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本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html
投稿者 中川隆 日時 2017 年 5 月 16 日 07:23:47: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 10 日 20:25:45)

VITAVOX(ヴァイタボックス)は戦前からある有名なスピーカーでロンドンウェスタン直系のスピーカーメーカーと聞いている。

シアター用が専門ですが家庭用にも素晴らしいシステムも出していました、
特に有名なのはVITAVOX191コーナーホーンとバイトンメィジャーがあります。

191コーナーホーンはタンノイのオートグラフと二分するぐらい素晴らしいのが特徴で、家具の調度品にはピッタリ当てはまるデザインでもあります。

昔私がエレクトロボイスの3Wayでオーディオを楽しんだ時に京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」にこの191コーナーホーンが鎮座してあった、
音は芳醇な響きで非常に奥ゆかしく鳴っていたのを記憶しています。

この音を初めて聴いた時「オーディオは聴かせてくれる音」これこそ自分が求めていた音だったのかも知れません、

その夢は30数年経っても忘れられないぐらい私に強烈なインパクトを与えてた、
VITAVOXと聞くだけで私にとっては未体験な音に感じる不思議と謎の多いスピーカーである。

クレデンザ、HMV、ウェスタンと発展してきた音響技術の延長線上にあるような大変地味な音で、奥ゆかしく暗い響きを伴っている、

大橋氏が日記に書かれた「石作りの教会で聴く音」と表現されていますが的を得た答えだと思う、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html


Vitavox DU120 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=emtUZgmV9NM

Vitavox DU120サウンド + METRO AMP EL34PP - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=WN6CfaaWczQ

Vitavox - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Vitavox

Vitavox CN191 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Vitavox+CN191+

Vitavox DU120 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Vitavox+DU120+

今井商事 ヴァイタボックス CN−191コーナーホーンを再発売

クリプッシュホーン・リプロデューサー“CN-191”コーナーホーン、著名な劇場・ホールで使用された大型純業務用スピーカー“BASS BIN”。

これら往年の銘器を送り出したメーカーとして、多くの方に知られる“VITAVOX”ブランドを、弊社より日本のオーディオファイルの皆様へ再びお届け出来ることになりました。


御存じの通り、1932年ウェストモーランドで創業した“VITAVOX”は、そのプロダクトの実力をもって、スタジオ、放送局、劇場向のプロ用スピーカーの分野で確固たる信頼と高い評価を受ける事になります。その信頼と評価は現在でも語り継がれており、ヴィンテージオーディオマニアの中には、“VITAVOX”のエンスージアストが多く存在しています。


今回御紹介する製品は、15インチコーンドライバーや、高域用ドライバー及びホーンを中心とした、新開発のユニット類を軸に商品展開させて頂きます。具体的な製品情報は、以下をご参照ください。


なお、“VITAVOX”製品については、すべて完全オーダー制にてお取扱いさせて頂きます。製品の価格、納期、入手方法等は、弊社VITAVOX製品担当までお問い合わせください。
http://www.imaico.co.jp/


Vitavox CN-191 CLASSIC “Corner Horn”

▽価格及び納期、ご購入方法、その他につきましては、弊社VITAVOX製品担当まで直接お問い合わせください

▽完全オーダー制の商品につき、御回答にお時間を頂戴する場合がございます
http://www.imaico.co.jp/vitavox/

Vitavox Hifi
http://www.vitavoxhifi.co.uk/main.php

今井商事 Vitavox
http://www.imaico.co.jp/

オーディオの足跡 VITAVOX CN-191 Corner Horn
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html

オーディオの足跡 VITAVOX 製品一覧 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html


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真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/welcome/


試聴用スピーカーシステム

カトレアが多くのファンに愛される理由の一つに、真空管アンプをじっくり試聴できる点があげられます。ペンションの喫茶スペースには真空管アンプで聴くために試聴用スピーカーが常時2台備えてあります。スピーカーボックスはオリジナル設計のもので バスレフ方式(44L)に小さいバックロード(中域音用)をたした物で、広がりが有りとてもおもしろいです。ボックスの表面は、チークの着き板を一枚づつ貼り合わせたとてもキレイな作りになっています。また、スピーカーの取り替えもでき、スピーカーによる音の違いを楽しむことができます。取り替えは、片チャンネル2分程で出来ます。

ペンションへの宿泊または、喫茶のオーダーをいただいた方は試聴のみも可能です。試聴用アンプはもちろんカトレアオリジナル真空管アンプです。現在試聴可能アンプからセレクトしてください。また、音源はCDに限ります。もちろん試聴用にCD盤を持ち込んでいただいてもOKです。大好きな楽曲を、真空管アンプで聴いてみませんか?

ペンションすももの木では、不定期で真空管アンプ試聴会を行っています。情報は当サイトから随時発信していきます。また、試聴をご希望の方はお問い合わせください。


試聴用スピーカー バイタボックス

イギリスの名門 劇場用のバイタボックス

1932年創業の英国名門「VITAVOX」社BITONE MAJORです。

この珍しいスピーカーシステムを是非聴きに来て下さい。
アメリカのアルテックより約3dbも能率が良く、反応が良く、音の広がりが最高です。

販売も可能です。価格:80万円
http://www.cattlea.jp/welcome/

山中湖にあるペンションすももの木のオーナーが、25年前から趣味で始めた自作アンプ製作。その腕前は雑誌にもたびたび取り上げられるほどで、現在では「CATTLEA」ブランドとして多くのファンに愛されています。 カトレアの真空管アンプは製作に5つのこだわりがあります。


1.アンプのシャーシーの製作からすべてを手作りで仕上げています

最近販売されているアンプは金属製のシャーシーばかりで見栄えがいいとはいえないと思います。カトレアのアンプはまず渦電流の関係で鉄は使用しません。アルミ製でまとめています。 また、外見は銘木のカリンやチーク 材の無垢で贅沢に作り上げています。仕上げはチークオイルで仕上げた木目がすばらしいです。


