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2011年6月18日20時13分 〜
コメント [原発・フッ素12] 鼻血だけで放射線障害と断定するな こねこねこ
17. 2011年6月18日 20:13:13: pEgCpfCxXY
>>14
この長いインタビューを文字起こしして下さった方がいらっしゃいます。

6月8日名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ (ぼちぼちいこか。。。)
http://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2799584.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/916.html#c17

コメント [原発・フッ素12] 『農家に婿入りした男のブログ』 福島で農業廃業された方のお言葉です。 爺さん
02. 2011年6月18日 20:15:31: YME261A6eU
一言、

作るな‼ です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/915.html#c2

記事 [音楽3] Part Time Heroes - Angels Fly / Unforscene Remix

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/708.html
コメント [原発・フッ素12] 福島県郡山市朝日町周辺(住宅街)の放射線量を測定(YOUTUBE) 中田英寿
02. 2011年6月18日 20:21:38: au4dKgprDA
ここもすごいよ

http://www.youtube.com/watch?v=Mu69Q0suq0Y&feature=channel_video_title
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/911.html#c2

コメント [原発・フッ素12] 鼻血だけで放射線障害と断定するな こねこねこ
18. ケロリン 2011年6月18日 20:21:52: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

>15. さん・・、
そうそう・・しょゆこと。
13.(WcVFam3Pxw )さんは、おいらの文章を勘違いしてんだよ。

<鼻血だけで放射線障害と断定するな>
という記事内容に対するコメントだ。
<断定はデキンが素人目にも影響濃厚ダ!>
・・ということだ。

<鼻血だけで放射線障害と断定するな>
・・というのは、科学的らしい・・・、
しかし、もし、それが自分の子供ならどうするか?・・だ。

じぶんが食べたくないものを、スーパーにおろす・・・
安全だといいながら、絶対に近寄らない・・・
鼻血だけで・・でも気を付けるのが、本当の科学的思考だ。

・・ということだ・・。
故に、この記事には、<こころ>が感じられないといっている。
ゆえに、茶化したくなる、気分は解る、と言っている。


まぁ〜、真摯に被災者のことを思えば、
記事のようなことは、書けんよ・・・。

今はやりのコトバで言えば、
無自覚工作員の安心誘導記事だ・・・。


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/916.html#c18

コメント [原発・フッ素12] 福島県の子供たちに体調異変が出始めている可能性 <放射能の影響を受けやすい子供達> 東京電力放射能拡散中
51. 2011年6月18日 20:22:41: GQJZJKWoUv
4号機また変みたいですよ。

http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c51

コメント [原発・フッ素12] 東日本大震災:福島第1原発事故 汚染水浄化を停止 吸着装置、高線量に(毎日新聞)能力の限界、打つ手なし 中田英寿
08. 2011年6月18日 20:23:05: zlnuDOXhco
汚染水の浄化システムを立ち上げた!! 一ヵ月間の稼働が可能(キリッ)

 1日後

メンゴ、メンゴ、5時間がやっとだわ
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/912.html#c8

記事 [原発・フッ素12] 6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/18/tv-asahi-jun17/">http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/18/tv-asahi-jun17/

6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章
2011年6月18日

2011年6月17日のテレビ朝日「報道ステーション」に小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)がVTR出演されました。

録画

汚染水処理システムについて:小出裕章
http://www.youtube.com/v/vWwiT_1zg5A?fs=1&hl=ja_JP">http://www.youtube.com/v/vWwiT_1zg5A?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" width="640" height="390" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true">

(小出先生登場は開始後2分48秒あたりから)


-------------------------------------

小出先生の説明部分(上記Youtubeページより転載)

=====
要するに水(汚染水)の中からゼオライトあるいは別の
化学物質の方にくっ付けるということだけなのであって
それ(放射性物質)は全部残ってしまうのですね
大変濃縮されたかたちで残ってしまいますので
それを一体どこに保管できるのかという課題もありますので
(除去装置が)仮にまともに動いたとしても
まだまだ大変だろうと思います
=====


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/921.html

記事 [原発・フッ素12] 6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/18/tv-asahi-jun17/

6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章
2011年6月18日

2011年6月17日のテレビ朝日「報道ステーション」に小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)がVTR出演されました。

録画

汚染水処理システムについて:小出裕章

(小出先生登場は開始後2分48秒あたりから)


-------------------------------------

小出先生の説明部分(上記Youtubeページより転載)

=====
要するに水(汚染水)の中からゼオライトあるいは別の
化学物質の方にくっ付けるということだけなのであって
それ(放射性物質)は全部残ってしまうのですね
大変濃縮されたかたちで残ってしまいますので
それを一体どこに保管できるのかという課題もありますので
(除去装置が)仮にまともに動いたとしても
まだまだ大変だろうと思います
=====


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/922.html

コメント [原発・フッ素12] 6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕 gataro
01. gataro 2011年6月18日 20:27:10: KbIx4LOvH6Ccw : IBBS2pmUMM
削除依頼中。



http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/921.html#c1

記事 [音楽3] Part Time Heroes - Sun Will Shine

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/709.html
コメント [原発・フッ素12] もんじゅ 落下装置、23日にも引き抜き 福井 palクン
10. 2011年6月18日 20:29:19: ObDbjrGtaQ
>>02

もんじゅは中継装置を取り出さないと廃炉にもできないという話題がありますが、誤解があるようです。問題なのはNaです。もんじゅを廃炉にするつもりなら、Naを全てドレンし、中継装置のついた炉の蓋を開け、別のクレーンで直接燃料を取り出せばよいのです。
https://twitter.com/#!/kodomo__mirai/status/71506482276995072

という方もいらっしゃいますよ。
また、

《6月のもんじゅの中継装置の修理は必要ありません。大変危険です!!》運転を継続させるつもりであるから、ナトリウムを抜かずに中継装置を修理しようとするのです。すると、ナトリウム漏洩や火災が起こる危険性があり大変危険です。
https://twitter.com/#!/kodomo__mirai/status/70751842316988416

とも書かれてました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/913.html#c10

コメント [カルト8] 副島隆彦重掲より:山師多教授放射線リスクアドバイザー解任への動きに怒る kanegon
07. 2011年6月18日 20:30:33: mJD182zuhE
聞いてしまった。
福島県民の調査最優先医師の本音。
広島の県内ニュースで赤十字・原発病院の土肥医師の発言
「今は原爆の一回の大量被爆のデータから、長期の低線量被曝の影響を推測している状態。
長期低線量被曝のデータはチェルノブイリでもとっていない。
今回がデータをとれる最後の機会。」
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/275.html#c7
コメント [原発・フッ素12] 東京のお母さんへ・・テレビの解説は間違っていましたので注意(武田邦彦) anan
16. 2011年6月18日 20:30:41: YME261A6eU
武田は、金儲けも、しているだろう。
自分は名古屋だ。
肝心の事はいわん。
いま、どのくらいでているか、
炉心燃料は、コンクリを突き破りどこまで行っているか、
臨界しているから燃料は元気一杯、
とか。知っているくせに。



http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/875.html#c16

コメント [お知らせ・管理19] 削除報告。削除依頼はこちらへ 管理人さん
36. gataro 2011年6月18日 20:31:50: KbIx4LOvH6Ccw : IBBS2pmUMM
「文中のURL自動リンク」のチェックをはずし忘れました。投稿ミスなので削除をお願いします。

削除するのはこちら ↓

6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/921.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 6 月 18 日 20:24:39: KbIx4LOvH6Ccw


残すのはこちら ↓

6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/922.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 6 月 18 日 20:26:21: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/886.html#c36

記事 [テスト22] Re: あ

 経済産業省は、原発安全宣言をしたらしいが、
 大多数の国民は信じちゃいない。

 ただ、津波の前に地震でやられていたという事実は、
 まだ多くの人に伝わっていない。

 それは、マスゴミが、キチンと報道していないから。

 しかし、現在、脱原発派・希望の星のひとりである
 大阪府の橋下知事は、地震で原発が壊れた可能性が高いことも
 認識されていた。発信力の強い橋下知事の今後に、
 さらに期待が高まる。

http://www.asyura2.com/11/test22/msg/415.html

コメント [原発・フッ素12] もうダメだ…福島の海も川も水道も…汚染水決壊カウントダウン(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
62. 2011年6月18日 20:32:15: XLvsqgt8iA
この国に政治と言えるものは存在していません。
この国の現実は、
http://tomiman-daitoku.blog.so-net.ne.jp/
地球壊しを加速させているのが現実です。
奴らは宇宙ステーションへでも逃げるつもりでしょう。
この地球に居続けるとしたら、前代未聞のバカです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/870.html#c62
記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] 「日本の国家戦略」 この国にとって、アングロサクソン同盟というものを、今後どうしていくのか  寺島 実郎 
家戦略本部 第6回 平成13年12月14日

「日本の国家戦略」(1)

講師 寺島 実郎( 財団法人日本総合研究所理事長)

http://web.archive.org/web/20080927221549/http://www.vectorinc.co.jp/kokkasenryaku/index2.html


 
生年月日
1947年

出身
北海道

現在
(株)三井物産戦略研究所所長 ・(財)日本総合研究所理事長

略歴
1973年 早稲田大学大学院政治学研究科修習          課程修了
      プルッキングス研究所
      米国三井物産ワシントン事務所長
1999年 (株)三井物産戦略研究所所長
2001年 文部科学省中央教育審議会委員
      総務省情報通信審議会専門委員
      その他多数の政府の審議会等の委員を兼職

著書
昔話と日本人(大仏次郎賞)
明恵 夢を生きる(新潮学芸賞)
その他日本文化、教育、心理学に関する著作多数

 おはようございます。保岡先生とのご縁でこういうところに参上させていただいて、大変感謝しております。私、ご紹介がありましたように、ビジネスの現場でものを考えているということと、若干私の議論の特色というのは、外から日本を見る機会が多いということで、そういう視点でこの男は話しているんだなというふうにご了解いただければと思います。

 わずか30〜40分での話ですので、申し上げたいことを集約してお話ししていきたいわけですけれども、それが最後の結論にも近づく話なんですが、国家戦略本部ができたこと自体を私は大変喜んでおります。

 といいますのは、外から見ていても、日本は個別の要素は非常にいいものを持っている。技術も人材もカネも、こないだ財務省が発表した数字で海外に133兆円の貸方になっているという、対外純資産133兆円という国です。第2位のスイスが35兆円で、第3位のドイツが20兆円ということで、国際統計上はこの国はぶっちぎりの金持ち国家だということになっているわけですけれども、総合戦略といいますか、個別の要素を組み合わせて、体系化して総合戦略化するところが非常に弱いといいますか、それゆえに生け花の花でいえば、花はいっぱい持っているんだけれども、立てる剣山が構想できないから、倒れているというよう印象がありまして、そういう意味で国家戦略という基軸になるものが非常に問われる時代がきているんだろうと意味で、本部が時宜を得た展開をし始めているということに大変喜んでおります。

 そういう中で、まず私の基本認識とすることを簡単に申し上げたいわけですけれども、日本の20世紀というのは、今から100年前、人口4000万の国でスタートしているわけです。いまご承知のように1億2300万。5年以内にこの国の人口はピークアウトします。エコノミストの予測は当たりませんけれども、人口予測というのは余程の変更要素がない限り当たってしまう。2050年、今から50年後に、日本の人口は1億人を割ると言われています。2100年、今から100年たったところで、日本の人口は、厚生省の中位予測でも6700万人に収斂していくだろうというふうに言われています。

 こないだそのことをある論文に書きましたら、東大の人口学の先生が手紙を寄こして、「あなたは間違っているよ。この国の100年後は5000万人台になっていくんだ」ということを、彼の推計値で教えてくれた先生がいますが、少なくとも5000万から6000万台の人口に収斂していってしまう可能性が非常に高い。つまり、我々の先輩たちは人口4000万だった国を3倍に増やして、いま人口論的に言うと、200年ということを視界に入れたら、この民族はその山頂に立っているといいますか、これから少子化という流れの中で、釣瓶落としのように人口が減っていく。

 一つのコントラストのためにこれは付言する点なんですけれども、いま中国が12億7000万だと言われています。日本が人口1億人を割ると言われている50年後、50年なんていうのはすぐやってまいりますが、中国の人口は、人口抑制政策が相当うまくいったとして17億。このままいくと20億に限りなく近づくだろうと言われていまして、いま1対10の中国が1対20の中国となって、我々の子供たちの世代には、そういう数字が目の前に横たわっているということです。

 そこで日本の20世紀なんですけれども、1901年に官営八幡製鉄に初めて高炉の火が入ったと、今からちょうど100年前です。1900年の年の三井物産の主力輸出品目をこないだ調べていて、第3位にマッチなんていうのが登場しています。マッチを売ってめし食ってたような国だったわけです。100年間でこれだけの産業国家に我々の先輩たちはしてきた。

 日本の20世紀のモデル、日本の20世紀は何だったのかということを簡単にグリップすると、これは世界史的に言っても、あるいはいろんな国と比べても、二つの大きな特色があります。一つはアングロサクソン同盟というモデルです。どういう意味かというと、日本の20世紀、100年間のうち、実に75年間、4分の3をアングロサクソンの国との2国間同盟で生き延びたアジアの国という自画像を持ってます。

 前半の20年、1902年から20年間、ワシントン会議というのが1921年に行われるまで、この国は英国というアングロサクソンの国との同盟によって、日露戦争から第1次世界大戦まで、ユーラシア外交の勝ち組としてとりあえずプレーできた。ところが、21年のワシントン会議で日英同盟を、アメリカの陰謀にも近いような形で解消して以降、多国間のゲームといいますか、列強の一翼を占める国になったということで、多国間ゲームに打って出て、国際連盟等を部隊にし、かつ5対3対1.75、海軍軍縮条約なんていう、列強間の揉み合いに入っていって、ご承知のようにダッチロールして、25年間、真珠湾から敗北に至る時期を過ごした。

 敗北してからの55年間、この国は新手のアングロサクソンであるアメリカという国との同盟関係によって、冷戦の時代を生き延び、今日に至った。この75年間のアングロサクソン同盟というのが、日本人にとっては、多くの人にとって成功体験だったというふうに総括されていると思います。間にはさまった25年が悲惨な時期だっただけに、我々の頭の中には75年間のアングロサクソン同盟の時期は、この国が相対的に安定し、経済的にも浮上していた時期だと認識されている部分があります。これが一つの日本の20世紀モデルです。

 もう一つのこの国の柱が、我々がよく通商国家モデルと言っているモデルだろうと思います。これは経済のほうの国家モデルと言っていいかと思います。要するに極東の、いわゆる近代化が遅れた島国、江戸時代から非常に優れた技術及び文化というものは持っておりましたけれども、近代産業技術という意味においては立ち後れていた日本が、一気に国際社会の中で、彗星のように台頭していく、それを支えた国家モデルが通商国家モデルというやつです。要するに、海外から効率的に資源と技術を入れて、比較的勤勉で優秀な労働力によって加工し、絶えず新しい売れ筋の商品をつくって国際社会に送り出していくというパターンで、この国は人口を100年かけて3倍にしてきたということだろうと思うんです。

 議論というのは厳密に進めなければいけないのですけれども、時間がものすごく限られていますのでざっくりいきますと、この20世紀モデルが21世紀にもそのまま延長していけるのであろうかという問題意識が非常に重要だろうと思います。私が申し上げたいのは、残念ながらこのモデルを延長していくわけにはいかなくなっているというところに、認識のベースを置かなければいけないのではないかと思っています。これはさまざまな意見があると思います。

 まずアングロサクソン同盟なんですけれども、この国のこれからの外交、安保についての議論をいろいろな方とディベートしたり論争したりしますと、ここに気づくんです。去年も読売の国際フォーラム、今年も同じく読売の国際フォーラムで中西輝政さんとか岡崎久彦さんなんかと議論してみて感じることなんですが、簡単に言ってこの国にはいま二つのタイプの議論があります。

 一つは、岡崎久彦さんに代表されるような議論です。何かというと、日本はどんなに誘惑を感じても、焦燥を感じても、アングロサクソン同盟にしがみつけという議論です。これは歴史の教訓だというふうに彼は言ってます。つまり、アングロサクソン同盟を安定的に持っていた時期だけ、日本は安定してきていたんだ。だから、どんなに焦燥感を感じても、アジア返りだとか、多国間外交だとか、訳のわからない誘惑に吸いよせられちゃいかん。これは老人の知恵だ。外交インフラの弱い国が、多国間のゲームなんかに入っていくとダッチロールするんだ。昨今の外交の状況なんかを見ていると説得力があるんです。

 したがって、ここに一つの選択肢としてそそり立っている議論、岡崎さん型の、アングロサクソン同盟をしっかり守り抜くことがこの国の歴史の教訓だという考え方が、説得力ある議論として横たわってます。

 ところが、私が申し上げたいのは、この議論が間違っているとか、そういう意味ではなくて、これから先の日本の外交ということを考えた場合に、もし21世紀もその枠組みの中でこの国が生きていけるなら、それはそれで幸せかもしれないけれども、そうはいかないだろうというのが私の環境認識なんです。

 どうしてかというと、現在の日本にとっての最も大切な同盟国であるアメリカ……誤解なきように慎重に聞いていただきたいのは、ぼくは反米でも嫌米でもありません。米国との協力関係、協調関係が今後もこの国の基軸だというふうに考えている度合いにおいては人後に落ちないつもりです。ただ、日米同盟は大切ということをエールを送っていれば、この国が21世紀安定している時代ではなくなってきているということを腹に据えなきゃいけない時代が来ている。なぜならば、最大の要素は中国の台頭という要素です。

 どうしてかというと、私はアメリカの東アジア外交の100年間を、今までいろいろ分析したものを書いてきておりまして、私の本の中に『二つのフォーチュン』という本があるんですけれども、これは1930年代の日米中の関係を分析した本なんです。

 言いたいポイントを手短に言うと、アメリカの東アジア外交は、絶えず東アジア外交の基軸を中国ととるか日本ととるかという、国務省内の論争のバイオリズムのような経緯をたどってきています。最も重要なのは、日米関係は2国間関係で完結しないということです。

 松本重治さんという有名な外交評論家がいました。この方も戦前の上海にいたりして、日米中の関係をずっと分析してきた人ですけれども、彼が遺言のように言い残していることがあります。「日米関係は米中関係だ」という言葉なんです。それは中国という要素が日米という関係の谷間にいかに横たわっているかということを彼は伝えたかったんです。

 どういう意味かというと、戦後の日本人、特に私、1947年生まれですけれども、戦後という環境に育ってきた日本人は、中国という要素がいかに日米の関係の谷間に横たわっているかということを、ぼんやりと忘れてこられたんです。どうしてか。1949年、共産中国成立という、毛沢東の中国が成立して、戦前から戦中、戦後にかけて、ワシントンで、いわゆるチャイナロビーとして蒋介石を支援してきた一群の人たちが、自分たちが支援してきた蒋介石が台湾に追い詰められたことに衝撃を受けて、一番中心にいた人間がヘンリー・ルースというタイム・ワーナーの創始者ですけれども、この方は山東半島で長老派プロテスタント教会の宣教師の子供として生まれて、14歳まで中国で育った。ちなみに長老派プロテスタント教会の宣教師の子供として日本で生まれたのがライシャワーです。中国で生まれたヘンリー・ルースはメディアの帝王になって、真珠湾に向かった米国の世論を反日親中国に変えた男と言われています。そのことを研究したのが、さっきぼくが申し上げた本です。

 そのヘンリー・ルースに代表されるチャイナロビーの人たちが、自分たちが支援した蒋介石が敗れ去ったことに衝撃を受けて、日本を反共の砦として、国際社会に復帰させて、西側陣営に取り込んでいこうという考え方が急速に高まったんです。それが当時のダレスを動かして、1951年のサンフラシスコ講和条約、今からちょうど50年前です。それから日米安保という伏線に大変大きな影響……これはNHKがそのことをドキュメンタリーの番組までつくってくれているんです。

 いずれにしても、一言でこういうふうに言えばわかると思います。もし49年に共産中国が成立して中国が二つに割れるということがなければ、日本の戦後復興は30年遅れただろうと言われています。なぜならば、アメリカの戦後のアジアに対する関心、支援、投資は、ことごとく中国に向かい、日本の戦後復興の余地は30年遅れただろうと言われてます。

 ところが、僥倖にも近いタイミングで中国で革命が起こり、蒋介石が台湾に追い詰められて、それから20年間、アメリカの東アジア外交は、いわゆるブランクに入ります。1970年代に入ってキッシンジャーの秘密外交とか、ニクソン訪中なんていうことがあって、初めてアメリカは大陸の中国を認めた。20年間のこのブランクが日本の戦後復興にとってどれだけ大きな意味があったかというのは、先生たちはよくご存じだと思います。要するに、何が重要なのか。中国という要素が日米関係の谷間に大きく横たわっているということなんです。

 アメリカの覚えめでたさを一身に浴びて、復興、成長という過程をたどってきたわけですけれども、いま再び我々は中国という要素が、アメリカの外交関係者に大変大きな問題意識となって高まってきているということを認識しておかなければいけないと思います。これは間違っても日本がバイパスされて米中関係が深まるなんていう単純な話をしているんじゃないんです。米国にとっての東アジア外交の基軸として、日本も同盟国として大事だけれども、中国の存在感の高まりも十分に意識していかなければならないという、二重の意味を持っているということなんです。ゲームが相対化されてきているということです。

 明らかにアメリカの中国に対する関心は、この21世紀の経済大国化しつつある中国への市場の魅力というポジティブな意味と、中国の脅威というネガティブな意味も合わせて、いやが上にも中国に対する関心は高まっている。

 そういう中で、日本の外交基軸というものを考えていかなきゃいけない。日米関係は大切だという、エールを交換するのもものすごく重要なんですけれども、アメリカから見た東アジア外交のゲームの基本的な性格が変わりつつあるということも腹に据えておかなければいけない。そういう中で外交関係について私が申し上げておきたいことは、対米関係の再設計ということなんです。

 これは直近の本でかなり詳しく書いてますので、ご関心ある向きにはコピーでも何でもお送りしますが、要するに申し上げたいのは、日米の同盟、軍事協力関係を大事にしながらも、日本の、主体性と言ってもいいかと思いますが、主体性と自尊というものを回復していくゲームの中に入っていかなければいけないときに今、きているのではないかと私は思ってます。

 という意味は、ブレジンスキーという有名な外交評論家が、日本のことを直近の本でも「プロテクトレート」と書いてます。これは英語で保護領という意味です。日本人の自尊心をはなはだ傷つけるものではありますけれども、国際社会から見た日本は、客観的に言って、本人は大人だと思い込んでいる子供みたいなものだ。それは戦後50年、日米安保がこの国を守ってくれる大変有効な機能を果たしてくれたことを正しく認識する立場の人間こそ、日米の同盟、協力関係が今後も大事だということを考える人間こそ、今までの反米、反安保、反基地みたいな、かつての革新と言われた人たちの三大話みたいな話じゃなくて、親米派こそ米国との関係というものを再設計しなければいけない。特に安保というものを、日本の問題意識をもって主体的に見直さなければいけない局面に入っているのではないかというのが私が申し上げたいポイントです。

 具体的に言うと、例えば地位協定の改定であります。日本における米軍基地の段階的縮小であれ、冷戦後の新しいパラダイムの中で、日米の防衛、同盟協力関係はどうあるべきかということについて、日本側から主体的に問題を提起しなければいけないときにきているのではないかというのが私のポイントです。

 といいますのは、今後、中国と向き合い、ロシアと向き合っていくときに、私、ビジネスの、例えばロシアとは今、サハリンの大型のプロジェクト、中国とはさまざまなプロジェクトを通じて、しかるべき若い中国ないしはロシアのリーダーになりつつある人たちと議論していて感ずることですが、表層的には日本は戦後復興した立派な国だと言いますけれども、本音の本音の部分て、日本はアメリカ周辺国だと見ている部分があります。そういう中で、この国がロシア、中国とも正面きって議論していくときに、対米関係を損なうべきではない。だけど、米国との関係を筋道の通ったものに変えていかなきゃいけない。

 それは、二つの常識ということだけ申し上げておきたいんです。国際政治学における常識です。何もナショナリズムに立って言っている議論じゃないんです。グローバルなコモンセンスとしての常識だとお考えいただきたいんです。

 まず第一は、一つの独立国に、外国の軍隊が長期にわたって駐留し続けているということは異常なことなんだという常識です。冷戦期のある時期に、あるいは占領下のある時期に、この国がそういう状況に置かれるということは歴史の中でいくらでもあることです。例えばドイツでさえ、93年に地位協定の改定をして、主体性というものを大きく回復しています。

 佐世保、横須賀の基地のステータスはお調べになったらわかりますけれども、米軍が全世界に展開している海軍基地の中で、占領軍の基地のままの占有権を持っているような基地という例は、キューバのグアンタナモ基地以外はありません。いずれにせよ日本がある主体性を持って、日米の軍事協力関係を見直すという視点です。

 これは、いま時間がありませんから極論すると、いま6500億円の米軍駐留経費を負担し、7割の米軍の駐留経費を負担しているわけですけれども、これをゼロにしろなんていう議論じゃないんです。あるいはアメリカは出ていけなんていう単純な議論をしているんじゃないんです。たとえグアム、ハワイまで米軍が下がったとしても、極東に空白をつくらないために、緊急派遣軍的に展開する兵力をグアム、ハワイに維持するコストを日本が負担するような妥協策をとったとしても……これは、ぼくがいま勝手なことを言ってるんじゃなくて、ペンタゴンの中では、私、いろんな友達いますから議論してますが、日本におけるよりもはるかに硬直的でない、やわらかいシミュレーションをして、日本との交渉をスタンバイしている傾向があります。

 そういうことを想定して考えた場合、日本側からこそ、やわらかい発想で、日米の防衛協力関係をどうしていくべきかということについて、冷戦後のパラダイムの中で再構想するべき局面に入ってきているのではないか。

 同時に、例えば今回の出来事、つまりテロ特措法を巡る議論でも、私、それにかなり批判的な議論をしてきてたわけですけれども、現実論として、この国にとって対米協力以外に選択肢なしという状況に置かれていることも、冷静な認識としては当然なんです。今日お配りしている資料を詳しく説明していく時間はありませんけれども、日本の中東に対する石油依存度は86%です。あの第一次石油危機といった73年の石油危機のときでさえ78%だったんです。瞬く間に約9割近い中東に依存度、この10年間で高まってしまったわけです。

 なぜなら、グローバルな市場化という流れの中で、1セントでも安い石油をこの国に持ってくるというゲームを展開していると、長期にわたって布陣するだとかということはコストがかかりますから、とにかく目先で、安い石油を入手してきたほうがいいというゲームの中に入っていくと、中東からでぶでぶに肥らせたタンカーを数珠つなぎにしてくるのが当面は一番安いという方向にいっちゃうわけです。その結果が86%です。
 しかも、そのシーレーンを守っているのはアメリカだという現実があります。中東にミリタリー・プレゼンスを持っているのはアメリカだという現実があります。したがって、ペンタゴンの人と議論していると、湾岸戦争のころよく話ししましたけれども、ホルムズ海峡の上を先月まで哨戒していたけれども、下を通っているタンカーは全部日章旗を積んでたよという話が、ドスンと胸に響くことになるわけです。

 したがって、米国との関係をどうのこうのと言ってみても……私、いま何を話しているかというと、経済総合安全保障の話です。やはりこの国のエネルギーと食料という、二つの支える基軸、それに加えてぼくはIT戦略だと実は思っていますが、この二つの基軸において日本の総合戦略が本当に問われていると思います。

 エネルギーについても食料についても、実はアメリカという国の強さは、この二つの分野において大変な潜在力を持っているということなんです。例えばこの資料、後でさっとご覧になっていただければわかりますが、米国の中東に対する石油の依存度は15〜20%の間に押さえ込んでます。どういう意味かというと、米州エネルギー自給構想という戦略をヒドン・アジェンダ、隠されたアジェンダというふうに言っていいと思いますが、持ってまして、一滴も中東から石油が来なくなってもアメリカは大丈夫だと言うんです。そういう戦略性の中を走ってます。

 食料も、言うまでもないですけれども、アメリカという国は100%の食料自給の上に、世界最大の食料輸出国です。そういうベースがあって初めて、外交とか、安全保障ということに選択肢が広がっていくわけです。ただ、対米関係さえ、興奮して問題提起すればいいというものじゃないということは、冷静に言って非常に重要なポイントだろうと思います。

 いずれにしましても、まず、いま手短に申し上げてきたのは、外交、安保についての基本的な視点として、この国にとってアングロサクソン同盟というものを今後どうしていくのか。つまり、現実の今の課題としては、対米関係というものをどうしていくのか。

 おまえはどう思うんだというときに、ぼくは実はこういうことを書き続けています。防衛、安保については適切な間合いを取っていくということ。経済の関係については、日米の自由貿易協定さえ構想して、米国との関係を一歩踏み込んでいく。そういうゲームであるべきではないのかと、単純に言うと私はそういうふうに議論しています。
 次に経済関係のことについて、5分か10分ぐらいで、言いたいことだけ申し上げたいわけです。

 この国の戦略性ということを考えたときに、私は実は昨日のNHKの夜の「ETV特集」でも、失われた10年の日本についてということで、田中秀征さんと一緒に出ていろいろ話をしたんですが、私の問題意識は、こう思ってます。この10年間というのは途方もなく異常な時代で、冷戦が終わってアメリカの産業構造の基本性格が変わったということを私は言い続けているんです。

 どういう意味かというと、これは産業構造分析すればすぐわかるんですけれども、一体アメリカという国の産業がどうなったのかということなんです。私は途方もないマネーゲーム国家になったというふうに分析してます。どうしてかというと、10年前まで、我々はアメリカの産業の基軸は何ですかといったら、産軍複合体という言葉をよく使っていたんです。アメリカの産業の中軸は軍事産業なんですよと言っていれば間違いなかった。

 冷戦期の50年間に、アメリカという国は累積20兆ドルの軍事予算を積み上げたんです。その裾野に巨大な軍事産業を育てた。特に宇宙航空産業に象徴されるようなものですね。マクドナルド・ダグラスだって、ボーイング、グラマー、ロッキード、ジェネラル・ダイナミックスだとか、ユナイテド・テクノロジーだとか、アメリカのそそり立つっているようなハイテク型の企業というのは、ことごとく20兆ドルの軍事予算の裾野に咲いた花みたいな部分があったんです。

 ところが、90年代に入ってご承知のように冷戦の終焉というタイミングに入っていった。クリントン政権に入って、軍事予算をアメリカは3分の1、カットしたんです。財政が黒字化してますが、その最大の要因の一つが軍事予算のカットです。そのことによって、軍事産業の合従連衡の嵐、再編の嵐に入っていった。

 例えばマクドナルド・ダクラスはボーイングに吸収されちゃった。ロッキードとマーチン・マリエッタは合併してロッキード・マーチンになった。グラマンなんていうのはノスロップに吸収されたのが、消えちゃったですよね。いずれにしましても、いま日本の銀行に起こっているどころじゃない、再編と合従連衡、リストラの嵐がアメリカの軍事産業を襲ったんです。

 この一言をいえば先生たちにはおわかりいただけると思いますが、10年前まで、1980年代までは、アメリカの大学の理工科系の卒業生、工学部、理学部、物理、数学などを専攻した卒業生の約8割が、広い意味での軍事産業に雇用吸収された、雇われたと言われています。ところが、この合従連衡の嵐の中で軍事産業を人を雇わなくなったどころか、吐き出し始めた。じゃ、そういう人たちはどういうところに入っていったんでしょうかと考えたならば、一番わかりやすい。それが金融なんです。それも直接金融です。銀行じゃない金融機関です。

 どういうところなのというと、401Kという言葉は日本でも珍しくなくなりましたけれども、年金でさえ株式市場で運用するとか、あるいはヘッジファンドなどという言葉をよく耳にするようになりましたが、デリバティブなんて、こないだエンロンが潰れてしまいましたけれども、電力というようなものでさえ投機の対象にするという、日本語ではデリバティブを金融派生型商品と訳していますが、わかりやすく言うとITで武装した金融なんです。

 つまり、この世にオンライン・ネットワーク技術革命が進行したからこそ成り立つ金融ビジネスモデルというか、コンピュータの画面をながめながら、先物とかオプションの利ざやをすくっていくようなタイプの新しい金融ビジネスモデルというのが、この10年間にものすごい勢いで肥大化したんです。

 そこで起こったことは何か。今、1日に取り引きされている世界貿易は180億ドルです。モノの動きは180億ドルです。ところが、おカネの動きはその100倍を超えたと言われています。要するに途方もないマネーゲームの肥大化が、90年代から、冷戦が終わって10年で世界を覆った一つの潮流だった。そういう中で、我々自身も気をつけないと、産業観というのが大きく変わってしまったですね。

http://web.archive.org/web/20080927221549/http://www.vectorinc.co.jp/kokkasenryaku/index2.html

http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/696.html

コメント [原発・フッ素12] 鼻血だけで放射線障害と断定するな こねこねこ
19. ケロリン 2011年6月18日 20:35:18: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

>13.さん・・・・、

誤解なきように、書き直しておこうか?

上記記事を読んで・・・、
『原発事故など彗星衝突より確率が低い・・ 科学的に検証しても・・ですから事故など考える方が非科学的・・by原発推進御教授の面々』・・というカルト信者を思い出した・・・。

事故がおこった後でもおどろくべきことに・・・、
『何の問題もない・・騒ぎ過ぎです、わたしは専門家なんです・・100msv/hなど、危険だという科学的な証拠など、どこにもないのです・・・by原発推進御教授の面々』

初期症状が出だした後でもおどろくべきことに・・・、
『鼻血だけで放射線障害と断定することは、・・・・・・・・・・・・』

もう、ここまで丁寧に記述すれば、解ってもらえるだろう・・・
これでも、息巻き罵倒コメントがくれば、おそらくは、
隠れた原発推進賛成派・・以外には考えられんが?


