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2018年2月28日00時22分 〜
記事 [政治・選挙・NHK240] 「第9条」阪田私案で自衛隊員はアメリカのために死ぬ!?(サンデー毎日)
「第9条」阪田私案で自衛隊員はアメリカのために死ぬ!?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2018/03/11/post-1951.html
サンデー毎日 2018年3月11日号


牧太郎の青い空白い雲/659

 変節漢は(前回取り上げた)河野太郎外相だけではない。

 今回紹介する「高級官僚の心変わり」が日本を戦争の泥沼に引き込もうとしている。

 元内閣法制局長官・阪田雅裕氏のことである。阪田氏は先ごろ、『朝日新聞』に憲法改正私案なるものを発表した。

 その問題箇所を、少々長くなるが、我慢して読んでくれ。

  憲法第9条
 1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 
 ここまでは、現憲法のままである。以下、阪田私案は自衛隊に言及する。
 3 前項の規定は、自衛のための必要最小限度の実力組織の保持を妨げるものではない。
 4 前項の実力組織は、国が武力による攻撃をうけたときに、これを排除するために必要な最小限度のものに限り、武力行使をすることができる。
 5 前項の規定にかかわらず、第三項の実力組織は、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされる明白な危険がある場合には、その事態の速やかな終結を図るために必要な最小限度の武力行使をすることができる。

 いや、驚いた。狂気としか思えない。

    ×  ×  ×

 世界は広いというけれど、憲法の中で"密接な関係にある他国が攻撃された場合には、武力を行使できる"と規定している国なんてあるだろうか?

 阪田氏は同盟国アメリカに対する攻撃を想定しているのだろう。有事になれば、アメリカのために自衛隊が武力行使する。隷属の極みである。

 こんな私案を発表する意図はなんだろう?

 安倍首相! 私は貴方(あなた)の「アメリカと一蓮托生(いちれんたくしょう)」主義を高く高く評価しております。くれぐれも私をお忘れなきよう!

 そんなメッセージが阪田私案に隠されているのか?

 そんな「邪(よこしま)な憲法私案」で、自衛隊員が殺されたら......。冗談は顔だけにしてくれ!

    ×  ×  ×

 阪田氏は「マトモな知識人」だったと思う。第3次安倍内閣が推進した平和安全法制に対しても否定的だった。ちなみに、内閣法制局長官退官の翌年、月刊誌『世界』(岩波書店、2007年9月号)で、集団的自衛権行使の憲法解釈変更に反対の立場を表明していた。

 2015年6月22日の衆議院平和安全法制特別委員会の参考人質疑。阪田氏は、集団的自衛権の限定的な行使について一定の理解を示したものの「(安倍さんが主張する)ホルムズ海峡の機雷封鎖は、どう考えても日本の存立を脅かし、国民の生命、自由、幸福追求の権利を根底から覆す事態に至りようがない。ホルムズ海峡が機雷封鎖されたとしても、日本は集団的自衛権に基づく掃海活動はできない」と主張した。

 はっきり言えば、この時、阪田氏は「反安倍」だった。

    ×  ×  ×

 なぜ心変わりしたのか? 彼も「流行(はや)りの忖度(そんたく)」をしたのか?

 昨今、高級官僚は争って安倍さんに「都合の良い情報」ばかりご注進する。その最たるものが、厚生労働省の「裁量労働制のデータ捏造(ねつぞう)」騒動。「裁量労働制で働く人のほうが、一般労働者よりも労働時間が短い」というデータを平気で"創作"した。

 安倍さんに「うい奴(やつ)だ」と言われたいだけで「忖度」する官僚たち。

 まさか、阪田さんまで?

 困った。実に困った。




http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 安倍晋三が国会で森友学園との関係を否定し続けているのに、安倍昭恵のFBに現在も、この写真が残り続けています。






































http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 杉田水脈衆院議員が科研費めぐり文科省追及 林文科相「適正な審査の実施に努める」(2/26産経ニュース)
杉田水脈衆院議員が科研費めぐり文科省追及 林文科相「適正な審査の実施に努める」
https://gansokaiketu-jp.com/ianpumondai-nadodeno-nippon-kokunaino-saha-oyobi-hanniti-seiryokuno-seijikatudou-naiyou.htm#2018-02028-%E6%9D%89%E7%94%B0%E6%B0%B4%E8%84%88%E8%A1%86%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%8C%E7%A7%91%E7%A0%94%E8%B2%BB%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A%E6%96%87%E7%A7%91%E7%9C%81%E8%BF%BD%E5%8F%8A%E3%80%80%E6%9E%97%E6%96%87%E7%A7%91%E7%9B%B8%E3%80%8C%E9%81%A9%E6%AD%A3%E3%81%AA%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E5%8A%AA%E3%82%81%E3%82%8B%E3%80%8D


【歴史戦】杉田水脈衆院議員が科研費めぐり文科省追及 林文科相「適正な審査の実施に努める」
http://www.sankei.com/politics/news/180226/plt1802260026-n1.html


自民党の杉田水脈衆院議員が26日の衆院予算委員会分科会で、文部科学省と同省所管の独立行政法人「日本学術振興会」が交付する科学研究費助成事業(科研費)の審査のあり方を取り上げ、政府を追及した。


 杉田氏は、科研費の一部が韓国の市民団体とともに朝鮮半島統治時代の徴用工問題に取り組む日本人学者に支給されたと報じた昨年12月13日付の産経新聞記事を紹介し、「科研費で研究を行う研究者たちが韓国の人たちと手を組んで(プロパガンダを)やっている」と指摘。外務省が歴史問題の発信に前向きな中で「文科省が後ろから弾を撃っている構図のようなものではないか」とただした。


 林芳正文科相は「研究課題の採択自体は公正に行われている」とした上で「科研費制度の充実と適正な審査の実施に努めていかなければならない」と答えた。


関連動画

http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 捏造されたデータを1ヶ月もかけて精査して何の意味がある!廃棄しろ! 働き方法案提出、大幅延期へ 3月後半めどで厚労省検討



働き方法案提出、大幅延期へ 3月後半めどで厚労省検討
https://this.kiji.is/341180348644607073
2018/2/27 20:34 共同通信



自民党厚労部会であいさつする橋本岳部会長(左)=27日午後、東京・永田町の党本部

 裁量労働制などの労働時間調査に不適切なデータ処理や異常値が多数見つかった問題を受け、厚生労働省は27日、裁量制拡大を含む働き方改革関連法案の国会提出を当初より大幅に延期し、3月後半を目指す方向で検討に入った。1万件を超える全データの精査に時間がかかることに加え、自民党内からも批判が相次ぎ、提出に向けた作業が遅れているため。

 厚労省は当初、2月後半に関連法案を国会提出する予定だったが、データ問題で衆院予算委員会が紛糾。野党の追及が強まり、与党での法案の事前審査も中断している。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 財務省お抱えホテル潜伏 役所ぐるみ“佐川長官隠し”の実態(日刊ゲンダイ)



財務省お抱えホテル潜伏 役所ぐるみ“佐川長官隠し”の実態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224061
2018年2月28日 日刊ゲンダイ

  
   ホテルと省庁を公用車でコソコソ往来(C)日刊ゲンダイ

 どこまで逃げる気でいるのか。森友学園問題を巡り、国会でメチャクチャな答弁を繰り返してきた佐川宣寿国税庁長官。今や長官の“動静”は納税者の関心事で、コソコソと都内ホテルから公用車で登庁している問題が大炎上している。国会での追及を通じて、麻生財務相をはじめ、役所ぐるみで佐川長官を庇護する実態が浮かび上がった。

 26日の衆院予算委分科会で質問に立った「希望の党」の柚木道義議員によると、佐川長官の“潜伏先”は「KKRホテル東京」(千代田区)だという。KKRは国税庁と一体の財務省が所管する「国家公務員共済組合連合会」が運営している。財務省の“身内”が佐川長官をかくまっている格好だ。

 宿泊費は、組合員であれば通常の3割引き。シングルルームなら1泊8000円で、スイートルームなら同3万円程度だ。仮に昨年7月の長官就任以降、ずっと同ホテルにこもりきりならば、シングル利用で総額約168万円、スイートなら約680万円にも上る。これだけの経費を税金で賄ったのなら大問題。国税庁の藤井健志次長は「宿泊費を公費負担した事実はない」と答弁したが、佐川長官本人が全額“自腹”を切ったというのも不自然だ。

 一方、運用原資が税金である公用車の使用については、藤井次長は明確な答弁を避けた。一般論として、「送迎対象者の身辺の安全や事務の適正な運営に支障が生じる恐れ」がある場合は、「自宅以外でも必要性が合理的で妥当なら送迎が認められている」と説明。要するに、取材攻勢をかけられている佐川長官は身の安全が脅かされているからホテルと庁舎の往来に公用車を使っても「問題なし」と言いたいわけだ。

■麻生財務相も会見を逃避

 だが、そもそも「身辺の安全に支障が生じる恐れ」が出たのは、佐川長官が問題答弁を繰り返したうえ、一度も記者会見すら開かないことが原因だろう。真摯に対応していれば、佐川長官は指名手配犯のような生活を送ることも、ムダに公用車を使う必要もなかったはずである。

 説明責任があるはずの麻生財務相もマスコミから逃げまくっている。「佐川問題」が炎上して以降、麻生財務相が閣議後会見を「会見室」でじっくり行う機会は減り、2〜3分で記者の質問を打ち切る「ぶら下がり」で対応するケースが急増しているのだ。

 柚木事務所の調べによると、森友問題が表面化する前の2016年度、麻生財務相が会見室を使ったのは全体の58%に対し、ぶら下がりは42%。しかし、森友問題が発覚し、国税庁長官に佐川氏が就任した17年度は、会見室使用は10%に減少。ぶら下がりが90%に急増している。

 16日に財務省・国税庁前でデモを主催した「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」の醍醐聰東大名誉教授はこう言う。

「麻生財務相は、佐川長官の非を認めれば自らに火の粉がかかってくることが分かっているから、説明から逃げているのでしょう。ホテル宿泊や公用車利用は、忙しい職員にとっては必要なものではあります。しかし、佐川長官の場合は、これまで問題答弁を繰り返してきた結果、コソコソと“雲隠れ”生活をせざるを得なくなっている。こんな情けない状況では、職員の士気低下につながりますし、納税者の理解も到底得られません」

「市民の会」は3月3日にも国税庁前でデモを行う予定。役所ぐるみの“佐川隠し”を許してはダメだ。






































http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 安倍首相の愛読紙が朝日と日刊ゲンダイと思われる「これだけの証拠」 どうやらかなり熟読している模様(現代ビジネス)


安倍首相の愛読紙が朝日と日刊ゲンダイと思われる「これだけの証拠」 どうやらかなり熟読している模様
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54588
2018.02.28 プチ 鹿島 お笑い芸人 現代ビジネス


このネタはウケる

トランプ大統領が「フェイクニュース大賞を発表」という虚虚実実なニュースが1月にあった。

それに反応したのは『産経新聞』の名物コラム『産経抄』(1月20日)。

《「国内でフェイク大賞をあげるとしたら、思いつくものは」。18日の記者会見で、小紙記者に問われた菅義偉官房長官は「いろいろ思い当たる節はあるが、コメントは控える」と苦笑していた。米政府に比べ、日本政府はマスコミに優しい。》

産経抄、なにやら含みがある。続けて読んでみると、

《一方で、インターネット上の言論を追うと、マスコミへの批判は年々高まるばかりである。新聞やテレビの報道自体が、一定の政治的意図を持ったフェイクではないかと疑われ、あるいは確信されている。朝日新聞の慰安婦報道をはじめ、そう指摘されて仕方ない部分も確かにある。》

産経は菅官房長官に『朝日新聞』発の森友・加計報道を日本のフェイク大賞と言わせたかったのかもしれない。コラムのタイトルは「新聞記事そのものが、今やフェイク視されている自覚が欠落」

しかし約2週間後、『産経新聞』の一面に『沖縄米兵の救出報道 おわびと削除』が載った(2月8日)。

いったい何があったのだろう。



《12月9日に配信した「危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー」の記事中にある「日本人を救助した」は確認できませんでした。現在、米海兵隊は「目撃者によると、事故に巻き込まれた人のために何ができるか確認しようとして車にはねられた。実際に救出活動を行ったかは確認できなかった」と説明しています。

記事は取材が不十分であり削除します。記事中、琉球新報、沖縄タイムスの報道姿勢に対する批判に行き過ぎた表現がありました。両社と読者の皆さまにおわびします。》
(『産経新聞』2月8日)

12月9日の産経ニュースは「米海兵隊員の日本人救助」を報じない沖縄の地元紙について次のように非難した。

「勇気ある行動は報道に携わる人間なら決して看過できない事実。『報道しない自由』を盾に無視を続けるようならメディア、報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ」

ところが「米海兵隊員の救助」は無かった。警察になぜ確認しなかったのか。読者はそう思う。

検証記事を読むと、

《本紙那覇支局長は「トルヒーヨ氏の勇敢な行動がネット上で称賛されている」との情報を入手。救助を伝えるトルヒーヨ夫人のフェイスブックや米NBCテレビの報道を確認した上で米海兵隊に取材した。この際、沖縄県警には取材しなかった。》(2月8日)

一番知りたい理由が「沖縄県警には取材しなかった。」という一言で終わっていた。

私は新聞が偏っているのは当然だと思っていて、だからこそ「同じものを見ているのにこんなに見え方がちがうのか」という面白さを日々楽しんでいる。感謝している。『朝日』と『読売』、『産経』と『東京』なんかの読み比べをするとワクワクする。でもそれは「同じものを見ている」前提であって、「ないもの」で論陣を張られたら興ざめだ。

2014年9月11日、朝日新聞社の木村伊量社長(当時)が謝罪会見を行い、「記者の思い込み、記事のチェック不足が原因」で記事を書いてしまったと「吉田調書スクープ」の誤りを認めた。「福島第一の原発所員、吉田所長の命令に違反し撤退」という内容が誤報であったという件だ。同じ年には慰安婦報道を検証し「吉田清治証言」を取り消した。いわゆる朝日の「W吉田」誤報である。

このときの朝日も、今回の産経も、共通するのは「事実よりイデオロギー、メッセージを優先してしまった」ことだろう。「自分の見たい風景」に興奮して嬉ションしてしまい、事実確認をスルーした。

今回、産経が「米海兵隊員が日本人を救助」という“美談”を知って「この事実をなぜ沖縄の新聞は報じないんだ」とたかぶったのは容易に想像できる。もっと下世話に言うなら「このネタはウケる」と思ったのだろう、自身の読者層に。

ネットのマスコミ批判を「すくい取る」

この誤報について『毎日新聞』に次のコメントが載った。

《産経新聞はネット上のマスメディア批判をすくい取ろうとしている。》(津田正太郎・法政大教授(マスコミュニケーション論)2月8日『毎日新聞』)

そう、たしかに『産経新聞』はネットに相性が良い。

WEBの『産経ニュース』は活発だし、新聞の電子版は月額1800円で他紙に比べて格段に安い。一般紙を全紙購読している私にとってもこの価格は嬉しい。しかも一昨年の12月までは無料アプリをダウンロードすれば産経新聞をぜんぶ読めたのだ。少しでも安い新聞を探している人は産経に気づくはず。

昨年4月6日に私がTBSラジオ『荻上チキ・Sasyuracom-22』の『新聞特集』に出演した際、憲法学者で首都大学東京教授・木村草太氏の話が面白かった。

新聞を読みだしたというゼミ生が韓国や中国に対してキツい発言をするようになったので「君はどの新聞を読んでいるの?」と尋ねたら『産経新聞』と答えたという。学生なので価格の安さを重視したらしい。木村氏は「新聞によっていろいろ論調が違うことを知ったほうがいいよ」とアドバイスしたという。

この話にはさらにオチがあり、その学生が就職を控えた頃にやたらカネの話をするようになったので聞いてみたら「『日経』に変えた」

こういう話を聞くと『産経』のネット戦略は当たっていたのだと思える。だから今でもネットのマスコミ批判を「すくい取ろう」としているのも想像できる。米兵の美談そのものより、沖縄紙に対して「日本人として恥だ」という言葉を投げたかったのだろう。

しかしその美談(事実)はなかった。「事実よりもイデオロギー先行」最近の好例であった。

「沖縄米兵の救出報道 おわびと削除」を載せた『産経新聞』だが、そのあとすぐ元気になった。理由はこちらだ。

『安倍晋三首相、朝日新聞の“誤報”列挙し批判』(産経ニュース・2月13日)

《13日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相が朝日新聞の過去の“誤報”を列挙し、誤りをなかなか認めない同紙を批判する場面があった。首相は、学校法人「森友学園」をめぐり学園側が「安倍晋三記念小学校」との校名を記した設立趣意書を提出したと報道した朝日新聞を「全く違ったが、訂正していない。(趣意書の)原本にあたり、裏付けを取るという最低限のことをしなかった」と批判した。》

首相が指摘する記事とは、『朝日新聞』が昨年5月9日に報道したものだ。



森友学園の籠池泰典・前理事長が2013年9月に近畿財務局に国有地取得の要望書を出した際、小学校を設立するための設置趣意書に「安倍晋三記念小学校」の名称を書いていたと証言した、と朝日は報じた。

しかし昨年11月、情報が開示されると実際には「開成小学校」と書かれており、「安倍晋三記念小学校」ではなかったことが判明。

『朝日新聞』は2月6日の朝刊で「朝日新聞の報道経緯」を載せた。ポイントを抜粋してみる。

・学園が14年春ごろ、運営する幼稚園の保護者に配ったとされる小学校への寄付金の「払込取扱票」には、安倍晋三記念小学校という文言が印刷されていた。前理事長も一時期、この校名で寄付金を募っていたと認めている。

・昨年5月8日、衆院予算委員会で当時民進党の福島伸享氏が、財務省から開示された設置趣意書の大部分が黒塗りだったことを明らかにした。

・同省の理財局長だった佐川氏は「学校の運営方針に関わることなので、情報公開法の不開示情報になっている」と拒んだ。開示するとしても管財人への確認が必要だとも説明。

・財務省は昨年11月、管財人から「開示されても支障はない」との意見書を得たとして、設置趣意書を開示。小学校名は「開成小学校」と記載されていた。

・『朝日新聞』は、前理事長の証言として「安倍晋三記念小学校」と報じたことを含め、この事実を昨年11月25日付の朝刊で「森友の設置趣意書を開示 小学校名は『開成小学校』 財務省」との見出しで伝えた。


安倍首相vs.朝日新聞

籠池氏は「安倍晋三記念小学校」という名称で寄付金を募っていた時期もあるが、設立趣意書には「開成小学校」と記載していた。朝日に取材されると「安倍晋三記念小学校」と答えた。なので首相は「(趣意書の)原本にあたり、裏付けを取るという最低限のことをしなかった」と朝日を批判したのだ。

この経緯を見て思うのは籠池氏のつかめないキャラクターであり、食えないオヤジぶりである。『朝日』には真実を伝えなかったのか、それとも自分も忘れていたのか?

