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2019年8月05日00時04分 〜
記事 [政治・選挙・NHK264] 立憲・国民、募る危機感 減る比例得票/れいわ躍進 野党連携強化、求める声も(朝日新聞
立憲・国民、募る危機感 減る比例得票/れいわ躍進 野党連携強化、求める声も
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14125325.html
2019年8月3日05時00分 朝日新聞


主要野党の比例区得票数

 野党第1党の立憲民主党と野党第2党の国民民主党が2日、それぞれ参院選の結果を総括した。主要野党は共闘し、全32の「1人区」で候補者を一本化して10選挙区で勝利。だが、新興政党の躍進もあって個別には思うように議席を伸ばせず、次の衆院選に向けて危機感を募らせている。

 立憲は改選議席を9から17に、ほぼ倍増させた。しかし、比例区では目玉候補が軒並み落選し、当選は8人止まりに。得票数も2017年の衆院選から300万票以上減らした。

 この日、国会内で開いた両院議員懇談会では、れいわ新選組や「NHKから国民を守る党」が議席を得たことを引き合いに、選挙戦略への不満が相次いだ。出席議員によると、「立憲の政策は、れいわの『消費税廃止』、N国の『NHKをぶっ壊す』と比べて分かりづらい。一言で分かる政策が欲しかった」「期待感が2年前に比べて落ちている」といった意見が出たという。

 福山哲郎幹事長は懇談会後、記者団に「れいわの山本太郎さんが自分の身を捨てて戦う姿が、2年前の(結党時の)枝野幸男代表に重なって見られた」と指摘。「我々は変わっていないつもりだが、有権者にどう伝わっていたのかは考えなければいけない」と反省の弁を口にした。

 支持率低迷にあえぐ国民民主は比例区の票が立憲の半分にも満たず、現職2人が落選した。党本部で開いた両院議員懇談会の冒頭、玉木雄一郎代表は「多くの候補を当選させることができなかった。心からおわびする」と陳謝した。

 玉木氏は参院選前から「野党の大きな塊」づくりを呼びかけてきた。一方、野党共闘を優先したため独自色を出しきれなかったとの不満もくすぶる。複数区での擁立を見送ったり、1人区で擁立した統一候補を無所属に切り替えたりしたためだ。ただ、地方組織からは野党連携の強化を求める声が根強い。

 野田佳彦前首相(無所属)は1日の記者会見で「力を合わせて中道ががっちり固まることが、より大きな野党の広がりをつくっていく。立憲も国民も注意深く対応してほしい」と苦言を呈した。立憲内には、国民との統一会派結成を働きかける動きも中堅から出てきた。枝野氏は7月31日の会見で「今の政治に不安や不信、不満を持つ声の結集に向け、さらに努力していかなければいけない」と述べるにとどめた。(中崎太郎、河合達郎)
















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/154.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「少女像」展示再開求めデモ集会に200人「表現の自由の弾圧だ」名古屋(毎日新聞)
デジタル毎日 2019年8月4日 22時30分(最終更新 8月4日 22時48分)

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デモで展示再開を訴える林晃佑さん=名古屋市中区錦3で2019年8月4日午後6時3分、待鳥航志撮影

 愛知県内で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、従軍慰安婦を題材とした「平和の少女像」などの展示が中止された問題で、中止に抗議するデモ集会が4日、名古屋市内の公園で開かれた。約200人が参加して展示の再開を求め、さらに河村たかし・名古屋市長による少女像の撤去要請について「表現の自由の弾圧だ」などと非難した。

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展示中止に抗議する参加者ら=名古屋市中区錦3で2019年8月4日午後5時26分、待鳥航志撮影

 デモ集会が行われたのは、会場の一つ、「愛知芸術文化センター」にほど近い公園「希望の広場」。名古屋市内の団体職員、林晃佑さん(34)らがツイッターで参加を呼び掛けて実現した。

 参加者らは「表現の不自由」と書かれた横断幕や、「表現の自由を守れ!」などと記されたボードを掲げた。林さんは演説で「展示がなければ作品内容の議論ができず、新しい考え方も生まれない。批判があっても続けることが重要だ。会期中に再開される可能性もあると思うので、いろんなアクションをしていきたい」と訴えた。

 デモに来た埼玉県の女性会社員(25)は「作品を見たかった。主催者側へのひどい脅しなどがあったので続けられない状態になったのだろうか。悔しい」。上滝浩子弁護士(京都弁護士会)は「公権力を持つ立場にある人が干渉的なことを言えば、表現活動が萎縮する。そうさせないために憲法は表現の自由を保障している。許せない」と話していた。

 また、デモ集会の趣旨に反対する別の団体の街宣車が来て、一時騒然とした。【待鳥航志/統合デジタル取材センター】

https://mainichi.jp/articles/20190804/k00/00m/040/188000c
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「事実上の『検閲』」河村市長に発言撤回求める マスコミ文化情報労組(毎日新聞)
デジタル毎日 2019年8月4日 18時11分(最終更新 8月4日 18時31分)

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展示の中止が決まった「表現の不自由展・その後」に出展していた「平和の少女像」(右、中央)と「慰安婦」の写真(左)=名古屋市東区の愛知芸術文化センターで2019年7月31日、大西岳彦撮影

 名古屋市などで開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、従軍慰安婦を題材とする「平和の少女像」の展示中止が決まったことを受け、新聞労連や民放労連などでつくる「日本マスコミ文化情報労組会議」(MIC)は4日、声明を発表した。少女像の撤去を要請していた河村たかし・名古屋市長に対し、「行政が展覧会の内容に口を出し、意に沿わない表現を排除することになれば、事実上の『検閲』にあたる」と批判し、発言の撤回を求めた。

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あいちトリエンナーレ2019の「表現の不自由展・その後」の展示中止について記者会見する大村秀章愛知県知事=名古屋市東区で2019年8月3日午後5時4分、大西岳彦撮影

 国際芸術祭の実行委会長代行でもある河村市長は、開催に文化庁から補助金の交付が採択されている点を理由に、「あたかも日本国全体がこれ(少女像)を認めたように見える」「多額の税金を使ったところで(展示を)しなくてもいい」と述べ、実行委会長の大村秀章・愛知県知事に対し、少女像の撤去を求める内容の抗議文を提出した。愛知県によると、開幕日の1日だけで電話やメールなど約700件の抗議が届いたという。

 声明は「行政は本来、『表現の自由』の多様性を担保する立場」とし、「公権力が個々の表現内容の評価に踏み込んでいけば、社会から『表現の自由』『言論の自由』は失われてしまう」と問題視。脅迫的な内容の抗議などから少女像の展示が3日間で打ち切られたことについて、「民主主義社会をむしばむ卑劣なテロ予告や脅迫を非難しない政治家たちの姿勢も問題」とも訴えた。【山口朋辰/統合デジタル取材センター】

https://mainichi.jp/articles/20190804/k00/00m/040/081000c
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 札幌地裁、書記官の「令和」使用強制に謝罪。(澤藤統一郎の憲法日記)

「令和」はキライだ。使いたくない。使用強制はまっぴらだ。

「令和」という文字を見るだけで、神経がざらつく。そもそも元号にアレルギーではあるが、「令和」の採択に安倍や菅など現政権が関わっていることも、嫌悪感の大きな一因となっている。何の違和感もなく、「令和」を使用している人のセンスを疑う。この場合のセンスとは、歴史に対する感覚、政治に対する感覚、体制との間合いの取り方についての感覚、つまりは憲法感覚を指している。

先月の参院選で野党統一候補として当選したある弁護士が、立候補前だったが5月になるやさっそく「令和」で書面を送ってきたのには驚いた。えっ? 「革新」の候補者が? 私は、この人の憲法感覚を信用しない。

反対に、「これは立派だ。この人たちなら信頼できる」というのが、北海道合同法律事務所の姿勢。8月1日の同事務所ホームページに次の記事。
http://www.hg-law.jp/news/entry-3078.html

札幌地方裁判所の元号の強制問題についての当事務所の取り組み

北海道合同法律事務所

1 2019年5月1日、天皇が明仁天皇から、徳仁天皇に代わり、元号も平成から令和に代わりました。こういった矢先に、札幌地方裁判所で元号の使用を強制するという事件が起きました。

具体的には、本年7月初め、私たちの事務所の事務職員が、札幌地方裁判所の破産係の受付に自己破産申立書を提出したところ、対応したA書記官は、事務職員に対して、申立書の「申立日」や「申立人の生年月日」の年数を西暦表記ではなく元号で表記するように訂正を求め、以後、「報告書の年月」や「債権者一覧表の借入日」等も元号表記することを要求しました。このことについて、あらためてその趣旨と理由を確認しに出向いた私たちの事務所の事務局長に対して、「合同さんはそういう主義主張だとわかっていますから、もういいです。合同さんに対してはもう言いません。」との返答をしました。

元号法が制定された1979年の国会において、元号法は「一般国民に元号の使用を義務づけるものではない」と国務大臣が答弁していますが、このようなA書記官の対応は、元号使用のお願いの範囲を超えて、強制に至るものと評価せざるを得ませんし、それが、A書記官の個人的な対応なのか札幌地方裁判所としての対応なのかも判然としませんでした。

そこで、以下の公開質問状を提出しました。

2019年7月22日

札幌地方裁判所長 本多知成 殿

公 開 質 問 状

〒060-0042 札幌市中央区大通西12丁目       
北海道合同法律事務所 

              
弁護士 池田賢太  弁護士 石田明義  弁護士 内田信也
弁護士 小野寺信勝  弁護士 加藤丈晴  弁護士 川上有
弁護士 笹森  学  弁護士 佐藤博文  弁護士 佐藤哲之 
弁護士 中島  哲  弁護士 長野順一  弁護士 橋本祐樹
弁護士 桝井妙子  弁護士 三浦桂子  弁護士 山田佳以
弁護士 横山浩之  弁護士 渡辺達生   以上18名                           

   本年7月2日及び同月5日、当事務所の事務職員が、貴庁民事第4部
   商事部受付に自己破産申立書を提出しました。対応したA書記官は、
   事務職員に対して、申立書の「申立日」や「申立人の生年月日」の年
   数を西暦表記ではなく元号で表記するように訂正を求め、以後、「報
   告書の年月」や「債権者一覧表の借入日」等も元号表記することを要
   求しました(以下、「本件元号使用要求」といいます。)。このことについ
   て、同月5日、あらためてその趣旨と理由を確認しに出向いた事務職
   員に対して、「合同さんはそういう主義主張だとわかっていますから、
   もういいです。合同さんに対してはもう言いません。」との返答をしまし
   た。あらためて、年数の表記方法について、公開質問状を提出いたし
   ますので、1週間以内に文書でご回答ください。
   (※ 実際の公開質問状では書記官の実名を記載していますが、この
   書面の公開に当たっては実名である必要がないので、A書記官と記
   載しています。)

2 この質問状に対し、7月29日、札幌地方裁判所の民事次席書記官と総務課長が私たちの事務所に来て、裁判所の見解を口頭で説明をしてくれました。

その説明の要旨は次のとおりです。

 ・ 今回の元号使用要求が札幌地方裁判所の方針なのか否かについて
   今回の元号使用要求は、A書記官の個人的見解であり、札幌地方裁判
   所としての方針ではないし、破産係を所管する民事第4部としての方
   針でもない。
 ・ 元号使用要求の法的根拠について
   指摘された国務大臣の答弁のとおり、元号の使用を強制する法的な根
   拠は一切なく、あくまでも出来るのはお願いであり、今回のA書記官
   の対応はお願いを越えたものであり、元号の使用を強制したと評価さ
   れても仕方がないものである。
   ただ、A書記官としては、生年月日について戸籍との照合の便宜も踏
   まえると元号で記載したほうが良いとの思いがあった。
 ・ 裁判所の対応
   A書記官が元号の使用を強制したことについて謝罪すると共に、今後、
   このようなことがないように職員に対して指導を徹底する。

書面による回答はいただけませんでしたが、回答期限までに裁判所のしかるべき方が上記のとおり説明をすると共に謝罪もしてくれましたし、回答等を公開することも了解してくれました。私たちは、このような札幌地方裁判所の対応は責任ある対応と評価します。

このような事件が他の裁判所や他の役所等で起きることがないよう、社会に訴えることも含め、この事件を社会に公表いたします。 以上


北海道合同の弁護士諸君の姿勢は立派だし、札幌地裁の対応も適切だったと思う。皆さん、あらゆるところで、「令和」使用強制をきっぱりと拒否しようではありませんか。

(2019年8月3日)

http://article9.jp/wordpress/?p=13067
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/157.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 『スシローと不愉快な仲間たち』第3話 スシローが池上ムソーに嫉妬!? 選挙報道のあるべき姿とは…の巻(リテラ)
『スシローと不愉快な仲間たち』第3話 スシローが池上ムソーに嫉妬!? 選挙報道のあるべき姿とは…の巻
https://lite-ra.com/2019/08/post-4883.html
2019.08.04 マンガ『スシローと不愉快な仲間たち』第3話 リテラ



安倍首相の心の声を代弁する御用評論家、陰謀論全開で政権批判者を攻撃するネトウヨ文化人、中立のふりしてこっそり政権の味方をするどっちもどっちコメンテーター……。メディアを跋扈する安倍応援団を、ツイッターでも人気のまんが家・ぼうごなつこが、笑い飛ばします。
第3話では、選挙特番で大活躍の池上彰にそっくりのキャラが登場。その“無双ぶり”に、本連載のタイトルにもなっている御用ジャーナリスト・田崎史郎氏そっくりのキャラが何やらイチャモンをつけ始め……という展開。選挙報道はどうあるべきなのかをぜひ、笑いながら考えてください。
(編集部)

■第3話 スシローが池上ムソーに嫉妬!? 選挙報道のあるべき姿とは…の巻



【編集部注】
このマンガはフィクションです。

【プロフィール】
ぼうごなつこ
1974年、神奈川県生まれ。まんが家・イラストレーター。
『子どもの心に寄り添って〜被災した子どもの心のケア』『よくわかる緊急事態条項Q&A』『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』『女政治家の通信簿』などでまんが・イラストを担当。
ホームページ:http://bogonatsuko.blog45.fc2.com
ツイッター:nasukoB








http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/158.html

記事 [政治・選挙・NHK264] まさに表現の不自由…「暴力で封殺するな」現地で抗議も(朝日新聞)
朝日新聞デジタル 2019年8月4日20時08分
江向彩也夏、黄K

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190804002246_commL.jpg
愛知芸術文化センターの前で「表現の不自由展・その後」の展示中止に抗議する人たち=2019年8月4日午後2時17分、名古屋市東区、戸村登撮影

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190804001821_commL.jpg
展示中止となり、壁で閉ざされた「表現の不自由展・その後」の入り口(右)=2019年8月4日午後、名古屋市東区、川津陽一撮影

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190804001808_commL.jpg
「表現の不自由展・その後」の展示中止を知らせる案内板=2019年8月4日午後、名古屋市東区、川津陽一撮影

 愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の実行委員会が企画展「表現の不自由展・その後」を中止したことを受け、企画展会場となっていた愛知芸術文化センター(名古屋市東区)前などでは4日、中止に反対する抗議活動が相次いだ。

 企画展は1日に始まり、慰安婦を表現した少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品など各地の美術展で撤去されるなどした二十数点を展示していた。芸術祭の実行委会長を務める大村秀章愛知県知事は3日、テロ予告や脅迫も含め、抗議の電話やファクスが相次いだため、中止すると発表した。

 企画展の展示室は可動壁で閉ざされた。4日午前10時の開館直後から壁を撮影する来場者がおり、「まさに表現の不自由だな」とつぶやく人もいた。午前11時すぎには、愛知県江南市の会社員の男性(38)が展示室近くで「#表現の不自由展の再開を求めます」などと書かれた紙を掲げた。

 午後2時からは会場の玄関付近で抗議集会が始まった。ネットでの呼びかけもあり、全国各地から集まった約30人が「見たかったのに!! 暴力で『表現の自由』を封殺するな!!」との横断幕を掲げ、「表現の自由を守ろう」と声をあげた。

 午後5時には、名古屋・栄に約200人が集まり、少女像などの展示中止を求めた河村たかし名古屋市長への抗議集会を開催。民主政治の実現を訴え、街頭活動を続けてきた市民団体「Antifa758(アンティファナゴヤ)」がツイッターで呼びかけた。

 中心メンバーの林晃佑さん(34)=名古屋市=はマイクを握り、「最も批判されるべきは企画展に脅迫めいた抗議を続けた人々だ。河村市長ら政治家の行動が、抗議をあおる要因になった」と訴えた。河村市長はこの間、芸術祭の実行委事務局への抗議電話などについて「表現の自由であり、国民の皆さんは思ったことを堂々と言えばいい」などと持論を語ってきた。

 集会では、企画展を見た市民から集めた作品の写真を貼った2枚のボードを完成させた。抗議の意味を込め、近く河村市長に送るという。

 一方、作品の保全状況を確認するため、県職員の立ち会いのもと展示室に入室した韓国人写真家の安世鴻(アンセホン)さんは「展示室は作家と観客の意思疎通の場。権力がその場をふさぐのはおかしい。人々の知る権利を侵害する出来事だ」と主張。「作家だけがこの闘いをするのではなく、市民の皆さんと一緒に闘っていきたい」と話した。(江向彩也夏、黄K)

https://digital.asahi.com/articles/ASM845RWLM84OIPE00N.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/159.html

