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マッキントッシュ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html
投稿者 中川隆 日時 2016 年 4 月 11 日 10:12:04: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 大昔の伝説のプリアンプは絶対に買ってはいけない 投稿者 中川隆 日時 2016 年 4 月 01 日 07:50:51)

マッキントッシュのプリアンプ


McIntosh C11 プリアンプ 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=McIntosh+C11

McIntosh C20 プリアンプ 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=McIntosh+C20+&nohtml5=False

McIntosh C22 プリアンプ 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=McIntosh+C22&nohtml5=False


思い出の名器たち マッキントッシュのプリアンプ 
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽) 2011/01/14
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-asyuracom-224.html


http://blog-imgs-29.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DCP_0378_convert_20110114105052.jpg
Mclntosh STEREOPHONIC RPE-AMPLIFIER C-20

C-20はヴィンテージのオーディオを始めて購入した時のプリアンプで、僕自身のスタート地点のようなアンプです。

ただし、この写真は後年2代目として求めたものでシルバーの後期型です。

最初に求めた物はゴールドの初期型で、たしかプリアンプリファイヤーではなく「コンペンセーター」と表記があったと記憶しますが定かではありません。

日本のオーディオシーンではマッキンのプリはイコールC-22を指すようですね。

その当時もC-22はマランツ#7と並んで双璧であったと記憶しています。(価格的にですが・・・)

そうした環境ですから、疑問の余地無くC-22を選ぶ方も多いと思います (特にお金持ちの方)

それも結構なことですが、一つの選択肢として考えると、改めてC-20のことにも触れておくことも無意味では無いように思ったわけです。

細かい回路の解説は専門の方にお任せするとして、見て直ぐに両者の相違点に気がつきます。

使用球が違いますね。


C-20    12AX7 12AX7 12AU7 12AU7 12AX7 12AX7 12AX7 整流管6X4  全8球

C-22 12AX7 が6本  それぞれステレオにて

C-20 が整流管を使用しているのは、セレンを使った C-22 より設計の時代が古いためですが、整流管がシステム全体の音を決めると硬く信ずるご同慶には嬉しい限りではございます。

しかし、なにより注目して頂きたいのは2段目に 12AU7 を使用している点に他なりません。

ここは、トーンコントロール他の減圧分を補うフラットアンプですが、わざわざμ(増幅率)の小さな 12AU7 を選択し、トータルゲインを確保する為、送り出しのバッファーとして 12AX7 を一段付加しています。

2度手間のようなアップダウンをする理由は・・・ちゃんとあったんでしょうね。

それに比べて C-22 の時代になるとフラット段にも高μの 12AX7 を使い、高いゲインを得て増幅段の減少に成功しています。

この変更は単に回路全体の変化に添ったものでしょうが、結果的にはかなりのコストダウンに結びついています。

もちろんオーディオ製品はコストが安かろうが、理屈上間違っていようが音が良ければそれで正解ですから、コストダウン=音が悪いと言う事ではありません。

ただし、回路を単純に(増幅段数を減)したストレートな伝送の方が「音の鮮度が保たれる」といった短絡的な意図で変更したとは思えませんけれど・・・


一般的なプリアンプは、例えば5mVの入力を増幅して最終的に1v程度の出力を得ていますが、トータルゲインは同じであっても、どの段階でどれだけの利得を得るかによって、音味は違ってくるのです。

これを購入した当時はさっぱり理解の出来なかった「ゲイン」について勉強させてくれた、これは僕の先生です。

結局、最初に購入した C-20 はかなりの長期間に渡り我が家の主役であり続けました。

http://blog-imgs-29.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02875.jpg

後年、C-22 も手にする機会がありましたが、この機種については次回にお話ししたいと思います。


特に注

このような記事にすると、

「おまえは C-22 が C-20 より音が悪い」といっているのか!

と、突拍子も無いことを言い出す人がいます。

オーディオ好きな人ならば、オーディオに興味の無い人から

「ヤマハのアンプより山水のアンプの方が音がいいですか?」

と聞かれて返答に困った経験がおありでしょう?

皆さんはもうご存知の通り環境や好みによって何を選択するかは、一律に申せない物です。(環境がかわれば機器の選択も変わるということ)

C-20 も C-22 もどちらも抜群に素晴らしい品ですから、出ている音に優劣を付けるとしたら使う人の能力に対してです。

一流の機械というのは完全にしゃぶりつくすには奥が深く、購入者の全員がたどり着くものではないでしょう。

音の差は使う人の差だと思って下さい。としか言いようがありません。

レコード雑誌が新譜に点数を付けるとか、オーディオ雑誌が年末に順位付けをするとか、なんでもかんでも順位付けや、ランキングにするのは初心者の心の拠り所でしょうからそれを否定はしませんが、「どちらがいいか」的なご質問やご意見を私にされても適切な答えを持ちませんので、どうぞよろしくお願いします。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-asyuracom-224.html


マッキントッシュのプリアンプ C-22 
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽) 2011/01/15
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-asyuracom-225.html


C-の22型である。
マッキントッシュの名声を確立した的なスーパースターである。

http://blog-imgs-29.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02844.jpg

イイ感じである。

1985年〜90年頃の「ステレオサウンド」のお宅訪問の記事には、かなりの確立で登場していたように思う。

アンプはC-22 と MC-275

スピーカーが JBL 4343  EV パトリシアン 他大型フロア型スピーカー多数である。

富と権力の象徴の如き威容を誇っていたが、インフレ経済の象徴でもあった。
すなわち、当時、雑誌に掲載された方々で今でも音楽を楽しんでいらっしゃる方はどのくらいいらっしゃるのか?疑問が頭を離れないのである。

そして、C-22 には強烈なライバルが存在した。

そう、マランツ #7である。

先の訪問記には、#7+#8+#10 のマランツ群も沢山登場したし、一家で両雄を誇示していた例も少なくない。

兎にも角にもこの両者は、成功者を引き付ける強力なフェロモンを発していたには違いない。

http://blog-imgs-29.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02883.jpg

まあ、裏を覗いてもとにかくかっこいいのである。

これは極めて個人的見解だけれども、マッキンとマランツの放つオーラ合戦は若干マランツが優勢だったように当時は感じていた。

マランツの機械の方がダンディな感じがしたし、五味さんの著書をバイブルの如く崇めていた人が多かったのも影響したかもしれない。

一方、マッキンは重厚な感じが多少もっさり感として捉えられたかもしれないし、これも私見だけれど、結局この両者は生い立ちの違いが製品のイメージの差に現れていると思っている。

マランツの製品群は、Mr.ソウル・マランツ個人の嗜好を満たす目的で、あくまで家庭内の音楽鑑賞を目的に作られていたのに対し、

マッキンは特に初期には、Western グループへのOEMといった業務用機器メーカーとして地盤を築き、後に家庭用に進出したメーカーであり、両社の商品はそれぞれのバックボーンを背負っているということだ。

昨日、C-20 の記事でも書いた事だが、マランツとマッキンはプリとメインアンプのゲインの考え方(振り分け)に大きな違いがあり、それによって出てくる音の性格も対極的なコントラストを見せているように思う。

マッキンのファンに対し、マランツにより熱狂的な信者が多いと私が思うようになったエピソードがある。

ある時、自分で使っていた英国製アンプとスピーカーのセットを「先生」と呼ばれる職業の方に買って頂いた。
その物には満足頂いたと思うが、将来の夢を語られて、こう私に聞いてきたのだ。

某氏「今、家を改装しています。和室ですが少し広い部屋を持てるので、以前からの夢だったオートグラフを入れたいと思います。」

私「素晴らしいことですね」

某氏「オートグラフは実は目星を付けてあります(オリジナルだそうだ!!)。
   ときに、アンプはマランツの#7と#5か#9を使いたいのですがどう思いますか?」

私(ほら来たよ)「どう思いますかって、質問ですか?僕はオートグラフもマランツも使った事がないのでその質問に答える資格がありませんよ」

某氏「では貴方ならどんなアンプを使いますか?」

私(やだなー、なんか罠が待っていそうだなー)「そうですね、五味さんの時代は国産のアンプでは致し方が無し、さりとて輸入品となるとアメリカ製しか容易には手に入らなかったかもしれません。

  でも、現代であれば QUADU型だけではなく、Leak や Westrex.London や必要なら PX-4 や PX-25 を使ったアンプも簡単に入手できる時代です。マランツを使って良い結果が得られるかは私には分かりませんが、先のアンプを一通り試した後の選択肢ですね」

と、お答えしました。

結果はどうなったと思います?


ちょっと長くなりすぎたので、その後の展開は明日にしますね。 (こんな切り方は民法のコマーシャルまたぎ!のようでいやだなあ)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-asyuracom-225.html

 

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コメント
 
1. 中川隆[2284] koaQ7Jey 2016年4月11日 11:23:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2309]

2008-09-18
McIntosh C20(後期型) - coskの頭のなか
http://d.hatena.ne.jp/cosk/20080918/1221723714


http://f.hatena.ne.jp/cosk/20080918081609

縁あって、C20のオーナーとなりました。

masaさんの助言もあり、一時はC11の購入に傾きかけたのですが、非常に状態の良いC20が私の現れ、私好みのルックスが後押しとなり、今回の購入となりました。


マサトレーディング/マッキントッシュ修理-マランツ修理/MASA TRADING
https://masatrading.stores.jp/


この C20 は、前オーナーが今年の3月にロサンゼルスより取り寄せたのち、日本マッキントッシュにて補修点検及び動作確認をしてもらったものです。

日本マッキントッシュでの交換はフロントパネルのみで、前オーナーは「内部パーツはすべてオリジナルではないか」とおっしゃっています。


別冊ステレオサウンドの「往年の真空管アンプ大研究」に、C20 の初期型と後期型の内部写真が載っています。

これを見ると、私の C20 は外観は後期型ですが、内部は初期型に近いようです。

別冊に載っている2台の C20 と私の C20 とでは、一部で(2本)別なコンデンサーを付けていますが、ブラックビューティーを付けている私の方がオリジナルではないかな〜と期待しています。

もしかしたら、準オリジナルかもしれませんが、とてもよい買い物だったと思っています。

さあ、次はパワーアンプを考えないと。でも、しばらくは AU-D907 のパワー部を使ってみることにします。

http://f.hatena.ne.jp/cosk/20080819003319


コメント


masamasa 2008/09/19 09:04
ヤフオク出てた奴ですね
私も出品者さんから内部画像送ってもらいましたが裏も表もオリジナルバンブルビーなので良い買い物しましたね

当方所有1961年製C11も全てバンブルビー
初期#7もバンブルビー

C22/後期#7 になるとブラックビューティーとなるようです

ジャンクで出てた C11 も気になったのですが
セレン整流素子の質問に返答なしで・・・・・

ジュピターオーディオ辺りで購入したら45万円以上したでしょう
パワーは年代からMC30?


そうです。ヤフオクで入手しました。
バンブルビーでしたか。私には同じに見えます。。

masaさまに「オリジナル」と判断して頂き、喜びが更に増しました。

出品者さまはとても気前の良い方で、銅製のインシュレーター(業者に作らせたそうです)を同封してくれたほか、送料も負担してくれました。

乗っている車は、「Jaguar E-type 4.2 Series-1 OTS」。
実は、ジャズのアナログ盤コレクターとして、名の知れている方でした。

予想外に安く(ジュピターオーディオの予想価格の半額以下)で入手できたので、余ったお金は MC30にまわそうと思っていますが、購入はしばらく先になりそうです。


masamasa 2008/09/19 14:55
スプラグ社の古いカラーコード付がバンブルビー
その後発売されたカラーコード無い物がブラックビューティー

品薄高価貴重品のバンブルビーなので修理交換の場合、入手しやすいブラックビューティーで修理された物が多いように思います

春にジュピター覗いた時45万円C20中身見ましたがブラックビューティー交換品でした
ビシッとバンブルビーは相当貴重品です
http://d.hatena.ne.jp/cosk/20080918/1221723714


ヴィンテージ真空管アンプ販売 - ジュピターオーディオ
http://www.jupiteraudio.com/s-amp.html


2. 中川隆[2286] koaQ7Jey 2016年4月11日 14:11:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2311]

Mcintosh C11 kafunsho diary 2006-06-25
http://kafunsho.exblog.jp/iv/detail/?s=3808076&i=200606%2F25%2F94%2Fa0026694_22402.jpg

パワーアンプをダイナコに変えると低音の支えがしっかりとしてバランスが取れてきた。

しかしまだ、ベースの「ブルン」とピアノの「キンコンカン」が聴こえてこない。
豊中オーディオ店主によると、それはプリのせいだと言う。

当時使用していた C26 を整備してもらったのだが、それでもうまく行かなかった。
C26 はトランジスタ2代目の機種でオリジナルのゲルマニュームトランジスタはもう在庫がまったく無い。

劣化すると同等の新しいトランジスターを使用するしかない。

当然そうなればマッキンらしい音ではなくなってしまうとの事であった。
要するに、駄目を出されてしまったのである。

ショック。

店主にお勧めのプリは何かたずねると、

「JAZZにはMcintosh C11」との回答であった。

「C11? C22では無いの?」と聞き返した。

マッキンのプリとしては最大の名声を得る C22 ならわかるが、C11?であった。

C11 は初代ステレオプリアンプ C20 の次に発売されたプリで、発売後短期間で人気機種 C22 が出てきたので非常に短命に終わった。

前後の機種と比べてデザインも地味だ。

優れている理由を聞きたかったが、どうせ分からないのであきらめた。
いい加減疲れてもいたので、毒を食らわば皿までと注文したのであった。
http://kafunsho.exblog.jp/3808076/


Mcintosh C11 その2 kafunsho diary

http://kafunsho.exblog.jp/iv/detail/?s=3809710&i=200606%2F26%2F94%2Fa0026694_02365.jpg

言葉を失った・・・。

スコット・ラ・ファロの「ブルン」もレッド・ガーランドの「キンコンカン」もちゃんと出てる!!!!

プリアンプでこんなに違うんだ。驚いた。
音楽に躍動感が加わっている。

豊中オーディオ店主がよく言われる「(オーディオの)音楽性」とはこのことだったのか。

ちょうど私と同年齢のこのアンプがすばらしい音を再生することは感動的でもある。

だが、あくまでもこれはヴィンテージなのだ。

故障のリスクはかなり高いし、修理ができるかどうかも危うい。

実際細かな不調は多々ありそれらをいちいち原因追求して対処することは得策ではない。

角を矯めて牛を殺すようなことになる。その辺は最近感じが掴めてきた。焦らず急がすだ。
http://kafunsho.exblog.jp/3809710/


____


McIntosh C-11 scoreのオーディオ&音楽日誌 2010年 04月 16日

2010年3月導入

「ちょっと違う世界を覗いてみっかな・・・」

なんて超軽いノリで購入したプリアンプです(先輩方に怒られそう・・・)

http://score1204.exblog.jp/iv/detail/?s=13432488&i=201004%2F16%2F81%2Ff0229581_02114.jpg


今までアンプ類はサンバレーさんのものをメインに使用してきたのですが、今年に入ってビンテージアンプに興味を持ち始め、いろいろ検討した結果 McIntosh のC-22 と MC-240 を導入してみようと決意いたしました。

しかしまあ値段を調べてみると高いこと高いこと
(C-22 が実勢価格50万円以上。MC-240が40万円以上。もちろんグレードによって値段は上下します)

なかなか手が出せそうにないなあ、なんて思っていた矢先、C-11 が比較的安い値段(といっても20万円超ですが)で販売されていることを知り、導入してみました。

C-11 と C-22 は回路がほとんど同一ですのでセカンドチョイスとしては良いと思います。

まだ導入したばかりで使いこなしを探っている状態ですが、ビンテージアンプに接するには、それ相応の作法が必要なようです。

私が購入した個体は幸いにもコンデンサー類がオリジナルのまま生きており、ビンテージマッキンの音を楽しむことが出来るのですが、この音を出せるようになるまでには、少なくても一昼夜は電源を入れっぱなしにしておく必要があります。
つまり、寝起きが非常に悪い! ちっともエコじゃない!(真空管自体が全くエコではありませんけどね 笑)

てなわけで使いこなしていくには気合と根性と作法が必要ですが、一旦目を覚ますと何とも言えない魅力タップリの音を聴かせてくれます。程度の良い個体が見つかれば近日中にMC-240も導入しようと目論んでおりますので、McIntosh 純正組み合わせでうちのオートグラフからどのような音が聴こえて来るのかレポートしてみたいと思っています。
http://score1204.exblog.jp/13432488/


McIntosh C-11の使いこなし その1 scoreのオーディオ&音楽日誌 2010年 05月 07日
http://score1204.exblog.jp/13644623/

McIntosh C-11を導入したから一ヶ月が経過しました。

その間、いろいろ使いこなしを探って来ましたので簡単にレポートをしてみたいと思います。

私が購入した個体は、非常に程度の良い物ではないかと思っています。

正面のガラスパネルの端っこにほんの僅かに気泡が見られますが、全く気にならない程度のものですし、シルク印刷も若干剥げてしまっているところもありますが、これも注意深く見なければ判らない程度のものです。総合的に美品と言っても過言ではないでしょう。

ちなみに真空管はテレフンケンの 12AX7 が実装されています。球の交換履歴は判りません。

製造から50年近く経過したのものですので、やはり若干の不具合は見られます。
一つはトーンコントロールに若干のガリが出ます。

また、ランブルフィルターをONにするとハムのような音が聴こえて来ますし、背面のL+R出力が使えません。まあ、この3つの機能についてはあまり使うこともないので、ワタクシ的には問題ないと考えています。

ただ、そうは言ってもやはり50年前の機械ですので、その他の機能も製造当時の性能を発揮しているとは思えません。特にコンデンサー類、ブラックビューティーは日本の気候に弱いと聞いていますので、ほぼ確実に劣化を起こしていると思われます。

なお、電源は本来は117Vを使用するべきですが、通常家庭用の100Vを使っています(近々、ノイズカット兼ステップアップトランスを導入しようと思っています)

そういう前提の基に使いこなしを探っていくと、やはり大きなウエイトを占めるのは電源の問題。

ノイズカットトランスを使って云々と言う高度な話ではありません。

電源は入れっ放しにしておくのが最大のキーポイントだということです。

前回も書いたように電源を入れてから丸1日経過しないとまともな音になりませんが、これが2日目、3日目と経つうちに更に音が良くなって行くのです。

まず静粛性が向上し、S/N が非常に良くなって行くのが判ります。

今現在、1週間ほど電源を入れたままですが、初日から3日目ぐらいまで聴こえていた若干のハムは今ではほとんど聞き取れません。

スピーカーに耳を近づけて微かに聞こえる、というぐらいまで静かになりました。
そのおかげが、高域の伸びがとても良くなり、低域も適度に締まって非常に品の良い音になったと思います。変な言い方になりますが、マッキンらしくない品の良さです(笑)

本来、一週間も機器のスイッチを入れたままにしておくなんてことは私の性格には非常に合わないことなんです。ここらへんは昔から非常に神経質で、火災や事故を異様に恐れていたりなんかするのですが、考えて見れば冷蔵庫なんて365日電源は入れっ放しなわけですから、そう神経質に考える必要も無いと開き直っています。・・・とは言っても冷蔵庫とオーディオ機器(それも50年も前の)を同一レベルで考えるべきではないのかも知れませんが・・・(苦笑)

上蓋を開けたところ。伝説の?ブラックビューティーが見えます

http://score1204.exblog.jp/iv/detail/?s=13644623&i=201005%2F07%2F81%2Ff0229581_23251549.jpg

http://score1204.exblog.jp/13644623/


McIntosh C-11の足 scoreのオーディオ&音楽日誌 2010年 07月 19日


前々から気になっていたので変えてみました。

以前、C-11の上蓋を開けた時、脚部が如何にも「アメリカン」な雑な取り付け方をしていたのでずっと気になっていました。

これがC-11のオリジナル足です。

http://score1204.exblog.jp/iv/detail/?s=14222483&i=201007%2F19%2F81%2Ff0229581_15501172.jpg

多分、プラスチック製だと思うのですが、この足をダッピングビスで底板に取り付けておりました。底板はかなり柔らかい金属なので、恐らく下穴も何も開けず、ゴリゴリねじ込んで行ったものと思われます。

それが証拠に底板のネジ穴にかなり多くのバリが出ておりました。

プリアンプなんて繊細な機械なのにかなりの荒業です。

内部にもかなりの長さでビスが飛び出していました。

初めてみた時は驚きましたよ。良く内部の部材に干渉していなかったものです。

この足をキット屋さんで売っている真鍮&ステンインシュレーターに取り替えます。

http://score1204.exblog.jp/iv/detail/?s=14222483&i=201007%2F19%2F81%2Ff0229581_15505517.jpg

写真は取替え後のものです。

音はかなり変わりました。解像度が高くなったのはすぐに判ります。

ビンテージ色がやや後退し、現代的な鳴り方です。

私がイメージする50年前のビンテージ機器の鳴り方ではありませんね。

しかしインシュレーターひとつでここまで音が変わるのですから、ビンテージMcIntoshが秘めるポテンシャルというのは恐ろしいものがありますね。

これも暫く聴き込んでみたいと思います。
http://score1204.exblog.jp/14222483/


3. 2016年4月12日 17:31:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2329]
McIntosh C8 - coskの頭のなか 2009-05-23
http://d.hatena.ne.jp/cosk/20090523/1243047166


オリジナルのキャビネットに入った、マッキントッシュのC8を入手しました。


http://f.hatena.ne.jp/cosk/20090523104052
http://f.hatena.ne.jp/cosk/20090523104305
http://f.hatena.ne.jp/cosk/20090523105148
http://f.hatena.ne.jp/cosk/20090523105550
http://f.hatena.ne.jp/cosk/20090523105640


サン・ディエゴから日本に取り寄せた後、マッキントッシュの整備にかけては日本一とも言われる方にキッチリ整備してもらいました。

届いた箱の中には、写真入りの詳しい修理報告書、この C8 限定の写真入りマニュアル、後期型C8のマニュアルコピーも入ってきました。

入手した C8 は初期型で、フロントパネル(セレクター番号の書き方)やリアパネルがその後の一般的な C8 と異なっています。

内部のパーツも一部異なるようで、C108 と C8 の中間みたいなタイプとのことでした。

一般的な C8 では、セレクターが phono1 及び phono2 の時にレコードイコライザーが有効になるのですが、初期型はその他の入力ポジションでもレコードイコライザーの高域部は有効になるそうです。貴重な情報です。

また、初期型は交流点火のため、MC30 等のパワーアンプから電源を取るとハムが結構大きく出るかもしれないということだったので、電源を別途製作してもらい、そこにハムバランサーを付けてもらいました。

基本的な整備後、フラットアンプのイコライザー調整をしてもらいました(これが難しく、整備のメインだそうです)。

入手時点ではビシッとバンブルビー(カラーコードのブラックビューティー)だったのですが、整備後は一部がブラックキャットになりました。しょうがありませんね。

C8 のオリジナル球はテレフンケンということなので、フランスから入手した<>マーク入りの出番となりそうです。ただし、相棒の MC30 が見つかるまでは、C8 には部屋を飾っていてもらうつもりです。


http://f.hatena.ne.jp/cosk/20100126204329
http://f.hatena.ne.jp/cosk/20100126204319
@レーベル毎のスイッチ位置


コメント

satosato 2009/05/23 23:01
素晴しいですねー。天板の輝きが凄い!
このコンディションで残っていたことが驚きです。


coskcosk 2009/05/24 00:49
この C8、本当に良い状態で残っていてくれました。

フロントパネルは、磨かれてツルッツルになっていたり、オリジナルの塗装が剥げていたりすることが多いようですが、この C8 は多少の汚れはあるものの、十分な綺麗さを保っています。
なにげに、コンパクトさに衝撃を受けています。

kenmihokenmihokenmihokenmiho 2009/05/25 23:02
おおおぉ、スゲェ。。   写真見るだけで素敵な音楽が聴こえてきます。

「マッキントッシュの整備にかけては日本一とも言われる方」がいらっしゃるのですね。

素晴らしいですね。

そういう職人さんの技がきちんと受け継がれるといいのですが。。   
10年後、20年後も安心してビンテージ品を使える環境だといいですよねぇ〜


coskcosk 2009/05/26 07:11
今回の職人さんは、ステレオサウンドのマッキントッシュ特集記事などに名前が出てくる方です。メーカーでは出来ないメンテナンスも多いようです。

そのような方がいるうちに、ビンテージ品を入手・メンテナンスしておくのが良いのかもしれませんね。

akakura52akakura52 2010/01/26 09:09
C-8とMC-30の組み合わせ、同様なんですが僕の方はモノラルです。

それにしても綺麗なアイテムですね。
また、MC-30をセットで連番なんてすごいです。

ところで C-8 の左右5個づつあるスライド・スウィッチの上にある数字なん
ですがこれは周波数ですかね?

どうもそうではない様な気もするので、まあ、勝手に調整はしているのですが少々気になり御教え頂ければ幸いです。


coskcosk 2010/01/26 21:06
akakura52さんがおっしゃるとおり、スイッチの上にある数字は周波数を示しています。
そしてこのスイッチ機能こそが、C8 が「レコードコンペンセーター」たる所以なのです(と言いつつ、私もこの機能はあまり使用していませんが)。

ご存知のとおり、C8 が発売されていた頃の SP や LP はレーベル毎に再生カーブは異なっていました。そのため、プリアンプ側で補正してフラットにする必要がありました。

C8 には低域側(左側)に5個、高域側(右側)にも5個、合計10個の補正スイッチが付いており、合計1024通り(2の10剰)の補正が可能なんですよ。

実際の使い方としては、マニュアルに主なレーベル毎の補正設定例が載っており、それに従って設定することになります。写真をアップしてみましたが、読み取れますでしょうか?

ちなみに、私の C8 は初期型であり、CDプレーヤー等を接続する入力1及び2についても、高域部についてはコンペンセーターが機能してしまいます。akakura52さんのC8 は後期型のようですので、そのようなことは無いかと思います。

akakura52さんのブログをチラッと覗かせて貰いましたが、私と同じようなアンプやスピーカーを使用しているようで、非常に興味をあります。これからじっくり読ませて頂きます。


akakura52akakura52 2010/01/27 08:25
残念ながら写真は読み取りにくいのですが相当な補正が可能なのですね。
おっしゃる通りボクのは後期のようで phono 1,2 以外の補正はできません。

ところで右側の5つですが5〜25の数字、周波数としたら単位はKですか?
例えば25の場合広域の変化はかなり大きいのですが25Kではなさそうです・・・・・

coskcosk 2010/01/27 22:25
右側の5つの単位は、「dB at 10kH」だそうです。
Yahoo!フォトに写真をアップしましたので、こちらからレーベルごとのスイッチ位置をご確認下さい↓
http://photos.yahoo.co.jp/bc/speaklikesilence/lst?.dir=/f7ae


akakura52akakura52 2010/01/28 18:46

大変貴重な資料をお教え頂き有難うございます。
少しづつ調整していきたいと思います。

それと同時にボクの C-8 がオリジナルに近い性能を持っているか確認しなければ
いけませんね。

もう少ししたらメンテナンスに出そうと思っております。


PS:投稿が重複していたようで申し訳ありませんでした。


寺院寺院 2011/10/10 02:09
はじめまして。興味深く読ませて頂きました。
私もモノラルは C-8, ステレオは C-26 で楽しんでおりますが
両者があまりも音が違い「これはどちらかが故障しているのでは?」と悩みだしました。そこでメンテされたところをご紹介して頂けませんでしょうか?

SP盤やモノラルを聴くことが多く、レコードコンペンセーターを切り替えて楽しんでいます。
http://d.hatena.ne.jp/cosk/20090523/1243047166


4. 2016年4月12日 17:43:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2330]

C20と#7 - coskの頭のなか 2008-10-14
http://d.hatena.ne.jp/cosk/20081014/1223992086

友人の家にマッキントッシュ C20を持ち込み、マランツ #7と比較してみました。


http://f.hatena.ne.jp/cosk/20081014215040


使用した機器は以下のとおりです。

・スピーカー:オリンパスS8R(蜂の巣仕様)

・パワーアンプ:MC275

・ターンテーブル:exclusive P3

・カートリッジ:SPU-G

・昇圧トランス:uesugi U・BROS-5

・ソース:@miles davis BLP1501(RVG刻印入りリバティー盤)

     AI never loved a man the way I love you (mono盤)


音はまるっきり違いました。

#7はとても柔らかい音がしますが、ベースはブンブン唸っています。

一方、C20はガシッとした硬い音がしますが、低音は控えめです。

真空管が、#7 は RCA、C20 は Telefunken だったので、当然その違いもあると思いますが、今回は球を変えるまではしませんでした。

以上、大雑把な感想でした。

追記:その後、球の交換をしました。

・#7 に Telefunken:音が硬くなりました。RCA より良い感じです。

・C20 の RCA:音がゆるくなりました。トランペットの角が取れています。

つまり、球の違いが大きいようです。では、C20 と #7 を Telefunken 同士で比較すると・・・

球を変えているうちに忘れてしまいましたw

私、友人ともに Telefunken の方が好みでした。

カチッとして前に出てくる音。クリアーな音。

ただ、少し冷たい音にも感じるので、BGM として聴くには RCA の方が良いという人もいるかもしれません。

追記2

友人の家にはチューブチェッカーがあります。現実を知るのは少し怖かったですが、せっかくなので 12AX7 と 12AU7 の増幅具合(劣化状態)を測定してもらいました。

ちなみに友人のチューブチェッカーでは、12AX7 の場合はバイアス電圧 0Vをかけて2mA出るとほぼ新品、12AU7 の場合は -3Vをかけて 10mA出るとほぼ新品なんだそうです(真空管メーカーによって違うようですが)。

さて、私の Telefunken を測定した結果、12AX7 は 1.67〜1.90、12AU7 は 9.05と9.60でした。

まだまだしばらくは使えそうです。
http://d.hatena.ne.jp/cosk/20081014/1223992086


5. 中川隆[6371] koaQ7Jey 2017年1月27日 11:19:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6823]

チューブオーディオラボ 真空管アンプ 修理工房
http://shinkuukan2.web.fc2.com/Repair/repair.html

チューブオーディオラボ  
〒949-6680   新潟県 南魚沼市 六日町1857-3    

TEL/FAX 025-775-7383

E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp

修理依頼等お問合せ
http://form1.fc2.com/form/?id=561942


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92949-6680+%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E5%8D%97%E9%AD%9A%E6%B2%BC%E5%B8%82%E5%85%AD%E6%97%A5%E7%94%BA%EF%BC%91%EF%BC%98%EF%BC%95%EF%BC%97%E2%88%92%EF%BC%93/@37.0625722,138.8769425,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x5ff5f6ad3b70ae8d:0x613dad9b24959cca!8m2!3d37.0625722!4d138.8791312?hl=ja


 真空管をこよなく愛する皆様・そして私自身。色々な球を使用して様々なシチュエーションで、 真空管の音色が溶け込むのか、そして音源とマッチするのか、様々な条件を検証すべく当HPの 名称をチューブオーディオラボ(真空管音響工房)と名付けました。ラボはラボラトリーで研究・ 実験・製作当の意味があります。※注ラバトリーではない!

当初、実験的アンプの作成など手がけておりましたが、ここ最近修理の依頼が増えている傾向にあります。 これも真空管オーディオならではの特徴かと思います。すべてのみなさんがお手持ちの音響機器を 末永く愛していたいという表れではないでしょうか。

使い続けると、色々なところに不調を来すものです。人間同様たまには健康診断を受けないと。

という訳で、深刻な状態になる前にメンテナンスをお奨めします。

もちろん不具合は発生した後でも、部品のある限り修理は可能です、小さなことでも気になることがございましたらご相談ください。

そんな貴重なアンプ等の修理記録を随時ご紹介 してまいりましたが、今回このページを修理工房として、過去の記事をまとめてみましたのでご参考 までにご覧ください。

2012/04/01 ◆マランツ7:ノイズ修理
2012/06/10 ◆KT-66プッシュプルアンプ&モニタースピーカー
2012/08/14 ◆マランツ7:音が出ない
2012/10/10 ◆WE205D:修理?調整!
2013/09/24 ◆マッキントッシュC11:修理
2013/11/19 ◆R120アンプ:片ch音出ず
2014/06/19 ◆2A3 PPAmp リペア
2014/09/05 ◆KT66 アンプ修理
2014/09/14 ◆WE300B ノイズ発生
2014/12/23 ◆Marantz_7 :ハムノイズ
2015/04/25 ◆マッキントッシュMC240 :メンテナンス
2016/03/27 ◆マッキントッシュMC30 :ハムノイズ
2016/02/28 ◆マッキントッシュ C-11 :ノイズ…
2016/07/05 ◆245アンプ:音質調整
2016/09/11 ◆2A3アンプ:音質改善

http://shinkuukan2.web.fc2.com/Repair/repair.html


チューブオーディオラボでは、真空管アンプ作成はもとより、各種オーディオ機器の修理 メンテナンスも行っております。お気軽にご相談ください。
http://shinkuukan2.web.fc2.com/koubou/koubou.html


6. 中川隆[7342] koaQ7Jey 2017年3月26日 14:05:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7818]

マッキントッシュは音楽を聴くのには向かない

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/19(土) 14:59:00.53 ID:++IIwEbv

オーディオメーカーにいたんだが、他社製品検討用にマッキントッシュの真空管アンプが置いてあった。 当時の上司曰く、

「あれはねぇ、真空管の明かりとマッキントッシュのバッジを眺めながら聴くと良い気分に浸れるもので、決して良い音で楽しむ物ではないよ。」

とマジ顔で言っていた。 なるほどと思った。ww
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1320752347/


7. 中川隆[7343] koaQ7Jey 2017年3月26日 14:11:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7819]

マッキントッシュは音楽を聴くのには向かない 2


我が、蹉跌のオーディオファイル#01.現装置にたどり着くまで

終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。

片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。

アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。

我家にも数枚のSPと電蓄があった。

ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。

その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。

巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。

オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。

昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。

やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。

VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。

「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。

そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。

それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。

ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。

このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。

この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。

我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007

40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。

そしてマランツとマッキントッシュ。

オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。

一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。

VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように

「何で聴いてるんですか」

と聴かれて

「JBLです」

と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて

「アンプはマッキンです」、

「私はマランツです」

と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。

2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。

35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。

参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。

一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。

今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。

それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27


その昔、RCAに

フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html


という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。

箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。

1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。

この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。

こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。

モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。

言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。

フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。

PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年〜60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。

Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/

PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。

スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28


40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。

音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。

自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。

この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。

趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。

聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。

おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。


僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。

値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。

僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。

何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。

低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。

プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。

だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。

とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。

最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4


救世主、新藤ラボ 

新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html


小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。

音が鳴った。素晴らしかった。

RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。

124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。

数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。

僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。

日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。

環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。


Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。

結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。

中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。

という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。

これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。

このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。

従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。

これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。

Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。

これを RA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。

この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5


オーディオ原体験

オーディオ機器の開発はすぐれて人間的な営みのなせる業であって、そうだからこそ、それが奏でるサウンドには開発にあたった技術者の単なる技術レベルだけではなく、それにかける思いやこだわり、そして感性や音楽性、多少大げさに言えば人間性がそのまま反映されます。

という事で、アンプ開発のお話しをさせて頂く前に、まことに汗顔ものですが、開発にあたった私自身のオーディオ、あるいは音楽に関する原体験を述べさせて頂き、その中で私が何を目指してきたのか---、ご理解を賜ればと願っています。

もう40年前の事ですが、今でも鮮明に思い出すのは、1971年秋、五反田卸売センターでのオーディオ・フェアにおける「無線と実験」誌のブースでの、真空管アンプの鳴き合わせです。

一方はKT-88のPPアンプで、確か片ch70〜80Wも出力の取れるもので、外観的にも超弩級、大変に見事な出来栄えであり、また20dB以上の負帰還をかけ静特性に関しては全く非のつけようもない仕上がりでした。しかしこの大出力、高負帰還のアンプは、大出力が空振りしているような良くも悪くもまことに普通過ぎる音でした。

もう一方はカンノアンプと呼ばれていた、WE300Bのシングル無帰還アンプ、それもアウトプットだけでなく段間にもインターステージ・トランスを採用した、いわゆるトランス結合という極めてプリミティブな形式のアンプで、出力も高々6W〜8Wの出力しか取り出せません。

ただし、そのトランスはウェスターンのコア材を徹底的に調べ上げ、そのコア材から金属メーカーに特注したという高価なパーマロイ・コアによるもので、一般には入手困難な希少な物という事でした。

またスピーカーは名器と称されたALTEC A-5、システムとしても100dB近くの高能率の物で、真空管アンプの比較試聴には大変にマッチしていて、この2つのアンプのサウンドの差を我々の前に圧倒的な明晰さで表現してくれました。この時のカンノアンプの音色の美しさには言葉を失いました。多くの聴衆のかなり後方で聴いていたのですが、何か空間に透明なエーテルが漂っているのではないか、と錯覚させるような“美音”、まさに“音楽”が鳴っていたのです。

私にとって結論はあまりに明白でした。そしてリニアリティに優れる直熱3極管によるシングルアンプと高能率のホーンスピーカー・システムを有する事が、以後の私のオーディオ探求の目標となったのです。

まずその直熱3極管による無帰還シングルアンプについては、「無線と実験」、1972年7月号に掲載された安斉勝太郎先生によるWE310A駆動によるDA30(PX-25A)無帰還シングルアンプの製作記事に引き付けられました。

現在ではヴィンテージとも言えるほとんど入手困難な基本特性の優れた真空管、極めて簡潔な回路、コアボリュームの大きなアウトプットランス、無帰還でありながら必要十分な静特性等に魅力を感じ、早速部品を集め始め、シャーシも特注し翌年の73年2月には一応完成を見ました。

一聴したところ極めて静かなアンプという印象でしたが、このアンプの奏でるサウンドにはさすがに英国生まれのパワー管故か品位と自然さ、そして何か桁違いのポテンシャルも感じられて、製作後既に38年が経過しましたが、今も改良がとぎれる事なく続けられていて、オーディオの真の奥深さを私に教えてくれています。
http://www.spec-corp.co.jp/audio/rsa-f1/message2.html


8. 中川隆[7344] koaQ7Jey 2017年3月26日 14:14:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7820]

マッキントッシュは音楽を聴くのには向かない 3


そして菅野沖彦先生の登場


はじめにマッキンがあった。

マッキンはスガノと共にあった。

マッキンはスガノであった。

このマッキンは、初めはスガノと共にあった。

オーディオはマッキンによって成った。

成ったもので、マッキンによらないものは何一つなかった……。
http://d.hatena.ne.jp/mandana/20050119

音楽に感動する為に必要な“いい音”は知識さえ有れば大してお金を掛けなくても簡単に手に入ります。しかし、菅野先生好みの完璧な音響を達成するには莫大なお金と努力と才能が必要なのです。

菅野先生を見ていると、耳がいいというのと音が分かるというのは全然違う事だというのが良くわかります。

音感だけが人並み外れて優れていて、音楽や音は全くわからないというのが稼げるオーディオ評論家になる為の必須条件なんでしょうね。


それにしても、マッキントッシュのあのコレステロール過剰で翳が全く無い音を、平気で我慢して聴いていられるというのも凄い才能ですね。(感心)

______________


音楽的教養 投稿者:影なびく星 投稿日:2012年 5月 9日(水)

「五味オーディオ教室」という本に、菅野沖彦と上杉佳郎の音についての感想が載っています。

菅野沖彦の音については、録音技師の聴く音であって音を響かせようとしておらず、ステージがない、音の歪のない再生を追及するあまり無機的な音と評価しています。

ただ、だから菅野沖彦の音はだめだというつもりはありません。 音の好みは人それぞれ違いますから、菅野沖彦の音を好む人がいても当然のことと思います。

しかし、ステサンなどで菅野沖彦の書いた文章を読むと、音に関することばかりで、作曲家や指揮者、演奏家に対する感想などなく、音楽的教養が限りなくゼロに近い人間だという事がわかります。

つまり菅野沖彦は音はわかるが、音楽は理解していないということですね。
オーディオで音楽を楽しむには、やはり音楽的教養が必要ですね。
http://6629.teacup.com/fuku25252/bbs/2657


プロジック・アコリバの石黒社長は、全国のオーディオ店の機器を聞き、またほとんどのオーディオ評論家の装置を聞いているとのことでした。石黒さんが言うには、

「プロのオーディオ評論家でこの人だけはとてもかなわないと思う人が一人だけいる。
それは菅野沖彦氏です。」

とのこと。私はそれを聞いてステサンのオーディオ演奏家訪問で、菅野氏が「私の音に似ている」などと書かれていらっしゃることもありますが、それはハッキリ言って記事の上のお世辞なんじゃないかと。菅野氏の音はとてつもなく素晴らしいとのことでした。

また「全国のオーディオ店で本当に良い音を出している店は3つある。」とのこと。関西と中部日本と東京にそれぞれ一店舗だそうです。社名を出すと問題になりそうなのであえて書きませんが、石黒さんのお眼鏡にかなったお店は損得抜きで素晴らしい音を奏でてくれるようです。
http://www2.ezbbs.net/cgi/reply?id=kavalier1956gt&dd=21&re=179

菅野沖彦 自宅用のスピーカーシステム(3系統)

@ JBL マルチアンプ・システム
JBL2205A(ウーファー)、JBL375+537‐500(ミッドレンジ)、GEM・TS208 P.S.C.Ver.2(トゥイーター)、ミューオンTS001 P.S.C.Ver.2(スーパートゥイーター)、ヤマハYST‐SW1000L(サブウーファー)

A マッキントッシュ XRT20

B ジャーマンフィジックス 
トロバドール80(トゥイーター)、JBL2205A(ウーファー)、エラック4PI Plus.2(スーパートゥイーター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E9%87%8E%E6%B2%96%E5%BD%A6

この頃、自宅用のスピーカーシステムとして選んだのが、JBLのユニットの組み合わせです。

40年後の今でも使っている、375ドライバーに537-500ホーンと075トゥイーターです。しかし、以前お話ししたように、ウーファーは非常に苦労したわけです。今は同じJBLの2205を使っていますが、これに決まるまでには5年ぐらいかかっています。

このシステムは最初からマルチアンプシステムでした。したがって、1967〜68年から今日まで、自宅のメインシステムはマルチアンプ駆動で通しています。当時、マルチアンプシステム用のチャンネルデバイダーはコンポーネントとしての既製品がなく、私の場合は、クロスオーバーポイントと遮断特性を決めて、NF回路設計ブロックさんに注文して作ってもらいました。

自宅のスピーカーをJBLのユニットを使ったシステムに決めたところまでお話ししましたね。スピーカーに搭載するチャンネルデバイダーは、(株)NF回路設計ブロックに特注しました。当時マルチアンプシステムを組む人はそう大勢おらず、チャンネルデバイダーもあまり市場で見ることのなかった時代です。

そのマルチシステムをドライブしたパワーアンプについてお話ししましょう。最初はソニーのTA-1120(1965年発売)というプリメインアンプを使っていたのですが、その後、パワーアンプ部を同社のTA-3120に変更し、プリアンプは、TA-1120のプリ部とパワー部を分けて使った2チャンネル・マルチ・アンプ・システムで、モノラル・パワーアンプとしてTA-3120を2台追加して使用したわけです。
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/05/23.html
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/04/25.html


菅野沖彦 02/01/30 12:56

さあ僕とレコ−ド演奏について語ろう。ただし


装置総額1000万以上

レコ−ド枚数10万枚以上、

年収5000万以上、

愛人5人以上


でなければ 書き込んじゃいけないよ。では始めよう!!
http://music.2ch.net/test/read.cgi/pav/1012362989

菅野沖彦  

自動車評論家界の重鎮、徳大寺有恒との親交も厚いらしく、そのファッションセンスや時折紹介されるリスニングルームの様子から見ても他の評論家とは別次元にいる、名実共にハイエンドな方。ECMファンの間ではキース・ジャレット『サンベア・コンサート』の録音に携わったことでも知られている。

 独自の『レコード演奏家論』を発表以降、オーディオという趣味に一種の「ステイタス」を求める菅野の、評論家としての姿勢がより明確になったように感じられる。

アンプ、スピーカーともにマッキントッシュを使用しているあたりも彼のステイタス指向の現れなのか。

だから低価格機種の評価はほとんど行わないし、新興メーカーの機種を積極的の紹介したりもしない。あらゆる意味で長岡鉄男の対極にいる。(1997,10/23 記)


名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/03(木) 12:40:43 ID:BDsd3SLZ

評論家も人間ですので、そこんとこよろしくとの事です。(W
評論家も商売の1つです、そこんとこよろしくとの事です。(W
評論家は慈善事業ではありません、そこんとこよろしくとの事です。(W
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/701
http://unkar.org/r/pav/1199331643
http://audioidentity.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301451014-1
http://2chnull.info/r/pav/1285411699/

オーディオ評論家・菅野沖彦氏の文章を公開しています。
http://www.audiosharing.com/people/sugano/sugano.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/rashinban/rashinban.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/audiolife/audiolife_1.htm

菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い - Phile-web
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=2
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=1

マッキントッシュのアンプは老舗高級オーディオ雑誌の「ステレオサウンド」のボス的存在だった菅野沖彦が猛プッシュすることで、わが国での栄光を持続させてきた感がある。

菅野現役時は、この雑誌の「権威ある」とされるベストバイにおいてマッキンが常に上位にあった。しかし、菅野が一線を退き、ベストバイ選定委員から外れた途端にマッキンのアンプは上位から姿を消してしまった。

 菅野とマッキンの癒着構造に、どの程度の金銭が絡んでいたのかはわからないが、マッキンの実力が普遍的なものであれば、菅野引退後も上位ランキングを維持し続けたはずである。

 オーディオがオーディオジャーナリズムと不可分の関係にあり、たった一人の評論家がわが国におけるマッキンの「位置」を決定していたという事実。これはオーディオというもののあり方を知る上でも重要である。
http://yoshi-s.blog.so-net.ne.jp/2011-04-01-2


23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/29(月) 22:32:06 ID:EPLJ9S6+

皆さん、菅野システムの実音を聞かれた方いますか〜?
ハッキリ言って、あまたいるオーディオ評論家の中でもズバ抜けて音いいですよ。
ほかの連中はまったく歯が立たない状態です。

やはり技術と年季と生音経験で、オーディオにバケさせる能力と感性が成せる職人芸なのですよ。まさに巨匠で、脱帽です。


26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/29(月) 22:49:39 ID:wtjldv2X

俺は随分前になるが、仕事でオッキーの家に行き1時間位レコード(まだアナログの時代)を聞かせてもらった事ある。

感想は、う〜んん・・、俺は英国系の渋いオーディオが好きなので正直好みでは無かった。

例えばジュリア・ロバーツのような、誰でもわかりやすい綺麗さというか・・。

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/08(土) 21:30:38 ID:rVbL/wcN

で、お千ちゃんは、スガーノ氏宅にいったことはないの?
感じのいい奥さんが、お茶とお菓子(ハイソな高級品)で迎えてくれるよ
http://hifi.denpark.net/1125064884.html


投稿者:三一十四四二三2007/8/22 13:17

菅野沖彦の自宅でオールマッキントッシュのシステムを聞いたら、「聞き賃」として15万円を請求されるそうです。(それでも予約待ちだそうです)
オーディオの秘訣も伝授してくれるそうで
「いい酒を飲み、いいものを食べ、いい車に乗り、健康に気をつけてよく寝る」
というのが一番大事だそうです。


投稿者:fziro2007/8/23 15:09はぁ、15万ですかぁ…。

昔は池田圭さんの音を聞かせてもらった後には、定収入のないあの方のために、黙っていくらか包んで置いてくるというのがシキタリだという伝説があって、それは一種の「美談」だと感じたんですが、菅野さんの場合は、なんかやっぱナマナマしくていや〜んですねぇ(w


投稿者:三一十四四二三2007/8/23 18:28

菅野沖彦の家で音を聞いた・・・というのが一部のオーディファイルの間ではステイタスになるらしいですね。
プラチナカードという「うちで聞きました証明書」が発行されるそうです。
 それから今もやっているかどうか知らないけれど、雑誌「ステレオ」に「菅野沖彦が自宅にやってくる」というコーナーがありましたね。
あれに出る人は皆「〜でございます」っていう喋り方をするんですよね。
菅野を崇め奉っている感じで気色が悪かった。
(あれに当たると税務署が来る!っていう噂が流れていて敬遠する人もいたらしい)
http://green.ap.teacup.com/31104423/450.html


412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/19(土) 22:09:56 ID:YeVOrjah

嶋さんが書いてたように、耳のいい男ですな。ただ、それに尽きる。
日本のエンジニアとして、唯一、耳のいい男。


306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/13(日) 00:22:26 ID:1QCYBMah

菅野先生。
ほんとにマツキントツシュの好きですか?
どうなんですか?


