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2016年4月12日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK204] 「私には特定の支持政党はない。その代わり、支持する政策がある。:松井計氏」
「私には特定の支持政党はない。その代わり、支持する政策がある。:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/19809.html
2016/4/12 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

>盛田隆二 谷垣幹事長「民主と維新の合併に、共産党まで加わる。どっちの方向に日本を持っていこうとしてるのか全く意味不明」 いや、谷垣さん「立憲主義を取り戻す」方向だと何度も言ってる訳ですが。 ◆谷垣氏 1人区で候補者調整を進める野党をけん制→https://t.co/73MrMK3h8w

私には特定の支持政党はない。

その代わり、支持する政策がある。

1)立憲主義の徹底

2)中間層の豊かな社会

3)共生社会

4)内需重視経済

5)社会保障の充実 等々。

それらの実現に、より近い政党をその時々の情勢に基づいて選ぶことになる。

従って私は、特定の支持政党を持たない。

その観点からいうと、今の自民の支持者の中には、今の自民の政策そのものは支持していないという人が多く含まれているのではないかと感じる。

昔の自民のイメージのまま投票している人も多いのではないか。

今の自民はかつての自民に非ず。

その点を重視する人が増えれば世の中はいっぺんに変わると思う。

罪と罰はバランスしていなければならない。

この原則が今の日本社会では決定的に崩れているように感じる。

取るに足らない事で社会的に抹殺される事例に事欠かず、逆に巨悪は見逃される。

こんな世の中、そう長くは続きませんぞ。

皆で滅びるか共に建て直すか、そのどちらかだね。

最早そんな局面だと思う。

嫌われる安倍首相…「北海道5区補選」苦戦自民が戦術失敗 https://t.co/YXLdToni5K #日刊ゲンダイDIGITAL 

総理、選挙前にバラエティ番組に出るんだって? これはさあ、主権者がナメられてるということですよ。

そういうことに効果があると考えてるわけですから。

愚民対策モードに入ってるわけだよね。

それに引っ掛かるのか、それとも退けるのかで、我々の民度が試されるということよね。

なめてるのはお前だよ。

だって、こういう発言は結局の所、話題作りの為のものだからね。

芸を思うからこその芸人としての発言ではなく、騒動師としての発言ということ。

こういう手法がTVを一望の荒野にしたんです。

東国原氏が橋下氏に痛烈ダメ出し「バラエティーなめてんのか!」https://t.co/lskBNVbvnu


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 甘利疑惑 このタイミングの強制捜査をどう見るべきか(日刊ゲンダイ)



甘利疑惑 このタイミングの強制捜査をどう見るべきか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179227
2016年4月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し



不眠症という便利な病気で国会欠席(C)日刊ゲンダイ


 甘利明前経済再生相の口利き賄賂事件で、検察がようやく強制捜査に着手した。


 8日夜、甘利側にカネを渡した千葉の建設会社や同社と補償交渉をしていたUR(都市再生機構)に東京地検特捜部が家宅捜索に入り、領収書など大量の資料を押収。現金授受を告発した建設会社の元総務担当者・一色武氏の自宅も捜索した。特捜部は、すでに一色氏だけでなく、甘利の元公設第1秘書や国交省住宅局の担当者からも任意で事情聴取したという。


 問題は、検察はこの事件を本気で立件するつもりがあるのかどうか、捜査の手が甘利本人にまで及ぶのかどうか、である。


 一色氏は本紙のインタビューで、「甘利さんに渡した現金はあくまで口利きの“礼金”であり、新たな口利きへの“手付金”です。決して政治資金ではありません」とハッキリ証言している。元検事で弁護士の郷原信郎氏も本紙に「絵に描いたようなあっせん利得」「ど真ん中のストライクに近い事案」と断言していた。果たして、検察はどこまで本気なのか。あらためて郷原氏に聞くと、こう言った。


「UR側に対する家宅捜索のやり方を見ると、今回の捜査は言い訳的な“ガス抜き”とは考えにくい。捜索は夜から明け方という勤務時間外に行う徹底したものだった。妨害が入らない最も効果的な方法です。


 若干疑問なのは、なぜ甘利側に家宅捜索に入らないのか、ですが、法務省や検察上層部は政治的な影響を嫌っているでしょうから、甘利側捜索の了承を得るのは難しく、無理をしなかったのではないか。もっとも録音テープなどがあるので直ちに甘利側に入る必要はありません。つまり、最大限好意的に見れば、現場のギリギリの努力で、やれるところから着手したということでしょう」


 このタイミングでの強制捜査に、与党内では「衆院北海道5区の補選告示(12日)直前で、選挙に響く」などと懸念する声も出ている。ただでさえ北海道補選は、与党の町村娘婿VS野党統一候補で大接戦。与党の選挙戦略にマイナスなのは間違いないが、「特捜の現場はイケイケでヤル気」(司法記者)なのだという。


■8月の時効を前に捜査着手


 ただ、甘利本人まで捜査の手が及ぶのかどうかは不透明だ。


「甘利さんまで含めてやろうとすれば、甘利事務所の家宅捜索は不可欠です。しかしそのハードルが高いので、まずは元秘書の事件の立件を目指すということではないか。あっせん利得か、場合によってはあっせん収賄もある。その捜査の過程で、甘利さん本人に対する証拠が出てくる可能性もある。安倍一極集中という政治的に強烈な“向かい風”の中、検察の現場は、一歩一歩やっていこうということでしょう」(郷原信郎氏=前出)


 弁護士グループが甘利と元秘書をあっせん利得処罰法違反の疑いで東京地検に刑事告発したのが3月。今月8日には市民団体「政治資金オンブズマン」も甘利らを告発した。


 加えて、今年8月に時効が迫っている。URから建設会社への補償金が2億2000万円に引き上がった直後、甘利の元秘書が建設会社からその“見返り”に500万円を受け取ったのは13年8月。あっせん利得処罰法違反の時効は3年で、今年8月なのだ。


 参院選が7月に行われることを考えれば、強制捜査着手は、時効前のギリギリのタイミングだったという見方もできる。


怪しい閣僚がみな無罪放免の不条理



桜を見る会でご機嫌な安倍首相(C)日刊ゲンダイ


 東京地検は絶対に元秘書の立件で済ませてはダメだ。


 口利き賄賂の本丸は、あくまで2度にわたって、胸ポケットに50万円を入れた甘利本人だ。しかも1度は大臣室で受け取っている。補償金を吊り上げたチンピラ秘書や恫喝に屈したUR職員などの雑魚じゃない。検察は本丸まで切り込まなきゃウソだ。


 しかし、自民党内に「甘利さんまで行くことはない」と断言する幹部もいるように、捜査の先行きは早くも危惧されている。小渕事件でも、結局、本人は無罪放免だった。あの事件の顛末は、安倍政権に対する検察の及び腰の象徴だ。


 経産相だった小渕優子の政治資金をめぐり、明治座で支援者を観劇させた際の収支が不記載だったことなどさまざまな問題が発覚したが、政治資金規正法違反に問われたのは“金庫番”の元秘書ら2人だけだった。


 小渕本人は14年10月に大臣を辞任したものの、2カ月後の衆院選に恥ずかしげもなく出馬。当選を果たし、その後、不起訴となったことで、みそぎが済んだことにしてしまった。約束した「調査」も適当なものでお茶を濁し、いまや涼しい顔で永田町を闊歩している。


 小渕だけじゃない。安倍政権の怪しい閣僚は山ほどいたのに、誰も逮捕されていない。選挙区でうちわを配り、公職選挙法違反が疑われた松島みどり元法相も辞任後、選挙を経て戻ってきたし、違法献金など疑惑噴出で辞任した西川公也元農相に至っては、この後半国会の最重要テーマであるTPPで特別委員長の要職に就き、完全復権だ。TPP交渉をめぐり自分の手柄を自慢する本の出版まで計画していた。


■議員を続ける気だけはマンマン


 だから甘利も捜査が自分に及ぶことはないと検察をナメている。病状のはっきりしない「睡眠障害」という便利な病気で、もう2カ月も雲隠れしたままだ。


 強制捜査を受け、野党は甘利に対して参考人招致や証人喚問の要求を強めるだろうが、今後は「捜査中」を口実に一切頬かむりするに違いない。のらりくらり時間稼ぎして、国会終了。姑息な安倍政権が考えるシナリオはそんなところだろう。


 甘利は下手すりゃ衆参ダブル選挙でみそぎだ。地元では3月に入って参院議員との新しいツーショットポスターが張り出されたという。説明責任を果たさずトンズラしてるのに、議員を続ける気だけはマンマン。そんなフザケた話があるものか。


 政治学者の五十嵐仁氏はこう言った。


「このままみそぎなんて許されませんよ。あっせん利得処罰法違反では、検察は甘利さん本人についてもしっかり白黒をつけてもらいたい。そして、当局の捜査とは別に、甘利さんは説明責任を果たすべきだし、安倍首相も任命責任が問われてしかるべきです。この3年間、閣僚や自民党議員の不祥事が次から次へと出てきているのに、その具体的な中身は明らかにされず、誰もきちんと責任を取っていない。安倍政権は政治の信頼をどこまで貶めるつもりなのでしょうか」


 やりたい放題の独裁政権の横暴に、検察はどこまで抵抗できるのか。甘利から事情聴取することもなく、秘書でオシマイなんてことがあれば、東京地検と安倍政権がグルだということが証明されるようなものだ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 栃木女児殺害 判決の影響は

 日本国憲法第三十八条第3項は、「何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない」と規定している。

先日の旧今市市女児殺害死体遺棄事件宇都宮地裁判決は、憲法のこの規定に反するものである。

 犯罪報道を通じて「冤罪製造の共犯」を担っているとしても、主要メディアは、違憲の判決に対しもっと厳しい論評を行って欲しい。


※関連投稿

「<栃木女児殺害>「録音・録画で判断決まった」裁判員ら会見:違憲の判決!取り調べ可視化が逆に冤罪増加の温床に」
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/713.html

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栃木女児殺害 判決の影響は[NHKオンライン]
4月11日 21時45分

栃木県の旧今市市、今の日光市で小学1年生の女の子が連れ去られて殺害された事件で、殺人などの罪に問われた被告に対して、宇都宮地方裁判所は今月8日、検察の求刑どおり、無期懲役の判決を言い渡しました。この裁判では、自白以外の決め手になる証拠がないため、取り調べを録音・録画した映像が異例の長時間、法廷で再生され、裁判所がどう判断するか注目されました。今回の裁判を踏まえて、今後の捜査や裁判にどんな影響があるのか。宇都宮放送局の家喜誠也記者が解説します。


有力な物証なき事件

事件が起きたのは11年前の平成17年12月。栃木県の旧今市市、今の日光市で、小学1年生だった吉田有希ちゃん(当時7歳)が、下校途中に連れ去られ、茨城県の山林で遺体で見つかりました。しかし、有力な目撃情報もなく凶器など、犯人に直接結びつくような物的証拠は見つかりませんでした。

また、当初、事件解決の決め手になるとみられた遺体に付着していたDNAがその後、当時の捜査幹部のものと分かるなど、捜査は難航しました。

事件が大きく動いたのは、8年半後のおととし(平成26年)6月。栃木県鹿沼市の無職、勝又拓哉被告(34)が逮捕されました。物証が極めて少ないなか、逮捕の決め手になったのが、勝又被告が捜査段階で殺害を認めた「自白」でした。


“自白”が最大の争点に

ことし2月に始まった裁判ではこの「自白」が最大の争点になりました。捜査段階で殺害を認めた勝又被告ですが、裁判では「無罪」を主張しました。それに対して検察が有罪を証明するために使ったのが、取り調べの様子を録音・録画した映像でした。

法廷では取り調べの映像が7時間13分にわたって裁判員の前で再生されました。この中では勝又被告が有希ちゃんを連れ去って殺害し、遺体を遺棄するまでの詳細ないきさつを、身ぶり手ぶりを交えて説明する様子が記録されていたほか、検察官の質問に対して被告が取り乱す様子などが生々しく映し出されました。

検察は映像を踏まえて、「自白は、被告の自由な意思で行われたものだ。その内容は犯人でなければ到底話せないもので、具体的で迫真性があり、高い信用性がある」と主張しました。これに対して弁護側は、取り調べのすべてが録音・録画されていないことなどを指摘して、「被告は長い期間身柄を拘束されたうえ、録音・録画されていない部分で捜査官から暴力や自白の誘導を受けた。自白の内容も遺体や現場の状況とも矛盾し、信用できない」と反論し、双方の主張は真っ向から対立しました。


有罪判断の決め手になった「録音・録画」

そして迎えた判決。宇都宮地方裁判所は検察の求刑どおり、無期懲役を言い渡しました。判決で宇都宮地裁は「自白の内容は、想像に基づくものとしては特異とも言える内容が含まれ、実際に体験した者でなければ話すことができないものだ」と検察の主張に沿う判断を示しました。

また、取り調べの際の被告の態度についても「殺人について聞かれたときの激しく動揺した様子や、『気持ちを整理する時間がほしい』などと述べる態度は、あらぬ疑いをかけられたとしては、極めて不自然だ」などと言及しました。録音・録画された取り調べの映像が判断を裏付けるものになっていたことがうかがえます。

裁判に参加した裁判員からは、その後の記者会見で「映像を見て判断に間違いがないかなと思った」とか、「書面とは違い、映像だと臨場感があった。これがなければ判断が変わっていた」といった感想が述べられ、録音・録画された映像が裁判員たちに強い印象を与えていました。


一部録画に疑問

一方で、取り調べの録音・録画については慎重に判断すべきだと指摘する専門家もいます。元裁判官で法政大学の水野智幸教授は、今回の事件で、すべての取り調べが録音・録画されていないことに問題があると感じています。 水野教授は、「そもそも、録音・録画は取り調べで『言った・言わない』の水掛け論を解決するための切り札と考えられるのに、部分的なものにとどまるのは不十分だ」と指摘します。

取り調べの録音・録画を巡っては、どの程度の範囲まで行うのか長く議論が続いてきました。

検察は、裁判員制度が始まるのを前に取り調べの録音・録画を平成18年に試験的に導入。警察も平成20年から試験的に始めました。しかし、その対象は一部に限られ、録画を始める時期や時間も捜査当局の判断で決まっています。その後、法務大臣の諮問機関の法制審議会で議論が行われ、取り調べのすべての過程の録音録画を義務化することを盛り込んだ法律案が現在、国会で審議されています。しかし、録音・録画が義務付けられるのは裁判員裁判の対象の事件と検察の独自捜査事件に限られるうえ、逮捕前の任意の取り調べについては義務付けの対象からは外れています。

今回の事件でも245時間に及ぶ取り調べのうち、すべてが録音・録画されたわけではなく、弁護側が主張した「録音・録画されていないときの暴力やどう喝的な取り調べ、自白の誘導」があったかどうかは、法廷で映像からは確認できませんでした。裁判に参加した裁判員からも「録音・録画されたのは全体の何割かしかないので、もう少し見たい気持ちもあります」などと述べる人もいました。


今後の捜査への影響は

一方、今回の裁判では、部分的な録音・録画でも有罪を立証できたことで、捜査機関が今後、積極的に起訴に踏み切るという見方をする専門家もいます。
元検事の落合洋司弁護士は、「取り調べの様子を録音・録画したことで自白について検察が立証できたケースだ。検察は今後、今回のように自白があっても証拠の裏付けが弱い事件について、より積極的に起訴に踏み切る可能性がある」と述べています。ただ、落合弁護士は、「自白を中心とした捜査は、誤った判断を導きやすいという危険性がある。捜査機関は自白によって有罪の印象を持ったとしても、ほかの証拠で裏付けられるよう常に意識するべきだ」と捜査機関に対して、くぎを刺します。


判決を受けて被告側は控訴する意向を示しています。2審でも、被告の捜査段階の自白が信用できるかどうか、審理が続くことになります。取り調べの録音・録画を踏まえた「自白」がどう扱われるのか議論が続くなかで、その試金石になるともいわれた今回の裁判。捜査や裁判への影響も大きいとみられ、2審の判断が注目されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_0411.html?utm_int=detail_contents_tokushu_001


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 取り調べの録音・録画 どう機能したか:間接的ながら栃木女児殺人事件宇都宮地裁判決にNHKの厳しい批判

 「冤罪」事件は、捜査を行った警察や検察に非難が向きがちだが、「冤罪」を生み出した最終的な責任は裁判官にある。

 日本国憲法第三十八条第3項は、「何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない」と規定している。

 旧今市市女児殺害死体遺棄事件の判決は、憲法のこの規定に反するものである。

 「冤罪」のほとんどは、裁判官が憲法第三十八条に従った判決を行えば防げるものである。

 自白があれば有罪、自白しなければ(罪を認めなければ)反省なしと量刑を重くするという刑事裁判の実態が続く限り、とにかく自白させれば“勝ち”という警察・検察の姿勢は変わらないだろう。

 裁判官が自白はあくまで参考資料という態度を貫けば、警察や検察の捜査や取り調べは、まともになるだけでなくレベルも向上する。

 自白は、有罪の証拠になるものではなく、有罪の証拠(物証)を収集する突破口にすべきものなのである。


※関連投稿

「<栃木女児殺害>「録音・録画で判断決まった」裁判員ら会見:違憲の判決!取り調べ可視化が逆に冤罪増加の温床に」
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/713.html

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2016年04月08日 (金) [NHK総合]
「取り調べの録音・録画 どう機能したか」(時論公論)
橋本 淳 解説委員

栃木県で小学生が連れ去られて殺害された事件で、裁判所は「捜査段階で被告が殺害を認めた自白は信用できる」として無期懲役の判決を言い渡しました。裁判では、取り調べの様子をビデオカメラで撮影した動画が異例の長さの7時間以上にわたって公開され、注目が集まりました。刑事司法改革の柱である取り調べの録音録画はどう機能したのかを考えます。

解説のポイントは2つです。録音録画は裁判員制度の導入をきっかけに運用が広がっていますが、取り調べの内容を客観的に判断できる点で有効だということです。本格的に試された今回の裁判からその意義を見ていきます。とはいっても、取り調べをすべて撮影しておかないと効果が半減してしまいます。その課題が2つ目のポイントです。

まずは、事件と裁判を振り返ります。平成17年12月、栃木県の旧今市市、今の日光市で、小学1年生だった吉田有希ちゃん(当時7)が下校途中に行方不明になり、翌日65キロ離れた茨城県常陸大宮市の山林で遺体で見つかりました。そして8年余りがたったおととし6月、勝又拓哉被告(33)が有希ちゃんを車で連れ去りナイフで殺害したとして逮捕・起訴されました。


1審の宇都宮地裁の裁判員裁判で、被告は「まったく身に覚えがない」と無罪を主張しました。この事件では凶器とされるナイフや女の子の持ち物などが見つかっていません。犯人につながる物的証拠が乏しい中で、検察にとっては捜査段階で殺害を認めた供述だけが大きな支えでした。取り調べでの被告の話は二転三転し、自白から否認へ、否認から自白へと大きく揺れ動きましたが、起訴される直前に犯行の一部始終を語った供述調書が作成されました。証拠の中で供述調書の比重が極めて大きく、被告が言うように自白はうそだったとすれば一気に無罪に傾く、そうした危うさをはらんだ構図になっていたのです。

宇都宮地裁は被告の主張を退け、求刑通り無期懲役を言い渡しました。「自白は信用できる」と判断した根拠の1つが取り調べの録音録画です。検察と警察は、取り調べの一部をおよそ80時間にわたってビデオカメラの映像と音声で記録し、これを見て弁護側が同意した7時間13分の動画が法廷で再生されました。取り調べの録音録画は、法制化に先駆けて捜査当局が実務上の運用で実施するようになっていますが、7時間以上もの動画が公開されたのは極めて異例です。一般的に供述調書は捜査側が被告の話を要約して文章化するのに対し、動画には受け答えの微妙な言い回しや表情、態度がありのままに記録されています。検察は「映像の様子からも、うその自白をしているとは思えない」と主張したわけです。

では、自白の信用性を認めた裁判所は、取り調べの録音録画のどの部分に注目したのでしょうか。判決はこのように指摘しました。「殺人について聞かれた時に激しく動揺したり、『気持ちの整理のための時間がほしい』と話したりする様子は、あらぬ疑いをかけられた者にしては極めて不自然だ。処罰の重さに対するおそれから、自白すべきかどうか逡巡、葛藤している様子もうかがえる」。判決はこう述べて取り調べでの態度を重視しています。その上で、犯人でなければ語れない内容も含まれていることと合わせて、取り調べの動画を有罪の大きな根拠としました。

とはいえ、自白の真偽のほどを見極めるのはプロの裁判官でも難しい作業です。とりわけ、今回のように供述の内容が変化した場合はより慎重さが求められます。犯人ではないのに取り調べで強く言われるとなかなか反論できず、相手に迎合して捜査側の意に沿う供述に変えてしまう人がいるからです。一方、犯人であっても自分を守りたいという気持ちや刑罰への不安から最初のうちは虚実とりまぜて供述し、矛盾点を指摘されて徐々に真実を語るケースもあります。供述の変化は無実の人の迎合によるものか、それとも犯人の心の葛藤の表れなのか。これまでの裁判は供述調書を基本とし、法廷で被告と捜査側の言い分を聞いてその信用性を判断していました。しかし、供述調書は一問一答の形式で書かれておらず細かなニュアンスまでは伝わってきませんし、法廷での言い分にしても双方の主張が平行線のまま水掛け論に終わり真相は闇の中ということも多かったのです。この点、取り調べをありのまま記録した動画があると、裁判所が判断するための情報量が飛躍的に増えることになります。取り調べの録音録画はより客観的に判断でき、冤罪の温床となる強引な取り調べを抑止する効果もあることから今後、積極的に活用される方向です。今回の事件でも取り調べの動画がなければ検察は起訴に踏み切らなかったかも知れません。それほど録音録画の存在感が高まってきています。

ただし注意しなければならないのが、解説ポイントの2つ目。すべての取り調べを録画しておかないと、その効果を最大限に生かせないということです。

仮に、捜査側が自白を強要した時にカメラを回さず、被告が諦めてうその自白をした時にだけ恣意的に撮影したとしたら、裁判で検証しようがありません。今回の事件でも、被告は「警察官から暴力を振るわれ、『ごめんなさいを50回言わないとご飯抜きだ』と言われるなど自白を強要された」と主張。警察官はそのような事実はないと反論しましたが、その日の取り調べは録画されておらず映像で確かめることができませんでした。これについて判決は、「撮影された部分を見る限り取り調べは適切に行われ、暴力や自白の強要があったとは認められない」としたものの、根拠が釈然としない印象も拭えず、すべての取り調べが録画されていればより明快になったのにといわざるを得ません。

取り調べの録音録画は刑事司法改革の柱です。去年、政府は一部の事件を対象に録音録画を義務化する刑事訴訟法の改正案を国会に提出しました。衆議院を通過し参議院で継続審議になっています。法案では、対象事件の取り調べは原則としてすべての過程を撮影するとしていますが、「容疑者が十分に供述できない」と捜査当局が判断した時には例外的に撮影しなくてもよいとされています。この例外規定については基準があいまいなため、捜査側が都合よく適用するおそれが指摘されていて、不当な取り調べがあってもわからないといった批判が根強くあるところです。例外を極力認めず密室での取り調べが全面ガラス張りになるよう、今後、国会での議論を今一度深めてもらいたいと思います。


今回の事件は供述以外に決定的な証拠がなく自白頼みの捜査でした。過去に相次いだ冤罪事件の反省から、捜査当局は取り調べに偏った姿勢を改め客観的な裏付け証拠を重視しようという教訓を学んだはずです。刑事司法改革の狙いもそこにあります。今回は自白の信用性を認めて有罪とされましたが、取り調べの録音録画があるからといって自白一辺倒の捜査を大目に見る免罪符にはならないことを忘れてはなりません。

(橋本淳 解説委員)

http://www.asyura2.com/16/senkyo204/index.html?351



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/352.html

記事 [政治・選挙・NHK204] OECD事務総長、消費増税「すでに明言」 実施促す:グローバル企業と国際金融家の利益を慮る走狗的発言

OECD事務総長、消費増税「すでに明言」 実施促す
2016/4/11 17:19

 経済協力開発機構(OECD)のアンヘル・グリア事務総長は11日、日本記者クラブで記者会見し、2017年4月に予定される消費税率引き上げについて「(首相が)すでに明言しており、市場もそうすると予想している」と語り、予定通り実施すべきだとの考えを示した。そのうえで、OECD加盟国の平均では日本の消費税にあたる付加価値税の税率が約20%に達していることを紹介し、中長期的には日本も「15%まで引き上げる余地がある」と語った。

