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2016年8月01日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK210] 「「弱者を含んでいる組織の方が、集団として生き延びる力が強い」:内田樹氏」
「「弱者を含んでいる組織の方が、集団として生き延びる力が強い」:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20460.html
2016/8/1 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

>増田聡 小田嶋隆「誰にも正義は押し付けられない」 https://t.co/irW44OR7YE「彼らは、「人間の生存を保障するために社会が設計されている」というふうには考えない。「社会を存立せしめるために人間の生存が許されている」というふうに考える」

小田嶋さんの書いたものhttps://t.co/NhaKYs3pGxを読んで、一つ言い足したいことを思いつきました。

それは「弱者を含んでいる組織の方が、集団として生き延びる力が強い」ということです。

この人類学的教訓を古来無数の物語が伝えています。

「社会に役立たない人間は死んだ方がいい」というタイプの言説を多分ご本人たちは「リアリズム」だと思って語っているのでしょう。

でも「強者だけで作られた組織」は原理的にそのつど「当該組織内の最弱者」を指名し排除することを宿命づけられているので最終的には構成員ゼロになります。

病人や老人を置き去りにし、妊婦や幼児を「足手まとい」と捨てることを義務づけられた「強者だけから成る集団」というものが仮に過去に存在したとしても、その集団は一世代後には消滅していたはずです。

まっすぐ自滅を目指す人たちを「リアリスト」と呼ぶことに僕は反対します。

パニック映画では(『タワーリング・インフェルノ』や『ポセイドン・アドベンチャー』などなど)「足手まといになる弱者」を構成メンバーに迎えたグループ「だけ」が生き延びられるという話型が繰り返し語られます。

別にこれは「倫理的美談」ではなく、「過去の成功事例」が訓戒化されたものです。

「弱者を含む集団」では生き延びるために全員が「余人を以て代え難い」異能の発見に向かいます。

一方、「強者連合」では全員が同一の能力の優劣を競い、格付けをし、それによって資源を傾斜配分するようになります。

構成員全員が自尊感情を持ち愉快に生きられる集団の方が危機に強いのは当然です。

「成果主義」とか「実力主義」というのは、集団構成員それぞれの豊かな潜在可能性を押しつぶし、集団を弱体化させるだけのものなのですが、それで集団が「強くなる」と本気で信じている人たちが(たくさん)います。

彼らは別に冷酷でも邪悪でもありません。

単に愚鈍なのです。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 鳥越俊太郎が落選した 敗因分析
鳥越俊太郎が落選した 敗因分析
http://79516147.at.webry.info/201608/article_1.html
2016/08/01 半歩前へU


▼最後まで攻撃に悩まされた鳥越
 鳥越俊太郎はよく戦ったと思う。心からご苦労様でした、と労いたい。何度もがんの手術を繰り返し、現在も治療をしている身。分刻みのハードな選挙に引っ張り出して大丈夫だろうか、と内心では心配していた。炎天下の中を76歳の身体でよく耐えたと思う。

 終盤に追い上げたかに見えたがやはり、巨大な自民党にはかなわなかった。世論調査の結果を見た安倍晋三がこう言ったという。「小池だ、小池だ。小池でいくんだよ」。見るからにネクラの増田に勝ち目がないと判断した安倍は、スイッチに切り替えを命じた。当初から表の選対は増田、裏選対は小池で行く腹だった。

 鳥越の窮迫を知った自民党は土壇場で、小池一本に絞ったわけだ。このほかにも鳥越が破れた理由はいろいろある。最大の理由は週刊文春、新潮の連続報道。事実か否か定かでない話をA子などと言ってでっち上げ、スキャンダル記事にした。

 影で内調がリークしたというではないか。都知事選で野党が勝利すれば野党共闘に弾みがつく。それだけはなんとしても阻止しなければ、とテキは躍起になった。年の言ったことに、でっち上げ記事は一度に出さず、2週続けて流した。その結果、新聞広告や電車の中吊り広告に2週続きで“宣伝”することが出来た。

 大半の有権者は週刊誌を買って読んでなどいない。派手に踊る見出しだけ見て「鳥越はひどい男だ。許せない」と思い込む。テキはそれが狙いだ。有権者はまんまと敵の罠にはまり込んだ。無党派層の票の多くが“にわか反逆児”の小池百合子に流れた。世論操作が功を奏した。今後、野党はこの手で、次々と追い落とされる恐れがある。

 二つ目の理由は民進党。岡田執行部と菅直人元首相、蓮舫らは鳥越応援に全力を注いでいたが、全党一丸と言うにはほど遠い動きだった。それどころか都知事選の最中にもかかわらず、「岡田降ろし」の動きが飛び出す始末。

 「待ってました」と産経は、派手な記事に仕立て上げ、反共産党の動きを煽った。それによると、反共の旗頭、長島昭久は自身のブログで「党の中にも改憲が必要だと考える議員は少なくない」と指摘。周囲には「8月のお盆過ぎには保守系、反共産党で(代表選の)候補を一本化する」と語っている。


マスコミはどこも口にチャック
http://79516147.at.webry.info/201607/article_207.html
2016/07/31 半歩前へU

 鳥越俊太郎は東京から250キロ圏内の原発停止とともに、憲法擁護を政策の柱にしている。足元の民進党内から改憲の声を挙げられたら、たまったものではない。鳥越は味方陣営から足を引っ張られた。

 三番目の理由は委縮したメディア。朝日も、毎日も、週刊誌の鳥越攻撃について、鳥越の弁護団が抗議文を送ったと短く報じただけ。以前なら、選挙期間中に、不確かな記事を掲載して個人攻撃すれば、鋭く「追及」したものだ。

 それが今回はどのマスコミも口にチャック。見て見ぬふりをした。本来マスコミは権力の監視が第一のハズである。海外メディアは、安倍政権のマスコミ抑圧を繰り返し批判。だが、当事者である日本のマスコミは沈黙したままだ。

 民進党の候補者選びの遅れのあおりを食らい出馬が出遅れた。そこに、宇都宮健児の立候補騒動が最後まで尾を引き、有権者に悪い印象を与える結果となった。

 鳥越がフジテレビか何かに出たとき、一瞬疲れた表情を見せた。その動画がネットに流され、「76歳のがん患者」と揶揄された。鳥越は最初から最後までこうした攻撃に悩まされた。

 だが、鳥越俊太郎は実によく戦った。立派だった。敗れて悔いなし、である。


鳥越氏「準備不足だった」 都知事選、知名度生かせず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160731-00000062-asahi-pol
朝日新聞デジタル 7月31日(日)23時4分配信

 野党4党の統一候補となった鳥越俊太郎氏(76)は港区の事務所で「私の力不足。期待を寄せてくれた多くの都民に申し訳ない」と頭を下げた。野党幹部も連日応援に入ったが、高い知名度をいかせなかった。

 鳥越氏は参院選で改憲勢力が3分の2に達したことへの危機感を訴え、告示2日前に立候補を表明した。

 街頭演説では、「51年間報道現場にいて、権力側についたことは一度もない」と強調。安倍政権批判や「憲法」「脱原発」など国政のテーマに多くの時間を割いた。ただ、都政の課題についての具体策の提示は遅れ、「準備不足だった」と話した。告示後の女性関係の疑惑に関する週刊誌報道の影響については「あったと思う」と語った。

 また、待機児童解消などを公約した小池氏に対して、「やっていただかないと私たちはまた声を上げる」とクギを刺した。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 増田より鳥越が下街頭演説での聴衆の数ツイッターのフォロワー数みても総務省の結果指示があっての不正選挙の疑い濃厚ありえねー

何々、



東京都知事選 NHK選挙情報開票速報より一部キャプチャ


増田より鳥越が下って、街頭演説での聴衆の数、ツイッターのフォロワー数なんかみても、
異常値を示す杉並区選管<東京都知事選グラフ>ってのもあるし、やっぱ、これって、総務省の結果指示があっての不正選挙の疑い濃厚ありえねー



<<拡散希望>> 山村氏が爆弾暴露!:小池百合子のバックに朝鮮マフィアのセガサミーがいる!より


総務省にその指示を出してるとこ、あるいは人物って誰なんすかねー。


私は別に鳥越候補を推しているわけではないのですが、主権在民を否定し、天皇中心の改憲を目指しているような安倍自民・公明政権(≪憲法改正誓いの儀式≫ ≪自民党の中枢を牛耳る面々の恐ろしき式典の全貌が今明らかに!≫ 自民を絶対に勝たせてはいけない!)に対峙する野党統一候補、即ち、民主主義(貨幣資本主義経済下での民主主義は真の民主主義とは言えず、単なる競争主義でしかない現状なのですが。)を守ってくれるであろう野党統一候補を支持したいので、それに関して一言申し上げます。


その鳥越候補に対する民進党の岡田代表の投票日前日の辞任発表(<民進党>岡田氏が代表選不出馬へ(毎日新聞))、文春や新潮といった週刊誌の捏造ともとれるような攻撃(緊急!文春に続き新潮が「ねつ造記事」で鳥越攻撃!!)、さらに今、話題になっている世論との乖離著しい不正選挙疑惑(都知事選 驚愕の市民街頭調査結果とマスコミの大きな乖離〜不正選挙必至 計算ソフトとソースコードをチェックしろ!)等、どう考えてもおかしいでしょ。


当選した小池さんにしても、最初から自民別働隊って噂もあるし…


安倍っちにやられっぱなし…



シリア、IS問題に端を発した、 モスクワ・北京 vs NATO による第三次世界大戦も、幸い、今のところ、核のボタンが押されていないだけで、既に始まっていると考えた方がよいと思われるなか、渦中の壷ならぬ’世界のお財布’、ニッポンの行く末も見極める、というか、日本人の一人、世界市民の一人としてのあなたに、世界の今後がかかっているのではないのでしょうか。No. 1156 軍産複合体の危険性 軍産複合体とコミンテルンに殺されたアメリカ兵達(朝鮮戦争)



おりじなる



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/478.html
記事 [政治・選挙・NHK210] 誰も言わないけれど戦争にはこれだけカネがかかる 太平洋戦争の戦費は天文学的レベルだった!(JBpress)
             戦争にはどのくらいのお金がかかるのか知っているだろうか(写真はイメージ)


誰も言わないけれど戦争にはこれだけカネがかかる 太平洋戦争の戦費は天文学的レベルだった!
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47482
2016.8.1 加谷 珪一 JBpress


 参院選の結果、改憲勢力が3分の2を超えたことで、憲法改正が視野に入ってきた。


 戦後の日本において安全保障の問題はイデオロギー論争と同一であり、憲法9条はもっぱら政治的な視点でのみ議論されてきた。今でもその傾向は大きく変わっていない。


 だが、仮に9条が改正され、日本でも戦争遂行が可能ということになるとそうはいかなくなる。軍隊というのはお金のかかるものであり、経済問題と切り離して安全保障を議論することなどできないからである。


 現在の日本は大きな経済的課題を抱えているが、戦争を経済の視点で捉えた議論はほとんど行われていない。日本は太平洋戦争という無謀な戦争を行い、国家財政を完全に破たんさせたという恥ずべき過去がある。本当に憲法を改正するつもりがあるのなら、戦争というものに対してもっとリアルな議論が必要なはずだ。


■太平洋戦争の戦費は国家予算の280倍?


 戦争にはどのくらいのお金がかかるのか?


 そう聞かれてスラスラと答えられる人はそう多くないだろう。メディアの報道でも経済的な部分に焦点が当たることは少ない。だが戦争の遂行能力は、その国の経済力に依存しており、経済や財政の問題と不可分である。戦争と経済の関係を知るには、まずは過去の具体例を探るのが近道である。


 日本は明治維新以後、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争という3つの大きな戦争を経験している。最初の大規模な戦争となった日清戦争の戦費は、当時の金額で約2億3000万円、初の近代戦となった日露戦争の戦費は約18億3000万円だった。


 日清戦争開戦当時のGDP(当時はGNP)は13億4000万円だったので、戦費総額のGDP比は0.17倍である。現在の日本のGDPは約500兆円なので、単純に0.17倍という数字を当てはめると85兆円という金額になる。現在の国家予算(一般会計)は約100兆円なので、国家予算に匹敵する金額を1つの戦争に投じた計算だ。


 一方、日露戦争当時のGDPは約30億円だったので、日露戦争における戦費総額のGDP比は0.6倍である。日露戦争の負担は日清戦争よりもはるかに大きく、現在の金額に当てはめると300兆円ということになる。


 日清戦争から10年後に行われた日露戦争は、当時、急速に発達しつつあったグローバル経済を背景に実施された。最新鋭の艦船やハイテク兵器が多数投入されたため、戦争遂行期間がほとんど同じであるにもかかわらず、日清戦争の8倍もの戦費を必要とした。


 これが太平洋戦争になると根本的にケタが変わってくる。太平洋戦争(日中戦争を含む)の名目上の戦費総額は約7600億円。日中戦争開戦時のGDPは228億円なので、戦費総額のGDP比率を計算すると33倍になる。国家予算に対する比率では何と280倍という、まさに天文学的な数字である。


■インフレというカラクリ


 GDPの33倍ということになると、今の日本にあてはめれば、兆の単位を超え1.65京(けい)円になってしまう。ただ、この数字には少々カラクリがある。


 太平洋戦争は国力を無視した戦争であり、経済的にはそもそも遂行が不可能なものであった。通常の手段で戦費を調達することはできず、そのほとんどは国債を日銀が直接引き受けることによって賄われた。これは、日銀が無制限に輪転機を回すということを意味しているので、当然のことながらインフレが発生する。インフレによって通貨価値が下がり、見かけ上の戦費も急上昇したのである。


 また、旧日本軍はアジアの占領地域でかなり強引な戦費の調達を行っている。占領地域に国策金融機関を設立し、現地通貨や軍票(一種の約束手形)などを乱発した。


 これは裏付けのない通貨のようなものなので、アジアの占領地域では、日本国内をはるかに上回るインフレが発生している。占領地では激しいインフレになっているにもかかわらず、名目上の交換レートは従来のまま据え置かれたので、書類上、占領地の軍事費は膨れ上がることになった。


 したがって、実質ベースで戦費がいくらかかったのかを知るためには、こうしたインフレの影響を控除する必要がある。日中戦争以降の国内インフレ率を考慮し、占領地のインフレ率を国内の1.5倍と仮定すると、太平洋戦争の戦費はおよそ2000億円と計算される。


 戦費総額が2000億円だとすると、GDPとの比率は約8.8倍に、国家予算との比率では74倍となる。


 先ほどの数字に比べればかなり小さくなったが、それでも現在の価値に置き換えれば4400兆円もの金額である。天文学的なレベルであることに変わりはない。


 日本は終戦後、財政破たんから準ハイパーインフレに陥り、最終的には預金封鎖によって国民から財産を強制徴収する形で埋め合わせが行われた。


 戦費に関するより詳しい分析は、拙著『教養として身につけておきたい戦争と経済の本質』(総合法令出版)に記したので、興味のある方は参照していただきたい。


■米国の戦費負担は思いのほか軽かった


 経済を破たんさせた日本とは対照的に、大戦のもう一方の当事者である米国の財政にはかなり余裕があった。米国における第2次世界大戦の戦費総額は約3000億ドル。開戦当時の米国のGDPは920億ドルなのでGDP比は3.2倍となる。


 絶対値としてはかなり大きい数字だが、日本と比べると相対的な負担はかなり軽い。当時の購買力平価に基づいた米国のGDPは日本の約5倍だったので、米国はドル換算で日本の2倍の戦費を投入した計算になる。日本は5倍の経済規模がある国と全面戦争したのであり、常識的に考えて日本側に勝ち目はない。


 ちなみに米国は、第2次大戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争という4つの大きな戦争を実施している。これらの戦争は、絶対水準としては小さなものではないが、米国経済が巨大であることから、経済に対するインパクトはそれほど大きくない。


 朝鮮戦争には、延べ570万人の兵力と300億ドルの経費を投入している。しかし期間が36カ月と比較的短期間だったこともあり、戦費はGDP比0.1倍という低い水準に収まった。


 泥沼の戦争と呼ばれ、米国衰退のきっかけになったとも言われるベトナム戦争も、経済的に見るとインパクトはそれほどでもない。延べ兵力は870万人、戦費総額は1100億ドルに達するが、戦費のGDP比は0.15倍であり、朝鮮戦争の1.5倍程度である。


 イラク戦争になるとさらに負担は小さくなる。米国経済はレーガノミクス以降、めざましい成長を実現し、規模がさらに拡大した。イラク戦争の戦費総額は1兆370億ドル、延べ動員兵力は200万人と大規模だが、戦費のGDP比はわずか0.1倍である。


 各戦争の戦費負担は、すべてGDP比で0.15倍以内に収まっていることが分かる。第2次大戦後の米国にとって、一連の戦争を遂行する経済的な負担はかなり小さかったというのが現実である。好調な経済が持続したので、こうした戦争を遂行できたと解釈することも可能だ。


■すべては経済力が決め手となる


 近年、兵器のハイテク化が急速に進み、経済規模と戦争遂行能力はますます一致するようになっている。下の表は現時点における平時における各国の軍事費とGDPの大きさを比較したものである。



(* 配信先のサイトでこの記事をお読みの方はこちらで表をご覧いただけます。http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46971

 当然といえば当然だが、世界最大の経済大国である米国の軍事費は突出しており、年間70兆円以上の金額を軍事費に支出している。日本の国家予算(一般会計)は年間約100兆円なので、米国は日本の国家予算に近い金額を常に軍事費として拠出していることになる。


 次に金額が大きいのは中国である。中国はすでに年間25兆円程度を軍事費として支出しているが、中国政府の透明性は低い。総額でどの程度の支出があるのか、外部からは見えにくい状況となっており、実際にはもっと金額が多いという説もある。いずれにせよ、中国の軍事費はすでに日本の4倍以上もあるというのが現実である。


 注目すべきなのは、軍事費のGDPに対する比率である。北朝鮮のように国民を飢えさせてもよい国は別として、一定以上の生活水準がある国は、無尽蔵に軍事費を使えるわけではない。最終的に軍事費は、GDPの一定割合に収まってくることになる。ロシアは、表の中ではもっとも国民生活に犠牲を強いて軍事費を捻出している国だが、それでもGDPに占める軍事費の割合は4.5%程度である。


 GDPに対する軍事費の比率を一定以下に抑える必要があるのだとすると、軍事力の大きさは必然的にGDPの規模に比例することになる。


 日本では1976年に三木内閣が、防衛費をGDP(当時はGNP)の1%以内に収めるという閣議決定を行って以降、防衛費はGDPの1%以内に抑制されてきた。このところ日本の防衛力が弱体化しているのは、防衛費の1%枠が原因であると指摘する声もある。だが、軍事費が基本的にGDPに比例するものだとすると、相対的に日本の防衛費が減っている最大の要因は、日本が経済成長できていないことである。


 過去20年間、日本のGDPはほぼ横ばいだが、同じ期間で米国は2.4倍、ドイツは1.8倍、中国に至っては18.4倍に成長している。日本はバブル崩壊以後、グローバルな競争社会に背を向け、目先の安定を享受する代わりに成長を犠牲にする道を選択をしてきた。


 もし日本が諸外国と同レベルの経済成長を実現し、国際的な平均水準であるGDP比2%を防衛費にかけていたと仮定すると、現在の防衛費は中国とほぼ同じ水準になる。日本人は、冷静にこの事実を理解しておく必要があるだろう。


「戦争は他の手段を持ってする政治の継続である」というクラウゼヴィッツの一節は非常に有名だが、政治や外交が経済活動の延長線上にあることもまた常識である。戦争と経済活動を切り離して考えることはできないし、ましてや勇ましい掛け声だけで戦争を遂行することなど不可能である。


 本当に憲法を改正する気があるのなら、この現実と正面から向き合うことが必要だが、果たして今の日本人にその覚悟はあるのだろうか。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 自民党の「憲法改正草案」が時代に逆行している理由 未来の合意形成のために:日本国憲法のルーツをたどる(JBpress)
              日本国憲法の土台となった“物語”とは・・・(写真はイメージ)


自民党の「憲法改正草案」が時代に逆行している理由 未来の合意形成のために:日本国憲法のルーツをたどる
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47466
2016.8.1 矢原 徹一 JBpress


 7月10日に投開票が行われた参議院選挙の結果、憲法改正に前向きな党派の議員が3分の2を占めるに至り、憲法改正の発議が可能な条件が生まれた。一方で、SEALDsなどの市民団体の呼びかけに応えて日本共産党が民進党など他の野党と共闘するという大きな変化が生まれ、野党統一候補が接戦区の多くで与党候補に競り勝った。


 今後はこの選挙で生まれた政治的力関係の下で、憲法改正についての議論が開始されるだろう。今回は、この選挙結果を念頭に置きながら、社会をより良い方向に変えるにはどのような方法が適切か、という問題について考えてみたい。


■生物の進化と社会の進歩


 私がこの問題を考える手がかりは、生物の進化と社会の進歩の類似性だ。どちらも、誰かがデザインしたものではない。生物の進化の場合、さまざまな突然変異が特定の環境の下で試され、生存率や繁殖力を高める効果を持ったものが集団中に広がることで、環境への適応が進む。この単純な手順が、人間の知能を含む、生物界に見られる多種多様な機能を生み出したのは驚くべきことだ。


 社会の進歩の場合にも、さまざまな制度や商品が歴史や市場の中で試され、社会や消費者に支持されたものが普及していくことで、制度や商品が改良されてきた。そして私たちの社会はより安全になり、物質的に豊かになってきた。


 ただし、社会の場合にはときどき激変が起きて、社会を混乱に陥れてきた。革命や戦争などの社会的激変の背景には、ほとんどの場合にイデオロギーの対立があった。経済的な利害対立だけで激変が起きたケースは少ない。


 このような生物進化と社会進歩の比較から、激変を避けて少しずつ改良を重ねることが、社会を進歩させる王道だと考えられる。これは、フランス革命の急進主義を批判したエドマンド・バークの結論であり、社会主義による計画経済を批判したフリードリッヒ・ハイエクの結論であり、そしてジョセフ・ヒースによる「スロー・ポリティクス」の提案とも調和するものだ。


 この結論を導くために、まずは保守主義とリベラリズムのルーツをたどり、そこから日本国憲法への歴史の道のりをたどってみよう。進化を理解する場合と同様に、社会を理解する上でも、歴史をたどることでさまざまな事柄を関連づけ、全体を俯瞰して見ることができる。


■日本国憲法の土台となった“物語”


社会はなぜ右と左に分かれるのか』においてジョナサン・ハイトは保守主義とリベラリズムの典型的な主張を、「物語」として紹介している。この紹介法は、私たちの脳(認知システム)にとって、論理よりも物語のほうが分かりやすいことを考慮したものだ。


 保守主義の物語として紹介されているのは、1980年に民主党のジミー・カーターに勝利してアメリカ合衆国の大統領となったレーガンの主張だ。


 <昔々、アメリカは輝きを放っていました。そこへリベラルがやって来て、自由市場の見えざる手に手錠をかける巨大な連邦行政機関を打ち立てました。そしてアメリカの伝統的な価値観を破壊し、あらゆる方法で神と信仰に反対しました。


 国民に自ら生計を立てるように求めるのではなく、額に汗して働くアメリカ人の手から収入をもぎとって、福祉にばらまいたのです。伝統的な家族の価値観、忠誠、自己責任を尊重せずに、フェミニストの主張を称賛しました。


 そして世界中の悪漢どもの成敗に軍事力を行使するのではなく、軍事予算を切り詰め、軍服を軽蔑し、国旗を燃やし、交渉と多国間主義を選択しました。その後アメリカは、自国を崩壊に導こうとするそんな輩から国を奪い返すことにしたのです>


(注:一部を省略し、文章を短縮した)


 これは一種の英雄物語だが、防衛のヒロイズムだとハイトは書いている。上記の物語において「リベラル」を「占領軍」に置き換え、占領軍が日本国憲法を押し付けて日本の伝統的な価値観を破壊し、自衛権を奪い取ったという筋書きにすれば、安倍首相の主張とそっくりだ。


 一方で、リベラリズムの物語としては、社会学者のクリスチャン・スミスの主張が紹介されている。


 <昔々、大多数の人々は、不公正で抑圧的、かつ不衛生な社会や制度に苦しめられていました。これらの伝統的な社会は、根深い不平等、搾取、そして不合理な伝統主義を非難されてしかるべきものでした。しかし自立、平等、繁栄を切望する人類は、貧窮や抑圧と果敢に戦い、やがて現代の民主的、資本主義的でリベラルな福祉社会を築き上げることに成功したのです>


 日本国憲法はこのリベラリズムの物語を土台にして作られている。敗戦後の日本において、日本に民主主義を根付かせようと考え、日本国憲法を起草した人たちが依拠したのは、この物語だ。この物語のルーツをたどれば、フランス革命にたどりつく。


■近代民主社会の原点


 フランス革命の精神を盛り込んだ「フランス人権宣言」(人間と市民の権利の宣言)17条から最初の3条を紹介しよう。


第1条(自由・権利の平等)
人は、自由、かつ、権利において平等なものとして生まれ、生存する。社会的差別は、共同の利益に基づくものでなければ、設けられない。


第2条(政治的結合の目的と権利の種類)
すべての政治的結合の目的は、人の、時効によって消滅することのない自然的な諸権利の保全にある。これらの諸権利とは、自由、所有、安全および圧制への抵抗である。


第3条(国民主権)
すべての主権の淵源は、本質的に国民にある。いかなる団体も、いかなる個人も、国民から明示的に発しない権威を行使することはできない。


 この「フランス人権宣言」(1789年)にまとめられた近代民主社会の基本原理は、フランスだけの力で確立されたものではない。


 その背景には、アメリカ独立宣言(1776年)があり、イギリスで起きた産業革命(1760年代〜)があった。さらに歴史をさかのぼれば、立憲君主制を築いたイギリスの名誉革命や権利章典(1689年)に行きつく。