だからこそ安倍首相は『朝日』を批判しながら「籠池氏の言うことなんて信用できるのですか?」と世に問うているようにもみえる。同時にそれは「朝日からはじまった森友学園報道も信用できますか? どうですか皆さん」とも解釈できる。この一点に集中して反撃の突破口にしたい気持ちが伝わってくる。

そのたかぶりからか、首相はフェイスブックで「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした」ともコメントした。

「『朝日新聞』の報道経緯」をじっくり読んだ感想を書くと、昨年11月に情報が開示されて「開成小学校」とわかったことを報道しなかったら確かに悪意だ。しかし11月25日付の朝刊で「森友の設置趣意書を開示 小学校名は『開成小学校』 財務省」と報じている。時系列で事実を伝えているのでこれを「朝日らしいみじめな言い訳」と言い切るには違和感がある。でも一方で、朝日の妙な冷静さにも違和感がある。

その両方の違和感について指摘したコメントがあった。

2月21日に『毎日新聞』に載った『首相、止まらぬ朝日「口撃」』という記事だ。『毎日新聞』は産経沖縄と首相&朝日について他紙でもっとも検証していた。

そこに掲載されていた橋場義之・元上智大学教授(ジャーナリズム論)の話を引用してみる。

《首相は設置趣意書の校名が「開成小学校」だったという都合のよい部分を切り取って、声高に朝日新聞をおとしめている。校名は政府が黒塗りしたものであり、籠池前理事長が以前「安倍晋三記念小学校」の名を使っていたのも事実だ。》

橋場氏は「朝日新聞の姿勢にも問題がある」とする。その理由は、

《6日朝刊の報道経緯を説明する記事は前日の衆院予算委の質疑を伝える中で書かれているが、独立した記事として経緯を読者にきちんと伝え、正面から首相に反論すべきだった。》

とある。

橋場氏が指摘するように、朝日は6日の朝刊で「報道経緯」を書いたのだが、記事の見出しは『森友 国会議論かみ合わず』だった。あくまで国会の様子を報じたという体であった。そして小見出しで「首相朝日新聞の校名報道批判」と書き「朝日新聞の報道経緯は」という後半に続けた。

やはりここは最初から「首相 朝日新聞の校名報道批判」と書き、「朝日新聞の報道経緯」を説明していれば読者はさらにわかりやすかったのではないか? もっと堂々と反論すべきだったと思う。

さて、今回の「安倍晋三記念小学校」騒動が興味深いのは、これも森友問題を象徴しているからだ。



そもそも原点を思い出してみよう。森友学園報道の第一報はなんだったか?

『学校法人に大阪の国有地売却 価格非公表、近隣の1割か』
(2017年2月9日『朝日新聞』)

《財務省近畿財務局が学校法人に払い下げた大阪府豊中市内の国有地をめぐり、財務局が売却額などを非公表にしていることが分かった。朝日新聞が調査したところ、売却額は同じ規模の近隣国有地の10分の1だった。国有地の売却は透明性の観点から「原則公表」とされており、地元市議は8日、非公表とした財務局の決定の取り消しを求めて大阪地裁に提訴した。》

第一報では籠池キャラはまだ関係ない。割引額も二の次である。では何が問題とされたのか。

「情報が非公表という不思議さ」である。

そのあとの一連の森友問題も「情報が公開されない」「黒塗り」「廃棄された」の連発だった。この不透明さこそが森友問題の肝であり、「開成小学校」がしばらく情報開示されていなかったことも「森友問題らしさ」なのだと思う。

だから安倍首相は「設立趣意書の原本にあたり、裏付けを取るという最低限のことをしなかった」と『朝日』を批判すると同時に「財務省は私の潔白を晴らすためにすべての森友情報をなぜ速やかに公開しないのか」と財務省も叱るべきなのだ。

今回、安倍首相は国会で『朝日新聞』を名指して批判したが、特定のマスコミ媒体批判は初めてではない。伝説の舌戦が4年前にあったのである。「安倍首相vs.『日刊ゲンダイ』」だ。当時の記事をみてみよう。

『日刊ゲンダイ』を読めとは恐れ入る

『「ある夕刊紙は…」愛読者の安倍首相、日刊ゲンダイを批判?』(2014年2月13日・『日刊ゲンダイ』)

記事の冒頭は、衆院予算委員会での安倍首相の発言を紹介。

《「ある夕刊紙は私のことをほぼ毎日のように〈人間のくず〉と報道しております。私は別に気にしませんけどね」と笑いながら受け流した。》

ここまで書き、「どうも『日刊ゲンダイ』を指しているようだが」と辛口のゲンダイ師匠は紙面で言い返す。

《本紙は首相のことを「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない。》

ああ、子どものケンカみたいで最高。そして結びは、

《麻生副総理と同様、熱心な本紙読者として知られる安倍首相。今後は2人一緒に細心の注意で熟読してもらいたい。》

皮肉たっぷりの『日刊ゲンダイ』の切り返し。

        

それから2年経った2016年2月。またしても安倍首相とゲンダイ師匠の「直接対決」が勃発した。

2月4日の衆院予算委員会で当時の民主党議員が「言論機関が権力者の意向を忖度し、権力者への批判を控えるようになるのではないか」「安倍政権に批判的なテレビキャスターやコメンテーターが次々と番組を降板している。民主主義の健全な発展にもマイナスだ」と問うたところ、

「今日、帰りにでも『日刊ゲンダイ』を読んでみてくださいよ。これが萎縮している姿ですか」と安倍首相が答えたのだ。

これに対し翌日のゲンダイ師匠は「『日刊ゲンダイ』を読めとは恐れ入る。」

「国会の場で安倍サマのお墨付きを得てしまった以上、今後も必死で報道の自由を行使しなければならないが、そんなに愛読しているのなら、ぜひ記事の内容もきちんと理解してもらいたいものだ」


名勝負数え唄、ここにあり。「『読売新聞』を熟読していただいて」という名言もあるが、『朝日新聞』と『日刊ゲンダイ』も熟読しているのだとわかる。

今回の『産経新聞』の沖縄報道と首相のメディア批判。新聞社も首相も嫌いな相手には熱くなる。次の舌戦はいつか?「イデオロギーを事実よりも先行させない」というルールをお願いしながら、バトルを追っていきたい。

        
芸人ほど、深く、おもしろく新聞を読み込む者はいない! これで「読んだつもり」からもう卒業!!














http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK240] もはや保守にあらず、日本青年会議所(JC)の憲法改正ネット工作用アカウント「宇予くん」の内部告発があまりにも悲しい
 青年会議所が所謂「保守」の思想に向いていた事は知っていたが。何時から「胆キャラ」やら工作員を駆使して、ヘイトスピーチレベルの「改憲論」遣らを拡散する組織に変貌したのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
http://news.livedoor.com/article/detail/14363279/

もはや保守にあらず、日本青年会議所(JC)の憲法改正ネット工作用アカウント「宇予くん」の内部告発があまりにも悲しい

2018年2月28日 4時5分 BUZZAP!

流出した資料とおぼしきものから、日本青年会議所(JC)が憲法改正に向けてネットを使った工作活動を実施している疑いが濃厚であること、ネット工作用に作られたツイッターアカウント「宇予くん」の発言が一般人の名誉を毀損し、中国韓国との戦争を促しかねないものであることを先日お伝えしたBuzzap!。
なんと「宇予くん」の仕掛け人が日本青年会議所 憲法改正推進委員会の委員長だったことが判明し、流出した資料も本物だったことが確定したわけですが、内部告発によって、彼らが拠り所とする「保守思想」の本質が見えてしまいました。詳細は以下から。

・宇予くんのコンセプトが明らかに
日本青年会議所(JC)に所属する人物のツイッターによると、「宇予くん」が生まれる前、憲法改正推進委員会は「炎上拡散も視野に入れたTwitter発信」についてネット系コンサル会社にヒヤリングを依頼していたそうです。
その内容をまとめた議事録が以下。「拡散の方法」「YouTubeでバズる方法」「Twitterをどう生かすか」などの項目があり、改憲気運を盛り上げ、3000万人の改憲賛成署名を集めるための工作について真剣に勉強していたことが分かります。

http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/8/58e0b_1302_a6def35961ecba6c2cc37fb58b3baa12.png

問題はTwitterアカウントの内容。言うなれば「宇予くん」のコンセプトなわけですが、難民少女の写真をトレスしたイラストで日本の保守界隈が持つ差別意識を世界に知らせしめた差別主義者・はすみとしこのイラストのようなアカウントにすることをイメージしていたようです。

http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/0/5/0574b_1302_242812679e8e036530473659b1b82da4.png

資料をアップした人物は、はすみとしこのイラストを「『正しいことだけど、それ言っちゃう?』ってやつを絵とともにツイート」の例とすることなどに以下のように言及しています。

“「宇予くん」の件でこれを表に出すの、仲間から怒られるかもしれないし、悩んだんですが、ネット拡散の手法に関する資料で差別主義者のイラストを例示する時点で一線を越えていると思うし、僕もそれなりに年数やってきて自分なりの思い入れもある組織だからこそ見過ごせない。 https://t.co/blcZLdCqlL pic.twitter.com/IKodyASP6X
— 宮下シン・ゴ…('A`) (@shingo_fujimi) 2018年2月27日

“もし組織内で怒られても知らん。目に入ってしまったものを、やっぱり見なかったことにはできなかった。『・正しいことだけど、「それ言っちゃう?」ってやつを絵とともにツイートする』という記載の下に「難民しよう!」の差別煽動イラスト例示って、マトモな人権意識を持つ者がすることじゃないです。 https://t.co/o3LtvLKoIk
— 宮下シン・ゴ…('A`) (@shingo_fujimi) 2018年2月27日

・保守思想=差別思想ではないはずが……
「はすみとしこのイラストのようなアカウント」を想定していただけあって、見るに堪えない罵倒や差別意識を垂れ流し、「戦争しないよう抑止力のため九条を改正」と言いながら「中国や韓国をミサイル爆撃したほうがいい」と言い切った宇予くん。そこには「日本すごい」の文脈でよく語られる「日本人が持つ思いやりの心」などは一切見えません。
しかし保守をうたう人々が発信する言葉は、宇予くんと大差ないのが現実。保守思想はいつの間に差別思想へと変貌を遂げてしまったのでしょうか。

宇予くん:”平成三十年一月七日のしんぶん赤旗。高校時代から赤旗まつりに参加していた新成人ww。(編集部にて削除)さん、完全に頭がやられてるど。自民党改憲案を読んでの感想が「何としても戦争をしたいんだ」だと。間違いなく狂ってるど。まだ若いのにかわいそうだど。#しんぶん赤旗 #共産党 #戦争法 #憲法改正 #憲法…”
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/9/599e5_1302_fb49a3b6ad7d6dc1f1f6e7fd15dc36f0.png

宇予くん:”何だこれ。平成三十年一月八日のガイキチ朝日新聞。戦争での辛い記憶を書き綴り、だから憲法改正はダメと言いたげな頭の悪い記事。戦争なんて誰もしたくないど。戦争しないよう抑止力のため九条を改正するんだど。#朝日新聞 #憲法改正 #戦争 #改憲 #改憲反対 ”
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/d/7d38f_1302_b2618842837193c34d732622576de419.png

宇予くん:”中国、韓国は自分たちを棚に上げて、日本だけに文句を言って来てるど。一言で言うとバカだど。中国は世界の嫌われ者。韓国は中国の舎弟。日本はこのバカ二国と国交断絶、もしくはミサイル爆撃したほうがいいど。#中国共産党 #中国人 #中国 #韓国 #韓国人”
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/7/77558_1302_f422e376fab41d35018e845dbbf63748.png

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 浜矩子「政府の働き方改革は、『働く方々』のための改革ではない」〈AERA〉 
浜矩子「政府の働き方改革は、『働く方々』のための改革ではない」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180227-00000026-sasahi-pol
AERA 2018年3月5日号


 
浜矩子(はま・のりこ)/1952年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。前職は三菱総合研究所主席研究員。1990年から98年まで同社初代英国駐在員事務所長としてロンドン勤務。現在は同志社大学大学院教授で、経済動向に関するコメンテイターとして内外メディア...


 経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。

*  *  *
 政府の「働き方改革」構想をめぐる国会論戦が、面白い展開になってきた。

 裁量労働制の効用を語ろうとして、安倍首相が答弁に使った材料が、まるで比較検討の対象にならない数値を比較していた。厚生労働省の単純ミスだというのが政府側の釈明らしい。だが、あんな複雑な間違いを単純に犯すということは、なかなかできない芸当だと思う。この点についてもご一緒に考えたいが、ひとまずそれはさておき、もう一つ、この問題との絡みでビックリすることがあった。

 それは、菅義偉官房長官の記者会見時の発言の中に出てきた。2月19日の会見である。裁量労働制に関する実態把握のやり直し要請に、どう対応するか。この質問に答える中で、あれこれ言い訳をした後、彼は次のように言っていた。「さらに、働き方改革は長年にわたって議論をされながら、結論が得られなかった。(中略)働く方々にとっても極めて重要な改革であると考えており、その実現に向けて全力で取り組んでまいりたいというふうに思います」

 この官房長官発言を筆者はテレビのニュースで聞いた。そこで「えっ」と思った。空耳だといけないので、念のため、首相官邸ホームページで発言内容を確認した。空耳ではなかった。

 何が「えっ」なのかというと、それは、働き方改革が「働く方々にとっても」極めて重要な改革だと考えているというくだりだ。「も」とはどういうことか。誰それ「も」という言い方をするのは、そもそも、この誰それ以外の他に誰かがいる場合だ。そして「も」という扱いを受けるのは、基本的に副次的な位置づけにある存在だ。本命ではない。

 この人のためにこれをやる。だが、これはそっちの人のためにも役に立つ。便乗できる「そっちの人」はせいぜいありがたく思え。そんな語感が、「働く方々にとっても」から漂ってくる。

 実際にそうなのだろう。政府の働き方改革は、「働く方々」のための改革ではない。労働生産性を上げるための工作だ。だから、「も」という「ことのついで」的な言い方がポロリと出てしまう。物言えば唇寒しとは、まさしくこのことだ。官房長官「も」、どうぞご注意を。









https://www.facebook.com/permalink.php?id=100000705094945&story_fbid=1844670245566461



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 準強姦裁判なぜ無関心/政界地獄耳(日刊スポーツ)
準強姦裁判なぜ無関心/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201802280000292.html
2018年2月28日10時0分 日刊スポーツ


 ★15年4月のことだった。就職の相談で元TBS政治部記者でワシントン支局長だった山口敬之と会食したジャーナリスト・伊藤詩織が、その晩、ホテルで準強姦(ごうかん)などの被害を受けたと訴えている事件は、民事で争われている。ただ伊藤が警察に相談するも、警察は逮捕状の行使を中止。2度の不起訴処分となった。山口は「法に触れることはしていない」としているが、伊藤は納得せず手記「Black Box」を出版。日本の性暴力被害について問題提起している。

 ★国会では山口が首相・安倍晋三と近いと自著で記していることから、「準強姦事件逮捕状執行停止問題を検証する会」が超党派で発足。しかし与党議員は参加せず、野党の男性議員の参加も少ない。しかし欧米ではセクハラやパワハラなど性被害を泣き寝入りしないという機運が高まり、性犯罪の被害の事実を暴露する「#Me Too(私も)」運動が活発化。欧米メディアは積極的にこの事件を取り上げるが、日本のメディアは散発的な報道が多い。国会でも質問されているが、ほとんど記事化されていない。

 ★不思議なのはTBSだ。事件当時は山口が社員だったにもかかわらず、沈黙を保ったまま。同社労組からの発言もない。民放労連や新聞労連も積極的な対応をしているとは言えない。新聞社の社会部に託したいと思うものの、社会部はこの問題より、警察や検察への取材がしにくくなると考えるのか、山口や伊藤のいずれかを擁護するわけでもなく、扱わない。つまり日本の国会やメディアは、一部を除き、関心がないようだ。

 ★今でも国会、地方議会では、ヤジや失言という形で差別的発言が横行している。韓国では26日、文在寅大統領が「#Me Too」運動について積極的な支持を表明し、「政府レベルの手段を総動員し、社会の至るところに根を下ろしたジェンダー暴力を根絶しなければならない」とした。日本のメディアは、このニュースも扱わないのだろうか。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 動画 旧日本軍の「慰安婦虐殺」の現場映像、韓国で初公開 :戦争板リンク 
動画 旧日本軍の「慰安婦虐殺」の現場映像、韓国で初公開 

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/711.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/575.html

記事 [政治・選挙・NHK240] あっさりと衆院予算案通過を許す絶望的な野党  天木直人 
あっさりと衆院予算案通過を許す絶望的な野党
http://kenpo9.com/archives/3329
2018-02-28 天木直人のブログ


 きょうの紙面を見て驚いた。

 どの新聞も、「予算案きょう衆院通過」と書いている。

 ということは、間違いなく予算案がきょう衆院を通過するということだ。

 衆院で予算案が通過すれば、衆院には優先権があるから、事実上予算案が国会で承認されるという事だ。

 予算案が国会で承認されると、その後の国会は消化試合のようなものだ。

 もはや国会審議など誰も関心を持たない。

 事実上、国会は終わるということだ。

 国会が始まったばかりだというのに、そして、安倍政権はボロを出しまくっているというのに、ここまですんなりと予算案が通ってしまう。

 かつての政治では考えられない事だ。

 すべては野党が崩壊してしまったからだ。

 無理もない。

 先の衆院選で野党共闘が失敗に終わって以来、共産党がすっかり野党共闘を言わなくなった。

 野党第一党だった民進党が、3つか4つか知らないが、分裂したまま、今でもいがみ合っている。

 おまけに、民進党に代わっていまや野党第一党になった枝野立憲民主党が、何を勘違いしたのか、世論の支持は自分たちにあると言い張って、排除の理論に固執している。

 それでも野党に国会戦略があればまだ何とかなった。

 どうすればよかったのか。

 それは、森友疑惑に一点集中し、昭恵夫人の国会招致に応じなければ審議をボイコットすべきだったのだ。

 裁量労働制に関する膨大なデタラメデータ発覚という敵失を、天から降って湧いたチャンスととらえ、加藤大臣の更迭と働き方改革法案の白紙撤回に応じなければ審議をボイコットすべきだったのだ。

 ところが、いずれも議論に乗ってしまった。

 審議に乗って安倍首相のデタラメ答弁を許してしまった。

 議論に乗ってしまえば、ふざけた答弁であっても答弁だ。

 審議は尽くされた、これ以上審議をくり返しても堂々巡りになる、と安倍首相が強行採決することは目に見えていた。

 予算案を人質にして国会をストップする事は、かつては野党の最強の切り札だった。

 いまや、それすら野党は出来なくなってしまった。

 今の野党の顔ぶれを見ていると、どの顔も、安倍暴政を倒せなかったこれまでの顔だ。

 同じ野党の政治家たちが、今でも大きな顔をして、同じ様な安倍攻撃を繰り返してる。

 それに対する安倍首相のフザケタ答弁もこれまでと同じだ。

 こんな国会に、国民が関心を持てるはずがない。

 絶望的な国会になってしまった(了)



“新年度予算案 きょう衆院通過を”自公が確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/k10011345851000.html
2月28日 10時37分 NHK



自民・公明両党の幹事長らが会談し、新年度(平成30年度)予算案について、28日、衆議院予算委員会と本会議で可決し、参議院に送る方針を確認しました。

会談には、自民党と公明党の幹事長や国会対策委員長らが出席しました。

この中で、衆議院予算委員会で審議している新年度(平成30年度)予算案について、「全体の審議時間はすでに去年を上回っているほか、野党の質問時間も去年より多くなる」として、28日、予算委員会と本会議で可決し、参議院に送る方針を確認しました。

このあと、自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し、「野党の理解も得て、いい形で参議院に予算案を送付できるよう努力したい。審議時間は去年を上回っており、野党の理解も得られるのではないか」と述べました。

一方、森山氏は、働き方改革関連法案をめぐり、厚生労働省による労働時間の調査に誤りと見られる例が相次いで見つかったことについて、「大変遺憾なことだ。今、精査が行われているが、その結果によっては、新たなことを考えないといけないのか、今のデータのままでいいのか、判断しなければいけない時が必ず来る」と述べました。
















http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/576.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 自民強行採決へ「裁量労働制問題」与野党の対立激化(地デジで印象操作できればOK?!)
「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした」と書き込みながら、自身の捏造を誤魔化し続ける安倍っ茶魔君。けれども3分の2という独裁体制レベルの議席を駆使すれば、強行採決で法案は通せる。
 あとは地デジ大マスゴミに画像が残らぬように、印象操作すれば次の選挙までに選挙民の頭からは忘却できる、との計算だろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
自民強行採決へ「裁量労働制問題」与野党の対立激化
[2018年2月28日9時56分 ]

