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2011年4月11日22時41分 〜
コメント [エネルギー2] 新聞メモ2 びぼ
169. 2011年4月11日 22:41:52: zceuNfFKUM
東日本大震災:弁当箱あった!…亡き息子へ黙とう後に発見

東日本大震災の発生から1カ月を迎えた11日、岩手県陸前高田市の村上健剛さん(52)と智子さん(50)は、津波の犠牲になった長男寛さん(24)の勤務先だった市民会館で手を合わせた。黙とう後、がれきが散乱する館内で村上さんが声を震わせた。「弁当箱あったー」

 智子さんが3月11日朝、寛さんに渡した黒い弁当箱が、2階と3階を結ぶ階段付近に落ちていた。智子さんが開けると、中は、おかずを分ける銀紙があるだけで、空だった。「いつもは嫌いな物を何か残すのに。こんなにきれいに食べて」。両手で弁当箱を慈しむように握り、おえつした。

 あの日、寛さんは市民会館で避難誘導に当たった後、消防団活動に向かおうとして津波に襲われた。5月末に初めての子を授かる予定だった。遺体は1週間後に見つかった。

 黙とうに際し、智子さんは自宅の庭で育てたスイセンやチューリップなどの花束を手向けた。震災から1カ月となった今も、よく眠れないという。【佐藤敬一、写真も】
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110412k0000m040064000c.html

http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/283.html#c169

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] マリファナでガンが治る?! 研究者が検証 - デコペルタ。(大麻に抗癌作用) kokopon
04. 2011年4月11日 22:44:06: x1v8EwHn8I
ふぐは食べてもよし。

日本政府。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/483.html#c4

コメント [経世済民71] 東電株、500円台回復 2営業日連続のストップ高(asahi.com) 赤かぶ
04. 2011年4月11日 22:45:29: GOqipyToes
経団連会長、東電国有化論けん制 賠償免責を(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041101000952.html

経団連は一般庶民にツケを払わせる意向です。


http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/442.html#c4

コメント [原発・フッ素8] ふくいちライブカメラ(14時) あややの夏
43. ただちに 2011年4月11日 22:46:05: FeWjN6uHDYtsk : LnI5sz0F9s
ライブカメラの映像。
夜間照明?も消えましたね。
原子炉の状態が急変した時には即応が求められる状況には変わりないはずなのに。
現場の士気が目に見えて低下しているとも聞きましたがもうどうにもならない状況なのでしょうか。
日本を救うためと頑張っていただいた現場作業の方々には本当に申し訳ないと思います。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/827.html#c43
コメント [原発・フッ素9] 福島原発事故の医学的科学的真実と題した、 稲 恭宏博士 緊急特別講演 (いすけ屋の戯言) 独歩
14. 2011年4月11日 22:46:23: u0Q447JkMU
この人の論文というか中央電力研究所の紀要(中電研のホームページから読めます)を読んだけど笑ってしまった。Natureに掲載されたと大嘘が書いてあった。Pub Medで調べたけどそんなのなかった。この人は狂ったトンでもだよ。医者でもないし(早稲田の衛生出身の学歴ロンダ)、この人のマウスでの研究結果は人間に応用できる代物ではないし、外部被曝の実験でした。その紀要に収載の報告書のひとつ

低線量率放射線による生体防御・免疫機構活性化

というのの序論に
「低線量率放射線の生体影響評価は、いまや多くの科学分野の興味からだけではなく、原子力発電所および使用済み核燃料貯蔵施設周辺の社会生活の面からも大変重要な課題になっている。・・・」とあった。

そういうことね。害にならないどころか健康を増進させるというトンでも説を導くのが使命だったのね。

でもこの人中電研辞めた後、妄想を肥大化させて怪しげな治療をやっているようだけど、医者でもないのに患者に放射線あてていたら犯罪ではないか!?

http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/cgi-bin/report_results.cgi
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/123.html#c14

コメント [原発・フッ素9] 東京は安全なのか(つぶやきいわぢろう) gataro
03. 2011年4月11日 22:48:30: mDpvYvbaUE
東京は安全かどうかを書きたいのではないの?
政府批判のみで終わっちゃった。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/130.html#c3
コメント [自然災害16] 決定的な証拠 311地震は核爆発に近い 東京湾の人工地震が起きた頃ドーンと放射線数値が急上昇 hirokumm
235. 2011年4月11日 22:50:12: HzVRPXZUmA
>>233
あのな、、、
そうやってなんでもかんでもそう考えればそういう気もするってもんだよ。
誰でも出来んだよそうやって結びつける事は。

次は東京湾だ。
近くでナマズでも観察してろ。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/841.html#c235

コメント [原発・フッ素8] 福島第一原発の各データに異変 1号炉の温度上昇260.7 ℃ 放射線量急激な拡大 fm99.8
115. ひろみ 2011年4月11日 22:51:23: 3lZ/J3mpsP7HY : NTwDMPigmI
おもいっきり乱暴に要約すると
地球の熱源を、コアにおける核分裂反応と仮定した上で、熱対流で薄い地表面が移動することにより地震が起こる、
という理論のようです。
いわゆるプリューム・テクトニクス理論の亜型のようです。
我々が乗っている極薄い地表地殻の下に、マグマの暖流と寒流があって、その相互作用を想定しているように読めました。
ちなみにプリューム・テクトニクスとは、簡単に言えば、味噌汁椀の対流と同じことが、この丸い地球で起こっている、というものです。
熱源には、↑の核分裂や重力による核融合、あと地球の自転による電磁発熱などの仮説があります。

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/775.html#c115
記事 [原発・フッ素9] 計画的避難区域の発表、地元から情報漏れ前倒し(読売新聞)
計画的避難区域の発表、地元から情報漏れ前倒し
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110411-OYT1T01028.htm?from=top

 政府高官は11日夜、東京電力福島第一原子力発電所から半径20キロ・メートル圏外に設定する「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」について、「地元自治体から情報が漏れ、不正確に伝わっていたので発表を急いだ」と述べた。


 当初は、福島県飯舘村などの関係市町村と調整後、13日前後に公表予定だったが、急きょ公表を前倒ししたことを明らかにしたものだ。

 高官は「避難が必要な期間は数年に及ぶ可能性は否定できない」とも語り、避難指示や計画的避難区域の設定は長期に及ぶとの認識を示した。

(2011年4月11日22時20分 読売新聞)

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/131.html

コメント [原発・フッ素9] 被災地からの手紙(2) (宮崎学の「突破者の独り言」) 七転八起
02. 2011年4月11日 22:52:44: xfcHHAc1CM
国有化?民営?形は同でもいい。誰が放射能を止めるのだ。一死をもって誰が立ち向かうのだ?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/128.html#c2
コメント [原発・フッ素9] “原子力村”推進一辺倒 反骨の学者、小出裕章・京大助教に聞く(東京新聞) gataro
13. 2011年4月11日 22:53:28: uckBIk8np6
たけしのTVタックルを見た。報道の変化を感じた いい意味で。
瓦礫の上が1シーベルト NHK水野解説員の出番が少なくなったこと等のネタが出た。(水野解説員ー震災後しばらくは信頼できる危機レベルを提供してくれていたがある日から急にトーンダウンして様子が変わった)
たけしが変えてくれたのかどうかわからないが、政治、東電に対して攻撃レベルが上がった。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/126.html#c13
コメント [原発・フッ素8] 近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
67. 2011年4月11日 22:54:00: EGaQ73B5yp
福島・浪江町、積算で34ミリシーベルトに 来年3月には313ミリシーベルト

1 名前:名無しさん@涙目です。(神奈川県) 2011/04/11(月) 22:36:59.94 ID:luzG1eFE0● ?2BP(0)


福島・浪江で34ミリシーベルト=大震災後の積算放射線量推計−安全委

原子力安全委員会は11日、福島県内の53地点について、先月12日〜今月5日の大気中の放射線量の推計積算値を発表した。
福島第1原発から24キロ北西に位置する浪江町赤宇木椚平で、最大の34.0ミリシーベルトに達していた。

安全委によると、現時点の線量が続くと仮定した場合、椚平では東日本大震災発生から1年が経過する来年3月11日には313.9ミリシーベルトに達すると推計。
健康に影響を与える可能性が高まるとされる100ミリシーベルトを上回る。ただ、安全委は放射性物質は今後、時間の経過で減少するほか、雨などで流されることでも減るとしている。

浪江町の他の6地点は1.7〜20.3ミリシーベルト(来年3月11日時点では13.0〜154.8ミリシーベルト)、
飯舘村の4カ所は1.5〜11.1ミリシーベルト(同15.3〜91.1ミリシーベルト)。福島市の3カ所は0.4〜2.1ミリシーベルト(同2.4〜16.8ミリシーベルト)。

1年間の推計積算値は計12カ所で、計画的避難区域に指定する基準となる20ミリシーベルトを上回った。

安全委によると、屋外に8時間、木造家屋内に16時間いるとの条件で放射線量を推計した。24時間屋外にいたと仮定すると1.7倍の値となる計算で、
椚平では今月5日までの積算値は57ミリ、来年3月には523ミリシーベルトに達する。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041101027

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http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/835.html#c67

コメント [原発・フッ素8] 14歳の美少女タレントがマスコミに激怒「危険なのはバカな厨房2年の私でも分かる!!」 jesusisinus
180. 2011年4月11日 22:54:05: zh5YBTqgYc
>>大人である芸能人たちが、なぜ自らの意見を主張せず
不用意に政治的な発言をしたら、食えなくなるから。

>>。ヨきみはひとりじゃない」だの「日本は強い国」だのと言うだけ
大人ならそうするでしょ。干されるのイヤだから。

藤波心さんは、まだまだ子供。
社会に出たら、如何に自分が非力か分るようになる。

てか、芸能人やるだけじゃなく、いろいろ道があるしな。



http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/600.html#c180

コメント [原発・フッ素8] 京大原子炉・小出裕章「再臨界の可能性」全文聞き起こし(たねまきジャーナル・MBS毎日放送ラジオ) ジャック・どんどん
232. とおき 2011年4月11日 22:56:19: eYgVUMHJpCz8w : DW5UQQsZ8A
>>225.

指標になりえないっといってるんです。

可能性はありえないというのと指標にならないっとは違う。

もし、起こっていたとしても、それを判断する指標では
ないってことです。

今後に起こるかどうかとか、水素爆発するかどうかは、
努力しだいでしょ?
最悪な事態を防ぐために作業員の方々の皆様が
危険を顧みず努力なさってるのではないですか?

>>229さん
論文の件は、何件かみました。
でも、論文が必ずしも正しくはないです。
臨界してるのでは?と書いてある論文に対しても
やはり自分と同じような反論のコメントもあります。>>231さん
ええと、なぜか、今回の余震の方が自分の部屋の被害がでかいのです(涙)
部屋の片付けとかしたいですし、ゆっくりみてる暇ないので・・

それは4月10日(収録日はころなるでしょうが)
になって、自発核分裂についてお触れになさった
ということでいいんですね?
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html#c232

コメント [原発・フッ素9] 東京は安全なのか(つぶやきいわぢろう) gataro
04. 2011年4月11日 22:57:46: tEuMUcieh
イギリスとノルウェーの日本汚染予報を毎日見ている。
で、汚染がひどそうな県の食物は、しばらく念のため
買わない。

計測する側の行政は、野菜は洗って計るし、牛乳はいくつかの生産者の
ものを混ぜて計るし、土壌は平方メートル当たりをKg当たりに変えて計るし
ありとあらゆる手を使って汚染を低くみせるので信用できない。

あとは、産地偽装が心配だ。(これまで産地偽装が発覚しても、行政指導
で済ましているので、偽装はどんどん増えるだろう)。
極力、生産者名のラベルが付いているものを買うつもりだ。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/130.html#c4

コメント [原発・フッ素8] 近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
68. こねこねこ 2011年4月11日 22:57:48: rq5usMVciKlxA : xUKGE640rw
>>66
なるほど。
高線量地域の疫学について調べた論文ではペンダント式の測定器というのを用いて測定していたのですが、それもγ線しか検出しないものと考えていいのでしょうか?

>これ体内に取り込んじゃったらやばいでしょ?
阿修羅からたどれる放射能の測定サイトによると10^2Bq程度なのでまだまだ大丈夫だと思います
さすがに、10^8Bqも取り込んだら死んでしまうかもしれませんが…

http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/835.html#c68

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 天災が人災になる狂った政治のせいで勧告の首相に日本は無能だと言われた悲劇 花子
03. 2011年4月11日 22:58:25: rrntN99dbw
不手際続きの菅内閣のやり方や慎太郎をまた都知事にした日本人を見れば、韓国人だけでなく誰だって、日本人は気が狂っているか馬鹿だと思うだろう。おいらだって同じようにそう思うからだ。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/482.html#c3
コメント [原発・フッ素9] 被災地からの手紙(2) (宮崎学の「突破者の独り言」) 七転八起
03. 2011年4月11日 22:59:06: xfcHHAc1CM
02だ。同でもいいを、どうでもいい、に訂正する。おもしろい間違いである。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/128.html#c3
コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] マリファナでガンが治る?! 研究者が検証 - デコペルタ。(大麻に抗癌作用) kokopon
05. 2011年4月11日 23:02:34: kzMCouN9V2
02さん
03さんの言うように、大麻で薬中・廃人にはなりません。
理由は私の実体験からです。
1回2回の経験ではありません。

覚せい剤でさえ常習でなければ、廃人にはなりません。
私がいる建築業界には、覚せい剤は付き物です。

何人もの人が覚せい剤をやっているのを見てきました。
常習者もいましたが、そのような人たちは往ってますが
珠にやる人たちは、オカシイところはありません。
ただ、物をみると欲しがります。

これも書物等ではなく、実体験です。


http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/483.html#c5

コメント [自然災害16] 不気味な兆候…活発化する火山 M6以上の地震が頻発(zakzak) 赤かぶ
04. 2011年4月11日 23:04:52: HzVRPXZUmA
>>03
近いなら乗っけてもらえよー
小学生と一緒に!
たっのしいぞー
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/884.html#c4
コメント [原発・フッ素8] 日本各地で原発に怒った市民がデモ行進。 なんじゃこりゃー
38. 2011年4月11日 23:05:05: t73BIiJn5Q
石原がんばれよ。
プルト君も応援してるよ。
みんなで石原をプルト君で応援しようよ!

痛いテレビ : 【動画】頼れる仲間プルト君
http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51650848.html


都知事選のときから原発推進デモやるって言えよ。
それと、自民の東電関係者に、ユーチューブに原発内部の映像流せと指示すること。
尖閣ビデオ流しは愛国者でも何でもなかったからね。
特に政府の主張と変わらなかったし。

石原の糞、日経の記者飛ばしてマスゴミがビビってるから、石原批判がマスゴミから出ないのをいいことに、やりたい放題だな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/901.html#c38

コメント [経世済民71] 夏のピーク時電力どうにか足りそう? その節電策とは(zakzak) 赤かぶ
05. 2011年4月11日 23:05:11: GOqipyToes
通勤ラッシュ時の電車の空調止めたら修羅場になりそうだ。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/427.html#c5
コメント [原発・フッ素8] [今日、取材した内容}京都大学原子炉実験所 小出裕章氏に聞く(岩上UST) 原発を止めても電力は足りる 具体的に説明 なんじゃこりゃー
20. 2011年4月11日 23:06:21: pOYsEWpBpo
某掲示板にこんなのが載っていた。

知り合いの某誌記者から聞いた話だけど東電広報を通じて
新潮編集部に京大の関係者から連絡があった
内容は数少ない反原発派の研究者のK助教の金銭トラブルだという
同じルートで現代、ポスト、文春にも編集部に話があったらしい
どうやら新潮とポストが掲載を前提に取材に動くそうだ
新潮とポストに近いうちに東電の広告がデカデカと載るだろうから要チェック

みなさん、注視しておこう。

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/925.html#c20

コメント [原発・フッ素9] 計画的避難区域の発表、地元から情報漏れ前倒し(読売新聞) 赤かぶ
01. 2011年4月11日 23:06:27: tEuMUcieh
「計画的避難区域」やら「緊急時避難準備区域」やら言われてもねー。
言われた住民はどうすりゃ、いいの?
自分で説明書よんで、定義や解釈を考えろってことね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/131.html#c1
コメント [マスコミ・電通批評11] たけし流「東京湾に原発作れ」持論を展開(サンスポ) 赤かぶ
03. 2011年4月11日 23:09:47: uBT89EaV5M
たけし、キライだから番組見ないで書くけど

政府の批判はするが
け〜〜〜〜っして東京電力様の悪口はい言いませ〜〜ん。

http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/726.html#c3

コメント [原発・フッ素8] 近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
69. こねこねこ 2011年4月11日 23:09:54: rq5usMVciKlxA : xUKGE640rw
追記
環境線量について勘違いしてました。指摘感謝します
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/835.html#c69
コメント [原発・フッ素8] 近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
70. 2011年4月11日 23:10:43: xBaNckVipI
地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開 丸善出版株式会社 (低いレベルの放射線の人体への影響)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/903.html
投稿者 ニューロドクター乱夢 日時 2011 年 4 月 10 日 18:03:19: wyCbfwX.95FPw

地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開 丸善出版株式会社
http://pub.maruzen.co.jp/index/kokai/

 東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)により被害を受けられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 小社では、心ばかりではございますが、これまでに刊行した書籍のうち、災害、放射線、心理学分野に該当する文献の本文を公開させていただくこととしました。

 各タイトルとも、章ごと、項目ごとにPDFでご覧いただけるようになっております。
一部タイトルについては急遽画像スキャンによる作業を行ったため、必要な箇所をお読みいただくに際し、少々取り扱いにくいものがございますが、何卒ご了承ください。

 多少なりともお役に立てていただければ幸いです。


◆身近な放射線の知識
放射線医学総合研究所 編
佐々木 康人 著

 私たちは放射線や放射能とともに生きている。医療での放射線利用はよく知られているが、宇宙や大地、さらに身体の中にある放射性同位元素による放射線からは逃れられない。一方、多量の放射線は身体に害を及ぼす。正しい知識を身につけ、リスクと便益のバランスを判断できるように、放射線の受け方、受ける量等による影響を、身のまわりの具体的な話題の中からまとめた。

