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いまだ根強い「本当はSTAP細胞はあった!」説がやっぱりおかしいこれだけの理由(HARBOR BUSINESS)
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/417.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 9 月 24 日 09:51:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

       STAP細胞の存在を信じる声は”奇跡”を起こすか、それとも……
 

いまだ根強い「本当はSTAP細胞はあった!」説がやっぱりおかしいこれだけの理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160924-00110893-hbolz-soci
HARBOR BUSINESS Online 9月24日(土)9時10分配信


「STAP細胞はあるのではないか――」。「利権がらみで闇に葬られたのではないか――」。

 一部で、こんな言説がいまだに飛び交っている。最近も、ドイツの研究者らがSTAP細胞の作製に成功したというニュースまで飛び出し、STAP細胞の存在を信じる人が減る気配は無い。今回はSTAP細胞にまつわる最近の言説について検証しよう。

 その前に、STAP細胞騒動について手短に振り返る。

 STAP細胞作製の成功は、2014年に理研の研究者らにより科学雑誌『Nature』で報告された。酸をかけることで、どんな種類の細胞にもなれる多能性細胞ができるというものだった。STAP細胞は医療を大きく変えうると期待されたこと、そして、小保方晴子氏という若い女性研究者を中心にこの研究が成し遂げられたこともあり、科学界のみにとどまらず日本社会に大きなインパクトを与えた。また、この「日本発の大発見」は、少なくない人に日本人としての誇らしさを感じさせるものでもあった。

◆STAP細胞の科学的根拠が存在しない

 だが、革命的と言われたこのSTAP細胞は、主にネット上で、論文のデータや画像の不自然さが次々と指摘されることになる。小保方氏はこれらの指摘に対し、うっかりミスだったと釈明。そして、STAP細胞はたしかに存在するし、「作製に200回以上成功した」と明言。だが、論文には捏造と改ざんが加えられていることが最終的認定され、センセーショナルな発表から5カ月後、ついに論文は取り下げられた。

 つまり、STAP細胞の存在の科学的根拠がなくなった。だが、理研は小保方氏にSTAP細胞作製の追試を指示。だが結局、小保方氏はSTAP細胞の作製に成功することなく、検証実験は終了。ただし小保方氏は、自著『あの日』の中で「実は検証実験でSTAP細胞の作製に成功していた」と書いている。

 生命科学の専門家の間で「STAP細胞の存在の真偽」についてはまったく話題にならない。それは、論文が取り下げられた時点で研究の実体がなくなったとみなされるからだ。その一方で、現在、小保方氏の支持者を中心に、STAP細胞の存在を信じる非専門家の人々は、少なくない。

 専門家と非専門家との間で、なぜ、このような乖離が生じているのだろうか。それは、一部メディアの報道によるところが大きい。科学が関わるニュースを、適切に伝えていないからだ。

◆都合のいい部分だけ抽出されて報道されている

 たとえば2016年3月に、ドイツの研究グループが、STAP細胞の作製に成功したという記事が出回った(参照:「ビジネスジャーナル」)。これを読んで、「やっぱりSTAP細胞は存在した」と思った人も多いだろう。実際に、Twitterで「STAP細胞 成功」などのワードで検索すると、STAP細胞の存在に肯定的な発言も目立つ。それでは、ドイツの研究グループは、実際にSTAP細胞の作製に成功したのだろうか。「STAP細胞の作製に成功した」と主張するためには、次の条件が必要になる。

1.小保方氏らが行ったのと同一の方法で実験を行うこと

2.その結果として、STAP細胞に見られる特徴がすべて備わった細胞が作製されること

 ドイツの研究グループから発表された研究成果が、これらの条件を満たしているかを見てみよう。

 まず、小保方氏らによるSTAP細胞の作り方だが、リンパ球細胞に弱酸の溶液をかけている。ドイツの研究グループでは、細胞の刺激に用いた溶液はpH3.3であり、オリジナルの方法よりも強い酸を使っている。また、小保方氏らは細胞が初期化される際に二つの指標(マーカー)が発現することを確認している。ドイツの研究グループは、このうちの一つのマーカーの発現を確認しているが、もう一つについては発現が確認されなかったとしている。

