和平か内戦か タリバン支配で浮上する「テロの輸出」/日経
瀬戸際のアフガン(下)
NIKKEI Asia
2021年7月15日 19:15
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB13AX30T10C21A7000000/
米国務省のプライス報道官は14日の記者会見で、アフガニスタン情勢を巡り「米国と中国は建設的にやっていける」と答えた。アフガンでの影響力拡大を目指す中国を意識した発言だ。アフガン駐留米軍の撤収が進み、イスラム法による統治の復活を目指す反政府武装組織タリバンが「力の空白」を埋めようとしている。米中を含む関係国はアフガンが再び、過激派の拠点となり、テロを「輸出」しかねないと警戒する。