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音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html
投稿者 中川隆 日時 2018 年 7 月 03 日 15:59:07: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 13 日 09:20:55)


音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか


2010年6月14日 「オーディオの科学」をちょっと読んでみました
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html


”ケーブルを替えても音は変わらない”とおっしゃる方々が良く引用されている資料に、

「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm

と題されたURLがあります。

この解析をされている方は、自己紹介から判断すると金属材料を専門にされていらっしゃる学者さんであるようです。

 私は金属材料の専門家では有りませんので、”スピーカーケーブル”や”分布定数回路論”のケーブル関連の解説を読ませていただきました。

一読したところでは間違えだらけです。
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html


▲△▽▼

悪名高いデマサイト 元京都大学工学部教授 志賀正幸の「オーディオの科学」 
インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm

オーディオに使われるケーブル類としては、CDプレーヤー(CDP)とアンプを結ぶインター・コネクト・ケーブル、CDトランスポートとDACをつなぐディジタルケーブル等があり、このページではこれらについての伝送特性を解析する。

さらに、バランスケーブルの是非、ターミナルの接触抵抗、各種メッキ材の特徴、ハンダの音?、ジッターの影響などについて述べる。


インター・コネクトケーブル(ピンケーブル)

 インター・コネクトケーブルとしてよく使われるのはCDプレーヤーとアンプ間、プリアンプとメインアンプ間の接続に使われるもので、いずれの場合も送り側が低インピーダンス出力、受け側が高インピーダンス入力で使われる。

伝送される電圧は1V程度の比較的ハイレベル信号である。

スピーカーケーブルの場合はパワーアンプ(半導体アンプの場合)の出力インピーダンスは1オーム以下、スピーカーのインピーダンスは数オームといずれも2桁ないし3桁異なる。従って、伝送特性を解析する時はこのインピーダンスの違いを考慮しなければばならない。


アンプの入力インピーダンス

アンプ(プリ、メイン)の入力インピダンスは普通表示されており、10kΩ以上あるのが普通である。手持ちのプリメインアンプの入力インピーダンスはプリ部メイン部とも20kΩである。


CDP・プリアンプの出力インピーダンス

こちらの方は、特性表に明示していない場合が多い。手持ちのアンプは、プリアンプ部の出力インピーダンスが50Ωと書いてある。CDPについては不明である。

出力インピーダンスは負荷抵抗による電圧降下を測定することにより推定可能だが、ネット上にはこうして求めたデータを見出すことが出来る。例えば、

http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm#mark007(リンク切れ 下のアーカイブサイト参照)
http://web.archive.org/web/20070220053130/http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audio001.htm

この結果を見ると、低価格の普及型製品だと 1000Ω近いのも散見されるが、中高級品だとほぼ100Ω以下に抑えられているようである。


ケーブルの等価回路

左図は、ケーブルの等価回路である。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport

ここで、

R1 :CDP(またはプリアンプ)の出力インピーダンス
R2: ケーブルの直流抵抗、
L:ケーブルの自己インダクタンス
C: ケーブルの線間容量
R3:アンプの入力インピーダンス

を表す。


同軸シールド線の諸特性

普通、コネクトケーブルは中心に多芯信号線、周りに網状シールド線を持つ構造をしている。

簡単のため中心線を径 a = 0.5mm の単線、シールド線を径 w = 3mm パイプとして直流抵抗、インダクタンス、線間容量を求める。

それぞれに対するケーブル1m当りの理論値は、

  R2 = ρ/S ρ:比抵抗=1.72*10^(-7) Ωm S:断面積

  L = 0.46*log(w/a) μH

  C = 24.1*ε/log(w/a) pF  ε:絶縁体の誘電率 (以下の計算では ε=2 とする)

で与えられ、上記の寸法を当てはめると、R2 = 0.1×2Ω(網線も同じ抵抗値として計算)、 L=0.36 μH/m、 C =62 pF/m  となる。
なお、いわゆる特性インピーダンス Z0 = sqrt(L/C) は 75Ω となる。

ピンケーブルではこれらのデータが記載されている製品は少ないが散見されるデータではこの程度の値を示している。 


個々の素子のインピーダンス

上図の等価回路から、原理的には伝送特性を求めることは出来るが、面倒なのでどの素子が伝送特性に大きく効くのかを見積もるため個々の素子のインピーダンスを、可聴域よりはるかに高い 100kHz の交流について求めてみる。

まず、ケーブルの直流抵抗 R2 は1Ω以下なのでCDPの出力インピーダンス R1 より十分小さく無視できる。 自己インダクタンスによるインピーダンスは ZL = 2πf・L より 0.23Ω/m となり同様に R1 に比べ無視してよい。静電容量のインピーダンスは ZC = 1/(2πf・C) より、 25kΩ/m となり、入力インピーダンス R3 とほぼ同じ大きさとなる。

注:ケーブルのインダクタンス

インダクタンスは普通コイルの記号で表すが、ケーブルにはコイルがついているわけではない。ではどうしてインダクタンスがあるのか? この問いに答えるには、インダクタンスが生じる源因を知っておく必要がある。

インダクタンスは誘導係数ともいわれ、電流により発生する磁場がそれ自身の回路に誘起する起電力(逆起電力)が原因である。

誘導起電力は磁場(その原因となる電流)の時間変化が大きいほど大きくなるので周波数が高いほどその効果が顕著になり、インピーダンスの増加を招き、高音減衰の原因となる。 

その大きさは、ケーブルの構造によって決まり、同軸ケーブルでは発生する磁場は芯線と外皮の間に閉じ込められるのでインダクタンスは平行線より小さい。

また、同軸ケーブルや平行線をコイル状に巻いても、各々の線を流れる電流が互いに逆なの発生する磁場はキャンセルし外部には及ばない。
つまり、ケーブルをとぐろ巻にしてもインダクタンスを生じない。問題なしというわけである。


集中定数回路近似による伝送特性

上に述べたように、コネクトケーブルの伝送特性を調べる場合、CDPの出力インピーダンス R1、線間容量 C 、アンプの入力インピーダンス R3 だけを問題にすればよい。

このうち、R3 は純抵抗性と考えてよいので減衰の周波数依存性には直接には寄与しないので、結局、R1 とC が作る、いわゆる R-C 回路の伝送特性を調べればよいことになる。

本文のスピーカーケーブルの例に倣って、上に示したモデルケーブルについての計算結果を表示する。

ここで、CDP(又はプリアンプ)の出力インピーダンス(R1)は廉価品の1000Ωとし、ケーブル長は2mとした。これを、中高級品の100オームとすれば 1MHz でも位相回転、信号減衰ともほとんど無くなる(0.7度、-0.02dB)


http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm#transport


ということで、コネクトケーブルのインダクタンスや線間容量による高域の減衰は、とても人間の聴覚が検知できるようなレベルではないことがわかる。


その他の原因

表皮効果:スピーカーケーブルのところで述べたとおり、表皮効果により銅線の抵抗値は100kHz 位になると2倍程度増加する。しかし、この場合は、抵抗値自身がR1 に比べ小さく、負荷抵抗も大きく、さらに影響は小さい。

振動の影響: 比較的大電流の流れるスピーカーケーブルでも振動の影響は無視できることを示したが、ほとんど電流の流れないコネクトケーブルではなおさらである。また、スピーカー自身の作る振動(音)やその他の外部振動も、行き返りの線が同じモードで振動する場合は仮に磁場が存在しても起電力を生じないし、線間間隔の変わるような振動モードもスピーカーケーブルの解析から類推するととても検知できるような電圧を発生するとは考えられない。

雑音の影響: コネクトケーブルで一番問題となるのはノイズに対するシールド効果である。もともと、シールド線というのはマイクやアナログピックアップなどmV オーダーの微弱電圧を扱う信号線に外来ノイズが混入することを防止するために開発されたものである。シールド効果としては、外被網線が密なほどいいわけであるが、そもそも、CDPやプリアンプの出力は1V オーダーのハイレベル信号で外来ノイズは普通はそれほど心配することはない。しかし、これも電源ケーブルと同じく、例えば放送局の近くや、その他強い電波源が近くにある場合も考えるので一概には言えないだろう。


ところで、皆さんの装置のノイズ事情はどうでしょう? CDPを停止状態にしておき、トウィターに耳を近づけボリュームを上げると(或いは絞った状態でも)大なり小なり何らかのノイズが聴こえませんか? 

私の装置(買ってから5年経つアンプ)の場合ボリュームがいつも聴いている位置近くおよび80%(いわゆる3時の位置)近くでかすかながら聴こえるホワイトノイズが最大となる。

つまり、ノイズの最大原因はボリュームにあることがわかる。

もし、あなたの装置でもノイズが聴き取れたら(全く聴き取れなかったらノイズの問題は無いのでケーブルについても心配する必要は無いわけである)少し長めの安物ピンケーブル(ホームセンターで売っているミニコンポ用の安価品など。ただし、新品でないと後述の接点の問題があるので不可)を買ってきて現用のケーブルに替えて見てください。

もし、変化(ノイズの増加)があるなら、ケーブルがノイズを拾っている可能性があります。この時は、シールドの確かなケーブルを使用すると効果があるかもしれないが、それよりノイズ源を突き止めそれに対処する方が先決であろう。


注 バランスケーブルの効用

バランスケーブルというのは、シールド用の網線の中に2本または3本(内1本はアースレベル伝達用に使う)の芯線を持つケーブルで、マイクを引き回して使用するときに必要とされるものである。

つまり微弱な電圧信号を外来のノイズからより効果的に守る働きをする。

その理由は、外来の誘導性ノイズは行き返りの線にほぼ同じレベルで発生する(コモンモードノイズ)が両者は同位相で変化するので互いにキャンセルし回路に流れるノイズ電流(ノーマルモードノイズ)にはならない。

しかし、普通のシールド線だと芯線と外皮の直流抵抗の違いなどから完全には打ち消されず大きなコモンモードノイズの一部がノーマルモードノイズに転化し結局雑音を拾うことになる。

しかし、バランスケーブルだと誘導性ノイズを大地アースされた外皮網線で防ぎ、さらに侵入する電磁波は2本の信号線を完全に等しくすることによりノーマルモードノイズに転化することを防ぐ。

このように、微弱信号を取り扱う時には大変有効であるが、コネクトケーブルとして使うときはどうだろうか?

実はプリアンプは普通アンバランス回路なのでバランス入力をアンバランス入力につなぐ時、トランスかオペアンプなどの回路素子を途中に挟む必要がある。いわば余分な夾雑物を間に挟むことになり音質劣化の原因となりかねない。

どちらを取るか? 
結論的にはCDP−プリアンプ間を結ぶのにバランスケーブルは必要ない。


ターミナルの接触

スピーカーケーブルの場合ケーブルの接続は普通ネジを締めで行なう。

従って、時々締め直しをし、錆など生じていないかを確かめておけば接触抵抗値が大きく増加するといったことはまず心配する必要はない。

一方、いわゆるピン型端子の場合はどうだろう。
この場合はネジ締めでなく、金属のバネ力で接触を保っているだけなので、永年使用しているうちに、あるいは取り扱いの誤りにより変形し、バネ力が緩んで接触不良を起こしている心配がある。

特に、機器側のメス端子の内部などは簡単に調べられないので思わぬ接触不良を起こしている可能性があるので注意が必要である。また、しばらく使用していなかった機器側端子の接点が錆びている可能性もある。

対策としてはピンターミナルはなるべく丈夫そうで、かつ金メッキ注1を施してあるものを選ぶことがくらいであろうか。

トラブルが起こっている(例えば、ケーブルをゆすったりピンを手で押し付けてみた時ノイズが発生するなど)場合はケースバイケースなので一概にはいえない。

ターミナルの接触不良による音の変化は自分でも経験があり、また物理測定の経験からもコネクターの接触不良はしばしば経験しておりノイズの原因となる。

またケーブルとコネクター間の半田付け注2、圧着不良が原因になることもあるので注意する必要がる。


なお、接触不良が音質に及ぼす影響は直流抵抗の増加だけでなく、むしろ抵抗値の不安定性によるノイズの発生である。

アンプのボリューム起因のノイズは可変抵抗器の可動片と固定片間の接触不良から起こるものであり、全抵抗値に対して平均接触抵抗値が小さくてもそれが時間的に揺らぐことによりノイズが発生し音質劣化の原因となる。


注1 端子のメッキ材

ピン端子は普通錆び防止の為メッキが施してあるが、普及品ではニッケルメッキ、最近のオーディオ用標準品は金メッキが施してある。

一部高級品にロジウムメッキを施したことをうたい文句にしているものがあるが、実はピンケーブルにロジウムメッキを施すのは高くつくだけでメリットはない。

ロジウムメッキは確かに高級接点用のメッキ材であるがその特徴は硬度が高くかつ高温に強いことである。そのため、頻繁にオン・オフを繰り返しかつスパーク放電が生じるようなリレー接点用として最適である。しかし、硬度が高いことは接触面積の点で柔らかい金メッキに劣り、ピンケーブル用の端子のようにあまり抜き差ししない、かつ温度が上がる心配のないところで使うには金メッキの方が適している。

ニッケルメッキでも問題ないが、少し錆びやすく、接触抵抗も大きいので、それほど高いわけでもないので金メッキ品を使うことをお奨めする。

なお、金は錆びることはないが、油汚れ等がついていると接触抵抗が増えるので、有機溶媒(アルコール類等)で良くふき取ればよい。また、機械的強度が弱いのでメッキがはげ易いので注意が必要である。決してサンドペーパーやコンパウンドなどで磨いてはならない。


注2 ハンダの音?

端子に限らず電流がハンダ部を通る時に音が悪くなるという話を聞く。
結論的にはこれは全く根拠のない迷信である。 

普通のハンダは鉛と錫の合金であり確かに比抵抗値は銅に比べ10倍ほど大きい(〜150nΩm)。さらに、鉛と錫が主成分となると悪いイメージを与えるのもわからぬわけではない。

しかし、比抵抗値が高くとも、ハンダ部の長さはごく短く面積は比較的大きい。
下手なハンダ付けで、ハンダ層が厚さ 0.5mm 面積10mm2 とした場合でもハンダ部の抵抗値は10μΩ程度で接触抵抗値の100分の1くらいである。

ケーブルについての迷信のページ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/meisin.htm

で述べたように、可聴周波数帯では材料が影響するのは直流抵抗値のみであり、周波数特性、位相特性などには一切影響しない。

さらに、接触抵抗のように変動がないのでノイズの発生源にもならない。

ただし、半田鏝が過熱して銅表面に酸化物不動態が生じうまく半田が乗っていないとき(界面が合金化していない場合)は機械的にはつながっていても電気的には大きな抵抗値を示すことがあるので注意が必要である。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm


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悪名高いデマサイト 元京都大学工学部教授 志賀正幸の「オーディオの科学」
スピーカーケーブル   
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Cable


表2 A社製スピーカーケーブルの価格と特性


スピーカーケーブルによって音が変わるということがよくいわれ、雑誌などで話題になっています。

結論を先にいえば、1m千円以下で手に入る太めのスピーカーケーブルを使っておけば充分で、それ以上この部分に投資する必要はありません。こんなところにお金を使うのがいかに無駄なことかを示すためその物理的側面を論じます。

参考のため、表2に代表的なメーカーのいろいろなレベルのスピーカーケーブルの価格と特性をあげておきます。

手短に要点だけ知りたい場合はここへジャンプしてください。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#sumary


逆に、詳しい電磁気学的解析が知りたい人はケーブルの電磁気学をご覧下さい。

また、日本音響家協会の機関誌 SOUND A&T の"電気音響はケーブルで音が変わる?"というタイトルの特集号(No.88)に投稿した「オーディオケーブルを科学する」という記事も参考にして下さい。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Cable

そこでは、ピンケーブルを含めたオーディオケーブルについて電磁気学、材料科学、心理学の視点からケーブルの特性を総合的に論じています。


スピーカーケーブルが音質(正確にいうと信号伝達特性)に及ぼすと思われる要因は

(1) 直流抵抗値 
(2) 表皮効果 
(3) 静電容量 
(4) 自己インダクタンス
(5) 自己振動によるロス 
(6) その他、渦電流損失


などが考えられます。以下に各々の要因について半定量的な説明を加えておきます。

なお、量的な見積もりは、最も安価なケーブルAについて、長さを4m(往復8m)、負荷のスピーカーのインピーダンス(直流抵抗値)は8Ω(一定)、パワーアンプの内部抵抗(出力インピーダンス)は0.8Ω(DF=10)として計算しています。

以下の解析は最も安価なケーブルAを例として計算しています。

これは、直径1mm、線間間隔4mm程度の並行2芯線に相当する特性値です。
なお、表には書いてないですがこの場合の自己インダクタンスは約1μH/m となります。 


(1) 直流抵抗: 導線の電気抵抗は R=ρ×l/S で与えられます。
ここで、l は線の長さ、S は断面積、ρは抵抗率(単位長さ,単位断面積当りの抵抗値)で材料により決まる量です。

電気抵抗の原因は 

(i) 結晶格子の熱振動 (ii) 不純物 (iii) 格子欠陥(結晶粒界、格子歪など)

などです。ケーブルの宣伝文句などでは、(ii)と(iii)のみが論じられていますが、実は室温での電気抵抗の原因は殆ど(i)で、 99.999%程度の純度の銅線だと (ii) と(iii)の寄与は(i)の100分の1以下です。

つまり、安価なOFC材を高価な7N材に変えても温度が1,2度下がった程度の効果しかありません。

ところで、表2 を見ると1m当りの抵抗値は材料で決まっているわけでないことがわかります。すなわち、上式で l =1m なので、抵抗値を決めているのは 導線の断面積で決まっています。

要するに線の太さが太いほど抵抗が小さくなるわけです。

もちろん実際のケーブルは多芯構造なので素線の断面積の総和が S
表2の例では比較的安価なBが最小値となっています。

なお、抵抗の原因によって音が違うなどと言う人もいますがそんなことはありえないことです。


スピーカーケーブルの直流抵抗が音に及ぼす効果は2つ考えられます。すなわち、

(i)単純なジュール熱による損失
(ii)上記スピーカーの項で述べた電磁制動力の低下

です。

(i) ジュール損失は W=V*I=R*I 2  と抵抗値R に比例します。

ケーブルはスピーカーと直列につながっているので電流 I はスピーカーに流れる電流と同じです。

いま、スピーカの抵抗値を8オームとして、ケーブルはもっとも安価なAを4m(往復で8m)使ったとすると、約1%のパワーロスとなります。
Bの線を使うと0.3% に減少し多少効果はありますが、普通アンプの出力には充分余裕があるのであまり気にすることではありません。


(ii) スピーカーの電磁制動力は

[アンプの出力インピーダンス+スピーカーのボイスコイルのインピーダンス+スピーカーケーブルの抵抗] 

が小さいほど強くなります。

アンプの出力インピーダンスは普通明示されていませんが、ダンピングファクターD がそれにあたります。

D の定義はスピーカーのインピーダンスをR、アンプの出力インピーダンスをZとすると、

D=R/Z

で与えられます。


従って、R=8Ω、D=100 とすると Z=0.08Ω となります。

従って、アンプの制動力を生かそうとすると,スピーカーケーブルの抵抗値はZより小さいことが望まれます。

さきのケーブルA 4mの場合,抵抗値は0.18Ωとなるので制動力低下を招きます。
Bの場合 0.052Ωとなりほぼ合格です。

このように、スピーカーケーブルの直流抵抗はエネルギーのロスについてははあまり問題になりませんが制動力低下には影響があるかもしれません。

ただし、全体のインピーダンスが約8Ωなので音質の変化として分かるかどうかははなはだ疑問です。


(2) 表皮効果
 
導線に高周波電流が流れるとき、電流が発生する磁場の影響で電流は表面部分を流れる傾向があります。これを、表皮効果と呼び、周波数が高いほどその影響は大きくなります。

すなわち、高周波になるほど実効抵抗値が大きくなり高域の低下を招く可能性があります。

では、これを定量的に考えて見ましょう。

周波数 f のとき、表皮効果の生じる厚さd は

d =sqrt[2ρ/(2πfμ)]

で与えられます。

(μは真空の透磁率、ρは比抵抗)

銅線についてf =20000Hzとして計算すると、d 〜0.5mm  f =50000Hzでd 〜 0.3mm となります。

これより太い単芯線を使うと確かに表皮効果による高域の減衰が無視出来なくなります。

実際にどれくらいの抵抗変化が生じるかは簡単な式では表せませんが、理論的計算により求められており、下表に直径1.6mm(実測値と比較するためAより少し太めで計算)、長さ4m(往復で8m)の銅線について求めた結果を実測値とともに示します。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Skineffect


透過率(%)、減衰率(dB)はスピーカー負荷を8オーム一定とし,1kHz を基準として計算しています。なお、透過率は、スピーカー端子電圧/アンプ出力電圧×100 です。(直流抵抗による減衰(一定)を除くため)


表3 表皮効果
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Skineffect


この表からわかるように、1.6φ単線の表皮効果による抵抗増加は100kHz で計算値、実測値とも約2倍となり、20kHzでも無視できませんが、これによる信号減衰は、ケーブルの抵抗値がスピーカのインピーダンスに比べ十分に小さいため極わずかです。

ここで、表皮効果の低減のため使われるリッツ線(互いに絶縁された細線を束ねた線)についても抵抗変化のデータがあり載せてありますが、確かに表皮効果による抵抗増加は抑えられているもののそれほど効果がないことがわかります。
(ちなみに、上の例の素線である0.25φ単線の表皮効果(抵抗増加)は100kHz でもせいぜい1%くらいです)

これは、表皮効果とほぼ同じ原理で生じる近接効果によるものでリッツ線を使ったからと言って高域の減衰は免れないことに注意する必要があります。

また、大多数のケーブルがそうである裸多芯線のケーブルについては単芯線とリッツ線の中間にあると考えられ多芯構造にしたことによる表皮効果の低減はあまり期待できません。

なお、太い単芯線と多芯線を組み合わせたハイブリッド線というのもあるようですが、少なくとも表皮効果という観点からはあまり意味はありません。


 なお、上の減衰率の計算は負荷のスピーカーのインピーダンスを一定としていますが実際には周波数とともに増加するので、減衰率はさらに小さくなります。

いずれにせよ、表皮効果による高域信号の減衰は以下の自己インダクタンスによる減衰より小さく、少なくとも可聴周波数では問題にする必要はなさそうです。


(3)静電容量:通常の並行2芯線では行き帰りの2線間に静電容量C があります。

これがケーブルの直流抵抗R +アンプの出力インピーダンスZ とでいわゆる直流RC回路を形成し、さらにスピーカーのインピーダンスRspを考慮しモデル化すると右図のような等価回路となり高域信号の減衰を招く可能性があります。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Capacity

しかし、具体的に4mのケーブルA (C=45pF×4=180pF)についてインピーダンス(Zc=1/2πf C)を計算すると20kHzでは約40kΩとなり、スピーカーのインピーダンスRspの5000倍にもなり、100MHz でやっと8Ωくらいになります。

つまり、ケーブルの容量成分は可聴周波数領域の減衰には全くといっていいほど寄与しません。

ただし、これはスピーカーケーブルの場合でありプレイヤーとアンプをつなぐピンケーブルの場合はRspに相当するアンプの入力インピーダンスが20kΩ程度なのでこちらの方が高音減衰の主役となります

(詳しくはここ)。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm

(4) ケーブルの自己インダクタンス

平行2芯ケーブルは、単位長さ当り L=(μ/π)ln(線の間隔/線の半径) で与えられる自己インダクタンスを持ちます。

インダクタンスによるインピーダンスは ZL=2πf・L なので高周波数領域で減衰を招きます。

直径 1φ、間隔 4mm のケーブルA 4mについての自己インダクタンスの影響を計算した結果を下表に示します。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#inductance

この線の直流抵抗は約 0.2Ω、スピーカーのインピーダンスは 8Ω(一定)としました。

 この表からわからわかるようにケーブルのインピーダンスは直流抵抗に比べ無視できない大きさとなります。

しかし、これはまず位相遅れに効き、出力の減衰は100kHz あたりまではあまり効いて来ません。
実際にはスピーカーシステムのインピーダンスそのものも高域で大きく増加するので、減衰率はこれより少ないはずです。

ということで、自己インダクタンスは超高域で微妙に影響を与える可能性は否定しませんが、少なくとも可聴周波数帯ではほとんど影響はないと言っていいと思います。

なお、周波数が高周波領域に入ると、平行2芯線の場合いわゆるフィダー線効果(分布定数回路効果)で減衰はこの計算より少なくなります。

この点についてはオーディオ雑学帳 8 分布定数回路を参照。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/coaxialcable.htm


ただし、ケーブル長が長くなると、例えば100 m とすると20kHz でも-3dB 程度の減衰が生じるので注意が必要です。

自己インダクタンスを減らすため、4芯のスターカッド線というのもスピーカーケーブルに使われますが、定量的にどれ位減少するのかは簡単には計算できませんが、その原理から考え、それなりの効果は期待出来るでしょう。私自身もこのタイプのケーブルを使っています。


(5) 自己振動による損失:平行ケーブルに電流が流れると発生する磁場により、同方向電流の場合は吸引力、逆方向電流の場合は反撥力が働きます。

従って、交流電流が流れているときは導線が振動し、位相遅れやエネルギー損失を生じる可能性があります。

この現象によるエネルギー損失とその周波数依存性を理論的に見積もるのは、上記の(1)、(2)、(3)の場合に比べ難しく現時点では適当な理論式が見つかりません。

最近のスピーカーケーブルの宣伝文句にこの現象をいかに抑えるかを強調したものも多いようですが、私の知る限り、実際にどの程度のロスがあり、それをどの程度抑えられるかを定量的に論じたり、測定で示したという例は見当たらず、測定不可能な微小効果だと思います 逆に、それだからこそ、耳で聞いて初めてわかるという神がかり的議論が横行する原因ともいえます。


この効果を抑えるには、コードの被覆材に出来るだけ強く(高弾性率の)重い材料を使うとか、平行線の間隔を離してやるとかが考えられます。


追記 自己振動の効果をモデルを使って計算してみました。

その結果、樹脂や合成ゴムなどの絶縁体にしっかり固定された平行2芯ケーブルの場合、自己振動によるエネルギー損失は多めに見積もっても、直流抵抗によるジュール熱損失のなんと1億分の一程度で、まったく問題にならないことがわかりました。

詳しい計算はここ。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/cable.htm


この他、磁場中で導線が、スピーカーからの音などの影響で、振動することによって発生する誘導起電力によるノイズあるいは混変調歪が考えられます。

これは、自作アンプやスピーカーなどで、しっかり固定していない配線が、トランスやスピーカーからの磁力線の影響下で振動する場合、その線を含む閉回路内の磁束量が変化しマイクロフォニックノイズまたは混変調歪の原因となるものですが、スピーカーケーブルの場合、行き帰り2本の線が一体となって振動する場合は誘導起電流は打ち消しあって流れず問題になりません。

2本の線の間隔が振動する場合は、上の計算のようにその振幅はきわめて小く、磁場も地球磁場くらいしか働かないので全く気にする必要はありません。
(大きめに見積もっても、これまた信号電流の1億分の1程度です)


(6) その他 渦電流損失による高域の減衰なども考えられますが、可聴周波数帯では殆ど問題にならないはずです。


実際の測定値ですが、ネット検索で2例見つけました。


(1)(データはここをクリック)

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/cableexp.htm

これを見ると、4mのケーブルでは100kHz まではほとんどフラットで、可聴周波数内では、スピーカーケーブルにトーンコントロール効果など期待できないことがわかります。また、高域の減衰はほとんど自己インダクタンスの影響として説明できる大きさです

(ケーブルの電磁気学参照)。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Oscilation


(2)データ(pdf)はここ 

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Oscilation

これはPA(構内放送など)用のプロ仕様のスターカッドケーブルです。

肝心の測定条件が明記していないのですが、前後の関係から、長さが200m、負荷 8Ω(一定)と思われます。

長さが200mくらいになっても可聴周波数帯では減衰はなく周波数特性はフラットです。ただし、100kHz付近にLC共振と思われるピークが観測され注意が必要です。

MHz以上の高周波信号、ディジタル信号を伝える同軸ケーブルの伝送特性は全く違う原理(分布定数回路)で考える必要があります。


なお、以上の解析は正確にいうと、アンプの出力端子からスピーカーのターミナルまでをつなぐケーブルの信号伝達特性について述べたものであり、この他、アンプとの相性(ちょっと漠然とした表現ですが)により音が変わるという話しがあります。これについては、やはり

オーディオ雑学帳 6.アンプ・ケーブル・スピーカーの相性
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/interaction.htm

で取り上げています。

また、CDプレーヤーとアンプをつなぐコネクトケーブル、CDのトランスポートとADCをつなぐディジタルケーブルの交換によっても音が変わるという話もあるようですが、これらの場合、回路のインピーダンス、信号の周波数が違うのでスピーカーケーブルとは別に論じなければなりません。これについては、

オーディオ雑学帳 インターコネクトケーブルとディジタルケーブル
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/connectcable.htm


を見てください。

また、電源ケーブルの交換によって音が変わるという話もあります。はなはだ怪しいですが、ケーブルの伝送特性に関する上記の解析については同じことがいえます。

ただ、電源ケーブルの場合はノイズの混入なども問題になるようで別の要因も考える必要があるようです。電源ノイズの問題については我が家の例を調べた結果を

雑学帳 10 電源とノイズ
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Power.htm

に掲載してあります。


以上の解析から結論として言えることは、


i ) 低音域への影響として、直流抵抗による電磁制動力の低下を招かないために、出来るだけ直流抵抗が小さいことが望ましい。

当然太い線を短く使うことが原則である。

表皮効果を避けるため 細線を束ねた多芯線の方が望ましいがあまり効果はなく、むしろ柔らかく扱いやすいと言う観点から多芯線を選べばよい。

もっとも、ダンピングの効いた音は嫌いという人は、その逆で細い線を使えばよい。

また、真空管アンプを使っている人は、もともと真空管アンプはダンピングファクターが小さいので(10以下)細い線でもかまわない。


ii) 高音域への影響としては、表皮効果、自己インダクタンスによる高域信号の減衰が考えられる。

ただし、通常家庭で使用する5m 以下の長さでは可聴周波数帶の上限20kHzでの減衰は0.1dB以下でとても人間の耳で聴き分け出来るような差は生じません。

なお、10m以上の長いケーブルの場合については、ケーブルの電磁気学のページに詳しく書いているので参考にして下さい。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#sumary


iii) 2線間の磁力による幅方向の振動の影響はごく微小で問題にならない。


iv) スピーカーケーブルの信号伝達特性は太さを含めた構造できまり、使用している材質には依存しない。普通の無酸素銅で十分で、タフピッチ銅でも問題ない。


このように見てくると、物理特性から見て必要にして十分な(直流抵抗が小さく、100kHz くらいまでフラットな)特性をもったケーブルは、最初の表のAや、それに近い普通のACケーブルでも容易に実現可能です。

逆に、変に凝ったケーブルは、物理特性を悪くし、一見(一聴?)聴きやすい音にしている可能性があります。

というわけで、ケーブル類については、信頼出来るメーカー(主要なデータを公表していることが必要)のこのあたりの価格帯で上記の物理特性の解析を参考に、合理的と思う製品を決め、後はあれこれ迷わず、本来の音楽を楽しむことをお勧めします。


左右のスピーカコードの長さについて、短かれば短いほどいいというのは直流抵抗がそれだけ小さくなるのでそのとおりです。

アンプがスピーカの中央にないときはどうすべきか?
やはり同じ長さにすることを推奨します。

その理由は、ダンピング因子を左右スピーカーでそろえるためです。

直流抵抗値の項で述べたようにケーブルの長さが異なると見掛けのダンピングファクターが結構変わります。もっともダンピングファクターは20程度あれば充分とも言われていますので気休め程度かもしれません。

なお、超高域ではインダクタンスにより位相の回転角が少し変わりますが、これは聴く位置を1,2mmずらした位の差しか生じないので問題はありません。

同じ長さにした場合の余ったコードの処理ですが、巻いておいても大丈夫です。
リングにすると大きなインダクタンスになりそうな気がしますが、そもそも、コイルのインダクタンスとは電流が作る磁場の逆起電力が原因なので、行き帰りの並行2芯線をリング状にしてもリング内部の磁場は打ち消しあいインダクタンスとはなりません。

さらに忘れてはならないことは、ターミナルでの接触抵抗です。

古いケーブルで素線の表面の金属光沢が失われている場合は、端を数センチ切断し被覆をはがすかサンドペーパーで磨くなどしてきれいにし、多芯線の場合は少し捩ってはみ出す素線がないように注意し、出来るだけ強く圧着するのが基本です

が、電気についての経験がないと以外と変なつなぎ方をしている場合もあるようです。自信がなければ、少し高くなると思いますが、必要な長さを予め計っておき、両端にターミナル接続用の金具などを装着したケーブルを使うのもいいかもしれません。

最後に一つ、あえて言いたいことは、

抵抗の原因によって音質が変わる、つまり、OFC(無酸素銅)の音だとか PCOCC(単結晶銅)の音,さらには銀線の音などというものはあり得ません。

それにもかかわらず、ケーブルの広告などで線材に何を使っているかが重視されているのはなぜか? 

おそらく、純粋な材料を使えば純粋な音がする、銀を使えばいぶし銀のような音がするといえばイメージ的に訴える所があるからでしょう。

それに対し、インダクタンスがどうのこうのといっても難し過ぎてピンとこないのではないでしょうか?
要するに、金属が持つイメージを利用して心理効果に訴える作戦なのでしょう。

線材を変えた時の効果については

オーディオ雑学帳 5.導線の材質
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/materials.htm


でも取り上げています。


追記2:銅を超高純度にすると、どういう効果があるかについてはここをご覧下さい。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/OFCCu.htm


また、

オーディオ雑学帳 1.ケーブル線材
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/meisin.htm

についての3つの迷信でも取り上げています。


追記
Audio FAN という Webサイトの掲示板(すでに閉鎖されています)にこのページとスピーカーケーブルについての要約を投稿したところ約2週間の間に200件近くの応答があり、この問題についての関心の深さを実感しました。その応答の一部を再録します。 

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/audiofan.htm


それでも何故高価なケーブルを求める人がいるのか?  について、

オーディオ雑学帳 9 心理効果とブラインドテスト
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/why.htm

でとりあげました。

http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Cable

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デマサイトの「オーディオの科学」には信者が多い


スピーカーケーブルによって音質が変わる?……オーディオの科学と迷信 


スピーカーケーブルはアンプとスピーカーをつなぐ電線でありながら、1mあたり10万円を超える製品がある。電気に関わる技術者の私には、ごく普通のビニール線で間に合いそうに思えるのだが、高額なスピーカーケーブルを購入する人がいて、あちこちのサイトに 「ケーブルを替えたら明らかに音が良くなった」 などと感想を記している

ケーブルによって音が変わることはないと結論づける記事もあるはずだと思い、ネットを検索してみたところ、

「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm

なる面白いサイトがあった。


元京都大学工学部教授志賀正幸氏は、クラシック音楽の愛好家であって、バッハ音楽祭に参加するために、ドイツのライプツィヒまで出かけるような人だが(同氏のホームページに詳細な体験記が記されている)、そのホームページには、「オーディオの科学」なる興味深いページがある。

「オーディオの科学」には、オーディオに関する理論や技術に加えて、関連する様々な情報が盛り込まれている。その中にはスピーカーケーブルに関する記述があり、「物理的にはスピーカーケーブルで音が変わることはなく、カネをかけるのは無駄である」と記されている。

さらに検索してみたところ、「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」なる記事(注1)が見つかった。アメリカで行われたブラインドテストの結果を報じたものである。

それによると、80万円もの高額ケーブルと、衣服をかけるための針金ハンガーで作った代用ケーブルを、交互に使ってブラインドテストをしたところ、音質の差がわからなかったという。針金ハンガーは鉄かステンレスで作られているから、スピーカーケーブルとして使った場合、通常のビニール線とは比較にならないほどに劣るはずだが、超高額ケーブルとの差がわからなかったとのこと。

どうやらやはり、高価なケーブルを使う必要はない、と結論づけても良さそうである。にもかかわらず、ケーブルによって音が変わるとする情報が広く行き渡っており、高額なケーブルが販売され続けている。

ネットの世界を覗いてみたら、スピーカーケーブルによって音が変わるかどうかを論じるサイトが幾つもあった。音が変わるとする人たちは、執拗なほどにそれを主張するのみならず、音は変わらないと主張する人を非難したり貶めたりする傾向がある。ブラインドテストによって確認すれば決着がつきそうなものだが、「音が変わる」と主張する人たちには、ブラインドテストにチャレンジしようという気はなさそうである。

高級ケーブルの販売業者が製品に対して自信があるのであれば、希望する者には試用品を貸し出すべきであろう。試用によって真に価値があるとわかれば、売れ行きが伸びる可能性があるゆえ、貸し出し方式は販売業者にとっても利点があるはずである。にもかかわらず貸し出しを渋るのであれば、その製品には価格に見合うだけの価値がないということであろう。もしかすると、ほとんどの業者は試用品の貸し出しを拒むかも知れないのだが。

運良く借りることができたなら、家族や友人たちに協力してもらい、ブラインドテスト方式で試聴すべきである。2015年11月21日の投稿記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」(注2)にも書いたが、音楽の友社主宰のブラインドテストにおいて、300万円のアンプが9800円のデジタルアンプより低く評価された事実がある。ブラインドテストでなかったならば、300万円のアンプは高い評価を受けたに違いない。

2016年12月31日に投稿した記事「評論家の言葉・・・・・・映画評とドラマ評そしてオーディオ機器の評価」は、次のような文章で終わっている。
「雑誌に掲載されるオーディオ機器の評論記事が、ブラインド試聴に基づいて行われるなら、記事に対する信頼度は高まり、ユーザーにとっては好ましいものとなる。そうであろうと、評論家やメーカーにとってはリスクを伴ううえに、費用と時間もかかるから、そのような方法が採用される見込みはなさそうである。結局のところは、オーディオにしろ映画にしろ、評論家の耳や感性を頼りにするのは程々にしたほうがよい、ということであろう。」


(注1) 「モンスターケーブル対針金ハンガー対決」
グーグルで検索すれば見ることができる。オーディオの世界における有名なできごとのひとつとされているようである。

(注2) 2015年11月21日の記事「高級ブランド製品のブランド名を隠したとき……ある実験の興味ある結果」の概要

著名バイオリニストのジョシュア・ベルがストリートミュージシャンに扮して演奏したところ、コンサートのプログラムと同じ曲目を演奏しても、通行人からは無視された。オーディオアンプのブラインドテストをしたところ、300万円の高級製品が1万円以下のアンプに負ける結果になった。

ジョシュア・ベルの実験はユーチューブで見ることができ、アンプに関するブラインドテストについては、その結果をネットで検索して見ることができる。
https://nagi-sumu.blog.so-net.ne.jp/2017-01-17

▲△▽▼

私が今現在の音を聴くに至る為に、非常に参考にさせて頂いたWebサイトをいくつかご紹介させて頂きます。

『オーディオの科学』 元京都大学工学部教授 志賀正幸
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm

 こちらはとても科学的な考察がされており非常に勉強になるサイトなんですが、やはり、ご自身の知識に絶対的な自信をお持ちでいらっしゃる為、途中のちょっとした考えの欠落により、間違った結論に達していてもお気づきでないような記述も見られます。

又、ご自身自らトライ&エラーするような試みがあまり見られず、全てが他からの知識で成り立っているように見受けられ、それらの物もご自身の主張に沿う物だけを集められているようで、読んでいるとちょっとしんどい気分になってしまいます。

____


『PRO CABLE』
https://procable.jp/


 こちらは数年前、ネットを賑わせたサイトですね。オーディオ機材の販売店です。

何と申しましょうか、表現の仕方が煽情的で、かつ独善的。名前通り、プロ用が一番、それ以外は粗悪品という言い方がピュアオーディオファンの気持ちを逆なでにし、非常な怒りを買っておりますね。事象の解釈が独りよがりで、お客様の声も自身のサイトを絶賛する物だけを掲載していますので(当り前ではありますが)、読んでいて辛いものがあります。

 ところが書かれている内容の7〜8割は本当に当っていて、今まで全く気付かなかった事を色々教えてくれた、私にとっては出会えてホントに良かったという貴重なサイトであります。

目から鱗という話が満載ですので、一度は目を通して見る事をお勧めします。
http://masedoine-de.mond.jp/new1049.html


『PRO CABLE』で、「音の焦点」として語られている事
https://procable.jp/setting/28.html
https://procable.jp/setting/42.html
https://procable.jp/setting/90.html

で、今まで誰からも聴いた事がない事でした。

しかし、私はスピーカーの自作をし始めた段階で、ダンピングファクターと周波数特性の変化については知っており、上のグラフも当時から見ていた物ですので、『ナ〜ルほど〜』と、まさしく目から鱗状態で、さっそく試してみたのです。

 よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。

これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。

しかし、同じくCで紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ〜。

 今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。

大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。

全ては無知のなせる技。

オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。

彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html


「オーディオの科学」の元京都大学工学部教授 志賀正幸氏が大好きなブラインドテストでは音の差は全くわからない


Fブラインドテストの嘘

 よくオーディオ雑誌には、アンプやスピーカー、スピーカーケーブルや色々なアクセサリーなどのブラインドテストなる比較試聴記事が掲載されていますが、それらの記事内容には全く信憑性がないという事に、Eを読まれた方はお気付きのことと思います。

 例えばアンプを変えた場合、アンプの出力インピーダンスはそれぞれ異なりますので、システムのインピーダンスが変わってしまい、ダンピングファクターの変化によりスピーカーの周波数特性が変化します。

アンプの音を正確に比較したいのであれば、スピーカーケーブルのインピーダンスとアンプの出力インピーダンスの和が、全ての組み合わせで同じになるようにしなければなりません。

そこまでした上でのテストでないと、結局はダンピングファクターの変化による音の変化を試聴している事になってしまいます。

これらはスピーカーやスピーカーケーブルのテストの場合も同じことが言え、つまりは最高の状態を比較試聴している訳ではなく、結果は全て出鱈目であるという事が出来ます。

 問題は、このような事を知ってか知らずか、名の知れた雑誌がこんなテストを堂々と行い、高名な評論家と言われる人達が物の価値を決めているという事です。
これらにより、如何に多くの人達が間違った方向へ導かれ、多大な犠牲を払わされてきた事か。

いい加減ここら辺で、正しい知識が知れ渡り、全ての人が本当に楽しいオーディオライフが送れるような時代が来る事を心より望みます。

アンプやCDプレーヤー、ましてやスピーカーケーブル等にお金をつぎ込む事は愚の骨頂。

唯一お金をかける意味があるのはスピーカーでしょうか。それにしても、セッティングを完璧に行う事が絶対条件です。

こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。


これはCで紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。

それというのも、オーディオファンの間では超有名なア○○○○ーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。

 しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。

 やはり問題は、こんなテストを平気で行ってしまう雑誌編集者と、何の知識も持ち合わせていない評論家という事になるでしょう。

更にこのテストでは、音の悪い物はデジタルアンプであるという勝手な思い込みに支配されている事が図らずも証明されてしまっていますから、評論家ってどんだけ無能なんだって気分になってしまいます。

 又、このサイトの主宰者がこの記事にコメントしていますが、自分の主張の正しさを証明したいが為か、無理やり自分の都合の良い様に解釈していますね。

例えば、 「とりあえず、アンプによる聴感の差は、これ程の価格差があるにもかかわらず、ほとんど無い」

と書いていますが、全員の評価にそれほどばらつきがみられず、同じ物を最下位に選んでいるという事は、このテストではそれだけはっきりとした差があったという事じゃないんですか、それが真に正しい評価か否かは別にして。

 ほんとはこのテストの本当の問題点に気づき、それに対しての正しい考察を行うべきで、それが出来ていないと、「科学」を標榜するこのサイトの価値を高めることには繋がらないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html

▲△▽▼


2010年6月14日 「オーディオの科学」をちょっと読んでみました
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html


 ”ケーブルを替えても音は変わらない”とおっしゃる方々が良く引用されている資料に、

「オーディオの科学」
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm

と題されたURLがあります。この解析をされている方は、自己紹介から判断すると金属材料を専門にされていらっさる学者さんであるようです。

 私は金属材料の専門家では有りませんので、”スピーカーケーブル”や”分布定数回路論”のケーブル関連の解説を読ませていただきました。

 幾つかのデーターを基に解説をされていますが、ケーブル構造の記述が無いので、この理論展開が正しいのかを検証できません。

まず、音声帯域のケーブルは波長に対して充分短いので、分布定数回路論で解析するのは誤りです。

電気回路論の教科書では、ケーブル長と波長が一致する長さが目安とされています。

MJの本年度3月号に「ケーブルの減衰量と挿入損失」と題して、特性インピーダンスのミスマッチ問題を掲載していただきましたが、

1mの高周波同軸が1波長と成る周波数は約200MHzで、音声帯域とは大きくかけ離れています(Cat.5ケーブルの場合;添付資料の黒線)。

音声帯域のケーブルに対しては、ケーブルの等価回路は集中定数回路の4端子回路論を適用するのが正しい解析方法です。

PCオーディオ等で使用されるケーブルは、分布定数回路での解析が必要となりましょう。

この様にこのURLでは適応している解析方法が課題にしているケーブルに適しているかを判断する必要があります。一読したところでは間違えだらけです。


 分布定数の項に、”R=0近似”と言うことを述べられていますが、ケーブルの導体は周波数が上がれば、表皮効果が発生するので、この領域では導体抵抗は両対数グラフで描くと、傾き1/2で上昇します。

一方、ケーブル理論では、高周波域ではR<<ωLと成る為に、Rを無視する事が出来ます。

ではR<<ωLと成る周波数はどの程度なのでしょうか? 

皆さんがお使いのCat.5LANケーブルの特性を添付資料にしておきました。仮にωLがRの100倍以上で無視できるとしますと、約100MHzと成ります。

少なくとも1MHz以下の周波数で使用されるケーブルではRを無視する事は出来ないのです。


 MJの本年度6月号に「表皮効果を正しく理解しよう」と題して、表皮効果の説明をさせていただきましたが、この項も”素線が細ければ良い”等の記述があり、正しく理解されていないようです。

 以上のように「オーディオの科学」での誤ったケーブルに対する理論展開から、”ケーブルを替えても音は変わらない”と主張するには無理があります。


追加;添付資料の説明

「Cat5Cabletokusei」にはCat.5LANケーブル(導体外径は0.52mmで単線です)の各特性を周波数特性として示しています。

導体抵抗(茶色の線)は表皮効果の影響で約50kHzから抵抗が上がります。
50kHz以上では導体が円筒状になりますので、インダクタンスは小さくなり、グラフのωLでは傾きが1から、50kHz以上では1より小さくなります。

 減衰量;α(赤い線)は導体抵抗とインダクタンスの値が等しくなる帯域で、変極点を持ちます。この帯域は導体に表皮効果が発現する帯域でもあります。この帯域を境にケーブルの特性には変化が出ますので、この変極点が可聴帯域に入らないようにするのが大切だとAVCTでは考えて、ケーブル設計をしています。
http://avctnegy.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-45cc.html
 

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コメント
 
1. 中川隆[-13453] koaQ7Jey 2018年7月03日 17:35:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]

22. 2013年7月10日 10:27:14 : KxxBl3LzOk

アンプで音が大きく変わることはないと思います。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html#c22


音源→ケーブル→アンプ→ケーブル→スピーカ

で耳に音が聞こえますが、まず、ケーブルは信号を素通しするだけですから、ケーブルによって音が変わるなどということは無い。(殆ど切れかかっているなら別ですが

実は、スピーカにつながるメインアンプも信号を増幅はしていますが、今の技術水準からいったら、ケーブルと同じようなものです。

もし違いがあるとすれば、アンプの出力インピーダンスの違いから、スピーカーが勝手に振動する現象を抑えられるかどうかでしょう。
真空管アンプにしたら柔らかい音になった、というのはこんなことが原因でしょう。

しかし、いまのアンプはスピーカの持つ抵抗に比べて十分出力インピーダンスは小さいからそんなに差が出るとも考えられない。

メインアンプを取り換えたら音質が変わったなどは、ケーブルを無酸素銅の物にしたら音質が向上した、といった類の迷信でしょう。


▲△▽▼

23. 中川隆 2013年7月11日 21:11:45 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6
>アンプで音が大きく変わることはないと思います。


まともな装置で聴いた事有りますか?

