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中華 DAコンバーター GUSTARD A22 _ 12万円
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/151.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 8 月 01 日 05:02:17: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 激安だけど いい音のオーディオ機器 投稿者 中川隆 日時 2021 年 7 月 31 日 10:02:39)

中華 DAコンバーター GUSTARD A22 _ 12万円
ブランド: Fanmusic


DACレビュー Gustard A22
2021年5月10日 sasaki
https://otokoubouz.info/dac_review-gastard_a22/

Gustard について

同社のホームぺージによるとGUSTARDの正式社名は、Shenzhen GE Shi de (or Geshide) Electronics Co., Ltd. です。
GUSTARDは商標です。

本社は中国の深圳市にあり、R&Dをコアとして、デザイン、生産、組み立て、とテスティングを統合しています。
R&D(研究開発)を主としていると明記しているのは、中国のオーディオ系のメーカーとしては異色です。

事業分野は、HiFiオーディオとその関連製品の研究開発と生産、販売とのことです。
製品は、HiFiデコーダー、ヘッドホンアンプ、デジタルネットワークプレイヤー、USBデジタルインターフェース、低位相ノイズクロックと記載されています。


Gustardの読み方

日本への販売代理店と思われるShenzhenaudioのホームページによると、日本語のページに英語読みのガスタードとフランス語の読みのグスタールの2つの読みのサイトがあり、よくわかりません。

ちなみに、gustarというスペイン語の単語があります。”好きにさせる”という意味の動詞です。

A22の概要

同社の製品の”A”という型番は、旭化成エレクトロニクス(AKM)のチップを用いたDACということのようです。

本機は、DACチップに、AKMのAK4499を左右独立で計2個使用しており、完全バランス出力構成なのが、最大の特徴といえます。

A22は、入出力用の数種類のI/O(含Blue Tooth)にDAC機能とプリアンプ機能、それと電源が内蔵されているのみで、ヘッドホンアンプや、ネットワーク機能などはありません。

それでいて、サイズが、幅330*奥行260*高さ65MMで、重量が7.5kgとDACとしては、大きく重い仕様となっています。特に、DAC機能のみでこの重量はかなり重いほうではないかと思われます。


A22の特徴

製品としての主な仕様と特徴は以下となります。
価格: $1,238.99(shenzhenaudio)

1. AKMの「AK4499」を左右に各々配置(計2個)、かつ完全に独立して接地することで、相互干渉のない最高のパフォーマンスを得ている。

2. CPLDプログラマブルロジックチップ、独自のロジック機能を持つデジタル集積回路、クロックマネージメント、2ndPLLデジタルシェイピング、DOP復調、PCM/DSDデポップスイッチなどの独自技術を採用。

3. 8チャンネルのハイブリッドディスクリートIV変換回路と独立した加算回路により、AK4499の大電流要求に対応。

4. デジタルシミュレーションには、50Wのオーディオ専用トロイダルトランスを採用し、完全に独立した電源を供給し、相互に干渉しないようにしている。

5. ネイティブ・フルバランス・アーキテクチャーにより、無変換で完全な4ウェイ出力を実現。

6. アナログLPF回路には自社開発のディスクリートラインを採用し、各段のパラメーターを緻密に調整することで、最良の動作状態を実現。

7.  0dB~90dBの計90段階の高音質デジタルボリューム調整に対応、リモコンで簡単にボリューム調整が可能。

8.  フルインターフェイスでDSDハードソリューションに対応。
IISはDDS64、DSD128、DSD256、DSD512のハードソリューションをサポート。
SPDIF、AES/EBUはDSD64、DSD128のハードソリューション(DOPモード)に対応。
オプティカルはDSD64に対応(DOPモード)。
USBはDDS64、DSD128、DSD256、DSD512のハードソリューションに対応。

9.  豊富なデジタルフィルタリング
PCMには、Short Delay Sharp Roll-off/Short Delay Slow Roll-off/Sharp Roll-off/Slow Roll-off/Super Slow Roll-off/Low Dispersion Short Delay Filterの6種類のデジタルフィルタがある。
DSDには、L-BWとH-BWの2種類がある

10.  USBは、XMOS社のUSB AUDIO専用チップ「XMOS 208」を採用し、PCM768 DSD512に対応

11. 画面の明るさは調整可能で、10秒間の操作後に自動的に記憶され、前回の設定を維持するように設定されるなどヒューマンインターフェースを考慮した操作制御を実現。

12.  本体サイズ:幅330*奥行260*高さ65MM(突起物を除く)

13.  パッケージサイズ:長さ420*幅360*高さ175MM

14. 梱包重量:7.5KG

15. 国際電圧:AC100V-240V(手動調整)。

16. 周波数特性20Hz〜20kHz +/-0.08dB

17. ライン出力RCA出力レベル シングルエンド 3.0 Vrms @0dBFS、バランス 6.0 Vrms @0dBFS ・XLRインターフェースの定義。XLRインターフェース定義:米国標準(1グランド、2ホット、3コールド)

A22の外観と機能のレビュー

外観のレビュー
まず、第一印象は、大きい、というイメージです。かつ、重い。7.5kgです。
この大きさと重量は、最近の小さく、軽いDACを見慣れている経験からは、やや異様な感じすらします。

逆に、なんだこれは? という興味もでます。

前面パネル

前面には、左側に電源スイッチ、右側に回転ノブ(ボリューム機能など)があり、センター右寄りに表示パネルがあります。比較的大きいので、見やすいという印象です。

底面側
底面側を示します。4つの頑丈な足がついています。

接続端子について
フロントパネル 
フロント側に端子はありません。

リアパネル

入出力端子を左から順番に示します

1. RCA 非バランス プリアウト出力(左右)

2. XLR バランス プリアウト出力(左右)

3. 上 USB入力(PC用)

4. 下 IIS入力

5. 上(赤キャップ) Blue Tooth アンテナ接続端子

6. 下(赤キャップ) COAXIAL入力端子

7. AES/EBU入力端子

8. Optical入力端子

内部構造のレビュー

内部全体
最初に、内部の全体の様子を示します。

右側の電源部と左側のメイン基板の2つのゾーンとなっています。

メイン基板には、DACまわりとプリアンプ、それとBT(BlueTooth)なども、独立のモジュールボードではなく、すべてモジュールもメイン基板へのオンボードになっています。唯一USB関連が、独立のモジュールとして、手前、直角方向に配置されています。基本的に、アナログ信号系の配線は、みあたらないようです。


電源まわり
右側の電源回りを拡大します。

電源まわりとメイン基板とは、シールド板で区切られています。ノイズ対策に有効と思われます。

また、約8cmΦの大きなトロイダルトランスが2つあります。しっかりとパッキングされており、トランス回りの配線もきちんと整理されている印象です。

内部電源ケーブルの引き回し
電源側からメイン基板への電力配線は、ツイストペアに捩じられて接続されています。

周囲への余分な電磁誘導をキャンセルする効果があると期待できます。

メイン基板
電源以外のすべての機能が一枚の基板に整理されてレイアウトされています。

基盤全体の黒色は、ソルダーレジストの色と思われます。基材として高級なBTレジンを使っているという可能性はさすがに低いと想定されますが、定かではありません。

メイン基板は、さらに、左側の信号サイドと、右側の電源回り等に、回路的に隔てられています。
いずれも、すっきりとしたレイアウトの印象です。パーツはいわゆるオーディオ用が多用されています。

左側は、回路的には、左右が完全バランスで、下方向のプリアンプ部につながっているのが、分かります。
対称的な回路構成となっているのが見て取れます。

下側の中央やや右よりに、USBモジュールが直角方向に配置されています。

DACチップ回り

今や、超貴重品といえるAK-4499が、左右用に計2個採用されています。

BT関連等
数少ない配線の一つとして、BT用の配線がほぼ最短距離で、端子に接続されています。

DACの音の評価について

評価のシステム構成 
                   
以下に示す構成で、試聴を行いました。

構成としては、音源を、PCからのUSB出力とします。また、本機種はヘッドホンアンプが内蔵されていないため、プリアウトのXLR端子からの信号を外部のヘッドホンアンプに接続します。

PC
自作Windows10マシンで、やや古いi5ベースですが、今回の再生ファイルには十分と思われます。

PCアプリ
foobar2000で、CDベースのWAVファイルの再生を行います。44.1kHz/16bitです。

ヘッドホンアンプ
GastardのH16をヘッドホンアンプに用い、XLR接続で使用します。

ヘッドホン
ゼンハイザーのHD 660Sをバランス出力(4.4o、5極)で接続します。

A22の音の評価

各ジャンルの次の4曲について行いました。それぞれの試聴コメントを記載します。

各曲の詳細については、”高音質オーディオソース”シリーズのブログを参照ください。

最初に、Rock You Gentry / Hunter / Jennifer Warnesを試聴しました。まず、初めのベースが、かなり低い音域ですが、弾んでいます。続くジェニファーのボーカルは、さわやかです。全体に中域も案圧が充実しているためでしょうか、ともかく、濃密な感じで、さらに解像度が高い印象です。

次に、弦楽四重奏 第16番/ ベートーベン / Hagen Qualtett を試聴しました。チェロの音が、充実した響きを奏でます。一方、バイオリンの高域も伸びやかです。全体に、強弱のメリハリがあり、ダイナミックレンジが広い印象です。

次に、California Roll Ft. Stevie Wonder / Bush / Snoop Dogを試聴しました。
エレクトリックベースの超低域が、分離良く、響きます。一方、効果音の響きにメリハリがあり、とてもいい感じのリズム感を強調してくれます。

最後に、In The Wee Small Hours (Of the Morning) / Here's To Ben / Jacinthaを試聴しました。
Jacinthaのボーカルのエコーが心地よくゆったりと響きます。時にその声がエコーの中にも生々しく感じます。続くベースは、低域が響き、ピアノのハイトーンと絡み合います。サックスの力強い太い音も印象的でした。

まとめ
GastardのA22のレビューを行いました。同社は、日本では、まだ、知名度が低いと思われますが、いわゆる中華系で、R&D志向を方針に記載している会社です。

まず、サイズと、重量に驚かされます。大きくて、重い。
また、内部をみると、とても整理されてすっきりとしています。ノイズ対策に充分配慮しているのが伺えます。

これらの構成をみると、日本円にして、13万円程度の価格(だんだん値上げしてきています)というのが少し信じられない感じがします。

音は、まず、豊かでキレのよい低域が印象的です。また、中域も充実しており、高い音圧を感じます。高域については、伸びやかです。総じて、ダイナミックレンジの広い忠実度が高い再生音という印象です。

ともかく、どのジャンルでも音楽の世界に引きこんでくれます。

旭化成エレクトロニクスのDACは、AK4499に限らず、電源が大事ということをよく聞きますが、本機は、それに応え、本チップの能力を十分に引き出してくれているように感じられました。
https://otokoubouz.info/dac_review-gastard_a22/

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GUSTARD DAC-A22 DAC
ブランド: Fanmusic
12万円
https://shenzhenaudio.jp/products/pre-order-gustard-dac-a22-dac-dual-ak4499-xmos-solution-native-balanced-decoder


Gustardはオーディオ分野を10年近く研究しており、そのさまざまなオーディオDAC製品は世界中のユーザーに広く認知されています。

デジタルテクノロジーの急速な発展のこの時代に、Gustardは怠けることがありません、多くのメーカーのオーディオDACチップを体系的かつ詳細に研究しています。 AKM(旭化成)のチップを体系的に研究してきました。 現在、前世代のフラッグシップチップAK4497の慎重なデバッグに基づいて、デュアルAK4499を搭載したGustardの最初のオーディオDAC製品をリリースしました。 これはA22です!


A22のアナログLPF回路は、私たちが長年適用してきた完全なディスクリートクラスA回路をまだ使用しています。 このディスクリート回路は、長年の実用化の後、非常に成熟しています。

今回は、A22の全体的な品質を向上させるために、AK4499チップの他の周辺回路にも対象を絞った調整を行いました。 A22はユーザー機能とパフォーマンスの両方で非常に優れています。

Gustard A22は、2つのAK4499EQを使用してデュアルモノラルオーディオデジタルアナログ変換を行うオーディオDACです。
https://shenzhenaudio.jp/products/pre-order-gustard-dac-a22-dac-dual-ak4499-xmos-solution-native-balanced-decoder


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GUSTARD DAC-A22 DAC
ブランド: Fanmusic
12万円
https://www.amazon.co.jp/GUSTARD-DAC-A22-AK4499-%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%81%AA%E3%81%97/dp/B0819Y5K46

赤味噌マン
5つ星のうち5.0 大人のDAC
2020年11月8日に日本でレビュー済み

D90からの買い替え。
D90が解像度、2次元の音、ややもすれば聞き疲れするが
A22は解像度もありながら、奥行き高さも表現します。
両者一番の違いは、A22が中域が一粒一粒音がハッキリ、低音も芯がある太さです。
無音の時の静寂さも違います、D90はザラツキがある無音、A22は漆黒の無音。
AK4499がシングルかデュアルの違いもありますが、
オペアンプとA級ディスクリートアンプの違いもあるかと。
カメラでいうとD90はオリンパスのマイクロフォーサーズプロレンズで
カリカリの解像度が印象的。
A22は解像度もボケもなんでもござれのニコンフルサイズ=画素数の面積差。
一言でいうと、重さ・大きさの違いからくる、音の余裕の差。
A22を聴いた後、D90には戻れません。

よく下流=ヘッドホンで色付けするからDACは無色のD90でいいよと聞きますが、
アナログに例えると、無色なNEC A10やマークレビンソンばかりではなく
アキュフェーズ、ヤマハ、デンオン(デノン)等各社の色があるように最高級の下、
下流だけではなんともしがたい世界もあるのです。
CPはD90&A90はベストですが、スペース的、金銭的余裕とDDCに興味があれば
A22をお勧めします。

海外サイトより液晶からの設定詳細を紹介。

1. PCMフィルター:6つの異なる位置。これらはAK4499DACチップのハードウェアレベルで実装され、20 kHzを超えてFRをわずかに変更します。主観的に言えば、それらの間にはごくわずかな違いがあるか、まったく違いがありません。制御された環境では、どちらがどちらかはわかりませんが、過渡応答が遅いことに非常に反対しているため、説明に「速い」または「鋭い」が含まれているものを常に選択しています。あなたが最も好きなものを選択して下さい。

2. DSDフィルター:L-BWまたはH-BWの2つの位置があり、Lは低、Hは高を表します。DSDファイルのカットオフ周波数を変更します。よりクリスピーなサウンドが必要な場合はHを、よりスムーズなトップエンドが必要な場合はLを選択して下さい。

3. Jitter Atten:MODE1とMODE2の2つの位置があります。これは、ジッター(タイミングエラー)の減衰設定です。低品質のデジタルトランスポートで使用している場合は、MODE1のままにしておくと、MODE2はより多くのジッターを抑制しようとします。

