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2013年7月07日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK150] 「日本人として恥ずかしい人たちが、オリンピックやりたいいっしんでなりふり構わずになっている:兵頭正俊氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/11399.html
2013/7/7 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

生活の党の森ゆうこ参議院議員が本日(2013年7月6日)、重要なツイートをしている。

「東京オリンピック招致委員会「立候補ファイル第2巻121ページ」には、わざわざ東京都内には原発は一基もないと書いてある。

「そして原発がなくても電力は十分足りていて今後も火力発電所などの新増設でオリンピック開催による追加需要をも満たすと」「東京オリンピック招致委員会立候補ファイル第2巻 http://bit.ly/12stTaU

「つまり、東京には原発はなくて安全だということをオリンピック招致の宣伝文句に使っているのだ。柏崎刈羽発電所を再稼働する必要はない」(引用終わり)

案内の立候補ファイルを開いてみると、確かに「電力」の項目に次の一文がある。

「東京都内において、東京電力株式会社が所有している原子力発電所は存在しない」(引用終わり)

他の箇所は、まるで脱原発派の主張のように、東京はいかに原発以外の電力の開発をしているか、東京の電力がいかに十分であり、原発など必要ないか、が強調されている。

例えば「立候補ファイル」の次のような文章。

「東京では、既存の配電システムで、2020年東京大会で発生する追加需要に対し、対応することができる。(中略)2020年東京大会で発生する追加需要に対して、すでに十分に対応可能な状況にある」(引用終わり)

それだったら森ゆうこのいうように「柏崎刈羽発電所を再稼働する必要はない」ことになる。

民主党政権時代から現在の安倍晋三に至るまで、国のトップが外国でしゃべることと、国内でしゃべることとの違いが目立つようになった。

こういった手法はすぐに国を染める。

東京オリンピック招致委員会も染められた組織のひとつだ。

「立候補ファイル第2巻」は、こんなことも喋っている。

「日本国政府は、今後のエネルギー・環境政策については、「革新的エネルギー・環境戦略」を踏まえて、関係自治体や国際社会等と責任のある議論を行い、国民の理解を得つつ、柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら遂行することを、平成24年9月19日に閣議決定した」(引用終わり)

あきれたことに、これは前政権の野田内閣のことだ。

問題なのは自民党に政権交代して、現在の安倍政権が原発再稼働と輸出を積極的に進める計画をもっていることだ。

安倍政権はファジーな野田政権とは明確に原発への姿勢が違っている。

6月15日の参院予算委員会では、「政府一丸となって対応し、できる限り早く(原発再稼働を)実現していきたい」と安倍晋三は明言した。

世界は日本の原発事故と東京の放射能汚染に最大の関心を払っている。

自民党に政権が変わり、原発への取り組み姿勢が大きく変わったのだから、東京の「電力」の項目だけでも刷り直し、正確な判断の情報を世界に与えるべきである。

東電は、新潟県知事の事前の了解もとらずに、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)再稼働安全審査を申請する方針を示した。

これに対して、新潟県の泉田裕彦知事は、7月2日、厳しい口調で東電の対応を批判した。

東電には、「関係自治体や国際社会等と責任のある議論を行い、国民の理解を得つつ、柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら遂行する」姿勢などまったくない。

これは安倍晋三とて同じだ。

この民意無視の原発再稼働は、いずれ世界の知るところになる。

日本人として恥ずかしい人たちが、オリンピックやりたいいっしんで、なりふり構わずになっている。

オリンピック招致は、3.11後はモチーフが変わった。

それは東京安全神話のためのイベントなのだ。

ドイツやフランスなど、欧米の国家なら、放射能汚染地帯に世界の若者を呼び込まなかったと思われる。

人権無視の野蛮な<アジア>が露出してきた。

(完)

関連記事
柏崎刈羽発電所を再稼働する必要はない。 生活の党 参議院議員森ゆうこ 
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/424.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 参院選に完全に背を向ける有権者 自公大勝後の国民生活の暗黒 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9243.html
2013/7/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


69・28%→59・32%、54・49%→43・50%、57・92%→?

何かというと、最近の選挙の投票率の変化である。最初のは衆院選だ。民主党が政権を奪った09年の選挙は70%近い投票率があったが、昨年暮れの選挙は6割を切った。次は都議選。こちらも前回に比べて、投票率は11ポイントも下がった。3つ目が参院選で、前回は58%近い投票率があったが、おそらく、10ポイントくらいは下がるだろう。過去最低は1995年の44・52%だが、これに近い数字になるかもしれない。

実際、野党の候補者乱立、潰し合いを見せられると、選挙に行く気も失せるのだ。

参院選の1人区は沖縄などほんの一部を除いて、自民が圧倒しているし、16の複数区は全選挙区で民主や維新、みんなが候補者を譲らず、潰し合いを演じている。さらに生活の党が絡むところが3、社民党が参戦しているところが4。もちろん、共産党は全選挙区に立てているから、最後は共産党が笑いそうな選挙区もいくつかある。どっちにしたって、自公は安泰――。

これじゃあ、ダメだ。安倍政権の危険性は山ほどあるし、「暴走を許してはいけない」と考えている有権者はたくさんいるのに、彼らの1票の受け皿がない。有権者はドッチラケ。それが投票率をさらに下げ、ますます、自公を有利にする閉塞状況。

石破幹事長は「わが党はおごり高ぶり緩みが出たときに危機を迎える」なんて言っていたが、裏を返せば、気の緩みを心配するほど、余裕綽(しやく)々(しやく)ということだ。

有権者はバカバカしくて、やってられない。弱小・野党が潰し合ってどうすんのか。ホント、この国の野党はどうにもならない。

◆民主党は1ケタ台もある惨状

この調子だと、自公の大勝は揺るがないとして、野党はどれだけ負けるのか。

とりわけ、憎悪の対象になっている民主党は完全消滅まであるんじゃないか。選挙分析で定評がある政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言った。

「自民党は選挙区で45〜47、比例で23〜24。公明は11。このくらいはいくでしょう。そうすると、野党は40議席程度です。民主党は、5人当選する東京選挙区が象徴で、公認を得た鈴木寛氏も、公認が下りず無所属で戦うことになった元民主党の大河原雅子氏も当選圏に入っていない。20議席割れもあると思います」

改選議席は44だから、半減以下。しかし、別の政党の選対幹部は「20どころじゃないよ」と言う。

「民主は勝てる選挙区を探した方が早いんです。北海道、長野、愛知など5つ6つしかない。比例も厳しい。都議会では共産党に負けて第4党ですからね。比例が3〜4議席で終われば、1ケタ台の可能性もありますよ」

「さもありなん」と思えるのは、民主党こそが、今度の選挙情勢を招いたA級戦犯だからだ。

菅、野田政権の裏切りが自民党回帰を招いたわけだし、野党協力が進まないのは「最大野党である民主党が譲歩しなかったため」(鈴木哲夫氏=前出)だ。

どこまで国民の期待を裏切るのか。民主党には票を入れたくないし、消えて欲しい。それが有権者の声なのである。

◆極右のナショナリストが3年間フリーハンドだゾ

いずれにしても、世紀の裏切り、デタラメ政党、民主党のせいで、日本の民主主義は今や、風前のともしびになってしまった。このまま自公が圧勝したら、選挙後の日本はどうなるのか。参院選が終われば、向こう3年間、国政選挙はないのである。その間、よりによって、極右のナショナリスト、安倍がフリーハンドを得るのである。

「新聞は選挙の争点をねじれ解消と書いていますが、これは自民党サイドに立った表現です。国民の側に立てば、自公独走になる。それでいいのか、それが焦点だ、とこういうふうに書くべきですよ。国民は自民党の一党独裁の腐敗政治にこりごりして、政権交代をさせたのではなかったのか。それが元の木阿弥でいいのか。自民党が何も変わっていないのは、比例候補に業界団体の代表を並べたことでも分かります。そのうえ、中国、韓国のみならず、米国とも首脳会談ができない安倍政権がやりたい放題でいいのか。選挙後の国会は野党が死んだも同然になるでしょうから、民主主義のチェック機能が働くかどうか、非常に心配です」(政治評論家・野上忠興氏)

◆安倍首相には民主主義の良識がない

有権者は想像力を働かせることだ。選挙に勝ったら、安倍は何をやるのかを。今は「デフレ脱却」や「成長戦略」を隠れみのにしているが、本当にやりたいのは憲法改正と米国と一緒に戦える国づくりだ。しかし、それを争点にすると、圧勝できないから、封印した。それだけのことだ。

選挙に勝てば、それこそ、大手を振って、改憲に突き進むことになる。筑波大名誉教授の小林弥六氏は「これは翼賛選挙だ」と言った。

「マスメディアも安倍自民党の争点隠しに協力していますからね。巨大与党とメディアが一体化している選挙は異例で、戦前の翼賛選挙を想起させます。しかも、安倍首相は民主主義を守ろうという意欲が見えない。元外務官僚に『外交を語る資格がない』と言ったり、批判的なマスメディアに噛み付いている。最高権力者が言論弾圧をして、平気なのです。民主主義の常識、良識が決定的に欠如している首相だと言わざるを得ません。党首討論を見ても、自分の言うことに酔っているのか、他党のことは聞こうとしない。極めて危ない首相だと思いますが、今度の選挙で勝てば、おそらく、自民党内でも独裁色を強めていくのでしょう。お友達を重用し、政治を私物化させる懸念がある。もちろん、憲法改正も仕掛けてくる。憲法改正の発議要件を緩和する96条を改正すれば、あっという間に憲法の基本理念が変えられてしまう。そうなれば、国家のために表現の自由や基本的人権がないがしろにされてしまうことになります」

折しも、日銀は戦時国債を直接、買い取るような異次元緩和を加速させているから、よけいに嫌な予感がするのだ。

今度の選挙で野党が消えれば、国の形が変わってしまう。阻止したいが目下の情勢ではどうにもならない。やりきれない話である。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK150] アベノミクスの破綻(1)〜政治経済学者・植草一秀氏 (NETIBNEWS) 
アベノミクスの破綻(1)〜政治経済学者・植草一秀氏
http://www.data-max.co.jp/2013/07/01/post_16454_uk01.html
2013年7月 1日 15:47 NETIBNEWS


<「アベノミクス」メッキの下にある「アベノリスク」>

 6月26日に通常国会が会期末を迎え、政治は7月21日の参院選投開票日に向けて走り出した。通常国会会期末には、安倍晋三首相に対する問責決議が参院で可決された。問責決議は不信任決議と異なり、内閣総辞職などを強制する力を持たないが、過去に3度存在する首相に対する問責決議可決においては、すべて、問責された首相が4カ月以内に退陣している。

 メディアは大きく報道していないが、安倍政権の前途には重い暗雲が立ち上っている。

 日本国憲法は国会を国権の最高機関と規定しており、その最高機関である国会の問責決議の重みは比類のないものである。ところが、安倍首相は問責決議可決後の記者会見で、決議を厳粛に受け止めるなどとは一切述べずに、問責は「ねじれの象徴」だと開き直った。自民党多数の衆院から見れば参院が「ねじれ」ているのだろうが、野党が多数の参院から見れば、「ねじれ」ているのは衆院なのである。参院の決議に敬意さえ示さない姿勢は参院軽視、参院冒涜の姿勢だと批判されても返す言葉のないものだ。

 記者会見で安倍氏は、相も変わらず、アベノミクスの自画自賛を繰り返した。メディアがアベノミクスを持ち上げてきた流れに乗り、参院選も乗り切ってしまおうとの考えが明白だが、このアベノミクス自体、かつての輝きはなくなっている。

 筆者はアベノミクスが薄っぺらな「金メッキ」だと判断する。初めはキラキラ輝いているが、薄っぺらなメッキはすぐに剥がれ始め、地肌が顔をのぞかせる。メッキが剥がれた下から現れるのは、「アベノリスク」である。このリスクこそ怖いものである。

 7月3日に緊急書き下ろし新著『アベノリスク−日本を融解(メルトダウン)させる7つの大罪−』(講談社)を上梓する。主権者である国民が、直面する超重要争点について熟慮することなくムードに流されて参院選に臨むなら、参院選後に思いもよらぬ地獄の日々が始まることになりかねない。

 安倍政権が隠し持つ7つの巨大リスクを、徹底的にわかりやすく解説した。願わくは、1人でも多くの有権者が、重大な日本の政治問題を、参院選前に熟慮してほしい。その一助になればと思い、本書を執筆した。

 現在の趨勢が続いて、自公の与党が参院選で大勝すれば、リスクは現実のものになってしまうだろう。そのとき、私たちの日本に何が生じるのか。「アベノミクス」の次に起こることを知りたい人に本書を贈る。


アベノミクスの破綻(2)〜政治経済学者・植草一秀氏
http://www.data-max.co.jp/2013/07/02/post_16454_uk02.html
2013年7月 2日 07:00

<ほんとは怖い7つのアベノリスク>

 7つのリスクとは、インフレ、消費税大増税不況、TPP、原発、シロアリ、憲法、戦争、である。新約聖書末尾に収められている「ヨハネの黙示録」になぞらえるとこうなる。

 第一のラッパが吹き鳴らされると、日銀の資産を大幅に劣化させてまで誘導される激しいインフレが、政府と企業だけを救い、国民は大いに苦しめられた。

 第二のラッパが吹き鳴らされると、大増税が始まり、アベノミクスへの期待効果によって生まれたわずかな株高などは簡単に吹き飛ばされた。

 第三のラッパが吹き鳴らされると、TPP加盟によって美しい国土は荒れ地と化し、米国市場原理主義の猛威が日本社会を荒廃させた。

 第四のラッパが吹き鳴らされると、活断層の上の原発がいつのまにか続々と再稼働し始め、人々は原発事故の悪夢に怯える日々を過ごした。

 第五のラッパが吹き鳴らされると、血税を食い荒らすシロアリ官僚がますます増殖し、再び増額された巨大公共事業・役人利権予算に群がった。

 第六のラッパが吹き鳴らされると、権 力の横暴を防ぎ止める役割を担っていたはずの憲法が、国家権力によって次々と都合よく改悪され、国民主権や基本的人権がないがしろにされた。

 第七のラッパが吹き鳴らされると、憲法改悪によって戦争への道が切り開かれ、集団的自衛権の名のもとに日本が報復攻撃の対象とされ、・・・。

 「ほんとは怖いアベノリスク」をすべての国民が理解しておく必要がある。昨年から本年5月にかけて、安倍政権が絶賛された理由はただ1つ。株価が上昇したことだ。野田前首相と安倍晋三氏による党首討論で、野田氏から解散宣言が飛び出したのが昨年の11月14日。この日の日経平均株価は8,664円だった。この株価が本年5月22日に15,627円に上昇した。半年で6,963円の株価上昇だ。株価が上がると経済は明るくなる。これをメディアが絶賛したのである。

 前回記事にも記述したように、株価が上昇した理由は、株価が安すぎたことと、円安が進行したことだ。菅政権と野田政権は財務省路線に乗り、ひたすら増税実現を追求した。経済心理は凍りつき、株価は理論値以下の水準に引き寄せられていた。安倍政権は増税に先行する大型補正予算を編成し、経済心理の改善を誘導した。これが株価上昇力を高めたのである。

 他方、日本の株価は円ドルレートとの連動関係を強めていた。円高が株価下落、円安が株価上昇を生み出す図式が成立していた。安倍氏のブレーンがここに目をつけたのかもしれない。安倍氏は徹底して金融緩和政策の強化を訴えた。金融市場は安倍政権下での金融緩和政策強化を「期待」して、長期金利を大幅に低下させた。この金利低下に連動して急激な円安が生まれ、これが急激な株高をもたらした。

 安倍氏が言う「第一の矢」の金融緩和と「第二の矢」の積極財政が相まって、円安・株高の市場反応が生まれた。この限りにおいて「アベノミクス」は効果を発揮したと言ってよいだろう。

 しかし、この順風は持続していない。三本の矢は飛行する方向を真逆に変え始めてしまった。「アベノミクス」が「アベコベノミクス」に姿を変えた。


アベノミクスの破綻(3)〜政治経済学者・植草一秀氏
http://www.data-max.co.jp/2013/07/03/post_16454_uk03.html
2013年7月 3日 07:00

<「アベノミクス」が「アベコベノミクス」に変質>

 新体制の日銀が、初めて金融緩和政策強化を決定したのが4月4日。金融市場では、この日を境に、長期金利低下が長期金利上昇に切り替わった。この影響を受けて、5月23日以降、為替レートが円高に回帰し、株価が急落した。日経平均株価は6月13日に12,445円にまで下落した。昨年11月から半年かけて実現した株価上昇の45.7%が、わずか20日間で消滅した。

 アベノミクスの第一の矢は、金融緩和=金利低下=円安=株高=景気浮上・インフレ率上昇のシナリオを描くが、実際に4月4日以降に発生したのは、金融緩和=金利上昇=円高=株安の連動であった。第一の矢の飛ぶ向きが正反対に変わってしまったのだ。

 第二の矢は財政出動だが、補正予算を成立させた後、軸足が大移動を始めた。財政出動が大増税出動に切り替えられようとしている。安倍政権は今秋にも、消費税大増税を最終確定する姿勢を示している。これが確定すれば、第二の矢の飛ぶ向きも180度転換することになる。

 第三の矢は成長政策だが、安倍晋三氏が満を持して講演で成長政策を発表した6月5日の講演終了直後から6月7日にかけて、日経平均株価は1,200円も暴落してしまった。安倍首相が掲げる成長政策とは、農業の自由化、医療の自由化、解雇の自由化、経済特区の創設、法人税減税などであり、資本を優遇する施策ではあるが、生活者=消費者=主権者にメリットを与えるものではない。第三の矢も生活者を直撃する方向に飛んでゆくことになるのだろう。

 つまり、4月4日以降、アベノミクスは"アベコベノミクス"に姿を変え、三本の矢は生活者を射抜いてしまう方向に飛ぶ向きを変えてしまったように見える。

 6月27日以降、米国経済堅調、米国長期金利上昇の影響で、為替が再びドル高方向に回帰し、不安定化した中国市場が落ち着きを取り戻したことから、日本の株価も反転の兆しを示しているが、アベノミクスの内容が変質を来している状況には変化が見られない。株価は反転の兆しを示しているが、これはアベノミクス効果ではなく、米金利上昇=ドル高によるもので、その先に浮上する米国金融緩和政策縮小の影響を考慮すると、手放しの楽観が許されぬものである。


アベノミクスの破綻(4)〜政治経済学者・植草一秀氏
http://www.data-max.co.jp/2013/07/04/post_16454_uk04.html
2013年7月 4日 07:00

<憲法・原発・TPP・シロアリ・戦争のリスク>

 無理なインフレ追求政策は、さらなる長期金利上昇を発生させて、経済改善を妨げる効果を発揮してしまうだろう。巨大増税決定による財政政策逆噴射は、日本を不況に回帰させる原因になってしまうだろう。安倍政権の今後の経済政策運営が、日本経済の命運を分かつと言っても、言い過ぎではないと思われる。

 さらに重要なことは、安倍政権の持つリスクが経済政策上のものだけではないことだ。国の根幹に関わる憲法、国民の命の問題に直結する原発、国家主権の喪失をもたらしかねないTPPという3つの問題がとりわけ重大だ。

 安倍政権は憲法を変えやすくするために、憲法改正発議要件を定めた憲法96条の改正を提案している。安倍首相の提案では、衆参両院の過半数の賛成で憲法改正が発議され、その後の国民投票での投票総数の過半数の賛成によって憲法改変が実現することになる。衆議院で295議席を有する自民党だが、比例代表選挙での全有権者に対する得票率は16%に過ぎなかった。国会議席数と民意との間には巨大なかい離がある。国民投票も、投票総数の過半数の賛成で良いということになると、投票率が5割なら全有権者の4分の1以上の賛成で憲法が変わってしまうことになる。

 自民党憲法改正草案には、人権抑圧、国権突出、戦争体制構築という、恐るべき内容がふんだんに盛り込まれている。憲法の安易な改変を絶対に許してはならないが、参院選の結果によっては、恐るべき事態が発生することになる。

 地震国日本での原発稼働がいかに危険であるかをすべての日本国民に知らしめたのが3.11原発事故である。この教訓をないがしろにする政策方針を許してよいのか。

 TPPは日本国民ではなく、外国資本に利益を供与する仕組みである。日本農業が外国資本に支配され、国民医療に経済格差が持ち込まれ、生活者に優しい共済制度が破壊される。この巨大リスクを現実化させることがほぼ確実なTPPに日本が参加することは、主権者国民に対する背信行為である。

 野田佳彦氏が変節する前に叫んでいたシロアリ退治=官僚利権の根絶は、今や、議論そのものがかき消されている。このまま進めば、日本は外資のハゲタカ、官僚のシロアリ、強欲資本主義者のハイエナに食い荒らされてしまうことになる。

 そして、日米同盟の名の下で、日本が戦争を遂行する体制を整えれば、日本は米国が主導する侵略戦争に自動的に加担させられてしまうことになる。また、日米軍事同盟への固執が日本を戦場とする戦争勃発という代償をもたらす可能性もあるだろう。

 憲法改悪・原発再稼働・TPP参加・消費税増税・インフレ誘導・官僚利権擁護・戦争遂行に反対する政治勢力の拡大を実現させなければ、日本は本当に危うい。

(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 民主党有田芳生と行動してるヤクザが渋谷署へ連行渋谷署の喫煙所で一服中などと必死2c日刊ヨシフ♪

1 : スフィンクス(新疆ウイグル自治区):2013/07/06(土) 18:55:58.14 ID:iKVj6bZUP ?PLT(12350) ポイント特典

渋谷署の喫煙所で一服中。 pic.twitter.com/vlxDOztKTT

https://twitter.com/nippondanji8/status/353434053946511361

http://i.imgur.com/Y3E7Vmb.jpg

http://tonchamon.cocolog-nifty.com/blog/images/2013/06/25/photo_5.jpg

有田芳生@aritayoshifu
渋谷駅。ふと横を見ると、警視庁に守られたザイトクご一統がいる。これが噂の「集団下校」。誰もお気づきにならなかったようでー。

https://twitter.com/aritayoshifu/status/353421070017110016

関連
【悲報】また排外デモ参加者が絶望の逮捕へ! 
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1373101516/

【民主党】有田芳生が他党の選挙妨害をするようにRT、RTされたしばき隊もビビる
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1373025808/
bcxxx@bcxxx

皆さん維新政党新風の候補者のポスターに衝撃を受けていますが、新風はザイトクのデモにもしょっちゅう街宣車を貸してて、
メンバーもデモ参加者なので、ただのクズのネトウヨです。街頭で見つけたら、公職選挙法に違反しない範囲でしばいてやりましょう。
16:51 7月5日(金)
http://i.imgur.com/zZmIlrU.jpg
http://i.imgur.com/dz4ao3C.jpg

https://twitter.com/aritayoshifu/

51: ヒマラヤン(兵庫県):2013/07/06(土) 19:48:13.12 ID:cH6lk0NP0
政治家としては完全にアウトな気はする。

一般人と雇われヤクザを喧嘩させようと煽ってるんだもんね。
民主党も選挙期間中によくこんなの放置してるな。太っ腹と言うのか鈍感と言うのか。

7 : アンデスネコ(福岡県):2013/07/06(土) 19:05:03.17 ID:DZa8nYKz0
何これ
朝鮮人による偽装右翼と有田芳生がつるんでんの?

8 : ぬこ(東日本):2013/07/06(土) 19:06:16.00 ID:fbxT8xK70
暴力団とズブズブだった紳助は引退したよね
ヨシフはどうするの?

9 : スフィンクス(新疆ウイグル自治区):2013/07/06(土) 19:06:17.68 ID:iKVj6bZUP
>>7
朝鮮語が解るヤクザみたいですよ

https://twitter.com/nippondanji8/status/352309863373733888


14: アンデスネコ(福岡県):2013/07/06(土) 19:08:24.87 ID:DZa8nYKz0
>>9
なんという・・・
これでアカウント名がnippondanjiとかキモすぎるな


10 : アンデスネコ(アメリカ合衆国):2013/07/06(土) 19:07:00.13 ID:heUxGyhw0!
民主党
日本人の皮をかぶった韓国人

社民党
日本人の皮をかぶった北朝鮮人

共産党
日本人の皮をかぶった中国人

と考えておけばだいたい間違いない。


46: スフィンクス(やわらか銀行):2013/07/06(土) 19:37:19.85 ID:f3RtGJo2P
己の手を汚さず他人のツイートで他人が選挙妨害することを煽るとか人間のクズやでえ


47: ヒマラヤン(兵庫県):2013/07/06(土) 19:37:26.09 ID:cH6lk0NP0


>有田芳生@aritayoshifu
>渋谷駅。ふと横を見ると、警視庁に守られたザイトクご一統がいる。これが噂の「集団下校」。誰もお気づきにならなかったようでー。

怖いな、このオッサン。
単独で帰ると有田の仲間が絡んで喧嘩になるから、機動隊が送ってるのに。

刃傷沙汰でも起きることを期待してんの?

2: エキゾチックショートヘア(大阪府):2013/07/06(土) 18:58:35.65 ID:zH1f+VJw0
>公職選挙法に違反しない範囲でしばいてやりましょう

公職選挙法ではないが「しばく」という行為は暴行罪になるだろう
こういうやつって脳味噌ついてないの?


11: ツシマヤマネコ(静岡県):2013/07/06(土) 19:07:01.56 ID:0rLYn3+70
>>2
ヨシフって、国会議員は公職選挙法以外の法律は免罪されると思っているんじゃなかろうか

8: ぬこ(東日本):2013/07/06(土) 19:06:16.00 ID:fbxT8xK70
暴力団とズブズブだった紳助は引退したよね
ヨシフはどうするの?

12 : アメリカンカール(WiMAX):2013/07/06(土) 19:07:58.05 ID:e624hb0G0
>>1
http://i.imgur.com/Y3E7Vmb.jpg

このツイートが見当たらないんだがURLは?
削除されたの?


52: アメリカンワイヤーヘア(SB-iPhone):2013/07/06(土) 19:54:15.90 ID:7QqUewOei
>>12
排除したよ。本人の高橋が、だから急いで写真保存した。


21: ヨーロッパオオヤマネコ(長屋):2013/07/06(土) 19:13:30.43 ID:OUbNWTO70
ヨシフはもう後戻り出来ないところまで行っちゃったな。


22: ボルネオヤマネコ(神奈川県):2013/07/06(土) 19:14:50.11 ID:oDvjjGMBT
>>21
選挙前はTVとかで普通の人だと思っていたんだけどな
洗脳されているとか暗黒面に落ちてしまったみたいだわ


24: アジアゴールデンキャット(岐阜県):2013/07/06(土) 19:17:43.48 ID:iv1+qN680
>>街頭で見つけたら、公職選挙法に違反しない範囲でしばいてやりましょう。

在日外国人は日本の内政に対する政治運動をしただけで法律違反でしょ?
立候補者にヤジを飛ばしただけで違法じゃないの?