 グリア氏はタックスヘイブン(租税回避地)に関する「パナマ文書」の問題については「大きなショック」としながらも「透明性に向かう動きが強まる」と述べた。パナマ政府が今回の問題を受け、OECDなどが進める租税回避の防止策に協力していくと表明したことも明かした。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL11HLR_R10C16A4000000/?n_cid=SPTMG002


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK204] Re: OECD事務総長、消費増税「すでに明言」 実施促す:グローバル企業と国際金融家の利益を慮る走狗的発言

 米国を除く先進諸国はこの数十年、付加価値税(消費税)の税率を引き上げ、法人税の税率を引き下げるという税制変更を重ねてきた。

 付加価値税(消費税)の税率引き上げは、「輸出免税」制度により輸出企業の利益を増加させる。
 そして、法人税の税率引き下げは、税制を通じた他の事業者からの“利益移転”で膨らんだ利益のために増える法人税負担を軽減する役目を果たす。

 なぜ、付加価値税(消費税)の税率引き上げが輸出企業の利益を増加させるか簡単に説明する。

 仕入額1兆円で国内売上5千億円・輸出5千億円というケース(営業利益なしの一大バーゲンセール)でも、消費税の税率が5%なら、「輸出免税」制度だけで250億円の利益が手に入る。
 一方、国内売上分の5千億円は、付加価値を稼いでいないので消費税負担はゼロである。

 このように、輸出企業は、利益なしで商売しても、消費税制度だけで利益を手にすることができる。

 同じケースで消費税の税率が10%になると、「輸出免税」制度で手に入る利益は500億円に増大する。

 東京株式市場1部上場企業の株主外国人保有率は35%ほどと言われている。消費税税率が引き上げられれば、株式を保有している企業の利益が増加し、配当も増えるという構図である。

 消費税の税率引き上げは、社会保障制度の持続性や充実とは無関係どころか、グローバル企業に利益を献上する制度であることから、徴税効率が極めて悪いバカげた政策である。

 付加価値税を導入せず州税として小売売上税を採用している米国は“利巧”と言える。


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減益より怖い減配 海外勢、一段の売り誘発も[日経新聞]
証券部 松本裕子
2016/4/12 2:00

 11日の日経平均株価は3日ぶりに反落した。4月下旬から本格化する決算発表を前に、投資家は積極的な売買を手控えており、東証1部の売買代金は2兆円を下回った。円高で今期が減益になるとの見方に加え、一部の投資家が気にし始めたのが株主還元機運の低下だ。減配が相次げば、海外投資家による一段の株売りを誘発する可能性がある。

 8日に13%安と急落したファーストリテイリング株はこの日も売りに押され、一時は2013年3月以来の安値をつけた。終値こそ上昇したものの自律反発の域を出ない。16年8月期の業績下方修正に加え、「配当予想の引き下げが効いている」(大手国内証券)。


 「減配リスク」を気にする声は投資家からも上がる。アムンディ・ジャパンの吉野晶雄氏は今月、日本株への資産配分を「ややアンダーウエート(基準よりも少ない)」に引き下げた。円高による業績悪化はもちろん、債券利回りの低下で配当への関心が高い時期だけに「減益以上に減配はリスク」と話す。

 投資家の懸念は、シンガポール市場に上場する日経平均・配当指数の先物にも表れている。日経平均を1つの銘柄に見立て、1年間保有したらどのくらい配当が得られるかを示す。17年3月期を含む17年12月物は昨年末から下落傾向が鮮明だ。「今後、キャッシュフロー(現金収支)が減れば大幅増配は期待しづらい」(ソシエテジェネラル証券の杉原龍馬氏)という。

 SMBC日興証券の伊藤桂一氏が注目するのは、「期限の異なる配当指数先物の水準」だ。予想期間が長ければ不確実性が増すため、通常は期限の先のものほど水準が低い。
 だが、この1、2年、19年12月物が17年12月物を上回る状態が目立った。企業統治改革の流れの中で、15年にはファナックや青山商事が減益予想を出す一方、積極的な配当姿勢や自社株買いを掲げた。収益環境が厳しくても余剰資金を有効活用する動きに「将来に対する増配期待が急速に高まった」(伊藤氏)ためだ。


 日本企業全体で減益の可能性が高まるにつれ、過剰なまでの還元期待が低下。5日には17年12月物が19年12月物を逆転した。

 海外勢は今年に入り日本株を5兆円以上売り越した。シティグループ証券の飯塚尚己氏は、海外勢の売買が日経平均で1万4500〜1万5500円に集中する点を考慮すると「まだ2.5兆円の売り余地がある」とはじく。

 マイナス金利政策で企業が現金を保有するコストは高まり「還元強化の流れは変わらない」(国内運用会社)との声も多い。還元強化は海外勢が日本株を買う大きな理由だった。決算発表で今期の減配が目立てば、アベノミクス失速の象徴になりかねない。企業の還元姿勢の変化にも注意が必要だ。

 ▼日経平均・配当指数 日経平均株価の構成銘柄を毎年1月から12月まで保有していた場合に得られる配当額を指数化したもの。先物はシンガポール取引所(SGX)などに上場しており、配当指数の最終値がいくらになるかを予想して売買する。減配リスクが高まれば価格は下落する。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF11H1T_R10C16A4EN1000/?dg=1


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK204] TPPの交渉内容は4年間秘匿だから真っ黒なのに、それを「公表しろ!」という茶番劇も、西川公也TPP特別委員長の・・・

共産党にしろ、民進党にしろ、すべてパフォーマンスなんですよね。
マニフェスト詐欺、暴力革命の本質を隠し、国民を「扇動」するのが仕事でしょうか?


twitterから
https://twitter.com/higakubo/status/719108495040053248

ひがくぼきみお @higakubo 4月10日
民進党は西川公也TPP特別委員長の発売前出版物を「守秘義務違反」として問題視し、委員会で取り上げた。しかし著作者本人の許可を得ない公開は著作権法違反の可能性があり、ゲラが西川さんのものと未確認だから名誉毀損の可能性も。でも1番の問題は、TPP自体の質疑をせず論点をすり替えた事だよ
 
 
 
ひがくぼきみお @higakubo 4月10日
西川公也TPP特別委員長が、自分のゲラと認めなかったのは、民進党が理事会で資料として提出しなかったから。委員長は答弁できないので委員会では応えられない。「著作物と認めないのは委員会運営上問題がある」と西川さんを責めるより、肯定も否定もできない状況を作った民進党を責めるべきだよ。
 
 
 
ひがくぼきみお
@higakubo
つまり、TPPの交渉内容は4年間秘匿だから真っ黒なのに、それを「公表しろ!」という茶番劇も、西川公也TPP特別委員長の出版物の件も、民進党のやり方は常軌逸した不誠実極まりない行為。「政府も民進党もどっちもどっち」って意見は、こういう事実を知らないのかも。発言前の事実認識が大事だね


<参考リンク>

enzyouzi ken @enzyouzik 4月10日
共産党の綱領は日米安全保障条約の破棄、自衛隊解散。
菅官房長官「日米安保破棄の共産党と民進党が国民の安全守れるのか」

政権交代後、年金の運用益は30数兆円増えた」と反論。
産経新聞 Yahoo!ニュース 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160410-00000549-san-pol … 
民主党では無理な事だw

http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 野党共闘で補選勝利&安倍自民の打倒を+北海道5区、野党候補が上昇中(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24296270/
2016年 04月 12日

今日、北海道5区と京都3区の衆院補選(24日投票)が告示される。(**)

 今回の補選で野党側が2つとも勝てるかどうか、特に北海道5区で自民党の候補を破ることができるかどうか、今後の政権&国政運営の流れを大きく左右することは間違いないだろう。(@@)

 もし北海道5区で池田氏が勝てば、野党4党の共闘体制が勢いづくことになって。7月の参院選or衆参同時選での選挙協力体制もさらに強まる可能性が大きいし。(^^)
 安倍自民党は大きなダメージを与えることにもなって、安倍首相の求心力や参院選の結果に影響するのではないかと。また、首相は衆院解散(=衆参同時選挙)を決断しにくくなるのではないかと見られている。(~_~;)

 このブログでは、昨年来、北海道5区の衆院補選や野党共闘について取り上げて来たのだが。mew的には「いよいよ、この時が来たか」という感じ。(++)

 何とかここで野党側が大きな勝利を得て、7月の参院選に向け、野党共闘体制の強化&安倍自民党の弱体化につながるように。そして、安倍自民党が参院選で議席を伸ばせず、安部首相による政権が早く終わりを迎えるように。
 ブログでも呼びかけて、全国から大きなパワーを送りたいと思っているmewなのだ。o(^-^)o

* * * * *

 まず、京都3区の方は、2月に不倫が発覚して議員辞職した自民党の宮崎謙介氏の議席を補うためのもので、自民党は候補者を擁立しておらず。自民&保守の議席や票をつなぎ止めるため、準与党のおおさか維新、こころが候補者を立てることにしたのだが。
 ここは、民進党の現職・泉健太氏がしっかりと勝たせたいところ。o(^-^)o <共産党は自主投票の形で、応援してくれる。m(__)m>

 一方、北海道5区の方は、昨年、他界した自民党の重鎮・町村信孝氏(官房長官、衆院議長などを歴任)の補欠選挙。自民党は町村氏の娘婿・和田義明氏を立てて弔い合戦に持ち込み、絶対に議席を守らんとめ〜っちゃ力を入れている。^^; <最初は町村氏のことを前面に出していなかったのだが。支持が伸びないことから、町村色を強めたポスターや演説を行なう作戦に変更した模様。>

 対する野党側は、介護士の女性・池田真紀氏が立つことに。池田氏は民進党に所属しているのだが、今回は共産党を含む野党共闘の代表として無所属で出馬し、野党4党やSEALDsその他で構成される「市民連合」の支援を受けることになった。(・・)

 しかも、当初は自民候補が断然有利と言われていたのが。選挙が近づくにつれ、ヨコ一線まで追いついているとの報道があちこちに出ていることから、野党候補が勝利することは決して非現実的な目標ではないのである。(++)

* * * * *

 直近のNHKの世論調査でも、安倍内閣の支持率が4Pダウンで42%、不支持率が2Pアップして39%と、かなり接近して来たしね〜。^m^ 
 それに日刊ゲンダイによれば、『安倍内閣の全国的な支持率は〈支持する40%、支持しない30%〉ですが、北海道5区に限ると〈支持30%、不支持40%〉と不支持の方が多い』とのこと。(・o・)

 北海道はいまだに景気が低迷し続けている上、安保法制が関わる自衛隊駐屯地があるし。TPPが絡む農業地域も多いので、安倍自民党に対する反発も大きいようなのだ。^^;
 おまけに先週から始まったTPP関連の国会審議では、安倍内閣はまともに説明や資料の提供などをする気が見られないし。東京地検特捜部が、甘利前大臣の事務所の口利き疑惑に関して強制捜査を始めるし。自民党にとって、マイナス要因がどんどん増えているのが実情だ。(~_~;)

<高齢化や生活難が進む中、エリート商社マンだった和田氏より、介護など福祉の仕事をしていた池田氏の方が有権者の心をとらえやすいかもという話も出ていた。(・・)>

 自民党はかなり危機意識が強くなっているのか、既に100人以上の国会議員を送り込んでおり、ここからさらに閣僚クラスも派遣する予定なのであるが。驚いたことに、早くも11日には菅官房長官が、応援演説&引き締めのために現地入りをしたという。(・o・)

 尚、安倍首相も官邸から支援を求める電話をかけたり、議員に激を飛ばしたりしていて。16、17日あたりには、応援のために現地に行くことを予定しているそうなのだが。「首相が、わざわざ北海道まで応援に行ったのに負けた」という実績は作りたくないので、もし選挙情勢が悪いようであれば、応援を見送ることになるらしい。^^;

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『自民党は、不倫が発覚した宮崎謙介前衆院議員(自民を離党)の辞職に伴う京都3区補選への候補擁立を見送り、北海道5区補選での議席獲得に集中する。接戦が伝えられ危機感も漂う中、党幹部らを現地に投入し、引き締めを図る。首相は11日の党役員会で「民進、共産両党はなりふり構わず勝とうとしている。全員野球で勝利をつかみたい」と檄(げき)を飛ばした。

 これに対し、同補選を野党共闘の試金石と位置付ける民進党は、党派色を薄め、安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)、待機児童問題などを争点に幅広い市民との連携をアピール。安倍政権との対決姿勢を打ち出す。長妻昭代表代行は記者会見で「われわれが成果を挙げれば(参院選に向け)流れが変わってくる」と訴えた。

 京都3区補選は、宮崎氏に前回敗れて比例復活した民進党現職に、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の2新人らが挑む構図。共産党と共闘しない民進地元組織の方針から、共産党は自主投票とした。おおさか維新などは、宙に浮く保守票の取り込みを狙うが、自民党の「不戦敗」で投票率の低下も指摘される。(時事通信16年4月11日)』

* * * * * 

『24日投開票の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙は、12日の告示直前の週末を迎えた。自民党公認で公明党や新党大地などが推薦する和田義明氏(44)、無所属で民進党、共産党などが推薦する池田真紀氏(43)の両陣営はともに「厳しい戦い」を強調し、国会議員や支援団体がフル回転する総力戦となっている。

 「駅前で手を差し出すと、たまに払われたり、自民党は嫌いだと言われる。厳しい戦いだ」。9日、和田氏は恵庭市内での女性向けの集会でこう語った。
 自民党は情勢を「一進一退」(幹部)と分析。義父の故町村信孝前衆院議長の後継であることが広まっていないとの懸念があり、「元商社マンの経歴へのエリート批判もある」(道連幹部)。集会では地元道議が自民党国会議員の不祥事や失言を踏まえ「後ろからタマが飛んでくる」と訴えた。

 陣営は町村氏との写真を載せたチラシを新たに作成。和田氏は6日の会合で「エリートと言われるが、インドで砂ぼこりをかぶりながら仕事をしてきた」と反論した。10日には菅義偉官房長官が厚別区や江別市で街頭演説し、今後も安倍晋三首相や小泉進次郎衆院議員の応援を予定。政権与党の強みを最大限生かしたい考えだ。

 池田氏陣営にも「相手の背中に手がかかった」(民進党幹部)として接戦との見方が広がっている。池田氏は9日の江別市内での街頭演説で「政治に参加したことがない人たちが声を上げ始めた」と強調した。
 今後はさらに無党派層へのアピールを強める。市民団体を前に出し、推薦を出す民進、共産、社民、生活の4党は、国会議員が個別に応援に入るなど「裏方」として支える戦術だ。(北海道新聞16年4月10日)』

* * * * *

『ついに逆転された――と、安倍自民党が真っ青になっている。4月24日に行われる衆院北海道5区補選。地元紙が先週実施した世論調査で、とうとう野党候補が自民党候補に逆転したのだ。調査結果は、〈自民40 野党45〉と、野党候補が5ポイントリードしているという。

 4月24日には北海道5区と京都3区の2つの補選が行われる。すでに京都3区は自民党の不戦敗が決定している。もし、自民党が北海道5区も敗れ、2連敗となったら、政界のムードが一変するのは間違いない。安倍首相は本気で衆参ダブル選挙を狙っているらしいが、補選2連敗となったら、ダブル選挙どころではなくなる。

「世論調査の結果が逆転したのは、やはり候補者の差が大きい。野党統一候補の池田真紀氏(43)は、有権者と会えば会うほど票を増やすタイプです。明るくてざっくばらん。しかも、庶民が共感するストーリーを持っている。幼いころ、両親が離婚したため苦労して育ち、中学卒業後、10代で結婚し、子供2人を産んだが、本人も離婚してしまった。それでも、前向きに生き、介護の現場で働きながらシングルマザーとして子供を育て、大検を受けて北大の大学院に進んでいます。それに比べて自民党の和田義明氏(44)は、三菱商事出身の典型的なエリート。亡くなった町村信孝氏の娘婿で、人に頭を下げないタイプです」(地元政界関係者)

 自民党への逆風も吹いている。特に有権者は、GPIFが5兆円の損失を出していることもあって、年金問題について自民党に不信感を持っているという。

 危機感を強めた安倍首相は、道議や市議、道内の経済関係者など100人以上に「安倍晋三です。選挙はぜひお願いします」と直接、電話をかけている。安倍首相が危機感を強めているのは、第1次安倍政権が惨敗した9年前の参院選の悪夢がよぎっているからだ。

「2つの補欠選挙に敗れたら自民党に動揺が走り、逆に民進党は勢いがつく。すでに野党は選挙協力の体制を着々と進めているだけに、7月の参院選は野党が勝利する可能性が、ぐっと高まります。衆参ダブル選挙の声もありますが、補選に負けたら、安倍首相はとても解散できないでしょう」(政界事情通)

 安倍首相は4月17日(日)に選挙応援に行く予定だが、負けが濃厚となったら、現地入りは避けるとみられている。4月24日は、安倍政権の終わりの始まりになるかも知れない。(日刊ゲンダイ16年4月6日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『世論調査の数字は、現在ほぼ横一線で、大接戦となっている。ただし、野党は押せ押せムードだ。当初、自民党候補にダブルスコアの差をつけられていたが、ついに4月上旬、地元紙の世論調査で〈自民40 野党45〉と初めて逆転したからだ。

 10日も、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏やSEALDsが応援に駆けつけ、若者や女性など2000人の聴衆が集まった。

 焦った自民党は、これまでに国会議員や秘書など100人以上を現地に送り込んでいる。10日は、菅義偉官房長官が2カ所で応援演説したが、盛り上がりに欠けた。自民党は選挙戦術を間違っているという。

 「安倍内閣の全国的な支持率は〈支持する40%、支持しない30%〉ですが、北海道5区に限ると〈支持30%、不支持40%〉と不支持の方が多い。理由は、生活が苦しいからです。北海道にはアベノミクスの恩恵が届いていない。なのに、菅さんは『これからも自信を持ってアベノミクスを進めたい』と演説している。演説を聞いていた聴衆は、ほとんど動員だったようですが、それでも反応は冷ややかでした。東京の自民党本部と、現地とは温度差がかなりある。野党候補に逆転されたのも、それが理由でしょう」(現地関係者)

 しかも、自民党の和田義明候補(44)の評判が良くない。三菱商事出身で、自民党議員だった町村信孝氏の娘婿になったエリートだが、人に頭を下げないという。3月15日に開いた総決起大会では、パワーポイントの資料をスクリーンに映して演説を行い、陣営を「選挙は土下座もいとわずお願いするものなのに、随分余裕があるものだ」と呆れさせたという。

 野党の池田真紀候補(43)が中卒、シングルマザー、生活保護というドン底から、一念発起して北海道大学の大学院にまで進んだ苦労人だけに、なおさら自民党候補のエリート臭が目立つという。
 池田候補には、主婦や学生などの勝手連が次々にできている。

 自民党周辺は今、池田候補のスキャンダルを必死に探しているらしい。
「どうやら、自民党陣営は、池田さんに経歴詐称があると疑っているようです。でも、池田さんは、生活保護を受けていたことなど、本当は他人に言いたくない過去を明らかにしている。介護の現場で働きながら子ども2人を育てている。スキャンダル探しは、時間の無駄のような気がします」(自民党事情通)(日刊ゲンダイ16年4月12日)』

* * * * *
 
『衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙(24日投開票)は12日、告示される。告示前最後の日曜日となった10日、自民党公認の新人で公明党、新党大地などが推薦する和田義明氏(44)、無所属新人で民進、共産、社民、生活の4野党が推薦する池田真紀氏(43)の両陣営に、知名度の高い「応援弁士」が駆け付け、舌戦を繰り広げた。

 和田氏の陣営では、菅義偉官房長官が応援演説を行った。厚別区の街頭で、選挙区内にある新千歳空港などの民営化に意欲を示し、「外国の航空会社が全部乗り入れられる環境を整備する」と強調。野党共闘については「共産党の綱領は『日米安保条約破棄』『自衛隊解散』だ。国民の安全を守ることができるのか」と批判した。

 中央区の集会では、新党大地を後援する歌手松山千春氏が「この中にも自民党政権に不満がある方がいると思う。その気持ちを和田君にぶつけて」と訴えた。和田氏は「力強い経済があってはじめて福祉に再分配できる」と呼び掛けた。

 池田氏の陣営は、千歳市で大規模集会を開き、ジャーナリスト鳥越俊太郎氏、安全保障関連法に反対する若者グループ「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基(あき)氏らが参加した。
 鳥越氏は「野党は『反安倍』で一致し、手を結び戦うべきだ。安倍政権は日本を壊し、戦争に巻き込ませる」と主張。「池田氏が勝つことで日本中に野党統一候補が広がる」と呼び掛けた。
 奥田氏は「選挙の主役は僕たちだ。市民が一つになれば政治は変えられる」と強調。池田氏は「私は自衛官の命を守りたい。大変厳しい戦いだが、市民の力を信じている」と訴えた。(北海道新聞16年4月11日)』

 自民党は、ここからスキャンダル探しやら、水面下での利権や補助金バラまきやら、何でもありのえげつない戦法を使って勝ちに来るおそれがあるのだけど・・・。
 ここから24日まで、そんな邪悪なやり方をはね飛ばすぐらいの野党&国民の共闘パワーを、全国から北海道5区に送って欲しいと願っているmewなのだった。(@@) 

 THANKS


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK204] オバマ現職大統領の広島訪問を歓迎する。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5412.html
2016/04/12 05:04

<オバマ米大統領は、ケリー国務長官が11日に広島市の平和記念公園を訪問したことを踏まえ、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の出席に合わせて現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問するかどうかを近く判断する。11月の米大統領選の行方を含め、国内外の政治情勢に与える影響を見極める考えだ>(以上「時事通信」より引用)


 米国民には先の大戦は日本の奇襲攻撃により開始された「報復の戦争」だという認識が色濃くある。しかし日本がハワイを攻撃したのは米国政府は攻撃前に承知していたというのは史実から明らかになっている。

 日本は米国により戦争へと仕向けられ、日本の軍部が米国の注文相撲にまんまと嵌められたものだった。米国政府から突き付けられたハルノートは当時の日本にとって到底受け入れられないもので、日本は国力に圧倒的な差のある米国に対して無謀な戦争を決意するしかなかった。

 そうした陰謀術数で敗退した結果として開戦を決め、米国に対して宣戦布告の外電を米国駐日本大使館へ打電したが、大使館詰の官僚たちの不手際によりハワイ攻撃の時間に間に合わなかったのが事実だ。しかし当時の日本の外電は米国によって傍受され、米国政府は日本の駐米大使館から布告分を受け取る以前から日本軍の攻撃開始を知っていた。

 それは米国が欧州戦線に参加する口実を必要としていた米国政府の日本に対する陰謀だったことは明らかだ。しかし米国政府はハワイに対する日本軍の攻撃を「奇襲攻撃」とすることで、「卑怯な日本」を懲らしめる戦争だと位置付けて米国民の戦意高揚に利用した。

 原爆投下に対して人道主義や人権を説く米国政府と米国民が「正当化」しているのは論理矛盾している。しかし彼らは「戦勝国」としていかなる正当化も可能だ。それゆえ、戦争の早期解決に必要だった、と原爆投下を正当化しているが、当時の日本にはもはや戦争遂行能力はなく、終戦へ向けて日本政府は模索していた。

 しかし日本から終戦の申し出があれば原爆を開発した米国は原爆の効果を実証する機会を失い、それは戦後に原爆開発に要して巨額な費用の正当性を追及されかねないと考え、何が何でも戦争で使用しなければならないかった。広島と長崎の多くの市民は米国政府の原爆開発費用の正当化の為に虐殺されたのだ。

 こうした事実経過は何も特殊な一部の者の認識ではなく、広く世界的な共通認識になっているが、米国民だけはそれを認めようとしないでいる。彼らは自分たちが誤謬を犯す国民だとは信じたくないのだ。

 しかし米国は戦後一貫して誤謬を犯してきた。ベトナム戦争は赤化ドミノの恐怖から戦線を拡大したが敗れてベトナムは赤化した。が、周辺諸国で赤化のドミノ倒しはおこらなかった。

 米国民は絶えず「報復」の恐怖に怯えている。それは虐殺により国土を広げた原体験の記憶が米国民の心理の深層にあるからだ。米国は侵略により建国された国家だ。そのために600万人もの原住民が虐殺され、生き残った原住民は劣悪な環境の居留地に抑留された。それが米国建国の西部開拓史の実態だ。