 まえがき・目次

 第1章 放射線の経歴書
 第2章 低いレベルの放射線の世界
 第3章 放射線と生命
 第4章 低いレベルの放射線の人体への影響
 第5章 放射線と医療

35.放射線はわずかな量でも影響があるのか―国際的な大論争
http://pub.maruzen.co.jp/index/kokai/mijika_houshasen/04.pdf

 放射線はどんなにわずかな量であっても人体に影響を与えるものであろうか。例えば私たちの周囲は自然放射線に満たされている。毎日食している食べものにも放射性物質は含まれているし、ラドン温泉でゆったりと温泉を楽しむ間にも放射線をあびている。また世界的に見ると、通常よりも高いレベルの自然放射線を、毎口あびて暮らしている人々もいる。しかしこれらの地域の人々が放射線によって何かの不都合を生じているという報告はない。こうしてみると、わずかな放射線なら人体に影響はないと考えてもよさそうにも思える。
 しかし、これまでもたびたび登場してきた国際放射線防護委員会(ICRP)などをはじめ、現在の放射線防謹の基本的な考え方は「このレベル以下だったら安全という放射線量はなく、被ばく線量に応じてがんや白血病が発生する確率が増える」、言い換えると「放射線はどんなに低いレベルのものであっても、人体への影響があり得る」という考え方に立っている。これを〃しきい値のない直線反応関係(LNT:Linear nonthreshold Dose-Response)〃と言い、一般に直線仮説あるいはLNT仮説と呼び習わしている。このLNT仮説は、世界各国でも、ICRP勧告を受け入れる形で、国内の原子力に関する規制の法律や放射線障害の防止にかかわる法律に取り入れている。
 しかしこのLNT仮説に疑問を呈する考え方もある。それはある値以下の低レベルの放射線は影響を与えない、つまり〃しきい値″があるという考え方だ。例えば、がんの発生に関して、中国やインドの高自然放射線地域の住民を初めとした、低線量に被ばくした集団を対象とした多くの疫学研究では、がんのリスクは統計学的に意味があるほどの増加が見られていないため、それら集団が受けた数十〜数百ミリシーベルトをしきい値と考えていいのではないか、といったものだ。
 果たして放射線の影響には、しきい値があるのか、それともLNT仮説のように、放射線量に応じて影響があるのか、これが世界的な論争の焦点なのである。

36.直線仮説か“しきい値”があるのか―最近の論争

 LNT仮説かそれとも〃しきい値″があるのかという論争は、近年また新たな局面を迎えている。
 一九九○年ICRPは、最新の生物学的・疫学的知見をもとにLNT仮説の妥当性について検討し、以下のような報告を行った。その要点は次のようなものである。
@LNT仮説は、放射線からの防護目的としては妥当である。
ALNT仮説は科学的にも矛盾はないが、しかし絶対に正しいとも言えない。
 このように若干矛盾した報告となっているのは、ICRPのリスク評価の基本になっている広島と長崎の被爆者の調査では、若年者に対するリスクや遺伝的障害について信頼できるデータがなく、「放射線量」と「それによる影響」との関係や「リスク推定値」に不確かさがつきまとうためだ。
 しかしLNT仮説には、ICRPとは別の組織からもそれを擁護する見解が発表された。二○○五年に発表された、「放射線の生物学的影響に関する米国科学アカデミー委員会(BEIR委員会)」の第七次報告書(BEIRlZ)でも、「不確実性はあるが、疫学、動物、メカニズムに関する研究データを踏まえた結果から、低線量(一○○ミリシーベルト以下)における放射線量と発がんリスクとの間には単純な比例関係があるとするLNT仮説と、現在の科学的証拠は矛盾しないと結論する」とし、その理由をおおむね次のように述べている。

@DNA損傷、それによる突然変異、放射線による初期段階のがん化のいずれもが直線的に影響が認められる。
Aさまざまな動物実験データ、疫学データはLNT仮説と矛盾しない*。
また最近世界保健機構(WHO)の附属組織である国際がん研究機構(IARC)のカーディス博士らは、一五ヵ国の原子力産業従事者の疫学調査結果を解析した報告書を発表した。それによると「放射線業務従事者が受けた典型的な低線量、低線量率の被ばくにおいてさえ、小さくても発がんのリスクがあることを示唆している」というのである。
 一方、こうしたLNT仮説に立つICRPやBEIR委員会とまったく異なる見解を示したのが、二○○五年に発表されたフランス科学アカデミーの報告書であった。その報告書でフランス科学アカデミーは「細胞レベル及び細胞以下のレベルに対する放射線の作用メカニズム、および、放射線の発がん効果に対する細胞、組織及び個体全体の防御反応に関する最新の知見を重視すると、腫傷の種類によってはしきい線量がある」という考えを示したのであった。なお、この報告書では、しきい線量の値や線量効果については示されていない。
 このように見てくると、LNT仮説を支持する見解が多数を占めているように思えるが、しかしICRPも述べているように、「LNT仮説は科学的にも矛盾はないが、しかし絶対に正しいとも言えない」とも言っているので、低線量放射線の影響についてはまだ議論が多く、結論が出せる状況には至っていない、というのが実状であろう。

*BEIR委員会のリスク推定によれば、もしアメリカ人一○○人がそれぞれ一○○ミリシーベルト被ばくすると、生涯において、その中の一人が放射線被ばくを原因とする白血病か固形がんになり、四二人は放射線以外の原因で白血病か固形がんになると計算している。このリスク推定値自体は、これまでの報告書等によるものと近い値である。一○○ミリシーベルトという線量は、国際的に許容されている職業被ばくの上限価として、ICRPが勧告した他(五年間で一○○ミリシーベルト)である。

37.直接的な証拠はあるか

 LNT仮説かそれとも〃しきい値″があるのか、この論争は主に広島・長崎の原爆被ばく者の疫学的データを基にしている。ところがデータが十分ではないので、論争になかなか決着がつかない。もっと直接的に、たとえば実験によって放射線の影響を確かめることはできないのか、とは誰しも思うことであろう。
 実は近年、新たな手法や機器が開発され、低線量放射線の影響を細胞レベルで調べることが可能になってきているのだ。
 例えば「マイクロビーム」は、ねらいを定めた細胞中の核あるいは細胞質に、望みの放射線量を当てることができる装置である。ビーム状に放射線を発生させる加速器と顕微鏡を組み合わせている。これを使った研究により、照射された細胞の近くにある照射されていない細胞にも被ばくの情報が伝わる、バイスタンダー効果と呼ばれる現象が明らかになった。
 また遺伝的不安定性と呼ばれる現象も明らかになった。これは、被ばくした後、見た目には正常細胞と変わらない細胞が、被ばくした情報を保有したまま細胞分裂を繰り返し、数世代後になって異常が現れる現象である。
これらの現象は、放射線で遺伝子が直接傷つけられなくても、また被ばくしても正常のように見えている細胞でも、その後、細胞に突然変異や発がんが起きる可能性があることを示している。
 一方、「低線量放射線により免疫機能が高まり、発がんが抑制される」、「あらかじめ微量の放射線を照射しておくことによって、その後の高線量放射線に対して抵抗性を示す(適応応答現象)」といった低線量放射線の効果を有益と解釈する現象(放射線ホルミーシス)についても報告されている。この効果が本当に有益かどうかはまだ議論のあるところであるが、一部の研究者が、発がんリスクにはしきい値があると考える根拠となっているのである。


http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/835.html#c70

コメント [自然災害16] 異常な、「奇怪な形の」雲&大きな閃光は変圧器のショート?&42秒差で、ふたつの地震?- 同時多発テロはヤラセだよ!ブログ 千早@オーストラリア
18. 2011年4月11日 23:10:56: pYhkHabkBU
千早氏、ここは自然災害の分野です。

ケムトレイルは、人の行為ですね。
社会的な分野の人災です。

自然主義、自然科学と人間主義、キリスト教などとの宗教とは、ハッキリ分けなければ、永遠に、例えば、ガリレオ裁判時代を越えることができません。

宗教、カルト、政治、軍・・・等々に、自然史観、自然科学等々は支配されます。

自然科学や様々な学術は、完全オープンの時にだけ、それらは、それらとして、存在できますが、宗教や政治が隠蔽して、それらを支配し、操作するとき、それらは、自然科学や様々な学術は、そうは言わず、ただの、人類支配のための道具や兵器とおなじになります。

言語をねじ曲げたり、支配、操作するのは、実は、同じことです。

管理人さんに、新しく、人為的な災害のような分野をつくっていただくか、他の、社会的な分野に投稿されるのが本当です。
人がする陰謀とかいう分野があるならば、そちらに投稿されるのが本当です。
自然とつく言葉は、他の言葉と異なり、特別に重大な言葉です。

自然分野に人社会分野の投稿は、言語の破壊、侵害、操作、支配です。
それこそが、ごまかしや捏造の本質ですから。
ご理解いただきますよう。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/889.html#c18

コメント [自然災害16] アメリカ人よ、なぜ鶴を折る 全米に広がる「Orizuruを日本へ」 日経BP ダイナモ
03. 2011年4月11日 23:14:39: RM0RXnxbT9
ありがとうアメリカ!!

いつか私達も!!!!
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/907.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 「ここまで露骨に癒着していたとは」東電・ゼネコン・仙谷由人氏が夜の銀座で. doradora1968
03. 2011年4月11日 23:17:00: xfcHHAc1CM
保科にゆっとけ。時給500万だったら受けてたつぞ。090−6250−1694佐藤裕一」
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/129.html#c3
コメント [自然災害16] 決定的な証拠 311地震は核爆発に近い 東京湾の人工地震が起きた頃ドーンと放射線数値が急上昇 hirokumm
236. 2011年4月11日 23:17:17: pYhkHabkBU
236
暴力団。
押し売り。
電話詐欺師。
そっくりな、暴言の数々です。

自然災害の分野に、社会分野の投稿は、お断りですという、張り紙があります。
お構いなしです。
管理人は、気づいていないのか、同類ですか。

言語をねじ曲げること・・・それが、ごまかし、捏造の本質です。
詐欺師、貴方です。

http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/841.html#c236

コメント [原発・フッ素9] 計画的避難区域の発表、地元から情報漏れ前倒し(読売新聞) 赤かぶ
02. 2011年4月11日 23:18:56: 2DhoYTzYM6
何か突発的で無計画な「計画停電」と同じようなテイストを感じる「計画的避難区域」という言葉。
何年か後には癌で死ぬけど今すぐには何も感じないよ、という意味の「ただちに健康に影響ない程度」と同じようなテイストを感じる「緊急時避難準備区域」という言葉。
菅枝野内閣も東電マインドであることをひしひしと感じます(笑)。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/131.html#c2
記事 [テスト20] Re: てすと 5/5
斉藤和義 「ずっとウソだった」

http://www.youtube.com/watch?v=FZ2-vE6PqAg&feature=player_embedded
http://www.asyura2.com/10/test20/msg/987.html
コメント [自然災害16] 決定的な証拠 311地震は核爆発に近い 東京湾の人工地震が起きた頃ドーンと放射線数値が急上昇 hirokumm
237. 2011年4月11日 23:26:40: pYhkHabkBU
阿修羅掲示板の管理人さんにお願いします。

言語が存在すれば、それに支配されます。
決して、管理人さんが支配できるものでもありません。

自然災害に対しての人為的な災害の分野のようなものを作っていただきたいと思います。
人による陰謀というような分野があれば、そちらに移動していただきたいと思います。
または、適当な社会的な分野に。

言語を破壊するということ、それこそが、ごまかし、捏造の本質ですから。
よろしくお願い申し上げます。


http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/841.html#c237

コメント [経世済民71] 経団連会長、東電国有化論を一蹴 「国は支援を」 ← 国は国民を救えだろが! jesusisinus
01. 2011年4月11日 23:28:05: dhLAl5sbY2

いつも国民感情を逆なでする経団連
献金はするけど義捐金はしない経団連
自分だけ減税と叫ぶ経団連
内部留保は貯金ではないと叫ぶ経団連
日本に子供はいらないと叫ぶ経団連
経営者のいない経団連

日本の将来を考えてほしい!
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/443.html#c1

コメント [経世済民71] ポスト原子力発電への選択肢 ―シェールガスにより世界のエネルギー事情が一変した― DOMOTO
03. 2011年4月11日 23:29:59: 1YataSbVoA
*京都大学原子炉実験所 小出裕章氏
「あらゆる意味で原発は最悪の選択、原発はいらない」
http://www.ustream.tv/recorded/13897618
原発をすべて停めても、現在の火力発電所の稼働率を7割に上げれば、カバーできる
政府と電気事業者の公開データで明らか
原発がないと電力が不足するというのは、真っ赤な嘘
政府、マスコミは本当の事実を伝えない
また、原発が安く電力を供給している、というのも嘘(ustの1:00以降で詳解)
原発のコストは最も割高
そのために、日本人は世界一高い電気代を払わされ、家計だけでなく、産業界にもダメージを与えている
アルミ精錬は、高い電気代に耐えられず、海外に出ていった
今、日本に残っているのは日本軽金属の一工場のみ
そこは水力の自家発電機をもっているからこそ、操業が可能に
原発は生産性を下げ、経済にもマイナスの影響を与えている


*04. 2011年4月11日 00:28:52: uttTlgXzzM
日本の電気料金は、韓国、台湾の1.6-2.0倍と海外に比べ圧倒的に高コスト。これは、水力<火力<原発の順にコスト高だから。
だが、日本の原子力政策=高コスト電気料金のために、日本の半導体・液晶業界は、台湾(生産シエア70%)・韓国に敗れ、国内メーカーは台湾に生産委託した結果、100万人を超える国内での働き場所が失われた。1機8,000億円も掛かり、送電線で40%もロスする原子力発電をなくすこと、これに変わって10円/kwh以下の低コスト地熱・風力発電の切り替えで、半導体・液晶・繊維・鉄・アルミなど多くの日本産業界がも復活し、300万人の働き場所も戻ってくると確信する。
高コスト原子力依存を止めないと、日本はますます沈没する。!!!技術屋なら常識


*原発なんてなくても、全く問題無い
東電管区では、過去に春&夏の2度、点検で「全ての原発が停止」していたことがある。
春は全く問題なし。夏の停止時には「需給調整契約」で大口の利用のみ2割ほど抑えただけ。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/03041401-j.html 平成15年4月14日
「当社の保有する原子力発電プラント17基(合計1730.8万キロワット)全てが停止することとなります」
↑この時、全ての休眠火力や停止火力発電所も再開はしていなかった。

原発利権に群がるハイエナ=電力会社+官僚+政治家+御用学者+マスメディアが知らせないだけ。

「脱原発のドイツが、フランスから電気を買っている」とコピペする工作員がいるが、
実際には、フランスはそれよりも多くの電力をドイツから買っている。
ドイツは、風力発電での発電量の過多の問題さえ抱えている。

電力の需給バランスの問題は、風力&地熱&水力&太陽光(現時点では火力も)を、揚水発電と組み合わせれば解決 。
(揚水発電=余剰電力を貯めておく方法で、今は原発の余剰電力のみに利用)
今では、夜中でも発電できる太陽光発電システム(赤外線&遠赤外線を利用)もある。
これらの普及を、暴力的な手段まで用いてことごとく邪魔してきたのが、世界中の原発利権派(ドイツのメルケル首相も)。


*「原発なしでも電力足りてる」 小出裕章氏:京都大学原子炉実験所助教 
http://www.youtube.com/watch?v=PLJVLul6Wz0&feature=player_embedded#at=212
現時点でも最大使用時のkw数は、原発を除いた発電可能総kw以下。
リンク先のグラフを見れば一目瞭然。3:30辺り。必見!


