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2016年8月29日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK211] 低層階お住いの小池百合子さんには、言いたいこと言っていいのだよ
低層階お住いの小池百合子さんには、言いたいこと言っていいのだよ
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c7d2e61fb04da0a4a058c818e75dbde8
2016年08月28日 のんきに介護


小池氏は、


都庁低層階にいらっしゃるようですな


(小池百合子@ecoyuri さんのツイート〔2:15 - 2016年8月27日 〕参照 )。


声が届きそうです。


よもや、



転載元:ひょっと子 @hyottoko_pooさんのツイート〔16:14 - 2016年8月26日


とは仰りますまい。


公約違反が


もし、あったら


大声で文句を言いましょう!!


オフィシャル・サイトの「基本理念」のところに


1.立法府主導の政治


2.生活者主権の確立


3.地方分権の徹底(道州制)


4.教育改革と多様な文化の創造


5.世界平和への貢献


6.地球環境の保全


7.憲法改正


等々、掲げられてありました。


これが公約ということなのでしょうか――。


覚えておきましょう。


☆ 記事URL:https://www.yuriko.or.jp/kihon


〔資料〕

「小池百合子の東京大改革宣言 / 一つ一つ結果を出し、東京を変えていきます」

   小池ゆりこオフィシャル・ブログ(2016.08.22)

☆ 記事URL:https://www.yuriko.or.jp/blog/archives/6757

 人口1360万人、総予算額は13兆円を超え、スウェーデン一国に相当。首都・東京の知事の責任は実に大きなものがあります。

 この度の都知事選でこれまで最多の21名の立候補者の中で、望外の291万余の票を得て、当選を果たすことができました。事前に寄せられた様々な調査結果では、開票とほぼ同時に「当選確実」の報を打つと耳にしていたものの、疑心暗鬼は最後まで続きました。候補者特有の不安心理というものです。

 政党や組織の推薦ナシの立候補には当初は「無謀」「自爆」と受け止められました。ふつう、先の参院選で投じられた政党別の得票数を足して、誰が有力、誰が不利と判断されるものです。しかし、ものごとは「足し算」だけで決まるわけではありません。私はあくまでポジティブに「掛け算で行こう」と考えました。

 手段として、これまで何度も訴えてきた「ポイント・グリーン」作戦で臨むことにしました。街頭演説や集会に来る方に、Tシャツやタオルなど、どこかに緑色のものを身に着けてくださいとの呼びかけをしました。「東京を環境先進都市に」という私の政策に賛同してくださる方がどんどんと広がり、各地の演説会場はいつしか「ゆりこグリーン」に染められるようになりました。なかにはブロッコリーやキュウリなどの緑の野菜を手にした人も。

 選挙は「助けてください」「男にしてください」と悲壮感を漂わせた方が勝ち!とされますが、逆です。集ってくださる方は、皆笑顔で楽しんでいるのです。選挙に関わるのは初めてという方々も多く、その広がりは感動的でもありました。銀座四丁目交差点が人で埋め尽くされた時には、私の頬に一筋の涙がつたわりました。

 もちろんネガティブな思いは山ほどありましたが、多くの方々の協力を得、長年積み重ねてきた都民ファーストの政策を愚直に訴え続けた結果が出ました。それだけに責任は重大です。

 東京五輪・パラリンピック、築地市場移転、議会との関係など、課題は山積していますが、16万人を超える都庁職員の士気を高めながら、一つ一つ結果を出します。

 そう、イチローのメジャー3000本ヒットと同じように。ご期待ください。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「道半ばもへったくれもあるか。何年政権やってると思ってんだ。:フジヤマガイチ氏」
「道半ばもへったくれもあるか。何年政権やってると思ってんだ。:フジヤマガイチ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20631.html
2016/8/29 晴耕雨読


https://twitter.com/gaitifujiyama

> 泉田裕彦 東電のメルトダウン虚偽説明の謝罪を受けました。松本氏は、長時間の注水失敗を認識した上で、情報収集不足との説明でした。原子力技術者として通りません。県との検証委員会で、社長指示との関係、情報隠しの避難への影響を解明する必要があります。




今や東電をしっかり追及出来るのは、新潟県しかないというね……


最近は、数字が良くなるようにと集計項目なんかをいじくりまわしていたが、それも無理になってきたのでGDPそのものを弄り始めてきた。


もうめちゃくちゃである


<GDP>内閣府と日銀、算出方法で論争…14年度成長率(毎日新聞)https://t.co/XL1by9z8KE

>7月全国消費者物価は前年比-0.5%、8月東京-0.4%=総務省 http://bit.ly/2bT9Tf6

つまり、いわゆるアベノミクスは失敗だったという事だ。


道半ばもへったくれもあるか。


何年政権やってると思ってんだ。


>速報:7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)のマイナス幅は、2013年3月以来3年4カ月ぶりの大きさに。


政府の経済政策は失敗したという事だ。


どうして経済界から首相交代の話が出てこないのか不思議でならない。


今までだったら、1つや2つ出てきただろうに。


そんなに政府が怖いのか?


今の日本の経済界は統治機構が怖いからって批判すらできないのか?


洋の東西問わず、他人の基本的人権を侵害する者の言い訳としての表現、言論の自由。


他者の人権を侵害できる自由など存在しないという近代社会の前提は何処に?


/「ゴーストバスターズ」のレスリージョーンズ、差別攻撃を受けた体験を語る(猿渡由紀)https://t.co/NYkIldth4o

税金投入10兆使うというのに今更介入も不介入もあるか。


工事計画に始まり、事業決定プロセス、破格の税金投入と、話がみんな狂ってる。


あくまでもJR東海は民間企業だろうに


/国の不介入「文書に」JR東海社長、リニアで要望:朝日新聞デジタル https://t.co/rcVm1PTdWZ

どんどん赤は膨らむよな。


そりゃそうだ、ポートフォリオ弄ったんだから、どうにもならない


/4〜6月期の運用損5兆円=株投資倍増後の累計も赤字に―GPIF(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/AY8dh13Qw7 #Yahooニュース 

じゃあ自民党全員アウトだな


『稲田事務所はまた「ほかの議員事務所もそうしている。これは自民党の政治資金パーティーの慣習だ」などと「赤旗」の取材に答えた』


/稲田防衛相「同じ筆跡の領収書260枚」発覚でも「みんなやってる」(女性自身)https://t.co/xOMpiqvHeH




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「家族の絆が希薄化したと嘆くほど、日本の家族の絆は薄くなってはいない。:じこぼう氏」
「家族の絆が希薄化したと嘆くほど、日本の家族の絆は薄くなってはいない。:じこぼう氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20640.html
2016/8/29 晴耕雨読


https://twitter.com/kinkuma0327

今朝は、すでに成人している子供が起こした犯罪の謝罪や弁明を、母親にさせる映像が流れていた。

なんという野蛮な社会だろう。

こんな野蛮を肯定するメディアのトップは、所属する社員が不祥事を起こした時は謝罪会見を開き、「社員の性壁を把握していたか」どうかという質問にも答えるのだろうか。

一昔前に比べて育児に参加する父親は増えた。

仕事より家族の時間を優先したい、という価値観も広がった。

家族の絆が希薄化したと嘆くほど、日本の家族の絆は薄くなってはいない。

むしろ、家族を大切にしたいから男性も育休をとりたい、といった要求に、制度の方が追いついていないくらいではないか。

守旧派を満足させる家族の絆は、確かに昔より希薄化したのかも知れない。

しかし、それは家族「像」が変わっただけで、家族の絆そのものが希薄化したわけではなかろう。

夫婦別姓の話は一方の精神的苦痛を軽減しようという家族思いの思考だし、同性婚は家族の絆をもっと広げようという思考ともいえよう。

戦争に駆り出された子が一欠片の遺骨となって帰ってきた姿を見た親が、お国のために死んでくれて名誉だ、などと喜ぶような「家族」はグロテスクなものとなった。

成人した息子の犯罪を親に謝罪させ、釈明させるような姿を見て、野蛮で異様な光景だと感じる人たちも、昔よりは増えているはずである。

「希薄化した」のはたぶん、家族の絆ではない。

家族という名の下で、個人が個でいられなくなるようなイデオロギーが希薄化したのだ。

「個人は個である」という価値観の下で、我々は新しい家族像を作っていくべきだ。

むろんそれは、「憲法に家族条項をいれよ」などという守旧派の思想とは対極である。

暴行事件を起こした本人は、あのようなことをした以上、法的な制裁と社会的な制裁を十分に受けるべきだ。

母親が謝罪会見を開いたからといって、本人の罪が免責、軽減されるなどということは絶対にあってはならない。

それは、親に謝罪させる野蛮さと表裏一体の、もう一つの野蛮に他ならないからだ。

これはさすがに、某党が設置した密告フォームで、政治的に中立とは言えない幼稚園教育の事例として密告すべき事案かもしれませんね。

/園児に「教育勅語」 安倍政権の支持勢力が…:NEWSアンサー:テレビ東京 https://t.co/Q3XEQM7OGg

貧困を訴えた高校生は、それを主張することで利益を得たわけではない。

それなのに、貧困の主張自体をズルいことであるかのように叩かれ、プライバシー晒しや中傷を受けた。

/貧困たたき:新宿で緊急抗議デモ 作家の雨宮処凛さんらも - 毎日新聞https://t.co/aqDmz4keND

おそらく今後も、社会に向かって貧困を訴える若い世代に対しては、「人前で主張する余裕があるなら貧困ではない。働け」などという批判がどこからか湧き上がってくるのだろう。

ぼくはそこに、共同体を非難し、声高に自己主張をするような人間は排除するという、「いじめ」の論理に近いものを感じる。

「貧困を訴える余裕があるのだから貧困ではない」「言論の自由を守れといえるのだから、言論の自由は保障されている」…これらは、主張や抗議自体を沈黙させるのには、実に都合のいい話法である。

そうやって最初に声を上げたカナリヤには毒を飲ませて、我々は濃い毒ガスの充満した坑道を進むのである。

>深町秋生長谷川豊アナの母親に取材してみるか。なんでお宅の息子はニューヨークにいたころに会社のカネをちょろまかしたのか。どういうカネの使い方を教えたのか。聞かないわけにはいかない質問だ。 / “長谷川豊アナ、高畑淳子謝罪会見での「性癖」質…”https://t.co/M3ZxBRhaMS


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 天皇陛下が拠り所とされている法学と哲学 あの戦争を二度と繰り返さないために・・・(JBpress)
             皇居でバラク・オバマ米大統領を迎えられる天皇、皇后両陛下(2014年4月24日撮影)〔AFPBB News〕


天皇陛下が拠り所とされている法学と哲学 あの戦争を二度と繰り返さないために・・・
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47716
2016.8.29 伊東 乾 JBpress


 戦後45年を目前に「昭和」は「平成」と元号を変えました。これに伴って、少なくとも大きなメディアであまり頻繁に議論されなくなった1つに「天皇の戦争責任」が挙げられるでしょう。

 議論がピークを過ぎてしまった理由は、明らかに「昭和天皇の死」にあるでしょう。責任の何のと言っても、すでに亡くなってしまったのだから・・・というのは、一般的な司法の責任追及にあっては首肯されるところかと思います。

 しかし「天皇」の場合、事情が面倒なのは「個人」としてではなく、その位にあることによって責任が不可分に問われ得るところにあります。その根拠として欽定憲法を挙げることができるでしょう。

 戦後70年を過ぎ、明仁天皇が8月8日、歴史的と言っていい放送を公開されました。

 この日付の選択は広島と長崎の間の週明け月曜として選ばれたものと思われ、ソ連の対日参戦などは無関係と思います。しかし「8月」であるのは明らかに背景があることでしょう。

 この放送を公開された背景には、明らかに「天皇の戦争責任」の問題があるように、私は考えています。

 少なくとも天皇にとって「戦後」が全く終わっていないことは、文面の随所から読み取れます。

 単に内面で祈る、といったことにとどまらず「象徴的行為」を通じて、国民の目に見え、互いに声が聞こえるところで共に喜び、共に痛みを分かち合うことによって「象徴天皇」が「象徴天皇」たり得るという、いわば「私の天皇実践」が、極めて慎重に言葉を選ばれながら、大変な賢慮とともに簡潔に示されている。

 その背景に、私は、皇太子時代は東宮職参与として当時の明仁皇太子や浩宮と憲法や文化国家の法治体制を講じ、即位以降は宮内庁参与として天皇皇后と幅広い問題を縦横に議論された、故・團藤重光・東京大学教授の法理論との親和性を強く感じるのです。

■行為無価値と結果無価値

 「行為無価値論」。ドイツ語の「Handlungsunwert」を和訳した言葉で、大変に意味が取りにくいですが、刑法上の考え方の1つです。

 1931年、若干27歳の刑法学者ハンス・ヴェルツェル(1904-1977)は「目的的行為論」と呼ばれる概念の整理を発表します。

 私は法律の全き素人ですので、間違いがあれば専門家にご指摘頂きたいと思いますが、以下はごく普通の日本国民の1人として理解しておいてよい最低水準として、團藤先生と朝日新書「反骨のコツ」を出させていただいた際の整理と理解を記します。ちなみに担当された編集Iさんも東京大学法学部出身の才媛でありました。

 さて、一般に刑法では「犯罪の構成要件を満たす、違法で、責任を問われ得る行為」が問題とされるわけですが、その行為に目的性があったか、なかったかを「目的的行為論」では問題にします。

 いまレストランで貴方がウエイターを呼ぼうとして手を上げたところ、後ろから歩いてきた客にぶつかって顔をはたいてしまったとしましょう。その結果、メガネが飛んで壊れてしまった・・・。

 損害賠償の責任などは問われる可能性があると思います。これは民事に相当するように思います。でもここには暴力行為を働こうという作為、目的性はまず認められないでしょう。刑事犯としてはこうしたケースは「過失」として扱われるように思います。

 逆に、ヤクザなり何なりの人が、明らかに作為をもってこぶしを振り上げ、顔面の寸前で止めて実際には殴らなかったとしたら、これはどうでしょう?

 現実にはメガネがフッとんで壊れたり、顔に拳が接触などしなくても、十分暴力として成立している可能性があります。現実には反社会勢力の場合、殴るマネどころか、手をひらひらさせたり、名刺を出すだけでも、刑事責任を追及されることがある。

 前半の例では、意図せず振り上げた手が結果的にメガネを壊してしまうわけですが、この「手を上げる」という行為に着目して刑法上の「マイナス要因=Unwert(無価値)」と見るのが行為無価値的な考え方です。

 一方、結果として引き起こされた「メガネの破壊」に着目して刑法上の「マイナス要因=無価値」と見るのが結果無価値的な考え方です。厳密には正確でない部分があると思いますが、ここではひとまず、こんなふうに整理して、先の議論に進みたいと思います。

■目的的行為論さまざま:イスラム法からナチスまで

 以下、素人の私に分かりやすいいよう、法哲学のホセ・ヨンパルト先生が教えてくださったたとえを記したいと思います。文責はもっぱら私にあります。

 「行為無価値」と「結果無価値」の議論の原点の1つはイスラム法にあるそうです。それ以前の古代法、例えば有名な紀元前18世紀バビロニアの「ハンムラビ法典」は「復讐法」として知られています。つまり。

 「目には目を 歯には歯を」

 と定め、相手の目を棄損した加害者は自身も目を、歯を折ったものは歯を、同様の復讐を定めているわけです。

 「やられたらやり返す」。野蛮の典型のようにも言われますが、目に対しては目までで、歯や命までは取られない、といった具合に罪に対する刑罰を成文化した法で定めたものというポジティブな評価もあるという。

 さっきのたとえ話では、過失でも故意でも、ヒトの顔を叩いたら殴り返されても文句は言えないということになる。

 こうした単純明快な復讐法を超え「内面」が問題になり始めたのが、巨大帝国の中に異教徒の共存を認めたイスラム法であった、とヨンパルト先生は言われました。

 イスラム帝国の中で、コーランの教えに従わないユダヤ教徒やキリスト教徒であっても、必要な税を払えば生存と交通を認めるわけで、内心の自由と主体性への配慮が複合社会の中で法律に組み込まれていきました。

 そんな中で「故意犯」と「過失犯」が区別され、先ほどのレストランでの過失のようなケースへの情状酌量が、法治のもとで可能になった。

 そうしたイスラムの進んだ考え方が西欧にもたらされ、トマス・アクィナスによる「神学大全」が編まれて一般に普及、今日のEU全体の紐帯にまでつながっている経緯には少し前の回で触れました。

 では「内面の自由」を認める法の考え方は、良い面ばかりだったのでしょうか?