アンプは高調波歪を加える、言い換えると倍音成分を追加するのですね。

音色は倍音の入り方で決まるので、部品一つ変えただけでも音色が大きく変わります。

それから「真空管(アンプ)の音」と言われているのは、真空管の音ではなく、トランスの音です。その証拠に、トランジスタアンプの終段にトランスをつけて、スピーカーにつなぐと真空管アンプの音になります。

ですから、アンプのコンデンサやトランスを別のメーカー製に変えると音が激変するのですね。

スピーカーによる変化は更に大きいです。

ケーブルをウェスタンエレクトリック製にしただけでも音がかなり改善されるのは有名な話ですね。


24. 中川隆 2013年7月12日 08:22:25 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

>まず、ケーブルは信号を素通しするだけですから、ケーブルによって音が変わるなどということは無い。(殆ど切れかかっているなら別ですが)

スピーカーケーブルの抵抗がアンプの抵抗に比べて無視できないから、影響が出て来るんですよね:


スピーカーケーブルの長さで音が変わる  

スピーカーに限らず、オーディオシステム、部品間を繋ぐ電線の問題は実に頭の痛い問題である。つながないことには音が出ないので、電気を使う装置の宿命としてつきまとう。電線不要の蓄音機がうらめしい。この問題であまりに悩むと電線病となる。すべてを電流伝送にすればよいのだが、あらゆるコンポーネント間が電圧駆動になっているため、この問題は避けて通れない。ここでは、私の考え方と解決のヒントを紹介しよう。

  WE755Aは、8インチの秀作、不世出のフルレンジ・ユニットである。このスピーカーは、高能率で実に細かい音を再現するに長けているが、ボイスコイルのインピーダンスが4オームと低く(ごく普通のスピーカー・ケーブルでは特に顕著だ)、アンプとの接続が全長1メートルくらいでは20センチ程度の長さの差があると音に出てしまう。むっとして、ケーブルを短く切るが、短ければ短いほどによい。理論的にも現実的にもケーブルは無いのが理想的である。将来は、スピーカーも電流駆動にしたいと思っているが、この分野はまだまだ研究が必要だ。  

  低いインピーダンスのスピーカーは、ケーブルの影響を受けやすい。下図左にあるように、SPケーブルが長い場合、ケーブル自体の抵抗が多くなり、アンプ側からみると、ボイス・コイルを駆動しているのか途中の配線を駆動しているのか、訳がわからなくなる。WE755Aスピーカーのボイスコイルは、銅線を直径1インチのボビンに35回程度巻いてあるだけである。交流的には磁界内でインピーダンスを持つが、DCR(直流抵抗)では、2オーム程度と低い。周波数が低くなってくるとDCRはより大きな問題となってくる。
 

  プロ用システムの600オームインピーダンス伝送  

家庭用の装置では、ケーブルの長さは数メートル程度でおさまるが、劇場や野外PAなどの場合では、このケーブル長が数十メートルに及ぶことがある。このため業務用の装置では、アンプからの出力インピーダンスを高く送り出している。歴史的に業務用の装置ではアンプからは600オームの送り出しにして、スピーカーのすぐ近くにマッチング・トランスを設置し、ここでスピーカーのインピーダンスにあわせる。ケーブルが短い場合は、当然トランスを入れないほうが音質的に優れるが、使用される環境が特定できないプロユースでは、安定した性能を発揮するために、高めのインピーダンスで送り出して、マッチングをトランスで取るようにしている。

  多くのウエスタン・ユーザーは、シアター用のシステムをそのまま自宅のリスニング・ルームに持ち込んで聴いていると思われる。バランスどりもこのプロユースのインターフェースで行っている。しかしながら、ホーム・ユースでは、ケーブル長が短ければ、高いインピーダンスで送り出す必要もなく、間にマッチング・トランスを入れる必要もない。これら取り去ることにより、理論的にも現実的にもシステム性能は、飛躍的に向上するはずである。束縛から解き放たれたウエスタンのドライバーは、想像を絶する音の世界を現出する。基本性能の高さをいかにマスクして使いやすくしているかが、如実にわかる。しかしウェスタンのドライバーを、素の状態で他の装置とバランスをとるのは、至難の業である。これはレーシング・マシンのチューニングの世界に通じるものがある。


 
  リモート・トランス方式  

  高性能のスピーカーケーブルは、非常に高価である。私のように懐に余裕のない者は、数メートルのケーブルに十万円も出せない。というか、もともと無いのが最高の状態のものに、泣く泣く資金を投入するというのは、技術的にも忍びない。そこで、数メートルの範囲であれば、アンプの出力トランスをアンプの外に出してしまえ、ということになった。これが、私流のリモート・トランスという方法である。普通は出力トランスは、上左図のようにアンプのシャーシの中に収まっているが、これを外して上右図のようにスピーカーのすぐ傍にもってきてしまう。そうすると低インピーダンスの配線部分は、とても短くてすむ。数十センチくらいと短ければここには、目いっぱい高いケーブルを使ってやることもできる。

アンプとトランス間は、高目のインピーダンスでつながっているし、電流は数十ミリアンペア程度と極めて少ない。よってケーブル延長の影響は、スピーカーの場合より圧倒的に少ない。但しこのケーブルには数百ボルトの電位があるので、感電に気をつけないといけない。またアンプとトランス間はすべてはんだ付けでやらなければ危険である。回路がプシュプル方式の場合は、お金さえかければ、さらに効果的な回路構成をとることができるが、一般の人にはお勧めしない。ここで節約した資金は、別の場所に投資したほうがいいと思う。


  モノーラル・アンプを使う
 
このリモート・トランス方式にしなくとも、モノラルのアンプを2台にして、それぞれをスピーカーのすぐ傍に置く手がある。この場合、コントロール・アンプとメイン・アンプの間のケーブルは、通常の電圧伝送であっても、まだまだ伸ばす余裕がある。スピーカーのケーブルは、ボイスコイルのインピーダンスが低いので延ばせないのである。私の使用しているウーファーRCA 1444のインピーダンスは、30オームである。よってケーブルの影響を受けにくい。これも業務用のものである奥ゆかしい仕様になっている。反面、ネットワークのインダクタが巨大化するが、その点は本HPのネットワークの項目も参照されたい。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/sp_cable/sp_cable.htm



25. 中川隆 2013年7月12日 08:55:57 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

>メインアンプを取り換えたら音質が変わったなどは、ケーブルを無酸素銅の物にしたら音質が向上した、といった類の迷信でしょう。

確かに安物のシステムコンポならそうかもしれないですね。
しかし、高級オーディオはこういう世界ですから:


デッカ「デコラ」はBUDの宝物。古いSPから新しいレコードまでなんでもよく鳴ります。

つい最近使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。

ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。ああなんということを、と思っても時既に遅し。覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html


鳴り過ぎないオーディオ

開店以来13年間、十分満足にこれといった不足もなく聴いてきたバドのオーディオなのですが・・。時に、人間は欲という魔が差すことも、そして僕もしかり。

前に書いたとおり、デコラのスピーカーコード交換は大失敗。音質は向上しましたが、音色・音味が馴染めなく落ち着かないという結果でした。

同様にメインスピーカーのヴァイタボックスもスピーカーコードを交換してみようと。
動機は単純、もっと良くなる(よく鳴る)んじゃないかという欲から出たこと。

では、こちらの結果はどうだったかというと、交換前と比べシンバルとベースの響きがよく聞こえるようになりました。つまり、音域の情報量が増え、さらに音がぐっと前に出てきたのです。

こう書くとよいこと尽くめのようですが然に非ず。この音が意外にも耳にうるさい、と感じてしまう結果に。

ヴァイタの音は抜けよく長時間聴いても疲れないスッピンの良さが特徴。
元通りのさりげない音に戻し、もういじるのはやめることにしました。
元に戻ってホッと安心し落ち着きましたよ。

音は鳴り過ぎるとうるさく疲れますね。今回のコード交換は、欲がほどよいバランスを崩し、平常心を乱す格好の例となったようです。何事も欲張らず「過ぎたるは及ばざるがごとし」でいきましょう。

A-7の箱にヴァイタボックスのホーンドライバーS2・ウーハーはAK156。
ネットワークはウェスタンのオイルコンとトランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4991115.html


常識的にはスピーカケーブルの抵抗値は低い方が良いのですがそうでもないことが多いことは皆さんもよく御承知のことと存じます。とくにこの Goodmans Axiom80 はその最たるものでしょう。ラウザーユニットとは異なってインピーダンス変動が大きく、常識が通用しないことは驚くべきものがあります。

単発使用では定電流駆動に近い特性のアンプがベストなのですが2発、4発ではそうではありません。近いうちに指定4発箱に入れたシステムをつくる予定ですがアンプは新たに作る必要があるでしょう。
http://www.audio-maestro.com/ma2.html


ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の755Aでは、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしないのである。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm


ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーなど、本物のF1マシンです。

100万円の、ゴミケーブルごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。
500万円の、ゴミアンプごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。

スピーカーとアンプ、又は、ケーブルとの相性が合うだの合わないだの、低いレベルの話を、いつまでも言っていてはダメです。

F1のレベルは、「品質と技術の絶対的な高さ」だけです。ただそれだけです。徹頭徹尾、それが要求されています。F1レースの世界と全く同じです。

そして・・、

例えケーブル類が全て、第一級品のプロ用であって、健全なものだったとしても・・・、

アンプは? 

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの設置角度、高さ、奥行き、場所は?、

一ミリ単位で、全てその音から逆算していって、本能的に計算できるでしょうか?、

部屋の音響処理は?、

そして、たった一個のプラグが音に与える影響まで、この箇所は金か銀か、全ての箇所を、一つも間違えずに、音から、一つの前後の狂いもなく、全プラグの正解を逆算できますでしょうか?


音響処理グッヅなど、さらに混乱を招いてしまうだけに終わり、ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの前では、害悪になるのみで、これもまたゴミに過ぎません。全く役にも立たないどころか、足を引っ張る程度のものばかりなのです。

自分の耳で、目で、肌で、部屋の中を徘徊している音の複雑なルート、それが全て明瞭に見えているだけの「能力」がなくてはなりません。同時に、周波数特性の計測装置より正確に、全てのケーブルと機材の特性が、耳で把握できなくてはなりません。

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーとは、それほどまでに恐ろしいものだと認識されてください。

そこまでは無理だと、誰でも思われるでしょう。そう思われるのであれば、「妖刀」には、絶対に近づいてはならないという「印」です。

それが、し・る・し、です。


又は、音の修行僧として、一生涯を送るかです。

選択は、二つに一つです。例外はあり得ません。


もう一種、同程度に恐ろしいものを書いておきます。アルテック612Aモニター(銀箱)のオリジナルです。別の箱に604ユニットが入ったものは、その限りではありません。612A(銀箱)オリジナルには、WE同様、絶対に近づかないでください。

612A(銀箱)オリジナルも、上記の能力が全く同レベルで必要な「妖刀」、「化け物」です。鳴らしきれるはずがありません。
http://www.procable.jp/setting/17.html


- アルテックA5とベルデン8412・88760・衝撃のメール-
https://procable.jp/setting/21.html

アルテックA5とベルデン8412・88760・衝撃のメールの内容:

「昨日帰宅いたしまして、8412と88760に交換しました。聞いているうちに段々腹が立って来まして、外したばかりの○○○の○○○○○○○○や○○○○○○の8Nコードや8Nスピーカーコードをまとめてゴミ箱に捨てました!!

一体今までなんだったのでしょうか。先日、セミプロとしてCD制作をしている伯父にWE16GAを分けてあげましたところ、自分の録音したCDをオートグラフで再生して大変なショックを受けたそうです。

すぐに20m購入するよう依頼されました。ほんとにプロケーブルさんは罪深いですね。どうしてくれるんですか!(笑)。

p.s. アルテックA5が生き返ったように鳴っています。」


以上です。

ゴミ箱に、非常な高額で買ったケーブルを、即座に捨てる・・・。

クラウンD45を購入されて、100万円以上のアンプを二台とも人にあげてしまったかたも、実に驚異でしたが(クラウンD45のコメント欄に掲載してあります)、このかたも似たような印象を受けるものの、少々別の意味で、驚異です。

高額なケーブルやアンプを全て売却されてしまったかたは、今まで、それこそ数え切れないほどおられました。が、ゴミ箱に、そのような高価なものを、実際に捨ててしまったというかたは、実は、はじめてです。ゴミだと思われたのでしょうか。それは分かります。捨てる意味も分からないわけではありません。しかし、人にもあげず、売却もされず、その場で「即座に」、「有無も言わさず」、ゴミ箱なんです。

こういうかたがたは、非常に特殊だと思います。腹をくくってみえるのでしょうか。たかが音のことなので、何に対して腹をくくるのか、というような馬鹿馬鹿しいことであって、大袈裟な問題でもないのかもしれませんが、100万円のアンプをさっさと人にあげてしまったかた同様、企業などのトップのかたなのでしょうか・・・、生きかたそのものが、我々凡人とは少し違うのでしょうか。例えそうだったにせよ、これ実は、音というものの本質、怖さを、明瞭に示す例かもしれません。それであえて、匿名にて、掲載させていただいた次第です。

自分に同じことができるかどうかを考えると、これが実に「驚異」であることが分かりますでしょう。

それとも単に、腹が立ってヤケクソになってしまったのでしょうか・・・。

本当の原因は、おそらく、少し違うところにあります。


■アルテックA5と、べルデン8412・88760の関係のもたらしたもの

注目すべきは、このかたのスピーカーは、アルテックA5だということです。アルテックA5ともなりますと、よほどに良いケーブルでないと、全く鳴りません。鳴らないだけなら、それだけのことですから、いいのです。実にその程度のことで済むことではなく、いい加減なケーブルを一本でも混ぜただけで、たったそれだけのことで、ひどい仕打ちをオーナーは受けることになります。まったく、聞いておれないのです。まるで「拷問」を受けているかのような、ひどい音に、毎晩、来る日も来る日も、苦しめられるのです。

このかたは、「拷問」に耐えながら、長年ずっと我慢し続けてこられたのでしょう。性能的に低いスピーカーは、いいのです。ケーブルがボロくても、聞いておれます。それなりに鳴ります。これはスピーカー側が、それほど鋭敏に、ケーブルの欠陥まで出してくるほどの「能力」がないためです。結果として、それが三流の音にしかなり得ないにせよ、「それなりの」鳴り方をします。

ところが、アルテックA5では、ごまかしが、全く効きません。WE(ウェスタン・エレクトリック)のフィールドスピーカー同様、民生用ケーブルでアルテックA5など鳴らすのは、はじめから、とても無理な相談です。そのあたりの事情、つまり、アルテックA5を鳴らし切るために、大金を支払った結果、かえってひどい仕打ちと苦痛を与えられ、何の意味もなく、「拷問」に長年耐えてこられた・・・。そのことこそが、このかたが、腹をたてて、ヤケクソになって、8412と88760を入手した結果、それまでのボロケーブルをゴミ箱に捨ててしまったというのが、本当のところなのでしょう。

このコーナーの、17項目めの

「記憶に残る人」
https://procable.jp/setting/17.html

という記述の中で、「まずは高額なケーブル類全て、ゴミ箱に捨ててください。」とのメールを送信してしまったというのは、WE(ウェスタン・エレクトリック)のフィールドスピーカーの「拷問」、その、深さと苦しみ、想像を絶するほどの痛み、そして、そのかたの悲痛な声、肥溜めに落ちてしまい、糞尿に足を取られ、這い上がれず発しているかのような「うめき声」を聞いたがゆえ、掛け値なしの、本気で書いたことであります。
https://procable.jp/setting/21.html 



2. 中川隆[-13452] koaQ7Jey 2018年7月03日 18:28:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]

そういえば、こういうアホもいましたね:


佐久間駿氏のこと


 私の住んでる県には有名な佐久間駿氏の店がある。私は行ったことはないが、知人のうち三人(いずれも県外)が彼の店に行った。三人のうち良い音で鳴っていたと言った人はいない。うち一人は音は兎も角として性格は良い人みたいだ、という話だった。

 いわゆる技術雑誌(いわゆると言ったのはもはやそうは呼べないと思うからだ)を読まなくなって随分経つ。昔は武末氏が書いておられた号のラジオ技術はだいたい買った。無線と実験は森川さんや浅野さん伊藤さんが書かれたときは殆ど買った。佐久間駿氏の記事が出る頃から買わなくなった。佐久間氏が書いたから買わないのではなく、正確に言えば、彼の製作記事が載るようでは技術雑誌とは呼べないと思ったからだ。技術雑誌と言うのはそれによって教えられるメリットが有ってはじめて買う気になる。何も学ぶことが無いのだったら買う意味が無い。

 佐久間氏の記事で一番面食らったのはトランスの使い方だった。多数のトランスを使う目的や意図が分らなかった。数学や物理とは無縁の世界でそこにあるのはただ文学的表現のみである。

 佐久間駿氏の記事が出るから買わないという人はいないだろう。いたとしても多分ごく少数で、実際は出るから買わない人より、出るから買う人のほうが多いと思う。

 オーディオという趣味はこのようにして理論無視が幅を利かす世界になってしまった。オーディオ・アンプ製作において測定器を持ってると言うのは、或る特定の興味の方向、例えば超三結が好き、小出力アンプが好き、ディジタルアンプに凝るといった類のことでしかない。必ずしも必要な道具とは見做されていない。

 まぁいい、こんなことはどうでもよくなってしまった。


 黒川さんの記事は読みたいが、書いておられないようだ。今はこういう雑誌は本屋においてないし、定期購読などとてもする気にならない
http://blog.goo.ne.jp/homebrewer_2008/e/ad01b5c9ffdac9fcf2a34acb721600ab

あまりの知性と教養の欠如に呆れてしまいました。 そもそも物理特性だけで音が決まるなら、この現代に真空管アンプやアナログ・プレーヤーが残っている訳も無いんですけどね。

ここに明快な回答が書かれていたので転写しておきます:


真空管アンプは、真空管の差し替えで音が変わります。最近私は真空管アンプに注目していますが、それは音源がPC/ネットワークオーディオになると、ますます潤いや音を作る楽しみが小さくなってしまうからです。たしかに、PC/ネットワークオーディオでもケーブルを変えたり、再生ソフトを変えると音が変わるのですが、カートリッジの交換だけで1枚のレコードがまるで違う歌のように雰囲気までがらりと変わってしまったアナログ時代の音の変化とは、何かが根本的に何か違うように感じています。

デジタル時代の音の変化は、音の細やかさや透明感、立体感など「音質」に関わる部分で、音楽の雰囲気つまり「情緒」に関わる部分での変化が少ないように思います。また、アナログ時代には「再生時の音作り」で生演奏よりも素晴らしい雰囲気で音楽を楽しめたのに対し、デジタル時代ではどう頑張っても生演奏を超えられないように思うのです。

このアナログとデジタルの根本的な違いは、「響きの差」から生まれていると考えています。

音楽は響きの芸術です。音楽は、音の響きが多いか少ないかで情報量が変化します。良い例が「クラシック・コンサート」で、響きの美しいホールでなければ情緒深く美しい演奏が奏でられません。演奏をより美しくするためには、楽器そのものの響きをさらに「響かせる」ことが必要です。


音源がアナログオーディオの場合、再生プロセスではレコード盤そのものの響き、カンチレバーの振動など録音されていない「響き」が盛大に発生します。それを「味方」に付けることで音楽的な情報量を増やしたり、演奏の味わいを深められるのだと私は考えています。

ところが音源がデジタルになると、この「響き」が生み出されなくなります。アップサンプリングやビット伸長を行うことで音の細かさは向上しますが、響きが増えることはありません。

これが再生プロセスの芸術性でデジタルがアナログを超えられないと考える理由です。デジタルの音はアナログよりもあっさりしている、アナログのような暖かさや情緒深さが感じられない、立体感に乏しい、これらはすべて「響きが足りない」からだと考えられます。
http://www.ippinkan.com/triode_PSVANE-300B.htm

クレデンザで聴くSP原盤と「倍音」再生


電気オーディオを語る時、「倍音」を正しく理解しておかなければならない。

ここで、78回転SP盤、Gid Tanner and His Skillet Lickers(ギド・タナーとスキレット・リッカーズ) のストリング・バンドの名演奏、「Turkey in the Straw」(「藁の中の七面鳥」)を聴いてみよう。Colombia のオリジナル原盤を聴いてみよう。

1926年4月17日、ジョージア州アトランタでの録音である。一人一人の名人が構成するグループが奏でるもの凄い演奏だ。Gid Tanner のフィドル、 Riley Puckettのギターとリード・ヴォーカル、が奏でるオールド・タイム・マウンテン・ミュージックの素晴らしい感動の名演奏である。

この盤を私のクレデンザで再生させて聴くと、正に当時の生演奏を彷彿とさせる感動の音と音楽が再生される。聴き手である私の心に躍動のリズムが生まれ無我夢中の感動の連続の中で曲が終わる。

周波数はせいぜい上限5000ヘルツ程度の音である。しかし、その周波数の上限詰まりを感じることはまったくない。感動の音楽の世界へと引き込まれてしまう。

何故だろう? 

その原因は、倍音(ハーモニー)が充分に出ているからである。


今度は、オリジナル復刻CD盤で電気オーディオで聴いてみよう。バイタル化しないオーディオで聴いてみよう。


なんだ、一体どうした? 
駄目だ、さっぱり駄目だ。

出ない、出ない、倍音が無い。

もはや、音楽ではない、単なる音の世界だ。

いわゆる「虚音の世界」(電気の音)だ。
http://vitalsound.exblog.jp/4652767/

ヴィンテージ・オーディオの存在価値は原音より遥かに良い音を創り出す所に有るのですね。 原音を忠実に再生するだけなら生コンサートに行った方がいいのです:


佐久間駿
『生より悪かったら、なんでオーディオやるの?』


佐久間 駿さんの店 レストラン・コンコルド


沢山のマスメディアに登場する佐久間さん、そして、レストラン・コンコルド

「あまりにも有名に成りすぎて、地元の客は来ない」(笑)

と、彼は、冗談を交えながら話します。ハンバーグを焼き、好きな音楽を聴くための地道なアンプ製作に人生を費やし¬て来た一途さが、彼の風貌に、近頃、頓に、にじみ出て来ているように感じられます。


コンコルドは千葉県館山市にあります。館山市は房総半島の先端の観光都市です。
コンコルドの営業は、月、水、土、日11:30からです。(火、木、金曜日定休)
電話 0470-22-8715(11:30から21:00)
http://www10.big.or.jp/~dh/codo/visit/index_j.html


3. 中川隆[-13451] koaQ7Jey 2018年7月03日 18:50:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]

まあ、オーディオ製品は金に糸目を付けずに作った超高級品なら いい音になるというものではないのですけどね:


一億円のオーディオを聞いて:私的ハイエンドヘッドホン分離派宣言 2018-05-24
https://pansaku.exblog.jp/27293365/


「君は確かヘッドホンで音楽を聞くのが趣味とか言ったね」

「そのとおりです」

「君はきわめて愚かしい人間のようだ。
いかにも愚かしく見えるし、愚かしい趣味をもっている。
そして愚かしい目的を持ってここに来た」

「なるほど」と私は言った。

「私はたしかに愚かしい。
それが理解できるまで時間がかかったが」

レイモンド チャンドラーの小説のパロディより


最近、トータルで一億円近い価格になるオーディオシステムを聞いた。

今回の場合はそのリスニングルームにある機材全部、電源が入っているものも、入っていないものも含め合計して一億という意味ではない。リアルに信号が通って、スピーカーから音を出す機材の価格のみを合計して一億に近づいているというシステムである。ハイエンダーの方々にはお馴染みのあのメーカーこのメーカーの最新のフラッグシップ機をこれでもかと贅沢に組み合わせたシステム。私の知っているかぎりではあれ以上のラインナップは、あまり考え付かないくらいのものだった。あの広さのリスニングルームを作る費用を加えれば一億円を超える代物だろう。「億り人」などという言葉が誌面に踊る現代なのだから、一億などという金額は世間的には端金(はしたがね)なのかもしれぬが、それは高価格化するハイエンドオーディオの世界でさえ、ほとんど達することのない大台だ。

そこで、スピーカーからどんな音が出るのかと聞いてみると、それはもう素晴らしかった。特に音のスケール感と音の緻密さは特別なものだった。セッティングの苦労の甲斐あってかなり完成度が高い音になっているようで、仮に細かいところをさらに詰められたとしても、大筋でこれ以上の音は出そうもないと思われた。
こんな音は滅多に聞けるものじゃない。

だが、否定的な側面もあった。

部屋を含めて十分にチューンされた、総計一億円近くするスピーカーオーディオシステムというのは、やはりオーディオに求められる全ての要素において完璧であるべきだろう。しかし、実際に聴いてみると、なるほど全体として素晴らしいが、私が一億円の対価として望むような完璧さまでには達していなかった。

つまり、ここでは、高級なヘッドホンなら普通に聞けるような音のディテールが抜け落ちていた。私としては、一億円もかかるオーディオシステムはディスク、データに入っている情報を絞り尽くして、そのすべてを耳に届けなければならないはずだが、そこまではできていなかった。自分が普段聞いているヘッドホンシステムならば聞こえてくるはずの音の細部の情報がいくらかだが、明らかに欠けていたのである。

こうしてみると、
やはりヘッドホンとスピーカーの高いレベルでの棲み分けはできそうだ。スピーカーにしかできないことがある一方で、ヘッドホンにしかできないことがあるのがはっきりしてきたからだ。スピーカーシステムをいかに高度にしても、リスナーには聞こえない音が、ソースの中に入っている。リスニングルームという広い空間を伝播してゆくうちに聞こえなくなってしまう音があるようだし、逆にスピーカーに耳をくっつけて聞いて、健康問題にならないようなボリュウム位置ではスピーカー自体が本領を発揮しないだろう。スピーカーはある程度以上の大音量を出してこそ魅力が発揮できるし、ヘッドホンはそれよりはるかに小音量で、細かい音を丁寧に拾うのに適している。

少し話は変わるが、
この前、あるところで「凄い団塊臭のするシステム」という言葉が使われているのを見た。団塊世代の好む箱型大型スピーカーや巨大で重いパワーアンプを多重使いした重厚長大型のオーディオシステムを指したものだ。この○○臭とか言う言い方に、まさにネガティブな香りを嗅いだのは私だけだろうか。私にとって、ああいう大型システムに、機械の存在感・音を出していない時も含めた所有感を感じるだけで満足できた時代は過去にものである。

偉大な音楽芸術に対する敬意の表れという言い訳をまとった、大袈裟過ぎて滑稽なオーディオシステムに私はもう魅力を感じない。

もうそれはウエスタンの装置やJBLのパラゴン等のヴィンテージスピーカーで既に使い古された魅力であって、現代の豪華なシステムはその技術的な焼き直しである。
日本のアニメのキャラのステロタイプ、銃と剣(あるいは楽器?)を持った美少女に飽きてきたことを薄々自覚していながら、(そんな美少女はこの世にいないと知っていながら)まだそういうキャラの出ているアニメやゲームで自分を慰めている男たちと、現代のハイエンドオーディオにつかまっている老人たちには類似点がある。両者とも最新のモノに接しているつもりだが、実は激しく時代遅れなのだ。
ポストモダンといわれて久しいが、あの単純な進化史観からの脱却から生まれたカオスは過去の遺物たちを着実に葬りつつある。

だから私は多少違和感があっても、新たなオーディオに向かって行かなくてはならない。

私は過去の亡霊が現代に生きつづけることを否定しないが、このままではオーディオに未来はないと思っている。ずっと言い続けていることだが。

私は昼に夜に、様々な場所に出掛けたり、誰かから機材を借りたりして、ヘッドホンサウンドの限界を突き詰めようとしている。そこで得られた経験は、優れたヘッドホンを使えば聞こえるが、スピーカーをつかう限り、たとえ調整された一億円近いスピーカーオーディオシステムからさえ、聞こえてこない音があると私に教えている。

私の思うスピーカーオーディオの欠点を視覚的に捉えたいなら、広大な自然の風景を眺めている人を想像するとよい。スピーカーで音楽を聞くことは、眼前に雄大な景色を前にしても、その中に肉眼では見えないディテールが沢山隠されていることを知らないようなものだ。私が今まで見たなかで最も美しい風景、あのガイランゲル フィヨルド(イメージの湧かない方はNice boat!で背景に出ていたソグネ フィヨルドを想像してもらってもいい)の雄大な景色を現地で眺めても、肉眼では遠い対岸の木の葉一枚一枚が風にそよぐ様子まで細かく見えるわけではない。Nikon WXシリーズのような優れた双眼鏡があれば、広い視野を保ったままで、もっと深く景色を楽しめるのに・・・。

オーディオにおいて、あのような強力な双眼鏡と同じ役割を果たすのが、例えばFinal D8000+Re Leaf E1にハイエンドDACをかませたヘッドホンシステムということになる。優れた双眼鏡が人間の視覚を強化・拡張するのと同じく、優れたヘッドホンシステムは人間の聴覚を強化・拡張する。

ヘッドホンシステムは、そういう微細な部分の集合体を一つの完結した世界として聞かせることができる機材になりつつある。それはディテールを緻密に蓄積して描かれた小さな絵画作品のようなものだ。別な言い方をするならハイエンドスピーカーからは聞こえないミクロなサウンド ワールドがあり、それらをすくい上げることのできる目が細かく、しかも十分に大きなオーディオの網が完成したようなものだ。無論、一億円のスピーカーシステムが持つ音の限りない余裕や拡がりのようなものは、このシステムには期待できない。少々重たいものを頭にかぶらなければならない煩わしさもある。だが、それらはシステムの価格差から考えれば十分に納得できる欠点だと思う。私が今使っているヘッドホンシステムなどは高々トータルで600万円程度のモノである。一億と600万との隔たりはかなり大きい。

なおここでは、ヘッドホンの別なメリット、すなわちリスニングルームの音響をあまり考えなくてよいだとか、周囲からの騒音のクレームを気にしなくて良いものだとかいうことはあえて主張しない。私はたとえ完璧な音響特性と防音を持ったリスニングルームのオーナーだったとしても、優れたヘッドホンシステムには存在価値があると考えているからだ。

まあ、こんなこと言っても、一億円のシステムを構築できる人にとって、あえてヘッドホンオーディオを選ぶなどという行為は愚かとしか映らないだろう。これは孤立した見方であり、未だ多くを占める保守的なハイエンドオーディオファイルの賛同を得られないと思う。しかしこれは事実であり、見ようによればむしろ賢いオーディオへの散財の仕方になりえる。


ところで、
万策堂は言うまでもなくフィギュア好きである。(他人の趣味をdisる権利はないな。)私のブログを読んでいる人は、私が掲げる写真の中にフィギュアが時折出て来ることを妙に思うらしいが、これはヘッドホン関係のブログという趣旨に合っている。最近のホットトイズの1/6フィギュアのコンセプトは結構、ハイエンドヘッドホンのコンセプトに似ているからだ。(まあ、これはそもそも自分が映画大好きであるというところから始まっていると考えるのが筋ではあるが。ホットトイズのフィギュア好きは基本的に映画好きでないと)

最近のホットトイズなどハイエンドメーカーの1/6フィギュア、その最新作などを見ていると、実際の人物をそのまま六分の一に縮小したようにしか見えない。
一方、最近のハイエンドヘッドホンから聞こえる音も実際の録音現場で聞こえる音を正確に縮小して聞かせているようなところがある。ここには録音現場の精密な模型を拡大して眺めているような感覚がある。

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これは数年前に香港のホットトイズが映画パイレーツ オブ カリビアンでジョニーデップの演じるジャック スパロウのフィギュアを、それまで有り得なかったクオリティで量産したことに端を発している。全体のプロポーション、版権を取ったデップの顔の表情の豊かさ、肌や目のペイントの質感の確かさ、アクセサリーの充実。1/6に本人をそのまま縮小したとしか思えない不思議な感覚に襲われる製品であって、そのリアリティに当時はかなり驚いたものだ。あの忘れがたい驚きは、初めてAK380やFinal D8000のサウンドに接した時の驚きとよく似ている。

日本はフィギュア大国であるが、その多くは日本でしか公開されていないアニメ作品や日本語でしか読めない漫画のキャラクターのフィギュア化である。これらのフィギュアには明らかな欠点がある。漫画やアニメのキャラは肌に質感がない。目や眼筋の表情にリアルなディテールがない。現実の、あるいはマーベルなどを中心としたSF系の実写映画の中のキャラクターには、たとえつくりものであっても、皮膚の微妙な色彩変化、ほくろや小さな色素斑、身長や体格の違いなどの細部が備わっている場合があり、そのフィギュアは漫画やアニメのキャラから出来たフィギュアよりもはるかに情報量が多くなる。ホットトイズのフィギュア、あるいは私が時々試みるカスタムフィギュアはスクリーンの中にしか存在しないものを実物にかなり近い質感を持って眼の前に立体的に描いて見せる。
これはもう経験しようのない過去の演奏をミニチュアながら、極めて精巧に聞かせるハイエンドヘッドホンの音像に類似する。

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いつも原稿を書いているノートパソコンの周りにはいつも大量のフィギュアがあって、私はそれを眺めながらキーを打つ。こういう異常な没入感を誘い出す触媒のようなものが文章を書くときには必要だと思う。またたこれらが備えている膨大なディテール、質感は映画館のスクリーンやホームシアターのディスプレイの中で動き回るキャラクターにいくら目を凝らしても、捉えきれないものである。人物の精密模型としてのフィギュアはもはや通常の玩具の域を超えて、私の目にしっかりとその細かな印象を焼き付ける。このハイエンドフィギュアというアングラなカルチャーを嗜むことはヘッドホンで音楽を舐めるように聞き尽くす行為と相似する。

変な趣味の話はどうでもいい。

これまでオーディオにかけた年月の中で、現代において究極と思われるスピーカーシステムをいくつか聞いてきた。そのことは私のオーディオ観に大きな影響を与えている。それはまた聞かせてくださった方々への敬意と感謝へと素直に繋がる側面を持ってもいる。反面、そういうスピーカーの世界とは分離独立した、新しいオーディオの世界、ハイエンドヘッドホンの世界が今は必要だと思っている。
この世界はハイエンドオーディオが実質衰退する中で起こるべくして起こったイベントであり、まさに生まれるべくして生まれた世界なのである。

こういう極限に至ったスピーカーシステムを聞いたことを区切りとして、
私はスピーカーオーディオから分離した派閥、
ハイエンドヘッドホン分離派に自分が居ることをはっきりと表明する。

今やハイエンドヘッドホンは諸々の理由でスピーカーが使えない場合の予備、やむをえない第2の手段としての位置づけを離れた。これからハイエンドヘッドホンはスピーカーと轡(くつわ)を並べオーディオの荒野を駆けてゆくだろう。
これはハイエンドオーディオの新しい顔であり、もう一人の主役である。
新参の脇役が主役を食っているドラマを時に見るが、
現代のオーディオではそういうドラマが始まっているらしい。

もちろん、私がこうして叫んでいるハイエンドヘッドホン分離派の「分離」という言葉の意味はスピーカーオーディオに対する意味に留まらない。むしろ、私の求めるスタンダードに至っていない、いわば志の低いイヤホンやヘッドホンにも向けられる、高慢で不遜なニュアンスも持っている。高価でさえあれば、どんなヘッドホン・イヤホン、ヘッドホンアンプでもこの派に入れるわけじゃない。値段は関係ない。その開発のねらいと出音の水準が、スピーカーではできないなにかにタッチできているかどうかが判断の基準となるだろう。

実際のところ、音に対する感受性や良し悪しの判断基準は人によって千差万別なのだから、結局はリスナー一人一人が自分の心の内だけで決めるべきだ。

つまりひとりひとりのヘッドフォニアの中にこの宣言、この派閥の存在意義はあるだけだ。ハイエンドヘッドホン分離派の頭に「私的」と付けたのは、これ自体が私一人が叫ぶ、愚かに孤立した宣言であるという意味合いも含まれている。まあ、いつも私的と付けるのがクセというか、保険のようなものなのだが。

こうして物理的にはともかく、心情的にはますますスピーカーから遠ざかってゆく自分を客観的に見つめると、いままでスピーカーから受けてきた恩のようなものを感じて後ろめたくもある。私にスピーカーを売ったり、また私に自分のスピーカーを聞かせてくれた人たちの情熱と親切を裏切るような物言いは慎むべきだろうか。またこれはスピーカーオーディオの世界から自分が追放されることも意味するのかもしれない。だが、一億円を出そうとも、スピーカーオーディオにはできない何かがヘッドホンにはあるらしいという事実を知ったとき、自分のオーディオのため、過去のしがらみを棄ててヘッドホンの未来に賭けよという声を聴いたような気分になった。

このごろ私は仕事で地方の町に出掛けて、東京に帰ってくることが多い。
その帰りの電車の車窓から日本の街々を眺めていると、人影の途絶えた日本の地方都市から、若い人々が集まる賑やかな首都へ、自動運転の電気自動車に乗ってゆくというような日本の未来が想像される。そうなる頃には、行く先や経由地を無音声入力で告げ、その代金をビットコインで払うのだろうか。このような一連の未来予想図は、私のような古い人間にとってはやや不確かで、どこか不安な将来ではある。だが、これはもはや良し悪しの比較ではなく、常に更新されてゆく世の中の逆らえない流れだろう。紆余曲折を経て、状況が変わってゆくことは避けられない。好むと好まざるとに関わらずオーディオも時代につれて変化するものであり、それを使う主体である我々も、それに対応して変わってゆく。ハイエンドヘッドホン分離派とはそのような変化の中で生まれた、愚かしくも新しきオーディオの一派なのである。

また、日本はこれから冬の時代に向かってゆくと言う人がいる。

人口が減少し、高齢化し、
優位を誇っていた経済規模や技術の面で世界に後れを取り始めているからだ。
しかし日本人には洗練された自由の精神がまだある。
それはこれから誰も知らない新しい時代に世界を導いていくことだろう。
バブル期のように豪華なものばかりがもてはやされた時代は去り、
スマートで合理的であることが至上である時代がやって来る。

この傾向はこれからのオーディオ、
そしてヘッドホンの世界の雰囲気にも重なる。
それは冬のイメージではなくむしろ、
私たちが経験したことのない夏の時代の到来を思わせる。
確かにそれは少々寂しい枯れた夏なのかもしれないが。

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昨日は小袋成彬の「分離派の夏」というアルバムを聞いていた。
これは私の今の気分にぴったりな音楽だ。
すこし青いところも含めて。

この音楽は、孤立することが不幸せでなく、
むしろ静かな幸せとなりうることを謳う。
(心身ともに健康ならば、という条件つきだろうが)
そういえばオーディオも、
あくまで個人が音をどう感じるかが全てである。
オーディオは極めて個人的な趣味であり、
他人とは共有しがたい部分が多い。

この歌を聞いて、そこらへんを思い巡らすうちた
私はこんな混乱した散文を考えつき、ふざけて書いてみた。

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この宣言が虚構であろうが、無意味であろうが、
既に出来上がった集団から離れ、
孤立を愉しむ静かな夏はきっとやって来る。
そこにも私の居場所があることを祈る。


# by pansakuu | 2018-05-24 22:34 | その他
https://pansaku.exblog.jp/27293365/


▲△▽▼


2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年04月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0c186ce30301a4edc1cab900c1fb40ab


去る15日(日)、「2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア」(会場:福岡市、「マックス・オーデイオ」主催)に行ってきた。

         

昨年に続いて2回目の訪問だが、九州の片田舎では日ごろ聴けない高級機が一堂に会する得難い機会なのでオーディオ仲間(4名)で押し掛けた。

10か所ほどのブースを聴いて回ったが、機器の「エージング不足」を割り引く必要があるし、我が家の旧式な音と比較しての個人的な感想なのでどうか「真に受けないようにね」とお断りして、腹蔵のない意見を述べてみよう。

何しろ他人のシステムを云々するときとは違って、いくら貶(けな)してもいっこうに構わないのがとてもいい(笑)。

まず個別のスピーカーごとの感想からいこう。

   

JBLの「エベレスト」(648万円)だが、妙に低音域が膨らんでいて嫌な音だった。2本のウーファーのうち1本はサブウーファーの役割とのことだが、「コルトレーン&ハートマン」(レコード)では音像(歌手の口元)がやたらに大きくなってとても聴けたものではなかった。

同行の仲間曰く「カートリッジの選択ミスですね。昔のレコードをこんなところで鳴らすものではありません。」

「成る程、スピーカー側の一方的な責任ではないかもしれませんがそれにしてもねえ。こんなスピーカーならただでくれるといっても願い下げですよ。」(笑)。

    

アバロン(580万円)というスピーカーだったが、もう弦の音が固くて硬くて・・・。このスピーカーの存在価値がどうもよく分からない。

     

タンノイさんの「カンタベリー」(356万円)だが、これも感心できなかった。やたらに高音域がうるさく何だか金属的な響きがするし、低音域の沈み込みも明らかに足りない。

昔のタンノイは良くも悪くも「いぶし銀のような音」に特徴があったのだが、まさに隔世の感がある。

クラシック再生に限らずジャズの再生も併せて狙ったような音だったがどうも周波数レンジを広げ過ぎて音の密度を薄くしたような印象で、このスピーカーもただでくれるといっても要らない。

   

モニターオーディオ(イギリス)の「PLー300U」(160万円)だが、これが一番気に入った。日本のイギリス大使館に収めてあるそうだが、とてもバランスが良く品のいい音で感心した。

低音域の沈み込み、独特のツィーターによる高音域の自然な佇まいなど非の打ちどころがなく、これは欲しいなあ、一瞬、我が家のウェストミンスターを叩き売ろうかと思ったほど(笑)。

ただし、仲間に「モニターオーディオが一番良かった!」と言っても皆さん「?」だったが、それぞれが個別に回ったので聴く機会がなかったのかもしれない。

    

これは大きな真空管ですねえ!「CSーport」のシングルアンプ(5、378千円)だそうで、見かけに応じてどうせ大味な音だろうと思ったがそうでもなかった。

しかし、こういう大型管を使う必然性とメリットについては短い試聴時間ではどうもよくわからなかった。

以上のとおりだったが、総合的な所感は次のとおり。

☆ 総じて周波数レンジが広くてよく言えばブライト、悪く言えばギラギラした音が多かった。こういう音は「ちょっと聴き」はいいのだろうが長時間聴くとなると耳が疲れそうで、ついていけない気がした。少なくとも静謐感のもとでクラシック音楽に浸れる音ではない。まあ、瞬間風速向けのデモ用に調整された音なのかもしれないが。

☆ オーディオはどんなに高価な機器でも必ずしも「気に入った音は出ない」ことを改めて感じた。「パワーとお金は、かければかけるほど音が悪くなる」という通説は一面の真実ではありますなあ。

いずれにしても今回のフェアを通じてアンプにしろスピーカーにしろ昔と比べて進歩したのだろうかという思いが沸き起こったが、一方では自分の耳がガラパゴス化した可能性もありそうだ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0c186ce30301a4edc1cab900c1fb40ab

「2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア」ではアンプもスピーカーも数百万円もする高級機器群が期待以上の音を出してくれないことにガッカリしてしまった。お値段が高い機器はそれなりの実力を発揮してくれないと困る。もう「夢」がぶち壊し〜。

つくづく「お金」だけではカタがつかないオーディオの限界を思い知らされたわけだが、「夢をもらう」積りで出かけたオーディオ・フェアが逆に「夢を断ち切る」方向に作用したのだからほんとうに困ったことです(笑)。

現実に高級機が期待できないなら自分の価値観に基づいて新たに発掘するしかないが、近年身の回りでどうしても手に入れたいという真空管やオーディオ機器がとみに少なくなってきたのも事実。

現状の音にほぼ満足しているし、いろいろやってみてもこれ以上のドラスティックな改善は望むべくもなく、所詮は五十歩百歩という気配がより一層濃厚になった気がする。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5cee74ef0be8f335e96748602da3f0c8



4. 中川隆[-13450] koaQ7Jey 2018年7月03日 19:03:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]

手回し蓄音器より良い音は絶対に出せない


70歳以上のオーディオ・ファイルが口を揃えて言う言葉


「色々なハイエンドオーディオ器を聴いてきたけど、子供の頃聴いた手回し蓄音器が一番いい音だった」


どんな言葉を使ってもビクトローラ・クレデンザの素晴らしさを表現するのは難しい。 これまでどれほど多くの賛辞がこの蓄音機に贈られたことだろう。 傑作機、最高峰、耽美な音色、そして希代の名機等々。どれもこれもそのとおりであるのだけれど、それだけではこの名機を表現するのにはまだ足りない。

 試作回数は100回に及び、キャビネットに折りたたんで収納されたホーンの長さは1.8m。

当時の様々な工夫が詰め込まれたこの蓄音機は、その音色、音質、音量、どれをとっても文句のつけようがなく、リスナーに驚愕さえ与えてしまうのである。

 クレデンザに言葉は不要だ。 針を落とせばクレデンザが語ってくれるのだから。

メーカー: Victor Talking Machine

原産国:  米国

本体サイズ: H:1150 x W:800 x D:555 mm


1925年〜1928年 $275〜$405 VV8-30型U.S.A
1926年〜1927年 $650
http://www.enokiya.com/hanbai/files/519e1fb5282da5a97013ba75916e7a16-6.html


5. 中川隆[-13449] koaQ7Jey 2018年7月03日 19:32:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]
>>2
>佐久間氏の記事で一番面食らったのはトランスの使い方だった
>多数のトランスを使う目的や意図が分らなかった。
>数学や物理とは無縁の世界でそこにあるのはただ文学的表現のみである。

真空管アンプの音質は出力トランスの質で殆ど決まってしまいます。


佐久間式アンプはトランスを多く使いますが、良いトランスは沢山使うと何とも言えない良い音がでます。


真空管アンプは基本的に


1. 真空管アンプの音質や音色は出力トランスで殆ど決まってしまう

2. 真空管アンプは佐久間アンプみたいに高級なトランスを沢山使えばいい音になる

3. 出力管は出力が小さい程音が良い

4. 出力管は製作年代が古い程音が良い

5. 直流点火より交流点火の方が音が良い

6. CR結合よりトランス結合の方が音が良い


▲△▽▼


今、真空管アンプで一番評価が高い EAR の音の秘密も佐久間アンプ同様、トランスの使い方にあるのですね:

37 :ヤフオクの詐欺師、denden95でございます。:2008/06/07(土) 16:44:45 ID:w+QT+D9P

EAR はイギリス人のティム・デ・パラビチーニが日本人スチュワーデス吉野をなんぱして、手篭めにしああげく女房にして立ち上げた管球オーディオブランドなのです。

造るやつがエロいので、音のほうもエロいんですが内部の真空管がロシア製なので、エロいアンプが台無しです。


45 : 仙人短 ◆TANPanX3xc : 2008/06/07(土) 17:12:21 ID:UbVbvxUd
>>37
エロいので〜

オーディオにエロさが無くなれば、それはよもや、オーディオではない。
僕等がそれに注目出来る訳は、そこに、理(タナトス)ではなく。感情(エロス)と見ているからです。

魔王「あんたの話も、ようワカランが。つまり?」

閻魔「エロい方が、むしろ正解。オーディオ的には、だけど・・・」

短「閻魔は最近、凄い事言うよね・・・」


58 : 自称ヤフオクのアタナトス帝王、denden95でございます。 : 2008/06/08(日)

EAR MC-4 は買わないほうが良い。あれはティム自身がトランス巻いてないぞ。

どうやら部下にやらせているのだ。

狙い目は初期のMC-3だ。

834P−5 もダメ。5Ωからで2〜3Ωには対応できていないし、下っ端の技術者にトランス巻かせてる。

初期の834P を中古で手に入れて真空管を全て交換するのがベストじゃ。

現行品には手を出さないほうが良い。


859/861/834L/834P/V20 まではティムの本物の手巻きのトランスだ。

それ以降はやめておくことじゃ。

EAR の製品の価値はティムの手巻きのトランスにあるのだからな。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1212015207/


EARのパラヴィチーニが発言していたことですが、実は真空管はなんでもよく重要なのはトランスだそうです。トランスは市販品では満足できず元々手巻きで自作していたというお話があります。トランスの特性が音を決めるということですね。

トランスの特性で重要なのはアイソレートとLPFを兼ねていることだと思っています。特に現代のDACの場合はどちらの特性も重要です。現代のDAC基板は音声を作り出す源流でもありますが音声帯域外ノイズ源にもなっています。現在ではほとんどのDACが帯域外ノイズを吐き出すデルタシグマ式です。このDACも例外ではなくWM8741を使っています。DAC素子が直接置かれている基板はDACの動作とクロック信号によって汚れています。なので直接この基板にアナログ回路を接続することは帯域外ノイズの音質的影響が無視できません。この帯域外ノイズは配線を接続しただけでGNDにも伝わりますしアナログ信号路にも伝わります。マルチビットDACだと無対策でもこの帯域外ノイズが圧倒的に少ないことが最大の優位性だと考えています。

そこでトランスの出番です。GNDを物理的に分割できる上に周波数特性も制限されるトランスはこの帯域外ノイズをGNDからも音声信号ラインからも除外する役割を果たします。EARの設計は信号伝達の全段にトランスを挟み込むのが特徴ですが、このトランス段を通過する度に帯域外ノイズを遮断し基板間のノイズ伝達を防ぎます。それが結果として広帯域で見ればSNを向上させることになります(帯域内SNは変わらない)。これがEARの音の良さの秘密その1であると考えます。

次に真空管です。よく真空管は特性が悪いが音は良いと言われますが、真空管の最大の音質的優位性はその動作電圧だと考えています。動作電圧と信号電圧が高いということは外来ノイズや抵抗から発生するノイズを見た目上小さくすることが可能です。真空管では電源が300Vで信号が50Vとかが普通にあります。特に抵抗ノイズは音質的影響がかなり大きいですのでこれは重要です。抵抗は値が2倍になってもノイズ発生量は2倍になりません。真空管をつかうと信号レベルを大幅に上げることができるので半導体アンプと比べて伝達中の信号SNの観点で優位性がある、これが音の良い理由だと思います。

以上のようにEARの優位性は多段トランスと真空管の組み合わせによって広帯域SNの向上と信号帯域SNの確保、この2つの要因によって達成されていると思っています。このような設計なら緻密なノイズ対策や部品選定など一切やらなくてもよくなると思います。だからEARの内部は音が良さそうに見えません。

補足ですが、SNという概念で重要なのが音質では実測ノイズフロアだけが支配的ではないところです。オーディオではノイズ成分にも音の善し悪しがあって脳がノイズNを分離処理できるときは同じノイズフロアでも音質は悪化しません。そういうNは音質劣化の小さいNです。なので一見SN性能が同じように見えてもN成分の由来によってそこには音の善し悪しが発生します。人間の脳はNに埋もれた情報を取り出す能力があります。それは下記記事にまとめています。


人間の聴覚と音質について
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=5214

帯域外ノイズの半導体への影響についてはこちらの記事に記載しました。

オーディオ小ネタあれこれ
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=8087


要はいかに質の悪いNを排除するか、それが高音質のDAC設計には重要だということです。質の悪いNには帯域外ノイズ成分が含まれることもありますし、帯域外ノイズが半導体によって帯域内に変換されて入り込んでくることもあります。これも重要です。

EAR の設計はこの人間的な要求事項に最適化した設計であるからこそ、測定値が悪くても人間が聞いて高音質に感じるのだと思っています。測定至上主義の無意味さは人間が測定器ではないこと=測定器と原理も方式も違うことが理由です。測定データはメーカーの技術力指標として、まともなものを作っているかどうかの最低限の評価にしかならず、それだけで音はわかりません。
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=9015

トランスを使用すると低域において時定数を1段、高域においては2段、つまり低域に於いては位相が90度、高域に於いては位相が180度偏移します。R・C結合では、低域の時定数が1段、位相が 90度ズレてしまいます。

そう言う意味では、トランスよりもR・C結合の方が、出来ればカップリング・デヴァイスなど無い方が良いわけなのですが、ところがどっこい、実際に音を聴いてみると、帯域の狭い筈のウエスタンのトランスの奏でる音の、何と伸びやかで聴きやすく落ち着いていることか。

電話の中継トランスとして作られた111Cに至っては、これをライントランスとして使った方が高域も素直に伸びやかで、低域には芯があり、かえって帯域が広く感じられるほどです。本来ならノイズをカットし電話の会話を聴きやすくするために帯域を制限しているトランスの筈なのですが……。

「真空管アンプってのはね、トランスに一番お金をかけなきゃ駄目だよ。マッキントッシュやマランツの音が良いのは、あれはトランスに金がかかっているからだよ」

とおっしゃった大先達の言葉が、今更のように思い出されます。

現代でも音が良いアンプ、EAR861やC.R.ディベロップメンツ、そして国産のウエスギ・アンプにおいても、トランスが十分吟味され、その性能を発揮されているからこそ、あれだけの音が出てくるのだと思います。
http://k-d.jpn.com/audio/audionote.html


6. 中川隆[-13431] koaQ7Jey 2018年7月05日 07:12:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]
>よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。

>これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。

>しかし、同じくCで紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ〜。

>今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html

WestRiver ウエストリバー アンプ

プリアンプ(高帰還アンバランス型)
EC-1H
EC-2HNEW

パワーアンプ(高帰還コレクタホロワ型)
E-5H
E-10H
E-30H
E-50H

・ヘッドホンアンプ
https://west.wramp.jp/

1666 O.M.さん(アマチュアコントラバス奏者) Thu Apr 7 04:07:48 JST 2016

▪ 古典的なユニットは、WRアンプとは合わない

WRアンプと組み合わせるスピーカーについて当方が経験したことを投稿いたします。

当方は後述のように川西先生がリファレンスにしておられる B&W 805 MATRIX を導入し、JBL D130、LE175を処分することを決断しました。

当方はオーケストラ等でコントラバスを弾いいておりまして、JBL D130、LE175は「コントラバスの音を再現するのに此れに勝るユニットはない」というオーディオとコントラバスの大先輩の主張を受け入れて揃えたものでありました。

導入直後は確かに、分厚い中低音に、ホーンの厚い中高音にしびれました。

しかしすぐにどうしても「耳につく不快な音」に気がつき悩むことになります。

またヴィオラやピアノの左手がどうも落ち込んでいます。

サイン波を入れても音圧がガタガタで特に 1,000Hz〜2,000Hzに凹みがあります。

結果的にこれは過制動による歪んだ音だとわかりましたが、それがわかるまでに数カ月かかりました。

過制動だと判明するまでの道のりが本当に長く苦しかったです。

ネットワークが悪いかと思って高価な素子を買い求めたり、ホーンドライバを買い換えようか、高域用のツイータを導入しようかと悩んだりと落ち着かない日々でした。

川西先生に相談しようにも何が不満なのかうまく表現できません。

とうとう当方のイライラが爆発してWRアンプが悪い!と川西先生に怒りをぶち撒けました。

しかし、このことで結果的に正しい解決の道が開けました。


川西先生より3台のアンプを送って頂きまして解決策を探っていきました。

比較試聴していきますと、JBL は高出力になるにつれて解像度が上がるのですが歪みは決して消えません。

その後一般的な管球アンプを入手してみると、あんなに悩んでいた歪みはすっと消え去り素直な鳴り方です。

しかし音の粒が大雑把です。

なんというか「古い音」とでもいうのでしょうか、
これがスタンダードなJBLの音なんだと納得いたしました。

これらのいわゆる古典的なユニットは管球アンプの特性に合わせた設計である、
という結論に達しました。

録音されたものを適切に再生させようと思うならば現代的な設計のスピーカーを用いて WRアンプで鳴らすのが最善であると分かりました。


▪805matrixと WRアンプはやはり最高であった!