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/916.html#c19

コメント [原発・フッ素12] 橋下知事「大臣らは原発周辺に住めばいい」 経産省の安全宣言批判 (MSN産経)  赤かぶ
16. 2011年6月18日 20:35:46: XBRMDHIRfb
橋本さんは、日本人のマジョリティの意見を代弁しているんだろうな。
俺も全く同感だよ。

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/908.html#c16
記事 [原発・フッ素12] 地震で原発壊れたんじゃないの? by 橋下知事

 経済産業省は、原発安全宣言をしたらしいが、
 大多数の国民は信じちゃいない。

 ただ、津波の前に地震でやられていたという事実は、
 まだ多くの人に伝わっていない。

 それは、マスゴミが、キチンと報道していないから。

 しかし、現在、脱原発派・希望の星のひとりである
 大阪府の橋下知事は、地震で原発が壊れた可能性が高いことも
 認識されていた。発信力の強い橋下知事の今後に、
 さらに期待が高まる。

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/923.html

コメント [原発・フッ素12] 6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕 gataro
01. 2011年6月18日 20:42:48: EbYhz07urA
低脳そうな女のキャスターが冒頭に出てくる時点で見ない。
喋るの聞いててイライラするのがわかってる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/922.html#c1
コメント [自然災害17] 太陽からの不思議な放射が物体を変性させている・・/rockway express 稲垣勘尚
54. 2011年6月18日 20:43:00: wDyHJM3SJg
今回は天体と電磁波の共振についてを独演いたします。原因は色々在るでしょう、キャパシターの運動、反射(都合よくその波長があるのか?)などです。自己放射波に自分自身が反射して「共振」させて、電磁波の定常波(スタンディングウェーブ)を生成させ、それが遅い波「電磁音波」を生成している様なイメージでしょうか。では、天体の代わりにMHDクラフトを代入してみましょう。この時、「開菅共鳴」でないと「固体核」が破壊されてしまいます。熱現象の熱くなると同じで固体核内部を加速させるからです。開菅共鳴の場合、定常波は「固体核」に対してエンタルピーが負になります。定常波自体が遅い波、「電磁音波」となりなす。では、振動子として最も効率の良いMHDクラフトのデザインはとなれば、自ずと決定されますね。
さて、この板のコメントの上のテーマ、放射性元素の高速分解です。強い力αの逆力の”−α”を浴びせれば速いのですが、道具も能力もありません。地道に放射性元素の電磁波の吸収特性を使用して崩壊を加速するしかないのでしょうか?ニュートリノビーム衛星を打ち上げて地上を掃射すべきなのでしょうか。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/294.html#c54
コメント [原発・フッ素12] 玄海原発運転再開に反対する市民団体が県に質問書 妹之山商店街
04. 2011年6月18日 20:43:42: nJOZMJsVGU
佐賀県 こちら知事室です「知事への提案」

http://www.saga-chiji.jp/teian/

県外からの皆さんもやめさせるよう進言して下さい。
これは日本全体、地球全体の問題です。

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/893.html#c4

記事 [原発・フッ素12] 原発の仏アレバのCEO交代へ
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_250956

このニュースはどう読んだらいいのやら。ストロスカーン事件の延長線上の事件かも知れないので、政治板にしようか迷いましたが、アレバということで原発板に投稿します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 【パリ】フランスのフィヨン首相は16日、同国の原子力大手アレバ社の最高経営責任者(CEO)交代を発表した。原子力発電所をめぐる逆風が強まる中で、最も著名な原発推進論者の1人であるアンヌ・ロベルジョンCEOが退任し、リュク・ウルセル副CEOが後任となる。


辞任が決まったアンヌ・ロベルジョンCEO

 同首相は声明で、ロベルジョン氏がアレバを原発業界の「世界のリーダー」に押し上げたと称賛。その上で、CEO交代は同社トップの「刷新」が必要だったためだとしている。仏政府はアレバ株式の93%を保有している。

 ロベルジョン氏は、政府に続投を認めさせようとテレビ、ラジオなどのメディアで訴えていた。ただ、アレバを総合原発企業に育て上げた同氏はしばしばサルコジ大統領と衝突していた。同氏からのコメントは得られていない。同社はコメントを拒否した。

 同氏は最も有名な原発推進論者の1人として国際的に知られている。しかし、業界筋によれば、原発建設の予算超過、注目されたアブダビ原発の契約を取れなかったこと、さらにはフランスの公益事業会社首脳らとの衝突などが災いして、CEOとしての続投が認められなかったという。

 16日のパリ市場の同社株は、CEO交代のニュースで一時下落したあと反発、前日比0.36ユーロ高の26.40ユーロで終わった。

 原発業界は、福島原発の事故で困難な状況に置かれている。事故発生後、ロベルジョン氏はしばしば日本を訪れ、テレビにも出て原発の必要性を訴えた。

 ウルセル氏はロベルジョン氏の招きで2007年にアレバ入りした。ロベルジョン氏同様に鉱山技師である同氏はそれ以前は、電気機器メーカー、シュネデール・エレクトリックと物流のジオディスに勤務したことがある。アレバでは原子炉事業を担当し、今年1月、マーケティング・国際事業担当の副CEOに就任した。


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/924.html

コメント [雑談専用39] あなたに、完全自由は、ない!  宇宙一いい加減な博士
01. 2011年6月18日 20:45:57: vydHnh2qlQ
徳者才之主、才者徳之奴。有才無徳、如家無主而奴用事矣。幾何不魍魎猖狂。

 
人格が、才能の主人で、才能は、人格の召使いである。

才能があるのに人格(人徳)が無いのは、家に主人がいなくて、

召使いが、 勝手気ままにふるまうようなものである。

だから、お化けが出てきて騒ぎまわっても何の不思議はない。

つまり、才能のある人間は、人格を高めないと暴走して手がつけられない

存在になりますよ。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/429.html#c1

コメント [原発・フッ素12] 福島県の子供たちに体調異変が出始めている可能性 <放射能の影響を受けやすい子供達> 東京電力放射能拡散中
52. 2011年6月18日 20:47:06: KB03Qkb9PY
まだ話題には出てないが、逆に会社から福島に異動命令を出されて
リストラされないために単身赴任で一定期間出向する首都圏の会社員もいる。
被曝はどこまで広がっていくのだろう。会社とは、仕事とはなんだろう。
篠田節子の短編小説「静かな黄昏の国」のような話でこれから何が起きうるかをイメージから訴える方が見ないふりを続ける人にも少しはわかるのかもしれない、とも思う。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c52
コメント [原発・フッ素12] もしかして、子供の重症鼻血は「放射能花粉症」では? 浅見真規
09. 2011年6月18日 20:47:28: PwqzLp8uZY
らいねんのるはもっとたいへんなkとになるとおもいます。
放射能入りの花粉が関東にまき散らされる。

早く手を打て  かきのたね
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/905.html#c9

コメント [原発・フッ素12] もうダメだ…福島の海も川も水道も…汚染水決壊カウントダウン(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
63. 2011年6月18日 20:48:30: 03bw0jfJsI
31.さま
コメントありがとう(^1^)
逃げるなら、南半球しかない、わたしも何かにつけ、逃げた方が良いとの思いがよぎる。北海道在住だけれども。 本心こんな日本人と一緒にいるのは嫌だ。だけど、反原発を戦っている人々と、日本の土地は、見捨てられない。今日、風邪病み上りに、庭の黄色のボタン花2本と、ぼかしピンクのボタン花2本 を切り取ってpcの傍に飾ってそれを鑑賞しながら、打っています。 今日のボタンの花は、今まで観てきたなかで、一番美しく感じる。 あまり派手すぎて、これまであまりじっく観て上げていなかった事に、改めてきずかされた。 まことに美しい〜のです。 やはり、日本で頑張ってみようかと思う。 
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/870.html#c63
コメント [原発・フッ素12] 狙いは東電解体!?“強面”調査委が始動 尾瀬、送電線も… (MSN産経)  赤かぶ
03. 2011年6月18日 20:49:35: 6t3Z2XpZpc
あまり期待しない方がいい。しょせんガス抜き。

政治側の強力なリーダーシップがない限り官僚利権には切り込めない。菅内閣ごとき全員が役人のいいなり。海江田のザマを見ること。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/919.html#c3

コメント [原発・フッ素12] 鼻血だけで放射線障害と断定するな こねこねこ
20. 2011年6月18日 20:50:57: 6t3Z2XpZpc
「原発の影響でない」と断定するな、が正しい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/916.html#c20
記事 [音楽3] Santana ~ No One To Depend On

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/710.html
記事 [マスコミ・電通批評11] あれだけ海がかき回されたので
平年より海水温が低いのは当然。
津波で海が引っ掻き回されたからね・・・じゃあ、低いとどうなるの・・・
原発が停止しているので、2000万キロワットほどの熱の放出も無い。

何を根拠に今年の夏は、暑いと言うのか?


http://www.data.kishou.go.jp/db/kaikyo/daily/sst_jp.html
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/884.html

コメント [原発・フッ素12] 鼻血だけで放射線障害と断定するな こねこねこ
21. 2011年6月18日 20:54:25: WcVFam3Pxw
13だが、そういうことなら了解しました。
おっちょこちょいなもので。
誤解を謝罪させていただきます。すみませんでした。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/916.html#c21
記事 [原発・フッ素12] 健康調査は浪江など3町村を先行 原発事故、内部被ばくも(47NEWS)
健康調査は浪江など3町村を先行 原発事故、内部被ばくも(47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061801000691.html

 福島第1原発事故を受けて福島県が全県民を対象に行う健康調査で、専門家による検討委員会は18日、浪江町、川俣町、飯舘村の住民計約2万8千人を対象に、事故以降の行動記録や食事内容などを基に被ばく線量を推計する先行調査を6月末から始めることを決めた。うち100人程度を抽出し、内部被ばくの調査も実施する。

 先行調査で3町村を対象とした理由について、検討委は「被ばくのリスクがほかの地域に比べて高いため」としている。内部被ばく調査では子どもや母親のほか、農業や建設業など屋外作業が多い人も選ぶ。

2011/06/18 20:18 【共同通信】

原子力はもう必要ない? WWF.or.jp
自然エネルギー100%の未来は実現可能 原発の段階的廃止の署名にご協力下さい

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/925.html

コメント [原発・フッ素12] 岩上さんによる沢田昭二先生のインタビュー ヨッシー011
04. 2011年6月18日 20:55:11: GQJZJKWoUv
話の途中に出てくる、「放影研」を福島県立医科大学の御一行さまが見学していますね。なんなのでしょう。この不気味さ。

<以下転載>
4月25日、福島県立医科大学の竹之下誠一副理事長一行6人が放影研広島研究所を訪れた。大久保利晃理事長はじめ役員・主席研究員・事務局長が一行を出迎え、講堂において大久保理事長、児玉和紀主席研究員より、これまでABCC−放影研が行ってきた長期にわたる放射線被曝健康影響調査の先行的な取り組みについて説明した。その後、臨床研究部、疫学部、情報技術部などの研究施設を案内した。福島県立医科大学側からは、県民の将来にわたる安全・安心の確保にかかわる体制整備のため、被爆地広島での調査研究現場を見学できたことは非常に有意義だったとの感想が述べられ、所内見学後も活発な質疑応答が行われた。一行は翌26日に長崎研究所を訪問し、赤星正純臨床研究部長より長崎における調査研究の概要について説明を受けた。


http://www.rerf.or.jp/news/fukushimadaigaku.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/895.html#c4

記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] 「 21世紀日本の構想 」   父性原理と母性原理、個の強さというものを日本人は持っていうるか 河合隼雄


国家戦略本部 第4回 平成13年11月12日

「 21世紀日本の構想」(1)

講師 河合 隼雄( 京都大学名誉教授)


http://web.archive.org/web/20080927221549/http://www.vectorinc.co.jp/kokkasenryaku/index2.html
 


 
生年月日
1928年

出身
兵庫県

現在
京都大学名誉教授、臨床心理学・教育学博士

略歴
京都大学理学部卒業
京都大学大学院
ユング研究所(スイス)
京都大学教授
日本国際文化研究センター所長


著者
昔話と日本人(大仏次郎賞)
明恵 夢を生きる(新潮学芸賞)
その他日本文化、教育、心理学に関する著作多数

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 21世紀のことを考える場合、日本だけではなく、私は世界中だと思っているんですが、大変難しいのは、一つの理論というか、一つの考えで筋を通してするということがもうできない時代ではないかと思っております。一つの理論、一つの体系でいくと非常にきれいに説明できるんですが、どうしても現実と合わなくなってくる。その一番よい例が唯物史観だと思います。あの理論は非常にきれいで、何でも説明しているように見えながら、結局は現実に合わないということで、長い実験の末に敗れてしまった。

  だから、これは私の解釈なんですが、20世紀に社会主義と資本主義が対決して、資本主義のほうが優れていて勝ったというのではなく、資本主義国のほうが社会主義的な考え方を非常に上手に取り入れたからではないかと思っているんです。特に日本なんかはその最たるものではないかと思いますが、資本主義でありながら、非常にうまく社会主義的な考え方を政策の中に取り込んできた。だからよかった。ところが、社会主義国は資本主義的なものを全然取り入れられませんから、その弱さがあって、こちらのほうが弾力性があった分、強かったのではないかと私は思っているんです。  それで同じように、21世紀は、そういう一見矛盾しているような、あるいは一見対立するようなものを、すごく上手に踏まえていったものが成功するのではないか。だから、議論もなかなか難しいし、政策も難しいのではないかと私は思っております。  そういうことが一つの非常に大きい前提なんですが、21世紀日本の構想懇談会でもそのことは実は随分話題になりました。なりましたが、そういうことはなかなか書けなくて困ったんです。

  それから、これは私がアメリカに行ったときに、アメリカ人を大いに笑わせているんですが、パーティーに行ったときに「おまえ、何を飲みたい」と聞かれると非常に困る。というのは、日本人は、自分はいまここで何を飲みたいかというより、ここで何を言うのが適当かというのを先に考えてしまうんですね。だから実際、私の友達で、一番初めに「おまえは何を飲みたいか」と言われて、「アイ・ドント・ノー」と言った省がおるんです。それでものすごく冷やかされて、日本人は自分の飲みたいものもわかってない、自分というものを全然持っていないというので、ぼくも腹が立ったから、「彼がアイ・ドント・ノーと言ってるのは、自分が飲みたいものがわからないと言ってない。この全体の状況がわからないと言ってるんだ」というように説明したら、あ、なるほどというんです。

 このことを私がアメリカ人に説明するときによく言うのは、あなた方は一人称の主語はアイしか持っていない。ところが日本人はいっぱい持ってるんだ。おれとかわしとか、拙者とかいっぱいあって、しかも、使い分けしてる。例えば私が家へ帰って、「今日、私としましてはビールを飲みたいと思います」と言うと、家内は気が狂ったんじゃないかと思うと思うんです。「わしはビールや」と言わなダメですし、ここで急に私が「おれはですね」なんて言うと、みんなも全然聞かれないと思うんです。ケンカのときはやっぱりおれでいかないといけないというか、つまり、アイと言う前に、場の認識を先に持ってるんです。これはアメリカ人には絶対考えられない。アメリカ人はアイから出発してる。

 つまり、日本人の場合は、パッと集まったら、場とかシチュエーションということを考慮せずに発言するのは非常に危ないんです。それをやると、よほど正しいことを言っても大体、後でどっかへやらされたり、左遷されたりしてしまうことが非常に多いと思います(笑)。だから、全体の場を配慮してものを言わねばならない。それは子供のときからずっと訓練されてきてるわけです。

  このことを私がアメリカ人に説明するときによく言うのは、あなた方は一人称の主語はアイしか持っていない。ところが日本人はいっぱい持ってるんだ。おれとかわしとか、拙者とかいっぱいあって、しかも、使い分けしてる。例えば私が家へ帰って、「今日、私としましてはビールを飲みたいと思います」と言うと、家内は気が狂ったんじゃないかと思うと思うんです。「わしはビールや」と言わなダメですし、ここで急に私が「おれはですね」なんて言うと、みんなも全然聞かれないと思うんです。ケンカのときはやっぱりおれでいかないといけないというか、つまり、アイと言う前に、場の認識を先に持ってるんです。これはアメリカ人には絶対考えられない。アメリカ人はアイから出発してる。

  しかし、これを間違う人は、アメリカ人は利己主義だなんて言う人がいますが、全然そうじゃなく、利己主義ではなくて、自分からものごとを出発するけれども、相手の言うことも聞いて、ディスカッショをして決めるというのが彼らのやり方です。我々は、場を考えて発言する、場を考えたものが発言して、あとまとめていく。結局のところは同じようになるかもしれませんが、発想の根本のときに、個というものをそれほど確立していない。これは非常に難しい問題です。

 というのは、そのことを私が意識して説明したりすると、アメリカ人も感心してくれるんですが、説明なしにやっていると、ものすごくばかにされるんです。つまり、私が向こうに行っている間によく言われましたが、日本人は自我を持っていないとか、日本人の顔がないという言い方をされます。あれはみんな、私は誤解だと思いますけれども、そういう方法で我々はやってきた。

 もう少し翻って原理的なことを言いますと、私はそのときに、これは欧米の人に説明するときに非常に通用しやすいんですが、日本人とかアジアの人に言うときにはちょっと通用しにくいんですが、欧米の人に通用しやすい言い方でいいますと、物事の考えに父性原理と母性原理とあって、違うと。この父性原理と母性原理の差を説明するのに私はよく使うんですが、私の子供がスイスにおりましたからスイスの幼稚園に行ったんです。そうすると、背の高い子がいますので「あの子、背が高いですね」と言ったら、1年から幼稚園につい最近、落第してきた」と言うんです。私はすごくびっくりして、日本では1年から幼稚園なんか絶対落第させない」と言ったんです。そのときの挨拶がびっくりしたんですが、向こうの先生がどう言ったかというと、「日本人はそういう不親切な教育をして、うまくいくのか」と言ったんです。

 そこで親切という言葉を遣われたんで、はっと気付いたのは、父性原理の親切というのは、1年でできない方は幼稚園にしてあげます。ゆっくり来てもらったらいいんで、これは非常に親切な話ですね。日本は、1年生で何もできなくても、2年生にしてあげます。これが日本の親切なんで、これは母性原理で、全部包み込んで、包み込んだものは絶対離さずに一緒に行きましょうと。あちらはできる者とできない者を分けて、できる者は飛び級でどんどん行きなさい、できない者はゆっくり行きなさいというのが、そのときに親切という言葉を遣うというんで、すごくびっくりしたんです。

  我々なんかは日本の親切のおかげで大学を卒業してきたわけですけれども、ご存じのようにアメリカとかヨーロッパの大学は、入るはやすいけれども、厳しくやられますのでなかなか卒業できない。そのときに、皆さん、すべて考えてくださったら結構ですが、私の考えでは、どちらが正しいということはないと思っています。つまり、母性原理の考え方も非常に面白いし、父性原理の考え方も非常に面白い。ただ、近代科学は父性原理を背景に生まれてきたものであると、この認識は絶対持ってなくてはならないと思うんです。  つまり、父性原理というのはいま言いましたように、良いものと悪いものと分ける、重いものと軽いものを分けるというように、切断する力が非常に強いんです。そうしますと、物でもどんどん分けていって、最後は原子、その原子もまだ分けるという具合に、どんどん区別して、個々のものをはっきりさしていって、その関係を見るというのが近代科学の考え方です。このようなすごい父性原理がヨーロッパで生まれてきたというのは、やっぱりユダヤ・キリスト教を不問にするわけにいかないと私は思ってます。

 ご存じのように、ユダヤ・キリスト教は、父性原理の非常に強い宗教です。神と人は明確に違う、人とほかの被造物は違うと、非常にはっきりと分けているわけです。  それに対して我々の宗教観は、どちらかといえば人も動物も一緒、仏教で、日本の仏教の場合、特にそうですが、木や石まで仏心を持っていると我々は考えます。そのように全体を包んでつながって、みんなでということをうんと考えるほうが母性原理で、どんどん分けていこうというのが父性原理なんです。

 そのときに、ヨーロッパだけであれほどの科学ができてきたということは、やっぱり父性原理のいいほうといいますか、すごいほうといいますか、それを徹底的にやっていった、これがヨーロッパの文化、文明だと思います。それは非常に便利なものを生み出しましたので、日本人は今も取り入れております。世界中でそれを取り入れようとしているわけです。

 だから、日本人は和魂洋才ということで、うまいこと西洋のものを取り入れてきたんですけれども、とうとう上澄みを取り入れるだけでは済まなくなった時代がきている。それはなぜかというと、グローバリゼーションということがありますように、もらうだけもらって、あとはあんまりつきあわんでもいいわという感じできてたんだけれども、今は絶対つきあわざるを得ない。あらゆることにおいて日本はどう思うかとか、日本はどうするのかとか、日本はどう考えるかということをどんどん言われるだけじゃなくて、今までだったら、いわば政治家、外交官、少数の人だけでよかったと思うんですが、今はもうインターネットもありますし、どんどん交流が起こっている、その中で父性原理に基づく個というものをはっきり打ち出すことができない限り、日本人は相当苦労するのではないか。あるいは現在、相当苦労しているわけです。

 実は、ちょっと話が横へ行って申し訳ありませんが、2週間ほど前にフランスの、外人の名前をよく忘れるんでちょっと名前を忘れて申し訳ありません、大臣の方が来られて、21世紀日本の構想の座長の私と、幹事をやっていた山本正さんという方がおられますが、2人に会いたいということでフランス大使館に会いに行きました。どんな話を聞きたいのか、何を聞きたいかと言うと、びっくりしました、日本人の宗教について聞きたいということでした。それを徹底的に聞かれました。

 つまり、今、テロ事件が起こってます、そのことも背景にもって、外から見ている限り日本人の宗教ほどわかりにくいものはない。こういうときに一体どう考えているのかということをはっきり知りたいということで、長い間話をして、だいぶわかってもらったんですが、そういうふうに、こういう問題を考えていくと背後に宗教の問題があるんです。  それで実は、21世紀日本の構想懇談会の報告書の中に、宗教のことを入れるか入れないかというのでだいぶ話し合いました。私は何とか入れたいと思ったんですが、政府に提出するもので、政府が取り上げる場合に、やはり宗教のことを前面に言うのはやめたほうがいいだろうということで、あれには書いておりません。書いておりませんが、私はすごく責任感を感じてるんです。この問題を抜きにして日本は21世紀やっていたら、外国とのつきあいとか、非常に困るのではないかと思っているわけで、そんなわけで背景まで考えねばならないと私は思ってます。

そして、いまも申し上げましたように、発想の根本に個人がある。私はこう思う、あなたはどう思うかという、発想が個人として出てくる背景は、まずキリスト教から出てきたと私は思っているんです。なぜかといいますと、キリスト教では私と母とのつながりとか、私と兄とのつながりよりも大事なのは、私と神とのつながりであります。だから私という個人は、まず神とつながっているわけです。その神につながっている私は、私の考えを堂々と述べる。その代わりに外の人も神につながっているから、切れてはいないわけです。神を介してみんなつながっているというつながり方が彼らの考え方ですから、個人というのはちゃんと生きたらいいんですが、神とつながってるからばかなことはしてはいけないと。だから、各人が倫理観が非常に厳しい。倫理観の非常に厳しい中で、個人というものを生きよう。つまり責任ですね。責任は絶対に取りますという、これがヨーロッパの個人主義なわけです。

 ところが我々日本人は、そんな考え方で生きていないわけです。我々日本人は、このことは絶対に知っておくべきだと思いますが、日本人の場合は唯一の神とつながるなんていうのではなくて、非常に長い間やってきたのは、家という考え方です。これが世界の中で非常に珍しいと言っていいんです。

 どう珍しいかというと、河合家というものを大事にしているんです。ところが、中国の方も韓国の方もインドネシアの方もファミリーをすごく大事にしておられますが、どこが違うかというと、あちらはみんな血縁、血のつながりが大事なんです。そうすると、私の息子がどんなに能力がなくても息子が一番大事というのが、ほかのアジアの国々の家の考え方です。ところが、我々日本人は家が大事ですから、長男がダメだったらやめて、三男を跡継ぎにするとか、極端な場合、廃嫡にして養子をもらう、そういう意味で日本はすごい養子の多い国です。なぜかというと、家が大事ですから。

 皆さんご存じのように、大阪の老舗なんかは娘のほうが跡を継いで、番頭が婿入りするという、そうすると家は確実に続くわけです。ところが、中国とか韓国とかインドネシアとか、あのへんのところはみんな血のつながりでいきます。そうすると、血のつながりの家族は大家族にずっとなっていきますが、その大家族が大事で、大家族のためであれば何でもやろうと頑張って、あの方たちはやってこられたので、近代化が非常にしにくいんです。

 なぜかというと、私が大臣だったら、私の弟は絶対何かにならなきゃいかんし、私が総理大臣だったら、弟は法務大臣になって、いとこは経済何とかになってとか、そういうことをやるから、能力が生きてこないんです。ところが日本は、面白いのは、家を存続さすためには、家の中では能力主義なんです。この考え方が明治のときに、日本の国の一大事というのはみんな、お家の一大事と思ったわけです。そうすると、もしも一番下の侍でも、能力があったら頑張ってやれと。だから明治維新のときに身分を無視して、能力のあるものがどんどん上がってやったということがあって、そういうことをやりましたから、日本の国はほかの国とは違って、家というものを大事にしながら、家を拡大して考えたりすることによって、上手に能力主義を使っているんです。

 しかし、上手に使っているのであって、西欧ほどの個人主義ではありません。しかしその中途にあったために、日本だけが相当近代化できたのではないかという説がありますが、これは私、面白いと思います。

 もう一つ、ついでに申し上げておきますと、古い家という考え方は封建的だというんで、新憲法で潰されたわけです。潰されて日本人はどうしたかというと、企業を家に見立てた人が非常に多いんです。そうすると、私が例えば三菱なら三菱というところへ入ったら、三菱という家を繁栄させれば私のアイデンティティは確立すると。なぜかというと、三菱は永遠ですから、私は死んでもいいと、こういう考え方です。だから、日本人は各企業にものすごく頑張って尽くした。このことが、日本が戦争に敗けてから50年の間にすごく強くなってきた一つの原動力だと思います。日本人はみんな月給以上に働いたと思います。月給をもらって働いてはいるんだけれども、それよりも会社に尽くすということが自分のアイデンティティと関係しているわけです。

 そこで困ったことは、男はみんな会社のほうへ行って、会社の子供になってますから、家のほうは、母親が父親役も母親役も全部やらなきゃいかんという、しかしそれも、日本はわりとやり切ってきたんです。そういう構造で日本はずーっと上がってきたんだけれども、もう今はその格好が続かなくなってきたんです。

 これはご存じのように、もっと厳しくなりましたから、会社を家だと思っていたのにリストラは起こってくる、家のほうでは奥さんが非常に強くなってこられましたから、そんな何もかも私はしないというわけで、夫との対話とかいうやつをやろうとされます。ところが、言うてみたら、そんな人と人が対話するなんていうことをしないから会社で出世してるわけです(笑)。自分の言いたいことを言わずに、みんな辛抱したり、みんなのことを考えたりして、ずっと出世して、家へ帰った途端に奥さんが「あなたはどう思う?」なんて、「まあ、そら考えとくわ」とかと言うて(笑)、これは我々もよくやってるんですが、男の世界で考えるっていうのはお断りということなんですね(笑)。

 ところが、そういう日本語は家庭では通用しませんので、奥さんと子供はお父ちゃんは考えてるらしいとか言って、一週間待ってるわけです。一週間たったら、「お父さん、考えたか」「あ、忘れたわ」「何を言ってますか」となって、放り出されたりしまして(笑)、最後は落ち葉になったりするんですが、大変なことが起こってきた。
 こういうふうな、いろんなことがこんなに起こってきたということはどういうことかというと、西欧の上澄みに日本のものを足して、相当いい線まで、ものすごくいい線までいったんだけど、いい線までいったところで、もういっぺんほんとに考え直さないと、いろんなとこで大変なことが起こってる。いま一番起こってるのは家庭だと私は思います。

 それはさっき言いましたように、会社はまだ会社の組織を持ってる。組織を持っているところは組織で動いてますから、まだまだ日本的家感覚というのが生きてまして、うまくいってるんですが、家族のほうが家感覚でなくなってきてるんです。

 それから、ちょっとついでによその国のことを申し上げますが、ほかの国は血のつながりを大事にするということを、近代化のためにどうして断ち切るかという、ものすごい難しい問題に直面しています。今まで見ておられたらわかると思いますが、韓国などはそれで随分苦しんできたわけです。それを何とか断ち切ろうと思って苦労しておられるのが、今の金大中大統領だと私は思ってますが、大変苦労しておられます。

 ほかの国はいろいろ問題がありますが、ついでに言っておきますと、中国の場合は、家族のつながりでアイデンティティを持つのをやめさせて、潰して、毛沢東が唯一のアイデンティティの中心にしようと、毛沢東は考えたわけです。そのために、家族間の密告をものすごく奨励したんです。文化大革命のときに、つまり父親が子供を訴えたり、子供が父親のことを密告したりすると、ものすごいほめられるのです。あるいは地位が上がったりします。それで家族関係がめちゃめちゃになるわけです。そうすると、血のつながりはダメだ、何に頼ったらいいかといったら、毛主席に頼ろうという格好にして、アイデンティティをつくろうとしたのに、毛沢東自身も潰れましたから、中国へ行きますと中国の人たちが、我々は今、何をもってアイデンティティを考えたらいいかわからなくなってると。

 私の知人の中国の方はこういう言い方をしましたね。「河合さん、あなた方を見てたら、中国人はすごくおカネのことに一生懸命になってるように見えるけど、我々としてはおカネ以外に頼るものがないのだ。そこのところはわかってくれ」と言った人がいます。ああ、なるほどと思いました。今はしかし、中国も徐々に、やはり昔の家族関係に返りつつあるそうだそうです。どうなっていくかわかりませんが。

 それで日本のことに返りますが、日本は、家も捨てて個でいこう、個の確立なんて言っているけれども、その個の確立を何が支えているのかという、ものすごい問題があるんです。西欧の場合、今も言いましたように、キリスト教文化圏は唯一の神が支えている。ところが、先に言いますと、実は欧米でも非常に困っています。

 というのは、ご存じのように、唯一の神とのつながりが前よりもそれほど強くありません。それから、今の欧米の人と話をしてたら、個人主義がほかの国から見てて、キリスト教に支えられているということをもう意識していません。ぼくらが言うと、あ、なるほどそういえばそうだなと感心しますが、自分たちはキリスト教と関係なく、公民としてやるべきことをちゃんとやっているんだという考え方です。神と関係なく、正しいことをやり、悪いことはやめると。

 ところが、神との関係とか、先祖との関係とか、そういうものとの関係で倫理を考えているのと、それを全部抜きにして倫理を考えだしますと、結局、法律がすごく強くなってくるわけです。法律に従っているか従っていないか。ということになりますと、皆さんご存じのように、アメリカはものすごい弁護士の数の多い国です。これは日本と逆です。ご存じのように弁護士が多くて、訴訟がものすごく多くて、その問題はアメリカでは非常に深刻になってきていると思います。いわば訴訟に勝つものが勝ちということになりますから。

 私は日本のことを非常に心配してますのは、ビジネスの世界で、アメリカの弁護士たちが日本を食い物にするということをもっと積極的に考えだした場合に、非常に恐ろしいのではないかと思っているんです。どういうことかという、極端な例をあげますと、例えば日本でAという会社がいろんな面白いやり方をして管理をしていても、日本ではそんなのはよろしいなというだけですが、それをアメリカ人が知った場合、それと非常に似たようなものに何々方式という名前を付けて、アメリカで登録すると、それは特許になってしまうんです。そうすると、今度は逆に、法律的には、その特許をおまえの会社は盗んだのではないかと言えるわけです。そうすると日本の会社は、いや、これはもともとわしらが考えてたんだと言ったって、法律論争としては絶対負けてくる。

 そういうときに日本人はすぐに、示談にするから、カネを払うということになる。そうすると、簡単に言ってしまえば、もう全く丸儲けになるわけです。それをちょっと考えついたというだけで。そういうふうなことがこれから起こりかねまじというか、そういう感じを持ってるんです。

 そういうことにも、向こうがこれでくるんだったら、こっちもこれでいって、法律でくるんだったら法律でいくということができないと、日本人はそこを何とか示談にしましたと言って日本で喜んでいても、国際的にすごく損をするんではないか。これは現実にあちこちで起こっているんじゃないかと私は思います。

 日本のよさを我々、ものすごく意識しなくてはならないと思ってます、大事だと思ってますが、そういうことを言ってて、あちらに負けるのは腹が立つというのが私の考え方なんです。日本人のよさばかり言ってるときに、ほんとの個ということだけ考えて、しかもキリスト教倫理からちょっと離れて、法律ということを盾に取ってパッときた場合、こちらがそれに対抗できなくて負けるとしたら、こんなばかなことはない。だから、実際、今、外交官にしろ政治家しろ、ビジネスマンにしろ、第一線で活躍してる人たちは、そのへんのことをすごく考えながらやってると思いますけれども、それが日本とアメリカの関係の中でもっと広がってくると思うんです。その中で、ちゃんと対抗できるぐらいの個の強さというものを日本人は持っていかないと、損をするのではないか。

 これをまた全く違う考え方で、我々の世界で言いますと、例えば学者でも、ノーベル賞をとられる可能性がある方がある程度わかります。アメリカだったら、その人がノーベル賞をとったら大学もうれしいしというわけですと、その先生にだけバンと大きい予算を付けます。そうするとその先生は、カネが多いですから、秘書を3人雇って、助手を2人雇ってということができるわけです。そしてバーッと仕事をされるから、どんどん研究してノーベル賞をとられる。

 日本の場合、どうなのかといったら、あれはできそうだといったら、今度、学部長をお願いしますということになるんです。偉くなったような気がしますが、要するに小使いになったみたいなものでして、すっごく忙しくなる。そのときに、私はノーベル賞をとりそうですから、助手を3人にしてくださいといっても、絶対に通らないですね。日本は個ということを考えるよりも、全体のバランスを考えているから、みんな同じようにというのが日本の考え方です。そうすると、日本の大学ではそれができません。

 だから、現実に私があの人はノーベル賞をとるんじゃないかと思っていた方がとれなくて、学部長をされていて、残念だなと思ったことが実際にあります。野依先生の場合にもすごく心配していたんですが、うまくとられて有り難かったんですが、こういうことを考えると、もうちょっと個ということを考えて、個人の能力なり個人の力なりを、もう少しみんなよりは伸ばすということを日本が考えないと、日本人全体が損をする。

 それでも、日本の小学校で飛び級にするなんていうことはまだまだ絶対できないでしょうね。外国はそんなことは当たり前になっているわけです。フランスなんていうと、飛び級する人もいるしゆっくり行く人もいますから、飛び級する人と落ちてくる人とを入れますと、6年間を6年で出る人のほうが数が少ないと思います。

http://web.archive.org/web/20080927221549/http://www.vectorinc.co.jp/kokkasenryaku/index2.html

http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/697.html

コメント [原発・フッ素12] 東京のお母さんへ・・テレビの解説は間違っていましたので注意(武田邦彦) anan
17. 2011年6月18日 20:57:29: e6SdEWw9lQ
それで結局、
                   ↓↓↓
>東京との測定の内、1時間に 0.11 マイクロシーベルト以上の地域は法律的に違法状態にあり、
>子供の健康に障害を及ぼす可能性がある。

の根拠となるデータはまだ明らかではないんですか?
ウチの地域の測定値は 0.13 マイクロシーベルト/時で、親が昨日から転居や退職を言い出して大騒ぎ。
データーや根拠に曖昧なことがあればソコはしっかり言ってほしかったんだけど・・・

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/875.html#c17

コメント [原発・フッ素12] 水蒸気爆発? が福島原発4号機で起こりました(11.6.14) - (民間人です) 七転八起
29. タスク 2011年6月18日 20:57:43: IVS7lmWkJuoLI : bXXW76vHRQ
今、4号機がモックモックNOW
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/755.html#c29
コメント [原発・フッ素12] 6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕 gataro
02. 2011年6月18日 20:57:52: 6t3Z2XpZpc
この時点では、うまくいくものとして放送していた。

しかし5時間後に故障、計画はあえなく破綻。

結果は事実として冷静にとらえなければいけない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/922.html#c2

記事 [音楽3] Pat Metheny and Gary Burton

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/711.html
コメント [原発・フッ素12] 「サーベラスのダミーとなって日債銀乗っ取りに加担した国賊」(孫正義)と「ロスチャイルド系の石油メジャー」の人間に育て.. 千早@オーストラリア
07. 亀井がやったんだよ 2011年6月18日 21:03:19: B2lBRQjIbnIws : 9zF6cUfvfE
あれ?
日債銀って亀井静が孫正義に2足3文で売却したんじゃなかった?
小泉だの竹中だのが出てきたのはもっと後でしょ?
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/229.html#c7
記事 [原発・フッ素12] <放射性物質>静岡産の緑茶からセシウム パリの空港で検出
毎日新聞 6月18日(土)19時22分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110618-00000067-mai-int

 【パリ福原直樹】フランス当局は17日、パリのシャルル・ドゴール空港で、日本から送られた静岡産の緑茶(162キロ)から、欧州連合(EU)の基準を2倍以上上回る放射性セシウムを検出した。全て廃棄処分にされる。福島第1原発事故以来、仏で基準を超える日本産輸入品が見つかったのは初めて。

 AFP通信が報じた。1キロあたり500ベクレルのEU基準を超える1038ベクレルを検出した。仏当局は、静岡県産の植物関係の輸入品全てについて今後、検査を行う方針を決めた。

 ◇        ◇

 静岡県の川勝平太知事は18日「飲用茶にすれば本県の調査によると100分の1程度になり、10ベクレル程度となる。飲んでも全く問題ないものと考えている」と述べた。

 県は4月から、EUに輸出する食品を対象に、県内で収穫したか、加工した食品であることを示す産地証明を発行している。証明がなければEUに輸出できないが、放射能の測定はEUが求めておらず、県も証明項目に入れていないという。県茶業農産課は「証明したものなら産地・加工地が特定できるはずだ。すぐに作業を進めたい」としている。

【平林由梨】

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/926.html

記事 [原発・フッ素12] ホットスポットで意見交換会 住居単位の指定に疑問も(47NEWS)
ホットスポットで意見交換会 住居単位の指定に疑問も(47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061801000696.html

 政府が局地的に放射線量が高い場所(ホットスポット)を、住居単位で「特定避難勧奨地点」に指定すると決めたことを受け、民主党福島県連は18日、同県伊達市霊山町の対象住民と意見交換会を開催。詳細な線量調査を求める声や住居単位の指定に疑問を示す意見などが出た。

 意見交換会には、住民十数人と地元選出の国会議員らが参加。住民代表の1人の斎藤寛治さん(73)は住居単位の指定について「指定されても避難するかしないかで補償などに差がつくのか。近所の間では平等にしてほしい」と要望。伊達市の鴫原貞男副市長も「住居単位では住民の理解を得るのは難しい。小集落単位が現実的だ」と話した。

