なく、自民党単独では改憲は不可能だからだ。

 池田大作名誉会長が創価学会の行事に姿を見せなくなって丸7年。姿を見せない以上は精神・神経機能を損ない、寝たきりではと推測されるが、現在の医療技術なら何年でも心肺を動かし続けることは可能だろう。

 が、それでもさまざまな限界がある。おそらく早ければ今年あたり、池田氏の病状について創価学会は何かしら対外的な動きを余儀なくされそうだ。

 熱心な学会員にとっては「巨星」が揺らぐのは衝撃だろうが、創価学会幹部にとっては既定路線の追認でしかない。彼らは早くからこの日を予期していた。池田氏が影響力を失った学会組織を、どう欠落少なく次代が相続するか、あれこれ工夫を凝らしていたのだ。

 たとえば去年11月、創価学会「会則」の上に、新たに学会の最高規範と位置づけた「会憲」を制定、施行している。創価学会の憲法である。

 全15条からなる簡単なものだが、原田稔現創価学会会長の権限を池田名誉会長の上位に置き、教義面、管理面で独裁的な権限を振るえる規定を設けている。

「第9条 この会に、会長を置く。
2.会長は、「三代会長」を継承し、その指導および精神に基づき、この会を指導し、統理する。
3.会長は、この会の教義および化儀を裁定する。
4.会長は、御本尊に関する事項を司る。
5.会長は、この会の儀式行事を主宰する。(以下略)」

 と、ある通りである。

 今すでに池田氏が長い間握り続けた独裁的権限が原田会長にバトンタッチされている。つまり池田氏の病状公表か、何かの発表があったところで、創価学会が空中分解することはないだろう。が、明らかに創価学会・公明党の勢力は衰える。

 去年10月の総選挙で公明党は比例区で700万票を切る敗北を喫し、6議席も当選者数を減らした。あまりに安倍べったりの公明党に婦人部などが嫌気した結果といわれているが、総じて学会組織も高齢化の波におおわれ、集票活動が劣化している。改憲に加担するどころか、公明党の見直しさえあり得ないことではない。










http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/468.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 戦争で金儲けしようと考える企業は多そうだが、それを可能にする仕組みを守ることも戦争の目的(櫻井ジャーナル) 国際板リンク
戦争で金儲けしようと考える企業は多そうだが、それを可能にする仕組みを守ることも戦争の目的(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/659.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/469.html

記事 [政治・選挙・NHK238] ブラックフェースの問題、松本人志がまるで他人事のように嘯く 
ブラックフェースの問題、松本人志がまるで他人事のように嘯く
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/07258050f373996354fa5eda40f60555
2018年01月15日 のんきに介護




松本人志‏@matsu_bouzuのツイート。



松本人志という、

この薄汚れたエゴイストによると、

ブラックフェースは、

どこまでもギャグの問題なんだろうな。

差別の問題として

受け止めるつもりがないという意味では、

このおっさんも同罪だな。

森新児‏ @morisinjiさんが

こんなツイート。



ブラックフェースの“出し物”を差別と見ず、

ギャグで済まそうとする

鉄面皮に、

改めて腹が立ってくる。


関連記事
松本人志が黒塗り問題に「浜田差別」とギャグでごまかし逃げの一手!「ルールブックを作れ」と責任転嫁発言も(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/426.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 希望と民進の統一会派は野党結集にとっては、ベターな再編となるか(かっちの言い分)

希望と民進の統一会派は野党結集にとっては、ベターな再編となるか
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201801/article_15.html


民進党と希望の党が統一会派を組むことが決まった。立憲にも声を掛けたが、立憲は希望から排除された経緯から、声を掛けられること自体が立憲は迷惑だろう。

この統一会派の話が出てきたのを聞いて、そのまますんなり済む話ではないと思っていたら、希望の参議院会派の松沢成文氏から統一に拒否の意見が出た。希望には中山恭子(日本のこころ)や夫のバリバリ右派の中山成彬氏(日本のこころ、元自民、現衆議院議員)が居る。

この拒否に対して玉木代表は、統一会派に賛成の議員たちだけで分党すると述べている。これで、小池氏が本来狙った希望党は幻となって来た。

そもそも、民進ではダメだから小池氏に心を売った前原氏や、民進から飛び出した細野氏、長島氏などはどうするのだろうか?おめおめ統一会派に移ることは信条に反するだろう。

今回の合意文書では、焦点の安全保障法制については「違憲と指摘される部分を削除することを含め、必要な見直しを行う」と表現することで折り合った。民進は「違憲部分の削除」と提示していたが、「違憲」の単語を残しつつ、「違憲と指摘される部分」と表現を弱めて合意した。

文書はほかに「安倍政権と厳しく対峙(たいじ)し、強引な国会運営には断固反対する」などの10項目だという。この合意なら、民進議員は敢えて希望の党に移らなくていいはずであった。

希望で立候補するための最も重要な踏み絵は、安保法は合憲で認めるということであったはずである。合意の言葉遊びで繕うおうとしても「違憲」は「違憲」と言っていることには変わらない。

小池、前原によって、なんとも訳のわからない党が出来たが、少なくとも安保法は違憲だといい、安倍政権の国会運営に断固反対の統一会派が出来たことは、ひとつの救いである。

民進、希望が統一会派を作っても、まだ野党乱立の感がある。統一会派と立憲のどちらが野党一党になるも、野党のまとめに影響する。ここはやはり立憲が野党第一党となって野党をリードした方が自公与党には脅威になる。


http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 政府、マスコミ、ネトサポの嘘を暴け! (simatyan2のブログ)
政府、マスコミ、ネトサポの嘘を暴け!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12344697825.html
2018-01-15 16:22:35NEW ! simatyan2のブログ


景気は緩やかに回復していると政府と日銀は言う。

マスコミもネトサポも口を揃えて景気の良い話ばかりする。

しかし垣間見える実態はそうじゃない。

東京商工リサーチが、2017年の飲食業の倒産件数(速報値)を調べたところ、前年比19・2%だったそうです。

負債総額は同23・7%増の416億6500万円と、2年連続の増加
となっています。

景気がよくなっているのに飲食業の倒産が増えている!
https://newswitch.jp/p/11682

政府やネトウヨが倒産をごまかす手口に「人手不足」という言い逃れが

あります。

しかし実際は、人手不足ではなくて見あった賃金で雇えないのです。

原因別では、販売不振が同17・7%増の618件と、全体の8割以上
を占めているということは、人が外食しなくなっているということです。

というより外食など出来ないと言ったほうが正解かもしれません。

富裕層は大衆店の安物のレストランや居酒屋に行かないでしょうし、
金のない人は安物のレストランや居酒屋にも行けないのです。

ここに「格差社会で巨大な下層階級が姿を現わしつつある」という

報告があります。

その数はおよそ930万人。

平均年収はわずか186万円。

貧困率は38・7%。

女性では、貧困率がほぼ5割。

4人に1人は健康状態が悪い。

こうした人が就業人口の約15%を占め、急速に拡大しつつあると

いうのです。

平均年収186万円…日本に現れた新たな「下層階級」の実
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53945