そうなるとしても、当方はしっかりした低音が欲しい。
大型のスピーカーが必要ではないかと考えました。

川西先生がリファレンスとされているスピーカーはブックシェルフ型です。

いくらこのスピーカーで低音も十分出ていると言われてもにわかには信じられません。

しかし B&W の MATRIX で 805 より大型の 802、801 という選択肢も難しい。

802 は川西先生もおっしゃるように中途半端な感がします。

801 は巨大過ぎて躊躇します。
丁度良品が市場に出ていたので思い切って 805 MATRIX を導入することといたしました。

80 5MATRIX 導入当初はウーハーが熟れていないのか低音がすかすかでこれは大失敗だったかと思ったものの、急速に音が変わっていきました。

数日鳴らし込んだ 805MATRIX の音は、当方が今まで聴いてきたブックシェルフ型スピーカーのイメージを覆します。

和音の響きという縦のラインと、音と音の繋がり、進行感という横のラインがこれまで聞いたことがないくらいに自然です。

フルオーケストラの5弦コントラバスの響きさえも十分再現されています。
この低音の再現性の高さは正に川西先生が掲示板で何度も書いておられることです、やはり川西先生は正しかったのです!

クラシック、ジャズ、タンゴ、ロック、ポップス等々全てにおいてコントラバス、
エレキベースの音がくっきり聞こえ全く問題を感じません。

ピアノの低い音の金属巻きの弦を叩いたズンとした響きもあります。
グランドハープも所有しておりますが、その生音と比べても遜色ありません。
目の前で吉野直子さんが演奏している感じです。

ホーンじゃないと分厚い中高音は得られないと思っていましたが全くホーン以上です。
歪みなく繊細でしっかりとした音圧です。
バイアンプで駆動しツイータの音量を相対的に大きくするとJBL のホーンで頑張って出そうともがいていた音が出てきました。奏者の息遣い、細やかな指の動きがはっきり見えます。

定位感もびっくりします。スピーカーがすっかり消えています。

実際のところ JBL も B&W も音の方向性は違いがありません。

世の中では前者は音が前に出る、ジャズ向きだ、後者は音が後ろに広がる、クラシック向きだなどと言われたりしており当方もそう思い込んでいました。

実際に使ってみると当方が JBL のユニットを使って鳴らした音の延長上に B&W の音がありました。JBL も B&W も当時の技術の制約の中で生の音を再現するために
ユニットを開発していたわけで、JBL も真空管アンプを使えば B&W と音のベクトルは全く同一です。


またタンノイのスターリング(TW)も試しましたが、スピーカーの癖のようなものは感じますが、特にクラシック向きという印象はありませんでした。

ただ WR アンプでは 805 程には上手く鳴っている感じは致しません。

JBL のように何か鳴らしにくい要素があるのかもしれません。


805 MATRIX ですと、出力の違う WRアンプで聞いても音は全く同じです(もちろん個体差による極僅かな音の違いはあるような気がしますが誤差の範囲内でしょう)。

5W でも 100W でも再生された音のクオリティは同じく高いです。

JBL の古典ユニットのように W数で解像度が変化するということはありません。

最も安価な E-5H でも何ら問題ないわけです。

どんなジャンルの音楽を聴こうとも、アンプもスピーカーも正しい方向に向かって適切に作られたものを選べば良いだけであって、その一つの方向が WRアンプであり、B&W MATRIX シリーズであるということでしょう。

ジャズ向きだとか、オーケストラ向き、室内楽向きなどというスピーカーはなく、またスピーカーのグレードアップなどというのもなく、WR アンプを基軸におけば、あとはつないだスピーカーの音が生と比べて適切かどうかを基準にすれば良いのではないでしょうか。

川西先生は出力の違うアンプを貸し出してくださいます。

もし比較試聴して音が違った場合はスピーカーに問題があるのかもしれません。

805MATRIX にサイン波を入れてみて驚きました。なんと50Hzまでも音圧が落ちずに
出ているではないですか! サイン波で性能が図れる訳ではありませんがこの数値だけでも805MATRIX は少なくともコントラバスの再生には問題がないように思われます。

そもそもコントラバスは低音楽器というよりは倍音楽器と認識したほうが
しっくりくるかもしれません。弦の振動で震えた駒が表板を叩くことで発生する
豊かな倍音が重要です。基音の周波数を基準に考える必要はないかもしれません。

この小さな805MATRIX でここまで再現されるのであれば、ウーハーの追加された801、802 もどれだけの再現性があるのか興味があるところです。

しかし、これらはユニット数が増えるのでどうしてもチェロが下に、ヴァイオリンが上にくるような定位における違和感が生じるだろうと想像出来てしまいます。

店頭で聞いた最新の B&W の大型スピーカーをそこにあるメーカーのアンプで鳴らしたのを聞いた時にはそういう違和感が大きかったのです。

805 は 805 なりに大変バランスのよい完成されたスピーカーだと思います。

805 MATRIX と WRアンプを組み合わせて音楽を楽しんでいると、スピーカーの B&W の開発者とアンプの川西先生の、生の音を再現したいという熱い思い、熱い執念が出会って見事に実を結んでいるのだと深く実感いたします。

オーディオで求めるものは人それぞれですが、もし生を基準にした再生音を求めるならば、第一候補は川西先生がリファレンスに用いている 805 MATRIX が最良の選択であり、さもなくば現代において素直に設計されたスピーカーを使用するのが良いだろうと思われます。

オーディオ装置などは単なる道具ですので、当方の経験したように懐古的なものや
根拠がはっきりしないのに高額なものなどに惑わされないようにして正しい方向のものを選べば良いでしょう。WRアンプは間違いなくそういうものです。


____


1669川西 哲夫さん(WRアンプ開発・設計者) Thu Apr 14 2016

O.M.さん、詳細で単刀直入なご投稿ありがとうございます。

 O.M.さんが使用されていたスピーカーは、ずっと B&W の CDM1 だとばかり思っていました。そして暫く音信が途絶えておりました。

 去年の文化の日の頃でしたか、久し振りにお便りがありました。それは、お持ちの ΕC-1 と Ε-10 のアップグレードのお話でした。2年ほど前にΕ-10 のプロトタイプをお貸し出しし、WR アンプを気に入って頂きご購入頂いたのを思い出しました。

 しかしよくお話を伺うとどうもチャンデバを使ってマルチ駆動をされているようで、ローチャンに Ε-10、ハイチャンにはもっと以前にご購入頂いた WRP-α9/A をお使いになっている事が分かり、結局、WRP-α9/A の安定化電源化も含めてアップグレードをして頂く事になったのでした。

 ところが「どうせアップグレードするならΕC-1 に EQ 基板を載せて LP も聴けるようにしたい」とご希望が脹らみ、結果的に大手術となりました。そのご報告はWR掲示板の 163 6と 1642 に詳述されていますので、改めてお読み頂ければ幸いです。

この時に「WRアンプの音は革命的だ!」と言う名誉あるご感想を頂いたのです。


 実はこの頃に既にヘッドアンプのご注文も賜っており、それは年末ギリギリに納入させて頂いたのでした。この絡みで純粋MCカートリッジが見直されています。また、MMの再生音にも劣るCDの音を改善すべく、プレーヤーも32bitDACを積んだものに買い換えられています。

 このように短期間で O.M.さんは急速な坂道を登られたのです。それが何処かに歪となって皺寄せが来るとは夢にも思っていませんでした。詰まり音が良くなったら、又それだけ粗が目立って来る事になり易いのだと思います。今まで隠れていた欠点が表に出てくる可能性があるのです。

 11月の末頃には、ローチャンとハイチャンの繋がりが悪い、と言うようなお話をチラホラされています。この時に初めて私は O.M.さんが D130+LE175+D91 をお使いになっていると認識したのです。

12月に入ってからこの問題が大きくクローズアップされて来ています。

既に、チャンデバは止めて LE175 の方をコンデンサーでカットする方法に変わっていましたが、そのコンデンサーの質で音がコロコロ変ると仰っています。そこで、私が ASC を推奨して


> ツイータのハイパスのコンデンサーですが、川西先生ご推奨の ASC がやっと届きまして、
> この違和感がすっきりと解決できました!

と一度は満足されています。

 この後、ヘッドアンプ導入によるMCカートリッジの音について色々感想を寄せて頂いたのですが鉄心入り MCカートリッジの音が

> ジャズベースが鉄芯だと一旦PAを通した音に聞こえてきました。

と仰っていたので、最初は誇張かと思っていたのですが、今思えばスピーカーの問題が顔を出していたのかも知れません。

確かに、鉄心入りMCは純粋 MC に比べてそう言う傾向が多少はあるのですが、その時「PAを通した音」と言う表現に多少違和感はありました。

 2月に入ってハイパスのコンデンサーで随分悩まれたようです。エージングの問題、耐圧の問題等で音がかなり変ると言うのがご不満のようでした。今思えばそう言う事で音に大きな変化がある場合は、別に本質的な問題が隠されている事が多いのです。

 中高域に違和感があるとカットオフ周波数を下げたくなるものです。その為にはコンデンサーの容量を増やさなくてなりませんが、そうそう思い通りの容量のコンデンサーが手に入る訳ではありません。勢い、コンデンサーの並列接続になります。

 コンデンサーはそれぞれ直列にインダクタンス分を持っていますので、不用意に並列接続すると高周波領域に共振峰ができ、システムに何らかの問題があると、それが音質に微妙に影響してくるのです。WR アンプのパスコンにも昔から1Ωの抵抗を直列に入れています。

 O.M.さんもこれで暫く悩まれたようですが、並列にされた2つのコンデンサーそれぞれに直列に0.5Ωから2Ω位を入れるようにアドバイスさせて頂いたのです。その結果、

> この音を聞けば、昨日までの音は奇妙奇天烈であったのは一目瞭然です。
> バイオリンのパワーに負けず、ビオラやチェロの粘っこい音が難なく聞き取れます。
> 当然ピアノの左手もしっかりしており、低音の太い金属弦の粘っこい感じ、
> 高音はキンキンせずにカンカンなる感じが出ています!
> これはすごい。正にこの方向の音が欲しくて右往左往しておったのです。

と言うレポートを頂き私は一安心したのです。それから3月の半ば頃までは便りがなく満足されているのかなと思っていたのですが、また問題が発覚したようでした。

それはウーハーとツイターを別々のアンプで鳴らすと、本来はもっと良くなるはずなのに耳に着く違和感があって改悪になると言う問題でした。

音楽がちぐはぐに聴こえると言う事でした。

 ウーハーを鳴らしている Ε-10H の音と、ツイターを鳴らしている WRP-α9/A (Ε-5H 相当)の音がかなり違うと言うご不満でした。

WRP-α9/A の方が膜が掛かったようになると言う事でした。

私は5W以下で鳴らすなら、Ε-5H とΕ-50H の音はそんなに変わらないと常々申し上げていますし、今回のアップグレードの時もそれを確認して発送していますから、これは何かあるなと薄々思い始めていました。しかし、未だスピーカーのダンピングの問題だとは気付いていませんでした。


 それ以降、こちらのΕ-10Hプロト、WRP-ΔZERO(Ε-50H相当)、100W機(Ε-100H相当)を次から次とお貸し出しし様子を見させて頂きました。

それに依ると、Ε-10HよりΔZERO、ΔZEROより 100機とドンドン分解能が上がると言う事でした。

この時に、音の表現を形容詞などで表現すると誤解の元になると痛感し、なるべく具体的に表現するように努めるべきであると悟ったのです。こちらで鳴っている音と余りに違うレポートを頂くと、何を頼りにそれを判断すれば良いか分からなくなるのです。

 この頃に頂いたご感想の一片を記しますと


> 届いたアンプでは、音の次元が違います。これはすごい。
> 当方のアンプもつなぐスピーカーが805matrix だとこのような素晴らしい音で鳴るのでしょうか。
> まったく信じられません!


と言うように、ハイパワーアンプなら結構良く鳴るものの、ご所有の α9/A やΕ-10H では、とても上手く鳴らせないと言う内容です。

この頃は他に何かあると思いつつも、まだネットワークの問題も気になっていて、スピーカーのインピーダンス上昇の問題も考慮し、打ち消しの為の直列素子を入れるように進言したりしましたが、少し効果はあったものの本質的な解決には至りませんでした。

 この頃になると O.M.さんもアンプの問題もさる事ながら、真空管時代に開発された JBL の問題点に気付き始めて居られたのでしょう。

真空管アンプと高帰還アンプ、又大きな箱に入れないと低音が出ない昔のスピーカーと小型エンクロージャーに入れてハイパワーで鳴らす現代のスピーカーの違い等々について、色々調査されたようです。

 D130+LE175 を聴いて衝撃を受けた時、鳴らしていたのは真空管アンプだった事も思い出されたのでしょう。

一度は真空管アンプで鳴らす必要性と、既に JBL を諦めて 805 MATRIX を探す気にもなられていたのだと思います。それから5日程音信が途絶えていました。

 真空管アンプを入手し、805 MATRIX も注文したと言うメールが突然ありました。

真空管アンプは3結シングルのミニパワーアンプでしたが、次のようなレポートが添えられていました。


> JBL とWRアンプでは高出力に比例して解像度は上がります。100Wの解像度はαZEROをはるかに
> 凌ぎます。しかし、しぶとく残り続ける「うまく鳴っていない感じ」があります。

 しかし、3結で鳴らすと

> これが管球アンプだとこの鳴らない感じがすっと消えているのです。
> 解像度は一気に落ちているのに、耳触りはとても自然です。

と言う風に仰っています。

真空管アンプだとずっと付き纏っていた違和感がスッと消えるようです。

どうも、WRアンプだと無理に JBL の穴を叩いているようです。しかし、次のようにも仰っています。

> 管球アンプの解像度はMMとMCのような違いがあります。いや、もっとあるかもしれません。
> WRアンプの解像度を聞いてしまうと全く笑ってしまう大雑把さなんです。
> しかし管球アンプですとユニットの発音の様子が全く異なり、総体的にこれが
> 当時のスタンダードな再生音であると納得できるような質感です。

 生の音を求めて近代的なスピーカーを高帰還アンプで鳴らすのと、昔ながらのゆったりした音を楽しむのと両極端を経験された事になります。

この音の違いの要因はアンプの出力インピーダンスの違いだと思います。

昔ながらのスピーカーはやはり当時想定された目的で使うべきなのでしょう。

無理に定電圧駆動するとコーン紙の振動が制動され過ぎてしまう為に、一部に耳障りな音が残ると考えられます。

D130 がアルニコを使っているのも裏目に出た感じです。

察するに昔の真空管アンプでも、それなりにダンピングが効いた音が出るように図られていたのだと思います。

 振動学的には、臨界粘性減衰係数に、系の粘性減衰係数が近付くと減衰振動は振動的でなくなり、単調減衰になってしまいますが、このような系は反応が鈍くなりますので、切れのある軽い音にはならないのです。

電気振動でも言えて、方形波特性を余り鈍らせるとアンプの音は硬直して来ます。
制動不足でリンキング状態になると音は荒れますが、少しアンダー気味で低い山が1つ見える程度が良いとされています。

 しかし、805 MATRIX が到着すると、

> 805MATRIX 届きまして、衝撃です!
> JBL と合わせて、もう必要のないものとなりました。

O.M.さんは生楽器の音を再現する為のオーディオを目指して居られますので、当然の結果となったのです。どのように衝撃だったかは次に示す文章から見て取れます。

> E-10H で駆動していますが、805 を慣らしきってやろうという先生の熱い思いがビシビシと
> 伝わってきます!第一印象だと低音が薄いかな?と思いやはり失敗だったかなあと思ったものの、
> しばらく聞いていると音がこなれてきたのか、バランスがよく感じてきました。

 ハイパワーアンプに比べてご自分のものは大きく見劣りがするとお感じになっていたはずですが、805 MATRIX ならものの見事に鳴ったようです。

音のバランスが聴くうちに良くなったのは、やはり長い間眠っていたスピーカーのエージングが進んだ為ですが、耳が小型スピーカーに慣れたこともあると思います。さらに、

> この小さな筐体SPでピアノがこんなに満遍なく聞こえるのは奇跡ですね!
> 掲示板や先生のメールに書いてある左手の最低音が聞こえるという記述はさすがに
> 言い過ぎだろう、聞こえていても蚊の泣くような微かな響きでしょうと思っていたのですが、
> まさかまさかこんなに聞こえるとは!


と仰っていて、私が Feastrex で体感した時と似たような衝撃を受けられたようです。この音が認識できると本当に幸せな気分になるから不思議です。

そして、やっとO.M.さんは納得の行く音を手に入れられたのです。

> 全体の音楽性は明らかに805 です。時間軸に沿って響きが繋がっていく感じに破綻がありません。
> 定位感もすごいです。よそ様のところでのJBL で相当大音量で試聴距離も離れて聞いた時にSPが
> 消えている感覚がありましたが、自宅では近接で歪みが多く耳につくのかいまいちです。
> それに比べればこの805はとても素晴らしい!スピーカーを意識することが全くない!
> やっと色々な呪縛から解放されました。

 この成功は B&W805 MATRIX でなければ得られないのではありません。

又 B&W805 MATRIX に WR アンプを無理に合わせている訳でもありません。

その証拠にサトウさんの追試でもっと小型で安価な DENON の USC-M3E を繋いでも「これだけでも十分立派な鳴りです。」と仰っています。

D130では過制動になり違和感が残りましたがその理由ははっきりしています。

現代のスピーカー、特にヨーロッパ系のものなら全く問題はないと思います。
どうぞ安心して、WRアンプをお求めになって下さい。
http://west.wramp.jp/datawr35.html


7. 中川隆[-13425] koaQ7Jey 2018年7月05日 14:34:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16318]
インピーダンスが全てを決める - 麻瀬憧庵(正)
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html

ダンピングファクター(DF)という言葉があります。

簡単に言うと、スピーカーの振動板の余分な動きを止める力を表すとでも申しましょうか。

 この数値が大きい程、振動板を強烈に制御し、特に低音においては過度特性の良いしまった音を提供してくれますが、大きすぎると、全体的には暗く沈んだ音となり、躍動感のないつまらない音になります。逆に小さくなり、特に10以下になると軟らかい、ふくよかな低音が朗々と鳴る事になります。

 昔の真空管アンプのDFはほとんど10以下でしたから、低音が豊か、出力が少ないのにパワー感がある等という真空管アンプに共通の性格は、このDF値からきているといっても過言ではないでしょう。

この数値は、アンプ、スピーカー、スピーカーケーブルの三位一体となった関係で決まり、求め方は次のようになります。


システムのダンピングファクター
=スピーカーのインピーダンス÷(スピーカーケーブルのインピーダンス+アンプの出力インピーダンス)


ここでアンプの出力インピーダンスは普通カタログに表示されていないと思いますが、アンプのダンピングファクターは書かれていると思いますので、ここから計算できます。

アンプのダンピングファクター
=スピーカーのインピーダンス÷アンプの出力インピーダンス


これより、アンプの出力インピーダンス=スピーカーのインピーダンス÷アンプのダンピングファクター

この場合のスピーカーのインピーダンスは普通8Ωで計算されていますので、

カタログにダンピングファクター100と書かれているアンプの出力インピーダンスは  

8Ω÷100=0.08Ω

となります。


 実際にダンピングファクターを変えて周波数特性を測定したものが右のグラフです。


 ◎ダンピングファクターと周波数特性の変化
    「強くなる!スピーカ&エンクロージャー百科」誠文堂より
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html


ダンピングファクターが ∞〜10 位まではそれほどの変化は感じられませんが、それ以下では大きな変化が現れます。

 一般的にダンピングファクターというと低音部に影響を及ぼすというふうに言われていますが、このグラフでは、中音部(200〜1kHz)、高音部(2k〜7kHz)にも大きな変化が生じているのが解ります。
    


 部屋にスピーカーを設置した場合、その置き方を色々変える事により、ある程度周波数特性をコントロールする事が出来ますが、このダンピングファクターを変える事により周波数特性をコントロールする方がはるかに精度が高く、非常に現実的で効果的な方法です。

 ここで非常に重要な事があります。

このグラフのダンピングファクター ∞〜10 の間はあまり変化はないように感じられますが、実は、実際に聴く音はこの間で激しく変化します。

 ダンピングファクターを追い込んで行くと、いきなり目の前に音がぽっかりと浮かび上がる状態が出現します。

この最高の音が出た瞬間のグラフと、そのちょっと前の状態のグラフを比べたら、おそらくほとんど見分けがつかない状態でしょう。でも音的には激変したと思われる状態なんです。

グラフ上ではほとんど同じ状態であっても、人間の耳には著しい違いが感じ取れるのです。

 この時のダンピングファクターがいくらなのかという事は全く問題ではありません。
使用する機材、部屋の状態等で、最高の音が出る瞬間は違ってきます。

各々の部屋で、目の前の音と対峙し、最高の音を出す為にダンピングファクターをコントロールするという事が要点なのです。

このダンピングファクターを変化させる方法ですが、最初に書いたこの式でお解り頂けると思います。


システムのダンピングファクター
=スピーカーのインピーダンス÷(スピーカーケーブルのインピーダンス+アンプの出力インピーダンス)

ここで「スピーカーのインピーダンス」と「アンプの出力インピーダンス」は不変です。

変化させられるのは、「スピーカーケーブルのインピーダンス」だけです。
これは、ケーブル長に比例します。

つまりケーブルの長さを変える事によりインピーダンスを変化させ、ダンピングファクターを変えて行くという事なのです。

 この事は、Cで紹介しました

『PRO CABLE』
https://procable.jp/

で、

「音の焦点」
https://procable.jp/setting/28.html
https://procable.jp/setting/42.html
https://procable.jp/setting/90.html
https://procable.jp/setting/48.html


として語られている事(タイトルバーにある「 オーディオの基本と鬼門・その真実」内にあり)で、今まで誰からも聴いた事がない事でした。

しかし、私はスピーカーの自作をし始めた段階で、ダンピングファクターと周波数特性の変化については知っており、上のグラフも当時から見ていた物ですので、『ナ〜ルほど〜』と、まさしく目から鱗状態で、さっそく試してみたのです。

 よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。

これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。

しかし、同じくCで紹介しました、科学的に考察しているサイト


『オーディオの科学』
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm


でもこのように書かれているんですよねぇ〜。

 今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。

大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。

全ては無知のなせる技。
オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。
彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?


さて、実際の長さがどれくらいになるか? 

これは何とも申し上げられません。
使用する機材により全く異なる値になるでしょう。

 どれくらいの太さのケーブルが良いか?

これも機材によって違ってきますが、アンプとスピーカーの距離を考慮する必要があります。

距離が短く1〜2m位で繋げるならば、とても細いケーブルで十分です。


それが4〜5m以上ある場合はいくらか太い物が必要です。
といっても今オーディオ用に出回っているような太いケーブルは全く必要ではありません。というより絶対使ってはいけない物と言えるかもしれません。

ここから先は全て実験です。ご自身で試行錯誤するしかありません。

 例えば、ケーブルを10m買ってきたとすると、それを5m、3m、1m、1m、に切ってみましょう。

片チャンネルに5mを、もう一方に3mを繋いで音楽を聴いてみましょう。
この時かける音楽はボーカル物を。インスト物では正確に音を判断することはできません。

正確にセンターに陣取り、音を聴いたらどちらかに顔を20度ほど捻ってそのチャンネルの音を聴きます。
次に反対側に顔を捻ってそちらのチャンネルの音を聴きます。

どちらの音が好ましく聞こえたでしょうか?

もし5mの方が良く聞こえたならばそちらにもう1m繋いで同じように聴いてみましょう。
もしさっきの方が良かったというのであれば、目指すポイントは6m以内にあるという事です。

次には3mの方に1m繋いで聞いてみましょう。まだ5mの方が良ければポイントは4m〜6mの間にあるという事が出来ます。

この様にして大雑把な長さが解ったら、次には数cmづつ切って行き試聴を繰り返します。

一番初めに3mの方が良く聞こえたら、事は簡単。5mの方を数cmづつ切って行くだけ。
ポイントは3m〜5m間にあるか、又は3m以内にあるか。

 何んとなくいい音に変化してきたと思ったら、切り取る長さに御注意を。
一度に切るのは5mm〜1cm位にして試聴を繰り返して下さい。

もし切りすぎたと思ったらまた繋いで試聴。継ぎ足しても全く問題ありません。

但し、プラスマイナスがショートしないように、この点だけは細心の注意が必要です。

 私が経験した本当の事をお話しします。

最後、最高のポイントはわずか数mm以内の所にあります。
本当にそれだけの差でがらりと音が変わるポイントがあるんです。

これって、インピーダンスにしたらどれくらいの差になるんでしょう? 
おそらく数mmΩという事なんでしょう。

上のダンピングファクターの曲線グラフ上では差を見いだせない位の値でしょう。

信じられないとは思いますが、こればかりはご自身で経験して頂くほかありません。

 何度も何度もトライ&エラーを繰り返すことにより自分の耳も成長していきます。
今まで聞こえなかった音、判断がつかなかった音の差、確信が持てなかった優劣、そのような物が少しづつ解ってきます。これこそがオーディオの醍醐味。

そしてある日、目の前に歌手の顔がぽっかりと浮かび上がる日が訪れます。
生音の出現です。


※お薦め品
 私が上記の作業を繰り返していた時に使用していた物です。


まずはアメリカ・ベルデン社のスピーカーケーブル。

これはやはり『PRO CABLE』で絶賛されていたので使ってみました。
上が型番8460、下が8470。
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html

 太さは

8460が18AWG(アメリカの導線の太さの規格、数字が小さい物ほど太い)、
8470が16AWG。


8460はとても細く、昔のJBLのスピーカーターミナルの非常に小さい穴にも楽勝で入ります。

8470はその穴にちょうど良い位の太さです。

 これらは相当昔からある物だそうですが、いまだに大変評判が良く、その上大変安価。
ネットで探すと、1m当たり200〜250円位で購入できます(ホームセンターでは売ってません)。

これ位の値段なら、納得いくまでチョッキン、チョッキンできます。


プロケーブル - 最高峰のスピーカーケーブル・伝説のスピーカーケーブル -WEとBelden

BELDEN ベルデン 8460 18GA(推奨距離、片側2m前後)
https://procable.jp/speaker/belden8460.html

BELDEN ベルデン 8470 16GA(推奨距離、片側3m〜4m)
https://procable.jp/speaker/belden8470.html

 どの位の長さで最高の音が出るかは、機材により変わってきますが、

8460なら1〜3m位、8470なら3〜5m位でしょうか。

ですので実験される場合は最低でもこれ以上の長さから始めないといけないでしょうね。

購入時は少し長めに買っておいた方が良いですね。何しろ実験には失敗がつきもの。


 その下の表は昔のJBLから発表された家庭用スピーカーのケーブル適合表です。


JBL Wire Chart 1975年のJBL kit plan から
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html


これを見ても、スピーカーのインピーダンスと距離によりケーブルの太さを変える事、つまりトータルのインピーダンス、ダンピングファクターの管理が重要だという事が解りますね。

 こちらはケーブルの先端を剥く時にとても重宝する「ワイヤー・ストリッパー」。

http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html


何しろ数え切れないほど、チョッキン、チョッキンしなければいけません。
これがないとチョット辛いですよ〜。

ホームセンターで1,500円位で購入できるんではないでしょうか。
ケーブルの太さに会う穴を選んで、取っ手を握るだけ。簡単です。
  

※御注意

この「音の焦点合わせ」を行う上で注意しなければいけない事を、二つ程書きます。


■その1
『PRO CABLE』のサイトに焦点合わせの公式なる物が書かれています。


●公式、その1
 メッキ線材の場合(銅にメッキされていて銀色の線材)、

ベルデンや WE などのメッキされている線材は、

短くすると、音が柔らかくなります。長くすると、音は、よりシャープになります。
細くすると音はシャープになります。太くすると音はマイルドになります。


●公式、その2
 非メッキ線材の場合(銅そのままであり、銅色の線材)

非メッキ線材は、

長くすると音が柔らかくなります。短くすると、音がシャープになります。
太くすると、一般的には、音は柔らかくなります。細くすると、これも音はシャープになる傾向を見せます。


以上の二つなのですが、ここで紹介した方法は『公式 その1』の方です。

音がシャープな場合はケーブルを切って行き、軟らかすぎる場合は長くするという事なのですが、ここに書かれている、「軟らかい」、「シャープ」なる言葉は、初めのうちはなかなか実感しにくいものがありますので、とりあえず長さを変えてみて、音の変化をどのように実感するか、全てはご自身の感じ方で決まります。


 『公式 その2』の方なんですが、これはインピーダンスとダンピングファクターとの相関関係からは理解できないものなんですが、サイトでは論理的な説明は一切行われていない為良く解りません。

又、この公式内の記述も「この部分、逆に書かれているんでないの?」と思わざるを得ないところがあります。

 がっ、実は私この方法も試してみました。理由は不明なのですが、確かに長くすると高域が落ちて行き、軟らかな音になったように感じられます。

おそらく、長くする事により直列抵抗が増え全体の能率が下がるんでしょうが、その時、低音部より高音部の方がより低下度が大きいんじゃないんでしょうか。

 サイトの中で、VVFという、家屋の天井裏や壁内の配線に使われるぶっとい銅の単線を使用し、片側200mなんて長さになっている方がいらっしゃいましたので、こんなになっちゃ大変だという事で、直径0.68mmのベル線(チャイム用に使われる細い銅の単線)を使い音の調整をしたところ、片側約20mというところでバランスが取れました。

 ところが、こちらのケーブルを選んだ場合、ちょっと問題があるという事が解りました。
それは、『公式 その1』の方法より、ケーブル長がかなり長くなることからきています。

実は、抵抗値は温度によってかなり変動致します。ケーブル長自体も変動しますから。
真冬や真夏等、毎日ほとんど同じ気温ならいいんですが、季節の変わり目など、前日から3〜5度も変化する時期等は毎日音がコロコロ変わり、調整に時間を取られ音楽を聴くどころの話ではなくなってしまいます。

と言う訳で、こちらの方法はあまりお勧めできません。


まっ、『公式 その1』の方法でも、夏と冬ではケーブル長の調整は行わなければなりませんが。

昔から、夏と冬ではなんか音が違うなぁとか、昨日と違うなぁとか思う事が多かったんですが、気のせいなんだろうと思っていましたが、やっぱり、実際音が違っていたんですねぇ。


■その2

 同じくこのサイトでの記述で、生音が出現すると、それは昔からいつも聴いている音なのだからすぐ判るという風に書かれているんですが、はっきり申し上げまして、そこまでリアルな音がいきなり飛び出してくる訳ではございませんので、この生音に関しましては、なかなか悩むところであります。

 今聴いている音が良い方へ向かっているか否かは、結局はいつも聴いている音楽をより多く試聴し、判断していく他ありません。

今まで聴いていたトラックのこの部分に出ていた歪がなくなったとか、メタリックな響きが素直になったとか、ボーカルの上ずりがなくなりコクがでてきたとか、そのように比較試聴を繰り返しながら事を進めて行く必要があります。

すると、今まで録音が悪いと思っていたCDが、まったくそのような事はなく、結局は自分の装置の音が悪かったのだという事に気付かされて行きます。


 ロック向きの音、ジャズ向きの音、クラシック向きの音等という事も、単にスピーカーの周波数特性が悪いせいであり、良く調整されたスピーカーは、何を聴いても良い音がするという事が解ってきます。
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html


8. 中川隆[-13410] koaQ7Jey 2018年7月08日 06:32:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16345]

オーディオ雑誌に書いてあることはデタラメばかり

2012/03/07
私が最も信頼するスピーカーケーブルはウェスタン・エレクトリックです。

状況に応じてWE16GAとWE14GAを使い分けております。色付けの無さ、フラットさを演出することにかけてはウェスタン・エレクトリックの右に出るものはないとさえ言えます。スタジオ・モニターやSR用などのプロ用スピーカーに使ってこそその真価を発揮します。

但し、今はウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルは製造されておりません。ウェスタン・エレクトリック自体が消滅しており、流通しているのは何十年も前に製造された分の僅かな在庫のみで、それが尽きてしまったら終わりというヴィンテージ中のヴィンテージと言えるほどの希少なものです。

オーディオアクセサリー誌の2012年春号に、ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブル復刻版が登場、という記事が載っており、目が釘付けになりました。

販売しているのは、早稲田大学内のベンチャー企業である潟uライトーン。

このケーブルは、AIW(American Insulated Wire Corporation)が、当時と同じ材料と製法によって復刻したものだそうです。ラインアップは太さの異なる14GA、16GA、18GAの3種。PVCの絶縁と綿の被覆が施されたもので、これはまさにウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルのトレードマークと言えるものです。但し、ツイン・ケーブルではないので左右のスピーカーに使う場合は4本必要とのことです。

AIWという会社が気になるところですが、1881年から1995年まで存在したウェスタン・エレクトリック社の委託生産を手掛ける大手メーカーで、「KS13385L-1」の型番を持つ各種線径のケーブルをウェスタン・エレクトリック社にOEM供給していたそうです。

ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルはOEMだったのね・・・

そもそもウェスタン・エレクトリック社は、アメリカ最大手の電話会社であるAT&Tの製造部門として主に電話機などを作っていました。映画館向けに音響機器を製造していた時期もありましたが、真空管のアンプやスピーカーユニットの製造ラインはあっても、スピーカーケーブルを作るところまでは手が回らなかったのでしょう。ケーブルというのは高度な技術を要する製品です。恐らくかなりの設備投資が必要で、専業でないと優れたものは製造できないのかもしれません。製造委託をした方が早いといったところでしょうか。

ケーブル専業メーカーの筆頭はベルデン社です。

オーディオケーブルはよく知られるところですが、それ以外に軍事用など様々な用途向けに、ありとあらゆるケーブルを製造しています。製造するだけでなくソリューションも手掛けております。

オーディオアクセサリー誌には、記事だけでなくブライトーンの広告も載っていましたが、非常に気になることが書いてありました。


サイズ14GA:低域が力強い
サイズ16GA:低域から高域までバランスが良い
サイズ18GA:広がりがある、ツイーターや内部配線向き

という説明がされていました。

もし、ウェスタン・エレクトリックの復刻版スピーカーケーブルを購入しようと思った方がおられたら、上記の説明はデタラメなので鵜呑みにしてはいけないと警告しておきます。

ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルの正しい使い方はこうです。

サイズ14GA:5〜6mほどの長さで使うこと
サイズ16GA:3〜4mほどの長さで使うこと
サイズ18GA:2mほどの長さで使うこと

サイズによって使う長さが決まるのがプロ用のケーブルです。上記のようにして使うと、いずれも同じ結果になります。それはフラットな音、つまり低域から高域までバランスが良くなるということです。

プロ用のケーブルには低域が力強くなるなどといった味付けは一切施されておりません。

例えば、14GAを使って低域が力強く感じられるというのは、音のバランスが崩れたことを意味します。ケーブルの長さが足りないだけの話です。5〜6mで使えば低域から高域までバランスが良くなります。

プロ用のケーブルというのは、如何にフラットな音を出すかを最終的な目標として製造されているのです。アンプとスピーカーの距離は条件によって様々です。ケーブルの長さが異なってもフラットな音を出せるように、サイズ、つまり芯線の太さのバリエーションがあるというわけです。ケーブルの長さと芯線の太さの組み合わせでフラットな音に追い込むというのが正しい使い方です。

オーディオアクセサリー誌には、「福田屋セレクション スピーカーケーブル・スクランブルテスト」という記事も載っていましたが、テストをするに当たって、どのくらいの長さで試聴したということは一切書かれていませんでした。オーディオ評論家の福田氏は、スピーカーケーブルの長さと太さの関係をわかっているのでしょうか?それ以前にフラットな音がどういうものかをわかっているのでしょうか?

更に酷いことに、端末処理で音質がアップする、ということで、推奨するYラグやバナナプラグの紹介までしていました。ロジウムメッキの高剛性材を使った製品が解像度でも有利とまで書いてあります。そんなものを使ったら音が曇ってしまうというのに・・・

ウェスタン・エレクトリックの14GAもテストしていました。スペックからすると個性的な音がするのではないかと想像していたそうですが、至って現代的な性能だと驚いている様子でした。プロ用ケーブルは至極真っ当な音しかしないんですよ。

プロ用機材を導入して真っ当な音を聞くことができるようになりましたが、オーディオ雑誌に書いてあることはデタラメばかりだと改めて感じる今日この頃です。
http://audiomyhobby.at.webry.info/201203/article_2.html


9. 中川隆[-13455] koaQ7Jey 2018年7月11日 09:09:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16471]

元京都大学工学部教授 志賀正幸の「オーディオの科学」で判断基準にしているブラインドテストでは音の比較ができない理由
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html

ブラインドテストの嘘

 よくオーディオ雑誌には、アンプやスピーカー、スピーカーケーブルや色々なアクセサリーなどのブラインドテストなる比較試聴記事が掲載されていますが、それらの記事内容には全く信憑性がないという事に、Eを読まれた方はお気付きのことと思います。

 例えばアンプを変えた場合、アンプの出力インピーダンスはそれぞれ異なりますので、システムのインピーダンスが変わってしまい、ダンピングファクターの変化によりスピーカーの周波数特性が変化します。

アンプの音を正確に比較したいのであれば、スピーカーケーブルのインピーダンスとアンプの出力インピーダンスの和が、全ての組み合わせで同じになるようにしなければなりません。

そこまでした上でのテストでないと、結局はダンピングファクターの変化による音の変化を試聴している事になってしまいます。

これらはスピーカーやスピーカーケーブルのテストの場合も同じことが言え、つまりは最高の状態を比較試聴している訳ではなく、結果は全て出鱈目であるという事が出来ます。

 問題は、このような事を知ってか知らずか、名の知れた雑誌がこんなテストを堂々と行い、高名な評論家と言われる人達が物の価値を決めているという事です。
これらにより、如何に多くの人達が間違った方向へ導かれ、多大な犠牲を払わされてきた事か。

いい加減ここら辺で、正しい知識が知れ渡り、全ての人が本当に楽しいオーディオライフが送れるような時代が来る事を心より望みます。

アンプやCDプレーヤー、ましてやスピーカーケーブル等にお金をつぎ込む事は愚の骨頂。

唯一お金をかける意味があるのはスピーカーでしょうか。それにしても、セッティングを完璧に行う事が絶対条件です。

こちらに『ステレオ』誌によるアンプのブラインドテストの記事が載っています。


これはCで紹介した『オーディオの科学』というサイトで紹介されていたのですが、一時かなり話題になったそうです。

それというのも、オーディオファンの間では超有名なア○○○○ーズの高級アンプが、全員から最下位と判定されてしまったという事で、ネットでも驚きと嘲笑の声があふれていました。

 しかし、これなんかもインピーダンス調整は全くされてない訳で、高級アンプほど自身のダンピングファクターは高い事が多いですので、短く太いケーブルでつなぐと、暗く沈んだ音になる事は当たり前です。この時もこんな理由で最下位になってしまったことは容易に想像できます。

 やはり問題は、こんなテストを平気で行ってしまう雑誌編集者と、何の知識も持ち合わせていない評論家という事になるでしょう。

更にこのテストでは、音の悪い物はデジタルアンプであるという勝手な思い込みに支配されている事が図らずも証明されてしまっていますから、評論家ってどんだけ無能なんだって気分になってしまいます。

 又、このサイトの主宰者がこの記事にコメントしていますが、自分の主張の正しさを証明したいが為か、無理やり自分の都合の良い様に解釈していますね。

例えば、 「とりあえず、アンプによる聴感の差は、これ程の価格差があるにもかかわらず、ほとんど無い」

と書いていますが、全員の評価にそれほどばらつきがみられず、同じ物を最下位に選んでいるという事は、このテストではそれだけはっきりとした差があったという事じゃないんですか、それが真に正しい評価か否かは別にして。

 ほんとはこのテストの本当の問題点に気づき、それに対しての正しい考察を行うべきで、それが出来ていないと、「科学」を標榜するこのサイトの価値を高めることには繋がらないでしょう。
http://masedoine-de.mond.jp/new1052.html


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良いケーブルの見分け方 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2010年04月25日


長い事仕事で「技術畑」をして来ますと「慌て者の間違い」や「うっかりの間違い」が多い事に気づきます。

例えば「ケーブル」の評価を例に挙げますと、接続して15分くらいで判断される方がいます。長くても1週間くらいで判断される方がほとんどだと思います。

私の場合「ケーブルの評価」は最低3カ月から半年をかけます。技術者は「観察力」を磨かないといけないと思っています。物事には「理屈」が有ります。「なぜ良いのか?」、「なぜ悪いのか?」の理屈が判らないと「まぐれ」になります。「まぐれ」はそうそう来ません。

「まぐれ」で良いケーブルを見つけた場合、その根拠を明らかにするには「仮説」を立て証明実験をして行く事になります。・・・と地道な積み重ねが必要です。

ケーブルの場合、「評価するケーブルの性能が抜群に良い」と一般の方は「ダメ」の烙印を押すのが一般的です。何故ならその1か所だけを交換しても「バランスを壊す」からです。試しの1本のケーブルでは一端ぐらいしか判りません。それを全てのケーブルに入れ替え、「馴染ませた時」のサウンドが想像できれば、ケーブル交換も楽しくなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/bc47ce9089e35f592bc795b4664fd9d9

▲△▽▼

楠 薫 ■ オーディオ隔離病棟 ■
〜 電線病病棟:スピーカー・ケーブル 〜
http://www.kusunoki.jp.net/audio/cable/speaker_cable.html
http://www.kusunoki.jp.net/audio/experiment/ex20130617.html
http://www.kusunoki.jp.net/audio/experiment/ex20130623.html


TANNOY Reveal 601pのケーブル選び


BELDEN 8477 12GA SP cable

安くて音の良さそうなスピーカーケーブルと言えば、PRO CABLE で入手可能なベルデンが思い浮かび、 12GAモノ8477 を取り寄せてみました。700円/mと、かなり安価です。

そしてこの音、どこかで聴いたことがあるな、と考えを巡らせ、思い当たりました。

そう、ベルデンの3芯のインターコネクトケーブル BELDEN8423 の みずみずしく、色彩感豊かで、空間分解能に優れ、楽器の立ち位置、前後感まで手に取るような音。あの音に似通っているのです。

さらに音にスピード感があり、透明感もあって、WE-AIW製10GA の SP cableのように、力業で低域をぶん回すような鳴らせ方はしません。 ただ、それを「低域が軽い」「重量感がない」「高域の芯が乏しい」と感じる方がいるかも知れません。
ジャズのシンバルが派手に鳴ってくれるという意味では、WE-AIW製10GA SP cable に一歩譲りますが、クラシック音楽にはこちらの方が 相性が良いかと思います。それでいて、スピード感、色彩感があるので、個人的にはジャズもけっこう気に入っています。

それからもう一つ、注意しないといけないのは、鳴らし始めは低域が出ないし、出てもモッコリ、切れの悪い、寸詰まりの音です。

AETのEvidence もそうですが、1日目はひどい音でガッカリさせられます。ここは我慢のしどころで、「100時間鳴らしてから評価しよう」 とのんびり構えるくらいにしておかないと、エージングが進んできて音に色彩感が出始めていることに気づかず、ブチ切れてゴミ箱に放り 込まないとも限りません。それくらい、鳴らし始めは、ひどい音です。(笑)

欲を言えば、もう少しローエンドが伸びている感じが欲しい。WE-AIW製10GA SP cable で聴かせてくれたあの低域が耳から離れない せいかも知れません。でも高域のみずみずしさ、分解能は、圧倒的に BELDEN8477。悩ましいところです。


で、最終的にスピーカーケーブルはどれになったかって?

それは、やっぱり「聴いてて楽しいWestern Electric 10GA」。
ミーハーと言えば言えなくもないんですけど、せっかくオーディオやるなら、楽しくないと。

でも、これは高解像度クラシック音楽用システム、ソナスのストラディヴァリがあるから可能な選択と言えなくもありません。
もし、オールラウンドに、となったら 8477 を選ぶ可能性の方が大きいかも知れません。


10. 中川隆[-13462] koaQ7Jey 2018年7月13日 09:36:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16528]

32: CD愛好家 :2005/08/21(日) 11:07:14 HOST:v066100.ppp.dion.ne.jp

「エージングも関係しますよ。」

おそらくターミナルとケーブルの接合部が”なじむ”のではないかと思いますが、
取替え直後には判断できないと感じた経験がありました。

ベルデン8470のことなのですが、交換直後は何の変哲もない普通の癖の無い音でしたが、
しばらくして本領を発揮したように克明な描写に変わってゆきました。

簡単に表現するとモニター用という感じで、現在はこれを使用中です。

見た目はショボク値段も安く、近隣のオーディオショップでも
相手にしていないケーブルなのですが・・・・(不思議)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1121080635/


11. 中川隆[-13455] koaQ7Jey 2018年7月13日 12:40:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16534]

47: 徒然草 :2005/08/27(土) 07:45:52 HOST:ACCA1Aae106.aic.mesh.ad.jp

銅線の形状については音に関する50パーセント以下のファクターだと思う。
後の50パーセント以上は銅線の材質と被覆だ。

ちょっと横道にそれてスピーカーコードではなくピンコードの話をする。

昔、何とかと言ったな。名前は忘れたけど、オーディオ用の紙テープみたいなものが売っていて、あれをピンコードに軽く巻くだけで音が変わる経験をした。

粘着材は確かついていなかった。だから手を離すと取れちゃうんだけど、それでも巻くだけで音が劇的に変わる。好みの音にならなかったから棄てちゃったけど、被覆の厚さや素材の性質などが、想像できないほど大きな音質への影響があるということを、あの時学んだ。

今でも断言できる。ピンコードは被覆も命だ。
ならば、スピーカーコードも被覆も命じゃないのか? 

材質や強度は重要事項だ。ピンコードほど微小信号を扱うわけじゃないから、影響は小さ目かもしれないが、それでも無視できないほどの大きな影響はあるはず。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1121080635/


12. 中川隆[-13462] koaQ7Jey 2018年7月15日 06:34:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16576]

ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブル 16GA (焦点の長さ 3〜4m)を 2m 買って QUAD ESL63 に繋ぎましたが話にならない酷い音でした。

前に繋いでいた ベルデン8460(18GA) 2m (焦点の長さ 2m 前後)が正解だった様です。


16GA (焦点の長さ 3〜4m)を 2m 長で使うとプロケーブル社の言う通り

すりガラス越しの音のようになった
高音が全然出なかった
かなり遠くで鳴っている感じ

それから、ウェスタン・エレクトリックのスピーカーケーブルは音が ぶっと過ぎて繊細さが全く無いのでクラシック音楽にも静電型スピーカーにも全然合いません。

クラシック音楽や静電型スピーカーを聴くなら ベルデンのスピーカーケーブルを買ってプロケーブル社の処方に従って焦点が合う様に長さを調整するのが正解です。


僕の経験的結論として

・ケーブルを変えても音は変わらないというのは大嘘で、アンプを変えるよりケーブルを変えた方が音は大きく変わる

・ケーブルは太ければ太い程いい、とか 短ければ短い程いい というのは間違い

・プロケーブル社の焦点の話は正しい

・ケーブルもクラシック用とジャズ用とあって、クラシックとジャズの両方が上手く鳴る装置は存在しない


システムのインピーダンス
= スピーカーのインピーダンス+スピーカーケーブルのインピーダンス+アンプの出力インピーダンス

は直流なら定数ですが、交流では周波数によって変わります。

いい音を出すにはシステムのインピーダンスを可聴範囲のすべての周波数に対して最適化しないといけないのですが、簡単に変えられるのはケーブルの太さ、長さとケーブル・メーカーだけです。

プロケーブル社ではケーブルの太さ、長さとケーブル・メーカーを最適化するノウハウを焦点理論と言っているのです。

ケーブルはプロ用の周波数特性がフラットなものを選ばないと、可聴範囲のすべての周波数に対して最適化できないというのがプロケーブル社の主張なのですね。


13. 中川隆[-13629] koaQ7Jey 2018年9月04日 10:54:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18223] 報告

アンプやケーブルを交換して15分くらいでは「良い・悪い」は判断できない


「音質アップ」への出発点 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年09月04日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/df964ca66e673d46f47d3d50d95e0728

「少しでも良い音質で楽しみたい」と云う願望は誰しも持っていると思う。その為に機器やケーブル類のグレードアップ等をしてくる。またスピーカーやアナログプレーヤー・アンプのセッティングを詰めて行くと思う。

しかし、現実は「原理を考えない」性急で感覚的な「音質比較」に終始しているのが殆どの現実だと思う。アンプやケーブルを交換して15分くらいで「良い・悪い」を判断しているのが殆どではないだろうか?