2011/06/18 20:17 【共同通信
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/927.html

コメント [原発・フッ素12] 玄海原発運転再開に反対する市民団体が県に質問書 妹之山商店街
05. 2011年6月18日 21:05:03: OEQWtZuH86
福岡県民です。知事への原発反対の要望をメールしました。九州各県の方々、送りましょう!とにかく、何でも行動だなと福岡デモでも思いました。きっと小さな声でも集まればそのうち無視できなくなるでしょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/893.html#c5
コメント [原発・フッ素12] 東日本大震災:福島第1原発事故 汚染水浄化を停止 吸着装置、高線量に(毎日新聞)能力の限界、打つ手なし 中田英寿
09. 2011年6月18日 21:07:57: EbYhz07urA
ここまで高濃度だとな。
まさか5分毎に交換するようには設計されてないんだろう。
1ヶ月も使ったらフィルター部分は数千、数万SV/hになり
ゼオライト(だったもの)が再臨界はじめるだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/912.html#c9
コメント [自然災害17] 概ね5分で理解する、HAARP=地震兵器説のデタラメ。 フシギ空間
40. 2011年6月18日 21:09:05: 7qKcIb0XPI
はいはい。アメリカやロシアは我々バカには想像もできないトンデモ兵器を作っているに違いないんだよね。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/416.html#c40
記事 [音楽3] Ultravox - All Stood Still

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/712.html
コメント [原発・フッ素12] 経産相 原発運転再開を要請へ あややの夏
13. 2011年6月18日 21:11:43: au4dKgprDA
浪江町津島の現実

http://www.youtube.com/watch?v=Mu69Q0suq0Y&feature=channel_video_title
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/898.html#c13

コメント [原発・フッ素9] 原発は生き物、もう少し時間を(海江田万里)-これはエイリアン相手のゲームではない! otoppi
11. スケラバ 2011年6月18日 21:11:43: CdlTgD6Zfiw7E : fDHu04CrSs
この海江田というのは知識は会っても知恵の無いバブル上がりのアホや。

原発事故直後はアタフタして怪物呼ばわりでけつの穴の小ささを露呈し、今、全国の原発は安全対策がとられたので安心などと、また自分の世界観で聞きかじったいい加減なことを汚染水のように撒きちらし言い続け、原発再起動を行うために動いているという。

歴史的に見て巨大地震は発生から数ヶ月、数年後に主に太平洋側で連動して異なる大地震の発生を起こしている事実に一国の大臣が眼をつむり、数年先のビジョンさえ示せず、自分で汗して頭を痛めて得た情報でもないことを根拠に世界中の人々を危険にさらすような行いを、チンポを出してしょんべんするように行えるこの海江田という男の人間性に怒りを覚える日本人が、今、数千万人いることをこいつはこいつのケツの穴的解釈で分っていないようだ。

次の選挙以降は、海江田を日本社会から干そう!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/157.html#c11

記事 [マスコミ・電通批評11] 元木昌彦の深読み週刊誌 なぜ測らない放射能α線とβ線―国と自治体指示は「γ線だけ」 (J-CAST) 
元木昌彦の深読み週刊誌 
なぜ測らない放射能α線とβ線―国と自治体指示は「γ線だけ」
http://www.j-cast.com/tv/2011/06/17098739.html?p=all
2011/6/17 12:18 J-CAST

ポスト菅は「仙原幸彦」なんだそうだ。仙谷由人官房副長官、前原誠司前外相、枝野幸男官房長官、野田佳彦財務相の一字をとって並べたもので、このうち前原は外国人からの献金問題で蟄居中、枝野は菅直人と一蓮托生だから今回の目はないといわれている。


「仙原幸彦」次々消えて菅総理だけ驚異の二枚腰

そうしたなかで野田財務相の名前がいち早く挙がったのは、「大島さん(理森自民党副総裁=筆者注)が『次の代表は野田でいい』と持ちかけたのに対し、仙谷さんは同意した」(さる官邸記者)からで、反小沢色も強くないから担ぐのに好都合なのだそうだ。だが、仙谷の本心は、野田を担ぐ構えを見せて党内外の反応を探ろうとしたのだと「週刊新潮」は読む。しかも、政界では、早々と名前が上がった候補がスンナリその座を掴むことはほとんどない。案の定、「週刊文春」が「野田佳彦財務相 摘発美容外科創業者から『政治資金』」とやってきた。

彼の政治資金管理団体「未来クラブ」の政治資金報告書には2008年、09年にそれぞれ100万円ずつ、綿引一という人間からの個人献金があった。この人物、品川美容外科の創業者である。09年12月に、ここの池袋院で脂肪吸引手術を受けた女性が死亡し、警視庁が業務上過失致死容疑で捜査をしている。そのうえ、家宅捜索で捜査一課の極秘資料の写しが綿引氏のデスクから発見され、漏洩した捜査一課警部の強制捜査も間近だといわれている。こうしたいわくのある人間から個人献金があることを聞かれた野田氏は、返金も考えていると答えているが、彼の国盗り物語は第一歩から躓いたようである。

そうなると、民主党最後の大物、仙谷をバッシングせよとなるのは週刊誌の必定。「キングメーカー・仙谷、何様のつもり?」(週刊現代)。「仙谷笛吹けど『大連立』踊らず」(週刊朝日)。「新『目白の闇将軍』になる『仙谷由人副官房長官』」(週刊新潮)。仙谷副官房長官の自宅マンションは豊島区目白で、田中角栄の旧目白御殿とは800メートルしか離れていない。だがここへきて、肝心の菅総理が驚異の二枚腰で、まだまだやる気を見せている。この永田町三国志、どういう結末を見るのか予断を許さない。


正確なデータ公表すると住民パニック起こる!?

今週は、週刊朝日が「あなたの街の放射能汚染 数値データ一挙公開」、AERAが「一目でわかる東京プラス関東6県 詳細データ付き 放射能ホットスポット」で、政府の出している数値は信用ならないと、詳細な放射能汚染地図を特集している。AERAによると、ICRP(国際放射線防護委員会)が定めている一般人の年間被曝線量の許容限度「1ミリシーベルト」は、自然放射線量とは別に人工的に浴びる線量もあるため、自然放射線量を合わせると、許容限度は計2・5ミリシーベルトになり、これを1時間あたりに換算すると0・285マイクロシーベルトが目安という。つまり、朝日が計測した葛飾区・水元公園入り口の草地表面の毎時0・618マイクロシーベルトは相当高い。

週刊現代は「異常な量の放射線物質を検出 人口29万福島市内が危ない」と、原発から60キロ離れている福島市内の私立保育園「こどものいえ そらまめ」の正門付近で、毎時19・6マイクロシーベルトを計測したと報告している。しかし、国や県が毎日発表している福島市内の放射線量はさほど高くはない。どうしてこのようなことが起きるのか。こんな記事が6月16日付の「朝日新聞」朝刊に載っていた。

「飯舘村役場前には、測定結果を表示する機械が設置されているが、村側は『県の結果との違いが大きく、村民を混乱させる』としていったん電源を切った。機械を開発し、提供したアルファ通信(本社・東京)によると、5月30日の放射線量は毎時約8・9マイクロシーベルト。これに対し、県が発表した付近の測定結果は3分の1以下の同2・8マイクロシーベルトだった。

同社は対象となる放射線の種類を絞り、カウンターの高さを50センチから、県などが測る際の1メートルに上げた。その結果、毎時3・8マイクロシーベルトに下がったという。同社は『機器の感度の違いやちょっとした場所、高さなど測定方法の違いで結果は異なる』としている」

故意なのかどうかわからないが、重要なことに言及することをこの記者は忘れている。それは「放射線の種類を絞り」という箇所である。放射線にはγ(ガンマー)線、α(アルファ)線、β(ベーター)線があるのは知られている。また、放射線量計測器にはGM管方式とシンチレーション方式がある。こうしたことに詳しい知人によると、いまのモニタリングポストで使われているのはシンチレーション方式が多く、これはγ線は感知するが、他はあまり感知できないという。国もγ線以外のものを除いて測るよう指示しているようである。

朝日新聞の記事にある社の計測器は、どうやらGM計数管方式で、α線もβ線も感知してしまうため数値が高く出てしまったようだ。そのため、α線とβ線を感知させないように覆いをして、高さも50センチから1メートルに上げることによって、放射線量が村の発表のものと近い数値になったと思われる。多くのモニタリングポストに「これはγ線だけを計測しています」という但し書きが貼られていることも、あまり知られてはいない。国や自治体側は、α線とβ線を計測しないのは、γ線とちがって洋服やマスクを通さないからだと説明しているようだが、外に出て運動したり遊ぶ子どもたちの多くはマスクをしないし、手袋もしていない。αもβも体のなかに入れば、重大な影響を及ぼすはずである。住民にパニックを起こさせないためといういい逃れで、正確なデータを公表しない、または計測しない国のやり方に、一刻も早く「ノー」を突き付けなくてはいけない。そのギリギリのところにきているはずである。


『今週の注目記事』被災地の納棺師(週刊ポスト)

他の注目記事をあげておく。納棺師といえば映画「おくりびと」で一躍その存在を知られたが、津波で甚大な被害を受けた岩手県釜石市に住む納棺師・千葉淳(70)氏が、遺体に囁きかけ、一体一体を手厚く葬る姿を描いた「週刊ポスト」のノンフィクション「被災地の納棺師」が読ませる。

「篤姫」「江 姫たちの戦国」で知られる売れっ子脚本家・田渕久美子氏の秘書をしていた2人の女性が、彼女を告発している週刊文春の「田渕久美子と泰葉 男遊び、暴力‥‥『狂気の瞬間』」。彼女の作品は実は兄が書いたもので、彼からファックスで送くられてきたものを彼女たちが整理し、それに1ページに付き2、3行付け加えるだけだったと話している。もちろん田渕氏はそうしたことを全面否定しているが、彼女のいうように「私の不徳の致すところ」であることは間違いないようだ。

いまや「知の巨人」とまでいわれる立花隆氏が、「文藝春秋」7月号に書いた巻頭エッセイに新潮が噛みついている「『文藝春秋』巻頭に『立花隆』が書いた虚構の光景」。彼は樋口一葉ゆかりの菊坂(東京都文京区)の近辺に住んでいるが、久しぶりに散策してみると、あたりが変貌し、一葉が使ったという井戸まで消えてしまっていた。そうした文化遺産的史跡がなぜなくなってしまったのかと区役所に問い合わせると、住民の希望によりそうなったと聞かされ、住民エゴがここまできたのかと慨嘆している。

ところが、露地も一葉の井戸もなくなってはいなかったというのだ。住民もこのエッセイに驚いていて、編集部が区役所に聞いてみたが、そうした問い合わせもなかったと答えている。はて、どうしたのかと立花氏に取材を申し込んだが、締め切りまでに返事はなかった。面妖な話である。

http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/885.html

コメント [議論30] Re: 再登場したこの人、「デマ言論」を重ねているーそれをプッシュする管理人さんの怪? 短足鰐
01. 管理人さん 2011年6月18日 21:14:21: Master
短足鰐さん、
>不思議なのは管理人さんがこれらデマ言論の一部を後押しをしていること。
とありますが、何を根拠に書いているのかわからないので説明をお願いします。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/460.html#c1
記事 [音楽3] Ultravox - Sleepwalk

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/713.html
コメント [原発・フッ素12] もうダメだ…福島の海も川も水道も…汚染水決壊カウントダウン(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
64. 2011年6月18日 21:14:49: 03bw0jfJsI
47>様
高次元の助けは3月12,3日から、すでに、要所、要所で来ています。それで、この状態です。
皆さんの熱い愛の力だと思う。 信じて下さい。


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/870.html#c64

コメント [原発・フッ素12] [ひでぇー話]海江田「東電賠償金抑制」発言と“逸失利益”が基礎の「人殺し賠償指針」:まだ「免責」にすがる東電の悪あがき あっしら
04. スケラバ 2011年6月18日 21:15:16: CdlTgD6Zfiw7E : fDHu04CrSs
この海江田というのは知識はあっても知恵の無いバブル上がりのアホや。

原発事故直後はアタフタして怪物呼ばわりでけつの穴の小ささを露呈し、今、全国の原発は安全対策がとられたので安心などと、また自分の世界観で聞きかじったいい加減なことを汚染水のように撒きちらし言い続け、原発再起動を行うために動いているという。

歴史的に見て巨大地震は発生から数ヶ月、数年後に主に太平洋側で連動して異なる大地震の発生を起こしている事実に一国の大臣が眼をつむり、数年先のビジョンさえ示せず、自分で汗して頭を痛めて得た情報でもないことを根拠に世界中の人々を危険にさらすような行いを、チンポを出してしょんべんするように行えるこの海江田という男の人間性に怒りを覚える日本人が、今、数千万人いることをこいつはこいつのケツの穴的解釈で分っていないようだ。

次の選挙以降は、海江田を日本社会から干そう!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/848.html#c4

コメント [エネルギー2] 新聞メモ3 びぼ
192. 2011年6月18日 21:17:31: v38VuRNfoI
福島第1原発事故 住民自身の手で放射性物質を取り除く試みが始動しました。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00201382.html

福島市では、福島第1原子力発電所の事故による高い放射線量が、子どもの健康に及ぼす影響に懸念が強まっています。
住民自身の手によって、子どもの生活圏から放射性物質を取り除く「除染」を行う試みが始動しました。

福島第1原発からおよそ60kmの福島市には、高い放射線量のホットスポットが存在する。
明らかにしたのは、研究者と地元市民による放射能除染・回復プロジェクトのメンバーだった。
3週間前の調査では、平常時の560倍にあたる放射線量、28マイクロシーベルトを記録した通学路で、新たな現象が起きていた。
95.58、99.50、100.93などと、測定器が示す数値に緊張感が高まる中、152.76マイクロシーベルトの表示も出た。
名古屋大学環境学研究科の高野雅夫准教授は、「相当高いですよね、これね。なんて言いますか、あまり居たくないですね、ここに。そんなレベルです」と語った。
避難区域外の通学路に存在する平常時の3,000倍を超える放射線量。
原発から飛散した放射性物質が、雨などで流されて集まり、局部的に濃縮された可能性があるという。
京都精華大学人文科学部の細川弘明教授は、「ほっといて改善するっていうことは、まったく期待できないので、少なくとも子どもが普通に暮らす環境で、この状態を放置するということは考えられない」と語った。
通学路のホットスポットについて、5月26日、文科省の坪井 裕審議官は、「町全体とか通学路全体が高いということではないと思いますので、たぶん局所的だと思いますが、それはちょっと実測値を見ながら、またどういった形でそれを除くことができるかは、測定のあとで考えていかなければいけない問題かと思います」と話した。
文科省は、通学路の被ばく対策に腰が重い。
こうした中、京都精華大学人文科学部の山田国廣教授らは、住民が自らできる放射性物質の除染テストを開始した。
京都精華大学人文科学部の山田国廣教授は、「まず草を刈りましょう」と語った。
現在、確認されている放射性物質は、セシウム134と137。
除染作業はすなわち草刈りだが、高規格マスクにゴム手袋、ゴーグルなどを装着して、内部被ばくを防止する必要がある。
除染前に152.76を示した数値は、除染後は5.69と劇的に下がった。
京都精華大学人文科学部の細川弘明教授は、「草の葉っぱにセシウムが積もっていた状態だと思われますので、草を取ったのが一番、効いていますね」と語った。
アスファルトに付着した土は、粘着テープで除去し、除染の仕上げはとろりとした透明の液体だった。
実は100円ショップでも販売されている洗濯のりで、「山田式除染」の最大のポイントだという。
京都精華大学人文科学部の山田国廣教授は、「(ポイントは)水でも流さないというか、全部こういうテープではがして、最後、はがし液(PVA洗濯のり)を塗って、乾燥してからはがします。それで完了です」と語った。
一般に除染で広く採用されているのが、高圧洗浄水で流す方法だが、水で洗い流すことで放射能汚染を拡大させていると、山田教授は指摘する。
京都精華大学人文科学部の山田国廣教授は、「固めて取るか、とにかくフィルム、(洗濯のりで)膜を作って取るかということをしないと、結局、まあ言えば汚染の押しつけ合いになるというか」と語った。
除染作業は、誰でも入手できる材料や道具で可能という。
次は住宅の除染に、持ち主の男性も参加して取りかかった。
住宅の放射線量が高いポイントは、軒下や雨どいなど、雨水が集中する場所だった。
計測してみると、10マイクロシーベルトを超えて、計測不能となってしまった。
住宅敷地の中にあるホットスポットを8cm掘り下げて、汚染されていない土をかぶせると、0.451、0.454と、数値が下がった。
しかし、汚染された土を除去しても、放射線量が高い部分があった。
雨水をためておくタンクとパイプ周りで3.122マイクロシーベルト、そして庭の土や草木、敷石でも放射線量が高い値を示した。
2.425マイクロシーベルトは、思い出の詰まったブルーベリーの木の周辺だった。
これを伐採して、表面およそ5cmの土を入れ替えたところ、0.418マイクロシーベルトに下がった。
一方、今回の除染テストで課題も見つかった。
放射性物質を固めてはがすはずの洗濯のりが、雨の影響を受けて思うように固まらなかった。
京都精華大学人文科学部の山田国廣教授は、「ほとんど取れてない。乾燥しないとだめ」と話した。
さらに問題なのは、除去した放射性物質の行き先だった。
今回、家の裏側を掘り込み、汚染された土などを一時的に保管したが、引受先は未定となっている。
1年半前、この家を新築した吉川寛之さんは、被ばくを避けて、妻が2人の子どもを連れ、他県に避難していた。
吉川寛之さんは「学校に行くまでとか、福島市の中でみんなこう、全体的にそういう(除染する)ふうになっていかないと、子どもたちはやっぱり帰って来られないですね」と話した。
今回のテストをもとに、山田教授らは、近く地域住民が実施できる除染マニュアルを作成、提案していくという。
(06/14 00:39)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/296.html#c192

コメント [戦争b7] 北朝鮮製の核彈頭をイランのミサイルに搭載、仲介者は藤原五攝家、そして其の代金は麻藥か?イスラエル切れるわ、此れでは 不動明
03. 2011年6月18日 21:18:05: 3RyGnBOqaI

イランは親日。イスラエルに残ったのは滅ぼされる予定の非ユダヤなんで問題ない。日本政府より、将軍様のほうが信頼できそうなのもいまや現実。

すべて、日本の糞ジジイどもが作った無責任・民衆無視の近代日本だ。

中華は13億の人民を喰わせるために頑張って覇権主義を進めているが、日本はここ100年。ユダ金の奴隷だ。消滅させれられても文句は言えんだろ。

不動明は被害者意識が強すぎだが、世間知らずの日本人の選択で今がある。他国の責任ではない。諦めて滅ぼされろ。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/766.html#c3

コメント [原発・フッ素12] 仏で静岡産茶葉から規制値超す放射性セシウム 静岡の馬鹿アホ知事のせいで、静岡ブランドは終わっちまったよ てんさい(い)
11. 2011年6月18日 21:18:33: OEQWtZuH86
その通りだと思います。
日本が真に賢明であったなら、汚染の早期から日本産の全ての食品・商品の放射能検査を行い、どんなに少量でも検出されたら即座に自ら輸出を全面的に止めたと思います。そして、安全が確認されるまで一切外国に汚染商品を出さないと宣言文を出す。でも、その反対をやってしまったんですね。
車のリコールの時だって、即座に欠陥品を自ら回収するから、ユーザーは安心してその後も買おうとするんじゃないんでしょうか。
しかし、ひどいことをしたものですね。更に傷を広げることになるんじゃないですか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/909.html#c11
コメント [原発・フッ素12] 東電のストップ高とササクラの福島原発納品(NEVADA) 会員番号4153番
05. ミスター第二分類 2011年6月18日 21:18:57: syFUAx3Wc1pTw : bTwp1YEqdo
 株式市場で東電をカラ売りしているのは、東電を破綻させたい義憤にかられた投資家が多い。
 株価が暴落して、安値に低迷してしまうと増資ができなくなり、事実上、自主再建ができなくなる。

 すでにまともな現物を保有する機関投資家はほとんど投売り処分をしており、放射能や原発に賛成のキチガイ投機筋が買っているとの噂だ。

 株を買っているのは証券の自己売買部門と言われており、まともな機関投資家が処分した玉を安値で引受け、それを個人にはめ込むために株価を吊り上げていると市場では噂されている。
 
 ロシアとか、中国とかの巨大ファンドが買っているなどと噂がでるとき、そのほとんどが国内の詐欺もどき証券会社が嵌め込み営業をしているときで、信じない方が良い。
 中国やロシアのファンドも広く長期の分散投資を行うので、東電株を仕手戦のように買い上げることはない。
 こういう記事をNEVADAが本気で取り上げるようなら、再び暴落するでしょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/774.html#c5

記事 [原発・フッ素12] 停止中原発再稼働要請に疑問の声 県「対策評価は場当たり的」(福井新聞)
停止中原発再稼働要請に疑問の声 県「対策評価は場当たり的」(福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/28723.html

(2011年6月18日午後7時29分)

 原発の過酷事故対策を「適切」と国が評価し、海江田万里経済産業相が停止中の原発の再稼働を促したことに対し、県からは追加対策の実効性を疑問視する声や、地元の要請に応じようとしない国の姿勢への反発も出ている。岩永幹夫原子力安全対策課長は「状況が変わったわけではない。地元の不安を取り除くため納得できる説明が必要」とし、再稼働を認めない県の方針に変更はないと重ねて表明した。地元の町長は一定の評価はしつつも、まだ再稼働を判断できる状況ではないと慎重だ。

 経済産業省原子力安全・保安院は21日、県や県会に対し安全対策などを説明する予定で、黒木慎一審議官が来県する方向で調整中。ただ、従来の見解の域を出ていない経産相の発言をみると、県が求めてきた新たな安全基準、福島第1原発事故に地震や高経年化が及ぼした影響、浜岡原発だけを全面停止とした明確な根拠が示される可能性は低く、県などの理解を得るのは難しそうだ。

 過酷事故対策に関して県幹部は「これまでの安全対策は電源車や防護服、がれき撤去用重機の配備など対症療法にすぎず、実効ある対策か疑問」と指摘。4月までに実施した緊急安全対策に続き、政府が先に指示したばかりの追加対策を「適切」と判断しており「あまりに場当たり的」との声もある。

 県の要請には何ら踏み込んだ回答がないことには「県民の不安に真摯(しんし)に向き合っているのか」として、国の姿勢そのものに不信感を示した。

 また、西川知事は「電力供給と安全確保は別の次元の問題」との認識を示しており、海江田経産相が再稼働を急ぐ理由に「電力需給の安定」を挙げたことに対して県幹部も違和感を口にした。

 一方、関西電力美浜原発の2基が停止している美浜町の山口治太郎町長は「(緊急安全対策から)ステップアップした対策を確認したことは、安心感を与えてもらい、いいことだ」と一定の評価はした。ただ「評価結果に納得できても、再稼働の判断は別」とし、町会や県の検証委員会の議論を踏まえて慎重に判断すると強調した。

 町としては評価結果の詳細を国から直接聞く考えで、これまでに指摘した避難道路整備や東北電力女川原発などの知見の反映状況を確認したいとした。

 野瀬豊高浜町長も「これまでの緊急安全対策も含め、事故対策の取り組みには一定の評価をしている」とした。その上で「避難道の整備や新たな安全基準を示すことが必要」と話し、現時点では再稼働の判断はできないとの認識を示した。一方で「町としても現状をいたずらに引き延ばすつもりはない」とし「再稼働を目指すのなら相応の覚悟を持ち、安全対策などに関する詳細な説明をしてほしい」と求めた。

【地には平和を】海江田万里経済産業相をクビにしろ。菅よ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/928.html

記事 [原発・フッ素12] 原発事故所感その13〜破滅の始まりから100日(たかしズム)
http://takashichan.seesaa.net/article/210516994.html

原発事故所感その13〜破滅の始まりから100日


「地雷」は、極めて愚劣な兵器である。地雷の最も罪深いところは「土地の価値を下げる」ということにある。つまりその国の「経済」に決定的な打撃を与えるのである。「地雷」というのは、埋めるのは造作も無いことだが、撤去するのに多大な時間と労力を要する、実に愚かな兵器である。こんな例えを聞いたことが無いだろうか?箱いっぱいの「パチンコ玉」を部屋いっぱいにぶちまけた時を考えれば良い、ぶちまけるのは一瞬だが、拾うのにはひと苦労する、と。なるほど巧い例えだとは思うが、パチンコ玉とは比べものにならない「実害」を伴うのが地雷だ。まず地雷は「何処に埋めたかわからなくなる」代物である。埋めたのが「敵」であっても「味方」であっても、だ。厄介なことに、最近では金属探知機で感知出来ないプラスチック製が主流だとも言う。そんなものを「自国」の土地に埋めて、土地の価値・価格をゼロ(あるいはマイナス)にしてしまうということが、その国の経済にとって、どれほどの足枷となることか?考えたら誰でも分かることである。ありとあらゆる経済的「富」を生み出す「土地」という、天からの賜り物を、二束三文に貶める「地雷」。

原発は「地雷」に似ている。似てはいるが、その何億倍も愚かな代物だ。一瞬にして価値を「無」にしてしまう、その土地の広大さが「地雷」の比ではない。

福島県の大半が、永久に人の住めない土地になることは、まず間違いないだろう。言っておくが、日本が「返せ!」と騒いでいる「北方領土」の何倍もの面積が、である。それでも「原発大好き人間」の中には、こんなことをいう人がいるかも知れない「チェルノブイリに比べると汚染地域は少ない」と。たしかにそうかも知れない。しかしそれは何故か?理由は簡単だ。日本という国の地理学的な条件が、たまたま「幸運」だっただけである。チェルノブイリを見ても分かることだが、所謂「ホットスポット」は、数百キロ離れた土地にも出現する。チェルノブイリは、広大なヨーロッパ大陸の内陸に存在する原発だった。その時、たとえどちらに風が吹いていたとしても「人の住めない土地」が、広域に及ぶのは避けられなかっただろう。

それに引き換え、日本の場合は、放射性物質の「直撃」を受けたのは、内陸部では飯舘村近辺などに限られる。何度も言うがその理由は簡単である。福島第一原発が、海洋国である日本の「東の端」にあったから、ただそれだけである。偏西風に乗って放射性物質は、その殆どが太平洋に飛んで行ってしまった。それだけの理由である。海に降り注いでしまえば「あとは野となれ山となれ」である。おまけに高濃度の汚染水の大半を、東京電力は、自発的に太平洋に垂れ流してしまった。はっきり言えば日本は「海に助けられた」のである。ヨーロッパのような「内陸国」ではなく「海洋国」であったこと、たまたま西風が吹いていたこと、たったそれだけのことが、如何に幸運であったか、この際、我々はよく噛み締めておくべきだろう。

もっとも、放射性汚水を海に垂れ流した「犯罪」は、これから全世界に追求されることになるだろうが。

しかるにである。もし次に起こる事故が日本海側だったら・・・。西日本や中部の原発だったら・・・。私は考えるだに恐ろしい。間違いなく、次こそ覚悟しなくてはならない。その時は、冗談ではなく「日本終了」である(笑)。

菅首相によると、なんでも「防波堤」が完成したら、浜岡原発は運転再開するのだそうだ。自民党の連中にいたっては浜岡原発を「止めるな」だそうである。全く狂気の沙汰としか思えない。私は先日<原発事故所感その12〜愚かな「東電詣で」と原発反対派の脆弱なレトリック>で、次のように書いた。
http://takashichan.seesaa.net/article/202332849.html

「どんな防波堤を作ったら防げるか?などという議論をしなければならないほど危険なものであるのだから、原発は造るべきではない。」

この一文には、誰ひとりとして「ツッコミ」を入れてこなかったが、私にはツッコミに対する「反論」がすでに用意してあった。たぶん、頭の悪いネトウヨは、火力発電所を「引き合い」に出してくると思ったからだ。「じゃあ、火力発電所も作るべきじゃないね」・・・(笑)。幸いツッコミはなかったが、その時に私が用意していたのは「火力には防波堤は必要ない」であった。津波が来たら従業員が逃げる、ただそれだけでいい。燃やしているボイラーが水をかぶって「ジュー!」それでおしまいだ。それが全てだ。それ以上何もない。何も起こらない。あとは、壊れた施設を「修復」なり「再建」なりするだけだ。でも原発は「違うだろ!?」「いま、お前たちはそれを味わっているんだろ!?」


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/929.html

コメント [お知らせ・管理19] 削除報告。削除依頼はこちらへ 管理人さん
37. 2011年6月18日 21:20:36: 6A1QsVIKOU
板違い投稿です。しかも200文字未満投稿でURLにタイトルがありません。

あれだけ海がかき回されたので
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/884.html
投稿者 13代目 日時 2011 年 6 月 18 日 20:53:25: HXw2swiUwA8CQ
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/886.html#c37

コメント [原発・フッ素12] 6月17日 汚染除去装置が動いても課題は残る 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕 gataro
03. 2011年6月18日 21:21:52: YME261A6eU
あの女の子かわいいじゃないか
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/922.html#c3
コメント [原発・フッ素12] 原発事故所感その13〜破滅の始まりから100日(たかしズム) gataro
01. gataro 2011年6月18日 21:21:55: KbIx4LOvH6Ccw : IBBS2pmUMM
リンクミスがありました。

私は先日<原発事故所感その12〜愚かな「東電詣で」と原発反対派の脆弱なレトリック>で、次のように書いた。
http://takashichan.seesaa.net/article/202332849.html


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/929.html#c1

コメント [原発・フッ素12] 鼻血だけで放射線障害と断定するな こねこねこ
22. 2011年6月18日 21:22:11: B1ZhhZMSbM
なんで鼻血が増えたのか説明したないで、あのせいではない、という人のよっている立場が鮮明になっている言説でつね
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/916.html#c22
記事 [音楽3] Ultravox - The Thin Wall

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/714.html
コメント [原発・フッ素12] 仏で静岡産茶葉から規制値超す放射性セシウム 静岡の馬鹿アホ知事のせいで、静岡ブランドは終わっちまったよ てんさい(い)
12. 2011年6月18日 21:23:43: EGaQ73B5yp
バカ勝の愚かな判断のせいで、
静岡茶が危険物であることが世界的に知られてしまった……

もう死増加県知事って名乗れよ、いいかげん。

シゾオカ県って発音しても、シズオカ県と同じに聞こえる今日このごろ……
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/909.html#c12

コメント [原発・フッ素12] もんじゅ 落下装置、23日にも引き抜き 福井 palクン
11. 2011年6月18日 21:23:43: 6t3Z2XpZpc
08さん

間違いなく1日5500万円ですよ。すでに兆単位の金がつぎこまれています。

商業運転は全くしていません。世界で高速増殖炉の商業運転に成功した国はありません。すでに破綻の結論は何十年も前に出ています。ゴミマスコミが報じないだけです。

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/913.html#c11

コメント [経世済民72] ギリシャ債務再編:タテマエを押し通そうと粘ったIMFがギブアップ /markethack 稲垣勘尚
03. 2011年6月18日 21:23:47: 3RyGnBOqaI

経済が入り組んだ今の時代。駄目な政府の駄目国家は、債務不履行が出た時点で併合するべきだな。官僚や政府を変えなければどうにもならん。無理に存続させるより、うまく引導を渡す世界秩序にするが良い。
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/215.html#c3
コメント [原発・フッ素12] 『農家に婿入りした男のブログ』 福島で農業廃業された方のお言葉です。 爺さん
03. 2011年6月18日 21:24:07: bagXH0lhII
全文引用
http://ameblo.jp/noukanomuko/entry-10926646707.html
2011-06-17 23:53:15
農家に婿入りした男のブログZ
テーマ:ブログ

このブログの目的は、米の販売でした。直売りルートを開発するため、地域密着サイト「じーも」に掲載していただいておりました。

そもそも「じーも」は亀有を中心としたポータルサイトで、地元の様々なお店を紹介し、地域で広く利用されているサイトです。

また、地元でかなりの数字を持っているサイトでもあり、僕は今まで馬鹿なことばっかり書いているブログを見てくれていた方々にお別れを、そして少しでも福島、特には農家の現状を知ってもらいたいと思い今回の記事を書きました。

その結果、大変ありがたいことに物凄い反響をいただきまして極めて純粋な個人的心情としては、本当に嬉しかったです。

しかし結果的に「じーも」のサーバに大きな負担がかかり、アクセスしにくい状況となってしまいました。

そこで、その負担を軽減し、ストレスなく見ていただけるよう、記事をこちらに引越しました。

ですので、これから見る方々は、出来ればこちらのほうを見ていただけると幸いです。リンク等も同様です。

また、ご意見等ある場合は、コメントしていただけば、なるべく返信するようにいたします。

おそらく質問等は特にないと思いますが一応念のため。

ツイッターはこちら→https://twitter.com/#!/noukanomuko

僕の愚痴・駄文を見て下さった方々、じーものスタッフの皆様には心から感謝申し上げます。

どうかよろしくお願い申し上げます。

以下に掲載する文は、冒頭のところが現段階で抜けています。崩落した云々の津波の部分です。

すみません。

また、このブログは過去記事みてもそうですが、基本的には一農民の愚痴の垂れ流しブログです。
たいそうなものでもなく、立派なものでもありません。ご容赦ください。


どーもどーも お久しぶりでございます。

やっと落ち着きました

今年初めてのブログですが

いきなりお別れの挨拶です。

婿です。

農家の婿のブログ

農家の婿のブログ

農家の婿のブログ

農家の婿のブログ

田んぼは津波にやられませんでした。

だから大丈夫かなと思いきや、まさかの原発アタック

このブログでも、

いわきに住んでます、いわきの米うまいっす、いわきの米買って下さい

とやっていた婿です。

もしやと思っていた方。

ビンゴです。

そしてウチの街は今こう呼ばれています 「最果ての街」

国道6号線

行政、経済機能が維持されている最北の街だからです。

だからウチの家も田んぼも当然のように30km圏内


そんな婿の近況

ウチは規模が大きめなので、毎年、播種は4月5日、10日、15日と3回に分けてやっていたのですが、

今年は義母と議論して議論して議論して

作付を自粛することにしました。


理由は3つ


そもそもなぜ作付を議論する余地があるのかというと、4月23日、いわき北部は緊急時避難準備区域から外れ

30km圏内でも作付にGOサインがでました。

当時、作っても大丈夫なのか、土壌調査はしたのかと問い合わせた婿に対する農協や市のコメントは

「土壌調査はしてない(ウチの地域)けど大丈夫です。制限が解除されたので作ってください。」 でした。

(その時点で土壌調査されていたのは、あの広いいわき市でたった4か所)

作って、汚染されていたらどうなるのか、その買い取りに関しては責任を持ってくれるのかという問い合わせに対する返事は

「わかりません。あくまで自己責任で」 でした。

作らなかったら補償はどうなるか?と聞くと、対象になりませんという返事

要するに、

作んなかったら補償ナシな、だけど作っても俺たち知らねえから

でした。

どこの剛田さんとこの息子かと思いました。

理由1、作らなかったら0、作ったら赤字、だったら0のほうがマシ

このあたりの播種限界時期は4月25日と言われておりまして

4月23日に作付制限解除され、それから避難先から帰って、もみを買って、土を買って、箱を洗って、ハウスにビニールをかぶせて

ハウス内の草を刈って、整地して、機械を整備して、保温機を組み立てて、調整して、1700枚の苗箱に種を撒き切る

これらの作業を2日間で終わらせるのは無理でした。

理由2、時間的に無理ッス

そして3つめ、最後の理由

これが婿の中で一番大きな理由でした。


汚染されてないかもしれない、だけど汚染されてるかもしれない

そんな嫁に食わせたくない米を人様に売るわけにいかねぇっつーの

汚染されてる米が万が一流通ルートに乗っちゃったら、責任とれないです。

他人の健康を害するかも知れない米を売ったお金で生活する。

それは無理、無理っすわ


農家にだってプライドありますし、そんなもん出すくらいなら補償0のほうがマシじゃボケっ!