4. DIR BW:2つの位置–NORMALとHIGH。この設定は、これらの高度なAccusiliconフェムト秒クロックで機能していると確信しています。一部のデジタル入力でドロップアウトが発生した場合は、NORMALのままにしてから、HIGHを選択してこれらの問題を解消して下さい。

5. USBモード:2つの位置-WINPCとMAC / PI。これにより、XMOSXU208チップセットの一部の設定が変更される可能性があります。WINPCはWindowsPCの互換性が向上することを意味し、MAC / PIはおそらくMACOSおよび主に何らかのLinuxを実行するRaspberryPiユーザーのドライバーレスモードです。

6. 位相反転:2つの位置–無効または有効。自明です。無効のままにしておきます。

7. 明るさ:8つの明るさの位置があり、どれもディスプレイを完全に暗くしていません。

私の通常時は、
通常はA90のレンジはMで、ボリウム12時の位置、A22のボリウム−1dbで使用。
システム A22 & topping A90
ヘッドホン MDR-Z1R & キンバリーケーブル、ATH-SR9 & OPケーブル
コード オヤイデ D+ XLR Class B 1m
https://www.amazon.co.jp/GUSTARD-DAC-A22-AK4499-%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%81%AA%E3%81%97/dp/B0819Y5K46

清野 高広 検証済みバイヤー
GUSTARD DAC-A18も持っていますがやはり音が違います。


Kazuhiro K. 検証済みバイヤー
素晴らしいDACです。
最初に聴いた時は、あまりに軽い音でビックリした。
「Topping D90 MQAの方がずっと良い」と感じたが、僅か1時間程度のエージングで驚くほど重厚で分離感の良いサウンドになった。
今は、D90MQAを遥かに凌駕するサウンドを楽しんでいます。
D90MQAはMQA専用で使っていこうと思います。
https://shenzhenaudio.jp/products/pre-order-gustard-dac-a22-dac-dual-ak4499-xmos-solution-native-balanced-decoder


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中華DAC Gustard A22 レビュー
2020-11-03 1
https://ameblo.jp/ffxiv-blog/entry-12635028300.html



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【HiFiGOガイド】DACの王者:旭化成AK4499EQ - 現在までに知られているその搭載機種一覧
https://www.ear-phone-review.com/entry/HiFiGO/ak4499-dacs-all-known-flagships-to-date


DACの王者:旭化成AK4499EQ - 現在までに知られているその搭載機種一覧

Monoprice Monolith Liquid Platinum by Alex Cavalli - シングルAK4499EQ ($499.99)
Astell & Kern A&ultima SP2000 - デュアルAK4499EQ ($3499.00)
Astell&Kern a&futura SE200 - シングルAK4499EQ
SMSL M400 - シングルAK449EQ (estimated release in May, pricing not yet available)
Fiio M15 - デュアルAK4499EQ ($1399.99)

Topping D90 & D90 MQA Ver. - シングルAK4499EQ ($699.99 D90 & D90 MQA $799.99)

Gustard A22 - デュアルAK4499EQ ($989.99)
Gustard A18 - シングルAK4499EQ($559.00)

YinLvMei M400 - シングルAK4499EQ ($539.99)
YinLvMei W1 - デュアルAK4499EQ($1899.00)
Shanling M8 - デュアルAK4499EQ($1659.00)
Zishan DSDs - シングルAK4499EQ ($259.00) or デュアルAK4497 ($179.00)

 昨年、旭化成の最新のフラッグシップDACであるAK4499EQが発売されて以来、いくつかのオーディオメーカーは懸命にそれに取り組み、新しいチップをフラッグシップ製品に実装しています。 新しいDACチップを特別なものにしているのは、現在市場に存在する中で最高のパフォーマンスを誇るデジタルアナログコンバータ(DAC)チップであり、市場に出回っているDACの中で最も低い高調波歪みとノイズを持っているという点です。


AK4499EQ
 32bitのAK4499は、以前のフラッグシップAK4497や市場に出回っている他のすべてのDACチップよりもはるかに優れているという点で注目に値します。シングルAK449チップ1基あたりで、従来のフラグシップの2倍の数のチャネルとピンを備え、かつデュアルAK4497の構成をデフォルトのパフォーマンスで上回っています。AK4499はTHD + Nが124dBで、ESSのフラッグシップ製品である9038Proチップをデュアル構成した際の122dBと比較しても優秀で、市場に出ているどのチップよりも低い高調波歪みを持っています。それはおそらく、旭化成が2014年にAK4490をリリースして以降、最も重要なオーディオDACチップです。

 そして今年、いくつかのHi-fiハードウェアメーカーが、以下の製品を含む新しい主力システムの研究開発を完了しました。

 MonopriceのMonolith Liquid Platinum DAC by Alex Cavalliは、プレミアムフラッグシップクラスのデスクトップDACです。最大32bit/768kHzのサンプリングレートと最大22.4MhzのDSDをサポートします。シングルエンドとバランス・アナログXLR入力、USB、光、および同軸デジタル入力を備えています。Monopriceは、これをLiquid Platinumアンプと組み合わせて、究極のエンドゲームスタックとして使用することを推奨しています。現在在庫切れとして記載されていますが、間違いなくすぐに在庫が補充されるでしょう。

 Astell&KernのSP2000は、このリストにおいて、群を抜いて最も高価な製品です。 A&Kは、実力のあるトップレベルのパフォーマンスプレーヤーで知られており、市場で最も優れたビルドクオリティを備えています。 これは、現在市場に出回っている中で、最も豪華で強力なポータブルAndroid DAPです。

世界的DAPメーカーであるFiiOの最新DAP M15は旭化成のフラッグシップDACチップであるAK4499EQをデュアル搭載しています。業界最高水準のこのDACチップを2基も搭載しているDAPは地球上に2つしか存在しません。そう、FiiO M15と……Astell&KernのフラッグシップDAP「a&ultima SP2000」です。 今回は店頭試聴でM15とSP2000 Copperモデルについてじっくりと音質と使い勝手を比較してきましたので、その感触をお伝えしたいと思います。

Astell&Kern a&futura SE200 - シングルAK4499EQ
 一つの筐体に2種類のDAC&を搭載するという斬新なデザインが話題になっているAstell&Kern a&futura SE200にもAK4499は搭載されています。この機種はDACチップにシングルAK4499とデュアルESS ES9068ASをコンパチブルで搭載し、切り替えが可能という興味深い構成になっています。

Astell&Kernからa&futuraシリーズの新たな機種が登場しました。その名も「a&futura SE200」。A&futuraシリーズは「圧倒的な性能で新たな音楽体験を可能にするプレミアムHi-Fiクオリティ」を提供するという謳い文句を持ち、a&normaやa&ultimaのような伝統的なAstell&Kernのデジタルオーディオプレーヤーの枠をぶち壊す哲学を持ったラインナップとされています。正直SE100は言うほど常識破りでなかった感じがありましたが、第二世代のSE200は見事に型を破ったa&futuraのコンセプトを遺憾なく感じられる機種として登場するようです。


SMSL M400 - シングルAK449EQ (estimated release in May, pricing not yet available)
 SMSLは、Twitterで新しいフラッグシップDAC M400に関する情報を徐々にリークしています。最近、彼らは新しいDACの外観イメージをリークしました。MQAのデコードをサポートし、前面にはあるコントロールノブのように見えるものがあるようです。近いうちになされるであろう製品の登場を楽しみにお待ちしております。

S.M.S.LがMid-fiレベルのデスクトップDACであるSMSL M200をリリースしてから約1週間が経ちましたが、さらに最新のフラグシップモデルDACであるSMSL M400をリリースされました。M400は、高い評価を得ているブランドのデスクトップDAC「M」シリーズのフラグシップモデルです。SMSL M400は、XMOSの強力なUSBレシーバーチップを備えた高性能AK4499 DACチップセットを使用したフラグシップレベルのDACチップセットを備えています。これは完全なMQAサポートをサポートし、最高の音質出力をユーザーに提供します。M400は最大32bit/768kHzのPCMと最大DSD512のDSDのデコードをサポートします。


Fiio M15 - デュアルAK4499EQ ($1399.99)
 FiiOはフラッグシッププレーヤーであるM15を発売したばかりです。この製品はわずかなコストでA&K SP2000に対抗するように設計されています。デュアルAK4499チップを搭載し、Samsung Exynos 7872 SOCを実装しており、プレミアムコンポーネントが組み合わされており、他のAndroid DAPよりもはるかに高い処理能力を備えています。それはSP2000ほど美しくはないかもしれませんが、確かにかっこいいプレイヤーです。 M15はこのリストの中で個人的に気に入っている製品です。

中国を拠点とするデジタルオーディオプレーヤーブランド FiiOは2019年12月28日にフラッグシップであるFiiO M15を発表し、2019年を大盛況の中で終えました。FiiO M15はFiiOのラインナップの中でフラッグシップと言われていますが、その音質が世界中で高く評価されていた以前のフラッグシップモデル、FiiO M11 Proのおよそ2倍の価格設定となっています。 このDAPは2020年1月6日に世界に向けてリリースされましたが、このたびパッケージ内容と第一印象を確認するためのサンプルを手に入れることができました。 まあ、先を急がず、まずはFiiO M15の技術仕様をご紹介します。


Topping D90
 Toppingは、ヒット製品を次々にリリースした後、最新フラッグシップモデルであるバランスの取れたデスクトップDAC D90をリリースし、以前のフラッグシップであるTopping D70を置き換えました。このリストにある他のすべてのデバイスと同様に、可聴歪みのない非常に豊かなサウンドを生成できます。搭載されているのは4基のOPA 1612アンプによって、2基のXLR出力による出力電力は0dBpsで4Vrms、バランス接続ではないRCA出力時は0dBpsで2Vrmsになり、ほとんどすべてのヘッドホンやスピーカーシステムを駆動するのに十分な電力を備えています。Topping D90には、標準バージョンとMQAデコードに対応したバージョンの2つのバリエーションがあります。

Toppingブランドのファンなら、ポータブルDAC/アンプのNXシリーズと据え置き型DAC/アンプのDXシリーズの成功をよく知っているでしょう。 彼らは最新のデスクトップレベルのDAC/PreAMPを昨年末に2019年12月にTopping D90の形でリリースしました。現在、D90は新しく生まれ変わって登場し、MQA機能がユーザーに提供されています。 Topping D90の通常版の価格は699ドルですが、MQA対応のD90の価格は799ドルです。 こちらのストアページから注文できます。

Gustard A22 - デュアルAK4499EQ ($989.99)
 GustardのA22は、デュアルAK4499 DACチップを搭載し、1000ドル弱の価格で驚異的なパフォーマンスを提供します。現時点では、A22のバージョンは1つしかありませんが、MQAに対応したバージョンが開発中であることが予想されています。A22は、他の回路から絶縁された電源を備えたディスクリートクラスA回路を使用しています。デュアル構成で実行している間は、このリストにあるどのシステムよりも歪みの可能性が最も低く、電力要件も最も高くなります。 また、このリストで唯一、各チャネルに対して独立したDACを走らせることができるデスクトップクラスDACです。

Gustard A18 - シングルAK4499EQ($559.00)
 Gustardは最新の新しいDAC A-18を発表し、ラインナップを拡充しました。GustardのDACラインナップを補完するように設計されたこのA-18は、これまで同様優れたパフォーマンスを提供すると同時に、低価格を実現することを目的としています。

【HiFiGOアナウンス】Gustardが新作DAC A-18を発表しました - audio-sound @ hatena
日本のDACチップメーカーの旭化成(AKM)が、AK4497に取って代わる最高性能のAK4499チップを発表したのは、それほど前のことではありません。オーディオメーカーがこの新しいチップを最先端のDACに実装し始めるのに時間がかかりませんでした。 GustardはAK4499チップを1つではなく2つ使用して、A-22をリリースしました。Toppingもこのチップをデュアル搭載してD90 DACをリリースしました。D90は通常版のほかにMQAフォーマットをサポートしているバージョンがあります。一方、程なくしてSMSLもフラグシップのM400 DACをリリースして対抗しました。 このたび、Gustardは最新の新しいDAC A-18を発表し、ラインナップを拡充しました。GustardのDACラインナップを補完するように設計されたこのA-18は、これまで同様優れたパフォーマンスを提供すると同時に、低価格を実現することを目的としています。

YinLvMei M400 - シングルAK4499EQ ($539.99)
 Yin-Lu-Meiと発音しているYLMは、特にM400に代表される、Hifi市場で非常に強力で革新的な製品を生み出しています。 ポータブルDAC AMPコンボに関しては、M400はそのクラスでリードしています。デザインは明らかにA&K SP2000のデザインに似ていますが、スタンドアロンプレーヤーではありません。YLMは提供する電力出力に関する正確で詳細な情報を公開していませんが、多くの人がxDuuo XD-05 Plusよりもさらに多くの電力を提供することをすでに証明しています、特に4基のOPA1612による増幅は、それが市場で最も強力なポータブルスタックであることを意味します。ただし、バッテリー容量はかなり小さく(4000mAh)、5時間の駆動時間しか提供しません。その代わり、USB Type-Cで15Wの高速充電が可能な唯一のDAC AMPです。

【HiFiGOレビュー】XDuoo XD-05 Plus vs. XD-05:8つのアップグレード - audio-sound @ hatena
xDuooによると、XD-05の販売台数はこれまでに12500を超えているそうです。 XD-05に関しては、消費者と販売業者からのさまざまな提案と質問がありました。 「XD-05はもうちょっとパワフルにならないものでしょうか?」 「XD-05は○○○Ωのヘッドホンを駆動できますか?」 「XD-05はスマホにワイヤレスで接続できますか?」 xDuooは、これらの質問や要求が基本的に駆動電力の改善と適応性に集中していることを察し、ただちにXD-05の改善に着手しました。その結果として、xDuooは新しいxDuoo XD-05 Plus DAC/アンプを希望小売価格259.99US$で発売しました。

YinLvMei W1 - デュアルAK4499EQ($1899.00)
 YinLvMei W1は、Windows 10オペレーティングシステムを搭載した世界初の高解像度デジタルオーディオプレーヤーであり、AKMテクノロジーの2つのAK4499 DACチップを搭載したフラッグシップのデュアルDACセットアップが装備されています。これにより、32bit/384kHzまでのPCM、およびDSD256までのDSDをネイティブでデコードをサポートしています。強力なフラグシップチップセットとは別の、YinLvMei W1のもうひとつの魅力はWindows 10オペレーティングシステムです。このDAPは、Windows 10オペレーティングシステムを搭載した世界初の高解像度デジタルオーディオプレーヤーです。Intel Atomプロセッサーにより、W1はプロフェッショナルなメディア再生ソフトウェアを実行でき、ASIOオーディオチャネルを使用して最高の音質体験を実現します。デバイスは無数のWindows 10アプリケーションをサポートします。