個人的な意見を述べさせていただければ「科学的な知見」が無い、子供の遊びの領域で終始しているのが現状だと思う。「ローマは一日にして成らず」である。毎日のコツコツと積み重ねをして来たかが「プロセス」として大事である。(ノウハウを得るため)

「オーディオマニア」と自負している方の半分は1週間に1〜2回しか聴かない方達である。その様な状態では「機器の劣化」、「ケーブル類の接続性低下」をづっと続けている事になる。その様な方が、倍近い金額の高額機器にグレードアップした所で、「一歩前進・三歩後退」の現実しかない。現状をキープするどころか「音質劣化」していることすら気付かない「耳」ではどうしようもない。

「音質アップ」への第一歩は「毎日聴いてやる事」・・・そしてそのシステムで累積2000Hr以上使い込んでみる事だと思う。何も新しい機器やケーブルに交換しなくても「確実に音質アップ」する。システム全体が「活性化」すれば「持てる力」がそのまま出て来るようになる。ここが「音質アップ」への出発点である。この出発点の理解もないままいくらグレードアップした所で「砂上の楼閣」で有ろう。

14. 中川隆[-13642] koaQ7Jey 2018年9月16日 09:36:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18592] 報告

オーディオ機器は一番最初に聴くときが肝要。
最初に聴いた時の新鮮な状態が機器の特徴を的確に耳が聴き分ける。

一晩通電してから聴きたい。
輸送の振動ストレスや外気温との差で調子が出なかったり。場所を動かしただけで三日くらい音が落ち着かなかったり。勿論半年、一年と使って視えてくる物もある。

15. 中川隆[-13531] koaQ7Jey 2018年10月01日 10:00:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18943] 報告

お聴かせするタイミングがなかなか合わない - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年10月01日

私のシステムはほぼ常時、「現在進行形」で「音質アップ」をさせているので、来訪されたお客様に良いタイミングで聴いていただく事が少ない。

ラインケーブル交換をすると半年、電源ケーブルを交換すると約1年程は「鳴らし込み」が必要になります。

大概はこの期間に聴いていただく事になるので、「ふん詰まった」サウンドを聴いていただく事が、タイミング的に多くなります。

それでも一般のステレオのサウンドとは一味違うサウンドである事に変わりは有りません。

昨日はHaさんが、3年ぶりくらいにお見えになり聴いていただきましたが、8月上旬に電源ケーブルとラインケーブルを交換したばかりなので、約2ヶ月程しか「鳴らし込み」が出来ていません。

今回は、サブシステムはCDラインは完了していましたが、MDとDATのラインは、まだラインケーブルや電源ケーブルのグレードがかなり低い状況でした。

メインシステムのサウンドを、Haさんは8年前、3年前のサウンド共にご存じなので、その時のサウンドより「音の密度」(音の厚み)や「広がり」が大きく改善されている事は判っていただきましたが、本当の実力発揮は今年の12月以降(最低でも半年)になるタイミングです。なかなかこのタイミングが難しいのです。今後、メインシステムは大きなケーブル交換は有りませんので、来年になれば安定したサウンドをお聴かせすることが出来るでしょう。

ケーブルによる「機器の活性化」の現象をご理解できない方には多分理解できない事でしょう。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7d4afd7c85631476522e5f2128eba87b

16. 中川隆[-13389] koaQ7Jey 2018年10月08日 11:32:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19066] 報告

音質が良いとは何を指すのだろう - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年10月08日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a4c5c2bbd18898e18f62349d9c310fbc

少しでも良い音で「音楽」を聴きたい。そう願って45年以上前から「音質アップ」を意識していた。機器のグレードアップに明け暮れた30年を過ぎ、ケーブルを色々試して見たら、この部分に大きな音アップの根源を見出した。

「出て来る音」は電源の優劣・電源ケーブルの質と量・ラインケーブルの質と量・SPケーブルの質と量、機器内部の配線の質と量に起因する。

部屋の残響特性や容積・強度も関係するが、「出音」が悪けりゃ「部屋」ではカバーできない。単なるごまかしになる。「出音」の質を上げる事が非常に重要だ。


「出音」の質が良ければ「部屋の影響」に関係なく、ハイグレードなサウンドを満喫できる。しかしながら、「音質」の管理指標がいまだ測定できない事がもどかしい。

「調整」や「好み」・「相性」等と云う言葉は「客観的な音」の比較において、それなりの理屈が有る。その理屈を「指標」として説明できなければ単なる「逃げ言葉」で有る。

本当に「客観的」に良い音(音質)は誰がきいても納得できる音であるはず。評価する側の人間の「耳」が出来ていない。オーディオマニアの半数は「聴く頻度」が低く耳が出来ていない。(良い音が判っていない)残りの50%の中でも45%の方は「飛ばない鳥」で有る。「私は電気の事は判らない」、「ケーブルは理解できない」等と簡単に投げ出している。

雑誌で色々な評論家が同じ機種の音質評価で「百家百論」で昆がらせている。感じ方と云うより試聴の方法が統一されていないからだ。耳が出来ている方が同じシステムで比較試聴すれば同じ様な印象を持つと思うが、同じ評論家でも立ち位置の違いや耳の鍛え方で「発する言葉」や「表現の言葉」が変わって来る。・・・当然参考程度で当てには出来ない。鵜呑みにする方がいること自体私には理解できない。

17. 中川隆[-13383] koaQ7Jey 2018年10月10日 10:20:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19105] 報告
ケーブルのグレードアップ効果が出始めている - Mr.トレイルのオーディオ回り道
2018年10月09日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/972db3754db0a2489cb8182fcc2b3b2a

今年5月から8月にかけて、従来の断面積の2倍になるケーブルにグレードアップした。この様な凄まじいグレードアップをすると機器の方が直ぐに対応できなくて「ふん詰まり」を起こして、一時的に音のバランス等を崩して「音質ダウン」する。その期間は、従来のケーブルと新ケーブルのグレードの差(ギャップ)が大きければ大きい程「反作用的」にひどい状態になる。

それが2〜3ヶ月も我慢して聴き続けていると、「右肩上がり」のポイントに達する。以後は機器が完全に対応出来る様になるまで「右肩上がり」が続き、ある日突然「活眼(活性化)」する。この時には、今までのサウンドの延長を突き抜けたハイグレードなサウンドになる。この世界を知ってしまうと「鳴らし込み」にも力が入る。

オリンパスシステムが最近特に良くなってきている。このシステムを鳴らし出すと「もう動きたくない」症候群になってしまう。まだ完全活性化にはなっていないけれど、今まで聴いた事の無い音の厚みや空気感・エネルギー感・音の出方で鳴りだしている。これを聴き出すと次から次にソースを変えて聴きたくなる。歩きに行かなくてはいけない時間だと分かっていても「今日はお休み」としてしまい、リクライニングシートに座って本格的に聴き出してしまう。毎日最低2時間以上はリクライニングシートに座って聴き惚れてしまう。

音楽部屋でそうやって音楽を楽しんで自宅に帰っても、「自宅システム」が待っている。こちらはパワーアンプを6月に交替させたので1年コースだと思うが、こちらも少しづつ良いサウンドになって来ている。まだまだオリンパスシステムのレベルには程遠いが、着実に良くなってきている事は確かである。こちらもついつい聴き込んでしまう。TV音声で2〜3時間鳴らした後、寝る前の1〜2時間聴き込んでいる。

18. 中川隆[-13343] koaQ7Jey 2018年10月17日 08:58:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19270] 報告

オールドJBLでクラシックもJAZZも 2008/04/27
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ba4845002b947f5f36eacb887d33e3c6?fm=entry_awp


オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4〜5時間聴いて何が判るのか?」と思います。

良いケーブルは「大容量」になります。それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。

今、オールドJBLのユニットを使ったシステムでクラシックもJAZZの同時に楽しめるシステムを作っています。

クラシックもJAZZも両極端のサウンドが有りますが、(例えばチェンバロ独奏を観客席で楽しむ聴き方とど迫力のJAZZドラムスを眼前で浴びるような聴き方)を除いて、一般的な範囲での聴き方に対しては同じシステムで可能と思っています。

JBLの#075でヴァイオリンが艶やかに鳴らない場合、まず使っているケーブルに粗悪な物が使われています。アンプやCDPの高価な装置を使っていてもそれらを接続するケーブルが粗悪な物ではその機器の実力の1/10も出していないでしょう。

ケーブルには電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブルが一般的に考えられますがそれだけでしょうか?。私の場合、電源とは壁コンからタップまでとタップから機器までを定格消費電力数の合計で使い分けています。

デジタルだアナログだでは区別はしていません。システムの場合「小信号」を扱う部類とパワーアンプ群の様に比較的大きな電力を食う物と分けてタップとりします。

電源ケーブルは機器の「性能」を決定するばかりか「質感」をも左右します。良い電源ケーブルが必要です。メーカーオリジナル配線の電源ケーブルはほとんど使い物にならないと考えて差し支え有りません。

それらのほとんどのケーブルが「ノイズ」を拾っています。
古い機器はオリジナル配線も極端に粗悪な物が多いです。(この頃は電源ケーブルの重要性が理解されていなかったから)・・・

マランツの#7、#2、#8b、#9、マッキンのC-22、MX-110 や MC30, MC275等も当時は良かったかもしれないけれど今となっては「粗悪」なものの分類のケーブルに入ります。

次にラインケーブルやSPケーブルですがこれも電源ケーブルと同じで「ノイズ」をシャットアウトできるケーブルでないと使えません。いづれの箇所でもノイズ(ハムノイズ)を拾うようでは音が粗くて使い物になりません。

そして皆さんが「盲目的」に何の疑問を示さないのがSP箱内配線です。このユニットへの配線やネットワークへの配線が「とんでもなく粗悪」だと言う事です。

他にもアンプやCDP、チャンデバ内に使ってあるプリント基板や半田材、半田材の材質も粗悪な物が多いです。半田に鉛が入っているだけで電気が流れにくいです。

私の場合アンプの内部配線も手配線ができる管球式を使いたくなります。そしてその配線材も良いものを使い、半田材も鉛なしの銀入り半田、管球も中国製ではなく1940年から1960年代くらいまでの「本物」にこだわっています。

SPユニットにも半田付け部分が有ります。オールドユニットは歴史的に見てまず間違いなく「鉛半田」が使われています。これを交換してやるだけで情報量が「?倍」になりリアクション(応答性・反応)が飛躍的に良くなります。

オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4〜5時間聴いて何が判るのか?」と思います。

良いケーブルは「大容量」になります。それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。

「あわてモノの間違い」、「うっかりの間違い」のケアレスミスの塊だと思います。雑誌の評論に振り回されていたのでは真の「良い音」は追求できません。

機器がどんなに優れていてもそれらを繋ぐ「ケーブル」が粗悪な物では使い物にならないサウンドしか出ません。

機器とケーブルの総合力+セッティング術の技術力の差が「出てくるサウンド」の差になります。

ケーブルに求めるのは「瞬時伝送能力」です。そのため「大容量」でないといけません。これにノイズが入れば大容量とはいえなくなります。

伝送容量は水道の配管です。これは大きいほど沢山流せるでしょう。ノイズがこの配管に付くスケールに相当します。このスケールが微量でも有ると水が濁ってしまいます。この濁った音がヴァイオリンが綺麗になってくれない原因です。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ba4845002b947f5f36eacb887d33e3c6?fm=entry_awp

19. 中川隆[-13316] koaQ7Jey 2018年12月30日 10:59:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
ケーブルのグレードアップをすると・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年12月29日

今年は5月から8月上旬にかけて、オリンパスシステム・自宅システム・サブシステム2種の「ケーブル類のグレードアップ」を実施した。その為、「機器の活性化」期間に入ってしまって、まともなサウンドにはまだなっていない。

8月から12月まで連日「鳴らし込み」を続けて来た。漸く5ヶ月を経過して少しづつ「ケーブルのグレードアップ」の効果が少しずつ聴こえ出した。

SPケーブルとSP箱内配線(ユニット間)の配線は8年前に「最高峰グレード」にしていたので今回は触っていない。交換したのは、電源ケーブルとラインケーブル(XLRorRCA)である。電源ケーブルだけで20数本、XLRケーブル10セット、XLR→RCA変換ケーブル3セット、RCAケーブル6セット。

オリンパスシステムと自宅システムはすべてのケーブルが「最高峰グレード」になりました。サブシステムはCDラインとプリ〜パワーアンプ間、SPケーブルの基本ラインのみ。

ケーブルを作る時はコツコツと3ヶ月かけて一気に作り上げました。交換も順次して来ましたので、振り返って見れば一瞬の出来事の様です。その後が大事なのです。1年間の「鳴らし込み」が大変なのです。現在5ヶ月経過、まだ7ヶ月残っています。

ケーブルのグレードアップをしたら、1年間はまともなバランスでは鳴ってくれません。機器がケーブルで活性化され、フルに使える様になれば、音のバランスも音数もエネルギー感も見違える様なサウンドに激変します。空気感や質感も様変わりします。今年交換したケーブルグレードが私の最終形のケーブルになります。やっとたどり着きました。ここまで15年かかりました。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/58d7b49ffbc1d63b784ed0ca429ce93a


今年もあと僅か - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年12月30日


今年は本当に良く「半田こて」を握りました。今年のビッグイべントは「最高峰の電源ケーブル・ラインケーブル(XLR・RCA)を作り交換したこと」です。作成期間は5月〜8月。交換最終時期は8月上旬。・・・現在約5ヶ月経過。SPケーブルは8年前に作成交換済。

ケーブルによる「機器の活性化期間」は約1年かかります。交換後の最悪の期間は峠を越しました。これからは「聴くほどに良くなっていく」過程に入ります。

一般市販のケーブルではこんな事は有りません。とんでもないグレードのケーブルだからこの様な事が起きます。(機器の活性化に1年とか・・・)一般のケーブルでは「機器の活性化」と云うより「馴染ませる」ぐらいの事しか出来ませんが、本当にグレードの高いケーブルでは「反作用」も非常に大きいのです。

反作用で一番困るのが「ふん詰まり」した音になり、ベールを被った音で音のキレもなく、音の弾みも感じられません。これを我慢しながら聴き続ける事約半年(これを苦行と云う)、少しづつ音がヌケてくる。最初は「針の穴」が開いたかの様だが、1年も聴き続けていると「全開」になって開通する。この時のサウンドはとんでもないグレードに激変します。これを知っているから「1年」が待てます。知らない方は「ダメケーブル」の烙印を押して処分されるでしょうね。毎日最低4時間ほどは聴き続けないといけません。累計時間にするなら2000Hr必要です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/92e7a284ae5f828bd439efc8b77d17ad

20. 中川隆[-10845] koaQ7Jey 2019年4月07日 11:35:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1185] 報告

研ぎ澄まされた耳の日とそうでない時の耳 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年04月07日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d609cd8510de51f96ca7148f737eee77

毎日音楽を5時間以上聴いていて、日によって「耳の感性」が変わって来る事が有る。比較試聴をしていて「非常にその変化が良く分かる日」とそうでない日が有る。

機器類の運転時間やケーブル交換後の時間も効いて来る。それらを理解した上で比較をしても、鈍感な日と敏感な日が有る。その日の体調も効いて来ると思うが、そう云う事もあると云う事を理解しておく必要がある。

同じ比較試聴を3日連続やっても変わってくる可能性がある。必ずしも最終結論が同じにはならない。音(サウンド)自体の傾向は同じで有っても、その日の感受性が変わって来るのだろう。

肝心な判定をする時は、その約1か月前からケーブル類の交換はしないし、同じ曲をかけ続ける様な事をしている。とにかくその曲を丸暗記するまで聴き続け、その時受ける「感銘度」も出来るだけ覚えて置くが、判定の時用の「耳」にした時は「冷徹さ」をもって比較試聴する。

それでも後で評価が逆転する様な事もある。比較試聴と云っても一筋縄では行かない時もある。普段聴こえない音が突然聴こえる事もある。長く聴き続ける事が大切だと思う。

お宅訪問でよそ様のサウンドを聴く時は最初の5分だと思っている。周波数特性帯域・音数・空気感・SN比(見通し)・音場空間性等を一瞬のうちに聴き分ける。自分のサウンドには超厳しく、他人様のサウンドには超甘くが私の信条。皆さん一生懸命やっているのですから出来るだけほめる様にしています。ただし、自分のサウンドには妥協はしません。いつも発展途上のままです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d609cd8510de51f96ca7148f737eee77

21. 中川隆[-10509] koaQ7Jey 2019年4月29日 12:11:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1577] 報告

自宅システムのサウンドが変わり始めた - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年04月29日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d76e973246c81fbb12cc35317bb7db18

4月17日にエクスクルーシブ M4パワーアンプが修理を終えて帰って来た。(パワーSWのO/H)その後毎日4時間ほど鳴らし込んでいる。一昨日まで4日間ほど、アンプのSWを入れてから1時間ほど経つとRchから音が出たり、出なかったりを繰り返していた。(アンプが温まると出る不具合?)

それが昨日から治った様だ。それと共にサウンドも大分良くなって来た。以前は「線の細い音」でとても褒められたものではなかったが、大分「太い音」に変わって来て、ピアノの左手のサウンドに実在感が出て来た。高域も特に線が細かったがそれも解消されて来た。

今までも「こんなサウンドが本来のサウンドではない」と思っていたので、「鳴らし込み」で変わって来ると経験上確信していた。それが如実に良い方向に変わって来てくれている様だ。まだまだ良くなってくると思っている。

電源・電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線(ユニット配線)と全ての接続をNo1グレードのケーブルで揃えている。行く着く先は「オリンパスクラス」のサウンドになる筈だと思っている。多分1年ほど「鳴らし込み」をしないとそこまでは行かないだろうと、最初から考えていた事なのでまだ途中経過である。

予測通りにサウンドが変わり始めている・・・期待出来そうだ。

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音楽を聴くには体力(持久力と筋力)と血流対策が必要

2019年04月28日 | ピュアオーディオ

15年も音楽三昧をしてくると「体力」と「血流」への対策が必須だと感じる。1日2時間程のヒアリングなら「癒し」の効果が得られるだろうが、4時間以上/日も毎日聴いてくると「運動不足」で体力が落ちて来る。

「音楽を聴く」と云う行為は、真剣に音楽と向き合えば向き合うほど、身体を動かさないでじっと聴き込むはずだ。これは精神面では特に問題にはならないが、体力面や血流面では大きな問題となって来る。

リクライニングシートに座って4時間以上、毎日ヒアリングを続けていれば運動機能が下がると共に、体内の血流もおかしくなってくる。オーディオ評論家諸氏に「早死傾向」が有る事は良く知られている。SS誌の執筆家、岩崎氏や瀬川氏、浅沼氏等60歳前に亡くなっている。

オーディオ評論をまじめにやればやるほど、「聴く時間」が増える=「不健康な時間」が増える・・・と私は思う。だから私は25年前から1万歩/日の運動を欠かさない。それでも足りないくらいだと思っている。やはりスポーツをして身体に負荷を掛けてやらないとじり貧になって来ると感じる。

長くオーディオを楽しむためには、体力・筋力・循環力(血の)を維持してやらないと、早死にしてしまうと思う。何事も「ほどほど」が良いのかも知れない。あまりに根を詰めた様な行動は何処かに無理が出て来る。

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まだまだ修理をしなければならない

2019年04月27日 | ピュアオーディオ

自宅のEMT#981が「読み込み」不良になって来ました。5月には修理に出す予定でしたので特に慌てる必要は有りませんが、自宅でCDが聴けなくなる事はチョッとストレスになりますね。おそらく「電源部のコンデンサー」が熱で消耗しているんだと思う。このCDPは電源部(ピックアップユニットの近く)でかなりの発熱をします。

自宅システムは最近音のバランスがおかしい?「音の出方」もおかしい?・・・「ふん詰まり」の症状みたいだと感じている。音自体は出ているが、「中低域の押し出し感」が無くなっている。いつも聴いている音楽をかけると「おかしい?」と感じるのだ。

M4パワーアンプ電源ラインを本来のラインから取り始めたので、「負荷」が大きくなっている(伝送容量が大きくなっている)と思う。まだその容量に対応できなくて「ふん詰まり」を起こしている。この様な経験は十分しているので「時間」だけが解決してくれる。久しぶりに「典型的」な「ふん詰まり」の症状を経験した・・・と思っている。更なる不具合につながらなければ良いが・・・。

いつも聴く音量が小さくて(アッテネーター切り替えレベル”0”ポジションだと1クリック)厳しい使い方だとは思う。C3には本来のボリュームとは別にアッテネーター切り替えレベルが@0db A-15db B-30db となっている。いつも聴く音量だと、@0dbだと1クリック(7時方向以下) A-15dbだと9時の方向 B-30dbだと10時の方向・・・このアッテネーターの切り替えレベルでも「音のバランス」が変わって来る。

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Lo-D HS-01 システムのサウンド

2019年04月26日 | ピュアオーディオ

先週から鳴らし出したLo-D HS-01システム。5pフルレンジスピーカーです。周波数帯域 :150Hz〜20kHzとなっていますが、中域専用の音の様な感じです。10KHz以上は出ていない様な・・・。

とにかく「威圧感」が有りません。現在はカーペンターズを録音したMD専用で鳴らしています。サブシステムのD208システムを聴いてからでも「威圧感」を全く感じません。口径が5pですので箱のサイズ:幅68x高さ88x奥行58mm 重量 :0.55kgと片手に載るサイズの可愛いSPです。

このSPに「音質」を期待してはいけません。ただ鳴ってくれれば良いのです。そう云うものだと思います。現在はBELDEN9497 スピーカーケーブルを接続して鳴らしています。壁掛け用のフックが有れば壁に引っかけて使える様になっています。

「このSPで良いや」と思える日が来た時は「オーディオも終わり」の時の様に思います。

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LE8Tシステム復元完了

2019年04月25日 | ピュアオーディオ

月曜日に修理を終えて発送されたLE8Tユニットが到着しました。早速エンクロージャーに組み付けてセットを完了。

ソースは先日FMエアーチェックしたドボルザーク「新世界」交響曲(カラヤン/ベルリンフィル1964年録音)(MD)です。たまたま今日のメインシステムの演目です。全曲を一気に聴きました。思いの外低音が伸びているので満足でした。

このLE8Tユニットはうまく出来ています。きちんとセッティングして高性能なケーブル類やアンプを使うと、その素性をそのまま出して来ます。シンプルな20pフルレンジなのですがバカに出来ないサウンドを出して来ます。アンプ類はケンソニックのC200+P300です。こちらも修理上がりで調子が良くなっています。

これでサブシステムの修理関係は終わりです。残るは自宅システムを完成をさせる事。現在、「鳴らし込み」の状態で決してC3+M4の組合せに満足している訳では有りません。アンプ類はまだまだ変遷が有るのか?疑問符が付きます?C3+M4の組合せではまだまだ・・・の状態。鳴らし込みで大きく変化してくれれば評価も変わります。現在は自作管球プリ+WE101Dppパワーアンプの「ドラマチック」な表現に対抗出来ていません。何かアッサリした音なのです。もう少し充実したサウンドが出ても良いと思っています。鳴らし込みをしながら待たざるを得ないのかな?・・・と思っています。

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サブシステムをまず1セットに減らそう・・・

2019年04月24日 | ピュアオーディオ

「機器のお守り」でやや疲れ気味。サブシステムが3セット有り、数を減らしたいと思っている。1セットはつい最近増設したLo-d Hs-01システム、こちらはサトリアンプ専用のお守りSP。(こちらは場所を取らないので温存)減らす対象はD208とLE8T。どちらも処分しようかと考えている。そして新たなSP1セットにしたい。

そうなるとアンプ類が余ってしまうが、余ったアンプも処分してしまおうと思う。余計なアンプが有るからSPを買ってシステムを作ってしまう。アンプが無くなれば「諦め」も付く。取り敢えず、ディネッセンのアンプは息子宅に出そうと思う。そうすると彼の処は3台のアンプがTr化される。現在クレル:KST-100、LUXMAN:M-06αと管球アンプ1台の組合せ。本人の希望でTr型アンプへの換装が実現する。どの機種が低域・中域・高域になるかは分からないが彼に任せればよい。更に「低域用」のアンプを200W級に入れ替える予定している。

管球アンプの寿命は長い。下手なTr型アンプより長く持つ。音質も「音の厚み」や「滑らかさ」が有り使いやすい。ただ「低域」の再生だけは「Tr型」の方がキレが有り反応や質感が良い。管球式では低域が丸くなってしまう。その為、メインのオリンパスシステムでも低域はM・レビンソンのNo431L(200W/ch)を使っている。

次に購入するSPは決めている。やはり30pウーハークラスは外せない。38cmクラスになると重量が出て来て一人では動かせない。また38cmクラスでは「スペース」の問題も出て来る。既にメインの2セットが38cmクラスなのでそこまでサブシステムに拘る必要もない。目的が有ってサブシステムを置いているのでその目的を果たせば良い。

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LE8Tも修理完了

2019年04月23日 | ピュアオーディオ

先週修理に出したLE8T(ショート)も修理が完了した。修理代を払ったので今頃は運送途中で有ろう。今回は自分で壊してしまったのだから仕方がない事。修理費用だけが痛い。

一つ不具合が出ると「負の連鎖」が続くモノだ。今月は「修理」ばかりだった様に思う。この際思い切って悪い処や気になる処、騙して使って居る処を直してしまいたいと思っているが「修理代」もバカに出来ない。もう少し時間をかけてじっくりと「正常化」を図って行きたい。「不具合」を溜めない事だ。今まで不具合を溜め過ぎていた。

毎日、サブシステム1→サブシステム2→サブシステム3→メインシステム→自宅システムの順番で鳴らしている。やはり一寸システム数が多い・・・と思う。これでは「お守」ばかりして音楽を楽しめないでいる。アンプも全く眠っているものが4台も有る。持ち過ぎだと思う。早く処分したいと思うが・・・「思い入れ」が有るとなかなか踏ん切りが付かない。「優柔不断」に陥っている。

メインシステムと自宅システムでは最低2時間は「音楽」を楽しむ様にしている。最近はショスタコービッチ:JAZZ組曲1・2番やマーラーシンフォニー1番等を良く聴く。一つのシステムでじっくり聴けるのは2時間が限度。それ以上は体力的に問題が出て来る。先の日曜日はヤルヴィさんがハンス・ロットの交響曲1番をNHK交響楽団で指揮していました。初めて聞く名前なので興味津々で4楽章すべて聞いていました。まだ知らない作曲家や曲が沢山有ります。一杯聴きたいとも思うが、好きな曲の方につい手が伸びてしまう。

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ケンソニックC200+P300の組合せ

2019年04月22日 | ピュアオーディオ

ケンソニックのC200+P300は45年前のアンプです。購入したのは当時憧れていましたが、若干20歳の私には買えない代物でした。あれから45年、中古で廉価で手に入る様になりました。購入にあたって「古すぎてパーツが壊れて故障の連続」と云うのを危惧していました。

実際に購入して1年半にもなります。最初の1年は「眠っていたアンプ」特有の「半導体」が蘇る時に変な音が出ましたが、特にトラブル無く使えました。しかし、P300のSW ON後の「立ち上がり」時になかなかリレーが入ってくれません。そこで今回修理に出しました。修理を終えて帰って来たP300がアッテネーターのガリも無くなりほぼ正常になりました。これからは安心して使えると思います。

「オーディオ全盛時代」の幕開けの「フラッグシップモデル」ですので良い部品を使って有る様です。同時期のパイオニアのエクスクルーシブC3+M4も同じ様に「しっかりした部品」を使って有り、45年経った今でも壊れないですね。当時は「手作り」に近い作り方をされており、修理もパーツ1個1個が交換できる様に作られています。その意味では後の「リフロー半田」の様な「基板毎の交換」見たいな事は有りません。

今後はこのC200+P300がサブシステムのメインになると思います。プリアンプは殆どトラブル無く今までも使えています。丈夫なアンプですね。

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ディネッセンの「アンタレス」パワーアンプ

2019年04月21日 | ピュアオーディオ

ディネッセンのパワーアンプ「アンタレス」は非常に珍しいアンプです。デバイスはFETです。今年このアンプは「処分」しようと予定していたのですが、「残留ノイズが有る」と正直に書いていたら買い手が付かなかったので、改めて聴き直して見たらかなり良いサウンドがしそうだと思い直し、今回「ノイズ取り」の修理に出しました。出ていた「残留ノイズ」は「グランドアース」が十分とれていない症状・・・に思えました。

今回「ゴッドハンド」にお願いして、グランド配線の引き回しを再点検していただきました。その結果、意味不明の「引き回し」が有ってノイズを拾って居たみたいだ・・・との事で、グランドアースを引き直していただきました。

修理が終わったアンプを繋いで「ノイズ確認」・・・D208ユニット(97db/m)に耳を当てて確認しましたが、可聴帯域のノイズはほぼ取れています。これなら「実用」に出来ます。早速鳴らして見ました。ダイナミックレンジが広がっています。当然「音数」や「スケール感」も増えています。組み合わせた管球プリアンプの良さが出ているのか・・・艶やかで細やかさがでて非常に良い感じです。しばらく鳴らし込んで後日ヒアリングの感想を述べたいと思います。

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Lo-D HS-01 システム

2019年04月20日 | ピュアオーディオ

暇を見つけてはまた新しいシステムを構築。「Lo-D HS-01」と云う超ミニSPを鳴らすシステムです。目的は「サトリアンプのお守り用」です。ついでにアイソレーション電源も不具合品を購入。こちらも今回修理して使える様にしました。このアイソレーション電源は「70W仕様」ですので、メインシステムで使うなら、CDPやプリアンプぐらいしか使えません。省エネタイプのサトリアンプ専用になります。

「Lo-D HS-01」は実物を見たのは初めてですが、本当に「超」が付くほど小さいですね。小さいけれど金属エンクロージャーでズッシリしています。周波数特性的に下が150Hzくらいまでしか出ませんので、まさに「BGM」SPとして最適です。ウーハーを追加して大型化する事も出来ますが、オリジナルの状態で使います。

早速鳴らして見ました。ソースはMD。かわいらしいサウンドです。カーペンターズを鳴らしています。フルレンジですので「ヴォーカル」ものが合いますね。意外とエネルギー感や広がり感があります。真夜中用のシステムとしても使えます。何より「場所」を取らないのが良いです。まだ着いたばかりで1時間も鳴らしていません。じっくりと聴きこんでからまたコメントしましょう。


22. 中川隆[-10052] koaQ7Jey 2019年5月28日 10:46:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2299] 報告

「エージング」(バーンイン。慣らし運転)については、すでに知っていると思うが、ほとんどすべてのオーディオ機器に、それによる変化が起こる。

特にスピーカーは、それが顕著に現れる。

ものによっては、また鳴らし方によっては、数ヶ月、あるいは1年以上のエージング期間が必要な場合もある。

憧れのスピーカーを購入し、自宅に納入され、初めてその音を聞いたとき、「こんなはずではなかった」と落胆する、という話はざらにある。

つまり、その機器本来の音が出るまでに、けっこう長い「慣らし運転」の期間が必要である。


スピーカーの評価は即断できない

このように、オーディオ機器には総じてエージング現象がある。
特に新品のスピーカーなどは、初めての音出しで、すぐさま評価などできるわけはない。

____


口伝(1)オーディオ事始 [口伝・オーディオ萬之事 〜父から息子たちへ〜]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-01-20

「音のいいケーブル」?

さて「話を鵜呑みにしてはいけない」例をもう一つ。

たとえば、「CD−プリアンプ間のピンケーブルを、Aというケーブルに替えたら、CDにこんな音まで入っていたのかと驚くほど解像度が上がった」と喜ぶ人がいたとしよう。

この話の大前提として、元のケーブルの品質は粗悪品ではなく、一流電線メーカーの、ごく一般的な標準品クラスかそれ以上とする。

この話はつぎのように言い替えなければならない。

「その人のシステム環境において、CD−プリアンプ間のピンケーブルを、Aというケーブルに替えたら、その人は驚くほど解像度が上がったと感じた」である。

このことから、「Aケーブルは音がいい」などと、Aケーブル固有の話であると単純に解釈してはいけない。

つまり、自分のシステムに使っても音がよくなる、と思ってはいけない。

自分のシステムに使った場合、たまたまいろいろな条件(システム環境)が合えばプラス面が現れる可能性もあるが、逆に合わなければマイナス面が出るかもしれない。

ケーブルの音質問題は、「相性」の問題である。


また、「解像度が上がった」との感想は、その人の感覚であり、別の人の耳では、「解像度が上がったのではなく、音のバランスが少し変わったようで、高域が少しきつくなった感じがする」となるかもしれない。

いずれも先の「9割/1割」論の1割に当たる微妙な領域の話である。


オーディオシステムにおける組み合わせの「相性」とは

オーディオの話題には、「相性」という言葉がよく使われる。

「相性」などと曖昧で正体が分からないようなものを、由緒正しいエレキとメカの理論の上に成り立っているオーディオ機器の組み合わせに持ち込んでは困る・・、とは実は言えない。


「相性」は、エレキの理論上からも明確に存在する。

「相性」の原因の一つは、オーディオシステムの入り口から出口までの、それぞれのコンポーネント間のインターフェースの部分に発生する。


[CDプレーヤー]−@−[プリアンプ]−A−[メインアンプ]−B−[スピーカー]。


この4つのコンポーネントで構成されるオーディオシステムの場合、@ABの3つのケーブル接続部分に、それぞれ固有のインターフェースの問題がある。

簡単な一例を図1に書いてみた。

先の、ケーブルをAケーブルに取り替えた話の図である。


信号伝送の図
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/E4BFA1E58FB7E4BC9DE98081E381AEE59BB3B5A3jpeg.jpg

<図1:CDプレーヤーとプリアンプ間のピンケーブル接続に関係する諸々のパラメーター>

**それぞれ、カタログの仕様に出てくる程度の代表的な諸元をあげてみた**


ケーブル問題は「信号伝送」と捉える必要あり

CDプレーヤーとプリアンプ間をピンケーブルで接続するということは、すなわち、CDプレーヤーの出力をプリアンプに伝送する「信号伝送」として考える必要がある。

信号伝送は、送信側回路の諸状況、ケーブルの諸状況、受信側回路の諸状況などが複雑に絡み合い、影響し合って信号の伝送が行われる。

「諸状況」とは、図1に示したような各種のパラメーターである。

図に記したものは、いわば「カタログ・パラメーター」的な代表的なものであるが、そのほかにも、たくさんの「パラメーター的な要素」があると思われる。
それらが「複雑に絡み合い、影響し合った」結果、音響的にたまたま具合がよかったり、悪かったりするわけである。

ある所で大変いい結果が出たケーブルが、別の所で同じ結果が出るとは限らないことが、図1の各種のパラメーターや、その他の隠れたパラメーター的要素の存在がある、ということから察することができるだろう。

なお、エレキの理論から、代表的なつぎの2つが、信号伝送における「格言」として昔から言われている。


・ケーブルは可能なかぎり低抵抗、低静電容量(これは当然)

・ローインピーダンス出し、ハイインピーダンス受け


ライン出力でもヘッドフォンが鳴る?

「インピーダンス」とは何か、については、ちょっと説明が必要かもしれない。

たとえば、CDプレーヤーのライン出力が、「出力電圧2V」、「出力インピーダンス5Ω」の場合と、「出力電圧2V」、「出力インピーダンス50KΩ」の場合とでは、ライン出力から取り出せるパワー(エネルギー)がまるで違う。

「出力電圧2V」、「出力インピーダンス5Ω」のライン出力を、一般的なヘッドフォン(そのインピーダンスを30Ωとしよう)につなげば音がガンガン鳴る。

しかし「出力インピーダンス50KΩ」のライン出力につないだ場合は音が出ない(出ても微か)。


@出力インピーダンス5Ω  → 入力インピーダンス30Ω

A出力インピーダンス50KΩ → 入力インピーダンス30Ω


ライン出力にヘッドフォンをつなぐなど、普通はあり得ない極端な例ではあるが、@では良好な信号伝送が可能であり、Aでは不可能であることが分かる。

これが出力インピーダンスと入力インピーダンスの関係の一つの例である。

また、電気的な外来ノイズをケーブルが拾う度合いも、インピーダンスが低いほど小さく、高いほど大きい。

以上が格言「ローインピーダンス出し、ハイインピーダンス受け」の一つの説明である。

ちなみに、私のプリアンプC-280のライン出力のインピーダンスは、なんと「1Ω」である。


各コンポーネントの選択

意味あり一点豪華主義

さて、これから自分のオーディオシステムを徐々に構築していくことになるが、何を、どのような基準で選べばよいかが分からないだろう。

そこで若者の限られた財政状況のなか、音響的に最大のコスト/パフォーマンスを求めるのであれば、まず思いつくのは評価が定まっている往年の名機の入手である。

最上クラスのものをgetしておけば、後々の迷いがなく、そこは不動のポジションとなる。

それが長い目でみれば、結局は安い買い物になる。

「音響的にも製品的にも、これ以上のものは別次元の話」との諦めもつく。

日本のオーディオ産業が輝いていた時代、特にその後半に作られた、各メーカーを代表するような名機は、もう二度と作られることはないだろう。

富裕層をターゲットとした、価格が一桁違う超高級機は、昔も今も、また別の話である。

だから往年の名機は、今も今後も、たいへん貴重な存在である。
新しい商品の購買に結びつかない、日本の経済発展に寄与しない話で、まことに申し訳ない。


C-280Vいま生産すれば価格は?

Accuphaseのプリアンプに、「C-280V」という往年の名機がある。
1990年の年末に発売され、価格は800,000だったそうである。

私は今現在、その一代前のC-280を使っている。
過不足なし、とは言わないが、要は使いこなしかた次第である。

なによりも、メインボリュームの性能と回す感触のよさは唯一無二、比肩するものなし、と思っている。

さて、C-280Vと同等のものを(音も作りのよさも)、今、オーディオメーカーが一般市場流通の高級機として生産するとしたら、その価格はどうなるだろう。

私の推測では、おそらく当時の2倍では収まらず、最低でも3倍になるのではないだろうか。
事前の市場調査の購買予測から、商品化には至らない可能性も高い。


「一生もの」を中古でget

その後彼らはこのC-280Vをgetすることになるが、これをシステムのセンターに据えれば、後々まで長く、全幅の信頼を寄せる「不動のセンター」として愛用することができるだろう。

そして数年後、「卵」から「おたまじゃくし」の期間を経て、「子がえる」になったかえるの子は、口伝の教示に沿うようなコンポーネントをgetしていった。
その結果、現在はこのような状況になっている。

すべては中古品であるが、幸い、怪しそうなコンポーネントはないようだ。


中古品にはリスクがある。

それを承知の上で、「目利き」の能力も必要であり、事前のチェックも十分しておかねばならない。

入門者にはとても難しいところであり、経験者の助言・助力が必要だろう。


<写真6:KP-9010に慣れた後にgetしたTechnicsのターンテーブル>

**これも親父に似ているが、総合的に見て、コスト/パフォーマンス上、これ以上のものを探し出すのはむつかしい。彼もKP-9010は、居眠り対策に欠かせないらしく、反対側に置いてあるとのこと**


<写真7:かえるの子が数年間で構築した主要システム>

**同じ歳頃の私の時代とは隔世の感がある。どれも古い中古であるが、第一級の名機であり、末永い使用に耐えるだろう。またデジタル機器を除けば、買い換える必要性も起こらないだろう**

スピーカーは父と同じ「実証済」のALTEC MODEL19である。

入手した価格で、これ以上のスピーカーは簡単には見つけられないため、「まねしてる」と思われてもやむを得ない。


REVOX B77は4トラックであり、私の貸し出しである。


デジタル機器はまだまだ発展途上
だいたい一通り揃ったようであるが、「一生もの」を選択できないコンポーネントがあることに注意しておく必要がある。

デジタル機器である。

デジタル処理のデバイスも、それらのデバイスの応用技術も、今後の進化は計り知れない。
サンプリング周波数44.1KHz、量子化ビット数16bitの普通のCDの再生装置でさえ油断はできない。

CDが市場に登場したのは1982年である。
30年以上も経っているが、それを再生するための手法は、新しいアプローチがまだまだ残されている。

ということから、「デジタル機器は発展途上」との認識のもと、コンポーネントの選択をしなければならない。


さてさて、オーディオの「よろずの事」を口伝しようにも、あまりにも範囲が広く、奥も深いため、途方にくれる思いである。

とても「体系的に」など、きちんと順序だてた話はできないが、思いつくまま、ぼつぼつとやっていきたい。


えっ、ケーブルの接続はバランスかアンバランスかって?

そうかそうか、C-280Vはバランス入出力が充実してるからね。

この問題は簡単明瞭だけど、今日の最後の話として、はっきりさせておこう。

バランス接続できる個所はバランス接続。
バランス接続できない個所はアンバランス接続。

このことは当たり前の話であり、オーディオ信号の「信号伝送」は、バランス伝送が基本中の基本。

RCAタイプのピンジャックなどのアンバランス入出力は、短い距離の伝送など、バランス伝送でなくても、あまり問題が発生しない場合の「簡易伝送法」である。

だから状況に応じて、よかれと思うやり方で接続すればいい。

えっ、なぜバランス伝送が基本中の基本なのか、って?

これも理屈は簡単だけれど、続きはまた、ということにして、なにか一曲聴かせてほしいな。

(口伝(1)オーディオ事始 おわり)
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-01-20



▲△▽▼

口伝(3)「最良の電源ケーブル」 Fケーブル・パラドックス
 [口伝・オーディオ萬之事 〜父から息子たちへ〜]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-06-15

      口伝・オーディオ萬之事 (くでんオーディオよろずのこと)
この日記は、父が息子に、オーディオについて語ったことを拾い集めた「拾遺集」です


今回は、父が昔考えた、Fケーブルのパラドックスの話をしておこう。
それを「Fケーブル・パラドックス」と名付けた。
ケーブル選びの本質的なことに気付くヒントを、パラドックスの形で表したものだ。


音がよくなるケーブルは存在しない

言い方を換えれば
すべてのケーブルは、必然的に伝送信号を劣化させる要素を持つ


オーディオ機器に使用する各種のケーブル類。

『なにも足さず、なにも引かず、「送り元」から「送り先」へ情報や電力を伝送する』

これが「ケーブル」の使命であり、理想である。

もし、「音がよくなる」ケーブルがあったとしよう。
そのケーブルは、「なにかを足している」か、「何かを引いている」。
もしくはその両方をやっている。


ケーブルはいかなる品質のものであっても音は劣化する
劣化が極小で検知不能なことはあっても、よくなることはあり得ない

電源ケーブルであれ、スピーカーケーブルであれ、ラインケーブルであれ、何であれ、「このケーブルは音がいい」と主張する人がいたとしよう。

こういった話の解釈(理解のしかた)は、「口伝(第1回)」で説明したとおりである。

『ある人が、あるオーディオ・システムの環境において、ある部分にそのケーブルを使用したところ、その人は「音がよくなった」と感じた』

と解釈しなければならない。

その音を別の人が聴けば、逆の評価になるかもしれない。
同じシステムの別の場所に使えば、違った評価になるかもしれない。

別のシステム環境では、推薦した人でさえ、こんなはずではなかった、と思う結果になる場合もある。

ケーブルはいかなる品質のものであっても、「なにかを足している」か、「何かを引いている」。
もしくはその両方をやっている。

その「何か」がどのような性質のものか、その量がどれほどのものか、そしてその影響が音に表れるのか否か、表れるならどのように。
これらのことは、すべてのケーブルに付きまとう。

これは、たとえ超伝導状態の「電気抵抗完全ゼロ」のケーブルであっても、この世に電気・磁気の法則があるかぎり、免れることはできない。
具体的には、本日の日記後半の「分布定数回路」の段で少し触れる。


ケーブルは、多かれ少なかれ音に何らかの影響を与える
そしてその影響にはシステムとの「相性」がある

ケーブルが、何かを足したり、何かを引いたり、その両方をやったりするかぎり、検知限界よりはるかに極小の変化であっても、また、訓練された耳の持ち主には感じられる変化であっても、多かれ少なかれ、音に何らかの変化を与えているはずである。

すべてのケーブルは、必然的に伝送信号を劣化させる要素を持つ。
そして、その「劣化させる要素」が、それぞれのケーブルによって微妙に異なる。
それによる音への影響も微妙に異なる。
それがいわゆる「相性」と呼ばれるものの正体なのだろう。

ある人が、「音がよくなった」と感じる場合、「そのケーブルは、そのシステムのその場所に使った場合、たまたま相性がよかった」ということになる。
ただし、「その人の感覚でそうであった」という話であり、他の人が聴いても同じ評価とはかぎらない。

つまり「音がいいケーブル」とは、ややこしい表現ではあるが、

『そのケーブルによる音の「劣化」が、システム全体の最終出口の音に影響を及ぼし、たまたま、ある人にはそれが「いい音」と感じられた』

ということである。

以上の話が、電源ケーブルであれ、スピーカーケーブルであれ、ラインケーブルであれ、デジタルケーブルと称するケーブルであれ、「ケーブルと音」に関して押さえておかねばならない最も基本的な話である。


「最良の電源ケーブルはFケーブル」のパラドックス

さて今日の日記は、『「口伝」ケーブル編』の最初として、まず「電源ケーブル」について考えてみたいと思う。

理想の電源ケーブルって何だろう、と思案して、「最良の電源ケーブルはFケーブル」というパラドックスに行き着いた。


Fケーブル【えふけーぶる】

主に、住宅の電気系統の配線に用いられる一般的なケーブルのことをいいます。

「F」とは、「Flat type」を意味します。銅の心線がビニール樹脂で二重に覆われ、2芯と3芯、さらには4芯のものもあります。

流せる最大電流は1.6mmが15A、2.0mmが20A、2.6mmは30Aとされています。
また、「Fケーブル」の切断には、「VA線ストリッパ」という専用工具を使用します。


壁コンセントから電源を取ることが大前提であるが、このパラドックスの結論は、

・電源ケーブルはFケーブルが基準であり、不都合な点が一つもない。
・Fケーブルを使えば何の問題もなし。

である。

この結論を受け入れられない人もいると思われるが、「受け入れがたい結論が導かれる」のが、パラドックスである。

しかしこのパラドックスには矛盾点がなく、結論は「まやかし」ではない。
パラドックスの結論には、「偽」の場合もあるが「真」の場合もある。

意外に思うかもしれないが、「Fケーブル・パラドックス」の結論は「真」である。


壁コンセントがパラドックスの入り口

このパラドックスは「思考実験」であり、実際に実行する話ではない。
しかし、まったく架空の話ではなく、その気になれば実際にやってみることが可能である。
またこの「実験」は極めて単純明快であり、誰もがその状況をイメージすることができるため、ごまかしや錯覚を仕込む余地はない。


                  
<写真1:壁コンセントと屋内配線のFケーブル>
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-06-15

          
**壁コンセント本体に接続されているFケーブルが10cmほど見える**

<図1:分電盤からオーディオ機器への電源供給の基本的経路>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AEFBCA6E382B1E383BCE38396E383ABE383BBE38391E383A9E38389E38383E382AFE382B9EFBC91.jpg


一般の家庭の場合、オーディオ機器への電源供給は、図1のような形となる。

屋内の分電盤から、壁のコンセントまでは、天井裏や壁裏を通ってFケーブルで配線されている。
その距離は、コンセントの位置や家の構造、広さにもよるが、数mから100m超といったところだろう。

「Fケーブル」は通称であり、正式には「VVFケーブル」(ビニール絶縁ビニールシース平型ケーブル)のことである。

「F」はFlat type(平型)のFであり、住宅の屋内配線用として一般的に使われている。

さて、その壁コンセントとオーディオ機器のインレットの間を、適当な電源ケーブルで接続することを考える。


さあ、変則的なことをやります(思考上)

普通は適当な電源ケーブルで、壁コンセントとオーディオ機器とを接続する。
それが当たり前であり、こういった一般的な家庭における状況が前提である。
この前提から、オーディオ機器における電源問題は、一般的には「電源ケーブルの選択」の問題に絞られることになる。

例外的には、壁コンセントの商用電源に「見切り」をつけて、商用電源とは完全に分離・独立した、ピュアなAC電源を新たに生成する装置(交流100Vの発電装置)を導入する方法もあるが、その話は今回の俎上にはない。

*Fケーブル・パラドックス2.jpg


<図2:「最良の電源ケーブルはFケーブル」のFケーブル・パラドックス>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AEFBCA6E382B1E383BCE38396E383ABE383BBE38391E383A9E38389E38383E382AFE382B9EFBC92.jpg


ご注意:図2の中には、思考上、壁のコンセントを取り外し、コンセント本体からFケーブルを引き抜く作業などがあります。それらの作業には、電気工事士法により、電気工事士の資格が必要ですのでお含みおきください。あくまで思考上の話ですので、その点、誤解のないようにお願いいたします。


壁コンセントを外してFケーブルを引き出す

(@図):図2の@は、壁コンセントの表面プレートを外し、さらにコンセント本体を外して、Fケーブルごと手前に引き出した場面である(写真1参照)。

数10cmほど、Fケーブルを引き出すことができたとしよう。
そしてコンセント本体からFケーブルを引き抜いた。

(A図):Aは、コンセント本体から引き抜いたFケーブルの先端を、オーディオ機器の電源入力コネクタ(インレット)の機器内側の端子に接続した様子である。

接続法は、端子の構造によって異なるが、いずれにせよ、「確実な接続」を行ったとする。


これ以上に最良の電源供給法はない

あくまで思考実験であるが、一般家庭のオーディオ機器にAC電源を供給する方法として、図2のA以上に良好なAC電源の接続法はない。

「電気的に良好な接続」についての話である。
なにしろ、音に何らかの影響を与える「電源ケーブル」が不要となり、使わないのであるから「最良」に決まっている。

本来は使用しなければならないはずの電源ケーブルによる劣化はゼロである。
この状態で出る音が、そのオーディオ機器の本来の音である。
そのはずであり、そうでなくてはならない。

ただし、もしかしたら、そのオーディオ機器に付属の電源ケーブルがあり、「このケーブルを使った場合が本来の音である」などといった能書が付いているかもしれない。
製造メーカーの立場から、それは当然のことだろう。

まず第一に、AのようなFケーブル直づけのような暴挙は想定外である。

機器を動作させるには、必ず、電源ケーブルを使用することを大前提としている。
そして付属品の電源ケーブルは、購入ターゲット層の最大公約数が「好ましい」と思うような音が期待できるようなものを付属させているはずである。

このことから、付属の電源ケーブルを使うように指定するのは、もっともなことである。

しかしあくまで、

ケーブルはいかなる品質のものであっても音は劣化する。
よくなることはあり得ない。

が、大基本である。

もしAのような電源接続をして、音が悪くなるような機器であれば、それはどこかに、また何かに、機器の設計・製作上の吟味不足があると考えざるを得ない。

そもそも音響的ハイエンド機器において、電源ケーブルによる「音づくり」など、製造メーカー自身がやってはならない、してはならない。

もちろんのこと、ユーザーが勝手に電源ケーブルを交換するのは、趣味であり道楽である。
他人がとやかくいう筋合いのものではない。
と、父は思う。

オーディオ機器の電源インレットに、最良のAC電源を供給したときに、最良の動作状態になる。

これが音響的ハイクラス・オーディオ機器の当たり前の姿であり、そのはずである。

ケーブル本来の使命(可能な限り、なにも足さない、なにも引かない)を放棄したような、キャラクターの強い電源ケーブルを敢えて使用して、音づくりをするようなオーディオ機器は、ここでの俎上にはない。


パラドックスの話に戻って(B図)。

さてさて、図2のBは、Aの状態のまま、Fケーブルを慎重に引っ張ってみたら、どういうわけか1m〜2mほど、無理なく引っ張り出せた、という状態である(普通、そのような長さの余裕があるわけはないが)。

そのおかげで、近くにあるオーディオラックの設置場所に納まった、としよう。


いよいよパラドックスの核心部

AとBとは、オーディオ機器の置き場所が少し違うだけで、電源の供給状況は同一である。

つまりBも、一般家庭のオーディオ機器にAC電源を供給する方法として、これ以上のやり方はない最良の接続法である。

さて核心。

そこで@〜BのFケーブルとまったく同じFケーブルを使って電源ケーブルを作ってみる。

同じFケーブルがなければ、Bの室内に引き出したFケーブルを切断して電源ケーブルを作ればよい。
電源プラグやインレットプラグは、一流メーカーの信頼性あるものを使ったとしよう。

思考実験である。
金に糸目をつける必要はない。

超ハイグレード、ロジウム、クライオ処理(*注:後段)など、気の済むまでの超一級品を使おう。

なになに、両端のプラグと、Fケーブルとの接続処理で合計100万円?
上等、上等、結構、結構。
両端のプラグがどうのこうのと、誰からも文句を言われないような、最上級のことをやってくれ。
遠慮はいらない。

ということで、最上級のプラグを選択し、Fケーブルとの接続は、最善の方法で完璧に行われたとする。
ネジ止めや、ハンダづけでなく、ピンポイント溶接を行ったのかもしれない。


Fケーブルで作った電源ケーブルを誰も「卑下」できない

さて、こうして作られた電源ケーブル。

BとCの状態を比較してみる。

BとCを見比べて、Fケーブルで作った電源ケーブルの音が「いいか、悪いか」を考えてみよう。

答えは明快である。

AやBと比較して、悪い点を指摘できない。
一つも悪いところがない。

電源プラクとインレットプラグの介在は、避けることができない必要悪である。
いかなる電源ケーブルも、両端に電源プラクとインレットプラグを装着しなければならない。

つまり電源ケーブル両端のプラグによる影響は、「影響がある」ということに関して、どのような電源ケーブルの場合も平等であり、比較の対象から除外できるだろう。

しかもこのFケーブルの場合は、この世に存在する「最高の品質」のプラグを、それぞれのオーナーが、気が済むまで吟味してセレクトしたものである。

Fケーブルとの接続は、ピンポイント溶接までしてある。
この世に、これ以上の品質・性能の両端プラグとその接続処理はないのである。

Fケーブル・パラドックスの結論について、これ以上の説明はいらないだろう。


図2の@〜Cに描いた「Fケーブル・パラドックス」から、

「Fケーブルで作った電源ケーブルには、音的にも、電気的にも、何一つ不都合なところがない」

という結論が導かれる。
音がいい、音がよくなる、などとは言っていない。

ABと比較して、必要悪の両端のプラグ以外に、何一つ悪いところ、劣るところがない、との結論である。

もちろん、使い勝手や見た目などは度外視している。


パラドックスの結論を否定できない

この結論を否定することは、すなわち、屋内配線に使われているFケーブルを否定するに等しい。
そうなれば、家庭におけるオーディオ機器の稼動そのものが成立しない。

分電盤から壁コンセントまでの屋内配線用Fケーブルの存在は必要悪であり、万人が甘受しなければならない義務のようなものである。


Fケーブルの電源ケーブルを薦めているわけではない
Fケーブルで作った電源ケーブルなど、使いにくくてしょうがない。
もちろん使う必要はないし、私は使わない。

ただし、先のパラドックスの段の冒頭の「最良の電源ケーブルはFケーブル」の「最良」は、つぎのような意味である。

Fケーブルよりも各種の電気的特性が優れたケーブルは山ほどある。
しかし高価なケーブルが、そのシステムのその場所の相性に合うかどうかは分からない。
その失敗を避けたいのであれば、「Fケーブル・パラドックス」の結論に従えばよい。

Fケーブルの電源ケーブルは、分電盤から壁コンセントまでの屋内配線Fケーブルの、そのままの延長と考えることができ、「間違いのない選択」と言える。
つまり、あれこれ迷い悩む人にとっては「最良」の選択である。

ちなみにFケーブルの単価は、メーカーや規格によって違ってくるが、10mあたり、500円〜1000円程度のようである。


愚痴をちょっと

インレット不信

私は昨今流行(はやり)のように採用されている、オーディオ機器の電源受け入れ口のインレットを信頼していない。

差込む深さも浅いし、ケーブルをうっかり引っ掛ければ簡単に抜ける。
グラグラを何度も繰り返せば、少しづつ抜けてくる。
このことは高級品のインレットやコネクタでも大差はない。

「抜けやすいもの」を高級オーディオ機器に採用するなど、私の感覚では考えられない。
壁コンセントも引っ張れば抜けるが、こればかりはやむをえない。
壁コンセントを引き合いに出すのはフェアではない。
ケーブルを引っ掛けたときに、オーディオ機器が棚から落下しないよう、抜けるようになっている、なども言い訳にならない。

では、ガッチリ締め付けるようなメインアンプのスピーカー端子などは、どう説明するのか。

できることなら、オーディオ機器の製造メーカーが、国内一流ケーブルメーカーの標準的な電源ケーブルを十分吟味・試聴して、「過不足なし」のものを選び、機器直出し(コネクターなしで直にケーブルを出す)をしてもらいたい。

製造ラインの都合やコスト優先の普及機クラスであればインレットもやむをえない。
しかし高級オーディオ機器であればなおのこと、機器「直出し」を望みたい。

電源ケーブルを交換できる「選択の自由」よりも、オーディオ機器の電源受け入れ口のインレットなどの「接触部分」がない方がはるかに信頼感があり、音的にも安心できるのだが・・。


クライオ処理

熱して高温に曝す、冷却して低温に曝す。

それらの温度によっては、そのどちらにも、ケーブルの導体金属(銅)の物性の変化が起こるであろうことは想像できる。

たとえば極めて低い温度に冷却して、物性に何らかの変化が生じたとする。
その変化が、音的に良好な状態になると仮定しよう。
問題はその変化が、常温に戻ったときに残っているのか、元の状態に戻ってしまうのかである。

可逆的か非可逆的か、いずれにせよ、金属工学や冶金工学の基本的な話と思われるので、勉強すれば分かると思う。
興味があれば銅について調べ、その結果だけを教えてほしい。
銅の物性変化は可逆的と思っているが確認をしておきたい。
ただしオーディオケーブルにおける「クライオ処理」に、父はまったく興味はない。


ケーブルの本質
本筋に戻り、最初に話したように、

音がよくなるケーブルは存在しない。
言い方を換えれば、すべてのケーブルは、必然的に伝送信号を劣化させる要素を持つ。

さて、この根拠はどこにあるのか。
言い換えれば、ケーブルの正体はなにか。


*Fケーブル・パラドックス3.jpg


<図3:伝送信号を劣化させる要素とケーブルの正体>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AEFBCA6E382B1E383BCE38396E383ABE383BBE38391E383A9E38389E38383E382AFE382B9EFBC93.jpg


一般的なケーブルを想定した2本の導体に、何らかの信号が流れる。
あるいは電力の電流が流れる、とする。

オカルトの世界でない限り、その導体には否応なく「抵抗」があり、「自己インダクタンス」があり、「線間静電容量」がある。

純度「99.」のコンマ以下に「9」がいくつ並ぼうが、結晶の大きさや性質がどうであろうが、クライオ処理をしようがしまいが、これらの成分は必ず付きまとう。
(例外として超伝導状態では「抵抗」が完全にゼロになる)

当然ながらそれらの成分は、ケーブルの端から端まで、まんべんなく一様に分布している。

そのため、ケーブルの電気的性質は、抵抗「R」、自己インダクタンス「L」、静電容量「C」を使った「分布定数回路」という等価回路で表すことができる(図3)。

平たく言えば、ケーブルの導体には多かれ少なかれ「抵抗」があり、直線であってもコイルの性質「インダクタンス」があり、おまけに2本の導体が寄り添っているため「コンデンサー」の性質まで持つ。

2Wayとか3Wayとかのスピーカーシステムのネットワークに興味がある人にはお馴染みの単位、「R」であり「L」であり「C」である。

非常にざっくりとしたところであるが、オーディオ用の普通のケーブルの1mあたりのそれらの値と単位は、

抵抗R: mΩ(ミリオーム)
自己インダクタンスL: pH(ピコヘンリー)
静電容量C: pF(ピコファラッド)

といったあたりのオーダーで表される。

こういったことからケーブルは、図3のような「R」と「L」と「C」の性質を持った「分布定数回路」で近似的に描き示すことができる。


ケーブルの導体には互いに反発する力が働く

また、一般のケーブルのような、2本の近接した平行導体に電流が流れると、それぞれの電流の向きにより、引き合う力、あるいは反発し合う力が働く。

2本線のケーブルの場合、普通は互いに逆向きの電流が流れるので、反発力となる。

2本線のケーブルを束ねて1本のケーブルとして使えば、その2本に同じ向きの電流が流れるので、引き合う力が働く。

反発であれ、引き合いであれ、その力を受けるケーブルの導体は、普通、ビニールやゴム系の材料で絶縁被覆されている。

極微の動きであっても、被覆材の性質によって、振動の状態は異なるだろう。

2本の導体に働く力は電流に比例するので、そこそこの電流が流れる電源ケーブルやスピーカーケーブルの場合は、微小とはいえ何らかの影響が出る可能性もある。
さらには、地磁気が存在するため、導体の電流と地磁気との作用による力も、さらに微小ではあるが働く。

ただし今回はそれらの力の大小や、その力による音への影響のあり・なしについては言及しない。

要点は、どのようなケーブルであっても、これらの力や、上段の「R」や「L」や「C」の影響を免れることはできない、ということである。
そのことをまず知っておく必要がある。

まあ、どのようなケーブルでも、オーディオ信号やデジタル信号、AC電源の電流などを流すと、いろいろ厄介な現象がくっついてくる。

安物ケーブルであっても、超高額ケーブルであっても、電気の原理はそれぞれの物性に応じて、分け隔てなく作用を及ぼす。

さあ今回は、これぐらいにしておこう。
お前たちは自適親父よりリッチだが、ケーブル選びに興味はないのか?


