★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年3月 > 28日00時00分 〜
 
 
2018年3月28日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK242] 今井首相秘書官の関与を佐川氏否定「虚偽答弁ではないか」森ゆうこ議員〈dot.〉 
今井首相秘書官の関与を佐川氏否定「虚偽答弁ではないか」森ゆうこ議員
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00000026-sasahi-pol
AERA dot. 3/27(火) 14:43配信

 
 参院予算委員会で証言する佐川宣寿・前国税庁長官(撮影/西岡千史)


 これでは「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」だ。

 森友学園の国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題で、佐川宣寿・前財務省理財局長(前国税庁長官)は27日、参院予算委員会の証人喚問で証言を行った。決裁文書の改ざんについては、当時の担当局長として「責任はひとえに私にある」としながらも、経緯については「刑事訴追の恐れがあるので、差し控えさせていただきます」と、証言拒否を繰り返した。

 佐川氏の証言については、証人喚問が決まった時点から「新しい事実の解明は期待できないだろう」(野党幹部)との声が出ていた。むしろ与党の方が「佐川氏は何もしゃべらない」(自民党議員)と余裕を見せていて、その予言通り、証人喚問は与党の“思惑”が強くにじむものとなった。

 議員側の質問者でトップバッターとなった丸川珠代参院議員は、文書改ざんについて安倍首相、昭恵夫人、麻生太郎財務相の関与を次々に問いただし、佐川氏は「ございません」と繰り返し否定。文書改ざんの経緯や背景の追及よりも、安倍首相らの関与を否定する答弁を引き出す質問を重ねた。

 一方、経緯を巡る質問はすべて証言を拒否した。共産党の小池晃参院議員が「改ざん文書を見たとき、どう思ったか」と、事実の経緯ではなく、文書を見たときの感想を聞いた時でさえ、佐川氏は「答弁は差し控えさせていただきたい」と述べた。これには野党が激しく反発。「財務省は地に墜ちた」「証人喚問の意味がない」とのヤジが飛び交うなか、速記を止めて与野党の理事が協議する場面も繰り返された。

 自由党の森裕子参院議員は、官邸で大きな影響力を持つ今井尚哉秘書官の関与について追及。森友問題で佐川氏と今井氏が話をしたことがあるかとたずねたところ、「おそらく課長クラスと(答弁の)調整をしていた」「私の国会答弁に関して、私が今井秘書官と話をしたことはありません」との答弁を繰り返した。ハッキリとしない回答に、森氏が「今井秘書官と話をしたことがないのか」と3度目の答弁を求めると、ようやく最後に佐川氏は「話をしたことはございません」と述べた。

 森氏はこのやり取りについて、こう批判する。

「これは虚偽答弁になる可能性がある。すぐに答えられなかったということは、『答えてはいけない』ということがあったのではないか」

 一方、与党側は淡々としている。丸川氏は佐川氏の証言について、官邸の関与が否定されたとの認識を示し、今後の真相究明は「まずは財務省の調査をしっかりやっていただくことが重要」と述べるにとどめた。

 前出の森氏は言う。

「佐川氏は与党や官邸と証人喚問に向けて上手に調整をしたのではないか。見ていて具合の悪くなるようなシナリオだった。下の人間に責任を押しつけるひどい証言だった」

 野党は昭恵夫人や昭恵夫人の秘書官だった谷査恵子氏、交渉時の担当者だった迫田英典・元理財局長の証人喚問も求めている。だが、与党は要求に応じる姿勢は見せていない。参院の証人喚問が終了した後、ある野党の幹部はこう吐き捨てた。

「まったくの茶番だ」 (AERAdot.編集部・西岡千史)

















#高画質版 #参院 #予算委員会 #佐川宣寿 #証人喚問 #国会2018(2018.3.27)

※1:57:07〜森ゆうこ議員。再生開始位置設定済み。




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/211.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 自らとかげの尻尾になろうとした佐川宣寿  
自らとかげの尻尾になろうとした佐川宣寿
http://85280384.at.webry.info/201803/article_327.html
2018/03/27 22:35 半歩前へ

▼自らとかげの尻尾になろうとした佐川宣寿

 立憲民主党の辻元清美は27日午前の佐川喚問に対し、「自らとかげの尻尾になろうとして、すべて財務省理財局で完結させて、幕引きを図ろうとしている意図を感じた」と語った。

 さらに辻元は「佐川さん、そこまで背負いこむことないやろと思う。国有地の8億円の値引きについては、当時の理財局長である迫田英典氏や安倍昭恵氏の証人喚問が必要だとの思いをさらに強くした」


















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/212.html

記事 [政治・選挙・NHK242] コケにされた“永田町の道化師”安倍晋三!  
コケにされた“永田町の道化師”安倍晋三!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_328.html
2018/03/27 22:38 半歩前へ

▼コケにされた“永田町の道化師”安倍晋三!

 何気ないフェイスブックでのこのやり取り。だが確信を突いている。プーチンにも、トランプにも、カネだけ取られた安倍晋三!コケにされた“永田町の道化師”安倍晋三!

********************

愛澤 弘子
 安倍さんってプーチンさんにもトランプさんにもお金だけ取られて利用されてただけなんだね…(笑)ご本人様は最高の友達だと思っていたみたいだけど🤷‍♂️お気の毒に…てか、そのお金我々の血税ぢゃん!

黒澤 正吾
 お気の毒、じゃない。税金バラマキでいい気になってる馬鹿。他人の金を無駄なものに横流ししていると考えると、逮捕して投獄して欲しい。

http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/213.html
記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍夫婦だけは「断固死守」と佐川宣寿!  
安倍夫婦だけは「断固死守」と佐川宣寿!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_329.html
2018/03/27 23:12 半歩前へ

▼安倍夫婦だけは「断固死守」と佐川宣寿!

 今回の佐川宣寿の証人喚問を見ていると、ロッキード事件の小佐野賢治の「記憶にございません」を思い出した。

 佐川宣寿も、森友事件の核心に触れる質問には証言を拒否。そのくせ、安倍晋三や昭惠の関与だけは「一切ない」とキッパリ断言した。

 なぜ、自信をもって「一切ない」と言えるのか、と問われると、「その点についても刑事訴追を受ける恐れがあるので答弁は控えたい」と逃げた。

 結局佐川宣寿の喚問はゼロ回答だった。

 27日午前の証人喚問は参院で始まった。森友文書の改ざんで安倍晋三や昭惠らから何等かの指示はあったのか、の問いに佐川宣寿は「ない」と明確に答えた。

 ところが、改ざんの経緯や佐川自身の関与などを問われると「刑事訴追を受ける恐れがあるので答弁は控えたい」「捜査対象となっている身なので、ご容赦ください」と証言を拒否。

 森友文書で安倍や妻昭恵の名前を見た時の印象などに関しても同様に、証言を拒んだ。

 佐川宣寿の答弁を聴いていると、安倍晋三夫婦の関与だけは何としても「拒否」しなければならない。安倍夫婦だけは「断固死守」と、そんな台本が見え隠れした。  (敬称略)




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/214.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川喚問ことごとく証言拒否「刑事訴追の恐れ」30連発<下> 証人喚問の主な一問一答(日刊ゲンダイ)


佐川喚問ことごとく証言拒否「刑事訴追の恐れ」30連発<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225955
2018年3月27日 日刊ゲンダイ

 
 小池議員(右)の鋭い追及で審議が中断/(C)日刊ゲンダイ

「昭恵夫人はなぜ関与していないと断言できるのか」

 とにかく質問時間が短過ぎた。維新や立憲などの少数野党は攻め手を欠いたと言わざるを得なかった。

 それでも辛うじて斬り込んでいたのは自由の森裕子議員や立憲民主の福山哲郎議員ぐらい。森は、佐川氏が昭恵夫人の関わりを明確に否定したことを追及。

 国有地をめぐって田村嘉啓国有財産審理室長とやりとりしていた昭恵夫人付の谷査恵子氏に直接聞き取りをしていない佐川氏に、「昭恵夫人の関与がなかったとなぜ断言できるのか」と説明の“矛盾”を繰り返し質問。これに対し、佐川氏は「私は森友学園と財務局の貸し付け、売却の経緯で法令に基づいて確認している」などと真正面から答えなかった。森はまた、「今井(首相)秘書官と森友問題で話したことはないか」と迫り、佐川氏は「話したことはありません」と答えた。

 立憲民主の福山は「法令に基づいて契約したのになぜ文書改ざんしたのか」と問い詰めたものの、佐川氏は「刑事訴追の恐れ」をタテに答弁を拒否。福山が「関わっていないなら明確に言えばいいじゃないか」と気色ばむ場面もあった。

■証人喚問の主な一問一答

●丸川珠代(自民)

 ――書き換えは誰の指示で行われたのか。安倍総理からの指示は?

「ございませんでした」

 ――総理夫人や官邸からも指示はなかった。間違いないか。

「間違いございません」

 ――他の局の幹部と書き換えをはかったことは?

「理財局の中だけでやった話でございます」

 ――書き換えは総理や総理夫人の名前を消すために行われたのか。

「刑事訴追の恐れがあるため答弁を差し控える」

 ――一連の決裁文書の一言一句に目を通したのはいつか。

「国会対応については、丁寧さを欠いていたのは間違いない。決裁文書をいつ見たのかは、刑事訴追の恐れがあるので差し控える」

 ――答弁を訂正・変更することもできたのに、なぜ決裁文書の書き換えにつながったのか。

「月曜から金曜まで毎日質問され、国会対応で連日連夜、朝まで休むことなく、まったく余裕がなかった」

 ――森友学園との土地取引に総理や総理夫人から何らかの指示があったか。

「契約当時は理財局にいなかったが、経緯について勉強した中で、総理や総理夫人の影響があったとは考えていない」

 ――総理、総理夫人が関わっていないと断言できるか。

「私が昨年、勉強して一連の書類を読んで、国会で答弁した中で言えば、総理も総理夫人の影響もない」

●小川敏夫(民進)

 ――文書の改ざんは証人の答弁に合わせるために行われたという認識でいいのか。

「捜査を受ける身であり経緯については控える」

 ――国会答弁には総理の答弁もある。官邸の担当者と打ち合わせるのではないか。

「基本は森友に関わるもので理財局で起案したものを大臣室や官邸に届ける。極めて実務的な案件だった」

 ――理財局の室長に照会した谷査恵子さんが総理夫人の秘書だということは承知していたか。

「当時の室長は把握していたと思う」

 ――財務省職員が谷さん、昭恵夫人に直接または間接的に連絡を取ったことはあるか。

「部下職員から聞いた範囲ではない」

 ――室長と籠池夫妻が財務省で面会した際の録音テープに「昭恵夫人の方からも聞いてもらったことがあると思う」という籠池氏の発言があるが、具体的なことを何も確認していないのか。

「当時の室長から個別の具体的なやりとりは聞いていない」

 ――昨年2月17日の「関与していたら辞める」という総理の答弁は、理財局に影響があったか。

「総理の答弁の前と後で私自身が答弁を変えたことはない」

●横山信一(公明)

 ――政治家からの不当な働きかけはなかった?

「圧力はなかった」

 ――資料の確認をしないで、「資料は廃棄」などと断言したから答弁と文書の整合性が取れなくなった。なぜ資料を確認しなかったのか。

「できたかもしれないが、局内が大変な状況だったので怠った」

 ――財務相は「佐川の指示」と言うが、どう意識しているか。

「書き換えの経緯は捜査の対象になっているので答弁を差し控える」

●小池晃(共産)

 ――昨年2月の答弁は改ざん前の文書に基づいて行っていたのか。

「刑事訴追の恐れがあるためお答えできない」

 ――答えられないのはおかしい。都合の悪いことは答えないということか。

「いつ文書が書き換えられたか、時期に関わることは答えられない」

 ――文書に昭恵夫人の名前があるのを見た時、どう受け止めたか。

「いつ見たかという問題に関わるため、答えられない」

●浅田均(維新)

 ――昨年2月15日の衆院財金委で初めて森友問題が国会で取り上げられた。この質問通告は前日に受けて答弁調整したのか。

「覚えていない」

 ――会計検査院の検査にはどういう文書を提出したのか。

「窓口は総務課だったと思う」

●森裕子(自由)

 ――総理夫人の関与がなかったと断言できる根拠は何か。

「森友との貸し付け、売買契約とも不動産鑑定にかけて、法令にのっとって適正に行った」

 ――谷査恵子さんと室長との具体的な会話について承知していないという証言は間違いないか。

「現場にいたわけではないので承知していない」

 ――具体的なやりとりを確認しないで、なぜ昭恵夫人が関わっていないと断言できるのか。

「室長からの報告に安倍昭恵夫人の話はなかった」

 ――官邸の今井総理秘書官と森友問題で話をしたことはないか。

「国会答弁中は、官邸との調整は私どもの方は課長クラスだと思います」

 ――今井秘書官と話したことがあるのかと聞いている。

「この森友問題について話したことはございません」

●福山哲郎(立憲)

 ――法令にのっとって適正に契約したのなら、なぜ改ざんする必要があったのか。

「告発されている立場なので答えられない」

 ――理財局の1人として改ざんに関わったのか。

「捜査の対象になっているため差し控える」

 ――改ざんの経緯については一切答えないのに、総理や官邸の関与は全く否定する。これは経緯ではないのか?

「指示はなかったので、そう申し上げている」

●薬師寺道代(無所属)

 ――虚偽の答弁をしたことはあるか。

「刑事訴追の恐れがあるため答えられない」

 ――改ざんや抜き取りは恒常的に行われているのか。

「基本的には真面目に文書を作っていると信じている」




























関連記事
LIVE 🌏 #参院 #予算委員会 #佐川宣寿 #証人喚問 #国会2018 佐川証人「政治家の指示はありません」
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/182.html

LIVE 🌏 #衆院 #予算委員会 #佐川宣寿 #証人喚問 #国会2018 佐川証人「答弁を差し控えたい」連発! 
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/190.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/215.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川宣寿はしゃべらない前提で来たと小沢一郎!  
佐川宣寿はしゃべらない前提で来たと小沢一郎!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_330.html
2018/03/27 23:56 半歩前へ

▼佐川宣寿はしゃべらない前提で来たと小沢一郎!

自由党の小沢一郎は、記者会見でこう言った。

 「佐川氏は、訴追の恐れがあるということで、肝心なことはしゃべらない前提で来たのだろう。27日の証人喚問では、全く納得できない。

 佐川氏が、『知らぬ、存ぜぬ』と突っ張った以上は、国有地の払い下げに関連した、迫田元国税庁長官や安倍総理大臣夫人の昭恵氏、それに昭恵氏付きの職員だった谷氏らの証人喚問を、野党が一致して要求すべきだ」

*******************

 森友事件の本丸は安倍昭惠だから、彼女に聞くほかない。安倍晋三がかばえばかばうほど内閣支持率は下がり続け、泥沼に入り込む。

 同時に自民党の支持率もダウン。議員にとっては一大事。議員の最大の関心事は区や国民ではない。自分の当選だ。

 党の支持率が下がり続けると安倍降ろしもあり得る。  (敬称略)



















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/216.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 丸川珠代議員 / 「総理、総理夫人、官邸の(森友学園への払下げへの)関与がなかったという証言を得られた」 
丸川珠代議員 / 「総理、総理夫人、官邸の(森友学園への払下げへの)関与がなかったという証言を得られた」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b5faee4637612c41fd33acd92bb466b2
2018年03月27日 のんきに介護 ※動画補足





🌸丸川珠代・自民党《森友問題・佐川氏 証人喚問》【国会中継 参議院 予算委員会】平成30年3月27日

※29:56〜「少なくとも総理、総理夫人、官邸の関与はなかった」再生開始位置設定済み。



冨永 格(たぬちん)@tanutinnさんのツイート。



これを受けて、

halken@halken5さんが

こんなツイート。



佐川氏の証言拒否は、

朝日新聞によると30回超えるという

(朝日記事「【速報中】佐川氏、首相秘書官との面会「記憶が遠い…」」参照)。

☆ 記事URL:https://www.asahi.com/articles/ASL3T7FMXL3TUEHF00B.html

刑事訴追される恐れがなくとも拒否という神経がすごいよな。












http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/217.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川は安倍のスパイだった(佐川をスパイとした上で、時系列で再検証)
2012年  籠池が小学校新設計画にあたり、昭恵に、その名を安倍晋三記念小学校として寄付を募ると伝えていた。

2013年 3月 昭恵と籠池夫妻が面談(記念撮影あり)
    3月 昭恵と籠池が面談(何かする事がありますかと聞く) 
    4月 昭恵が森友学園の幼稚園で講演
    6月 近畿財務局が当該用地の払い下げを交付
    9月 森友学園側から近畿財務局に当該用地の払い下げを要望
       (この時点で、財源の関係から一定期間の土地借用後に購入すると言 う希望が森友学園から出された)

2014年 4月 籠池から昭恵から「いい土地だから進めてください」と言われたと財務局へ伝える。
    6月 財務局から売却を前提として当面の間の賃貸を認めるとの回答があった。
    8月 大阪府が小学校の新設の認可申請を正式に受理(国有地払下げの根拠として必要事項)
    12月 昭恵が再度幼稚園で講演

2015年  1月 昭恵が森友学園を訪問(教育方針に感涙したと言った)
     2月 近畿財務局が本省に特別貸付の承認申請をする。この時、昭恵の名前が入った経緯表をつける)
     4月 本省が特別貸付を承認(貸付後に売却という自体が稀であるのと、10年間の長期貸付は特例に当たる)この時、本省は昭恵や安倍の名前が入った資料を添付している。
     5月 財務省は籠池と10年間貸し付けの後、売却という特例の契約を結ぶ。
     9月 昭恵が森友学園小学校の名誉校長に就任。
     10月 籠池は昭恵の形態電話に、財務省への要望を録音する
     11月 谷秘書官から、この件については、昭恵へ報告していると連絡

2016年  3月 籠池から予想以上のゴミが捨てられていると報告
     3月 財務省本省で小学校の棟上げ式に昭恵が出席すると言う話が伝わる
     3月 籠池が近畿財務局での交渉中に、昭恵の名前を出す。
     3月 籠池は一転して当該土地の買い取りを申し出る。
     5月 買い取り価格について、籠池から〇に近い金額を言いだす。
        (ゴミ処理費、8億数千万円と、それまでにすでに大阪航空局からもらっている1億3000万円を足すと、600万円で買い取る事になる契約を結ぶことになる)
     6月 籠池の要望とおり殆どただ同然の売買契約を結ぶ。

2016年6月 佐川が理財局長に就任。

2016年6月 豊中市議が森友学園への国有地払下げについて売却価格が公示されなかったことで問題を提起する。
2017年2月8日  豊中市議が、森友学園への国有地払下げ問題で大阪地検へ提訴。
2017年2月9日  朝日新聞が、この問題を報道する。
2017年9〜国会でこの問題が取り上げられる。
    ただ同然と言う払下げ価格が問題になり、安倍の関与が問題にされた。
    安倍及び昭恵が関係している事は、以前の籠池との交流があった証拠写真はどんどん出てきた。
2017年2月17日  早くも安倍が「私や妻が関係しているならば議員も辞職する」と大見えを切る。
2017年2月  理財局の決裁文書が国会議員に開示される(改竄後)