27: アメリカンカール(WiMAX):2013/07/06(土) 19:20:43.63 ID:e624hb0G0
>>24

【問6】 @未成年者、A外国人、B選挙犯罪により公民権停止中の者は、
インターネット選挙運動を行うことができるか。

1 未成年者や選挙犯罪により公民権停止中の者は、現行法において、
選挙運動そのものが禁止されており(公職選挙法137条の2第1項、137条の3)、
インターネット選挙運動の解禁後も、同様に、これを行うことができない。

2 これに対し、外国人は、現行法において、選挙運動が禁止されていないため、
インターネット選挙運動の解禁後も、同様に、これを行うことができる。

3 なお、インターネットは未成年の利用者が多いことから、未成年者が、
インターネット選挙運動の解禁後も、引き続き選挙運動が禁止されることを
周知徹底することが必要と考えられる。

改正公職選挙法ガイドライン
http://www.soumu.go.jp/main_content/000222706.pdf

32: ハバナブラウン(鹿児島県):2013/07/06(土) 19:25:35.15 ID:9HsVo4Ae0
>>27
日本人差別ですやん


31: ハバナブラウン(茨城県):2013/07/06(土) 19:24:31.91 ID:CPtYhwhd0

>>渋谷駅。ふと横を見ると、警視庁に守られたザイトクご一統がいる。これが噂の「集団下校」。
そりゃお前が朝鮮ヤクザに襲撃させてるからだろ

有田芳生 ✔ @aritayoshifu 2013年7月6日 4:52 PM

33: スフィンクス(チベット自治区):2013/07/06(土) 19:27:37.07 ID:h5jPVBpTP
よく知らないけどあの有田さんって
こんな怖いことする人だったの?


35: サビイロネコ(北海道):2013/07/06(土) 19:30:07.23 ID:kkFgfRKZ0
>>33
湯川さん。騙されてはいけません。


36: ボルネオウンピョウ(内モンゴル自治区):2013/07/06(土) 19:31:06.41 ID:0zV+jkl1O
民主党はなんでヨシフを放置してんだ党として容認してるってことなのか?


38: マヌルネコ(福岡県):2013/07/06(土) 19:32:02.01 ID:houWOiq+0
>>36
もともと朝鮮人に乗っ取られた組織だからな
党首からして詐欺で日本人から金を吸い上げてたキチガイだし


19: サビイロネコ(北海道):2013/07/06(土) 19:10:36.67 ID:kkFgfRKZ0
こんな低俗ツイートで政治活動している気になっている屑


45: スノーシュー(東京都):2013/07/06(土) 19:35:47.00 ID:rKJhk8Lp0
しかし、法律の範囲内でしばけとか・・・
ヨシフも無茶言うなぁ

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1373104558/

民主党 有田芳生が他党の選挙妨害をするようにRT、RTされたしばき隊もビビる 2ch
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/397.html

有田芳生を護衛していたしばき隊の大石規雄は在日と判明 シバキ隊は中国残留孤児の暴走族G怒羅権がいるらしい 2chより
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/306.html

民主党有田芳生「ブルーリボンをしてる議員は拉致被害者を悪用してる」2cといいながら拉致被害者に「何もしない政治家」で発覚
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/237.html

嫌韓デモに行って来た ついに日本人が堪忍袋の緒を切りつつあることを感じた  
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/946.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 改憲派三党、自民・維新・みんなを、ひとりでも多く落とすことが「最後の砦」だ。(世に噛む日日) 
http://eiji008.blog19.fc2.com/blog-entry-888.html
2013/07/07 01:57  世に噛む日日


昨年、読んで衝撃を受けた小説のひとつに、『悪の教典』(貴志祐介)がある。
伊藤英明主演で映画化されたので、ご存知の方も多いかと思うが、一見、爽やかな熱血教師が、実は反社会性人格障害、シリアル・キラー(連続殺人者)だったという設定の、大殺戮小説だ。

ネタバレになってはいけないので、詳しいあらすじは省くが、主人公の教師が大量虐殺を決意する場面で、「point of no return」という言葉が出てきた。
航空機が出発点に戻れる燃料がなくなる地点のことをそういうのだそうだ。
そこを過ぎれば、取り返しがつかない。戻れない。先に進んでいくしかない。
「賽は投げられた」とか「ルビコン川を渡る」などの言い回しにも、通じるものがあるだろう。

主人公の教師は、ひとりかふたりの生徒を殺したことを隠蔽するために、クラスの生徒全員を殺すことを決意するが、さすがに「やり過ぎではないか」と躊躇う。
今なら、まだ止めることができる・・。しかし、人を殺すことへの罪悪感を毛ほどにも持ち合わせていない主人公は、頭を振り、うすら笑いを浮かべながら、大殺戮劇へと突進するのだ。

僕らニッポン国住人の「point of no return」は、すぐ間近に迫っているような気がする。
国の主権者としての立場が、もろくも崩れ去る事態への道が、強引に拓かれようとしている。
「自由と権利」を享受しながら過ごしていた「主権在民」という草原に、巨大なブルドーザーが押し入り、「国家」という要塞が築きあげられようとしている。


 <2013岐路>憲法問題 国のかたち変えるのか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013070602000148.html

 参院選の大きな争点は、憲法問題だ。改憲勢力が三分の二を制すれば、憲法改正が一気に現実化しうるためだ。「国のかたち」を変えるのかが、問われている。

 社会が暗く、閉塞(へいそく)感が覆う。格差社会は深刻だ。低所得者があふれ、生活苦にあえぐ。若者も未来に希望が持てないでいる。

 憲法改正によって、さまざまな社会問題や国際問題が解決するわけではない。けれど、そんな幻想がまとわりついていないか。危うさを覚える中での選挙だ。

◆3分の2のせめぎ合い
 
 自民党が憲法改正草案をつくり、堂々と公約に掲げている。国防軍の創設をうたう九条改正や、改憲の発議要件を「三分の二」から「過半数」へと緩和する九六条改正…。日本維新の会もみんなの党も、憲法改正をめざしている。

 自民と維新、みんなを合わせた改憲勢力は衆議院で、三分の二のハードルを越えている。議席数で実に76%にも達し、発議要件を十分、満たしているのだ。

 安倍晋三首相は「次期国会で直ちに発議しない」と発言したものの、参議院でも三分の二を超えれば、憲法を改正する千載一遇のチャンスを与える。

 その意味で、こんな参院選は近年にない。改憲か、護憲か−。現実的な数のせめぎ合いになる。

 国民主権、基本的人権、平和主義などの骨格に支えられた憲法は、国民生活に深く染みいり、現実に戦後は平和で自由な社会を築いてきた。選挙の結果次第で、この「国のかたち」が、変貌してしまうかもしれない。

 参院選は日本の岐路となる歴史的な選択なのだ。それゆえに、われわれは日本国憲法の意義をあらためて、かみしめるべきだ。

 「国民の手に憲法を取り戻す」と首相は語った。では、今まで国民は憲法を握っていなかったのか。

◆権力は鎖で縛らねば
 
 学校教育などを通じて、多くの国民が親しみを持つ法典である。逆に、そもそも今、なぜ憲法改正が必要なのか。疑問に思う。

 むしろ、占領下の米国によってつくられた「戦後レジーム」からの脱却を唱えてきた首相が、改憲への風をあおり立てている。「三分の一を超える議員が反対すれば、国民は指一本触れられない」とも首相は述べた。

 しかし、国会議員を投票で選んでいるのは、国民である。憲法施行から六十六年間も、改憲を阻んできたのは、国民の意思表示と受け取るべきだ。

 「国民の手に憲法を取り戻す」という言葉とは裏腹に、まるで自民党の改正草案は「権力の手に憲法を」と主張しているかのような中身である。

 現行憲法の前文は「日本国民は」で始まるのに、改正草案は「日本国は」を主語に国家観が語られる。出発点から異質なのだ。

 「日本国民」を主語にした文脈では「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り」「和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合う」ことが要求される。

 国民の自由と権利の条項には「常に公益及び公の秩序に反してはならない」と、言葉が加わる。義務がやたらと目につく。

 何よりも、まるで一般の法律のように、国家権力が国民を拘束しているかのようだ。立場は逆であるはずだ。

 国民が国家権力を拘束するのが、本来の憲法の姿である。立憲主義では、たとえ国民が選んだ権力であれ、力を乱用させない「権力を縛る鎖」なのだ。

 その憲法を国民の名を借りて、権力側が自らつながれた鎖をほどこうとする改憲などありえない。改正草案を見る限り、時計の針を古い時代に巻き戻しているような印象だ。

 果たして自民党のすべての議員が、改正草案を支持しているのだろうか。戦争体験のある同党議員OBらは、公然と「改憲反対」を唱えている。議員一人一人の考えを聞いてみたいものだ。

 民主党は九六条改正には反対するが、改憲自体には「未来志向の憲法を構想する」と述べ、国民との「憲法対話」を進めることにとどまっている。やはり党内には、憲法に対する意見は、賛否両論が渦巻いているのだろう。

 公明党は、環境権や地方自治の拡充で新たな理念を加える「加憲」の立場だ。政党によって、また議員個人の信条によって、憲法への考え方は多様である。

◆声をじっくり聞いて
 
 本紙は憲法を守る精神に立つ。自由や平等など人類の英知を集めた憲法をより生かすことで、現在の苦境は乗り越えられよう。「国のかたち」を変えうる国政選挙だけに、有権者は各立候補者が訴える声をじっくり聞いて、「一票」の判断をしよう。

 (東京新聞・7月6日社説)


素晴らしい社説だ。

日本じゅうの有権者、ひとりひとりに、無理やりにでも読ませたい文章だ。
オピニオンとしての新聞の役割、権力を監視し、読者大衆に拠って立つべきジャーナリズムの本貫を、ここに見る思いだ。
報道の自由に土足で踏み込んできた安部自民党に、やすやすと軍門に降った某在京テレビ局とは、大きな違いである。
全国新聞でないことが、本当に残念だ。

「国民より国家」「権利より義務」・・自民党の改正草案に色濃く滲むコンセプトだ。
現存する日本国憲法とは、その根本の概念から違う異質なものだ。
「似て非なるもの」・・そう、「似非(えせ)憲法」を、自民党は志向しているのだ。

僕は、「参議院での自公過半数は絶対許すな」と言ってきた。
しかし、残念ながら、その可能性は高いようだ。
むろん、あきらめているわけではないが、楽観できない情勢にあるのは、たしかだ。

けれども、衆参両議院が自公の天下になっても、最悪、僕らの自由と権利は守られる。
今の日本国憲法があるからだ。
その権利と自由の死命は、衆参両議院で、自民・維新・みんなの「改憲三党」が、憲法改正発議ができる3分の2を占めるかどうかで決まる。
それを許してしまった時点が、僕らニッポン国住民の「point of no return」〜帰還不能点〜となってしまうのではないか。


憲法改正派3分の2可能性…参院選序盤情勢
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130706-OYT1T00216.htm

参院選の結果、憲法改正に前向きな政党で国会発議要件に達する可能性が出てきた。

 読売新聞の序盤情勢調査で自民党が好調な勢いを示しているためだ。焦点は「加憲」の立場の公明党の理解と、みんなの党の動向となる。安倍首相は今後も経済対策に尽力しつつ、史上初の憲法改正のタイミングを見極めていく構えだ。

◆4党で「3分の2」

 憲法96条は、憲法改正について〈1〉衆参各院で総議員の3分の2以上の賛成で発議(国民に提案)〈2〉国民投票で過半数の賛成――を要件としている。読売新聞社の序盤情勢調査によると、自民党、公明党、日本維新の会、みんなの党の4党で、非改選議席を合わせると参院の3分の2(162議席)に届く可能性がある。

 自民党、日本維新の会、みんなの党は参院選公約で憲法改正に取り組む考えを明記している。公明党の「加憲」は、環境権など時代の変化で必要になった条文などを付け加える立場で、憲法改正を容認するものだ。

 自民党は参院選後、投票年齢を満18歳以上で確定させる国民投票法改正案を提出するなど憲法改正に向けた準備作業を進める方針。

◆公明はどうか

 焦点は、公明党の動向だ。衆院は公約に憲法改正を明記した3党で3分の2を超えているが、参院は公明党が加わらなければ3分の2に達するのは難しいからだ。同党の山口代表は5日、広島県内の街頭演説で「公明党は今の憲法はいい憲法、さらにいいものを加えていきましょうという考えだ。ほかの政党とは考えが違う部分がある。憲法改正はいいよ、ということでも中身が違う」と述べた。

 また、みんなの党の渡辺代表は「憲法改正より先にやることがある」とも主張している。憲法改正に賛成する代わりに、みんなの党が求める公務員制度改革などの実現を政府・自民党に迫る可能性がある。

 安倍首相は公示日以降、憲法改正について自分からはほとんど言及していない。5日の高松市内の演説では、「景気回復の入り口まできた。私たちが進めている政策は間違っていない」と述べ、経済対策に尽力する考えを強調した。ただ、4日のNHK番組では、憲法改正に関する質問に答える形で「しっかりと議論を深めていきたい」と語った。

(2013年7月6日09時55分 読売新聞)


東京新聞とは対極にあるゴミ新聞の記事を引用して、お目汚しになったかもしれないが、読み終えて嘆息しながら思ったのは、「ああ、ここでも公明党がカギを握っているのか」ということだ。今のところ、この党は96条改悪にかんしては積極的ではない。どうか、それを貫いてほしいものだ。支持母体の創価学会には、伝統的に「護憲」の意識が強い。戦時中に大弾圧をくらった歴史が、ファシズムへの警戒感という「背骨」を形成させていると思う。

が、今までの、たとえば「イラク戦争への加担」に見られるように、小泉自民党との連立を優先するあまり、支持母体が長年たもち続けた「反戦平和主義」に、完全に違背する選択をしたりすることもある。何万人もの自殺者を出した、小泉・竹中カイカクを支えたこともある。自民とのもたれあいで議席と組織を温存することが「至上命題」となっているこの党が、果たしてどういう選択をするのか。

逆に言えば、公明党も、「point of no return」への道を迫られている。もし、96条改悪賛成に踏み切れば、「憲法改悪への道を決した政党」として歴史に刻まれるだろう。その場合、創価学会はどうするのか。国家主義に堕しがちな宗教組織にあって、民主主義を志向してきた、世界にも稀な存在である創価学会も、民衆より国家を重んじる右翼宗教と成り果てる道を選ぶのだろうか。もし、そうなると、民衆救済に生涯をささげた「宗祖・日蓮大聖人」のお嘆きは、いかばかりか。

公明党はとにかく、「自・維・み」の「改憲三党」の議席を、ひとつでも減らし、「改憲発議」をできなくすることが、僕らニッポン国住民の「人権」にとって、「最後の砦」となるだろう。ここだけは死守するという気持ちを強く持たないと、突破されてしまえば、もはや、帰ることはむずかしい。

「point of no return」〜帰還不能点〜は、目前に迫っている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 原発放射能とパチンコとカルトソーカが日本をここまで劣化させた これに反対しない安部は小泉と同じある

社会板
http://www.asyura2.com/12/social9/msg/382.html
投稿者 木卯正一 日時 2013 年 6 月 20 日 14:48:12: xdAt6v.ugMgqA


31: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:15:39.19 ID:EdKnVzbp0
>>1
面白いな
一時期ハマってパチンコ雑誌買ってたわw
自殺する前にやめられて良かった
なんとかひとしとかまだ現役なのかな


44: トラウマサディスト 2013/06/19(水) 07:18:29.71 ID:dDhIQ2jHO
(`・∀-´)ノ
>>1
正論過ぎて笑った


79: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:25:48.00 ID:G6IBbFAf0
>>1 ワロタwマリンw


86: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:27:03.88 ID:EEqMief00
>>1
これのどこがニュースですか?>しいたけφ ★


90: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:27:35.36 ID:XF63TvNM0

>>56
AKBに嵌まってる奴らは、完全に「貢ぐ」って感覚でやってるからまだよいが、
パチンコやってる奴らは、どこかに「稼ぐ」「取り戻す」っていう意識があるからな。
だからこそ、地獄の底まで落ちてしまうことがある。

>>1
>今はほとんど関係なくて、玉が出るかでないかは、運で決まります
まあ、これも嘘なんだけどね。
当たるかどうかが「運」で決まってた時代もあったけど、今は……


97: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:28:36.50 ID:R1sFgsIK0
>>1
携帯ゲーム作ってる連中も同じこと思ってるw


122: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:33:39.58 ID:5/QhvATz0
>>1読んでないが正論しか書いてないであろうことは容易に分かる
パチンカスは総じてアホ、アホというか病気


127: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:34:36.37 ID:n3mxPnz70
>>115
最初は文句を言うだろうが、何だかんだ言っても続けるんじゃね?
換金できるってのは>>1の状態を誤魔化すための言い訳でしかねえよ。
今はギャンブルとして成り立つほどの設定はされていない筈だからな。


143: しなこUo・v・oU ◆HxwwcPIeL1MJ 2013/06/19(水) 07:36:24.06 ID:Upu90a510

>>1
技術介入はありますけど?

捻り打ちとかで増やせます

バカはできません

はい論破あw


151: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:38:03.81 ID:AzcIfaiX0
>>115
換金を禁止すれば必然的にパチンコなんか廃れるだろ?
「換金だけ禁止にしようぜ」で黙るのはそれで問題が確実に解決に向かうからだろ
いい年したがケースに入った紅筆1000本とか金にならないなら欲しいわけがないだろうが
パチンコ産業で食ってるやつはほとんど在日なんだから半島に帰ればいいだろ
そもそも大嫌いな国で>>1みたいに人から軽蔑されるような仕事をするなんて
在日の皆さんの精神衛生上もよくないだろうが


189: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:42:40.83 ID:4fKWApO/0

>>151
換金禁止で万事解決という単純な話でもないと思うよ
実際のところ、1円パチンコが大盛況なのは銭儲けではなく、
あの音と光に脳みそがやられてるから

1円パチンコを朝から晩まで打ち続けて1000円負けたとか勝ったとかの世界
まあ中には万単位で負ける奴も居るだろうけど
つまり、パチンコはギャンブルとして全く成立してないって話です


279: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:52:23.97 ID:ADf+paX70

>>189
お前パチンコやってないだろう
妄想で書いているな

一日1000円の勝ち負けとは違う
やつらの一日に使える金がMAX
3000〜4000円というだけで、負ければ
帰るかホールをウロウロして時間を潰している

お店は利益率はずっと薄くなるが1円でもやっていける
ただ大型チェーン店の様に莫大な利益は出せないだけ
パチンコ店側はギャンブルとして成立しているよ


196: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:43:55.29 ID:Ygz+UB1u0

>>1
これを読んだところで、何を言われたところで、
「なにくそ!」と、パチンカーは今日もパチンコ貯金、明日もパチンコ貯金w
脳みそズレちゃってるからな。w

いいかパチンカーよく聞け?w
「貯金」てのは、いくら預けたか、いくらおろしたか、
そこの「帳簿」が一番重要なんだよw

そんな脳みそだから犯罪者の9割がパチンコやってるわけ。
ただパチンコ自体は日本からはなくならないw
パチンコ、パチンコップ、パチンアイドル、パチンCM、パチン政治家、パチンナマポ、パチンヌルポ、パチンメディア、パチンテレビ、パチンアニメ、
ガッツリと「パチン利権癒着包囲網横四方固めアルティメットコンプリートエディション構造」だからなw

パチンコの番組が一つあるだけで終わってるよこの国は。
それだけで肯定されてるようなもんだ。


205: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:44:41.56 ID:jS/z2BJTO
>>1
禿同


206: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:44:45.29 ID:laT10J0q0
>>1
正論だけど、それで飯食ってた奴も馬鹿って事だけは忘れんなよwww


228: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:47:27.63 ID:3i3Jt0Y3O
>>1に書いてることぐらい全て分かった上で打ってた
パチ店と他の客と自分自身を心底軽蔑しながら打ってた


255: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:50:43.51 ID:jS/z2BJTO
>>192
>>1はお前みたいなやつの事を言ってるんだな。
バカだって。


276: しなこUo・v・oU ◆HxwwcPIeL1MJ 2013/06/19(水) 07:52:18.66 ID:Upu90a510

>>255
あいつは全員負けてるような言い方してるw

勝ってる奴はあいつの言ってる事が当てはまりません

はい論破あw


258: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:50:49.67 ID:mTc4aQqvO
>>1正論で読みやすく面白い文面
A氏は2ちゃんねらー


2: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:08:46.65 ID:WQl5F+DU0
この人、消されるんじゃね?


3: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:08:52.30 ID:BPjsCuS30
正論過ぎてワロタ
パチンコやってる奴は総じて光と音に頭やられてんだよ


13: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:11:28.52 ID:ML9B3cx90!
>>3
まあ そういう時も必要だと思うけど、はまっちゃダメだよね


225: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:47:02.21 ID:DtEGXmRoP
>>3
電磁波にもか


4: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:08:54.91 ID:+SGwgDB+0
2


5: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:09:21.81 ID:1ez3DP+W0
パチンコに関してだけは、韓国を見習うべきだわ。


218: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:45:54.84 ID:EWiryulHP

>>5
同じくパチンコ禁止の台湾を見習えよ。

韓国は自国で禁止していて日本で金儲けしてクズ。


6: しいたけ ◆I.Tae1mC8Y 2013/06/19(水) 07:09:40.48 ID:h/ZBvH2V0

現在のパチンコ参加人口は約1,700万人、市場規模は約21兆円と言われる。やったことがない人はそれだけ聞くと、
「どんだけ、面白いゲームなのか」と思われるかも知れないが、まともな神経を
持ち合わせていたら、台の前で10分と我慢できないのがパチンコなのだ。

こんなものでもやっている人がいるのは、「パチンコが儲かる」という幻想に
取り憑かれているからだが、もちろんギャンブルであるから、やればやるほど損をするのがオチだ。

「パチンコというものは、10回も行けば1回は勝つものです。調子が良ければ、
1時間で5万儲けることも可能。まれに1日で10万とか20万ぐらい稼げることもある。
それにたまたま当たってしまうと、ワンランク上の人間になったような気になるんです。
人間の心理というものは勝ったときのことだけ覚えていて、負けたときは忘れてしまう。
それでいつか取り戻せると思って、ハマっちゃうわけです」


7: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:09:55.09 ID:yo59PPla0
もっと大声で言って下さい


8: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:10:17.80 ID:h0keQvSH0

【悲報】自民党批判の投書を新聞に送った男性、+で個人情報を晒される

http://unkar.org/r/poverty/1354807856


73: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:24:21.04 ID:X+aogq1V0
>>8
何この在日韓国人の巣窟は


9: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:10:28.91 ID:kV79ptBN0
こいつのいう事は正論すぎてワロタ


10: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:10:37.27 ID:5XYSSypC0
盤面全部液晶で釘なんて無いに等しいからな
ギャンブルつうか、紙芝居だよなw


11: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:11:15.22 ID:os8QJIjm0

違うよ
・・・バカに洗脳する施設なのが問題なのだ
うす暗くし大爆音電光ビームの嵐で脳内洗脳

これがまともか??


12: 名無しさん@13周年 2013/06/19(水) 07:11:24.27 ID:rHkOK25l0
パチンカス氏なねえかなぁ


14: しいたけφ ★ 2013/06/19(水) 07:11:45.79 ID:???0

「昔と比べると、徐々に市場規模と参加人口が減っていますが、
その分、濃度は濃くなってきていて、パチンコをやったときだけ快楽を得られる
依存症の人が増えています。そういう人たちを増やすために、メーカーはチカチカ光ったり、
でかい音が出る機械をどんどん作っています。廃れる、廃れると言われながらも、
ここまで大きくなった業界を完全になくすことはできないでしょう。私はもともと
パチンコに関心がなかったのですが、業界に入って、こんな誰が見ても分かるバカな
産業があっていいのかと驚きました。ところが、パチンコ屋にダマされる人間は一向に減らず、
業界の勢いは衰える気配を見せません。業界の様子を見ていると、この日本には私の想像以上に
脳みそどうなってんのというバカがたくさんいるようです。ソーシャルゲームが流行ったりするのも
同じことなのでしょう。バカは朝から晩までパチンコをやって、店が閉店した夜11時以降はモバゲーです。
韓国の(前)大統領が天皇を侮辱しようと、中国が尖閣諸島に攻めてこようと、彼らには関係ありません」

パチンコは、バカを生み出すバカ製造器なのだろうか。それともバカをおびき寄せる
バカホイホイなのだろうか。おそらく、その両方なのだろう。

パチンコをやって偉くなった人はいない。リンカーンもエジソンもアインシュタインも
パチンコなどやっていない。パチンコをやっている人は即刻やめるべきだ。
お隣韓国では、2006年にメダルチギという韓国版パチンコを廃止している。
日本もそれに見習い、無理やりにでもパチンコを廃止して、
余った電力を別の意義のある事業に回すべきである。


15: パチンコで日本人を堕落させるGHQの計画は期待以上に上手くいった。 2013/06/19(水) 07:11:54.63 ID:8mitUhxv0

.