記事 [政治・選挙・NHK264] N国入党の訳アリ議員は来るべき選挙で審判が待っている。(かっちの言い分)
https://31634308.at.webry.info/201908/article_4.html
2019年08月04日 

N国に投票した人は、今のN国の状況をどう思っているのだろうか?NHKをぶっ壊せという話と全く趣旨の違う党になってしまった。比例の投票率が2%と言えば、50人に一人が投票していることになる。相当の比率である。自分の周りに誰かはN国に投票した人がいる。私自身も、NHKのニュースは完全に自民党の広報番組と思ってしまうことがある。

N国代表の立花氏の手段を択ばない勢力拡大は、政治倫理もくそもない。維新から摘み出された丸山議員をN国に入党させた。丸山氏は以前にNHKの受信料は支払うべきと述べていた。立花氏、丸山氏も主義主張も簡単に変える。さらにみんなの党の渡辺氏にすり寄り、会派の名前をみんなの党にするなどは自民の安倍首相の文書改ざん並みに裏切り行為である。

さらに、恥の上塗りに丸山氏は、先日秘書へのパワハラで告訴された石崎氏にN国に入党してくれと述べている。自民から離れた石崎氏としても、渡りに舟の状態であろう。石崎氏も入党すると思われる。例え主義主張が違っていようが、まずはかたまって、NHKの日曜討論会の番組に出られる条件5人に向けてえげつなく勧誘している。立花氏は、すでに無所属議員に働きかけているという。訳アリ議員にとって、訳アリ政党に入ることは同類相哀れむ環境になり、違和感なく党に居座ることが出来る。
しかし、訳アリ衆議院議員は、もうじき衆議院選挙の洗礼が待っている。訳アリレッテルの議員の落選は目に見えている。選挙はそんな甘いものではない。ちゃんと国民の審判が待っている。


丸山議員、パワハラ問題の自民・石崎議員に「N国は、君を待ってるぞ!」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190803-00000071-dal-ent
8/3(土)

 NHKから国民を守る党(N国)の丸山穂高衆院議員(35)が3日、ツイッターを更新。パワハラ問題が取り沙汰されている自民党の石崎徹衆院議員(35)=比例北陸信越=に対して「N国は、君を待ってるぞ!」と、自民党を離党することを想定して、N国入党を呼びかけた。

 丸山氏は「あれれ〜、おかしいぞ〜?野党は辞職勧告か糾弾か例のトンチンカンなアレ出さないんですかね?そうすると自民も会期末と交付金の期限までのらりくらりかと。辻元氏や手塚筆頭はまた仕事しないのか、笑〉」と、立憲民主党の議員名を挙げながら、野党に動きがないことを皮肉った。

 石崎氏は男性秘書に「死ね」などの暴言や暴行を繰り返し、新潟県警に被害届を出された。石崎氏はパワハラについては認めている。また、一部週刊誌で外国人女性に買春を持ちかけたことも報道された。自民党新潟支部は3日、石崎氏が同日付で支部長職を辞任したと明かした。本人から申し出があったという。

 自民党「魔の3回生」石崎氏に対し、北方領土での戦争発言や卑わいな言葉を連発するなどした酒乱騒ぎで日本維新の会を除名され、糾弾決議が可決されても議員辞職を拒否した丸山氏。くしくも同じ1984年1月生まれの同世代となる丸山氏は、さっそく石崎氏に共闘を呼び掛けた。

 丸山氏は「石崎先生へ、たぶん支部長辞任だけでは済まないですよ。まずは8月13日、N国は、君を待ってるぞ!」とラブコールを送った。党勢拡大を狙うN国の立花孝志代表もかねてから石崎氏に秋波を送っている。



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/160.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 危うし木更津オスプレイ<本澤二郎の「日本の風景」(3394)<軍用利権派の影が見え隠れした初の市民説明会>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12501245735.html
2019-08-04 07:42:42 honji-789のブログ

<軍用利権派の影が見え隠れした初の市民説明会>

 昨夜、マイクロソフト・ニュースで防衛省によるオスプレイ住民説明会が、木更津市の文化会館で開催されたことを知った。墜落が珍しくない危険極まりない軍用輸送機オスプレイの基地に木更津市が選ばれるというのだ。お隣の君津市の水源地には、1万トン以上の放射能汚染物質が、産廃場に投棄され、将来的に房総半島の自然と農業・水資源は破壊される。

 そこへ新たに、専守防衛という原則を破っての首都圏木更津市にオスプレイ襲来である。説明会に賛成派もいたと報じられている!軍用利権派の国会議員の姿が映し出された格好である。木更津市はやくざの街で知られる。「木更津レイプ殺人事件」の本拠地だ。春の市議選では、やくざ派の市議が相当数当選している。民度の低さを悪用した防衛省オスプレイ作戦なのだ!

<早くも逃げる市長と市議会の不埒な対応>

 ごく当たり前の市民・大衆重視の自治体であれば、このような危険な動きは、事前に排除するだろう。残念ながら、千葉県にも木更津市にも、そうした民主主義の常識が通用しない。

 まさに、そこに狙いをつけた、防衛省と軍事利権に食らいつく、やくざまがいの政治屋の姿を、中立公正のジャーナリストの目には、くっきりと見えてくるのだが。

 このような市民・大衆に危険の及ぶ行為に対して、本来は、真っ先に地元選出の国会議員や政党が反発する。市長・市議会が反対の行動を示すことになる。どうやら、そうした健全な動きがない。信念のある市議さえもいない?

 責任を果たすべき市民の代表がいない?やくざを国会議員に押し上げた土壌・風土は、今も何も変わっていない。そのはずで、やくざの配下が国会議員というのだから。そして先の参院選では「二人の自民党候補を当選させた悪しき勢力が公明党創価学会」と清和会OBは指摘している。

<轟音と墜落する危険軍用機は攻撃輸送機>

 何度か自衛隊基地の視察会に参加して分かったことだが、確か沖縄では中国機に緊急発進・スクランブルをかける、まるで子供のような若者操縦士に驚いた。ベテランの操縦士に「ヘリと戦闘機の操縦は、どちらが困難か」という素朴な質問をすると、彼は「それはヘリコプターの方が難しい」と回答した。

 超音速で飛ぶ戦闘機だと信じて疑わなかったものだから、一つ勉強になったものである。在京政治部長会のころは、頻繁に視察する機会があったが、当時は全く関心がなく、参加しなかった。悔やまれるところである。

 一度、PKO導入に際して自衛隊富士学校で講演したことがある。むろん、PKO反対の主張をして感謝された。自衛隊員もまた命が一番だからである。

 想定できることは、オスプレイの騒音というよりも轟音に耐えられる人間はまずいない。普通の軍用ヘリに何度も乗ったが、特別の耳栓をしないと、とても耐えられない。

 機体の大きなオスプレイの垂直離着陸の轟音はただ事ではない。それが年間4500回。テレビは見られない。勉強どころではない。その影響はただ事ではない。

 さらに深刻な問題は、自衛・防御のためではない軍用機だ。攻撃目的の兵員・武器弾薬を戦地に輸送する。これは相手国からすると、真っ先に叩き潰さなければならない武器ということになる。

 墜落の危険は、ヘリのような安定性がない中での、ヘリのような機能を果たすための操縦の困難さが伴う。風にも弱い。オスプレイは首都圏全域に危険を持ち込むことになろう。墜落大惨事が想定されるだろう。

<原発同様のミサイル標的のヘリ駐屯地>

 陸上自衛隊木更津駐屯地にオスプレイが襲来する事態になれば、それはミサイルの標的になる覚悟が求められる。

 「現在のような戦前派の極右政権が存在すると、半島や大陸からのミサイルにも狙われかねない」との専門家の分析もある。

 目下、漁民との闇取引に注目が集まっている。佐賀県の漁民はまともだが、やくざが介在する木更津市はどうなのか。超軍拡予算にウケに入る防衛省の財布は緩んでいる。

<やくざの街・返上の好機!>

 新たにわかったことは、駐屯地周辺の住民と防衛省は、隠れて秘密の折衝をしていた。住民懐柔策を実施した時点での、公開説明会ということだった。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者がアルバイトをした、やくざ経営の介護施設「かけはし」も、駐屯地に近い。

 この機会に市長と市議会をリコール、やくざまがいの連中をたたき出してはどうだろうか。佐賀県の真っ当な市民運動との連携、辺野古の反対派との連携も考慮してはどうか。木更津市民の正念場であろう。

2019年8月4日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/161.html

記事 [政治・選挙・NHK264] ソフトバンク、利益1兆円でも「法人税ゼロ円」発覚…孫正義氏の年間配当100億円 :経済板リンク 
ソフトバンク、利益1兆円でも「法人税ゼロ円」発覚…孫正義氏の年間配当100億円(Business Journal)

http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/803.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/162.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 山本太郎へのポピュリスト攻撃と日本型新ファシズム(兵頭に訊こう)
山本太郎へのポピュリスト攻撃と日本型新ファシズム
2019年8月4日 兵頭に訊こう



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こんにちは!

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。

2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金と週に3回配信します。

それに、ほぼ週に1〜2回の動画を配信しております。

わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

よろしくお願いします。

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山本太郎への攻撃は、山本の影響力の証明である。
影響力が増せば、当然、既得権益支配層は攻撃を強め、影響力を殺ごうとする。
これから山本太郎は大いに攻撃に遭うだろう。
最近では左派ポピュリストという山本太郎攻撃があった。
こういう政治的キーワードには最大限警戒した方がいい。
ポピュリズムはファシズムの生みの親である。
今回、日本型の新ファシズムをこの動画で説明した。


山本太郎へのポピュリスト攻撃と日本型新ファシズム



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http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/163.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 日本の政治が腐ってしまった本当の理由 - 第11章「三本の毒槍」
あなたに一つ聞きたい事がある。日本社会での、立法府を支配している政治勢力と経済界と行政府(司法府も含め所謂官僚)達の利権集団の関係を大雑把に考えてみた事がありますか?

私にとってそれは3人ずつお互い囲いの周りに立ち、見張り番をしている様なイメージが思い浮かぶ。はて、囲いの柵の中には何がいるのか?大人しい羊達である。彼らはおのおの毒槍を持っている羊番である。それぞれ3人がお互いに協力しあって、或る者は積極的に、或る者は便乗的に、或る者は羊達が囲いである柵から逃げない様躾け役として、この大人しい羊達を搾り取っている図である。
■経済界: 低賃金、長時間労働、非正規労働者、福利厚生の低減、男女間の不平等な給与体系など。その一方企業の内部保留金は史上最高を更新している
■行政府: 自民党との長い付き合いのお蔭で国民の事を憶い公僕として働く習慣が無くなっちゃったし、天下り先を用意してあるし、地位が安泰で自分の仕事の責任が降り懸からない様なら万事OK。でも或る事が責任問題に発展したらあの手この手で全力で反撃します
■立法府: 経済界及び行政府と協力、富める者を優遇し大事に扱い弱い立場の人々の社会的不満を封じ込め自力更正と言う名の下、緩やかな強制労働収容所と言う囲いの中へ閉じ込める様に努力。そして自分達の希求する社会を実現する戦略戦術を立法し施行

この様な日本社会の現状。しかし、「官」が主で無く、「経」が主で無く、「政」が主で無い、主権在民即ち「民」が主ではなかったのか?もうこの国では「民主」主義は死んでしまったのだろうか?いやまだだ。非常に危ない所にあるがまだ首の皮一枚残している。だがあなたが声を挙げない限り直ぐにこの世から消えてなくなる。この一連の投稿の中で何度も参照している改憲マシンとは即ち管理社会、監視社会の下全ての人間の心をコントロールする社会の事と定義出来よう。だから皆、声も挙げない投票にも行かない大人しい羊達となってしまった訳。このトレンドが長い時間をかけ非常に強力になって来たのである。それは日本の社会から柔軟性が失われてしまった事。知的なレベルが著しく劣化し、皆が皆オペレータになってしまった事。日本の社会の進化が止まり人々の退行が著しい事を見れば明らか。政治家も例外ではない。議会制民主主義は基本、二大政党制と言う仕組みより成り立つ事も理解しない、どうしょうもない島国根性で自分の政党が一番だと思っている政治屋共。嫉妬心からお互いの政党を罵りあうパワハラみたいな事に明け暮れている、改憲マシンの手の掌の上に乗っている事も判っていない孫悟空達。

此処でとても大事な問いをしておこう。大人しい羊達は彼ら3人の番人達に毒槍を放棄させ、心優しい番人変えられるかどうかである。
■ 経済界に圧力をかける。厳しいね。労働組合なんてもはや存在しないし、消費者団体なんて消えしまった
■ 行政府に裁判を通じて圧力をかける。米国では中央政府即ち連邦政府が政策を巡り地方の州政府から訴えられる事がままあるそうである
■ 立法府を選挙を通し更新し圧力をかける。これが一番簡単。一方内閣と政権与党経済界行政府の面々は大人しい羊達が生存権の一部である投票の権利の行使の意欲を喪失してしまう様に日々洗脳に頑張ってます

皆さん現在の政権下で長らく、懐事情は良くならないばかりか悪化して来ている事を肌身から感じているでしょう。しかし立法府を構成する政党の勢力図が変ったとしても、経済界と行政府は柵の中の羊達を搾り取り続けたい訳で手練手管で自分達の利益を最大限に絞り出してくれるシステムの存続の努力をします。それに協力的な政党が立法府の最大勢力になる様お互い補完的に、市民が選んだ新しい国会の政治勢力を貶める様再び策謀する事でしょう。だって一番相性が良いのが美味しいのでしょ?即ちこれを緊張関係の無いズブズブな関係と言う。これ独裁制の見本ね。この彼らの習性を皆さん忘れないで下さい。大事な事は立法府に継続的に投票と言う行為で圧力をかけ続けて、経済界と行政府に今のままでは日本は駄目になってしまうと認識させた上日本の活力を取り戻す為に今の政治が向かっている方向の、転換を計る時なのです。

この章の最後にあたり: もう一回言います。それは継続する事で達成出来ます。経済的に社会的に弱い立場の人々が支える政治勢力が立法府において力を強く持ち続ける事で立法府と言う番人を心変わりさせ日本の国民に向けた毒槍を地に置かせた時初めて、残り2人の番人が民意を聞き始めそれぞれの威圧の為の毒槍を地に置く事が可能になるのではと思います。それは人間の顔を持った社会の始まりと言えます。それにはまずベルリンの住人達と同様、羊の様に閉じ込められたこの見えない垣根と壁を壊す作業が必要ではないでしょうか。「未来を目の前にして、くたばるわけにはいかない」[1]のです。

参考文献:
[1] "ベルリンの壁崩壊を後押しした、東ドイツの若きパンクスたちの物語," Jerry Portwood (訳 Masaaki Yoshida), RollingStoneのウェブサイトより, 2018年9月24日,
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29044/1/1/1
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/164.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 日米安保は来年格下げ ▽成長率転落で 
日米安保は来年格下げ ▼成長率転落で
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51973667.html
2019年08月05日 自民党的政治のパンツを剥ぐ ※タイトル中、▼は禁止文字列なので▽に代替表記


トランプの 米国よがり 自国だけ政策が
日本へ向かってくる


安倍政権は▼成長を余儀なくされた結果

@日本株価維持をすればするほど サブプラム株価となっていく
Aトランプは暴力団同様 みかじめ料を強奪する
B強欲トランプは経済搾り取りが軍事に優先する 日米安保軽視
C日米安保のヘソ 沖縄国連軍が 米朝合意で消滅
Dトランプからいつまでも頼るな 兵器買え!と逃げられる
Eトランプ本音 安倍晋三は年増 金正恩は地下資源いっぱいかわいく育てたい

***

マケインは死んだのに いつまでも 繁栄と自由の弧は はやらない
金の切れ目が縁の切れ目 日本劣化で 米国の日本不必要が増大していく

ヒモに頼り切り アメリカに貢いだ挙句「ハイ それまでよ〜」
が 安倍政権にも 日銀にも 連合や枝野達にも見えてきてしまった

山本太郎以外の 頭が煮詰まり機能不能になってしまった
もうどうにもとまらない





http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/165.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 広島と長崎に原爆が投下されたとき、すでに米英はソ連との戦争を始めていた(櫻井ジャーナル) :国際板リンク 
広島と長崎に原爆が投下されたとき、すでに米英はソ連との戦争を始めていた(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/112.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/166.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 枝野&福山独裁の立憲に生まれた民主主義/政界地獄耳(日刊スポーツ)
枝野&福山独裁の立憲に生まれた民主主義/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201908050000195.html
2019年8月5日8時29分 日刊スポーツ


★各党が参院選挙の総括をし始めたが、立憲民主党では執行部に対して厳しい声が続いたようだ。数字は厳しい結果を突き付けた。参院選比例代表の立憲の得票は791万票と、結党直後の17年衆院選躍進の1108万票には及ばなかった。国民民主党との合計も1139万票で民進党時代よりも悪い。それが党代表・枝野幸男と幹事長・福山哲郎の独裁体制への批判だ。

★福山は候補者選定にあたり面接で話を聞くと「この候補者にはストーリーがある。選挙にはストーリーが大切」と独りよがりな持論を展開。公認されていくのだが幹事会での公認決定はセレモニーで事後報告に近い。一事が万事この調子で、各党や各候補者がネットの活用やデータの利活用に精を出している時、そこに興味を持たず「電話調査」の結果を信じるなど、選挙態勢のずれも指摘されている。党関係者が言う。「枝野も福山も自分がネットを活用しないのでネットを信用しないし利用しようとも思わない。今どきこれほどお粗末な選対本部もない」。