◆ドイツの研究グループは「成功した」とは主張していない

 さらに、小保方氏らが作製したSTAP細胞は、さまざまな種類の細胞になれる(分化する)能力をもつことを示していた。だがドイツの研究グループは、刺激を与えた細胞が他の種類の細胞に分化できるかどうかを、まったく検証していない。要するに、ドイツの研究グループの成果は、上述した「STAP細胞の作製に成功した」ことを示すための条件を満たしていない。そもそも、彼ら自身も、STAP細胞の作製に成功したことを主張しているわけではない。

 確信犯なのか無知なのかは分からないが、一部のメディアによって事実が捻じ曲げられた結果として、STAP細胞に関する誤った言説が流布されているのである。メディアが氾濫する時代だからこそ、嘘に振り回されないような科学リテラシーを身につけることが大事になってくるだろう。

<文・堀川大樹>

クマムシ博士。1978年東京都生まれ。2001年からクマムシの研究を続けている。北海道大学で博士号を取得後、NASA宇宙生物学研究所やパリ第5大学を経て、慶応義塾大学先端生命科学研究所特任講師。クマムシ研究の傍ら、オンラインサロン「クマムシ博士のクマムシ研究所」の運営やクマムシキャラクター「クマムシさん」のプロデュースをしている。著書に『クマムシ博士の「最強生物」学講座』(新潮社)と『クマムシ研究日誌』(東海大学出版会)。ブログ「むしブロ」、有料メールマガジン「むしマガ」も運営。

ハーバー・ビジネス・オンライン

 

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コメント
 
1. 2016年9月24日 10:50:27 : HjCHbiL9yc : r66eSYUSdgw[53]
この頃は、メディアも利益中心で、本当のところをあきらかにするというよりも、面白く売れるものをという記事作りで、自らが偽りでなければ"話題づくり"、"こんな嘘としての面白さ"として出してかまわない態度をとっているようである。世の中には、十分認められていない話(いいかげんな研究や実験の報告を含め)がたくさんある、それらを紹介することに(とりわけ、第三者が紹介するのならば)何のためらいもなくなっている。このようにメディアの品格が下がってきているので、かなり受け取り側が、不真面目に話を受け止めることが必要だ。
 

2. 低所得症候群[95] kuGPipO@j8eM84xR 2016年9月24日 13:49:59 : gD7cmYdD0A : YUOmsbx9IJw[3]

STAP現象の検証では二つ実験が行われたと言われています。
〔1〕OCT4陽性の小型の未分化な細胞の塊を形成すること(形成過程)
〔2〕この小型の細胞塊が多能性を発揮することを示すこと(多能性解析過程)

実験の結果
〔1〕の形成過程は成功しました(「弱塩酸処理を行った場合では、その多くにSTAP様細胞塊 [GFP陽性細胞を含む細胞塊] が形成されることが確認された」)。
〔2〕の多能性解析過程は失敗、つまり再現できませんでした(「STAP様細胞塊より、さまざまな手法、条件でキメラ作製を検討したが、リプログラミングを有意に示すキメラの作製を認めることが出来なかった」)。
(引用は理研「STAP現象の検証結果」より)

〔1〕はNature誌のSTAP論文でも小保方女史が自ら担当した工程です。
他方、
〔2〕は、若山教授が担当した工程です。教授はそのノウハウを小保方女史に(彼女の懇請にも拘らず)伝授しませんでした。にもかかわらず、若山教授は検証実験で自分が担当すべき「キメラマウス」の作製実験に参加することを拒否しました。