★☆★『経営者の95%が朝鮮人であるパチンコは日本人を堕落させる為に計画された』★☆★

マッカーサーは戦後の日本で過去に例のない専制と独裁政治を展開した。

彼の占領政策の柱は、日本人の誇りを奪い堕落させ、

二度と白人支配の脅威にならないようにすることだった。

その為に東京裁判で日本を侵略国家に仕立て、A級戦犯はわざと皇太子殿下の誕生日に死刑を執行した。

横須賀港にあった戦艦三笠は、いかがわしいダンスホールに改造された。

日本では賭博は禁止だったが、マッカーサーは朝鮮人が国に帰還するまでのあいだ、

パチンコ屋をやることを日本政府に認めさせた。賭けごとは日本人の堕落を促すと読んだためだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さらに彼は、軍歌いっさい厳禁のなかでパチンコ屋に限って軍艦マーチを流すことを認めた。

どこまでも日本を貶めた。パチンコで日本人を堕落させる計画は彼の期待以上にうまくいった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なぜなら朝鮮人は帰還しないでパチンコとともに日本に居座ったからだ。

経営者の95%が朝鮮人という業界は、日本人の射幸心を煽って今も年商20兆円を稼きだしている。

http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=119

>>


(私のコメント)
これを弱体化させることのできる人ってどんな人だろう。日本を改革改善させたいのならこれに手をつけなければならない。景気が少しぐらい良くなったても何も変わらない。むしろもっと悪くなるだけだ。政治家、官僚、宗教家がウソツキならだれも信じないだろう。いい社会にはならない。言葉の軽さはウソツキにある。
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 安倍晋三首相は「独裁者」の「狂気」を強め、「ヒトラー」の形相になってきたのは日本の将来を誤らせ危険だ (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e614a5911dfb32bbda94afeca0baaec5
2013年07月07日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆参院議員選挙戦だからやむを得ないけれど、安倍晋三首相の形相が、「独裁者」の「狂気」を強めてきた。演説と身振り手振りも、恐ろしいほど鬼気迫るものがある。鼻の下にチョビ髭をつけると、なんと「ヒトラー」そっくりだ。アベノミクスに力が入るのは良いとしても、憲法改正の必要性を声高に訴える姿は、大半の国民有権者との間で、「大きなズレ」があり、違和感は免れない。むしろ、「なぜそんなに憲法改正に執念と情念を燃やすのか」と危険性すら漂わせている。

安倍晋三首相と大半の国民有権者との間にある「大きなズレ」は、一体どこから生じているのか。それは、安倍晋三首相が提唱している「日本を取り戻す」という言葉に原因がある。日本国憲法は、敗戦後の国民に「未来への希望」を与えた。これに対して、安倍晋三首相が標榜する「日本を取り戻す」というのは、「戦前回帰」という後ろ向きな「暗くて、辛い過去」に引きずり戻そうとする露骨な陰謀と策動が拭えない。

◆自民党の河野洋平元衆院議長(元総裁)が7月6日午前11時30分からのテレビ東京の番組「週刊ニュース新書」(番組ホスト・田勢康弘日本経済新聞客員コラムニスト)に出演し、「選挙前に伝えたい本質」について、「政治家は、理想、ビジョンを示さなくてはならない」と力説していた。これはいまの国会議員が、これからの日本をどうするかの理想を示していないことへの嘆きの言葉であった。

 もちろん、当選しなければ、国会議員としての仕事ができないので、何が何でも「当選しなければ」と当選至上主義に走るのは仕方がないとはいえ、「天下国家、国民のために日本をこんな国にする」という理想とビジョンを示さないのでは、ただ単に国会議員になり、立身出世したいという私利私欲だけをさらけ出しているにすぎなくなる。これでは、国民有権者の心をつかむことはできない。

 安倍晋三首相は、「リアリスト」として知られており、内政では「現実的な政策」、外交では、「外国とのウイン、ウインの関係」「戦略的互恵関係」などを最優先させている。これに今回は「日本を取り戻す」という大方針の下で、「戦前回帰の憲法改正→国防軍=皇軍創設」という危険な道を驀進している。つまり、現行の「日本国憲法」が目指してきた理想、ビジョンをかなぐり捨てて、過去にタイムスリップさせようとしている。これでは、国民有権者に夢も希望も与えないのである。従って、だれも血湧き、肉踊るような気持にはなれない。私はこれまで何度も力説してきたのだが、ナポレオンがリーダーについて言った「リーダーとは、夢を配る人」という名言に照らして言えば、安倍晋三首相は、国家の最高指導者としては、失格である。6年前の参院議院選挙で大敗した恨みを晴らしたいがため、つまり「復讐」したいという私利私欲のために再度、首相になったというのでは、何とも情けない話である。

◆拙著「政治家の交渉術」(成美文庫)のなかで、政治家という職業について、私は、以下のように書いた。

 「『私的な権力欲』(非合理性=正)『公的な政治目的』(合理性=反)この二つの矛盾したものを、それより一段と高いものに調和統一する(止揚=アウフヘーベン)させることによって、政治家は自己実現できる。『公のために一身を挺する』『国家のために身命を賭する』という自己犠牲による『倫理化』を図ることによって権力を手にでき、『私的な権力欲』を満足できる。これは一種のパラドックスである」

 国会議員は、このパラドックスの渦中にいる。だが、このことに気づかずに、「自己犠牲による「倫理化」を図ることができない国会議員は、再選されることができずに、自滅して、世の中から忘れ去られていく運命にある。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 今必要なのは <国民の可処分所得をあげること> 生活の党 森ゆうこ候補 
今必要なのは
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2013/07/post-8e03.html
2013年7月 7日 生活の党 参議院議員森ゆうこ


今日は谷亮子参議院議員が応援に駆けつけてくれます。
二カ所で個人演説会の応援弁士として。


7月7日(日)
個人演説会 白根 17:10〜 白根地域生活センター
個人演説会 三条 19:00〜 三条市栄体育館


柏崎市から活動をスタートします。
街頭演説 高柳 8:00〜8:20 高柳郵便局前お近くの方は是非ご参加を!


新潟市内、どしゃ降りの中、多くの方がお家から出てきて街頭演説を聞いてくださいました。「今でもやっとお店をやっている。これで消費税が上がったら廃業せざるを得ない」「わずかな年金で農作業の手伝いなどをしながら生活保護を受けずに何とかやっている。」という訴えも。


一般会計と特別会計合わせて約300兆円。大企業の内部留保200兆円以上。それなのに、こんなに困難や不安を抱えている人々がいる。一人一人の思いを受けとめる草の根選挙。その訴えを抱えて国会へ。政治とは国民の生活を豊かにするためにある。


年金の抜本改革を棚上げにしたままの消費税大増税は百害あって一利なし。


今必要なのは国民の可処分所得をあげること。


        ◇


新潟活動photoスライド(7/1〜7/5)


        ◇


【7月7日(日)】 4日目 街宣車日程
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2013/07/7-db64.html


街宣演説 高柳 8:00〜8:20 高柳郵便局前


街頭演説 柏崎 10:40〜10:55 イトーヨーカドー前


街宣演説 燕市 12:20


街頭演説 与板 14:30〜14:45 与板マルイ前


街頭演説 寺泊 15:20〜15:30 寺泊マルイ前


街宣演説 燕市 16:20〜16:10 吉田ウオロク前


個人演説会 白根 17:10〜 白根地域生活センター


個人演説会 三条 19:00〜 三条市栄体育館


白根から谷亮子さんをお招きして二か所で森ゆうこ個人演説会を開催致します。


ふるってご参加頂ければ幸いです。


住所: 新潟県 三条市新堀2113番地



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 小沢一郎氏も終わったなあ。
「まさおっちの眼」http://blog.goo.ne.jp/masao19481/より転載。
今朝のフジテレビで党首討論会があった。全員党首が出ているのに、小沢氏だけが「所用」と称して代理を送った。
ああ、また逃げたなあ、と思った。
小沢氏の政治信条には間違いはない。
立派な政治理念と経験を持っている。
本来なら総理大臣としてこの国を大きく変えたことだろう。
しかし、彼には人間的に弱点がある。
そのことがここまでの男にしてしまった。
ひとつには、いざという時に逃げるということである。
民主党が政権を取った時、なぜ鳩山首相とし、自分は幹事長に回ったのか。
あの時、総理大臣になるべきだったのである。
しかし、自分は心臓が悪く、総理の激務に耐えられないとでも思ったのか、裏方で表の席を譲ってしまった。
二つに一切言い訳をしないことである。
勿論、男としてはいい信条だが、公人となっては、それでは済まされない。
西松や陸山会の誹謗中傷がそうである。
彼は母親から「男たるもの言い訳はしてはならない」と教育され、それを信条としている。
反論がないことをいいことに、マスコミは好き勝手なことを書いて、小沢=悪を国民に定着させてしまった。
これも堂々と反論すべきだったし、マスコミに対して訴訟を起こしてもいいほどの内容だった。
公人は言うことを言わなければ世の中に通じないのである。
そして、参議院選挙を前に、やっぱり小沢氏は党首として、全面に出てこない。
自分ももう歳だし、ちっぽけな生活の党では何も変わらないと、もはや投げているのかもしれない。
ぷっつり糸が切れたようだ。
それでも、やっぱり、俺は、生活の党に一票を投じる。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 参院選最大の争点『アベノリスク』への対処方法 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-99df.html
2013年7月 7日 植草一秀の『知られざる真実』

7月21日投開票の第23回参議院議員通常選挙について、自公圧勝の報道が垂れ流されている。

その目的は、反自公勢力の有権者を投票所から遠ざけることにあると思われる。

都議会選挙と同じ図式が狙われている。

反自公勢力の有権者が投票所に足を運ばないと、組織選挙を展開する自民党と公明党が有利になる。

また、同じ組織選挙の色彩が濃い共産党も有利になる。

反・自公の有権者で共産党には投票したくない有権者は、選挙区に「該当者なし」の状況に直面するが、消去法で「共産党」と「みんなの党」に投票するかも知れない。

その結果、「みんなの党」も有利な影響を受ける。


しかし、繰り返し指摘するように、今回の参院選は、今後の日本の命運を定める選挙であると言っても過言でない。

最大の留意点は、2016年夏まで、国政選挙が丸3年実施されない可能性があることだ。

昨年12月の総選挙は違憲選挙だが、政治権力に支配されている日本の最高裁判所が総選挙全体のやり直しを命じる可能性はゼロである。

したがって、首相が衆議院を解散しない限り、2016年夏まで国政選挙が行われない可能性が高いのである。

この「空白の3年」に、日本の根幹がすべて固められてしまう可能性が高いのだ。

その根幹とは、

原発であり、憲法であり、TPPであり、

消費税であり、沖縄である。


メディアは「アベノミクス」の表層だけを捉えて、これを絶賛し続けているが、アベノミクスがもたらすものは、

「インフレ」と「消費税大増税不況」と「超格差社会」

の三点セットである。

入り口では、円安・株高が生じて、みんないかれてしまっているが、いかれているうちに、地獄に連れてゆかれてしまう。


第一のラッパが吹き鳴らされると、日銀の資産を大幅に劣化させてまで誘導される激しいインフレが、政府と企業だけを救い、国民は大いに苦しめられた。

第二のラッパが吹き鳴らされると、大増税が始まり、アベノミクスへの期待効果によって生まれたわずかな株高などは簡単に吹き飛ばされた。

第三のラッパが吹き鳴らされると、TPP加盟によって美しい国土は荒れ地と化し、米国市場原理主義の猛威が日本社会を荒廃させた。

第四のラッパが吹き鳴らされると、活断層の上の原発がいつのまにか続々と再稼働し始め、人々は原発事故の悪夢に怯える日々を過ごした。

第五のラッパが吹き鳴らされると、血税を食い荒らすシロアリ官僚がますます増殖し、再び増額された巨大公共事業・役人利権予算に群がった。

第六のラッパが吹き鳴らされると、権 力の横暴を防ぎ止める役割を担っていたはずの憲法が、国家権力によって次々と都合よく改悪され、国民主権や基本的人権がないがしろにされた。

第七のラッパが吹き鳴らされると、憲法改悪によって戦争への道が切り開かれ、集団的自衛権の名のもとに日本が報復攻撃の対象とされ、・・・・・・・

「新約聖書」末尾に「ヨハネの黙示録」が収録されており、「地獄の黙示録」の様相を示すが、安倍政権が参院選で大勝を収めたあとに日本を襲うのが、「現代版・地獄の黙示録」である。

つまり、参院選最大の争点は、『アベノリスク』なのである。

http://goo.gl/xu3Us


「アベノミクス」のメッキの下に隠された『アベノリスク』に対する審判を下すのが参院選最大の焦点なのである。

『アベノリスク』は、すでに、着々と蠢き始めている。

参院選が終了すると同時に、『アベノリスク』は確実に日本を襲う。

それは、日本を融解(メルトダウン)させるものである。

福岡から独自の視点でニュース報道を展開するデータ・マックス社

http://www.data-max.co.jp/

に、

『アベノミクスの破綻』

http://goo.gl/bS9y4

http://goo.gl/0u7Ep

http://goo.gl/kC8Rs

http://goo.gl/mbtVh

を寄稿したので、ご高覧賜りたい。


米国経済の改善により安倍政権は思わぬ恩恵を受けているが、インフレ誘導と消費税大増税と新自由主義経済政策は、絶対に主権者の幸福をもたらさない。

このなかで、原発・憲法・TPP・消費税大増税・辺野古移設・シロアリ増殖の恐怖が日本を覆う。

「ほんとは怖いアベノリスク」

をすべての主権者が参院選前に理解しなければならない。


そして、参院選に際しては、絶対に守らねばならないことが二つある。

ひとつは、必ず選挙に行くこと。

もうひとつは、絶対に民主党には投票しないこと。

もうひとつ付け加えるとすれば、みんなにも投票しないことだ。

これは、あくまでも、

原発再稼働・憲法96条改悪、TPP参加、消費税大増税・辺野古基地建設

に反対する主権者がとるべき行動を示したものだ。

必ず選挙に行き、自公民みん維新には絶対に投票しないこと。

日本を地獄に突き落とさぬには、これを絶対に守ることが必要だ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自民党の脅しに屈した腰抜けTBS (永田町異聞) 
自民党の脅しに屈した腰抜けTBS
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-11567675877.html
2013年07月06日 永田町異聞


なんという腰抜けだろう。TBSの報道局。自民党の言論弾圧に、いともたやすく屈してしまった。

「参議院で、野党が安倍首相の問責決議をした。そのために、電気事業法改正案や生活保護法改正案などの重要法案は廃案になった」。これが、安倍内閣と自民、公明両党の主張であり、大メディアのほぼ共通した論調である。

TBSも実は似たようなものなのだが、6月26日の「NEWS23」において放映された、自然エネルギー財団ディレクター、大林ミカの以下のコメントが、自民党幹部の気に障ったらしい。

「許せないですね。法案の採決を問責決議の前にしようという動きもあったわけだから、与党がそうしなかったのは、もしかしたら、もともと電力システム改革の法案を通す気がなかったということ。残念ですね」

ふつうに見れば、大林の認識が正しい。問責決議の前に法案を通そうと思えばできたはずなのだ。

民主党は自公両党と電気事業法改正案の修正で合意しており、法案を成立させたいという気は満々だった。問責を、法案潰しの理由に使われかねないと心配した細野幹事長は6月25日、自民党幹部に電話し、「重要法案を可決した後に、問責を採決すべきだ」と求めたが、「参院の議院運営委員会が決めることだ」とそっけない返事だったらしい。

多くの人が感じているように自民党は、電力会社の既得権を揺るがす電力システム改革にはあまり乗り気ではないようだ。

野党のせいで電力事業法改正案などが成立しないのであれば、改革に後ろ向きとみられて選挙に悪影響が及ぶこともない。ならば、むしろ首相の問責決議案を可決させて、審議できないようにし、重要法案を廃案にしてしまえばいい。自民党幹部がそう考えたとしても不思議はない。

参院の議運委員長は自民党の岩城光英だ。自民党に本気で電力改革をやる気があるのなら、委員長を動かして、問責決議を法案審議のあとにまわすことはさほど難しいことではなかったに違いない。自民党と民主党が合意すればできることであろう。

全ては自民党の思惑通りにコトが運んだ。国会が閉幕した26日の夜、記者会見した安倍首相は、問責決議に関し、こう語った。

「まさにこれこそがねじれの象徴だ。残念ながら電力改革など、重要な法案が廃案となってしまった。景気回復と復興を加速させていくためにも、ねじれを解消しなければいけない」

つまり、参院がねじれているゆえに野党の妨害にあい重要法案が通らないのだから、自民党が大勝利するよう協力をと、有権者に呼びかけているのである。野党を悪者に仕立て上げるハラの中が見え見えだった。

自民党は先述したように「問責決議のために重要法案が廃案になった」と“大本営発表”をし、多くのメディアがこの理屈を受け入れた。

大林のようなまともな意見を紹介した大メディアは「ニュース23」だけだったのだろうか。だとすれば、この国のメディアはほんとうに腐っている。
いろいろな見方を取り上げるのがメディアの責務であり、大本営発表を鵜呑みにするほうが恥ずべき姿であろう。

にもかかわらず、この放送に対して6月4日、「公正さを欠いた報道だ」といちゃもんをつけ、取材を拒否すると言い出した自民党に恐れをなしたのか、TBSはその翌日、さっそく西野智彦報道局長名で「指摘を受けたことを重く受け止める」との文書を提出し、「謝罪ではない」としながらも、事実上、詫びを入れるかたちになった。

安倍首相はBSフジの番組で「事実上の謝罪をしてもらった」と語り、取材の御法度を解いたが、なんとも後味のよくない結末だ。

それにしても、小沢一郎へのでっち上げ捜査に捏造ビデオまでつくって加担したテレビ局が、いまだその犯罪的行為に謝罪の一つもせず、のうのうと放送事業を続けていながら、自民党に取材拒否の脅しをかけられたとたん、ヘナヘナと媚びへつらう姿は醜悪そのものである。

謀略が見え透く政府与党の“大本営シナリオ” を、そのまま社説の筋立てに使う大新聞も含め、この国のメディアはどこまで骨抜きにされるのだろうか。


 新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/467.html

記事 [政治・選挙・NHK150] <橋下徹新悲劇>レイプを止めるため一生懸命頑張ってくれた沖縄の女性に感謝の念を示す/性懲りもなく「慰安所」を当然視・必要

そのうえ性懲りもなくこの発言だ!
 

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/468.html
記事 [政治・選挙・NHK150] 過労死する人をだしながら、なお労働基準法違反が常態化しているワタミはブラックだ!


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/469.html
記事 [政治・選挙・NHK150] あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持する 59.8%
7月4日調査・7月7日放送/フジテレビhttp://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/chousa.html

【問1】次の選挙でどの政党の候補者に投票しますか。

自民党 32.2%(↓) 社民党 0.4%(↓)
民主党 4.8%(↑) みどりの風 0.4%(―)
日本維新の会 2.4%(↓) 無所属・その他 0.4%
公明党 6.0%(↑) 棄権する 2.6%
みんなの党 6.0%(↑) (まだきめていない) 41.4%
生活の党 1.0%(↓)
共産党 2.4%(↓)
【問2】あなたは、安倍内閣を支持しますか。
支持する 59.8%
支持しない 29.6%
(その他・わからない) 10.6%
【問3】あなたは、現在、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の恩恵で、生活が上向きになっているという実感はありますか。
上向きになっている 8.8%
変わらない 79.0%
悪化している 10.8%
(その他・わからない) 1.4%
【問4】あなたは、今後、安倍政権の経済政策「アベノミクス」で、収入が増えると思いますか。
増える 23.8%
増えない 67.6%
(その他・わからない) 8.6%
【問5】現在、自公政権は参議院で過半数議席を持っていません。あなたは、現状の参議院のねじれ状態について、どう考えていますか。
ねじれ状態を解消すべき 61.0%
現状のままでよい 32.8%
(その他・わからない) 6.2%

首都圏の成人男女500人を対象に電話調査


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK150] り・びじょん 1昭和天皇と天皇制原理主義
映画「黒い雨」で北村和夫が、「正義の戦争より腐った平和のほうがましだ」という場面がある。
平和というのは基本的に現在を続けるということだから、こんな平和が続くより戦争のほうがましだ、という国民が広範に存在することがありうる。今村昌平は医者の息子という特権階級に生まれ、兵役忌避のために上級の学校に入った。彼の心情はかつての地主階級の側にあり、地主の娘の嫁入りを心配して見せた、ということなのだろうか。その地主の娘が嫁入り道具をそろえる背後には、十俵のうち八俵を年貢にとられる貧困に沈む小作たちの、言葉に翻訳すればこの世界は維持するに値するかという暗い意識が、しかしこの世界についての知識を持たない彼らが決して言葉にしないまま意識の底に沈めてしまった、こんな世界は滅びるべきではないかという、世界に対する否定の意志があったはずだ。

小作制度の廃止、農地解放のためには地主の私的所有権を否定しなければならない。人権の一部を制限しなければならない。今なら、公共の福祉に反しない限り、と但し書きがつく部分だ。「自由」と「民主」は対立する。自由をそのまま放任すれば金持ち・大地主が一人勝ちする世界になる。古代ローマには護民官という制度があったがあれは元老院の貴族・大土地所有者による談合政治(自由主義)から平民を守るためのものでのちに帝政に発展する。平民にとっては中央に強大な権力者・デスポットがいて金持ち貴族大土地所有者から自分たちを保護してくれるほうが(民主主義)良いのだ。

治安維持法はその第一条で、國體ヲ變革シ又ハ私有財産制度ヲ否認スルコトヲ目的トシテ結社ヲ組織シ又ハ情ヲ知リテ之ニ加入シタル者ハ十年以下ノ懲役又ハ禁錮ニ處ス、としている。しかし、国体・天皇制と、私有財産制度・資本主義は無矛盾ではない。前者は王権神授説に基づく宗教国家であり、後者は近代・西欧的なブルジョアシステムである。圧倒的な西欧文明・資本主義の圧力にさらされた後発地域がそれに対抗するために古い土着の宗教・権威に拠るということは常にありうる。アラブ世界のイスラム原理主義のような一見復古的、反動的な思想の下に、ある種の社会主義が隠されていたりする。天皇制という、一君万民の共治といった牧歌をつきつめると資本主義を否定する根拠になりうるのではないか、という天皇制原理主義ともいえる思想は決して荒唐無稽な空論ではないと思われた。天皇機関説論争とか、国体明徴運動とかは日本は資本主義をとるのか、反資本主義をとるかという体制の選択をめぐる対立であったと思われる。ファシズムは失敗した社会主義の試みだ、と吉本隆明は数十年前に書いたが、農本ファシストと呼ばれる天皇制原理主義者は反資本主義・社会主義の側に立ち、そして昭和天皇自身は資本主義・ブルジョア民主主義の側に立った。昭和天皇にとって2.26の青年将校たちは偽装された共産主義であった。
イスラム原理主義やキリスト教社会主義では、預言者たちが「神の国」を語ればよかった。しかしあるべき天皇制国家をいくら唱えても、現人神が私はそんなことは言っていない、と言われてしまえばなすすべがない。天皇制ファシストたちはその壁を倒すことができなかった。しかし彼らは国民の経済的に貧しい部分、貧農・小作の恐怖政治を出現させるところまでは詰めて見せた。無謀な戦争で国を滅ぼした、と彼らに非難の声を上げる人たちは大日本帝国が滅びないほうがよかったと思っているのだろう。大日本帝国は滅びるべきであった。国民を豊かにしない国家を滅ぼしたのは彼らの功績であるはずだ。
   
私の父は農家の三男坊で畑をもらえず、職を求めて都市に流入した細民であり、わたしはその細民の子供だ。私の家にはおいしいものを食べるという文化がなかった。そもそもおいしいという概念を知らなかった。世界が変わっていなかったら私は今もアジアの貧困の底に沈んでいたはずだ。貧民たちは(ぼくらは)自分たちに貧困を強いる世界を何度でも壊すだろう。

 近代日本は遅れてきた帝国主義であり、植民地主義のびりのランナーであると同時に、アジアの解放、民族独立運動の先頭ランナーでもあったとよく言われている。北一輝は日清戦争の後、日支同盟を結んで欧米列強の植民地主義と闘えと書いたがそれは美しいが未知の道であった。それに反して欧米のまねをしてアジアに植民地を獲得するのは既知の道であった。近代日本はその二つの道の間を最大限の振幅で揺れた。さらに昭和前期には、それに天皇制共産主義イデオロギーによる世界革命戦争という要素が加わった。天皇制共産主義イデオロギーは結局世界性を持たないと歴史の中で明らかになったが、北一輝の思想は後のGHQの改革を先取りするものであった。マルクスは、革命とは無から有を生み出すものではなく、すでに現在のうちにはらまれている未来の生みの苦しみを短くするのだと書いたが、その言い方を借りれば2.26クーデタで天皇制社会主義国家を成立させるという北一輝のビジョンが最も正解に近かったと思われる。それはまさに「あわやホームランと見まごうばかりの大ファウル」(花田清輝)であった。その企図の崩れた後日本は国家意思を形成できず、もはや国家の体をなしていないといわれる状態で戦争の中を転げまわった。高見順が、日本革命のエネルギーが中国大陸で暴発している、と書いたように。
 
労働と資本の二つの階級が戦うとき、常にどちらかが勝つとは限らない、共倒れということだってあるといったのはマルクスだったかレーニンだったか忘れた。日本の民衆は革命に勝つことはできなかったが、地主と財閥を両脇に抱きかかえて世界戦争の火の中に飛び込んだ、民衆は生き残ったが地主と財閥は炎の中で焼け死に戦争を生き延びられなかった。310万という犠牲者の数はあまりに多いが彼らの死は無駄な犬死だったのではない。世界は確実に変わったのだ。あの戦争には意味があった。古い世界が滅びた。その恩恵を最も受けているのが私たちだ。
 
 昭和前期軍人たちが、近時国民の栄養状態が劣化している、軍の主力をなす農民の子弟の体格が落ちては強い軍隊は作れない、労働者が腹を減らしていては優秀な武器が作れないと、農民の年貢軽減、労働賃金の上昇を要求したが、これは労働分配率を上げろということだ。軍国主義の言葉で社会主義を語っているのだ。昭和の軍部とアメリカ占領軍の改革は同じ方向を向いていた。アメリカ占領軍のニューディラーたちにとって日本はあたかも満州国のようなもので、彼らはそこで社会主義の実験をした。そしてそれは本国以上に成功した…。

 今、あの戦後の高度成長期、人々が働けば働いただけ暮らしが豊かになっていったあの時代を、単なる一過性のエピソードとして過去の歴史の中に封印しようと試みる人たちがいる。そうさせてはならない。日本型経営というのは生産手段の労働者所有ということであり世界史の最先端に立つ、ついに発見された社会主義的所有形態なのだと思われる。
 現在においてなお、階級としてのブルジョアジー=資本の所有者は支配者として復活していない。プロレタリア革命は終わってしまった、という吉本隆明の判断は今なお有効性を保っている。この世界には新しい支配者がいるのであり、そこではプロレタリア革命論はもはや有効性を持たない。僕らは永久革命の時代(マルクス)に生きているのだ。

ところで、戦争終結から講和の時期にかけて昭和天皇が「逆コース」の動きに深くかかわっていたことが豊下楢彦らの研究で明らかにされつつある。共産主義革命による皇統の断絶を怖れた昭和天皇は沖縄をアメリカに売り渡して、米軍の長期駐留を望んだのだという。米軍を国内に引き入れて天皇制を守ってもらおうとしたのだ。(そんなことをしたら日本はアメリカの植民地になってしまう。)ところでこのとき彼が怖れた「共産主義革命」は「ソ連の侵略」というより2.26クーデタとそれに期待を込めた貧しい日本国民そのものだ。当初の日米安保条約には「内乱条項」があって米軍は日本の内乱に介入できることになっていた。つまり昭和天皇はアメリカに日本国民を殺してくれと要請していたのだ。
明治維新のとき勝海舟も西郷隆盛も外国の軍事介入を断ったという。内戦に外国勢力を引き込んだら属国になってしまうというのは常識だ。アメリカを日本の宗主国として戴くのは昭和天皇に発するということだ。天皇制というのは万邦無比のわが国体などではなく、革命を逃れて外国に亡命した王様がその外国に祖国を征服してもらって国王に返り咲くというありふれた王家の一つにすぎないのだろう。

「「東京裁判」を読む」を読んでいたら不思議な文章に出会った。というより著者たちが不思議な、と言っている。

白鳥敏夫の憲法論――皇室のキリスト教化と戦争放棄

(前略)2月9日の公判で元駐イタリア大使、白鳥敏夫の弁護資料として提出された不思議な文書がある。(略)
 書簡で白鳥は皇室のキリスト教化と戦争放棄の平和憲法制定を訴えている。白鳥は日本の敗戦をかつてのユダヤ王国の滅亡に譬え、日本民族との類似性を指摘する。(略)
 ここからは理解しがたい内容だが、キリスト教と神道は共通性があり、それゆえ「日本人もそのままイエスの教義を受け入れて差し支えなきにあらずや」ただ「従来の意味における宗教としてキリスト教が広く日本に行き渡るは容易の技にはこれなかるべく」国民を教導するため天皇が率先してキリスト教に改宗すべきではないかというのだ。

