★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK92 > 360.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
いよいよ白熱化する安保・普天間問題めぐるたたかい  桂敬一(元東大教授・日本ジャーナリスト会議会員)
http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/360.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 8 月 13 日 10:53:42: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.masrescue9.jp/media/katsura/katsura.html


8月5日の読売新聞・朝刊2面に、 オヤッと思わせる記事が出ていた。

「日米同盟の意義 ネット漫画でPR  在日米軍が公開開始」 の見出しの下、 在日米軍が日米安全保障条約改定50周年を記念して、 同盟の意義をアピールする漫画を作成、 在日米軍司令部のホームページで4日から公開を始めた、 という本文24行の小さい記事。 カットに 「私たちの同盟」 と大きくタイトルが入り、 少年らしいキャラクターと眼鏡の女の子との二人が星条旗のうえに立っていて、 足元に 「OUR ALLIANCE―LASTING PARTNERSHIP」 (私たちの同盟―永続するパートナーシップ」 のサブキャッチが入った表紙らしい写真も載っていた。 これではなんのことかよくわからない。 記事のなかに米軍ホームページのURLが記載されていたので、 あとで開けてみようと思っていた。 しかし、 内心、 「いよいよテキさん、 おいでなすったか」 という気がした。

  ところが、 メールチェックのためパソコンを開けたら、 「桂さん、 みましたか」 と、 怒った調子の小林義明さんのメールが届いていた。 小林さんは 「マスコミ九条の会」 ホームページの運営責任者で映画監督。 メールの中身は、 このマンガPRのこと。 もうインターネットが動いていたので、 小林さんのメール中にあったURLをクリック、 早速、 実物にお目にかかった。 なるほど、 頭にくる。 すぐ思ったのは、 ほかの新聞はなぜこれを取りあげなかったのか、 ということ。 米軍司令部広報は、 読売だけに発表したわけではあるまい。 さすがに日米同盟推進派の読売は、 短い記事ながら 「価値観が近い日米両国の同盟の意義」 のアピールに賛意を表する感じだった。 ほかの新聞もそうならそうで、 それでいいし、 おかしければおかしい、 けしからんならけしからんと、 いえばいい。 せめて事実を報じ、 そういう視点ぐらいは示せよ、 といいたくなった。 黙殺はなかろう。

  小林さんは、 ネット上のAFP (フランス通信社) 4日付けの日本語配信記事も転送してくれた。 その一部を紹介する。 「 (マンガ) 全4部 ・ ・ ・ のうち、 4日に公開されたのは第1部。 主人公は米国の少年 『うさクン』 と日本人の少女 『新居あんず (Anzu Arai) 』 だ。 『うさクン』 は ・ ・ ・ 『USA』 のローマ字読み、 『新居あんず』 は同盟を意味する英語 『アライアンス (alliance) 』 に引っ掛けたネーミングだ。 『うさクン』 は 『ウサギ』 にも引っ掛けてあり、 ウサギのような耳がついたフードをかぶっている。 マンガのなかで、 うさクンはあんずに、 『大切なトモダチ』 としてあんずの家を守るためにやってきたと説明している。 マンガは、 2人の主人公を通じて、 在日米軍の役割や日米同盟の意義を学べる内容となっているという。 ・ ・ ・ (このPRは) 米国による広島への原爆投下65周年を2日後に控えたタイミングでの公開」。 マンガという手法は、 PRの対象に日本の若者を意識したため、 ということでもあった。 「広島」 への言及はピリリと効いているではないか。

小林さんは大いに怒っていた。 漫画の冒頭は、 あんずの家にうさクンが 「居候」 としてやってきた場面から始まる。 あんずがのんびりくつろいでいると、 うさクンは部屋のあちこちでバタバタ、 ゴソゴソ動き回る。 彼女がいぶかっていると、 うさクンは突然、 「やったよ!」 と叫び、 あんずの目の前にでかいゴキブリを突き出し、 「台所を守ったよ」 という。 あんずが 「なんでこの家を守ろうとするの」 と問うと、 うさクンは 「ボクとあんずが “同盟” なカンケーだから!」 と答える。 そして、 あんずが事情を呑み込みかけると、 うさクンは 「次は一緒にゴキブリ退治だ!」 と、 また叫ぶ。 小林監督の怒りは、 殺されたゴキブリの絵に触発されていた。 「ルアンダのジェノサイド」 を思い出させられたせいだ。