【HiFiGOニュース】YinLvMeiが世界初のWindows 10搭載オーディオプレーヤーYinLvMei W1をリリースしました
今日、Windows 10オペレーティングシステムを搭載した最新のフラッグシップハイレゾデジタルオーディオプレーヤーが発表されました。そうなんです、Windows 10搭載のデジタルオーディオプレーヤーであるYinLvMei W1を紹介します。これは、Windows 10オペレーティングシステムを搭載した世界初の高解像度デジタルオーディオプレーヤーであり、フラッグシップレベルのDAC/AMPチップセットを搭載しています。プレーヤーの価格は$1899と高額ですが、スペックシートを見れば、この価格は悪くないと思えるはずです。


Shanling M8 - デュアルAK4499EQ($1659.00)
 Shanling M6とShanling M6 Proの大成功の後、Shanlingは最新のリファレンスレベルデジタルオーディオプレーヤーであるSHANLING M8を発表しました。 M6 / M6 Proは、ブランドからかなり前にリリースされたミッドレベルの製品でしたが、今度はアップグレードされたプレーヤーが発表される時です。Shanling M8は、業界をリードするチップセットとより多くの最新機能を搭載した、フラッグシップグレードのポータブル高解像度オーディオプレーヤーです。ShanlingはM8の価格を$1659と発表しました。Shanling M8のリリースは今年後半に11月に予定されています。


【HiFiGOニュース】ShanlingのフラッグシップAndroidハイレゾプレーヤー Shanling M8 がワールドワイドリリースされました
フラッグシップデジタルオーディオプレーヤー Shanling M8を待ち続ける時期は終わりました。Shanlingは、そのフラッグシップオーディオプレーヤーを国際市場に投入します。 Shanling M8は、高性能オーディオチップを搭載したフラッグシップグレードのポータブルハイレゾオーディオプレーヤーで、ユーザーに究極のサウンド体験を提供します。Shanlingの有名なHi-res Android デジタルオーディオプレーヤー M6/M6 Proの後継として登場します。Shanlingは、交換可能なヘッドホンソケットを備えたM8で革新をもたらしました。ええ、聞き間違いではありません。Shanlingはユーザーが異なるエンドオプションで異なるソケットを切り替えることができる交換可能なヘッドホンソケットを備えています。 Shanling M8の価格は$1659です。詳細については、こちらをご覧ください。
Zishan DSDs - シングルAK4499EQ ($259.00) or デュアルAK4497 ($179.00)

 個人的には、Zishan DSDsがこのリストの同業者の中でどのような立ち位置にあるかを確認することに本当に興味があります。これは、現在市場で最も財布に優しいAK4499デバイスであり、小売価格は259ドルです。Zishanは、驚異的なコストパフォーマンスを実現していることで知られており、非常にシンプルなデザインになっています。このDAPは、簡単にカスタマイズできるように設計されており、さまざまなオペアンプとDACの組み合わせを可能にします。

 Zishan DSDsのような低価格のデバイスからGustard A22のような高級レベルのDACまでありますが、ベンチマークを設定し、Hifi業界に新たな革新を生み出すことにより、AK4499EQを利用してより高性能なデバイスが登場することを心待ちにしています。

https://www.ear-phone-review.com/entry/HiFiGO/ak4499-dacs-all-known-flagships-to-date  

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コメント
1. 中川隆[-17619] koaQ7Jey 2021年8月01日 05:06:18 : bpJXXhrmJA : UTkxbGw4d0VLOW8=[7] 報告
中国 Topping 社の超格安・超高音質 DAC
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/489.html

OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html

CD プレーヤーは進歩しているのか? 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html

CD 専用プレーヤー EAR Acute Classic _ ティム・デ・パラヴィチーニの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html

スパークラー・オーディオの 16ビット・ノンオーバーサンプリング CDP・DAC
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/960.html


▲△▽▼


CD/SACDプレーヤーからPC・ネットワークオーディオへ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/854.html

滅びゆくSACD
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1030.html


▲△▽▼

デジタル・ボリュームは音の劣化が酷い
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1049.html

2. 中川隆[-17618] koaQ7Jey 2021年8月01日 05:27:43 : bpJXXhrmJA : UTkxbGw4d0VLOW8=[8] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
中国製DAコンバーター GUSTARD DAC-A22 の出現 2021年07月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/af9f483c66a6f4aad22e6ab6706237fe


つい先日のこと、久しぶりに近隣のオーディオ仲間「Y」さんから連絡があった。

「注文していた中国製のDAコンバーター GUSTARD DAC-A22 がようやく到着しました。○日に持って行きますのでお宅のエルガープラスと比較試聴させてくれませんか。」

「それは面白そうですね、もちろん、いいですよ〜」

中国というお国柄はどうも感心しないが、オーディオの前では善も悪もない。安くて性能が良ければそれで十分(笑)。

そして、その連絡のあった当日にたまたま大分市のNさんからも連絡があった。

「オークションの落札代金を持って行きたいのですが、ついでにシステムを聴かせてください。今度の○日の午後は空いてますか?」

「エッ、丁度その日はYさんが新たに購入された中国製のDAコンバーターの実験をやる予定にしてます。私は歓迎なんですが、Yさんの了解を求めてみましょうね。」

すると、Yさん曰く「多ければ多いほど賑やかになって面白いじゃないですか」。

そして、その2日後にはこの実験の話を聞きつけられたのだろうか、別の初対面の方が2名が加わることになって総勢6名による「試聴会」となった。

さあ、たいへん。

まったく意図せぬ人数により、このコロナ禍で大丈夫かなとチラッと不安が脳裡をよぎったが、大分県はこのところ感染者0人〜数人程度がずっと続いているので、まあ見切り発車といこう。

ただし、全員マスクは必須なので予備のマスクを準備しておいた。

それはさておき、旧石器時代の遺物ともいえるDAC「エルガー プラス」と最新鋭のデジタル機器「中国製 GUSTARD DAC-A22 」のデジタル機器の一騎打ちには大いに興味がある。

なにしろ中国勢のデジタル技術は勢いがあって侮れない存在になっているし、それにフルート演奏家として耳が鍛えられたYさんがわざわざ購入されるほどだから、いかに中国製とはいえけっして「安かろう、悪かろう」ではないはず。

さらには低サンプリング「44.1KHz」と、軽く「1000KHz」を越える最新鋭のハイ・サンプリングの対決も見ものである。

Yさんともども「エルガー プラス」を聴くたびに「いったい近年のハイ・サンプリングって意味があるのかな」と話題にしていたほどなのでそれを確かめる絶好の機会が訪れたことになる。

もし我が家の「エルガー プラス」が大差で敗北を喫したときはそれはそれで結構なこと、潔く兜を脱いで中国製の同型機器を購入する腹積もりでいた。

な〜に、それぐらいの投資する元気はまだ残っている(笑)。

当日は午前中から部屋の片づけに大童(おおわらわ)だった。

何しろそれほど広くもない部屋(5m×6m)に6人を収容し、スピーカーは5系統、真空管アンプは9台あって混沌の極みだから、少しでもスペースを確保するために当面不要な機器を隣の応接間に移さねばならない。

ところが、この機会が契機となってオーディオルームの大掃除につながるのだからまさに「ピンチはチャンス」だった(笑)。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/af9f483c66a6f4aad22e6ab6706237fe


「ベスト・ワン」あるいは「オンリー・ワン」のどちらを狙う? 2021年07月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1cecb6afc1d9b14b20df6712c7526ed4

前回からの続きです。

いよいよ試聴会の当日がやってきたが、梅雨末期なのに雨を免れてどんよりとした曇り空だったのは僥倖だった。

13時ごろに全員集合。うちお二人さんとは初対面なので「はじめまして、どうかよろしくお願いします〜」。うち御一人は我がブログの読者だそうで恐縮です。

実を言うと、「ブログではさも素晴らしい音が出ているかのように書いてるけど、実際には口ほどにもない音だ」とガッカリされるのが嫌なので、なるべくなら聴かせたくないんだけど〜(笑)。

そういえば我が家の音を聴いて「もう一度聴きたい」という方は滅多にいないことに気付いた。

自分ではいい音だと惚れ込んでいても、他人にとってはそれほどでもないというケースは日本中至るところでの日常茶飯事なのかもしれない。

自宅の音に疑問を挟まない人は、ある意味では幸せな人でしょうか(笑)。

それに、万一気に入った音だったとしても最後は「やっぱり聴き慣れた我が家の音が一番いい」となるのがオチでしょう〜。

長年の経験上、その辺は達観している積りだが、やはり当座はお客様さんに喜んでもらうに越したことはない。

そういうわけで、ベストは尽くさねばと試聴システムの選定にあたっては当日のメインゲストとして中国製のDAコンバーター GUSTARD DAC-A22 を持参されるYさんの好みに合わせることにした。

まずCDトランスポートはこのほど修理から戻ってきたばかりの「ヴェルディ・ラ・スカラ」(英国:dCS)。

次にスピーカーはYさんが大のお気に入りの「AXIOM80」。

とにかく「AXIOM80」を使わないと音の微妙なニュアンスは分かりませんと、いつも仰る。

それかといってご自宅用に「AXIOM80」を購入しようとはなされない。

というのも「二番煎じ」がお嫌いな方で、どちらかといえば「ベスト1」よりも「オンリー1」を優先される方だから。

独自性を優先するその気持ち、ちょっぴり分かりますよ(笑)。

次に、「AXIOM80」(フルレンジ)用のアンプは「WE300Bシングル」で決まり。

何やかや言ってみても、SN比に優れた「銅板シャーシ」や真空管のヒーター回路が別になっているなど凝ったツクリに加えて定評のある出力管とトランス類の組み合わせが醸し出す音色は他のアンプの追随を許さない。

次に低音域(100ヘルツ以下)を受け持つアンプは「EL34のプッシュプルアンプ」に決定。

能率が100db近い「D123」(JBL)といえども、コーン紙が重たいせいか、非力なシングルアンプではどうしても雄大なスケール感が出てこない。

JBL系をうまく鳴らすには真空管アンプでは「プッシュプル系」に限るみたいですね。

前置きが長くなったが、いよいよ中国製のDAコンバーター GUSTARD DAC-A22 の設置を済ませて比較試聴に移った。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1cecb6afc1d9b14b20df6712c7526ed4

「若いフレッシュ感覚」 と 「年増の妖艶さ」の対決 2021年07月17日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/98f68277dc697c24b18c747f65b67489


前回からの続きです。

今回の試聴会の焦点は中国製のDAコンバーター GUSTARD DAC-A22 である。予備のプリアンプを外してラックに組み込んだ。

「エルガー プラス」と同一条件にするために、電源については「200Vを100Vに降圧した」電源タップに接続し、そして電源ケーブルには「ドミナス」(PAD)を使用した。

余談だが「デジタル機器」は電源次第でガラッと音が変わる。

小窓の表示が「44.1KHz」になっているので、「この機器はアップサンプリングできないんですか?」とYさんにお訊ねすると、

「これはパソコンやCDトラポに応じて自動的に対応するシステムになっています。したがって機器自体でアップサンプリングできないようですよ」「成る程」。

というわけで、我が家の「エルガー プラス」とは「44.1KHz」という同一条件下でのテストとなった。

接続の方はCDトラポと「エルガー プラス」とは「バランスケーブル」(1本)で、「GUSTARD DAC-A22」とは「RCAデジタルケーブル」(1本)で接続し、プリアンプの入力セレクターのスイッチで瞬時に切り替えができるようにしている。

はじめに「エルガー プラス」から試聴。

試聴盤はシステムの音の傾向が比較的わかりやすい「ジャズ・ボーカル」から。

ジャズ評論家「寺島靖国」さんの推奨盤シリーズ「For Jazz Vocal Fans Only」の「Left Alone」(第1トラック)。

まず、Yさんが1年8か月振りに戻ってきたCDトランスポート「ヴェルディ・ラ・スカラ」に対して驚きの声を上げられた。

「これまでのCECのCDトラポに比べて音が激変しましたよ。」

「やはり純正の組み合わせとなると隙を見せないようですね」と自分。

曲はそのままにしてプリアンプのスイッチを切り換えて「GUSTARD DAC-A22」へ。

「あれっ、(歌手の)声が少し若返りました!」と、お客様のどなたかから声が上がった。要は「フレッシュ」という感じなのだろう。

いわば年増の妖艶さを優先するのか、それとも若さが持つ健康的な美肌を優先するか、これは人生の重大な岐路に立たされますね(笑)。

自分では音の瑞々しさ、鮮明度、周波数レンジのいずれをとってみても総合的には互角だと感じた。

お値段からしたら「GUSTARD DAC-A22」の大健闘を称えるべきだろうし、一方では製作年代が20年以上違うことからして「エルガー プラス」の古さを感じさせない表現力に敬意を表したいほどで両者に乾杯〜。

今後、万一「エルガー プラス」が故障して修理不能となったらこの「GUSTARD DAC-A22」を即買いだと秘かに決めた。

2時間ほどこのスピーカーで聴いてもらってから、今度は低音域だけ(100ヘルツ以下)「ウェストミンスター」に切り替えた。

となると、コントラバスとオルガンの出番となって「ゲリー・カー」の「祈り」から「オー・ホーリー・ナイト」を。

オルガンの地を這ってくるような重低音ばかりは大きな箱の独壇場でしょうよ(笑)。

いずれにしても皆さん大喜びのご様子だった。

そして後日のこと、初対面だった訪問者の方から次のようなメール(要旨)をいただいた。

ご自宅ではJBLの3ウェイ大型マルチシステムを自作の真空管アンプ3台で鳴らされている豪の方である。

「DAC での音の変化大変面白かったです、勉強になりました、マニアの試聴は大変良い勉強になります、いつか又試聴させて下さい。」

はい、これに懲りずにいつでもどうぞ〜(笑)。

最後に、心残りは「GUSTARD DAC-A22」の「ハイ・サンプリング」の音を聴けなかったことで、この対応としてCECのCDトラポが176.4KHzの信号を出せるので、Yさんとご相談の上次回はこの組み合わせで再度試聴してみることにした。

あっさり「dCS」の後塵を拝した形の「CEC」が名誉挽回なるか、これは見ものです〜。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/98f68277dc697c24b18c747f65b67489

中国製DAコンバーターの魅力 2021年07月21日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d4b950cb0c07e5d3c521d8be96f33668

先日来、何かと話題にしている中国製のDAコンバーター Gustard A22

ご承知の通り、DAコンバーターというのは「Digital」信号を「Analog」信号へ「Convert」(変換する)機器のことで、頭文字を取って「DAC」(ダック)とも称される。

デジタルの世界では音質を大きく左右する「要」となる機器である。

10日ほど前の6名による大がかりな試聴会で遺憾なく実力を発揮した「G」だが、その時はCD並みの「44.1KHz」でのテストだった。

そこで、18日(日)の午後になって、再度持ち主のYさんに願いして持参してもらい新たなテストをしてみた。

手前の機器がCDトラポのCEC「TL3 3.0」で「44.1KHz」の4倍のサンプリング「176.4Khz」出力が可能になっている。

そして見事に「GUSTARD DAC-A22」がこの「176.4KHz」を受信した!