不思議と実現した白鳥敏夫の吉田茂宛書簡の中身

井上 ちょっと余談的な話になりますが、白鳥敏夫の弁護で吉田茂と白鳥の書簡が出てきます。結果的には証拠採用されないんですが、どういうつもりで、白鳥がこういうことを書いていたのか、よくわからない。皇室のキリスト教化と平和憲法が必要であるという。これが昭和20年12月10日付となっている。この時点でこれを書いている。
保阪 白鳥が憲法を作ったなんて話もあるほどです。むろん事実ではありませんが。
半藤 憲法の平和条項は白鳥のプランであるとね。最近しきりにいわれている。
井上 ただ、この二つは不思議と実現しているんですよ。まあ、皇室がキリスト教になったわけではないですが、その後の皇室を囲むキリスト教人脈を予言しているようでもあるし、不思議なんですよ。(後略)

天皇家は日本の文化と伝統を体現することをやめると決めたのだろうか。一木一草にまで天皇制が浸透しているウルトラなナショナリズムなどという日本の民族主義についての評価は実は買い被りの都市伝説にすぎないのではないか。


(何のことを言っているのかわからない方もいらっしゃると思うので、参考になる本をいくつか挙げておきます。

戦時戦後体制論 雨宮昭一
昭和天皇の終戦史 吉田裕
草の根のファシズム
それでも日本人は戦争を選んだ 加藤陽子

「以上のことを歴史認識の問題として捉え返してみると、私たち日本人は、あまりにも安易に次のような歴史認識に寄りかかりながら、戦後史を生きてきたといえるだろう。すなわち、一方の極に常に軍刀をガチャつかせながら威圧を加える粗野で粗暴な軍人を置き、他方の局には国家の前途を憂慮して苦悩するリベラルで合理主義的なシビリアンを置くような歴史認識、そして良心的ではあるが政治的には非力である後者の人々が、軍人グループに力で持ってねじ伏せられていく中で、戦争への道が準備されていったとするような歴史認識である。」吉田

「みなさんは、三十年代の教訓とはなにかと聞かれてすぐに答えられますか。ここでは、二つの点から答えておきましょう。一つには、帝国議会衆議院議員選挙や県会議員選挙の結果などから見るとわかるのですが、一九三七年の日中戦争のころまで、当時の国民は、あくまで政党政治を通じた国内の社会民主主義的な改革(たとえば、労働者の団結権や団体交渉を認める法律制定など、戦後、GHQによる諸改革で実現された項目を想起してください)を求めていたということです。二つには、民意が正当に反映されることによって政権交代が可能となるような新しい政治システムの創出を当時の国民もまた強く待望していたということです。
 しかし戦前の政治システムの下で、国民の生活を豊かにするはずの社会民主主義的な改革への要求が、既成政党、貴族院、枢密院など多くの壁に阻まれて実現できなかったことは、みなさんもよくご存知のはずです。その結果いかなる事態が起こったのか。
 社会民主主義的な改革要求は既存の政治システムの下では無理だということで、擬似的な改革推進者としての軍部への国民の人気が高まっていったのです。そんな馬鹿なという顔をしていますね。しかし陸軍の改革案の中には、自作農創設、工場法の制定、農村金融機関の改善など、項目それ自体ではとてもよい社会民主主義的な改革項目が盛られていました。」 加藤

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK150] ..総理大臣が立憲主義からの離脱を表明しても問題にならない国(ニュース・コメンタリー)
ニュース・コメンタリー (2013年07月06日)
総理大臣が立憲主義からの離脱を表明しても問題にならない国
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002857.php



 参議院選挙の公示を目前に控えた7月3日、9党党首による討論会が日本記者クラブで開かれた。翌日の新聞各紙やテレビのニュースでは、「アベノミクスを巡り与野党党首が論戦」などといった暢気な見出しが躍っていたが、党首討論の中で最も重要な発言に触れていたメディアはほとんど見当たらなかった。
 それは憲法の位置づけに関する安倍首相の発言だった。
 福島社民党党首から「私は憲法は国家権力を縛るものだと思っています。立憲主義です。総理はこれに同意をされますか。もし同意をされるとすれば、自民党の憲法改正案はこれに則ったものでしょうか」と問われた安倍首相は、「まず、立憲主義については、『憲法というのは権力を縛るものだ』と、確かにそういう側面があります。しかし、いわば全て権力を縛るものであるという考え方としては、王権の時代、専制主義的な政府に対する憲法という考え方であってですね、今は民主主義の国家であります。その民主主義の国家である以上ですね、同時に、権力を縛るものであると同時に国の姿についてそれを書き込んでいくものなのだろうと私達は考えております」と答えたのだ。
 これは安倍首相の元で自民党が提唱している憲法改正案が、憲法の性格そのものを過去の、そして今日の世界の民主主義国家のそれとは明らかに異なるものに変質させようとしていることを、首相自らが認めた発言だった。ましてや、民主主義の時代だからこそ立憲主義なのだ。王権、専政時代に政府を縛る目的で憲法が存在したというような話は、歴史上終ぞ聞いたことがない。
 日本は立憲主義から離脱しようとしている。それを内閣総理大臣自らが、公の場で明言した。しかし、この発言を問題視するメディアは一つも見当たらなかった。党首討論はトータルで2時間にも及ぶ。これを最初から最後まで傍聴できる人は少ない。大半の市民は、その内容をニュース報道を通じて知る。しかし、その肝心のメディアがこの問題を全く報じなければ、そのような発言があったことすら、ほとんどの日本人は知る機会を奪われて しまう。
 どうやら今の日本は、一国の総理が立憲主義からの離脱を表明しても、それがさして問題視されない国に成り下がってしまったようだ。あるいは、これは「アベちゃんは憲法が何たるかを理解できてないんだね」で済まされてしまっているのかもしれない。「原則論に そんなに目くじらを立てなくてもいいのではないか」と言う人もいるかもしれない。しかし、今、われわれがこの問題をこうして自由に告発したり批判したりできるのも、今月21日に民主的な選挙が行われるのも、いずれも今の憲法がわれわれにそれを保障しているからではないのか。これから衆参両院で過半数を得る可能性が高いと言われる政党の党首にして内閣総理大臣が、その憲法の性格を変えることを公言していることの意味を、そこまで 軽視していて、本当に大丈夫なのか。われわれはあまりにも民主主義を舐めていないか。
 石破茂幹事長や船田元憲法改革推進本部代表代行らは、改正される憲法に政府が国民に命令するような条文や道徳的規範が書き込まれたからといって、政府がそのようなことを要求する法律を作って国民にそれを強制するつもりはないと説明し、義務規定や道徳規定への理解を求める。もしかすると石破氏や船田氏は本当にそのつもりなのかもしれない。しかし、憲法に義務規定が書き込まれれば、むしろ政府はその義務を果たさない人を罰する 法律を作ることが求められると考えるのが立憲主義の立場だ。憲法に書かれていることを 政府が実行しないことは憲法違反になってしまうし、そこで違憲訴訟を起こされたら勝てない。 更に言えば、仮に石破、船田両氏はそのような良識を持ち合わせていたとしても、他の議員はどうだ。自民党の次に政権に就く政党はどうだ。政権は変わっても憲法は残る。自民党はそこまで考えた上で、今の改憲草案を推しているのか。
 総理大臣が民主憲法の性格を根本から変えることを宣言してもまったく問題にならない日本の現状を、今日のNコメではあえて問題にしたい。

マル激トーク・オン・ディマンド 第637回(2013年06月29日)
護憲的改憲のススメ
ゲスト:小林節氏(慶応大学法学部教授・弁護士)

マル激トーク・オン・ディマンド 第629回(2013年05月03日)
世界は日本国憲法をどう見ているのか
ゲスト:ジャン・ユンカーマン氏(映画監督・ジャーナリスト)

マル激トーク・オン・ディマンド 第217回(2005年05月25日)
憲法シリーズ第3回
9条は宝の持ち腐れに終わるのか

ゲスト:土井たか子氏(前社民党党首)

マル激トーク・オン・ディマンド 第212回(2005年04月24日)
憲法シリーズ第2回
日本人にはまだ憲法は書けない

ゲスト:小室直樹氏(政治学者)

ニュース・コメンタリー (2013年02月23日)
自民党改憲案の粗悪な人権感覚

インタビューズ (2013年06月29日)
憲法草案に道徳は書き込まざるを得なかった
インタビュー:船田元氏(衆議院議員・自民党憲法改正推進本部本部長代行)

プレスクラブ (2013年07月03日)
敵失ではなく自力で過半数獲得を
石破茂自民党幹事長会見

プレスクラブ (2013年06月17日)
「憲法が何であるかを理解しないまま議論が進められていることが問題」
小林節慶応大学教授が日本記者クラブで会見

政策討論クロストーク 第2回 (2007年03月13日)
改憲か護憲か 憲法改正の是非を問う
憲法改正に賛成:船田元氏(自民党衆議院議員・日本国憲法に関する調査特別委員会理事)
憲法改正に反対:辻元清美氏(社民党衆議院議員・日本国憲法に関する調査特別委員会委員)



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/472.html
記事 [政治・選挙・NHK150] 集団的自衛権の容認「断固反対」 連立維持の是非 公明代表が言及  東京新聞
 公明党の山口那津男代表は六日のBS朝日番組で、自民党が目指す集団的自衛権の行使容認について「断固反対する」と明言した。自民党が容認に踏み切ろうとした場合に関し「連立が可能かどうか相談する。しっかり主張をぶつける。自民党を説得する」と述べ、連立継続の是非に言及した。

 番組後、山口氏は連立政権に関し「自民、公明両党で進めていくことが国民の期待だ。集団的自衛権の一点のみで破壊することは国民の期待にかなわない」と、容認が直ちに連立離脱につながるものではないとの認識を示した。仙台市で記者団の質問に答えた。

 山口氏は番組で「容認は海外で武力を使うことを認める考え方だ。国民が承認するか」と反対姿勢を鮮明にした。容認すれば「自民党が国民から拒否される」とも述べた。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013070702000111.html

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公明党が集団的自衛権についてここまで態度を鮮明にしたのは初めてではないか。
容認反対の態度を最後まで貫いて欲しい。
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 韓国のパク・クネ大統領がどれだけバカな大統領か、「恨み1000年論」からも歴史音痴で、800年前の元寇の役を知らない?
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu291.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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韓国のパク・クネ大統領がどれだけバカな大統領か、「恨み1000年論」
からも歴史音痴である事が分かる。800年前の元寇の役を知らない?

2013年7月7日 日曜日

歴史を直視せよと言うパククネ大統領は
800年前の元寇の役を知らないようだ。


◆朴大統領にはまともな側近もいない… 歴史認識が乏しいから出た「恨み1000年論」 6月26日 ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130625/frn1306250708000-n1.htm

日本人の韓国に対する認識や感情は、昨年8月の李明博大統領(当時)による島根県・竹島上陸以降、激変した。「韓流」で隠され、ゆがめられてきた隣国の本性について、「悪韓論」(新潮新書)がベストセラーになったジャーナリストの室谷克実氏が暴いた。

 高麗とは統一新羅と李氏朝鮮の間にあった王朝だ。この王朝の皇太子が元の皇帝フビライに「日本は、いまだ陛下(フビライ)の聖なる感化を受けておらず…」と述べたことが、元寇への決定的な要因になった。

 元寇の主力先兵は高麗人であり、指揮官の中でも好戦的だったのが高麗人だったことは、中国の正史『元史』にも、朝鮮の正史『高麗史』にも記述がある。

 最初の元寇は1274年、次は1281年。それから800年とたっていない。

 韓国の朴槿恵大統領は今年の3・1節(抗日運動の記念日)の演説で「被害者と加害者の立場は1000年経っても変わらない」と述べた。

 演説の文脈から判断すれば、1000年の起点は日本による朝鮮併合が終わったときだ。少なくとも、あと九百何十年か、韓国は「被害者」として日本を恨み続け賠償を要求するというわけだ。

 しかし、この「恨み1000年論」で行けば、壱岐・対馬で婦女子が陵辱・虐殺されてから1000年経っていないのだから、日本にも高麗の後を継ぐ国である韓国に謝罪と賠償を要求する権利がある。

 こんなことを言い始めたらキリがないが、それでも上記の歴史事実と、朴演説を見れば断言できることがある。

 朴発言は大統領就任から初めて迎えた歴史的記念日の公式演説だ。当然、大統領府はもちろん、関係省庁が演説の細部まで点検したはずだ。

 ところが、大統領自身も、点検したスタッフたちも、誰一人として「高麗がたき付け、高麗人が先兵になった元寇で、日本人を虐殺し、日本の婦女子を陵辱した」という事実を知らなかったのだ。

無理もない。韓国の歴史教科書を見れば、元寇については「高麗は元とともに、日本を懲罰した」ぐらいしか書いていないのだから。

 それにしても、「1000年経っても変わらない」などという恨み節を述べたら、日本の一般国民(『日本の市民』と称する人を除く)が、どんな感情を抱くのかを予測できるスタッフも大統領の周辺にはいないことも分かる。

 韓国は小中華思想の国だ。自国の文化様式・価値観が最高であり、世界どこでも通じると思い込んでいる。

 韓国人同士の口ゲンカの手法(格好よく強く罵って、見物人の喝采を受けた方が勝ち)が日本にも世界にも通じると思い込んでいるのだろう。

 朴大統領は27日から訪中する。「白髪三千丈」の大中華思想の国となら、タヌキとキツネがおんぶにだっこ。今度は、どんな「貶日発言」が飛び出すか。調子に乗りすぎて、旧宗主国の“毒”から逃げられなくなる危うさがあるが…。


(私のコメント)


スノーデン氏の暴露によってアメリカ政府は同盟国の大使館の通信も傍受していたそうですが、ばれれば同盟関係にひびが入ります。これはアメリカばかりでなく情報活動は膨大な予算を使って主要各国は情報部を設けて活動しています。確かに「敵」の手の内が知れれば有利な事は確かですが、大統領がバカだとどんなに有益な情報でも無視されてしまえばおしまいです。

確かに盗聴器を仕掛けて傍受すれば「敵」の手の内が知れますが、わざわざそんな事をしなくても公開された情報を分析すれば90%位は知る事ができます。NSAは数兆円もかけて世界の通信を傍受しているそうですが、911テロは傍受できなかったのはなぜなのか? FBIもCIAも役に立たなかったのだから情報機関も役に立たない事があるようです。

問題は情報の分析力であり、「一を知って十を知る」分析力があれば「敵」の手の内が分かります。TPPなどもアメリカの罠である事は「株式日記」でも書いてきましたが、「罠」である事を知って交渉すれば「罠」にかかる事もないでしょう。「罠」である事を知っていながら「罠」にかかるのは外交交渉ではなく「服従」なのです。

大統領や首相の資質も、盗聴器など仕掛ける必要も無く演説内容などを分析すれば分かりますが、日本の総理大臣の演説は原稿の棒読みであり中身の無いものが多い。官僚用語がちりばめられているから自分の書いたものではないことが分かります。その方が無難だからですが、韓国のパク・クネ大統領の公式演説で「恨み1000年論」は驚きました。

韓国のパク・クネ大統領は何度も日本に対して「歴史を直視せよ」とアメリカ議会でも演説しましたが、韓国の歴史教育にも「株式日記」では疑問を提示してきました。韓国では世界史は国内史と整合性が取れないので、高校でも教えているところは少ないようです。韓国の金大中大統領は「韓国5000年の歴史」と言った時にはびっくりしましたが、韓国で5000年前の古代遺跡が出てきたという話は聞かない。

中国の黄河文明でも宮殿跡が発見されたのは古くても4000年前であり、それよりも1000年前に韓国は建国されていたのだろうか? このことからも韓国の歴史教育がおかしな事が分かりますが、パク・クネ大統領の「恨み1000年論」は思い付きから出たものでしょうが、元寇の役も知らないらしい。元寇の役では高麗兵が北九州や中国地方の海岸を荒らしまわった。

対馬では住民が残虐な方法で殺されましたが、日本人は1000年間忘れてはいけないのでしょう。だから韓国をあと200年以上恨み続ける必要があります。しかし歴史を外交カードにしたら世界中が恨みだらけになり収拾が付かなくなりますが、韓国ではまともな歴史教育が行なわれていない。もっとも韓国は戦後に建国された国家であり、高麗と韓国は別の国だということも出来ます。

中国や韓国は王朝政治の歴史であり、王朝が交代すると歴史が書き換えられて前の王朝の歴史は消されてしまいます。韓国で一番古い歴史古文書は1145年の「三国史記」であり、それ以前の歴史は中国や日本の古文書から推察しなければならない。だから韓国ドラマの歴史ものはファンタジーであり空想の産物だ。

パク・クネ大統領はアメリカや中国で「過去の歴史に学ばなければならない」と演説しましたが、戦後の韓国の歴史教育はかなり歪んでいるようだ。だから韓国の留学生が先進国で韓国史を学ぶとトラブルを起こす。ネット上にこのような記事がありましたが韓国の反日教育のせいで若い韓国人ほど反日的なのは教育のせいだと分かります。


◆ゆがめられた歴史…。 韓国留学生の思い出 Feb 3, 2008 古本屋で100円読書
http://plaza.rakuten.co.jp/ruritobooks/diary/200802030000/

私が結婚して間がないころ、ある韓国留学生と話をしたことがあります。

彼女は

「日本は韓国人を虐殺した。植民地にして搾取した。2つの国に分断した。朝鮮半島で戦争を起こして大もうけした。今も植民地にした補償をしていない」

 と言いました。

 私はそのころ日本と韓国のゆがんだ歴史観を信じていましたが、素朴な疑問が頭をよぎりました。それは敗戦国日本がどうやって朝鮮半島を2分割できたか? と言うことでした。

「それは悪かったわ。申し訳ないと思うわ。でも、日本は戦争に負けたのよ? その後、ソ連とアメリカが話し合って朝鮮半島を2分割したのよ。どうして、それが日本のせいなの? 私にもわかるように説明してくれない?」

 彼女は沈黙しました。。。。

そしてポツリと、

「わからない。でも、日本のせいだ」

 と答えたのです。それまで彼女から感情的にぶつかられていたので、それを聞いた私も感情的になって思わず逆襲しました。

「へぇ〜。分からないんだ? じゃ、戦争に負けて食べるものもなかった日本がどうやって朝鮮半島で戦争を起こしたかそれも説明できる?」

「できない…」

「ふん! やっぱりね! 朝鮮半島を分断したのはアメリカとソ連よ(←当時はまだソ連だった) だけど、アメリカとソ連を批判するのは世界を敵に回すようなものだからこわいんでしょう? それで日本が戦争させた、分断させた、って言うんでしょう? おまけに植民地時代の補償は受けていないですって? そうね。補償は受けてないけどかわりに援助を受けているのよね」(注:皮肉です。。。本当は補償も援助もしているそうです)

 だんだん彼女の表情は暗くなってきました。彼女は東洋のラテンと言われる韓国出身だけあって楽しい人で人気者でした。バイト先でもかわいがられ大事にされたそうです。だけど、私にはむちゃくちゃきつかった…。

「あなた、そんな顔してるけど整形でしょう?」

とか、日本では失礼としか思えない発言をして私に当たっていました。

「私があなたに何をしたの? なんで私に突っかかってくるの?」

「あなたが優しいから…。あなたになら勝てると思った」

 こんな回答を聞かされて私は腹が立ちました。彼女としては子どものころから反日教育を受けて来たので、だれでもいいから日本人をやっつけてやりたいとむしゃくしゃしていたのでしょう。そのとき、うまい具合に自分が勝てそうな日本人を見つけた! ……。それが私だったのです。(ガックリ…)(後略) 


(私のコメント)

パク・クネ大統領の精神構造も、この韓国人留学生の認識とそんなに変わってはいないと思われます。韓国は北朝鮮と日本を敵にしていますが、あてにしている中国が韓国を裏切ると言う認識は無いようだ。過去の中国史を見れば中国との同盟か関係は信頼性が無い。

アメリカがいくら中国を支援しても結局は中国共産党に裏切られてソ連と一枚岩の団結となりましたが、これもソ連を裏切ってアメリカと国交を回復して改革開放政策に切り替えましたが、再びアメリカを裏切ってアメリカと対決姿勢を示すようになった。韓国はそんな中国と手を組んだのだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 菅元首相県内入り中止 「脱原発色」に連合が抵抗感
 参院選宮城選挙区(改選数2)で、民主党現職の岡崎トミ子候補(69)の応援のため、7日で日程調整が進んでいた菅直人元首相の県内入りが取りやめになった。岡崎氏を推薦する連合宮城には、脱原発を鮮明に訴える菅氏に抵抗感を持つ労組もあり、陣営が配慮したとみられる。
 関係者によると、県内応援は、岡崎氏と長年親交のある菅氏が申し出た。これに対して岡崎氏側が「日程調整がつかない」との理由を挙げ「延期」を求めた。
 菅氏は福島第1原発事故をきっかけに、脱原発を訴える姿勢に転じた。電力総連やUAゼンセンなど脱原発に慎重な連合傘下の労組には、菅氏にアレルギーを持つ組合員も少なくない。
 菅氏はまた、民主党が現職2人の候補者を一本化した参院選東京選挙区をめぐり、公認が取り消された脱原発を唱える現職の支援を表明。3日のブログに「一部労組に気兼ねし、原発ゼロを鮮明に出す候補は少ない」と書き込んだことに、県内の連合関係者から批判が上がっていた。
 岡崎氏の陣営は「7日は多賀城市で連合が推す比例候補の決起集会があり、日程が合わなかった」と説明。連合宮城幹部は「連合から県内入りを拒否したことはない。現職側の事情があったのだろう」と話している。


2013年07月06日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130706t11025.htm
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 安倍晋三一派が応用する「沈黙のらせん」理論(神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/07/post-90c7.html
2013年7月 7日 神州の泉


参院選は政権与党を選ぶ選挙ではなく、参議院の良識を国民に問いかける選挙である。橋下徹氏は参議院不要論を唱えているが、独裁体制を作らないためにも、良識の府としての参議院は絶対に必要である。

自民党が政権与党である現実は変わらない。だから自民党を独裁政党にしてはならないのだ。今回の選挙では、米国グローバル資本に魂を売り渡している安倍自民党の独裁政治を阻止する議員をたくさん国会に登壇させる必要がある。そうしなければ、参院選後から阿鼻叫喚の地獄が出現してくる。

つまり政権与党としての安倍自民党を転覆さることはできないが、その代わり、参議院に安倍自民党に対する抵抗勢力議員を多く輩出させることによって、国民生活や中小零細企業を破壊する政策を阻止する安全弁を創出する必要がある。

参議院の苛烈な反対によってしか衆議院の暴走を食い止める手立てはない。非常に特異で非生産的な方法であるが、現在のねじれ現象をはるかにパワーアップさせて暴政を停止させるしか日本の破壊を止める選択肢はない。

そのために政党を選ぶことではなく、どの政党に属している立候補者でも、彼、あるいは彼女がTPPに反対か賛成かを投票基準にすることである。だから、自民党議員でも、確信的にTPPに反対している議員に投票することは理に適っている。

ただし、当選してから寝返ってTPPに賛成しそうな議員は避けることである。民主党はTPP賛成のチンピラ政党であるから避けた方がいい。彼らには党解体しか進むべき道はない。

TPP阻止こそが今回選挙の最重要課題。迷わずTPP反対議員に投票していただきたい。

そうすれば、言論弾圧国家樹立とTPP参加はかろうじて食い止められる希望がわずかに出てくる。

そのために前回エントリーでは、新自由主義(フリードマン主義)に焦点を当てて、小泉政権以降から安倍政権までの国政本質を語った。

政治学とマスメディアの関係に、「沈黙の螺旋(らせん)」理論というものがあるようだ。思い当たることがある。これはドイツの政治学者が提唱したもので、社会の同調圧力によって少数意見を持つ者が次第にその意見を封じ込まれていく過程を述べたものである。

辞書では、沈黙の螺旋理論 (spiaral of silence)とは、マスメディアを通じ、個人が多数派と認識する世論が形成され、そのような世論が同調への圧力を持つという理論。人々は自分の意見が世の中で多数派か少数派かを判断する直接的統計能力を持ち、少数派だと思う人々は孤立を恐れて沈黙を保ちたがる。そのため多数派の声が、螺旋が収束するようにますます増大するというものである。

だから、ある意見を脅威と感じ、それを封じ込めたい権力者がマスコミを使っていかにも多数派の意見であるかのように、自分たちに都合のいい意見を大々的に報道し、反対意見は無視するか、故意に負の印象を植え付け、これを繰り返して行けば、反対意見は自然に逼塞してくるという考え方のようだ。

小泉政権下では竹中平蔵氏がこの理論を、構造改革の“抵抗勢力撃退”や“B層コントロール”という形で応用している。安倍政権には竹中平蔵氏や飯島勲氏がいるから、この「沈黙の螺旋理論」を使わないと考える方が不自然であろう。

昨年の総選挙では安倍自民党が、実は多数派意見であったTPP、消費税増税、原発再稼働問題の争点を矮小化し、党の争点を、復興でふるさとを取り戻すとか、経済を取り戻すとか、教育を取り戻すとか、外交を取り戻す、安心を取り戻すなどと、国民が最も気になっていることとは別のことを唱えていた。

今回の参院選でも自民党は“経済”に特化し、アベノミクス効果だけを特化的に宣伝している。これは小泉純一郎氏が郵政民営化というワンイシューで選挙に臨んだのと同じ形である。アベノミクスの景気効果だけを大々的に報道し、国民は気になっているTPP,原発、消費税増税から意識を逸らそうとしている。

前回の衆院総選挙のときにもマスメディアはバンドワゴン効果(勝ち馬効果)を狙った、自民党圧勝という先行報道を行ったが、これも「沈黙のらせん」理論の応用である。ただし、TPP、原発、消費税増税を問題視していたのは多数派であった。

ところが、安倍自民党はその多数派をいかにも少数派のように扱い、未来の党の存在感を薄めるという共同幻想を抱かせた。これは典型的な「沈黙のらせん」理論の応用だったが、今回選挙の“景気一点張り”宣伝も、その理論の拡大適用である。

だから国民はこれに惑わされずに、TPP反対の議員に投票するべきだと思う。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 安倍首相 「中国は合意違反」 東シナ海のガス田単独開発 (朝日新聞デジタル) : 中国による新たな侵攻が始まった

最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。


[コメント]

>中国が東シナ海の日中中間線付近で新たなガス田開発の動きを見せることに対し、安倍晋三首相は「明らかに合意に反する」と強調する。
2008年の共同開発に関する合意をなし崩しにする中国の批判に首相が乗りだし、尖閣諸島同様に対立が先鋭化しそうだ。


中国が国家間の合意を無視する信用できない国であることがまたもや明らかになったわけです。

鳩山―小沢政権に始まった民主党政権では、日米同盟関係がズタズタにされました。
そこに付け込んで中国は、2010年に尖閣で漁船衝突事件を起こし、尖閣に手を出し始めました。

今回もそうした流れの一環でしょう。

日本は、中国が国家間の合意を平気で無視する国であることを再度強く認識し、中国の暴走を抑止するために、日米同盟をさらに強化する必要があるわけです。

同時に、日米同盟をグチャクチャにし尖閣漁船事件の原因となったと考えられる鳩山―小沢政権の責任を徹底追及しなければなりません。


[記事本文]