またこうした「下層階級」は若者や中年世代だけではないのです。

年金カットや健康保険の負担増加をさせられる高齢者も増加して
います。

年金カットや国民健康保険の負担増加 悲鳴を上げる高齢者たちの

http://news.livedoor.com/article/detail/14093485/

今や、老いも若きも、男も女も、ヘトヘトなんですね。

政府によれば戦後2番目の景気拡大なんじゃなかったんですか?

確かに一時的には株価は上がっても給料は上がってないのです。

アリバイつくりで多少上がったかもしれませんが、僅かな賃上げ分は
増税などで吹き飛んでいるのです。

景気が良いのは外国に物を売るトヨタなど一部の企業だけです。

しかも儲けた金は使わず溜め込む一方で世の中には還元され
ません。

景気が良い!景気が良い!と連呼しても実態が伴わないのです。

しかし、そろそろ大本営発表でさえ誤魔化せなくなってきたのか?

NHKは日銀の、

暮らしに「ゆとりなくなってきた」

という調査結果を、13日、こっそりアリバイ作りに報道し始めました。



暮らしに「ゆとりなくなってきた」日銀調査で回答増加
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180113/k10011287821000.html

アベノミクスの経済効果とは何だったのか?

戦後2番目の景気拡大とは何だったのか?

安倍政権、日銀、マスコミ、ネトサポが作った嘘と虚像。

嘘も百回言えば真実になると言いますが、その嘘は本人が知らない
ものだけで、個人の財布の中身まで胡麻化すことはできません。

しかしそれでも今の国(安倍政権)とネトウヨなどは、「自己責任」
を振りかざして対策と責任から逃げようとするでしょうが、

もしすべてを自己責任というなら、年金も税金も納める必要はない
ということになります。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/472.html

記事 [政治・選挙・NHK238] ICANの面会を断りバルト3国で北朝鮮危機を煽る安倍首相! 吉永小百合は対話に向けて「一人一人が声をあげることが大事」と
ICANの面会を断りバルト3国で北朝鮮危機を煽る安倍首相! 吉永小百合は対話に向けて「一人一人が声をあげることが大事」と
http://lite-ra.com/2018/01/post-3736.html
2018.01.15 吉永小百合、声をあげることへの覚悟 リテラ


     
     ラジオでも反戦平和を訴えている女優・吉永さゆり(TBSラジオ『今晩は吉永小百合です』公式サイトより)


 昨年ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長が現在来日中だが、来日に合わせ安倍首相に面会を申し込んだが断られていたことが明らかになった。安倍首相と言えば、カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞には即座にお祝いコメントを出した一方、ICANのノーベル平和賞受賞には現在にいたるまで一切の祝福コメントを出していないなど、一貫して冷淡な態度をとり続けている。今回の面会拒絶で、核廃絶に後ろ向きな安倍首相の姿勢がまたしても露呈した格好だ。

 ICANを無視した安倍首相がいま何をしているかというと、わざわざバルト3国まで出かけて行き、エストニアの首都・タリンや、リトアニアの首都・ヴィリニュスについて「タリンもヴィリニュスも北朝鮮の弾道ミサイルの射程圏内」「欧州全体の危機」などと、北朝鮮の脅威を煽ってまわっている。平昌五輪への参加問題をきっかけに南北会談が実現したことで、対話に向け世界各国が協調しているなか、いまだ「対話より圧力」路線を崩そうとしていない。

 戦争を回避するどころか、積極的に戦争を煽る姿勢を貫く安倍首相だが、そんななか、2018年1月6日付朝日新聞のインタビューに応えた吉永は、現在の状況についてこのように怒りをにじませた。

「東アジアは大変な状況ですけれど、それでもみんなでテーブルについて話さなければならない。そうさせるのは私たち一人一人です」

 吉永といえば、日本のみならず世界中で原爆詩の朗読会を開き核廃絶を訴えてきたことでもよく知られているが、加えて昨年は、ICANがノーベル平和賞を受賞した記念碑的な年。

 前述のとおり安倍首相がICANの平和賞受賞に冷淡な態度をとり続けているが、昨年12月11日の定例記者会見にてICANの受賞について質問が及んだ菅義偉官房長官も、核兵器禁止条約について「我が国のアプローチと異なるものであり、署名、批准は行わない考え」とコメント。改めて安倍政権には核廃絶や平和のために行動しようなどという考えは微塵もないことが明らかになっている。

 そんななか、朝日新聞のインタビューでICANについて問われた吉永は、このように述べている。

「今、核兵器の禁止をそれぞれの国の人たちが考え、意見を出し合って大きな流れにしたのは素晴らしい。次は、この国で生きている一人一人が声を出していくことが大事だと思います」

 吉永は今年3月公開予定の滝田洋二郎監督作『北の桜守』で南樺太からの引き揚げ家族の母を演じる。15年には、山田洋次監督作『母と暮せば』にて、長崎の原爆で息子を失った母を演じていた。

 女優としての演技の仕事や、インタビューや、朗読劇の公演など、吉永は自分の関わるありとあらゆるチャンネルを使って平和への思いを訴えている。

■吉永小百合が語った、芸能人が政治的発言をすることのリスクと自身の覚悟

 先に引いた発言のなかで、「みんなでテーブルについて話さなければならない。そうさせるのは私たち一人一人です」や「この国で生きている一人一人が声を出していくことが大事だと思います」と話している通り、吉永は人々が自発的に声をあげることの大切さを繰り返し語る。

 確かに、それは重要なことなのだが、なぜ彼女は人々ひとりひとりが声を出すことをそれほどまでに説くのか。その背景には、吉永の母が語った太平洋戦争中の体験がある(吉永小百合は東京大空襲の3日後に代々木で生まれた)。