その様子がパソコンの大きな画面でご覧になるとお分かりだと思う。

そして出てきた音といえば・・。

Yさんともども絶句したのである。

「こんなに透明感のある音をこれまで聴いたことがありませんよ。」

夢中になってジャズボーカルをはじめいろんなCDをかけまくった。

ミッシャ・エルマンの弾くヴァイオリンがことのほかやさしいし、「島田祐子」さんが歌う「花の街」(団 伊久磨作曲)が懐かしい童心を蘇らせてくれる。

「島田祐子さんてこんなに透き通った声だったんですね・・」とYさん。

こんな音が毎日聴けるんだったらどんなにお金をはたいてもいいと正直思った。若い頃ならともかく、いい歳をして年甲斐もないけれど・・(笑)。

これでほんの少しばかり残っていた「レコード再生」への未練を100%断ち切ることが出来たのはありがたい。

Yさん曰く「このDAコンバーターは世界的に定評のある旭化成のAK4499チップを使ってますが、このチップが惜しくも生産中止状態で在庫限りでの生産になっているそうです。いつ販売中止になるか、時間の問題でしょう」

そうですか、購入するなら急ぐ必要がありますね・・。

実はつい先日のこと、ブログをご覧になった「北国の真空管博士」から問い合わせがあって、

「中国製のDAコンバーターの実験はいかがでしたか?」

「ハイ、とても素晴らしかったですよ。型番はGUSTARD DAC-A22 でした。」

「ほう、それはさっそく調べてみましょう」

そして「製造元はデジタルの研究にかけては定評がありますね。製品のツクリも申し分ないです。チップも旭化成製ですし、オペアンプの部分も実に凝ってます。これはたいへんんなお買い得ですよ」

日頃から何かにつけて緻密でシビアな博士が珍しく絶賛されたので、これが最終的な後押しになって、パソコン画面の「今すぐ買う」をポチッ(笑)。

到着予定は8月上旬の予定。

おっと「AXIOM80」を駆動したアンプのことを忘れていた。

つい先日のブログ「ミニチュア管の魅力」で登場した「6072」(12AY7)を出力管にしたアンプだったが、Yさん曰く「先日の試聴会で使用したWE300Bシングルよりも音にスピードがあって鮮度が高いですね。私はこちらの方が好きです」

そして、辞去される際に「我が家では現在パワーアンプが無いので使い様がありません。このDACはエージングを兼ねて置いていってもいいですよ」とありがたいお申し出。

「それでは、しばし我が家で使わせてもらいましょう」と快諾。

なお、この「GUSTARD DAC-A22」がいつ販売中止になるか風前の灯でそのうちネットから消え去る運命なので、後日のために商品説明を記録しておくとしよう。

●左右のチャンネルは、AKMの旗艦AK4499チップによってそれぞれデコードされます。2チャンネルDAC回路は完全に独立しており、独立した接地が行われ、最適なパフォーマンスを実現し、互いに干渉しません。

●CPLDプログラマブルロジックチップ、自己開発ロジック機能デジタル集積回路、内蔵クロック管理、2nd PLL デジタルシェーピング、DOP復調、PCM/DSDデポップスイッチなどの独自技術により優れた音質の強固な基盤が築かれました。

●8チャネルハイブリッドディスクリートIV変換回路と独立した加算回路は、AK4499大電流の要件を完全に満たしています。

●USBモジュールはXMOSのXU208チップを使用し、PCM768K DSD512をサポートします「USB入力なしだとこのモジュールがありません」

●合計90ポジションの0dB〜-90dBの高品質デジタルボリューム調整をサポートし、リモコン付きで、ボリュームを簡単に調整できます。 」

デジタル入力:
IIS、USBサポートされるPCM形式:16-32bit / 44.1、48、88.2、96、176.4、192、352.8、384、768kHz。 DSD64、DSD128、DSD256、DSD512;

同軸サポートされるPCM形式:16-24ビット/ 44.1、48、88.2、96、176.4、192、384 kHz; DOP64、DOP128

光ファイバー、AES / EBUサポートされるPCM形式:16-24bit / 44.1、48、88.2、96、176.4、192 kHz; DOP64

以上のとおりだが、毎日コツコツと地道に命を刻んでいると、たまには目の覚めるようないいことがあるようですよ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d4b950cb0c07e5d3c521d8be96f33668


ネットラジオの「モーツァルト専門チャンネル」2021年07月22日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e4b93ea3c9fdc4686c338391923e14b1

つい先日搭載した「ミニチュア管の魅力」で取り上げた「6072」(12AY7の高信頼管)について、「北国の真空管博士」からご連絡があった。

「6072は私も好きな球です。隠れた名管だと思いますが、あくまでも微小信号を増幅するための電圧増幅管です。

出力管として使用すると故障する恐れがありますよ。おそらく独特の歪みが出ているはずです。その歪みが三極管のせいでいい方向に作用して魅力的な響きになっているのでしょうが・・」

「あっ、そうですか。そう言われてみると確かにちょっと歪みっぽい音がしてますね。この歪みが独特の響きに変化しているようです、まさに紙一重ですね。

壊れると元も子もないのでお客さんが見えたときくらいに聴かせてあげることにしましょう。貴重なアドバイスありがとうございます」

さらに問答が続く。

「実は仲間から中国製のDAコンバーター GUSTARD DAC-A22 を借り受けているのですが、これを利用してパソコン経由のネットラジオで「モーツァルト専門チャンネルを聴きたいのですが、どうしたらいいんでしょう」

すると博士から、

「ああ、それならロシアのAIMPというプレイヤーがあって、素晴らしいモ−ツァルトの専門チャンネルがありますよ。まず、AIMPをインストールしてください。話はそれからです。完了したらまた連絡してください。」

無事完了したので報告。

すると博士から「とりあえず、これからその専門チャンネルのアドレスをあなた宛てメールしますので、私の言うとおりにパソコンを操作してください」

「ハイ、分かりました」

博士から届いたアドレスを一字一句間違えないようにメモしてから「どうぞ続きをお願いします」

「ハイ、それでは私が言うとおりに画面の操作をしてください。まず始めに、・・・・」

いくつもの項目をクリックするなど、とても素人では絶対に考え付かないような複雑な操作だった。

そして肝心のDAコンバーターを認知する読み込みの方もAIMPではいくつも選択できるようになっていて、「トッピング」などと並んで「GUSTARD」の選択肢があったのでclickしてから最後に「適用」、次に「OK」をクリックしてお終い。

そして、見事にスピーカーからモーツァルトの音楽が流れてきたのには感激した。

中国製「GUSTARD DAC-A22 DAC」の優秀な機能と相俟って、音質も素晴らしい。

モーツァルトの音楽の特徴だがストーリー性が無いので一つの断片だけ切り取っても音楽の美しさに十分堪えうるし、たちどころにモーツァルトの世界に入り込めるところがいい。

この専門チャンネルでは選曲もよくて妙なるメロディが次から次に湧き出てくる。皆等しく名曲ばかりでまったく尽きることがない。そしてうれしいことに宣伝がいっさい入らない。

これからはこのチャンネルで「モーツァルト三昧」になるが、豊かな音楽ライフとはきっとこういうことを指すに違いない。

とはいえ、自他ともに認める「モーツァルト狂」にとって夢のような時代が到来していたのに気付かなかった己のうかつさを大いに恥じなければいけない(笑)。

最後に冒頭の真空管の話だが、博士のアドバイスどおり「6072」を温存し、それに代えて「12BH7」(東芝)という球があったので代わりに挿してみた。

通常のミニチュア管よりもちょっと大きめなので、低音域には強そうな感じ。

一時プリアンプ用として使ったことがあるが、ぼんやりとして実に冴えない音で長らくお蔵入りだった球である。

肝心の「μ(ミュー)=増幅率」も「16.5」と6SN7の「20」と似たようなものなので十分代用が利きそうだ。

あまり期待せずに挿し込んでみると見違えるように溌溂した音を出してきたのには驚いた。

「6SN7」よりもずっといい!

出力管として使ったときの「ミニチュア管」はまるっきり変身しますな。

真空管の奥の深さを痛感!

このところ「音楽&オーディオ」に限っては次から次にいいことが起こっているが「好事魔多し」ということもあるので、むしろ怖いくらい(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e4b93ea3c9fdc4686c338391923e14b1


「中国製DAコンバーター」のその後の話 2021年07月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a5f7c5511817955f7a99406378a2ba6c


前々回のブログ「中国製のDAコンバーターの魅力」について、読者からさっそく反響があった。

この種の記事はオーディオ雑誌などにも登場しているのだろうが、何しろ背後には顔の見える業界がわんさと控えているので忖度なしの評価は無理だろうとは、およそ推察がつく。

やはり、当てになるのはしがらみのない立場からの現場情報だと思いますよ、少々我田引水になりますけどね(笑)。

それでは、まず横浜のKさんから。匿名ということで無断掲載お許しください。

「既に多くの方から問い合わせがと、思いますがもし許されるなら「中国製G」の型番をお教えください。ついでにお値段(によっては購入しない、出来ない)も。」

これに対して次のように返信。

「仲間からの連絡によりますと、惜しいことに私が購入したのが最後みたいです。

現在はネットの表示で在庫なしとのことですが念のため調べてください。

ご参考までに、型番ですが「GUSTARD DAC-A22」です。〇円で購入しました。」

すると折り返しご連絡が。

「アマゾンで見つけましたが「売り切れ」でした。なぜか「ほっと」しました。また「黒い円盤」に戻ります。」

「ホッとした」その気持ち、オーディオ愛好家としてよくわかりますよ(笑)。

続いて、東海の方からも。

「中国製DAC気になりました。どの機種なのか教えていただけますか?

CDを聴く時、現状の音には結構満足してしまっています。

大したことのないCDP(定価で、15万円・5万円・1万円の製品です)で、不満がないとは、駄耳の極みであります・・・

クラシックはCD(とFM)と思っていますが・・・あまり不満が出ないんです。

DACに見合うトラポも必要になるでしょうね。迷います。

買わないかも知れませんが教えてください。」

これに対して返信。

「別の読者からも問い合わせがありました。「GUSTARD DAC-A22」という型番です。お値段は〇円でした。

その方によると、すでにアマゾンで売り切れだったみたいです。どうやら私が最後の発注者になったようです。ある意味で、ほっとしたと言われてましたよ(笑)。」

すると折り返し次のようなメールが。

「私もほっとした一人だと思います(笑)。気にはなるけど、お金もかかるし、駄耳だし。

相変わらず、音より音楽の方に気がいってしまう耳です。

友人宅でいろいろなDACを聴かせてもらっても、その差があまり判りません。

ですから、1万円(オークションで1200円)のパナソニックのDVDプレイヤー付属のCDプレイヤーでも問題なく楽しんでしまうのでしょう。

余談ですが、このプレイヤーと中華アンプ(6L6シングル)とペガサス3LZ(25cm同軸・・タンノイの真似)で、ジャズを聴くと、これがなかなかのものです。

メインのJBLに比べれば、抜け・切れそしてFレンジ・Dレンジで少し差があることはあります。

しかし、最近は聴く音量が少し下がってきているので、将来はコンパクトなシステムになっていくのかもしれません。」

同感です。実は私もコンパクトなアンプとスピーカーに回帰中です。

「釣りはフナ釣りに始まってフナ釣りに終わる」という言葉がありますが、それを実感している最中です。

とはいえ、気紛れ者なので今後どうなるか予断を許しませんが・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a5f7c5511817955f7a99406378a2ba6c

ネットラジオの「オペラ専門チャンネル」
2021年07月25日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0be15ebb40f0eb5dc1a58da6c9568cd8


つい先日の記事「ネットラジオのモーツァルト専門チャンネル」の続編です。

ロシアの優れたネットプレイヤー「AIMP」に、モーツァルトの専門チャンネル」を取り込んで毎日楽しんでいるが、その次に取り込んだのが「オペラ」「ベートーヴェン」「バロック」の3つの専門チャンネルだった。

「北国の真空管博士」から、それぞれの専用アドレスを教えてもらって無事取り込み完了。

まず「オペラ」を聴いてみると次から次に「さわり」の部分が登場してきて思わず聴き惚れた。

いきなり大好きな「私の名はミミ」(ラ・ボエーム)や「私のお父さん」(ジャンニ・スキッキ)が耳に飛び込んできたらそりゃもう感激しますわなあ。

音楽を能動的に聴くのがいいのか、それとも受動的に聴くのがいいのかとなると、後者の方が意外性が伴っているのでより感動が深くなるとは思いませんかね(笑)。

というわけで、これまでの「LINN klassikal」「LINN Jaz」に加えて大幅に増えたネットラジオの充実ぶりに大満足。

こういう機会を与えてもらった博士には感謝の一言だが話のついでにこう切り出した。

「我が家の旧いDAC「エルガープラス」でこれらの専門チャンネルを聴けるといいのですがね。パソコンとDACを繋ぐアダプターみたいなものがないんでしょうか。」

「ああ、ありますよ。DDコンバーターがそれです。」

「そうですか!手ごろな製品があったら是非教えてください」

すると2時間もしないうちに博士から連絡が。

「耳寄りの情報です。あなたは2年前にTOPPING(中国)のパソコン専用のDAC「D10」を購入されてますね。USBに特化したそのD10が、入力がUSB、出力がRCAと光になっているのでどちらかをエルガープラスに繋ぐと聴けるはずです」

「エ〜ッ、それは灯台下暗しでしたね〜」

これが「D10」だ。

たしか1万5千円ぐらいだったと思うが、お値段の割に高性能で使いやすいDACだ。

さっそく、「パソコン」〜USBケーブル〜「D10」〜デジタルRCAケーブル〜「エルガー プラス」で聴いてみるとちゃんと音が出てきた。

怒涛のように押し寄せてくる「パソコン オーディオ」攻勢に、ひたすら驚き喜ぶ毎日がしばらく続きそうですね〜。

まあ、これまでがあまりにも時代遅れだったのでしょう(笑)。

それもこれも今回の流れをつくったきっかけはオーディオ仲間の「Y」さんが持参された1台のDACが全てだった。

差し障りがあるかもしれないと公開を控えてきた型番ですが、もういいでしょう。

「ガスパード」(中国製)のDAC「A22」!