第193回国会 財務金融委員会 第8号
2017年3月15日
国有地売却価格の決定までの経緯について野党が、その資料を出せと言うのに対して、

○佐川政府参考人 お答え申し上げます。
 私ども、保存してございますのは、六月の二十日に結んだ契約書とそれに付随するさまざまな正式な書類は保存してございますが、保存期間一年未満とされております個別の面会のやりとり控えについては残ってございません。

○初鹿委員 普通に考えて、残ってないということは通用しないと思いますよ。
 普通の売却とは今回、明らかに違うわけですよ。非常に特殊ですよね。十年間の定期借地でまずは借りて、ごみが見つかったら急に買うと言い出して、しかも値段がここで八億円も安く売ることになって、この間のやりとりを一切記録に残さないというのは、将来、トラブルのもとになるんじゃないかと思うんですが、なぜ記録に残していないのか、本当に疑問でしようがないです。
 本当はあるんじゃないんですか。

○佐川政府参考人 お答え申し上げます。
 契約書等、財務省の文書管理規則に基づいて残っているものはきちんと保存してございますが、個別の面会記録につきましては残ってございません。
佐川が森友学園への破格の値段での売却の経緯を示す文書を破棄してしまったと言う事から。それ以外の文書にも隠しているのが無いかと追求が始まる。

野党は谷秘書官のFAXなどを根拠に追求するが成果が上がらない。
2017年7月5日  佐川理財局長、国税庁長官に栄転
2017年8月6日  谷秘書官がイタリア大使館へ栄転
2017年8月21日  籠池夫妻を逮捕、未だに拘束が続く
          逮捕理由とは全く合わない。

2018年3月2日  朝日新聞の報道により改竄前の公文書が存在することが証明される。
2018年3月8日  毎日新聞も改竄前公文書の存在をコピーと共に報道する。
2018年3月8日
 学校法人「森友学園」問題を巡り、一部報道で書き換えの疑いが指摘されている決裁文書に関し、自民党の関口昌一参院国対委員長は7日、民進党の那谷屋正義参院国対委員長と国会内で会談し、決裁文書の「原本」の写しを8日朝の参院予算委員会理事会に提出させると伝えた。一方、財務省は7日の野党会合で、近畿財務局から本省が入手した「原本」の写しは、国会議員に開示した文書と「同じもの」だと説明した。

 3月12日、学校法人「森友学園」をめぐる決裁文書の書き換えを財務省が認め、与党幹部、与野党議員に調査結果を報告する事態となった。
改竄前の公文書が提示される。
 国会議員に開示した14の決裁文書に添付されていた「調書」の書き換えは、2017年2〜4月までの間、財務省本省の指示で行われたという。書き換え前の文書には、鴻池祥肇・元防災担当相、平沼赳夫・元経済産業相ら複数の政治家の名前のみならず、首相夫人である安倍昭恵氏の名前も記載され、「本件事案の特殊性」などの記述があったことを認めた。

2018年3月9日  近畿財務局職員の自殺が報道される。
2018年3月9日  佐川国税庁長官退任


以上を見れば、佐川理財局長が公文書の改竄したのは、安倍が「私や妻が関与していたら議員も辞める」と言ったこととは関係が無いことが解る。
第一公文書の改竄は財務省が言う様に2017年の2〜4月までと言う事は誤魔化しであり、その時にはすでに全ての公文書の改竄は終わっていて安倍もその事を知っていて、あの発言になったのであろう。
公文書の改竄は、佐川によって問題発覚と同時に2016年中になされたのであろう。
証人喚問で改竄前の公文書の存在を何時知ったかと言われて、裁判とは直接関係なくても
返事など出来ない相談であったのだ。
まさか、それを改竄する為に理財局長になったとも言えず。
下手すれば、またまた理財局職員にリークされる恐れがあるし。
要するに佐川は安倍にとって不利な改竄前の公文書を偽造する事を目的に佐川理財局長へ転身させたのであろう。
勿論、その橋渡し役は今井総理秘書官である。
ところが野党が追及するシチュエイションは、安倍の例の答弁に仰天し、安倍を守る為に佐川がやったとしているが、このシチュエイション自体が大きな誤りである。
時間的にも無理な事で、改竄後の決済文書が国会へ提示されたのは2月の終わりころ。
安倍の発言から10日少しで、あれだけの改竄など出来るはずはない。

権力志向が強い上に財務省内でもパワハラについて問題視されていた佐川に目をつけて佐川を工作員として送り込んだと言う道筋ならば、すんなりと理解できる。

童顔の佐川に騙されることなく、佐川を安倍のスパイとして追求しよう。
改竄前の公文書の存在は野党が1年かけても証明できなかった。
今年3月になってからのリークが無ければ安倍、佐川の完全犯罪は成立していた。
また、そのリークは実際には今年1月中には両新聞社が入手していた事も忘れてはならない。
だれが本当のリーク者であるかも、興味深いところ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/218.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川の補佐人は安倍政権と近い弁護士だった! 
佐川の補佐人は安倍政権と近い弁護士だった!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_333.html
2018/03/28 01:36 半歩前へ

▼佐川の補佐人は安倍政権と近い弁護士だった!

 証人喚問には補佐人をつけることが出来る。佐川宣寿の補佐人を務めたのはなんと、安倍政権と極めて関係の深い弁護士だった。

 佐川の後ろに陣取って答弁に迷った佐川に助言していたのが、弁護士の熊田彰英だ。検察官上がりのいわゆる「ヤメ検」である。

 熊田は、自民党のドリル小渕優子や口利き男の甘利明ら数々の不祥事の弁護を務めた。永田町では、安倍政権と非常に近い弁護士として知られている。

 これで佐川がどんなスタンスで、この日の喚問に臨んだか分かるというものだ。少なくとも、今月20日に喚問出席を決めてから27日までの間、細部にわたって「すり合わせ」をしたのではないか?

 どこと「すり合わせ」をしたかって? それはご想像に任せる。

 事前に佐川宣寿の補佐人が「熊田彰英」と知っていたら、とっくに喚問の結論が分かっていた。

 佐川宣寿はそんな安倍政権に近い熊田をなぜ、補佐人の選んだのか? それともどこからか「押しつけ」られたのか?

 野党からは「佐川が万が一、寝返った時の“お目付け役”ではないか」との声も聞かれる。 (敬称略)








焦点の“誰の指示、政治家の関与”…真相は語られず
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180327-00000046-ann-pol
3/27(火) 17:53配信 ANN


動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180327-00000046-ann-pol

 佐川前長官の証人喚問で繰り返されたのは、「答弁を差し控える」という言葉だった。どうして改ざんがあったのか。真相については依然としてやぶの中。与党内からも疑問の声が上がっている。

 誰が何の目的で決裁文書の改ざんを指示したのか。文書改ざんについての答弁を拒む一方、森友学園への国有地の売却や貸し付けを含めて政治家や安倍昭恵総理夫人の関与はなかったと証言した佐川氏。野党が手を焼く証人喚問となった。佐川氏の補佐人を務める熊田彰英弁護士は、東京地検特捜部や法務省での経験もある元検事。これまでに小渕元経済産業大臣や甘利元経済再生担当大臣の不起訴となった事件にも関わっていた。










http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/219.html

記事 [政治・選挙・NHK242] <森友>真のキーパーソン、迫田元理財局長と谷元「首相夫人」付職員の証人喚問、必至か(Business Journal)
【森友】真のキーパーソン、迫田元理財局長と谷元「首相夫人」付職員の証人喚問、必至か
http://biz-journal.jp/2018/03/post_22796.html
2018.03.28 構成=長井雄一朗/ライター Business Journal

 
  佐川宣寿氏(写真:AP/アフロ)


 森友学園への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題をめぐり、当時財務省理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官に対する証人喚問が27日、行われた。佐川氏は改ざんの経緯などについて一貫して証言を拒否し、真相は解明されなかった。これまで1年にわたり森友・加計問題がくすぶり続け、自民党内でも来年の統一地方選挙や参議院選挙への影響を懸念する声が上がっているという。今後の政局はどう動くのか。政治ジャーナリストの朝霞唯夫氏に話を聞いた。

――佐川氏の証人喚問に対する永田町の反応は?

朝霞唯夫(以下、朝霞) 野党は、森友学園問題に関する多くの事案は、佐川氏の前任の理財局長だった迫田英典氏(元国税庁長官)の在任期間に起こったことで、迫田氏や安倍晋三首相夫人の昭恵氏に加え、夫人付職員だった谷査恵子氏らを証人喚問しないと全容がわからないという姿勢です。一方、自民党は首相官邸の関与を否定し、これで幕引きを図りたい意向です。今でも自民党の小泉進次郎議員や石破茂議員は、「これは議員と国民が騙されている話だから、最後まで真相追究すべき」という意見です。佐川氏の証人喚問で幕引きにすれば、国民のフラストレーションは高まり、確実に内閣支持率は下がります。

 今の野党の反応を見る限り、最低でも迫田氏と谷氏の証人喚問を行わないと収まらないでしょう。昭恵氏をかばうわけではありませんが、昭恵氏の背後でいろいろとやっていたのは谷氏ですから、谷氏が時系列で詳細に説明しないと今後の国会運営はうまくいきません。

 一方、佐川氏は今後、書類送検で終わるのか逮捕までいくのかは不透明です。決裁文書改ざんをスクープしたのは朝日新聞ですが、情報源は大阪地検、しかも上層部だとみられています。森友前理事長の籠池泰典被告の拘留は約8カ月に及んでいますが、その理由は、大阪地検が実はいまだに全容解明ができていないからではないか、ともいわれています。ただの詐欺事件であれば昨年内で立件して終わる話ですが、籠池被告の証言には裏が取れていないものも多いという話もあります。大阪地検としては、決裁文書改ざんを端緒にして、全容解明に全力を尽くしているのでしょう。

 問題となっている土地は特例として森友に貸し付けられ、その後売却となり、地中からゴミが出たということで多額の値引きが行われるという、おかしな経緯をたどっています。小泉議員が指摘するように、国会議員全員が一丸となって調べることが求められていますが、ただ自民党が安倍首相を守るためだけに汲々とするならば早晩、支持率は下がり内閣はもたなくなります。

■自民党内、急速な安倍離れ

――自民党の地方県連が最近、安倍首相に対する批判の声を強めているようです。

朝霞 数日前に複数の自民党議員に話を聞いたところ、「この問題を逃げ切ろう。しかし、自民党は安泰ではない。これから通常国会が閉幕して、安倍さんは次の自民党総裁選には出ないのではないか。いずれにしても、不出馬を表明してもらわないと困る」と言っていました。その理由は、来年の統一地方選挙や参議院選挙を“安倍総裁”では戦えないからだといいます。25日の自民党大会に参加した地方県連のなかからも、「安倍総裁では難しい」という声が多く上がっています。

 まだ政党支持率はマスコミ各社の世論調査では35%程度確保されていますが、世論調査を見ながら政局は動きます。実は、自民党も独自に世論調査していますが、あと5ポイント下がれば、より流動的になります。

 安倍首相は党大会で憲法改正を訴えましたが、地方県連はしらけていました。県連にとってみれば憲法改正は絵空事の話なので、来年の選挙で敗北するよりも、自民党総裁を辞任して幕引きを図ってほしいというのが地方県連の願いです。安倍首相の4月辞任説は私のかねてからの持論ですが、安倍首相はまだ粘ろうという意向も持っています。やはり、妻の昭恵氏がからんでいる問題で辞任したくないという気持ちがあるようです。辞任するにしても、綺麗なかたちで引き際を鮮やかにしたいのでしょう。

――次の総裁候補では、石破氏が有力です。

朝霞 平時では岸田文雄政調会長が有力でしたが、来年の選挙を迎えるなかで、岸田氏待望論が党内でわき起こってこない。そして、岸田氏は安倍首相の禅譲を狙いつつ、一方で麻生太郎財務相に近づき、首相の椅子を狙ったことで安倍首相の逆鱗に触れました。先週発売の「フライデー」(講談社)に岸田氏と暴力団関係者のツーショット写真が掲載されていましたが、官邸のリークという話がもっぱらです。安倍首相は「岸田には次の首相の椅子を渡さない」という意向のようです。

 安倍首相が退任すれば、自分と反目していても憲法改正論者であり、人気のある石破氏しかいないと考える議員が自民党内にはいます。安倍首相の出身派閥である清和会は、安倍首相を支える方向に変化はありませんが、ただ、いろんな思惑で各派閥が調整する動きに走っており、党内は“なんとしても安倍首相を支える”という空気ではありません。

 これからは地方の声、世論調査の動向を見つつ、各派閥が国会の流れも合わせ、様子見の期間が続くか、動きが速まるのか、今後永田町の動きに注目です。“安倍やめろ”という発言は出ないでしょうけれど、安倍首相も党内世論には敏感なので、晩節を汚したくないという思いで引き際はしっかり考えるでしょう。

■地方の怒り

――地方からは、憲法改正よりも地方創生をしっかりやってほしいと言う声が強いようです。

朝霞 今、地方創生はほったらかしです。石破氏は次の総裁選に出馬しますが、すでに政治家を引退した青木幹雄氏が牛耳る竹下派(平成研究会)、そして二階派と連携する根底には、巨大派閥「大経世会復活」構想もありますが、地方創生を重要視しなければならないという考えがあります。それが、安倍批判につながっています。また、石破氏は日頃から地方を熱心に回っており、党内にも「国民から人気が高いのは石破氏」という声が強いです。

 安倍首相夫妻の問題である森友・加計問題に加えて憲法改正が優先され、地方政策はおざなりにされたままです。たとえば、4月に「主要農作物種子法(通称:種子法)」が廃止されますが、これはろくに審議もされないまま国会で可決されたものです。

 これまで、地域性に伴った優良な種子が農家に行きわたるようにするため、農業試験場の運営にかかる費用など、必要な予算は国が責任を持って調達することになっていました。これが廃止されることに、地方はカンカンです。「これでは日本の農業は守れない」ということで、地方は本気で安倍首相に対して怒りを持っています。なんとか地方の窮状を救おうという人物が総裁にならなければ、自民党は地方から認めてもらえないでしょう。

――“地方の乱”がこれから起きる可能性はあるのでしょうか。

朝霞 これまでも東北では、自民党候補者にノーを突きつけた歴史があります。まだ全国的には「野党に任せたらダメだ」という意識が残っていますが、それも弱まってくるかもしれません。「東京五輪後の日本はまずい」という危機感を、国民は薄々感じ始めています。

(構成=長井雄一朗/ライター)



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/220.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 小沢一郎 森友政局を斬る! 政権崩壊は避けられない 安倍君、せめて最後は潔く 倉重篤郎のサンデー時評(サンデー毎日)



小沢一郎 森友政局を斬る! 政権崩壊は避けられない 安倍君、せめて最後は潔く 倉重篤郎のサンデー時評
https://twitter.com/mainichi/status/978394932661559296
https://mainichi.jp/sunday/articles/20180326/org/00m/070/002000d
2018年3月27日 サンデー毎日

    
     小沢一郎氏

 <森友文書改ざん問題 安倍内閣が描く卑劣なシナリオ>

 森友文書改ざん報道を契機として、市民、野党、ジャーナリズムが安倍政権を追い詰めているが、首相は姑息な言い逃れを繰り返すばかり。「この問題は明白な総理の犯罪だ」と喝破する小沢一郎自由党共同代表に、森友政局の根源的問題と、ポスト安倍への展望を訊く。

----------

 2本の映画の話から始めたい。

「ペンタゴン・ペーパーズ」は、国防総省の最高機密文書をワシントン・ポストがスクープする話である。ミソは三つあった。ライバル紙であるニューヨーク・タイムズの特ダネを猛然と追っかけ、同じ文書を入手するというメディアとしての執念。また、当局からの圧力や社内の反対にめげず、掲載にゴーサインを出す女性経営者の英断。そして、政府の記事差し止め請求を一蹴した米最高裁の判決。「制限を受けない自由な報道のみが政府の偽りを効果的に暴くことができる」

 もう一本は、「ラッカは静かに虐殺されている」。シリア内戦のドキュメンタリーだ。イスラム国(IS)が制圧した北部の街ラッカで、何が起きていたか。市民ジャーナリスト集団がリスクを負いながら、残忍な公開処刑や住民弾圧の実態をスマホで世界に伝えた姿をとらえたものだ。

 前者は民主主義が世界で最も発達した先進国家での出来事であり、後者は人道危機が世界でもっとも深刻な暗黒国家で起きていたことである。プロの記者と素人記者。場所も背景も撮り方も異なる2作だが、共通に訴えかけるものがある。ジャーナリズムの役割とは、権力(前者なら米政権、後者なら1S武装権力)の監視、チェックにあるという単純な真実だ。そのためには執念と、英断と、リスクを負う覚悟が必要であることを教えてくれた。

 今回の朝日新聞の森友文書改ざん報道も、その文脈の延長線上にある、いい仕事であった。米判決ではないが、まさに、報道の自由ゆえに政府(安倍晋三政権)の偽りを効果的に暴くことができた、といえる。

 この稿で登場願う小沢一郎自由党共同代表とはそのへんから話をスタートさせた。

 朝日が頑張りましたね。

「ずっと目を付けてて、懸命に取材したんだろう」

 安倍vs.朝日戦争の側面では朝日が劣勢だった。

「降参一歩手前、という印象だった。朝日社内にも、このままでは、という危機感があり、それがスクープにつながったのではないか。反転攻勢の好機だと」

 さて、この森友疑惑。小沢流に整理してほしい。ポイントは三つ。第一に、なぜ財務省は森友学園に国有地を8億円余りも値引きしたのか。第二に、なぜ決裁文書に昭恵氏の介在を書き込んだのか。第三に、なぜまたそれを削るという公文書改ざんに手を染めたのか。

「第一点で言えば、昭恵さんの存在が大きい。つまり首相夫人への忖度(そんたく)だ。昭恵さん付秘書が一時は5人も役所から派遣されていた、と聞く。異例中の異例、並の国務大臣以上の扱いだ。首相とは一心同体、いわば副総理のようなものだ。その人が言うことは安倍さんの言うことと一緒だ」

 その昭恵氏が森友学園名誉校長におさまったり、籠池泰典前理事長夫妻と親しい関係にあった。籠池氏はその関係を国有地払い下げに利用した。役人には首相夫人が籠池氏をバックアップしているように見えた。

「安倍さん本人が直接指示したかどうかは別にして、昭恵さんの関与は明らかだ。安倍さんもそれを了解していたのだろう。首相夫人だから役所側は首相の意向だと思うし、人事に影響するから抵抗もできない」

 安倍氏は夫婦共に関与してないのは明らかだと言う。

「昭恵さん付秘書が財務省に照会したファクスが残っている。秘書(その後イタリア大使館に赴任)を国会に呼んで聞けばすぐわかる話だ。役所側がそれを昭恵さん、イコール官邸の意向と思うのは当たり前だ」

 安倍氏は夫婦共に直接の依頼、陳情はしていない。それゆえに関与なし、と言う。

「姑息(こそく)な答弁だ。それでは世の中には通じない。歴代の総理でこんなことをした人は初めてだが、こんなことをして私は関与していませんと言うのも初めてだ。どうかしている。天下人(てんかびと)としてレベルが低すぎる」

 第二点は?

「財務省は、事実として記録を残しただけだ。行政を執行する上で、政治家からの問い合わせ、陳情の類いは今回のことだけではなく、すべて記録として残しておくのが役人の習性だ」

 昭恵氏介在への言及は、森友に特例措置を取ったことへの釈明か?