  私も同感だ。 だが、 このゴキブリの存在は、 私にはもっとほかのことも考えさせた。 なるほど、 アメリカ人にとっては、 先住民のアメリカ・インディアンもゴキブリだったに相違ないと、 とっさに思った。 さらに米軍は、 日米安保を盾に確保しつづけた沖縄の基地から、 ベトナム戦争に海兵隊を送り込み、 B52を嘉手納基地から北爆に出撃させていた。 ベトコンもゴキブリだったのだ。 さらにはサダム・フセインやイラク人も、 ボスニア戦争の際のセルビア人も、 アルカイダやタリバンも、 みんなゴキブリだったのだ。 そして、 在日米軍基地や自衛隊が陰に陽に、 こうしたゴキブリ退治の戦争を支援する関係にあったことを考えると、 日本も、 アメリカにゴキブリ扱いされた側から敵とみなされる立場にあったのではないかと、 とても嫌な気分になった。 最近、 米韓が一緒になって、 北朝鮮をゴキブリとみなす姿勢を強めている。 そこではもしかすると、 日本もゴキブリ退治に参加させられることになるのではないか。

  そうこうするうちに、 うさクンの人のよさと、 まるで自分勝手なものの思い方に、 おかしくなるのとともに、 こういうPRを本気で広めようとする米軍は気が確かなのかと、 思わないわけにいかなくなった。 あんずの家の居候・うさクンは、 食事代も部屋代も払っている気配がない。 おカネはあんずが負担しているようだ。 うさクンはその代わり、 用心棒をしてくれている。 こうした関係は、 か弱い娘ひとりの所帯に、 腕の立つ浪人が用心棒として転がり込んできた、 というような時代劇のシチュエーションそっくりだ。 だが、 下って現代になると、 水商売の女性のところにヤクザの男がヒモとなって居座る、 というようなケースのほうが多い。 男はカネづるだから、 いかがわしいトラブルから女性を守る。 女性も守ってもらっていると思う。 しかし、 冷めた目でみれば、 女性は、 別れ話を切り出したら男に暴力で脅かされるので、 黙ってカネを貢ぎ、 一緒にいるほかなく、 守ってもらっているなど錯覚でしかない、 ということのほうが多いのが現実だ。 なんだ、 日米地位協定、 「思いやり予算」 みたいな話ではないか。 こんなことを想像させるPRは逆効果なんじゃないのと、 米軍広報担当者に言ってやりたくなった。

  もっとも、 端倪すべからざるところもあるので、 このPRを馬鹿にすることはできない。 自衛隊とアメリカ軍の協力は、 平和憲法が自衛権は認めるものなのだから、 その前提に立てば、 平和憲法に矛盾するものではない、 というような、 耳に入りやすい憲法論もうさクンがあんずに説いて聞かせており、 あっという間に集団的自衛権が成立しそうだ。 白眉は、 アメリカ陸軍第一軍団前方司令部と陸上自衛隊中央即応集団司令部の一体化の説明だ。 両司令部はすでに、 神奈川県のキャンプ座間で一緒に行動するかたちをとっているが、 その現状、 役割を、 これほど具体的にわかりやすくリポートした日本のメディア報道を、 私はほかで目にしたことがない。 うさクンもあんずも、 ほかの人も、 みんなでキャンプ座間にお引っ越しなんです。 国外の任務も一緒にやるんです。 うさクン 「今までよりも効率的で」 、 あんず 「いままでよりも仲良しになるのです!」 。 二人は熱心に語りつづける。