 ヴェルツェルの「目的的行為論」が発表された2年後の1933年、ドイツではナチス・ドイツが政権を奪取します。

 実際には「行為」がないにもかかわらず、社会に有害なリスクをはらむ「内面」を持つ、としてナチスによる予防拘禁(Sicherungsverwahrung=preventive detention)が横行する背景を作った側面も指摘されています。

 かつて私は團藤、ヨンパルト両先生の推薦でEU本部主催、ドイツ連邦共和国がホストする歴訪研修に読売新聞の田中記者などと共に参加させていただいたことがあり、折あるたびにこうした詳細に触れるようにしている次第です。

■「新派刑法学」と自由意志の否定

 1859年、チャ―ルズ・ダーウィン(1809-82)が発表した「種の起源」は欧州を震源に全世界へと絶大な影響を及ぼします。端的には「社会全体も進化する」という観点から史的唯物論というマルクスの発想も展開したものと考えることができるでしょう。

 イタリアの精神科医チェザーレ・ロンブローゾ(1835-1909)は1876年の「犯罪人論」で相当量の解剖などに基づくものであるとして生得的犯罪人説を主張、1885年には「国際犯罪人類学会」を設立します。

 さらに著名な作曲家・ピアニストであるフランツ・リストの従弟でもあるハレ大学〜ベルリン・フンボルト大学法学教授フランツ・フォン・リスト(1851-1919)が社会政策の観点を加えて「新派刑法学」を完成(1889)します。

 この年号に見覚えはないでしょうか・・・1889年、大日本帝国憲法が発布された年です。つまり「新派刑法学」は欽定憲法の誕生と前後して確立され、ダーウィン以降の最新科学に基づく「最も進んだ法学理論」として明治期の日本に導入されたわけです。

 これに対して、フランス革命を挟む時期に、ベッカリーア、フォイエルバッハなどが展開した法理論は、社会契約説、またカントの批判哲学を背景として個人の理性を重視し、主体性と自由意志を尊重し「旧派刑法学」と呼ばれました。旧派も前期後期などと分けられますがここでは簡単に触れるにとどめます。

 「純粋理性批判」などの著書からも明らかなように、カントは個人の理性を重視する哲学を展開しました。

 これに対してダーウィン以降の科学を反映したと称する(今日では明らかに疑似科学として廃されている)ロンブローゾの犯罪人類学やフランツ・フォン・リストの新派社会法学は人間の自由意志を否定し、犯罪はそれを犯す遺伝要素を持った人間が犯罪を涵養する環境で実行に移したものと見做します。

 犯罪とは、遺伝的犯罪者の「反社会的な性格」が表に現れたもので、問題になるのは個々の犯罪行為ではなく、犯罪者自身が問題となり、そういう人間が社会に害毒を及ぼさぬよう「遺伝的犯罪者」は社会から隔離して、予防的に拘禁することが公共の利益に合致する社会政策として適切である・・・。

 このような観点から「法学」が展開され、ドイツで「遺伝的劣等民族」ユダヤ人への差別政策が公共事業として実施されたことは周知のことでしょう。

 しかし、あまり強調されていませんが、1890年代から1945年までの戦前の日本でも、牧野英一(1878-1970)を筆頭に刑法の一大潮流として新派刑法学は勢力を誇り、そうした背景のもとで治安立法や翼賛体制が進んだことは認識しておいてよいと思います。

 このあたりは直接ご本人からうかがって「面白いなぁ」と思ったのですが、一般的には牧野は新派刑法学、その弟子である小野清一郎(1891-1986)が新古典派(後期旧派刑法学)に転じ、小野教授が指導教官であった團藤重光先生も旧派=新古典派刑法学の観点から、戦後GHQと交渉し、新憲法下での刑事法制を確立(日本語・英語で刑事訴訟法を書き下ろされた)します。

 團藤先生は率直に言って「小野先生」には非常に批判的で「牧野先生」を高く評価しておられました。

 と言うのも、新派に立脚するとしながら「牧野先生」が社会全般や自然科学にまで広く目を配る大教養人で、「新派刑法」もこれを性善説的に解釈することで司法の現場にで「執行猶予」の積極的活用などを主張、「自由法学」を提唱し、若き團藤青年はその学統を継ごうと考えました。

 これに対し、旧派に戻ったと言いながら「小野先生」は個人の理性による犯罪抑止の限界に対して、国による道徳秩序の維持指導の観点を強調することで戦前、戦時中の国家主義の暴走を許す面があったなどとして、團藤先生の評価は非常に辛かった。

 これは満州事変の時期に学生として学び、2.26事件は法学部助手、直後から翼賛体制下で東大助教授を務め、戦後、年長の教授が軒並み公職追放となるなか、30代前半で単信GHQと交渉し、戦後日本の民主的な刑事司法制度をゼロから確立された、その中で抱かれた確信であったように思います。

 「天皇の戦争責任」が問われたそのタイミングで、若干32歳の團藤助教授は、上が軒並みいなくなった東大法学部で日本の法治の大黒柱として踏みとどまった。

 そこで團藤先生が心の支えにされたのが幕末の経緯であり陽明学であった、といった内容は、法律家にははなから問題にされないことが多いですが、ご本人は本当に大切に伝えたいと切望しておられました。

 そんな「生き証人」であった團藤先生が、最高裁判事を退かれた70歳以降、東宮参与として皇太子ご一家と徹底して議論された法治国家と主体性の観点、そこでいったい何が語られたのでしょうか。長くなってしまいましたので続稿で検討したいと思います。

(つづく)


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 日本は独裁国家・キューバと付き合うな 首相が初訪問 大前研一のニュース時評(ZAKZAK)
        今年3月、キューバのカストロ議長(右)とオバマ米大統領が会談したが、キューバは何ひとつ変わっていない(AP)


日本は独裁国家・キューバと付き合うな 首相が初訪問 
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160828/dms1608280830001-n1.htm
2016.08.28 大前研一のニュース時評 夕刊フジ


 安倍晋三首相が9月下旬にキューバを訪問するという。ニューヨークの国連総会に出席した後にキューバに向かい、ラウル・カストロ国家評議会議長や兄のフィデル・カストロ前議長と会談する予定。日本の現職首相がキューバを訪れるのは初めてだ。

 キューバは昨年7月、革命後の1961年以来54年ぶりに米国と国交を回復した。米国が国交断絶している間、日本は中南米やアフリカへの影響力が大きいキューバとの国交を保ってきた。首相訪問で関係をさらに強化し、日本企業の進出や投資拡大のための環境を整備したい考えだ。

 キューバ問題について、私は米国のオバマ大統領は間違った行動をとっていると思っている。国交を回復しても、キューバが独裁国家であることに変わりはない。米国がキューバを封鎖したときの状況と変わっていないのだ。実際、民主化や人権の尊重は、まったく進展していない。

 オバマ氏は8年前の大統領選でキューバとの国交回復を訴えていたので、最後になって自身のレガシー(遺産)を作ろうとして、キューバを訪問しただけだ。

 日本も独裁国家と付き合うのはやめるべきだ。民主的に選ばれた政府になったら握手すればいいというのが私の考えだ。安倍首相にも同じことを言いたい。

 日本は以前からある程度の付き合いもあるので、昨年5月、日本の政府開発援助(ODA)の拡充や経済改革後押しのため、岸田文雄外相が日本の外相として初めてキューバを訪問した。日本政府としては、それだけで十分だ。安倍首相が行ってもプラスにはならない。

 キューバは人口1100万人の非常に小さい国で、日本が頑張って経済取引をしてもあまりメリットはない。その一方で、旧ソビエト連邦圏には、大きなパイのある国が多数ある。そういう国やアフリカ諸国のほうが、取引相手としての優先順位は高いと思う。

 なにより優先順位が高いのはオーストラリアだ。安倍首相は、保守派で対米重視のアボット前首相時代には「特別な戦略的パートナーシップ」と呼ばれる深い親交を結び、日豪関係は飛躍的に発展した。しかし、昨年9月に親中的なターンブル首相が就任してからは関係は冷却している。昨年暮れに迎賓館赤坂離宮で首脳会談をした後、あまり連絡もしていないようだ。

 今年4月、オーストラリアが選定を進めていた次期潜水艦の共同開発をフランスが受注し、日本は敗退したことも影響しているのかもしれない。しかし、それでもオーストラリアはキューバよりアップサイド(伸びしろ)がある。米国が断交したら断交していたくせに、理由もなく米国が国交回復したからといって、その尻馬に乗って遅ればせながら訪問する、というのはちょっとみっともない感じがしないでもない。

 ■ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 内閣支持率62%に上昇 本社世論調査(日経)

北朝鮮のミサイルが本土に着弾したり、中国の民兵が尖閣に上陸したら、SEALDSや共産党などの野党はどう反応するんだろう?

国会前で中国守れとデモ?
対応する自衛隊の妨害?

しばき隊リンチ事件の李信恵さんは「SEALDS」に朝鮮高校の生徒がどのくらいいるか知らへんのやろなとつぶやいたが、野党、マスコミに「外国人」はどのくらい紛れ込んでるんだろ?

北朝鮮のミサイル攻撃や尖閣の中国見て、それでも政権批判だけする野党や「SEALDS」、マスコミの皆さんはスゴイなと思います。

日経から
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H2N_Y6A820C1MM8000/

内閣支持率62%に上昇 本社世論調査
マイナス金利「評価しない」47%

日本経済新聞社とテレビ東京による26〜28日の世論調査で、内閣支持率は62%と今月9〜11日の調査より4ポイント上昇した。60%台に乗せたのは2014年9月の内閣改造直後の調査以来。不支持率は5ポイント低下の27%だった。安倍晋三首相が閉会式に出席したリオデジャネイロ五輪が盛り上がり、4年後の東京五輪への期待が政権の追い風になった可能性がある。

 導入から半年たった日銀のマイナス金利を「評価する」…


<参考リンク>

■高須医院長「なんで異国の民族衣装?」李信恵「関西のSEALDs+SADLデモで朝鮮学校出身者がどれだけいたのか知らんやろ
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/372.html


■えら呼吸速報 @erasoku1 8月23日
何言ってるのか分からないと話題に!!野間易通「沖縄でも本土でも非暴力だよ」「在日は差別をしないなんてのは極めて差別的な考え http://erakokyu.blog.jp/archives/payo-160823.html … #韓国 #NHK #差別 #沖縄 #しばき隊 #高江 #在日

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 長島にも民進党代表選に出馬して、保守的な持論の評価を(要不要かも)受けて欲しい(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24623445/
2016-08-29 01:23

 民進党の代表選が来月15日に行なわれる。告示日(2日)を前に、党内で説明会が行なわれたのようなのだけど。既に公に出馬を表明している蓮舫氏、前原誠司氏のほか、長島昭久氏、玉木雄一郎氏、原口一博氏の陣営が出席。旧維新の党グループの井出庸生衆院議員も参加したという。(・・) <原口氏の名、久々に見たかも。>

 蓮舫氏や前原氏について書く機会はこれから増えそうな気もするので、今回はあえて長島昭久氏のことを・・・。

 mewは、実は、民進党の保守派の代表格である長島氏に是非、代表選に出馬して欲しいと思っているのだ。(**)

<もちろん、mew個人として一番いいのは、長島氏が自分の政治理念、ホンネで目指している政策をしっかりと主張してもらって、その上で惨敗してくれることなのだけど。・・・で、目標を実現したいなら自分と同じ考えの人がいる政党に移るとさらによし?^^;>
 
 というのも、民進党として、これからどのような政治理念を持って、どのような方針、政策の実現を目指すのか、いまだに一部に根強く残っている(超)保守タカ派系の考え方をどこまで受け入れる気があるのか・・・一度、しっかりと議論したり、考えたりする場を設けた方がいいのではないかと。
 国民に民進党をアピールする前に、まずは党内で議員や党員、関係者が自分たちが進むべき道を決めて、きちんと共通認識を有する必要があると思うからだ。(++)

 憲法改正や安保法制、集団的自衛権に対する考え方、共産党を含めた野党共闘の可否やその範囲はどうするのか。経済・社会の分野は、安保軍事に比べれば大きな差はないものの、それでも、脱原発、消費税、TPPや農業保護、公共投資、社会保障費用の財源などに対する考え方は議員によってまだまだ違いがあるのは事実で。
 これまでは、同じ民主党、民進党の議員でも、支援者やメディアにおいて、党の公約や執行部の考え方と正反対に近いことを主張したり、党や執行部を辛らつに批判したりすることも珍しくなかっただけに、そろそろ重要なことは、ちゃんと共通の認識を持つようにして欲しいのである。(・・)

<長島昭久氏は東京選出議員なので、東京在住のmewにはチラホラ伝聞情報がはいることがあるのだけど。元日本会議の超保守タカ派+米国べったりで、支持者もそういう人が多いせいなのか、とても民進党議員とは思えぬネオコン政策論を語っていることも少なからずあるようで、ますますイラつく部分もあったりして。お互いに早くストレスを解消しないと!_(。。)_>
 
* * * * *

 実はmew周辺では、先月の都知事選に、長島氏が衆院議員を辞めて出馬し、惨敗することを願っている人が何人かいたのだ。<負けたら、ただの人だもんね。^^;>
 ちなみに、長島氏の出馬を期待していたのは、松原仁都連会長をはじめとする民進党、そして自民党+αの(超)保守派の議員や関係者だ。<『与野党相乗りの擁立論が自民党から浮上していた民進党の長島昭久元防衛副大臣は・・・(時事15.6.17』>
 
 ただ、民進党執行部がと知事選に関して、1・自民党との相乗りはしない、2・野党4党の共闘を続けるという方針をとると決めたので、長島氏の出馬の話は消えたのであるが。
 何分にも民進党の都連は、超保守派の松原会長、長島幹事長が選挙を仕切っていたこともあり、左派の多い宇都宮陣営や一部の市民団体とはうまく連携できないまま、チョット消化不良の選挙戦を行なったという。(-_-)

 SEALDs解散に関する長島氏のコメントを見ても、鳥越俊太郎候補やその支援者が、いかに自分たちの主張を思い切ってやりにくいような選挙戦だったたかわかるというものだ。(・・)

『民進・長島氏「SEALDsに便乗した政治家は安易」

■長島昭久・民進党衆院議員  (15日に解散した学生団体)「SEALDs(シールズ)」の学生さんたちが、自分たちの気持ちを率直に、街頭で勇気をふるって(訴える)活動をされたことには、敬意を表します。
 それはそうなんですけれども、私は一番良くなかったのは、政治家の方で、ああいう活動に便乗して、野党として、安保国会のやり方は本当によかったかっていうのは、これは猛省すべきだと思っています。安保法制=違憲=廃案=安倍政権をぶっ壊せみたいな、ちょっとそういう政治家の側が非常に安易だったと思っています。(国会内で記者団に) (朝日新聞16年8月17日)』

 mewは、SEALDsは、今回の参院選や知事選では、何より「選挙に行こう」を訴えていたように思うのだが。<18歳の投票が開始&それが民主主義の第一歩だから。>
 
 基本的に安保法制に賛成である長島氏の目には、自民党やウヨ保守系の人たちと同じように、「あの団体は、安保法制=違憲=廃案=安倍政権をぶっ壊せと騒ぐしょ〜もない連中なのだ」という風に映るのだろうし。「あんな連中に便乗して、支援してもらおうなんて考える方がおかしい」と感じてしまうのだろう。<共産党との選挙協力もしかり、かな?(>_<)>

* * * * * 
 
 長島氏は、15日にJapan In-depthのインタビューに応じて、代表選への意欲を示すと共に、出馬した場合、「民共路線の転換」、「民進党の憲法草案」「人心の一新」を主張すると発言。
 また、自分たちの民進党に対する考え方(いかに民進党を変えて行きたいかなど)も語っている。

 何か民進党の保守派のホンネがかいまみえる部分があるように感じたので、そのインタビューをここに載せておきたい。
<ちょっと長い記事なので、都知事選に関する真ん中の「中略」の部分と「編集後記」の部分は*1にアップするです。

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『N蓮舫人気にすがる民進党の苦境 長島昭久議員インタビュー
Japan In-depth 8月19日(金)

民進党代表選(9月2日告示、15日投開票)が近づいてきた。
しかし、名乗りを上げているのは執行部系の蓮舫代表代行だけ。対抗馬が中々決まらず、無投票当選の可能性まで取沙汰されている。おりしもリオ五輪真っ盛り、代表選のニュースは全く注目を集めずお寒い限りだ。そうした中、出馬を模索する長島昭久元防衛副大臣に話を聞いた。

安倍:出馬を検討されてますね?