*(画像)閣議に臨む、左から茂木経済再生相、安倍首相、麻生財務相、野田総務相(共同)

 第1次安倍政権を窮地に陥れた「消えた年金問題」の再来か−。与野党で27日、裁量労働制をめぐる厚生労働省の不適切なデータ処理問題をめぐり、安倍晋三首相が第1次政権で苦しんだ「消えた年金問題」になぞらえる声が出始めた。厚労省には、野党だけでなく自民党からも批判が強まっており、裁量労働制を盛り込んだ首相肝いりの「働き方関連法案」の行方も、不透明になってきた。

 この日、自民党で報道陣に非公開で開かれた厚生労働部会では、厚労省に「すべてを台無しにした」などの批判が続出。「このままでは『消えた年金問題』と同じになる」と警戒感も広がった。07年の「消えた年金問題」は、年金保険料支払いのデータ記録に関し、社会保険庁のずさんな管理が表面化。国民の大きな批判を招いた。自民党は同年の参院選で敗北し、その後の安倍首相退陣につながる1つの要因となった。政権にも「トラウマ」であるのは間違いない。

 部会後、西田昌司参院議員は「安倍政権にとって命取りになりかねない」として、裁量労働制を働き方関連法案から切り離すべきとの認識を示した。法案提出の時期も、当初より遅れるとの見通しが出ている。

 一方、一貫して裁量労働制を盛り込む法案の撤回を求める野党は、国会内での合同集会で、「データ問題は、消えた年金問題と軌を一にするもの。安倍政権の対応はあの時と同じだ」(希望の党・古川元久幹事長)と、消えた年金問題を念頭に攻勢を強めた。

 裁量労働制の問題は、18年度予算案の採決をめぐる与野党の対立にも発展。与党は今日28日、予算案を委員会と衆院本会議で採決を「強行」する構えだが、野党は徹底抗戦の構え。国会はますます混乱してきた。【中山知子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
関連:
■共謀罪が衆院委員会で「強行採決」の暴挙! 安倍首相は加計学園問題の追及恐れ“逃亡”の無責任(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/855.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 19 日 17:40:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/577.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 毎日新聞:世論調査、内閣支持率…45% 支離滅裂だ 
毎日新聞:世論調査、内閣支持率…45%
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ba9c4c0c8cd70686773dbc94b6a3ceec
2018年02月28日 のんきに介護


裁量労働制について、

「対象拡大に反対」との回答は57%で、「対象拡大に賛成」の18%を大きく上回った

という結果を示しながら、

安倍内閣の支持率が45%というのは、

支離滅裂だ。

後者の

洗脳目的の数値に毎日新聞というメディアの正体がバレバレではないか。

安倍の総裁続投への期待値も高まったという

データまでつけ加えている。

――9月に予定される自民党総裁選で安倍首相が「代わった方がよい」は44%で、「総裁を続けた方がよい」の41%より多かった。しかし、差は1月の前回調査の10ポイントから縮まった。 ――

☆ 記事URL:https://mainichi.jp/articles/20180225/k00/00e/010/268000c

日刊ゲンダイも

毎日新聞の世論調査の結果を引き合いに出して記事を書いている。

他方では、

裁量労働制に関して政府が持ち出した

データのミスを言い、

比較しえない、すなわち、「平均的な者」というフィルターを通したデータを比較する、

データの出し方の不誠実に触れない

(拙稿「猿には餌、やらないでください。犬には政治、任せないでください」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/05ca4bf81fcbd60a1f6d3267fceeec37

結論は、

当然のごとくにお決まりの愚民論だった。


<追記>

山崎 雅弘‏
@mas__yamazakiさんのツイート。



「強い側」につくという反応は、

確かにあるだろう。

しかし、その人たちは、

裁量労働制につき、

安倍政権に賛成しているのではないか。

たとえば、

attila‏ @attila444の意見に見るが如くだ。



山崎 雅弘‏さんのような

思想家(?)が

政策については反対という各論を示しつつ、

総論で

内閣支持の立場など取り得るもんだろうか。

自分のことではない。

庶民の反応が

そうだという反論を返されるんだろう。

まさに

繰り返してマスコミが垂れ流して来た

洗脳の効果と言うべきだな。

そこを疑って欲しいのだが無理なのかな。

「総論」なんて、所詮、蛇足だ。

本文と矛盾することは書かないものだ。

山崎さんにしたところで、

そんな一貫しない態度は取らないだろう。

自分の身になぞらえて

考えて欲しい。

庶民がどうしてそのような通俗的な反応をせず、

アクロバティックに

総論と各論が互いに否定しあうような

意見表明をするだろうか。

2018年2月28日未明 記


〔資料〕

「黒を白と言いくるめる恐るべき国」

  日刊ゲンダイ(2018年2月28日付〈27日発行〉)

(※ 読みにくいだろうから、転載元に飛んで拡大表示して読んで欲しい)


転載元:KK‏ @Trapelusさんのツイート〔16:52 - 2018年2月27日




関連記事
裁量労働制の対象拡大「反対」57% 佐川国税庁長官「納得できない」68% 安倍首相「代わった方がよい」44%(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/487.html

裁量労働“嘘データ”はミスなのか 黒を白にする恐ろしい国(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/549.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/578.html

記事 [政治・選挙・NHK240] はすみとしこが詩織さんを「枕営業」とイラスト攻撃! 元ネタは山口敬之のトンデモ弁明、杉田水流ら安倍チル議員も同調(リテラ
はすみとしこが詩織さんを「枕営業」とイラスト攻撃! 元ネタは山口敬之のトンデモ弁明、杉田水流ら安倍チル議員も同調
http://lite-ra.com/2018/02/post-3830.html
2018.02.28 はすみとしこが詩織さんをイラスト攻撃 リテラ


     
     性被害に連帯を訴える伊藤詩織さんだが…(『Black Box』文藝春秋より)


 “官邸御用ジャーナリスト”山口敬之氏からのレイプ被害を告発し、現在、民事裁判を起こしているジャーナリストの伊藤詩織さんが、2月23日、都内で講演を行った。NGO「ヒューマンライツ・ナウ」が主催したこの会合で、詩織さんは、海外と比較し日本で「#Me too」運動が広がっていないことに触れ、「『We Too』にしたらどうなんだろうと思うんです」と提案。一人では声をあげにくい性被害の問題に社会全体で取り組む必要性を語った。

 詩織さんの言う通りだ。日本社会では、強かんや痴漢などの性被害を女性が語ることがタブー視されている。それどころか、詩織さんが昨年の会見後に受けたように、「ハニートラップ」「売名」などというデマ攻撃にさらされることすら少なくない。この歪んだ状況を変えるためには、被害者女性の告発を遠くから期待するのではなく、一人一人が連帯し「性犯罪は絶対に許さない」という意思を強く表現する必要がある。

 ところが、ここにきて、そうした性被害に対する社会的取り組みをせせら笑う動きがまたぞろ出てきている。漫画家のはすみとしこが同じ23日、自身のTwitterで、詩織さんを誹謗中傷する極めて悪質なイラストを投稿したのだ。

 一目で悪意に満ちているとわかる代物だ。本当ならば紹介すらしたくないのだが、読者がはすみのイラストを見る必要をなくすためにも、概要を短く述べておく。

 イラストでは、詩織さんの容姿を模した女性が「山口」と胸に記されたTシャツを着ている。手にはスマートフォン。そして背景には以下の文言が付されている。このイラストの主題だ。

〈米国じゃキャバ嬢だけど
私ジャーナリストになりたいの!
試しに大物記者と寝てみたわ
だけどあれから音沙汰なし
私にタダ乗りして
これってレイプでしょ?
枕営業大失敗!!〉

 ようするに、はすみはこう主張している。詩織さんはジャーナリストとして就職するために山口氏に「枕営業」をした。しかし「あれから音沙汰なし」だったことから「タダ乗り」と感じた。ゆえに、その恨みから「レイプ」だと訴えた──。

 反吐がでる。こんなクソのようなイラストが「表現」だとしたら、はすみには最大の軽蔑を込めた攻撃的罵倒を「表現」として返したいが、そうして炎上させることこそが彼女の思惑なのだろう。であれば本サイトとしては、このイラストが示している悪意に関して、それ自体とは別の重大な事実の方を指摘しておきたい。

■「枕営業」と架空のストーリーをでっち上げる、悪意むき出しのイラスト

 まず、念のため確認しておくが、詩織さんによれば、2015年の4月3日の夜、仕事のビザの相談を目的に山口氏と食事をした。ところが、アルコールに強いはずの詩織さんは、途中で意識を失ってしまった。そして気がついたときには、山口氏が滞在しているホテルのベッドにおり、上から山口氏にまたがられ、強かんされていた。山口氏は避妊具すらつけていなかった。

 意識が朦朧とした状態の詩織さんが帰宅を懇願していたにもかかわらず、山口氏の判断でホテルに連れ込んだのは、二人を乗せたタクシーの運転手の証言やホテルの防犯カメラの映像で証明されている客観的事実である。また、避妊具さえつけずに挿入に及んだことは、山口氏も詩織さんとのメールのやりとりのなかで認めており、その後のメディアでの抗弁でも否定していない。

 しかも、はすみは、詩織さんが山口氏に就職相談をしたが「音沙汰なし」だったから告発したかのように描いているが、実際には、詩織さんは事件のあった夜から5日後の4月9日には警察署へ行き、強かん被害を話している。そして同じ頃には被害を打ち明けた友人の協力を得ながら、謝罪を引き出すためのメールを何度も書いている。性暴力被害に前向きに対応していると聞いた産婦人科へも行っている。詩織さんはこの時点で警察の捜査員とともにホテルの防犯カメラの映像を確認している。4月18日にはメールで山口氏にこう返信している。

〈今回山口さんと帰国した際にお会いしたのは新規のプロデューサーとして採用、ないしフリーとして契約をしたいので残りの問題のVISAの話をしようとお誘いいただいたからですよね。
なのに意識の無い私をホテルに連れ込み、避妊もせず行為に及んだあげく、その後なにもなかったかのように電話でビザの手続きをするといってきたり、この度(原文ママ)に及んでそのようなあやふやなご返答をされるのは何故ですか?〉
〈また前回のメールでもショックだったと伝えたのに謝罪の言葉がないのはどうかと思います。そして医療費も負担してください〉

 それを、はすみは、さも詩織さんがジャーナリストの夢を叶えるために山口氏に「枕営業」を仕掛け、うまくいかなかったのを恨んで「レイプ」と主張したかのような、架空のストーリーをでっち上げているのだ。

 むき出しの悪意に吐き気をもよおすが、前述したように、ここで冷静に指摘しておかねばならないのは、このイラストには、たんにはすみによる誹謗中傷の表現というだけでない重要な事実があるということだ。それは、このデマはすべて山口氏が「Hanada」(飛鳥新社)17年12月号で展開した“シナリオ”を下敷きにしているということだ。

■「キャバ嬢」「山口Tシャツ」はすみとしこのデマ攻撃の元ネタは…

 たとえば〈米国じゃキャバ嬢だけど〉という書き出し。その後の文脈からして、はすみが“キャバ嬢=男性に接待して対価を得る女性”というニュアンスで持ちだしてきているのは明らかで、「ジャーナリスト」という言葉との対比のさせ方や、続く「枕営業」という言葉からも職業蔑視的に使っていることは間違いない。だいたい「キャバ嬢」だったらなんなのかとしか言いようがないが、実のところ、この記述は完全に山口氏の言い回しと同じなのだ。

 詩織さんの著書『Black Box』ではこう記されている。2013年、ニューヨークの大学でジャーナリズムと写真を学んでいた彼女は、〈翌年の卒業直前にインターシップを体験し、ニュースの現場で働きたいと考えていた〉。詩織さんは、親からの援助をほとんど受けておらず、〈翻訳、ベビーシッターとピアノバーでのバイト〉をしており、山口氏と出会ったのはその「ピアノバー」だったという。ところが山口氏は「Hanada」での手記で「ピアノバー」という言葉を一切使わずにこう書いた。

〈私があなたに初めて会った時、あなたはキャバクラ嬢でしたね。二〇一三年九月、国連総会の取材でニューヨークに滞在していた時に、知人の記者に連れられて行った日本人相手のキャバクラで、キャバクラ嬢として私の隣に座ったのがあなたでした。〉

 見ての通り、詩織さんが「キャバクラ嬢」であると主張・強調するやり方は、はすみと山口氏とで共通のものである。はすみが山口氏の“反論”をなぞっているのは間違いない。

 さらに決定的なのは、イラストで詩織さんを模した女性が着用している「山口」と書かれたTシャツだ。

 実は、山口氏が「Hanada」での“反論”のなかで、“レイプされたという認識の反証”として取り上げたのがTシャツの存在だった。山口氏は〈もしあなたが朝の段階で私にレイプされたと思っていたのであれば、絶対にしないはずの行動をし、絶対にしたはずの行動をしていない〉と前置いて、こう持論を展開している。

〈朝起きてトイレから戻ってきたあなたは、浴室に干されていたブラウスを手に、
「ブラウスが少し生乾きなんだけど、Tシャツみたいなものをお借りできませんか」〉
〈(前略)私としては別に断る理由もなかったので、パッキング途中のスーツケースを指し、
「そのなかの、好きなものを選んで着ていっていいですよ」
 と言いましたね。あなたはスーツケースから、私のTシャツのうちの一つを選び、その場で素肌に身に着けました。覚えていないとは言わせません。レイプの被害に遭ったと思っている女性が、まさにレイプされた翌朝、レイプ犯のTシャツを地肌に進んで身につけるようなことがあるのでしょうか?〉
〈結局、私はそのTシャツを未だに返してもらっていません。そのTシャツの存在を認めると、自分の主張の辻褄が合わなくなるからですか?〉(「Hanada」)

 見ての通り、山口氏は詩織さんに貸したというTシャツの存在が、あたかも強かん事実の反証であるかのようにあげつらっている。しかし実際には、詩織さんは「Tシャツの存在」を認めていないどころか、『Black Box』のなかでしっかり触れているのだ。

 詩織さんによれば、一刻も早く部屋の外に出なければならないと思っていた彼女は、ブラウスを見つけるが〈びしょ濡れ〉であり、〈なぜ濡れているのか聞くと、山口氏は「これを着て」とTシャツを差し出した〉。そして〈他に着るものがなく、反射的にそれを身につけた〉。つまり仕方なく差し出されたTシャツを着たわけだが、さらに詩織さんは都内に借りていた部屋に戻ると、〈真っ先に服を脱いで、山口氏に借りたTシャツはゴミ箱へ叩き込んだ〉と書いている。

 つまりTシャツの存在は、明らかに山口氏が言うような“レイプされたという認識の反証”になりようがない。言うまでもないが、半裸の状態で衣類を求めるのは当然の行動だ。それとも山口氏は、詩織さんは服を着ていない状態で部屋から飛び出せばよかったのだ、とでも言うのか。

■はすみのイラストは山口敬之が「Hanada」で書いた嘘弁明のコピー

 しかも山口氏は「Hanada」で触れていないが、詩織さんはベッドから抜け出した直後の行動をこう振り返っている。

〈ようやくベッドからぬけだした私は、パニックで頭が真っ白になったまま、部屋のあちこちに散乱していた服を拾いながら、身に引き寄せた。下着が見つからなかった。返すように言ったが、山口氏は動かなかった。どうしても見つからなかったブラは、山口氏の開いたスーツケースの上にあった。一向にパンツは見つからなかった。すると、山口氏は、
「パンツぐらいお土産にさせてよ」
 と言った。
 それを聞いた私は全身の力が抜けて崩れ落ち、ペタンと床に座り込んだ。体を支えていることができず、目の前にあったもう一つのベッドにもたれて、身を隠した。〉(『Black Box』)

 おぞましいとしか言いようがない。繰り返すが、着る服がない状態で衣類を求めるのは当たり前の行動だ。にもかかわらず、Tシャツを貸してそれを詩織さんが着用して部屋を出ていっただけで、山口氏は〈あなたの強い被害者意識は最初からあったのではなく、あとから時間をかけて醸成されたものということになります〉(「Hanada」)などと主張しているのだ。詭弁にもほどがある。

 はすみのイラストで、詩織さんを模した女性が“山口”と記されたTシャツを着用しているのは、まさにこの山口氏の詭弁をトレースしたものだろう。そして、こうしたイラストの構成要素は「枕営業」なるシナリオを捏造し、詩織さんを誹謗する意図のもと用いられたと解釈するのが自然だ。

 つまるところ、はすみによる今回の悪質なイラストは、そのシナリオや道具立てから見ても、明らかに山口氏の主張を“コピー”したものとしか考えようがない。したがって、そこに現れている悪意は、まさに山口氏のそれが“可視化”されたものである。そう言っても過言ではないだろう。

 事実、山口氏は「Hanada」で「枕営業」という言葉こそ使っていないものの、わざわざ「ワシントンでの仕事への強い執着」と章立てをして、〈執拗な要求〉〈繰り返しメールを送りつけています〉〈強い要望〉〈ワシントンで仕事をしたいという熱情は並大抵ではなかったことは明らか〉などと強調。さらに〈そして何より、性暴力の被害者ではないあなたが、自分でもそうではないと密かに知りながら、表向き性犯罪被害者を標榜して生きることは、本当の性犯罪被害者のみならず、他ならぬあなた自身を貶めることになる〉と締めている。あらためて言葉を失うではないか。

■はすみとしこの差別イラストを百田尚樹、杉田水脈、長尾敬が支持

 少なくとも、はすみのイラストは、「枕営業失敗!!」という文言などから、詩織さんの社会的信用を低下させようと企図されたものであることは自明だが、冒頭でも少し触れたように、そのイラストを拡散することは彼女の思う壺だろう。

 はすみといえば、周知の通り、2015年9月、難民の少女をモチーフにしたイラストに「他人の金で。そうだ、難民しよう」などと添えてFacebookに投稿。そのグロテスクな差別扇動に批判が殺到したが、さらにシリア難民の少女をモデルにした写真を無断使用していたことも発覚し国際問題に発展した。しかし、はすみはその後も胸元を強調した帰化女性の悪意あるイラストを投稿するなど、反省の色を微塵も見せなかった。

 むしろ、はすみはこうした批判・炎上を契機に、デビュー作『そうだ難民しよう! はすみとしこの世界』(青林堂)の出版にこぎつけ、ネット右翼から強い支持を得た。ようするにヘイトを商業化したわけで、その悪意こそが彼女の“食い扶持”を支えているわけだが、さらに、はすみは極右文化人とも交流し、あろうことか、国会議員との絡みまで見せている。

 たとえば作家の百田尚樹だ。百田は、はすみの著書『それでも反日してみたい はすみとしこの世界』(青林堂)の帯に、〈パヨクの天敵、はすみとしこが描く!〉という惹句を寄せており、また、昨年出したヘイト本『今こそ、韓国に謝ろう!』(飛鳥新社)では、はすみが挿絵を担当している。

 政治家では、昨年の衆院選で自民党から出馬し当選した安部首相の肝いりの杉田水脈衆院議員。杉田はこれまでもヘイトスピーチを連発してきた極右ヘイト議員だが、はすみは杉田のイラストを公開するなどその当選運動に参加。杉田もブログやTwitterで、はすみに謝辞や誕生日祝いのメッセージを送るなど昵懇の仲だ。

 また、あの『報道特注』で知られる番組配信メディア「文化人放送局」が手がけるネット番組『日本の病巣を斬る!』でも、はすみと杉田は仲良く共演している。この『日本の病巣を斬る!』には、最近の2月13日収録回で自民党の長尾敬衆院議員も参加した。長尾といえば、例の「泉放送制作デマ」のフェイクニュースを拡散するなど、こちらも筋金入りのネトウヨ議員だ。

 同回で杉田は、BBCから日本の「#Me Too」運動について取材を受けたとして、詩織さんと山口氏の事件についてこのように語っている。

「私はああいう人(詩織さん)がいるおかげで、本当にひどいレイプ被害に遭っている人たちのことが、おろそかになってしまうんじゃないかっていうようなことをね、(BBCに)言いました」