2.回路的にはシンプルイズベストがポリシーです

アンプ製作でまずアースラインがベースで電源回路が載ります。この二本柱が良くないといい音がしません。アースラインは経験と制作者のポリシーで配線されます。電源系はレギュレーションの良い電源と、前段と終段の別々に整流回路と電流に見合う構成で作り上げています。このこだわりは特別注文の電源トランスで可能にしています。


3.使用パーツへのこだわり

出力トランスは音質を決める要素の一つで、一流メーカーのトランスを使用したり、手巻きで自作したりとここにもこだわりがあります。抵抗やコンデンサーも音響用やドイツ製のパーツを使用するなどとこだわっております。


4.使用真空管へのこだわり

真空管は古典球から近代球までおよそ2,000本の在庫を持ち、珍しい球でのアンプの制作も可能です。在庫についてはお問い合わせ下さい。アンプとして購入された方は最後までアフターサービスさせていただきます。また古典球が入手不可能な場合は新たに設計し直したアンプとして作り替えも可能です。


5.カトレアアンプの制作場所がペンションすももの木です

真空管アンプの試聴をペンションに泊まりながらゆっくり、じっくりすることができます。店先で数十分の試聴と違い、設計者と制作者であるペンションのオーナーと深くつっこんだ話をすることが可能です。また、特別な仕様の注文をお伺いすることもできます。

真空管アンプを自作したい方のために、ペンションのオフシーズンにマンツーマンでカトレアキットを製作する真空管アンプ製作教室を開催しています。ペンションに一泊するだけで必ず完成できるアンプ作りも楽しいです。詳しくは真空管アンプ製作教室をご覧下さい。

2017年02月06日
1940年代のドイツ製スピーカーを聞いて下さい。 山中湖 ペンション すももの木
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108

ドイツと言えばオイロダイン、オイロダインのシステムを作ったのがコンスキ&クリューガーです、この方が作ったユニットを使用して作ったシステムです。

オイロダインは映画館などに使用されたシステムが多く、このユニットは音楽鑑賞用に作られていた物です、日本に数台しかないのでは? いったいお店で鳴っている数は? ぜひ聴きに来て下さいね。詳しくは管球王国83号を見て下さい。


幻のスピーカー KL51

1943年頃のドイツ製で当時ドイツ帝国放送協会で鳴らしていたスピーカーとも言われ、もしかしたらフルトヴェングラーも聞いていたかもしれないユニットでドイツでも100本ぐらいしか作られていない手作りユニットです。音楽性が違いますよ。


コンスキ&クリューガーが作ったユニット

オイロダインもこのユニットをベースに作られたとも聴き、システムを作る気になりました。世界の名品を聞くチャンスです。


イギリス劇場用スピーカー

ドライバーはイギリスバイタボックスの1.5インチS3を使用し。

ツィターはヤマハベリリュームです、このコラボが感動する音になります。


励磁電源 ネットワーク

拘りで励磁電源も整流管を使用し、大型コアを使用したネットワークと、どれも拘りの塊です。
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108


ドイツ戦前のフィールド型スピーカー - 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

価 格 2,400,000円 (値段はステレオの2台分)

サイズ W78 D66 H1360


私が3年間をかけて築いたスピーカーシステムです。

音質はリアル感とスピード感が有る音で、立体感も有るので空間再現性が最高です。

ウーハーは40CMのドイツの戦前に作られたフィールド型スピーカーで190V掛けています。

ドライバーはバイタボックスのS3にバイタボックス製のホーン。

ツィイーターはヤマハのアルニコホーン型のベリリュームです。

ネットワークは大型カットコアとオイルコンで自作しました。

フィールド電源は球の整流でチャンネルごとのモノラル構成です。

この拘り一品を聴いて下さい。
※ドイツ製の励磁型は二度と手に入れることは難しいユニットです

箱はベイマツにカリン突き板仕上げのチークオイル仕上げです。
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php
 

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コメント
 
1. 中川隆[-7665] koaQ7Jey 2017年5月16日 07:28:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

我が、蹉跌のオーディオファイル#01. 現装置 ヴァイタボックス・システム にたどり着くまで

終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。

片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。

アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。

我家にも数枚のSPと電蓄があった。

ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。

その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。

巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。

オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。

昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。

やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。

VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。

「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。

そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。

それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。

ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。

このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。

この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。

我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007


40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。

そしてマランツとマッキントッシュ。

オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。

一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。

VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように

「何で聴いてるんですか」

と聴かれて

「JBLです」

と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて

「アンプはマッキンです」、

「私はマランツです」

と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。

2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。

35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。

参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。

一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。

今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。

それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27


その昔、RCAに

フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html


という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。

箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。

1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。

この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。

こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。

モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。

言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。

フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。

PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年〜60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。

Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/

PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。

スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28


40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。

音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。

自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。

この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。

趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。

聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。

おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。


僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。

値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。

僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。

何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。

低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。

プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。

だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。

とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。

最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4


救世主、新藤ラボ 

新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html


小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。

音が鳴った。素晴らしかった。

RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。

124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。

数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。

僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。

日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。

環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。


Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。

結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。

中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。

という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。

これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。

このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。

これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。

Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。

これをRA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。

この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5


2. 中川隆[-7664] koaQ7Jey 2017年5月16日 07:35:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」 by Y下
GOODMANS AXIOM−80 と VITAVOX DU−120 コアキシャルの比較試聴
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html


マニアの間では究極のユニットとか伝説のユニットと云われている GOODMANS社のAXIOM−80フルレンジスピーカーを取り上げます。

今回は私の所有しているタンノイGRFタイプのボックスにこのユニットを実装して試聴しました、このボックスの容積は約250?、ボックスの材質はフィンランドパーチで板厚は19mmでバスレフタイプなります。