本スレの記事は、上記の基本的事実を敢えて無視した、STAP問題ではよく見かける中傷記事の域を出ないように思われます。

世界各国の研究現場では、生物学上先駆的かつ画期的な発見を行った小保方女史に敬意を表し、真摯に「STAP現象」を解明しようとする研究者が数知れずいるという現実にこそ、光を当てるべきではないでしょうか。

1633年 「それでも地球は動いている。」
2014年 「STAP細胞はあります!」
2016年 「(STAP細胞は)正しいと確信したまま墓場に行くだろう」(Dr. Vacanti)

  


3. 2016年9月24日 20:48:37 : efYYgyF3F6 : SyCq5c0jNqs[227]
>>2
>〔1〕の形成過程は成功しました(「弱塩酸処理を行った場合では、その多くにSTAP様細胞塊 [GFP陽性細胞を含む細胞塊] が形成されることが確認された」)。


成功してませーん

http://www3.riken.jp/stap/j/r2document1.pdf
『Oct-GFP を導入した新生児脾臓、肝臓からの GFP 陽性細胞の出現頻度は低く、再
現性をもって、これらの細胞の多能性獲得、未分化性を分子マーカーの発現によっ
て確認することは出来なかった。』


>〔2〕は、若山教授が担当した工程です。

テラトーマは小保方の担当する工程でーす。

>世界各国の研究現場では、生物学上先駆的かつ画期的な発見を行った小保方女史に敬意を表し、

そんなやついませーん。
お前、ここ↓で論破されて尻尾巻いて逃げただろw
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/410.html


4. 2016年9月24日 22:33:00 : nnGGICicwE : c41hYXZg@XE[3]
STAP細胞なんかどうでもいいけど、ほとんど失敗に終わったSTAP疑獄だが、疑獄に関わった連中が何を企んでいたかの方を暴いてほしいぜ!

セルシード
岡野
大和
早稲田
東京女子医
フェリス医
下村
安倍
三菱商事
神戸市
千代田化工建設



5. 低所得症候群[98] kuGPipO@j8eM84xR 2016年9月25日 09:49:01 : KZNENWPMkQ : i5yx6YOHy5A[2]

>3の方へ

私は>2ですが、ご指摘のスレ↓で‘堂々巡りの証明’をしておきましたので、興味があればご覧ください。

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/410.html

 


6. 2016年9月25日 20:15:35 : efYYgyF3F6 : SyCq5c0jNqs[229]
>>5
>>3に対する反論は無いってことでいい?じゃあごめんなさいしようね。

7. 低所得症候群[100] kuGPipO@j8eM84xR 2016年9月25日 20:54:44 : dUUfHB3hpM : oSzeSr@94To[1]

>6

論? プッ



8. 2016年9月25日 21:19:12 : efYYgyF3F6 : SyCq5c0jNqs[230]
>>7
「ぐうの音も出ないけど、謝まるのは悔しい」
ってことか。器と脳味噌の小さい奴だ(嘲笑

9. 2016年9月27日 19:27:32 : bx9NCO7Sto : 677ZdOLOm3w[1]
すいません。アソコだけは大きい。

10. 2016年9月27日 19:40:09 : 5IpPaZyFk6 : OfmwJjzYikk[1]
不思議なんだけど、擁護の人って、STAP細胞があったら小保方の名誉が回復するって本気で思ってる?
科学は証明して何ぼ。STAPの存在証明過程(論文)に不正が複数見つかり証明は無効と判定されている。
調査委員会の聞き取り調査で本人も不正を認め、論文も撤回されてるから、もう確定済みなんだ。
今STAPが出てきたとして「やっぱりオボちゃん正しかった!」って思う人って、彼女を科学者と思ってる?
予言者か何かと勘違いしてない?STAP仮説の提唱者はバカンティだよ?小保方が評価されるとしたら、
彼女がやったSTAPの証明過程に不正は無く、正しくSTAPが作られたことを示せた時だけ。
でも、彼女自身が不正を認めてしまっているから、それはあり得ないでしょ?
擁護の人たちが何で未だに熱くなれるのか、とっても不思議