なに? 別に今の音にそれほど不自由してない?

お前がREVOXのテレコに使っている、赤白の細いRCAピンケーブルは、昔のビデオ録画器に付属してきたやつだぞ。
そのこと知ってるのか?何かの4トラテープが凄い、とかいってたけれど。


(口伝(3)「最良の電源ケーブル」 Fケーブル・パラドックス おわり)

コメント 4


経験的には

あ)電源ケーブルの交換により、複数の被験者が聞き分けられる再生音の変化が観測できることがある

い)この場合調音ツールとして利用できる

良い音になるとは 文学的表現と解釈しています[わーい(嬉しい顔)]
by いちあい (2014-06-16 19:44)

いちあいさん、ご指摘、恐縮です。そのとおりだと思います。訓練された耳には、電源、ライン、スピーカーなど、どのケーブルも、多かれ少なかれ、それぞれのケーブル特有の「劣化要素」による付帯音や、その影響による音を聞き取ることができます。本文で一貫して主張している「すべてのケーブルは、何かを足しているか、何かを引いている。あるいはその両方」が、まさにそれです。結果的にそれが「調音ツーツ」になる、というわけですね。

今回の日記は、そういったことを理解して、ご指摘の「調音ツーツ」として有効に利用するなどのヒントになれば、との思いがありました。

いちあいさん、私のオーディオ部屋の壁コンセントは、写真のように残念ながら松下電工の3p標準品です。使ってほしい3pがあって指定したのですが、電気工事屋さんに、何んだかんだと結局は松下を使われてしまいました。交換も面倒なので、そのまま使ってます。
by AudioSpatial (2014-06-17 09:52)

久々に聴いた分布常数。

確かにケーブル(電源であれスピーカであれ)で音変わります。
今回ふれられていませんが、今仕事でほとんど毎日スペアナ(高周波)を覗いています。

かつての高城重躬さんではないですが部屋自体を鉛板でシールドする必要があるかもしれませんね。

学生時代 雑司ヶ谷で下宿していましたのでかつてのSTAX本社へは何度か足を運びました。
未だに建物はあるんですか。
15年ほど前に下宿はどうなっているのか?と近くまで行きました。
銭湯はマンションに変わり、雑司ヶ谷霊園まで行かないと
当時の記憶とマッチしませんでした。また遊びに来ます。
by kchann (2014-07-16 15:10)

学生時代には雑司ヶ谷におられたとのこと、懐かしいですね。

かってのSTAX本社は、今は東京都有形文化財「雑司が谷旧宣教師館」として保存されているようですが、写真でみるかぎり、当時の緑に囲まれた落ち着いた風格は、失われているようです。俗に言う「ケバイ」印象で、がっかりし、訪ねてみる気も失せました(笑)。

現在は高周波関係のお仕事のご様子、「スペアナ使い」なんですね。

私は、オーディオのすべては、オームの法則と、感性の上に成立している、と思っていますが、よろしかったら、またぜひ、ご訪問ください。
ちなみにここでの「オームの法則」は、電気や物理の法則全体を象徴したものです。
by AudioSpatial (2014-07-19 09:45)

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-06-15


78. 中川隆[-10054] koaQ7Jey 2019年5月28日 10:35:58: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2297] 報告
▲△▽▼

口伝(4)スピーカー・ケーブルは線材よりまず末端処理 〜これでよし!
実用的末端処理〜 [口伝・オーディオ萬之事 〜父から息子たちへ〜]
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-07-27


スピーカー・ケーブルは線材よりまず末端処理。


STAX ELS-8Xコンデンサースピーカーに付属のスピーカー・ケーブル


STAX ELS-8X。


父が1987年に入手した、当時のSTAXのフラグシップ・モデル、大型コンデンサースピーカーのELS-8X。

このスピーカーに付属していたスピーカー・ケーブルは、とてもよいケーブルだった。
現在、お前の8Xに使っているのがそうだ。

修復した自分の8Xに使いたいが、ちょっと短すぎた。
今日はまず始めに、このスピーカー・ケーブルの話をしよう。


*新8X全景
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AE696B08XE585A8E699AFEFBC88E7B8AEE5B08FE38388E6B888EFBC89DSC_7442.jpg


        
<写真1:STAX ELS-8Xコンデンサースピーカーと背面下部のスピーカー端子>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8A8XE8838CE99DA2E4B88BE983A8E585A8E699AFDSC_0299.jpg

**上記本文中の「お前の8X」(息子が昨年入手した8X)と、背面下部のSP端子。

私が1987年に購入した8Xよりバージョンが1つ古い。
SP端子が1987年のものよりかなり小さい。
この息子の8Xはオーディオ部屋ではなく、別室に今もこの状態で居候している**

                
<写真2:8Xに付属してきたスピーカー・ケーブル>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8A8XE8838CE99DA2E4B88BE983A8E58FB3DSC_0312.jpg
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8A8XE8838CE99DA2E4B88BE983A8SPE7ABAFE5AD90DSC_0301.jpg


**赤・白それぞれ独立した単独線。細目の撚り線が10組ほど、さらに撚り合わさっている**


スピーカーのエージング

1987年の昔の話、8Xが家にやって来た。

我が家で最初に鳴り響いた8Xの音は、記憶は薄いが、すでにそれなりの音質を持っていたように思う。

「エージング」(バーンイン。慣らし運転)については、すでに知っていると思うが、ほとんどすべてのオーディオ機器に、それによる変化が起こる。

特にスピーカーは、それが顕著に現れる。

ものによっては、また鳴らし方によっては、数ヶ月、あるいは1年以上のエージング期間が必要な場合もある。

憧れのスピーカーを購入し、自宅に納入され、初めてその音を聞いたとき、「こんなはずではなかった」と落胆する、という話はざらにある。

つまり、その機器本来の音が出るまでに、けっこう長い「慣らし運転」の期間が必要である。

8Xの場合は、それが比較的少なかったのではないかと思う。
昨年の8X修復直後の音出しでも、最初から十分に「こなれた」よい音が出たことからも推察できる。

このエージングの話は今日の主題ではないので、これ以上の深入りはしないでおこう。


スピーカーの評価は即断できない

このように、オーディオ機器には総じてエージング現象がある。
特に新品のスピーカーなどは、初めての音出しで、すぐさま評価などできるわけはない。

またもう一つの大きな問題として、スピーカーのセッティング(設置位置)がある。

平面型スピーカーに比べれば、一般的な箱型スピーカーの方が、設置位置の影響が大きい。

背面からも、まったく同一の逆相の音が放射される平面型スピーカー(プレーナー型スピーカー)は、「設置場所を選ぶスピーカーである」などと言うオーディオ・ライターが多いが、それは机上の空論である。

私の長年の経験上、平面型スピーカーより、一般的な箱形スピーカーの方が、設置位置の影響を、より多く受ける。

まあいずれにせよ、スピーカーを設置するには、その最適な置き方を探し出すまでに、かなりの期間、試行錯誤をすることになるだろう。

この話もまた、今日の主題ではないので、これ以上の深入りはしないでおこう。


さて、何日もかけて、スピーカーの位置やら、アンプとの組み合わせやら、ああだこうだと試行錯誤して、ようやく8Xの音を客観的に聴くことができるようになった。

なんだかんだとやっているうちに、聞く耳にも、8Xを聴くための対応が、自然に出来てくる。

8Xに限らず、どのような形式のスピーカーであっても、最初はそういうものだ。
何日も一緒に暮らし、そのスピーカーに慣れなければ本当の音は分からない。

オーディオショップのスピーカー売り場で、あれこれと試聴して品選びをするのはやむを得ない。
しかし、その程度で十分な評価ができるわけではない。

つまり、そのスピーカーの本来の音が聴こえる(その音に気付く)ようになるには、自分のオーディオ環境の中に持ち込んで、何日も一緒に暮らす必要がある。
ハイクオリティーのスピーカーの再生音は、それほど奥が深い。

スピーカーについて、これらの話は、まあ、そういうものか、と頭に入れておくだけでいい。


いまひとつ、納得できる音が出ない

さて、8Xを鳴らすための最適な条件を探して、いろいろと試行錯誤しているうちに、どうもスピーカー・ケーブルに問題があるのかもしれない、と思うようになった。

以前から使っていたケーブルに交換して鳴らしてみると、かなり具合がいい。

ケーブルの芯線の断面積は、8Xに付属の方が数倍大きい。
常識的に考えれば、8Xに付属のケーブルは、従来から使っていたものと比べ、「勝るとも劣らない」はずである。


相談はしてみるもの

このことを、8Xの納入時にお世話になったSTAXの営業マン氏に話すと、けっこうあっさり、

「あっ、分かりました。ちょっと、これをやってみてください。見本を作って、その材料を郵送しますから」

みたいなことを言って、電話での話は簡単に終わった。


      
<写真3:STAXの営業マン氏が郵送してくれた末端処理の見本と使用する単線の銅線>
       
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AE5B081E7AD92E5908DE5898DDSC_0336.jpg
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**(おことわり)封筒の住所・電話番号は、今はない「STAX工業株式会社」です**


後日、届いたのが写真3の封筒と、その中身である。
簡単な内容の手紙もあったが、残念ながら、失くしてしまった。

同封されていた末端処理の見本は、「見れば説明の必要なし」の簡単なものであった。
写真3の見本のとおり、銅の単線を巻きつけてハンダ付けしただけのものである。
同封されていた単線は、元は1mほどの長さがあった。
単線の材質は同封の手紙に書いてあったが確かな記憶がない。

OFC(無酸素銅)系のものとの記憶があるが、かなり柔らかく、取り扱い、取り回しが楽にできる線材である(Fケーブルの芯線などより、はるかに柔らかい)。

この封筒は、長く工具箱の中に放り込まれていたため、よれよれになっているが、「オーディオ・ケーブルに関する大きなことを発見した記念品」であり、私のお宝の一つである。


初期の頃の末端処理法

8Xに付属のスピーカー・ケーブルの構造は、写真2や写真3の被覆を透かして、その概観が何となく判別できる。

細線が撚り合わされた撚線が10組ほど、さらに撚り合わされた構造になっている。
そのため、もしその末端がバラけると、極細線のハケのようになり、始末に終えなくなると思われる。

私は最初、このケーブルの先端の5mmほどを、ハンダでしっかり濡らして(ハンダが細線の内部に満遍なく浸み込むようにハンダ付けして)、そのままの状態で使っていた(図1)。

図1の模式図のような状況で、スピーカーや、メインアンプと接続されると考えればよい。

<図1:最初の頃に行っていた末端処理の模式図>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AE5889DE69C9FE381AEE69CABE7ABAFE587A6E79086.jpg

**最初、8Xに付属のスピーカー・ケーブルを、図のように先端だけをハンダ付けした状態で使っていた。しかし、どうも思わしい結果が出なかった**


初期の末端処理にも理はある

8Xに付属されていたスピーカー・ケーブル(細線の撚り線)の末端を、最初は図1のように処理して使っていた。

この処理法は、誰に教わるでもなく、昔からやっていた。
この処理法には、自分なりに解釈した理屈もある。

図1のように、末端を、しっかりとハンダが浸み込むようにハンダ付けすることにより、すべての細線が、ケーブル内各部の状態がどうであれ、両方の末端で短絡・接続されることになる。

極端に言えば、1本の細線が信号と導通すれば、ケーブルの導体のすべてに信号が流れることになる。

この末端のハンダ付けをしない場合、図1のように、線材を端子で挟み込んだだけでは、何百本かの細線のすべてが導通しているかどうかの保障がないのではないだろうか。

おそらく、いくらかは導通しておらず、またいくらかは抵抗を持って導通している可能性があるのではないか、と思う。

その懸念が、図1のように、末端の数mmにハンダを十分浸み込ませることにより払拭されると考えている。

しかし、このような末端処理をして、ハンダのない部分を端子に挟み込む方法では、なぜか、いい結果が出なかった。

そこでこのことをSTAXに相談した話が、先の「相談はしてみるもの」の段である。

(ちなみに、ハンダ付けした部分を、接続端子で挟み込んで圧着してはいけない。ハンダには弾力性がまったくないし、強い力が加われば、ハンダ付け部分のハンダが割れてしまう。ハンダ付けされた部分の挟み込みは厳禁である)


末端処理後の生気を帯びた音に驚く
その音が出た瞬間、

スピーカー・ケーブルは線材よりまず末端処理

の一言に尽きる、と思った。

8Xから出てくる音が、嘘のように生気を帯びた。
音が生きている。

スピーカーを介さずに直接耳に響いてくるようなリアル感のある音。
スピーカーの存在を忘れさせる音。
私がこのブログでよく使う「そこで演ってる感」のある音。

今まで使っていたケーブルなのに、出てくる音は全然別物。

この変化に驚き、線材等を送ってくれたSTAXの営業マン氏に電話をすると、

「そうでしょう。変わったでしょう。しばらくそれで様子を見てください」

と、例の「あっさり」口調であった。

これ以降、8Xに付属してきたケーブルは、その時に教わった末端処理をしたまま、現在に至るまで、メインシステムのスピーカー・ケーブルとして使っている(今現在は息子の8Xに使っているが)。
そしてこのケーブルが今現在も、私のスピーカー・ケーブルのレファレンス(基準)となっている。

<図2:スピーカー・ケーブル末端処理の「決め手」>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8ASPE382B1E383BCE38396E383ABE69CABE7ABAFE587A6E79086E6B395.jpg

**1987年に入手したSTAX ELS-8Xに付属のスピーカー・ケーブルの末端処理を、当時のSTAXの営業マン氏に教えてもらった。その処理による音が大変良好なので、以来、この末端処理法が私の「決め手」となった。現在もすべてのスピーカー・ケーブルに採用している。巻きつける線材については下段参照**


                 
<写真4:スピーカー・ケーブル末端処理の例>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AE38390E3838AE3838AE7ABAFE5AD90E6ADA3E99DA2DSC_0330.jpg
https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AE38390E3838AE3838AE6A8AADSC_0328.jpg


**スピーカー・ケーブルの末端を、このように処理してバナナプラグに使用した状態。私は昔に作られたバナナプラグの品質を信頼しており、スピーカーの端子に多用している。**


スピーカー・ケーブルの末端処理はこれでよし!

STAXの営業マン氏に教えられた末端処理の結果に驚き、当時の現用のスピーカー・ケーブルのすべてに、また、それ以降に使ったすべてのスピーカー・ケーブルに、この図2の末端処理を採用している。

巻きつける銅線は、Fケーブルの芯線でもいいし、さらに高純度のものや、無酸素銅系のものでもよい。

肝心な点は、少なくともFケーブル程度以上の柔らかめの、柔軟性がある線材を選ぶことである。

この線材が硬いと、取り回しが自由にならず、使い勝手が悪い。

それらの結果を総合して、私は、スピーカー・ケーブルの末端処理に関しては、「これでよし」、と断定している。

また、その他の末端処理法をいろいろ試みても、これ以上の音質改善は望めないだろうと思っている。

その昔、8Xに付属のスピーカー・ケーブルから学んだ末端処理を、以来20数年間、すべての場合に採用して何の問題も不満もない。
スピーカー・ケーブルの末端処理は、これでよし!


アルミ単線のスピーカー・ケーブル

以下、参考までに、の話である。

過去、高額なケーブルこそ使ったことはないが、一般的なスピーカー・ケーブルは、いろいろな形式のものを使った。

その中で、一般的ではないが面白かったのは、太さが大人の人差し指ほどのアルミの単線や、同じく直径が4mmほどのアルミ単線を使ったことがある。

長さはどちらも4・5mほどあった。

それらアルミニウムの単線ケーブルは、人からの頂きものであり、いずれも手作りであった。

太い方のケーブルは、単線に薄い布製のダブダブのチューブを被せてあり、4mmφのケーブルは、これも太めのビニールチューブが被せてあった。

自分から積極的に入手するようなものではないため、実験試料としては貴重なケーブルである。


電気をよく通す、通さない

アルミは銅よりも電気を通しにくい。
逆にいえば、銅の方がアルミよりも電気をよく通す。

参考までに、電気抵抗率(電気の通しにくさを表す値)の低い順のベスト4を挙げてみる。
つまり、電気をよく通す順である。


電気抵抗率(単位はオームメートル:Ω・m)(温度による影響を無視している)
1位) 銀 1.59 × 10の-8乗
2位) 銅 1.68 × 10の-8乗
3位) 金 2.21 × 10の-8乗
4位) アルミニウム 2.65 × 10の-8乗


電気をよく通す順は、1位が「銀」で、「アルミ」は4位である。

さて、電気の伝導に関して、このように銅より劣るアルミのケーブルの音は、いったいどうであったか。

電気抵抗率の値から、アルミが劣るといっても、線材の断面積しだいである。
銅線の2倍の断面積のあるアルミ線は、銅線よりも電気をよく通す。

線材の電気抵抗は、線材の材料よりも、さらには意味不明のクライオ処理などよりも、線材の断面積(つまり太さ)により、簡単に数倍以上の差が出る。

また、温度による抵抗値の変化も、思ったより大きい。

銅線の場合、銅の純度競争や、クライオ処理などの影響は、こと「抵抗値」に関して、温度による変化の前に、ほとんど意味を持たないほど小さい。

このことは、十分に頭に入れておく必要がある。

<写真5:4mmφのアルミ単線ケーブル>

https://801a-4242a.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dda/801a-4242a/EFBC8AE382A2E383ABE3839FE58D98E7B79ADSC_0354.jpg

**手作りのスピーカー・ケーブルであり、ビニールチューブをかぶせてある**


アルミ・ケーブルの音

このアルミ単線のスピーカー・ケーブルは、私のオーディオ・システムに使った場合、とても「アルミらしい」音であった。

太い方のケーブルは人にあげてしまったので手許にはないが、先日、4mmφのケーブル(写真5)を探し出して再度聴いてみた。

やはり昔聴いた印象どおり、「軽いアルミの音」であった。

この表現は半分ジョークではあるが、アルミの材質の感触をそのまま表すような、「軽々しい」雰囲気の音であった。
偶然の一致とはいえ、まさにアルミの音、と言っていい。
材質の感触と、音の質とが、偶然とはいえ同じ感じであったのは興味深い。


太いアルミ線の音は?

詳しくは覚えてないが、人にあげてしまったことから、私のシステムにおいては満足のいく音ではなかったのだろう。

その上、人差し指の太さのアルミ単線など、取り扱いがどうしようもない。

家庭のオーディオ用ケーブルは、スピーカー・ケーブルであれ、電源ケーブルであれ、各種のライン・ケーブルであれ、柔軟でなければならない。
柔軟性に欠けるケーブルなど、音がどうであれ、父は使わない。

と、まあ今回は、末端処理とともに、こんなこともケーブル選びの基本の一つ、と覚えておけばいいだろう。


ケーブル選択の基本

また、各種のケーブルそのものの選択は、何度も言っているように、日本の一流ケーブル・メーカーの、ごく一般的な標準品を使っておけば、それで過不足なしであり、それでよし、である。

それらのケーブルを使って、良好な音が出ないようなオーディオ・システムは、どこかに欠陥がある。
ケーブルをあれこれ気にする前に、まずその点を追求すべきだろう。


(口伝(4)スピーカー・ケーブルは線材よりまず末端処理 〜これでよし! 実用的末端処理〜)


コメント 2

流体力学の圧力損失と流量の関係から考えても、断面積の激減するケーブルの末端はボトルネックであろう危惧していました。これは確実で安価でよい方法だと納得できました。ありがとうございました。
by 山本健児 (2016-04-23 09:06)

スピーカーケーブルの端子処理を考えていたらこちらのブログにたどりつきました。
早速やってみたところ、音が驚くほど引き締まり驚きました。
これは効果ありです。参考にさせていただきありがとうございました。
by aspyaji (2017-07-25 11:37)

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-07-27

23. 中川隆[-9860] koaQ7Jey 2019年6月05日 09:08:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2575] 報告

スピーカーケーブルの被覆の仕方だけでも音は極端に変わる

有名なWE18GA ブラック 単線シングルスズメッキは ビンテージケーブルか・・・?
2018年07月25日
https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f473e42f2ecf06da00f29fbcddc43adb?fm=entry_awp


WesternElectric 18GA単線シングル ビンテージケーブル単線シングルスズメッキの入手である、

ここで再度ウェスタン・エレクトリックWesternElectricについて調べてみた


下記は日本電気株式会社当時のロゴのようです。


このウェスタン・エレクトリックWesternElectric会社を調べるとどうやら1928年、WesternElectric は初めて受話器と送話器が一体化した電話機を開発した(それまでの電話機は本体に送話器がある燭台型だった)。同様此のような電話の音をなるべく良く伝えようとした電話線を製作して製品が今や貴重品になった、WE独特の鏡面は絹巻又は綿巻で被覆しいかにも大切に扱われるケーブルは見た目もビンテージらしい当時の製品が未だ現役で流通しているのですが技術革新とは何であろうと疑問にさえ思うこのモデル「102」は本体底面が丸いのが特徴で、1930に登場した後継の「202」はほとんど同じ形状だが底面が楕円形になっている。


次の大きなアップグレードは1937年の「302」である。工業デザイナーである(ヘンリー・ドレフュスとも、英国: Henry Dreyfuss)の設計によるもので、いわゆる黒電話の原型となった四角い底面が特徴である。なお、「302」より前の電話機は別に回路を収めた箱が必要だったが、「302」ではそれを電話機本体に内蔵している。1949年以降はモデル「500」がリリースされ、適宜更新されていった。

細かい改良として、ダイヤルをより静かによりスムーズにしたり、回路基板をプリント基板にしたりといった更新が行われた。モデル500は1986年に押ボタン式電話機に完全に取って代わられるまで、製造が続いた。世界でも最も多数製造された電話機である。


ウェスタン・エレクトリックは通信関係で発達した会社で通信ケーブルは性能の良いものが多い、

地域ベル電話会社のものであり、AT&Tのものであり、同時にWesternElectric自身のものである。

結果としてWesternElectricの電話機の新機種投入頻度は少なく押さえられた。戦後電話の普及によりWesternElectricは、海外資本として日本で初の合弁事業を立ち上げた会社であった。

1899年、日本電気(NEC)の設立当時、WesternElectricは株式の54%を保有していた。

日本でのWesternElectricの代表としてウォルタ・T・カールトンーが日本電気社内に席を構えた。

当時電電公社の電話のケーブル電話機に関する電電公社との繋がりは深かったであろうと思う


1992年まで使用されていたNECの旧ロゴのデザインは、上記のロゴですがWesternElectricのロ

ゴが由来となっている。書体は実に良く似ている。


最近NECの前身である日本電気株式会社表記のあるプリ管の中からWEの影響の強いロゴのプリ管

のパッケージケースの中に入っていた検査証を見つけた44年と表記があり、昭和44年すなわち19

69年50年前の製品、思わず納得してしまう。当時は真空管の時代でトランジスターはまだ将来の

物だったんですネ!ロゴなどはまだWesternElectricの英文字表記は近く、NEC以前の製品なんで

すね・・・・・50年前の物を今見ると 進駐軍の事が思い出され妙に懐かしくなってしまう。

これは大切に保管しようと思う、このプリ管の音は未だ聴いては無いが思わず期待してしまう。

ロゴはWEの日本版である、此の様に歴史を含め考えると何故か身近に感じるではありませんか?

プリ管の音質はWEの音に近いのか全く不明ですが思わず期待してしまいます。(笑)


筆者の従兄弟が昔、電電公社に勤めていた頃、スピーカーケーブルように電話線を頂いた事がある、

当時入手しづらくスピーカーケーブル用に10メートル程頂き、配線したが、単線の銅線であったよ

うに記憶する音質は良くなった記憶があるのは遠い昔の話で、現在はNTTの前進であり公共機関で

あった


涼しい部屋で、安静にしながら音楽は聴く、勿論淹れたての珈琲を頂きながら、香りはいいのですが

今日は残り少なくなったブルーマウンテンのブレンドを淹れたが筆者は余り美味しく感じない、味は

昨日飲んだハワアン・コナが旨く感じる。自宅近くの焙煎店にもコナ・コーヒーは販売しているがこ

れがクソ不味いので此の店での購入はすべて辞めた(笑)

昔従兄弟が電電公社に勤めていたときに頂いたケーブルは今思えばNECの製品だったのかも知れない、

現在使用のインターホンコードと良く似てた。記憶をたどれば間違いなく単線であり、太さもインタ

ーホーンコードとよく似てた記憶がある、今回は現在では実に珍しい、Yさんより紹介され、WEの単

線スズメッキ単線を入手してみました。早いも勝ちのようでスグに完売してしまったようだ。

正式名は「WesternElectric 18GA ブラック 単線シングルスズメッキ」というらしい、ただWEの名

前だけで高額になっている現状は消費者には非常に痛手である。特に真空管のWE300Bなどはプレミ

アム価格100万の話を聴く。

スピーカーケーブルはまだその様な事は無いが将来は不安である、資料によるとALTECのA5やA7等と

いったアメリカンヴィンテージのシステムと相性が良いそうです。此のケーブルはヴィンテージスピー

カーには頗る相性が良いらしい、撚線も良いが、単線が効果的と言われる可なりの癖はあるので、た

だし全てに適合するとは言えないが、古いヴィンテージエンクロージャーには相性は良さそうである

らしくオールドTANNOY駆動には期待は出来る。


同じWE18GAにも撚線もある、こちらは色が黒と赤になっているようです、勿論復刻版のようで、こ

の撚線にも古い物が価値があるようで、新しく低コストのため技術革新は製品の品質が落としたと聞

くWEは現在は閉鎖されて商品在庫も少なくなり、ヴィンテージコードとして取扱してるようです。

WE18GA撚線について調べると「ウエスタンエレクトリック(以下WE)のケーブルも基本的にヴィン

テージスピーカーを使用している場合は単線がお薦めである。特に今回紹介する18GAはとても汎用

性が広く、見つけたら即買いをお薦めする。」などの紹介記事もあった、此のような書き込みも見つ

けたから早速20メートル程注文する、貧困老人にも手が出せる価格送料込みで20メートル約\12,000

考えて見れば高額なケーブルです。

更に注意事項として復刻版についての注意書きがある非常に気になることが書いてありました。

サイズ14GA:低域が力強い

サイズ16GA:低域から高域までバランスが良い

サイズ18GA:広がりがある、ツイーターや内部配線向き

という説明がされていました。

下の写真がWE(Western Electric)の14・16・18GA、A.I.W.社による、より線の「復刻版」だそう

です確かに復刻版は撚線で単線とは違う、単線シングルスズメッキのオリジナルの品物です。


もし、WEの復刻版スピーカーケーブルを購入しようと思った方がおられたら、WEのスピーカーケーブ

ルの正しい使い方はこうです。単線も同様である。

サイズ14GA:5〜6mほどの長さで使うこと

サイズ16GA:3〜4mほどの長さで使うこと

サイズ18GA:2mほどの長さで使うこと

特に1950年代前後のものは希少である。

WE、それは単に古いだけでなく、現代でも追いつけることの出来ないノウハウを持っていた企業なの

です1987年製と、細かい年式が明らかなこのケーブルは、綿巻きに樹脂巻、錫メッキのケーブルであ

る。WEのケーブルは古いほど音は良くなるそうだ、そこはタンノイも同様である新しくなるほど絶縁

にコストダウンが見られ質は落ちたようである。これほど技術が進んでもWEのケーブルが重視される

のも可笑しい話ではある、でも使う素材は確かに良いようだ銅の質は単純なタフピッチ銅(純度99.9

%程度)と見られる。これで十分である。屋内配線はすべてタフピッチ銅だ。これが一番安定してい

るのである。純度と音は関係ない。一番関係するのは絶縁の仕方だ。ビニール系の高分子化合物は静

電気を誘発するのでイケない。「例えばこんな経験はないだろうか。特に汚れた環境では無いのにケ

ーブルの外皮が汚れる。これは電気が流れることで静電気が発生し、細かい汚れを付着させるからで

ある。」

WEのケーブルは1940年代にはそのことが分かっており、この会社のノウハウは素晴らしい静電気が

極力起きない絶縁材を使用していたのである。此のためエナメル皮膜に絹巻、又は綿巻きである。現

在日本でも70年以前に作られた戦艦大和は擬装の部分は今の技術だけではは出来ないそうです、造船

技術以外の分野で例えば46センチの砲身、三連の主砲等、体験を元に技術も向上する、技術とはその

ようなもののようです。


アンプ変更時の簡素化のため、本来ならFURUTECHのバナナプラグを使用したいが、高額なのでオイ

デヤ電気のBP-208CG 金メッキ波形バナナプラグを代用しています。価格も安価で仕上がりも良いの

で筆者はこのプラブは定番にしています。

今回のWE撚線18GA ブラックは昔のヴィンテージ物なので注文すると早速配達された。現在使用して

いるプラグはネジ止めする為シッカリ接続され重宝しています。今回のWE18GA単線シングルスズメ

ッキケーブルと筆者のシステムとは実に良い組み合わせのようだ、丁寧に2メートルにカットして繋ぐ、

この音が出るまでのドキドキする瞬間は何時も興奮を覚える・・・

しかし冷静に考えれば、40年前の機器を聴く為に、このような些細なとこに真剣に取り組んでいるの

が実に馬鹿げた話ではある、接続コードに可なりつぎ込んでしまったようだ、(笑)

最近もフルテック オーディオグレードUSBケーブルを注文してしまった。以前からオーディオインタ

ーフェースに接続ケーブルを交換すると音質が良くなるというコメントが気になった。


どのような音がでるのか?現在アナログケーブルはWEを使用しているが、BELDENに交換した

が今回のスピーカーケーブルの違いは少なかった、現在在庫でBELDEN8428・BELDEN88706

があるがBELDEN88706がいい感じがした、ゆっくりの試聴が必要か?

庭にはホテイアオイが水槽に一杯で片隅に咲く睡蓮の花に癒やされます。


筆者も以前のブログにWE16GA(撚り線)single(緑)を使用したが音は良く気に入ったが

今回のWE18GA単線はそれより細い、早速スピーカーケーブル・コネクター装着し、試聴する、

この細い単線はTANNOYの端子には此の細さは穴に入りやすい細さで大変ありがたい。

交換し改めて試聴する、次はWanda Landowskaのゴルドベルグ変奏曲を聴く、聴きなれている

はずなのに、驚いたことに音質が全体に良く聴こえる特に豊かなまとまるの良い低域に驚く?

今回此のWEの単線スズメッキWE18GA撚線ブラックを繋ぎ視聴する全体的に音の密度が上がっ

た気がするこのたびオリジナルのWE18GA撚線ブラックを購入して、指定のように2メートルの

コードにカットして繋ぎ試聴してみた。結果その差に驚く。

「部屋中にまろやかな音楽が響く・・・」これぞ望んだ音かもしれない・・・・?

以前BELDENのコード?やFOSTEXも良いとされ、種類も色々変えてはみたが、納得は出来WE

16GAに留まる銀メッキが良いと言われ、銀メッキコードにも交換したが、筆者のシステムには

合わず、変更を繰り返すうちに最終的にははWE16GA(撚り線)single(緑)を使用していまし

たが換える前まではもうこれ以上良い音は望めないと思ってましたが、こんなに簡単に上回る製

品があったのだWE18GAは断トツに情報量が多く、音がしっかり聴こえます。

あえて言うならば、少し音源が近づくのが問題箇所ですかネ♪

特にジャズのヴィブラフォンのアタック音はまさに生っぽいの音、低音もさらに低く伸びた感じ

の音、自然な低域まで充実した音、こんなに細いスピーカーケーブルで・・・Western Electric

恐るべし。全く驚くようなケーブルでアッパレである。これはヴィンテージスピーカー専用かも

知れない。

TANNOYのレベルボタンはARU付きAXIOM80箱に移植してからはフラットな状態で聴いている

又今回の18GA撚線ブラックは単線なのでスピーカーのプラグに繋ぎやすいのもありがたい。


しかし流石WE18GA単線スズメッキのケーブルは万能では無いのかもしれない、

筆者のサブSPのKEF Q300に繋ぐにはWE16GA撚線が相性は良く、単線はなにかスッキリしない。

写真のケーブルAE線はインターホーンのケーブルの写真ですがこれも単線コードであります。

此の安価なコードのこのケーブルが意外と良い音を出すのです。此のコードも単線なんです、

やはり単線は古いヴィンテージスピーカーには相性が良いのかアルテックのスピーカーも相性は良い

と聴く以前使用してたAE線(1.2mm)@200のインターホーンのケーブルですが、此のケーブルは

外の地中に埋設される厳しい条件の中で対応しなければならなく、導体の回りを耐燃性ポリエチレン

で絶縁しているものです(ポリエチレンはビニールより絶縁力が強く非常に優秀です)。(注)

これは筆者が感じた意見です。その回りは、 鉛フリーのビニールが囲っております。これが安価で安

定した音質が堪能できるケーブルです。

このケーブルは長く使用していたケーブルです。今は大切に保管しています(笑)


フランツ・コンヴィチュニー(指揮)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団特に筆者お勧め

は余り馴染みのないベートーヴェン交響曲第七番AXIOM80に移植したIIILZ inCabinetである

程度ボリュームを上げて試聴する。

特にベートーヴェン交響曲はオーケストラの爆発のような響きが出ると素晴らしいが低域オーケ

ストラの厚み深さが増し、今回のCDを視聴し、決してスマートではないが、ごつごつした、骨

太のベートーヴェン。しかし、細部もゆるぎなく構築されている確かにオーケストラの演奏など

は情報量が多くなれば再現される音質も上がるようです、第七番の迫力ある演奏は見事である、こ

の先隠れたケーブルが出てくるか楽しみです。


勿論此の後は交響曲第3番変ホ長調「英雄」交響曲続いて筆者の好きな第四番を聴く、

ベートーベン 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 コンヴィチュニー Beethoven Symphony No.4

ロバート・シンプソン曰、「交響曲第4番はギリシアの乙女ではない。

巨人がとても軽快に滑らかに体操をしている。交響曲第4番には、鋼の筋肉が潜んでいる。」と言い

ました。交響曲第4番はベートーヴェンの他の作品と比べると乙女に感じるかもしれませんが、

作品そのものを聴くと力強さに溢れています。

今回のWEのケーブルは筆者のシステムと良くマッチしたケーブルに思える、

サブスピーカーのKEF Q300に接続したが結果は同良好であったが以前の撚線WE16GAが相性は

良い。ケーブル1本の違いは驚きである。

でも相性は現在メインで聴くAXIOM80に移植したIIILZ inCabinetが最も良く聴こえる

前にも紹介したが年々数が減るWesternElectricのケーブルは

「WE18GAはとても汎用性が広く、見つけたら即買いをお薦めする」のコメントは事実である。


又プリ管の話に変わりますが、国産の古い管50本を仕入れたが、相当違う種類の物が混載して

いる時間を掛けて選別したが、不明な管も多く取り敢えず、代表的な日立、NEC、東芝、松下

等購入し試聴したがその中で使用可能なプリ管は1.5割ほどでしたが、各社のプリ管が揃いまし

たが、余分な管が余ってしまった。

筆者の思惑通りに、日本のメーカーは一般的に聴きやすく余り癖の無いのが特徴のようです・・・・・

全体的に平均的な感じで聴きやすい綺麗な感じの音で疲れはい音が特徴かな?

又各社さすが日本製品で作りも非常に丁寧に作ってアルようです。

考えると国産品もヴィンテージ管に分類されるとおもうが、どのメーカーも遜色なく聴けた、実に

穏やかな音がする国産のプリ管は一度じっくり聴き分けるように試聴していきたいと思いますが、

ただしヴィンテージプリ管TelefunkenECC82、SIEMEN E81CCに比べると明らかに違いが分かる

がキラッとする弦のユニゾン、今まで聴きにくかったコントラバスの低音等は再現は違いがあるよ

うですが・・・

一般的に音楽を聴くのには良い、又最新の支那(中華)製、ロシア製より良く聴こえる、ブラボー!


2 コメント

WE SPケーブル (Kontakun)2018-08-07 10:24:23

私も、以前からWEのSPケーブルに興味は持っていますが、今だ購入には至っていません。そこで参考に聞かせて頂けたらと思います。

Belden8470、9497は試しましたが、どちらも、音域が少しカマボコ型でゴツゴツ、ザラザラした音、高音も少し耳障りな感じで、私の好みの音ではありませんでした。ツイストを解けば少しは柔らかくなるかも。

今は普通の国産銅撚線タイプを使って良い感じになっています。
WEはどんな感じでしょうか?Beldenの感じであれば、少し私の好みからズレてしまいます。

因みに、SPはJBL、アンプは真空管KT88 ppで、よく聴く音楽はロック、フュージョン、ジャズボーカルです。

コメントありがとうございます。 (金ちゃん)2018-08-07 11:18:02

ロック、フュージョン、ジャズボーカルをお聴きになっておられ、昔のいわゆるヴィンテージスピーカーをお使いならWE18GAの単線はオススメです、

私もBELDENも使いましたが、インターホーン用のAE線(1.2mm)のが良かったです、でも最高はWE18GA単線錫メッキの音が全体的に音楽の重心が下がり、しかも低音が明瞭に、より好ましく響きます。

WE18GAの単線は品不足なので見つけ次第早くの購入をお薦めします、使用注意は錫メッキは剥がさないでご使用ください。

特にJAZZ関係を聴くと音源が近くなった様に感じました。引き締まっているのでそんな印象になるようです。

https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/f473e42f2ecf06da00f29fbcddc43adb?fm=entry_awp

24. 中川隆[-9818] koaQ7Jey 2019年6月06日 16:25:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2622] 報告

スピーカーケーブルの被覆の仕方だけでも音は極端に変わる _ 2

ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア


アモルメットコア - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%A2

Amormet アモルメットコア-中村製作所
http://ns-t.com/products/trans/nsit70.html


【楽天市場】ns アモルメット コアの通販
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/ns+%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88+%E3%82%B3%E3%82%A2/

Joshin web - アモルメット・コア 商品一覧|Yahoo!ショッピング
https://store.shopping.yahoo.co.jp/joshin/search.html?p=%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%A2

オンラインショップ「ONTOMO Shop」 アモルメットコアシリーズ
https://ontomo-shop.com/?mode=cate&cbid=2092495&csid=8

_____


amazon.co.jp 日立金属 ファインメット
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00R5GWP2S/ref=s9_dcacsd_dcoop_bw_c_x_1_w


▲△▽▼


中村製作所のアモルメットコア。音の変化はファインメットに似ています 2016/10/8
http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/4388

試聴会に参加してきました。
ノイズ除去効果はアモルメットコアの方が大きいようですが、
変化の方向性はファインメットと極めて似ている気がしました。

ナノ結晶材料ファインメット® ノイズ対策部品 日立金属株式会社
https://www.hitachi-metals.co.jp/products/elec/tel/p02_21.html

公式サイトの要所を抜粋します


中村製作所 アモルメットコア
http://ns-t.com/products/trans/nsit70.html

Amormet™(アモルメット)コアの使用箇所


コモンモードチョークコイルは音声信号等に対しては一切の影響を与えず高周波のノイズに対してのみ大きな抵抗として働きノイズを防止します。


音質向上に効果的な使用箇所は、主としてCDプレーヤー、DACの出力コード等オーディオ機器間のラインケーブル(インターコネクトケーブル)、スピーカーケーブル、ACアダプターのDC出力コード等です。

信号系に使うのがメインで、DC系にも使えるコアのようです。

Amormet™(アモルメット)コアの大きさの選び方


必要以上に大きな物はコアが大きくてもノイズを防止する効果がかえって減少してしまうこともあります。

私はこの記述を初めて見ました。
今までは大きければ大きいほどいいと言われていた気がします。
フェライトコアですと大きい方が抵抗値が高くなっていました。

Amormet™(アモルメット)コアの使い方


大切なことはラインケーブルでもスピーカーケーブルでも「全てプラスマイナスを必ず一緒に通すこと」です。これでノイズ防止に最も効果的なコモンモードチョークとして動作します。


1つのラインケーブル等に2個のコアを使用して、プラス側マイナス側それぞれにコアを入れている例をインターネット上で多く見かけますが、アモルメットコアにおいてはそのような使い方は電気的にも音質的にも好ましいものではありません。

コモンモードチョークとして使うために、
プラスマイナスのケーブルを2本一緒に通します。
ここはかなり注意されていました。

なお、私はファインメットコアで片方ずつ通す方法を採用しています。
この方法はノーマルモードチョークとして作用するようです。

ファインメットをテストしてみた。なんで音が良くなるの?これ

ファインメット 可飽和コア 4個 MP1006LF3T 全長6.4mm 直径11.4mm 穴径4.8mm 価格:\1,900 ...
2015-12-21 18:29


このあたりは村田製作所の説明が分かりやすいので
詳しいことを知りたい方はこちらをご覧ください。
http://www.murata.com/ja-jp/products/emc/emifil/knowhow/basic/chapter05-p1

中央付近の以下の2つの図が分かりやすいと思います。


【図5-2-8】ノーマルモードに対するフィルタの構成例
【図5-2-9】コモンモードに対するフィルタの基本構成

コアの種類の一部を抜粋しました

詳細は公式サイトをご覧ください。
こちらでは加工なしでそのままケーブルに通せそうな
大きさのコアを抜粋しています。
価格(税抜)
Amormet NS-221 Φ22.5±0.5 Φ10mm 12mm 超Hiμ材 コモンモード専用 ホワイト 3,200円
Amormet NS-285 Φ28±0.5 Φ14mm 13mm 超Hiμ材 コモンモード専用 ホワイト 7,800円

少し大きくなるだけで価格が異様に高くなります。
最近のケーブルは太いものが多いので、
出先で試したりする場合は大きいコアの方がいいかもしれません。

ハンダで自作できるなら、ケーブルが通る最低限の
大きさのものがいいようです。

で、肝心の音はどうなの?