「それもあっただろう。私たちが勝手にやったことではない。ここです、この人の命令なんですよと」

 第三点は?

「そのままではまずいということになったんだろう。例の『関係していたら首相も国会議員も辞める』(昨年2月17日)という安倍さんの国会答弁に抵触する」

 削られたのは昨年4月4日という。その前の3月23日に行われた籠池氏の証人喚問で昭恵氏との親密ぶりが証言され、秘書からの問い合わせファクスの存在が明らかになった直後だ。

「推して知るべしだ」

 近畿財務局としては、正直に事実を書いたのだが、書き過ぎだから削れ、と。

「担当者が自殺するというのは本当にいたましいというか……」

 誰が改ざんを指示した?

「官邸に決まっている。秘書官なのか官房副長官なのか、誰を通じてかはわからないが、(2月17日の)辞任発言が契機だ。その時点で単なる財務省答弁の枠を超え、官邸マターの答弁になった。歴然としている」

財務省が“低俗な首相”に全面降伏

 改ざんは佐川宣寿(のぶひさ)理財局長(当時)の単独プレーとは?

「刑法にも触れる、これほど馬鹿げたことは役人の判断ではやらない。官邸の意向だからしょうがない、変えろ、ということだろう」

 ただ、全体の流れはすべて佐川氏に責任をなすりつけようとしている?

「世間はそうは思わない。今後、佐川氏だってどう証言するかわからない」

 官邸からの指示だという証拠がない。

「これに関する文書が出てくればわかる。まだ、官邸と財務省当局とのやりとりの中身が出てきていない。ここは加計(かけ)問題と一緒だ。官邸、安倍周辺から指示が出ていることは間違いない。検察がパソコンや電子データまで押収している。いずれ出てくる」

 なぜ財務官僚たるものがこんな愚かなことを。

「財務官僚の劣化を感じる。最高権力に抵抗できないという役人の立場もあるが、もうちょっと気概のある役人がいてもよかった。過去にはさすがと思うような人物がいた。現在、政治家も経済人も日本社会のあらゆるところで劣化が進んでいるが、財務省というのは最後の砦(とりで)という感じもあったのに残念だ。ダメ押しみたいな権威の失墜だ」

 財務省をそこまで追い込んだのは?

「財務省の昔の連中とも時々話すが、ともかく人事が露骨過ぎるという。官邸が自分のお気に入りだけを厚遇して、刃向かうヤツは排除する。戦々恐々だという。ふがいないとも思うが、財務省が低俗な首相に全面降伏した形だ」

 財務省が失ったものは?

「大きい。各省も言うことを聞かなくなる」

 自民党内では、財務省大罪論、解体論が出ている。すべては財務省の責任だと。

「首相へのよいしょが過ぎる。むしろ官邸側の問題だ。長期権力は必ず腐敗する、と言われた通りになった。ただ、腐敗といっても程度が悪過ぎる。小泉純一郎元首相も、これはひど過ぎる、と言ったらしい(3月13日のテレビでの政権批判)。長期政権といっても、最後はトップの資質の問題だ。サッチャーやメルケルも長くやっているが、これほどひどいのは聞いたことない」

 最高権力者が権力をどう行使すべきか、という根源的問題も提起している。

「自分の政治理念、目標を達成するために権力を利用して、ちょっとやり過ぎた、ということは過去にもあったかもしれないが、森友・加計問題は理念も目標もない、行政権の完全な私物化だ。自分にゴマをするお友達に国有地払い下げや獣医学部認可で優遇したという話だ。権力を振り回すのが子どもみたいに楽しいのかもしれない。主義主張、理念にはっきりしたものがないから、権力を……」

引き際だけでもすぱっとやれ! 引き際だけでもすぱっとやれ!

 改憲という政治目標は?

「あんなにいいかげんな9条改憲案はない。僕ちゃんだけが改正した、と言いたいだけ。僕からすると、子どもに権力というおもちゃを預けたような感じだ」

 政局だ。3選どうなる?

「無理だと思う。(3月19日の参院での)集中審議を聞いても、答弁になっていない。私は関係していません、知りませんでした、と連発、語るに落ちている。あまりにも明白な総理の犯罪だ。韓国だったら検察に取り調べられている。権力を乱用して、お友達を優遇してしまった。全く一緒だ」

 ただ、自民党内で安倍降ろしが出てくるかどうか。

「そのへんは世論次第だろう。これでも安倍さんでいいという世論だったら、これもまたどうしようもない。自民党議員だって選挙区へ帰れば間違いなく批判にさらされるのでは」

 公明党はどう出るか?

「創価学会は(反安倍に)ぶれるだろう。もともと婦人部には(安倍政治に)抵抗があった。公明党が崩れる時は自民党も一緒に崩れるだろう。今は胸突き八丁だ。それでも居座るというのは僕は難しいと思う」

 9月総裁選までは持つ?

「持たないと思う。この国会中(の内閣総辞職)ではないか。粘るほどあいつも喚問だとなり、ズタズタになるだけだ。少なくとも引き際だけでもすぱっとすればいい。散る時だけは潔くやったほうがいい」

 米朝首脳会談など国際情勢が動く中、“首相を代えるリスク”論がある。

「そんなことはない。安倍さんは北朝鮮の脅威を煽(あお)って防衛費を増やして、もっともっと軍備拡張しなければと言っている。それでは北と話ができない。仮に米朝がうまくいっても、日本はダメだとなる。相手にされていない。むしろ代わったほうがいい、東アジアの緊張緩和のために。中国とだって安倍さんではダメでしょう」

 トランプ米大統領とはうまくいっている。

「あれも、とにかく米国の兵器をいっぱい買ってくれればいいというだけの話だ。

 米朝会談というが、期待できるような話にはならないと思う。北の狙いは体制の維持を認めろということだが、米国はできない。民主国家として、金(キム)王朝による独裁体制を認めますとは言えない。一方、中国はどうしても北を残したいと思っている。そこが難しい」

「後継指名」なんてできっこない

 中国、そしてロシアが独裁体制を固めつつある。

「現政権の体たらくでは、とても日本のかじ取りは無理。ああいう連中を相手にしなければいけない。ままごとしている暇はないはずだ」

 ポスト安倍は誰がいい?

「誰ということもないが、もう少し常識のある、調和のとれた人になってもらいたい。安倍さんのようにイケイケどんどんではなくて、現実をよく見て種々勘案しながらやれる人だ」

 石破茂氏はどうか?

「どうかな。他の政党のことだ」

 石破氏とは昔、政治改革を一緒にやった仲だ。

「……宏池会の岸田(文雄)君が出てこない」

 禅譲路線らしい。

「それではダメだね。安倍さんがこんな傷だらけ、泥まみれで辞めて、後継指名なんかできっこない。指名されたほうがかえって迷惑になるような状況だ。古賀(誠)君が後ろ盾と聞くが、機会でもあれば、宏池会の伝統的価値観と理念があるんだから、そこをきちんと打ち出せ、と言ってやりたいくらいだ」

 森喜朗氏から小泉純一郎、福田康夫、安倍氏と4代続いた清和会政権の後は宏池会政権というのが一つの流れだ。となると、平成研(新竹下派)がどう出るか?

「あそこがカギかもしれない。清和会の政権を多分、腹の中では快く思っていない」

 今度、派閥会長になった竹下亘氏が総裁選に出るわけでもない。

「そうだ。やれるとすれば岸田君なのか。本来は谷垣禎一君だったんだろうが、自転車事故でああいうことになってしまった」

 ポスト安倍政局は誰がキーパーソンか。二階俊博幹事長か?

「二階君も必ずしも安倍じゃないだろう。機を見るに敏な人だ。まあポスト安倍についてはもうちょっと後だろう。次の号だよ」

 野党はこの局面でどうする? まだバラバラだ。

「まとまる機運は底流でだんだん大きくなっている。願わくは夏までに野党結集の合意を取りつけ、来年の参院選に間に合うようにする。候補者調整もその間進める。誰がトップだろうと必ず勝つ」

 立憲民主党が衆院では野党最大勢力だ。枝野幸男代表が野党再編のカギを?

「細川護熙連立政権の時、第1党でもない細川氏を選んだのは、各党をまとめるのは細川氏しかいないということで僕が動いた。細川氏みたいな人が今はいない。となると、第1党がやるべきだ、ということになる。今回の野党団結・結集に枝野君がきちんと前向きに対応すれば、それだけで大きな評価になる」

 安倍君よ、この際潔く辞めるべし、というのが小沢氏のメッセージだった。安倍氏がこの勧告をどう聞くだろうか。

おざわ・いちろう
 1942年生まれ。衆院議員。自由党共同代表。時々刻々の政治状況を鋭く捉え、長年政界のキーマンであり続けている

くらしげ・あつろう
 1953年、東京都生まれ。78年東京大教育学部卒、毎日新聞入社、水戸、青森支局、整理、政治、経済部。2004年政治部長、11年論説委員長、13年専門編集委員


































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/221.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川氏がトカゲのしっぽとなり、森友決裁文書書き換えの責任を取るという見方はより大規模な破局を招き入れるのでは?!
佐川氏がトカゲのしっぽとなり、森友決裁文書書き換えの責任を取るという見方はより大規模な破局を招き入れるのでは?!

「いつも巣に誰もいないのは何の鳥の巣ですか」という問いというか、トンチがあります。「カラス(空巣)」と応えると、「シジュウカラ(始終 空)」が正解だと返され、「シジュウカラ」と応えると「カラス」が正解だと返されるというトンチです。

今回の件、仮に、安倍首相夫妻の関与がないとの結論に一応なったとしても、佐川氏という、多分とてもまともな官僚が単なる監督責任を問われて、公開処刑されたという事例になり、官僚組織そのものが今後まともに機能しなくなるのではないでしょうか。そういった例は、多分、今の世界ではかなりみられるはずです。ベネズエラは相当な石油輸出収入があるはずなのに、その利益が全くと言っていいほど国民には届いていない様子です。イラクやリビアについても同様なことが言えるのではないでしょうか。

佐川氏を生贄にすることで自分たちの身を守ることができたと考えている人たちが居るはずです。しかし、それはより大きな誘導に乗っているだけなのです。今回の件で自分たちはうまくやったと思っている方たちがいるはずなのですが、違います。濡れ手に粟の利権がばれることなく今後も続けられると思っているのでしょうが、仮にそれが可能であったとしても、その代わりに犠牲になっていることがあります。そして、その犠牲、本来やらなければならないある施策が実現されないことこそが、より大きな枠組みの狙いであるのです。そして、その結果、日本全体がそのうちに崩壊国家となるでしょう。その時は、現在のシリアをしのぐほどの惨状が待っているはずです。

いわば、今回の事件は、安倍政権退陣か、またはまともな官僚に対する公開処刑か、その選択を迫る罠であったのではないかと思います。

回避は、この枠組みのトリックを明かすことだと思います。瑞穂の国記念小学院の土地取引に佐川氏は一切かかわっていないわけであり、書き換えの指示を佐川氏が出したはずはないのです。今行われていることは、佐川氏に対して、一種のマインドコントロールで自らが書き換えの指示を出したと信じ込ませるということです。電子メールで書き換えの指示を出したという話ですが、いまどき、webメールではない、きちんとした電子メールであっても、いくらでもタイムスタンプも含めて、やる人がやればいくらでも偽造できます。httpsでさえ乗っ取られることを、自分は現実に何度も体験しています。

検察によって、または、自ら選んだはずの弁護士も含めて、周りから同じことを言い続けられると、それを信じ込んでしまう例はよくある様子です。辣腕検事として活躍し、その後弁護士、その後、刑事被告人となった田中森一氏がその著書「反転」幻冬舎アウトロー文庫の207ページに次のように書いています。

「他の事件でも手法は同じ。狭い拘置所の取調室で、被疑者に同じことを毎日教え込むと、相手は教え込まれた事柄と自分自身の本来の記憶が錯綜しはじめる。最後には、こちらが教えてやったことを、さも自分自身の体験や知識のように自慢げに話しだすのである。そういう被疑者を何人も見てきた。」

昨日3月27日の証人喚問は、まさしくそういった狙いのもとに質問がされた例がある様に思います。

管理責任という意味では、佐川氏にある程度の責任があるのかも知れません。しかし、今回のことは、かなり奥が深い事件であるはずで、ある意味、バブル崩壊時の不良債権処理の時に起こったことと同じような枠組みがあるはずなのです。相当に大きな枠組みで全体が組み立てられているはずであり、責任追及をきちんとやっていくとなれば、それこそ、非常に多数の方たちが係ってしまい、あまりに大きすぎて責任追及が出来ないと言った事態です。その意味でも、佐川氏一人に罪をかぶせるという誘因が働きやすいと思います。

今回の森友事件で、幼稚園用地の不当値下げに安倍首相夫妻が係っていたというのは100%言いがかりでしかなく、一部の政治家、官僚が仕掛けた罠であるのは明らかです。

「いつも巣に誰もいないのは何の鳥の巣ですか」という問いに応える必要は必ずしもない訳であり、それよりも、そういった問いかけをした人々に対して、大きな誘導に乗っているのではないのかと正していくことが必要ではないでしょうか。

2018年03月28日08時05分 武田信弘 
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/222.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 官僚が嘘を吐くのは自身の栄達が保証された時だけだ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6817.html
2018/03/28 05:50

<衆参両院の予算委員会は27日、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題を巡り、昨年の国会で財務省理財局長として答弁した佐川宣寿前国税庁長官(60)を証人喚問した。佐川氏は改ざんを誰がいつどのように指示したか、その理由、自身の関与などの経緯について「刑事訴追の恐れがある」と証言拒否に終始。一方で安倍晋三首相と妻昭恵氏、首相官邸からの指示はいずれも否定したが、根拠があいまいな発言も目立った。【野口武則、光田宗義】

 佐川氏は改ざんについて「文書の担当局長だった私の責任だ」と陳謝したが、自身の関与などの核心部分は検察の捜査を理由に「答えを差し控えたい」と繰り返し、「責任」の意味は語らなかった。喚問された感想を問われると「どういう経緯で誰が指示したのか、明らかになっていない。最後は司法の判断だ」と述べるにとどめた。一方、佐川氏は「(改ざんは)理財局内だけでやった話だ」と強調し、外部からの指示を全面否定。国有地売却や決裁文書はあくまで理財局の「個別案件」だったとして、政治家や官邸との協議や報告もなかったと述べた。

 また首相が昨年2月17日に「(国有地売却に)私や妻が関与していれば首相も議員も辞める」と答弁したことを「首相の政治的な思いだと感じた」としたが、自らの答弁には影響しなかったと説明した。昭恵氏が学園の名誉校長だったことは昨年2月の報道で知ったとし、「あ、そういうことかと思った」と語った。

 ただし、政治家などの関与を否定する根拠は「指示があれば私に報告があるはずだが、なかった」と説明するにとどめ、「職員一人一人には確認していない」とした。部下が忖度(そんたく)した可能性も「個々の内面の話で、私が言うことはできない」と否定しなかった。さらに「私が書き換え前と後の文書を見たかは捜査の範囲だ」と、昨年の国会答弁の際に文書を読んでいたかについて証言を拒否。首相や昭恵氏に関する記述が文書から削除された理由も答えなかった。

 改ざんの経緯を語らずに政治の関与だけを否定し続けた佐川氏に対し、野党は「捜査の最中なのに『影響はなかった』となぜ断言できるのか」(希望の党・今井雅人氏)「論理矛盾だ」(立憲民主党・福山哲郎幹事長)と強く反発した。

 理財局長に就任する前の国有地貸し付けや売却についても、佐川氏は昭恵氏らの影響を否定した。学園側と公示地価などの一般論は交わしたが、不動産鑑定額は伝えていなかったとし、「事前の価格交渉はなかった」という自らの昨年の答弁を正当化した。

 一方、「交渉記録は廃棄した」という昨年の答弁は財務省の文書管理規則の内容を答えただけだったと釈明し、「丁寧さを欠いた」と陳謝した。だが共産党の宮本岳志氏は「『確認したところ、記録はなかった』と言っていた」と追及。財務省も26日の国会で「事実に反する」と認めたが、佐川氏は「虚偽という認識はなかった」と強弁した>(以上「毎日新聞」より引用)


 記事を読んで驚いた。昨日実施された佐川氏に対する「証人喚問」の佐川氏の証言だ。

 私は佐川氏の「証人喚問」に何も期待していなかった。なぜなら前代未聞の有印公文書改竄という大罪を犯し、それを恥もせず国会で大嘘答弁を繰り返した恥知らずの人物だからだ。

 その後も自ら過ちを認めて辞任するでもなく、事が露見して近畿理財局の担当職員が自殺するに到って「確定申告期間中」に辞任した。だがそれは自らが罪の重さに耐えかねて辞任したのではない。追求の厳しさと、官僚に留まれば官僚として内部調査の対象になることに耐えかねてのことだろう。

 政府が関与していない、と全面否定したことは官邸が関与したのは間違いないと告白したに等しい。大嘘を平気で吐ける人物だ、佐川氏が考えるのは自らの利害関係だけだ。天秤に掛ければ真実の吐露よりも、国会で大嘘をついて一年も国会審議を台無しにした罪の重さを顧みずに安倍自公政権と取引をした通りに出鱈目を述べる方が彼の「自己の利益」という判断基準に適合しているのだ。

 公文書を改竄することは国家の根底を揺るがす重大事だということを国民は認識すべきだ。そして公文書を改竄した当事者と改竄に関与した政治家たちをトコトン糾弾すべきだ。

 まかり間違っても理財局が独自の判断で公文書を改竄することはない。まかり間違っても、ありもしないゴミが地下9mも埋まっていることにして国有地をダンピングして払い下げることはない。そして、まかり間違っても払い下げに関して開いて当事者と事前交渉することはあり得ない。

 そうした異常事態が大嘘つき理財局長の下でなされたとは決して思えない。佐川氏には悪いが、あのオドオドとした小心者を窺わせる小男は自己保身こそすれ、森友学園に良かれと国有地払い下げの手続きを捻じ曲げてまでダンピングすることは出来ないし、自身の身の破滅に繋がる公文書改竄に手を染めることはない。

 佐川氏は間違いなく自身の栄達に繋がると信じて国会で大嘘答弁を繰り返した。自動的に廃棄されるなどといった大嘘を付いて近畿理財局に確認した、と強弁したが、確認したのは近畿理財局の規約を確認した、とバカな答弁を繰り返した。国家公務員の文書管理規約が全国で統一されている、ということは常識ではないか。それを確認したと言う佐川氏を信用する人物がいたとしたら余程常識の欠落した大バカ者だ。

 こうなったからには佐川氏の前任局長や関与したと思われる安倍氏の秘書官や谷元秘書官、さらには昭恵夫人らを国会に「証人」として招致するか、マトモな与野党国会議員が多数を占めていれば百条委員会を設置して徹底究明すべきだ。

 国家の根底を揺るがす公文書改竄が国家の中枢機関・財務省で行われたことに危機感を覚えない国会議員は小学生の疑似国会に列席する「疑似国会議員」にも劣る。官僚は嘘を吐くものだ、と私はかつてこのブログに書いたが、それは日本が基本的な部分で壊れていることを指摘する例示として書いた。決してそうであってはならない、と引き合いに出したのだ。官僚たちを叩き直すために、「安倍ゲート」に政治家諸氏は国民の代表として責任ある対処を心かに望む。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/223.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 売国官僚に衝撃<本澤二郎の「日本の風景」(2928)<佐川は善人にあらず> <「私は真っ黒」と50回以上叫ぶ>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52207175.html
2018年03月28日 「ジャーナリスト同盟」通信