307 名前:オッキッヒッコ・スガーノ :2005/11/13(日) 01:22:48 ID:J7ce0PUt

まつきんとつしゅはおかねになるからすきですo


230 名前:ハーツフィールド :2005/11/02(水) 18:58:45 ID:40sfBqiX

マッキンからいくらもらってんねやろ・・

277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/11(金) 22:24:24 ID:AsAU1B+F

マッキンからもらっていません
エレクトリから少しもらっています。

937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 20:20:51 ID:JBPgDYxv

オーディファイルに背徳行為を続ける輸入商社の社外取締役を早く辞任しなさい。

939 名前:sugano :2006/01/01(日) 20:42:15 ID:p7gOxgdq

今年も エレクトリの社外取締役 務めさせて頂きます
さっそく ATCプッシュしときました。

932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 13:17:01 ID:JBPgDYxv

長岡もオーディオ評論家として評価が高い。
菅野の評価が低いのは金にまつわる黒い噂だ。

933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 13:22:54 ID:51rTzRWQ

もう何年も前の話だが、某大手メーカーでは、厳しい評価をする評論家を、雑誌社に脅しをかけることで潰そうとしていた。

現在、それを主導していたやつが、会社で偉くなったりしてる。
評論家も、それと同じ人種ばかりが残ってしまった。。。

233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/04(金) 20:18:10 ID:KUjf/IIY

新しいものが出たら、金を貰って、賛辞を書くのが評論家じゃねえか。
要するに評論家=メーカー・代理店の手先の営業マンだ。
ポリシーがあるなどと、ふんぞり返っても、金の奴隷には違いない。

239 名前:通りすがり :2005/11/05(土) 20:32:33 ID:V+wFqdoR
>>233
それじゃあ世界の営業マン、広告代理店はすべて悪者でつか。


942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 21:21:21 ID:JBPgDYxv

ヒューザー=エレクトリ
検査機関=評論蚊(菅野)

取締役が儲からないことを言ったら背任行為だから、消費者に損をさせて企業に利益をもたらすのが当然。結託して、悪銭稼ぎをするのは資本主義社会の当然の理なのに、おまえは馬鹿すぎ。


403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/19(土) 17:35:56 ID:ONPiJz0I

スガーノに騙されて大金を積んでゴミを買わされるからこそオーディオ業界が衰退した。
都合のいい理論のすり替えはやめておけ、
海外のオーディオ市場が日本より健全なのはスガーノ始めSS誌のような存在がないからだ。


414 名前:にぼし :2005/11/19(土) 22:17:22 ID:r0ireKIL

評論家の言うとおりにして、あとで騙されたと騒ぐなんて、恥知らずもいいところ。 どだい趣味の世界で、人の意見を鵜呑みにするなんて、嫁さん選びを人に任せるようなもの。

417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 00:17:04 ID:rHI4vVs2

評価の高い高額機器買って騙されたのではない、それこそ言いがかりだよ。
音質はオデオルームや環境で大きく変わるのはご存知の通り・・・。

261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/08(火) 17:08:26 ID:T4TBzMRo

勿論、オーディオ装置はいいものを使用するに越した事は無いけど、更に大切な事は「音を聴くリスニングルーム」

どんなにいい、高価なオーディオ装置を使ってもリスニングルームの音響が悪ければ、文字通り「宝の持ち腐れ」と言う事を忘れないように。

また、その逆もある、トータルバランスが大切。

419 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:16:17 ID:ScxpBDOq

>評価の高い高額機器買って騙されたのではない、それこそ言いがかりだよ。
>音質はオデオルームや環境で大きく変わるのはご存知の通り・・・。

その言葉も言い掛かりじゃないかな?

SS誌はルームアコースティックに関して触れようとはしない、

またその道のプロが機器を知り尽くしておいてセッティングしたインターナショナルオーディオショウの音質の酷さは有名だ。 つまり機器以外に金を掛けるべきではないという刷り込みをしたのもSS誌だ。

420 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:18:55 ID:/AkVMODC
>>419
というか、機器以外は自明の前提だろ。
それなりの住まいを持ってる人間だけがSSを読むんだろ。
4畳半の下宿住まいで読むかよ。

422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:33:44 ID:ScxpBDOq
>>420
実際販売店で聞いた話、SS誌片手に○百万の予算でどれくらいのシステムを組めるか聞いて来る人はかなりいるそうだ。
勿論広い部屋の持ち主の金持ちが多いそうだが出た音には一切無頓着、しかもそれを周囲に自慢しているとの事だ。
業界としては一時的に潤うからいいと言っているが長い目で見るとSS誌は業界を滅ぼすだろうと言っている。

423 名前:にぼし :2005/11/20(日) 03:22:43 ID:rOeTBY2B
>>422
それのどこにSS誌の責任が?ただ人間の品性が貧しいだけでは。
そういう人はどうせオーディオ続かないでしょ。
どうせ釣りだと思うが。


424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 03:40:35 ID:ScxpBDOq

別に釣りでも何でもない、数店舗親しい知人がいるだけだ。
趣味のオーディオとしては続かないだろうね、CD派が殆んどだそうだから。
ただ応接間に置いて酷い音を出して自慢しているから閉口しているそうだ、

「これが国内最高権威の評論家に選ばれた機器の出す最高の音だ」と。

そう言う意味で非常に憂う事態だし、業界の先行きを暗くしているのは事実だ。

490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/30(水) 02:34:17 ID:wrlfszBu

名物のレコード演奏家に関しては、当の菅野翁が別の雑誌で、

「他誌でやっている連載でいろいろなシステムを聴く機会が多いが、本人は悦に入ってても実際には聴くに堪えないような装置も多い。」

ってことを語っており、 果たして今回は本当はどうなんだろうっていう目であの連載を読むと結構笑える。あそこに登場するのがステータスだと勘違いしてネットでも俺を取り上げろとばかり運動しているような人もいるが、登場即音の良さ、オーディオの腕のよさを示すとは、必ずしも言えないようだ。


502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 21:22:19 ID:c8yn/MDN

先日の大阪ハイエンドオーディオショウ2日目の特別イベントでした。
まだ、各社がイベント試聴用機器のセッティング中、マイクを持たれた先生が

「今まで数百人のレコード演奏家を訪問しましたが、いい音で鳴ってたのは一人も無かった・・・」

とおっしゃられたのには驚きました。 で、ステサンを見る限りけっこう先々号などではべた褒め? の方なんかおられたのに過大評価と言うか、どんぐりの背比べ的要素しかなかったのかと?・・・
意外な所で先生の本音? が聞けたような気がしました。

個人個人、性格がそれぞれ違う以上好みの音質も千差万別と言う事を思うとまぁ これも仕方ないでしょうね。 でも、確かな事は先生の音作りに関して言えば万人向き、多くの人がいい音と感じる音作りされてると言う事です。 装置も重要だけど、聴く環境は更に重要ですと最後におっしゃられてました。

音質と同じくらい重要なのが「音量」とも言ったおられました。
音楽再生の時のボリュームには特に神経を使っておられたようです。
ただ、ホテルの大広間と言う特殊な環境下での音量は難しく、なかないい音で聞いていただく分けには行きません、それを納得の上聴いてくださいとのことでした。

レコード演奏時、大切な事は「再生環境」「オーディオ装置」「音量」

ことに「再生環境」と「音量」は重要で高額な装置を導入しても宝の持ち腐れになる事が多々有ります、その間違った音質にならない為にも正しい音楽再生を聴いて耳を鍛えて慣らしてください、間違った音質で演奏されていた方が実に多い事に驚かれたそうです。

ライブ演奏や、他のオーディオでの再生音、いろいろな音を聴いてこそベストな音質でレコード演奏できると言っておられました。

507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 22:32:37 ID:0gbQMscP

例えば気配感が出たとしてもボリュームしぼれば、とたんにショボい音になるもんね。


523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/02(金) 14:31:56 ID:uIinb7l/

まぁそういう意味では菅野センセは日常茶飯事で生の楽器の音を聴いているからなぁ
何せそれがお仕事なわけだから

昔自分もセンセの講演で 

「チェンバロやアコースティックギターを実演ではあり得ないほど大きな音で鳴らされる方もいるが、それはどうかと思う。」

的な発言を耳にしたことがある。


519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/02(金) 13:28:30 ID:fOkozyFI

コンサートに頻繁に通い、その楽器毎に忠実な音を出すように調整を続けないと『普通の音』を出すのは不可能。

前のレスにある『レコード演奏家』とかの音が似ていないというのは「元の音」を知らないでいじくり倒しているからに他ならない。

そういう努力を最低でも5年以上は繰り返さないと『普通の音』は出せない、

“レコード演奏家=引き篭もり変態オーヲタ”

という証拠だろう。


425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 03:57:21 ID:HuTlDQCb
>>424
まあ、スガーノはルームチューニングを推奨しても一銭も儲からないだろう
そういう代理店やメーカーとは関わりがないからな・・

むしろ、まず部屋ありきと主張する評論家を追い込んで潰そうとする噂まである。

427 名前:もぐもぐ ◆x9IoVFUeJ2 :2005/11/20(日) 21:11:03 ID:HWD3sBlg

ステイタスシンボル的扱いを受けるよう仕向けているのは否定できないでしょう。


450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 02:13:50 ID:MnJ8AnHk

小柄で卑屈で、セコセコ情報を熱心に仕入れてはいるが、卑屈さが表面に見えるから、人に嫌われることも多いのがこのジジイ。万人受けする訳ではないから、大企業には嫌われる。

輸入商社とか、アキュフェーズみたいな、アングラオデオ族のおこぼれで、喰っているヤシだな。


452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 02:58:46 ID:MnJ8AnHk

信じるものが、輸入商社の手先商品だが、それで満足ならば良いであろう。

453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:15:58 ID:9OVf0/YI
>>452
何がそれで不満なわけ?


454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:32:36 ID:MnJ8AnHk

不当な利益を得ているという点が不満。


457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:41:08 ID:MnJ8AnHk

色々結託して、能力の無いものをあるようにいいふらして、おこぼれをもらうのが天命と思っている極悪評論家はあの世で、地獄針むしろ、餓鬼道に堕ちて苦しみもがくのが見えている。


459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 23:08:52 ID:uZS2z9Fc
>>454
スガーノ程度の不当な利益に嫉妬するより、世の巨悪はいっぱいあるだろう。

466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/25(金) 00:47:42 ID:oVeF+RkT

スガーノには散々騙された、本当に散財もいいところだ。


469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/25(金) 01:38:41 ID:NL1/80rA
>>466
つきあった女がひどかったからって、紹介してくれた奴のせいにするのかよ。


889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 10:22:20 ID:rYfKk6aH

五味康祐は、高城にさんざんな目にあったと、単行本を出して恨みを綴った。
菅野でさんざんな目に会ったヤツは、少ないのではないか?
散財させられた金持ちは沢山いると思うが、金持ちにとって大した額ではないし、高城に比べれば菅野のまやかしは、すぐに見破られるので、被害者も出にくいか?


890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/30(金) 18:51:38 ID:Vk9zt6zX
>>889
>五味康祐は、高城にさんざんな目にあったと、単行本を出して恨みを綴った。

高城の方もことあるごとに「さる著述業者」とネチネチやってたね

五味はサウンドステージのような方向性に早くから向いていたし高城は「ホーンによる原音再生」というローカルな方向だったからはなっから正反対

それを分からず附いていって後から恨み言を言う五味の方が悪いっちゃあ悪いがただし当時は高城みたいな立場の方が絶対だったから仕方ないっちゃあない

891 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 01:36:12 ID:Bo+mMbS7

結局、高城はNHKのレギュラーから下ろされたし、名声も薄れてしまった。
五味のネイムバリューの方がモノを言ったんだろうね。

技術的に高城は優れたものを持っていたかも知れないが、音楽性では、ダメ

菅野は、技術的には低レベル、音楽性でも低レベルだから、誰にも悪影響も良い影響も与えられない凡人だ。


908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 15:03:10 ID:Bo+mMbS7

自分なりに音を追求しただけで、技術的に高城氏のアドバイスを受けた結果が、自分の求めていたものとかけ離れたものになったということ。
高城氏は音楽家だから、まかせて大丈夫と思ったら、音楽的にとんでもない音になったということ。
菅野がレコーディング担当だから、音について任せたらとんでもない結果になるのと同じこと。
http://hifi.denpark.net/1125064884.html

967: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/01/30(土) 20:57:29 ID:opLpEqZA

昨年のSSベストバイでマッキンはほぼ0。
と思ったらこの方が選定者から外されてたんだ。
それまでは一人だけ☆☆☆で入ったのがあったような。


577 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 03:01:55 ID:LLJjbw9W

菅野氏は、評論するオーディオ機器をすべて自腹で購入してるんでしょうか。
まあ、自分が役員を務める輸入商社の取り扱い製品はやすく購入できるんでしょうが、特定ブランドと利害関係のある人間の評論を信じろと言われてもねぇ


578: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 03:50:59 ID:EtQT8TQ4
>>577
最近はマッキントッシュジャパンに移籍したみたいだよ。


579: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 11:16:20 ID:LLJjbw9W
>>577 578
最近、日本法人を作ったんでしたっけ。
業界の内部事情はよく知りませんが、まあ、順当な移籍なのかな、
評論芸者に変わりはないし。なぁ〜んて言うと、本物の芸者さんに失礼かも。


521: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/06/26(木) 13:50:58 ID:FD7OGLbO

マッキントッシュジャパンの役員に就任したのかな?


717: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/10(月) 18:47:15 ID:HDGH0Sns

広くアジアにマッキントッシュの製品を普及させたのは大きな功績。

718: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/10(月) 19:33:34 ID:zC4Qvp6l

報酬や給与をもらっている所属会社の製品を普及させるのは、どこの営業マンもやってるあたりまえの仕事でしょ。 社内的な功績としても、オーディオの世界への功績ではない。


584 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 01:21:57 ID:FcunW65t

芸者じゃない気骨ある「評論家」の存在は不可能だね、

生活あるしお金欲しい

だから芸者でも読みごたえのある文章書くならいいんじゃない?

岡とか瀬川とか

菅野は芸者にしては文章が美しくない、反吐が出る
菅野に限らず今美しい「評論芸者」っているの?


585: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 01:38:02 ID:+ZMglQE/
>>584
何を求めているの?
それに岡氏と瀬川氏を芸者菅野と比較する意味が判らないな。


586: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 14:59:39 ID:pTw7LeqE
>>584

今のオーディオ評論は、全体的としては感性評論だけど、元祖の小林秀雄のような
文才はあるはずもなく、意味が不明なところだけをまねているから読んでられない
んだよね。

医者崩れのなんとかっていうアマチュア評論家が典型例だと思う。中身の貧弱さを、哲学書等の引用で権威づけようとするので、いっそう惨めになる。

できるだけ客観的な印象(この表現自体、矛盾しているが)を語ろうと試みている点ではあれこれとしがらみの多い専門誌よりむしろ、AV REVIEWのオーディオ評のほうがよく書けていると思うけど、専門誌ほどカバーしている範囲は広くないし、価格レンジもお金持ちのマニアには物足りないでしょう。


619: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 00:33:53 ID:tAA+MBj4

菅野とか野球の星野とか見てると自己演出というか自分を大きく見せる術は必要かなと思う。しかし謙譲を美徳としてしまう普通の多くの日本人にはなかなか難しい

ただ「俺ポルシェとフェラーリに乗ってるんだぜ」

とか自慢げにいいふらす奴もどうかと思うのは国産車乗りのヒガミか?


620 : 最強スピーカ作る1 2008/09/13(土) 02:03:49 ID:ar/lHfCu

そういや、911と12気筒フェラーリ持ってんだよなあ。
しかも911なんか5年置きに買い替えてんでしょ。
ええのう、富裕層は。


621 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 02:45:57 ID:IAR+x+st
>>620
馬鹿貧乏の僻みだな。
マッキントッシュの売り上げが、ジジイの車に変わっているんだよ。


622: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 02:57:56 ID:J7uCh8iG

評論家としての収入などたかが知れていると思うし、いくらマッキントッシュ・ジャパンの幹部だろうと、オーディオ関係の日本法人で5年おきにポルシェ買い換えるほどの収入はないだろうし、録音技術者というのが、それほどの財を成すことができた職業とも思えない。

元々、お金持ちなんじゃないの?
実業家って感じじゃないから、農家->地主->都内でマンション経営とか。

でも、本当の金持ちなら特定ブランドの紐付きになんかならないだろうから、小金持ち程度なんでしょ。


624: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 13:35:06 ID:f+QTD0Pq

実家は金持ち。プラス賄賂という名のいろいろ。


688 : ディナ使い 2008/10/23(木) 21:19:14 ID:KY3/Wz7x

スガーノ先生はトヨタのエンジン部品作ってる会社の御曹司だと聞いたことがあるぞ。
ポルシェのパトカー東名パトロールに寄付して自分はスピード出し放題だとか何とか。
目立ちたがり,自己顕示欲満載ってのは間違いないと思うけど。


705: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/04(火) 00:21:17 ID:Vb36hSWb
>>688
センセイの父親 菅野健介氏は、キンダーブックの発売元フレーベル館の元社長だよ。


832 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/02(火) 20:28:26 ID:uxMLwIXv

弟の奥さんが、今の奥方。
彼は長男なのに録音なんかにうつつを抜かしていたので、勘当されていたんだ。
彼らの父親はキンダーブックを米国から導入してぼろ儲け、その関係で家に米国人が居候していたので英語ができる。

勘当が赦されたのちに父親が死んだのだが、彼は莫大な遺産を独り占め。
ついでに、最初の奥方と死別していたんで義理の妹を強奪
米国マッキンの役員を務めていたのも事実
さすがに子供たちは家を出て行った、いままで叔母さんと呼んでいた人をお母さんとは呼べないよな


833: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/11(木) 22:15:13 ID:DuAP3a24
>>832
だめだよ、こんなところで真実を晒しちゃ!


834 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/12(金) 04:10:13 ID:asMrMieV
>>832
凄いね弟の嫁さんを妻にしてしまうとは、英雄色を好むをさらに上いってる。
菅野沖彦氏がマッキントッシュジャパンの役員って本当ですか?
それだと、マッキンが輸入代理店を務めるスネル社のスピーカーを誉めたのにも納得がいく。役員が工場に行けば、そりゃ歓待されるわな。誉めるわな。
ダンディズムを齢高貴高齢者でも、いまだ実践中なのがいいです。

836: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/13(土) 11:48:47 ID:nV85hKfO
>>834
彼が役員を務めていたのは、米国マッキンだと書いてあるでしょう。

いまのマッキントッシュジャパンではないよ。

クラリオンが投資ファンドに売却した後に追い出されたから、「投資ファンドがオーディオ文化を潰す。」とかさんざん批判していたでしょ。

それは、自分の懐に入ってこなくなったことが本当の原因なのさ。

その後、マッキントッシュジャパンが設立され、なにがしかの手打ちが行われたから、またマッキン礼賛に戻っているんだよ。

68: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:05:30 ID:vBQWT5ug

2chて人生の敗者のたまり場だから、菅野先生のように人生を謳歌している成功者へのねたみはすごいね。


802: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/21(日) 21:24:12 ID:wbaRM8Yj

なにこのルサンチマンの坩堝はw


71 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:32:42 ID:phIbFVn6

スガーノは本当に成功者なのかな?

果たして人生を謳歌しているんだろうか?

一部の利権者に囲まれて言いたい事も言えず権威付けに奔走したがそれは情報化が進んだ今では砂上の楼閣でしかない

当然、墓場に持ちこんでいく言葉は相当あると思うが それは悔いのない人生といえるんだろうか

実は商業主義の先頭に立って踊らされた犠牲者の一人でしかないんじゃなかろうか


72: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:38:09 ID:GoH7xbtY
>>71
圧倒的な美音を出せてるんだから成功者だろ


73 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:41:13 ID:phIbFVn6

美音って何?
加工された捏造音のことかな?
それはそれで氏の生き方に相応しいかもしれないけど


79 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 17:55:29 ID:gf0wRyBR

センス溢れる部屋って所か?


80: 舞の海 2008/01/19(土) 18:36:51 ID:0uc25avQ
>>79
あの部屋はひどいよね。
取り敢えず高価なもの買い足していったらこんなになりました…みたいな
裕福さは伝わるけど センスは???だね


81 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 18:42:00 ID:D2mYO8JL

ってかさ、あんなに物がごちゃごちゃした部屋でかつ、老朽化した機器を使って、
良い音なわけがないでしょ。 普通に考えて。

お世辞でしょ。単に。


84: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 19:44:22 ID:7b8KnprP

昔の人は部屋にいろいろ物を置きたがるんだよ。


92 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/20(日) 17:41:52 ID:brucSUOE

金を出さなければ貶めて出せば讃える
所詮はヤクザとたいしてかわらない
そうやってポルシェやフェラーリを手にして違法運転を自慢する

むしろアングラを自覚してないだけヤクザより性質が悪い


100 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 00:48:52 ID:z5fGUas6

菅野先生はオーディオ界に大変な影響力を持っている大御所なんだから、もし先生を粗末に扱うメーカーがあるとしたら、そのメーカーには見識がないと思うよ。


101: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 01:30:47 ID:05BXJpzQ

粗末にするって上納金を納めないってこと?
それで因縁付けて潰しにかかるなんかヤクザそのものだよね

103: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 04:19:32 ID:S0bF/fIt

ステサンのグランプリ記事でも翁が何をおっしゃるか、他の評論家も戦々恐々、お伺い立てるみたいに言葉選んでるよね

あのメンバーですら降ろされる恐怖にさらされてるんだから。

メーカー(代理店)バックに付けるってのは強いよね。


137: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/13(水) 00:24:36 ID:jHco/u8S

長岡や江川は色々と考えたり作ったりして影響を与えたしそれなりに功績はあると思う

しかし菅野の場合は価格=価値という悪影響を与えてオーディオという趣味を逆に貶めただけとしか思えないのよね

入り口を狭くしたせいでオーディオが衰退した原因も作ったし

オーディオマニアという生き物が変な目で見られるようになったという点では菅野の功績は計り知れないものはあるのは間違いないところだけど


291: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/14(木) 15:36:29 ID:0LH+yVFE

スガーノが自動的に黙れば金銭面では多少は評論家が綺麗になるだろ
献金体制を作り上げた害も残るけどな

菅野は評論家じゃなくて政治家だから

821: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/13(金) 00:05:58 ID:TVQJDDXX

ステサンだけでなく、クラ誌のMOSTLY CLASSICでも、「ライドー」のスピーカーを褒めてたぞ。その中から抜粋

「このところ、本欄での紹介が続いていた超弩級のシステムではないし、特別な変わり種でもない。どちらかと言えば一見、オーソドックスなブックシェルフ型とトールボーイ型システムである。」

Ayra C-1 1,638,000円(ペア/税込)
Ayra C-2 2,478,000円(ペア/税込)
Ayra C-3 3,570,000円(ペア/税込)

オーヲタ以外の人も読むんだから、頭イカレてると思われても仕方ないだろうな!


822: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/13(金) 19:54:24 ID:qKzwNDGd

ライドーより素晴らしいスピーカーを作る。外国に皆金持ちの金を持って行かれるのは悲しい。日本人の私がそれを見習う。


823: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/14(土) 00:06:15 ID:1XC7Euez
>>821
タイムロード取り扱いだからなぁ・・・
エレクトリ・マッキントッシュジャパン・アキュフェーズ…

ジジイの場合は判りやすいよね。


862: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/05(水) 09:31:24 ID:y9YvPESn

巻頭言に、乗ってきたフェラーリやポルシェのモデル名をすべて書き込んだ、
この意味を理解できない輩は大人じゃないのだ。


863: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/05(水) 12:27:15 ID:zWRL2EYl

所詮、ブランドと値段でしか評価が書けないのさ。それが飯のネタだからね。


868: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/06(木) 00:20:37 9jRzB11D

世の中、金だよ金。
老害は金さえ払えば何でもやってくれるんだよ。


889 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/26(水) 01:16:36 ID:z+3WM+jQ

世間に悪影響を与えた以外に、この人の一生に何の意味も持っていないことが面白いね。五味康祐、高城重躬、瀬川冬樹、長岡鉄男 皆、オーディオ誌に残る功績があったけれど、菅野の残した功績はと思って振り返ると、ステサンのまやかし記事の悪い記憶意外に何も無いね。


892: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/26(水) 11:06:08 ID:Y+qRbnPx
>>889

五味康祐、高城重躬、瀬川冬樹、長岡鉄男・・・
菅野と同じだろw


934 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/10/24(土) 12:09:48 ID:SInMNS7Y

しかし、菅野先生も平均余命を過ぎ、失礼ながらいつお迎えが来てもおかしくないお歳だ。それなのに、あの世へ持っていけないお布施を今欲しがるのも変な話しだ。

棺桶に札束を入れても仕方なかろう。もう菅野先生なら、死ぬまで優雅にくらすだけの十分な資産はあるはず。

PionnerのTAD-R1が批判されたのは、菅野先生に非礼をしたからではないだろうか?

日本メーカーが旗艦モデルを作ったのだ。オーディオ評論家の大御所菅野先生の所へお布施などせずとも、まず挨拶へ行き、製品の概念や設計思想を説明し、菅野先生の好きな老舗の菓子折り一つ持っていけば、大絶賛だったかも知れないと思う。


953: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/02(水) 01:29:27 ID:R906v4b0

最近エレクトリからの上納金が少なくてイラついているんだろうな。

881: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 10:37:54 ID:kjLGDxeQ

演奏家を訪問してワンパターンで褒めちぎる記事。
別の機会では「まともな演奏家に出会ったことがない」と本音。

関与する会社の製品はすべてよしと評価。

(友人の徳大寺さんは、どのメーカーでも車種ごとに「よくやった」とか「こんな車要らない」と判別)

収入源は大切にするまっとうな方です。


885: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 15:07:24 ID:gXFhpuhh

ステレオ誌のインタビューで、村井に菅野氏は訪問先でマトモに鳴っているところは2〜3割もないとか書いてた。 菅野氏はラ技やステレオ、レコ芸の方が面白い。


886: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 16:10:05 ID:NlHtaPNg
>>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3%もないになりますよ。

SSだと全部合格です。


887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt

演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。


449: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:32:25 ID:Wla7JK6e

「この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その中で半分の方が、何とかその所有する機器に見合った音を出しておられました。そして、残りの半分は、まだまだその機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。

もちろん訪ねる前には、雑誌で紹介するに値する人であるかどうかを調べてから出かけるわけですが...。それでさえこれが現実です。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。」

     ∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆料理人!
 o/⌒(. ;´∀`)つ 
  と_)__つノ  ☆ バンバン


450: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:37:43 ID:Wla7JK6e

高級ブランド品を自慢して見せびらかすオーヲタの50%は、装置一流、腕前三流という現実。大笑いの恥さらし者ですな。


792: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/16(火) 09:47:17 ID:Je7a/ZAZ

褒めるところがないと、まずは雑談から入るよな

「オーディオはいつ頃から始められましたか?」とかね

気に入ったところだと冒頭から「素晴らしい!」とか「いやぁ!」とか感嘆詞が出るからわかりやすいよな
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all


89 名前:”本格”派の菅野沖彦 :2001/06/07(木) 01:08

実は私は今日、アメリカから成田に着いたばかりです。無論エレクトリのはからいであることは言うまでもないと思います。

残念ながら、江川君は「レコード演奏家」とは呼べません。言うなれば彼は、CD再生ガラクタ装置発明家、もしくは、”本格”オーディオ文化破壊者とも呼べるでしょうか。みなさん、これだけは是非守っていただきたいと思うのですが、今後オーディオを語る時は必ず、頭に ”本格” の2文字をつけて下さい。

無論、総価格300万以下の装置の方々は、全くその必要には及びません。そのような、言うなればオモチャのような装置を、江川君のように、砂に埋めようが、青汁に漬けようが、私の感知するところではありません。ただし、今後オーディオを語ることは許されないであろうことは想像にかたくありません。

レコード演奏という限りなく崇高な趣味の追求に際し、たかだか300万の投資の努力も出来ない、というような方は、残念ながら、情熱を持って、真摯な態度で音楽と向き合う「レコード演奏家」とは決して呼べないからです。

  先日、ヤスケンこと安原犬(ケン)君が、B&W 801を購入し、ついては装置総額300万を超え、私ども「レコード演奏家」の仲間入りを果たしました。これは真に持って歓迎すべきことです。8畳間に、B&W 801を導入した彼の努力は賞賛して余りあるものです。

今後恐らく、寝るスペースも殆どなく、低音はどこまでもブーミーになることは必須でしょうが、それでも いい音を引き出すべく日々研鑚する、真摯に向き合う、これこそが正に、「レコード演奏家」と呼べるものであり、今後新たにオーディオを趣味とする方々が歩むべき道だと信じて止みません。

112 名前:安サラリ−マン :2001/06/16(土) 07:02

’本格’派の先生に御報告したいのですが私も300万を突破致しました。
レコ−ド演奏家を高々に名乗ることをお許し頂けますか?


115 名前:菅野 :2001/06/18(月) 08:39
>112
装置は、マッキンかJBLだろうね?
それと、車は、ポルシェかフェラーリが必須だよ

65 名前:菅野 沖彦 :2001/03/16(金) 15:47

 あ〜親愛なる童貞諸君、マッキン買いなさいマッキン

5万円以下の製品は、点数つけないからねヨロシク
あ〜なんか暇だな。そうだ朝沼と秋葉にいこう。


68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/23(金) 10:38

おめえ、マッキンより女だろ!

菅野の図式は

女>金>車>名誉

じゃねえかよ!老害撒き散らしやがって!

だから日本のオーディオ市場はメタメタになっちまったんだよ!

73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/20(日) 21:30

菅野さん、自著の中でセクースする時はいつもベートーヴェン第7の終楽章が頭を駆け巡ると書いてたな。リズムの権化なのか。

74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 18:48

菅野先生はスイスウォッチにも凝っておられるようだね。

ステサンに出てくる「レコード演奏家訪問」の写真でも毎回ちがうね。パテックやバセロンあたり持ってそうね。知らない人はびっくりするだろうけど、1本2−3百万以上はするんだよ。


82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 20:10
>>74
最近はMen`s Exだったかなんかの時計特集(死ぬほど高いの)にも対談で顔出してたよ

76 名前:>74 :2001/05/21(月) 19:02

そうか。ボクのシステムの数倍の価値がある物がスガーノの左腕に何気なく巻かれているってことね。うーん、エレク鳥ってそんなに儲かるの?

77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 19:07

下らんね。今さらパテックフィリップスなんて。
今なら安くても見栄えの良いワイアードもあるから。精度は勿論クォーツだから上。
http://w-wired.com/

あと住宅地にフェラーリなんて五月蝿いだけだ。
本当に俗物なんだな。嫌になる。

79 名前:>77 :2001/05/21(月) 19:19

フェラーリのオーナー例(現在は知らないけど)


河村隆一・新庄剛志
要はヤンキー系・成り上がり系
菅野→毛並みの良い成金
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/954/954891753.html


40Hz 以下の低音は聞こえない方がいい

954 名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2013/02/27 23:59:08  ID:WEYSA22W(2)

狭い部屋なのにデカイウーファー導入してしまった際、あのボワボワを聴いて

「こりゃ違う参った(>_>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3%もないになりますよ。
SSだと全部合格です。


887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt

演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/03(月) 07:00:15.93 ID:8cT11jic

オーディオ機器の20〜20KHzの可聴域を勘違いし、音楽は、20Hz〜20KHzまでの音がまんべんなく再生されると思っている人が多い。
人間が扱う音楽や楽器は、

オペラのソプラノで6オクターブの最高高域では2.8KHz
ピアノで27.5Hz〜4.2KHz
シンバルで10KHzが最高高域

でオーディオ装置は倍音などを考慮しなければ12〜13KHzのフルレンジで超低域を除いて問題ない範囲での周波数でしかない。

2WAYや3WAYは超高域も再生できるが、実際は6KHzくらいからの高域の量を
可変増量して、あたかも楽器などの超高域が出てると感じるだけに過ぎない。
TVの垂直発信の15.75KHz(キーンという)音がほとんどの人には聴こえないのだから。


58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/06(木) 11:15:12.67 ID:TNLByYFY

適切なステレオ感を得られる適切な聴取距離というものがある

口径cm×10

というもので、例えば20cmなら2mの距離が適切というものである
2mで2wayだとユニット上端から下端の距離で考えてウーファは13cm程度、1.5mだと15cmで10cm程度になる

10cmだと流石に2wayは無意味になってくるので、聴取距離2m以下ならフルレンジを選ぶべきだろう


113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/11(火) 22:07:10.01 ID:bKEZ4kRW

音声帯域から上を再生するだけならスピーカーは小さく作れる。
ただ低音を再生するには大きくするしかない。


120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 00:12:46.02 ID:4r9vWEJo

でかくしても有利なのは低音再生のみなんだが、、、
後は全て理論的に悪い方向にしかいかんよ。


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 11:34:11.96 ID:4r9vWEJo

大型にして有利なのは低音だけだから、

低音域だけ大型にして、中高域は、小型の別箱のシステムとかならまだお話は、わかるが、

昔ながらのJBLみたいな大型システムは、余程広い部屋で遠くから聞かないと、定位感は最悪だよ。

ツイーターとか、スコーカーがでかいバッフルについている奴は、最悪なんだよ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1308134449/

215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15

JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。


216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30

でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www


389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05

むかしは6畳和室に馬鹿でかいSP入れて格闘するマニアの姿を評論家は

美しい、これぞオーディオ道だ、

と持ち上げ


金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる


と推奨してた

売れまくったJBLの43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね


138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54

今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。

そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。
高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?


953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41

スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。

スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。

そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。


155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。


156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。


188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。
耳ツンボだし、しかもバカ


318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?
http://desktop2ch.info/pav/1271554664/


9. 中川隆[7345] koaQ7Jey 2017年3月26日 14:34:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7821]

マッキントッシュ MC275 は音が悪いだけではなく維持費も滅茶苦茶かかる

オーディオ談義〜真空管アンプ〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2007年10月23日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1147661b0ccb82b9b993b4163b427127


現在使っている3台の真空管アンプのうち中域(JBL375ドライバー)用のアンプの真空管PX25(イギリス製、約50年前の製品)の調子がどうもおかしい。2本のうち片方の1本が出力が低下しており、左右のバランスがうまく取れない。

仕方なく2本とも仕舞いこんで、ストックしていた2本を引っ張り出して新たにソケットに差し込んでみたところ、最初の4時間程度は良かったが、次の日電源を入れたら片方の真空管がピンク色になってウンともスンともいわなくなった。新品なのにもう使い物にならない。製造が古い真空管はこれだから怖い。2本セット16万円で購入したので一瞬のうちに8万円がパーとなってしまった。

こういうことはよくあるようで、そっくり似た事例が、先日オークションで出品されていたPX25アンプの説明記事に記載されていた。この方の場合は有名ショップで測定データが箱に貼ってあるもの4本のうち3本がダメになったとのことで、泣き寝入りになったとのこと。(因みに自分も有名ショップで測定データ付で購入。)

古典菅を購入するときは、1週間程度使用して異常が生じたら返品できるように販売元と保証を交わしておくことが大切だと身に沁みて分かった。

まったく、真空管は手間が掛かって世話がやける代物。しかも、トランジスターと比べて物理特性もさほどではなく、そのうえ寿命も短いので常にスペアを準備しておかねばならない。しかし音質に独特の艶と潤いと明瞭さがあり、欠点を補って余りあるので使っている。何といっても我が家の装置の音決めをしているのは真空管アンプ!

もちろん、真空管にもいろんな種類があって音色も違うし寿命にも大きなバラツキがある。さらに、同じ型番の真空管でもメーカーによっても差がある。

寿命が長くて音質もいいということで真空管の王者として昔から君臨しているのはもちろんウェスタン社のWE300B。一時製造が中断されていたものの近年の真空管ブームに乗って再開されたが、現在のものはペアで約8万円前後(ネット上)だが、これが1950年代製造のオールドものになると、戦争に実用されていた名残もあって入念に作られた高信頼菅(なにせ人の命がかかっている!)ということで20万円以上。しかし、これが実は音質もよくて一番安上がり。

この300Bオールドは20年使っても劣化しないといわれている。つまり極論すると無限の寿命といってもよい。とりあえずこの時点で1年当たりに換算するとわずか1万円となる。

拙宅の300Bオールドも生産後50年以上経過しているが、使い始めの時点で中古品(三重県のWEC・5さんから購入)だったにもかかわらず、以後約10年間ほとんど毎日使っているがビクともしないので驚いている。

これがあえて国名を外すが近年のアジア製の300Bになるとペアで3万円前後だが1〜3年前後で劣化するとなると1年当たりに換算すると同じ1万円。しかも音質には明らかに差がある。どちらが得かは明らかだろう。

マッキントッシュの有名なMC275アンプに使用されているKT88(4本)もたしかに音質は迫力があっていいのだが毎日使った場合、約2年ほどで劣化するそうで不経済なことこのうえない。

これから新たに真空管アンプに挑戦する方がもしいるとすれば、WE300Bアンプにしておくのが、あとあとスペア菅の入手などいろんな意味で無難だし音質もよくお薦めである。

ただし、オーディオの常道としては、まず好みのスピーカーを設置し、次にその駆動に適したアンプを選ぶのが順番だろう。真空管アンプは出力があまり出ないので、使用しているスピーカーの能率が低い時には不適である。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1147661b0ccb82b9b993b4163b427127


10. 中川隆[8009] koaQ7Jey 2017年4月25日 13:26:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8501]

マッキントッシュの大出力アンプでは高能率の JBLスピーカーは まともな音で鳴らない


JBL D130とアンプのこと(音量のこと)

この項は、ランシングがD130で、どのくらいの音量で聴いていたのか、についてである。

1940年代のアンプの出力はそれほど大きくはない。
けれどD130の能率は高い。(出力音圧レベル 103dB )

だから相当な大音量まで問題なく出せたわけで、アンプの出力によって音量が制約されることは、ほとんど考えられない。

音量の設定に関しては、自由であったはず。

ならばランシングは、どのくらいの音量で聴いていたのか。
手がかりは、まったくない。

なのに、なぜ書くのか、何を書くのか、ということになるのだが、ひとつだけヒントとなることがある。

ステレオサウンド別冊「HIGH TECHNIC SERIES-1」である。
井上先生が、「内外代表パーツ200機種によるマルチウェイ・システムプラン」を書かれている。

そこにJBLの130AにLE175にHL91ホーンを組み合わせた2ウェイの組合せがある。

エンクロージュアはバックロードホーン型の4530で、

アンプは
コントロールアンプにラックスのCL32、
パワーアンプはダイナコのMKIIIとStereo70で、

ラックスキットのエレクトリッククロスオーバーネットワークA2002を使い、マルチアンプドライヴというシステムである。


130AはいうまでもなくD130のアルミ製のセンターキャップを紙製に替え、ウーファーとしてモディファイしたユニットである。

こういう組合せであるから、スタジオモニターとしてのJBLの音ではない。

「比較的に小音量で鳴らすときにはハイファイというよりは、ディスクならではの蓄音器的なノスタルジックな響き」

と表現されている。このことが意外だったので、ずっと憶えていたわけである。
http://audiosharing.com/blog/?p=9940


たとえばQUADのESL。

ピーター・ウォーカーがESLを開発した1950年代、どのくらいの音量で音楽を聴いていたのかは容易に想像がつく。

当時のQUADのパワーアンプはKT66のプッシュプル構成のII。
出力は15W。しかもESLだから、スピーカーは低能率。

(中川隆 註: ESL57は高能率です
ESL57 許容入力:定格15W
ESL57 出力音圧レベル:100dB−70〜7,000Hz
         93dB−50〜10,000Hz)

おのずと最大音量と制限されるわけだが、おそらくピーター・ウォーカーは、それで音量が不足とは思っていなかったはず。

控え目な音量で、音楽を聴くのであれば、ESLとIIと組合せでも音量的な不満は生じない。

D130となると、そこが違ってくる。

だから、ランシングがどのくらいの音量で音楽を聴いていたのかは、ランシングとともに音楽を聴いたことのある人に訊く以外に、正確なことはわからない。

ただ確たる根拠もなくおもうのは、意外にもそれほど音量は大きくなかったかもしれない、ということ。

私がステレオサウンドにはいったころ、Nさんというジャズの熱心な聴き手の先輩がいた。

彼は JBL の2220を、ステレオサウンド 51号の記事で製作したエンクロージュアにいれ、中高域は2440と2397ホーンによる2ウェイというシステムだった。

最初のころ、パワーアンプはマッキントッシュのMC2300。
Nさんの住むマンションには何度も何度も行った。 音を聴かせてもらった。
http://audiosharing.com/blog/?p=9943


Nさんが、MC2300から次にどういうパワーアンプへとうつられたかについては別項にてすこしふれている。

Nさんはあるところでウェスターン・エレクトリックの350Bのプッシュプルアンプを聴いて、それ以来、ウェストレックスのA10の回路をベースとしたアンプづくりへと、大きくシフトした。

そのNさんのところで、350Bと同じくウェスターン・エレクトリックの349Aのプッシュプルアンプを聴いた。

伊藤先生が無線と実験に発表されたアンプそのものである。
出力は8W、回路構成はウェストレックスのA10そのまま、使用真空管に違いがあるだけだ。

このとき鳴ってきた音は、いまでもはっきりと憶えている。

スピーカーは変っていない。2220に2440の2ウェイ。

MC2300で鳴らしていたときには、しっとりとした音は、このウーファーとドライバーの組合せからは出てこないんだなぁ、と短絡的にも思いたくなるほど、 私が求めている音、好む音とはベクトルが違っていた。

それが、なんともいい音で鳴ってくれる。これならば、クラシックも聴ける、というよりも、この音が欲しい、とすら思えるほどの変りようだった。

音量は控え目だった。 良質の蓄音器を思わせる音だった。

低域も高域もそれほどのびていない。はっきりいえばナローレンジの音なのに、MC2300で鳴らしたときよりもナローであることを意識させない。

無線と実験に載っている349Aのプッシュプルアンプの周波数特性はそれほどよくない。
このアンプもまたナローだった。
http://audiosharing.com/blog/?p=9945


マッキントッシュのMC2300は出力にオートフォーマーをしょっている。

一種のバンドパスフィルターでもあるわけだから、 一般的な、出力トランスやオートフォーマーを持たないパワーアンプと比較すれば、MC2300 の周波数特性も多少は狭いといえても充分な周波数特性は確保しているし、349Aアンプは可聴帯域で、低域も高域も下降し始めているのだから、このアンプと比較すればずっと広帯域のパワーアンプ、しかも出力も 300Wとひじょうに大きい。

8Wと300Wの出力の差は、そのままアンプの規模の違いにもなっている。

349Aはモノーラル構成、MC2300 はステレオ仕様という違いもあるのだが、 重量、容積ともにMC2300は物量投入のパワーアンプであり、349Aのアンプはかわいらしい感じすらする小型のアンプだ。

しかも349Aのアンプは、ウェストレックスのA10の回路そのままだから、出力トランスの2次側からのNFBはかかっていない。

出力段の349AもNFBループには含まれていない。

そういうアンプが、それまでのイメージをくつがえす音を鳴らしてくれた。
その音は、まさに井上先生がいわれている

「比較的に小音量で鳴らすときにはハイファイというよりは、ディスクならではの蓄音器的なノスタルジックな響き」

なのだった。

8Wはパワーアンプの出力としては小さな数字ではあるものの、D130系のユニットにとっては、音量の制約は気にすることのない必要十分な出力なのだが、349Aのプッシュプルアンプで鳴らすJBLのユニットは、むしろ大音量で鳴らされるよりも小音量で鳴らされることを望んでいるかのような鳴り方に、私の耳には聴こえた。
http://audiosharing.com/blog/?p=9948


11. 中川隆[-7803] koaQ7Jey 2017年5月02日 09:22:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅管理人に投稿・コメント禁止にされましたので、本日をもってこのスレは閉鎖します

参考に、僕が阿修羅原発板で反原発派の嘘とデマを明らかにした為に、阿修羅で投稿・コメント禁止にされた経緯を纏めました:

これが阿修羅に巣食う電通工作員
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c73


12. 中川隆[-7701] koaQ7Jey 2017年5月09日 13:03:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

手持ちの箱入りのフルレンジユニットといえば、40年ほど前に購入したフォスター(現在はフォステクス)の「BFー103S」(口径10cm)があったはずだがと、倉庫を探してみると隅の方にあったあった。

さっそく3mほどのSPコードを「BF−103S」の端子に半田づけし、テレビ内臓のアンプを利用して音出し。
             

「おお、なんと素直で自然な音なんだろう」と思わず頬が緩んでしまった。低域も超高域も見事に出ないが中域がしっかりとしたグッドバランス。長時間聴いてもちっとも疲れないのが何よりもいい。また、テレビのリモコンスイッチひとつで画像と音声が出てくれるのも実にありがたい。まさに「シンプル・イズ・ベスト」。

さらに40年の星霜を経ても、ちっとも衰えていないフォスターのユニットの丈夫さには大いに感心した。

実はこの古いユニットにはちょっとばかり思い出がある。

当時といっても40年ほど前のことだが、愛読していたステレオ・サウンド誌(通称「ステサン」、あの頃は良かった!)でオーディオ評論家の長岡鉄男さん(故人)が小さなトリオのアンプ(TW-31)とこの「BF-103S」の組み合わせを提案され、他の評論家たちからも「素直な音」だと大好評だった。

さっそく”なけなし”のお金をはたいてこのセットを購入したのは言うまでもないがアンプの方は壊れてとっくの昔に処分したものの、SPユニットは湿気が入らないようにマメに梱包して保存していたのだが、「捨てなくてよかった!」。


余談だが長岡さんはそれから程なくして、「ステサン」の主柱的存在だった某有名評論家と仲違いしてしまい、「ステサン」の執筆から遠ざけられてしまった。

以後「ステサン」はいたずらに値段ばかり”ぶっ高い”高級品志向に特化してしまい、幅広い読者層に対する多様性が失われてしまったが、コスト・パフォーマンス志向が強かった長岡さんの功罪はいろいろあるにしても往時を知る方のうちこのことを残念に思うのは自分だけだろうか。

オーディオは決して「お金持ちが有利」の趣味になってほしくない、資金という制約があってこそ研究熱心となり「いいアイデア」が湧き、「センス」も磨かれると思うのだがこれは「独断と偏見」かな〜。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/dd08e6eba9c99df2a6e9a8996734212c


13. 中川隆[-7588] koaQ7Jey 2017年5月19日 22:33:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

マッキントッシュ 240 275


未だに愛用者の多いアンプです。あのスタイルは素晴らしいの一語。あれだけのデザインは中々出来ません。

でも、流石に古いアンプです。寄る年波にはかないません。

今迄かなりの台数のマッキンを見ましたが、全台数失格なのは真空管ソケット。皆グラグラ。ソケットは消耗品です。でもマッキンは余程自信が有ったのか、ソケットをリベット止め。交換の労力はかなりのものが有ります。でも、必ず交換です。本来の真空管ソケットは親の仇ぐらいの気持ちで引かないと抜けません。親指と人差し指でつまんでスポン、なんてのは完全に不良。そんなのが店頭に沢山並んでいます。

中を開けますと、平ラグを立てて使い、部品が整然と並んでいます。でも、良く見ると右chと左chで抵抗やコンデンサーが違っている物がチラリホラリ。酷い業者ですと二個一、三個一は当たり前の世界ですので用心が必要です。修理で交換したとしても、年季の入っている部品ですから、僕は反対chも交換していました。こうしないと左右のバランスが取り難いのです。

で、ユーザーの方でも出来るチューン。この立てて有るラグの半田。経年変化で酷い状態です。見た目も鼠色。熱した鏝をあてて見て下さい。簡単には溶けず、グズグズに成るだけです。元々品質の低い半田を使っていたのでしょうね。其の侭では溶けませんので、其の上に良質の半田を盛ります。すると両者が混ざってトロリ。

其の半田を半田吸い取り線を使って取り除き、新たに品質の良い半田で付け直し。其の時テキパキとやらないと、熱で部品を痛めますので注意が必要です。

全部終わるのには結構な時間が掛かりますが、終わって音を出すとオッオーー。

真空管ソケットの方も交換すれば、殆どの半田が新品。古い半田がNGなのを思い知らされます。
http://hayashilab.syuriken.jp/aumcintosh01.htm


14. 中川隆[-7573] koaQ7Jey 2017年5月20日 19:34:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

62 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/26(土) 20:13:49.91ID:37LdzGdx>>64

Marantz #7 はカタチがかっこ良い。
同じカタチで最新設計で出して欲しい。


63 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/26(土) 20:29:35.02ID:V7fLiktr

まるで C-22 の復刻コンセプトみたいだな


42 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/06(日) 10:42:43.57ID:GzjP2qVf

#7は回路的に緊張感を強いる
アマが回路をまねて製作しても失敗例が多い
マッキン C22 の方がオーソドックス回路で安心して聞けると想像


354 名無しさん@お腹いっぱい。2014/04/23(水) 16:52:32.03ID:sBb5FcFs

EQ はイコライズするのが仕事
トーン回路がプリの音色
#7 は発振寸前 発振してたかも神経質な音だった

C22 の方が落ち着いて聞けると思う
C24,C26,C34 聞いた感じから

#7 をデッドコピーした経験からトーンSW の配線大変だったな
富士通の 24接点ロータリー使って

44 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/06(日) 13:57:50.64ID:9tlEcMKx

限定100台で出ている Mcintosh C22 の復刻、
あれはもうオリジナルとは別物だろうな…

223 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/23(金) 17:27:16.45ID:KWih4ypV

マッキンの C22 は度々復刻されてるけど、
#7 の復刻はキット除けば一回だけやな。

まぁ、C22 は潔いくらいにオリジナルに忠実じゃないけど(笑)


225 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 03:56:42.34ID:14Zra9DV

マッキンの潔さは認めるよ。
同じ顔した別物で、マランツみたいにオリジナルに忠実にとかのキャッチコピーも一切無かったし。
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1296269023


15. 中川隆[-7531] koaQ7Jey 2017年5月24日 07:47:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 21:22:01 ID:NnzadXLb

マランツ#7 のレプリカとオリジナル両方持っているが、レプリカでもコンデンサをオイルコンに変えたらあんまりオリジナルと変わらん音がでるぞ。

同じレプリカでも c22 は 外見だけ同じで中身が全く違うアンプだが マランツ#7 の場合はけっこう良心的と思う。

腕のいい職人に過去現在のいいパーツを選別して組んでもらえばオリジナルに勝る可能性があると思う。

80 :plausinar ◆fcoWXWNaG2 :2006/01/17(火) 10:07:36 ID:P4xMcdZ7

C22R はまるで違うアンプですね。悪くはないんだけど。


マランツ#7 のレプリカでいちばん言われるのは、配線の質。
昔にくらべてハーネス屋さんに人材がいないとか。

そういう意味では、C22R の行き方も納得できる。コンピュータの内部に真空管が有る感じだけど。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1136892845/


16. 中川隆[-7553] koaQ7Jey 2017年5月24日 07:52:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

音を決めるものは「頭の中」だけにある Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)

この世に「オーディオマニア」と呼ばれる人種がいる
この人たちの99%は

より高級(高額?ハイクオリティ?)な機材を購入して上手に使いこなせば、結果いい音が手に入ると考えているのかもしれない

家計に余裕のある人もない人もせっせとお金を貯めて「グレードアップ」という性能の向上を目指しては惜しみなく大枚を投入するのに対して、会社に着て行くスーツはとりあえず「それらしく見える」ことだけを優先した2着で○万円の大衆的なモノで我慢する

一方、RCAケーブルにはそのスーツの何着分だよ!?という「高級な」ケーブルを家人の目を盗むように買っては悦に入っておる


大変申し訳ないことだろうけれど、あなたの家のオーディオセットの音を左右するのは機材によるのではなく、この考え方が違うんじゃないかなあと今日は申し上げたい


少し前のこと

我が家に、堂々とした立派なオーディオマニアが見えた

うん百万の高級モニタースピーカーに英連邦北部製の最高級アンプに、同じく最高級のクライマックスなネットプレーヤと完全武装のLPプレーヤまで揃え、しまいには幼稚園のお遊戯場ほどもあろうかという部屋に引っ越して、ご本人も

「今の音に不満はない。これでオーディオは目処がたった」とおっしゃったので私は

「これからは、お好きなレコードやCDを集めて楽しまれるだけですね」と申し上げた

すると、どうしたものか(おそらく何かを誤解した=多分我が家でオリジナルLPをかけたので、その金額世界に少々の反骨心を感じていたんだと思うが)急にエキサイトして

「いやいや、音源なんてオーディオの性能に比べたら物の数ではない。
私はたかがレコードに何万円もかけるつもりはない。ディスク・ユニオンの1枚幾らの箱の中ので十分いい音を出せる」

と随分な剣幕でまくし立てた

私の反応は、まあ慣れたものですから
「ああ、そうですね。それはよろしゅうございますねえ」といっておいた

でもね、断言しましょう

五百四十円(税込)のレコードからは、どれほどの装置を持ってしても、五百四十円(税込)以上の価値の音はしません

誤解をされぬように解説すると、さすがの私も

「音源は全てのオーディオ装置に先んじて最も重要なコンポーネントだ」
「やはり、オリジナル盤じゃなければ本当の音はしない」

なんて雑誌に書いてあるような恥ずかしいセリフをいうつもりはありません


一番大切で、何よりも最も先んじているべきはその人の頭の中であり。イヤラシイ言い方を許されるなら、あなたの思考・判断の品格があなたの家の音に大きな影響を与えているのです

五百四十円(税込)のレコードでも・・・とあなたの脳みそが言い出したその瞬間にあなたの家の音は五百四十円(税込)の音で鳴る運命を背負ったのです

逆に、何十万円という幻の名盤を持ったところで、所有欲を満たすためだけにコレクトしその良さを引き出す努力を怠るならば、同じくその家で鳴っている音は「その程度の」音に止まるのです

私の家にだって、特売で買ったレコードは沢山あるし普段ききでよくかけています
TPOで使う時を間違えなければ重宝しています

オーディオ装置やレコードに何千万円、何億を投じようとも出てくる音はその方の脳みその中を超えることは、断じてありえないのです


その方は、その後頭の中を改めて、今では仲間内で「初期版の伝道師」のようなご活躍だそうです

さぞかし素晴らしい音で楽しまれていることでしょう
しかも、以前ほどオーディオをいじくりまわさなくなり、もともと素晴らしい機材が揃っていたのですからいよいよ音質の向上は約束されましたね

めでたし、めでたし

ちょろっとおまけ

このブログでは有名なT氏がある時

どうにも自分の家の音に満足できなくて

「手間賃を払うからさあ
アンプの周波数特性を調べてくれないかなあ」と言って見えた

おお、やっとそっちの方へ目を向けるようになりましたかと、喜んでお引き受けした
案の定 マランツ#7のRIAAカーブは両端でー3dB以上の落ち込みで結構なカマボコであった

合わせましょうか?と声をかけたが、ちょっと待ってくれという

雑誌で読んだことが頭の中でリフレインしたのでしょう

オリジナルの状態が一番貴重なんだあああああ
部品を変えると元の音にはならないんだああああ
オリジナルでなくなると資産価値が減るんだあああ

結局 T氏はからはその後依頼がありませんでした
交換するコンデンサーはブラック・ビューティ使うからと言ったのにです

そして、今でも相変わらず自分の家の音に文句ばかり言っています
ついに耐えきれなくなって、少し前にスピーカーを買い換えたそうです、アンプがあのままなんだから他を変えてもねえ

ほんの少しだけ頭の中を変えることができていたならば・・・


つい最近、一人の好事家と出会いました
我が家の音を聞かれて、自分が最初にすべきことは何か?と尋ねられました

ターンテーブルのゴロを取り除いて、プリアンプをメンテしたらいかがですか?と申し上げました
その週のうちに遠来でガラードとマッキンの初期プリをお持ちくださいました

仕上がったので先週納品に行って来ました

オリジナル・オートグラフはすざましい音楽を出現させました
相当数聞いて来た私が知る限り最高の音で鳴るTannoyに間違いありません
出会ってからほんの3週間でここまで来た方は初めてです

本当に一瞬で頭の中を変えてしまう度量をお持ちの方でした
私よりオーディオのキャリアが長いにも関わらず、一瞬で考え方を変えることができる人なんてそうそう出会えるものではありません


そちらの御宅で最初メンテ前に聞かせて頂いた音を思い返し、現在の音と比べると確信します

機材をメンテナンスすれば確かに、ノイズが減ったりフラットな周波数特性で再生することにより音源の持つ迫力やニュアンスがよりはっきりと聞き取ることができます

スピーカーやアンプを「グレードアップ」することも全く同じですが

しかしオーディオと出てくる音にとってそんなことは些細なもので大きな問題ではないのです

使い手がどのような気持ちで、オーディオや音楽と真摯に向きあえるのか? その覚悟ができているのか?