っつーことで今年は作付を断念

というか、廃業することにしました。

ここから下は愚痴&廃業理由


いわき市は一応商業地域でありまして、

行政の上の人達は避難地域に指定されなかったことで万歳してる感じです。

汚染されていたら困るわけですね、風評的に


だから、作付制限解除だけを前面に押し出して、いくら頼んでも要請しても

土壌調査にも来てくれないし、線量測定にも来てくれませんよ

数字が出ちゃうと困るんでしょう


だから頑なに動かない

今日、義母が興奮しておりました。

ウチの村のホットスポットらしき場所にある家の雨どい


180μSv/h


ですってさ

市も農協もなーんもしてくれないから、高価でちゃんとした線量計を業者さんから借りてきて

自分たちで測った数値です。

1日いたら年間被爆量超えるんスけど

周辺は2〜3μSv/hだそうですよ


普通に飯館クラスなんですけど

そしてウチの裏山↓


農家の婿のブログ-urayama

いえーい 1.48μ

これは高価な機械ではなく、個人で持ち歩く簡易タイプをお借りして測りました

ちなみにこの時の最高時は撮ってないですが 2.61μ


山マジパネェ

その山に植えた梅はダメだなコリャ

まあ、国のみなさんは、そんな土地で土壌調査もせずに 「作物を作れ」 と言ってきているわけで

正直、頭がおかしいとしか言いようがないですね

ウチの市長も仕事してないですし

そんなこんな、なんもやってくれないので

集落みんなのお金で、数十万かけてこの村の土壌調査をすることになりそうです。

今日、今、担当の委員会が開かれています。

明日は村の委員会が実行方法について決定する予定です。


ビックリしましたか?

3ヶ月たつのに、いくら要請しても行政が全く動かないので

地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちが田畑整備のために集めていたお金を使って土壌調査です。

業者の人に入って来てもらって線量測定です。

情けな過ぎて笑うしかないですね


ともかく、そんな土地で作付が許されています。

そう、いわき北部は、今年日本で一番原発に近い米所です。

そんな米、みなさん買いますかね?

買わないのが当然です。お子さんがいる家庭ではむしろ買ってはいけない

がんばろう福島?

安全で美味しい?

商品を買うことで支援?

クソ喰らえですね

福島県民が福島産買ってないんですよ?

こっちの直売所なんか下手したら以前の10分の1とかでしょう

スーパーだって福島県産の野菜、安すぎ、そして残り過ぎ

そして、流れぶった切りで申し訳ないですけど、会津地方はほとんど大丈夫かと勝手に思ってます。

なぜなら、フツーに関東より線量とか低いし、山脈最強です

そのかわり、山脈手前の郡山は悲惨なことに・・・

話を戻すと

どいつもこいつも無責任に過ぎます

風評被害ではなく実害だということになぜ気付かないのか

きちんと細かく丁寧に線量を計測して、

最低でも田畑1枚ごとの土壌調査をして、

出来た作物も検査して

ある程度の期間統計を出して

それらのデータを余さず公表して、誰でも閲覧できるようにして

それではじめて「安全です」でしょう


空間線量も測りに来ない、土壌調査にも尻ごみしてる

作物検査だって、民間の抜き打ち調査でスーパーに並んでいる商品からとんでもない数字が出てる

連続的データもなければ、データは「国民に公表するという発想が無かった」という名目の隠ぺい

今やってる土壌調査もどこまでものかわかりません

なぜなら、彼らは地表5cm〜15cmの土をもっていくから

まだセシウムは1〜2cmくらいしか沈着してないと学者さんが言ってんのに

5〜15cmの土を持っていくことにどれだけ意味があるのか


他の地域の知り合いの話ですが、その人の田んぼから県が土壌調査名目で土を持って行ったそうです

結果は134、137、合わせて4000ベクレルほど

深いところから持って行くもんで不安に思って0〜5cmの土を自分で採取し、検査を依頼しました

結果は35,000ベクレル

濃い部分だけなので、撹拌するともう少し数値は下がるでしょう


だけどどう思いますか

これが現在の福島県の現実です


どこがどうやったら大丈夫と言えるのか


買うのは自由、食べるのも自由です

買う人、食べる人には素直にありがとうございますです。心の底から。

しかしながら

福島の作物を買うのが支援で良いことで

それを否定する人は神経質で良くないこと


そんな風潮、こんな風潮を作りだそうとしている人達

心の底から反吐が出ます。


そしてこのブログを見ている方々に少しだけ安心材料を

いわき北部、元30km圏内では、作付制限が解除されたにも関わらず

ほとんどの農家が自粛、(若しくは自分のところで食べる分だけ)してます


しかし、一部では作付はなされています。

秋、検査の結果、どうなるかは知りません。

今のテンションだと、基準値超えても混ぜるのではないかと邪推してます。

混ぜて馴らして、手元に届くのは500以下だからいいじゃん!

今の対応を見てる限りそういう話になりそうで怖いです。

だって、いわき北部はおそらく9割くらいの農家が作付してないのに

農協も市も、作付しなかったお前らが悪いんだろ感マジパネェっすもん

補償はしねえし自己責任だボケと言われてしまうほど非常識な決断ですかね 自主的に作付しないっていうのは


農協も市もやるべき仕事が違うと思うんスけどねえ

農家ネットワークで聞く限りではいわき市30km圏内は9割以上作付してません

市に電話してみたら、その実態を未だに把握してないとのことでした

正常な判断能力を有してたら、普通はやるでしょそういうの

制限が解除された地域って日本中でココらへんだけなんだから


まあ、馬鹿だからしょうがないと

市長等、市政の意思決定する人達の頭が悪いとこんなにも苦労するのですね

いい勉強です。

それとは別に、現場の公務員の方々は本当に凄いです。

逃げずに残って市民のために踏ん張ってくれました。

震災から1カ月なんか24時間体制土日祝日ナンボのもんじゃ! でした

心から感謝します。


以上

少なくとも数年は実害、そしてその倍は風評被害

これに耐える経済的体力がウチには無いと判断しました

そんなこんなで廃業です。

去年まで、このブログを見てくれた方々

本当にありがとうございました。

それでは

最果ての街より

婿


ここから下は元記事に無かった部分ですが、ここまで読んでいただいた方

お願いですので読んでください。勝手言って申し訳ないです。


それこそ想定外に大事になってしまい、僕の記事の趣旨を誤解されるかたもいらっしゃるのではないかと不安になり書かせていただきます


コメント欄にも書いたのですが2点です

このブログは、あくまで僕の個人的な愚痴をこぼしてしまっただけのどうしようもないブログであって、人の役に立つに堪えうる内容だとは思ってないんです。
こんな大事になるとは思わず配慮に欠けたことも書いてますし。一部伝聞情報もあります(ウチの村のホットスポットのあたりとか)

僕はたまたま自粛したのですが、決して作った人が悪であるというようなニュアンスでとらないで欲しいのです。
あの時は国と県・市の連携もほぼ皆無(県の担当職員の情報源は国の会見や発表で県職員激怒だった)←マジです  で情報は錯綜、何が正しいかも分からず、稲作農家は例外なくギリギリの決断を迫られました。畑作農家については詳しく知らないので言及できません。


迷いに迷った時に、薄い根拠で背中を押した行政にモノ申したいとは思っても、僕は押されて作った人達をどうしても責められないんです。

モラルだとかプライドだとか、そういう要素も確かにあるのかもしれませんが、家族がいて食わせていかなくちゃならないんです。

なぜ作ったのか、それは見通しが立たなかったからです。

例えばきちんと一言

国だったら   「作るな、補償すっから」

市・農協だったら  「自粛しましょう、結果は断言できないけど一緒に戦いましょう」

この一言でどれだけ楽になれたか

県は言ってくれました。自粛しましょうとは言わなかったけど、ていうか言えなかったんだろうけど、「絶対国にきちんと求めますから!」と力強く励ましてくれました。そして実際国や東電に申し立ててくれています。

この一言もウチにとっては大きかった。

近隣の農家は作った人も作らなかった人も、今でも悩んで後悔しています。みんな疲れています。


「作った人は悪ではない」 決して僕が言ってることが正しいと主張したいわけではありません。

このブログはあくまで一農民の愚痴を撒き散らしたものであって、このブログの記事を、作った人を責める口実として使ってほしくないというお願いです。

八方美人で矛盾したことを言っているようですがこの二点だけはどうしてもご理解いただきたい。

どうかよろしくお願いいたします。

そして個人的にお願いした土壌調査の結果がとりあえず口頭で伝えられました(後で文書が来ます)

採取日は今週月曜日 ウチの田んぼ○○枚中、5枚の田んぼ各1か所の土壌の検査結果です。

セシウム134・137合計

5か所のうち2か所は 3500ベクレル程度

3か所は5000を超えました。8000近い数字です。

線量が高い地域に比べたらまだマシです

そのくらいでへこたれるなと言われるかもです。

だけど・・・

凹みます。

やはり出ました・・・ 

涙が出る・・・


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コメント

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1 ■はじめまして

福島県田村市在住です。
福島の土地が汚染してしまった現実…。

郡山等でマスクをせず外遊びする子ども達を見つけては、日々危機感が薄れていっていると悲観してしまいます。


もっと沢山の方にこのブログを読んでもらいたいので、差し支えなければ周知したいのですが、御了承頂けましたら幸いです。。

宜しくお願いします!
ピペ 2011-06-18 03:24:21 >>このコメントに返信

2 ■Re:はじめまして

>ピペさん

田村市・・・ 
そちらの現状はいかがでしょうか
市の公表数値だけが現住地の数値ではないので、どちらにしても大変ですね・・・

周知の件、僕としては構わないのですが、あくまでこのブログは、僕の個人的な愚痴をこぼしてしまっただけのどうしようもないブログであって、人の役に立つに堪えうる内容だとは思ってないんです。
こんな大事になるとは思わず配慮に欠けたことも書いてますし。一部伝聞情報もあります(ウチの村のホットスポットのあたりとか)
その点踏まえていただけるならば一向に構いません。


あと、一点、念のためですがお願いいたします。

僕はたまたま自粛したのですが、決して作った人が悪であるというような目的では使わないで欲しいです。
あの時は情報も少なく、何が正しいかも分からず、稲作農家は例外なくギリギリの決断を迫られました。
迷いに迷った時に、薄い根拠で背中を押した行政にモノ申したいとは思っても、僕は押されて作った人達をどうしても責められないんです。

近隣の農家は作った人も作らなかった人も、今でも悩んで後悔しています。みんな疲れています。

矛盾したことを言っているようですがその点だけはどうかご容赦いただきたい。

注文が多くて申し訳ないですが、どうかよろしくお願いいたします。
農家の婿 2011-06-18 03:49:31 >>このコメントに返信

3 ■廃業とのこと

何とも言葉がありません。。。
廃業されるとのことですが、土地はそのままなのでしょうか?
作付していないのであれば、不幸中の幸い。今表土を剥がせば、相当な放射能が田畑から排除できます。土壌の回復も相当早くなります。逆に、一旦土を耕してしまうと、汚染の除去がかなり困難になります。
表土を剥がすのは、1日も早いほうが良いです。
ぜひ早めに表土を剥がし、今年は除染のための植物を植えることをご検討ください。
私の祖父母は関東で農家をしています。汚染は軽度で済んだ地域ですが、表土を剥がして作付しています。
ぜひご検討ください。表土を剥がせすだけでも、かなりの放射能が取れます。
ももくりかき 2011-06-18 07:24:15 >>このコメントに返信

4 ■無題

18歳まで暮らした長崎・諌早で両親が10年前まで"茂木ビワ"のハウスと1町2反の水稲を作付けしていました。 51歳の私が最後に田んぼに入ったのは 22歳の夏でした。 心臓を悪くした父にかわって粉剤の発動機式噴霧機を背負い一枚が1町歩の田んぼに入りました。足を踏み入れたとたんに『 うっ…!』と思いました。 たまたまこの年は父が田んぼをつくる時にトラクターで深耕しすぎていて膝がしらまで水面がきて 深さに足がとられたからです…。真四角な田んぼで噴霧器を降ろせるのは手前側のあぜだけでした…。 結局 6割ほど噴霧したところで 情けないことに具合が悪くなり作業をやめました。 道路脇のあぜで 麦わら帽子を顔のうえに乗せ あおむけに寝ころびながら、自分のふがいなさに口惜しさをかみしめていたのを… 覚えています。 
 いま"農家の婿"さんにふりかかった状況には心をいためるとともに なにも出来ない自分を悲しく思います。 あなたにかけられる言葉はなにもありません…。 ただ、『 ありがとう。』とだけ言わせていただこうと思いました。
私は 今、4人の娘を育てています。 『 人の子 』の親としても…。
横田 直己
yokota 2011-06-18 09:47:36 >>このコメントに返信

5 ■Re:Re:はじめまして

>農家の婿さん

初めまして。汚染された土壌を国会議員に送りつけてやってはどうですか。そんなにもお金がかからないはずです。
TESTUDO 2011-06-18 09:50:31 >>このコメントに返信

6 ■失礼します。

拝見させていただきました。素晴らしい!土壌の放射性物質を根から吸収する能力ではヒマワリの吸収率が最も高く危険性がなくなるまで30年以上かかる土壌の放射性物質をわずか20日で95%以上も除去できると友人の研究員から聞きました。その除去過程を記録にされて、今までよりもさらに素晴らしい状態の土壌にされてすごいコメをご生産ください。是非とも購入サポートさせください。そんな努力の結晶は日本全員がサポート致します。日本を元気にしてください。
ヘンリー 2011-06-18 10:14:06 >>このコメントに返信

7 ■始めまして

田舎が勿来で、両親・親戚はまだ向こうに住んでいます。私は今は東京ですが。
こうだ、と言えることがありませんが、いつかまたおいしいお米を作り、そしていわきの米を食べれる日を心から待っています。
はなみなみ 2011-06-18 10:20:49 >>このコメントに返信

8 ■はじめまして!

二本松市在住です。
本来、こうあるべきだと私も思っていました。
放射線にしきい値は、ありませんし。
頑張ってください!

ツイッターで紹介させていただきました。
ケンケン代表 2011-06-18 10:30:12 >>このコメントに返信

9 ■はじめまして

初めてブログを読ませていただきました。
涙が止まりませんでした。
大事な田んぼをこのような形であきらめなければいけないなんて、本当に悔しいことです。
でも、どうか、どうかくじけないでください。


直接的なことは何もできませんが、同じ国でつらい思いをしている方がこんなに大勢いるのだということを忘れずに、私も自分にできる限りのことをがんばります。

つたない言葉ですみません。
失礼があったらごめんなさい。

べこ 2011-06-18 10:53:22 >>このコメントに返信

10 ■飯舘村民です

はじめまして。大変な決断でしたね。私は無農薬で昨年初めて米作りにチャレンジしました。今年はもっとこうしようとか考えていた矢先の出来事でした。除染方法も考えました。でも、まず、生きている間にまともな物はできないとここにきてあきらめました。しかし、どこかもっといい場所を探して、安全でおいしいお米を飯舘ブランドで出荷したいと考えています。産地偽装でつかまってしまいますか?安心は必要ありません。安心は詐欺師の言葉ですから。安全でなければ作りたくないというあなたの判断を心から尊敬します。
自然農業 2011-06-18 10:59:43 >>このコメントに返信

11 ■はじめまして。

もう御存知かと思いますが、一応、書き込みさせてください。

ひまわりのファイトレメデーションの事を書いていらっしゃる人がいますが、元ネタの研究機関の方がhttp://www.ceri.go.jp/contents/news/20110322.htmlで色々注意喚起なさっています。

農家廃業なさる苦しいお気持ちは想像するしかないのですが、
こういう時軽々しく使ってはいけない言葉だとは思うのですが、


頑張ってください。
頑張って国や東京電力に補償を求めてください。

お目汚し失礼いたしました。
桃=永遠の14歳 2011-06-18 11:43:03 >>このコメントに返信

12 ■お気持ちを察するとも軽々しくいえないですが

 初めてブログを拝見しました。
本当にお気の毒としか言いようがありません。

 直接被災地に住んでいるものではないので
慎重な言葉が必要かと思いますが、あえて
書かせていただくと。今回の農作物・水産物等の第一次産業に対する被害に、風評被害は何一つないかと思います。みなさん実害を受けていらっしゃるのです。

 経済的な損害はもちろん、自信をもって農作物を消費者へ届けるという生産者の誇りも汚されたのではないかと思います。

 「そんな嫁に食わせたくない米を人様に売るわけにいかねぇっつーの」という言葉に、本当に農家の方の素晴らしいプライドを感じました。

 この損害に見合う十分な補償など想像もつかないですが、せめて少しでもこの実害に補償がされるよう本当に心より祈っています。

 
 


あぶく 2011-06-18 12:16:55 >>このコメントに返信

13 ■婿です

みなさん、コメントありがとうございます。

僕の軽い人生の中では重い決断で、凹みもしてますが、そんなに気負ったり気を使って言葉を選ばなくても大丈夫です(笑)
自分なりに良いと思う方策を検討しますし、溜まっていた鬱憤を聞いていただけただけで満足ですし、それ以上のことはありません。
結構今は気楽にやっているんですよ

とにかく、みなさん、暖かい言葉心から感謝いたします。
農家の婿 2011-06-18 12:39:02 >>このコメントに返信

14 ■新天地で是非美味しいお米を!

ブログを見て泣けて泣けて仕方がありませんでした。

何を書いて良いのか分かりませんが、素晴らしい誇り高き勇敢な方だと思いました。
尊敬します。素晴らしいブログをありがとうございました!

是非新天地でお米を作って下さい!その時には買わせて頂きたいです!
えみゆうママ 2011-06-18 14:55:34 >>このコメントに返信

15 ■つらいなー

娘に紹介されて拝見しました。幼児2人を放射能からどう守ったらいいか一所懸命なのでいろいろ調べていてあなたのブログにたどり着いたようです。私は石油の会社で労働組合の活動をしています。エネルギー産業に働くものとして、原子力はあまりにも危険だとずっと反対してきました。しかしよもやこのようなことになるとは思いたくもなかったし、想定外でした。もしこんなことになるならばもっともっと反対しておくべきでした。

日本沈没など小説のことと思っていましたが、これが現実になって、本当に情けないです。私は頑張れとも、何もいえない。涙が流れるだけです。
はなこ5 2011-06-18 14:59:52 >>このコメントに返信

16 ■無題

放射線量の測定にかかった経費を東京電力に請求している地方公共団体がありましたよ。新聞で読みました。
測定結果の値によっては作物が作れない賠償請求もできるかと。
おひさまを感じながら 2011-06-18 15:12:04 >>このコメントに返信

17 ■はじめまして

twitterから辿りつきました


自営業は大変ですよね

昔、実家が真珠養殖をしていて

出荷直前のアコヤ貝が大量へい死したときのことを

思い出してしまいました・・


これからが大変だと思いますが

お体にはお気をつけください


なうで紹介させていただきますね
モンティ 2011-06-18 15:22:06 >>このコメントに返信

18 ■さきほどメッセージさせていただきました

メッセージ送らせていただきましたハローファームPJです。字数の関係で連絡先メールアドレス記載漏れておりました。helo-farmon-the-slope.comです。ご連絡お待ちしております。
ハローファームPJ 2011-06-18 16:18:15 >>このコメントに返信

19 ■感動しました!

事実や真実から目を背け、農業や漁業を推進されている方がいて、
地産地消と称して学校の給食で子供たちが食べている・・・・・
怒りと無力感に苛まれています。
みなさんのように、正面から立ち向かえば自殺者を生み出すことも無いと思います。
 正直、今となっては毒を生み出すことに使われるのであれば義援金の支援もするべきではないとすら感じていました。
 こうして、自分だけのことではなく、人のことまで考えていられる人となりを見て、
いわきのみなさんのような方々にこそ我々民間人は支援をするべきであると感じました。
出来る限りのことをいたしたいと思いますので、必要なことがあれば何なりとお申し付け下さい。
頑張って下さい!
翼くん emina-club.com 2011-06-18 16:38:59 >>このコメントに返信

20 ■農業を

大切にしている思い、心に
突き刺さります。

我が家の小規模の農業で東京でさえ作物植えて良いか迷ってました。

廃業とはどんなに辛いか。
作物を作ってる方を非難する気持ちは
ありません。

自治体が壌調査きちんとして、
互いに情報共用できることが
最初からできてたらどんなに良かったか。

対策が実を結び、いつか美味しいお米ができる日を心から望みます。

この記事リンク一部転載させてください。

追加の部分のお気持も十分配慮した記事に
します。

よろしくお願いたします。
日本中で考えたい問題ですので。
espreso☆みんなで支え愛ましょう。 2011-06-18 17:04:43 >>このコメントに返信

21 ■無題

俺は群馬から田村市に牛を預けています。
6月いっぱいで牛を売り切ってそこからは
補償やらなんやらやっていきます。
貸しは返してもらわなくっちゃ。
俺もやるだけやってみます。
小堀 正展 2011-06-18 18:13:39 >>このコメントに返信

22 ■ほんとうに辛いです

妹家族がいわき市の市庁舎からそう遠くないところに住んでいます。震災の実害はなかったのですが、サラリーマンで会社があるからと、また学校が始まるからと大阪の実家からいわきに戻っただけで、身内の私たちは、本当に切なかった。けど、地元農家の方の苦しみを思うと言葉になりません。廃業されるとのこと、涙がでます。

放射能を取り除くためにいろいろな植物を植える話を聞きますが、麻がいいという話も聞きました。どうか、これからもお体大切になさってください。
マプロ 2011-06-18 19:38:14 >>このコメントに返信

23 ■目に止まる事を願って。

初めまして、こんばんはm(__)m

明日19日(日)小名浜市民会館にて
午後二時〜
『いわき地区放射能調査報告会』なるものが開催されます。

入場無料です。

講師は木村真三サンです。

以前NHK教育で放送された、ETVにて福島・いわきの汚染地図を作られた方です。

汚染の事実が(数値等で)ハッキリすると思います。


是非足を運ばれる事を願って。


m(__)m
ナンダカナァ〜 2011-06-18 19:57:35 >>このコメントに返信
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/915.html#c3

コメント [原発・フッ素12] アメリカ西海岸で妊婦の早産・流産・奇形児出産が急増している(低気温のエクスタシー) 下戸彩
32. 2011年6月18日 21:24:12: 5f9YX0Nk7c
>>28,29
お前ら、本当に思考停止だな。
根拠を示してないんだから根拠が無いと言われて当然だろう?
根拠の示せない不安を煽るものを拡散するのは売国扇動行為だろう?
エレニン彗星の後ろに宇宙人の大船団が!!
それで地球の磁極が大逆転して破滅だ!!!って言ってるのと同じ。
左翼って保守の人の10000倍馬鹿で考えが古いよ。
だって団塊世代の代名詞みたいなもんで、
日本国に何の貢献もしていないのは皆もご存知の通り。
あと反対意見を言われたらここを見るなとか言う馬鹿。
じゃあおまえがレスするなっていうの(笑
左翼の管と同じで、どこまで思考停止なんだよ。
日本のために消えてくれ。たのむ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/884.html#c32
コメント [原発・フッ素12] もんじゅ 落下装置、23日にも引き抜き 福井 palクン
12. 2011年6月18日 21:24:46: kmRrTQnpHg
仮に、もし運よく引き抜けたとしても、
まだ動かすつもりらしいが・・、
トラブルは、かなりの確立で起こり得る、

今まで通常原発では、配管の断裂、穴が開く、などは、ざらに、起きている、ざらよ、
ついぞ最近、浜岡原発停止後、配管に穴、海水が一次冷却水に大量混入、

モンジュで起きれば、ナトリウム水反応はが起きる、この場合同時に発生する
水素を放出、燃焼させて処理するつもりらしい、が、広範な破壊が、もし起きれば、
激烈な、ナトリウム水反応となり、反応は原子炉まで引き込まれ、大爆発となり得る、
たとえば、タービンブレードの破損、ばらばらになった破片により、細管ずたずたに破壊されたら・・、
いずれ、いつか、必ず起きる、危機的な事故が、機械は、完璧には作れないし、人為的ミスも、これもまた、起き得る、

完璧に作ってある?・・であるならば、なぜ、あのナトリウム漏れ事故は、起きたのか・・、

ナトリウム高速増殖炉、稼動は、危険すぎる、
この暴挙が、遂行されて行くならば、
国民は、いよいよ、覚悟をせねばならんだろうよ、全ての消滅を・・、

ここまでの暴挙を、あえて行う、
それは、裏を返せば、原発推進が、完全に、行き詰まっていることを、意味するのであろう、
この40年間に、たまりにたまった、使用済み核燃料、どうにも、こうにもできず、処理も困難、費用も莫大、
事態は深刻、原発推進の破綻、ここに窮まれり・・、
挙句の末路か。

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/913.html#c12

コメント [原発・フッ素12] 6月14日 次の悲劇を防がないといけない 小出裕章 (TBSラジオ)〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕 gataro
94. 2011年6月18日 21:25:18: ugeK3Xo0Qc
92を書きました。それで自分は正論だと思ったのも、つかの間にやはり反省をしまして、追加します。

自分は小出氏の発言に、納得していますが、自分は小出先生の悲しみ、祈りにも、
怒りにも想像力が足りなかった。。。

自分に欠けていたのは、祈りです。ずっと続いている、危機的状況。この現在にゴテゴテの嘘つき対応や、政府の責任の擦り付け合い。。。
見苦しい、大人気ない政治家、姑息な官僚の答弁、責任逃れの大人たち。。権力の犬の如きハイエナ増すごみ。。
権力機構の醜さ愚かさに、怒ってばかりで、本質を忘れていました。確かに、権力基盤こそが、当地にて解決してほしいと希望したのです。間違いはないと思ったのです。

しかし、自分も祈ることを忘れて、言葉を語ることには意味がないんだ、自分こそ、心を見失わないために、祈りこころから、勇気のある人々にそして、原発関連すべてに対して、祈ろうと思いました。。

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/808.html#c94

コメント [戦争b7] 『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』  (属国離脱への道) 新世紀人
09. 無段活用 2011年6月18日 21:26:04: 2iUYbJALJ4TtU : UsExKLOGck
ローズベルト政権の末期、大統領は日本との講和を望むようになっていたらしい。

理由は、日本軍が中国大陸の北から南まで縦に貫く鉄道を建設してしまったから。

空襲で潰しても潰しても、日本軍は鉄道を修復し、列車を動かす。補給線が確立
された以上、太平洋を獲っても、日本は中国大陸に全資源を集中させるだろう。
日中戦で蒋介石が勝つことはない。戦争は続く。

米国は民主主義国。いずれ国民は戦争に疲れ、停戦を望むようになるだろう。国
民が望めば大統領は拒めない。だから、ソ連に対日参戦を促す一方で、どこかで
落としどころを見つけたかった。

それが、任期半ばで死亡し、副大統領だったトルーマンが大統領に昇格した。トル
ーマンは原爆が完成間近なことを知った。原爆を使えば日本に勝てる。もはや講 
を模索する必要も、ソ連に参戦を促す必要もない。だから、ソ連が動き出すぎり
ぎりまで戦争を引き延ばし、日本が降伏しないよう工作をした。

これは、鳥居氏の本のあらましではない。それでも、トルーマンが日本に原爆を
落としたことのアウトラインは、そのように理解している。「実地試験」「人体
実験」など、もちろん、他の意味合いはあると思う。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/760.html#c9

記事 [音楽3] Ultravox - The Voice

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/715.html
コメント [原発・フッ素12] 鼻血だけで放射線障害と断定するな こねこねこ
23. 2011年6月18日 21:27:19: 0GJJznkobY
ソースになっているトゥギャッターは、
血小板の減少が出血の原因になっているかのように書いているが、
血小板の減少は血が止まらなくなるだけで、出血の原因にはならない。

出血の原因は血管が破けることであり、血管が破けるのは、
血管の細胞が破壊されるからである。
鼻血が出るというのは、鼻の粘膜の細胞が破壊され、
血管の細胞が破壊されれば起きるのであって、
必ずしも血管の内部から破壊されなければ鼻血が出ないなんてことはないし、
身体の他の部位が強い放射線にさらされる必要もない。

06氏が既に述べているが、
放射性物質の粒子が鼻粘膜に付着することによって、鼻の血管の細胞が破壊されれば鼻血は出るのであって、
いちいち全身に高線量被曝したり内部被曝したりする必要はないのである。

故に、全身から血を吹き出して死んでいないので、この鼻血は放射性物質の影響ではない、とはいえない。

ただ、放射線の影響で鼻血が出ている場合、他の症状も出やすいということはあるはず。
たとえば、目がかゆい、目が痛い。皮膚が赤くなる、皮膚がかゆくなる、皮膚に発疹が出る。咳が出る。といった症状は併発しやすいと思う。



http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/916.html#c23

コメント [原発・フッ素12] 橋下知事「大臣らは原発周辺に住めばいい」 経産省の安全宣言批判 (MSN産経)  赤かぶ
17. 2011年6月18日 21:28:50: bNt9Q1hj1k
まあ、あの人は優秀な風見鶏だからね。

東の方の自己満爺とは違ってね。

でも、風向きが変わればコロッと変わるかも。

なにしろ、2万パーセントの可能性をひっくり返したんだから。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/908.html#c17

記事 [原発・フッ素12] 水蒸気漏れ細管破損か 海水流入(中日新聞)
水蒸気漏れ細管破損か 海水流入(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/denryoku/list/201106/CK2011061802000167.html?ref=rank
2011年6月18日

 中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)の復水器内の細管(直径3センチ、厚さ0・5ミリ)から海水400トンが漏れたトラブルで、中電は17日、海水が漏れた細管は金属製のふたが外れた再循環配管から強く噴き出した水蒸気によって破損した可能性が高い、と発表した。

 ふたが外れた原因について、中電がふたの断面を電子顕微鏡で調べたところ、溶接部分に接合が不十分だった部分が見つかった。もうひとつのふたにも溶接が不十分な部分があり、中電は「設計時点で問題があったのか、点検が不良だったのかを今後究明する」と説明している。

 また、これまで20本以上としていた破損細管の数は43本に増え、破損の範囲は幅14センチ、深さ70センチにわたっていたことも分かった。タービンを回した蒸気を冷やして水に戻す復水器内は真空状態のため、中電はふたが外れたのと同時に、再循環配管内の水が水蒸気となって噴き出したとみている。

 再循環配管は、復水器と原子炉との間を循環する水の量を減らす役割を果たし、原子炉の起動や停止時に使われる。中電は、この配管をふさいでいるふたが脱落していたため因果関係を調べていた。

 このトラブルでは漏れた海水のうち5トンが原子炉内に混入しているが、中電はこの日、海水の除去作業は来年3月ごろまでかかるとの見通しも示した。


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/930.html

コメント [原発・フッ素12] 福島県の子供たちに体調異変が出始めている可能性 <放射能の影響を受けやすい子供達> 東京電力放射能拡散中
53. Thai_suki 2011年6月18日 21:29:46: Dh9VcqunIN636 : UrbnWInEwc
>50さんの
「みんな騒いでパニック起こせば、表沙汰になる。そうすれば真偽が確認できる」に賛成です。原発反対運動は大手テレビ局の前でパニックれば「皆さん落ち着いてください。どうか冷静に!!」とか言われるかもしれませんが効果が多少でる(全国に伝わる)かもしれません。逮捕者が出る可能性があるので弁護士の方が同席が良いでしょう。

望むのは「真実!!」です。政府の責任で最優先すべきは「真実」の発表です。
@政府要人が原発に駐在(経企や文部政務官)し、正しい状況を把握しないのは
Aマスコミが50Km圏外勧奨しているのは
A米国が80Km圏内解除をしないのは
BSPEEDIやモニタリング状況を今日の天気でしないのは
C福島以外のホットスポット(20mSV超え)は有るのか
D福島以外の被災地の救済が進まない(義捐金の配布、仕事を与える・・)のは
・・・
国民はバカでは有りません。今は個人の判断責任ですが、「真実」が解れば、政府が見放しても、国民として未来の子供たちの命と国を守る行動ができるのです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c53

コメント [原発・フッ素12] 福島県の子供たちに体調異変が出始めている可能性 <放射能の影響を受けやすい子供達> 東京電力放射能拡散中
54. 2011年6月18日 21:29:56: GQJZJKWoUv
原爆障害調査委員会(=ABCC)は、トルーマンの命令で、広島・長崎の被爆者調査を行った。その後、1975年に組織改正されて、放射線影響研究所(放影研)となった。

http://www.ustream.tv/recorded/15241220

http://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2799584.html

去る、4月25日に、福島県立医科大学の御一行様が、「県民の将来にわたる安全・安心の確保にかかわる体制整備のため」と称して、放影研を見学に訪れている。

なお、阿修羅内コメントによる情報によれば
(現在、裏は取れていない。確認情報求む)

山下教授は、以下のように述べている。

>福島県医大の入学式で、「君たちは最高の研究の環境を得た。これから放射線被ばくに関する研究は、福島が世界をリードしてゆくのだ」と興奮してのたまいました。

なお、当然のごとく、山下教授は「安全とは言ってない。安心をお伝えした。」と、意味不明の言葉を述べている。

これらを総合すれば、おのずと結論は定まるものと思われる。

この結論が正しいとする場合、このようなことは決して許されるものではない。

もし、この先の悲劇を回避することができなかった場合は、我々は、このことを決して忘れないようにしよう。


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c54

コメント [原発・フッ素12] 岩上さんによる沢田昭二先生のインタビュー ヨッシー011
05. 2011年6月18日 21:30:05: bagXH0lhII
6月8日名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ【その@】
http://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2799584.html
カテゴリ:
各講義等 内容まとめ(一部文字起こしあり)
被ばく被害

ようやく全部見ることができました。
非常に内容が濃く、専門的な話もありましたが、広島・長崎を始まりとして、日本がどのよう放射線と向き合ってきたか、どうして世界の原発関連の機関は、それぞれに立場が違うのか、そもそもどうして日本が原発を始めることになったのか、すべてが語られています。

非常にながいお話でしたが、聞いていただく価値は十分にあります。
是非、お時間をとって、ご自身の目で、耳で確かめていただきたいと思います。

iwakamiyasumi2 06/08/11 05:12AM (164:55)
名古屋にて名古屋大学名誉教授沢田昭二先生に話を聞く。
http://www.ustream.tv/recorded/15241220