長島:今推薦人を集めている段階です。20人はきつい、まだ半分くらいです。僕の場合、主張をとにかく旗幟鮮明にしようと。三原則。1つ目は、「民共路線の転換」、2つ目は「憲法草案」。民進党としての草案を作る。そして3つ目は、これらをやるための「人心の一新」。今までの執行部をガラッと変える。民進党ができたときに名前だけ変えて中身を変えなかったわけですよね。そして今度、このままいくと、顔だけ変えて、中身を変えないんですよ。こうなったらもうおしまいなんで。僕らとしては、最初の二つをやる体制をつくると。つまり生まれ変わるために、ほかにいないんだったら自分が出ると。しかし、今いろんな人と話してるんですけど、現状認識は共有すると。しかし、そこまであからさまに主張されると推薦まではなかなか難しいと、そういう状況ですね。

安倍:なるほど。

長島:民共路線からの脱却っていうのは、別に共産党の存在を否定してるんじゃないですよ。共産党は共産党でずっと積み上げてきた議論があるから。我々が主体性を失って共産党に利用されるような、そういう野党共闘はだめ、と。

安倍:引きずられちゃう。

長島:引きずられる。我々が自ら輝いた上であれば、いろんな選択肢があってもいいと思うんですよ。自民党の一部とやるっていうのもいいし、おおさか(維新の会)とやるでもいいし。共産党でもいいかもしれませんよ、そうなったらね。我々は今病み上がりで、体力もおぼつかないのに、共産党の杖をついて表へ出たら、そこから先ずっとこの杖がなかったら歩けなくなりますよ。今はすべて選挙対策でやってる。確固とした政権戦略があって、その道具にいろんなものを使うっていうのはわかるんだけど。政権戦略もなく、選挙戦術・選挙対策、これをやってるんですよ。もちろんこの選挙対策を重ねていって、政権にたどり着くなら文句は言わないですよ。でも全然方向が違うわけ、僕から見るとね。そこをもう一回清算しないと、リセットしないと、民進党が立ち直る道はないと私は思っておりますね。

安倍:そういう認識の人は結構いるんですか党内で。

長島:もちろんいます、今のままではよくないと。確かにそうだねと。まぁこれは自民党が公明党に依存している体質と・・・

安倍:似てますよね。

長島:似てるんですよ。ところがまぁ、別に与党を弁護するわけじゃないけど、自公っていうのは政策のすり合わせをやって連立を組んでいるんですよ。公明党と共産党ってやっぱり違いますからね、質が。綱領を見ればわかりますけど。

安倍:はい。

長島:ここをとにかく度外視して、去年の安保法制の時に、安保法案はけしからんというところで一致したんですよ。でもけしからんにもいろいろあるわけですよ。違憲だからけしからん、と言っている政党と、安倍首相のやり方は拙速だから、もうちょっとしっかり議論をしてから決めるべきだという、けしからんと。ものすごく開きがあるんですよ。ところがけしからんという一点で、後の内容はほとんど捨象して、一致しちゃったわけです。それがずうっと今日まで続いて、参議院選挙でも私は成果が出たとは思わない。選挙対策としてもいかがなものかと思っているのに、それをそのまままた都知事選挙に押し込んできたわけですよ。それでああいう方を引っ張り出してきて、とにかく有名人で、与党が割れそうだから野党が一致すれば勝てるだろうと、こういうものすごく安易なやり方だったわけですよね。(中略) <下につづく>

 安倍:話戻りますけど、そういう2つね。民共路線からの脱却と、それから憲法草案策定ということについて、それからの人心一新と。「話は分かるよ、長島さん、と。けどあんまりそれを前面に出されちゃうと、やりにくい」っていう声もあるとさっきおっしゃいましたけども。それを前面に出しちゃったら推薦人に名を連ねるのはちょっとなぁ、っていうことなんですか。

長島:そうなんです。

安倍:そうすると、ちょっと言葉を変えるじゃないですけどそういう余地ってあるんですか。

長島:まぁこれは青臭いといわれるかもしれないけど、私は言い方を変えるくらいだったら、最初から手をあげる必要もないと思っています。これね、本当に難しいですよ、政治っていうのは妥協っていうのが必要で、ある程度オブラートに包んでそして権力を握ってそして実行していくと、これが一番いいと思います。しかし、私はあえて今回もともと不利な状況の中でね、僕の派閥は6人しかいませんから、20人なんか到底届かない。それでも手をあげるべきだと我々で考えたのは言うべきことを今言うと、今この党に必要なことを言うべきじゃないかと、これ、やはりあいまいにオブラートに包んでまぁどっちかましな方を応援しますみたいなことだったら、今までと変わらないじゃないかというのがあったんです。この僕らの一石に対して、どういう化学反応が起きるのかということを見てみたいと思ったし、起きないなら起きないなりに僕らも覚悟を決めなきゃいけない。

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

安倍:ただ、現実的なことを考えてね、こんな風にしてくれたら推薦人になるよ、という人もいると思うんですよね。だから要するに、民共転換って言っちゃうと、それはあれだからっていうね。だから、共闘のあり方の見直し、とかね。

長島:そうですね。その点については、「主体性を失った野党共闘の路線を転換する」と、こういってるんです。我々が主体性をもった野党共闘はいくらでもやっていいですよ。それはそうでしょう、政権与党は強いんだから。主体性を失った形で今のような形で、ずるずるといくのはよくないと。こういうことです。

安倍:なるほどね。

長島:このへんでかなり、まだ乗ってくれる人が増える、

安倍:もしくは「失った」と言わないで、「主体性を持った共闘路線の確立」、とするとか。

長島:なるほどね。

安倍:2番目はいいんじゃないですか。草案策定。反対の声は大きいんですか?

長島:いやぁー、これも結構抵抗感があるみたいなんです。参議院選挙で、いろんな公約があったけど民進党が一番熱心に国民に訴えたのは何ですか。3分の2阻止でしょう。

安倍:そうそう。

長島:憲法改正なんてまかりならんと言って参議院戦ってるから・・・

安倍:言っときながら。

長島:言っときながら終わって、代表選挙でじゃあ憲法改正の話に入ります。これは言えませんね、というの結構多いんですよ。

安倍:でも蓮舫さん話し合い、って言ってませんでしたか?

長島:あれはうまいこと言ってんだけど、衆参の憲法審査会の議論が始まったら粛々とそれに入ると、別に草案をつくるとも言ってないし。

安倍:ああそうか。

長島:憲法改正にコミットするとも言ってないんですよ。そう。だからそういうところを明らかにするのが代表選なんで。

安倍:ですね。同じこと言っちゃったら、何が違うのって。

長島:何が違うのってなるし。ましてや無投票で、みんな草木もなびく・・・じゃダメなんですよ。

安倍:無投票は辞めたほうがいいと思うんですよ。

長島:いやあ絶対そうなんです。前原さんと今日話しました。私は自分の主張を最後まで貫くつもりでいるんだけど、これ、みんなでにらみ合ってて結局告示の日を迎えて蓮舫さんしか出なかったら最悪だから、そこが最後はね、私利私欲を捨てて、私心を捨てて、一本にまとめて代表候補を出す、ということも自分はやぶさかじゃないと思ってるんです。

安倍:前原さんと一本化の可能性っていうのはかなりありますか?

長島:まだなんとも言えません。今日話聞いた感じでは共通する部分もかなりありますが。

(インタビューは2016年8月15日実施)

* * * * *

 長島氏は自分のグループのメンバーが6人しかいないので、推薦人を20人集めるのが難しいようなのだが。<ってことは、長島氏の政治家としてのあり方や考え方に共鳴する人がわずかしかいないってことでしょ?^^;>
 そんなに自分の考えに自信があるなら、軟弱な保守の前原氏などに乗っからず、旧維新の保守系などを説得してでも、立候補してみろと。出馬もできないようなら、あまりエラそ〜にするなと言いたくなってしまうmewなのだった。(@@)

  THANKS


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 前原誠司元外相は、「ジャパンハンドラーズ」から、「民進党を1つにまとめよ」と指示されて立候補する(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a7cf51f8056de0359d136e0762bd6162
2016年08月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 民進党の前原誠司元外相は8月26日記者会見し、代表選(9月2日告示、15日投開票)に立候補する決意を正式に表明した。このなかで、「旧民主党は国民の落胆、失望を買ってしまった。私も戦犯の一人だ」「深い反省を踏まえてやることができるのは戦犯である私だ」「仲間内で本気で殴り合いをし、党を分裂させた」「民進党となってスタートを切る時に、結束を強めて政権をめざすという思いを持たなければいけない」「好き嫌いで政治をした」「私は反小沢の急先鋒の一人だった。それを乗り越えるために、3年半、小沢さんと何回かお話をした」などと自己批判。朝日新聞DIGITALが8月26日午後9時4分配信した。米国ヘンリー・キッシンジャー博士(戦略国際問題研究所=CSIS顧問、ニクソン政権国務長官)はじめ「ジャパンハンドラーズ」(日本操縦者)が、安倍晋三首相を「バランスの破壊者」と厳しく批判し、早期退陣を求めている。一方、世界支配層(天皇陛下を頂点とする)は、小沢一郎代表による新政権樹立を待望している。こうした状況下、前原誠司元外相は、「ジャパンハンドラーズ」から、「野田佳彦前首相、菅直人元首相、枝野幸男幹事長を切って、民進党を1つにまとめよ」と指示されて、代表選挙に立候補する決意をした。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「貧困女子高生」バッシングの無知と恥〜自分の価値観を振り回すな!「ニッポンの貧困」の真実(現代ビジネス)


「貧困女子高生」バッシングの無知と恥〜自分の価値観を振り回すな!「ニッポンの貧困」の真実
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49553
2016年08月29日(月) 大西 連 現代ビジネス


文/大西連(NPO法人「もやい」理事長)

■NHK「貧困報道」の炎上

日本における「貧困」への無理解がまたも露呈する形となった。2016年8月18日にNHKがニュース番組で「子どもの貧困」問題を取り上げたところ、そこで名前と顔を出して発言した高校生に対するバッシングがネットなどで起きている。

また、参議院議員の片山さつき氏が自身のTwitterアカウントにおいて、ネットニュースのリンクを引用リツイートする形で、下記のように発言した。

「拝見した限り自宅の暮らし向きはつましい御様子ではありましたが、チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思い方も当然いらっしゃるでしょう。経済的理由で進学できないなら奨学金等各種政策で支援可能!」(https://twitter.com/katayama_s/status/766895331401347072

「私は子ども食堂も見させていただいてますが、ご本人がツイッターで掲示なさったランチは一食千円以上。かなり大人的なオシャレなお店で普通の高校生のお弁当的な昼食とは全く違うので、これだけの注目となったのでしょうね。」(https://twitter.com/katayama_s/status/766986221893541888

片山氏の過去のツイートを見ると、給付型奨学金の導入を進めるなど、子どもの貧困対策について具体的なアクションをおこなっており、必ずしも「貧困」に対して差別や偏見をもとにゴリゴリとバッシングをしようとする政治家とは思わない。

しかし、一方では、「チケットやグッズ、ランチ節約すれば……」「ご本人がツイッターで掲示なさったランチは一食千円以上」などを見ると、「貧困」──特に現代における先進国の「貧困」というもの──についての理解があるとは残念ながら思えない。

片山氏がツイートしたソースは、ネットの情報であって、本人の生活実態を反映したものとも限らなければ、粗暴に無遠慮にプライバシーを晒された露悪的な情報なのである。

自民党の役職等を歴任してきた片山氏がこういった発言をすることは、日本の貧困対策にとってマイナスになりかねない。

しかし、それも、「貧困」の定義や考え方が、個々人によって異なり、あまり共有されていないことによる不幸だとも思う。

メディアでも「貧困」について報道される機会が増え、大手メディアだけでなくwebメディアなどでも「貧困」に関する記事が掲載されることも多くなってきている。

あらためて、「貧困」について、特に日本(先進国)で一般的に言われるところの「貧困」について解説したいと思う。

■絶対的貧困と相対的貧困

一口に「貧困」と言っても、どこからどこまでが「貧困」なのか、非常にわかりづらい。

たとえば、先述の「千円のランチ」に関しても、じゃあ500円なら貧困なのか、それとも300円以下じゃないと貧困と認められないのか、など明確な基準がなくあいまいだ。ともすると、個々人の価値観に左右されてしまう。

そうならないために、たとえば、政策的に(社会的に)貧困の解決を目指すための指標(定義)として、「絶対的貧困」と「相対的貧困」という考え方がある。

「絶対的貧困」は、2014年の国連人間開発報告書によれば、「1日1.25アメリカドル以下の生活をしている人」と定義されている。主にアジアやアフリカなどの途上国に多いのだが、十分な食料を確保できなかったり、不衛生な環境で住まざるをえなかったり、適切な医療機関にかかれないなど極度の貧困状態にある人が約9億人いる、とされている。

しかし、近年は途上国の開発も進み、絶対的貧困のラインである1日1.25アメリカドル以下という基準も1日1.9アメリカドル以下に引き上げられることが決まっており、地球規模でこの「絶対的貧困」は解決に向かいつつある。

日本では、ホームレスなど一部の人をのぞき、こういった絶対的貧困状態にある人はほとんど存在していないと言ってよい。むしろ、日本でいうところの「貧困」は「相対的貧困」である。

「相対的貧困」は、「1日1.25アメリカドル以下」のような世界共通の基準があるわけではなく、その国(地域)において一定程度以下の所得水準の人の割合を算出する考え方である。

相対的貧困率の実際の算定方法は、@収入から税金や社会保険料を引いた使えるお金(「可処分所得」という)がいくらか算出し、Aそれを一緒に生活している世帯人員で合算し、Bその世帯人員の平方根で割って「等価可処分所得」を算出し、Cその等価可処分所得ごとにならべたときの真ん中の人の値(中央値)を計算し、Dその金額の半分以下の人の割合を出す、というものである。

あくまで、相対的な基準であるがゆえに、景気が良くなれば(多くの人が豊かになれば)貧困ライン(基準金額)は上昇し、景気が悪くなれば(生活が苦しい人が増えれば)貧困ラインが下がる。

なので、いわゆる飢えてしまう、住むところがない、着るものがなくて凍死してしまう、などのすぐさま生命の危険がある「貧困」だけではない「貧困」が、日本で言うところの「貧困」であり、多くの先進諸国ではこの「相対的貧困」を指標にしている。

■6人に1人が貧困ライン以下

そして、日本の「相対的貧困率」は、16.1%であり、近年、上昇を続けている。(2012年厚労省「国民生活基礎調査」)

日本の貧困ライン(2012年時点)は単身で122万円/年(等価可処分所得)であり、月に約10万円しか使える所得がない状態。2人世帯だと173万円/年(月に14.4万円)、3人世帯だと211万円/年(月に17.6万円)、4人世帯だと244万円/年(月に20万円)という数字になる。日本では、この水準以下の生活をしている人が6人に1人いるのだ。

「貧困」と聞くと、収入がなくなってしまうことや働けない状態をイメージしがちだが、日本(や先進諸国)で一般的に「貧困」と言う場合は、たとえば、働いているが非正規労働で低所得である、家族の介護やケアがありフルタイムで働けない(離職した)、低年金で生活を維持するのが大変……などのさまざまな背景や事情を抱え、所得が低い状態で生活している人たちのことを指す。

さらに、子どもの貧困率は16.3%、シングルペアレント(母子・父子家庭)の貧困率は54.6%と、非常に高い数字となっている。

図1を見ていただければわかるように、日本の「相対的貧困率」は1980年代後半から右肩上がりに上昇を続け、貧困ラインは1997年をピークに下降を続けている。



図1:厚生労働省国民生活基礎調査より筆者作成


特に1997年と比べると、名目値(実際の金額)で149万円から122万円と大幅に減少している。これは、等価可処分所得の中央値が、298万円から244万円と約50万円も下落していることを意味し、実質値(1985年を基準として物価等の上下を勘案して算出した値)で見ても、130万円から111万円、等価化可処分所得の中央値は260万円から222万円と約40万円もの大幅な下落を記録している。

貧困率の基準となる貧困ラインの金額が下落しているのに、貧困率が上がっている。つまり、相対的な基準ではなく、一定金額の基準に貧困層を設定した場合に、貧困層は貧困率以上により増加し、かつ拡大を続けている、と言えるのだ。

そして、この16.1%という貧困率は、先進諸国が加盟するOECDの32ヵ国中、下から6番目という非常に悪い数字なのである。



図2:OECD2009年データより筆者作成


6人に1人が「貧困」という日本の状況は非常に深刻なものだ。

そして、同調査(2012年厚労省国民生活基礎調査)によれば、全世帯の平均貯蓄額が1047万円である一方で、貯蓄額が100万円未満である人が24.8%(貯蓄なしは16%)おり、日々の暮らしは何とかなっても、将来の不安や、病気や失業などのリスクへの耐性が低くならざるを得ない状況に置かれた人が増加していることが理解できる。

■「貧困」を語るときに注意すべきこと

2013年に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が全会一致で成立した。与野党を超えてすべての国会議員が賛成し、(まだ不十分な点もあるものの)子どもの貧困対策に向けた官民の取り組みや制度も少しずつだが整いつつある。

今回のNHKの番組のように「貧困」をめぐる報道は難しく、時に誤解や偏見のまなざしに晒されることもある。しかし、その背景にある問題は何かを考えることはとても重要なことだ。

「この人は○○だから困っている」「あの人は××だから困っていない」という比べ合いやレッテル張りは、問題の解決につながるどころか、正直に言ってあまり意味がない。「貧困」である人がいくらのランチを食べていたら納得できるか、という議論は不毛だ。

あたりまえだが、相対的貧困下にあっても、映画を観に行ったり、スポーツをしたり、恋人とデートしたりすることができる。もちろん、経済的な制約があるなかで、ではあるが……。

一場面を切り取って、個々人の発言や行動の一部をみて、評価をし、自分の価値観を押し付けて「貧困」を語るのは、もうやめにしたほうがいいのではないか。日本の「貧困」のレベルは客観的な政府の統計をみても先進国でも最低のレベルで、自己責任と言えず政策で対応しなければならない重要なテーマとなっているのだ。

数字やエビデンスに基づかない安易な「貧困」についての議論はもう十分だ。したり顔で貧困バッシングをしている人がいたら、ぜひ、こう伝えてほしい。

「日本の貧困率っていくつか知ってる? そういう無知によるバッシングは恥ずかしいよ」と。


大西連(おおにし・れん)
1987年東京生まれ。認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長。新宿ごはんプラス共同代表。生活困窮者への相談支援活動に携わりながら、日本国内の貧困問題、生活保護や社会保障制度について、現場からの声を発信、政策提言している。著書に『すぐそばにある「貧困」』(ポプラ社)。Twitter:@ohnishiren



6人に1人が貧困――。著書『すぐそばにある「貧困」』は、生活に困窮してしまった人たちの人生や支援現場での葛藤をありのままに描いた衝撃のノンフィクションだ。





http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 古賀茂明が今だから明かす都知事選の内幕と民進党の情けなさ(週プレNEWS)
                 「たとえ私が立候補しても都知事選では勝てなかっただろう」と振り返る古賀茂明氏
 

古賀茂明が今だから明かす都知事選の内幕と民進党の情けなさ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160829-00070993-playboyz-pol
週プレNEWS 8月29日(月)6時0分配信


小池百合子氏が大勝利を収めた都知事選挙から、1ヵ月が経とうとしている。

一時、都知事選候補として名前が浮上した、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、今だから明かす都知事選の内幕とは?