*【特別番組】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える
http://www.ustream.tv/recorded/13551476
http://www.ustream.tv/recorded/13552530
「発電コスト」「投資コスト」両方の観点から、米国では、既に太陽光発電の方が原子力発電より安くなっている
日本の太陽光発電が高いのは、わざとそういう値段に設定しているから
2:16辺りから日本&世界の再生可能エネルギー現状について詳細


*「 犬吠埼の沖合の風車発電だけで、東電の年間販売量とほぼ同じ発電量 」
東京大学に委託して出した↑調査結果を、この期に及んで隠し続ける原発利権派(官僚&政治家&財界)
風車で電気が足りてしまうが、原発利権が東大にデータを表に出さないように頼んだ。今でもHPで見れる。

また、九州大学の「カーボンファイバー」の風車発電は、水深500m以上の海域での操行もクリアー。海洋面積を入れると、日本の国土は12倍。
省エネ&蓄電技術も世界一。
世界で一優れたアイスランドの地熱発電は日本製。優れた技術を輸出しながら日本国内では、50年以上前に作られたきり。
欲にかられた原発利権が、日本じゃ無理と大嘘宣伝。

原子力は一番安いというが、国会図書館で調べたら初年度で13.9円。
しかも、廃炉にかかる莫大な処理費用は含まれていない。
一番高いと言われる水力は13.6円で、実は原子力が一番高い。
日本の電気料金はアメリカの3倍。先進国の中でもずば抜けて高い。
原発は不要どころか、単なる害悪。

「田中優さん講演」http://www.ustream.tv/recorded/13373990?lang=ja_JP
電気会社の利益のカラクリ〜事故を起こす度に焼け太りしてきた原発利権〜
→動画の一部を書き起こしたサイトhttp://togetter.com/li/113962


*『新しいエネルギーの未来』田中優より
秋田県のMECAROというちいさな会社が作ったスパイラルマグナスという風車は、
普通なら3本の羽が、5本付いているの。その1本1本は丸い棒で、
表にスパイラルのようなものが付いていて、風が吹くと一方にだけカラカラ回って、
カーブを投げたときと同じで羽全体が回転するんです。
それはゆっくり回るので、低周波も出ないし鳥がぶつかることもない。

なおかつ、強い風にも強くて、NASAで実験したら風速50mでも発電したそうです。(注:壊れなかっただけという説もあり)
去年最大の台風は風速38メートルだから。つまり、台風のさなかでもゆっくり回って発電しちゃうという、信じられないような風車を作っているんだよね。
東電は、「そのデータは公表しないで」と東大に頼んだ。 http://p.tl/01c5
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/433.html#c3

記事 [昼休み45] 地球が一つの生命体であり、311悪魔による攻撃に対して地球として防御に乗り出している
>ハザール式3連発マイノリティ地震は失敗? 宮城沖のようにほぼ同時に3発爆破して巨大地震を起こし福島原発を破壊しにいったが、なぜか上手くいかず爆破時間にズレが生じ巨大地震とはならず原発にも致命傷を与えられず・・・結果失敗。やけくそになって10分間隔ごとに発破使って余震のオンパレード?異常だよ、あの回数はさ・・・ 砕波

>もう、ここまで連日やられたら、これは日本はもとより全人類に対する「挑戦」と受け止める。邪悪なお前たちは、どんなことがあっても絶対に許さない。いつまでもそんな蛮行が続けられると思うなよ。糞ユダ金、糞野郎! テッド 2011/04/11 18:27

>ここまで露骨過ぎたら、いい加減に人工地震と気づくB層も増えるのではないでしょうか?津波までやるとは相当あせっているのでしょうか? カタイ 2011/04/11 17:54

>やはり地震起きたか・・・しかし失敗っした模様 そう何度もうまくいかないよ。日本の国土そのものに宿っている神々がそうはさせない。 やつらやけくそになってるから皆気をぬかないように。 のすけ 2011/04/11 18:23

>菌融悪魔達は,後がない状態ですね,日本はおろか中東でもばれるのを覚悟の攻撃をしています,この戦争に勝利すれば世界中に害を撒き散らす輩を死滅に追い込めます。 おばさん 2011/04/11 15:14

そろそろガイア理論の出番かなと思っておりました。

なぜ、ユダ金は中途半端な地震攻撃を繰り返すのか?この程度では、3.11のような大きな被害は生じないし、原発に対しての被害も限定的でしかない。打ち続く地震で対応する側も体制が出来ていて被害を減免できる。また、心理的効果を狙うつもりなら、もほや免疫ができてしまっている人が多い一方で、連続地震や放射能騒ぎへの怒りの矛先を探している人たちも増え始めている。彼らが、311テロの黒幕の正体を知ったら黙っているわけが無い。血の雨が降る。

ガイア理論 出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96
●ガイア理論(ガイア理論)とは、地球と生物が相互に関係し合い環境を作り上げていることを、ある種の「巨大な生命体」と見なす仮説である。
●ガイア説は、生物相と、海洋と、地圏と、大気との相互作用を考慮に入れた上で、地球生理学あるいは地球システム科学と呼ばれている。

「地球が一つの生命体であり、311悪魔による攻撃に対して地球として防御に乗り出している。」だから、悪魔たちは幾度繰り返しても目的を達成できない。

....と見ています。マジな話。RKやRK独立党が何度攻撃されても土壇場で悪魔を駆除排除できているのと同じです。「自然の摂理」です。(よって、RKは至って暢気。)

これに気がついたら、地球に感謝して地球と共に悪魔と戦う。それだけです。作成日時 : 2011/04/11 20:19リチャード・コシミズ・ブログ
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/765.html

コメント [雑談専用39] 自主投稿、輪廻転生、生まれ変わり。 宇宙一いい加減な博士
05. 2011年4月11日 23:30:44: 0yNpwugRk2
>>04,でしょ! たまらなく切ない。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/297.html#c5
コメント [経世済民71] 東電株、500円台回復 2営業日連続のストップ高(asahi.com) 赤かぶ
05. 2011年4月11日 23:32:37: 9U4yFz58Ug

01=03さま。妄想はたのしいですなあ。

社長は入院中に仕事ようけしはった。そう思います。

東電の将来は、福島原発の被害額をだれが払うのかという問題と同じと思われる。

1、東電に100パーセント払わせる。要するに、100パーセント減資です。東電の資産を没収し、更にリストラを断行し給与、年金のカットをしたうえで、国の立て替えた被害額、将来の被害額を稼ぐために、新会社を設立する。おそらく、この場合が補償総額は最も大きくなるであろう。

2、つつくと、困る人も多そうだから、東電がやっていけそうな額を負担させる。このやり方だと、おおよその被害額がはっきりするまでは、時間がかかる。東電としては、被害額の算出が、早ければ早いほど、支払額は少なくなるであろう。

3、責任の大部分を認可した国にかぶってもらう。裏金まで含んでいくらぐらいになるのかわからんが、これが東電の持ち出しが一番少なくなる。

1から3まで、どう転んでも、ファンドは売ろうが買おうが手仕舞いして去るだけだろう。

マスメディアの論調の変化をみるに、管氏は東電の将来には関与させてもらえそうも無いように思える。

3を採ると新首相はもたないだろうから、2を掲げ3を実行する政治勢力と1を掲げつつ2を落としどころとみる政治勢力との闘いかと妄想している。

http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/442.html#c5

コメント [経世済民71] 経団連会長、東電国有化論を一蹴 「国は支援を」 ← 国は国民を救えだろが! jesusisinus
02. 2011年4月11日 23:33:17: bWFvuWp34c
経団連は、東電とともに仲良く潰れてくれ !

経団連は、復興支援救済金幾ら出したんだい。 ソフトバンクのソンですら100億だ
20兆位出したのか ?

ゴミ議員に小銭にで誤魔化すのと訳が違う。 ヤクザ屋さんですら支援物資運んでるそうですよ。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/443.html#c2

コメント [経世済民71] 日銀が震災直後から銀行に資金供給した102兆6千億円はどこ に消えたか? fm99.8
02. 2011年4月11日 23:33:30: cqRnZH2CUM
まあ緩和好きな人々の期待通り、円安に貢献しているということだなw

http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/441.html#c2
コメント [原発・フッ素8] [今日、取材した内容}京都大学原子炉実験所 小出裕章氏に聞く(岩上UST) 原発を止めても電力は足りる 具体的に説明 なんじゃこりゃー
21. 2011年4月11日 23:35:22: sWFJg5azDU
どんな小細工をしても現実はそれを覆していく。
岩上さんも言ってたけど、確かに小出さんと同じ推測をアメリカの学者がしていたようだ。嘘は国際的にバレる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/925.html#c21
コメント [原発・フッ素9] 計画的避難区域の発表、地元から情報漏れ前倒し(読売新聞) 赤かぶ
03. 2011年4月11日 23:36:15: xfcHHAc1CM
計画的に押さえ込み、計画的に制御し、計画的に汚染し、計画的に逃げ、計画的に殺し、計画的に生き延びる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/131.html#c3
コメント [カルト7] のんちゃんからのメールに小便を漏らすリチャード・コシミズ チベットよわー
05. 2011年4月11日 23:39:37: 5akKIS7rMQ
「人口地震だ〜〜」×
「人工地震だ〜〜」○
嫌だな〜日本語知らないって
朝鮮のかたですか?
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/880.html#c5
コメント [原発・フッ素8] チェルノブイリ原発事故汚染食品は規制緩和で日本に大量に輸入されていた てんさい(い)
02. 2011年4月11日 23:40:37: FFuNfLHeO2
ネスレがきっとやっているといううわさがありました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/865.html#c2
コメント [経世済民71] 経団連会長、東電国有化論を一蹴 「国は支援を」 ← 国は国民を救えだろが! jesusisinus
03. 2011年4月11日 23:41:52: cqRnZH2CUM
仮に数兆円なら、東電に全額補償させようとしても倒産するだけで現実的に無理だから
国(国民の税金)が尻拭いするしかないということだな

http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/443.html#c3
コメント [原発・フッ素9] [重要なお知らせ]/福島原発のことについて・・(小林朝夫:ケロログブログより) 稲垣勘尚
09. 2011年4月11日 23:42:37: ReEy3A1c5k
アメリカやフランスからの原発応援部隊が来日しているのにも関らず、
原発の状況が日に日に悪化しているとはこれいかに。
何しに来てんだよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/111.html#c9
記事 [原発・フッ素9] 福島・浪江で34ミリシーベルト=大震災後の積算放射線量推計―安全委(時事通信)
>福島市の3カ所は0.4〜2.1ミリシーベルト
>(同2.4〜16.8ミリシーベルト)。

 人口29万人の福島市も計画的避難区域まで目前だ。

 今の状態が、ダラダラ続いたとしても、子どもにとっては、
 あまり良くない環境なのは間違いない。

 厳しい状況だな。

**********************

福島・浪江で34ミリシーベルト=大震災後の積算放射線量推計―安全委(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000174-jij-soci

原子力安全委員会は11日、福島県内の53地点について、先月12日〜今月5日の大気中の放射線量の推計積算値を発表した。福島第1原発から24キロ北西に位置する浪江町赤宇木椚平で、最大の34.0ミリシーベルトに達していた。
 安全委によると、現時点の線量が続くと仮定した場合、椚平では東日本大震災発生から1年が経過する来年3月11日には313.9ミリシーベルトに達すると推計。健康に影響を与える可能性が高まるとされる100ミリシーベルトを上回る。ただ、安全委は放射性物質は今後、時間の経過で減少するほか、雨などで流されることでも減るとしている。
 浪江町の他の6地点は1.7〜20.3ミリシーベルト(来年3月11日時点では13.0〜154.8ミリシーベルト)、飯舘村の4カ所は1.5〜11.1ミリシーベルト(同15.3〜91.1ミリシーベルト)。福島市の3カ所は0.4〜2.1ミリシーベルト(同2.4〜16.8ミリシーベルト)。
 1年間の推計積算値は計12カ所で、計画的避難区域に指定する基準となる20ミリシーベルトを上回った。
 安全委によると、屋外に8時間、木造家屋内に16時間いるとの条件で放射線量を推計した。24時間屋外にいたと仮定すると1.7倍の値となる計算で、椚平では今月5日までの積算値は57ミリ、来年3月には523ミリシーベルトに達する。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/132.html

記事 [経世済民71] 「日本株式会社」すら海外目指す−大震災で部品調達困難に
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_220027

2011年 4月 11日 13:07 JST

記事
 
 【東京】先月11日の東日本大地震と巨大津波が及ぼした日本経済への当初の打撃は、無数の建物や町全体が大波に流されるテレビニュース映像で震災当日に歴然としていた。

 1カ月を経た今日、今なお生産は混乱している。従業員が避難したり負傷したりし、工場は壊れ、インフラが打撃を受け、原発危機で電力不足に直面しているためだ。

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イメージ
AP Photo/Koji Sasahara

トヨタの宮城県大衡町の新組立工場(2月)

 こうした生産能力の大半はいずれ回復する。しかし、一部の影響はそのまま残るだろう。過去1カ月間、部品不足に悩まされたメーカーは島国日本国外に多様化を進める。そうした海外を目指す企業の中には、ほかならぬ日本企業も含まれる。

 2000年代初頭に経済財政担当相などを歴任した竹中平蔵氏は、「大震災はリスク面を浮き彫りにした。海外に工場を移転する企業が増えるだろう」と述べた。

 日本人が過去において耐えがたきを耐える能力を発揮してきたのは言うまでもない。1995年の阪神淡路大震災の際には大方の専門家の予想以上に急速に復興を実現した。しかし、3月11日の大震災による損害はそれをはるかに上回る。竹中氏は、今回の震災で日本の資本ストック喪失率は約5%と推定され、阪神淡路大震災の際の2%を大幅に上回ると言う。

 さらに福島第1原発からの放射性物質の拡散は前代未聞の出来事だ。日本はかつてほど復元力が強くなくなっている。政府債務は巨額で、アジアの競争国が台頭しており、人口は減少している。こうした苦痛に、夏と冬の電力需要ピーク時には計画停電が予想されるなど、大震災に伴う新たな制約要因がのしかかる。

 世界的なマイクロプロセッサー製造大手であるルネサス エレクトロニクスは、既に半導体の約8%をアウトソーシングしている。震災前に同社はこれを2013年までに25%に引き上げる計画で、大半を日本以外のファウンドリ(半導体製造会社)に委託する計画を表明していた。

 同社は現在、この目標を上回る外部委託を検討しており、現在すべて日本で製造している乗用車用半導体チップを米グローバルファウンドリ社シンガポール工場に委託することで交渉中だと述べた。

 同社は世界の主要自動車メーカーから得ている40%のシェアを失うのではないかと懸念している。これら自動車大手が同社に代わるマイクロプロセッサー供給源を探しているためだ。

 最もリスクの大きい日本企業は、当然のことながら、震源地に近い東北地方の企業だ。

 堀尾製作所は、震災で大打撃を受けた宮城県石巻市に本拠を置くメーカーだ。工員はわずか52人だが、ブルーレイディスクなどデジタルビデオデスクを読み取る光学部品では30%の市場シェアを誇っている。同社は、中国に2つの電子部品工場を持っているが、生産工場をさらに海外に移転する計画は現段階ではないという。

 しかし同社の堀尾正彦社長は、この地方には、同じような小企業が沢山あり、一部のオーナーは、納期に遅れたら、商売の大半を失うのではないかと心配していると、不安な思いを語った。宮城県庁経済部局の担当者も同じ意見で、工場を閉鎖したり生産を停止したりした企業は、注文に応えられないとビジネスを失いかねないと言う。

 経営コンサルタント会社アリックスパートナーズのハイテク担当カール・ロバーツ氏は、生産移転は容易ではないと指摘する。とりわけ精密製品は技術の集中や、特殊な工具と能力が必須だからだ。しかし、部品供給が止まった企業は、リスク軽減のための長期計画を立案しようとするだろう。

 「日本株式会社」を担ってきた主力企業の中には、日本に本拠を置く企業はこの国で生産すべきだという何十年間にもわたる「公約」を口にする企業が少なくない。しかし、大震災のはるか以前からこの約束は揺らいでいた。

 日産自動車は、取締役9人のうち4人は外国人で、既に日本国内の生産は25%に過ぎず、さらに多くの乗用車生産を海外に移転すると表明している。

 同社は昨年、小型車マイクラの生産を神奈川県からタイなど海外に移転した。大震災後、日産幹部は生産や部品調達の海外シフトを強化すると述べている。

 志賀俊之最高執行責任者(COO)は「われわれはまず、他の工場に生産をシフトできる東北の部品メーカーから調達し、次いで日本の他の部品メーカーから調達する。しかし、それがうまくいかなければ、海外の部品メーカーに求めていく」と語った。

 トヨタ自動車は2月に宮城県の大衡村で国内17番目の組立工場の操業を開始したばかりだった。3月の震災直後に操業を停止、今月再開する予定だったが、7日の余震で、計画変更を余儀なくされた。

 今回の震災から遠く離れた企業も海外移転を考えている。九州を拠点に破砕機、選別機、コンベヤなどを製造している中山鉄工所は、東北の部品メーカーからの供給が途絶えた部品を、従来から取引のある中国、マレーシア、台湾のメーカーから購入することを検討している。

 創業103年の同社の三代目社長、中山弘志氏は、被災地に発電機を送り、会社の施設に避難者を受け入れたが、「もし部品不足が続くなら海外から部品を調達することを考えなければならない」と述べた。

記者: Chester Dawson
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/444.html

コメント [自然災害16] 日本が、できることは何か 伊予次郎
01. 2011年4月11日 23:45:42: FFuNfLHeO2
原発廃止デモ。ベーシックインカム。政府紙幣発行。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/902.html#c1
コメント [原発・フッ素8] 福島第一原発の各データに異変 1号炉の温度上昇260.7 ℃ 放射線量急激な拡大 fm99.8
116. 2011年4月11日 23:46:07: MzQ0dNuj7k
熱移送説概略
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110321/219067/?P=1&rt=nocnt

ブログの筆者がどなたかは知りませんが
現実性のある大変な量の論説を呈示していて、
個人的には注目しています。

http://blog.goo.ne.jp/sasakimc/e/67590f6ff0efc7cf326b7ed261545654

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/775.html#c116

記事 [原発・フッ素9] ≪〔日本列島を核の墓場にする計画?〕広瀬 隆 著『パンドラの箱の悪魔』 第2話 壮大な核スキャンダル より抜粋≫

≪広瀬 隆 著『パンドラの箱の悪魔』 第2話 壮大な核スキャンダル より抜粋≫


Roentgenium:前回に続き広瀬 隆さんの著作から、日本とフランスの原子力産業の結び付きや原発と核兵器の関連性などを取り上げますが、中でも特にフランスの閨閥の話や利権の話などは、単に他国の内情として捉えるのでなく、日本にも閨閥支配の構図(社会の2層化)や利権の仕組みがあることを前提に、自国の闇についても思考を巡らしながら読んで頂きたいと思います。


◆   ◆   ◆


〔広瀬 隆 著『パンドラの箱の悪魔』 第2話 壮大な核スキャンダル より P.78−P.108〕


■インドとパキスタンの核兵器は如何にして開発されたか

国連は核軍縮の為の話し合いに熱心だが、核兵器の開発に携わって莫大な収益を上げる“主人公”の存在については、一切議論されたことがない。国連の会議場に姿を見せない主人公、それは軍需産業である。珍しく彼らが会議場に姿を見せる時には、全く別の肩書きで登場するので、殆ど招待を気付かれることがない。

≪≪古代ギリシャの詩人ヘシオドスが『仕事と日々』の中で指摘したように、人間は仕事があれば何でも良いのであり、怠け者と見られるのが最も辛い。その為、この世の殆ど全ての製造業は、初めは必要性に迫られて物を製造し始めたが、現在では動機がまるで違ったものとなっている。企業のサラリーを中心に多くの人が生活を送るようになった現在、事業者と労働者の職場を維持することが目的となって、製造業が存在している。動かさなければ会社が倒産し、失業者が出る、というメカニズムである。

従って正義や悪、或いは軍事的要求とは無関係に、核兵器もまた工場で経済的に成立しなければならない商品の1つである。これは産業として、自明の理である。殆ど一般人には見えないが、軍需メーカーの利益や倒産・失業問題が密接に繋がっているのである。各兵器工場で、資本家と労働組合の考えが一致しているは、現状に警告を発する者がいないという点で無気味である。≫≫

そのような動機と経済原理を無視して、正義の名のもとに国連が核兵器禁止の規則を作ったところで、実行力のない虚しい議論となる。過去全ての軍縮論議が、実行力を持たなかったことは、既に次のように実証されている。

ソ連のニキタ・フルシチョフ首相とジョン・F・ケネディ大統領が、核戦争一歩手前まで踏み込んで対決した1962年のキューバ危機と並行して、当時アメリカ国内では大気中の核実験による死の灰の大被害が、ユタ州やアリゾナ州などの西部諸州で顕著になっていった。その為、さしもの米ソ両国も放射能の危険に怯え、米英ソ3国が63年に“部分的核実験禁止条約”を締結し、大気中の核実験を禁止することになった。