【以下、時間の無い方のために書き出しましたが、こちらも長いですよ・・・(笑)】
(岩上氏)先生は放射線については日本で第一人者と伺っているが、長い期間の研究と共にご自身も被曝経験があると。放射線の怖さは誰よりもご存知だと思う。広い視野と観点で、放射線の怖さを論じていらっしゃったが、今、福島原発で起こった事故について、事故後の被曝の影響について教えてください。
インタビュー前に先生から、広島で被爆したときの話を伺って、ショッキングなお話をしていただいた。今見ている人のために、原爆体験を話してほしい。
(沢田氏)当時中学校2年生。当時の中学生は学徒動員。機関銃の弾丸製造工場にいっていた。その日は病気だったので、自宅で休んでいた。その時、原爆が爆発した。ピカドン。爆心地から1400m。気が付いたら、つぶれた家の下敷きだった。もがいてつぶれた家から這い出せたが、周りが暗闇だった。広島全体が破壊されて、埃がすごかった。こげ茶・茶色・黄色・しろと埃の色が変わっていき、周りが見えるようになった。一面広島がつぶれていた。足元で私の名を呼ぶ母の声。「足が引っかかって動けない」母親が、お説教を始める。「自分はもういいから行きなさい」天皇のために生きる教育を受けてきたので、命を大事にするという感覚がなかった。くすぶっていた火が燃え広がり、火事になった。母親に言ったら「もう逃げなさい」でも逃げられない。何時間頑張っていたかわからないが、とうとう火事嵐になり、母親が「今すぐ逃げろ」彼女からは火が見えない「お母さんごめんなさい」といって逃げた。
(岩上氏)つらい体験ですね。周りに助けてくれる人は居なかったのか?
(沢田氏)ときどき大人を捕まえるが、「もう駄目だ」といって逃げていく。父親は、島根に出張中。山の中にいたので、広島で原爆があったなんて全然知らなかった。二日後になって知って帰ってきたが、結局は三日後になった。山にずっといたが、その山から燃える広島を見ていた。あくる日も近づこうとしたが、熱くて近づけない。三日後に近づけたが、まだ下のほうでは火がくすぶっている。母親の遺体があるだろう場所に行くが、陶器が簡単に壊れるくらい熱いところで母親が死んだのだと…。骨を集めて持って帰った。
(岩上氏)先生自身は、その時被曝しているのですね?今はお元気だが、被曝の影響は身体に出たのか?
(沢田氏)当日病気で寝ていたのに、原爆でそんなことはどこかへいってしまい、爆心地から1400mだったし、あまり遠くに逃げる気になれなかった。1550mの河原にずっといた。後から調べたら必ず被曝をしている。しかし放射線の影響がほとんど出ていない。健康状態はいい。放射線については個人差がすごく大きい。
(岩上氏)先生はたまたま遺伝的要素も含めて、影響が出なかった。他の人は影響が出るということを踏まえて…。
(沢田氏)弟は学校に行っていて、ほぼ同じ距離で被曝した。体中傷だらけ。自分は運良く布団に包まっていた。ガラスの破片もほとんど怪我をせずに済んだ。弟は30何箇所傷があった。校舎と一緒につぶれた。でも一人でちゃんと帰ってきた。被曝の影響もあった。65歳になってガンでなくなった。僕は被曝のせいだと思っている。急性症状がなかったことは親に感謝している。
(岩上氏)同じような状況で同じような年齢の方は被曝の症状がもっと厳しかった?
(沢田氏)同じ距離で被曝した人の多くが、髪の毛が抜けたり急性症状を発症していた。個人差が大きいということを踏まえないと。
(岩上氏)生き残って元気な人を判断基準にしたら、大きな間違いということですね。こういう体験があって、研究に入られた?
(沢田氏)いや。子供の頃から理科が好きだった。原爆が落ちる前、「子供の科学」を読んでいた。1943年に「アメリカでは原子力爆弾を作っている」という記事があったが、まさか自分のところに落ちるとは考えていなかった。科学が好きだった。それで大学も物理学を研究。中学から「自然」という雑誌を購読し、意味がわからないなりに読んでいた。生物物理学に興味があるということで、湯川秀樹さんがノーベル賞をもらったり、そういうことも雑誌から読んでいた。大学でもそういう分野をやろうと繋がっていった。僕の専門は生物物理学。すごく民主的。全国の研究者が対等に話せるグループをようにした。湯川先生が受賞したのをきっかけに、基礎物理学研究所ができた。通常、大学で研究したものは、大学のものになるが、その壁をなくして、全国の研究者が共有できるように湯川先生がやった。その運営も選挙で選ぶ。若い大学院生も研究部委員会に参加したりして、湯川先生たちと一緒に研究できた。若い頃から第一人者と一緒に作業できたし、湯川先生は核兵器をなくすというお手伝いもできた。科学者京都会議の運営もしたバートランドラッセルとアインシュタインが一緒に書いた宣言。1954年、アメリカがビキニ島で水爆実験をした。日本でも原爆禁止運動が起こった。広大の学生だったので、自分の体験した原爆よりも1000倍も大きい水爆ができてしまったことに衝撃を受けた。
(岩上氏)広島の1000倍の水爆がビキニ諸島で実験されたのですか・・・。大衆娯楽でいうと、この実験のせいでゴジラが出来たんです。
(沢田氏)広島の原爆の場合は1万5000トンの火薬を一瞬で爆発させるものだった。15キロトン。水爆の場合は15メガトン。広島の1000倍の破壊力。自分の専門にしようとしている物理学でこの水爆を作っている、このままいくと人類が核戦争で絶滅してしまうと考えた。いろいろな場所で議論し、原子爆禁止広島学生協議会を組織した。実行委員長になって署名運動などした。主にしたことは、(今では考えられないが)広島市と広島県から5000円ずつ助成金をもらって、原水爆展、展示を作ることをやった。勉強したこと、原爆・水爆・放射線の恐ろしさを伝える責任があると考えた。5000円は当時の月給くらい(50万円程度)なので、100万円もらって40数枚のパネルを作り、広島の平和公園で展示した。黒山の人だかり。広島の原爆資料館がないとき。ちょっと冷えすぎ…
(20:00-)エアコン調整・・・
平和公園で展示し、いろんな新聞社や国鉄に協力してもらったりした。
(岩上氏)今とは全然雰囲気が違いますね。
(沢田氏)学生だったから、ちょっと生意気だったんだと思う。
(岩上氏)学生の自主性を行政が認め、労働組合やいろいろな機関が手を携えて、そういう自由な空気だったのですね。1954年頃ですか。
(沢田氏)国民的に行政も学生と一緒にやっていくという雰囲気があった。
(岩上氏)今は行政がそういったことをすることは、考えられない。
(沢田氏)考えにくいでしょうね。学生の意識も(国によって違うだろうが)、学生が一般社会に対してどうしていくかなど、そういう発想はできないんじゃないか。当時の学生はそうだった。僕たちが原爆展が初めてかと思ったら、2,3年前に
京都大学生でやっていた。そういう時代。
(岩上氏)世の中が右と左に分かれるとか、内向きになっていくとか、左右も制度化していくとか、そういったことが60年代70年代に起こり、80年代以降はそれが様式化してしまった。それ以前は、風通しのいいものだったのですね?日本中、どの立場にあろうが目を皿のようにして・・・、みんな関心があった。
(沢田氏)日本中関心をもってやり始めた。日本国憲法はあったが、この原水爆禁止運動が起こったことが、こういう問題を自分の頭で考える、民主主義・平和が浸透するきっかけになったと思っている。憲法が出来た時は、大衆運動があったわっけではなかったから。大きな国民的運動が起こったのは、1954年のこの原水爆禁止運動が初めて。日本の国民が民主主義や平和を考えるのに大きな役割を果たした。その後の安保条約反対闘争へ繋がっていく。アメリカはそれを恐れて、CIAなどを使って工作を始めた。
(岩上氏)55年体制ができあがる、前夜ですね。社会党の合同、保守の合同、細かくまた分かれていって、両極になりながらも、補い合っているという政治構造ができあがっていく。
(沢田氏)原発の問題もちょうどその頃からスタートしている。核兵器廃絶の問題と原発問題と日本社会の体制化していく、ちょうどその頃が一番おおきな瀬戸際だった。その頃学生だった自分にとってはすごく大きな影響だったと思う。その後ずっと継続して、原水爆禁止運動を今日まで続けてきた。日本国民的運動が起こったので、科学者も一緒に運動した。世界の科学者は必ずしも民衆と結びついていないが、日本の科学者は国民と一緒に取り組んできた。これは特徴。放射線の影響が深刻だとわかったので、日本政府に要求してビキニ周辺の調査をし、日本は特に魚でたんぱく質を取っていたので、持って帰るマグロは全部汚染されていた。政府に要求して科学者を船に乗せて調査した。それを世界の科学者に伝えた。その科学者がラッセル。ラッセルはイギリスBBC放送でその深刻さを訴えた。世界中の科学者にも共有すべきとアインシュタインを説き伏せた。このまま原水爆を作っていくと、核戦争で人類が滅亡する可能性がでてきた。そこでラッセル・アインシュタイン宣言を出してくれた。彼らの考えは、当時は米ソの水爆の開発競争をやっていて、どんどん険悪な状態になっていた。政府間で話し合う状況下ではなかった。しかし、科学者なら国際会議でできる。アメリカの科学者、ソ連の科学者、世界中の科学者が集まって国際会議で核兵器をなくす問題を議論してほしい、という訴えがラッセル・シュタイン宣言です。そのなかにビキニ島で第5福竜丸が被曝したことも入っている。日本の科学者が調査し報告したものが、ラッセル・シュタイン宣言へ繋がっている。1955年に宣言が出され、アメリカの科学者もソ連の科学者も政府とは違う立場で会議を開こうとするのだから、政府は旅費など出さない。でもお金がない。2年後にやっとカナダの金持ちの別荘をかりて、パゴシ会議が開催され、今日までずっと続いている。
(岩上氏)なるほど。先生は、こういう時代背景と原水禁運動に関わる中で、学生としては素粒子物理学を勉強され、こういう大きな事件も起こる。その中で放射線の影響というものは、当初は作用基準やメカニズムなどわかっていなかったですよね?例えば遺伝子にどういった影響があるか、それは学問の発達と共に判ってきた…
(沢田氏)DNAが判ってきたのは1960年。DNAが二重螺旋構造になってそれで人間に対する放射線の影響を受けて、細胞分裂のときに次の細胞に継承される。
(岩上氏)傷が付くとは要するに二重螺旋構造が切断されてしまう、そういうことがだんだん判ってきたと。それ以前は放射線の影響は、表面的なものしか、例えば火傷とか・・・
(沢田氏)臨床的なこと。深刻だということが判ってきたのが、1950頃から。それ以前も研究者が研究しながら自分自身も被曝している。キュリー婦人も被曝に気づかないで白血病。DNAがはっきりわかったのが1960年。1950年の時点で深刻だとわかっていた。だから広島・長崎の被爆者の研究が非常に大事な役割を果たしていた。
(岩上氏)ここは非常に重要なところ。今日話を伺いたいところの大きな柱の一つ。今ICRPという団体は、一般国民は知らなかったそういう団体。国際機関の基準が唯一絶対の基準のように言われている。「ICRPの基準によればこうだ」とICRPの言っていることの解釈をめぐって、例えば「1mSV」は許容できる範囲内だが、それを20mSVにしたときには、「これはICRPのどこどこを理由に・・・」などと議論が展開されている。毎日のように統合会見が行われ、毎日中継しているが、記者と政府、細野さん、東電、保安院などの問答がこのICRPの基準をめぐってどのように解釈するかという点に集中しがち。共有されている前提はICRPが唯一絶対の基準であるということ。でも、そうではないらしいと他の先生から聞いている。マンハッタン計画というものがICRPの始まり・・・
(沢田氏)1940年代の終わり頃に、それまであった委員会をなくして国際放射線防護委員会が作られた。その時アメリカも全米放射線防護委員会を1940年代最後に作った。そして、狙いは放射線防護の問題をアメリカがイニシアチブを取ろうとしたが、全米も国際もそれぞれがパラレルに分科会を作った。内部被曝の分科会、外部被曝の分科会など。アメリカの委員長が、そのまま国際の委員長を兼ねるなどして重なり合っている。
(岩上氏)国際放射線防護委員会=ICRP、全米=NCRP
(沢田氏)外部被曝については、アメリカの研究結果を元にICRPがそのまま見つめるということになったが、内部被曝についてはカールモーガンが委員長で、彼は放射線研究の第一人者だったが、彼のやっていた内部被曝の研究は発表禁止になった。彼が本で書いている。内部被曝の影響は禁止された。広島・長崎の内部被曝も考えないということ。核兵器を使うということは、ぴかっと光った瞬間の初期放射線というのだが、電気的に1分以内にやってきた放射線を言うが、光った瞬間に人間を貫いているのが、初期放射線。これは距離と共に急速に減少する。広島の原爆の場合は、2.5kmになるとほとんどゼロ。しかしトルーマン大統領が1947年に、ソ連に対抗して将来核戦争が起きた時に、自分と相手の軍隊にどれだけ放射線の影響があるかを調べるためというのが基本的な考えだったと思う。広島・長崎の被爆者の初期放射線の影響を調べると。しかし初期放射線にしぼったというのは、原始帽が出来たて広がっていき、放射性降下物は非常に広範囲に影響がある。(いわゆるきのこ雲)アメリカでもネバダの核実験所で実験した時も、風下100km200kmのところまで流れていくのを彼らは計測している。初期放射線のみに限定すれば、核兵器を使ってもせいぜい2kmくらいで限定できるが、放射性降下物(=内部被曝)を考慮すると、かなり広い範囲に及ぶ。核兵器を使うことが非人道的だと。これは国際人道法により「広い影響を及ぼすものは使ってはいけない」とあるので、核兵器はモロに該当する。世界中から非難を受ける。なのでこうしたデータは無視するという方策を採った。日本を占領した直後から、マンハッタン計画で人体影響を調べていた責任者、ファーレル准将は「広島・長崎では放射線で苦しんでいる人はいない」とした。後に残ることや広い範囲の影響は無視するという基本方策を採った。
(岩上氏)極めて科学的ではない、非科学的な
(沢田氏)政治的
(岩上氏)政治的プロパガンダ、かつ軍事戦略的なプロパガンダだったのですね。
(沢田氏)広島・長崎にトルーマンの命令で、原爆障害調査委員会(=ABCC)が被爆者を対象に調べた。1950年に日本は初めて国勢調査をし、被爆者をチェックした。その被爆者のリストをアメリカに全部渡してしまい、日本政府は被爆者に何の対策も採らなかった。ということは、その調査はアメリカの要請で調査したのではないか。ABCCは広島市に住んでいる被爆者と長崎市に住んでいる被爆者を対象とする寿命調査集団を作った。そして被爆者から初期放射線データをとることをやった。そのために広い範囲で放射性降下物の影響を受けた人たちは、被曝をしていない、近い距離に居た人から初期放射線のデータを取り出すことをやった。結局「遠距離の被爆者は、被曝をしていない、彼らの影響は無視できる」という方策をとった。1975年に日米共同運営になった。これが今の放射性影響研究所=放影研。共同になったが、初期放射線の影響のみ明らかにならず、放影研の方針は変わらなかった。
(38:20-)
(岩上氏)この75年においても、まだ50年代の占領下における主権の無い状態で米ソ対立や、政治プロパガンダたあったりした中、それでもまだ科学的なことを無視して「初期放射線の影響は無視できる」という立場を取ったのですね。それは今でもですか?
(沢田氏)今でも基本的には続いてる。放影研は放射性降下物の影響は無視できるという基本姿勢は変わっていない。裁判をやるとよくわかる。
(岩上氏)先生は、あちこちで被爆者が原告で国を訴える原爆症裁判の原告側にたつ非常に数少ない学者。法律家からも敬意の念を持たれている。そういった裁判の中で放影研の姿勢が現れてくる?
(沢田氏)実は私自身も、放射性(降下物)の影響が深刻だと気が付いたのは、1990年代の終わり頃。それまでは、放射性降下物の影響が少ないといわれ続けていた。それをある程度信じていた。
(岩上氏)ある意味文学者の方が、直感的に言い当てていたと言うことか?例えば「黒い雨」のような?
(沢田氏)「黒い雨」は有名だが、それほど深刻な影響を与えたとは考えられてない。降った地域は限定されている。黒い雨も、これまでも放影研や日本政府の放射性降下物による影響は、雨が降ったあと、放射性物質が地面に残っている状態で、その放射性物質を取り出して測り、どのくらい影響があるかということを調べている。しかし、これは被爆者が受けた影響からすると、2桁3桁も少ないもの。被爆者がどういう被曝をしたかというと、放射性の雨よりも、放射性の微粒子、つまり雨粒ではないもので被曝をしていることが判っている。それに気が付いたのは1990年代の終わりに、被曝手帳をもらった被爆者は検診ができるが、被爆者自身が放射線の影響で自分が病気になったということを、国が認定してくれれば、原爆症認定で特別手当で治療費だけではなく、生活面も含めて支援する。しかし、厚生労働大臣が認めないと認可されない。その認定がどんどん厳しくなっていった。そこで被爆者が199年代に裁判を起こしだした。長崎の被爆者、まつやひでひこさん、京都のこにしたておさんが、10年ほど裁判に取り組んでいた。その最後の段階で、ぴかっと光った瞬間の初期放射線を遠距離では過小評価していることが、裁判で問題になった。私は、広島・長崎でそういうものを測定するグループに入れてもらっているので、彼らの測定結果を分析すると、遠距離で系統的に過小評価になっていることが判った。それを控訴審の段階で出した。こにしさんの場合は、地裁の段階で初めて裁判所の門をくぐり証人になったのが1990年代の終わり。こにしさんの場合は高裁で勝利して終わり、まつやさんの場合は最高裁までいって勝訴した。しかし厚生労働省は、影響が何だったのかを認めない。その時まつやさんの証人になってくれたわたなべちえこさん、彼女は2800mで被曝している。しかし、髪の毛が抜けた。まつやさんは2455mで被曝したが、髪の毛が抜けた。多くの被爆者はその距離で脱毛している。初期放射線は2.5kmまでしか届かないが、そこのところを実験にあわせて過小評価を是正したとしても、説明できない。裁判には勝ったが、彼女たちの毛が抜けた原因が放射性降下物しか考えられない。ところが、長崎では放射線降下物の影響は、東側の3kmほど離れた西山地域しかないというのが国側の基準になっている。しかし、彼女たちが被曝したのは南側。とうことは長崎でも南側でも放射性降下物の影響があった。雨はそんなに降っていない。とすると、放射線微粒子が充満して、それを吸い込んで病気になったとしか考えられない。
(岩上氏)大気中の微粒子ということ?
(沢田氏)そうです。アメリカ・ネバダでの核実験では黒い雨は降っていない。乾燥した砂漠では雨粒が小さいから、十数分ほど上空に上がるが消えてしまう。後は風下に放射性微粒子として、目に見えない微粒子として流れていく。それは実験だから、あらかじめ測定装置を置いていてどれだけやってきたかを測定している。日本で広島・長崎で原爆が投下されても、そういう微粒子が当然できる。
原爆が爆発して、火の玉ができる。すごく小さな太陽。その中央部分に核分裂でできた大量の放射性微粒子がつまっている。それが上空に上がっていき、冷えて水分を周りの大気から付着させて水滴ができる。水滴ができるから原子雲として認識できる。原子雲の元になるのは、原爆でできた放射線微粒子。真ん中の部分はすごい勢いで上空にあがっていき、10分もしない間に1万数千mまであがっていく。急速にあがっていくので、水滴も急速に上昇し、重くなって落ちてくる。それが黒い雨。ところが、対流圏は大体1万mの高さ。そこから上は成層圏になる。すると今度は温度が上がったりして、上昇する勢いがなくなる。しかし、下からはものすごい勢いで押されるため、横に広がる。長崎の場合はわかりやすい。30分もたたないうちに、20kmくらい水平・円形に広がった。水滴は小さいので落ちてくる途中で蒸発し、またもとの放射性微粒子に戻っている。

そのAへ続きます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/895.html#c5

記事 [音楽3] Ultravox - Passing Strangers

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/716.html
コメント [原発・フッ素12] 岩上さんによる沢田昭二先生のインタビュー ヨッシー011
06. 2011年6月18日 21:31:23: bagXH0lhII
6月8日名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ【そのA】

カテゴリ:
各講義等 内容まとめ(一部文字起こしあり)
原子力発電

(46:58-)
(岩上氏)そういうメカニズムなんですか。
(沢田氏)雨雲とはまた違う微粒子があったのではなく、一旦上昇し水滴を帯びて黒い雨の元になったが、落ちてくる途中で蒸発してしまったということ。長崎でも多くの証言があり、「真っ黒い空に真っ赤な太陽が浮いていた。怖いから逃げたが着いてきた。」真っ黒い空は放射性微粒子が大気の中に充満していたから真っ黒く見えた。被爆者は雨には気づくが、微粒子には気づかない。被爆者は呼吸などで取り込んだことを意識していない。しかし、葉っぱの上に白い粉があったとか、水を飲んだりしているが、気が付かない。ときどき黒い煤のまま落ちてきて、黒い雪が降ったりしていたという証言もある。ということで、放射性微粒子が充満していたということは物理的に考えて当然である。それを被爆者は吸い込んでいるが、風に流されているので後で測りようが無い。雨は雨粒で落ちてきた微粒子が土の中にしみこんだものを測れる。しかし大部分は風で流され見えなくなっている。
(岩上氏)例えば地表に降り落ちた微粒子や放射性物質は、表土に降り積もっているので、測定可能では?
(沢田氏)しばらくはあったと思う。しかし2度の台風や大洪水で流されている。流された後は、放射線による病気は急速に起こらなくなった。ということを医者が証言している。「長崎の鐘」というアニメの話。当初は広島・長崎には人は何十年も住めないと言われていた。幸い流されたものだから、被曝影響が少なかったということ。
(岩上氏)なるほど。台風が来て雨で流されたということは、二つの側面がある。良いほうは、そこに暮らしている人にとっては、表土にあった放射性物質を流すことによって、ずっと放射線の影響を受けるということが少なくなった。被曝の程度が軽くなった。悪いほうは、アメリカの思惑を持った調査によれば、この内部被曝のもとにもなるだろうし、その後の残留放射線の影響も軽く見積もる「科学的根拠」になってしまった。実際には濃厚に残っていたかもしれず、流された後に取った数値でで研究がつまれたために、残留放射線の影響が軽く見積もられてしまった。
(沢田氏)それで私がどういう方法でやったかというと、被曝すると急性症状がア起こる。急性症状の調査はたくさんある。日本の放射線研究者たちは、急性症状発生率から逆算し、放射線降下物の影響など調べる必要があったが、不思議なことに誰もそういった研究をしてこなかった。それは、放影研などが「放射性降下物の影響は少ない、無視できる」と言ってきた。そういうところで育った研究者たちが、日本の放射線影響学会の大部分を占める。
(岩上氏)そこ出身の人たちは、いわゆる何学会にいらっしゃる?
(沢田氏)放射線影響学会。僕は素粒子物理学という(湯川先生たちと同じ)研究をやってきたが、定年退職後、裁判に関わるようになり、それを明らかにする責任があると思った。(自身も被爆者であるから)被爆者はきのこ雲の下から考える。科学者たちはきのこ雲の上から考える。パゴシ会議などで核兵器をなくすために議論してきた物理学者たちに、広島で1995年初めてパゴシ会議が開かれ、原爆資料館に連れて行った。彼らは資料館をみて頭を抱えていた。「自分たちは核兵器廃絶のために議論してきたが、原爆資料館に行って初めてきのこ雲の下でどういうことがおこっているか、リアルに想像できた。自分たちに想像力が欠落していたことを今更のように思い知った。やはり自分たちは原子雲の上からしか見ていなかった」だから、ああいう被曝の実情を見て、原子雲の下から見なければいけないと口々に言っていた。被爆者はもともと下にいたのだから、そういう発想で考える。
(岩上氏)当事者性ということですね。当事者性の欠落と、俯瞰している視点というものも加工した視点で、上からみる視点など本来人間は持っていないはずなのに、頭の中ででっち上げてしまっている。
(沢田氏)被曝の影響の研究者たちは日本にたくさんいて、何十年間もそういう発想で、回り全体がそういう雰囲気だから、それに毒されていった。折角いろいろ調査結果があるのに、そこから引き出そうという努力をしなかった。
(岩上氏)今、まさに福島第一原発事故が起こって以降、たくさんの学者がTV・新聞に出てきて、私からするととんでもない発言をする人たちが、いっぱいいた。そういった人たち全員が放影研とは言わないが、放影研の影響は非常に大きく、ICRPのような国際機関と行ったり来たりしてる人がたくさん居る。そういう人たちが本当のオーソリティ専門家だといわれ、隣接する学問分野の人たちも、放射線の影響に関しては、この専門家に耳を傾けて影響を受ける。そういう中で今回の事故の放射線の影響というものを過小に評価しようと、できるだけ小さく見積もろうとするプロパガンダ、宣伝が延々続けられている。そういう歴史的背景がある。
(沢田氏)初めて放影研が遠距離の被爆者と近距離の被爆者の被爆者どおしを比較したことを論文に書いたのが、ブレーメン大学のインゲ・シュミツホイルへーケさん、女性で専門は物理学だが放射線の影響の研究をしてきた科学者。世界的にも評価されている。今ヨーロッパ放射線リスク委員会の会長をやっている。彼女が初めて1980年代に、放影研の研究が被爆者同士を比べている、当時は、遠距離被爆者は初期放射線を浴びていない、だから、初期放射線を浴びていない被爆者ともっと初期放射線を受けた被爆者とを比べている。「これでは、駄目だ」と彼女が初めて遠距離被爆者と入市被爆者(=爆心地から概ね2km圏内に入った人と日本人の平均と比較した。
(岩上氏)なぜこの比較の仕方では駄目なのか?
(沢田氏)彼女は、なぜだめであるかを論文に書いた。本当に被曝していないのは日本人の平均だが、それと被曝していない人とを比べないといけないと指摘した。
(岩上氏)それはちゃんとした研究にならないと。
(沢田氏)易学研究という放射線の影響を調べようという場合は、全く放射線を浴びていない人と、放射線を浴びた人とはどう違うか、ガンが発生する時期がどう違うか、ガンによって死亡率が変わるかなど、そういう研究をしないと、研究にならない。ところが、遠距離の被爆者は、放射線降下物の影響を受けている可能性がある。本当はそういう人ではなく、全く被曝経験の無い人とくらべなければならないのに、放影研が調べた対象は、遠距離被爆者と日本人だった。そうすると遠距離被爆者は、ちゃんと被曝をしているということを彼女は見つけた。入市被爆者も、早く入市した人は白血病の発症率が高い。日本人の平均に比べて2倍以上高いということも彼女が見つけている。それを論文に書いて出そうとしたが、そういう論文は科学雑誌に掲載されない。放射線の影響を発表する論文、何度も投稿したが、拒否され、しょうがないのでレターという形で(レターだと審査にかからない)出すことができた。そういうことが世界中で起きている。
(岩上氏)日本でも圧力が、そういうことが起きている。科学はニュートラルで中立的だと思っていたが、実は政治的な影響も受け、その枠組みの中で研究する。ゆがめられている。世界の中でもそれがあった。
(沢田氏)アメリカでもイギリスでも駆け引きを持っている国の政府は、科学者にお金を出すが、そうでない科学者にはお金は出さない。ということで、結局世界的に、主に研究している科学者(駆け引きを持っている)も多いので核兵器を持っている可能性もあるのですから。だから世界中です。日本だけではない。国際防護委員会もそういうう風に、政府にお声がかかるような人がいっぱい集まっている。放射線防護委員からお呼びがかかった。日本も放射線防護委員会に推薦させているが、経産省がまた推薦しているのだと思う。科学者団体が推薦しているものではない。
(岩上氏)制度的にそういう仕組みになってしまっているということですね?
(沢田氏)だから彼女のような研究をやってもなかなか掲載されない。1985、6年のこと。
(岩上氏)これはチェルノブイリの影響を受けてではなく?
(沢田氏)無い。
(岩上氏)時期的な近さもあり、ずっとその前から・・・。
(01:00:00-)
(沢田氏)彼女の動機は、DS86 という1986年に初期放射線をコンピュータで計算したものが初めてできた。そういう広島の初期放射線の研究結果が出せるだろうと予測して、そういうことだけじゃく他の影響も考えなければならないということに気が付いた。それで初期放射線の影響を受けていない人々の放影研がどうなっているかについて、疑問を感じた。彼女は、そこで放影研の、(被爆者と被爆者で無い人を比べることをコントロールというが)被曝をした人としていない人を比較して、しかしそのコントロール自身が被曝をしていたということに気が付いて、そのコントロールを本当に被曝をしていない日本人と比較することをやった。そして、「死亡率(ガン)はちょっと高い程度だが、発症率がはるかに高い」ことを見つけた。全体の死亡率は、コントロールの人たちは、日本人は死亡率が平均的に低いことも見つけている。なぜかというと、コントロールの人たちも、原爆手帳をもらっている。毎年検診があるので、ガンも早く見つかる。だから死亡率は低くなっていく。彼女はそういうことを指摘した。原爆症認定集団訴訟というものが2003年から始まる。その集団訴訟が始まるので、放射線降下物を調べることがより必要になると思った。先ほど言った、たくさんの急性症状の発症率のデータはたくさんあるので、その中でも国が否定できないのは、放影研が持っている1950年頃にABCCが調査した結果がある。その脱毛発症率を元にして、ほぼ同心円状に影響があると仮定して、研究した。調べた結果、すごく深刻だということがわかった。
これをちょっと見てください(資料のアップ 01:01:53-)
(岩上氏)広島急性症状発症率と書いてある。
(沢田氏)こちらのほうが簡単。(資料のアップ 01::3:17-)
これは放影研の前身であるABCCが1950年ごろにABCCがこれから調査しようとする被爆者集団を、どういう被曝をしているかあらかじめ調べておこうということで、脱毛の発症率を調べた。爆心地からの距離ごとに、赤い四角が脱毛の発症率。調べられたとおり、初期放射線量は2km地点でほぼゼロになる。しかし、それよりも遠いところで脱毛が起こっている。しかし、放影研の人々は、この赤い四角から遠距離のほうは、わけのわからない影響で髪の毛が抜けたと考え、初期放射線のみに注目して研究したので、1990年代にストラームとミズノという研究者が、さざわざこのデータから初期放射線のみを引っ張りだすということもやっている。
(岩上氏)なるほど。
(沢田氏)それが所の方針ですから。で、遠距離の方は(初期)放射線の影響かどうかわからないと言っている。彼らは、遠距離の脱毛は「精神的なショック」が理由なのではないかと説明するが、日本の都市が空襲で焼け野原になっているのに、広島・長崎以外は、このような脱毛の現象は見られない。とすると、これは放射線の影響以外に考えられない。放射線だとすると放射線降下物の影響以外考えられない。逆算して、この発症率から降下物の影響を引っ張り出す必要がある、ということに気が付いた。
実は今はもういないが、放影研にいた人がマウスを使って実験している。(資料アップ01:05:30-)白い小さい丸は、マウスを使って脱毛率の実験を行った。これも放影研の研究所で行った。正規分布(赤いカーブ)という分布になることが常識なのだが、発症率10%だったら、被曝線量が1.○SVかとわかるわけです。こうやって、さっきのデータを逆算して調べられる。
その結果がこれ。(01:06:18-)爆心地に近い1km以内は、たくさんの人が死んでしまっているので、データが良く無いだろうということで、さっきから求めるとこういうカーブ(赤い四角)が出てくる。近いところは初期放射線の影響をモロに受けている。推定被ばく線量はすごく多くなる。4Gyや(ほとんど4SVと考えていい)という、4SV 浴びると半分の方が亡くなる、そういう数値。
(岩上氏)この間、福島第1原発で、4000mSV、だから4SV検出された・・・
(沢田氏)だからこれだけの線量を浴びたら、急性症状を起こすし、すぐに亡くなってしまうとてつもない線量。それを浴びた人は幸い今のところ居ないだろうと思うが、迂闊に知らないで浴びたら、作業員が亡くなることが起こってしまうだろう。大体1km以内の人は、そういった線量を浴びているので、60日で半分が亡くなるという線量。初期放射線の影響を差っ引いてみると、距離と共に屋内被曝がメインだということで、赤い点線で下がっていき、2kmでほぼゼロ。この影響を全体から差っ引いてやると、降下物の影響が出てくる。降下物の影響はこう。初期放射線の影響と降下物の影響は(爆心地から)1200mで大体同じになる。それよりも遠距離は、降下物の影響のほうが大きくなる。これまで国が黒い雨を測ったもの、広島だと○○地域というが、ほとんどゼロ。それと比べると数十倍違うということが判った。この違いは主に内部被曝の影響が深刻だと示している。
(01:08:20-)
(岩上氏)なるほど。つまりここで内部被曝の話にふれなければならないわけだが、体外被曝=外部被曝と内部被曝は全く作用の仕方が違う。別に考えなければならない。ところが今も福島第一原発事故をめぐって大量の情報が報道されているが、どうも混乱している。内部被曝というものが、非常に軽く見られている可能性がある。この点について先生の考えを教えてほしい。
(沢田氏)外部被曝というのは、人間に入ってきて被曝をする時に、電離作用というのが根本。身体を作っている生体分子の原子を結び付けているのが電子。その電子に放射線がエネルギーを与えるわけ。エネルギーをもらった電子は、それまで原子を結びつける作用をしていたが、エネルギーをもらうと自分が飛び出してしまう。すると、今まで結びつける役割をしていた電子が飛び出していってしまうため、分子が千切れてしまう。これが電離作用。放射線の持っているエネルギーはものすごい。単位で言うと何万電子ボルトとか、何百万電子ボルト。電子が電離作用で飛び出すのは、せいぜい10電子ボルトくらい。だから、一発放射線がやってくると、何百万ヶ所も電離作用で一旦電子が飛び出していく。切断もそれだけ起こる。起こるが、その辺に電子がまだいるので、また繋ぎなおす、修復作用がある。
(岩上氏)修復というのはそういう風に行われるのですか。離れてる電子をもう一回呼び戻すような、やってくるというか・・・
(沢田氏)ものすごいエネルギーをもって飛んでいくので、呼び戻せないが、体内には電子がたくさんあるので、それを引き込んで修復する。
(岩上氏)なるほど。修復とはそういうことだったのか。
(沢田氏)切れたのを繋ぎなおすことをやっている。大量に切断されるが、ほとんど元に戻るから。しかし時々間違った修復をしたり、修復できなかったりということが起こる。そういうことが起こる割合は、切れた場所が近いと間違って繋ぎなおすことが起こりやすくなる。ということは、「電離作用が起こる密度が、濃いかばらばらか」ということで影響が違う。透過力が大きいガンマ線は、ポツンポツンと電離作用をしていく。電離作用をすれば、エネルギーを与えるから、自分のエネルギーが減る。しかし、ポツンポツンだといつまでたってもエネルギーが減らないから、ずっと透過力が強く、投下していく。しかし、ベータ線という電子は、それに比べれば、集中して電離作用をしていくので、エネルギーの減り方が早い。それでエネルギーを失って止まる。
(岩上氏)速度とか飛ぶ距離なども影響するのか?
(沢田氏)速度はものすごく速い。どんな放射線でも早い。速度が遅いほど電離作用の密度は高くなる。だから、だんだんエネルギーを失ってゆっくりになったら集中して電離作用を起こす。しかしもともと重いものほどゆっくり走るので、重いものほど集中して電離作用を起こす。アルファ線というのは、ヘリウムの原子核。負電子を二つ持っている分、余計に電離作用が強い。紙一枚も通り抜けられないくらいで止まってしまう。皮膚の表面に来たら、皮膚の表面で止まる。これがアルファ線。しかし、早く止まるということは、集中して電離作用が起きている。ミクロで見ると、傍でどんどんぶった切られるので、誤って繋ぎなおす可能性が急速に増える。
外部被曝のほうは、透過力の強い放射線が身体の中まで入ってきて、いろんな影響を与えるわけだが、内部被曝の場合は、そういった放射性物質を身体の中に取り込む。
(岩上氏)これは当然、放射性物質はいろんな物質があり、その核種によって出す放射線の種類も違う。そこで今話しにでているガンマ線、アルファ線、ベータ線などの影響の違いも核種の違いによって生じるのか?
(沢田氏)放射性物質の前に、放射線の微粒子が身体の中に入ってくるんだが、水に溶けるか溶けないか、油に溶けるか溶けないか。例えば呼吸をして放射性微粒子が5ミクロンより大きかったら鼻毛に引っかかって体内に入らない。5ミクロンより小さいと体内に入ってくる。1ミクロンより小さいと肺の中の肺胞という袋の壁から欠陥の中に入ることが出来る。血管の中に入った時、水に溶けやすいものであれば、微粒子はバラバラに溶けて原子分子のレベルになってしまう。例えばヨウ素だったら、その原子分子が甲状腺に集まりやすいとか、ストロンチウムだったら骨髄に集まりやすいとか、そうやって種類によってどこに集まりやすいか変わる。それが全身をぐるぐる回っている間に、大量に回っているから、甲状腺に集まりやすいヨウ素は、そこで濃縮されて大きなダメージを与える。水に溶けずに壊れないままだと、微粒子のまま身体を回る。どこかに付着すると1ミクロンの微粒子といえども、その中に何百万個の放射性原子核が入っている。付着したところで放射線を浴び続けるので、局所的に被曝をする。そういう微粒子が大量に身体に入ってくれば、身体のあちこちで被曝をしている。ということでいろんな病気を引き起こす。微粒子が水に溶けるか溶けないか、油に溶けるか溶けないかということでも違う。微粒子がどういう元素であるかということで影響が違う。そういうことを内部被曝の場合考えなければならない。外部被曝の場合は透過力の強さを考えなければならない。内部被曝の場合は、透過力の弱いものが・・・。
(01:15:55-)
僕がこの研究をやっていて典型的に明らかになったことは、「下痢」。
下痢は爆心地に近いところは、脱毛に比べて発症率が低い。それは、透過力の強いもの、ガンマ線などが腸の粘膜まで到達しないと、下痢を発症させない。腸の粘膜は薄い。ガンマ線が透過力が強いということは、まばらな電離作用しかしない。薄い腸の粘膜に、ポツンポツンとちょっと修復できる程度で透過してしまう。ものすごい強い量のガンマ線でないと腸壁に傷は残せないので、すごい放射線量を浴びて初めて下痢が起こる。国側も放射線影響の研究者たちは、「下痢が起こる線量というのは、人々が死ぬる4SVよりもっと10SVくらい浴びないと下痢は発症しない」と未だに言い続けている。しかし実は、1.5kmとか放射線降下物の影響が大きいところでは、脱毛や紫色の斑点ができるよりもはるかに下痢の発症率が高い。彼らは、放射線の影響ではないというが、下痢は身体の中に入ってきた時、内部被曝だと透過力の弱いものが集中して影響を与える。つまり低い線量でも発症率が高くなる。こういうことが放射線の影響を調べると明白だった。そういうことを研究者が明らかにすべきだった。
(岩上氏)これはネットなどで紹介している論文ですか?これは意見書も付いてkますね。
(沢田氏)裁判で使ったから。裁判のものはあまりネットでは公開されていない。
(岩上氏)これは公開しないようにしているのか?
(沢田氏)いや、大丈夫です。
(岩上氏)これを我々でUPしてもかまわないか?
(沢田氏)OKです。差し上げます。
(岩上氏)ありがとうございます。こうやって見てくれている視聴者の中にもっときちんと読みたいという方もいると思うので、その為にレファレンスをつけたいと思う。
(沢田氏)これはかわなかゆうこさんという岡山の裁判所で敗訴し、今控訴しているのだが、27の判決では被爆者の側が勝利しているが、唯一岡山地裁だけが、一人しか原告がいなかったこともあるが、全く放射性降下物の影響を考えないで判決を出しているから、今控訴している。彼女は4kmで被曝している。4kmだとかなり放射線降下物の影響を受けていることは明白。これは先ほど言ったおくけんさくさん、広島のお医者さんが、特に中心地に出入りしなかった被爆者(中心地に出入りすると、残留放射線の影響受けるが、)、そして屋外で被曝すると火傷などで病気になる可能性があるような屋内被爆者と、分けて調べているのはおくさんしかいない。すごく貴重なデータ。彼の研究結果によると、四角が脱毛、丸が皮下出血。この二つはほとんど距離と共に共通している。しかし下痢(三角)については、近距離は逆に発症率が低い。(資料アップ 01:20:30-)この違いを説明するためには、近距離は、初期放射線による外部被曝、つまり透過力の強い放射線が腸の粘膜まで傷つける。それは大量に浴びなければならないから、発症率が低くなっている。遠距離は、放射性降下物の影響で内部被曝、つまり透過力の弱い放射線が影響を与えているという説明ができる。これをやったのは僕が初めて。
こうした被曝したデータをちゃんと解析すれば、外部被曝・内部被曝の違いは解る。それを全然今までやってこなかった。僕は素粒子専門だから、それまで放射線の影響など研究していなかったが、こうやって研究すると脱毛・皮下紫斑・下痢の症状を比べると、全部違った急性症状を同じ線量で同時に説明できることを見つけた。論文を書いて投稿するが、雑誌に掲載すると大混乱が起きる。科学的な拒否の理由ではなく、「今までと全然違うから、大混乱が起きる」ということで掲載を拒否される。
(岩上氏)どこの雑誌でしたか?
(沢田氏)オックスフォードの出している国際的な雑誌「Radiation Protection Dogimatory」。先ほどのヨーロッパの放射線リスク委員会も自分たちが出した論文のほとんどが毎回拒否されるから、「あなたも根気強く続行しなさい」と激励してもらった。
(岩上氏)ヨーロッパ放射線リスク委員会=ECRRですね。ECRRについては、いろいろな形で中傷されている。私がツイッター等で少しECRRに触れると、匿名だが恐らく専門知識をかじっている方がせつせつと中傷してくる。こうしたECRRに対する強い批判・非難は根拠があるのか、ないのか?その前提として、先ほど話しかけたが、ECRRはチェルノブイリ以降、科学者の集団として結成されたそうだが、どういう人たちのどんな集まりなのか?その上でECRRを評価するとどうなるか?
(01:24:23-)
(沢田氏)かなり個性の強い人もいる。個性が強くないとああいうところでは頑張れないとは思うが、インゲ・シュミツホイルへーケが会長をしているが、その前はアリス・スチュアートさん(すでに90代で亡くなったが)、彼女は子供の白血病が起こることを一番最初に研究した方。イギリスにおいて真剣に研究された。ロザリー・パーテルさんはカナダの研究者だが、これに関わっている。彼女はアメリカの核実験に参加した兵士たちの裁判で証人になり支援した。内部被曝に関しても丹念に研究をしている。僕が尊敬するようなすばらしい研究者がたくさん含まれている。
(岩上氏)女性が多いですね。
(沢田氏)女性のほうが自分の思っていることをやれるのかもしれない。
(岩上氏)アメリカ或いはヨーロッパといった地域の区分け、ICRPはアメリカの研究者が多い、ECRRはヨーロッパが多いと。
(沢田氏)2008年にギリシャのレスポス島に招待されてエーゲ大学の環境学部とECRR共催で行った国際会議に行った。今話した内容の報告をした。チェルノブイリを研究しているロシア、ウクライナ、ドイツいろいろなところから集まっていた。それぞれすばらしい研究をしている。だから、ECRRを一概に批判するというのは、全然あたらないと思う。そこに集まった人たちが、共通に考えていることは、「国際放射線防護委員会が、内部被曝についてまともに考えてくれなかった」ということ。