 中国が東シナ海の日中中間線付近で新たなガス田開発の動きを見せることに対し、安倍晋三首相は「明らかに合意に反する」と強調する。

2008年の共同開発に関する合意をなし崩しにする中国の批判に首相が乗りだし、尖閣諸島同様に対立が先鋭化しそうだ。

 首相は5日夜のBSフジの番組で、中国の動きを合意違反だと指摘。「資源は独り占めにせず両国のために活用していこうと合意したんだから、従ってもらいたい」と強調した。

 08年合意では、ガス田「白樺」(中国名・春暁)を共同開発し、その他のガス田も共同開発の早期実現へ継続協議としている。

http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY201307060231.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 消費増税先送り阻止を謀る亡国の財務省 (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1027.html
2013-07-07  陽光堂主人の読書日記

 弱小野党が乱立している状態なので、参院選での与党有利は揺らぎそうもありません。過半数を制し、下手をすると、3分の2も有り得るかも知れません。そうはならなくとも、日本維新の会など改憲勢力がある程度議席を取れば同じことです。最悪の事態に、我々は備える必要があります。

 アベノミクスによる円安株高が続いていますが、政府はなりふり構わず官製相場を作り出しており、この傾向はしばらく続きそうです。与党としては参院選に勝てば後は野となれ山となれで、逆回転して円高株安になっても構わないのですが、来年4月からの消費税増税を控えていますので、そうも行きません。

 今年4月〜6月の景気動向を見て最終的に判断されることになっていますが、この数値は秋口にならないと出て来ません。各種データを見る限り、景気改善を窺わせる数値が出ることは確定的で、予定通りゴーサインとなることでしょう。

 しかし、数値の出揃う秋口の景気が明らかに悪化していれば、4月〜6月の状況がいくらよくても、粛々と進めるわけには行きません。選挙後も政府は、好景気の演出を継続すると見られます。

 ところが安倍政権内では、増税を先送りする動きが見られます。これは選挙対策ですが、消費税が増税されると必ず景気が悪化しますから、これは国民にとって歓迎すべき出来事です。

 こうした動きに神経を尖らせているのが財務省で、何が何でも予定通り増税させようと、既に人事面で「増税シフト」を敷いているそうです。「日刊ゲンダイ」は、3日付で次のように報じています。
(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9210.html)

   「先送り論」絶対阻止 財務省着々増税強行シフト

参院選に勝って長期安定政権を築き、憲法改正に手をつけたい安倍首相。周辺では、人気取りのための「ウルトラC」が検討されているという。ズバリ、消費増税の先送りだ。

「増税の判断基準となる4―6月の経済指標は、間違いなく良い数字が出てくるでしょう。しかし、国民が本当に景気回復を実感できるかというと疑問で、生活はむしろ負担増の影響が大きい。自民党内にも、増税による景気の腰折れを心配する声があり、政治的な判断として増税を先送りする可能性がある。国民は“英断”と受け止めるでしょうから、安倍首相にとっては支持率アップを狙える切り札です」(自民党関係者)

そうはさせじと躍起なのが財務省だ。6月の人事で、財務省の事務次官に79年入省の木下康司主計局長(56)が就いた。木下氏の後任となる主計局長には、同期の香川俊介官房長(56)。次官の同期がラインに残ることは珍しい。そのため、“79年組が次官を2人出すか”と、2人の処遇ばかりが耳目を集めたが、その陰ではロコツな「増税シフト人事」が行われていた。

「自民党内の増税先送り論を見越して、絶対に阻止するためのシフトを敷いたのです。まず、第1次安倍政権で首相秘書官を務め、首相と気脈を通じる田中一穂主税局長を留任させた。明らかな官邸対策です」(霞が関事情通)

さらに分かりやすいのは、主要ポストを主税局出身者が占めたことだ。官房長には主税のエース、佐藤慎一・大臣官房統括審議官が就いた。国会対応を担う官房長は事務次官の登竜門。99年以降は全員が官房長→主計局長→事務次官の道を歩んでいるが、主税畑から抜擢されることは異例だ。佐藤氏の後任には、麻生財務相の秘書官を兼務してきた浅川雅嗣・国際局次長が昇格した。

出世コース王道の大臣官房文書課長に就いたのも、主税畑の井上裕之主税局総務課長だ。

「もっとも象徴的なのは、消費税増税法案を書いた住澤整・主税局税制2課長が、税制効果などを分析する調査課長になったことです。2課長の方が格上なので、はたから見れば“降格”で、増税法案の功労者に対してはあり得ない。あえてこのポストに就けたのは、経済指標や税制効果をどう分析しても『増税すべし』という調査結果を書かせるため。『増税しないと国債が暴落する』などと脅しながら、主税局の主力が総出で政府・与党を説得していくわけです」(財務省関係者)

勝栄二郎前次官も、消費増税法案のために異例の長期任官となった。安倍自民はたとえ選挙に勝っても、「すべては増税のため」というヘンな役所には勝てないのか。 (下線は引用者による)


 日本の債務残高は1000兆円を超え、GDPの2倍以上あります。それ故、何としても増税するということなのですが、増税で財政を立て直すという発想自体が間違っていることは、つとに識者が指摘するところです。

 債務は天文学的ですが、その一方、膨大な資産があって、金融資産だけでも500兆円あり、危機的状況ではないことはかつて財務省自らが認めています。財務省幹部連は、増税の口実として財政危機を煽っているに過ぎません。

 では何に使うのかと言えば、利益誘導して天下り先を確保するためです。これが安倍政権の黒子たちが考えている「日本を取り戻す」政治の実態なのです。官僚の権力の源泉である米国に対する上納金にも、当然当てられます。要するに、政官財米電の悪徳ペンタゴンで山分けするわけです。

 枯渇する年金の財源に充当するという話も眉唾で、そうでなければ年金支給開始年齢を「70歳」とか「80歳(!)」に引き上げるという話が出て来るはずありません。「80歳」は平均寿命に近いですから、要は「支払わない」と言っているのと同じです。

 消費税率が10%と倍に引き上げられれば、13.5兆円の税収増になると財務官僚は算盤を弾いています。お粗末なことに、景気後退による税収の悪化を計算に入れていません。彼らは欲に支配されているので、数字操作だけで全てが思った通りになると単純に考えているようです。

 これは官僚サイドの都合ですが、政治家はまた別です。今回の参院選の後、2016年まで選挙はありませんので、地獄の3年間が始まりますが、問題は消費税増税が二段階で行われることです。

 最初は2014年4月で、税率は現行の5%→8%、2015年10月から8%→10%となっています。増税後の景気後退は確実ですから、衆参ダブル選挙が予定されている2016年は最悪の時期に差し掛かっています。中小企業は現行の5%でもアップアップですから、倒産や自殺が激増することでしょう。こんな時に敗北必至の選挙など出来ません。

 もう二度と政権を手放さないと誓っている自民党ですから、こうした展開は是が非でも避ける必要があります。植草一秀氏は、選挙対策のために2015年10月の増税は1年先送りされるだろうと述べています。

 しかし、来年2014年に増税されたら庶民にとって相当のダメージとなりますから、第二弾の税率アップが1年先送りされたところで代わり映えしません。止めを刺される時期が遅れるだけの話です。

 消費税の増税により、標準家庭で20万円前後の出費が増えると試算されています。この中には円安による物価の上昇分も含まれていますが、この程度で済むのかどうか疑問です。TPPが本決まりになって外資が大々的に参入してくれば賃金は引き下げられますから、今感じる以上の増税となると思われます。

 「賃金は上がらず、むしろ下がる」「年金支給もカットされ、支給開始年齢も引き下げられる」「税金や保険の負担は際限なく増え続ける」 こうした悪夢のような未来が待ち受けていますが、誰もそんな状態を望んでいないはずです。

 負の連鎖は最初に押し止めるべきで、その最後のチャンスに我々は際会しています。大勢を挽回するのは難しいですが、きちんと状況を見据えた上で判断しなければなりません。このままでは亡国一直線ですから。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK150] ワクチンビジネスの深い闇 
 子宮頸がん予防ワクチン問題が波紋を呼んでいる。このワクチンの接種により重篤な副反応が出たケースが多くあるが、それにも関わらずこれが推進されてきた背景には、ワクチンビジネスで金儲けをする企業や学者、政治家たちの存在があった。
 『週刊文春』(6月27日号)には、「子宮頸がんワクチン 推進の急先鋒 松あきら公明党副代表夫と製薬会社の蜜月」というスクープ記事が掲載されている。
 TPPに参加すれば、このワクチン接種がさらに拡大する可能性がある。我々はこの問題にもっと関心を持つべきだ。


『月刊日本』7月号より
http://gekkan-nippon.com/?p=5308


 6月14日、厚生労働省で「子宮頸がん予防ワクチン」の安全性を検討する専門家会議が開かれた。その結論は「勧奨を一時控える」、つまり「ワクチン接種を勧めることを控える」というわかりにくいものだった。被害拡大に一定の歯止めはかかったが、接種そのものが中止されたわけではない。
 本誌は先月号で、@「子宮頸がん予防ワクチン」は子宮頸がんを予防する効力も持続力もない Aその効力の無さに比して、副反応が重篤すぎる Bなぜこのようなワクチン接種に、国家が一千億円という予算をつけたのか、と指摘した。
 ワクチン推進派の主要な議論は、「専門家の検討により、中止する必要はない」「WHO(世界保健機関)も認めていて、世界ですでに広まっており、日本だけが遅れている」というものである。
 だが、ワクチン評価を行う専門家とはどういう人々なのか。そしてそもそもWHOとはそれほど信頼できる組織なのだろうか。
 特集第2弾は、ワクチン業界・行政・専門家(研究者)を結ぶ利益相反問題を追う。


製薬会社から資金提供を受ける審議委員

 今回、幸いにして「勧奨中止」の結論が出たが、5月14日に開かれた審議会では「接種継続」が決定され、被害者を落胆させていた。この時の審議会委員14人中7人、参考人2人のうち1人がワクチンメーカーから金銭を受け取っていることが判明した。ワクチンの評価、安全性、副反応の調査を行う専門家が、ワクチンメーカーから金銭を授受しているのであれば、その審議の公正さには疑念を抱かれざるをえない。
 5月の審議会を傍聴したそね文子氏(杉並区議)は審議の実態を次のように報告している。
「審議会の委員は専門家といわれる方と医師の方々、参考人として複合性局所疼痛症候群(CRPS)に詳しい大学の教授が出席されていました。
 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会からは、厚生労働省には報告されていないものも含む症例24件を資料として提出し検討されることになっていました。その資料を1分でその場で読んでください、と座長から指示がありました。しかし、症例を24件もその場で1分で読めるわけはありません。そして、症状とは関係ない、あるいは医学的に判断できる報告ではないという理由から、症例の内容が審議されることはありませんでした。
 その後、座長はこのワクチン接種の継続について、委員全員の意見を求めましたが、半数は意見を言わず、製薬会社から寄付を受けている委員が「(副反応症例が)集中的、多発的でないのならば、中止はありえない」と発言すると、審議会では議決もとらず、事業を継続して経過を見守りましょうという結論が出されたのです。審議会のあり方には怒りと失望しか感じられませんでした」
 この審議会で、薗部友良(育良クリニック小児科顧問)委員は、「(副反応症例が)集中的、多発的でないのならば、中止はありえない」との発言をしたとされるが、薗部委員は子宮頸がん予防ワクチン「ガーダシル」を製造販売するメルク(MSD)社から「50万以上500万以下」の寄付金等を受け取っている。
 子宮頸がん予防ワクチンを製造するグラクソ・スミスクライン(GSK)社、MSD社からの金銭関係を持つ委員の一覧表が前頁下図(投稿者註:冒頭の図)である(厚労省HPより作成)。
 たしかに、厚生労働省は審議の公正さを保つため「審議参加に関する遵守事項」を定め、利益相反関係にある会社からの寄付金等についての報告を委員・参考人に求め、これを公開している。
 ただし、この報告は個人に対して為された金額についてであって、委員・参考人が所属する研究機関などに為された寄付金は含まない。「50万円以下」と少額に見えても、組織・研究機関に対して別ルートでの寄付金が存在する可能性はあるのだ。
 さらに、今回の審議会で配布された資料論文「HPVワクチンの有効性について」を執筆した今野良(自治医科大学婦人科学教授)氏がGSK社から研究費用を授受していることが、資料脚注から明らかになっている。なお、今野氏はGSK社のホームページで熱心にサーバリックス接種を勧めている広告塔でもある。編集部は今野氏に取材を申し込んだが返答はなかった。(以下略)  
 
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 参院選、東京&大阪は地殻変動で予断許さず 山本太郎氏は圏内に! 鈴木哲夫の核心リポート 

【大阪選挙区】(改選数4)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20130707/plt1307070736001-p2.htm

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130707/plt1307070736001-n1.htm
2013.07.07 ZAKZAK


★鈴木哲夫の核心リポート

 東京と大阪の二大都市で、参院選(21日投開票)の地殻変動が起きている。自民党優勢は変わらないが、最終議席などをめぐって意外な展開となっており、「反原発」を掲げる俳優の山本太郎氏や、共産党が「当選圏内」に食い込んでいるのだ。安倍晋三首相の政権運営にも影響を与えかねない最新情勢について、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 「都市部が激動している。特に、東京と大阪では顕著だ。数字を見る限り、結果がどうなるか最後まで分からない」

 こう話すのは、自民党選対幹部だ。数字とは、自民党が定期的に実施してきた情勢調査のこと。3、4、5月と全国規模で実施した後、6月には重点区だけ行ったが、以下のような変化が見られるという。

 「まず、東京と大阪で共産党が躍進している。さらに、ワンテーマにこだわった候補が急激に伸びている」(同)

 私(鈴木)が入手した、公示直前の最新調査を見ると、その傾向は明らかだ。

 まず、東京選挙区。改選数5だが、自民党の丸川珠代、武見敬三両氏が1、2位を走り、公明党代表の山口那津男氏が猛追。そして、4位に共産党の吉良佳子氏、5番目に無所属ながら「原発反対」を掲げる山本氏が飛び込んでいた。

 公示直前に女性候補を電話1本で公認から外した非情な民主党や、石原慎太郎共同代表が地元の日本維新の会、渡辺喜美代表のみんなの党などは、次点の位置で横一線という結果だった。

 一方、改選数4の大阪選挙区はどうか。

 1位には自民党の柳本卓治氏、2位に公明党の杉久武氏、3位にはおひざ元の維新の東徹氏が並ぶ。そして、4位は、共産党の辰巳孝太郎氏で、圏外に民主党の梅村聡氏の名前が続く。

 あくまで、一政党の情勢調査だが、二大都市における共産党の伸長や、東京での山本氏の躍進は見逃せない。

 東京都庁の幹部職員も「戦後から高度成長期にかけて、二大都市には集団就職で地方の中・高卒の若者が集まってきた。彼らの生活は裕福ではなく、ここを中心に共産党は運動を展開していった。都市部には無党派が多いが、きっかけがあれば共産党シンパが目を覚ます」という。

 山本氏の「当選圏内」という結果にも、自民党執行部の1人は「山本氏の俳優としての知名度と、愚直に1つのテーマを繰り返すことで共感が広がっている。『反原発』世論も潜在的には収まっていない。参院選後、原発再稼働をめぐって世論が沸騰する可能性もある」とみる。

 二大都市は日本の縮図、その有権者の意識は政治の流れを作る。自民党幹部も「この傾向を侮ってはいけない」と警戒感を示し、こう続けた。

 「単に『非自民党』というなら、維新やみんなの党、民主党に支持が行ってもいい。より革新色の強い共産党に支持が集まるのは、明らかに自民党のタカ派路線や、原発再稼働、憲法改正に批判的な人が多い証拠だ」

 衆参ねじれを解消して安定政権を目指す安倍首相だが、二大都市で起きている「地殻変動」が、ダメージとして政権を直撃するかもしれない。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK150] マスコミが報じない陸山会・虚偽報告書事件の背景とは―― 前田恒彦(元特捜部主任検事) 
マスコミが報じない陸山会・虚偽報告書事件の背景とは――
http://bylines.news.yahoo.co.jp/maedatsunehiko/20130707-00026133/
2013年7月7日 6時56分  前田恒彦 | 元特捜部主任検事


1 東京拘置所

私は、平成22年1月から2月にかけ、大阪地検特捜部から東京地検特捜部の応援に入った。担当は大久保隆規氏の取調べ。小沢一郎衆議院議員の公設第一秘書で、資金管理団体・陸山会の会計責任者。東京事務所を統括し、業者の陳情窓口も務めていた。

他方、東京地検特捜部に所属していた田代政弘元検事は、同様に東京拘置所に詰め、石川知裕氏の取調べを担当。石川氏は衆議院議員に転身していたが、小沢議員の元秘書であり、陸山会で経理事務を担当していたキーパーソンだった。

田代元検事と仕事をするのは初めてだったが、飾り気のない性格であった上、後輩とはいえ検事任官の期が近かったこともあり、私が拘置所に詰めるようになった初日から、何かと気さくに話すようになった。取調べ室や検事・事務官の控え室がある区画は、拘置所の中でも何段階もの施錠がなされている閉ざされた空間。逮捕勾留された被疑者の取調べを担当する検事・事務官らは身柄班と呼ばれ、朝は時間を合わせて東京拘置所に出勤し、そろって事務棟に入り、夜も同じく時間を合わせてそろって帰る。食事も拘置所内で一緒にとる。長い時間を共に過ごすことで、次第に身柄班としての一体感も生まれていく。

私と田代元検事は、大久保氏や石川氏に小沢議員の関与を供述させるとともに、水谷建設などの業者から多額の裏金を受領したとの事実を認めさせるという極めて難易度の高い任務を課せられていたが、うまく進まず、共に苦労していた。小沢議員の立件を目論む最高検の一部からは、「具体的な供述の中身はいいから、とにかく『小沢の指示で』という6文字を入れた調書を作り、なんとかして秘書に署名させろ」といったメチャクチャな指示まで下りてきていた。特に田代元検事は、検察庁のコンピュータ・ネットワークを使い、供述調書案の文書データをメール添付の形で捜査主任である木村匡良検事に上げていたが、木村検事からは石川氏が言いもしないことを赤字で追加されて返信され、石川氏から署名を得るようにと指示されており、その苦労は傍から見ていても並大抵のものではなかった。

私と田代元検事は、事務官を介して担当被疑者の供述調書のコピーを交付し合うなど、情報交換を密にしていたが、次第に胸を開くうち、供述調書に出てこない担当被疑者のナマの供述状況や、捜査に関する本音、愚痴などを語り合うようになっていった。

そうした中のある日、田代元検事から驚くべき告白を聞くこととなった。

2 告白

その告白は、東京地検特捜部が陸山会事件の強制捜査に着手した事情、特に石川氏を逮捕した背景を聞く中で出てきた話だった。田代元検事は、逮捕前から石川氏ら主要な関係者の取調べを任されるなど、東京地検特捜部の中核検事として重要な役割を果たしており、そうした事情を知る立場にもあった。

告白のポイントは、次のようなものだった。


(1) 田代元検事は、逮捕前に石川氏の取調べを行った際、その供述内容や態度、言動などを記載した捜査報告書を作成した

(2) 作成は、捜査主任である木村検事の指示によるものだった(この告白の際、田代元検事は木村検事のことを「キャップ」と呼んでいた)

(3) 捜査報告書は、逮捕状の取得に際し、裁判所に提出された証拠の一つだった

(4) しかし、その内容は、「逮捕の必要性」を強調すべく、実際には石川氏に「自殺のおそれ」をうかがわせる言動などなかったのに、そうした言動があったかのように記載するなど、事実と異なる虚偽のものだった


取調べ状況や供述概要などを記載した捜査報告書は、供述調書と異なり、供述者に対して内容の確認を求めることはなく、そのサインも必要ない。供述者が全く関知しない中、捜査機関だけで作成可能なものだ。田代元検事のやり方は、この捜査報告書の性格をうまく利用したものだった。

また、「逮捕の必要性」を強調することは、石川氏が衆議院議員という「何かと気を使わなければならない立場」に転身しており、検察内部ですら逮捕に後ろ向きの意見が出ているなど、逮捕状取得が困難な中、これを容易にさせることを狙ったものにほかならなかった。こうした虚偽報告書など、検察の内部決裁を通し、裁判所から逮捕状を得るためだけに使う資料にすぎず、公判で有罪立証のために使うものではないから、それこそ逮捕状を取得した後にシュレッダーにかけて廃棄してしまえば、何の証拠も残らない。

田代元検事は、この告白の際、本心では逮捕に反対であり、嫌なことをやらされたといった言い方をしていた。私は、彼が検察組織の中で無理な仕事を押し付けられ、様々な重圧を感じる中、最終的には組織の論理を優先し、闇に堕ちてしまったのだと分かった。

私は、これに先立つ平成21年7月、大阪地検特捜部で捜査主任を務めていた厚労省虚偽証明書事件において、証拠物の改ざんに手を染めていた。そんな私に彼を弾劾する資格などないことは明らかだった。私には彼が再び同様の行為に出ないことを願うしかなかったが、彼の告白は私の心の中にいつまでも「渦」として残ることとなった。

3 2通目の虚偽報告書

平成22年2月に大久保氏、石川氏らを起訴し、小沢議員を不起訴とした陸山会事件。翌23年1月に至り、今度は田代元検事の存在がマスコミで大きく取り沙汰されるに至った。検察審査会による起訴相当議決を受けて行われた平成22年5月の再捜査で、田代元検事の取調べを受けた石川氏が、その状況を「隠し録音」していたのだ。

他方、田代元検事は、取調べ直後、その際の石川氏の供述内容などを記載した捜査報告書を作成していた。しかし、その内容は、客観的な録音状況に反する虚偽のものだった。そればかりか、真実を記載した証拠の一つとして検察審査会に提出された上、大久保氏や石川氏らの公判でも弁護側に証拠として開示されていた。

確かに、検事も人の子であり、間違いはあるが、それにも自ずと限度がある。東京地検特捜部で政治家や官僚の立件を目指す班は「特捜部の中の特捜部」とも呼ばれる。班員は精鋭中の精鋭ぞろいだ。約3〜4か月前の取調べにおけるやり取りと、ほんの数日内の取調べにおけるやり取りとを混同することなど、絶対にない。

特に捜査報告書は、取調べ中に検事がノートなどに手書きで記載する「取調べメモ」と異なり、作成者の官職名を記載した上で署名押印をし、公文書として完成させるものであり、その記載内容には慎重の上にも慎重を期す。被疑者や参考人の供述内容を「一問一答形式」で記載するような場合は、なおさらだ。

確かに捜査報告書の中には、何日分かの取調べにおける被疑者や参考人の供述内容を整理し、一通にまとめるというものもある。それでも、数カ月前の取調べにおけるやり取りと、数日内の取調べにおけるやり取りとを混在させるような大雑把な報告書などあり得ない。もしそうした内容であれば、誤解を招かないように、いつからいつまでの取調べの内容をまとめたものなのか、日時などを明確に記載する。検事にとって常識の話だ。

そればかりか、問題とされている捜査報告書は、その体裁・内容からも虚偽であることが明らかだ。「捜査報告書作成時点の直近に行った取調べの中での供述」という前提で、その内容を一問一答形式を用いて具体的詳細に記載しているからだ。

この虚偽報告書は、小沢議員への報告とその了承を認めた石川氏の供述調書の信用性を格段に高めるものだった。検察が全国から多数の応援検事を投入して捜査を進めたものの、小沢議員を起訴できずに終わった陸山会事件。既に検察審査会が1度目の起訴相当議決を出しており、全く同じ証拠関係でも2度目の起訴相当議決が出され、強制起訴に至る可能性の高い中、田代元検事の虚偽報告書があれば、この判断を後押しする方向に働くことは明らかだった。

ここで思い起こされるのが、田代元検事から告白されていた逮捕前の虚偽報告書の件だ。供述者に内容確認やサインを求めず、捜査機関側の独断で作成可能な捜査報告書の性格を逆手に取るという点で一致していたし、その狙いも同様であり、基本的な構図は全く同じだった。

4 最高検の捜査

最高検は、弁護側から「隠し録音」を入手した早い段階で、再捜査時に田代元検事が作成した捜査報告書の内容が虚偽であることを把握していた。そのまま放置すれば、その文書データが消去されたり、口裏合わせに及んだり、関係者の記憶が徐々に失われていくなど、証拠が散逸するおそれが高い状況だった。しかも、虚偽報告書が実際に真正な証拠として使われ、検察審査会の起訴相当議決に影響を与えたという重大事案であり、陸山会事件の任意捜査から強制捜査、不起訴・再捜査に至る一連の捜査状況に問題はなかったかといった点についても、徹底的に捜査・検証する必要があった。

田代元検事が私同様に他の検事に何らかの告白をしていることもあり得たし、告白を聞いた人間がそれを一人で抱え込んだとも限らなかった。現に私は、田代元検事が私以外の検事にも同様の告白をしたと聞いているし、私自身も一人で抱えきれず、「陸山会事件に比べたら、厚労省事件なんか可愛いものだ」といった率直な感想と合わせ、複数の検事に告白の概要を伝えた。彼らはこれをメールのやり取りで残していた。田代元検事から告白を受けたとの私の話は、こうした客観証拠によっても裏付けられる事実にほかならなかった。

しかし、最高検は、田代元検事を逮捕するどころか、関係先の捜索すらせず、「記憶の混同」との田代元検事の弁解を十分に追及しないまま、絶対に真相を語らそうとしない捜査に終始した。そればかりか、捜査状況を小出しにリークすることで、処分前の早い段階から「不起訴やむなし」との方向付けすら行った。

確かに、田代元検事が起訴に至れば、小沢議員や石川氏らの公判は確実に吹き飛んだはずだ。また、大阪地検特捜部の証拠改ざん・犯人隠避事件を「大阪特有の問題」という構図で小さくまとめた手前、東京にも同様の根深い問題があるということだと、目も当てられなくなる。関係者も大阪の事案と比べものにならないほど多く、監督責任まで考慮すると幹部の首がいくつあっても足らないし、検事総長が2代続けて引責辞任するという事態にもなりかねない。検察は完全に瓦解する。

だからといって、捜査の手を緩め、田代元検事の口を閉じさせ、彼一人に「一生の重荷」を背負わせたままで終わるようであれば、検察に正義を語る資格などない。私は、古巣検察の凋落ぶりを横目で見つつ、内心は忸怩たる思いで一杯だった。しかし、当時の私は静岡刑務所で受刑中の身であった上、小沢公判で陸山会事件の捜査状況を包み隠さずに証言したことが裏目に出て、仮釈放による早期の社会復帰を閉ざされ、ことの真相を外部に明らかにする機会がなかった。

そうした中、満期釈放が約1週間後に迫った平成24年5月8日、虚偽報告書事件の捜査主任検事がやってきた。田代元検事らを告発した市民団体が小沢公判における私の証言を引用していることから、私の取調べを行うことになったとの話だった。田代元検事の取調べも主任検事自らが担当しているという。奇しくもその主任検事は、大阪地検特捜部の証拠改ざん・犯人隠避事件に際し、私の取調べを担当した中村孝検事その人だった。(続)


前田恒彦
元特捜部主任検事

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。獄中経験もあり、刑事司法の実態や問題点などを独自の視点でささやく。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK150] フクシマの現状を変えられる政権にしなければ数年後に地獄絵になるのではないか(原発板)

 http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/412.html  

 福島第一原発は、以下の如し!