 今は集団ヒステリーに欧州諸国まで巻き込んで対イスラム教徒のテロに怯えている。報復の連鎖を断ち切る勇気のない米国民は過剰反応して「日本も一緒になってテロと戦え」と命じ、それにバカな安倍自公政権が過剰反応して「ウン、ボクちゃんも共に戦う」と返答してしまった。

 米国民は自分たちは誤謬を犯さない国民だ、という信仰を捨てなければならない。その契機をオバマ大統領は広島訪問により米国民に与えることになる。それは大きな契機だ。

 米国民にとって歴史を戦勝国民として熱狂で振り返るのではなく、冷徹な思惟とともに振り返る最初の出来事になるだろう。さらに権謀術数で戦後世界を戦争と混乱の渦に絶え間なく巻き込んできた米国の所業を冷静に振り返る契機になることを願う。そろそろ先の大戦の熱狂から「戦勝国と戦勝国気取り」の安保理事五ヶ国は覚めて、本当の「戦後」世界の構築へと歩み始めるべきではないだろうか。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 北海道5区補選 町村信孝の娘婿が大苦戦で……自民党関係者「もうダメかも」(週刊新潮)
                町村信孝氏の遺影とそれをもっている義理の息子・和田義明氏


北海道5区補選 町村信孝の娘婿が大苦戦で……自民党関係者「もうダメかも」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160412-00507386-shincho-life
「週刊新潮」2016年4月14日号 掲載


「もうダメかも」

 東京で桜が咲き誇った4月最初の週末、北は札幌で自民党関係者が口々にそう吐露したという。

 激戦の様相を呈する衆院北海道5区補選である。

「前衆議院議長の故・町村信孝氏の娘婿である和田義明氏と野党統一候補の池田真紀氏の一騎討ち。和田氏が猛追され、5ポイント以上の差が開かない。誤差の範囲内ですから、逆転もありうる」(政治部記者)

 この間、“ゲス不倫”や“保育園問題”が取り沙汰されたことも影響しているとはいえ、負ければ夏の衆参ダブル選が危ぶまれる。

「そのため、3月末までに国会議員ら100名以上が現地入り。安倍総理も選挙区の地方議員に異例の “直電”をかけています」(同)

 実際、さる市議によると、

「知らない番号から私の携帯の留守電に『安倍です。5区の状況は厳しく、皆さんに力を借りて取り組んでいきたい』と前触れもなく吹き込まれていたのです」

 そもそも、なぜ苦戦を強いられているのか。

「一つは和田さんが町村姓を名乗ることを拒絶し、後継者である点が浸透していないこと。町村さんの支持者名簿がきちんと管理されていなかったことも原因です」(自民党関係者)

 そこで商社出身の和田氏は何とか独自色を出そうと必死。

「3月15日に厚別区で開かれた総決起大会でパワーポイントの資料をスクリーンに映し、ヘッドセットマイクで演説を行いました。まるでワイシャツ姿のスティーブ・ジョブズのようでした」(同)

 しかし、自民党内では、パワポを使う手法が地方の選挙に馴染まないという声も。当の和田氏に尋ねると、

「古いイメージがつきまとう政治に新しい風を吹き込みたかったのです。体温が伝わる選挙を目指しているので、少人数の集会に顔を出し、face to faceで話をしたいと思います」

 投開票日を“花盛り”で迎えられるか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/358.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 「トランプが大統領になったら日本を守ってくれなくなる」は嘘! 米国はもっと前から日本を守る気なんてない(リテラ)
             ドナルド・トランプ公式ツイッターより


「トランプが大統領になったら日本を守ってくれなくなる」は嘘! 米国はもっと前から日本を守る気なんてない
http://lite-ra.com/2016/04/post-2152.html
2016.04.12. トランプ以前から米は日本を守る気ない  リテラ


 佳境を迎えようとしている米大統領選の候補者選びだが、注目の“暴言王”ことドナルド・トランプの人気はあいかわらず衰えを見せず、今なお、共和党候補になる可能性は大きい。

 そこで、日本のマスコミが騒いでいるのが「トランプが大統領になったら、米国は日本を守ってくれなくなる」というものだ。

 たしかに、トランプはニューヨーク・タイムズなど米メディアのインタビューでも、日米安保条約は不平等と主張し、日本が在日米軍の駐留費負担を大幅に増額しないと撤退させるとまで言う一方、日本の核武装については容認する、つまり、いつまでもアメリカの核の傘に頼るのでなく自分の国は自分で守れといった“過激発言”を繰り返している。そして、安倍首相が何より重視する大好きな「日米同盟」(日米安保条約)ですら、見直し再交渉の対象だと言っている。

 しかし、そもそもトランプが大統領になるかどうか以前に、アメリカは有事の際に日本を助けに来るのか?

 安倍首相らアメリカ信奉者はふた言目には「日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増し、もはや一国だけで平和を守ることはできない」と言い、日本に何かあったときにアメリカに助けてもらうためにも集団的自衛権行使を認めてアメリカの戦争を助けるしかないと主張してきた。

 だが、結論を言うと、アメリカは最初から、有事で日本を助けるなんてことを考えていない。

 たとえば、安倍政権は中国を“仮想敵”とし、尖閣諸島に対して力による現状変更を虎視眈々と狙っているという。この設定自体がマユツバなのだが、百歩譲って事実だとして、本当に中国が日本を攻めてきたとき、アメリカはどうするのか。

 そのことを示唆したリポートが昨年、米国防総省(ペンタゴン)に直結するシンクタンク「ランド研究所」から発表され、日米の軍事専門家の間で話題となった。

 リポートのタイトルは「米中軍事スコアカード」。尖閣諸島を含む台湾周辺で米中が武力衝突した場合、米中双方の敵基地攻撃、制空権確保、対艦攻撃、宇宙戦、サイバー戦、核兵器などの能力をスコア化したもので、結論から言うと中国軍のめざましい近代化により米軍との力の差は縮まりつつあり、最終的には逆転もありうるという内容だ。

 中国優位の理由としてあげられているのがミサイルの能力・精度のめざましい向上だ。米中が衝突した場合、中国は緒戦で沖縄・嘉手納基地やグアム・アンダーセン基地の滑走路をミサイルで徹底的に叩き、基地機能を失わせるという。米軍は最悪で1カ月超の間、戦闘機も偵察機も給油機も飛ばせなくなると予測している。

 つまり、日米の軍事協力をいくら強化しても、そもそも軍事力では中国にかなわない時代がやってくる。

 しかし、アメリカは“だから中国を上回る軍事力増強を”という結論には安易に走っていない。

 むしろ、重要なのは中国との関係改善、友好であり、とくに経済関係の強化は何にも勝る抑止力だと主張しているのだ。

「ランド研究所」が2011年に出したリポートには〈中国が対等な競争相手となれば、経済面では強力な潜在的パートナーとなる〉〈米中両国の経済は史上類を見ないほど密接であり、この相互依存は強力な抑止力となる〉とハッキリそう書かれている。中国を敵視し、軍事力強化こそが抑止だと考える安倍政権とは大違いだ。

  ついでに言っておくと、ペンタゴンの主流派も中国のミサイル射程に入る沖縄に米軍基地を集中させている現状は見直すべきだという考えに傾きつつある。海兵隊についても同様で、「辺野古移設が唯一の解決策」などと言っている場合ではないのである。

 ニューヨーク・タイムズ前東京支局長のマーティン・ファクラー氏も「週刊朝日」(朝日新聞出版)15年10月9日号の鼎談でこう言っている。

「米国は10年後には日本を見放して中国を選ぶかもしれませんよ。米国は、中国のことをかつてのソ連のようには考えていない。(中国を)世界的な覇権を狙っていないと考えていますから。むしろ、取引次第ではアジアは中国にまかせることもある」

 尖閣防衛については、かつて米軍の機関紙「星条旗新聞」(Stars and Stripes)が、〈われわれを無人の岩をめぐる中国との撃ち合いに巻き込まないでくれ〉と書いたことがある。米政府の要人は「日本の施政下にある尖閣諸島は日米安保条約の範囲に含まれる」とのリップサービスをたびたび口にするが、尖閣の領有権については関与しないという立場を堅持している。もし、尖閣諸島の領有権が中国に移った場合は、日米安保の対象外になるという意味なのだ(ロシアや韓国が実効支配している北方領土や竹島に米軍が出動しないのはこのためだ)。

 これでもまだ、「いやそんなことはない。尖閣有事のときには在日米軍が出張ってきてくれるはずだ」と信じるオメデタイ人のために、決定的証拠をお見せしよう。安倍首相がアメリカの上下両院議会での演説で絶賛した日米新ガイドライン(日米防衛協力のための指針)の文言だ。一連の安保関連法は、このガイドラインを実施するための国内法だ。では、このガイドラインには何がどう書いてあるのか。全文を詳しく読んだ人はあまりいないと思う。防衛庁のホームページにアップされているので、ぜひ読んでみて欲しい。

 まず、日米同盟の意義を高らかに謳いあげている点はいいとして、具体的に日本有事の際に米軍は何をしてくれることになっているのか。新ガイドラインの「日本の平和及び安全の切れ目のない確保」の章に、「日本に対する武力攻撃への対処行動」という項目がある。そこには〈日本に対する武力攻撃が発生した場合、日米両政府は、極力早期にこれを排除し及び更なる攻撃を抑止するため、適切な共同対処行動を実施する〉と頼もしい文言が並んでいる。

 では、その「適切な共同対処行動」とはいったいどんな行動なのか。とりわけ、米軍はいったい何をしてくれるのだろう? 目を皿のようにして探すと「陸上攻撃に対処するための作戦」という項目があった。そこにはこう書かれている。

〈自衛隊は、島嶼に対するものを含む陸上攻撃を阻止し、排除するための作戦を主体的に実施する。必要が生じた場合、自衛隊は島嶼を奪回するための作戦を実施する。このため、自衛隊は、着上陸侵攻を阻止し排除するための作戦、水陸両用作戦及び迅速な部隊展開を含むが、これに限られない必要な行動をとる〉

 ん? 米軍は何もしてくれないのか? いや、そんなことはない。

〈米軍は、自衛隊の作戦を支援し及び補完するための作戦を実施する〉

 とだけ書いてある。要は、日本の防衛はあくまでも自衛隊が主体となって守るのであって、米軍はその支援や補完作戦の実施にとどまると言っているのだ。これは島嶼の防衛のみならず、海域の防衛、空域の防衛、弾道ミサイルに対する対処──のすべてにわたって同じ表現が使われている。これが安倍首相が持ち上げる「日米新ガイドライン=強化された日米同盟」の現実なのだ。

 日本政府はこんな約束をしてもらうために全国津々浦々で米軍に基地用地を提供し、その駐留経費のほとんどすべてを負担させられたうえ、今後は「地球の裏側まで」アメリカの戦争の手伝いに行かされるというわけなのだ。トランプの言うさらなる負担増はやらずぼったくり以外の何物でもない。

 しかも結論を言うと、それだけやってもアメリカが日本を助けてくれるとは限らない。なぜなら日米安保条約の条文上、アメリカは日本の防衛義務を負っていないからだ。

「そんなバカな!」と、大半の人は思うだろう。一般に、安倍のおじいちゃんである岸信介元首相が旧安保条約を改定し、アメリカの「日本防衛義務」を明記させたと信じられている。では、その条文をきちんと読んだことのある日本人はどれくらいいるだろう。ちゃんと読んでみて欲しい。そこにはこう書かれている。いわゆる日米安保条約の第5条というやつだ。

〈各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危機に対処するように行動することを宣言する〉

 ポイントは〈自国の憲法上の規定及び手続に従つて〉対処する、としている点だ。

 これが、アメリカがヨーロッパの同盟国と結んだ北大西洋条約(NATO条約)ではどうなっているか。北大西洋条約の第5条を以下に引用してみよう。

〈締結国に対する武力攻撃を全締結国に対する攻撃とみなすことに同意する。武力攻撃が行われたときは、個別的又は集団的自衛権を行使して、北大西洋地域の安全を回復し及び維持するための、その必要と認める行動(兵力の使用を含む)を直ちに執る〉

 違いがおわかりいただけるだろう。北大西洋条約では同盟国が攻撃された場合、武力行使を含める必要な行動を「直ちに執る」と言っているのに対して、日米安保条約では、「自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危機に対処するように行動する」とかなりまどろっこしい表現になっている。これは天と地ほどの違いである。

 米国憲法では連邦議会に戦争宣言権を与える一方、大統領は軍の最高司令官として戦争遂行の権限を持っている。ようは、米軍を動かす権限を議会と大統領に分散させているというわけだ。そのため、大統領は戦争に入る際にはできる限り議会の承認を得る努力をしなければならない。いずれにせよ、日米安保条約の条文では日本が攻撃を受けた際に直ちに米軍が出てきてくれるわけでは全然ないのだ。

 前出の日米新ガイドラインにも、日米防衛協力の基本的な大前提として、この安保条約に基づく権利義務の枠組みは変更されないと書かれている。条約上も運用上も、アメリカが無条件で日本を助けることにはなっていない。

 こうした日米安保条約の現実について、元外務省国際情報局局長の孫崎享氏は自著『日本の国境問題─尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)で、〈(米国が)尖閣諸島の問題で議会に相談なく軍事介入することはありえない。従って米国が安保条約で約束していることは、せいぜい「議会の承認を求めるよう努力する」程度である〉と喝破している。

 安保法制論議では、やれ隣の家が火事になっているのに消火を手伝わなくていいのかとか、友だちが殴られているのに助けなくていいのかといった情緒的な例え話が横行していたが、国際政治と軍事の現実はもっとドライで実利的だ。

 トランプの登場は安倍政権の支持者にとっては想定外のトンデモ事態なのだろうが、彼はもっと前からのアメリカのホンネ、“日米同盟の真実”を口にしているに過ぎない。

(野尻民夫)



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 舛添都知事の豪華海外視察は止まらない 来年3月までに5回で3億3500万円を計上済!(週刊新潮)
舛添都知事の豪華海外視察は止まらない 来年3月までに5回で3億3500万円を計上済!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160412-00507256-shincho-pol
「週刊新潮」2016年4月7日号 掲載



舛添要一都知事


 約6100平方メートルの都立市ヶ谷商業高校の跡地(新宿区矢来町)を、来年4月から韓国政府に貸し出す方針を東京都が発表し、批判が殺到している。東京韓国学校の増設用地というその目的に「保育所にするべき」との声が相次いでおり、新宿区も保育所整備用地としての借用を打診するも、受け入れられず。都有地の貸し出しは舛添要一知事(67)の一存で決定されるが、事の発端は、舛添知事が一昨年7月に訪韓した際に朴槿恵大統領に支援を求められたためだった。


 ***


 舛添知事は都政における優先順位を取り違えているのではないか、と柳ヶ瀬裕文都議(東京維新の会)がいう。


「もし、都有地に余裕があるのならば、韓国人学校に貸し付けても、何も問題はない。ですが、都は、絶対数の不足から社会問題化している保育所や介護施設など福祉施設に、都有地を最優先に貸し付けるという福祉インフラ整備事業を推進している状況です。朴大統領に頼まれたからと言って、なぜ、優先順位を簡単に変えるのか、理解に苦しみます」


 本来ならば、朴大統領と国益にかかわる問題を交渉するのは、舛添知事ではなく、安倍総理や岸田外務大臣であるはずなのだ。元国際政治学者であるにもかかわらず、“外交音痴”ぶりを発揮しているのは、これだけに留まらない。


■「石原」「猪瀬」を上回る海外視察経費



公開された出張者及び経費の詳細


 韓国人学校問題の直前には、パリ・ロンドンへの豪華大名旅行で大ブーイングを浴びていた。


 都政担当記者の話。


「昨年の10月27日から11月2日までのパリ・ロンドンへの海外出張に使われた費用が、3月7日に開かれた都議会の予算特別委員会で明らかにされました。それは、舛添知事含め都職員ら総勢20人で、5042万円もの金額にのぼっていた。むろん、都議会からは、詳細な内訳を求める声があがった。舛添知事はその声に押され、23日に公開に踏み切りました」


 航空費約1444万円、宿泊費約922万円、携帯電話のレンタル料及び通話料約225万円、ラグビーW杯のチケット代約128万円……。


「そのうち、舛添知事の分は、航空費がファーストクラスで約266万円。ホテルは、パリ、ロンドンともに最高級スイートルームに宿泊し、それぞれ1泊19万8000円だった。都の条例によって、知事の1日あたりの宿泊費の上限は4万200円と定められている。その5倍近くも高価な部屋に泊まっていました」(同)


 パリでは、パリ市長と面会し、美術館やセーヌ川の舟運などを視察。ロンドンではラグビー観戦のほか、パラリンピックの関係者と面会などをしているが、その成果のほどは定かではない。


「舛添知事は就任2年で、8回の海外視察に赴き、これまでに約2億1000万円を使っています。オリンピック招致のために、世界中をまわった猪瀬直樹前知事や石原慎太郎元知事にも頻度では引けを取らない。なおかつ、随行員の人数や経費の面では2人を上回っています。例えば、かつて同様に無駄遣いを指摘された石原元知事のロンドン視察は、総勢18人で約3500万円かかっていましたが、舛添知事のパリ・ロンドン視察は、それより1500万円も多いのです」(同)


 そのうえ、この4月から来年3月までの間に、ニューヨーク・ワシントンやジャカルタ、リオ五輪など5回の海外視察を計画し、すでに3億3500万円の予算計上も済ませている。


■虚栄心を満たすため


 都知事選では、舛添支援にまわった自民党のベテラン都議からも不満が噴出している。


「舛添さんには放浪癖があるというほかありません。知事になって10日で、ソチ五輪の視察に出掛けましたし、2カ月後には北京に外遊。さらに、ソウル、ロンドン・ベルリンなどへと、とにかく世界中を飛び回っています」


 自民党は、度の過ぎる海外視察を都議会で追及したものの、舛添知事は懲りた様子もなかったという。


「韓国人学校のケースにしても、総理大臣や外務大臣の代わりに日韓外交を担っていると言わんばかりですが、まずは都民を第一に考えなければならないという自らの立場をわきまえるべき。ましてや、韓国は未だ、竹島を不法占拠していますし、そのような国家に都民の貴重な財産である土地を提供することを認めるわけにはいきません」(同)


 結局、都知事という地位によって、虚栄心を満足させているようにしか見えないのである。


 京都大学の中西輝政名誉教授も、こう指摘する。


「もともと、国際政治学者である舛添さんが政治家になったのは、国際政治の舞台で活躍したいという野心があってのことではないでしょうか。その野心が、日本の外交や都民の生活に役に立っているのならいざ知らず、逆効果となっては本末転倒です。都民からすれば、保育園よりも韓国人学校を優先し、オリンピック熱に浮かれたような豪華大名旅行を繰り返す“都市外交”を受け入れられるはずもありません」


 目立ちたがり屋をトップに据えた都民の不幸は、残りの任期、あと2年は続くのだ。


「特集 『パリ・ロンドン』の5000万円大名旅行でブーイングの折も折 都立高跡地を韓国に貸す『舛添都知事』に呆れた!」より



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 停波問題に田原総一朗氏「政治家の圧力なんて知れてる」(SAPIO)
停波問題に田原総一朗氏「政治家の圧力なんて知れてる」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160412-00000008-pseven-soci
SAPIO2016年5月号


 小林よしのり氏が気炎を上げる。テレビ報道はもう終わった、と。向かう先は、『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)の司会者として、その道の先頭を走り続けてきた田原総一朗氏だ。同氏はまだまだテレビには力が残されている、と返す。そんな二人が対談を行った。


 今回の対談企画のきっかけは、高市早苗総務相の「電波停止」発言の一か月前に遡る。1月1日未明の『朝まで生テレビ!』で、アベノミクスに関する討論が行われた際、客席にいて、中小企業の経営者として「民主党政権時よりはまだいいかな」とコメントした一人が、じつは自民党の大田区議だったにもかかわらず、その肩書を公表しなかったことに対して、同番組の出演パネリストの一人だった小林氏が「そもそも、安倍政権を擁護するために番組を構成していたにちがいない」と田原氏にも疑問の声を上げたのだ。



小林よしのり氏が気炎を上げた


小林:あれでわしは、テレビ朝日を信用できなくなった。


田原:それは相当誤解している。そもそも客席については客席担当のディレクターに任せて、その彼は自民党の区議だということを知っていたんだけど、そのことをチーフディレクターに伝えなかった。当然、僕も知らなかった。単なるスタッフ間のコミュニケーション不足だったんです。


小林:いや、そもそも偏見の始まりは、テレビ朝日の社長が安倍さんと飯を食ってるということなんです。



田原総一朗氏


田原:読売の渡邉(恒雄)さんも、産経の社長も食ってる。朝日新聞も食べているかな(編集部注・新聞報道によれば、前社長・木村伊量氏との会食の記録あり)。


小林:安倍さんはアメとムチを使ってマスコミを懐柔しているわけですよ。


田原:僕は田中角栄以後の総理大臣に全員会ってますけど、誰とも飯を食ったことはない。最近は、もうみんなわかってるから誘ってもこない。僕はオフレコの会話もしませんから。ただ、中には飯を食わなきゃ仕事にならないという記者もいるわけだ。


小林:でも、飯を食ってしまったら厳しいことを言えなくなる。フリーのジャーナリストだって安倍さんから直接電話がかかってきたらファンになっちゃって、擁護ばっかりし始める。わしだって、3.11震災の直前に安倍さんと飯を食ったけどね。


田原:彼は人懐っこい男だからね。首相を辞めて、野党の期間が長かった。その頃、やたらと人に会ってましたね。


小林:それでもわしは言動がおかしいと思ったら批判しちゃう。でも、それをできない人の方が圧倒的に多い。そんなことだから『報ステ』だって、元通産官僚の古賀茂明が官邸から圧力をかけられてるっていう風に言ってコメンテーターを辞めちゃう。そもそもテレ朝全体が安倍政権に汚染されているんじゃないの。


田原:古舘伊知郎も辞めるし、(TBSの)『NEWS23』の岸井成格も(アンカーを)辞めちゃった。


小林:やっぱり萎縮はしてるんですよ。


田原:岸井さんの問題で言えば、読売や産経が一面で岸井さんを名指しで批判する意見広告(*注)を載せましたね。僕はあんな広告が出たらTBSは意地でも降ろさないと思った。だから意外だったんですよ。


【*注/「NEWS23」(2015年9月16日)における岸井氏の「メディアとして(安全保障関連法案の)廃案に向けて声をずっと上げ続けるべきだ」という発言を、「放送法遵守を求める視聴者の会」(よびかけ人・すぎやまこういち氏)が問題視。「私達は、違法な報道を見逃しません」との1ページ大の意見広告を産経・読売両紙に掲載した】


小林:そんな広告を新聞がよく載せますよね。その感覚は、尋常じゃないよ。新聞もそうだけど、わしはもうテレビにも権力監視のジャーナリズムとしての未来はないと思ってる。


田原:そんなことはない。僕はテレビは三つの条件があれば成り立つと思う。まずは、スポンサーがつくこと。二つ目は視聴率が高いこと。三つ目は、話題になることです。


小林:それ、全部クリアするのは大変ですよ。それを知っているから、ネトウヨとかがスポンサーに圧力をかけるわけじゃないですか。


田原:いや、僕のやっている多くの番組は、僕がスポンサーを連れてきているから。


小林:えっ! そうなの?