これこそが、あなたの家の音をあなたの音足らしめる、唯一無二の要因だということなのです


音はアンプやスピーカーが出すわけではありません

その人の「頭の中」にあるものが波動エネルギーになって鳴っているだけなのです
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-501.html


17. 中川隆[-7645] koaQ7Jey 2017年5月24日 19:41:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

MC275 が聞ける名曲喫茶カデンツァ
http://music.geocities.jp/cafe_cadenza/
https://ja-jp.facebook.com/classicalmusiccafe.cadenza/
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131004/13132585/


名曲喫茶 カデンツァ - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%90%8D%E6%9B%B2%E5%96%AB%E8%8C%B6+%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%A1


文京区本郷7−2−2 本郷ビル地下1階

TEL : 03−5844−6807


真空管アンプと英国タンノイ社のスピーカーの組み合わせが奏でる、艶やかで澄み渡った音でクラシック音楽をお楽しみ頂く名曲喫茶です。

平日15時まではアコースティック系JAZZも流したりしています。 無線LAN有。

LIVE 演奏も開催しておりますので、そちらもぜひご期待下さい。

平日12:00〜15:00 は CafeTime として、クラシック音楽以外の音楽も BGM で流します。会話はご自由にどうぞ。

CafeTime 終了後は MusicTime となり、クラシック音楽鑑賞の喫茶店になります。

他のお客様がいらっしゃる場合は、会話はお控え頂きますので、ご了承願います。
MusicTime では、リクエストやレコード、CDのお持込み歓迎致します。


 定休日 月曜日(LIVE開催の日は営業致します。)

【営業時間】

  平日 14:00〜22:00

  土・日・祝 14:00〜20:00


  当店は禁煙です。

アクセス


東京メトロ丸の内線  本郷3丁目駅から徒歩4分
都営地下鉄大江戸線  本郷3丁目駅 5番出口から徒歩3分
本郷三丁目駅から196m

本郷通りと春日通りの交差点(本郷3丁目の交差点)から、本富士警察署または、本郷消防署に向かい、

手前のビルです。

『ブラザーミシン』の袖看板があるビルの地下です。

車でお越しの際は、申し訳ございませんが、近隣のコインパーキングをご利用下さい。
http://music.geocities.jp/cafe_cadenza/map.html

地図

https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92113-0033+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%96%87%E4%BA%AC%E5%8C%BA%E6%9C%AC%E9%83%B7%EF%BC%97%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%92%E2%88%92%EF%BC%92+%E6%9C%AC%E9%83%B7%EF%BC%AD%EF%BC%B4%E3%83%93%E3%83%AB/@35.7077125,139.7603447,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x60188c3b54edf76f:0x1a8b36a37ce9bb43!8m2!3d35.7077148!4d139.7625225?hl=ja
https://map.yahoo.co.jp/maps?cond=url%3Ahttp%3A%2F%2Fmusic.geocities.jp%2Fcafe_cadenza%2Fmap.html%3Blat%3A35.70771746423404%3Blon%3A139.76244863058233%3Bz%3A18%3Bmode%3Amap%3Bpointer%3Aon%3Bdatum%3Awgs%3Bfa%3Aks%3Bhome%3Aon%3Bhlat%3A35.70771746423403%3Bhlon%3A139.76244863058233%3Bei%3AUTF-8%3Bs%3A1495621794%3Bwidth%3A480%3Bheight%3A360%3Blayer%3Apl%3B&zoom=18&bbox=139.76008828664925%2C35.70619287281433%2C139.7648089745154%2C35.70876288149786&lat=35.70771746423404&lon=139.76244863058233&z=18&mode=map&active=true&layer=&home=on&hlat=35.70771746423403&hlon=139.76244863058233&ei=utf8&v=3

audio system


タンノイ カンタベリー/SE


マッキントッシュ パワーアンプ MC275

伝統のバイファイラー巻き出力トランス、ユニティ・カップル出力回路、そして名球KT88が織り成す音の芸術・・・1961年のオリジナルモデルが登場してからマッキントッシュの代名詞とまで評されてきたMC275。

初代MC275のオリジナリティーを損なうことなく、低歪、高効率および広帯域化を追求しました。 さらに、細部にわたり信頼性を高めた設計を実施。

半世紀にわたってオーディオファンの心に響かせてきたマッキントッシュ・サウンドの原点が、今ここに甦ります。



マッキントッシュ プリアンプC2300

MC、MMフォノ回路の両回路ともに 12AX7A 真空管を使用。

先端の音響テクノロジーを投入し、真空管のもつパフォーマンスを音造りのベースにおいたさらなる進化を達成しています。

マッキントッシュが創り、進化させ続けた手放すことのできない憧れの音の世界へ。

C2300がアナログの豊饒で心よい音を謳いあげます。

完全にセパレートされた MM/MC フォノ回路およびプリアンプ回路は、音楽のもつ艶やかさ、温かさを余すところなく表現する真空管12AX7Aを採用した最新式管球プリアンプです。



エソテリック SACDプレーヤーX−03SE

トーレンス レコードプレーヤーTD-350/TP-250

トライオード パワーアンプTRV-M300SE

TRV−M300SEは、真空管300B独特の響きを大切にするためにパラシングル構成としました。40W級のオリエントコア(高級電磁鋼板)を使用したアウトプットトランスで余裕のある音楽再生をします。
http://music.geocities.jp/cafe_cadenza/audio.html


18. 中川隆[-7492] koaQ7Jey 2017年6月15日 11:12:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オーディオ訪問記〜2017・6・8〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e16281b44609e98769590adb619fce87

オーディオを長くやっていると誰しも一つや二つぐらいは「想い出の音」というのがあるはず。

自分の場合は以前のブログにも記載したことがあるが、たしか30代の頃だったと思うが、フラリと入ったオーディオショップで聴いた「CN191コーナーホーン」の音がそれだった。まるで宝石をちりばめたようなキラキラ光る音が音響空間のすべてを埋め尽くしているみたいで、思わず茫然として立ちすくんだ。

「なんていい音なんだろう!」

駆動しているアンプは忘れもしないパイオニアのA級アンプ「M5」(モノ×2台)だった。

もちろん当時は安サラリーマンの身なので、「CN191」は当然のごとく「高嶺の花」だったが、とうとう現在に至るまで縁がなく手に入らず仕舞いだった。しかし、今でも「想い出の音」として脳裡に深〜く刻み込まれている。

そして、このほどようやくその「初恋の人」に巡り会った。

         

奥に鎮座しているのが、その「CN191コーナーホーン」(ヴァイタボックス:オリジナル)である。

しかも、組み合わせられている機器が凄かった。

まずプレイヤーが「927ST」(EMT)。「930ST」ならよく見かけるが1ランク上の「927ST」となると極めて珍しい。中古の相場をググってみると450万円なり(笑)。

          

そして駆動しているアンプはプリアンプがマッキントッシュの「MC22」で、パワーアンプが「MC275」。もちろん、いずれもオリジナル。

           

カーティス・フラーの「ブルースェット」を聴かせていただいたがサックスのふてぶてしい音にぶったまげた!

           

日頃から「フルレンジ」スピーカーのミニチュア的で端正な音の世界に慣れ親しんでいる人間にとっては出てくる音のすべてがカルチャーショック以外の何物でもなかった。

低音から高音までレンジが広くて密度がメチャ濃い感じ。この音ならスーパーウーファーもツィーターもまったく必要ない。

ウ〜ン、参った!

一般的に「いい音」の判断材料とされる「音像定位」とか「奥行き感」とか、「音の艶」などがやたらにチマチマしたものに思えてきて、まるでそういうものを吹き飛ばすかのような「野太さと力感」の勢いにまったく言葉を失ってしまった。

「低音なんか二の次、三の次でいい」と、豪語していたのはいったい誰だ!(笑)

それにしても「MC22」と「MC275」のコンビのオリジナルの純正品を聴くのは初めてだったが、有名なアンプなのでこれまでいろんな噂を耳にしてきている。

どちらかといえば否定的な評価が多かったが、実際に聴いてみるとこの弩迫力はこのコンビしか出せない音だと感心した。その昔、このコンビを称して「ネス湖の怪物だ」(「ステレオ サウンド」誌)と記載されていたが、成る程とようやく合点がいった。

持ち主さんによると、八方手を尽くしてこのアンプを手に入れたものの、音質に不満があったので開けてみたら内部のコンデンサーに国産のものが使ってあってガッカリ。以後、海外も含めてオリジナルのコンデンサーを時間をかけて手に入れすべて入れ替えられたそうでようやく現在の音に辿りつかれた由。

出力管「KT88」についても今や稀少管となった「ゴールド モナーク」ブランドを4ペア完備されているとのこと。


19. 中川隆[-6110] koaQ7Jey 2017年10月19日 10:30:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

MagicMusicさん 2013年09月28日 真空管アンプの音質傾向雑感
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3684/20130928/39354/

主要機器 Nov. 3, 2013
Sonus faber Elipsa Red 〜 First watt SIT-2 〜 Burmester 099 〜 Luxman D-08


真空管アンプの音に惚れ込んで導入を真剣に検討したものの
結局は気になる部分があって導入とはなりませんでしたが
参考になるかもということで一応書いておきます。
無論、聞く人によって印象は変わりますので試聴お勧めします。


かなり雑な表現になってしまいますが
トランジスターっぽい音と真空管らしい音ということで

Tr > OCTAVE >> McIntosh > EINSTEIN >> EAR > (UNISON RESEARCH) > Tube

のように感じました。欲しいと思える機種以外の型番は
あまりよく覚えてないのでブランド別の記載です。
機器を目の前にすれば音はよみがえってくるのですが
すいませんです。

マッキントッシュ(MC275のみ試聴) 含めて
右側にいくほど声やら弦楽器の色艶、音の陰影感に優れ
惚れ惚れする音を出してくれてました。


MC275はプリ管が端から順番にオレンジ色に灯り、
最後は全て緑色にパッと変わる様は
まさにイルミネーションファンタジーで一見の価値あり。
ヤバイです。
音質は音の凹凸が聞き取れるような独特の表現力で
思っていたほどカラッとした感じはせず、
高域方向のサラサラ感健在ですが
湿度感のようなものも感じ取れます。
弾む低音がソースによっては少々引きずるので
Elipsaとの相性はもう一息な部分がなきにしもあらず。

個人的趣向ではOCTAVEだけがピアノが透明感高く
右手がクリアーにコロコロコロと鳴り響いてくれて
McIntosh MC275もそこそこいけてました。

ユニゾンリサーチはプリメイン「Preludio」のみ。
試聴環境が悪くいまいち信憑性に欠けますが、
見た目よし、ソース限定で音よし、しかし、
若干故障率が高いようなことをちらほら耳にします。

EARは機種によって結構違う音がするので(値段に比例して?)
色々試聴してみるとおもしろいかもしれません。

EARとユニゾンリサーチは音が丸すぎですが
とても官能的で真空管ってこんな音がするのか〜
と思った次第です。


もし、導入するとなればEINSTEINか次点でOCTAVE。
OCTAVEは球交換の可能性が気になります。

今は手は届かないものの
EINSTEIN The Preamp & The Final cut
がとても気になってますので
Elipsaつなげてそのうち聴かせていただく予定です。


コメント

オクターブが絶対好いですよ 真空管もちゃんと選別だれた物が使われていて最新の技術で作りこまれています

マッキンのC-2200+MC2120は一年で三回も真空管とフューズが飛び嫌になりました。
byJAZZLAND at2013-09-29 06:03

オクターブなかなかいいですよネ! FMはもっとイイデスネ!!!
オクターブは品質もいいらしいです。
でも出るとこ出ててるんですが引くとこ引いて欲しいのにって感じなのでハリすぎる声、低域の押し出し傾向を弱めるように球をうまく選別して調整すればいけるかなと勝手に想像してます。デフォルト管は使わず保管です。

マッキンはハズレ引いちゃったんですかねぇ(・。・、)

高額でmade in Japanだと滅多に壊れないので私にも修理・保守が当たり前に思えない節があります。ドイツもよさげですね。同じ国でも地域によって日本以上に違いますが、やはり欧米の「モノ・品質の価値観」の違いを仕事でも感じてます。
by MagicMusic at2013-09-30 23:01


20. 中川隆[-13430] koaQ7Jey 2018年7月10日 09:15:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16423]

ケーブルのお薦め品


アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) BELDEN 8412 
アメリカ録音の再生用 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/878.html

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) VITAL VAM-265
デッカ、EMI等のイギリス録音の再生用   
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/879.html

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) neumann ケーブル
ドイツ・グラモフォン等のヨーロッパ録音の再生用
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/880.html

スピーカケーブル BELDEN 8460 (撚線, 18GA, 0.823mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/885.html

スピーカケーブル BELDEN 8470 (撚線, 16GA, 1.309mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/886.html

スピーカケーブル BELDEN 8473 (撚線, 14GA, 2.081mm2) 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/887.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 18GA (撚線、 0.823mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/882.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 16GA (撚線, 1.309 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/883.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 14GA (撚線, 2.081 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/884.html

スピーカー・パワーアンプ切り替えにはノイトリック社 スピコンを使おう
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/888.html

音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html


21. 中川隆[-13638] koaQ7Jey 2018年9月15日 11:30:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18550] 報告

アンプの電源素子とサウンドについて - Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/eb4c4e56535eba5ebe1405e90796f144

「マランツ#7c+#8B・#9」、「マッキントッシュC22+MC275」。

オーディオマニアならこの二つの名前を聴いた事が有るだろう。
1960年代の「管球式プリアンプ+パワーアンプ」の超有名な名器でです。
今となっては「オリジナル状態」のモノを手に入れるのは難しいアンプです。

この2種のプリアンプは電源素子が「セレン整流」の機器です。セレン素子特有のサウンドと質感を持っていました。

アンプの電源の整流素子として、

1)セレン整流
2)真空管整流(整流管)
3)ダイオード整流

の3つの方法が有ります。

それぞれにサウンドと質感、ノイズについて特徴が有ります。どれが良いかはオーナー次第ですが、時代の流れと共に 1)から2)へ、2)から3)へと移って来ています。現在はダイオード整流がメインとなって来ています。

個人的には「セレン整流」に非常に興味が有ります。柔らかいサウンドで「サワサワ感」のする質感は絶品です。当時の「ケーブル技術」が低くて「ノイズが多い」サウンドになっていたのが残念。今でもこの時代の機器は最高の質感が有ると思う。


「整流管整流」の真空アンプに手を入れて、現在数セット使用しているが、当時の「ケーブル技術」では「ノイズ」が多すぎて残念ながらそのままでは使えない。自分で「内部配線」を特殊なケーブルでやり替えて使用している。この「ケーブル技術」を使うと、最新のアンプに引けを取らないSN比の良さを確保した状態で「真空管アンプ」が使える。実際に現在の「オリンパスシステム」の中・高域用管球アンプで実践している。来訪された方がこの管球アンプの「ノイズの無さ」(SN比の良さ)にまずびっくりされる。レビンソンNo431Lに引けを取らない。コンプレッションドライバーの#375+HL88からノイズが全く聴こえない。「真空管整流」はキレが有るのに暖かいサウンドがする。

現在主流の「ダイオード整流」は「ノイズが無い」サウンドが出来る。ケーブル技術の向上が寄与している事を忘れてはならない。サウンド的にはキレ・ノビ・ヌケが良くて非常に良いアンプに仕上がるが、音の厚みの面で「やや薄目」になってしまう点が工夫の為所となる。

個人的には「セレン整流」を「最新ケーブル技術」でやったなら、「ノイズレス」のサウンドに出来ないか?と云う点である。実際にやって確かめたかった点です。これで「ノイズレス」に出来たらもの凄いハイエンドのサウンドになっていたと思う。

22. 中川隆[-13393] koaQ7Jey 2018年10月09日 10:15:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19090] 報告

Mcintosh MC275 original

1961年 名匠シドニー・コーダマン設計。
重低音がきわめて力強くハード志向で、音の骨格感、肉付きが豊かでリッチ、金管や打楽器の実在感とキレが凄まじくマッチョで男性的、色彩感が豊かで一聴して色艶が濃いがヌケは良い。

MC60 はさらにヌケが良い。駆動力は異例の高さを誇る

Mcintosh MC275 と MC240 の比較。

MC240 の方が瑞々しく繊細で麗しい美音。275 を持ってても 240 が欲しくなる。

女性 Vocal だと明らかに MC240 だが、ALTEC以外の大型は無理で中型スピーカーまで駆動できる。

NW は電流を大幅にロスするので、MC240×2 でマルチにすればJBLを駆動できる。
JBL大型のシングルだと MC275

音楽性で ウェスタンエレクトリック WE124 が100だとすると ラックスマン MQ36 が75、MC240 は 65 で MC275 は 60くらい。

ただし MQ36 は A5 と小型スピーカーにマッチする。大型はやや難しいが、音楽性なら現状では MC275 を凌いでいる。

MQ36は優れモノですね。
MC275 と JBL も相性が良いが、黄金の組み合わせ ALTEC とのコンビならいい勝負になるかも。


大型機を鳴らす目的で入れた MC275 は自分の好みからは重厚長大過ぎる。
重たい重低音を吐き出すのでハイスピードな音ではない。

MC240 は音質は理想的だけど、これは駆動力がない。

音楽性で WE124 が 100 だとすると 240 と 275 は 60〜70行けばいい方。

124は基本性能と出力値が低い。

WE124 は現代的基本性能が足りないし、ラックスマン MQ36 は性能は俄然向上したが低音が出ない。

目一杯箱鳴りさせて鳴らす小型スピーカー向き、これなら低音に不足感も余り感じない。低音が出ない代わりにフットワークが軽くなり、軽快で弾むような音が得られ音楽がハジケます。温度感は MC275 より高くLIVEの熱気がある

23. 中川隆[-13386] koaQ7Jey 2018年10月10日 04:42:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19105] 報告

「MC275 より MC240 の方がエエで!」

MC240 の方が女性ボーカルが好きな人には好ましい

Mcintosh MC275は流石銘機の誉れ高く、ストレスのない大音量での JAZZ のビッグバンド再生では過去最高の音を聴かせる。圧巻のゴージャスさで、鮮烈な張り出しがすさまじい。近年あまり低域のボリューム感を欲張ったモデルを使っていなかったので、こういう本格派のアメリカンサウンドに戸惑いを感じる。


MC275 は twin input にボリューム全開状態で使った方が音が格段に良かった。stereo input はゲイン固定でゲインが低く、stereo が9時だと twin input が12時くらいゲインが違う。MC275 は stereo input で使うと一気に音から精彩が無くなる。

24. 中川隆[-13361] koaQ7Jey 2018年10月11日 10:52:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19111] 報告

Mcintosh MC275「重戦車サウンド」の重々しさ、過剰さを感じるダイナミクス 1961年製の細部の曖昧さ、雑味、濃厚な音で混濁感などがネック。この辺りの許容がカギ。最大長所は「圧巻のゴージャス」さ、「崇高で燦然と輝く」音楽性の高邁さに震える。凡夫球アンプは比較試聴で一瞬で大敗を喫するだろう

Mcintosh MC275 音楽に強烈な生気が漲り、活き活きと表現される。現代の「洗練された綺麗な音」を聴き慣れているとハードタッチでザックリ太め、荒々しい音だが、すさまじい音のキレや途方もない電流供給能力に裏打ちされたダンピングに「これは本当に球か!?」と唸らされる。大編成JAZZでは最強。


Mcintosh MC275 脂っこい濃厚さと官能的な音色、細部を誇張し過ぎることなく、豊麗なソノリティの中に音楽の多彩な表情を描き分けて行く。馥郁とした美音や金管のゴージャスさ、圧倒的な駆動力が生み出す堂々たる音の広がりは聴く者を包みこむようだ、硬調でハードタッチで描かれる音像骨格の確かさ。

____


大音量で鳴ってると いい音楽だと錯覚する人が多いですね

要するに、Mcintosh MC275 は音楽がわからない人向けという事でしょう(嘲笑い)

25. 中川隆[-13358] koaQ7Jey 2018年10月12日 05:42:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19129] 報告

Mcintosh MC275 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12411228169.html


この人はヤフオクで転売して儲けてる(?)みたいだから、話半分に聞いておいた方がいいですね。

26. 中川隆[-13351] koaQ7Jey 2018年10月15日 09:42:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19204] 報告

C22 + MC275 vs. 中国製 安物プリメインアンプ


TRIODE プリメインアンプ TRV-A300XR WE300B仕様
価格: ¥ 225,799
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89-TRIODE-TRV-A300XR-WE300B%E4%BB%95%E6%A7%98-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97/dp/B01CQ7NKBA/ref=lp_3646036051_1_5?srs=3646036051&ie=UTF8&qid=1539563693&sr=8-5

コメント

ホロヴィッツ命 これはすごい2016年6月21日

長らくマッキントッシュオリジナルのMC275を鳴らしていたのですが、四回目の修理でやはり毎度の40万円。購入額100万円に修理四回で総額260万円。

これはもう付き合いきれない、と思い切って26万円の本製品を購入。

解像度についてはやや劣る印象ながら低域のふくらみやバイオリンの生々しさなど遜色ありません。

また50年以上前の製品となるとプリアンプ C22 のせいでもあるのかもしれませんが毎度左右バランスの悪さで自分の耳がおかしくなったのではないかと思うことしきりだったのですが、本製品ではまったく正確に中央から歌手やバイオリンが聞こえてきました。

50年のあいだ人類が進化しないはずがない。
オリジナルにこだわって散財した自分がバカにみえました。
十分の一の値段で新品の素晴らしい音が手に入りましたので。


なおプリ管を変えると音がよくなるというレビューがあったので JJの 12Ax7やビンテージの SYLVANIA の 12AU7 を差してみましたが、低域が膨らみすぎてちょっとやりすぎと言う感じ。

スピーカーがオートグラフだし、設計者が PSVAN Eの 300B に合わせて選んだ球で聞いたほうがよいのではないかと思いました。

なお出力はスピーカーの能率がいいからか、7時半までしか上げなくても十分な音量が得られました。

あとプリメインは久しぶりに使いましたが、床のそばにボリュームやセレクタがあるのはおじさんにはきついのでラックの上に配置する必要がありそうです。

上級機種にはないバイアスメーターがついているのはありがたいです。

マッキントッシュオリジナルではバイアスの知識なくパワー管を交換しての故障が二回あり、それ以降は怖くて一切触れなくなりました。

この機種では最高の PSVANE の 300B を搭載しているものの、オリジナルの 300Bのといつご縁があるかわからないし、高槻電子とかロシア球との交換なども実験してみたいですもんね

27. 中川隆[-13351] koaQ7Jey 2018年10月17日 07:53:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19270] 報告

ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/107.html


マッキントッシュの代わりになる安い 300B アンプは


サウンドパーツ 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/114.html

欧米製300Bアンプ : ケリー オーディオ 300B パラレル・シングル アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/117.html

欧米製300Bアンプ : Melody Valve Hifi 300Bプッシュプル・アンプ (オーストラリ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/118.html

欧米製300Bアンプ :CR Electronic Design 直流点火無帰還パラレル・シングルアンプ (イギリス)
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/119.html

欧米製300Bアンプ : Audio Nirvana 300B トランス結合、真空管整流 シングルアンプ (アメリカ)
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/120.html

28. 中川隆[-13341] koaQ7Jey 2018年10月17日 12:33:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19279] 報告

MC275 は 115V と 125V の二通りの電圧がありスイッチで簡単に切り替え可。

日本の AC100Vで駆動すると最大出力 56Wしか出ない。
ステップアップトランスを使用して 115Vで駆動すると本来のパワーを発揮できて音が良くなる。

またMT菅(ミニチュア菅)に不良があると最大出力は 30W程度しか出なくなるので注意が必要

29. 中川隆[-13565] koaQ7Jey 2018年11月10日 09:08:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20410] 報告

2012年10月12日
彷徨える巨星 〜マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブ活動終了のお知らせ♪
http://namechan9999.seesaa.net/article/374358069.html


本日、メールにて、以下の通り、「マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブ活動終了のお知らせ」が来た。

このご時勢、様々な業態で、事業譲渡や企業買収が当たり前のように行われているが、老舗オデオメーカーといえども、その例外ではないようだ。天下御免の巨星マッキントッシュも、ディーアンドエムホールディングス傘下の株式会社マッキントッシュ・ジャパンに事業移管されてから僅か5年で、またもや“事業譲渡”である。

日本国内のおける輸入販売業務および保守サービスは、これまでの実績から、再びエレクトリが行うようだが・・・

今後、世界経済の混迷がますます深まるにつれて、マッキントッシュに限らず、その他のオデオブランドでも、このような事業譲渡・買収が頻繁に行われることになるだろう。経営の荒波に飲み込まれて一番苦労するのは、現場の社員であり、ブランドの命でもある“製品”を生み出す技術者たちである。

新しい事業主が、彼ら技術者たちのモチベーションを損なわないよう経営されることを切に祈るばかりである。

マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブ会員様各位


日頃より、マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブの活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。

さて、この度マッキントッシュの事業展開を行っております株式会社ディーアンドエムホールディングスは、イタリア高級オーディオメーカーであるファインサウンズとの間で弊社マッキントッシュ事業部に関する譲渡契約を締結いたしました。

これに伴い、2012年10月12日をもってマッキントッシュ製品の取扱いを終了、2012年10月15日からは、株式会社エレクトリ様が日本国内における輸入販売業務および保守サービスを行います。

つきましては、マッキントッシュ製品だけでなく音楽をこよなく愛する方々のためのファン組織であるマッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブ(通称MPAC)の活動は、2012年10月12日をもって終了することとなりました。

「マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブ」は、音楽のある生活を楽しむ方々のために、マッキントッシュ創業60周年の2009年に日本で設立、これまで多くのスペシャル試聴会や著名ミュージシャンとのコラボレーションライブ、スペシャルインタビュー記事の配信、各地のジャズ喫茶取材記事の配信、McIntosh特製壁紙カレンダーダウンロードサービス、クリスマスのグリーティングメール配信など、会員の皆様により豊かなオーディオライフをお楽しみいただくべくサポートさせて参りました。

会員の皆様におかれましては、長い間マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブの活動にご協力いただき、あらためて感謝を申し上げます。
 
これからも、音楽とMcIntoshをこよなく愛する皆様が、充実したオーディオライフを過ごされますよう心より祈念いたします。

最後になりますが、皆様にはMcIntoshブランドの長年のご愛顧に厚く御礼申し上げますとともに、
今後も変わらぬご支援、お引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。


平成24年10月吉日

マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブ事務局
株式会社ディーアンドエムホールディングス マッキントッシュ営業部

<マッキントッシュの事業譲渡の変遷>


1990年、クラリオンの米国法人が買収した。さらに2003年5月にはディーアンドエムホールディングスが買収し、傘下ブランドとなった。日本への輸入・販売・サポート業務はそれまでエレクトリが行っていたが、2007年4月1日にディーアンドエムホールディングスが新たに設立した日本法人子会社、株式会社マッキントッシュ・ジャパンに移された。2012年10月にイタリアの高級オーディオメーカーであるファインサウンズがディーアンドエムホールディングスから買収し、自社の傘下に収めた。日本での輸入販売権は、またエレクトリに戻され、サポート業務を引き継ぐことになった。

コメント


おこんばんはですぅ♪
おぉ、、、活動終了メールでしたか、、
帰宅後PCの電源を入れ、メールを立ち上げると受信はしてるのには気付いておりましたが・・・
東京での試聴会の案内かと思い、読んでませんでした、、f ^^;
ま、ウチの松金さんはエレクトリモンなんでよかったのかな?(笑)


Posted by 男のカワサキ at 2012年10月12日 23:26

突然、菅野沖彦さんはどうしているのか気になりました。


Posted by 那須山 at 2012年10月12日 23:28

たもchanさん、こんばんは♪
はい、事業譲渡に伴いクラブ活動も終了とか・・・
クラブの会員証、結構好きだったんですけどねぇ。将来プレミアがついたりして(笑)
>ウチの松金さんはエレクトリモンなんでよかったのかな?(笑)
拙宅の松金さんは並行モノなんで、関係アリマセ〜ン(爆)(≧▽≦)人(≧▽≦)ノ


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月13日 00:09

那須山さん、こんばんは♪
マッキンと言えば菅野氏ですからね!
最近ではステサンの審査員も降りられて、ステサン誌上の記事にて見かける機会も少なくなりましたね。最新号184号も流し読みしましたが、菅野氏のお名前は見かけませんでした。代わりに、ずいぶんと知らない評論家の方々のお名前がありました。
体調不良とのことですが、お年がお年なので心配ですねぇ☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月13日 00:17

おぉ〜、イタリアですか、ナンか変!
強い憧れはあっても松金とは未だに縁がない私なので
ここでとやかく言う資格はありませんが・・・
きっとこの先も・・・
で、私にはアキュの年賀状だけで十分です(自爆)


Posted by Zジジイ at 2012年10月13日 01:09

Zジジイさん、こんばんは♪
イタリア料理を作るアメリカ人シェフ?みたいなもんですかね(笑)
この、出会いが、良い意味で、松金の“ものづくり”に刺激となれば良いのですが。
>きっとこの先も・・・
小生も、ここまでアキュ一筋でこられたのですから、ブレる必要は無いと思います!
この先は、A−200か!C−3800か!!
トコトントントン、逝っちゃってください(爆)(≧▽≦)人(≧▽≦)ノ


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月13日 01:17

おはようございます〜!m(__)m
自分には縁の無い 遠い世界のお話です〜!
この先も 縁は無いでしょう〜!f^_^;


Posted by にっぱー at 2012年10月13日 03:03

ファイルウェブのサイトで知りましたけど、マッキンジャパンって、D&Mの傀儡だったんですね、、、
当方もこのニュースに触れて真っ先に浮かんだのが、菅野先生でした。


Posted by ぜっぷりん at 2012年10月13日 03:12

タイトルがかぶっちゃった。
マッキンのことはよくわかりません。
C28にMC2500ってのが俺の中では王道です。


Posted by おやじ sp. at 2012年10月13日 03:23

お早うございます。
いくら老舗とはいえ、オーディオブームそのものが衰退していっていますので、遅かれ早かれこのような憂き目に遭うのは必定であったような気はします。
こういった企業は、ブランドとしてではなく、企業そのものがオーディオ界の象徴として残って欲しいとは思いますが・・・。
わたしには縁の無い高級器の世界の話ではありますけどね。


Posted by Chaos at 2012年10月13日 05:54

新親会社はオーディオクラブまでは引き継ぐ気はないようですね。
残念でした。
どういう運営方針に変わるのやら、お手並み拝見と行きましょう。


Posted by 元新潟のU at 2012年10月13日 08:18

輸入車の世界でも雑誌を見るとコロコロ輸入業者が変わる事がありますね。
D&Mも本家デノンとマランツの商品ラインナップを見ていると
以前より寂しいものがありますし業界の衰退を本当感じますね。


Posted by 幸せの黒い猫 at 2012年10月13日 09:08

(*^o^*)オ(*^O^*)ハーですう。
最近you tube でマッキンのアンプを検索してたら意外にもイタリ
ーからマッキンアンプの画像を投稿してる方が多いんです。ソナス
とかB&Wとかの組み合わせでとかでよく出てきます。
イタリーと言えばユニゾンリサーチ・ソナス・ファベール・ティール
が有名ですがそのイタリーの企業がマッキンを買ったという事は〜
イタリーでもマッキントッシュのアンプはとても人気があると言う
ことなのでしょうね〜^^)♫


Posted by ぶにゃ〜んと歌う猫♪ at 2012年10月13日 09:10

いろいろたぐっていったんですが、
まあ、ここのデザインの秀逸なことっ!!!
http://www.baincapital.com/


Posted by Takeshi at 2012年10月13日 09:55

松金サンバ


Posted by きんたん at 2012年10月13日 10:23

ふふふ。。。
会員登録は別サイト委託運営なので、まだ生きてる^^
https://f.msgs.jp/webapp/form/12659_xss_59/index.do
記念に?^^;


Posted by Takeshi at 2012年10月13日 12:22

こんにちは。
オーディオに限らず、“趣味性”の強いものは、生活必需品と違い、イメージが薄らぎはじめたら業績の低下は急激ですから、維持するだけでも難しいということになりやすいですね。
なんとなく寂しいニュースです。(*^-^*)


Posted by たっちん at 2012年10月13日 17:01

にっぱーさん、こんばんは♪
>この先も 縁は無いでしょう〜!f^_^;
いえいえ、そうおっしゃっている御仁に限って、数年後にはとんでもないことになっている・・・
そういう方々を、小生はこれまでたくさん見て参りました(笑)
にっぱーさんも、くれぐれもご用心召されよ(爆)\(≧∇≦)/


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:02

ぜっぷりんさん、こんばんは♪
>マッキンジャパンって、D&Mの傀儡だったんですね、、、
名前からして、マッキントッシュが親で、その現地法人と勘違いしますよね・・・
菅野氏、ステサンに全く寄稿がないところをみると、まだ体調が芳しくないのでしょう。
オデオ黄金期をリアルタイムで知る数少ない評論家だけに、早く良くなって欲しいものです(^o^)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:08

おやじsp.さん、こんばんは♪
>タイトルがかぶっちゃった。
おやまぁ!(笑) “さまよう”のが流行りなんでしょうか(爆)\(≧∇≦)/
>C28にMC2500ってのが俺の中では王道です。
MC2500は、相変わらずしぶとく拙宅に居座ってます(笑)
小生もフォノを介するならC28、ラインならC29かC32です。
ちなみに、拙ブログに登場してませんんが、オーバーホールしたC32が拙宅オデオ倉庫に眠っております。たまには、灯を入れてあげないと可哀想かもしれませんねぇ☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:14

Chaosさん、こんばんは♪
>企業そのものがオーディオ界の象徴として残って欲しいとは思いますが・・・。
このご時勢、しかもオデオ産業自体が弱体化してますから、なかなか難しいですよねぇ・・・
単なる企業を超えて、ある種の文化的価値をも含有した企業体ですからね!
>わたしには縁の無い高級器の世界の話ではありますけどね。
いえいえ、ハイエンドメーカーに限らず、オデオメーカー自体が、今後、加速度的に消滅していく可能性はあります。まぁ、消滅というよりも、アキュのようなハイエンドに特化した企業以外は、PC関連企業との統廃合があるかもしれませんね☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:24

元新潟のUさん、こんばんは♪
>新親会社はオーディオクラブまでは引き継ぐ気はないようですね。
そのようですね。こうした、ユーザーとのコミュニケーションの場を設けることは、ユーザーとの結びつきを深める上で極めて有効だと思うのですが・・・・もったいないですねぇ☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:28

幸せの黒い猫さん、こんばんは♪
>以前より寂しいものがありますし業界の衰退を本当感じますね。
まぁ、投機目的で企業買収を進めるような企業は、ユーザーにとって「魅力がある製品」よりも、企業にとって「儲けになる製品」にしか注力しませんからね、、、金にならないと踏んだら、すぐにポイッと捨ててしまいます・・・たとえロットが出なくてもオデオファイルに夢を見させてくれるような商品開発よりも、市場の大勢に迎合した「今すぐ、たくさん売れる製品」にしか目を向けないでしょう。ホント、寂しいことです☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:38

ぶにゃんさん、こんばんは♪
>イタリーでもマッキントッシュのアンプはとても人気があると言う
ことなのでしょうね〜^^)♫
最近のマッキンの音色傾向は、クセのないグローバルな機器に対応できるサウンドになってますからね。ネガティブに言うと、あのギュっと凝縮された濃厚さ〜昔ながらのマッキンの個性が消失してしまっている、とも言えますが・・・
とはいえ、ある種のふくよかさと温度感の高さを残してますから、楽器的な鳴らし方をアンプに求めるイタリアのスピーカーとのマッチングは良いのかもしれませんね☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:46

Takeshiさん、こんばんは♪
>従業員を考えていたら、このような売買は絶対出来ませんから。
こういう企業買収を行う会社は、従業員のことよりもゼニのことしか考えておりますせん・・・
働く者は、たまったものではありませんね。。。
なにやら、エライところにたぐっていかれたようで(笑)ヾ(@゚▽゚@)ノ


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:55

きんたんさん、こんばんは♪
ヾ(@゚▽゚@)ノあはは〜
松金の社員はみんな、サンバを踊るしかないですね(バカヤローヽ(#゚Д゚)ノ)0o。(#^Д^)アハハ♪


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 00:57

Takeshiさん、こんばんは♪
コメ三連ロケット発射、ありがとうございま〜すヽ(^О^)ノ
ホントだ!まだ生きている・・・
コレ、入力したらどうなるんでしょうねぇ(笑)\(≧∇≦)/


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 01:00

たっちんさん、こんばんは♪
>イメージが薄らぎはじめたら業績の低下は急激ですから
オデオに限らず、カメラ、クルマなども、例外ではないですね・・・
イメージが薄らぐと、比例してユーザーの吸引力もう薄らいでいきますから・・・
何か落ち着かない状況も、マッキントッシュ・ジャパンの設立と同時に安定するかと思ったのですが・・・「マッキントッシュ・ピュア・オーディオクラブ」活動など、ユーザーとのコミュニティの場を模索する姿勢は、非常に好感の持てるものでした。残念ですねぇ・・・(;´〜`)


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月14日 01:09

お久しぶりです、仙人様。
マッキントッシユ、売却されましたか・・・。
もともとクラリオンがアメリカの投資ファンドに売却した時点で、更なる転売は予想していました。
D&Mもその投資ファンドの傘下ですし・・・。
彼らの目的は、その企業に資本を投資し、業績を上げ、企業価値が大きくなったところで売却、投資資金を回収するとともに、売却益を得て投資家に配当する・・・と言うのが目的ですから、今回の事は当然でしょう。
しかし、長年のマツキンファンとしてはさびしいものがありますね。ただ、今使用しているC45もマッキンの音はしていません。
AUDIO RESERCHも創業者が株式をソナースファーベルに売却したので、マッキンとオーディオリサーチが同じグループとは、お、恐ろしい。
と言いながら、ワタシは両方のファンです。オーディオリサーチのプリはマツキンより濃く、見て楽しいマッキン、聞いて楽しいオーディオリサーチ・・・と、いい加減な楽しみ方をしています。


Posted by sai**aubi*1er at 2012年10月14日 16:32

sai**aubi*1erさん、こんばんは♪
お久しでぇ〜すヽ(^О^)ノ
なんでも、カーステのマッキンは、まだクラリオン傘下のようですね。
伝統あるマッキンブランドも、その実は・・・・・・悲しいですよねぇ( ̄△ ̄;)
>マッキンとオーディオリサーチが同じグループとは、お、恐ろしい。
しかも、あの「WADIA」も同じグループのようです!!
プレーヤーにワディア、プリのオーディオリサーチ、パワーにマッキン、SPがソナス・・・・・
う〜ん、、、これはかなり濃い音が聴けそうです(笑)(≧▽≦)人(≧▽≦)ノ


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月15日 00:57

今やマッキンと言えども時流には勝てずに流されていくだけですか・・・・・
本体の開発力低下さえなければマッキンサウンドは継続するのでしょうが、日本でのサポートエンジニアのノウハウが消えるのが残念です。
私も菅野沖彦さんの名前が真っ先に浮かんでしまいました。


Posted by izumikta at 2012年10月15日 19:10

izumiktaさん、こんばんは♪
>本体の開発力低下さえなければマッキンサウンドは継続するのでしょうが
事業主がどれだけ製品開発に理解があるかで、開発費が潤沢に出るか、絞り込まれるかが決まりますから、ゼニ儲けオンリーの事業主だと、マッキンサウンドの伝承にも赤信号が燈るかもしれませんねぇ・・・
やはり、菅野氏=マッキンというイメージが強いのでしょうね☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月16日 00:54

わたしも同じような記事を書いていました。
わたしのはe-bay&個人取引なのですが,
末席に置いてもらっていました。
エレクトリには以前のエンジニアが残っているのでしょうね・・・。


Posted by jazzclub at 2012年10月18日 02:34

JAZZCLUBさん、こんばんは♪
はい、拝見いたしました!あの会員証はプレミアが付くかもしれませんねヽ(^О^)ノ
しかし、ソナスに「ウェルカム マッキントッシュ」と言われてもねぇ(笑)
エレクトリも、前回の事業移行時にマッキンサービスのスペシャリストが相当抜けたみたいですから・・・今回は、腰を落ち着けて日本での業務をエレクトリに任せて欲しいものですね☆〜(^-゜)v


Posted by なめちゃん仙人 at 2012年10月19日 01:21
http://namechan9999.seesaa.net/article/374358069.html

30. 中川隆[-13600] koaQ7Jey 2018年11月11日 20:42:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

mcintosh
https://www.electori.co.jp/mcintosh.html

McIntosh XRT20
¥1,976,000(2台1組)
https://audio-heritage.jp/MCINTOSH/speaker/xrt-20.html

McIntosh XRT22s
オーク仕上げ:¥1,800,000(2台1組)
ウォルナット仕上げ:¥1,900,000(2台1組、1986年9月発売)
https://audio-heritage.jp/MCINTOSH/speaker/xrt-22s.html

McIntosh XRT26
¥2,200,000(2台1組、1995年5月発売)
https://audio-heritage.jp/MCINTOSH/speaker/xrt26.html

XRT2K
価格:11,000,000 円(pair 税別 受注生産品)
https://www.electori.co.jp/mcintosh/xrt2k.pdf



▲△▽▼

横浜のMさんのXRT26 GRFのある部屋 2018年 08月 26日
https://tannoy.exblog.jp/30011683/


事の起こりは、Mさんのパラゴンに感動した夜香さんが、パラゴンと同じ構成のオリンパスを導入されて、そのユニット、LE15・375・075をCONEQの音響イコライザーと、マルチアンプで、超広帯域で楽しい音を鳴らされた事から始まっています。その成功を受けて、お隣の和室の部屋には、マッキントッシュのXRT20が導入されたのは、今年の4月の事でした。菅野さんのお宅の音を再現したくなったのでしょうか。しかし、その驚きの音は、ご一緒していた横浜のMさんにも大きな影響を与えました。


夜香さんのXRTの音に感動されたMさんが、その後、北海道を旅行されているとき、洞爺湖のホテルのロビーで、同じマッキントッシュの大型SP・XRT26を見たのです。その堂々とした姿に魅せられたMさんは、パラゴンの両脇に設置する為に、そのXRT26を探し始めたのです。

XRT26はXRT22の後継機で1994年の製品です。パワーアンプだと1992年のMC1000の頃ですね。四半世紀前ですが、ヴィンテージのオーディオ機器では新しい方です(笑)。以前G1やTroubadourがあったパラゴンの両脇に、背の高いXRT26が配置されると、太刀持ちと露払いを引き連れた横綱の土俵入りの様に、パラゴンも引き立つのではという、イメージで始めたそうです。


日本中探した結果、ようやく、程度の良いXRT26が見つかり、具体的に動き出しました。詳細を打ち合わせると、XRT26は背が大変高く、パラゴンの両脇に設置するには、スタンドを改造しないと入らないことがわかりました。それならばと、2階の大きなサロンの方に導入することになり、先日の夜香さん邸訪問は、その導入前の音の確認に伺ったわけです。


https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30011683&i=201808%2F26%2F99%2Ff0108399_06085047.jpg

横浜のMさんのつぶやき2018年8月23日 21:03

新しいシステムを導入しました!夜香さんのマッキンXRT20に驚かされた後、北海道のホテルで運命的な出会いを感じたあのXRT26です。SPの高さがありすぎてパラゴンの横には置けずサロンに設置しました。パワーはMC1000、プリは昔から思い入れのあるC26。オールマッキンで揃えました。セッティング時には夜香さんも駆けつけてくださいました。なかなか良い音です!