「女性自身」(光文社)16年8月23・30日合併号に「みんな、声をあげて! 命が押し潰される前に」と題して掲載された、東大名誉教授で政治学者・姜尚中氏との対談のなかで、吉永はこのように語っている。

「私は若いころ、母に『なぜ戦争は起こったの? 反対はできなかったの?』と質問したことがあるのです。
 そしたら母は、ひと言『言えなかったのよ……』って。言えないってどういうことなんだろうと、その時には理解できなかった。けれど最近、母の言っていた意味がわかります。今の世の中を見ていると息苦しい感じがして」

 吉永の言う通り、この国は日を増すごとに、権力に対しアンチテーゼを唱えるような発言をすることが難しい国になってしまっている。

 それはとくに、芸能人やアーティストなどにおいて顕著な傾向だ。著名人が少しでも政治的発言、とりわけ安倍政権を批判しようものなら、ネットですぐさま炎上騒動が巻き起こり、血祭りにあげられる。それは吉永でさえ例外ではなく、ネット上では“在日”“反日女優”“売国芸能人”などという大バッシングに晒されている。

 しかし、それでも吉永はひるまない。前掲朝日新聞のインタビューで記者から「息苦しくなってきた世の中で、芸能界で発言することは厳しくないですか」と問われた吉永は、このように喝破している。

「それは、自分たちでそう思っちゃっているところがあるかもしれませんね。ラジオ番組などでご自分の意見を言われている方もおられるし。結局、その人がどう向き合うかだと思うんですね」

 しかし、その一方で、吉永は「弱い立場の人にはダメージが大きすぎることもある」とも付け加え、政治的発言が芸能人としてのキャリアの存続を危険にさらしてしまうケースがあることへの配慮を語る。そのうえで「私たちみたいに(芸能活動が)長い人間が発していかないと」と、決意を述べている。

 そもそも、権力に対して疑問の声を呈しただけで炎上を焚き付けられるような現状が異常なのは言うまでもない。しかし残念ながら、2018年もそのような状況は続くだろう。

 だからこそ、吉永のように、確固としたキャリアをもっている人にはこれから先も積極的に社会的なメッセージを発信してもらいたいし、若い世代からもそれに続く流れが生まれることを切に願う。








































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記事 [政治・選挙・NHK238] 公式文書すらない日韓合意、韓国の見直しを非難する安倍首相のほうが異常で非常識 孫崎享(Business Journal)
公式文書すらない日韓合意、韓国の見直しを非難する安倍首相のほうが異常で非常識
http://biz-journal.jp/2018/01/post_22002.html
2018.01.15 文=孫崎享/評論家、元外務省国際情報局長 Business Journal


  
    安倍首相(Natsuki Sakai/アフロ)


 安倍晋三首相は12日午前、記者団に対し、従軍慰安婦問題をめぐる2015年12月の日韓合意で韓国政府が新たな措置を日本政府に要求する方針を発表したことについて、「合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ。韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、まったく受け入れることはできない」と明言した。

 ここで韓国が示した新方針を見てみよう。韓国の康京和外相が9日発表した日韓合意に関する新方針は次の通り。

 外交省や女性家族省を中心に、被害者や関係団体の声に耳を傾ける一方、隣国である日本との関係を正常に発展させていく方法を真剣に検討してきた。その過程で、何より被害者の尊厳と名誉を回復しなければならないと肝に銘じた。また、両国関係を超えて、普遍的な人権問題である慰安婦問題が人類の歴史の教訓であり、女性の人権を拡大する運動の国際的な道しるべとして位置づけられるべきだとの点も重視した。あわせて北東アジアの平和と繁栄に向け、両国の正常な外交関係を回復しなければならないことも念頭に置いて、政府の立場を慎重に検討した。

(1)韓国政府は慰安婦被害者の方々の名誉と尊厳の回復と心の傷の癒やしに向けてあらゆる努力を尽くす。

(2)この過程で、被害者や関係団体、国民の意見を幅広く反映しながら、被害者中心の措置を模索する。日本政府が拠出した「和解・癒やし財団」への基金10億円については韓国政府の予算で充当し、この基金の今後の処理方法は日本政府と協議する。財団の今後の運営に関しては、当該省庁で被害者や関連団体、国民の意見を幅広く反映しながら、後続措置を用意する。

(3)被害当事者たちの意思をきちんと反映していない15年の合意では、慰安婦問題を本当に解決することはできない。

(4)15年の合意が両国間の公式合意だったという事実は否定できない。韓国政府は合意に関して日本政府に再交渉は求めない。ただ、日本側が自ら、国際的な普遍基準によって真実をありのまま認め、被害者の名誉と尊厳の回復と心の傷の癒やしに向けた努力を続けてくれることを期待する。被害者の女性が一様に願うのは、自発的で心がこもった謝罪である。

(5)韓国政府は、真実と原則に立脚して歴史問題を扱っていく。歴史問題を賢明に解決するための努力を傾けると同時に、両国間の未来志向的な協力のために努力していく。

 ここで15年の日韓合意を見てみたい。同年12月28日、日本の岸田文雄外務大臣と韓国の尹炳世外交部長官による外相会談が行われ、従軍慰安婦の問題について合意が持たれた

 合意内容については、日韓で公式な文書を交わすことは行わず、日韓の両外務大臣が共同記者会見を開いて発表するという形式で行った。

【1.岸田外務大臣の声明】

(1)慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している。安倍内閣総理大臣は、日本国の内閣総理大臣として改めて、慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する。

(2)日本政府は、これまでも本問題に真摯に取り組んできたところ、その経験に立って、今般、日本政府の予算により、全ての元慰安婦の方々の心の傷を癒やす措置を講じる。具体的には、韓国政府が、元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し、これに日本政府の予算で資金を一括で拠出し、日韓両政府が協力し、全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行うこととする。


(3)日本政府は上記を表明するとともに、上記(2)の措置を着実に実施するとの前提で、今回の発表により、この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。あわせて、日本政府は、韓国政府と共に、今後、国連等国際社会において、本問題について互いに非難・批判することは控える。

【2.尹外交部長官の声明】

(1)韓国政府は、日本政府の表明と今回の発表に至るまでの取組を評価し、日本政府が上記 1.(2)で表明した措置が着実に実施されるとの前提で、今回の発表により、日本政府と共に、この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。韓国政府は、日本政府の実施する措置に協力する。

(2)韓国政府は、日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し、公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し、韓国政府としても、可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて、適切に解決されるよう努力する。