更に、核兵器保有国をこれ以上増やさないようにと、核保有国から非核保有国への核兵器の移転や技術の輸出を禁ずる“NPT(核拡散防止条約)”も68年に調印され、発行したのは70年であった。

しかし核実験は抑えても、最終的核戦争(ハルマゲドン)に備える為の軍事上の核兵器開発は、それ以後の宇宙ロケット開発に伴うミサイル開発競争によって、加速度的にエスカレートしてゆき、巨大なメガトン級の地下実験は止むことがなかった。アメリカでは、膨大な国家予算に群がる各兵器産業が利益をむさぼり、そこにまた天文学的な政治リベートが生じて、とどまるところを知らない悪循環を生み出した。ソ連では、それら大企業の代りにマンモス官僚機構が同じメカニズムで資金を動かして、米ソ両国の核弾頭の数は、全人類を何百回殺しても有り余る程、飛躍的に増大したのである。

インドの初代首相ジャワーハルラール・ネールが訴えた“全面的核実験禁止条約”が無視されたまま、こうした米ソ両国の偽善に対する不満が爆発して、74年には、遂にインドが最初の核実験に踏み切った。全世界は、米ソの核開発以上に、インドの動きに新たな恐怖を覚えた。核拡散防止条約に何ら実効力が無いことが、僅か4年後に証明されたからである。

しかもこの核拡散防止条約は、理屈の上では、完璧であるはずのものだった。IAEA(国際原子力機関)が核査察を行うことになっていたので、5つの核保有国以外の国は核査察を義務付けられていた。その為、大国でなければ核兵器を持ているはずはないと公式には信じられていたからである。今以て、北朝鮮やイラクの核開発疑惑などでは、このIAEAの核査察が効果的であるかのようにニュースを賑わし、日本の外務省に尋ねると、こうした文言を金科玉条のように唱え返してくる。しかし、人間が都合の悪いものを上手に隠す能力を持っているからには、誰がそのような査察の効果を信じるだろうか。

それでも94年1月から、今度は部分的ではなく、これまでの反省を踏まえて、“CTBT(全面的核実験禁止条約、または包括的核実験禁止条約)”を作り上げようという国際会議が始まったが、成果はどうであろう。

翌95年から96年にかけて、中国とフランスが全世界の人の反対を押し切って核実験を強行したのではなかったか。中国の核実験は自国の国内で行われたが、フランスは南太平洋という他人の庭まで出掛けてゆき、地元住民の被害など眼中に無く、ジャック・シラク大統領達は平然としていたものであった。アメリカもまた、核実験の豊富なデータを持っている核保有国だけしか出来ない手段を選び、コンピュータによって爆発直前で反応を止める臨界前核実験(または未臨界核実験)と言う名の核開発を続行して、国際会議の参加者が抱いていた幻想を吹き飛ばし、神経を逆撫でしたのである。

コンピュータ実験が、98年12月迄にアメリカでもロシアでも5回を数え、99年に入っても続けられた。他国が実験を控えているうちに、アメリカやロシアだけが核兵器の威力を高めて良いと言う訳である。

そうした不安定な状況の中で、遂に24年ぶりに、インドの怒りが再び爆発した。98年5月11日と13日に、合計5回の核実験に踏み切ったのである。更にその核実験から僅か2週間後、5月28日と30日に、隣国のパキスタンが初めて、合計6回の核実験を実施したのだ。後者は“イスラム初の原爆”として、取り分け注目を集めた。これまでの国際会議が効果なかったことはこれで歴然としている。国連は、最も重要な商業の利権と失業問題についての議論を故意に抜かしてきたからである。

インドとパキスタンの核兵器は如何にして開発されたのか。本論に入ろう。

98年のインドの核実験で最高責任者を務めたインド原子力委員長のラジャゴパラ・チダムバラム博士は、実は、5つの核保有国以外の国に核査察を義務付けていたIAEAのウィーン本部で働いていた人物である。核拡散防止のメンバーであったのだ。IAEAは、核拡散を防止するどころか、核兵器を拡散する組織であった。このように重大なインド原子力委員長の履歴が、今日(こんにち)に至るまで、どうして日本の大新聞に一行も書かれないのか。否、海外でも全く報道されていない。

〔国際連合の前身である国際連盟、RIIAとCFR、これらは表裏一体に設立された。国際協調主義は表の顔、しかし実際はRIIAとCFRが裏で操り、その美名を巧みに利用するという仕組み〕

〔資料〕国際連合機構図(1977年4月1日現在)、他資料
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/1977_2/s52-fuhyou.htm

IAEAは、国連の機関として平和を謳っている。その公式の核拡散防止メンバーが、あってはならない核拡散の最高責任者として、98年5月の一連のインド核実験を成功させ、これに触発されてパキスタンが核実験を強行した。全面的核実験禁止条約とインド・パキスタンの核実験に関して、ここ数年にわたって報じられてきた膨大な量のニュースと議論は全て、真実らしく聞える嘘の塊であった。

日本は唯一の被爆国であると、インド大使館やパキスタン大使館を訪れ、核実験反対と異議を唱えても、このメカニズムについて議論し、背景にある利権を崩壊させない限り、虚しい所業になることは歴然としている。本書が出版されても、日本の新聞とテレビは、一切この事実を無視して、これまでと同じように不毛の議論を続けるであろう。そうした“眠れるジャーナリスト精神”が存在することにも、読者は知恵を働かせて頂きたい。眠れるジャーナリストとまで言うには理由がある。

広島と長崎に原爆が投下された被爆地の惨状を知っている人や、核実験場として使われたアメリカのネバダ州や南太平洋、ソ連の各地、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区、イギリスが使ったオーストラリアなど、無数の被ばく証言記録を一度でも落ち着いて読んだことがある人なら、本心からこの世の原水爆を呪うであろう。更にその事実を知った後、我々がささやかなりとも魂を持った人間であれば、このように国連に横行する怪しげな論議の源に目が向いてゆき、次には、核物質が容易に誕生するメカニズムを、どうあっても調べたくなるはずである。

〔資料〕被ばく者援護連帯:世界の被ばく者の証言・資料 - 日本原水協
http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Hbksh/j_usHaague.htm

〔資料〕「原爆ホロコースト」の実態 - HEXAGON
http://hexagon.inri.client.jp/floorA4F_ha/a4fhc700.html

各兵器産業の内部に巣食う人間関係に、調べを進めてみよう。実は、この疑惑に対して我々が求めている明白な答は、秘密どころか既に10年以上前に、ドイツで大きく報道されていた。


■ドイツ副首相・外相フィッシャー氏が指摘した核スキャンダル

98〜99年の日本の新聞には、「ドイツで社民党のシュレーダー政権が発足して、“緑の党”との連立内閣となったが、“緑の党”の原発廃止政策を達成することは極めて難しい」、或いは「“緑の党”は大幅に譲歩した負け犬に過ぎない」といった敗北論が横行した。こうした記事を書いた日本人特派員は、ドイツ人と友人になって生活したことも無く、ドイツの国民感情をまるで分かっていない。日本の記者クラブにどっぷり浸かって官公庁のPR係に満足し、電力会社からのブリーフ(略報)しか読まず、大誤報を伝えたのである。

≪≪日本とドイツの大きな違いは、政治家の質の問題ではなく、国民の意識の差にある。ドイツでは、“緑の党”だけが原発に反対しているのではない。保守的なコール政権時代から、国民の大多数が原発に反対し、原発推進を求める国民の数は1割を切っていた。仕方なく原発を容認する人でも、「電力が維持出来るなら、原発を求めない」という態度だ。それどころか、電力会社の幹部が、ヨーロッパ全土で拒否されている高レベル放射性廃棄物の処分に行き詰まり、経済的に成り立たないことが明白になった原発産業の未来をすっかり断念している。

「原発を増やそう」などという無謀な計画を持っている電力会社の幹部は、ドイツ全土を探しても先ずいない。だからこそ、自然保護と原発廃絶と軍縮を最大の政策として掲げる“緑の党”が誕生し、いつまでも優柔不断なコール政権に代って、基本的に原発に反対する社民党も力を持ったのである。そうして社民党の政権が98年に誕生し、連立与党として手を組んだ“緑の党”の代表ヨシュカ・フィッシャーが、副首相と外務大臣を兼務することになった。

〔資料〕Joschka Fischer ヨシュカ・フィッシャー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC

現在ドイツを始めとするヨーロッパ各国で進行している原発・核政策の論議は、日本政府と官僚のように、原発の是非には無かった。ドイツでは、政府の主導のもとに巨額の投資をした電力会社が、如何にして大きな損害を受けずに原発を廃止出来るか、という経済技術上のスケジュール問題だった。電力会社首脳にとって、造ってしまった原子力発電所をもう少し運転して、莫大な投資をした元を取らなければならない。その為に、「急速な原発廃止はやめてくれ」と抵抗していただけである。原発が無くなれば停電するなどと言う話では全く無い。

98年12月中旬に次のようなニュースが報じられた。

「今後20年以内に原発を全て廃棄する。これは政権が交代しても変わらない」

続いて2000年6月には、「政府と主要電力会社の首脳が、ドイツで稼動中の全原子炉を平均運転期間32年で廃止することに合意した」と発表された。ドイツの原子炉第1号は1969年に運転を開始したので、32年後とは2001年である。実質的には、2020年迄に原子力が完全消滅するのだ。そして2003年11月に廃炉第1号が送電を停止した。ドイツの実業家にすれば、廃止することが決定した以上、一刻も早く別の電源に切り換えた方が新時代の技術に遅れない、資源の確保も急いだ方が良い、という計算をするだろうから、予想よりずっと早く原発が全廃される可能性は高い。

ドイツでは、その裏付けとなる新しい発電技術が、ジーメンスやダイムラー・ベンツ(現ダイムラー・クライスラー)によって開発され、この世から電力会社を無用にしてしまう燃料電池というエネルギー革命に踏み出した。この発電技術は、自動車というとてつもなく大量に存在する道具に狙いを定めてスタートした。自動車に使われる小型の装置は、かつてステレオ、スピーカー、座席、無線電話、テレビなど、あらゆるものをコンパクトにする原動力となり、同時に、大量生産によって低いコストを可能にしてきた。ドイツの工業が世界を席巻する日も近いだろう。既に完全崩壊に突入した見る影も無い原子力産業に今でも固執し、井の中の蛙で孤立した日本の電力業界は、地球から置き去りにされる。≫≫

〔資料〕燃料電池 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E6%96%99%E9%9B%BB%E6%B1%A0

今ではドイツ要人となったフィッシャー氏に私が会ったのは、93年秋のことだから、「あの人物が副首相と外務大臣になったか」と、驚いたものである。彼を取材した記録は、『ドイツの森番たち』(集英社。後に『恐怖の放射性廃棄物 プルトニウム時代の終り』として集英社文庫に収録)に詳しく報告したが、フランクフルト“緑の党”の顔だったのが、当時ヘッセン州環境エネルギー大臣だった元タクシー・ドライバーのフィッシャー氏であった。99年1月1日から始動したヨーロッパ通貨のユーロ統一という世界金融市場の大事件は、アメリカのバンカーズ・トラストを買収したドイツ銀行本店があるその金融総本山フランクフルトを中心に展開しているのである。

〔資料〕Deutsche Bank ドイツ銀行 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%8A%80%E8%A1%8C

彼と話し合った最も重要なテーマが、プルトニウム政策であった。日本はその頃必死で、プルトニウムを利用する高速増殖炉“もんじゅ”の開発に熱中していたが、ドイツでは既に再処理工場と増殖炉の開発から降りて、プルトニウム燃料の製造工場に対してフィッシャー氏が閉鎖命令を出していた。その時彼が指摘したのが、パキスタンの原爆開発に関わるドイツの核スキャンダルだったのである。

「金儲けをすればいいという考えが、例のベルギーとの間をプルトニウムが行き来するという廃棄物の核スキャンダルを、ハナウのプルトニウム工場で引き起こしたのだ」と、フィッシャー氏は私に向かって冷たく言い放った。

ハナウとは、フランクフルト東方20キロの距離にある金属カルテルの工場街の名である。ドイツで核・原子力産業を独占するジーメンス社が、そこでプルトニウム燃料工場を操業してきた。核物質を扱う工場なので、途轍もなく厚い2重の壁に守られ、此処だけは、我々が如何なる言葉で頼んでもインタビューを拒否された。そのプルトニウム工場で発覚した核スキャンダルとは何だったのであろうか。

〔資料〕Siemens AG ジーメンス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B9

≪≪ドイツで原子力開発を積極的に推進してきたのは、電力会社ではなく、ヘルムート・コール首相達、政治家であった。

政治家が原発を求めた理由は、現在でははっきりしている。ドイツもまた、東西が統一される前の西ドイツ時代に、核兵器を造りたい為に原子力産業を維持し、最終的にはヴァッカースドルフの再処理工場を運転してプルトニウムを取り出すことを密かに狙っていたことが、今では明らかにされている。ベルリンの壁が崩壊する迄は、東西ドイツが分断され、米ソの核ミサイルがそれぞれに大量に配備されていた。いつドイツ全土が核戦争に巻き込まれるかと緊張していたのだから、西ドイツの政治家が密かに核兵器の製造に野心を燃やしたのも、当然の成り行きであった。≫≫

〔資料〕映画レビュー:『核分裂過程―ヴァッカースドルフ再処理工場を止めた5万人の闘い』 - Actio 2008年5月29日
http://actio.gr.jp/2008/05/29063606.html

〔資料〕南ドイツ・バイエルン州の田舎で核工場から森を守った人々―広瀬 隆 著『ドイツの森番たち』(集英社 1994年)より要約
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~kwatanab/Ztaikai/2000.html

私は、ヴァッカースドルフの再処理工場を建設する会社の会長だったヘルマン・クレーマー氏に会って直接話を聞いたので、電力会社首脳達の苦悩がよく分かった。クレーマー氏はドイツで“原子力の帝王”と呼ばれていた実業界の大人物だが、「君は原子力に賛成かね、反対かね」と尋ね、私が「反対です」と答えると、分かったと言うように頷いてから、自分達がミッテラン大統領やコール首相の政治家に振り回されてきた驚くべき過去を率直に話してくれた。冷戦が崩壊すると、プルトニウムの利用計画を断念するだけでなく、直ちに92年10月に「原発からの撤退政策」をコール首相に進言したのが、反原発運動家ではなく、他ならぬドイツで第1位と第2位で電力会社の社長だったのだから、日本の電力会社幹部とはまるで違う。≫≫

その西ドイツで、核スキャンダルが発生していたのだ。

89年にベルリンの壁が崩壊し、90年に東西ドイツが統合される直前のことであった。87年から88年にかけて、西ドイツの交通事故から、奇妙な事件が発覚した。核物質を輸送していたトラックが横転し、警察が積荷を調べたところ、輸送許可されていない核物質が国境を越えて運ばれていたことが発覚したのだ。

更に関係者を追及すると、西ドイツの核物質を扱う化学会社ヌーケムが、パキスタン、スーダン、リビアの3カ国に原爆材料のウランやプルトニウムを密輸し、数百万マルクの大金が動いていたという悪事が明るみに出た。1マルク=80円として、数億円に上る核物質の密売であった。

〔資料〕nukem NUKEM
http://www.nukem.de/

この3カ国は、どのような性格の国であろう。

パキスタンは、98年に“イスラム最初の原爆実験を行なった国”である。

スーダンは、98年にケニアなどのアメリカ大使館が爆破されたテロ事件の後、その黒幕“テロリスト”とアメリカが指摘したウサマ・ビンラディンが関与しているとして、アメリカがミサイル攻撃をかけた国である。アメリカがミサイルを撃ち込んだ工場は、当初言われていたようにVXガスの化学兵器工場ではなく、誤爆であったことを後にアメリカは認めた。

リビアは、これらアメリカのミサイル攻撃に激怒し、カダフィ大佐の先導で痛烈な反米デモを繰り広げた国である。

≪≪このような性格の3カ国に、西側の原子力産業が、最も危険な核物質を密売していたのだ。“敵側”に核兵器の拡散が進まなければ、西側の原子力産業が核兵器を保有する動機付けがなくなるからではないのか。それだけではない。ここに日本の原子力産業が関与していたのである。≫≫

西ドイツの原発から発生する使用済み核燃料を一手に引き受けていたのが、ヌーケム社であった。当時の西ドイツでは、ヴァッカースドルフ再処理工場の建設計画が、ソ連のチェルノブイリ原発事故直後の猛烈な反対運動で行き詰まり、ヌーケムは苦悩していた。その為、密かにベルギーのモルにある国立原子力研究センター(Centre d'Etude de I'Energie Nucleaire 略称CEN)に使用済み核燃料を運び込み、プルトニウムとウランの抽出(再処理)を依頼した。

〔資料〕SCK•CEN - Studiecentrum voor Kernenergie - Centre d'étude de l'énergie nucléaire - Belgian Nuclear Research Centre
http://www.sckcen.be/

何故密かに行なったかと言えば、ベルギーの工場は、再処理工場としてプルトニウムを抽出することが認められていない不法プラントだったからである。しかしCENは、まるでSF映画のように再処理を行なってプルトニウムを取り出し、闇の中でヌーケム社に廃棄物と核物質を返還した。

≪≪このCENに技術的に関与していたのが、同じベルギーにある核燃料製造会社であった。それが現在、東京電力がMOX(モックス)と呼ばれるプルトニウム・ウラン混合燃料の製造を依頼して問題になっている会社(Belgonucleaire)である。日本ではベルゴ・ニュークレア社と書かれているが、正しくはベルゴニュクレエールと発音する。日本はフランスにその原料になる使用済み核燃料を輸送して、取り出されたプルトニウムをベルギーに送るようにしているが、日本とベルギーの間には原子力協定が結ばれていないので、これは国際法に違反する製造依頼である。≫≫

〔資料〕BELGONUCLEAIRE
http://www.belgonucleaire.be/

〔資料〕UMOX燃料データ捏造疑惑の経過 - プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク
http://www.kisnet.or.jp/~hanyu/page2.htm