世界の名器と云われたユニットが果たしてどんなサウンドを奏でてくれるのかスピーカーマニアならこの気持ちは理解していただけるのではないだろうか、折角鳴らす以上比較対照するものがなければ評価のしようがない、


ここで片側の左側はAXIOM80を装着し、右側をVITAVOXのDU−120コアキシャルを取り付けて比較試聴しました。


 今回ご紹介するAXIOM80 ユニットはレプリカではなく1950年製の最初期オリジナルユニットになります。

巷ではAXIOM−80はマニアを引き付ける麻薬的なサウンドで魅力的な音だとかこのスピーカーで聴く弦楽器の再生はこれ以上ない!とか云われ一度このスピーカーの虜になるとタンノイ、アルテック、JBL等では味わうことの出来ないスピーカーと云われていますが果たしてどれ程のユニットなのか実験を行いながら試聴しました

マグネットは17000ガウスもある強力マグネットで現代のスピーカーでは考えられない強力なアルニコマグネットを採用しているのは脅威でもある。

AXIOM−80もオリジナルとレプリカタイプが存在しますが、今の時代良質なオリジナルを手に入れることは至難の業かも、

ヤフオクで時々AXIOM−80が出品されていますが、ユニット単体で30〜40万ぐらいで落札されているのを見ますといかにこのユニットの人気があるのか伺えます。

良質なオリジナルが手に入らなければレプリカになりますがこのレプリカも曲者で、外観はAXIOM−80と同じ作りですが音質的にはまったく違います。

またオリジナルの場合も初期型、後期型が存在する事がわかりました、

私が所有していますAXIOM−80は1950年代の初めのユニットですから完全な初期型になります。

今までステントリアン、ワーフェデール、グッドマン、パイオニア、コーラル、ヴァイタボックスなどのフルレンジユニットを使ってきましたが、スピーカー遊びはフルレンジが一番面白いのとボックスに入れれば即鳴るのが魅力でしたが、フルレンジ程上手く鳴らせないユニットはありません。

オーディオはフルレンジ派もいればマルチ派もいます。あるマニアが云っていた事ですがマルチを追求して鳴らしている時に俺は音を聴いているのか楽を聴いているのか自己不信に落ちいって最終的にフルレンジに戻したと云っていましたが、確かに3Way、4Wayの大型ホーンを使ったスピーカーの音を聴いていますと歪感の少ない良い音に聴こえますがじっくり聴きますと音の定位がバラバラで一つにならないのと楽器や人の声を聴きますと音像が大くなり不自然感は拭えません。

音楽を楽しむと考えたらフルレンジ型やコアキシャルスピーカーが自然体で音楽が楽しめる。どちらも一長一短があるからオーディオは面白いのではないだろうか、


 早速ですが私なりにAXIOM−80の使いこなしになりますが、良いスピーカーほど簡単には鳴らない、特にこのユニットは箱を選びアンプを選ぶ傾向があるのがわかった、


試聴のシステム

プレーヤー ヤマハGT−1000
トンアーム GRACE G−565ロングアーム
カートリッジ オルトフォンSPU−GとSL−15E
昇圧トランス ゼンハイザー 1950年代のヴィンテージトランス

ブリアンプ マランツ#7

WE−300Bシングルアンプ、メトロアンプ

試聴レコードとCD ビバルディのバイオリンソナタその他


以上のシステムでの試聴になります。


全体で聴くAXIOM80は高域の透明感は見事なのだがいかんせん低域の量感が薄くバランスが上に持ち上げた音になる。

シングルアンプの場合はトランスの磁化の影響で低音が出にくいのかも
これは300Bアンプが悪いとは思えない、


 答えはこのスピーカーにはシングルアンプは合わないではないか、

250リッターのボックスを使っても低域不足は不満が残るが、中高域の音色はロンドンウェスタン系の特徴のある個性のある音で、巷ではこのスピーカーの虜になるのがわかる。

音色を一言で云うならセピアカラーの音とHMVの蓄音器に近い一種独特のサウンドと云える。

特にバイオリン、ピアノの響きと音色は特筆すべき良さが感じ取れる。

ケフェレックのバッハのピアノ曲はスピード感のある付帯音の付かない切れ味の鋭い日本刀のようなサウンドだが、長い時間聴いていると低域不足の不満が見え隠れしてくる。


 次に VAITAVOX の DU−120 に切り換えると、中高域はほとんど同じ音質と音色だが低域から中低域にかけてAXIOM80では出なかったふくよかさが出て品位の高さで差が出た、

低域の量感は25pユニットでは難しいかも知れないが、AXIOM80 は VAITAVOX に劣らず品位の高い音でタンノイ、アルテックでは味合う事のできないマニアを虜にするサウンドだが、大編成のオーケストラの場合は口径が小さい分無理の様な気がするが、ジャズトリオをかけるとあのクソ喧しい一般的なジャズサウンドとは違うしっとりとしたコクのあるサウンドに変身する、

ジャズもボーカルもグッドだが低域がもう少し出れば文句なしだ、

またバッハなどの室内楽、器楽曲を聴くとこれ以上望む必要がないぐらい味のあるサウンドになる。

サブバッフルを取り付けての試聴


メトロアンプで鳴らすAXIOM80


 WE−300Bシングルアンプで鳴らしたAXIOM80だが、このユニットを使っている方は良質のアンプを繋いで鳴らされていると思うが、プッシュプルアンプを使うとどんな音になるのか、早速アンプを交換して再度試聴を試みた、

 このメトロアンプは前回のコラムで紹介したトランスは

米国製のシカゴ・スタンダード(スタンコア)トランス
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html


を使った自分では最高のアンプと思っているが、AXIOM80はアンプを選びトランスまでも選ぶスピーカーでこんな気難しいユニットは聞いた事が無い、今回は出力管はGECのKT−66に交換しての試聴になる。

