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「バイデンはウクライナをプーチンに渡す」米露の“密約”をジェームズ斉藤が暴露! 危機は出来レースだった!?
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1508.html
投稿者 中川隆 日時 2022 年 2 月 25 日 17:22:56: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: プーチンの正体 _ プーチンはユダヤ人でユダヤ人の利害しか考えていなかった 投稿者 中川隆 日時 2021 年 10 月 17 日 11:31:15)

「バイデンはウクライナをプーチンに渡す」米露の“密約”をジェームズ斉藤が暴露! 危機は出来レースだった!?
2022.02.23
https://tocana.jp/2022/02/post_230969_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第1回


■バイデン凋落の背景

──日本ではあまり報道されていませんが、アメリカではトランプの人気が上がっているって本当ですか?

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  本当です。簡単な話、トランプの人気は上がることはあっても下がることはないですから。なにしろ、去年、落ちるところまで落ちてますので(笑)。一方、バイデン政権はバイデンが大統領に就任した時から落ちっぱなしです。バイデン政権になってからのアメリカは異常なインフレ状態になっています。日本同様にガソリンの値段が高騰していて、2020年と比べると3倍ぐらいになっています。私も少し前にアメリカでSUVに乗っていたんですが、満タンで50ドル、日本円だと5800円ぐらいなんですね。

──ん? でも、それって日本よりも安くないですか? 日本も40リットル満タンで6800円ぐらいだったと思います。

ジェームズ  アメリカのガソリン代はもともと日本の半分ですから。それが日本と変わらないということはアメリカ人の感覚だと異常事態です。一般国民が怒るのも当然です。また、本来、バイデンを支えていたエリートの間でもバイデンには幻滅しています。はっきり言ってしまうと老人ボケがひどいんです。

──いまさらですか(苦笑)。認知症疑惑は2020年の選挙の時からあったじゃないですか。

ジェームズ  だから、ここまでひどかったのかってことでしょうね(笑)。去年6月にイギリスでG7があったじゃないですが、それに出席していたことを忘れてしまっているんですよ。

──そんな報道ありましたけど、本当だったんですね。

ジェームズ  本当です。かなり認知症は進んでいますね。あと、決定的だったのはアフガンからの撤退です。私は撤退そのものは悪い判断ではなかったと思っていますが、撤退の仕方が最悪でした。現地のアフガン人の協力者を置き去りにしたじゃないですか。

──あれは確かにひどかったですね。空港から飛び立とうとする米軍の飛行機に何十人もアフガン人が飛びついて、次々と滑走路に落下してましたね。

ジェームズ  あれで何人も死にました。ただし、実際はアメリカ人で置き去りにされた人もいましたし、アメリカ永住権保持者や特別移民ビザ保持者の多くも置き去りにしました。彼らはみんなアメリカ人ですから、それを見殺しにする政権が保つわけないんです。ワシントンのエスタブリッシュメントはバイデン政権はもうダメだと匙を投げています。ただし、バイデンがダメだからと言ってトランプにはいかないので、エスタブリッシュメントたちは選択肢が今ない状況です。

──副大臣のカマラ・ハリスは推さないんですか?

ジェームズ  外交経験がない彼女では、現在の事態を収めることはできません。特に今はウクライナ問題がありますし。結局、ワシントンのエスタブリッシュメントたちは既に金持ちなので自国の経済に関してはもうどうでもよくて、気になるのは外交だけなんです。なのにアフガンの撤退の仕方は最悪だったということです。彼らはトランプを退場させて、まだマシな大統領を誕生させたつもりだったようですが、アフガンで裏切られて、ウクライナでも裏切られています。バイデン政権はもう保ちません。

──では、今年11月の中間選挙で民主党が勝てないという話も本当なんですね。

ジェームズ  はい。間違いなく勝てないでしょう。バイデン政権はウクライナ問題への対応でも失態を繰り広げていますから(取材は2月20日)。実を言いますと、昨年バイデン政権が樹立して以来、常時ウクライナ情勢に忙殺されている状態です。この問題は日本のマスコミが考えている以上に深刻です。なぜならば、バイデンはいまウクライナをロシアに渡そうとしています。


■オバマ時代に密約が!?

──えっ!? 渡そうとしている? どういうことですか? 今バイデンは盛んにロシア側を非難していますよ。

ジェームズ  非難してますね(笑)。しかし、それは完全に出来レースです。バイデンとプーチンは去年の6月にスイスのジェネーブで米露のトップ会談をしています。その裏でウクライナに関する合意をしていたんです。

──えーーっ! だって、ウクライナ問題って去年の12月の末ですよ、問題になったのは。

ジェームズ  そうです。ただし、それは昨年6月の時点でもう決まっていたんです。正確に言えば、アメリカは2012年、オバマ政権の時にロシアにウクライナを渡す秘密合意を結んでいました。今回バイデンがオバマ政権から引き継ぐ形でその任務を遂行しているだけと言った方が正しいです。

──ジェームズさんを疑うわけじゃないですけど、にわかには信じられない話なんですが。

ジェームズ  本当です。アメリカとロシアは実は裏でつながっています。これはロンドン方面の諜報機関からのリークですからかなり確度の高い情報です。

──つまり、MI6ってことですよね?

ジェームズ  まあ、ロンドン方面です(笑)。では、どんな話をしたのかというとアメリカがイランを取って、ロシアがウクライナを取るという密約です。また、プーチンとバイデンは個人的に国内政治に問題を抱えていますので国外で問題で起こしたいんです。

──それでいま盛んにバイデンはプーチンを非難しているということですか?

ジェームズ  そうです。あれはバイデンの断末魔なんです。詳しい話は次のウクライナ問題でお話ししますが、今そういうデタラメな状況になっているので、中間選挙での民主党の勝利はほぼありえません。ウクライナの裏まで知っている一般のアメリカ国民はほとんどいませんが、エスタブリッシュメントの中には理解している人もいるので、中間選挙だけでなく、2024年の大統領選挙でも民主党は勝てないというわけです。というか、これは再選以前の話で、毎年数百万人の不法移民がメキシコから密入国するほど、自国の国境が脆弱なのに、「ウクライナの国境は尊重せよ」と吠えまくっている大統領が信頼されるはずがありません。


■頭角を現す“トランプ後継者”とは?

──ということはトランプが大統領に復活すると。

ジェームズ  そこはまだ断言できません。中間選挙で実力を誇示して2024年の大統領選での復帰を画策しているのは確かですが、去年1月6日の議会突入デモでかなり悪い印象がついていますから、果たして国民がトランプについてくるかどうかはわからないです。たとえ、バイデンが完全に“使えない”とわかっていても、それでトランプに投票するかというとそうでもないと思います。本人はなんとしても出ると言うかもしれませんが、トランプの意向を代表できるような新しい顔が必要ではないかという意見も強いです。それがフロリダ州の知事ロン・デサンティスです。2024年の大統領選挙には彼が出るんじゃないかとも言われています。デサンティスはヒスパニック系なので、ヒスパニック票を押さえることができますし、トランプの白人至上主義のイメージを払拭することもできます。それに彼は一応、トランプの“忠実なしもべ”ですから(笑)。

──“忠実なしもべ”とかいう言葉ももう聞き飽きましたが……。

ジェームズ  前回、何人も裏切っていますからね(笑)。いずれにせよ、トランプ的なものの復活は間違いありません。いまの共和党ではトランプの考え方が主流になっていますので、誰が大統領になってもトランプ的な自国至上主義は台頭してくると思います。ただ、現状、バイデン政権もれっきとした「アメリカ・ファースト」の原則を推進しています。米露緊張下で「ウクライナのポイ捨て」を行っているのがその証拠です。これを日本の政治家は他山の石と見ないほうがいいです。日本も同じ運命が待ち構えているかもしれないと思って対処してほしいですね。

〜つづく〜  

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コメント
1. 中川隆[-13638] koaQ7Jey 2022年2月25日 17:28:44 : suerLOoI3c : b2hMMzhOZ1cwVkU=[8] 報告
ウクライナ侵攻「本当の黒幕」はバチカンか!? 米露の結託と“裏世界の縮図”をジェームズ斉藤が緊急解説!
2022.02.24
https://tocana.jp/2022/02/post_231036_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第2回

──前回はバイデン人気が下がっているという話からいきなりウクライナ情勢のとんでもない裏話が飛び出してびっくりしました。

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  現在のウクライナ情勢は完全に出来レースだということです。前回も少し触れましたが、昨年6月にバイデンとプーチンがスイスのジュネーブで米露首脳会談を行っています。その際にアメリカがイランを取って、ロシアがウクライナを取るという密約をしています。アメリカとロシアは実は裏でつながっているということです。これはロンドンの情報筋から入ってきたので信頼性は高いです。

──驚きの話ですよね。だけど、なぜ、そんな密約をバイデンは交わしているんですか? トランプだったらプーチンと仲が良かったんでわかるんですけど、バイデンはプーチンと密約ができるような仲なんですか? 

ジェームズ  バイデンはトランプ以上にズブズブです。彼はビジネスで90年代のロシアだけでなく、ウクライナなどの旧ソ連圏に深く関わっていたのでロシアとは中国以上にズブズブな関係なんです。

──そういえば、2020年の大統領選挙中、息子のハンター・バイデンがウクライナの企業から金をもらっていたことが発覚して大問題になった事件がありましたね。

ジェームズ  ハンターは天然ガス企業のブリスマの幹部でしたからね。それで当時、副大統領だったお父さんのジョー・バイデンをブリスマに紹介して、金をもらっています。ですから、トランプどころじゃないですね、ズブズブ具合は。実はヒラリー・クリントンもウランの供給に関してウクライナと黒い関係にあります。

──共和党じゃなくて民主党のほうがロシアとべったりじゃないですか。

ジェームズ  そうです。ただし、それを言えばアメリカという国家が、ロシアとは裏ではつながっています。互いの中央銀行が同じサーバーでつながっていますので。

──えっ!?

ジェームズ  信じられない話ですが、本当です。ですから、今バイデンはロシアに対して経済制裁だなんだと言ってますけど、ロシアが本当に潰れそうになったらいつでもワシントンにある連邦準備銀行からロシアの中央銀行であるロシア銀行に簡単に送金できるんです。つまり、全部フェイクなんです、米露関係は。逆に言えば、ここまで裏でつながっているのでプーチンとバイデンの間であんな罵り合いができるんです。いますぐアメリカがロシアに侵攻するぞみたいな茶番劇ができるんです。
──ということはロシアのウクライナ侵攻はないんですね?(編集注:取材日は21日。24日にロシアがウクライナに全面侵攻したことが報じられた)

ジェームズ  ここは侵攻という言葉に気をつけないといけないんですけど、既に2014年のクリミア併合の時からずっとロシアは侵攻中です。なので、これから起きることというのは侵攻のエリアの拡大です。まずウクライナの東部2州ドネツク、ルガンスクから拡大していってロシアが究極に目指すのはウクライナ全土の掌握です。これはもうクレムリンの中枢でも決められている規定事項ですし、ロシア軍の参謀本部でもウクライナ全土を制圧するような軍事作戦が練られています。

──軍事的侵攻はあると?

ジェームズ  軍事的侵攻の定義を明らかにしないといけないんですけど、すでに大軍を集結させているんで、いつでも通常兵器は使用できますね。つまり、ロシアのやりたいことはじわじわと緊張度を高めていって戦争が普通の状態を作りたいんです。この状態に世界が慣れることを待っています。

 そしてバイデンは、そこでもロシアと結託しています。というのも、そもそも、バイデンが「明日にもロシアが侵攻するぞ」と吠えていること自体がおかしいんです。これまでだったらアメリカはとっくに軍を送ってロシア軍を撃退しているはずです。しかし、ずっとアメリカは負け犬の遠吠えみたいに「明日はロシアが来るぞ」と吠えているだけで何もしません。バイデンは煽っているだけです。プーチンにとってもバイデンにとっても、戦争状態が日常というふうに持っていきたいんです。

──戦争状態が続けば、国内は1つにまとまるとよく言いますね。プーチンはそれを狙っているんですか?


ウクライナ侵攻「本当の黒幕」はバチカンか!? 米露の結託と裏世界の縮図をジェームズ斉藤が緊急解説!の画像2
https://tocana.jp/2022/02/post_231036_entry_2.html


ジェームズ  そうです。しかし、それは裏を返せば、今プーチン政権は国内に大きな火種を抱えているということでもあります。そもそもプーチン政権とは何かというと、前にトカナの記事でも書いていますが、プーチンは隠れユダヤ人で、プーチンのお友達もユダヤかチェチェン人というロシアでは少数派です。少数派の異民族が多数派のロシア人を押さえつけて支配している構造です。さらに、彼らの特徴というのは組織犯罪です。プーチンの周りは元KGBや軍人あがりのビジネスマンが多く、違法なビジネスに手を染めています。その違法ビジネスの利権をプーチンが吸収して富の再分配を仲間たちと行っているのがプーチン体制のロシアです。ですから、今のロシアでは普通のロシア人として生まれて生きていくのが一番損な人生なんです。ただし、ロシア人というのは多数派なので、一度国民が目覚めてしまうと厄介なんです。実際、国民の不満は大きくなっていて反プーチン熱はかなり高まっています。プーチン派はマイノリティなので、いくら無力とはいっても国民全体が暴れ始めると少数派では収拾できないのでそれが怖いんです。

──去年ぐらいからロシアではデモが頻発しているのでそういうのが怖いんですね。

ジェームズ  いえ、反プーチンデモは実はクレムリンによってコントロールされた反対勢力で、野党を内部崩壊させるための巧妙な工作です。しかし、今はソーシャルメディアの時代なので、このやり方も国民に気づかれ始めたので、違うやり方をする必要性が出てきました。そこでクレムリンが考え出したのが戦争です。

──ロシア国民の視線をそらすためにウクライナを利用したと。

ジェームズ  そうです。ロシア人を統治するやり方って、帝政ロシアの時代からまったく変わってないんですけど、戦争か革命しかないんです。しかし、今は国民に革命というオプションを与えてしまうと自分たちの身が危ないんで戦争しかないわけです。戦争を起こして外敵を作ってロシアが被害者という構図を作ることで、マジョリティのロシア人の尻を叩いて戦場に行かせて、死んでもらう。これがプーチンロシアのやり方です。

──最悪ですね。

ジェームズ  超ブラック国家ですから。少数派の異民族が支配するクレムリンからすれば、多数派のロシア人など奴隷です。実際に帝政ロシアの時代には農奴制があり、あれはれっきとした奴隷制で今なお、過去を引きずっています。

──反プーチン派の旗振り役をする人が一人でも生まれると、ひっくり返る可能性もあるんですね。

ジェームズ  それは理論的にはそうですけど、ロシアにはまともな反対勢力はもういません。全部消されています。昔はアンナ・ポリトコフスカヤといった反プーチン、反FSB(ロシア連邦保安庁=KGBの後進)の記事を書きまくっていたジャーナリストもいましたが、みんな殺されています。ポリトコフスカヤは自宅アパートのエレベーター内で射殺されました。
──アレクセイ・ナワリヌイという反政府ブロガーも逮捕されましたね。

ジェームズ  いえ、彼はクレムリンにコントロールされた反対勢力で、現実的には体制側です。なので、彼はまだ生きているんです。それで象徴的なのが1月31日に全ロシア将校協会のトップの元陸軍大将が「プーチン体制という組織犯罪に対して我々は対抗する。プーチン大統領にはいますぐ辞任を要求する。ウクライナの侵攻というのは国家犯罪だ。ロシアはいままでの戦争はすべて自衛の戦争だった。しかし、プーチン大統領がやろうとしていることは侵略である。これはロシア人として看過できない」と語っているんですね。

──まだ、骨のある人間たちがいますね。

ジェームズ  いえ、この発言をよく聞くと「自衛の戦争であればOK」という解釈ができるんです。ここがロシア的カラクリでして、私が“コントロールされた反対勢力”という由縁なんですが、反対勢力のように見せかけて、実はプーチンに激励を送っているんです。プーチンに「戦争するんだったら自衛にしてくれ」というメッセージであり、国民には「自衛の戦争だったら仕方ないだろう」という意識を植え付けています。ロシア軍はこういった巧妙なディスインフォメーションを仕掛けてきます。これを真に受けて「ロシアはもう国内が脆弱でプーチンが侵攻したら軍がクーデターを起こす」とか言っている日本や欧米の専門家たちがいますが、そんなことは絶対にありえません。

──ということはプーチン体制のロシアは危うい一方で、かなりコントロールはされているんですね。

ジェームズ  それがロシアです。常にパワーバランスを見ながら政治を運営しているんです。要は毎日ギャンブルやっているようなものです。そういう意味では、プーチンは大したタマです。歴史的にロシアの指導者は世界でも最高レベルの謀略家しかなれませんが、プーチンも例外ではないです。

 そして、もう1つ、頭に入れておかなければいけないのは、去年の米露会談がなぜスイスのジュネーブで行われたのか、という点です。理由はスイスが金融のセンターだということです。スイスにはたくさんの秘密口座があって、バチカンやロシア正教の秘密口座もたくさんあります。ここで大量の秘密資金を動かしていると関係者からは聞いています、米露の間で。

──それはプーチン側からバイデンですか? バイデン側からプーチンですか?

ジェームズ  バイデン側からプーチンのはずです。といっても、アメリカからロシアにお金をあげたというわけではありません。というのも、アメリカもお金がないからロシアに直接渡せないのです。前から言っていますけど、アメリカはいま日本のゴールドをくれくれとうるさくおねだりしていますから。もともとロシアはGDPでいうとテキサス州のGDPよりも小さいし、東京のGDPよりも小さいんです。あんなデカい国なのに。その国が約20万人の大軍を4カ月も集結させるなんてことは本来できないんです。兵站はどうするんだという話です。

──兵隊たちの維持管理費は相当ですね。それをアメリカがもったということですか? 

ジェームズ  アメリカがもったというよりも、バチカンが担保したということです。いつも言っていますが、こういった国家間の取り決めを裏で担保するのはバチカンなんです。例えば、よく考えてみてください。今アメリカとロシアはウクライナでこんなに罵り合っています。先日はロシア政府が在モスクワ・アメリカ大使館のナンバー2を追放したほどです。それだけ国家間の緊張があるのに米露核軍縮条約だけは脈々と生きているのはなぜですか? アメリカの核軍縮の担当官はいまでもモスクワにいますよ。

──表向き戦争も辞さないと言ってる時に核軍縮だけはしようというのは…。

ジェームズ  とてもおかしいんですよ。

──それはそれ、これはこれですか?