★「代表選を行って党勢を立て直すべきだ」。この声が結党以来党内の誰もの喉元にまで来ていたが、ついぞ口には出なかった。結党時、衆院は枝野に拾われて当選したという議員が多く、参院も福山がいち早く主導して党勢拡大を実現した。独裁的に党運営を進める2人に言いたいことはあったがそれぞれ我慢した。だが組織も拡大し議員数も増えた。党内民主主義が生まれ始めたといっていい。今までの枝野の孤高の対応は決して有権者の心をつかんだものではなかった。国民民主党は自民党と組むべきだとの声もあったが党代表・玉木雄一郎は立憲に統一会派を申し入れる考えを示している。協力しても民進党時代より減っている現実を両党はどう見るのか。(K)※敬称略






関連記事
立憲・国民、募る危機感 減る比例得票/れいわ躍進 野党連携強化、求める声も(朝日新聞
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/154.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/167.html

記事 [政治・選挙・NHK264] <朝日新聞・フロントライン>官邸とのパイプか言いなりか 破綻の夕張発、最年少知事 








官邸とのパイプか言いなりか 破綻の夕張発、最年少知事
https://digital.asahi.com/articles/ASM704FPMM70UDCB00K.html
2019年8月3日15時59分 朝日新聞 フロントライン


北海道知事選で鈴木直道氏(右)の応援に訪れた菅義偉官房長官=2019年4月6日午後2時12分、札幌市中央区

 政権の番頭役と、全国最年少の知事。その因縁をひもとくと、長期政権の足元が見えてくる。

 参院選の公示を控えた6月末。官房長官の菅義偉(70)と、4月の北海道知事選で初当選した鈴木直道(38)が、北海道選挙区の自民党公認候補の応援のため札幌の街頭に並んだ。「新しく誕生した鈴木知事と、新しい北海道をつくっていこうじゃありませんか」。菅の呼びかけに鈴木は満面の笑みでうなずき、握手を交わす。その様子は、まるで実の親子のようだ。

 鈴木は参院選さなかの7月9日、東京に飛び、首相官邸で菅と面談。新千歳空港の発着枠の拡大を要請した。すると15日、応援のため札幌に来た首相の安倍晋三が「来年から発着枠をピーク時に2割、広げていくことを決定した」と政府発表よりも1日早く明らかにし、鈴木に花を持たせた。選挙中に明らかな利益誘導だと野党から批判を浴びたが、16日には中央省庁から道庁に出向する次長級4人の人事を官房副長官の西村康稔がわざわざ会見で発表。いずれも菅が手を尽くした結果だ。

 菅はこれまでもたびたび知事選に肩入れしてきた。もっとも菅に近いのが大阪維新の会だ。大阪万博やカジノ誘致など、政権の支援が必要な維新は菅の太いパイプを武器にしてきた。4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選を制した維新の知事、吉村洋文は「我々こそが菅派だ」と周囲に語る。

 そうしたなかで、なぜ菅が北海道の鈴木をこうも厚遇するのか。その因縁は、12年前にさかのぼる。

 2007年のクリスマス。26歳の東京都職員だった鈴木は、都庁から地方を支えようという若手職員の派遣事業に指名され、雪深い北海道夕張市に初めて足を踏み入れた。同市は国から財政破綻(はたん)を宣告されていた。


東京都職員から北海道夕張市に派遣されていた当時の鈴木直道氏。早朝に出勤してダウンジャケットに手袋姿で仕事をする。この朝の気温は零下5度。足元には段ボールで覆いをして寒さを防いでいる=2010年3月17日

 赴任初日、市役所は午後5時を過ぎると、暖房が切れ、照明が間引かれた。職員は無言でダウンジャケットをはおり、手袋をしてパソコンに向かった。「借金まみれ」の職場は零下の外気よりも寒々しかった。

 2年の派遣期間を終え、東京に戻ると、夕張市長選への立候補を請われた。最初の支援者はコンビニ店長やイベント会社員ら7人。多くの人が夕張を離れ、残された人に負担がのしかかっていた。「理不尽を変えるのが政治なら、自分がやるしかない」

 11年4月の市長選に、鈴木は無所属で出馬。自公が推薦する「小泉チルドレン」の元衆院議員らを相手に、おおかたの予想を覆し、3569票を獲得して初当選。30歳の全国最年少市長(当時)になった。

 新市長の給料は25万9千円。政策に使える予算もなければ、出張費も出なかった。自腹を切ったり、講演の機会を利用したりしながら東京・永田町に通った。目的は財政再生計画の見直しだ。地方自治体を所管してきた歴代の総務相を訪ね、不在のときは名刺を置いて連絡を待った。

菅氏からの電話

 電話が鳴った。声の主は、総務相時代に財政破綻の烙印(らくいん)を押した菅だった。

 2人はともに法政大に通い、苦学した同窓生。両親が離婚し、家計を支えるために都庁で働きながら大学に通った鈴木。片や菅は高校卒業後に秋田から上京し、横浜市議から国会議員に上りつめた。その距離はすぐに縮まったという。

 市長2期目の17年、菅の後押しも受け、財政再生計画の抜本的な見直しを実現。最大350億円あった借金を10年がかりで完済するめどをつけた。

 この間、菅肝いりの「ふるさと納税」を活用し、街づくりの核となる複合拠点施設の建設構想も始動。官邸と太いパイプをもつ似鳥昭雄が会長を務めるニトリホールディングス(札幌市)は、ほとんど利用されてこなかった企業版ふるさと納税を利用し、5億円を支援した。

 夕張を「地方創生」のモデルにしたいという安倍政権の思惑も追い風となり、夕張再生の「槌音(つちおと)」が響き始めた。

 知事4期目の高橋はるみの退任が意識され始めた17年、道内の政界で「鈴木を次期知事に」という声がささやかれるようになった。18年12月に高橋が5選不出馬を表明したが、鈴木はすんなり与党の応援を得ることはできなかった。

 かつて「民主党王国」と呼ばれた北海道。保守道政を続けるだけでもたやすくはない。自民党本部や道選出の国会議員の大半は鈴木を推したが、道議や道内の経済界、首長の多くは「反鈴木派」にまわり、国土交通省の現職官僚を擁立するよう運動を始めた。

 候補者選考が混迷を極める中、鈴木は19年2月、先手を打って無所属で立候補表明に踏み切った。背中を押したのは、やはり菅だった。

 これに公明党が即座に反応し、即日、推薦を出した。異例の対応の裏に、同党を支える創価学会と独自のパイプがある菅の影がちらついた。連立相手の対応を受け、反鈴木派も「鈴木で一本化」の流れに傾き、与党推薦の候補に決まった。後援会長には似鳥が就いた。

 4月の統一地方選で行われた全国11の知事選のなかで、北海道は唯一の与野党対決になった。最終日の6日、札幌駅前には、鈴木の選挙カーに登る菅の姿があった。

 翌日、鈴木は知事に初当選した。野党統一候補を65万票(25ポイント)を引き離す「圧勝」。当選直後、鈴木が菅に「無事勝利できました」と電話で報告すると、菅は「大切なのは、これからだ」と話したという。


岩本剛人氏(左)応援のため菅義偉官房長官(右)とともに街頭演説する鈴木直道・北海道知事(中央)=2019年6月29日午後2時20分、札幌市中央区

 そして7月の参院選。鈴木は、北海道選挙区(改選数3)で2議席獲得をねらう自民が擁立した新顔、岩本剛人(54)の応援に飛び回った。岩本は、北海道知事選で鈴木陣営の遊説隊長を担った。いわば「恩返し」の陣。菅が北海道入りしたのも、鈴木の求めがあったためだ。自民は2議席を得て、「民主王国」の一角を切り崩した。

 中央の「自民一強」を地方でも支える構図。気づけばいつの間にか、全国47都道府県の知事は官僚出身者ばかりとなり、「もの言う知事」は姿を消した。

 官邸との蜜月。このパイプを北海道のために使うのか、それとも官邸のいいなりになるだけなのか――。38歳知事の姿を、530万道民が見つめている。=敬称略(フロントライン)(今泉奏、斎藤徹)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/168.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 山本太郎氏と細川護熙氏…内田樹さんが考える2人の違い/朝日デジ
山本太郎氏と細川護熙氏…内田樹さんが考える2人の違い/朝日デジ
聞き手・中塚久美子 2019年8月5日09時05分
https://www.asahi.com/articles/ASM7Z4CF9M7ZPIHB00R.html?iref=comtop_8_08

「勝者なき選挙」ともいわれた7月の参院選。注目を集めたのが宝塚市出身の山本太郎氏(44)率いる「れいわ新選組」(れいわ)だ。「消費税廃止」や「奨学金チャラ」を政策に掲げ、結党3カ月余りで2議席を獲得した。多くの新党がブームとともに現れては消えていった平成時代の日本政治。「れいわ現象」は本物なのか。神戸市在住の思想家・内田樹(たつる)さん(68)に聞いた。

――選挙前、「れいわ」の事務所に足を運んだとか

 代表の山本さんとは以前から知り合いですので、彼が新たな政治運動を旗揚げすると聞いて駆けつけました。寄付もしました。私が行った時点ではまだ寄付も1億円を少し超えたくらいで、候補予定者も蓮池透さん(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長)と2人だけでした。これほど短期間で10人擁立するのは無理だろうと思っていましたので、驚きました。

 ――平成以降に旋風を巻き起こした新党というと、1992年に旗揚げした日本新党が思い浮かびます。でも、今はありません

 出現の仕方は少し似ているかも…
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/169.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 戦後憲法裁判の記録を多数廃棄 自衛隊や基地問題、検証不能に/共同通信・gooニュース

戦後憲法裁判の記録を多数廃棄 自衛隊や基地問題、検証不能に/共同通信・gooニュース
2019/08/04 23:13
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2019080401001662.html

自衛隊に一審札幌地裁で違憲判決が出た長沼ナイキ訴訟や、沖縄の米軍用地の強制使用を巡る代理署名訴訟をはじめ、合憲違憲などが争われた戦後の重要な民事裁判の記録多数を全国の裁判所が既に廃棄処分していたことが4日分かった。代表的な憲法判例集に掲載された137件について共同通信が調査した結果、廃棄は118件、保存は18件、不明1件だった。判決文など結論文書はおおむね残されていたが、審理過程の文書が失われ、歴史的な憲法裁判の検証が不可能になった。

 裁判所の規定は重要裁判記録の保存を義務づけ、専門家は違反の疑いを指摘する。米国などでは原則永年保存され閲覧できる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/170.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 安倍晋三首相は、「アジア外交」の舵取りが出来ず、苦しい立場、一方、文在寅大統領は、「韓国軍部が11月にクーデターを起こす」という不穏な動きに気づいていないのか(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/acb02df043259a8c0db93e9592ef889c
2019年08月05日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「米トランプ大統領は、米朝国交が回復しても、カネは出さない。カネを出すのは、日本と韓国だと言っている」−NHK総合テレビは8月4日午前9時から10時までの「日曜討論」で、こういう趣旨の発言をした出席者がいた。この日のテーマは、「相次ぐ発射 北朝鮮のねらいは何か 米朝協議は?連携は?」だった。だが、「朝鮮戦争終結宣言→米朝国交正常化・平和条約締結→朝鮮半島統一→新国家『コリア』建国→韓国消滅」という動きが、急ピッチで進んでいる状況下、安倍晋三首相は、「アジア外交」の舵取りが出来ず、苦しい立場に立たされている。一方、文在寅大統領は、「韓国軍部が11月にクーデターを起こす」という不穏な動きに気づいていないのか。安倍晋三首相に忖度しているNHKには、踏み込めない話だが、それにしても、気の抜けた「日曜討論」であった。韓国、北朝鮮内部に深く食い込んでいる情報通は、以下のように伝えている。



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK264] ウヨ脅迫と政治圧力で、愛知の大イベントの展示会が中止に+萩生田発言への批判広がる(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28502439/
2019年 08月 05日 

 mewは、何故、この萩生田のトンデモ発言の問題をもっと多くのメディアやネットが取り上げないのか、不思議でならないのだが。<それこそが問題かも。>

 むしろ政治の世界では、安倍首相の超側近である自民党の萩生田幹事長代行が「改憲シフトんするため、衆院議長を交代させる」と発言したことは問題視されていて。与野党からの批判が止まらず。 
 昨年は安倍盟友の下村博文氏(当時・改正推進本部長)が「改憲の議論をしないのは、国会議員として職場放棄ではないか」と野党を批判したことが問題視されて、逆に憲法審査会の審議がストップすることにつながったのであるが。
 今度は、萩生田氏が、改憲を早く進めたい余りに行なったあさはかな発言が、憲法審査会の審議が停滞をもたらしそうだ。(@@)

* * * * *

『「自らをはずかしめ、分も過ぎた発言だ」伊吹元衆院議長が萩生田氏に苦言

 自民党の伊吹文明元衆院議長は1日、所属する二階派の会合で、憲法改正を巡り萩生田光一幹事長代行が大島理森衆院議長の交代の可能性に触れたことに関し「政権与党の一役員が、院の構成をどうするかについて発言してはいけない。(衆院議員は)そんな軽いところの議員なのかと自らをはずかしめており、分も過ぎた発言だ」と苦言を呈した。

 また萩生田氏が安倍晋三首相の側近であることを念頭に「側近と言われる人は、できるだけ影に徹すること、表に出てものを言わないこと(が大事だ)」と指摘した。【竹内望】(毎日新聞19年8月1日)』

『「私には全くその発言は、理解できないと思います。衆議院議長を変えて、それで前に進む話なんですかね」(公明党 北側一雄副代表)
 公明党の北側副代表は、「発言そのものが憲法の議論を進めていくにあたって妨げになりはしないのか」などと苦言を呈し、与野党に幅広い人脈を持つ大島議長がむしろ適任だとの認識を示しました。

 「立憲主義であるとか、そうしたことについての理解が十分ではないのではないかと、非常に驚愕をして呆れているというのが正直なところ」(立憲民主党 枝野幸男代表)
 また、立憲民主党の枝野代表も萩生田氏を痛烈に批判したうえで、「この程度の知識の方が憲法を語っているから、憲法の議論は進まない」などと語りました。今後の憲法改正にむけた議論に影響が出そうです。(TBS19年7月31日)』

* * * * *

 尚、先週、このブログに自民党の高市衆院議院運営委員長の批判も載せたのだが。これに対して、ネット番組を主催していた櫻井よし子氏(超保守系の安倍応援団)から抗議があったという記事が出ていたのだが。これには呆れるしかない。(・o・)

『高市早苗衆院議院運営委員長(自民)は31日、憲法改正に絡み大島理森衆院議長の交代論に言及した自民党の萩生田光一幹事長代行に苦言を呈したことに対し、ジャーナリストの櫻井よしこ氏から抗議があったと記者団に明かした。
 櫻井氏は、萩生田氏の発言があった保守系インターネット番組の主宰者。萩生田氏は26日に「有力な方を議長に置いて憲法改正シフトを国会が行っていくのは極めて大事だ」などと語り、高市氏は29日に「萩生田氏が議長を交代できるわけではない」などと指摘した。(産経新聞19年7月31日)』

 話は変わって・・・。やはり「これはアブナイ」とmewが気になったことを・・・。 

 1日から愛知県の名古屋、豊田市で「あいちトリエンナーレ2019」がスタートした。これは、愛知県で3年に1度開催される国内最大級の現代アートの祭典で、愛知県や名古屋市などでつくる実行委員会が主催し。実行委員長は大村秀章・愛知県知事が務めている。

 その中に『表現の不自由展・その後』という企画展のコーナーが設けられていたのだが。多数の抗議や脅迫の電話(&政治的な圧力?)があったことから、わずか3日間で中止されることになってしまった。(-"-)
 このコーナーには、過去に公立の美術館などで展示を中止された作品が置かれていたとのこと。作品の中には、韓国の彫刻作家が制作した(慰安婦像に似た)「平和の少女像」や9条俳句の作品などもあったという。
 
 mewは、全ての展示品を見ていない(一部の写真を見ただけな)ので何とも言えない部分もあるのだけど。
 たとえば、(昭和天皇のように見える?)人の顔が焼かれたような作品など、一般の人が見る展示会では暴力的、残虐的だという面でで不適切だと思われる表現を用いられた作品もあったとのことで。そのような作品の展示に問題を唱える声が出ることは、まだ理解できる。(・・)

 でも、色々な記事や情報を見た限りでは、今回、展示中止に追い込まれる最大の原因になったのは、やはり「平和の少女像」展示への抗議、圧力だったようだ。_(。。)_

* * * * *

 案の定、この少女像の展示への抗議呼びかけがSNS上で拡散されたようで。事務局によると、2日間で抗議の電話とメールは計約1400件に上り、対応する職員が疲弊したとのこと。<職員の名をネットに出すケースも。協賛企業への抗議もあったらしい。>
 中には、ガソリンを持って云々など、放火事件を思い起こさせるような悪質な脅迫メールもあったという。(-"-)

<安倍首相や菅長官の顔をハイヒールで踏む作品が展示されているというデマ情報もとんだらしい。^^;>

 しかも、名古屋市の河村たかし市長が2日に展示品を視察した後、日本人の、国民の心を踏みにじるもの」「国などの公的資金を使った場で展示すべきではない」だと抗議して、展示を即刻中止するよう大村知事に要請。
 3日も芸術祭が名古屋市も経費を負担し文化庁も関与する公的な催しだと指摘。慰安婦を象徴する少女像の展示は「『数十万人も強制的に収容した』という韓国側の主張を認めたことになる。日本の主張とは明らかに違う」と主張し、関係者に謝罪を求めた。^^;