  そうか、 米軍も相当行き詰まっているな、 と実感した。 ここまでやらなければいけなくなったのだ。 自国のこれからの軍事費の削減、 普天間問題の難航、 沖縄の基地反対運動が示唆する今後の日米安保の不安定化などに、 強い危機感を抱くからこそ、 こんな問題だらけのPRを、 マンガにしてまでやらなければならなくなった、 ということではないのか。 そのことを考えると、 沖縄の人たちの頑張り、 粘り強いたたかいに、 いまさらながら、 敬服する。 マンガで理解を求められた本土の若者たちは、 これをどうどう思うのだろうか。 米軍広報のURL、
http://www.usfj.mil/manga/Vol%201/Index.htmlを開けて、 ぜひ実物をみていただきたい。 申し訳ないけれど、 これに怒りが感じられず、 説得されてしまうとしたら、 余ほどの不勉強、 あるいは腑抜けとしか言いようがない、 と私は思う。 また、 朝日新聞主筆の船橋洋一さんにも、 このマンガ全編をぜひ読んでもらいたいと思う。 これまで豊富な知識と細やかな論理で、 日米同盟の支持を訴えてきたあなたの努力を、 このPRは見事に裏切ってしまったのではないか。 日本人の知性やディグニティを一顧だにしない低劣なパブリシティは、 結果的にあなたをも侮蔑するに等しい、 というべきものだ。

  日米安保、 普天間問題はここまできた。 本番はまさにこれからだと、 ひしひし感ずる。   以下に北海道新聞に寄せた最近の拙稿も紹介させていただく。 あわせてご覧いただければ幸いです。


北海道新聞7月31日 (土)夕刊

桂敬一 「ニュースへの視点」

「北」 との 対話に米韓の壁

  7月21日、 米国のクリントン国務長官がゲーツ国防長官と訪韓、 南と北がにらみ合う、 依然としてきなくさい非武装地帯 (DMZ) を視察した。 60年前、 1950年6月20日に、 訪韓中のダレス国務長官顧問が38度線を視察、 その5日後、 25日に朝鮮戦争が始まったのが思い出され、 何か不吉な思いがよぎった。

  I・F・ストーンの名著、 『秘史 朝鮮戦争』 によれば、 ダレスは、 李承晩大統領の揺らぐ基盤を固め、 大韓民国を国連に認めさせた立役者であり、 これに反発した北朝鮮の軍事的集結を十分承知していた。 同時に彼は、 日本を早期に独立させ、 そのための対日平和条約を、 冷戦下の自国極東政策に利用しようと構想、 朝鮮で戦争が起きれば、 その思惑はすぐかなえられると踏んでいた。 実際、 戦端が切られると、 日本は “特需景気” で経済復興のきっかけをつかんだものの、 戦火も完全に収まらないうちに、 対日平和条約であるサンフランシスコ講和条約の締結とともに、 今日までつづく日米安保体制に組み込まれることとなった。

演習に海自幹部

  クリントン・ゲーツ両長官の訪韓は、 韓国哨戒艇 「天安」 の爆破は北朝鮮の仕業と決めつける韓国を支援する意味があり、 外交・防衛首脳同士の会談のあとは、 両国の協力を北に誇示する大規模な合同軍事演習が、 日本海で展開された。 気持ち悪いのは、 日本の横須賀が母港の原子力空母、 ジョージ ・ ワシントンと、 嘉手納基地に所属する最新鋭戦闘機F22とが出動、 同艦に海上自衛隊幹部4人も搭乗、 演習にオブザーバー参加したことだ。 また、 この最中に1987年の大韓航空機爆破事件の犯人で北の工作員だった金賢姫元死刑囚が、 日韓両政府の異例の協議に基づいて来日、 横田めぐみさんの両親など、 拉致被害者の家族と面談し、 その一部始終が大々的に報じられた。 これも、 北を硬化させないわけがない。

  私たちはもう、 いったんことあれば、 米韓とともに北とたたかわなければならないのだろうか。 北と個別に話し合いを重ね、 なんでも平和裏に解決していくという道を独自に模索することは、 できないのか。 日本には許されないことなのか。

安保の見直しを

  そしてまた、 いっそう 「普天間問題」 の行方が気にかかる。 今回のような米韓合同演習を必然化する戦略構想のなかでは、 沖縄の米軍基地の維持どころか、 その強化・拡大さえ、 要請されることになる。 それでは、 沖縄の基地負担の軽減という問題など、 吹き飛ばされてしまう。 そんな日米安保が日本のためになると、 日本政府は本気で考えるのだろうか。 60年前とはまったく異なる発想で、 安保そのものを見直すべきではないのか。