ジェームズ  そこまで分けて考えることができるということは何らかの保証人がいないとダメなんです。そして、その保証人こそがバチカンです。なぜ、バチカンが保証人になれるのかというと最強の超国家的な存在だからです。一応、バチカン市国とは言っていますが、影響力は超国家です。そして、彼らの力の1つが天皇陛下もお世話になっているバチカンの秘密口座で、スイスにはそれが大量にあるんです。彼らは、そこで国家間の危機などがあるとお金を捻出するんです。米露核軍縮条約はまさに核戦争の脅威の排除という大義名分を掲げた、れっきとしたマネーロンダリング装置です。つまり、核廃棄処理という名目で日本円にして数兆〜数京円の資金がバチカンによる監督の下で動いているんです。

──えっ!?

ジェームズ これが本当の世界なのです。

■「ウクライナが戦場になるのであれば問題ない」

──バイデンにとってウクライナ侵攻を(裏で)認めるメリットってなんですか?

ジェームズ  ウクライナは、残念ながらいまヨーロッパの癌のような感じになってしまっているんです。

──でも、それはロシアのせいですよね?

ジェームズ  それもありますし、ウクライナが民主主義国家であるとマスコミは言っていますが、あれもプーチンのロシアとそれほど変わらないような組織犯罪的な傾向が強い政府だからというのもあります。いまの大統領のウォロディミル・ゼレンスキーもユダヤ人で、少数民族がウクライナ人というスラブ系をまとめ上げているという意味でロシアと同じなんです。そしてアメリカからの裏金がたくさん入ってウクライナの現政権が作られているというのも似ています。そういうのもあって、アメリカももうウクライナに振り回されるのは嫌なんです。

──単純にもともとウクライナってロシアなんだからくれてやれっていうのもあるんですか?


ジェームズ  それもあります。正教ロシア文明の発祥地がクリミアですから。元々キエフ大公国というのが今のウクライナの辺りでできて、そこから北東にモスクワ大公国ができて、モスクワのほうが強くなっていまのロシアになっていったんです。ですから、ロシアのもとはキエフ大公国です。そこにはウラジミール1世という王がいて、ウラジミール1世が正教会の関係者をビザンツ帝国から受け入れて洗礼をしたんです。そこから東方正教会のロシア、ウクライナの文明が生まれたんです。

──まさにロシアの生誕の地がウクライナなんですね。

ジェームズ  そうです。だから、去年の9月にプーチンも論文を書いているんです。「ウクライナ人というのは民族じゃない」という。どういうことかというと、ウクライナとは民族主義に煽られたのちの時代に作られたものでもとを辿れば、1つのスラブ民族があのエリアに住んでいていまのロシアにつながるスラブ系の文明が生まれたんだと。

──一応、大筋は合ってる気はしますが。

ジェームズ  ですから、プーチンが言ってることはある意味間違っていないんですけど、それを去年の9月にぐらいに出したというのは作為的で完全なディスインフォメーションの証しです。そのタイミングで出すということは、侵攻前に仕掛けた情報戦に他ならない。つまり、過去をいじれば現在もいじれるということです。ウクライナ人は民族じゃないと言い出した瞬間、ウクライナの主権とか国を全否定しているんです。「昔、ロシアとウクライナは国境もなく1つの民族として住んでいたじゃないか。そこに戻そうじゃないか」と言って、今侵攻しようとしています。しかし、その昔というのは中世以前の話で国際法とかができる前ですから、メチャクチャな論理なんですよ。

──中世なんて主権国家という概念すらない時代ですよね。

ジェームズ  そうです。なぜなら公国ですから。封建主義では、国は王家の持ち物です。国家主権が確認されたのは1648年のウェストファリア条約からで、それも欧米の国々だけです。しかし、それ以前の話をプーチンはしているので、彼のやり方って、封建時代の諸侯が守護大名みたいな感じで領地をまとめ上げていくのと同じなんです。日本で言えば室町時代の論理を持ち出すのと同じことです。

──バイデン政権はそういうものにはもうかかわりたくないんですね。

ジェームズ  さきほども話したように、バイデンは国内基盤が脆弱な状況にあります。それはプーチンも一緒で、2人とも国外に問題を起こして、国民の目を国内から逸らせたいんです。わかりやすく言えば、「俺たち2人、国内がヤバいから罵り合おうぜ」みたいなことで動いたと思ってもらえばよくわかると思います。実際、2021年1月にバイデン政権樹立直後にバイデンが「プーチンは殺し屋だ」と挑発し、今度はプーチンが「人の発言というのは本人の深層心理を反映する」のようなロシア流の回答で応戦し、一気に同年4月にはロシア軍がウクライナ国境に集結し、直ぐに撤退はしたものの、やはり大軍が10月に再集結し、今回の流れになりました。しかし、そういった動きは、私を含む諜報機関の関係者から見ると下手なプロレスの八百長レベルです。ですから、今回のウクライナ問題はプーチンとバイデンの保身のためというのは確かです。

 しかも、今回のウクライナはイギリスがバイデン政権以上に煽っているんです。日本ではあまり報道されてませんが、この問題はイギリスも相当気にしています。なぜかというと、アメリカがウクライナ、ヨーロッパから撤退するというのはもうわかっているので、それならば昔のイギリスの外交戦略のように大陸のパワーバランスに積極的に介入するというやり方です。ですから、バイデンが発信する情報が日本では目立っていますが、イギリスもかなり情報を発信しています。イギリスとしてはできるだけNATOの結束力を保ちたいんです。NATOの結束力が落ちてしまうと、例えば、ロシアなり大陸の国がイギリスに攻め込んで来る恐れがあるんです。かつてナポレオンがヨーロッパの大国をまとめてウォータールーの戦い(ワーテルローの戦い)でイギリスに挑戦したという歴史もあるので、今イギリスは必死に介入しています。「プーチンとバイデンが裏で取り決めをした、という情報が出てきたのがイギリスからだった」という理由もこれです。イギリスがあえてリークしているんです。

──裏では丁々発止でやりあっているんですね。

ジェームズ  そうです。ただし、もう1つ上の段階ではこれはまったくの茶番です。なぜなら、イングランド銀行もロシアの中央銀行と同じサーバーでつながっていますから。

──金の出所は同じだと!


ジェームズ  そうです。もちろん、バチカンともつながっています。ですから、世界支配の拠点というのはどこかというとアメリカ、イギリス、バチカン、ロシアです。ここにロシアが入っているのが重要です。あとはスペイン。ここもある程度パワーを持っています。ドイツとかフランスは彼らに振り回されているだけです。その中で、今回一番の被害者になったのがウクライナだったということです。ウクライナはやはりスラブ系民族なので、世界支配の構造においてはただの消耗品です。ウクライナでの戦争は世界の権力者たちにとっては痛くも痒くもありません。実際、第一次世界大戦、第二次世界大戦でもウクライナは戦場になっており、特に独ソ戦の戦場となって激烈な戦いが展開されました。彼らの本音は「ウクライナが戦場になるのであれば問題ない」です。ここまでわからないと本当のウクライナ情勢はわかりません。

──裏世界の縮図なんですね。

ジェームズ  そうです。こういった内容は、多分どこにも出ていないと思います。実際、諜報機関関係者でも知っている者は限られます。

──勉強になります。ところで、ちょっと気になったのが、さきほど世界支配にスペインもかかわっていると言っていたことで、それって大航海時代の海上帝国スペイン、フェリペ2世の頃のカトリック帝国の力がまだ残ってるってことですか?

ジェームズ  そうです。ヨーロッパを最初に帝国主義でまとめ上げようとしたのはスペインですから。例えば、大航海時代に獲得した植民地にアルゼンチンってあるじゃないですか? あの国名の意味を知っていますか? ラテン語で銀という意味です。化学記号の銀を意味するAgなんです。だからアルゼンチンなんです。銀がよく取れたからです。

──そうか。スペインは南米の銀を大量に搾取していた銀帝国でしたね。

ジェームズ  その銀がどこに行ったのかと言いますと全部バチカンです。バチカンがラテンアメリカを運営する時はスペインを経由するんです。

──また、バチカンですか!

ジェームズ  ですからバチカンの力は圧倒的なんです。それから、もう1つ、プーチンがウクライナを狙う理由がありましたが、すいません、今日はここまでで続きは次回、お話しします。

──え、最後まで聞きたいんですが!

ジェームズ  すいません。時間がなくて。ヒントだけを言いますと核です。詳しいことは明日お話しします。

〜つづく〜

2. 2022年2月25日 19:13:53 : suerLOoI3c : b2hMMzhOZ1cwVkU=[11] 報告
ロシアの目的はウクライナの「隠し核兵器」だった!? 侵攻が放置された“真の理由”をジェームズ斉藤が暴露!
2022.02.25
https://tocana.jp/2022/02/post_231090_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第3回


ジェームズ  今日(2月22日)、ロシアがウクライナの東部2州に侵攻しました。これは予想通りというか、既に敷かれたレールの上に乗って実行されただけですが、これからどういう展開になるのかというとロシアが目指しているのはウクライナ全土の制圧です。その過程で、ロシアはウクライナの隠し核兵器を強奪しようとしています。

──えっ、そうなんですか?

ジェームズ  そうです。今回の侵攻の一番大きな理由は国内のガス抜きですが、2番目は隠蔽された核兵器の対処のためです。これが前回の最後に言った核問題です。

──ウクライナって核を持っていたんですね。

ジェームズ  多くの人が忘れていますが、ウクライナは冷戦終結直後、アメリカ、ロシアに次いで3番目の核兵器所有国だったんです。なぜかというとウクライナはソ連軍の核兵器保管場所だったためです。ところが、突如ソ連が崩壊し、ウクライナが独立したので大量の核兵器が残ってしまった形になったんです。しかし、アメリカとロシアの間では核軍縮条約というのが1989年のゴルバチョフとレーガンの時代から結ばれているので、それを根拠にウクライナの核兵器はロシアに引き渡すという合意が1990年代になされたんです。その合意を受けてウクライナは核兵器を段階的にロシアに引き渡していってすべて終わったのが2012年です。その1年後です。ロシアがウクライナに侵攻してクリミアを併合したのは。つまり、ウクライナは、核兵器をロシアに全部引き渡した途端にロシアに攻められて、国を盗られたのです。

──ロシアは最初から裏切る気だったんですか?
ジェームズ  その答えはスターリンのこの発言が物語っているでしょう。「条約は破るためにある」。スターリンはそう言って日ソ中立条約を破って対日侵攻をしました。ウクライナも同じことをされたんです。ロシアの政治家は、約束は破るものだと本気で思っています。これはロシアにおいてはビジネスでも常識です。また、ウクライナは核兵器を渡した瞬間に侵攻されたので、核兵器こそ平和をもたらすことが見事に証明されました。

──それでウクライナはいま核兵器を隠しているんですか?

ジェームズ  そこは微妙です。確実に言えるのは、ソ連時代の核は全部引き渡しているはずだということです。しかし、ウクライナには大量のウランの埋蔵量があります。そのウランの量ですが、2015年から2020年で約60%減っているんです。ウクライナの説明では「インドやパキスタンといった核保有国に売った」と言っているんですが、それはありえないです。なぜなら、インドやパキスタンが買ったウランの量とウクライナが失ったウランの量が合わないからです。ウクライナは失ったウランの一部を、ほぼ間違いなく自国の核兵器開発に使っています。そして、ここが大切な点ですが、もしも、ウクライナに1つでも核兵器があったら今回、ロシアは侵攻していません。ウクライナからモスクワは近いですから、侵攻を始めたらすぐに核ミサイルを射ったでしょう。ロシアもスパイをウクライナに大量に送り込んでいますから、ウクライナの核開発の状況は掴んでいます。ウクライナの核開発はロシアを攻撃できる直前の段階だったと見ています。

──完成の手前で叩くという大義名分もあったんですね。

ジェームズ  だから、侵攻に踏み切ったという要因は間違いなくあります。ただし、それで侵攻の正当化は絶対にできませんが。もう1つの要因としてはロシアの天然ガスの価格が上がるということです。

──ヨーロッパはいまロシアからの天然ガスを止めていますね。

ジェームズ  そうですね、ドイツは早速止めましたね。しかし、エネルギー供給を完全にロシアに頼っているヨーロッパがそれをしたら、自分で自分の首を絞めることにしかなりません。今後、ヨーロッパは軍事侵攻と高い天然ガスを渋々受け入れることになると思います。

──NATO軍は介入しないんですか?

ジェームズ  ウクライナはNATOの加盟国ではないですから、ウクライナにNATO軍は派兵できないはずです。NATOに加盟していないとNATO軍の自衛権を発動できないんです。アメリカにしても、NATOの枠組みの中ではアクションは起こせないでしょう。

──なぜ、ウクライナはさっさとNATOに入らなかったんですか?


ジェームズ  これは簡単な理屈で、NATOの加盟条件に“国土が紛争状態ではないこと”というのがあるためです。ウクライナはクリミア問題を抱えています。つまり、NATOに入るためにはクリミア問題は「問題ではない」、クリミアでは「紛争は起こっていない」と言わないといけないのです。しかし、そんなことをすれば、ロシア軍の駐留を認めてしまうことになり、ひいてはクリミアはロシア領だと認めてしまうことにもなりかねないんです。そんなことは当然できないので、ウクライナはNATOに加盟できないんです。

 恐ろしいのは、プーチンはそれをわかった上で2014年にクリミアを併合し、無理やり領土問題を作り、ウクライナを永遠にNATOに加盟できないようにしたのです。しかも、その後プーチンは「ウクライナはNATOに加盟する疑いがある」とずっと言い続けて煽っています。彼はそれを侵攻の大義名分にしようとしているのです。本来であれば、バイデンなんかが「ウクライナがNATOに加盟するはずがない」と言えばいいんですが、あえて言わないんです。ヨーロッパも言いません。そうなると、プーチンの発言ばかりが一人歩きして、欧米の専門家の中には、「NATO軍に対する危機感があるから今回プーチンはアクションを起こしたんだ」というフェイクな見方をする人間まででてきているのです。日本のロシア専門家の中にも「日本でもロシアの気持ちに配慮しないといけない」と言い出している人もいます。クレムリンと奇妙な関係で有名なS議員や日本国内ではインテリジェンス専門家として有名なS氏などは意図して言っている場合がほとんどなので注意が必要です。

──「日本でもロシアの気持ちに配慮しないといけない」ってどういうつもりで言っているんですかね。「あの家は泥棒に対して備えているから泥棒が怒っているぞ」というのと同じじゃないですか。

ジェームズ  そうです。まったく馬鹿げた話です。極左の専門家というのは本当にデタラメです。ですから、今回のウクライナ侵攻からわかることは、いまの世界は大国のエゴとディスインフォメーションしかないということです。それは今日(2月22日)のメディアの第一報を見てもわかると思います。アメリカもヨーロッパも「ロシアがウクライナに侵攻した」とは書いていません。ほとんどが「侵攻か?」です。

──あ、それは日本でもそうでした。「プーチン氏ウクライナ東部への派兵を指示。侵攻の危機に直面」といったものばかりが第一報でした。だから、最初、侵攻したとは思わなかったぐらいです(その後、論調は“一部侵攻”で落ち着く)。

ジェームズ  結局、どこの国もウクライナには関わりたくないんです。例えば、アメリカが侵攻したと書かなかったのは、ロシア軍が入ったと言ってしまうと「戦争になった」という解釈ができてしまうからです。戦争になったとなるとアメリカが介入しないといけないという世論が作られてしまうので表現を控えているんです。それはヨーロッパもそうでした。私がロシア軍侵攻のニュースを一番最初に見たのはイスラエルのエルサレム・ポストです。イスラエルはアメリカとロシアの二股を懸けていますから中立の立場で堂々と事実を言えるんです。

──それを聞くとつくづくウクライナは悲惨な状況ですね。

ジェームズ  今回のウクライナ問題は最初の報道から間違っているのです。ウクライナ東部2州、ルハンスク、ドネスクには2014年のクリミア併合からロシア軍の部隊が堂々と入っているんですよ。

──じゃあ、とっくに侵攻しているんですね。

ジェームズ  侵攻済みです。だから、今回のは侵攻ではなく、追加派兵です。これが一番正確な言い方です。

──どうあっても西側は侵攻を認めたくないんですね。

ジェームズ  ですから、ロシアも西側もどちら側もフェイクを仕掛けているんです。こういうフェイク合戦になった時には中立にあるような情報源をもっておかないといけないです。今回の場合はイスラエルが参考になるんです。あとはインドですね。

──情報はそっちから持ってこないといけないんですね。

ジェームズ  逆に日本にいるロシア専門家の発言には注意が必要です。ロシアのディスインフォメーションに侵されている可能性のほうが高いです。例えば、前述の有名なS氏は毎日新聞のインタビューで「この間、クレムリンから伝言があった」とはっきり言っていましたが、それは自分でロシアのスパイだと認めたようなものです。スパイでないにしろ、ロシアからもらったという伝言そのものにディスインフォメーションの可能性がありますからね。それを手柄のように言ってしまうのは考えものです。

 ともかく、今回のロシアのウクライナ侵攻の本当の狙いは、プーチン体制の死守であり、核兵器の強奪です。バイデンも同様にバイデン体制を死守しようとしているだけです。ウクライナのゼレンスキー大統領も然りです。ヨーロッパはそれを遠巻きに見ているだけです。また、日本などはこのタイミングで親中派の林芳正が日露経済協力の話をクレムリンとしましたが、見当違いも甚しく、いかにウクライナ情勢に関心がないかを表しています。誰も本気でウクライナの人々のことなどを思っていません。残念ですが、それが世界なのです。
〜つづく〜

3. 2022年2月27日 10:57:41 : lu1kTkepFQ : LnlCZ0hteUowRTY=[2] 報告
ウクライナ侵攻直前にロシアが流した“謎の映像”の意味とは!? 本当に怖いプーチンの実像をジェームズ斉藤が解説
2022.02.26
https://tocana.jp/2022/02/post_231158_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第4回



ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  今日(2月24日)、ついに恐れていたロシアのウクライナ全面侵攻が開始されました。

──いきなりでしたね。じわじわ行くのかと思っていたら電撃でした。

ジェームズ  そうですね。私も含めて世界の諜報関係者も全面侵攻は段階的に進むだろうと見ていました。3月に入るとウクライナの雪が解けて泥沼の大地と化してしまうので、攻めるのであれば、戦車が入っていける今しかないのは確かなので、2月中に1度は侵攻があるとは思っていましたが、このタイミングで全面侵攻という「サプライズ」を仕掛けてきました。

──今回プーチンが急いだ背景に何か理由があったんですか?

ジェームズ  現在、黒海にロシアの黒海艦隊が展開し、第二次世界大戦の硫黄島作戦を彷彿とさせるような上陸作戦を通じ、黒海沿岸部の都市を侵攻しています。これをすることで、クリミアの水不足が解消できるというのはあります。現在、クリミアの人民は水不足であえいでいて、黒海沿岸部を押さえてしまえば、ウクライナ本土から水を供給することも可能になります。

──クリミア人民のためですか? プーチンが?