 また、菅官房長官が2日の会見で「補助金交付の決定にあたっては、事実関係を確認、精査して適切に対応したい」と述べ、補助金カットを示唆した。

 さらに、自民党の保守系若手議員のグループ「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会、代表幹事・青山繁晴参院議員)が、「『芸術』や『表現の自由』を掲げた事実上の政治プロパガンダであり、公金を投じて行われるべきではない」「国や関係自治体に速やかに適切な対応を求める」との意見を表明。

 大村愛知県知事は3日夕、記者会見を開き、「テロ予告や脅迫の電話などもあり、これ以上エスカレートすると(来場客が)安心して楽しくご覧になることが難しいと危惧している」と、展示の中止を発表するに至ったと中止の理由を説明した。(-"-)

 安倍首相&超保守仲間(+ネトウヨなどの支持者)には、もともと中朝韓を嫌っている者が多い上、歴史的事実として慰安婦問題などを認めていない。
 しかも、韓国では日本が基金を拠出した慰安婦の財団が解散されたとのこと。これで慰安婦問題に決着をつけようとした安倍首相&超保守仲間(ウヨ系の国民含む)の心を逆撫でしたようだ。^^;
 また、昨年秋、韓国の最高裁が戦時中の日本企業の徴用工に対して個人的な賠償を認めたことに対して、日本政府が条約で解決済みであるとして激しく批判。今度は安倍内閣が韓国を特定物の輸出に関して優遇措置を行なうホワイト国から外すことを決定したことから、日韓関係は国交樹立以来最悪の状況になっている。_(。。)_

 そんな中、このような展示が行なわれたため、超保守派の政治家やネトウヨ反発をますます買うことになったかも知れないのだけど。果たして、このような嫌がらせや抗議、脅迫、圧力によって、展示の中止を決めたことには、大きな問題を感じている。(ーー)

* * * * *

『愛知県内で1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の実行委員会は3日、企画展「表現の不自由展・その後」を中止すると発表した。企画展では、慰安婦を表現した少女像などを展示。抗議の電話が殺到するなどしていたため、津田氏らが内容の変更を含めた対応を検討していた。

 芸術祭の実行委員会会長を務める大村秀章・愛知県知事は3日夕、記者会見を開き、「テロ予告や脅迫の電話などもあり、これ以上エスカレートすると(来場客が)安心して楽しくご覧になることが難しいと危惧している」と中止の理由を述べた。(朝日新聞19年8月3日)』

『ネット上では、公的なイベントに慰安婦問題など政治的なものを持ち込んだ展示はふさわしくないのではないかとの疑問も相次いでいる。実行委事務局の広報担当者にJ-CASTニュースが取材したところでは、8月1日の開催初日だけで、少女像などについて疑問や批判の電話やメールが約200件も寄せられた。

 名古屋市の河村たかし市長は、この日の一部取材に「表現の不自由展・その後」の展示を問題視する発言をし、2日に現地を視察して報道陣の囲み取材に答えた。「公的資金を使った場で展示すべきではない」などと述べ、実行委会長の大村秀章愛知県知事に対し少女像などの撤去を求める考えを示した。

 市の文化振興室は2日、大村知事に対し書面で抗議文を出したことを取材に明らかにした。そこでは、「日本国民の心を踏みにじる行為であり、許されない。行政の立場を越えた展示が行われていることに厳重に抗議するともに、即時天皇陛下や歴史問題に関する展示の中止を含めた適切な対応を求める」としている。

 菅義偉官房長官も、2日の会見で、「補助金交付の決定にあたっては、事実関係を確認、精査して適切に対応したい」などと述べた。文化庁の地域文化創生本部は、「事実関係を確認しており、今後対応を検討していきたい」と取材に答えた。(J−CASTニュース19年8月3日)』

『芸術祭の芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介氏は「抗議が殺到すれば中止も予想したが、想定を超えていた。たった3日で断念するのは断腸の思い。責任を感じる」と謝罪した。表現の自由を確認するため「公立の施設でやることに意味があった。成功すれば希望になれると考えたが、劇薬だった」と説明。』

『不自由展の実施団体は、芸術祭の実行委に対し「主催者自らが弾圧する歴史的暴挙。戦後日本最大の検閲事件だ。法的対抗手段も検討している」と声明で強く抗議した。』(以上、スポニチ19年7月3日)』

 そして東アジアとの外交関係を修復するためにも、私たち国民の表現の自由や様々な人権、そして三権分立、などの健全な統治を守るためにも、1日も早く国家主義・歴史修正主義の安倍政権を終わらせる必要があると改めて思うmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/172.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 恥知らずの藪蛇外交<本澤二郎の「日本の風景」(3395)<1995年8月の村山談話を否定した安倍晋三・日本会議に根源>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12501637617.html
2019-08-05 07:20:03 honji-789のブログ

<1995年8月の村山談話を否定した安倍晋三・日本会議に根源>

 月刊日本8月号を開くと、日本金融財政研究所の菊池英博所長が指摘しているが、安倍の対韓外交の根源は、戦後50年の歴史的節目に打ち出した村山談話(日本の対外侵略謝罪)を否定したことである。安倍晋三ら自民党靖国派・日本会議の「侵略かどうかは後世の歴史学者がきめることだ」という暴論を国会で繰り返し主張、侵略戦争を否定した点にある。

 この点は強調しすぎることはない。

 安倍の本性・正体が浮き彫りになっている。まともな日本人が、断じて肯定できない究極の皇国史観にある。日本人は、改めて歴史と向き合わないと、日本会議の世論操作に振り回されて、進んで憲法破壊を受け入れさせられかねない。強く強く、警鐘を鳴らしておきたい。

<財閥傀儡・国家主義=侵略戦争否定=従軍慰安婦・徴用工表面化>

 こうしたアベの歴史認識は、1972年から自民党派閥を取材してきたジャーナリストの目からすると、自民党内でも、ごく少数の政治屋に限られてきた。おそらく現在でも、この歴史認識を公然と口にする戦前派は多くないはずである。

 少なくとも、宏池会や経世会、三木派と関係してきた者にはいない。中曽根派にも少ない。安倍の古巣の清和会にも少数である。稲田朋美、高市早苗くらいではないだろうか。

 戦前を肯定する悪徳政治屋は、同じく過去を否定したい財閥と一体である。軍部や官僚や政党を侵略に向かわせた植民地支配と侵略戦争の真犯人は、政商から財閥になった資源収奪目的の死の商人である財閥だった。

 いうなれば、安倍内閣は財閥傀儡政権そのものである。村山談話否定の背景である。歴史学者は勇気を出して発言すべきだろう。したがって、侵略否定から、従軍慰安婦問題や徴用工問題が浮上して当然である。韓国人の怒りは、北朝鮮や中国人も同様の認識をしている。

 特に36年間の日本による植民地支配は、言語・宗教・名前など文化のあらゆる分野に及んでいる。日本属国の屈辱は、人々の血肉深く浸透している。そうした中での侵略戦争否定論を、首相自ら、国会の場で展開したものだから、文字通りの火に油を注ぐような事態となって今がある。

 徴用工問題は、過去を否定したい財閥の過去を暴いたことである。財閥傀儡政権は、天高くこぶしを振り上げて、大義無縁のやくざ外交へと突進した。恥知らずの藪蛇外交を、人類は軽蔑しながら眺めている今である。

 この藪蛇外交を宣伝してやまない新聞テレビの暴走もまた、人々の排外的ナショナリズムに貢献している。恥知らずは言論界も同様である。

<憲法の平和主義・国際協調主義否定の対韓外交>

 日本国憲法は、平和主義・民主主義・国際協調主義の3本柱を根幹としている世界最高峰の基本法である。誰人もこれを評価してやまない。戦争屋・死の商人だけが不都合な憲法として、敵視している。改憲派は死の商人か、その仲間である。

 安易に改憲派に走ることは、戦後の日本と日本人を否定することなのだ。排外的ナショナリズムは、民主主義を否定するもので、人類は容認しない。

<内政=特定秘密保護法・戦争法制・共謀罪>

 繰り返すまでもなく、徴用工問題は日本の財閥問題、すなわちアベ自公政権のスポンサーどころか、日本政府そのものを直撃している。

 徴用工問題は、現政権のトラの尾そのものである。自公政府が怒り狂う原因である。経済的報復は、戦前なら侵略戦争そのものであろう。

 改めて、自公内閣が推進してきた内政の重要政策を振り返ると、それは特定秘密保護法を突破口に、自衛隊を戦場に狩り出す戦争法、それに反対する平和主義者や健全な野党を抑え込むための共謀罪ということになる。

 現在、進行中の静岡県の国際芸術祭に展示されていた従軍慰安婦シンボル・少女像が、会場から撤去された。右翼の圧力に、行政と政府がさらなる圧力をかけて、展示会場から公然と撤去させた。表現の自由を奪われた憲法違反に、多くが沈黙している。危うい日本を象徴していよう。

 一連の憲法違反の悪法に、こともあろうに公明党創価学会が深く加担したことが重大である。現在の政府与党を強く批判する理由である。

<外交=韓国いじめの排外・強権主義>

 そして外交は、徹底した韓国いじめだ。排外主義の国民性、集団主義の日本人復活を意図している点に注目する必要がある。

 韓国・朝鮮系のアメリカ人学者のハロルド・スヌー博士は、すでに戦後30年ごろの時点で、日本軍国主義の復活を分析した著書を発表しているが、彼の指摘に共鳴する半島の人々は、相当数に上るだろう。

 徴用工・従軍慰安婦についての日本の言い分に納得出来ようはずもないのに、経済の強みを悪用して、報復措置を次々と発するアベ自公内閣に、識者だけでなく警戒する国民は少なくない。 

<標的は9条の平和主義潰し=2019年危機目前>

 こうした隣国への強権的強行に、半島と大陸の人たちは、戦前復活のアベ自公内閣に驚愕している。

 韓国の怒りは北朝鮮の怒りだ。中国人民の怒りでもあろう。それは広くはアジア諸国民の怒りとなって、日本不信を強めている。これの損失は、計り知れないほど巨大である。

 しかし、韓国いじめによる日本国民のナショナリズム化こそが、平和憲法破壊に向けた大きな安倍ステップなのである。このことを指摘する識者・政治家が、いまだに一人もいないことが、日本の本当の危機なのである。

2019年8月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK264] <よくぞ言ってくれた!>展示中止言及「憲法違反が濃厚」 大村知事が河村氏批判(朝日新聞)




展示中止言及「憲法違反が濃厚」 大村知事が河村氏批判
https://digital.asahi.com/articles/ASM853C9KM85OIPE008.html
2019年8月5日12時11分 朝日新聞


河村たかし・名古屋市長の抗議文を掲げ、「憲法違反の疑いが濃厚と思う」と話す大村秀章・愛知県知事=2019年8月5日午前10時23分、愛知県庁、江向彩也夏撮影


会見する愛知県の大村秀章知事=2019年8月5日午前10時3分、愛知県庁、江向彩也夏撮影


会見する名古屋市の河村たかし市長=2019年8月5日午前10時46分、名古屋市役所、柏樹利弘撮影

 愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の実行委員会が企画展「表現の不自由展・その後」を中止したことを受け、実行委会長の大村秀章・愛知県知事は5日の定例会見で、展示の中止を求めた河村たかし名古屋市長らを「憲法違反の疑いが濃厚と思う」と批判した。

 企画展は1日に始まり、慰安婦を表現した少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品など、各地の美術展で撤去されるなどした二十数点を展示。河村氏は2日、「日本国民の心を踏みにじる行為」などとして、展示の中止を求める抗議文を大村氏に提出した。また、日本維新の会の杉本和巳衆院議員(比例東海)も「公的な施設が公的支援に支えられて行う催事として極めて不適切」として、展示の中止を求める要望書を出していた。

 大村氏は5日の会見で、こうした行為について「憲法21条で禁止された『検閲』ととられても仕方がない」と指摘。「行政や役所など公的セクターこそ表現の自由を守らなければいけないのではないか。自分の気に入らない表現でも、表現は表現として受け入れるべきだ」と述べた。企画展の費用は420万円で、全額寄付で対応するとした。

 また大村氏は、中止を判断した理由について「安全安心を第一に考えた」と説明。5日朝にも「ガソリンを散布します」などと書かれた脅迫メールが県に届いたことを明らかにした。警察と協議するという。(佐藤英彬)















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK264] <内田樹氏、平川君が予言「次の総理大臣は山本太郎だ!」>山本太郎氏と細川護熙氏…内田樹さんが考える2人の違い(朝日新聞)






山本太郎氏と細川護熙氏…内田樹さんが考える2人の違い
https://digital.asahi.com/articles/ASM7Z4CF9M7ZPIHB00R.html
2019年8月5日09時05分 朝日新聞


内田樹さん=2018年5月

 「勝者なき選挙」ともいわれた7月の参院選。注目を集めたのが宝塚市出身の山本太郎氏(44)率いる「れいわ新選組」(れいわ)だ。「消費税廃止」や「奨学金チャラ」を政策に掲げ、結党3カ月余りで2議席を獲得した。多くの新党がブームとともに現れては消えていった平成時代の日本政治。「れいわ現象」は本物なのか。神戸市在住の思想家・内田樹(たつる)さん(68)に聞いた。


内田樹さん=2018年5月

 ――選挙前、「れいわ」の事務所に足を運んだとか

 代表の山本さんとは以前から知り合いですので、彼が新たな政治運動を旗揚げすると聞いて駆けつけました。寄付もしました。私が行った時点ではまだ寄付も1億円を少し超えたくらいで、候補予定者も蓮池透さん(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長)と2人だけでした。これほど短期間で10人擁立するのは無理だろうと思っていましたので、驚きました。


街頭で訴える「れいわ新選組」代表の山本太郎氏=2019年5月20日、東京・北千住駅

 ――平成以降に旋風を巻き起こした新党というと、1992年に旗揚げした日本新党が思い浮かびます。でも、今はありません

 出現の仕方は少し似ているかもしれません。既成の政治プロセスの不調にうんざりしていた国民が、政治的に「すれていない」政治家に魅了されたという点では通じるものがある。ただ、代表の細川護熙さんは理想主義的に過ぎて、批判を受けるとあっさり政権を投げ出した。たしかに出処進退は潔いけれども、私としては、もう少し踏み止まって泥をかぶってほしかった。

 その点、俳優の道を捨てて政界に飛び込んだ山本さんは背水の陣です。逃げるところがない。その切迫が彼の最大の強みだと思います。

 ――日本新党は結成後最初の参院選で4議席、れいわは2議席でした。政治を変える力になりえますか

 その2人は、特定枠で立候補した、難病患者と重度の身体障害者です。今の日本には、政治家を含めて障害のある人に対して差別意識を持つ人が少なくありません。制度の不備で苦しんでいる当事者が国会議事堂に入ることで、政治家たち官僚たちのこの問題についての見識があぶり出される。公費負担のある重度訪問介護が、仕事場では公費負担の適用外になるといった問題も、私は全く知りませんでしたけれど、2人が当選したことで前景化された。それだけでも見事な功績だと思います。他にもれいわの候補者には、落選したものの、働き方問題に取り組む元コンビニ店主やシングルマザーで元派遣社員といった、現代日本の社会の矛盾が集約されたような現場を代表する人たちがいました。社会問題の当事者たちが、生々しい現場の声で証言をした選挙運動。まことに画期的なものだったと思います。


舩後靖彦氏の当選が確実となり、支援者を盛り上げるれいわ新選組の山本太郎代表=2019年7月21日午後8時7分、東京都千代田区

 ――山本さんは街頭演説で「生きづらさ」や「人間の尊厳」といったテーマを投げかけ、聴衆から広く質問を受け付けていました

 彼は反対者と対話する能力が高いと思います。人の話を遮って、頭ごなしに全否定するというのが当今の「切れ味のいい政治家」の標準的なマナーである中で、山本さんはとりあえず相手の言い分を最後まで聞いて、敬意を示してから反論するというマナーをなんとか保持している。これは例外的なことだと思います。その対話的、宥和(ゆうわ)的な姿勢が、彼の政策のすべてに賛成できない有権者にも信頼感を抱かせているのだと思います。

 何より彼の言葉には経験の裏付けがある。頭でこねくり回したことではない。彼は「脱原発」運動のせいで俳優の仕事を失いました。一見自由で平和な日本ですが、彼ほどのキャリアがあっても、政権に異を唱えれば仕事を失う。そうした理不尽に対する生々しい感情が底にあると思います。

 ――「生々しい感情」を原動力とする政治家は他にも多くいますが……

 感情をむき出しにすることで人気を集めた政治家たちはたくさんいます。「利己的で、狭量で、感情的」であることを「等身大」として肯定し、議員や首長として自分たちを適切に代表してくれるはずだという考え方がこの10年広まった。「維新の政治」がそうです。でも、それはデモクラシーの理解としてはきわめて一面的なものだと思います。

 デモクラシーが生き延びるためには、「私的な感情」を「公的な気配り」が制御することが必要だからです。おのれの私的な利害や好悪の感情をいったん「かっこに入れる」ことができない人間を公職に就けるべきではありません。公人は自分に反対する者を含めて集団の利益を代表する仕事だからです。