ノイズ除去の効果はアモルメットの方がずっと上だと感じましたが、
その他の変化はファインメットに随分と似ています。
色が濃くなること、音楽が面白くなることがメリットで、
僅かに音が重く粘度が上がるのがデメリットでしょうか。

磁性体を使うと大体こんな感じになりますので、
このデメリットをどれだけ許容できるかがポイントになりそうです。
(多分、プリをお使いの方は気にならないと思います)

アモルファス合金を上手い具合に結晶化させたのがファインメットで、
アモルメットは「アモルファス+ファインメット」という感じで
名前をつけているように見えるのですが、うーむ。
使ってる素材はかなり近いのでしょうか。

アモルメットはファインメットと違って
信号線にも使えるのが最大のメリットだと思いますが、
コスト的な意味で使いすぎには注意した方がいいかもしれません。
確実に音質をよくしたいなら機材にお金を使う方がいいですから。

タップが随分と効果が大きかったです

アモルメットコアを3つ使った電源タップが同時に発売されているのですが、
こちらはノイズ測定器で目に見えてノイズが減っていました。
ただ、どういう作用が働いているのかいまいちよく分かりません。
(数値が300台から16になっていました)

Power Line Cleaner PLC-02 
http://ns-t.com/products/trans/nsit71.html

音は聴いていないので何とも言えませんが、
最近流行のあのノイズチェッカー、どこかで安く売っていないでしょうか。
http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/4388
 




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1. 中川隆[-12443] koaQ7Jey 2018年5月19日 08:49:01: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]



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話題のアモルメットを使ってみよう 林 正儀
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アモルメットコアは、前号福田氏の記事でオーディオ用ノイズフィルターの最先端として紹介されていた。

中村製作所が販売する、アモルファスの薄いテープを巻き、リング状のトロイダルに仕上げたものだ。これにケーブルを通すだけで、強力にノイズを減衰させ音質改善効果が目覚ましい。今回はステレオ誌の付録デジタルアンプ、LXA-OT3と付録スピーカーを取り上げ、さまざまなパターンで実験してみたが、効果は予想以上。信じられない現象が起きていたのだ。

まずアモルメットコアがどこに使えるかだが、ケーブルに装着して使うという大原則がある。乗せたり、側におくだけで……という使い方はないので要注意だ。ケーブルは中心の穴に+/−両方の電線が無理なく通る状態がベストである。この時コアの向きは自由。装着する場所も入口、出口、または中間でもOKなので、気楽に使えるはずだ。ただし+/−それぞれに1個ずつつけると音質的なデメリットが多くなる。


付録デジタルアンプ

デジタルアンプの性能が全開
音場のパースペクティブがアップした


▼ラインケーブル
アモルメットをつけるつけないで、再生音がどう変わるのか。それを聴くだけの簡単な比較である。曲はボーカル、オペラ、ジャズなどだ。まず、デジタルアンプだがこれはCDプレーヤー間のラインケーブルにて試した。ここではCDプレーヤー側にセット。プラグを通すだけなので一番簡単だ。高SN比で濁りが少なく、声の通りが明瞭になる。デジタルアンプらしいクリアさやきりっとした輪郭の立て方が、強調の少ない方向にシフト。抜けがよいと同時に硬さやキツさがほぐれる印象だ。上流の純度が上がることで、微細情報がぐんと増大。高域の解像度が強化され、音場のパースペクティブがアップした。自然なステージが現われるような変化だ。

キャプション01 


 RCAケーブルに装着する

キャプション02


 LXA-OT3の場合はリアがタイトなので
 プレーヤー側に装着

▼スピーカーケーブル
次にスピーカーケーブル対策だ。スピーカー側に+/−を束ねるように装着すると、これは力強いシマリをみせ、密度やエネルギー量がアップする。アンプにドライブ力がついてきたような積極的な鳴り方、アピールの仕方である。中〜低音域が充実して厚みが増すような変化だが、聴こえとしてはジャズにガッツが入り、音が前に出てブロー感が高まる。音像の彫りが深く、実在感も充分にリアルだ。

では1+1=2になるかどうか。ラインとスピーカーケーブルの両方にコアを入れると、音楽の生々しさが増して効果を高め合うような方向だが、体感的には2まではいかない。1.3〜1.4という感じである。それだけ最初のインパクトは強かった。

キャプション03


 ブックシェルフスピーカーの
 端子直前にセット。
 もちろんLXA-OT3側でもOKだ


▼電源ケーブル
デジタルアンプはACアダプターなので、ここではCDプレーヤーの電源ケーブルを対策する。いったんプラグをはずす作業が伴うので初心者にはちょっと面倒だ。そこで中村さんが用意した比較試聴用の3P電源ケーブル。コアなしとコアつきで比べることにした。

これも違いが大きい。ラインケーブル以上かもしれない。ノイズフロアが下がり、空間が澄む。と同時に起伏の少ない一本調子なボーカルから力強くかつダイナミズム豊富に、ぐっと情感が込もる感じだ。コントラストが高く、陰影のグラデーション表現が実に豊か。音のトルクや電源としての流量感やエナジーも、コアつきの方が明らかに勝った。

キャプション-04


 電源のIECコネクターに
 装着したものとしていないもの。
 電源ケーブルの場合は自作で
 対応するしかないが


PCデジタルノイズの排除の成果か
倍音や色彩感が豊かになった

次はPCオーディオの主役、USB-DACである。Macパソコンの音源をUSBケーブル経由でDACに入れて再生する。ここではCDプレーヤーに内蔵のDACを使うが、この環境ではかなりPCのデジタルノイズの影響を受けているはずだ。

キャプション05


 PCオーディオシステムでも確認した

キャプション06


 USB-Bタイプには対応する製品がある
       
だが実際に聴いてみると、アモルメットなしでもかなりレベルの高い音質が得られていた。ところがそこからもう1〜2段SN比や情報量がアップするから、コアの効果は大したものだ。フォーカスがピシッとする。高域レンジが伸び、倍音や色彩感が豊かになった。ステージがより立体的で、ファイル再生らしい精密なニュアンスが漂う感じだ。DAC性能が向上したかと思うほど嬉しい変化である。


付録スピーカー

今回一番といっていい効果
クラフトユーザーには特にオススメ

クラフトでもアモルメットの効果があるものなのか? 個人的にも興味津々。付録のユニットをM800バックロードホーンに納めた手作りシステムだが、素の状態で聴いてみるとそれなりだ。明るく元気のいいシステムだなと思うのだが、スピーカーケーブルにアモルメットを装着した途端、音の風景が一変する。アバレや濁りが収まるようにナチュラルなバランスとなり、その中にバックロードのよさが光っている。

ちょっと大人の雰囲気もある密度のしっかりとしたサウンドだ。女性ボーカルやバックバンドもステージ感豊かないい味を出してくれる。音の飛び出しと広がりも大きく、小型サイズらしからぬ雄大さが加わった。

コアをはずすと、元の音にすぐ戻るからコイツははずせない。つけはずしが実に簡単で、効果はご覧の通り驚きだ。今回一番といっていいサプライズ。クラフトユーザーには特にオススメであり、より多くのオーディオリスナーに使って欲しいレアな発明品だ。
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オーディオの新常識 アモルメット オーディオ評論家 福田雅光 2016/11/15
https://ontomo-shop.com/?mode=f8


中村製作所はピュアオーディオで納得できるグレードを要求して、次元を超えるトロイダルコアを探しあてた。特殊合金アモルファステープの積層巻きコア、アモルメットとして発売された。誕生したばかりのアモルメットを入手、どのような音質性能があるのかテストした。

アモルメットコア

オーディオ用に音質を重視したトロイダルコア(ノイズフィルター)が、中村製作所から発売された。これはオーディオ帯域で最適、効果的に作用し、また音質を劣化させるような副作用が発生しないように検討されている。一般電子機器用には多くの種類があるが、音質を重視して設計されたコアはアモルメットが世界的にみても初めてだろう。

アモルメットは、特殊鉄系合金アモルファスの厚さ0.2mmのテープ状。これを必要径に巻いて溶接固定、カバーを付け仕上げた。下の表のような各種サイズがあり、8月31日に発売された。


 オーディオ専用に開発された
 トロイダルコア

 エヌエス アモルメットコア
 問:中村製作所 Tel.042-759-7812


トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み


各種ノイズフィルターの中でもっともシンプルな構造、ドーナツ形状のトロイダルコアにケーブルを通す方法がある。今回のフィルターもこのタイプだ。

そもそも、この簡単な方法がなぜ、ノイズを減衰させる効果を持つのだろう。使い方を書いてみると図1のようになる。ドーナツ状のコアをトロイダルと呼ぶ。このコアの性能が肝になるが、それはさておき、理論的な仕組みを考えてみる。

コアに+−2本のケーブルを通す。スピーカーケーブルや電源ケーブルなど。+には信号電流、−線はアース電流が流れる。さて、ケーブル内の2本の導体には外部ノイズが同相で等量乗ると考えられる。これはコモン(共通)モードノイズと呼ばれている。コアを電流が通過する時、トロイダルコアに磁束が発生。電流エネルギーが磁気エネルギーに変換されるが、ノイズは磁気損失として失われ、損失を受けない信号電流だけが純度を高めて通過する。簡単にいうとこんな仕組みだ。

トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み


図1.トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み


使い方による効果の違い

2本の+−ワイヤーにトロイダルコアを装着する方法は、図2のように1本ごとにコアを装着するデュアルコア。径の大きさを上げて2本のワイヤーをまとめて通過させるシングルコア。これを比較実験すると違いは大きい。

デュアルの問題は、透明度や低音の力はややプラスだが、高域の伸びが詰まる。抜けきりがよくない。帯域が狭くメリットは感じられない。うまく効いていない、あるいは効き過ぎているようだ。 シングルコアで使うと、S/N比が高く高域はすっきり伸びきり冴えている。輪郭をしっかり描き、解像度が高い。テストはスケルトン電源ボックス、コアはNSシリーズを使った。

トロイダルコアの使い方


図2.トロイダルコアの使い方


hr

NSシリーズとNSTシリーズの違い


装着の方法で大きな違いが発生、注意が必要であることがわかった。次はアモルメットコアにはNSシリーズと、NSTシリーズの2種類がある。これは、効果も音質も違いがある。NSは超ハイミュー材を採用した透磁率の高い高性能。やや透磁率の低い素材のNSTの音は多少あまくなる。したがって、最初に試してみるのはNSが薦められるが、メーカーは組み合わせる効果もあるというが、今回は試していない。

どのように応用できるのか
アモルメットコアをどこに、どう使うのか、これはパーツであるため、個人で応用を考える必要がある。+−2本のワイヤー、あるいはケーブル外径がトロイダルの内径に通過できることが条件。一般に挑戦できるのは切り売りスピーカーケーブルの端末部に使う方法。電源ケーブルを自作する人はプラグ、あるいはインレットプラグに装着すると効果は大きい。またRCAケーブルを自作する人も先にケーブルにコアを通し、プラグを装着することで可能。これも効果は大きい。できれば、ケーブルとコアの隙間は少ない方が有利と思うが、ラフな装着でも効果は確認できる。

hr

テストと結果からみる効果

1.スピーカーケーブル

テストに使ったケーブルは外径9φ、装着は送り先側。どこか一カ所であれば、この位置が効果的だ。コアは写真のようにシースを取り去った部分に付けた。すでに充分にS/N比、解像度が高く問題はないと思っていた。ところが、さらに音の純度を高め、すっきり冴えた高音が伸びきっている。解像度を繊細に音のコントラストを高め、中低音は輪郭をはっきり正確にする。これはもう外せない。遠くで聴いていても、その違いは明らかだ。


スピーカーケーブル


 スピーカーケーブルで使用した例。
 シースを取り去った+と−の線を
 まとめて通すと効果的だった

2.自作電源ケーブル

自作できる技術があれば、電源ケーブルのプラグ、あるいはインレットプラグ内に装着することは可能で、効果的だ。テストではプラグ内に装着。パワーアンプで試聴。
アモルメットを加えると、透明度、立ち上がるレスポンスに優れ大きな効果に驚く。やはり電源ケーブルは効く。力強く低域の伸びやエネルギーが強化され立体感が出る。歪感の減少、力と美しさ、音場は澄んで広い。低域は引き締まりパンチ力も強力。ボーカルは音像の彫りが深くなる。


電源ケーブルに使用 電源ケーブルに使用した例。
電源プラグのホットとコールドを
まとめて通し、プラグの中に収めた

《使用部品》
電源プラグ:明工社 ME2591¥1382(ニッケルメッキ、ホスピタルグレード)/L型インレットプラグ:フルテック FI‐12L(R)¥8856(ロジウムメッキ)/切り売り電源ケーブル:アコースティック・リヴァイヴ AC-Triple C4800¥4800/m(PC-TripleC導体2sq/アモルメット:NS‐145¥1200

3.壁コンセントの入力部

これは分電盤からオーディオグレードのFケーブルで引いた端子、壁コンセントに相当する部分。塩ビボックス内にアモルメットは装着できないため、ボックスの入り口に内径10φのNS‐221を使う。
装着後、音はすっきり中高域が冴えて抜けがよく歪感が減少。高域はよく伸びて爽やかにS/N比を高める。この経路はパワーアンプ専用になっているが、ビッグバンドジャズのような複雑な音色の重なりも明瞭に一音一音が分離。解像度は高くなるが、ニュアンスは柔らかい。暴れや混濁が少なくなる。
ただ、一般にこの部分にアモルメットを装着するのは、新築やリフォームの機会でないと無理がある。デジタルノイズメーターで使用後を調べると数値は100低くなった。


大型アモルメット

大型アモルメットコア内蔵 電源タップ
エヌエス PLC-02¥82,000
※限定100セット


hr

電源ボックス PLC‐02

大型アモルメットコア採用のコモンモードチョークコイル、ノーマルモード用チョークコイル2個で構成した強力ノイズフィルターを内蔵した電源ボックスが同時に発売された。アルミダイキャスト製シャーシ、明工社ホスピタルグレード・コンセント。
写真のデジタルノイズメーターで測定したノイズレベルを見て驚いた。リファレンス電源ボックス(自作)で何も接続していない状態は720、ノイズメーター内蔵スピーカーからかなりノイズも聞こえる。
ボックスをPLC‐02にすると数値は007と激減。ノイズも聞こえなくなる。測定はメーターの2P電源プラグをコンセントに差し込む方法。以上は機器へのケーブルは接続していない。
次に電源オフのパワーアンプを接続すると、093と上がる。電源をオンにすると148。アンプから出てくるノイズが加算されるが、これでもかなり少ない。この強力な効果はどのようにして得られるのか、興味深い。

hr

パワーアンプでの試聴

パワーアンプの電源ケーブルを接続、実際の使用環境で音質をテストした。高S/N比で濁りが少なく、すっきりしたきれいな輪郭表現、コントラストが高く解像度も一級のレベル。硬質感はなく適度ななめらかさを備える。高域まで繊細に伸びて帯域が広い。低音は力強くパワーは締まる。
この性能は大変魅力だ、価格を考えればコストパフォーマンスは高い。電源ボックスの脚も本格的なインシュレーターが装着されている。フィルター内蔵を嫌う人もこの音質は納得するだろう。

hr

試聴を終えて

アモルメットコアの性能、効果は経験したことのないものである。この種のコアはオーディオでは副作用も感じながらメリットを活用してきた経緯がある。アモルメットの優れているところは、効果の大きさと副作用の少なさだ。オーディオ用トロイダルコアとして一石を投じるものになる。これは開発賞を差し上げたい。


PLC-02使用前 ノイズ値720


 PLC-02使用前 ノイズ値720


PLC-02使用後 ノイズ値007


 PLC-02使用後 ノイズ値007
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効果があった「オーディオ・アクセサリー」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年05月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/cc46baf8e605ceedb00270a8181703be


Yさんが「よろしかったら実験をしてみたいのですけどいいでしょうか」と、口調を改めて意を決したような眼差しで申し上げられた。

少し気圧(けお)されながらも「ハイ、いいですよ。」と気軽に応じたところ、ポケットからやおら取り出されたのが試聴用のCDとオーディオ・アクセサリーの小道具。

    

左側のCDが「T−TOC RECORDS」という会社が録音したCDで、この社長さんがオーディオマニアだそうで、「東京の電気は汚れているので茨城にスタジオをつくってそこで録音した。」という優秀録音。

そして、右側の白くて小さい穴の開いたもの(2個)は「アモルメット・コア」というオーディオ・アクセサリーで、何でもSPコード(プラス、マイナス一緒)に、これを通すとコモンモードノイズ(高周波)が除去されるのだという。

こういう小道具は眉唾ものであまり信用しない性質(たち)だし、コモンモードノイズの正確な意味もサッパリ分からないが、理論はさておき実証したうえで効果が上がればそれはそれで認めようというのが我がポリシー。

Yさんのたってのご要望で「ぜひアンプはWE300Bを、スピーカーは音の微細な変化に対応できるAXIOM80でお願いします。」

「ハイハイ、わかりました。」(笑)

    

はじめに従来通りのままで試聴し、音質を確認したうえで今度は「アモルメット・コア」にSPコードを通して聴いてみた。装着は実に簡単。

二人とも耳をそばだてて傾聴したところ、何と音が変わったのである!すっきり爽やかというのか、あきらかに透明感が向上したのには驚いた。

Yさんも「やはり変わりましたね。ベールが1枚も2枚も取れた感じです。このシステムだと如実にわかると思っていました。」と、感無量といった面持ち(笑)。

いやあ、こんな小道具がねえ・・・。参った、参った。

「これって、いくらするものですか?」「たしか〇千円ぐらいだったと思います。ネットでググってもらうとわかりますが。」「そうですか。」とさっそく面前でググってみたところ、サイズがいろいろあったが小さめだったのでお値段は超安かった。

「ここでお金を払いますので、このまま置いていってくださいよ。いいですね。」と無理を承知で言ったところ「仕方ありませんね・・。」(苦笑)。

Yさんがお帰りになった後で、我が家のSPコードにすべて装着しようとネットでさっそく注文して計8個ゲットした。

これでひとまず、気が収まって一件落着。

まったく「いい歳」をして、聞き分けのない子供みたいだ・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/cc46baf8e605ceedb00270a8181703be

25. 中川隆[-9390] koaQ7Jey 2019年6月22日 09:20:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3095] 報告

サウンドトレール 店主のつぶやき
http://soundtrail.co.jp/p14.html

サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html


・販売業者: サウンドトレイル株式会社

・責任者 : 代表  錦戸 敏重


〒834-0065
福岡県八女市亀甲170-7番地

TEL:0943-24-8660 
 携帯:090-1878-1529(こちらをご利用ください)

営業時間/AM10:00〜PM5:30

定休日/木曜日


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92834-0065+%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E5%85%AB%E5%A5%B3%E5%B8%82%E4%BA%80%E7%94%B2%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%97/@33.21935,130.531093,14z/data=!4m5!3m4!1s0x3541aee7af852b1b:0xeb18a97c68144bf6!8m2!3d33.2193603!4d130.5311334?hl=ja


注文・問い合わせ先: sound_trail@gold.ocn.ne.jp


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店主プロフィール

1) 1953年 熊本県生まれ。
2) クラシック音楽が好きで18才からオーディオ遊び。
3) 25年間大手電子部品製造会社に勤務し、製造、技術、
  品質管理、管理試験等の実務を経験する。
  (トランジスター、抵抗器、タンタルコンデンサー)
4) 2004年12月 サウンドトレールの商標、意匠登録。
5) 2005年4月 サウンドトレイル株式会社を設立、
   「サウンドトレール」本格販売開始。
6) 2005年12月 シリウスケーブル(SKシリーズ) 販売開始。
7) 2006年10月 シリウスケーブル(SCシリーズ) 完成。
8) 2007年8月 シリウスケーブル(ルシファーシリーズ)完成。
9) 2010年12月 シリウスケーブル(スターシリーズ)完成。


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A, オーディオの存在理由

音楽は目の前で演奏されるものを聴くのが一番だと思いますが、長時間の仕事でくたびれて帰ってきて、
「ホッ」と 一息つきたい時に心安らぐ音楽を欲しがるのは「生演奏」では得られないものが有ります。

生演奏には当たりはずれが有ります。レコードやCDや放送番組にも当たりはずれが有ります。
求める音楽と演奏と気分 が一致することは容易ではありません。

オーディオは「録音ソース」を選択して聴く事が出来る利点が有ります。自分の好きな曲を気分に応じて
好きなだけ聴 く事が出来る上に、装置のグレードを上げるに従い「音楽の作り手の領域」にも高めることが
出来るものです。

「音楽で感動を味わいたい!!」それが私のオーディオ趣味です。


B, オーディオ機器について

昨今のオーディオ機器の価格は天井知らずで、「泥沼」、「金食い虫」等の言葉で言い表されていますが、
本当にその 価値があるものならば(個人的主観)それはそれで良いと思います。

私の個人的な考えは、

  1)SPは40年前に完成している。
  2)アンプは20年前に完成している。
  3)CDP関係についてのみまだまだ発展途上

と考えています。
よって、既にアンプやSPをお持ちの方は買い替えの必要性を感じません。

現在お持ちのシステムの潜在能力は非常に大きい物が有りますが、
その能力を引き出せていないケースがほとんどです。

「潜在能力を引き出す」だけで飛躍的な「音質改善が」出来ます。
その「潜在能力」を引き出す商品を作成していきます。
自分の場合は生産者の立場になりましたが、モラルのある価格を守りたいと思います。


C, スピーカーのセッティングについて

オーディオ機器は買ってきて、そのまま接続しただけではけっして良い音では鳴ってくれません。
オーナーが愛情を持 ってセッティングや調整、選択をしてやらないと誤った機器の評価になります。

まず機器のセッティングで重要なのは「スピーカーのセッティング」です。
機器の性能を「音変換」してくれるのはSP しか有りません。
ここがなおざりにされていると機器の交換をしても本来の実力を聴き取ることは難しいでしょう。

SPのセッティングには基本的ルールがあります。

1)床面や壁面を利用するセッティング。
2)床面や壁面からの影響を排除するセッティング。
3)総合的に1)や2)の効能を利用するセッティング。

それぞれのSPのセッティングには最低5項目のチェックポイントが有ります。
個人でやられている場合2〜3項目がやっとの様に思います。


D, RCAケーブルについて


ケーブルで「伝送ロス」が起こる事を知りました。
情報量がケーブルで失われているのです。ケーブルは増幅機能は 有りませんが
「伝送ロス」はするんですね。

プラグでも「伝送ロス」は起こりますし非常に大きいものが有ります。
材質や作り方で「音質」はころころ変わります。

機器全体の音のグレードは機器やケーブルの最もネックとなる処のグレードになることです。
言い換えれば非常に良い機 器を使っていても、1箇所のケーブルや機器のために
その低いレベルのグレードになってしまうことです。

オーディオは電気製品です。電気の流れはよく「水の流れ」で説明されます。
広い水路を勢いよく流れていた水が 急に細い水路を通る場合を考えてください。
水が細い水路でせき止められ本来の水量が流れないのです。

ケーブル交換はライン全体のグレードを揃えてやらないと効果は半減以下か効果なしと
判断される場合が出てきます。近視眼的な評価では絶対に「本質」を見抜けません。

水の流れる水路=ケーブル も大変重要なキーパーソンなんです。


D,電源ケーブルについて

電源は「電気が来れば良い」ぐらいにしか考えていなかったのですが、
実際に作って比較試聴をして見ると「電源タップ」、「電源プラグ」、「IECインレットプラグ 」の
種類や材質で大きく音の表情や音質が変化します。

「電源タップ」の電源を壁コンセントの何処から取るかでも変わって来ます。
通常使っているコンセントなら常時電気が流れてさほどの変化はないでしょうが
何年も使っていないコンセントでは確実に音が劣化します。
おそらくコンセントの金具が酸化している為と考えられ使っているうちに
徐々に良くなって行くものでしょう。

一概にこれが良いとは決めてかかれない部分も有りますが、
やはりケーブルは強力なシールドを持ったものが品位が高く良いようです。
シールドの弱いケーブルからはクリアーな再生音は得られ難いようです。

ただプラグは使っている機器との相性やユーザーの好みにより使い分けた方が良さそうです。


E,SPケーブルについて

SPケーブルは「平行線」や各社から販売されているケーブルをいろいろ使ってきて感じた事は、
ケーブルのシールドを考えた物が少ないと思います。

試しにシールドが強力に施してある物を使うと「音数」や
「周波数帯域のワイド感」を味わう事が出来ます。

電源ケーブル同様「繋がって電気が流れればよい」ぐらいの感覚では良い音質は得られません。


F,ケーブル交換の効果について

ケーブルは機器と機器の間の情報を伝送します。ここで「伝送ロス」が起こったのでは
機器の潜在能力を生かせません。
ケーブルによる「伝送ロス」は「それなりに鳴らしてくれる」から判り難いです。
まずは「伝送ロス」の存在を知る事です。

使用するケーブルによって機器に電源を入れた状態で(ボリュームOFFの位置)で
「無音感」が異なります。「無音感」の静かなものほどダイナミックレンジが広いです。
これは音楽表現を支配します。良い「無音感」はシールドの強力な物ほど良いようです。

逆説的に考えれば、電気の流れる「水路の幅を大きく深く揃える事」を前提としますが、
シールドの強力なケーブルを使って揃えれば高価なアンプやCDPを買い換えたのより
遙かに確実なグレードアップができるということです。
未知の領域に足を踏み入れる感覚です。
http://soundtrail.co.jp/p14.html


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< 高級 中・大型スピーカースタンドとシリウスケーブルのサウンドトレール >
http://soundtrail.co.jp/index.html
  


「サウンドトレール」をご覧いただき誠にありがとうございます。

「ソース(CD・LP等)に入っている情報をそのままSPから出す」を基本にして
音の芯がしっかり有りその周りを柔らかい音色が包み込むようなサウンドを
トレールにもシリウスケーブルにも求めています。
初心者から超スーパーマニアの方まで対応いたします。


ブログもやっていますので興味のある方は覗いて見て下さい。
「機器の試聴」・「音質改善テクニック」を中心に
毎日更新しています。
下記URLをクリックすると入れます。

「ミスター・トレイルのオーディオ回り道」

http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/


問い合わせ先  sound_trail@gold.ocn.ne.jp
                                 


お知らせ


ゴールドスターシリーズ フォノケーブル 


RCA-RCAフォノケーブル「カペラ」
価格:¥15万円/セット (1m仕様)


トドメのSPケーブル 「シリウスSP」 


シリウスSPケーブル

価格:¥30万円/2.5m仕様 4本/セット

音数・エネルギー感・余韻・周波数帯域の広さ、ダイナミックレンジの広さ等、
今までに経験した事のない素晴らしいSPケーブルです。
端末はYラグ仕様だけになります。


商品1【サウンドトレール】


「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。


商品2【シリウスケーブル】


「ごく自然な音」・「さりげなく生演奏」を目指しています。

変な癖が有りませんので「スタンダードケーブル」として使用できます。
スターシリーズのケーブルになり、更に音質アップと取回し性の改善をしています。

良い(生)音は部屋を選びません。
部屋の性と思うのは「伝送ロス」が大きいからです。
ピークやディップで聴きづらいのは「伝送ロス」そのものです。

革新的な伝送能力を持ったケーブルを商品化致しました。
<シリウスケーブル>として「手作り」にこだわって製作・販売します。
手作りケーブルの素晴らしさを味わってください。

シリウスケーブルを使うと「ケーブルでこんなにも伝送ロスが有ったのか?」を認識できます。
接続するアンプやCDプレーヤーを上級機に買い換えたかの様な変化です。

無料貸し出しサービスを始めています。(RCA・XLRケーブル・SPケーブル・電源ケーブル)
送料のみの負担で是非この機会に試聴してください。

当社で試聴が出来ますので、
フルシリウスケーブルのサウンドをご自身の耳でご確認ください。

「ケーブルで音が変わる事は判っているんだけど、
色々なケーブルを試してみて満足行かなかった。」
と言うケーブル彷徨のハイエンドのユーザーの方達が
「この音だ!!」、「この質感!!」
と云ってケーブルの総入れ替えをしていただいています。

お客様の声は当HPのみでは有りません。
「サウンドトレール」で検索してお客様のHPで生のご感想を参考にしてください。
サウンドトレールでは「SPケーブル」の導入からお勧めしています。


ゴールドスターシリーズケーブル


従来のルシファーシリーズに比べ更にエネルギー感増・ワイドレンジで音数が増えています。
取回し性も含め大幅に音質アップをしています。

   

RCAケーブル  ケンタウルス           XLRケーブル  ペルセウス

価格:¥19万円/1mセット                価格:¥20万円/1mセット


   

電源ケーブル  ベラトリクス           SPケーブル  ベテルギウス

価格:¥18万円/1.5mセット                 価格:¥18万円/2.5mセット


シルバースターシリーズケーブル(改良型)


セカンドグレードですが、
従来の最高級「ルシファー」シリーズの音質を越えています。

      

RCAケーブル  ベガ           XLRケーブル  デネブ

価格:¥9万円/1mセット               価格:¥10万円/1mセット

      

電源ケーブル  アルタイル       SPケーブル  アルデバラン 

価格:¥8万円/1.5mセット              価格:8万円/2.5mセット

商品3【オリジナルスペーサー】

        
K-0903(Φ30mm H12mm) \3500円/8個セット  K-0905(Φ50mm H12mm) \4000円/8個セット

世の中に有るようで無い商品です。

塗装した木製のスペーサーの両面に贅沢にも「本革」を貼り付けた構造です。
滑り止めの効果はもちろんの事
スピーカーの場合、4隅又は3点支持で使用しますと「音離れ」が良くなります。
アンプやDAC・トランスポートの下に敷いても「制振効果」が得られます。
材質を「木」と「革」にしたのはこれが「最も癖が少ない」と判断したからです。
材質の音が再生される音にも出てきます。

価格もお手ごろに抑えていますので是非お試しください。
http://soundtrail.co.jp/index.html

26. 中川隆[-9389] koaQ7Jey 2019年6月22日 09:41:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3096] 報告

トレイル仕様 SP の紹介
http://soundtrail.co.jp/p04.html


1. トレイル仕様(Trail仕様) SPとは?

     「伝送ロスの極小化」を具現化したスピーカーです。

     基本となるスピーカーは既存のメーカー製を使っていますが、
     その潜在能力を引き出す為に「伝送ロスの極小化対策」を施しています。

  2、具体的にはどんな事を対策して有るのか?

     1)内部配線材の交換・・・SPによって使える線材が変わります。
                     @シリウス ブルー配線
                     Aシリウス 化け物配線
                     Bシリウス ルシファー配線
                     Cシリウス シルバースター配線
                     Dシリウス ゴールドスター配線

                     数字が大きくなるほどより高音質になります。
                      ルシファー配線が最高級です。

     2)ネットワーク・・・基本的に回路はそのままで触りません。
                 内部配線が交換可能なら上述@〜Bまでの配線で交換します。


     3)SPユニット・・・基本的にユニットへの改造はしません。(復元可能な対策)
                @ウーハーのモール線とSPターミナル間の半田の入れ替え
                Aコンプレッションドライバーのダイアフラムへの配線交換

  3、どんな音質になるのか?

     1)伝送ロスを極小化させると「音数の増大」、「SN比の向上」、「周波数帯域の拡大」等の改善
     2)小音量でも「音痩せ」のないサウンドになり、大音量でも「うるささ・きつさ」の少ないサウンドに変化します。
     3)結果的にオリジナルSPの持っている音質・音色の延長線上で最高クラスの音質を獲得。
     4)市販されているメーカー製のSPのサウンドとは一線を画す高音質になります。

  4.トレイル仕様のスピーカーはいつでも有るのか?

      基本的に「店主の趣味」で作っているので、「一品モノ」になります。
      売れ切れましたら次のSPは何になるか判りません。
      当社に来ていただいて「試聴」していただく事をお勧めします。


  5、特注仕様でお手持ちのスピーカーを「トレイル仕様」にする事が出来る場合が有ります。
      トレイル仕様に出来るSPと出来ないSPがございます。
      基本的に「リアバッフル」が開くSPはトレイル仕様に出来ます。

      トレイル仕様のスピーカーへの改造依頼の場合の金額目安は?

      1)小型シングルコーンSP・・・¥5万円/セット・・・B4サイズぐらいまで
      2)中型シングルコーンSP・・・¥10万円/セット・・・SP-LE8Tクラス
      3)中型マルチウェイSP・・・・¥15万円/セット・・・ハーベスHL クラス
      4)大型同軸ユニットSP・・・¥20万円/セット・・・ALTEC#620Aクラス・・・・タンノイは不可。
      5)大型3ウェイSP・・・・・・・¥25万円/セット・・・JBL#4333クラス
      6)上述クラスに該当しない場合は価格はご相談で決めます。

       (料金のほとんどがケーブル代です)


…………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【商品の案内】


  【A】 ALTEC#620AモニターSP スペシャル仕様

        販売価格:SOLD OUT


     

        

         

     


    

    【基本ユニットの説明】
 
            1)エンクロージャー・・・ALTEC純正箱
            2)ユニット・・・・・・・・・・ALTEC#604-8Gを604E仕様に変更。
                          ウーハーコーン紙・・・・・・604E用(16Ω仕様)に張替済
                          中高音用ダイアフラム・・・604E用(16Ω仕様)に交換済み
                          ネットワーク・・・・・・・・・・604E用ネットワークに換装済(16Ω仕様)
            3)サランネット・・・・・・張替をしています。

    【仕様説明】

           内部配線は「ゴールドスター仕様」になります。
           ダイアフラム内の配線もシルバースターになります。
           SP端子もフルテック製の最高級仕様に交換済み。
           現在有るスキルの最高峰を注ぎ込んで作成しました。

           長年JBL#4343を使って来ましたが、このSPの前では「単なる音が出ている」ぐらいにしか
           感じる事が出来なくなり処分しました。

           「音楽性の高さ」をご体験ください。

          ※ALTEC#620Aをはじめ604系のユニットを使ったTrail仕様のSPの作成は
            今回で6セット目です。
            十分に経験を積んでいますので安心してお使いいただけます。


  【B】 スペンドール BC‐USP

        販売価格:SOLD OU

     


    


    【仕様説明】

            SP端子はフルテック製最高級ロジウムメッキ品に交換済み。

            このSPは「趣味」で「ルシファー配線」で作ったものですが(一般的には作る事が難しい)
            JBLとはまた違った英国の音色でエネルギー感を出してくれます。

            元々「音楽表現」の上手いSPにエネルギー感が付加されますと
            サブスピーカーではなくなります。

            38cmクラスのSPと対等なメインSPとしてお使いいただけます。
http://soundtrail.co.jp/p04.html

▲△▽▼

  当社モニターシステム 
http://soundtrail.co.jp/p08.html


 モニターシステム情 報

            「艶が有って」・「香るような音」・「漂うような音」を目指しています。
            それでいて「生演奏の雰囲気」を持っています。
            
            当社のシステムは日々進化しています。
            以前お見えになられた時よりはるかに進化しています。

            全てのシステムやユニットに至るまで「使いこなしのテクニック」や
            潜在能力を引き出す「工夫」を施しています。

            2010.05より「パワータップ正規品」を導入により大幅な音質アップを獲得しています。
            日々の更新の中で「使用機器」と「写真」が合わなくなっている場合が有ります。


   最終更新日【 2015.11.09】


 1)JBL オリンパス 7SPユニット 3ウェイ マルチアンプシステム  
                       (バスレフ箱)(7.5畳間)


     


     SP
      ウーハー   :LE15A16Ω(シングル)・・・SN#1000番台
      ミッド     : #375+HL88 (蜂の巣)+ハイルドライバー
      ハイ      : LE85+#2305(小型蜂の巣)+#2405+リンホフスタンド
                 DECCAツィーター + ビクターリボンスーパーツィーター

     CDT        : スチューダー A730 (マスタークロック換装)+水平化無垢材ケース+FXヒューズ1/6本+117V化
     クロック      : Digidesign Pro SYNC
    マスタークロック  : ルビジウムクロック自作品+RCAケーブル(ケンタウルス)RCA→BNC変換プラグ使用
     DAC       : Cello DA-8.1/PS-8 +FXヒューズ2/3本
    ライントランス   : サウンドトレール ST-X1 (WE15A)    
    チューナー     :SONY ST-5000F
               :トリオ KT-8300
    オープンデッキ   :TEAC  A-7400RX(2TR38)
               :TEAC X-10(4TR19)
     DATデッキ    :パナソニック SV-4100
                パナソニック SV-3700×2セット


    プリ        : アキュフェーズ C-290 +FXヒューズ
    チャンデバ    : アキュフェーズ F-25V (FB-500・FB-7000)+FXヒューズ

     Lパワー     :  マーク・レビンソン No431 +FXヒューズ 3本 
     Mパワー     : SuperTrail仕様 3B252Bシングルステレオアンプ(10W/ch) +FXヒューズ
     Hパワー     : SuperTrail仕様 GE6550シングルアンプ1号 +FXヒューズ

   ラインケーブル   : ペルセウス×1セット ケンタウロス×2セット
   電源ケーブル    : べラトリクス×6セット
   電源タップ      : サウンドトレール  (プリ系)100Vパワータップ×1セット (ゴールドスター仕様)1000W
                 サウンドトレール  (パワー系)100Vパワータップ×2セット (ゴールドスター仕様)1000W
                 サウンドトレール  (CDP系)117Vパワータップ×1セット (ゴールドスター仕様)500W

   SPケーブル          : シリウスSP
  SP箱内及びユニット配線  : シリウスSP

    2TR38オープンデッキで「音源」の差に付いて勉強を始めました。
    その次はFMチューナーでエアーチェックに再トライです。

   
    

  2)サンスイ SP-707J 7SPユニット 3ウェイ ネットワークシステム
               (バックロードホーン箱)(10畳間)

       

   

    SP
      ウーハー      : D130 16Ωフィックスドエッジ
      ミッド        : #375+H5039+ゴールドウィング+ハイルドライバー
      ハイ        : #175DLH(小型蜂の巣)+#2405
                  +デッカスーパーツィーター(マーク・レビンソン仕様)
                  +ビクターリボンツィーター
      ネットワーク    : JBL N500 + #3105(SuperTrail仕様)
      SP内配線     : シリウスSP

    CDP           :  EMT#981+FXヒューズ
    DAC           :  STELLAVOX ST-2 96KHz/24bit+FXヒューズ
    クロック         : Digidesign Pro SYNC
    マスタークロック    : ルビジウムクロック自作品+RCAケーブル(ケンタウルス)RCA→BNC変換プラグ使用
    ライントランス     :  サウンドトレール ST-X2
    プリアンプ       :  自作 C22回路管球プリ1号 (12AX7×6本)(SuperTrail仕様)+FXヒューズ
                          フォノ用昇圧トランス内蔵(パートリッジ製)
                       (予備機:自作 CR-1000 (SuperTrail仕様))
    パワーアンプ      :  WE101Dppステレオアンプ-2号(1.35W/ch)SuperTrail仕様+FXヒューズ
                    予備機: WE101Dppステレオアンプ-1号 (1.0W/ch)
                   
    AD            :  マイクロ:BL101L+SME3012R+SPU Reference G+Y31氏特注砲金シート+純毛マット
    フォノケーブル      : サウンドトレール 特製ゴールドスターシリーズ RCAフォノケーブル×2セット
    XLRケーブル      : ペルセウス×3セット


    電源ケーブル      : ベラトリクス×4セット
    電源タップ        : サウンドトレール 100Vパワータップ Trail仕様(正規品)
                  : サウンドトレール 117Vパワータップ Trail仕様(正規品)500W仕様


    SPケーブル       : シリウスSP

     サウンドトレンド:静かに音楽を楽しむシステム。
               非常に明確な音でいて威圧的な音がなく、漂うような質感が特徴。
               音がしっとりしていて揺らぎます。弦楽器の再生が出色。

     1)ネットワーク方式でフルマルチアンプのシステムのサウンドと肩を並べます。
     2)クラシックからJAZZ・ボーカルと音楽の種類を選びません。
     3)録音の「音場」が透けて聴こえます。ステージの配置が見えます。
     4)トレールと併用すると「音が弾む」、「響きがナチュラル」で長時間聴いて疲れません。
     5)弦楽器の質感は特筆できるレベルです。
     6)2010.11.03 オールゴールドスター化完了により更に音楽表現力を高めています。

  3)JBL#4311 3ウェイシステム他サブシステム
  
  

    SPシステム:
      1)JBL #4311 (SuperTrail仕様)
      2)JBL D208+フィリップスT8 自作アセンブリーシステム (SuperTrail仕様)
      3)JBL  A820 ヴェッキオ (SuperTrail化)

     CDP   :SONY CDP-D500
    チューナー :SONY ST-1510D
    プリアンプ : 自作管球プリ2号 (SuperTrail仕様)
             サトリ ミニプリ PRE-7610 (自作改造 簡易SuperTrail仕様)
    パワーアンプ:SONY SRP-P2070 ×2台
             サトリ ミニパワー AMP-7511M (自作改造 簡易SuperTrail仕様) 


   SP箱内配線交換(SuperTrail化)はメインシステムに施した音質対策を
   ミニSPやブックシェルフタイプSPにダウンサイジングさせて、
   小型でも高音質のSPシステムに生まれ変わらせています。
http://soundtrail.co.jp/p08.html

27. 中川隆[-9373] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:26:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3113] 報告

KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html

週末三連休を一緒に過ごした上京中の家族を見送り・・・・・・って、ちゃうやろ!はい、金曜の夜に家族が上京し、土曜はMac_cel氏邸訪問と新宿でショッピングの二手に別れ、日曜は、朝から家族一緒にげげげ新技の実験試聴、午後は秋葉でお買い物、そして今日は、家族みんなで千葉方面!!・・・・ですが、ちと行き先が違〜う! 私は試聴会、家族はディズニーランドに行ってそのまま大阪へ・・・・・・・と言うことで、冒頭のお見送りです。(^^;

さてさて、「家族でげげげ新技の実験試聴」「Mac_cel氏邸訪問」(訪問先でデジカメ忘れて、秋葉で新型ゲット)・・・・とお話してきましたが、いよいよ、このタームの最終イベント「クオードを聴く会」(なんかいつの間にか名前がついてるようです)のお宅訪問試聴会です。

前回、M氏のプロデュースで開かれた「クオードを聴く会」について、以下のレポートにてお知らせしました。

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー)
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄)
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)

もし、この感動巨編(←自分で言うなよ!って、だって面白いもん(^^)をご覧になっていないとか、余り記憶にないという方は、是非(←本音は必ず)、ご覧になってください!←マジ、今読み返しても当日の感動が蘇ってくるし、めっちゃ面白い!!

このときの体験は、まさに鳥肌もの!さらにげげげ体験で拍手までもらった感動ものでしたから!!

で、この時の主役になってしまった「QUAD 22」と「QUAD II」を持ち込んでいただいたのも、「げげげ実験」をするように促していただいたのも、更には、素晴らしいと、率先して拍手を下さったのも、KM氏(この記事ではK氏)だったのです!!

【QUAD 22】      と  【QUAD II】


そして、この記事の中にも、これだけQUADの音を聞いて、オールQUADの音の素晴らしさに感激した我々は、最後のピースである、ESL57を聞いてみたかった・・・・・との思いを馳せて、会の終了を残念がりながら、KM氏とM氏に、次回、必ず、QUADのアンプたちと、ESL57を聞く機会を作ってほしいとリクエストして分かれたのです。

その結果、ついにその機会が調整され、本日、ようやくその日がやってきました。\(^^)/

という事で、この日、小雨降る中、QUADに魅せられ、真のQUADの歌声を聴くために集まりしもの達は、千葉方面のとある駅に集合しました。

そして、前回同様、謎の工房のご主人の車に乗り込み、KM氏邸へと向かいました。

KM氏邸とは言っていますが、到着したところは、正確には、KM氏の会社の作業場の2階に設けられたリスニングルームでした。

部屋は、非常に広く、30畳くらいあるのかな?(よく分かりません(^^)ですが、鉄骨2階建ての作業場2階を改造されたようで、特段の防音や補強は行われていないように思われます。

さて、この部屋で、QUAD達はどんな音を奏で、どんな感動を与えてくれるのでしょうか?

という事で、本日は、前回の余韻を思い起こしていただくために、ここまでにします。

明日は、いよいよQUAD達の奏でる音を聞いていきます。

ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


▲△▽▼


KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達)[2008/12/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html


さて、昨日は、KM氏のオーディオルームに到着したところまでお話しましたが、いよいよ、たくさんのQUAD達と対面のときがやってきました。
階段を上がり、めっちゃ広いオーディオルームに入ると、KM氏が、この上なく暖かい満面の笑顔で迎えてくださいました。

「今日、大丈夫ですから、あれ、色々、どんどんやっちゃってくださいね(^^」

夫〜! × ちゃう! おっと〜!!

何と!いきなり熱いラブコール!
げげげのリクエストを頂いちゃいました!! ←おい!超自己中解釈やな!

こおれは、ひとつ、頑張らないと!!・・・・って、無茶はしませんよ、σ(^^;控えめですから・・・??信じれん!

っと、こちらの話は、そのフェーズまで置いといて・・・・・・(今回ちょっと様子が・・・)

まあ、さておき、QUADの音に魅せられし者たちを迎えてくれたのは・・・・・・

まずは、本日の主役・・・・
【QUAD ESL(57)】


皆さんご存知のコンデンサースピーカーですね。

いきなり、落ちた話で申し訳ないが、その容姿を説明するのに、今朝、かみさんに、

「きょうは、千葉いくねん」
「千葉?」
「前にQUAD聞かせてもらった時、拍手もらって大感激したって言ってたやん」
「うん」
「あの時きっかけを作ってくれたしゃっちょさんのとこいくねん」
「ふーん」
「そん時、もうひとつ元祖のスピーカーを今度聞かせてもらうって言ってたやん」
「どんなスピーカー?」
「ガスのパネルヒーター見たいやつ」

・・・・なんて、説明してきたんです、そしたら、KM氏が移動の車の中で、大笑いのエピソードを話してくださいました(^^;
以前、冬に、奥さんのお友達が来られたとき、このESLに手をかざして、これ、全然暖かくならないわね?っておっしゃったとか・・・・(^^;

そうでしょう!、愛情を注がれる皆さんには、大変申し訳ありませんが、やっぱり、普通の人には、そう見えるのです・・・(^^;

続いては、本日ESLをサポートしてくれるアンプたちです・・・・

まずは、プリ君
【QUADの歴代プリアンプと66CD】


手前から、前回も登場の送り出し標準機のQUAD 66CD、次の上のが22モノ、下が22のステレオ、奥後ろが33、手前が44と、歴代のQUADのプリアンプが勢揃いです。
なお、44だけは、AcousticTaoさんがお持ちいただいたものです。

何れも、非常に個性のある、粋なデザインですね。
持つなら、さりげなくリビングに、22モノのデザインが好みですね。

続いては、同じくパワーアンプ君たち
【QUADの歴代パワーアンプ】


手前から、QUAD II(16Ω)、真ん中のベージュ系のが303、その奥隣がQUAD II(8Ω)、一列奥のヒートシンクつきのが405−2となります。やはりIIのチャーミングなデザインが秀逸に思えます。

で、これらを全て240Xにて駆動します。(404のみ100V)

【240V】


画像上部に2台と一番手前に1台の青いボックスが、電源の要、240Vへのステップアップトランスです。

そして、いきなり、本日のメイン構成での試聴です。

66CD→22→II→ESL57の試聴から・・・・・・

何とやわらかく、暖かく、濃い音がするのでしょうか!!

すんごく、熱く、濃い音です!!

下も上も十分出ているのですが、それとは比べ物にならない中音域の充実感、艶かしさは、たまらん物がありそうです。

HiFiって何?そんなのいるの?という声が聞こえてきそうです。(^^;


続いて、66CD→33→303→ESL57の試聴から・・・・・・

非常に繊細な感じが強くなり、同時に何となくカチッとした印象ホールエコーも良く聞こえ、ボーカルやピアノの艶がなんとも言えません。

自然な空間感が感じられ、ポット音が浮かぶ感じがします。


続きましては、66CD→44→405−2→ESL57の試聴から・・・・・・

何となく、ハイファイ的になってきたような気がすします。

これまでのアンプと比べると、なんかCDみたいな感じで、艶っぽさや響きのようなものが、少し後退した感じがします。

さて、ここまで、最初からの印象では、57の表現は、一種独特の広がり感、空間感を出し、何ともやわらかに広がる印象が中心でしたが、それを改善してみましょうという事になりました。

っと、おもむろに、KM氏が引き出しから何やら取り出してきた。

【黒檀の延長足】


そして、後方にスラントした57を、おもむろに直立に起し、後ろの足の下に黒檀の延長足をかませた。

そして、試聴。

何と、何と!JAZZが前に飛んでくる!!

素晴らしく、ダイナミックに前に押し出してくる!

凄い!

これは、まさしく言いたい放題だが・・・・・・この熱い音は強烈でした!

いやはや、こんなにも違うものか!!


さて、これで、一応、一通りのアンプ郡を聞いてきたのですが、いかがでしたでしょうか。

バランスの素晴らしさからすると、σ(^^;は、33と303に惹かれますが、じっくり聞き込むには、その音の熱さを感じた44と405−2が、オーディオ的快感が感じられていいかなあ?と言ったところでしょうか。
でも、何といっても、22とIIの組み合わせは、現代の製品にはない独特の音で、その中域の濃さと艶が何とも言えませんでした。

結局、どれがよかってん?ってことですが、未熟なσ(^^;にはまだ決められません。っていうところでしょうか?

という事で、本日はこの辺で一旦区切り、明日はいよいよお楽しみの例の話題に・・・・


ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

▲△▽▼

KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ)[2008/12/02 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-148.html


昨日は、歴代QUADのアンプたちを57で鳴らしていただき、パネルを直立に近いところまで起こして聞いた所のお話をしましたが、その後、更に、少し実験が行われました。
まずは、ケーブルの比較をということで、これまでの試行錯誤と当日は参加されていませんでしたが、ウエスタンの強力なファンの方がいらっしゃって、デフォルトは、ウエスタンの16を使われているようです。

【ウエスタンの16】

【直立57にスープラ】


で、KM氏の説明で、これをスープラのケーブルに変えてみて、音の傾向にどんな変化があるかを聞いてみてくださいとのことで、付替えて試聴となりました。

聞かせていただいた感じでは、σ(^^)には、ハイファイ調になって、空間情報も多くなったように感じましたが、逆に、曲の説得力というか、勢い見たいのは少なくなってしまったような感じがして、どちらかというと、濃く押し出しの強いウエスタンの方が好きな感じでした。

ここで、もう一度、22とIIで聞きたいとのリクエストがあり、再度の試聴となりましたが、やはり、この組み合わせにはかなわないなぁというのが、正直な感想です。

昨日のお話しの時点では、どれにするか決めかねるというコメントをしていましたが、ここで聞きなおした22とIIと57のオリジナルな組み合わせの音を再度聞いて見ると、QUADの音として、この音が、一番印象強く、心地よく聞こえました。骨太で濃厚な感じがとても気に入ってしまいました。(^^;

すると、おもむろに、KM氏から、

「そろそろ、あれやってみてよ」

とリクエストが出てきました。(^^;
すると、他の方からも、

「おっ、げげげですか。やってください。」

と、なんともありがたい応援コールをいただき、ウキウキした気持でいつものまじない袋(^^;から、いつものGe3お出かけセットを取り出した。

いつもは、「天音」をスピーカーケーブルに紐で結わえているが、時間がかかるのと、シビアな設置の機器を万が一動かすとやばいので、最近は、ケーブルのそばに置くだけにしている。

加えて、一気にやっちゃえと、センターにフェラーリレッドの凄い奴「超結界」をポンと置く。

【天音と超結界を、ポンと設置】


今回は、もう前置きもなく、いきなりの試聴結果は・・・・

うおーっ!!

今日はキタで〜!

めっちゃ遅く再生されているみたいに聞こえる!

げげげが調子よく効果を発揮した時におこる聞こえ方です!!

これは、効いています!

非常に出てくる音が整理されたような印象で、S/Nも非常によくなったように感じました。

すると、前回の「QUADを聴く会」にも参加されていた、長岡派?のI氏が、

「いや〜!今まで一番排除してきた系統(オカルト)なのにな〜!困ったな〜!」

・・・と、思わず悩ましい現実に出会ってしまったままを言葉にされていました。

またまた、罪なことをしてしまったかも?・・・ムフフ(^^;

・・・・さて、I氏はこの現実を拒否できるでしょうか?

それじゃあ、次はと、Ge3のお出かけセットを片付けて、今日はもう1つだけ・・・

レクストの「レゾナンス・ピット」の実験をやりました。

66CDの横に沿え、同じ曲を再生。

おお〜!

こちらもなかなかS/Nが高くなり、元気と勢いが出ましたね。

結構いいと思ったんですが・・・・・どうやら、皆さんの気持は、先程のげげげ効果にあるようで、反応が今ひとつでした。 (^^;

・・・・っと、I氏がたまりかねたのか

「もう一回、さっきのやってもらっていいですか?」

そうです!

どうしても、Ge3のお出かけセットの確認をしたいとのことで、リクエストを頂きました。

再度、「天音」と「超結界」をセットした試聴後、I氏は・・・・

「こんなに良くなると無視できないな〜! いや〜参ったな〜!」

どうやら、完全に気に入ってしまったのか?

「その赤い奴はいくらくらいなんですか?」

ありゃりゃ!・・・・・完全に嵌っちゃいましたね(^^; お気持分かります。

「高級ケーブル並みにお高いですから、かりんとう(「天音」)の方から試されたほうがいいですよ」

と、クールダウンされることをお勧めしましたが・・・・・

後の懇親会でも相当の衝撃だったと話しておられ、お開きになった帰りの駅では・・・・

「是非一度、げげげつきで来て下さい」と、熱いラブコールをいただいてしまいました。(^^;

・・・ということで、今回は、σ(^^)も想像していなかった思わぬ展開で、ファン予備軍が発生し、その驚きと苦悩の様子を楽しませて頂きました。

・・・・って、何て性格悪い奴や!

・・・・・だって、怪しい系が嫌いな人が怪しい系に惚れちゃうなんて

・・・・・・楽しいですよねぇ!(^^;


さて、試聴会は、まだ続くのですが、毎度、長いとお叱りをいただくので、今回はここまで。

続きは、明日!・・・・・ 63Proの再登場!!