(3)韓国政府は、今般日本政府の表明した措置が着実に実施されるとの前提で、日本政府と共に、今後、国連等国際社会において、本問題について互いに非難・批判することは控える。

 この日韓外相会談で一番重要なポイントは「最終的かつ不可逆的に解決された」とする点である。したがって新しい大統領の登場をもって、韓国が「最終的かつ不可逆的に解決された」はずの従軍慰安婦の問題に新しい方針を出したのは約束違反だとするのが日本政府の立場であり、「合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ。韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、全く受け入れることはできない」との安倍首相の発言につながる。

■署名なしの合意

 ここで国際約束の形式について考えてみたい。

(1)条約
この際国会の批准を必要とする、つまり、国会という意思決定機関の承認を得ている。

(2)行政レベルでの合意書
外務大臣等の署名を行う。行政機関同士の合意はあるが、国家の承認を得ていないため、国家同士の合意とまではいえない。

(3)署名なしの合意
西側社会においては口頭約束と、署名入りの約束の間の法的効力には大きな差がある。

 これらの差異は当然、合意の効力の有効にも関係する。(2)や(3)の拘束は基本的に行政機関の存続期間に限られる。もし新たな政権に順守を求めるなら、新たな政権と新たな約束を取り付けるより方法はない。例えば日米安全保障関係には「日米同盟未来のための変革と再編」(通称2プラス2合意)という極めて重要な文書が05年10月29日、ライス国務長官、ラムズフェルド国防長官、町村外務大臣、大野防衛庁長官の間で署名されているが、日本側の政権が交代するたびに日米間で順守を確認してきている。

 今日の西側諸国の体制は民主主義である。つまり国民主権である。ここにおいては、主要政策は選挙後変更されることは十分に想定される。特に政権交代があったときはそうである。

 例えば米国のトランプ大統領を見てみよう。トランプ大統領は政権発足第1日目にTPP(環太平洋経済連携協定)からの離脱を表明した。これに対して、TPP関係国から「これまで米国はTPPにコミットしてきたから、離脱はけしからん」という声はない。1月10日、ロイター通信は「複数のカナダ政府関係者の話として、米国が近くNAFTAからの離脱を発表するとの見通しを述べた」と報じた。カナダ側に「離脱は賢明な策ではない」という議論はあっても、「米国は条約に署名したのだ。その条約から離脱するのはけしからん」という議論はない。

 同様に英国はEUから離脱する方針を国民投票の後、決定した。「英国がEUから離脱するのは賢明でない」という議論があっても、EUが「いったん結んだ条約から離脱するのはけしからん」と英国を非難することはない。

 こうした民主主義国家間の合意の順守の在り様を見ると、新しい政権の誕生後、国民の関心の高い問題で、新政権が方針を変えることは異常ではなくて、むしろ十分存在するものである。特に日韓合意は条約でもなく、外相間で文書に署名を得たものでもない。新政権がこの合意から離れるのは十分にあり得ることである。

 こうした論に対して、韓国の尹外交部長官は15年の合意発表の際に「この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と述べたではないかとの論があろう。「この問題が最終的かつ不可逆的に解決される」と実現不可能なことを述べた尹外交部長官の責任はある。しかし、そのことは新方針を出す新政権を咎める口実にはならない。「この問題が最終的かつ不可逆的に解決される」というできないことを、あたかもできるふりをした両国政府の責任である。

 ちなみに韓国の新方針を各国の外務大臣や外交関係者、国際法関係者、国際関係学者に見せて、「韓国って異常ですよね」と聞いて回ったとして、「その通り」と同意する人はほとんどいない。逆に、「合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ。韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、まったく受け入れることはできない」と息巻く安倍首相が異常なのである。そしてさらに、この異常さを指摘する声がほとんど聞かれない日本という社会も、相当深刻な異常段階に入っていることを認識すべきだ。

(文=孫崎享/評論家、元外務省国際情報局長)











http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK238] いち早く逃げ出した三菱東京UFJ銀!  
いち早く逃げ出した三菱東京UFJ銀!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_114.html
2018/01/14 13:30 半歩前へ


▼いち早く逃げ出した三菱東京UFJ銀!

 アベノミクスは平成のお化け。どこに軸足があるのかさっぱり見当たらない。経済学の巨匠・伊東光晴京大名誉教授が、「日本政治の取りあえず主義」が「未来を食い潰す」と警告した。

 このままアベノミクスが続けば5年以内に財政破綻するとサンデー毎日で明言した。

 示唆に富んだ貴重な発言を何回かに分けて掲載する。 その5(完結)

この体質は「外からのインパクト」以外に直らない!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_113.htmlの続き。

********************

「国債」を持っていては危ない。

 日銀の資産はどうなる? 債務超過にならないか。

 「国家も日銀も一緒なんだから。国家が損する。中世と同じ事実上の徳政令だ。日銀や銀行は国債で損するから国がそれを負う」

 「三菱東京UFJ銀行がいち早く逃げ出したでしょう(16年7月、日本国債の入札に参加する特別資格「プライマリーディーラー」を返上すると発表)。日本を代表する銀行だ。

 国債を持っていたら危ない、5年後は。銀行は逃げますよ。銀行は逃げるか、機械化で従業員の首を切るか、いまやるべき仕事はいっぱいある」

 結局、アベノミクスとは何だったのか?
「金融緩和だけだ」

 それが未来を食い尽くす?
「そうだ。過去が食えなくなったので、未来を食い尽くすということだ」

 世界経済はどうなる?
「EUは、失業率が高く、格差が広がり、これがおさまる気配はない。米国はトランプの出現で、グローバリズムも自由貿易も皆誤りだとされている。

 中国は一帯一路を過剰生産のはけぐちに、世界の製造工場を独り占めする勢いだ。世界は混乱の時代に入った」

 昨年9月に90歳になった老学徒は2時間、資料を見ながら朗々と、日本と世界を語ってくれた。

 「もうよぼよぼです。学生時代はノートを取る必要なかった。全部暗記していた。トランプの神経衰弱でも負けたことなかったが、今は孫に負けるんだからどうしようもない」

 としながらも、世界経済動向について現在大冊を著作中。欧州、米国、中国の順に書き続ける、という。

 「問題は中国、日本なんです。欧米は合理主義で政治が動いているからはっきりしている。利子率が上がれば家賃が変わって住めなくなる。ただ、日本は利子率が上がっても家賃が変わらない。経済合理主義では動かない。この国の問題は西洋学問だけでは解けない。中国もそうなんです」