田原:テレビ東京にいたときからそう。それが当たり前になってる。僕は、スポンサーにしょっちゅう会ってますよ。そしてスポンサーの意見を聞いた上で説得してる。こういう番組だから提供するのはいいことだと。だから、スポンサーが降りない。


 何かあると思ったら、むしろ僕の方から出向く。それは番組をつくっている人間の責任だと思う。実際、タブーなんてないですよ。局内で勝手につくってるだけ。はっきり言って、政治家の圧力なんて知れている。


小林:それは田原さんだからできることでしょう。普通難しいよ。


【プロフィール】田原総一朗:1934年、滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、岩波映画製作所を経て、1964年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。1977年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。主な著書に『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』など。


【プロフィール】小林よしのり:1953年、福岡県生まれ。1976年、大学在学中に描いたデビュー作『東大一直線』が大ヒット。1992年、「ゴーマニズム宣言」の連載スタート。以後、「ゴー宣」本編のみならず『戦争論』『國論』『昭和天皇論』といったスペシャル版もベストセラーに。執筆の傍ら、『朝まで生テレビ!』に出演し、討論を盛り上げた。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK204] <共産党>「小選挙区も一本化を」野党共闘、民進に求める(毎日新聞)
             共産党の志位和夫委員長=後藤由耶撮影

<共産党>「小選挙区も一本化を」野党共闘、民進に求める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-00000100-mai-pol
毎日新聞 4月11日(月)21時32分配信


 共産党は10、11両日の第5回中央委員会総会で、次期衆院選小選挙区で「野党共闘を追求しつつ、候補者擁立を積極的に推進する」方針を確認した。同党は夏の参院選で民進党などと選挙協力を進めているが、政権選択が問われる衆院選での「共闘」を巡っては民共両党に温度差がある。衆参同日選の観測が広がる中、共産党は両にらみで対応する構えだ。

 志位和夫委員長は10日の幹部会報告で「小選挙区での選挙協力の協議に入ることを強く呼びかける」と述べ、民進党に野党候補の一本化を求めた。共産党は、安全保障関連法の廃止などを目指す野党が暫定的に連立政権を組む「国民連合政府」を提唱している。志位氏は「安倍政権を打倒した後にどういう政権を作るのか、どの野党にも責任ある回答が求められる」と述べ、政権入りに意欲を示した。

 協議の難航を見越し、志位氏が野党連立政権を強調するほど、民進党との距離は広がる。同党の長妻昭代表代行は11日の記者会見で「与野党一騎打ちの構造に持っていけば結果は大きく異なる」と衆院選での候補者調整に理解を示しつつ、連立政権は「基本的な政策の隔たりからみて、できない」と明言した。民進党は、2009年衆院選のように共産党が候補者を自主的に取り下げることを期待する。

 協議の難航を見越し、志位氏は11日の会見で「小選挙区で候補者を積極的に擁立することが、結果として選挙協力にもプラスに働く」と述べ、民進党にも譲歩を促した。【朝日弘行】


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 政界地獄耳 “決断”宣言が政権の足かせに(日刊スポーツ)
政界地獄耳 “決断”宣言が政権の足かせに
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1630381.html
2016年4月12日9時26分 日刊スポーツ


 ★衆院の補選の結果がその後の政局を大きく左右させるというのが政界の定説になりつつあるが、ここまで衆参同日選挙モードを正月からあおり続けて、消費税増税再延期とともに、やり切れるものなのか。無論、首相・安倍晋三にはそれなりの戦略や勝算があった。政治日程、1強他弱といわれる野党の体たらく、総合的に判断したはずだ。昨年秋に国会を開かず、1月4日から国会を開いたのも参院選挙の日程から逆算したものだろう。しかし、各省が抱える法案は停滞している。来年4月から消費税を10%にアップするにしても、首相としては年内に衆院を解散しておきたいところ。いずれにしても任期中に2度の消費税アップを推進するのだからできるだけ影響は最小限にしたいとは考えるはず。

 ★そのタイミングを考えれば、衆参同日選は十分ありうるのだ。だが以前自民党総務会長・二階俊博が指摘してきたように「危機管理上、大半の国会議員がその職を失っていることでいいのか」といった指摘もよくわかる。また、衆院議員の任期を4年と仮定しても、12年、14年、そして16年と2年ごとに解散して、乱造する安倍チルドレンの劣化は自民党2012年問題として大きな問題になっている。

 ★経済を最優先としてきた安倍内閣は、アベノミクスの効果が国民に感じられるほどの効果はもたらさず、消費税の増税延期を議論するまでに追い込まれている。結局、思惑通りに運ばない経済と政権運営。さまざまな“決断”を宣言したことが、今は足かせになりつつある。この政局を乗り切れるかどうか。無論、新たな火種が勃発すれば計画はまた練り直しだ。複雑な積み木細工のような連立方程式を作ることができれば政権は次の展望が開けるはずだ。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 安倍政権の打倒こそ日本の安全と世界の平和を確保できる唯一の道だ(五十嵐仁の転成仁語)
安倍政権の打倒こそ日本の安全と世界の平和を確保できる唯一の道だ
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2016-04-12
2016-04-12 06:09  五十嵐仁の転成仁語


 今の内閣は「戦争マニア」と「軍事オタク」によって率いられています。「戦争マニア」は安倍首相で、「軍事オタク」としてよく知られているのは石破茂地方創生担当相です。

 石破さんは次期総理候補の一人と目されている自民党の有力者です。この「軍事オタク」と「戦争マニア」である安倍首相の2人が政府中枢を占めているわけですから、日本の景色がカーキ色に染まり、空気がきな臭くなってくるのは当然でしょう。

 安倍首相は、安保法を戦争法と言われることを嫌っています。しかし、日本が攻撃された時だけとされていた条件を取り外して、攻撃されていない時にも戦争に加担できるようにしたのが安保法の内容でした。

 「専守防衛」の国是を破って海外でも戦争できるようにした法整備ですから、「戦争法」ではありませんか。そう言われたくなければ、「専守防衛」を厳守して海外では戦争できないような法体系を守ればよかったのです。

 しかも、このような海外での戦争に加担できるようにするための法整備を、憲法を変えずに解釈を変えることによって、強い懸念と反対を押し切り強権的な国会運営と多数による強行を通じて実行してしまったという、もう一つの問題があります。ここから、平和主義のみならず、立憲主義と民主主義の破壊という複合的な問題を生じさせてしまいました。

 こうして、アメリカの要請に応えて自衛隊員も血を流すリスクを引き受けるようになり、日米同盟は「血の同盟」として強化されました。安倍首相にとっては満足のいく結果でしょうが、国際的には日本がアメリカの走狗となったことを示し、国内的にはアメリカのために日本の若者の命を差し出すことを約束したことになります。

 これは、最悪のタイミングでの最悪の選択であったと言わなければなりません。IS(イスラム国)がアメリカを中心とした有志連合の国々に対する敵意を高め、北朝鮮もアメリカに対する対抗心をむき出しにして軍拡を強めているまさにその時に、アメリカを助けてアメリカと共に闘うことを世界に向かって宣言したようなものですから。

 その結果、日本の安全が高まり、世界の平和に貢献できるようになったのでしょうか。昨年の9月に戦争法が成立しましたがその翌10月、バングラディシュで1人の日本人が現地のIS支部を名乗る組織によって殺害され、北朝鮮は核実験やミサイルの発射を繰り返し、ICBM(大陸間弾道弾) の再突入技術や噴射実験を続けています。

 事実の経過は、戦争法の成立によって日本人の安全は低下し、周辺の安全保障環境はさらに悪化したことを示しています。戦争法による「抑止効果」などは、見る影もありません。

 そもそも、北朝鮮のような国や金正恩のような指導者に対して、「抑止効果」など期待できるわけがないのです。自らの軍事的冒険が引き起こす結果に対する想像力や理性が欠如している国や人物は、その結果を考慮して行動を抑制するようなことをしませんから。

 恐れるだけの理性を持たず危険を認知する能力を持たない相手に対して、いくら脅しても効果はありません。米韓合同軍事演習とそれへの対抗措置が示しているように、お互いに挑発と牽制を繰り返すことによって緊張関係を高め、やがては偶発的な軍事衝突を生み出す危険性を増大させるだけです。

 安全性を高めるためにとられる「抑止」手段が、結局は軍事的対抗のエスカレーションを引き起こして安全性を低めることになってしまうというのが「安全保障のジレンマ」と言われるものです。日米韓と北朝鮮との間で生じている軍事的対抗手段の応酬と緊張激化は、まさに「安全保障のジレンマ」に陥ってしまった典型的な姿にほかなりません。

 そこから、どうやって抜け出したら良いのでしょうか。これまでのやり方が逆効果だということがはっきりしたのですから、それを止めて違った方針を取れば良いのです。

 戦争法などによる戦争準備や軍事同盟の強化、軍事力の拡大などのハードパワーによってではなく、対話と交渉などのソフトパワーによる緊張緩和の方向に転ずるべきでしょう。そのためにまずなすべき最初の一歩が、掛け違えたボタンをはずすこと、つまり戦争法の廃止です。

 北朝鮮との関係で言えば、6カ国協議の再開をめざしてアメリカが無条件で北朝鮮との対話のテーブルに付く意思を明らかにしなければなりません。いつまでも意地を張り合っていれば永久に解決の糸口はつかめず、その間に北朝鮮の暴発など不測の事態が生ずるかもしれないからです。

 北朝鮮が軍事的に暴発しても、「勝利」することはあり得ません。世界の中での「援軍」は皆無で完全に孤立していますから、国家的に破滅するしかないでしょう。

 もし、そうなったら極東は大混乱に陥り、難民が押し寄せたりして日本も巻き込まれるだけでなく、多大な人命が失われます。このようなシナリオを現実のものにしてはならず、そうさせないためにどうするかという視点から解決の道を探るべきです。

 結局、唯一の解決は対話と交渉によって北朝鮮を国際社会にソフトランディングさせるという道だけです。そのために周辺諸国は力を合わせることが必要であり、日本としての最初の一歩はこのような外交路線を取ることのできるような政府を樹立すること、その最大の障害となっている安倍首相を退陣させることです。

 日本の安全と世界の平和のためには、「戦争マニア」と「軍事オタク」によるアベ政治を許さない新たな政権を樹立しなければなりません。安倍政権の打倒こそが、ISや北朝鮮からの脅威を免れ、日本と日本人の安全を確保することができる唯一にして最善の道なのです。


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 東京五輪エンブレム選考にまたもデキレース疑惑(何の為大金掛け選考??)
 あの総理のお友達委員会故なのか。最早詐欺が露呈した「パーフェクトコントロール」と称する放射能駄々漏れの海、コンパクト施設計画を忘れて予算肥大化の挙句繰り返す設計変更、自然破壊露呈による会場選定やり直し。挙句の果てに「エンブレム盗作」がばれて世界にこの国の五輪委員会の有様を示す形となった。
 本来は震災復興などお金を掛けるところが多々ある中、五輪に掛ける金など無いこの国。今この国に必要なものが何なのか、これからでも問い直すべきではあるまいか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/528477/

東京五輪エンブレム選考にまたもデキレース疑惑
2016年04月10日 10時00分

*森喜朗氏(左)にまさかの疑惑が・・・(写真略)

 2020年に開催される東京五輪・パラリンピックのエンブレムの最終候補4作品が8日に公開されたが、さっそく出来レース疑惑が浮上するなど先行き不安な展開となっている。1月の段階で残っていた64点の中から最終候補4点と予備として次点4点が選ばれていた。しかし今回の4作品の中には、そのどちらでもないものが含まれていたのだ。

 エンブレム委員会の宮田亮平委員長(70=文化庁長官)は「ベストの4作品と自負している」と胸を張ってA、B、C、D案を公開。宮田氏は「3月28日の委員会で最終候補から1点、次点から2点、それ以外から1点を(商標調査にかけると)決定しました」と明らかにした。この説明に報道陣は混乱した。

 前述のとおり、報道陣は1月に絞られた8点から公開される作品が選ばれると聞いていたからだ。にもかかわらず“それ以外”から1点が紛れ込んできたから取材陣が面食らうのも当然だ。

 記者会見後に紛糾し、委員会事務局のスタッフがつるし上げにあった。「次点でもないものを急に入れるのは出来レースと思われてしまう」「森喜朗氏がねじ込んだのか」「なぜ今まで隠していたのか」などなど疑問の声が飛んだ。

 スタッフは出来レース疑惑やねじ込み疑惑を否定しつつも「個別の作品の選考過程についてはIOC(国際オリンピック委員会)との関係で言えない」と繰り返した。

 このスタッフによると、1月に選んだ8点のうち、5点に商標上の問題が浮上。このままでは候補作品がなくなりかねないとして、64点のうち8点以外の56点から1点をエンブレム委員らで挙手して選んだという。この過程を明かさなかったのは「なんでと言われても…」(スタッフ)。

“それ以外”の1点がどれかは今後も明かされない予定。報道陣からは「これはやばいな」との声も漏れている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 辺野古にこだわり20年。普天間を移設できるか(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/762fad4fc22a75344c3b0338a86bbae8
2016-04-12 09:35:40

 安倍政権は辺野古にこだわり、目下、福岡高裁那覇支部で裁判闘争を続けています。その結論は、とどのつもり「辺野古が最もふさわしい」という結論になりそうです。そして、那覇支部の裁定通りで、先に進めば、結局、最高裁まで進みます。そして、かつて田中耕太郎最高裁長官がやったように、「最高裁は関知しない」と、“統治行為論”を振りかざします。その結果は、安倍政権の思惑通りだということになります。「安倍政権が、アメリカ政府に対して、『急がば回れ』のことわざ通りです」という結果です。

 いくら裁判をやっても、沖縄県民の心をつかむことはできません。そうこうするうちに、沖縄独立論だって、いつ持ち上がってくるかもわからないのです。沖縄が独立すれば、日米安保条約も破棄することだってあります。今の翁長雄志知事は、「沖縄には、日米安保条約はいる」と考えています。しかし、あまり沖縄をいじめ倒せば、独立論が浮上しないとも限らず、日米安保条約にしても破棄することだってあります。

 結局、辺野古はあきらめ、普天間の移設をするなら、別の場所にすべきです。


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK204] <北海道5区補選> 池田真紀候補第一声 「大きな権力に立ち向かう!多くの政党と市民が繋がれば絶対に負けない!」

池田まき候補の出陣式






衆議院北海道5区補選 池田まき候補 出陣式

※20分ごろから池田まき候補の決意表明



池田真紀候補の第一声<衆院北海道5区補選> (2016/04/12)北海道新聞

※タイトル「大きな権力に立ち向かう!多くの政党と市民が繋がれば絶対に負けない!」はこの第一声からの引用です。末部で力強く話されました。



衆院道5区補選告示 和田氏、池田氏が届け出 同日選の行方左右
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0258254.html
04/12 08:53、04/12 12:59 更新 北海道新聞



第一声を上げる和田義明氏(右)と池田真紀氏


 夏の参院選の前哨戦となる衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)と京都3区の補欠選挙が12日告示された。道5区補選には、自民党が公認する新人と、民進党など野党4党が推薦する無所属の新人が1人ずつ立候補を届け出た。安全保障関連法の施行や環太平洋連携協定(TPP)の署名後、初の国政選挙となる。民主、維新両党が合流した民進党が初めて挑む国政選挙。両補選の結果は、安倍晋三首相が衆参両院の同日選に踏み切るか否かの判断や、今後の野党共闘の枠組みにも影響を与えそうだ。投開票は24日に行われる。


 道5区補選は、町村信孝前衆院議長の死去に伴い行われる。午前11時40分までに立候補を届け出たのは、自民党新人の和田義明氏(44)=公明党、日本のこころを大切にする党、新党大地推薦=と、無所属新人の池田真紀氏(43)=民進党、共産党、社民党、生活の党推薦=の2人。安倍政権の経済政策「アベノミクス」への評価を踏まえた地域経済の活性化策、年金や待機児童対策を含む社会保障政策、安保関連法の是非など外交・防衛政策が争点となる。































主張 北海道5区補選 市民と野党が共同の力発揮し
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-12/2016041201_05_1.html
2016年4月12日 しんぶん赤旗


 安倍晋三政権が憲法の平和主義・立憲主義を覆す戦争法の成立を強行して以来、初の国政選挙となる衆院北海道5区補欠選挙がきょう告示され、24日投開票でたたかわれます。無所属の野党統一候補、池田まきさん(日本共産党、民進党、社民党、生活の党推薦)と、自民党公認の和田義明候補(公明党など推薦)の一騎打ちです。危険な暴走を加速する安倍政権に対する国民のたたかいが広がる劇的情勢のなか、市民と野党の共同の力で池田候補の勝利を必ず勝ち取り、安倍政権を追い詰め、新しい政治への道を切り開く大きな一歩にしていくことが求められます。


戦争法の廃止を大争点に


 5区補選は自民党議員の死去に伴うものですが、昨年9月に憲法9条を踏みにじって戦争法を強行した安倍政権の歴史的暴挙に、国政選挙として有権者が初めて審判を下す極めて重要な選挙です。


 戦争法が3月末に施行されたことで、日本の自衛隊が戦後初めて外国人を殺し、戦死者を出す危険が現実のものとなっています。集団的自衛権行使を可能にした戦争法で自衛隊が、アメリカが海外でおこす戦争に加わり、武力行使して“殺し殺される”事態になれば、それこそ取り返しがつきません。


 安倍政権は野党が提出した戦争法廃止法案の審議に応じず、それどころか明文改憲の姿勢まであらわにしています。戦争法廃止、改憲阻止の審判が、ますます重要となっています。


 戦争法廃止・立憲主義回復を掲げる池田候補を先頭にした市民・野党が結集した共同は、日本の平和と民主主義の深刻な危機を打開する、大義あるたたかいです。


 選挙区内には千歳市や恵庭市など自衛隊駐屯地が多く存在し、紛争が続く南スーダンのPKO(国連平和維持活動)に5月に派遣されるのは北海道の部隊といわれており、自衛隊員の家族や市民から不安の声が上がっています。戦争法を「大事な法制」と正当化する自民候補に市民の願いは託せません。池田候補勝利で、戦争法廃止の意思を明確に示すことは、戦争法を廃止し、立憲主義を取り戻す大きな力になることは明らかです。


 北海道の農家に大打撃となる環太平洋連携協定(TPP)の承認案と関連法案の国会審議が始まり、安倍政権の異常な情報隠しと強権ぶりに国民の批判が相次いでいます。公約を投げ捨て、推進に転じた自民党の裏切りは重大です。池田候補の勝利で、TPP批准阻止の声を突き付けることが必要です。アベノミクスで暮らし破壊が深刻化するなか、消費税増税反対・憲法にもとづく福祉充実を訴える池田候補の勝利こそ暮らしを守る道です。


激戦勝ち抜き未来開こう


 自民陣営は、菅義偉官房長官が告示直前に異例の応援に立ったのをはじめ、首相官邸、自民・公明の与党が総力を挙げた体制で支援に必死です。戦争法廃止をめざし市民と野党が共同する池田候補と、戦争法を推進する安倍自公政権とのたたかいという構図は鮮明です。戦争法推進勢力に負けるわけにはいきません。日本共産党は、池田候補必勝のため、共闘の一翼を担いあらゆる力をつくします。


 市民と野党の共同を発展させ、北海道5区補選勝利、引き続く7月の参院選の勝利を必ず実現し、安倍政権を打倒し、政治の未来を開いていこうではありませんか。






池田まき物語


野党合同!「女性国会議員街頭演説会」

2016/03/21 に公開
3月21日、野党合同!「女性国会議員街頭演説会」



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK204] なぜ翁長知事と大田元沖縄知事は辺野古阻止で協力しないのか  天木直人


なぜ翁長知事と大田元沖縄知事は辺野古阻止で協力しないのか
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/04/12/post-4312/
12Apr2016 天木直人の公式ブログ


 きょう4月12日は普天間基地返還が合意された日から20年に当たる日だという。


 その事もあって、今日の各紙は記念特集記事を一斉に掲載している。


 その特集記事の中で私は読売新聞の次のくだりに注目した。


 すなわち、1996年4月の返還合意を成し遂げた当時の橋本龍太郎首相は、1999年12月1日の読売新聞への寄稿で、大田知事に普天間基地返還合意を電話で伝えた際、普天間基地にかわる代替基地を沖縄県内に移設する事が前提である事を大田知事に伝えた、と証言したという。


 いうまでもなく辺野古移設問題の大きな論争点は、それが単なる普天間基地の移設ではなく、普天間返還を口実にした、全く新しい米国の新基地建設ではないのか、という問題がある。


 それと並んでもう一つの大きな問題は、1995年の沖縄少女暴行事件がきっかけで起きた普天間基地返還要求が、いつのまにか代替基地建設が普天間基地返還の前提になってしまった、その経緯についての不透明さにある。


 そして、代替基地建設が普天間返還と一体になっていることは、少なくとも橋下龍太郎首相がモンデール駐日米大使と合意を取り交わした1996年4月には日米両国の合意になっていたという事だ。


 しかもそれを橋本首相は当時の大田知事に伝えていたと橋本首相は証言した。


 しかし、この重要な橋本首相の証言にもかかわらず、大田知事はこの橋本証言を否定しているという。


 どちらが正しいのか。


 これを徹底的に検証する事は、辺野古新基地が沖縄海兵隊の基地の移転にとどまらず、最新機能を備えた在日米軍のあらたな基地建設であるかどうかの検証とともに、決定的に重要な事だ。


 そのカギを握っているのは、橋本首相亡き今となっては大田元知事が握っているはずだ。


 そして大田元知事の証言は、そのまま翁長知事の「辺野古には新基地は作らせない」という決意に対するこれ以上ない応援になる。


 辺野古阻止についての願いは、翁長知事も大田元知事も寸毫の違いもないはずだ。


 なぜ大田元知事は翁長現知事を応援し、ともに安倍政権に立ち向かわないのか。


 私の最大の疑問である。


 その答えのなかに辺野古問題解決の正否があるに違いない(了)


            ◇


普天間基地返還 日米合意から20年 事態進展せず
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160412/k10010475561000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
4月12日 5時01分 NHK



沖縄のアメリカ軍普天間基地の返還に日米両政府が合意して12日で20年になります。沖縄県は、名護市辺野古沖への移設を条件とせず基地の早期の運用停止を求めていますが、進展の見通しは立っていません。


日米両政府による普天間基地の返還合意は、20年前の平成8年4月12日に発表され、基地の機能を沖縄県内に移設することを条件に、5年から7年以内に返還するとしていました。


しかし、沖縄県内の名護市辺野古が移設先となったことを巡り、推進する国と反対する沖縄県が対立して計画が進まず、現在は、裁判での和解を受けて双方が円満な解決を目指して協議を進めています。


沖縄県の翁長知事は、辺野古沖への移設を条件とせず普天間基地の5年以内の運用停止を実現するよう引き続き求めていくことにしています。これに対し政府は、普天間基地の危険性除去のためには辺野古への移設が唯一の解決策で、運用停止は移設計画への沖縄県側の協力が不可欠だとしています。


政府と沖縄県は、今週、会合を開いて意見を交わすことにしていますが、双方が基本的な立場を堅持するなか、普天間基地の返還合意から20年がたつ今も事態が進展する見通しは立っていません。


20年前の全面返還合意とは


沖縄のアメリカ軍普天間基地を全面返還するとした合意は、20年前の平成8年4月12日に、当時の橋本総理大臣とアメリカのモンデール駐日大使が発表しました。
その後、SACO=日米特別行動委員会の報告で、普天間基地を含む沖縄県内の合わせて11か所のアメリカ軍施設の返還に合意したことが発表されました。返還が予定された面積は、当時、沖縄にあったアメリカ軍施設の20%に当たるおよそ5000ヘクタールに上ります。


しかし、それから20年がたつなか、返還されたのは、読谷村の読谷補助飛行場、金武町のギンバル訓練場、北谷町のキャンプ桑江の一部など合わせて6か所のおよそ400ヘクタールで、予定された面積の8%にとどまっています。


返還された跡地では、スポーツ施設の建設や農地や住宅地としての再開発が進んでいますが、普天間基地や国頭村と東村にまたがる北部訓練場など残る5か所では当時と変わらない状況が続いています。


北部訓練場 沖縄最大の米軍施設


アメリカ軍北部訓練場は、沖縄本島最北端の国頭村と東村にまたがる沖縄で最大のアメリカ軍施設で、面積は7800ヘクタール余りに上ります。アメリカ軍は、山林の地形を利用してジャングルでの対ゲリラ作戦を想定した歩兵部隊やヘリコプター部隊の演習などを行っています。


訓練場には、現在、22か所のヘリコプター発着場があり、沖縄県によりますと、沖縄が本土に復帰した昭和47年以降、訓練場やその周辺でヘリコプターの墜落事故が6件発生しています。また、訓練場の外で大量の銃弾が見つかるなどのトラブルも起きています。


周辺の一帯は、国の特別天然記念物のノグチゲラや天然記念物のヤンバルクイナの生息地となっていて、地元の村では、国立公園と世界自然遺産への登録を目指しています。


北部訓練場の返還 見通し立たず


アメリカ軍北部訓練場の返還計画は、およそ7800ヘクタールある敷地のうち、半分を超えるおよそ4000ヘクタールを返還するもので、返還予定の区域にある複数のヘリコプター発着場のうち6か所を残る敷地に移設することが条件になっています。


新たな発着場は東村内の敷地に2か所、国頭村内に4か所移設される計画で、沖縄防衛局が平成19年に工事に着手し、これまでに東村内の2か所が完成しています。一方、国頭村内の4か所については、市民グループが工事現場の出入り口の県道をテントや車両で塞いで抗議活動を続けていて、工事が中断しています。


政府は、北部訓練場の一部返還が実現すれば大幅な負担軽減になるとして、県道を管理する沖縄県に対し、抗議活動によって工事用の車両が立ち入れない状況を解消するよう求めています。