内田樹さん=2018年5月

 ――平成は新たな政党が次々に生まれた時代でもありました。「れいわ」の進出も、社会の閉塞感の裏返しでしょうか

 「息苦しさ」「生きづらさ」を多くの人が口にしますが、それは人々の前に提示される選択肢が限られていて、どれを選んでもあまり愉快な未来が待っていそうもないように思えるからです。そういうときには「こういう意外な選択肢もある」と知るだけでほっとする。深く呼吸ができる。「なるほど、こういう考え方をしてもいいのか」とふっと緊張を解くことができる政治的選択肢は、それが「正しい」かどうかということとは別のレベルで人々をひきつけるということです。


東京・新宿駅前での「れいわ新選組」候補者の「最後の訴え」には、大勢の人たちが集まった=2019年7月20日

 ――確かに街頭演説には世代を超えて多くの人が集まっていました。ただ、これまでの多くの新党は一過性のブームで終わっています

 選挙前も選挙期間中も、れいわの動向はメディアでほとんど報じられていませんでした。にもかかわらず、山本さんが街頭で訴える動画をネット上で見て心を動かされた人が拡散し、現場にも足を運び、日に日に人垣が増した。一般からの寄付も結成3カ月余りで4億円を超えた。既存メディアの力に頼らず、人と資金を集め、議会に2人を送り込んだ事実は、新たな政治運動の登場という点で画期的なものでした。これは間違いなく「ニュース」です。選挙の公平性を守るというような外形的ルールにこだわって、「ニュース」を追うことを止めたのなら、それは「ジャーナリズム」の責務を放棄したに等しい。メディアの社会的使命は何かをもう一度考え直してほしいと思います。(聞き手・中塚久美子)

     ◇

 平成時代の新党 1992(平成4)年の参院選では結党まもない日本新党が進出。翌93年衆院選では日本新党に加え、自民党離党組の新党がブームを呼んだ。その後も新進党(94年)、民主党(96年)、国民新党(2005年)、みんなの党(09年)、維新の党(14年)、希望の党(17年)などが次々に誕生したが、多くは分裂や合併の道をたどり、数年以内に解党したケースも少なくない。






















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK264] アベ7年のソーカツ  −「拉致問題」から見えて来る「時間かせぎ」の本当の狙い
ともかく、この男が満を持して再登場してからの、この6年余りを振り返ってみればよい。


 お隣韓国の、「左派・リベラル」から政権を奪い返した「保守」李明博政権が、自らの名から採った”MBノミックス”というキャッチフレーズを掲げ、”経済大統領”を前面に押し出して、国民の支持を獲得したのを観て右に倣ったのだろうが(笑)、民主党から政権を奪い返してやったのは、同じく自らの名を冠して、”アベノミクス”というキャッチフレーズを大々的に掲げ、大風呂敷の”経済成長”を前面に、全面的に押し出す。 その際、演出効果を最大限高めるの仕掛けがあらゆるメディアを通じて為され、書店にはアベノミクス礼賛本が溢れる。

 「安保右派」本命の再登場を期すに当たり、前回の轍を踏まぬ様、此の勢力の総力を挙げて、周到に準備された感があるが、どう見ても、これはお笑い芸人のいう”つかみ”というやつであろう。

 一時的にせよ、国民の耳目を集め、興味や関心を引き付ければいいのである。 そうして、一旦興味・関心を掴めば、後は、次々に、手を変え品を変え、目先を変えて、あたかも新しいステージに移って、兎に角、何か新しい事に取り組んでるというポーズを取り続けるーそれも絶え間なく。 ジックリと、国民が考える時間を与えない、判断する材料も与えない。  だから、大半の国民が、判断がつかぬまま、ポカンと、狐につままれたような気分で、次々替わる景色を眺めーさせられている、といったところか。 只々、何となく、「何かやってる」と感じさせればいいのである。


 今井がその人かは知らぬけが、よほど周りに知恵者が居るのだろうー斯かる、詐欺と言うべき、極めてトリッキーな政治スタイルを、吉田徹は、その本質は「時間かせぎの政治」として、そこにみられる「期待値の操作」という政治手法を厳しく指弾している。 即ち、実際の成功を目指していない。むしろ、成功しないことの方が意味を持つ。なぜならば、永遠の不成功こそが、成功への期待を持続させることができるからだ、と。 「自ら実現を掲げるものが失敗する限りにおいて、自らは必要とされる」という訳だが、その為にも、常に「何かやってる」感を醸し出す事が肝要、ということだろう。

 アベノミクス同様、それがてき面に、最も効果的に現れたのが「拉致問題」である。

 この男が事実上主導権を握って16年、首相になってからさえ6年余り経つのに、この問題は1ミリも動いていないのである。

 しかも、こうした事実さえ知らない人が殆どだろうが、少なくともそれまで、周辺諸国の中で、北朝鮮との対話のチャンネルやパイプが最も大きかったのは日本だったのだ!

ーにもかかわらず、この男が登場して以降、制裁に継ぐ制裁、圧力一辺倒で、それらを全て立ち切って仕舞う。
ーつまり、1ミリも動いていないどころか、明らかに後退したのだ!!


 普通であれば、まともな理性の持ち主であれば、この男はハナから解決する気など無いと結論付けるであろうし、アベ路線の完全破綻を意味する「米朝接近」という新事態を迎えて、慌てて失態を取り繕うと、米国を筆頭に、周辺諸国にまでこの問題の打開を依頼しまくるなんて、怒りを通り越して、あまりにもみっともないと、呆れ果てるしかないはずだろう。 せめて、平沼騏一郎に倣って、「極東情勢は不可解」と、政権を投げ出してくれた方がどれ程良かったことか!

ところが、国民の方には、「米朝会談」に対しての執拗に繰り返された(電話も含む)日米会談でー常に「何かやってる」感を醸し出すことによってー真逆の効果を生むのである。 まぁ、アベの口車にマンマと乗せられた自分達の不明に思い至るのではなくそれを糊塗してくれるということもあるのだろうが、これなんか詐欺に遭った者が騙されてることに気付かないー気付きたくない!−という心理にソックリだと思える。 −どうせ私を騙すなら、死ぬまで騙して欲しかった、というところか。


 ま、女というより、大衆にはそうした側面はあるとして、問題は、この「時間かせぎの政治」で、この男が何をやったのか?又やろうとしたのか?ということである。


「拉致問題」については既に明白なのだが、その意味を正確に理会する為には、70年代後半から80年代前半に掛けて起きた「拉致事件」と、小泉訪朝(02年)以降の「拉致問題」は全く別物と、分けて見る視点が必要である。


前者は「日朝国交樹立」に向けた動きを封じる為の謀略であり、後者は、戦後の民権型の日本から、敗戦以前の、国権型の日本への転換を狙って、新たにフレームアップされたものなのだ。


即ち前者の場合、「日中の次は日朝」とする田中派主導の動きを、「日中の二の舞はしない」とばかり、清和会に繋がる謀略勢力、「金大中拉致事件」(73)や「朴大統領暗殺未遂事件(文世光事件)」(74)の際に暗躍した、日米韓にまたがる安保マフィアの裏勢力(公安当局の一部も含む)により、その阻止の為に為されたものであることに対して、後者は、「憲法改正」「自衛隊国軍化」等、国権を回復する(アベの言う、日本を取り戻す、ねw)千載一遇のチャンスとばかり、その表部隊というべき勢力によって仕立てられたでっち上げであり、本当は一大フレームアップと見做されるべき性質のシロモノである。
 

そしてその意味で、結果的には、その一年前の、米国の”9.11”に比すべきものとなった、ということなのだ。


即ち「拉致」という行為自体が、極限にまで達した北朝鮮への敵愾心と憎悪、恐怖の入り混じった隣人への警戒感等、アメリカ国民にとっての”9.11”と同様の政治的効果を生み出したのである。 つまり、”9.11”が殆ど”ショックドクトリン”=惨事便乗or活用戦略として作動し、アメリカをいとも簡単に”対テロ戦争”に向かわせた様に、「拉致」も又、一連のイワユル「安全保障」関連の施策を推進する為の、またとない、極めて強力な追い風になったのである。 

1昨年の”Jアラート”騒ぎを見られるがよい。 ミサイルが飛んで来る可能性なんて100%無いにも拘らず、80年前もかくやと思わせるが如く、コクミンは、唯々諾々と、黙って従ってくれるのである。 こんな便利で使い勝手の良いものを手放す訳があるまい!  何せ「拉致」「ミサイル」、北への恐怖をその都度喚起するだけで、打ち出の小槌の如く、「安保」右派の望む方に事態が動くのだから。

 アベに「拉致問題」を解決する気なんざサラサラ無いし、上記の事由が、この16年、この問題が1ミリも動いていない理由である。 また、アベを2度に亘って登場させた理由でもあるのだ。
 
今年の「防衛白書」なる作文に見られる如く、「北朝鮮の脅威」はまだまだ使いでがある、いや、当面、それしかないのだろう。 核やミサイルについて、戦力的には比較にならない中国やロシアに対するよりも、”北の脅威”の方が遥かに(実感的で!)効果的だと判断してのことだろうからーそれ程までに、国民へのマインドコントロールは効いているということだ。

結論である。

 これからも日朝関係が好転することはないであろう。 あるとすれば、日中関係が後戻りできない程悪化した時か、または権力の中心から清和会勢力が一掃された時ぐらいか? 無論、「拉致問題の解決」など金輪際在り得ないのである。 「家族会」こそいい面の皮だと感じる人も居るだろうが、こ奴らこそアベの親衛隊、宣伝要員として、「問題」の本質を見えなくする役目を担ったのであり、その果たした犯罪的役割は徹底的に糾弾されて然るべきであろう。 実質的に、アベ詐欺の片棒を担いだのだから。
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/176.html

記事 [政治・選挙・NHK264] れいわ支持拡大 0.4ポイント差で国民民主超え=JNN調査(日刊ゲンダイ)
  


れいわ支持拡大 0.4ポイント差で国民民主超え=JNN調査
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259822
2019/08/05 日刊ゲンダイ


れいわ新選組の演説を熱心に聞く人々(C)日刊ゲンダイ

 参院選で存在感を発揮した、れいわ新選組が支持を広げている。JNN世論調査(3、4日実施)で、れいわへの支持は1.3%で、国民民主党の0.9%、社民党の0.3%を上回った。自民党は37.4%だった。


「次の衆院選選挙区や参院選1人区で野党統一候補を立てるべきか」の問いに、「立てるべき」が40%で、「必要はない」の35%を上回った。

「安倍内閣に取り組んでほしいテーマは?」では「年金や医療などの社会保障」が62%でトップ。「景気や雇用」44%、「少子高齢化や子育て対策」41%と続いた。安倍首相が執着する「憲法改正」は8%にとどまった。

 憲法改正については「改正すべき」が42%、「改正すべきでない」は39%で、ほぼ拮抗。参院選で改憲勢力が3分の2を割り込んだことについて、「満足している」が42%で、「満足していない」は34%だった。10月に予定される消費税引き上げは「賛成」41%、「反対」52%。

 内閣支持率は前回7月調査より1.4ポイント増の60.1%、不支持は0.1ポイント増の37.0%だった。



JNN世論調査、「グループA」韓国除外「妥当」64%
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190805-00000014-jnn-pol
8/5(月) 6:21配信 TBS


動画→https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3743377.html

 政府が輸出管理上の最優遇国「グループA」から韓国を除外したことについて、64%の人が妥当だと考えていることがJNN世論調査でわかりました。

 安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より1.4ポイント増えて60.1%でした。一方、支持できないという人は、0.1ポイント増えて37.0%でした。



 先週、政府はこれまで「ホワイト国」と呼ばれてきた輸出管理上の最優遇国「グループA」から韓国を除外することを決定しました。これについて妥当だと思うか聞いたところ、「妥当だと思う」が64%で、「妥当だと思わない」の18%を大きく上回りました。

 アメリカ政府はイラン沖のホルムズ海峡などを航行する船の安全を守るため「有志連合」の結成を目指しており、日本にも参加を呼びかけています。有志連合の参加への賛否を聞いたところ「賛成」が41%で、「反対」の35%を上回りました。



 アメリカ政府はイラン沖のホルムズ海峡などを航行する船の安全を守るため「有志連合」の結成を目指しており、日本にも参加を呼びかけています。有志連合の参加への賛否を聞いたところ「賛成」が41%で、「反対」の35%を上回りました。



 先月の参議院選挙の結果についても聞きました。自民公明の与党が過半数を維持するという結果について、「満足している」と答えた人は48%で、「満足していない」の37%を上回りました。



 安倍内閣に優先して取り組んで欲しい政策について聞いたところ、最も多かったのは「年金や医療などの社会保障」で62%、次が「景気や雇用」で44%、安倍総理が意欲を示す「憲法改正」は8%でした。



 各政党の支持率は、れいわ新選組が1.3%で、国民民主党(0.9%)や社民党(0.3%)を上回りました。(05日03:54)



http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20190803/q1-2.html






























http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「表現の不自由展」中止で謝るのは津田大介じゃない! 圧力をかけ攻撃を煽った菅官房長官と河村たかし市長だ(リテラ)
「表現の不自由展」中止で謝るのは津田大介じゃない! 圧力をかけ攻撃を煽った菅官房長官と河村たかし市長だ
https://lite-ra.com/2019/08/post-4884.html
2019.08.05 「表現の不自由展」中止の責任は津田大介でなく圧力政治家にある リテラ

    
    「表現の不自由展・その後」公式サイトより


 最悪の事態だ。津田大介が芸術監督を務める「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が開幕からわずか3日で中止に追い込まれてしまったのだ。

 あいちトリエンナーレ実行委員会会長である大村秀章・愛知県知事の会見によれば、テロ予告や脅迫電話もあり「撤去をしなければガソリン携行缶を持ってお邪魔する」というファックスも送信されてきた。安全上の問題を理由に中止の判断をしたという。

 これを受けて、芸術監督を務める津田大介も会見を開き、こう謝罪した。 

「まずおわびしたいのは、参加した各作家の皆様。(開幕から)たった3日で展示断念となり、断腸の思い」

「これは、この企画を75日間やり遂げることが最大の目的。断腸の思いだ。こういう形で中止、迷惑をかけたことも含めて申し訳なく、実行委員会や作家には、誠意をもっておわびをしたい」

「参加作家の方に了承を得られているわけではない。このことも申し訳ない。円滑な運営が非常に困難な状況で、脅迫のメールなども含めて、やむを得ず決断した。そのことも、作家に連絡をしておわびをしたい」

「電凸で文化事業を潰すことができてしまうという成功体験、悪しき事例を今回、作ってしまった。表現の自由が後退する事例を作ってしまったという責任は重く受け止めている」

 一方、この突然の中止決定を受け、「表現の不自由展・その後」実行委員会(アライ=ヒロユキ、岩崎貞明、岡本有佳、小倉利丸、永田浩三)が3日夜に会見。中止決定が「一方的に通告されたもの」と明かしたうえで、こう強く抗議した。

「圧力によって人々の目の前から消された表現を集めて現代日本の表現の不自由状況を考えるという企画を、その主催者が自ら弾圧するということは、歴史的暴挙と言わざるを得ません。戦後日本最大の検閲事件となるでしょう。

 私たちは、あくまで本展を会期末まで継続することを強く希望します。」(声明文より)

 同展実行委員会の言う通りだろう。暴力によって表現の自由を踏みにじる言論テロは断じて許されないが、そのテロ行為から美術展を守るべき行政が簡単に中止要求を受け入れてしまったことは大きな問題だ。

 津田氏の会見もああいう形で会見をする前に、やるべきことがあったはずだ。津田氏は会見で謝罪の言葉を何度も口にしていたが、そんな必要はまったくなく、むしろ、こうした圧力や攻撃、テロ予告に毅然と抗議し、「こうしたことが起きるからこそ、この表現の不自由展が必要なのだ」と、展示の続行を主張するべきだった。

 それがいったいなぜ、こんなことになってしまったのか。全国紙の愛知県庁担当記者がこう解説する。

「津田氏の抜擢は大村知事の肝いりで、大村知事も企画の概要だけでなく、少女像の展示についても6月には認識していた。ところが、この事態で大村知事が一気に弱腰になり、中止を決断してしまった。後ろ盾である大村知事の決断で、津田氏も中止に応じるしかなかったのでしょう」

 しかし、だとしても、一番の問題は大村知事や津田氏ではない。ネットでは、津田氏に対して「覚悟が足りない」などとしたり顔で批判する声が溢れているが、そもそも「ガソリンで火をつけられる覚悟や対策をしないと自由にものが言えない国」なんて、まともな民主主義国家ではないだろう。

 今回の問題でもっとも批判されなければならないのは、卑劣なテロ予告者であり、検閲をちらつかせてそうした動きを煽った、政治家連中ではないのか。

「あいちトリエンナーレ」は、8月1日の開幕早々から、「慰安婦像」を展示しているなどとして、猛烈なバッシングと圧力にさらされていた。

 2日にはネトウヨのみならず、菅義偉官房長官、柴山文科相、河村たかし名古屋市長、松井一郎大阪市長、和田政宗参院議員といった政治家たちが、展示を問題視するような発言を連発した。

■河村市長、菅官房長官の扇動、そしてテロ予告を放置した警察

 とくに大きかったのが、河村市長が「展示を即刻中止するよう大村秀章・愛知県知事に申し入れる」と宣言したこと、そして菅官房長官が補助金をタテに「表現の不自由展」に介入することがさも当然であるかのような発言を行ったことだ。