その1は
ここをクリック
http://85280384.at.webry.info/201801/article_110.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 自衛隊加憲論の意味と盲点C 自衛隊の合憲性を見直すべき ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 


自衛隊加憲論の意味と盲点C 自衛隊の合憲性を見直すべき ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221256
2018年1月15日 日刊ゲンダイ 文字起こし


  
   慶応義塾大学名誉教授・小林節氏(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相に賛成する論客たちは、日夜わが国と国民を守ってくれている自衛隊を憲法学者の過半数が今でも違憲だと言っている状況は失礼で、それを改善するために憲法の中に「自衛隊」と明記してその疑義を払拭する……と主張する。

 しかし、その発想は話の筋がずれている。

 まず、自衛隊法、防衛省設置法等を提案した政府も、それらを制定した国会も、それらを施行して自衛隊を運用している政府も、それらの構成員は皆、公務員である。だから彼らは憲法99条により「憲法尊重擁護義務」を負っている。つまり、彼らが自衛隊は「違憲」だと考えてそれを組織・運用しているはずはない。彼らは、自衛隊を合憲だと説明する解釈(理論的根拠)を当然に持っている。

 それは、分かりやすく言えば次のものである。まず、@1項は「国際紛争を解決する手段としての戦争」、つまり、国際法の慣用句としての「侵略戦争のみ」を放棄している。しかも、A独立主権国家である日本は、国際法上、(条文上の根拠のいらない)自然権としての自衛権は有している。さらに、日本も加盟している国連憲章51条はそれを確認している。しかし、B9条2項が「陸海空軍その他の戦力」(つまり国際法上の戦争の手段)の保持と「交戦権」(同じく戦争遂行の法的資格)の行使を禁じている。だから、海外での戦争に踏み込まざるを得ない集団的自衛権の「行使」は許されない(海外派兵の禁止)。とはいえ、C外敵が日本に侵入してきた場合には、それは、戦争ではなく、行政権の一環としての警察権(国内における危険除去の権能)の行使で対応できるので、第二警察(警察予備隊↓自衛隊)をつくって対処する仕組みを設立・運用してきた。

 これが政府の一環した立場であった以上、まず政府がすべきことは、この合憲性の説明による主権者国民の啓蒙であろう。

 それをせずに、あの戦争法制の際には「神学論争」だとバカにして無視した「憲法学者」多数派の主張を、今回は「敵役」として利用するようなことは、ご都合主義以外の何ものでもない。

 権力は常に公正であるべきだ。 (つづく)








http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 経済政策は、デフレ脱却の一本道だったこの5年間。先延ばしではなく、失敗を認めたらどうか 
経済政策は、デフレ脱却の一本道だったこの5年間。先延ばしではなく、失敗を認めたらどうか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/828d2e5df1012adea370c69c22e7f412
2018年01月15日 のんきに介護


異邦人‏ @Beriozka1917さんのツイート。



























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記事 [政治・選挙・NHK238] 古賀茂明「北朝鮮の平昌五輪参加で孤立する安倍総理」〈dot.〉 
古賀茂明「北朝鮮の平昌五輪参加で孤立する安倍総理」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180114-00000012-sasahi-pol
AERA dot. 1/15(月) 7:00配信


 
著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者...


 南北対話が、ついに実現した。オリンピック・パラリンピックの間は戦争が回避できることがかなり確実になったので、とても喜ばしいことだと思う。

 これがなければ、戦争やテロの恐怖の中でのオリパラということになるはずだったことを考えると、韓国政府としては大喜びというところだろう。

 1月9日の閣僚級会談後の共同発表文のポイントは以下のとおりだ。

(1)北朝鮮が平昌オリンピックに高官級代表団と民族オリンピック委員会代表団、選手団、応援団、芸術団、観戦団、テコンドー演武団、記者団を派遣し、南側は必要な便宜を保障する(400〜500人になる見込みと報じられる)

(2)双方は北側の事前の現地調査に向けた先発隊派遣や北側の平昌五輪参加と関連した実務会談を開催する

(3)南と北は現在の軍事的緊張状態を解消すべきとの見解で一致し、これの解決に向け軍事当局会談を開催することにした

(4)南と北は多様な分野で接触と往来、交流と協力を活性化し、民族的和解と団結を図ることにした

(5)南北関係を巡る全ての問題についてわが民族が朝鮮半島問題の当事者として対話と交渉を通じて解決していくことにした

 今回の合意には、韓国が提案した旧正月(今年は2月16日)に合わせた南北離散家族の再会行事開催に関する内容は盛り込まれなかった。

 また朝鮮半島の非核化について韓国側が触れたのに対して、北朝鮮側は強く反発して、議題に入れることを拒否し、その問題は米朝間の問題だと発言した。

 一日の会談で、このような具体的な内容の合意文書を発表したということは何を意味するのか。

 それは、南北双方ともかなりの事前準備をしていたということだ。ある情報では、12月初めから周到に準備がなされていたという。

■韓国政府はどう受け止めているか

 これも同じ情報源だが、韓国政府としては、今回の対話は実施できるだけでも良かった。成果としては、五輪に大型代表団を送るということが確保できれば御の字と思っていたら、予想外の良い結果が出たので上出来だと韓国政府は受け止めているそうだ。

 五輪以外の成果としては、まず、韓国は北の核の標的ではないと北朝鮮が表明したことが大きい。「すべての最先端戦略兵器はアメリカを狙ったものでわが同族(韓国国民)を狙ったものではない」という北朝鮮側の発言は、プレスに公開された冒頭部分で表明された。

 これは、日米が暴走しても、在韓米軍の問題はあるものの、韓国が手を出さなければ、北朝鮮の標的にはならないという期待を韓国国民に与える。北朝鮮危機が、韓国の危機というより米国の危機だというこの問題の本質をはっきり示すものだ。

ちなみに、北が核のことは議題にしないというのは韓国も計算済みで、一応非核化の要請をしたものの、話ができなくても何の問題もないということだ。アメリカも自分がいないところで核の話をするのは望んでいないだろう。

 もう一つの大きな成果は、まず、軍事当局会談実施の合意ができたこと。韓国は偶発的衝突が本格戦争になることを非常に恐れている。それを避けるためには、この合意の意味は大きい。すでに、軍同士のホットラインも再開された。

 さらに、離散家族の再会問題が文書に盛り込まれなかったことについても、「南と北は多様な分野で接触と往来、交流と協力を活性化し、民族的和解と団結を図ることにした」という文言が入り、今後も協議する糸口は確保されたと前向きにとらえている。