沖縄県の翁長知事は市民グループに文書で指導する考えを示しているものの、配備に反対しているオスプレイが発着場を利用することから移設に慎重な姿勢を示しています。


北部訓練場の一部返還は、当初、平成14年度末がメドとされましたが、現在も返還の見通しは立っていません。


米政府 現計画推進を改めて示す


日米両政府が沖縄のアメリカ軍普天間基地の返還に合意してから20年になることについて、アメリカ国務省のトナー副報道官は11日の会見で「計画の前進に向け関与していく」と述べ、現在の移設計画の推進に取り組んでいく考えを改めて示しました。


アメリカのオバマ大統領は先月末、ワシントンを訪れた安倍総理大臣と会談した際、普天間基地の移設計画を巡る裁判で日本政府と沖縄県の和解が成立したことに関連し、計画の遅れに懸念を示していました。ただ、現行の移設計画が唯一の選択肢だというアメリカ政府の方針にかわりはなく、トナー副報道官は「日本政府と緊密に協力し続ける以外、特段の措置はない」と述べ、計画の前進に向け日本政府と緊密に協力していく考えを強調しました。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK204] ≪意味不明≫自民・稲田朋美政調会長「民進党が今度は共産党と組むということで、本当に怒りの気持ち」
【意味不明】自民・稲田朋美政調会長「民進党が今度は共産党と組むということで、本当に怒りの気持ち」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/15433
2016/04/12 健康になるためのブログ





以下ネットの反応。














「公明党との連立は?」という話も当然ありますが、とりあえず言葉のセンスが感じられません。民進党と共産党が協力して、なぜ「怒りの気持ち」と表現するのでしょうか?弁護士で与党の役職者なら、他人に伝わる言葉を選ぶべきでしょう。自民党は議員の数は多いですが、能力的に長けた議員を探すのが難しい状況になっています。

http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK204] オバマ広島訪問実現にケネディ大使を使った外務省ー(天木直人氏)
           要人の広島訪問の経過 :毎日新聞


オバマ広島訪問実現にケネディ大使を使った外務省ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1soi7hc
12th Apr 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


想定をはるかに超えるほど、週明けのきのう4月11日はG7外相会談をめぐる報道一色だった。

 そして新聞休刊日明けのきょう4月12日の各紙も、そのことばかりだ。

 しかし、どの報道を見ても、発出された外相声明や広島宣言を目を凝らして読んでみても、

具体的な成果は何か、さっぱりわからない。

 原爆投下について米国が謝罪したのか、オバマは広島に来るのか、

広島の被ばく者たちは満足しているのか、「核なき世界」は前進したのか、何一つ見えて来ない。

 それは当然だ。

 困難な問題を先送りして、いや、そもそもはじめから議論を避け、同床異夢のまま、

岸田外相の議長役の演出とオバマ大統領の広島訪問実現だけに焦点を当てたものであったからだ。

 ケリー国務長官の広島訪問はその準備でしかなかったからだ。

 そんな報道の中で、ひとつだけ私が注目した報道があった。

 それはきのうの夜のNHKが、ケリー、オバマの広島訪問実現に

外務省がケネディ大使を最大限活用した事を教える特集報道を流したことだ。

 このような外交の裏話を明かす事は普通はありえない。

 それどころか外務省がもっとも嫌うことだ。

 それをあえてNHKが流した。

 しかも、その画像は外務省と米国政府の協力なしには作る事の出来ない外交そのものであった。

 これは異例な報道だ。

 これは、外務省とNHKが一体となって安倍外交を売り込み、

岸田外相を次期総裁の最有力者に仕立て上げ、

ケネディ大使はお飾りではなかったと最後に花を持たせ、

そして何よりも日米の結束を国民に宣伝したということだ。

 それを米国が後押ししたということだ。

 これは、とりもなおさず、日米関係の将来に対する不透明さが高まり、

日本国民の意識が今後どうなっていくかについて日米両政府が不安を抱き始めたという事である。

 そして、この危機を乗り切れば日米同盟は未来永劫続くことになる、

それに向かって努力、協力しよう、と、いまの日米両政府の関係者が話し合っているという事だ。

 その事を見事に教えてくれたNHKの特集番組であった。


           ◇

クローズアップ2016 G7外相・広島宣言 オバマ氏訪問が焦点 米政権内に慎重論も
http://mainichi.jp/articles/20160412/ddm/003/010/052000c
毎日新聞2016年4月12日 東京朝刊

 1945年に原爆を投下した米国のケリー国務長官が11日、広島市の平和記念公園に足跡をしるした。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせたオバマ大統領の広島訪問につながるかどうかが焦点だ。被爆地からは11日に採択した「広島宣言」が「核兵器の非人道性」という言葉を見送ったことへの失望の声も出ている。

 「原爆ドームを見てみたい。あそこまで行けるのか」。ケリー氏は原爆慰霊碑に献花して写真撮影を終えると、岸田文雄外相に切り出した。岸田氏は「5分歩くがいいのか」と応じ、外相らは予定になかった約200メートルの道のりを歩いた。岸田氏はその後の記者会見で「訪問が強いインパクトを与えた例だ」と興奮気味に語った。

 オバマ氏は就任直後の2009年4月に「核兵器なき世界」を唱え、「核兵器を使用した唯一の核保有国として行動する道義的責任がある」と宣言。同年11月のインタビューで「任期中に広島、長崎を訪問できたら光栄だ」と語った。任期は残り9カ月あまり。伊勢志摩サミットが現職最後の来日になる可能性があり、検討が本格化している。

 09年にノーベル平和賞を受賞。翌年、メドベージェフ露大統領(当時)と新戦略兵器削減条約(新START)に調印した。世界の核兵器の9割を保有する米露合意で核軍縮への期待が高まったが、それから6年が経過し、「核兵器なき世界」は色あせている。オバマ政権自身も核兵器削減の方針を打ち出す一方、核弾頭などの近代化を進めてきたのも現実だ。

 4月1日まで開かれた核安全保障サミット後の記者会見で、オバマ氏は「我々の仕事は終わっていない」と語った。核軍縮の機運をもう一度高めて「レガシー(政治的な遺産)」を刻むには、被爆地訪問は極めて効果的だ。米紙ワシントン・ポストは10日付朝刊で、広島訪問が実現すれば、プラハ演説に連なる演説をする可能性があるとの米政権高官の話を伝えた。

 広島訪問について、米政権内では「大統領が興味を持っている」(ホワイトハウス高官)のはもちろん、平和記念式典に参列したケネディ駐日大使らが勧めているとみられる。一方、ホワイトハウス当局者が「複雑な話だ」と語るなど、慎重論もある。

 米国内では原爆投下に関し、「第二次世界大戦の終結を早めた」とする正当化論が根強いためだ。広島訪問が「反省や謝罪」と解釈されれば、11月の大統領選で共和党候補に格好の材料を与えることになる。

 そのため布石は打ってきた。昨年8月には核軍縮などを担当するガテマラー国務次官を平和記念式典に派遣。ケリー氏の広島入りも「第二次大戦で亡くなった全ての人たちを追悼する」(国務省副報道官)と説明し、原爆投下の是非や「謝罪」が議論の的になることを避けてきた。

 オバマ氏は3月31日の安倍晋三首相との会談で「大統領として日本を訪問する最後の機会だ。日米関係がさらに良くなる努力を考えたい」と言及したが、日本政府は広島訪問を「米側が決めること」(菅義偉官房長官)と見守る姿勢だ。昨年春の首相訪米時にハワイ・真珠湾の訪問を検討したが、見送った経緯もある。原爆投下は日米間の「奥深くに刺さったトゲ」(日米外交筋)。広島訪問は日米関係をさらなる段階に押し上げる可能性がある。

 日米がそれぞれの戦死者を慰霊する「相互献花外交」を唱える元共同通信ワシントン支局長の松尾文夫氏(82)は、オバマ氏来日に先駆けて首相が真珠湾を訪問する意向を伝えることも選択肢としたうえで、「日本人が一方的な被害者ではないと示すことは米国への配慮になり、オバマ氏訪問の後押しにもなる」と語った。【前田洋平、ワシントン西田進一郎】

被爆地、各国に行動要求

 「世界の政治指導者らの被爆地訪問」を求めてきた広島市の松井一実市長は会合終了後、核兵器を保有する米英仏を含む外相らが平和記念公園を訪れたことを踏まえ、「非常に意義深かった」と評価した。オバマ米大統領の訪問実現への追い風を期待するが、「核なき世界」の進展に向けては具体的取り組みが欠かせない。被爆地からは核保有国に行動を求める声が上がった。

 「原爆投下からよみがえった広島から、世界の平和や未来への希望を発信したい」。広島が地元の岸田文雄外相は開催前、外相会合の意義を強調していた。

 核戦争の恐怖が現実味を帯びていた冷戦期、広島、長崎は反核の象徴で、広島市長は8月6日の平和記念式典で読み上げる「平和宣言」で核保有国を名指しで非難することもあった。

 1999年から3期務めた秋葉忠利・前市長は任期当初「世界の運命を決定する権利を与えられているわけではない」(2002年の平和宣言)など米政府に厳しかったが、オバマ大統領が「核兵器なき世界」を提唱すると全面的な支持を表明した。秋葉氏は外相会合を「オバマ大統領の広島訪問につながってほしい」と高く評価した。

 11年就任の松井市長は被爆2世。「迎える平和」を提唱し、昨春開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議では「指導者の被爆地訪問」を最終文書に盛り込むよう働きかけた。自民推薦で市長選に勝利したが、米国に強い態度を示さない政府とは一線を画す発言も多い。昨年の平和宣言では核兵器を「非人道性の極み」「絶対悪」と呼び、政府が批准に慎重な「核兵器禁止条約」の議論を進めるよう求めた。

 松井市長は広島宣言が広島、長崎の経験を「非人間的な苦難」と表現したことに一定の評価をしたが、関係者の判断は割れる。黒澤満・大阪女学院大教授(軍縮国際法)は「核軍縮の議論は非人道性をベースに議論されるべきで、広島、長崎の存在は重い。広島宣言に被爆地訪問が盛り込まれた意義は大きい」と前向きに受け止めた。

 一方、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳(てるみ)事務局長(83)は「現職外相の訪問は評価できるが、見て、聞いたことを自国の政策に生かせるかが問われる」と注文。中国新聞記者時代に原爆報道に当たった平岡敬・元広島市長(88)は「段階的な核軍縮では核保有国の代弁だ。宣言には広島が求めている核廃絶への行動の決意が示されていない」と苦言した。【平川哲也、寺岡俊、石川裕士】


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 老害 「保育園落ちた日本死ね」に、石原新太郎「韓国でも中国でも行け」堺屋太一「イスラム国に行ったらいい」渡部昇一「社会…
【老害】「保育園落ちた日本死ね」に、石原新太郎「韓国でも中国でも行け」堺屋太一「イスラム国に行ったらいい」渡部昇一「社会主義の発想の極限」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/15439
2016/04/12 健康になるためのブログ



http://matome.naver.jp/odai/2146004648005779501

反町理(フジテレビ報道局政治部編集委員)キャスター 


「「保育園落ちた日本死ね」みたいなので政治が動くこの風潮どう思います?」


渡部昇一さん


「日本は末端まで社会主義が浸透しているんだな。赤ちゃん産んだのはその人が育てるつもりで産んだんでしょう。そして保育園入れようとしたら入れなかった。それが国家が悪いという風に結びつくというのがねえ、これは社会主義の発想の極限という気がする。…安倍死ねならまだわかるけど、日本死ねはね、これはよくない。…気持ちはわかるけどね、国を死ねというのはおかしい」


“石原慎太郎さん


「そういうこと言うんだったら、韓国でも中国でも行けばいい」”


堺屋太一さん


「そう。イスラム国に行ったらいいと思いますよ」


以下ネットの反応。


















石原・堺屋の発言は取り上げるまでもないですね。もうテレビなんかに出すなで終わりです。


渡部氏の「社会主義の発想の極限」は、「どこが??????」です。行き過ぎた資本主義で格差が広がりまくってる日本で、社会主義的な政策が必要なのは明らかです。しかも、「出生率を上げる」というのは何を差し置いてもやらなきゃならんのは3歳児でも理解できることでしょう。


この老害3兄弟には、もう何も見えてないんでしょうね。


 



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 西川TPP暴露本 新聞&テレビが“黒塗り”を批判しないワケ(日刊ゲンダイ)


西川TPP暴露本 新聞&テレビが“黒塗り”を批判しないワケ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179267
2016年4月12日 日刊ゲンダイ



当時の自民党TPP対策委員会での西川公也委員長(C)日刊ゲンダイ


 衆院TPP特別委員会の西川公也委員長が出版する予定だった“暴露本”「TPPの真実―壮大な協定をまとめあげた男たち」をめぐる与野党の攻防は一向に収まる気配がない。


 野党は「適切な情報開示をしろ!」と追及しているが、自民党は「条約に関するものであれば、TPPに限らず、交渉過程の資料はどのようなものでも“黒塗り”のものを出す」(小野寺五典政調会長代理)などとすっとぼけ続けている。ところが大新聞・テレビから舌鋒鋭い批判の声は聞こえてこない。


「そりゃそうでしょう。西川氏のTPP本には、夜な夜な記者たちと“懇親会”を開いていたという一節まで出てきますからね」と話すのは、西川本のゲラに目を通したというある野党議員だ。


 何でも、こんなことが書かれているらしい。


 西川氏らはTPP交渉に初参加して以来、自民党派遣団の滞在ホテルに自民党やTPP担当の番記者たち数十人を集め、連日連夜9〜11時まで大宴会。参加者それぞれが酒を持ち寄り、記者は大半が免税店で買ってきたウイスキー。議員が持参した沖縄の泡盛は大変な人気だったとか、ゲーム形式の質問タイムを設け、議員の司会が上手だったから記者懇は大いに盛り上がったなんてことまで記されているという。


「そこには、ニュースのニュアンスは記者のさじ加減で変わるといった内容の一文も出てきます。記者懇の目的は、推して知るべしでしょう。さらに西川本には、赤坂の居酒屋で記者たちと仲良く撮った写真まで載っている。その一方で、TPP反対運動の中核的な役割を果たしていた日本農業新聞については、社長の実名まで挙げ、厳しすぎるときもあるなどと暗に批判しています」(前出の野党議員)


 これじゃあ懇親会じゃなくて接待、西川氏らと番記者が“ズブズブの仲”だと勘繰られても仕方があるまい。元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏はこう憤る。


「勘繰りどころか、そのものズバリでしょう。西川氏本人も政府・与党もきちんと答えていない。野党が審議拒否したのは当然だと批判してしかるべきなのに、大マスコミは自分たちが安倍政権に取り込まれていることがバレるのを恐れて、肩を持っているだけです」


 ダメだ、こりゃ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 山尾志桜里氏のガソリン代問題追及 ブーメランで自民党にも(週刊ポスト)
これこそ不可解…安倍首相のガソリン代は「地球13周分」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178752
2016年4月6日 日刊ゲンダイ


山尾志桜里氏のガソリン代問題追及 ブーメランで自民党にも
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160412-00000020-pseven-soci
週刊ポスト2016年4月22日号


 民進党政調会長の山尾志桜里・議員に対する「ガソリン地球5周分」は、過去何度となく繰り返されてきた「政界泥仕合」に発展しつつある。

 山尾氏の政治資金収支報告書の2012年分に記載された「230万円」という高額のガソリン代が「地球5周分に相当する」と週刊新潮(4月7日号)が報じると、産経新聞をはじめとする“安倍派メディア”が一斉にこれを問題視。自民党議員たちも呼応して、「保育園落ちた」問題で安倍首相を追及する民進党ホープの追い落としに走った。

 追い込まれた山尾氏だが、ここで意外な展開が。なんと、安倍政権の閣僚のガソリン代も高額であることが発覚。旧民主党のお家芸だった「批判のブーメラン」を自民党側がやらかしてしまったのだ。

 なかでも安倍晋三首相は、2012年の573万円をはじめ、2013年は555万円、2014年も500万円と計上し、平均して「地球12周分」ものガソリン代を毎年記載していたことになる。

 もっとも、山尾氏がプリペイドカードへの入金だったのに対して、安倍首相らは実費の上に、選挙区を回る地元スタッフの数も山尾氏とは比べものにならない。それでも、山尾氏が記者会見で「過去に在籍した秘書が不正請求した疑いがある」と言い出したことで、安倍氏らも説明に追われる可能性が出てきた。政治評論家の有馬晴海氏はいう。

「山尾氏が目立ったためマスコミや与党の調査の標的にされ、返す刀で与党側が調査されてブーメランになる。かつて小泉政権時の年金未納問題を思い出します。福田康夫・官房長官の未納が発覚し辞任に追い込まれた。ところがその後、菅直人氏や小沢一郎氏といった野党幹部の未納も発覚し、両党で何人もの幹部が辞任する事態になりました」

 ガソリンをたっぷり積んだブーメランは、最終的に誰にぶつかり大炎上するか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK204] ≪衆院北海道5区補選≫池田まき候補が第一声「誰一人置いてきぼりにしない政治つくる」 「市民の力で政治を変えよう!」
【衆院北海道5区補選】池田まき候補が第一声「誰一人置いてきぼりにしない政治つくる」
https://www.minshin.jp/article/108838
2016年04月12日 民主党


【衆院北海道5区補選】池田まき候補第一声(江別市) 2016年4月12日


 衆議院北海道5区補欠選挙が12日公示され、民進党が推薦する無所属の池田まき候補が選挙戦をスタート。北海道江別市内で約400人の市民の応援を受けながら、第一声をあげた。


 弁護士で前札幌市長の上田文雄氏がまずマイクを握り、「彼女が幼少期から味わってきた様々な世の中の不条理や理不尽の中から、その狭間で苦しみながら、多くの人に寄り添う福祉の道を選び、この20年、真摯(しんし)に向かい合ってきたその経験。そして何よりも厳しい状況の中でも明るい性格。人に伝える力、訴える力を持っている」と応援の理由を語り、支持を訴えた。


 続いて池田まき候補は、次のように語った。


 「この国の大事なことが決まる政治の場面で、いまだに国民、市民が置いてきぼりになっていると実感する。今までは頑張っても頑張っても報われない一部の人だったかもしれないが、でももう多くの国民の声が届かない時代になってしまった。本当にそんな国でいいのか。政治の場面でも誰一人置いてきぼりにしない社会を作っていきたい。そのためには市民の参加が必要だ。一部の人の声や常識だけで決めてはいけない」


 「安全保障関連法も、TPPも、原発政策も、社会保障も、どこに市民の声が届いているのか。今回、私池田まきは、福祉から始まったかもしれないが、それは一人を大切にする政治だ。本当の福祉の実現は、すべての政策につながる。平和がなくては実現できない。一人の福祉が本当に平和につながる。暴力や武力では平和は作れない、私は痛みを持って実感している」「本当の安心を作るために、市民の力でつながって、新しい選挙のやり方で大きな戦力に立ち向かうが、多くの政党や市民がつながれば絶対に負けないと思っている。私池田まきは本気だ。皆さんも本気だと思う。この12日間、皆と一緒になって、必死になって、全身全霊を捧げて頑張っていく。どうかお力を与えてください」


 池田候補はこのあと市民の激励と声援を受けながら、街宣車に乗り込み、遊説に出発した。



集まった市民が共通ポスターを掲げて応援







































http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 「安倍首相 17日ワイドナショー出演へ」もう、なりふり構わず(笑)(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/04/17-9fcb.html
2016/04/12


本来なら、町村前衆院議長の死去に伴う衆院補欠選で、町村の
娘婿を擁立したとなれば、圧勝であって当然なのに、その娘婿と
来たら、とにかく頭を下げることが嫌いらしく、一方野党候補は苦
労人で日を追うごとに有権者の気持ちを掴んでいるようで、当初
の圧勝の下馬評は何処へやら、選挙が近づくにつれ接戦になっ
ているとも伝えられている。

どうしても北海道補選で勝たないといけない安倍首相は、ここへ
来てテレビに出演するのだと言う。

しかもワイドナショーは見たことないけど、これってバラエティじゃ
ないのか?

>安倍首相 17日ワイドナショー出演へ 松ちゃんツッコミ期待
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-00000072-spnannex-ent
           スポニチアネックス 4月11日(月)7時26分配信

>安倍晋三首相が、フジテレビの「ワイドナショー」(日曜前10・
00)に出演する方向で調整していることが10日、分かった。関
係者によると、早ければ17日の放送で実現する見通し。

>自民党関係者は「補選の情勢は厳しく、首相周辺は相当焦っ
ている。夏の参院選の前哨戦と位置付けており、負けられない
戦い。

首相がメディアに露出し、政府の姿勢を訴える狙いだ」と指摘す
る。

過去、安倍首相や悪代官がテレビ出演した際、政府を批判する
内容だと、公平中立ではないといちゃもんをつけ放題で、高市早
苗も政治 的に公平であるということを確保していないときは、電
波停止もありうると、国会で何度となく言及し、散々テレビ局に圧
力を加えて委縮させておきながら、北海道補選が芳しくないと見
るや、今度はバラエティ番組に露出。

政府の姿勢を訴える?

それこそ、公平中立じゃないじゃないか。

しかもこの時期にテレビ出演という事は、選挙に向けてのパフォ
ーマンス以外何があるというのか。

この番組生放送じゃないようで、安倍首相の下手打った発言な
どすべてカットだろうし、当然、自分の政策の自慢大会だろうし。

返す刀で盛大な野党批判を展開するのだろうし。。。

そして相手をする芸能人も、全員で安倍マンセーをするのだろ
うし、裏を返せば安倍首相は低レベルの人気取りをするまでに
切羽詰まっているのかもしれない。

北海道補選、大どんでん返しがあったら面白いし希望が持てる。

安倍首相は、北海道補選の結果次第で、W選挙の有無を考え
ているようだし。

それにしても安倍政権は、同じことをしても自分たちは許され
て、他者は絶対に許さない。

こんな手前勝手なことは、絶対に許されない筈だが、安倍政
権にだけは通用すると言うから、おかしな社会だ。

本来なら権力を持っている方にこそ、厳しい目を向けなければ
いけない筈のマスメディアが完全に委縮して、当たり障りのな
い報道ばかりするから、安倍政権も増長するのだ。

これでは権力の腐敗は進行するし、国も衰退の一途を辿る。

いつか必ず安倍政権の大罪が発覚する。

その時は時すでに遅しかもしれないけど。。。。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK204] ≪ウソでしょ?(笑)≫ついに日本終了⇒「国民の発言禁止法」が今国会で成立へ メガトン級の悲報!!
【ウソでしょ?(笑)】ついに日本終了⇒「国民の発言禁止法」が今国会で成立へ
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/15453
2016/04/12  健康になるためのブログ



http://ameblo.jp/jcjk-now/entry-12148524344.html

メガトン級の悲報!!ついに日本終了です。
「国民の発言禁止法」が再起動しました。
今国会で成立する見通しです。


4/9読売新聞
「盗聴法成立の見込み…参院審議に与野党が合意」


=記事の要点=
去年の参院で停滞していた「刑事司法改革法案」が再起動。
週明け4/11から審議を再開することに与野党が合意した。
(与党の議席数は2/3なので)今国会で成立する公算大。
野党は、成立させる条件としてヘイトスピーチ対策法案の、
今国会成立を約束するよう、与党に求めている。


たかがヘイトスピーチ程度を、
このトドメ法案と交換条件なんて頭が狂っている。
これが交換条件なら野党はプロレス=偽装野党と言うことです。
 
=おさらい=
刑事司法改革法案=盗聴自由法。
皆さんのシェア2万人を超えたページです。
「今や国家非常事態…ネット発言禁止法が衆院で可決」
 
この法案は、全く関係ない4つを束ねた、
目くらまし法案です。



私が「国民の発言禁止法」と呼んでいる理由が分かるでしょう。
この法律1つで、日本のインターネットは終了です。


TVも新聞も自民党の支配下なのに、この上さらに
SNS=国民の発言すら禁止されるので、
日本は北朝鮮になるのです。


警察と政府が裏で秘かにログインするから、
国民のカキコミを全て削除できるだけでなく、
我々のSNSに勝手に「犯罪予告」を書き込んで、
捏造事件で逮捕するわけです。
 
この刑事司法改革法案は、
週明け9/11から衆院で審議が再開します。
これ1つで本当に、日本が終わる法案です。
皆さんも、参院での審議状況に注目して下さい。
 
去年は安保騒動の裏で国民は誰も気づかなかった法案。
今年もTPP騒動の裏で、知られずに可決させる気でしょう。
皆さん、全力で拡散です!