 近代民主社会は、国民投票による代議制、政党政治、三権分立、個人の権利と自由の法的保護、集会の自由、報道の自由などの多くの要素から成り立っており、それは長い歴史を通じて少しずつ改善を加えられた結果として成立したのだ。


■「急激で荒っぽい抜本的改革」という悪行


 フランス革命が勃発したとき、イギリス国内にもフランス革命を称賛する急進的な政治主張が現れた。これに対して、イギリスの伝統的な立憲政治を守る立場から、フランス革命を激しく批判したのがエドマンド・バークだ。


 彼は「世界史に革命は数あれど、フランス革命ほどメチャメチャなものはかつてない」と断言し、その急進的改革を以下のように批判した。


 <経験に学ぶなど、パリではおよそはやらないようだが、あえて言わせてもらおう。私は数多くの優れた政治家を知る機会があったし、彼らの仕事に協力もしてきた。ここから学んだのだが、いかに立派なリーダーであれ、完璧な計画をひとりでつくることはできない。見識の点ではずっと劣る人々の意見を取り入れることが、しばしば計画を改善するうえで役にたつのである。


 ゆっくりと、しかし着実に進んでいけば、一つひとつの段階において物事がうまくいっているかどうかを確認できる。それにより、変化のプロセス全体が安全になるのだ。システムの内部に矛盾や破綻が生じることはない。またどんな計画にも、何らかの弊害がひそんでいるものながら、これらとて表面化した段階できっちり対処できる>
(佐藤健志・編訳、新訳フランス革命の省察「保守主義の父」かく語りき PHP研究所)


 要するにバークは、PDCAサイクルのような適応学習によって経験に学び、小さな改善を積み重ねることによってこそ、社会をうまく変えることができると主張している。


 そして、そこで必要なのが「熟慮」だとバークは強調している。


 <利害対立のもとでは、どんな決定も熟慮に基づいてなされなければならない。したがって、物事を変える際にも妥協がつきまとうことになり、変化は穏やかなものにとどまる。こうやって生じるバランスこそ、「急激で荒っぽい抜本的改革」という悪行を防ぐのだ>


「保守主義の父」と呼ばれるバークの主張は、生物進化を学んだものとして、とても納得がいく。


 多くの生物は環境によく適応しているので、その状態を大きく変える突然変異は、ほぼ例外なく生存力や繁殖力を下げてしまう。驚くべき適応の数々を生み出した生物進化は、微小な効果しか持たない突然変異を素材にして、生物の性質の小さな改善を積み重ねることによって成し遂げられた。


 この原理は社会の進歩にもあてはまるだろう。重要なポイントは、「完璧な計画をひとりで(あるいは中央政府で)つくることはできない」という点にある。社会は生態系と同様に複雑であり、常に変化している。


 しかも、生態系と違って社会には価値観の多様性がある。このような複雑な社会を変えるには、多くの人の意見を取り入れながら漸進的に改善を積み重ねるのが最も良い方法だ。


■世界共通の価値観を受け入れた日本国憲法


 フランス革命が採用した“急進的・暴力的な革命”という社会変革の方法は、ロシア革命などの社会主義革命に継承され、多くの人命を奪い、社会を混乱させた。この暴力革命という社会変革の方法を支持するわけにはいかない。


 しかし、「フランス人権宣言」にまとめられた近代民主社会の基本原理が、その後多くの国に広がり、国際社会の発展を支えてきたことも事実だ。フランス革命については、その社会変革の方法と、そこで提唱された基本原理を区別して評価する必要がある。


 その基本原理は100年の時を経て明治初期の自由民権運動に引き継がれ、フランス人権宣言の思想を軸とする自由党(党首・板垣退助)やイギリスの立憲政治を軸とする立憲改進党(党首・大隈重信)の結成へとつながった。


 その後の明治政府による弾圧と、弾圧への抵抗運動の歴史を経て、1889(明治22)年2月11日に、明治憲法と衆議院議員選挙法及び貴族院令が発布され、日本における立憲民主政治の基礎が敷かれた。


 その後の国際社会は、ファシズムという大きな脅威に直面した。言うまでもなく日本はドイツ・イタリアと同盟を結んでその脅威に加担し、第2次世界大戦が開戦した。


 戦後敗戦国となった日本は、GHQ占領下で日本国憲法を制定した。それは確かに外圧によって制定されたものだが、主権を天皇から国民に移し、内閣と内閣総理大臣(首相)に行政権を預け、言論・宗教・思想の自由や基本的人権などの、明治憲法に欠けていた近代民主社会の基本原理を補うことによって、世界の民主主義社会と共通する価値観を受け入れたものである。その憲法を変えるなら、この価値観にもとづく社会をさらに発展させる方向を目指したい。


■社会主義はなぜ失敗したか


 フランス革命は個人に基礎を置く近代民主社会の基本原理を確立する一方で、個人よりも社会や政府の役割を重視する思想を生み出し、社会主義という怪物を育てることにもつながった。


 アメリカ独立戦争に従軍し、フランス革命に賛同して爵位を放棄したサン=シモンは、産業こそが社会発展の原動力であると考え、政府による計画的な産業振興を重視した。


 経済学者のフリードリヒ・ハイエクは『隷属への道』(邦訳:ハイエク全集I別巻、西山千秋訳、春秋社、1944年)においてサン=シモンを「計画主義者の先駆的存在」と呼び、計画委員会の命令に従わない個人の権利を奪ってもよいとする彼の主張を批判している。


 カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスはのちにサン=シモンの思想を「空想的社会主義」と批判したが、個人よりも社会を重視し、経済成長を政府が計画できるとする考えの点で、彼の思想は社会主義・共産主義のルーツとみなせる。


 マルクスとエンゲルスは、経済成長における市場の役割を的確に理解していた。彼らは共産党宣言においてこう述べている。


 <大工業は世界市場をつくりだした。これは、アメリカの発見によってすでに準備されていたのである。世界市場は、商業に、航海に、陸上交通に、はかりしれない発展をもたらし、その発展がまた、工業の拡大に作用した。そして、工業、商業、航海、鉄道の拡大に比例して、ブルジョアジーは発展し、その資本をふやし、中世からうけつがれたすべての階級を背後におしやった。これで知られるように、近代ブルジョアジー自身が、長い発展行程の産物、生産と交通との様式におけるかずかずの変革の産物なのである>

http://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/sengen1.html より)

 これほど的確に市場と交易の役割を理解していながら、市場を廃止すれば経済が停滞することをなぜ予見できなかったのか、不思議だ。


 ハイエクは『隷属への道』において、政府が社会を計画し、個人の権利を制約する点で、ファシズムと社会主義は同根のイデオロギーだと批判した。彼の見解は、フランス革命を批判したエドマンド・バークの主張を継承し、深めたものだ。


 ハイエクは、「どんな単一のセンターも、様々な商品の需要・供給状態に常に影響を与える諸々の変化を、細部に到るまですべて把握」することは不可能であり、市場における価格という情報だけが需要・供給関係を調整できると考えた。


 また、「人間の想像力には限界があり、自身の価値尺度に収めうるのは社会の多様なニーズ全体の一部にすぎない」と指摘し、国家による市場の統制は個人の自由を制約すると考えた。


 生物進化と社会の進歩の比較という観点から見ても、このハイエクの考えは納得がいく。複雑な生態系の中でどのような変化がより有利かを予測し、変化をデザインするのは不可能だ。さまざまな突然変異が環境の中で試され、自然淘汰という「見えざる手」による微小な改良が積み重ねられることによってはじめて、適応進化は進む。


 同様に、複雑な需給関係と多様な価値観の下で、経済の変化をデザインするのは不可能だ。個人の自由な意思決定と競争に委ねてはじめて、需要・供給のバランスをとることが可能である。


 もちろん、このような自由な個人による競争を促し、一方でその弊害を最小化する社会制度は必要だ。ハイエクはこのような、市場を適切に機能させるための制度的制約を置くことに反対しているわけではない。


 市場自体をコントロールすることは不可能であり、もし政府による統制を行えば必ず非効率が生じることを指摘しているのだ。この指摘はきわめて妥当であり、この理解を誤ったことが、社会主義の失敗の大きな原因だ。


■2つの失敗からの教訓


「市場経済をデザインすることはできない」というほぼ自明の理を、マルクスをはじめとする知性のある学者や思想家たちがなぜ理解できなかったのだろうか。


 おそらくそれは、17世紀から18世紀にかけての啓蒙主義(世界には基本法則があり、それは理性によって解明できるとする考え方)が産業革命の成功を通じて知識人の間で支配的な思想となったことに関係しているだろう。


 マルクスは、原始共産制から資本主義を経て再び共産制に至るという図式を基本法則とみなした。今日の時点で見れば、社会の歴史には生物の歴史と同様に基本法則などなく、そのときどきの環境や社会状況の下で、ある制度や商品が選ばれてひろがっていくという一種のアルゴリズムがあるだけだ。


 未来を決めるのはそのときどきの国民(個人)や政府の意思決定だ。そして個人の自由を制約することによって政府が未来をデザインする試みは、社会主義とファシズムという2つの社会的失敗を生み出した。


 この失敗から学ぶべき教訓は、個人の自由を最大限に尊重し、その創造性を最大限に生かしてはじめて、私たちは社会を少しずつより良い方向に変えていくことができるということだ。ハイエクが指摘しているように、「公共の福祉」の名のもとに政府が個人の自由を制限すれば、結局は経済的自由を損ない、社会が停滞するのだ。


 しかしながら、自民党の「日本国憲法改正草案」では、第3章「国民の権利及び義務」の第12条に「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」と加筆されるなど、全体として「公益及び公の秩序」を強調する内容となっており、個人の自由よりも国家の秩序を優先する方向に踏み出していないか、やや気がかりだ。


■緊急事態における個人の自由


 自民党の憲法草案でもっと気がかりなのは、新たに設けられた第9章「緊急事態」だ。


 Q&Aによれば、「国民の生命、身体及び財産という大きな人権を守るために、そのため必要な範囲でより小さな人権がやむなく制限されることもあり得る」としており、緊急事態において個人の自由の一部を制約する意図があることが明らかにされている。制約される対象に、個人が自由に意見や情報を発信する権利が含まれていないか、気がかりだ。


 よく考えてみよう。平常時ですら、複雑な社会状況を正確に把握し、的確な判断を下すことは難しいのだ。緊急時の、さらに予測が難しい状況においては、国家の権限を強化したところで、現場の状況がより正確に把握でき、より的確な対策がとれるわけではない。むしろ、個人の自由な判断を信じて、個人の創意性に委ねるほうが、良い結果が期待できるだろう。


 もちろん、大規模災害などの緊急時には、緊急車両通行のための移動制限や、安全性と緊急避難を目的とした家屋の取り壊し(財産権の制限)などが必要になる。しかしこのような緊急対応については、災害対策基本法などがすでに整備されている。熊本地震などの経験をもとにさらにこれらの法整備を進めることは必要だ。


 緊急事態への備えとして必要なのは、徹底した実務的準備と訓練だ。一方で、このような準備が想定していない緊急事態に対しては、現場を知る人物の創意性と現実的判断に委ねるのが最も良い結果を生むはずだ。


■緊急時には「現場判断」を優先すべき


 ティム・ハーフォード著『アダプト思考 予測不能社会で成功に導くアプローチ』(ランダムハウスジャパン)には、イラク侵攻後に米軍がどうやって治安回復をある程度成功させたかについての興味深いエピソードが紹介されている。


 ここで取り上げられている事例は、国家と個人の関係とは異なるが、緊急時にはトップの判断ではなく現場の判断を優先することが良い結果を生むことを示す良い例である。


 イラク戦争は失敗の連続だった。そもそも大量破壊兵器は存在しなかった。フセイン拘束後は、フセインが率いたバース党の党員を階級に関係なくすべて排除する「非バース化」という方針によってイラクの社会秩序を破壊し、混乱を拡大させた。バクダッドに駐留した米軍は、自爆テロなどによる過激派の抵抗にあい、多くの住民は報復をおそれて米軍に協力しなかった。


 この状況を変える糸口を作ったのは、マクマスター大佐である。彼は、ベトナム戦争介入時の意思決定に関する研究によって博士号を取得した人物であり、現場の状況を無視した意思決定がいかに大きな失敗を招くかを熟知していた。


 彼は上官から指示された戦略が間違っていると感じれば、それを無視した。階層組織が圧力をかけてきたら、ジャーナリストを通じて自分の意見を伝えた。「大局」情報には頼らず、任地の状況を重視し、都市部の前哨地を指揮する下級士官に権限を委譲した。


 彼は「上官よりも前線の兵士のほうが、よい助言を見つけ出すのがずっと早く、状況に適応しようとする意欲がずっと強い」ことをよく理解していた。マクマスター大佐のように、現場を見ようとしない上官の命令を無視し、徹底して現場での最適解を追求した何人かの人物によって、イラクにおける治安は好転し、やがてこのような批判的人物から教訓を引きだしたペトレイアス大将が、司令官としてイラク駐留米軍の指揮をとるに至った。


 ハーフォードは、マクマスター大佐が採用した徹底して現場に根差した考え方を「アダプト思考」(adapt)と呼んでいるが、これは生物の適応進化に学んで「なすことによって学ぶ」方法、すなわち適応学習(adaptive learning)のことだ。


 戦時下のような緊急事態において、トップがすべての状況を把握し、的確な判断を下すことなど不可能だ。現場に判断を委ね、現場から常に学ぶことによって初めて、よりよい解決策が導かれるのだ。


■理性的な判断に時間を惜しまない


 今後、憲法改正に向けての議論が進むと予想されるが、個人の自由への制約を強化するようなトップダウンの発想は時代遅れだ。おそらく、自民党の憲法草案がそのまま議論に乗せられることはないだろう。


 自民党はいまや野党ではなく、与党として政権に責任を負っているので、そこまで非現実的な判断はしないものと思う。少なくとも、国家を個人より上に置いた社会主義やファシズムの失敗から学び、日本国民だけでなく国際社会に対して説得力のある議論をする必要がある。


 国民にとっては、フランス革命以後の近代民主主義社会の歩みをふりかえり、これからの社会のあり方について考える良い機会かもしれない。国民投票が行われるとすれば、その結果を決めるのは国民だ。過去に学び、理性的に考え、冷静な議論をしたい。


 社会主義とファシズムの失敗を理由に啓蒙主義を批判し、理性の限界を強調する立場があるが、ジョセフ・ヒースが『啓蒙思想2.0』で述べているように、私たちは時間をかけさえすれば理性的に考えて、より良い結論を下すことができる。


 そしてスティーブン・ピンカーが『暴力の人類史』で立証したように、理性は暴力を減らし、より民主的な社会を築く原動力なのだ。


※ 『啓蒙思想2.0』については、「美女の誘惑に『即イエス』の決断は正しいのか」、『暴力の人類史』については、「人類はどうやって暴力を減らしてきたのか」を参照されたい。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK210] [文春砲]予言:小池百合子新都知事は1年以内にスキャンダルで辞任。2020オリパラは別知事で(週刊誌は本気か?)
 結果も去ることながら、今回の都知事選挙では「ねつ造スキャンダル」記事による選挙妨害が堂々と行われて結果に影響したという前代未聞の経過。
 この野党候落選運動をおこしたメディアが「圧勝」した与党「寝返り?」候補の方にも同じ刀を振るうのだろうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
http://matome.naver.jp/odai/2146986970740461701
【文春砲】予言:小池百合子新都知事は1年以内にスキャンダルで辞任。2020オリパラは別知事で
週刊誌が、鳥越候補のスキャンダルばかり叩く理由は、小池都知事誕生後にもう一度「商売」をするためだ。 更新日: 2016年07月31日
ijuyehngafjuoさ

今回の選挙は、ほとんどが「鳥越スキャンダル」に終始した。結局は小池百合子候補の勝利に終わるだろう。しかし、劇場はこれで終わりではない。都知事劇場にハッピーエンドはない。
潜在的に多数のスキャンダルを抱えた小池百合子氏を週刊文春が完全につぶさないのは、「当選して知事になった後に、一気に新たな商売を始めるためだ」と週刊文春関係者は語る。
日刊ゲンダイが報じた小池百合子スキャンダルは「政治とカネ」
日刊ゲンダイのスキャンダル砲を見てみると、小池百合子氏が極めて「政治とカネ」で危ういのがわかる。
小池百合子氏に新疑惑 “正体不明”の会社に調査費210万円 | 日刊ゲンダイDIGITAL
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185010
都知事選へ出馬を表明した小池百合子元防衛相(63)。早速、政党支部が入居する事務所の割安賃料が問題視されているが、本紙は新たな怪しいカネの流れを掴んだ。“正体不明”の会社に3年間で210万円を支払っていた疑惑だ。 小池氏が代表を務める「自民党東京都第10選挙区支部」の収…
http://rr.img.naver.jp:80/mig?src=http%3A%2F%2Fstatic.nikkan-gendai.com%2Fimg%2Farticle%2F000%2F185%2F010%2F885150e1540da995f03cf1716b8a5cc420160705132115083.jpg&twidth=300&theight=300&qlt=80&res_format=jpg&op=r
鳥越氏のスキャンダルが、過去の「遊び」を相手方がどうとらえたかという程度のものであったのに対し、小池氏のスキャンダルは「政治とカネ」である。
猪瀬都知事、舛添都知事と2代続けて「政治とカネ」の問題で辞任に追い込まれた。
小池百合子氏の政治資金 使い道はあの“号泣県議”ソックリ | 日刊ゲンダイDIGITAL
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186204
「身体検査は真っ黒」(自民党関係者)という評判も納得だ。都知事候補の小池百合子元防衛相(64)が代表を務める「自由民主党東京都第十選挙区支部」。カネの使い方は非常識だった。 日刊ゲンダイは都選管に情報公開請求し、同支部の収支報告書に添付された領収書の写し(2012年〜14…
http://rr.img.naver.jp:80/mig?src=http%3A%2F%2Fstatic.nikkan-gendai.com%2Fimg%2Farticle%2F000%2F186%2F204%2F91f55fa5ce242ead172b5911eed8c64820160722123822167.jpg&twidth=300&theight=300&qlt=80&res_format=jpg&op=r
小池百合子氏「裏金疑惑」 都議補選に出馬“元秘書”の正体 | 日刊ゲンダイDIGITAL
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186324
31日投開票の都知事選に出馬している小池百合子元防衛相(64)に新たな「政治とカネ」問題が浮上した。今回はナント! 「裏金づくり」疑惑だ。 日刊ゲンダイは小池氏が代表を務める「自民党東京都第十選挙区支部」の収支報告書に添付された領収書の写し(2012〜14年分)を入手。…
http://rr.img.naver.jp:80/mig?src=http%3A%2F%2Fstatic.nikkan-gendai.com%2Fimg%2Farticle%2F000%2F186%2F324%2F1a8a6af7135a091ae51a552a1e872aff20160723141055992.jpg&twidth=300&theight=300&qlt=80&res_format=jpg&op=r
猪瀬氏の徳洲会疑惑はともかく、舛添氏のものは「疑惑ともいえない程度の問題」である。かし、小池百合子氏の疑惑は違う。明確な「政治資金」の詐欺疑惑だ。(政界情報筋)
これらの問題に小池氏はまったく説明責任を果たしていない。
説明責任を果たさない小池氏を週刊誌はスルー
ではなぜ小池氏のスキャンダルを、鳥越氏のものほどに、選挙期間中に暴かないのか。
ネタを一気に使い切ってしまうと「商売」にならない。スキャンダルは週刊誌が持っているカードだ。今回、新潮は文春に先を越され、便乗するしかなかった。政治とカネのスキャンダルは、各社ともに、時期を見て、「小池知事を辞職に追い込むまで」やる。どこが口火を切って先んじるか、虎視眈々とみているのが現状だ。(前出関係者)
もし、小池都政が始まってすぐにこれらのスキャンダルが浮き彫りになり、小池氏が説明責任を果たせない状況に陥れば、それ自体が週刊誌として商売になる。
そうなると小池都政が1年もたない可能性も出てくる。
再選挙でまた50億円!得をするのは売れ行きを伸ばす週刊誌ばかり
また都知事選となると、50億円以上のお金が無駄になる。喜ぶのは売れ行きを伸ばす週刊誌だけだ。
また選挙になれば、「商売」になる。しかも、1年後に再度知事選を行えば、オリパラに影響を与えない。週刊誌関係者はそこまで考えています。いま、時代を動かしているのは、まちがいなく週刊誌。それをリードするのは「文春砲」でしょう。(前出関係者)
1年で小池都知事を終わらせれば、2020オリパラと選挙がかぶらないという利点
現在の状況では、4年後の2020年が都知事選になる。
マスコミ的にも、オリパラの年はオリパラに集中したい。選挙など取り扱いたくない。それまでに小池新都知事をお払い箱にできれば、サイクル的にもすっきりするわけです。(同)
スキャンダルまみれであることをわかって、叩かず知事にしてから叩く。いったいだれがこの国を動かしているのだろう・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
 

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 22時00分時点 杉並区選管・練馬区選管・品川区選管にそびえるゆりこタワー<電子選挙マジック>
22時時点では 杉並区選管、練馬区選管、品川区選管でゆりこタワーがそびえている。

500票バーコード票をバーコードリーダーで読み取ったあとに

PC集計されるが、この500票バーコード票の時点でA候補者に何束あるのか

B候補者に何束あるのか をトータルで数えて、PC出力後に、A候補者が

500票束で何個、B候補者が500票束で何個というチェックは、ほとんどの選管が

行っていない。選管が「チェックしていますよ」と主張するのは2種類のチェックしかな

い。それは、500票の中に混入票がないかどうかをチェックすること。これは

バーコードリーダーで読み取る前のチェックであって、何にもならない。

もうひとつは、A候補者のバーコード票をバーコードリーダーでピッと読み取ったら

電子画面上で、「A候補、500票」と入力されたかどうかきちんとチェックしています

という。しかし、ここがやっかいなのだが、このチェックは実は何の効果もない。

沖縄県議選で明らかになったのは、画面上できちんとチェックしていても

PCのシステム上の設定で、候補者名を入れ替わるように設定してあったという。

今回もこういったチェックは行っていない選管が多数あると思われる。

2週間以内に、都知事選挙の当選無効の提訴をすべきである。しかもこの場合無料であ

る。(都知事選挙のような地方自治体選挙の場合は、選挙の効力は認めるが、

票の数えなおしを請求する当選無効というのが認められる。しかも無料である。

一方で、参議院選挙の方も一般市民は選挙無効の提訴をしなければならない。

30日以内だから7月は31日まであるので、8月9日(月曜)までである。

それを一日も過ぎたら、まったく無効である。この場合は、比例区は中央選挙管理会を

被告として、提訴し、選挙区は各都道府県の選挙管理委員会を提訴しなければならない。

衆議院、参議院の場合は、一般の市民の場合は、選挙無効の提訴

立候補して落選した人間だけに 当選無効の提訴が許されている。

(注 選挙無効とは、選挙自体をやり直せという訴訟

当選無効とは、選挙自体の有効性は認めるが、票をきちんと数えろというもの。

落選議員の当選無効の提訴の方が認められやすい)

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 不○選挙東京都知事選<01時05分確定>「種も仕掛けもございません」という選管マジック
これは、01時05分の確定である。

また結局、世田谷区選管が一位になっている。

ざっと見ると、参院選で、上位になっている選管とほぼ同じであることがわかる。

世田谷区選管、大田区選管、練馬区選管、江戸川区、杉並区、八王子市 町田市

新宿区選管とくる。つまり、参議院での不可思議なグラフを示したのと

今回の都知事選でも不可思議なグラフを示しているのは同じ選管ばかりなのだ。

なぜかというと同じバーコードとバーコードリーダーとPC集計システムを

使用しているからであると思われる。

これは再開票してみれば

実際には誤った集計であることが明らかになり、

現在の都知事は、変わるはずである。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/483.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 民進党は一日も早く消えて無くなれ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5595.html
2016/08/01 07:47

 東京都知事選を見るまでもなく、野党共闘を構築できない出来損ないの「野党」民進党は要らない。民主党が第二自民党に堕して以来、民主党や維新の党など、健全野党の形成を邪魔して安倍自公政権に利してきただけだ。

 都知事選では候補者擁立で打ち上げ花火のように候補者名を確たる根回しも何もしないで報道陣に表明してみたり、鳥越氏が統一候補になってからも民進党から聞こえてくるのは不協和音がりだった。とどのつまりが投票前日に突如として岡田代表が9月の代表選に出ないという、どうでも良い「意思表明」をするというチンタラぶりだ。

 日本の政治をここまでボロボロにした原因の一つは民主党の第二自民党化だ。消費増税10%を突如として菅首相が唱え、それを引き継いだ野田首相が大敗確実な総選挙を実施して安倍自公政権成立に手を貸した。

 その間、日本の政治の屋台骨を背負ってきた小沢一郎氏を検察とマスメディアと一緒になって政治の表舞台から引きずり降ろしたのも民主党内の第二自民党指向政治家たちだ。かくして国民は真っ当な野党を失った。あるのは自民党と下駄の雪の公明オカルト政党と自民党になり損ねた第二自民党の民進党だ。

 民主主義に失望する、というブログをアップしたが、失望したのはマスメディアに対してかも知れない。既に腐りきった日本のマスメディアには何も期待していないが、せめては公職選挙法にのっとって選挙妨害だけはしてほしくなかった。