暴走する福島第一原発は、日本列島を死の大地に変える!

現在の福島第一原発では、決死隊の作業すら不可能なほど放射線線量の高い2号機ですが・・・・・

1号機、2号機及び3号機の最高線量は、

1号機は800ミリシーベルト。
2号機は880ミリシーベルト。
3号機は1510シーベルトです。
専門家によれば10ミリシーベルトのところに1時間いると致死量に達するとのことですから、決死隊も作業ができないのは2号機に限らないことになります。

最悪の事態が発生すれば打つ手のないこのような福島第一の現状は、まさに国家の危機です。

福島第一からは連日、毎時1000万ベクレルの放射線量の放出が今なお続いております。

このような状況の下であるのにも関わらず日本政府は、国民への隠蔽工作ばかり繰り返し、事故を起こし停止していた原発を再稼働しようとしているのです!

しかも、東電や、原子力関係者には原発事故を防ぐ手法や技術を有していません!

国民の安全性や、健康被害を顧みずに「原発再稼働」という暴挙を、繰り返そうとする限り、国民の敵と言わねばなりません!

(転載終了)

●いかに工作員が火消しに動いても、起きている事実を隠蔽することはできない !
事態は急速に悪化している。
>>


(私のコメント)
真実を隠蔽して伝えない大手マスコミ、東電社長はこの重大事故に対処できる人物ではない。安部政権にしても再稼働ばかりに熱心で国民の命と暮らしを考えてはいない。アメリカの意向で動いているだけの政権である。選挙をボイコットしてもあまり意味はない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 731部隊「コレラ作戦」 ― 犠牲者2〜20万人・阿鼻叫喚の生き地獄 ―(脱 ・ 洗脳史講座)<左翼の本当の正体>
「第2次世界大戦中、コレラ、ペスト等の生物兵器を中国人に対し注射し、その死亡までを観察する残虐な人体実験を繰り返していた日本陸軍731部隊の隊長石井四郎は、1941年天皇と会い、その「功績」をほめる「お言葉を頂いた」と証言している。
 日本軍が、生物兵器を開発し、残虐な人体実験を行っていた事は天皇の命令であり、天皇は「自分の命令を実行する石井を賞賛」していた。
 中国人に対する残虐な人体実験は天皇自身が行ったものである。」(オルタナティブ通信)

北朝鮮左翼、部落極左は、天皇のことが大嫌い。オルタナティブさんも単に左翼だったんですね。

反ロス系のページにも731、天皇、慰安婦等で反天皇を主張する記事がヒットした。アセンション系もかぶってる。

RKさんのブログでも同様の指摘を見つけたが、結局、北朝鮮左翼・部落極左が実はアメリカ石油資本の手先なのに真実探求者を偽装している(二重スパイ?)ような気がしてきた。

オウムに統一教会が入り込んで、北朝鮮と呼応して暴動を計画していたことが頭をよぎる。

左翼のフリして左翼じゃない、単純に北朝鮮とアメリカの手下。日本の味方のフリして日本の敵。

反ロス系といえば、安部芳裕氏、鬼塚氏やきくちゆみ氏等が思い浮かぶが、ロックフェラーの手下になった似非共産主義者だったのか?

元々、ピースボートにしても、その他日本の極左は、アメリカの捏造した東京裁判史観を利用し、日本国内に影響力を浸透している。

ソ連も欧米のユダヤ人が作ったものだし、中国もアメリカが、台湾を大陸から追い出して作ったもの。
日本共産党も日教組もアメリカが作った、アメリカは朝鮮戦争も知ってて知らないフリをしたと菅沼さんが指摘していた。

アメリカの目的は天皇と日本民族を滅ぼすことなのかな?


脱 ・ 洗脳史講座から
http://home.att.ne.jp/blue/gendai-shi/yokuryu-sya-syogen/731-cholera.html


まず、731部隊がらみの「コレラ作戦」 からとりあげましょう。


     1 三者揃い踏みの「コレラ事件」

 この出来事に関する証言は手記集『三 光』に、元朝日新聞記者・本多勝一と元時事通信記者・長沼節夫が著した『天皇の軍隊』(朝日文庫)、それに抑留者10余人が中国に残してきた「供述書」のいずれにも取り上げられています。つまり、「手記」「戦後証言」「供述書」すべてに記録されているわけで、「3者揃い踏み」の大量殺害事件というわけです。
 ですが、この事件は「まったくの作り話」 というのが調査から得た私の結論で、月刊誌「正論」ほかに書き、単行本にも収めてあります。

    (1)富永中帰連会長の反論
 ところが、富永 正三・中帰連会長は同誌に寄せた反論で、次のように断じます。
〈 これは先にも述べた通り、「戦場で犯した犯罪行為は口が裂けても話さない」 の鉄則通り、
千葉氏を中心に「口裏を合わせ」ウソの証言をしているのである。
戦場経験のない田辺氏にはそれが分からない、ということである。 〉

 この事件が私が言うように「作り話」となれば、中帰連として黙っているわけにいかなかったでしょう。なにせ、「すべてが事実」と声高に主張する「手記」も「供述書」も「戦後証言」も、その信頼性が根底から崩れてしまうからです。
   戦場で犯罪を犯した兵は、口が裂けても話さないのが「鉄 則」 だと富永会長はいうのですが、もとより事実であるはずがありません。仮にこれが事実だとしたらおかしなことになってしまいます。事件当事者から信頼すべき「証言者」は一人も存在できないことになってしまうからです。
 第一、話さないはずの「犯罪行為」を抑留者が講演などで話していることの説明だってつかないでしょう。もっとも彼らは「撫順の奇跡」だというのでしょうが。まあ、こんな議論をいくら重ねても始まりませんので、以下の検証をご覧ください。

    (2)第59師団について
 250余名という最大の抑留者を出した59師団について、簡単に触れておくことにします。
 59師団は1942(昭和17)年4月、独立混成第10旅団(略称、独混10旅)を基幹に山東省・斉南(さいなん)で編成され、第12軍に帰属しました。
 組織は2つの旅団、8個の独立歩兵大隊を基幹に編成され、ほかに通信隊、輜重隊などがありました。8個独歩大隊のうち、第41、42、43、44の4個大隊をもって第53旅団を、第45、109、110、111の4個大隊をもって第54旅団を編成していました。
 師団は終戦直前、北朝鮮の「かん興」に転進し、ここで終戦を迎えました。ほとんどがシベリアで強制労働を強いられ、藤田 茂師団長 (中将)と2人の旅団長(少将)を含む250名が戦犯として中国に移送されたのでした。藤田師団長は帰国後、中帰連の初代会長となり、日本軍糾弾の先頭に立ちました。
 下表は「コレラ作戦」の当事者とされた独歩44大隊(第53旅団)の職制です。


独歩44大隊の職制

    大 隊 長   広瀬 利善中佐
    第1中隊長   斉田 正人中尉     第2中隊長  蓮尾 又一中尉
    第3 〃    福田 武志中尉      第4 〃   川原 公雄中尉
    第5 〃    中村 隆次中尉
    機関銃中隊長 久保川助作中尉     機関銃中隊小隊長  小島 隆男少尉
    歩兵砲 〃  中野 登 中尉


 なお、富永反論にでてきた「千葉氏」は調査に協力いただいた第44大隊の中隊長・千葉 信一中尉で 、44大隊戦友会の会長です。
 千葉信一氏はこの「コレラ事件」当時、別部隊に所属していましたが、小島隆男中尉(機関銃中隊中隊長)が証言した「8000人強制連行」当時は、小島中尉と同じ44大隊にあって第2中隊長だったのです。「濡れ衣は自分たちで晴らさなければ」という信念から、同部隊にかけられた複数の出来事の調査に積極的に協力してくれたのです。この章の ( ⇒ 労工狩り) を参照ください。

   (3)仮の話ですが
 かりにの話ですが、一人の男がある家の住人を殺害した容疑で捕まったとします。たくさんの目撃者が現れたため、警察は男の犯行と断定しました。ある人はその男が家に入るところを目撃したと証言し、別の一人は血のついた刃物を手にしたまま、その家から出てくるのを見たと証言します。また、凶器と思われる刃物を買ったのは間違いなくその男だと金物屋の主人が名乗りでました。そればかりか、逮捕された本人が自分の犯行だと自供までしてました。
 ところが後日、この男にはアリバイがあって、しかも検死の結果、病気を苦にした自殺死だったことがわかりました。
 すると、どうなるのでしょう。目撃者が偶然にも同じように、男を見間違えたのでしょうか。ですが、それではその男が自供したことの説明がつきません。
 となると、男を見たという証言者と犯行を認めた男は、なにか共通の利益のために「ウソをついた」 、あるいは、他の何者かの意思のもとに、「全員が虚偽の証言を強要された、あるいは誘導された」 と私が考えても、多くの人は「もっともだ」と認めてくれるものと思います。

 以下の検証例はこの例え話にとても似ているのです。
 しかも、10余人が一致して「私も犯行に加わった」、あるいは「犯行を目撃した」などと「事件」を認めた証言が、実はウソだったと証明できる唯一の例 と思います。これが「グループ認罪」という手法の結果と考えられる点で、非常に重要なものと思います。
 もう一つ、つけ加えておきます。
 2000(平成12)年12月、松井 やより・元朝日新聞記者を代表とするNGO「戦争と女性への暴力 日本ネットワーク」(略称、バウネット・ジャパン)の主催で 、日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」と称する裁判が東京の九段会館でが行われました。この模擬裁判がとんだ茶番であったことは明らかになっています。概略は( ⇒ 加害ウイルス散布者たち ) を参照ください。
 この異常な法廷の模様をNHKは、「問われる戦時性暴力」 で好意的に取り上げたため、物議をかもすことになりました。この番組に中国戦犯だった2人の兵士が加害者証言として登場する予定で、すでに収録が済んでいました。
 ところが、これを見たNHK教養部長が「違和感がある」と難色を示したため、最終段階でカットされ放送されなかったのですが、番組スタッフはギリギリまで放送するように頑張ったと聞いています。
 2人の証言者の一人が、この事件にも顔を出す金子 安次上等兵です。もっとも「供述書」を通してですが。


     2 コレラ菌を撒いて運河を決壊

 山東省臨清県の県都・臨清(りんせい)には第59師団隷下の独立歩兵第44大隊(以下、独歩44大隊と略記)が駐留していました。
 1943(昭和18)年9月 のことです。一帯は連日のように雨が降りつづきます。
 市の西側を「衛河」(えいが)と呼ぶ幅数10メートルの運河が流れていました(左写真は第5中隊長室から中村中隊長が撮影)。
 この運河の東側は日本軍の支配がおよぶ地域、逆に西側は共産八路軍の勢力下にあり、日本軍にとって頭の痛い地域でした。そこに大雨のためあふれるばかりに河が増水します。
 絶好の機会とばかりに日本軍はこの河に コレラ菌を流し、ほぼ時を同じくして現地人の哀願を尻目に堤防を決壊させてしまいます。この洪水のために一帯は阿鼻叫喚の生き地獄になったといいます。日本軍は用意周到、堤防決壊に先立って付近一帯にコレラ菌を撒いておきました。
 狙いどおりにコレラが流行すると、日本軍は部隊を動員、「コレラ作戦」を開始します。村に行ってはコレラ患者を追い立て、まだコレラが発生していない村に患者を追い込む作戦です。そうすればコレラが蔓延し、一帯の農民を根こそぎ絶やせるからというわけです。
 「運河決壊作戦」と「コレラ作戦」は狙い通りに成功をおさめ、「供述書」などによれば、「2万人とも20万人ともいう犠牲者」 を出す一大惨事となったのでした。


     3 「事件」の証言者たち

 上述したように、この「出来事」を記したものはいくつかあります。

    (1)中国抑留者の手記集 『三 光』
 まず、『三 光 』(1957年発行)ですが、難波 博少尉の手記「 陰謀―衛河の決壊」がその一つです。
 59師団所属の第53旅団情報主任だったという難波 博少尉は、旅団長室において田坂旅団長から

〈 この衛河の増水を利用して、八路地区に水を流し込んで、八路も農民も一挙にやっつければ・・・、
徳県や津浦線は守れるし、一石二鳥と言うもんじゃよ。ハッハッハッ 〉

 と決壊場所を選定するようにいわれます。「なんと名案だろう」と思った難波少尉はその場所を選定すると、それを聞いた旅団長は 「よろしい!それで電報を打て」 との命令を下します。
 少尉は退庁すると飯も食わずに酒と女を求めて料亭に出かけた、とみずから「手記」に書いています。つづいて、どういうわけか難波少尉は決壊現場に居あわせ、次のようなシーンを目撃しています。
 堤防を決壊しないようにと懇願する農民に、「どけ、邪魔だてするとみんな射ち殺すぞ」と小 島 は威嚇し、あるいは「手向かうと命がねーぞ」と兵隊は脅し、シャベルで殴るなどして、とうとう堤防を切ってしまう光景を。

    (2)『 天皇の軍隊 』
 『 天皇の軍隊』 (朝日文庫)にも記述があります。文庫本の220ページから始まる「 第10章 18秋魯西作戦」がそうですので、お持ちの方はお読みになってください。
 こちらの方はコレラ菌を散布したのは731部隊 であることを強く示唆しています。そして、ここに自ら堤防を決壊させた張本人、小島 隆男少尉 が登場し、次のように話します。
  〈 小島少尉は円匙(えんぴ、小型のシャベル)を持っている5、6人の部下にその堤防の土をえぐらせた。
堤防の規模や様子は、東京でいえば多摩川べりの土手あたりを思わせた、と小島氏は述べている。
堤防は上面の部分で約8メートル。このような堤防がそう易々と切れるだろうか。
 「それは非常に簡単で、5、6人がかりで10分ほどで終わってしまいました」 と小島氏はいう。〉

 この小島少尉は難波少尉の手記に現れる「小島」と同一人物ですから、堤防を切った本人と目撃者双方の証言がそろったことになります。
 小島少尉(終戦時は大尉)のこの事件に関する帰国後証言はこれにとどまりませんでした。いばらぎ県つくば市で行った講演で731部隊がかかわっていたと明確に証言しているのです。
 ハル・ゴールドが書いた『証言 731部隊の真相』(濱田 徹訳、廣広済堂出版、1997年)のなかに「皇軍大尉 小島隆男」としてその「証言」が収められています。
 ハル・ゴールドはニューヨーク生まれのアメリカ人で、東京オリンピックのときに来日、日本に興味を持ち、京都に長く住んでいるとのこと。小島証言を以下に抜粋します。
〈 私たちは731部隊とも協力しました。(中略)
 コレラ菌は対象地域に撒きました。まず、病気が発生したことを確認し、対象地域に入ります、
日本軍が侵入すると中国人たちは逃げて、新しい人たちにつぎつぎに感染させ、
われわれの計画通りに病気を蔓延させます。死者の死体や動けない人々が、あたりに横たわっていました。
夏になると蝿がたかり 、ぞっとする光景でした。
 私たちは2週間この作戦を続け、任務成果報告書に中国人およそ2万人がコレラで死亡したと記入しました。
 兵員1200人 がこの作戦に従事し、そのうち200人が保菌者になったことが確認され、
50人が発症し、5人が死亡しました。・・・ 〉

 水色をつけた記述は、他の証言と照合のうえ、ちょっと考えればおかしいと気がつくはずです、

     (3)14人にのぼる「 供述書」
 さらに、44大隊の将兵が中心にして14人という多数の抑留者が、この一連の日本軍の蛮行が事実であることを「供述書」の中で、明確に認めています。それに被害者だという中国人の証言もあります。
 以下、4人の「供述書」の一部をご覧ください。

    @  矢崎 賢三・見習い士官の「供述書」
 難波少尉は「44大隊の調査によると」 とし、「被災住民は70万人、死者は3万人、コレラ流行による死者などが2万2500人にのぼった 」と供述、他のある者はコレラ菌を撒いたと書き、ある者は堤防決壊に手を下したと供述しました。
 もっとも詳しい供述を残した一人、矢崎 賢三見習い士官(独歩44大隊歩兵砲中隊)から、一部を引用します。
 田坂旅団長の命により、広瀬大隊長は陰謀(コレラ菌を散布し堤防を破壊)にしたがって、
 〈 ・・・館陶に駐留する第2中隊長・蓮尾 又一には
臨清県尖家鎮付近の衛河北岸の堤防を決壊させるよう命じた。
同時に、9月中旬、臨清県臨清に駐屯する第5中隊と機関銃中隊の各1個小隊を派遣し、総兵力約60人で臨清大橋に向けて出動した。
大隊長が自ら指揮をとり、第5中隊長・中村 隆次、機関銃中隊長・久保川助作と小隊長・小島 隆男および4名の兵士に命じて、
臨清大橋付近において衛河北岸の堤防を幅50センチ、深さ50センチ、長さ5メートルにわたり円匙を使って切り崩させた。
洪水はここから堤防約150メートル押し流し、解放区に流れ込んだ。・・・ 〉


 と実名を用いて供述をしています。
 つまり、中村中隊長が率いる歩兵1個小隊と久保川中隊長が率いる機関銃1個小隊が出動し、堤防決壊を実行したことになります。その結果、「20万人以上の中国人民と罪もない農民がコレラ病菌によって殺害された」 と記し、死者20万人という膨大な犠牲者を出すことになったと供述しました。
 幸いなことに、名指された蓮尾 又一・第2中隊長、中村 隆次・第5中隊長(上記写真の撮影者)が健在で、話を聞くことができましたので後述します。

    A  菊池 近次・機関銃中隊員の「供述書」
 〈 1943年8月下旬、44大隊長広瀬利善中佐は本部将校以下10名、(第)5中隊長以下20名、機関銃中隊長以下20名を指揮して、八路軍と人民を殺害するため、衛河の増水期を利用して臨清県城付近、館陶県尖家鎮および南館陶付近の衛河を決壊させた。当時私は機関銃中隊の分隊員で、臨清県での衛河堤防破壊に参加した。
 このときの衛河堤防決壊では、約100万人と広大な地域が水害をこうむり、およそ2万の中国人が殺害された。 〉

    B  金子 安次上等兵( 機関銃中隊 )の「供述書」
 〈 1943年8月27日、臨清県焦家小庄において、44大隊長広瀬利中佐から、衛河堤防を破壊し解放区を埋没させてコレラ細菌を散布せよ、との命令を受けた。
 当時、重機関銃小隊長小島隆男少尉ら8名は破壊を行い、ほかの者は堤防を守っているかのように装っていた。当時、私は重機関銃分隊上等兵で、その破壊活動に参加し、円匙で50センチ堤防を切り崩した 。被害の状況については知らない。 〉

    C  林 茂美衛生曹長( 師団防疫給水班)
 〈 59師団防疫給水班は1943年8月から9月にかけて、山東省館陶、南館陶、臨清などの地で一度、コレラ菌を散布したことがある。
 ・・・衛河に散布してから川の堤防を決壊させ、その水を各地に流入させた。私はこの散布に参加した。細菌は私が44大隊軍医中尉・柿添 忍に渡し、人をやって散布した。・・〉

    4人の「供述書」を論評を加えずに見ていただきました。このほかに731部隊の出動を証言した菊池 義邦軍曹 (独歩111大隊機関銃中隊)もいます。
 金子安次上等兵は、上述したようにNHK の「問われる戦時性暴力」に、加害者証言として登場する予定でしたが、違和感のある証言のため、上層部の指示でカットされ、放送に至りませんでした。このカットされたと考えられる部分および他の金子証言がどのようなものかを知りたい方は、 ( ⇒ 他の金子安次証言 )を参照なさってください。
 また、林 茂美 衛生曹長は従軍慰安婦に関する討論「朝まで生テレビ」で、傑作な場面を残していますので次項で紹介します。


     4 日本側の反論

 調査には独歩44大隊戦友会の全面的な協力を得て行いました。この戦友会は上記、「 労 工 狩 り」 の調査でも、千葉 信一会長 以下、多くの方が協力してくれました。なお、「労工狩り」の証言者・小島隆男中尉は、ここにでてくる小島少尉と同一人物です。
 まず、名指された2人の中隊長の「反論」を記します。

    (1)蓮尾 又一中隊長
 蓮尾又一第2中隊長は私の送った「供述書」など一連の資料を読んで、
 〈 小生の実名入りの「 事実無根デタラメ記事」 であることを、戦争生き残りの存命者の一人として証言したいと思う。
・・・「館陶県館陶に駐留する第2中隊長・蓮尾又一には臨清県尖家鎮付近の衛河北岸の堤防を決壊させるよう命じた。」とあるが、
全く噴飯物で天地神明に誓って「ノウ」である。現存する本人(80歳)がいうのだから間違いない。
そのような話は聞いたことがない。命令を受けたことは絶対にない。一事が万事である。 〉


 と真っ向から否定します。また、村一帯にコレラ菌を撒いたという話についても、
〈 コレラ菌を散布する等と、とんでもない話で、その中に多くの日本軍隊が駐留して居るので、
我が方に危険極まり無いことをする筈がない。 〉

 と断じます。常識的に考えても至極、もっともだと思いますが。
 蓮尾中隊長のもとで、情報下士官をつとめた小川 皓三伍長 ( 元日本べネズエラ協会理事長)は、「蓮尾又一氏の証言通り」 と断言し、「館陶付近の決壊はなかった」と話しています。

    (2)中村 隆次中隊長
 また、中村 隆次・第5中隊長は、
 〈 あの頃、連日の大雨で河川が増水し、
濁流は衛河の堤防をすずれんばかりに流れ行くので、 いち早く河川の堤防を巡視したところ、
警備隊より対岸の元中国県警が駐屯していた望楼の下付近より河水が漏れ、
危険を感じてその付近にあった船を持ってきて防ごうとしたが、濁流は岸を押し流してしまった。
堤を切り崩させた等、とんでもない嘘で笑止千万である。 〉


 と証言します。
 つまり、抑留者証言と正反対に「堤防を決壊させたのではなく、決壊を防ごうとしたのだ 」 というのです。
 また、林 茂美衛生曹長からコレラ菌を手渡されたという 柿添 忍軍医 は病床にありましたが、夫人を通じて「 コレラ菌を手渡されたことはない、コレラ菌を使う作戦は考えられない」 との話をつたえてきています。
 私の会った44大隊戦友会のだれもが頭から否定していますが、抑留者の一人も「いくらなんでもそんなことはしませんよ」と笑いながら話してくれました。また、『天皇の軍隊』を読んで、「なんでそのような話をするのだ」 と小島隆男少尉に直接電話をした当時の部下、内田軍曹もいました。すると、「人にはいろいろあるから」 との答えがもどり、意味がよくわからなかったと話しています。


    5 作り話なのは明らか

    (1)両立不可能な証言
 この事件が事実かどうか、次のことだけで判断はくだせると思います。
〈 当時、私は重機関銃分隊上等兵で、その破壊活動に参加し、
円匙で50センチ堤防を切り崩した 〉

 とした上記「供述書」を残した金子安次上等兵は、『天皇軍隊』(朝日文庫)のなかで、決壊を防ぐために自らも加わって出動したと次のように話しているからです。
 記述によれば、金子上等兵(本の中では兵長。上等兵が正しい?)は機関銃中隊、歩兵砲中隊各20人とともに、円匙だけかついで川の補強にでたというのです。望楼の周囲に掘った壕を補強するため、土をカマスに入れて土嚢(どのう)を作り、フンドシ一つで飯も食わずに作業をつづけます。
 3時間も経ったころ、堤防の上から菊池武雄少尉の「オーイ、荷物を持って橋の向こう側へ移れ」とどなる声を聞いて、隊員が木橋の上にさしかかったとき、「川が切れたぞお」という日本兵の声をききます。そして、「やっぱりカーブに当たるところがやられたんだなあ 」と金子上等兵のわきで、だれかが言ったというのです。
 この話から、金子上等兵が堤防の決壊に加わっていないのは明らかですし、また日本兵が堤防を切るところも目撃していません。大体、堤防を切る陰謀があったのなら、また、コレラ菌を流す計画があったなら、補強作業に兵をだすわけがありません。
 つまり、中村隆次中隊長の証言どおり、日本軍は決壊を防ごうとしたと判断できるはずです。でなければ、「やられたんだなあ」という表現がでてくるわけがありません。金子は「供述書」の存在も、供述した内容も忘れていたために、本多勝一記者に「実体験」を話したと解釈するのが正解に違いないでしょう。
 ほかにもおかしな点はたくさん指摘できますが、ここまでで十分でしょう。

    (2)なぜ14人が事件を認めたのか
 一つ、つけ加えておきます。なぜ、10人以上の人が一致して虚偽の「供述書」を残したのかという疑問についてです。
 戦犯管理所(監獄)に収容中、中国のいう「思想改造工作」 が長期間にわたって行われました。簡単にいえば「 洗脳工作」 です。この工作は段階を追って行われるのですが、「グループ認罪」という段階がありました。これは各個人の「認 罪」 が終わった後に行われるステップですが、おそらくここで「運河決壊とコレラ菌散布」が吹き込まれ、共通認識となって「供述書」に反映したものと思います。
 現に金子上等兵は、「この事件は中国側が言い出したものです」 と私に宛てた抗議の手紙のなかでこう書いていますので。


   5 蛇足ですが、お笑いの一席

 テレビ朝日系列で放送されている「朝まで生テレビ」に、面白い話があるとさきほど書きました。1997年2月1日放送では、「従軍慰安婦」が取りあげられました。出席者は秦 郁彦、西尾 幹二、藤岡 信勝、西岡 力(強制連行否定派)、吉見 義明、梶村 太一郎(強制連行肯定派) ら15人が出席しました。下写真の左端はその全景です。

 論争自体は何やらバトル風になって、まとまりのないものでした。
 途中、ベルリン在住のジャーナリスト・梶村 太一郎 (写真右端)が、「自供した強姦集計表」 (左から2枚目)なるパネルを持ち出し、「強姦所」(慰安所のこと)で日本兵が自供したという強姦行為をとくとくと説明、糾弾しました。
 梶村の話によれば、「強姦集計表」は撫順で入手した某衛生准尉 の「供述書」から集計したものだといい、中国人、朝鮮人慰安婦41名に対して、43回にわたる「 強 姦 実 績」 (右から2枚目)を日時、場所、方法、対象者、年齢、人数、回数と項目別に列挙したものだと説明します。
 某衛生准尉と名前が伏せられていましたが、秦 郁彦教授が後日、明らかにしたところによれば、某准尉というのは林 茂美衛生准尉 のことでした。
 まぎれもなく、「運河決壊とコレラ菌散布」を供述した林茂美衛生曹長と同一人物でした。内容を不審に思った秦教授は林茂美元准尉に連絡をとったところ、
 〈 病院に勤務していたので、向こうも困ったんでしょう。
お金を払っての慰安所通いを書かされたが、「強姦所」で強姦したと書け、と指導されました。
年齢を入れろと要求され、一々覚えていないと言ったのに書かされ、刑を覚悟したら無罪になった 〉