〔資料〕東電MOX差止裁判の会ニュース - フクロウの会 2000年10月7日
http://homepage3.nifty.com/fukurou-no-kai/mox/puru-menu.htm

〔資料〕原子力の2国間協力 2国間協定非締結国・地域 - JAIF(社団法人 日本原子力産業協会)
http://www.jaif.or.jp/ja/nuclear_world/overseas/f0105-18.html

ベルゴニュクレエールの子会社にトランスニューベルという会社があり、その株の20%を保有していたのが、ヌーケムの子会社トランスヌークレアという輸送会社であった。このトラックが、前述の使用済み核燃料とプルトニウム廃棄物を輸送していたところ、交通事故を起こして、とんでもない積荷であることが露顕したのである。従って、これらの原子力企業は、ドイツとベルギーに跨(またが)っていながら、1つの同じ資本で動かされていたのである。

〔資料〕TRANSNUBEL - Belgian Leader in Transport of Radioactive Materials
http://www.transnubel.be/

〔資料〕TRANSNUCLEAR TOKYO
http://www.tntokyo.co.jp/

≪≪ロスチャイルド家はユダヤ人財閥であるから、そこから"イスラムの最も危険なテロリストだ”と彼ら自身が非難している敵国に、自ら原爆材料を横流ししていたことになる。しかもこの輸送事件に関与したスイス人のルドルフ・ロメッチは、自家用車でプルトニウムを運んでいたことが判明した。ロメッチは、核拡散を防止するIAEA(国際原子力機関)の幹部であり、チェルノブイリ事故直後にその原因を議論したIAEA総会で議長を務め、我が国の科学技術庁とも親しく、来日して講演した人物である。≫≫

〔資料〕カナダと言えばウラン 広瀬 隆 著『赤い楯―ロスチャイルドの謎 第4巻』(第4章 P.1308〜P.1373)より要約 - らっっっっっっっっきーチャンネル 2007年4月22日
http://ch07081.kitaguni.tv/e369160.html

これらの社名などの事実関係は、何も秘密でも特ダネでもなく、西ドイツで最も信頼されている雑誌“シュテルン”と“シュピーゲル”が88年当時、詳細に報道した内容である。日本のジャーナリズムは図書館で直ちにこれらの事実を確認して、日本の国民にパキスタンの核兵器開発の真相を報道すべきであろう。フィッシャー大臣がプルトニウム燃料工場を閉鎖したのはその為であり、その史実を、現在進行しているインド・パキスタンなどの新情勢をもとに、私が構成しているに過ぎない。

核兵器の危険性を巡る話には、巨大な嘘がある。では、これらの原子力産業から、どのようにしてパキスタンに原爆材料が流れたのだろうか。


(2頁へ続く)

(1頁からの続き)


■パキスタンの“原爆の父”カーン博士

98年にパキスタンで原爆実験が行われた後、“原爆の父”としてアブドゥル・クアデル・カーン博士の名前が、世界のジャーナリズムを賑わした。

〔資料〕Abdul Qadeer Khan アブドゥル・カディール・カーン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3

カーン博士は、オランダのアルメロにあるウレンコ社のウラン濃縮工場で働いていた人物で、そこでウラン濃縮の遠心分離技術を盗み出したと言われている。しかしそれは、謎の男カーンに全ての責任を負わせようと欧米一流のストーリーであり、一面の事実でしかない。

〔資料〕URENCO Group
http://www.urenco.com/

彼が働いていたウレンコ社は、イギリスの核燃料公社(British Nuclear Fuel,Ltd' 略称BNFL)と、オランダの遠心分離会社(Ultra Centrifuge Netherland' 略称UCN)と、ドイツのウラニット社(Uran Isotopentrennungs GmbH' 略称Uranit)が均等出資して設立した3国共同経営によるウラン濃縮会社であった。他ならぬ、このウラニットの親会社が、88年に核スキャンダルを起こしたヌーケム社だったのである。つまりパキスタンに原爆材料が流れたのは、西ヨーロッパの企業ぐるみの活動によるものであり、カーン博士個人の盗みが原因ではなかった。

〔資料〕British Nuclear Fuels Limited(BNFL、英国核燃料会社) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E6%A0%B8%E7%87%83%E6%96%99%E4%BC%9A%E7%A4%BE

〔資料〕世界のウラン濃縮工場、濃縮4大企業比較、他資料 - 2008年度海外ウラン濃縮動向 2009年3月5日
http://www.jaea.go.jp/03/senryaku/seminar/s09-1.pdf

カーン博士は、最初からヌーケム社の従業員であり、そのヌーケム社からカーン博士を通じてパキスタンに原爆材料が流れ、莫大な金が動いたのだ。

西ヨーロッパで隣接するドイツ・イギリス・オランダ・ベルギー・フランス5カ国を結ぶ原子力マフィアが、イスラム原爆を求めるカーン博士に原爆材料を流したことは明白であった。ウランとプルトニウムの密輸ルートは、CEN社があるベルギーのモル再処理プラントから、西ドイツの港町リューベック、スウェーデンの首都ストックホルムを経て、リビア、パキスタン、スーダンまで運ばれたのであった。

そこに関与したイギリス核燃料公社BNFL、これがまた現在、日本の関西電力がMOXと呼ばれるプルトニウム・ウラン混合燃料の製造を依頼し、日本の原発から使用済み燃料を輸送してきた会社である。

86年には、恐るべきことに原爆70個分、その前年には188個分の核物質が西ドイツで行方不明になっていた。ヌーケム社の使途不明金が、当時のレートで日本円にして十数億円に上ることが判明し、87年7月と12月には、取り調べを受けていた容疑者2人が自殺を遂げた。事件の真相を解く秘密の鍵を握っていたそれらの重要人物は、「事件が発覚した為政治的に殺された」という噂が絶えない。

そしてフィッシャー大臣が閉鎖したジーメンスのハナウ工場がプルトニウム燃料を製造し、ジーメンスとヌーケムが、6対4の比率で出資してアルケム社を経営するという、兄弟会社でもあった。ジーメンスのハナウ工場を私が訪問した当時、インタビューを断られたのは当然である。あの2重の壁で囲まれた要塞が、“事実上のドイツの核兵器工場”だったからである。

パキスタンの核実験には大きな矛盾がある。それは、「原爆材料を提供した会社を支配するロスチャイルド財閥がユダヤ人で、原爆材料を貰ったパキストンがイスラム国家だ」という対立構造の裏で行われた密貿易というだけではない。先年死去するまでロスチャイルド財閥の最大の財政家として世界経済を支配してきたジェームズ・ゴールドスミスの娘の夫が、オックスフォード大学育ちのパキストン人で、国際的なクリケット選手であり、正真正銘のイスラム教徒だという事実にも行き当たる。そのイムラン・カーン選手は、パキスタンの上流社会の人間である。

〔資料〕広瀬 隆 著『赤い楯―ロスチャイルドの謎 第4巻』(第1章 金銀ダイヤの欲望に憑かれた男達)より要約 - 日本人が知らない 恐るべき真実
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20070406

〔資料〕James Goldsmith ジェームズ・ゴールドスミス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9

〔資料〕Imran Khan イムラン・カーン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3

〔資料〕Kharimn Agha Khan IV アーガー・ハーン4世 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%B34%E4%B8%96

パキスタン最大の富豪は、ハリウッド女優リタ・ヘイワースと結婚し、キム・ノヴァクを愛人とし、シャンソン歌手ジュリエット・グレコと寝室を共にした。“世界一のプレイボーイ”アリ=カーン・ファミリーである。若い人は御存じないだろうが、『ショーシャンクの空に』という傑作映画で、主人公の囚人が牢獄で抱きたくてたまらず、壁に貼ったのがリタ・ヘイワースのポスターであった。彼女を妻にしたアリ=カーンが国連代表として世界の裏を動かし、弟のサドゥルディン・アガ=カーンもまた、国連特使として世界を飛び回り、91年の湾岸戦争後にサダム・フセイン大統領のイラク情勢を調査した張本人である。

一体、イスラム教徒の彼は何を調査したのだろう。本物のイギリスのダービー競馬が好きな人であれば、アガ=カーンが世界で指折りの競走馬のオーナーであることを御存知のはずだ。それは、一家が桁違いの財産を持っているということである。ジェームズ・ゴールドスミスとアガ=カーンが、数々の美女を共有していたことも、社交界では余りにも有名な話であった。

パキスタンの軍事経済を動かす資金は、殆どがイスマイル派の首長アガ=カーン・ファミリーに依存し、現在も石油事業はアガ=カーンが握り、その背後にゴールドスミスという事業仲間がいた。パキスタンの空軍基地には、ユダヤ人軍事財閥としてフランス一の億万長者だったマルセル・ダッソーが製造したミラージュ戦闘機がずらりと並んでいた。

〔資料〕Dassault ダッソー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%BC

インドの核実験場はラジャスタン州ポカランにある・・・・パキスタンの核実験場はバルチスタン州チャガイ丘陵だ・・・・両者のミサイルの射程は何キロある・・・・核戦争何分前だ・・・・と、真面目な顔時計を持ち出して騒ぐ欧米人がいる。99年4月には、インドとパキスタンが新たに射程の長い中距離弾道ミサイルを発射実験して忙しい。が、両国の核兵器産業を見事に育て上げてきたのは、一体誰なのであろうか。

以上の核物質の流れを科学的に裏付けるニュースが、99年1月17日になって、初めてワシントン・ポストで報道された。パキスタンが地下核実験を実施した後、大気の成分を分析したところ、“核兵器級のプルトニウム”が検出されたという事実をCIAが大統領に極秘に報告していたと言う。つまり、これまで言われていたような“パキスタン国産の濃縮ウランではない原料”をパキスタンが保有している、と言うのである。アメリカの核兵器研究機関であるローレンス・リヴァモア研究所はそれを否定したが、何故否定しなければならなかったのか。

〔資料〕核実験 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93

〔資料〕ローレンス・リヴァモア国立研究所 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%A2%E3%82%A2%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

読者御賢察の通り、アメリカはこれ迄、カーン博士がヨーロッパからウラン濃縮技術産業からの流入物質であるプルトニウムが使用されたという重大な事実を、全世界に知られたくなかったからである。ドイツの核スキャンダルを知る我々には、パキスタンがプルトニウムを保有していることは、80年代からの常識だと言うのに。“イスラムの原爆”という文句は、果たして何処まで真実を言い当てているのか。全世界が、騙されてきたのだ。


■危険なフレンチ・コネクション

インドとパキスタンの前には、フランスが核実験を強行し、南太平洋タヒチの住民を放射能で蝕むという危険な行為は、文明の名のもとに行われた。フランスには、文化人や知識人がいるはずだが、彼らは核実験と植民地について問われると、突然寡黙になる。フランスの文化人は、どうも怪しげである。全世界から怒りを買いながら、フランスのシラク大統領が核実験を中止しなかったのは、大きな謎である。

その疑問に対して、核兵器や軍事問題に詳しい専門家は、「ヨーロッパにおける核の抑止力を維持し、フランスが軍事的な威信を保つ為には、核兵器やミサイルの改善が必要とされているからだ」と言うフランス軍部の考え方を、我々に紹介してくれた。全面的核実験禁止条約の発効前に急いでいるのだ、と。この紋切り型の説明が、心理を突いているとは思えない。この世に起こっていた数々の事実を結び付けると、まるで違う世界が見えてくるものだ。

ジーン・ハックマンが主演した『フレンチ・コネクション』という映画を御覧になった人は多いだろう。麻薬犯罪者を追跡する迫真のカー・チェイスによって、この作品は大ヒットし、ハックマンはアカデミー主演男優賞を受賞した。ところがフランスの俳優で、『フレンチ・コネクション2』に出演したフィリップ・レオタールが、映画を地でゆくように、麻薬のコカイン販売の罪で逮捕され、95年5月、18カ月の有罪判決を受けたのである。丁度シラクが大統領に当選した選挙直後のことであった。しばしば芸能人に見られるコカインの使用ではなく、ディスコで麻薬を販売していたのだから、これはプロの犯罪であり、重罪であった。この犯罪者の弟がフランソワ・レオタール、すなわちバラデュール内閣の国防大臣として、フランスの核実験再開に奔走してきた男である。

〔資料〕Francois Leotard フランソワ・レオタール - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB

彼を政界で引き立てたのが、シラク首相であった。86年、フランソワ・ミッテラン大統領のもとでシラク政権が発足し、レオタールが文化・郵政大臣として初入閣を果たしたのだ。続いて彼が国防大臣に就任すると、様々なミサイル弾頭の開発の為と称して、93年に核実験の再開プランを打ち出した。かくして95年5月17日のシラクの大統領就任直後に、核実験再開が発表され、9月5日にムルロア環礁で核実験が強行されたのである。驚くのはまだ早い。

麻薬より危険なのは、軍需産業である。

その核実験と並行してユーゴスラビア紛争が激化した当時、NATO(北大西洋条約機構)による空爆が日常的に行われるようになっていた。この戦場に大々的に介入したのが、フランスの軍隊であった。欧米の軍事同盟であるNATO事務総長に94年に就任したウィリー・クラースは、激しい空爆指令を出していたが、95年にフランス軍需産業の元締めである戦闘機メーカーのダッソー・ブレゲ社から“賄賂を受け取った疑獄事件”の渦中に立たされた。

〔資料〕Willy Claes ウィリー・クラース - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B9

クラースは隣国ベルギーの外務大臣だった人物だが、ダッソー社と裏取引して、フランスの核実験とヨーロッパ全体の軍需産業を結び付ける利権を持っていたことが露顕したのである。前述のドイツの核スキャンダルを起こしたのが、クラースを生んだベルギーの秘密の再処理工場であり、核スキャンダルで原爆材料の流れたパキスタンに戦闘機ミラージュを売ったのが、そのダッソー社であった。

天は何かを知っているのだろう。98年12月23日、ベルギーの最高裁判所は、クラースに有罪判決を下した。

――(核スキャンダル事件渦中の)88年から89年にかけて、クラースら3人の閣僚が、ベルギーの軍用機購入に便宜を図った謝礼として、ダッソー社とイタリアのヘリコプター・メーカーのアグスタ社から政治献金の名目で約7億円を受け取った収賄罪で有罪とする――と。

〔資料〕Agusta アグスタ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF

有罪が確定したクラースは、バイオリニストの一家に生まれ、ショパンを弾きこなすピアノの名手で、ベルギー交響楽団がイスラエル公演をした時に指揮者を務めて世界を驚かせた。来日して、「私は音楽と政治に取り組む時、ジキル博士とハイド氏のように人格が変わるんですよ」と語っていたが、ベルギーの副首相と外相を務め、NATOの事務総長として“平和の指揮者”と自称していた男は、嘘偽り無く“死の商人”ハイド氏であった。しかしそのクラース家が、フランスの英雄ドゴール一族と姻戚関係にあったことは、恐らく当人の他には殆ど知られていない。ドゴールとダッソーとシラク大統領の間には、次のようなもう1つのフレンチ・コネクションが発見されるのである。大統領ジャック・シラクの父親フランソワ・シラクが、ダッソー社の重役であったのだ。

ジャック・シラクは、首相時代の88年、ダッソー社の目玉商品である戦闘機ミラージュ2000を、中東のヨルダンに20機も売り込むことに成功し、更にシラクは次世代の戦闘機ラファルの正式開発を決定し、同社に大きく貢献した。ミラージュ2000を1機製造すると、1000人の従業員を1年間雇うことが出来る。シラクもまた、“死の商人”ダッソー社の代理人の役割を果たしてきたのである。

〔資料〕Rafale ラファール(戦闘爆撃機) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AB_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

フランスの核実験が強行された理由は、決して、巷間言われてきたような“軍事的必要性”にあるのではない。フランス軍需産業 の失業問題を解決する為に、どうしても必要な“産業界のてこ入れ”と“個人的な利権”の為に強行されたのであった。

フランスは、94年から95年にかけて失業率が12%と最悪の状態にあった。最大の原因は、冷戦崩壊によって、労働者30万人と言われる軍需産業が崩壊したことにあった。その中核は、シラクの父親を重役に迎えたダッソー・ブレゲ社と、そこにミサイルを供給するアエロスパシャル社など、航空・ミサイル・核兵器産業にある。フランスでは、核兵器と原子力産業が一体となっている為、軍事用と平和利用に壁がない。「軍需産業」が戦闘機や潜水艦にミサイルなどを搭載すれば、「核丘器産業」がその弾頭を生み出し、「原子力産業」がその原料となるウラン・プルトニウムを生産する、という製造ラインになっているからである。

〔資料〕Aerospatiale アエロスパシアル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%AB

この核実験コネクションは、シラク大統領に始まったことではない。シラクの前の大統領ミッテランは、生物だけを死滅させる中性子爆弾の実験を、同じ南太平洋のムルロア環礁で実施したが、彼の甥であるオリヴィエ・ミッテランが、ダッソー・ブレゲ社創業一族のエディット・ブレゲと結婚し、シラクの父親の会社で軍需産業の利権に浸っていた。そして数え切れない程、核実験を実施したのである。

一方シラクは、若い頃は左翼思想に興味を惹かれ、共産党が提唱する“核戦争廃止”決議案に署名した骨のある人物であった。ところが56年、彼が23歳の時、シャルル・ドゴール大統領の右腕外交官の姪ベルナデット・クールセルと結婚してフランス支配階級の閨閥に入った後、ロスチャイルド銀行総支配人だったジョルジュ・ポンピドー大統領に可愛がられて豹変し 、父が栄進した。

〔資料〕Georges Pompidou ジョルジュ・ポンピドゥー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC

〔動画〕YouTube - 1946年7月25日マーシャル諸島ビキニ環礁で行われた核実験 [4分06秒]
http://www.youtube.com/watch?v=wEIeTjeJPSo

〔動画〕YouTube - ムルロワ環礁周辺 タヒチ住民の思い 仏核実験の実態は [6分55秒]
http://www.youtube.com/watch?v=WNXtKzlY08w

実は、フランス最初の核実験が、誰の手で行われていたかという歴史が、このシラクの豹変に関与していたのである。

60年2月13日、北アフリカのサハラ砂漠で最初の実験に成功したフランスの原爆は、ドゴール大統領の時代に、アルジェリア戦争に対する軍事力誇示を最大の目的として開発された兵器であった。その原爆開発を強力に推し進めたのが、当時フランス国防会議の事務総長を務め、北アフリカ問題を担当していたジェフロワ・クールセルであった。