■北朝鮮の五輪パラリンピック参加はなぜ、重要か

 日本人は、韓国政府が「五輪の成功」について、どんなに心配しているのかということがわかっていないので、このような疑問が出るのだろう。

 韓国人から見れば、五輪の成功は「最重要課題」。

 しかし、今の情勢では、いつ北朝鮮がそれを妨害してくるかわからない。最悪のケースでは五輪開催中にミサイルを撃ち込んだり、それがなくても、テロやサイバー攻撃などを仕掛けてくる可能性がある。

 現にEU諸国の中には、五輪選手団の派遣をためらう国も出ていた。今回は、ロシア選手団の参加がない。それに加えて主要な欧州諸国が参加しないとなれば、「片肺五輪」となって、韓国での開催は失敗だったということになってしまう。それだけはどうしても避けたい。そう考えれば、せめて五輪期間中だけでも北朝鮮におとなしくしてもらえれば、韓国にとっては大きなメリットになる。つまり、「五輪参加=五輪開催中の休戦」さえ確約してもらえば、今回の会談は大成功だったということなのだ。

 もう一つ理由がある。北朝鮮が参加しないことで戦争のリスクが高まり、EUなどが選手派遣を見合わせれば、韓国は国際社会から見捨てられたような印象を持たれてしまう。それでは、今後の北朝鮮との交渉上、非常に不利になるという懸念がある。是が非でも世界中の国に参加してもらい、多くの国の首脳に参加してもらうことにより、韓国が世界と一体となっている姿を北朝鮮に示したい。そうすれば、北朝鮮の孤立がより鮮明になり、今後の交渉で優位に立てると考えているのだ。

■オリパラ後の緊張緩和継続が韓国の狙い

 こうした韓国の動きに対して、安倍政権は非常に不満を募らせている。表向きは特に批判はしないが、プレスに対して、「どうせこんな対話は失敗に終わる」「北朝鮮に利用されるだけで愚の骨頂」「米国も怒っている」などという趣旨の情報をリークし、米国政府に対しても、オリパラ後にはすぐに米韓合同軍事演習を行うべきと伝えている。

 仮に、3月下旬以降に米韓合同軍事演習が実施されれば、北朝鮮は態度を硬化させ、再び4月から5月にかけて核実験やICBM発射などの挑発行為に出る可能性がある(4月、5月は北朝鮮にとって重要な記念日が目白押しで、例年核実験やミサイル発射がよく行われている)。

 それを受けて、昨年の制裁強化の効果を見極めるとしていた米国政府が、制裁の効果がなかったと判断して、さらなる強硬措置に出ることも十分に考えられる。

 韓国は、その結果、偶発的な衝突が生じることやそれが本格的な戦闘につながることを本気で心配している。そのため、何とか米朝双方が自重する状況を可能な限り長続きさせたいと考えているのだ。

 その観点で非常に重要なのが、五輪以外のテーマで合意した軍事当局同士の会談の実施だ。韓国は、軍事協議を行っている最中であるからという理由で、米国に軍事演習を五輪後もさらに延期しようと提案するだろう。

 また、それ以外のテーマ、例えば離散家族の再会行事についても今後協議を行うために調整を進めると思われる。もし、それが実現することになれば、その実施までは演習を控えるというような口実もできる。

 こうした韓国の考え方は、米国がいくら強硬姿勢を貫いても、北朝鮮が自ら核やミサイルの開発を放棄することはないと見ていることからきている。米国の強硬姿勢は、結局は武力衝突という結論にしか行きつかないと危惧しているのではないだろうか。

 そして、ここが重要なのだが、韓国は、仮に米国と北朝鮮の間に戦争が起きても、理由なく韓国が巻き込まれるのは避けようと考えているのだと思われる。安倍政権とは全く異なる考え方だ。

 その観点からは、冒頭に紹介した、北朝鮮祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長の発言「すべての最先端戦略兵器はアメリカを狙ったものでわが同族(韓国国民)を狙ったものではない」は、極めて重大なメッセージだということになる。

■米国に対しカードを持つ韓国と安倍政権、違いは?

 今回の南北会談について、世界中の評価は基本的には、非常にポジティブだ。国連のグテレス事務総長は、「軍事当局間会談の開催と軍事ホットライン(黄海の南北直通電話)の再開をはじめ、軍事的緊張を緩和することで合意するなど進展を遂げたことを歓迎する」との意向を発表した。主要国のメディアも、北朝鮮を信用はできないという留保はつけつつも、これまで破局に向けて進むしかないかに見えた緊張状態を少しでも良い方向に変えるチャンスであると評価している。

 トランプ米大統領も、10日の首脳電話会談で、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領に対し、「適切な時期と状況で北朝鮮が望むなら対話(の可能性)が開かれている」と強調し、南北会談が米朝対話につながる可能性について前向きの評価をした。また、この電話会談では、「南北対話が行われている間はいかなる軍事的行動もない」という発言をしたとも報じられている。

 これは韓国にとって非常に大きな意味がある。なぜなら、オリパラ後も軍事協議や離散家族再会に関する協議などが続いている間は、戦争にならないということにつなげることができるかもしれないからだ。戦争回避を最優先する文大統領にとっては大きな得点になると言ってよいだろう。ただし、トランプ大統領の一回限りの発言にどれだけの意味があるのかは疑問という留保付きではあるが。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 小泉が純粋に原発ゼロをやると思ったら大間違い! 
小泉が純粋に原発ゼロをやると思ったら大間違い!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_129.html
2018/01/15 22:29 半歩前へ


▼小泉が純粋に原発ゼロをやると思ったら大間違い!