ジェームズ  戦略的にクリミアは大切なので。ただし、クリミア人民のためだけということはないと思います。ウクライナ沿岸部を押さえる意味でいうとウクライナの首都キエフの経済封鎖ができるんです。キエフは黒海から物資を入れているので食料が届かなくなるというのもあります。

 ただ、現時点ではまだ詳しい情報が入ってきていませんので、なぜこの時期なのかという理由については断言できません。しかし、面白い情報として1つあるのが、侵攻の前々日に非常に不思議な映像がクレムリンから上がってきていることです。

──どういう映像ですか?

ジェームズ  順を追ってお話しすると、22日にロシアがウクライナ東部に侵攻し、プーチンがウクライナの2州ドネツクとルガンスクの独立を承認すると発表しました。実はその数時間前とおぼしき時間に、クレムリンでは安全保障会議が開かれていました。そこでロシア対外情報局(SVR)のセルゲイ・ナルイシキン長官が失言をしてプーチンを怒らせてしまったんです。しかも、その様子はテレビで生中継されていたので、プーチンが激怒している姿を世界中が見ているのです。

──そんな映像があったんですか!?

ジェームズ  そうです。その会議のテーマはドネツク、ルガンスクを独立国家として認めるか、否かというもので、当然、答えは独立を認めるというものです。ですから、会議とは言え、結論はもう決まっていました。閣僚たちはそれぞれ決まったセリフをプーチンの前で発表するだけという、いわば、セレモニーのような会議なんです。実際、会議室も広い大理石の部屋で左側にはプーチンが大きなマホガニーか何かの机の前にゆったり座っています。一方、閣僚たちは右側の壁際に並んだ椅子に座らされて、自分の順番が来たら、スピーチ台で自分の意見をプーチンに向かって述べるという、完全な御前会議です。しかも、テレビの中継が入っていますから普通であれば、閣僚たちは失言なんかしません。セリフを覚えて言うだけですから。

 ところが、今回、SVR長官のセルゲイ・ナルイシキンはウクライナ問題で忙殺されていたのか、しっかりセリフが入っていなかったようで、「私たちは、キエフに平和を選択させ、ミンスク合意を履行させるために、最短の時間で西側諸国のパートナーに選択肢を提示しなければいけません。最悪の場合、今日議論しているような決断を下さなければなりません」と言ってしまったんです。

──え〜と、それは何か問題あるんですか?

ジェームズ  大問題です。「今日議論しているような決断」がどういう意味かというと、「ドネツクとルガンスクがロシア連邦に加盟する(ロシアに無理矢理吸収させる)」という意味になるからです。もちろん、会議の席上でそういった議論はされていません。いませんが、言外の意味としてそう受け取れてしまうのです。そうなってしまったのは日頃からそういうことを言っているためだと思いますが、あろうことかそれを諜報機関トップが口にしてしまったのです。

──「加盟する」という表現はかなりマズいんですね?


ジェームズ  当然です。「併合」という意味になってしまいます。「独立承認」と「併合」は全く意味合いが違います。前者はウクライナの市民の総意をクレムリンが認めることで国際法上問題ないのですが、後者はロシア連邦の中に「吸収」するロシアの領土拡大の意味合いになり、明らかな侵略行為になります。

──つまり、テレビカメラの前で「最悪の場合、侵略の決断を下すこともある」と言ってしまったということですか!?

ジェームズ  そうです。当然、プーチンは「教えてくれ、最悪の場合とはどういう意味なのか」と怒りを抑えながら質問するんですが、その時の映像がこれです。




──おぉ、確かに、プーチンは呆れた顔して「最悪のケースとはどういう意味だ」と言っていますね。

ジェームズ  最初は呆れ顔ですが、そのあとどんどん険しい顔になっていきます。なぜなら、SVR長官セルゲイ・ナルイシキンは自分の失言に気づいてろれつが回らなくなり、「ええと……いや、私は……ええと……」しか答えられなくなってしまうからです。プーチンはその様子を見て、だんだん怒りが増して、「教えてくれ、セルゲイ。最悪の場合とはどういう意味なのか」「はっきり言え! イエスか、ノーかで答えてくれ、セルゲイ」とか、メチャクチャ詰めていくんです。ちなみにロシア語で政府関係者が他人をファーストネームで呼ぶことは、旧来の友人の証で、やはりプーチンとナルイシキンも元KGB同僚で、今回の説教は友人として行っています。

──(動画を見ながら)うわぁ、本当ですね! プーチンは感情を抑えようとしていますが、目に怒りが出てますね。

ジェームズ  プーチンのボディーランゲージを見る限り芝居ではなく、本物の感情に見えます。これが本当であれば、ナルイシキンは間違いなく粛清されるでしょう。

──え? 本当じゃない可能性もあるんですか?

ジェームズ  そうなんです。実はこの映像にはカラクリがあって生中継ではなく、収録された映像の配信を生中継という形をとっている可能性があるのです。なぜ、収録された映像なのかというと、プーチンの腕時計の時間が10:45AMなのに、ラヴロフ外務大臣とショイグ国防大臣の腕時計は11:45AMになっているからです。プーチンと閣僚の腕時計の時間が違っているなどということはロシアでは絶対にありえません。

──ということは、さっきの一連のやりとりも芝居の可能性があると。

ジェームズ  あります。しかし、そうなると腕時計の時間をあわせていないのがお粗末です。一方で生中継でなければナルイシキンの失言をカットできたのにしなかった理由もよくわかりません。欧米では「プーチン激怒」といったタイトルで流れていますが、なんとも不可解な映像なんです。

──それが全面侵攻の前々日に公開されたということに、なにか意味があるんじゃないということですか?

ジェームズ  可能性の1つとして外せません。まず、この映像からわかることは、どんな形であれ、SVR長官の失態が世界に流れたということです。フェイクだろうとなんだろうと、SVR長官の信用はこれで落ちました。セリフも覚えられない無能な長官だと言ってるようなものなのですから。また、それから見えてくることは、ウクライナ侵攻の主導権を握っているのはSVRではなく、ロシア軍、特にGRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)だということです。

──GURが暗躍している可能があるんですね。だけど、確か昔はGRUよりもSVRのほうが諜報活動では主導権を握っていませんでしたか?

ジェームズ  場合によります。ウクライナ侵攻はもともと諜報機関ではなく、ロシア軍の案件なんです。2014年のクリミア併合作戦にしてもロシア軍がずっと以前から温存していた作戦で、それをプーチンに飲ませて現在に至っています。それ以来、軍が政治的に台頭しています。プーチンは元々SVRの前進機関のKGB対外諜報部出身でセルゲイ・ナルイシキン長官とは同僚です。

──軍閥のGRUと、プーチン派閥のSVRの抗争みたいなものもあるんですか?

ジェームズ  それは昔からあったんですが、ここに来てという感じなんですね。そんな中で、まさかの電撃侵攻が起こったわけです。もちろん、命令したのはプーチンですが、実際に動いているのはロシア軍ですから軍閥の思惑も捨てきれないわけです。


──そんな面倒くさいことがクレムリン内部で起こっているんですね。

ジェームズ  可能性ですけどありますね。

 いずれにせよ、全面侵攻が開始されてしまいました。私のところに入ってきた情報ですと既にキエフにミサイルが射ち込まれて軍事施設が破壊されています。その軍事施設はコマンド&コントロールを司る施設で、そこを破壊されるとウクライナ軍としては耳目を塞がれた状態になります。加えて、大量にサイバー攻撃が加えられていますから、部隊同士でも話し合うことができなくなっています。あとは、チェチェンの特殊部隊が派遣されました。彼らは処刑専門の殺戮部隊です。インターネットに流れている首切り映像の元祖は彼らです。チェチェン戦争の時に首切り映像をわざと流して、それでロシアの民衆に恐怖を与えて「やっぱりチェチェンは潰さなければいけない」という世論を作りあげたのです。しかも、そのオペレーションはチェチェンとロシア軍事インテリジェンスのGRUの合作です。

──また、GRUですか。ところで、全面侵攻するにあたってプーチンはどんな大義名分を掲げているんですか?

ジェームズ  新しくプーチンが出した声明文があって、彼はウクライナの脱ファシズム化及び武装解除のためだと言っています。どういう論理かといいますと、ネオナチが欧米の指示を受けてウクライナを強奪しているという理屈です。それをもって「ウクライナ全土はネオナチだ、ファシズム打倒だ」などと言い出し、ウクライナの武装解除をやっています。ですから、プーチンはファシズム政権であるキエフの政権を追い落とし、次はウクライナの市民に選択肢を与えるということをするでしょう。ロシア側につくか、ファシストにつくかということです。

──そこでファシストにつくと言ったら?

ジェームズ  チェチェンの首切り部隊が動きます。つまり、事実上、選択肢はありません。「ロシア」と言うしかないんです。

──欧米諸国はどんな行動を取るんでしょうか? たぶん、アメリカもNATOも動かないんですよね? 
ジェームズ  動きません。遠巻きに経済封鎖か何かをするだけでしょう。そもそもアメリカ軍はウクライナに展開していませんし、前回語ったようにNATO軍も介入できません。ウクライナはNATOに加盟していないので自衛権は発動できません。よって欧米は傍観して終わりです。バイデンは負け犬の遠吠えのようにプーチンは侵略者だを繰り返すだけでしょう。完璧に出来レースです。

──では、プーチンはウクライナをもう取ってしまったということなんですね。

ジェームズ  残念ながら。だって考えてみてください。チェチェンの殺戮部隊がデカいナイフを首に当てて「ロシアにつくか」と言ったら「つきます」と言うしかないじゃないですか、一般市民の感覚からすれば。それをもってプーチンは「ウクライナの民意を代表して」とか、「ロシアに再編入することを希望した」と言うんですよ。この再編入がロシア的に言う併合です。ずっと言っていますが、ウクライナはどこまでいっても生贄なのです。とてもつらい話ですが、世界支配層にとっては、かつて奴隷だったスラブ系民族の命など単なる消耗品なのです。ウクライナの歴史的悲劇が2022年にも繰り返されることになってしまいました。 痛恨です……。
〜つづく〜
4. 2022年2月28日 07:15:13 : mkl3sc5Em6 : c05NYWpNU0h2RTY=[1] 報告
ウクライナ大統領の正体は「ロシアのスパイ」だった!? 停戦仲介に動くバチカンの黒い思惑も… ジェームズ斉藤が暴露
2022.02.27
https://tocana.jp/2022/02/post_231211_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第5回

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  ついにバチカンが動きました! 今日(2月25日)、プーチンが停戦に向けてウクライナの大統領ゼレンスキーと話す用意があると発表しましたが、これにはバチカンが裏で仲介に入っています。プーチンが停戦にむけた発表をする前に、ローマ教皇がバチカン内のロシア大使館を訪ねています。

──ちっちゃくニュースに出ていましたね。

ジェームズ  これは重大なニュースです。教皇が直接、大使館を訪ねるなど異例中の異例です。先程、バチカン関係者に確認したところローマ教皇がプーチンに停戦を提案した模様です。これは関係者にとっても予想外だったようで、教皇が自ら乗り出して仲介するのは前例がないそうです。おそらくバイデンか、フランスのマクロンなんかが教皇に泣きついた可能性があります。

──結局、欧米は何もできませんでしたからね。

ジェームズ  完全に傍観でした。いかにバイデンがポンコツで、EUやNATOが無能であるかが証明されました。信じられないのは24日に世界銀行がウクライナの復興のために資金を出す用意があると発表したことです。ロシアが首都キエフを占領しようという時にどういうつもりなのか。ロシアに金を渡すことにしかなりません。

──そんな不甲斐ない欧米を見かねて教皇が動いたということなんですか?

ジェームズ  いえ、それはあまりにも美談です。もちろん、欧州の歴史においてバチカンは終戦工作を頻繁に仲介しています。日本も第二次世界大戦末期、バチカンに和平工作を依頼しています。

 しかし、いずれの場合でもバチカンが動いた理由はマネーです。今回もそうで、プーチンロシアの対外関係における巨大スポンサーはバチカンです。ですから表舞台に出て仲介する必要は本来まったくなかったのですが、今回は欧米の体たらくを強調するためにローマ教皇のロシア大使館訪問があったと見ています。これでローマ教皇の世界に対する影響力は一段と大きくなりました。

 さらに、今回、ローマ教皇が直接乗り出した背景にはカトリックと正教との歴史的和解を模索しているというのもあります。正教との歴史的和解を成し遂げれば、現ローマ教皇フランシスコは永遠に名前が残るでしょう。

──教皇にとってもメリットがあると。

ジェームズ  そうです。その教皇が示した停戦交渉の内容ですが、場所はベラルーシのミンスクはどうかと勧めたそうです。一方、ウクライナのゼレンスキーからの提案はポーランドだったそうです。ゼレンスキーとすれば、カトリック国のポーランドのほうが有利に話を進めやすいし、教皇も乗ってくるだろうと考えたのでしょうが、教皇がプーチンに勧めたのは明らかにロシアに有利なミンスクでした。教皇はゼレンスキーの提案を一蹴しています。

──教皇はロシア寄りなんですか?

ジェームズ  教皇はロシアのオーナーの一人と言ってもいい存在ですから(笑)。米露核軍縮条約はバチカンの秘密資金によって担保されているので、プーチンといえどもバチカンには頭が上がりません。特にいまのロシアは経済制裁が加えられているのでバチカンマネーが絶対に必要です。

──ローマ教皇の提案ならばプーチンも聞く以外にないんですね、いくら攻めたくても。

ジェームズ  いえ、プーチンはプーチンで停戦に乗った理由があります。実はロシア軍の電撃侵攻は思ったより成果が出ておらず、いたずらに戦死者ばかりが増えているので、国内の反プーチン運動が活発化し始めているのです。プーチンはこれにかなり焦っていてクレムリンに「プーチンのお友達」のビリオネアを集結させて、「今回のウクライナは侵攻以外に選択肢はなかったんだ」と情けなく言い訳しています。プーチンはクレムリンという組織犯罪ビジネスのCEOでビリオネアたちは株主なので、今回の会合はまさに株主総会そのものです。倒産の危機に立たされたCEOがクビを回避するために必死に言い訳をしているという構図だと思っていただくとわかりやすいでしょう。

──停戦交渉に応じたプーチンも実はかなり追い詰められていたんですね。いずれにせよ、まもなく停戦になるというのは間違いなさそうですね。

ジェームズ  ウクライナ軍参謀本部関係者から送られてきた最新情報によると、ドニエプル川でラインを引いて停戦というのがいま検討されているようです。まだ確定していないので断言はできませんが。ただ、すでにバチカンが絡んでいるので、ウクライナ西部のリヴィウなどのカトリックが多い都市への侵攻はないと予想されています。よって、今回はウクライナ全土の制圧はないでしょう。同じ理由でカトリック国のポーランドへの侵攻も難しくなりました。

 ただし、プーチンとすれば、キエフも包囲し、チェルノブイリも既に押さえているので一応の目的は果たしたと言えなくもありません。

──そういえばロシアは隠し核兵器を見つけたんですか?

ジェームズ  チェルノブイリの核施設から出てくる可能性はあります。しかし、それが本当に隠蔽された核兵器かどうかはわかりません。ロシアは自国の核を持ち込んで「これがキエフ政権が隠していた核だ!」と宣言することもできますので。やはり、全てがフェイクな国なので最後までフェイクで通すと見ています。ウクライナの生物化学兵器漏洩疑惑もロシアが盛んに騒ぎ立てており、これもロシアから持ち込んだ生物化学兵器を放ち、「キエフ政権が細菌戦を始めた!」と言い出すかもしれません。フェイクではないのはウクライナ領土の簒奪(さんだつ)と失われた命のみです。

──今後、ウクライナはどうなりそうですか?

ジェームズ  まず、バチカンの仲介で今回の停戦交渉のテーブルにプーチンとゼレンスキーがつくと、ロシアの戦略目標であるキエフ政府転覆は難しくなります。既にゼレンスキーと交渉している時点で政権転覆を自ら否定しているようなものです。なので、まずは停戦交渉でウクライナの東西分割を確定し、そこに世界銀行の復興資金を垂れ流し、プーチンとゼレンスキーがその利益を回収するという流れになるでしょう。

──えっ、プーチンとゼレンスキーが利益を分けるんですか?

ジェームズ  ウクライナの大統領ゼレンスキーはロシアのスパイの疑いがありますので。実際、彼はプーチンと同じユダヤ人で、しかも母国語はロシア語、ウクライナ語は大統領になってから勉強し直したレベルです。コメディアンをやっていた時には頻繁にモスクワにも通っていました。それによく考えてください。まともな指導者であれば、ロシアに対して必ず徹底抗戦するでしょう。1939年の冬戦争当時のフィンランドのマンネルヘイム元帥がそうでした。普通は自国を守るために命を懸けます。クレムリンとの交渉などあり得ません。なぜなら、今回のロシアの行動はまぎれもない侵略行為です。侵略国家と交渉するなど、侵略を認めているようなものです。であるのに、ゼレンスキーは戦闘が始まって2、3日で白旗ですからスパイの可能性は濃厚です。首都が陥落しないうちから白旗を上げた大統領のゼレンスキーですが、いずれはロシアに引き渡しとなって、そこで悠々と暮らすはずです。クリミア併合前のウクライナ大統領のヤヌコヴィッチも、いまはロシアに亡命し悠々自適の生活ですので。よって、諜報機関関係者の間ではゼレンスキーはクレムリンが周到に用意した、親欧米派のふりをしたレベルの高いロシアスパイという見立てで一致しています。

──本当に茶番ですね。とはいえ、侵攻は終わったは終わったんですね。

ジェームズ  いえ、残念ながらウクライナ侵攻は終わったわけではありません。ロシアにとって停戦はただの時間稼ぎです。いずれまた侵攻を開始するでしょう。まさにウクライナの歴史は悲劇の繰り返しとなるのです。

(取材が終わって20時間後)

ジェームズ  どうやら状況が変わってきました。通常であれば、すでに停戦合意のニュースが出ているはずです。しかし、まだ出ていません。ということはロシア側が停戦に難色を示している可能性が大です。

──教皇の意向を無視するんですか!?

ジェームズ  その可能性が出てきました。クレムリン内で軍が強硬論を展開し、プーチンがそれに傾いているようです。SVRはまだ欧米との対話路線も維持しようとしていたのですが、先日のナルイシキンSVR長官がプーチンに叱責を喰らい、穏健派の意見が通らないようです。もちろん、合意のニュースが出れば、さきほど私が言った内容になってくるでしょうが、このまま出ないとなるとさらなる泥沼となります。

──プーチンを止める人間はいないってことですか!?

ジェームズ  教皇の言葉すら無視するとなれば難しいでしょうね。

──バチカンマネーが止まる可能性もあるんですよね?