接続後最初に出てきた音はWE−300Bでは出なかった低域の量感が豊かになり中高域は刺激のない味のあるサウンドでピラミッドバランスに変身したのは驚きであった、

やはりこのユニットはシングルアンプでは簡単には鳴らないことを痛切に感じた、


多分このサウンドこそ本来のAXIOM80のサウンドかも知れない、

AXIOM80はダブルコーンのため高域がきつくなるのが当たり前ですが、このメトロアンプではトランスの影響で長時間聴いていてもまったくきつくならずに疲れない、

その後 VAITAVOX に切り換えて試聴したが、好みとしては VAITAVOX のが自分には合うように思えるのと、VAITAVOX の DU−120 は日本には10セットぐらいしか入って来なかったスピーカーですからある意味 AXIOM80 より貴重に感じる。

 最後に色々切り換えて試聴したがどちらが VAITA か AXIOM80 かわからなくなってきた、どちらも特徴のあるロンドンウェスタン系のサウンドでよく似た音には間違いない、


 最後にAXIOM80を上手く鳴らすには

容積の大きなボックスで

材質はフィンランドパーチ、米松合板辺りを使い

吸音材を調整しながらバスレフでの使用がベスト、


またアンプはプッシュブルが適合で出力トランスは有名なトライアッド、ウェスタン、シカゴ、スタンコア辺りを使用すれば本来の AXIOM80 の良さが出てくるような気がしますが

国産のトランスを使ったマニアが作った自作のアンプではまずは簡単に鳴らないことをご報告しよう、

名ばかりの国産のトランスでは AXIOM80 の良さを十分に引き出すのは難しいのと世界の名器に対して失礼である。


あとがき

 今回はAXIOM80を取り上げての試聴でしたが私個人に云わせると巷で云う名器とは思わないのと、このユニットは価格がべらぼうに高くなってしまったがそれだけの価値は無いと思うが、AXIOM80 に恋こがれた方なら価格の問題ではない、

AXIOM80もそうだが長年英国スピーカー遊びをしてきた私ですから特別凄いとは感じなかったが、一般的に見ればこのユニットも名器の一つかも、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-035.html

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第12回 グッドマンスピーカーの音と英国ヴィンテージスピーカー
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html


グッドマンを鳴らす真空管アンプ

 グッドマン3Wayを鳴らすには現代の半導体アンプでは鳴らない、
このようなヴィンテージスピーカーは真空管アンプで駆動するのがベストである。
このスピーカーに合わせて試作した出力管は、チェコで生産されていたKRのPX−25ナス管

 いよいよグッドマン3Wayシステムのユニットを実装しました、
ネットワークは予め製作しておきましたのでスピーカーシステムは完成、


グッドマンスピーカーの音

 グッドマンスピーカーとアンプを接続して少しづつ音量を上げてみる、
出てきた音は言葉では言い表わせない音である。
アメリカのスピーカーとはまったく違う音である、

一言で言うと地味な多少暗さを伴った響きで個性の強い音色でもある。
ホーンスピーカーなのにホーン臭さがなくアルテックのA5、A7とは明らかに音作りが違う、

この答えではグッドマンスピーカーは理解できない、
ここで比較対照できるスピーカーがなければ答えにならない、

 皆さんがお持ちのタンノイスピーカーと比較してみた、

比較対照は私の友人が愛用しているタンノイのオートグラフで内蔵ユニットはモニターシルバーである、

勿論部屋もアンプ違うから絶対的な評価ではないことを付けくわえさせていただきたい、

 タンノイのモニターシルバーの音は上質な木作りのコンサートホールの響きでゆったりとして雰囲気を大切にした音、

それに対してグッドマンは宮殿のホールで聴くエレガントな響きになる、

タンノイもグッドマンも同じヴィンテージスピーカーである以上は音の傾向として似たような色感だ、どちらも優劣を付けられないレアなスピーカーでもある。

タンノイもグッドマンも音の共通点は品位があり中域に厚みとコクをプラスした音になっている。(これが英国の伝統あるサウンドなのか?)

現代のタンノイスピーカーはこれに多少繊細感がプラスされ、上も下も伸ばした音になっているが人によっては中域がうすいと言う人もいる(この部分が日本人好みかも)

音のコクとか味は少なめな感じで料理で言えば薄味的な印象と感じとれるが、タンノイが好きなマニアなら気にもならない、
タンノイもグッドマンも同じ英国製ですから極端には音の方向性は違わない、
なぜだろう?

ヴィンテージマニアにこの点を指摘したら

「タンノイはグッドマンにOEMで作らせていたから似たような音」
「タンノイもグッドマンも同じである」

と言われる

「やっぱり」昔も今も同じなのか、そう考えると必死にタンノイを探さなくてもグッドマンでも十分ではないか、

 同じグッドマンでもAXIOM−80を聴いたことがあるが、多少高域が煌びやかになるぐらいで大きな差はないが、過去に聴いた記憶を紐解いてこちらの3Wayタイプと比較すると、中音ホーンの抜けの良さや緻密さではAXIOM−80とは異なる音色です。

 グッドマンはもう過去の古いスピーカーになってしまったが、今このスピーカーを聴くと現代のスピーカーとは見劣りは感じられないぐらい良いユニットなのだが、一般的には手に入りにくいのとユニットを実装して音楽を楽しむマニアが減少したのも原因ではなかろうか、

中古ショップに出ているグッドマンもあってもAXIOM−301か80ぐらいでその他のユニットはあまり見かけない、売れた本数が少なかったかも知れない、

VITAVOX,DU−120

VITAVOX(ヴァイタボックス)は戦前からある有名なスピーカーでロンドンウェスタン直系のスピーカーメーカーと聞いている。

シアター用が専門ですが家庭用にも素晴らしいシステムも出していました、
特に有名なのはVITAVOX191コーナーホーンとバイトンメィジャーがあります。

191コーナーホーンはタンノイのオートグラフと二分するぐらい素晴らしいのが特徴で、家具の調度品にはピッタリ当てはまるデザインでもあります。

昔私がエレクトロボイスの3Wayでオーディオを楽しんだ時に京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」にこの191コーナーホーンが鎮座してあった、
音は芳醇な響きで非常に奥ゆかしく鳴っていたのを記憶しています。