横浜のM 2018年8月24日 02:03

夜香さん 昨日はお疲れ様でした。新システム導入直前に夜香さんのXRT20を再度体験させてもらったのがよかったのだと思います。いやあ〜ラフロイグが沁みわたりましたね・・XRT26の類まれなエネルギー感は勿論凄いのですが50年選手のC26が力を発揮してくれました。美味しい音がしますね、このアンプは・・なんと40年ぶりに聞きました。この大型システムが大味にならないように引き締めてくれました。

夜香 2018年8月24日 08:47

> 横浜のMさん C26、とても良い仕事をしてくれましたね。鮮度が高く古さをほとんど感じませんでした。それにしても、設置したその日に、わずか1,2時間であの音になってしまうなんて、これはやはりディスティニーですよ(笑)

GRF 2018年8月24日 09:07

夜香さんのXRT20もそうですが、やはりオーディオは、しっかりとした底支えをする低域と、ダイナミックレンジに負けない中高音、そしてサービスエリアの広さですね。50年前のC26が活躍するのがオーディオの楽しさです。今回のXRT26は付属のイコライザーを繋いだだけだそうですから、50年前のレベルにようやく我々が追いついてきたのでしょうか。それにつけても部屋の重要性がますます高まりましたね。

夜香 2018年8月24日 09:15

> GRFさん 設置した直後は、大型のXRT26といえども普通のスピーカに見えてしまうル・サロンですので(笑)音が薄まったりしないか?中抜けしないか?なんて心配しましたが、全く杞憂に終わりました。あの広大な空間を音で埋め尽くす。尋常なスピーカーではないですね。


C26の仕事も素晴らしかったですが、MC1000との相性の良さはこちらも完璧に感じました。パワーアンプでジタバタする必要は全くない。拙宅のMC2600同様、XRTを最善に鳴らすのはやはりマッキントッシュの大パワーアンプですね。さらにDSが良いですね〜ル・サロンで音楽を楽しむにはそのスマートな操作感がベストマッチと感じました。


https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30011683&i=201808%2F26%2F99%2Ff0108399_06050304.jpg

GRF 2018年8月24日 17:34

> 夜香さん いても立ってもいられなく、午前中に行ってきました。あの部屋では、最初からフィットしていましたが、26の高さは半端ではありません。最初から、あの音がでると、オーディオファンは、無駄な抵抗はやめろ!という声が聞こえてきました。イコライザーをC26の上から、Marantz7のあった場所に動かしたら、それで完璧でした。本物のライブ会場ですね。CDでは、ピアノが実物大で、歌手は超一流。ライブではこの演奏のレベルでは聞けないでしょう。オーディオファンではない人の感想を聞きたいですね。

GRFつぶやき2018年8月24日 17:41

誂えたようにサロンにフィットしていました。この音が50年前からあったと言うことが、当たり前ですがショックです。音の秘訣はSPの間隔と、雰囲気を作るイコライザーと低域の再現性だと思います。装置がなるのではなく、その部屋がなるのです。いかに、音楽が楽しめる環境を作るか!それが一番大事なことですね。

夜香 2018年8月24日 21:36

> GRFさん さすが、素晴らしい行動力です!で、その甲斐あったでしょ?あの音を導入して1,2日で出されたら地道なチューニングとか使いこなしって何なのだろうと思いますよね。ただ、それは正しくなくて、横浜のMさんだからあの音をこの短時間で実現できたのだと思います。これまでの長い蓄積あればこそですよね。ル・サロンの空間そのものが横浜のMさんの情熱の結晶なわけで。いやあ、私のXRT20ももっと大きな空間で聴いてみたくなりました。


横浜のM 2018年8月25日 03:14

あの専用イコライザーの効果は面白いですね。低域のポイントは沢山あって充実していますが上は1200HZまでしかありません。でも効果は絶大です。音楽を知り尽くした人の設計ですね。またイコライザー置き場所を移動したときの変化は大きかったです。ノイズの質と定位まで変化しました。ありがとうございました。

夜香 2018年8月25日 12:14

陽の差す姿も美しいですね〜いい音しかイメージできません(笑)


https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30011683&i=201808%2F26%2F99%2Ff0108399_11210923.jpg


導入された翌日のお昼前、Mさんのサロンに寄ってみました。ピアノの脇には、前からそこにあったようにXRT26が置かれていました。ピッタリと収まっていますが、ツイーターアレイは尋常な高さではありません。確かに普通の部屋では入らないだろうと思いました。

早速聴かせていただきました。


ピアノの両脇がステージになったように、サロン全体に音楽が響いていきます。音の実在感が素晴らしいです。まるでナイトクラブで歌手を独り占めにして聴いているようです。低域の底支えがあるから、これだけの実体感を出せるのでしょう。予想以上の音でした。

f0108399_11251760.jpg


次々と、ipadからDSに収納されている曲がかかります。女性ヴォーカルを中心に聴かせて貰いました。聴きながら、SPの位置を微調整して、C26の上に置かれていたXRT用のイコライザーを、一段下にあったMarantzを外して、その段に置くとノイズが減り、音場の見通しも良くなりました。立体感と空気感が変わります。この専用のイコライザーは、中低域の帯域だけを動かします。雰囲気を変えるイコライザーとして使うそうですが、最低域の値を変えただけで、音楽の深さ、スケールが変わります。

f0108399_11365361.jpg

Mさんの経験を活かした数値になっているのでしょう。4階のパラゴンを彷彿とさせる音から、より奥行きの深いスケールの大きな音まで、簡単に調整できるのです。その調整には、持ち主のセンスと経験が要求されますね。

https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30011683&i=201808%2F26%2F99%2Ff0108399_11205846.jpg


短い時間でしたが、横浜のMさんのお宅にお伺いする、新たな目標が出来ました。これからこのサロンでくつろぐお客様の耳を喜ばすことでしょう。皆さんも機会があったら是非お聞きになって下さい。


勿論、友の会(11月10日)の会合でも聴かせていただきます。楽しみですね。


by TANNOY-GRF| 2018-08-26 11:39| 行ったり | Comments(4)


Commentedby paragonat 2018-08-26 15:41 x

GRFさん 早速聴きにきていただき微調整やアドバイス、有難うございました。また夜香さん、セッティングのお手伝いしてくださって有難うございました。
このように過去の経緯からSNS上の直近つぶやきが時系列的に見ることができると音が出るまでの期待や気持ちの変化が捉えられて
面白いです。マッキンXRT26はパラゴンの部屋に入らず最初は失望しましたが、サロンに導入してよかったと思っています。あの低域のエネルギーは
4階では受け止めきれず多分飽和してしまったでしょう。また常にパラゴンとの比較対象で終わってしまう可能性もあります。
 ところで、一昨日、ワイン教室の後、参加者にお披露目をしました。一般の人には凝縮感のパラゴンより空間表現の優れたXRT26の方がわかりやすいようです。
ワインでいい気持ちになったアフターには気持ちよく音楽が入って行くのでしょうね。まだ導入3日くらいですが懐が深そうなシステムなのでどう変化して行くか楽しみです。
11月10日の会はみなさんに喜んでいただけるよう準備をして行きたいと思います。


Commentedby TANNOY-GRF at 2018-08-27 09:43

>paragonさん 

いや〜!聞きしに勝る音でした。あの大きな空間に入れてもまったく音が痩せません。臨場感が凄いです。何よりも、アンビュランスをコントロールするイコライザーの存在と、その効果があの大人の音を醸し出しているのですね。

確かに、エネルギーは四階の部屋では飽和したでしょうね。その意味では、家の”Consequence"も想定されている50畳ぐらいの空間で、朗々とならして上げたいと思いました。

11月10日が楽しみになりました。いろいろと企画を考えていますよ。


Commentedby BOat 2018-08-27 18:27 x

これは素晴らしい。なんと美しい情景だろうか。
しかもワイン🍷サロンだなんてw 目と耳と舌の保養が全て一緒に出来てしまう。
いやぁ、生きる希望が湧き上がってきますね。ありがとうございました。

Commentedby TANNOY-GRF at 2018-08-28 09:02

BOさん 素晴らしいでしょう!姿も美しいのですが、音はもっとゴージャスです。あの広い会場をライブハウスに変えます。ライブハウスより音は良いし、演奏者はみな超一流です。そこが、CDの素晴らしいところですね。イコライザーの使い方が決め手です。BOさんも応用できますよ!
https://tannoy.exblog.jp/30011683/

31. 中川隆[-13599] koaQ7Jey 2018年11月11日 21:20:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

739名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/15(日) 11:12:51.84ID:z1zk/3D7>>740

菅野先生とマッキントッシュXRT20について語ろう

740名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/15(日) 13:39:35.13ID:7P/8PJy2
>>739
XRTシリーズの中で結局XRT20一が番良かったと後年書いてた

741名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/15(日) 14:36:13.96ID:CzNFzCBo>>742

エレクトリから貰えたからでしょ

755名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/17(火) 15:53:39.24ID:UeLm4VmY>>757

XRTって、ツィータをトーンゾイレにして広いサービスエリアを作り出すものだと、ずっと思ったいた。
実際はすごく指向性が強くて、リスニングポイントがまさにピンポイントなんだってね。


747名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/16(月) 11:23:04.73ID:cLDVELIj>>749

XRTシリーズが50万から買えるモデルが出りゃねえ。

30cmシングル+16cmミドル+コラムツイーター6個位で。
それで十分だよねえ。

749名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/16(月) 18:17:26.97ID:vrkZo/ZN
>>747
そしたら高級じゃなくなる。スガーノなら余裕でスルーするよ。
まあ本人はタダで貰ってるんだから価格はかんけーないんだけど。

761名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/18(水) 00:06:37.03ID:4ovbAQHE

うん、俺はそんな安物とも思わないけれどスガーノなら認めないってこと。
悪いスピーカーじゃないよな、指向性が鋭いって意見は?だけど。
ただあれ聴くとマッキンはスピーカーに手を出すべきじゃないなと思う。

750名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/16(月) 19:44:01.59ID:Qpv80ojb>>752

SS誌の読者訪問でスガーノが自分の音と瓜二つだと絶賛した渡辺さんが
「菅野先生の家に招待されたけど マッキン XRT の方はあまりいい音と思わなかった」と言っていた

752名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/17(火) 01:11:48.39ID:K/VKppOi
>>750
>渡辺さん
誰よw


753名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/17(火) 14:35:55.18ID:pGdkDvp6
>>752
テクニクスの(掲載当時でも)古いプリメインをプリだけ使ってた人
レコード演奏家で再登場した時は菅野さんも違うバランスで鳴ってると言及してた

おまえら、スガーノの悪口言うなら、この有名なエピソード位シットケ

756おっぱいゴルフア〜2012/07/17(火) 16:22:08.92ID:R3mz31LW>>758

Please Mr.菅野氏ともぅ一人のステサンレギュラー評論家の2人は
使用中は音質面のみ強調して置きながら、買い換えると別置きのツイタの
スペースフアクターの悪さを批判していたなw。


758名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/17(火) 20:09:23.90ID:lKrBe1KC
>>756
菅野はXRT20を買い換えたことないけどな

759おっぱいゴルフア〜2012/07/17(火) 20:46:23.15ID:R3mz31LW

買い換えたのはPlease 故Mr.UESUGI氏の方だけどw。

762名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/18(水) 08:50:24.91ID:I+O/PAzu

XRT25の評価はどうだったのだ

767名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 06:45:11.30ID:RdDme3qA>>769

本人曰く、
XRT20のソフトドームツイーターの音色が好きで
XRT22 以降だったかな、ハードドームに変更されて高域伸びたけど
その音触が好きじゃないから XRT20 を使い続けてるって言ってたな

769名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 11:44:03.77ID:j8F8BuC9
>>767
ハードドームになったのは XRT26 から

768名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 08:56:12.45ID:h3Nt7aeK

XRT22 は重厚で渋くて派手さのない落ち着いた自然な音だという記憶がある
あれは東海岸の音と言うのだろうか


770名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 17:22:34.79ID:yC7YEHMg

XRT2x が欲しいけど、soft dome ツイターは、20 で hard が 23 ですか?

771名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 17:40:27.11ID:yC7YEHMg>>773

昔(12年前くらい)、彼が病気で医師に苛められたことがあったらしくて、Tannoy Kingdum の紹介で、西日本の有名某電機の旧邸の広間で講演を遣った時に、突然妙な、そう神妙な面持ちで、「録音現場に長く居ると、物凄く意固地になる.…、」と自戒めいた事を仰った。何の事か判らず?に、その場は、終わった。しかし、 Kingdum は全然 Tannoy らしくなかったので驚いた。そのことかと思っていたら、数週間後に彼が書いた文章(某StereoSound)に医者を罵るフレーズがあって、驚いたのだ。

多くの医師が、McIntosh FAN だったから。その講演の少し前にもある医師から、菅野先生の批判を聞いたことがあり、そうだったんだと納得した。その彼は、マークレビンソンと日本のスピーカーメーカーの組み合わせだったので、納得だった。

それで、小生は、McIntosh Speaker XRT2x を買うのが嫌になったことがある。
最近はそれを忘れてしまって、中古を狙っている。実は、金欠病で買わなかっただけなのだが。
だって、何処にでも変な医者が一杯居るぞ。そんなことでいちいち謝るんなんて、事はないと思った。菅野先生を苛めた医者が悪いのだ。
XRT2x の復刻を求む。 Soft dome 大好き。

773名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 20:09:18.70ID:0/+L/ZJj
>>771
意外に医療関係者には気違いが多いよな
頂点の医師は分かり安い病気以外は全く見立ても出来ないくらい能力ないくせにプライドばかり高いし
底辺の医薬品卸アルフレッサは実質的に運送業だから社員は犯罪者まがいのDQNばかりだし

774名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 20:24:26.17ID:5wIxDji+

無駄遣いするのも医者が圧倒的に多い

775名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/21(土) 20:34:31.81ID:yC7YEHMg
>>774
XRT2x も然り。

866名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/24(月) 20:52:21.93ID:nxE3K8BU

XRT26って、ペアで220万だったのか
今にして思えば安いと思ってしまうな

867名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/24(月) 20:56:35.11ID:aQpOS6xy

今現在だったら880万になるそうだ

868名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/24(月) 20:58:40.61ID:nxE3K8BU
>>867
その位になっちゃうんだ・・・まあその位な風格あるよね
今220万で新品買えるなら、勢いで買ってしまいそうだもんなあ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1320752347/

32. 中川隆[-13597] koaQ7Jey 2018年11月11日 21:53:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

マッキントッシュのスピーカーはボザークの技術者が作っていた


2009年 09月 26日 Bozak  
http://johannes30.exblog.jp/11221876/


Bozak – Audio For The Soul Professional analogue DJ audio equipment
http://www.bozak.com/

BOZAK スピーカーシステム一覧
http://audio-heritage.jp/BOZAK/speaker/index.html
http://audio-heritage.jp/BOZAK/index.html

初めて東海岸の音を聞いたのはおそらく中学生の時で、それはマッキントッシュのスピーカーだった。

マッキントッシュのスピーカーと言っても有名なXRT−20などではなく、その前にあった立派な立派な家具調のスピーカー。
やたらと値段が高かったのも覚えている。


McIntosh スピーカーシステム一覧
http://audio-heritage.jp/MCINTOSH/speaker/index.html


マッキントッシュのスピーカーはボザークの技術者が作っていると聞いていたので、あの体験が初めての東海岸体験だっただろう。

音は、これはもう、すさまじくよろしくなかった。
モゴモゴ言うばかりで、何を言っているのかさっぱり判らない。

「これは酷い! いくらゴージャスで美しくって立派な外観をしていたって、こんな音のスピーカーを買う人はいるのだろうか?」

と、思った。    当時は。


それを聞いたのは、大阪のヤマギワで、当時はそのオーディオ部としてヤマピットなる店が構えられていた。

ヤマギワはそのころ河口無線と共にマッキントッシュの代理店をしており、もちろんアンプを輸入していたわけだが、マッキントッシュ社は、アンプとスピーカーを抱き合わせで輸入することを求めており、 担当者は、アンプは売れるがスピーカーは売れずに余ってしまって困ると嘆いていた。

今、思い出してみれば、あのスピーカーの巨大なドーム型ユニットは特に興味深く、もう一度聞いてみたい気はする。


その後、本当のボザークを何度か聞いたが、これといった印象はなかった。

あの時の、マッキントッシュスピーカーの印象があまりに強く、何度聞いても、ああ、あの時のマッキンよりはましだなぁという程度の感想しか持てなかった。


その印象が、数年前に大きく変わった。

ある日、いつものようにいつものH堂へ遊びに行くと、ボザークのB−410ムーリッシュがあった。
その当時のボザークの最大にして最高級のスピーカー。


BOZAK B-410 Moorish The Concert Grand
1951年頃発売 \775,000(1台、1977年頃)
http://audio-heritage.jp/BOZAK/speaker/b-410moorish.html

410ムーリッシュはそれまでも何度か聞いたことがあった。
先にも書いたとおり、いずれの時もたいした感想は持てず、ただ漠然とがっかりするばかりだった。

その時H堂にあったムーリッシュも、特にその個体が優れているとかダメだったというのではなく、いつものムーリッシュだった。


H堂に遊びに行って、自分以外のお客がいない時によくやってもらっていたのだが、
過去の名機と言われるスピーカーを、相性などは考えずにひたすら強力なアンプで駆動してやると、思いのほか凄い音が出ることがある。

エベレストが入荷していた時、それをアルテックの1570で鳴らしてみた時は驚いた。
あのおとなしいエベレストが、なんだかねじ切れるような音を出して、びっくりした。
凄いなー!!  と思った。   何が凄いのかはよくわからんが。。。


その時、ムーリッシュを何のアンプで鳴らしたのかは忘れた。
でも私のことだから、ひどいアンプで鳴らすように頼んだのには違いない。
それに、こういうスピーカーは爆音で鳴らすべきなんだ。

奥さん想いのアメリカ人が、こんなにでかい邪魔になるスピーカーを買うんだ。
その置かれるべき部屋は、日本人には想像もつかない広さを持ってるに違いない。
そんな部屋でそっと鳴らされていたとしても、そのままの音量を日本で聞けば爆音になる。
部屋のエアボリュームの恐ろしさはイヤと言うほど身についている。


ムーリッシュを出来る限りの爆音で鳴らした。

驚いた。

素晴らしい低音だった!
ボリュームがあって、しかも明快!

正直に告白すれば、その低音を聞いて負けたと思った。
低音への拘りは、人には負けないつもりで、それなりの努力もしてきたつもりだった。
現在は、自分でもほとんど満足できる低音が得られていると感じていた。

だが、その自分の低音が、大型であるとはいえ、メーカーの既成のスピーカーに負けたと感じてしまったんだ。

結構ショックだった。


いままでそんな経験をしたことはなかった。
私とて、JBLだけではなく、相当いろいろなスピーカーを聞いてきた。
各メーカーのフラッグシップはほとんど聞いてきたはずだった。
それに満足できなかったから、自分で組み上げたんじゃなかったか?


いろんな条件があるとはいえ、だから、ショックだった。

一度は手に入れなければいけないと、強く思った。

Mamboさんにお世話になり、Mさんに搬入を手助けしてもらい、kenplinさんに内部確認と音出しを手伝ってもらって鳴り出したうちのボザーク。

やっぱりモゴモゴ言ってる。

しかし・・・・・

どうしてもやってみたかったことがある。

そう、ボザーク純正組み合わせ。

ボザークラインミキサーにボザークパワーアンプを使ってボザークスピーカーを鳴らした。

音だし確認の時は、フィリップスパワーアンプを使っていたんだが、このスピーカー、結構鳴らすアンプを選ぶ。

正確なインピーダンスは知らないが、どうも相当強い駆動力を必要とするようだ。
フィリップスのパワーアンプでは青息吐息

ということは、ボザークのパワーアンプには、強力な駆動力が盛り込まれているに違いない。


実際にボザークのアンプで鳴らしてみると、これは当然のごとく鳴る。

当たり前だが、この当たり前がなかなか出来ないのがオーディオなんだ。


ボザークのパワーアンプにしたって、公表されるワット数はフィリップスより低いくらいだけど、ここら辺が不思議なところだね。

実に生き生きと鳴る。


で、 暫くはそれで楽しんでいたんだけど、ふと気が付いた。


これって、JAZZなんじゃないか?


JAZZ はわかっていなくて、はっきり門外漢の私ではあるが、最近、JAZZってこう鳴らすんじゃないかって思えるモノが出来てきた。

よく言われるように、フラットでクラシック、ちょっと暴れてJAZZなんてつまらないものじゃなく、自分としてのJAZZ像がようやく固まり始めてきたのかもしれない。

ボザークのスピーカーは、よくクラシック向きだと言われる。
しかし不思議なことに、私はボザークで聴いているクラシックファンを知らない。

アルテックや JBL やエレクトロボイスほど、日本では(?)メジャーにならなかったボザークだから、使っている人も少ないのではあろうが、それにしても、知らない。


モゴモゴ言ってる音を耳にして、カキーンと鳴るトランペットが好きなJAZZファンが、このスピーカーはクラシック向きだと宣言しちゃったに違いないんだ。


Kenplin さんと初めて音を出した時、やっぱりモゴモゴ言っていたボザークなのだが、しかしその緻密な音に心底驚いた。

こんなに凄いスピーカーだったっけ?と、過去の自分の耳の経験量の少なさを恥じた。

この全帯域に渡る緻密さと比べれば、JBL大型ホーンシステムは、間の抜けた能天気なおバカさんだね。

落ち着いて、ボザークの音に浸り込んでみれば、それは解る。


ボザークアンプとボザークスピーカーの組み合わせは、さすがに納得できるものがあった。

しかしそれは、私にははっきり JAZZシステムだと感じられた。
荒いからJAZZ、癖があるからJAZZなんてつまらん話じゃなく、何故だかその肌合いが JAZZ を思い出させるんだ。


JAZZ が嫌いなわけじゃなく、それどころかここでのシステムで聴くのは圧倒的に JAZZ が多いのだが、いつものへそ曲がりで、私はこのシステムを崩した。

その音が嫌いだからではなく、JAZZ が聴きたくないわけでもない。

好きな音だし、JAZZをのんびり聴いていたい。

でも、これは私の音ではないと感じてしまったんだ。


ボザークアンプは、とうとう役目を終えてしまった。


ボザークのアンプを使わないのであれば、

いや、 私はこのボザークのスピーカーにJBL6233を使ってみたくなっていた。


JBL 6233 \700,000(1978年頃)
http://audio-heritage.jp/JBL/amp/6233.html

JBL アンプ一覧
http://audio-heritage.jp/JBL/amp/index.html


Urei/JBLになる前の JBLアンプ

Urei/JBLの62XXシリーズのアンプは、私は非常に好きで、我が家のメインアンプとして長く君臨していた。

しかしそれは、長く続いてきたJBLのアンプとしては、異端であることは明らか。

私自身がJBLアンプの直系と位置づけているのがこの6233で、このアンプはあまり知られていないようだが名作だと思う。
もう一台欲しい。

決してファットにならず、しかし細くならず、艶を湛えたまま力がある。

6290のように、ウーハーをネジリ潰すような駆動力を誇るのではなく、どこか都会的な風合いを持っている。

これとアンペックスミキサーとの組み合わせは、私にとっていわば伝家の宝刀で、スピーカーではなく、この組み合わせ中心にシステムを組みたいくらいだ。

ボザークアンプに比べ、懐深く、伸びやかだ。


ああ、自分の音になってきたと、ホッとする


このボザークの正体は、mamboさんの追跡調査で明らかになった。
ホントにありがとうございました。

それは予想通り410ムーリッシュのプロトタイプであったわけだが、簡単に予想は出来ていた。

8個のツイーターをマルチセルラ風に配置したのがモノラル時代の310。

音を広げるという意味での配置であったと考えられるのだが、それがステレオ時代になると縦に一直線の配置となる。
ステレオ効果をはっきり出すための配置であると思われる。

4本のウーハーの近接配置を崩さずに、スコーカーとこの縦配置8個のツイーターを
バッフル面に配置させると、どうしてもうちのボザークのバッフルの大きさが必要になる。
そして理想的なエンクロージャーの容積を割り出すと、まさにこのバカでかいエンクロージャーになる。


対して410ムーリッシュは、4本のウーハーの近接配置を犠牲にして8個のツイーターアレイをその間に割り込ませている。

BOZAK B-410 Moorish The Concert Grand
http://audio-heritage.jp/BOZAK/speaker/b-410moorish.html


そのおかげでバッフル面は若干小さく出来ている。
さらに全体のプロポーションを考えると、あの410のエンクロージャーがすぐに理解できる。

つまり、シロートが考えてもボザークの理想はムーリッシュではなく、うちのボザークにあると確信できるんだ。

Mamboさんの調査であのムーリッシュのエンクロージャーの大きさが、セールスからの希望を取り入れたものである事が確認できた今、ボザークのスピーカーエンジニアの理想が、どういうわけか、海を越えたこの極東の辺境の地にある事が、不思議な感慨を私にもたらしてくれる。

しかし、最も注目すべき点はそんなことではなく、ボザークが考えたスピーカーの使い方にあると思うんだ。


ウーファー:30cm×4
スコーカー:16cm×2
ツイーター:5cm×8

というこの比率が大切なんだ。

これこそボザークが到達していたエネルギーバランスの回答なんだ。


スコーカーとツイーターは実はメタルコーンが使われていて、ダンプ剤が塗られているから見たところは普通のユニットと見分けが付きにくいなんてことはこの際どうでもいい。

そのエネルギーバランスのとり方が素晴らしいんだ。

ボザークの大型スピーカーに配置されている多くのユニットを見て、高いスピーカーには沢山のユニットを使うんだななんて考えていないだろうか?

このウーハーとスコーカーとツイーターの数の比率が重要なのだ。
驚くべきことに、モノラル時代にもはやこの比率を確立している。


もっと話を進めようか。


ボザークのこれらのスピーカーの後継者(後継機)は、誰がどう見てもマッキントッシュの XRT-20であるわけだが、あのスピーカーのウーハー、スコーカー、ツイーターの比率を思い出して欲しい。

2本のウーハー、1本のスコーカー、そして数多くのツイーター。

時代の流れとして高域を伸ばす必要があるなら、ツイーターは小さくせざるを得ない。
当然一本あたりのツイーターが持つエネルギーは小さくなる。
5センチのツイーター8本と同等のエネルギー量を確保しようとすれば、小さなツイーターはより多くの数が必要となる。
そうしてXRT-20のあのプロポーションが確立する。

つまり、そのユニット比率は B-410ムーリッシュ・コンサートグランドより一回り小型のB-4000Aムーリッシュ・シンフォニーそのままなんだ。

BOZAK B-4000A Moorish Symphony
http://audio-heritage.jp/BOZAK/speaker/b-4000amoorish.html

33. 中川隆[-13596] koaQ7Jey 2018年11月11日 21:55:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

ボザーク如何?

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/11 01:17 ID:???

遠い昔の記憶だが、実に艶のある音してた。
金属(アルミ)振動板の走り?ボザーク。
殆ど話題にならんが隠れファンいるんでないか。

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 11:19 ID:???

所有してます。でも残念ながらB400番台じゃなくてB300ムーリッシュ。
30cmウーハーにマルチツイターです。

クラシックが繊細かつ芳醇に鳴ります。
音は重め。今風のハイスピード感ではありません。

JBL,ALTECと対岸の音です(海岸地域的にも)。

でも音よりデザインが良いです。白生地のネットに真鍮網が最高です。
実はこのネットはスライドさせて外すことが出来ます。

本機は日本コロンビアの輸入販売でした。確かトリオあたりも販売していた時代が
あったと記憶しています。6CA7PPで鳴らしています。


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/13 20:33 ID:x0WJ4x1O

ボザークはアメリカでは高級スピーカーブランドだったんだよ。
昔はJBL、ALTEC、EV、ボザーク、ハートレイ等がアメリカの高級ブランドだったかな。

ボザーク氏(創業者)はホーン嫌いで有名だった。
ホーンはどうして駄目なんですか?と聞かれると、手でホーンの形を作り口に当てて喋った。

どうですか?私の声に癖が着くでしょう。と答えていた。

高級機から安いモデルまで同じユニットを使用していて、ユニットの数が異なっていた。
優秀なユニットを開発して、それを複数使いにすると言う考えだった。
(ジョダンワッツ等も同じ考えだったよね。)

音色は、かなり渋い地味なものだったと思う。
イーストコーストサウンドと呼ばれていたな。

大昔(30年以上昔)、広い洋間でボーザークのスピーカーでクラシックを聞くような渋い趣味に憧れていた。
ドレスデンシュターツカペレとかライプティッヒ ゲバントハウスとかの渋めのオケが合うと思う。

日本では売れなかったが、良いスピーカと思う。
持っているなら大事にした方が良いと思う。
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/pav/1055261850/

▲△▽▼

ボザーク - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%9C%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%AF

ボザーク (Bozak) は東海岸、ボストンのスピーカーメー カーで、コーン型のユニットで構成されたその音はヨーロッパ製 のシステムにも近い、落ち着いたものだった。家具 調のキャビネットも独特。

アメリカ製スピーカーは

東海岸のボザークや AR、KLHのようなコーンやドーム・ツイーターを使ったおとなしい音のものと、

ボー ズ博士の音場型901、もしくは後に積極的にイコライジングを施したポップス向きのシリーズ

を除くと、アルテックにしてもJBLにしても、アメリカ のスピーカーはジャズファンに熱愛されてきたように思います。

高音用の ホーンがトランペットやサックスなどと同じ発音構造ですし、軽くて硬めの紙のコーンに強いマグネットを組み合わせた能率 の高い低音ユニットはドラムやピアノ、指で弾くウッドベースなどのパルシブな音をリアルに再生するからではないでしょうか。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/infinity.html

BOZAK イタリアン・ゴシック
http://sc-legato.jugem.jp/?eid=894

BOZAKは、日本に入ってきたのは74年以降で、その時は既にマグネットがフェライト。

なので、一般的にクラシック向きと見られているそうですが、サウンドクリエイトで扱うBOZAKは、ほとんどがOLD BOZAKと言われる、アルニコ時代のもの。

これは、もう全然モノが違うのだそうです。

私は店で扱っているものしか聴いたことがないのですが、「クラシック向き」という感覚は全くなく、JAZZでもなんでも鳴らせて、クラシックも陰影があり、骨格がしっかりしていて味わい深く聴かせるスピーカーです。


家で使っている英国ブリックス博士のワーフェデールW3も3ウェイで、どうなっているのというような音場感の素晴らしい作品なのですが、このイタリアン・ゴシックもW3と同じようにヴィンテージとしては小ぶりの部類ですが、TW7.5cm/MID15cm/WOOFER30cmの3ウェイで、とっても魅力的な表現力。

米国ならではの明るさを持ちつつ、彫りが深く、音楽に引き込まれます。

BOZAK創立のルーディ・ボザークさんは、マッキントッシュのスピーカーの製作に携わり、原型を作った人でもあるのです。

このイタリアン・ゴシックは、同じ構成で猫足のフレンチ・プロヴィンシャルというのもあるのですが、デザインもとても素敵ですよね〜!!

ちなみに、この機種を駆動するのはOCTAVE V70SE。

ヴィンテージ管のテスラーのEL34を使用しました。

6550 → EL34 → ヴィンテージ管

の違いも体験し、まこと実り大きな週末でした。
http://sc-legato.jugem.jp/?eid=894

OLD BOZAK B-302A フレンチ・プロバンシャル。
http://sc-legato.jugem.jp/?eid=1331

これは、1958年ごろのアメリカの製品。

当時のアメリカでは、JBL、ALTEC が業務用向け、BOZAK、Jensen などはコンシューマー向けという住み分けがあって、家庭用のスピーカーとしては、一般的(と言っても当時の富裕層かな)だったのだそうです。

1970年代、代理店が入って日本でも紹介された頃は、マグネットがフェライトになっていて、ステレオ誌などでは、もたついた音というような評価だったようですが、これに搭載されているユニットは全てアルニコ・マグネット。鳴り方も全く違うので、アルニコが入ったこの頃のものを「オールド・ボザーク」と言うのだそうです。


ちなみに、このスピーカーは3ウェイ・4スピーカー。

ユニット構成は、B199A(30cmウーファー)、B209(16cmスコーカ―)、B200X(7.5cmツイーター)が2つで、これらのユニットを、BOZAKオリジナルの3ウェイネットワークでコントロール。

配置は下図のように、ウーファーの前にツイーター2つが取り付けられたような格好になっています。

ユニットは、ウーファーは、特殊素材を混ぜた紙のコーン、
スコーカ―は、メタル素材とゴム系樹脂をラミネートした、これまたコーン紙。
ツイーターは紙と薄いアルミニウムのラミネートコーン。

既にお気づきかもしれませんが、

3ウェイ
アルミニウム、樹脂・・・

など、この当時としては、かなり斬新です。

サウンドクリエイトや Legato でもヴィンテージスピーカーを色々扱って参りましたが、この年代でこの素材とか、3ウェイとか中々ないですもの。


3ウェイがないと書きましたが、実は個人的に愛してやまないイギリスの Wharfedale の製品は、3ウェイの製品が多いです。年代もちょうど同じころ。

Wharfedale は、ブリック博士という音響学者が設計していて、音場再生が素晴らしいのですが、

このBOZAKも、実は音響の研究をしていたボザーク博士によるもの。

そして、ボザーク博士は、マッキントッシュのスピーカーの設計に携わって、原型となるものを作ったその人なのです。

マッキントッシュと言えば、ツイーター多数使いが特徴ですが、ボザーク博士も自社ブランド BOZAK でツイーター多数使いをしています。


これは本店にあるB-4000 Symphony No.1。
これも素晴らしいスピーカーです!


さすが音響博士。
ユニット配置もスピーカーユニットの作り・素材も斬新。

それでも、マッキントッシュで後々作り続けていくのですから、奇をてらっているいうわけではない、裏付けがあるんですね。

ちなみに、BOZAKのユニットは、オール・コーン。

全てコーンで統一されているので、3ウェイなどにしても音のまとまりもよいのです。
それで、厚みのある重厚な音場再生が可能となるわけですね。


50年代から60年代にかけて、当時はヨーロッパへの憧れも強く、家具もアールデコ調で、スピーカーもこうした猫足などの贅沢な作りになっているのだそうです。


イームズなどが出てきて、アメリカン・モダンと言われるようになったのはこの後。
スピーカーの外観のデザイン、それから設計デザインも、こうして歴史を見ていくと面白い〜!!!

BOZAK B302A French Provancial  ¥630,000(ペア・税抜)


▲△▽▼

トリオ・ボザーク B-313
Posted by audio sharing on 1969年3月15日
菅野沖彦
ステレオサウンド 10号(1969年3月発行)特集・「スピーカーシステムブラインド試聴」より

 大変キャラクターの濃いスピーカーだ。重く厚い低域、引き締まった控え目な中音、高質の高音、それらが一つとなって再生する音はマッシヴで重厚な安定感がある。

しかし、私の好みからすると、いかにも明るさと軽やかさが不足し、デリカシーとニュアンスの再現に難がある。

全体にダンプされ過ぎた感じで、特に中音域のふくよかさ、陰影といった点で不満があった。シェリー・マンのブラッシングのピアニッシモはどこかへ消えた。

ボザーク B-301
Posted by audio sharing on 1973年12月15日
瀬川冬樹
ステレオサウンド 29号(1973年12月発行)特集・「最新ブックシェルフスピーカーのすべて(下)」より

 多くのスピーカーが次第にインターナショナルに、言いかえれば万人を納得させる、クセの少ない鳴り方になってきていることは別項のKEF♯104などの明らかな例があるが、そうした中でこのスピーカーはいわば地酒の味、魅力も欠点もそれぞれが色濃く同居して、現代の平均的尺度では計りにくい個性の強い音色だ。

魅力は主にウーファーにあり、欠点は主にトゥイーターにある。

トゥイーター・レベルを落し(背面の3点切換を “MELLOW” のポジションにする)アンプのハイ・フィルターを落しさらにトーンでハイを抑えてナロウ・レインジで聴くと中域以下のまさにメロウな、おだやかな暖かい鳴り方は実に気持が良く、ウーファーの良さが楽器の基音をしっかりと支えていることがわかる。

ところがトゥイーターの音ときたら、おそらくあまり周波数の高くないあたりに一部分、固有の共鳴音が、どんな楽器もその音一色で鳴らすほど強く、まさしく “tweet”(ピイチク)であり “hiss”(シャー)そのものといった鳴り方をする。

ブックシェルフの概念とは別に箱を床の上にごく近く置く方がバランスが良い。
パワーにも強いが、私にはトゥイーターの鳴り方が異質すぎてついていけない。

ボザーク B310, B410
Posted by audio sharing on 1974年6月15日
井上卓也
ステレオサウンド 31号(1974年6月発行)特集・「オーディオ機器の魅力をさぐる」より

 ニューイングランドサウンドを代表する貴重な存在といえる大型システムである。
ユニットは、すべてコーン型で会社創設以来、基本設計を変えないR・T・ボザークの作品である。

システムは、すべて手づくりで丹念につくられた、いわば工芸品であって、工業製品でないところが魅力である。

この音は深く緻密であり重厚である。音の隈どりの陰影が色濃くグラデーション豊かに再現されるのはボザークならではの絶妙さである。


ボザーク B410 Classic
Posted by audio sharing on 1975年6月15日
井上卓也
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行) 特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 現存する数少ない大型システムの一機種である。
創業以来、一貫してコーン型ユニットを使うボザークの音は、華やかさはないが、厚みのある、陰影の豊かな、深いものだ。

ボザーク B410 Moorish
Posted by audio sharing on 1975年6月15日
菅野沖彦
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行) 特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 オールコーンで3ウェイ・14スピーカーという大型システム。
よくコントロールされた内省的な音だが、品位が高く、美しいバランスをもっている。
外観も美しい雰囲気だ。

ボザーク B410 Classic
Posted by audio sharing on 1975年6月15日
岩崎千明
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 なにしろ聴いたことのないような豊かなエネルギーのローエンド。
どっしりとした低域に音楽のすべての音が安心しきって乗ってくれるという感じだ。
良き時代の良き音の再現。

ボザーク B-410 Moorish
Posted by audio sharing on 1976年12月15日
井上卓也
ステレオサウンド 41号(1976年12月発行)特集・「コンポーネントステレオ──世界の一流品」より

 コンポーネントアンプが高性能化し、ハイパワー化してくると、それらの高級アンプをつかってドライブするスピーカーシステムのほうは、名器として定評が高い大型システムが次々と姿を消して、世界的にみてもこれぞというスピーカーシステムは数えるほどしか残っていないし、新製品として登場する例も異例といえるほど少なくなった。

 米・ボザーク社の代表製品である、B−410コンサートグランドは、現在も生き残っている数少ない伝統的な大型フロアーシステムである。

構成ユニットは、

低音に30cmウーファー・B−199が4本、
中音16cmメタルコーン型スコーカー・B−209Aが2本、
高音5cmメタルコーン型トゥイーター・B−200Yを8本

を使った3ウェイ・14スピーカーのマルチウェイ・マルチスピーカーシステムの代表作である。

 ボザークのユニットは、

B−410に使用されている専用ユニットが3種類

と、他に

全域用の20cmメタルコーン型・B−800の4種類

があるだけで、創業以来、基本的な設計変更もなく、一貫して、優れたユニットは一種類、といわんばかりに同じユニットを作り続けている。

ウーファーコーン紙には、羊毛を加えた独得なタイプが使用され、例外的に複数個の使用でも特性が崩れない特長があるといわれている。

ウーファー以外の3種類のユニットは、コーンが継目のない軽合金製のメタルコーン型であることが特長であり、表面に特殊なゴムをコーティングして金属の共鳴を抑えているから、一般のパルプでつくったコーン紙と見誤ることもあるであろう。

 ボザークのスピーカーシステムは、普及機を除いてすべてこの4種類のユニットを組合せてつくられているが、クロスオーバーネットワークは、もっともシンプルな6dB/oct型である。

このネットワークも同社のシステムの特長で、位相特性が優れ、聴感上でもっとも好結果が得られるとことだ。基本的に各専用ユニットが広帯域型であることにより、傾斜のゆるやかな6dB/oct型ネットワークの採用を可能としていると思われる。また、高音、中音のレベルコントロールを装備せず固定型であるのは、大変に使いやすいメリットになっている。

 コンサートグランドシリーズは、デザインにより、B−410がクラシックとムーリッシュ、B−310Bコンテンポラリーの3種類があり、

ユニット配置は

下側から低音用が2本づつ2段に並び、
その上に中音用が横一列に2本、
高音用は縦一列に8本が中央に置かれているが、

B410クラシックだけが、左右専用型の対称配置である。

 このシステムは、エネルギー感が充分にあり、密度が濃く重厚な音が魅力である。

とくに低域のレスポンスが伸び、腰の強い重低音を再生できるのは、この種の大型フロアーシステムならではの感がある。また、音量の大小によって聴感上のバランスが変化せず、小音量でも小型スピーカーと同様に扱うことができる。

一般に数多くのユニットを使うシステムでは、音像定位で問題を生じやすいが、小音量のときでも音像がシャープに立つのは、このシステムの特筆すべき点だ。

ボザーク B410 Moorish
Posted by audio sharing on 1977年7月20日
菅野沖彦
ステレオ別冊「あなたのステレオ設計 ’77」(1977年夏発行)「’77優良コンポーネントカタログ」より

 アメリカのボザークは、オール・コーン・スピーカーのマルチ・システムという一貫したポリシーで、クラシックなデザインのエンクロージュアに収めた高級システムをつくっている。
その節度ある渋い音色と、品位のの高いクォリティは、高級ファンの中に根強い支持層をもっているようだ。

このB410はシリーズ中の最高機種で、ザ・コンサート・グランド≠フ異名を持つ。計14個のユニットから放射される音は圧巻である。

ボザーク B410 Moorish
Posted by audio sharing on 1978年12月15日
井上卓也
ステレオサウンド 49号(1978年12月発行)「第1回ステート・オブ・ジ・アート賞に輝くコンポーネント49機種紹介」より

 最近では、ソリッドステートアンプが急速な発展を遂げ、高いクォリティを維持しながら強力なパワーを得ることができるようになったことを背景として、スピーカーのジャンルでは、

米AR社で開発した小型完全密閉型エンクロージュアにハイコンプライアンスのエアーサスペンション方式のウーファーを使用する、きわめて能率の低いスピーカーシステムに代表されるような、小型でありながら充分に優れた低域再生が可能な方式のスピーカーシステムが過去十年以上にもわたる長期間主流の座を占め、

かつての大型フロアーシステム全盛時代に君臨した銘器の名称にふさわしいモデルは、そのほとんどが現在では姿を消し去っている。


 ボザークB410MOORISHは、現存する数少ない大型フロアーシステムのひとつである。

ボザーク社は、第二次大戦前にR・T・ボザークが創立したスピーカーメーカーで、一時はアンプ関係の製品をも手がけたが、基本的にはスピーカー専業メーカーとしての姿勢を保ち続けている。

 ボザークのスピーカーメーカーとしての大きな特長は、ユニットにホーン型特有の、あのメガホン効果が付帯音として再生音に影響を与える点を嫌って、コーン型ユニットのみを創業以来作りつづけていることにある。

また、ユニットの種類も、優れたユニットは1種類に限定されるというポリシーから、30cm型、20cm型、16cm型と5cm型それぞれ1種類の合計4種類を、創業期以来現在に至るまで継続して生産してきた。

これらの4種類のユニットを組み合わせて各種のシステムを構成していることになるが、最大のシステムがコンサート・グランドシリーズと名付けられ、かつてはB410系がCLASSICとMOORISH、B310系にCONTEMPORARYの3機種があったが、現在輸入されているのは、このなかでB410MOORISHのみである。

 B410MOORISHは、そのデザインがムーア風の独特な雰囲気をもつものにまとめてあることから命名されたようで、

ユニット構成は、

30cm型羊毛混入のコーン紙とボイスコイル直径より外側にダンパーをセットしたユニークな構造をもつB199Aウーファーを4個、

アルミ箔一体成形のコーンの両面にラテックス系の制動材を塗布した16cm型スコーカーB209Bを2個、

同じ構造のコーンを採用した5cm型コーントゥイーターを8個、

合計14個で構成した3ウェイ14スピーカーシステムである。


 バッフル板上のユニット配置は

下側にほぼ正方形に4個のウーファー、
中央上部に縦一列に8個のトゥイーター、
これを狭んだ両側に横一列に2個のスコーカー

をおく独特なレイアウトで、中域以上については、上下方向の指向性がよいスコーカーと水平方向に指向性がよいアレイ配置のトゥイーターの十字状の交点にエネルギーが集中する効果があり、並列使用でも特性の乱れないウーファーと相まって、大型にしては珍しい音像定位がピンポイントになる特長をつくりだしている。

 エンクロージュアは、音色面で選択されたと思われる硬質チップボード製で、表面がウォルナット仕上げをされた完全密閉型で、ユニットを含んだ総重量は102kgと、奥行きの浅いエンクロージュアにしては予想以上の重量がある。

ネットワークは、ボザークでは従来からも振幅特性より位相特性を重視する伝統があるため、400Hz、2500Hzで6dB型を採用しているのが特長で、これも音像定位の明確さや、ステレオフォニックな音場感の、とくに前後方向のパースペクティブな再生に大きな影響を与えているものと思われる。

また、高音、中音ユニット用のレベル調整が付属していないのも現在のスピーカーシステムとしては珍しいケースである。

 聴感上では充分に伸びた低域をベースに、緻密で量的に豊かむ中域、ハイエンドを抑えた高域がバランスし、滑らかなレスポンスを示すが、

最新のディスクではややハイエンドが不足気味とも感じられる。

音色は米東岸のシステムらしく、やや暗いが重厚そのものであり、力感が充分にあるために、ドイツ系のオーケストラには非常にマッチし、独特の陰影の濃い典雅な音を響かせる。

ボザーク B410 Moorish
Posted by audio sharing on 2000年11月30日
井上卓也
音[オーディオ]の世紀(ステレオサウンド別冊・2000年秋発行)「心に残るオーディオコンポーネント」より

 かつて、スピーカー王国を誇った米国のスピーカーも現在では大きく地図が塗り変えられ、数多くのブランドが消え去り、また有名無実となった。

 このボザークも、現在はその名前を聞くことがなくなったが、ボストンに本拠を置いたユニークなスピーカーメーカーであった。

かつてのニューヨーク万博会場で巨大口径(28〜30インチ?)エキサイター型スピーカーユニットを展示して見る人を驚かせた逸話は、現在においても知る人がいるはずで、この巨大ユニットの電磁石部分だけは、’70年代に同社を訪れた折に見ることができた。

また、「理想の音は」との問にたいしてのR・T・ボザークは、ベルリンフィルのニューヨーク公演の音(たしか、リンカーンセンター)と断言した。

あの小気味よさはいまも耳に残る貴重な経験である。


 ボザークのサウンド傾向は、重厚で、密度の高い音で、穏やかな、いわば、大人の風格を感じさせる米国東海岸、それも、ニューイングランドと呼ばれるボストン産ならではの音が特徴であった。

このサウンドは、同じアメリカでもかつて日本で「カリフォルニアの青い空」と形容された、JBLやアルテックなどの、明るく、小気味よく、シャープで反応の速い音のウェスタン・エレクトリック系の音とは対照的なものであった。


 同社のシステムプランは、いわゆる周波数特性で代表される振幅周波数特性ではなく、ユニットの位相回転にポイントを置いたものだ。

そのため、クロスオーバーネットワークは、もっとも単純で位相回転の少ない6dB/oct型を採用しているのが大きな特徴である。

したがってユニットには、低域と高域の共振峰が少なく、なだらかな特性が要求されることになり、低域には羊毛を混入したパルプコーンにゴム系の制動材を両面塗布した振動板を採用していた。

低域は30cm口径、中域は16cmと全帯域型的な性格を持つ20cm、高域は5cmと、4種類のコーン型ユニットが用意され、これらを適宜組み合わせてシステムを構成する。

また、同社のスピーカーシステムは、基本的に同じユニットを多数使うマルチユニット方式がベースであった。


 ボザークのシステム中で最大のモデルが、このB410ムーリッシュ・コンサートグランドである。

低域は30cm×4、中域は16cm×2、高域は5cm×8

とマルチにユニットを使い、400Hzと2・5kHzのクロスオーバーポイントを持つ3ウェイ型。

エンクロージュアは、ポートからの不要輻射を嫌った密閉型である。

マルチユニット方式ながら、同軸型2ウェイ的に一点に音源が絞られた独自のユニット配置による音場感の豊かさは、現時点で聴いても類例がない。
その内容を知れば知るほど、現代のバイブル的な存在といえる。
http://audiosharing.com/review/?cat=132

34. 中川隆[-13595] koaQ7Jey 2018年11月11日 21:57:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

34 :SX3NW:2007/10/09(火) 15:01:43 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp
そう言ェあ小生のビクターもボザークも30年選手だ。
げんこつ親分は40年。こ奴らぁ持ち主が昇天しても元気なんだろな・・・。

37 :パルジファル:2007/10/09(火) 22:43:22 HOST:wacc1s5.ezweb.ne.jp

SX3NWさん。ボザークですか。ナカナカ渋いですナ〜。
故井上卓也氏愛用のと同じモデルですかね?
そ〜言えば、名機マニア(主要な名機はほとんど所有)の大先輩が、
「マニアが最後に辿り着くのがボザークだ!」と教えてくれました・・・・

大先輩が、生きてるうちに押しかけて聴かせてもらわねば!(昔どこかで聴いたかも?)と思っているんですけどね。


38 :SX3NW:2007/10/10(水) 03:08:25 HOST:28.19.87.61.ap.yournet.ne.jp

井上氏愛用のボザークはでかいB−410なんでしょうね

小生のは小さいB−300です。
小さいといってもJBL4333くらいはありますが。見かけはアールデコ風家具(笑)

見かけに惚れて購入(爆) 音は地味。深い、シブい。それがまた良し。

JBLを筆頭とする西海岸勢はハツラツとした音ですがボザークやARの東海岸勢はどういうわけか根暗な音がします。

裏板には日本コロンビアの貼り紙。輸入代理店だったんです。
確か井上氏はデンオンの顧問か役員されてたんじゃなかったかな。


39 :パルジファル:2007/10/12(金) 02:25:13 HOST:wacc2s1.ezweb.ne.jp

井上さんちのボザークって縁故採用だったんかねぇ?
山中さんちの名機群みたく、亡くなったら直ぐ引き上げられたとか?
広告塔もナカナカ大変かも。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1131836376/


190 :RW-2:2014/09/13(土) 19:38:59 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp

パルジさんジャズ好きですから英国サウンドよりやはり米国の老舗が良いんじゃないでしょか。

ジェンセンのH15という同軸。製造は1940年代初頭から中頃。

タンノイは604に衝撃を受けましたが原型としたのは H15 でしょう。
タンノイと違ってホーン貫通型。よって磁気回路は 604のように独立。

実はオーディオ店にたのんで20年探しておりましたが入手出来ず。そのうちビクターのモニター用同軸を入手したので H15計画はご法度に。今ならあんがい入手する手立てがあるかもしれません。


191 :ジークフリート:2014/09/14(日) 01:45:18 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp
>>190 ジャズ好き

RW-2さん。実は、友人からも「ジャズを聴くならイギリスもんじゃ駄目やろ。やっぱりJBLがないと!」とか言われておりまして・・・

では、何を使うか?と、時々想像してみるワケですが、使いたいものが一向に思い浮かばないんですよ。

それから個人的には・・・出逢えるかどうか分からないものを追い求めるより、出逢いを大切にしようとか、ブツにこだわるのはよそう!とか決めたのほいつのことだったか忘れましたが・・

・・その結果、我が家の音は果たして・・・

192 :薬漬け:2014/09/14(日) 09:10:08 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp>>189
>>191
ナルホド。英国的葉隠の美と「リアルネス」の共有ですか。これはなかなか強敵ですね。

ところで、ジーク大先輩はアメリカ“東海岸”系のものは何かお使いになられました?
自分で使わずに言うのも何ですが(汗)


193 :ジークフリート:2014/09/14(日) 09:55:58 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp
>>192 東海岸系

薬漬けさん。エレクトロボイスとかボーズのちっちゃいスピーカーは使いましたが、本格的なものは使ったことがありません。

好き嫌いが別れるボザーク辺りが東海岸系の特徴が濃厚と思いますが、巨大ボザークを聴いた際、その音の広がり方がステレオデコラに通ずるものがあるな?と感心したことがあります。

(ボザークさんてのは、英国人なんですよね。
ただ、英国人が作ったスピーカーでも、米国で作ると陰影が出ない!てな辺りは非常に興味深く思っておりますよ)


194 :アラン・ドロン:2014/09/14(日) 15:02:56 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

アメリカ東海岸の会社にはボストン・アコースティックと言うのもありますね。

877 :ジークフリート:2016/08/14(日) 14:53:24 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp

バスビンやオートグラフ、A5などを使用中の友人が、

「ホーン型では音を前に飛ばすだけで奥行が出ない」

(岩崎千明が自室のアルテック288を806にサイズダウンした時に書いた文章を読んだらしい)とか言って、小型のボザーク(巨大ボザークは既に所有している)を手配。

えっ?今頃そんな・・・


880 :ジークフリート:2016/08/14(日) 21:36:38 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp
>>877の続き

この友人のシステムは、全て70年代初頭で進歩を停止しており、岩崎千明の文章からどれほどの刺激を受けたとしても、音楽の奥行が出せる環境が揃っていないところへ新たな?昔しのスピーカーを導入してみたところで結果は見えていると、個人的には予測しているところだが・・・

現在、小型ボザークに組み合わせるアンプ(クオード33+50E)の整備に手間取っているところ。(コレは当方のジョーダンワッツ冗談システムからの刺激か?)