* * *

あの選挙をどう評価するのか? 東京都知事選から1ヵ月近くが経つが、多くの人からいまだこんな問いかけを受ける。私は民進党都連の正式要請を受け、野党の統一知事候補になりかけた。今回は今だから話せる都知事選の内幕をお伝えしたい。

私が民進都連会長の松原仁(じん)衆議院議員から、野党統一候補として出馬要請を受けたのは告示日3日前の7月11日夕方だった。それからわずか数時間後の同日夜、民進の江田憲司代表代行から「岡田(克也)代表が会いたがっている」との連絡が入った。

用件は察していた。私に「降りろ」と言いたいのだ。ある市民連合の幹部によれば、枝野幸男民進党幹事長は私の擁立に一貫して反対していた。そこでほかの候補を探したがうまくいかず、松原氏の説得にイヤイヤ応じたのだ。

しかし、都連の要請直前にジャーナリストの鳥越俊太郎氏が出馬の意向を民進党に伝えた。その情報は私にもほぼ同時に入った。鳥越氏は超有名人だ。旧民主時代から民進に批判的な私の擁立を避けたい民進党本部は、都連の私への要請と同時に鳥越氏擁立を裏で進めたのである。

岡田氏との会談が始まった。だが、彼は一向に“そのこと”を切り出そうとしない。党として出馬を要請したのに、数時間でそれを覆(くつがえ)すとはさすがに口にしにくかったのだろう。

仕方なく、こちらから「鳥越さんでいくなら私は降ります」と伝えた。告示直前で候補擁立をめぐってゴタつけば、野党陣営に勝ち目はない。それだけは避けたかった。私の言葉を聞くと、岡田氏は安堵(あんど)したような表情を浮かべた。

メンツを潰(つぶ)されたのは民進都連だ。特に松原氏は憤懣(ふんまん)やるかたない。彼は私の擁立のため、民進の都議会幹部たちの同意を無理して取りつけた。岡田氏との会談後、電話をかけると「オレはみんな(都議会幹部)になんて説明すればいいんだ」と途方に暮れた声。私を推したある議員も「(党本部には)怒りしかない。あまりに古賀さんに失礼だ」とのメールを送ってきた。

投票日の前日、世論調査で「鳥越不利」の観測が出ると、岡田氏は9月の民進党代表選への不出馬を表明。都連の間でさらに党本部への批判が高まった。なかには裏で小池氏を支援する議員もいたらしい。

開票日は自宅で過ごした。小池氏の圧勝は「当然だろうな」と思った。なんの哲学もなく、知名度優先で候補者をクルクルと差し替える民進が野党第1党なのだ。たとえ統一候補の擁立に成功したとしても、一体感も戦略もないままでは、したたかに無党派層の支持を集める小池百合子新都知事には勝てるはずもなかった。

もし鳥越氏の出馬がなければ、私はそのまま立候補していたと思う。そして、鳥越氏が出演を断ったネットやテレビの政策討論会に出て、小池氏にはない公務員改革や都議会改革の“具体策”を訴えた。

もちろん、出馬を取り下げた弁護士の宇都宮健児氏とキッチリ政策協議をした上でのことだ。それでも、今から考えれば勝てたとは思えない。バックの民進の情けなさを、改めて目の当たりにしたからだ。

野党は惨敗を喫したことへの反省、検証を本気でしているのだろうか。今のところその動きは見えない。民進党代表選も蓮舫代表代行が「人気がある」というだけで勝利しそうだ。このままだと次の衆院選も同じ失敗を繰り返すだろう。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011 年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。近著に『国家の暴走』(角川oneテーマ21)

(撮影/山形健司)

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 政治家にとって、「貧困者バッシング」は、最高にリスクが少なく、かつ有権者に「仕事してますよアピール」が、もっとも手間ひま
もコストもかからずできるという、非常に「おいしい」パフォーマンス











http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/869.html
記事 [政治・選挙・NHK211] 政界地獄耳 ニュー前原の先が思いやられる(日刊スポーツ)
政界地獄耳 ニュー前原の先が思いやられる
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1701928.html
2016年8月29日9時47分 日刊スポーツ


 ★26日、民進党代表選に元民主党代表・前原誠司が立候補した。出馬に際し、前原は「旧民主党はあれだけ期待を頂きながら国民の落胆、そして失望を買ってしまった。私も戦犯の1人。この民主党政権の深い反省と後悔にたって、だからこそ、それを身に染みて分かっている人間がもう1度中心となって政権を目指すべきだ」と話した。旧民主党政権の反省点を「1つは人の好き嫌いで政治をしてしまった。何グループ、反何グループ、本来政権与党というのは国を預かる大切な役割であるにもかかわらず、仲間内で本気で殴り合いをしてしまって、そして結果的に党を分裂させる、壊すような状況になってしまった」と分析した。

 ★また、「旧民主党というものが目指した国家像は、方向性は間違っていなかった、しかし、大きな国家像というものはまだまだ生煮えでなかったか」と総括した。野田内閣の末期は解散して自民党と連立を組むことを現実的としていた戦犯の1人が政権を担う水準でなかったことを今回の出馬の理由にし、会見の最後は「ニュー前原」に期待して欲しいと結んだ。

 ★再チャレンジは結構だが、ご自身のリベンジが新たな国家像とどう重なるのか、全く分からない。出馬にあたって、元農相・鹿野道彦に相談したというが、11年の民主党代表選。元首相・野田佳彦が代表に選出されたが、当時1回目の投票では1位が元代表・海江田万里、2位が野田、3位が前原、4位が鹿野だった。決選投票では4位の鹿野グループが作戦に出る。決選投票で鹿野が上着を着たままなら1位の海江田に、脱いだら2位の野田に。こんな小細工をする鹿野が指南役ではニュー前原の先が思いやられる。国家像など見えない。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪マリオ効果≫安倍内閣支持率62%に上昇!60%台に乗せたのは2014年9月以来 ≪失政を報道しない⇒支持率アップ≫
【マリオ効果】安倍内閣支持率62%に上昇!60%台に乗せたのは2014年9月以来
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21193
2016/08/29 健康になるためのブログ




http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H2N_Y6A820C1MM8000/

日本経済新聞社とテレビ東京による26〜28日の世論調査で、内閣支持率は62%と今月9〜11日の調査より4ポイント上昇した。60%台に乗せたのは2014年9月の内閣改造直後の調査以来。不支持率は5ポイント低下の27%だった。安倍晋三首相が閉会式に出席したリオデジャネイロ五輪が盛り上がり、4年後の東京五輪への期待が政権の追い風になった可能性がある。


以下ネットの反応。


















経済政策・社会保障はボロボロ・外交は日韓関係改善・メディアは掌握⇒支持率アップ

やっぱしメディアがまともに報じないのが大きいのでしょうかね。


 

http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 小池都知事に注文 よく分からないカタカナ語はやめて(政策や資金透明化よりもイメージ??)
 この記事では、全体としては新知事を肯定して政策に期待、という中身になっているが。一つ重要な点を指摘している。
 選挙中もその後も、この知事への期待は具体的な政策なのか、それとも「緑色」に象徴された「イメージ」なのか。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160829/Postseven_442587.html?

小池都知事に注文 よく分からないカタカナ語はやめて

NEWSポストセブン 2016年8月29日 07時00分 (2016年8月29日 07時33分 更新)


小池都知事のカタカナ語に異議が…(撮影/小倉雄一郎)
[拡大写真]*略

 女性セブンの名物記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の腹立つトピックをぶった斬る! 今回は、小池百合子都知事に訴えたいこと。
 * * *
「女性初の都知事、バンザーイ」で、11年間、幅をきかせていた都議会のドンが辞めたり、東京五輪組織委員会の森喜朗会長と、目の怖い握手をしたりして、面白いねぇ。小池都知事から目が離せないわ。
 これまで政治にはほとんど関心がなくて、選挙といえば仕方なしなしの白紙投票。または、誰かが圧勝しそうになると、「調子に乗んなよ」と、対抗の候補者に一票。要は、どうでもよかったわけ。
 それが変われば変わるもんだね。鳥越さんが出馬した日に「小池候補推し」を決めた私は、友達と誘い合わせて2か所。ひとりでも3か所、追っかけをしていたんだから。
 なんで? と聞かれれば、「やらかしてくれそうだから」。男同士の上下、前後左右のバランスを、ここいらでひっくり返したほうがいいんじゃないかなって血が騒いだのよ。
 私が見た限り、街頭演説を聞く男女比はほぼ互角。見ず知らずのおっさんと、支持者色の緑色のお茶のペットボトルを振り上げて、「ゆりこ、ゆりこ」と声を張り上げていたら、ジーンときちゃった。
 だけど、家で公約のパンフをしみじみと眺めたら、少し気持ちが冷めたんだよね。なになに、目指すのは、セーフ・シティ、ダイバー・シティ、スマート・シティで、『エコハウス・スマートハウスへの補助を強化する』だって?
 さらに、『フィンテックの活用を含め、東京版グラミン金融(小口無担保融資)を推進する』とか、『東京ブランドを確立し、観光・インバウンド客をさらに増大させる』とか、チンプンカンプン。…

 初登庁日は、白と青の装いを、「291万票のお支えで当選した今、ブルーオーシャンの静かな気持ちで都政に臨んでいく」とか言って、最近では「都民ファースト」が合言葉。「青い海」「都民第一」となぜ言わない?
 小池都知事がカイロ大学を卒業して、アラビア語通訳を務めた経歴はみんなが知っていることだけど、英語が日本語以上に身についているとは思えないし、たとえそうでも行政の長なら、人に伝えたいことは、子供から高齢者にもわかる言葉で語りかけてよ。
 ママチャリで都内をブンブン走りたい私は、公約のひとつ、電柱ゼロ化はとってもいいと思う。ついでに東京の川も透明にしてくれないかな。
 でも言葉もそうだけど、発想がアメリカっぽいのはどうかと思うんだ。次の選挙では、東京ドームで風船と紙ふぶきを降らせそう。また、そこで支持者に手を振っている小池都知事って、ほんと、絵になると思う。
 でもヒラリー・クリントンのマネをして、「あ」の口のまま、会場にいる誰かを指差すあのポーズをしたら、絶対にダメ。小池都知事も当選したとき、すんでのところで手の形を変えたけど、危なかったんだから。お気をつけ遊ばせ。

※女性セブン2016年9月8日号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK211] メディアまで差別される沖縄は、国政に代表を送り込むべきだー(天木直人氏)
メディアまで差別される沖縄は、国政に代表を送り込むべきだー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp24vv
28th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


きょう8月29日の毎日新聞が教えてくれた。

 沖縄県東村高江で強行されている米軍ヘリパッド移設工事を取材していた沖縄県の地方紙の記者が、

警察の機動隊に強制的に排除されたと。

 この報道には驚いた。

 移設工事に反対する住民たちに対する国家権力の人権蹂躙については知っていた。

 そして、その人権蹂躙は、沖縄県民に対する本土との差別の現れに違いないと思っていた。

 ところがメディアまで差別されていたというのだ。

 もし本土で大手メディアの記者が取材拒否をされたなら、

さすがの御用メディアも、報道の自由の侵害だ、民主主義の否定だと、大騒ぎするだろう。

 それをおそれて、政府も大手メディアの記者を取材から強制排除することはしないだろう。

 ところが沖縄ではそれを公然としているということだ。

 沖縄を代表する二大紙、琉球新報と沖縄タイムスの記者が、ともに強制排除されたのだ。

 もはや高江の現場で何が行われているか、それを沖縄県民が知る事は出来なくなる。

 これ以上の言論統制はない。

 本土の大手メディアには考えられないことだ。

 住民に加えメディアまで本土と差別されるようでは沖縄に対するこの国の差別は

行きつくところまで行ってしまった。

 そんな事が許されるのは、沖縄の声をみずから中央政府に発信する政党を沖縄は持たないからだ。

 野党共闘といっても所詮は本土の政党の生き残りだ。

 沖縄のために候補者を当選させたり、質問したりしても、所詮それら政党の党勢拡大の為である。

 沖縄は、他の政党と対等な沖縄党をつくって、国政で堂々と自らの主張を訴え、

沖縄の利益を実現する事を目指さなければいけない。

 同様の事は、いつまでたっても原発事故からの復旧、復興で

国政から見放されたままの福島についても言える。

 福島県民は福島党をつくるべきだ。

 しかし現実には、沖縄も福島も、国会議員をそれぞれの地域から当選させられるのはせいぜい一人だ。

 一人では国政に参加できる政党にはなり得ない。

 だから新党憲法9条なのだ。

 新党憲法9条は、はまさしく沖縄党、福島党を実現するものである。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 蓮舫・民進党代表代行 「衆院鞍替えは当然考えています」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
     


蓮舫・民進党代表代行 「衆院鞍替えは当然考えています」 注目の人 直撃インタビュー
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188497
2016年8月29日 日刊ゲンダイ


   
    民進党代表選で現在“独走”状態(C)日刊ゲンダイ


批判より提案で国民の信頼を取り戻す

 9月2日に告示(15日投開票)が迫る民進党代表選。岡田代表の不出馬を受け、早々に出馬表明した蓮舫氏(48)が現在、独走状態である。女性都知事が誕生する時代だ。野党第1党の党首も女性となるのか。新代表に選ばれれば、党の支持率拡大や再びの政権奪取など課せられる責任は大きい。その覚悟を聞いた。

――代表選への出馬表明は早かったですね。以前から出ようと思っていたのですか?

 いえいえ。都知事選の投票日直前の金曜に岡田代表から直接「次は出ません」という電話をいただいて。本当に驚きました。1年半、代表代行としてそばにいさせていただいた。岡田代表は私にとって、政治家のモデルとして尊敬する人。その人が代表を「引く」と言われた時に、強い喪失感があった。じゃあ誰がこの党を、どういう方向に持って行くのか、と。そう考えていた時に、いろんな方からご期待を頂いた。それで、「そうか。自分なんだ」とストンと落ちたんです。

――その前には都知事選出馬への期待もありましたね。心は揺れませんでした?

 東京選挙区で参院選に出馬する私がなぜ都知事? びっくりでしたよ。ご評価はありがたいんですが。でも、揺れませんでした。

――民進党の支持率がなかなか上がりません。新代表になれば、支持率アップという大仕事が待っています。

 支持率を上げる処方箋なんてありません。等身大の評価しか得られないと思いますから。つまり支持率が低いということは、有権者にとって魅力のない政党だからです。ただ、今夏の参院選で底は打ったという肌感覚は正直あります。立ち止まってくれる人が増え、罵声を浴びせる人が減り、チラシを投げ捨てる人もずいぶん少なくなりました。問題は、その先の信頼をどう獲得するのか。それが最大の課題です。

――なぜ信頼を得られないのでしょう?

 批判しかしない政党だと有権者に映っているからです。民主党政権の失敗が尾を引いていると、いつまでも自分たちで言い続けていることも信頼を得られない原因です。今や不信感が根雪になってしまっている。そのうえに、さらに「批判しかしない」という新雪が積み重なって、いつまで経っても雪解けしないのです。どうしたら雪解けさせられるか。もちろん根雪を取り除くのは大事ですが、まずは新雪が積もらないよう、批判より提案、提言、対案です。私は安倍首相のアベノミクスを評価しています。何を一番評価しているかといえば、国民の気分を変えたこと。気分を変えるって、簡単にできることではありませんからね。しかし、気分は変えたけど、経済は変え切れていない。私たちはここを提案していきます。提案を実現する政党だというのをしっかりとお示しすることで、国民の信頼を得ていきたいと思います。

■「箱モノ」ではなく「人」に焦点

――党が変わったという見せ方も大事では。

 少なくとも、40代で女性で参院議員という私が代表に選ばれることがあるならば、それだけでひとつの大きな変化です。たぶん見せ方や空気などの小手先ではすぐ飽きられると思います。安定的な提案型の政党であり、改革政党だという本来の姿を取り戻すのを、じっくり見てもらうしかない。それはやはり、信頼を取り戻すということに尽きると思います。

――アベノミクスはいいが、経済を変えるまでに至っていないと。安倍政権とは違う対案、対立軸がありますか?

 前の文科大臣は奨学金問題に熱心でしたので、1億総活躍プランには期待していました。しかし、給付型奨学金は検討項目になってしまった。待機児童問題で、保育士さんの給料を上げるというのも、我々の提案は5万円増、それに対し政権は6000円増でした。給料をわずかしか上げない代わりに、50万人が入れる保育所という「箱モノ」の整備をするという。ここが私たちと決定的に違う。民進党はハードではなくソフト。「人」に焦点を当てます。経済を動かしているのは人ですし、人を育てているのもやっぱり人ですから。


   
    衆院鞍替えを視野に入れる(C)日刊ゲンダイ


民進党には「情」が足りない

――この国をどんな国にしたいと考えていますか? 政権選択の際、大変重要なテーマだと思います。

 未来への投資に尽きますよ。安倍首相は昭和の高度経済成長を再び、と考えていると思います。労働生産人口が増え、毎年のように経済成長し、税収が上がった。牽引したのは輸出企業でした。今、異次元の金融緩和と大胆な財政出動で、似たようなことをやっていますが、3年半経って成果はあまり出ていない。当然です。人口減少のうえ、高齢化し、子供が減っているわけですから。産業構造を変えなければならない時に、まだ輸出企業に頼るんですか? まだ為替頼みですか? 私は、先輩方の知恵に頼るのではなく、次の世代、子供たちの可能性に懸ける。そういう国をつくりたいと思います。

――未来への投資。自民党とはまったく違いますね。

 自民党は「自己責任」で頑張れと言う。しかし、自己責任を突き詰めると、生活保護に頼るしかなくなる。結局、税金で対応することになり、誰も幸せにならないのです。大家族で地域社会にセーフティーネットがあった頃はよかった。しかし、今は結婚もできず、孤独死が当たり前の時代。自己責任ではなく、政府として手を差し伸べて、将来の納税者を増やすという視点に変えなければダメだと思います。

――憲法改正問題については、党としてどう対応していくのか。衆参で改憲3分の2の勢力を獲得した安倍政権は「憲法審査会で議論していきたい」としています。

 05年に当時の枝野憲法調査会が党としての憲法提言をまとめています。私たちはもちろん護憲ではありませんが、9条は守る。そのうえで、時代とともに国民の要請があるものについて変えていくことは是としています。そもそも国会の憲法審査会の審議をストップさせたのは自民党です。去年、安保法制の審議をしていた時に、与党が呼んだ憲法学者が「安保法制は違憲だ」と言った後、審査会が動かなくなりました。安倍首相は民進党に「(改憲の)議論に乗れ」と言いますが、「あなたたちこそ審議拒否しないでくれ」と言いたい。まず先に、審査会の審議拒否を撤回して詫びていただきたい。私たちは立法府の一員として、粛々と審査会を動かしていくのは当然と思っています。党内については、もう一度、憲法調査会を設置して、あらためて整理する必要があるのではないかと思っています。

■綱領が違う政党と衆院選を一緒に戦うことはない

――再び政権を取りにいくためには、選挙で勝たなくてはなりません。「野党共闘」はどうしますか?