 自民党をぶっ壊すと言いながら、己の後釜にセガレ進次郎を自民党に押し込んだ。ちゃっかり利権だけは世襲で守った。小泉純一郎は、そういう男だ。小泉の最後の野望はセガレ進次郎を総理にすることだ。

 そのために安倍晋三が嫌がる政策「原発ゼロ」を掲げて新味を出そうとしたに過ぎない。小泉純一郎が何かモノを言う時は必ず裏がある。

 そもそも格差社会を生み出した張本人は小泉純一郎だ。守銭奴、竹中平蔵の口車に乗って、働き方改革だ、何だ、と非正規就労者を一気に増やした。

 「格差はどこにでもある」とうそぶいて大店法の規制を大幅緩和し、全国の商店街を閑古鳥が鳴くシャッター通りに替えた。

 安倍晋三の冷血政治の道筋を作ったのはすべて守銭奴、竹中平蔵と経済オンチで丸投げ専門の小泉純一郎である。

 愚か者は、こんな無能男の小泉純一郎を「原発ゼロ」の旗手だと言って喜んでいる。これほど情けない姿はない。無知ほどコワイものはない。

 その辺りを野党の江田憲司が見抜き、こう言った。 (敬称略)

*****************

「小泉さんが純粋に”原発ゼロ”やってると思ったら大間違い。総裁選で安倍さんを変えて進次郎氏を総理にしたい」

「小泉さんは、ああ見えて生粋の自民党ですから。原発ゼロ(提案)でも、純粋にやってると思ったら大間違いですよ。そんな単純な人なら世話ないですから。

どこかのメディアが看破していたとおり、この9月の自民党総裁選で安倍さんを変えたい。いずれは息子の進次郎に、という親心でしょう」。

「小泉さん、反安倍なんですね、今となっては。言うこと聞きませんからね。でも、安倍さんをここまでにしたのは小泉さんなんですがね。

私は当時「促成栽培」と評しました。だってそうでしょう。やれ幹事長だ、官房長官だと小泉政権で(安倍晋三を)異例の抜擢、重用したんですから」―。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 子どもの貧困に見て見ぬふり! 安倍政権の冷血政治!  
   
   善意で支える「子ども食堂」/(C)共同通信社



子どもの貧困に見て見ぬふり! 安倍政権の冷血政治!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_131.html
2018/01/15 23:25 半歩前へ


▼子どもの貧困に見て見ぬふり! 安倍政権の冷血政治!

兵器購入に数千億円も使うならなぜ、そこから10億円でも20億円でも子どもの貧困対策の回せないのか?

少子化が進む中で子どもは国の宝だ。

次代を担う子どもの貧困を放置してはならない。

安倍晋三、キミと嫁が政府専用機を乗り回して外遊するカネを回せばどれだけたくさんの子どもが救われるか。

子どもを粗末にしてはならない。貧困家庭を放置してはならない。日本の未来にフタをしてはならない!

***********************

日刊ゲンダイが訴えた。

 母子家庭の生活保護世帯は9万2655世帯に上り、子どもの貧困は社会問題になっている。日本の子どもの貧困率はOECD加盟国の中でもトップクラスに高い。

 特に母子家庭の貧困は深刻で、厚労省の昨年の調査では、ひとり親家庭の相対的貧困率は50・8%と過半数に及んでいる。

 ところが、安倍首相は少子化を「国難」と言って解散・総選挙を打っておきながら、子どもの貧困対策をやる気はないようだ。

 来年度予算案を見ても、貧困対策を進める自治体への「地域子供の未来応援交付金」として、1億5000万円を計上しているだけ。

 それどころか、生活保護の「母子加算」を減額し、ひとり親家庭をますます困窮に追いやろうとしている。

 「子どもの貧困対策は、15年に創設した『子供の未来応援基金』がメインになっています。すでに9億円以上の寄付が寄せられ、NPOによる学習支援や『子ども食堂』などに活用している。

 ほかにも古本や子ども服のリサイクルを活用した寄付などの仕組みも始まりました」(内閣府関係者)

 要するに、貧困対策は民間に丸投げということ。政府として本腰を入れる気はない。しかし、寄付は安定財源にならないし、9億円が集まったのだって、ひとりで4億円も寄付した篤志家がいたからだ。基金で貧困対策を賄っていくのは無理がある。

 「何百億円もするミサイルや戦闘機を買うカネがあるのなら、なぜその1割でも貧困対策に振り向けられないのか。海外でバラまく前に、まず自国で貧困にあえいでいる子どもたちに目を向けてほしい。

 いくら安倍首相がお坊ちゃん育ちで子どもがいないからといって、子どもの貧困問題にここまで無関心でいられることが信じられません。本当に困っている人を救うのが政治のはずです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 安倍政権で経済格差は拡大の一途。子どもの貧困対策は喫緊の課題だ。子どもを見捨てる国に未来はない。  (以上 日刊ゲンダイ)



















http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 安倍晋三「悪だくみ人脈」の解剖その2(森功のブログ)
安倍晋三「悪だくみ人脈」の解剖その2
http://mori13.blog117.fc2.com/blog-asyuracom-2200.html
2018-01-15 森功のブログ


 本日発売の週刊ポストに、短期集中連載『安倍晋三「悪だくみ人脈」の解剖』の第二弾を寄稿しました。今回は増岡さんの肉声を中心に描いてみました。

 安倍昭恵のフェイスブックで紹介された首相を取り巻く「男たちの悪巧み」メンバーによるクリスマスイブのパーティは、昨年、1日前倒しされて12月23日に開かれた。会場を提供したパーティの呼びかけ人は、いつもの増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務(55)だ。場所も恒例の南館4階のエグゼクティブラウンジだが、さすがに加計学園理事長の加計孝太郎(66)は参加しなかったようで、首相の番記者たちもその姿を目撃できず、当日の首相動静はこう書いている。

〈午後5時42分、(東京・富ヶ谷の安倍)私邸発。
 午後6時8分、東京・丸の内の鉄鋼ビルディング着。南館内のエグゼクティブラウンジで増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務らと食事。昭恵夫人同席。同10時22分、同所発。同42分、私邸着〉(時事通信社配信)

 加計と同じく首相の米国留学仲間である三井住友銀行前副頭取の高橋精一郎の姓名も新聞にはない。控えめな宴だが、首相は敢えて中止にせず、増岡夫妻といっしょに4時間あまりを過ごした。増岡はそれだけ大切な友人だということだろう。

 このあと増岡さんの話が続きます。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 水と油の分離も速やかに実現できない民進党(植草一秀の『知られざる真実』)
水と油の分離も速やかに実現できない民進党
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-2af4.html
2018年1月15日 植草一秀の『知られざる真実』


1月22日に通常国会が召集される。会期は150日間で6月20日が会期末になる。


この通常国会に向けて、民進党と希望の党が統一会派を結成する方針が定まった。


民進党の大塚耕平代表は立憲民主党を含む3党による統一会派結成を呼び掛けたが立憲民主党が拒絶して2党での統一会派結成となる。


永田町の「数合わせ」が引き続き展開されている。


衆議院選挙では小選挙区、参議院選挙では32の1人区が選挙結果に最大の影響を与える。


この選挙制度を踏まえると、主権者である国民の前に二者択一の選択肢が提示されることが重要である。


主権者は国民であり、国政は国民の厳粛な信託によって行われるものである。


日本国憲法前文に政治のあり方が明確に示されている。


「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、(中略)そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」