昔しながらのオツム?の彼の部屋で再生される「奥行」とは、如何なるものか?若干キョーミが無くもないが・・・
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1405668065/



▲△▽▼

165:名無しチェケラッチョ♪:02/06/14 03:04 ID:15V3ad9o

なんか最近Bozak使ってて思うんだけど…

Ureiよか音がクリアだし混ざりもいいんだよね。
もちろん両方持ってるから比較できるんだけど。

Ureiは音が暖かいとか良くいうけど、それはなまってるだけじゃないか?

あーこの Bozak の良さを Urei信者にわからせたい!

誰かキチンと Urei が Bozak より優れている点を説明してくれ。
なんか使用されてる部品も Bozakのほうが高級らしいしな。

169:名無しチェケラッチョ♪:02/06/19 23:52 ID:wWETIiJk
>>165
クラブの大音量でBOZAK使うと少し痛いよ。

家で使うなら BOZAK のほうが心地良い。
BOZAK はLが付かないモデルが1番いいと思う。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:ZVifEDjX3Z8J:music.l2ch.net/test/read.cgi/dj/1014746562/+&cd=38&hl=ja&ct=clnk&gl=jp


ウーレイ(UREI)については


神戸元町 ジャズ喫茶 jamjam _ UREI 813BX
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/417.html

35. 中川隆[-13594] koaQ7Jey 2018年11月11日 21:58:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

Bozakについて

ボザーク社は1930年代にスピーカー専門メーカーとしてアメリカに設立されたメーカーです。

国内では1960年代にトリオが技術提携を結び、ボザーク・スピーカーの国内販売を行いました。この当時のスピーカーはユニットのみを輸入し、トリオがエンクロージャーを製造して販売していたようです。
その後、70年代にはデノンが輸入していました。

現在はミキサー機器などを設計・販売しています。
http://audio-heritage.jp/BOZAK/


Rudy Bozak

Rudolph Thomas Bozak (1910–1982) was an audio electronics and acoustics designer and engineer in the field of sound reproduction.

His parents were Bohemian Czech immigrants;

Rudy was born in Uniontown, Pennsylvania.

Bozak studied at Milwaukee School of Engineering; in 1981, the school awarded him an honorary doctorate in engineering.
http://wpedia.goo.ne.jp/enwiki/Rudy_Bozak


Bozak は、かつて McIntosh やオルガンメーカーである Wurlitzer のコンサルティングをしていた Rudy Bozak(Rudolph Thomas Bozak (R.T.Bozak)、(1910–1982)が1960年に設立したスピーカー開発が中心のオーディオメーカー。

Rudy は、Hi-Fiオーディオとして世界的な評価を受け、コラム式の特徴的なデザインが人気を集めた Bozak スピーカーの設計を長らく行っていたが、60年代中期になるとプリアンプ/ミキサー、パワーアンプの開発をC/M Labsと共に始める事になったそうです。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:7TxD7qUtgskJ:shop.plaza.rakuten.co.jp/m/spin-dj/diary/%3Fact%3Dview%26did%3D1112077+&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_ja
http://wpedia.goo.ne.jp/enwiki/Rudy_Bozak

1950年、スピーカーや音響機材を作る研究会社として米国コネチカット州に開発者である Rudy Bozak (ルーディー・ボーザック)の名字をとって名付けられた会社『Bozak』が設立された。

ボーザック氏は、楽器で有名な Wulizer(ヲリツァアー)の内部スピーカーやアンプ界のキング Machitoshi(マッキントッシュ)専用スピーカーの設計などを手がけた事でも有名な人物でもあるが、第二次世界大戦時はレーダーの部品の開発や潜水艦の音響感知スシテムなども手がけた米軍機器で重要な人物でもあった。
http://www.bozak.co.uk/prozone/images/WAX%20POETIC%20MAG%20JAPAN.pdf
http://www.bozak.com/about/


BOZAK(ボザーク)は米国コネチカット州に1950年頃設立されたオーディオメーカーで、スピーカーやラインミキサー、パワーアンプなども製造してきた伝説的なメーカーです。

開発者のルーディー・ボーザック氏は、エレクトリック・ピアノやジュークボックスで有名なWurlitzer(ウーリッツァー)の内部スピーカーの設計や、アンプメーカーのMcintosh(マッキントッシュ)専用のスピーカーを設計した事でも有名ですが、第二次世界大戦時には、レーダー部品の開発や潜水艦の音響探知システムの開発も行なっていた、米国軍事機器開発の重要人物としても有名な人でした。


BOZAKスピーカーのサウンドはまさにイーストコースト・サウンド!!

JBLなどの西海岸系のカラッと乾いたサウンドとは正反対の、東海岸系の温もりのある濃いサウンドを聴かせてくれます。

深みがあり、素朴で落ち着きのある音色はずっと聴いていても疲れることがなく、時間を忘れてしまうほど飽きずに音楽を楽しむことができます。

クラシック、ジャズ、ボーカル系など問わず、オールジャンル癒されます!
http://blog.ippinkan.com/archives/20110628000155

36. 中川隆[-13593] koaQ7Jey 2018年11月11日 22:01:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

ボザークやマッキントッシュ程度では英国の小型スピーカーにも敵わない:


オーディオ・マエストロ 素敵な装置1(2001年記載)
是枝重治

写真でお見せしているシステムはそれとは全然違うものでこれこそ今後あるべき個人シアターシステムと言うべきものでしょう。音も大変にチャーミングです。


http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi1.html


スピーカは英ジョーダンワッツ社のフラゴンでモニタは泣く子も黙るアップルの大型液晶機、シネマディスプレーであります。

ただしこれはMacのG4専用モニタで、この組み合わせではDVDの画面しか見ることができません。でもそれで良いのではありませんか。G4内蔵のATI 社グラフィックカードの性能はファロージャと比べるわけには参りませんがまずまず納得できる画質であります。普通はこれ以上何が必要でしょうか。

これに相応しいアンプは47研究所の2706CあたりでしょうしCDプレーアも同じく47研の2713になりましょう。

フラゴンは1974年に発売されましたがアスティカ遺跡の出土品を参考にしてデザインされたようです。

ジョーダンワッツからはその後アラビア紋様のタイルを貼ったキュビックスタイルのアラベスクが出ております。これも実に魅力的でアップルの最新機G4キューブと並べると最高でしょう。


先ほどの話しに戻りますがアラベスクは音はよくありません。フラゴンのほうが圧倒的にクリアで良い音でした。

20年以上前のこと、ボザークの大型スピーカの上にフラゴンを載せて鳴らしていたところ、お客さまが異口同音に「今日のボザークはいい音がする」と仰ったのには参りました。それはほんとうのことで私も同感でしたから。

ジョーダンワッツのモデュールユニットを早くから認めた方が評論家の故瀬川冬樹氏であります。

当時瀬川氏はモデュールユニットをおさめた小型システム;ジャンボ;を3ウエイのスコー カとして使用されておられました。

当時のジャンボは素敵なデザインでその後のものとは全然異なります。

そう言えば47研の木村さんは本職のプロダクトデザイナーで瀬川冬樹さんの仕事仲間でした。パイオニア時代の代表作にあのMU-41があります。47研の製品は、国内で唯一といってよいほど音楽ファンにとって真に優れたオーディオ機器であります。眼を海外に広げればたとえばLINNのClassik-Tなどもそういう機械でありましょう。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi1.html


37. 中川隆[-13592] koaQ7Jey 2018年11月11日 22:09:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

ボザークやマッキントッシュ程度ではヨーロッパの小型スピーカーにも敵わない:


「オランダ・フィリップスの凄さを痛感しました。
ボザークのスピーカーを売り払って、フィリップスのユニットを買いたくなりました。型番を教えてください。」


遠方からのお客さま - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年12月10日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9ad70ba2d18ae9056a40d09660571f58


たしか3か月前の9月の頃だったと思うが、倉敷市にお住いの方(仮にKさんとしておこう)からお手紙が届いた。

当方のブログをいつも読んでいただいており、内容に共感を覚えてペンを取り上げられたご様子。自分と丁度同じ団塊の世代として、長年にわたるクラシックとオーディオへの熱い思いが綴られていた。

現在は「ボザーク」を真空管アンプで駆動されているが、昔はタンノイ・オートグラフとEMTのプレイヤーでモーツァルトを楽しまれるとともに、先だってこのブログで推奨した西部劇「<リバティ・バランスを射った男>は最高でした。」と末尾にあった。

わざわざお手紙までいただくなんてと、いたく恐縮し、すぐに返信のお手紙を差し上げたが、とても音楽や映画の嗜好が合っていそうなので「一度お会いしてゆっくりお話ししたいですね。」と、結んでいたところ、その後順調に話が進んで12月10日(土)に別府まで試聴にお見えになることが決まった。

いやあ、これは楽しみ〜。

日程は1泊2日で、「どこかホテルを紹介していただけませんか」とのことなので、家内に「おい、どこかいいホテルを知らないか?」、すると「どうせなら、あまりお構いもできませんけど家に泊まりませんかと言ってみたら」、「それもそうだな〜」、これでめでたく話がまとまった(笑)。

さあ、遠路はるばるお越しになるお客さんに対する「最高のおもてなし」は、我が家の現状で出し得る限りのベストの音を聴いていただくことしかない。

ここ1か月あまり、普段よりもさらに気合を入れて準備に余念がなかったが、つい最近の4系統のシステムの練り上げも、もちろんその一環だった。

そして、8日(木)から最後の詰めに入った。

焦点はスピーカーの「グッドマンAXIOM 150マークU・イン・ウェストミンスター」である。

この組み合わせはおそらく世界広しといえども我が家だけだろうから、ずっとKさんの記憶に残る音になってもらわねば困る(笑)。

スピーカーは駆動するアンプ次第でいかようにも変身するので、現用中の「PX25シングルアンプ」をベストコンディションに持っていかねばならない。

           

独特のクセがあって鳴らしづらいことで有名な「PX25」(直熱三極管)だが、「北国の真空管博士」によって独自の改造をしてもらい、すっかり生まれ変わった我が家のエース級である。

まず、出力管を日常使っている「PX25」(GEC:ナス管)から、とっておきの「PP5/400」(最初期版:英国マツダ)に変更した。

日頃使うのは勿体ないので「お盆と正月」用に使うと決めている球だが(笑)、こういうときこそ本来の出番だろう。過去にたびたび使っているので整流管をひっこ抜いて1時間ほどエージングすれば大丈夫のはず。

次にドライバー管(いずれも直熱管)の選択である。どんなにいい出力管を使ってもドライバー管次第で生きもすれば死にもするので、とても神経を使う存在である。

このアンプはμ(ミュー:増幅率)の違いによって、スイッチひとつでいろんなドライバー管が切り替えられるようになっているのでとても便利。

まずμの値が5前後のドライバー管は2種類持っていて、「112A」(デフォレ)、「3A/109B」(STC)、次いでμが10前後のドライバー管は3種類あって、それぞれ「LS7」(GEC)、「3A/107B」(STC)、「3A/110B」(STC)。

これらの5種類の球を順次差し替えながらベストの音を探っていったが、これこそ真空管愛好家にとって至福の時間といってもいいだろう(笑)。

すると面白いことに気が付いた。

「AXIOM300」や「AXIOM80」などの普通の箱を駆動するときは「112A」や「LS7」などのやや重心が下がった音が良かったのだが、ウェストミンスターを駆動するとなると低音域に不安が無くなるので、STC(ロンドン・ウェスタン)独特のやや重心が上がって高音域に繊細な表現力を持つ球の方が相性が良かった。

ドライバー管と出力管との相性もスピーカー次第で決まるというわけだが、当たり前のことだがすっかり忘れていた(笑)。

そういうわけで、ベストは「3A/109B」(STC)に決定したが、やはり「PP5/400」は「PX25」に比べると、臨場感の演出が一枚上のようで改めて感心した。こんなに違うのなら、ずっとこの球で聴くとしよう、どうせ限りある命だし〜(笑)。

これで、ようやく準備万端整ったが、実はもう一つ誰もがアッと驚くような奇策があるのだが、長くなり過ぎるので次の機会に紹介しよう。

あとは、聴いていただくシステムの順番や曲目の選択に思いを馳せているが、実際にお目にかかって臨機応変に決めていくことにしよう。とりわけKさんはモーツァルトのピアノ協奏曲がお好きなようなので、「22番の第3楽章」をぜひカサドシュ(フランス)の演奏で聴いていただこう。

あの4分ほど経過したところの、思わず息を呑むような霊妙な美しさを湛えた旋律を聴くたびにいつも目頭が熱くなってしまうが、この部分はカサドシュの演奏じゃないと絶対にダメ(笑)〜。

本日(10日)の午後にご到着の予定で、はたして我が家の音がお気に召すといいのだが・・。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9ad70ba2d18ae9056a40d09660571f58


試聴会(12月10日)を振り返って - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年12月15日
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去る10日(土)に、はるばる倉敷市からお見えになったKさん。

午後3時頃から翌日の早朝6時ごろまで、わずか半日ほどのご滞在だったが、何しろ初対面ということもあって強く印象に残る試聴会となった。

「想い出」というにはまだ早すぎるが、後日のためにどういう風に書き残しておこうかと、この4日間ほど思案する毎日だったが、Kさんのご発言を中心に箇条書きふうにまとめてみることにした。合わせて自分の所感も織り交ぜているが、気に障る表現があるかもしれませんが、Kさんどうかお許しを(笑)〜。

☆ Kさんは性格的にとてもはっきりされた方だった。物事の判断にメリハリがあって「白か黒か」に分かれ「灰色」が薄いタイプとお見受けした。したがって、思ったことを断定口調で表現されるのでたいへん分かりやすかったと同時に自分の個性をとても大切にされる方だった。

☆ お互いに40年以上に亘るオーディオ歴だが、Kさんのオーディオ観の最たるものは「音の品位」だった。「低音とか高音とか、そういうものはいっさい拘りません。出てくる音に品位があるかどうか、それがすべてです。」と仰る。

「音の品位とは何ですか」と(読者から)訊かれても言葉で説明するのはちと苦しいが、オーディオ愛好家にとっては感覚的に分かりますよねえ。自分もKさんと同様に「音の品位」を最上位に位置づけしてます(笑)。

☆ 「オーディオは歴史が大切です。」と仰るKさん。現在のシステムは過去のオーディオ遍歴の積み重ねから成り立っているという意味だと理解している。タンノイ・オートグラフをはじめ幾多のSPを使用され、また全国各地の武者修行(試聴)をされたそうで、その鍛えられた耳はたしかに研ぎ澄まされたものがあった。

ちなみに当方の現用システムも「過去の累々と横たわる屍(しかばね)」の上に成り立っているのは言うまでもない。「一将功成りて万骨枯る」みたいなものですか。

☆ 我が家の4系統のシステムをすべて聴いていただいたが、一番衝撃を受けられたのはフィリップス(口径30センチ)のユニットだった。

「この音が一番いいです。スピーカーの存在をまったく忘れて音楽に没頭させてくれますね。音の出方といい、クリヤーな響きといい、楽器のありのままの音色といい、こんなにいい音を聴いたのは久しぶりです。雰囲気も申し分ないです。

グッドマンのAXIOM80がどう頑張ってもこの音は出せそうにありませんよ。オランダ・フィリップスの凄さを痛感しました。フィリップスはCDレーベルの音も卓越してますがさすがですね。今晩は興奮してとても眠れそうにありません。」

手放しの絶賛振りには当方も少々驚いた。てっきり「AXIOM150マークU・イン・ウェストミンスター」を一番手に予想していたのだが、やっぱり世の中は思うどおりにいきませんねえ〜(笑)。

Kさんは以前にある所でB&Wの150万円のスピーカーも聴かれたそうだが、フィリップスは明らかに上回るとのことで、たかだか自作の箱代を入れて「4万円」ほどのスピーカーが猛威を振るうのだからオーディオってほんとうに面白いですよねえ。

ちなみに、駆動しているアンプは「71Aプッシュプル」だったが、「80年前のアメリカの真空管ですよ」と教えてあげると「日本はこういう国に戦争をしかけたんですね。」「そうなんです。当時の軍部にもしオーディオマニアがいたら、戦争が回避されたかもしれませんね。」(笑)

          

☆ 「今晩は眠れそうにありません。」と、仰っていたKさんだが、まさか額面通りに受け取るわけにもいかず、夜10時ごろにお互いに就寝となったが何だか胸騒ぎがして(笑)、午前3時ごろに目が覚めたので階段を降りたところオーディオルームに明かりが点灯している。

入ってみると、Kさんが持参の本を読んでおられた。「興奮して一睡もできませんでした。」さすがに、エ〜ッと驚いた。よほどフィリップスの音がお気に召したようだ。それから、みっちりと二人でフィリップスの音を鑑賞へ。

☆ Kさんが持参されたホロショフスキー(94歳時)のライブ録音(カザルスホール)でのモーツァルトのピアノ・ソナタや加藤登紀子の味のある歌声に惚れ惚れと聴き入った。

           

Kさんが

「ボザークのスピーカーを売り払って、フィリップスのユニットを買いたくなりました。型番を教えてください。」

と仰るので、「このユニットは型番が無くて、マグネット部分に4ケタの番号がそっけなく書いてあるだけです。一応メモしてお渡ししておきましょう」。

「口径30センチ、ダブルコーン、アルニコ・マグネット型、コーン紙の色はブラウン。」ちなみに、「これまでコーン紙がブラウン色のユニットを使ってハズレタという話は仲間うちで一度も聞いたことがありません。」と申し添えておいた。

☆ Kさんは魔笛ファンだった。「出てくる歌すべてが素晴らしいです。とくに好きなのがアリア<愛は露と消え>(第二幕)なので是非聴かせてください。」

はじめに「ショルティ盤」(SACD)を聴いていただいたところ、「音が前に出てくるのでオペラらしくない録音ですね。それにSACDは電気くさい音がするので嫌いです。気に入らないのでSACDはとうの昔に売り払いました。」と悪評さくさく(笑)。

「それならハイティンク盤を聴いてみますか。とてもいい録音なのできっとお気に召すと思いますよ。」

すると、「これこそオペラにふさわしい録音ですね。<愛は露と消え>も、とても良かったのですが、夜の女王(グルヴェローヴァ)の超絶技巧には驚きました。」

☆ KさんはFM放送ファンだった。一般的にオーディオマニアはFM放送を相手にしないが、高いアンテナを立てて、外国製のチューナーで受信するととてもいい音だという。外国製チューナーといえば「マランツ10B」で決まりだが、それに劣らぬのが「〇〇」(イギリス)のチューナーだそうだ。

☆ 早朝の試聴会もあっという間に時間が経った。Kさんは鈍行列車の乗り継ぎ旅行が大好きな方で新幹線はタダの切符をもらっても要らないという方である。

行きも帰りも鈍行列車とのことで別府駅発の早朝6時50分発に間に合うように6時半に我が家を出発、これから8回の乗り換えをして夕方に倉敷市にご到着の予定だという。

はたして当日の18時過ぎにお電話があって「無事到着しました。どうもお世話になりました。ほんとうに行って良かったです。車中でフィリップスのことをずっと考えてました。」とのことだった。

「眠くて乗り換えミスがなかったですか?」と、お訊ねすると「いいえ、全然。」 

Kさんのタフさには参った!(笑)

目の記憶、匂いの記憶、皮膚の記憶、味の記憶、そして耳の記憶。いわゆる五感の中で「脳の記憶中枢に一番近いのは耳なので、耳の記憶が一番鮮烈に残る」と、何かの本で読んだことがあるが、Kさんの記憶の片隅にもし我が家の音が刻み込まれてくれれば、オーディオ愛好家としてこの上ない喜びである。

☆ 最後にKさんから我が家のシステムへのご提案として「それぞれの左右スピーカーの間隔をもっと狭めてみてはいかがですか」。平行法とかの設置方法について、著名なブログがあるそうで、それによると1ミリ単位でスピーカーの位置を調整し、カメラのフォーカスのように音にも焦点が決まる場所が部屋のどこかにあるのだという。

成る程!
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グッドマン VS フィリップス - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年12月22日
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先日(10日)の試聴会でのお客さんのコメントがいまだに耳に残っている。

「グッドマンはよくある上級者の音には違いないんですけど、フィリップスと比べると感動を覚えるというまでにはいきません。」

並み居るグッドマンの3個師団の精鋭部隊がフィリップスの一個小隊に撃破されてしまった!(笑)

同じ身内同士の勝負なので、まあ、うれしいやら、悲しいやらだが、やっぱりしばし考えるところがあった。この間の事情を察したメル友の「I」さん(東海地方)から次の様なメールが届いた。

「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」(塩野七海・ローマ人の物語より)

これをオーディオに置き換えると「人間ならば誰にでも、音のすべてが聴こえているわけではない。多くの人は、聴きたいと欲する音しか聞いていない」となるでしょうか。


オーディオは人生と同じくらい難しくて、面白いな〜と思います。」

ほんとに、思い通りにいかないという点ではオーディオと人生はよく似ている。

この機会に改めて「グッドマン VS フィリップス」について考えてみた。

まずグッドマンについて

良く言えば「いぶし銀」を思わせるような音、悪く言えば「暗〜い音」である。周波数レンジの広さとかクリヤーさとか、オーディオ的な音を望むと裏切られる。したがって「ちょっと聞き」には不利なタイプ。

人間生きていると楽しいときもあれば落ち込むときもあるが、グッドマンには思い通りにはいかない人生の憾みをそっと慰めてくれるところがある。そういう聴き方をする人に通じる何かがあって、その魅力にハマるともう手放せない(笑)。

「音の品位」を言葉で表現するのは難しいが、たとえて言えばヨーロッパの上流社会において「50歳代の貴婦人が持つ気品」といったところだろうか。

次にフィリップスについて

世界中の放送局でモニタースピーカーとして採用されていただけのことはあって、オーディオ的に聴くとまったく不足のない音である。録音現場の雰囲気までをも再生するかのような実力を秘めている。音の品位をグッドマンの例にたとえると「30歳代の貴婦人」にたとえられるだろう。こちらの方が瑞々しいのはたしかだが相手にするのはちょっと疲れる(笑)。

ただし、このフィリップスのユニットはとてもエンクロージャーを選ぶところがあるので要注意である。

以前、ウェストミンスターの箱に容れて半年間程鳴らし込んだが現用の「AXIOM150マークU」に比べるとイマイチだった。このユニットに長大なバックロードホーンは合わない。

そこで、あまり期待せずに非常にシンプルな自作の箱(といってもそれなりのノウハウはあるが)に容れてみたところ、まるで水を得た魚のように生き返ったわけだから、まさに「瓢箪から駒が出た」ようなものだった。

また、接続コードを変えただけで音に精彩が無くなったりするのでとてもセンシティブなユニットである。今のところもっとも相性がいいのは

「チューブ・オーディオ・ラボ」(新潟県)さん
http://shinkuukan2.web.fc2.com/

から購入したウェスタンの単線ケーブルでこれを使うとほかのケーブルはもう使えない。とうとう3ペア購入してしまった。

ところで、どちらをメインスピーカーにしようかと迷うところだが、とても決められないので当分の間両にらみといこう。

ちなみに最近、インターネットラジオで「モーツァルト専門チャンネル」を楽しんでいるが、システムを2系統にして鳴らし分けているので、その接続状況を記録しておこう。

NTTの「モデム」から光ケーブルでマランツのDAコンバーター「NA11−S1」に繋ぎ「INTERNET RADIO」を選択する。


☆ 第一系統

「NA11−S1」 
→ パワーアンプ「171シングル」(インターステージ・トランス入り) 
→ スピーカー「AXIOM150マークU・イン・ウェストミンスター」


☆ 第二系統

「NA11−S1」 
→ 「デジタルケーブル」 
→ DAコンバーター「エルガープラス」 
→ プリアンプ「大西式プリ」 
→ パワーアンプ「71Aプッシュプル」 
→ スピーカー「フィリップス」


以上のとおりだが、丁度いい機会なので使用している「71系のパワーアンプ」について一言述べておこう。

仲間うちで「クセのあるスピーカーを使って困ったときは71系アンプを使え!」という合言葉がある。それほど71系の真空管は素直で使いやすい。

オーディオ仲間曰く、「71系は礼節を知っている球です。けっしてスピーカーの弱点を露わに暴き立てることがありません。」まったくその通りだと思う。ただし満点を取るまでには至らないが(笑)。

         

現実に「AXIOM150マークU・イン・ウェストミンスター」に「171」アンプ(出力1ワット)を使うと、とても音が素直になる。我が家に限っての現象かもしれないが、大型スピーカーになればなるほど小出力のアンプが似合っているのだから不思議。むしろ、そっちの方がエンクロージャーの響きをよく出してくれる。

真空管アンプの場合、「パワーが足りない」という嘆き節をよく聞くが、むしろ「パワーがあり過ぎる弊害」についてもっと声高に語られていいような気がする。ただ、我が家の場合は昔の能率の高いSPユニットばかり使っているのでその兼ね合いもあるが。


最後に、「グッドマン VS フィリップス」の結果だが、「いい音」なのはフィリップスだし、「好きな音」はグッドマンとなる。

両方の音を随時に切り替えて楽しめるのはまったくオーディオ冥利に尽きるが、「聴く時間」の長さとなると、やっぱり「好きな音」の方なんですよねえ(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/fd4a39d10e2b0573ba040783d022e293

38. 中川隆[-13591] koaQ7Jey 2018年11月11日 22:11:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

マッキントッシュXRTとツイータの音場再生について

マッキントッシュのツイーターのような配列のスピーカーをラインアレイと呼びます。

ご存知のように2個のスピーカーで同音域を出した場合は、スピーカー間の距離によって算出される位相干渉によって周波数特性が激しく乱れます。

スピーカー数が増える事によって位相干渉の山谷が複雑に組み合わされ、元の1個の周波数特性に近づいて行きます。

ユニットを面配置にしたものはパラメトリックとも呼ばれ擬似的な平面波を発生させます。直線に配置した場合をラインアレイと呼び、擬似的な円筒波を発生させます。

スタジアムなどの大規模音響(PA)においては欠かせない基本的技術になっています。ただしPAにおいてはユニット間の距離が波長に比べて開きすぎるので計算によるシミュレーションと電子回路による補正は欠かせません。

参照:http://arte.sc-a.jp/3w/ardbf/m3dlat.html

小規模なラインアレイは設置が容易で必要帯域内で好結果を得られやすい為、簡易的なPAに使われます。
http://probose.jp/cat_product/line_array_speakers/
http://www.toa.co.jp/products/prosound/speakers/speakers_linearray/sr-h3s.htm

学校の体育館などで壁に取り付けられた縦長のスピーカーもラインアレイです。
http://www.toa.co.jp/products/prosound/speakers/speakers_linearray/sr-t5.htm

マッキントッシュXRT26は、ウーファー2個+ミッドレンジ1個とラインアレイのツイーター23個の距離的減衰特性が異なりますので設置場所毎にレベルバランス調整が不可欠になります。

元々スイートポイントを作らない広範囲サービスのPAと違って、スイートポイントにてステレオを楽しむ為のオーディオ用スピーカーですので、聴取位置での高域エネルギーを担保する目的でラインアレイが使われたのだと思います。

高域別キャビネットになっていますので、1.5KHzクロスオーバー付近での繋がりが難しく、1〜2m程度のいわゆる至近距離での使用には不向きとなるでしょう。


____


ラインアレイ/トーンゾイレと呼ばれるスピーカーユニットの一列配置は、ヘタをすると音が混濁してしまいますが、上手に利用しますととても良い音も得られます。

マッキンの特殊なスピーカーでしたが、あれを利用するには40畳以上の広い部屋で、スピーカーから3〜5m以上は離れて聴く環境でなければ、デメリットの方が多いはずです。

アメリカやヨーロッパの富裕層では、演奏会やダンスも可能なホールを自宅に備えて、そういう場所で利用するのに良い効果が有る、という方法ですね。

近い位置ですと、格ユニットとの角度や距離差が大きく成って、デメリットしか聴けません。

大昔のボザークというメーカーが造ったスピーカーでは、高域ユニットを8本、縦に並べた製品が有りました。
http://audio-heritage.jp/BOZAK/speaker/b-410moorish.html

この製品のミニサイズを造った自作スピーカー記事から、知ったスピーカーです。
(記憶がアイマイですが、記事ではウーファーに三菱の六半、ミッドにフォスの83、ツイターに三菱の5センチコーンツイターのフレームを金鋸でカットしてハンダ付けして、、、という化け物語り、だったと思う。)

この他に、スピーカー自作では神格化された長岡氏の実検製作には、小型フルレンジユニットを9本だったかな? 聴く位置に対して等距離に成るような特殊な箱設計の自作例が有った、試聴距離を1.5mに想定したとか、、、その後、アマチュアオーディオファンで、同じ様な方向性で、各ユニッットの耳に対する向きや距離差に関してもバッフル版とフレームの間に厚紙等で徹底的に調整し切った自作をされた人のレポートが、あるオーディオ雑誌に投稿され、良い結果が得られた、という事例が有ったそうです。


故:長岡氏 の自作例に、逆仮想同軸スピーカー、と言うのも有りました。
ウーファーの周囲にツイーターを4本とか6本だか8本だかを取り付けた、珍妙なスピーカー。

真正面だと良い音だけど、首を振るとおかしな感じ、、、って事で、確か、2〜3作目で、最終的には失敗作とおっしゃっていた(笑)


マッキンのスピーカーは高域ユニットのラインアレイ/トーンゾイレと言うだけでは無く、各ユニットに位相調整が組み込まれていた。。。ハズ?、、らしい??  

まぁ、とにかく特殊、もはや変態的なスピーカーですよねぇ〜☆


導入するには、金を払って買えば良い。と言うもんじゃなく、設置する部屋を確認し、設置可能であれば、室内音響特性を測定して、設置後に調整する。という設備機器のような感じだったはずですが、、、
http://qa.life.auone.jp/qa9056680.html

39. 中川隆[-13590] koaQ7Jey 2018年11月11日 22:13:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

平野紘一さん(マスターズ代表) Thu Nov 16 11:38:27 JST 2006


エンジョイオーディオ!その行く道は!?

 WRアンプの製作・販売を始めて、数年経った。
おかげ様でその製作台数は3桁になっている。

わたしのようにオーディオ黎明期から、繁忙期にオーディオで飯を食ってきた者には現状及び近未来が楽しみであり、心配である。

 長年、オーディオ業界にいるので(1965年から)、内外からいろいろ情報が入ってくる。 

皆さんの参考になるかどうか分からないが、ここに書いてみることにする。 

 まず、アメリカではオーディオ、とりわけ、ハイエンド・オーディオは非常にシュリンクしてしまっている。

振りかぶって言うと、共和党の金持ち優遇によって、金持ちしか、ハイエンド・オーディオを買えなくなったからである。

従って、アメリカのハイエンド・コンポは非常に高額である。
また、アメリカのオーディオメーカーの設立・廃業・転売が著しい。

 あの、有名なオーディオ誌”ステレオファイル”もあまり、みるべきものが無くなってきた。

マッキントッシュはクラリオンに支えられてきたのは故存知の方も多いと思うが、クラリオンが傾いてきて、マッキントッシュはリップルウッドの傘下に入ることになった。今後、どのような方向になるのか?


今年、創業60年になるJBLの新商品開発のエネルギーは素晴らしい。

 アメリカの友人に聞くと、JBLをアメリカの東海岸ではあまり見かけないと言う。

JBLを率いるハーマンさんはユダヤ人だけにクレバーであるから、JBLをうまく導いていくと思う。そうなると、JBLの商売はアジア、それも、日本、中国、台湾、それに韓国あたりのオーディオファイルの方々が買うのではなかろうか?
特に、最近の中国の富裕層の購買意欲がすごいらしい。

 金持ちではないオーディオ好きのアメリカ人は AVレシーバーを買って、スピーカーを自分できれいにセットして、SPケーブルは壁に入れてきれいに処理するらしい。

重点はやはりVであり、それからがAであると言う。
AVレシーバーは日本勢(DENON、パイオニア、ケンウッド、ヤマハなどなど)が強いと言う。

 ハイエンドオーディオではなかなか日本勢はむずかしそうである。
まず、スピーカーではサウンドバランスの点で、イエローがやったのは認めたがらないようだ。

スピーカーユニットでは日本の技術は世界一であったのだから、サウンドバランスは早く、彼等に任せれば良かったのだ。近年、パイオニアがそのようなシステムを取り入れて、かなり良いサウンドバランスになったと言う。
(つい、最近、CEATECでパイオニアのこの種のSPシステムは聴いた。かなり、聴かせる!)

 アンプでは、近年デジタルアンプが登場しているが、高周波を取り扱うので、もう、普通のオーディオメーカーでは他におえないところまできている。

すなわち、デバイスはIC製造ノウハウが必要だし、プリント基板は多層構造が必要である。こうなると、初期投資が大変で数が出る平面TV、5.1chサラウンド、カーオーディオ用アンプ、それこそipodのようなアイテムにデジタルアンプは皆さんの気がつかない分野にどんどん採用されている。
最近のTV、音質が違うとは、皆さん気がつかないかな?

 アメリカのハイエンド・オーディオは一握りのお金持ちが買えるものになってしまったから、日本での価格は¥100万を超えるものが多くなったのはそのせいでもある。

 それでは、ヨーロッパはどうかと言うと、まだ、かなり、健全である。

まだまだ、SACDはこれからだし、アナログレコードも健在で、アナログレコードプレーヤー、フォノアンプ、カートリッジなどもある。スピーカーが苦手だったドイツからエラックのような小型でありながら、優れた音質のSPが出てきたし、B&Wに至っては技術的にも、サウンドバランス的にも非常に評価が高い。アメリカでもB&Wはアメリカ勢を圧倒していると言う。

 価格も特に金持ちでなくとも、買えるようなリーゾナブルな製品が多い。
残念なのは、BBC出身のSPブランドに元気がややないことだ。BBC出身のエンジニアから、後継者への橋渡しが難しいのかも知れない。

 さて、日本の現状はどう見たらよいであろうか?

特にアンプに絞ると、アキュフェーズ、DENON、マランツ、LUXとブランドも限られてきた。そして、真空管アンプは中国製も多くなってきた。
そして、オークションを眺めると、懐かしいアンプが沢山、売りに出ている。
どう、考えたらよいのだろうか?
 
 医学的には聴覚・味覚は発生学的に皮膚感覚の一部である。そして、オーディオはエンジョイするものである。そこから、WRアンプのような、NFBアンプの問題点を解決したアンプもあるし、ノンNFB真空管アンプもあるし、小型・高効率(言わばオーディオのファーストフード)のデジタルアンプもある。
それぞれの主張があり、これぞオーディオは面白いと思う。

 最後に話が少しそれるが、NFBの発明者ハロルド・ステファン・ブラック氏に生前お会いしたS社のTS氏の話によると、NFBはMASTER &SLAVE システムであると言う。誤解されそうであるが、悪い意味ではないことを次回書かせていただこうと思っている。
 
 ”皆さん、一度きりの人生!楽しんでください。それには、広告も充分ではなく、地道にやっているところも尋ねてみると、新しい発見、喜びを得ることありますよ!”
http://west.wramp.jp/datawr13.html

40. 中川隆[-13588] koaQ7Jey 2018年11月11日 22:21:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20533] 報告

"ARに始まって、KLH、ADVENT、ALLISON、EPI……と、多くの亜流を生んだアメリカ・ボストンを中心とした東海岸のスピーカーには、その音の点でひとつの顕著な特色があった。


AR-Acoustic Research スピーカーシステム一覧その1 アコースティックリサーチ
http://audio-heritage.jp/AR/speaker/

KLH スピーカー一覧
http://audio-heritage.jp/KLH/speaker/index.html

ADVENT 製品一覧 アドベント
http://audio-heritage.jp/ADVENT/index.html


それは、オーディオの専門家のあいだで「カマボコ特性」と俗称されている、独特の周波数特性からくる独特の音のバランスである。

 カマボコ特性というのは、文字どおり、カマボコの断面のように、中央が盛り上がって両端がなだらかに落ちている形の周波数特性のことを指す。

こういう特性の音は、中音がたっぷりとしているかわりに、低音と高音が相対的に抑えられている。単純にいってしまえば低音と高音がよく出ない、ということになる。

 ボストンのスピーカーたちがそういう特性に作られたというのは、何も低音や高音を伸ばすことが技術的に不可能だったのではなく、ちゃんとした理由があってのことだった。

 まず低音だが、ブックシェルフ型という名のとおり、スピーカーシステムを本棚にぴったりはめ込んだり、そうでない場合でも背面を壁にぴったり近づけて設置すると、低音が増強されることはよく知られている。したがって、あらかじめ低音を抑えぎみに作っておくと、前記のように設置したときに、結果として低音は中音と等しいバランスで聴こえる。

だから、AR型のスピーカーを使うときは、原則として、本棚にはめ込んだり、背面を堅固な壁にぴったりつけるなどして、低音を補うような置き方を工夫する必要がある。

 ARおよびその類似のタイプが、必ずしも日本では普及しなかった理由のひとつに、前記のような設置条件が、日本の家屋では十分に満たされなかったため、その良さが出にくかったという事情もあると思う。

 さて高音を抑えたほうはどうか。これは、全くのところ、ボストンを中心としたアメリカ東海岸に生まれ育った人たちの、音に対する好み、としかいいようがない。

 世界的にみると、その国や地域によって、音の好みは少しずつ違う。例えば

日本人は、概して中高音域のやや張った音でないと納得しない人が多い。

ドイツ人は日本人よりもやや少し高い音域を強調する。

イギリス人はもっと高い、いわゆる超高音域を強調ぎみに伸ばす。


 これらに対して、アメリカ、それも東海岸側の人たちは、概して、高音を平らに伸ばした音を好まない。

ちょうど、トーンコントロールのTREBLEのツマミを、マイナス側に数段階絞ったような、つまり高音を下降させた感じの音に仕上げないと、やかましい、とか、きつい、という。

われわれ日本人にはなかなか理解しにくい話だが、しかしこれはほんとうだ。


 そのひとつの証明がある。

アメリカ東海岸製のスピーカーで、トゥイーターのレベルコントロールのついたものを調べてみると、いわゆる「ノーマル」ポジションの指定位置では、概して高音が抑えてあるのだ。

私がびっくりしたのは、KLHのある製品で、スイッチでトゥイーターのレベルを切り替えるタイプになっている製品だったが、一方にNORMAL、他方に、なんとFLATと書いてあったのだ! 