「野党連携」ですね。参院選では安保法や憲法の問題を軸に、野党連携ができました。さらに、新しい胎動となった国民の皆さま方と一緒に選挙を戦うといううねりもあった。ただ、確かに1人区での成果はありましたが、負けは負けです。その延長線で同じ戦いをすることはあり得ません。しかも衆院選は政権選択の選挙なので、綱領が全く違う政党と一緒に政権を取りにいくこともあり得ません。

――参院選の時のような候補者調整や候補者一本化はしないのですか?

 衆院の小選挙区は295もありますから、地域によって協力することは否定しませんが、全体として一緒にやることはあり得ません。衆院選は参院選とは違う戦い方、戦術があると思います。

――代表を目指すにあたって、将来的に自身の衆院への鞍替えは?

 当然、考えています。

――代表選の対抗馬が出てくるかどうかわかりませんが、私ならここが違うという強みを最後に。

 何があっても意思を曲げないところですね。それと情と理の「情」の部分。民進党には懐の深さというか、他人を理解する情が足りないと思います。どなたが代表選に出馬されるとしても、私は年下だと思いますので、ご意見を聞かせていただくという姿勢は持っています。情の部分を党運営で重んじていきたいと思っています。

(聞き手=本紙・小塚かおる)

▽れんほう 1967年、東京で台湾人の父と日本人の母の間に生まれる。幼稚園から大学まで青山学院(法学部卒)。大学在学中に「第14代クラリオンガール」に選ばれ芸能界デビュー。司会や報道キャスターを務めた後、04年参院選で初当選(東京選挙区)。現在、3期目。民主党政権時に行政刷新担当相、消費者及び食品安全担当相。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 中国筒抜けの安部外交=「常任理事国入りが目的」 中国、日本の影響力警戒−TICAD
中国筒抜けの安部外交=「常任理事国入りが目的」 中国、日本の影響力警戒−TICAD
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160829-chugoku-tutunukeno-abegaikou-jyouninrijikokuiriga-mokuteki-chugoku-nipponno-eikyouryoku-keikai-ticad.htm

【北京時事】中国メディアでは、初めてアフリカで開かれたアフリカ開発会議(TICAD)首脳会議について「日本の国連安保理常任理事国入りに向けた支持獲得が目的だ」との見方が出ている。中国はアフリカ各国と関係を深めてきており、日本の影響力拡大を警戒しているようだ。
 27日付の中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、ケニア・ナイロビでのTICAD開催を「安倍首相の派手な援助ショー」と批判的に報道。国営新華社通信も28日、専門家の分析として、常任理事国入りのための協力、資源や軍事拠点の確保を狙った「経済、政治的な『雑念』と軍事拡張の野心を隠し難い」と伝えた。
 
 中国が日本の動きを注視するのは、経済面だけでなく、国際政治の面でもアフリカ各国との連携を強めてきたからだ。南シナ海問題についても、中国外務省はアフリカの30カ国以上が中国を支持していると説明し、日米などの批判に反論してきた。

 一方、中国のアフリカ支援に対しては「資源獲得が目的」との批判もある。これに対し、中国は2015年12月に南アフリカのヨハネスブルクで開かれた「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合で工業化支援を強く打ち出すなど、アフリカ発展への貢献をアピールしている。(2016/08/28-17:41)
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 8月15日に高市総務相と丸川五輪担当相が靖国を参拝――「追悼」も「反省」もない安倍首相(週刊金曜日)
             新党を立ち上げると宣言した桜井誠氏。政治活動のツールはSNSだ。(撮影/野中大樹)
 

8月15日に高市総務相と丸川五輪担当相が靖国を参拝――「追悼」も「反省」もない安倍首相
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160829-00010000-kinyobi-soci
週刊金曜日 8月29日(月)11時11分配信


 8月15日の敗戦記念日。東京都千代田区にある靖国神社には、安倍内閣の高市早苗総務相と丸川珠代五輪担当相が参拝し、安倍晋三首相本人も「自民党総裁」の肩書きで玉串料を奉納した。

 一方、参拝は「心の問題」だとして毎年8月15日に参拝してきた稲田朋美防衛相は、13日からジブチ視察の外遊に入った。公務を理由に、支持層である右派へのメンツを保とうと必死だ。

 靖国神社とその周辺では、今年も威勢のいい発言が相次いだ。青年フォーラム主催の講演会には、軍事ジャーナリストの井上和彦氏が登壇し、「近隣に反日の国がふたつあります。国名は言えませんが、中国と韓国です」などと叫ぶと、拍手が沸いた。

 弊誌は昨年12月4日号で、氏が防衛産業である双日エアロスペース(株)に勤めながら、それを伏せて「ジャーナリスト」として活動していることを批判している。

 当日、現場が騒然となったのが、

反天皇制運動連絡会(反天連)のデモを日の丸を掲げたグループが「迎撃」(グループの一人)する場面だった。先の東京都知事選に立候補し落選した桜井誠・在日特権を許さない市民の会初代会長がマイクをにぎり、例によって中国や韓国をののしった上で、「来月、新党を立ち上げる」とぶちあげると歓声が上がった。

 日の丸を持つグループがやり玉にあげたのが、終戦直後、連合国軍総司令部(GHQ)が日本に敷いたWGIP(War Guilt Information Program)だ。日本民族に贖罪意識を植え付け、独立心を奪ったプログラム、と主張する。

 だが、彼らのすぐ後ろには、子宮頸がん予防ワクチンなどで日本市場を手中に収める米国の大手製薬メーカーMSD(株)のビルがそびえ立つのに、日の丸グループは見向きもしない。近辺のマクドナルドも通常営業している。日本の戦後政治、経済を強く規定してきた米国の企業や軍事基地は黙認し、中国や韓国、日本のリベラル派に敵意をむき出す彼らの言動にこそWGIPの妙味がある。

【「過去を顧み、深い反省」に示された気持ちとは】

 全国戦没者追悼式で式辞を読んだ安倍首相は、「祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に斃れられた御霊」「皆様の尊い犠牲の上に、私たちが享受する平和と繁栄がある」と強調した一方で、加害の事実には触れず、「哀悼」も「反省」も口に出さなかった。

「過去を顧み、深い反省」と踏み込んだのは、8月8日に生前退位の気持ちを示した天皇だった。参議院選挙の結果が出て、秋の臨時国会にも憲法審査会が動き出さんとするこのタイミングでの言動に、安倍内閣による改憲の動きを牽制しているという見方もある。

 参拝客は例年通り中高年とりわけ男性の割合が高い。目立ったのはスマートフォンを操りながら参列する人の姿だ。写真を撮り、SNSにアップする作業をこなしながら順番を待つ人も少なくない。靖国に英霊が眠るという“物語”は、戦中は学校や隣組が、戦後はマスメディアが、そして今はSNSが担っているのかもしれない。

(野中大樹・編集部、8月19日号)


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK211] この国はどこか狂っている。 米国でTPP批准がありえないのに、強行採決も模索する日本政府ー(孫崎享氏)
この国はどこか狂っている。
米国でTPP批准がありえないのに、強行採決も模索する日本政府ー(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp24ra
28th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


A: 事実関係、8月28日付日本農業新聞 「審議日程 窮屈に TPP 強行採決の可能性 

政府与党」

環太平洋連携協定(TPP)承認案の審議が、9月召集の臨時国会で再開する。

11月8日の米大統領選までの衆院通過を目指す政府・与党。

だが民進党代表選の影響で召集日は26日にずれ込む見通し。

審議日程が窮屈になり、強行採決の可能性もある。

 政府・与党は、臨時国会を9月13日に召集し、TPPの審議時間を確保する構えだった。

だが民進党代表選が15日に設定され、26日召集で調整せざるを得なくなった。

同党の新執行部が決まらなければ、事実上、審議が進められないためだ。

 約2週間のずれ込みだが、政府・与党には「かなり痛い」(政府筋)。

米大統領選候補がTPP反対を強調する中、

「大統領選までに衆院を通過させ、日本が承認する見通しを付ける」(同)ことで、

米国の早期批准を促す考えがあるからだ。

 26日召集になれば、2016年度第2次補正予算案の審議などを優先し、

衆院TPP特別委員会の審議再開は、10月中旬にずれ込むとみられる。

参院選でTPP反対を掲げた民進、共産などの野党の厳しい追及は必至で、

11月8日までに衆院通過が「微妙」(自民党幹部)な情勢だ。

 円滑な審議に向け、自民党は臨時国会で衆院TPP特別委員長を西川公也氏から塩谷立氏に代える。

通常国会では、西川氏の著作とされる「TPP内幕本」が審議停滞の一因となったためだ。

審議日程を野党と調整する筆頭理事も森山裕前農相に交代し、万全を期す。

与党側は、衆院通過までに、通常国会(約23時間)と合算して40時間程度の審議を想定する。

だが野党はゼロからやり直すとの考え。

8月に就任した山本有二農相らのTPPへの答弁能力も未知数で、

政府・与党内には「与党だけで強行採決もやむを得ない」との指摘もある。

B評価

・最早、米国が現TPPを批准することはありえない。

・共和党トランプ候補は一貫して、貿易協定に反対している。

・民主党のクリントンは本来TPpの推進者であったが、米国世論の反対で、
クリントンは態度の変更を余儀なくされ、8月11日ミシガン州で演説し”環太平洋連携協定(TPP)は職を奪う。
選挙が終わって大統領になっても反対だ”と強調」(共同)した。

・TPPは現在の米国議会でも極めて微妙な状況であった。
ここでは逆転現象が起き、共和党の多数が民主党の多数の反対を押し切って
かろうじて賛成の立場を維持していた。

・米国世論の強い反対で、議院もまた、TPP反対の姿勢を打ち出さなければならなくなった。

 「アメリカ議会で多数を占める野党・共和党の上院トップ、マコネル院内総務は、
TPP環太平洋パートナーシップ協定について、上院が年内に承認することはないという考えを示している。
マコネル院内総務が25日、地元ケンタッキー州で農業団体との会合に出席
し、「現在のTPPには、深刻な問題がある。ことしは承認されない」と述べたと伝えました。」

・米国のTPP批准は日本がどうこうすれば、米国議会が対応を変えるという問題ではない。

・TPPは国内でも反対の存在する中、強行採決も模索する日本政府は狂っているとしか言いようがない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 安倍首相のアフリカ開発会議出席は本来の外交ではないー(天木直人氏)
安倍首相のアフリカ開発会議出席は本来の外交ではないー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp253r
市村 悦延 · @hellotomhanks


安倍首相のアフリカ開発会議出席が終わった。

 メディアはあたかもこの外遊が日本のアフリカ外交の新展開のごとく報じているが、

これは外交でもなんでもない。

 日本の、日本による、日本のための一人芝居外交もどきだ。

 このアフリカ開発会議の前身である南アフリカ開発会議をてがけたアフリカ課長の私がそういうのだから

間違いない。

 その昔、まだ南アフリカが悪名高いアパルトヘイト(人種隔離)政策を国是としていた1980年代の半ば、

南アフリカ周辺国は南アフリカの弱体化政策の被害を受けて脆弱の極みであった。

 そこで彼らが結束して経済開発を進めようという機運が高まり、

それを日本が経済協力で後押しようとして南アフリカ開発会議が発足した。

 それから10年余りたち、南アフリカのアパルトヘイトはなくなったが、

アフリカ諸国に対する日本の経済協力はアフリカ全土で広く行われていたから、

南アフリカ開発会議がアフリカ開発会議と発展していった。

 その時は私は既にアフリカ担当を離れて久しかったが、

いつしかアフリカ開発会議は当初の純粋な援助会議から離れ、

援助国である日本と援助をもらうアフリカ諸国との主従のごとき不均衡な会議になっていったごとくだ。

 口は悪いが、アフリカ開発会議とは、国連などの経済開発機関も参加するような体をとってはいるが、

国際政治でいう対等国家間の国際会議ではなく、

金をばら撒く日本が、経済に困窮しているアフリカ諸国の元首を日本に呼びつけて

好き放題のシナリオで事を運ぶ一人芝居の舞台と化したのだ。

 さすがに、毎度毎度日本に呼びつけるのは馬鹿にしていると、

文句を言い出す元首が出て来たらしく、今回初めてアフリカで開催する事になった。

 そんなアフリカ開発会議でも、日本とアフリカの双方にとって利益をもたらすものであればまだ意義はある。

 しかし、アフリカの現状はどうか。

 8月28日の読売新聞と29日の日経がいみじくも書いた。

 多くの国が政情不安で、おまけに経済状況は最悪下にあると。

 日本の援助だけではどうにもならないのだ。

 そしてまた大企業を引き連れて訪問したところで、日本のアフリカ投資はリスクが大きすぎるのだ。

 そんなアフリカ諸国を前にして、

安倍首相は冒頭演説で「アジアからアフリカに及ぶ一帯を成長と繁栄の大動脈にしよう」と呼びかけたらしい。

 これは中国をにらんだアフリカ大陸の主導権あらそいだ。

 いわばアフリカをめぐる新植民地主義宣言である。

 そこにはアフリカ国民に対する配慮は微塵もない。

 アフリカ開発会議は日本のアフリカ外交の底の浅さを見事にあらわしている。

 それを、安倍首相の「あらたな外交戦略」(8月28日読売)だと持ち上げるメディアもまた

アフリカことなど何も分かっていない。

 こんなアフリカ外交を日本は一体いつまで続けるつもりだろうか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 桜井誠と「思想の土着化=存在論化=内在化」  山崎行太郎
桜井誠と「思想の土着化=存在論化=内在化」
http://yamazakikoutarou.hateblo.jp/entry/2016/08/21/%E6%A1%9C%E4%BA%95%E8%AA%A0%E3%81%A8%E3%80%8C%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%81%AE%E5%9C%9F%E7%9D%80%E5%8C%96%3D%E5%AD%98%E5%9C%A8%E8%AB%96%E5%8C%96%3D%E5%86%85%E5%9C%A8%E5%8C%96%E3%80%8D
2016-08-21 山崎行太郎の政治=哲学=文学ブログ『毒蛇山荘日記2』


桜井誠の思想的な特徴は、関心を寄せる問題を「在日問題」、ないしは「日韓問題」に特化させていることである。それが、他の「保守論壇」の面々や、あるいは「ネット右翼」や「ネット保守」の面々と違うところだろう。

桜井誠は、平凡・凡庸な「ネット右翼」の面々が、関心を持っている「南京問題」や「沖縄集団自決問題」などにあまり関心を示していない。あくまでも、「在日問題」「日韓問題」にこだわっているように見える。桜井誠もそれを自覚し、意識しているようだ。だからこそ「在特会」(「在日特権を許さない会」)という名前をつけたのだろう。もし、右翼活動家としての桜井誠の「成功」の秘密があとすれば、このネーミングにある。

 私は、桜井誠が「在日問題」に特化した背景には、彼の生まれ、育った北九州という場所が深く関わっていると考える。つまり、北九州という場所は「在日問題」や「日韓問題」の原点と起源がある場所だからだ。言い換えれば、北九州が、「北九州工業地帯」と呼ばれることになったのは、ここで、エネルギー源として「石炭」が発見され、発掘されところにある。北九州の各地に炭坑が開かれ、そこに炭鉱労働者が集められた。北九州という炭坑で栄えた町は、朝鮮人労働者が、最初に「強制連行」(?)されてきた場所でもある。

時代は違うとはいえ、桜井誠が育った時代にも、その炭坑や朝鮮人労働者たちの傷跡は、まだ各所に残っていたはずである。桜井誠は、『大嫌韓時代』で、近くに「朝鮮学校」があり、日本人と朝鮮人との間で、喧嘩が絶えなかったことを書いている。おそらく、北九州の炭坑で働いていた朝鮮人労働者たちの子弟が、「朝鮮人学校」に通っていたのだろう。

 安田浩一の調査や取材によると、桜井誠は、おとなしい、存在感の薄い高校生だったと書かわれている。しかし、おとなしい高校生だったとはいえ、「朝鮮人労働者」や「朝鮮人学校」(「チョンコー」)という問題に無関心でいられたはずはない。

  私は、桜井誠の「怒り」がホンモノだと思うのは、文献や資料や解説書などを読んで、「日韓問題」を知識として学んだだけの「ネット右翼」ではないと思うからだ。

 桜井誠の「日韓問題」や「在日問題」に対する深い関心は、その少年時代の生活環境や思想環境に根ざしていると考える。

 私が、思想内容は別として、「思想の土着化」や「思想の存在論化」「思想の内在化」という問題意識から見るならば、桜井誠の思想や運動が「ホンモノ」だと判断する理由は、そこにある。