 しかし堂々と小池氏のチンケな「劇場型」選挙の広報役をつとめ、鳥越氏のネガキャンを行った。それも選挙期間中ズーット、繰り返し執拗にだ。これほど明快な選挙違反はないだろう。

 しかし選挙結果はあまりに酷い。鳥越氏の得票は二位の増田氏にすら及ばなかった。民進党は責任を取って解党すべきだ。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/484.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 都知事選は小池が圧勝&自民党との関係、都連の責任はどうなる?+鳥越、敗北の弁(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24565912/


 今日から8月なんですね〜。(@@)

 しばらくは、まったりモード&mew個人の趣味モード(?)でブログを運営しようかと思っています。_(._.)_

 早速だけど・・・錦織圭がマスターズ・ロジャーズ・カップ(トロント)の準決勝で、ランキング上位&全英で決勝に進出したバブリンカに7−5,6−1で勝利。今日午前5時から決勝戦でジョコビッチと対戦するです!(**)

 錦織は、全英3回戦を左脇腹の痛みで途中で棄権。この大会が復帰戦になるのだが、当初はサーブやショットも、ちょっとコワゴワとした感じで慎重に打っていたものの、ディミトロフに2−1で勝った準々決勝あたりからそこそこ思い切って打てるようになっており、かなり回復している様子。ジョコさまには、14年の全米準決勝以来、勝っておらず。今年も4連敗しているのだけど。何とかここで勝って、四大クラシックの次に大きな大会であるマスターズで初優勝を果たして欲しい。o(^-^)o <もう錦織と五輪ぐらいしか楽しみがないし〜。_(。。)_>

* * * * *

 さてさて、昨夜、仕事が一段落して時計を見たら、19時59分。で、かばんの中からスマホを出そうとしたら、おそらくはジャスト午後8時に、yahooが速報を出したようで、画面中央に「小池、当選」の文字が。「あらら〜。ここまで早くなくとも」という感じだったです。(>_<) <追記・開票結果ベスト5>

『都知事に小池氏=女性初、増田・鳥越氏に大差【都知事選】

時事通信 8月1日(月)

 舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選が31日投開票され、無所属で新人の小池百合子元防衛相(64)が、増田寛也元総務相(64)=自民、公明、こころ推薦=、野党4党統一候補でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=ら無所属や諸派の新人20人を破り、初当選を果たした。初の女性都知事として、混乱した都政の立て直しに取り組むとともに、2020年東京五輪・パラリンピックの開催準備を急ぐ。
 確定投票率は59.73%(前回46.14%)だった。

 小池氏は自民党前衆院議員で、同党の制止を振り切って出馬。政党や組織に頼らない「しがらみのなさ」を前面に打ち出し、増田、鳥越両氏との三つどもえの争いを制した。与党は10日の参院選で大勝した直後に水を差された格好だ。野党側は「保守分裂」の好機を生かせず、民進党では共闘路線の反対派が勢いを増す可能性がある。

 小池氏は豊島区内の事務所で、都議会との関係について「都民のために何をすべきなのかを最優先に考え、政策の実現のために連携を取りたい。ただ混乱というのではなく、都民優先で考えれば、おのずと答えが出てくる」と述べた。

 小池氏は選挙戦で、都議会最大会派の自民党との対決姿勢をアピール。舛添前知事の高額な海外出張費や公用車の私的利用などの公私混同問題に多くの批判が寄せられたことから、都政の透明化や行財政改革を訴えたほか、知事報酬の半減などを公約に掲げた。
 増田氏は、自民、公明両党の支援を受けた組織的な選挙戦を展開。官僚OBで岩手県知事も務めた豊富な行政経験を訴え、都政の信頼回復を呼び掛けたが、小池氏との保守分裂が集票に大きく影響した。

 鳥越氏は、都知事の立場で脱原発や憲法改正反対を訴える姿勢を強調。告示直前、支持層が重なる元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が出馬を取りやめ、候補一本化が実現したが、及ばなかった。

 今回の都知事選には過去最多の21人が立候補。選挙戦では舛添氏、その前任の猪瀬直樹氏と2代続けて都知事が政治とカネの問題で辞職したのを受け、知事の資質やクリーンさがテーマとなった。政策面では、待機児童の解消や東京五輪への対応などが論点となった。

◇東京都知事選当選者略歴
 小池 百合子氏(こいけ・ゆりこ)カイロ大文卒。ニュースキャスターなどを経て92年参院議員に初当選。93年衆院議員にくら替えし、環境相や防衛相を歴任。都知事選出馬に伴い連続8期目の衆院議員を失職。64歳。兵庫県出身。当選1回。』 

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『「結果の重み感じまい進」=緑のハンカチ手に抱負―小池氏【都知事選】
時事通信 7月31日(日)

 「結果の重みを感じながら、新しい都知事としてしっかりと都政にまい進したい」。小池百合子さんは東京・西池袋の事務所で、時折涙ぐみながらも力強く語った。
 小池さんはテレビ各局が当選確実を伝えた午後8時すぎ、クリーム系のスーツ姿で事務所入り。何度も支持者に頭を下げながら、イメージカラーの緑色のハンカチで目頭を押さえた。事務所は夕方から報道陣であふれ、入れない支持者もいた。

 小池さんの隣には、自民党都連が処分をちらつかせる中でもずっと応援した自民党衆院議員の若狭勝さんや、同党元総務会長の笹川堯さん。共に万歳三唱して喜びを爆発させた。
 小池さんは選挙戦について「SNS(インターネット交流サイト)も活用した。支えてくれる人の輪がどんどん広がった」と振り返り、「(街頭演説の際に)緑色の品を着けてきてと言ったら、ゴーヤやブロッコリーを持ってきた人もいた。これまでにない、楽しい選挙だった」と語った。
 今後の都政運営については「都民の生活がよりよくなるように、女性も男性も、子どもも大人もお年寄りも障害を持った方も、みんなが輝ける東京を」と繰り返した。』

* * * * *

 確かに石原パパの暴言や石原ジュニア&自民党都連の冷たい言動は、「マダム・スシ」改め「ジャンヌ・ダルク」の小池氏にとってはナイスアシストになっちゃいましたね。(>_<)

『池上無双 当選の小池氏バッサリ…厚化粧発言「しめたと思ったのでは」と直球
デイリースポーツ 7月31日(日)
 ジャーナリストの池上彰氏(65)が都知事選でも無双ぶりを発揮した。31日夜にテレビ東京系で放送された都知事選の選挙特番「池上彰の緊急報道SP ニッポンの大問題」で都知事選に勝利した小池百合子氏にズバッと切り込んだ。

 選挙期間中、元都知事の石原慎太郎氏が、自民推薦の増田寛也氏への応援演説で小池氏のことを「厚化粧」とこき下ろした発言を持ち出し「しめたと思ったのでは?」と直撃。この発言で小池氏への女性支持が広がったと分析してみせた。小池氏は苦笑しつつ「敵失”ではないですけれど。エールをもらったことになった」と応じた。

 さらに小池氏と所属政党である自民党との対立構造を解説して「何でこんなにみんなから嫌われてるんですか」と質問。小池氏が気色ばみ「自民党の全部を敵に回しているわけじゃありません」と返す場面も。

 小池氏もキャスター出身らしく、言われっぱなしでは終わらず、「私は嫌われる、嫌われてないってことに興味がないんです。林修先生と『異端のススメ』っていう本を出してますけど、(嫌われることは)勲章だと思ってます」と余裕を漂わせていた。』

* * * * *

 mewは小池百合子氏を応援していたわけではないけど。ただ、正直なところ、mewは、石原伸晃氏が会長、下村博文氏(安倍盟友ゆえ総裁特別補佐に)が会長代行、内田茂氏(都議会議長)が幹事長を務める東京都連が推薦して全力で支援して来た候補が敗れたこと自体には、かなり喜びを覚えているところがあって。(ざまあ、と申しましょうか?)
 伸晃氏や下村氏がどのように責任をとるのか、注目したいと思うです。(・・)

『東京都知事選 自民党都連の石原伸晃会長が逃げた? 推薦候補「完敗」で記者対応をせず事務所を去る

 産経新聞 2016.7.31 21:14

 東京都知事選で増田寛也氏を推薦した自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は31日夜、増田氏の落選が伝えられると、当初予定していた記者団への対応を行わずに東京都千代田区の増田氏の事務所を後にした。

 石原氏は、増田氏の支援者らへのあいさつでは「選挙は完敗だった。力不足で申し訳ない」と陳謝。その上で「捲土重来。いろんなことがこれから起きるかもしれない。私は増田さんの大ファンの1人としてこれからも手を携え、都民のためにしっかり仕事をしていきたい」と述べた。
 事務所に集まった記者団には事前に当落判明後の石原氏の取材の案内があったが、結局行われなかった。

 自民党は、当選した小池百合子氏を推薦せず、都知事選は17年ぶりの分裂選挙となった。党都連会長の石原氏に対しては、分裂選挙を招いた上、推薦した増田氏が完敗したことへの責任論が出ている。』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『分裂自民、手痛い敗北=小池氏処分で寛容論も【都知事選】
時事通信 7月31日(日)

 自民党は31日投開票の東京都知事選で、推薦した増田寛也元総務相が小池百合子元防衛相に及ばず、保守分裂選挙で手痛い敗北を喫した。増田氏擁立を主導した党都連の石原伸晃会長らの責任が問われるのは必至だ。党に反旗を翻す形で出馬した小池氏の処分も検討するが、小池氏率いる都の新体制との関係構築を重視して寛容な対応を求める声もあり、難しい判断を迫られそうだ。

 石原氏は31日夜、増田氏の事務所で支持者らに「完敗だった。力不足で申し訳ない」と陳謝したが、自らの進退には言及しなかった。同党の茂木敏充選対委員長は「都民の審判を謙虚に受け止めたい。新知事には、都政の混乱を一日も早く収拾し、課題の解決に力を尽くしていただきたい」とのコメントを発表した。

 自民、公明両党は増田氏をそろって推薦し、徹底した組織選挙を展開。自民党都連は、親族を含め小池氏を支援した場合は除名などの処分対象にするとの文書を出し、締め付けを図った。
 しかし、小池氏はこうした圧力を逆手に取って改革姿勢を前面に出し、与野党支持層や無党派層から幅広く支持を獲得。自民党からは若狭勝衆院議員や一部区議らが公然と小池氏を応援し、党の締め付けは裏目に出た。

 自民党の下村博文総裁特別補佐は31日の民放番組で、小池氏や応援者の処分について「党紀委員会などできちんと議論する必要がある」と述べた。党内には「勝ち負けに関係なく除名にすべきだ」との強硬論が出ている。

 一方、2020年の東京五輪・パラリンピックや少子高齢化対策など重要政策で都と連携していくため、除名など厳しい処分を避けるべきだとの意見もある。増田氏を応援した国会議員からも「国と都はこれから一緒にやっていかなければならない」「今後の小池氏の対応次第だ」といった声が上がる。

 安倍晋三首相は今回、増田氏への支援を呼び掛けるビデオメッセージを寄せたものの、街頭での応援は見送った。敗北のダメージを最小限にとどめ、小池都政との全面対立を避けたいとの思惑があるとみられる。』 

<ちなみに、安倍首相は負けるのがイヤなので、直接、応援に行かず。(途中、夏休みをとってゴルフとかやってたし。^^;)結局、ビデオで応援メッセージを出しただけで、うまく逃げたつもりになっているのかも。でも、菅官房長官は、何回も応援に来たのよね。(~_~;)>

* * * * * 

『「申し訳ない」と鳥越さん=野党共闘に今後も期待【都知事選】
時事通信 7月31日(日)

 午後8時20分ごろ、硬い表情で現れたジャーナリストの鳥越俊太郎さん。「みんなに都政を取り戻す」と書かれた青いプラカードが飾られた会見場で、「私の力不足。期待を寄せてくれた人に申し訳ない」と頭を下げると、「よくやった」の声と拍手が起こった。

 告示2日前に、野党4党の統一候補として出馬を表明。「準備不足だったが、徐々に追い付いていった」と自己評価した。野党4党には「次の衆院選でも統一して戦ってもらいたい」と語った。
 一方、週刊誌で女性問題疑惑が報じられたことが尾を引き、出馬断念した宇都宮健児元日弁連会長からは応援を得られなかった。鳥越さんは「宇都宮さんの政策を反映したつもりだが、共に行動できなかったことは残念」と悔しさをにじませた。
 自身の今後については「チェックすべきことはチェックする」と述べ、ジャーナリストの立場から都政に目を光らせるとした。』

『午後8時20分頃に事務所に現れた鳥越氏は硬い表情で、「敗戦の弁を述べないといけない」とうつむいた。会見では敗戦の理由について「準備不足ももちろんあったし、事実無根の報道をされたのが影響したと思うが、基本的には私の力が及ばなかったことがこういう結果につながっている」と説明した。
 一方野党4党から支援を受けたことについて「結果的にはこういう結果になったが十分な戦いができた。力及ばずで、みなさんのご期待に添えなかったが、野党4党(の枠組み)は絶対に今後も必要だ。次の衆院選では野党4党で統一して戦っていただきたい」などと話した。
 女性問題が報じられたことについては「法的な措置をとっているのでくどくど述べるつもりはない。影響がなかったといえば嘘、あったと思う」と言及した。

 新しい都知事に望むことについては「公約をきちっと実行していただきたい。特に待機児童、待機高齢者・介護の問題、こういう点についてはちゃんとした効果のある都政をおこなっていただきたい。やっていただかないと私たちはまた声を上げることになる」と述べた。また小池氏については「雑誌の中で核武装の選択肢は十分にありえると述べられていた。本当に今でも怒りの気持ち。核武装があり得るというような人が都知事になっていいのかと思っている。都知事になられた後の言動には注意を払っていきたい」と語気を強めていた。(THE PAGE7月31日)』 <民進党都連の反応はまた後日にでも。超保守陣営の松原会長や長島幹事長は、岡田代表のせいにして責任をとらないつもりなのかな?^^;>

* * * * *

 ここから小池氏と自民党の本部、都連、都議会の関係がどうなるのか。TVメディアは、今後も小池氏と彼らの戦いを追い続けるのか・・・それなりに見ものかも。(++)

 そして、鳥越氏が惨敗することになった上、何故か突然(しかも都知事選中に)岡田代表の代表選不出馬宣言したことで、ここから民進党は保守勢力が動き出してバタバタするんだろうな〜と、ちょっと冷ややかに見ているmewなのだった。(@@) 

 THANKS


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/485.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 東京都知事選挙は、小池百合子候補(元防衛相)が当選、諸悪の根源「ブラックボックス」の壊滅に乗り出す(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/0d6d64dd62b95ab8519d4b8fb1d121c9
2016年08月01日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 東京都知事選挙は7月31日行われ、無所属の小池百合子候補(元防衛相)が2位の増田寛也候補を12111万票の大差をつけて当選した。初の女性都知事の誕生である。自民党支持層の50%、無党派層の50%のほか、野党各党からも幅広い支持を得たことが、最大の勝因だった。投票率は、59.73%(前回比13.59%アップ)

 自公推薦の増田寛也候補(元総務相)、元サンデー毎日編集長・鳥越俊太郎候補は、いずれも落選した。自民党は、事実上の分裂選挙となり、小池百合子候補を目の仇にして敗北したため、東京都連の石原伸晃会長(経済再生相)、内田茂幹事長らの引責辞任は免れない。小池百合子候補は、立候補に際し公約した諸悪の根源「ブラックボックス」の壊滅に乗り出す。すなわち、当選が決まった瞬間、「オリンピック利権」を握り、都政を壟断してきた「森喜朗元首相―自民党東京都連(石原伸晃会長=経済再生担当相)―自民党都議団(自民党東京都連・内田茂幹事長=第39代東京都議会議長)」との戦いの火ぶたを切った。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小池百合子「都議会の方々とも、しっかりと都民のためになるような政策の実現のために、これからも連携をとらせていただきたい」
冒頭解散するとか言ってなかったっけ?小池さん。















http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/487.html
記事 [政治・選挙・NHK210] 都知事選の結果を見ての私の感想(永田町徒然草)
都知事選の結果を見ての私の感想
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1800
16年08月01日 永田町徒然草


都知事選の開票結果は、このNHKの開票結果をご覧あれ。ハッキリ言って、この分析はなかなか難しい。先の参議院選挙での、1人区における野党統一候補の得票状況とあまりにも乖離し過ぎているからである。32ある1人区における与党VS.野党の勝敗は、21 : 11であった。敗れた選挙区でも、野党統一候補は票数でかなり善戦していた。小池候補も増田候補も与党陣営の候補者のであるが、マスコミの演出等さまざまな要因によって、与党VS.野党という対立構造にはならなかった。ここに、まず大きな理由があるのだろう。

都知事選告示日の2日前、鳥越氏が立候補を表明するまで、野党統一候補を擁立するという真剣な雰囲気は、野党になかった。実際にはいろいろあったのだろうが、野党は、その動きを見せるべきだった。今度の選挙で言われたように、こうした動きも“ガラス張り”で行わなければダメなのだ。こうした動きがなかったから、告示日2日前における情勢は、小池氏と増田氏の独走状態だった。だが、小池氏があらゆる面で増田氏をリードしていた。

こういう情勢の中に、鳥越氏が登場したのだ。確かに鳥越氏は知名度はあるが、決してスーパースターではないのだ。時間的な余裕が、2日ではあまりにも不足であった。仮に宇都宮氏が野党統一候補として立候補したとしても、状況はあまり変わらなかったと私は思う。選挙において、誰を擁立するかは大事なのだが、その過程も、同じように大切なのだ。最大の敗因は、ここにあるような気がする。

次に私が言いたいことは、人を選ぶのが選挙ということだ。どういう組織が付くか、マスコミがどう報道するかなど、要因はいろいろある。それらを含めて結局は、候補者自身の人間力が勝負を決めるのだ。だから、与党陣営の勝敗については、最初から最後まで、増田氏が小池氏に勝つことはないと、私は一貫して見ていた。

小池氏と鳥越氏の争いについては、正直言って分からないところが多かった。私たちの世代では、鳥越氏が有利であると分かっていたが、全世代を通じると、不安があった。しかし、それだけだったら五分五分だったと思う。都知事選は、マスコミの影響力が圧倒的に大きい。だから、私はマスコミの動きをフォローしていたが、これは圧倒的に小池誘導報道が多く、鳥越については、ネガキャンが殆どであった。

そのネガキャン度は、常軌を逸していた。永田町徒然草で書いたように、それは「政府与党とマスコミの合作による、政敵を抹殺する行為」であった。私は、敢えて“白色テロ”と最大限の表現を用いて、これを非難した。これは、まさに鳥越氏を抹殺した。「小池氏の勝利は、官邸の卑劣な手段によって作り出されたモノである」と、私はハッキリと指摘しておく。

卑劣な手段と無責任な扇動によって誕生した小池都政が、今度は政府与党を苦境に陥れることになるであろう。まず、自民党がごちゃごちゃなる。そして、都政もごちゃごちゃになるだろう。政治の世界の嘘とまやかしは、必ず化けの皮が剥がされるのだ。歴史はそのことを教えている。今回の都知事選の結果は、私にとって残念ではある。しかし、これを前提にまた、戦わなければならない。

それでは、また。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/488.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 無党派票が都知事選の明暗を分けた!!

無党派票が都知事選の明暗を分けた!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_3.html
2016/08/01 半歩前へU


小池百合子2,912,6285票 得票率44.5%
増田寛也1,793,453票 得票率27.4%
鳥越俊太郎1,346,103票 得票率20.6%

 今回の都知事選の明暗を分けたのは無党派票だったことが各社の出口調査
で分かった。極端に低かった前回に比べ投票率は10%以上もアップしたことから、鳥越俊太郎に有利に働くと思っていた。

 ところが、鳥越が獲得した無党派票は20%に満たず、50%以上を小池百合子にさらわれた。そればかりか、民進支持層の28%、共産支持層の19%が小池に投票。

 増田は自民党と公明党および創価学会、鳥越は民進党、共産党など野党4党の支援を受けた。これを逆手に取り、小池は「私は政党からの支援を受けていない。私の支援者はみなさんです。東京都民です」とやった。

 これが無党派層に効いた。実際は自民党からの応援を得ていたにもかかわらず、巧みにカモフラージュし、“孤独な戦い”を演出。これが功を奏し、その結果、大勝につながった。

出口調査はここをクリック
都知事選、小池氏に幅広い支持 朝日新聞出口調査
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7052PQJ70UZPS001.html?rm=351


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小池氏、五輪費用検証に意欲 政権与党は関係改善模索 
小池氏、五輪費用検証に意欲 政権与党は関係改善模索
2016年8月1日05時06分
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当選を決め、支持者の前で両手をあげる小池百合子氏=31日午後8時24分、東京都豊島区、遠藤啓生撮影
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 新しい首都の顔に小池百合子氏(64)が選ばれた。政党の推薦を受けない選挙の中で掲げたのは「東京大改革」。2020年東京五輪・パラリンピックの費用問題や、都議会の透明化に向き合う構えだ。選挙で相対した政権与党は、小池氏との距離をどう取るか模索する。

【特集】2016都知事選
 「予算額が膨らんでいった。不透明なところを解決していきたい」。東京・池袋の選挙事務所で小池氏は、東京五輪の費用問題について検証に乗り出す考えを明らかにした。

 20年五輪の開催費用は当初は約7千億円とされたが、見積もりの甘さや資材高騰で「2兆円を超える」(五輪組織委員会の森喜朗会長)、「3兆円は必要だろう」(舛添要一前都知事)。招致計画で「新国立競技場は国、仮設は組織委、恒久施設は都」とされたが、舛添知事時代に新国立競技場整備で都は448億円の負担を強いられた。

 「積算根拠を出していただき、都民の負担を明らかにしたい。都民のための都政を取り戻すため、五輪の予算負担は試金石になる」。小池氏は踏み込んだ。

 安倍政権にとって五輪開催は都知事との連携が欠かせず、小池氏との距離感が課題だ。財政難の国はなるべく都に負担を求める考えだが、舛添氏と違って組織委の森会長と疎遠で、話し合いは難しくなりそうだ。

 ただ、早くから小池氏の優勢が伝えられる中、官邸には小池氏との全面対決を避ける配慮もみえた。選挙中、安倍晋三首相は増田寛也氏(64)の応援のビデオメッセージを作ったが、7月29日、自民党東京都連の石原伸晃会長から都知事選最終日の30日に増田氏の応援演説に来るよう頼まれても、応じなかった。

 首相周辺は語る。「首相は一度も小池氏の批判をしていない。このメッセージは十分伝わっているだろう。選挙が終わったら、五輪を失敗させないため一丸となって頑張ろうと。それが政治ってものだ」

 対決姿勢を示してきた都議会との関係については、小池氏は「改革を進めなければならない。議会でも議論いただければ」と述べた。

 選挙中、ガラス張りの選挙カーで「透明化」を訴えた小池氏。「都議会を冒頭解散したい」。7月6日の立候補表明会見で打ち出した。冒頭解散は議会の知事不信任案提出がないとできず、実現性が薄いという声があがると、税金の使途透明化を訴えて回った。

 舛添前都知事の政治とカネの問題で始まった都知事選。都議の高額海外出張や月60万円の政務活動費に有権者の厳しい視線が向けられるなか、都議会批判を繰り返した。背景には自民とのしこりもあった。小池氏は立候補表明後、自民党都連に推薦を依頼したが、都連はしばらく保留したうえで、増田氏を擁立した。

 その対決を制した小池氏。「都民のためになる政策のために連携を取りたい」。自民側の対応次第で、関係改善を進める考えを示した。来夏の都議選に向けて「小池新党」の立ち上げも取りざたされていたが、「新党の計画は現時点でない」と否定した。

 一方、5日のリオ五輪開会式への出席は「見合わせたい」と述べた。「時間も迫っており数々の問題に取り組んでいきたい」。知事の海外出張のあり方が問われるなか、税金の支出について慎重に考える姿勢がうかがえる。

 自民都議は「まずは様子見」と言う。ある都議は「(小池氏の政策に)賛成か反対かと踏み絵を迫られると厳しい。知事への抵抗勢力とレッテルを貼られると都議選への影響もある」と戦々恐々だ。別の都議は「互いに歩み寄る」と冷静だ。1999年都知事選で自民候補を破った石原慎太郎氏とは、しばらくして関係が改善した。「年明けの予算案審議ぐらいが着地点」とみる。
http://www.asahi.com/articles/ASJ70514MJ70UTIL015.html
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 都知事選、我々はなにを嫌ったのか  
都知事選、我々はなにを嫌ったのか
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/073100055/ILLUST.jpg?
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明
 