この音を初めて聴いた時「オーディオは聴かせてくれる音」これこそ自分が求めていた音だったのかも知れません、

その夢は30数年経っても忘れられないぐらい私に強烈なインパクトを与えてた、
VITAVOXと聞くだけで私にとっては未体験な音に感じる不思議と謎の多いスピーカーである。

今回ご紹介するDU−120はVITAVOXではコアキシャルスピーカーユニットで、このタイプ以外にDU−121もあるが、こちらはフェライトのマグネットの 2本しか発売されなかった、

VITAVOX DU-121の仕様 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/du-121.html

VITAVOX 製品一覧 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html


このスピーカーの詳細を少しご説明します。

ユニットは多分1950年の後半から1960年の前半に発売されたもので、マグネットは大型のアルニコマグネットを搭載、ツィーターは特殊なポリエステルフィルムの振動板になっておりツィーターの音だし部分はアルミのパンチングで保護されている。

クロスオーバーは2000HZで低域側をカットせずにそのままスルーになっている、

ネットワークはコンデンサー 1本だけで高域のみのカットになっています。
この時代の同軸はネットワークを使用せずにコンデンサーのみでのカットが結構ありましたが、私に言わせればケチな方法と思う、本格的に使うならネットワークもアッティネーターも必要ではないだろうか、

その点タンノイのユニットは高いだけあってしっかりしているが、あのネットワークを収容してあるケースがプラモデルのイメージと重なるので少しマイナスだ、

 ヴァイタボックス12インチのコアキシャルスピーカーでフレームをよ〜く見ますとタンノイのモニターレッドによく似ています。

マグネットは強力なアルニコマグネット

 スピーカーユニットの中心にツィーターが飛び出している。
ツィーターの振動板はポリエステルフィルムで珍しい振動板でもある。


 マグネットカバーにVITAVOX−DU120のシールが貼ってある。
スピーカーからの引出し線は私が一部改造した部分です。


ヴァイタボックスの音

 グッドマンのウーファーを外してこのユニットを実装しての試聴になりました、

出てきた音は「何んだ!こりゃ〜」
こんなスピーカーの音は今まで聴いたことがない!
ひどいのも限度がある、

低音がまるでなく中高音はカミソリを振り回したような鋭い響きで音楽を聴くには耐えないスピーカーではないか、

これがVITAVOXの音なのか!今回の購入は大失敗かも?


言葉が出ない絶句である。

昔はエレボイのスピーカーで苦汁を味わされて泣かされた経験が蘇ってきた、
このスピーカーこそ名器ではなく迷器であるが、考えようによっては良いスピーカーこそテクニックと苦労が必要ではないだろうか、上手く鳴らせば感動ものであるが今の時点では落胆の言葉がぴったりだ、


DU−120の改造

 このスピーカーを宿らせるにはこのままの状態では不可能のなで大手術が必要だ、病院に行ってユニットに点滴を打てば治る問題ではない、手術をすればきっと当時の音が必ず宿るはずの気持ちで早速改造に取り組んだ、

改造はこれに合わせたネットワークを自作するのとボックスを新たに特注で作ってもらう事、吸音材の量を調整しながら耳で確認する方法しかない、
ボックスはグッドマンは米松合板を使用していたから、今回はフィンランドバーチで作っていただくことに決定した、


改造後のVITAVOX.DU−120

 ボックスが完成してユニットを取り付けて音だしで固唾を飲んでヴァイタの音を待った、

出てきた音は最初に聴いた音とは似ても似つかない実に渋い音である。

この時代のスピーカーの開発者は多分この世にはいないと思う、
このスピーカーの本当の音などは私にもわからない、
知っているのはスピーカーの開発者と当時携わった方だけだと思う、

何十年も前のスピーカーに使用してあるカットオフ用のオイルコンデンサーははっきり言って塵である、オイルコンデンサーが当時の状態を維持しているはずはない、

こんな塵コンデンサーでもオリジナル崇拝者は使っていると聞く、
はっきり言って良い音を出す以前の問題では・・・・

これはアンプにも言える、

私に言わせればビンテージアンプもそうですが今の時代からすればパーツはすべて当時の状態ではないのにマニアはオリジナルを尊重している、
これは一種の宗教のようなもので不思議なマニアが沢山いる、


グッドマンスピーカーとの比較

 同じ英国の伝統あるスピーカーなのに音の傾向はずいぶんと違う、

グッドマンはどちらかと言えばふくよかさが前面に出ていたが
このヴァイタボックスはより古典的なドライな音色を持っているが
ボックスの材質も違えば容積も違うから「これがヴァイタの音だ!」とは断言できない、

クレデンザ、HMV、ウェスタンと発展してきた音響技術の延長線上にあるような大変地味な音で、かの有名な191コーナーホーンの音に似た奥ゆかしく暗い響きを伴っている、

大橋氏が日記に書かれた「石作りの教会で聴く音」と表現されていますが的を得た答えだと思う、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html


3. 中川隆[-7663] koaQ7Jey 2017年5月16日 07:39:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名古屋 名曲喫茶フィガロ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html

VITAVOX CN−191で鳴らす喫茶「フィガロ」
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html

オーディオマニア、音楽マニアも一目置く英国VITAVOX社のCN−191コーナーホーンシステムを使ったクラシックがメインのミュージックカフェ「フィガロ」を紹介します。


  今まで沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶、ヴィンテージショップやマニア宅で色んなシステムを聴かせて頂きました、

遠い昔京都の「ヤマトヤ」で聴いた VITAVOX の CN-191 コーナーホーンまた東京は吉祥寺にもありますクラシック専門の音楽喫茶「バロック」でもこの CN−191 コーナーホーンを聴きましたが本来の VITAVOX サウンドとは程遠く中々このスピーカーを上手く鳴らすのは難しい、