ジェームズ  確かにバチカンはロシアのスポンサーです。しかし、現実的には微妙な綱引きがありますから、いますぐ止めるということは難しいのです。脅しには使えても本気でやるかどうかは別の話です。いま言えることはローマ教皇の言葉すら簡単には頷けないほどプーチンの身辺も危険な状況の可能性もあるということです。だからこそ、強気で進まなければいけないという最悪の状況も考えなければいけません。その一方で「プーチン下ろし」という宮廷クーデターの可能性も出てきました。戦局が刻々と変わる戦争を予測するのは至難の業ですが、もし今回バチカンの和平提案を拒絶するならば、最悪でも首都を制圧しないとこの戦争は終わらないかもしれません。
〜つづく〜

5. 2022年3月01日 18:55:25 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[12] 報告
ウクライナ侵攻の陰で「プーチン暗殺」クーデターの気配!? 軍人とユダヤが牛耳るロシアの今をジェームズ斉藤が解説
2022.02.28
https://tocana.jp/2022/02/post_231255_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第6回


ジェームズ  やはり昨日(26日)の予想通り、プーチンがバチカンの調停を蹴り、ロシア軍がプーチン政権を掌握しようとしています。すでに欧米のメディアでも「プーチンのバックに軍が」とニュースが流れ始めています。今後は軍に乗っ取られた政府が支離滅裂な軍事作戦をやめられず、プーチン政権は終焉を迎える可能性が出てきています。

──具体的に軍の誰がプーチン政権を掌握したんですか?

ジェームズ  セルゲイ・ショイグ国防大臣とヴェレリー・ゲラシモフ参謀総長のコンビです。彼らは2012年以来、10年も現職の座に居座っています。普通は3年、長くて5〜6年です。こんな長く国防大臣と参謀総長をやり続ける政治家と将軍など前例がありません。このコンビがGRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)を完全に掌握しています。

 このGRUですが、彼らの報告義務は国防大臣と参謀総長のみです。つまり、プーチンには直接報告が行きません。これがFSBとSVR(ともに元KGB)との大きな違いです。国防大臣が完全に軍に都合の良い情報をプーチンに吹き込むことができます。その結果、既にプーチン政権は元KGBによる諜報機関の独裁体制から変わり、今は戦時中の大日本帝国や現ミャンマーのようなれっきとした軍事政権です。

──プーチンは失脚ですか?

ジェームズ  失脚の前に先のコンビがGRUを使ってプーチンを暗殺する可能性が出てきました。今後は戦局により宮廷クーデターが起こる可能性があります。実際、ソ連時代は軍が宮廷クーデターを起こし、戦車部隊をクレムリンに向けて包囲し、KGB長官のベリヤ(ユダヤ系)を引きずり下ろしました。

 なぜ、クーデターが起きるのかというと、ロシア軍はユダヤ系が主流ではないからです。正教徒のロシア人たちが主流で、元々は農民から駆り出された人々が軍に入っています。つまり、現政権の「プーチン派のユダヤ系のロシア」と、「ロシア人によるロシア軍系ロシア」の対立構造があり、現在は「ロシア人によるロシア軍系ロシア」が台頭しつつあります。

──ロシアをロシア人の手に。レコンキスタが起こっていると!

ジェームズ  まさにそうです。そもそもKGB系がなぜユダヤ系主導だったのかといえば、ロシア人主導の軍の監視も兼ねていたからです。

 ウクライナ国防省発表なので水増しされた数字ですが、ロシア軍はこの3日間で3500人ほど兵士が犠牲になっています。ロシアは一般兵士に被害が大きいと国内が揺れます。日露戦争でも旅順攻囲戦でロシア軍に1.6万人ほどの犠牲が出て、当時も国内で反戦デモがあり、後に革命になりました。もちろん、その反戦デモは帝国陸軍の明石元二郎大佐と英国諜報機関が黒幕でしたが。ソ連アフガン戦争も犠牲が多く、のちにソ連崩壊につながりました。プーチンも今やかなり危うい状況です。

──失脚どころか、体制そのものが変わってしまいそうだと!

ジェームズ  1950年代のソ連で、軍がKGB長官のベリヤを排除した後、フルッショフ、ブレジネフ等の非ユダヤ人のスラブ系ウクライナ人が指導者になりました。次にユダヤ系が登場したのはアンドロポフです。プーチンはアンドロポフの部下で同じユダヤ系です。おそらく、今後ショイグがトップになり、非ユダヤ系のサイクルが再度できると見ています。しかしここでも皮肉ですが、非ユダヤ人でもショイグも非ロシア系で、モンゴル系のトゥヴァ人に当たります。宗教も元々はチベット仏教です。やはり、正教徒でスラブ系のロシア人は政権を取れないです。

──今後のウクライナはどうなりそうですか?

ジェームズ  今回のウクライナ侵攻はロシアの国内問題に起源がありますので、全ての流れは国内問題に左右されるでしょう。ロシア軍がプーチンに無謀な作戦を継続させ、厭戦気分が頂点に達したところで宮廷クーデターという筋書きです。元緊急事態大臣のショイグがロシア国内に戒厳令を敷き、クレムリン内の反対勢力を一掃するというものです。軍事作戦の失敗をプーチンに押し付けて、ナルイシキンやオリガルヒも引きずり下ろすという流れです。ただ、クーデターが起きてもウクライナの戦場はどうなるかはわかりません。クラウゼヴィッツが言ったように、常に様々な変数が関わりしかも秒速で変化し続けるので、インテリジェンスがほとんど機能しないのです。アフガン化してしまう可能性も十分にあります。

──隣国ロシアにクーデターが起きた場合、日本はどうするべきですか?

ジェームズ  日本に対してもロシアは完全に脅威になったので、これを口実に安全保障の議論を一気に進めるべきでしょう。もちろん主敵は中国を視野に入れてのことです。戦争に賛成するわけではありませんが、隣国ロシアや中国の状況を見れば、自国の防衛を本気で考える時です。ゼレンスキーも開戦直前に平和を訴えました。しかし、完全にプーチンに無視されました。これが現実なのです。憲法9条など愚の極みです。ラテン語の格言にある、「平和を欲するならば、戦争の準備をせよ」の意義をよく考えてください。
〜つづく〜

6. 2022年3月01日 18:58:00 : 6oimzvqJ1E : eWhINHdRc1pwYk0=[13] 報告
プーチンはチェルノブイリに核を落とすつもりか!? ロシア軍に“弱点”も… ウクライナ侵攻の裏をジェームズ斉藤が暴露
2022.03.01
https://tocana.jp/2022/03/post_231338_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第7回

ジェームズ  事態が急遽動いて、ロシアとウクライナが停戦交渉に入りました。第一回目の交渉は予想通り結局決裂でしたが、そもそも交渉自体が始まったのはプーチンが核攻撃をちらつかせた結果です。しかもロシアにおいて交渉とは「戦争で優越性を確保するための時間稼ぎ」の意味しか持ちません。実際に、今回の交渉でロシア側は軍人もしくは軍事専門家が参加していません。つまり停戦する熱意はほぼありません。

 ここで重要なのは、ロシアという国は、武器は抑止のための防衛的な意味合いを持たず、攻撃のために使うものだと思っていることです。

──核も含めてということですか!?

ジェームズ  もちろんです。ロシアや中国以外の普通の国では、核兵器の意義は抑止力だと思われています。しかし、ロシアでは核兵器も武器なので使用のタイミングがあれば使用すると考えます。それどころか、ロシア軍とすれば核は使ってみたい戦略兵器なんです。

──本当ですか!?

ジェームズ  信じられないでしょうが、本当です。

──うーん。なんて国だ。ちなみに、そもそもなぜプーチンは核の使用を今の段階で考えたんですか?

ジェームズ  前回もお話ししたように、プーチンはいま軍の傀儡のような形になり始めていて核を使うぐらいしかイニシアチブを取り戻す手段がなかったからです。核をちらつかせることで停戦交渉に持っていけますし、これならば軍もOKします。

──軍も核は使いたいわけですしね。

ジェームズ  そうです。ただし、そこには別の理由もあります。というのも、今回の侵攻を見ているとロシア軍は我々が思っているよりも苦戦しているじゃないですか? 犠牲者もかなり出ています。ウクライナ発表で水増しされているかもしれないですが、開戦3日でロシア軍3500人が戦死し、Twitter上では投降したロシア兵士を市民が囲んでリンチして、ロシア兵が「やめてくれ」と泣き叫んでいる動画まで上がっています。

──なんか、意外に弱いな、ロシア軍って思いました。

ジェームズ  確かにメチャクチャ弱かったです。ここまで弱いと本当にウクライナに負ける可能性まで出てきているので、軍としても核兵器の使用はOKだということです。ただし、それはそもそも核のゴーサインを出すのはプーチンだからです。すべての責めはプーチンに及びます。実際、ロシア国営放送で、プーチンが昨日お話ししましたセルゲイ・ショイグ国防大臣とヴェレリー・ゲラシモフ参謀総長のコンビに核兵器に関する命令を下す映像が流れました。ショイグら2人はすごく嫌な顔をする演出をし、巧妙にプーチンに責任をなすりつけています。本当はこの2人にとっても核攻撃は歓迎のはずですが。また、ウクライナにはチェルノブイリという核を落としやすい場所があります。既に汚染されている地域に落とすのですから、ウクライナに関していうと落としやすいことも確かなんです。

──被害も最小限にとどめることができる上で本気だと示すこともできると。

ジェームズ  それに、そもそも、彼らにとって武器は使うものですから。ウクライナもそういったことをわかっているので、一旦は拒否した停戦合意の場に着くことにしたのです。

──だいたい状況はわかりましたが、これで停戦になるんですか?

ジェームズ  ここまで状況が二転三転すると確かなことは言えません。停戦の協議の場に着いていたとしても合意に至るかどうかはまだわからないわけですから。それに、仮に停戦になったとしても、あくまで停戦で終戦ではありません。いつロシアが再び侵攻するかわかりません。通常のロシアであれば、遠からず再び侵攻を繰り返すでしょう。ただし、それは国内情勢が落ち着いてからだとは思いますが。

──いまロシア国内は反プーチン運動が勢いづいているところに、ロシア軍の台頭もあるわけですもんね。

ジェームズ  ですから、プーチンは個人的にかなりヤバい状況です。昨日少しお話しましたが、つい一昨日ぐらいにプーチンはオリガルヒ(ロシアの新興財閥のオーナーたち)との密会で、彼らから「この状況はどうなっているんだ!」と吊し上げをくらっています。その時、プーチンは「俺は3日でこの戦争は終わると聞いていたんだ!」と絶叫したという情報が入っています。ですから、プーチンとしてはなんとしても一旦幕引きしたいという思いは強いでしょう。

──絶叫したんですか!? あのプーチンが。

ジェームズ  はい。プーチンの進退もかなり危ういです。読者の誤解を招かないためにも強調しますが、ここでいうプーチンとは「テレビの前に映るプーチン」です。諜報機関関係者の間ではプーチンは最低でも2015年以来、軍の傀儡です。しかし、指導者交代となると一応形式上は何らかの形で消えてもらわなくてはなりません。ですから、幕引きしたいのですが、幕引きしたところで、今回のウクライナ侵攻で得たものって何もないんですよ。首都キエフすら陥落させていないのに戦死者は多数出て、経済は止められて、国際金融からも締め出されて、世界から孤立しただけです。国内ではすっかり反プーチン運動に火がついてしまいました。彼にとってはどこを向いてもデメリットしかありません。つまり、「テレビ画面からプーチンを消す」という芝居にはもってこいの状況なのです。

──結局、なんのためにやったのかと思いますね。

ジェームズ  ここは私の分析になるのですが、さきほど言ったロシア軍が弱い理由と関連してきます。そもそもこのウクライナ侵攻はロシア軍及びGRUのオペレーションです。それはプーチンが「俺は3日で終わると聞いていた!」と絶叫したことでもわかります。それでロシアはウクライナに侵攻したわけですが、最初に投入した部隊というのは訓練された兵士ではなかった可能性が高いのです。その証拠に市民にリンチされて泣くなどという兵士はまともな兵隊ではありません。もともとの一般市民が今回、急遽徴兵された急造兵の可能性があります。それを前線に出したら負けるに決まっています。

 そして、もう1つ、兼ねてから私がロシア側のスパイの可能性濃厚だと言っていたウクライナの大統領ゼレンスキーです。彼はスパイと言ってもプーチンがいたロシアの諜報組織FSBのエージェントではなく、ロシア軍側の諜報組織GRUのエージェントです、もしもスパイであるならばですが。

──彼は本当にスパイなんですか? いまSNSとかでは英雄扱いですけど。

ジェームズ  現時点では各国の諜報機関関係者でも完全な裏が取れていません。有力な可能性が、ロシアスパイで西側にも通じている「GRUコントロール下の二重スパイ」です。というのも彼の行動は気になることが多いんです。例えば今回の侵攻は、ロシアが「ウクライナはミンスク合意を破っている」というのが口実になっているわけです。ミンスク合意とはウクライナ政府が東部2州ドネツクとルガンスクの自治を認めるというものです。ところが、ゼレンスキーが大統領になってからドネツク、ルガンスクへのドローン攻撃が頻繁に行われるようになったのです。それまではドネツク、ルガンスク側からミサイルを射ってきても結構無視していたんですが、ゼレンスキーが大統領になるとドローンで反撃するようになったんですね。もちろん反撃は悪くはないのですが、それをロシアが侵攻の口実にしてくるぐらいはわかるじゃないですか。実際、プーチンは「ウクライナが東部2州の人々をジェノサイドしようとしている」といって侵攻してきているわけですから。

──確かにその流れであれば、スパイの可能性はなくはないですね。

ジェームズ  不可解なことをしているんです。また、GRUのエージェントである可能性は、GRUのオペレーションがそもそも海外の要人をエージェントに仕立て上げるということにあるからです。実際、ウクライナの第4代大統領のヴィクトル・ヤヌーコヴィチはロシアのスパイで、現在はロシアに亡命しています。その彼はGRUのエージェントだったんです。ですから、このウクライナ侵攻はプーチンの息の根を止めるためのロシア軍とGRUが仕掛けたオペレーションである可能性は捨てきれません。

──確かに振り返ってみると、今回、もっとも損をしたのはプーチンだけですもんね。

ジェームズ  戦争を起こしたのも人々を虐殺したのも、国内を恐怖政治で締め上げたことも、核兵器を持ち出そうとしたこともすべてプーチンのせいにできます。

──筋は通ってますよね。

ジェームズ  ですから、停戦になれば、今度はロシアの国内が慌ただしくなるでしょう。また停戦にならなかった場合はロシア国内もウクライナも泥沼でしょう。戦時下ではなにが起こるかわからないですし、状況があまりにも頻繁に変わってくるので本当に確実なことは言えませんが、それでも最大限の情報を流していきます。

7. 中川隆[-13537] koaQ7Jey 2022年3月10日 05:30:35 : D449mu3fMw : bGNPOGhwY2pvOHc=[1] 報告
ウクライナ大統領の“報じられない闇”とは!? ユダヤ、マフィア、ロスチャイルド… ジェームズ斉藤が完全暴露
2022.03.09
https://tocana.jp/2022/03/post_231847_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第8回

──今日はちょっとゼレンスキーについて聞かせてください。ジェームズさんは彼はロシア側のスパイだと言ってますが、西側のマスコミでずっと持ち上げられているじゃないですか? キャプテン・ウクライナとか言ってヒーロー扱いしたり。しかも、彼はコスタリカのドレスナー銀行に12億ドルの資産があるとか、マイアミに3,400万ドルの別荘を買ったという話もずっとあるわけですよね。完全に西側に取り込まれているんじゃないですか?

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  いえいえ、彼は二重スパイで、忠誠を誓っているのはロシアです。西側ではCIAのエージェントだと思っている人も少なくないようですが。資産隠しについてですが、すでにパンドラペーパーに書かれていますので驚くようなことではありません。彼は奥さんを間に入れるなどしてバージニア諸島のタックスヘイブンに資産を蓄え、ロンドンにいくつも別荘を買ったり、ある会社からは一株も持っていないはずなのに巨額の配当金を貰っていることがわかっています。

 彼の影には常にイーホル・コロモスキーというウクライナのオリガルヒがいます。この男はコメディアン時代からのゼレンスキーのパトロンで、ゼレンスキーの政治風刺のコメディ番組を放送していたのがコロモスキーが持っているテレビ局でした。ただし、コスタリアの銀行やマイアミの別荘というのは実際は未確認ですね。もし真実だとすると、ますますゼレンスキー自身がロシアのスパイだったことが証明されます。というのもフロリダ、特にマイアミはロシアマフィアの拠点で、バックにGRUがいます。GRUは冷戦後にフロリダで武器密輸をしていましたので。1990年代ではFBIの「Most Wanted」というリストにアルカイダのビンラディンを差し置いてロシアマフィアのボスが堂々と一位を独占していました。何しろスーツケース爆弾と言われる、テロで最も危険な兵器となる小型核兵器を業界では格安で売り捌いてましたから(苦笑)。

 私もマイアミでの活動時代は、ロシアマフィアのボスとのやりとりが非常に重要な任務でした。彼らとの関係なしに現地で大きな仕事はできません。ですから、ユダヤ人とはいえウクライナ国籍の人間がフロリダで巨大な不動産を購入するというのは、ロシアマフィアの了解なしにはありえません。フロリダのロシア人コミュニティーはすべてクレムリンに繋がる対米工作の拠点なのです。

──ゼレンスキーってコメディアン時代から真っ黒だったんですね。

ジェームズ  それは私が最初から言っている通りです。結局ウクライナも「ミニロシア」といっても過言ではない組織犯罪が国を牛耳る国です。また、ほとんどの場合、「ロシアマフィア=ユダヤマフィア」でもあります。これは組織犯罪の世界では常識です。

 なにしろ、ロシアの歴史でユダヤ人は長年、異民族で異教徒でかつ賎民として暮らしていました。つまり、普通に生きていくと就職すらできないので、裏街道を歩むわけです。しかも彼らはロシアの国外に拠点を持ち、密輸や人身売買ルートを一族郎党で握っているので、巨万の富を得ます。民族が異なるとはいえ、同様の構図は日本でも見られます。分析には組織犯罪学の視点が欠かせません。政治学等の真っ当な学問では判断を誤ります。

──ゼレンスキーもコロモスキーも両方ともユダヤ人ですしね。

ジェームズ  そうです。ゼレンスキーが別荘を買っていたロンドンにもロシア系ユダヤ人コミュニティがあります。以前、お話ししたプーチンのスポンサーであるロマン・アブラモビッチもロンドン在住のロシア系ユダヤ人で、ロシアのロスチャイルド家の代理人です。また、アブラモビッチとコロモスキーもビジネスパートナーです。コロモスキーはアブラモビッチに詐欺を働いたとしてプーチンから非難されたこともあります。しかし、これも注意して判断する必要があります。アブラモビッチではなくプーチンがわざわざ非難した理由は、クレムリンとの接点を隠すためです。しかも、ユダヤの世界では、ユダヤ人同士の揉め事はユダヤ聖職者のラビが仲介します。つまり、プーチンの役割はないはずなのに、わざわざ介入したのは「コロモイスキーをヒール役にする」という政治的意図が隠されています。

──そういう話を聞くと、やはりゼレンスキーはロシアのスパイ説濃厚ですね。なのに、なぜ、西側のマスコミはゼレンスキーを持ち上げるのかというのがやはり疑問です。本当に西側だと思っているんですか?