以下ネットの反応。
















ホンマや〜。「健康ブログ」も、もうすぐ皆さんとお別れになってしまうのでしょうか?



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/376.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 「報道ステーション?なーに、そのうち慣れて来るさ」(カレイドスコープ)
報道ステーションhttps://www.facebook.com/hodostation/


「報道ステーション?なーに、そのうち慣れて来るさ」
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4303.html
2016.04.12  カレイドスコープ


進行が富川悠太アナに変わった報道ステーションが再スタート。


前評判通りの無難な仕上がりか。


問題は、いつものことだが、視聴者が既に間違いを犯しているということだ。


「報道ステーション」は完全終了させて番組名を変えて再スタートすべき


要点だけ。


5分持たなかった。すぐにテレビの電源を切って海外のネットニュースを観た。同じような反応を示した人は多いようだ。


「報道ステーションは、終わった」。
「毒にも薬にもならない」。
「無難なニュース番組」。
「もう観ないだろう」。
「報道破壊屋、後藤が送り込まれた」。
「政府に懐柔された大人しい番組になった」
「古館が抜けて普通の報道番組になるだろう」。


とにもかくにも、富川悠太アナの起用によって新装開店した「報道ステーション」。関東地区での初回放送の平均視聴率は12.0%とのこと。


視聴率は、統計学的に言えば、最低で600世帯程度のサンプルがあれば代表性が出てくるので、全国に当てはめてもいい、ということになっている。


実際に、テレビの視聴率のグラフを何度か見たことがあるが、秒単位で変化している様がわかる。
ただ、その反応の仕方が地域の文化や習慣によって差異が生じるのだ。


関東の平均視聴率が12.0%というのが嘘とは言わないが、全国平均では、おそらく良くない数字だろう。


あちらこちらの地方に行っても、報道ステーションだけ毎日午後10時にきちんと放送されている。
その他の報道番組は、地元テレビ局の地元のニュースだけ、という地域がむしろ多い。


新装「報道ステーション」は、報道番組と銘打ってはいるが、新装開店のそれの内実は単なるニュース番組だ。これではローカル局の手作りのニュース番組を観ても変わらない、ということになる。


つまり、古館氏が最後の放送で言っていたように、「偏向するのは当然。それは、あっていいことではないか」と。「報道ステーション」は古館氏の番組としてスタートし、古館氏の番組として終わったのだ。


富川悠太アナは、キャスターでもなければアンカーでもない。ただの局アナに過ぎない。


局アナに、仮にもテレ朝のカンバン番組のひとつである「報道ステーション」の進行を任せること自体が間違っている。


彼が、もの言うキャスターになれるはずがない。また、視聴者も彼にそれを期待するのは酷である。
なぜなら、給料で組織に飼いならされている奴隷サラリーマンに「ものを言え」というほうが間違っているからである。


視聴者が降板を惜しんだキャスター、アンカーのすべてがフリーのアナウンサー、ジャーナリストだった。


だから、久米宏が「ニュース・ステーション」を降板後、古館氏が後任としてキャスターを務めることになったとき、「報道ステーション」と番組名を変えた。
テレ朝上層部が、古館氏の個性を発揮することによって視聴率が稼げると考えたからだ。


「ニュースステーション」が久米宏の番組であったように、「報道ステーション」は古館伊知郎という一代限りの報道番組で終わらせるべきだった。


では、「ニュース23は、どうなんだ」と言いたい人がいるだろう。
筑紫哲也から後藤謙次、岸井成格と変遷してきたにも関わらず、番組名は変わっていない。


TBSには特別な歴史がある。


オウム事件で坂本弁護士一家殺害事件に加担さえしなければ、「報道のTBS」のブランドにキズが付くことはなかっただろう。
だから、「ニュース23」は、TBSのアイデンティティだから番組名を変更することのデメリットのほうが大きい。


「ニュース23」は筑紫哲也の報道番組だった。


だから、筑紫が病魔に侵されたときも、再び彼が元気な姿でスタジオに戻ることを祈りつつ、後任のキャスターを置かなかった。
後任が正式に決まったのは、筑紫が鬼籍に入った後だった。


とにかく「報道のTBS」は踏襲しなければならなかったので、しぶしぶ空いていた後藤謙次を起用した。しかし、彼の陰鬱なパーソナリティーは視聴者の心を暗く憂欝にした


そして、その後、岸井成格という具合に、キャスターはすべて「元」組織人だ。 
意外だろうが、わずかに期待できるのは、後任の星浩だ。


「大人しくて無難」なイメージの星だが、根暗で安倍のプロバガンディストだった後藤謙次、お調子もんの底の浅い岸井成格よりは、まだマシだ。減点法で見た場合に限ってだが。


醜いのは、古館氏が築き上げた「報道のテレ朝」の遺産を、一介の局アナに引き継がせても、しばらくは「食いつなげる」と考えた上層部の皮算用だ。


いずれ、「報道ステーション」の番組名も変更されるだろう。


困ったチャンは、会社務めの組織人が多くを占める視聴者たちが、「古館カラーが強すぎたので最初のうちは違和感があるが、時間が経てば富川アナでも立派にこなすだろう」と考えていることだ。


組織人ではないキャスターが進行する番組と局アナが進行する番組とでは、本質的に違う。
「報道ステーション」は完全に終わったのだ。イメージだけを延命させるべきではない。


それは、古館氏の功労を軽く見積もることになるだろうし、大きな影響力を発揮した報道番組が存在したことが、やがては忘却の彼方に追いやられてしまうからだ。


つまり、「日本の報道番組は、もともとこんなものさ」と人々は、政府の広報番組でさえ、それが当たり前であるかのように思い込んでしまうのだ。


日本の最大の問題は、こうした奴隷サラリーマン視聴者が、「慣れてくれば違和感がなくなるだろう」と本当に思っていることだ。


そう、日本は現代の士農工商によって支えられている。
サラリーマンが、そのヒエラルキーで実は最下層にいることを自覚できないことが日本の悲劇なのである。


だから、日本のサラリーマンには報道番組は必要ではなく、ニュース番組で十分なのである。


参考
報道ステーション 2016年4月11日160411 part 1_2

報道ステーション 2016年4月11日160411 part 1_2 投稿者 ToLove-RuDarkness

























http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 「日本政府のキャンセルで遅れた」 国連・表現の自由査察官が来日(田中龍作ジャーナル)
「日本政府のキャンセルで遅れた」 国連・表現の自由査察官が来日
http://tanakaryusaku.jp/2016/04/00013400
2016年4月12日 17:14 田中龍作ジャーナル



記者団からの質問に答えるデイビッド・ケイ国連「表現の自由」査察官。=12日、有楽町 撮影:筆者


 「当初は昨年末、来日するはずだったが、日本政府が遅らすよう言ってきた」−
 
 デイビッド・ケイ国連「表現の自由」査察官(法学者・国際人権法)がきょう、都内で記者団に明らかにした。


 特定秘密保護法の制定などで国際的に非難を浴びる日本。人権後進国である日本の表現の自由度を調査するため、ケイ氏は昨年末、来日する予定だった。来日は4か月ズレ込み、昨日となった。


 日本外国特派員協会(FCCJ)の屋外で記者団の ぶら下がり会見 に応じたケイ氏は、来日が遅れた理由を次のように答えた。


 「国連人権委調査官メンバーに対する招請を日本政府が保留にしたから。日本は昨年12月に招請していたが、11月になってキャンセルしてきた」。


 そのうえで「理由は分からない。そちら(記者団)で日本政府に聞いてほしい」と含みを残した。



「クローズアップ現代やらせ問題」で自民党本部に呼びつけられた堂本光NHK副会長(後ろ)。=昨年4月、永田町 撮影:筆者=


 昨年は政府のご機嫌を損ねる報道をしたテレビ局の幹部を与党が呼びつけるなどして、「日本の報道の自由度ランキング」は61位まで低下した。(前年は59位。理由は秘密保護法の制定)   


 戦争法との悪名をとる安保法制を国会で強行採決したのも昨年だ。こうしたこともあり、政府は国連調査委の来日を先延ばしにしたかったのではないかとの見方が広がっている。


 「公平性を欠くテレビ局に対しては停波もありうる」とする趣旨の発言をした高市早苗・総務相については ―


 「発言のことは聞いている。高市大臣に会ってどのような意図があったのか話を聞きたい。総務省(幹部)と会う予定はある。大臣に会う機会があることを期待したい。直接会えるかはまだ分からない」。


 ケイ氏は19日まで滞在し政府関係者や市民団体などと面談し、日本の「表現の自由度」を調査する。


 ケイ氏の動向に最も神経を尖らせているのは官邸だ。官邸筋は「ケイ氏は今朝から誰と会ったのか?」と、人権問題に詳しいジャーナリストに探りを入れて来たそうである。


 〜終わり〜


関連記事
<超激ヤバ>日本政府が国連の「表現の自由」調査を土壇場でキャンセルしていたことが判明!
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/785.html

安倍政権が国連の「表現の自由」調査に突然延期要請!このドタキャンは普通の国では「通常見られない」。
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/816.html



国連の「表現の自由」調査を拒否! 安倍政権が国際社会から隠したがった“報道への圧力”全事件簿(リテラ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/208.html

国連の「表現の自由」調査を延期…安倍政権が“隠したい”コト(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/856.htm



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/378.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 山本太郎議員、五輪エンブレムに関心なし「なぜなら開催自体に反対」(スポーツ報知)
        五輪パラリンピックのエンブレム候補作を見た山本太郎氏は「お気に入りはない」と断言した


山本太郎議員、五輪エンブレムに関心なし「なぜなら開催自体に反対」
http://www.hochi.co.jp/topics/20160409-OHT1T50106.html
2016年4月9日17時8分 スポーツ報知


 「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎参院議員(41)は9日、埼玉県狭山市で約100人の前でトークショーを行った。少子化問題や自衛隊・安保問題などについての安倍政権の姿勢を批判する中で、2020年の東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が大会公式エンブレムの最終候補4作品を公開したことについての質問を受け「どれも素敵ですが、お気に入りはありません。なぜなら五輪開催自体に反対しているので」と答えた。

 山本氏は2013年9月に東京大会が決定した当初から「原発問題が解決しない中で開催するべきではない。もう一つの候補地イスタンブールに譲るべき」と訴え続けていた。

 今回も未解決の汚染水問題などについて触れ「五輪はその目隠しに過ぎない」と強調。また、2020年に向けて都内の公園で寝泊まりしているホームレスの排除を行政が進めていることを問題視して「『五輪で美しい日本を見て欲しい』というのは、現実を見せずに(北朝鮮の)平壌のような町を見て欲しいということではないか」と主張した。

 「エンブレム問題ももともとは利権の問題。“企業の祭典”ということです」として、関心を示さなかった。


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/379.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 大東市議選の爆弾動画!「ム所帰りザイトク荒巻」が「前科5犯候補者なかや良子」の運転手!戸田と対決
 反ザイトク・反維新で断固闘う「革命21」http://www.com21.jp、大阪府門真(かどま)市議の戸田から、
ザイトク(=ヘイトスピーチ勢力)問題についての新情報です。拡散希望!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎前科5犯のヘイトク女=なかや良子が大東市議選に出馬!悪を許さぬ戸田の啓発宣伝と動画炸裂!なかや
 真っ青 http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/271.html ヒゲ-戸田 日時 2016 年 4 月 10 日
の続報です。


 戸田HPの「ちょいマジ掲示板」での 
     ★戸田の爆弾動画さらに炸裂!第2信(10本)!荒巻を直撃!なかやの拠点を撮影!等
        http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9686;id=#9686
で紹介した10本の動画のうちの主要なものを貼り付け、その後に掲示板記事を貼り付けます。
 (各動画の詳しい「説明」が載ってます。)
  「新・戸田のYUチューブコーナー」に新たに17本の動画を組み込みました。
    → http://www.youtube.com/user/higetoda/videos?view_as=public 
ぜひこれらを見て、他の人達にも広めて欲しい。
「#なかや良子」
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%82%84%E8%89%AF%E5%AD%90?src=hash  ほかで拡散協力多数!
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▲「ム所帰りザイトク荒巻」が「選挙でなかや批判するな」と戸田にトンデモ懇願!

▲「前科5犯のヘイト女」=なかや良子「候補」のとってもショボイ選挙カー「京都581 か4480」!

◆「ム所帰りザイトク荒巻」が「前科5犯の市議候補者=なかや良子」の運転手!戸田と対決など

◆4/5(火):なかや良子の「怪しい団体」の拠点を駅前コーポ5Fで発見し撮影!選挙出るのに表記皆無!

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★戸田の爆弾動画さらに炸裂!第2信(10本)!荒巻を直撃!なかやの拠点を撮影!等
     http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9686;id=#9686
件名:大東市議選:★戸田の爆弾動画さらに炸裂!第2信!(4/12戸田)
本文:
 反ザイトク・反維新で断固闘う「革命21」http://www.com21.jp、大阪府門真(かどま)市議の戸田から、
ザイトク(=ヘイトスピーチ勢力)問題についての新情報です。  拡散希望! (重複の節はご容赦を)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★「新・戸田のYUチューブコーナー」に新たに17本の動画を組み込みました。
 → http://www.youtube.com/user/higetoda/videos?view_as=public
            ぜひこれらを見て、他の人達にも広めて欲しい。
 4/8アップ以降、有田芳生議員のツイッターでも取り上げられ、
  http://tweetou.net/politicians/aritayoshifu/?page=2
 「#なかや良子」
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%82%84%E8%89%AF%E5%AD%90?src=hash ほかで拡散協力多数!
---------------------------------------------------------------------
 で、うち10本を先に紹介します。
 「新・戸田のYUチューブコーナー」に一覧紹介されてるんだけど、順番を変えて「ジャンル別」に、
「説明」部分を少し補足しての紹介です。
・・・・それにしても、撮影動画を全て点検して編集し、タイトルや説明を考えてアップする、という作業
    は、猛烈にしんどくて時間がかかる!
    そのため、掲示板への投稿や「説明」の詳細化が遅れてます。
     (政務活動費報告書の「作成への着手」も!(苦笑))
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■それにしても「全くの想定外」は、4/10朝に大東市役所に「ザイトク荒巻」が来ていた事!
 「犯罪の100均ショップ=なかや良子」本人が立候補届けに来ていた事もビックリ!
 ・・・・おかげで、凄い動画が撮れた!「選挙カーの車番」も撮れた!
 ・・・・荒巻撮影では、
  1)連中が、戸田の啓発宣伝に甚大な脅威を感じている!
  2)荒巻が、「門真市介入の悪質右翼=堂村」
          http://www.hige-toda.com/_mado04/uyuku/index.htm
     と「親密な同志的関係」を持っている!
  3)荒巻が、「2017年市長選で門真市長の座を狙う」維新府議の宮本一孝と仲良し関係を持っている事
   を「明白な態度で自白した」!
  4)よって、この間の門真市での
     門真市共産党+緑風クラブの吉水議員+竹内社長+糸+右翼(堂村や足立ら)の5者が 「トポ
    ス問題」をネタにして「連携関係を持って動いている」という事
      http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9637;id=#9637
      http://www.hige-toda.com/_mado01/2015/topos29okuenmondai.htm
    には、「維新府議の宮本一孝」と「凶悪ザイトク荒巻靖彦」も「裏で関係しているという構図」が
    新たな色合いで浮かび上がった!
▲ありがとよ、おしゃべり荒巻! ま、戸田の「聞き出す力」の効力か。
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★★それと、なかや良子の怪しげな団体=「NHKの不正をただす大東市民の会」の拠点を「独自の調査活
 動」で把握し、〜「大東市浜町8-4 スミコー駅前コーポ5-I」(JR住道駅北直近!)〜
 4/5(火)に部屋玄関扉や周辺を撮影をしていた成果もアップしている!
 ・・・戸田は、こういう「対敵諜報活動」が大好きなんだよ!(笑)
=================================
【戸田の新たな炸裂動画10本!】 ↓↓↓
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1:★ム所帰り荒巻が前科5犯なかやの運転手!戸田と対決!9分35
       https://www.youtube.com/watch?v=GoFUbH2udNY
 説明:
   2016年4/10(日)告示日の朝9時頃、大東市役所前で撮影。
  ■犯罪常習ヘイト女=なかや良子が、鉄面身にも大東市(大阪府)の市議選(4/40公-示〜4/17投
   票)に出て市議になろうとしている!
  供託金(30万円)没収の大敗北を-強制しよう!(得票200票台までで!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2:★前科5犯なかやとム所帰り荒巻がアベックでスタート!1分16
        https://www.youtube.com/watch?v=PIT1Bb4kcqQ
 説明:
   「前科5犯のなかや良子:候補者」と「ム所帰りの荒巻」がアベックでスタート!実に「お似合いの
   コンビ」だね!
  ▲2010年当時、在特会に所属していたなかや良子は、徳島県教職員組合の事務所を、荒巻靖彦ら仲間
   10人程と共に“襲撃”した!(「中谷良子 徳島県教組」で検索すれば沢山出てくる)
 その画像付きブログ記事
   2016年04月06日 札付きレイシストが市議選に立候補!?  
     http://blog.livedoor.jp/std2g/archives/47270804.html


   なかや良子と荒巻が、女性職員に左右から襲いかかっている画像あり!
   なかや良子:「受話器置けババア!」
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3:◆なかや良子のとってもショボイ選挙カー「京都581 か4480」:2分31
       https://www.youtube.com/watch?v=p6ANOAR7aSQ
 説明:
   車番は「京都581 か4480」、白の日産の軽自動車。
   ▲「選挙カー」として認可を受けた以上、この車番は「公開情報」だ!
    京都ナンバーのこの車、誰の車だろう?誰か知ってる人は?
   ▲「候補者名を大書した屋上箱」も無い、車体への名前貼りも無い、
     選挙ポスターを車体前後左右に貼っただけ、ってショボ過ぎ!
   ▲「音出ししない限りは誰にも選挙カーとは気付かれない」って、「忍者式選挙」でもすんのか??
   ▲市役所を無言で走り去ったのはなぜ?ウグイスは誰がするの?
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4:荒巻が「選挙でなかや批判するな」とトンデモ懇願!4分
        https://www.youtube.com/watch?v=yZaD6B_FxsE
 説明:
   ダイジェスト版:「選挙でなかやを批判しないでくれ!」という、荒巻のアホウで虫のいい、悲痛な
  お願いの現れ」の言葉が連発!
  ▲「選挙中に候補者を批判したら選挙違反だ!」って、相変わらずな「ザイトク脳」だな!
   「一般市民はスピーカーを使わない生声ならば(メガホンも可)候補者に対して何を言おうが自由で
    ある」のは、「選挙法の常識」だろ!
  ▲お前ら今までどんだけ自分らの気に入らない議員や候補者に街頭で罵声を浴びせてきたんだよ!
   「因果応報」じゃ!
  ▲4/8(金)と4/9(土)には、なかや陣営にとって「2つの想定外の脅威」が発生した!
   ひとつが戸田の啓発駅頭宣伝とその後の動画アップであり、2つめが「対レイシスト行動集団」が
   「なかや良子落選運動」の素晴らしいビラを1万枚配布し、ネット拡散もさせた事である。
    http://crac.jp/
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5:ザイトク荒巻は門真市出身!維新府議の宮本一孝と仲良し!48秒
        https://www.youtube.com/watch?v=OdDlhORcDOc
 説明:
 ダイジェスト版:「門真市選出の維新府議=宮本一孝」と荒巻の「仲良し関係」が浮かび上がってくる!
      (戸田HP「ちょいマジ掲示板」)
  ●荒巻靖彦は門真の中学高校を出た門真市の恥だった!今も本籍は門真市との情報も!
     戸田 - 12/5/19   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7174#7174


  ★超特ダネ!宮本一孝は3/9荒巻の店捜索逮捕の時もその店にいた!凶悪犯と超親密!?
    戸田 - 12/5/20(日) - http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7175#7175


  ■荒巻が2011年11月動画で語った事から宮本一孝と荒巻の仲良し関係を読み解くと・・ 
   戸田 - 13/5/4  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7756;id=#7756


  ☆維新の宮本一孝府議が凶悪犯罪者荒巻と親密関係、違法風営店に出入り!証拠動画だ!
   戸田 - 12/5/11(金)-  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7162;id=#7162


  ◎犯罪者新巻が維新の宮本一孝府議との親密さを語る証拠動画!1分40秒..
               http://www.youtube.com/watch?v=YoUJpyN_8gE
  ◆不正看板府議=宮本一孝(門真市選出・維新の会)糾弾!
          http://www.hige-toda.com/_mado04/miyamoto/index.htm


  6月市長選:ザイトク荒巻と仲良し不正看板府議・宮本一孝(維新)が2/24出馬表明
    戸田 - 13/3/5   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7648#7648
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6:門真市介入右翼の堂村とザイトク荒巻は大の仲良し!本人が認めた!1分
       https://www.youtube.com/watch?v=BqxPNL9zk9o
 説明:
   ダイジェスト版:「門真市介入の東大阪市の右翼の堂村と、ザイトク荒巻が大の仲良し」である事を
   示す荒巻の発言! 
  ▲アハハ、この発言でお前も「戸田の自宅周辺半径500M以内街宣禁止」の「裁判所命令(仮処分)」
   の対象者と確定したね!
    だって、その裁判所命令は、堂村に「第三者をして拡声器使用の宣伝行為を行なわしめてはならな
   い」という事も命じているからだ!
        http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=9029#9029
  ▲それにしても、荒巻の「堂村さんとムッチャ仲間やで」、「堂村さんは立派な人や」、「仲良しやで、同
   じ思想やから」、「堂村さんが何で収入得ているかなんて興味もない」(堂村の戸田へのデマ宣伝には
   無言で!)などの「癒着仲良しぶり」は凄いね!
  ▲本編での戸田に対する「前は私利私欲や」、「門真の市長と何があったんや」、「そんな内容の事を聞い
   ている」などの発言は、「堂村ら右翼の門真市介入の口実=トポス問題」の情報を堂村から聞いてよ
    く知っている事を自ら示している! 
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7:★★4・5なかや良子団体の拠点を発見!16分11
     https://www.youtube.com/watch?v=G6S86oT6CnA
 説明:
   ★戸田は、なかや良子の怪しげな団体=「NHKの不正をただす大東市民の会」の拠点を「独自の調
    査活動」で把握し、
       「大東市浜町8-4 スミコー駅前コーポ5-I」(JR住道駅北直近!)
   4/5(火)に部屋玄関扉や周辺を撮影をしていたのだ!
                  ・・・戸田は、こういう「対敵諜報活動」が大好きなんだよ!(笑)
   ▲戸田は「なかやの自宅(選挙戦術としての大東市転居先)」を探ってコーポに入ったのではなく、
    あくまで「NHKの・・会」という、
   「代表者=なかや良子を市議選に出すための便宜的団体としか思えない」、
   「NHKの不正という公的問題を無差別配布ビラで公衆に訴えるという、公益に関わる活動をしてお   
   り」、
    しかし、
   「そのビラには団体の連絡先=住所も電話番号も書かれていない」、という、
   「詐欺活動団体ではないか、という疑惑も感じさせる団体の実情を調べる」という、
     ◆「公益にかなう調査活動」として、「出入り自由になっているコーポ建物」に入り、
     「団体拠点の証拠=のぼり旗」とそれを明示している部屋の扉付近の映像を撮ったに過ぎない!
     (ウヨ連中よ、何か文句あるか?!)  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


8:★★4・10告示日昼、なかや拠点ウォッチ!人の出入り無し:4分51
        https://www.youtube.com/watch?v=o3xUVUSLNkM
 説明:
   「スミコー駅前コーポ」斜め向かいの「京阪のショップビル」にちょうど良い眺望場所があるので、
   4/5同様、そこから「全く合法的に」撮影した。
    この時点では、「スミコー駅前コーポ5-I」が「なかや候補の選挙事務所」である事の確証は取れ
   ていない(大東市選管のアホウな回答拒否のせいで!)が、「選挙事務所」である可能性は非常に高
   いと睨んでいた。
    しかし、「昼休憩での出入り」が無いだけでなく、「およそ選挙事務所ならば普通はあるはずの人の
   出入りが全く無い!」という、奇妙な状態だった。
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9:ポスター前で:犯罪なかやは市民知ってた!光城さん高評価:4分46
          https://www.youtube.com/watch?v=yg62vhb738o
 説明:
   ◆「なかや良子落選運動」の1万枚配布ビラ http://crac.jp/ の効果確認!
   選挙ポスター掲示板の前で、2人のおじいちゃんが「なかやポスター」を指さして、「あの女は何回
   も逮捕されて有罪喰らってるヤツや。家に入ったビラに書いとった。そや、わしも見た。」、と会話し
  ていたのだから!
    4010(日)公示日の午前10時頃、市役所とJR住道駅の中間くらいの場所で撮影。
   おじいちゃんら、光城さんの実績は非常に高く評価していた!
   光城ビラを読んだり、光城さんの日頃の街頭演説を聞いて知ってるんだね!
   ▲しかし、この時間、この場所でも、「なかや良子と仲良し変態」の「大畑たつお」候補のポスター
    は貼られていなかった。
   (なかや良子ポスターは、短時間内に、広範囲に貼られていたので、かなりの人手を確保していた事
    が伺える)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