 いったい、この政治家は海外メディアに何を言っているのだろうと呆れるが、さらに杉田から「これね長尾先生、国会でやるでしょ?」と振られた長尾も「ハハハ、これね(笑)。おかしいよね」と吐き捨てながら同調。おかしいのはコイツらである。しかも長尾は会社員時代に「60代ぐらいの女性はしょっちゅう抱きついていた」などと笑みを浮かべて語り、「だんだんスキンシップの仕方が変わってきて、相手次第でゾッとするようなやりとりになるっていうのは世知辛い」「受けている側の恣意的なことで全部それが進んでいきますから法的に」などとセクハラの正当化とも受け取れる問題発言まで繰り出していた。

 いずれにしても、はすみとしこの悪意あるイラストは、彼女個人の問題ではないのだ。与党の政治家までもが、はすみのようなヘイト漫画家に同調しているという事実を重く受けとめなければ、人々が性犯罪に苦しむ社会を変えることなどできないのは間違いない。

(小杉みすず)





















https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002194033037&story_fbid=1615344105215375











http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/579.html
記事 [政治・選挙・NHK240] 低調な安保論議を危ぶむ  天木直人 
低調な安保論議を危ぶむ
http://kenpo9.com/archives/3331
2018-02-28 天木直人のブログ


 2月26日の毎日新聞が「低調な安保論議を危ぶむ」という見出しで防衛費をめぐる予算審議の不在に警鐘を鳴らしていた。

 我が意を得たりだ。

 まったくその通りだ。

 来年度の予算案はきょうにも衆院を通過するというから、このままでは安倍暴政の防衛予算がそのまま通ってしまう事になる。

 その中には、2基で約2000億円もする役立たずのイージス・アショア(陸上配備型)が含まれる。

 欠陥戦闘機であるF35の大幅購入も含まれる。

 前払いが当たり前の有償軍事援助(FMS)契約の不平等性も手つかずのままだ。

 なぜこんな事になってしまうのか。

 それは野党の間で国会質問の共闘がないからだ。

 森友疑惑追及もいい。

 裁量労働制のデータねつ造追及もいい。

 しかし北朝鮮問題を含む安保論争も重要だ。

 せめて野党は質問を分担して、それぞれを徹底追及すべきだ。

 すなわち、日米同盟容認の希望の党には森友疑惑の追及に専念させ、年金疑惑を追及して名を馳せ、政権交代で厚生労働相にまでなった長妻議員のいる立憲民主党には、裁量労働制に関するデータねつ造追及を任せる。

 そして共産党には安倍政権の防衛予算や安保政策を徹底追及させて、安倍首相を追い込むべきだ。

 このままでは、血税がただ同然でトランプの米国に吸い取られ、米国軍需産業を潤す事になる。

 いくら野党不在といっても、それだけは許してはいけない(了)



社説 防衛費めぐる予算審議 低調な安保論議を危ぶむ
https://mainichi.jp/articles/20180226/ddm/005/070/003000c
毎日新聞 2018年2月26日 

 国会での防衛費をめぐる論議が低調だ。来年度予算案は今週衆院を通過する見通しだが、このままでは安保論議が置き去りになってしまう。

 例えば、北朝鮮の核・ミサイルに対抗して整備する陸上配備型ミサイル防衛「イージス・アショア」だ。

 搭載する新型の迎撃ミサイルは日米が共同開発したが、迎撃実験は2回連続で失敗している。

 2基で約2000億円に上るシステムだ。費用対効果の議論は欠かせないが、踏み込んだ質疑はない。

 米国からこうした最新鋭装備を購入する際には有償軍事援助(FMS)という契約方式で調達する。

 代金は米国の見積もりに応じて前払いするが、年間数十億円の過払い金の返還が滞っているという。

 FMSは装備調達の高額化を招く一因ともなっているが、どう改善するのかという議論は乏しい。

 とりわけ、疑問なのは、長射程の巡航ミサイル導入をめぐる議論が深まっていないことだ。

 防衛省は中国の海洋進出を念頭に離島防衛を強化するというが、北朝鮮に届く巡航ミサイルも整備する。

 緊急時には北朝鮮のミサイル基地を攻撃する敵基地攻撃能力としても利用できる兵器だ。3種類のミサイルの取得などに22億円を計上した。

 政府は敵基地攻撃を「自衛の範囲」と解釈する一方、専守防衛の観点から装備を保有してこなかった。

 安倍晋三首相は14日の衆院予算委員会で「敵基地攻撃が目的ではない」としつつ、専守防衛について「純粋に防衛戦略として考えれば大変厳しいのが現実だ」と述べた。

 軍事技術が向上し、安保環境が厳しくなる中、抑制的な専守防衛がいかに大きな制約になっているかということを強調したかったのだろう。

 専守防衛の限界をどうとらえるのか。重要な問題提起だが、野党が専守防衛の論議を深めていこうとしているとは思えない。

 民進党の分裂や質問時間の削減という事情もあるだろう。働き方改革なども重要だが、野党の安保問題の提起が不足しているのは明らかだ。

 どんな防衛力を整備し、専守防衛との整合性はとれているかは、予算審議を通じて国会が判断するしかない。論点を並べ、徹底した議論をする責任を国会議員は自覚すべきだ。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/580.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 佐川氏も夜、眠るとき、ちょっとは考えるかな、暗殺の危険 
佐川氏も夜、眠るとき、ちょっとは考えるかな、暗殺の危険
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7ea5cee546269f4ab85b70e789de4720
2018年02月28日 のんきに介護


ケン‏@Mf0dPC27PQF5XC8さんのツイート。
















  

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裁量労働“嘘データ”はミスなのか 黒を白にする恐ろしい国(日刊ゲンダイ)
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記事 [政治・選挙・NHK240] 二十八日 その一  オリンピックが終わって。(谷間の百合)  
二十八日 その一  オリンピックが終わって。
https://taninoyuri.exblog.jp/29340409/
2018-02-28 09:07 谷間の百合


オリンピックが終わりました。

長かったたなあという印象です。

始まる前に国に元気がないからメダルも期待できないのではと思っていたのは嬉しい誤算でした。

アスリートたちはたとえいっときでも日本を元気にしてくれました。

女子のスピードスケートの快挙は想定外でしたが、古くは橋本聖子さん、最近では岡崎朋美さんがガンバってガンバって銅を手にしたのですが、今回はそういう先輩の苦労を吹き飛ばすような勢いでメダルを大量取得しました。

小平さんの活躍で感じたのが、オランダ留学でかの女が「理論」を学んだことが大きいのではないかということです。

日本のスポーツ界がいまだに精神主義一本でやっているとは思えませんが、そういう体質の残滓が一朝一夕になくなるものではないでしょう。

早く「理論」を確立して合理的な指導、練習をしないと世界から遅れることになりませんか。


    

カーリングも粘って銅メダルを獲得しました。

人気が沸騰しているかの女たちなので批判めいたことは言い難いのですが、わたしは微笑ましい光景だと世界のメディアが報じた「おやつ(もぐもぐ)タイム」には違和感を禁じ得ませんでした。

競技場の中の観客もいるところであれはないだろうと思いました。

また、外国の選手が真剣に黙々と競技しているなかで「そだね、そだね」を連発するかの女たちの声も耳触りに感じました。

北の美女軍団の応援に感じた「傍若無人」と同じものを感じたのです。

思い過ごしかもしれませんが、こういうところにも、「日本スバラシイ」の風潮の影響を感じてしまいます。

相撲の春場所が始まりますが、オリンピックが終わってまたあの話題が蒸し返されるのかと思ってウンザリします。

白鵬は、批判された取組について、できるだけ減らすが大きく変えることはないと言って横綱の意地を見せました。

批判を気にして「分かりました、改めます」では横綱の値打ちがありませんw

北朝鮮が変わろうとしています。

日本だけおいてけぼりです。

おいてけぼりはいいのですが、これを奇貨として総理一味が独自路線に舵を切ることを恐れます。

戦前と同じ道に突き進むのを恐れます。


    




http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 森ゆうこ「データを捏造した!野党が結束すれば、必ず結果が出せる!」 安倍総理 「働き方改革法案」の閣議決定先送り示唆 
森ゆうこ「データを捏造した!野党が結束すれば、必ず結果が出せる!」  
安倍総理 「働き方改革法案」の閣議決定先送り示唆 


裁量労働制再調査と佐川国税庁長官の証人喚問を求める野党合同院内集会 2018年2月27日

※8:30〜小池晃書記局長。 11:30〜森ゆうこ幹事長代理、再生開始位置設定済み。

森ゆうこ幹事長代理、あいさつ 文字起こし

マスコミからは与野党の攻防激化、と言うふうな報道がありますけど
私たちは別に駆け引きをやっている訳ではありません。

国民の命のために闘っているのです。

この間、山井衆議員と一緒に厚生労働省、視察に乗り込みました。

直ぐ見つかるはずですよ、元の原票は。

見つからなかったというのは嘘です。

でも、私は厚生労働省にとても同情しています。

先ほどお話がありましたように、規制改革会議、産業競争力会議、
方針を決められて抵抗できなかった。

そのために調査をしたのではなくて、データを捏造したんですよ。

もはや、データとも呼べない代物であります。

ここが私たち国会議員にとっての正念場です。

私は参議院議員なんですけれども、衆議院議員の皆さんには、やっぱり
我々は野党は一致結束して国民のために闘っているんだ。

そのことをしっかりと議論と、そして態度で示していく。

そのためにみんなで力を合わせて最後まで闘ってまいりましょう。

野党が結束すれば、必ず結果が出せる!

勇気と、誇りと、自信をもって、進んでいきましょう。

どうぞ、よろしくお願いいたします。



安倍総理 「働き方改革法案」の閣議決定先送り示唆
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180228-00000022-ann-pol
2/28(水) 11:45配信 ANN



 2018年度予算案を巡る与野党の攻防が28日に大詰めを迎え、安倍総理大臣が争点の働き方改革関連法案について閣議決定の時期などを先送りする考えを示しました。予算案は夜に衆議院を通過する見通しです。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 午前の予算委員会で安倍総理は突然、方針転換をしました。

 立憲民主党・逢坂衆院議員:「裁量型労働の対象範囲の拡大、対象業務の拡大、これは関連法案から削除すべきではないか」

 安倍総理大臣:「厚生労働省のデータに疑義があるとの指摘を受け、精査をせざるを得ない事態となったことは重く受け止めています。ここをきっちり実態把握しない限り、政府全体として前に進めないという気持ちだ」

 ただ、安倍総理は、実態の把握に関しては「厚労大臣を中心に検討していきたい」と述べ、再調査するかどうかは明らかにしませんでした。また、政府高官は法案の提出時期について、来月下旬になるとの見通しを示しています。これに対して、立憲民主党の辻元国対委員長は「手を緩めない」と怒りをあらわにしていて、野党側はあくまでも予算案の採決に反対する方針です。この後、予算委員長の解任決議案を提出して徹底抗戦します。28日の国会は野党の抵抗次第では深夜まで及ぶ可能性があり、「働き方改革に逆行している」との声もささやかれています。































http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/583.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 悪用するブラック企業が横行――安倍首相も知らない…裁量労働制“阿鼻叫喚”の現場(週プレNEWS)
悪用するブラック企業が横行――安倍首相も知らない…裁量労働制“阿鼻叫喚”の現場
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180227-00100438-playboyz-soci
週プレNEWS 2/27(火) 6:00配信


 
働き方改革の一環で職種の拡大が見込まれる裁量労働制だが、その現場では深刻なトラブルが…


国会が大荒れだ。

紛糾のタネになっているのは、安倍政権が今国会で成立を目指す働き方改革関連法案のキモ、「裁量労働制の対象拡大」だ。安倍首相が「裁量制の労働時間は一般の労働者よりも短い」と答弁した根拠(厚労省が作成したデータ)が、実はデタラメだったことが判明し、首相自ら答弁を撤回、陳謝する騒動となった。

裁量労働制とは、労使間であらかじめ決めた時間(みなし労働時間)だけ働いたとみなす制度で、基本的にはどんなに働いても働かなくても、給与は固定だ。すでに一部の職種への適用が認められている。

だが、その現場では長時間労働などによる深刻なトラブルが続発! 「裁量労働制ユニオン」代表の坂倉昇平氏が、その事例を紹介してくれた。

●ケース1 スマホゲーム制作会社(社員300人)正社員Aさん(20代女性)

「Aさんのみなし労働時間は一日10時間。この中に一日2時間、月45時間とする残業も含まれ、月給は約30万円でした。

ところが、実際に業務をこなそうとすると、月80時間以上の残業はザラ。繁忙期には100時間に達することもありました。ここまで長時間労働になるのは理由があります。会社はAさんに、ゲーム開発以外にも、イベントの運営、自社サイトやSNSによる宣伝業務、版権関連の外部取引業務といった“裁量労働制では認められていない仕事”をやらせていたのです。本来ならAさんには、その分の残業代が支払われなくてはなりません」(坂倉氏)

それから間もなくAさんは体調を崩し、療養先の病院からは適応障害と診断された。その後、彼女は同ユニオンと裁量労働制の無効と未払い残業代の支払いを求めて会社と団体交渉を開始し、残業代に相当する額の解決金を勝ち取った。

●ケース2 ホームページ制作会社(社員10人)契約社員Bさん(20代男性)

「Bさんのみなし労働時間は一日8時間。3ヵ月の有期雇用で、月給は22万円です。当初は、ウェブディレクター(ウェブ制作の企画立案や進行確認をする仕事)として採用されましたが、入社後すぐ、裁量労働が認められていない新規開拓のためのノルマつきの電話営業や飛び込みセールスに駆り出され、ウェブディレクターの仕事はほぼなかった。彼の残業時間は月100時間を超えることもありました。

その会社は『ウェブディレクター募集』と求人広告を打ち、Bさんはそれに応募していました。これでは、求人の文言は悪質な“釣り”です。Bさんは退職後、ユニオンを通じて未払いの残業代請求を突きつけましたが、会社側は『22万円の月給に固定残業代として5万8600円が含まれており、支払いの義務はない』と請求を拒否。今も交渉中です」(坂倉氏)

裁量労働制を悪用するブラック企業が横行する現状を、坂倉氏はこう説明する。

「裁量労働制の導入には社労士が関わっていることが多い。残念なことですが、残業代を圧縮したいという企業の注文に応じて、『裁量労働制を利用すれば残業代を安くできる』と、悪知恵を与える社労士が後を絶たないのです。裁量労働制は今や残業代カットの手法として確立してしまったと言わざるをえません」

こうしたブラック企業を見抜く方法はないのか?

「タイムカードのない会社は要注意です。裁量労働制を悪用するブラック企業は『社員の出退勤は自由だから把握の必要がない』と、労働時間をきちんと管理しないケースが多い。しかも、後で社員から未払いの残業代を請求されたとき、証拠も残らないで済みます。タイムカードなしでは労働時間の証明が難しく、労基署に被害を相談しても取り合ってもらえません」

裁量労働制の現場から挙がる悲鳴をよそに、安倍政権はその範囲を課題解決型の提案営業(法人向けの営業)などにも拡大する構えだが、働き方改革とは、いったい誰のためのものなのだろうか…?

◆『週刊プレイボーイ』11号(2月26日発売)「『働き方改革』のグロテスクな正体」では、労働基準法改正をゴリ押しする安倍政権のもくろみと、裁量労働制が“なじむ会社”“なじまない会社”について詳報! そちらも是非お読みください。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 予算案やすやす衆院通過 無力野党の反発“ポーズ”にすぎず(日刊ゲンダイ)
 


予算案やすやす衆院通過 無力野党の反発“ポーズ”にすぎず
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224143
2018年2月28日 日刊ゲンダイ

  
   今さら遅い(C)共同通信社

 野党は一体、何をやっていたのか。安倍政権が今国会の目玉に据える「働き方改革」の関連法案で、裁量労働制をめぐる“データ捏造”が次々と明らかになっているのに、審議をストップさせることもなく、審議日程を積み上げてきた。おかげで、来年度予算案がやすやすと衆院を通過してしまうのだ。

 野党6党の幹事長らは27日会談し、政府・与党が裁量労働制の拡大を盛り込んだ働き方改革関連法案の今国会への提出の断念と、裁量労働に関する再調査を受け入れない限り、予算案の採決に応じない方針で一致した。

 与党側はこれを突っぱね、予算案の年度内成立を確実にするため、28日、衆議院で予算案の採決を強行する方針を確認。自民党の二階幹事長らが首相官邸を訪れ、安倍首相に今後の国会日程を報告した。

 夕方には予算委の河村委員長が職権で28日の委員会開催を決め、予算案の本会議への緊急上程を行うことを表明。これを受けて、古屋議運委員長が予算案を採決するための本会議を28日に開くことを職権で決めた。何があっても、28日中に参議院に送るつもりだったのだ。

 当然、野党側は猛反発で、予算委員長の解任決議案の提出などで抵抗するプランが検討されているが、今さら遅い。採決になった瞬間、与党の圧倒的多数で可決される。少数野党になす術ナシだ。

 だが、裁量労働制の導入ひとつとっても政府のデタラメは底なしで、予算案を人質に審議を止め、法案提出を撤回させるチャンスはいくらでもあった。なぜ、そうしなかったのか。

「結局、野党の反対もポーズだけということです。裁量労働制の導入は、多くのサラリーマンにとって他人事ではない大問題です。体を張ってでも止めるのが野党の役目なのに、国会審議で反対意見を言うだけで、街に出てサラリーマンの賛同を得ようともしない。たとえ審議を止めて予算成立を遅らせても、本気で国民生活を考えてのことならば、世論も味方についてきますよ。今回のような形ばかりの抵抗を見せられて、有権者が“野党はよくやった”と思うでしょうか。与党の強引な進め方はもちろん、不甲斐ない野党もけしからんと感じるだけです」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

■参院でも「年度内成立で内々に合意」

 この体たらくでは、野党が国民の支持を得られるわけがない。許しがたいのは、野党の見せ場さえつくってもらえれば、年度内成立のシナリオに協力すると秋波を送っているフシさえあることだ。

 27日の自民党の副幹事長会議で、参院議員の出席者が「参議院は内々で野党と合意している」と話していたという。

「参議院では野党第1党の民進党がカウンターパートのため、予算案が参院に送付されたら速やかに成立させることで民進党側と話がついていると聞きました。“30日ルール”による自然成立の形は取らず、参院でしっかり議決して年度内に予算を成立させる方針を共有している。そのため、対決姿勢はほどほどに、野党の質問時間を増やすなどして調整する方向で話が進んでいるそうです。今の野党に本気で戦う気なんてありませんよ」(自民党関係者)

 大メディアは、予算案をめぐる攻防は28日が最大の「ヤマ場」なんて報じていたが、実はとんだ茶番だった。こんな野党なら要らない。安倍首相にナメられるのも当然だ。
























http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 裁量労働制と佐川長官(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
裁量労働制と佐川長官
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51741047.html
2018年02月28日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 裁量労働制拡大を目論む法案に関してですが…

 安倍政権のやろうとしている事は全く理解に苦しむことばかり。

 裁量労働制の方が実際の労働時間は短くなるなんてことを、まともなデータもないのに安倍総理が言ったこと自体が間違っていたのです。

 安倍総理は、官僚が準備したデータの信憑性について自分がチェックする余裕はないからと弁明していましたが…


 常識で考えてみて…そんな筈はないだろう、と。 


 これが国際経済だとか通貨問題だとか、非常に専門的な知識を要求するようなデータなら別ですよ。

 もし、そうしたことがあり得るとしたら、経済界も、そして、安倍総理自身の裁量労働制の拡大など言い出さなかった筈。

 何故裁量労働制の拡大を言い出しているのか?

 それは、そうすると余計な超過勤務手当を支払わずに済むからでしょう?