真空管アンプなら何でもなると思ったら大違い、このスピーカーはアンプを選びトランス、球まで選ぶ大変気難しいスピーカーシステムだ、


店内の全体の様子
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img39_02.jpg

スピーカーはヴァイタボックスCN−191コーナーホーンが左右に鎮座しています。ヴァイタの横にあるのが珍しいRCAの電蓄で1930年代
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img39_03.jpg

男の隠れ家「ミュージックカフェ・フィガロ」

 中部地方にも沢山のジャズ喫茶、音楽喫茶がありますが今回ご紹介する音楽喫茶「ミュージックカフェ・フィガロ」はオーナー自らオーディオマニアでもありレコードマニアでレコードは3000枚所有とのこと、

また此処のオーナーで夏目店主は音楽も好きでオーディオも大好きな気さくな店主ですから是非行かれてオーディオ談義、音楽談義をされることをお薦めしたい。


 

ここのシステムは凄い

 メインシステムがヴァイタボックス CN191 コーナーホーンでここで鳴らされているヴァイタサウンドはおそらく日本ではトップクラスのサウンドでこのようなシステムが名古屋にあるとは気が付きませんでした、

以前のコラムでご紹介したジャズ喫茶 DAYS もヴァイタボックスのコーナーホーンでしたが同じヴァイタでもこんなにも違うサウンドでフィガロは特にクラシックがメインですがお客様のご要望で歌謡曲ありジャズあり勿論自慢のアナログレコード及びCDを持ち込んで聴かせてくれます。


プリアンプはマッキントッシュ20とマランツ#7を使っている。
モノラルはマッキントッシュでステレオが#7を使い分けている。
下側にマランツ#9が2台あります。
https://www.facebook.com/442145122649162/photos/pb.442145122649162.-2207520000.1475212762./442156832647991/?type=3&theater

プレーヤーはガラードの301が2台でモノラル用とステレオ用
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img39_05.jpg

フィガロのシステム

 メインシステムはヴァイタボックス 191コーナーホーンですがこの隣に設置してある1930年代の HMV蓄音機と同じ1930年代のRCAの電蓄、

 プレーヤーはガラードの301が2台、モノラル用はSMEのアームにオルトフォンのモノラルカートリッジとオルトフォンのアームに同じオルトフォンのSPU−Aが実装されている。

 アンプはすべて真空管アンプでプリアンプはマランツ#7とメインアンプは同じマランツの#9が2台すべてオリジナルとのこと、

MCカートリッジの昇圧トランスは夏目マスターは秘密と云っていましたが私が見たところ一般のアナログマニアでは聴けない WE製○○○○を使って昇圧しているがこのようなシステムを揃えたレベルの高い喫茶店を私は見たことも聞いたこともない、

フィガロのサウンド

私が訪問した時ヴァイタボックスからシゲティのバッハ無伴奏が流れていました、一聴してこのサウンドはロンドンウェスタン系の渋い枯れた音でバッハを聴くならこの音しかない、それだけ素晴らしいサウンドで欠点が中々見当たらない、

またこのお店の雰囲気がヴィンテージシステムにピッタリで壁には色んなアナログレコードのジャケットが並べられている。

トータルで考えるとマランツ#7と#9の実力が発揮されているようだ、


ヴァイタボックスのサウンドこそ英国を代表するサウンド、

タンノイが英国サウンドと云われるが本当の英国サウンドはタンノイではなくこのヴァイタボックスとグッドマンではなかろうか、

私の所有しているヴァイタボックス DU−120 と比較しますと低域の量感は38センチのウーファを使っているためスケール感には差が出るが家庭で使うには30cmの DU−120 で十分である。

ウェスタンエレクトリックの 555 ドライバーを使ったシステムはどちらかと云えばクレデンザの蓄音機の延長線上にある音だがヴァイタボックスはロンドンウェスタンの流れを組む HMV 蓄音機に近い独特な響きは素晴らしい、


次に聴かせて頂いたのは英国の 1930のHMV蓄音機、

レコード盤はすべてSP盤であるがこの音は電気臭くなく先ほど聴かせて頂いたヴァイタボックスによく似たサウンドで蓄音機なのに音圧レベルが高く遠くまで音の浸透力には脅威に感じる。

このようなサウンドを聴かされると現代のハイエンドオーディオは歪み感のない綺麗なサウンドだが必ず飽きが来るはずだ、

特に現代のハイエンドは上も下も伸ばしたため中域が薄くなりがちで不自然に思う、


HMV 蓄音機を聴かせて頂いた後は1930年代の RCA の電蓄だ、

また特に良かったのは美空ひばりの子供の頃のSPレコードでこの歌声を聴くとタイムスリップしたような錯覚にとらわれる。


是非仲間やご夫婦で訪問してください。店内は広いですから時間をかけてヴァイタボックスサウンドや HMV蓄音機の音楽性豊かなサウンドを満喫できます。

フィガロは日本でもトップクラスのサウンドを聴かせてくれますからY下のブログを読んだと云っていただければすぐに打ち解けると思います。

それとここで飲むコーヒーは美味しいですよ、
カウンター越しに夏目マスターとオーディオの話も良し、音楽の話も良し、ゴルフの話も良し、


またフィガロから車で10分ぐらいの所に本山の交差点を北に行きますとジャズ喫茶 DAYSもあります。

同じヴァイタボックスでも音の系統は違います。
二つのヴァイタボックスが聴けますからこちらも訪問すると面白いかも


あとがき

 今回はミュージックカフェフィガロをご紹介しましたが、今まで色んなシステムをマニア宅、ジャズ喫茶などで聴かせて頂きましたが、マニアなら一度は聴きに行くべきです。

マランツ#7とマランツ#9の組み合わせは極上でまったくもって不満は感じないがメインアンプは西部電気の300Bより英国製の直熱3極管を使って良質のアンプで鳴らしたらより英国サウンドが満喫できるように思える。