 詳しくは、前回の記事を参照してもらいたいが(https://lite-ra.com/2019/08/post-4880.html)、河村市長の申し入れは明らかに憲法違反の検閲行為であり、菅官房長官らがちらつかせた「国から補助金をもらっているのだから、こんな作品の展示は許されない」という論理は、まさに全体主義国家の考え方だ。芸術への助成は国からの施しでなく、表現の自由を保障するための権利であり、民主主義国家では、それが政府批判の表現であっても、助成金を交付すべきなのである。

 カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督が同様の批判を受け、「補助金をもらって政府を批判するのは真っ当な態度なんだ、という欧州的な価値観を日本にも定着させたい」「公金を入れると公権力に従わねばならない、ということになったら文化は死にますよ」と真っ向反論していたが、その通りだろう。

 いずれにしても、こうした権力者の介入により、表現の不自由展へのバッシングはさらに過熱。ネットでは職員の名前が晒され、テロ予告のファックスまでが送られてきた。

 しかし、不可解なのがこのテロ予告への警察の対応だった。もし、テロ予告があったなら、警察が脅迫犯を逮捕するなり、警備で安全を確保するのが普通ではないか。

「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」との脅迫はFAXで送られてきたというが、警察の捜査能力をもってすれば、発信元を見つけ出すことは不可能ではないだろう。また、犯人を逮捕できなくとも、会場を厳重警備し安全を確保した上で、展示を再開することはできるはずだ。

 しかし、今のところ、警察が動いた形跡はない。大村知事が会見で語ったところによると、「警察には被害届を出しましたが、(脅迫)FAXの送り先を確認できないかと尋ねましたら『それはできない』」と一蹴されたという。そして、逆に、夕方17時には「表現の不自由展・その後」企画そのものの中止が発表されてしまった。

 警察がまともに捜査していないはおそらく、テロ予告の対象が、安倍政権のスタンスに反するものだったからだろう。日本の警察は、穏健な市民のデモを鎮圧し、コーヒの値段でカフェラテを飲んだコンビニの客を逮捕するが、安倍政権と思想を一にするテロ予告については、まともに捜査することさえしないのだ。

■テロを非難しなかった安倍、菅、逆に主催者に謝罪を要求した河村

 ここまでくれば、誰をもっとも責めるべきかがわかってもらえたはずだ。今回の「表現の不自由展」中止は、紛れもなく公権力の検閲行為の結果なのだ。テロ予告を誘発もしくは放置したという意味では、「官製テロ」と呼んでもいいだろう。

  しかも、展示中止が発表された後も、政治家の対応はひどかった。民主主義の根幹である表現の自由を揺るがすテロ予告があったことが明らかになったわけだから、政府首脳が「断じてテロは許さない」「犯人逮捕に全力を尽くす」と宣言するのが普通の民主主義国家のはず。ところが、安倍首相からも菅官房長官からもそんな言葉は一切聞かれなかった。

 さらに、河村名古屋市長にいたっては、「(平和の少女像設置は)『数十万人も強制的に収容した』という韓国側の主張を認めたことになる」「「事前に『出してはならん』とは言っておらず(検閲には)全く当たらない」などと無茶苦茶な論理を主張したあげく、「やめれば済む問題ではない」と、テロ予告者でなく「あいちトリエンナーレ」側に謝罪を要求する。

「河村市長はもともと、『南京事件はなかった』と発言するなど、露骨な歴史修正主義者であることに加え、大村知事とは非常に関係が悪化している。ここぞとばかりに、この問題を利用して攻撃しているんでしょう」(前出・愛知県庁担当記者)

 いずれにしても、この国の政治家連中は本音のところでは、反政府、反体制の表現、自分たちの気にくわない表現を「検閲で禁止すべき」「テロされても当然」と考えているのである。

 しかも、恐ろしいのは、その政治家のグロテスクな本音が今回、おおっぴらにまかり通り、平和の少女像撤去、さらには「表現の不自由」展が中止に追い込まれたことだ。

「この事態こそが“表現の不自由”を象徴している」などとしたり顔で語る向きもあるが、そんなメタなポーズで済ませられる話ではない。これは日本の表現空間の自殺とも言えるもので、今後、日本の公共空間で政治的な主張を含む芸術作品、表現を展示・公開することはほとんど不可能になった、ということを意味している。

「表現の自由」が後退し、どんどん全体主義国家に近づいているいまの状況に、私たちはもっと危機感を共有すべきではないのか。

(編集部)





































http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/178.html

記事 [政治・選挙・NHK264] もう6年以上も日本でのさばっている安倍・黒田両氏(アベクロコンビ)は、せっせと日本国民の預貯金1800兆円をアメリカ様に献上し続けている:安倍支持者はよくも平気でいられるものだ!(新ベンチャー革命)
もう6年以上も日本でのさばっている安倍・黒田両氏(アベクロコンビ)は、せっせと日本国民の預貯金1800兆円をアメリカ様に献上し続けている:安倍支持者はよくも平気でいられるものだ!
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37880083.html
2019/8/5(月) 午後 4:04 新ベンチャー革命 2019年8月5日 No.2422


1.安倍氏と黒田氏というアベクロコンビがもう6年以上も、デカいツラして日本でのさばっているのは、彼らが優秀だからではなく、宗主国・アメリカ様にわれら日本国民の国富をせっせと貢いでいるから

 今の総理は安倍氏であり、日銀総裁は黒田氏であり、本ブログでは彼らをアベクロコンビと呼びます。彼らが、2013年に就任して以来、やってきたことは、ズバリ、われら日本国民の国富をせっせと宗主国・アメリカ様に貢ぐことでした。

 アベクロコンビは、もう6年以上も今の地位に居座っていますが、彼らが日本国民のために真剣に尽力しているからではなく、アメリカ様にせっせと、日本国民の国富を貢いでいるからです。

2.日本の対外資産残高を見れば、アベクロコンビがいかに、われらの国富をアメリカ様に献上しているのかよくわかる

 アベクロコンビがいかに、われらの国富をアメリカ様に献上しているかは、日本の対外資産残高推移を見れば、一目瞭然です(注1)。

 アベクロコンビは、われらの国民預貯金1800兆円を銀行経由で勝手に借りて、特別会計(年400兆円規模)(注2)を秘かにつくっています。

 このカネで、アベクロコンビはせっせと米国債を買わされているのです。

 その結果、日本の対外資産はすでに1000兆円を突破しています(注1)。

 米国の企業や金融機関は、タックスヘイブンに内部留保を隠し、適正な税金を払わないため、米国政府財政は常時、大赤字で、すでに債務残高が2000兆円を突破しています(注3)。

 このまま行くと、われら日本国民の預貯金1800兆円はすべて、米国債購入に充てられそうです。

3.米国ハゲタカ外資は日本に米国債を売って、手元に700兆円規模の円を持っていて、日本株に投資しているが、日本の円株市場をポンプのように使って、日本国民の国富をせっせと汲みだしている

 日本の持つ1000兆円の対外資産のうち、700兆円分は、対外負債となって、主に米国ハゲタカ外資が持っています。そして、残り300兆円は、一種の対米戦争賠償金であって、永久に日本に戻ってこないカネ(古い米国債)です。

 米ハゲタカ外資は、自分たちの保有する700兆円規模の円資産を、一種のポンプの動力のように使って、われら日本国民の国富をせっせと汲みだしています。

 ドル円相場が上がったり下がったりし、また、日本株が上がったり下がったりしているのは、米ハゲタカ外資がわれら日本国民の国富をポンプのように、汲みだしているせいとみなせます。

 こうして、われら日本国民は徐々に、貧乏化しているのです。それは、賃金推移の国際比較統計(注4)を見れば、一目瞭然です。

 アベクロコンビがなぜ、6年以上ものさばっているのか、それは、米ハゲタカ外資に日本の国富を献上しているからであると、われら国民は気付くべきです。

 それでもなお、国民はみんな、アベクロコンビを支持するのでしょうか。

注1:時事通信“【図解・経済】日本の対外資産・純資産・負債残高の推移”2019年5月24日
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_general-external-assets

注2:特別会計
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E4%BC%9A%E8%A8%88

注3:経済ネタ帳“アメリカの政府総債務残高の推移”2019年4月10日
https://ecodb.net/country/US/imf_ggxwd.html

注4:全労連“ 実質賃金指数の推移の国際比較(1997年=100)”2018年2月21日
http://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/data/2018/180221_02.pdf

関連記事
円急騰、一時105円台 政府・日銀が緊急会合へ(日経新聞)
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/805.html

日経平均続落、終値366円安の2万0720円 一時500円安(日経新聞)
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/806.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/179.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 公明 山口代表 9月中旬に内閣改造 10月に臨時国会の見方示す/nhk
公明 山口代表 9月中旬に内閣改造 10月に臨時国会の見方示す/nhk
2019年8月5日 18時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190805/k10012022691000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001

公明党の山口代表は、来月中旬にも内閣改造が行われ、10月にも秋の臨時国会が召集されるという見方を示しました。

公明党の山口代表は、党の参議院議員総会で、内閣改造について、「いろいろと言われているところでは、9月中旬に内閣改造が行われるのではないか」と述べました。その上で、「10月に入ったら、いつ国会が召集されてもおかしくないという構えで、準備にあたっていかなければならない」と述べ、来月中旬にも内閣改造が行われ、10月にも秋の臨時国会が召集されるという見方を示しました。
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/180.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「れいわ」報道 不偏不党なんて言ってる国情じゃない(田中龍作ジャーナル)
「れいわ」報道 不偏不党なんて言ってる国情じゃない
http://tanakaryusaku.jp/2019/08/00020596
2019年8月5日 17:20 田中龍作ジャーナル


選挙期間中、マスコミは大挙して街宣現場に訪れていながら、黙殺を続けた。=7月12日、都内 撮影:田中龍作=

 「特定の政党に肩入れすべきではないのでは?」というご指摘を頂く。確かに正論である。正常な国にあっては、ジャーナリストは不偏不党であるべきだ。

 しかしこの国は愚かな為政者による破壊が進み、国民の多くが骨をきしませながら働いても食べて行けない状態に置かれている。非正規労働者が死にたくなって当然の国なのだ。

 だが既存の野党は貧困問題の真の解決になるような取り組みはしてこなかった。ばかりか、庶民の首を絞める消費税増税のお膳立てをした野党さえある。

 マスコミは国民生活を破壊する勢力の提灯持ちであることの自覚もない。

 子供食堂が全国各所にあまた出来、大人食堂さえ登場するありさまだ。国民は食べて行けなくなっているのである。
 
 「オリンピックなんてやってる場合ではない」と言える野党はいない。マスコミに至っては五輪礼賛である。

 れいわの脱貧困政策は明確だ。「金持ちをさらに金持ちにするために、経団連をもっと儲けさせるために払うのが消費税」。だから消費税は廃止なのだ。

 ごく常識的なことなのだが、既存の野党やマスコミにとって消費税はタブーだった。経団連と経団連労働部の連合が政治を支配し、マスコミは経団連傘下の企業から広告を得ているのだから。


ピューリッツアー賞受賞のクリス・ヘッジズ氏(警察官の足下)は、金融資本の総本山前に座り込んだ。=2011年11月、ウォール街 撮影:田中龍作=

 「We are 99%」。働いても働いても生活してゆけなくなった市民たちが、金融資本に抗議して、ウォール街の公園を占拠した。

 ピューリツァー賞受賞のジャーナリストは公園占拠の市民と共にゴールドマンサックス本社の前で座り込み、NY市警に身柄を拘束、連行された。

 国際標準に照らし合わせるなら、貧困からの脱却を政策の一丁目一番地に掲げる「れいわ」に肩入れするジャーナリストがいても何ら不思議はない。

   〜終わり〜











http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/181.html

記事 [政治・選挙・NHK264] ただ座っているだけの少女像に踏みにじられる「日本人の心」とは? (読む・考える・書く)
http://vergil.hateblo.jp/entry/2019/08/04/111724

ただ座っているだけの少女像に踏みにじられる「日本人の心」とは?

2019-08-04

■ 「表現の不自由展・その後」が右派の脅迫のせいで中止

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で開催されていた企画展「表現の不自由展・その後」が、右派の卑劣な攻撃に晒されたあげく、ついに展示中止に追い込まれた。

大村愛知県知事によれば、「撤去しなければガソリン携行缶を持ってお邪魔する」という、先日の京都アニメーション放火大量殺傷事件を連想させる脅迫FAXまで届いたという。[1]

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今朝、新聞読んだら、表現の不自由展への抗議すさまじいな??

この2日で1400件の電話・メール…実行委員会のみならず、県庁、県内の美術館、協賛企業まで??
個人情報晒すぞという脅迫、「ガソリン撒くぞ」というテロ予告。

常軌を逸してる。

あいつら、狂ってるわ
— ひなこ☆ (@zCy6KGKag6xGmVx) August 3, 2019
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「脅迫あったから」でなく「警察が動かないから」中止やむなしでしょ。

日本の警察が予告されたガソリン缶持ち込みを阻止できないの?

ヘイトデモの「表現の自由」を守るためなら動員する警官を、政府の嫌がる表現の自由を守るためには動員しない警察や政府のせいで、日本がテロに屈したんですよ。
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) August 3, 2019
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■ 河村たかし「(少女像は)日本人の、国民の心を踏みにじるもの」

この大炎上の火付け役となったのが河村たかし名古屋市長だ。

「平和の少女像」展示中止を要請へ。あいちトリエンナーレを河村たかし・名古屋市長が視察
https://www.huffingtonpost.jp/entry/takashi-kawamura_jp_5d43b0c3e4b0aca3411b5441?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter
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名古屋市の河村たかし市長は8月2日、愛知・名古屋市などで開催中の「あいちトリエンナーレ2019」内の企画展「表現の不自由展・その後」を視察した。同企画で展示されている「平和の少女像」について、即刻展示を中止するよう大村秀章・愛知県知事に申し出ると発表した。

従軍慰安婦を象徴する「平和の少女像」は、彫刻家キム・ソギョン、キム・ウンソン夫妻が制作した。(略)

河村市長は、少女像が設置されることを7月31日の夜に初めて知ったという。2日正午に同展を視察。その後囲み取材に応じ、「どう考えても日本人の、国民の心を踏みにじるもの。いかんと思う」と話し、作品の展示を即刻中止するよう愛知県知事に求めると発表した。

作家のキム夫妻は1日、ハフポスト日本版の取材に対し、少女像は慰安婦が戦時中、戦時後に受けた苦痛を表現したもので、「反日の象徴ではなく、平和の象徴です」と話している。
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河村はこの少女像が「日本人の心を踏みにじる」ものだと言うが、悪鬼の形相で少女を強姦する日本兵の図、とかならともかく(これだって日本軍の進撃した土地ではありふれた光景だったわけだが)、ただまっすぐ前を見つめて静かに座っているだけの少女像に踏みにじられてしまう「日本人の心」とはいったいどんな「心」なのか。

■ 「慰安婦」への戦時性暴力は否定しようのない事実

河村が認めようと認めまいと、日本軍が朝鮮をはじめアジア各地から連行した少女や女性たちに「慰安所」での売春を強要し、性奴隷として強姦し続けたことはまぎれもない事実だ。

例えば、中国・漢口の慰安所で軍医として「慰安婦」たちの性病検査を担当した長沢健一氏は、こんな経験を記している。[2]

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 週に一度の検査日のことである。(略)突然、女たちの流れが止まってカーテンの外側がざわめきはじめた。女の泣き声やなだめる声が聞こえる。(略)半円形に立っている女たちの真ん中で、戦捷館の「二階回り」が見慣れぬ若い女の手を取って引ったてようとしている。若い女は尻を引っこめ、二つ折りになったような格好で後ずさりしている。女は私の姿を見ると、追いつめられた犬のようなおびえた顔をし、いっそう尻ごみした。
 私は二階回りに手を離させ、カーテンの内側に誘って事情を聞いた。女は昨日午後、内地から来たばかりで、今日検査を受け、あしたから店に出すことになっているが、検査を受けないと駄々をこねて困っているという。
 私は女も呼び入れさせた。赤茶けた髪、黒い顔、畑からそのまま連れてきたような女は、なまりの強い言葉で泣きじゃくりながら、私は慰安所というところで兵隊さんを慰めてあげるのだと聞いてきたのに、こんなところで、こんなことをさせられるとは知らなかった。帰りたい、帰らせてくれといい、またせき上げて泣く。二階回りは、すっかり困りはてた様子である。
(略)
 翌日、昨日の女が同じ二階回りと業者にともなわれてやって来た。当人も承知しましたので臨時に検査をお願いしますという。(略)
 昨日、あれから業者や二階回りに説得され、一つや二つ頬ぺたを張り飛ばされでもしたのであろう、一晩中泣いていたのか、眼はふさがりそうに腫れ上がっていた。
 今日は覚悟してきたのか、おとなしく診察台に上がった。袖で顔をおおい、脚は緊張して固くなりぶるぶる震えていた。
 生娘ではないが、性交体験は少ないようであった。
 その翌日、私は外来と入院患者の診療を終えると、診察室に出られない患者を診に病室へ行った。病室の一番奥まで行ったとき、女の泣き声が聞こえてくる。窓から外を見ると、隣りの戦捷館の洗浄場の窓から、昨日の女が身を乗り出して吐いていた。吐物は茶色の液体で、味噌汁であろうか、それに白い飯粒がまじっていた。せき上げては吐き、吐き止まると、子供のように声を張り上げて泣く。泣くというより絶叫している。吐物がなくなるとゲッゲッと空えずきし、また泣きつづげろ。
(略)
 重い借金を背負い、帰るに帰れぬ故郷は遠い。親、兄弟、身内、友達、訴え救いを求める者はだれもいない。彼女のできることは、張りさけるような声で泣き叫ぶことだけであったろう。間もなく朋輩の慰安婦が現われて、肩を抱くようにして連れ去った。
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女性の発言から見て、恐らく就業詐欺で連れて来られたのだろう。この女性は内地から来た日本人であり、また安全な後方地域である漢口の慰安所は、軍慰安所としては最も設備も整い、「慰安婦」の待遇も良かったはずだ。それでさえこうなのだ。

■ 少女像を恐れるのは負の歴史から逃げ回る卑怯者

植民地であった朝鮮では、性病予防のため、感染している恐れのない処女を狙って「慰安婦」の「募集」が行われた。性体験もないまま連行され、戦地の粗末な「慰安所」に送り込まれた少女たちの境遇がどれほど過酷なものだったかは、想像に余りある。

私にはこの少女像は、戦時性暴力によって人生を根こそぎ奪われた被害者が、ありえたはずの自らの青春を静かに見つめている姿のように見える。そんな像を、自分たちの心を踏みにじる脅威であるかのように感じてしまうのはなぜか。それは、自国の犯した過去の犯罪行為を認める勇気を持てず、歴史を歪曲・改変して逃げ続けてきた卑怯者だからだろう。

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原子爆弾の模型でもなく、重火器を持つ屈強な兵士の像でもなく、椅子に座るだけの少女像に、権力層の成人男性を中心にいい大人が恐慌をきたし敵意を剥き出す。なんと滑稽で惨めな国だ。なぜ恐慌するか。少女像が逃げ回ってきた負の歴史の象徴だから。自分が逃げてきたものだからより巨大に見えている。 https://t.co/bNG4gS8w5D
— mipoko (@mipoko611) August 2, 2019
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[1] 『テロ予告や脅迫に挫折 「表現の不自由展」識者の見方は』 朝日新聞 2019/8/4
[2] 長沢健一 『漢口慰安所』 図書出版社 1983年 P.146-149
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/182.html

記事 [政治・選挙・NHK264] JNN調査では「安倍内閣を支持する人が60%」世論調査と言う名の世論誘導・世論操作(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/08/post-2384f3.html
2019.08.05


え?安倍内閣を支持する人が60%もいるの?そんなバカな!