 「朝鮮人、帰れ」「朝鮮人、死ね」・・・という悪評高い叫びは、単なる「ヘイトスピーチ」の問題ではない、と思う。法律で取り締まればいいという問題ではない。それは思想問題であって法律問題ではないからだ。
  
今、私の手元には、「林えいだい」という人が著した『筑豊・軍艦島ー朝鮮人強制連行、その後』『精算されない昭和』という二冊の本がある。

これらを読むと、北九州と朝鮮人労働者、あるいは朝鮮人強制連行の問題が、資料や文献で、わかる。

 とても桜井誠の主張には賛成できないと思う。しかし、私は、多くの間違いや勘違いがあるとしても、桜井誠の思想や行動は高く評価しなければならないと考える。桜井誠の思想と行動は、ホンモノだからだ。

私は、思想とは、第一義的には、客観的に「真か偽か」という問題よりも、その思想が、その思想の主張者にとって、土着化しているか、あるいは存在論化しているか、あるいは内在化しているか、というところにあると考える。

客観的に、あるいは科学的に「正しい」からといって、いつも価値があるという訳ではない。

たとえば、佐藤優は、『神学の思考』でこう言っている。


《人間と神は質的に異なります。有限な人間が無限な神について、本来、語ることはできません。それにもかかわらず、人間は神について語らなくてはなりません。この緊張関係から神学が生まれるのです。》


《ただし、社会学者の視座をとっていては、キリスト教神学を理解することはできません。神学においては、客観的にとらえるのではなく、キリスト教への主体的なコミットメントが求められます。これは、キリスト教を信じることと同義ではありません。キリスト教に激しく反発するという形でのコミットメントでも構いません。キリスト教が説こうとしている事柄を、単に知識として知ろうとするのではなく、自らの人生の問題として受け止めることが、神学を学ぶ人に要請されているのです。》(『神学の思考』)


ここで、佐藤優が言っていることは重要である。佐藤優は、「神学」や「キリスト教」という言葉を使っているが、むろん、神学やキリスト教に限る話ではない。思想や文学においても、同じことがいえる。

社会学や哲学、あるいは学問というものの限界が、ここにある。私は、佐藤優が、「神学」や「キリスト教」を通して言おうとしていることが、「文学」においても言えると思う。少なくとも、私は、文学を通して、佐藤優が言おうとしている思考の問題が理解できる。

 それは「主体的」という言葉に要約される。文学もまた「主体的」な思考態度を要求される。科学や社会学などが問題にする「客観的真理」などを主張しても意味はない。あくまでも「主体的真理」が問題なのだ。

 私が「思想の土着化」とか「思想の存在論化」、あるいは「思想の内在化」という問題も、実は、この「主体的」な思考と態度のことである。それは、「思想」ではなく、「思想家の生き方」に直結している。

佐藤優は、廣松渉について、こんなことを言っている。

《なぜ、廣松を二一世紀初頭ののいま、日本というこの場所で、正面から取りあげることが重要なのだろうか。筆者の考えでは、廣松が思想のもつ意味を心底理解していた哲学者だからである。廣松にとって、哲学とは「知を愛好する」ことにとどまらず、生き死にの原理となる思想であった。この点が廣松の限りなき魅力なのだ。》

《廣松には、近くで接した人々の磁場を狂わせるカリスマがある。このようなカリスマは、政治活動、特に革命を志向する者には、不可欠の資質なのだ。オーガナイザーとしての能力といってもよい。》(佐藤優『共産主義を読みとく』、「いまこそ廣松渉を読み直す『エンゲルス論』ノート」)

佐藤優がここで言っていることは、廣松渉という哲学者は、単なる「哲学研究者」ではなく、実践的な「革命家」であった、ということである。



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 自由と民主主義を強調 安倍首相“中国対抗フレーズ”の噴飯(日刊ゲンダイ)
             いったいどの口が言うのか?(C)AP


自由と民主主義を強調 安倍首相“中国対抗フレーズ”の噴飯
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188744
2016年8月29日 日刊ゲンダイ


 ケニアで開かれたアフリカ開発会議に出席した安倍首相が、3年間で総額3兆円の投資を表明した。いつもの“バラマキ”外交だが、目立ったのが安倍首相の中国への対抗心だ。

 アフリカ諸国への投資で、中国は金額や規模で圧倒的に先行している。そのため日本は「量」ではなく、「質」と「技術力」をことさら強調。さらに安倍首相は基調講演で、「自由で開かれたインド太平洋戦略」という方針を打ち出し、こう締めくくった。

「アジアで根付いた民主主義、法の支配、市場経済の下での成長が、アフリカ全土を包むことが私の願いだ」

「自由」「民主主義」「法の支配」は、中国との差別化で安倍首相が毎度持ち出すフレーズだ。しかし、違憲の解釈改憲で憲法を踏みにじり、国民から自由や権利を奪うような国家優先の改憲草案を作成した自民党の総裁が、よく言うよ、である。

「市場経済」にしたって怪しい。官製相場で株価を左右したり、賃上げや設備投資を官主導で指図したりと、今や日本は“統制経済”だ。

 聖学院大教授(憲法・フランス法)の石川裕一郎氏もこう言う。

「中国包囲網の一環で安倍首相は以前も、『米や豪、インドなど自由主義の国々とともに』と言い、自由や民主主義といった『価値観共同体』を強調していました。しかし、米ニューヨーク・タイムズや仏ルモンドなどがたびたび書いている通り、欧米の知識人は、安倍首相が欧米と価値観を共にしているという主張に疑念を抱いています。自民党改憲草案のQ&Aには『我が国の伝統を踏まえたものにする必要があるため、天賦人権論は見直した』と書いてある。天賦人権論とは『人は生まれながらに人権を持っている』というもので、欧米の価値観の根底にあるものです。それを否定する政党のトップが、一方で欧米との『価値観共同体』を持ち出す。底の浅さを感じます」

 発展途上のアフリカでは、中国以上の強権国家も少なくない。安倍首相の言う“価値観”が通用するのかどうか。欧米だけでなくアフリカにも相手にされず……、ってことになるんじゃないか。




















http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK211] やはりNHKと安部内閣はグルだった!(simatyan2のブログ)
やはりNHKと安部内閣はグルだった!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12194797709.html
2016-08-29 14:26:10NEW !  simatyan2のブログ 



ここ数日でNHKを中心に胡散臭い騒動が2つ起きています。

26日、さいたま地裁がワンセグ機能付き携帯電話しか持ってない
場合に、NHKに受信料を支払う義務があるかが争われた訴訟で、
支払い義務はないとの画期的な判決を言い渡しました。

NHK受信料、支払い義務ない
http://mainichi.jp/articles/20160826/k00/00e/040/233000c

この判決に対し、すぐさまNHKは控訴と共に総務省に対しても
法改正するように働きかけています。

<ワンセグ敗訴>受信料制度に一石 NHK、徴収にも影響
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000126-mai-soci

これはNHKが総務省に泣きつくというより、そもそも総務省が
NHKに働きかけていたことなので両者の利害関係が一致している
というべきものですね。



「安倍ちゃんGJ」 テレビが無くてもNHK受信料義務化へ
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12178219174.html

3重取り! 独裁放送局NHKの野望
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11977636448.html

もう一つは、NHKが『ニュース7』の中で報じた「貧困女子高生」
報道が炎上したことです。

これは番組で、母子家庭の女子高生が、貧困に苦しんでいて進学
できない、生活が苦しい言いながら高いランチを食べていたこと、

アニメのグッズを買っていたことが分かり炎上につながったと
いうものです。

ネットでもいろいろ取り上げられ考察されているようです。

なぜ日本人の16%は貧困なのに「貧困バッシング」が起きるのか
http://suzie-news.jp/archives/18817

この件に関しては真正面から扱うと、ネットで炎上している貧困
問題論争の泥沼に陥ってしまいます。

これこそがNHK側と政府が、その方向に誘導しようとしている
手口なのです。

考えて見れば簡単にわかることですが、

放送をしたのがNHKで、女子高生の矛盾を指摘したのが自民党
弱者叩き専門の高給生活保護者議員である片山さつきです。



それを炎上させているのがネトサポとネトウヨたちです。

NHKが政府の広報機関に成り下がってることから見てもヤラセ、
自作自演であることは明白です。

前にも書いたようにネットが炎上する原因は、専門の業者、宗教
信者、公務員、自民ネトサポの書き込みが発端なのです。

彼らが火をつけ、それに煽られた一般ネトウヨが参戦するという
のが最近の傾向です。

一般市民や視聴者などは番組を見ても、大多数は「ふーん」という
程度で、そんなに積極的な関心は示さないものです。

そもそもSNSで、アニメグッズを買い漁ってるところを画像付
で発信してる少女が、貧困者としてテレビに出れば発覚するのは
当たり前です。

それを知りつつ起用したのは、後で片山議員に指摘させ社会問題
に発展させ、弱者どうしを議論に巻き込み戦わせるためなんですね。

弱者どうしを争わせれば政治家と官僚は高みの見物が出来、しかも
悪質な政策を進めるための視線逸らしにもなり一石二鳥なのです。

またこうした報道で扱う人材には事欠きません。

なぜなら電通が芸能人から一般人まで、世界一の広告代理店と
しての情報網から、シナリオに適した人材を常に数多く取り揃えて
いるからです。

過去に傷持つ人、金のためなら犯罪に手を染める人など、若者
から老人、そして家族単位でテレビ局の都合でいつでも調達する
ことができます。

昔のNHKは電通と一線を画していましたが、今は傘下と言って
もいいほど電通の影響を色濃く受けています。

政府から年間の予算を7000億近くもらっているNHK、

受信料と合わせて2重取り3重取りを企むNHK、

世耕弘成と同じように常に安部晋三と共に行動をし、安部晋三の
愛人ともっぱらの噂で、安部ヨイショの発言しかしないNHKの
女帝、岩田明子解説員(政治部記者)もいます。



支持率調査も世論調査も実際に行ってはいても、結果など彼らの
手にかかれば何とでも捏造できます。

時たま民放とプロレスごっこをするのも得意です。

ここまで巨大化したNHKを解体させることは事実上不可能に近
いですね。

だから潰れることが無いのを承知の上でネトウヨは、NHKや
フジテレビを表面的に攻撃するポーズをとるのです。

ただし最近はネトウヨも本性を現し始めて、NHKやフジテレビ、
読売などを持ち上げる場面も少なくありません。

先日もマスゴミで信じられるのはサンケイと読売だけだ、という
ネトウヨの書き込みを見かけました。

そろそろ彼らの占領計画も最終段階に差し掛かったようです。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 代理戦争の行方:故鳩山邦夫氏選挙区福岡6区補欠選挙を巡る麻生財務相と菅官房長官のせめぎ合い

[記者手帳]代理戦争の行方

 一通の文書が自民党内で波紋を呼んでいる。鳩山邦夫元総務相の死去に伴う衆院福岡6区補欠選挙(10月23日投開票)に向け、派閥横断グループ「きさらぎ会」が25日、会員の国会議員に配ったものだ。党福岡県連が党本部に公認申請した蔵内謙氏ではなく、邦夫氏の次男で福岡県大川市長の二郎氏を「全力で応援する」と訴える内容だ。

 きさらぎ会は邦夫氏が主催した勉強会で会員は約120人。文書は同グループの「役員一同」の名前で送付され、友人・知人の名簿集め、企業・団体回りなどを会員に求めた。

 福岡県連が公認申請した蔵内陣営は、選対本部長に麻生太郎副総理・財務相が就任。一方のきさらぎ会は菅義偉官房長官が顧問。補選は政権幹部の代理戦争の様相も呈している。党の公認が未定の段階での文書は事実上の宣戦布告。「本格的に戦争するのか」。党関係者は党内の亀裂を心配する。

(如)

[日経新聞8月27日朝刊P.4]


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/882.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 小林節「自民党改憲草案を糺す」 <第10回> 権力を固定化するため選挙制度にも手をつける(日刊ゲンダイ)
   


小林節「自民党改憲草案を糺す」 <第10回> 権力を固定化するため選挙制度にも手をつける
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188764
2016年8月29日 日刊ゲンダイ 文字お越し


   
    小林節氏(C)日刊ゲンダイ


 現行憲法の47条は、「選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める」と規定している。確かに、それは議院の存立の根本にかかわる事項である以上、国会が自律的に決めるべき事項である。とはいえ、国会がそれを不合理、不公正に定めて良いというものではない。

 ところが、自民党改憲草案は、前記の文言に続けて、「各選挙区は、人口を基本とし、行政区画、地勢等を総合的に勘案して定め『なければならない』」と明記している。つまり、それは、選挙の区割りと定数配分は「人口以外の要素も勘案して定めなければならない」と命じている。

 このことの法的効果は、現在も法廷で激しく争われている議員定数不均衡訴訟が全て訴えの利益(根拠)を失うことになる。

 民選議院(わが国では衆参ともにこれである)は「人口」の代表であり、川や林の代表ではない……という、1960年代にアメリカで確認された公理に従って、今ではわが国でも議員定数の均衡(投票価値の平等)が憲法の要請として厳格に求められている。ところが実際には、自由な社会である以上、人口の変動により、議員定数の均衡は常に脅かされ続け、常に区画と定数の改正が議論され続けている。しかし、それは代議制の正当性を維持するために当然のことである。

 ところが、憲法上、議員定数配分には人口の他に地勢「等」も配慮せよと命じられたら、現在の不平等には、例えば「過疎地域に対する配慮」等、簡単に「言い訳」を見つけることができてしまう。

 選挙制度というものは、それがどんなに不公正なものであっても、現にそこから選出されている多数派(権力者たち)にとっては最も居心地の良いものなのである。その権力者たちが、現行憲法の下では明らかに違憲とされる選挙制度を今後は合憲だと説明できるように憲法を改正しようと提案するなどとは、これも憲法「改悪」の悪巧み以外の何ものでもない。

 ここでも、自民党は、自分たちを縛るはずの憲法を使って自分たちの権力を固定化して自分たちだけを自由にしようとしている。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「高高度迎撃ミサイルは米軍を守るため」と書いた朝日新聞ー(天木直人氏) :戦争板リンク
「高高度迎撃ミサイルは米軍を守るため」と書いた朝日新聞ー(天木直人氏)

http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/529.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 安倍マリオ、ドカンと内閣支持率62%に上昇、まさかビックリ!!(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/08/post-3.html
2016-08-29 


凄いことになって来た。もうこの国も末期症状かもしれない。

日経とはいえ、内閣支持率が62%に上昇したのだと。


>内閣支持率62%に上昇 マイナス金利「評価しない」47%
 http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS28H2N_Y6A820C1MM8000/
                2016/8/29付日本経済新聞 朝刊

>日本経済新聞社とテレビ東京による26〜28日の世論調査で、
内閣支持率は62%と今月9〜11日の調査より4ポイント上昇した。
60%台に乗せたのは2014年9月の内閣改造直後の調査以来。
不支持率は5ポイント低下の27%だった。安倍晋三首相が閉会
式に出席したリオデジャネイロ五輪が盛り上がり、4年後の東京
五輪への期待が政権の追い風になった可能性がある。

伝えないマスゴミも悪いが、おそらくオリンピック憲章など知らな
い国民がほとんどだろうが、土管から出てきた安倍マリオ効果
で、支持率が60パーセント台に回復した。

もっとも、何もしていない17日間の夏休み明けの支持率調査
でさえ内閣支持率が上がったと言われているくらいだから、な
にかパフォーマンスをやれば上がるだろうと予測はついていた
が、支持率調査を受けた人の多くは、やっぱり安倍マリオを評
価したという事だ。



何もしないで支持率アップ、少しパフォーマンスをしただけで、
また支持率アップ。

オバマ広島訪問でアップ、リオで安倍マリオ披露でアップ。

国民は目先の華々しさにしか目がいかないという所か。


GPIFの5兆円損や、アフリカで3兆円バラマキにはまったくの
無反応でも、マリオコスプレではものすごい反応、為政者に取
って何と有り難い国民性だろう。

政権批判をしないマスメディアがほとんどの日本社会では、国
民が流されるのは無理もない話だが、一部議員を使って生活
保護費を減額し、社会保障費も年々切り詰めてきている安倍
政権の支持率が、上がり続ける不思議。

この内閣支持率アップに気を良くした安倍政権は、改憲に向
けてもすごい勢いで加速するだろう。

改憲については少しずつ国民を洗脳してきた政権だが、ここ
へ来てますます、改憲派議員が声を大きくするだろう。

普通に常識を唱えただけでパヨクとか在日とか呼ばれ、少数
派になり、言ったもん勝ちの無責任な極右が多数派で日本社
会の中心となる。

大きな犯罪を犯す人間は日本人ではなく、在日や中韓認定。

そして日本人の自画自賛番組。


福島原発事故でも熊本地震でも、火事場泥棒が暗躍したそう
だが、日本人は決してそんなことはしない、するとしたら外国
人だとか、日本人ほど優秀な民族はいないとか、まったく世界
を知らないとしか思えないような、井戸の中の蛙状態なのが
今の日本人で、現実を認めようとしないとしたらますます国も
国民も劣化して行き、気が付いたら世界の落後者だ。

素晴らしきかな日本社会(皮肉)




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる(日刊ゲンダイ)
   


安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188762
2016年8月29日 日刊ゲンダイ 文字お越し


   
    安倍政権の“御用メディア”NHKが原発政策を批判(C)日刊ゲンダイ


 ライブだったからか、NHKが26日(金)深夜に放送した討論番組「解説スタジアム」は衝撃だった。

 NHKの解説委員7人が、「どこに向かう 日本の原子力政策」というタイトルで議論したのだが、日本の原発政策のデタラメと行き詰まりを赤裸々に語っているのだ。

 番組を見た元外交官の天木直人氏は、翌日のブログにこう書いている。

〈たまたま途中からそれを見た私は、たちまちその議論に引き込まれ、あっという間に見終わってしまった〉〈この番組は国民必見の番組だ〉〈そして、この番組を見た国民は、もはや日本が原発を維持する事は不可能だと知るだろう〉〈NHKの解説委員たちに敬意を表したい〉〈このような番組を作って放映したNHKは捨てたものではない〉