あまりの性能の素晴らしさに殺到したマニアによってあっという間に売り切れてしまい、国内で最後に獲得したのが自分だった。

そういえば、つい先日のこと初めての方から次のメールをいただいた。

「DACのことは、どのメーカーだろうと探って大当たりでした^^

とても評判なDACなのでエージングが済む頃には更に良い音になるとおもいます

ギリギリセーフでポチでしたね、そのブログ記事を見たあとアマゾンではアウトでした

カテ6LANケーブルさん(お名前は伏せておきますが)にも時々ですが伺います

私はオーディオには凄い興味があり学生時代から関わって参りました

音楽が楽しく、環境もあり超ニアフィールドですが定年後を楽しんでおります

猛暑の真っ最中ではありますが楽しくオーディオと音楽を奥様に怒られない程度にお過ごしください。」

末尾に「返事無用」とありましたが、この紙面(?)を借りてお礼申し上げます。

さて、この「A22」はアマゾンからのその後の連絡で中国から配送し8月16日に我が家に到着とのこと。国情からしてどうか波風が立たずに無事届きますように〜(笑)。

それにしても、博士といい、Yさんといい、今回ほど「人的ネットワーク」のありがたさを痛感したことはありませんでした。ただひたすら感謝です〜。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0be15ebb40f0eb5dc1a58da6c9568cd8


新しいDAコンバーターの到着 2021年07月28日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e27bbc843c111cc59f188cf5d611bcfc


このところ、我が家のオーディオに革命的といってもいいような大きな衝撃をもたらしているDAコンバーター「A22」(ガスタード:中国)。

いや、けっして大袈裟ではなく・・(笑)。

ここ2週間ほど仲間から借り受けてエージングを兼ねて使わせてもらっているが、自分も欲しくなったので「二番煎じ」を厭うことなくアマゾンに注文したところ、どうやら最後の発注だったようで滑り込みセーフ。

到着予定はおよそ3週間後の「8月16日」とのメールが入ってきた。

何しろ中国からの配送なのでそのくらいは仕方がないと思っていたところ、何とこの25日(日)の午前中になって届いたので驚いた!

見ただけでちょっと風変わりな荷物ということがお判りでしょう。はてと首を傾げながら梱包を解くと「GUSTARD」という文字が目に入った。

「あれっ、8月16日と言ってたのに・・」と半信半疑だったが、商品を取り出してみると紛れもなく「A22」だった。

いったいどうなってんの・・?

中国が絡むと常識外のことが起きても不思議はない気もするが(笑)。

何しろ相手は日本とは仲の悪い国であり「尖閣諸島」の問題とか一触即発の状態だし、これから何が起こるか分からないので早く到着するに越したことはない。まあ、うれしい悲鳴ではある。

丁度、その日は午後に「A22」を貸してくれたオーディオ仲間の「Y」さんがお見えになる日だった。

「A22がネットラジオの384KHzの受信に成功しましたよ」と招待していたのである。

これまではCDの「44.1KHz」に毛の生えたような「48KHz」の受信だったが、「北国の真空管博士」のアドバイスのもとパソコンに「A22」ドライバーのインストールに成功して実現したものだ。

飛躍的に音質が良くなったのは言うまでもない。

この「音」で年から年中モーツァルトやオペラを浴びるほど聴けるとなると「音楽&オーディオ人生、ここに極まれり!」の感がする。

ほんとうに!

なお、ちょっと話が逸れるが画像の本体「A22」の上に載せているのは放熱用の「ヒートシンク」(アルミ製)である。

何しろ「IC」は熱に弱いので少しでも外気に当たる面積を増やして放熱させようとの配慮からで、機器の寿命の方も少し伸びるんじゃないかと期待している。

さて、午後1時ごろにお見えになったYさんに開口一番「今日の午前中にA22が届きましたよ。今から入れ替えますので、ようやくお返しできそうです。」

「早かったですねえ、注文してからたったの1週間ほどでしょう!」とYさん。

さて、試聴していただくシステムだがYさんは「AXIOM80」以外のスピーカーは好まれないので、「トライアクショム」を外して本来の「AXIOM80」(オリジナル版)に入れ替えた。

真ん中が自作の箱(板厚1.5cm)に入れたオリジナルの「AXIOM80」で、右側が復刻版の「AXIOM80」である。コーン紙の色が微妙に違いますね。

オリジナルの方が圧倒的に軽いとされており、繊細なことこの上なく、息を吹きかけるとコーン紙が動くとさえ言われています(笑)。

こういう古典派スピーカーはせいぜい出力1〜2ワットの小出力アンプで駆動したいものです。オーバーパワーの弊害についてはいずれ稿を改めて・・・。

さて、試聴したシステムの概要だが、現時点で我が家のベストメンバーなので後日のために記録しておくとしよう。

長くなるので、以下続く。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e27bbc843c111cc59f188cf5d611bcfc


1日60円で「いい音」を楽しめる 2021年07月29日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0ffb8c77d4163418e83e70b85a1ac1c3


前回からの続きです。

25日(日)の午後1時から始まった試聴会だが、ハイライトはハイサンプリング「384KHz」の受信に成功したDAコンバーター「A22」の音質テストだった。

試聴テスト用に使ったシステムを後日のために掲げておこう。

とにかく我が家では持ち主が気まぐれなのでいつも日替わりメニューのようにクルクル変わる。

しかし、選択肢が多いことは明らかに質的向上に結び付くし、それだけ日頃からオーディオを謳歌していると大目に見てもらうとしよう。

それでは、次のとおり。

<CDトランスポート> 

CECの「TL3 3.0」(ベルトドライブ方式)でアップ・サンプリングの出力「176.4KHz」が可能

<DAコンバーター>

ガスタードの「A22」で「176.4KHz」で受信。

<プリアンプ>

「安井式」の回路(真空管4本)を使い、出力管は「6072」(12AY7の高信頼管)、バッファーは「5814A」(12AU7の高信頼管)を使用。

<パワーアンプ>

出力管「E180CC」(ムラード)のプッシュプル・アンプ(出力トランス:TRIAD)。パワーはせいぜい1ワットぐらい。

この際、前段管を「RCA」(6SL7)から「STC」(CV569=ECC35=6SL7)にして、すべての球を「英国」製に統一してみた。

<スピーカー>

グッドマン「AXIOM80」(オリジナル版)

そして、試聴盤だが「久しぶりに有山麻衣子さんの声を聴かせてください」との所望があった。

ジャケットに「女神が導いたかのような天使の歌声」とあるが、誇張でも何でもないと思わせるほどの素朴で可憐な歌唱力の持ち主である。

「これまで聴かせてもらった中で最高の音です。録音現場の雰囲気がそのまま再現されてますよ。」と、感心されるYさん。

「先日のテストでは44.1KHZのもとにdCSとのテストマッチをして互角でしたが、さすがに4倍のサンプリング176.4KHzで聴くと明らかにガスタードの方に一日の長があるようです。雰囲気の再現性が際立っていますね」

他の音楽ソースを含めて2時間ほど聴いてもらってから、ネットラジオをハイサンプリング「384KHz」で試聴へ。

Yさん曰く「この音質ならもうCDを購入する必要はありませんね。宣伝がいっさい無いので、気に入った曲を随時録音できるといいですね」

「具体的な方法を伺ってませんが、録音はできるそうですよ」

「北国の真空管博士」によると、ネットプレイヤー「AIMP」(ロシア)にラジオの専門チャンネル(ドイツ)を取り込むのは一苦労されたそうだ。

商用べースとして使用されるのを警戒してか肝心のラジオ局側が「URL」を公表しておらず、発見するのに手間がかかったとのこと。

言い換えるとネットの世界はいくら秘密にしておいても誰かが鍵をこじ開けてしまうともいえそうだ。

いずれにしても、一般的に中高年にとってパソコンは敷居が高いが、何とかチャレンジして果実を楽しめるようになればしめたもの。

そのうち「384KHzの2倍の768KHz、3倍の・・」の受信が可能になるのも時間の問題でしょう。

確実にアナログのレベルに肉迫しているといえるし、そのうちDACの「A22」も古びてしまうこと必至・・(笑)。

しかし、お値段もそれほどではないし消耗品という感覚のもとで6年も使えれば十分と思っておけば無難でしょう。

コスト計算してみると1日当たりたったの60円なり〜(笑)。

それに比べて、たとえばレコードの場合フォノモーター、トーンアーム、カートリッジ、フォノイコライザーアンプなどに完璧を期そうと思ったら、維持費を含めて莫大なお金と手間がかかる。それに肝心のレコード盤(輸入盤)が高価だし〜。

というわけでアナログよりもデジタルの活用に邁進する方が山の頂上を目指す近道だと思うんだけどなあ。

まあ、デジタル派の勝手な言い分ですけどね(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0ffb8c77d4163418e83e70b85a1ac1c3

3. 2021年8月22日 16:24:22 : a21KnRsVGY : NC93YW9OUkw5em8=[28] 報告
DAC「A22」の新たな展開
2021年08月22日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi


つい先日のブログ「多様な音楽ソース」の冒頭で紹介させていただいた匿名の方のメールを覚えておられるだろうか。

「DACと一言で(片付けられていま)すが最新ハイエンドだったり大昔の貴重なDACを改造したり楽しい世界です。私は最近Youtube Musicで情報を得て尚且気に入ったらこれまた困ったものですが三種の再生ソフトを使いこなします。

パソコンとDACで見えてくる音楽の世界は膨大です。これからも音楽をお楽しみください。チープな環境の私でもこの世界は音楽の宝庫だと思っています。」

そして、このほど第二弾のメールをいただいたので再度ご紹介させていただこう。

「今回のA22はほんとうにタイミングが宜しかったですね。私もその後追いかけたら既に売り切れで入荷見通しなしでしたから私も現役引退しましたが、昨年でしたか?旭化成の工場が焼けてしまいその後このDACチップのラインの再開を断念という業者からの連絡がありました。

ほんとに良いタイミングで運も手伝いましたね〜。

その後私もハード面が大好きなものでレビューなど拝見してますが驚きは本体重量・・・・ 7.5kgほどなんですね〜

中華製品も多く出回る中、このA22はちょっと方向性が異なるようです今までの中華製品とは違い音の部分にかなり拘っているようですDACチップにいくら高級品を使っても音楽の楽しさはまた別ということですね^^
良い買い物されましたね〜。

あ!今後あるかわかりませんが SNS上では HERA または herakyon なのでこのネームなら匿名はご無用です」

以上のとおりだが、ブログの中に自分の考えばかりではなく他の方のご意見を織り交ぜると多様性が増すので展開上大いに助かります。「HERA」さん、今後ともよろしくお願いしますよ。

さて、以上の内容をもとにして話を進めさせていただこう。

まず、このたび運よく購入できたDAC「A22」(GUSTARD)に使ってあるチップは「旭化成」の「A4499」ですが、さる筋によるとクラシックファンから多大の支持を集めているようです。

もう再生産不可能ですから今後「幻のチップ」としてきっと後世に語り継がれていくことでしょう。

同じ「A22」を所有されている近隣のオーディオ仲間の「Y」さんともども「これからA22はあのマランツ7と同じようにプレミアム扱いで値段が高騰するかもしれませんね」と、勝手にほくそ笑んでいるところ(笑)。

そこでというわけだが、この「A22」は我が家のデジタルオーディオの中心機器として大いに活躍してもらいたいので、「パソコンによるCD再生のもとに信号を384KHzで出してA22で受け取れないだろうか」と思いついた。

つまり、CD再生でもパソコンを活用しようという算段でモーツァルトのCDは手持ちが豊富なので活用の場が大きく広がる。

「気ままなモーツァルト」(CD6枚)には有名なさわりの部分ばかり70曲ほどが収録されているし、モーツァルト全集にはCD111枚が編集されているので、出番には困らない。

そこで、パソコンに精通された「北国の真空管博士」に相談してみると、「ああ、できると思いますよ。試してみますからしばらく待ってください」

1時間後にご連絡があった。

「貴方のパソコンにインストールされている「AIMP」(ロシア)を活用します。これから私の言うとおりに操作してください・・・」

そして、見事にパソコンからDACへと通じて「384KHz」の再生音がシステムから鳴り響いた。

「え〜、これならもうCDトランスポートは要らなくなりますね!」というほどの「PURE」な音質!

「CDトラポと比べると、読み取り精度と回転精度がやや落ちるでしょうがパソコンはエラーの修復機能に優れていますから十分太刀打ちできると思いますよ」と、博士。

我が家のケースでは、家主の年齢から鑑みてCDトラポが万一故障したときは買い替えはせずにパソコンで十分間に合いそうだとは現時点での感想である。

「A22」は「音楽とオーディオ」のいろんな楽しみ方を無限に広げてくれますよ〜。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

4. 2021年8月27日 08:36:33 : uPBhgG61YE : Q29mZlM4WkdxRE0=[14] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
TR式「プリアンプ」の試聴テスト 2021年08月27日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1a762008e70ac34c3878db8c9eff8391


「GUSTARDのDAC「A22」が想像以上に良かったものですから、おなじGUSTARDのプリアンプを購入しました。おたくのシステムでテストしたいんですけどいかがでしょうか」と、近隣にお住いのオーディオ仲間「Y」さんからご連絡があった。

オーディオの最大の楽しみは新機種や改造機種のテストにあると言っても過言ではない。

「ハイ、いいですよ〜。楽しみです」

はたしてどんな音が出てくるか、ハラハラ、ドキドキ、ワクワク・・、いくら高齢になってもこれほど心をときめかせるものはないし、それも少ない経費で特上の音が出れば幸せ感は半端ない(笑)。

それにしても「Y」さんは真空管アンプ・オンリーの我が家の音にいつも賛同的なコメントを洩らされるのだが、実際に購入されるとなると、TR式なのだから「いったいどうなってんの?」と言いたくなる。

「真空管ばかり使わずもっと視野を広げた方がいいんじゃない」という親心があるのかもしれない(笑)。

気に入った音が出さえすれば「真空管であろうとTRであろうといっさい拘りはない」つもりだが、真空管さえ使っていれば「大外れはない」という気持ちはたしかにある。

実はこのTR式プリアンプから気に入った音が出てくれれば、まったく手が出ない価格帯ではないので購入しても良いとさえ思っていた。

DAC「A22」の性能から考えて、GUSTARDへの信頼性はそれほどまでに高かった。

これが「GUSTARD」の「TR式プリアンプ」である。

テストしたシステムは次のとおり。

CDトランスポート(CEC:176.4KHz)→ DAC「A22」(GUSTARD) → プリアンプ「E180CC×3本」(マランツ7型)→ パワーアンプ2台 → スピーカー「AXIOM80+D123」

今回のGUSTARDのプリアンプ(以下「Gプリ」)の競争相手となる真空管式プリは「12AX7」(BRIMAR)に代えて「E180CC」を使った。

通常のミニチュア管に比べて「プレート」がやや大きいせいか音の重心が下がるし、それかといって中高音域の輝きが失われないので外せなくなった。情報量が明らかに増えるのだから実に楽しくなる。