<日本会議・大罪人の走狗でしかなかった!>
 政局を左右する前国税庁長官の佐川喚問が、衆参両院で繰り広げられた2018年3月27日の列島は、日本国民の怒りで燃え盛った。霞が関のエリート官僚は、売国官僚でしかなかった。「殿!ご乱心めさるな」と諫言する義務を負っている公僕の代表者だったが、実際は極右・国家主義の日本会議内閣の大罪人の走狗でしかなかった。これが今の日本なのか、悲しくて泣けてくる。


<佐川は善人にあらず>
 こうなることは、ある程度、想定は出来たものの、公僕としての善人さを、わずかでも見せてくれるかもしれない、という期待を抱いた議会関係者もいたはずである。
 「霞が関は偉い人たち」と信じて疑わない地方の農民は多かったろう。そうした列島の人々すべてに失望・衝撃を与えて、佐川喚問は終わった。
 国政調査権も悪人に通用しなかった。佐川は善人ではなかった。公文書を改ざん・偽造して、国税庁長官という地位について満足してしまったのか。長官就任の記者会見も出来なかった、小心の佐川である。
 日本会議首相・財務相に貸しを作ったのであろうが、正直なところ、わびしく痛々しい。

<「私は真っ黒」と50回以上叫ぶ>
 彼は官僚でありながら、悪いことを繰り返した。それを国会の場で繰り返した。
 佐川は霞が関・行政権を代表して、国権の最高機関の国会・立法府に対して、偽りの公文書を送るという、三権分立違反という大罪を犯した。日本会議首相夫妻の命令に、忠実に服して大罪を犯した。昔なら切腹だろう。いまでも終身懲役刑が相当かもしれない。

 三権分立違反は前代未聞の犯罪事件である。

 それでいて、佐川なる人間は、50回以上も繰り返し「私は真っ黒」と証言して、真相解明を求める議会人を、またまた欺いた。「刑事訴追の恐れがあるので証言を拒否する」という元エリート官僚に、改めて愕然とさせられる。
 国会否定の佐川に国会はどう向き合うつもりなのか。特に自公の対応を注目していく必要がある。

<無念!霞が関の腐敗と日本沈没>
 1972年のことだ。当時、外務大臣の大平正芳は、われわれ新聞記者に対して「日本の官僚は優秀だ」といって胸を張った。大蔵官僚OBとしての外相が、戦後史の最大課題である日中国交を回復する最高責任者としての発言である。
 彼は「優秀な外務官僚」を指していたのであろうが、いまの外務官僚を友人は「御殿女中」といって吐き捨てる。この5年間、中国封じのための50兆円以上のバラまき外交を指摘しているのであろう。その通りである。
 大平発言を、素直に信じてきた平凡すぎるジャーナリストに呆れるばかりだが、これは本当のことだった。
 佐川は、議会と国民を裏切った。司法の出番である。
 官邸が狂っても、霞が関が立て直す、と信じてきたジャーナリストの想定は、真っ向から否定されたことになる。霞が関の腐敗は、日本会議政権下、幹も枝も腐りきってしまった。そのことを代弁した佐川・国会証人喚問だった。
 公僕が、こんなにも簡単に腐敗してしまう。これが不思議である。公共放送の狂った報道が事態を混迷化させている。

 日本沈没は、かくして本格化する。列島が沈んでいる。沈没を止める議会人・官僚・法曹人が現れるのか?

2018年3月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員) 




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/224.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 電撃的な金正恩の訪中が教えてくれる首脳外交の醍醐味  天木直人 
電撃的な金正恩の訪中が教えてくれる首脳外交の醍醐味
http://kenpo9.com/archives/3478
2018-03-28 天木直人のブログ


 誰もが予想しなかった金正恩の電撃的な訪中だ。

 一体、その背景には何があったのか。

 メディアに流される解説はこうだ。

 すなわち米朝首脳会談が不調に終われば米国の北朝鮮攻撃が一気に高まる。

 その時に備えて金正恩は中国との関係改善を図り、中国を味方につけるためだ、と。

 つまり米朝首脳会談を有利に運ぶための保険であり、米国けん制のための訪中であるというわけだ。

 もっともらしい解説だ。

 しかし、この見方は、あくまでも北朝鮮の融和外交が見せかけであり、非核化をめぐる米朝首脳会談が失敗することを前提にしたものだ。

 私のように、金正恩は本気で非核化に舵を切ったと見る立場からすれば、まったく違った光景が見えてくる。

 私は、今度の電撃的な金正恩の訪中は、文在寅大統領が口に出した、「米朝首脳会談は米朝韓三か国首脳会談となることもあり得る」という発言によって急きょ実現したものであると考える。

 習近平が金正恩を呼びつけたのか、あるいは金正恩が習近平に仁義を切ったのか、いずれにしても二人は、米朝首脳会談の前に、どうしても会う必要があったのだ。

 つまり、中国にとってはこれ以上中国抜きで南北融和や朝鮮半島の非核化について米国と韓国の仲介で合意されてはたまらない。

 その前にどうしても金正恩と会って中国の立場を伝えなければいけないのだ。

 金正恩もまた、中国との関係をこれ以上悪化させるのは得策ではない。

 もし米国との首脳会談で非核化どころか朝鮮戦争の終結にまで発展させるつもりなら、その前に、朝鮮戦争の同志である中国に、自らの決意を話して理解を得ておく必要があるのだ。

 はたしてどちらの見方が正しいのか。

 それはわからない。

 しかし、どっちに転んでもはっきりしていることは、韓国、北朝鮮、米国、中国の首脳が、文字通り国運を賭けた外交をみずから懸命に行っているということだ。

 これこそが首脳外交の真骨頂であり醍醐味だ。

 しかも、戦後の北東アジアの安全保障体制を根本的に変える歴史的外交を首脳自らが行おうとしている。

 外交に携わってきた一人として、これ以上興奮する光景はない。

 しかし、その首脳外交には北東アジアのもう一人の首脳の姿が見えない。

 その通りだ。

 日本の首相である安倍首相は、いま自ら招いた疑惑の追及から逃れる事に精一杯で外交どころではない。

 そして、やっている外交といえば、日本の国運とは無関係の、自分の支持率を上げる為のパフォーマンス外交である。

 いまはもっぱら疑惑追及逃れの逃避外交になり下がっている。

 このまま安倍首相が日本の首相である限り、日本はますます激動する国際政治の波に翻弄され、日本丸は沈没する。

 森友文書改ざん疑惑をごまかすことは出来ても、国際政治の荒波はもはや安倍首相では乗り切れない。

 一刻も早い安倍首相の辞任が日本と日本国民のためである(了)



<中朝首脳>訪中の要人は金正恩氏 習近平主席と会談
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180328-00000004-mai-int
3/28(水) 8:40配信  毎日新聞

 中国国営通信新華社は28日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が25〜28日に中国を非公式訪問し、習近平国家主席と会談したと報じた。訪問は習主席の招きによるもので、金委員長の李雪主(リ・ソルジュ)夫人も同行したという。

 会談で金委員長は、「(祖父である)金日成(キム・イルソン)主席と(父親である)金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓に照らし、朝鮮半島の非核化の実現に力を尽くすのは、我々の変わらない立場だ。平和的な雰囲気を作ることで問題は解決できる」と述べた。

 習主席は「我々は中朝の伝統的友誼を絶えず伝承していくべきだと何度も表明している。これは中朝両国が歴史と現実に基づき、国際・地域構造と中朝関係大局を踏まえて行った戦略的選択であり、唯一の正しい選択である。一時的なことによって変えてはならず、変わることもない」などと語った。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/225.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 室井佑月「国会に出てきてください」〈週刊朝日〉 
         
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中。


       
        (c)小田原ドラゴン


室井佑月「国会にhttp://tagnoheya.com/tag/font_color.html#出てきてください」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00000039-sasahi-pol
AERA dot. 3/28(水) 7:00配信  週刊朝日  2018年4月6日号

 安倍昭恵首相夫人が経営する飲食店に脅迫状が届く事件が発生。作家・室井佑月氏は、新聞各社の手紙の内容に関する報じ方に邪推が働く余地があるという。

*  *  * 
 3月16日の深夜、産経ニュースに「安倍昭恵首相夫人経営の飲食店に『脅迫状』」というのが出ていた。なんでも、

〈安倍晋三首相の妻、昭恵氏が経営する都内の飲食店に昭恵氏を脅迫しているとみられるはがきが届いていたことが16日、警視庁神田署への取材で分かった。15日午後3時ごろ、飲食店の店長が店のポストに投函されたはがきを発見。署に相談した。詳しい文面は不明だが、「殺す」などといった直接的な脅迫の文言はないという〉

 よくわかりまへんな。

「直接的な脅迫の文言はない」といいつつ、「安倍昭恵首相夫人経営の飲食店に『脅迫状』」という見出し。

 ってことは、ちょっと過激な口調のお願いだったり? 「国会に出てきてほんとのことを話さないと、もう大変なことになりますよ」、程度の。

 産経新聞クオリティーでは、直接的な脅迫の文言がなくても、脅迫になるんか? まさか、昭恵夫人に国会でほんとのことしゃべれっていっただけで、脅しになるとか?

 ……というようなことを考えていたら、日付が変わってすぐ毎日新聞に、「安倍昭恵さん 脅迫の手紙、経営する飲食店に」と一報が載った。

〈捜査関係者によると、手紙は昭恵さんが国会の証人喚問に出なければ、危害を及ぼすという内容という〉

 ふうん、じゃやっぱり、手紙の内容は脅しだったんか。産経新聞、疑ってごめんよ。

 でも、昭恵夫人に変な手紙が送られて、そのニュースのキモは、やっぱ毎日新聞に書かれている「国会の証人喚問に出なければ、危害を及ぼす」ってところなんだと思う。

 産経は、そこをわけて書いていた。直接的な脅迫の文言はない、と書いた後、一行開けてべつの話みたいに、

〈昭恵氏をめぐっては、学校法人「森友学園」に対する国有地売却に関連して、野党が国会への証人喚問を要求している〉

 と載せた。

 もちろん、脅迫や脅しなんて絶対にあってはならない。

 けど、産経新聞の書き方も意味がわからない。

 やっぱり、アレかね。国会招致を拒否っていることに怒った人が……のようには書けないのかね。その部分が、呼び水みたいになって、怒る人が増えると不味(まず)いから。

 そういうのも、軽い忖度っていうんじゃないかとあたしは思う。

 文書改ざん問題のお手柄スクープをはじめにあげた朝日新聞は、当初「書き換え」という言葉を見出しに使ったんだ。それもそうなのかも。相手、相当に怖いしな。

 そういや、15日の国会で、自民党の議員から「佐川事件」って言葉がでてきた。

「『佐川事件』の真相解明ということがまず第一でありますから」だって。

 これで騙される人っている? さすがに、国民を舐めすぎよ。

































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/226.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 古賀茂明氏が見た佐川喚問 「証言が本当なら独裁の証し」(日刊ゲンダイ)
古賀茂明氏が見た佐川喚問 「証言が本当なら独裁の証し」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225956
2018年3月28日 日刊ゲンダイ

 
 古賀茂明は「政権への忖度がさらに蔓延する」と警鐘を鳴らす(C)日刊ゲンダイ

 森友学園への国有地貸与と払い下げに関する財務省の「決済文書」改ざん問題。「首相官邸の指示はなかった」と最後まで“忖度”した格好の当時理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官(60)。27日に行われた“忖度”証人喚問に何を感じたか。元経産官僚の古賀茂明氏に聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 予想されたことですが、自民党側はうまく佐川氏の証言を使って、安倍夫妻や官邸の関与はなかったという印象づくりに成功したと思います。自民党の丸川珠代参院議員が総理、官房長官、財務相の指示がなかったかと畳み掛け、否定答弁を引き出すという“あうんの呼吸”でうまくやりました。

 一方で追及する野党は質問時間が短すぎるのに、バラバラにやったのが印象的でした。

 今の政治状況は完全に事実上の独裁が成立しています。独裁の意味とは民意のチェックを受けない独裁者がやりたい放題をやる、悪いことでも平気でやってしまうという意味もあるのですが、もっと問題なのは独裁者が指示をしなくても周りが意をくんで、忖度し、勝手に現場が悪いことをしてしまうことです。独裁者は何も手を染めていない。だから真相が見えてこない。もし、佐川氏の証言がすべて本当なら、まさに今がそういう状況であるということの証しになるのではないでしょうか。

 安倍政権の倫理観はものすごくて、直接的な指示のような、決定的な有罪の証拠がない限り何をやってもいいという感覚になっている。だから、どんなに行政の信頼を損ねても悪びれもしないのです。これではいくら証人喚問をやっても値引きや文書改ざんの真相、責任の所在は明らかにならない。

 今の政治の仕組みは安倍首相が何を言おうが言うまいが、安倍一強で下の者は逃げ道がない。安倍首相の意向に沿って動くしかない。恐怖政治のような状況です。

 その仕組みを変えるためにはマスコミの力が大きいのですが、そのマスコミ、特にテレビ局が権力に抑えられています。

 私が2010年に現職の官僚として国会に呼ばれて当時の政権の政策について質問されました。その時、思いっきり政権を批判し、その後に、仙谷官房長官(当時)に“恫喝”されたのですが、官房長官が逆に陳謝に追い込まれました。この時はマスコミが特集を組んだりしてくれて徹底的に支援してくれたからです。

 しかし今は、こんなことは起きません。官僚が自分が正しいことをすれば勝つ状況ではありません。それどころか、役人人生が終わり、さらに退職後も個人攻撃などで潰される。だから安倍首相に逆らえない。それなら、いっそのことすり寄った方が得だとなってしまう。官僚にはそれ以外に逃げ道がありません。

 安倍首相は官僚には「情報公開や文書の管理はしっかりやってください」と言いますが、要は「俺に迷惑かけるなよ」と言っているようなものです。

 今回、安倍政権が逃げ切ったとしたら、いくら綱紀粛正、官僚の襟を正すと言っても絶対にできません。安倍忖度が蔓延、加速化し、安倍すり寄り政策、行動が増えるでしょう。それを変えるためには一回リセットして、政権を変えるしかない。恐怖政治を葬り去らない限り、行政の崩壊は止まらないと思います。

▽こが・しげあき 1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官。現在、フォーラム4代表。古賀茂明政策ラボ代表。主な著書に「日本中枢の崩壊」「日本中枢の狂謀」(ともに講談社)、「国家の共謀」(角川新書)、「THE 独裁者 国難を呼ぶ男! 安倍晋三」(ベストセラーズ・望月衣塑子との共著)など。
























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/227.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 森友追及で野党が犯した痛恨のミスとは/政界地獄耳(日刊スポーツ)
森友追及で野党が犯した痛恨のミスとは/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201803280000175.html
2018年3月28日9時35分 日刊スポーツ

  
   参院予算委で行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問(共同)

 ★証人喚問で前国税庁長官・佐川宣寿は「訴追の恐れがあるから答弁は控える」を連発したことで、野党の質問は不発に終わったとの印象が強いが、佐川は意外なところで矜持(きょうじ)を示した。衆院の喚問で立憲民主党・逢坂誠二が「いつ前任の理財局長・迫田英典から引き継ぎを受けたか」の問いに「本件について前任の迫田から引き継ぎを受けていない」と答弁。そんなはずはないと思うものの、ほかの問いには「訴追を受ける可能性がある」と慎重な答弁をし続けていたことを考えると、うそをつく理由も見当たらない。

 ★また佐川は森友問題について「理財局長になって半年してから昨年2月上旬の新聞報道で初めて聞いた。国会の議論が大きくなっていった」。「前任者、前々任者の事案であっても時の担当者の問題」と説明し、本来の当事者ではないものの、あたかも責任を「かぶった」かの言い方をした。一方、参院の民進党・小川敏夫の質問には、国会答弁の想定問答集を用意するが、ことに首相にかかわる事案については上からの指示・相談はなかったとしたものの、理財局の担当課などが作成し、大臣なり首相官邸に届けるという説明をした。国会答弁に関しては理財局の担当課長が首相秘書官との協議、打ち合わせをしていたことは認めた。

 ★佐川の答弁を信じるならば極めて当事者意識が薄く、つまり、佐川は意外にも改ざん文書すら見ていないのではないかとの仮説すら想定でき、答弁でちらつかせたように前任者の迫田時代に既に文書は改ざんされていたのではないかとの素朴な疑問が首をもたげる。この答弁で佐川は「すべて佐川がやった」という官邸や財務省のシナリオに対して自らの立場を訴えたのではないか。この答弁の分析は今後の野党の課題だろう。

 ★一方野党は、昨年1年の国会での森友問題追及で痛恨のミスを犯していた。昨年2月、首相が自らや夫人、事務所が関与していたら首相のみならず国会議員も辞めると発言したことに引きずられすぎた。ここでポイントになるのは「関与」「感知」という言葉の定義だ。政治家の関与、首相・安倍晋三夫妻の関与、官僚の関与。与党は喚問後、政治家の関与はなかったことを強調するが、野党の考える関与と与党の思う関与の定義にあまりにも乖離(かいり)がある。何をすれば関与になるのかの議論の言質を取らなかったために関与だ、いや関与ではないと平行線をたどることで官邸に逃げ道を与えてしまったといえる。そこを突破できるかどうか、野党のもう1つの課題となる。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/228.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 大ニュース!  佐川元理財局長の 証人喚問で 安倍総理、夫人、官邸の無実が 証明された   この成果は非常に大きい
                佐川証言によって、 森友問題における安倍総理や夫人の無実が証明された
         
          
      
       
■ 佐川元理財局長の証人喚問で 安倍総理、夫人、官邸の無実が証明された  この成果は非常に大きい
     
    
昨日国会で、佐川元理財局長の証人喚問が行われました。
当初から言われていた通り文書の改竄の具体的な内容については、佐川氏は刑事訴追の恐れがあるとの理由で証言を拒否。

これは「議員証言法」で定められた証人の法的権利であり、残念ですがやむを得ないものです。
   
  
ですが、今回の証人喚問では証言拒否以外の部分で極めて大きな成果がありました。
それは、森友問題についての総理、総理夫人、官邸などの無実が証明されたということ。

つまり森友学園問題の総理・夫人・政治家等の不当な関与というのは、マスコミの刷り込みを鵜呑みにした野党の妄想・暴走だった。
これが結論です。

なお、文書の改竄については理財局の中で理財局だけで行われたものであり、今後刑事事件として理財局の責任が問われることになります。
   
  
以下、証言の具体的なポイントを見ていきましょう。
     
     
     
■ ■  佐川証言の重要ポイント  ■ ■
   
  
1.決裁文書の改竄について 
  
    
@ 文書の改竄は理財局の中だけで行われた。
    
A 文書改竄について、安倍総理、秘書官、総理夫人、官邸、財務大臣や次官や秘書官、官房長、
他の部署など、理財局以外からの指示や相談などはなかった。
     
    
     