FLATというのは、「平ら、平坦」の意味。つまり高音が平らに、よく伸びているポジションのことをいう。

日本人を含めて世界じゅうのオーディオの専門家の意見をまとめてみれば、高音を平坦によく伸ばした特性、すなわちFLATが、イコールNORMALだと、誰もが考える。

 ところがボストンの人たちの感覚では、NORMALというのは、高音を少し落とした特性のことで、FLATの特性はNORMALな音ではない、と彼らには感じられるのだ。

 少なくとも、ほんの数年前までは、こういう感覚と、それに基づく考え方が、ボストンのスピーカーメーカーの大半を支配していた。

アメリカ東海岸製のスピーカーを、ほかの国の一流の製品と並べて聴き比べると、明らかに、高音が落ちていることが聴きとれる。

 少し前までは、世界的に展望してみれば、アメリカ以外の製品の中にも、高音を抑えた作り方をしたスピーカーが、多少は存在した。しかし現在では、新しい製品を聴いてもなお、高音を抑えて作っていることが顕著に聴きとれるのは、アメリカ東海岸の一部のスピーカーだけ、といい切ってよいように思う。

 ただ、面白いことに、本家のAR、および新しいKLHは、ともに、これら世界の新しい流れに敏感に反応して、その新製品は、旧来とは一変して、高音をフラットに広く伸ばした音を作りはじめている。

むしろかつてのARの追従者であったALLISONやEPIそしてARの流れとは少し違うが、同じ東海岸の、ボザークやマッキントッシュが、相変わらず高音を抑え込んだ作り方をして、地方色を濃厚に聴かせるのが興味深い。

    *    *


 このように、アメリカ東海岸で作られるスピーカーは、世界という広い場に置かれていると、かなり独特の音のバランスを作っていた。

それはアメリカ東海岸という一地域の、まさに「地方色(ローカルカラー)」といってもよいと思う。

そして、世界のあちこちをみれば、その国、その地域に、それぞれ固有の特色を持った独特の音がある。

同じアメリカでも、東海岸側と西海岸側とでは、ずいぶん違った音を作る。

ましてヨーロッパに渡れば、ドイツ、イギリス、フランス、そして北欧や東欧にまで、それぞれの地方色が濃厚に聴きとれる。


 このことに私が気づいたのは、もう一〇年あまりも前になるだろうか。そして、その国、その地方独特の音の共通項を探り出すことは、多種多様な音を聴かせるスピーカーというパーツを解明する大きな鍵になることにもまた気がついて以来、この、いわばスピーカー(に限らずオーディオ機器、さらには広い意味での�音�)を生む〈風土〉の問題は、私のオーディオ研究の大きなテーマのひとつになった。

 しかしもうひとつ、スピーカーの音を解く重要な鍵がある。それは、時代の流れに沿って、同じ国の同じスピーカーもまた、ときには気づかないほどのゆっくりした速度で、またときには急速に、その音を新しい時代の流れに合わせてゆく、ということ。この流れとその変化を敏感に感じとらなくてはスピーカーの音を論じるのに片手落ちとなる。

 時代の流れというのをもう少し具体的にいえば、第一に技術の発達、第二に人々の音への感受性の変化、を考える必要がある。技術の発達は、録音や放送というプログラムソース側からスピーカーに至るまで、出てくる音、というよりその音を作る機械の性能を大きく変えてしまう。それは、いままで鳴らしたくても鳴らせなかった音を鳴らせる可能性であり、また半面、こういう音を鳴らしたいという人々の要求の変化に応える能力の範囲を広げることでもある。

 また一方で、音楽あるいはその演奏のスタイルの変化をみても明らかなように、時代の流れは、常に、新しい音(サウンド)への感受性を刺激する。私たちは自分でも気づかないうちに少しずつ、新しい音を求める。その欲求に、新しい技術が応え、またその結果生まれた新しい音が、再び私たちの感受性を刺激する。この循環は永久に繰り返されて、音を変化させてゆく。

 風土と時代、ひとことでいえばこのふたつが、私のテーマである。"


"ARは、いっとき、アメリカ国内で最も大きな市場占有率を誇っていたが、そのとうぜんの結果として、ARの追従者が続々と出現した。AR社は、エドガー・M・ヴィルチュアが創設したことは既に述べたが、彼に協力していた Kloss, Low, Hoffman の三人がやがてARを離れて独立して、三人の頭文字をとってKLH社を作った。

このKLHも、アメリカ国内では、いっとき、ARを凌ぐほどの業績を上げるが、一九六五年には、Kloss がそこを離れてさらにADVENT社に参加する。

一時期、AR、KLH、ADVENTの三社は、同じボストンに、互いにほんの数分の距離に社屋を構えて、互いに強力なライバル同士として、アメリカ東海岸のマーケットを激しく競いあった。これを「ボストンの御三家」と私は名づけている。

 その後さらにARの流れをくんで、ALLISONとEPIの二社も誕生して、結局、ヴィルチュアの完全密閉型を基本としたスピーカーは、アメリカ東海岸で作られるスピーカーシステムの典型とさえいわれるようになったのだから、ARの影響のいかに大きいかがわかるというものだろう。

 たまたま一九八〇年の新年早々、仕事でアメリカに渡った際、AR社も訪問してみたが、スタッフは全く一新されて、技術部長にイギリス人のティム・ホール、そして研究開発のチーフにアメリカのオーディオ界では著名なロバート・バーコヴィッツを迎えて、研究に本腰を入れはじめていた。

エドガー・ヴィルチュア氏はいまどうしているのか、と質問してみると、バーコヴィッツ氏が、「ミスター・ヴィルチュアは、テレダインに会社を売り渡したあと、オーディオには興味を失って、現在は補聴器の会社を作っているが健在だ」と話してくれた。

ヴィルチュアのその後の消息については、これまでよく知られていなかったが、ワーフェデールのブリグス、タンノイのフォンティーン、JBLのランシング等、著名スピーカーの創設者たちが既に他界してしまっている中で、ヴィルチュアが健在だというのはうれしいニュースだ。どこか日本の出版社で、彼を訪問して、ARの創設当時のエピソードを聞き出してみたら、なにか知られていない面白い話が聞けるのではないだろうか。"
http://shinagawasn.blog.so-net.ne.jp/2013-09-03-2

41. 中川隆[-13583] koaQ7Jey 2018年11月12日 06:52:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20536] 報告

マッキントッシュや JBL 程度ではヨーロッパの安物スピーカーにすら敵わない


2012.12.13
やはり、ヨーロッパの装置で聴けるクラシックというのは、アメリカの装置で聴くクラシックとは何かが違っている。ほとんど苦労しないで、ちゃんとクラシックが聴けるというところで、最初から全くレベルが違う。

アメリカ製品を使い始めて、濃厚な感じにどっぷりと嵌ってきたので、久々にこういう音を聴くと、こっちも必要だと思うようになった。

最初はちょっと物足りない感じがしたが、次第にこの方が正しいのじゃないか?と思い始めた。

前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。

ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。

どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。

オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。

じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。

デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。

そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2

42. 中川隆[-13588] koaQ7Jey 2018年11月12日 07:13:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20542] 報告

マッキントッシュや JBL 程度ではヨーロッパの安物スピーカーにすら敵わない _ 2

アメリカのオーディオで聴く価値が有るのは

手廻し蓄音機 ビクトローラ クレデンザ
ウェスタン・エレクトリックの PA用スピーカー
JBL ハーツーフィールド

くらいでしょうか。

しかし、そのウェスタン・エレクトリックですらこのレベルなのですね:


ウェスタン・エレクトリックは味のない食パンを食べているようなサウンド

 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html


Vitavox CN-191を 新藤ラボラトリー RA147 4 と 124Dで鳴らし、プレイヤーは Garrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。

この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5


要するに、ウェスタン・エレクトリックも JBL もマッキントッシュも
40畳、50畳の大空間で、耳を劈く超大音量で聴かないと、良さが全く出ないのです。

家庭の 6畳 乃至 20畳のリスニングルームで普通の音量で聴くのなら、ヨーロッパの 25cm ウーハーの小型スピーカーに絶対に敵わないのですね。

オーディオメーカーを音質だけで評価すれば


スピーカー
昔のグッドマン・ワーフェデール・ローサー、 QUAD ESL、初期ソナス・ファーベル
>> ハーベス、スペンドール、タンノイ、B&W >>>>>> JBL, マッキン


アンプ
ローサー 、ウェスタン・エレクトリック >> リーク >> EAR >> マランツ >>>> マッキン

日本のメーカーでも

スピーカー
昔のスタックスの静電型スピーカー

アンプ
47研究所
AIT labo
イシノラボ
サウンドパーツ
真空管アンプ「カトレア」
Phasemation

は価格からすると大健闘していますね


43. 中川隆[-8637] koaQ7Jey 2019年8月27日 17:21:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4114] 報告
6L6族は穏やかで優しい音。MC240なんて完全にそんな音です。
MC240はMC275にない繊細さや瑞々しさや麗しい美音があるのです。本当にそんな音がします。

MC240は音の弱点が少なく平均点も高い、MC275は低域の迫力満点(!!!) のドスの効いた図太い低音だが、惚けたような低音で、どうしても細部が甘くなる。

MC240はとにかく素晴らしいアンプで、褒めているけれど、自分では買っていない理由は @駆動力がない A温度感がやや低い。という二点に尽きる。

Mcintosh C22ならMC240が相性が良くて、C20ならMC30とかMC60とマッチするそうです。


Mcintosh MC240はすっきりしたフォルムで全高が低めの6L6GCで設計されているので横に出っ張って背が高い6L6Gは使えない。

WE124はWE350Bで設計されていて6L6族はどれでも使えるけど、6L6Gで設計されたアンプは350Bは使えない。

MC240に大きな6L6Gを差してる光景を見ない訳。MC240はRCAとGE 6L6GCが指定管

44. 中川隆[-11059] koaQ7Jey 2019年10月03日 21:36:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1764] 報告

McIntosh MC240 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12450400835.html?frm=theme


Mcintosh MC275 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12411228169.html?frm=theme

45. 中川隆[-11033] koaQ7Jey 2019年10月05日 16:52:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1792] 報告
球コロガシ mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年09月16日00:34

ところで、真空管アンプの記事を熱心にみていると、真空管の交換がとにかく楽しい印象を受ける。
特に、14年も前の中古品なので、購入後しばらくで交換をと考え、Aオーディオの人についでに電話できいてみた。

答えとしては、「真空管はトランジスタアンプと同じ感じで、そんなに劣化しないので、トラブルが出るまで使ったらよい」「真空管交換はバイアス調整とかで修理扱いになってしまうので、それなりに金額がかかる」というやる気のない感じ。担当者というのが帰ってきて代わったが、その人も「真空管交換とかマニアなこというなよ」という雰囲気だった。

発送がんばってくれたのに悪口言いたくはないが、あんまり接客感がなかった。LA1を買った頃は、いかにもショップだったのだが。高級オーディオ販売の衰退をみるような。。

そうゆうものなのか〜
真空管は数年で劣化みたいな記事もあったのだが。

調べてみると、プリ管と整流管はバイアス調整がいらないという。
となると、交換して新品にできるじゃないか。
ただ、QUAD2のプリ管はEF86といって、わりとマイナーなので、わざわざ交換したいようなものがない。
整流管は、GZ34だが、sovtekのものがもともとついており、これのマッチドペアが売っていたからそれでよいだろう。

KT66はGold Lionがカッコイイので決まりかなと思ったが、バイアス調整でどこかに送るなら大作業なので、無理か。

が、調べていると、QUAD2は自己バイアス方式だという記事を発見。
じゃあGold Lionいけるのか・・・!?

音が気に入ったら、プリ管以外は奮発してやってもよいかなと。

あとは、300Bシングルの幻影があって、これはいつか聴いてみたいものだ。

コメント

mixiユーザー2019年09月16日 07:26

小生、『末期ん』のMA2275を2年ほど使っていたことがあります。C22とMC275をプリメイン化したという触れ込みで、ルックスは最高でしたが、出力75W×2と球に負担かけすぎで何度も故障し、ついにMA7000に無償で交換してもらった経緯があります。真空管はいろいろ手間ががかかりましたが、そこにいくと石は気楽なのものです。


mixiユーザー2019年09月16日 10:56
> mixiユーザー 

オリタアンプも、マトリックスサラウンドしたなどもあるでしょうが、何度か壊れ、修理先もなくなったので手放しました。しかし、音は最高まではいきませんが、他にない、なんともいえず印象に残るものでした。
MA2275検索しましたが、最強のルックスですね。同時にYoshiさんの記事も出てきました。人生で終着点にでも使いたいアンプですが、こんなことになるとは・・・ 共感して拝読しました。うちではレヴィンソンの334Lが似た例となるので、超大型で複雑なアンプの宿命の可能性も。

重量級アンプとは決別したのですが、重量級+真空管というのは死のコラボですね。これを読んで、6カ月の保証期間中はいったん何もさわらずいくかという気になりました。


mixiユーザー2019年09月16日 11:16

MA2275は京都のジャズ喫茶「ヤマト」でも使っていて、店主にメンテナンスとか大変じゃないですか、と言ってみたところ、そんなことないとのこと。なら小生がよっぽど割食ったことになります。しかし、そうとも言えない。後継のMA7000は一度電源部の電解コンデンサーから火を噴きました。こちらは10kgも重い45kgもあり、死ぬ思いで修理に出したのですが、後日また終段パワートランジスタが故障しました。『末期ん』は合計7年ほどお付き合いし、何度も故障してついに訣別しましたが、音はなかなかよかったです。一番よかったのはリモコンの一押しでパネルが点灯するところ。高級外車に乗るとはこういうことだろうかと、その贅沢感に酔ったものです(笑)


mixiユーザー2019年09月17日 02:08

> mixiユーザー 

故障しやすいほど設計がギリギリで音が良いといいますが、海外製超重量物を修理センターと行ったり来たりはたいへん困りますね。まして、保証期間を過ぎると、アンプ1台買えるだろうという修理代金で・・・

よほど金持ちでなければ、近寄らないのがよいと結論がでました。QUADも箱2つで届きましたが、1台8.3キロなので許しましょう。箱は場所を食うので処分します。


mixiユーザー2019年09月17日 06:17
> mixiユーザー
 
軽いアンプは正解です。QUADなら当方も欲しいです!!!


mixiユーザー2019年09月18日 01:18
> mixiユーザー 

とはいえ、マッキンの7年は人生の糧ですよね。それなしで真空管や海外批判をしたとしたら、それこそ悲しいです。
私も人生に余裕があればマッキンが欲しいものです。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972984608

46. 中川隆[-14677] koaQ7Jey 2020年1月12日 11:36:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1610] 報告
マッキントッシュMX-110が懐かしい 2020年01月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e78795985d7bd53a74184015420abbcb


マッキントッシュの名器と云えば、C22+MC275であろう。しかし、古いハイエンドマニアではC22の上を行く幻のプリアンプが有ると云う話を20歳頃耳にした事が有った。あれから30数年して実際に当該品を入手してサウンドを確認した。

C22が販売されていた頃、MX-110も併売されていた。MX-110はチューナー付きプリアンプのカテゴリーになる。価格的にはC22より高価格であった。その為、幻のプリアンプと云われていたらしい。

もう鳴らしていたのは15年程前になる。組み合わせたパワーアンプはムラードEL34ppモノラルアンプ×2台。

繋いでいたSPはタンノイのレクタンギュラーヨーク(HPD385入り)だった。この組み合わせで聴くブラームスやシューマン、メンデルスゾーン等のロマン派の交響曲が心地よく聴けた。

レクタンギュラーヨークはやはり「クラシック音楽」に合う。交響曲にホールトーンが重なってなかなかの響きがした。普通に音楽を楽しむには十分すぎる組み合わせであった。ただ個人的に「リアルさ」を持てめていたのでトレンドが違った。タンノイで音楽を楽しむ方が散在しなくって良かったかもしれない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e78795985d7bd53a74184015420abbcb

47. 中川隆[-13927] koaQ7Jey 2020年3月16日 09:16:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[900] 報告

McIntosh MC240 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12450400835.html?frm=theme

Mcintosh MC275 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12411228169.html?frm=theme

Mcintosh MC275 オーバーホール済み 55万円でお譲りします※売約済み 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12417001362.html?frm=theme

48. 中川隆[-13909] koaQ7Jey 2020年3月16日 21:31:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[972] 報告

楠 薫のオーディオ三昧


McIntosh C22
http://www.kusunoki.jp/audio/McIntosh/C22/McIntoshC22.html

McIntosh MC75 
http://www.kusunoki.jp/audio/McIntosh/MC75/MC75.html

McIntosh MC240 
http://www.kusunoki.jp/audio/McIntosh/MC240/MC240.html

49. 2020年6月25日 08:54:37 : aQljBqeErY : T0tzYjkzWE42ME0=[2] 報告
Mcintosh MC30 真空管モノーラルパワーアンプ | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12606656015.html
50. 中川隆[-9141] koaQ7Jey 2020年12月21日 17:39:38 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[45] 報告
マッキントッシュの歴史と魅力
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1252830668/l50

マッキンを語ろう ※カーステはダメよ!!
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1259238940/l50

マッキンC-28と2300パワーを使用している方
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1171707096/l50

51. 2020年12月28日 08:39:56 : FfxVCL44z5 : MFdUYzd3bmx1cS4=[1] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
マッキントッシュ MX-110 プリ(チューナー付き)のサウンド 2020年12月28日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/da5f0204c7cee85dda2858573896e197


もう15年以上前に使っていたプリアンプ、マッキントッシュMX-110。オーディオに興味を持ち出し、ファーストシステムを組んだ頃に、マッキントッシュC22より良い音の「幻のプリアンプ」が有ると、オーディオ店の店員さんに聴いていた。

なかなか時間がたった割には程度の良いブツを手に入れた。サウンドは「トロリ」とした艶やかな音色のプリアンプだった。

自作のモノラルパワーアンプ(ムラードEL34pp)を組み合わせて、タンノイ「レクタンギュラーヨーク」(HPD385)を鳴らしていた。ブラームス:交響曲第2番等聴き惚れるサウンドを出していた。この辺で止めて置けばよかったものを・・・ついつい「万能型SP」を目指して、アンプもスピーカーも変えてしまった。

当時は「サウンド追及」を目指していたので、この様な緩やかにのんびりと音楽を楽しむ事を避けていた。当時のニーズと現在の心境から考えると、「急ぎすぎたな?」と反省しきり。

ALTEC604系とタンノイの「同軸ユニット」は非常にシンプルなユニット構成で、これだけでそこそこのサウンドを出して来る。ここで満足できれば、JBLやALTECの「コンプレッションドライバー」を使ったシステムに行くこともなかっただろう。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/da5f0204c7cee85dda2858573896e197

52. 2021年2月19日 12:11:11 : ggtj42tZ3E : MkF0VFlkVHpkbEE=[30] 報告
McIntosh、伝統型番を引き継ぐ真空管プリアンプ「C22V」。5代目モデルとしてレギュラー化
2021年02月18日
https://www.phileweb.com/news/audio/202102/18/22260.html

エレクトリは、同社が取り扱うMcIntosh(マッキントッシュ)より、真空管プリアンプ「C22V」「C8」を発売した。価格はC22Vが700,000円(税抜)、C8が500,000円(税抜)。

「C22V」
「C8」

C22Vはマッキントッシュ社70周年記念モデル「C70」直系の真空管プリアンプ。従来モデル「C22」の後継機にあたり、特徴的なガラスとアルミニウムのフロントパネルデザインを踏襲。本体は鏡面仕上げのステンレススチール製シャーシを使用、アルミニウム製エンドキャップやグリーンに光るマッキントッシュのイルミネーションロゴなどを配置する。

特徴的なガラスとアルミニウムのフロントパネルデザインを踏襲

12AT7真空管1本と12AX7A真空管5本を使用し、上部のガラスパネルからその様子を見ることができる。フロントパネルにはノブとロッカー・スイッチを装備し、ノブ周囲の赤色LEDドットで入力機器と音量レベルを表示する。

さらにフロントにはバイパス可能なバス/トレブルのトーンコントロールを備え、ロータリーノブで2dB単位で調整できる。フォノ入力のインピーダンスとキャパシタンスも個別のロータリーノブで調整可能。またボリュームノブは音量設定に加えて、軽く押すとバランス調整モードに切り替わり、左右のオーディオチャンネルの相対的な音量バランス調整も行える。

1/4インチ ヘッドホンジャックにはHigh Driveヘッドホンアンプを搭載。Headphone Crossfeed Director(HXD)技術を採用しており、通常スピーカーからしか聞こえないサウンドステージの指向性成分を復元、ヘッドフォン出力にスピーカーリスニングのような前方定位のサウンドステージを実現するとのこと。

4つのパワーコントロール端子を備え、接続したMcIntosh製品の電源を自動的にオン/オフ可能。データポートも搭載しており、接続したMcIntosh製品の基本的な機能を付属リモコンからコントロールできる。

入力端子は合計7系統で、バランス入力を2系統、アンバランス入力を3系統、MC/MMフォノ入力を各1系統ずつ装備する。出力にはバランス/アンバランスを2ペアずつ備えており、2台のパワーアンプに信号送信が可能。外形寸法は444.5W×152.4H×416Dmm(突起部含む)、質量は11.3kg。

背面部

C8はオープンシャーシ・インダストリアルデザインを採用した真空管プリアンプで、C22V同様、12AT7真空管1本と12AX7A真空管5本を使用。4本の12AX7A真空管は独立した保護ゲージに収納して搭載する。本体はステンレススチール製のシャーシに、アルミダイキャスト製ネームバッジが両サイドにデザインされる。

4本の12AX7A真空管は独立した保護ゲージに収納

ガラス製フロントパネルに備えたノブ、または付属のリモコンで、入力選択/低域・高域のトーンコントロール/トーンバイパス/バランス/入力オフセットのレベルの調整が可能だ。

入力にはバランス1系統とアンバランス2系統のアナログ入力、負荷インピーダンスを調整できるMCフォノ入力、負荷容量を調整できるMMフォノ入力を各1系統装備する。出力はアンバランス2系統、バランス1系統を装備。アンバランス出力の1系統はサブウーファー出力として設定も可能。

本機にもヘッドホンジャックにHigh Driveヘッドホンアンプを搭載し、幅広いヘッドホンを駆動できるとしている。また接続したMcIntosh製品の電源操作ができるパワーコントロール端子、付属リモコンからソース機器の操作ができるデータポートも備える。ほかホームシアター・パススルー機能にも対応する。

また、オプションのDA2デジタルオーディオモジュールを追加すると、デジタル音源にも対応可能。DA2には同軸2系統、光2系統、USB1系統などのデジタル入力を装備し、USB入力は最大DSD 512、DXDは384kHzまでのネイティブ再生に対応、同軸/光入力は最大192kHz/24bitまでの再生に対応する。

外形寸法は312W×194H×413Dmm(突起部含む)、質量は8.2kg。

https://www.phileweb.com/news/audio/202102/18/22260.html

53. 2021年3月22日 17:54:11 : X81eBtetkw : cmZoNHAzcUppeHc=[29] 報告
青い目は世界の憧れ「McIntosh(マッキントッシュ)」のブランドストーリー
https://audio.kaitori8.com/story/mcintosh/


マッキントッシュのアンプは、球管式の時代だろうとソリッドステートの時代だろうと、多くのオーディオファンにとって憧れだ。独特の出力トランスに、大出力パワーアンプ。あの青い目の「ブルーアイズメーター」に、漆黒のガラスパネル。まさに高級アンプを象徴するブランドである。

が、マッキントッシュはアンプ専門のメーカーではない。スピーカーも発表しており人気だ。

そこで今回は、濃密なサウンドを響かせる「マッキントッシュ」の歴史的名機にいくつか触れながら、世界の憧れ「マッキントッシュ」のブランドストーリーを語りたい。

目次

名称
1-1.創業者「フランク・H・マッキントッシュ」
1-2.社名の歴史
1-3.Apple社との関係
初期製品
2-1.特許「ユニティ・カップルド・サーキット」
2-2.パワーアンプ第一号機「50W-1」
2-3.プリアンプ1号機「AE-2」
2-4.マッキントッシュのその他の「初」
ゴードン・J・ガウ(Gordon J Gow)
3-1.共同経営者としてのゴードン・ガウ
3-2.2代目社長としてのゴードン・ガウ
オーディオ史に残る名機
4-1.真空管パワーアンプ「MC275」
4-2.真空管プリアンプ「C22」
1990年代以降の経営
まとめ
1.名称
1-1.創業者「フランク・H・マッキントッシュ」
オーディオ老舗メーカー「マッキントッシュ・ラボ」の創業者は、Frank H. McIntosh(フランク・ホームズ・マッキントッシュ)である。彼のキャリアはニュージャージー州マレーヒルのBell Telephone Laboratories(ベル電話研究所)にて始まる。そしてその後、西海岸のGraybar Corporationの放送販売代理店に就任し、第二次大戦中は戦争プロダクションボードのラジオとレーダー部門の責任者だった。

1942年初頭、フランク・H・マッキントッシュはワシントンDCでラジオ局とサウンドシステムを設計する小さなコンサルティング事業に携わっており、CBSのFrank Stanton、Harry TrumanのRadio Advisor、Leonard Reinschなどと提携していた。が、そこでは高出力かつ低歪みのオーディオアンプを必要としていたものの、既存のアンプではまるで仕様を満たなかった。そこで、彼は優れた性能特性を持つアンプを開発しようと考え始め、第二次世界大戦終了の翌1946年、会社を設立する。

オーディオ一流ブランド「McIntosh」の始まりである。

1-2.社名の歴史
マッキントッシュ・ラボが運営するオーディオブランド「McIntosh」。その名の由来は、創業者の名前「フランク・ホームズ・マッキントッシュ」である。ただし、社名は最初からマッキントッシュ・ラボだったわけではない。当初はコンサル会社「McIntosh and Ingles (Engles)」だった。設立は1946年、場所はワシントンDC。放送機器関係のコンサルタント業、及びFM放送のサブキャリアを使ったバックグラウンド・ミュージックの仕事を主としていた。

フランク・ホームズ・マッキントッシュは会社を設立すると、まずマウリス・ペインチェッド(Maurice Painchaud)を雇用した。そして、続いてゴードン・J・ガウ(Gordon Gow)を迎え入れ、新しいアンプの製作に取りかかった。目標は高効率・高出力・低歪率のアンプ製作である。

最初の名称変更は、設立した翌年の1947年で、「McIntosh Scientific Laboratory」が二番目の社名である。そして1949年、McIntosh Engineering.Laboratoryをメリーランド州に設立し、それから2年後の1951年、ニューヨーク州ビンガムトンに移動して、現在のマッキントッシュ・ラボ社(McIntosh Laboratory Inc)へと改称。今に至る。

この老舗オーディオメーカー「マッキントッシュ」は、しばしばMacの略称で親しまれる「マッキントッシュ」と混同されるが、アップル社が展開するPCは「MacIntosh」であり、オーディオメーカーの「McIntosh」とは綴りも異なり別である……が、まったく無関係というわけではない。

次項にて紹介する。

1-3.Apple社との関係
iPhoneやiPadなどで有名やApple社は、今でこそアップル社(Apple Inc.)であるが、1977年1月3日に設立されて2007年1月9日に改称するまでは「アップルコンピューター社(Apple Computer, Inc.)」だった。そして、その社名の通り、主力商品はコンピューターで、その中でも個人ユーザーの使い勝手を重視した設計思想を持ち、デザイン・音楽・映像など表現の分野でよく利用されているパーソナルコンピューターが、通称「Mac」の「MacIntosh」である。

このMacIntoshの由来は、アップル(林檎)の品種「McIntosh red」である。カナダのオンタリオが原産地で、日本語名は「旭」。John McIntosh(1777〜1846年)によってカナダにて発見された偶発実生だ。

McIntosh redは世界的な品種であるが、日本で知られるようになったのは意外と遅い。1890(明治23)年のことである。カナダ人のギップが札幌農学校に寄贈し、その二年後の1892(明治25)年に「旭」と名付けられたことが始まりと言われている。北米ではポピュラーだが、品種改良などが一切行われていないこともあって育てるのが難しく、日本では北海道の一部でのみ栽培されるにとどまる。

そんな品種の林檎が好きだったのが、1979年当時、アップル社の開発チームに所属していたジェフ・ラスキン (Jef Raskin) である。彼は自らが携わるプロジェクトの製品に、その名前を採用しようと考える。が、1979年には、すでにフランク・H・マッキントッシュによりオーディオのMcIntoshが存在していた。そこで、ジェフ・ラスキンはMとcの間に「a」を入れた「Macintosh」というアイデアを当時の会長・マイク・マークラに話し、オーディオのマッキントッシュ社へ名前の利用許可と承認を得て「マッキントッシュ」という名称を使用することとなった。

オーディオの「マッキントッシュ」は、綴りは「McIntosh」で、アップル社の「MacIntosh」と綴りが異なるのはそのためであり、そもそもオーディのマッキントッシュはアップルのマッキントッシュよりも歴史が長いのである。

2.初期製品
2-1.特許「ユニティ・カップルド・サーキット」
ユニティ・カップルド・サーキットは、一言で言えば短時間での大出力を実現し、極めて効率よく音楽信号を流せる回路である。1946年にフランク・H・マッキントッシュとゴードン・J・ガウの両名によって発表され、特許出願。1949年に認可された。

この回路はユニティ・カップル(多重帰還増幅)回路である。OPT(出力トランス)にバイファイラー巻きを2つつけることによって、一方をカソード、他方をプレートに使用。出力パワーを出力管のカソードとプレートの両方からとることで低歪値を達成。雑音やノイズ等がほとんどない状態を実現している。

そして、このユニティ・カップルド・サーキットこそ、マッキントッシュの信頼の全ての原点であり、マッキントッシュの代名詞である。

2-2.パワーアンプ第一号機「50W-1」
マッキントッシュ初のアンプが、1949年に発表された「50W-1」である。ユニティ・カップルド出力回路、1次線と2次線をパラレルにして同時に巻いていくバイファイラー・バランスド・シンメトリックによる、いわゆるバイファイラー巻きトランスを採用している管球式モノーラル・パワーアンプである。

50Wを超えるハイパワー、さらに20〜20,000Hzの可聴帯域において歪み率1%以下というスペックは、当時のオーディオ機器の中では驚異的なパフォーマンスであった。そして、50W-1は各国のスタジオ・エンジニアたちから絶賛され、1951年発売の後継機「50W-2」をもって、マッキントッシュはその地位を確立する。

50W-2は、50W-1と異なり、電源部と出力部が2つに分かれている。そして、トランスは底部に納めてパラフィンで密閉したトランスカバーそのものがシャーシを兼ねる特異な構造をしている。出力管は6L6Gプッシュプル、ドライバーには6J5のプッシュプルを採用。今でも高い人気を誇るアンプである。

2-3.プリアンプ1号機「AE-2」
マッキントッシュ初のプリアンプが「AE-2」、正式名称「McINTOSH AE-2 AMPLIFIER EQUALIZER」である。

しかし、AE-2には一般的なプリアンプのようなイコライザー回路はない。BASSとTREBLEをいじることで、好みのイコライザーカーブを作る仕様となっている。

発売は50W-1と同じ1949年。

2-4.マッキントッシュのその他の「初」
2-4-1.マッキントッシュ初のステレオ・コントロールアンプ
マッキントッシュ初のステレオ・コントロールアンプが、管球式ステレオ・コントロールアンプ「C20」である。発売は1959年。位相切替、ラウドネス調整、低域トリム機能を装備している。

前期型と後期型があり、音量ボリュームを絞ると電源がOFFになる点は共通しているが、前期型はフロントパネル及びトリムがアクリル仕様であり、後期型は、フロントパネルがガラス、トリムがアルミへと仕様変更されている。

2-4-2.マッキントッシュ初のステレオ・パワーアンプ
マッキントッシュ初のステレオ・パワーアンプが、管球式ステレオ・パワーアンプ「MC240」である。発売は1960年。6L6GCプッシュプル。1958年発売の管球式モノーラル・アンプ「MC40」を2台1つのシャーシにまとめたものである。

出力は40W+40W。スイッチ1つで1台のモノーラルアンプとして出力80Wのパワーも供給できる。

また、TWIN INPUTへの入力でアッテネーターによる左右の音量調整が可能であり、STEREO INPUTへの入力はアッテネーターを通さず、バランスの左右微調整のみでスピーカーへ出力する。

2-4-3.マッキントッシュ初のステレオチューナー
マッキントッシュ初のステレオチューナーが、1964年に発売された管球式ステレとFM/AMチューナー「MR67」である。しかし、翌1965年にはマッキントッシュ最後の管球式ステレオFM/AMチューナー「MR71」が発表されている。

2-4-4.マッキントッシュ初のスピーカーシステム
マッキントッシュ初のスピーカーシステムが、「ML-1」である。それまでのスピーカーは、2ウェイや3ウェイがメインであったが、マッキントッシュはそれをさらに拡張。4ウェイ密閉型のブックシェルフスピーカーを1971年に発表した。

30cmウーファー、20cmコーン型ミッドバス、ドーム型ミッドハイ、トゥイーター+スーパートゥイーター・コアキシャルユニット搭載。

3.ゴードン・J・ガウ(Gordon J Gow)
マッキントッシュの生みの親が「フランク・H・マッキントッシュ」なら、育ての親は「ゴードン・J・ガウ」である。彼はマッキントッシュにおける偉大なエンジニアであり、二代目社長だ。

ここではそんな「ゴードン・J・ガウ」について語りたい。

3-1.共同経営者としてのゴードン・ガウ
ゴードン・J・ガウがマッキントッシュのメンバーになったのは、1946年のことである。当時のマッキントッシュはまだワシントンDCにあり、入社したガウには、エンジニアとして高効率・高出力・低歪率のアンプ製作が使命として与えられた。

まず、ガウがアンプづくりで最も留意したのは、プッシュプル回路のノッチング歪みだった。それまでの標準的なプッシュプル回路では、どうしてもBクラスのノッチング歪みが出てきた。しかし、Aクラスではあまりに低効率すぎてコマーシャルベースに乗りづらい。そこでガウは、能率がBクラスでありながら、ノッチング歪みが少ない方法を研究することとなる。

このノッチング歪みは、ペン・タン・サーが1936年にすでに問題提起していたが、ガウが参考にしたのはオハイオ州立大学の教授・フレッド・ターマンといわれている。彼がまず取り組んだのは、「SEPP(シングル・エンディット・プッシュプル)回路」による歪みの低減であり、結果、それまでのトランスではどうしても一定以上の歪みを減らすことができなかったため、OPTということに至る。

一方で、ガウは入出力の直線性を上げるため、コア材と巻き線の両面で多くの工夫をこらしている。特にコア材に関しては、フラックス・デンシティとコイルの磁力がリニア関係であるものが全くなく、グレイン・オリエンテッド・シリコン・スチールという鋼材が非常に良好な結果をもたらすことはガウによる発見である(なお、これを実際に採用したのが、ウェスティングハウス・エレクトリックが開発したハイパーシル・コアである)。

また、ガウは巻き線についても多くの研究を重ねており、現在のバイファイラー・バランスド・シンメトリック(1次線と2次線をパラレルに同時に巻く方法)は彼の有名な実績であり、これを基に完成されたのが、1946年に出願、1949年にパテントを得た回路「ユニティ・カップルド・サーキット」である。

そして、これを絶えず洗練させてアイデンティティを築き上げたことが、今なおマッキントッシュのブランドへの信頼に繋がっており、ゴードン・J・ガウによるマッキントッシュへ貢献が非常に大きいと言われるゆえんである。

3-2.2代目社長としてのゴードン・ガウ
1989年6月25日に心臓発作で他界したゴードン・J・ガウ。彼が二代目社長に就任したのは1977年のことであるが、マッキントッシュが現代でも普遍のブランドクオリティを維持しているのは、ガウの信念によるところも大きい。

球管式アンプがソリッドステート・アンプに移行した1960年代、一時、出力トランスを持つ唯一のアンプとして自説を曲げず「マッキントッシュの技術は古い」との批判を受けたこともあった。しかし、ガウはその一つ一つにトランスが持つスピーカー・インターフェースとしての優位性やスピーカーとアンプ双方にとっての安全性や安定性などを挙げて反論。音質と商品性の総合勝ちの高さを主張して譲らなかった。

また、ソリッドステート素子のハードディストーションに対してはパワーガード・サーキットを開発することで石が決して球に劣る素子ではないことを強調。産業の流れと時代への逆行を戒めたりした。

ゴードン・ガウの名言「emotional response for music(エモーショナル・レスポンス・フォー・ミュージック)」は現代でもオーディオファンの間では非常に有名な言葉であり、彼が飛行機で見た大都会の夜景をモチーフにしたとささやかれている「ブルー・アイズ」(ブラック・グラスパネルにブルーのメーターを備えたフロントパネル)は今も不変の人気を誇る。

おそらく今後のマッキントッシュ製品にも、ゴードン・J・ガウの精神は脈脈と受け継がれ生き続けることだろう。

4.オーディオ史に残る名機
4-1.真空管パワーアンプ「MC275」
MC275は、度々復刻モデルとして復活したりしているマッキントッシュの人気モデルである。オリジナルの発売は1962年。MC75(1958年に発売された管球式モノーラル・パワーアンプで、出力管が6550からKT88に、整流管整流をシリコン清流に変更された最初のモデル)のステレオバージョンである。発売当時は驚きの大出力アンプとして人気を博し、業務用機としても使われていた真空管アンプの最高峰モデル。

そして、そのレプリカが2007年に発売され、2012年にはMC275の発売50周年を記念した限定モデル「MC275LE」が日本国内275台限定で発売された。

ゴールド・ステンレス・シャーシにアニヴァーサリー・エンブレムがつけられた限定モデルで、もちろんユニティ・カップル回路とバイファイラー巻き出力トランスを継承。75W+75W(4/8/16Ω)出力を実現している。また、真空管には出力用にKT88を4本、、電圧増幅・ドライバー用に12AT7を4本、入力・位相反転用に12AX7を3本使用。全高調波歪率は0.5%、入力感度と入力インピーダンスはバランス3.4V/20kΩ、アンバランス1.7V/47kΩ。価格は787,500円。

【MC275 の主な仕様】
■定格出力:75W+75W(ステレオ時)、150W(モノラル時)
■周波数特性:16Hz〜60kHz
■高調波歪率:0.5%
■入力感度:0.5V
■入力インピーダンス:250KΩ
■SN比:90dB
■入力端子:RCA入力
■出力端子:4Ω/8Ω/16Ω
■出力管:KT88×4本、初段:12AX7×1本、
■外形寸法:W311 × H203 × D438mm
■重量:30.4Kg

4-2.真空管プリアンプ「C22」
C22はMC275と同様、度々復刻モデルとして復活したりしているマッキントッシュの人気モデルである。1962年に発売され、その後10年間生産された真空管プリアンプで、マッキントッシュの地位を確立したモデルでもある。使用真空管は12AX7が6本。当時は真空管プリアンプにおいて、マランツモデル7と並んでトップモデルとして位置付けられ人気を二分した。

MC275との組み合わせはゴールデンコンビと称された、マッキントッシュの名機である。

【C22 の主な仕様】
■出力レベル:2.5V
■周波数特性:20Hz〜20kHz(±0.5dB)
■SN比:85dB(ハイレベル)、62.5dB(ローレベル)
■歪率:0.2%
■消費電力:34W
■電源:AC117V 50Hz/60Hz
■外形寸法:W406 × H138 × D330mm
■重量:7.3Kg

5.1990年代以降の経営
1989年に二代目社長のゴードン・J・ガウが他界すると、その翌年の1990年、マッキントッシュは日本のカーステレオメーカー「クラリオン」の米国法人に買収された。そして、1993年にバランス入出力を装備したコントロールアンプ「C40」を発売するが、このC40までがアメリカのマッキントッシュの設計だと言われており、特にこのモデルはゴードン・J・ガウの傑作とも言われている。

さらに2003年5月、持株会社のディーアンドエムホールディングスが買収、傘下ブランドとなった。

その間、日本への輸入や販売、サポート業務はエレクトリが行っていたが、2007年4月にディーアンドエムホールディングスが新設立した日本法人子会社の株式会社マッキントッシュ・ジャパンに全てが移行されるも、2012年10月に高級オーディオブランドを数多く傘下に持つイタリアの持株会社ファインサウンズがディーアンドエムホールディングスから買収。自社の傘下に収めるに伴って、日本での輸入販売権は再びエレクトリに戻され、サポート業務を引き継いでいる。

6.まとめ
経営権こそ移転が激しい経歴を持つが、音づくりに関しては一切ブレがないマッキントッシュ。今も昔も音楽をより情熱的に仕立て、そればかりか、その空間すら上品に演出するオーディオメーカーである。

ハイエンドの中のハイエンド。
マッキントッシュはまさにそんなオーディオブランドだ。

きっとこれからも、マッキントッシュはオーディオファンをうならせる機器を発表し続けることだろう。と同時に、過去の製品にも、オーディオファンはうなり声をあげ、いつまでも魅了され続けることだろう。

https://audio.kaitori8.com/story/mcintosh/

54. 中川隆[-5750] koaQ7Jey 2021年4月13日 23:26:39 : 34i32T20cM : VjNnTnE1eGhXTzY=[63] 報告

Date: 8月 12th, 2018
ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=26903


五味先生のタンノイ・オートグラフにつながれていたのは、
主にマッキントッシュのC22とMC275のペアである。
「人間の死にざま」を読むと、カンノアンプの300Bシングルに、
交換しても聴かれていたことがわかる。

コントロールアンプはマランツのModel 7とマークレビンソンのJC2もお持ちだった。
その他にデッカ・デコラのアンプも所有されていた。

マランツのパワーアンプはどうだったのか。
Model 2かModel 5、Model 8Bのどれかは所有されていたとしてもおかしくない。

所有されていないアンプも多数聴かれている。
その結果のC22とMC275である、とみている。

中学生だったころ、
マッキントッシュとマランツの真空管アンプを見較べて、マランツの方がよさそうに思えた。
そのころ、マッキントッシュ、マランツの真空管アンプを聴ける店は、熊本にはなかった。
周りにオーディオマニアが誰もいなかったから、
個人でどちらかを持っている人を探そうとは思わなかった。

ステレオサウンド 51号のオーディオ巡礼に、
ヴァイタヴォックスCN191を鳴らされているH氏が登場されている。

アンプはマッキントッシュからマランツのModel 7とModel 9のペアに交換した、とあった。
このときもまだどちらも聴いたことはなかったし、写真でだけ知っているだけでしかなかった。

それでも、そうだろう、と思いながら、オーディオ巡礼を読んでいた。
アンプとして、どちらが高性能かといえば、マランツに軍配をあげる──、
そういう見方を10代の私はしていた。

なので、五味先生はなぜマッキントッシュなのか、という疑問がなかったわけではない。
正確にいえば、マランツを選ばれなかった理由はなんのか、を知りたいと思っていた。

結局、それはワグナーを聴かれるから、というのが、私がたどりついた答である。
http://audiosharing.com/blog/?p=26903


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その2)
http://audiosharing.com/blog/?p=26909


ステレオサウンド 37号から「クラフツマンシップの粋」が始まった。
一回目は、やはりマランツの真空管アンプである。

長島先生と山中先生の対談による、この記事の最後に、
マランツサウンドは存在するか、について話されている。
     *
山中 製品についてはいま話してきたのでだいたい出ていると思うのですが、それでは実際にマランツの音とはどんな音なのかということですが……。
 全般的な傾向としては、一言でいってしまえば特にキャラクターを持たないニュートラルな音だと思うのですよ。色づけが少ないというか……。特に泣かせどころがあるとか、そういう音じゃないですね。
 よく、マッキントッシュサウンドとか、JBLサウンド、アルテックサウンドという言い方をしますね。そしてこの言葉を聞くだけでそれぞれの音がイメージできるほどはっきりした性格をもっていますね。しかしそういう意味でのマランツサウンドというのはあり得ないと思うのです。事実、マランツサウンドっていう言葉はないでしょう。
長島 俗に、管球式の音は柔らかいとか、暖か味があるとかいいますが、マランツはそういう臭さ≠感じさせませんね。
 マランツの一群のアンプはぼくも使っているのですけれど、球の暖かさなんていうのは、はっきりいえば、少しも感じない(笑)。
山中 ともかく媚びるということがないですね。
長島 まったくその通りですね。
山中 マランツの音について話しているとどうも取り留めなくなってしまうのだけれど、音のキャラクター云々ということが出てこないでしょう。
長島 それでも厳としてあることはある。
山中 あるんですよね、マランツのサウンドというのは……。
長島 あるのだけれど非常に言いにくい……。
山中 それが実はマランツの秘密で、結局ソウル・マランツ氏の目差した音じゃないですかね。
長島 要するに、あまりにも真っ当すぎるので言うのに困ってしまう(笑)。あえてマランツサウンドってなんだと聞かれたら、筋を通して理詰めに追いあげたせのがマランツサウンドだと言うよりないですね。決して神経を休めるという傾向の音ではありません。レコードに入っている音が、細大洩らさず、あるがままの形で出てくるのですよ。
山中 だからこそ、この時代におけるひとつのプレイバックスタンダードであり得たのでしょうね。
     *
ことわるまでもなく、ここに出てくるマランツの音とは、
あくまでも真空管アンプ時代のマランツであり、いまのマランツにそっくりあてはまるわけではない。

そして、真空管アンプ時代のマランツの音に関しては、瀬川先生もほぼ同じことを書かれている。
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ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=26911


1981年夏のステレオサウンド別冊「世界の最新セパレートアンプ総テスト」の巻頭、
「いま、いい音のアンプがほしい」で、瀬川先生はマランツのアンプの音についてこう書かれている。
     *
 そうした体験にくらべると、最初に手にしたにもかかわらず、マランツのアンプの音は、私の記憶の中で、具体的なレコードや曲名と、何ひとつ結びついた形で浮かんでこないのは、いったいどういうわけなのだろうか。確かに、その「音」にびっくりした。そして、ずいぶん長い期間、手もとに置いて鳴らしていた。それなのに、JBLの音、マッキントッシュの音、というような形では、マランツの音というものを説明しにくいのである。なぜなのだろう。
 JBLにせよマッキントッシュにせよ、明らかに「こう……」と説明できる個性、悪くいえばクセを持っている。マランツには、そういう明らかなクセがない。だから、こういう音、という説明がしにくいのだろうか。
 それはたしかにある。だが、それだけではなさそうだ。
 もしかすると私という人間は、この、「中庸」というのがニガ手なのだろうか。そうかもしれないが、しかし、音のバランス、再生される音の低・中・高音のバランスのよしあしは、とても気になる。その意味でなら、JBLよりもマッキントッシュよりも、マランツは最も音のバランスがいい。それなのに、JBLやマッキントッシュのようには、私を惹きつけない。私には、マランツの音は、JBLやマッキントッシュほどには、魅力が感じられない。
 そうなのだ。マランツの音は、あまりにもまっとうすぎるのだ。立派すぎるのだ。明らかに片寄った音のクセや弱点を嫌って、正攻法で、キチッと仕上げた音。欠点の少ない音。整いすぎていて、だから何となくとり澄ましたようで、少しよそよそしくて、従ってどことなく冷たくて、とりつきにくい。それが、私の感じるマランツの音だと言えば、マランツの熱烈な支持者からは叱られるかもしれないが、そういう次第で私にはマランツの音が、親身に感じられない。魅力がない。惹きつけられない。だから引きずりこまれない……。
 また、こうも言える。マランツのアンプの音は、常に、その時点その時点での技術の粋をきわめながら、音のバランス、周波数レインジ、ひずみ、S/N比……その他のあらゆる特性を、ベストに整えることを目指しているように私には思える。だが見方を変えれば、その方向には永久に前進あるのみで、終点がない。いや、おそらくマランツ自身は、ひとつの完成を目ざしたにちがいない。そのことは、皮肉にも彼のアンプの「音」ではなく、デザインに実っている。モデル7(セブン)のあの抜きさしならないパネルデザイン。十年間、毎日眺めていたのに、たとえツマミ1個でも、もうこれ以上動かしようのないと思わせるほどまでよく練り上げられたレイアウト。アンプのパネルデザインの古典として、永く残るであろう見事な出来栄えについてはほとんど異論がない筈だ。
 なぜ、このパネルがこれほど見事に完成し、安定した感じを人に与えるのだろうか。答えは簡単だ。殆どパーフェクトに近いシンメトリーであるかにみせながら、その完璧に近いバランスを、わざとほんのちょっと崩している。厳密にいえば決して「ほんの少し」ではないのだが、そう思わせるほど、このバランスの崩しかたは絶妙で、これ以上でもこれ以下でもいけない。ギリギリに煮つめ、整えた形を、ほんのちょっとだけ崩す。これは、あらゆる芸術の奥義で、そこに無限の味わいが醸し出される。整えた形を崩した、などという意識を人に抱かせないほど、それは一見完璧に整った印象を与える。だが、もしも完全なシンメトリーであれば、味わいは極端に薄れ、永く見るに耐えられない。といって、崩しすぎたのではなおさらだ。絶妙。これしかない。マランツ♯7のパネルは、その絶妙の崩し方のひとつの良いサンプルだ。
 パネルのデザインの完成度の高さにくらべると、その音は、崩し方が少し足りない。いや、音に関するかぎり、マランツの頭の中には、出来上がったバランスを崩す、などという意識はおよそ入りこむ余地がなかったに違いない。彼はただひたすら、音を整えることに、全力を投入したに違いあるまい。もしも何か欠けた部分があるとすれば、それはただ、その時点での技術の限界だけであった、そういう音の整え方を、マランツはした。
     *
ここでも、マランツの音について説明しにくい、とある。
そして、それは言葉で説明できる個性、悪くいえばクセがないからで、
まっとうすぎる、立派すぎる、と。

SMEのフォノイコライザーアンプSPA1HLを聴いたとき、
そういうことなのか、と合点がいった。
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ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=26913


話をすすめていく前にひとつ書いておきたいのは、
長島先生、山中先生、瀬川先生だけでなく、同時代のオーディオ評論家の人たちは、
そして五味先生もそうなのだが、
みな、マッキントッシュやマランツの真空管アンプが現役のころからオーディオに取り組まれている。

つまりみな新品のマッキントッシュのアンプの音、マランツのアンプの音、
真空管アンプではないが同時代のJBLのアンプの音などを聴かれている。

このことは後に生まれた世代にはかなわぬことである。
長島先生、山中先生は1932年、瀬川先生は1935年、
私は約30年後の1963年生れである。

同世代の人たちよりは程度のいいマッキントッシュやマランツを聴いているのかもしれないが、
それでも30年という時間のひらきは、なにをもってきてもうめられない。

完全な追体験は無理なのだ。
完全メインテナンスを謳っていようが、
それがどの程度なのかは、だれが保証してくれるのか。

周りに、マッキントッシュ、マランツの真空管アンプを新品の状態で聴いたことがある、
しかも耳の確かな人がいればいい。
けれど、そういう人がどのくらいいるか。

いわゆる自称は、ここでは役に立たぬ存在だ。

私がこうやって古いマッキントッシュやマランツの音に関することを引用しているのを読んで、
いや、そういう音じゃないぞ、と思われる人もいよう。
そのことを否定しない。

その人が聴くことができたマッキントッシュやマランツの真空管アンプは、
そういう音を出していたのだろうから。

でも、それが新品での音とどのくらい違ってきているのか。
そのことを抜きにして、自分が聴いた範囲だけの音で語るのは、私はやらない。
http://audiosharing.com/blog/?p=26913


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=26915


SMEのSPA1HLは最初オルトフォン・ブランドで登場した。
プロトタイプというか、プリプロモデルだったのか、
とにかくオルトフォンのSPA1HLを聴いている。

オルトフォンのSPA1HLとして登場した時、このフォノイコライザーアンプの事情は何も知らなかった。
オルトフォンの技術者が設計した真空管のフォノイコライザーアンプだと素直に信じていた。
だからオルトフォンのカートリッジに持っている音のイメージを、期待していた。

鳴ってきた音は、その意味では期待外れともいえたし、
期待外れだからといって、このフォノイコライザーアンプに魅力を感じなかったわけではない。
おもしろいアンプが登場してきた、と思った。

それからしばらくして、今度はSMEブランドで現れた。
ここで初めて、このフォノイコライザーアンプの事情を知る。

SMEのSPA1HLは長島先生といっしょに聴いた。
SPA1HLについて長島先生の詳しいこと詳しいこと。

思わず「長島先生が設計されたのですか」と口にしそうになるくらいだった。
そうなんだということはすぐにわかった。
パーツ選びの大変さも聞いている。

それに長島先生自身、SMEのアンプは、マランツの#7への恩返し、といわれていた。
オルトフォン・ブランドであろうとSMEブランドであろうと、
SPA1HLに、そのオーディオ機器ならではの音色の魅力というものは、
まったく感じなかった。

この点で期待外れと、最初の音が鳴った時に感じても、さまざまなレコードをかけていくと、
SPA1HLの実力は高いと感じてくる。

ただそれでもオーディオ機器固有の音色にどうしても耳が向いてしまう人には、
SPA1HLは不評のようだった。

SPA1HLをある人とステレオサウンドの試聴室で聴いている。
その人は、ほんとうにいいアンプだと思っています? ときいてきた。
その人にとってSPA1HLはどうでもいい存在のようだった。

私はSPA1HLを、何度もステレオサウンドの試聴室で聴いている。
SPA1HLを聴いて、
長島先生がマランツのModel 7をどう聴かれていたのかを理解できた、と思った。
http://audiosharing.com/blog/?p=26915

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=26917


SPA1HLによって、長島先生にとってModel 7がどういう存在なのかをはっきりと知った。
マッキントッシュ、マランツの真空管アンプを新品で聴くことはできなかった世代であっても、
SPA1HLを長島先生といっしょに、しかも解説つきでじっくりと聴くことができたからだ。

長島先生はステレオサウンド 38号で、
《決して神経を休めるという傾向の音ではありません》といわれている。
確かにそうである。
SPA1HLもそういうアンプである。