2016年8月1日(月)
小田嶋 隆

 まず最初に。

 7月15日更新分の連載「ア・ピース・オブ警句」の中で私が断言した

《誰が当選するのかはともかく、投票率が史上最低を記録することだけは現段階で断言して差し支えないと思う。》

 という予言を、ものの見事にハズした件について、お詫びを申し上げたい。
 私は選挙を舐めていたようだ。
 のみならず、民主主義と都民を舐めていたのかもしれない。

 予想をハズしたこと以上に、なによりもこの点(選挙と選挙民を舐めていたこと)を反省せねばならない。

 政治方面の出来事に関して予測を外すことは珍しいことではない。というよりも、この10年ほど、私はほとんど毎回読みをハズし続けている。

 とはいえ、これほど自信満々に断言した案件について、これほどまでにきれいに空振りをしたケースははじめてだ。

 政治センスの欠如とは別に、ものの見方そのものが根本的に間違っている可能性を考えてみなければならないのだろう。

 以上、お詫びと反省の言葉を述べた上で、以下、なぜ自分の読みが外れたのかについて考えてみたい。

 選挙の前、私は

「これほど当選させたい候補者が見当たらない選挙は見たことがない。とすれば、多くの選挙民は投票意欲を持てないはずだ」

 と考えていた。
 ところが、投票率は、前回の数字をかなり上回っている(59.73%、2014年比で13.59ポイント高)。

 この結果を踏まえて、もう一度分析をし直してみると、今回の都知事選は、

「当選させたくない候補者が雁首を揃えていた前代未聞の選挙戦」

 だったわけで、それゆえに都民が

「絶対に当選させたくない候補者を当選させないために投票所に足を運んだ」

 結果、投票率が上昇したということになる。
 なんだかこじつけくさいが、私はそんなふうに見ている。

 もうひとつ言えば、前回は、投票に行くまでもなく

「どうせ舛添さんで決まりなわけだし」

 という読みが先に立ってしまった選挙で、であるから、特に選挙に熱心でない都民は、あえて投票所に出かける意義を見出すことができなかった。

 引き比べて、今回の都知事選は

「与野党がともに候補者選びの段階でグダグダな姿を晒した結果、事前に本命候補がはっきりしない」

 戦いであったがゆえに、各候補の支持者ならびに各候補のアンチが、ともに自分の一票を選挙結果に反映させるべく投票する理由は、より明確だった。このことも、投票率を押し上げた理由のひとつになっていると思う。

 次に、小池百合子候補の勝因について。
   これは、私にはわからない。

 無理矢理に何かを言えと言われたら、小池百合子さんがこのたびの選挙で圧勝したのは、彼女が他の2候補に比べてより小さな敗因しか持っていなかったからだという、およそ無責任な分析を垂れ流すことになるのだろうが、これは、分析ではない。

 なので、撤回する。
 私にはわからないと、もう一度言っておく。私にはわからない。
 増田寛也候補と鳥越俊太郎候補の敗因は、それぞれよくわかるが、あえて文字にすることは避ける。

 いずれにせよ、自民・公明の与党が推薦する統一候補が明らかな票差で敗北し、民進、共産、社民らの野党共闘がはじめて共同歩調をとって推薦した鳥越俊太郎候補がさらに手ひどい惨敗を喫した結果からはっきりしているのは、少なくとも東京都では、政党および組織票が、無党派層の人気を反映した浮動票に勝てなかったということだ。

 この結果(つまり、与野党がともに敗北したこと)は、今後のわが国の政治の行方に、わりとバカにならない影響をもたらすかもしれない。

 東京都民が、他府県の住民に比べて、より浮動的な人々であるのは、昔からはっきりしていた傾向で、いまにはじまったことではない。が、それにしても、政党政治がこれほど露骨に否定された選挙結果は、やはり既存の政党にとって衝撃であるはずだ。

 アメリカでは、民主・共和両党の政見と支持基盤が、ともに崩壊の危機に瀕している。
 ヨーロッパ諸国でも、左右を問わず、既存政党の存在感が、目に見えて退潮しつつある。

 その意味で、実は小池都知事の誕生の陰で見逃してはならないのが、弱小政党や泡沫候補が集めた票数を仔細に分析する作業だ。

 今回の都知事候補には、典型的なレイシストや、明らかなウソつきが立候補している。
 個人的には、こういう極端な人たちに投票する人々の動向をしっかり見ておくべきだと思っている。

 フランスの国民戦線も、スコットランド国民党も、登場した当初は、ちっぽけなニッチ政党だった。

 それが、たった10年ほどのうちに国政に大きな影響を与える一大勢力に変貌している。

 今回の都知事選に立候補した「その他の候補」に分類される彼らが、それぞれどの程度の票を集めているのか、また、その泡沫候補にどんな年齢層のどんな人々が票を投じているのかに、ぜひ注目したい。

 選挙を舐めてはいけない。
 選挙民を舐めるのはもっといけない。

 従来の常識はこれからもどんどん覆されていくだろう。
 であるから、この先わが国の政治にどんな変化が訪れるのかについて、私は、安易な予想をしないことにする。
 予想はよそう。
 非常につまらないダジャレだが、今の時代にふさわしい態度だと思う。

(文・イラスト/小田嶋 隆)

予想はやめても、考えることはやめてはいけませんね。
オチも、もう一息考えましょうか。

 当「ア・ピース・オブ・警句」出典の5冊目の単行本『超・反知性主義入門』。おかげさまで各書店様にて大きく扱っていただいております。日本に漂う変な空気、閉塞感に辟易としている方に、「反知性主義」というバズワードの原典や、わが国での使われ方を(ニヤリとしながら)知りたい方に、新潮選書のヒット作『反知性主義』の、森本あんり先生との対談(新規追加2万字!)が読みたい方に、そして、オダジマさんの文章が好きな方に、縦書き化に伴う再編集をガリガリ行って、「本」らしい読み味に仕上げました。ぜひ、お手にとって、ご感想をお聞かせください。(担当編集Y)
■変更履歴
投票率の数字を、最終結果に差し替えました。 [2016/08/01 9:40]

このコラムについて

小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たやすいこと」「取るに足らない出来事」「チョロい仕事」ぐらいを意味している(らしい)。当欄は、世間に転がっている言葉を拾い上げて、かぶりつく試みだ。ケーキを食べるみたいに無思慮に、だ。で、咀嚼嚥下消化排泄のうえ栄養になれば上出来、食中毒で倒れるのも、まあ人生の勉強、と、基本的には前のめりの姿勢で臨む所存です。よろしくお願いします。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/073100055/ 
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/491.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 選挙につき、不思議と思う現象に着目。そうしないと、また同じ負け方をする
選挙につき、不思議と思う現象に着目。そうしないと、また同じ負け方をする
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/24346a023d2b5814b766d368574e38c9
2016年08月01日 のんきに介護


不正選挙を訴えることって、


敗戦濃厚な


太平洋戦争末期、


「日本、負けてるよ」


という兆候を述べているのと、


さまで変わらない。


「証拠を見せろ」


一点張りで、


大本営発表を信じようとする


愚かさに


気づかない人たちに


苛立つ。


NHK投票日出口調査によると、


小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏の順となっていた。


最初に、


小池当選の決定があり、


それに相応しい物語が作られた、


「小池は、無党派層の心をつかむ」のだ! という。


どうやって?


(1)女だから


(2)自民党と争った


という二つの理由が大きいのかな。


この子どもっぽい


価値観は誰が用意したのか――。


これにつき、


注目すべき情報がある。


孫崎 享
@magosaki_ukeru さんの


――極秘情報、都知事選。(6月15日午前、舛添氏辞職願を都議会議長に提出、小池百合子氏6月29日に記者会見で知事選立候補の意向を表明した経緯の中)6月17日の段階ですでに、米国情報関係者周辺では「次はユリコね」という会話がされていました。〔19:20 - 2016年7月28日 〕——


というツイート。


羊に化けた狼くんがちらりと自分の姿をさらしてくれているわけだな。


というか、


黙っていられなくって、


情報漏えいしてくれる人がいるってことなんだろう。


こういうのがっても


証拠を求める人は、


これでは不正を疑えないとほざくのかな。


きむらとも
@kimuratomo さんは、


――開票状況を伝える番組、どの区もトップが小池百合子氏であると同時に、上位6人以内に「桜井誠氏」が必ず入っていること、多いところでは4位に着けていることに恐怖を感じずにはいられない。安倍政権の下、差別主義を是とする都民が間違いなく増えてきている、まさに日本全体が病んできている実態だ。〔23:11 - 2016年7月31日 〕——


こうなった分析をする人がいる。


弱い人は、


庇護を求めない。


それは、


自分の弱者性を認めることになるから。


反面、


強い人を求める。


暴力で、弱い人を虐げるのを見ると、


同調したいと思う、と。


すなわち、


DJバーネル@feedback515さんが言う如く、


――率直な感想。


一般大衆の「サヨク嫌い」がここまで来ているという恐怖


鳥越俊太郎はたぶん、現状では「サヨクっぽい人」と認識されてると思う。で、これだけの差がついてしまう。知名度で勝る鳥越氏が、増田氏にも負けてしまう。これは深刻ですわ、正直言って。〔20:42 - 2016年7月31日 〕——


――あとひとつには、ハト派よりタカ派が好まれるというのもあります。それと断言系、強気系。いずれも「サヨク」側が持たない、持つ気がないものです。それと国内限定で歴史が修正されているため「護憲」「平和」みたいなのもマイナスに作用すると感じています。@masouryuu〔21:58 - 2016年7月31日 〕——


ってわけだな。


まぁ、そういう面もあるだろうな。


しかし、一番、肝心なのは、


そんな風なことを考えさせるきっかけになっている


選挙が


偽りに満ちているってことだ。


今の時代、


それに気づく懐疑する心が決定的に欠けているように思う。


哀れなのは、


マスコミの“洗脳”を感じて真似をしている人たちだな。


自分たちのそっち方面の能力は、


未熟過ぎ、


実用に耐えないことがまるでわかってない。


その人たちが


たとえば、


「鳥越さんの人気えぐいin ○○」などと、


同じことを発信して、


為政者たちの世論誘導に対抗しようとしている。


その結果、


見るも無残な負け方をして、


たとえば、よしぼ〜@yocibou さんのように


――都知事選、残念でした。
たらればですが、出てきた結果を見れば、候補の選定に問題があったと言わざるを得ません。先行する女性には、やはり女性で対抗すべきだったかな、前回、噂された落合恵子氏あたりが、もっと事前に選ばれていたらどうだったろう。本人にその気がなかったのかもしれませんが。〔21:07 - 2016年7月31日 〕——


と反省している。


また、おでんたべたい@gesutalk5911さんのように、


――@syouwaoyaji 都民やめたい。〔20:02 - 2016年7月31日 〕——と、


また、はなぺ@hanape123さんのように


――@gesutalk5911 @syouwaoyaji 東京は狂ってる…〔20:06 - 2016年7月31日 〕——と、


嘆いている。


リーダーである鳥越さんも


ボランティアの皆さんへの感謝の言葉を口にするのが


精一杯だ。




わかったことへの言及がないんだな。


これでは、


また、同じ負け方をする。


我々は、


気づかなければならない、


不自然な事態を。


一つ例を挙げれば、


一番町のボケ爺@Mo6gygyさんが言っているようなこと。


彼は、


こう言う、


――なんだか、俺のツインターは異常だ。フォロワーが偏っているのか?「小池、おめでとう」のメッセージがまわってこない。超爆発的人気で勝利したはずだが?不思議。小池に熱狂的に投票した都民の皆さん。これまで、ミンシン共産生活民社に投票していた方で小池に転向した方、小池賛辞のメッセージを!〔22:22 - 2016年7月31日 〕―—と。


我々は今、


民主主義に信頼する心を打ち砕かれようとしている。


その圧力が露骨になっているのではあるまいか。


しかし、


それらが新聞を通してであったり、


選挙の結果による


敗北感を通じてである。


要するに、


外部からの注入によっている。


意識すれば、


跳ね返せるはずだ。


明けない夜はないよ。


僕は、


そう思う。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/492.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小池百合子氏の勝利、理由の一つは既存政党への忌避感(二度ある事は三度あり?!)
 某小泉総理ばりの「身内敵対」ポーズという「劇場型」というより八百長プロレス。政策より「色リボン運動」を悪用した「グリーンでクリーン」イメージ戦略。挙句の果てに、誰が仕掛けたかは知らぬが野党連合候補への「捏造記事」によるプライベート攻撃。
 一応「民主主義」においての選挙結果が出てしまった以上、何を言っても良い訳に聞こえるだろうが。選挙過程で明らかになった問題点について、十分な解明なくスルーされては「勝てば官軍」となる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
小池百合子氏の勝利、理由の一つは既存政党への忌避感

http://blogos.com/article/185483/

昨日夜NHKの都知事選番組を見ていると、午後8時の放送開始と同時に小池氏の当選確実が報じられたのには少々驚いた。当選確実のあまりの速さにである。開票結果は2位以下に百万票以上の大差をつけての勝利だから、問題はないのだが。

小池氏が勝った理由はいくつかあると思うが、その一つは「既存政党への忌避感」だったと私は感じている。

都知事選は国政選挙と違い、都民の暮らしの改善に貢献する人物を選ぶ選挙だから、政党よりも人物で選ぶという考え方は正しい。

自民党は選挙中に「党が推薦していない候補者に所属する議員たちが投票した場合は除名処分の対象とする」という党紀引き締め文書を出したが、これは完全に裏目に出て、小池氏に票が流れたと思われる。

政治的な既存勢力への反発は米国など他の先進国と共通する現象のようだ。既存勢力は企業・組合等既存団体の利益を守るための政治を行うので、自分たちの利益を尊重する候補者を選ぼうという動きだ。

ただ都知事選で興味深かったことは、小池氏がこれまで政治経験・政治的主張の上で一番右寄りであったこと。つまりある意味では既存勢力を代表する立場にこれまであったことだ。

ところが小池氏は自民党が増田氏推薦を決めると無所属で選挙戦を進めた。つまり既存勢力から鞍替えをしたのである。

無論都知事に問われるのは政治的見識だけではなく、都市外交を含めた政治的手腕や金銭的な身ぎれいさもある。小池氏には政治資金面のスキャンダルリスクが残っているので、前車の轍を踏む可能性なしとはしない。

二度あることは三度あるというが、さすがに都知事がこれ以上政治的資金スキャンダルで辞任するとうんざりする。万一非を認めざるを得ないような場合はきっぱりと非を認めて問題の拡大を防いでほしいと思う。

そして投票した側も諸般の事情を比較衡量した上で、小池氏を選んだということを頭にとどめておくべきだろう。選挙は完全無欠な人を選ぶ場ではない。相対的にましな人を選ぶ場だからだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
もし問題ある知事であるなら、傷口が小さい内に何かするべきかもしれない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/493.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 早くも変節した小池百合子
早くも変節した小池百合子
http://79516147.at.webry.info/201608/article_5.html
2016/08/01 半歩前へU


 小池百合子が早くも変節。当選インタビューで、これまで厳しく批判してきた東京都議会との関係を問われ、「議会も都民に選ばれる。都民のために連携したい」と一転して協調路線を鮮明にした。

 うすうす予想されていたことだが、この手で伏魔殿の都議会と「たった一人で戦う女性」を演出し、有権者を欺いた罪は重い。

 さらに小池は都議会を牛耳るボス、内田茂を名指しで批判。当選すれば、議会の透明化を目指し、都議会の「冒頭解散」を公約した。

 だが当選インタビューでは不信任決議がないと解散できないことに触れ、「決議は現実的ではない」と解散宣言を反故にした。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/494.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小池百合子新都知事の誕生 その背後の怪しさ(シリア難民基金も!?)
 地デジ放送を与党が支配する独裁状態では、自由にものを見聞きしていると思うのは幻想かもしれない。
「グリーンでクリーン」という「イメージ戦略」が大部分とも思える「偽反与党」知事。その実態を明らかにすることは、もし問題があれば傷口を小さくするため必要だろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

小池百合子新都知事の誕生 その背後の怪しさ

http://blog.livedoor.jp/sasagi2016/archives/5163361.html

舛添都知事(前)の政治資金問題が浮き彫りとなりバッシングが強まって、それを受けた舛添氏の都知事辞職によって始まった都知事選挙ですが、なぜ舛添氏はあれだけのバッシングを受けたのでしょうか。
些細な金額で鬼の首を取ったかのように報道するわりには、それ以上に真っ黒な甘利明氏や高市早苗氏の扱いが小さすぎるのは何故なのでしょうか。
政治資金規正法がザル法とも言われている通り、こんな法律を守っている政治家などほとんどいませんよ。
たしかに舛添氏はけしからんことをしていたし、問題が発覚したときの対応は言い訳がましいものではありました。
しかし、舛添氏の恥ずかしい過去を引っ張り出すだの、家族を巻き込むだの、だんだん舛添降ろしなるものがエスカレートしていったが、これは大人社会のイジメの構図にしか見えません。
舛添氏を猛批判しているマスコミ関係者や議員の方々、あなた方はどれだけ清廉潔白なのですか?
こんなことをして自分の首を絞めてるってことわかってますよね?

舛添騒動で盛り上がっているうちに監視社会の実現へhttp://blog.livedoor.jp/sasagi2016/archives/3381187

↑前にこの記事を書きましたが、テレビや新聞などが舛添騒動で盛り上がっているうちに改正刑訴法が衆議院に送られましたが、結局、成立してしまったようです。

“司法取引”導入へ 改正刑事訴訟法が成立(テレ朝ニュース)http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000075482.html

この改正法によって警察・検察の権限が拡大することになり、新たな冤罪が生まれるリスクが高くなった。
そのころは舛添、舛添と言って、まんまと踊らされていたのです。
近いうちにリオ五輪という世界最大のイベントがありますが、テレビなどはオリンピック一色になるでしょう。
自分も非常に楽しみにしていますが、おそらく盛り上がっているうちにまた変な動きがあるのではと懸念しています。

また、舛添氏は安倍自民党のバックアップを受けて東京都知事になったわけですが、都知事になってからの舛添氏は自民党の意向とは反対のことをしていました。
それがお台場カジノ構想の白紙化、自民党改憲草案に対する大批判でしょう。
これだけでも十分、自民党にとって舛添氏に対する憎たらしい部分なのです。
マスコミの中でも特にフジテレビの舛添バッシングは異常なのは、お台場にカジノができるはずだったのが舛添氏の独断によって無かったことにされたのでその恨みでしょう。
まぁフジテレビ記者の体質の問題かもしれませんが。
メディア、都議会が一丸となって批判しているあたり権力が食い込んでいると思われます。
彼に都政を任せるのは好ましくないと考え、都知事を辞めさせて、利権を構築して自分たちで甘い汁を吸おうとした算段でしょう。

●小池百合子新都知事のバック

小池百合子氏が東京都知事に当選しました。
自民票、反自民票、無所属票、若者票、女性票などを取り込んだのが彼女の勝因であるだろう。
しかし、政治資金問題が原因で舛添氏は辞職したというのに、数々の政治資金問題の疑惑を抱えながらも小池氏は何故、立候補をしようと思ったのでしょう。
反自民を掲げながらも自民党を離党しない、自民党も小池氏を除名しないのは何故なのか。

知っての通り、小池氏は日本会議の副会長を務めております。
こういった団体に所属しながらもさらに要職に務めていて自民党とは繋がってないなんて説得力がありませんよ。
仮に小池新党を立ち上げたとしたら、東京都選挙区は小池新党が強くなってしまい野党は連携を取れなくなる。
これこそ自民党の思う壺でしょう。

また、戦略国際問題研究所(CSIS)との関係が深いとされる公益財団法人:日本国際フォーラムの評議員でもあります。
小池氏はそのCSISの講演で演説をしたことがあります。
CSISというのは要はアメリカ政治におけるネオコンサバティズムの牙城です。
つまり、小池氏は安倍首相と変わらない親米ポチなのです。

そして、面白いネタがありますが、小池氏はNPO団体のシリア難民支援議員連盟の会長を務めています。
しかし、このシリア難民を支援する団体にどうも金の流れに怪しい話があり・・・。

ーーーーー
・イタリアでダーイシュ(IS)の資金を稼ぐ慈善基金の存在が暴露(sputniknews)
マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF,資金洗浄を防止する政府間機関)はダーイシュ(IS,イスラム国)の思いがけない資金源を発見した。
ダーイシュはテロ活動への資金集めのために、なんと市民の同情を利用していたのだ。イタリアで見つかったジハード主義者(テロリスト)らの思わぬ資金源とは、シリアの児童に資金を集める慈善組織だった。
(略)
ーーーーー

このスキームは次のとおり。欧州全土の多くの個人、法人がイタリアのある銀行にある慈善組織の口座に資金を送金した。そしてこの資金はトルコへと送られ、そこでダーイシュのリクルート員の口座から引き落とされた。このダーイシュのリクルート員は非商業組織の助けを借りてテロ組織のための資金を集めていたのだ。

こういった慈善組織からテロ組織に資金が流れるのはよくある話です。
しかもトルコですから。
ちゃんと資金の流れを確認したほうがいいですよ。

最後に東京都に関わることですが、予算が膨れ上がった東京五輪の問題に不足する部分は個人の資産もご協力をお願いすると言っています。
本当に都民はこの方が都知事で良かったと思うのでしょうか。

舛添氏は自民党からバックアップを受けながらも都知事になった途端、自民党の意向を逆らうようなことをしました。
対して小池氏は反自民を掲げながらも都知事になった途端、その逆をするのではないでしょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/495.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 鳥越陣営、「池上特番」に出演せず 視聴者「聞く耳はどうした」(都知事選2016) :池上から逃亡 エセジャーナリスト鳥越
       
       
    
■ 池上彰のインタビューから逃げた 鳥越俊太郎  エセジャーナリストだった鳥越


> スタジオの池上さんは「私の質問を受けない、ということのようですねぇ。うーん」と言葉をつまらせ、苦い表情。結局、番組終了まで鳥越氏本人を含め、鳥越陣営のインタビューは実現しなかった。

> 番組放送中、小池氏はインタビューに答えたほか、増田寛也・元総務相の陣営からは自民党の下村博文・総裁特別補佐が出演した。
  
  
鳥越俊太郎は小池百合子にダブルスコア以上の大差で敗北。

そして上記の通り選挙特番で、鳥越俊太郎は池上彰のインタビューから逃げました。

増田陣営は選対の自民党の下村が池上彰のインタビューに対応。

鳥越陣営は、池上から「女子大生淫行疑惑」を追及されたらボロが出ると考えたのでしょう。

逃げたのです。

ここでも説明責任から逃げた鳥越俊太郎。

もはやまともなジャーナリストではありません。


当然視聴者からも鳥越への非難轟轟です。(下記)


>鳥越氏が池上さんとの掛け合いから「逃げた」と解釈する視聴者も多く、ツイッターに

“「敵前逃亡かよ」
「聞く耳はどうした」
「逃げないで下さい」

と鳥越氏への強い批判が相次いだ。


[記事本文]

(JCASTニュース)

2016年7月31日投開票の東京都知事選で、候補のジャーナリスト・鳥越俊太郎氏が、同日夜放送の池上彰さんの選挙特番に出演しなかったことがネット上で波紋を広げている。

報道番組「池上彰のニッポンの大問題〜都知事選スペシャル〜」(テレビ東京)での一幕で、ツイッターでは「敵前逃亡かよ」「聞く耳はどうした」「逃げないで下さい」といった厳しい指摘が相次いだ。

「私の質問を受けない、ということのようですねぇ」

候補者と繰り広げる1対1のインタビューが名物の池上特番。しかし、視聴者が期待していたジャーナリスト同士の掛け合いは実現しなかった。小池百合子・元防衛相に当選確実が出た20時過ぎ、鳥越事務所からの中継で、相内優香アナウンサーが「今交渉していますが、1対1の掛け合いはできないかもしれません」と険しい表情で伝えた。

これに、スタジオの池上さんは「私の質問を受けない、ということのようですねぇ。うーん」と言葉をつまらせ、苦い表情。結局、番組終了まで鳥越氏本人を含め、鳥越陣営のインタビューは実現しなかった。鳥越事務所との中継は、このシーンしか放送されなかった。

番組放送中、小池氏はインタビューに答えたほか、増田寛也・元総務相の陣営からは自民党の下村博文・総裁特別補佐が出演した。鳥越氏はテレビ朝日のニュースキャスターの経験もあり、現在、もっとも人気のあるテレビキャスターである池上氏との掛け合いに視聴者の注目も集まっていた。

そのため、鳥越氏が池上さんとの掛け合いから「逃げた」と解釈する視聴者も多く、ツイッターに

“「敵前逃亡かよ」
「聞く耳はどうした」
「逃げないで下さい」

と鳥越氏への強い批判が相次いだ。

http://www.j-cast.com/2016/07/31274059.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 宇都宮氏が明かす、鳥越氏の応援演説しなかった理由(日刊スポーツ)
鳥越俊太郎氏からの応援演説の要請に応じなかった経緯を明らかにする文書を発表した宇都宮健児氏(撮影・村上幸将)


宇都宮氏が明かす、鳥越氏の応援演説しなかった理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000009-nksports-pol
日刊スポーツ 8月1日(月)0時46分配信

 元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)と、同氏を支援する「希望のまち東京をつくる会」は31日、文書を発表し、野党統一候補となった鳥越俊太郎氏(76)の応援演説を行わなかった件に関する経緯を明らかにした。文書の冒頭で、双方が数回の調整を行ったものの、結果的に合意に至らなかったとしている。

 宇都宮氏と同会は、鳥越氏の陣営から応援要請があったことを受け、7月27日付で鳥越氏宛てに文書を送付した。その中で、築地市場の移転作業を停止し、関係者を入れて計画を見直すことなど、7つの政策の実現に向けて誠実に努力することを求めた。

 さらに「女性の人権問題について」と題し、「週刊文春」と「週刊新潮」で報じられた女性問題について「鳥越候補自らが記者会見など公開の場で説明責任を果たし、被害者女性への配慮を示すこと」を求めた。

 文書の中で、宇都宮氏と同会は「鳥越候補は、根拠を述べることなく『事実無根』として、刑事告訴まで行っています。しかし、私たちはこの記事そのものから見て、事実無根と考えることはできません。むしろ、女性とその関係者の証言まで否定することは、被害女性に対するさらなる人権侵害となる可能性があります」と指摘した。

 加えて、鳥越氏がテレビなどの討論会を欠席していることに対しても「明日(28日)朝以降、候補者間の政策討論等の機会があるならば、欠席しないこと」とも求めた。

 鳥越氏サイドから返答があったことを受け、宇都宮氏と同会は、翌28日に再び鳥越氏宛てに文書を送った。その中で、鳥越氏の女性問題に関する返答に対し「具体的な報道内容を見る限り、これを『事実無根』として退けられる案件とは考えられません。また、『事実無根』だとする説得力ある反証も挙げられていません」「被害を受けたという女性がおられる以上、都知事候補として、どのような事実があったのかを自ら公開の場で説明し、被害女性および都民の納得を得る責任があると考えます」と指摘した。