そのBへ続きます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/895.html#c6

コメント [原発・フッ素12] 岩上さんによる沢田昭二先生のインタビュー ヨッシー011
07. 2011年6月18日 21:32:11: bagXH0lhII
6月8日名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ【そのB】
http://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2799611.html
カテゴリ:
各講義等 内容まとめ(一部文字起こしあり)
原子力発電

(岩上氏)「反ICRP」という単純なくくりではなく、批判するにしても批判の共通の視座があり、それが「内部被曝についてICRPがまともに考えてこなかった」ということ?先ほどの話にさかのぼると、最初の出発点:広島・長崎の被爆者の研究調査の時もアメリカの思惑があって、「放射線の影響を小さく見積もりたい」そういうことが出発点にある。その影響が今日のICRPにも影響を及ぼしていて、「内部被曝について小さく見積もってしまう」ということなのですね?
(沢田氏)長崎の放射性降下物の影響を受けた人は、被曝をしていないということで原爆手帳がもらえないことで裁判を起こしている。私が意見書を書いた。自分の研究した結果を丹念に書いて出したら、それに対する批判の意見書がある。それを書いた人がすずきはじめさん。それに共著者としてずらりと名を並べているのが、ICRPの専門委員さかいかずおさん、ICRP第4専門委員会員かいさん、たくさんICRP関係になっている人がいる。すずきさんが書いた意見書は大きな誤りをしている。先ほど僕が説明した脱毛の発症率のグラフ。(すずきさんの資料アップ 01:28:55-)一番大きな誤りは、距離と共に脱毛が変わるかという線だが、このすずきさんは3km以上が1%のバックグラウンドと書いてある。しかし1%バックグラウンドということは、それを引いたら残りの影響だと言っている。バックグラウンドというのは、それ以外の原因で起こったということで差っ引く。だから、1%差っ引くとこの辺は1%以下だから、マイナスになる。初期放射線は2kmのあたりでほぼ終わりなので、全くバックグラウンドで説明できない。そういう変なことが起こると言うことを、すずきさんは気づかなければいけないのだが、気づかないまま僕を批判するためにこれを書いている。しかもこうやって間違ったことを書いた意見書に、たくさんの人が共著者として名を連ねている。
(岩上氏)同意するという感じですね。
(沢田氏)だから恐らく僕の知っている人も何人もいるので、そういう人たちの名誉を考えると、彼らはちゃんとこれを読まないで厚生労働省から頼まれて、裁判のために名前を貸してほしいと言われて、名前を貸したのだと、善意で想像している。放影研のレベルがそういうレベルなのかと。自分たちで事実から引っ張り出すという研究の経験がないから、こういうことになるのかなと思う。情けない。
(岩上氏)先生はもしかすると厚労省の影響があってやったということであれば、端的に言って知的怠惰・知的不誠実であって、極めて政治的・行政的な権力に迎合的であると言えるし、或いはホントに純粋に考えてこういうことなんだとしたら、無能と言うか、頭がよろしくないという話になってしまう。
(沢田氏)やはり実践的に事実から引き出すということについて、研究集団全体が・・・。中にはまじめな方もポツポツとはいる。こういうことで放射線の影響と言うものが、世界的にこうなっているということ。内部被曝について、インゲ・シュミツホイルへーケさんが論文に書いているが、「もし放影研が遠距離の被爆者や入市被爆者について(一般的には被ばく線量が少ない人たち)丁寧に研究すれば、もっと内部被曝の影響について、もっと科学的に明らかになっただろうに・・・」と嘆きの文章を論文に入れている。
(岩上氏)日本の研究者たちが怠惰なのか、政治・行政的な権力に迎合的だったためなのか、それと同時に、アメリカが出発点だったが日米共同になり、占領され、アメリカの言いなりになってきた歴史もあるが、アメリカの意向を未だに尊宅し続ける属国根性のようなものが根っこにあるのか、どう思われるか?
(沢田氏)日本学術会議という科学者の国会だと言われる会議がある。その影響力をどんどん削いでくるやり方をしたのが日本政府。日本学術会議は、日本自身が被爆者を考え、アメリカが被爆者を調査する機関=ABCCに対抗できる組織を作るべきだと提案したが、結局、広島大学に原爆放射線医科学研究所、長崎大学に研究施設を作るだけにしてしまった。規模も小さい。そこで研究する人も放影研と共同で研究しないと思ったような研究ができない状況がずっと続いた。批判をすると共同研究ができなくなる。放影研が日米共同になり、厚生労働省がお金を出すことになると、お金をもらわないと研究ができないため、あまり批判できなくなる。被爆者同士を研究している事に対して、日本の科学者の中でも批判があった。一番その批判があったのが1977年、NGO国際被爆者シンポジウムが東京・広島・長崎で開かれた時。シンポジウムの結論として、放影研が被爆者同士を比べる研究ではない、ちゃんとやりなさいと勧告を作って放影研に出したが、結局やめなかった。その意見をまとめたのが飯島そういちさんという名古屋大学・広島大学両方の学長をやられ、病理学が専門だった彼が、自分の意見をまとめて書いた論文があるが、専門が病理学だから、直接ではないが、そうやって専門の科学者からも批判があった。しかし、それを改めようとしない状態が続いている。
(岩上氏)これはもう科学の機関というよりプロパガンダの機関なんだろうなという気がますますしてきた。(繰り返しになるが)日本の政府の国会に例えるところの日本学術会議の影響力を削いできた。官僚ですね。官僚が主導して民主的で自由に発想する科学者の集団の力を削いできた。政治の世界で起こっていることと、ものすごく並行的ですね。
(沢田氏)それが、共同で原子力研究のスタートと絡んでいる。
(岩上氏)ははぁ。前の平和的利用の原子力研究と絡んでいる?つまり原発のこと?
(沢田氏)そうです。日本が1953年ころからそういう影響をだんだん受けて、1954年3月に中曽根さんと改新党と自由党ともう一つ、3党が議員提案で2億5300万円、ウラン235とあわせて予算を作ったというのが中曽根さんの説明だ。ということで科学者は、まだ原子力をやるのは時期尚早だと学術会議などで反対した。しかしそういう意見を出す学術会議の影響力を弱める狙いもあり、科学技術庁を作った。科学技術庁は原子力予算をどんどん通した。学者などの意見はそっちのけ。その中心になったのが、正力松太郎さん。彼はCIAの暗証番号をもらっているような人物。
(01:38:00-)
(岩上氏)ポダム。読売の社主。日本テレビの創設者。日本テレビはCIA、アメリカのプロパガンダ、宣伝機関として始まっている。
(沢田氏)彼は54年に富山県から立候補し、当選して56年には発足したばかりの原子力委員会の初代委員長、それから発足したばかりの科学技術庁初代長官を兼ねるということが、そこから始まっている。どんどん日米原子力協定を結んでアメリカの軽水炉を輸入する。学術国会のほうは、原子力を利用した時に、軍事に利用されてはいけない、ということで、平和利用三原則を提唱した。
(岩上氏)『自主・民主・公開』
(沢田氏)そういう要求をしたものだから、一応原子力基本法にはそれが盛り込まれた。それから日本で原水爆禁止運動が起こったので、軍事利用はあきらめたのだと思う。しかし、『自主』というと日本の科学者たちは、「日本は地震国だし、もっと安全性を考えて、十分になったときに始めなさい」と言ったが、アメリカがGEとWestin HouseとGeneral Electricが原子力潜水艦用に作った軽水炉をスケールアップしたものをどんどん日本に輸入した。
(岩上氏)原子力潜水艦用に作った軽水炉?
(沢田氏)原子力潜水艦というのは、それまでは時々酸素を供給しなければならないので、浮上しなければならない。おおきな潜水艦を動かすために火力などをつかっていたので、酸素が必要だった。しかし、原子力だと酸素が不要なので、ずっともぐったままいられる。ノーチラス号という原子力潜水艦が作られた。その後もどんどん作られた。小さい規模で運転しようとすると原子炉を小さくしなければならない。すると濃縮ウランをつかわないとできない。濃縮するほど小さい原子力でいい。そこで一般商業用で濃縮ウランを使う原子炉を作り、日本やさまざまな国へ売りつけ、イギリスやソ連のほうが先に原子力発電を始めていたが、アメリカが市場を独占するために押し付けようとした。もともとはアイゼンハウアー大統領の演説になる。背景はアメリカの濃縮ウラン市場を活性化する、核兵器を持ち続けるという政策によって、CIAや中曽根氏を利用してやったのが、日本の原発。
学者たちは原子力研究所を作った時に、イギリスのほうが先にやっているからと、軽水炉ではないコルダーホール型を輸入し、実験用として運用した。それっきりであとは予算をどんどんつけてアメリカから輸入した。
(岩上氏)結局、アメリカの国益と同時にアメリカの一部企業や資本のもうけのために、日本や日本の官僚や政治家やメディアが抱え込まれて買収され利用され、アメリカの走狗として軽水炉を輸入した。
(沢田氏)福島原発の1号炉2号炉は、地震にすごく弱い沸騰水型で、素人が見ても、圧力容器と下にある圧力抑制室は、見るからに地震が来た時ちがった振動をするだろう、どっちの配管が壊れやすいと・・・。原子力工学専門家も「これはすぐに事故を起こしますよ」と言っていた。にも関わらず、安全だと言って続けてきた。だから福島原発事故でも、1号炉などそれぞれ全部、地震の段階で壊れている。
(岩上氏)そうですね。でも、それをひたすら津波のせいだと言っている。
(沢田氏)電力が喪失したから起こったのだ。NHKでも最近明らかにしてきたように、電源車はちゃんと入ってきたのにつながらない、というのはもともと壊れていたから。浜岡は震源の真上にあるのを安全委員会は認めるなどと信じられないことをやってきた。福島原発の事故が、他の原子力発電所に波及しないように配慮して電源が喪失したからだと言っている。地震をもって駄目になったとしたら、日本の原発はすべて駄目になる。
(岩上氏)なぜこんな無茶苦茶なことをやってきたのか。端的にいって、そこから疑問に入ると、ほとんどの人は混乱する。先生は今まで語られてきたバックグラウンドがあり、原爆の投下から、アメリカの日本占領、占領の影響下で作られてきた放影研という科学の装いをかぶったプロパガンダ機関、日本テレビ、読売新聞などで世論形成をしてきたり、中曽根氏が動いたり、正力松太郎のような人がいたり。こういうものすごいバックグラウンドを理解してもらえると、多くの人がなぜ軽水炉が持ちこまれ、福島第一原発のような形の原子炉が持ち込まれたのか・・・
(沢田氏)ですから、地震国の日本に適合しないものを圧力によって、自分たちのもうけのために輸入してきたというのが日本の電力会社である。
(01:45:20-)
(岩上氏)その背景に、占領国日本がアメリカのいいなりになってきた。アメリカの機嫌を損ねないよう日本の国益を損なってもかまわないから、アメリカの言うとおりにやってきた官僚、財界人、政治家、メディアのトップがこの国で出世をしてきた。その結果として、こういう事故が起こっている。
(沢田氏)戦争犯罪人であったのが釈放されるという条件でアメリカ期待した人たちが1950年代中頃に原発などを含めてやってきた。そして日米安保条約を結ぶなどそういう方向でやってきた。55年体制ができて、それがズーっと最近まで続いてきた。
(岩上氏)今もなお続いていると・・・
(沢田氏)菅おろしの背景に何があるのかは、ちょっとわからないが、日本国民としては大連立・・・
(岩上氏)大連立というのは絵を描いているのは読売だから、読売新聞の社説を読んでいけば、全く持って今の占領政策の継続であるようなこの震災の復興をTPPでやるようなクレイジー極まりないことを平気で12日の時点で書いている。
(沢田氏)国民の立場に立って考えていない。そういうことが未だに続いているし、折角自民党政権がおわり、民主党になっても勉強すればするほど元に帰る。長い間作られた官僚組織に教育されるとそうなってしまう。という構造がずっとある。ほかの被爆者の集団訴訟などをやっていると、厚生労働省とのつながりがあるが、折衝してみると、官僚の考え方は全く変わっていない。裁判で27連敗しても、根本的な理由について理解しようとしていない。未だにこういう反論を出してきて事実を認めようとしない。
(岩上氏)科学的な事実を認めない。それは自分たちにとって(保身も含め)自分たちが、戦後の国体だと思うものを守ろうとしているからでしょうが
(沢田氏)だから、今度の福島の原発の事故で、国民のためになる政治をやっていかなければならないと目覚めてくれれば、新しい日本が・・・。東日本を支援しようとする声がある。心のやさしい気持ちが日本人の中にあるのだが、それを具体化するためには、本当に政治をよくしていかなければならない。科学者も事実に基いて考えていく科学者が育っていかなければならない。しかし日本の研究費の出し方が、御用学者を作る仕組みになっている。
(01:49:00-)
先日、内閣官房参与をやめられた方がいますが、僕は集団訴訟で大阪地裁で証言をした。僕の証言と同日、国側の証人が小佐古さんだった。裁判官は、僕と小佐古さんの意見が全くずれているので、裁判官が質問することは普通ないのだが、小佐古さんにもう一回確認のための質問をするといって質問しなおした。その点において、明確に反論はできないから、裁判官は僕が言ったことを信用して判断したのだと思う。と、同時に弁護団が小佐古さんがどういう研究をやってきたかを調べた。5年前にもまつやさんの時に証言をやっている。その5年間何をやっていたか。毎年何百万円という厚生労働省から科学義援金を代表してもらっている。そのテーマにふさわしい論文を書いているかチェックしたら、一つも書いていない。もらったお金を共同研究所に配分する。配分してる人たちから、どういう研究成果があがったかをもらっているかというと、それももらっていないと答えた。詳しい放射線のデータなども・・・
(01:50:30-)
(岩上氏)これは具体的にどなたですか?
(沢田氏)小佐古さん。本人が厚生労働省からお金をもらっているのに、それにふさわしいテーマの論文を書いていない。共同研究者からも研究成果をもらっていない。ということを裁判のなかで答えている。裁判記録に残っていると思う。さらに被ばく線量について質問した。「自分は放射線測定の専門家で、被曝した時にどういう病気になるかというのは大事な問題だが、専門家ではないので答えられない」こういう人が、先日20mSVの問題では「だめだ」といってやめた。彼があそこで涙を流してやめた理由が理解できない。
僕は恐らく、彼は電力会社にお金をもらって、原発は安全だという講演をして回ってきたわけだが、今、東電と政府の間でかなりギクシャクしてきているのだと思う。浜岡原発をストップさせる二日前か三日前に彼はやめている。ということは、内閣官房参与のところで、浜岡を停止させるかどうかの議論があったのだと思う。自分の言ってきたことと違う。彼は電力会社の方に偏っていると思うが、電力会社と政府の関係がギクシャクする、その前にやめたほうがいいと判断したのだと思う。
(岩上氏)かなり政治的な判断ですね。
(沢田氏)その後、僕はいろんなマスコミの人に聞かれたので、「是非彼に20mSVの根拠を科学的に取り直してみたらどうか」と。もともと20mSVに科学的な根拠などない。妥協の産物。答えられるかどうか解らないが、彼がどう答えるか関心があった。しかし彼は記者会見をやらないでやめてしまった。近いうちにやるという話は聞いたが・・・。
(岩上氏)最初の時にやめると言う記者会見があり、民主党の空元議員が同席され、全てその人が代理人になった。私も一回空元さんにこういった形でインタビューをさせてもらった。「私が小佐古さんの考えを代弁します」といって、小佐古氏地震は答えない。空元氏と小佐古氏の考えが必ずしも一致しているとは限らない。我々は確かめられない。とはいえ空元氏が代弁することに対して、小佐古氏は「やめてくれ」などと言わなかったのを見れば、全任しているのだろうと思う。不思議な感じ。
(沢田氏)彼は東京大学の原子核研究所の助手だった。その頃に共同研究で事故を起こして中性子が漏れ出した。中性子はいろいろなところへ広がっていくという論文を書いた。
(岩上氏)え?自分の所の事故を論文に書いたのですか?
(沢田氏)そうです。中性子がどのように広がっていくか。そういう意味では・・・
(岩上氏)何でもネタになりますね・・・。自分のところで起こした事故なのに。それは空元さんが書いたのではなくて?
(沢田氏)小佐古さんがまだ若くて助教だったとき。その後東京大学に移り、どんな研究をやっていたかはその先は知らない。だんだん御用学者的なことになっていったのだと思う。だから研究面では、彼がどういう研究をしていたのかはそんなに有名な研究はないと思う。
(岩上氏)でもICRPの委員になったりしていて・・・
(沢田氏)だからそれは厚生労働省にお金をもらって、電力会社にうまくやってきたことを評価されてなったのだと思う。
(岩上氏)なるほどね。
(沢田氏)60歳で東京大学を定年になった時、まだ彼は助教授のままだった。あまり東京大学では評価されないまま教授になれないでいた。だけど、東京大学でまたなにかの研究所ができたから、そちらに移って教授になれて、活躍できるようになったのだと思う。しかし、彼には特に有名な研究は目に当たらない。
(岩上氏)斑目さんは、今原子力安全委員会の委員長として活躍しているが、ご存知ですか?
(沢田氏)あんまり彼は知らない。小佐古さんは裁判を通じたり、東京大学の原子核研究所に居たりで割合知っているが・・・。
(01:56:30-)
(岩上氏)話を戻すが、福島第一原発事故と、それに対する政府の対応、あるいはメディアの対応を見て、異様な、おかしいとしかいいようがない対応を見ていると根っこは非常に深いものがある。さかのぼると敗戦というところ。その後の占領。占領後に復活してくる新たな支配層の人々とアメリカとの密通関係。これらを見ないと何もわからない。学問もメディアも支配されて
(沢田氏)学問の世界をお金でどんどん・・・。原子力予算は、それまでの研究者がもらっていた研究費とは桁違いの額。日本学術会議との考え方とは違うようなそういう分野の人にどんどんお金を出して原子力村を作った。それと放射線の影響の研究分野においては、厚生労働省からどんどんお金がでるという形で、「行政に従属した科学者のグループを作る。」
(岩上氏)行政はなぜ自国民の国益等を考えないでアメリカの言いなりになっているのか?やはり敗戦か?
(沢田氏)アメリカの言いなりと、大企業の言いなり。電力会社の言いなりという構造がどんどん続いてきた。だから、科学者がまじめに言っていることをまじめに聞かない。東京大学やいろんなところに原子核工学研究所を作って、本来ならそこの人たちが、自発的に研究を進めていき、日本でどういった原子力発電を作っていったらいいのかがやれていればいいのだが、そうではない。今一番心配しているのは、ベトナムやいろんな国に東芝やいろんなところが作った原子炉を売りつけようとしている。しかし、科学者は全然育っていない。そういうところで原発を作ったりしたら、事故がすごく起こるのではないかと心配している。儲けのために原発を使うなんてやってることが、そこに生活している人の安全だけではなく、ベトナムで事故が起こったら、日本も同じなわけですから。そういうことを全然考えていない。儲かればいいという発想が駄目。
(岩上氏)菅政権は新経済成長戦略というのを立てたが、目玉が何も無い。この原発の輸出だけだった。輸出を進めようとしている人たちが、菅政権の中の内閣官房参与の中に入っていたりする。なので、急には原発推進をやめることなどとても言い出せない。菅政権事体が、官と財界と学と報道と一体になった長年の利権構造の上に座り直した政権だから・・・

そのCへ続きます。
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コメント [原発・フッ素12] 岩上さんによる沢田昭二先生のインタビュー ヨッシー011
08. 2011年6月18日 21:33:17: bagXH0lhII
6月8日名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ【そのC】
http://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2799636.html
カテゴリ:
各講義等 内容まとめ(一部文字起こしあり)
原子力発電

(01:59:55-)
(沢田氏)政権が今度の事故を教訓にして、国民のためになるような政治をやってくれる、そういう政治を実現する意識を持たないと、原発問題をきっかけにしているが、もっと広い問題意識を持たないといけない。
(岩上氏)本当にそのとおりだと思う。そのためにどうしたらいいのか先生に伺いなおしたい。先生の見識と幅の広さは、非常にスケールが大きくて、是非また話を伺いたい。
(沢田氏)核兵器廃絶の問題もずっと取り組んできていて、実はフランスのオバニューという町に呼ばれていった。現地の小学生に僕の被曝体験を2日間に渡って話して回った。一般の人たちにも。そのときにはオバニュー市の市長も直接市長が子供たちに話したりしている。ちゃんと計画をたてている。そういうことが核兵器を持っているフランスにそういう都市があることに感激した。「世界中でこういう都市が増えると、必ず核兵器のない世界が実現できますね」という話をしたら、新聞もちゃんと僕の言ったことを書いてくれたりしている。
(岩上氏)あの、ちょっとだけ話を戻させてほしい。大きな話、とても関心があるのだが、今、視聴者は喫緊の課題は福島第一原発の事故であり、その影響、とりわけ先生の話にあった内部被曝の重要性。ICRPは間違っている。内部被曝に対して非常に過小評価している。しかもその理由というのは極めて政治的な理由だと。ただの愚かしさではないと。狡猾さゆえ。先生はそういった言葉を使われなかったが、私が代弁するとこういったことなのかなと思うが。
(沢田氏)今一番大事なことは、爆発で放射性物質が風下に流れていっている。同心円ではない。原爆の場合は、すごい勢いで上昇し、広い範囲で同心円状に影響が広がるが、福島の原発の場合は風下。上空まで上がらずにそのままやってきている。それが降ってきて、特に雨が降ったときなどは地面に残る。今は大気中には放射性物質は無いけれど、地面にある放射性物質が、風が吹いたりしてそれが空気中に舞い上がり、それを吸い込むことになる。
(岩上氏)やはり地上にある放射性物質は、普通の風で舞い上がったりするもの?
(沢田氏)運動したり人間の活動でも影響がある。そういうことを考える時に、これから問題になるのは、ヨウ素のほうは多分半減期は8日だから、測定結果を見ると実情は4日間で半分になっている。福島や飯舘村の測定値を見ているが、半減期は実質は8日だが、その半分の4日間で半減している。ということは、気象的に流されていって、無くなっているから、減っている。ということで放射線の影響は、放射性物質が持っている固有の半減期があり、今問題になるのはセシウム。セシウムの半減期は30年。日本の場合は気象的に雨が多いので、30年よりも短くなると思う。
(岩上氏)これはチェルノブイリとも違うそうですね?
(沢田氏)チェルノブイリは未だに、あそこは雨が少ないのでかなりまだ残っている。特に建物の風上が風が当たる斜面での量が多い。風下側は少ない。福島も同様。山の風上は強く、反対側は少ない。というように地形の影響も大きい。
そういうことを考えると、もっときめ細かくあの地域の放射線を測ってほしい。家の向きでも違うし、雨どいから流れてきた近くは多いかもしれない。気をつけてそういうところに近づかないようにする。いろいろやらなければいけない。
その時に、環境半減期を考えないといけない。雨が降れば、広島・長崎もそれで助けられたが、環境半減期は短くなる。
(岩上氏)環境半減期をちゃんと定義しなおすと、環境においての半減期、つまり物質そのものの半減期ではなくて、その環境下における半減期を見るということでいいか。
(沢田氏)はい。長崎でセシウム237の環境半減期が幸い測定されていて、大体7年で半分になる。それは解っている。
(岩上氏)全然違うのですね。それはなぜ?
(沢田氏)やはり雨が多いとかそういう・・・・
(岩上氏)日本は多雨多湿であるということが、チェルノブイリのような内陸性のフラットな大陸とは違うということか?
(沢田氏)僕も気象で汚染された地域でどのくらい雨が降っているかを天気図を見ながら雨の量を見るようになる。雨が降れば、川に流れて汚染させ、海に流れて汚染させるが、土地の方は洗われる。海を汚染されるという点では、気にはなるが、しかし広島・長崎を考えると、海は広いから、地域で被曝をするよりもはるかに影響は少ないと思う。
(02:06:40-)
もう一つ大事なことは、生物学的半減期。セシウム137は、大体100日たつと新陳代謝で体外に排出されて半分になる。200日たつと4分の1。300日たつと8分の1。1年たつと大体10分の1になる。2年たつと100分の1になる。3年で1000分の1になる。しかし、環境半減期はもっとゆっくり。とすると、食物でセシウムを取り込んでまた身体の中に持ち込む。折角生物学的半減期でどんどん排出するのに、また摂取すると、環境半減期によってまた取り込むことになる。そういうことに気をつけて、身体の中に取り込まないようにすることがとても大事。
(岩上氏)となると、先ほどおっしゃった微粒子の吸入の問題であって、その次に大事なのは食べ物からの摂取と言うことになる。それが内部被曝になると。
(沢田氏)内部被曝の場合、先ほどいったように、外部被曝と全然違った基準で計算しなければならないので、取った分が少なくても、すごく深刻な影響を受ける危険性がある。だからそういう摂取をなるべく避けるにはどうしたらいいかを、多くに人に知ってもらって。保健所の全国大会があるので、強調しようと思っている。被曝を出来るだけ避ける。僕が研究したのは、急性症状。もうひとつは晩発性の症状。急性症状はかなり被曝をしないと起こらない。個人差は随分あるが・・・。微量でも起こる人もいれば、僕のように大量に浴びても大丈夫な人もいる。晩発性症状は、非常に低線量の場合は良くわかっていないが、ある線量のところからは、被ばく線量に比例して、いろんな病気が起こることがわかっている。とりわけ「がん」。だから浴びれば浴びるほど影響は大きい。浴びないに越したことはない。ICRPの基準を作ってはいるが、そういう基準があろうとなかろうと、浴びないようにしていくことが一番大事。
20mSVの問題があるが、事故が起こった時に1mSV〜20mSVの間で出来るだけ下げていくようにという一つの努力目標。それを子供たちに適用すると言うのはおかしい。これに対する反対運動がおこって文科省が「努力目標です」とか言っているが、年間1mSVというのは天然で浴びる被曝線量だから、浴びないほうがいいということは、それ以下になるようにしたほうがいい。
(岩上氏)もう一つ疑問が。よく御用学者が言う。「自然にある放射線である程度浴びるが、人工的に事故やその他の原因で人工的な放射線を浴びる。これを比べると、もともと天然の自然放射線でこれだけ浴びていて、みんな平気で生きていられるから問題ないんだ」などという言い方をする。ところがそうじゃないという話がある。粒子の大きさが違うとか。これを説明いただけないか?
(沢田氏)内部被曝と外部被曝で、天然のものは外部被曝。だから、外部被曝の線量として、自然に受けるものよりも少なくしたほうがいいというのは当然。生物は外部被曝の影響を受け続ける中で進化してきた。そういう線量の中で生き残って、地上の生命が生き残っている。だから、それまで浴びたことのないような大量の線量を浴びれば、いろんなことが起こってくる。やはり自然の放射能のレベルよりはるかに大きいものをやったらだめだということを、僕は進化の中で培われてきたものを大幅にずれるようなことはやらないほうがいい。それが外部被曝の場合。しかし、内部被曝の場合は、どういうメカニズムかまだよくわかっていない。セシウムはセシウムで、大量に取り込めばmSVの単位とはまた違った影響を及ぼす。ぼくがこういう計算をしたのは、同じ習性放射線量で発症率を与える被ばく線量という形でしかできない。ECRRマツビー氏が数式などを考案しているが、内部被曝の場合は、先ほど説明したような水に溶けるか溶けないか、どういう元素であるかによって随分違ってくるので、そう簡単に数式で表せない。僕は、いま内部被曝の定義は、外部被曝と同じ急性症状を発症するだけの線量と比較することはできる。そういうレベルでしか分かっていない。
(岩上氏)マツビー氏の出している数式は、さまざまに批判がある。先生もこれに関しては?
(沢田氏)まだ確立する段階には来ていない。これからマイクロビームといって一つの細胞だけに放射線を当てる技術というものができつつある。日本でも何人かがバイスタンダ効果。放射線を一つの細胞に当てた時にでる症状がその周辺の細胞にも共通に起こるということが見つかっている。
(岩上氏)周辺の細胞は放射線にあたっていない。けれども同じような症状がでる。なぜ?
(沢田氏)理由はこれから解明しなければならない。情報が周辺の細胞に伝わる。その伝わり方がどういうメカニズムかは研究されている。前から言われていたが、マイクロビームで実験して確認されている。日本にも何人かが研究している。こういう研究が進めば内部被曝の研究も進んできて、バスビー氏が考えているような数式に乗っけることができるようになる可能性がある。
科学はどんどん進歩するので、そういう状況も生まれると思う。だけど、集団訴訟の中で、国側がICRPが出してきた内部被曝と外部被曝は共通であるという論文を国側が出してきた。ホットパーティクル理論。
(岩上氏)説明してもらいたい。
(沢田氏)ホットパーティクル理論は、水に溶けない放射線微粒子が身体に入ってきて沈着したところには、放射線状に大量の放射線が出てくる。すると周辺の細胞が深刻なダメージを受けて細胞が死んでしまうことが周辺で起こる。それがホットパーティクル理論。それを否定するためにICRPが採用した論文を裁判の中で厚生労働省が出してきたわけ。チャールズという科学者の論文。彼のいくつかの実験でまだマイクロビームなどない実験なので、X線を平行に当てて均一性を作るために、ミリ感覚のスリットを作り、それに放射線を当てて、スリットありとスリットなしを比較した。
(岩上氏)スリットのあるなしはどういう意味?
(沢田氏)スリットの無いものは不均一に被曝する。スリットのところでストップさせたものと直接あたったところとでムラが出来る。さっきのホットパーティクルは、ムラがあるからそういう風にICRPが考えるという論文を採用した。そういう論文の結果は、ホットパーティクルのようなムラのある場合と、均一にした場合では違いが無いということで結論づけた。それしか反論のための論文はない。だから放射線防護委員会も内部被曝と外部被曝は違わないというのは、その程度しかやっていない。ECRRが2008年に会議を開いた際に、デスボス宣言をだした。国際放射線防護委員会が、内部被曝の研究をきちんとしてその結果にもとづいてやりなさいというのが基本的な宣言の内容。そういう状況が未だに続いている。
(岩上氏)つい最近のことですね。今も科学上の論争が行われている。
(沢田氏)原発事故などで起こった放射性微粒子を身体の中に取り込む時に、内部被曝の場合は、外で測っている何mSVとかそういうものとは違った影響を受ける。外から測っている線量は外部被曝の線量。これは物理的に測定できる。しかし身体に入った放射線がどういう風に影響を与えるかは、線量計では測れない。今度ホールボディーカウンタでやると言っているが、それは外に出てくるガンマ線が測れるだけ。ガンマ線はまばらな電離作用だから、その近くでベータ線がどういう影響を与えているかとは全然違った影響をあたえているはずだから、わからない。
(岩上氏)WBCでは内部被曝を測れると思っていたが、実はそれはガンマ線だけの話。内部被曝で重要な他の放射線、アルファ線やベータ線は測れないと。
(沢田氏)主にベータ線が問題になるが測れない。だからそれだけで測定して影響がどうだといってもわからない。
(岩上氏)これはどういうふうにしていったらいいのか?内部被曝について。
(沢田氏)測れない。物理的には測れない。ベータ線は2cmか3cm飛んだら止まってしまうので、外からは測れない。どういうことが起こったかを丹念に調べようとすると、被爆者の中で起こったことを逆算して説明していくしかない。しかし、そういう研究はまだされていない。さっきも下痢については内部被曝と外部被曝でデータがあるので説明ができるが、今回は、まだ微粒子がどのくらいの大きさかなどは測られていない。
(岩上氏)これは放射線核種でいうとどれにあたるのか?
(沢田氏)今WBCで計るのはセシウムの影響。今一番問題になるのはセシウム。ヨウ素は半減期を考えると、爆発で出てきたものは崩壊してしまっている。
(岩上氏)海洋中に出てくる汚染水はいっぱいですが?
(沢田氏)そちらのほうは大変だと思う。
(岩上氏)海洋を汚染するといって海は広いから大丈夫というわけにはいかない。
(沢田氏)気化しやすいものが外に出てきている。気化しにくいものは近くにどんどん落ちていっている。大部分は汚染水に入っている。それが海に流れていっている。
(岩上氏)そうすると、プルトニウム、ストロンチウムいろんなものがあるが、水の中にはたっぷり入っている。それがあふれる状態で、冷やすためには注水をやめるわけにはいかないから、汚染水は増える一方。これは既に海洋投棄してしまった。
(沢田氏)僕はすごく広い防潮堤でなく、放射性物質が外に流れないようなバリアを作ってその中に閉じ込める方針を採らなければいけないと思う。海に流したら、国際的にも批判が来るから、
(岩上氏)既にその違反をやってしまっている。
(沢田氏)やっちゃったんですが、それを認めるという政府も国際的に非難を受けている。IAEAがいろんな国々と協力して海洋汚染を調査すると言っている。そうなるとますます日本は信用を失い非難を受けることになる。しかし、日本自身が漁業国。漁民が操業できないような状況。それを継続させることになる。汚染は広がってしまい、再び漁業ができるようになるか期待しているかと思うが、そういうことはちゃんと押さえていかないといけない。
(岩上氏)沿岸の海草を調査していない。濃厚な汚染が発見されることがまずいから、問題から逃げるために、その態度を続けていると思う。
(沢田氏)漁港ごとに荷揚げした魚の放射線を測れるような設備をしないといけない。今は特定の港しか測っていない。サンプリングしかしていない。それでは風評被害も避けられない。汚染が見つかれば廃棄すればいいし、漁業が出来るように支援していかなければならない。そういう処置を政府がやっていない。簡易測定装置は品切れでなかなか手に入らないとは思うが、政府や研究所でもっているものを集めて配布したり、そういう措置をとって、漁業を守る。農業は上の土をとったら農業ができるようになるかという研究はされている。ひまわりを巻いてひまわりにセシウムなどを吸い取ってもらう。ひまわりの処理問題は出てくるが。そうやって土地はセシウムが無いようにして、農業を復活できるようにする。いかに早くできるか、そういう措置を国が責任をもってやらなければいけない。
(岩上氏)できているとは言いがたい。いかにして原発を継続するかにまだまだ苦心している。
(沢田氏)そっちではなくて、農業や漁業をどう回復させるか、それを最優先して、住民がいかに早く帰れるか。家のどの辺が危ないかを測定しておけば、帰ってもいいということができるかもしれない。きめ細かいことを政府には、自治体任せ電はなくて、政府がやらなければならない。
(岩上氏)我々が被災地に対して、特に原発被災地に対して支援できることがあるとすれば、まず一番大事なことは測定なんじゃないかと。その測定の機械もいろいろあると思う。どういうものが必要?
(沢田氏)一番簡単なので、まず簡易線量計でいい。家の中を測って回れる。今測定しているのは、公園の真ん中などでポツンぽつんとやっている。もっときめ細かく、そこに人が住むと言うことを前提に計測し、ここには近寄らないようにしようとかをすれば、住めるようになっていくと思う。
(岩上氏)故郷を失うと言うことは本当に大変な耐え難い苦痛だと思うし、なるべくなら戻れたらと・・・。
(沢田氏)なるべく早く戻れるように、そういう対策をして、戻ってもいいところはどこかをもっとやらないと。飯舘村は全部一度にやったが、京都大今中さんや、広島大の静間さんたちが飯舘村をかなり丹念に測定した。どこがどのくらいか分かっている。村全体をまとめてやるのが行政のやり方だが、場所によって全然違う。何に気をつけてその場所に住めるかということをやってほしい。東電は最近でもまた浴びた人が居たといっている。あんな危険なことを許してはいけない。
(岩上氏)未だにあの作業員と作業現場の現状を公開しない。作業員の会見など求めているが、全くしない。作業環境がどのようなものであるか、全然明らかにならない。我々は裏から当事者に取材することもできるが、堂々と公開しないといけない。
(沢田氏)原子力基本法というのは平和利用の「自主・民主・公開」の三原則。公開の原則を守ってもらわないと。
(岩上氏)そういう姿勢が全く東電からは感じられない。
(沢田氏)東電に任せている。本当は保安院が独立した機関であれば、権限をもってやらなければならないが、今IAEAに批判がされて、菅内閣もサミットでは独立させると言っているが、
(岩上氏)保安院の独立性を高めるとか。今更ながらという感じがするが。
(沢田氏)アメリカでは安全規制委員会は3000人から4000人のスタッフがいる。独自に原発へ派遣し、独立して監視できる体制がある。本当は日本でも緊急にそういった国民の立場に立って安全性を監視し、作業している人たちの環境を指導することをやらないといけない。それを東電まかせにしている。東電は利益優先。隠蔽する体質が残っている。
(岩上氏)安全監視の前に、原発やめたほうがいいんじゃないかと思う。
(沢田氏)やめないといけないと思う。僕が一番駄目だと思っている理由は、運転すればするほど、放射性廃棄物が出来ていくのに、その処理方法が何も分かっていない。どんどん蓄積する一方。その処理は未来の人たちに責任を負いかぶせる。そして我々は電気をどんどん使っている。すごく不道徳。だから原発は事故があろうとなかろうと放射性廃棄物は出来ていく。これはやるべきではない。
(岩上氏)今回の福島第一原発の事故でも、使用済み燃料、もう廃棄物になったのかと思われるものが実は非常に危険だということが分かり、熱を帯びていて、それが爆発して建屋が吹っ飛んであたり一体を汚染することが明らかになった。
(沢田氏)火力発電はCO2などで問題があるが、運転をとめればそれでおしまい。ところが原子力発電は、運転してエネルギーを出すが、核分裂エネルギーを使うのだが、核分裂によって放射性物質が出来て、放射性物質が放射線を出し続ける。そのお守りを何十万年もやらなければいけない。そういうものがずっと残る。
(岩上氏)これは核燃サイクルでなんとかなる、六ヶ所村にもっていく、MOX燃料を燃やして夢の永久エネルギーのようなことが可能だと言うプロパガンダがずっとされてきた。
(沢田氏)それは燃料のことであって、核生成物の処理問題はまったくそっちのけ。今の電力コストには、それが全然考慮されていない。原子炉を廃炉するときのコストも考慮していない。結局、電源立地などで税金をそちらへ放り込んで、電力会社もコストが安いといって儲けている。本当のコストはもっと高い。アメリカでも計算され、コストは安くは無いと言われているみたいだ。未来にツケを残すようなものを今やってはいけない。一方で、国民の中で電力不足で駄目になるのではという不安もあるが、国の責任でちゃんとやれば、再生利用エネルギーの重点化は可能だと思う。少なくとも普通の家庭の電力は、太陽電池をやることによってほとんどがまかなえるようになる。ただし、しばらくはコスト高になるかもしれないが、行政も今補助をしている。そうとこが増えていけば、コストはどんどん下がっていくと思う。独自の電力の需要は、自分でまかなえるようにしていく。水力発電は、大きなダムではなく、昔の水車小屋のレベルの発電で今すごく効率がよくなっている。だから、農村地帯に送電線を張り巡らせて持ってくることをやらないで、地域で発電していくことをやっていけば、農村地域の発電もまかなえる。これも政府が決意してやれば出来る。ということで、分散型のエネルギー、これが集合すれば、電力会社に電気を売ることができるくらいになる。電力不足は全く問題にならなくなる。日本の場合は、水力は再生利用エネルギーとしては有効。
(岩上氏)こんなに傾斜があって、こんなに雨がふって、
(沢田氏)水がたくさんある。水道水はどこを探しても日本のほど恵まれている国はない。その水道水と同じレベルで水力発電をやっていけば、日本はものすごく恵まれが国になる。ドイツよりもはるかに再生利用エネルギーに転換しやすい。潮流発電や地熱発電なども有力。国がちゃんと政策を決めれば、菅首相も転換すると言っているが、実情は逆戻りの様子が見られる。意識を変えてそっちに向かっていけば、実現できる。その辺を国民全体も納得して、原発がなくなったらどうしようなどとマスコミがやりはじめて少し心配。
(岩上氏)圧倒的なキャンペーンですよ。というか非常に巧妙化していて、朝のテレビで例えば「今日の電力」なんてことをやる。「今日の放射能」やりなさいよと言いたい。
(沢田氏)昨日もクローズアップ現代を見ていたら、電力不足どうするかと。全然おかしい。
(岩上氏)最低だとしかいいようがない。NHKは特に初期ああいう報道がクローズアップ現代も含めて、クローズアップは良心的な番組だと思われていたが、ものすごく信用性を失ったと思う。NHKの重要な財産だったと思う信用を失ったと思う。
(沢田氏)クローズアップは、かなり信頼されていた。
(岩上氏)全く信用できない番組になりました。がっかり。NHKの報道全体が問われていると思う。もちろん読売とは比べようがないが、
(沢田氏)日本テレビのディレクターになった人が名古屋や岐阜に来た時に、「自分はやめる覚悟で報道する」報道規制が行われているのですね?
(岩上氏)もちろん。当然です。
(沢田氏)日本テレビは正力さんが作ったテレビ局だけあって、すごい規制が厳しいらしい。
(岩上氏)私はフジテレビのとくだねという番組にずっと十何年出てきて、今度辞めるのですが、この十何年やってきて、「こういう言い方をしてください」「これをやらないでください」と言われたことはほとんどない。自由に発言してきた。しかし、この間1,2,3号機のメルトダウンの際、メルトダウンという言葉を使わないで、炉心溶融という言葉を徹底した。全てのメディアと政府が。もうメルトダウンですよ。僕はメルトダウン使いますよと言って番組でも使った。この間菅総理の会見で、メルトダウンという言葉をあえて使って質問したら、総理自身がソレに釣られて何度も「メルトダウン」とお答えになって4,5回使っていたので、この縛りも解けたでしょう。しかしこんな言葉狩りの一つも含めて、情報の操作を行う。メディアの中にいれば、間違いなく感じること。最近メルトスルーとか言ってますけどね。意味がわからんという気がする。
メディアは明らかにコントロールしようと、情報操作しようという姿勢ははっきりある。
(沢田氏)計画停電とかで国民を脅すやり方を東電は取った。露骨。本当は原発を辞めて、再生利用エネルギーのほうへ行くことを国のレベルでやらないとできない。それが実現できれば、原発問題が解決されれば、すばらしい国になる。まだ完全に安全なところまでは来ていない。東電の計画を見ていても、まだわからない。
(岩上氏)全然油断できない。
だいぶ時間を過ぎたのだが、先生には長時間お話を伺ってありがとうございました。
(沢田氏)資料を。これは岡山で使っている資料で、僕が考えていることがまとまっている。あとは論文などの資料など・・・・。