2.森友学園への国有地の貸付・売買について
       
   
@ 森友学園への国有地の貸付・売買について総理や夫人、政治家からの不当な働きかけはなく、影響もなかった。

A 総理夫人が森友学園の名誉校長であることは、貸付け契約や売買契約に影響を与えていない。
     
      
     
3.決裁文書で野党が指摘する「特例」「本件の特殊性」との表現は、官邸などの政治の関与という意味ではない
     
   
@ 決裁文書中の「特例」「本件の特殊性」との表現は、通常の3年程度の契約を超える場合は本省の特例承認を貰うことからきたもの。

A 特例、あるいは本件の特殊性という言葉は、官邸の関与あるいは政治の関与を意味しているのではない。
      
   
      
        
※ 証言の書き起こしは下記等を参照のこと。
  
   
http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270038-n1.html
          
       
※ 下記は証言のポイントの一部
   
『佐川宣寿前国税庁長官は27日、参院予算委員会での証人喚問で、学校法人「森友学園」への国有地売却に関して「貸し付けや売却の契約は当時の不動産鑑定に基づいて行われた」と証言した上で、安倍昭恵首相夫人側から不当な働きかけはあったのかとする質問に対しては重ねて否定した。』
http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270036-n1.html
  
  
『不当な働きかけは一切ない、政治的な圧力はないと聞いている。』
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201803270000567.html
  
  
『丸川氏「では、改めて伺いますが、この森友学園への国有地の貸し付け、ならびに売り払いに総理、および総理夫人が関わったことはないと断言できますか」
 佐川氏「私が昨年、勉強して、ずっと一連の書類を読んで、国会で答弁させていただいたなかで言えば、総理も総理夫人の影響もありませんでした」
丸川氏「では、何らかの影響を与えた経緯はありますか」
 佐川氏「総理夫人が名誉校長であるという話は、2月の最初の報道で、私も知りました。ただ私、昨年ずっと勉強しておりますが、やはりきちんとこの貸し付け契約、あるいは売却契約ともに、全て不動産鑑定にかけた価格契約をしておりますので、そういう影響はございません」』

http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270048-n1.html
  
   
佐川氏「特例承認につきまして、私、昨年、国会でご答弁をさせていただいてございます。普通、国有財産は売却が中心でございますが、貸し付けをすることもできることになってございまして、通常はやはり売り払いをするためにも3年程度の賃貸貸し付け契約というのが通常ですが、通達上3年と書いてあるんですが、これによらない場合には、本省の特例承認をもらってですね、変えることができるということで、実はこれは定期貸借契約でございますので、法令上10年が最低期間でございました」

 「従いまして、この3年では間に合わないんで、本省の特例承認をとるということで、本省で特例承認をしたということでございまして、その特例承認というのは、そういう意味でございますというのを昨年も答弁をしております」

 丸川氏「特例、あるいは本件の特殊性という言葉は、官邸の関与あるいは政治の関与を意味しているのではありませんね」

 佐川氏「そうではございません」

http://www.sankei.com/politics/news/180327/plt1803270048-n1.html
  
   
  
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 公務員魂見られなかった佐川宣寿と官僚0B! 
公務員魂見られなかった佐川宣寿と官僚0B!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_335.html
2018/03/28 08:51 半歩前へ

▼公務員魂見られなかった佐川宣寿と官僚0B!

 前文科事務次官の前川喜平があれだけ「もう役人ではない。私人になったので真実を語ってほしい」と、あれだけ重ねて呼びかけた。国会の証人喚問の場で、一矢報いることを期待した。

 が、佐川宣寿は疑惑を正すどころか、最後まで安倍政権の擁護に終始した。佐川の耳には馬耳東風だった。

 文科省で大臣官房審議官を務めた寺脇研は、佐川宣寿には「公務員魂がまったく見られなかった」と毎日新聞で激しく非難した。

さらに寺脇はこう続けた。
 自殺した近畿財務局職員への思いを尋ねられた返答に注目したが、刑事訴追と無関係なのに、言葉が出てこなかった。「上」ばかりを見てきた証拠だろう。

 喚問で佐川は、(首相官邸の指示や関与を否定させる趣旨の)自民党議員(の丸川)から質問を受けるうちに「政権を守る役割」を理解し、証言していたように見えた。 (敬称略)







http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK242] トランプがブチ切れ 安倍&オバマ“仲良し寿司会談”の軽率(日刊ゲンダイ)
     


トランプがブチ切れ 安倍&オバマ“仲良し寿司会談”の軽率
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225897
2018年3月28日 日刊ゲンダイ

 
 軽率だった(C)共同通信社

「安倍晋三首相と話をすると、ほほ笑んでいる。『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたとは信じられない』という笑みだ。こういった時代はもう終わる」――。鉄鋼、アルミ製品に最大25%の輸入関税を設ける大統領令署名式で飛び出したトランプ米大統領のトンデモ発言は衝撃だ。

 昨秋のトランプ来日時、安倍首相は「首脳同士がここまで濃密に、深い絆で結ばれた1年はなかった」と言っていたが、完全に“勘違い”だったのか。それとも、トランプの逆鱗に触れるようなことがあったのか。

 一因とみられているのが、25日のオバマ前大統領との“寿司会談”だ。4年前の来日時同様、銀座の高級寿司店で昼食を取りながら会談。「昔話で盛り上がった」などと喜んでみせたが、これが失敗だった。

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。

「トランプ大統領は、オバマ前大統領の施策を全否定することで大統領選を勝ち抜いてきたわけです。もちろん、オバマ氏も選挙中から鋭くトランプ氏を批判してきました。トランプ氏が、仇敵のオバマ氏と安倍首相の会談日程を知り、『これまでの親密姿勢は一体なんだったんだ』と考えてもおかしくありません。安倍首相の行動は明らかに軽率でした」

■中国とセットで日本にも関税の嫌がらせ

 トランプは米国の安全保障を担う鉄鋼・アルミの生産者を守るため、関税を適用することを決めた。しかし、関税対象国と除外対象国を見れば、関税適用は敵視する国への“嫌がらせ”に近いことがよく分かる。

「米国の鉄鋼輸入先の比率は、今回除外対象となったカナダやブラジル、韓国などが計約54%を占めています。本来、国内の安全保障産業を守るというのなら、これらの主要国にまず関税を設けるべきです。ところが、日本からの輸入比率はたったの5%。表立って敵視し、関税対象にした中国も2%です。つまり、関税適用は効果を狙ったものではなく、極めて政治的なメッセージ性が強い。安倍首相に不信感を募らせている証拠といえます」(孫崎享氏)

 そもそも、安倍首相はオバマとは在任中から「ケミストリーが合わない」はずだった。それでも会談したのは、オバマの「広島訪問」の成功体験からか、それとも炎上中の森友問題から国民の目をそらさせるためか。いずれにせよ、外交オンチをさらす結果になった。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 山本太郎参議院議員のトップの責任の取り方議論の盲点
山本太郎参議院議員のトップの責任の取り方議論の盲点

 3月28日、参議院予算委員会で山本太郎議員が「品質データ偽装」で企業トップが辞任されたことを例に挙げて、安倍首相の辞任を迫りました。しかし、山本太郎議員の論理は幾つかの点で問題があります。

1.データ偽装事件そのものの不自然さ:
様々な製品について、製品データの偽装が数十年という期間続いてきたのですが、製品仕様を充たさない不良品が出てきたということではないようです。つまり、過剰な製品仕様が約束されていたとか、過剰な検査が義務付けられていた可能性が高いのです。そのことについて、一部で規制が過剰であるという指摘がありましたが、そのことはほとんど取り上げられませんでした。

2.データ偽装と企業トップの責任の関係:
データ偽装は明らかに企業利益のために行われたのです。企業利益追及は企業トップの責任ですから、データ偽装の責任を取って辞任をするのはその意味で筋が通ります。また、データ偽装が行われていたことを知っていて、その是正を求めなかったトップが辞任するのも理の当然です。

3.森友問題と国家利益:
森友学園問題は国の財産の不当な値下げです。この意味で森友問題は国益に反したことをやったために問題化した訳です。不当な値下げを安倍首相が指示したとか示唆したのであれば、その責任を取って辞任することは自然ですが、現実は違います。職員が何かの理由で不当な値下げをしたわけであり、そうであればトップの責任はなぜそういった不当な行為をやったかの究明をすることです。

4.なぜ、森友問題に安倍首相の関与がないと言えるか:
ごく簡単です。神道を教える小学校の開設を、保守・革新にかかわらず、政治家の方が意図するはずがないからです。靖国参拝を多くの保守系政治家の方たちがやっていると言われると思いますが、これは、今までの歴史的経緯がそうせざるを得ない状況を作り出しているからです。

日本遺族会のサイトの「靖国神社(やすくにじんじゃ)」
http://www.nippon-izokukai.jp/2010/11/11/%E2%96%A0%E9%9D%96%E5%9B%BD%E7%A5%9E%E7%A4%BE%EF%BC%88%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%81%98%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%83%EF%BC%89/
>現職首相による8月15日の靖国神社参拝は、昭和50(1975)年の三木武夫首相が初めてでしたが、60(1985)年には中曽根康弘首相が参拝しました。神社の春季、秋季例大祭には、20(1945)年11月の幣原喜重郎首相、26(1951)年10月の吉田茂首相など歴代の首相が参拝しています。
>大東亜戦争後の歴代首相27人のうち、在職中に5回以上参拝した首相は、吉田茂(5回)、池田勇人(5回)、佐藤栄作(11回)、田中角栄(5回)、鈴木善幸(9回)、中曽根康弘(10回)で、小泉首相は、毎年一度の参拝をしています。

上の引用にある様に、日本の国民の99.99%が動員された太平洋戦争の戦死者の方たちは靖国神社に祭られていて、遺族の方たちはその慰霊を保守の政治家の方たちに求めているからです。保守政権のもとで明治期以降の戦争が行われてきたわけでもあり、保守と言う政治的立場を取る以上、靖国への配慮は必要なのです。

多くの保守系政治家の方たちが靖国参拝をするのですが、誰一人として神道を教える学校を新設したいと言い出した例はないはずです。神道を教える学校としては国学院がありますが、1920年創立です。軍国主義教育が盛んにされていた時代の学校であり、戦争放棄がされた太平洋戦争後の日本には神道はほとんど必要とされていないのです。これが、戦後、新たに神道を教える学校の新設を言い出している人がいない理由です。なお、神職を養成する学校は既にあり、神社そのものは増加していないため、そういった学校を新設する必要性がありません。神道関連団体からも要請は出されていないと思います。

更に、仮に、安倍首相に神道を教える小学校解説の意向があったとすれば、神道関連団体で名前の通った方を理事長に据えて、神道関連団体からの協賛・後援を得て話を進めるはずです。森友学園問題は全く違うのですから、安倍首相に森友学園問題(小学校用地の不当値下げ)との関わり合いが無かったのは、ごく当然のことなのです。

2018年03月28日12時05分 武田信弘
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 自民丸川氏の「、、、ありませんね?」に自民のあさましい魂胆が凝縮されている。(かっちの言い分)
自民丸川氏の「、、、ありませんね?」に自民のあさましい魂胆が凝縮されている。
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201803/article_27.html

昨日の佐川氏の証人喚問は、もう茶番としかいいようがない。自民の丸川議員は、「総理の指示はありませんね?」「昭恵夫人や官邸の指示はありませんね?」と質問した。「、、ありませんね」とまるで、初めから台本通りに示し合わせて聞いたようなものだ。

上記の丸川氏の質問を、読売新聞は「、、、、まりますか?」と書いている。安倍首相の御用新聞としては、さすがに「、、、、ありませんね?」とは書けなかったということだ。ばかもはなはなしい。安倍氏と品性が知れる。

同じ派閥の安倍首相夫妻をまもろうとするのはわかるが、あまりに酷い。丸川という人物は、国会の質疑でも与党の理事をしていて、野党議員が森友について質問しているとき、「また変な質問をしている」というような横柄な態度のように見える。

佐川氏が、政治家、安倍夫人の関与は一切ないと、あれだけ断言して答えたのに対して、安倍夫人の改ざんに対しては、一切何も言わない。公僕という意識がまるでないようだ。改ざんで近畿財務局の職員が自殺したことを公明竹内議員が聞いた。

竹内議員は「この行動につきまして、どのように感じていますか」と佐川氏に聞いたところ、佐川氏は9日にニュースで知り、「大変残念でございまして、心よりご冥福を祈りたいという風に思っております」と話し、「ただ、亡くなられた方の遺書の話は、亡くなられた経緯等々は一切承知しておりませんので、その点につきまして、何か申し述べることはできない。何か申し上げられないということでございますので、ご理解賜りたいという風に思います」

竹内議員は上記の答弁「本当に申し訳ない、の一言くらいないんですか」と問い詰めた。佐川氏は、事実関係を把握していないとして「仮に」担当職員で書き換えにつながったのであれば「それは本当に申し訳ないことだと思います」と頭を下げた。この「仮に」と言う佐川氏に、事の重大さを全く認識していない。「仮に」でないことは、張本人の佐川氏が一番よく知っているはすだから。この話を聞いて、佐川氏は自分だけが大切で、人のことはどうでもいいとしか見えない。

今日、佐川氏は検察の任意聴取を受けているはずである。昨日の自己保身の凄まじい執念を見ると、自分は改竄の主役ではなく、部下の誰かが勝手にやったことだと言い張っているかもしれない。十分あり得る。

一寸の虫にも五分の魂があるというが、佐川氏をみていると、公僕という魂は五分もない。あくまで、目先の利益と自己保身しか考えていない。東大出身はみんなそうだとは言いたくはないが、他人を押しのけていく姿は、身勝手で、やはり水木マンガのネズミ男のようにしか見えない。検察も自己保身の塊の男にすんなり言うがままになったら、全く検察の存在価値はない。大阪地検特捜部の名誉挽回をみすみす逃し、恥の上塗りになる。


http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK242] <山本太郎、安倍総理に引導!>「往生際が悪い!地位に恋々としがみつく、みっともない!一刻も早く辞めていただきたい!」


🌈「総理、いつ辞めていただけるんですか?」山本太郎・自由党【国会中継 参議院 予算委員会】平成30年3月28日









































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/234.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 首相、国有地売却「一切関わらず」 18年度予算成立へ(日本経済新聞)
 安倍晋三首相は28日午前の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する自身の関与を改めて否定した。佐川宣寿前国税庁長官が27日の証人喚問で首相や官邸側からの指示を否定したことをめぐり「私や妻は一切関わっていない」と強調した。決裁文書改ざんへの指示も否定した。2018年度予算案は午後の参院本会議で成立する見通しだ。
 首相は証人喚問について「全て拝見したが、評価や論評は控える」と述べた。そのうえで文書の改ざんは「私は全く指示していないと申し上げてきた。あとは国民の皆さまが判断することだ」と語った。「国民から厳しい目が向けられていることを真摯に受け止める」とも話し、全容解明に向けて徹底調査する考えを強調した。

 自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は28日午前、都内で会談し、公文書管理のあり方を与党で協議する方針で一致した。財務省に対し、改ざんに関する内部調査の結果を速やかに報告するよう求めることも確認した。井上氏は「公文書管理を与党として検討していく場を設けていくべきだ」と述べ、二階氏も同意した。同席した公明党の大口善徳国会対策委員長が記者団に明らかにした。
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/235.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍外交、蚊帳の外!”6カ国協議復帰 伝達 正恩氏 習主席と会談”(東京新聞) 
6カ国協議復帰 伝達 正恩氏 習主席と会談


 【北京=城内康伸、浅井正智】中国国営新華社通信と北朝鮮の朝鮮中央通信は二十八日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が二十五〜二十八日に習近平(しゅうきんぺい)中国国家主席の招きで非公式に訪中し、二十六日に北京の人民大会堂で習氏と会談したと報じた。中朝関係筋は、正恩氏が習氏に、核問題を巡る六カ国協議に復帰する意思を伝えたことを明らかにした。同協議は二〇〇八年十二月の首席代表会合を最後に中断。再開すれば核問題は対話を通じた解決に向けて大きな転換点を迎える。

 金正恩氏の外国訪問は一一年に最高指導者に就任して以来初めて。今年四月末に南北、五月末までに米朝首脳会談が予定される中、核開発を巡り冷え込んでいた中朝関係は正恩氏の訪中を機に修復に向かうとみられる。正恩氏は習氏に早い時期の訪朝を招請し、習氏は受諾した。

 新華社によると、正恩氏は習氏に「(祖父の)金日成(キムイルソン)主席と(父親の)金正日(キムジョンイル)総書記の遺訓により、朝鮮半島の非核化実現に力を尽くすのは、われわれの変わらない立場だ。韓国と米国が平和的な雰囲気をつくり出し、平和のための段階的な措置を取れば、問題は解決できる」と伝えた。

 習氏は「朝鮮半島情勢は今年に入り変化した」と指摘し、米韓両国との対話に前向きな姿勢に転じた北朝鮮の努力を評価。「中国は朝鮮半島問題で引き続き建設的な役割を果たす」と表明した。

 正恩氏の訪中には李雪主(リソルジュ)夫人や崔竜海(チェリョンヘ)党副委員長らが同行した。金総書記と同様に特別列車で訪れ、列車は二十八日午前六時(日本時間同七時)ごろ、北朝鮮領内に戻った。

◆首相 制裁維持強調

 安倍晋三首相は二十八日午前、金正恩朝鮮労働党委員長と習近平国家主席の会談について「北朝鮮から話し合いを求めてきている状況だろう。(北朝鮮が)具体的な行動を取らない限り、制裁は維持しなければならない」と強調した。参院予算委員会での答弁。

 首相は今回の会談について「重大な関心を持って情報収集、分析に努めている」と説明。「(北朝鮮が)核・ミサイルを完全かつ検証可能、不可逆的な形で廃棄することが大事だ」とも話した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は同日午前の記者会見で、中朝首脳会談に関連し「(日本人)拉致問題はわが国の最重要課題。中国にこれからも協力を要請する」と話した。

◆北朝鮮 対米交渉のカードに

 【北京=城内康伸】金正恩朝鮮労働党委員長が習近平国家主席に対して、核問題を話し合う六カ国協議への復帰意思を伝えていた。中国は一貫して協議再開を求めてきた。北朝鮮は、中国が歓迎するカードを切ることで同国を取り込み、対米交渉を有利に展開しようとの思惑とみられる。ただ、協議再開は過去と同様、北朝鮮の時間稼ぎに利用される恐れがある。

 中朝は発表した両首脳の会談内容で、六カ国協議への復帰意思伝達について触れていない。再開までには曲折を経る可能性を念頭に置いたとみられる。

 習氏は今月十二日、正恩氏と会談した韓国特使に、「国際社会と共に朝鮮半島問題の政治解決を進めたい」と強調していた。米国と北朝鮮による史上初の首脳会談が開催される見通しの中、中国は頭越しに米朝が接近する展開に焦りを感じている、と一部の外交筋はみる。

 正恩氏が六カ国協議に復帰する用意があると伝えたのは、協議議長国であり調整役として存在感を回復したい中国には、願ってもない申し入れのはず。北朝鮮は、そうした中国の心中を見逃さなかった。北朝鮮への制裁などで、中朝関係はぎくしゃくしていたが、修復を図る好機と判断した。

 北朝鮮にとって米国との関係正常化は最大の外交目標。ただ、予測不可能なトランプ米政権と向き合うのはリスクも大きい。米朝首脳会談が決裂する可能性も排除できず、米国をけん制する存在として中国を引き寄せておく必要があると考えたとみられる。

 核開発に注力した北朝鮮は最近まで、六カ国協議に復帰しない考えを示してきた。それだけに「対話のための対話はしない」という立場を取る日米は、無条件の協議再開に慎重な姿勢をみせる可能性がある。協議が再開しても、北朝鮮の核放棄までの道のりは遠い。北朝鮮が米中など協議参加国間の意見対立を利用し、有利な条件を引き出そうとしたり、協議を長引かせて、引き続き核技術の進展を狙う恐れがある。

 <6カ国協議> 北朝鮮による核問題を解決するため、中国を議長国として北朝鮮、日本、米国、韓国、ロシアが参加して2003年8月に北京で初めて開催。北朝鮮は04年の第2回協議で、米国が敵視政策を放棄すれば「核兵器計画」を放棄すると主張。05年9月には核放棄などを盛り込んだ共同声明を採択した。その後、非核化の検証方法を巡り対立が解けず、08年12月の首席代表会合を最後に中断。北朝鮮は核開発を続け、「協議の役割は終わった」と主張していた。

(東京新聞)
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/236.html

記事 [政治・選挙・NHK242] <愚か者めが!>自民・丸川議員に批判殺到「テレビ朝日時代の後輩ですが、恥ずかしい」 



https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002093683467&story_fbid=1611675452245562



【愚か者めが!】自民・丸川議員に批判殺到「テレビ朝日時代の後輩ですが、恥ずかしい」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/39323
2018/03/28 健康になるためのブログ ※証人喚問動画補足




🌸丸川珠代・自民党《森友問題・佐川氏 証人喚問》【国会中継 参議院 予算委員会】平成30年3月27日



以下ネットの反応。






























































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/237.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 「出来たはずだ」と小沢一郎が野党に苦言! 
「出来たはずだ」と小沢一郎が野党に苦言!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_336.html
2018/03/28 12:17 半歩前へ

▼「出来たはずだ」と小沢一郎が野党に苦言!