ジェームズ  公式に言われているのは、ゼレンスキーは当初親露派としてクレムリンが期待した大統領候補だったわけですが、大統領になった途端に反ロシアになったという説明です。反ロシアになったという根拠は、クリミアを攻撃したからです。しかし、それは今回のウクライナ侵攻の口実を与えただけです。特に反露ネオナチ勢力であるアゾフ大隊はコロモイスキーが出資しており、クレムリンの影響は否めないです。実際、旧ソ連圏のネオナチ運動は、ロシアでFSBとGRUの支援を受けて1990年代後半から台頭し、ウクライナにも移っています。つまり、アゾフ大隊もクレムリンの自作自演なのです。ですから、私はゼレンスキーは二重スパイだと判断しています。彼が忠誠を誓っているのはクレムリンのほうです。

 その根拠は、ゼレンスキーの資産防衛の観点からも見出せます。表向き西側につけば、ウクライナは経済制裁を受けません。また、ウクライナの現状では親露派では政権が取れないので、親欧米派を装っているのは正しい選択です。しかし、その裏でロシアに忠誠を誓っておかないとゼレンスキーの個人資産がロシア側に凍結されてしまいます。もちろん、ロシア側が経済制裁等を発動してもあまり意味がないですが、ロシアマフィアの「血の復讐」が待っています。ですから、表向き西側、裏ではロシアについているのが最も賢い選択です。

 また、ユダヤ系の動きで言えば、今日(3月6日)イスラエルのナフタリ・ベネット首相が密かにプーチンと会談したことがわかりました。ゼレンスキーとも3回会って停戦の話をしています。

──いよいよイスラエルが調停役に乗り出したんですね。


ジェームズ  先日、ロシア軍がオデッサ上陸作戦に向かったので本格的に動き出したようですね。オデッサは歴史的にユダヤの大拠点で、あの最恐グローバリスト極左のレオン・トロツキーの出身地ですから、イスラエルはプーチンに対して「ユダヤ人だけは殺すな」と念を押しにいったのだと思います。欧米の記事を見るとわかりますが、「ウクライナにおけるユダヤの状況を議論」と書かれていますから、それが「ユダヤ人だけは殺すな」という意味です。

 そういえば、一月末にはイスラエル政府が天皇陛下のゴールドを分けてくれと日本にお願いに来ていました。これはウクライナから離散するであろうユダヤの難民支援のために使う可能性が高いでしょう。

──また天皇のゴールドが動いたんですか! ここも闇がありますよね。

ジェームズ  一番の闇だと言っていいでしょう。多くの人が理解されていないのは世界はゴールドで動いているということです。その中心にはバチカンのゴールドがあるのですが、さすがにこの場で話せることは限られますので、別の機会にお話ししたいと思います。実はいま「ジェームズ斉藤の戦略インテリジェンス」というメルマガを作る準備をしています。たぶん、3月中には立ち上がると思います。今回のロシアのウクライナ侵攻は、私は2月中に起きると昨年末の時点で分析し、関係者には既に報告していましたが(機密保持のためトカナでは侵攻直前に記事化)、日本を含む世界のマスコミや専門家が真っ当な予測を立てられず、あろうことかロシアや欧米のディスインフォメーションを垂れ流しの状態だったので、戦略インテリジェンスの必要性を痛感しました。ウクライナ情勢のような最新ニュースの裏側をリアルタイムで最新情報をお伝えしたり、メディアでは発信できない危険ですが真に有益なネタを公開していく予定です。引き続きトカナでも情報開示していきますが、最速・最深のチャンネルも作っていこうと思っています。真の自由と幸せは認知レベルの独立から始まります。戦略インテリジェンスは有効な武器です。ご期待ください。

8. 中川隆[-13457] koaQ7Jey 2022年3月24日 13:31:33 : 7EzgAf4sc2 : UExyUHlKbXVPcVk=[6] 報告
プーチンは操り人形、ウクライナ侵攻の苦戦は“伝統”…! ロシア「影の支配者」の実態をジェームズ斉藤が暴露
2022.03.23
https://tocana.jp/2022/03/post_232725_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第9回


──先日、ロシアのFSB(連邦保安庁)第5局のトップが自宅軟禁されたというニュースが流れましたが、ジェームズさんが言っていたように粛清が始まったってことですか? 

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  そうですね。私が以前から言っているようにロシア軍がプーチン政権を乗っ取ろうとしている流れの一環ですが、ただし、第5局のトップを軟禁したのは軍ではありません。プーチンです。FSBというのはKGBの後継機関であり、プーチンの出身母体です。しかし、ここがいまプーチンの信用を失っています。信用を失った理由は、実は2014年のクリミア併合にあります。あの時も今回のウクライナ侵攻のように、その動機はクリミアを分離独立させてクリミア共和国を作ることにありました。プーチンはクリミアの住民投票をフェイクな国民投票を通じコントロールして、独立宣言をさせたわけです。しかし、それに至る前に首都キエフのマイダン広場で大規模な暴力デモが発生し、FSBは鎮圧どころかデモそのものを予測できていませんでした。結局、当時も国防大臣を務めていたショイグが「閣下、今がクリミア奪回の時ですぞ!」と耳元でささやき、窮地に立たされたプーチンは軍が温存していたクリミア併合計画を採用し、国旗を外した特殊部隊のスペツナズを派兵しました。これは完全にハーグ陸戦法規違反ですが。本来であれば、クリミア併合は特殊作戦としてFSB主導で終わらせたかったのに軍が出てしまっているんです。これをきっかけにクレムリンでは軍の発言力が強まってしまったのです。

──FSBの工作が失敗していたんですね?

ジェームズ  FSBはかなり杜撰なインテリジェンス分析をプーチンに報告していたと聞いています。これでプーチンの信用を失ったFSBは組織の立て直しを図ったはずだったのですが、実際はプーチンの顔色ばかり伺う官僚的な組織に堕してしまったようです。

──ニュースでも「プーチンの聞きたいことばかり報告していた」と書いてありました。

ジェームズ  少し前の記事で安全保障会議の席上、ロシア対外情報局(SVR=FSB同様、KGBの後進組織)のセルゲイ・ナルイシキン長官をプーチンが恫喝した映像の話をしましたよね。ナルイシキンはプーチンに「どうなんだ、セルゲイ」と詰められて、かなり取り乱していたはずです。

──完全に声が震えて怯えきっていました。


ジェームズ  まさにああいう力関係だったわけです。あれではまともなインテリジェンス報告なんかできなかったでしょうね。そして、今回もクリミア併合と同じように蓋を開けてみれば、3週間も経つのにキエフを落とせないという泥沼の状況に陥っているわけです。これも以前の記事でお話ししましたが、プーチンはオリガルヒたちからこの泥沼状況を責められて「俺は3日でこの戦争は終わると聞いていた!」と絶叫しています。プーチンはFSBの楽観的な報告を鵜呑みにして侵攻を開始し、今の苦境を招いてしまったのです。自宅軟禁となった第5局のトップのセルゲイ・ベセダは対外情報の責任者なので、それで拘束されたということでしょう。

──今後、FSBの大粛清が始まるんですか?


ジェームズ  いえ、それはあまり考えられません。なぜなら、プーチンはFSBの力を背景に大きくなってきたところもあるからです。いくらまともな報告をしないからといっても、軍の力が強まっている今、FSBを粛清してしまえば、自分で自分の首を絞めることにもつながります。ですから、第5局のトップと、あともう一人を自宅軟禁程度で収めているのです。いずれにせよ、今のクレムリンは軍の力がますます強まっているだろう、ということです、断言はできませんが。ただ、逆にここまで来るとプーチンの首もつながったかもしれません。これまでは軍によるクーデターの可能性もありましたが、いま選択肢があるのは軍のほうです。力をなくして自由に操ることができるプーチンであれば、生かしておく理由は十分にあります。仮にロシア国民が暴動でも起こした時には全てをプーチンのせいにして処刑すればいいのですから、生かしておく意味は高いわけです。一方、FSBと軍のGRUが「プーチンをかけた内部抗争」を展開しているのが現状です。FSBは1980年台初頭から実施されているアンドロポフ計画という「KGB主導のロシア」を永続化させたいので、軍に乗っ取られたプーチンであれば、今度はFSBが抹殺しに来る可能性が高いです。

──プーチンはいまかなり八方塞がりの状態なんですね。

ジェームズ  軍がこの戦争を一刻も早く収めてくれることを願っているでしょう。だからこそ、プーチンは軍には逆らえないのです。しかし、軍はこの戦争を早く収める必要はそれほどありません。実はわざと時間をかけている可能性すらあります。

──そんなことってあるんですかね?

ジェームズ  ロシア軍の伝統では当然と言えることです。ロシア軍というのは戦争を通じて内部粛清を行います。実際、キエフがまだ陥落していないのは不思議というより不気味です。一方、南部の都市は簡単に掌握しています。クリミアの水問題を解消するためにはどうしても必要ですから当然といえば当然ですが、なぜその攻撃をキエフでもやらないのでしょうか? 原発のある都市も次々に制圧しています。軍としてどうしても必要なオペレーションは確実に遂行できているのに、キエフには攻め込めていないんです。

──例えば、アメリカの民間軍事会社がいまキエフに入っているらしいんで、彼らの抵抗が凄いということですか?

ジェームズ  当然、それもあると思います。市街戦は陸上戦では最難関です。しかも彼らは精鋭部隊ですから。しかし、傭兵は所詮傭兵です。自分の命を賭してまで知らない土地を守ったりはしません。諜報機関関係者の間での見立ては、ロシア軍がわざと時間をかけているということです。

──でも、普通の兵士だけじゃなくて、ロシア軍は将軍も4人ぐらい死んでいますよ、さすがにそれはないんじゃないですか?

ジェームズ  逆になぜ、将軍が前線でバタバタと戦死しているんですか? 通信網が崩壊し、将軍クラスがウクライナのSIMカードを使い、普通の携帯電話で交信しているのも理由の一つですがそれはあくまで結果論です。作戦自体が杜撰で、そのような作戦を作成したのは誰か? 当然軍の上層部です。クレムリンの内部抗争に使われていると考えたほうが自然です。ロシア軍は我々が思っているほど強くなかったとも言われていますが、それは間違いです。作戦自体に問題があり、兵力は世界でもトップクラスで、中国の人民解放軍より遥かに強いです。

 ともかく、断言できるのはウクライナ侵攻が終わったとしても、ロシアという国はこれまでのカラーとは変わってくるということです。

──どう変わるんですか?


ジェームズ  極右になるということです。そもそもプーチンは本来、対欧米協調派です。ロシアではリベラルに属していましたので。極右は今のロシア軍が代表しています。ロシアにおける極右とはネオ・ユーラシア主義になります。それを代表するのがアレクサンドル・ドゥーギンです。彼はプーチンの片腕の地政学者と呼ばれることが多いのですが、私に言わせるとプーチンに対して一定の距離を置いている、ゴリゴリのサタニストです。そして、ロシア軍は彼の思想を学んでいます。ロシアにはロシア連邦軍参謀本部軍事アカデミーと呼ばれる軍の将校を育成する大学があるのですが、ドゥーギンは教授をつとめ、彼の著書はその大学の教科書になったほどです。つまり、ロシアの将校は皆ドゥーギンの弟子といったところなのです。そして、ネオ・ユーラシア主義を簡単に言うと、ロシア版大東亜共栄圏で、ロシアがユーラシア大陸の統一をするということです。ロシアの周辺国家を支配下に収める思想で、当然、日本も入ってきます。

──日本にも侵攻するかもしれないんですか?

ジェームズ  いえ、ドゥーギンは北方領土を日本に返すべきだと言っています。

──え!? でも、プーチンは最近、北方領土は返さないと断言しましたが。

ジェームズ  いえ、そんな簡単な話ではありません。あれは、日本が経済制裁など反ロシアに回ったからです。岸田政権はそんな予想も出来ずにロシアに経済制裁したことのほうが驚きです。それに、ドゥーギンはドゥーギンでタダで北方領土を日本に返すべきだとは決して言っていないのです。北方領土はロシアのものだとはっきり言っていますから。しかしそれでも北方領土は返すべきだと言っているんです。

──裏があるんですね(苦笑)。

ジェームズ  当然です。ただし、この話をこれ以上するとかなり突っ込んだユダヤの話、ペドの話、宗教の話、そしてなにより日本に大きく関わる人種差別の話になってしまうのでトカナにも迷惑をかけてしまいます。記事にするにはかなり危険なので、メルマガのほうでやっていこうと思っています。いま言えることは、この世界は皆さんが思っている以上にオカルトが関わっているということです。本当はここを理解しないと今回のウクライナ侵攻の本質やロシアや世界の構造が見えてこないのです。

 国家も政治も地政学も超国家的権力者たちも、オカルトと密接に関わっています。そして彼らの思考がわからないと、世界の動きは見えてこないのです。逆に言えば、彼らの思考の根元がわかると世界の動きはかなり見えてきます。そういうものをメルマガでお伝えできればと思っています。

【追伸】

──昨日(22日)ゼレンスキーがローマ教皇と電話会談して停戦の仲介をお願いしたようです。

ジェームズ  これでやっと停戦が進むでしょう。事実上、ウクライナはもう負けているわけですから。一部では、ロシア正教会がローマ法皇の言うことを聞くはずがないと言っている人もいますが、それはまったくロシアの実情をわかっていません。以前の記事でもお伝えしたようにロシア正教会のトップであるキリル一世はFSBの大物エージェントですから。

──FSBが裏で操っているとかじゃないんですよね。

ジェームズ  そうです。ロシア正教会そのものがFSBです。キリル一世はブレゲの高級銀時計をつけてベンツのリムジンで移動しているような俗物ですから(笑)。ですので、今回の調停はロシア正教会もウエルカムです。

 また、バチカンにとってもこのタイミングでの停戦は有益です。なぜなら、プーチンのロシアに対する延命策と、カトリック系であるウクライナの西側を守るため、という2つの理由があるためです。ウクライナの西側はまだあまり攻撃されていませんので、そこはカトリックの土地として残しておけるでしょう。

 さらにバチカンとしては、ロシア軍主導のロシアよりはFSB主導のロシアの方が断然マシと考えています。そもそもバチカンとロシア正教会は裏金ネットワークのサーバーで繋がっています。軍主導になると、その利権構造が変わり、バチカンとロシア正教会がまた断絶してしまいます。

──また、金ですか!? ともかく、今回は停戦に至りそうですね。

ジェームズ  いえ、断言はできません。ドゥーギンを含むロシア軍系はバチカンをアンチキリストとみなしていますので抵抗すると思います。それに前も言いましたが、たとえ停戦しても、それはあくまで停戦です。終戦とは違うということを肝に銘じておいてください。この戦争は泥沼化します。というよりも、すでに泥沼ですので。

9. 2022年4月02日 06:25:03 : yMwHBBomOg : T2x4cFNySXpUOW8=[5] 報告
プーチンはすでに核兵器使用を決意か!? 「最も打ち込みやすい場所」と“三重の裏”とは… 露の思惑をジェームズ斉藤が解説
2022.04.01
https://tocana.jp/2022/04/post_233233_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第10回

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  ウクライナ情勢がかなり動いていますね。先日はロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣とワレリー・ゲラシモフ参謀総長が行方不明になった時にインタビューを受けましたが、私が急な特殊任務の関係で連絡が取れなくなったので後日全てをお話ししようと思っていたところ、ショイグたちが姿を現しましたね(苦笑)。

──インタビューの再開時にはもう話が先に進んでいたので記事を出せなくなっちゃいましたね(苦笑)。でも、「プーチンに更迭されたわけじゃない」とジェームズさんは言っていたのは事実なんですよね。その時の原稿を一部抜粋すると以下だったんですけど。

(以下、3月23日のインタビューより抜粋)

ジェームズ  ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣とワレリー・ゲラシモフ参謀総長が行方不明のようです。

──プーチンに更迭されたんですか!?

ジェームズ  すべてはクレムリンの密室の中の話なので完全に把握するのは不可能なのですが、たぶん更迭ではないと思います。ショイグを消せば、軍の運営は不可能になりますので。したがって、これはショイグとゲラシモフがグルになって隠れているだけと見ています。表舞台に出なければ、他の者に注目が集まり、侵攻の批判を回避できるだろうという考えでしょう。

──台頭する軍に対するプーチンの反撃ではないと。

ジェームズ  消息を絶ったのが3月11日だと言われています。このタイミングが重要で、この少し前からプーチンは核の警戒レベルを上げよ、とショイグとゲラシモフに命令しています。それを受けて2人は表舞台に出てこなくなっていますから。

(抜粋終わり)

ジェームズ  そうですね。それでいま彼らがどこに居るのかというと、ウラル山脈のウファにある核シェルターですね。

──話題になっていますね。プーチンも一緒なんですか?

ジェームズ  一緒にいるという話もありますが、スルグトより東にいるという説もあります。要は、完全に核のオプションに入ったということです。

──実際問題、本当に射つつもりはあるんですか?

ジェームズ  以前にもお話したと思いますが、ロシアにとってすべての兵器は使うものです。今回の流れを見ていくと、いつ射ってもおかしくない状況です。そもそも、ショイグが姿を消したのが3月11日です。これは先日も述べましたが、核のアラートが高まった時点ですので、核の準備に入っていた可能性が高まっています。そして、2週間後にショイグがいないと西側のマスコミが騒ぎ出すと、すぐに映像を出してきたじゃないですか? 他の閣僚たちと会議をしている映像です。そこにはゲラシモフもいました。


──西側のマスコミが騒いだ翌日でしたよね。まるで「生きていますよ」っていう感じだったんですけど。

ジェームズ  それもおかしいんですよ。別に西側にそんなサービスをすることはないんですから。しかも、あの映像はディープフェイク(フェイク動画)でした。

──えっ、そうだったんですか!?