クールセルは、ヒットラーのナチス・ドイツによるパリ侵攻の時代に、ドゴールがロンドンで組閣した“1940年内閣”の官房長官であり、それ以来ずっと英雄ドゴールの外交政策を誘導してきたフランス外交官のトップで、懐刀であった。この一家は、ナポレオン時代から、フランス政府を動かしてきた支配階級である。ジャック・シラクが、最初の原爆実験に先立つ4年前に結婚した妻ベルナデット・クールセルとは、その原爆実験の指導者クールセルの姪だったのである。

それが、他人の庭ムルロアで危険な核実験を強行する行動となって表出した理由である。NATO事務総長クラースと、ダッソー社とドゴール大統領とシラク大統領は、“姻戚関係”と“収賄”と“原爆実験”によって三重結婚した仲であったのだ。

74年のオイル・ショック時代には、ヴァレリー・ジスカールデスタン大統領のもとで、シラクはエネルギー政策に独裁的な権限を認めさせるよう議会で動き回り、原子力産業の一大躍進時代を生み出す一方、75年にはサダム・フセインのイラクに原子炉を建設させ、ダッソー社のミラージュ戦闘機やエグゾセ・ミサイルを大量に販売する先兵となった。それが、91年の湾岸戦争の火種を産み、更にブレゲ一族の国防大臣ピエール・ジョックスの強硬論が、アメリカの父ブッシュ大統領を炊き付け、凄惨な湾岸戦争の陸上戦を招いたことは記憶に新しい。98〜99年のアメリカによるイラク攻撃の一因を作ったのも、このフレンチ・コネクションであった。これらは、何れもダッソー・ブレゲ社を中心に置いてみれば、容易に解けるパズルだ。軍需産業は、敵に兵器を販売し、戦争を挑発するのである。

〔資料〕Valery Giscard d'Estaing ヴァレリー・ジスカール・デスタン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3

〔資料〕広瀬 隆 著『国連の死の商人』より要約 - 日本人が知らない 恐るべき真実
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060813

〔資料〕Bernard Tapie ベルナール・タピ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%94

こうした理由から“死の商人”と呼ばれるダッソー一族は、世界の原子力産業を動かしてきたウラン・カルテルの重要なメンバーでもある。ダッソー航空機を創業したマルセル・ダッソーの兄ポール・ダッソー将軍が、原子力産業アルストム社の幹部として活躍してきた 。

ダッソー一族の金融家ジョルジュ・トランシャンのパートナーが、第1話に登場したアディダス買収者、都市大臣の億万長者ベルナール・タピであった。タピは、サッカー・チームのオリンピック・マルセーユを率いてハ百長事件を起こし、95年に有罪判決を受けている。麻薬から八百長に至るまで、こうした一連の事件を繋ぐと、彼らにとっては、核実験も1つの利権に過ぎないことが分かる。それが、フランスのエリゼ宮を動かす大臣達の正体だった。

シラク大統領が95年6月に核実験再開を表明したのは、パリで航空宇宙ショーを開催中のことであり、フランス政府が、各国と武器輸出の商談を進めていた時である。東西冷戦崩壊後に苦境に立ち、30万人を数える軍需産業の巻き返しを宣言することこそ、彼の核実験の目的であった。

フランスの核実験再開に先立って、中国が95年5月15日に続いて、8月17日にも地下核実験を強行したが、中国の原子力・核兵器産業も、ここに連なっていた。中国最初の原子炉である大亜湾原発を建設したのが、フランスの原子力産業だったからである。

〔動画〕YouTube - 中国のウイグル核実験 潜入調査 その1 [6分36秒] ※核実験のモルモットにした挙句、民族浄化に利用
http://www.youtube.com/watch?v=37sFp3pcPHo

〔動画〕YouTube - 中国のウイグル核実験 潜入調査 その2 [6分35秒]
http://www.youtube.com/watch?v=IDD_R1leVgw

〔動画〕YouTube - 中国のウイグル核実験 潜入調査 その3 [6分36秒]
http://www.youtube.com/watch?v=RikiMyU0yNI

〔動画〕YouTube - 中国のウイグル核実験 潜入調査 その4 [6分39秒]
http://www.youtube.com/watch?v=eeJELPIbfbM

核開発の目的は、原子力産業に巣喰うこのような海賊の如き人間達の失業問題と利権にある。アメリカにはアメリカの、フランスにはフランスの、イギリスにはイギリスの、ドイツにはドイツの、北朝鮮には北朝鮮の、中国には中国の、日本には日本の利権者がいるのである。そうして本当に、途轍もない悲劇が生み出されてきたのである。

≪≪しかし我々の問題は、我が国の原子力産業が、このフランスと最も密接な関係を持っているところにある。≫≫


(3頁へ続く)

(2頁からの続き)


■日本から全世界に流れ出す原爆物質

日本とフランスの関係を再現してみよう。

≪≪日本の原発から発生する使用済み核燃料は、フランス核燃料公社コジェマ(核物質総合会社を意味する Compagnie Generale des Matieres Nucleaires 略称COGEMA)が運転するラ・アーグ工場で再処理され、2002年末までに原爆材料のプルトニウムが21トン以上抽出されてきた。この再処理工場のUP2というプラントは、フランスの軍事用再処理工場であり、核兵器用のプルトニウムを抽出している。

〔資料〕COGEMA コジェマ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%9E

〔資料〕ラ・アーグ再処理工場 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B0%E5%86%8D%E5%87%A6%E7%90%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4

〔資料〕ビルダーバーグ名誉議長 エティエンヌ・ダヴィニオン子爵の研究 - ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 2006年11月9日
http://amesei.exblog.jp/4152797/

フランスの原子力庁は、企業であり、日本の概念で言う官庁ではない。ここが、核実験を統括し、もう一方の手で、核燃料会社コジェマを子会社とし、アメリカなどのウラン鉱山を所有して、原子力産業を統括している。つまり、原子力庁は、その人材が民間の金属財閥の要人によって占められ、世界的なウラン・カルテルの総本山となっている。ドイツの核スキャンダルを起こしたベルギーの原子力産業が、このコジェマの傘下にある。

フランスの原子力産業は、80年代初めから外国の使用済み核燃料を受け入れて順調に再処理を行うはずだったが、トラブル続きでまともに運転出来ず、結局、日本とドイツの資金を当てにして新プラントUP3を建設した。日本は、東海村が同じようにトラブル続きで、殆ど処理能力が無かった為、フランスの言うなりになって金を出した。日本の電力会社がコジェマに支払う契約金は3600億円にのぼっていた。

その一方で、フランスの危険なプラントをモデルにして、コジェマの子会社であるSGN(新技術総合会社を意味する Societe Generele pour les Techniques Nouvelles)に大金を払って技術を導入し、青森県・六ヶ所村に再処理工場を建設し始めた〔三菱重工業(ミドリ十字、三菱モンサント、Rockefeller系)+AREVAグループ(Rothschild系)+べクテル社=六ヶ所村再処理工場〕。そしてこのプロジェクトを誘致した青森県の北村正哉知事がヨーロッパ視察の時に訪れた工場こそ、パキスタンの原爆の父カーン博士が働いていたアルメロ工場であり、六ヶ所村では当時その工場が“安全論の根拠”として華々しく宣伝されていた。

〔資料〕Bechtel Corporation Home
http://www.bechtel.com/

〔資料〕ベクテルの秘密ファイル - そういちの平庵∞ceeport∞ 2008年11月16日
http://ameblo.jp/nohohonkoubou/entry-10165475719.html

〔資料〕ついに出てきたべクテルとエクセロン - donのブログ 2011年4月5日
http://ameblo.jp/don1110/entry-10851879521.html

〔資料〕衆議院会議録情報:第104回国会 科学技術委員会 第12号 1986年(昭和61年)4月24日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/104/0375/10404240375012a.html

http://kakujoho.net/susp/Khan.html

日仏原子力協定によれば、日本の核物質は、「平和的な非爆発の目的にのみ使用される」と定められている。ところが、日本が再処理を委託して使用済み核燃料から取り出されたプルトニウムは、工場のパイプラインが同じである為、軍事用と平和利用 を分けられない。フランスの核弾頭にも流用されてしまったのである。これは、日仏の原子力協定に違反する。

プルトニウムは、総量を管理しているだけであり、何処の国のプルトニウムが何処に使われるかは、作業上、分離したりラベリングすることが不可能となっている。核兵器保有国に再処理を委託すれば、100%この事態に至る。

フランスの場合は、取り出されたプルトニウムが、高速増殖炉の燃料として使われ、そこで生産された高純度のブルトウムが、核弾頭に使用されてきた。コジェマの再処理工場UP3が、フランス以外の国の使用済み核燃料を再処理する計画量はほぼ9000トンだが、そのうち3分の1に当たる2900トンが日本との契約であった。しかも、フランスが外国の再処理を引き受けた分の4割という最大量の再処理を委託していたドイツの電力各社が、再処理も増殖炉も断念し、相次いで契約をキャンセルし始めたので、日本が占める比率は更に高まった。UP3の建設費のうち、当初の比率でも、日本の電力会社が40%を負担していたが、98年末にベルギーが再処理禁止を決定したので、日本だけが孤立した状態にある。

そこへドイツのシュレーダー新政権が追い討ちをかけるように、2000年1月1日からの国外再処理を全面的に禁止する方針を打ち出した。するとフランスが怒り、「ドイツから搬入した3820トンの使用済み核燃料を直ぐに突き返す」と言い出したので、引き取り準備不足だったドイツの電力会社が困り果て、再処理全面禁止の決定を当面は延期することになった。しかしドイツは前述のように、95年7月、“緑の党”のフィッシャー大臣の命令でジーメンス社のプルトニウム燃料製造工場を閉鎖する決定を下し、プルトニウム政策を完全放棄しているから、ドイツ〜フランスの原子力産業が完全に切れることは決定済みである。費用の大部分は日本負担となり、フランスと日本がコスト面で完全崩壊したのである。

このフランスの核再処理工場の傘下にあって、核物質をやりとりしていたのが、パキスタンに原爆材料を横流ししたベルギーの工場群だった。日本の電力会社から、ヨーロッパの秘密工場を経由して、パキスタンなどに原水爆材料が続々と流れ出していたのだ。これが冒頭に言った、日本がインドとパキスタンの原水爆問題に直接関わるメカニズムである。

殆どの日本人は、電力会社が“プルサーマル”の名でプルトニウム利用に踏み込もうとしている状況を、ただ座視している。原発の反対運動をする人に任せておこうと。最近では、学者や文化人と称する何も知らない人間が電力会社のPRで、「プルサーマルはリサイクルだ」と、真面目な顔で論じているから、事情を知っている人は呆れている。

プルサーマルと呼ばれるプルトニウム利用は、利用されるプルトニウムの何十倍という高レベル放射性廃棄物を生み出して、処分不能の地獄を招来する。しかもリサイクルとは、物質がほぼ半永久的に循環するメカニズムを言うが、この場合には一度しか使えず、技術面でもコスト面でもサイクルしない。それは、98年に東京電力自身が、市民との公開討論会で配布した資料に明記している。

〔資料〕嘘と虚構の上に成り立つプルサーマル推進の論理 関電にMOX燃料製造中止・プルサーマル中止を求めよう!
http://www4.ocn.ne.jp/~wakasant/news/117/117b.pdf

これから自分の人生を生きてゆこうという意志を持つ若者は、全く信頼出来ない親の世代に惑わされること無く、自立して。己の考えを持たなければ自分の身を守れないであろう。親の世代は、自分の失業問題と年金のことしか考えることが出来ず、いまの日本に安住して、子供達の将来を気遣っていないからである。

賢明なる読者は、今や核兵器と原子力発電について、語るべき多くを持っているはずである。その原料のウランとプルトニウムが、威嚇用の核兵器ではなく、原子爆弾や水素爆弾として、いつの日か、何処かで使われる可能性を秘めているなら・・・・


〔資料〕原発推進の正体は「日本列島を核の墓場にする計画」だったのではないか - 2011年4月1日 ※日本列島を世界の核廃棄物一大処理区域とし、それ以外を米軍基地・演習場とする悪魔的な計画・・・・
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1011.html

〔資料〕東日本大震災の歴史的位置―原子力開発を強力に推進した中曽根康弘 - Tokyo Past Present 2011年4月11日
http://tokyopastpresent.wordpress.com/2011/04/11/%e6%9d%b1%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%a4%a7%e9%9c%87%e7%81%bd%e3%81%ae%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e7%9a%84%e4%bd%8d%e7%bd%ae%e3%83%bc%e5%8e%9f%e5%ad%90%e5%8a%9b%e9%96%8b%e7%99%ba%e3%82%92%e5%bc%b7%e5%8a%9b%e3%81%ab/

〔資料〕「原爆ホロコースト」の実態 - HEXAGON
http://hexagon.inri.client.jp/floorA4F_ha/a4fhc700.html


〔資料〕広瀬 隆 著『パンドラの箱の悪魔』(文藝春秋 2004年3月刊行)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167425036


◆   ◆   ◆


[付録 1]

〔資料〕オバマ政権とイスラエルの執念 その1 リーク性が疑われるニューヨーク・タイムズ紙〔Rothschild系〕の記事 - 哲野イサクの地方見聞録
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/iran/08-1.html

〔資料〕オバマ政権とイスラエルの執念 その2 「イランは兵器級ウラン濃縮」―NYT紙の無理な前提 - 哲野イサクの地方見聞録
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/iran/08-2.html

〔資料〕オバマ政権とイスラエルの執念 その3 非難されるべきはサイバーテロを仕掛ける側 - 哲野イサクの地方見聞録
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/iran/08-3.html

〔資料〕MOX燃料輸送に対する共同アピール(和訳) - 原子力資料情報室(CNIC) 2009年3月13日
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=765

〔資料〕MOX燃料、4月に日本へ 福島3号機と同タイプ - 一般社団法人 共同通信社 2011年3月25日
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2011/03/post-219.html

〔資料〕MOX燃料の海上輸送、当面延期 関電と中部電、地震と事故で - 一般社団法人 共同通信社 2011年3月25日
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2011/03/post-254.html

〔資料〕プレスリリース:高浜発電所3号機用MOX燃料(第2回製造分)の輸送の延期について- 関西電力 2011年3月25日
http://www.kepco.co.jp/pressre/2011/0325-1j.html

〔資料〕プレスリリース:浜岡原子力発電所の2011年度新燃料等の輸送予定について - 中部電力 2011年3月31日
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3153621_6926.html

〔資料〕浜岡原発:6号機、2016年以降に 中電が着工延期を発表(プルサーマル発電は13年以降に延期) - 中日新聞 2011年3月24日
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110324/CK2011032402000140.html

〔資料〕原子燃料の調達先一例 - 東京電力 ※AREVA NC UP-3再処理施設(フランス)、URENCOアルメロ濃縮工場(オランダ)、他
http://www.tepco.co.jp/personnel/step2/guide05-j.html

〔資料〕仏サルコジ大統領来日とゴーン日産社長の視察の意図 - 宇宙規模で起こる金融大ショック 2011年3月29日
http://hillser.iza.ne.jp/blog/entry/2218405/

〔資料〕日本の原子力発電の概要 主契約者、他データ(2010年5月現在) ※3基が建設中、それ以外に更に12基増やすとしている。
http://www.jaif.or.jp/ja/joho/presskit2010-10-18.pdf

※日立・日産グループ〔長州閥、旧満州国、小泉も関連〕、三井財閥〔東芝、日本製鋼所、IHI―Rothschild系〕、三菱財閥〔製薬含む―旧731部隊、岡田・前原―Rockefeller系〕、鹿島建設などのゼネコンが原発複合体の一極。これら財閥の冷血な性格は戦前と何ら変っておらず、再び国を危ぶませる過ちを犯した。

・・・・それにしてもストックホルム症候群と併せて、「1人じゃないよ。世界中の皆がついています。日本が1つのチームなんです。頑張ろう、日本」や「日本の力を信じている」が益々カルト宗教化している気がして恐ろしい感じがする。政治的なプロパガンダにも巧みに利用されている気がしてならない。或る意味、戦時中もこうだったのかさえ考えさせられる。その死角にはどのような思惑があるのか探るまでもないのだが。芸能人もテレビマンも奇麗事ばかりを言うが、要するに自らの既得権益を守りたいのだろう。作られた環境の中にいる人達は、感覚が麻痺してしまってはいないか。ベトナム戦争や朝鮮戦争をテコにした“戦後復興”を容易く口にする時も、表の部分しか見ていない。影の部分、闇に葬られてきた多くの犠牲者のことを忘れているのではないか?