 つまり、経営者側にとって有利になると思われるからこそ裁量労働制を拡大する、と。

 でも、正直にそうしたことを口に出す訳にはいかないので、裁量労働制を拡大すると実際には労働時間が短くなるというデータもあるというデタラメを言った訳なのです。

 要するに、官邸がそうした答弁で国会を乗り切ろうとすることを役人が察知して、それではそうした答弁に相応しいデータをどこからか探し出した、と。探し出したと言えば、聞こえはいいですが、実際にはでっち上げた、と。

 泣く子と地頭には勝てぬという言葉がありますが、泣く子と安倍総理には勝てないと今の役人たちは思っているのではないでしょうか?

 デタラメであろうと何であろうと、安倍様が求めるものを準備するのが役人の務めだ、と。

 そして、安倍総理も、そのような忖度ができる役人を大切にする訳なのです。

 国家公務員法では、公務員は上司の命令に従って行動することが義務付けられている訳ですが、それ以前に、憲法を遵守し、そして法令に従うことが義務付けられている訳ですから、法令に違反するようなことはやってはいけないのです。

 でも、泣く子となんとかには…

 森友学園事件等が有耶無耶にされたままでは職場の規律は滅茶苦茶になってしまうと昨年から私は何度も警鐘を鳴らしてきましたが、まさに職場のなかは滅茶苦茶になっていると言っていいでしょう。

 それもそのはずですよね。

 だって、マスコミの取材を避けるためにホテルに隠れて生活しているような佐川国税庁長官を、安倍総理は「官僚の鑑」だと称えるほどだからです。

 本当にバカバカしい!



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関連記事
財務省お抱えホテル潜伏 役所ぐるみ“佐川長官隠し”の実態(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/570.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 裁量労働制データ偽装 “黒幕”厚労省課長は未来の次官候補(日刊ゲンダイ)


裁量労働制データ偽装 “黒幕”厚労省課長は未来の次官候補
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224060
2018年2月28日 日刊ゲンダイ


  
   厚労省入省案内より

 26日の衆院予算委で、労働時間の調査データの不備が新たに233件見つかった「裁量労働制の拡大」をめぐる問題。安倍首相は「データは撤回しない」「新たに調査はしない」――などと、何が何でも法案成立を強行するつもりらしい。

 問題のデータは、厚労省が作成した「2013年度労働時間等総合実態調査」。厚労省は、このインチキデータを法案作成の場である労働政策審議会に提出しながら、一方で、労働政策研究・研修機構(JILPT)による裁量労働制などの「時間調査」の結果を伏せていた。この調査では裁量労働者の方が一般労働者より労働時間が長く、政府の望む法案の“前提”が崩れてしまうからだろうと疑われている。

 オドロキなのは、このときJILPTに調査を依頼したにもかかわらず、調査結果を伏せた確信犯が“未来の次官候補”とささやかれていることだ。

 その人物は、厚労省労働基準局のナンバー2である村山誠総務課長(51)。医療情報誌「集中」は「厚労省人事ウォッチング」(2018年1月23日)で、<労働官僚の中で次官候補と目される2課長>のうちのひとりとして村山氏を紹介。記事の中で、働き方改革関連法案をまとめた主力として<「労働基準局のプロ・村山」>とうたっている。

 経歴もピカピカだ。

「開成高から東大文に進学し、1990年に旧労働省に入省。北海道や岡山、静岡など地方の『労働畑』を歩んだ後、2010年8月から出向先の内閣官房で労働基本権を担当する参事官として国家公務員法改正を手掛けました。12年9月から労働基準局労働条件政策課長、16年7月から現職です」(厚労省関係者)

 いくらエリートとはいえ、本をただせば、今国会の混乱を生み出した張本人。2014年の「総合職入省案内」で、村山氏(当時=労働条件政策課長)は「全国の働く人の声に正面から向き合う」と語っている。

 いま一度、当時の気持ちを思い出したらどうか。





































http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 「18年度予算案 衆院予算委で可決」数は力なり、国会はただのアリバイ作り(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/02/18-372d.html
2018-02-28


全く何度同じ場面を見せられただろう。

充分な審議は関係なく、時間が来たら数の力で勝手に予算が
通っていく。

これで国会が機能していると言えるのだろうか。

18年度予算案 衆院予算委で可決 与党など賛成多数
                          2/28(水) 12:34配信

>2018年度予算案が28日午後、衆議院の予算委員会で可決
されました。

>野党側は厚生労働省のデータ問題などが解決していないと
して採決に反発しましたが、2018年度予算案は与党などの賛
成多数で可決されました。


参議院があると言っても、参議院は以前言われてきたような良
識の府では無くなっているし、衆議院の予算委員会で通過した
後は本会議、その先は参議院通過と、もう成立したも同然だ。

自公に数を与えたらこうなるに決まっているのに、国民はそれ
を選択した。

「自民党にしか政権を担える党はない」という幻想を打ち破ら
ない限り、この国はこれからも自民党が国政を牛耳る可能性
大で、公明党もブレーキ役なんかではなく、利権にありつきた
いだけの学会騙しの薄汚い党だし。

自民党も下野した時の屈辱を糧にして、政権を絶対に手放す
ことはしないし、そのためにはなりふり構わずにしがみつくだ
ろうし。

私は小選挙の弊害が今の政治を覆っていて、本来なら選挙
制度を見直すことも視野に入れないと駄目だろうと思ってい
るが、自民党にとってこんなうまい制度はなく、自民党は絶対
に小選挙区制度を変えるつもりは毛頭ないだろう。

国民の意識が変わらない限り永遠に自民党政権は続く・・・




http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 詐欺師に騙され続ける有権者 イカサマ内閣の支持率が下がらない摩訶不思議(日刊ゲンダイ)


暴政なのに集団催眠 安倍内閣の支持率が下がらない謎解き
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224140
2018年2月28日 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による

  
   目玉政策「働き方改革」のデタラメは明らか/(C)日刊ゲンダイ

 なぜ、この数字になるのか。政治に関心がある国民ほど、調査結果に仰天したに違いない。わずかではあるが、安倍内閣の支持率が上昇しているのだ。

 毎日新聞の調査では、安倍内閣の「支持率」は1ポイント増の45%、「不支持率」は6ポイント減の32%だった。

 もちろん、消極的な支持も多いのだろうが、それにしたって、ここまで安倍内閣の目玉政策「働き方改革」のデタラメが明らかになっているのに、支持率が上昇するのは常識ではあり得ないことだ。

 なにしろ「裁量労働制」に関する厚労省の調査データはデタラメの極みである。問題になっている「2013年度労働時間等総合実態調査」は、異常値が365件もあるというのだからヒドすぎる。「裁量労働者」の1日の労働時間を2時間以下と記載する一方、「一般労働者」の1日の残業時間を45時間とする異常値が3件もあった。

 誰がどう見たって、「裁量労働制の方が労働時間が短い」という結論を導くために、データを捏造したのは明らかだろう。事実、安倍首相は捏造が発覚するまで「平均的な方で比べれば、一般労働者より短いデータもある」と強弁していた。

 ここまで安倍内閣のイカサマが明るみに出たのに、どうして「支持する」が増え、「不支持」が減るのか。信じられない。

 実は、安倍周辺も支持率の急落を覚悟していたという。安倍政権が進める「裁量労働制の拡大」は、すべての労働者に長時間労働を強いる、過労死の元凶だからだ。しかも、データの捏造まで発覚してしまった。ところが、予想外に支持率がアップし、安倍周辺は小躍りしているという。

「支持率が急落しなかった安倍官邸はホッとし、一気に強気になっています。野党から“労働実態の再調査”を求められても突っぱねています」(官邸事情通)

 支持率がアップした安倍は野党を小バカにするように、国会でもニタニタと薄ら笑いを浮かべている。さすがに、希望の党の玉木雄一郎代表は「笑う話ですか。過労死で人が死んでいる話なんですよ」と声を荒らげている。予想外の支持率アップが、安倍を勢いづかせている格好だ。

  
   相場操縦(C)日刊ゲンダイ

「景気が良くなった」という幻想

 それにしても、イカサマ内閣の支持率が下がらないのは摩訶不思議だ。

 理解不能なのは、「裁量労働制の拡大」には反対57%、賛成18%と、有権者は“ノー”を突きつけているのに、それでも「内閣支持率」はアップしていることだ。政策に反対しているのに、安倍内閣を支持しているのだから支離滅裂である。

 有権者が安倍内閣を支持している理由は、恐らく2つだろう。

 ひとつは「他にいないから」、もうひとつは「とりあえず景気がいいから」に違いない。実際、毎日新聞の調査でも、安倍内閣を支持する理由は「ほかに良い人や政党がない」43%、「政策に期待できる」22%が、1位、2位だった。

 しかし、「景気がいいから」と支持するのは、ほとんど詐欺師に騙されているマヌケな被害者と同じだ。

 たしかに株価は上昇し、失業率も減っているが、アベノミクスの成果とは関係ないからだ。

「大手メディアまでアベノミクスを称賛するので、国民もアベノミクスによって好景気になったと思い込んでいるようですが、まったくの錯覚です。たとえば、日本のGDPは安倍政権発足後、平均1・5%しか成長していない。民主党政権時代の1・8%を下回っているのです。労働者の実質賃金もマイナスです。たしかに株価は上昇していますが、日銀やGPIF、郵貯マネーなどの“公的機関”が買い支えているからです。“官製相場”に過ぎない。いまや日銀とGPIFが、東証1部上場企業の約半数の大株主という異常事態になっています」(政治評論家・本澤二郎氏)

 失業率の低下にしたって、団塊の世代がリタイアし、労働力人口が急激に減ったからだ。それに安倍は「有効求人倍率が全都道府県で1倍を超えた」と威張っているが、求人が多いのは低賃金重労働が多く、希望者が多いホワイトカラーは、1倍に程遠い。

 そもそも、国民は自分の暮らしを考えれば、本当に好景気なのかどうか分かるはずだ。

「裁量労働制」が拡大されたら、労働者は長時間労働を強いられ、体を壊し、心を病み、過労死と自殺者が続出するのは間違いない。それが分かっているのに、安倍は国会でニタニタと笑っている。それでも、国民は安倍内閣を支持するのか。

ヒトラーの手口とこれもソックリ

 いい加減、国民は目を覚ました方がいい。いったい、いつまで詐欺師に騙されているつもりなのか。

 アベノミクスによって、ウハウハの生活を送っているならまだしも、ほとんどの国民はアベノミクスの恩恵を受けていないはずである。

 なのに「景気がいいから」と勝手に錯覚し、安倍内閣に高い支持率を与え、秋の総裁選で3選を許し、あと3年も総理をやらせたら、この国は本当に戦前のようになってしまう。

 あのヒトラーも、まず国民に「景気を良くする」と訴えて支持を広げ、独裁者となっていった。ちょうど世界恐慌に襲われていたドイツは、国内に失業者があふれている頃だった。ヒトラーは失業対策を最重要課題と考え、後先を考えずに公共事業を乱発した。実際には前政権の政策を拡大しただけだったが、自分ひとりの手柄にしている。有名なアウトバーンも、ヒトラーが考えたものではなかった。

「あとは野となれ山となれ」と、公共事業をバラまいている安倍のやり方は、ヒトラーと同じだ。

 不気味なのは、支持層まで似ていることだ。

 ヒトラーを支持したのは、失業者ではなく「次は自分が失業するのではないか」と失業不安に怯える無党派だったという。

 いま、日本の20代、30代の若い男性が安倍内閣を支持している構図とソックリである。

 政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「長く不景気が続いたためか、自信を失った日本の有権者は深くモノを考えなくなってしまったのではないか。安倍首相が『アベノミクス、この道しかない』と自信満々に口にすると、集団催眠にかかったように信じてしまう。『他に人がいないから』という理由で安倍内閣を支持している有権者も、そう信じ込まされているだけではないか。大マスコミが『ポスト安倍不在』と解説するのをうのみにしているのでしょうが、ちょっと見渡せば、安倍首相程度の人材は政界にゴロゴロいますよ。忘れてならないことは、安倍首相が本当にやりたいことは景気回復ではなく改憲だということです。アベノミクスは国民の支持を集めるための手段に過ぎない。“景気がいいから”と支持していたら、それこそ戦前のドイツのようになりかねませんよ」

 なにをやっても支持率が下落しない安倍は、いま頃「やっぱり国民はバカだ」とほくそ笑んでいるに違いない。有権者はもう一度、よく考えた方がいい。



















  



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 病欠″]崎前大臣の後任[福井照 新沖縄・北方大臣]黒い履歴書 過去に「温泉豪遊ハレンチ写真」 いくら何でもヒド過ぎる
人選だ







【関連記事】

【衆院予算委】福井照沖北相、「ハレンチ写真」追及される
産経ニュース 更新日:2018/02/28
https://gunosy.com/articles/RK5py

希望の党の今井雅人衆院議員は28日午前の衆院予算委員会で、27日に就任した福井照沖縄北方担当相が平成21年の週刊誌に「温泉豪遊ハレンチ写真」を報じられたとし、資質を問題視した。今井氏は「人には見せられないような恥ずかしい写真だ。女性が見たらどう思うか」と批判した。

安倍晋三首相は「福井氏は政策通として知られ、沖縄、北方問題の政策を推進していく上で適任だ」と述べた。

今井氏はさらに、福井氏の後援団体の元男性幹部が事業の出資金をだまし取ったとして、23年に裁判所に損害賠償を命じられた問題も取り上げた。男性が開いた事業の説明会で福井氏があいさつしたほか、福井氏の海外出張代金を男性が支払っていたなどと指摘。兼務する消費者行政担当相として適任ではないと批判した。

福井氏は「私自身が出資を勧誘したことはない」と述べる一方、「そういうことなら誠に不適切だ。事実関係を私なりに調査したい。記憶を呼び戻したい」と答弁した。首相は「一人一人の政治家が説明責任を果たしていかなければならない」と述べた。

平成30年度予算案についての衆院予算委員会締めくくり質疑で、希望の党の今井雅人氏の質問を聞く福井照沖縄北方担当相=28日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/590.html
記事 [政治・選挙・NHK240] 有権者は賢くなろう。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6759.html
2018/02/28 18:50

 寒川町の76才の町議が自転車の中学生を轢き逃げしたとして検挙された。ただその町議は8年前にも交通死亡事故を起こし、議長を辞任していたという。

 その二度にわたる交通事故の詳しい経緯は報道されていないが、死亡事故を起こした者が再びひき逃げ事故を起こしたことが信じられない。しかも有権者から支持を得て町議であったということに驚かされる。

 なぜ有権者はそのような人物を自分たちの代表として町議会議員にしたのだろうか。8年前の人身事故がいかなる経過のものだったかは報道がないため解らないが、交通事故とはいえ人の命を奪った者が再び議員バッジを付けられるとは仰天動地だ。

 こうした事例は地方議員だけではない。国会議員でも人間として首を傾げたくなるような人物がバッジを付けている。彼らは類稀な選挙巧者なのか、それとも有権者の目が節穴なのか。

 奇しくも、国家予算案が本日衆議院を通過した。安倍自公政権が衆・参で圧倒的多数を占めているため、政府・与党は弛緩しきっている。閣僚席で安倍氏をはじめとする閣僚たちはニタニタと笑って年金削減、負担増の予算案を可決した。

 これも有権者のなせる業だ。日本は民主主義だから、馬鹿だろうと無知だろうと有限者の支持を多く集めた者がバッジを付けて国会で大きな顔をする。まさしく閣僚席は馬鹿のオンパレードだが、それでも有権者の支持率が不支持率を大きく引き離しているというから落胆するしかない。

 日本国民の多くを占める一般人がなぜ米国の1%に奉仕する亡国政権を支持するのか理解できない。なぜ素朴に「国民の生活が第一」の政治を求めないのだろうか。

 なぜ米国の軍産共同体の策動に過ぎない北朝鮮の軍事的脅威に過剰反応して、米国のポンコツ兵器を爆買いする安倍亡国政権を支持するのだろうか。米国のイージスシステムは航空機から発射したマッハ3.5程度のミサイルですら迎撃実験で失敗したではないか。ましてやロフティッド軌道で大気圏外から突入するマッハ7のICBMを撃ち落とすことは不可能だ。

 しかしICBMは日本に対する脅威ではない。それは米国本土に対する脅威だ。なぜ日本政府や日本のマスメディアが大騒ぎするのだろうか。しかも北朝鮮の核開発やICBM開発を放置してきたのは米国をはじめとする「戦勝国クラブ」ではないか。

 日本は日本が巻き込まれるような、被害が日本に及ぶような戦争に反対だけしていれば良い。戦後世界で日本は国際的な一人前としての発言権を奪われている。拒否権を持っているのは「戦勝国クラブ」だけだ。彼らの責任において北朝鮮問題は片付けるべきだ。

 日本国民と日本の有権者諸氏はもう少し賢くなろう。日本の国益とは一体何か。日本の安全とは一体何か。日本国民であるなら、持てる優秀な頭脳で個々人が考えるべきだ。そして愚かな政治家を国会から駆逐しよう。もちろん、地方議会でも地方の首長でも、愚か者には退場を願うべく選挙で主権者たる投票を行おう。さもなければツケは必ずブーメランとなって個々人に帰って来る。



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 「国連憲章の敵国条項違反の疑い」を繰り返している安倍晋三首相が、北朝鮮(金正恩党委員長=元帥)の「軍門」に下った
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e69b544fdd73bb42a65f201b8ea1361e
2018年02月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「国連憲章の敵国条項違反の疑い」を繰り返している安倍晋三首相が、北朝鮮(金正恩党委員長=元帥)の「軍門」に下った。「国連憲章の敵国条項違反の疑い」とは、集団的自衛権を認める安全保障整備関連法制定、海上自衛隊による北朝鮮の「瀬取り」に対する取り締まりなどである。これらは、米トランプ政権が「安倍晋三首相」に仕掛けた罠だが、米トランプ大統領が表向きの対決姿勢の裏で、北朝鮮との対話に路線変更している。このことに焦り、渋々ながら「雑談」を名目に事実上、対話に応ずる姿勢に転じようとしている。この背景には、トランプ大統領の指南役である「忍者外交のプロ」キッシンジャー博士が、「米朝和平」のため「北朝鮮を核保有国と認める」などとする「オスロ秘密合意」の実現に向けて、2017年5月から米朝実務担当者どうしで条約作成や日程を調整してきたことが、ようやく具体化してきたことがある。しかし、安倍晋三政権は、北朝鮮との対話を行う「外交パイプ」を1本も築いていない。このため、北朝鮮最高指導部に太いパイプを持つ小沢一郎代表に「政権を委ねる勇断」を迫られている。



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 江崎が失言連発で更迭も、新沖縄・北方大臣が初日に失言&沖縄に自衛隊とミサイル基地の負担も増加 (日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27108038/
2018-02-28 09:05

【今、ちょこちょこと五輪フィギュアエキシビション+αなどの録画を見ているのだけど・・・。ロシア女子のザキトワって、ちょっと沢尻エリカに雰囲気が似てません? (@@)
 そして、今日から錦織圭はATP500のメキシコOPの1回戦が始まる。ガンバ!o(^-^)o】

 ところで、沖縄北方担当大臣を務めていた江崎鉄磨氏が、先週から体調が悪く(脳梗塞の疑いで)2度入院したことから、閣僚を辞任することに。代わって、同じ二階派の閣僚待機組であった福井照氏が同大臣に就任することになった。 (・・)

 江崎氏は昨年8月に大臣になって以来、問題発言が続いていて。しかも、今月にはいってから3連続で、北方領土や沖縄に関する失言が続いたため、安倍仲間からの批判も強かったという。
 というのも、安倍首相&超保守仲間にとって「北方領土返還」は、最大の目標の一つとなっているとても重要なものだし。また今年は沖縄県知事選も控えているため、北方領土や沖縄に関して担当大臣が失言を重ねては、安倍首相の足を大きく引っ張ることになるからだ。(-_-;)