ジェームズ  はい。よく見ればわかるんですけど、映像の解像度がショイグだけおかしいんです。ほかの人たちは普通なんですけど、ショイグだけ顔の輪郭がおかしいんですよ。

──そうなんですか? 確認してみます(YouTube動画を見ながら)あっ、言われてみると確かに顔だけ違和感ありますね。

ジェームズ  そうなんです。顔だけ変なんです。顔の部分だけを変えて、音声と合うようにしているんです。しかも、話している内容も退役軍人に対する補正予算を増やせとか、戦争をやっている真っ最中に話す内容じゃないだろうと(笑)。音声もショイグだけ音がこもっているんです。それで、何かおかしいということで、映像の専門家に確認してもらったらショイグの顔の部分だけ解像度がおかしいということが判明しました。さらに、元ネタもわかりました。2019年に撮った会議の映像でした。ただし、問題はなぜ、こんな映像を出したのか?ということです。

──生きていることをアピールしたかったわけじゃないってことですか?

ジェームズ  そうです。この映像によってショイグたちはクレムリンにいると思わせたかったわけです。本当はすでに核シェルターに入っていることを隠蔽したかったんです。

──ということは、かなり本気で核を発射する用意をしていると。

ジェームズ  ですから、いま相当やばい状況です。さらに今日(3月31日)、ロシア軍がチェルノブイリから撤退しました。

──えっ! チェルノブイリって、いま一番核を打ち込みやすい場所だとジェームズさんが言っていたところですよ。

ジェームズ  そうです。すでに汚染されているんですから、ある意味、被害が最小限に済む場所です。そこからロシア軍がいなくなったわけです。

──いや…… でも、本当に核兵器を使用したら、世界から総スカンをくらいますよ、ロシアは。

ジェームズ  すでにSWIFTから外されて総スカン状態ですよ。今のロシアは巨大な北朝鮮みたいな状態ですから、もはや世界を気にする必要はありません。それに何度も言いますが、ロシアにとって兵器は使うものです。それは核であっても同じです。また、5月9日の対独戦勝記念日が1カ月後に迫っているので、ロシア軍としてはなんとか「戦勝ムード」を醸成する必要もあります。今の失態続きの状態では軍事パレードに参加する兵も足りなくなる程です。そこで、限られた時間で十分可能性としてあるのが、「ウクライナに戦術核を一発ブチかましてキエフ政権の降伏を強要する」というなんともチンピラ的な戦略をとるということです。ウクライナも流石に核を撃ち込まれたら、降伏の方がマシだと考えてもおかしくないです。

──本当に射つかもしれないと。

ジェームズ  可能性は高まっていることは確かです。決して楽観視したり、ブラフだと思って高をくくったりするのは危険です。最悪の事態も考えておかなければいけない状態になっています。

 ただし、私はもう1つ裏がある気がしています。そもそもロシア情勢を読むときは最低でも三重の裏があると想定しなければいけません。実際、かつてチャーチルは「ロシアの行動は謎の中の謎に包まれた謎だ」と言っているほどですから。

──ショイグが粛清されたと思ったら生きていた。しかし、クレムリンにいると思ったらいなかった。実はウファで核の準備をしていた。さらにもう1つ裏があると。

ジェームズ  はい。実はFSB側も動き出し始めているのです。つまり、これまで分が悪かったロシア内部の親米派が復活し始めているのです。

──ということは核はないと。

ジェームズ  ないとも言い切れません。完全に綱引きです。どちらが勝つかはやはりチャーチルの言葉を引用したいです。さきほどの言葉には続きがあって、「ロシアの行動は謎の中の謎に包まれた謎だ。しかし鍵がある。それはロシアの国益だ」と言っていますから、今のロシアの国益とは何か? がわかるとみえてきます。それは次回お話ししましょう。

〜つづく〜

10. 中川隆[-13367] koaQ7Jey 2022年4月02日 20:22:47 : yMwHBBomOg : T2x4cFNySXpUOW8=[10] 報告
露は「ユダヤ・ファースト」で動いていた!? プーチンを止められる唯一の男は… 黒い内幕をジェームズ斉藤が暴露
2022.04.02
https://tocana.jp/2022/04/post_233306_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第11回

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  前回、FSBの巻き返しについて少し触れましたが、実はいま旧KGB系列の諜報組織の逆襲が始まっている可能性が浮上しています。これまで信頼されていたロシア軍とGRUが今は、プーチンから睨まれているようです。ともかく、ウクライナ侵攻が進まない責任を誰かが取らなければいけない流れになっています。

──ウクライナ侵攻が進まないのはFSBがまともな諜報活動をしていなかったからだというのがこれまでの流れでしたよね?

ジェームズ  今は「いや、GRUだってまともな報告をしていなかっただろ。だから、侵攻がうまく進まないんだ」という流れが出てきています。実はGRUも自分たちに都合の良いインテリジェンスばかり流していたので、この追及は当然です。責任のなすり合いが始まっているようですね。で、優勢なのが元FSB長官でロシアの安全保障会議の代表メンバーのニコライ・パトルシェフです。彼はプーチンの側近中の側近で、最もプーチンに信頼されている人物です。実際、彼がFSB、SVR、GRUからの報告をプーチンに伝えていました。旧KGB系、軍系の諜報組織の両方を束ねている人間です。

──ロシアスパイ組織のトップ中のトップなんですね。

ジェームズ  はい。彼はもともとゴリゴリの侵攻派で、SVR長官のセルゲイ・ナルイシキンがプーチンに責められた例の安全保障会議でも、ウクライナ侵攻、反欧米強硬論を主張していました。ですから、FSB対GRUの戦いの鍵を握っているのは、実はパトルシェフなのです。彼がその気になれば、「FSBも失態をやらかしたが、GRUの方が悪質なフェイクなインテリジェンスを流していた」とプーチンに吹き込むこともできますので。そして、基本的にパトルシェフはFSB派ですから、これまでの軍事作戦の失敗は全てショイグやゲラシモフの責任になりつつあるということです。

──これまで優勢だったロシア軍派のショイグ&ゲラシモフの旗色が悪くなっている可能性があると。

ジェームズ  ショイグたちは今ウファの核シェルターにいますが、プーチンは別の核シェルターにいる可能性があります。そうなれば、ますます、ショイグたちのイメージは悪くなるでしょう。一方で、パトルシェフが軍を排除すると、戦争は一気に終結します。

──パトルシェフはウクライナ侵攻派だったんじゃないんですか?

ジェームズ  そこが前回、お話しした「ロシアの国益」の話につながります。ロシアの国益とは権力者の資産形成のことです。現状では西側で蓄財していた旧KGB系とオリガルヒの海外資産が凍結されています。パトルシェフら旧KGB系、FSB系にとってはウクライナの侵攻よりも、そちらを取り戻すことのほうが「国益」なのです。ですから、ここに来て急に欧米との妥協の可能性も生まれてきているのです。

──核のボタンを押すのか、戦争終結かの瀬戸際だと。

ジェームズ  そうです。そして、多くの人が理解していないのですが、プーチンも含めて旧KGB系はどちらかと言えば、親欧米系の人たちなのです。しかし、それは当たり前で、彼らは西側諸国に資産があるわけですから、リベラルなのです。

──プーチンがリベラル派ですか!?

ジェームズ  リベラルといっても、英米思想でいう「古典的自由主義」等の真っ当な思想ではなく、ただの拝金主義ですが(苦笑)。日本の人たちはリベラルをどこか良いものだと思っているようですが、最悪の資本主義、最悪の拝金主義と直結する思想だということを忘れないでほしいですね。私が言っている「プーチンはリベラル」という意味は、この最悪の資本主義、拝金主義という意味ですので。さらに言うと、プーチンのリベラリズムとはユダヤ教のタルムードの忠実な実践です。彼は表向き敬虔な正教徒のフリをしていますが、ここに彼のユダヤの本性が現れます。つまりゴイ(異教徒=正教徒ロシア人)の資産を巻き上げ、欧米のユダヤ同胞に売り捌き巨額の富を得た、ということです。真っ当なキリスト教徒であれば拝金主義を徹底否定するはずです。やはりプーチンは徹底して「ユダヤ・ファースト」です。

 そして、もう1つ、ロシアを理解するためのキーワードが「信頼関係」です。ショイグはプーチンに対して忠誠を誓っています。パトルシェフも忠誠を誓っています。しかし、最終的にどちらを切るのかというとショイグです。なぜなら、パトルシェフは1999年のモスクワアパート爆破事件をプーチンの命令で実行しています。つまり、プーチンとは犯罪者としての闇の信頼関係があります。ですから、もしも、ショイグ対パトルシェフの戦いになれば、ショイグが粛清されることになるでしょう。

──ただ、ウクライナ侵攻は終わるんですね、そうなれば。

ジェームズ  パトルシェフが権力闘争に勝てばそうなるでしょう。さらに、西側諸国もパトルシェフのほうに肩入れしますから、パトルシェフが有利です。西側のマスコミがパトルシェフを反米主義者だと言って叩いているのも、良い流れではないでしょうか。

──実はパトルシェフは反米主義じゃないということですか? 

ジェームズ  はい。彼はなかなかのくせ者で反米主義の皮をかぶっているだけです。1999年のモスクワアパート爆破テロがFSBの自作自演だと発覚し、証拠の爆弾の粉まで出てきたのですが、パトルシェフはそれを見せられても「違う。それは砂糖だ」とぬけぬけと嘘をつくような人間です。反米主義の皮をかぶることなど朝飯前でしょう。そもそも嘘をつくことが、KGB要員に最も必要な資質ですから。

 いずれにせよ、世界にとっては軍事政権のロシアよりは旧KGB系のロシアの方が遥かにマシです。旧KGB系は対話路線を維持しようとしますが、軍は歴史的に対話路線を持ったことがないのです。


さらに、ユダヤ系というのもポイントです。プーチンがユダヤだという話はもう何度もしていますが、パトルシェフもユダヤです。逆に、ロシア軍にはユダヤ系はいません。軍はロシア系の旧農奴の組織なので、ユダヤ系は旧KGBか外務省に入ります。ラヴロフ外務大臣もアルメニア系ユダヤです。ユダヤ系の強みは世界のユダヤネットワークを通じ対話路線を維持できるということです。ここでもロシア軍は世界との接点がないので対話路線という発想になりにくいのです。

──最悪の中の最善という意味でパトルシェフの台頭が世界にとっては望ましいんですね。

ジェームズ  まだマシというだけなのですが、そうです。ちなみに、今後のクレムリンですが、FSB長官のアレクサンドル・ボルトニコフがクビになって、副長官のセルゲイ・コロリョフが後任になるだろうと言われています。GRU長官イーゴリ・コスチュコフのクビも危ないか、すでに飛んでいるとも言われています。プーチン政権の顔ぶれは今かなり変わっていますので、いずれにせよ、予断を許せる状況ではありません。

11. 中川隆[-13172] koaQ7Jey 2022年4月24日 19:37:17 : BZN3AY6AYA : a2lqa3RnYmIzL2s=[14] 報告

特番『茂木誠先生の歴史講義、ロシアとウクライナ、その”悲しみの歴史”を紐解く。その1、キエフ公国〜ソビエト連邦建国まで』*その2は概要欄
2022/03/20



特番『茂木誠先生の歴史講義、ロシアとウクライナ、その”悲しみの歴史”を紐解く。その2、第2次世界大戦〜現在まで』 *その1は概要欄から
2022/03/24

12. 2022年4月28日 02:13:28 : kzNEqjHPHk : dUVqdDdYVXc3RUk=[1] 報告
ロシアは5月9日までにウクライナを核攻撃して「日本の再現」を狙う!? “本当の戦況”をジェームズ斉藤が解説
2022.04.27
https://tocana.jp/2022/04/post_234737_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第12回


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  以前から懸念していましたが、プーチンが5月9日の対独戦勝記念日に向けて本気で核を使おうとしています。

──やっぱりそうなんですね。あっ、でも、昨日(4月19日)ロシアのラブロフ外務大臣が「現時点でロシアは核を使う予定はない」と言ってましたが、あれは嘘なんですか?

ジェームズ  嘘です。逆にその言葉があったからこそ、使う確率は高まったと判断しました。そもそもロシア外務省の最重要任務は、ディスインフォメーションの拡散です。ロシア外務省は、ラヴロフ外務大臣や最近日本でもマスコミの露出度が高いガルージン駐日ロシア大使のような、真顔で嘘をついて、逆に相手を貶めるような厚顔無恥の人間のみが外交官に選ばれます。そして案の定、クレムリンは今日の朝、「新しい軍事作戦の段階に入った」と声明文を出したのです。「昨日とはまったく違ったフェーズに入った」と言い出したんです。

──核を使わないと言った翌日に白紙に戻したと!

ジェームズ  びっくりしますよね。しかし、これがロシアのやり方です。ロシアから出てくる情報は常に言葉通りではありません。逆の意味の可能性があると思っていないと読み間違います。

──じゃあ、本当に核を使うんですね。

ジェームズ  さすがに断言はできませんが、戦況次第では明日、明後日にも使うかもしれません。あるいは結局使わないかもしれません。ただし、可能性として常に存在し、確率が非常に高くなっています。ロシアは核を使用したい願望が強い国です。というのも、これまで戦争で核を使ったのはアメリカだけです。これこそがまさに超大国の証ですよね? 核を使っても他国から文句を言わせないわけですから。

──まさにスーパーパワーですね。

ジェームズ  そうです。ロシアもその地位をずっと手に入れたいと思っていたのです。むしろ、アメリカだけが核使用国と言う現状は、ロシアにとってトラウマになるほどの屈辱です。もうひとつ、核を使う確率が高まっている理由は、いまクレムリンが熱心に研究しているのが第二次世界大戦における日本の無条件降伏に至るまでの道程だそうです。日本は核を落とされて無条件降伏を受け入れたわけですから、その再現がウクライナでも可能かどうかを研究しているのです。今、こういった情報が刻々と上がってきているので、核を使うシナリオは現実味を増しているという判断です。

──確率が日毎に高まっているんですね。

ジェームズ  現実にならないことを願っていますが。

──そうですね。ちなみに、ロシアは核を持ち出さないといけないぐらい追い詰められている状況なんですか?

ジェームズ  いえ、そんなことはまったくありません。西側メディアが盛んに流しているロシア軍が壊滅の危機にあるといった情報は全部、フェイクです。ロシア対ウクライナの軍事力は最初から大きな差があります。

──でも、ロシア戦車がかなり破壊されていますが。スティンガーとかで。

ジェームズ  それがどうしたというんですか? ロシアにとっては痛くも痒くもありません。破壊されたら再び投入すればいいだけです。人命軽視なんてロシア軍の伝統ですよ。これまでだって国内で粛清をしながら戦争をしてきた人たちですから、人が死のうが何だろうが、圧倒的に物量が違いますから、ロシアがウクライナに負けるということは100%ありえないことです。今は、ロシアが不利に見える報道を西側が流しているだけです。そもそもロシアは歴史上、一度も完全に負けたことがないんです。モンゴル支配の時代でも、一時的には属国になりましたが、後にはモンゴルを駆逐しています。日露戦争でもロシアは「敗戦国」になっていますが、それは国際法上の勝敗で軍事レベルでは当時でもロシア軍が圧倒的に優勢で、日本が「戦勝国」になったのは外交力で戦線を満州に限定したからです。

──確かにそうですね。あと、もう1つお聞きしたいのは、日本の一部では「ウクライナ人を殺しているのはウクライナ人だ」と言う人がいます。あれはどうなんでしょうか? 本当に悪いのはネオナチであり、アゾフ大隊であり、彼らがロシア系ウクライナ人を虐殺しているんじゃないのか? と思っている人って少なくないと思うんですよ。

ジェームズ  そこは多くの人が勘違いしやすい問題です。まず、アゾフがロシア人やロシア系ウクライナ人を殺しているのは確かです。しかし、そのアゾフはそもそもどっち側の勢力なのかという部分の検証が必要なんです。ゼレンスキー大統領と一緒で、アゾフたちもダブルエージェントをやっている可能性が非常に高いと私は見ています。

──アゾフももともとロシアが作ったコントロールされた反対勢力だと。

ジェームズ  それは間違いありません。西側とも通じていますが、ロシア側にも通じていて、どちらかと言えば、ロシア側のエージェントをやっている可能性が高い人たちです。そこもゼレンスキーと同じです。

──ジェームズさんはずっとゼレンスキーはロシア側のエージェントだと言っていますね。

ジェームズ  そうです。

──でも、普通に見ていると「西側から金と武器を貰いたくて、そのためにロシアの脅威を必要以上に訴えている」ようにしか感じないんですよ。「ロシアはEUにも侵攻するぞ」とか、世界を脅してばかりじゃないですか?

ジェームズ  その通りです。ゼレンスキーは「世界も被害者意識を持て」と言っているんです。中国や韓国が歴史問題を持ち出して日本から賠償金を稼ぐような、いわゆる「被害者ビジネス」を世界レベルでやっている天性の詐欺師です。しかし、ロシアと戦っているのはウクライナであって、本当を言うと世界はあまり関係ないのです。ロシアがEUやアメリカまで攻めるかというと、それはあまり考えられませんし、今のロシア軍では不可能です。

 それにゼレンスキーは自分の国を必死に守っている感じがしません。ゼレンスキーがやっているのは国民に武器を渡す一方で、国外に対してもっと武器を送ってくれ、と言っているだけです。これは冷静に見れば、戦争を助長することです。実際、彼は停戦合意にまったく応じていません。ゼレンスキーはかなりの役者です。事実、役者なのですが、彼がここまで厚顔無恥な態度をとれるのは自分がエージェントで今後も安泰だからだと思います。

──おっしゃるとおりですね。ゼレンスキーからは必死さがまったく感じられません。首都を攻められている悲愴さも感じられないです。個人的に一番感じるのは、彼はロシア側でもアメリカ側でもなくて、武器屋さんからお金を貰うのが狙いの人なんじゃないかと思うんです。

ジェームズ  もちろん、そこは重要です。イギリスはそのために最新兵器をゼレンスキーに渡しているわけですから。最新兵器のコンバットデータを大量にウクライナから貰っているんです。武器屋が一番欲しいのはそのフィードバックなので。そのデータは実際に使うことでしか手に入れられないので、ウクライナは貴重なんです。

──だから、イギリスは首相がいち早くウクライナを訪ねたんですね。

ジェームズ  実は紛争地域で秘密工作をずっとやってきたのはアメリカよりもイギリスのほうが長いのです。ウクライナ西部のリヴィウでイギリスの特殊部隊のSASが活動していたという報道もあり、事実確認が必要ですが、おそらく事実と判断しています。しかし、ロシアもバカじゃないんで、そういう勢力がウクライナや東欧にたくさん存在しているとわかっているので先手を打っているんです。ゼレンスキーはその一人でしょう。だから、私はずっとゼレンスキーはダブルエージェントだと言ってるんです。ロシアは、歴史的にゾルゲのようなソ連とナチスドイツの両刀使いのダブルエージェントをたくさん作っています。特に東欧には、そのような者が多く潜伏しています。

──ただし、ここまで来るとゼレンスキーはロシアでも西側でも得なほうに付けるような立場じゃないんですか?