〔動画〕YouTube - 自分の金は出さない芸能人の募金活動 [1分43秒]
http://www.youtube.com/watch?v=h-hKMPZNDLA


◆   ◆   ◆


(全3頁完)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/133.html

記事 [経世済民71] 「メイド・イン・ジャパン」風評にどう対処?―60年代の放射線量は1万倍だった 尾崎弘之
60年代の放射線量が遥かに高かった、それでも寿命は世界一という話は、何度も言われることだが、心配なのは一般論ではなく、自分や子供が癌になるかどうかだから
大衆の不安感は、なかなか払拭できないだろう
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_219954
2011年 4月 11日 11:02 JST
   
食品で続く出荷停止と風評被害

 東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響を受けた食品の出荷規制はすでに3週間続いている。問題は、基準をクリアしている食品までも、「風評被害」によって、売れなくなっていることだ。これは国内のスーパーマーケットに限ったことではなく、アジア、オセアニア諸国は軒並み、条件付きで日本産農産物の輸入を禁止している。シンガポールは兵庫県産の食品まで輸入禁止の対象に加え、日本産食品の輸出は事実上、ストップしているのだ。

 風評被害の対象は食品にとどまらない。米国に鋼材を輸出している大手商社によると、震災の早くも翌週に、日本から輸入される材料に放射性物質が付着していないことの証明を顧客から求められている。また、4月8日付のインド紙エコノミック・タイムズによると、同国政府は、日本からの輸入貨物の全件検査だけでなく、日本政府発行の安全保証書を義務付けることを検討している。さらに、被災地復興に必要な木材の輸出国であるカナダの海運業は、日本への航行に難色を示している。

風評被害が起きた背景

 「フクシマ」と「メイド・イン・ジャパン」が被っている風評被害はなぜ、起きてしまったのか。その理由は、放射線汚染そのものに由来する事柄と、情報の伝え方、情報の信頼性に問題があったことと思われる。

 まず、「放射性物質」という言葉は漠然とした不安を人々に与える。人間は目、耳、鼻で認知できる物へ心理的な対処ができるが、得体の知れない物へは恐怖を感じる。また、核兵器、がん、白血病を連想させることもマイナスである。チェルノブイリ原発事故のあと、放射性物質と有意な相関があったのは小児甲状腺ガンのみとされているが、放射能の風評被害を避けることは困難である。

 第二に、政府の食品出荷規制の伝え方が極めて良くない。

 「野菜の含有放射性物質量が基準値を超えたので出荷を規制します。しかし、人体に直ちに影響を与えるレベルではありません」、「この程度の放射線量であれば、水道水を当面飲んでも問題ありません。しかし、できれば、飲まないようにしましょう」

 このように、危険なのか、安全なのかよく分からない情報発信が続いた。「直ちに」「当面は」という表現を多くの官僚や学者がまるで示し合わせたように使い続けたが、止めるべきである。

 「今の数値の食品をXXkg食べたら、年間被曝量のXX分の1になります。手違いで1週間食べたら年間被曝量のXX分の1になります。基準値まで下がったら再出荷しますから、その後は安心して食べて下さい。」

 といった表現を使うべきであろう。ただ、最初から疑っている人々を安心させるのは極めて難しいものだ。この点、政府の情報発信はお粗末であった。

 風評被害の第三の要因は、政府の情報への信頼が低いことである。これは、3月11日に福島第1原発の炉心冷却機能が失われた際、東京電力が原子力安全・保安院や官邸に適切な情報を上げなかったことに端を発している。この時の悪印象が尾を引いて、政府が発表するデータに疑心暗鬼な人が増えてしまった。ましてや、海外から強い猜疑心(さいぎしん)が向けられて当然である。震災発生当初、被災者の規律正しさや忍耐強さを称賛した海外メディアは、4月4日に低濃度汚染水の海への放出が始まったことを境に、日本政府の危機管理批判を強めている。政府が風評被害に結果として手を貸している。

1960年代の放射線量は今の1万倍だった!

 ここに、風評被害に立ち向かう上で有用なデータがある。気象庁の気象研究所が1958年から50年以上、国内の放射性物質量を継続的に測定している。これだけの長期データは、世界でも例がないそうだ。そのデータによると、米国、ソ連が大気中で核実験を行っていた1960年代、土壌中に含まれるセシウム137とストロンチウム90の量は、2000年以降の平均値の何と1万倍を上回っていたのである。1963年の部分的核実験禁止条約後、放射線量はやや下がるが、1970年代に中国、フランスが核実験を行うと再び、2000年代の1000倍レベルに増加した。1986年にチェルノブイリ原発事故が起きた時は一瞬、1960年代の水準まで増加するが、わずか1年で、前後の期間の平均的なレベルに下がっている。

 福島の原発事故が起きた後に同条件で測定されたデータはまだ公表されていないが、各都道府県が毎日測定している空気中の放射線量が参考になる。東京・新宿区の場合、3月13日の放射線量が前日の3.2倍に突如増加し、23日には4.3倍になった。その後は、12日の2.5倍程度で安定している。福島県内の「30km圏外」では、多い地点でも、平常の10倍程度である。土壌中と空気中の放射線量が比例すると仮定すれば、両地点の測定量は1960年代の1000分の1から4000分の1に過ぎない。当時、私は小学生だったが、この年代で有意にがん患者が多いというデータはないはずである。このような研究成果は国際的にもっとアピールされるべきである。

 福島原発事故は、当初の官邸の見立てと異なり、長期戦を覚悟しなければならないようだ。これから日本人は公表データを見ながら冷静に行動するべきである。日本人が自ら「フクシマ」の風評被害をあおれば、世界で「メイド・イン・ジャパン」の風評被害が酷くなることを肝に銘じるべきだ。出荷制限以外の福島県産野菜を霞ヶ関の職員食堂で出すことは良いアイディアだろう。外国人も多少安心するに違いない。

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尾崎弘之 東京工科大学大学院ビジネススクール教授
ozaki_300.jpg_image_Col3wide Photo by M.Izukura

 昨年6月からWSJ日本版に連載開始。著書「環境ビジネス5つの誤解」(日本経済新聞出版社)が1月13日に出版。クリーンエネルギー、電気自動車、水などの5分野に関して誤解を指摘し、問題の解決方法を分析する。

  東京大学法学部卒、ニューヨーク大学MBA、早稲田大学博士。野村證券NY現地法人、モルガン・スタンレー証券バイス・プレジデント、ゴールドマン・サッ クス投信執行役員を歴任後、ベンチャービジネスに転身。2005年から現職。専門分野は環境ビジネス、金融市場論、ベンチャー企業経営論など。主な著書は 「出世力」(集英社インターナショナル)、「次世代環境ビジネス」「投資銀行は本当に死んだのか」(いずれも日本経済新聞出版)。http://hiroyukiozaki.jp/

http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/445.html

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 天災が人災になる狂った政治のせいで勧告の首相に日本は無能だと言われた悲劇 花子
04. 2011年4月11日 23:51:21: PWVCNAYSYM
 馬鹿とかきちがいとかを通り越して犯罪者でないかと疑ってしまう。
 「日本が無能」といわれると「確かにそのようです」と答えるしかないようだ。
 菅直人も石原も元は自民党であるからタカ派の体質はどうしょうもない。最初からこれを考慮すると選挙で選ばなければいいのだが。では共産党に期待できるかというとそうでもないから困ってしまう。右よりの政党の暴走に歯止めをかけることしか期待できそうにない。
 韓国は自浄機能がまだ健全なようだ。悪いことをした大統領は叩かれて追放だ。日本でも悪いことをした首相は財産没収すればよい。

http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/482.html#c4
記事 [経世済民71] 震災で11年日本経済0.5%強下押し  それも原発や停電が半年程度で片がつかけばの話
インタビュー:震災で11年日本経済0.5%強下押し=渡辺元財務官 
http://jp.reuters.com/articlePrint?articleId=JPJAPAN-20547620110411
2011年 04月 11日 21:09 JST

 [東京 11日 ロイター] 渡辺博史・国際協力銀行経営責任者(元財務官)は11日、ロイターとのインタビューで、東日本大震災が日本経済に与える影響について、年間ではGDP(国内総生産)を0.5%以上下押しするとの見通しを示した。

 電力供給不足も重なり、9月ごろまでは相当減速する可能性があるが、年後半は復旧・復興による財政支出で持ち直すとした。 

 14日からワシントンで開催される主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議や7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)など一連の国際会議でも、日本の状況は諸外国の関心事と見込まれ、日本は情勢分析と今後の対応の方向性についてメッセージを出す必要がある、と指摘。なかでも、財政健全化について、日本の取り組み姿勢に変化がないことを示すことは極めて重要だと述べた。 

 大震災発生後の18日に日本の要請で実現したG7協調介入については、潮目が既に変わっていたところをうまくとらえ効果的だったと評価。世界の金融資本市場が欧州の債務問題で不安定さを残すなか、「動ける集合体があることをメッセージとして出せたことは非常に意味があった」とも語りG7の枠組みの有効性を評価した。

 インタビューの概要は以下の通り。  

 ──東日本大震災の日本経済や世界経済、金融システムに与える影響は。 

 「いま日本で起きていることが欧州で起きた財政危機やリーマンブラザーズのようなことかというとそうではないでしょう。金融システムが問題になっているわけでもない。日本の銀行が傷んでいるわけでもないし日本の債券市場自体が機能不全に陥っているわけではない」 

 「ただ、世界経済に与える影響と言う点では、日本がサプライチェーンに相当組みこまれていることを再確認させられた。しかし、少しずつ復旧が進み、一部ではしばらく供給不足が起るかもしれないが、世界全体のGDPを下げるとしても、ゼロコンマ数%(0.X%)下がるかどうかだ。日本経済も夏の電力供給の問題まで含めると、年全体として0.5%以上下がるかもしれない。9月ごろまでは相当減速するかもしれないが、その後は復旧・復興のための支出が出てくるので、戻ってくる。来年マイナス(成長)、今年の後半マイナス(成長)になるかというと、そこまでいかないのではないか。致命的に足を引っ張ることにはならない」 

 ──マーケットに対する影響は。 

 「今回は、金融・資本市場に置いて、世界に悪い影響を与えることはない。もちろん、風説の流布のように円高に突っ走った人もいるが、日本政府の責任でもなんでもない。今日あたりの水準は自然体でいい水準に戻っている」

 ──G20・G7に日本はどう臨むべきか。

 「野田佳彦財務相や白川方明日銀総裁がどういうメッセージを出すかは重要で、原発の問題を含め、所掌ではないからと言って逃げないことが大事だ。不確定なところがあっても、日本政府としてはこういう風に考えているということを発信することが、日本の発信に対するクレディビリティの回復には必要で、今回、そういうスタンスで臨むことが重要だ」

 ──金融資本市場は自然体で安定しているとの趣旨だが、協調介入の効果か。

 「(協調介入は)効果があったと思う。単独でも効果あったと思う。あの日は既に潮目は変わっていた。だから、(日本の介入額は)たかだが6925億円で、他国(の介入額)も微々たるもの。潮目が変わっていたことをうまく捕まえた」 

 「もちろん、ある意味、G7という金融資本市場に大きな位置を示しているグループがそれなりにワークしていることを示した。世界全体の金融資本市場が欧州の問題を契機にこれから触れるかもしれないが、その時に、動ける集合体があることをメッセージとして出せたことは非常に意味があった」

 ──G7の枠組みが有効に働いた。

 「良かったと思う。長い目でみて、G20はそろそろ用がなくなったと思っている。G20で全てが決まると思うのは大間違い。たまたまリーマン(ショック)の後の大不況が金融に端を発していたため、金融を扱っていたG20の首脳が集まったことには意味があった。しかし冷たく言えば、去年のカナダで終わり。ただ、そのなかでG7が金融資本市場の、特に仲介機能の7−8割もっていることは事実。その7カ国が場合によっては一緒に動けるということは、今後、欧州が(債務問題で)ふらふらした場合に心理的なアンカーにはなる」 

 ──G20声明で、G7での協調を再確認する可能性は。 

 「意味のあることとは思わない。あの時の為替の変動に対してG7が協調して介入したことを良いとか悪いとか書くとは思っていないし、そういうことを求める必要もないのではないか」 

 ──今後の市場動向では欧州が注目か。 

 「金融資本市場では、ポルトガルで(支援要請が)終わるかどうかにみな懸念をもっている。今のところ、スペイン・イタリアに具体的な兆候があるわけではないが、皆が懸念を持っている」 

 「私自身は危機が起きた時に、債券の調達を共同で行うというより、幅広く共同調達を考えてよいのではないかと思っている。昔の公営企業金融公庫のような仕組みを提案しているが、欧州ではまだ理解してもらえない」 

 ──欧米の金利動向は。 

 「米国では、QE3もないし、QE2の延長もないだろう。欧州は上げ始めているが、もう一回くらいは上がるだろう。米国は少なくとも横ばい状態にはなる。これ以上ジャブジャブにはならない。従って、為替は相対的には円が安くなるのは当たり前だ」 

 ──輸出が一時的にダメージを受け、輸入が増える傾向になる。円安はコスト増にならないか。

 「85円あたりでふらふらしている(状況は)、皆がコンファタブルなところ。ユーロで120円程度」 

 「ただ、去年の10月くらいは意味もなく円だけが買われていた。そういう一方的なバイアスが取れただけでもいい。去年の8月から今年の2月までの円に対するバイアスが、3月の上下で取り払われ、普通のマーケットに戻っている気がする。ここからは、金利や裏側にある成長率の問題に比較的説明されやすい動きになるのではないか」

 ──フランスは国際通貨制度改革に積極的。米国は中国に焦点を当て、不均衡是正を求める。G20での議論の行方は。

 「両方とも中だるみしている感じがする。米国も中国も特段、不均衡是正の議論をしたからではなくて、不均衡は減っている。米国の貿易赤字は減り、中国の黒字は赤字になった。米国は過剰消費をやめ、中国は国内の需要を喚起することで過剰貯蓄をやめるなかで徐々に戻ってきている」

 「SDR(特別引き出し権)を将来拡大し、そこに意味のある通貨を加えましょうという流れのなかで人民元を入れるのは極めて自然だ。GDPが世界2位になり、貿易量ではドイツを抜き1位となった国の通貨がいろいろなシステムに入っていないのはおかしいという意味だろう。ただ、今、人民元が入るかというとそういうことはない。中国には輸出入規制など3つの壁がある。それを早く超えてなるべく短期にやっていきましょうというメッセージとして問いかける意味では、今やっている議論は良いのではないか」 

 ──日本の財政健全化のテンポは海外からどのように見えるのか。 

 「ただでさえ遅れているのが、さらに遅れるのかと。だからこそ、野田財務相が示すメッセージのなかで、今回の震災で、財政健全化は遅れるが、それですべてを忘れるわけではないというメッセージを出すことは極めて必要だ。方向感は変わらないことをどうやってきちんと言うかだ」 

 ──具体的なメッセージの出し方は。 

 「今回の震災復興財源も、全部国債ではないというメッセージを出すほうがよい。具体的な税目まで言えないとしても、当座のつなぎの話と最終的な(国民)負担は別で、基本的に、財政健全化についてのこれまでのG20の議論、われわれの議論は変わらないということを言わないとおさまらないでしょう」

(ロイターニュース 吉川裕子 木原麗花)
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/446.html

記事 [環境・エネルギー・天文板4] SOMATID(ソマタイド)
http://www.somaplants.com/soma-mov.html
SOMATID(ソマタイド)動画ページ

書籍「ソマチット」-地球を再生する不死の生命体- 
より引用
=============

 ソマチットは変容する。血液の状態によって様々な形に姿を変え、病気やストレス、ネガティヴな気持ちなどによって体内環境が悪化すると、殻をつくって自ら閉じ篭ってしまうのだ。

 ソマチットは、動物にも,植物にも、鉱物にも存在する。驚くべき事に、古代の貝の化石から目覚めたものもある。ソマチットは非常に効率の良いコンデンサーとして、免疫や恒常性維持機能(ホメオスタシス)の基本を担っているようなのである。

 前進的な病気が局所化するという考え方
 この言葉は、はからずも代替療法の在り方を、余す所なく表現しているように思えてならない。

 通常療法では「ガンは局所的な疾患が全身化するもの」ととらえるが、ネサン博士は「全身的な病気が局所化するもの」だと考えていたのだ。

 さて、殻を形成したり、後に述べるようにさまざまな働きをするソマチットは、いったいどこからエネルギーを得ているのだろうか。また、殻を溶かして外に出て来るタイミングを、どのようにして知る事が出来るのだろうか。

 そのエネルギー源は、地球の初期に多く存在した元素の中の一種類であると想定されたため、水素、窒素、炭素について実験を行った。その結果、水素に反応することが確認された。すなわち結論から言うと、-e(マイナスエレクトロン)であることが判明したのである。
・・・最新の水の研究において、水分子は蛋白質の膜に覆われている事が実証されるに至って・・・ソマチットの能力から考えて、そこに蛋白質が存在すれば、DNAの複雑な構造をつくり出すことはさほど困難ではないと考えられるようになった・・・(推論)


 水さえあれば命をつくり出せる存在
 蒸留水の中に入れておくだけで、種の中のわずかな原子量が何千倍、何万倍にもなっていく事を証明したヘルツェーレの発芽実験がある。
 これは、原子転換を説明すると同時に、生命体の化学反応はすべて水の中で起こるということの証しでもある。
 
 原子転換とは,正確に言えば核融合と核分裂に分けられる。核融合は、水素などの軽い原子核同士が高温・高密度のプラズマ状態で融合し、ヘリウムなどのより想い原子核になる現象で、この際、中性子などと共に、とてつもないエネルギーを放出すると言われており、常温では起こりえないとされている。
 この逆が核分裂である。ウラン・プルトニウムなどの重い原子核が中性子などの衝突によって、同程度の質量の二個以上の原子核に分かれ、その際に大きなエネギーを出す現象であり、同じく常温では起こりえないとされているもの。前者が水爆、後者が原爆のメカニズムという訳てある。
 ケルブランやヘルツェーレの実験が物語っていることは、こうした反応が自然界の動植物の体内でも起こっているという事実に他ならない。
 ・・・
 私は、前述したように、血小板の中に入り込んでいたソマチットが、殻から飛び出して分かれ出して行く過程で、新しい物質が発生する二時間の様子を映像に捉えた。
 血小板の中に酵素がいるなどということはあり得ないから、これは酵素によらない物質の変換であり、まさにケルブランらの研究を裏付けるものだろう。
 ・・・
 
 生物の育成に必要にミネラルを作り出す
 ケルブランの原子転換の環状ダイヤグラムの研究について前述したが、この研究に興味を持ち、生体内の原子転換を追試した学者が日本に居た。それが京都大学農学部出身の生物学者・小牧久時博士である。博士は微生物の体内における原子転換の存在を証明することに成功した。
 小牧博士は、ナトリウムからカリウム,ナトリウムからマグネシウム、カリウムからカルシウム、マンガンから鉄、その他さらに二十四種類の微生物を使って、リンが生成されることも証明している。その結果、一九七五年のノーベル医学・生理学賞に、ケルブランとともにノミネートされたが、惜しくも受賞を逃している。ケルブランは、動物体内で起こる原子転換を行っているものは酵素であると考え、小牧博士は微生物であると考えられた。
 一方米国においては地中深くの極限環境に生存する微生物の中で、無機栄養生物と呼ばれている、岩を食べる微生物の存在が明らかになった。この生物は周囲の岩の無機鉱物の原子あるいは周囲の水素ガスの水素原子から電子を奪い取ってエネルギーを得ることが発見された。これは独特の驚くべき姿である。