10:4・10光城さんの第一声!談合が酷い大東市:3分41
    https://www.youtube.com/watch?v=IHr3G3DX0zw
 説明:
    4期め挑戦の光城さん。いつも「第一声」は自宅そばのこの場所で上げている。
   ▲光城演説で触れられている「大東市公共工事の談合の酷さ」には、 「今時、まだこんな事が!」
    と驚くが、
   ▲「もうひとつの驚き」は、2004年初当選以降、光城さんが「現職議員」として何度も談合批判指
    摘をし、裁判提訴勝利も重ねてきたのに、
    「それでもなお、大東市の談合体質が改善されていない」事だ。


    こういう議員が存在すれば、よその行政なら「役所の体質やシステムが改善されて、談合発生は無
   くなる」(少なくとも表面的には)ものだが、大東市の場合は(若干のシステム改善はあっても)談
   合発生が全然改善されていない。 
    光城さんのこれほどの奮闘と裁判勝利蓄積にも拘わらず、なぜこうなのか?
====================================
 以上、とりあえず送信します。
「新・戸田のYUチューブコーナー」
 → http://www.youtube.com/user/higetoda/videos?view_as=public


の各動画をぜひご覧下さい。
  「戸田さん厳つくて荒巻くんがかわいそうな感じになってて笑える。」、という感想をツイッターしている人もいます。(苦笑)
 それでは、午後に第3信を目指します。4/12(火) 戸田ひさよし 拝
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
戸田HP http://www.hige-toda.com/
 ザイトク問題特集(5)http://www.hige-toda.com/zaitoku/zaitokukai_5.htm
 「自由論争掲示板」http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
 「ちょいマジ掲示板」http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【参考】:「罪得会」・ザイトクに関する過去の戸田投稿(新しいものが上)
  ーーーーーーーーーーーーー↓2016年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆4/10:前科5犯のヘイトク女=なかや良子が大東市議選に出馬!悪を許さぬ戸田の啓発宣伝と動画炸裂!
     なかや真っ青  http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/271.html
◆1/15:あなたはどう思う?大阪市のヘイトスピーチ規制条例:戸田の感想は・・・
        http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/676.html
  ーーーーーーーーーーーーー↓2015年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★2/9:ついに発足した「反ヘイト議員・候補者ネット」!4月地方選に向け全国の議員や候補者の参加を
    進めよう!  http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/604.html
★2/8:2/6連帯ユニオン議員ネット大会で<自治体反ヘイト施策特別決議>
    <反ヘイト議員・候補者ネット発足>!http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/563.html
☆1/30:日本初で画期的!反ヘイト施策実施を「自分のまちの議会」で追求した6議員の2/6報告会に参加
    を!  http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/890.html
  ーーーーーーーーーーーーー↓2014年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・10/20:(兵庫県川西市)悪質ザイトク中曽ちづ子落選だが、前回より247票伸ばす1084票の「大善戦」
     でメシマズ! http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/194.html
◆10/17:今回の「ザイトクおつる川西市議選出馬粉砕闘争」の6つの重大ポイント
     (戸田にしかできない解説!)  http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/904.html
★10/16:(ザイトクと川西市議選)楽しい想像〜なぜ「中曽が前回より200票減らすと300万円出血
      打撃!」なのか?   http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/878.html
◆10/15:中曽ちづ子の父親は大阪府警の警察官だった!だからあれほど悪事しても逮捕されずに来たの
     か!  ttp://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/831.html
・10/15:「豊かな生活」からヘイトが湧いていた!(川西市議選)へイト中曽候補者の上等自宅の写真と
     動画を公開!   http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/830.html
・10/15:明峰高は中曽が2013年起訴・1審有罪でもPTA顧問と学校評議員、2014年2審有罪でも学校
     評議員継続! http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/816.html
◆10/15:(川西市議選)ヘイト中曽ちづ子(おつる)を教組襲撃翌年にPTA会長にした兵庫県立川西明峰
     高校の異常!  http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/815.html
★10/9:本日10/9(木)3時〜6時、ザイトクおつるの正体暴きで川西能勢口駅と中曽事務所前に戸田宣伝
     カーが出撃!   http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/589.html
★10/5:2審も有罪のヘイト中曽千鶴子(おつる)が、またも川西市議選に挑戦で(10/12告示)、
     戸田が糾弾行動!  http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/428.html
・8/19:門真市議会での反ザイトクの質問と答弁を見よ![論より動画!】反ザイトク夏の陣、
    堺・生駒・高槻の現状  http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/157.html
・8/19:「反ザイトク前田先生講演会イン門真」が大盛況!・自治体に反ザイトク施策を採らせる2つの
    手法など3題  http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/155.html
・8/19:「カウンター運動」が「日本版アンティファ」として素晴らしくなっている!
    7/20「仲パレ」に思う http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/150.html
★8/19:李信恵(リ シネ)さんがザイトクに画期的で巨額の損倍提訴!これは歴史的裁判になる!
    全面支援を!   http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/148.html
・7/12:あの「行政ザイトク」の橋下が「大阪市内でヘイトスピーチ認めない」と追従!
    ・・だがこの諸点には注意!  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/456.html
・7/12:(日本司法も少し前進?)7/8大阪高裁:京都朝鮮学校襲撃民事でザイトクに1審より厳しい進歩
    的判決! http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/455.html
・7/9:あの「7・7華青闘告発」から44年の今、市長も議員もザイトクを放任する最低な都市
   =尼崎市問題を斬る!  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/322.html
・7/9:「住民の尊厳を守る」がキーワード!・議会で慰安婦問題決議した議員の責任と「捏造!慰安婦展」
   の関係性  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/321.html
・7/9:議員はどうする?!堺・生駒・高槻で、ザイトクの「従軍慰安婦は捏造だ展」に施設使用許可
   を出した問題 を!  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/318.html
・7/9:アハハ凪(なぎ)=野下がたちまちビビッて5/26(月)夜にブログを閉鎖!
   徳島県教組事件裁判の傍聴できないね  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/316.html
★7/9:親ザイトクブログ「凪(なぎ)論」の野下は、実は「静岡市児童相談所の副主幹」だった!
    戸田が現地で追求!  http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/314.html
・6/22:おおっ!7/1(火)辛淑玉さん・戸田・武委員長で「排外主義と闘う」シンポが!
    関西の反ヘイト戦線が燃える! http://www.asyura2.com/14/senkyo167/msg/291.html
★4/13:門真市:イトスピーチお断り!市施設使用規制、と4/9毎日新聞に大きく掲載!
    他自治体から問い合わせ続々  http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/201.html
・4/13:盛況だった「2/21門真市の反ザイトク施策研修会」。内容、動画、その後の展開などを紹介する
      http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/202.html
・4/13:戸田襲撃のザイトク宮井が控訴審でも白旗!3万5991円を送金!3/28判決のミニ勝利。
     凪(なぎ)=野下 http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/204.html
★3/28:ザイトク宮井への賠償控訴審がいよいよ3/28判決!下司オタク凪(なぎ)=野下は08年に戸田
    を警察通報! http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/432.html
・3/28:おいおい、反ザイトクへの粘着攻撃の凪(なぎ)=野下が静岡市の公務員ってホントかよ!?
     ゾッとする話だね  http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/433.html
  ーーーーーーーーーーーーー↓2013年ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    以下略(ザイトク・ヘイト問題では2010年から投稿してます)

http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK204] アベノミクスで国民生活悪化の動かぬ証拠ー(植草一秀氏)
アベノミクスで国民生活悪化の動かぬ証拠ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1soi8lo
12th Apr 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


夏の参院選の前哨戦となる衆院補欠選挙が告示された。

投開票日は4月24日。

北海道5区と京都3区で実施される。

京都では不倫問題で自民党の宮崎謙介氏が議員辞職したことを受けて補欠選挙が実施されるが、

自民党は候補者を擁立しなかった。

反安倍政権陣営では民進党の泉健太氏が立候補し、

安倍政権支持勢力ではおおさか維新の森夏枝氏が出馬した。

北海道5区では自民党公認で公明党推薦の和田義明氏に対して、

無所属で民・共・生・社推薦の池田真紀氏による事実上の一騎打ちになる。

いずれの選挙区にも共産党は候補者を擁立しない。

「安倍政治を許さない!」

との立場に立つ共産党の行動変化は目を見張るものがある。

共産党が候補者を擁立すると、反安倍政権票を一定水準吸収する。

反安倍政権陣営で共産党以外の候補者が擁立されると、反安倍政権投票は必ず分散することになる。

このことが、自公候補の当選を著しく促すことになる。

「安倍政治を許さない!」

の判断に立ち、安倍政権与党勢力を後退させるためには、

選挙において、安倍政権陣営に勝利しなければならない。

このことを最優先して、共産党が反安倍政権陣営の共闘体制確立に一肌脱いでいるのである。

共産党のこの行動を主権者は心から歓迎している。

これに対して、民進党の内部に、

「共産党との選挙協力をしたくない」

との意見が存在する。

この主張を示す民進党議員を主権者の大多数は批判している。

「安倍政治を許さない!」

の立場を取るなら、同じ立場を取る「同志」と連携することは必要不可欠である。

「あいつは嫌い、こいつも嫌い」

の身勝手を振り回すなら、そのような身勝手連中は、主権者の敵にしかならない。

安倍政治の暴走を止め、日本政治を刷新するには、

「安倍政治を許さない!」

と考える勢力が大同団結する以外に道はない。

安倍晋三氏は我がもの顔でこの国の政治を歪めているが、安倍政権の支持基盤は極めて脆弱なのだ。

衆院選比例代表選挙で、安倍自民党は全有権者の17.4%の投票しか得ていない。

公明党を合わせても得票率は25%を下回った(24.7%)。

「安倍政治を許さない!」勢力が結集すれば、必ず安倍政権与党勢力に勝つことができる。

いま必要なことは、

「安倍政治を許さない!」と考える主権者と政治勢力が連帯し、統一行動を示すことだ。

その最大のチャンスが4月24日に訪れる。

北海道5区と京都3区の有権者に、日本のすべての地域の主権者が呼びかけよう。

「必ず選挙に行こう!」

「そして、

安倍政治を許さない!

の意思を清き一票に託そう!」

この連帯行動で、4.24衆院補選に必ず勝利する。

ここで勝利の方程式を確立できれば、そのまま参院選に生かすことができる。

日本の主権者は騙されている。

安倍政権をメディアは「安倍一強」と表現するが、安倍政権は「強」ではない。「弱」である。

メディアは安倍政権の経済政策=アベノミクスは成功していると宣伝しているが、アベノミクスは成功していない。

安倍政権の経済政策=アベノミクスで国民の生活は著しく悪化している。

メディアはTPPは日本国民にプラスの効果をもたらすと宣伝するが、

TPPは間違いなく日本国民に取り返しのつかない不利益を与えることになる。

こうしたデマが流布されて、主権者は選挙に行かず、

全有権者の25%にも満たない自公支持者の投票で日本政治が支配される事態がもたらされている。

この現状を打破するには、主権者が必ず選挙に行き、

「安倍政治を許さない!」

統一行動を示せばよい。

反安倍政権統一候補に清き一票を投じればよいのだ。

主権者が連帯すれば、必ず勝利できる。

このことを、北海道5区、京都3区の主権者全員に徹底して伝達し、

4.24衆院補選を必ず勝利に導かねばならない。

第二次安倍政権が発足してから3年の時間が経過したが、

アベノミクスは日本国民にまったく利益を与えていない。

「トリクルダウン」

などという言葉が流布されたが、

「トリクルダウン」

などまったく発生しなかった。

発生したのは

「給料ダウン」

だけだ。

4月10日のNHK「日曜討論」で社民党の吉川元政審会長が

安倍政権の下で実質賃金も減少したと述べたことに対して、

自民党の小野寺五典政調会長代理が実質賃金はプラスに転じていると反論した。

暦年統計での実質賃金伸び率は次の通りだ。

2010年 +1.2%
2011年 +0.1%
2012年 −0.9%
2013年 −0.7%
2014年 −0.9%
2015年 −0.2%

統計は毎月勤労統計。

労働者1人当たりの現金給与総額の伸び率から消費者物価上昇率を差し引いたものだ。

現金給与総額とは、本給、時間外給与、ボーナスをすべて合わせたものだ。

安倍政権が発足したのが2012年12月。

2013年から2015年の実質賃金伸び率はずっとマイナスが続いている。

安倍政権の下で賃金所得が「ダウン」してきたのは紛れもない事実なのだ。

この実質賃金伸び率が2015年末ごろから、小幅プラスに転じた。

小野寺氏はこの点を強調したのであるが、これは、アベノミクス失敗の成果なのである。

月次統計で、ようやく実質賃金伸び率がプラスに浮上したが、その最大の理由は、

インフレ率の低下

である。

アベノミクスは第一の矢に「金融緩和」を置いたが、その目的は、

「インフレ誘導」

だった。

2013年から2015年にかけて、実質賃金の大幅マイナスが続いた主因は、インフレ率の上昇にあった。

ところが、アベノミクスは失敗した。

インフレ率は元のゼロインフレ=デフレに逆戻りした。

しかし、インフレ率がゼロに回帰したために、ようやく実質賃金伸び率が小幅プラスに転じたのである。

「実質賃金がプラスになった」

と自慢するような話ではない。

「インフレ誘導に失敗した結果、実質賃金がプラスになった」

だけであり、

「インフレ誘導という政策が間違っていた」

ことをまずは素直に謝るべきなのである。

安倍政権が国民から強く支持されているという事実は存在しない。

小選挙区制、参院1人区などで、反安倍政権陣営の候補者が複数いたために、

票が割れて自公候補が当選しただけなのだ。

だから、反安倍政権陣営が候補者を一人に絞り込めば、選挙結果が、オセロのように大逆転する。

安倍政権の経済政策で主権者の生活は確実に悪化した。

失業率が下がったというが、全体の経済成長率は大幅にダウンしたのであるから、

失業率が下がったということは、労働者1人当たりの賃金が著しく悪化したことを意味している。

そして、TPPは長期的に、日本の主権者の生活を確実に破壊するものである。

いま安倍政権にブレーキをかけなければ手遅れになる。

北海道5区、そして、京都3区の主権者は、

「安倍政治を許さない!」

一点を重視して、必ず選挙に足を運び、

反自公統一候補に清き一票を投じなければならない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK204] ≪与党が審議拒否?≫国会中断中なのは野党が審議拒否ではなく、与党側からの開催要請がないからということが判明!
【与党が審議拒否?】国会中断中なのは野党が審議拒否ではなく、与党側からの開催要請がないからということが判明!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/15461
2016/04/12 健康になるためのブログ



以下ネットの反応。












これ間違いなく国民は野党がゴネてると思ってますよね。その隙を利用して与党側は体制を整えようとしているのでしょう(西川委員長発言・甘利強制捜査)。民進党はもしやる気があるならこういったことをしっかりと国民に伝えなくてはなりません。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 山本太郎やらかした?!  山本太郎
山本太郎やらかした?!
http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12148170536.html
2016-04-08 20:20:51 山本太郎オフィシャルブログ 山本太郎の小中高生に読んでもらいたいコト


4月6日、参議院で「調査会」で意見表明と意見交換があり、参加した。


「調査会」って何?


参議院にのみ存在するもの。


調査会について主な役割を、


参議院のホームページから引用すると、


●「調査会」とは


参議院の調査会は、参議院に解散がなく、


議員の任期が6年であることに着目し、


長期的かつ総合的な調査を行う目的で設けられた、


参議院独自の機関。


「大局的な見地から国政の基本的事項に関して調査を行い、


その成果として、議員立法、決議、政策提言を行うなど、


参議院にふさわしい調査機関としての役割を果たしています。」


との事。



衆議院と参議院、


「2つ存在してる意味がない、一院だけで充分」、


と言う、いわゆる「参議院無用論」も囁かれるなか、


参議院の独自性を発揮し、「熟慮の府」、「良識の府」、


として政治にアプローチするのが、調査会のようだ。


調査会は3つ、存在する。


・国の統治機構に関する調査会
・国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会
・国際経済・外交に関する調査会


話を最初に戻すと私は、


「国の統治機構に関する調査会」


で行なわれた「意見表明」と「意見交換」に参加。


テーマは、「二院制議会における今日の参議院の役割」


ここ二ヶ月程の間に、三回に及ぶ参考人質疑を行い、


専門家の意見を聴取。


そのまとめ的な意味で、各自感じた事を、


「意見表明」「意見交換」する場である、


という理解で参加した。


昨年からの調査会でも参考人質疑で、


山本太郎が求めていたのは、


参議院こそ「予備的調査」の制度が必要ではないか?


という趣旨だった。


「予備的調査」とは?


衆議院で少数者調査権として、


40名以上の議員の要請で衆議院事務局に対して、


調査・報告を求めることが出来るもの。


この制度を上手に活用出来た例としては、


2008年当時、民主党が国家公務員の再就職状況、


いわゆる天下りに関する予備的調査の報告を求めた。


その結果、4504の独立行政法人や公益法人に、


2万5245人の国家公務員のOBが再就職、天下り。


それらの天下り先法人に、


合計12兆1300億円余りの税金が交付、


との報告がされた。


しかし、この天下りに関する調査は、


その後は継続せず。


天下りの実態の詳細は現在、不明。


調査すべきじゃない?


調査をもっと他にも、色んな分野に拡げるべきじゃない?


行政監視機能が重要な参議院こそ、


予備的調査の制度が必要だ。


これぞ、参議院の独自性、


とも言える予備的調査制度を導入すべきでしょ?


衆議院では40名以上の議員の要請で動き出すけど、


参議院は10名もしくは20名以上の要求で


予備的調査ができるようになったら、


数々の闇に埋もれた部分が明らかになり、


この国に生きる人々にとって役に立つ政治になるのでは?


以前、参考人の先生方に質疑をした際、


参議院の「予備的調査」制度導入に関して、


同志社大学大学院法学研究科教授の勝山教子先生は、


確かに、参議院の場合、元々定数が少ないですから、


衆議院の要件よりは更に低くするという形が望ましいんだろうと思いますし、


最初の御説明で申し上げましたように、


こうした統制活動においては、


野党側の活躍が期待できるような仕組みづくりというのが


望まれてくるというのは申し上げたとおりですので、


委員御指摘のとおりの形の、そういう、


より要件を引き下げた形での予備的調査制度のようなものの


導入等を考えていくのが望まれるというふうに思っております。



政策研究大学院大学教授の飯尾潤先生は、


 この点については一般論だけですが、


先ほどお話をしましたような参議院に期待する役割からすると、


参議院にこそ今お話しになった予備的調査権であるとか、


あるいはむしろ少数者調査権を整備されて、


少数の野党であっても独自に強力な調査ができるということを参議院のみ、


衆議院ではなくて参議院のみ備えるというのはあり得る解決策ではないかというふうに考えております。


と、賛同して戴ける答弁をして下さった。


話をもう一度戻すと、今国会で三回に渡り行なわれた、


参考人質疑の、まとめ的な調査会での、


「意見表明」「意見交換」に山本太郎が参加した、ということ。


意見交換は3分程度。


ご覧下さい。


2016.4.6 国の統治機構に関する調査会 意見交換


見た?


「また山本のバカ、決まり事を無視して、やらかしてんな〜」


と思われた方にもあと少しで終るので、


お付き合いして欲しい。


映像部分をザックリ文字に起こして、状況説明すると、


こんな感じ。


各委員、意見を表明。


その後、意見交換へと移った後。


私は、意見表明でも触れた内容だけど、


参議院の行政監視の機能強化のためにも、


参議院にも予備的調査の制度を、


という提案、ぜひ、委員長(会長)のもとで検討していただけませんか?


と発言。


山崎力(つとむ)会長から、次のような答えが返ってきた。


「この際、質問ですから申し上げますけれども、


今回の調査会の『運営』については、


委員長(会長)のほうで、いかようにもさせて戴きますけれども、


「中身」についてはですね、


これは自由な討議の場でございますんで、


委員長(会長)あてのそういった発言というものを、


私としては受けかねる、という状況にございます。


そこで、私は


参議院の予備的調査に持っていく方法を御存知の方がいらっしゃったら教えていただけませんか。


と発言をしたところ、


なんと、山崎会長は次のように述べた。


あの、申し訳ございませんけれども、


委員長(会長)として申し上げるのは、


それは、会議録にのらないところでも十分できることでございますので、


そういったところで、先輩の方々からご意見を承ればいい、


というのが、党派を代表しての質問というふうな形ではちょっと、


これは他の国対・議運、そういった組織が動いておりますので、


本調査会の今の議論にはなじまないと私は判断させていただきます。


端的に言うと、「ここでやる事じゃないよ、議事録に残らないところで、他所で先輩に相談して。国会対策委員会とか、議院運営委員会とか通してやれば」


と、会長から心のこもったお言葉を戴いた訳です。


でも「意見交換」とされた時間に提案して、


皆で揉む、的な事を想像していたので、


このやり取りの間、私は、


アプローチを間違えたのかな、と重い空気に包まれながら、


そういうルールだったんですね、申し訳ありません、と素直に引き下がった訳です。


調査会会場を後に、歩きながら、


参議院独自の権能の調査会が、


参考人から貴重な意見を聞き、それをまとめるだけなら、


調査会なんて必要ないよな、


議員が空いてる時間に勝手に勉強会を開けばいいだけじゃないか、わざわざ調査会ってを作って、意味あるのかな?