 その上で、宇都宮氏は「私はこれまで多くの人権問題に携わってきました。その原則をここで曲げることはできません。鳥越候補がこれまでの対応を撤回せずに説明責任を果たされないとすれば、きわめて遺憾ではありますが、都民に対してあなたを都知事にふさわしい方として推挙することができず、応援に立つことはできません」とつづった。

 女性問題について説明責任を果たさなかった鳥越氏の姿勢が、宇都宮氏が応援演説に立たなかった、最大の要因だったことが明らかになった。


応援要請についての公開書面
http://utsunomiyakenji.com/1040





































http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/497.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 政界地獄耳 野党政策の果て 参院選延長戦(日刊スポーツ)
政界地獄耳 野党政策の果て 参院選延長戦
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1687746.html
2016年8月1日9時43分 日刊スポーツ


 ★「自治体選挙に限ればもう政党だとか組織の時代ではないのではないか。ことに今回の知事選は猪瀬直樹、舛添要一と歴代知事の政治とカネの問題と、その前の石原慎太郎が、首相の座が転がり込むかもしれぬと唐突に知事を辞め、国政に移ったという政治不信が根底にある。それを見抜けない組織選挙に未来はなかった」(政界関係者)。

 ★この流れは舛添の公私混同問題からだ。テレビの視聴率は飛び跳ねたという。「首都圏だけでなく全国的に関心を呼んだ。兵庫県議員だった野々村竜太郎が不正政務活動費と号泣会見。あれと舛添問題は同根とお茶の間は感じた。つまり全国にあの手の議員や議会のボス議員がいてやり放題やっている。そこにメスを入れるというキーワードを見抜いたのは小池百合子だけだった。小池の圧勝は全国の政治不信のエネルギーとみるべき」(小池陣営関係者)。

 ★野党統一候補擁立は二転三転。きちんとした依頼もできず名前が挙がるどころか会見まで開いて出馬に至らない候補が続出。やっと鳥越俊太郎擁立になったものの、政策が間に合わず「がん検診100%」からスタートし、果ては安保法制や、反原発と参院選の延長戦に陥ってしまった。

 ★除名もせず、党員である小池を追い込み続けた自民党東京都連の政治音痴の面々は早々に首を洗って待っているがいい。無論、都連お得意のブラックボックスに逃げ込むことは許されない。都連会長、都連会長代理、幹事長に加えて政府高官の名前で、ぺらぺらと小池批判をし続けた都議出身の官邸入りしている議員の下品さも政府の一員としてふさわしいとは思えない。政治音痴ぶりを認める辞表だけでは都連の浄化は無理だろう。この結果は3日の内閣改造にも影響するかもしれないが、当初から首相・安倍晋三が分裂選挙のどちらにも動かなかったことから、全体の流れを見極められなかっただけで政治センスのなさが際立った選挙だったといえる。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/498.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 読売、産経が野党の分断攻撃を開始!
読売、産経が野党の分断攻撃を開始!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_4.html
2016/08/01 半歩前へU


 宇都宮健児は「国政選挙と都政は違いますからね」と言って、鳥越俊太郎を政策不在と厳しく批判した。これでもまだ、「違います」と言い張るか?政治オンチは生半可なことを言わない方がいい。

 読売、産経の両紙は都知事選で自民党系の小池百合子が大勝したのを受けて、「これで野党共闘は行き詰った」と分断攻撃を開始した。

 読売は社説で、「民共共闘」の限界ではないか、と銘打って「次期衆院選で、民進、共産、社民、生活の4野党は選挙協力を行う方針を決定している。

 だが、連立政権を目指すかどうかの議論はこれからだ。岡田氏(代表退任表明)は、民進党内を説得し、共闘を進めることに限界を感じたのではないか」と強調。

 次いで読売は、「見過ごせないのは、民共共闘によって得たものがある反面、失ったものも少なくないことだ」として、「共産党は、自衛隊を違憲と断じ、日米安保条約の廃棄を求める。消費増税やTPP、原発再稼働でも、民進党との隔たりは大きい」と力説して見せた。

 さらに読売は、「こうした政策面の矛盾に目をつぶり、選挙協力を深めたことは、安保法の廃止の主張と合わせて、党内の保守系などから反発を招いていた」と訴え、党内右派にエールを送った。

 産経も負けじと、「共産党の“民進抱きつき路線”に黄信号 頼みの岡田克也代表の“逃亡”で、民共共闘への修正論が台頭する」と題するコラムを掲載、野党共闘の分断に期待を寄せた。

 鳥越俊太郎が都知事選で原発停止や護憲を訴えるのは、こうした背景があるからだ。宇都宮は、いつまでも「出馬辞退」を根に持って、人権だ、何だ、と難クセをつける。

 その結果、読売、産経と同様、自民党に手を貸し、小池百合子を勝利に導いた。宇都宮の犯した罪は消えるものではない。


          ◇

岡田代表不出馬 「民共共闘」の限界ではないか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160731-OYT1T50117.html
2016年08月01日 06時01分 読売新聞社説

 共産党との共闘路線が行き詰まった末の退任と言えるだろう。

 民進党の岡田代表が記者会見し、任期満了に伴う9月の代表選に出馬しない意向を表明した。

 理由については、「参院選で反転攻勢の一歩を踏み出せた。ここで一区切りつけて、新しい人に党を担ってもらいたい」と語った。分かりづらい説明である。

 本当に「反転攻勢」の基盤ができたのなら、自ら党を率い、その路線を推進するのが筋だろう。

 次期衆院選で、民進、共産、社民、生活の4野党は選挙協力を行う方針を決定している。だが、連立政権を目指すかどうかの議論はこれからだ。岡田氏は、民進党内を説得し、共闘を進めることに限界を感じたのではないか。

 岡田氏は昨年1月に旧民主党代表に就任した後、懸案だった維新の党との合流を実現した。参院選では、「民共共闘」を進め、4野党の選挙協力を確立させた。

 その結果、3年前と比べれば獲得議席が多かったが、6年前よりは大幅に議席を減らした。

 見過ごせないのは、民共共闘によって得たものがある反面、失ったものも少なくないことだ。

 共産党は、自衛隊を「違憲」と断じ、日米安保条約の廃棄を求める。消費増税や環太平洋経済連携協定(TPP)、原発再稼働でも、民進党との隔たりは大きい。

 こうした政策面の矛盾に目をつぶり、選挙協力を深めたことは、安全保障関連法の廃止の主張と合わせて、党内の保守系などから反発を招いていた。

 岡田氏の参院選の目標設定には党内外から疑問の声が出た。

 憲法改正の阻止を前面に掲げ、「改憲勢力に3分の2を取らせない」と訴えた。55年体制の革新陣営の主張に先祖返りしたかのような印象を与えたうえ、その目標自体も達成できなかった。

 岡田氏が東京都知事選の投開票の前夜、唐突に不出馬表明したことも不評だった。「敵前逃亡」と受け止めた都連関係者らから強い不満が出たのは当然だろう。

 9月15日の代表選では「岡田路線」の是非が主要論点になる。

 「政権選択」が問われる衆院選でも共産党と協力するなら、自公政権に代わって、どんな政権を目指すのかを明示し、現実的な政策合意を行うことが欠かせない。

 「政権交代可能な政党」を目指す以上、本来、外交・安保政策は大筋で自民党と共有できることが望ましい。その点を十分に踏まえた議論が求められよう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/499.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 「鳥越氏を連れてきた責任を全うせよ」 民進・松原仁都連会長が岡田克也代表を公然批判  : 民進党で 内ゲバ始まる
        
      
     
[私のコメント]
    
     
■ 民進党・都連会長の松原仁が 今回の都知事選で岡田代表を非難  民進党は内ゲバへ
  
  
>民進党の岡田克也代表が投開票前日の30日、9月の代表選に出馬しない意向を示したことについては「選挙戦の最終日になぜ、鳥越氏擁立の中心だった岡田氏が出処進退に言及したのか。極めて理解に苦しむ」と憤りを隠さなかった。

> 「岡田氏が都連で内定した候補を覆す形で(鳥越氏を)連れてきた。連れてきた責任を全うすることが必要だ」として岡田氏を批判した。
 
  
今回の都知事選に関連して、民進党では上記の通り内ゲバが始まっています。

一方、民進党・柿沢未途も岡田代表を非難。(下記)

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/465.html


サヨクの内ゲバは恒例ですが、醜い限り。

この醜態では民進党政権となることなど、当分はなさそうです。


[記事本文]

(産経ニュース)

民進党東京都連会長の松原仁衆院議員は31日、都知事選で同党など野党4党が推薦したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が敗北したことを受け、「4党の結集が実現されれば、当初から勝利することができるだろうと思っていた。十分結集できなかったことが大変残念だ」と述べた。都内で記者団の取材に答えた。

 民進党の岡田克也代表が投開票前日の30日、9月の代表選に出馬しない意向を示したことについては「選挙戦の最終日になぜ、鳥越氏擁立の中心だった岡田氏が出処進退に言及したのか。極めて理解に苦しむ」と憤りを隠さなかった。

 松原氏は、岡田氏の表明が選挙戦に与えた影響に関し明言しなかったものの、「岡田氏が都連で内定した候補を覆す形で(鳥越氏を)連れてきた。連れてきた責任を全うすることが必要だ」として岡田氏を批判した。

 敗北の責任は岡田氏にあるかどうかを記者団に問われ、「岡田氏にあるとは明快には申し上げないが、少なくとも都連とは違う流れで(野党統一候補が)決まった」と述べ、岡田氏に責任の一端があることを示唆した。

 今後の選挙で野党共闘を続けるべきかどうかについては言及を避け、「野党共闘であれば、都知事選は勝ちを取りに行くことが可能だったのに、なぜそこまでいかなかったのか。分析することが大事だ」と述べるにとどめた。

http://www.sankei.com/politics/news/160731/plt1607310054-n1.html
   
   
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 「安倍が難渋する『生前退位』問題」という、選択8月号の見出し(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/dcf2dce856432afce49f7efe6ffb022f
2016-08-01 08:29:40

 安倍首相が、天皇陛下の「生前退位」問題で大いに難渋しているそうです。月刊誌「選択」8月号の本日8月1日の見出しで、中身は読んでいませんが、新聞宣伝広告でほぼ中身は推測されそうです。その中身にはうなずけるところが多く、これからの政局に陰に陽に波紋を投げかけそうです。

 本日は、小池百合子氏の知事就任を取り上げるのが妥当なところですが、「これまで見たこともない都政」、あるいは「ガケから飛び降りる気持ち」などという“争点はずし”だし、子育て政策なども都政・自民党との折衝を見るほかなさそうです。

ところで、「陛下の生前問題」ですが、新聞の広告に「憲法改正に向かう安倍の前に、『天皇陛下のご意向』が割って入った格好。生前退位の議論が長引けば、宿願を成就させる時間は無くなる。年内の総選挙が消え、解散が遠のくほど総裁任期延長も困難な情勢に」とあります。

つまり、憲法改定の前に、もうすぐ天皇陛下の「お気持ち」が表明され、それに従ってさまざまな議論が沸き起こります。場合によっては、憲法改定の問題が表出されるかもしれない。となると、安倍改憲は、ずっと後回しにならざるを得ない。安倍改憲のスケジュールも、安倍以後にならざるを得ない。

年内の総選挙が消え、解散が遠のくほど、安倍氏が望んでいた総裁任期延長も多分、困難に。どうするか。

天皇が、安倍氏の御名御璽をいただけばいただくほど、「もうこんな御名御璽は、いやだ」となりかねません。安倍首相には、難儀な「生前退位」です。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 野党共闘惨敗。自民党は負けた振りして、腹の中ではほくそ笑んでいることだろう。どこまでいっても、新都知事がお仲間である…
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-325c.html
2016年8月 1日 くろねこの短語


野党共闘惨敗。自民党は負けた振りして、腹の中ではほくそ笑んでいることだろう。どこまでいっても、新都知事がお仲間であることは間違いないのだから。


 野党共闘は元東京電力社外取締役の増田君にも負けて歴史的な惨敗。この痛手はそうとう後を引きそうで、年末にもし衆議院選挙があればとんでもないことになるかも。それはともかく、東京新聞の出口調査によれば、共産党支持層の17.6%の票が暴力バー永田町のチーママ・小池君に流れたそうだ。元東電社外取締役の増田君への票と合わせると、なんと22.8%もの共産党支持票が流出している。なかにはにわか共産党支持者がいるとしても、この数字はかなり衝撃的だ。(ちなみに、桜井候補への10万票も検証すべき数字だ)

・自民票も小池氏へ 出口調査の集計結果分析
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016080102000131.html

 暴力バー永田町のチーママ・小池君の「自民党に反旗を翻したジャヌ・ダルク」なんてイメージ戦略にまんまと乗っかっちゃったってことなのか。これまでは投票率が上がれば自民党には不利とされていたのが、今回のチーママ・小池君の悲劇のヒロインという巧みな選挙戦略の前にはまったく意味をなさなかったわけですね。候補者の背景にある思想信条なんてものは、もう劇場型選挙では無意味なことなのだろう。野党共闘はこのあたりのことをジックリ検証して今後の選挙に活かしていく努力しないと、老兵は消え行くのみになっちゃいますよ。

 それもこれも、民進党のどんくささが大きな原因なんだが、本籍が自民党の前原、細野、野田、松原、長島なんてのを追い出さない限りは、未来は拓けそうもありません。フランケン岡田君がトンズラして、このままだと野党共闘に否定的な勢力が民進党の代表につきそうな気配もありますからね。

 暴力バー永田町のチーママ・小池君が都知事になって、さあ、自民党の除名騒ぎはどうなるんだろう。既に裏では手打ちが済んでいるとも噂されているようだけど、最後は金目のノビテルの首を差し出すくらいのことはしないとチーママ・小池君は納得しないかもな。知ったかぶりの池上君の選挙速報では獅子頭・猪瀬君がやたら吠えまくって、都議会のガン・内田君追い落としの助っ人としてやたら自分を売り込んでいたけど、裏で手打ちが済んでるとしたらとんだピエロってことか。

・自民、小池氏との関係修復に期待 五輪見据え、幹部「戦略ミス」
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016073101001637.html

 「これまでにない都政、見たこともない都政」なんてスローガンが「見たこともない悪政」にならないことを切に願うばかりだ。

最後に、サバイバー鳥越君は、週刊文春と週刊新潮との裁判闘争はとことんやり遂げて欲しい。このままうやむやにするようだと、このテのネガテイブキャンペーンが選挙のたびに横行することになりますよ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 自民が負けた東京都知事選挙(GLOBAL EYE)
自民が負けた東京都知事選挙
http://www.globaleye-world.com/2016/08/1976.html
2016.08.01 07:25  GLOBAL EYE


東京都知事選挙で、自民党・公明党が敗北するという意外な結果が出ており、アベノミクス失速と併せ、今後安倍総理への
風当たりが一気に高まる可能性があります。

<選挙結果>
2,912,628 小池百合子氏 当選
1,793,453 増田 寛也氏 
1,346,103 鳥越俊太郎氏 

ここまで差が出るというのは誰もが想定していなかったはずであり、特に自民党・公明党関係者が唖然という表情をしていたことからも結果の衝撃度が分かります。

ではなぜここまで自民党・公明党が敗北したのでしょうか?

投票率です。

59.73%

前回は46.14%だった投票率が一気に60%近くに達しており、いわば組織票ではなく無党派層が小池氏に投票したと考えられるのです。

低投票率では組織票を持つ候補が強いですが、今回のような60%近い投票率では無党派層が動けば風が吹くと分かり、今後、無党派層及び新たに投票権を持つ若者がキャスティングボードを握るということになるかもしれません。

また、絶大な権力を持っていました安倍総理ですが、おひざ元の東京都でここまで敗北するとなりますと、菅官房長官と併せ権力構造が変化することもあり得ます。

今後、株価急落・円高で<アベノミクス破たん>となれば、権力構造が一変することもあり得ます。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 都民よ、怒れ!
都民よ、怒れ!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f21b978a9c44a0b06ff445298cbb3329
2016年08月01日 のんきに介護


南条時光 【宗教研究家】 @KIREINASUISENさんのツイート。


――【都民よ怒れ】安倍晋三と年に十数回も会食を続けてる時事通信が、
さっそく「自民、小池百合子氏の処分で寛容論も」と報じた。
まだ選挙結果が出て3時間しか経ってないのに、
まるで事前に打ち合わせをしていたような報道だ。〔8:11 - 2016年8月1日 〕——


もっと怒るべきことがあると思う。


鳥越氏の


スキャンダル報道、


すっかり


静かになるぞ!


しかし、もっともっと怒るべきことがある。


「桜井誠候補の得票数は11万票あまり。どんなに軽いものでも生存権の剥奪(国外追放)というコリアンへのヘイトの支持層が都内の有権者だけでこれだけいる」


という話。


これ、絶対、でたらめだぞ。


特別永住者を含む韓国・朝鮮籍の都民の総数(9万人あまり)よりも多いというのは、


余りに異常。


東京の人間って、


ここまで偏見が強かったのか…





http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 室井佑月「自分らに逆らう人は、悪だってか」〈週刊朝日〉
             党として一つになれない民進党…(※イメージ)


室井佑月「自分らに逆らう人は、悪だってか」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160729-00000058-sasahi-pol
週刊朝日 2016年8月5日号


 作家・室井佑月氏は、党として一つになれない民進党の現状を嘆きつつも、エールを送る。

*  *  * 
 お、良いニュース。社民党と生活の党と山本太郎となかまたちは、7月14日、参院で統一会派を組む調整に入ったという。早ければ8月1日召集の臨時国会までに結成するみたいだ。

 社民と生活は、考え方が似ているもん。やっぱ、これが大事なんだと思う。

 社民の議員は先の参院選を経て2人、生活は無所属で当選した党籍を持つ2人が加わって4人。まとまれば6人となる。

 生活からは柔道の神が消えたが、この人はいなくてOK。

 今回の参院選、人材不足なのか、自民からは“?”な人が知名度を生かして当選している。

 ってことは差別化を図るためには、少数であっても精鋭の集まりのほうがいい。

 なぁに、精鋭が国会などで決してブレない目立った発言をしていけば、これから人数は増えていく。

 それに急に選挙になっても、人選に困らないよな。社民で落選した優秀な人や、「国民怒りの声」を立ち上げた小林節さん、様々な人がいる。

 彼らは勇気を持って一度手を挙げた人々だ。次に立候補するときも躊躇したりしないんじゃないか。

 そして願わくば、民進党の社民寄りな人々も、早くこのチームと共に、ひとつになって頑張って欲しい。

 最近、あたしは民進党の悪口ばかり書いてしまうが、民進党なら誰も彼もが厭だってわけじゃない。

 むしろ、応援したい人たちがたくさんいる。

 民進党の社民寄りな人々は、党にしばられ、やりたいことやいいたいことを抑えてしまっている気がする。

 いや、逆なのか。民進党の自民寄りな人々が、党にしばられ、やりたいことやいいたいことを抑えているのか。

 どっちにしろ、そんな状況、良いわけがない。有権者が困る。党だって、一枚岩になれない、弱い、というイメージがついてまわる。

 そんな状態がつづいて、喜ぶのは自民サイドだけ。

 グズグズしている暇はもうありませんよ。12日付の信濃毎日新聞の教育現場に関する記事によると、

〈自民党がホームページで「政治的中立を逸脱するような不適切な事例」の報告を広く求める調査を始めた。書式を設定し、「いつ、どこで、だれが、何を、どのように」発言したかを書き込んで、インターネットで投稿できるようにした。中立性逸脱の事例として当初、「子供たちを戦場に送るな」との主張を挙げた〉という。

 ひゃ〜、たまげるぅ。

「子供たちを戦場に送るな」っていったら密告される世の中になっちゃった。

 このホームページは「子供たちを戦場に送れと言えば中立なのか」などの批判が相次いだ。「18日で調査終了」と、今は閉鎖されたみたいだが。

 政治的公平性を欠く放送をした放送局は電波を停めるっていっちゃったり、マスコミを懲らしめるといったり。自分らに逆らう人は、悪だってか。もうなんでもアリって感じ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 入院中の谷垣幹事長交代 後任は財政出動派の二階総務会長 総務会長に細田氏 政調会長に茂木氏


入院中の谷垣幹事長交代 後任は財政出動派の二階総務会長
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186850
2016年8月1日 日刊ゲンダイ



幹事長就任を受け入れた二階俊博氏(C)日刊ゲンダイ


 3日に行われる内閣改造・自民党役員人事。ケガで入院中の谷垣幹事長が留任するのか、それとも交代するのかが最大の焦点となっていたが、「交代」が決まった。安倍首相は幹事長に二階俊博総務会長を充てることを決め、1日午前、官邸で会談。二階氏は幹事長就任を受け入れた。

 安倍首相のホンネは谷垣氏の続投だった。すでに菅官房長官と麻生財務相は留任が固まっており、谷垣続投で内閣と党の骨格を動かさず、政権の安定を優先させる意向だった。

 ところが谷垣氏がサイクリング中の転倒事故で入院。頚髄を損傷し、復帰のメドが立たないとして、谷垣氏が安倍首相に辞意を伝えていた。

 二階氏は参院選直後の先月19日、唐突に2018年9月までの安倍首相の党総裁任期の延長について言及。

「余人をもって替え難しという状況が生まれてくれば、対応を柔軟に考えていくのは大いに検討に値する」と語り、露骨な“猟官運動”ともみられていた。

 国土強靱化を先頭に立って進めてきた二階氏は、公共事業推進の財政出動派。2日にも空前の28兆円超の経済対策を発表する安倍首相といいコンビか。
















自民総務会長に細田氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000096-jij-pol
時事通信 8月1日(月)17時7分配信

 安倍晋三首相は1日、自民党総務会長に細田博之幹事長代行を起用する意向を固めた。 


自民役員人事 総務会長に細田氏 政調会長に茂木氏
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010617071000.html?utm_int=all_contents_just-in_002
8月1日 17時24分 NHK

安倍総理大臣は、3日行う自民党の役員人事で総務会長に細田幹事長代行を、政務調査会長に茂木選挙対策委員長を起用する意向を固めました。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 安倍首相の盟友・曽野綾子も野田聖子議員に障がい者ヘイト!「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」(リテラ)
                    曽野綾子『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎新書)


安倍首相の盟友・曽野綾子も野田聖子議員に障がい者ヘイト!「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」
http://lite-ra.com/2016/08/post-2463.html
2016.08.01.  曽野綾子も野田聖子に障がい者ヘイト  リテラ


 神奈川県相模原市で起きた障がい者大量殺害事件をめぐって、一昨日、安倍政権支持のネトウヨの間で、「植松容疑者の主張は間違ってない」「障害者は税金を使う金食い虫」といった障がい者ヘイトが広がっていることを指摘した。

 さらに、自民党のネット応援部隊であるJ-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)会員にいたっては、「植松が言うように障害者はいなくなるべき」と全面的な賛同を示し、障害者の子どもがいる野田聖子衆議院議員にまで「自民党の改憲案との矛盾をなくすために障害者の子ども殺せ」と迫っていたことがわかった。

 しかし、ネトウヨやネトサポ、そして植松容疑者にこうしたトンデモない障がい者差別意識を植え付けたのは、間違いなく、自民党政治家や保守系の知識人たちだ。

 たとえば、くだんのネトサポの野田聖子攻撃の元になっていたのは、実は作家の曽野綾子の発言なのだ。安倍政権が道徳の教科書にも起用したこの保守知識人は、このネトサポよりずっと前に、野田に対して「障害者の子どもに税金を使っているのを申し訳なく思え」と、ひどい差別的な説教を行っていた。

 曽野が問題にしたのは、2012年12月1日に放送された高齢出産ドキュメント『私は母になりたかった〜野田聖子 愛するわが子との411日〜』(フジテレビ)と、「婦人公論」(13年5月7日号、中央公論新社)の野田インタビュー。周知のように、野田聖子の息子は複数の病気や障がいを抱えているのだが、その治療費について野田はこう答えていた。

「生まれてからの息子の医療費は、医療制度によって支えられています。高額医療は国が助けてくれるもので、みなさんも、もしものときは安心してください」

 障がいのある子どもをもつ国会議員として、自分のことだけでなく国民のことも考えたごく普通の発言に思えるが、曽野は13年に出版した『人間にとって成熟とは』(幻冬舎新書)のなかで、こう噛み付いた。

「この野田氏の発言は、重要な点に全く触れていない。それは自分の息子が、こんな高額医療を、国民の負担において受けさせてもらっていることに対する、一抹の申し訳なさ、か、感謝が全くない点である(略)私自身が、まず野田氏の言葉に違和感を覚えたのは、野田氏はこのことを、当然の権利の行使と考え、その医療費を負担している国民への配慮が全く欠けていることであった。」

 曽野は、障害をもって生まれた野田の子どもにかかる治療費は小児ICUや何度もの手術費を含めれば数千万円となる。それは国民が支払う国民健康保険から捻出されているのだから、感謝しないのはおかしいというのだ。

 いったいこの人は何を言ってるのだろう。難病や障がいを抱える子どもが医療を受けるのは、当然の権利であり、ほどこしではない。それをなぜ、申し訳ないなどと謝罪しなければならないのか。