 それゆえmewは、19日に江崎氏が入院して、菅官房長官が「脳梗塞の疑い」があると発表した時に「あら〜、もしかして官邸は、江崎を切るつもりかしらん」と邪推して、ウォッチしていたのだけど。<ふつう官房長官は、議員に不利益をもたらすような病名とかはすぐに発表しないので。で、この記事のメモを作ってたりして。>
 江崎氏が24日に退院して、「脳梗塞ではなく、一過性脳虚血発作だった。公務を続ける」と語っていたので、「あれ、続けるのかな」と思ったら、26日にまたまた入院。そして、今度は電話で閣僚辞任を申し出たのだという。^^;

 で、安倍首相は、驚く早く、後任に福井照氏を起用することを発表して、昨日、認証式や会見を済ませたのであるが。<総裁選のために絶対に味方につけておきたい二階氏幹事長に気を使って、「二階派から誰か」と推薦してもらったのではないかと察するが。>

 ところが、その新しい福井大臣も、早速、就任会見で北方領土の一つである色丹半島を「しゃこたんはんとう」と呼んで、大ヒンシュクを買ってしまったとのこと。(゚Д゚)

『就任会見で「色丹島」を言い間違え 福井・沖縄北方相

 福井照・沖縄北方担当相は27日夜の就任会見で、北方領土の色丹島(しこたんとう)を「しゃこたんとう」と言い間違え、直後に訂正した。北方領土の視察予定などを聞かれ、「私自身、ビザなし交流で、しゃこたん島だったが、一度参加させていただいた。沖縄もしかり、北方領土の問題もしかり、重要な問題だと認識している」と語った。

 福井氏は会見を続けていたが、事務方から紙を差し入れられて言い間違いに気づき、「先ほど『しゃこたん島』と言ったかもしれないが、『しこたん島』と訂正させていただきたい」と述べた。
(朝日新聞D18年2月27日)』

* * * * *

 安倍二次政権は5年以上続いており、昨年夏には4度めの組閣(3度めの内閣改造)を行なうことに。 (・・)

 閣僚の2/3ぐらいは、安倍首相の超保守仲間(日本会議系&安倍会長率いる創生日本のメンバーが中心)が占めているものの、党内の支持をキープするためには、様々な派閥のベテラン議員(閣僚待機組)も起用しなければならず。しかも、このような閣僚から妙な問題発言が出てしまうことが少なくない。<安倍仲間の問題発言もヒドイけどね。^^;>
 
 あとはメディアさえきちんと報じてくれれば、安倍内閣は、そろそろ閣僚の失言で苦しい立場に追い込まれるかも知れないのである。_(。。)_

 前大臣の江崎氏も、昨夏に初入閣をしたベテラン議員(74歳、衆院7期)のひとり。<あの江崎真澄氏の息子ね。)同氏は、二階派所属で、会長の二階氏とは、新生党、自由党、保守党などの時代にずっと一緒に行動して苦楽を共にして来たこともあって、本人は入閣を固辞したものの、二階幹事長がかなり強引に閣僚に押し入れたのだという。(-_-;)
<ちなみに後任の福井大臣(63)も、四国B7回当選の閣僚待機組。日本会議、神道連盟にもはいっている。>

 それゆえ、8月3日の就任会見の時には「北方領土問題に関しては素人」「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。答弁書を朗読かな」と発言したほか、入閣そのものが「重荷だったの。はっきり言って」などとクチにして、問題視されることに。(*1)

 また今月には、国会で連続失言をして、苦しい状況に追い込まれていた。^^;

 まず、江崎氏は安倍首相&超保守仲間が重視している「北方領土の日(2月7日)」に関して、国会で「今日『沖縄北方の日』に質問、感謝にたえません」と答弁し、野党議員に批判されて、あわてて訂正。

 8日には沖縄振興一括交付金を巡る答弁で金額を誤ったうえで、相次ぐミスをただす野党に、自分の誤りを棚に上げて、「揚げ足を取るのは予算委員会の役目じゃない」と反論して、さらにヒンシュクを買うことになった。^^;

 しかも、翌9日の衆院予算委員会では、今度は明治政府が琉球王国を廃止して沖縄県を設置した「琉球処分」を「沖縄処分」と答弁して、アウト〜という感じに。
 野党からはもちろん、与党内からも、このままじゃマズイという声が出始めていたのだった。(-"-)

* * * * *

 安倍首相には、大きな具体的な目標が二つある。一つが憲法改正(本当は新憲法制定)。もう一つが北方領土の返還実現だ。 (**)

 安倍首相が今政権、やたらにプーチン大統領に近づいて、10回以上会談を行なって来たのも、(強いプーチンへの憧れもあるけど)、北方領土返還の協議を進めるため。
 もう一昨年のことになっちゃったけど、16年12月に、かなり強引にプーチン氏を日本に招聘したのも、領土返還を実行に移す前提として、平和条約を締結をする準備を始めるためだった。 (・・)

 首相は、今年の北方領土の日にも参加して、強い決意を述べていた。

『「北方領土の日」の7日、「北方領土返還要求全国大会」が東京都内で開かれた。安倍晋三首相はあいさつで、「(共同経済活動は)平和条約の締結に向けた重要な一歩であることを確信している」と説明、昨年12月の日ロ首脳会談で合意した共同経済活動の関係省庁担当者による初会合を同日から始動することを報告した。
 また「私とプーチン大統領が戦後残されてきた課題に終止符を打つ、強い決意を共有した」「島民のふるさとへの切実な思いをしっかり胸に刻み、一歩一歩、着実に前に進めていく」と、平和条約締結と北方四島の帰属問題解決へ引き続き尽力する決意を述べた。(THE PAGE18年2月7日)』

 しかし、プーチン大統領は、北方領土返還は日本からの経済協力を得るためのエサとして利用するつもりの様子。また、もし米国と組む日本が北方領土に軍事基地を置いたら、ロシアに大して大きな脅威を与えると主張。逆に、ここ何年かのうちに北方領土にロシア軍の兵士を増やしたり、日本に向けたミサイルを設置したりしているというのが実情で。北方領土問題の解決は、遅々として進んでおらず。<ロシアは、20日には北海道から沖縄まで、戦闘機を飛ばして来てるし〜。*1>

 ただでさえ、安倍首相も関係者もイラだっている時に、領土担当・沖縄北方領土大臣の江崎氏が大事な日を「沖縄・北方の日」と言い間違えたことは、関係者の怒りを買うことに。
 高橋北海道知事も「(北方領土の日の)きょうのきょうでありますので、言い間違いであっても残念な気持ちは、北海道知事としては持ちます」とのコメントを出したほどだった。(-_-;)

 また、安倍首相にとっては、沖縄に関しても、今年は大きな勝負の年なのである。 (・・)

 というのも、安倍首相は13年に、米国に対して早く辺野古基地建設の計画を進めると約束して、辺野古移設に反対していた仲井真県知事の取り込みをはかったのであるが。沖縄県民は14年に公約を裏切った仲井真氏を落選させて、新たに反対派の翁長氏を選出。同知事の抵抗もあって、なかなか計画通りにはコトが運ばずに困っていたからだ。(-_-;)

 しかも、安倍首相は、中国や北朝鮮との戦闘(&彼らのいう侵略の危機?)に備えて、沖縄に自衛隊の基地、とりわけミサイル基地を増やそうとしているわけで。<沖縄本島、宮古島、石垣島(奄美大島)に誘導弾=ミサイルの基地、部隊を設置する予定。>沖縄を本土防衛のために、政府の都合のいいように利用するためには、今年の11〜12月に行なわれる予定の沖縄県知事選にどうしても勝ちたいところ。
 そんな時に、沖縄担当の江崎大臣が「琉球処分」を「沖縄処分」と言い間違えて、県民の心を逆撫でしたことから、官邸の人たちは余計にイラ立ってしまったに違いあるまい。^^;

 ただ、彼らが、今、沖縄への支配を強めてに、米軍基地の負担に加えて、自衛隊&ミサイル基地を増やし、本土の不沈空母に仕立て挙げようとしていることは、「第二の琉球処分」=「沖縄処分」と呼んでもいいのかも知れない。(-"-)

<ちなみに琉球処分とは、 明治5年に明治政府が、独立国だった琉球王国を強引に日本に組み入れて、琉球藩→沖縄県にしたこと。>

『政府、沖縄本島にミサイル部隊検討 地対艦、中国をけん制
 中国海軍の艦艇が沖縄県の沖縄本島−宮古島間を頻繁に通過する現状を踏まえ、政府が地上から艦艇に対処する地対艦誘導弾(SSM)の新たな部隊を沖縄本島に配備する方向で検討していることが二十七日、政府関係者への取材で分かった。宮古島では既にSSM部隊の配備を進めているが、中国をより強くけん制する必要があると判断。年末までに策定する防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画(中期防)に書き込むことも想定している。

 米軍基地の過重な負担を強いられる沖縄本島に自衛隊の部隊が強化されることで、地元が反発する可能性もある。

 政府関係者によると、配備を検討しているのは射程が百数十キロの陸上自衛隊の12式SSM。沖縄本島と宮古島は約三百キロ離れており、宮古島からだけでは網羅できず、両岸に置けばカバーすることが可能になる。防衛省は宮古島と同様に、鹿児島県の奄美大島や沖縄県の石垣島にも、陸自のSSM部隊と防空を任務とする地対空誘導弾(SAM)部隊、警備を担当する部隊の配備を既に決定している。

 沖縄本島にはSSM部隊とともに、宮古島、奄美大島、石垣島の同部隊を配下に置く管理部隊も設置する方針。

 沖縄本島−宮古島では、二〇〇八年十一月に中国海軍の駆逐艦など四隻が初めて通過した。その後、徐々に中国海軍の往来が常態化し、今年一月には潜水艦が宮古島の接続水域を潜航した。公海を通ることに国際法上の問題はないものの、防衛省が警戒監視を強めている。

<12式地対艦誘導弾> 88式地対艦誘導弾(SSM)の後継として開発されたミサイルで、重量約700キロ、全長約5メートル、射程百数十キロ。山の背後から発射すると、あらかじめ入力されたコースに従って山腹を迂回(うかい)、洋上に出て低空飛行しながら目標の艦艇を攻撃する。(東京新聞18年2月28日)』

* * * * *

 江崎氏は事実上、更迭されてしまったのだが。まだまだ北方領土や沖縄の問題も続くし。あまり報じられていないけど、大臣や自民党議員の問題発言もかなり増えていることから、野党やメディアはしっかりと様々な問題を追及して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS


*1

露軍爆撃機2機、北方領土から沖縄まで飛行
2/21(水) 0:08配信 産経新聞
 防衛省統合幕僚監部は20日、ロシア軍のTU95爆撃機2機が同日午前から午後にかけ、太平洋上空を日本列島に沿って沖縄本島付近まで進出する長距離飛行を行ったと発表した。航空自衛隊の戦闘機などが緊急発進(スクランブル)して対応した。領空侵犯はなかった。

 統幕によると、2機は北方領土から太平洋に入り、八丈島(東京都)の北方、沖大東島(沖縄県)の南方を経て沖縄本島の南方まで進出。再び八丈島北方を通過して引き返した後、今度は日本海に入り、ロシア側に去った。

 ロシア軍機が同様のコースで太平洋を沖縄付近まで飛行したのは、平成25年11月16日にTU142哨戒機2機が、同17日にTU95爆撃機2機が確認されて以来。昨年1月24日にはTU95爆撃機2機が日本海から逆時計回りに日本列島をほぼ一周している。

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<小野寺防衛相>ロシア爆撃機に警戒感 日本列島往復飛行で
2/27(火) 20:10配信 毎日新聞

 小野寺五典防衛相は27日の記者会見で、ロシア軍の戦略爆撃機2機が今月20日、日本列島の太平洋側に沿って、北海道と沖縄の間を往復飛行したことについて「特異な飛行だ。ロシアは日本周辺での活動を活発化しており、しっかりとした認識を持つべきだ」と警戒感を示した。

 防衛省によると、核兵器を搭載可能な露軍のTU95爆撃機2機が北方領土から沖縄東方まで南下した後、再び北方領土まで北上し、宗谷海峡を抜けて日本海へ飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。露軍は今月6日には北方領土の国後島などで2000人超が参加する軍事演習を実施したため、日本政府が抗議。日露の軍事面での緊張が平和条約締結交渉にも影を落としそうだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 小学生の将来の夢「総理大臣」 理由は「今の総理大臣がダメな人だから自分がなって日本をもっと良い国にする。」











http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/594.html
記事 [政治・選挙・NHK240] 米・朝対話で安倍氏は置き去りになる。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6758.html
2018/02/28 11:41

<25日、平昌冬季五輪閉会式に出席するため訪韓した北朝鮮代表団の団長を務める金英哲(キム・ヨンチョル)氏は、「米国と対話する十分な用意がある」と述べた。韓国のテレビ局YTNが、韓国大統領府の情報を引用して報じた。

YTNによると、金氏は平昌五輪閉会式に先立って行われた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談で、米国と対話する用意があることを表明した。

韓国大統領府は「北朝鮮代表団は、米朝関係が南北関係と共に発展するべきだということに同意し、同時に北朝鮮には米朝対話を行う意欲が十分にあると指摘した」と発表した。YTNが伝えた。

また大統領府によると、文大統領は「南北関係改善及び朝鮮半島問題の本質的な改善のために米朝対話ができるだけ早急に開かれなければならない」と指摘したという。

大統領府はまた、文大統領が最近の南北関係改善を歓迎したと発表した>(以上「共同」より引用)


 米国政府の北朝鮮特別代表ジョセフ・ユン氏が辞任した。米国の対北政策で北朝鮮と交渉してきた代表の辞任は何を意味するのか。

 米国は昨年の夏以来、朝鮮半島沖に空母打撃群を複数展開して北朝鮮に圧力を掛けてきた。しかし、その間にも北朝鮮は核開発とICBM開発の手を緩めず、ついには数か月後には両方とも完成するのではないかとみられている。

 つまり米国の軍事的圧力を掛けつつ、経済封鎖作戦は米国政府を満足させるだけの十分な効果を上げ得なかった。安倍氏は強硬な制裁の継続を叫んでいるが、資金的に世界で最も北朝鮮を支援してきたのは日本国内の総連だ。

 総連の有力な資金源のパチンコ産業にこの3月から一定の制限を加えるようだが、遅きに失した感が拭えない。在日企業や金融機関に特別な配慮をして来た政策をすべて撤廃し、外為管理を厳しくすべきだ。

 そうした国家主権を正した上で、日本は対北にいかなる政策で臨むのかを国民に発表すべきだ。「強硬な制裁」だけでは「時間稼ぎ」の「対話のための対話」よりもマズイ対処法でしかないことは既に明らかになっている。

 それとも安倍自公内閣は北朝鮮の暴発や米国の電撃攻撃などの「戦争」を望んでいるのだろうか。そうすれば韓国で百万人単位の死者が、日本でも十万人単位の死者が出ることは米国の国防省でシュミレート済みだ。そんな無謀なことが許されるわけはない。

 やはり「対話」で解決するしかなく、妥協点をどこに求めるべきかの鬩ぎあいを北と米国は水面下で交渉しているのだろう。引用報道を見る限りでは、日本政府は置き去りにされているようだ。安倍自公政権の外交力とはその程度のものでしかない。国民は目を覚ますことだ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 「働かせ方改悪」推進する安倍政権基本姿勢が元凶(植草一秀の『知られざる真実』)
「働かせ方改悪」推進する安倍政権基本姿勢が元凶
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-8bb5.html
2018年2月28日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍政権が提案している「働かせ方改悪」に対する風圧が強まっているのは、データに不備があったという技術的な要因に原因があるのではなく、この提案の目的、安倍政権の基本姿勢に問題があるからだ。

「働かせ方改悪」は労働者=主権者の利益を増大させる提案ではない。

逆に労働者=国民の利益を著しく悪化させるものである。

労働者のための制度改定ではなく、労働者を雇う資本のための制度改定であることが、風圧が拡大している主因なのである。

安倍政権が提示している「働かせ方改悪」の柱は以下の4点である。

1.長時間残業の合法化

2.正規労働と非正規労働の格差の維持

3.年収1075万円以上の労働者を対象とする残業代ゼロ制度の創設

4.残業代ゼロの裁量労働制度の範囲拡大

残業時間に上限を設定し、違反に対する処罰規定を設けることは正しい。

しかし、その上限が労働者の酷使を容認するものであるなら制度改定は「改正」ではなく「改悪」になる。

労働者を守る規制を強化し、違反を厳正に取り締まるのでなければ、制度を改変する意味がない。

今回の改定では月次の残業時間が100時間未満まで容認される。

「過労死」の被害者遺族が「改悪」であると批判するのは当然のことである。実際に、月次残業時間80時間未満で過労死した労働者が労災認定されており、月次100時間未満の残業容認は「過労死」合法化に他ならない。

安倍政権は「過労死」を防止する意思を有していないということになる。

過労死を防ぐには最低限必要な休息が必要である。

EUではEU加盟国がEU労働時間指令の内容を国内法として規定する義務を負っており、これがEU諸国における共通の基準になっている。

EU労働時間指令では、休息時間について24時間につき最低連続11時間の休息時間を求めている。

休憩時間を含めた1日の拘束時間の上限を13時間としているのである。

深夜12時に退社した場合には、午前11時より前に出社することが許されない。

この「インターバル規制」こそ、労働者の生命と健康を守る重要な基本ルールになっている。

月100時間の残業時間は平日週5日勤務の場合、午前9時から休息1時間をはさんで午後6時までの所定内労働を終えたのち、休息1時間をはさんで深夜12時までの勤務を毎日続けることを意味する

12時に退社して、翌朝9時には出社していなければならない

この生活が1ヵ月連続する状況であり、安倍政権はこうした勤務実態を合法化しようとしている。

これでは、労働者の心身の健康、生命を守ることができない。

このような勤務を望むのは、労働者を単なる消耗品としか考えない冷酷な資本だけである。

つまり、安倍政権は主権者=労働者=生活者の側に立って政策を立案しているのではなく、労働者=主権者を、利潤を拡大するための「道具」としか考えない、資本の側に立って政策を立案しているのだ。

この基本姿勢、基本スタンスに問題があるのだ。

高度プロフェッショナル制度や裁量労働制は、労働の生産物に縛りをかけて、労働の仕方を労働者に委ねる制度である。

勤務時間などを労働者が柔軟に選べる制度だとするが、この制度の普及によって、長時間労働が強制されることが懸念されている。

資本の側がこの制度の拡大を求める理由は、この制度の拡大によって、労働コストを削減できると期待するからである。

過大な成果を上げることを労働者に押し付ければ、労働者は望まない長時間労働を強いられることになる。

資本の側は、労働者が長時間労働に従事しても、割増賃金を払う必要がない。

実質的に労働コストを削減できるのだ。

裁量労働制下の労働実態を調べれば、一般労働者の残業時間よりも裁量労働制下の労働者の残業時間が長くなることは容易に想像できる。

そうでなければ、資本の側が裁量労働制を導入しようとは考えないことも容易に想像がつく。

ところが、安倍首相は国会答弁で、裁量労働制下の労働者の残業時間が一般労働者の残業時間よりも短いというデータがあると述べた。

しかし、これは虚偽答弁だった。

その虚偽答弁の拠りどころになったデータが、極めて疑わしいデータであることが判明した。

厚生労働省が「働かせ方改悪」法案を押し通すために、虚偽の情報をねつ造した疑いが浮上しているのだ。

真相を明らかにして、法案の提出を断念することが必要な事態が生じていると言える。



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 裁量労働制など“ウソ”続出 「佐川現象」蔓延で国会大荒れ〈週刊朝日〉 
裁量労働制など“ウソ”続出 「佐川現象」蔓延で国会大荒れ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180227-00000033-sasahi-pol&pos=4
週刊朝日 2018年3月9日号