JNN世論調査、「グループA」韓国除外「妥当」64%  
               8/5(月) 6:21配信 TBS News i

>安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より1.4ポイント増えて60.1%でした。一方、支持できないという人は、0.1ポイント増えて37.0%でした。

>先週、政府はこれまで「ホワイト国」と呼ばれてきた輸出管理上の最優遇国「グループA」から韓国を除外することを決定しました。これについて妥当だと思うか聞いたところ、「妥当だと思う」が64%で、「妥当だと思わない」の18%を大きく上回りました。


安倍政権は狡猾だから、嘘と隠ぺいでここまで長期政権を維持してきたのだろうが、国に取ってはどうなのか。

国民に取ってはどうなのか。

北方領土はロシアに取られたも同然だ。


安倍首相が声高に2島返還+アルファと言ってきた話も、今や幻と消えた。

つい最近「北方領土は我が国の固有の領土」と言う言葉を国会で使わなくなった時点で、おかしいぞと思っていたが、もうその時にはロシアから強硬姿勢を示されていたからではと、今となってはそう思う。

がメディアは、ロシアが北方領土を返還する気など全くない話題は報道せず、今までだったらミサイルが一発でも飛ぼうものならJアラートを盛大に鳴らし、効果がまったくない頭抱えての避難訓練までして国民を恣意的に煽って来た北朝鮮の脅威も、トランプから短距離ミサイルはOKと言われてこの方、ミサイルが何発飛ぼうとのんきにゴルフをしている安倍首相のお家の事情は国民に知らせない。

メディアが政府の広報機関と言っても過言ではない程、政権側から見た一方的な報道ばかりしてきた。

違う方向から見た報道は皆無と言ってよいだろう。

北方領土問題を報道されては拙い安倍政権は「嫌韓」に舵を切って来た。

テレビで安倍御用達コメンティターに、いかに韓国が全面的に非があるように連日テレビで流せば、違う情報を知らない国民は簡単に流される。

見ている人は、韓国はそんなに汚い奴か、これでは断交されても当然だと思うよね。

安倍政権の今までの手法を見ていると、恐怖を煽る事、そして自分の代ですべて解決すると大々的に発表する事。

国民を煽っては、安倍首相なら解決できるとの期待感を持たせる。

特にNHKは、いかに安倍首相が世界のリーダー的な人間なのか、いかに世界の首脳が信頼を置いているかなど、ありもしない話をでっちあげて来た。

そりゃあ、引っかかる人間が出てきてもおかしくないわ。

全ての大メディアが、安倍政権の実態を正直に報道して来たなら、この政権が6年半以上も政権の座に居られるわけがない。

とっくの昔に崩壊していた。

ところがこの国では行政も立法も司法も、そしてメディアでさえ政権に対して忖度ばかりしてきた。

これが長期政権になる所以だ。

しかし、権力者を批判することが無くなった時点で、政権は維持できるかもしれないが国は腐っていく、疲弊して行く。

政治も社会も教育も経済もすべての面で堕ちていくだけ。

それが世の常じゃないか。。。。





http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/183.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「安倍に改憲発議させない」が参院選民意(植草一秀の『知られざる真実』)
「安倍に改憲発議させない」が参院選民意
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-abb8bf.html
2019年8月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


参院選が終了し、焦点は次の衆院総選挙に移った。

安倍首相は消費税増税強行を掲げて参院選に突入しても参院選に勝利できると判断したと見られるが、この思惑は挫折した。

安倍自民党は公示時改選数から9議席も減らした。

その結果、参院単独過半数を割り込んだ。

同時に、改憲勢力は自公維の三党議員に改憲に積極的な無所属議員を含めて160にとどまり、参院3分の2超の164に届かなかった。

激戦となった東北6県で2勝4敗となり、1人区は22勝10敗に終わった。

激戦区で軒並み自民候補が競り負けた。

安倍自民党の参院選は客観的に評価すれば敗北である。

ところが、安倍政治に媚びを売る者、勢力が、安倍自民が参院選に勝利したかのように伝える。

第2次大戦時の大本営とまったく同じ構図だ。

安倍首相は国民民主党から改憲勢力を引き抜き、N国を改憲勢力に引き込み、さらに10月の埼玉参院補選で改憲勢力を当選させて参院3分の2を確保することを目指すと見られる。

N国は与党が「NHK放送スクランブル化」を受け入れるなら改憲に賛成するとのスタンスを示している。

この条件交渉が成立する見通しは立っていない。

それでも、日本国憲法が破壊されるかどうか、微妙な情勢にあることは確かだ。

主権者の多数は安倍内閣の下での改憲に反対である。

憲法改定を全面否定しないが、安倍内閣による改憲には反対というのが主権者多数である。

安倍内閣の下での改憲を断固阻止する。

今回の参院選で主権者が改憲勢力3分の2を阻止したのは、この意思の表明である。

安倍内閣が憲法改定に暴走することを断固として阻止しなければならない。

今回の参院選比例代表戦での自民党得票は1771万票で2016年選挙の2011万票から240万票も減らした。

公明党も104万票減らしている。

立憲民主党も2017年10月衆院選と比較して317万票も獲得票を減らした。

自公の選挙戦術は投票率の限りない引き下げ誘導によって、自公固定票の相対的比重を高めるというものである。

2012年12月以来、5回の選挙は、すべてこの戦術によって多数議席獲得に成功したものだ。

今回も投票率を低下させるために、徹底的なメディアコントロールが実行された。

消費税増税の是非を徹底論議しなければならなかったが、テレビメディアは放送時間を芸能情報で占拠した。

主権者の関心が政治に向かわぬよう、徹底的な情報操作が展開されたのだ。

同時に、与党勝利情報を流布し、安倍政治に反対の主権者の投票意欲を削ぐ工作も展開された。

これらの工作が効を奏して、投票率は史上2番目に低い48.8%に低下した。

「今だけ、金だけ、自分だけ」の三だけ教信者の岩盤票に支えられる自公は圧勝しなければおかしかったはずだが、2013年選挙からの大幅後退を迫られた。

主権者は憲法改定を希望していない。

改憲への動きを完全に封殺しなければならない。

その際、国民民主党がスタンドプレーに走らぬよう、徹底的な監視が必要になる。

他方、本ブログ、メルマガで警告してきたように、参院選後に日本株価が急落している。

米中貿易戦争も影響しているが、最大の背景は消費税増税である。

企業が発表している2020年3月期の利益予想は極めて楽観的なものだが、企業収益は足元での激変に直面している。

2020年3月期予想利益が大幅に下方修正されるのは時間の問題だ。

日本経済は深刻な消費税増税不況に突入することになる。

安倍政治の責任が問われなければならない。

いまこそ、安倍政治を終焉させることを望む主権者は、次の総選挙に向けて力を結集するべきだ。

消費税率を5%に引き下げること

最低賃金全国一律1500円を政府補償制度で実現すること

原発稼働を直ちにゼロにすること

の三公約を軸にして、主権者候補の擁立を急がねばならない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/184.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 東京五輪も潰される…FAX1枚の放火予告に屈した警察の怠慢(日刊ゲンダイ)



東京五輪も潰される…FAX1枚の放火予告に屈した警察の怠慢
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259820
2019/08/05 日刊ゲンダイ


残り1年を切ってテロ対策は大丈夫なのか?(C)共同通信社

 愛知県美術館などの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、慰安婦を象徴する少女像などを展示した企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった問題。作品に抗議する電話やメールが1日の開幕から2日間で、1400件に上ったというから驚きだ。

 トリエンナーレの実行委員長を務める愛知県の大村秀章知事は3日、中止の理由について「テロ予告や脅迫の電話などがあり、総合的に判断した」と説明。<(少女像を)大至急撤去しなければ、ガソリンの携行缶を持ってお邪魔する>との脅迫ファクスが2日の朝に美術館に届いたことも明かした。

 警察に被害届を出したものの、「ファクスの送り主を特定できない」と言われたという。

 トリエンナーレの芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介氏は自身のツイッターに、脅迫ファクスについて<ネット経由で匿名化されて送られていましたね。手段をよく知ってる人の犯行です>と投稿。たとえ匿名であっても、警察が犯人を特定できないことには愕然とせざるを得ない。来年の東京五輪に向けて、テロ対策を強化してきたからだ。

 警察庁の「国際テロ対策強化要綱」は、テロを未然に防ぐために<テロの脅威に係る情報収集・分析を周到に行うことが必要>と明記している。“ガソリン放火”予告の犯人すら分からない警察が、テロの脅威から東京五輪を守れるのか。兵庫県警元刑事の飛松五男氏がこう言う。

「警察が本気を出せば、匿名でもファクスの送り主を特定できます。警察はサイバー犯罪などに特化した人材を育成するために予算を多くもらっているので、特定できないほどヤワではありません。あえて公表していないという可能性も考えられますが、ファクスの送り主を本当に特定できないのなら大問題です。いずれにしても、職務怠慢。五輪を来年に控えているのに、緊張感に欠けています」

 津田氏は今回の騒動について「電話による攻撃で文化事業を潰せてしまう悪しき事例をつくってしまった」と悔やんでいた。

 ファクス1枚で東京五輪が中止――怠慢警察の下ではあり得ない話ではない。



















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記事 [政治・選挙・NHK264] れいわ・木村氏、介護「公費負担に」 質問主意書を提出(朝日新聞)
れいわ・木村氏、介護「公費負担に」 質問主意書を提出
https://digital.asahi.com/articles/ASM854H83M85UTFK00L.html
2019年8月5日21時14分 朝日新聞

 れいわ新選組の木村英子参院議員は5日、重度訪問介護を公費負担とするよう制度改正を求める質問主意書を参院に提出した。木村氏は「すべての障害者が介護者をつけて社会参加や労働、通学が認められるようにと思う」と記者団に述べた。

 参院は、木村氏ら重度の身体障害がある議員の国会活動にかかわる介護費用について、参院が当面負担することを決めている。木村氏は主意書で「参院で支出することは当面の対応として致し方ないが、根本的には間違っている」と指摘。「私は介護をつけないと地域で生きていけないが、今の重度訪問介護の制度で経済活動は除外されている」として、すべての障害者の介護費用を公費負担とすべきだと主張している。



れいわ木村英子氏が質問主意書 仕事中の重度訪問介護見直し求め
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019080501001263.html
2019年8月5日 13時08分 中日新聞


参院国土交通委に臨むれいわ新選組の木村英子氏=5日午前

 重い障害のあるれいわ新選組の木村英子参院議員は5日、仕事中は介助費の公的補助を受けられない重度訪問介護について、政府に早急な見直しを求める質問主意書を参院に提出した。

 現行は「通勤、経済活動にかかる支援」は公的補助の対象外で、歳費を受け取る議員活動は経済活動と見なされている。木村氏は議員活動中も補助を受けられるよう求めていたが、当面は参院が負担することになった。

 木村氏は質問主意書で「介護保障は国が障害者全体に対してする義務がある。私が国会議員であろうとなかろうとなされなければならない」と指摘した。

(共同)

















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/186.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 政治、政策の常識の打破は政治素人の山本氏でないと出来ない。(かっちの言い分)
政治、政策の常識の打破は政治素人の山本氏でないと出来ない。
https://31634308.at.webry.info/201908/article_5.html?1565013228

BS-TBS「報道1930」に90分間、山本太郎氏が単独で質疑に答えた。選挙前の状況から見ると隔世の感がある。世論調査には選挙前にはれいわの支持率は出て来なかった。今や、政党支持率が1.3%で、国民民主の0.9%、社民の0.3%より多い。これだけ露出が多くなれば、あっという間に、数%レベルまで行くと思われる。維新の3.6%、公明5.3%並みに到達すると思われる。

山本氏は100人レベルで、候補者を立てると述べている。偶々自分が落選したので時間があるので、これから全国各地に回って街宣をやるという。この中で、その地域の支援者と候補者を掘り起こすつもりである。特に選挙区は余程知名度のある落下傘者でないと当選は中々出来ない。やはり、地道に地域で活動していた人でないと当選は難しい。立候補して随分頑張ったが落選した野党の人も多い。小沢氏が民主党から分かれた国民の生活が第一の党から出馬し落選した候補者も多いはずである。こうした人物も探すと思われる。

他野党との候補者の一本化の条件は、消費税5%と言っている。これに対して、政党支持率8%を持つ頭の固い立憲の枝野代表がすんなり飲むかどうかは疑問に思っている。消費税据え置きの8%では全くインパクトはない。5%のれいわの要求を拒否するようでは、立憲は万年野党であろう。

立憲の枝野代表は、選挙結果、れいわの躍進にやっと目が覚めて、野田元首相のグループ、国民民主、社民に衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」に参加するように呼び掛けた。会派に参加するように呼びかけるのなら、もっと早く国民がさかんに合流を働き掛けていたときに合流すべきだったのだ。かつての小沢氏の後ろから鉄砲を撃っていた民主党時代のように、理屈ばかり捏ねているから、国民から嫌われる。これでは絶対に政権は取れない。

れいわの山本氏が出て来て、今までの自民の政治、政策の常識が打破された。政治、政策の当たり前の打破は政治素人の山本氏にしかやれない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/187.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 95%が支持?安倍外交より恐ろしい「嫌韓世論」異様な蔓延(日刊ゲンダイ)



95%が支持?安倍外交より恐ろしい「嫌韓世論」異様な蔓延
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259818
2019/08/05 日刊ゲンダイ 文字起こし


握手はするが…(安倍首相と文在寅韓国大統領=左)/(代表撮影)

 もはや、落としどころも、解決の糸口も見えない状況である。日本と韓国の対立は、あきらかに一線を越えはじめている。過去にも軋轢はあったが、これまでとは次元が違う。

 本来、日本と韓国は、アメリカを介した同盟国のはずだ。なのに、国際会議で顔を合わせるたびに、日本と韓国の大臣は互いに批判し合う異常事態となっている。ネット上にも、韓国に対する憎悪の言葉があふれている。

 ここまで関係が悪化した直接の原因は、安倍政権が、韓国をいわゆる「ホワイト国」から除外したことだ。韓国サイドが徴用工訴訟問題で仲裁委開催に応じなかったことへの報復第2弾として政令改正を閣議決定した。

 すでに安倍政権は、報復第1弾として、半導体素材の韓国向け輸出を規制強化している。第3弾も用意しているという。トランプ大統領とまったく同じやり方である。

「これまで日本外交は“政経分離”のスタンスを取ってきました。歴史問題などで政治関係が悪くなっても、政治は政治として解決し、外交に経済を絡ませなかった。だから、決定的な対立も避けられた。政治家同士が対立しても、ビジネスの現場はつながっていました。ところが、安倍首相は“禁じ手”である、経済制裁を発動してしまった。引き返す橋を自ら燃やしてしまった形です。しかも、せめて半導体素材の輸出規制だけにとどめておけばよかったのに、“ホワイト国”からも除外してしまった。関係修復が難しくなることはわかっていたはずです。どうして、対立が決定的になるようなことをしてしまったのか」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 徴用工問題は、日本と韓国が知恵を出し合えば、解決の道もあったはずだ。