テスト盤はクラシックよりもジャズボーカルの方が分かりやすいということでこの2枚を選択

「ダイアナ・クラール」盤は「指でパチッ・パチッ」と弾く音が収録されているトラックがあって、音響空間の中でその響きがどのように広がるかなどが聴きどころ。

両方のプリアンプを2時間にわたって聴き比べた結果、軍配は「真空管式プリアンプ」に上がった。

TR式はどうも中高音域がやや硬質気味で余韻に乏しい感じを受けた。この感想は自分ばかりではなくYさんもご賛同された。

もちろん、Yさんが賛同されないとこういうコメントは書けない(笑)。

以前から持っている印象だが「TR式は低音域は悪くないが中高音域の瑞々しさにやや乏しい」傾向は変わっていなかった。

パワーアンプに比べてプリアンプとなるとより一層この傾向が強くなるようだ。

まあ、スピーカーとの相性があるのでこれは「古典系スピーカー」を使っている我が家だけの現象かもしれず「鬼の首を取ったように、やっぱり真空管式の方がいい」と声高に叫ぶつもりは毛頭ないです、はい(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1a762008e70ac34c3878db8c9eff8391

5. 中川隆[-16291] koaQ7Jey 2021年9月18日 20:12:22 : vi9djNQA5Q : UlUvY3JyYkpuUW8=[24] 報告
Gustard製アンプ&DAC 3

112名無しさん@お腹いっぱい。2021/08/07(土) 22:10:22.03ID:fc5vaTN2

暫くA22を使ってたけど後輩が遊びに来た時に低音が全然良く無いと言われてから気になって、今はX26PROを使ってます。
確かに言われた通りでした。
A22は幻のDACになってしまうのかな?確保しておきます。

113名無しさん@お腹いっぱい。2021/08/08(日) 08:47:32.26ID:SRFtdDaK
A22って低音無いの?
A18は出過ぎ一歩手前な位なんだけど

114名無しさん@お腹いっぱい。2021/08/08(日) 08:58:35.98ID:pjxizifd
後輩の分析だと上が強くて全体のバランスが良くないよって。
これも好みなのでね。
私がバンドマンの後輩と好みが似ているので自分の自信がない事は彼のアドバイスを聞く様しています。
好み音楽にもよると思うけどね。

115名無しさん@お腹いっぱい。2021/08/08(日) 09:12:36.83ID:SRFtdDaK
下が出てないのでなく上がやや過多なバランスなので友人にはそう聞こえたということですかね
間違いなく好みでしょう、あまり気にしなくていいとは思います
自分の好きな音を求めるのが趣味だし他人の意見でシステム替えても聴いてて楽しくないですし

117名無しさん@お腹いっぱい。2021/08/08(日) 09:34:47.98ID:xMj3Syfv

A22 は音の広がり感はトップだけど、低音あんまり出なかったね


937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ ee29-CIDx)[] 投稿日:2021/03/03(水) 13:59:02.15 ID:TMHRHJaq0 [2/3]

質的に中間という意味だよ

X26pro はまだじっくり聴き込んではいないけど、

音の広がり: X26 < X26pro < A22
楽器の質感: A22 < X26pro < X26
低域の伸び: A22 < X26 < X26pro
定位感・音像の締まり: X26 < A22 < X26pro
背景の静けさ: A22 < X26pro < X26

といった感じ

X26 の弦楽器やボーカルの質感には捨てがたい魅力があるし、
背景が静かなので、音がきれいに消える

多分設計者は音声を広げる方向で音を作るようにしているのだと思う
その分、質感や静けさがそれなりに犠牲になっている感じ

http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1627883618

6. 2021年12月26日 10:39:17 : 2FqwPrinA6 : Q0dpUE44cnh0dGM=[3] 報告
✰ 中国製DAC「A22」の登場

今年最大のハイライトでもいうべきDAC「A22」(GUSTARD)の登場である。(画像の機器の上に載せているのは小型のヒート・シンクで真夏は重宝している)

中国製といっても、カギとなるチップはクラシックファンに定評のある「AK4499」(旭化成)が使ってあり、実用中の仲間からも高評価だったし、「北国の真空管博士」からも「とても優秀なチップを惜しげも無く左右両チャンネルに使ってますよ!」とお墨付きをいただいたのでためらうことなく購入した。

どうやら国内では最後の購入者だったみたいで、以後「A22」はネットの販売欄からプッツリ姿を消した。例の旭化成の火事で「AK4499」が生産不能となり、今や幻のチップとなったようだ。

このDACが到着したのが7月下旬だから既に5か月ほど経つがネットラジオの「モーツァルトチャンネル」をハイレゾ「384Khz」で受信し毎日堪能している。

そして、ここで「ホット・ニュース」!

それは何かというと「ヒューズの入れ替え」である。

ヒューズは「縁の下の力持ち」的な存在だが、機器の電流が必ず通る部分なのでなるべく配慮したいところではある。

DACの場合、真空管アンプなどとは違って精密な内部を弄ったりすることは難しいが素人が唯一触(さわ)れるところといえば「ヒューズ」ぐらいのもんだし、仲間から「GUSTARDの黄金ヒューズがネットに載ってるよ」と、聞きつけてさっそく購入した。

1個「3000円」なり。普通の「ガラス管ヒューズ」と比べてズシリと重たい!

差し換え方法となると、さっぱりわからず仲間に協力してもらってやっと首尾よくいった。

裏側の電源端子の下の部分に「ヒューズケース」が収納してあり、それを小さな「マイナスドライバー」で強めに弾くと開いた。

「たかがヒューズ、されどヒューズ」で練り上げられた繊細なシステムほど顕著に音の差が出てくるはずだが、結果はいかに〜(笑)。

ウ〜ン、これまでよりもさらにレンジが広くなって低音域の力感が増した気がするが・・。

我が耳だけでは頼りないので確認の意味で、昨日(25日)の午後仲間に来てもらって試聴してもらった。

すると「たかがヒューズ1本でこんなに音が変わるんですか!」と、激賞のオンパレードだった。

音の抜けからレンジ、瑞々しさなどあらゆる音質の形容詞を使っても足りないほどすべてわたって向上したとのことで「さっそく我が家も購入します」。

「これだけ音質に効果があるのなら最初からこのヒューズを付けて売ればいいのに〜、販売価格に3000円上乗せすればいいだけの話だが・・」と二人で悲憤慷慨したことだった(笑)。

デジタル機器の場合、可能な限り「ヒューズにも気を配ったほう良いみたいですよ〜」

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

7. 2021年12月27日 12:09:57 : pjufWycTCU : emtMZjFLNHkzT1k=[14] 報告
✰ DAC「A22」について


前回のブログ「2021年を振り返って」で俎上に上げたGUSTARDのDAC「A22」だが、ハイエンドのヒューズと入れ替えたところ見違えるほど音質が良くなって大喜びしたわけだが、この製品は惜しいことに既に記載していたように大切なチップの「AK4499」が旭化成の火事によって再生産不能となっている。

「ほんとうにそうかな?」と確認の意味でネットを検索していたら何とこの「A22」がオークションに出品されているのを見つけた!

昨日(26日」の夜が落札日なのでいったいいくらで落札されるだろうと興味津々で見守った。

そして落札価格は「170、900円」なり。

自分がこの7月に購入したときよりも3万円ほどもアップしていた!

こういうケースは珍しい。

たとえば真空管などは「古いものほどメーカーが(大量生産ではなく)真面目に作っている」ので音質も良く、古典管と近代管とで見事な逆転現象を起こしているが、日進月歩のデジタル技術の分野において過去の製品が発売当時の定価を凌駕するなんてまずありえない。

「再生産不能」というネックが魅力となって競争をもたらしたわけだが、17万円ぐらいなら自分も入札に参加してよかったかもねえ、スペアを確保しておくという意味で・・(笑)。

「性能 VS 価格」において、それだけの価値がある製品だと思っている。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ea48287b02045f161310d59340f5ef65

8. 2022年8月01日 15:21:25 : Qnj63Lvbzg : WUNsM2tjT3FKUEE=[4] 報告

DAC Gustard A22 (AK4499) → X26 Pro (ES9038PRO) への機材アップグレード備忘録
https://blog.yo-ki.com/post/gustard-a22-ak4499-x26-pro-es9038pro


コロナ禍でストレスのたまる中、使わなくてもいいかもしれないお金チャレンジをしてみました。知る人ぞ知る中華DACのハイエンド製品を作る Gustard にあって、A22は旭化成のDACチップAK4499を載せた最上位モデル、X26 Pro はESS製のDACチップES9038PROを載せた最上位モデルとなっています。価格からも X26 が2割ほど上の設定となっており、レビューなどもそのとおりのやや上をいく評価となっています。

A22がX26へ行って違いが判るのか?
当方でもA22は評判通りの十分満足のいく音で、今までも特に不満はありませんでした。X26へ行ってみようかという動機付けは数々の比較レビュー、Audiosciencereviewの測定記事などで、読めば読むほど興味がわいてきたわけです。かといって、私の再生環境で、A22→X26Proのアップグレードしたところで差がわかるほどのものかはつねに疑問に思っていました。スピーカー、パワーアンプ、部屋の音響などがボトルネック、頭打ちとなれば、DACをいくら良くしたところでその違いが聞こえてこないかもしれません。そこはやってみないとわからないギャンブルだったわけです。

結果A22からX26の違い
A22を導入した時もそうでしたが、低域が一番違いの分かる部分となりました。A22より低音が締まり輪郭がよりはっきりしました。元々A22の時から若干疑いを持っていたのですが、低域がややぼわつく、ベースなどの楽器の輪郭や音程がややボケるという点。サブウーファーも導入しているため、当方のセッティングと部屋の音響の問題だろうと踏んでいました。それがX26導入でそうでなかったということが判明。低音が締まり輪郭がはっきりしました。逆にその結果、「音場」とか「サウンドステージ」との広がりという意味では小さくなったかもしれません。A22のほうが「バーーン!ドーーン!」という圧倒感があったように感じます。が、それも、音像が無駄にボケていた故なのかもしれません。

中音域、高音域ではまるで違いがわかりません。最初の設定でうっかり「NOS」設定をオンにしてしまい聞いていたところ高域がこもってこれはエイジングの問題か不具合かと焦りましたがAmazonMusicのようなストリーミング程度の音源ではNOSは初期値通りOFFが正解です。

一方で、左右の分解、定位感はA22よりもよくなった気がします。気のせいかもしれませんが。

X26には VIVID COMPOSITE GENTLE の3種類のフィルターがあります。A22にもAK4499のフィルター設定がありましたが、この差は私の駄耳ではほぼ判別できません。

やはりESSか
X26にチャレンジしてみようと思ったきっかけは、とあるヨドバシでYAMAHAのAVアンプ RX-A8A を聞いた時でした。当方自宅では RX-A3060 という2〜3世代古いモデルですがESSのチップが載ったAVアンプを使っています。専用のDACには全然及ばないレベルですが、最新のモデルA8Aを店頭でほんの少し聞いたところたまたま自宅のA3060と違った透明感と高音の抜けみたいのを感じて、それならES9038PRO行けるかも?と思ったのがきっかけでした。※A3060はES9016S、A8AはES9026PRO使用の製品です

汎用DAC LSIの世界ではほぼESSか旭化成かというほぼ2択になっています。日本人としては旭化成をひいき目に見たいところですが、ここで残念ながら形成逆転、しばらくESSのお世話になろうと思います。

https://blog.yo-ki.com/post/gustard-a22-ak4499-x26-pro-es9038pro

9. 中川隆[-12980] koaQ7Jey 2022年8月02日 13:42:11 : HzNb3ubYgs : NGpPOE54dWMyRlU=[2] 報告
DACチップはESSか旭化成か?その1
ハイファイ堂メールマガジン第824号 大須本店
大須本店 越濱 靖人
https://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/191115/index.html

今回はマニアックなDACチップについての話を書こうと思います。
DACチップとは"Digital to Analog Converter"の略で、簡単に言うと音の心臓部に当たります。CDやパソコンの音楽など01011010...といったデジタルデータをいつも聞いている「音」に変換してくれる物がDACチップとなります。

当然メーカーによって音質が異なります。老舗DACチップメーカーはフィリップス、バーブラウン(現テキサス・インスツルメンツ)、ウォルフソン、アナログ・デヴァイセズ・・・などなどありました。特にバーブラウンは世界中の音響メーカーが使っていたはずです。今でも素晴らしい音質のチップです。

ただこのDACチップの世界に転機が訪れます。2009年にアメリカのESS社が発表したES9018SというDACチップです。このずば抜けた性能と音質に各メーカー驚いたでしょう。これによってDAC時代ががらりと変わった、と私は思います。今までにない音の温度感、情熱感、分解能。シンプルに表現出来ない複雑な味わい。特にこのチップの取り扱いが難しいことから設計者の技量が問われることになり、設計も複雑にヒートアップしたと思われます。ゆえに今までにない、新しい音が生まれたのかもしれません。

そんな中、宿敵が現れます。旭化成エレクトロニクス(AKM)のハイエンドDACチップAK4490の登場です。旭化成はESSと違い、きめ細やかで滑らか、非常に歪みが少ない音質で世界の音響メーカーに認めらました。日本のDACチップが一気に世界のメーカーで採用されるきっかけとなったチップです。そして現在、この2大DACメーカーが熱いバトルを繰り広げています。両者とも音のベクトルが違うため、どちらも人気があります。

今回はまず、ESS搭載のD/AコンバーターとDACチップの紹介をしていきたいと思います。
AIT Labo ES9018S 中古価格128,000円(2018年時)
このメーカーは入荷するまで知りませんでした。自作品っぽい作りだなと軽視して鳴らしてみたら、おや?これは今までのデジタルと音が違うなと見直しました。音に血の通った「情熱」を感じたのでした。興味が出て調べてみたらESS社のDACチップが2個使われているとのこと。俄然ESS好きになりました。

Accuphase DC-37 中古価格418,000円(2019年時)
このDACはDELAからUSB-DAC接続した時に驚きました。ふと昭和のPOPSを鳴らしてみたのですが、なんとその当時を思い浮かばせるような情緒的なサウンドで出たのです。後で調べてみたらESSのES9018Sが搭載されていました。最近のDACはいかにもハイファイ・サウンドです!と主張するモノが多いのですが、そんな中で素朴で自然な昭和リアリティを感じるとは思いませんでした。
ES9018S DACチップ
ESS社の爆発的ヒットを生んだDACチップです。2009年に発売され、瞬く間に沢山のメーカーが採用した高性能チップでした。このチップは8個のDACが内蔵されておりマルチチャンネルにも1チップで対応できます。ただ並列処理も出来るため8チャンネルを2チャンネルで使用するメーカーが多かったようです。高級DACは8チャンネル全てを片側に振り、2個使い(デュアルモノ構成)し、ダイナミックレンジと歪み率を追求していました。