 
 衆院予算委終了後、心なしか安堵の表情を見せた安倍首相(c)朝日新聞社


 五輪のメダルラッシュの陰で、国会では安倍政権の“ウソ”が次々と露見している。まずは、裁量労働制をめぐる厚生労働省のデータがデタラメだった問題だ。

 厚労省は一般労働者のほうが裁量労働制で働く人より労働時間が長いことを示すデータを作成し、安倍晋三首相もこれに基づき答弁した。だが、調査は一般労働者にだけ「1カ月で最も長く働いた日の残業時間」を尋ねていて、前提の違うデータを比較していたのだ。

 安倍首相は「答弁が厚労省から上がってくる。私はそれを参考にして答弁をしたということ」(2月20日の衆院予算委)と、責任転嫁するばかり。国会でこの問題を追及する柚木道義衆院議員(希望の党)が語る。

「単純ミスでこんなデータを作成することはあり得ず、官邸に忖度(そんたく)して意図的につくったという疑念を抱かざるを得ない。霞が関全体に『佐川現象』が蔓延しているのでは。安倍首相は『答弁』は撤回したが、データそのものは撤回していない。間違ったデータに基づいて議論していたのだから、データを撤回し、労働政策審議会(労政審)から審議をやり直すべきです」

 そもそも労政審での議論にも不可解な点があった。裁量労働制での労働時間は、厚労省所管の労働政策研究・研修機構(JILPT)が2013年に調査を実施したが、そこでは裁量労働制の労働者のほうが労働時間が長い傾向にあるという結果が出ていた。厚労省とは逆の結果だったにもかかわらず、労政審では紹介されていなかった。前出の柚木議員がこう指摘する。

「JILPTの調査は労働者に直接尋ねているが、厚労省の調査は事業者側から聴取したもの。事業者が長時間労働を申告すれば指導対象となる恐れもあるため、正直に答えていない可能性もある。政府は労政審で『おおむね妥当』と結論が出たと強調するが、これは残業時間の上限規制なども抱き合わせで審議され、いわば『人質』をとられていたから。サービス残業強制法案(裁量労働制の対象拡大)を分離して再議論すべきだ」

 2月21日には、厚労省の調査結果から同じ人の残業時間で1週間より1カ月のほうが短いなど、異常な数値が117件もあることが露見。政府が「ない」と主張していた調査原票が厚労省の地下倉庫から見つかっていたことも明らかになった。“炎上”が続くが、政府は野党が求める法案の撤回には応じない。元経産官僚の古賀茂明氏はこう語る。

「『働き方改革国会』と名付けた今国会の目玉法案を通せなければ党内の求心力も低下し、秋の総裁選にも影響しかねない。それに、安倍政権は『アベノミクス』の成果をアピールするため経団連に労働者への賃上げを要求するなど、頼みを聞いてもらってきた。その見返りに経団連の『悲願』である裁量労働制の拡大を今国会で実現しないと、財界との関係も悪化しかねない。最後は担当の局長や加藤勝信厚労相の更迭と引き換えにしても、何としても法案を通そうとするでしょう」

 安倍首相の答弁の矛盾はほかにもある。スパコン助成金詐欺事件で、問題のスパコン開発会社の顧問を務めていた元TBS記者の山口敬之氏との関係について、安倍首相は1月30日の衆院予算委で、「私の番記者であった者から取材を受けただけ」と答えている。

 だが、山口氏の著書『総理』の中では、安倍首相とゴルフや登山を楽しんだり、安倍首相から頼まれ麻生太郎財務相の意向を探る役目を負ったりと、ただの「番記者」とは思えない記述が相次いで出てくる。

 山口氏は、ジャーナリストの伊藤詩織さんが性被害を訴えている事件でも論争の的となっている。山口氏が準強姦容疑で逮捕される直前に警視庁の刑事部長(当時)の判断で逮捕状の執行が停止され、その後、不起訴となった経過を、野党が「もみ消しではないか」と追及しているのだ。

「ここまでの調査では、刑事部長は伊藤さんが連れ込まれたホテルの防犯カメラの映像など、重要な証拠を見ずに逮捕状の執行停止を判断した疑いが強まっている。私は国会で、過去の不起訴を覆した実例などにも言及して再捜査の必要性を提言しているが、警察庁は応じない。不起訴相当を決めた検察審査会も、審査員にどんな証拠が提示され、どんな議論がされたかは被害者本人にすら非公開。『もみ消し』があったのか検証できない制度になっている」(前出の柚木議員)

 いつも肝心の情報は開示されないまま。こんなことをいつまで続けるのか。(本誌・小泉耕平)


































http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK240] リニア談合立件へ 否認の大成元常務と鹿島部長本格聴取(特捜の暴走説は?)
 一部では「特捜部が又暴走」だの「無理な捜査で立件不可能」と言われていたこの事件。
 単純な利益誘導ではない為、解説の苦手な地デジ大マスゴミは「五輪ゆるキャラ」話題で茶を濁す。本来は赤字確実な環境破壊のトンネル超特急で、建設利益の為に「競争」の振りをした「談合」で、国の金3兆を大手ゼネコンが占有していたという「森加計」レベルの大疑獄なのだが。
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リニア談合立件へ 否認の大成元常務と鹿島部長本格聴取
https://digital.asahi.com/articles/ASL2X3HJRL2XUTIL007.html?rm=385

2018年2月28日12時07分

 リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、東京地検特捜部は、大手ゼネコンが品川駅の新設工事などで受注調整していた疑いが強まったとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで立件する方針を固めた。大手4社のリニア担当者のうち、任意の調べに談合を否認していた大成建設元常務と鹿島の担当部長を28日に本格聴取し、刑事責任を追及する。

●リニア談合、割れる認否 鹿島と大成「談合なかった」
 関係者によると、元常務は鹿島の担当部長、大林組元副社長、清水建設元専務らと、品川駅などの新設工事の受注企業を業者間の談合で決めることに合意し、自由な価格競争を妨げた疑いが持たれているという。

 4社による受注調整は、大成建設元常務が他の3社に連絡する方法で進められたとされる。JR東海が発注工事の工区を決めた2014年ごろに工事配分で合意し、元常務と大林組元副社長が中心となって、清水建設元専務や鹿島の担当部長に働きかけていたという。

 JR東海によると、品川駅の工事は、同社が複数社を指名して交渉を重ねる「指名競争見積方式」で発注された。指名を受けたのは大手ゼネコン4社が中心とみられ、15年9月に清水建設の共同企業体(JV)が北工区を、同年10月に大林組JVが南工区をそれぞれ受注。このほか、名古屋駅は、16年9月に大林組JVが中央西工区を受注していた。

 関係者によると、これまでの特捜部の調べに、大成建設元常務と鹿島の担当部長は、4社による情報交換は認めているが、談合は否定。一方、大林組元副社長と清水建設元専務は談合を認め、法人としての両社も独禁法の課徴金減免(リーニエンシー)制度を使い、公正取引委員会に談合を自主申告したという。

 大成建設は希望した名古屋駅の工事の受注に失敗しており、元常務は「談合が成立していたのであれば希望工事を受注できたはずだ」と主張。鹿島の担当部長も「工事の受注希望を決める権限はなかった」と話しているという。

 ただ、独占禁止法違反罪は、各社が受注調整に合意した時点で成立し、実際に工事を受注できたかは問わないとする解釈が一般的だ。特捜部は、大林組元副社長と清水建設元専務の供述などから、4社による合意があったと判断したとみられる。

 事件を巡っては、昨年12月に特捜部が名古屋市の名城非常口新設工事を不正に受注したとして、大林組を偽計業務妨害容疑で捜索。その後、同月に大手4社を独禁法違反容疑で捜索し、各社でリニア工事の見積もり担当者からも幅広く事情聴取を重ねていた。
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http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK240] リニア談合 ゼネコン4社、近く立件 大成元常務を聴取(3兆円どう分けた?)
 公共事業で遣るべき「新新幹線」を、なぜかJR単独で造る、と云いつつ国の「財投」3兆を受けて行う。その上『競争入札』 に見せかけ「談合」で大手4社がほぼ独占、とは?
 「赤字確実」という謎の「巨大事業」の闇は、何処まで暴けるのか?

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リニア談合 ゼネコン4社、近く立件 大成元常務を聴取
毎日新聞2018年2月28日 15時00分(最終更新 2月28日 15時00分)
https://mainichi.jp/articles/20180228/k00/00e/040/300000c

*大成建設本社が入る建物=東京都新宿区で、西本勝撮影
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0228/0947374261/20180228k0000e040308000c2_thum630.jpg

・東京地検特捜部
 リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、東京地検特捜部は近く、大手ゼネコン4社を独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で立件する方針を固めた模様だ。4社のうち「大成建設」(東京都新宿区)でリニア工事を担当していた元常務執行役員らを28日に聴取した。特捜部は他の3社の担当社員やOBからも任意の聴取を進めており、全容解明に向けて詰めの捜査を進める。【飯田憲、平塚雄太、巽賢司】

<談合、なぜダメなの?>
<リニア新幹線工事、談合事件の影響は?>
<リニア談合、「貢献度」配慮し調整 ゼネコン4社>
<リニア談合、大林・鹿島・大成が先に調整 最後に清水参加>
<元大林組営業課長「"談合は必要悪"はおごり」>
 特捜部と公正取引委員会は昨年12月、大成建設と「大林組」(東京都港区)、「鹿島」(同)、「清水建設」(中央区)を独禁法違反容疑で捜索。今年に入って捜査態勢を拡充し、4社の社員やOBも含めた関係者の事情聴取を進めるとともに、大成建設や元幹部宅に3回、鹿島に1回、追加の捜索を行った。

 特捜部などは、大成建設の元常務執行役員や大林組の元副社長らが不正な受注調整で重要な役割を果たし、大成建設・大林組・鹿島の3社が先に受注調整を進めた後、清水建設が加わったとみている模様だ。

 関係者によると、これまでの特捜部などの調べに対し、大林組と清水建設は談合を認めているとみられる。一方、鹿島と大成建設はリニア関連工事について社員が情報交換したことは認めているが、談合は否定しているとみられる。

 特捜部などは、リニア工事の主体となるJR東海(名古屋市)などが発注した工事のうち、清水建設と大林組がそれぞれ代表を務める共同企業体(JV)が北と南の工区を分け合う形で受注した「品川駅」や、大林組などのJVが中央西工区を受注した「名古屋駅」、大成建設と鹿島がそれぞれ代表を務めるJVが山梨・長野・静岡の3工区を分け合う形で受注した「南アルプストンネル」などの工事について主に関心を寄せているとみられる。

 リニア中央新幹線は、東京−大阪間を1時間7分で結ぶ巨大プロジェクト。9年後の2027年に東京−名古屋間、45年までに東京−大阪間の開通を目指しているが、事件の影響が懸念されている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)


http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK240] さすが康夫さんだ!「改憲の必要なし」と福田元首相! 


さすが康夫さんだ!「改憲の必要なし」と福田元首相!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_315.html
2018/02/28 20:15 半歩前へ


▼さすが康夫さんだ!「改憲の必要なし」と福田元首相!

 金魚の糞のように、唯々諾々とアホウ総理に付き従っている自民党の議員どもよ、よく聞け。耳の穴をかっぽじって、大先輩の声を聴くがいい!

 福田康夫元首相は28日、東京都内で講演し、安倍晋三が改憲の項目に掲げる「自衛隊の明記」について必要ないと強調した。  (敬称略)

 この中で、福田は「来年は皇位継承や参院選があり、そのあとは五輪もあって、日程的に忙しい。改憲のような大きなテーマをやっている時間があるのか」と指摘。

 そのうえで、「自衛隊の明記」について「安保関連法を整備したので、当面はそれでいいのではないか」と述べ、改憲の必要はないとの認識を示した。

 さらに、自民党内の改憲論議について「『改憲しなければならない』というのが先に来てしまっている」と安倍晋三が主導する改憲論議を強く批判した。

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 私と福田康夫さんとは総理になる前からの付き合いで、私たちは彼のことを「康夫さん」と呼んでいる。安倍晋三と違い、康夫さんは政治家になりたくてなったのではない。親父(赳夫)の死で、周りから無理やり担ぎ出された。

 だから政権を担当しても、その座に恋々とすることがなかった。そんな人だからズバッとものが言えるのである。安倍晋三とは対極的な人物だ。安倍自民党に危機感を持つ一人である。



福田元首相が講演「憲法改正の必要はない」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/k10011346361000.html
2月28日 17時41分 NHK



福田元総理大臣は東京都内で講演し、自民党が憲法改正の項目に掲げる「自衛隊の明記」について、安全保障関連法が整備され改正の必要はないという認識を示すとともに、自民党は改正しやすいかどうかの観点で議論を進めていると苦言を呈しました。

この中で、福田元総理大臣は憲法改正について「来年は皇位継承や参議院選挙があり、そのあとはオリンピックもあって、日程的に忙しい。憲法改正のような大きなテーマをやっている時間があるのか」と指摘しました。
そのうえで、自民党が改正項目に掲げる「自衛隊の明記」について「憲法を改正したい理由の一つに、他の国が行うようなPKO活動を日本ができない状況はよくないということがあった。ただ安全保障関連法を整備したので、当面はそれでいいのではないか」と述べ、憲法改正の必要はないという認識を示しました。

さらに、自民党内の憲法改正論議について「『改正しなければならない』というのが先に来てしまっている。『中身は通りやすいもので』という感じになってしまっていて、本当にいいのかという気がする」と述べ、苦言を呈しました。































http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK240] リニア談合 立件へ詰め 駅工事の受注調整疑い(4年前から?!)
 4年前と言えば、「リニア」が事業認可を受けた2014年10月の前なのか。だとすれば、疑惑の「談合4兄弟」ことゼネコン4社は、国が事業を認可するか解らなかった時点で談合の準備を整えていた事に成る。
--------------------------------(ここから)

リニア談合 立件へ詰め 駅工事の受注調整疑い
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201802/CK2018022802000251.html
2018年2月28日 夕刊

 リニア中央新幹線工事を巡る入札談合事件で、大手ゼネコン大林組(東京)、鹿島(同)、大成建設(同)、清水建設(同)の四社の担当者が、品川駅などの工事で不正な受注調整をしていた疑いが強まったとして、東京地検特捜部が独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で、大成建設の元常務執行役員らを聴取する方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。立件に向けた詰めの捜査に入るとみられる。

 関係者によると、四社の元幹部らは、国が着工を認可した二〇一四年ごろまでに受注調整することで合意。JR東海側から工事情報を入手し、情報交換を通じて落札する企業を決めていたとされる。特捜部などは、これが公正な競争を妨げる行為に当たると判断したもようだ。

 工事を発注したJR東海によると、品川駅の北工区は清水建設を中心とする共同企業体(JV)が一五年九月に、南工区は大林組のJVが同年十月にそれぞれ受注。いずれもJR東海があらかじめ業者を選定した上で、施工方法や価格を総合評価する「指名競争見積方式」で入札が行われた。

 四社は発注前に情報交換していたことを認めた上で、大林組と清水建設は容疑を認め、課徴金減免制度に基づき公取委に違反の自主申告をした。一方、鹿島と大成建設の関係者は「技術面での意見交換で、受注調整はしていない」などとして申告を見送り、争う姿勢を示しているとみられる。

 特捜部などが同容疑で四社を家宅捜索した昨年十二月までに、JR東海は二十四件の工事を契約し、うち、四社がそれぞれ中心の共同企業体(JV)が十五件を受注。各社三〜四件とほぼ均等に受注していた。

 JR東海は二七年の品川−名古屋間のリニア開業を目指している。総工費九兆円超のプロジェクト。三兆円の財政投融資が投入され国から支援を受けている。

-------------------------------(ここまで)
・関連:
■リニアの工事計画 きょう認可発表へ(なぜ国家事業?なぜJR西単独事業??)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/156.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2014 年 10 月 17 日 02:42:37: N0qgFY7SzZrIQ



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK240] なぜだ?退位の祝宴を縮小、安倍政府の方針  
なぜだ?退位の祝宴を縮小、安倍政府の方針
http://85280384.at.webry.info/201802/article_314.html
2018/02/28 18:30 半歩前へ


▼なぜだ?退位の祝宴を縮小、安倍政府の方針

 天皇陛下の退位に伴う皇太子さまの新天皇即位を披露する饗宴の儀(祝宴)について、安倍政府は平成の代替わりの時よりも縮小、簡素化する方向で検討に入ったと新聞が伝えた。

 前回は4日間で、国内外から3000人近い賓客を招いた。だが、今回は時代に合わせて簡素化するという。加えて新天皇、皇后両陛下の負担軽減を目指すそうだ。

 きれいごとを並べているが、安倍晋三は天皇ご一家が好きではない。現天皇も皇后も、皇太子ご夫妻も、時に触れ、折に触れ、平和の尊さを説かれ、平和憲法の重要性を強調される。

 それが気に食わないのである。平和主義者の天皇を目の上のタンコブ呼ばわりする安倍晋三は朝敵である。おそれを知らない振る舞いは、「自分こそが天下人」だと思い込んでいる。傲慢不遜の極みである。







http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 過労で倒れるサラリーマンの話を聞くと、首相がへらへらとする。公務員がデータをでっち上げ、つまらん人間が講演をこなす日本…
過労で倒れるサラリーマンの話を聞くと、首相がへらへらとする。公務員がデータをでっち上げ、つまらん人間が講演をこなす日本という国
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/97ed28fa883d55e0ed9de63ced55079e
2018年02月28日 のんきに介護


町山智浩‏@TomoMachiさんによると、

ウルトラマンAが

最後に

こんな言葉を残したとのこと

(同氏のツイート〔12:44 - 2018年2月28日 〕参照)。

「やさしさを失わないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえ、その気持ちが何百回裏切られようと。それがわたしの最後の願いだ」

然るに、

政権への媚か、

愛知県の常滑市で桂春蝶の落語ではなく、講演会。

岩上安身‏@iwakamiyasumiさんが

こう述べる。



桂春蝶、またやったのか――。

女性が痴漢に遭ったり、強姦されたりするのは女性に責任であるように、

この豊かな日本で

餓死する危機に直面して住民が自殺するのは、

本人の責任で〜す!ってか。

人でなしめ。

それにしても愛知県の常滑市。

安倍の気持ちを忖度して知的障碍者施設で大量虐殺を行った相模原事件の

植松聖みたいな地方自治体だな。

ここの住民は、

自分たちの代表者を選びそこなっているよ!

ところで、

代表と言えば、

国会のこの風景、何だろうな。

一見、和やかだが、

過労で死んだ女性に関連する

裁量労働制の話を聞いて盛り上がっている。


転載元:遠藤誠司‏@yasuraginoendoさんのツイート〔19:45 - 2018年2月28日

国民の死が

そんなに楽しいか?