(かつら・けいいち=立正大学講師・ジャーナリズム論)

  毎週最終土曜日に掲載します。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年8月13日 15:05:12: MiKEdq2F3Q

日本人を馬鹿にしきったアメリカ人 _ 基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる


「基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる。

学校では平等とか対等、立派な国と習ってきたが全然違った。

従業員と米兵の関係も、上司と部下というものではなく、都合のいい使用人のような扱い。植民地状態を実感することが多い」と語る。


 そして、「日本人の給料を削るというが、米軍再編には3兆円、思いやり予算は2000億円というし、防衛省の汚職事件のように政治家や業者が好きなだけ儲けている。

グアム移転でも、本当は1軒2000万円もかからない住宅が、政治家とゼネコンが関わると9000万円に跳ね上がったと聞いた。国も無茶だし、マスコミも基地労働者が不当に儲けているようなデマを流す。米軍再編で岩国は兵糧攻めにされているが、同じ問題だ」と話した。

 労働者からは、占領者意識丸出しの米兵の様子、日本の税金を湯水のように使った贅沢ぶりが、基地従業員の給料削減や消費税などの大増税と対比して、憤りを込めて語られる。
「基地の中は、一般の人が驚くようなことばかり。実態を広く知らせてくれ」と話された。


 日本人労働者に対しては、「頭からばかにしきっている者が多い。表面上優しい人物もいるという問題ではなく、根がそうなっている」とか、「学校や親から、“日本は敗戦国、アメリカは戦勝国”と教えられて育っているから抜けることがない。

初めて日本に来た米兵が1番程度が悪く、あまりひどいことをして痛い目にあうと少しおとなしくなる」などが語られる


日本語話させぬ米兵も 悪口言われる事恐れ

 従業員の1人は、

「基地内では日本人同士であっても

“ここは、アメリカの領土だ。日本語をしゃべるな!”

と命令してくる米兵もいる。

そんなことをいっても、仕事にならないし、腹も立つからわざと日本語でしゃべる。最近はフィリピン系の従業員も多い。

米兵は、言葉の意味がわからず、全部悪口をいわれていると思い恐れている」と語る。

「日本にいるなら少しは、日本語の勉強をしろ」と思うが、「米兵には英語で話すのが当たり前」の人間が多いという。

 「使用人・召使い」感覚の米兵もおり、思い通りに仕事が動かなければ、「制裁」といって殴ったり罰を加えたりもする。

「やかましい規則にはめ込んで日本人イジメを楽しんでいる者もいる」という。

また、基地内では家族や退役者も働いているが、

「自分が昇給や昇格しようと思い立つと、邪魔になる日本人従業員はすぐ首にしたり、配置換えをしたりする。人事課も当然のように動かしている」と語られた。


 なかには、「わしらは戦争だけ。それ以外の雑用と金を出すのは、全部日本人で当たり前」といい放つ兵隊もいる。

50代の労働者は「基地内のゴミは、分別ではなく、ビンもペットボトルも、紙もすべて一まとめで袋に入れてある。その分別を日本人がやる。将校クラスは広い庭を持っているがその手入れも日本人。

掃除をした端からゴミを散らかす者もいる。第1、ゴミの量が半端でない。新しい物でもどんどん捨てる。補充は日本の税金でするから気にすることはない」と話した。


日本人労働者への扱いで「象徴的」といわれるのが米軍用建物は立派なものばかりなのに、従業員用のまともな施設はないこと。

「部署によっては、更衣室も休憩するところもない。あっても男女兼用で、着替えに使えない。トイレにロッカーが置いてあり、そこで着替えたり休憩したりしている。“なんでトイレなのか。ふざけるな!”という感じだ」と語られる。