 野田が高額医療について、自分だけが享受するのではなく、「高額医療は国が助けてくれるもので、みなさんも、もしものときは安心してください」と周知したのは、国会議員としてごく当たり前の行為だろう。むしろ、国会議員である野田が公の場で謝ったり過剰に感謝したりすることは、一般市民にとって「高額医療を受けるのは申し訳ないこと、悪いこと」という意識を植え付け、福祉を受けるべき人が受けられなくなるという弊害を生むことになる。

 しかし、曽野は“周囲の話”としながら、さらにトンデモない理論を展開する。

「私の周囲には『どうしてそんな巨額の費用を私たちが負担するんですか』という人もいる。『野田さんの子供さんがお使いになるのは、ご病気なんですから仕方ありませんけど、ありがとうの一言もないんですね』と言った人もいた。『もしもの時は安心してください、というのは。遠慮もせずにどんどん使えということですか? そういう空気を煽るから、健康保険は破産するんですよ』という意見もあった。
 増税論が始終話題になるこの時期に、仕方ないとは思いつつ、皆、健康保険料を払うのも大変なのだ。私も後期高齢者医療制度の保険料を年額五十万円以上支払っているが。私にできる唯一のこととして、できるだけ医師にかからないようにしている」

 曽野は「周囲」の意見をもち出して、さもそれが正論であるかのように語るのだが、たんに曽野のような人間の「周囲」にはグロテスクな差別思想の持ち主ばかり集まってきているだけの話なのだろう。それをあたかも一般化された真理のように語るこのばあさんの頭の中はいったいどうなっているのか、これで作家などとよく言えたものだ。

 しかも、他人には医療にかかるな、などと脅しておいて、自分は「できるだけ医師にかからないようにしている」という程度で大自慢を繰り広げる。その唯我独尊ぶりには、ほとほとうんざりさせられるが、曽野の野田攻撃は止まらない。

「言い方は悪いが、夫婦の自然の生活の中でできた子に、こうした欠陥があるのは仕方がない。しかし野田夫妻は、体外受精という非常に計画的なやり方で子供を作った。
 その場合は、いささかご自分の責任において、費用の分担もされるのが当然という気がするのだ」

 子どもに対して「欠陥がある」という差別意識丸出しの表現も最低だが、体外受精でできた子どもの障がいや病気は自己責任だとワケのわからない論理をもち出すのだ。だいたい「体外受精という非常に計画的なやり方」などと言うが、体外受精は不妊治療のひとつであって、誰も自然妊娠より体外受精を好き好んで選択しているわけではない。自然妊娠で生まれたか体外受精で生まれたかによって、なぜ子どもの医療費が差別されなければならないのか。

 しかし、曽野はそんな当たり前のこともわからないようで、さらにお得意の「権利」批判に踏み込んでいく。

「野田氏のように権利を使うことは当然という人ばかりが増えたから、結果として日本社会、日本経済はどうなるのだろう、という全体の見通しに欠けるのである」

 つまり障がい者は高額の医療費がかかる。そしてその医療を負担することは国の健康保険を障がい者が破綻させる、国に迷惑をかけていると言っているのだ。相模原事件の植松容疑者の主張とまったく同じではないか。

 もっとも曽野の差別意識丸出し、弱者排除の発言はいまに始まったものではない。昨年2月にはアパルトヘイトを擁護する発言で世界的に非難を浴び、近年も、産休制度を利用する女性社員を「迷惑千万」と切り捨て、エリート男性のセクハラを全面肯定し、中越地震や東日本大震災の被害者を国に頼り過ぎだと叱っていた。

 しかもこのとんでもない差別思想の持ち主は、こうした思想を個人的に書き散らしているわけではない。安倍政権のもと教育再生実行会議などに名を連ね、自己責任や愛国教育を推し進めているのだ。

 安倍政権は、教育政策の目玉としてこれまで「教科外活動」だった「道徳」を、成績評価対象の「特別教科」に格上げすることを決定した。教科化に向け、2014年から文部科学省は『私たちの道徳』なるタイトルの教科書を制作し小中学校に配布しているのだが、その中学生版に、このおぞましい差別思想の持ち主・曽野綾子が「誠実」のお手本として登場しているのだ。

 自分の恵まれた環境を顧みることなく、弱者を叩き、国家に頼るなと自己責任を要求する。国家に貢献しない弱者は排除する。これは、まさに一昨日取り上げたネトサポをはじめとした安倍支持者と共通する心性であり、安倍政権としては、こんな曽野綾子こそが、学ぶべき教材、お手本とすべきモデルなのだ。

 実際こうした差別思想は、曽野綾子だけに限ったことでない。石原慎太郎や石原伸晃、麻生太郎らは、過去に障がい者や高齢者に対して安楽死を口にしたり、「いつまで生きているつもりなのか」などといった暴言を吐いてきた。公職にある大物政治家や大物作家たちが公然と障がい者差別や排除を声高に叫ぶ日本。その歪んだ考えが蔓延した末に起こったのが今回の事件なのだ。

 曽野やネトサポに批判される野田は、相模原事件発生後の7月26日のブログで、こう記している。

「亡くなられた方々に、弔意を。
だけど、私の心は穏やかではない。
自ら望んで障害と共に産まれてきたわけではない。
こどもの障害を平気で受容出来る親はいない。
しかし、健常者を名乗る人たちの一部には、老若男女問わず、有名無名問わず、この世に障害者はいらないと考えている。
経済合理性やら優生思想やら、いろいろ。
容疑者も産まれたときには、こんな考えなかったはず。
社会のどこかで誰かの話に食いついたのだ。
同日、
厚化粧の年増女、なる発言。
全く脈絡が違うようには思えるが、根っこは繋がっている。
この国で活躍すべきは男性であり女性は不要、小賢しいだけ。
最近はそんな発言する男を正直とほめる人たちがいる。単にデリカシーない無礼な所作だけど。
先進国を標榜しながら、人は成熟しきれていない。
正直、今のままの日本で、息子を残しては逝けない。
大東京よ!
健常者という曖昧な言葉を捨て、都民同列の優しい大人の都市になっておくれ。ダイバシティ上等!」

 障がいをもつ子どもを育てる野田は、障がい者排除の思想が植松容疑者個人のものなどでなく、日本社会全体に蔓延していることを敏感に感じ取っている。植松容疑者に影響を与えた者がいた、と。そして、石原慎太郎の「厚化粧の年増女」発言も同根のものであると野田が指摘しているように、その排除の空気は、障がい者に対してのみ向けられるものでなく、女性、高齢者、外国人、あらゆる弱者、あらゆる人間に向けられ得るものだ。

 野田の「ダイバシティ上等」の言葉もどこか空しく響く。日本はもう後戻りできないところまで来ているのかもしれない。

(伊勢崎馨)



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 騙された国民! 国策ゲーム「ポケモンGO」と都知事選(simatyan2のブログ)
騙された国民! 国策ゲーム「ポケモンGO」と都知事選
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12186254805.html
2016-08-01 16:07:17NEW !  simatyan2のブログ


1週間前から始まった嵐のような「ポケモンGO」ブーム、米国では
すでにピークを過ぎて終焉に向かってるようです。

米国で「ポケモンGO」人気がたった1週間でピークアウトした理由
http://diamond.jp/articles/-/96912?page=2

米国での現象は2週間遅れで日本でも起きる現象なので、来週あたり
にはもう「ポケモンGOって何それ?」みたいになってるかもですね。

事実、すでに「もう飽きた、面白くない」と言う声が出始めています。

ポケモンGO、一瞬でブーム終了の予兆…「全然面白くない」「1回やって飽きた」
http://biz-journal.jp/2016/07/post_16087.html

ブームというのは「あっ」という間に過ぎ去るのが世の常ですが、
それにしても回転が早すぎます。

米国から上陸という前評判で騒ぎになりましたが、はじめから日本で
配信していたらヒットしなかったであろうとも言われています。

日本人って舶来ものに弱いですからね。

そこで推測されるのが、初めから長続きさせるものではなく、短期間
で大衆の目を惹きつければ良かったんじゃないかということです。

つまり国策としてのゲームですね。

実際、「ポケモンGO」には「ポケストップ」というアイテム(道具)が
手に入る場所が指定されるのですが、自民党本部がなぜか指定され、
画面では「永遠の与党」と表示されるそうです。



ポケモンGO 自民党は「永遠の与党」? 画面に文字表示
http://mainichi.jp/articles/20160723/k00/00m/040/089000c

もちろん自民党以外にも「ポケストップ」は至る所にあります。

だから公的機関などは指定されると迷惑なので削除申請をします。
平和記念公園から「ポケモンGO」の削除を要請 広島市は「ポケモンも出ないように」長崎市は原爆資料館のみ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000089-it_nlab-sc i

しかし菅官房長官は、27日の記者会見で、スマートフォン向け
ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を巡り、アイテム(道具)を入手
できる場所から首相官邸や首相公邸を除外する必要性について

「セキュリティーの確保に努めており、(ゲーム開発会社に)特別な
要請をする考えはない」と述べています。

ポケモン、官邸除外せずにOK
http://www.daily.co.jp/society/politics/2016/07/27/0009327147.shtml

これはある意味、国(自民党)が協力しているということになります。

ではなぜ敢えて騒動を引き起こすようなことをするのか?

それは時期的なことを考えれば都知事選ということになるでしょうね。

参議院に続いて都知事も出来れば安倍自民で抑えたいのが本音です。

他のショックドクトリンと合わせてゲームまで、電通にとって世の混乱
はお手の物です。

知名度の高かった鳥越を封じ込めるには何段もの仕込が必要です。

わざと小池百合子を無所属で出させ、増田という当て馬まで用意して
ネトサポネトウヨ総動員で、自民でも野党でもない空気を作りだすのに
成功したのです。

しかし馬鹿殿安倍晋三はアホボンの名の通り、至るところでボロを
出しまくりました。

せっかく石原伸晃が増田と言う当て馬を用意したのに、安部総理は
一度も増田寛也の応援をしなかったのです。



【都知事選】安倍首相、増田氏応援に来ず…代わりに来たのは西川きよし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160730-00000124-sph-soci

しかも安倍総理はマスコミ幹部に早口で、

「『小池だ、小池だ。小池でいくんだよ』と、小池氏の名前を連呼したんです」

ということです。

安倍首相「鳥越よりはマシ」で「都知事は小池百合子だ」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160730-00010002-jisin-pol

こう言う判りやすいボロを出してるのにも関わらず騙される大衆にも
問題があります。

しかし最終的に不正選挙があったのかどうかも(あったと断定する人も
います)気になるところですね。

まず8時開票と同時に「小池百合子初の女性知事に」というテロップ
は、やりすぎなんじゃないでしょうか?



また、当て馬で無名の増田氏(選挙戦ではほとんど影のような存在)
だったのが、鳥越氏を抜いて第二位の得票というのも解せませんね。

しばらくは波紋を呼びそうです。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 鳥越惨敗を受けて 飛び交う鳥の声
鳥越惨敗を受けて 飛び交う鳥の声 
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/97d6140870d3d919285c9c5a9c197b31
2016年08月01日 のんきに介護


服部順治(脱戦争/脱原発) @JunjiHattoriさんのツイート。


――ふー、不正選挙でこうなる事は予想されてたけど!まさか、ここまで惨敗にされるとは!「悪夢が現実に! 都知事選は小池百合子が圧勝、2位の増田3位の鳥越に大差 http://lite-ra.com/2016/07/post-2462.html
はー?石原「増田さんの大ファン〔22:00 - 2016年7月31日 〕——


石原が


「増田さんの大ファン」とは、


聞いて呆れるな。


「きゃあ、小池さんが自民党に虐められている」


「よりによって、あの歩く老害、石原爺に『厚化粧』呼ばわりされている」等々、


小池同情票の仕掛人の癖して。


服部順治さん、


選挙不正に気付いたのは


慧眼というべきか


(ごめんね、偉そうで)。


しかし、


「ここまで惨敗にされるとは」


と嘆かれるのは、


かなり甘い予想としていた証拠だ。


大きな車は急に曲がれない


の譬え通り、


最初の予想(プログラミング)に従えば、


こうなるという結果ではなかったか。


僕は、


参院選のとき、


三宅洋平の支持者ではなかった。


しかし、あの惨敗結果は、


やり過ぎと感じた。


服部さんは、


今それと似た


感傷に浸っておられるかな。


しかし、


今更ながら、


統一教会や


日本を代表するオカルト組織、


創価学会にCIA、


安倍晋三というヤクザもバックにつけて、


「小池は独りぼっちじゃない」


ことが立証された


うすら寒い空気を感じる


今日この頃だ。









http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 白井聡×菅野完 日本会議大批判(上)
 日本会議は安倍政権に強い影響力を持っていると言われるが、その実態は明らかではない。日本会議とはどのような組織なのか、彼らの狙いは何なのか、しっかりと見極める必要がある。ここでは、『月刊日本』8月号に掲載された、『日本会議の研究』の著者の菅野完氏と白井聡氏の対談を紹介したい。


『月刊日本』8月号
白井聡×菅野完「日本会議大批判(上)」より
http://gekkan-nippon.com/?p=9371

<日本会議の強さの源泉は何か>
【白井】 菅野さんが「ハーバービジネスオンライン」で日本会議について連載されていた当時から注目して読ませていただいていました。私も「日本会議というものが何か凄いらしい」という話は聞いていましたが、日本会議について知りたくても、日本会議の中にまで入ってその実態を論じたものはありませんでした。菅野さんはまさにその先鞭をつけられたということで、大変意義のあるお仕事をされたと思います。

 『日本会議の研究』で一番印象深かったのは、日本会議の強さの源泉は事務処理能力の高さだとされていたところです。それは凄く納得がいきました。

 これは私がある市民団体で講演した時のことですが、講演が終わった後、主催者が「カンパをお願いします」と言ってカンパ袋を回していました。それについて、参加者の一人がブログで批判していたんです。「カンパ袋が回ってきたが、集めたお金をどのように使うのか主催者から一切説明がなかった。非常に不愉快だった」と。

 私は、これにはハッとさせられて正論だなと思ったんです。カンパを集めるのであれば、本来ならば会計報告をする義務が生じるはずです。ところが、主催者はいつものことだからということで、何の説明もしなかった。それは、彼らが運動の内部の人たちしか見ていないからです。インナーサークルに向けては、どういう風に集めた金を使うのか、大体わかりきっているので説明する必要もないでしょう。しかし、外から来た人に対しては違う。本来ならば、初めて来たお客さんがたった一人でもいたら、説明しなきゃならない。説明しなくても問題ないと思っているということは、つまり、外部から新しいお客さんを連れてくる気がないんですよ。この一件を通して、左派リベラルの運動がほとんど無自覚的に閉鎖的になっていて、組織的な面で問題があることに気づかされました。これでは拡大しようがない、と。

 これは3・11以降の社会運動を見る上で重要な問題だと思うんです。この間、安倍内閣をストップしなければならないということで、左派やリベラル、あるいは保守系の人たちまで声を上げてきましたよね。けれども、今回の参議院選挙でも結局、改憲勢力に3分の2の議席を取らせないことが勝敗ラインになりました。これほど社会運動が盛り上がっているのに、なぜこういうことになるかと言えば、その理由の一端は、運動の潜在力を十分にオーガナイズできていないことだと思うんですね。

【菅野】 おっしゃる通りだと思います。その点、日本会議を取り仕切っている日本青年協議会(日青協)の事務処理能力の高さというのは、ちょっと異次元のレベルです。

 日青協は運動を始めた当初より、ビジネス用語で言うところのゴーイングコンサーン(*企業が将来にわたって永遠に事業を継続するという前提)をずっと考えてきました。これが他の市民団体との特筆すべき違いです。彼らは本当にやりたいことを達成するために、まずはゴーイングコンサーンを確保しなければならないという認識を持っていた。だから組織力をつけ、事務処理能力を高めてきたわけです。

 それで、今、日青協がゴーイングコンサーンを確保するために狙っているのは、世代交代なんですよ。日本会議事務総長で日青協会長でもある椛島有三さんは自分の子供にポストを与え、世襲を狙っています。だから、椛島さんが死んでも日青協は残るでしょう。彼のノウハウが受け継がれるかどうかは甚だ疑問ですけど、組織は残るはずです。

【白井】 その際に「それは世襲じゃないか」と批判しても、彼らは別に民主主義を掲げているわけでもないから何の問題もないということになるわけですね。

【菅野】 そうなんです。そこまでしてゴーイングコンサーンを確保しようとしているのは凄いなと思いますね。

<日本会議の運動にはお金がかからない>
【白井】 左派リベラル運動の組織力について言うと、それは結局のところ労働組合頼りだったと思うんです。共産党系は別として、全日本自治団体労働組合(自治労)、それから日本教職員組合(日教組)などですね。新安保法制反対運動も、自治労の大幹部だった人たちなどが中心となって組織していました。

 しかし、それでは運動の末端レベルまで組織されてポテンシャルをフル活用できていたかと言うと、難しいところがあります。先ほど言ったように、小さな集会におけるお金の集め方のマナー一つとっても、組織的な脆弱さというものを露呈してしまっています。こういう状況が日本会議的なるものの影響力の極大化を許しちゃっているんだろうなと思うんです。

【菅野】 おっしゃるように、今辛うじて頑張っている労組と言えば、官公労と日教組ですよね。しかし、彼らは公務員労組だから生き残れたんであって、他の労組や市民団体は高齢化と不況のせいで立ち行かなくなってしまっています。そういう意味では、僕は日本会議が大きくなった、日青協が強くなったというよりも、他の団体が弱くなったということだと思うんです。

 実際、「九条の会」のHPなどを見ると愕然としますよね。トップページに9人の発起人の写真が並んでいますけど、ほとんど物故者名簿じゃないですか。九条の会の関係者に話を聞くと、あの9人の写真を変えるつもりはないし、発起人名簿から外すつもりもないと言うんです。僕は彼らのセンスの悪さを批判しているのではなく、ちょっと権威主義的だと思うんですよ。

【白井】 こんなに偉い先生方が9条を守ると言っていたんだということを示したいわけですね。

【菅野】 片や、日本会議は全然権威主義的じゃないんですよ。特に権威があるわけでもない舞の海に憲法論を語らせたりしていますから。白井さんは左派リベラルが閉鎖的になっていると言われましたけど、日本会議には新しい人が入ってきやすい雰囲気があるんです。現に、彼らの集会には若い人から年寄りまで新しい人がどんどん来ています。間口が本当に広いんですよ。(以下略)
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 選挙が終わったらもう政権与党は関係改善模索だって!小池もスタンス変わって来たし(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/08/post-5779.html
2016-08-01 まるこ姫の独り言


選挙が終わった途端、この態度。

小池百合子も、少し前から都議会へのスタンスが変わって来た
し、安倍政権も手打ちへと行くとは思っていたが、もうこれだよ。

>小池氏、五輪費用検証に意欲 政権与党は関係改善模索
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000010-asahi-pol
            朝日新聞デジタル 8月1日(月)5時6分配信

>早くから小池氏の優勢が伝えられる中、官邸には小池氏と
の全面対決を避ける配慮もみえた。選挙中、安倍晋三首相は
増田寛也氏(64)の応援のビデオメッセージを作ったが、7月
29日、自民党東京都連の石原伸晃会長から都知事選最終日
の30日に増田氏の応援演説に来るよう頼まれても、応じなか
った。

やっぱり、ほとんどの人の読み通りに、増田への応援をビデオ
メッセージで済ませたところが、怪しかった。

多分、事前の調査で増田の票が伸びなかったのだろう。

それを見越しての、増田応援を取りやめ、橋下会談となったの
だろうことは予測がつく。

増田応援をしていて増田が負けたらとんだ赤っ恥だし、プライド
の高い安倍首相はそれが許せなかったのだろう。

今までは、安倍は小池を嫌っていると言われていたが、そこは
お互いに自民党議員で、結局、なあなあの仲だったという事だ。

>首相は一度も小池氏の批判をしていない。

やっぱり安倍首相の方も用意周到だった。

小池百合子を敵に回す事だけはしなかったと言事だ。


石原伸晃の様な雑魚は、言わないでもいいことを言っていたが。

結局、改善模索どころか、安倍首相にとって、小池が勝てば小
池を重宝し、増田が勝てば増田を重宝したという事だ。

どちらに転んでも、自民党の看板が痛まないようにしたのだろう。

それが証拠に、小池百合子は未だに除名されていない。

応援した若狭だって、同じようなものだ。


下村は、何らかの処分を科すなんて言っていたが、これも有耶
無耶のうちに終わってしまうだろう。

自民党の敵を作って有権者を引き寄せる、いつもの手だ。

今回も、その演出のおかげで、いわゆる、”既得権益者に虐め
られる可哀想な小池百合子”が他を圧倒した。

鳥越俊太郎の方も準備不足の感は否めなかったし、選挙に関
しては全くの素人で、何度となく選挙をやって修羅場をくぐって
来た海千山千の小池百合子に勝てる訳がない。

しかも、小池百合子は常に強いものに庇護を受けて来た歴史
があって、安倍首相とは表立って喧嘩さえしていない。

残念ながら初めから勝ちは決まっていた。

有権者は、自民党のお家芸の茶番劇につき合わされただけだ。

もっとも多くの有権者は、それさえ未だに分からず、ただ単純
に改革をしてくれる?小池百合子を称賛しているだけだろうが。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK210] ≪築地移転≫小池都知事のウソ、ホント 3ヵ月後に判明(田中龍作ジャーナル)
【築地移転】小池都知事のウソ、ホント 3ヵ月後に判明
http://tanakaryusaku.jp/2016/08/00014169
2016年8月1日 12:58 田中龍作ジャーナル



新しい都知事が誕生した翌朝、都庁に届けとばかり「築地移転に反対」を訴える市民グループ。=1日、波除神社 撮影:筆者=


 都知事選の最中、豊洲への移転問題で揺れる築地市場を訪問し「いったん立ち止まる。さまざまな問題について検証する必要がある」と表明した小池ゆりこ新都知事。(7月22日)

 仲卸業者の間では、新知事が最低でも「移転の延期」を表明してくれるのではないか、との期待がある。

 民主党(現・民進党)に手ひどい裏切りを受けた築地の業者は、小池発言を真に受けるほど世間知らずではない。だが「検証する必要がある」とする新知事の言質を取っていることも確かだ。

 移転先に予定されている豊洲は、土壌に環境基準を大幅に上回る毒性があることが、確認されている。

 にもかかわらず行政(東京都)は問題をクリアしないまま移転を強行しようとしている。豊洲新市場の開場予定は11月7日と勝手に決め公表してしまった。

 環境問題ばかりではない。開場を急ぎ過ぎたため、設計もずさん。手狭なためマグロ包丁を使うのにも不自由を来す始末だ。たまったものではない。



外国人観光客にとって異国情緒をかきたてるTSUKIJI。=1日、波除神社 撮影:筆者=


 都知事選挙の翌日、移転に反対してきた市民グループが、観光客や出入り業者に「築地でええじゃないか」と訴えた。

 築地の守り神である「波除神社」前で鳴り物やギターを手に「移転反対」を呼びかける姿を外国人観光客は写真に納めた。

 築地を訪れるのが4度目という米国人(カリフォルニア在住)は、毒性のある豊洲への移転を知っており「私は(あそこ=豊洲へ)行きたくない」と肩をすぼめた。

 市民グループは知事の発言を実行してもらうべく、さまざまなスタイルで陳情を行う予定だ。

 東京都議会(定数127)のうち豊洲への移転に賛成する自・公・民の議席は97。圧倒的多数だ。

 銀座と隣り合う広大な築地市場の再開発は巨大な利権である。

 小池新知事が利権を死守せんとする議会に切り込めるのか?まずは11月7日の移転予定日を延期できるのか?