主権者である国民の意思に沿って政治が行われなければならない。


このとき、政治に主権者の意思が正確に反映されるためには、その時点の選挙制度の下で主権者の意思を正確に反映するように選挙が行われる必要がある。


小選挙区制度や参議院の1人区において、この要請を満たすためには、選挙の際に二者択一の選択肢が提示されることが極めて重要だ。


主要な政治問題、政策課題について、主権者の意見が二分されていない場合には、二つの類似した政治勢力が存在し、主権者がそのいずれかに政権を委ねるということで問題は生じないだろう。


二つの大きな政治勢力が存在し、頻繁に政権交代が生じる状態を形成すれば、政治腐敗などの問題を解消することができるだろう。


政権交代のある政治システムが構築されれば良いということになる。


しかし、主要な政治問題、政策課題について、主権者の意見が二分されているような状況下では、単に二つの大きな政治勢力が存在するということだけでは十分でない。


類似した主張を示す二つの大きな政治勢力が存在して、政権交代を実現しても、実行される政策の方向に変化が生じないからだ。


このような場合には、政策を異にする二つの政治勢力が誕生して、主権者が選挙によって、いずれの政策路線かを選択することによって政治が行われることが望ましい。


現在の日本では、極めて重要な政治問題、政策課題について、対立する主張、政策路線が存在している。


したがって、選挙に際して、この二つの、対峙する勢力がそれぞれに候補者を一人に絞り、一対一の対決図式で選挙が行われることが望ましいと言える。


類似した主張を示す二つの大きな政治勢力による戦いではなく、対立する主張を示す二つの大きな政治勢力による戦いによって選挙が実施されることが望ましい。


現行の選挙制度下で、主権者が政治の方向、基本政策を選択して、これを現実政治で実現するには、対立型の二大勢力体制、二大政党体制が構築されることが望ましいということになる。


この意味において、こうした二極分化を妨げていた最大の元凶が、旧民主党、民進党であった。


この政党には、正対する二つの政治勢力が同居してきた。


そのために、野党勢力が結集しても、明示する政策路線、政治路線が不明確になってきた。


与党である自公の政治、政策に反対だが、反対勢力のなかに、類似した主張を示す勢力が存在するから、この野党勢力を積極的に支持できないと判断する主権者が多かったのだ。


その民進党が、昨年10月の総選挙に際して、ようやく二つに分裂した。


このことのよって、ようやく対立型の二大勢力体制構築の足掛かりを得ることができた。


重要なことは、民進党の分離・分割を完遂して、より分かりやすく、対立型の二大勢力体制を構築することである。


ところが、参議院民進党の分離・分割が遅れ、挙句の果てに、民進党が希望の党と合流するという話が浮上しているのだ。


かねてより指摘しているように、旧民進党の「隠れ与党勢力」が、民進党の抱える100億円の資金を丸ごと強奪するための策略であると考えられる。


また、希望と民進党が合流すると、こちらが野党第一勢力になり、安倍政権は国会の運営に際して、この「隠れ与党勢力」と話をつければ良くなることから、安倍政権もこの方向に事態を進行させようとしてきたと考えられる。


しかし、政治の主役は、本来、主権者である。主権者は自公と第二自公による二大勢力体制を望んでいない。


民進+希望は、数の上で野党第一勢力になるかも知れないが、この勢力を支持する主権者はほとんどいない。


安倍自公政権と明確に対峙する勢力に成長してもらいたいと考えているのだ。


民進・希望に所属する議員のうち、安倍自公に対峙する考えを有する者は、民進・希望会派から離脱して、立憲民主側に移籍するべきだ。


比例復活した議員は制度上の制約があり、移籍できないが、これらの特殊事情を除いて、基本政策路線、政見を軸に、主権者国民に分かりやすいかたちで再編されることがどうしても必要である。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK238] 恥ずかしくてノーベル平和賞受賞団体にも会えない安倍晋三 
  


恥ずかしくてノーベル平和賞受賞団体にも会えない安倍晋三
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/bf38d3d4846ac60d79fee51d91cfdd70
2018-01-15 そりゃおかしいぜ第三章


ノーベル平和賞を受賞した非政府組織「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長は、一昨日長崎市の爆心地公園を訪れ献花した。原爆資料館で被爆の爪痕を示す写真や品々を見学し、「核兵器が人類にもたらす惨禍を改めて思い知らせてくれる。長崎を最後の被爆地にしなければならない」と語った。

ところで、昨年の核兵器禁止条約批准を拒否している、唯一の被爆国の日本の政府であるが、昨年から、来日に合わせて会見を2度申し入れていたが、外務省から拒否されていることが解った。菅官房長官は日程が合わなかっとかまるで唐突の申し込みの印象の説明をしているが、嘘である。恥ずかしくて会うことができないのである。安倍晋三に羞恥心が残っていればの話である。

被爆者たちに、「あなたはどこの国の総理ですか」といわれ、言葉もなくすごすご引き下がった安倍晋三である。

カズオイシグロ氏の文学賞受賞に官邸は喜んだ。早速コメントを出している。ところが、ICANの平和賞受賞にはだんまりを決め込んだ。都合が悪いことには死んだふりする。本来ならカズオイシグロ氏は、文化勲章の対象いなるはずである。それを死んだふりするのも、ICANをどうするか問われるのを嫌ったからに他ならない。

ICANの活動こそ、日本の被爆者が懸命に取り組んだ結果である。本来なら日本は大歓迎するべきであるが、安倍晋三にはそんな度量はない。

フィン事務局長はその後広島も訪れた。被爆者にとっては、待ちに待った核兵器禁止条約を足蹴にした、安倍晋三にとってアメリカ追従しかないのである。核の傘とか日米安保条約の元とかという事など、理念と関係ないのである。小渕恵三はアメリカの妨害を振り切って、地雷禁止条約を締結した。核兵器はそれ以上の無差別殺人兵器である。これを禁止することもアメリカの顔色を見る体たらくである。被爆国の日本が、核兵器の使用を容認する愚かな国家として日本は妻で安倍晋三を首相の場を与えておくのだろう。原発再稼働が、核保有国としての隠然とした姿を実質的に示しているからに他ならないからである。



http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/483.html

   

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