同じことを井上先生もいわれていたし、
ステレオサウンド別冊「音の世紀」でも、同じ意味あいのことを書かれている。
     *
 心情的には、早くから使ったマランツ7は、その個体が現在でも手もとに在るけれども、少なくとも、この2年間は電源スイッチをONにしたこともない。充分にエージング時間をかけ音を聴いたのは、キット版発売の時と、復刻版発売の時の2回で、それぞれ約1ヵ月は使ってみたものの、老化は激しく比較対象外の印象であり、最新復刻版を聴いても、強度のNFB採用のアンプは、何とはなく息苦しい雰囲気が存在をして、長時間聴くと疲れる印象である。
     *
決して神経を休めるという傾向の音ではないModel 7、
何とはなく息苦しい雰囲気が存在をして、長時間聴くと疲れる印象のModel 7。

どちらも同じことを語っている。
ただ聴き手が違うだけの話である。
音楽の聴き方の違いが、そこにある。

五味先生はワグナーをよく聴かれていた。
毎年NHKのFMで放送されるバイロイト音楽祭を録音されていたことはよく知られているし、
《タンノイの folded horn は、誰かがワグナーを聴きたくて発明したのかも分らない。それほど、わが家で鳴るワグナーはいいのである》
とも書かれているくらいだ。

ワグナーは長い。
どの楽劇であっても、長い。
その長さゆえ、五味先生はマランツを選ばれなかったのではないのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=26917

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=26920


長島先生はステレオサウンド 37号で、
《レコードに入っている音が、細大洩らさず、あるがままの形で出てくる》といわれている。

五味先生はMC275とMC3500を聴き比べて、次のように書かれている。
     *
 ところで、何年かまえ、そのマッキントッシュから、片チャンネルの出力三五〇ワットという、ばけ物みたいな真空管式メインアンプMC三五〇〇≠ェ発売された。重さ六十キロ(ステレオにして百二十キロ——優に私の体重の二倍ある)、値段が邦貨で当時百五十六万円、アンプが加熱するため放熱用の小さな扇風機がついているが、周波数特性はなんと一ヘルツ(十ヘルツではない)から七万ヘルツまでプラス〇、マイナス三dB。三五〇ワットの出力時で、二十から二万ヘルツまでマイナス〇・五dB。SN比が、マイナス九五dBである。わが家で耳を聾する大きさで鳴らしても、VUメーターはピクリともしなかった。まず家庭で聴く限り、測定器なみの無歪のアンプといっていいように思う。
 すすめる人があって、これを私は聴いてみたのである。SN比がマイナス九五dB、七万ヘルツまで高音がのびるなら、悪いわけがないとシロウト考えで期待するのは当然だろう。当時、百五十万円の失費は私にはたいへんな負担だったが、よい音で鳴るなら仕方がない。
 さて、期待して私は聴いた。聴いているうち、腹が立ってきた。でかいアンプで鳴らせば音がよくなるだろうと欲張った自分の助平根性にである。
 理論的には、出力の大きいアンプを小出力で駆動するほど、音に無理がなく、歪も少ないことは私だって知っている。だが、音というのは、理屈通りに鳴ってくれないこともまた、私は知っていたはずなのである。ちょうどマスター・テープのハイやロウをいじらずカッティングしたほうが、音がのびのび鳴ると思い込んだ欲張り方と、同じあやまちを私はしていることに気がついた。
 MC三五〇〇は、たしかに、たっぷりと鳴る。音のすみずみまで容赦なく音を響かせている、そんな感じである。絵で言えば、簇生する花の、花弁の一つひとつを、くっきり描いている。もとのMC二七五は、必要な一つ二つは輪郭を鮮明に描くが、簇生する花は、簇生の美しさを出すためにぼかしてある、そんな具合だ。
     *
マッキントッシュのMC3500よりも、
マランツのModel 9のほうが、より《簇生する花の、花弁の一つひとつを、くっきり描いている》だろう。

けれど五味先生はMC3500ではなくMC275なのである。
《必要な一つ二つは輪郭を鮮明に描くが、簇生する花は、簇生の美しさを出すためにぼかして》描く、
そういうMC275を選ばれている。

簇生の美しさを出すためにぼかす──、
ここを忘れては、何も語れない。
http://audiosharing.com/blog/?p=26920


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=26922


長島先生は、最初からマランツのModel 7とModel 2の組合せだったわけではない。
ステレオサウンド 61号で語られているが、
最初はマッキントッシュである。真空管アンプではなくトランジスターアンプである。
     *
長島 つぎにアンプのマッチングを考えました。そのときマッキントッシュのMC2105を使っていたんですが、これはやさしいアンプですが、スピーカーが慣れてくるにしたがって、力量不足がはっきりしてきたわけです。そこでつぎにMC275に切りかえました。MC275でもエイジングがすすんでくるにつれて、こんどは甘さが耳についてきました。その甘さがほくには必要じゃない。だから、もっと辛口のアンプをということでマランツ2になり、ずうっと使ってきたマッキントッシュのC26プリアンプをマランツ7に変え、それでやっとおちついているわけです。
     *
長島先生が鳴らされていたスピーカーは、ジェンセンのG610Bなのはよく知られている。
G610Bの前は、タンノイだった。
GRFだった、と記憶している。

そのタンノイについて、61号では、
タンノイのやさしさが、もの足りなかった、と。
タンノイは、だから演奏会場のずうっと後の席で聴く音で、
長島先生は、前の方で聴きたい、と。

だから長島先生にとってG610Bであり、Model 7+Model 2なのである。

そういう長島先生なのだが、ステレオサウンド 61号の写真をみた方ならば、
マランツのModel 2の隣にMC275が置いてあるのに気づかれたはず。

使っていないオーディオ機器は手離す長島先生であっても、
MC275だけは手離す気になれない、とある。

簇生の美しさを出すためにぼかす甘さを求める聴き方もあれば、
簇生する花の、花弁の一つひとつを、くっきり描いていくため甘さを拒否する聴き方もある。

それによってアンプ選びは違ってくる。
ここで書きたいのは、マッキントッシュとマランツの、どちらの真空管アンプが優秀か、ではない。
こういうことを書いていくと、わずかな人であっても、
マッキントッシュが優秀なんだな、とか、やっぱりマランツなんだな、と決めてかかる人がいる。

書きたいのは、なぜ五味先生がマッキントッシュだったのか、
その理由について考察なのである。
http://audiosharing.com/blog/?p=26922


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その9)
http://audiosharing.com/blog/?p=26926

五味先生はステレオサウンド 50号のオーディオ巡礼で、
森忠輝氏のリスニングルームを訪ねられている。
     *
森氏は次にもう一枚、クナッパーツブッシュのバイロイト録音のパルシファル≠かけてくれたが、もう私は陶然と聴き惚れるばかりだった。クナッパーツブッシュのワグナーは、フルトヴェングラーとともにワグネリアンには最高のものというのが定説だが、クナッパーツブッシュ最晩年の録音によるこのフィリップス盤はまことに厄介なレコードで、じつのところ拙宅でも余りうまく鳴ってくれない。空前絶後の演奏なのはわかるが、時々、マイクセッティングがわるいとしか思えぬ鳴り方をする個所がある。
 しかるに森家のオイロダイン≠ヘ、実況録音盤の人の咳払いや衣ずれの音などがバッフルの手前から奥にさざ波のようにひろがり、ひめやかなそんなざわめきの彼方に聖餐の動機≠ェ湧いてくる。好むと否とに関わりなくワグナー畢生の楽劇——バイロイトの舞台が、仄暗い照明で眼前に彷彿する。私は涙がこぼれそうになった。ひとりの青年が、苦心惨憺して、いま本当のワグナーを鳴らしているのだ。おそらく彼は本当に気に入ったワグナーのレコードを、本当の音で聴きたくてオイロダイン≠手に入れ苦労してきたのだろう。敢ていえば苦労はまだ足らぬ点があるかも知れない。それでも、これだけ見事なワグナーを私は他所では聴いたことがない。天井棧敷は、申すならふところのそう豊かでない観衆の行く所だが、一方、その道の通がかよう場所でもある。森氏は後者だろう。むつかしいパルシファル≠これだけ見事にひびかせ得るのは畢竟、はっきりしたワグナー象を彼は心の裡にもっているからだ。オイロダイン≠フ響きが如実にそれを語っている。私は感服した。あとで聞くと、この数日後アンプの真空管がとんだそうだが、四十九番あたりの聴くに耐えぬ音はそのせいだったのかも知れない。
 何にせよ、いいワグナーを聴かせてもらって有難う、心からそう告げ私は森家を辞したのである。彼の人となりについては気になる点がないではなかったが、帰路、私は満足だった。本当に久しぶりにいいワグナーを聴いたと思った。
     *
40号代のステレオサウンドには、森忠輝氏の連載が載っていた。
オイロダインとの出合い、アナログプレーヤー、アンプの選択と入手についての文章を読んでいた。

森忠輝氏のアンプはマランツのModel 7とModel 9である。
森忠輝氏の心の裡にあるワグナー像を描くには、
森忠輝氏にとってはマランツのアンプしかなかったのだろう。

けれど、忘れてならぬのは天井桟敷の俯瞰である、ということだ。

ここでひとつ五味先生に訊ねたいことがある。
森忠輝氏のオイロダインで、クナッパーツブッシュのパルシファルは、どこまで聴かれたのだろうか。
レコードの片面だけなのか、まさかとは思うが、五枚全面聴かれたのか。

森忠輝氏の音量は、かなり小さい、と書かれている。
小さいからこそマランツなのか、と思うし、
おそらく聴かれたのはレコード片面なのだろう──、とそんなことを考えている。
http://audiosharing.com/blog/?p=26926

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その10)
http://audiosharing.com/blog/?p=26932

ワグナーとオーディオというタイトルなのに、
書いていることはワグナーと五味康祐になっている。

五味先生とワグナーということで、
私と同世代、上の世代で熱心にステレオサウンドを読んできた人ならば、
2号での小林秀雄氏との音楽談義を思い出されるはずだ。

そこで五味先生は、いわれている。
     *
五味 ぼくは「トリスタンとイゾルデ」を聴いていたら、勃然と、立ってきたことがあるんでははぁん、官能というのはこれかと……戦後です。三十代ではじめて聴いた時です。フルトヴェングラーの全曲盤でしたけど。
     *
「勃然と、立ってきた」とは、男の生理のことである。
この五味先生の発言に対し、小林秀雄氏は「そんな挑発的ものじゃないよ。」と発言されている。

そうかもしれない、と考えるのが実のところ正しいのかもしれない。
それに音楽、音、オーディオについて語っているところに、
こういった性に直結する表現が出てくることを非常に嫌悪される人がいるのも知っている。

以前、ステレオサウンドで、菅野先生が射精という表現をされた。
このことに対して、
ステレオサウンドはオーディオのバイブルだから、そんな言葉を使わないでくれ、
そういう読者からの手紙が来たことがあった。

私の、このブログをオーディオのバイブルと思っている人はいないだろうから、
気にすることなく書いていくけれど、世の中にはそういう人がいるというのは事実である。

そういう人にとっては、
小林秀雄・五味康祐「音楽談義」での《勃然と、立ってきたことがある》は、
どうなんだろうか。

《勃然と、立ってきた》とはあるが、その後のことについては語られていない。
だから、かろうじて、そういう人にとっても許容できることなのだろうか。

三十代ではじめて聴いて《勃然と、立ってきた》とあるから、
タンノイのオートグラフ以前のことだ。

五味先生のところにオートグラフが届いたのは1964年である。
五味先生は42歳だった。
http://audiosharing.com/blog/?p=26932

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その11)
http://audiosharing.com/blog/?p=26979


「西方の音」に「少年モーツァルト」がある。
そこに、こうある。
     *
 私は小説家だから、文章を書く上で、読む時もまず何より文体にこだわる。当然なはなしだが、どれほどの評判作もその文体が気にくわねば私には読むに耐えない。作家は、四六時中おなじ状態で文章が書けるわけはなく、女を抱いた後でつづる文章も、惚れた女性を持つ作家の文章、時間の経過も忘れて書き耽っている文章、またはじめは渋滞していたのが興趣が乗り、夢中でペンを走らせる文章など、さまざまにあって当然だが、概して女と寝たあとの文章と、寝るまでの二様があるように思える。寝てからでは、どうしても文体に緻密さが欠けている。自他ともに、案外これは分るものだ。女性関係に放縦な状態でけっしてストイックなものが書けるわけはない。ライナー・マリア・リルケの『マルテの手記』や、総じて彼の詩作は、女性を拒否した勤勉な、もしくは病的な純粋さで至高のものを思わねばつづれぬものだろう、と思ったことがある。《神への方向》にリルケの文学はあるように思っていた。私はリルケを熟読した。そんなせいだろうか、女性との交渉をもったあとは、それがいかほど愛していた相手であれ、直後、ある己れへの不潔感を否めなかった。なんという俺は汚ない人間だろうと思う。
 どうやら私だけでなく、世の大方の男性は(少なくともわれわれの年代までに教育をうけた者は)女性との交渉後に、ある自己嫌悪、アンニュイ、嘔吐感、虚ろさを覚えるらしい。そういう自己への不潔感をきよめてくれる、もしくは立ち直らせてくれるのに、大そう効果のあるのがベートーヴェンの音楽ではなかろうか、と思ったことがある。
 音楽を文体にたとえれば、「ねばならぬ」がベートーヴェンで、「である」がバッハだと思った時期がある。ここに一つの物がある。一切の修辞を捨て、あると言いきるのがバッハで、あったのだったなぞいう下らん感情挿入で文体を流す手合いは論外として、あるとだけでは済ませぬ感情の盛り上がり、それを、あくまで「ある」でとどめるむずかしさは、文章を草してきて次第に私にも分ってきた。つまり、「ある」で済ませる人には、明治人に共通な或る精神の勁さを感じる。何々である、で結ぶ文体を偉ぶったように思うのは、多分思う方が弱くイジケているのだろうと。──なんにせよ、何々だった、なのだった、を乱用する作家を私は人間的に信用できなかった。
 シューベルトは、多分「だった」の作曲家ではなかろうかと私は思う。小林秀雄氏に、シューベルトの偉さを聞かされるまではそう思っていたのである。むろん近時、日本の通俗作家の「だった」の乱用と、シューベルトの感情挿入は別物だ。シューベルトの優しさは、だったで結べば文章がやさしくなると思う手合いとは無縁である。それでも、ベートーヴェンの「ねばならぬ」やバッハにくらべ、シューベルトは優しすぎると私には思えた。女を愛したとき、女を抱いたあとにシューベルトのやさしさで癒やされてはならぬと。
 われながら滑稽なドグマであったが、そういう音楽と文体の比喩を、本気で考えていた頃にもっとも扱いかねたのがモーツァルトだった。モーツァルトの音楽だけは、「ねばならぬ」でも「である」でもない。まして「だった」では手が届かない。モーツァルトだけは、もうどうしようもないものだ。彼も妻を持ち、すなわち妻と性行為はもったにきまっている。その残滓がまるでない。バッハは二人の夫人に二十人の子を産ませた。精力絶倫というべく、まさにそういう音楽である。ベートーヴェンは女房をもたなかったのはその音楽を聞けば分る。女房ももたず、作曲に没頭した芸術家だと思うから、その分だけベートーヴェンに人々は癒やされる。実はもてなかったといっても大して変りはないだろう。
     *
《ある己れへの不潔感》、《アンニュイ、嘔吐感、虚ろさ》、
そういったことをまったく感じない男がいる、ということも知っている。

そんな男にかぎって、ストイックな文章を書こうとしているのだから、
傍から見れば滑稽でしかない、とおもうことがある。

《概して女と寝たあとの文章と、寝るまでの二様があるように思える》とある。
ならば自己への不潔感を感じる者と、感じない者との二様がある、のだろう。

感じない者が大まじめに、ストイックな文章であろうとするのだから、
やはり、滑稽でしかない、と感じる。

ワグナーは、どちらだったのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=26979


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その12)
http://audiosharing.com/blog/?p=26983

《何々である、で結ぶ文体を偉ぶったように思うのは、多分思う方が弱くイジケているのだろうと》
そう五味先生は書かれている。
私もそう思う。

いまでは「上から目線で……」と、すぐさま口にする人が増えてきたようだ。
「上から目線でいわれた」と感じる方が弱くてイジケているのだろう、と思う。

弱くてイジケている人は、上の人が自分がいまいるところまで降りてきてくれる、と思っているのか。
弱くてイジケている人は、自分よりも下にいると思っている人のところまで降りて行くのか。

上にいる者は、絶対に下に降りていってはダメだ、と菅野先生からいわれたことがある。
そう思っている。

下にいる人を蹴落とせ、とか、
上に上がってこようとしているのを拒む、とか、そういうことではない。
上にいる者は、目標としてしっかりと上にいるべきであり、
導くことこそ大事なことのはずだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26983

55. 中川隆[-5731] koaQ7Jey 2021年4月14日 13:23:28 : FQrGsP3YVY : VUVVL3ZhT3JrRms=[21] 報告
audio identity (designing) 宮ア勝己  現代真空管アンプ考


Date: 8月 8th, 2018
現代真空管アンプ考(その1)
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=6

こうやって真空管アンプについて書き始めると、
頭の中では、現代真空管アンプとは、いったいどういうモノだろうか、
そんなことも並行して考えはじめている。

個人的に作りたい真空管アンプは、現代真空管アンプとはいえないモノである。
それこそ趣味の真空管アンプといえるものを、あれこれ夢想しているわけだが、
そこから離れて、現代真空管アンプについて考えてみるのもおもしろい。

現代真空管アンプだから、真空管もいま現在製造されていることを、まず条件としたい。
お金がいくら余裕があっても、製造中止になって久しく、
市場にもあまりモノがなく、非常に高価な真空管は、それがたとえ理想に近い真空管であっても、
それでしか実現しないのは、現代真空管アンプとはいえない。

真空管もそうだが、ソケットもきちんと入手できること。
これは絶対に外せない条件である。

ここまではすんなり決っても、
ここから先となると、なかなか大変である。

大ざっぱに、シングルなのかプッシュプルなのか、がある。
プッシュプルにしても一般的なDEPPにするのかSEPPにするのか。

SEPPならばOTLという選択肢もある。
現代真空管アンプを考えていくうえで、出力トランスをどうするのかが、やっかいで重要である。
となるとOTLアンプなのか。

でも、それではちょっと安直すぎる。
考えるのが面倒だから省いてしまおう、という考えがどこかにあるからだ。


Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その2)

現代真空管アンプで、絶対に外せないことがまだある。
真空管のヒーターの点火方法である。

交流点火と直流点火とがある。
物理的なS/N比の高さが求められるコントロールアンプでは、直流点火が多い。
パワーアンプでは交流点火が多いが、
シングルアンプともなると、直流点火も増えてくる。

交流点火といっても、すべてが同じなわけではない。
例えば出力管の場合、一本一本にヒーター用巻線を用意することもあれば、
電流容量が足りていれば出力管のヒーターを並列接続して、という場合もあるし、
直列接続するという手もある。

ヒーター用配線の引き回しも音にもS/N比にも影響してくる。

直流点火だと非安定化か安定化とがある。
定電圧回路を使って安定化をはかるのか、
それとも交流を整流・平滑して直流にする非安定化なのか。

電源のノイズ、インピーダンスの面では安定化にメリットはあるが、
ではどういう回路で安定化するのかが、問題になってくる。

三端子レギュレーターを使えば、そう難しくなく安定化できる。
それで十分という人もいるし、三端子レギュレーターを使うくらいならば、
安定化しない方がいい、という人も、昔からいる。

ここでの直流点火は、電圧に着目してであって、
ヒーターによって重要なパラメータは電圧なのか、電流なのか。
そこに遡って考えれば、定電流点火こそ、現代真空管アンプらしい点火方法といえる。

Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その3)

オーディオに興味をもち、真空管アンプに、
そして真空管アンプの自作に興味をもつようになったばかりのころ、
ヒーターの点火は、ノイズが少なくインピーダンスが十分に低い定電圧回路を採用すれば、
それでほぼ問題解決ではないか,ぐらいに考えていた。

三端子レギュレーターはともかくとして、ディスクリート構成の定電圧回路、
発振せず安定な動作をする回路であれば、それ以上何が要求されるのかはわかっていなかった。

そのころから交流点火のほうが音はいい、と主張があるのは知っていた。
そもそも初期の真空管は直流、つまり電池で点火していた歴史がある。

ならば交流点火よりも直流点火のはず。
それなのに……、という疑問はあった。

ステレオサウンド 56号のスーパーマニアに、小川辰之氏が登場されている。
日本歯科大学教授で、アルテックのA5、9844Aを自作の真空管アンプで鳴らされている。

そこにこんな話が出てきたことを憶えている。
     *
 固定バイアスにしていても、そんなにゲインを上げなければ、最大振幅にならなくて、あまり寿命を心配しなくてもいいと思ってね、やっている。ただ今の人はね、セルフバイアスをやる人はそうなのかもしれないが、やたらバイアス電圧ばかり気にしているけれど、本来は電流値であわせるべきなんですよ。昔からやっている者にとっては、常識的なことですけどね。
     *
電圧ではなく電流なのか。
忘れないでおこう、と思った。
けれど、ヒーターの点火に関して、電圧ではなく電流と考えるようになるには、もう少し時間がかかった。

現代真空管アンプ考(その4)

いまヒーターの点火方法について書いているところで、
この項はそんな細部から書いていくことが多くなると思うが、
それだけで現代真空管アンプを考えていくことになるとは考えていない。

現代真空管アンプは、どんなスピーカーを、鳴らす対象とするのか、
そういったことも考えていく必要がある。

現代真空管アンプで、真空管アンプ全盛時代のスピーカーシステムを鳴らすのか。
それとも現代真空管アンプなのだから、現代のスピーカーシステムを鳴らしてこそ、なのか。

時代が50年ほど違うスピーカーシステムは、とにかく能率が大きく違ってきている。
100dB/W/m前後の出力音圧レベルのスピーカーと、
90dBを切り、モノによっては80dBちょっとのスピーカーシステムとでは、
求められる出力も大きく違ってくる。

そしてそれだけでないのが、アンプの安定性である。
ここ数年のスピーカーシステムがどうなっているのか、
ステレオサウンドを見ても、ネットワークの写真も掲載されてなかったりするので、
なんともいえないが、十年以上くらい前のスピーカーシステムは、
ネットワークを構成する部品点数が、非常に多いモノが珍しくなかった。

6dBスロープのネットワークのはずなのに、
写真を見ると、どうしてこんなに部品が多いのか、理解に苦しむ製品もあった。
いったいどういう設計をすれば、6dBのネットワークで、ここまで多素子にできるのか。

しかもそういうスピーカーは決って低能率である。
この種のネットワークは、パワーアンプにとって容量負荷となりやすく、
パワーアンプの動作を不安定にしがちでもあった。

井上先生から聞いた話なのだが、
そのころマランツが再生産したModel 8B、Model 9は、
そういうスピーカーが負荷となると、かなり大変だったらしい。

現代真空管アンプならば、その類のスピーカーシステムであっても、
安定動作が求められることになり、そうなると、往年の真空管アンプでは、
マランツよりもマッキントッシュのMC275のほうがフレキシビリティが高い──、
そのこともつけ加えられていた。
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=6

 


audio identity (designing) 宮ア勝己  現代真空管アンプ考
Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=26876

容量性負荷で低能率のスピーカーといえば、コンデンサー型がまさにそうである。
QUADのESLがそうである。

QUADはESL用のアンプとして真空管アンプ時代には、
KT66プッシュプルのQUAD IIを用意していた。

私はQUAD IIでESLを鳴らした音は聴いたことがないが、
ESL(容量性負荷)を接続してQUAD IIが不安定になったという話も聞いていない。

QUAD IIを構成する真空管は整流管を除けば四本。
電圧増幅に五極管のEF86を二本使い、これが初段であり位相反転回路でもある。
次段はもう出力管である。

マランツやマッキントッシュの真空管アンプの回路図を見た直後では、
QUAD IIの回路は部品点数が半分以下くらいにおもえるし、
ものたりなさを憶える人もいるくらいの簡潔さである。

NFBは19dBということだが、これもQUAD IIの大きな特徴なのが、位相補正なしということ。
NFBの抵抗にもコンデンサーは並列に接続されていない。

出力トランスにカソード巻線を設けているのはマッキントッシュと同じで、
時代的には両社ともほほ同時期のようである。

同じカソード巻線といっても、マッキントッシュはバイファイラー巻きで、
QUADは分割巻きという違いはある。
それにマッキントッシュのカソード巻線はバイファイラーからトライファイラーに発展し、
最終的にはMC3500ではペンタファイラーとなっている。

マランツの真空管アンプにはカソード巻線はない。
マランツのModel 8BのNFB量はオーバーオールで20dBとなっている。
QUAD IIとほぼ同じである。

Model 8BとQUADのESLの動作的な相性はどうだったのか。
容量性負荷になりがちな多素子のネットワークのシステムで大変になるということは、
ESLでもそうなる可能性は高い。

マランツとQUADではNFB量は同じでも、
それだけかけるのにマランツは徹底した位相補正を回路の各所で行っている。
QUAD IIは前述したように位相補正はやっていない。

マッキントッシュだと、MC240、MC275は聴く機会は、
ステレオサウンドを辞めた後もけっこうある。
マランツもマッキントッシュよりも少ないけれどある。

QUADの真空管アンプは、めったにない。
もう二十年以上聴いていない。
前回聴いた時には、現代真空管アンプという視点は持っていなかった。
いま聴いたら、どうなのだろうか。

MC275同様、フレキシビリティの高さを感じるような予感がある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26876


現代真空管アンプ考(その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=26879

QUAD IIの出力は15Wである。
高能率のスピーカーならば、これでも十分ではあっても、
95dB以下ともなると、15Wは、さすがにしんどくなることも、
新しい録音を鳴らすのであれば出てくるはずだ。

実際には25W以上楽に出る感じの音ではあったそうだが、それでも出力に余裕があるとはいえない。
QUAD IIはKT66のプッシュプルアンプである。
出力管がKT88だったら……、と思った人はいると思う。

私もKT66プッシュプルアンプとしての姿は見事だと思いながらも、
もしいまQUAD IIを使うことになったら、KT88もいいように思えてくる。

実際、QUADはQUAD IIを復刻した際、
EF86、KT66とオリジナルのQUAD IIと同じ真空管構成にしたQUAD II Classicと、
EF86を6SH7、KT66をKT88に変更したQUAD II fortyも出している。

QUAD II Classicはオリジナルと同じ15Wに対し、
QUAD II fortyは型番が示すように40Wにアップしている。

QUADが往年の真空管アンプを復刻したとき、QUADもか、と思った一人であり、
内部の写真をみて、関心をもつことはなくなった。
それにシャーシーのサイズも多少大きくなっていて、
オリジナルのQUAD IIのコンストラクションの魅力ははっきりと薄れている。

ならば基本レイアウトはそのままで、
トランスカバーの形状を含めて細部の詰めをしっかりとしてくれれば、
外観の印象はずっと良くなる可能性はあるのに──、と思う。

QUAD II fortyはオリジナルのQUAD IIと同じ回路なのだろう。
位相補正は、やはりやっていないのか。

現代真空管アンプを考えるうえで、いまごろになってQUAD II fortyが気になってきている。
QUAD II fortyはどういう音を聴かせるのか。

QUADのESLだけでなく、
複雑な構成のネットワークゆえ容量性負荷になりがちなスピーカーシステムでも、
音量に配慮すれば不安定になることなくうまく鳴らしてくれるのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=26879

現代真空管アンプ考(その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=26885

QUAD IIの存在に目を向けるようになって気づいたことがある。
ここでは現代真空管アンプとしている。
最新真空管アンプではない。

書き始めのときは、現代と最新について、まったく考えていなかった。
現代真空管アンプというタイトルが浮んだから書き始めたわけで、
QUAD IIのことを思い出すまで、現代と最新の違いについて考えることもしなかった。

最新とは、字が示すとおり、最も新しいものである。
現行製品の中でも、最も新しいアンプは、そこにおける最新アンプとなるし、
最も新しい真空管アンプは、そこにおける最新真空管アンプといえる。

では、この「最も新しい」とは、何を示すのか。
単に発売時期なのか。
それも「最も新しい」とはいえるが、アンプならば最新の技術という意味も含まれる。

半導体アンプならば、最新のトランジスターを採用していれば、
ある意味、最新アンプといえるところもある。
けれど真空管アンプは、もうそういうモノではない。

いくつかの新しい真空管がないわけではないが、
それらの真空管を使ったからといって、最新真空管アンプといえるだろうか。

最新アンプは当然ながら、時期が来れば古くなる。
常に最新アンプなわけではない。
いつしか、当時の最新アンプ、というふうに語られるようになる。

そういった最新アンプは、ここで考える現代アンプとは同じではない。
http://audiosharing.com/blog/?p=26885

現代真空管アンプ考(その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=26887

1983年に会社名も変更になり、ブランド名として使われてきたQUADに統一されたが、
QUADが創立された当初はThe Acoustical Manufacturing Company Ltd.だった。

QUADとは、Quality Unit Amplifier Domesticの頭文字をとってつけられた。
DomesticとついていてもQUADのアンプは、BBCで使われていた、と聞いている。

BBCでは、真空管アンプ時代はリーク製、ラドフォード製が使われていた。
QUADもそうなのだろう。
このあたりを細かく調べていないのではっきりとはいえないが、
それでもBBCでQUAD IIが採用されていたということは、
QUAD初のソリッドステートアンプ50Eの寸法から伺える。

QUAD IIの外形寸法はW32.1×H16.2×D11.9cmで、
50EはW12.0×H15.9×D32.4cmとほぼ同じである。

それまでQUAD IIが設置されていた場所に50Eはそのまま置けるサイズに仕上げられている。
50Eは、BBCからの要請で開発されたものである。

しかも50Eの回路はトランジスターアンプというより、
真空管アンプ的といえ、真空管をそのままトランジスターに置き換えたもので、
当然出力トランスを搭載している。

50Eの登場した1965年、JBLには、SG520、SE400S、SA600があった。
トランジスターアンプの回路設計が新しい時代を迎えた同時期に、QUADは50Eである。

こう書いてしまうと、なんとも古くさいアンプだと50Eを捉えがちになるが、
決してそうではないことは二年後の303との比較、
それからトラジスターアンプでも、
トランス(正確にはオートフォーマー)を搭載したマッキントッシュとの比較からもいえる。
これについて別項でいずれ書いていくかもしれない。

とにかくQUAD IIと置き換えるためのアンプといえる50Eは1965年に登場したわけだが、
QUAD IIは1970年まで製造が続けられている。
QUAD IIはモノーラル時代のアンプで、1953年生れである。
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現代真空管アンプ考(その9)
http://audiosharing.com/blog/?p=26895

オーディオ機器にもロングラン、ロングセラーモデルと呼ばれるものはある。
数多くあるとはいえないが、あまりないわけでもない。
スピーカーやカートリッジには、多かった。

けれどアンプは極端に少なかった。
ラックスのSQ38にしても、初代モデルからの変遷をたどっていくと、
何を基準にしてロングラン、ロングセラーモデルというのか考えてしまう。

そんななかにあって、QUAD IIはまさにそういえるアンプである。
1953年から1970年まで、改良モデルが出たわけでなく、
おそらく変更などなく製造が続けられていた。

ペアとなるステレオ仕様のコントロールアンプ22の登場は1959年で、
1967年に、33と入れ代るように製造中止になっている。

22とQUAD IIのペアは、ステレオサウンド 3号(1967年夏)の特集に登場している。
     *
 素直ではったりのない、ごく正統的な音質であった。
 わたくしが家でタンノイを鳴らすとき、殆んどアンプにはQUADを選んでいる。つまりタンノイと結びついた形で、QUADの音質が頭にあった。切換比較で他のオーソドックスな音質のアンプと同じ音で鳴った時、実は少々びっくりした。びっくりしたのは、しかしわたくしの日常のそういう体験にほかならないだろう。
 タンノイは、自社のスピーカーを駆動するアンプにQUADを推賞しているそうだ。しかしこのアンプに固有の音色というものが特に無いとすれば、その理由は負荷インピーダンスの変動に強いという点かもしれない。これはおおかたのアンプの持っていない特徴である。
 10数年前にすでにこのアンプがあったというのは驚異的なことだろう。
     *
瀬川先生が、こう書かれている。
ここで「選んでいる」とあるのは、QUAD IIのことのはず。

ただし52号の特集の巻頭「最新セパレートアンプの魅力をたずねて」では、
こうも書かれている。
     *
 マランツ7にはこうして多くの人々がびっくりしたが、パワーアンプのQUAD/II型の音のほうは、実のところ別におどろくような違いではなかった。この水準の音質なら、腕の立つアマチュアの自作のアンプが、けっこう鳴らしていた。そんないきさつから、わたくしはますます、プリアンプの重要性に興味を傾ける結果になった。
     *
実を言うと、これを読んでいたから、QUAD IIにさほど興味をもてなかった。
http://audiosharing.com/blog/?p=26895

現代真空管アンプ考(その10)
http://audiosharing.com/blog/?p=26898


ステレオサウンド 3号のQUADのページの下段には、解説がある。
この解説は誰による文章なのかはわからないが、8号の特集からわかるのは、
瀬川先生が書かれていた、ということ。

QUAD IIについては、こう書かれている。
     *
 公称出力15Wというのは少ないように思われるが、これは歪率0.1%のときの出力で、カタログ特性で、OVERLOAD≠ニある部分をみると、ふつうのアンプなら25Wぐらいに表示するところを、あえて控えめに公称しているあたり、イギリス人の面目躍如としている。コムパクトなシャーシ・コンストラクションと、手工芸的な配線テクニックは、実に信頼感を抱かせる。
 イギリスでは公的な研究機関や音響メーカーで標準アンプとして数多く採用されていることは有名で、技術誌のテストリポートやスピーカーの試聴記などに、よく「QUAD22のトーン目盛のBASSを+1、TREBLEを−1にして聴くと云々」といった表現が使われる。
     *
岡先生もステレオサウンド 50号で、
《長年に亘ってBBCをはじめ、イギリスの標準アンプとして使われていただけのことはある傑作といえる。》
と書かれている。

その意味でQUAD IIは、業務(プロフェッショナル)用アンプといえる。
けれどQUAD IIはプロフェッショナル用を意図して設計されたアンプではないはず。

結果として、そう使われるようになったと考える。

同じ意味ではマッキントッシュのMC275もそうといえよう。
マッキントッシュにはA116というプロフェッショナル用として開発され使われたアンプもあるが、
MC275はコンシューマー用としてのアンプである。

それがCBSコロムビアのカッティングルームでのモニター用アンプとして、
それから1970年代初頭、コンサートでのアンプには、
トランジスターの、もっと出力の大きなアンプではなくMC275がよく使われていた、とも聞いている。

MC275もQUAD IIと、だから同じといえ、
それがマランツの真空管アンプとは、わずかとはいえはっきり違う点でもある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26898

現代真空管アンプ考(その11)
http://audiosharing.com/blog/?p=26935


多素子のネットワーク構成ゆえに容量性負荷となり、
しかもインピーダンスも8Ωよりも低くかったりするし、
さらには能率も低い。

おまけにそういうスピーカーに接続されるスピーカーケーブルも、
真空管アンプ全盛時代のスピーカーケーブル、
いわゆる平行二芯タイプで、太くもないケーブルとは違っていて、
そうとうに太く、構造も複雑になっていて、
さらにはケーブルの途中にケースで覆われた箇所があり、
そこには何かが入っていたりして、
ケーブルだけ見ても、アンプにとって負荷としてしんどいこともあり得るのではないか。

QUAD II以外のアンプのほとんどは位相補正を行っている。
無帰還アンプならばそうでもないが、NFBをかけているアンプで位相補正なしというのは非常に珍しい。

大半のアンプが位相補正を行っているわけだが、
どの程度まで位相補正をやっているのか、というと、
メーカー、設計者によって、かなり違ってきている。

マランツの真空管アンプは、特にModel 9、Model 8Bは、
徹底した、ともいえるし、凝りに凝った、ともいえる位相補正である。

積分型、微分型、両方の位相補正を組合せて、計五箇所行われている。
それ以前のマランツのパワーアンプ、Model 2、5、8でも位相補正はあるけれど、
そこまで徹底していたわけではない。

私がオーディオに興味をもったころ、Model 8に関しては8Bだけが知られていた。
Model 8というモデルがあったのは知っていたものの、
そのころは8Bはマイナーチェンジぐらいにしかいわれてなかった。

ステレオサウンド 37号でも、
回路はまったく同じで電源を少し変えた結果パワーが増えた──、
そういう認識であった。
1975年当時では、そういう認識でも仕方なかった。

Model 8とModel 8Bの違いがはっきりしたのは、
私が知る範囲では、管球王国 vol.12(1999年春)が最初だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26935

現代真空管アンプ考(その12)
http://audiosharing.com/blog/?p=26937


Model 8とModel 8Bの違いについて細かなことは省く。
詳しく知りたい方は、管球王国 vol.12の当該記事が再掲載されているムック、
「往年の真空管アンプ大研究」を購入して読んでほしい。

以前の管球王国は、こういう記事が載っていた。
そのころは私も管球王国には期待するものがあった。
けれど……、である。

わずかのあいだにずいぶん変ってしまった……、と歎息する。

Model 8はよくいわれているようにModel 5を二台あわせてステレオにしたモデルとみていい。
Model 8は1959年に発売になっている。
Model 8Bは1961年発売で、前年にはModel 9が発売されている。

Model 8と8Bの回路図を比較すると、もちろん基本回路は同じである。
けれど細かな部品がいくつか追加されていて、
出力トランスのNF巻線が8Bでは二組に増えている。

そういった変更箇所をみていくと、Model 8Bへの改良には、
記事中にもあるようにModel 9の開発で培われた技術、ノウハウが投入されているのは明らかだ。

石井伸一郎氏は、Model 8Bはマランツの管球式パワーアンプの集大成、といわれている。
井上先生も、Model 8Bはマランツのパワーアンプの一つの頂点ではないか、といわれている。
上杉先生は、マランツのパワーアンプの中で、Model 8Bがいちばん好きといわれている。

マランツの真空管パワーアンプの設計はシドニー・スミスである。
シドニー・スミスは、Model 5がいちばん好きだ、といっている(らしい)。

ここがまた現代真空管アンプとは? について書いている者にとっては興味深い。
http://audiosharing.com/blog/?p=26937


現代真空管アンプ考(その13)
http://audiosharing.com/blog/?p=26949

上杉先生は管球王国 vol.12で、
マランツのModel 8Bの位相補正について、次のように語られている。
     *
上杉 この位相補正のかけ方は、実際に波形を見ながら検証しましたが、かなり見事なもので、補正を一つずつ加えていくと、ほとんど原派生どおりになるんですね。そのときの製作記事では、アウトプットトランスにラックス製を使ったため、♯8Bとは異なるのですが、それでも的確に効果が出てきました。
     *
上杉先生が検証されたとおりなのだろう。
位相補正をうまくかけることで、NFBを安定してかけられる。
つまりNFBをかけたアンプの完成度を高めているわけである。

真空管のパワーアンプの場合、出力トランスがある。
その出力トランスの二次側の巻線から、ほとんどのアンプではNFBがかけられる。
つまりNFBのループ内に出力トランスがあるわけだ。

出力トランスが理想トランスであれば、
位相補正に頼る必要はなくなる。
けれど理想トランスなどというモノは、この世には存在しない。
これから先も存在しない、といっていいい。

トランスというデバイスはひじょうにユニークでおもしろい。
けれど、NFBアンプで使うということは、それゆえの難しさも生じてくる。

Model 8と8Bは、トランスの二次側の巻線からではなく、NFB用巻線を設けている。
しかも(その12)でも書いているように、8BではNFB用巻線がさらに一つ増えている。

上杉先生が検証されたラックスのトランスには、NFB用巻線はなかったのではないか。
二次側の巻線からNFBをかけての検証だった、と思われる。

それでも的確に効果が出てきた、というのは、そうとうに有効な位相補正といえよう。
なのに、なぜ、複雑な構成のネットワークをもつスピーカーが負荷となると、
マランツのModel 8B、Model 9は大変なことになるのか。

凝りに凝った位相補正がかけられていて、
NFBアンプとしての完成度も高いはずなのに……、だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26949

現代真空管アンプ考(その14)
http://audiosharing.com/blog/?p=26951


結局のところ、抵抗負荷での測定であり、
入力信号も音楽信号を使うわけではない。

上杉先生の検証も抵抗負荷での状態のはずだし、
マランツがModel 8Bの開発においても抵抗負荷での実験が行われたはず。

ほぼ原波形どおりの出力波形が得られた、ということにしても、
音楽信号を入力しての比較ではなく、
正弦波、矩形波を使っての測定である。

アンプが使われる状況はそうてはない。
負荷は常に変動するスピーカーであり、
入力される信号も、つねに変動する音楽信号である。

ここでやっと(その4)のヒーターの点火方法のことに戻れる。
おそらくヒーターも微妙な変動を起しているのではないか、と考えられる。
安定しているのであれば、定電圧点火であろうと定電流点火であろうと、
どちらも設計がしっかりした回路であれば、音の変化は出ないはずである。

ヒーターに流れる電流は、ヒーターにかかっている電圧を、
ヒーターの抵抗値で割った値である。

ヒーターは冷えている状態と十分に暖まった状態では抵抗値は違う。
当然だが、冷えている状態のほうが低い。

十分に暖まった状態で、ヒーターの温度が安定していれば抵抗値も変動しないはず。
抵抗値が安定していれば、かかる電圧も安定化されているわけで、
オームの法則からヒーターに流れる電流も安定になる。
定電圧点火でも定電流点火でも、音に違いが出るはずがない。

けれど実際は、大きな音の違いがある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26951

現代真空管アンプ考(その15)
http://audiosharing.com/blog/?p=26999


いまでこそアンプに面実装タイプの部品があたりまえのように使われるようになっている。
小さい抵抗やコンデンサーには、そのサイズ故のメリットがあるのはわかっていても、
それ以前のアンプでのパ抵抗やコンデンサーの大きさを知っている者からすれば、
デメリットについても考える。

もちろんメリットとデメリットは、どちらか片方だけでなく、
サイズの大きな部品にもメリットとデメリットがあるわけだが、
昔から、抵抗は同じ品種であっても、ワット数の大きいほうが音はいい、といわれてきた。

1/4Wのの抵抗よりも1/2W、さらには1W、2W、5W……、というふうに音はよくなる、といわれていた。
富田嘉和氏はさらに大きな10W、20Wの抵抗を、アンプの入力抵抗に使うという実験をされていたはずだ。

ワット数が大きいほうが、なぜいいのか。
その理由ははっきりとしないが、ひとつには温度係数が挙げられていた。
音楽信号はつねに変動している。

1/4Wの抵抗で動作上問題がなくても、
大きな信号が加わった時、抵抗の内部はほんのわずかとはいえ温度が上昇する。
温度係数の、あまりよくない抵抗だと、その温度上昇によって抵抗値にわずかな変動が生じる。
それが音に悪影響を与えている可能性が考えられる──、
そういったことがいわれていた。

確かに抵抗であれば、ワット数が大きくなれば温度係数はよくなる。
この仮説が事実だとしたら、真空管のヒーターもそうなのかもしれない、と考えられる。

温度のわずかな変化、それによるヒーターの抵抗値のわずかな変動。
そこに定電圧電源から一定の電圧がかかっていれば、
ヒーターへの電流はわずかとはいえ変動することになる。

電流の変動はエミッションの不安定化へとつながる。
ならば安定化しなければならないのは電圧ではなく、電流なのかもしれない。

定電流点火によってヒーターのなんらかの変動が生じても、電流は一定である。
そのためヒーターにかかる電圧はわずかに変動する。

それでも重要なのはエミッションの安定であることがわかっていれば、
どちらなのかははっきりとしてくる。
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現代真空管アンプ考(その16)
http://audiosharing.com/blog/?p=27001


ヒーターはカソードを熱している。
カソードとヒーター間に十分な距離があれば問題は生じないのだろうが、
距離を離していてはカソードを十分に熱することはできない。

カソードとヒーターとは近い。
ということはそこに浮遊容量が無視できない問題として存在することになる。
ということは真空管アンプの回路図を厳密に描くのであれば、
カソードとヒーターを、極小容量のコンデンサーで結合することになる。

それでも真空管が一本(ヒーターが一つ)だけであれば、大きな問題とはならないかもしれないが、
実際には複数の真空管が使われているのだから、浮遊容量による結合は、
より複雑な問題となっているはず。

仮に定電圧点火であっても定電流点火であっても、
エミッションが完全に安定化していたとしても、この問題は無視できない。

そこに定電圧電源をもてくるか、定電流電源をもってくるかは、
それぞれの干渉という点からみれば、
低インピーダンスの定電圧電源による点火か、
高インピーダンスの定電流電源による点火か、
どちらが複数の真空管の相互干渉を抑えられるかといえば後者のはずだ。

念のためいっておくが、三端子レギュレーターの配線を変更して定電流点火は認めない。

私は真空管のヒーターは、きちんとした回路による定電流点火しかないと考える。
けれど、ここで交流点火について考える必要もある。

交流点火はエミッションの安定化、つまりヒーター温度の安定化という点では、
どう考えても直流点火よりも不利である。

けれど交流点火でなければならない、と主張する人は昔からいる。
ここでの交流点火は、ほとんどの場合、出力管は直熱三極管である。
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現代真空管アンプ考(その17)
http://audiosharing.com/blog/?p=27010

直熱三極管の交流点火ではハムバランサーが必ずつくといっていい。
この場合、電源トランスのヒーター用巻線の両端のどちらかが接地されることは、まずない。

傍熱管の場合でもハムバランサーがついているアンプもある。
マッキントッシュの場合は、モノーラル時代のモノ(つまりMC60までは)ハムバランサーがあり、
ステレオ時代になってからはヒーター用巻線の片側が接地されている。
MC3500ではハムバランサーが復活している。

同時代のマランツのパワーアンプは、というと、ヒーター用巻線にセンタータップがあり、
これが接地されている。ハムバランサーはない。

ハムバランサーがない場合でも、マッキントッシュとマランツとでは接地が違う。
正直いうと、この接地の仕方の違いによる音の変化を、同一アンプで比較試聴したことはない。

マランツの真空管アンプも聴いているし、マッキントッシュの真空管アンプも聴いているが、
これらのアンプの音の違いは交流点火における接地の仕方だけの違いではないことはいうまでもない。

なので憶断にすぎないのはわかっているが、交流点火の場合、
ヒーター用巻線にセンタータップがあり、ここを接地したほうが音はいいのではないのか。

交流点火が音がいい、という人がいる。
けれど理屈からは直流点火のほうがエミッションは安定化するように思える。
それでも──、である。

ということは交流点火で考えられるのは電流の向きが反転することであり、
この反転がヒーターの温度の安定化にどう作用しているのか。

交流点火になんらかの音質的なメリットがあるとしよう。
ならば交流点火でも、定電圧点火と定電流点火とが考えられる。
通常の交流点火ではヒーター用巻線からダイレクトに真空管のヒーターに配線するが、
あえてアンプを介在させる。小出力のアンプの出力をヒーターへと接続する。

そうすることで出力インピータンスを低くすることができ、
この場合は定電圧点火となるし、このアンプを電流出力とすれば、
交流の定電流点火とすることができる。
しかもアンプをアンバランスとするのか、バランスとするのかでも音は変ってこよう。
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現代真空管アンプ考(その18)
http://audiosharing.com/blog/?p=27012


ここまでやるのならば、ヒーター点火の周波数を50Hz、60Hzにこだわることもない。
もう少し高い周波数による交流点火も考えられる。
十倍の500Hz、600Hzあたりにするだけでも、そうとうに音は変ってくるはずだ。

そのうえで定電流でのバランス点火とする手もある。

つまりヒーター用電源を安定化するということは、
真空管のエミッションを安定化するということであり、
ヒーターにかかる電圧を安定化するということではない。

エミッションの安定化ということでは、重要なパラメーターは電圧ではなく電流なのだろう。
そうなると定電流点火を考えていくべきではないのか。

300Bだろうが、EL34、KT88だろうが、真空管全盛時代のモノがいい、といわれている。
確かに300Bをいくつか比較試聴したことがあって、刻印タイプの300の音に驚いた。

そういう球を大金を払って購入するのを否定はしないが、
そういう球に依存したアンプは、少なくとも現代真空管アンプとはいえない。

現代真空管アンプとは、現在製造されている真空管を使っても、
真空管全盛時代製造の真空管に近い音を出せる、ということがひとつある。
そのために必要なのは、エミッションの安定化であり、
それは出力管まで定電流点火をすることで、ある程度の解決は見込める。

もちろん、どんなに優れた点火方法であり、100%というわけではないし、
仮にそういう点火方法が実現できたとしても、
真空管を交換した場合の音の違いが完全になくなるわけではない。

それでも真空管のクォリティ(エミッションの安定)に、
あまり依存しないことは、これからの真空管アンプには不可欠なことと考える。
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現代真空管アンプ考(その19)
http://audiosharing.com/blog/?p=27014


定電流点火のやっかいなのは、作るのが面倒だという点だ。
回路図を描くのは、いまでは特に難しくはない。

けれど作るとなると、熱の問題をどうするのかを、まず考えなくてはならない。
それに市販の真空管アンプ用の電源トランスではなく、
ヒーター用に別個の電源トランスが必要となってくる。