お楽しみに(^^;

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-148.html

▲△▽▼

KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場)[2008/12/03 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-149.html


さてさて、昨日は、ファン予備軍が見つかって、σ(^^)の中では超大盛り上がり!!\(^^)/状態ですが・・・・・
試聴会は、まだ続きます。

じゃあそろそろESL63Pro行きますか?・・・・・ってことで、前回、強烈な感動を与えてくれた、M氏のESL63Proの登場です。

【63Proの登場】

【サポートは44と405−2】


組み合わせるのは、同世代で行こうと言うことで、44と405−2を組み合わせ。

再生された印象は、やはり、ハイファイ調で、低音の迫力がかなり増しています。

フュージョン系の再生でも、非常にワイドレンジでメリハリが強く、スカッと抜ける印象でした。

現代録音のソースを対峙して聞くには、とっても面白そうだなと感じました。

そうそう、ここでM氏から教えていただいた情報なんですが、QUADを鳴らす肝は、TILTの調整だそうです。M氏いわく、これまでたくさんQUADのプリの写真を見たけど、TILTが調整された形跡があるような写真を見たことがない。この調整に気付いて、きちんと鳴らしているQUADファンは、実はほとんどいないんじゃないかとも・・・・
現に、M氏が調整すると、見る見る音のピントが合い、前に押し出してくる感じで、音が立体的な印象になりました。

QUADのプリを使われている方で、まだあまり試されていないのであれば、是非積極的なトライをされてはどうでしょうか?

さて、次は、やっぱり前回の最高の組み合わせ、22とIIを繋いで見る。

【22とIIと63Pro】


やはり、この組み合わせには・・・・ということで、SPケーブルも元のウエスタンの赤いのに戻されました。

音はというと、現代的な組み合わせに比べると、格段に濃く、なめらかで、柔らかな、優しい音に感じました。

じっくり、じわ〜っと染み込んでくる音という感じですね。

結局、σ(^^)には、どれがいいかの判断は出来ないモードにまたまた逆戻りです。(^^;

気分や、曲でシステムを変えてみたい衝動からは、やっぱり逃れられないようですね。(^^;


さて、ホントは、ここで、今回の「QUADを聴く会」はお開きとなるところだったのですが、せっかくだからと、KM氏が、最後にということで、所有されている素敵なモノラルスピーカーを聞かせて頂きました。

メーカーはGECのモノラルSPということだったんですが・・・・・・なんかいいですね!その形が。

残念ながら、不勉強なσ(^^)にはその出自などよく分かっていませんが、雰囲気だけは今日のオールドQUADのアンプとぴったり!
単純に、形だけでも、これらの機器に囲まれて、ゆったり音楽を聴くのもいいなぁ・・・・

【GECのモノラルSP】


その音色は、暖かく、とても澄んだ音色で、エコーが心地よく聞こえてくるスピーカーで、モノラルの時代の音のイメージを完全に覆されました。

SP盤など、しっかり聞いてみたい衝動に駆られました。(^^;


と言うことで、前回のような、極端な盛り上がりはなかったように書いてしまいましたが、本当のところの感覚では、重いボディブローを食らったような感じです。

いわゆる現代のオーディオ機器が大好きなσ(^^)でしたが、一体その何を追い求めていたんだろう?と考えさせられる経験となりました。

まだ、その影響が、今後のσ(^^)のオーディオライフにどのように出てくるのか、想像も付きませんが、何らかの変化が起こることは間違いないと感じています。

まあ、そんな課題ももらい、ファン予備軍にも出会えた今回の試聴会は、その後懇親会に突入し、更なる熱いオーディオ談義でメッチャ盛り上がり、今回出来なかったテーマで再開を約束して、帰路に着きました。

今回、主催していただいたKM氏には、素晴らしい体験と、出会いをさせていただき、感謝の気持でいっぱいです。

また、この会の開催を主導していただき、様々な段取りや調整などでサポートいただいたM氏にも感謝いたします。

また、楽しい時間を一緒に盛り上げていただいた、参加された皆さん、どうもありがとうございました。

是非、また次のテーマの試聴会でも、ご一緒させていただければ幸いです。


と言うことで、これにてKM氏邸(QUADを聴く会)の訪問記は、終わりです。

デハ(^^)/
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28. 中川隆[-9364] koaQ7Jey 2019年6月22日 16:24:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3122] 報告
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/2807:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html

今日は、これまで数々の感動を与えてくれた「クォードを聴く会」の第3回の集いです・・・・

ちなみに、この名前は、このイベントを毎回、背景から説明するわけにはいかないので、勝手にネーミングしただけで、実際に実在する会ではありませんので・・・・(^^;

と言うことで、今一度、過去のお話を、以下に・・・・

まず、第1回は、初QUADと鳥肌!拍手体験!

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP) [2008/10/28]
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/29]
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/30]
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動) [2008/10/31]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html


続いて、第2回は、QUADのアンプの世代とESL!

【128】081124 KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30]
【129】081124 KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達) [2008/12/01]
【130】081124 KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ) [2008/12/02]
【131】081124 KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場) [2008/12/03]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-146.html


・・・・時間があれば、もしくは気分転換や週末のお楽しみとして、ぜひとも一通りご覧いただきたい位、面白く楽しい事が満載のおぼえ書きですね。

恐らく、KM氏のリスニングルームを置いて他に、こんなに様々なクォードの奏でるブリティッシュサウンドを、充分な調整やセッティングがされた環境で聞かせていただけるところは、ないんじゃないでしょうか?

偶然と言うか、素晴らしいめぐり合わせで、このような素晴らしい演奏を聞かせていただける機会に恵まれたことは、本当に幸せなことだと、しみじみ思っています。

しかし、それだけではありませんでした!!

何と、今回はその素晴らしい演奏体験の3回目!

今回のテーマは、勝手なサブタイトル「クォードを聴く会」の名前に、ちょっとだけ反して・・・・「英デッカのスピーカー」です。

デッカってあの「DECCA」?・・・・そうです。

スピーカーなんて作ってたの?・・・・そうらしいです。σ(^^)も初めて知りました。

【ロンドンエンクロージャー@】

【ロンドンエンクロージャーA】


メーカー :DECCA (英)
機  種 :ロンドンエンクロージャー
仕  様 :2ウェイ2スピーカー 完全密閉型 リボントゥイーター 8Ω
      W35.4×H57.5×D28.1cm 15kg 

今回は、このスピーカーの演奏を聞かせていただこうという会なんですが、その他にも蓄音機でSP盤を聞かせていただくというオプションもあるとのことで、期待が高まります(^^;

KM氏のお話では、ある電気店の店主がこのSPを非常に気に入って愛用していたが、お亡くなりなり、処分される所を、常連さんだった方々が、忍びないとレストアしたものが、どんな運命か、KM氏のところにやって来たとのことで、その経緯には、何か不思議なものを感じると仰っていました。

【今日のためのセッティング】


オリジナルのサランネットも残っていますが、このレストアで非常に綺麗なサランネットが設えてあり、パッと見は、古いSPには見えません。
というより、今でも現役で通用しそうな、おしゃれなリビングSPと言う出で立ちです。

【トップバッタープリは33(上段)】


そして、送り出しは、いつものクォード66CDで、まず、トップバッターのシステム構成として、プリは、SPの年代に合わせて聞くべし、ということでクォード33を設え、当然パワーもセットとなるクォード303が準備されています。

【セットとなるパワーはもちろん303】


これらの機器も、本当に何とおしゃれなんでしょうか!
リビングステレオとして見ると、全く持って素晴らしいデザインセンスだと感じるのは、σ(^^)だけではないと思います。

もちろん、CDやアンプの駆動は、ステップアップトランスで、本国の環境と同じく240V駆動となっています。
前回もお話しましたが、このことは、クォードを良い音で楽しむためには、必須条件のようですね。

さて、いよいよ音を聞かせていただく・・・・・

肝心なところですが、残念ながら今日は、ここまで・・・・・続きは明日・・・・の予定(^^;

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPA〜HMVの蓄音機)[2009/01/29 07:00]
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昨日は、機材紹介だけで終わってしまいましたが、
まずは、デッカの声を聞かせていただく。

【最初のシステム】


画像は、σ(^^)の座った位置からのシステムの景観です。

これだけゆったりしたエアボリュームのお部屋に、臆することなく、たたずむDECCAのロンドンエンクロージャーですが、何か起こりそうな期待に胸が膨らみます(^^;

さて、いよいよこの構成での音ですが、聞かせていただいたのは・・・確かしょっぱなCDだっと思うんですが・・・・いきなりこれかよ!(^^;

曲は、エンリコ・マイナルディのバッハ、無伴奏チェロ組曲・・・・10曲目

・・・ん〜、何とも深く、広々とおおらかに響く音色です。

このサイズのSPから、この部屋にこれだけ音が満たされるのは、何とも驚きに溢れています。(^^;

この後、同じ曲をレコードで聞いたかな?・・・・スミマセン、最初の出音の感激が強すぎて、その直後の記憶がありません。(^^;

そして、続いての送出しは、このターンテーブル・・・・・

アナログ音痴のσ(^^)にはちょっと??ですが・・・・

【送出しはトーレンス?】


見た目は、まんま、リンのソンデックLP12ですね・・・・

と思ったら、どうやらその前身だそうです。

見る人が見ると分かるんでしょうが、ターンテーブルは「TD−150」との記載があり、アームもカートリッジもデッカのものだそうです・・・・あら?そんなものも作ってたんですね?(^^;

【デッカのアームとカートリッジ】


さて、聞かせていただいたのは、同じくチェロのカザルス。

バッハの無伴奏の6番だったかと・・・・無知をお許し下さいm(__)m

・・・何とも、情感たっぷりに伝わってきます!何となく物悲しさを感じる演奏に思えましたが・・・・ともかく、チェロの音色が気持ちよく体に染み込んでくる感じです。(^^;

続いて、同じくデッカのレコードでジャック・ルーシェ・・・・・

何とも、可憐に、スインギーな演奏です。

何でしょうか、中音域お暖かさなのか、濃さなのか、グングン演奏に引き込まれ、心地よく体が動いてしまいました。

何か、システムを聞き込むと言うことなんて全く意識せず、瞬時に曲の世界に引き込まれてしまいますね。

相当な試行錯誤を積み上げられた結果の機器構成とセッティングで聞かせていただいているわけですから、当然なんですが、こんな音を聞かせていただけると、自分がドタバタ機器と格闘しているのがわびしくなってしまいますね。
さて、何とお次は・・・・

当初のタイトル「DECCAのSP」から、今度は「HMVの蓄音機」へと・・・

【HMVの蓄音機No.132】


アナログ機器すら無知なσ(^^)には、もう全くわけ分からない世界です・・・
σ(^^)からの見た目は、古いイギリスの工芸家具?程度の認識なんですが、次々と蓋が開かれていくと、やはり何かただならぬ迫力を感じてしまうのは変でしょうか?(^^;

そして、何とも面白かったのは、機器の右側から出たレバーをくるくる回してぜんまいを巻かれたところでした。・・・・・

子供の頃、テレビのコントや古いドラマなんかで、出てくるような、音の速度が急に落ちて変な音になって、慌ててレバーを回して、ぜんまいを巻く姿、そのものを目の前で見ているんです。

さて、それでは、演奏です・・・・

【SPに針を下ろして蓋を閉める】


曲は、SP盤で、ロザリン・テュレックのピアノで、バッハのプレリュードからの再生です・・・・

・・・・って、何なんですか?この音は?

どうしてこんな木の箱から、こんなに純粋で染み渡るような音が出てくるんでしょうか?

しかも、これだけ広い部屋に全く負けない浪々とした鳴りっぷりは・・・・

もちろん、レコード特有のパチパチ音とシャーッていうノイズは聞こえるんですが、自分は普段、現代の機器に大量の電気をぶち込んで・・・・

 一体音楽の何を聞いているんだろう?

と考えさせられるような、演奏の熱気というか思いみたいな所が、ストレート飛んでくるような感じなんです。

っと、参加者のIHさんが、蓋を開けたほうが好きだとのことで・・・・

【試しに蓋を開けて演奏】


お〜! シャーッて音も大きくなりましたが、ピアノの音がすっきり抜けるようになりました・・・・これもいいですね。(^^;

ってとこで、いきなり30年以上前のSPに圧倒され、更に蓄音機にまで打ちのめされて、正にサンドバック状態・・・・一体この先どうなるのか?

今日は、ここらで一旦おしまい・・・・・

続きは、明日?

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPB直熱三極管)[2009/01/30 07:00]
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さて、蓄音機の異次元体験の興奮も覚めやらぬまま、今度は、もう一度クォード&デッカのシステムに戻り、今度は、クォード66CDからの再生です。

【QUAD&DEECA】


前回もこの会に同席された常連?Nさんの息子さんの持参されたCDの再生となりました・・・・・

中学生とのことですが、何と!選曲は・・・・

キャノンボール・アダレイ・ウィズ・ビル・エヴァンスの
ノウ・ホワット・アイ・ミーンから
ワルツ・フォー・デビイですと・・・・

渋すぎ〜!!

σ(^^)なんて、中学生の頃はもっぱら歌謡曲、しいて言うなら京都の深夜ラジオ(高石ともやさん)の影響で、少しブルーグラスを聞いていたくらい・・・・・・って、こっちのが超マイナーですね(^^;

さて置き、クォードが送出す信号を、デッカはどのように鳴らしたか・・・

最初、ちょっと眠い音に感じたのですが、キャノンボールアダレイのサックスが入ったら、熱い熱い!! めっちゃ生々しいんです!

ちょっと、参っちゃいました。(^^;

お次は、リタ・シュトライヒ/ワルツ&アリア集から・・・・

モノラルなんですが、素晴らしいソプラノです!でも、高域の伸びなんか、普通のシステムだと、相当厳しいでしょうね。
かなり、このツイーターは潜在能力が高い気がします。

ちょっとググルと、ケリーツイーターとかケリーリボンなんて呼ばれ、スタンリー・ケリーの開発によるもので、後にデッカ・ケリー・リボントゥイータとして使われたのだとか・・・・・
簡単に交換できるようになっているリボンユニットを、見せていただきましたが、アルミフォイルを蛇腹にしたシンプルなものでした・・・・
これで、あんな素晴らしい音が出るのかと、異様に感心してしまいました。

続いて、Nさんの息子さんのリクエストでパイプオルガンの曲!!

こんなの鳴るかい?って感じなんですが、流石に重低音は鳴らないものの、ホール感たっぷりに、深く、おおらかに、朗々と鳴る様には、驚きを隠せませんでした。

さてさて、それでは今日の主題!と言うことで・・・・

えっ? ・・・・今までのは?

今までのは、とりあえずデッカをお聞きあれとの突き出しみたい・・・(^^;

そして、登場したのが、こちら・・・・

【PX25直熱三極管アンプ】


PX25直熱三極管による真空管アンプです!!

かなり有名な球の種類のようですが、毎度ながら、無知なσ(^^)は、初見&初体験です。

送出しは、やっぱりこちら・・・・

【真打C22登場】


クォード66CDは、そのままに、PX25直熱三極管のパワーに組み合わされたプリアンプは、やはり、真打C22でした。

さて、その音は・・・・

曲は先程のワルツ・フォー・デビイ

お〜! ビルエバンスのピアノが爽やかに歌い出しました。全体に明るく、一気に曲の楽しさが伝わってきます!

ここで、Mさんが、C22のティントを調整しました・・・・

お〜! 張り出し感が良くなってピントが合った感じ・・・
抜けも良くなった気がします。

今度は、ティントをキャンセルに・・・・

ん〜ん!中高音がより前に出てきた・・・でも下も上も広がった感じ・・・

この調整は結構悩みそうですね、でも、曲にあわせて気分が変えられると言うことですから、それはまた面白いのかも。

さて、それじゃあ、ここで気分を変えてみましょうか!

っとKM社長が・・・・

【電源をノーマル、ラインをバイタルオーディオに】


電源ケーブルをウェスタンからクォードオリジナル(要は純正品です)に戻し、同じく、ラインケーブルもウェスタンからバイタルオーディオに変更されました。

どうやら、試行錯誤の成果からのお勧めの組合せのようですね・・・
アメリカ(ウェスタン)をやめてブリティッシュ(バイタルオーディオ:英のスタジオでの使用率が高いらしい)サウンドへの調整か?・・・・

気合も入ってきたところで、SPも上着を脱ぎ捨てて・・・・

【肉体美を見せつたロンドンエンクロージャー】


・・・・全然ちがう!!

何とも、甘く(緩い意味じゃないスゥィーティの意)しなやかで、σ(^^)にはとっても聞きやすくなった気がします。

ウェスタンの時は、中高域に少し盛り上がりがあるのか、艶っぽく感じますが、一方のバイタルは、何か、抜けがよくて、芳醇で、艶かしい感じがします。
と言うことで、σ(^^)にはバイタルのほうが好みでしたが、参加された皆さんの意見は、意外にバラバラでした。

しかしながら、いずれも大変魅力的な音であることには違いが無く、好み次第かな〜なんて思いました。(^^;

さて・・・・・まだまだ会は続きますが、今日はここでおしまい・・・・

明日は、もう少しこのスピーカーを、ソースの違いでの比較を含めて・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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クォードを聴く会 Part3(Cタンテ比べと音楽鑑賞)
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さて、ロンドンエンクロージャーと相性ピッタリな直熱三極管PX25ナス管のパワーアンプで演奏される音楽を楽しみながら・・・・

KM社長と一緒に、クォードを始めとするこちらの機器を、色々実験されて来た、お馴染みMさんいわく・・・・

このデッカのスピーカーも色んな構成で再生を試してきたけれど、どうも、心地よく熱い再生のためには、真空管アンプが必須で、特に直熱三極管でドライブしてやるのが一番良いんですよね。

との結論に到達されたようです。

普通は、この手のSPが鳴らないと、強力な石のアンプに行き着くそうですが、結局、リボンを溶かしてしまったりの失敗の連続なんだそうです。
ところが、これを直熱三極管のシングルアンプにしたところ、嘘のように思い通りの音を奏で出したそうです。

恐らく直熱三極管アンプの高次高調波歪み(偶数次歪み)が、このケリー・リボンツイータにマッチするようだと仰っていました。

【大型ホーン付のリボンツイータ】


ちなみに、このツイーターは、リボンタイプで、かなり深めのホーンが付いており、しかも、クロスオーバーが1.6kHzとのことですので、このスピーカーの出音の特質をかなり握っていると思われます。

そういえば、後のSPの上にも同じようなツイーターが乗ってますね(^^;・・・・この辺の話しは、また後で・・・・(^^;

さて、その後、一旦、この構成で各自のCDを聞かせて頂きました。

まずは、Mさんが、ステレオサウンドCD(リファレンスレコード?)の菅野録音から、オペラ「マクベス」を聞かれました。
σ(^^)は初めてなので、単なる第一印象ですが、とても男性の声が聞きとりやすい印象でした。

続いて、σ(^^)をこの会に誘ってくださった、Iさんは・・・・・

おーっと!

先日、飯田橋に連れて行っていただき、強烈にマスターの質を意識させられた「DISK AUDIOFILE」お得意の、米国のモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社のCDから、サイモンとガーファンクルです!!

懐かしい音楽ですが、何と新鮮なんでしょうか!
とてもボーカルが生々しく聞こえます。

さて、次のσ(^^)は、ちょっと興味があって、続けて同じ曲を違うCDで聞かせて頂きました。

曲は、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラのスーパーギタートリオのライブ「Friday Night In San Francisco」の1曲目なんですが・・・

まずは、先日少しご紹介したハーフスピードカッティングしたレコードから、ハイエンド機材でCD−Rに落としてもらったものですが、自宅や、ここの音は・・・・と思うところでは、情報量はかなり多いのですが、高音部がやたら煩く聞こえ、全然乗れないのです。

ところが、このシステムで聞くと、何と情報量が多く、バランス良く、且つ、生々しい音なんでしょう!!

対して、自宅で好みの音を聞かせてくれる、最近出たばかりのブルースペックCD盤を聞いて見ると・・・・

何か、えらい眠い音です。(^^;

ただし、高域が減衰しているからと言うのではありません。逆に、通常盤(ブルースペックCD)が、中高音の厚みで勢いや演奏の熱気を伝えるように音作りしているんじゃないかと感じました。
一方、高音質盤をCD−R化した方は、通常盤でカットされた高音部がそのまま入っているのではないかと思います。

さて、今度はまた、趣を変えて、装置の変更です・・・・・

残念ながら、この当り、σ(^^)の集中力は崩壊しております(^^;
φ(..)メモも散漫ですし、読み返しても良く分からないんですよねぇ(^^;

ちょっと不確かな話しかもしれませんのでご容赦を・・・・・

入れ替わったのは、ターンテーブル・・・・

【コニサーのターンテーブル】


ご説明いただいたんですが・・・・・φ(..)メモも記憶も・・・・(^^;

素人のσ(^^)が見ても凄そうなんで、見る方が見たら結構な貴重品なんでしょうね(^^;

聞かせていただいたのは、ピアノで・・・・・クララ・ハスキル

甘く、軽やかで、ゆったりと、心地よいピアノの調べに浸らせて頂きました。
そして、続いては、レコードとSP(蓄音機)での、同じ曲の再生・・・

【LPとSPの聞き比べ】


演奏は、デイヌ・リパッティのピアノでモーツアルト・・・・

・・・・これは、どっちが?と言うものではないですね。

いずれも素晴らしいピアノの演奏なんで、つい、そちらに気持ちが行ってしまいますが、しいて言うなら、SPは、丁度モノクロ写真のように、音楽のど真ん中を素直に出してくるのに対して、LPは、やはり色彩感があるというか、中高域の濃さや艶っぽさのところで、SPにはないものを感じます。

さて、普通ではなかなか聞くこともできない珍しい機器で、音楽を聞かせていただき、さらにはその珍しい機器同士を聴き比べるという・・・・

なんとも、贅沢なひと時を過ごさせて頂きました。

・・・っと、これで終わるかって?

はい、今日はこれでおしまいです。・・・そう、今日のお話は・・・

そうなんです、普通のお宅訪問なら、これだけ素晴らしい音楽を聞かせていただいたら、もう後は、オーディオ談義に花が咲いて・・・・ありがとうございました・・・ってなるんですが(^^;

実は、耳も頭も既にパンクしていて、煙が出ているような状態なんですが、ここからが凄かった!!

怒涛の展開は・・・・明日?

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

げげげもちょっとだけ出てくるよ!

デハ(^^)/

コメント


私はパコ・デ・ルシアのファンで,結構集めています。凄いテクニックにフラメンコの味わいが加わってお気に入りです。
ところでメール出しましたが届きませんでしたか?
[2009/01/31 10:47] toku1209


toku1209さん、コメントありがとうございます。
σ(^^;もどちらかと言うと最近のピアノトリオ中心だったのが、昨年のサリオラ以来、急にギター物を聴く比率が高まり、今では、毎日1曲はという状態です(^^;

メールの件、受け取っています。・・・・数時間後に返信したつもりだったのですが、いま仕事の外出先なので、帰ったら確認してみます。
先週は、リスニング用の椅子でうたた寝のまま朝を迎えることが多かったので、単に、送ったつもりになっているかもしれません(^^;
[2009/01/31 12:37] Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html

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クォードを聴く会 Part3(D実験カーニバル)[2009/02/0107:00]
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昨日のお話しでは、感動濃度がメーターを振り切ったままのハイレベルな状態が、ずっ〜と続いていたため、σ(^^)の好きな落差のサプライズがなくなってしまい、正にオーバーヒート状態でした・・・・(^^;

と言うことで、この麻痺状態を利用して、トリップモードに・・・・

そうです! プチげげげ実験ターイム!!

まずは、千載一遇のチャンス!

響もどきは、蓄音機に効果があるか?・・・・

【蓄音機に響もどき】


σ(^^)は、残念ながら、普段アナログを全く聞かないため、お遊び道具としての「響もどき」は作りましたが、Ge3のきささんからは、本物との性能差は、非常に大きいと聞いています。

まあ、そんなアイテムですが、どうしても確認しておきたかったんです。

果たして、蓄音機に響もどきは効果があるのか?

・・・結果、余り違いは分かりませんでした。

バッハのパルティータを聞きましたが、少しだけ、演奏がつやっぽい感じで、メリハリがはっきりした気がしました。響もどきを外すと、少し雑身が多くなったような感じがしますが、微々たる変化でした。

響は、盤の共振を除く働きだとのことですが、その効果は、σ(^^;には、空間表現の向上として聞こえると感じていたので、モノラルでは差が出ないと思っていたんで、結果は予想通りだったのです・・・・・

が、後日、Ge3のきささんから、SP盤には、かなりウブゲの成分が入っているから、蓄音機でも、凄く変わるよ!ただ、箱を鳴らして音を増強している蓄音機だと分かりにくいかもしれない・・・との情報をいただきました。・・・・だとすると、ラッパがそのまま見えてるタイプを聞かないと駄目か?

それとも、σ(^^;が「ウブゲ」をきちんと聞いてないって事か?・・・・その方が正解みたいね(^^;

まあ、ストライクゾーンが違うってことですね。・・・聞こえるもののみ楽しみましょうっと!

さて、それではと言うことで、お次は、LPをと言うことで、再びコニサー登場。

聴いたのは、シュタルケルのチェロ・・・・

途中、PX25の片チャンがご機嫌斜めになりましたが、そんなことは忘れてしまうほどの素晴らしい演奏に、比較なんか忘れて、つい、うっとり・・・・

小刻みな演奏なのに、優しくふくよかな響きがたまりません・・・・

【コニサーに響もどき】


さて、「響もどき」を乗せて聴いてみました・・・・

やはり、響きがふくよかになり、チェロの胴鳴りがとても気持ちよくしみこんできます。それと、演奏者の周囲が晴れたように澄んだように感じました。

ただ、他の皆さんからは、響もどき無しの方が抜けがよくって、ありだと、レンジが狭く抑さわった感じがするとのことでした。

さて、そうこうしているうちに、準備されたのが、こちら・・・・

【準備されたトランス?】


100ボルト用のトランスみたいですが・・・・

【繋がれた構成に繋がるのは?】


SPケーブルの繋がるパワーは、そのまま、その先のプリは?

【SP−パワー・・ラインの先】


木箱に入ったこの後姿は?

【準備された構成はこれ】


これが準備された構成の前景です・・・・

【ついにこいつが登場だ!】


そうです!

マランツ#7です。

っと、登場までを長々と引っ張ったのには、訳があります・・・・

残念ながら、長期間放置プレイされていたそうで、ご機嫌斜め・・・・

調子悪いながら、ほんの少し聞いたCDの音は、繊細な高音と濃い中音の聞き込めばめっちゃ魅力的そうな余韻だけ残して・・・・・機会があったらまた今度ね!

じゃあ・・・・と出てきたのがまた凄い!

さて、何が変わったと思いますか?

【どこが変わった?】


もうお気づきですね?

【正解はこちら】


そうです!

プリがC22から、QUAD2 モノを2台パラっているんです!

さて、音ですが、素晴らしかったです!

でも、またお話が長引いてきたので、今日はここまで、おしまい・・・

明日は、もう少しのげげげと、更なる飛び入り参加を・・・

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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クォードを聴く会 Part3(E実験カーニバル−後半) [2009/02/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-211.html

さて、実際の音を聞いていない方は、そろそろ・・・・もうとっくに?

σ(^^;の駄文のせいで、この超スペシャルなイベントに飽きて来ている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

・・・・ガハハ(^^; そうです。さすがにσ(^^;も疲れてきました(^^;

ところが、そんなことは言ってられない、更なるスペシャルな状況になってきました!

今日の取っ掛かりは、昨日の最後に登場した、QUAD2 モノラル 2台のパラです!

【ある意味うっとりするような美観です】


その音は・・・・・?

かなり、感覚が麻痺していますが・・・・音の濃密さが更に濃くなったと言うか、陰影感が強くなったような気がします。やはり、クロストークが減って純粋に空間で左右の音が混じることから来る自然さなんでしょうか?

さて、ここで、今日は、普通のげげげはやらないの?と催促が・・・・(^^;

昨日の「響」もどきは、別物の感覚で受け止められたようです(^^;

それじゃあ!

まだ、発売前の、前日の「Ge3な夕べ」で仕入れてきた新製品「雷知III?(いかづち3せい?:名称未定)」を取り出し、CDPとプリの電源ケーブルに装着しました。

【CDPの電源ケーブルに「雷知III?」】


ケーブルに巻きつけ、ベルクロテープで止めた、懐かしいリストバンド状のものがそうです。

続いて、プリの電源ケーブルにも・・・・

【プリの電源ケーブルに「雷知III?」】


この製品は、Ge3のアイテムは奇数個使いで、効果が激増するという現実に、Ge3自体が対応した3個使い製品です。かつ、その見た目の怪しさから、拒否反応が出る方さえいる「雷知」の白いおけけ・・・・そこで、「雷知」の見栄えを改善し、3個使いを実現したのだそうで、見た目は、プラダをイメージしているそうで、「プラダを着た雷知III」というところです。(^^;

少し見にくいかもしれませんが、「Ge3」のタグがついていますが、これが意味を成すそうで、タグがついたほうを電気が流れる方向にするのだそうです。

という事で、「プラダを着た雷知III」の装着時と、非装着で試聴した結果は・・・・

 おっと!
 いいじゃん!
 効きますねぇ!

・・・と、皆さん、結構好評価!

ボリュームが上がったみたいだ!
響きが凄くはっきりした。
とても、艶っぽい音になったように聞こえる。

無いと、低音が軽く、迫力もメリハリも薄い

というような回答でした。

続いては・・・・時間もおしてきたので、とりあえず曲の途中で追加していきました。(^^;

まずは、超結界ダブル・・・・

【超結界ダブル設置】


続いては、SPケーブルに「天音」を3本・・・

【超結界ダブルに天音を追加】

・・・・失敗!!

これは失敗でした・・・・(^^;

さすがに、というか、殆どの方がこの構成では初めて聞かれるのに、曲の途中でアイテムを追加しても、変化がわかるはずはありませんね(^^;

だって、比較するところがないんですから・・・・(^^;

残念ながら、残り時間はあまり無いので、再実施は無理・・・・

という事で、次の実験・・・・次は、正当な実験に戻りました。

【もう一台の直熱三極管】


もう一台の直熱三極管が、PX−25に変わってつながれました・・・・

・・・・非常に繊細さと瞬発力を持ったアンプのように感じますが、いかんせん、部屋に対してパワーが無さ過ぎ・・・

じゃあ・・・ということで、再度、パワーアンプを変更・・・・

【クオードのモノラルプリ&モノラルパワー】

この構成で数曲試聴しました・・・・

まずは、セリーヌディオン・・・・

よりパワフルになって、中音中心に前に出る音になったように感じましたが、一方で、低音が少し緩くなったように聞こえました。

続いて、ロド&ガブの日本ライブ・・・・弦の音が非常に艶かしい!ただし、低音の量感がなくなった・・・・これは少し物足りない(^^;

先にも聞いた菅野録音のオペラ・・・・

少し、五月蝿い感じがあるのと、中高音に山があるような印象だった・・・・(^^;

さて、またまた新たな・・・・

【ハートレイ+ケリーリボンTW】


ハートレイのSPにケリーリボンTWを乗せたが物です・・・

【ハートレイの上のけりーTW】


音は・・・朗々と鳴ります・・・重心が低く、安定しています。

男性オペラ歌手の声が、低音部分が下から湧き上がってくる感じです。

【ハートレイの試聴】


そして、ついに最後の登場は・・・・・

【アキシオム80用エンクロージャー+モニターゴールド】


アキシオム80用エンクロージャーに、タンノイのモニタゴールド・・・・

М氏  :若干張りが合って気持ち良い! こっちの方が芯をくった音だとおもう。
KМ社長:こちらの方が低域がいいね、ハートレイの低域は、造ってあるね。

【後姿】


という事で、最後は駆け足でお話してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

いやはや、あまりの高水準での試聴のため、感激が薄かったように思われますが、とんでもない!

非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。

こんな貴重な機器の音を、σ(^^;ごときが、聞かせていただいたのは、お誘いいただいたI氏によるものですし、このオフ会の成功には、M氏のサポートなくしては、ありえません!
何より、この貴重な機器を惜しげもなく提供いただき、オフ会を開いていてただいたKM社長、本当にありがとうございました。


これにて、クォードを聴く会 Part3 のお話を、終わりとさせていただきます。
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-211.html


29. 中川隆[-9111] koaQ7Jey 2019年7月13日 02:18:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3578] 報告
自宅システムもやっと一息 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年07月07日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1fa78a4adca12c9bde0e7323eca24fc8

アンプの場合、コンデンサーの種類や容量の大きさで「音色」や「音数」が変わる事は承知していますが、私から言わせれば「些細な変化」です。「内部配線」の交換は「革新的変化」をもたらします。


自宅システムも昨年からアンプの入れ替えが続き、落ち着かない日々が続いていましたがやっと安息の日が訪れ様としています。


LUXMAN M06α→クレルKST-100→エクスクルーシブM4→ディネッセン:アンタレス

と目まぐるしくアンプ交換して来て、今年に入りネットワークシステムでの「Wアンプ化」実験をして、ようやく元の鞘のWE101Dppパワーアンプ×2台のWアンプ化にこぎつけました。当初の構想から10年もの月日が経ってしまいました。


管球プリアンプとWE101Dppパワーアンプの内部配線は「特殊な銀線」に全て交換しています。クラスは当方の「ゴールドスターシリーズ」と同じ配線です。

一般の内部配線が銅線のφ0.5mm程度に対し、20倍以上の断面積と銀線の伝送特性です。超ハイスピードなアンプにしています。


サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html


アンプの場合、コンデンサーの種類や容量の大きさで「音色」や「音数」が変わる事は承知していますが、私から言わせれば「些細な変化」です。「内部配線」の交換は「革新的変化」をもたらします。「劇薬」にも例えられるでしょう。


現在はパワーアンプの活性化(多分約1か月くらいで完了すると思う)中で、バッハ:チェンバロ協奏曲集をMDで、おとなしいサウンドで楽しんでいます。


非常に穏やかなサウンドで音数が多くてSPの存在が消えています。SP間の音の密度が市販のアンプとは違います。多分「蜜月」の時代かも知れません。最新のアンプの音の出方とは一線を画します。真空管自体が100年前くらい古いものですので「古臭い音」と感じる事も有りましたが、今回の組み合わせで「一つの世界」を描いています。ないものねだりしても仕方がないし、このサウンドで充分満足しているのでこのまま使い続けていくだろうと思います。予備の真空管も十分ストックを持っています。多分出力管のWE101Dは私の代では消耗することはないと思います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1fa78a4adca12c9bde0e7323eca24fc8

30. 中川隆[-8872] koaQ7Jey 2019年7月24日 06:04:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3836] 報告

音の粒立ちの太いサウンドに変わって来た - Mr.トレイルのオーディオ回り道
2019年07月23日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/beb587225a10810d343eaf23e2a7415c


7月1日にプリアンプが修理を終えて帰って来てから、自宅システムも落ち着き出して来た。その後WE101Dppパワーアンプ×2台使いの「ネットワーク方式」で鳴らし込みに入った。


鳴らし込みに入って4週間目に入った。鳴らし初めは、例えばバッハのチェンバロ協奏曲など、肝心のチェンバロが伴奏の裏で鳴っている様な、イマイチパッとしないサウンドだったが、現在ではチェンバロが独奏楽器として存在感を出して来た。パワーアンプの「活性化」が進んで来ている。


自宅システムで使っている管球プリアンプと2台のパワーアンプは、「内部配線」を特殊な極太銀線に交換している。

一般のアンプだと「活性化」に2000Hr(約1年以上)の鳴らし込みが必要だが、これらのアンプは外ケーブルと同等の断面積を持つ配線なので、「活性化」期間が極端に少なくて済む。当初から「約1ヶ月」と見込んでいた。


おかげでもうすぐその1ヶ月になろうとしている。当然、サウンドの方も「本領発揮」をして来ていると感じる。音の厚みが有り、音の粒も「生ピアノ」並みになって来ている。

電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線等すべて同じ当方の最高峰グレードで統一している。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/beb587225a10810d343eaf23e2a7415c


管球プリアンプとWE101Dppパワーアンプの内部配線は「特殊な銀線」に全て交換しています。クラスは当方の「ゴールドスターシリーズ」と同じ配線です。

一般の内部配線が銅線のφ0.5mm程度に対し、20倍以上の断面積と銀線の伝送特性です。超ハイスピードなアンプにしています。


サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html

31. 中川隆[-8852] koaQ7Jey 2019年7月25日 09:42:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3862] 報告

ケーブル類について - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年07月25日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/41081149a50ba6ffb446e36cda77ff93


皆さんは「ケーブル」(配線)についてどのようなお考えだろうか? かたくなにケーブルの価格は¥15000までと決めておられる方もいらっしゃいます。どんな機器をお使いか?と尋ねるとCELLOのプリ+パワーアンプを使っているとの事。CELLOのプリ+パワーアンプなら当然¥100万円は軽々と超えている。


私の考えとは相いれないお考えだ。しかしそれも個人の自由、止めたりはしない。ただ、自分がケーブル材や配線で色々実験してきた結果や、「ケーブル」は「必要条件」である事の認識をしている。


どんなに高額な機器やSPであっても、ケーブルなしでは音は出ない。(必要条件の所以) 出て来たサウンドの半分以上は「ケーブル(配線)の音」である事。機器ばかりが音に影響しているのではないと云う事。


昔、オーディオ雑誌で色々な機器(アンプ)の比較試聴記が掲載されていたが、当時は「直だし電源ケーブル」全盛時代である。アンプの音など「電源ケーブル」の音で決まっていた。


電源ケーブルの重要性に気づいたパイオニア社ではエクスクルーシブC5・M5から独自の電源ケーブルを開発し採用し始めた。海外メーカーは1980年代から電源ケーブルをインレット化して、自由に好きな電源ケーブルが使える様になっていた。国産アンプメーカーがインレット化を始めたのは1990年代に入ってから・・・。如何に国産メーカーの「音質」に対する認識が甘いかが良く分かる。バランス回路についても同じことがいえる。


ただ一般ユーザーが困る事がある。国産のケーブル材の出来は「どんぐりの背比べ」的な処が強く、8N・OFC等とネーミングは良いが、芯材の断面積がφ10mm以上ないと使い物にならない。(音数的に) 更に、周波数特性的にも下も上も物足りない。更にもう一つ、「エネルギー感」が全く不足。 (安物ケーブルを束ねてSPケーブルにして実験してみると良い)


「耳に痛い音」が飛んでくるのは大体決まって、アンプやSPが「活性化していないか、ケーブル類の質と量(断面積)が極端に不足しているからである。


オーディオマニアと云いつつ「音質」を良くすることを避けている様では本当のマニアではないと思う。小さなシステムでもオーナーが精魂込めて成長させたシステムには聴かせる所が有る。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/41081149a50ba6ffb446e36cda77ff93

アンプの音色 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年07月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/beb50f68a6789981c2672b203f4fa1dd


漸く落ち着きだした自宅システム。サウンドも大きく変貌して来ました。その中で「アンプ」の「音色」について述べておきます。


マッキントッシュC22を模倣したこの自作プリアンプには、大きな癖や音色は有りません。ソースから入ってきた信号をそのまま即座にパワーアンプに送り出す様な非常に俊敏なプリアンプです。音色的には「ライトブルー系」の淡い色合いかとも思います。使っている球は12AX7(テレフンケン)と12AU7(フィリップス5814A)です。それぞれ試聴して、自分の耳に合格した球しか使いません。「ライトブルー系」の音色は「内部配線」の音色ですね。

プリアンプに対してパワーアンプのWE101Dの音色は確実に出ていますね。どう表現すれば良いのか?・・・・1960年代に良い映画館に行った時のサウンド(おそらくWEの球や機器を使ってある様な・・・)です。おそらく周波数特性的には上も下もあまり伸びてはいませんが、音の通りが良くて中域が非常に充実しています。内部配線の影響か?独特の音色もそう強烈ではありません。「楽音」の再現には申し分ないサウンドです。特筆すべきは音の粒立ちでしょうね。


私の7SPユニットシステム3種とも、すべてのケーブルを自作の最高峰ケーブルで接続しています。その結果、「見通しの良い音」(ベールが全くない)になっています。音数もソフトに入っている情報をすべて引き出して、且、さらに余裕をもってSPから音を出していると思っています。その為にケーブル類はとんでもない太さ(銀線で)に見えるかも知れません。一般的なケーブルの太さでないことは確かです。これは「ケーブル材の断面積」がすべての情報を引き出すために必要な「断面積」にしているからです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/beb50f68a6789981c2672b203f4fa1dd

32. 中川隆[-8911] koaQ7Jey 2019年8月03日 10:17:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3819] 報告
2010年2月27日
新藤LABのアンプを聴いてみました。
http://ariajp.cocolog-nifty.com/free_discussion/2010/02/lab-ceb7.html

新藤のアンプを使っている知り合いから音を聴いてみてほしいと言われたので

気はすすみませんでしたが聴いてみました。

あんまりぱっとしませんでした。それだけです。笑。。。。。ではあまりにも無責任という気もしますのでちょっとだけ、あくまで私がどう感じたかを

書かせて頂きます。(あくまで私がどう感じたかであって,他人の事は知りません)多少でも参考になれば幸いです。

比較したのはCounterpoint SA5フルアップグレードです。SA5000フルアップグレードも比較してみました。

この新藤のアンプは 先 の2台と比べますと 鮮度とダイナミックスとスムースさなどがかなり不足しており音楽の躍動感とか,生々しさが あまり出て来ないしレンジも狭くこじんまりした音質のア ンプだなーと感じました。このアンプ要りません。と思ってしまいました。新藤labのユーザーの皆様,ファンの皆様すみません。率直な感想ですでのあしからず。しかしあくまで私の率直な印象です。で,ちょっと,中をのぞいてみましたが、私の過去の経験から 使われているパーツからすれば妥当で 十分良い音質だとも思いました。そして それは設計上の問題ではなく部品の問題なのでやむを得ないのではあるでしょう。。これは過去に同様の経験した私の 個人的な意見です。繰り返しますがあくまで私の個人的な意見です。。。しつこいですね 笑)

とにかく部品は出来るだ けない方が良いのですが、ただし減らせば良いという物でもなく,いろいろ有るようですが。。。先ず直流を作って増幅素子を動かしたり、するために部品は必用ですからやむを得ないのでは有りますが、音質を劣化させる すなわち伝 送、あるいは伝送増幅,変換途中では元々の大元であるソースに入っている物より必ず悪くなりながらあちこちを通ってスピーカーから出てきますよね。そして 元の音より物理的にはよくなる事は絶対にないのです。ここでは信号が劣化するかしないかの話をしておりまして、味とかキャラクターとかは物理的現象とは異 なる話で,音質(SOUND QUALITY)とはちょっと違うと思っておりまして、どちらかと言いますと どう感じるか?というインプレッ ションの話なのでなのでここでは致しません。そうしますと信号劣化の要因は伝送のワイヤーや基板上の配線パターン 基板の材料やデザイン,そこにくっ付い ている抵抗とか,コンデンサーなどにあり、それらがどんどん音質を劣化させているのです。(少なくとも私はそう思っております)

それを最小限に抑えつつ、 信号は変換されたり増幅されたりして、最後に鼓膜をふるわせ、人間の体内で変換され,脳と言うハードウェアと、個人個人 それぞれみな異なる脳の 信号処 理のアルゴリズム(ソフトウェア)で信号処理され、音や音楽として認識し解釈しているのですから 聴いている人間の体というハードウェアやソフトウェアで も音質は変るわけですね。人間の体も電気部品とは異なりますがタンパク質を基とする部品で出来ていますよね。機器の性能はウンヌンされますがリスナーも性能差が絶対に有るのに人間の聴く性能をウンヌンされる事がないのは不思議です。笑

おおむね 自分が主体でこのアンプの音ははこうだとか、良くお聞きしますが、それもその方はそうだというだけで絶対的な物ではないので、ちょっと違うんじゃないかなーとは思いますが。。まあ いいでしょう。笑

とにかく何かを通れば物理的には劣化するわけ ですから、部品はできるだけ良い物をうまくく使う事がやはり重要だなーと感じたのでした。ですので設計は良くても音質があまり良く無いということもあると思 います。これはコストと大きく関係する事ですので、このアンプが特に悪いのではなく、市販品に限って言えば世の中の同価格帯のアンプはどれも似たり寄った りかもしれません。もとも高い部品が良いわけではないのですが、経験上では音質劣化が少ない部品は高価で有るようです。私が自分で使う物ではコンデンサーは1個 数千円から数万円、抵抗は一本200円くらいが最低ラインで上は数千円くらいまででしょうか?

あくまでも私が自分で使う場合にはです。しかしそういう部品を使っても 真空管プリアンプを一台作るのに部品に10万円とか20万円も投資すればかなりの音質を確保出来ると思います。回路上の変更や小細工のみでは 部品による変化を超えるものは得られないのではないかと思っております。この新藤labのアンプと同等でこの後のモデルは米国では7000ド ルクラスのようですから70 万円としますと。メーカーとしてやっていくためには 最大でも部品コストは10万円くらいに押さえねばなりません。これに製造コストその他の間接コストがかかり,流通コストや,販 売店の利益など全て含めての70万円ですから。どうころんでもそれほど大し た物は作れないことは容易に理解出来ると思います。70万円の予算が有り, 自分で作れる人なら部品に70万円投資出来ますからはるかに良い物を作れる と思います(どう考えてもよほど凝った構造でない限り真空管プリアンプ一台に部品に70万円はかからないと思いますけど)は。という ことで商売として考えるなら価格も音質も妥当な製品だと思います。もっとも一人や2人のメーカーで100万円のアンプを原価70万円で作って30万円の利益を頂くだけで,直売でユーザーに届けているようなところも有ります。(こんな良心的なところはもうほとんどないと思いますが)これは普通の市販メーカーなら間接コストがかかるので市場価格は300万円以上のクラスになるでしょう。しかし現代のビジネスモデルからすればそれが正しいのです。そうしないと食って行けないからです。しかし人ついえる事は同価格帯だから同じくらいの内容だと言う事は当てはまらないのです。安い方が良い事も有れば逆も有るでしょう。また、利益を追求したければあえて高い価格設定にしてブランドイメージを作り上げて,高い方が売れるという構図もあると思います。こうなると間違った人たちを引き寄せてしまうので本質からはかなりずれてしまうかもしれませんが、儲けるための商売としてはあると思います。(こういうのは私は嫌いですけど、自分でも仕事を引き受けていると高くしたくなる気持ちは分かります。そうしないと精神的にもやっていられない気持ちになる事も有りますし。笑)

生意気なことを言ってしまいましたがここ数年は特にそう思いますし、良い部品を使わなけ ればある壁は越えられないのではないかと思っております。原価に少ししか載せないメーカー,2倍のせるメーカー(一般的にはこのくらいでしょうか?)3倍以上載せるメーカー等いろいろです。ですので同価格帯だから質も同じクラスだと思うのはかなり間違っておりまして、50万円の物を200万円で売っているところもあれば 100万円で売っているところもある頃は事実としてあると思います。価格は売る側の都合で決まるのです。高い物が内容がよいというのは間違いだと思います。。

さて また脱線したので戻りますが 自分がその壁を越えているのか?壁に貼り付いてるのか?まだ壁の下にいるのか,はたまたその一つ二つ前の壁にいるのか?は良くわかりません が、Mike Elliottのアップグレードを使い始めてからはなかなかそれを超えたなーと思う物には 出くわしておらず,また,自分は十分満足していることから、知り合いには薦めてきました。

例えばCounterpointの古いアンプを25万 円投資して(もちろん5万程度でもかなり改善します)良い部品を使ってオーバーホールを兼ねてアップグレードすれば見違えるようなアンプになりますが、25万円で買えるアンプでは新品でも中古でもそれほど良い物が なかなか無い事もまた事実だと思います。 ということで、あいかわらずよくわからなくなってきましたが。

ご自分でアップグレード したりオーバーホールしたりすれば古く劣化した部品を交換する事により音質も良くなりますし、買い替える必用もなく,やりようによってはそれ以上のアンプを探す事もなかなか 難しいほどに改善するかもしれません。資源の有効活用としても良い事だと思います。

。。。。。が。。。。。
http://ariajp.cocolog-nifty.com/free_discussion/2010/02/lab-ceb7.html

新藤ラボラトリーについての詳細は

新藤ラボラトリー Western Electric 300B Single limited
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/109.html

33. 中川隆[-8849] koaQ7Jey 2019年8月07日 20:05:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3883] 報告

PRO CABLE社
- オーディオの病気!「フランケンシュタイン症候群」-
https://procable.jp/rank.html

いち中学生が、おこづかいで、thomann S-75、又は、thomann-S150(パワーアンプ)と、ベルデンの、又はWEのスピーカーケーブルを、入手したとします。

かたや、オーディオ歴30年、オーディオに数千万円つぎ込んできたほどの「自称ベテラン」のかたさえいますが、そのかたは、いち中学生に、圧倒的な大差で負けます。その「自称ベテラン」が「フランケンシュタイン症候群」という病気の「重度オーディオ障害者」であることは分かっています。


1項目   ベルデン8412、ベルデン88760、ベルデンスピーカーケーブル。

まず第一に重要なのはケーブルです。高額なケーブルはすべて怪しいと考えてください。
最も安価に、誰にでも簡単にできることがケーブルの健全化です。それがケーブル類を1項目めとする理由です。


2項目   ダウン&アイソレーション・至高の電源3000W、
スター電器コンセント16個バージョン3000Wダウントランス。

1万五千円程度でできる200ボルト工事で専用アースが自動的に来るとともに、専用アースのみの場合を、数段超えた音になります。音はまず汚れのない電源から。それが最短距離です。


さらに音楽家のかたにステージで使っていただくために持ち運び可能な、ダウン&アイソレーション1500W、100V仕様ミュージシャンズ電源。
クリーン電源をステージ上に供給し、一発で諸問題を解決します。


3項目    S-75 ドイツ製、クラウン越えの最強のアンプ、および、S-100 ドイツ製クラウン越えの最強のアンプ、および、S-150 ドイツ製のクラウン越えの最強のアンプ、

真に恐るべきアンプがこのドイツ製のプロ用アンプ類です。
メルセデスベンツの国、BMWの国、ポルシェの国のアンプがいかに凄いものか、体感してみて下さい。

民生用アンプが、高額なばかりで、どれもこれもレベルが低く、あまりにも差があり過ぎるため、これを3項目めにしました。

4項目   ワットゲート(透明)シールド電源ケーブル、ワットゲート(黒)シールド電源ケーブル
(非メッキプラグ、電源部のシールドは、非常に重要です。)


5項目   タップの最終回答・新型重鉄タップをも超えた!「超越重鉄タップ」

本体もケーブルもシールドされている完璧なタップがこれです。

タップの元プラグは特に非メッキでなくてはなりません。
本体、ケーブル、総シールドの世界でも稀な一品です。

6項目   同じく、新型重鉄タップをも越えた「超越重鉄タップ」10個口 
音も使い勝手も、とても良いです。これを必要とされているかたは、非常に多いと思います。


7項目   ベルデン8423 三芯バランス専用ケーブル そして、べルデン88770 三芯バランス専用ケーブル、
(バランス転送の王様は、まさしくこのケーブルです。
日本流の四芯スターカッド接続のラインケーブルは発想が単純で、磁界の影響の事しか考えていません。

8423と88770、これらの三芯ケーブルの転送の考え方は非常に高度で複雑ですが、その音の見事さには圧倒されます。プロのかたのレコーディング向きのバランスケーブルです。)


8項目   モガミ2534、バイタルVAM-265、ノイマンのマイクケーブル
(クセの少なさからは、ベルデンは抜きん出ています。

逆に、プロ用ケーブルの場合に限り、クセが国籍特有の音を相殺してフラットにしますので、そこは順不同かもしれませんが、技術力の高いベルデンの音が基本です。

モガミとバイタルとノイマンは、日本、英国、ドイツの音の再生にのみお使いください。)

9項目   ベルデン1506A デジタル・映像専用ケーブル 及び、ベルデンAES/EBU専用ケーブル、これらも史上最強と申し上げても過言ではないケーブル類です。


10項目   WEスピーカーケーブル(より線)。

これは本当は1項目めに書くべきかもしれません。素晴らしいの一言です。
スピーカーケーブルの正真正銘の世界の最高峰です。


11項目  最後は「音響」です。音全体の8割がたを占める「重大事」がそれです。最大にして最後の高い壁、音響という難関を突破!します。音響の最終回答です。

音響8割!、そこまで大きな比重を占める難関でありながら今まで人類はそれを越えることが出来ませんでした。しかし種を明かしてしまえば簡単な事で、どなたにもその壁を越えていただく事が可能になっております。


おまけ   おまけとして「専用アース工事」です。

1万円で出来るアース工事を怠ると、機材すべてのシールド力が落ち、わけも分からず音がもやもやの状態になり、

理由もなく異常に高額な電源タップなどの子供騙しに踊らされ、
メッキギラギラの医療用壁コンセントにだまされ、
何でも高ければ良かろうと、銀線、ロジウムメッキにまで手を出し、
ついには音の悪い原因を、ケーブルの方向性などと言い出し、ノイズが流れる方向まで思索し、
ハンダの種類にすら心奪われ、

「木を見て森を見ず」ではなく「葉に付く虫を見て木すら見ず」という状態にまで、落ちぶれていきます。

これは、果てのない泥沼をさまよい歩く末路となり、さりとてろくな音も出ず、数千万円浪費したという人など、ことオーディオ界では、そこいらに、ざらにいます。「オーディオ地獄」という言葉は冗談ではありません。

オーディオは、非常に、恐ろしいのです。危ないと思ったら逆の方向へ走って逃げてください。

それらすべての諸問題は、専用アースを1万円で引けば、うち半分は解決した筈の問題だったと言わざるをえません。

専用アース工事は音にはとても大切です。
日本の電気は電圧変動、その他非常に優れているのですが、標準の100V電源環境には「専用アース」だけが来ていません。

環境を変えるということは、我々は不得意のほうかもしれませんが、それで人生を崩壊させていいというものではありません。「専用アース工事」をする程度の環境を変える行動を起こすだけの勇気は、持ったほうがオーディオの場合に限っては得策です。

しかしながら、別の工事で「単相200ボルト工事」というものがあります。

同様に安価で、基本料金も現在と同じで、専用アースも自動的に来て、専用アースだけの状態よりも、クオリティー的に、遙かに勝っていて、特に2項目めに記述しました「ダウン&アイソレーション」のレベルからしますと比較の対象にしにくいことから、「専用アース工事」につきましては、おまけの記述とします。


「専用アース工事」、これはしかし、価値ある工事であるどころか、オーディオの泥沼的現状を考えるに、「オーディオ地獄」「ケーブル地獄」、「フランケンシュタイン症候群」から脱出して、生き延びるための、工事です。

★病気「フランケンシュタイン症候群」・・・。

銀色にメッキされた医療用の壁コンセントや、ロジウムメッキ、それらのものこそが「フランケンシュタイン症候群」という一連の「病気」の原因になっているケースが多いゆえ、これは書かねばならないことです。

高額なケーブルにも、まったく同様のことが言えますが、それらの商品の共通点は、音をシャープにするというところに特徴があります。全周波数帯域に 渡って均等に音をシャープにするものであるならば構いませんが、実際には、そうではありません。部分的にシャープになるのみで、「音をゆがませて」います。

「音をゆがませている」という問題が、第一の問題点です。

イコライザーで高域を持ち上げても、音の特性に変化を起こすのみで、「根本的な音のクオリティーが上がっているわけではない」ということは、誰でも理解できると思います。

その「クオリティーが上がらないこと」が、第二の問題点です。

問題はその二つだけです。二つだけですから、非常に単純と言えます。

多大なるノイズを受けていることが原因で音のクオリティーが下がっているのですから、適切な処置方法は、ノイズを受けない状態に機材を持ち込むことです。

これが「専用アース」であり、さらに強力な「200ボルト」であるわけですが、

本来すべき手段でノイズを遮断すると、どういう現象が起きるのか? 