 労働者のなかでは、「腹が立つことも多いが、なにかトラブルになれば異常に時間を取られるし、国はまともに交渉できず、結局日本人の不利益で終わることも多い。大きな事件だとすぐに本国に逃げる。軍務中だと、いっさい責任は問われてない。だからなるべくトラブルを起こさないようにしている」と話された。


 家賃タダで豪邸で生活 電気・暖房つけっ放し

 40代の労働者は、「贅沢三昧も目に余る」と強い口調で語る。

米軍住宅もすべて日本の税金で建設し家賃はタダ、電気・水道・ガスも使いたい放題の状態は以前から指摘されていたが、「家具や電子レンジ、ベッド、冷蔵庫、テレビに至るまで全部が備え付け。第一家が巨大すぎる」という。


 一般米兵の住宅でも、ベッドルームが3つとかトイレが2つとか、リビングルームもダイニングキッチンもある。

少し位が上になると、1人部屋にもそれぞれ、バスルームからキッチン、トイレが付いている。「偉い人たち」になると、1軒7、8000万円かけた豪邸のうえに、広広とした庭が付いている。

最近は、基地外に住む米兵も増えつつあるが、その家賃も光熱費もすべて日本持ち。

「家の構えも豪華」なのだといわれる。


 労働者は、

「電気もエアコンも付けっ放し。

日本人には、節電しろ、節約しろというが自分たちには関係ない。

綺麗な家具なども、新しいのがくるからと、いっせいにブルドーザーでバリバリつぶす。ゴミ置き場は、日本人には買えないような立派な物が捨ててあり、“宝の山”といわれている」と語った。


婦人の1人は、「宿舎や隊舎を回るとき、いつでも“税金・税金”といって電気や暖房を消して回る。でもすぐに付ける。


ひどいのは、運動場を使ってもいないのに、ナイター用のライトや照明を付けっ放しにしている。

住宅のなかには、半分も入居していない所もあるが、そこもガンガンに暖房などを付けている。

自分が払わないから、感覚がないんですよ。生活も成り立たない人もいるのに、基地にはつぎ込まれている」と話した。


 その他にも、「基地内はすべて空調が行き渡るようになっている。それプラス各部屋にエアコンがある。

夏なのに、暖房をかけているし、冬はクーラーや扇風機をつけている。夏にかぜを引く兵隊は多い。

だから思い思いに、“暑い”とか“寒い”とか、空調を担当する日本人に電話で怒鳴ってくる。ばかじゃあないか」。


 「デパートのエスカレーター部分の天井はガラス張りになっている。夏になると、直射日光が当たる。

暑いのは当たり前だが、また怒鳴る。だいたい、入り口の自動ドアも二重になっておらず1枚だから、人が入るとすぐ温度が変わる

当然のことなのに、日本人へ文句をいう」なども語られた。


 また、退役した兵隊のなかには、全部がタダのため日本に住み続ける者もいる。

「それをなんらかの形で国や米軍が雇って、日本が給料を払っている」とも話されていた。


 長年基地に勤めてきた労働者は、


「基地が好きで入った人はほとんどいない。外では、ボーナスはカットだし給料は安い。

生活ができず仕方なく基地従業員になったような人が多い。

みんな働き出して、初めて中身がわかる。

アメリカが、命をかけて日本を守るわけがない。

米軍には金を出し、日本人は苦しめる。

それに私たちは腹を立てているんだ」と語った。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/iwakunikitiroudousyagadai2ha24zikannsutokekkou%20yomigaeruroudousyanozisinn.htm