 番組を見た視聴者は、天木氏と同じような感想を持ったのだろう。ネット上では、NHKに対する驚きと称賛の声が上がっている。

〈解説スタジアム、すごい。是非ゴールデンタイムにやってほしい〉〈国会議員は全員観てほしい〉〈これがNHKかと、わが目、わが耳を疑うこと請け合い〉〈各委員の現政権の原子力政策に対する強烈な批判内容に驚いた〉

 7人の解説委員が口にしたことは、当たり前といえば当たり前のことがほとんどだったが、安倍政権の“御用メディア”NHKの幹部が原発政策を批判したことに、視聴者は驚いたのだろう。

■日本の原発政策を完全否定

 実際、解説委員7人の批判は強烈だった。

 ある解説委員は、「アメリカは、地震の多い西海岸には設置しないようにしている。日本は地震、津波、火山の原発リスク3原則が揃っている。原発に依存するのは問題だ」と日本の国土は原発に適さないと指摘。

 再稼働が進んでいることについても、「規制委員会が慎重に審査しているとしているが、審査の基準が甘い。アメリカの基準には周辺住民の避難計画も入っているのに、日本は自治体に丸投げだ。こんな甘い基準はない。安易な再稼働は認めるべきじゃない」と正面から批判した。

 その規制委員会や政府に対しては、こんな言葉が飛び出した。

「規制委員会は(再稼働にお墨付きを与えておきながら)『安全性を保障するものではない』としている。だったら地元住民はどうすればいいのか」「政府は責任を取ると口にしているが、(事故が起きた時)どうやって責任を取るのか。カネを渡せば責任を取ったことになるのか。災害関連死も起きている。責任を取れないのに、責任を取ると強弁することが問題だ」

「もんじゅ」を中核とする核燃料サイクルについても、「破綻している」「やめるべきだ」とバッサリ斬り捨てた。

 そして、最後に解説委員長が「福島原発事故では、いまだに9万人近い方が避難生活を強いられている。安全神話は完全に否定され、事故を起こすと、いかに手に負えないかを知ることになった」と締めくくっている。

 要するに、日本の原発政策を完全に否定しているのだ。改めて天木直人氏はこう言う。

「政治、経済、国際、科学……とさまざまな専門分野を持つ解説委員が、原発の危険性、核燃料サイクルの破綻、原発の高コスト、最終処分場が決まらないこと、さらに政府と官僚の無責任さなど、問題点を次々に明らかにする議論に引き込まれた。日本の原発政策がいかに矛盾しているか浮き彫りにしてくれた。よくぞ、放送したと思いました」


   
    原発反対」の声が広がれば…(C)日刊ゲンダイ


安倍首相が方針転換する可能性

 確かに、よくぞNHKは、日本の原発政策を全面否定する内容を放送したものだ。

 深夜23時55分〜午前0時49分という視聴者が少ない時間帯だったから、自由に討論ができたのだろうか。あるいは、上層部は腐っていても番組を作る現場はジャーナリズムを失っていないのかも知れない。

 いずにしろ、安倍政権にショックを与えたことは間違いない。本来なら参院選の前に放送すべきだったのだろうが、いったん再稼働した高浜原発が裁判によって止まり、鹿児島県知事が川内原発の停止を九州電力に要請したタイミングで放送した意味は大きい。

 この先、「解説スタジアム」の番組内容が広く行き渡っていけば、国民世論と安倍政権の原発政策に影響を与える可能性もあるのではないか。

「もし、多くの国民が番組を見て原発の実態を知り、“原発反対”の声が広がったら、政府の原発政策が変更される可能性もあると思います。安倍首相は、世論に弱いからです。ポイントは、それほど原発に対して思い入れがないことです。原発にストップをかけた方が支持率がアップすると判断したら、あっさり政策を変えると思う。小泉純一郎は、『なぜ、安倍さんが原発をやめないのか分からない』『やめたら国民は拍手喝采しますよ』と一貫して主張している。日本が原発を放棄することにアメリカが反対しているという声もあるようですが、アメリカが了解したら、安倍首相は決断すると思います」(天木直人氏=前出)

 この5年間、「原発即時ゼロ」をしつこく訴えている小泉元首相の運動も、安倍政権にはボディーブローのようになっているという。

■「即時ゼロ」でも困らない

 安倍首相さえ決断すれば、日本は簡単に「原発即時ゼロ」を実現できる。原発を全面的に廃止しても、まったく困らないからだ。

 この5年間、実質「原発ゼロ」でやってきたが、弊害はひとつもなかった。

「3.11の後、原子力ムラは『原発を稼働させないと電力が不足する』『突然、停電したら医療機器がストップして死者が続出する』と散々、国民を脅してきました。でも、原発を稼働させなくても電力は十分に足りた。国民の節電意識が進み、省電力家電が増えたからです。これから人口が減る日本は、さらに電力需要が減るでしょう。その後、原子力ムラは『原発を稼働させないと電力料金が上がる』と新たな理屈を持ち出したが、その主張も説得力を失っています。原油価格が下落したために、火力発電のコストが大幅に下がっているからです。それに、NHKの解説委員が指摘した通り、『原発はコストが安い』という電力会社の言い分にはマヤカシがある。確かに、短期的なランニングコストは安いですが、建設から廃炉までトータルで考えたら、原発のコストは高い。イギリスでは、原発の建設に対して金融機関が融資しなくなっているほどです」(原発問題に詳しいジャーナリスト・横田一氏)

 そもそも、いまだに福島原発事故の原因さえ解明されず、いつ廃炉できるのかメドさえ立っていないのに、危険な原発を再稼働させようという発想が間違っている。

 福島原発は100年後も廃炉できないのではないか。

 それでも、安倍政権と原子力ムラが世界を騙し、危険な原発ビジネスに血道を上げているのは、カネになるからだ。その正体がバクロされれば、安倍政権は窮地に陥り、さらに「原発即時ゼロ」に追い込まれていくだろう。

 NHKの解説委員長が番組の最後に語ったように、原発は人間の手に負えないモンスターである。NHKが正面切って批判したことで、原発という悪魔の退治が始まるのか。政府のデタラメがことごとく明らかになった以上、それを決めるのは世論の盛り上がりなのである。


解説スタジアム どこに向かう日本の原子力政策

どこに向かう日本の原子力政策 投稿者 changekey


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http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/886.html

記事 [政治・選挙・NHK211] まるで、半殺しにされているようだ!! :原発板リンク
まるで、半殺しにされているようだ!!

http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/384.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/887.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪TPP≫政府・与党内「与党だけで強行採決もやむを得ない」審議日程が窮屈&新農相らの答弁能力も未知数のため
【TPP】政府・与党内「与党だけで強行採決もやむを得ない」審議日程が窮屈&新農相らの答弁能力も未知数のため
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21208
2016/08/29 健康になるためのブログ




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160828-00010001-agrinews-pol

環太平洋連携協定(TPP)承認案の審議が、9月召集の臨時国会で再開する。11月8日の米大統領選までの衆院通過を目指す政府・与党。だが民進党代表選の影響で召集日は26日にずれ込む見通し。審議日程が窮屈になり、強行採決の可能性もある。

与党側は、衆院通過までに、通常国会(約23時間)と合算して40時間程度の審議を想定する。だが野党はゼロからやり直すとの考え。8月に就任した山本有二農相らのTPPへの答弁能力も未知数で、政府・与党内には「与党だけで強行採決もやむを得ない」との指摘もある。



以下ネットの反応。






















もう恐ろしすぎますな、国会始まる前から「強行採決予告」です。すべてを数の暴力で終わらせる気満々ですね。


関連記事
この国はどこか狂っている。 米国でTPP批准がありえないのに、強行採決も模索する日本政府ー(孫崎享氏)
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http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/888.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 中国が安倍首相のアフリカ支援策に激怒、公式メディアが次々批判記事を掲載―米華字メディア
28日、初めて日本が中心となって開いた第6回アフリカ開発会議が中国政府の警戒と不満を呼んでいる。中国の各公式メディアが次々に安倍首相のアフリカ訪問を批判している。写真はケニアのナイロビ。


中国が安倍首相のアフリカ支援策に激怒、公式メディアが次々批判記事を掲載―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/a148828.html
2016年8月29日(月) 13時20分


2016年8月28日、米華字メディア・多維新聞によると、初めて日本が中心となって開いた第6回アフリカ開発会議(TICAD)が中国政府の警戒と不満を呼んでいる。国営通信社・新華社を筆頭に、中国の公式メディア各社が次々に安倍首相のアフリカ訪問を批判している。

新華社は「日本がアフリカに対する姿勢を積極的なものに一転させたことで、政治的、経済的利益に加え、海外における軍事的野心をあらわにした」と報じた。安倍首相が経済支援を大幅に強化したのは、日本の政治大国としてのイメージを印象づけるためで、エネルギー資源の輸入ルートを多様化させるほか、新たに成立した安全保障関連法にもとづいて自衛隊の海外活動を活発にさせることを意図していると報じている。

環球時報は「今回の安倍首相が中心のアフリカ開発会議は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が中心となった中国アフリカ合作フォーラムの模倣だ」と報じ、アフリカにおける発言権を抑制して中国に対抗しようとしていると伝えている。中国の対アフリカ投資は、2000年の時点では約100億ドル(約1兆円)だったが、14年には2220億ドル(約22兆2000億円)にふくらみ、最大の貿易パートナーとなっており、発言権も強まっている。

中国がアフリカへの支援を強化しているのはエネルギー資源の確保が目的だとみられている。石油価格の低迷が長期化し、中国自身の経済が低迷を続けていることで、これまで進めてきたような協力モデルは負担が大きくなっており、中国政府は難しい状況に陥っている。(翻訳・編集/岡田)


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK211] いとうせいこう・アジカン後藤が「音楽に政治をもちこむな」炎上に本質的批判!「そんなバカ言ってるのは日本だけ」(リテラ)
左・『いとうせいこうフェス〜デビューアルバム『建設的』30周年祝賀会〜』オフィシャルサイトより/右・ASIAN KUNG-FU GENERATION公式ホームページより


いとうせいこう・アジカン後藤が「音楽に政治をもちこむな」炎上に本質的批判!「そんなバカ言ってるのは日本だけ」
http://lite-ra.com/2016/08/post-2530.html
2016.08.29. いとう、アジカン後藤の”音楽と政治”論  リテラ


 今年6月、SEALDsの奥田愛基氏がFUJI ROCK FESTIVAL’16に出演することがアナウンスされた直後、「フジロックに政治を持ち込むな」と大炎上したことは記憶に新しいが、この件にかぎらず、日本では、ミュージシャンが政治的発言をしたり、政治的行動を起こすたびに必ず「音楽に政治を持ち込むな」「ミュージシャンが政治に口を出すな」という批判が起きる。

 こうした風潮に対して、「『政治と音楽を混ぜるな』って未だにバカみたいな事言ってるのは日本だけでしょ」と、切って捨てたのは、作家のいとうせいこうだ。いとうは日本語ラップのパイオニアとしても知られ、『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日)の審査員としても活躍中だが、「BRODY」(白夜書房)2016年10月号に掲載されたインタビューで、パブリック・エネミーやザ・ポップ・グループやリントン・クウェシ・ジョンソンといったポリティカルなメッセージを音楽に織り込み続けたミュージシャンをあげながら、音楽と政治がいかに不可分であるかを語っている。

「海外では逆に政治的な意見を言えない奴はバカにされるし、それが当たり前の音楽のあり方だと思うよ。ミュージシャンもそういう発言やアプローチが出来ないと、自分たちの制作や創造、流通自体が締め付けられるような事態が起こった時に、それに抗せない。日本も悪い意味で世界状況に追いつかざるを得なくなっていると思うし、音楽と政治が関係ないなんてノンキな事を言ってる場合じゃない状況になってて」

 いとうの語っていることはまさに正論で、欧米ではミュージシャンが政治的発言をするのはごくごく当たり前のこと。たとえば、先日のUK離脱に関する国民投票の際には、デーモン・アルバーン(ブラー)やジョニー・マーなど数多くのアーティストが各々の意見を発言していたのは記憶に新しい。また、アメリカ大統領選においては、「フェスに政治を持ち込むな」と炎上した今年のフジロック3日目にメインステージのトリを飾ったレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(ご承知の通り、彼らは1997年の第1回目のフジロックのトリも務めている)はバーニー・サンダースの支持を表明。彼らはサンダースの支援集会で演奏するなどもしている。

 だが、これらの発言や行動はごくごく「当たり前」のことなので、それらの意見に対する賛否が議論されることはあっても、政治的メッセージを発する行動それ自体が炎上するなどということはありえない。それは、ポップミュージックの根っこには、差別や貧困など、マジョリティの側への怒りがあることを皆がきちんと理解しているからだ。

「ソウルもレゲエもヒップホップも基本的にレベル・ミュージックだから、そういうものが音楽の根本にある事が、基本として叩きこまれてるよね」

 そう話すいとうがミュージシャンたちの政治行動の一つの例としてあげるのが、マーガレット・サッチャーが首相として君臨していた時代のイギリスだ。新自由主義を押し進め、労働者階級の弱い者たちを徹底的にイジメ抜いたその政策に対して、多くのミュージシャンが立ち上がった。

 モリッシーによる「マーガレット・オン・ザ・ギロチン」は有名だが、ポール・ウェラーやビリー・ブラッグは当時、保守党政権打倒のための団体「レッド・ウェッジ」を設立し、音楽だけでなく直接行動でも自らのメッセージを世に広めようとしていた。

 リントン・クウェシ・ジョンソン(LKJ)もそのひとりだ。LKJはレゲエのトラックに乗せてサッチャーの政策への怒りを歌ったのだが、いとうせいこうは小池百合子とサッチャーを重ね合わせながらこう語る。

「今の都知事と同じだから、サッチャーが権力を握るっていうのは。だからLKJの切実な演説に耳を貸さなければなって」

 彼の音楽は一貫して黒人に対する差別や、虐げられている者たちを顧みない社会への怒りで覆い尽くされているのだが、決して説教臭くはなっていない。それはどの曲も、レゲエ・ダブとして現在でも聴き継がれる素晴らしいダンストラックになっているからだが、いとうはそこに「政治と音楽を混ぜるな」言説に対抗する方法論を見出す。

「イギリスでもこれを聴きながら、怒りながら踊ってたと思うんだよね。日本だと真面目な事を言って人の心を変えようとするのに、体に訴えかけないでしょ。それがおかしいと思うんだよね。俺は自分の言葉と音楽で踊らせたいし、踊ってるうちに色んな事を考えて欲しい。だからダンスとポリティカルが一緒になってるっていうのは一つのテーマなんだ」

 ちなみに、いとうは日本で歌詞による政治的メッセージと音楽の両立ができている数少ないアーティストとして、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文を挙げているが、その後藤も、今回のフジロック炎上騒動についてはいとうと同様、はっきり「バカ」と言い切っている。

「ホント、またそこから説明するのかよって感じですよね(笑)。でも、やっぱりそこはスルーしちゃいけないんだと思う。バカなことを言うやつがいたら、そこは真顔でバカって言わないとダメだから」

 これは「ミュージック・マガジン」16年8月号での発言だが、しかし、続けて彼はこんな本質的なことも語りかけている。

「今は思ってることをちょっと言うだけで、すぐ活動家みたいに言われちゃうけど、そうじゃないだろうと。そういうのはフツーに言おうぜって」
「どんな仕事も誇りをもってやるべきだし、思ってることはちゃんと言ったほうがいい。(中略)社会と文化は絶対に切り離せない。だからこそ、みんなで一緒にやっていきたいんですよ」

 ネットの安倍応援団や中立厨たちは少しでも体制に対して批判的な意見を表明する者がいれば全力で妨害しようとする。それが有名人であればより露骨だ。そんななか、決してひるまずに筋を通そうとする表現者たちのことを本サイトではこれからも支持していきたいと思う。

(新田 樹)


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪1人3万3000円≫福島原発事故の国民負担額が4兆2千億円以上になっていることが判明!(2015年度末まで) 
【1人3万3000円】福島原発事故の国民負担額が4兆2千億円以上になっていることが判明!(2015年度末まで)
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21211
2016/08/29 健康になるためのブログ




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000015-jij-soci

東京電力福島第1原発事故で掛かる除染や廃炉、損害賠償などの費用のうち、国民の負担額が2015年度末までに4兆2660億円を超えたことが28日、分かった。

 日本の人口で割ると、1人3万3000円余り。東電は政府にさらなる支援を求めており、今後も拡大する見通しだ。

 時事通信は15年度までの復興特別会計の決算状況などを精査。原子力災害関連予算の累計執行額や東電など電力7社が電気料金の値上げ分に含めて賠償に回す一般負担金などを集計した。



以下ネットの反応。


















【衝撃の事実】東京電力が経常利益3651億円(半期)で過去最高と発表!ネットでは当然ながら怒号が飛び交う

そして、これからも国民の負担額はどんどん増していくわけですよね。東電社員がのうのうと暮らしている中で・・


 


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/891.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 政府の原発政策に対する、NHK解説委員の勇気ある発言に拍手!!(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201608/article_25.html
2016/08/29 21:14