 森友学園への国有地の激安払い下げ事件。小沢一郎が野党に苦言を呈した。

 「野党の追及は去年2月から始まった。1年もあったわけだから、事実関係を野党がもう少し徹底して調査しようと思えば出来たはずだ」―。

 この一言に小沢の「悔しさ」がにじみ出ている。27日の証人喚問で佐川宣寿は肝心なことは何も答えない。ハッキリしたのは安倍政権の徹底擁護だけだった。

 自由党も野党だ。「自分のことを棚に上げて何をいまさら」と思う向きもあろうが、それは違う。小沢は方々に手を打って徹底して調べ上げ、安倍晋三がグーの音も出ないほど追求し、政権を倒してやりたいと考えていたに違いない。

 かつて自民党政権の中枢にいた小沢一郎。剛腕と恐れられたこともあった。そうした中で、権力を持つ者が絶対にやってはいけないことがある。

 どんなことがあっても「政権の私物化」だけはご法度。その「掟」を破ったのが安倍晋三だ。

 挙句の果ては内閣人事局を「悪用」し、官僚を骨抜きにした。己にシッポを振る者は、暴言を吐こうが、不祥事を起こそうが、閣僚であっても「おとがめなし」の放し飼い。政治不信は極限に達した。

 まともな政治家なら絶対、見過ごすことはできない。小沢は、安倍晋三を絶対に許せない。何も出来ない自分が歯がゆくてならない。だが、自由党は衆院2人、山本太郎と森ゆう子を含め参院で4人のミニ政党。

 組織もない、政治資金もない。国会での質問時間は議員の数で割り当てられるので、発言の機会もほとんどない。ない、ない尽くしの何もない中で、ミニ政党でやれることは限られている。

 ところが、分裂前の民進党は野党第一党。政治資金も優に100億円を超えた。組織は民主党政権時代から整ったものを引き継いだ。

 共産党は政党交付金を断り、独自に政治資金を集めるほどの実力の持ち主。自民党に対峙する伝統ある強大な組織政党だ。

 だからこそ、もっと徹底して調査していたら、佐川宣寿のゼロ回答を許すことにはならなかった、というのだ。

 小沢一郎は他の野党を責めているのではない。期待しているからこそ声を大にして「奮起」を促しているのである。私も小沢一郎と同じ思いだ。

 森友事件は、政権が期待する「一件落着」というわけにはいかない。佐川宣寿の証言拒否で、これまで以上に謎が深まった。「なぜ?」という思いが強まった。

 森友事件の解明はこれからだ。特に立憲民主党と共産党には奮闘を期待したい。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK242] なぜ神風が吹き、調子に乗った籠池だけが逮捕勾留されているのか?(世相を斬る あいば達也)
本日は多忙につき、ひと口コメントで失礼する。以下現代ビジネスの気になぅたコラムを参考掲載しておく。山下氏のコラムに全面的に賛同するものではないのだが

筆者は個人的には“すべてが安倍さんを守るために動いてるby Kagoike”と云う言葉は、まさに、一連の安倍一家による縁故主義政治の典型例だと考えている。縁故政治では、忖度と圧力は同居しながら、いつの間にか融合してしまうものである。法律上は、佐川の改竄も、迫田元理財局長の政治への配慮行政も、犯罪ではない結果になる可能性はあるが政治的悪は安倍の縁故政治に存在していると認識せざるを得ない。

司法における悪と、政治上における悪は別物だと云う認識を、我々国民は理解しておく必要がある。

佐川の証言などは、そもそも、大した問題ではない。佐川が、単に自分のポジショントークの辻褄を合わせようと公文書を改竄したのか、官邸筋から、何らかの示唆があって改ざんに手を染めたのか、そういうことが重大事のようになっているが、それは違う。

根本的な問題は、佐川が改ざんをした事実などの一万倍も悪質な籠池の“ゆすりタカリ”が、いとも易々と実行することが出来た理由が何なのか、ここが問題なのだ。無論、公文書改ざんは重大な犯罪だが、政権与党側の“目くらまし”誘導戦術に惑わされてはいけないと云うことだ。その証拠ではないが、政府側は“書きかえ”と強く主張しているのだから、財務省の公文書の書き変えに過ぎないと云うことで、一件落着で良いだろう。

籠池が発言しているように、安倍昭恵付き秘書の谷査恵子が、FAXで問い合わせ(口利き)をした翌年に「神風が吹いた」と言わしめている。

そして、現実に、籠池はただ同然で土地を入手したのだから、“女房が関わっていない証拠”はまったく挙証されていない。「黒!」と国民から指を差されているのは安倍内閣総理大臣なのだから、真相を究明すると断言した安倍晋三が、挙証できないのなら、黒は黒のままで、内閣支持率は一段と下がることになりそうだ。調子に乗った籠池のオッチャンだけが逮捕勾留は、アンフェアーだ。政治も社会も、公正公平により近づく努力が必要だろう。


≪森友文書改ざん問題、財務省を暴走させた「圧力」の正体
「忖度か指示か」の二択は奇妙だ

■これは本当に「忖度」なのか
:1年前に収束したはずの森友問題が、朝日新聞によるスクープにより、にわかに新たな展開を始めている。
:当初は朝日の誤報を論じる向きもあったが、財務省理財局による公文書書き換え(筆者は財務省が「書き換え」といっている以上、「書き換え」を用い、政府が「改ざん」を認めた時点で用語を修正したい。近くそうなることを願っている)は紛れもない事実のようだ。
:今後、財務省でもさらに調査が進められ、国会でも証人喚問を含めて議論され、また検察による調査結果も報告されることになっている。
:だが今回の騒動をみていて、筆者としてどうにも気になる点がある。
:それはこれまで筆者が本誌で書いてきたことにも深く関わるので、ここでこの問題を論じることを試みたい。
:多くの報道がこの事件を「財務省理財局の忖度」として分析している。
:だがこれは本当に「忖度」なのだろうか。
:むしろ、忖度として論じることで大事な点が抜け落ちているのではないか。 そしてそれは何より「今後の再発防止」に深く関わるのではないか、ということだ。
:忖度を辞書で引くと次のように説明されている。
:「そんたく【忖度】他人の心中をおしはかること。推察。」(広辞苑)
:忖度とは、辞書の上では、「いわなくてもわかっているよ」と、相手の心をこちらで察してあげるということだ。
:だが、この「忖度」という漢語がもつ雰囲気がそうさせるのだろう、一般にこの語には上下の関係が含まれており、下のものが上のものの気持ちを推量し、上が言わなくても下のもので勝手に何事かを進めて達成してしまうような、そういう意味をもって使われている。
:今回の事件も、安倍首相夫人の森友学園への関わりを察知して、財務省の方で(上からの指示なく)忖度し、大幅な値引き等の優遇を行ったとされている。
:また佐川氏の国会答弁やそれにあわせた文書書き換えについても、安倍首相が「もし自分や妻が関わっていたら、総理大臣も議員も辞める」といったことへの配慮から、誤解されそうな事実の記載を公文書から一切省いておこうと、そういう忖度が働いたのだと、説明されている。
:すべてこの事件は、下のものが、上のもののために、先走った配慮=忖度を行ったことによるのであり、政治には問題はなく、行政の側の暴走が事件の本質だということだ。
:だが、そんな説明でよいのだろうか。

■忖度でなければ「指示」なのか
:他方で、こうした説明に対する野党側の追求は、こうなっているようだ。
:「官僚の忖度だけで、こんなことはおきないだろう。そこにはもっと上からの(政治家からの)指示があるはずだ」――忖度でなければ指示だ、というわけだ。
:だがこの数日出て来たものを見ても、そこに例えば安倍首相からの指示のようなものは認められないようだ。
:財務省による公文書書き換えが確認された3月12日の夕方、安倍首相自身がテレビカメラを真正面に見すえ、「なぜこんなことがおきたのか」と述べていたのは記憶に新しいが、実際に指示した人間にこうした態度はできない。
:やはり、やったのは財務省の一部ということで決着せざるをえないのだろう。 が、政治家からの指示でなければ、官僚の忖度なのか。しかし自らの首をかける書き換えを「忖度」でやるとは到底思えない。あまりにも自らの犠牲が大きすぎるからだ。
:3月11日の国税庁長官・佐川宣寿氏辞任にあたっての会見で、佐川氏は記者から「忖度はあったんですか?」と聞かれ、気色ばんでこう答えている。
:「忖度って、すみません、どういう意味ですか!」
:見ていた人は「あれっ」と感じたはずだ。筆者もずっとこのことが気になっている。
:これは本当に「忖度」なのか。
:忖度か、指示か。そうした二者択一から離れて現実を見つめ、分析する必要がありそうだ。

■霞ヶ関を暴走させる「圧」の存在
:筆者はこう考える。
:これは官僚側の忖度ではない。
:目に見えない「圧」。その「圧」に官僚が屈した結果なのだ。
:この「圧」は、表だった実際の政治家の行動によるものではないので、どうやってできているのかその具体的なカラクリはとらえようがない。
:ある種の集団心理だ。だが、それが実際の現実として霞ヶ関を押さえ込んでいるので、その「圧」がある方向を指し示すと、予期せぬ行動を次々と官僚たちに引き起こす――そういうことが現実に起きているようだ。
:「圧」は、山本七平の「空気」にも似ている。
:が、互いを読みあうことから作られる「空気」とは違って、「圧」はもっと上から浴びせられる重苦しいものであり、だから「忖度」の語に含まれるような相手への配慮でもなく、もう、そうせざるをえないような、有無を言わさぬ強い力なのである。
:しかもそこには実際に「力」を及ぼすものの正体がはっきりとは見えないので、力そのものがどこから来ているのかわからず、ただ「圧」としかとらえようのないもの――これが人々を思わぬ行動へと駆り立てたのではないか。

■行き過ぎた政治主導
:では、この「圧」はいったいどこからきているのか。 :いつから発生し、どのようにすれば止まるのか。
:まず、この「圧」の正体は、「政治主導」であろう。政治主導が強く作動しすぎたことが、こうした事件が生じた背景にある。
:安倍政権はまさに政治主導の体制であり、それも与党執行部の非常に強い1強構造がその特徴とされている。
:1強構造はたしかに様々な政策を断行し、国家を強力に導く指導力に優れた体制なのかもしれない。が、そこには危うさが潜んでおり、それが財務省の公文書書き換えなどという前代未聞の事態を引き起こした原因だと見たい。
:政治と行政のバランスが大きく崩れ、行政の側から「それは政治としてやるべきことではない」と批判することさえできなくなっていく。
:それどころか、「行政としてやってはいけない」ことにさえ手を染めはじめ、森友問題ではまず森友学園への過剰な配慮にはじまり、第二段階としての佐川氏の国会答弁、そして第三段階としての公文書書き換えが行われたということなのだろう。
:そして我々はこうしたことが単発で生じていたのではなく、いくつものことが重なってエスカレートしていったことに、「圧」がもたらす問題の根の深さを見なくてはならない。
:そして振りかえれば、森友問題のあとには加計問題が発覚し、またその前後には防衛省、厚労省で似たような問題が発覚した。
:そして筆者が先日分析したように(「福島原発事故から7年、復興政策に『異様な変化』が起きている」)、例えば福島第一原発事故からの復興政策についてみても、第三次安倍政権以降の政策内容に、従来の霞ヶ関では考えられないようなずさんで矛盾した内容が――しかもそれでいて政権の成果を過剰に礼賛する奇妙なものが――現れてきているのであった。
:霞ヶ関の官僚機構はもはや、本来の働きを失って、きっかけがあればいつでも暴走する、そういう危うい状態に入っているのではないかと危惧される。

■政治と行政のバランス崩壊
:現在、野党は今回の文書書き換え事件を自民党・安倍政権の責任問題として追及しているが、なぜこんなことが起きたのかを理解するにあたっては、とくに民主党政権時代に進めたことも含めて、野党自身のあり方もしっかりと反省する必要があると思われるのである。
:問題は政治と行政のバランスが崩れてしまったことにある。そのきっかけとなったものとして、平成26年設置の内閣人事局があげられているが、これも民主党政権が導入を強く押していたものと記憶する。
:安倍政権におけるバランス崩壊の度合いはひどいと思うが、ではその前の民主党政権はどうであったかと言えば、その時もまた別の意味でバランスを欠いていた。
:そしておそらく小泉改革以来、二十年来の政治=行政バランス変更のおぞましい結果として、財務省による文書書き換えをはじめとする、第三次安倍政権下の各種の事件が位置づけられるものと思う。
:政=行バランスをいかに決着つけるのかという問題意識なしに、安倍首相やそのまわりの政治家たちの責任論を追求しても、政治バトルは活気づくかもしれないが、本当の問題は解決されないだろう。
:加計問題をめぐって、当時の文部事務次官であった前川喜平氏はこういったことを思い出す。
:「行政が歪められた」
:政治が強大化し、そのことで行政が歪曲化されているのであれば、それを正すことが必要だ。
:財務省はまがりなりにも文書の書き換えを認め、その内容を白日の下に曝した。悲痛なものであったと推察する。
:野党はここで「何をやってるんだ」ではなく、「よくやった。もっと正直に色々出してくれ。君たちのことは守るから」と、そういわねばならなかったのではないか。

■いまの政治に求められていること
:今後の再発防止という面から見て、この事件を「忖度」の結果と見るか、過剰な「圧」による装置の暴走と見るかで、その処方はまるっきりかわってくる。
:筆者はここが恐いのだ。
:すべてを「忖度」と理解することで、二度とこういう書き換えが行われないよう、行政の政治による管理を徹底化し、忖度など決して働かないような制度へと改良していく――そんな官僚をさらに縛り付ける方向へと動きだすのではないかと。
:だが、そういう形で決着すれば、実際に起きることは、「おかしなことが起きてももう告発はしない」「記録はできるだけ細かく残さない」「何が起きてもだまっていればよいのだ」――そういう官僚の硬直化だろう。
:そして今後は、忖度が働いたり、圧力に屈したりしても、もはや二度と公文書の形でその形跡をたどることはできなくなるだろう。
:財務省は引き続き、麻生大臣の下で調査を進め、再発防止策を出すのだという。
:だが、現状の政=行体制に問題の根幹はあるのだ。その体制を解かずにその内部で出す防止策は、間違いなく官僚への「圧」をさらに強め、問題をますますこじらせていくものになるだろう。
:おそらく安倍首相や麻生大臣の直接の指示などは出てこない。だから問題はないのかと言えばそんなことではない。指示がないのにこんなことが起きたということの方が恐ろしいのである。
:だとすれば、ここで起きていることのカラクリをしっかり暴くことが大切だ。そうした解明にふさわしい調査体制を緊急に設計すること、それがいまの政治に求められていることである。
:今回の騒動の中で、筆者が唯一腑に落ちたのが、小泉進次郎氏のコメントである。
:「自民党は官僚だけに責任を押し付けることがない姿を、ちゃんと見せないといけない」
:指示がないのに暴走した官僚機構。だが暴走を引き起こしたのは官僚側ではない。
:官僚は、暴走だろうがあるまいが、どちらにしても自分で自分のスイッチは押せない。スイッチが押せるのは政治の側だ。
:そして官僚の抵抗や誤作動という意味では、現在の自民党政権のみならず、旧民主党政権がそうであったのだ。
:問題は共通する。
:政治は互いに相争うのではなく、どうしたら適切に官僚機構を使いこなし、国民のために最適の解を導き出す流れを作ることができるのか、このことにもっと心を砕いていくべきだろう。
:そしてこのことはまた、政治を見守る世論・マスメディアや、思想・識者の責務なのでもある。  
≫(現代ビジネス:政治―首都大学東京・山下祐介)
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 石破茂が野党の安倍昭惠への証言要求に同意!  
石破茂が野党の安倍昭惠への証言要求に同意!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_338.html
2018/03/28 14:00 半歩前へ

▼石破茂が野党の安倍昭惠への証言要求に同意!

 次期自民党総裁選の有力候補である石破茂が、野党の安倍昭惠への証言要求に賛成した。NHKが伝えた。自民党の中には同様の考えを持つ議員がかなりいる。

 元閣僚の村上誠一郎は「安倍総理大臣は責任を取って、そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ているのではないか。これ以上、続けても国民の不信は募るばかりだ」と退任を勧めた。

*****************

 自民党の石破・元幹事長は27日、記者団に対し「佐川氏自身も、『誰が、なぜ』ということが一切分からないと認める、極めて異例な尋問だった。

 安倍総理大臣や夫人の昭恵氏らの関与は全くなかったと証言しながら、他のことが全部わからないのでは、全体が明らかになっていない。『一体何だったんだろう』という思いが極めて強まった」と述べました。

 そのうえで、石破氏は野党側が昭恵氏らの証人喚問を求めていることについて、「どういう場で行うかは別として、野党側からそういう風に言われている人から、発言があるほうが望ましいのは確かだ」と述べました。 (以上 NHK)












http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/240.html

記事 [政治・選挙・NHK242] <菅野完氏>こんな面白いコンテンツ、森友事件でいえば「安倍首相がんばれ」って叫ぶ幼稚園児以来やで。昭恵の名誉職2校自白!

