11. 2016年9月27日 22:29:38 : efYYgyF3F6 : SyCq5c0jNqs[229]
擁護の知恵遅れどもはこれくらい押さえてから議論を始めてほしい。何回言っても理解しやがらない。

>>2
>〔1〕の形成過程は成功しました(「弱塩酸処理を行った場合では、その多くにSTAP様細胞塊 [GFP陽性細胞を含む細胞塊] が形成されることが確認された」)。

成功してませーん

http://www3.riken.jp/stap/j/r2document1.pdf
『Oct-GFP を導入した新生児脾臓、肝臓からの GFP 陽性細胞の出現頻度は低く、再
現性をもって、これらの細胞の多能性獲得、未分化性を分子マーカーの発現によっ
て確認することは出来なかった。』


12. 2016年9月27日 22:30:44 : efYYgyF3F6 : SyCq5c0jNqs[230]
擁護の知恵遅れどもはこれくらい押さえてから議論を始めてほしい。何回言っても理解しやがらない。

>>2
>〔2〕は、若山教授が担当した工程です。

テラトーマは小保方の担当する工程でーす。


13. 2016年9月28日 21:56:09 : Zy8DQlg66E : KMS8EhvSCHo[1]
別にどっちでもいいじゃねーかと思うのだが、ちょっとオボちゃんの肩を持つ事をいうと、擁護派だの何だのという連中は一体何もの?

14. 2016年9月28日 23:37:01 : QRO2evVOF6 : Kdm3cZgzhhI[3]
「不正はいかん」と言ってるだけだよ。あたりまえだろ?

> 別にどっちでもいいじゃねーかと思うのだが

科学技術立国でしか生き残れないこの国が、科学研究分野でモラルハザード起こしたら完全にアウトだよ。
小保方だろうが東大の研究者だろうが、不正は駄目。この一線が守れなかったら本当にこの国は終わる。


15. 2016年9月29日 03:38:18 : efYYgyF3F6 : SyCq5c0jNqs[231]
何がどっちでもいいのかわからんが、どっちでもいいなら黙っとけエロオヤジ

16. 2016年9月29日 13:31:00 : HjCHbiL9yc : r66eSYUSdgw[65]
>13

理研は国の予算を多く使っている研究機関です。いいかげんな研究をしていてはいけないのであり、その評価判断は当然公正さを要求される。STAP細胞は否定されており、個人的になにを研究しようと構わないが、大学であり、民間であり、公的資源を利用するものであってはならない。


17. taked4700[5696] dGFrZWQ0NzAw 2016年10月09日 12:31:05 : PHOV7ggdjQ : 1Z2nrSAoqAk[9]
>>10

>擁護の人たちが何で未だに熱くなれるのか、とっても不思議

それだけ、擁護の必要性があるからですよ。

1.STAP細胞騒動の狙いは二つ:一つは偽の学歴で業績を上げた人を作り出し、それを一気に落して、他の同様な人たち脅しをかけること。もう一つはそれを理研という日本のトップ研究機関で行うことで、日本の研究機関体制をつぶすこと。

2.「日本の研究機関体制をつぶすこと」には失敗したが、「同様な人たち脅しをかけること」は大いに成功したため、作戦の継続がされている。つまり、いつまでもこの話題を引っ張って、「あのことを忘れるな」というメッセージを発している。

3.プラスして、STAP関連本は未だにかなり売れる。大して内容はないはずですが、マスコミが取り上げてくれるため、そこそこ利益が出る状況が続いている。

現状は2と3が互いに循環していて、それが話題を引っ張ることになっている。


18. 2016年10月11日 21:18:05 : 0CiSbIIytY : orv_Gq0JUeA[1]
taked4700さん、STAP騒動当時からみると大分進歩したことは認めるけど、やっぱり貴方はいつも今一だね。

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