ES9028pro DACチップ
伝説のチップ発売から7年が経ち2016年に発売されたのがES9028proチップになります。純粋に9018Sの後継モデルになり内蔵DACも8個入っています。やはり新しいだけあり前作より解像度が向上、更に音像が際立ち、見える音となりました。ただ、同時発売された上位モデルES9038proの影となってしまい、フラグシップ感は落ちてしまいました。現在1個6000円ほどで販売されています。
ES9038pro DACチップ
2016年このチップが大きな話題となりました。恐らく2009年の9018S登場と同じくらいのインパクトがあっただろうと思います。世界最高レベルの性能と8個DAC→32個DAC増加という、他が追従出来ないレベルへ押し上げた超ハイスペックDACの登場でした。この発表を受け、メーカーはまたこのチップの虜になりました。2019年現在でも最高スペックを維持し、人気を博しています。ただし、このチップは相当な電力を消費し大掛かりな電流電圧変換回路が必要なため、相当足腰が強くないと使えません。そのため据え置きオーディオを想定した設計となっています。1個あたり10,000円ほどで販売されています。

Accuphase DC-950 中古価格738,000円(2019年時)
最高級ES9038proを2個使ったアキュフェーズのフラグシップモデル。前作のDC-901はES9018Sを2個採用していました。今回のDC-950は、より音の鮮度が増し、低域の解像度が飛躍的に向上したように感じました。かなりカチッとしている印象です。USB-DAC入力でDSD11.2MHzまでロック出来るようになり、DSDが本格的に聴ける1台となっています。
OPPO Sonica DAC 中古価格128,000円(2018年時)
圧倒的なコストパフォーマンス!50万円を超えるモデルにしか搭載されていなかったES9038proを、10万円の価格で実現した驚きのモデルでした。発売期間が短くあっという間に販売終了になってしまった為、最近ではプレミアが付いて高値で取引されています。このモデルは1個が搭載され、お値打ちながら鮮度の高さを実感出来ます。LAN接続も可能ですが、USB入力の方が数段音は良いです。DSD11.2MHzまでは音出し確認できています。

iRiver Astell&Kern KANN CUBE 新品価格180,000円程度(今年の新モデル)
なんとポータブルの世界で初めてES9038proをダブルで搭載した意欲作です。半端ない消費電力に耐えるため通常の2倍のバッテリーを搭載しています。本体も相当熱くなるため万人向けではありませんが、私のような情熱派の方にはもってこいの商品かと思います。
本体も500gとポータブルの中では戦車並みに重くデカいですが、ストレートで彫りが深く太いサウンドでは右に出るものはないかもしれません。付帯音も少なく直球勝負で来ますので、ハイレゾ音源の良し悪しがモロに出ます。
ただ私の中では残念ながら9038Proを活かしきった音質には感じられませんでした。やはりこのチップは据え置き型の高級機でしか本領を発揮出来ないのだと思います。圧倒的に強力な電源、I/V変換、アナログアンプなど想像を超える設計でないとこのチップの旨味を引き出すことは出来ないでしょう。
そのくらいにESSのリファレンスチップは使い方が難しいです。
次回は旭化成の名機AK4490〜最新AK4499EQを含めた音のご紹介をしたいと思います。
https://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/191115/index.html

DACチップはESSか旭化成か?その2
ハイファイ堂メールマガジン第841号 大須本店
大須本店 越濱 靖人
https://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/200313/index.html

前回に引き続きDACチップの話を書こうと思います。その1ではESS社の事をメインで書きました。今回は旭化成エレクロトニクス(AKM)の歴史と私なりの思いを中心に書いていきます。DACチップ単体の音は評価できない為、当時搭載されていた機材の印象で書いています。
旭化成の音質は一言で言うと「とにかく滑らか」でしょう。一聴して安らぎを感じる落ち着いた佇まい、丁寧で破綻のない滑らかな質感、弱音部の繊細なタッチと余韻。質感はややウェットで日本の丁寧で端正な美意識を感じさせるチップだと思います。逆にESSは情熱やダイナミズム、躍動感が特徴で質感はドライです。
AK4397(2007年)
旭化成初の32bit処理になったDACチップです。ESOTERIC D-05 D/Aコンバーターに世界初搭載されました。当時とても解像度の高いクリアな音質だと思った印象があります。ただ上位モデルから考えると線が細く非常に硬い印象でした。この音質は製品のグレードが中堅モデルだったから、かも知れません。

AK4399(2008年)
翌年発表したチップです。更なるS/N比の向上や前作になかったフィルターの搭載などいくつか追加されています。ESOTERIC D-02 D/AコンバーターやK-01/03/05 CDプレーヤーに採用されていました。私の記憶ではこの時から音がマイルドに聞こえる様になりました。立ち上がりが早く、キメが細やかで破綻の無い音という印象です。細い印象が無く厚みが伴った感じに聞こえました。
AK4495S(2012年)
エソテリックと共同開発したとされるDACチップ。ESOTERIC Grandioso D1に初採用されました。全8個のチップを使用、チャンネルあたり16回路を組み合わせた壮大なDACです。その音はローエンド〜ハイエンドまで全く隙の無い緻密さで驚きました。ESOTERICはその他にもK-01X/K-03Xでも使用しています。DSD5.6MHz/PCM768KHzまで対応したチップとなります。

AK4490(2014年)
遂にDSD11.2MHz/PCM384KHz対応したチップです。旭化成もこのチップから「ベルベットサウンド」という第3世代チップに位置付け、新しい時代の幕開けとなりました。シルクの様に滑らかな質感、とても穏やかな佇まい、以前に増して厚みが感じられる様になりました。デジタルオーディオプレーヤーの名機Astell&Kern AK380に搭載され今もファンの多いモデルです。TEAC UD-503やESOTERIC K-05X/K-07Xにも搭載されています。後に登場するAK4497やAK4499と比べ解像度は劣るものの安定した色艶を感じさせる未だファンが多いチップです。
AK4497(2016年)
いよいよ旭化成の最高峰AK4497の登場です。前作4490で得た人気を更に高い次元(DSD22.4MHz/PCM768KHz)へ押し上げたプレミアムDACです。私はこのチップが一番完成度が高いと思っています。今まで築いてきた電圧出力を軸とした旭化成サウンドをしっかり継承し、堂々と筋の通ったDACに仕上がっています。音の気配、ピアノのタッチ、美しいボーカル、抜群に安定したサウンドが特徴でしょう。Astell&Kern SP1000、Cayin N8、Lotoo PAW GOLD TOUCHやESOTERIC K-01Xs、N-01、LINN KLIMAX DS/3等に使用されています。

AK4499(2019)
昨年発表された最新のDACチップです。このチップには旭化成の怨念が込められています。2016年にAK4497を発表直後にESS社が更にハイスペックなES9038Proを発表し世間の話題が一気にESSへ流れました。決して旭化成が劣っているわけではないですが数値面で負けてしまい悔しい思いをしました。そこで今回は9038proと対等に戦うべく伝統だった電圧出力を辞め、電流出力に変わりました。音質的にも攻めに転じたチップです。ほぼ無音に近いS/N比の高さ、ダイナミックで強靭な低域の締まりを感じる旭化成に無い個性を発揮しています。
Astell&Kern SP2000-CP(2019年)
世界で初めてAK4499チップを搭載したオーディオ機です。前作SP1000はAK4497を搭載していました。単純にチップの比較は出来ませんがSP2000の方がやや派手になった印象です。歴代の滑らかなベルベットサウンドを継承しつつ更に躍動感や情熱感が加わった音です。ただ全体的に筋肉質なサウンドになり過ぎ「滑らかなのにムキムキ」と言うチグハグな方向になってしまった様にも思えます。個人的にはAK4497の安定した旭化成サウンドをもう少し熟成させ、厚みがあるのに懐が深く広いものであってほしかったというのが正直な印象です。その点ESSのチップは全体的な音の整合性が取れており、狙うべきポイントにズレがないと思います。


旭化成のロードマップです。性能はほぼ限界値に達していると思います。人間が認識できるレベルとされるPCM768KHzに到達していることや1曲あたりのデーター量が半端なく大きすぎることからサンプリングレート競争は終わりを告げようとしてます。現在、色々なオーディオメーカーや個人の方がAK4499チップを使いD/Aコンバーターを作っています。これらがどんな音がするか興味津々です。
ただ今後はDACチップを使うメーカーが少なくなるかも知れません。現在エソテリックやマランツは「ディスクリートDAC」と言うDACチップを使わない手法に転換しています。よりコストのかかる仕組みですが音作りの自由度が高く、メーカー独自の音質で差別化出来るメリットがあります。特に英国CHORD社のDAVEが有名です。どのメーカーとも違う音質で、オンリーワンの商品です。この様にDACチップは新たな局面を迎えようとしています。
現在も発展中のデジタル分野は今後も目が離せません。益々面白くなりそうです。
https://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/200313/index.html

10. 中川隆[-12979] koaQ7Jey 2022年8月02日 14:42:25 : HzNb3ubYgs : NGpPOE54dWMyRlU=[3] 報告
AKM、さらなる音質改善に挑む。デジ/アナ分離のアイデアを継承、設計ノウハウを磨き上げたフラグシップDAC「AK4499EX」
2022/07/27
岩井 喬
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887.html

旭化成、ハイグレードなオーディオ用DACチップの供給を再開!

今年1月、旭化成エレクトロニクス(以下、AKM)からオーディオ用DAC/ADCチップのサンプル供給再開が発表され、2月にはVELVET SOUNDブランドの主力DACチップであった「AK4490」「AK4493」を再設計した「AK4490R」「AK4493S」の発表も続き、いよいよAKMブランドが還ってくるという期待が高まってきた。2020年10月、AKMのDACチップを含む製造を担っていた宮崎県延岡市にある半導体工場が火災に見舞われ、国内外のセットメーカーに対して製品の供給も停止。関係する業界だけでなく、エンドユーザーである我々にも大きな衝撃を与えた災害であった。
AKMの半導体シリーズのなかでも、特に音質にこだわったラインナップのみに与えられる「VELVET SOUND」。原音重視、情報量と力強さの両立を狙ったシリーズとなっている

AKMだけでなく、他社の半導体工場で発生した火災や、コロナ禍等の様々な要因が重なり世界的な半導体不足が引き起こる情勢下。冒頭でも述べたAKMからのサンプル供給再開や新製品の発表は、AKMが再びオーディオ用DACを供給できるようになるのにどれだけの時間がかかるのか、不安に感じていたなかでの吉報であった。

そして4月。VELVET SOUNDの中でもフラグシップとなる“VERITA”の称号を与えられた最高峰の電流出力型DACチップ「AK4499EX」が発表されたのである。5月に開催された「HIGH END MUNICH 2022」でもAK4499EXは評価ボードとともに出展され、世界各国の来場者にそのポテンシャルの高さ、音質の良さをアピール。多くの反響を得た出展となったことも記憶に新しい。
5月にドイツで開催された「HIGH END MUNICH 2022」にて世界初お披露目されたフラグシップ「AK4499EX」。ヨーロッパを中心に世界中のメーカーから大きな反響を獲得した

AK4499EXは2018年に発表されたAKM初の電流出力型フラグシップDACチップ「AK4499」に代わるものではあるが、単純な置き換えではなく、2020年3月に発表されたデジタルセクションとアナログセクションを分離させた、AKMの新たな提案であるセパレートDAC構成の枠組みとして設計されている。
「AK4499」の基本構成を受け継ぎながらも、デジタルとアナログを分離した2チップ構成の片翼を担うものとして構想された「AK4499EX」

デジタルフィルターとΔΣモジュレーターを担うデジタル処理用には2020年3月に発表されている「AK4191」を用い、AK4499EXはアナログDACを担う2チップ構成のソリューションだ。この2チップによるセパレートDAC構成については、2020年夏にAK4191と、当時新製品として発表された電圧出力型アナログDACチップ「AK4498」の詳細について、開発陣へリモート取材を敢行しているので、そちらの記事も参照いただきたい。
市場への供給が叶わなかった「AK4191」+「AK4498」の2チップ構成のアイデアは、最新テクノロジーをまとい「AK4191」+「AK4499EX」として結実した

しかしこの記事の直後、半導体工場の火災が起こり、AK4191+AK4498による新たなセパレートDACは実際の製品へ供給されることはなかった。そしてAK4499についても、先行して採用されたハイエンドポータブル機器でその能力の高さを発揮していたが、本来のポテンシャルをフルで発揮できるであろう据え置き型製品への本格採用を前に生産終了となった。

AK4191+AK4498発表時は、フラグシップである一体型のAK4499と違った個性としてセパレートDACを展開していくという予定であったそうだが、2020年夏の取材時にはセパレートDAC方式でのフラグシップとしてAK4499のアナログDAC版も開発したいという構想も語られていた。こうした流れを踏まえ、今回のAK4499EXはフラグシップとしてのAK4499、そしてAK4191+AK4498で見えてきた新境地を融合させたものであり、多くのリスナーが未だ体験したことがない、『“まるで、そこにいるかのような”音の世界』を堪能できる最高峰のサウンドを実現しているのだ。
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887.html


ブランドの価値を改めて問い直し、再びオーディオ業界に戻ることを決意
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887_2.html

今回、AK4499EXについて、その開発経緯や他社ファブでのチップ製造のエピソードについて、AKM開発陣に伺う機会を得た。インタビューに応じてくださったのは、AK4499、そしてAK4191+AK4498開発にも携わってこられた旭化成エレクトロニクスのマーケティング&セールスセンター ソリューション第一部、オーディオマイスターの佐藤友則氏、製品設計センター 製品開発第一部 高音質オーディオASIC設計エキスパートの中元聖子氏、そして中鉢達也氏である。
東京ミッドタウン日比谷に位置する旭化成エレクトロニクスの本社ビルにて、開発チームにインタビューを実施

「半導体工場火災においては多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしました。私は入社以来、25年ひたすらDACチップ開発を行ってきました。今回の工場火災により、我々は自社の製品価値について改めて考えさせられ、そして見つめ直すこととなりました。AKMがDACチップを辞めてしまうかもしれないという声も聞こえる中、再びオーディオ業界に貢献したいという思いもまた強くなりました。AKMの音をもう一度、今まで以上の良い音として届けたい。そういった気持ちの中で生まれたのがAK4490RやAK4493S、そしてAK4499EXです。AK4490Rの“R”は“Rich”、AK4493Sの“S”は“Superior”、AK4499EXの“EX”は“Exceed”を意味していまして、いずれも前モデルより優れた、本当に良いものであるということを型番に込めました」(中元氏)
オーディオマイスターの佐藤友則氏

AK4490Rは768kHz/32bit・PCM&11.2MHz・DSD対応でS/N比は120dB、THD+Nは−112dB。AK4493Sは768kHz/32bit・PCM&22.4MHz・DSD対応でS/N比は123dB、THD+Nは−115dBというスペックであり、基本的に前製品を踏襲しているが、最新の高音質設計を導入してインピーダンスの最適化を行い、よりスピード感と余裕のある音を実現し、消費電力も抑えている。
今年春先に発表された「AK4490R」と「AA4493S」。いずれも前モデルのスペックを踏襲しているが、最新の音質設計でさらなる特性を追い込んでいる