 口から出まかせのウソであれば、3ヵ月後にそれが判明する。

  〜終わり〜









http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 氷河期の日本政治に春を迎えるためにー(植草一秀氏)
氷河期の日本政治に春を迎えるためにー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sov4b4
1st Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


東京都知事選の結果が明らかになった。

当選したのは小池百合子氏である。

確定得票数は次のとおり。

当 2,912,628 小池百合子 無新
  1,793,453 増田 寛也 無新
  1,346,103 鳥越俊太郎 無新

投票率は59.73%だった。

猪瀬直樹氏

舛添要一氏

が相次いで「政治とカネ」の問題で辞任に追い込まれた。

この両氏を擁立したのは安倍自公勢力である。

「政治とカネ」問題で辞任した知事を生み出した責任がある。

その自公勢力が、結果に対する責任を明らかにすることもなく、2名もの候補者を擁立した。

都知事選にはもう一つの重要な意味があった。

それは、日本の首都東京から現在の安倍政治の流れを変えるのか、

それとも、現状維持を貫くかの選択である。

民主主義が健全に機能するには、主権者が全員参加で選挙に臨む必要がある。

しかし、現実には全員参加からは程遠い。

投票率は59.73%だった。

今回の選挙結果がもたらされた最大の要因は

公職選挙法にも抵触すると見られる激しい選挙妨害の存在だ。

マスメディアが主導した選挙妨害とも言える。

今回の選挙では鳥越氏に対する激しい選挙妨害が実行された。

80万票が鳥越氏から小池氏にシフトして今回の結果がもたらされたと言える。


日本の重要選挙における重大な問題は、マスメディアが著しく偏った報道を展開することだ。

2010年9月の民主党代表選に際して、日本経済新聞元経済部長でテレビ東京副社長の池内正人氏は、

インターネット上のサイト「あらたにす」に、

次のように記述した。

「大新聞が得意の世論調査をやればいい」

「これが国政選挙の場合だったら、この種の世論調査は不可能だ。選挙法に触れるかもしれない。

しかし一政党内の選挙ならば、規制する法律はないと思う」

池内氏が上記記事内で主張したことは、

「マスコミが得意とする世論調査を使って、小沢氏が当選しないように仕向けるべきだ」

という主旨の内容だった。

これが日本のマスメディアの実態なのだ。

「世論をありのままに調査する」

のではなく、

「世論調査を特定の目的のために利用する」

というのだ。

今回の都知事選で実行された情報流布もこれに倣うものだったと思われる。


投票率が低く、マスメディアが情報を歪めて伝達する。

あるいは、マスメディアが、特定の目的に沿って、情報を誘導する。

情報工作、情報操作が大規模に展開されている。

選挙に際しての報道には一貫性が必要だ。

通常の選挙では、選挙期間に入れば、個別候補の状況についての報道は抑制されるのが常だ。

今回の都知事選でも立候補者は21名もいる。

法律上は各候補者の身分に差はない。

したがって、報道においては、各候補者の取扱いに差異が生じないように、

選挙活動期間に入れば、個別候補の情勢報道は抑制されてきた。

ところが、今回の選挙では、選挙活動に入ると、突然、主要3候補の動静を伝える報道が激増した。


その理由は、野党統一候補となった鳥越俊太郎氏の街頭での活動が相対的に少なく、

しかも、鳥越氏ががんを克服して都知事選に出馬したという事情があったからだと思われる。

「街頭演説の少なさ」

をアピールできる、

と同時に

鳥越氏の健康問題への不安を人々に惹起させることができる。

この判断から、マスメディアは、突然、主要3候補の選挙活動模様を大々的に報道し始めたのだと思われる。

仮に、野党統一候補が鳥越氏ではなく、宇都宮健児氏であったなら、

マスメディアは選挙運動期間に入っても、主要候補の動静を大きくは報道しなかったと考えられる。

主要候補の動静を詳細に伝えると、宇都宮氏のきめ細かい政策公約が、

主権者に強くアピールされる可能性が高いからである。


つまり、

「イカサマの賭場」

と似たような状況で選挙が行われているのだ。

ここにフリーの客が来場しても、ぼったくられるばかりである。

とても近代民主主義国家とは言えない状況が広がっている。

この日本の政治を変革しなければならない。


今後も既得権勢力は既得権を死守するために、あらゆる不正行為を展開してくるだろう。

しかし、いかなることがあろうとも、いかなる障害、妨害があろうとも、

私たちはこれを克服してゆかねばならない。

市民がひとつにつながれば、必ず現実政治を変えることができる。

「戦争と弱肉強食」に突き進む安倍政治を終焉させ、

「平和と共生」の政治を実現しなければならないのだ。

最大の決戦の場は、次の衆議院総選挙だ。

直ちに行動を開始しなければならない。


2020年にオリンピックが東京で開催されることになっているが、

東京招致活動において、不正行為が行われた疑惑がある。

国民の血税が招致活動に投入されているが、この資金で「賄賂」が提供された疑いがある。

広告代理店の「電通」が深く関与しているとの見立ても有力だ。

テレビ放送に対する電通の影響が大きいから、

テレビ報道はこの問題をまったく取り上げないが、

フランス警察・検察当局が東京招致活動の不正を立件するなら、東京招致は正統性を失う。

日本はオリンピック招致を自主的に取り下げるべきである。

ブラジルでの五輪が閉幕する際に、次回開催地がアナウンスされるが、

辞退する場合には、それまでに態度を決定するべきである。


また、築地市場の豊洲移転が推進されているが、豊洲の土壌汚染が深刻である疑いが濃厚である。

宇都宮健児氏は豊洲移転の凍結を公約に掲げ、

鳥越氏は調査を行った上で必要があれば移転を凍結することを明言していた。

都民や国民の食の安全を破壊しかねない重大問題であり、

新知事はこの問題に対する誤りのない対応を迫られる。

また、鳥越氏は東京から250キロ圏内の原発稼働排除の公約を掲げた。

原発を推進するのか、原発を排除するのかは、国民の問題であり、都民の問題だ。

安倍政権は安全性が確保されていない原発の全面再稼働の方向に突き進んでいるが、

これこそまさに亡国の暴政である。


さらに、米国はオスプレイの横田基地配備の意向を有しているが、

国民、都民の生命、自由、幸福を追求する権利を守る上で、オスプレイの横田基地配備は許されない。

その容認は憲法違反の行為でもある。

安倍政権は米国の命令に逆らえない「傀儡政権」であるが、

この「傀儡」に対して、東京都がくさびを打ち込む必要が本来はあるのだ。

築地、原発、オスプレイ

の三つの問題だけを取り上げても、都政と国政との緊張関係は極めて大きいのだ。

都知事選で、安保政策、原発政策、憲法政策は、

都政マターではないなどという主張が提示されていたが、この主張こそ大きな誤りである。

国政が暴走を加速させるなら、都政からその暴走に歯止めをかけることが本来は必要なのだ。


2009年に春を迎えた日本政治であるが、いまは真冬の極寒期に陥っている。

このまま氷河期に突入するのではないかという危機感が広がり始めている。

しかし、

「春の来ない冬はない」

再び春を呼び起こさねばならない。

春をもたらしたのは、市民の力であり、その市民の力に答える為政者の登場だった。

2009年の春は小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏によってもたらされたから、私はこれを

「小鳩の春」

と呼んでいるが、いま再び、「小鳩の春」が求められている。

そして今度は

「小鳩の春」

ならぬ

「小鳩の常夏」

としなければならないのである。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 既存の政党、政治家が否定された今度の東京議会選挙  天木直人
既存の政党、政治家が否定された今度の東京議会選挙
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/08/01/post-5056/
1Aug2016 天木直人のブログ


 私は東京都知事選の世論調査が発表された時に書いた。

 小池優勢の世論調査が正しければ、そしてその通りの結果になるなら、これは、一強多弱のおごりの絶頂にある安倍自民党政権の敗北になると。

 そして、安倍自民党政権以上に大きな敗北を喫するのは、野党4党の共闘側だと。

 その通りになった。

 これは大事件だ。

 なにしろ安倍自民党政権は威信をかけて増田を応援した。

 なにしろ野党共闘は、自民党分裂選挙という千載一遇のチャンスを得て、間違いなく勝てると張り切って臨んだ。

 しかし、結果は小池候補の勝利に終った。

 しかも圧勝だ。

 しかも無党派層が小池氏を支持した。

 これは既存の政党、政治家が否定されたということだ。
 民主革命だ。

 あの時私は書いた。

 私は小池候補が勝てば日本の政治は変わるかもしれないと。

 いま私はそれを本気で期待している。

 そしてその根拠は十分にある。

 それもまたあの時書いた通りだ。

 小池氏の過去の政治的言動がどうであれ、そして先出しじゃんけんで手を挙げた時の小池氏の思惑がどうであれ、小池氏は今度の選挙を通じ生まれ変わだろう。

 そうならなければウソだ。

 増田、鳥越の両氏が、勝って当たり前の前提で物欲しげに手を挙げ、組織に頼って選挙をしたこととは対照的に、小池氏は、途中からは、本当に崖から飛び降りる気持ちで戦ったに違いない。

 その不安は想像を絶するものがあったに違いない。

 その事は、ジャンヌダルクは火あぶりになって終わるが、私はそうなりたくない、と言う言葉にあらわれていた。

 目に見えない都民の一票だけを頼りに、死に物狂いで戦ったのだ。

 そして勝ったのだ。

 もはや小池氏は都民を裏切ることは出来ない。

 それにくらべ増田、鳥越の体たらくはどうだ。

 ふたりの立場は正反対だが、敗北は自らの至らなさだったと敗戦の弁を語る惨めさは瓜二つだ。

 そして実際のところその通りなのだ。

 自公政権が応援して勝てなかった増田。

 自民党の分裂選挙を見て、ここで勝てなければ勝つときはないと喜んで応援した野党4党の統一候補が勝てなかった鳥越。

 これ以上の醜態はない。

 果たして小池氏は、文字通りジャンヌダルクになれるのか。

 すなわち、野党4党が逆立ちしても出来なかった安倍暴政のストップを、都民、いや、国民の声だけを唯一の頼みとして、阻止できるのか。

 それはさすがに私にもわからない。

 しかし、はっきりしている事がある。

 もし小池氏がそう動くなら、それこそが私の目指す新党憲法9条が現実のものになる可能性がでてきたということだ。

 もし小池氏がその通りに動いてくれれば、もはや新党憲法9条は不要になる。

 そして、もし小池氏が私の期待を裏切って、自民党政治を変える事が出来ない事が明白になれば、その時こそ新党憲法9条の出番だ。

 私はきょうから小池氏の一挙手、一投足を、細心の注意を払って見守っていく。

 日本の政治はかつてない分岐点にさしかかろうとしている(了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 都知事選、力強いご支援をいただいた皆様方に改めて深く感謝。全力で闘われた鳥越俊太郎さんに心から敬意を表したい。 小沢一郎






東京都知事選挙を振り返って
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20160801.html
平成28年8月1日 生活の党と山本太郎となかまたち

平成28年8月1日
代表 小沢 一郎

 このたびの東京都知事選の結果については、都政の刷新を求める民意をうまく鳥越俊太郎候補に集約をすることができなかったことが大きかったと考えている。

 ただその中でも、参議院選挙で構築された4党共闘の枠組みで闘えたことは大きな意義があったのではないだろうか。

 引き続きしっかりと連携をとって、政権に対峙していきたい。なお、新都知事には、利権打破を訴えた公約通りの都政にのぞむことを期待するものである。

















http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK210] (都知事選)宇都宮氏、立候補中止の影に圧力 「これでは独裁だ」  : 宇都宮氏が 鳥越陣営を「独裁」と怒りの告発
      
   
   
[私のコメント]


>宇都宮健児さんが、ニコニコ生放送に登場し、立候補中止の舞台裏で「早く降りろ」と圧力があったと明らかにした。
> 「密室でものごとを決める」「独裁だ」と厳しく批判。これでは「日本のリベラルは勝てない」と総括した。


宇都宮弁護士が怒るのも理解できます。

密室で決められた鳥越俊太郎の担ぎ上げ。
先に立候補表明した宇都宮弁護士は、政治的圧力で降ろさせられた。

鳥越一派は独裁集団だったわけです。

女子大生淫行疑惑の上に、その説明責任から逃げ、さらに独裁集団でもあった鳥越陣営。

宇都宮氏の主張ではないが、これでは勝てるわけもありません。

それにしても宇都宮氏はかなり怒っているようですね。


※ 画像は以前の会見のもの。


[記事本文]

7月31日に投開票された東京都知事戦。野党統一候補の実現のために立候補を取りやめた宇都宮健児さんが、ニコニコ生放送に登場し、立候補中止の舞台裏で「早く降りろ」と圧力があったと明らかにした。【BuzzFeed Japan / 古田大輔】
.

日弁連元会長の宇都宮さんは2012年、14年の都知事選に共産、社民などの推薦を受けて立候補。14年は98万票を得て2位に食い込んでいた。

しかし、今回は鳥越俊太郎さんが野党統一候補として名乗りを上げ、宇都宮さんは立候補を中止した。その経緯を番組で問われると、宇都宮さんは自身の支持者らに立候補を取りやめるように求めるメッセージが大量に届いていたと述べた。

宇都宮さんは、これらが野党統一候補の実現を「熱心に応援していた人たち」からのものと指摘。

野党勢力が安倍政権を独裁と批判しながら、自身も「密室でものごとを決める」「独裁だ」と厳しく批判。これでは「日本のリベラルは勝てない」と総括した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160731-00010004-bfj-pol


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 時期を見て、記者会見を開き、反論せよ鳥越!!
時期を見て、記者会見を開き、反論せよ鳥越!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_8.html
2016/08/01 20:44 半歩前へU


 都知事選が終わり、新知事が決まった。今回の選挙は週刊誌のねつ造記事を受けて御用新聞、テレビが待ち構えていたかのように、媒体を総動員して野党候補たたきを繰り広げた。

 自民党が係わった過去の選挙で、これほどひどい選挙は例がない。選挙妨害もいいとこだ。メディアがそろって政府サイドに着席したので、野党候補の鳥越俊太郎は反論する機会さえ与えてもらえなかった。

 これ自体も一方的で問題だが、手段を択ばない方法で自民党系が圧勝した。先の参院選もそうだが、最近与党が勝つときは不思議なことに、なぜか毎度、毎度、野党に大差をつけて「圧勝」する。

 選挙は終わった。今なら、マスコミも気兼ねすることなく「聞く耳」を持とう。鳥越俊太郎は記者会見を開いて、遠慮せず、週刊誌の疑惑記事について反論し、説明すべきだ。

 そうでなければ、でっち上げ記事が事実として独り歩きする恐れがある。激しい戦いが終わったばかりだ。今すぐ、とは言わないが機会を見て記者会見してはどうか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK210] ≪前回宇都宮氏に投票した人の3割が小池氏に投票≫宇都宮けんじ氏「野党4党も市民連合も、深刻に総括をすべき。やらないと…
【前回宇都宮氏に投票した人の3割が小池氏に投票】宇都宮けんじ氏「野党4党も市民連合も、深刻に総括をすべき。やらないと、これからも負けっぱなし」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19993
2016/08/01 健康になるためのブログ



http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05490380R00C16A8000000/

告示直前に出馬を取り下げた宇都宮健児氏に前回投票した人は49%が鳥越氏を支持したが、小池氏にも29%が投票した。


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/322314

IWJ「改めて、これからの野党共闘に必要なことはなんでしょう?」

宇都宮「日本の運動全体として政党と市民運動の関係を対等なものにすること。ただ安倍政権に一矢報いようという、そんな甘い考えではダメですよ。候補者を選ぶだけではだめ。都議会に毎回張り付いて、傍聴して、そこまでしなければ。こんな腐敗堕落した運動ではいつか崩壊しますよ。市民運動、とくにリーダーと言われる人の考えを変えないと」

インタビューが行われる直前に出演した、ニコ生の生放送番組でも、宇都宮氏は、小池氏や増田氏ら、自民党候補やその陣営についてはほとんど触れず、鳥越氏と野党共闘のあり方を厳しく批判。野党4党が民進党を中心に、密室で候補者を決め、市民連合がそれを丸呑みにする形は、「市民連合が政党と対等な関係を築けていない状態」。ここが変わらなければ、野党共闘に未来はない、と言い切ります。

 「野党は退き、市民連合が前に出るやり方が良かったのでは」とも。「政党のあり方にこだわらなかったことが、小池さんが勝った原因かもしれない」と述べ、既存政党のやり方に、大きな疑問を呈しました。

 週刊誌報道を受けて、鳥越氏に対し記者会見を開いて説明を求めることを応援演説の条件とし、その条件が満たされなかったため、応援しなかったことについては、賛否が分かれる点であろうと思います。


160731 宇都宮健児氏は都知事選をどう見たか ―IWJによる宇都宮健児氏インタビュー


以下ネットの反応。
























宇都宮氏には仏のようなポジションから票をまとめて欲しかったですが、そんなことをするにも時間が足りなかったですかね。僕個人としては宇都宮氏は人間的には素晴らしいと思いますが、政治力という点は非常に疑問を持ちます。小池氏には絶対に勝てなかったでしょう。

ただ、野党共闘に関して見直さなければならないのは間違いないことですね。


        ◇


※全編動画↓
苦渋の決断で立候補を取り下げた宇都宮健児氏に、IWJが独占インタビュー!「野党4党も市民連合も、深刻に総括をすべき。これをやらないと、これからも負けっぱなしですよ」 2016.7.31
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/322314
2016.8.1 IWJ Independent Web Journal



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 睡眠障害なのに、やつれもしない甘利氏を、国会喚問すべき。(かっちの言い分)
             衆院本会議を終え、安倍晋三首相(左)にあいさつする甘利明・前経済再生相=1日午後1時10分、飯塚晋一撮影


http://31634308.at.webry.info/201608/article_1.html
2016/08/01 21:07

先日、検察審査会で、甘利氏は不起訴相当、秘書2名は起訴相当と出たことを記事に書いた。その甘利氏が、今日睡眠障害も無事治り、国会にニコニコした顔で登院した。普通、睡眠障害なら顔がやつれているものであるが、全くその気配もない。半年程国会から雲隠れしていて、その間給料だけはちゃっかり受け取っている。いい身分である。

記者からの質問に、ケロッと「私の件は決着した」と述べたそうである。さらに、本事件は、青天の霹靂とも述べている。いい加減しろ。これを利益斡旋と言わなければ何というか?

もし、甘利氏が野党なら、検察は決して不起訴にはしなかっただろう。しかし、秘書が起訴、有罪なら、連座制で公民権停止させられることを知っているのだろうか?甘利氏は甘く考えているようだが、秘書は強制起訴されると思っている。もし、強制起訴されなければ、日本に検察は不要である。

野党は国会に甘利氏を呼んで、頼りにならない検察に替わって、きちんと調査すべきである。巨悪をのうのうとのさばらせてはいけない。それこそ、正真正銘の睡眠障害になるぐらいにしてもらいたい。


甘利氏「私の件は決着した」 閣僚辞任後初めて国会登院
http://www.asahi.com/articles/ASJ815KL0J81UTIL03Y.html?iref=comtop_8_01

 甘利明・前経済再生担当相(66)が1日、現金授受問題で閣僚を辞任後に初めて国会に登院し、同日開かれた衆院本会議に出席した。甘利氏は本会議後、「不起訴という判断をいただき、私の件はこれで決着した」と記者団に述べ、政治活動を本格的に再開する意向を示した。

 甘利氏は、1月末の辞任直後から「睡眠障害」の療養を理由に、半年余り国会を欠席していた。その間、東京地検は甘利氏と元秘書2人について、あっせん利得処罰法違反の罪などでの不起訴処分を決定。検察審査会は元秘書2人への再捜査を求める「不起訴不当」を議決したが、甘利氏については「不起訴相当」とし不起訴が確定した。

 甘利氏は1日、「本当に寝耳に水の事件で、晴天(せいてん)の霹靂(へきれき)」と振り返った。その上で「ずっと申し上げてきた事実関係が理解されたものだと思うが、築いてきた信用は落としてしまった。今まで以上に国民のためにできることをやりたい」と話した。弁護士に依頼した元秘書2人らに関する調査は検察の再捜査後に報告書をまとめる予定だという。

 この問題をめぐり、野党は甘利氏の国会招致を要求している。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK210] ≪お、おう≫民進・小西ひろゆき議員「私が民進党代表になれば、三週間で安倍政権を倒閣することができる。」
【お、おう】民進・小西ひろゆき議員「私が民進党代表になれば、三週間で安倍政権を倒閣することができる。」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/20010
2016/08/01  健康になるためのブログ






以下ネットの反応。






















小西議員はネトウヨ界隈にはすごい人気があるんですよね。ツイッターは常に炎上してますからね。

論理も強く、正義感も強く、熱血漢の好青年?ですから、なんとか活躍の場を広げて欲しいですけど・・



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小泉流の改革者面に都民コロリ 小池圧勝の舞台裏と今後<上>(日刊ゲンダイ)



小泉流の改革者面に都民コロリ 小池圧勝の舞台裏と今後<上>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186870
2016年8月1日 日刊ゲンダイ 文字お越し



投票が締め切られた午後8時ちょうどに「当確」/(C)日刊ゲンダイ


■本性を見抜けず熱狂投票した世論の危うさ

 投票が締め切られた午後8時ちょうどの「当確」速報。都知事選は小池百合子元防衛相(64)の圧勝に終わった。選挙戦では自民党都連を「ブラックボックス」と批判。戦う姿勢を前面に出して、改革イメージを振りまいた。街頭演説ではイメージカラーのグリーンを身に着けてくるよう呼びかけ、有権者を巻き込む劇場型選挙が奏功し、他陣営を引き離した。

 もっとも、「敵」をつくって戦う姿をアピールする手法は、小泉劇場の焼き直しだ。見飽きた三文芝居が、また繰り返された。争点もはっきりしないまま、ポピュリズムに浮かされた有権者が投票所に足を運び、投票率は前回都知事選を13.59ポイントも上回る59.73%。オンナ小泉の面目躍如である。

 選挙終盤、石原慎太郎元都知事が小池を「大年増の厚化粧」とコキ下ろしたことが、小池圧勝の決定打になったという見方もある。この発言が女性の反感を買い、小池に同情票が集まったというのだが、問題は小池の化粧の厚さではなく、その下の素顔の方だ。

「小池氏は超がつくタカ派で、ゴリゴリの改憲論者です。右翼団体の日本会議とも関係が深い。本当の顔は『女トランプ』とも評されるほどの極右政治家なのですが、そうと分かった上で投票した有権者がどれだけいるのでしょう。選挙中はその本性を隠し、劇場型選挙で都民をケムに巻いた。大メディアもイメージ戦略に乗っかり、表層的な報道に終始して、争点隠しに加担した。『女性だから』というようなイメージだけで小池氏を選んでしまったとすれば、有権者はまんまと騙されたことになります」(政治評論家・森田実氏)

 小池の選挙戦は、「新しい歴史教科書をつくる会」などの右派団体が全面支援していた。「しきしま会」というヘイト集団が、小池のポスターに証紙を貼る様子もツイッターに投稿された。

 そうしたレイシストとの関係も、右翼の素顔もグリーンで覆い尽くし、改革を叫ぶだけの小池の手法は、大衆扇動でしかない。

 それに熱狂する都民の判断が、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一という歴代都知事を誕生させ、今度は小池という危険なポピュリストを選んだわけだ。その代償を払うのも有権者なのである。



伸晃都連会長(右)が“いけにえ”に(左は落選した増田氏)/(C)日刊ゲンダイ


■自民党で困るのは石原バカ息子だけか

 自民党本部は元総務相の増田寛也(64)を推薦したのに、小池は自民党員ながら党決定に反旗を翻して出馬したのだから、党に対してケンカを売ったことになる。

 選挙期間中、頭に血が上った都連会長の石原伸晃経済再生相は小池について、「今日をもって自民党の人間ではない」とまで罵り、政府高官は「(立候補は)反党的な行為だから当然除名だ」と言い放っている。今後、自民党と小池は完全に敵対するのか。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「『除名』をめぐっては当面、お互いツノを突き合わせて牽制し合う状態になるのでしょう。除名すれば、小池さんたちに改革勢力を結集させる口実を与えることになる。むしろ安倍官邸サイドは、小池新知事をうまく取り込んだ方がいいと考えているのではないか。五輪もありますし、小池さんの方もむやみに対立する気はない。ただ、今回の当選のバックボーンに『既得権と戦う知事』というイメージがあり、それが都民に支持された。小池さんは自民党とどう距離を取るのか、難しいところです」

 増田は党推薦なのに、安倍首相は応援にビデオメッセージを送っただけで、最後まで街頭演説には立たなかった。選挙最終日の土曜(30日)は夕方まで私邸でのんびりして、夜はおおさか維新の会の橋下徹前代表や松井一郎府知事と官邸裏のホテルで会食している。小池当選後を見据えて、増田の応援を避けたのは明らかだ。橋下たちとの会食では憲法改正に向けた意見交換がなされたとされる。東西に改憲派の知事が揃い、むしろ安倍はニンマリなのだろう。

 一方の小池も選挙中から「自民党とは戦っていない。官邸もわかっている」と本紙のインタビューで断言している。結局、安倍自民党と小池は「あうんの呼吸」で手を握り、困るのは石原家のバカ息子・伸晃だけになりそうだ。

「都連会長の引責辞任は当然です。父親の慎太郎さんの『厚化粧』発言で女性票が減ったのも、息子の責任。安倍首相は3日の内閣改造で伸晃さんを大臣ポストからも外すといわれています」(自民党関係者)

 31日夜、伸晃は都連会長として報道陣に対応するはずだったのに、さっさと逃げた。あらためて、どうしようもない男だ。



新知事はドンとどう対峙する?(C)日刊ゲンダイ


■小池と都議会自民党の五輪新利権バトル

 自民党本体を批判しない小池も、都連のことは「ブラックボックス」だと攻撃、「都議会を冒頭解散」「利権追及チームの創設」と拳を振り上げた。世論は“都議会のドン”とのさらなる対決を期待している。バトルはエスカレートするのか。

 ポイントは来夏にある都議選だ。すでに「小池新党」立ち上げも噂されている。当選直後のインタビューで小池は、「新党の計画は現時点ではない」と否定したが、一方で「改革を目指す方々と党派を超えて」と含みを持たせていた。“この指止まれ”で都議選にシンパを擁立し、都議会自民党と全面対決する可能性がある。

「300万票近い支持を集めた小池さんの都民人気が来夏まで続けば、『自分の選挙区に刺客を立てられてはたまらない』と自民党都議が雪崩を打って小池さんになびくことになりかねません。大阪で自民党が分裂して『維新の会』ができたのと同じことが、東京でも起きるわけです。実際、維新と小池さんとの水面下での連携も囁かれていますしね」(自民党関係者)

 もっとも都議会自民党もシタタカだ。“ドン”と呼ばれる都連幹事長の内田茂都議は、落選中も「都議団顧問」として議会や都庁に影響力を及ぼしていたほどの人物。これまでも慎太郎、猪瀬、舛添と歴代都知事を「手のひらにのせて転がしてきた」(都庁幹部)。小池が政策を実現しようにも、都議会で多数を持つ自公の賛成がなければ立ち行かない。ドンは「お手並み拝見」ってなところだろう。

 その辺り、小池もよく分かっていて、当選後に都議会との関係について聞かれると、「都議の皆さまとはしっかり連携してやっていきたい」と対決姿勢をトーンダウンさせていた。

 前出の鈴木哲夫氏はこう言う。

「自民推薦候補と戦って当選した石原慎太郎氏の1期目も、都議会自民党は野党色で対決しながらスタートした。しかしその後、石原知事の人気が根強いとみると、是々非々に変わり、協調路線を取った。今回も同じような感じで進むのではないでしょうか。バトルになるとすれば、五輪利権をめぐる対決でしょう。小池さんが公約通り五輪利権にメスを入れ、ひっくり返すようなことになれば、都議会自民党とぶつかることになります」

 ま、たとえバトルになっても、小池が勝とうがドンが勝とうが、五輪利権をどちらが握るのか、というだけの話だ。

 特に小池は“改革者ヅラ”して「自民党をぶっ壊す」と叫び、結局、自民党を生き返らせた小泉純一郎元首相と同類。小池の言う「東京大改革」とは、自民党と都議会のドンの利権をぶっ壊し、それを再配分することではないのか。都民はよーく監視した方がいい。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 安倍首相、小池百合子氏の当選に苛立ち!記者には無言・・・ 小池氏と会談へ!菅官房長官「処分は都連の問題」
安倍首相、小池百合子氏の当選に苛立ち!記者には無言・・・ 小池氏と会談へ!菅官房長官「処分は都連の問題」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12795.html
2016.08.01 19:00 情報速報ドットコム



<菅官房長官>小池氏処分は「都連の問題」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000032-mai-pol
「政府が関わることではない。都連の問題だと思う」と述べ、言及を避けた。
菅氏は「与党の推薦候補が敗れたことは大変残念だ。都民の選択の結果だ」と発言。


小池氏 午後に安倍総理と会談へ
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_115765/
関係者によりますと、会談は官邸側からの呼びかけということで、小池氏の除名を検討していた自民党が、融和を図る可能性が出てきました。また、小池氏はけさ、テレビ東京の単独インタビューに応じ、4年後のオリンピック開催に向けて政府と連携を取る考えを示す一方で予算の見直しに意欲を示しました。







やはり、安倍自民党として推薦した増田氏が負けた影響は大きいみたいで、安倍首相は記者からの質問には答えませんでした。今日の午後に小池百合子氏は首相官邸を表敬訪問し、オリンピック問題などで予算縮小を主張するとしています。

また、菅官房長官は「都連の問題」として、小池百合子氏の判断を自民党都連に任せると明らかにしました。石原伸晃氏らは激怒しているようで、これから自民党がどのような判断をするかによって、小池百合子都知事との関係が大きく変化することになりそうです。


総理厳しい表情で・・・小池新知事との関係、与党は(16/08/01)


記事コメント


安倍首相「鳥越よりはマシ」で「都知事は小池百合子だ」
http://news.livedoor.com/article/detail/11825961/

[ 2016/08/01 19:12 ] 名無し [ 編集 ]


内心では安倍は大喜びだろう
[ 2016/08/01 19:15 ] 愛国者 [ 編集 ]


全くの茶番
安部は陰では小池押しだったよね?