己の立身出世のためには、

ただひたすら

もっと殺してやろうと厚労省の公務員どもが

嘘八百。

いい加減、恥を知れ。

しかし、国民は、

そんな破廉恥を意に介しないように

内閣支持率がうなぎ上り。

良識人なら、普通は、

世論調査のそのようなデータにこそ疑いを持つが、

今は違う。

国民の愚かさをあげつらうだけだ。

昔は、

右翼と左翼の差は

愚民論を是認するか否かで決定された。

しかし、

今、明らかに愚民論を振り回しているのは、

左翼だ。

たとえば、

山崎 雅弘‏を見よ

(拙稿「毎日新聞:世論調査、内閣支持率…45%」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ba9c4c0c8cd70686773dbc94b6a3ceec



などという

すっとぼけたこと言っているぞ。


関連記事
裁量労働制など“ウソ”続出 「佐川現象」蔓延で国会大荒れ〈週刊朝日〉 
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/597.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 二十八日 その二  天皇を憎むこころの闇。(谷間の百合)
二十八日 その二  天皇を憎むこころの闇。
https://taninoyuri.exblog.jp/29340417/
2018-02-28 09:12 谷間の百合


わたしの姉は天皇を憎むこと人後に落ちないほど罵倒する口調は激烈です。

しかし、なんでそんなに憎いのか呪詛するのかと訊いても答えはありません。

これでは反抗期の中学生と変わりません。

かれらは何で反抗するのか自分で分からないのですから。

わたしは明治天皇替え玉説から今にいたる巷間流布している噂を信じたことはありません。
信じたくないから信じないのではありません。

天皇の発言されたもの以外は検証不能だからです。

そして、それをいいことにデマを製造し拡散する人間がいます。

わたしは、明治維新のドサクサに、フリーメーソン(ワンワールド)が日本と天皇制を解体するためにいたるところにその種子を撒いていたと思っています。

かれらの悪意が仕掛けた陰謀なのに、なんで易々信じてしまうのですか。

かれらの思うツボではありませんか。

かれらが、日本をそのままにしておくわけがないのです。

植民地にならなかったことを自慢している場合ではありません。

そのとき植民地にならなかったことがむしろ日本を堕落させたとも言えるのです。

明治の元勲、政治家たちは、いまと同じように外国に魂を売っていました。

かれらはそういう外国人に教唆、使嗾されて、天皇の名のもとに悪事を働いていたのです。

そして、悪事はすべて天皇のせいにしました。


    

思うに、天皇を憎むのは、なぜ国民の多くが現世的には何の役にも立たないし何も生産しない、政治を糺してくれるわけでもない一人の老人がいい暮しをし、国民から崇められているのかが理解できないからではないかと思います。

天皇を敬うのは国民が「無知」だからだと思っているのです。

そして一途に、無知な国民よ、目を覚ませと思っているのです。

理解できないから苦しいのです。

苦しいからさらに憎むのです。

人間はみんな同じだと言う人がいます。

同じとはどういう物差しで言っているのでしょう。

生物的、生理的、あるいは法の下では同じということならよく分かるのです。

しかし、この世には、徳の高い人もいれば、地獄の住人のような人間もいます。

わたしはこの天文学的な懸隔に驚嘆せずにいられません。

天皇以外にも、わたしは巷の聖人ともいえる阿羅漢や菩薩のような人に会ったことがあります。

十万人に一人くらいそういう人がいるのではないかと思います。

この世に降りた天使(天子)でしょうか。

冷徹な人間観察で知られる吉田兼好は、天皇はわたしたちと同じ人間ではないと言っています。

徳の高さを言っているのでしょう。

「源氏物語」のなかの「みかど」はなぜあんなに細やかな感性をしているのだろうと驚いたことがあります。

位の高い人が、なぜあんなに「人の情」が分かるのかと、、

徳の高さ、仁慈や慈悲のこころは皇室の精神的伝統としていまに受け継がれているのだと思います。


    




http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 裁量労働制に関して、でっち上げの比較データを用意したのは、厚労省の国家公務員どもだ。こいつらは、なぜ、こんなでたらめ…
裁量労働制に関して、でっち上げの比較データを用意したのは、厚労省の国家公務員どもだ。こいつらは、なぜ、こんなでたらめ法制に熱心なのか
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d7df48605418e7a681459f8bd87fe44d
2018年02月28日 のんきに介護


日刊ゲンダイに

次のような記述がある

(拙稿「毎日新聞:世論調査、内閣支持率…45%」添付の〔資料〕参照)

――官僚も人の子だ。将来に出世に響くとなれば、「黒を白」と言いくるめることもいとわなくなるのだろう。3年前に問題の比較データを決裁した労働基準局の村山誠・労働条件政策課長(当時)は今や、「将来の事務次官候補」と呼ばれている。国税庁長官に上りつめた佐川クンのように、アベ様の指示を受けなくとも思惑を汲み取り、平服することが霞が関官僚にとって出世の条件となっているようだ――

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ba9c4c0c8cd70686773dbc94b6a3ceec

腐った政治の下、

邪な官僚たちが法を踏みにじって

不正を働く。

厚生労働省の国家公務員たちは、

そのいい見本だ。

彼らがなぜ、そんなエゴに満ちた行動ができるのか

経済的背景も

知っておく必要がある

(下記〔資料〕参照)。

こいつらのボスと目すべき

村山誠の

したことを考えれば、

経歴が如何に信頼に値しないかが

よく分かる

(下記〔資料−2〕参照)。

このおっさんの名前は、

決して忘れない。


〔資料〕

「裁量労働制 なぜ公務員に適用しないのか」

   日刊ゲンダイ(2018年2月28日付〈27日発行〉)





〔資料−2〕

「厚労省 裁量労働制データ隠し」

   日刊ゲンダイ(2018年2月28日付〈27日発行〉)



関連記事
裁量労働制データ偽装 “黒幕”厚労省課長は未来の次官候補(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/587.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 安倍首相は、労働裁量制のごり押しをやめて、憲法改正に照準か?(かっちの言い分)
安倍首相は、労働裁量制のごり押しをやめて、憲法改正に照準か?
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201802/article_28.html

今日の報道ステーションで、安倍首相が、裁量労働制について、立憲の逢坂議員の質問に、裁量勤務の実態の中身を調査しないと、裁量労働制の法案を出さないと述べた映像を流していた。逢坂氏が実態調査の中身は何か?と安倍首相に問いただしたら、中身はこれから決めて行くと述べた。

これを受けて、野党の議員団が、厚労省の役人に、安倍首相の述べた話を確認したら、まだ大臣からは聞いていないということだった。

上記の背景を解説者の後藤氏が解説した。衆院での予算案終了後に、安倍首相、麻生副総理、二階幹事長、公明党幹事長、菅官房長、加藤厚生大臣が官邸に集まることになっていると述べた。後藤氏によれば、今日の安倍首相の発言から裁量労働制をとり外して採決するのではないかと推測した。

これが事実になるのなら、まずは安心する。電通で長時間労働が原因として自殺した犠牲者も、労働裁量制が適用されていれば、裁判も起こせなかっただろう。この出鱈目な裁量労働もさすがに自民党も反旗を示したと思われる。テレビはこの件を与野党の攻防という表現を使って報道するが、怒りを感じる。こと労働については、野党も与党もない話である。政治的な主義主張とは全く次元の違う話しなのだ。自民大好きの労働者でも、犠牲者が出るのだ。

特に、安倍首相の悲願である憲法改正の案を本気で提出しようと思っている。この法案を何としても通すためには、不評の労働裁量制などで、国民の支持率を下げたくないという思いと思われる。さらに言えば、自民党内でも不評な法案を強行すれば、自分の次期総裁選挙にも影響するかもしれないと思っているのかもしれない。


http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 綻んだ幻想になぜにしがみつく?
綻んだ幻想になぜにしがみつく?
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c742bdfd35eef317f9ecfce6d5c8a180
2018年02月28日 のんきに介護


平井宏明・日本再生投資(株)代表取締役‏ @NiST_HHさんのツイート。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 色丹を「しゃこたん」と読んだ北方担当相の福井照!  
色丹を「しゃこたん」と読んだ北方担当相の福井照!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_319.html
2018/02/28 23:00 半歩前へ


▼色丹を「しゃこたん」と読んだ北方担当相の福井照!

 江崎鉄磨沖縄・北方担当相の辞任に伴い、福井照が新しく閣僚に就任した。その初会見で福井沖縄・北方相は、北方領土の色丹島を「しゃこたんとう」と読み記者たちを驚かせた。事務方の指摘を受け、会見の最後に慌てて誤りを訂正した。

 会見で記者から北方領土の視察予定などを聞かれ、福井は「私自身、ビザなし交流で、しゃこたん島だったが、一度参加させていただいた。沖縄もしかり、北方領土の問題もしかり、重要な問題だと認識している」と披露。

 北方4島の歯舞・色丹の色丹は「しゃこたん」ではなく、「しこたん」と読む。

 「しゃこたん」と言えば、北海道西部に日本海に向かって突き出した形の積丹(しゃこたん)半島がある。

 「しこたん」と「しゃこたん」を取り違える担当大臣は前代未聞だ。

 この程度の知識しかないお粗末な男を北方担当相に任命した安倍晋三は一体何を考えているのか?北方領土の返還問題にまじめに取り組む気があるのだろうか?

 福井照は東大卒のあと建設省に入り、自民党議員になったが、所詮はその他大勢組だ。

 このおバカは、TPP関連法案絡みで「強行採決という形で実現するよう頑張らせていただく」と発言した男だ。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK240] ヤクザとカタギの境目がなくなってきた今日この頃(反戦な家づくり)
ヤクザとカタギの境目がなくなってきた今日この頃
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1707.html
2018-02-28 反戦な家づくり


私の生息している地域では、創業一族が名士扱いされている工務店がある。

小学校の卒業式が終わった途端、校長が生徒や保護者にお尻を向けて来賓席に座る創業家の御大に駆け寄っていくような関係だ。

田舎ではなく大阪梅田まで電車で10分という場所だけれども、そういう人たちの頭の中にはいまだにちょんまげが乗っているらしい。

その工務店がマンションの工事をしている。

もうすぐ竣工のはずが工期が遅れているらしく、連日現場の前には何台もの工事車両が停まり、カラーコーンで道路を半分塞いでいる。もともと広くはない道路のうえに曲がり角なので、車が1台ギリギリで歩行者は危ないことこの上ない。見たところガードマンもいなかったので、現場監督に注意した。

すると、見事に逆切れしたその監督は、「歩行者が避ければいいやろ」「いままで事故になっていないから大丈夫や」「文句言うのは嫌がらせか」「そんなんして面白がってるやろ」と私に罵声を浴びせた。

挙げ句の果てに、その場に居合わせた下請業者の社長が「おまえどこ住んでんねん。うちの若いもんつれて押しかけたるわ!」と脅迫。

なかなかスゴい場面となった。

もちろん私はすべて録音して、その工務店の上司にその旨は伝えたところ、ひと言だけ謝罪はあったのもの、それ以降もほとんど同じやり方を続けている。

他の住民も、たまりかねて警察を呼んで違法駐車をやめさせたりしているようだが、なにせそういう工務店だから警察も強くは言わないらしい。あいかわらず道路使用許可もとらずに占拠し続けており、住民ももうあきらめモードである。

着工前の近隣説明会では、違法駐車はしません。大きな音が出るときは事前に知らせます。などなど、調子のいいことを言っていたのはどの口だったのだろう。

とにかく無視して押し切れば、地主階級ではない無力な住民はあきらめるだろう、という態度が丸出しである。



こんなことがあって、ふと気が付いたが、これって安倍政権のやりかたの超ミニチュア版だなと。

選挙のときは調子のいいことを言って、終わった途端やりたいほうだい。文句を付ければ冷笑を浴びせ、それでも引き下がらないと脅迫する。

そして、いっさいの抗議を無視して、何が何でもやり続ければ、そのうち国民はあきらめてついてくる。

このやり方を開発したのは、私は小泉純一郎だと思っている。

あの「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」 や「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域」 発言である。

論理や対話というものをぶち切り、意味不明の言説を弄して強引に押し切る。

いくら自民党でも、何らかの対話が成立するさせることは国会の中でもやってきたし、それが完全に破綻したときは辞任したり、降ろされたりしてきたものだが、小泉純一郎は、完全に破綻しても選挙に勝てばOKという、新しい自民党の伝統を作ってしまった。

まして、第二次安倍政権になってからは、目の前にある事実でも、見えないフリをして押し切るという凄まじい状態になっている。

もはや、国会で議論とかいうレベルではなく、100%言論を無視して押し通すという意味では、テロリズムに匹敵する。目の前で武器を振り回してはいないけれども、籠池夫妻のように都合が悪い人間は拘置所に閉じ込めたり、前川喜平さんのような重要ポストの人物は尾行してスキャンダルを読売新聞に書かせたり、まさに恐怖政治である。

官僚は出世と退職金とバラ色の老後を、政治家は公認と当選をカタに取られて、内閣調査室に握られたネタに怯えながら唯々諾々と無理無体に従っている。

国会の質問では威勢のいいことを言っている野党議員も、何のことはない予算案を1日遅らせただけで通してしまうようでは、「なんか握られてんの?」と疑ってしまう。



ヤクザが怖がられるのは、暴力を使うからという理由もあるけれども、むしろ「理屈が通じない」という点にある。

最低限の理屈が通用するのかどうか、そこがヤクザとカタギの境目だったはずだ。

冒頭の工務店も、決してヤクザな会社ではない。地主の地主による地主のための会社ではあるけれども、カタギの会社であることは間違いない。

そういう会社が、かくも理屈の通じないヤクザまがいのやり方をすることに驚いたのだ。

そして、そのような最低限のカタギの条件を率先垂範してぶち破ったのは、この国のトップなのである。

地方の工務店ならばヤクザまがいで済むけれども、国のトップになればヤクザどころではない。テロリストよりも恐ろしい。

奴らの唯一のアキレス腱は選挙なのだが、それすらも独裁的なカネと権力を振り回して、住民を恫喝と諦めと買収で票をかき集める という姿が名護市長選挙で赤裸々になった。

国会ショーを眺めていても、ガンバロー三唱を繰り返していても、事態はなにも良くならない。

盤石に見える安倍官邸といえども、どこかにスキはあるはずだ。

目をサラにして、耳をダンボにして、スキを突くしかない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK240] 籠池泰典よ 君を泣く 
籠池泰典よ 君を泣く
http://article9.jp/wordpress/?p=9977
2018年2月28日 澤藤統一郎の憲法日記


あゝ籠池泰典よ 君を泣く
君と思想は異なれど
君は憎めぬ人なれば
君に一声かけまほし
君 力を落とすことなかれ
気骨を失うことなかれ

夏の盛りに囚われて
羽をもがれて塀の中
外の世界と隔てられ
秋冬過ぎて春近く
花咲く季節となりぬれど
いまだ自由の萌しなし

有罪宣告あらざるに
身の拘禁は7か月
接見禁止の7か月
憤怒を深く呑み込んで
泣くに泣けない
身の辛さ

勾留理由は二つある
「逃亡」するにちがいない
「罪証隠滅」するだろう
逃亡できるわけはない
隠滅すべき証拠もない
真の理由はただ一つ
うるさい君の口封じ

思えばアベを甘く見た
アキエのことも甘く見た
教育勅語にアベバンザイ
アベを取りまき たらし込み
神風吹かせてうまくいく
上手の手から水が漏れ
手のひら返して邪魔にされ
トカゲのシッポと切られたり

昨日の同志が今日の敵
朋友相信ジていたはずが
今さら「妻は欺された」
信義に悖る一言は
いくらなんでも酷すぎる
卑劣な漢の痴れ言は
トカゲのアタマの保身術
いかで許しておくべきや

あゝ籠池泰典よ 君を泣く
君の無念を噛みしめる

夫婦逮捕で空いた家
主の留守が好都合
空き巣ねらいも同然に
競売手続き開始とは

権勢が卑劣と非情を伴うは
この世の常と知りたれど
怒りは怒髪天をつく

祟徳の院は舌を噛み
血文字の呪いを書きつけて
魔道の王となったとか
ああ君の心も似たるかな
憤怒の炎 燃やさばや

いずれは言葉を取り戻し
アベの顔色なからしめ
溜飲下ろすその日まで

君 精気を失うことなかれ
矜持を捨てることなかれ
叛骨失うことなかれ
膝を屈することなかれ

あゝ 籠池泰典よ 君を泣く
妻と息子を支えとし
君 力を落とすことなかれ

(2018年2月28日)



http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK240] JOCよ、もっと五輪メダリストを評価しろ!  
JOCよ、もっと五輪メダリストを評価しろ!
http://85280384.at.webry.info/201802/article_313.html
2018/02/28 17:54 半歩前へ


▼JOCよ、もっと五輪メダリストを評価しろ!

 日本実業団陸上連合は、25日の東京マラソンで2時間6分11秒の日本新記録を出した設楽悠太に報奨金として1億円を贈る。けっこうなことだ。

ところで、JOC(日本オリンピック委員会)は平昌五輪の
金メダルに500万円
銀メダルに200万円
銅メダルに100万円を贈る。

 五輪メダルの報奨金としては余りにも安すぎるのではないか?五輪のメダリストと言えば、世界のトップが集う4年に一度の大会で頂点を極めた者たちだ。

 このメダルを目指して彼ら、彼女たちは、青春のすべてを犠牲にして、文字通り人生を賭けて挑んできた。過酷などという言葉ではとても言い表せない過酷な試練に耐えてきた。

 それぞれの国が国家の威信をかけて戦いを挑むのが五輪である。特に発展途上国や共産圏諸国は、ロシアや中国のように国威発揚のために国を挙げって取り組むところが少なくない。

 アスリートたちはナショナルフラッグ(国旗)を背負って試合に臨むのだから、そのプレッシャーはいかばかりか。想像に余りある。みんなからの期待が重過ぎて「押しつぶされた」有力選手がどれほどいたことか。
 
 そんな重圧に耐え、コンマ何秒の戦いを勝ち抜き、夢にまで見たメダルを手にしたのがメダリストだ。その努力に頭が下がる。「よくぞ耐えた」と心から労ってやりたい。

 東京マラソンの優勝者が1億円だというのに五輪の金メダルが500万円というのはおかしくはないか?五輪のメダルは、その程度の価値しかないのか?

 私は以前から、五輪メダリストに対する日本の扱いに不満を持っている。食べたいものをガマンし、恋愛することさえ「待った」を賭けられ、耐え抜いた彼らをもっと評価してもらいたい。

 もちろん、カネがすべてではないが、五輪メダリストという「名誉」を得た彼らを評価するには報奨金も方法の一つだ。

 JOCは平昌五輪の金メダルに1億円、銀メダルに500万円、銅メダルに300万円ぐらいは弾んでやってもらいたい。

 アマとプロの違いはあるが、プロ野球やサッカーの世界では、「あの程度の」と思うような選手が軽く数億円をもらっている。

 私は、五輪メダリストは彼らの比較の対象にならない偉業を成し遂げたと思っている。評価が低すぎる。

 東京五輪のロゴマークを製作するだけで、ポンと数億円を出しているではないか。



東京五輪マスコット「未来ロボット型」のア案に決定
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201802280000025.html
2018年2月28日14時6分 日刊スポーツ

 
小学生投票で東京2020大会マスコットに選ばれ笑顔を見せる作者の谷口亮さん(撮影・野上伸悟)

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットが「未来ロボット型」のア案に決定した。全国にある小学校約28万クラス中、20万クラスが投票した「全国小学生総選挙」(22日締め切り)により選ばれ、大会組織委員会が28日、開票結果を発表。得票数は10万9041票だった。

 昨年8月、一般公募で2042作品が集まり、選考過程を経て同12月、ア、イ、ウの最終候補3案を公表。小学校1クラス単位で投票し、1票でも多い得票作品が採用される選考方式だった。一般市民が投票し、マスコットを決めるのは五輪史上初めて。

 ア案の作者は福岡県のキャラクターデザイナー谷口亮さん(43)。日本の高校卒業後、米カリフォルニア州にある大学で美術を専攻し、帰国後、オリジナルキャラクターの制作を開始した。その後、路上でキャラクターグッズを販売しながら人脈を培い、今に至った。教育系出版社「ベネッセ」などでキャラクターデザインを担当。博多警察署・防犯協会の「いかのおすし」のキャラクターイラストも手がけた。

 マスコットは五輪・パラリンピックで対となっている。ア案の「五輪版」は、大会エンブレムでも使われている青い市松模様をあしらった、伝統と近未来性を併せ持つキャラクター。伝統を大切にしながらも、常に最新情報をキャッチし、瞬間移動もできる設定。

 「パラリンピック版」はピンク色の市松模様で、桜の触覚があり、超能力を持つ。自然を愛し、石や風と話せて、見るだけで物が動かせる。性格は正反対も、お互いを認め合う大の仲良しなところが「共通点」だ。

 今後はマスコットの名前を検討する。ネーミングは一般公募ではなく、専門家に業務委託し、その中から複数案をマスコット審査会に提示。ア案の作者も入り7、8月に決定、公表する。










http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/611.html

   

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