NHKは籾井会長になり、安倍政権べったりの報道機関に成り下がったと思っていた。国民は、NHK番組を見る見ない関わらず、テレビを持っていれば強制的に受信料を徴収される。ところが、政府が進めている原発政策について、26日(金)の深夜に放送された「解説スタジアム」で、NHKの解説委員7名が原発政策の出鱈目を徹底的に批判した。

これだけのことを話すことは、相当の勇気が必要だったろう。、原子力規制委は決して安全とは言わない。政府は責任のすべてを規制委と電力会社に丸投げで、これでは住民、国民は、誰に安全を保障してくれと言えるのか。だから、裁判に訴えるしかないのだと述べた。こんなことを言って大丈夫か?と心配になる発言が多々あった。

番組がライブだったので、それも確信犯的放送だったかもしれない。もんじゅについても取り上げ、幾人かは、はっきり廃止すべきと述べ、核サイクル自体が破綻していると述べた。もし、この番組が録画で、事前に籾井会長などが見たら、確実に日の目を見なかっただろう。

この動画が見られるブログ記事が以下で、まだ見ることが出来る。これもいずれ消される運命である。一見の価値があるので、消されない内に見るべきである。


『原発政策は不可であると断言したNHK解説委員たちの勇気  天木直人』
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/813.html


そのブログ記事をフォローした記事が、日刊ゲンダイ紙にも以下の記事でフォローされている。


安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる
2016年8月29日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188762

ある解説委員が、原発は今まで国税に加えて電気料によって、投資されて、償却を済んでいるから、電力会社は原発稼働をしたがるが、原発の廃棄物処理場の問題、(千年、万年の)管理コストを考えれば破綻していることを考えるべきといった発言は、マスコミ人としての矜持を見た思いだった。

この番組をゴールデン時間で、一般の人にも見てもらい、本当に原発は止めるべきである。ライブだったからか、NHKが26日(金)深夜に放送した討論番組「解説スタジアム」は衝撃だった。(略)


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/892.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「完全にGPIFの運用は失敗ということをさっさと認めましょう:名もなき投資家氏」
「完全にGPIFの運用は失敗ということをさっさと認めましょう:名もなき投資家氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20650.html
2016/8/30 晴耕雨読


https://twitter.com/value_investors

完全にGPIFの運用は失敗ということをさっさと認めましょう






株価が下がれば下がるほど、民主党政権時に買った割安な株式の含み益を、超割高で買った安倍政権時の含み損が食いつぶします。


つまり日経平均が再び2万円代やそれ以上に上がらないとGPIF(年金基金)の運用損失は消えないのです。



株式投資の基本は「割安」な時に買うこと


割高で買うのは投機家のみ


安倍政権時の株式の買い方は、超高値でどんどん買い上がっていく方法


海外勢が売り崩してきたので含み損になることは火を見るよりも明らかだったのです


誰が得したのか?海外勢です


誰が損したのか?日本国民です


>キャオ 玉川「GPIFが株の比率を高めた時は株を買うのだから株価は上がるが、これが不健全だとなった時に株の比率を下げるにはどうするんでしょう。株価に影響与えないように比率を下げることは難しい。一度こうなってしまうと後戻りできないんじゃないか



今回のNHKの貧困JKの報道とそれ以降のネットでの叩きっぷりをみて、ああやはり日本は衰退期に入ってきてるなと確信した。


国が衰退期になると、他国への中傷や対外危機を煽るようになり、国内では貧困に陥りそうな世帯が貧困層を叩くといういうな足の引っ張り合いが起きる。


実際そうなってる。


そのうち白いご飯食べてるだけで「贅沢ね何様かしら!」と言われる時代に突入しますよ


庶民が貧困叩きをやって喜ぶのは、社会保障を削りたい権力者側です


貧困層叩きをしてる人々はどんどん貧困に追いやられていくんです。


そろそろ気づかないと危険ですよ。


自分で自分の首を絞めてる事に。


貧困層だからランチや映画は贅沢だ・・・ではなく


貧困層だってランチや映画を見れるくらいの文化的な社会システムにしてくれと国に訴えるのが真っ当な方法論なのに


なぜか日本では「貧困層は貧困層らしく慎ましく生活するべき」というマイナス方向になってしまう


これでは権力者側の思う壺




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/893.html

記事 [政治・選挙・NHK211] 「まず米国から独立しないと日本が常任理事国に入る意味がない。:萩原 一彦氏」
「まず米国から独立しないと日本が常任理事国に入る意味がない。:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20651.html
2016/8/30 晴耕雨読


https://twitter.com/reservologic

>きっこ 「安倍晋三首相は27日、ケニアの首都ナイロビで開幕した第6回アフリカ開発会議での演説で、今後3年間で総額300億ドル(約3兆円)をアフリカ諸国へ投資すると宣言した」とのこと。沖縄の予算は140億円減額するのに、アフリカには3兆円ですか。


>毛ば部とる子「常任理事国入りが目的」=日本の影響力警戒−中国・TICAD https://t.co/TCF0g3E37w⇨アジアからはるか遠いアフリカを舞台に、日本と中国が覇権争いをしている。一連のこの活動が、アフリカの発展のためなんかじゃないことを、まずは知っておかないと。

常任理事国入りが目的なら、アフリカよりも常任理事国の一角にいる中国の賛意を得られなければ無理でしょ。


それより何よりまず米国から独立しないと日本が常任理事国に入る意味がない。


どこの誰が米国の傀儡を常任理事国にしようと思うだろうか。


「米国から独立しなきゃ常任理事国になれない」と言ったけど、米国が日本に軍隊を維持しているのは朝鮮戦争が継続しているのと日本が国連の敵国条項の対象であることが理由なので、まずこれを解消しないと常任理事国入りどころじゃない。


その努力もせずに言ってる「常任理事国入り」はただのタワゴト。


だからアフリカへの投資を常任理事国入りが目的などと言ってるけど、人権問題関連の委員会や、人権問題で日本を対象とした国連決議が採択されようという時に、また非常任理事国の選出の時に、金で言うこと聞く国連加盟国の票を維持したいだけみたいに見える。


だって常任理事国入りの努力してないから。


>荒木 ゆかり「合衆国は日本の理事国入りを支援する」とアーミテージさんが言いましたが、 その他の国を周旋するとはどこにも書いていないので、「アメリカとしては頑張ったけどダメだった」となる可能性が高いです。



米国としては割と本気で日本を常任理事国に入れたいかもしれない。


だって、米国の言うことに一つも逆らわない一票が手に入るんだから。


>Sono mici.どーかなー? 常任理事国に入れたら、舞い上がって勘違いして何するかわからないA氏のようなひとが他にもいるかもしれないし‥現状でもしっかり言いつけ守らせている(笑)のだから、余計なことはしないのではないだろーか。


日本だって「常任理事国入り」はお題目だけだということは重々わかってると思う。


外務省の役人がそんなことそもそも無理だとわからないはずがないし。


日本としては日本の人権問題が問題視されないだけの影響力を国連内で持てればそれで御の字では?


>Sono mici.そうです無理です。それなのに「常任理事国入りたいー」と騒げば騒ぐほど、ん?そはどんな国か?とあらためて人権問題がフォーカスされてしまったりして、要するに得策ではないと思います。なので影響力の源泉は別のところに求めるしかないのですが‥金しかない?


だって「常任理事国入りを目指す」なら前向きに聞こえるけど、アフリカ諸国を丸め込んで日本の人権問題を無いことにしてついでに与える3兆円でハコ物や土木工事を日本のゼネコンに受注させるというんじゃ国民が国内の福祉はどうすると言い出すから。


民主主義社会では人権がないがしろにされてはいけないという大前提があるので国連の場では人権問題って結構よその国がその国に制裁を与える大義名分になっちゃう。


なのでどの国も自分の国に人権問題があると認めたがらない。


日本はただでさえ敵国条項の対象国だし何が何でも人権問題があると認めない。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/894.html

記事 [政治・選挙・NHK211] (1)南スーダンPKO活動と(2)今後3年間で総額300億ドル(約3兆円)をアフリカ諸国へ投資
(1)南スーダンPKO活動と(2)今後3年間で総額300億ドル(約3兆円)をアフリカ諸国へ投資
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d3e3e8f7aee0952dcb0c96eaefe0700d
2016年08月29日 のんきに介護


金子勝@masaru_kaneko さんのツイート。

――【なし崩し】陸上自衛隊は南スーダンPKO活動で、安保法の「駆け付け警護」を適用する。活動地域を宿営地がある南部に限定する方向だというが、安保法はいつでもどこでもできるのだ。小さく産んで大きく育てる?なし崩しの戦争国家が始まった。〔
5:55 - 2016年8月29日
〕——


何のために、


「駆け付け警護」


などするのか。


国連という枠組みでの「戦争国家の互助」か?


これについて、


上西(うえにし)小百合 @uenishi_sayuさんが

こんな注意喚起。

――南スーダンの自衛隊「駆け付け警護」の件。当然テレビのワイドショーではやらない。自衛隊が引き金を引く可能性が高いのにやらない。この71年間の日本はなんだったのか。でもテレビではやらない。11月に銃撃戦があるかもしれないのにやらない。〔14:11 - 2016年8月25日 〕——


また、なぜ、こんな警護をやるかについて、


――自民党の昔の悲願、国連の常任理事国になりたいという変な意地が見える。そんな自民党のコンプレックスの為に、こんな事をするんですよ。〔14:28 - 2016年8月25日 〕——


と分析されている。


視点としてこれで十分か――。


最近、安倍某がした


アフリカへの3兆円の投資の意味を合わせ考える必要があるように感じる。


こちらも奇々怪々だ。


「日本の新たな約束」


として


なぜ、アフリカへの投資なのか。


サイト「健康になるためのブログ 」には、

次のような、

毎日新聞の記事が紹介れていた。


――安倍晋三首相は27日午前(日本時間27日午後)、ケニアの首都ナイロビで開幕する第6回アフリカ開発会議(TICAD6)で基調演説し、今後3年間で民間資金を含めて総額300億ドル(約3兆円)規模でアフリカに投資する方針を表明する。


今回の300億ドルについて首相は演説で「3年前のプランを充実、発展させる日本の新たな約束」と説明する。——



転載元:雪之丞 @aoitori2011 さんのツイート〔19:29 - 2016年8月27日


☆ 記事URL:http://mainichi.jp/articles/20160827/k00/00e/010/241000c

「新たな約束」と聞いて思い出すのは、


消費税増税延期の


屁理屈「新たな判断」だ、


要するに、


手前勝手な都合で


従来の方針を変更したに過ぎなかった。


今回、


どんな意図があって、


アフリカへの投資規模が拡大されることになったのか。


Furukawa Harumi @harumame2さんによると、

――今日テレビでやってた安倍総理のケニア訪問ニュースで「中国に対抗するためのアフリカ支援」って言っててびっくりした。そんな理由で外国を支援するの?日本政府はアフリカを何だと思ってるの?アナウンサーは当たり前のように伝えていたけどすごい違和感を感じたなあ。〔14:43 - 2016年8月27日 〕——


気持ち悪いよな。


なぜ、アフリカで中国を意識する必要があるのか?


ちやほやされたいという


安倍の考えてそうなことはともかく、


きっこ@kikko_no_blog さんの指摘する

――「安倍晋三首相は27日、ケニアの首都ナイロビで開幕した第6回アフリカ開発会議での演説で、今後3年間で総額300億ドル(約3兆円)をアフリカ諸国へ投資すると宣言した」とのこと。沖縄の予算は140億円減額するのに、アフリカには3兆円ですか。〔22:15 - 2016年8月27日 〕——


といった不公平感を


上回る国益があるとは思えない。


単に、


――現地から日本企業への事業発注の形で、シッカリ日本の政財界に還流してくる仕組み。バラまいた日本国民の血税はチャッカリ政財界のフトコロに入る仕組み――


の下、


よだれを垂らしているだけではないのか


(Shining@HeavenSoHigh さんのツイート〔23:28 - 2016年8月27日〕)。


挙句に、


「中国に対抗するため」と言い、


結局狙いは、


太平洋戦争当時の「大日本帝国の夢」そのものではないか。


若林 宣 @t_wak さんの

――NHKのニュースで、アフリカを「最後のフロンティア」と言っていた。食い物にする気満々といった態である。〔21:25 - 2016年8月27日 〕——


というツイートにハッとすること、


頻りである。


我々、庶民は、


ここで食い物になるのは、


アフリカの民ばっかりじゃない。


上に述べた


ODAの日本企業還流の仕組みを考えれば、


我々自身もだ


ということをしっかり心に留め置く必要がある。


あるいは、


冒頭触れた駆け付け警護との関係で、


ナチスに倣って


スーダンで自衛隊員が子どもを殺したり、


血を流したりする


衝撃を和らげるため“金儲け”をちらつかされている。




http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/895.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪卑怯者≫憲法審査会を審議拒否したのは自民党だったことが判明!安保法を憲法学者に「違憲」と指摘され、自民国対委員長が…
【卑怯者】憲法審査会を審議拒否したのは自民党だったことが判明!安保法を憲法学者に「違憲」と指摘され、自民国対委員長が「今後は開催しないでほしい」と要請
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/21214
2016/08/29 健康になるためのブログ




http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188497/6

そもそも国会の憲法審査会の審議をストップさせたのは自民党です。去年、安保法制の審議をしていた時に、与党が呼んだ憲法学者が「安保法制は違憲だ」と言った後、審査会が動かなくなりました。安倍首相は民進党に「(改憲の)議論に乗れ」と言いますが、「あなたたちこそ審議拒否しないでくれ」と言いたい。まず先に、審査会の審議拒否を撤回して詫びていただきたい。私たちは立法府の一員として、粛々と審査会を動かしていくのは当然と思っています。


http://www.sankei.com/politics/news/150616/plt1506160027-n1.html

自民党の佐藤勉国対委員長は16日の党国対の会議で、衆院憲法審査会について「今後は開催しないでほしい。こちらからもめ事の原因を作るのはやめてほしい」と述べ、当面は“凍結”するよう同党審査会幹事に要請する考えを示した。



以下ネットの反応。










自分たちが都合が悪い時には憲法審査会を取りやめにして、いざ改憲したくなっちゃったらエラそうに憲法審査会に参加しろなんて頭がおかしいとしか言いようがないですね。いいんでしょうかこんなんで。


 
関連記事
蓮舫・民進党代表代行 「衆院鞍替えは当然考えています」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/874.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/896.html

記事 [政治・選挙・NHK211] ≪賛否両論≫堀江貴文氏「日本人の99%は洗脳されている」
【賛否両論】堀江貴文氏「日本人の99%は洗脳されている」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-13162.html
2016.08.29 15:00 情報速報ドットコム




堀江貴文氏 「日本人の99%は洗脳されている」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2363274
「日本にはあらゆるところで洗脳される危険がはびこっている。何ひとつ洗脳にかかっていない人の方が少ない。学校では時代にそぐわない道徳やルールを教え続け、マスコミは偏向した報道を繰り返している。洗脳社会化が進んだ状態だと言える」(以下、「」内は堀江氏)


以下、ネットの反応






















確かにこれは堀江氏が言う通りだと思います。本人も無意識の内に「正しい」と思い込んでしまって、良いと思っている行動が小さい時の刷り込みだったという話も多いです。

まあ、人間は他人の見よう見まねで成長することから多少は仕方が無いですが、最近は大企業やメディア、政府などが組み合わさって大々的なキャンペーンを行っているのが問題だと言えるでしょう。

あまりにも規模が大きいと個人レベルでは気が付くのが難しく、かつての戦争時代みたいに周囲の動きに流されてしまうかもしれません。自分を強く持って考えることが大事だと言え、その上で周囲の動きに合わせて上手く立ちまわるのが現代の最善の生き方だと私は感じています。
*堀江氏に言われるのはなんか嫌だがw


【裏事情】橋下徹×堀江貴文の本音ぶっちゃけトークが飛び出しまくる夢の対談!!


堀江貴文(ホリエモン)伝説のスピーチ ー近畿大学卒業式ー


記事コメント


偏差値教育の正体


「分際」 「分限」 「身の程」 という洗脳。
http://www.news-postseven.com/archives/20130828_207309.html
[ 2016/08/29 15:06 ] 名無し [ 編集 ]


記事の引用文しか読んでないけど
右も左もグローバル資本主義(新自由主義)の方向に
洗脳されているという点に言及していませんね。
まあ本人がそっち系の人だから当然ですが。
[ 2016/08/29 15:09 ] 名無し [ 編集 ]


堀江のいう99%の人間は洗脳されている。ここは正しい。


しかし、堀江自身も洗脳されていることに気がついてない堀江と、99%の日本人がいる。
[ 2016/08/29 15:10 ] 名無し [ 編集 ]


そういっている俺も多かれ少なかれ洗脳されている。


問題は自分は洗脳されている。或は洗脳されていた。と自覚できるかどうかだ。


自覚が出来た時点で半分は洗脳から脱している。
[ 2016/08/29 15:12 ] 名無し [ 編集 ]


オギャアと生まれた瞬間は 無 だからね。
そこから、環境で様々な見方考え方を身に付ける。99ではなくある意味100%かもね。


でもホリエモンが言ってるのは99%の家畜と1%の国際的に自由でやりたい放題の金持ち牧場主のことじゃない?
[ 2016/08/29 15:20 ] 名無し [ 編集 ]


アメリカの後追いさえすれば日本がよくなるというのも洗脳による幻想。
規制撤廃大国のアメリカにおいて貧困層が放置され、
今でも人種差別が蔓延しているのはなぜか。
人間はみな本来理性的であるとするならば
それは民主主義より上位に資本の原理、
あるいは市場原理主義が君臨しているからではないのか。
日本も移民を入れて規制撤廃をすれば第二のアメリカになるのは論理的必然。
[ 2016/08/29 15:29 ] 名無し [ 編集 ]



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