ノビテルにも「小池だよ、小池!!」って、話してたらしいじゃん。


小泉劇場であれほど騙されてきたはずなのに、皆さん、何回、自民に騙されたら気がすむの?
[ 2016/08/01 19:15 ] 名無し [ 編集 ]


政治とカネ
小池百合子氏、架空住所・1280万円を資金還流で 虚偽記載の疑い
https://www.youtube.com/watch?v=Smvf0J5WEFc&list=LLzNnUN39IxaOXStbaO9t6bA
[ 2016/08/01 19:17 ] 名無し [ 編集 ]


そりゃ、表向きはコメントせず増田落選のダメージがあったふりをしとかないと、あとで批判されるからな安倍首相は小池百合子を利用したくて仕方ないはずだから
そういう狡猾さがあるから長期政権の座についていられるんだろうな
全くつらい現実だ
[ 2016/08/01 19:19 ] 名無し [ 編集 ]


経産省敷地の 「脱原発テント」 撤去へ 国側の勝訴確定


http://www.asahi.com/articles/ASJ814WRYJ81UTIL02F.html
 
公務員は、底なしの税金泥棒の集まりですな。
 
[ 2016/08/01 19:24 ] 名無し [ 編集 ]


小池百合子候補、1.8兆円にも及ぶ東京オリンピックの費用問題に「個人資産の協力をお願いする」との方針
http://buzzap.jp/news/20160726-koike-yuriko-donation/

意味、わかる?
個人資産は、国民に所有権があり、政策で、東京都がどうにかできるものではない。
政策でどうにかするのなら、それは、憲法違反。


ま、緊急事態条項で、「まず財産権を(取り上げる)」って言ってる小池が何をするか…。
[ 2016/08/01 19:24 ] 名無し [ 編集 ]


またプロレスか
自民党の三文芝居は飽きたよ
[ 2016/08/01 19:25 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 野党への腹いせに、小池に投票した!!


野党への腹いせに、小池に投票した!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_9.html
2016/08/01 半歩前へU


 共産を支持してきた47歳の男性は、「野党への腹いせ」のつもりで、都知事選では小池百合子に投票したという。宇都宮健児に替えて鳥越俊太郎を野党候補に選んだのが気に食わないというのが理由だ。

 朝日新聞の出口調査の結果に驚いた。民進支持層の28%、共産支持層の19%が鳥越に票を入れず、小池に投票した。

 民進支持層の28%はおそらく、連合系の票だ。連合は最初から反原発を唱える鳥越には乗れないとして“自由投票”を決めていた。だからこれは想定内だ。

 問題は共産支持層の「19%」である。ガチガチの共産党員の中には、宇都宮シンパが多い。それらが党執行部の方針に背いて、「腹いせ」に小池に投票したのだろう。

 「19%」の連中は、状況が分かっていない。宇都宮が「都民の暮らしが政策に抜けている」と主張するのは理解できる。だが、今度の都知事選はそんなレベルの話ではない。これまでならそれでいいが、今は国家の危機である。

 「都民の暮らし」を超えて、国民全体の暮らしがどうなるかというところまで来ている。小池にしても、増田にしても、自民党系が勝てば、安倍首相の改憲の動きに拍車がかかる。その先には何が待っているか?

 極右団体「日本会議」を背にした安倍晋三は、日本を再び戦前のような栄光ある軍事大国にする考えだ。そのために解釈改憲を行った。

 特定秘密保護法や集団自衛権の行使を含む安保法制(戦争法)を強行した。武器輸出の解禁、イスラエルとの武器共同開発なども次々と断行したのだ。

 今は異常な事態なのである。だから鳥越が護憲を訴え続けたのだ。平和を守ろうと呼び掛けたのだ。「都民の暮らし」などと、悠長なことを言っている場合ではない。新知事に小池百合子が当選したことで、安倍政府は自民党が首都でも「信任を得た」として、一段と自信を深めている。

 早ければ、この秋にも懸案の改憲に向けた「国民投票」の国会発議が出てこよう。そのための布石として、安倍首相は早々に内閣改造と党役員人事に着手した。

 日本が置かれた状況を読めず、「野党への腹いせ」などと極右の小池に票を投じる「ノー天気」がいるから救い難い。思考停止し、いかれたのが多過ぎる。

 どうしてこう、単細胞でモノの分からないのが多いのだろう。この先、日本がどうなってもいいというのか。


ここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201608/article_7.html


都知事選、小池氏に幅広い支持 朝日新聞出口調査
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/489.html#c1
2016年8月1日04時02分



 東京都知事選で初当選した小池百合子氏は、自民党内の調整がないまま唐突に立候補表明したために党幹部らの逆鱗(げきりん)に触れ、与党を敵に回す形で選挙戦に臨んだ。そんな姿が無党派層の過半数、野党支持層の一部の票を呼び込んだばかりか、多くの自民支持層の共感も得たようだ。

 朝日新聞社は都内180投票所で出口調査を実施、1万185人から有効回答を得た。それによると、自民支持層のうち49%が小池氏に投票し、自民が推薦した増田寛也氏の40%を上回った。公明支持層は69%が増田氏に投票したが、小池氏に24%が流れた。

 鳥越俊太郎氏は、さきの参院選で一定の成果を得た4野党共闘に乗った。ところが、4党支持層の票は鳥越氏でまとまらず、民進支持層で鳥越氏に投票したのは56%にとどまり、28%が小池氏に投票した。

 小池氏は共産支持層の19%を取り込んだほか、社民支持層、生活支持層の2割弱の票を得た。4野党共闘の最大の援軍になるはずの無党派層も鳥越氏には19%だけで51%が小池氏に回った。おおさか維新支持層は60%が小池氏に投票した。

 投票者の年代別、性別にみると、小池氏は偏りなく票を集めた。増田氏は30〜40代で振るわなかった。鳥越氏は高齢層に偏り、20代では10%に満たなかった。

 投票の際、最も重視したことは@政策や公約(32%)Aクリーンさ(18%)B経歴や実績(15%)C実務能力(14%)Dリーダーシップ(14%)E支援する政党や団体(5%)の順。

 「実務能力」を選んだ人のうち最多の44%が増田氏に、「支援する政党や団体」を選んだ人のうち最多の46%が鳥越氏に投票した。他の選択肢を選んだ人はいずれも小池氏が最多で、特に「リーダーシップ」を選んだ人の71%が小池氏に投票した。

 国と都の関係について新しい知事に求める姿勢は、「都の独自性を優先する」が59%、「国との連携を大切にする」が38%。「都の独自性」を選んだ人の49%が小池氏、「国との連携」を選んだ人の40%が増田氏に投票した。(峰久和哲)

http://www.asahi.com/articles/ASJ7052PQJ70UZPS001.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 英語、小5から正式教科に 次期指導要領案 18年度以降の小中学校で道徳の教科化
英語、小5から正式教科に 次期指導要領案
2016/8/1 21:11
 小中高校の教育内容を定めた学習指導要領の改訂案が1日、固まった。小学校5〜6年生で外国語(英語)を正式教科にするほか、歌やゲームなどで英語に親しむ「外国語活動」の開始を3年生に早める。高校の地理歴史科を再編し、小中高の全教科にアクティブ・ラーニング(能動的学習)を導入するなど、時代の変化に応じた新しい学びの姿を打ち出した。

 中央教育審議会の特別部会が同日、改訂に関する審議のまとめ案を大筋了承した。新指導要領は小学校は2020年度、中学校は21年度、高校は22年度の新入生から順次実施される見通し。

 今回の改訂は「予測が難しい社会で未来を創り出すために必要な資質や能力を育む」(同案)ことが狙い。社会の変化を柔軟に受け止められる「社会に開かれた教育課程」を目指すとした。

 現在の指導要領は主に教える内容が書かれているが、改訂案は子供の学び方や教員の教え方に着目。「主体的・対話的で深い学び」に向けて、能動的学習の導入などで授業を改善する。知識と思考力は共に重要だとして学ぶ内容は減らさない。

 小学校英語は11年度に5〜6年生で「話す・聞く」中心の外国語活動(週1コマ)が始まって以来の改革となる。改訂後は正式な教科となり授業も週2コマに増加。「読む・書く」を入れて内容も充実させる。

 英語の教科化などで小学校6年間の総授業時間は140時間増える。中学校は変わらない。

 高校の地理歴史は現在、世界史のみが必修になっている。グローバル化や18歳選挙権を踏まえ、改訂後は日本や世界の近現代史を学ぶ「歴史総合」、国際理解を進める「地理総合」、社会参画への意識を高める「公共」を新たに必修科目とする。数学や理科の考え方を活用して挑戦心を養う「理数探究」も新設する。

 大学入試の改革と連動している点も今回の改訂の特徴だ。20年度には大学入試センター試験に代えて、記述問題などを導入した「大学入学希望者学力評価テスト」が始まる。大学に生徒の多面的な評価を促し、高校教育の成果が入学者選抜にも反映されるようにする。

 小学校高学年は授業時間の余裕が乏しい中で英語の授業が増えるため、時間割を柔軟に組み立てる「カリキュラム・マネジメント」を各学校に求める。中学校は教員の多忙の一因とされる部活動のあり方を見直す。デジタル教科書などは「深い学び」の実現に効果が見込まれることから、ICT(情報通信技術)環境の整備も進める。

 審議のまとめは意見公募を経て、年末までに中教審が答申。文科省は小中学校の指導要領は今年度中、高校は来年度に改訂する方針。

 ▼学習指導要領 小中高校などの教育課程(カリキュラム)の基準で、全ての子供が最低限学ぶ内容や教育目標、指導上の留意点などを示す。約10年ごとに改訂され、全面改訂は今回が7回目。内容の通知や教科書作成のため、告示から全面実施まで3〜4年の移行期間がある。
 「ゆとり教育」が学力低下を招いたとの批判を受け、前回の改訂では授業時間数や学習内容を増やした。2015年の一部改訂により、18年度以降の小中学校で道徳の教科化が決まった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29HCC_R00C16A8EA1000/
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 能天気な人、発見。ムサシ不正選挙マシーンの話題は、何とかの一つ覚えだって
能天気な人、発見。ムサシ不正選挙マシーンの話題は、何とかの一つ覚えだって
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8f68d078c048712ad3a65beb0be601c1
2016年08月01日 のんきに介護


netforce@twyoshi11 さんのツイート。


――@ksmkwd 馬鹿の一つ覚えのムサシ不正選挙マシーン。
不正選挙は重罪だぞ。〔22:47 - 2016年7月31日 〕——


重罪って、


何罪を想定して語っているのだろう。


安倍政権は、


クーデター政権だと思う。


今、日本は、


それが許された状態にある。


そちらの方が


重大だし、


不正選挙は、


政権を維持する手段として行われているのだろう


(それを企んで行動しているのは


米国CIAかもしれないけれど――)。


悲壮ぶるのは、


あんまり趣味じゃない。


しかし、不正選挙か否か、


これは、


命を懸けた戦いだ。


安倍晋三という我が国首相、


冗談抜きで


トルコのエルドアン大統領に似ていると思う。


反体制的な国民の、


拷問ないし処刑の合法化を


狙っているし、


実行に移すだろう。


相模原の事件の容疑者である


植松聖も


現政権の意に適った行動をしたつもりでいるというのは、


合理的な解釈だろう。


最近、「★阿修羅♪」


というサイトが


僕のブログ記事をよく取り上げてくれている。


同サイトの傾向からすれば、


僕のような無名の人間の記事を相手にするのは


不本意だろう。


ただ、今の時代、本心を書くのは、


どんな立場であっても


命がけにならざるをえないだろうし、


少数者になりつつある。


そういう視点で


記事を選ぶとなったら、


残念ながら、


ぼくの書いているモノが候補にあがってしまう


ということなんだろう。


記事の内容はともかく、あっ、こいつ、きっと命を投げ出してるぞ


と感得する迫力があって選ばれているんだろうと


勝手に勘ぐっている。


僕の文章を書く心構えなど話半分で聞いてくれたらいいけれど、


不正選挙に関することだけは、


命のカウントダウンをしているような者からの


お願いだ。


あまりにも能天気なこと、


言うな


と言いたい。


それとも知事選のとき、


さんざ行われた


鳥越ネガキャンの延長戦のつもりか。


同じ垢、


――やまゆり園偽旗。
普通手紙で「文責」とか書かない。
プロの記者なら書くが。〔6:21 - 2016年7月30日 〕——


などと書いている。


世論かく乱のため19名もの


死者を出すか――。


こういう陰謀論屋が


面白がって


無茶苦茶な推論、断言をしてくれるから、


不正選挙を言うと、


陰謀論扱いされ相手にされないんだ。







http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 選挙で「魂の殺人」は許せない 精神科医・香山リカさん 小池新知事に「よく勉強して頂きたい」 森喜朗氏 
選挙で「魂の殺人」は許せない 精神科医・香山リカさん
2016年8月1日21時16分
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■香山リカさん(精神科医)

 ヘイトスピーチの解消を目指す対策法が施行され、ヘイトデモが中止になるなど一定の効果が出ている。そんな中、東京都知事選に数多くのヘイトデモを実施してきた排外主義団体の元会長が立候補した。その街頭演説は耳をふさぎたくなる主張の連続だった。

 「20年前、イラン人が路上で覚醒剤を売りつけていた。代わって今、大変な問題を起こしているのはシナ人、朝鮮人だ」などと叫び、在日韓国・朝鮮人らを犯罪や社会保障費と結びつけて「帰れ」と攻撃していた。偶然聴いてしまった当事者は、どれほど衝撃を受けたことか。

 表現の自由、公選法の範囲内での選挙活動は尊重されるべきだ。でも、ヘイト対策法との整合性が取れていないのはおかしい。選挙期間中ならば対策法が定める「本邦外出身者を地域社会から排除することを扇動する不当な差別的言動」が公然とできる現状は看過できない。

 ヘイトスピーチは「魂の殺人」とも言われる。私の元には、それによって心に傷を負った外国人が治療を求めて訪れる。一日も早く対策が講じられ、ヘイトスピーチなき選挙活動が行われるように願う。

関連ニュース
声 記事一覧
http://www.asahi.com/articles/ASJ7V564DJ7VUWPJ00G.html?iref=com_alist_8_03

 
小池新知事に「よく勉強して頂きたい」 森喜朗氏
野村周平2016年8月1日19時55分
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1日、リオデジャネイロに到着し、記者団の取材に応じた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は1日、ブラジル・リオデジャネイロで報道陣の取材に応じた。東京都知事に当選した小池百合子氏が、膨張する大会開催費用を検証する考えを示していることについて、「全体をよく見て頂きたい。(当初構想にあった)コンパクトな8キロ圏内での開催は大変お金がかかる。我々も施設を削減してきた。よく勉強して頂きたい」と注文をつけ、「都議会とは互いに協力してほしい」と述べた。

特集:小池百合子新都知事
 一方で、閉会式に参加する予定の小池氏を「一躍、ヒラリー(・クリントン)さんより人気者になるかもしれないな」と持ち上げる場面も。新知事とうまくやっていける自信があるかと問われると、「まあ、小池さん次第ですね。私は奉仕のつもりでやっている。それをおくみ取り頂けなければ、うまくいかない」と述べた。(野村周平)
http://www.asahi.com/articles/ASJ816FPXJ81UTQP01Y.html?iref=com_alist_8_01
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小泉流の改革者面に都民コロリ 小池圧勝の舞台裏と今後<下> 鳥越俊太郎の敗因は週刊誌報道だけなのか(日刊ゲンダイ)
     


     


小泉流の改革者面に都民コロリ 小池圧勝の舞台裏と今後<下>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186871
2016年8月1日 日刊ゲンダイ 文字お越し



「知名度」頼みがアダ(C)日刊ゲンダイ


■鳥越俊太郎の敗因は週刊誌報道だけなのか

 それにしても、ジャーナリストの鳥越俊太郎(76)は、見るも無残な惨敗だった。

 先月の参院選の東京選挙区での得票を見ると、自公や維新など保守系が約287万票。対する野党系は約296万票と拮抗している。加えて保守分裂なのだから、野党統一候補の鳥越は確実に勝てるはずだった。実際、告示日前後の世論調査では首位だったのに、急失速してしまった。

 小池にはダブルスコアの差をつけられ、増田にも負けた鳥越は31日夜、「週刊誌による選挙妨害もあったが、基本的には力不足だった」と話し、選挙事務所に集まった支持者らの前で頭を下げた。

 確かに、週刊誌の醜聞報道はダメージだった。選挙戦の最中、7月21日発売の「週刊文春」が事実関係も曖昧な14年前の女性スキャンダルを報じ、翌週は「週刊新潮」もこれに乗じて、13年前にはボツにしたという被害女性の証言を掲載。何やら謀略めいているし、選挙妨害という意味なら一定の効果はあった。

 だが、鳥越がここまで惨敗したのは、週刊誌報道だけが原因ではない。本人の力量不足もあるし、何といっても、陣営の選挙戦術に問題があったからだ。

「無党派層は本来、リベラルで反政権の人が多い。それなのに、無党派層の票が小池氏に流れてしまった。野党側の人選ミスは大きいと言わざるを得ません。当初は鳥越氏の知名度で勝てると甘く考えたのでしょうが、そういう軽さが有権者に見透かされた。とはいえ、統一候補に決まったからには、鳥越氏に政策を叩き込み、街頭演説の中身も指南して、徹底的に鍛え上げればよかったのに、そういうブレーンもいなかったのでしょうか。訴える政策が定まっていないものだから、日が経つほどに評判を落とし、失速してしまった。知名度だけで票が取れると、鳥越陣営が都民をナメていたことが最大の敗因です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 野党は猛省すべきだ。



呆れた責任逃れ(C)日刊ゲンダイ


■話題にもならなかった岡田辞任表明と野党の惨憺

 鳥越の落選で、さっそく民進党内がガタついている。案の定、野党共闘路線の見直し論が浮上。岡田代表ら執行部の責任を問う声が上がり始めた。

 その岡田は投開票前日の30日に突然、9月の代表選に出馬しないことを表明。あえてこのタイミングで不出馬表明したのは、「自身が主導した野党共闘路線と都知事選の結果をリンクさせないための深謀遠慮」(民進党関係者)というのだが、たいして話題にもならなかった。民進党の代表選なんて世間は興味がないのだ。

「都知事選で敗れたのは野党共闘が原因ではない。人選と戦術の失敗です。民進党はまず候補者選びで迷走し、選挙戦はミスで自滅、揚げ句が、投開票前日に岡田代表が“辞任表明”の責任逃れでは、呆れて言葉もありません。大体、大事な選挙戦の最中に野田前首相と会談して代表選について話し合っていたのも、どうかしている。自分の保身しか考えていないように見えます。また党内保守派の連中が騒ぎ出し、コップの中の争いが始まるのでしょうが、そういう内向きの発想だからダメなのです。安倍政治に不安を感じている有権者は野党共闘に期待するしかないのに、肝心の野党第1党がフラフラしていれば、巨大与党を利するだけですよ」(本澤二郎氏=前出)

 有権者が求めているのは、自民党の劣化版ではない。巨大与党の独裁に対抗し得る「別の選択肢」が必要とされているのだ。そこをはき違えている限り、岡田の後任が誰になろうと、民進党に支持が戻ることはない。野党の惨憺たる状況に安倍自民は高笑いだ。



ホンネは小池知事歓迎(C)日刊ゲンダイ


■首相とのタカ派コンビ誕生で緊急事態条項の現実味

 家族からの影響もあって、根っからの右翼思想の小池百合子。選挙中にはおくびにも出さなかったが、都知事に就任したら“極右政治家”の顔をあらわにしてくるのは間違いない。

 何しろ、国内最大の右翼組織「日本会議」の議員懇談会の副会長を務め、都知事選も「新しい歴史教科書をつくる会」の支持を受けていた。

 いずれ、教育の現場もタカ派色に染めていくに違いない。

 しかし、これは恐ろしいことだ。ただでさえ国政は安倍首相の1強体制になっているのに、同じ極右思想の小池が都知事に就いたら、日本全体が急速に右旋回していく恐れがある。政治学者の五十嵐仁氏がこう言う。

「安倍首相と小池知事は、いずれ手を結ぶはずです。自民党は増田さんを推薦していたのに、安倍首相が一度も応援演説をしなかったのは、小池さんが知事に就いた時、手を握るためでしょう。2人は思想信条も、目指す方向もまったく一緒です。国のトップと、首都のトップが共鳴し合うことになると思う。ひょっとしたら、小池知事が引っ張っていくことになるかも知れない。彼女は“核武装”を主張するなど、安倍首相を上回るナショナリストです。『今の憲法では巨大地震から都民の命を守れない』『緊急事態条項が必要だ』と改憲を訴えてくる可能性がある。すでに“改憲勢力”は衆参で3分の2を押さえているだけに、小池知事が“外野”から強く改憲を訴えたら、動きだす可能性があります」

 安倍と小池の間には溝があるとされる。とはいえ、そこはタヌキの政治家だ。お互いのメリットになれば、平然と手を組む。

 「その安倍首相は党として推薦しておきながら、負ける候補は応援したくなかったのか、増田候補の応援街頭演説には、一切姿を現さなかった。小池勝利を読んでいたのか、後で手を組めばいいと思ったのか、潔くありません」

 都民はここでも騙されたことになる。



弁解で墓穴を掘った(左は小池百合子新知事)/(C)日刊ゲンダイ


■小池が第2の舛添になる可能性はないのか

 猪瀬、舛添と、2代続けて「政治とカネ」で辞任に追い込まれた東京都知事。二度あることは三度あるではないが、小池新知事が「第2の舛添」になる可能性も決してゼロじゃない。すでに、いくつも疑惑が浮上しているからだ。

 一見、クリーンに映るが、これまで小池は何度となく「政治とカネ」の問題を指摘されてきた。古くは「週刊宝石」が2000年にスクープした“秘書給与ピンハネ疑惑”である。年間1000万円近くの給与が国から支給されていた政策秘書に、小池事務所では月に10万円程度しか渡していなかった、と報じられている。

 さらに、不可解な「政治資金」の使われ方も発覚している。小池が代表を務める「自民党東京都第10選挙区支部」の収支報告書(2012〜14年分)を詳細に見ると、「M―SMILE」という会社に毎年〈調査費〉を払っている。総額は210万円である。

 しかし、この「M−SMILE」という会社は、会社登記もされておらず、しかも社長は、小池の秘書である。小池事務所は、本紙の取材に対して「世論調査を依頼した」と回答しているが、登記もされていない会社に世論調査を依頼するのは、どう考えても不自然である。本当に210万円は、説明通り支出されたのか、有権者から疑われても仕方ないだろう。

「猪瀬知事も舛添知事も、予想もしなかった疑惑が発覚し、辞任に追い込まれている。小池知事と対立する都議会は、必死になってスキャンダルを探すはずです。特に、秘書が社長をしていた会社への支出は、法律に触れるかどうかにかかわらず問題でしょう。追い詰められる可能性もゼロではないと思います」(五十嵐仁氏=前出)

 2年に1度のペースで行われている都知事選。都議会自民党とは五輪利権争いが絡むだけに「まさか」もあり得ると見られている。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/527.html

   

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