🌈「疑惑はますます深まった」小池晃・共産党【国会中継 参議院 予算委員会】平成30年3月28日

※22:07〜再生開始位置設定済み。























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/241.html

記事 [政治・選挙・NHK242] ドリル優子事件も弁護 佐川氏補佐人務めた“守護神”の素性(日刊ゲンダイ)


ドリル優子事件も弁護 佐川氏補佐人務めた“守護神”の素性
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/225976
2018年3月28日 日刊ゲンダイ

 
 佐川証人の補佐人を努めた熊田彰英弁護士(C)日刊ゲンダイ

 27日の衆参両院で証人喚問された佐川宣寿前国税庁長官。その佐川前長官や尋問者を鋭い眼光で見つめ、メモを取っていたのが佐川証人の補佐人を務めた熊田彰英弁護士だ。どういう人物なのか。

「京大法在学中に司法試験に合格し、1998年に検事に任官。法務省刑事局や在韓大使館、東京地検特捜部などに勤務したエリートで、検事ドラマ『HERO』のリーガルアドバイザーもしていました」(司法関係者)

 驚くのは最近関わっている刑事事件の多くが安倍政権絡みだということ。「ドリル優子事件」と呼ばれた小渕優子元経産相の政治資金規正法違反事件や、甘利明元経済再生相のワイロ授受疑惑でも弁護を務めたという。

「佐川証人は熊田弁護士に『個人的に補佐人をお願いした』と言っていたが、永田町では『官邸からの要請』というのがもっぱらです」(野党議員秘書)

 仮に安倍官邸の“お抱え弁護士”だったとすれば、佐川喚問が茶番に終わったのも無理はない。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/242.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川前長官を決裁文書改ざんで大阪地検に刑事告発  〈週刊朝日〉 
佐川前長官を決裁文書改ざんで大阪地検に刑事告発
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180328-00000027-sasahi-pol
AERA dot. 3/28(水) 13:38配信  週刊朝日オンライン限定記事


参院予算委員会で証言する佐川宣寿・前国税庁長官(撮影/西岡千史)


告発状1/6


告発状2/6


告発状3/6


告発状4/6


告発状5/6


告発状6/6


 国会で証人喚問された前国税庁長官、佐川宣寿氏らが虚偽公文書作成罪、偽計業務妨害罪で28日までに、大阪地検に刑事告発されたことがわかった。

 訴えたのは、東京都の男性。告発状などによると、佐川氏、財務省理財局が改ざんした決裁文書が国会に提出されて以降、森友学園の国会審議は、虚偽の決裁文書、公文書を前提にして行われ、それが偽計業務妨害にあたるというものだ。

 告発した理由について男性は取材に対し、こう話した。

「国会は国民の付託を受けた国権の最高機関であり、虚偽の公文書を作成、提出するというのは、国民への冒とく、背信で許しがたい。国会開催には、多額の税金が投入されており、それが虚偽の公文書を前提に審議され、まったくのムダになった。森友学園の問題は真実の公文書、決裁文書をもとに再度、審議することを余儀なくされている。おまけに、佐川氏は証人喚問で改ざんの詳細、理由を証言することを拒否するなど、税金をムダにしていることに対し、反省が感じられない。なぜ改ざんが起こったのか、全体像を解明するには捜査当局しかないと判断し、刑事告発した」

 大阪地検特捜部は取材に対し、「告発状が届いたか、否かは担当部署に確認した上で、文書で回答します」としている。

 回答が届き次第、追記する。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/243.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 自民党そしてスシローなど関係者は佐川喚問で幕引きへ誘導(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/03/post-8d22.html
2018-03-28


ネトウヨたちは、証人喚問では何も出ないし時間の無駄だとい
う。

昨日の佐川の証人喚問、ほとんど核心部部をぼかしていたの
で確かにどういう経緯で改ざんしたのか全く分からなかったが
それでも自公議員と佐川のやり取り、野党議員と佐川のやり
取りの中から、自公議員の立ち位置や、自公と佐川の関係性
佐川が政権に絶対服従の姿がとても良く見えてきた。

あの証人喚問で、多くの人は佐川は政権の犬として映っただ
ろう。

そういう点を考えても、時間の無駄ではなかった。

改めて思い返してみると、まず自民丸川珠代の質問が事前に
打ち合わせしたかのように、佐川と息がぴったり合っていた。

丸川珠代「総理から指示はありませんね?」
佐川「ありません」
丸川「総理夫人の指示はありませんね?」
佐川「ありません」
丸川「官邸の官房長官や総理秘書の指示はありましたか?」
佐川「ございません」
丸川「官邸からの指示はありましたか?」
佐川「ございません」
丸川「麻生大臣の指示はありましたか?」
佐川「ございません」
丸川「麻生大臣の秘書の指示はありましたか?」
佐川「ございません」


丸川の質問に即座に反応する佐川。明確過ぎる。

丸川
>少なくとも総理、総理夫人、官邸の関与はなかったという証
言が得られました。


佐川の一方的な答弁で、なぜこれで関与がなかったと言い切
れるのか不思議な神経だ。

安倍首相も、妻が言っていないから、関与していないのが明確
になったと国会で答弁しているが、これも一方的な言い分だ。

どう考えても、佐川の一方的な証言を鵜呑みにするのは無理が
あるが、丸川は関与がなかったことが明確になったと言い切っ
て尋問終了。

それを引き取って、自民党はもう幕引きへと遮二無二誘導。

自民党幹部
>佐川氏の勝ちだ。あれだけはっきり関与はないと言ったのだ
から、昭恵氏を国会に呼ぶ必要はない


自民 二階幹事長
>政治関与なし明白になった

これ一方的すぎるのではないか?

初めから打ち合わせていたかのような、政権のすべての面々は
官僚に指示していないとする丸川佐川漫才。

佐川も指示されていないと言った後は、ほとんど証言拒否

こんな勝手な答弁で承認できるものか!

>刑事訴追を受ける恐れがあるので、答弁を差し控えさせてい
ただく


佐川元理財局長は、今や「佐川急便」と言われるそうだ。

確かに、政権幹部の関与否定は、滅茶苦茶素早かった。

政権御用達田崎も色んな番組で、「偽証罪リスクがある答弁で
政治家の関与を否定した以上、信頼性がある」
といかにも政権
の代弁者らしく、政権擁護に一生懸命になっている。

もう、安倍政権はこの問題を佐川一人の責任にして終わりにし
たいという事だろう。

安倍首相は、今日の国会質疑で、「国民の判断に任せたい」
言ったそうだから、私たち国民はどんどん怒りの声を上げて行
こう。

今のこんな状態で幕引きをさせたら駄目だ。

これで済んだら、この国の民主主義は終わったも同然だ。




http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/244.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 誰が納得するのか “佐川証言”幕引きどころか完全墓穴<上> この政権はもうオシマイ(日刊ゲンダイ)



誰が納得するのか “佐川証言”幕引きどころか完全墓穴<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226022
2018年3月28日 日刊ゲンダイ

 
 「刑事追訴の恐れ」を連発し、官邸と昭恵夫人関与だけは「全面否定」/(C)日刊ゲンダイ

そんなに安倍官邸が怖いのか、芝居じみた与党質問とどうしようもない佐川証言

 世間の関心を集めた27日の証人喚問はとんだ猿芝居だった。森友学園への国有地貸与と売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題をめぐり、改ざん当時の理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官に対する証人喚問は、真相解明とは程遠いゼロ回答。完全に肩透かしだった。

 佐川氏は衆参両院の予算委員会で4時間超の尋問を受けたが、改ざんに関わる質問には一切応じずじまい。焦点は改ざんを知っていたか、誰がどのような動機でいつ誰に指示したのか、改ざんの目的は安倍首相夫妻についての記載を削除するためか――だが、佐川氏は「刑事訴追の恐れ」を50回以上も連発して証言を拒否。改ざん前の決裁文書に記載された昭恵夫人の名前を見た時の印象さえ答えなかった。

 ゼロ回答の流れをつくったのは、金子原二郎参院予算委員長に続いて尋問に立った自民党の丸川珠代議員だ。

「佐川さん、あるいは理財局に対して安倍総理からの指示はありませんでしたね」「安倍総理夫人からの指示もありませんでしたね」「官房長官、官房副長官、総理秘書官からの指示はありましたか」「麻生財務相からの指示はありましたか」などと矢継ぎ早に質問を浴びせ、佐川氏から6連発の「ございませんでした」を引き出した。打ち合わせでもしていたかのように、息がピッタリとあった絶妙な掛け合いだった。

 元経産官僚の古賀茂明氏はこう言う。

「予想されたことですが、自民党側は佐川氏の証言をうまく使って、安倍首相夫妻や官邸の関与はなかったという印象づくりに成功したと思います。丸川議員が総理、官房長官、財務相の指示がなかったかと畳み掛け、否定答弁を引き出す“あうんの呼吸”でうまくやりました」

 あまりにもミエミエの稚拙で異様な口封じと与党のヤラセ質問の数々。多くの国民がげんなりし、「ここまでやるかよ」と驚愕している。

こんな子供だましで官邸と昭恵の関与を否定して、いよいよクロは決定的

 佐川氏の証言は矛盾だらけだ。

 改ざんに関する尋問には「いつ、どのように認識したかにつきましては私が捜査の対象であり、刑事訴追を受ける恐れがございますので答弁を差し控えさせていただきたい」の一点張り。それでいて、疑惑のド真ん中にいる安倍夫妻や官邸の関与については「総理や総理夫人の影響というのがあったとは全く考えていません」「官房や官邸などからの指示はございません」「理財局の中で対応したということであります」などと全面否定する証言を繰り返し、官邸と昭恵夫人を徹底的に守る姿勢を貫いた。

「行政の信頼を揺るがすようなことになりまして、本当に国民の皆さまに大変申し訳ないと思っております」とは口先ばかり。国会と国民を愚弄するにも程があるが、子供だましの無理筋でボロを出さないのは至難の業だ。

「森友問題に関する総理答弁の作成に財務省が全く関わらないという状況はあり得ません。佐川氏は総理や官邸からの指示、協議、相談の類いはなかったと証言しましたが、理財局の起案を課長が官邸に届けるとも話していた。当然ですが、答弁のすり合わせはしっかり行われていたということを示唆しています」(与党関係者)

 佐川氏がたびたびヘルプを出した補佐人の熊田彰英弁護士にしたって、安倍政権との距離の近さを指摘される人物だ。

 野党議員から「補佐人の方はこの事案にあたって与党関係者や政府関係者との接触はありましたか」と問われた佐川氏は返答に窮し、熊田氏に助言を求めた。そして、ようやく口にしたのが「ないということです」のひと言。語るに落ちる。

 熊田氏は京大法卒の元検事で、法務省刑事局や東京地検特捜部で勤務。手堅い仕事ぶりで評価されていたという。2014年に弁護士に転身し、小渕優子元経産相の政治資金規正法違反事件、甘利明元経再相の口利きワイロ疑惑などを担当し、不起訴に持ち込んだ腕利きである。

 安倍官邸の関与への疑惑、不信は高まる一方だ。 「森友問題に関する総理答弁の作成に財務省が全く関わらないという状況はあり得ません。佐川氏は総理や官邸からの指示、協議、相談の類いはなかったと証言しましたが、理財局の起案を課長が官邸に届けるとも話していた。当然ですが、答弁のすり合わせはしっかり行われていたということを示唆しています」(与党関係者)

 佐川氏がたびたびヘルプを出した補佐人の熊田彰英弁護士にしたって、安倍政権との距離の近さを指摘される人物だ。

 野党議員から「補佐人の方はこの事案にあたって与党関係者や政府関係者との接触はありましたか」と問われた佐川氏は返答に窮し、熊田氏に助言を求めた。そして、ようやく口にしたのが「ないということです」のひと言。語るに落ちる。

 熊田氏は京大法卒の元検事で、法務省刑事局や東京地検特捜部で勤務。手堅い仕事ぶりで評価されていたという。2014年に弁護士に転身し、小渕優子元経産相の政治資金規正法違反事件、甘利明元経再相の口利きワイロ疑惑などを担当し、不起訴に持ち込んだ腕利きである。

 安倍官邸の関与への疑惑、不信は高まる一方だ。

 
 佐川氏は補佐人の熊田弁護士(右)にたびたびヘルプ要請/(C)日刊ゲンダイ

偽証、矛盾のオンパレード。専門家が指摘する茶番答弁の数々

「総括的に見て疑惑が深まるだけの茶番劇だったと言わざるを得ない」

 27日の証人喚問を見た元検事の落合洋司弁護士は、佐川証言をこう切り捨てたが、これがまっとうな見方だろう。

「一貫して主張していたのは、土地取引は不動産鑑定に基づいていて何の問題もなく、政治家の圧力もなかったが、決裁文書の改ざんが起きた。当時の担当局長として頭を下げるけれども、刑事訴追の恐れがあるから何も答えません、という姿勢です。要するに(私には)改ざんする動機はないとほのめかしつつ、刑事訴追の恐れがあるから答えませんと。全く支離滅裂でしょう。その一方で、安倍首相や昭恵夫人、官邸らの関与については〈なかった〉と言い切っていた。こうした佐川証人の姿は、国民から見れば〈どれほどヤバいことをやっていたのか〉と思ったのではないか」(前出の落合洋司弁護士)

 佐川氏は他にも、国有地売却当時の理財局長だった前任の迫田英典氏から「一切、引き継ぎを受けていない」と言いながら、「首相、官邸の指示はなかった」と断言。過去の答弁で森友問題の「関係資料を勉強」し、昭恵夫人らの関与も「影響もなかった」と強調する一方で、関係資料に目を通した時期さえも証言拒否していた。

「偽証」の疑いが浮上したのは共産党の宮本岳志議員が尋問に立った時だ。昨年2月の衆院予算委で「交渉記録は廃棄した」との答弁の真偽を追及され、「財務省の文書管理規則を理財局に確認した」なんて苦し紛れの言い訳をしていたのだが、当時、理財局長だった佐川氏は宮本議員に対してこう言っていた。

〈財務局と学園側の交渉記録につきまして、委員からのご依頼を受けまして確認しましたところ、近畿財務局と森友学園の交渉記録というのはございませんでした〉

 依頼を受けてわざわざ「確認」したという答弁は何だったのか。もはや佐川証言は「完全墓穴」。この政権のオシマイも近い。

落ち目の政権のために佐川が罪を背負う理由と浅はかさ

「どういう経緯で、誰が指示したのか答えていないので(真相は)明らかになっていない。それはまあ、まさに裁判で……」

 佐川氏の口からそんな言葉が漏れたのは、4時間にも及ぶ証人喚問が終わりに近くなった頃だった。おそらく今後の刑事訴追を覚悟している本音が思わず漏れたのだろうが、理解不能なのは今の安倍政権に果たして、そこまで忠誠を誓う必要性や価値があるのかということだ。

 安倍政権は今や内憂外患の極みだ。裁量労働制拡大をめぐる厚労省のデータ捏造や、今回の決裁文書改ざんで国民の信頼はガタ落ち。外交でも、北朝鮮問題では米朝急接近でカヤの外だ。「100%共にある」と持ち上げてきたトランプ政権には、鉄鋼、アルミの追加関税を適用される始末。アベノミクスの頼みの綱である株価も2万円割れ寸前で、政権末期のニオイがプンプンだ。

「佐川さんは淡々と事実を話せばよかったのに〈責任はひとえに私にあります〉と強調。問題をすべて理財局に押し込んで、官邸や財務省幹部に火の粉が及ばないようにした。罪を背負って安倍政権に恩を売れば、最後は守ってくれると踏んでいるのでしょう。役所を辞めても安倍政権への服従意識が染みついている。政権擁護と自己保身がミエミエで、“佐川バッシング”が再燃することになる。実に浅はかだったと思いますね」(政治評論家の森田実氏)

 たとえ世論批判を浴びても今さえ我慢すれば、退職金ももらえるし、新たな天下り先も確保できるかも――。そんな思惑なのかもしれないが、日本の憲政史上、最低、最悪と言われる政権のために「魂を売った」と言われても仕方がない。
















 



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/245.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 山本太郎氏「みっともないリーダー」首相に辞職迫る(日刊スポーツ)-冒頭で「安倍総理、いつお辞めいだだけるんですか?」
「山本太郎氏「みっともないリーダー」首相に辞職迫る
[2018年3月28日14時10分]

 自由党の山本太郎共同代表は28日の参院予算委員会で、安倍晋三首相に対し、森友学園の問題をめぐる一連の経緯の責任を取って、「一刻も早く責任を取ってもらい、辞めていただきたい」と辞職を要求した。「あなたのもとで起きた不祥事だ。(首相が意欲を示す)真相究明や再発防止は、次のリーダーのお仕事です」と、主張した。

 山本氏は、「行政で公文書の改ざんが行われ、うそをベースに(昨年2月から)1年も国会が続けられた。国会も国民が欺かれ続けた。その責任を誰が取れるのか。トップですよ、あなたですよ」と指摘。「いつ辞めていただけるんですか」と迫った。

 首相は「国民の信頼を揺るがす事態になっていることは、行政の長として責任を痛感している。行政の最終的な責任は、内閣総理大臣たる私にあるのは事実だ」とした上で、「なぜこのような問題が起きたか、徹底的に明らかにする責任を果たしていかなければならない。私に責任、辞職を求められているので、しっかり説明させていただかなければならないが、その上で責任をどう果たすかは、私の中で判断することだ」と述べた。

 山本氏は「往生際の悪い、地位に恋々としがみつく。そんなみっともないリーダーなんてやめてくださいよ」と主張。ロッキード事件では衆議院で24人の証人喚問が行われたとして、「『アッキード事件』ではまだ籠池(泰典被告)さんしか出てきていない。自民党の皆さん、真相究明にはこれからガンガン証人を呼ばないといけないので、逃げないでほしい」と述べ、昭恵夫人や夫人付き職員だった谷査恵子氏らの証人喚問を求めた。」
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201803280000427.html

> 「安倍総理、いつお辞めいだだけるんですか?」
やはり「私や私の妻が関わっていたら総理も国会議員も辞める」発言を受けての発言だと思います。後、下記の小沢代表のインタビュー記事との連携という事もあるのでしょうね。

関連
小沢一郎 森友政局を斬る! 政権崩壊は避けられない 安倍君、せめて最後は潔く 倉重篤郎のサンデー時評(サンデー毎日)
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/221.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 28 日 03:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/246.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 丸川珠代氏が「誘導的質問批判」に反論(日刊スポーツ)-委員会での質問の途中に自ら釈明
「丸川珠代氏が「誘導的質問批判」に反論
[2018年3月28日14時29分]

 自民党の丸川珠代参院議員は28日の参院予算委員会で、27日の佐川宣寿前国税庁長官に対する証人喚問で、財務省の文書改ざんに関連し、安倍晋三首相夫妻の指示の有無を問う際、「指示はなかったんですね」と“誘導的”な口調で質問したことに異論が出ていることについて釈明した。

 質問の途中に「1点…」と切り出すと、「私が昨日の質問で、総理、総理夫人の指示はなかったんですね、という聞き方をしたら、答えを誘導しているのではないかというご指摘が出ている。そのような趣旨で聞いたのではないと、申し上げておきたい」と説明した。

 丸川氏は首相の信頼が厚い。その丸川氏が、指示がなかったことを前提にしたような口調で佐川氏に質問したため、波紋を呼んでいる。」
https://www.nikkansports.com/general/news/201803280000434.html

> 質問の途中に「1点…」と切り出すと、「私が昨日の質問で、総理、総理夫人の指示はなかったんですね、という聞き方をしたら、答えを誘導しているのではないかというご指摘が出ている。そのような趣旨で聞いたのではないと、申し上げておきたい」

取材での質問に答えたのかと思ったら、自分から釈明をしたということですか。一応「誘導じゃないか」と言われていることを気にはしていたのですね。

参考
首相に「ルーピー!」と絶叫 丸川“新ヤジ将軍”誕生 ⇒ 丸川氏の「この愚か者めが」Tシャツ試作品完成
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/787.html
投稿者 正義の天秤 日時 2010 年 5 月 22 日 21:26:23: afaY/acrIg9Vk
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/247.html

記事 [政治・選挙・NHK242] あえて名前を伏せ報道した朝日新聞のナゾ! 自民幹部「佐川氏の勝ち、昭恵氏呼ぶ必要ない」 



 https://www.asahi.com/articles/ASL3W5HPHL3WUTFK01W.html



あえて名前を伏せ報道した朝日新聞のナゾ!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_337.html
2018/03/28 13:35 半歩前へ

▼あえて名前を伏せ報道した朝日新聞のナゾ!