(すいません。割愛します。)

以上。

今回は、かなり骨が折れました〜・・・。
誤字脱字等は、ご容赦ください・・・。

・・・失礼します。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/895.html#c8

コメント [原発・フッ素12] 必買!今発売中のフライデー緊急増刊号が凄い!580円で原発の根幹問題が分かる!緊迫の写真・ルポ等満載で ヒゲ-戸田
14. 2011年6月18日 21:33:38: CXQu4maeDk
たった今、買ってきました!
(近くの本屋が閉まる直前でした。。)

クズだらけのマスゴミ界にあって、まさに正論を直球で訴えているように思います。
(まださらっと見ただけですが)

これならジャーナリズムと呼べるのではないですか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/899.html#c14

記事 [テスト22] (59P−60P) 憲法違反のコンピューター監視法案
憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4690.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/416.html
コメント [原発・フッ素12] 岩上さんによる沢田昭二先生のインタビュー ヨッシー011
09. 2011年6月18日 21:35:27: bagXH0lhII
私も全部みました。2時間以上あるけど、内容が濃い。
いろんな原子力村の裏話が出てくる。興味深い。
★阿修羅♪をよく見ている人なら見て損はないと思う。

ダウンロードしてユーチューブにUPできないかな、と思ったが、
ダウンロードしたファイルが再生できない。あきらめた。
Ustreamからなくなったもう見られない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/895.html#c9

コメント [原発・フッ素12] <放射性物質>静岡産の緑茶からセシウム パリの空港で検出 世話をかける少女
01. 2011年6月18日 21:36:03: FJGUVZ2I1k
WHOの世界基準では、飲料水は1リットルあたり1Bq。
飲用茶が10Bqで、世界に安全とみなしてもらえるわけないじゃん。

川勝知事は、現実を思い知るべき。
産地証明なんざ、EU相手に何の役にも立たん。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/926.html#c1

コメント [原発・フッ素12] あの「02年東電検査不正事件」から9年も経たずに破局的大事故:それでも、政府や電力会社を信じ再稼働を許しますか? あっしら
08. 2011年6月18日 21:36:08: h6cbKB908I
伊方原発の1号機、2号機は6年間定期検査をしていないという、情報が
ある。
情報は6月11日の反原発運動の集会での、参加理由や氏名を述べた大学生
チームの発言だけに、何らかの情報に基づいたもので信頼性があると思う。
全原発の稼動状況が、報告と一致しているかの、第三者機関のチェックが
必要と思う。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/828.html#c8
コメント [原発・フッ素12] 福島県の子供たちに体調異変が出始めている可能性 <放射能の影響を受けやすい子供達> 東京電力放射能拡散中
55. 2011年6月18日 21:36:49: A49UuMlUDE
>43〜48の投稿者は別んとこで削除されたコピーをまた貼ってるね!

> 放射線の影響というと、ありとあらゆる「病気」が無闇やたらに降りかかってき>そうな感じがするが、この分類でいう確率的影響に入るのは遺伝影響とがん(白血>病を含む)だけである。ーーーウンヌン


別のページ
《『コメント [原発・フッ素12] 反原発2万人集会 in 新宿 一人の男が参加者を守)《っていました → この弁護士はミナでサポートしようね (民間人です) 七転八起
《89. 2011年6月18日 06:27:39: eldUHXz5W7 』》
では、同じくこうペースト:

> 放射線の影響というと、ありとあらゆる「病気」が無闇やたらに降りかかってき>そうな感じがするが、この分類でいう確率的影響に入るのは遺伝影響とがん(白血>病を含む)だけである。ほかにも考えられる、放射線で起こりそうな病気や症状は>全部確定的影響に分類されている。放射線症や放射線火傷のほか、白内障になる、>不妊症になる、また最も心配されている胎児でいえば、奇形児になる、精神発達遅>れになる>、などはどれも確定的影響である。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/803.html#c89

ICRPやIAEAのしきい値論の長コピペでもって読者を迷わそうってか?
体内被爆や内部被爆を無視してる!この期に及んでなお!!

そんなに福島県民始め放射能下にある日本人を避難させたくないのか!?!
そんなにデーターが取りたいのか!!!

>22・23・43は組織的にやってる確信犯だろ!!!

以下はこんなクソヤローどもそれとも死神博士?どもが実際にいるらしいと云う
ツイッターです。(snon1971さん)
https://mobile.twitter.com/snon1971/status/78053168931545088

《聞いてしまった。福島県民の調査最優先医師の本音。広島の県内ニュースで赤十字・原発病院の土肥医師の発言「今は原爆の一回の大量被爆のデータから、長期の低線量被曝の影響を推測している状態。長期低線量被曝のデータはチェルノブイリでもとっていない。今回がデータをとれる最後の機会。」
11日前 from Keitai Web
snon1971 》



http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c55

記事 [音楽3] Ultravox - We Came To Dance

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/717.html
コメント [自然災害17] イタリア・シチリア島で全ての時計が15分速く進む「時空の歪み」が発生 HAARPか? sci
22. 2011年6月18日 21:37:15: Iv55VRYa9o
そんな難しいことわっかんなーい。でもなんでそれがシチリア島でおきたの?シチリア島じゃなきゃいけないの?おーまいごっどふぁーざー!

http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/421.html#c22
記事 [テスト22] (61Pー62P) 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4691.png

(61ー62) 憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/417.html

コメント [原発・フッ素12] もうダメだ…福島の海も川も水道も…汚染水決壊カウントダウン(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
65. 2011年6月18日 21:37:49: hVHO9K7Fcg
ほぼ全滅する日本は、海外への一時疎開策しかないのでは〜
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/870.html#c65
コメント [原発・フッ素12] 地震で原発壊れたんじゃないの? by 橋下知事 最大多数の最大幸福
01. 2011年6月18日 21:37:51: FJGUVZ2I1k
橋下さんがんばれ。
もっと言え。
我々庶民に代わって、きちんと問題点を指摘してくれ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/923.html#c1
記事 [原発・フッ素12] 課題山積 危うい「生命線」 福島第1原発、高まる外部流出の懸念 (MSN産経) 
課題山積 危うい「生命線」 福島第1原発、高まる外部流出の懸念
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110618/dst11061821280025-n1.htm
2011.6.18 21:27  産経新聞

 東京電力福島第1原発の事故収束に向けた「生命線」としての意味を持ち、本格稼働を始めたばかりの汚染水浄化システムの停止。浄化した水を原子炉へ戻して冷やす「循環注水冷却」を目前にしてのつまずきにも、東電は「数日中には再開できる」と自信をみせる。しかし、装置はトラブル続きで、増え続ける汚染水が海など外部へ流出する危険が刻々と迫る。(原子力取材班)

 ■想定外

 「大きな一歩。本当に良かった」

 17日夜に行われた新工程表の公表会見。システム本格稼働を東電から伝えられ、政府・東電統合対策室事務局長、細野豪志首相補佐官は安堵(あんど)の表情だった。

 だが、そのわずか数時間後にシステムは停止。東電は「トラブルではない」とはいうが、「想定外の事態」だったことは認める。

 原子炉建屋やタービン建屋の地下などにたまった汚染水の総量はすでに約11万トン。原子炉冷却のための注水はそのほとんどが漏れ出し、毎日約500トンずつ増え続ける汚染水の移送先は満杯寸前だ。梅雨で汚染水の増加ペースが加速する可能性もある。

 ■トラブル

 「循環注水冷却」の中核を構成する汚染水浄化システムは、米キュリオン社、仏アレバ社の装置などからなる。

 建屋にたまる汚染水をポンプで吸い出し、油分などの不純物を取り除いたうえで、ゼオライトという鉱物で放射性セシウムを除去。特殊な薬品で放射性物質を沈殿させた後、塩分を取り除いて淡水化する。

 試運転では、放射性物質の濃度を10万分の1まで下げることができたが、トラブルが相次いだ。

 10日には配管の接続部から漏水し、ポンプ制御のプログラムに設定ミスまで見つかった。本格運転を控えた16日夜にも再び装置内部の漏水が判明した。

 九州大の工藤和彦特任教授(原子力工学)は「汚染水処理は最優先だが、工程表に合わせて運転しようという意識があったのではないか。本格運転に入って思いがけないことが起こるのは困る」と指摘。技術評論家の桜井淳(きよし)氏も「2社の装置を組み合わせた実績はなく、今後もトラブルは頻繁にあるだろう」と厳しい見方を示す。

 ■課題

 システムには約440基のタンクなどが配置され、原子炉など全体を含めると約4キロに及ぶ配管が入り組むことになる。そのため制御は困難を極めることになりそうだ。

 すでに高濃度汚染水を流していることから、不具合が見つかっても復旧に時間がかかることが予想される。東電も「状況によっては、システムに淡水を入れて放射能を洗い流さないと修理できない」と認める。

 また、汚染水には、津波による海水や原子炉へ注入した海水も混じり、一部高濃度となった塩分が配管などを腐食させたり、正常な動作を妨げる懸念もある。汚染水浄化に伴って発生すると見込まれる約2千立方メートルの高濃度放射能を含む汚泥の処理方法も決まっておらず、課題は山積だ。

 桜井氏は「大きな余震に耐えられるか心配。配管破断などが起きれば、施設内に大量の汚染水が出る」と指摘。「工程表を実現する生命線」(東電)は、つねに“切断”の危機を内包している状況だ。

http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/931.html

コメント [お知らせ・管理19] 削除報告。削除依頼はこちらへ 管理人さん
38. 管理人さん 2011年6月18日 21:39:22: Master
板違いなので削除。カルト板に投稿してください。

福島第一原発上空のUFOはレザー冷却"ドップラーレーザー冷却法"で核物質の冷却をやってる?
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/329.html
SEN 329 2011/6/18 17:01:11
投稿者: 忍

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/886.html#c38

記事 [テスト22] (63p−64p)憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4692.png
(63p−64p)憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/418.html
記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] 「21世紀の日本人について」 人皆(ひとみな)党(たむら)有(あ)り 和(やはら)ぐを以て貴(たふと)  長谷川 三千子


国家戦略 第18回  平成14年4月24日

「21世紀の日本人について」(1)


講師 長谷川 三千子(埼玉大学教養学部教授)


http://web.archive.org/web/20080927221549/http://www.vectorinc.co.jp/kokkasenryaku/index2.html
 
 
生年月日
1946年

出身
東京都

現在
埼玉大学教養学部教授

略歴
東京大学文学部哲学科卒業
東京大学大学院博士課程修了
東京大学文学部助手

著書
からごころ
バベルの謎(中央公論新社、和辻哲郎文化賞受賞)
正義の喪失(PHP研究所)
民主主義とは何なのか(文春新書)


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 前々から国家戦略が必要だということは前々からいろいろな方が口を酸っぱくして言ってこられました。それでは一体国家戦略をつくるというのはどういうふうにして可能なのか。いざ、実際に国家戦略をつくるという仕事にかかってみると、これは単に現在の政治情勢、軍事情勢、経済情勢の裏表を全部情報収集をして、それをコンピュータにぶち込めば自動的に国家戦略は出てくるかというと、そういうものではないわけですね。わが国が一体何を目指すのか。我々自身が一体いかなる国家を理想としているのかという、言ってみれば我々自身に対する知識・認識というものなしには、国家戦略というものはいくら情報がたくさんあっても出来上がらないわけです。

 そういう意味で、この国家ビジョン策定という委員会ができたということは非常に自然な成り行きでもあり、かつ必要不可欠のことだったのではないかというふうに理解しております。

 中でもここで八つテーマをお立てになって、7番目に「国家のアイデンティティ」という部門をお立てになった。私はこの7番目という順番に大変奥深いものを感じるんですが、これは決して大事なのもから並べていって、最後にちょっとついでにアイデンティティも並べようかというふうな話ではなくて、そもそも国家戦略というものを立てなければならない、我々自身をつかまえなければならないという本家本元、大本のところが「国家のアイデンティティ」の模索という形で出ているのではないか。この7番目のテーマは、私は真打ち登場というふうなことではないかと理解しております。

 そういう意味で、今日の私の話も、この「国家のアイデンティティ」というテーマを中心にいたしたいと存じます。実は、われわれ日本人自身が、自分たちのことについてよく解っていない。これをもう一回正しくとらえ直すということを今日のテーマにしてみたいと思っております。

 例えば、もし我々がイスラム国家やイスラエルでの国民であったとすると、国家のアイデンティティを探るなんていうことはまったく必要ないんですね。あるいは、国家ビジョン策定委員会そのものが必要ないかもしれない。

 というのは、例えばイスラエルの場合ですと、もうイスラエルの建国の中心にユダヤ教というものが真っ正面から柱としてあるわけです。イスラエル国民のみならず、世界中に散らばっているユダヤ教の同胞たちを全部まとめて支えているトーラーと呼ばれる、いわゆる旧約聖書が、この世でのあり方をもすべて律する律法として、彼らのまん真ん中にあるわけです。もちろん、現在では3000年近く前にできた律法の全部がそのまま守られているわけではなくて、多少緩やかにはなってはいますが、相変わらずそれがイスラエル国民の心の中心の支えになっていることは変わりがないわけです。

 あるいはまた、イスラムの国民にしても同じことで、彼らにとってコーランの教えというものが政治のありとあらゆる場面を通じて中心の柱になっている。お互いにそういういわば宗教原理国家として存在しているので、我々から見てため息が出るほどお互いに妥協のない戦いを繰り返すということにもなる。しかもその反面、国家ビジョンをつくるとか、国のアイデンティティを探るという苦労はまったくないと言えるわけです。

 それでは、我々はまったくの徒手空拳で、ゼロからスタートして、我々の持つべき政治道徳、国家ビジョンを探らなければならないのかというと、決してそうではないんですね。実は、非常に早い時代から、我々の祖先は国際的な荒波にさらされて、その中で自分たちは一体何なのかという、アイデンティティ探しというものをやってきている。それがまた文書になって残っているわけです。 

今日ご紹介する古典がそれです。実は『古事記』にしても『日本書紀』にしても、その実際のあり方というものを振り返ってみると非常に現代的なものなんです。

 「現代的」というのはどういうことかといいますと、『古事記』『日本書紀』は、どちらも8世紀はじめに、編纂されたものですが、既にその100年ばかり前に日本は例の白村江(シラスキノエ)の戦いで敗戦を体験しております。つまり、それによって初めて国際的な戦争に破れて、半島への進出の夢を断たれたという、既にそういう経験をしていたわけです。

 それから更に重要なことは、その数百年ぐらい前(数百年を通じて)大陸からの新しい文化が様々にドッと移入してきた。なかでも文字の輸入ということが、決定的な意味を持ちました。現在でも我々の社会で非常に問題になっておりますのが、コンピュータの問題です。コンピュータというものがこれだけ普及して、コンピュータなしには、立ち行かないようになっている。ところが、コンピュータのシステムというものがほとんどアメリカによって基本的なソフトを牛耳られていて、我々は知らないうちにアメリカン・スタンダードというものに追従せざるを得ないような形になってしまっている。例えば、東大の坂村(健)先生なんかは一生懸命トロンの開発によって対抗しようという愛国的な戦いをしていらっしゃのですが、いろいろなところで我々は知らず知らずのうちにアメリカン・スタンダードに追従せざるを得なくなっている。そういうことが心ある人たちの間では、問題(・・)と(・)し(・)て(・)意識されているわけです。

 ところが、『古事記』『日本書紀』が書かれた時代、それに先立つ数百年というものを振り返ってみますと、とうていそれどころの騒ぎではないんですね。というのも、その当時(つまり、紀元後2世紀、3世紀から)の日本人というものは、まったく日本語を書き表す文字を持っていなかった。そこに初めて漢字という文字を手に入れた。そういう状況だったわけです。これはもうコンピュータのソフトどころの騒ぎではない。

我々にとってはまったく当たり前になってしまっている、字を書くというと言う行為、この時に外国語を使わないとできないわけですね。かなり最近になるまで日本の知識人というのは、すらすらと漢文を書けることが知識人の要件であったということがずっと伝統として続いてきました。これは片方で日本人が日本語を表記するということを確立したからこそ、いわば安心して漢文を操れるようになったのですが、考えてみると、下手をすれば日本語そのものが完全に消え去っていたかもしれない。そういう状況だったわけです。しかも、帰化人もたくさん日本にやってきております。いま中国人の留学生たちに、「1000年以上前には、我々の方が留学して、日本に来る中国人はみんな先生だったんだよ」と言うと、「えーっ、そんなことってあるんですか」ってびっくりしているんですが、まさにそういう状況だったんですね。

 つまり、日本を支配する力をもっている人たちが大陸から大量に流入してくる。そして日本語を書き表す手段というものもすべて中国製である。そしてもちろん、それと一緒に中国から儒教であるとか仏教であるとか、様々な新思想が流れ込んでいる。まさに国際化の光も影も一緒に当時日本に襲いかかっていたというわけです。

 そのなかで、しかし、我々は日本人としてどういう国を理想とするのか、どういう国をつくっていくことが理想なのか、言ってみれば、それを神話と歴史の形で書き残したのが『古事記』であり『日本書紀』だったわけです。

 この二つの文書は、厳密に言えばそれぞれに個性が違っていて、本居宣長のような人は、『日本書紀』の方はあまりにも中国流にすぎる。大体『日本書紀』なんていうタイトルからして中国を意識しすぎている、と言って嫌いました。

 つまり、我々が「日本(にっぽん)」を「日本(にほん)」と言うことは、常に外を意識するから「日本(にほん)」というとらえ方ができるわけで、我々がまったく外と交渉のないときに「日本(にほん)」という国語自体があり得ないわけです。

 しかし、いま我々が振り返ってみると、『古事記』『日本書紀』というそれぞれに異なった形で、日本のアイデンティティというものをしっかりととらえておいてくれた。これは大変ありがたいことなんです。殊に『日本書紀』のほうは政治道徳という側面にかなり重きを置いて、我々日本の政治道徳の伝統はいかにあるべきか、というところを様々に描き出している    その点で非常に解りやすいと言えます。

 しかも、これはユダヤ教のトーラーやスラムのコーランのような聖典として我々をがんじがらめに縛るという性質のものではない。非常にさりげなく、「我々の祖先はこういうふうにして自分たちの道徳をしっかりと立てた。さあ、それに続く君たちはどうするかね」という非常に自由な形で書きおいてある。そういうものです。

 ですから、これは我々がいろいろな危機に直面したときに、常にそこに立ち戻って我々なりに解釈し、そこからいろいろな我々にとっての大事なヒントをもらってくる。そういうことのできるものではないかという気がするんです。

 ですから、いま21世紀の初めにあたって、日本人は非常に自信を失って、どこを向いて、何を支えにして考えていったらいいのか、わからなくなっているという、精神的な危機に直面しておりますが、こういうときにこそ『日本書紀』『古事記』という千数百年前の書物が、我々の同時代の書物として、我々の友になるべきものではないかという気がするんです。

 もちろん、『古事記』や『日本書紀』はいろいろなおとぎ話のようなエピソードを交えながら展開されていて、必ずしも全部が全部堅苦しい政治道徳の話というわけではありません。しかし、国家戦略を立てるというときに、一番重要な、〈我々の国家目標は何なのか〉ということ    これを、この二つの書物は教えてくれるのです。

 一口に言えばそれは、「わが国の伝統的な国家目標は、蒼生の安寧である」と思います。「蒼生安寧」という言葉は、水戸学の藤田東湖(維新にも大きな影響を与えた)『弘道館記述義』の中に使っていた言葉ですが、要するに非常に簡単なことで、「国民の福祉と安全」ということです。(いま有事法制というものが問題になっています。これもまた蒼生・安寧という非常に大事な我々の国家目標の一端を担う法案ということができると思います。)

 これは、平凡と言えばきわめて平凡、当然と言えば当然至極の国家目標なので、「蒼生の安寧が国家目標でないような国はないだろう」ということも言えます。

 ただ、ここで、これがわが国の伝統的な国家目標であった。そうでなかったことは一度もないんだということを確認しておくことが大事な意味をもつ。この事実を知っておくことが、わが国の歴史と伝統に対する自信につながると思うんです。

 つまり、大東亜戦争に破れて以来この50年間というもの、とにかくひたすら「日本という国はよくない国である」、「駄目な国である」、「日本は占領軍によってはじめてまともな国として歩み始めたん」だというようなことを大真面目に信じてしまった日本人というのはかなりたくさんいるんですね。たぶん、皆さんも国会で日々顔を突き合わせている多くの野党議員の方々がこういう思いに凝り固まっていらっしゃると思います。我々は民主主義によってはじめて国民の福祉、安寧ということを国家目標にするようになったんだと信じている人が、実は学者の中にもたくさんいるんです。この思い込みというものをきちんと正しておく。あらためて我々の、もう『古事記』『日本書紀』の時代からの連綿と続いてきた国家目標として「蒼生の安寧」ということをとらえ直すということ、これが実は非常に大事なことではないかという気がするんです。

 例えばその証拠にということで、「憲法十七条」(『日本書紀』巻第二十二)と『日本書紀』の「巻第十一・仁徳天皇の巻」をご紹介します。皆さんもよくご存じの、仁徳天皇が高台に上って、「煙が出ておらんなあ」と心配なさって、3年間税を廃止したところ、また煙が立ち上るようになったという、あの有名なエピソードでございます。

 実はこのエピソードのいちばん大事なところは、さらにこの後半の天皇と皇后の会話の中にあるのではないかと思うんです。ちょっと読んでみます。

 「七年の夏(なつ)四月(うづき)の辛未(かのとのひつじ)の朔(ついたちのひ)に、天皇(すめらみこと)、台(たかどの)の上に居(ま)しまして、遠(はるか)に望(みのぞ)みたまふに、烟気(けぶり)多(さは)に起(た)つ。是の日に、皇后(きさき)に語りて曰(のたま)はく、『朕(われ)、既に富めり。更に愁(うれへ)無し』とのたまふ。皇后(きさき)、対(こた)へ諮(まう)したまはく、『何をか富めりと謂(のたま)ふ』。」仁徳天皇が、民の家々にけむりの立つのをごらんになって、家に帰ってああよかったよかった、と喜んでいらっしゃるのに、皇后はご不満なんですね「宮垣(みかき)壊(くづ)れて、脩(をさ)むること得(え)ず。殿屋(おほとの)破(やぶ)れて、衣被(おほみそおほみふすま)露(つゆにしほ)る。何をか富めりと謂(のたま)ふや」なんておっっしゃる。言ってみれば、「あなたね、もう垣根なんかボロボロなんですよ。屋根も雨漏りがしちゃって、服が濡れて困るんです。一体何で、あなた、そんなのんびりと『朕(われ)、富めり』なんておっしゃるんですか」というところです。すると、「天皇の曰はく、『其(そ)れ、天(あめ)の君(きみ)を立(た)つるは、是(これ)百姓(おほみたから)の為(ため)になり。然(しか)れば君(きみ)は百姓を以(も)て本(もと)とす。是(ここ)を以て、古(いにしへ)の聖王(ひじりのきみ)は、一人(ひとりのひと)も飢(う)ゑ寒(こ)ゆるときには、顧(かへり)みて身(み)を責(せ)む。今(いま)百姓貧(まづ)しきは、朕(わ)が貧しきなり。百姓富(と)めるは、朕が富めるなり。未(いま)だ有(あ)らじ、百姓富みて君貧しといふことは』とのたまふ」。

 これは解説によれば、中国流のいわゆる「仁」の理想を、輸入したものだろうと言います。まさに仁徳(・・)天皇のお名前通りの話ですね。実際にこのとおりの会話があったかどうかは知るよしもありません。

 しかし私が非常に重要だと思うのは、『日本書紀』というものは、ほかでもない皇室が編纂したものなんです。多くの歴史学者たちは、これは皇室の正当化のためである、というふうなことを言うわけです。ですけれども、ここに、皇室が編纂した文書の中で、「其(そ)れ、天(あめ)の君(きみ)を立(た)つるは、是(これ)百姓(おほみたから)の為(ため)になり」   つまり、「君主というものはほかでもない。国民のためにあるので、国民のためでなかったら、君主は意味がないんだ」ということを君主自身が言ってしまう。これはすごいと思うんです。古今東西の政治思想の中でもこれだけはっきりこういうことを言ってのけたものは珍しい。

 たとえば、中世から近代にかけてのヨーロッパにおいては、君主と国民との間というのは、たえざる力の綱引きであって、「国王は国民のためにあらねばならぬ」ということを言うのは、大体が国王と対立する側が言うわけです。

 ところが、日本の場合はこうやって皇室それ自体がそれを宣言している。これがわが国の尊ぶべき政治道徳である、ということを言ってのけている。これは本当にわが国のいわば誇るべき伝統と言っていいと思うんです。

 もちろん、現実に、これがいつでも実現したとは限らない。天皇によってはただ遊びほうけて、国民がどうなろうとかまうかと歌ばかり詠んでいる。あるいは権力の座からはまったく遠ざけられて、そんなところに意を用いることもできなかった治世も何年もあるわけです。しかし、政治道徳としてこのように宣言されているということは大変重要です。

 これは言い換えれば、常に支配する者と支配される者とが一体になってある。それが理想であるということですね。実は、この正反対なのが、民主主義という近代の政治イデオロギーなんです。これは以前、『民主主義とは何なのか』という新書の中でるる説いたところですが、いくらいい政治をやろうとスローガンを掲げても、民主主義というのはいつでも支配者に対する不信というものが根強くあって、上と下が心を合わせて政治を行うという、それがどうしてもできない。いわばトラウマのようなものがつきまとって、常に健全な政治の足を引っ張っているんです。

 それに対して、わが国の伝統的な国家目標というものは、支配者自身が常に自らを犠牲にしてでも国民を助けなければいけないという道徳に支えられている。

 これはたぶん皆さんも与党の立場で政治をなさっていらして非常に歯がゆく感じるところではないかと拝察するんですが、「これは国民のためなんだよ」、と言って法案をつくると、新聞やテレビが、「これは国民に対する統制である」、という形で必ず反対をしてくる。そこで必ずてんやわんやの論争になる。最後には多数決で事を決めると、「数の暴力だ」というふうなことを言われる。ほんとに歯がゆい思いをしてきていらっしゃると思うんですが、実はそれは我々の伝統的な国柄のあり方からすると、非常に逸脱した形なんですね。これはいずれ、わが国の憲法を改正するときに、前文の形なりなんなりにおいてはっきりと記しておかなければいけないところではないかという気がいたします。