 炭素鉱脈の中の微生物集団
 このような微生物の中に、さらに特殊な動きをする一群が居るのではないか、考えた学者たちが居た。
 一九九八年、プリンストン大学の地質学者タリス・オンストットを長とする微生物学者のチームが、南アフリカのイースト・ドリーフォンタイン金鉱に挑戦した。地下三千メートルに生存する特殊な働きをしている微生物の捕獲と、その働きを調査するための試みであった。その目的地は、もっとも新しく掘り起こされ、露出したばかりの黒い鉱脈で、「炭素鉱脈」と呼ばれているものであった。ここにおいて炭素鉱脈の一部を細心の注意を払いながら削り取り、地上に持ち帰った。
 その後の観察で、一グラムあたり十万から百万匹の微生物集団が存在した。それぞれ変わった代謝を行う一群で、中には酸化鉄を吸い込んでメタンを吐き出す種類や、またそのメタンをエネルギー源とする種も居た。コバルトやウラニウムのような金属を利用するタイプもいた。
 とりわけ興味をひかれたのが、この炭素小鉱脈の中でも炭素がとくに豊富な層には、最高濃度の金が多く含まれていたという事実である。
 このことから、微生物が活動した結果、金がたまったのではないかと推測された。

 原子転換を成立させる役割
 以上述べたような事柄をまとめてみると、原子転換が起きている場の状況は、各ケースを比較すると、次のようになる。
 
 フェルツールの実験 ― 水と植物の種子(実)
 ケルブランの実験 ― 動物の体(水)
 小牧博士の実験 ― 微生物(水)の体内
 タリス・オンストット博士の実験 ― 炭素と微生物(水)
 これらの事実から、共通して存在することがはっきりしているものは、水とソマチットと酵素ということになるが、酵素の働きは温度に制限を受けることもあり、これほどの大作業(単なる代謝ではない)は成し得ないであろうと考えられる。
 またソマチットは酵素の助けなしに、殻の作成を行えることから、原子転換を成立させるものはソマチットであると推定される。
 ・・・

1章 不思議な生命体 ソマチット
第2章(は読む価値なし)
第3章 ソマチットの能力
第4章 ソマチットと原子転換
カルシウムは何処からやって来たのか/体内での原子転換/・・・/
第5章 ソマチットの特性
など
============
書籍引用ここ迄

http://kurupira.tripod.com/b_naese.htm
より転載
=========

完全なる治癒ーガストン・ネサンのソマチッド新生物学

クリストファー・バード 徳間書店 1997


ガンの「革命的な」新しい特効薬の話で、しかも徳間書店。

こりゃ、「トンデモ系」じゃないの?と当然の疑問を抱いたのだが、
訳者が 上野圭一。この人の本はよく読んでいて信用できると思うので、
気をとりなおして読んだ。

いつのまにか、徳間書店はNatura-eye scienceというシリーズを出しており、
他にも面白そうなものがあるようだ。この本は、そのシリーズのなかの一つ。

内容は、前半が、ガストン・ネサンというカナダ在住の
フランス人医学者の開発した「ガンの特効薬」に関する
裁判の模様をなぞっていく形となっている。

ガストン・ネサンという医学者は、独自の顕微鏡を発明し、
これによって細胞よりも小さい有機体を発見した。彼はこれをソマチッドと名づけた。
これは16の異なる形態をもって成長していく。これは事実上不滅の有機体である。

いわば「DNAの前駆物質」で、これがなくては生命は、
維持できない。細胞分裂に必要なものなのだ。

この上に生物組織は乗る形になっており、生体の状態によって、
ソマチッドの変態様式の変化がおこる。
だから、この「ソマチッド」の状態を観察する事で生体の健康状態が分かるし、
その環境を改善する事で病に対して「免疫力を上げる事による」治癒が
期待できるのである。

なぜこれまでこの最小単位の有機体が知られていなかったのかというと

電子顕微鏡では、観察対象に物理的な変化を加えてしまうので、
見る事ができなかったのだという。

一見とても奇妙な理論なのだが、読んでいると
それほど突拍子もないことではなさそうに思えてくる。
注目すべきは、過去にも何人かの化学者たちが同じような結論に達している事だ。
パスツールと張り合った、アントワーヌ・ベシャンの理論はその先駆だった。
他にもロイヤル・レイモンド・ライフの発明した
モユニバーサル顕微鏡モによる観察。現代の何人かの医学者もネサンに賛同している。

このような現代医学の常識に真っ向から対立する理論は、
当然カナダ医学界のすさまじい、「魔女狩」的攻撃に出会う。
このヒステリックさは異常で、何か触れてはいけない点をついたのだ。

それは例えば、 細菌は単一形態でなく、形態が変化し、
ウィルスのように濾過機を通る、という「常識への挑戦」のためだったろうし、
「病気の原因を、外からの侵入者のせいというだけでなく
生体内部の状態も重要な要素であるとみる。」という
「全体論的(ホリスティック)」な考え方のためだったかもしれない。

とにかく現代医学の理論・体制と噛み合わない理論である。

ネサンの治療が癌にきわめて有効であり、
そのため評判も高まってきた事が彼らをさらに刺激してしまい、
ついに訴えられるに至る。

可笑しいのは、この本の著者があまりにも
ガストン・ネサンに肩入れしているので、 時々文章が平衡を逸してしまうところ。
最終的には、裁判に勝ったので、興奮している余韻が残っているのかもしれない。


 ファーブルが、ここまで話したとき、
 一心に聞いていた陪審員の顔が恍惚とした表情に変わった

変わってない変わってないって。人の証言を聞くだけで恍惚とする?


 法廷の感動の高まりはますます勢いを増し、とどまるところを知らなかった。

これはガストン・ネサンの薬でガンが治った人の証言を聞いての描写。
カナダ人は簡単に感動してしまう。

別の証言者の登場の場面。

 宣誓をした後、書記官に職業を問われると、フランソワ・ヴィレルミーは一言、
 「裁判官」と答えた。

 その言葉で、小さな法廷に稲妻が走った事は想像に難くないだろう。

稲妻もばんばん走る。
ネサンの治療薬の使用を許した医師に対しては
 
 
 <魂と良心>に導かれた医師がここにもいた!

と興奮してしまっている。

しかし著者が「肩入れ」しているといっても、これは表現の問題で、
公平に見てガストン・ネサンの発見は画期的であるし、実際優れている。

裁判で次々に証言された治癒した人々の経過は、疑う事ができない。

「気のせい」だというガン医学界のお定まりの反論も、
証言の質を考えればどうも説得力にかける。
このへんの 回復していく様子は、極端な例だけを引いているとしても、
痛快なものである。

国民的シャンソン歌手、ジル・ヴィニョーや、元閣僚ジェラルド・ゴダン、
風刺漫画家のノルマン・ユドンなどの「名士たち」なども、
自らの、あるいは周辺の体験から、ネサンを支持している。

ひどい癌から回復するという信じがたい体験のために、
支持者の言動も興奮気味にみえる。

理論はどうあれ、とにかく「効果がある」という事である。

訴訟が失敗に終わっても、カナダ医学界の、ネサンに対する攻撃は止まない。

攻撃の仕方にしても、汚いもの。いくら効果があるとしても、
調査する事さえしない。ネサンはこれを「医学界のベルリンの壁」と呼んでいる。

著者は、シュタイナーの思想にも触れ、
病気の原因が生体そのものの問題であると彼が主張した事なども紹介している。

ネサンへの援護射撃としても、危なっかしく思えるのは、
こう言う「オカルチックな」 人物を無防備に出しすぎるのではないかという事だ。

たとえば他にも、典型的な「マッドサイエンティスト」と言われかねないライヒを引いてきている。

オルゴンエネルギーもいいが、勇み足で自滅してしまうと何もならない。
また「霊能力のある」科学者が登場したりと、
ここらは「体制派」に付け込まれる隙となってしまうかもしれない。
偏見を増す恐れがある。

注意して欲しいと思う。

======
転載終わり
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/606.html

コメント [原発・フッ素8] 京大原子炉・小出裕章「再臨界の可能性」全文聞き起こし(たねまきジャーナル・MBS毎日放送ラジオ) ジャック・どんどん
233. 2011年4月11日 23:52:18: SuNXAqMHdo
>224理学(物理)博士さま。

前言撤回します。ぜひこのままもぐらずに 
>231俄老人さんの質問に答えてくれませんか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html#c233

コメント [原発・フッ素9] 「ここまで露骨に癒着していたとは」東電・ゼネコン・仙谷由人氏が夜の銀座で. doradora1968
04. 2011年4月11日 23:54:31: xfcHHAc1CM
保科さん、失礼しました。福島あたりの渡辺みたいな雑魚議員かと、誤解してました。謝罪!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/129.html#c4
コメント [原発・フッ素8] 京大原子炉・小出裕章「再臨界の可能性」全文聞き起こし(たねまきジャーナル・MBS毎日放送ラジオ) ジャック・どんどん
234. 2011年4月11日 23:54:49: bwEjhMAzTU
>225、226
少なくとも、とおきさんは自分の頭で考えている。
小出説を信じるか、とおき説を信じるかはご自分で判断なさればよろし。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html#c234
コメント [原発・フッ素8] 近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
71. 2011年4月11日 23:55:30: sWFJg5azDU
数万人のうちの100人が101人か102人に増えるのが多いか少ないか?
でも、余計な放射線がなければ、その一人か二人は死ななかったわけだから、健康に害はないは嘘。

科学者が嘘をついてはいけないし、国家や法人は責任を持たなければいけない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/835.html#c71

コメント [原発・フッ素8] 京大原子炉・小出裕章「再臨界の可能性」全文聞き起こし(たねまきジャーナル・MBS毎日放送ラジオ) ジャック・どんどん
235. 2011年4月11日 23:56:49: SuNXAqMHdo
おっと失礼。発言されてましたか。
ぜひ早めにご覧になってください。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html#c235
記事 [経世済民71] IMF世界経済見通し:景気回復強まる−原油価格が下振れリスク 
IMF世界経済見通し:景気回復強まる−原油価格が下振れリスク 

4月11日(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)は11日発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、原油価格の一段高の脅威が世界の経済成長にとって「主要な下振れリスク」となり、新興国の景気過熱や先進国の長引く失業問題に伴う問題をさらに複雑にしているとの見解を明らかにした。

  IMFはWEOで景気回復が「強まっている」と指摘し、今年の世界経済成長率を4.4%、2012年の成長率を4.5%と予想。1月時点の予測と「ほぼ変わらない」水準とした。11年の原油価格の見通しは1バレル=107.16ドルと、1月時点の予想の89.50ドルから上方修正した。

  IMFは「景気回復がより自律的になっており」、「世界の経済活動は再び加速する態勢にあるようだ」と指摘。「経済成長に対する主要な下振れリスクは、供給混乱で原油が予想外に上振れする可能性にかかわるものだ」と述べた。

  中国やブラジルなどの新興国がけん引役となり、世界経済はリセッション(景気後退)後の成長局面の2年目に入っているが、各国は異なる課題に直面している。IMFは今週のワシントンでの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に、先進国に財政赤字削減に着手するよう要請、米国では「緊急」の必要があると指摘した。新興国に対しては、インフレ圧力に対応して利上げし、通貨高を容認するよう勧告した。

  IMFは「金融市場の改善や多くの新興国・途上国の経済活動の浮揚、先進国での信頼感の向上」に言及し、世界の経済見通しは良好だとの認識を示した。IMFの予測はブルームバーグ・ニュースが調査したエコノミスト予想よりも楽観的だった。エコノミスト74人の予想中央値では、今年と来年の成長率は4.2%と見込まれている。

  IMFは途上国の今年と来年の成長率を6.5%と予想する一方、先進国の今年の成長率は2.4%、来年は2.6%と予測。主要7カ国では英国の11年成長率を2%から1.7%に下方修正。米国の11年の成長率も3%から2.8%に下向き改定したが、12年の成長率は2.9%(従来予想2.7%)に引き上げた。

  日本については、3月11日の東日本大震災を受けて今年の成長率を1.6%から1.4%に下方修正。来年は2.1%(従来予想1.8%)に上向き改定した。ユーロ圏の今年と来年の成長率は0.1ポイントずつ引き上げ、11年を1.6%、12年を1.8%と予想した。

  IMFは商品価格について、新興国の需要に支えられて「急速に高値圏に戻った」とし、「一方で供給側の対応は鈍い」と指摘。商品需要は緩和し、生産は年内に上向くと予想しながらも、中東・北アフリカの長引く政情不安で石油市場の見通しは「まだかなり不透明だ」との見方を示した。

  原油価格は過去半年間に38%上昇し、4月8日には2年半ぶりに1バレル=112ドルを上回った。

            為替レートの柔軟性

  IMFはまた、経常黒字を計上する新興国に為替レートの柔軟性を高めるよう要請。先進国は債務と赤字を削減し、金融緩和を維持すべきだと指摘した。

  中国の人民元相場については「中期的なファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)で正当化される水準よりも依然としてかなり弱い水準にあるようだ」と述べ、韓国ウォンも妥当な水準より弱いとの認識を示した。

  IMFはさらに、円とユーロ、英ポンドは「中期的ファンダメンタルズにおおむね沿っている」とする一方、ドルは「ファンダメンタルズに比べてまだ幾分高い水準にある」と指摘した。

  IMFの予測によると、主要新興国では中国の成長率が最も高く、今年は9.6%、来年は9.5%となる見通し。インドに関しては今年を8.2%、来年を7.8%、ブラジルは今年を4.5%、来年を4.1%と予想した。

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo + kshugo@bloomberg.net  Editor:記事についての記者への問い合わせ先:Sandrine Rastello in Washington at srastello@bloomberg.net
更新日時: 2011/04/11 23:00 JST
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/447.html

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 山口敏太郎がメルマガで警告『中国がアメリカと共謀して日本を乗っ取る?!』
 あくまで都市伝説という前提で話をさせてもらう。中国共産党が作成した
2050年の地図というのが出回っているのはご存じだろうか。以下を参考にし
てもらいたい。2050年には日本は中国の属国にされており、東日本は日本の
自治領となり、西日本は東海省となっているのだ。
  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=yWMYSUh36QM

 一説には一部の保守系の人間が、反中国の機運を高めるために制作したと
も言われているが、チベットに対する中国共産党の暴挙を見ているとまんざ
らないことではない。
 今回の地震で不気味な都市伝説が流れている。この地震は、日本を占領す
るためにアメリカと中国が仕掛けた人工的な災害だというのだ。つまり、東
日本を壊滅し、国家の力をそぎ、残った西日本を中国が占領し、「元ブロッ
ク」に組み込む。一方、アメリカはメキシコやカナダを抱き込み「アメロブ
ロック」を結成する。そして、世界は「ユーロブロック」「アメロブロック」
「元ブロック」という三大経済圏が並びあう「ブロック経済時代」に移行す
るというのだ。
 つまり、中国を主体とする「元ブロック」を結成するのに邪魔な日本を中
国に合併させるために、人工地震を起こしたという都市伝説が流れているの
だ。
 荒唐無稽な話だが、筆者は以前陰謀論者に「日本を中国に占領させ、中国
をアジアのリーダーにする。そのため日本で大災害を引き起こす計画が米国
にある」という不気味な情報を聞かされたことがある。
 また、名古屋の震災ライブで知り合った女性も、9・11の陰謀論者から
「日本の和歌山、東北、四国で人工的な災害が引き起こされるので要注意」
と聞かされたというのだ。はたして、人工地震は可能なのか。可能だとして
も人は人に対してそこまで残酷になれるものなのか。この手の不気味な都市
伝説を聞くたびに不快な感情と困惑が心中に生じる。

情報ソースは、
山口抜粋敏太郎の裏情報メルマガ「アトランティア」から

http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1478.html
記事 [経世済民71] 日銀は震災後変わったのか 「リーマン」後よりましだがもっと強力な緩和が必要だ 高橋洋一(zakzak)
日銀は震災後変わったのか 「リーマン」後よりましだがもっと強力な緩和が必要だ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110411/plt1104111530003-n1.htm
2011.04.11 連載:2011「日本」の解き方:夕刊フジ

 東日本大震災が3月11日金曜日の午後2時46分だったのは、日銀にとって不幸中の幸いだった。本格的な震災対応は14日月曜日からなので、時間的余裕もあった。

 14日には、仙台支店も含め本支店全店で通常通りの営業を行っており、10兆円の資金供給オペを行った。

 震災後の18日の協調介入を受けて、白川方明総裁は野田佳彦財務相とともに防災服に身を包んで会見し、「日銀としては強力な金融緩和を推進するとともに、金融市場の安定を確保するために、今後とも潤沢な資金供給を行っていく方針」と述べている。

 この防災服は野田財務相に合わせたものだろうが、やや場違いだ。閣僚が防災服を着用するというのは、本音はパフォーマンスだが、建前として一応いつでも災害現場に直行できるようにという理由がある。しかし、日銀ではそうしたことは考えられないので、あえて防災服にする必要はなかっただろう。

 それから3週間を経過して、日銀は実際に「強力な金融緩和」や「潤沢な資金供給」を行っているのか、どうか。

 金融緩和の程度は、日銀のバランスシート、とりわけその中の負債項目である当座預金残高でみることができる。日銀が金融緩和した1週間後に当座預金残高は震災前に比べて20兆円強の増加になっており、その後はその残高が維持されている。

 リーマンショック後の日銀当座預金残高は10兆円程度増えており、それに比べれば大きい。しかし、その時の世界各国が中央銀行のバランスシートを2〜3倍にしたのに比べると、当座預金残高20兆円強の増加はバランスシートで20%程度の増加でしかなく、強力な金融緩和と胸を張って言える状況でない。

 リーマンショックでは外的な需要不足であったので、金融緩和はいわば一本道の選択肢だった。日本を除く世界の各国では金融緩和して景気拡大の効果が出てきた。

 特に米国では、失業率が低下してきて、量的緩和策の正しさが証明される状態だ。逆にいえば、日銀の対応にミスがあったといえる。

 もっとも、今回の大震災では、需要ショックだけでなく、一部の地域での生産力喪失という供給サイドにもショックがあった。だからマクロ経済から見ると需要をつけるだけではうまくいかない可能性もある。

 ただ、これまでの長年のデフレを考慮すると、過度に一部物品の価格高騰を恐れる必要もないだろう。自粛ムードもあって、需要は供給より落ち込んでGDPギャップ(需要と供給の差)は拡大している可能性もある。

 円高による輸出減少や金利高による設備投資減少を防ぐ意味で、もっと強力な金融緩和が必要だ。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/448.html

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