音は非常にクリアーで豊かになります。生音がそうであるかのように、スタジオで録音していた時のモニターの音がそうであったかのように、音が、まざまざと生き返るのです。

さてそこで、医療用の銀色にメッキされた壁コンセントが、まだ部屋に付いたままだったとします。これは思いもよらぬ恐ろしいことになります。せっか くクリアーで豊かな、生音に近い音になるはずだったのに、銀色メッキの医療用壁コンセントや、ロジウムメッキの影響力で、音が「きつ過ぎて聞いておれない」状態になります。そして電源のクオリティーの高さが、全く理解できないことになってしまいます。

しなくても良かったことをし過ぎたがゆえ、本来すべきことをした時に、その価値が分からないのです。その「逆効果」は、理由を説明されなければ誰にも分かりません。音のバランスが大きく壊れていた場合、人間の耳はクオリティーの高さを感知できません。我々人間の耳は、一人残らず音のクオリティーより 音のバランスを優先して聞くように出来ています。そしてアースは引かないほうが良いなどという結論を導き出してしまいかねません。

「はんだ」についても同様のことが言えます。宇宙用に最近出てきたはんだは音をシャープにします。そこで音をシャープにしてはいけないにも関わらずです。理由は先述しました。それは音のクオリティーを上げる種類のものではないということです。クオリティーを上げずに単に音変化を起こしているのであれば・・・、それは、再び第一の問題です。イコライザーを適当にいじったかのように「音をゆがませている」ことになります。


それらの商品が、「音のプロフェッショナルによって、徹底的に、あらゆる側面から考え抜かれて開発されたものではない。」ということは、非常に重要なことです。その種のものが全域に渡って音をフラットに持ち込んでいるなどということは、あり得ないことですから、音をゆがませていると断定できます。

ただ、もやもやの音を我慢して聞いているよりは、例え音がゆがんでいたとしてもシャープになってくれたほうが「音がはっきりして聞きやすい」という事実が、それらの商品に我々の目がくらむ原因になっています。問題の元凶は単純ですが、現象は複雑怪奇です。


高額なばかりでクオリティーの低いアンプ類や、スピーカー、ケーブル類、さらには大幅にデジタル信号が欠落している音源(CDプレーヤー)によって失われてしまう「音の鮮度」や「音のゆがみ」も、大いにその複雑怪奇な現象に貢献しています。

https://procable.jp/setting/19.html
  ↑
その後、CDプレーヤーの「致命的な欠陥」を公開するに至っています。

事態はそのようにややこしいことですので、誰もが「泥沼」に陥るのです。これはもう、単純に信用していただいたほうが早いことです。それほど音の世界で起きている事態は、深刻な状態になっているものと考えてください。

つまり、我々が、その種のものに惑わされたのは、仕方がなかったのです。その種の商品を売っている側すら事態が分かっていて売っているわけではあり ません。しかしそれは肉体を損ねたわけではありませんから、今からでも間に合いますし、戻れます。それらの商品や、高額でボロいアンプやケーブル類によって「ゆがみきった音」は、いったい何に例えられますでしょう。人間の体に例えれば、それはそれは、ひどい表現になります。

「あちこちの骨が折れていて、肉がちぎれている、つ・ぎ・は・ぎ・だらけのフランケンシュタインの体」

です。

見た目はそれでも服を着ていれば、まともな人間に見えます。しかし、スポーツマン並みの健康体は、全くそれとは違います。この両者を走らせれば、雲泥の差が発生するのは、当然のことです。

しかしながら、万が一にも、どなたかが、フランケンシュタインの体にしか出会ったことがないというのであれば、それが最も恐ろしいことになります。 フランケンシュタインの真似をするしかありませんから、永久に自分の体を、つぎはぎだらけにして、さらにつぎはぎを足しながら生き延びようとするのではないでしょうか・・。

つぎはぎだらけと分かっているからこそ、偶然性によって体に合ってしまった「つぎはぎ」を、非常に喜ぶと同時に、その「つぎはぎ」は、非常に良いのだと、回りの人々に言いふらします。それだけならまだしも、「つぎはぎ」の当てかたが上手なことを、技術が高度であるという「勘・違・い」に陥っておられるケースすら、多々見受けられます。これは驚くべきことに、「ベテランの私が初心者に教えてやろう。」という傾向すら伴うことがあります。その種のかたに教わった側は悲惨で、同じく「フランケンシュタイン症候群」の犠牲者になります。

したがって、「フランケンシュタイン症候群」は、非常に強い伝染性の傾向を帯びている「病気」だと、判断できます。しかし本人には、まだ体の他の箇所のあちこちの「つぎはぎ部分」が治癒していないことが分かっていますから、そのことが気になって気になって仕方がないという症状を、呈します。

そちらを直せば、こちらの、せっかく合っていたはずの「つぎはぎ」が、またしても合わなくなり、さらにあちこちが合わなくなり、ついには神経症患者的な症状すら露出するマニアになっていくという、最悪の事態が待ち受けています。フランケンシュタインの体は、容易に完治するものではありません。

「フランケンシュタイン症候群」という「病気」を放置して、そのルートを、そのまま進んでいけば、最後には、500万円のアンプに賭けてみてでも、健康を手に入れようとするのでしょうか・・・・。

    !   それは、またしても「つぎはぎ」の一つなのかもしれません。

我々は、体のことなど気にもならないという、普通の健康体を(オーディオのことです)手に入れるべきです。

さてその後・・、とうとうフランケンシュタイン症候群の患者の「本性と生態」は、暴かれるに至っています。

https://procable.jp/setting/29.html
  ↑ 興味のあられるかたは、この上をクリックしてください。


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これより先は、「お客様の声」の続きとします。
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Aさんのコメント: 圧倒的な原音!!

プロケーブル関係者各位

平素より大変お世話になっております。

住居の防音設備の関係上、一度オーディオを友人に譲ってしまったのですが
去年あたりに防音性能の高いマンションに引っ越しましたので
改めてプロケーブル様でステレオを注文させて頂きました。

先ほど商品の方を受け取とって接続が終わり、
数年ぶりにプロケーブル様おすすめのステレオで音楽を聞いてみたのですが
流石でございました。

全ての楽器がバラバラに聞こえ、スピーカーの位置が分からなくなるような解像度。
音に着色を付けず歌手の吐息まで聞こえるほどの圧倒的な原音。
聞いてるだけで笑いがこみ上げてきます笑
この感覚はホント久しぶりです。

恐らくこれをフラットというのでしょうが
このようなシステムがこの値段で購入できるなんて夢のようです。
昔購入したクラウンよりもさらに音質が上がっていることに非常に驚きました。
しかも昔より値段が下がってるという事実がなんだか笑えてしまいます笑

FIREFACE800からのAKG K702もかなり良い音で好みなんですが、やっぱりステレオは一味違いますね笑

目の前でミュージシャンが演奏しているかのような感覚はステレオならではの醍醐味かと存じます。

今は真夜中なのであまり音量を上げられず、ちょっとムズムズしております。
次の休日の昼間に大音量で音楽を聞くのが楽しみでしょうがありません笑

ご参考になるかはわかりませんが自分のシステムは以下のようになっております。


iMac5K(iTunes)
-> プロケーブル様おすすめの光ケーブル
-> FIREFACE800
-> BELDEN ベルデン 8412
-> S-75mk2
-> BELDEN ベルデン 8460 18GA
-> BIC DV62si

実は今回購入したスピーカー(BIC DV62si)を購入するにあたって少し迷いがありました。
プロケーブル様のおすすめであることは間違いないのですが、最高とは書いていなかったからです。

しかし実際に接続して聞いてみたところ、BIC DV62siも十分すぎるほどのスペックを秘めており、ありえないほどの原音が鳴ります。

どうしても騒音問題は発生しますので防音性能の高い一戸建てや高級マンションに住まない限り大音量で音楽を聞くことはできず、
そう考えると集合住宅であるならばコスパ的にBIC DV62siが正解かもしれません。
スピーカーそのもののサイズも小さめでデスクにそのまま置くことができるのでそういう点でも正解な気がします。

プロケーブル様に掲載されているコメントで『集合住宅で音楽を聞く』というシチュエーションの考察が少なかった気がしますので
もし差し支えなければ自分の文章を使っていただければ嬉しいです。

かれこれ10年以上プロケーブル様にお世話になっておりますが、
今後もプロケーブル様のおすすめ商品を購入させて頂きたいと思います。

今後共宜しくお願い申し上げます。


プロケーブル注:)このお客様は、集合住宅での音楽再生というところを主眼にして、コメントを書いて下さっております。

集合住宅でも、これだけの音が出せるのだ!、という事です。

これは今まで場所の制約があったり、近所への音の迷惑などを考えなくてはならなかったかたがたへの、朗報ではないかと思います。ぜひとも、ご参考下さい。


https://procable.jp/rank.html

34. 中川隆[-8630] koaQ7Jey 2019年8月28日 08:01:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4121] 報告
ケーブルの差は、電源ケーブルとSPケーブルに一番大きな差が生まれます。
電源ケーブルは、そこまでどのような経緯を経て電源が供給されていようと、一番最後のケーブルに音は支配されると言うことです。

GRFのある部屋 2019年 08月 26日
https://tannoy.exblog.jp/30756863/

田舎に里帰りしていたのびーさんが、日曜の夕方寄ってくれました。前回来られたのは、5月の末でしたからその間も、お仕事では来られているのでしょうが、拙宅にはほぼ三ヶ月ぶりですね。相変わらずのフルスケージュールの間を縫ってきていただきました。


今回は、よく効く空調のほかは、銀端子ぐらいしか差はありませんが、早速お聞きいただくと、音が全く違っているとすぐに言われました。今回は、比較のために何時ものMITのSPケーブルも外して、全部銀コーティング線と銀コーティング端子にして聞いていただきました。

私自身は、後方の40は最初は外して比較していただくつもりでしたが、後方のSPもなっているのに気がつかず、比較試聴していたぐらい、後ろのSPもなじんでいました。怪我の功名的ですが、後方のSPの自然さが証明されたようです。

しかし、四本全部を銀ケーブルにすると、音がなめらかすぎて、何かが物足らなくなります。そこで、アンプからDDDのネットワークまでの線を何時ものMITに戻しました。その変化にはのびーさんも驚き、型番を写真に撮ると、猛然と世界中のサイトにアクセスして探し始めました。すると似たようなケーブルとか後継機種のケーブルは見つかりますが、私が使っている初期のMITはやはり見つかりません。のびーさんは今更のようにMITケーブルの根強い人気に驚かれていました。

Oさんも、そうして粘り強く探されて見つけているので、そのうち見つかると励ましました(笑)。気をつけなければ行けないのは、後継機種と同じ番号ででている事もあります。初期のタイプでないと、このマジックは生まれません。また、その前のインターコネクトケーブルも同じレベルのグレードにしないと音の品位が揃わないのです。

ようやく見つけたと、写真も見せてくれましたが、やはり型番はまったく同じの後期の製品です。気をつけなければなりませんね。初期型は、型番の表示が地味なのです。後期になるほど、ブランドを強調するロゴになりますが、その分、音が変わっていきます。スペクトラルのアンプ類には、MITが純正ケーブルに指定されていますが、それさえも初期型で無ければなりません。

返還前の香港にそのMITケーブルを買いに出かけた話は、以前もしましたが。そういえば、電源の違いを比較するときも、最後はケーブルの差の方が大きいということになりました。ケーブルの差は、電源ケーブルとSPケーブルに一番おきな差が生まれます。電源ケーブルは、そこまでどのような経緯を経て電源が供給されていようと、一番最後のケーブルに音は支配されると言うことです。また、SPからのフィードバックの影響を最小にしたMITのケーブルは、先日実験したSA回路などと同じ効果が認められます。すなわち音のバランスを整えるのですね。

f0108399_12035511.jpg

MITに戻したので、ケーブルが一つ空き、それは後方のTroubadour40用に使ったところ、その差も大きく、コンサートホールの響きの一体感がましました。音の整合性が合ったのでしょう。面白い物です。

そのあたりまで、進んだところで、パグ太郎さんも参戦。後方SPの実験はパグ太郎さん邸でも行っているので、同じ実験効果が得られたそうです。また、HRS-130のDDDとウーファーの別の端子を結ぶ、ジャンパー線も銀ケーブル、銀端子に変えたところ、めざましい進展が合ったそうです。バイワイアーも試されたそうですが、こちらの短い線の効果の方が大きいと言われました。

家のT4も同じ結果です。HRS-130のジャンパー線は、線ではなくWBTのプレートせいが付いていてのですが、それを銀線・銀ケーブルに変えたら、うれしくなるほど音楽性が増したそうです。揃ったところで、よく冷えたPoully Fuisseを出してきました。最近は、開けると飲みきらなければいけないワインを控えて、ひとりでちびりちびりやれる日本酒を氷で割って飲んでいるので、こうしてお酒を飲まれる方が来られないとワインが開けられません。


f0108399_10445782.png


ジャンパー線の効果を確かめていただくため、先日もパグ太郎さんに聴いていただいた、アバド・ルツェルンのマーラーとクリス・ボッティーのボストン、RIOのダイアナ・クラール等々を見てから、桑田佳祐の一人紅白のBlurayを見始めました。前回とは全く違う音にパグ太郎さんもご機嫌です。

のびーさんとは前回はブルゴーニュの赤ワインを開けましたが、今日の二本目は、その日本酒、「七田 純米吟醸 雄町50」の一升瓶を開けました。このフランスでグランプリを取ったフランス人好みの酒は、淡麗辛口の反対ですので、夏には美味しい氷でロックで飲むと凄く飲みやすくお薦めです。

一人紅白の迫力ある音も、T4は軽々と再生します。ケーブルと端子、ジャンパー線でこれほど変わると驚きますね。一連の銀端子騒動は、大変良い結果をもたたらしてくれました。残っていたワンペアーの銀端子は、そのままロンドンにお持ち帰りになりました(笑)。

今年の夏の最後の会はこうして楽しく終わり、お二人を表まで見送ると、空気は乾燥して秋の気配を感じることが出来ました。美味しいお酒と楽しい音楽、これが出来るオーディオは本当に楽しいですね。
https://tannoy.exblog.jp/30756863/

35. 中川隆[-8467] koaQ7Jey 2019年9月11日 08:33:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4315] 報告


毎日「オーディオ・音楽三昧」で飽きは来ない? - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年09月11日

この016年間。毎日「オーディオ・音楽三昧」の日々を過ごして来ました。その中でも「音質アップ」に拘り続け「成長」して来ました。


一般の方はオーディオ雑誌の影響で「機器の入れ替え」(アンプ・スピーカー等)ばかりしていらっしゃる方もいます。そんな方がオーディオマニアの90%を占めるのではないだろうか?


自分もご多分に漏れず同じ事を繰り返して来ましたが、ある日「スーナーケーブル」を使ったRCAケーブルを使って「激変」を知りました。それからは原理的にも「ケーブル・内部配線」の重要性に気付きました。機器の入れ替え(上級品へのグレードアップ・・・当然金額も嵩みます)をしても「器が少し大きくなったぐらい」の違いで質感等も「微妙」に変化します。しかし、本当に良いケーブルで「伝送の原理」を考えてやるととんでもない「激変」(次元が変わる)が来ます。アンプの中のコンデンサーの交換の変化など「重箱の隅」をつつくような変化でしかない。


ただ「良いケーブル」程「反作用」で短期的に「ふん詰まり」のサウンドにしてしまいますので、「良いケーブル(性能の高い)」程一般の方には受け入れられません。何故なら2000Hrの鳴らしこみをして「機器の活性化」を待たなければならないからです。


一般の方が「累計2000Hr」を鳴らすには3年以上(2Hr/Day鳴らしたとして)掛かります。この期間を知って鳴らせる方はほぼいない。多分この時間は待てない。繋いで初めの30分で判断しようとするでしょう。・・・これは私から言えば、「アンプも温まっていない・ケーブルのプラグも馴染んでいない」状況で、とてもまともな判断が下せる環境・状況ではない。こんなのがオーディオ雑誌の特集でまかり通っているからいつまでたっても進歩がない。


本当の音質アップは「管理」(維持)と「改善」で成り立っていると云う事を認識すべきだと思う。階段を一歩づつ上って行く様な地道な努力が必要。一発満塁逆転ホームランはまぐれでしかない。技術の積み重ねが大切である。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/bfea634249f6d666a50b03824be553ad


36. 中川隆[-11334] koaQ7Jey 2019年9月18日 08:19:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1457] 報告
「認知の歪み」が諸悪の根源だった 医療少年院で精神科医が受けた衝撃 2019年9月18日
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?all=1


非行少年
本人の主義主張などとは関係なく、純粋にすべてが歪んで見える人たちが一定数存在している

 このところ、様々な事件やトラブルに関連して登場するキーワードが「認知の歪み」というものだ。

 もともとは心理学用語で、「レッテル貼り」「白か黒かの思考法」「拡大解釈、過小解釈」等々、さまざまなパターンがあるとされている。ごく大雑把に言ってしまえば、事実や現実を適切に解釈、受け止められない思考様式のことだと考えてもいいだろう。

 たとえば最近では、「親韓」「反韓」双方が、互いに「あっちの認知が歪んでいる」、と批判しているという見方が可能だろう。前者からすれば「反韓」の人たちは「いたずらに嫌韓感情を煽るとんでもない人たち」であり、「身の危険すら感じる」という主張をすることになる。後者からすれば、「親韓」の人たちは「現在の文政権の非道、危険に目をつぶる人たち」であり、「国益を考えていない」ということになる。双方とも、相手のことを「現実を正確に認識できていない」として、批判をしているという構図。つまり互いに「認知の歪み」がある、と考えている。簡単に言えば双方が「レッテル貼り」をしているとも言える。

 他に「認知の歪み」が話題になった最近の事例は、大雨で川が氾濫し、流域に取り残されてしまった人たちへの論評の際だ。

「大雨が降るってあれだけ警報が出ていたのになぜ川に遊びに行くの? 理解不能」

 そんな疑問から、彼らには「認知の歪み」があるのではないか、といった指摘がネット上では相次いだ。台風が来ることはわかっていたにもかかわらず、わざわざ子ども連れでバーベキューを楽しもうと考えるのは、常識的な判断とは言えない。つまり警報の意味をきちんと受け止めることができていない。ここにも一種の「歪み」が見られる。これは前述の「過小解釈」にあてはまるのかもしれない。

 ただ、ここに挙げたような例は、実際には「情報リテラシー」の問題だとも言えるだろう。情報を受け止めるところまではできているが、それぞれが抱えているイデオロギーや、あるいは思考のバイアス(「俺たちだけは大丈夫!」)によって、間違った処理をしている、ということだ。

 一方で、もっと深刻な「認知の歪み」も存在している。本人の主義主張などとは関係なく、純粋にすべてが歪んで見える人たちが一定数存在しているのだ。

 医療少年院に勤務した経験を持つ精神科医、宮口幸治氏の新著

『ケーキの切れない非行少年たち』
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%81%AE%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9D%9E%E8%A1%8C%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%AE%E5%8F%A3-%E5%B9%B8%E6%B2%BB/dp/4106108208/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%9D%9E%E8%A1%8C%E5%B0%91%E5%B9%B4&qid=1568360596&sr=8-1&linkCode=sl1&tag=dshinchoweb-22&linkId=310d6548c356ee04b83e1b9ea3cf1627


には、衝撃的な事例が紹介されている(以下、引用はすべて同書より)。

 医療少年院に勤務してすぐ、宮口氏は少年院の中で最も手がかかっていた少年の診察を頼まれた。

「少年院で『手がかかる』というのは、学校で『手がかかる』というのとは次元が違います。その少年は社会で暴行・傷害事件を起こし入院してきました。少年院の中でも粗暴行為を何度も起こし、教官の指示にも従わず、保護室に何度も入れられている少年でした。

 ちょっとしたことでキレて机や椅子を投げ飛ばし、強化ガラスにヒビが入るほどでした。いったん部屋で暴れると非常ベルが鳴り、50人はいる職員全員がそこに駆け付け少年を押さえつけて制圧します。

 制圧された少年は、トイレしかない保護室に入れられ大人しくなるまで出てこられません。そういったことを週に2回くらい繰り返していた少年でした」

 そんな情報があったので、宮口氏は内心びくびくしながら診察にのぞんだ。ところが、実際に部屋に入ってきたのは、小柄で痩せていておとなしそうな表情の、無口な少年だった。質問にも「はい」「いいえ」くらいしか答えない。

 あまり会話が進まないので、宮口氏は診察中のルーチンとして行っていた「Rey複雑図形の模写」という課題をやらせてみた。下のような複雑な図形を見ながら、手元の紙に写すという課題である。認知症患者に使用したり、子どもの視覚認知の力や写す際の計画力などをみたりすることができるという。(図1)


図1
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?photo=2


 意外にも少年はすんなりと課題に一生懸命取り組んでくれた。

 が、そこで宮口氏は「生涯忘れ得ない衝撃的な体験」をすることになる。

 少年の写した絵は、下のようなものだったのだ。(図2)

図2(少年が描いたものを著者が再現)
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?photo=3

 宮口氏はこう解説する。

「これを見た時のショックはいまだに忘れられません。私の中でそれまでもっていた発達障害や知的障害のイメージがガラガラと崩れました。

 ある人に見せて感想をもらったことがあるのですが、彼は淡々と『写すのが苦手なのですね』と答えました。確かにそうかもしれませんが、そんな単純な問題ではないのです。

 このような絵を描いているのが、何人にも怪我を負わせるような凶悪犯罪を行ってきた少年であること、そしてReyの図の見本が歪んで見えているということは、“世の中のこと全てが歪んで見えている可能性がある”ということなのです。

 そして見る力がこれだけ弱いとおそらく聞く力もかなり弱くて、我々大人の言うことが殆ど聞き取れないか、聞き取れても歪んで聞こえている可能性があるのです。

 私は、“ひょっとしたら、これが彼の非行の原因になっているのではないか”と直感しました。同時に、彼がこれまで社会でどれだけ生きにくい生活をしてきたのか、容易に想像できました。つまり、これを何とかしないと彼の再非行は防げない、と思ったのです。

 私はすぐに少年院の幹部を含む教官たちにも絵を見せたのですが、皆とても驚いていました。ある幹部は『これならいくら説教しても無理だ。もう長く話すのは止めよう』と言ったほどでした。

 すぐに理解してくれたのはいいのですが、私が意外だったのは、ベテランの教官たちがどうしてこれまでこういった事実に気付かなかったのか、ということでした。

 気付かずに『不真面目だ』『やる気がない』と厳しい指導をしていたのか。だとしたら、余計に悪くなってしまうのです」


少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する


 実際に、その後、宮口氏はこういう「歪み」を抱えた少年たちと数多く出会うことになる。

「もちろん、障害のある少年だからといっても犯罪行為は許されることではありません。しかし、本来は支援されないといけない障害をもった少年たちが、なぜこのような凶悪犯罪に手を染めることになったのかが問題なのです。

 これまで多くの非行少年たちと面接してきました。凶悪犯罪を行った少年に、何故そんなことを行ったのかと尋ねても、難し過ぎてその理由を答えられないという子がかなりいたのです。更生のためには、自分のやった非行としっかりと向き合うこと、被害者のことも考えて内省すること、自己洞察などが必要ですが、そもそもその力がないのです。

 つまり、『反省以前の問題』なのです。これでは被害者も浮かばれません」

 彼らに欠けているのは、見る力や写す力だけではない。次回では、さらにこうした「反省以前」の子どもたちの実態を見てみよう。
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09180700/?all=1

37. 中川隆[-11026] koaQ7Jey 2019年10月06日 08:35:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1799] 報告
オーディオの厄介な事 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年10月05日


オーディオを長くやっていて「厄介」に思える事は2点。

@どんなケーブルでも通電できれば「それなり」の音が出て来る事。

A聴き手(オーナー)の感受性と云おうか?それがまちまちである事。


オーディオ雑誌に投稿されるオーディオ評論家の文章は、「モノを売らんがための記事」であると云う事。これは評論家の方たちの「生業」であるからやむを得ぬこと。そのまままともに信用するお人よしでは「音質の追求」は出来ない。雑誌そのものが「商品を売るための媒体」である事を認識すべき。


前置きはさておき、@の問題は非常に厄介だ。低劣なケーブルでも音が出る。オーナーの方が「初めて聴く曲で感動」して音質までは気が回らない・・・何て事はザラ。高級オーディオシステムを揃えて、1セット数百円のケーブルで接続されている例などザラにある。それでもご当人は音質など気にしないのであろう。私から見れば「宝の持ち腐れ」だと思う。その程度の「音質」であれば数万円セットのシスコンで十分。マニアなどと云わない事。


結局は4Mの中の「マン(man)」にすべてが集約される。揃えるのも使うのも聴くのもすべてオーナーである。オーナーすなわち「MAN」(人)である。人は感情の状態により「集中力」が変化する。真新しい曲やサウンドを聴くとすぐに感受性を発揮する。「耳」の出来ていない人ほどフラフラと揺れ動く。だから「人の判定」等は参考程度に収め、自分で使って見る事だろう。


電気器具の使用に関する「原理原則」も理解が必要である。繋いですぐに評価できるほど甘くはない。私などは2000Hr使わないと本来の性能が出てこないと経験則で知っているので、じっと気長に使い続けて待つ。2年前の「音質」の状態を覚えている人などいないだろうが、それを覚えている人間も稀にいる。意識して聴いているかいないかでその差が出て来る。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5b2c80f55386188682c33448d4c453b1

38. 中川隆[-11011] koaQ7Jey 2019年10月07日 13:02:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1817] 報告
ウエスタンエレクトリックの極細単線 mixiユーザー(id5343821)の日記 2017年06月06日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1960821625?org_id=1961064625

最近は、ケーブルをいじっている。
プロケーブルに関心を持ったのがきっかけだが、いろいろ知識が増えておもしろい。

メッキをどうするか、太さをどうするか、今までは雑誌記事通りに、新しく高価で高級なものを信じていたが、プロケーブル理論は、基本的に古く安価で素朴なものを信じる。

私はよくわからなくなったので、ある意味では先入観なしに聴けるよい機会である。

新たに、デッカ録音とビートルズ用とうたうバイタルのXLRケーブルと、ウエスタンエレクトリックのスピーカーケーブルとを購入した。

使っていたスピーカーケーブルは、アクロリンクのメートル定価4000円以上するもの。左右で長さが違い、2.2と2.8mぐらい、ケチった使い方。
アクロは、入門当時、ベルデン718だったかからS1050に変えて、滑らかで明るい音に驚く。入江先生も、ローコストコンポの組み合わせテストのたびにこいつに交換していた。

そこからアクロにあこがれ、ついに標準タイプを入手して、特に不満なく今に至る。

これを、2.7mの極細単線に変更。24GAでわかる人はわかるが、これはもう、糸のような細さだ。

昔使っていたコブラ6Sと較べると30分の1?
変な宗教にはまったかというような買い物だが、さて音はどうだ??

いつもの食卓で、離れて大きな音で聴くと、ピアノやヴァイオリンの高域端がちょっとひきつったような感じもある。レベルメーターが振り切れたような感じだ。

これはいかんかなと思ったが、ケーブルをノイマンからベルデン8423に変えて中低域を太らせ、高域を少しグライコで落とし、近づいてそこそこの音量で聴くと、ちょっと驚きの音になっていた。

スタックスの009を最初に聴いたときに近い。

ピアノは指先のひとつひとつの動きが見えるようだし、ヴァイオリンも繊細無比。実に軽い音なのだ。
音像の重なり合いと分離がよく出るようにもなっている。

MG130HRを108Solに換えたときと同じ方向での驚きだから、スワンと相性がいいと思う。

一般には、気軽に大音量で破綻のないアクロでもいいし、大差ないかもしれない。
が、極細単線は、マニアがマニアな聴き方をしたときに、フムと腕を組むポイントがあるのだ。

ヴァイオリンソナタを中音量ぐらいで聴くと、そのリアルさに唸るのではないか。

高能率で鳴らしやすいスピーカーで、2m以下で小音量の人には一聴をすすめたい。在庫もなくなりかけてるようだし。
あと、ウーファー分離のときにもよさそうだ。

音色としては、癖がつきようがないぐらい重量の存在感がないが、オーケストラの楽器がそれらしく、真空管アンプを思わせる鳴り方になるのは、WEの伝説の力か。
アクロリンクの被覆は、よいものだがそれなりの色がつくので、それがとれたともいえる。

これはプロケーブル信者になりそうだが、USBケーブルは、2600円と、WIREWORLD定価4万ほどの、50センチ対決。

これはWIREWORLDの気品に軍配。

プラグがプラスチックと良い感じのメタルなので、ここで差がつくようだ。
プロケーブルも、20センチのが使えればおもしろそうだが。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1960821625?org_id=1961064625

2017年06月19日
極細単線・サブウーファー調整
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1961064625?org_id=1960821625


WEの極細単線その後。

特に食卓で離れて聴く(時間はこっちのほうがずっと長い)と、斜めの位置でもあり、バランス悪く力不足な感じ。

ひきつって、線が細く、おもしろくない。
アクロリンクのほうがよさそうだ。
デジタルプリとソウルノートのA1の間はXLRケーブルでバイタルを使っている。
プロケーブルは、CDPとプリの間にしかバイタルは使えないと謎の指示を出している。

それに反しているのか微妙な使い方ではある。

バイタルで感涙という古いデッカやビートルズをかけてみるが、線が細すぎてそれどころではない。

ベルデン8423にすると、一気に中低音が肉付くのはわかっていたので、これにして、ダメだったら極細単線は処分しようというところまできた。

で、換えたらさすがに許容範囲まで来た。が、さほど良い音とも感じない。
ふと思い立って、ソウルノートのプリメイン(パワーアンプとして使用)のボリュームを、35段階中の28から、29に上げてみた。以前、微妙にうるさくて下げたポジション。
いわゆるゲインをあげたということか。

これは効いた。一気にソウルノートのハイスピードな刺激が出てきて、ケーブルによるパンチ不足が気にならなくなった。

測定器はハンディタイプだが、電池切れでコンセント電源を使っていたので、思い立って電池を入れ、食卓で測定してみた。

これはビックリ、80Hzと100Hzが尋常じゃない谷になっている。
リスニングポジションでも同傾向なのだが、以前、サブウーファーの位相をメインの逆にすることで谷が減ったことがあった。
が、今回、あきらかにメインと同相のほうがまだましで、そっちに変更。

で、クラッセのデジタルプリ側とサブウーファー側と両方で、40Hzから140Hzクロスまでいろいろ試した結果、結論的には、デジタルプリは40Hzで-12db/oct、サブウーファーも50Hzでとなった(もともと-12)。
こうしないと、スワン側の80Hzや100Hzがわずかでもカットされて減るし、サブウーファー側で80や100が出ても、合成されて増えることはないようだ。むしろ減ったりする。

こうなると、サブウーファーはテレビで深夜の小音量ぐらいでは音がほぼ出ない。切ったほうがよさそうだ。
大音量リスニングポイントでは、スワンの超低域が減り、サブウーファーが余裕をもってサポートするので良い感じだろう。

この環境は、スワンもサブウーファーも、測定上の50Hzはモリモリ出てピークになるが、合成すると数値はむしろ減る。常識なのかもしれないが。

いろいろいじったので、リスニングポジションではフラットじゃなくなるのを覚悟したが、案外あっさりとフラットに近い感じ。
食卓側がひどかったので、まあよかった。


あらためて極細単線だが、以前どこかで見たことがある。
寺町電気街で昔、一時期だけ、スワンの商品版(京都人さんのところにあるやつ)やハーベスが置いてある個人の店があった(いま思えば、足しげく通って個人的な知り合いになるべきだった)。
ちなみに、スワンよりハーベスのほうがずっとよい音だった。
そこで、47研究所の機器とスピーカーケーブルを使っていたはず。

47研究所のホームページで調べると、あった。
極細単線のメリットは、自重が軽く余計な音がつかないことだという。
また、ストレスが少ないことだという。
スワンの場合、かなり上方までケーブルを持ち上げるので、軽いことのメリットはかなり感じた。

逆に、いままでの経験でも、被覆の音を聴いているのではと思うことが多々あった。
細いと低音が出ないということについては、ウーファーのボイスコイルを考えてみろと反論している。

極細単線は、パワー感が失われ細身の音になるが、贅肉が消えることで音像の分離が非常によくなって、繊細というのがFAのようだ。
アクロ処分で行けそうな気がする。

オーディオは落ち着いたかと思ったが、これを知らずに死んでいくとこだったという発見がいまだにある。

コメント

mixiユーザー2017年06月20日 23:18

サブウーファとメインスピーカーとの設置位置関係がうまくいっていないと周波数特性に乱れが出やすくなります。
メインスピーカーの位置を決めたら、サブウーファをいろいろ動かしながら違和感の少ない位置を探していきますが、メインスピーカーとの距離が大きくなればなるほど難しくなります。

本当はメインスピーカーのすぐそばにサブウーファを置くのが良いのですが、そうなると2本必要になりますね。

ほんの少し(1mmくらい)動かしただけで、例えばバリトンなどの質感はころころ変わりますが測定には出てきませんのであくまで聴感でいくしかありません。

本当のロウレベル(極小音量)になるとスワンなどのバックロードホーンからの超低域は感じ取りにくくなるという経験がありますが、bswanさん宅では先にサブウーファからの音が聴き取りにくくなるのでしょうか。

深夜、家族が寝ている横でブルックナーなどの交響曲を聴いていた時、極小音量でもコントラバスのユニゾンなどがはっきりと聴き取れたのはバックロードホーンでもなくLS3/5Aでもなく、QUAD ESLでした。アンプのボリウムを1-2mm左に回したらストッパーにコツンとぶちあたる領域の話です。

47研究所の細単線は電話線をばらしたものです。初め滋賀のショップ(Sternklang)が47研究所の木村氏に提案してみたら「これは良い」ということになったと聞いています。同じ線材でラインケーブルも作れます。Ota kitとして売られていました。
私もしばらく使っていたことがあります。Redeemerには良かったのですが、Apogeeではダメでした。大電流が流れる部分にはあまり良くないようです。

Westernの製品は音に少し渋味をつけるには面白い材料です。8Nケーブルなどで音が何かツルツルピカピカしてしまう時に少し挟んでみると落ち着いて聴ける音になります。ただし入れすぎると少し歪っぽい音になります。

ケーブルを考えるとき線材の絶縁体による鮮度低下は驚くべきものがあります。一度裸線で鳴らしてみると唖然とすると思います。ショートしないように気を付けなくてはなりませんが・・・。

mixiユーザー2017年06月21日 02:38

> mixiユーザー 

コメントありがとうございます。
またゆっくり書こうと思っていましたが、リスニングポイントと、食卓で、さほど差が出なかったと書いたものの、その後、その状態でサブウーファーのみの音を出すと、ほとんど出ていませんでした。これじゃあ、干渉がないので差が出ないわけです。

で、サブウーファーとスワンの干渉が出ない範囲でうまく食卓位置でつなげ、サブウーファーからの音も出てるようにしたのですが、そうするとリスニングポイントでは40Hzや50Hzに谷が。
位相を逆にするとこれはおさまります。
が、そうすると食卓は80Hzや100Hzがひっこみそうです。

テレビ音声で中音量程度では超低音は気にすることなさそうなので、食卓では基本的にサブウーファーオフになりそうです。

被覆の音はおそるべしですね。
ヴァイオリンはつやつやした木の音になるはずですが、ビニールというか、被覆の音がつきますね。
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1961064625?org_id=1960821625

39. 中川隆[-11008] koaQ7Jey 2019年10月07日 13:39:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1820] 報告
私の電線病時代 mixiユーザー(id5343821)の日記 2017年11月07日
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1963536099?org_id=1963651598


電線病とは・・・

オーディオケーブルの付属品を聴きもせずに取り外し、できるだけ高純度(99.99999999%など)銅や銀線に取り換え、壁コンセントも元のものなんかは許さず、ホスピタルグレードから超低温クライオ処理をしたオーディオグレードなどに付け替えまくる、といった行動を指す。

メッキは金メッキが穏当だが、ロジウムはありがたい感じがする。

師が福田雅光先生の場合は、ハンダにもこだわりいろいろ自作して、毎月雑誌記事が気になるので、結果的にけっこうな金額を投入。

長岡鉄男先生の場合は日曜大工店のキャブタイヤで、安いがかなり太くする傾向がある。

金持ちはケチな工作はしない。一本数十万のケーブルでチューニングを楽しむ。
キリがないのである。

こんな状況はいつ始まったのかというと、ホスピタルグレードとかを晩年の長岡先生が記事にしてたから、1990年代末からだろう。

そこからちょっとしたブームになり、この20年の中で、「電線病にかかってたけど、目が覚めた」という話題も耳にするようになった。

私自身は、最初期にホスピタルグレードのプラグ・コンセントを購入、オヤイデが高級コンセントを投入してきたときも、まっさきに買っているのだ。
また、ケチなのでいろいろと工作をして散財している。

失業時代に、アコリバのPCOCCAの3.5スケ電源ケーブルが、新製品切り替えで安くなっているのを発見。

ハローワークに行くたびに3m、3m、3mと3回買って4本ケーブルを作った。暇だし(笑)

アコリバに換えていった感想は、「ああ、金持ちの音ってこうか」というもの。ケーブルで出すんだと思った。オーディオ店の高級な雰囲気が出るのだ。
私は108ES2のスワン時代があって、あのユニットの高域張り出して貧乏くさい乾燥感はただごとでなかった。

今なら、あっさり違う路線に行くが、当時はこだわって、その状況でリッチな音色が出ないかとおもっていた。

それで、とにかく高級メッキ、高純度、極太みたいな言葉に弱く、迷いがなかった。

プロケーブルという、ネット上の電線ショップがあり、そこは、メーカー製の高級オーディオケーブルを「ボロい」「メッキ=悪」「オーディオゾンビ(キリがないので)使うと人生が終わる」とさんざんな書きようで、自分のケーブルはスタジオで伝統的に使われてきたもの中心で、「フラット」だと主張した。

「電線病から目を覚ませ」というメッセージにも思える。よいところは、確かに安価で、原価プラス利益がよくわかる値付けになっているので、金銭的に騙された感はないといえるだろう。

最初、小さな必要と興味があっていくつか発注していたのである。

RCAケーブルのモガミや88760はさほどよいと思わなかった。
デジタルケーブルはしっかりしているが、特に印象はない。

USBケーブルはWireWorld高級品に完敗。

バランスケーブルでドイツ音楽用というノイマン、これはよかった。

ワグナスという同じくネットショップ製作だが、銀メッキ線超高級ハンダみたいな路線のケーブルと交換すると、質実剛健なスタジオの音という感じになり、ドイツグラモフォンの渋い味が出た。

イチ推しのベルデン8423、これはすごくよかった。

ふっくらしていきいきして、色はつくが豊かな感じがする。ワルターの古い録音のよさがわかるなら、その路線である。

古いクラシック全般によいが、何を聴いてもおおらかで楽しい。アメリカン。
バランスケーブルは、プラグが超高級であろうがノイトリックのことが多いので、そこで差がつかないのだろう。

RCAは、メーカー製のほうがしっかりしている。

これはギャンブルと思ったが、エイとやってしまったのが、アクロリンクのしっかりしたスピーカーケーブルを、ウエスタンエレクトリックの極細単線に換えた。
価格も、処分価格で買えるぐらいなので下がった。

結果は、最初は線が細かったが、上記8423のふっくらした感じを入れ、パワーアンプのゲインを上げたりで、気にならなくなった。

そうすると、弦楽器が非常に良くなった。木質感というかニスの感じというか、なにか黄土色や赤色が頭に浮かぶのだ。

いままでは、線材もあるが、被覆のすべすべした音に相当マスクされていたような感じがした。


最後は電源ケーブルである。

あまり期待はなかったが、8423と極細単線がよかったので、ついに買ってしまった。

が、これもかなりよかった。アースとかはオヤイデのコンセントボックスでしか機能してないと思うので、効果うんぬんはあまりわからないが、素直な音になった感じだ。

オヤイデの5.5スケ「TUNAMI」は処分し、上記のアコリバも解体して線材を処分予定。

やはり、上記の弦楽器がよい。

1年ぐらい前によく聴いていた、クレーメルたちのウィーン現代音楽室内楽集。
これの弦楽器が、弦楽器らしく聴こえたのに興奮した。

変わったのは、特にスピーカーと電源ケーブルだろう。
ピアノもそれらしい。

メッキがなくて、真鍮のままで、これは古い一般家庭のコンセントへの回帰である。

真鍮臭さみたいな、安っぽいくすんだ感じはあるので、フラットなのかはわからない。ただ、キラキラしたクセは確かにつかないようだ。

金管楽器の素朴な感じもよく出る。

特に古いクラシックにいいのは、8423・WEのスピーカーケーブルと同じ。
私の聴いているソフトの、いまの路線と合っているのはありそうだ。
真空管が1960年代録音に合うとかいうのに近い話。

すっかり電線病から脱した、というか、はたからみるとプロケーブル教に入信したと思われるだろう。

ただ、低コストだがアガリ感はある。

ド文系なので、感覚的にだが、次回は経験を振り返って皆さんの参考になれば。
主に、たくさん作った電源ケーブル。


コメント


mixiユーザー2017年11月07日 12:25

銀線の単線を大量購入し、オール銀で組んだことがありますが、今から思えば、、、、、??


mixiユーザー2017年11月07日 19:32

オーディオを始めたころは50円/mくらいの線を使っていました。雑誌などの影響でOFCになりLC-OFCになり6N線になり、7N 8Nなどいろいろ試してみましたが、ある時 Van den Hul のSPケーブルの絶縁被膜を全て取り去って鳴らした時の透明度と情報量の桁違いの凄まじさを知ってからしばらくの間、絶縁被膜を被った市販ケーブルには魅力を感じなくなりました。今は安全上絶縁された線を使っていますが、機会があればまた復活させてみたいと思っております。


mixiユーザー2017年11月07日 20:40

小生、ケーブルだけで管球アンプの音が出せないか、という呆れた挑戦を続けてきたのですが、ようやく最近、テクニカの光ケーブルで、近似させることができました。マッキンの管球アンプを使っていた感触に近いです。京都人さんと反対の方向ですね。


mixiユーザー2017年11月08日 12:01

> mixiユーザー 

管球アンプといってもいろいろありますのでどのような音ということを一言では言いがたいものがありますね。

McIntoshとMarantzとでは随分違いますし、うちにあるものだけでも Luxman、 EAR、 Octave、 CRdevelopments、 QUAD、 Counterpoint、 Yaqin、  Chorale、 三栄キット、  UESUGI、 WesternElectric  それぞれ音が違っています。

YoshiさんはMcIntoshの厚みのあるパワフルな音を目指されているのでしょうか。
そのような音は私も嫌いではありません。EARとChoraleの中間のような感じだろうと思います。

一方個人に製作していただいたオール直熱管アンプでは透明度溢れる澄み切った切れの良い音が鳴ってきますが、それも魅力ある世界です。


mixiユーザー2017年11月08日 13:08

> mixiユーザー 

過日聴かせていただいたキソアコースティック HB-X1は透明感のある鮮烈な音でしたので、そう言ってみたわけです。管球アンプはひとくくりにできませんが、要は渋く甘く、弦の再生が絶妙な音という意味で使っています。

mixiユーザー2017年11月08日 23:09

> mixiユーザー 

そのような目的にはWEの線を適宜(全部はダメ)使用すると面白い効果がでてきますよ。福井時代のこと、私のSTAXのスピーカーに対して近所のWE使いの方が「ええ音かも知れんけど、どうも色気がないんじゃ」と仰っておられましたが、ある部分にWEの線を入れて聴いてもらったところ「ウーン、これはまいったなー」と納得されました。


mixiユーザー2017年11月09日 01:56

> mixiユーザー 

B&Wでありましたね。銀は電気的な特性はいいみたいですが、癖もあるようです。不思議です。美しいのは美しいと思いますが、一般に銅線がスタンダードでチューニングされてるからでしょうか。


mixiユーザー2017年11月09日 01:57

> mixiユーザー 

ほんとに、被覆が音を作ってるのかというぐらいで、驚きました。
極細単線がいいというより、被覆がほぼ紙一枚なのがいいのかも。


mixiユーザー2017年11月09日 02:04

> mixiユーザー 

私は結局光ケーブル外してますが、確かに真空管ぽい感じはしました。製作者の趣味なんでしょうか。


mixiユーザー2017年11月09日 06:58

> mixiユーザー 

あの光ケーブルと被覆の柔らかいキャブタイヤをすべての電源ケーブル、SPケーブル、そしてインタコにも使たのが当方の装置です。6Nや8Nの対極の音になっているかと。WEは未経験です。


mixiユーザー2017年11月10日 02:31

> mixiユーザー 

長岡先生のアンプ記事で、スピーカーケーブルをメーカー製にしたら気の抜けたコーラみたいになったと。これ、今思うといいえて妙だと思います。


mixiユーザー2017年11月10日 10:53

ケーブルを商品にするためには、明快に細かい音の出るケーブル(6Nなど)を開発するのですが、たいてい長時間聴いていると、聴き疲れします。だいぶ前に物故された上杉さんは、きつい音が大嫌いと公言し、「つないで一番ぱっとしないケーブルがいいケーブル」と判で押したように書いていましたが、当方も同意見です。


mixiユーザー2017年11月11日 01:56

> mixiユーザー 

上杉先生に一票
https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1963536099?org_id=1963651598

40. 中川隆[-10738] koaQ7Jey 2019年10月18日 08:54:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2111] 報告

「音質」は・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年10月18日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7853140d2ed0e32cc5a2352430a9b697


オーディオマニアなら機器のグレードアップやケーブル類のフレードアップを体験しているはずだ。目指すのは「音質アップ」。


「音質」を突き付めて行くと「音数の多さ」と「質感」、「周波数の再現帯域」・「エネルギー感」・「音場再現」に絞られてくる。


これらの特性を満たす為に「機器のグレードアップ」をなされて来たと思う。それは間違いではないが、もっと大きく寄与するアイテムが有る。それは「ケーブル」(配線)である。機器のグレードアップは「微妙」の域を出ない。ケーブル類のグレードアップは「激変」をもたらす。コンデンサーの交換など「重箱の隅をつつく」ぐらいにしか感じない。


問題は「激変」させるケーブルがどんなものか?を知る事である。個人的に8NやOFC等の国産のケーブルは「ドングルの背比べ」と喝破している。ここはやはり「MILスペック」のケーブルになるだろう。


そう云う意味にで自分は「ヒューベルスーナー社」のケーブルに拘っている。「質感」がまるで違うのだ。音の鮮度やエネルギー感もケーブル材で決まってくる。昔、カラヤンの演奏では高域がうまく再生できず、悪評が立っていた事が有る。(一部ミキシングで音つくりしすぎている部分もあった) 高域が伸びているのにその高域を再生できないのが「銅線」である。一般の銅線では20000Hz再生は難しいと判断している。


ケーブルに必要なのは「CD」に入っている情報を全て「伝送」する事である。その為には今までこれで良いとされていたケーブルの「断面積」の常識を変える必要がある。銅線ならば「直径2cm」ぐらいの断面積がないと「音数」や「エネルギー感」の面でCDからすべて情報を引き出せる状況にはない。それ以下で使っているなら試して見るが良い。ここで言って居る事の真実が聴こえるはずだ。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/7853140d2ed0e32cc5a2352430a9b697


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