勿論出力トランスはパートリッジならグットだ、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-039.html


4. 中川隆[-7662] koaQ7Jey 2017年5月16日 08:25:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アンティーク・オーディオが聴ける店 _ 長野県小布施 JAZZ喫茶 BUD
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/209.html


オーディオ装置
 
プレイヤー:ガラード製フォノモーター301シルバー
メインカートリッジ:SPU A  
アーム:オルトフォン RM309 
トランス:618A  618B 
RCA:BQー2B(カートリッジ:バリレラ) 


プリアンプ:ウエスタン 120B/EQ×2  132A×1   
メインアンプ:ウエスタン 124E×2 SP

 
スピーカーの箱:アルテック A-7用フロントロードホーン型BOX  
ホーンドライバー:ヴァイタボックス S2(ダイヤフラム/ジュラルミン)  
ウーファー:ヴァイタボックス AK156  
ネットワーク:ウェスタンのオイルコンとトランス


小布施に戻り、蔵を改装したJazz喫茶「Bud」を訪ねる。

こちらもアルテックのA7?とJBLランサーにウェスタン初期のアンプ、ガラードのターンテーブルという構成。

ただしアルテックの中のユニットはバイタボックス社製に代え、ネットワークも新調した由。

こちらのご主人はJAZZ−Audio喫茶の主人らしく煙草・子供お断りの札を表に堂々と掲げていらっしゃる。

ウェスタンのアンプは東京の知人から譲り受けたそうで、調整もその方が再々やってきて為されるそうだ。

Miles の“Someday My Prince will Come”が夏の暑い午後をあらためて思い起こさせるように気だるく薄暗い蔵の中に流れていた。
http://windypapa.exblog.jp/3336970/


2013年8月17日 (土) 小布施のbud

ルー・ドナルドソンを皮切りに、ブルーノート1500番台を次々掛けてもらう。品が良く、中音が張り出し、ベースの弦のはじけ、太鼓の皮の表現は実に見事と言うしかない。

マスターからスピーカはヴァイタボックスのユニットをa7箱に入れた、と聞きあの有名なウーファーak157,ドライバーs2,ホーンcn157だな。
更にネットワークをウエスタンに変えてから音が激変したと言う。

勿論駆動アンプはウエスタンでこれが小布施budの音の屋台骨である。このシステムを構築された方はウエスタンの専門家と聞くが、まさにウエスタンの魔力に支配された音は、真の意味でjazzオーディオなのだろう。


我が街清水から260km離れた北信濃、ここに上質のjazzを聴かせるカフェが存在するコト自身奇跡とも思えるが、jazzを愛するマスターと支えるママさんの日々努力の賜物でした。
http://ampvenus.cocolog-wbs.com/blog/2013/08/post-4606.html

長野in小布施 COFFEE&Jazz BUD最高でした! 2013/11/9
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/10416138.html

今回お邪魔した長野県上高井群小布施町に有るJazz喫茶店です。

小布施町は色々見る場所が有り 栗が名産の様で栗のお菓子が沢山ありました。

また 北斎館や高井戸鴻山記念館など歴史的人物に縁の有る地です。


今回のジャズ喫茶 BUDの場所は、 味噌屋さんの隣の蔵です。

(少し判りにくい場所です。)

中は・・・・とんでもないモノが・・・・・

http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=2

50cm以上は有りそうなターンテーブルのレコードプレーヤー。

http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=7


http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=9
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=10
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/GALLERY/show_image.html?id=10416138&no=11


実際見るのは初めてなんですが 有るところには有るんですね!!
そして マスターの許可を頂いて撮影しました。

本物は感動モノです。

そして、メンテナンスも専門家に依頼して完璧な状態を保っているそうです。

実際レコードを聴かせて頂きました。

もう別世界の次元ですね。

言葉では表現できません。

やはり伝説のWestern Electricですね。

目の前で演奏しているような錯覚さえ感じました。

生々しい演奏が 今でも頭に残ってしまいました!

さて、これからの音作りどうしょう・・・(^▽^A・・・

これから、まだまだ悩みそうです(笑)

(今回 奥方も同伴でしたが、この音に聴きほれていました様です。)


コメント


いや〜、これはスゴイと言うか、マジ過ぎですね!
ジャズ喫茶さんと言うと、どちらもシステムには拘りがある様に見受けますが、
(写真でですけど(笑))
この様なシステムは見た事がありません・・・。
これなら、ホントに『陶酔』出来そうな予感が(笑)
2013/11/9(土) 午後 10:53 [ HIR ]


ここは 予定外のコースなんです。
偶然ホテルの地域案内地図を見て発見しました、
建物は普通の蔵で中は天井が高く 教会を思わせる感じでした。
(この空間がマスターのこだわりで 音が上に昇って降りてくる外国の教会の音をイメージされたようです)
そして とんでもない機器が御出迎え(笑)

自分のイメージはベイシーを想像して、JBLを何でドライブしているのか見たくて来ましたが・・・・
入店して、まさか昔の幻シアターシステム有るとは思ってもいませんでした。
何時でも聴いていたかったのですが、次の予定時間が有ったので
1時間位で店を出ましたが、今度一人でゆっくり聴きに来たいですね(^▽^)
2013/11/10(日) 午前 6:20 [ Mr JKO ]

あ〜! 凄〜いWestern Electricじゃないですか!
プリウスさんが見たら・・・よだれを○○滴たらしそうです。
一度聴いてみたいですね(^^ゞ
2013/11/10(日) 午前 6:20 [ 006師匠 ]


こんなに大きなターンテーブルのプレーヤーって在るのですねぇ〜
初めて聞いたし、勿論見た事もありません。
Western Electric製のアンプも同様です。
スピーカーはA5ですか?
2013/11/10(日) 午前 6:45 [ amk**mjm ]