国がアメリカのいうことに平身低頭だから、米兵もおもしろがって日本人をばかにしている」と話す。


 清掃作業員として基地に入っていたが、

「日本人を見下した態度には腹が立っていけなかった」と語る。

学校の掃除でも、汚すだけは汚して教室も食堂もすべて日本人に片付けをさせる。

自分のミスでカビが生えても、日本人の責任とされる。

掃除が済めば検査があり、ホッチキスの芯1本でも落ちていれば、すべてがやり直しになる。

「一生懸命にあらを探していた。あれは嫌がらせだった」と振り返る。


 そして、「1番かわいそうだったのが、ペリースクールの塗り替えに入っていた業者。

真夏の暑い盛りに、建物すべてのペンキ塗りをさせられて、終わったと思うとなにが気に入らなかったのか、全部やり直し。

作業員は、クーラーのある部屋での休憩もさせてもらえず、日がカンカンに照っているところでひっくり返っていた」という。


 「指示通りに物をつくったり、材料を持って行ったりしても、気に入らないと“ダメだ。もう1度”という。

おもしろがってやっていた。国は、上げ膳下げ膳だから話にならない。

日本人から税金をぶんどってまでアメリカに何千億円も出さなくていい」と語った。


「岩国は、日本人に対してとくに厳しいところといわれている。語学手当を切るというが、今は英語ができない人間にはまともな仕事がない。

基地には段階のある試験制度があり、それに受かるため仕方なく学校に通うなどしていてそのための費用だ。

最近、大卒や留学生など、英語ができる人間の採用を増やしている。できない人は、55歳などで早期退職させている」と話す。


 また、「雇用者は国だが使用者は米軍ということで、管理者の気に入らなければ解雇される。

日本が金を払っているのに、なぜか米兵の奥さんなどが、従業員になっていたりする。

そういうのは余り仕事をせず、日本人にやらせている。

清掃など、業者の入札もひどいダンピングをさせて、金を下げている。おかげで基地に入る業者は儲けにならないと聞く。

日本人の金は削って、なぜ米軍にだけは制限もなく金を払っているのか」といった。


 子どもが基地内で働いているという住民は、

「基地で働こうと思えば、日本人として腹が立つことがあっても割り切らなければいけない。

ショッピングセンターでも、バーでもマンションでも、全部日本の税金でつくっているのに、日本人は立ち入り禁止だ」と語る。


 そして、「テロ事件のあとは、化学兵器攻撃などといって避難訓練をよくやっているが、日本人は米軍を助ける訓練はしても、自分たちや家族は逃げる訓練はない。

消防にいれば、給料はよくても命をかけて米軍を守る。米兵や家族は、飛行機などで逃げていく。狂っている
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/zentyuuroubeigunniwakunikitidesutototunyuu%20minnzokutekinabubetugakihonnni.htm


軍曹とか下っ端の米兵クラスの家にも風呂が2つ、ベッドルームが3つとか高級マンション並み。

電気も水道も使い放題で、クーラーをかけて窓やドアを開けっ放しにしている。

ペリースクールも、夏休みで人がいなくても冷房は入りっ放し。

3カ月近くある休みが終わって湿気のために部屋にカビが生えれば、怒鳴りつけてくるという。


 「子どもを見ていても、日本人をばかにしていることがよくわかる。

スクールの各教室ごとに、電子レンジと冷蔵庫が備えてあるし、物がなくなればすぐに日本人従業員のせいにされる。

掃除をしているとわかっていると、ワザとポップコーンをこぼすし、流し台にはカップラーメンの食べかけなどを山積みしたりする。

日本人は一世一代の買い物で家を建てるのに、はるかに豪華な米軍住宅は数年たつと惜しげもなく建て替える。持って帰りたいと話になるほどだ」といった。


 そして、「米軍は新品同様の物もすぐ捨てるから、それだけで日本人なら十分生活できるぐらい。

ペリースクールも取り壊すというのに、何年か前に建て増しもした。

日本人は、年寄りも若者も貧乏になって生きていけなくなっているのに、アメリカには湯水のようにお金を使っている。

もう1度考え直さないとだめなんです」と話した。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hirosimakennkeibeiheihikiwatasiseikyuutorisage%20nihonnnokeisatukatosiminnfunngeki.htm
 


君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html

戦争に行ったら こんな事もしてみたい あんな事もやってみたい__わくわく どきどき
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/313.html

昭和天皇が戦争狂になった訳
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html

原爆投下が日本を救った_ ユダヤ人とトルーマンと昭和天皇に感謝
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/327.html

こんな女に誰がした_1 (天皇陛下を恨んでね)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/332.html

あなたは日本がなぜアメリカと開戦したか全く理解できていないですね
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/265.html

アホ?
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/267.html

必死だね_俺は忙しくてアホの相手してる暇無いんだけど
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/269.html