 自民幹部「佐川氏の勝ち、昭恵氏呼ぶ必要ない」と朝日新聞。

 佐川宣寿の証人喚問は勝ち負けで判定するものか?真相が解明されたか否か、佐川宣寿が真実を証言したか否かを正すのが本筋ではないか?

 「自民党幹部」というが、どこの誰だ?

 朝日新聞はナゼ、ソンタクする?

 どうして名前を出さないのか?

 こんなものは、わざわざ名前を伏せる必要などない。

 このあたりが安倍晋三にナメラレル所以だ。

 自民党からバカにされるゆえんだ。

 こんな中途半端な朝日が私は好きでない。

 改ざんでは先行したが、その後は毎日新聞や共同通信が特ダネを次々、飛ばし追い抜いている。

 森友事件を追求するなら、腰を据えて取り組んでもらいたい。  (敬称略)






































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/248.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 田中真紀子さんの強烈な一言。恐らく、一度聞いたら忘れられない小泉進次郎に関するコメントとして断トツだな 





田中真紀子さんの強烈な一言。恐らく、一度聞いたら忘れられない小泉進次郎に関するコメントとして断トツだな
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/9b545378424e074c5ec38f87dd9da2ad
2018年03月28日 のんきに介護

スポーツ愛知によると、

学校法人「森友学園」への国有地売却に関する

財務省の決裁文書の改ざん問題についてなされた佐川宣寿氏(60)の証人喚問に対し、

小泉進次郎議員(36)が25日の自民党大会で

「これは与党野党、まったく関係ない。今日総理が言った『徹底的に真相究明をやる』と。その言葉通りの徹底究明。これをやらなければいけない」

とコメントしたらしい。

☆ 記事URL:https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20180328-134-OHT1T50093.html


この発言につき、

元外務大臣の田中真紀子氏(74)が

28日放送のTBS系「ビビット」(月〜金曜・前8時)に出演し、

次のように言ったという。

「あれは若い子なのに、汚いと思う。お父さんのやり方を真似しているのかも分からないけど。もっと本気で取り組むんだったら、自分が質問しなければいけない。あの人は30年前の安倍さん、30年経ったら今の安倍さんになる子ねと指摘していた。



田中真紀子氏、小泉進次郎議員の発言を痛烈批判「本気で取り組むなら自分が質問しないと」
http://www.hochi.co.jp/topics/20180328-OHT1T50093.html
2018年3月28日9時5分 スポーツ報知

 
 小泉進次郎

 元外務大臣の田中真紀子氏(74)が28日放送のTBS系「ビビット」(月〜金曜・前8時)に出演し、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書の改ざん問題で、衆参両院の予算委員会で開かれた当時の財務省理財局長だった佐川宣寿氏(60)の証人喚問について独自の視点を示した。

 田中氏は、一連の改ざん問題で自民党の小泉進次郎議員(36)が25日の自民党大会で「これは与党野党、まったく関係ない。今日総理が言った『徹底的に真相究明をやる』と。その言葉通りの徹底究明。これをやらなければいけない」などと発言していることに触れ、「小泉、ナニ次郎さんだったかな?息子さん?」とした上で「自民党のバッヂ付けているんだったら、これおかしいって言えばいいものを、ぎりぎり評論家みたいなことを言っていて」と断じた。

 その上で小泉氏の発言に「あれは若い子なのに、汚いと思う。お父さんのやり方を真似しているのかも分からないけど。もっと本気で取り組むんだったら、自分が質問しなければいけない。あの人は30年前の安倍さん、30年経ったら今の安倍さんになる子ね」と指摘していた。


ビビット 2018年3月28日 18.03.28

※15:06〜田中真紀子氏出演。 再生開始位置設定済み。



ビビット 2018年3月26日 180326

※4:35〜小泉進次郎氏「権力は絶対に腐敗する」 再生開始位置設定済み。
















http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/249.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 昭恵氏喚問非実現なら国民の怒りは野党に向かう(植草一秀の『知られざる真実』)
昭恵氏喚問非実現なら国民の怒りは野党に向かう
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-4065.html
2018年3月28日 植草一秀の『知られざる真実』


昨日の佐川宣寿元財務省理財局長に対する証人喚問は予想通りのものになった。

森友学園への国有地払い下げに関する首相や官邸の関与を否定。

昨年2月17日の安倍首相答弁の公文書改ざんへの影響を否定。

公文書改ざん問題の詳細については「訴追される恐れがあるため答弁を控える」のオンパレードだった。

事前に想定されたとおりの証人喚問になった。

唯一の成果は、元検事の若狭勝氏が指摘しているが、佐川宣寿氏と首相秘書官である今井尚哉氏との連絡の有無についての佐川証言の変遷である。

自由党参議院議員の森ゆう子氏による「官邸の今井(尚哉)秘書官と、森友問題で話をしたことは全くありませんか」との質問に対する答弁が変遷した。

「「佐川さんのしっぽが見えた」 若狭勝、35年間の「嘘反応」研究で、官邸関与を見抜く?」

https://goo.gl/MvBfnC

1回目「官邸秘書官はおそらく私どもの課長クラスと(答弁の)調整をしていた」

2回目「私の国会答弁に関して私が今井秘書官と話したことはございません」

3回目「森友問題について話をしたことはございません」

公文書改ざん事件に佐川宣寿氏だけでなく今井尚哉氏が関与している疑いがある。

若狭氏は佐川氏の証言の変遷に注目し、1回目の言い回しと3回目の言い回しが大きく変化した点に着目したのである。最初の発言が実態に近いとの見立てだ。

時間的な前後関係は定かでないが、公文書改ざんと安倍首相の2月17日答弁はリンクしている疑いは極めて強い。

決裁公文書を改ざんする方針が固められて2月17日の安倍首相発言が生まれたのか、2月17日の安倍首相答弁があったから公文書改ざんが行われたのかが定かでないが、安倍首相答弁と公文書改ざんとは直結していると考えらえる。

私が提示してきた「安倍首相=刑事コロンボ犯人説」は、改ざん方針が固められたから2月17日の安倍首相答弁が飛び出したとするもの。

いずれにせよ、公文書改ざんに安倍首相ないし首相官邸が関与している疑いは濃厚だ。

そして、首相官邸のキーパースンが今井尚哉秘書官である。

佐川宣寿氏と入省同年次である。

携帯電話等の通信記録で、佐川氏と今井氏の連絡の有無を確認することが重要だ。

国会は国政調査権を活用して、携帯電話会社から通信履歴を取得するべきである。

今井氏と佐川氏との間で昨年2月17日の前後に通信が行われた事実が明らかになれば、これが突破口になる。

公文書改ざんは今井−佐川ルートが焦点になる。

他方、国有地激安払い下げは、安部昭恵−谷査恵子−今井尚哉−田村嘉啓−迫田英典−田中一穂−武内良樹−池田靖ラインが焦点になる。

最大の突破口になるのは安倍昭恵氏である。

野党はものごとの優先順位を適正に設定するべきである。

証人喚問をいくつも獲得できるなら、片端から実施すればよいが、与野党の力関係で証人喚問を実現できる数に制約があると見るなら、優先順位をつける必要がある。

すべての焦点を安倍昭恵氏証人喚問に合わせるべきなのだ。

これを獲得するまではすべての国会審議に応じないとの姿勢を貫徹することが重要なのだ。

佐川氏が証人喚問に出てきて、すべてをぶちまける可能性など、もとより小さかったのだ。

こんな小さなカードを獲得しても勝利には及ばない。

安倍昭恵氏証人喚問を獲得すれば、森友国有地払い下げ事案に、安倍昭恵氏が「関与した」事実を明らかにすることは、恐らく可能だろう。

そうであるなら、ここにすべての重心を移すべきなのだ。

安倍昭恵氏は私人で、犯罪についての明確な疑いがないから証人喚問を控えるべきとの主張があるが、これは通用しない。

籠池泰典氏は私人で犯罪についての明確な疑いがなかったにもかかわらず証人喚問が行われた。

安倍首相が国会答弁で「私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい」と発言したこととの関連で、隠蔽されていた公文書に、「安倍昭恵氏が「いい土地ですから前に進めてください」と述べた」との記述があり、これが安倍首相答弁との関連で極めて重要な供述になるから、安倍昭恵氏の説明が必要になっているのだ。

この安倍昭恵氏発言は伝聞によるもので、これを述べたとされるのは籠池泰典氏である。

籠池氏に対して証人喚問を実施したのだから、安倍昭恵氏に対する証人喚問を拒絶することは不当である。

野党は世論に訴えかけて、安倍昭恵氏の証人喚問が実現するまで、すべての審議を拒絶するべきである。



http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/250.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 安倍擁護の”出来レース”に激しく抗議! 







安倍擁護の”出来レース”に激しく抗議!
http://85280384.at.webry.info/201803/article_340.html
2018/03/28 20:50 半歩前へ

▼安倍擁護の”出来レース”に激しく抗議!

 佐川のゼロ回答に断固抗議する市民集会!25日昼、東京・新宿に結集!

詳しくはここをクリック
http://sogakari.com/?p=3289

 なぜ、公文書を改ざんしたか? 誰の指示で改ざんしたのか? 財務省理財局による単独犯説の根拠は何か?

 こうした肝心なことには何一つ答えない佐川宣寿が、安倍晋三や安倍昭惠の話が出てきた途端、「安倍総理や昭惠夫人の指示はない」と明確に断言。

 どうしてここだけハッキリ言いきれるのか?その理由は?証人喚問で佐川宣寿は証言拒否を56回も繰り返した。

 佐川の補佐人は安倍政権に近い弁護士だった!これからして分かる通り、佐川宣寿はムコウと完璧な「すり合わせ」をして”完全装備”で証人喚問に臨んだと言える。安倍擁護の”出来レース”だ。


【ライブ配信】森友学園疑惑徹底追及!安倍内閣は総辞職を!国会前連続行動
















































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/251.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 佐川氏の官邸関与否定に一斉に疑問の声!オリラジ中田「強烈な違和感」真矢ミキ「台本がある」若狭元検事「嘘反応の典型」リテラ
佐川氏の官邸関与否定に一斉に疑問の声! オリラジ中田「強烈な違和感」真矢ミキ「台本がある」若狭元検事「嘘反応の典型」
http://lite-ra.com/2018/03/post-3910.html
2018.03.28 佐川氏の官邸関与否定に一斉に疑問の声! リテラ

    
    証人喚問での佐川氏


「あとは国民のみなさまがご判断いただくことだと思う」──昨日の佐川宣寿・財務省前理財局長の証人喚問を受けて、さっそく安倍首相は国民に丸投げする発言をおこなった。

 しかし、あのような安倍自民党との“出来レース”証人喚問を見て、国民が納得できるはずがない。さすがのワイドショーもきょうの放送で、一斉に“出来レースとしか思えない”と批判した。

 たとえば、昨日の『バイキング』(フジテレビ)では、露骨な誘導尋問をおこなった自民党の丸川珠代議員に対し、元テレビ朝日アナウンサーの南美希子が「(テレ朝の)後輩ですけど、恥ずかしいですね」とバッサリ。今朝の『ビビット』(TBS)でも、司会の真矢ミキが「(佐川氏の証言には)しっかり台本があるんじゃないかと思いましたね」と言うと、オリエンタルラジオの中田敦彦も、佐川氏が安倍夫妻や官邸の関与だけははっきり否定する場面に「強烈に違和感をみんな覚えたと思う」「逆に関与があったからじゃないか、そのために来たんじゃないか」と言及した。

 そんななか、今朝の『とくダネ!』(フジテレビ)では、東京地検特捜部副部長の経験もある元衆院議員の若狭勝氏が、今後の動きについて示唆に富んだ指摘をおこなった。

 じつは昨日の証人喚問では、若狭氏いわく「今回においてはここが唯一、専門的に見ると、非常に(大きなものを)得た」「佐川さんの尻尾が見えたと思っても不思議じゃない」というシーンがあったという。

 それは、自由党・森裕子議員が今井尚哉首相秘書官との関係について問いただした場面のことだった。今井首相秘書官といえば、土地取引と改ざん問題の両方に関与していたという疑いが日に日に増しつつある「総理の右腕」だが、若狭氏は森議員が「今井秘書官と森友問題で話したことがあるか」と尋問した際の佐川氏の反応をクローズアップ。「人間が嘘をつくと本能的に嘘反応が出るんですね。この嘘反応が典型的に出ているのがこの部分なんです」と指摘したのだ。

■3度目に「今井秘書官と話をしたことない」と言い切ったのは“嘘反応”と若狭氏

 その森議員と佐川氏のやりとりを書き起こしてみよう。

森議員「官邸の今井秘書官と森友問題で話をしたことは、まったくありませんか?」

佐川氏「私は国会答弁中は、下の者と部下職員とやっておりますし、官邸との関係につきましては、官邸の秘書官が、私どものたぶん課長クラスと思いますが、課長クラスと調整をしていたということだと思っております。調整というのは、こういう答弁ができたので、こういう答弁をお届けするという、そういうことだと思っています」

森議員「いや答えてませんけども。今井秘書官と森友問題で話したことは、ないんですか?」

佐川氏「私の国会答弁に関して、私が今井秘書官と話をしたことはございません」

森議員「そんなことは聞いていません。答弁に関してとは聞いていません。森友問題について、官邸の今井秘書官と話をしたことはないんですね?」

佐川氏「この森友問題について、今井秘書官と話したことはございません」

 ──質問を2度もはぐらかし、3度目になってキレ気味に「森友問題を今井首相秘書官とは話したことはない」と言い切った佐川氏。

 この反応について、若狭氏は「35年間、嘘の見抜き方の研究をしてきた」と自らの検事としての取調べキャリアを誇示したうえ、以下のように分析した。

「森裕子議員が訊いて、最初の質問に対して(佐川氏は)はぐらかすんですよね。はぐらかし方というのは、一般論を述べると。これ、嘘反応の典型なんですが、2回目に訊かれて少し小出しにすると。で、3回目で、曖昧なことは言えないから思い切って言ってしまうということなんですが、そういうことで嘘反応が表れていると思われる」

 小池百合子とタッグを組んでいた若狭氏を全面的に信用することはできないが、佐川氏が嘘をついていたというのは、その通りだろう。

■若狭氏は「大阪地検が携帯の通話記録を照会して偽証をついてくる」可能性も指摘

 先日も安倍首相が参院予算委員会で今井首相秘書官の名前を出されてあからさまに慌てふためき、挙動不審になるという一幕があったばかりだが、不当な土地取引と文書改ざんの核心部分で動いていたのが今井首相秘書官であることは間違いない。そのような重要人物との関係を佐川氏が否定することは、最初から証人喚問のシナリオで織り込み済みだったはずだ。

 だが、官邸で森友対応を担っている今井首相秘書官と騒動発覚時に理財局長だった佐川氏が「森友について話したことがない」などということは、多くの元官僚が指摘しているように、霞が関の常識に照らしてもありえない話だ。

 典型的な嘘反応を示していたという指摘だけではなく、こうした官邸と省庁の関係を考えても、佐川氏が嘘の証言をおこなったことは明らかなわけだが、問題は、東京地検特捜部副部長の経験もある若狭氏が、大阪地検特捜部もこの答弁を突いてくるのではないか、と語っていたことだ。若狭氏はこのように述べた。

「今井秘書官と佐川さんが電話か何かでやりとりしてるんじゃないかということで、特捜部は携帯電話会社に交信記録を照会するんです」
「じつは証人に出る前にやりとりがあったのか、ということが出てくれば、これはあきらかに『話したことはない』と言い切っている佐川さんは偽証じゃないかと。そこに特捜部は大きな武器をもてるんですよね」

 もし、交信記録によって佐川氏と今井首相秘書官の接点が明らかになれば、安倍首相や官邸の関与という“本丸”にもメスが入れられることになる。いわば、昨日の佐川氏の証言が「蟻の一穴」になる可能性もあるのだ。

■また安倍首相が嘘!「妻の名誉校長は数多」、名誉校長は加計と森友だけなのに

 いずれにしても、あのような茶番劇でこの問題の幕引きをはかろうというのが無理な話なのだ。これからも、安倍首相と森友問題に動いた政府関係者が真相を話さない限り、次々とボロが出て、嘘がどんどん明らかになっていくだろう。

 事実、きょうもさっそく、安倍首相が嘘をついてすぐバレるという一幕があった。安倍首相は先日26日の参院予算委員会で「妻が名誉校長を務めているところは数多あるが、それが行政等に影響を及ぼしたことはない」と断言したのだが、この件について、本日の同委で共産党・小池晃議員が「数多あるという名誉校長を務めている学校は一体どこか」と質問。すると、安倍首相はしどろもどろになって「名誉校長ではなく名誉職に訂正したい」「名誉職は相当な数がある」「そのほとんどは辞退することになっている」と返答。重ねて小池議員が「名誉校長・園長を務めているのはどこか」と訊いても、安倍首相は「名誉校長というのは私の言い間違い」「ちょっと待って下さい……えーっと、校長と園長ということでは現在の段階ではありませんが」「おそらく校長とか園長はない」などとごまかしつづけた。

 だが、安倍首相が自席に戻ると事務方からペーパーを渡されており、すかさず小池議員が「メモきてますから、答えてください」と促すと、「すでに……えー、現在はですね、それはあと2つあったわけでございますが……すでに辞めているというわけでございます」と答弁。無論、「それはどこなんですか」という声があがる。すると、安倍首相は、しぶしぶこう答えた。

「えー、これは、あの……えー、学校としては、御影インターナショナルとですね、えー、あ、あの、み、瑞穂の國記念小學院ですか? はい」

 言うまでもなく、瑞穂の國記念小學院は森友学園で、御影インターナショナルこども園は加計学園が運営する学校である。ようするに、「名誉校長を務めているところは数多ある」というのも嘘、さらには「行政に影響を及ぼしたことはない」というのも真っ赤な嘘だったわけだ。

 行政を歪め、権力によって政治を私物化する元凶は誰なのか。証人喚問すべきは昭恵夫人、そして安倍首相だ。

(編集部)




























http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/252.html

記事 [政治・選挙・NHK242] 自民党幹部がそろって「これで疑いが晴れた」と。自らの醜悪さにまだ気付いていないとしたら「重症」である。 小沢一郎(事務所













































http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/253.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年3月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。