ジェームズ  究極的には自分ファーストだと思います。しかし、海外に資産を預けている時点で中立なポジショニングは取れないはずなんです。イギリスやアメリカに資産を預けているから親米なのかというと、そんな簡単な話ではありません。東欧の人間が西側に資産を預けるにはロシア・マフィア(ユダヤ=マフィア)の協力なしには不可能です。ですから、ゼレンスキーはロシアにも絶対に忠誠を誓っているはずなんですよ。というか、ロシアに忠誠を誓わないとあの資産運用はできないはずなんですね。

──オフショアの銀行に数兆円の金を持っているんですよね。

ジェームズ  そうです。だから、その時点でダブルエージェントであることは間違いないのです。もしかしたら、いまは西側寄りになっているかもしれませんが、それで西側についたわけではなく、自分の資産を守るためです。ゼレンスキーのポジションはこれしかないです。

──ゼレンスキーの胡散臭さが理解できました。とはいえ、核が心配ですね。仮にロシアが核を使用したらどうなるんですか?

ジェームズ  なにも変わりません。

──えっ!? そうなんですか?

ジェームズ  はい。変わりません。もちろん、国連などは非難するでしょう。アメリカも「ロシアは悪魔だ」と言うでしょう、ヨーロッパもそうでしょう。しかし、彼らは口だけでなにもしないはずです。逆に聞きたいです。アメリカが報復で核をモスクワに射つと思いますか?

──いえ、まったく思いません。ウクライナに侵攻した時にだって動かなかったんですから、動くわけがないです。

ジェームズ  ヨーロッパも同じだと思います。経済制裁はあるとは思いますが、それは今も一緒ですからね。実は、核を射とうが射つまいがロシアにとっては大した違いはないのです。そして、多くの人が勘違いしているのは「核は使えない」と思ってしまっていることです。2010年に改正されたロシア軍事ドクトリンでは、「ロシア連邦は、自国及び同盟国に対する核兵器その他の大量破壊兵器の使用、並びに通常兵器を使用したロシアに対する攻撃で国家の存在が脅威となる場合に、核兵器を使用する権利を留保する」と明記されています。今のウクライナにおける戦況を見るに、上記の軍事ドクトリンに明記された2つの条件がいつ現実化してもおかしくない状況です。それにプーチンは2月の段階で「ロシアを破滅に追い込もうとする者がいれば、我々は法的に核兵器使用で対応する権限を持つ。確かに、核兵器使用は人類及び世界にとって破滅的なことになるであろう。しかし、私はロシア連邦の市民であり、国家元首である。なぜ我々がロシアが存在しない世界を必要とするであろうか?」と語っています。これはある意味最強の「ロシア・ファースト(=プーチン・ファースト)」の名言です。

──最初から使う用意をしていた可能性があったと。

ジェームズ  もちろんです。そもそも、ロシアにとって兵器は使うもので、核兵器もそれは変わりません。加えて、チェルノブイリという落としやすい場所もあるウクライナならば、環境は整ったと言ってもいいぐらいです。ただし、本当に使うかどうかは、上記の条件が整わない限りやはり博打の部分が残るので、いま必死に研究しているのではないかと思います。実際、ロシア軍が「アメリカが大量破壊兵器をウクライナで使用する準備をしている」と最近発表しましたが、これはロシアが偽旗作戦として大量破壊兵器を使い、アメリカに責任をなすりつけることを計画しているからです。大量破壊兵器の使用は、核兵器の使用を正当化します。私としては使っても使わなくても同じだと思いますが、どうなるでしょうか。

 いずれにせよ、世界は今後2極化されていきますから。次回はその話をしましょう。核を使うとか使わないよりもこちらのほうが日本にとっては重要ですので。

〜つづく〜

13. 2022年5月28日 18:51:33 : cR4avDu4gs : c3ovbUdPMGsxTC4=[7] 報告
露がウクライナに宣戦布告できない事情とは? 米が得た利益、英の謀略も… ジェームズ斉藤が闇を完全暴露!
2022.05.26
https://tocana.jp/2022/05/post_235700_entry.html


【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第14回

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  今回はウクライナ侵攻についての総括を一度ここでしてみたいと思います。

──それは長期戦になりそうだからということですか?

ジェームズ  戦争を語る時に“絶対”はないのですが、この戦争はほぼ長期戦になるでしょう。5月9日のロシアの戦勝記念日にプーチンが核兵器のスイッチを押していたら違っていたでしょうけど、今回は、プーチンの側近で国家安全保障会議議長のパトリシェフが止めたと聞いています。パトリシェフがウクライナの様子をプーチンには正確に伝えないインテリジェンスをしているようです。つまり意思決定を阻止したのではなく、核攻撃をさせないようなインテリジェンスを上げていたということです。

──側近が核発射を止めたと。

ジェームズ  プーチンはもともと核のスイッチを押すことに抵抗はないのですが、ロシアの閣僚たちにはあるわけです。いま押せば、これまでロシア寄りだった中国やインドまでが離れてしまう恐れがあったので、プーチンにはウクライナの現状を甘く伝えたようです。

──プーチンはいま押す気満々過ぎて危ないんですね?

ジェームズ  昔から危ない人であるのは確かですが、特に今はアメリカに押せてなぜ自分に押せないのだという気持ちがあると思います。そもそもロシアでは核兵器は「使うもの」ですし、それをわかっているので、今回は側近たちが甘いインテリジェンスを伝えているんです。プーチンは戦場から離れているので彼らを信じる以外にはないのです。

──もしかして、ウクライナ戦争はロシアが負けそうなんですか?

ジェームズ  苦戦はしています。当初は3日で終わると言っていたものが、3カ月以上もかかっているので大誤算なのは間違いありません。しかし、戦争の勝ち負けというのは世論やメディアが決めるわけではありません。政治が決めるものです。つまり「負けだ」と認めた瞬間に負けが確定します。それはアメリカのイラク侵攻を見ればわかるでしょう。我々はアメリカが勝ったと思っていますが、イラクの軍人たちは負けたとは思っていませんから文字通り地下に潜ってゲリラ戦を繰り広げ、10年後に力を溜めて地上に出てきたのがイスラム国ですので。アメリカが圧倒的な勝利に見えたイラク侵攻でさえ、これですから西側がロシアを倒すというのは不可能だと思います。

──国土も広いし、まだまだ人の動員もできるということもありますし。

ジェームズ  そうです。国土が広いですから、いくらでも撤退できるというのはロシアの強みです。ただし、人の動員はプーチンにとって諸刃の刃です。イギリスのウォレス国防大臣が戦勝記念日に(ロシアが)ウクライナに対して宣戦布告を正式にすると言っていたじゃないですか?

──はい。でも、しなかったですね。宣戦布告すれば、予備兵とか動員できるので、これはあるのかと思っていました。

ジェームズ  その可能性は最初から低いと思っていました。理由はロシア国内で暴動、いや革命が起きてしまうからです。ウクライナに兵を送る場合、鉄道輸送の関係で一旦、モスクワ及びその周辺に兵を集めることになります。フル装備の兵士がロシア中から何十万人とモスクワ近郊に集まることになるわけで、こんなことをしたら一発で革命が起きます。実際、第一次世界大戦で地方から動員された兵士が今のサンクトペテルブルクに集められた時にロシア革命は起こっています。この時、ドイツ帝国から送り込まれたスパイがレーニンです。

──レーニンってあのレーニンですか?

ジェームズ  そうです。彼はドイツのスパイでした。一時、彼はスイスに亡命していましたよね? そこから窓のない列車に乗せられてサンクトペテルブルクまで移動しています。その当時、スイスからサンクトペテルブルクに行くにはドイツ帝国を通過するルートしかありませんでした。彼らはドイツの許可をもらってサンクトペテルブルクに帰っています。

──いま調べたら確かにそうですね。レーニンはドイツ帝国が用意した封印列車に乗ってロシアに戻っています。

ジェームズ  日本の書物ではドイツがロシア国内の混乱を期待して国内の通過を許可した、など書かれていますが、それは彼がドイツのスパイだったからです。反ロシア帝国のエージェントだったのでドイツは力を貸したのです。実は、この当時、イギリスもロシア帝国内にスパイを送り込んでいました。それがラスプーチンで、彼はイギリスのスパイでした。

──あの怪僧ラスプーチン。

ジェームズ  そうです。彼は任務が完了したあとにイギリスのMI6(当時の呼称はSIS)に殺されています。

──ということは、今回もドイツやイギリスはロシア国内に反対勢力を送り込んでいるんですか?

ジェームズ  ドイツは今そういうことをしていません。今あの国は腰抜けの国になっています。歴代首相のメルケルやシュレーダー、ショルツも皆、親露派です。ドイツが親露なのは輸出の国だからで、安い労働力をロシアから送ってもらっています。ロシアはロシア人を差し出して、その代わりに技術をもらうということをしています。また、ノルドストリーム2などのガスパイプラインをロシアからドイツに直結しようともしていました。これはドイツが数兆円払って建設していたものですが、ロシアのウクライナ侵攻によって一発でぶっ飛んでしまっています。

──でも、NATOに最も金を出しているのはドイツですよね?

ジェームズ  ウクライナ侵攻前のNATOは分裂していました。ドイツが親露派だったからです。今回、プーチンがあからさまな侵略をしたのでドイツもロシア利権を全部手離すしかなくなり、今は結束しています。実は、これを最も喜んでいるのはアメリカです。アメリカの戦略はアフガン撤退を見ればわかるようにユーラシア大陸からの撤退です。他国の「子守」なんかするよりもまず自国だということで、北米大陸の開発に力を入れようとしています。アメリカはまだ未開拓な国で、真ん中のほうはまだ何も開発されていない土地ばかりです。そういう路線変更もあって、ウクライナにも深く関わる気がないのです。

──アメリカは今回のウクライナではどういう役割で、どういう利益を得たんですか?

ジェームズ  アメリカの利益はユーラシア大陸を手放す第一段階としてヨーロッパを手放すことができたということです。ウクライナ侵攻以前のNATOは弱体化が激しく、ロシア軍のめちゃくちゃな軍事作戦でも倒されてしまう可能性があったんです。そんな状態だとさすがにアメリカもヨーロッパを手放すことができなかったのですが、今回の侵攻のお陰でNATOは結束しました。スウェーデンとフィンランドのNATO加盟でより結束力が高まる勢いです。これでやっとアメリカが引いてもヨーロッパが結束できる路線ができたのです。

 逆にここで一番焦っているのがイギリスです。イギリスはユーラシア大陸への介入をアメリカに任せていたのですけど、アメリカが本格的に撤退するので、イギリスがNATOの結束を促すリーダー格にならないといけなくなっています。

──実はイギリスが結構な黒幕だったんですか?

ジェームズ  多くのマスコミがそこを見逃しています。イギリスはこういった紛争に対してずっと傍観者でした。それが今回は首相自らウクライナに行くなど、あまりにも積極的過ぎます。それはアメリカが手を引いてしまっているからです。

 そもそもアメリカとロシアが敵対していることがおかしい話なんです。ロシアと敵対していたのはずっとイギリスでした。アメリカ建国のスポンサー国の一つは帝政ロシアだったのですから。第一次世界大戦と第二次世界大戦の両大戦においてもロシアとアメリカは同盟国で、特にルーズベルトは共産主義者でしたからイギリスの植民地主義をとても批判していて、逆にスターリンのことは親しみを込めてアンクル・ジョーと言っていたくらいなんです。それがイギリスのチャーチルの謀略で第二次大戦に参戦し、戦後は冷戦が始まったのです。この冷戦のきっかけを作ったのもチャーチルです。1946年に首相ではなくなっていた彼がアメリカのウエストミンスター大学で演説し、「鉄のカーテン」と言いました。これによって東西の冷戦状態が大きくクローズアップされていったのです。いまの米露の対立もイギリスが作ったものです。それをわかっているのでアメリカはウクライナに軍事侵攻しないのです。民間軍事会社が行くのは軍需産業が儲かるからで経済行為です。アメリカは「もうヨーロッパのことはヨーロッパがやれ」と思っているのです。

今回のウクライナ侵攻はアメリカ対ロシアという構図ではなく、ヨーロッパ対ロシアであり、もっと言えば、イギリス対ロシアといってもいい構図になっているのです。アメリカはさっさとイチ抜けをしているのです。もちろん、イギリスに了解を得てのことで、「アメリカは撤退するからイギリスにヨーロッパ運営を任せる」ということで、両国は合意しています。日本はこの大国間の取引に積極的にかかわろうとしていますし、それ自体は大戦略的観点からしても間違っていません。日本はロシアと平和条約がなく、第二次世界大戦はロシアとはまだ終結していないからです。むしろ反露親英米が日本の大戦略の基本路線であって良いはずです。しかし、今回の日本の反露政策への転換は「アメリカもイギリスもEUもみんなやっているから」という究極の「右ならえ」式の同調圧力の論理に基づいて行われたものなので、完全に英米の謀略に嵌っています。今回はむしろ「撤退派」のアメリカを見習うべきなのです。

──アメリカは上手に撤退していたんですね。

ジェームズ  それを見習うべきでした。ところが、日本はいきなり経済制裁ですから。なによりの愚策は岸田首相がロンドンのシティに行って「岸田に投資してください」と日本人の資産2000兆円をファンドに食わせたことです。親中派の二階俊博や菅義偉を超える勢いの売国奴です。つまり、1902年の日英同盟のような主体性のある反露親英米路線を打ち出したのではなく、小泉純一郎や安倍晋三の対米従属をさらに進化させた「対欧米従属」という、白人コンプレックス丸出しのような路線にしたことです。この対欧米従属というのは、堕落した欧米政治の模倣も当然含まれます。つまり、日本のEU化です。これが「グレートリセット」の本格化で、ウクライナ戦争はコロナパンデミックの延長線に位置していたのです。いい加減、日本人は目を覚ましたほうがいいと思います。今後日本の弱体化と貧困化がますます加速し、台湾有事どころでは無くなります。それこそ、中国の「戦わずして勝つ」戦略に翻弄されることになるでしょう。
〜つづく〜

14. 2022年5月28日 18:53:26 : cR4avDu4gs : c3ovbUdPMGsxTC4=[8] 報告
ロシアで相次ぐオリガルヒ怪死の真相とは? 「グレート・ナラティブ」到来か、ジェームズ斉藤が明かす超機密情報
2022.05.27
https://tocana.jp/2022/05/post_235747_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第15回

ロシアで相次ぐオリガルヒ怪死の真相とは? 「グレート・ナラティブ」到来か、ジェームズ斉藤が明かす超機密情報の画像1
画像は「NEW YORK POST」
【ジェームズ斉藤が明かす「ウクライナ侵攻」の真実】
第1回:全ては出来レース… 米露は密約を交わしている
第2回:真の黒幕はバチカンか!? 裏世界の縮図を暴露
第3回:ロシアの目的はウクライナの「隠し核兵器」か!?
第4回:侵攻直前にロシアが流した“謎の映像”の意味
第5回:ウクライナ大統領の正体は“ロシアのスパイ”か?
第6回:侵攻の陰でロシア軍内部にプーチン暗殺の陰謀!?
第7回:プーチンはチェルノブイリに核を落とすつもりか!?
第8回:ゼレンスキーの“報じられない闇”! 黒すぎる人脈
第9回:侵攻苦戦は“伝統”… プーチンを操る「影の支配者」
第10回:プーチンはすでに核兵器使用を決意か!? “三重の裏”
第11回:プーチンは「ユダヤ・ファースト」で動いていた!?
第12回:ロシアは核攻撃で「日本の再現」狙う!? 本当の戦況
第13回:“ウクライナ後”に待ち受ける「新たな世界秩序」
第14回:露の危機、米の利益、英の謀略… 侵攻と世界情勢の裏
第15回:本記事

──今年に入ってロシアの大富豪であるオリガルヒが次々と自殺したり、不審死をしていますが、やっぱり殺されているんですか?

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  そうですね。今年の1月には天然ガス企業ガスプロムの子会社の投資会社ガスプロム・インベストの幹部が浴室で死んでいましたし、2月にはガスプロム幹部が自宅ガレージで死んでいます。4月18日には同じくガスプロムの子会社銀行ガスプロムバンクの元副社長が妻と娘を殺害したあとに拳銃自殺しています。その翌日は天然ガス会社ノバテクの元副社長がスペインの別荘で妻子とともに死んでいました。5月に入ると、1日にはレストランチェーン店の創業者が自宅マンションのベランダで猟銃自殺し、8日には石油会社ルクオイルの幹部が、霊媒師とされる人物宅の地下室で死亡しています。

──次々と金持ちばかりですよね。これは自殺なんですか?

ジェームズ  たぶん、そう思っている人は一人もいないんじゃないんですか(笑)。ほぼ間違いなく殺されていますし、関係者からはFSBの「濡れ仕事」だろうというふうにも聞いています。殺された理由について日本の報道では「プーチンの汚職を知るオリガルヒが粛清されている」とされていますが、それは二次的な目的であり、本質を捉えていません。本当の目的は外貨建てのロシア国債の利払い支払いのためのドル札集めだと思います。

──ドル集め?

ジェームズ  はい。ウクライナ侵攻でいまロシアは経済制裁されていて、ドル札が足りなくなっているんです。報道では、国債の利払いは外貨準備を削って支払っているということになっていますが、その前後でオリガルヒが不審死しているので、外貨を彼らからむしり取ることが目的だったようです。オリガルヒというのはプーチンの犯罪ネットワークの一員なので、いつでも国外逃亡できるように自宅に大量のドル札を隠しています。これは昔、FSBが彼らの調査を入れた時に判明したことで、100億円相当のドル札が家のクローゼットに隠してありました。プーチンは、ロシアの国債支払い期限が迫っていたので、彼らを殺してドル札を押収していったということです。ただ、侵攻前の1月、2月にも死んでいますので、これは粛清だった可能性はあります。侵攻後のほうはほぼ間違いなく、国債の利払いのための殺しです。

──でも、それって強盗殺人ですよね?

ジェームズ  ロシアでは珍しいことではありません。国家そのものが犯罪組織ですから、今後もオリガルヒの不審死事件は続くと思います。

──ところで、ロシアは国債の利払いで追い詰められるんじゃないですかね。今日(5月25日)アメリカがロシア国債の利払いの特例を延長しないと決めました。要は、ロシアのデフォルト(債務不履行)を狙っているわけで、かなりピンチなんじゃないんですか?

ジェームズ  日本の報道では、「これでロシアはデフォルト間近」ということになっていますが、それはないと思います。ロシア国債を買っているのはほとんどがヨーロッパの国々で、アメリカ国内にはさほど流通していません。ですので、仮にアメリカ分が焦げ付いてもデフォルトになることはありません。国債がデフォルトになるには全体の25%以上の不払いが発生した時で、アメリカにはロシア国債の全体の25%なんかありません。

──ただの嫌がらせですか?