Re:必死なのはどっち?
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/271.html

本当にアホだねえ、悔しかったらまずこれを否定したら
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/272.html

アホに広田弘毅が、長州憲法(明治憲法)が元凶と言った意味を教えてやるよ
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/278.html


タイは天国に二番目に近い国 2 _ 誰が私をこんな女にした
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/378.html


アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html


02. 2010年8月14日 02:33:15: pc3QAXhMVM
>なるほど、 アメリカ人にとっては、 先住民のアメリカ・インディアンもゴキブリ
だったに相違ないと、 とっさに思った。

この記事を読んで、『亡国のイージス』(映画)で、中井貴一が扮したテロリスト
の姿をふと思い出した。祖国は貧しく、子供が飢えている。それは祖国が世界秩序
の犠牲となっている結果であるから、貧しい祖国の飢えた子供たちに寄り添うため
に、彼は任務を帯びてテロリストとなり、イージス艦を奪った、確かそのような
内容だった。映画の評判は悪かったと思う。伏線が多すぎて、確かに散漫な印象
しか残っていないが、役者さんたちは熱演していた。

テロリストにも愛する国があり、愛する肉親がいる。そのために彼らは戦うのだ。
そのことをまず理解しなければ、この地上からテロが消えることはないだろう。

脱線したが、彼らにとって、敵とは単にゴキブリなのだ。だから、原爆も平気で
落とせたのだろうし、枯れ葉剤も平気で撒けたのだろう。そのような者たちが、
相手を一方的に悪者と決めつけて、「正義」のための戦いを繰り広げている。
これでは、戦いが終わるはずはない。彼らはゴキブリではなく、人間なのだから。

あの漫画を読んで思ったこと、あれを英語に訳して、イラクやアフガニスタンに送って、今まさに死線を歩いている若者たちに読ませてやればいい。自分たちが
戦っているのは、自分たちと同じように、肉親や友達がいる、生身の人間ではな
く、実はゴキブリなのだということを教えてやればいい。

あの漫画を企画した米軍の高官は、単に知性が貧困なのだろう。日本には、「ドラえもん」も「アンパンマン」もあるのに、あのような貧しい漫画を読まされる子供
たちは可哀想だ。


03. 2010年8月14日 08:56:55: i37fD8kRRc
アメリカが言う『ゴキブリ』の子どもたちが、現在進行形で殺され続けています。

イラクのファルージャで劣化ウラン弾による小児癌が激増しているのです。
凄惨な現状に、怒りのやり場のない親たちの悲しみが募るばかりです。

  『Sadness Of Fallujah's Sick Children』
     ⇒http://news.sky.com/skynews/video?videoSourceID=2018543
  『ファルージャの子供達の悲劇』
     ⇒http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2009/10/post-5e20.html

広島の原爆被害と比較される報道が多いところが特徴的です。

イラク攻撃に携わる海兵隊を擁する在日米軍基地問題は、単なる日米問題ではありません。
アメリカの行う『ゴキブリ退治』の、おぞましい犯罪性を問われる時代が必ず到来します。

広島・長崎の原爆投下が戦争犯罪だったと認知される時代が訪れたとき、イラク戦の共同正犯である日本が、原爆を投下したアメリカの罪を追及できるのでしょうか。

安全保障の観点から考えても、日本が先ず為すべきことはイラクの惨状に如何に有効に貢献するかと言うことに尽きるでしょう。
極論を言うと、例の莫大な思いやり予算は、イラクにこそ支給すべきです。


04. 2010年8月14日 09:49:45: 91LsKwwZ8c
うそクサ新居あんず

05. 2010年10月16日 23:43:37: cRApu4dy5g
てすと

06. 2010年10月16日 23:48:27: cRApu4dy5g
桂敬一ってあの椿事件でテレ朝の椿の犯罪行為に糾弾するどころか共鳴してた人ですよねw
いい歳して恥ずかしくもないなあと感心してましたw

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 コメントの2重投稿は禁止です。  URL紹介はタイトル必須
ペンネームの新規作成はこちら←  最新投稿・コメント全文ページ
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK92掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK92掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