もっとも真空管アンプの場合、高電圧・低電流と低電圧・高電流とを同居しているわけで、
それは電源トランスでも同じで、できることならトランスから分けたいところであるから、
ヒーター用電源トランスを用意することに、特に抵抗はないが、
定電流回路の熱の問題はやっかいなままだ。

きちんとした定電流点火ではなく、
単純にヒーター回路に抵抗を直列に挿入したら──、ということも考えたことがある。

たとえば6.3Vで1Aのヒーターだとすれば、ヒーターの抵抗は6.3Ωである。
この6.3Ωよりも十分に高いインピーダンスで点火すれはいいのだから、
もっとも安直な方法としては抵抗を直列にいれるという手がある。

昔、スピーカーとアンプとのあいだに、やはり直列に抵抗を挿入して、
ダンピングをコントロールするという手法があったが、これをもっと積極的にするわけで、
たとえば6.3Ωの十倍として63Ωの抵抗、さらには二十倍の126Ωの抵抗、
できれば最低でも百倍の630Ωくらいは挿入したいわけだが、
そうなると、抵抗による電圧低下(630Ωだと630Vになる)があり、
あまり高い抵抗を使うことは、発熱の問題を含めて現実的ではない。

結局、定電流点火のための回路を作ったほうが実現しやすい。
定電流の直流点火か交流点火なのか、どちらが音がいいのかはなんともいえない。

ただいえるのは定電流点火をするのであれば、ヒーター用トランスを用意することになる。
それはトランスの数が増えることであり、トランスが増えることによるデメリット、
トランス同士の干渉について考えていく必要が出てくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=27014


現代真空管アンプ考(その20)
http://audiosharing.com/blog/?p=27016


真空管パワーアンプは、どうしても重量的にアンバランスになりがちだ。
出力トランスがあるから、ともいえるのだが、
出力トランスをもたないOTLアンプでも、
カウンターポイントのSA4やフッターマンの復刻アンプでは、重量的アンバランスは大きかった。

電源トランスが一つとはいえ、真空管のOTLアンプではもう一つ重量物であるヒートシンクがないからだ。
SA4を持ち上げてみれば、すぐに感じられることだが、フロントパネル側がやたら重くて、
リアパネル側は軽すぎる、といいたくなるほどアンバランスな重量配分である。

重量的アンバランスが音に影響しなければ問題することはないが、
実際は想像以上に影響を与えている。

出力トランスをもつ真空管アンプでは、重量物であるトランスをどう配置するかで、
アンプ全体の重量配分はほぼ決る。

ステレオアンプの場合、出力トランスが二つ、電源トランスが一つは、最低限必要となる。
場合によってはチョークコイルが加わる。

マッキントッシュのMC275やMC240は、重量配分でみれば、そうとうにアンバランスである。
マランツのModel 8B、9もそうである。
ユニークなのはModel 2で、電源トランス、出力トランスをおさめた金属シャーシーに、
ゴム脚が四つついている。
この、いわゆるメインシャーシーに突き出す形で真空管ブロックのサブシャーシーがくっついている。

サブシャーシーの底にはゴム脚はない。いわゆる片持ちであり、
強度的には問題もあるといえる構造だが、重量的アンバランスはある程度抑えられている、ともいえる。

Model 5は奥に長いシャーシーに、トランス類と真空管などを取り付けてある。
メインシャーシー、サブシャーシーというわけではない。
このままではアンバランスを生じるわけだが、
Model 5ではゴム脚の取付位置に注目したい。

重量物が寄っている後方の二隅と、手前から1/3ほどの位置に前側のゴム脚がある。
四つのゴム脚にできるだけ均等に重量がかかるような配慮からなのだろう。

でもシャーシー手前側は片持ち的になってしまう。
http://audiosharing.com/blog/?p=27016


現代真空管アンプ考(その21)
http://audiosharing.com/blog/?p=27019

これまで市販された真空管パワーアンプを、
トランスの配置(重量配分)からみていくのもおもしろい。

ウエスギ・アンプのU·BROS3は、シャーシーのほぼ中央(やや後方にオフセットしているが)に、
出力トランス、電源トランス、出力トランスという順で配置している。
重量物三つをほぼ中央に置くことで、重量バランスはなかなかいい。

同じKT88のプッシュプルアンプのマイケルソン&オースチンのTVA1は、
シャーシーの両端にトランスを振り分けている。
片側に出力トランスを二つを、反対側に電源トランスとなっている。

電源トランスは一つだから、出力トランス側のほうに重量バランスは傾いているものの、
極端なアンバランスというほどではない。

ラックスのMQ60などは、後方の両端に出力トランスをふりわけ、前方中央に電源トランス。
完璧な重量バランスとはいえないものの、けっこう重量配分は配慮されている。

(その20)で、マッキントッシュのMC275、MC240はアンバランスだと書いたが、
MC3500はモノーラルで、しかも電源トランスが二つあるため、
内部を上から見ると、リアパネル左端に出力トランス、フロントパネル右端に電源トランスと、
対角線上に重量物の配置で、MC275、MC240ほどにはアンバランスではない。

現行製品のMC2301は、マッキントッシュのパワーアンプ中もっとも重量バランスが優れている。
シャーシー中央にトランスを置き、その両側に出力管(KT88)を四本ずつ(計八本)を配置。

出力は300W。MC3500の350Wよりも少ないものの、MC3500の現代版といえる内容であり、
コンストラクションははっきりと現代的である。
2008年のインターナショナルオーディオショウで初めてみかけた。
それから十年、ふしぎと話題にならないアンプである。
音を聴く機会もいまのところない。

インターナショナルオーディオショウでも、音が鳴っているところに出会していない。
いい音が鳴ってくれると思っているのに……。
http://audiosharing.com/blog/?p=27019


現代真空管アンプ考(その22)
http://audiosharing.com/blog/?p=27023


ここまで書いてきて、また横路に逸れそうなことを思っている。
現代真空管アンプとは、いわゆるリファレンス真空管アンプなのかもしれない、と。

ステレオサウンド 49号の特集は第一回STATE OF THE ART賞だった。
Lo-DのHS10000について、井上先生が書かれている。
     *
 スピーカーシステムには、スタジオモニターとかコンシュマーユースといったコンセプトに基づいた分類はあが、Lo-DのHS10000に見られるリファレンススピーカーシステムという広壮は、それ自体が極めてユニークなものであり、物理的な周波数特性、指向周波数特性、歪率などで、現在の水準をはるかに抜いた高次元の結果が得られない限り、その実現は至難というほかないだろう。
     *
こういう意味での、リファレンス真空管アンプを考えているのだろうか、と気づいた。
製品化することを前提とするものではなく開発されたオーディオ機器には、
トーレンスのReferenceがある。

ステレオサウンド 56号で、瀬川先生がそのへんのことを書かれている。
     *
「リファレンス」という名のとおり、最初これはトーレンス社が、社内での研究用として作りあげた。
アームの取付けかたなどに、製品として少々未消化な形をとっているのも、そのことの裏づけといえる。
 製品化を考慮していないから、費用も大きさも扱いやすさなども殆ど無視して、ただ、ベルトドライヴ・ターンテーブルの性能の限界を極めるため、そして、世界じゅうのアームを交換して研究するために、つまりただひたすら研究用、実験用としてのみ、を目的として作りあげた。
 でき上った時期が、たまたま、西独デュッセルドルフで毎年開催されるオーディオ・フェアの時期に重なっていた。おもしろいからひとつ、デモンストレーション用に展示してみようじゃないか、と誰からともなく言い出して出品した。むろん、この時点では売るつもりは全くなかった??、ざっと原価計算してみても、とうてい売れるような価格に収まるとも思えない。まあ冗談半分、ぐらい気持で展示してみたらしい。
 ところが、フェアの幕が開いたとたんに、猛反響がきた。世界各国のディーラーや、デュッセルドルフ・フェアを見にきた愛好家たちのあいだから、問合せや引合いが殺到したのだそうだ。あまりの反響の大きさに、これはもしかしたら、本気で製品化しても、ほどほどの採算ベースに乗るのではないだろうか、ということになったらしい。いわば瓢箪から駒のような形で、製品化することになってしまった……。レミ・トーレンス氏の説明は、ざっとこんなところであった。
     *
トーレンスのReferenceには、未消化なところがある。
扱いやすいプレーヤーでもない。
あくまでもトーレンスが自社の研究用として開発したプレーヤーをそのまま市販したのだから、
そのへんは仕方ない。

その後、いろいろいてメーカーからReferenceとつくオーディオ機器がいくつも登場した。
けれど、それらのほとんどは最初から市販目的の製品であって、
肝心のところが、トーレンスのReferenceとは大きく違う。

Lo-DのHS10000も、市販ということをどれだけ考えていたのだろうか。
W90.0×H180.0×D50.0cmという、かなり大きさのエンクロージュアにもかかわらず、
2π空間での使用を前提としている。

つまりさらに大きな平面バッフルに埋めこんで使用することで、本来の性能が保証される。
価格は1978年で、一本180万円だった。
しかもユニット構成は基本的には4ウェイ5スピーカーなのだが、
スーパートゥイーターをつけた5ウェイへの仕様変更も可能だった。

HS10000も、せひ聴きたかったスピーカーのひとつであったが、
こういう性格のスピーカーゆえに、販売店でもみかけたことがない。
いったいどれだけの数売れたのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=27023

現代真空管アンプ考(その23)
http://audiosharing.com/blog/?p=27053


トランスのことに話を戻そう。

重量物であるトランスをうまく配置して、重量バランスがとれたからといって、
トランスが複数個あることによる問題のすべてが解消するわけではない。

トランスは、まず振動している。
ケースにおさめられ、ケースとトランスの隙間をピッチなどが充填されていても、
トランスの振動を完全に抑えられるわけではない。

トランスはそれ自体が振動発生源である。
しかも真空管パワーアンプでは複数個ある。
それぞれのトランスが,それぞれの振動を発生している。

チョークコイルも、特にチョークインプット方式での使用ではさらに振動は大きく増す。
しかも真空管アンプなのだから、能動素子は振動の影響を受けやすい真空管である。

一般的な真空管アンプのように、一枚の金属板に出力トランス、電源トランス、チョークコイル、
そして真空管を取り付けていては、振動に関してはなんら対策が施されていないのと同じである。

トランスと金属板との間に緩衝材を挿むとか、
その他、真空管ソケットの取付方法に細かな配慮をしたところで、
根本的に振動の問題を解消できるわけではない。

もちろん、振動に関して完璧な対策があるわけではないことはわかっている。
それでも真空管アンプの場合、
トランスという振動発生源が大きいし多いから、
難しさはトランジスターアンプ以上ということになる。

30年ほど前、オルトフォンの昇圧トランスSTA6600に手を加えたことがある。
手を加えた、というより、STA6600に使われているトランスを取り出して、
別途ケースを用意して、つくりかえた。

その時感じたのは、トランスの周囲にはできるだけ金属を近づけたくない、だった。
STA6600のトランスはシールドケースに収められていた。
すでにトランスのすぐそばに金属があるわけだが、
それでも金属板に取り付けるのは、厚めのベークライトの板に取り付けるのとでは、
はっきりと音は違う。

金属(アルミ)とベークライトの固有音の違いがあるのもわかっているが、
それでも導体、非導体の違いは少なからずあるのではないのか。

そう感じたから、トランスの周りからは配線以外の金属は極力排除した。
ベークライトの板を固定する支柱もそうだし、ネジも金属製は使用しなかった。
http://audiosharing.com/blog/?p=27053


現代真空管アンプ考(番外)
http://audiosharing.com/blog/?p=27060


現代真空管アンプ考というタイトルをつけている。
「現代スピーカー考」という別項もある。

現代、現代的、現代風などという。
わかっているようでいて、いざ書き始めると、何をもって現代というのか、
遠くから眺めていると、現代とつくものとつかないものとの境界線が見えているのに、
もっとはっきり見ようとして近づいていくと、いかにその境界線が曖昧なのかを知ることになる。

1989年、ティム・バートン監督による「バットマン」が公開された。
バットマンは、アメリカのテレビドラマを小さかったころ見ていた。

バットマンというヒーローの造形が、こんなに恰好良くなるのか、とまず感じた。
バットモービルに関しても、そうだった。

「バットマン」はヒットした。
そのためなのかどうかはわからないが、
過去のヒーローが、映画で甦っている。

スーパーマン、スパイダーマン、アイアンマン、ハルク、ワンダーウーマンなどである。
スパイダーマンは日本で実写化されたテレビ版を見ている。
ハルクとワンダーウーマンのテレビ版は見ている。

スーパーマンの映画は、
1978年公開、クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマン」から観てきている。

これらヒーローの造形は、現代的と感じる。
特にワンダーウーマンの恰好良いこと。

ワンダーウーマンの設定からして、現代的と感じさせるのは大変だったはずだ。
けれど、古い時代の恰好でありながらも、見事に成功している。

日本のヒーローはどうかというと、
仮面ライダー、キカイダー、ガッチャマン、破裏拳ポリマーなどの映画での造形は、
アメリカのヒーローとの根本的な違いがあるように感じる。

較べるのが無理というもの、
予算が違いすぎるだろう、
そんなことを理由としていわれそうだが、
ヒーローものの実写映画において、肝心のヒーローの造形が恰好良くなくて、
何がヒーローものなのか、といいたくなる。

日本の、最近制作されたヒーローものの実写映画での造形は、
どこか根本的なところから間違っているように思う。

「現代」という言葉の解釈が、アメリカと日本の映画制作の現場では大きく違っているのか。
日米ヒーローの造形の、現代におけるありかたは、
「現代」ということがどういうことなのかを考えるきっかけを与えてくれている。
http://audiosharing.com/blog/?p=27060

現代真空管アンプ考(その24)
http://audiosharing.com/blog/?p=27321


オルトフォンのSTA6600のトランスを流用して自作したモノは、
うまくいった。
トランスの取り付け方だけが工夫を凝らしたところではなく、
他にもいろいろやっているのだが、その音は、
誰もが中身はSTA6600のトランスとは見抜けないほど、音は違っている。

もっといえば立派な音になっている。
自画自賛と受けとられようが、
この自作トランスの音を聴いた人は、その場で、売ってほしい、といってくれた。

その人のところには、ずっと高価な昇圧トランスがあった。
当時で、20万円を超えていたモノで、世評も高かった。

だから、その人も、その高価なトランスを買ったわけだが、
私の自作トランスの方がいい、とその人は言ってくれた。

そうだろうと思う。
トランス自体の性能は、高価なトランスの方が上であろう。
ただ、その製品としてのトランスは、トランス自体の扱いがわかっていないように見えた。

この製品だけがそうなのではなく、ほとんど大半の昇圧トランスが、そうである。
インターネットには、高価で貴重なトランスをシャーシーに取り付けて──、というのがある。

それらを見ると、なぜこんな配線にしてしまうのか。
その配線が間違っているわけではない。
ほとんどのトランスでやられている配線である。

それを疑いもせずにそのまま採用している。
私にいわせれば、そんな配線をやっているから、
トランス嫌いの人がよくいうところの、トランス臭い音がしてしまう。

取り付けにしても配線にしても、ほんのちょっとだけ疑問をもって、
一工夫することを積み重ねていけば、トランスの音は電子回路では味わえぬ何かを聴かせてくれる。

MC型カートリッジの昇圧トランスと、真空管パワーアンプの出力トランスとでは、
扱う信号のレベルが違うし、信号だけでなく、真空管へ供給する電圧もかかる。

そういう違いはあるけれど、どちらもトランスであることには変りはない。
ということは、トランスの扱い方は、自ずと決ってくるところが共通項として存在する。
http://audiosharing.com/blog/?p=27321

現代真空管アンプ考(その25)
http://audiosharing.com/blog/?p=27342

無線と実験、ラジオ技術には、毎号、真空管アンプの製作記事が載っている。
この二誌以外のオーディオ雑誌にも、真空管アンプの製作記事が載ることがある。

トランスにはシールドケースに収納されているタイプと、
コアが露出しているタイプとがある。

シールドケースに入っているタイプだとわかりにくいが、
コアが露出しているタイプを使っているアンプ、
それもステレオ仕様のアンプだと、出力トランスの取り付け方向を見てほしい。

きちんとわかって配置しているアンプ(記事)もあれば、
無頓着なアンプも意外と多い。

EIコアのトランスだと、漏洩磁束の量がコアの垂直方向、水平方向、
それに巻線側とでは、それぞれに違う。

そのことを忘れてしまっている製作例がある。

複数のトランスが、一つのシャーシー上にあれば、必ず干渉している。
その干渉をなくすには、トランス同士の距離を十二分にとるのがいちばん確実な方法だ。

けれどこんなやり方をすれば、アンプ自体のサイズがそうとうに大きくなるし、
それに見た目も間延してしまう。

それにトランス同士の距離が離れれば、内部配線も当然長くなる。
どんなワイヤーであってもインダクタンスをもつ。
そうであれば高域でのインピーダンスは必然的に上昇することになる。

配線の距離が長くなるほど、インピーダンスの上昇も大きくなるし、
長くなることのデメリットは、外部からの影響も受けやすくなる。

NFBを、出力トランスの二次側からかけている回路であれば、
NFBループ内のサイズ(面積)が広くなり、このことにも十分な配慮が必要となる。

配線の長さ、仕方によるサイズの変化については、以前書いているので、ここでは触れない。
http://audiosharing.com/blog/?p=27342

現代真空管アンプ考(その26)
http://audiosharing.com/blog/?p=27557


トランスの取り付け方、取り付け位置は注目したいポイントである。

カタログやウェブサイトなどでの製品の説明で、
良質で大容量の電源トランスを使用していることを謳っているものはけっこうある。

オーディオ雑誌の記事でも、製品の内部写真の説明でも、
電源トランスは……、という記述があったりする。

アンプにしても、CDプレーヤーにしても交流電源を直流にして、
その直流を信号に応じて変調させて出力をさせているわけだから、
電源のクォリティは、音のクォリティに直結しているわけで、
電源トランスは、その要ともいえる。

だからこそ良質で(高価な)トランスを採用するわけだが、
その取り付け方をみると、このメーカーは、ほんとうに細部までこだわっているのだろうか──、
そう思いたくなるメーカーが、けっこう多い。

ケースなしの電源トランス、
特にトロイダルコアの電源トランスをどう固定するか。

どんなに電源トランスのクォリティにこだわりました、と謳っていても、
こんな取り付け方しかしないのか、取り付け方を自分たちで工夫しないのか、考えないのか、
そういいたくなることがある。

安価な製品であれば、それでもかまわない、と思うけれど、
数十万円、百万円をこえる製品なのに、
電源トランスも大きく立派そうにみえるモノであっても、
取り付け方は標準的な方法そのままだ。

ここまで書けば、製品内部をきちんと見ている人ならば、
どういうことをいいたいのかわかってくれよう。

細部まで疎かにせず、とか、細部までこだわりぬいた、とか、
そういう謳い文句が並んでいても、電源トランスの取り付け方が、
そのこだわりがどの程度のものなのかを、はっきりと示している。
http://audiosharing.com/blog/?p=27557

現代真空管アンプ考(最大出力)
http://audiosharing.com/blog/?p=27653


マイケルソン&オースチンのTVA1は、KT88のプッシュプルで出力は70W+70Wだった。
TVA1に続いて登場したEL34プッシュプルのTVA10は、50W+50Wだった。

TVA1の70Wの出力は理解できた。
けれどTVA10の50Wという出力は、EL34のプッシュプルにしては大きい。
EL34のプッシュプルで、AB1級ならば出力は35W程度である。

TVA10に続いて登場したM200は、EL34の4パラレルプッシュプルで200Wの出力。
出力管の本数がTVA10の四倍に増え、出力も四倍になっている。

TVA1は何度か聴いている。
TVA10も一度か二度聴いているけど、M200は聴く機会がなかった。

TVA1とTVA10は、出力管が違うとはいえ、ずいぶん音が違うな、と感じたものだった。
TVA1の音には魅力を感じたが、TVA10には、まったくといっていいほど魅力を感じなかった。

M200までになると、印象は変ってくるかもしれないが、
TVA1とTVA10は、同じ人が設計しているとは思えなかった。

そのことがはっきりしたのは聴いてから数年経ったころで、
TVA10とM200の設計者はティム・デ・パラヴィチーニであることがわかった。

パラヴィチーニはラックスに在籍していたこともある。
コントロールアンプのC1000とパワーアンプのM6000は、彼の設計といわれているし、
管球式モノーラルパワーアンプのMB3045もそうである。

ならば、パラヴィチーニは、ラックス時代に上原晋氏と一緒に仕事をしていた可能性もある。

上原晋氏は、ラジオ技術の1958年8月号で、EL34のプッシュプルアンプを発表されている。
このアンプの出力は60Wと、一般的なEL34のプッシュプルよりもかなり大きい。

だからといって、EL34の定格ぎりぎりまで使っての、やや無理のある設計ではない。
記事の冒頭に、こう書かれている。
     *
このアンプでは、定格いっぱいの用法は敬遠し、できるだけ球に余裕を持たせ、とくにSgの損失を軽くすることによって寿命を延ばすようにしました。結果からいいますとSgの損失を定格の半分くらいに押えましたので、いちおうこの点での不安は解消しましたが、これでも球によってはグリッドのピッチの不揃いからか、2〜3本の線が焼けるものに当る時もありますが、この程度ならたいして実害はないようで、かなり長く使っていてなんともありませんから、まず大丈夫だと思っていいでしょう。
     *
パラヴィチーニは、この上原晋氏のEL34のプッシュプルアンプの動作点を参考にしての、
TVA10とM200の出力の実現なのかもしれない。
http://audiosharing.com/blog/?p=27653


現代真空管アンプ考(その27)
http://audiosharing.com/blog/?p=30130

真空管アンプではどうしても不可欠になってしまうトランス類、
これらをどう配置して、どう取り付けていくのかについて、
こまかく書いていこうとすると、どこまでも細かくなってしまうほど、
やっかいな問題といえる。

それに真空管アンプを自作される人ならば、
こうやって文章だけで伝えてもイメージされるだろうが、
自作されない方のなかには、なかなかイメージしにくいと思われている方もいるのではないか。

ここまで書きながら、もう少し具体的に、
もう少しイメージしやすいようにしたい、と考えていた。

なので、過去の真空管アンプで、
私が考える現代真空管アンプに近いモデルはあっただろうか、とふり返ってみた。

マランツの管球式アンプ?
マッキントッシュ?

いくつかのブランド名とモデル名が浮びはするが、
どれも違うな、と思う。

結局、QUADのIIが、意外にも、
私が考える現代真空管アンプに近いようにも感じている。

ここで考えている現代真空管アンプとは、
あくまでも自分の手でつくれる範囲において、である。

加工機械を駆使して、金属ブロックからシャーシーを削り出して──、
そういうことまでは、ここでのテーマではない。

もちろん理想の現代真空管アンプとは? ということは考えながらも、
個人でつくれる範囲に、どうもってくるのか。
それもテーマの一つである。

そういう視点で眺めてみると、
QUAD IIというモデルこそが、という想いが確固たるものになってくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=30130

現代真空管アンプ考(その28)
http://audiosharing.com/blog/?p=34357


現代真空管アンプをどうイメージしていくか。
こまかな回路構成について後述するつもりなのだが、NFBをどうするのか。

私は出力管が三極管ならばかけないという手もあると考えるが、
ビーム管、五極管ともなるとNFBをかけることを前提とする。

NFBはほとんどの場合、出力トランスの二次側巻線から初段の真空管へとかけられる。
信号経路とNFB経路とで、ひとつのループができる。
このループのサイズを、いかに小さく(狭く)していくかは、
NFBを安定にかける以上に、
真空管アンプ全盛時代とは比較にならないほどアンプを囲む環境の悪化の点でも、
非常に重要になってくる。

プッシュプルアンプならば、初段、位相反転回路、出力段、出力トランス、
これらをどう配置するかによって、ループの大きさは決ってくる。

信号経路をできるだけストレートにする。
初段、位相反転回路、出力段、出力トランスを直線状に並べる。
こうするとNFBループは長く(大きく)なってしまう。

初段、位相反転回路、出力段、出力トランス、
これらを弧を描くように配置していくのが、ループのサイズを考慮するうえでは不可欠だ。

QUAD IIのこれらのレイアウトを、写真などで確認してほしい。
しかもQUAD IIは、出力トランスと電源トランスを、シャーシーの両端に配置している。

やや細長いシャーシー上にこういう配置にすることで、
重量がどちらかに偏ることがない。

出力トランスと電源トランスの干渉を抑えるうえでも、
この二つの物理的な距離をとるのは望ましい。
http://audiosharing.com/blog/?p=34357

現代真空管アンプ考(その29)
http://audiosharing.com/blog/?p=34437


私がQUAD IIの詳細を知ったのは、
ステレオサウンド 43号(1977年夏号)掲載の「クラフツマンシップの粋」でだった。

QUADのアンプのことは知っていた。
トランジスターアンプの前に管球式のコントロールアンプの22、
パワーアンプのIIがあることだけは知ってはいたが、
具体的なことを知っていたわけではなかった。

記事は、井上先生、長島先生、山中先生による鼎談。
QUAD IIのところの見出しには「緻密でむだのないコンストラクション」とあった。

内容を読めば、そして写真をみれば、
この見出しは納得できる。

山中先生は
《とにかく、あらゆる意味でこのアンプは、個人的なことになりますけれども、一番しびれたんですよ。》
と発言されていた。

この時から、QUAD II、いいなぁ、と思うようになっていた。

43号から約二年後の52号。
巻頭に瀬川先生の「最新セパレートアンプの魅力をたずねて」がある。

そこで、こう書かれていた。
     *
迷いながらも選択はどんどんエスカレートして、結局、マランツのモデル7を買うことに決心してしまった。
 などと書くといとも容易に買ってしまったみたいだが、そんなことはない。当時の価格で十六万円弱、といえば、なにしろ大卒の初任給が三万円に達したかどうかという時代だから、まあ相当に思い切った買物だ。それで貯金の大半をはたいてしまうと、パワーアンプはマランツには手が出なくなって、QUADのII型(KT66PP)を買った。このことからもわたくしがプリアンプのほうに重きを置く人間であることがいえる。
     *
瀬川先生も、QUAD IIを使われていたのか──、
もちろん予算に余裕があったならばマランツの管球式パワーアンプを選択されていただろうが、
いまとは時代が違う。

マランツのModel 7とQUAD IIが、
瀬川先生にとって《初めて買うメーカー製のアンプ》である。

52号では、こんなことも書かれていた。
     *
 ずっと以前の本誌、たしか9号あたりであったか、読者の質問にこたえて、マッキントッシュとQUADについて、一方を百万語を費やして語り尽くそうという大河小説の手法に、他方をあるギリギリの枠の中で表現する短詩に例えて説明したことがあった。
     *
このころはQUAD IIを聴く機会はなかった。
意外にもQUAD IIを聴く機会は少なかった。

マランツやマッキントッシュの同時代の管球式アンプを聴く機会のほうがずっと多かった。
http://audiosharing.com/blog/?p=34437


現代真空管アンプ考(その30)
http://audiosharing.com/blog/?p=34452


QUADの22+IIの組合せを聴く機会には恵まれなかったけれど、
ステレオサウンドで働いていたから、QUADのトランジスター式のアンプをよく聴いた。

QUADのペアで聴くことも多かったし、
それぞれ単独で、他のメーカーのアンプとの組合せでも、何度も聴いている。

そうやってQUADのアンプの音のイメージが、私のなかでできあがっていった。
このことが、QUAD IIの真価をすぐには見抜けなかったことにつながっていったように、
いまとなっては思っている。

QUAD IIは22との組合せで、とある個人宅で聴いている。
他のアンプと比較試聴をしたわけではない。
あくまでも、その人の音を聴かせてもらうなかで、
アンプがQUADの22+IIであった、というわけだから、
その時の音の印象が、QUAD IIの音の印象となるわけではない。

それは十分承知していても、
私がQUAD IIを聴いたのは、このときとあと一回ぐらいだ。
どちらも22との組合せである。

22との組合せこそ、もっともQUADの音なのだが、
こうやってQUAD IIのことを書き始めると、QUAD II単体の音というのを、
無性に聴いてみたくなる。

おそらくなのだが、かなりいい音なのではないだろうか。
出力は公称で15Wである。
実際はもう少し出ているそうだが、
その出力の小ささとコンパクトにまとめられた構成、
そしてQUADのその後のアンプの音の印象から、
なんとなくスケール感は小さい、とどうしても思いがちだ。

実際に大きくはないだろう。
際立ったすごみのような音も出ないだろう。

それでも、フレキシビリティの高い音のような気がする。
このことはQUAD IIのアンプとしてのつくりとともに、
現代真空管アンプとしての重要な要素と考えている。
http://audiosharing.com/blog/?p=34452


現代真空管アンプ考(その31)
http://audiosharing.com/blog/?p=34496


QUAD IIと同時代の真空管アンプ、
たとえばマランツのModel 5と比較してみたい。

比較といっても、その音を聴いてどちらかが優れているとか、
こんな音の特徴もっているとかいないとか、そんなことではなく、
現代真空管アンプ、それもオーディオマニアが自作できる範囲でのあり方を、
二つのアンプを比較して考えていきたい、というものである。

マランツの管球式パワーアンプは、
Model 2、Model 5、model 8(B)、Model 9がある。
Model 8(B)だけがステレオ仕様で、あとはモノーラル仕様である。

QUAD IIもモノーラルである。
QUAD IIの発表は1953年。
Model 2は1956年、Model 5は1958年である。

QUAD IIの出力管はKT66で、マランツはEL34である。
出力はQUAD IIが15W、Model 2が40W(UL接続)、Model 5が30W。

外形寸法は、QUAD IIがW32.1×H16.2×D11.9cm、
Model 2はW38.1×H16.5×D24.1cm、Model 5はW15.2×H18.7×D38.7cmで、
QUAD IIと比較するならばMODEL 5である。

マランツのModel 2、Model 5は、シャーシー構造がいわゆる片持ちといえる。
底板にゴム脚が四つあるが、これらはトランスの重量を支えるためといえる場所にある。

Model 2はシャーシー上後方にトランス(重量物)をまとめている。
手前に真空管が立っているわけだが、
この部分はトランスを支えるシャーシーにネジで固定されたサブシャーシーとなっている。

そして、このサブシャーシーの下部にゴム脚はない。

Model 5はサブシャーシーという構造はとっていないが、
真空管が立っている箇所の下部にゴム脚はない。

Model 8(B)、Model 9はオーソドックスな位置にゴム脚がついている。
http://audiosharing.com/blog/?p=34496

56. 中川隆[-5612] koaQ7Jey 2021年4月17日 13:03:20 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[22] 報告
Date: 5月 26th, 2013
オーディオ機器の調整のこと(その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=10817


マランツの管球式パワーアンプには、出力管のバイアス調整用の半固定抵抗があり、
そのためのメーターもつけられている。
Model 2では出力管のバイアスだけでなく、ACバランス、DCバランスの調整用にメーターの切替スイッチがあり、
メーターのまわりに三つの半固定抵抗用のシャフトが配置されている。
スイッチを切り替え、メーターの針の振れを見ながら、
マイナスドライバーで半固定抵抗をまわしていく。

この設計方針を親切という人もいれば、
なまじメーターで簡単にバイアス、ACバランス、DCバランスが確認できるだけに、
神経質になってしまい、常に調整したくなる……。
だから、ないほうが精神衛生上はいい、とおもう人もいる。

マッキントッシュの管球式パワーアンプは、というと、
別格的存在のMC3500の除けば、MC30、MC60、MC225、MC240、MC275のどれにもメーターはついていない。
MC30とMC60はハムバランサーがついているが、それ以降のモデルはハムバランサーも省かれている。

出力管のバイアス調整もACバランス、DCバランスの調整機構もない。
マランツの管球式パワーアンプ同様、固定バイアスのプッシュプルという回路構成にも関わらず、
マッキントッシュのアンプ(MC3500を除く)には、ユーザーに調整させることを要求していない。

これはマッキントッシュ独自のユニティカップルド回路ということも関係しているが、
それだけではなく、マッキントッシュとマランツというふたつの会社の、
アンプという製品にたいする考え方の違いによるものが大きいといえよう。

だからといって、いわゆる「調整」が、
マッキントッシュの管球式パワーアンプではまったくいらないといえるわけではない。
http://audiosharing.com/blog/?p=10817

オーディオ機器の調整のこと(その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=10820


マランツの管球式パワーアンプで出力管(EL34)を交換したら、
ACバランス、DCバランスとともに出力管それぞれのバイアスの調整が必要となる。

マッキントッシュの管球式パワーアンプで出力管(MC275ならばKT88)を交換しても、
ACバランス、DCバランス、出力管のバイアスの調整は不必要である。
なのだが、私は五味先生の、この文章をおもいだす。
     *
 もちろん、真空管にも泣き所はある。寿命の短いことなどその筆頭だろうと思う。さらに悪いことに、一度、真空管を挿し替えればかならず音は変わるものだ。出力管の場合、とくにこの憾みは深い。どんなに、真空管を替えることで私は泣いてきたか。いま聴いているMC二七五にしても、茄子と私たちが呼んでいるあの真空管——KT88を新品と挿し替えるたびに音は変わっている。したがって、より満足な音を取戻すため——あるいは新しい魅力を引出すために——スペアの茄子を十六本、つぎつぎ挿し替えたことがあった。ヒアリング・テストの場合と同じで、ペアで挿し替えては数枚のレコードをかけなおし、試聴するわけになる。大変な手間である。愚妻など、しまいには呆れ果てて笑っているが、音の美はこういう手間と夥しい時間を私たちから奪うのだ。ついでに無駄も要求する。
 挿し替えてようやく気に入った四本を決定したとき、残る十二本の茄子は新品とはいえ、スペアとは名のみのもので二度と使う気にはならない。したがって納屋にほうり込んだままとなる。KT88、今一本、いくらするだろう。
 思えば、馬鹿にならない無駄遣いで、恐らくトランジスターならこういうことはない。挿し替えても別に音は変わらないじゃありませんか、などと愚妻はホザいていたが、変わらないのを誰よりも願っているのは当の私だ。
 だが違う。
 倍音のふくらみが違う。どうかすれば低音がまるで違う。少々神経過敏とは自分でも思いながら、そういう茄子をつぎつぎ挿し替えて耳を澄まし、オーディオの醍醐味とは、ついにこうした倍音の微妙な差異を聴き分ける瞬間にあるのではなかろうかと想い到った。数年前のことである。
     *
KT88を買ってきて差し替えれば、MC275は何の問題もなく動作する。
けれど音が、それまでとまったく同じかというと、そんなことはありえない。

音が変らなければ、五味先生だってKT88を必要な本数(四本)だけ購入すればすむ。
なのにその四倍の本数を買ってきて、差し替えては音を聴かれていたわけだ。

十六本のKT88の中から四本を選び音を聴くわけだが、
同じ四本でも、どのKT88をLチャンネルの上側にもってきて、どれをペアにするのか。
Rチャンネルの上側にはどれを選ぶのか。そしてペアにするのはどのKT88なのか。

十六本のKT88の組合せの数を計算してみたらいい。
その音を聴いて判断していく作業──、これも「調整」である。
http://audiosharing.com/blog/?p=10820

57. 中川隆[-5611] koaQ7Jey 2021年4月17日 13:36:49 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[25] 報告
Date: 10月 30th, 2012
オリジナルとは(続×十三・チャートウェルのLS3/5A)
http://audiosharing.com/blog/?p=8817


マランツのModel 7とマッキントッシュのC22、
真空管コントロールアンプの名器として語られ続けている、このふたつ。
どちらが優秀なアンプなのか、ということになると、どこに価値を置くかによって違ってくる。

すでに書いているようにModel 7は欲しい、という気持がある。
けれどC22に対しては、そういう気持は、まったくとはいわなけれど、ほとんどないに近い。

こう書くと、お前はModel 7の方を優秀とみているんだな、と思われるだろう。
優秀という言葉のもつニュアンスからいえば、Model 7が優秀だと思う。
けれど、どちらもアンプにしても聴くのは音楽である。
そうなると、必ずしもModel 7がすべての面でC22よりも「優秀」とは限らない。

ステレオサウンドが1970年代に出していた「世界のオーディオ」シリーズがある。
McINTOSH号も出ている。
この本の巻末に特別記事として「マッキントッシュ対マランツ」が載っている。
サブタイトルは、〈タイムトンネル〉もし20年前に「ステレオサウンド」誌があったら……、である。

McINTOSH号は1977年秋に出ているから、20年前となると1957年となる。
ステレオサウンドはまだ創刊されていない。
ステレオLP登場直前のころである。
Model 7もC22もまだ世に出ていない。

だから、この記事に登場するのは、マッキントッシュはC8SとMC30をそれぞれ2台ずつ、
マランツはModel 1を2台とステレオアダプターModel 6を組み合わせたものと
Model 2(当然こちらも2台) を用意して、
スピーカーシステムはJBLのハークネスに、プレーヤーはトーレンスのTD124にシュアーのダイネティック。

これらのシステムを、岡俊雄、菅野沖彦、瀬川冬樹、山中敬三、四氏が試聴されている。
http://audiosharing.com/blog/?p=8817

オリジナルとは(続×十四・チャートウェルのLS3/5A)
http://audiosharing.com/blog/?p=8827


C8SはC22ではないし、Model 1もModel 7ではないけれど、
C8SとModel 1の違い、C22とModel 7の違いは同じといっていい。

だから、この記事はマランツとマッキントッシュの性格の違いを表しているだけに、
いま読んでも興味深いところがいくつもある。

たとえば、いまの感覚からすると、
マランツModel 7の方がマッキントッシュC8Sよりも優秀で勝負にならないのでは? と思えるだろう。
同じことはC22とModel 7にもいえる。

けれど試聴の結果は、必ずしもそうはなっていない。
瀬川先生はこう発言されている。
     *
この二つのプリアンプを見比べただけで、これは勝負にならないで、恐らくマランツが断然良いに決まっていると思ったんです。ところが、鳴り出した音は全く逆で、マッキントッシュの方がはるかにいいんですね。
     *
菅野先生もほぼ同じことを発言されている。
     *
結果からいいますと、トータルで出てきた音はマッキントッシュの方がよかったように思うんです。ところが、ぼくの知性は、マランツの方がいいアンプだなということを聴き分けたんですよ。これは現在の新しい製品をテストしているときにも、しょっちゅうぶつかる問題なんですけど、単体で見たらすごくいいんだけれども、一つの系の中にほうり込んだ時に、果してどうかということになると、ほかの使用機器に関係なくいい音が出てこなければ、これが幾らいいものだといっても、ちょっと承服できないようなことがあるわけなんです。そういう感じをぼくはとても受けたんです。
     *
この試聴における「一つの系」は、すでに書いているように、
Model 1、C8Sと同年代にオーディオ機器である。
そしてこの試聴でかけられたレコードもまた、同じ時代のものばかりである。

そういう「一つの系」で、
ミケランジェリ、グラシス指揮フィルハーモニアによるラヴェルのピアノ協奏曲を鳴らしたとき、
マランツよりもマッキントッシュの音に、試聴に参加された四人はショックを受けられたのだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=8827

58. 中川隆[-5610] koaQ7Jey 2021年4月17日 13:39:48 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[27] 報告
オリジナルとは(続×十二・チャートウェルのLS3/5A)
http://audiosharing.com/blog/?p=8808


マランツのModel 7について語られるとき、しばしば同じ時代の、
マランツとともにアメリカを代表するアンプメーカーであるマッキントッシュのC22が引合いに出される。

Model 7とC22、どちらも真空管時代の、もっとも著名なコントロールアンプであり、
オーディオ的音色の点から語るならば、対極にあるコントロールアンプともいえる。

C22の音について語られるとき、
その多くが、C22のもつ、いわゆるマッキントッシュ・トーンともいえる音色について、である。
その音色こそが、オーディオ的音色であって、
それこそがC22の魅力にもなっているし、C22の魅力を語ることにもなる。

Model 7は、というと、昔からいわれているように、
C22のようなオーディオ的音色の魅力は、ほとんどない、ともいえる。
だからModel 7の音は中葉とも表現されてきたし、
Model 7の音を表現するのは難しい、ともいわれてきている。

それはC22のようなオーディオ的音色が、そうとうに稀薄だから、である。

もちろんModel 7にも固有の音色がまったくないわけではない。
ただ、それはひじょうに言葉にしにくい性質ということもある。
Model 7は、そういうコントロールアンプである。

だから、私はModel 7に関しては、
Black BeautyではなくTRW(現ASC)のコンデンサーに交換したい、と思うわけだ。

それではC22だったら、どうするか、というと、正直迷う。
C22にもBlack Beautyが使われている。
当然、それらBlack Beautyはダメになっているわけだから交換が必要になる。
Model 7と同じようにASCのコンデンサーにするのか、となると、
良質のBlack Beautyが手に入るのならば、それにするかもしれない……。

購入する予定もないのに、そんなことを考える。
Model 7にはASCのコンデンサー、C22にはBlack Beautyとするのは、
何をModel 7のオリジナルとして捉えているのか、何をC22のオリジナルとして捉えているのか、
そこに私のなかでは違いがはっきりとあるからだ。

http://audiosharing.com/blog/?p=8808

59. 中川隆[-15790] koaQ7Jey 2021年10月27日 09:52:40 : eEARBDN36k : RkJva044UDQwMTI=[14] 報告
Date: 10月 26th, 2021
色づけ(colorationとcolorization・その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=35819

このことも思い出す。
私だけでなく、あのころ瀬川先生の文章に魅了され、
何度もくり返し読んだ人ならば、きっと思い出すはずだ。

1981年夏、ステレオサウンド別冊セパレートアンプのムックの巻頭、
「いま、いい音のアンプがほしい」で、
アルテックの604EをマッキントッシュのMC275で鳴らした時のことを書かれている。
     *
 しかしその試聴で、もうひとつの魅力ある製品を発見したというのが、これも前述したマッキントッシュのC22とMC275の組合せで、アルテックの604Eを鳴らした音であった。ことに、テストの終った初夏のすがすがしいある日の午後に聴いた、エリカ・ケートの歌うモーツァルトの歌曲 Abendempfindung(夕暮の情緒)の、滑らかに澄んで、ふっくらとやわらかなあの美しい歌声は、いまでも耳の底に焼きついているほどで、この一曲のためにこのアンプを欲しい、とさえ、思ったものだ。
     *
この時の604Eがおさめられていた箱は、銀箱である。
マッキントッシュのC22とMC275と同時代のアンプ、
マランツのModel 7とModel 9、それからJBLのSG520とSE400Sで、このときの音は出なかっただろう。

《滑らかに澄んで、ふっくらとやわらかなあの美しい》エリカ・ケートの歌声、
それにモーツァルトの歌曲 Abendempfindung(夕暮の情緒)、
これ以上のカップリングはないように、いまも思う。

そして、この時の音も、アルテックとマッキントッシュによるカラリゼイションである。
http://audiosharing.com/blog/?p=35819

史上最高のモニタースピーカー アルテック 612A(銀箱)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1072.html

60. 2022年1月12日 06:24:05 : XfqJ2Ny5s6 : UGwwMDh5Wi9OQ0U=[4] 報告
Date: 1月 11th, 2022
マークレビンソンのML50が、つい最近発表になったばかりだから、
ついML50だけを取り上げてしまったけれど、
ML50だけではない、自らのブランドのパチモンを出してくるのは。

ここ数年のマッキントッシュの一部のモデルは、
マッキントッシュのパチモンとしか思えないかっこうをしている。

「マークレビンソンがマークレビンソンでなくなるとき」よりも早く、
「マッキントッシュがマッキントッシュでなくなるとき」がおとずれていた。

ただ、こちらも、現行のラインナップのすべてがパチモン的なわけではない。
マッキントッシュらしいアンプもある。
けれど、パチモン的新製品が、あまりにもパチモン的すぎる。

今回のマークレビンソンのML50が、いまのところ、これ一機種だけである。
ML50があっさり限定台数が売り切れてしまったりしたら、
この路線が今後続いていくことだって考えられる。

でも、いまのところML50だけである。

マッキントッシュは、もうそうではなくなっている。
一つ一つ機種名をあげたりは、もうしない。
別項で、これまで書いてきているからだ。

こういうパチモン的新製品を見るのは、つらい。
特に、昔憧れていたブランドの製品だと、よけいにそうである。

オーディオ・ブランドも、いまや投資対象であり、
一つのブランドがある会社が買収し、また別の会社に買収され──、
そんなことがけっこう続いている。

買収されることが、すべて悪とは考えていないけれど、
時にはそう口走りたくなることがある。

http://audiosharing.com/blog/

61. 2022年4月08日 09:20:58 : BeTlP1Q36k : L29UL0EzTFFXVkE=[1] 報告


150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/19(土) 14:59:00.53 ID:++IIwEbv

オーディオメーカーにいたんだが、他社製品検討用にマッキントッシュの真空管アンプが置いてあった。 当時の上司曰く、

「あれはねぇ、真空管の明かりとマッキントッシュのバッジを眺めながら聴くと良い気分に浸れるもので、決して良い音で楽しむ物ではないよ。」

とマジ顔で言っていた。 なるほどと思った。ww
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1320752347/

62. 2022年6月03日 18:01:07 : It5O1rBpis : WGpWSlFTMXd1SHc=[3] 報告
マッキントッシュC22 レプリカ を聴く
2019年06月29日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f677bc2d5ddebbc11b3f26f9dd6c3f9c


昨日午後はご近所の常連さんから「マッキントッシュのC22レプリカ」の修理後の不具合があるので聴いて欲しいとの事で、本体を持ってこられました。

不具合の内容はどうも「CDラインのLchのみがルーズコンタクト症状」の様だ。不具合がLchから音が出ない時があるとの事で、修理屋さんに確認したら「48時間鳴らして異常なし」との回答らしい。それでも異常が出ている。


私の所で1週間ほど使ってみて、他の入力も試して不具合が出ないか確認してみることにした。

サウンドは「管球式」らしからぬ音の厚みが感じられない。Tr型プリアンプを聴いているように錯覚する。常連さんは、当方作成の「管球プリ2号」をお使いなので、一聴しただけでこちらのC22レプリカがお払い箱になりました。ど素人でもわかる音質の違いがあります。

今回「管球プリ1号」でトラブル発生したので、「管球プリ2号」を手放したのを後悔した。管球プリ2号は1号の予備用にストックしていたが、1号のトラブルを予測できなかったので昨年手放してしまった。それも破格のお値段で・・・。

管球プリ1号とC3プリの修理が完了した様なので、午後から受け取りに西原村の旧オーディオ道場に取りに行きます。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f677bc2d5ddebbc11b3f26f9dd6c3f9c

63. 2022年6月03日 18:04:24 : It5O1rBpis : WGpWSlFTMXd1SHc=[4] 報告
マッキントッシュMX-110が懐かしい
2020年01月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e78795985d7bd53a74184015420abbcb?fm=entry_awp


マッキントッシュの名器と云えば、C22+MC275であろう。しかし、古いハイエンドマニアではC22の上を行く幻のプリアンプが有ると云う話を20歳頃耳にした事が有った。あれから30数年して実際に当該品を入手してサウンドを確認した。

C22が販売されていた頃、MX-110も併売されていた。MX-110はチューナー付きプリアンプのカテゴリーになる。価格的にはC22より高価格であった。その為、幻のプリアンプと云われていたらしい。

もう鳴らしていたのは15年程前になる。組み合わせたパワーアンプはムラードEL34ppモノラルアンプ×2台。

繋いでいたSPはタンノイのレクタンギュラーヨーク(HPD385入り)だった。この組み合わせで聴くブラームスやシューマン、メンデルスゾーン等のロマン派の交響曲が心地よく聴けた。

レクタンギュラーヨークはやはり「クラシック音楽」に合う。交響曲にホールトーンが重なってなかなかの響きがした。普通に音楽を楽しむには十分すぎる組み合わせであった。ただ個人的に「リアルさ」を持てめていたのでトレンドが違った。タンノイで音楽を楽しむ方が散在しなくって良かったかもしれない。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e78795985d7bd53a74184015420abbcb?fm=entry_awp

64. 2022年8月12日 11:11:46 : d4rjFCfhOo : RHMxUUxza3dzT3c=[1] 報告
Date: 8月 11th, 2022
真空管アンプの存在(と取り巻いていること・その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=37851

古くからのオーディオマニアの友人と話していて、
マッキントッシュの真空管パワーアンプでどれを選ぶ、という話題になったことがある。

彼はMC275も好きだけど、MC240も捨て難い、という。
その気持はわかるけど、私は、いま買うのであればMC275、と言った。

MC275とMC240、どちらがアンプとして優れているとか、
音が好みに合うとか合わないとか、そういうことではなく、
出力管の安定供給ということで、 MC275を私は、いまならば選択する。

MC275はKT88、MC240は6L6GCである。
真空管全盛時代に製造されたKT88、6L6GCを十分なストックしているという人ならば、
MC275、MC240、好きな方を選べるけれど、
どちらの出力管に関してもまったくストックしていない人ならば、
いまならばKT88のほうが、良質なモノが入手しやすい、というのが、
私がいまならばMC275を選ぶ、という理由だ。

いま流通しているKT88のすべてが良質とはいわないけれど、
PSVANEのKT88は信用できると感じている。

いまのところPSVANEのラインナップに6L6GCはない。
http://audiosharing.com/blog/?p=37851

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