デジタル/アナログを分離しスムーズな信号経路を実現

そしてセパレートDAC構成となるAK4191とAK4499EXの組み合わせは、スペック面の特徴として以下3つのポイントがあるという。

1.最新の設計技術によるデジタルとアナログの完全セパレート構成
2.S/N特性の改善に寄与する「DWA Routing Technology」
3.超ハイスペックフォーマットへの対応とシンプル操作の両立

「一つ目は最新の設計技術を用いたデジタルセクションとアナログセクションを完全に分離したセパレート構成であること。二つ目は世界最高のアナログ特性を実現させること。そして三つ目は現在最高水準の超ハイレートなハイレゾ対応を果たしつつシンプルな操作で実現できる2チップソリューションであることです。AK4499EXには新技術であるDWA Routing Technologyを取り入れたことでAK4499よりも対ノイズ性能を向上させました」(中元氏)
製品開発第一部 高音質オーディオASIC設計エキスパートの中元聖子氏

AK4499EXは2ch仕様のチップ構成で、chあたりのS/N比は135dB、歪み特性は−124dBとAK4499のchあたりのS/N比134dBより1dB改善している。一方デジタル処理を担うAK4191は1536kHz/64bit・PCM&44.8MHz・DSDまでの入力に対応し、オーバーサンプリングレート256倍を達成。デジタルフィルターの抑圧量となる阻止帯域減衰については150dBを実現している。

「まずセパレート構成のメリットですが、ワンチップ構成ではどんなに手を尽くしても同じシリコンウエハー上にアナログとデジタルが存在するため、ノイズの干渉は避けられません。セパレート構成ではそのノイズ混入経路を完全に断つので、ノイズの影響を受けず、聴感上のノイズ特性を改善しています。しかしながら、ただ分ければいいかというと、そういうわけではなく、最新の音質設計技術により、D/A変換を行うコア部分に対して様々な角度からのノイズケアを施していることで実現しているソリューションとなっています。そしてインピーダンスの最適化により、応答性に優れたスピード感のあるダイナミックなサウンドを実現できました。今回使用するプロセスにあったインピーダンス設計としていまして、ただ低ければよいというものではありません」(中元氏)

AK4499は4ch仕様であったが、AK4499EXでは2ch仕様となっている理由として大きなポイントとなっているのが、ピン配列からくる基板上の自然なレイアウトにあるという。AK4499は128ピン、AK4499EXでは64ピンと半分になっているうえ、デジタルとアナログの領域の境界を明瞭にし、基板の配線のしやすさ、信号の流れの最適化を実現し、さらなる高音質、理想のサウンド追求に貢献している。

「AK4499では4ch仕様でしたが、ch間のレイアウトをシンメトリーにしたいという思いがありました。信号の流れを自然にしたいというのは、我々も目指していたものですが、供給先となるセットメーカーさんの側からも要望されていたことでもあります。デジタルの飛び地ができると分離したいのに基板上で全くできなくなってしまう。それならば4ch仕様を切り捨ててしまってもよいのではないか。むしろchあたりのノイズをしっかり下げることで、各chバラバラでも、束ねてパラレル化しても、基板上で線が引きやすくなりますし、自然なレイアウトにした方が使い勝手も高まります」(佐藤氏)
レイアウトをシンメトリーにするなど、より引き回しやすく自然な配線を実現
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887_2.html


さらなる特性改善を可能にした「DWA Routing Technology」
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887_3.html

そして二つ目の世界最高クラスのアナログ特性の実現という点について、具体的なこだわり、新技術であるDWA Routing Technologyについても中鉢氏が説明してくださった。
DWA Routing Technologyの開発に大きく関わった中鉢達也氏

「世界最高クラスのアナログ特性の追求は低ノイズ・低歪みであることです。理想の音を追求するために、DACの真のノイズ特性を低減しています。特に1chあたりのS/N特性が真の回路特性と考え、AK4499より1dB改善しました。また歪み特性はAK4499と同じ−124dBと世界最小クラスです。ファブが変わったことで、この特性を出すことは設計として非常に苦労した点の一つですね。他社ファブの特徴を理解して、どこを変更すべきかを考え、我々がずっと取り組んできた低歪み技術を組み合わせることによって−124dBを達成できました。

そしてS/N特性が1dB改善した点は、新技術であるDWA Routing Technologyがもたらした効果が大きいと考えています。超低ノイズを達成するためには、電流出力型DACの電流生成に用いられる多数の抵抗素子の高いマッチング精度が要求されます。一般的にはダイナミック・エレメント・マッチングという技術を使い、抵抗を満遍なく平均化して使用することでそのミスマッチを見かけ上、下げています。DWA Routing TechnologyのDWAはデータ・ウェイティッド・アベレージの略となりますが、この技術ではダイナミック・エレメント・マッチングをベースに、製造因によるミスマッチの影響を減らしS/Nを改善させました。無信号時や小信号を含め、様々な振幅でのノイズが減少していることで微小信号のリアリティ、細やかな表現がAK4499より良くなったと感じています」(中鉢氏)

今回のAK4191+AK4499EXのセパレートDAC構成のチップや、今年に入って登場したAK4490RやAK4493Sは他社ファブでの製造委託生産となる。これまで自社ファブだからこそのメリットやこだわりもあったはずだが、この点をどう克服したのだろうか。

「ファブを持っていた強みもありましたが、これまでの知見が蓄えられていたことの方が大きいように感じます。この知見によってどこのファブを使ってもどのようにすればよいのかがわかる。これは自社ファブを持っていたことで、プロセス側とのやり取りを重ねて深い知見を得られたというメリットですね。“このプロセスの特徴はこうなっているから、こうした対策をしないといけない”という設計としてのノウハウを持っている。延岡工場のプロセス開発に携わったメンバーは社内にいますし、やり取りを重ねることで得た知見はとても大きな資産です。だからこそどこで作っても大丈夫という自信があります。新しいファブを使うときに“ここがリスクだろう”“使いやすいだろう”という見極めが意外とできるようになっていますね」(中元氏)

「DWA Routing Technologyもプロセスエンジニアと色々やり取りを重ね、“こういったことが起こり得る”という紙の上、ファブのデータの上だけではわからないことも想像し、また判断して進めてきました。プロセスエンジニアや回路設計者とともに協力して出来上がっているといえますね」(中鉢氏)

超ハイスペックフォーマットへの対応とジッターへの対策

三つ目のポイントである超ハイレゾ音源に対応しつつ、シンプルな操作を実現する2チップソリューションについては、AK4191が持つデジタル処理部の先進性がもたらすメリットが大きい。AK4191は1536kHz/64bit・PCM&44.8MHz・DSDまでの入力に対応しており、今後よりハイレートな音源が登場した際、問題なく対応できる。

そしてPCM/DSDモード切替やPCMサンプリング周波数モード、DSDデータストリームレートの切り替えも自動で行う機能性の高さ、さらにAK4499EXに対し、ミュートコントロールを行う制御信号生成機能を設け、音源切り替え時などのPOPノイズ抑制を実現している。これに加え、音質的に大きな優位点となるのが、デジタル部とアナログ部のクロックを分離でき、低ジッターな伝送が可能になる非同期動作モードを搭載していることだ。

「AK4191のオーディオインターフェースはオーディオクロックに同期して動作しています。AK4191の後段からD/A変換するAK4499EXは別の低ジッタークロックを用いることで高精度なD/A変換が可能になります。例えばストリーミングデータの再生時など、送られてくるデータと、クロックがDACで動かしたいデータとクロックのレートが揃っていない場合でもより高精度なD/A変換が可能です」(中元氏)

「データ変換時にはイメージ成分と言われる不要な成分も発生します。サンプリングレートコンバーターにも比肩するパワフルな演算量のデジタルフィルターで150dBの阻止帯域減衰能力を実現させて、イメージ成分に対処しています。このフィルターをデジタルチップに持たせることで非同期動作のノイズも抑えられ、結果として劣化のないアナログ特性を実現できました」(中鉢氏)
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887_3.html


評価ボードにて音質をチェック。ナチュラルかつ付帯感のないサウンド
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887_4.html

東京・日比谷にある旭化成エレクトロニクス内の商品検討用試聴室にて、AK4191+AK4499EX評価ボードの音を聴くことができた。
旭化成のDACチップ開発の拠点となる試聴室。スピーカーはフォーカルを使用

AK4191+AK4499EXの組み合わせによるサウンドは、音が出る瞬間のエアー感、立ち上がりや立ち下がりのリアルさに驚かされた。AK4499も空間表現力の高さを実感したが、その比ではないナチュラルさと付帯感のない澄み切ったサウンドである。
中央上の正方形がデジタル部を担う「AK4499EX」、その下の正方形が「AK4191」

オーケストラはハーモニーの緻密さや個々のパートの細やかなニュアンスや抑揚感も取りこぼしなくトレースしてくれる印象だ。管弦楽器の質感は自然な潤いがあり、ハーモニーは爽快で過剰なエンハンス感は一切感じられない。S/Nの高さはAK4191+AK4498の試聴でも感じられたセパレート方式ならではのメリットであり、余韻の階調性の高さ、静寂感のある音場のリアリティを正確に描き切る。それとは対照的にローエンドの太く逞しい音伸びの豊かさ、躍動感あるリズミカルな表現も兼ね備えており、音源の持つ情報量を欠損なく引き出してくれるような感触を持った。
社内での音質評価にも使われる評価ボード

ボーカル表現においても音離れ良くスッキリとした描写であり、ボディの質感も丁寧に描き、しなやかで強調感がない。空間表現にも長けており、リヴァーブ表現の微細なグラデーションも誇張なく追随してくれる。リズム隊のふっくらとした密度感と、アタックの自然なキレ、雑味がなく滲まない余韻表現の生々しさなど、これまで聴いてきた汎用DACチップでは体験したことのない世界観であった。

録音に立ち会った192kHz/32bit音源も聴いてみたが、楽器のアタックやリリースの正確さ、ボーカルの自然な定位と歌い出しのふわりとした空気の揺らぎも正確に表現してくれ、色付け感がなく息継ぎで感じられる口元の瑞々しさも細やかに描き出す。ピアノのアタックの素早さや重みを感じるボディの唸り、ハーモニクスの響きのクリアさも申し分なく、スタジオでプレイバックを聴いているかのようなリアルさであった。
AK4499EXのサウンドを試聴する岩井氏。幻の「AK4191+AK4498」との聴き比べも実施

AKMブランド、今後の展望。より音源の本質に迫る音を引き出すために

最後に、今回のソリューションは改めてセパレートDAC構成を世に問うとともに、AK4499の進化版であるAK4499EXの優位性、新たなフラグシップDACチップとしての存在意義を示す形となるが、その開発に込めた思いとこれからの展望についてもお三方に伺ってみた。
AKM復活に込めた思いを語る佐藤氏(右)と筆者(左)

「セパレートDAC構成のソリューションが正式に供給されるのは今回が初めてとなりますので、改めて市場の反応を見ていきたいですね。セパレートDACのラインナップはもちろんですが、例えばAK4497は非常に人気のあったDACチップでしたので、その復活の是非も検討する必要があるかもしれません。今回のAK4191+AK4499EXの音を聴く中で、再生する音源の録音状態の善し悪しもストレートに表現してくれる印象を持ちました。この音の感触を得て、ある音楽家の方が話していたことを思い出したんです。それは“かつてのシステムだと、どう録音されるかを意識した演奏を行う必要があった。しかしデジタルの進化によって今は録音することでボトルネックになるようなことはなく、自分たちが望む演奏をそのまま残せるようになった”ということでした。まさに今回のソリューションはアーティストが理想とする演奏を引き出せるDACとなっていると感じます」(佐藤氏)

「AK4191とAK4499EXを組み合わせた構成はかなりオーバースペックですが、長い目で見れば、周囲のDACチップもより上を目指していくでしょうし、DACの周辺に置かれることになる電子部品もどんどん高性能になっていきます。ですから現状に満足せず、より高いスペックを持つDAC作りに邁進していきたいですね」(中鉢氏)

「AK4499EXの前に送り出したAK4490RやAK4493Sを作った段階で、これまでよく言われていた、いわゆる“電圧出力型の音”や“電流出力型の音”という固定概念に留まらない、より音源の本質に迫る音を引き出せるようになったと感じました。エネルギー感のある豊かなサウンドが、新しいプロダクトで体感できると確信しています。AK4499EXも含めたこの3製品は外から手を加えた部分に素直に反応を示してくれる純粋さも魅力です。初めての試聴では素直すぎてびっくりしたほどです(笑)。外部の部品構成に対してのレスポンスも良く、手をかけたなりにそのまま結果が出てくるという印象ですね。

セパレート構成とすることで、デジタルノイズに埋もれていた情報を鮮明に表現できるようになったと実感しています。2個使いというDAC構成に対しては市場のリアクションも気になるところでしたが、まずは音を聴いていただきたいですね。次はまだどんなものを手掛けるのか分かりませんが、これからも引き続きDACチップ開発を行っていきます」(中元氏)


AK4191+AK4499EXのサウンドを実際に体感すると、これまでの汎用DACチップのサウンドとは一線を画す、より生に近い高純度な音体験に衝撃を受けることだろう。電圧出力、電流出力という枠組みも超えた新世代のDACサウンドがAKMの新フラグシップ・セパレート方式では味わえる。ある種R-2Rラダー方式にも近しい高密度なサウンドだが、AKMのセパレートDAC構成は圧倒的な低ノイズ・低歪みにより、清廉で滲みのない正確な音場表現も実現しており、空気感の佇まいからして異なる印象だ。

この異次元ともいえるフラグシップ・セパレートDACのサウンド性に対し、これからのDACチップの選択肢、その進むべき道筋にも大きな一石を投じる意義深いプロダクトであると確信する。AKMのDACチップが戻ってきたという喜びを数倍にも高めてくれる、フラグシップの名に恥じない素晴らしいDACチップソリューションといえるだろう。

(提供:旭化成エレクトロニクス)
https://www.phileweb.com/interview/article/202207/27/887_4.html

11. 中川隆[-12861] koaQ7Jey 2022年11月18日 17:41:31 : sg8QeKT2us : WS5QRFI0UDM1Tk0=[5] 報告
DACチップはESSか旭化成か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14028830

旭化成 AK4191+AK4499EX搭載のDAC
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14064243

パソコンとDAコンバーターの間にDDコンバーターと外部クロックを入れた方がいいか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14029056

中国 Topping 社の超格安・超高音質 DAC
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/489.html

中華 DAコンバーター GUSTARD A22 _ 12万円
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/151.html

12. 中川隆[-12838] koaQ7Jey 2022年12月10日 10:06:19 : Ac21rZ0DvM : d3NoZkNaeXVuU2M=[2] 報告
GUSTARD DAC-A26 _ 旭化成 AK4191+AK4499EX搭載のDAC
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14064243

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