 と話したことを秦教授は書いています。まったくのお笑いです。
 この一例からも、「供述書」の信頼性は、きわめて怪しいものと考えて間違いないはずなのですが、朝日新聞、NHKをはじとするほとんどの報道機関で大手を振って歩き、中国戦犯の証言が日本軍糾弾の材料となって久しいのです。


<参考リンク>

◆オルタナティブ通信:天皇が命令し作った731生物兵器部隊
 http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/429.html


◆日本鬼子の証言録「731部隊は天皇裕仁の直接命令によってつくられたものだ」
 http://www.asyura2.com/0505/war72/msg/506.html


◆断言 「きくちゆみ」と「森田玄」も、「童子丸開」同様の工作員だ!
 http://insidejobjp.blogspot.jp/2010/08/blog-post_25.html


◆過去のワールド・フォーラム月例会講演映像ダイジェスト版
 http://worldforum.web.fc2.com/wfdst.html


◆ノブの風
 http://ameblo.jp/xa0007/entry-11466140734.html


◆これが世界を駆け巡る「反日情報大宣伝」の発信拠点だ
 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n183543


◆大摩邇(おおまに)
 http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1766653.html


◆☆平和のための戦争展2007(第28回)☆
 http://onnagumi.jp/ivent/ivent01.html

◆731部隊細菌戦国家賠償請求訴訟
 http://www.anti731saikinsen.net/saiban/2shin/jk7.html


◆『共産中国はアメリカがつくった』
 http://textream.yahoo.co.jp/message/552022058/5c7b09b501ae14cbe592283d2d4314f1?comment=119


◆共産主義はユダヤ製。ソ連はユダヤ製。
 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1296553587/l50


※左翼の反日活動ということで政治板に投稿しています。

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/483.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 安倍晋三、立憲主義の放棄を宣言! それに気づかないマスメディア、そして国民 (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/6aebfee5350a04a26edf718ea1a84216
2013年07月07日 世相を斬る あいば達也

 首都圏に梅雨明け宣言が出た。現在、外の気温は35度らしいが、筆者の仕事部屋の温度は28度、湿度70%だ。暑いと唸るほどでもないが、空気は重い。おそらく、こんな重苦しい空気の中で、参院選候補者並びに関係者は、叫び、走り、支援を取りつけようと奔走しているのだろう。ほぼ落選確実と予想されている候補者は、この暑さと湿気を、殊更感じているのだろう。

 昨日、ビデオニュース・ドットコムのニュース・コメンタリーを視聴していたら、安倍自民党総裁が立憲主義に対する考えとして≪「まず、立憲主義については、『憲法というのは権力を縛るものだ』と、確かにそういう側面があります。しかし、いわば全て権力を縛るものであるという考え方としては、王権の時代、専制主義的な政府に対する憲法という考え方であってですね、今は民主主義の国家であります。その民主主義の国家である以上ですね、同時に、権力を縛るものであると同時に国の姿についてそれを書き込んでいくものなのだろうと私達は考えております」≫と答えた。

 聞き流せば、何だか言っていたレベルだが、この発言は、驚くほど重大だ。安倍は、民主主義国家における立憲主義の、世界共通の認識とは異なる憲法意識を持っている。つまりは、民主主義国家であることを否定する思想の持ち主だ、と自らカミングアウトしたのだ。この重大発言も、日本のマスメディアはスル―した。おそらく、マスメディアに巣食っている連中は、記者クラブ主催の討論会がシナリオ通り推移し、シナリオ通りの予定原稿を配信したのだろう。それに、安倍官邸に逆らう、反安倍的言論が厳しくチェックされている事実を知っているのだろう。

 民主主義からの離脱、王政復古が安倍晋三の情緒に強く訴えているのは理解するが、彼自身が、それが何を意味しているか、まったく判っていない点が非常に問題だ。物事を理解せずに、発言し、それを咎める者もいない。気づくメディアも僅か。詳細に安倍晋三を分析している米国政府は、“コイツは本気で戦争するかも?”と分析しているかもしれない。ロシアは“この馬鹿は使えそうだ”と感じたかもしれない。筆者の望み通り、日本国民が“まさか、こんなに酷くなるなんて”と気づく日は、意外に早く訪れるかもしれない。

 このような歴史は、悲しいことだが、嘆くほどのもでもない。気がついた時、中国、韓国とはいがみ合いは深みに嵌り、ロシアからは馬鹿にされ、米国からは遠い親せき扱いされ、挙句にマーケットだけは奪われる。人によっては、この状況は危機的だと言うだろうが、筆者からみると、通過しなければならない、日本の運命である。だからといって、何も日本が消滅するわけでもない。戦後の誤った繁栄にピリオドが打たれるだけであり、国家の在り方を、あらためて考える為には、挫折と云うチャンスも必要だ。

*ビデオニュース・ドットコムは有料だが、このコメンタリー収録は無料で視聴出来るので、詳細を知りたい人は以下のURL…。 URL: http://www.videonews.com/

≪ 総理大臣が立憲主義からの離脱を表明しても問題にならない国

 参議院選挙の公示を目前に控えた7月3日、9党党首による討論会が日本記者クラブで開かれた。翌日の新聞各紙やテレビのニュースでは、「アベノミクスを 巡り与野党党首が論戦」などといった暢気な見出しが躍っていたが、党首討論の中で最も重要な発言に触れていたメディアはほとんど見当たらなかった。

 それは憲法の位置づけに関する安倍首相の発言だった。

 福島社民党党首から「私は、憲法は国家権力を縛るものだと思っています。立憲主義です。総理はこれに同意をされますか。もし同意をされるとすれば、自民党の憲法改正案はこれに則ったものでしょうか」と問われた安倍首相は、「まず、立憲主義については、『憲法というのは権力を縛るものだ』と、確かにそういう 側面があります。しかし、いわば全て権力を縛るものであるという考え方としては、王権の時代、専制主義的な政府に対する憲法という考え方であってですね、 今は民主主義の国家であります。その民主主義の国家である以上ですね、同時に、権力を縛るものであると同時に国の姿についてそれを書き込んでいくものなのだろうと私達は考えております」と答えたのだ。

 これは安倍首相の元で自民党が提唱している憲法改正案が、憲法の性格そのものを過去の、そして今日の世界の民主主義国家のそれとは明らかに異なるものに変質させようとしていることを、首相自らが認めた発言だった。ましてや、民主主義の時代だからこそ立憲主義なのだ。王権、専政時代に政府を縛る目的で憲法が存在したというような話は、歴史上終ぞ聞いたことがない。

 日本は立憲主義から離脱しようとしている。それを内閣総理大臣自らが、公の場で明言した。しかし、この発言を問題視するメディアは一つも見当たらなかった。党首討論はトータルで2時間にも及ぶ。これを最初から最後まで傍聴できる人は少ない。大半の市民は、その内容をニュース報道を通じて知る。しかし、その肝心のメディアがこの問題を全く報じなければ、そのような発言があったことすら、ほとんどの日本人は知る機会を奪われて しまう。

 どうやら今の日本は、一国の総理が立憲主義からの離脱を表明しても、それがさして問題視されない国に成り下がってしまったようだ。あるいは、これは「アベちゃんは憲法が何たるかを理解できてないんだね」で済まされてしまっているのかもしれない。「原則論に そんなに目くじらを立てなくてもいいのではないか」と言う人もいるかもしれない。しかし、今、われわれがこの問題をこうして自由に告発したり批判したりできるのも、今月21日に民主的な選挙が行われるのも、いずれも今の憲法がわれわれにそれを保障しているからではないのか。これから衆参両院で過半数を得る可能性が高いと言われる政党の党首にして内閣総理大臣が、その憲法の性格を変えることを公言していることの意味を、そこまで軽視していて、本当に大丈夫なのか。われわれはあまりにも民主主義を舐めていないか。

 石破茂幹事長や船田元憲法改革推進本部代表代行らは、改正される憲法に政府が国民に命令するような条文や道徳的規範が書き込まれたからといって、政府がそのようなことを要求する法律を作って国民にそれを強制するつもりはないと説明し、義務規定や道徳規定への理解を求める。もしかすると石破氏や船田氏は本当にそのつもりなのかもしれない。

しかし、憲法に義務規定が書き込まれれば、むしろ政府はその義務を果たさない人を罰する法律を作ることが求められると考えるのが立憲主義の立場だ。憲法に書かれていることを政府が実行しないことは憲法違反になってしまうし、そこで違憲訴訟を起こされたら勝てない。

更に言えば、仮に石破、船田両氏はそのような良識を持ち合わせていたとしても、他の議員はどうだ。自民党の次に政権に就く政党はどうだ。政権は変わっても 憲法は残る。自民党はそこまで考えた上で、今の改憲草案を推しているのか。  総理大臣が民主憲法の性格を根本から変えることを宣言してもまったく問題にならない日本の現状を、今日のNコメではあえて問題にしたい。≫(ビデオニュース・ドットコム:ニュース・コメンタリー)


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/484.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 「岩手県はある人に牛耳られてきた」菅官房長官
■菅義偉官房長官

 岩手県はある人にずっと牛耳られてきた県ではないか。「アラブの春」という言葉があるが、「東北の春」「岩手の春」、まさに、その人のしがらみのない候補者を国会に届けていただきたい。いま、そのチャンスがようやく到来したと思いますが、みなさん、いかがでしょうか。その支配をぶち壊し、しがらみのない候補に立ってもらった。(盛岡市内の講演で)

2013年7月7日16時28分
http://www.asahi.com/politics/update/0707/TKY201307070062.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/485.html

記事 [政治・選挙・NHK150] TPPに大反対の立候補者が救国のカギを持つ!! (神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/07/post-ec68.html
2013年7月 7日 神州の泉


肌で感じるが、周囲の人々に選挙に期待する雰囲気がほとんどない。このままでは目も当てられない投票率の低下を招くような気がする。

選挙結果に期待するというよりも、選挙そのものに関心がなく、押し流されていくしか選択肢はないかのようなアパシー(無気力)が蔓延しているような印象を受ける。

一人一人聞いたわけではないが、印象としては政治全体に対して投げ捨てているような感じを受ける。おそらく各党の公約も頭に入れていないのだろう。これには民主党のマニフェスト違反の幻滅感が大きく影響している。

国民は自民党から民主党に国政運営を切り替えたが、菅政権以降に民主党が体現した裏切りの連続に辟易し、もはや自民党にも民主党にも希望を持てなくなっている。

国民の大勢を占めるこの政治的なアパシーを利用し、自民党幹部連中はBSE対策で月齢基準の検査対象とする月齢を現在の生後20カ月齢以上から30カ月齢以上に引き上げた。この次にやったことは安倍首相がTPPの交渉参加を表明してしまったことである。

この2例をみても、この政権がTPPに向けて国家の主権を明け渡す任務を背負っていることがよく見えている。だからこそ、今次選挙の判断基準は政党ではなくTPPを食い止めるか否かだと思っている。

自民党のTPP反対候補に投票するのはいいが、党内には党議拘束というファッショな慣習があり、これに逆らえる議員が極めて少ないことも念頭に入れておく必要がある。

政治的アパシーという空気感に流されて自民党のTPP賛成論者(=完全なる売国奴たち)を参議院に大量に送り出してしまった場合、暗黒の安倍自民党独裁体制に移行するが、この体制が一旦確立してしまえば、たとえ首相が交代してもCSISの上意下達構造は変わらなくなってしまう。

安倍自民党が、株高/円安の「景気効果」を声高に喧伝し、国民を“やっぱり、なんて言っても景気だよね”という方向に誘導しているが、彼らが決して触れない事柄がある。それは労働分配率の向上、再分配の問題なのである。

第3の矢の段階に入り、経済の成長戦力に傾注すると言っているが、橋下徹氏の維新八策と同じで、成長を成し遂げる対象は国民や中小零細企業ではなく、一部の富裕階層と外国資本のための成長戦略である。

だからこそ、安倍晋三氏は決して労働分配率に触れようとしないのである。

三省堂の大辞林によれば、労働分配率とは「国・産業・企業における、所得ないし付加価値額に対する労働者の取り分の割合。」と、じつに簡明に分かりやすく述べている。付加価値に対する人件費の百分率である。

多くの反構造改革派の識者たちは、小泉構造改革以来、企業利益の向上と国民所得は連動せずに利益が企業側だけに向いていることを指摘する。これは国際金融資本に日本の富や権益が恒常的に移る形に構造化したせいである。

この究極のシステムが完成するのがTPPなのであり、安倍晋三氏の最大の罪はこれに参加する道を開いたことにある。したがって、参院選ではTPP賛成派を抑え込み、新自由主義の破壊的な政策を国民向けに変える意志を持つ政治家を選ぶことが肝要だ。

原発、憲法改正、消費税増税には絶対反対でTPPには消極的に反対、あるいは条件付きで賛成する候補の本音はTPPに絶対賛成である。TPPにわずかにでも曖昧なゾーンを持つ候補者は完全にTPP賛成派である。

彼らはグローバル資本に魂を売った既得権益勢力に追従し、必ず私利私欲を求める。TPPに賛意を示す候補はグローバル資本の略奪ロジックに気付いていないか、あるいは自ら彼らの奴隷を目指す不逞(ふてい)のやからであるかのどちらかである。

小泉構造改革以来の負の構造をきちんと把握して労働分配率を上げること、すなわち国民に配分されるべき所得が外国資本と大企業の内部留保金に流れない状況を回復させることが政治の使命だと思う。

無気力にならずに、TPP反対の地元議員を目ざとく見つけることがコツである。議員事務所に電話してTPP賛否の意図をはっきり聞くことが有効である。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 佐田玄一郎議運委員長「議員実績ないがあっちは大好き」20歳女子大生と4万円でエッチ2発/こんな党(自民党)には投票しない
■佐田玄一郎議運委員長「議員実績ないがあっちは大好き」20歳女子大生と4万円でエッチ2発
「1回20分ぐらい。少し時間おくと復活してまた20分。いままで20回ホテルへ」」
<「名前は寺井玄。群馬の生まれで、バツイチの建築会社の社長と言っていました。
本名が佐田玄一郎だなんて知りませんでしたし、ましてや国会議員だったなんて……。
お店で、別のお客さんから私のお客さんに議員がいると言われたことがありましたけど、誰のことかも分かりませんでした。
てっきり建築会社の人だと思っていました。(中略)
外で手を繋いだり、腕を組んだりしたことはないです。この半年でエッチしたのは20回ほど。
最近は、会えばエッチばかりです。(中略)1回のエッチの時間は短い方で、大体20分くらいだったと思います。
でも、少し時間をおくと、復活してまた20分。1回会えば、2回エッチしていました」>

『週刊新潮』が中ぐらいのスマッシュヒットをかっ飛ばした。
語っているのは東京六大学に通う20歳の現役女子大生で、上野のキャバクラでアルバイトをしていた。
彼女と「エッチ」したのは現在、衆院議院運営委員長の役職にある佐田玄一郎・自民党議員(60)である。
要職にあるわりに知名度は低いが、1990年の総選挙で群馬1区から初当選して以来当選8回、平成研(額賀派)の副会長を務めるベテラン代議士だ。
祖父は元参議院議員の佐田一郎氏で、群馬県内の建設最大手で東証1部上場の佐田建設の御曹司でもある。
2006年の第1次安倍内閣で行革担当相として入閣したが、事務所費問題で辞任に追い込まれている。
週刊新潮によれば、カネは豊富にあるが、議員としての功績はとくになく、有名なのは「あっちの方好き」であることだという。

2人が最初に関係を持ったのは今年1月(2013年)のことだった。
6月24日、議運の理事会が終了して、議員会館から黒塗りのクルマで佐田氏が出発したのは17時30分頃だった。
御茶ノ水駅近くでクルマを降り、タクシーに乗り換えて湯島駅近くで再び降りた佐田氏が入って行ったのは、湯島天神近くのラブホテルであった。
そこで彼女と待ち合わせしていたのであろう、佐田氏が出てきたのは90分後だったと週刊新潮は書き、2人が別々にホテルを出てくるところを写真に収めている。

<議院運営委員長殿は、つくづくお暇のようだ。1回で4万円。
20回ホテルへ行ったとすると、じつに80万円の『お小遣い』が彼女の手に渡った計算になる>(週刊新潮)

いやはやである。
佐田氏は週刊新潮の取材に対して「何も知らん」といっていたが、27日のFNNニュースはこう報じている。
<佐田氏は26日夜、伊吹衆議院議長と会談し、一部週刊誌の女性問題に関する記事について説明し、委員長の職を辞任したい考えを伝えた。
伊吹衆議院議長はこれを受け入れたという。(中略)
佐田氏をめぐっては、参議院選挙に悪影響を与えるとして、与党内から辞任を求める声が強まっていて、政府内でも『早期に辞めさせるべきだ』との声が出ていた>

週刊新潮が先週取り上げたドッグトレーナーの田辺久人氏は、あのスキャンダルがきっかけとなって自民党公認を取り消しになった。
彼は安倍首相夫人・昭恵さんが押し込んだ人物だけに、夫人の面目は丸潰れである。
http://www.j-cast.com/tv/2013/06/27178196.html

「4万円援助交際20回!女子大生とラブホテル!衆議院NO.3 議院運営委員長『佐田玄一郎』常習的買春の現場報告」(新潮)
4万円援助交際20回!
こんな党(自民党)に参院選で大勝させて本当にいいのか。有権者はよーく考えた方がいい。

【関連】
■衆議院No.3「佐田玄一郎」議運委員長 常習的買春の現場報告
政治家は聖人君子たれとは言わないまでも、ここまで不埒な議員はそういまい。
自民党の佐田玄一郎・衆院議運委員長(60)である。
女子大生とラブホテルで不倫、お小遣いは一回4万円也。
還暦を迎えて、なお、性欲優先のこの男、もはや国会議員の資格なし。
http://www.zassi.net/detail.cgi?gouno=33800

■佐田・議運委員長「買春辞任」知る人ぞ知る女好き!第1次安倍内閣でも大臣辞任
地元前橋では「20回!?バカだね本当に」「公人だものね」「そんなことをするとは思えない人だが」「じいさんの代からだよ」とあきれている。
駅前の事務所には「ヤング&クリーン」と書いてあった。どこが「クリーン」だ? さすがに、カーテンを下ろして閉まったままだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/7808506/

■安倍晋三首相側近の徳田毅、西村康稔、佐田玄一郎の弛み切った秘部に「3本の矢」が命中し政権の前途に暗雲 (板垣 英憲) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/891.html
■安倍政権の火種、自民党幹部に相次ぐスキャンダル疑惑が浮上(Business Journal) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/855.html
■いよいよ参院選 安倍自民を襲う3つの時限爆弾 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/867.html
■参院選 安倍自民を襲う側近スキャンダル 「買春」騒動で大揺れ
http://gendai.net/articles/view/syakai/143132
■自民議員買春と慰安婦否定の関連 連中が中枢にいる安倍内閣の腐敗 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/216.html
■安倍側近・西村康稔副大臣 ベトナム買春を相手ホステスが告白! (週刊文春) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/838.html
■いかがわしい安倍晋三の側近・西村康稔のベトナム買春を相手ホステスが告白
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130627/1372342644
■安倍政権の火種、自民党幹部に相次ぐ売春疑惑…1回20分×2でお値段4万円?
http://biz-journal.jp/2013/06/post_2398.html
■「2人とも安倍首相の側近である。自民党とは幹部にこういう人物のいる党である−買春事件:平野 浩氏」 (晴耕雨読) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/883.html

■政治家の下半身キャンダルといえば、今年2月には徳田毅元国土交通・復興政務官が、当時19歳だった女性に飲酒をさせ、泥酔させた上、
ホテルで無理矢理性的関係を結ばされたとして東京地裁に提訴された。
http://biz-journal.jp/2013/06/post_2398.html

■「徳田毅」代議士が慰謝料1000万円の「未成年女性」泥酔姦淫
【順風「安倍内閣」最初の一大スキャンダル!】懲役5年の「内柴被告」と同じ穴の「国土交通大臣政務官」
「徳田毅」代議士が慰謝料1000万円の「未成年女性」泥酔姦淫
――日本最大の民間医療組織「徳洲会」の御曹司、徳田毅代議士は41歳の若さで国交大臣政務官に抜擢された。
だが、前途洋々の彼には政治家の資質を問われる脛の傷があった。
新婚早々、知人の若い女性を酔わせ、強引に関係を持ち、裁判を起こされたのだ。
その訴状には破廉恥な一夜の顛末が……。
http://www.zassi.net/detail.cgi?gouno=32984
■去る2月4日、国土交通省政務官だった徳田毅議員が「過去の女性問題」を理由に辞任したが、
具体的に「女性問題」の内容が明かされることはなかった。
永田町周辺では「今週発売の文春か新潮が、スキャンダル記事を書くようだ」と囁かれていたが、
徳田議員に引導を渡したのは、新潮だった。
「徳田毅代議士が慰謝料1000万円の『未成年女性』泥酔姦淫」という記事がそれだ。
記事によると、徳田議員は2004年、東京・赤坂で会食を共にした19歳の女性に飲酒をさせ、
その後、バーに連れていき、酩酊するまで飲ませて、高級ホテルに連れ込んだという。
さらにホテルの部屋で、徳田議員は抵抗する女性を抑圧して、性行為に及んだというのだ。
女性はそれから3年後の2007年、こうした不法行為を行った徳田議員に対して、2000万円の損害賠償請求を求める民事訴訟を起こしている。
また、この行為が行われたのは徳田議員の新婚時代で、盛大な披露宴から半年あまりのことだったというから、
徳田議員のモラルの低さは人並み外れているといえるだろう。
女性の訴えに対して、徳田議員は答弁書の中で「未成年とは知らなかった」「お酒は女性がすすんで飲んだ」「性行為は合意の上」……
と不法行為を否定したというが、新潮はこれをもって、先日、準強姦罪で実刑判決を受けた内柴正人被告と同様の主張である、と一刀両断している。
http://news.livedoor.com/article/detail/7384832/
>この行為が行われたのは徳田議員の新婚時代で、盛大な披露宴から半年あまりのことだったというから、
>徳田議員のモラルの低さは人並み外れているといえるだろう。

■《安倍内閣徳田政務官辞任(自民党)》「泥酔状態で無理やり性的関係」と主張 当時19歳女性が提訴、1千万円で和解成立 
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/557.html
■徳田虎雄Jr. 女性問題で辞任 政務三役のスキャンダル連続炸裂のウワサ (ZAKZAK) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/494.html
■自民党「徳田毅」代議士が慰謝料1000万円の「未成年女性」泥酔姦淫 週刊新潮
懲役5年の「内柴被告」と同じ穴の「国土交通大臣政務官」
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/544.html
■懲役5年の内柴正人とどこが違う?政務官辞任の徳田毅「嫌がる19歳泥酔させて性行為」(J-CAST)
訴状に「泣きながら『やめてください』と繰り返したが、原告は被告の着衣を脱がせ…
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/659.html
■徳田性暴力:追及へ女性有志の会!/維新なぜか賛同者ゼロ!(京都政経調査会)
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/753.html
■徳田前政務官 2000万円迂回寄付発覚 オンナの次はカネだ。(日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/894.html

■前出の森田実氏は「持たざる者、恵まれない人々に光を当てるのが、本来の政治家の務め。
腐りきった自民党の体質こそ、参院選の第一の争点にすべきです」と言っていたが、本当だ。
異常な女性観に支配されたモラル無き政治家を許していいのか。
有権者は今度の選挙でキッチリと答えを出すべきだ。
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9196.html

【補記】
参院選で、自民党が過半数を獲得した場合、実施が予想される安倍政権の政策等

●公共料金(電気・ガス・水道)&生活必需品(食品・日用雑貨・ガソリンなど)の価格のさらなる値上げ
●風邪は窓口7割負担、少額の治療費は全額負担、そして70〜74歳も75歳以上も1割→2割負担(産業競争力会議【議長・安倍晋三首相、3月29日】で報告された内容)
●増税・増保険料(現時点においても、健康保険料の大幅値上げに役所などに問い合わせや苦情が殺到しているという。負担額倍増以上の人も多数)
●「死亡消費税」導入(金持ち以外からも、税金をブン捕ってやろう、ということ。早い話、控除のない相続税の拡大)
●年金支給年齢68歳引き上げ (2004年に約束した「100年安心プラン」はどうなった!自民党政権は詐欺だ!)
●失業手当受給資格要件厳格化等(受給に必要な被保険者期間6か月→12か月、加入要件31日以上雇用見込み→6か月以上雇用見込み、給付日数短縮)
●残業代ゼロ法案(ホワイトカラー・エグゼンプション制度)
●日本全国の“ワタミ化”いや“ブラック化”か(「365日24時間、死ぬまで働け!」【自民党比例区候補の渡邊ワタミ会長】 )
●「限定正社員」制度(事実上の「正社員の非正規労働者化」→非正規労働者の拡大→貧困層のさらなる増大へ)
●生活保護法改悪(“水際作戦”合法化、扶養義務強化。困窮しても、事実上、利用できない制度へ。“最後のセーフティネット”は生活保護制度から刑務所へ!?)
●児ポ法改悪(単純所持逮捕、アニメ漫画規制等)
●憲法第96条改悪(憲法改正手続きを定めた憲法第96条の改悪は、自民党・維新が目論む国民の権利・自由を奪う「憲法の全面改正」への突破口として利用される)
●原発推進(原発再稼働、新増設、そして原発輸出【注】すでに、安倍首相は、原発輸出の「トップセールス」にまい進中)

自民党に投票する人は、以上の政策の実施に賛成だから、投票するのだろうか?
自分の暮らしはよくなったのか。
あるいは、上記の政策を実施すれば、自分の暮らしはよくなるのか。
よく考えて投票することをお勧めしたい。

自民圧勝なら社会全体が暗黒化 大企業が優遇され、ブラック化が進み、労働者がボロ雑巾扱いされる。
ブラック企業にイエスかノーか。これも参院選の大きな争点なのである。

【補記2】
社説:アベノミクス 国民主役の成長戦略を/安倍政権の本質は、たった1%の富裕層のための政治(トリクルダウン経済理論)
http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/588.html
社説:エネルギー白書―しっかり色付きですね/安倍政権は、原発推進政権だ!
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/295.html
風邪は7割負担に!?アベノミクスで医療破壊
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11529746250.html
本誌が追い詰めた安倍晋三首相「相続税3億円脱税」疑惑
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/1134.html
立花隆『週刊現代』に寄稿 安倍首相「三億円脱税疑惑」水面下の攻防 (権力とマイノリティ)
http://www.asyura2.com/07/hihyo6/msg/451.html

大半の国民にとって、自民党に投票するということは、自分で自分の首を絞めるようなものだろう。
参院選で自民党に一票を入れようと考えている有権者は、よくよく考えた方がいいと思う。
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/487.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 生活の党 小沢代表岩手入り 「アベノミクスは大企業の論理」と政府の経済政策を批判 
生活の党 小沢代表岩手入り
http://news.ibc.co.jp/item_20039.html
2013年07月07日 18:08  IBC岩手放送