 もう一つ、我々が自信をもって、これこそわが国の伝統であると主張してよいというところが、「道理にかなった政治を行うこと」ということです。これが「憲法十七条」のいちばん有名な第一条のところです。これが今日、皆さんにぜひお伝えしたかったところの一つですが、非常に多くの人が第一条を誤解しているんです。大体の人が最初の1行しか読まないんです。

 「一(ひとつ)に曰(い)はく、和(やはら)ぐを以て貴(たふと)しとし、忤(さか)ふること無(な)きを宗(むね)とせよ」。

 以前、『論争』という雑誌がありまして、その巻頭エッセイで、四・五人の筆者がこれを取り上げているんですが、「このようにして日本人は論をあげつらうということを嫌って、なあなあで済ませてきた。これがよろしくない」ということを言っている。実はこれはまったく正反対なんです。

 この、「和(やはら)ぐを以て貴(たふと)しとし、忤(さか)ふること無(な)きを宗(むね)とせよ」というのは、実は論争の勧めなんですね。ただし、論争というものが論争のための論争になってはならないということなんです。

 その続きをちょっと読んでみますと、「人皆(ひとみな)党(たむら)有(あ)り。亦(また)達(さとる)る者(もの)少(すくな)し」。

 これは政党政治というものを近代のほとんどすべての国が採用している以上仕方のないところですが、徒党を組むということがある意味では非常に議論を難しくしているんですね。皆さんもたぶん個人的には野党の方たちと大変親交がおありになって、一人一人話せば非常にわけのわかった人間たちなのに、いざ国会での論議となるとどうしてああ話がわからないか、と実感なさることが多いと思います。党というものをつくると、とにかく赤が勝つか、白が勝つかという勝ち負けだけが問題になってしまう。「本当に正しいことは何なのか」ということを目指して論が行われなくなってしまう。ここに言う「人皆(ひとみな)党(たむら)有(あ)り。亦(また)達(さとる)る者(もの)少(すくな)し」というのは、そういうメカニズムを語っていると考えていいかと思います。

 「是(ここ)を以て、或(ある)いは君父(きみかぞ)に順(したが)はず。また乍(また)隣里(さととなり)に違(たが)ふ。然(しか)れども、上(かみ)和(やはら)ぎ下睦(したむつ)びて、事(こと)を論(あげつら)ふに諧(かな)ふときは、事理(こと)自(おの)づからに通(かよ)ふ。何事(なにごと)か成(な)らざらむ」、これが聖徳太子の「憲法十七条」の第一条なのです。

 つまり、どうやれば事理が通った議論ができるのか。そのちゃんとした議論をするための心構えとして「和(やはら)ぐを以て貴(たふと)しとし」ということが語られている。これが、広く言えば、「憲法十七条」の全体を通じての思想といってもいいものだろうと思うんです。

 この「憲法十七条」というものは、大体仏教を中心にしていると言われていまして、次の「二(ふたつ)に曰はく、篤(あつ)く三宝(さむぼう)を敬(ゐやま)へ。三宝とは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほふし)なり」(仏法僧の三つだ)なんていう言い方を見るだけで、ああ、これはもう仏教思想の受け売りか、と思う人が多いんですが、決してそうではなくて、この「憲法十七条」の全体を見ていきますと、あるときには仏教からとり、あるときには儒教からとり、あるときは論語をとり、あるときはまた日本の伝統的な神道の考え方を採用しているという非常に自由自在なものです。

 これは聖徳太子が書いたんではないという説もありますが、私は、それについての伝々は本質的な問題ではない、と思っています。重要なのはこれを書いた人自身が、自分自身の理性を働かせて、どうやれば人間の理性というものはいちばん正しく働くのか、それを説いて聞かせた、ということなのだと思います。そういう意味ではまさに哲学的な理性を用いる法と言ってもいい。

 人が議論をするときに、何がいちばんサワリになるかというと、まさにこの「忤(さか)ふること」。つまり、「ああ、あんなバカなことを言っているやつがいる。あいつ、どうしてあんなバカなことを言うんだ」という怒りの心が起こる。ただその間違った人間を叩きつぶそうという、そればっかりが念頭に来てしまって、何のための議論をしていたか忘れて、ただ相手を叩きのめすことだけを考える    それが真実から人をそらしてしまう元凶なのですね。

 ここに「上(かみ)和(やはら)ぎ下睦(したむつ)びて」という表現があるんですが、実はこれは2枚目のほうを見ていただきますと、第十五条のところに、同じ表現が出てまいります。

 十五条のいちばん最後に、「初(はじめ)の章(くだり)に云へらく、上下(かみしも)和(あまな)ひ諧(ととのほ)れ、といへるは、其(そ)れ亦(また)是(こ)の情(こころ)なるかな」と。

 つまり、第十五条に言っていることが「上(かみ)和(やはら)ぎ下睦(したむつ)びて」ということの真意なんだよ、ということを聖徳太子自身が言っているんですが、それではこの十五条というのはどういうことかというと、「私(わたくし)を背(そむ)きて公(おほやけ)に向(ゆ)くは、是(これ)臣(やつこらま)が道(みち)なり。凡(すべ)て人私有(あ)るときは、必(かなら)ず恨(うらみ)有り。憾(うらみ)有(あ)るときは必(かなら)ず同(ととのほ)らず。同(おなじか)らざるときは私(わたくし)を以(も)て公(おほやけ)を妨(さまた)ぐ。憾(うらみ)起(おこ)るときは制(ことわり)に違(たが)ひ法(のり)を害(やぶ)る」。

 つまり、私心が起こる。これは自分が反対されたという、例えばそういう怒りの心といったようなものが起こると、ああ、あいつ、俺に反論したやつだな、ということで恨みが残る。そういう恨みを抱えたまま公を預かる人間がいろいろな論争をしていては「公(おほやけ)を妨(さまた)ぐ」ということにならざるを得ない。

 この2〜3ヵ月の国会のあり様というものは“ワイドショー政治”と悪口を言われまして、まさにこの「私」の恨みのぶつけあいを我々国民は拝見したわけです。その“ワイドショー政治”のどこがいけないかというと、結局いちばん大事な「わが国にとって何がいちばん大事なのか」という、その大切なことをみんなで心合わせて議論しようという、本来の国会の義務というものが忘れられてしまうということですね。

 これは単なる仲良し、なあなあでやれということではない。むしろその正反対なんです。もし仲良しであっても、誰かが間違ったことを言ったらズバズバと、「それは違うよ」と言いなさい。ただし、ズバズバと、「それは違うよ」と言われたからといって怒ってはいけない。それは公のためにいちばんいい方策を探ろうとして言っているのだから、自分もまた、ああ、そうか、やっぱり相手の言うことにも一理ある、そういうことで考え直さなければいけない。

 そのあたりを非常に丁寧に言っているのが、第十条です。「十(とほ)に曰はく、忿(こころのいかり)を絶(た)ち瞋(おもへりのいかり)を棄(す)てて、人の違(たが)ふことを怒(いか)らざれ。人皆(みな)心(こころ)有(あ)り。心各(おのおの)執(と)れること有り。彼是(かれよみ)すれば我(われ)は非(あしみ)す。我是(われよみ)すれば彼(かれ)は非(あしみ)す」。

 つまり、お互いに意見が反対になるということはよくあるものだ、ということなのですが、そこで大切なのが次の教えです。

 「我必(かなら)ず聖(ひじり)に非(あら)ず。彼必ず愚(おろか)に非ず。共(とも)に是(これ)凡夫(ただひと)ならくのみ。是(よ)く非(あし)き理(ことわり)、劾(たれ)か能(よ)く定(さだ)むべけむ。相共(あひとも)に賢(かしこ)く愚なること、鐶(みみかね)の端无(はしな)きが如(ごと)し」。

 つまり、お互いに賢いところもあれば、間違っていることもある、グルッと回っていったら鎖のひとつながりの輪みたいなものだ。そういうふうに心得ろと。

 「是(ここ)を以(も)て、彼人(かれひと)瞋(いか)ると雖(いふと)も、還(かへ)りて我が失(あやまち)を恐(おそ)れよ。我独(ひと)り得(え)たりと雖も、衆(もろもろ)に従(したが)ひて同(おな)じく挙(おこな)へ」。

 議論に勝とうと思うな。自分が間違っていないかどうかを心配しろ、と、この心構えで論じるときに初めて公論、公の論というものができあがる、というわけなのです。

 最後に「十七(とほあまりななつ)に曰はく、夫(そ)れ事独(ことひと)り断(さだ)むべからず。必(かなら)ず衆(もろもろ)と論(あげつら)ふべし。少(いささけ)き事は是軽(これかろ)し。必ずしも衆とすべからず。唯(ただ)大(おほ)きなる事を論ふに逮(およ)びては、若(も)しは失(あやまり)有ることを疑(うたが)ふ」。

 つまり、大きいこと、大事なことを議論するときは、必ず衆論ということが必要だ。独断は駄目だということですね。

 「故(かれ)、衆と相(あひ)弁(わきま)ふるときは、辞(こと)則(すなは)ち理(ことわり)を得(う)」。

 明治維新に際して発せられた「五箇条御誓文」の第一に「万機公論に決すべし」という有名な一条があります。これはまさに民主主義の原理とぴったりと一致するわけですが、これは決して明治の人が早々と西洋の民主主義を担ぎ出したということだけではなくて、むしろこの「憲法十七条」の「夫(そ)れ事独(ことひと)り断(さだ)むべからず。必(かなら)ず衆(もろもろ)と論(あげつら)ふべし」が、維新の人たちの頭にあったのではないかという気がするのです。

 つまり、明治維新のときにはじめて民主主義が採用されたということはない。そのときにもう既に1000年以上にわたる「衆論が大事だ」という伝統が出来上がっている。しかもその衆論というのは、単なるポピュリズムということとはまったく違うんですね。この「衆論が大事だ」ということの背後には、この「十に曰はく」に言っているような、非常に行き届いた、いわば議論心理学と言ってもいいようなものがあります。議論のときはみんなカッカ熱くなるものだけれども、頭を冷やして、相手の言うことに耳を傾けて、あ、こいつの言っていることはいいこともあると。そういう仕方で議論を積み重ねていくときに、はじめて「必ず衆(もろもろ)と論(あげつら)ふべし」という議論が生きてくるわけです。

 そういうわが国の伝統というもの、これが「一(ひとつ)に曰(い)はく、和(やはら)ぐを以て貴(たふと)しとし」ということの真意なんですね。

 それを考えてみると、我々の政治のあり方というものがどうあらねばならないかということは、もうおのずと明らかと言えるのではないかという気がいたします。

 つまり、一言「道理を通す政治をする」とだけ言っていればよい。これは決して、我々が西洋人に学んだことではなくて、もう最初からの我々の国家についての認識の内に刻み込まれたものなのですね。こういう認識に基づいて、国家戦略を編み、国家ビジョンを策定する。もうその大筋が決まれば、あとはただもうひたすら虚心に外側の情報を解析していくだけという気がしております。

 例えばこれを現実の応用問題にして考えてみますと、いま不審船の引き揚げ問題というのが問題になっております。先日、チラッと新聞を見ましたら、金大中さんが、「もしひょっとして引き揚げて北朝鮮の船だったらどうするんだ。困るではないか」ということをおっしゃっていらっしゃる。これは下手に我々の「和(わ)を以(もっ)て貴(とうと)しと為(な)す」、これだけを国是だと考えていますと、ああ、そのとおりだ、金大中さんの言うとおりだと考えてしまうかもしれないと思います。つまり、「和(やはら)ぐを以て貴(たふと)しとし」というのは、揉め事を避けることである。なんかやっかいなことがあったら、「まぁ、とにかく、まぁまぁまぁ、こっちが悪かったんだ」と言って収めてしまう。これが「和(わ)を以(もっ)て貴(とうと)しと為(な)す」だというふうに誤解していらっしゃる方が非常にたくさんいるのではないかという気がするんですが、これがわが国の伝統でもなんでもないんですね。

 第一、聖徳太子という方が、まず中国に小野妹子を派遣したときに、「日(ひ)出国(いずるくに)の太子、日没する国の天子に与(あた)ふ」といってあの親書を書き出したという人なんですね。つまり、もうバンと打ち出すところは打ち出す。道理をもって、あくまでもこっちに道理があるんだというときには、自信をもってその道理を押し通し続けること。これは実は「和(やはら)ぐを以て貴(たふと)しとし」というわが国の国是に決して反するものではない。むしろそれにかなったことであるという気がするんです。

我々がどこまでも冷静に議論をする国民であるという自信をもって事に望めば、北朝鮮に対してあくまでも、「あなた、これはどういうことですか」と徹底して理をもって問い詰めるという、その仕方で通す自信が出てくると思うんです。もっと小さな事柄に関してもありとあらゆる場面で、外に関しては必ず道理をきちんと主張する。そして内側では、「十に曰はく」と第十条に言われたような「自らを振り返って相手の言うことに耳を傾ける」という和の精神において理にかなった議論を重ねる。これがさしあたって21世紀の我々が目指すべき国民としてのあり方でないかというふうに思っております。


http://web.archive.org/web/20080927221549/http://www.vectorinc.co.jp/kokkasenryaku/index2.html


http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/698.html

記事 [音楽3] Ultravox - Reap The Wild Wind

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/718.html
記事 [テスト22] ( 65p-66p) 憲法違反のコンピューター監視法案
( 65p-66p) 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4693.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/419.html
コメント [カルト8] 〜大前研一氏:テルル132検出隠ぺい日本政府を徹底批判・yamamot(「海底核爆発」を遠回しに示唆している気がします) 小沢内閣待望論
13. 2011年6月18日 21:43:15: wDyHJM3SJg
わざわざ「大量破壊兵器」が発見出来なかったイラクの代わりを作ってやったのだから、随喜の涙を流して喜びやがれ!アングロ・ユダヤ式に直接手を下すのも、「アングロ・ユダヤ民主主義」である。メテオバスター改グローブバスターを数発打ち込んでやれば衛星国もろとも消滅するだろう。赤いハートに蛇のシンボルのジョン・タイターに日本を分配してもらってぬかよろこびしたろう?ラ・アーグは廃液全量海洋放出でも賠償責任なし。本当に事故かどうか怪しいもんだ。当時植民地を全て喪失して財政破綻していたのは?ちなみに、旧ソビエトでは異民族の昇進には「白系ロシア人」の女との結婚が前提である。それを何と呼ぶか知って」いるね?
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/284.html#c13
記事 [テスト22] (67P−68P)憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4694.png
(67P−68P)憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/420.html
コメント [カルト8] 鬼塚英昭氏の説く原発マフィアとは 1 新・心に青雲より BRIAN ENO
11. 山幸彦(天孫降臨) 2011年6月18日 21:43:37: E.0t/OrNTh602 : V2ajC85sUI
陰謀の世界とは、悪霊の世界なので深入りすると
神仏世界から、さらに遠ざかってしまうので感性が狂ってしまいます。


巫女”マリア”師の書き込みの中に、

  神社に不思議な能力を持つ女の子がやって来たので
  慌てて、結界を張り、悟られない様にした。

と言うのが、あったので、何故、自分の能力を隠そうとするのか?
と、日の丸神道の山師さんに聞くと、

  当局(ユダヤ・フリーメイスン)に知られたら、
  ダムの決壊などの事故に見せかけ、村ごと消されるような
  実力者だから、息を潜めて生きている。

と巫女を絶賛していた。
私に、『あなたが、まともだと困る人がいる』と言っていた異能者の彼女も
霊能者で、カップルを囲む、チャットのグループが居て、数ヶ月参加していた。
しかし、観ている世界が多次元世界なので、話しについて行けなかった。
異能者の彼女は、

  私は、世の中の出来事の全てを、透視してみる事が出来ます。
  指導霊が、世界で起きている様々な出来事、真相を全て見せてくれるのです。
  でも、私には、世の中を変える力は無いんです。ただ、傍観しているだけ。
  現世では、色んな事を見て学び習得しないと言われているんです。

と言ってましたが、当時の10年前は、世の中、色んな能力者が居るのだと
強烈な劣等感を覚えました。

http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/277.html#c11

コメント [原発・フッ素12] 中村政雄氏に正論大賞を!    西岡昌紀 西岡昌紀
05. 2011年6月18日 21:44:36: h6cbKB908I
いつ皮肉に転じるのだろうと思いながら、にこやかに読んでいた。
結局、オチのない落語だった、ムカッ、馬鹿にすなー!。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/831.html#c5
コメント [カルト8] アフリカは地震が少ないところだけど・・・、nazuna(6・11に火山噴火、という事は「又、お前か!」なのだと思います) 小沢内閣待望論
04. 2011年6月18日 21:45:19: wDyHJM3SJg
ヒラリー・クリントンちょろちょろしとったな。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/289.html#c4
記事 [テスト22] (69P-70P) 憲法違反のコンピューター監視法案
(69P-70P) 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4695.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/421.html
コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 白土三平 『カムイ伝』 全15巻 1988〜1989 小学館叢書  松岡正剛の千夜千冊 愚民党
06. 島唄 2011年6月18日 21:46:12: ZW97PFZHjT5Lg : P1kF2MxMNw
ガキのころによんだカムイ伝第1巻を読みなおしてみた。

50ページほど読んで確信した。

白土三平は天才です。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/692.html#c6

コメント [原発・フッ素12] ジブリ横断幕、宮崎駿監督が考案!「攻撃的な意味はありません」とスタジオジブリがコメント BRIAN ENO
03. 管理人さん 2011年6月18日 21:46:16: Master
2重投稿削除に伴う本文コピペ

「横断幕に書かれている内容がすべてです」と言ふ言葉に、私は、逆に、宮崎駿監督の思ひの深さを感じます。

平成23年6月18日(土)


                 西岡昌紀(内科医)
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/879.html#c3

記事 [テスト22] (71P−72P)憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4696.png
(71P−72P)憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/422.html
コメント [お知らせ・管理19] 削除報告。削除依頼はこちらへ 管理人さん
39. 管理人さん 2011年6月18日 21:47:39: Master
2重投稿、タイトル規定違反につき削除

原発とトトロは共存出来無い。   西岡昌紀
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/920.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2011 年 6 月 18 日 19:32:12: of0poCGGoydL.

先行投稿
ジブリ横断幕、宮崎駿監督が考案!「攻撃的な意味はありません」とスタジオジブリがコメント
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/879.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 6 月 17 日 20:20:29: tZW9Ar4r/Y2EU

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/886.html#c39

コメント [自然災害17] 概ね5分で理解する、HAARP=地震兵器説のデタラメ。 フシギ空間
41. 2011年6月18日 21:47:40: sUpHQ8Q75g
ニュージーランドの大地震
に続いて
日本の大地震とそれに起因する原発事故
に続いて
チリの火山大噴火
ときたが
アメリカを含む4ヶ国はTPPというキーワードでつながっている

ニュージーランドはTPPの事前協議でアメリカが詳細を公開しないと不満を漏らしていたし
チリでは遺伝子組換え農作物に対する警戒心が解けていないようだ
日本は大地震がなければ6月には協議に参加するかどうか決定する予定だったが
大地震と原発事故による混乱を盾にうやむやにしているように見える

状況証拠ではアメリカは犯人の最有力候補だろう

http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/416.html#c41

コメント [経世済民72] ギリシャ債務再編:タテマエを押し通そうと粘ったIMFがギブアップ /markethack 稲垣勘尚
04. 2011年6月18日 21:47:44: yxstEvnWG6
>>3

一理ありますが、そしたら国際金融筋の思うがままの「世界秩序」になっちまいますから反対。
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/215.html#c4

記事 [テスト22] (73p-74p) 憲法違反のコンピューター監視法案
(73p-74p) 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4697.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/423.html
コメント [原発・フッ素12] 福島いわき市の「被災証明書」がヤフオクに出される palクン
03. 2011年6月18日 21:48:57: px0twtqfmg
被災して、実家に戻り家財道具を処分している、体の不自由な女性にささいなことで出品制限をかけたヤフーオークション。冷血ですね。「もとにもどしてと悲痛な叫び」http://bit.ly/it0I2l
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/914.html#c3
コメント [マスコミ・電通批評11] 日本放射線協会=NHK バード氏 〔植草事件の真相掲示板〕 極楽とんぼ
02. ひなっち 2011年6月18日 21:49:39: 3lntcZgD7v/JI : UCq4iuLttY
確かに池田信夫はひどい。
http://news.livedoor.com/article/detail/5635124/
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51717092.html
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/880.html#c2
記事 [テスト22] (75−76)憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4698.png
75−76
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/424.html
コメント [自然災害17] 概ね5分で理解する、HAARP=地震兵器説のデタラメ。 フシギ空間
42. 2011年6月18日 21:51:15: DzsOYT2Bm6
>>40

>アメリカやロシアは

そんなところのものではありません。宇宙は一回終わって、新しい宇宙暦が
構築され、そして、砂でとりあえずつくっておいた暗黒時間から

タイムテーブルと通常のタイムテーブルに連結などが、少し前から

起こっていたのだそうです。反重力探知機があるので、間違いありません。

ただし、探知機を録画する機材を持ちません。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/416.html#c42

記事 [音楽3] Ultravox - Dancing With Tears In My Eyes

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/719.html
記事 [テスト22] (77-78 )憲法違反のコンピューター監視法案
(77-78 )憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4699.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/425.html
コメント [原発・フッ素12] 新しい道に挑戦する意思明瞭な成長国。言い訳ばかりの思考停止の衰退国(村野瀬玲奈の秘書課広報室) anan
09. 2011年6月18日 21:52:39: OH0EUKJ01I
08さん

>原発を推進したいが為に 炭鉱を衰退させたんですよ。

これだけでは、全然分からん。誰がどこでどういう政策をとってそういう陰謀を実行したか、説明がなくては。

>日本は 自然エネルギーが 沢山あります。

 今のところ、太陽光や風力が採算に合わないのも、原発推進派の陰謀か。

>放射能を人間は制御出来ません。

 人間が制御できないものはたくさんある。制御できないものを制御しようと努力し続けることが文明と言うものの「業(ごう)」なのだ。

>どこまでも原発推進する人は 福島第1の敷地内で 居住して下さい。

 子供がよく言う理屈。それなら石炭エネルギー利用を推進する人は、炭鉱に入って石炭を掘るべきだとなる。そんな子供の理屈は私は言わないが。多摩散人。


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/876.html#c9

記事 [テスト22] 79−80 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4700.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/426.html
コメント [原発・フッ素12] 自治体初、東電に賠償請求 原発事故で茨城・高萩市(共同通信)  赤かぶ
03. 2011年6月18日 21:53:47: h6cbKB908I
一方的な事故で被害を被ったら、損害賠償をきちっと書類で請求する
のは、あたりまえだ。
高萩市の行動はあたりまえで、ここ以外の自治体は何を遠慮しているのか
がわからない。

被害にあわれたすべてのかた、すべての自治体は、書面をもってきちっと
当然の請求をすべきだ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/833.html#c3

コメント [原発・フッ素12] 福島県の子供たちに体調異変が出始めている可能性 <放射能の影響を受けやすい子供達> 東京電力放射能拡散中
56. 2011年6月18日 21:53:48: EGaQ73B5yp

 
昨日も今朝も、典拠も示せぬような「被曝安全教」の
同一の長〜いだけの無内容の戯れ言コピペを
延々とあちこちの原発関連スレッドに貼り付けて、
必死こいて阿修羅掲示板を妨害しようとしている、
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c43
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c44
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c45
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c46
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c47
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c48 の nutLnQGIH2  は、

連日IDを変えて長文かつ内容偽装かつ出典隠蔽のインチキ放射線被曝安全デマを
マルチポストで乱貼りし続けている嘘島隆彦・餓鬼悶道場カルトの狂信的な信者ですので
エセ科学宣伝に騙されないよう、読者の皆さんはご用心ください。

この連中は、ハイヤーにのって福島県内に「突撃」(笑)して
簡易計測器で(正しい測定法も知らぬまま素人の無知丸出しで)
ポイント計測した結果がたまたま低い数値だったと言い張って
福島県の原発近隣被災者に、避難をやめて原発近隣に戻って
地元の汚染された農産物をバクバクたべて健康に暮らせ、とキチガイじみた
勧告を公言したのでしたが、その後の現地の展開が、史上空前の放射能
汚染になっていることは誰もが知っています。ところが嘘島カルト集団は、
自分らの過ちを認めるのがイヤで、こんどは「名が先大学」の御用学者・
山師多教授らの放射線被曝安全論をもちだして、それでテメエらのウソを
正当化しようと必死です。その結果、典拠不明のエセ科学的な被曝安全デマ
を、毎日IDを変えながら、阿修羅のあちこちのコメント欄に、長文連続投稿
して掲示板荒らしをしながら、放射線被曝の危険性論議をつぶそうとしています。

出典不明の長文怪文書を執拗に連貼りして荒らしを続けるなら、
この怪文書の著者と版元を特定して、その著者と版元に対して
掲示板荒らしの威力業務妨害に関する法的措置をとりますので、そのつもりで。
(怪文書をスパム投稿して違法宣伝をしている可能性もあるので、このような
対応をするつもりです。)

(いよいよもってW社の社長とOさんに訴訟起こすように話してみるわw)

 
嘘島隆彦カルトは、これまでにも有名な学者のネームバリューなどを乱用して
自分たちの権威付けを行なうという詐欺行為を常用してきましたし、「アポロ
11号の月面着陸はなかった」などのエセ科学的新興宗教で科学的リテラシーを
持たぬ人々をカルトに勧誘してきました。研究社の英和辞典はインチキだ、
などと妄想を宣伝して、日本国じゅうの英語学者から嘲笑され、学者のふりを
してトンデモを語ってオチコボレを集める5流詐欺師であるという認識が
すでに20年くらい前から確立している、低教養カルト詐欺の常習犯、それが
嘘島隆彦と餓鬼悶道場の、確立した評価なのです。

ICRPの被曝規制政策の根本思想すら理解できない嘘島隆彦のカルト信者は、
阿修羅で詐欺宣伝をマルチポストしている暇があったら、親分がかつて
学問道場掲示板で絶叫したように、「決死隊」でも組んで福島原発に作業
しに行け! このペテン師どもめ!

人が集まるスレッドばかりに突撃して、エセ科学の頭わるい「被曝安全教」経文を
延々と貼ってんじゃねえよ。 嘘島カルトは日本脳炎を拡げてる馬鹿家蚊かよ。(笑)
 
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/855.html#c56

コメント [原発・フッ素12] 「大量被曝者は100人を超えている!」 4000ミリシーベルトの地獄 (フライデー) 赤かぶ
11. 管理人さん 2011年6月18日 21:54:08: Master
このコメント欄では >>04 の1件だけ削除しています。その他は削除してないかと思います。

削除したことは、「削除コメント表示切り替え」で参照できることがあります。

また、管理お知らせMLにてURLの一部で検索すると削除関連の情報が参照できます。

例:
http://groups.google.com/group/asyura_bbs3/search?group=asyura_bbs3&q=%2F11%2Fgenpatu12%2Fmsg%2F852.html&qt_g=%E3%81%93%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%92%E6%A4%9C%E7%B4%A2

ご活用ください。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/852.html#c11

記事 [テスト22] 81−82 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4701.png

81−82 憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/427.html

コメント [原発・フッ素12] アメリカ西海岸で妊婦の早産・流産・奇形児出産が急増している(低気温のエクスタシー) 下戸彩
33. 2011年6月18日 21:55:26: esmsVHFkrM
32、

どうも柄が悪いな。本性が現れちゃってるじゃないか。得意の「売国」呼ばわりか。

よっぽど痛かったようだな。

問題は単純だ。君の大好きな愛国的な政府は何故調査をしないんだ。調査をして白黒をつければいいだけの話だろう。

そんな簡単なこともできない、と言うよりは、わざとしないような政府と、それを幸いに根拠がないといい張るような君こそが本当の意味での「売国」じゃないのか。おかげで多くの日本人が今も被曝し続け、貴重な国土が放射能汚染で失われていく。

「左翼って保守の人の10000倍馬鹿で考えが古いよ。
だって団塊世代の代名詞みたいなもんで、
日本国に何の貢献もしていないのは皆もご存知の通り」

だって、何を寝ぼけているんだ。君の好きな保守の論客はみんな団塊世代じゃないか。おまけにみんな原発推進だ。

事実は、保守思想とか右翼思想は、過去にアジア太平洋戦争を引き起こして膨大な数のアジア人を殺し、日本を亡国の淵に追いやったばかりか、今回は原発事故とその後の放射能被曝と汚染で再び日本を亡国の淵に追いやりつつあるということだ。「日本国に何の貢献もしていない」どころの話じゃない、日本と日本人に甚大な悪をなしているんだ。

といっても君には一生分かるまい。無知とは悲しいものだ。


http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/884.html#c33

コメント [原発・フッ素12] 仏で静岡産茶葉から規制値超す放射性セシウム 静岡の馬鹿アホ知事のせいで、静岡ブランドは終わっちまったよ てんさい(い)
13. 2011年6月18日 21:55:58: cHBxnODSPs
>12さま
上手い!
親父ギャグに座布団!!3まいくらいか〜?
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/909.html#c13
記事 [音楽3] Level 42 - Hot Water 12" [Extended Version]

http://www.asyura2.com/10/music3/msg/720.html
コメント [原発・フッ素12] 水蒸気漏れ細管破損か 海水流入(中日新聞) 地には平和を
01. 浅見真規 2011年6月18日 21:57:01: AiP1TYI88G3dI : mPgULr7q8Y
浜岡5号機は本体か地盤のいずれか、もしくは双方に欠陥があるみたいですね。
直すなんて考えずに廃止・解体すべきです。
5号機だけでなく、3号機も4号機も全部廃止・解体した方が有利です。
*****
中部電力管内の住民の方はぜひ下記の私のHP記事を読んで中部電力の社員に
教えてあげてください。

[ 中部電力にとって浜岡原発一時停止より廃止・解体が有利 ]
http://masanori-asami-hp.web.infoseek.co.jp/Fukushima1NPP/decommission_HamaokaNPP.htm
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/930.html#c1

記事 [テスト22] 83−84 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4702.png

83−84 憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/428.html

コメント [原発・フッ素12] もしかして、子供の重症鼻血は「放射能花粉症」では? 浅見真規
10. 2011年6月18日 21:57:42: QIVp1EklCk
花粉症かどうかは、アレルギー検査をすれば判ります。
東京新聞の記事にあるように、血液検査をすれば、放射線により造血機能の抑制が生じますので、異常があるかどうか判ります。
ホールボディアカウンタも必要と思いますが、隠蔽したい政府は、実際県立福島医大で行われているように、出来る限りその使用を制限するでしょう。
鼻血の他に舌の出血、点状出血などの出血傾向が顕著で、下痢(肥田舜太郎が指摘)倦怠感(原爆のぶらぶら病)など複合的な症状があれば、放射線障害が疑われます。

ベラルーシではチェルノブイリ後に呼吸器系の病気が2倍に増加しました。その3分の2を、子どもが占めます。慢性気管支炎、肺気腫、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患の増加が認められます。ウクライナの除染作業者には、気管支粘膜の炎症が広く認められます。ステージ0が34%、ステージ1が63%、ステージ2が3%です。
気管支粘膜にも放射線による異変が起きているので、鼻粘膜に同じことが起こる可能性は十分あります。

放射能による鼻血の原因として、血小板減少によるものと、粘膜の炎症による出血の2種類、仮定できるのではないでしょうか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/905.html#c10

コメント [原発・フッ素12] 小出さんも「地震で壊れたと考えるしかない」。ということは、あの津波映像・画像はやっぱりインチキかも 千早@オーストラリア
02. 2011年6月18日 21:58:56: Ba5FgPCp7w
興味深い投稿で 色々 検索していたらパソコンがフリーズ…
どこかが妨害してたのかな?
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/886.html#c2
記事 [お知らせ・管理19] 13代目さん、投稿規定違反です。投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
あれだけ海がかき回されたので
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/884.html
投稿者 13代目 日時 2011 年 6 月 18 日 20:53:25: HXw2swiUwA8CQ

・200文字以下は投稿規定違反。
・板違い。文字数が不足しているからか、内容が判別できないので、
 現時点でどこの板が適当かは不明。

投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/899.html

記事 [テスト22] 85-86 憲法違反のコンピューター監視法案
85-86

85-86 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4703.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/429.html

コメント [お知らせ・管理19] 削除報告。削除依頼はこちらへ 管理人さん
40. 管理人さん 2011年6月18日 21:59:59: Master
>>37 対処しておきました。

13代目さん、投稿規定違反です。投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/899.html
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/886.html#c40

コメント [原発・フッ素12] 小川みさ子さん、17日の鹿児島市議会で原発全廃に向け、個人質問! 千早@オーストラリア
01. 2011年6月18日 22:00:21: Ba5FgPCp7w
簡潔にまとめられていて 読み易かったし 分かり易かったです。
投稿 有難うございます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/887.html#c1
記事 [テスト22] 87-88 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4704.png
87-88 憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/430.html
記事 [音楽3] ヒカシューで「20世紀の終わりに」「プヨプヨ」お聞きください!

ヒカシュー / 20世紀の終りに
http://www.youtube.com/watch?v=76QYszEFsnQ&feature=related

ヒカシュー 「20世紀の終わりに」(1979) )))STEREO(((
http://www.youtube.com/watch?v=f6h74cx4L0M&feature=related

Hikashu - At the end of the 20th century
http://www.youtube.com/watch?v=22OENBuaZEc

20世紀の終りに PV
http://www.youtube.com/watch?v=cW4nJ6MAVGs&feature=related

初音ミク:20世紀の終わりに
http://www.youtube.com/watch?v=KBAQTc_wtpY


ヒカシュー - プヨプヨ
http://www.youtube.com/watch?v=M6Fz6XLm8YA&feature=related


こんな面白いバンドもありました。
一度だけ新宿のアシベ?で
観たことありますが・・
巻上さん、なんだか、
さわやかな青年という感じでした・・
演劇だかなんだかの世界の人だったようですが・・


http://www.asyura2.com/10/music3/msg/721.html

記事 [テスト22] 89-90 憲法違反のコンピュータ監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4705.png
89-90 憲法違反のコンピュータ監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/431.html
記事 [テスト22] 91−92 憲法違反のコンピューター監視法案
91−92 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4706.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/432.html
コメント [原発・フッ素12] 泊原発:安全対策、公共事業活用を 地元経済界要請 /北海道 尾張マン
02. 2011年6月18日 22:05:03: h6cbKB908I
安全対策と称してお金ちょうだいね、っていってるのか。
原発は麻薬だな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/835.html#c2
記事 [テスト22] 93−94 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4707.png

93−94 憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/433.html

コメント [原発・フッ素12] 経産相 原発運転再開を要請へ あややの夏
14. 2011年6月18日 22:06:35: SOf25SVCdk
この場に及んで、まだ自分の「利権」がかわいいのか。お金をたくさんもらう「利権者」にも、普通の庶民にも、放射能は容赦なく平等に降り注ぎ、DNAを破壊し、人生を奪う。冷酷きわまりないこの現実を受け入れておられないようだ。もっとも、霞ヶ関は被爆を免れているのかもしれないですが。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/898.html#c14
記事 [テスト22] 95−96 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4708.png

95−96 憲法違反のコンピューター監視法案
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/434.html

コメント [原発・フッ素12] 『農家に婿入りした男のブログ』 福島で農業廃業された方のお言葉です。 爺さん
04. 2011年6月18日 22:07:49: z3JPTJSWDM
久方ぶりに良い記事を読んだ。
投稿者に感謝。
これが日本中にもっと拡散するとよいですね。
語学の堪能な方、諸外国語に訳し、全世界に拡散させてもよいですね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/915.html#c4
記事 [テスト22] 97-98 憲法違反のコンピューター監視法案
97-98 憲法違反のコンピューター監視法案
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4709.png
http://www.asyura2.com/11/test22/msg/435.html
コメント [原発・フッ素12] <放射性物質>静岡産の緑茶からセシウム パリの空港で検出 世話をかける少女
02. 2011年6月18日 22:10:03: iQinVlOl1c
飲んでも全く問題ないものと考えているのなら、欧州へ出向いて説明して来いよ。
直ちに影響は無いとか海外では通用しない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/926.html#c2

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