 実際、まったく同じ問題を抱えていた中国とは、被害者救済のために原告と日本企業が和解している。

 韓国サイドも、“中国方式”による解決を期待していたという。

 なのに、韓国の徴用工問題に対しては、民間企業が和解に応じることを許さなかった。なぜ、中国と同じ扱いをしなかったのか。安倍政権が経済制裁を科すまでは、韓国世論もヒートアップしていなかった。「ホワイト国」から除外したことで、韓国は国を挙げて対抗措置を取ると宣言している。日韓対立はエスカレートし、ブレーキを失っている状態だ。


歩み寄りなし(世耕経産相)/(C)共同通信社

“反韓”世論がさらに安倍政権を暴走させる

 安倍政権が“韓国叩き”に走っている理由は明らかだ。歴史修正主義ということもあるだろうが、支持率アップを狙っているのはミエミエである。

 韓国をいじめれば、支持が拡大すると計算しているのは間違いない。ここ数年、安倍政権とその周辺が“嫌韓”をあおったこともあって、日本国内に韓国嫌いのムードが広がっているからだ。タイミングを計ったように、参院選の直前に半導体素材の輸出の規制強化を決定しているのだから、あからさまである。

 外交を政権維持に利用するのは、安倍政権のいつものやり方だが、仰天なのは、韓国を「ホワイト国」から除外することに、なんと95%が賛成していることだ。経産省が実施した意見公募には、4万件という異例の数が寄せられ、賛成が95%を超え、反対は1%だったという。

 95%が支持するなど、本来、民主主義国家ではあり得ないことだ。もちろん、ネトウヨが組織的に投稿した可能性もゼロではないが、この数字が事実なら、タダごとじゃない。安倍政権の誕生後、急速に“嫌韓”意識が強まっているということだ。慰安婦を表現した少女像を展示していた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」も抗議が殺到し、展示の中止に追い込まれてしまった。

 ヤバイのは、火がついた世論が、無定見な安倍政権をますます暴走させてしまう恐れがあることだ。戦前、軍部を暴走させたのも世論だった。

 昭和史に詳しい作家の半藤一利氏は、毎日新聞のインタビューにこう答えている。

「最初は政治家が先導しているようでも、途中から民衆の方が熱くなり、時に世論が政治家を駆り立てたんです」

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「もともと安倍首相は、アメリカが『韓国と和解しろ』と迫れば、簡単に矛を収めるタイプです。でも、世論が強くなりすぎて、アメリカが仲介しても、振り上げた拳を下ろせなくなっている可能性があります。世耕経産大臣も『ホワイト国からの除外は、95%が賛成だった』と勝ち誇ったように口にしている。ここで韓国に屈したら、政権への支持が一気に落ち込むと考えていてもおかしくありません」

 日中戦争がはじまった昭和12年、「暴支膺懲」というスローガンが掲げられた。「暴れる中国を懲らしめる」という意味だ。恐ろしいことに、安倍支持者は、「韓国を懲らしめろ」と口にしはじめている。

“愛国心”が蔓延し、モノが言えない社会に

 このまま日韓の対立がエスカレートしたら、どうなってしまうのか。

 さすがに、韓国とコトを構えることはないだろうが、「排外主義」と歪んだ「愛国精神」が蔓延するのは間違いない。すでに、ちょっと安倍政権を批判しただけで、“反日”というレッテルを貼られる状態である。辺野古の基地新設に反対する沖縄までが“反日”扱いされる始末だ。韓国を擁護しようものなら、袋叩きに遭う異様な国となっている。

 歪んだナショナリズムの行き着く先は、自由にモノも言えない社会だ。戦前の日本と同じように社会が一色に染まり、表現の自由も、言論の自由も失われていく。

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」が中止に追い込まれた一件は、日本の将来を暗示しているのではないか。

 コラムニストの小田嶋隆氏は、著書「超・反知性主義入門」にこう書いている。

「こわいのはわれわれが愛国者になることではなくて、愛国者のふりをしないと孤立するような社会がやってくることだ」

 政治評論家の森田実氏はこう言う。

「外交の大きな役割は、国民レベルで対立が起きないようにすることです。政治家同士が激しくやりあっても、国民同士は友好を保てるようにする。もし、国民のなかで排外主義やナショナリズムが強まりそうになったら、政治が沈静化させる。世論が沸騰すると、政治がコントロールすることも難しくなるからです。ところが、安倍政権は嫌韓をあおり、ナショナリズムをあおっているのだから、どうかしています。そもそも、中国や韓国との関係がうまくいかないのは、安倍首相の歴史認識が間違っているからです。アジア諸国は“河野談話”や“村山談話”を、そのまま継承して欲しいと思っています。ところが、歴代内閣の方針を受け継ぐと口にしながら、“侵略の定義が定まっていない”などと繰り返している。本気で謝るつもりがない。侵略や植民地支配を反省していない。これでは歴史問題は解決しませんよ。大手メディアも、どうして中国や韓国との関係が悪化するのか、本質を伝えるべきです」

 ただでさえ、安倍外交は行き詰まっている。周辺国である中国、ロシア、北朝鮮との関係も滞っている。このままでは、戦前のように孤立しかねない。













 



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/188.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 河村名古屋市長、なぜ、芸術祭に津田氏が選ばれ、天皇陛下の写真や慰安婦像が置かれたのか、調べている 中止になった経緯も
河村名古屋市長、なぜ、芸術祭に津田氏が選ばれ、天皇陛下の写真や慰安婦像が置かれたのか、調べている 中止になった経緯も(慰安婦問題に見る二国間の合意すら守らない、国としての資質を欠く国・韓国)
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum/ianumondainimiru-2kokukanno-gouisura-mamoranai-kunitoshiteno-shishituwokakukuni-kankoku/wforum.cgi?mode=read&no=7&reno=3&oya=3&page=0#7

参照先 : https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00010010-abema-soci

名古屋・河村市長「差し迫った危険ある」、あいちトリエンナーレ“少女像”展示中止受け会見

河村名古屋市長
https://gansokaiketu-jp.com/Gazou/Kawamura-Nagoyashichou.jpg

「あいちトリエンナーレ」の企画展『表現の不自由展・その後』の中止を受けて、展示中止を要請した名古屋市の河村たかし市長が会見を開き「差し迫った危険がある」と述べた。

 企画展の中止決定について河村市長は、「表現の自由の侵害だ、芸術性のあるものに対して何を言うんだという話があるようだが、どういうプロセスで津田(大介)さんが選ばれて、どういうプロセスでいわゆる慰安婦像をああいうファクトで、天皇陛下の写真を展示することになったのか。また、どういうプロセスで中止になったのか、市民の皆さんに公開しなければいけないと調査を指示している」と説明。

 また4日朝、市長ホットラインに「ガソリン携行缶を持って貴様のところに行くぞ」というような脅迫状が来ていたことを明かし、「会長は大村さんだが、私は会長代行なので。お前も一緒に決めたんだと言われたら、形式的にはそうなる。しかし私は本当に知らず、慰安婦像が展示されていると聞いて驚いた。とはいえ会長代行なので明らかにする義務がある」とした。

 一方、表現の自由をめぐる議論については、「今回いろいろな意見があるが、非常に重要なのは愛知県・名古屋市が主催だと。厳密には委員会方式だが、そこで慰安婦像をそのまま展示するということについて、作者は韓国メディアで『素晴らしい』『韓国の首相が認めた』というようなことを言っている。慰安婦というのは、残念ながら世界史上の中にある。それを否定しているわけではなく、日本が数十万人を“強制連行”したというのは事実とは違うということ。税金を10億円も使って、公共の主催のように見えるところでやるのはやめてくれ、最低限の規制は必要だという主張。愛知県や名古屋市は従軍慰安婦の存在を認めたのか、国の補助金も入っていて国も韓国の主張を認めたのかとみられるような展示は差し迫った危険がある」と見解を述べた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)

【関連記事】
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最終更新:8/5(月) 12:30
AbemaTIMES



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/189.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 立憲、国民に衆院統一会派打診「与党に対抗、強力な構えを」調整難航も(毎日新聞)


立憲、国民に衆院統一会派打診「与党に対抗、強力な構えを」調整難航も
https://mainichi.jp/articles/20190805/k00/00m/010/234000c
毎日新聞 2019年8月5日 20時15分(最終更新 8月5日 21時59分)


立憲民主党、国民民主党の対立の構図

 立憲民主党の枝野幸男代表は5日、国会内で国民民主党の玉木雄一郎代表、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(社保)の野田佳彦代表と相次いで会談し、衆院で統一会派結成を打診した。3党派はいずれも旧民主党勢力。次期衆院選に向け、連携強化を呼びかけた形だが、立憲、国民の主導権争いが依然くすぶっており、調整は難航する可能性もある。

 「政権の選択肢としての期待と信頼を高めるには『数の力』を背景とした与党に対抗しうる強力な構えが必要だ」。枝野氏は玉木氏らとの会談で用意した文書を読み上げ、野党勢力の結集を図る姿勢を示してみせた。野田氏にも同様の呼びかけを行った。

 玉木、野田両氏は「1年以上前から我が党として大きな塊を作って野党が協力しなければならないと申し上げてきたので、ありがたい」(玉木氏)と歓迎。枝野氏から今月中旬をメドに回答するよう求められたため、持ち帰って党派内で協議する考えを伝えた。

 現在の衆院会派の勢力は、立憲が70、国民は39、社保は8人。統一会派を結成すれば計117人になる。立憲、国民とも先の参院選で2議席を獲得したれいわ新選組の登場で、存在感低下に危機感があるのは同じだ。

 ただ、立憲と国民の思惑は必ずしも一致していない。立憲はこれまで「合従連衡にはくみしない」(枝野氏)と独自路線にこだわってきた経緯があり、今回の提案も「立憲会派への参加呼びかけ」(立憲幹部)との立場だ。あくまで会派運営の主導権は渡さない構えで、国民との対立がくすぶる参院側では提案すらしていない。

 玉木氏は会談で「衆参とも力合わせをするのが筋ではないか。もう少し検討の余地はないのか」と再考を求めたが、枝野氏は会談後の記者会見で「まずは次の主戦場である衆院で」とにべもなかった。野党の連携のあり方について、「大きな塊」を追求する玉木氏に対し、枝野氏は「大きな構え」と違う表現を使うなど、両氏には温度差がうかがえる。

 国民は立憲の提案を受け、急きょ執行役員会を開き、衆参とも統一会派を結成するよう求めることを申し合わせた。ただ、党内には早くも立憲への不信感が渦巻いている。枝野氏の文書は、立憲の政策への理解と協力を要求しており、国民の原口一博国対委員長はツイッターで「個人の資格で合流せよと? だとすれば統一会派ではない」と失望をあらわにした。

 統一会派を巡っては、玉木氏が2日の国民両院議員懇談会で、立憲と「交渉する」と表明していた。枝野氏が5日の立憲両院議員総会で急きょ、国民などへの呼びかけを提案して了承を得たため、国民内からは「先にハードルの高い提案をして、こちらが断れば悪者になる仕掛けだ」(関係者)との見方も出ている。【野間口陽、東久保逸夫】










http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/190.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「表現の不自由展」を襲った日韓の嫌な感じ 「韓国敵視政策」が招いた不寛容な集団抗議/権力側はブレーキかけず「放置」(朝日新聞社 論座)
市川速水 朝日新聞編集委員
論座 2019年08月05日 より無料公開部分を転載。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019080500011_2.jpeg
記者会見で抗議が殺到していることを明らかし、涙をにじませる津田大介・芸術監督=2019年8月2日

■韓国敵視政策がこんな形に…

 愛知県の国際芸術祭企画展「表現の不自由展・その後」が開催3日間で中止に追い込まれたことを伝える2019年8月3日のニュースを見ながら、「韓国を敵視する政策がこんな形で表れてしまったか」と深いため息をつくしかなかった。

 安倍政権が韓国を輸出手続きの優遇国「ホワイト国」から外した措置を受けて、私は『韓国は「敵」なのか』https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019073100014.htmlのなかでこう書いた。

   今回の措置は、戦後の日韓史上例がない、「日本が悪意をもって韓国
   を標的として能動的に決断した行為」であるのが最大の特徴だ…(中
   略)…この(日韓)両者は、まったく折り合わない、会話のかみ合わ
   ない、相手の立場を理解できない、理解しようともしない、いつ終わ
   るとも分からない闘いに突入してしまった。

 慰安婦をシンボル的に表現した少女像に対して、それをあえて展示して議論の呼び水にしようとした主催者側に対して、「相手の立場を理解できない、理解しようともしない」抗議や脅迫は容赦なく攻撃し、その嵐に展示会全体が飲み込まれてしまった。

 ネットの功罪をくまなく知り、SNSの世界をリードしてきたジャーナリスト・津田大介氏(今回の芸術監督)ですら「想定を超える事態が起こった」と記者会見で涙するほど脅迫・抗議の風圧は激しかったのだろう。

 芸術祭実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事も「テロ予告や脅迫の電話がこれ以上エスカレートすると(来場者が)安心して楽しくご覧になることが難しい」と語り、単なる抗議以上の、現実的な危険の兆候が中止の最大の理由であることを明らかにしている。

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2015年1月、東京都練馬区のギャラリーで開かれた「表現の不自由展」。少女像(中央奥)や元慰安婦の写真が展示された

■元祖「不自由展」から4年、さらによどんだ空気

 今回中止になった「その後」展は、2015年、東京都内の民間ギャラリーで開かれた「表現の不自由展・消されたものたち」の続編とも言うべき展示会だった。

 今回出品された16組のほぼ半数の作家が前回に引き続いて参加しており、韓国のキム・ソギョン、キム・ウンソン両氏制作による「少女像」も前回、展示され、私も取材に出向いた。静かな雰囲気で何かをじっくり考えさせられる不思議な空間だったことを覚えている。

 今回、愛知での出品作と重なる作品群にしても、新宿のニコンサロンで開催直前に中止になった元慰安婦の写真展(安世鴻氏)、作品表面のメッセージが削除されたモニュメント(中垣克久氏)、福島の除染作業の音などの展示説明文を同意なしに修正された「サウンドスケープ」(永幡幸司氏)などを当時、鑑賞したが、こんな芸術表現に主催団体がどんな軋轢を恐れ、何に忖度して事なかれ主義に陥ったのか、日本の芸術環境をめぐる「現住所」を明確に示していた。

 元祖「不自由展」のパンフレット冒頭には、展示物についてこう記されていた。

   検閲とそれに基づく修正、封殺(展示撤去、掲載拒否、放映禁止)、自
   粛の憂き目に遭い、表現の正当な機会を奪われた、タブーとされたもの
   を集めました

 タブー視された具体的なテーマとして「天皇と戦争、植民地支配、日本軍『慰安婦』問題、靖国神社、国家批判、憲法9条、原発、性表現」を挙げた。

 あれから4年半。今回の「その後」展に至るまで、これらのテーマをめぐる日本の空気は、さらによどんできたといえないだろうか。

 そう思う理由がいくつかある。

 安倍政権が韓国に対して強硬な姿勢をとり続ける背景には、市民(有権者)の支持という裏付けもある。2019年7月24日まで実施した輸出優遇国除外のパブリックコメントには、4万件を超す異例に多数の意見が寄せられ、95%が政府方針に賛成したという。

 今回の展示に関して、8月2日までの2日間に芸術祭事務局に来た電話やメールの抗議・脅迫は1千件以上に上った、と主催側は明らかにしている。

 この種の「意見」は、政権に否定的なコメントはなかなか来ないし、「圧力に負けず頑張れ」といった励ましの声は極端に少ないのが常だ。

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「表現の不自由展・その後」で展示されていた「平和の少女像」=2019年8月2日、名古屋市の愛知芸術文化センター

■名古屋市長、官房長官、保守系議員グループ…

 前回の不自由展に比べて今回、「不自由度」が増すことになった経緯を見ると、特徴の一つは、公的権力が堂々と介入してきたことだ。

 河村たかし・名古屋市長は少女像や天皇に関する作品の展示について「日本国民の心を踏みにじる行為」などとして主催側に抗議文を出した。

 菅官房長官は、この芸術祭が文化庁の助成事業であることと関連し、「補助金交付の決定にあたっては、事実関係を確認、精査して適切に対応したい」と述べ、補助金見直しとも取れる発言をした。

 保守系国会議員らでつくるグループは、「芸術や表現の自由を掲げた事実上の政治プロパガンダ。公金を投じるべきではない」と意見表明した。

 これらの作品群がかつてタブー視された時には「諸般の事情」などを理由とした「こっそり感」が漂っていたが、これほど大っぴらに権力による批判がまかり通る時代になった。

 筋論からいえば、展示作品を嫌う人は会場に足を運ばなければいい、鑑賞してから静かに批判すればいい、公金は政治の道具でなく市民の税金なのだから、批判があれば市民が実名で堂々と論戦を交わせばいい――。こんな穏健な作法は、権力によって一喝され、市民の一部が喝采を送り、根こそぎはぎ取られた感がある。

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結果的に最終日となった2019年8月3日、「表現の不自由展・その後」の会場前には長蛇の列ができていたが…=名古屋市の愛知芸術文化センター

■権力側はブレーキかけず、警察も動き鈍く

 さらに、匿名の罵詈雑言や脅迫について、結果的に中止に追い込んだ権力側から「やり過ぎだ」「もっと冷静に」「脅迫電話を受けた職員の恐怖心が心配」といった、思いやりやブレーキをかける言動は、少なくとも私には聞こえてこない。

 警察からも、 ・・・ログインして読む
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https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019080500011.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/191.html

   

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