21日投票の参議院選挙は序盤から各党の幹部らが続々と県内入りしていますが、公示後、最初の日曜日のきょう、生活の党の小沢一郎代表が盛岡を訪れ支持を訴えました。小沢代表は、きょう午後、盛岡市内で行われた候補者の個人演説会に出席し挨拶しました。この中で、小沢代表は「アベノミクスは大企業の論理」と政府の経済政策を批判。その上で、「多くの人が安心して暮らせるセーフティネットを作っていかなければならない」と話し党への支持を訴えました。


        ◇


「好きにやらせるのが政治ではない」 生活・小沢代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130707-00000024-asahi-pol
朝日新聞デジタル 7月7日(日)18時43分配信


■小沢一郎・生活の党代表


 アベノミクスは「競争して強いものが勝って残ればいい」という大企業、強い者の論理だ。当面の企業の論理としては、それでいいかも知れない。しかし、大多数の国民や地方が疲弊したら、消費者として買う余力もなくなり、企業もおかしくなる。目先のことで「もうかりさえすればいい」という類いの考え方は、天につばする話だ。


 好きなように自由に勝手にやらせればいいというのは政治ではない。それだったら政治は要らなくなる。セーフティーネットを守って、社会をみんなで維持していくのが政治だ。(盛岡市内での講演で)


【2013年7月7日】小沢一郎代表女性集会での挨拶

公開日: 2013/07/07


参院選最初の日曜日となった7日、岩手県盛岡市内で開催された女性集会での"彦星"小­沢一郎代表の挨拶。七夕のこの日、小沢代表は挨拶前、短冊に願い事もしたためた。


【2013年7月7日】小沢一郎代表ぶらさがり取材岩手県盛岡市内

公開日: 2013/07/07


参院選最初の日曜日となった7日、岩手県盛岡市内で開催される女性集会の参加直前、記­者ぶらさがり取材が行われました。


7/7 小沢一郎代表のお国入り@岩手・盛岡 2013


≪今日は「七夕」だから わたしたちの思いを届けたい 女性のつどい≫小沢一郎代表@岩手・盛岡


小沢さんが岩手入りし、達増夫人主催の婦人会で講演した模様を中継できた。
その前直前に行われたマスメディアによる囲み取材も、「生活の党」市民リポートチームとして取材・中継した。


        ◇


千葉県の代表として太田和美候補を参議院議員に! 小沢一郎代表 参議院選挙第一声(2013年7月4日)
http://www.seikatsu1.jp/activity/party/%e5%8d%83%e8%91%89%e7%9c%8c%e3%81%ae%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e5%a4%aa%e7%94%b0%e5%92%8c%e7%be%8e%e5%80%99%e8%a3%9c%e3%82%92%e5%8f%82%e8%ad%b0%e9%99%a2%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%81%ab.html


 お忙しいところ、お出まし頂いて本当にありがとうございます。皆様のご支援、ご厚意に心から感謝申し上げます。有難うございました。


 さて、ご承知のように今日から参議院の選挙が始まりました。私どもは、千葉県選挙区で唯一の女性候補でございます太田和美君を公認候補として申請を致しております。もうすでに本人がご挨拶をしたようでございますけれども、今日は私も皆さまに「何とか太田君を参議院に送って頂きたい」そのことをお願いに参りました。彼女は、ここから少し離れておりますけれども、柏の生まれ育ちでございます。そして私自身も実は、お袋が柏のざいの出でございます。私は岩手県で生まれ育ったのですが、この千葉県が第二の故郷として、「なんとしても皆様のお力添えを頂きたい」そういう思いで今日参りました。


 すでに本人から、また今平野(貞夫)前参議院議員からもお話がありましたので、長話はいたしませんけれども、この参議院選挙、多くの国民皆さんの中には「どうせ自民党政権が代わるわけでもないから」と関心が薄い方もあると思います。しかし皆さん、ちょっと考えて頂きたいのは、現時点においては参議院で野党が自公よりも議席が多いのです。それだけにねじれ国会と言われておりますけれども、まさに自民党の独走を、暴走を止める役割をしているわけであります。もちろんいいことをしていれば、皆賛成するのですけれども、今の(自公)政権の治世、考え方を見ますと本当にこれからの日本、そしてこれからの皆さんの生活を、暮らしを本当に守る気があるのかという感じを私は致しております。


 マスコミ主催の党首(討論)の中でも何度も安倍さん喋っております。今まさに国民の暮らしをレベルアップする、そのためには景気を良くするということを。それには誰も異論はありません。ただ安倍さんの政権運営のやり方、あるいは経済政策のやり方はどういうことなのかと言いますと、大きな企業がどんどんお金を儲ければいい。そしてそれを国民皆さんに配分すれば、みんなも所得が増えるのではないかというわけです。


 小泉さんもそう言ったのですね。その結果、確かに大企業は非常にお金を儲けて大きくなりました。今、どのくらいかは想像もつかないですけれども、大企業の懐に260兆円あります。一年の日本(政府)全体の予算が90兆円前後ですから、260兆円というのがどんな大きなお金か分かると思います。それだけ企業は懐にため込んでおりますけれども、国民の所得は小泉内閣以来10パーセント以上減っております。一部のところには貯まっていても国民に対する配分はなされなかったということです。


 安倍さんは小泉さんと全く同じことを言っているのです。それは能力のある人、力のある人が儲けるのは勝手、自由ですけれども、しかしそれをそのまま政治が、政府が野放しに見過ごしていたならば、弱肉強食、強い者だけが残る、弱い者は捨てられてしまうことになり、所謂、動物、獣の世界と同じになってしまいます。それではいけないのだということから国民の大多数の人が一定の生活、暮らしをできるように、セーフティーネット、社会保障、あるいは農業、漁業、或いはいろんな雇用の問題に対して、政治がきちんと制度仕組みを作っておく。その上での自由競争でそれ以上一生懸命働いて儲かる人はいいですけれども。そういう事をやるのが政治の役目なのです。


 ところが小泉さん、そして今の安倍さんの話を聞いてみますと、とにかく競争力のある大企業がどんどん儲ければいい。あとはそれが配分されるみたいな話をしているのですけれども、事実は今申し上げましたように社員であれ、その他の国民の皆さんであれ、配分がなされず国民所得が減ってしまったというのが現実であります。ですから私たちはそういう政治はいけない。それではもう政治はいらないではないか。好き勝手に競争して強い者が勝てばいいのなら政治はいらないでしょう。放っておけばいい。 これでは本当に弱肉強食で強い者しかこの世の中に住めない、生きられないことになってしまうわけであります。


 私どもはそういうことから「国民の生活が第一」、政治とは生活を守ることである、という意味合いで「生活の党」という名前をつけたわけであります。今、そういう基本的な政治の運営の仕方、姿勢と同時に具体的な個別の問題でも皆さんの関心のあることが論じられております。その一つはTPPと呼ばれる国際間の協議、本当はアメリカとの話なのですけれども。これは農林漁業が直接的な影響、ダメージを受けるのはその通りです。岩手県の試算では、農業、林業、漁業の直接受ける被害とその関連を合わせますと全生産が半分になる。要するに半分だめになるという試算でございます。ですから必死になって農家の皆さんが反対するのはそういうところにあります。


 しかしこのTPPは農業、漁業の話だけではないのです。例えば、皆さんの生活で直接関係のある大きな問題として、医療保険、国民保険、健康保険の問題がある。アメリカの本当の狙いはそっちなのです。アメリカの医療企業、ここが日本の医療市場を狙っているのです。日本の国民皆保険、全員が医療保険に入っている仕組みがある限りはアメリカもなかなか参入できない。だからアメリカの大きな会社はできるだけこれを取っ払いたい。アメリカでは(国民皆)保険でないから、5000万人に近いアメリカ人が医療サービスを受けられない。それがアメリカの現実なのです。それを日本にも押しつけようとする意図がありありなのです。そういうのがTPPなのです。


 私は昨晩も総理に確かめましたけれども、TPP交渉では混合診療、自由診療という保険外の医療診療枠を広げようとしています。「それおかしいではないですか。そんなことをしていたら国民皆保険がだめになるのではないですか」と私が質問しましたら、総理は「いや、それは先端技術、高度な技術部分だけを自由にします。だから大丈夫です」とこう言っているのです。それを突破口にして先端技術なんて時が経つにつれて、どんどん増えてくるし、一般の技術になってくるわけです。そうするとその枠を広げるということを政府自らがやろうとしている。アメリカから言われると「はい。はい」と、日本政府がやろうとしている。これは本当に危険なやり方だと思っております。


 今、「自由診療の拡大反対だ」とお医者さんも言っていますけれども、お医者さん云々ではなくて、国民皆さんが医療保険でもって医療サービスを受けられなくなってしまう恐れがある。だから我々は、アメリカと交渉なんて今の政府にできっこない。言う通りにされてしまう。そうすると日本の「いのち」「健康」にかかわる問題までぐちゃぐちゃにされる。こういうことがあるから私たちは、TPPに参加すべきではないと主張しているわけでございます。


 その他にもサラリーマンの皆さんにとっても大変な問題がある。旧来ずっと前は終身雇用と言って、会社で一生懸命働けば、ずっとそこで働けた。日本の雇用に関するある意味のセーフティーネットです。それをコストがかかる、人件費が高くかかるということで、小泉(政権)の時に請負だとか派遣だとかという制度を作った。雇用者の今35パーセントが非正規社員だと言われている。この(非正規)枠を政府自身が拡げようとしている。日本の大企業としては、正規社員でなければ、いらなくなったらすぐ解雇できるから。そうしますと、農業や漁業の従事者だけではなくて、普通のサラリーマンの人も(勤務している)会社で働きたいと思っても、いつ解雇されるか分からないという状況になったら、とても将来の生活設計できないでしょう。だから私はおかしいと思う。だけどアメリカはそういう制度(を求めているの)です。


 TPPに頭を下げて入れてもらって、協議が始まる前にアメリカが狙っているその制度を安倍政権、日本政府がやり始めてしまった。アメリカのご機嫌を伺っているのかどうか知りませんけれども、そういう非常に危うい状況にあります。もちろん原発の問題、消費税の問題もあります。そういう直接皆さんの健康や暮らしに関係のある問題がいともたやすく、いわゆる、強者の論理、大企業の論理を今の自民党政権が推し進めようとしている。私たちはそういう政治の運営は間違っていると思います。正しいなら私は賛成します。そうでしょう。


 皆さんにとってどの党が政権であろうが関係ないのです。皆さんにとって良い政治をしてくれたらいいわけでしょう。だからいい政治をするのだったら私は野党だって賛成します。ところが今言ったように、自民党政権は本当に国民の皆さんの命や暮らしについて、もの凄く軽く考えている。私はこういう政権を皆さんが許しておいてはいけない。そこでこの参議院(選挙)になるのです。参議院で自公は過半数をとってないから、何とかこの選挙で過半数をとって今言ったような政策をどんどん進めたいと言っているのが自民党の腹の内なのです。


 この千葉選挙区で自民党から2人出ていますけれど、我々がやっぱり勇気をもって戦わないと、指定席みたいになってしまいますから。それではやっぱり今言ったように国民の暮らしは守れない、わたくしはそう言う思いでおります。


 今(参院選は)始まったばかり。(太田氏の)立候補の声明も遅れました。皆さんのバックアップで順調に今、県民皆さんの支持を広げております。どうか皆さんのお力を続けて頂いて21日の投票日に千葉県の代表として太田君を参議院議員として送って頂きますように心からお願いする次第でございます。本当に今日は皆様、急なご連絡にもかかわりませず、お忙しいところお出まし頂きまして本当にありがとうございました。重ねてお願い申し上げましてご挨拶といたします。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/488.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 岩手は「小沢氏に牛耳られる」ことを選んでいるのである。本選挙で真価が問われる。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201307/article_7.html
2013/07/07 21:39 かっちの言い分

自民党の菅官房長が、岩手県選出の小沢氏のことを、如何にも岩手の黒幕、まるで言うのも憚られる暴力団の組長のごとく、「ある人」という侮辱した言い方をしている。小沢氏は毎度このような言い方をされている。このような言い方をされるのは、小沢氏が一目置かれていて、恐れられているからである。

しかし、この言い方をもってすれば、「山口県はある人(安倍首相)に牛耳られてきた」と言うべきだろう。

牛耳られたという言葉には、自分たちの驕りが感じらる。自分たちこそ、政治をやる本命なのだという無意識のお驕りである。その驕りが「牛耳っている」と言わせると思われる。

しかし、「牛耳っている」ということは、岩手県民は小沢氏をずっと支持してきたから、当選し続けているということである。岩手県民が小沢氏を認めないのなら小沢氏に×を付ければいいのである。しかし、小沢氏はいままでずっと選ばれてきたのだ。岩手県民にとっては、小沢氏が「岩手の春」ということなのだ。

自民党は、岩手の自民党候補の応援のため、自民党支持を表明している宮城県知事の村井氏を岩手入りさせるという。政権党の自民党に協力姿勢を示すことで、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の岩手県南部・北上山地への誘致実現につなげる狙いという。岩手の増達知事は全面的に生活新人候補を支援する。宮城県知事が隣県に入って応援することは異例である。こんなことをすれば、岩手県民のプライドを傷つけるだろう。

民主党を離党した現職と、自民党新人、生活新人が争う。岩手県民がより良い選択をするなら、生活新人を選ぶだろう。


「岩手県はある人に牛耳られてきた」菅官房長官
http://www.asahi.com/politics/update/0707/TKY201307070062.html?ref=com_rnavi_arank

■菅義偉官房長官

 岩手県はある人にずっと牛耳られてきた県ではないか。「アラブの春」という言葉があるが、「東北の春」「岩手の春」、まさに、その人のしがらみのない候補者を国会に届けていただきたい。いま、そのチャンスがようやく到来したと思いますが、みなさん、いかがでしょうか。その支配をぶち壊し、しがらみのない候補に立ってもらった。(盛岡市内の講演で)



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 参院選:嘉田氏、動かず 来夏知事選でバランスに配慮?
安倍晋三・自民党総裁(左)と握手する滋賀県の嘉田由紀子知事=大津市内のホテルで2013年7月6日、加藤明子撮影


毎日新聞 2013年07月07日 09時00分
http://mainichi.jp/select/news/20130707k0000m010092000c.html


 昨年12月の衆院選で、「日本未来の党」代表として全国遊説に飛び回った滋賀県の嘉田由紀子知事が、参院選では目立った動きを見せていない。前回は民主候補を応援したが、今回は特定候補を応援しない方針だ。未来の分裂騒動が尾を引くなか、来夏に迫った知事選もにらんで、政治基盤の安定を取り戻したいとみられる。

 公示後初の週末を迎えた6日、滋賀選挙区(改選数1)の候補の応援に、民主の海江田万里代表と自民の安倍晋三総裁が相次いで滋賀入りし、併せて嘉田知事と会った。関係者によると、海江田代表が「原発・防災を話し合いたい」と面会を希望。嘉田知事はこれに応じる一方、自民側から打診され、安倍総裁とも会ってバランスをとったという。

 2人との面会を終えた嘉田知事は毎日新聞などの取材に対して、海江田代表からは民主候補の応援要請を受けたと明かし、「『期待します』と申し上げただけ」と述べた。また、安倍総裁とは数分間、世間話をしただけだったという。持論の「卒原発」や子育てなどの政策が民主に近いことは認めながらも、参院選では中立を貫く姿勢を強調した。

 民主は「嘉田票」を期待してやまない。前回参院選は知事選と同日選。嘉田知事と一緒に街頭を回った民主候補は、自民候補に圧勝した。昨年12月の衆院選では、滋賀県で候補を立てていない未来が、比例代表で8万3000票余りを獲得した。民主の支援団体のある関係者は「嘉田が応援するというメッセージが伝わるだけで票が動く。8万票は大きい」と打ち明ける。

 しかし、未来は衆院選で惨敗。小沢一郎氏に請われて結党した未来だったが、人事を巡る対立などから、生活の党と分裂した。嘉田知事は国政から手を引き、一連の騒動で地元の支援組織は弱体化した。県政における嘉田知事自身の存在感が薄れている。

 県議会で過半数を占め、たびたび嘉田知事と対立してきた自民は、次期知事選を見据え、「参院選で勝って、更に嘉田知事を追い詰める」との思惑だ。参院選を巡る嘉田知事の静観について、周辺には来年の知事選出馬に向け、自民を完全に敵に回すのは得策ではないと考えているとの見方がある。

 関係者によると、嘉田知事は4日の公示日に応援を要請されても断るため、公務を入れるよう指示したという。結局公務はキャンセルとなり、一日空いていたが、どの陣営にも駆け付けなかった。6日未明には自身のフェイスブックに、「今の滋賀県民の思いと願いを受け止めてくれる経験と思想/哲学をもっている人物に期待をしたい」とだけ書き込んだ。【加藤明子】
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 女スパイ疑惑を暴露 警察vs防衛の壮絶場外戦 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130707-00000540-san-pol
産経新聞 7月7日(日)19時37分配信


 防衛省と警察庁が、ある疑惑をめぐり激しい情報戦を繰り広げている。かねて治安対策で権限争いを続けてきた両省庁だが、にわかに場外戦を激化させている背景には、「国家安全保障会議(日本版NSC)」の創設をにらんだ主導権争いがある。

 仁義なき暴露合戦の様相を呈する中、外務省も参戦し、三すくみの権力闘争から目が離せない。

 ■情報本部の女性事務官

 発端は防衛省が4月22日に発表した職員の処分だった。

 防衛省情報本部に勤務していた60歳代の女性事務官が、「部内限り」の資料を職場外に持ち出そうとしていたことが発覚。しかも事務官は過去に2度、職場に申告せず中国人留学生の男性と食事をしていたことも判明した。

 情報本部といえば、情報収集衛星の画像分析や通信傍受した電波の解析など国防に関わる「秘」を扱う部門。そこに所属する事務官が部外に資料を持ち出そうとしていたとなると、ただごとではない。

 だが、防衛省によると、女性事務官は秘密情報にアクセスする権限はないという。持ち出しを図った資料も米国務省の定例会見の和訳だった。

 事務官は会見資料を入れたリュックサックを庁舎内に置き忘れたことが端緒となり、注意処分を受け、3月末に退職した。

 「女スパイ」のイメージとは程遠く、中国のスパイ活動の協力者に利用されかけた「情報漏(ろう)洩(えい)疑惑」の方がしっくりくる。

 ■「警察庁のリークだ」 「真空掃除機」。

 スパイを摘発する外事警察の用語だ。

 情報提供者に警戒されないよう、特定の資料を求めるのではなく、入手できる情報を強力な掃除機で吸い取るようにかき集める中国流の情報収集術を指す。

 これに照らせば、女性事務官の資料も中国の諜報機関にとっては収集に値すべき情報といえる。

 接触していた中国人留学生は、事務官がよく立ち寄るスーパーでアルバイトをしていた。突然降り始めた雨に事務官が途方に暮れていたところに留学生が傘を差し出し、2人は会話をする関係になった。

 かつて中国やロシアの諜報活動を取材した経験からいえば、この留学生のスパイ臭はかなり強い。

 中国の諜報組織の指揮の下、事務官をターゲットと見定めた上で何気ない会話から距離を縮め、情報提供者に仕立て上げる−。

 そうした周到な工作活動が浮かび上がり、スパイ摘発を担う警察庁にとっては徹底的に解明すべき事案と映るかもしれない。

 実は、この女性事務官に対する処分情報は、防衛省の公表前からマスコミに拡散していた。おさらいすると、防衛省は3月に処分を行ったが、当初は非公表とし、公表したのは4月22日になってから。

 公表直後に発売された週刊文春と週刊新潮が、そろって事務官に関する詳細な記事を掲載したことも、事前に情報が拡散していたことを裏付ける。

 非公表での処分→マスコミへの情報拡散→余儀なくされた処分公表と報道−。

 一連の流れを振り返り、防衛省幹部は口をそろえる。

 「警察庁がリークしたに決まっている」

 ■NSCのポスト争奪戦

 その動機もまことしやかにささやかれる。

 「情報管理の甘い防衛省にNSCの事務局トップなんて任せられない、というイメージを植え付ける算段なんだよ」

 この算段については少し説明が必要だろう。

 政府は秋の臨時国会でNSCを設置するための関連法案を成立させ、来春にも発足させたい考え。NSCは首相官邸主導で外交・安全保障政策を立案するほか、有事やテロなどの緊急事態では情報を集約し対処方針も決める枢要な意思決定の場となる。

 NSCは各省庁からの出向者らで構成する事務局として、国家安全保障局(安保局)を設ける。安保局のトップとなるのが局長ポストで、防衛省や警察庁、外務省などの関係省庁は水面下で争奪戦を展開しつつある。

 先に触れた算段とは、警察庁側はリークにより防衛省の情報管理の甘さを際立たせ、安保局長ポストは防衛省出身者では「不適格」との烙(らく)印(いん)を安倍晋三首相に押させることだ。そして最終目標は、安保局長に警察庁出身者を充てることにある−。

 これが、(あくまで)防衛省の見立てによる警察庁側の算段だ。

 ■外務省の深謀遠慮

 防衛省と警察庁の相克は今に始まったことではないが、今回の場外戦には外務省も参戦した。

 安保局の組織編成をめぐり、外務省は北東アジアや国防戦略といった地域・テーマ別の「分析官」を安保局に置く案を提唱。外務省の組織体系を踏襲し、専門知識を備えた同省出身者を送り込むことを想定している。

 これにより安保局は「情報集約」に加え「情報分析機能」も持つことになる。

 ある警察庁幹部は、ここに外務省の深謀遠慮を読み取る。

 「安保局が情報分析機能も持てば、それを統括する安保局長も外務省出身者を充てるべきだ、との結論に持っていきたいんでしょ」

 この警察庁幹部は、うちにとって深刻なのは、内閣情報調査室(内調)の存在意義が失われてしまうことですよ、と苦く笑った。

 これはどういうことか。

 内調トップの内閣情報官ポストを歴代独占するのは警察庁で、首相に近いポストは権力の源泉といえる。

 内調の機能の柱のひとつが情報分析で、その機能をNSCに剥奪されれば存在意義は著しく低下する。それを見越し、警察庁の牙城を突き崩そうとする外務省側の算段を敏感にかぎとっているのだ。

 警察庁と外務省の権限争いには高みの見物を決め込む防衛省幹部は、こう解説する。

 「第2次安倍内閣では、内閣情報官と内閣危機管理監に加え、事務の内閣官房副長官まで警察庁出身者が独占している。その上、安保局長ポストまで握ろうとすれば、さすがに外務省も黙っちゃいないよ」

 安保局長をめぐる防衛省vs警察庁vs外務省という三すくみの構図。

 「安保の要は防衛省」

 「危機管理なら警察庁」

 「日米安保は外務省」

 三者三様の看板と省益をかけた争奪戦は始まったばかりだ。(半沢尚久)



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/491.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 鳩山由紀夫氏の発言の実際を読みましたか 鳩山氏の人物破壊を行ってることこそ危険  孫崎 享 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64050365.html
★孫崎享氏の視点ー<2013/07/06>★ :本音言いまっせー!


鳩山由紀夫氏バッシングの勢いが止まる所をしらない。

 7月11日付週刊新潮は「国民の願いは鳩山由紀夫元総理の日本追放」
という見出しで報じている。

 そして次のコメントを掲載している。

 中西(輝政)名誉教授の意見はこうだ「政治的禁治産者扱いにする」

 たしかに民主党は出来そこないの伝書バトの製造責任者責任が問われよう。

 山村(明義)氏によれば「永田町では“鳩山さんは暗殺されるのでないか”
とまで言われている。あれだけ国益を損なう発言をする彼に“我慢ならない”
と過激な行動に出る人が現れるのではないかと」

 石平氏の提案は

「鳩山も生き残るには中国に帰化するしかない。日本もさっさと国籍を
はく奪した方がいい」

 ところで、鳩山由紀夫氏はどのような発言をしたのであろうか、
それがどの程度問題であるのか、週刊新潮のいうように、
「国民の願いは鳩山由紀夫元総理の日本追放」とのべるまでにひどいのかを
考えたほうがよい、

「日本人の多くが、歴史という者を忘れてしまって、従って、国有化するから
私のものなんだと、中国の人たちに対して領有権の問題が解決しているから、
問題がないと、大変強い言い方になってしまっている。

これはそもそも誤りだったと思います。

それよりも、実は以前に、私は総理をやめた直後に、漁船の衝突事故が
あった。

いままでは自民党政権のときには、この問題はお互いの漁船には自分たちで
処理しようと、漁業協定でそういうことが取り決められていた。

にもかかわらず、あの事件に関して、いわば日本の法律でさばきますからと、
いう話しになってしまって、いままでの漁業協定による暗黙の理解が、
解決の仕方を破ってしまったと思っている。

そこからある意味で過去の了解を打ち破って、日本が行動してしまった
ことに対する中国側の不満というものが、出てきたと思っている。

 歴史的にみて、釣魚島がどちらの領有であるのかというのはそれは、
様々な意見があります。

日本側からみれば、日本側の論理というものをあると思います。

でも、私もとうかせん先生方から色んなお話を伺いますと、
さらに古くからはと中国の漁船がこの周辺にいて、だからこそ釣魚島という
名前が出てきているんだと。

尖閣諸島という名前が出てきたのは、日本が尖閣をですね、そおっと、
1895年でしたか、日本に入れた訳ですけれども、その時に尖閣という名前
でてないんです、そのことは外務省の担当の方もご存じない位、
あまり勉強されていなかったと、そう思っています。

少なくともポツダム宣言で私たちの領土というのは本州、北海道、四国、
九州とこの四つの島と後は、連合国側が決めたいくつかの島に限られる
ということで、もうその時に我々が、固有の領土というのはこの四つの島
に限られてしまった訳です。

で、その後の連合国側が決めるという中にも、これはカイロ宣言の中で
清国から奪ったのものは、返しなさいという風に書いてあって、
それを私たちは飲んだ訳です。少なくとも、それが歴史的な事実として
あります。

従って、釣魚島いわゆる尖閣に関して、1895年に日清戦争末期にそっと
日本のものにしてしまった、それは中国側からみれば、盗んだという風に
思われても仕方がない。だからまあそれは、返すべきだというのは
カイロ宣言の中に尖閣が入るだろうという事は、
そういう解釈は中国側から見れば、当然成り立つ話しだと、

すなわちまさに係争地であると。

非常にその日本政府のかたくなな態度が続いてしまえば、日中関係を
ますます厳しくして、解決するというのはとてもあり得ないことに
なります。

解決をさせようという努力を日本側が示すとすれば、この問題をやはり、
過去のところまで認めていくということしか、私はないと思う。」

 この論を呼んで、皆さんは依然、「政治的禁治産者扱いにする」
「“鳩山さんは暗殺されるのでないか”」
「日本もさっさと国籍をはく奪した方がいい」と思われますか。

もし、鳩山氏の発言がそこまで批判されるべきでないとしたら、
執拗に鳩山氏の人物破壊を行う日本の病んだ部分こそ危険だ。



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