ジェームズ  それ以外には考えられません。ところが日本の主要メディアはどこを見ても「ロシアはデフォルト寸前」「ロシア崩壊確定」のような報道ばかりですから、逆に心配です。彼らは海外ニュースをコピペするだけなんですか? 少しは自分で調べるくせをつけないと、報道機関とは言えないのではないかと思いますね。

──「オリガルヒの不審死はプーチンの粛清」だとか、「ロシアはデフォルト間近」だとか、日本の報道はナチュラルにフェイクニュースになっていますね。


ジェームズ  日本がここまでおかしくなってしまったのは、彼ら主要マスコミが原因であることもかなり大きいと私は見ています。朝日、読売などの全国紙、フジやテレ朝などのキー局の資本はすでに外国資本になっていますし、電通はもともと満洲国由来の朝鮮系企業ですから、最初からどうしようもないのですが、記者の質まで落ちています。心ある人は辞めていっていますので、主要マスコミに残る人間たちは拝金主義者か売国奴ぐらいでしょう。

 私の知り合いの日本の主要紙の一つである某紙の論説委員の方は「我々の任務はナラティブを作ることにある」と堂々と言っていました。ナラティブを作るということはストーリーを作ることを意味し、その時点で事実の報道というメディアの本来の任務を捨てています。

 ちなみにクレムリンのディスインフォメーションもナラティブを提供します。つまり、日本の主要メディアは「公正・客観性」という綺麗事を謳い、中身はクレムリンの認知戦と変わりないことをしているのです。日本も遂にロシアレベルのフェイク国家になってきました。ですから、日本の人たちは自分で情報を集め、自分なりに判断することを覚えていかないと、今後ますます外国資本のモルモットにされてしまいます。これからは「与えられる情報にはバイアスがかかっている」ことを自覚し、自ら情報を取捨選択する力が必要になってくる時代でしょう。

──ちなみにダボス会議の主催者で『グレート・リセット』の著者シュワブの新刊本のタイトルは『グレート・ナラティブ』です。

ジェームズ  そうでしたね(笑)。リセットしたあとに物語を刷り込むわけです。ダボス会議の話は今度しましょう。

──あと気になったのは台湾有事の問題です。尖閣や沖縄も含めて中国は他国への侵攻を強めそうですか?

ジェームズ  いえ、いま中国が台湾に侵攻する確率は低いと思います。なぜかというと、中国が台湾に侵攻するとロシアと同等の経済制裁を発動されるからです。あれを今の中国がくらったら国は崩壊します。

──ロシアは保つけど、中国は保たないんですね。

ジェームズ   中国はそこまでの国家レベルのレジリエンス力はないです。ロシアの場合はみんな貧しいので経済制裁を受けたぐらいでは変わらないんですよ、生活は(笑)。あと、中国との決定的な違いは、ロシアは資産防衛をしないということです。中国は資産防衛の意識が強くて、一般の中国人でも金のネックレスをしています。その理由は国が崩壊しても外国に逃げて換金できるからです。しかし、ロシア人にはそこまでの資産防衛の感覚はないので、外国が攻めてきたら戦います。中国の場合は逃げますから、経済制裁をされると簡単に崩壊します。国民が戦いませんので。

 あとは共産党のエリートが海外に資産を預けているので、海外からお金を引き出せなくなると習近平が抹殺されると思います。習近平はプーチンと違って諜報機関の出身ではなく、共産党のエリートです。世渡りは上手ですけど、自分の防衛、セキュリティはプロではありません。自分が暗殺される仕組みがわかっていませんから、殺そうと思えば簡単に殺せるはずです。習近平はそれもわかっていますから、いまのタイミングで他国への侵攻はありえません。

──中国の侵攻はそれほど心配しなくてもいいと。

ジェームズ  大丈夫です。そもそも、今の中国にとって、ロシアの侵攻はハタ迷惑なだけなのです。ユーラシア大陸における重要な同盟国であるロシアが暴走したので、どう処理するかで困っているというのが実情です。よって、台湾有事の前にロシア憂慮をなんとかしたいと思っているはずです。それに、いま台湾有事が騒がれ始めているのはアメリカが逆に煽ってるからでしょう。

──アメリカがなぜ、煽っているんですか? 戦争から手を引きたいんじゃないんですか?
ジェームズ  海軍に予算を回したいんです。これまで私は「アメリカはユーラシア大陸から米軍を撤退させたい」と言ってきましたが、正確に言うと、アメリカの陸軍を撤退させたいということです。海軍の撤退は絶対に認めません。なぜなら、アメリカを攻撃しようとすると海から攻めるしかないからです。ミサイルを射つというやり方もありますが、本気で国土を取ろうと思ったら海から攻めます。となったら海軍力がないと戦えませんので、アメリカは米軍の撤退路線をやっても海軍力だけは絶対に手放しません。

──いわれてみると陸軍って攻めるための軍、占領するための軍ですね。

ジェームズ  そうです。経済的権益を守ろうとすると陸軍力で土地を押さえることをしないといけません。陸軍の究極の目的は占領することですから。日本の占領も陸軍のマッカーサーがやっています。海兵隊にも歩兵がいますが、海兵隊は占領しないのです。

 こういう理由もあって、いまアメリカでは陸軍の役割が真剣に問われています。さらにこれに関連したグロテスクな話をすると、いまバイデン政権では陸軍潰しとして陸軍内にLGBTを蔓延させようとまでしています。これで陸軍の弱体化を狙っています。海軍は少し同調していますが、海兵隊はLGBTはいらないと拒否しています。

 あとは今アメリカが力を入れているのは宇宙です。今回のウクライナ戦争でも証明されましたが、宇宙を支配している者が絶対的に強いということです。衛星からずっとロシア軍の動きを監視できるので、圧倒的なインテリジェンスのレベルを確保できます。ロシアは宇宙を支配していないので弱いです。

──押さえるところは押さえて、それ以外は徹底的に撤退しようと。

ジェームズ  そうです。前回も話しましたが、アメリカは今回のウクライナ侵攻で一人勝ちしていると思います。これからの経済成長のポテンシャルはユーラシア大陸ではなくて、アメリカ国内、そして宇宙、特に月と火星です。私が最も注目しているのが「宇宙植民地化」です。既に米軍は宇宙植民地化に着手しており、これが21世紀の軍隊となります。ロシア軍や人民解放軍などは所詮20世紀の軍隊です。「宇宙植民地化」について詳しくは今後お話ししましょう。

15. 2022年5月28日 18:56:25 : cR4avDu4gs : c3ovbUdPMGsxTC4=[9] 報告
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ユダヤ陰謀論 _ ジェームズ斉藤
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TOCANA ジェームズ斉藤が斬る! 国際ニュース裏情報
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誰も書かない「9.11本当の陰謀と黒幕」ジェームズ斉藤が解説!
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「バイデンはウクライナをプーチンに渡す」米露の“密約”をジェームズ斉藤が暴露! 危機は出来レースだった!?
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明治維新は田布施の李氏朝鮮王族・両班階級の日本乗っ取りだった _ ジェームズ斉藤が解説!
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ジェームズ斉藤 菅義偉の黒い正体 ― スパイ、田布施システム、MI6、小渕恵三との繋がり
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日本のゴールド「天皇の金塊」をジェームズ斉藤が徹底解説! 知られざる日本の財宝、驚愕の金額…米デフォルトと関連
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プーチンはユダヤ人だった _「ロシアという国」の本当の姿をジェームズ斉藤が解説!
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17. 保守や右翼には馬鹿し[35] lduO54LiiUWXg4LJgs2Ubo6tgrU 2023年3月03日 08:12:05 : 85J99zrxRM : M2RSejBzcEoybGc=[2] 報告
ロシア軍が北海道に侵攻、ウラジオストクが中国領に… 岸田政権が欠く“ウクライナ戦争後”の国家戦略=ジェームズ斉藤
2023.03.02
https://tocana.jp/2023/03/post_247703_entry.html

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】


ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ):いまアメリカ国内ではウクライナ戦争後について真剣に話し合っています。日本はいまだにウクライナ戦争がいつ終わるのかなどといったことしか考えていませんが、他国はもうウクライナ戦争後のことを検討しているのです。

──それはウクライナの復興利権ということですか?

ジェームズ:いえ、復興利権はアメリカが、もっと言えばバイデン関係者が持っていくことはほぼ決まっています。そうではなく、ウクライナ戦争後のロシアをどうするか、です。アメリカはいまロシアが分断すると読んでいます。読んでいるということは、「分断を画策している」ということですが、ロシアはもともと89の地域に分かれる、細かな少数民族の集合体です。この集合体を内部分裂させてロシアの崩壊を目指しています。特に少数民族が率いるタタールスタンとか、シベリアではヤクート、ヤクーツクなどの少数民族のエリアを独立に導きます。彼らは完全にモンゴル系ですから、独立意識を刺激して内部崩壊に向かわせます。また、最近言われ始めているのがトルコとポーランドがロシア領内に入っていく可能性と、シベリアに中国が入っていく可能性です。

──すでに周辺諸国は戦争で傷ついたロシアを餌にしようと企んでいると。

ジェームズ:そうです。国際政治はジャングルの猛獣のような掟で動いており、腹をすかしたタカ、ライオン、トラ、ハイエナ等が、サヨナキドリ(ウクライナを象徴する動物)を相手に手こずっているクマをほふろうと虎視眈々と狙っています。ところが、その現実を日本人は見ようとしません。本来であれば、日本は北方領土問題を抱えているんです。戦後のドサクサにまぎれて侵攻を狙うのが普通の感覚ではないでしょうか? 

──いやぁ、どうでしょう。日本人の思考では「侵攻」という発想はないと思います。

ジェームズ:もちろん、それはわかりますが、他国は動きますよ。間違いなく中国は動きます。ウラジオストクが中国にとられてしまう可能性だって低くないんですよ。

──う〜ん。そうですけど。

ジェームズ:もちろん民間レベルであまり乗り気になれないのはわかります。しかし、ロシアが北海道に侵攻してきたらどうするんですか?

──その時は当然戦うべきだと思います。

ジェームズ:ですよね。アメリカがロシアの分断を狙えば、先にロシアが北海道を狙って動く可能性だってあるんですよ。なぜ、それに備えようとしないのですか? 加えて、北海道を巡る攻防に備えることは日本のいろんな矛盾を解決できるチャンスでもあるんです。たとえば、自衛隊を国軍化する動きです。安倍政権の時に一時加速しましたが、いま国内では停滞しています。ところが、アメリカはいま自衛隊に血を流してもらいたいと言っているんです。CSISの台湾有事に関する戦争シミュレーションでは日米ともに数千人規模で兵士が死ぬと書いてあったはずです。

・アメリカは台湾有事の発生を望んでいる!? 年内に下院議長が中国を挑発… 米共和党の思惑とは?(ジェームズ斉藤)

──あれは戦争で自衛隊員が死ぬことも考えろという、アメリカ側からのメッセージなんですよね。

ジェームズ:そうですよ。しかし、台湾有事を現実的に考えると自衛隊が動く場面というのは本当に来るのでしょうか? 中国が台湾だけを攻めて、与那国や尖閣に一切手を出さなければ、専守防衛の自衛隊が動くことはできません。いくら頑張っても介入するチャンスがないんですよ。しかし、ロシアが北海道に入ってきたら、それはもう日本侵略です。千島列島と南樺太はロシアと日本の間の条約では日本の領土です。確かにサンフランシスコ平和条約には千島列島と南樺太を放棄すると書いてあります。しかし、ロシアはサンフランシスコ平和条約に調印していません。調印していなければ効力を持ちませんので、日本とロシア間の条約とは1905年のポーツマス条約になります。国際法では現在の日本国は大日本帝国の正式な継承国となりますので、1905年当時の領土区分は今でも有効となります。つまり、千島列島と南樺太は日本のものなのです。

──現在は不当に占拠されているんですね。


ジェームズ:そうです。そしてウクライナ戦争後、もしも、アメリカの工作が成功して、ロシアが内部分裂、独立運動が盛んになれば、千島列島と南樺太を奪還する最大のチャンスが訪れます。そのチャンスについて、国民レベルで考えろとまではいいませんが、首脳レベルでも考えられず、「平和条約締結を目指す」とはどういうことですか? 何度も言いますが、アメリカはいまウクライナ戦争後を見据えています。内部分裂を画策できると踏んでいるんですよ。しかし、日本は岸田さんが安倍政権のロシア政策のままなのでこういうことを考えることすらできないでいるんです。

──岸田さんが考えないのは仕方ないとしても、外務省も外務省ですね。

ジェームズ:彼らも岸田さんと同じで、国家戦略などなく、外交のための外交をやっているだけなのです。

──財務省と同じで、外務省も岸田さんを省益のためだけに動かしているですね。

ジェームズ:外務省は交渉の場に座るための外交ごっこをしているだけです。彼らの最も愚かな行為の典型は、1956年の日ソ共同宣言でロシアと外交関係を回復してしまったことです。外交関係を回復すると大使館を設置できるんです。当然、ロシアは麻布にロシア大使館を作ったのですが、すぐに対日謀略組織の拠点になりました。

──僕らは世界と外交を結ぶことがいいことだと叩き込まれてきましたが、外交を結ぶことのデメリットってあるんですね。

ジェームズ:多くの日本人は忘れていますが、外交官は本来、諜報員です。特にロシアの外交は諜報機関が主導していますから、大使館や領事館はすべて謀略機関です。彼らは敵国内のさまざまな場所にスパイを配置して、敵国家の意思決定そのものをコントロールする謀略を「業務内容の90%」として行っている、国際社会の中でも特殊な組織なんです。つまり、ロシアは最初から対日謀略組織を作りたいから日ソ共同宣言にサインしていたのです。トモダチになりたいとか、友好関係を築きたいなんて少しも思っていません。というよりも、世界の外交は基本的に謀略のためのものです。日本はそこをまったくわかっていません。ですから、日本の外務省は世界中でバカにされるのです。日本の評価が世界的に低いのは彼らがあまりにも外交を知らないからです。

──なぜ、そんなことになってしまったんですか? 誰か教える人はいないんですか?

ジェームズ:そこで問題になってくるのが外務省の国外研修です。アメリカ担当ならアメリカへ、ロシア担当ならロシアに研修に行ってしまうんですよ。外務省ではこれをアメリカン・スクール、ロシア・スクールなどと言うのですが、これは明らかにおかしいのです。なぜなら、これからその国で日本の国益のために交渉しようという人間を、その国の人間に教育してもらってどうするのですか? アメリカのためや、ロシアのために働く二重スパイを作っているようなものじゃないですか?

──そうですね。そうなりますよね。

ジェームズ:日本の外務省内は、アメリカ帰りの二重スパイや、ロシア帰りの二重スパイばかりです。しかもですよ、彼らは留学中に全員がハニートラップなどにあって、何らかの弱味を必ず握られてしまっています。

──聞いていると日本の国益ってことを外務省はわかっていないようですね。まずは日本の国益とはこうだって叩き込んでから、外国に行かせないとマズいですよね?


ジェームズ:一応、外務省でもそういう思考をする人はいます。それが先日、話した市川氏や故・岡崎久彦氏、秋葉氏です。岡崎氏は安倍政権で安倍さんと親しかった人で、安倍政権に働きかけて2013年に国家安全保障局というのを作ったんです。岡崎氏は『戦略的思考とは何か』という本も書いています。彼らは語学研修による○○○・スクールという垣根を越えて戦略的に考えるということをやろうとしてきた勢力です。安保派は自衛隊とも仲がいいんですが、外務省という巨大な組織の中ではごく一部なので、なかなか力が発揮できないでいます。

──ただ、この前の記事にもありましたが、菅さん派ですよね。安保派って。

ジェームズ:彼らは外務省の常識から外れていたので非主流派だったんですが、その非主流派をうまくまとめることができたのが菅さんです。

──ということは岸田政権には安保派はついていないと。

ジェームズ:ついていませんし、外務省全体で「岸田ではダメだ」という意見になっています。岸田さんが財務省しか相手にせず、財務省のための政治しかしないからです。

──ということはダメな外務省すら相手にしていないからあんなコメントをしてしまうんですね、北方領土の日に。

ジェームズ:外務省の条約局は条約を守るということが生きがいになっている人たちなのであんな原稿になった可能性もありますが、もしかしたら外務省の総意として、わざとああいうコメントを仕込んだ可能性もあります。

 ともかく、菅さんの一つだけ評価できるところは安倍さんのロシア政策を継承しなかったことです。彼はロシアにはかなり冷たい態度を取っています。そこは安全保障派閥からレクチャーされている可能性があります。

──わかりました。今後の岸田政権の外交政策はまったく期待できないし、ヘタすれば日本の首を絞める可能性すらあるということですね。

ジェームズ:はっきり言って極東はもともとロシアの侵略行為によって領土を取られています。私は帝国主義を助長するつまりなどまったくないのですが、南樺太には液化天然ガス(LNG)の拠点があるので日本にとっても大事なところです。しかも、ポーツマス条約で言えば、南樺太は日本国内です。国内問題であれば自衛隊を派遣することは何の問題もありません。派兵でもなければ、侵略でもないのです。国内の駐屯地の移動にしかならないのです。

──考えてみればロシアがクリミアに軍を送っているんですから、日本が南樺太に自衛隊を送るのもそれほど問題ないはずなんですよね。

ジェームズ:まさにその通りです。ロシア自身がロシア流の国際法のアプローチでウクライナに侵攻しているのですから、日本も同じことをしていいはずなんです。少なくともロシアに対しては、それが通用します。しかも、いまの国際世論であれば、南樺太に“移動”しても日本を責める勢力はほとんどいないと思います。中国、韓国、北朝鮮ぐらいです。しかし、中国、北朝鮮は敵ですから責められても痛くも痒くもありません。同盟国であるアメリカが非難しなければ問題ないですし、アメリカは非難しないと思います。

──いろんな選択肢がある中で、一番ダメなことをやっているのが岸田政権だということですね。

ジェームズ:その通りです。逆に中国の後押しをしている形になってしまっています。もしも、いまロシアが崩壊したら中国だけが得をします。ウラジオストクが中国領になる脅威を本気で考えてください。ウラジオストクはロシア語で「東方制圧」と意味です。つまり、ロシアの対日侵略拠点として1856年の創市以来、日本海の対岸に存在し続けてます。もしも、これが中国領になったら、東シナ海を経由せずとも日本海から対日侵略を実現できることになります。いまのロシア問題は、日露戦争前夜のような状況に近づいています。このような国難の時をどのようにして乗り越えることができるのか?がいまの日本人に与えられた課題です。この解決のためには国際標準のインテリジェンス思考を一刻も早く身につけて、あらゆる意味での日本の危機的状況を改善する道を探すべきなのです。そのためのインテリジェンス思考を私もメルマガで発信していきます。

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