ただのポジション、役職作りの為に、


作られたものだったのかなー、


など頭の中で考えながら、


事務所に到着し、もう一度、調査会について調べてみると、


「調査会」は政治改革の可能性を秘めた、


素晴らしいものになり得る機関だった。


☟☟☟
調査会の権能
調査会は、国政の基本的事項について、長期的かつ総合的な調査を行うため設置。
調査会は、おおよそ3年間(議員の半数の任期満了の日まで)存続。
調査会は、調査に当たり、参考人からの意見聴取、政府からの説明聴取、内閣・官公署等への資料要求、委員派遣等を行うことができる。


例えば、贈収賄で逃げ回っている議員に対しての調査も、


原発事故の収束作業に関わった作業員の被曝や賃金問題も、


TPPの黒塗り資料についても、強い権限を持って下調べ、調査を行なう事ができる。


しかも、


調査の結果、立法措置が必要な場合には法律案を提出できるなど、常任委員会とほぼ同等の権能を有しています。
 


さらに、立法措置が必要な場合において、


自ら法律案を提出する以外に、


当該事項を所管する委員会に対して法律案の提出


を勧告することができる。


この立法勧告権が認められているのは調査会のみ。


よその委員会にまで法案作れ、


と勧告まで出来るって最強じゃないか、調査会。


かなり強い権限を持たされている。


「調査会とは、何か?」については、


調査が始まる前に、手短かにレク(説明)を受けたけれど、


あまりの忙しさを言い訳に、自分でシッカリと調査会の持つポテンシャルを掘り下げられていなかった事を、


大いに反省した。


これまでにも、調査会をキッカケに法案化されたり、


決議されたものがある。



●主な成果
平成7年6月に「高齢社会対策基本法案」を提出し、同法律案は平成7年11月に成立。
これは、参議院・国民生活に関する調査会が初めて提出、成立。


平成13年4月に、参議院・共生社会に関する調査会「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律案」を提出し、同法律案は同月成立。


その後、同法律の改正案も平成16年3月に同調査会(第6期)より提出され、同年5月に成立。


 
平成元年6月の本会議において、


外交・総合安全保障に関する調査会の調査を受け、「国際開発協力に関する決議」


平成13年6月の本会議においては、


国民生活・経済に関する調査会の調査を受け、「少子化対策推進に関する決議」


平成16年6月の本会議において、


国民生活・経済に関する調査会の調査を受け、


「ユニバーサル社会の形成促進に関する決議」


@平成19年6月の本会議においては、


経済・産業・雇用に関する調査会の調査を受け、「ワーク・ライフ・バランスの推進に関する決議」



@行財政機構及び行政監察に関する調査会


平成9年6月の中間報告において、行政監視のための常任委員会を設置するという案を取りまとめました。


それを踏まえ、平成10年1月に召集された第142回国会から「行政監視委員会」が設置されています。



但し、権力を握る側からすれば、


調査会が本気で取り組みを行なうなら、


非常にややこしい存在である事は間違いない。


しかし行政にメスを入れる、


政治を改革する気がない調査会だったなら、内閣も省庁も大喜びだ。


だからこそ、現在も、参考人質疑を重ねて、


それをまとめる、と作業をもって「調査会は仕事をしてる」


と言う既成事実が積み重ねられている訳だ。


でも先ほど触れた、調査会に出来る事を見れば、現在の調査会が充分に調査会としての役割を果たしているとは言えないだろう。


「ここでやる事じゃないよ、議事録に残らないところで、他所で先輩に相談して。


国会対策委員会とか、議院運営委員会とか通してやれば?」


今国会、調査会のテーマであった、


「二院制議会における今日の参議院の役割」を、


具体化する事を調査会が積極的にアプローチしないなら、


参議院無用論に返す言葉もない。



予備的調査制度が参議院に作られれば、


政権にとっても、ややこしい話でしかない。


他でやってくれ、と言う気持ちが出るのも当然かも知れない。


しかも、選挙の年だし、そんな動きは時間が取られるし、


実際現政権下では無理だし、


面倒なんだろう。


そんな都合は、この国に生きる人々には微塵も関係ない。


調査会が作られた時の趣旨通りのものにする為には、


この国に生きる人々の為に機能させる為には、


多数派を形成するしかない。


各委員会、調査会に対して、一人でも多く、


委員長・会長職、筆頭理事・理事を送り込めるような状態に出来た時には、政治がより一層面白くなるだろうな。


選挙で勝つしかない。


まずは、政権交代を目指して、よりましな政治に舵を切れる様に、


力を合わせましょう。


ブログコメント


5 ■初めて知りました。ありがとうございます。
もしそのような機関が存在し、国民主権を本当の意味で推し進める事が出来るならば、現在のかにかま立憲主義に終止符を打つ方向性に進めるのならば素晴らしい事だなと思いつつ読ませていただきました。
憲法第十五条 公務員の選定罷免権について具体的な立法の策定を行っていない国会の怠慢についても、参議院から警鐘を鳴らす事が出来るのかな。
現在は廃止されている、企業の納税番付についても・・国民主権の視点で是非復活して欲しい仕組みで、企業の社会貢献度が(実際には社会寄生虫度が)つぶさに見てとれるそんな仕組みで、口だけ経団連を少しはやりこめることが出来るといいですね。
自分ごとではありますが、出身母校跡地での別府のトークイベント、生太郎ちゃんを観る事が出来とても嬉しかったです。時間の関係で緊急事態条項について触れる事が出来なかったのが少し残念ではありましたが。演壇に立つ太郎ちゃんの立ち位置くらいに講堂が在り、同校出身で体操科のにしきのあきら氏はつり輪やあん馬と言ったような体操競技に汗を流して居たのだと思うとまた感慨もひとしおでした。蛇足では有りますが初めて直接カンパもさせて頂きました。今後の益々のご活躍、応援・支援を続けさせていただきながら期待しております。
たっち 2016-04-09 03:06:50 [コメントをする]


4 ■いつも引き付けられます (^_-)-☆
本当に国民のすぐ傍にいてくてる政治家です。ウルグアイの前大統領のムヒカさんと重なります。国民にとってどうあるべきか? 必要なことは何か? 面倒になるとしても大切な取り組みはどう変えていくべきか? そういう目線であって欲しいです
先日、何回目かの寄付をさせて頂きました。これからも応援し続けます。
岩手県 高橋 2016-04-08 23:17:26 [コメントをする]


3 ■一緒に
太郎さんも沢山のこと勉強してすごい色んなことを
一つ一つ取り上げていて素晴らしいと思います。
国民もみんないろいろ勉強して頑張っていかないとですね。
ビタミンZ 2016-04-08 22:24:04 [コメントをする]


2 ■頑張ってください
太郎さんの勇気と行動力には頭が下がります。
この腐った政治を変えられるのは太郎さんしかいません。
HARUKI 2016-04-08 22:12:49 [コメントをする]


1 ■無題
太郎さん「頑張って下さい」あんたしかおらん。
kaka1984 2016-04-08 21:13:59 [コメントをする]



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 甘利明元大臣、毎月20万円の家賃を計上していることが判明!安倍首相はタクシー代で年100万円以上!毎月数十万円の携帯電話
甘利明元大臣、毎月20万円の家賃を計上していることが判明!安倍首相はタクシー代で年100万円以上!毎月数十万円の携帯電話補助費も!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-10959.html
2016.04.12 20:00 真実を探すブログ



☆甘利明元大臣 2012年収支報告書
URL http://rakusen-sien.com/wp-content/uploads/






☆甘利明元大臣 2013年収支報告書
URL http://rakusen-sien.com/wp-content/uploads/2016/01/





☆どうしても山尾議員の話題を蒸し返して欲しい!読者のリクエストにお応えして・・・
URL http://danshi.gundari.info/throwing-boomerang.html
引用:
甘利議員の収支報告書によると。豆腐料理が一回で約45万、客席数が8,9席(確かそんなもんだったはず)の寿司店あら輝で約30万、頻繁にワイン会を開催している渋谷のワイナリーでは数回で106万円使っている。


で、山尾議員のコーヒー代が10万かそこらで高いというのがホモウヨの言い分なんだが。


そうやって話を捏造すればするほど自民党にブーメランになるのがどうしても理解できないらしい。
:引用終了


☆安倍晋三 2011年 山口県支部収支報告書
URLhttp://rakusen-sien.com/wp-content/u





☆安倍晋三 不誠実の証明
URL http://hunter-investigate.jp/news/2016/02/post-838.html
引用:


税金で「運転代行」―事実上の取材拒否
 首相が代表を務める「自由民主党山口県第四選挙区支部」が山口県選挙管理委員会に提出した政治資金収支報告書によれば、同支部は毎年、多額の「代行タクシー代」を支出。平成24年から26年までの3年間の集計で年平均30回、毎月2.5回も運転代行を利用し、平成26年は約120万円を運転代行費に充てていた(19日既報)。同支部の平成24年、25年、26年の政治資金収支報告書から、「代行タクシー代」の支出を抜き出してまとめたのが下の表だ。
:引用終了


甘利明元大臣が数年前から毎年計上している家賃20万円はちょっと多いですね・・・。年間だと240万円にもなり、これを政治資金として収支報告書に明記しているのは疑問が有ります。
何よりも携帯電話補助費というよく分からない費用が月に何十回も記載されているのが不思議で、どれだけ携帯電話を使っているのか違和感を感じました。


また、安倍首相に至っては2011年頃から毎年のように年100万円前後のタクシー代を記載しています。理解が出来ないのは月単位の金額で、1日の支払額が10万円を超えたり、数万円単位の支払いが同じ日に何件も連続して書いてありました。
タクシー代を水増ししているようにも見え、ガソリン代に続く疑惑の政治資金だと言えるでしょう。


総統閣下は「地球13周分のガソリン代」が計上された事にお怒りのようです


毛利正徳大分県議、ガソリン代詐欺ばかりじゃなかった。モーニングショー


記事コメント


後援会幹部が女性に暴行!  裏で揉み消してお咎めなし
下関 安倍首相のお膝元でまかり通る横暴!
http://news.livedoor.com/article/detail/9955064

やり放題
[ 2016/04/12 20:15 ] 名無し [ 編集 ]


ヒトラーのシリーズ、新しいのが出来たんだねw
糞わろたわw
[ 2016/04/12 20:22 ] 名無し [ 編集 ]


こやつらの精神には卑しいものしか詰まっていないとしか云いようが無い。
[ 2016/04/12 20:30 ] 名無し [ 編集 ]


自民党のクソタレ野次議員どもが、さんざん山尾さんをヤジり倒したくせに、このザマは何だ!野党の人達は行儀よくしてないで、安倍や甘利が出てきたら、倍にしてヤジり倒してやれよ!それぐらい悪質な事をやってんだからな!少なくとも、自民党の連中がしたことと同じ位の事はやっても文句は言えないだろう。ちゃんと言い返せよ!まだまだおとなしすぎて、ひ弱に見えるぞ。ホント頼むよ。
[ 2016/04/12 20:39 ] 名無し [ 編集 ]


問題の見当違いが多すぎる
山尾議員は誤った収支報告書して議員の義務を果たしていない違反行為が問題。


飲食代が多かったら違反なんですかね?
収支報告に沿った提出と山尾問題と一緒にしても仕方ないと思います。


[ 2016/04/12 20:45 ]   [ 編集 ]
もうつける薬が無いわよね、の所が面白かった……ヒトラーシリーズ
[ 2016/04/12 20:46 ] 名無し [ 編集 ]
【自民・赤枝氏発言】「進学しても女の子はキャバクラへ」
「進学しても女の子はキャバクラへ」自民・赤枝氏発言


自民党の赤枝恒雄衆院議員が12日、子どもの貧困対策を推進する超党派による議員連盟の会合で、奨学金制度の拡充をめぐり「仕方なく進学しても女の子はキャバクラに行く」などと述べた。会合では支援団体の代表や児童養護施設出身の大学生が奨学金制度の拡充を求め、それに対する質疑応答の冒頭で発言した。


 赤枝氏は「がっかりした。高校や大学は自分の責任で行くものだ」という趣旨の主張をした。その上で「とりあえず中学を卒業した子どもたちは仕方なく親が行けってんで通信(課程)に行き、やっぱりだめで女の子はキャバクラ行ったりとか」と話し、望まない妊娠をして離婚し、元夫側から養育費を受けられず貧困になると持論を展開。義務教育について「しっかりやれば貧困はありえないと言いたいくらい大事」と強調した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160412-00000047-asahi-pol
[ 2016/04/12 20:48 ] 名無し [ 編集 ]


2045みたいなひとは早く寝たほうがいい
[ 2016/04/12 20:52 ] 名無し [ 編集 ]


携帯電話に数十万って…
何かのゲームに課金しまくってたのか〜?
[ 2016/04/12 20:52 ] 名無し [ 編集 ]


赤枝「とりあえず中学を卒業した子どもたちは仕方なく親が行けってんで通信(課程)に行き、やっぱりだめで女の子はキャバクラ行ったりとか」
大西「巫女のくせに」


自民終わってる!!
奨学金の給付に対しても「がっかりした。高校や大学は自分の責任で行くものだ」
皆さんこれが自民の本音です!!!
[ 2016/04/12 20:55 ] 名無し [ 編集 ]


【要拡散:新疑惑ガソリン癒着】安倍首相の巨額のガソリン代の更なる不審点
2014年度の収支報告書によると、下記、二点の疑惑がさらに判明した。


<連続ガソリン大量購入>
2月27日 17万839円(同じ日に3回)
2月28日 15万754円(同じ日に2回)
12月26日 15万2700円(同じ日に2回)
12月30日 25万6300円(1回で)
8月27日 25万4800円(1回で)
8月29日 15万9300円(1回で)
※10万円以上の給油をしているガソリンスタンドは2軒のみ。


<ガソリン会社からの献金>
安倍首相が計139万30円ガソリン代を支払ったA社から、12万円の寄付を受けています。
他にも、計40万913円ガソリン代を支払ったB社から、12万円の寄付を受けています。
さらには、計8万6517円ガソリン代を支払ったC社から、6万円の寄付を受けています。
その他にも、山口県の石油政治連盟から10万円の寄付を受けています。


http://rakusen-sien.com/wp-content/uploads/2016/03/安倍晋三_2014自由民主党山口県第四選挙区支部.pdf
http://blogos.com/article/170867/
http://blogos.com/article/171096/
[ 2016/04/12 20:59 ] 名無し [ 編集 ]


・・・山尾さんと安倍さんの収支報告に、「問題の大きさは山尾さんのほうが大きいと思ってしまう空気」を受け入れている現状ごとき打破する方法などいくらでもあろうに・・・
[ 2016/04/12 21:03 ] teyllan [ 編集 ]


携帯電話補助費? 個人名だね 秘書宛か? ダイヤのキラキラシールを貼ったとか。意味わからんし。
[ 2016/04/12 21:29 ] 名無し [ 編集 ]


【4月11日】
午前8時55分、官邸。
午後6時50分、高輪の三菱財閥・岩崎家の旧別邸「三菱開東閣」。小林喜光三菱ケミカルホールディングス会長、河村建夫自民党衆議院議員らと会食。


自民党衆議院議員らと会食。
9時29分、富ヶ谷の私邸。


■三菱財閥グループについて知っておきたいこと【創始者:岩崎彌太郎】【坂本龍馬との関係】【成蹊大学】
http://matome.naver.jp/odai/2135801026571541901
[ 2016/04/12 21:35 ] 名無し [ 編集 ]


おうおう。はるこ。出てきて擁護せんのかぁ?w
[ 2016/04/12 21:43 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK204] 昭恵夫人が安倍批判記事の取材に応じ首相の危険な本質を暴露!「主人は映画の主人公をイメージして総理を演じている」(リテラ)
                安倍昭恵オフィシャルサイトより


昭恵夫人が安倍批判記事の取材に応じ首相の危険な本質を暴露!「主人は映画の主人公をイメージして総理を演じている」
http://lite-ra.com/2016/04/post-2154.html
2016.04.12. 昭恵夫人が安倍首相の危険な本質を暴露  リテラ


「戦争をするときには、私を殺せ」

 安倍首相に対してこんな激しい抵抗の言葉を口にしたのは、安保反対を叫ぶデモ隊でもなければ、安倍政権に危機を抱くジャーナリストでもない。安倍首相の妻であるアッキーこと昭恵夫人だ。

 これまで“家庭内野党”として原発、安保法制、米軍基地問題など安倍首相とは真逆の政治信条を表明してきた昭恵夫人だが、「AERA」(朝日新聞出版)4月11日号のインタビューで、こんな言葉を安倍首相に投げかけたことを告白した。


 インタビューをしたのは、ジャーナリストの青木理。青木は今、同誌で安倍首相の祖父や父親の足跡を辿った「安倍家三代 世襲の果てに」というルポを連載しているが、その第3部のスタートにあたり安倍首相の妻・昭恵夫人に話を聞いたということのようだ。

 青木といえば、今、テレビに出演しているコメンテーターの中では、もっとも安倍政権に批判的といってもいいリベラルなスタンスのジャーナリスト。つい先日も、高市早苗総務相の“電波停止”発言を受け、田原総一朗らと抗議の会見を行ったばかりだ。

 そんな青木を前にしたからか、昭恵夫人の夫に対する評価はこれまで以上に過激なものだった。

 例えば反対意見には耳を貸さず、国会でもキレることが度々指摘される安倍首相だが、家庭内でも同じらしい。

「(夫に)政策などについて質問をすると、主人は『それはそういうものなんだ』と説明するので、私は『そうは言っても』とか、『みんながそうとは限らない』と思ってしまう。主人は『多くの意見をちゃんと聞いている』と思っているようですが、私はそうは思っていません」

 多くの人の意見を安倍首相に伝えたい。女性や子どもが懸命に声を発していることに耳を傾けて欲しい。昭恵夫人はそう願っているというが、その努力は夫にはなかなか届かないようだ。

 また、昭恵夫人は、このインタビューの中で、安倍首相が戦争を起こす危険性についても明言していた。先日、福島県双葉郡の高校に訪れた際、昭恵夫人は生徒から「戦争だけはしないでください、と安倍首相に伝えてください」と言われたことに触れて、ある程度の防衛力は必要だとしながらもこう言い切ったのだ。

「生徒さんたちに『この総理大臣は戦争をしようとしている』と思われてしまうこと自体は良くないことかもしれません」

 昭恵夫人は、友人や知り合いからも安倍首相の戦争政策について「なんとかならないのか」と言われるという。そして飛び出したのが冒頭の「私を殺せ」発言だった。

「私は私ができることをしていく。どうしたら平和を構築していけるのかって、私なりに考えて、私ができることを一歩ずつ進めていきたいと思っています。
 ただ、主人には『戦争をするときには、私を殺せ』って言ってあるんです(笑)。戦争になったら、私はいない、みたいな」

 もっとも身近にいる妻がこんな発言までするというのは、安倍首相が打ち出す政策が、いかに人々に危機感を抱かせているかの証左といえよう。

 さらに、不気味に感じたのは、安倍首相を駆り立てている原動力の正体が昭恵夫人の口から語られたことだ。

 それは、“主人は家庭では真面目でおとなしくて優しい”と言う昭恵夫人に、聞き手である青木が「国会論戦などで見せる攻撃的な顔。このギャップがどうしても埋まりません。内と外で見せる姿の乖離と言うか二面性というか」と突っ込んだ際のことだ。

 昭恵夫人は、その二面性を認めた上でこんな話をしている。

「主人は、政治家にならなければ、映画監督になりたかったという人なんです。映像のなかの主人公をイメージして、自分だったらこうするっていうのを、いつも考えているんです。だから私は、主人は安倍晋三という日本国の総理大臣をある意味演じているところがあるなと思います」

 これが事実なら、安倍首相は国民の生命や生活がかかっている日本の現実をまるで映画のようにとらえ、「勇ましい主人公」を演じるために政治を行っているということではないか。そして、安保法制を強行し、今、憲法改正にひた走っているのも、ヒロイックな自己陶酔によるものということだろう。

 妻だからこそ知っている安倍晋三の本質。日本の総理大臣はもしかしたら、我々が考えているよりも何倍も危険な人物なのかもしれない。

(伊勢崎馨)


http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK204] ドル安容認 「対米隷従政権」が招く円高の地獄絵(日刊ゲンダイ)



ドル安容認 「対米隷従政権」が招く円高の地獄絵
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179290
2016年4月12日 日刊ゲンダイ 文字お越し



浮かれている場合か(C)日刊ゲンダイ


 日銀が今年1月にマイナス金利導入を発表して以降、それをあざ笑うような円高と株安が続いている。11日の外為市場でも円が上昇、1ドル=107円後半まで円高が進み、それにつられて、日経平均株価も一時、300円に迫る下落幅となった。


 この3カ月弱で、円高は約14円も進み、日経平均は約1500円も下げている。主要16通貨で円は最大の上げになっている。


 これは笑えない事態だ。黒田日銀がどんなに言い繕おうと、マイナス金利は通貨安政策と株高対策なのである。それがまったく通用しなかったどころか、逆に振れた。このことから、世界が2つのことを懸念し始めている。ひとつは金融政策の限界、もうひとつは日本の信認低下である。


 これらは間違いなく、世界経済の大きなリスクになる。安倍首相は5月に開かれる伊勢志摩サミットに向けて、日本が世界経済を牽引する主役気取りだが、大笑いだ。主役どころか、日本こそが最大の時限爆弾なのである。


 菅官房長官は11日、急激に進む円高を受けて「為替市場に投機的な動きがみられる」「場合によっては必要な措置を取る」などと牽制したが、市場の流れは止められなかった。市場にナメられきっている証拠である。


 その背景に何があるのか。大新聞は遠慮して書かないが、ズバリ、米国に対する日本の卑屈な隷従だ。ドル高容認からドル安へ舵切りしようとしている米国に逆らえないから、円高になる。もうちょっと正確に言うと、「日本は逆らえっこない」と市場に見透かされているから円高になる。市場は安心して円を買う。急激な円高はドル安をもくろむ米国の意向であり、そんな米国に追従、隷従するしかない安倍ポチ政権の当然の帰結と見るべきなのである。


■自分で自分の首を絞めているガンジガラメ


 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。


「米国は去年夏前からドル高はかなわないと思い始めているのです。10%のドル高はGDPを1%弱低下させるというモデル試算もあるほどです。加えて、米国は産油国ですから、ドル高で原油価格が下がるのもうれしくない。一方、FRBは利上げに舵切りしていますから、金融政策の幅を得るためにもここで景気を腰折れさせたくない。過度のドル高は困るわけです。そんな状況のところにもってきて、安倍首相は米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで『通貨安競争は断固として避けなければならない』などときれいごとを言った。市場が1ドル=110円の壁を試そうかというタイミングでの発言は、日本がドル安円高是正のために為替介入をする気がないと受け止められた。円高に拍車が掛かる展開となったのです」


 間が悪いことに先のG20では通貨安の競争的引き下げを回避するという合意がなされた。そんな中、伊勢志摩サミットの議長国である日本が先頭を切って為替介入などできっこない。日銀が今度の政策決定会合で、追加緩和を打ち出す可能性はあるものの、限定的にならざるを得ない。


 アホというか、単細胞というか、ガンジガラメの日本。かくて、円相場はあっさり、1ドル=110円という防波堤を突破され、先が読めなくなったのである。


1ドル=100円はすぐそこの現実



これはまだ序の口(C)日刊ゲンダイ


 この先、一体、円高はどこまで進むのか。


 日経新聞の編集委員、滝田洋一氏が今月8日に出版した「世界経済大乱」にはこんなくだりが出てくる。


〈16年3月に入りドル相場が天井を打ち、円とユーロに上昇圧力がかかっている〉〈(加えて)日本の場合は経常黒字が増えだしたので、ドル安の反対側で円は自然と買われやすい〉〈今の調子で経常黒字が推移すれば、円相場は前年比で1ドルあたり5円から10円くらい上昇に転じてもおかしくない。1ドル110円を起点とすれば、100円が視野に入ることになる〉


 2011年の東日本大震災以降、日本の貿易収支は一時、赤字に転じたが、15年以降、円安の恩恵で経常収支は黒字転換し拡大している。アベノミクスのバケの皮が剥げ落ち、経常収支も黒字になれば、アベノミクスのスタート時点まで円高が進んでもおかしくない。ちなみに2013年4月、黒田異次元緩和が始まったときの為替レートは1ドル=96.12円だ。100円視野という見立てはすぐそこの現実なのである。


■ほとんどの上場企業の想定為替レートは120円


 そんな事態になったら、日本経済はどうなるのか。


 東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏は「円安より円高の方がはるかに倒産が増えることになる」と言う。


「円高は輸出中心の製造業の利益を直撃します。輸出不況になれば、企業は自己防衛として、海外の現地生産シフトを高めていく。それが日本国内の産業の空洞化を招き、中小企業を直撃することになるのです」


 日銀が4月1日に発表した短観によると、製造業の大企業が事業計画の前提としている想定為替レートは2016年上期で1ドル=117.45円だった。そこからすでに10円も円高が進んだ今、製造業のトップは気も狂わんばかりだろうが、もっとシビれる数字もある。


 東証1、2部に上場する主なメーカー77社の2016年3月期決算の第3四半期以降の想定為替レートだ。


 120円を想定しているのが30社、115円が25社、118円が7社、119円が5社、121円が4社。4割近い会社が120円想定なのである。


 2012年に円高倒産が話題になったとき、1〜7月の円高倒産は対前年比で77.7%増となった。もっと過去をさかのぼると、1986年は623社、1987年は624社が潰れている。日本経済は地獄絵になっていく。


「黒田日銀の異次元緩和がスタートした時の円相場は1ドル=96.12円でしたが、その前年の秋、野田前総理が解散を宣言した時の為替レートは1ドル=80.20円でした。円安は異次元緩和の前から起きていたのです。解散宣言の前々週に自民党総裁だった安倍氏から『日銀を動かし3%のインフレターゲットを追求させる』と告げられたゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長(当時)ジム・オニール氏は安倍氏のことを“東京にいる我々の友達”と呼び円高を煽ました。しかし、ゼロ金利の日本で調達されドルに両替し新興国等で高利回りで運用する投機は手じまいされ、円が買い戻されています。円は売り越しから買い越しに転じ、その額は3月8日で8000億円とリーマン・ショック以来の水準に積みあがっています。リーマン・ショック直後の円高のピークであった2009年1月21日の1ドル=87.80円の水準まで行くことを覚悟しておくべきかもしれません」(シグマキャピタル・チーフエコノミストの田代秀敏氏)


 円安の日本で株投資していた外国人投資家は円安であればあるほど、投資額は少なくて済むので、円安・株高を仕掛けた。そうしたマネーが逆回転しているのだから、彼らの思惑でどんどん円高が進むことになる。それに対して、ポチ政権は米国の顔色をうかがい、なす術なし。


 しかし、それじゃあ、参院選を前にどうにもならないから、消費増税の先送りや今年度予算の前倒し執行、大型補正などの付け焼き刃対策が取り沙汰されているのである。


「結局、この政権は国民生活のことなどこれっぽっちも考えていない。米国の意向と選挙に勝つことしか頭にないのでしょう」(斎藤満氏=前出)


 こんな政権を選挙で勝たせたら、バカを見るのは国民なのだ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/386.html

   

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