まさか今回の旅行で聴けるとはラッキーでした。
でも あれを聴いたら今までの音は・・・考えさせられますね
やはり 今回の音は幻と思って 自分なりの音を探します。
2013/11/10(日) 午前 7:07 [ Mr JKO ]


自分もこんなのは初めて見ました。

この機器は全て業務用(プロ仕様)の様です。

しかし、これが自然においてあると何かレトロで御店のインテリアにもなるし 落ち着いた雰囲気でよいです。

スピーカーシステムは A5ではなく箱がA7でユニットは別だそうですが 詳しく聞いても無知な自分にはわからないので聴きませんでした(^▽^A・・・

でも、音の違いはだれでもわかるくらい明確です。
外を歩いている人が 生演奏と勘違いして入ってくるくらいですから(笑)
2013/11/10(日) 午前 7:18 [ Mr JKO ]


こういう店で思うことは下世話ですが「珈琲いくらだろ?」です(爆)
機器自慢はもろにコストに跳ね返りますからね〜こんな超ド級じゃ怖くて(苦笑)
2013/11/10(日) 午前 8:28 エディ

フレンドコーヒー・カフェオレは550円でしたよ
豆は 神戸からマスターのこだわりで 鮮度保つため品質の良い豆をこまめに注文しているそうです。
コクがあって美味しいコーヒーでしたよ(笑)
2013/11/10(日) 午前 8:51 [ Mr JKO ]

これは・・・WEですか。
数百万?桁が違う?
ラッキーでしたね(^^♪
2013/11/10(日) 午後 8:30 やまちゃん


オリジナルのままでメンテナンスされて現役バリバリ
真空管1本が 桁ハズレです。
詳しくは

http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/cat_9731.html

で検索すると使っている機器わかりますよ。
本当に素晴らしい音で聴かせて頂きました。
また、ゆっくり聴きたいですね。
でも、凄いの聴いてしまうと何かショック大きいですね(笑)
2013/11/10(日) 午後 9:28 [ Mr JKO ]


小布施にこんな素敵なお店があるのですか、まったく知りませんでした。(涙)
長野に行くときによく行くのですが、竹風堂か桜井甘精堂ばかり。
次回長野に行くときには、絶対行ってみます。
2013/11/11(月) 午前 11:12 [ 音楽ふぁん ]


桜井甘精堂と小布施駅入り口の中間に穀平味噌醸造場が有り、その奥にBUDが有ります。
月火曜日は休みの様です。
多分 長い時間聴いていられますよ(笑)
2013/11/11(月) 午後 3:07 [ Mr JKO ]


偶然 地元の案内地図で発見して まさかとんでもないモノ見てしまいました。
あの音聴いてしまうと 考えさせられますね!
良いモノは参考になりますが この音は別物です。
参りました(^▽^A・・・
2013/11/11(月) 午後 6:38 [ Mr JKO ]

自分の今回 偶然入った御店なんです。
スピーカーA-7 機器はWesternをはじめ 局用プレーヤーなど 見たことのないシステムでした。
この店でコンサートあるようです。
2013/11/12(火) 午後 9:43 [ Mr JKO ]

いやぁ〜、凄い機器たちですね〜。
自分も、一度はバドに行って聴いてきたいですね〜。
あるところには、あるもんですね。
びっくりしました(笑)
2013/11/14(木) 午後 8:15 [ クフィル ]

本当にびっくりしましたよ!
偶然入った店なんです。
でも 聴いてしまうと 悲しい現実が待ってます(^▽^)
自分に幻だと言い聞かせています(笑)
2013/11/14(木) 午後 10:43 [ Mr JKO ]
http://blogs.yahoo.co.jp/dkwbw587/10416138.html


5. 中川隆[-7659] koaQ7Jey 2017年5月16日 10:59:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名曲喫茶 バロック ヴァイタボックス 191コーナーホーン

東京都 武蔵野市 吉祥寺本町1-31-3 みそのビル2F

TEL : 0422-21-3001

営業時間12:00〜22:00
定休日 火曜日・水曜日

お隣はあの有名なジャズ喫茶メグです。
https://www.youtube.com/watch?v=lf6UmMV4s_s
https://www.youtube.com/watch?v=4uyepE06oUc
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92180-0004+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%AD%A6%E8%94%B5%E9%87%8E%E5%B8%82%E5%90%89%E7%A5%A5%E5%AF%BA%E6%9C%AC%E7%94%BA%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%93%EF%BC%91%E2%88%92%EF%BC%93+%E3%81%BF%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%AB/data=!4m2!3m1!1s0x6018ee4762707117:0x92939d03945df01f?hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwj_lvLHnvPTAhUMh7wKHWXbAEgQ8gEIJTAA


さまよえる吟遊詩人さんの口コミ 40代前半・男性・茨城県 2011/03訪問

吉祥寺といえばかつてはJAZZ喫茶が盛んだった場所。

今回取り上げるバロックには並んで Meg という、これまた有名なJAZZ喫茶があり、もう何十年もここへ通っていた。

オーディオが売り物だったが、ロクな音で鳴っていたことはなく、いつも帰りには入店したことを後悔していた。

ある時、入店前から以前の記憶が蘇り、ふらっとバロックの扉を開けたのは、割と最近の事。

席に座ってびっくりした。

『ここいい音ですね』

わざわざ吉祥寺まで出向いて、うんざりしていた自分は何だったのか?

『会話はできません』 は入り口に告知があり、当然かも。
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/dtlrvwlst/B118445717/?use_type=0&smp=1

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第20回 by Y下

先日東京都は武蔵野にあります吉祥寺の音楽喫茶バロックに行ってきました


吉祥寺の喫茶バロックの音

 喫茶バロックは全国的に有名なクラシック音楽を聴かせる私語禁止の老舗の喫茶店ですが、此処で使用されているスピーカーは私も愛用しているヴァイタボックスになります。

ここのヴァイタボックスは191コーナーホーンになり、同じヴァイタボックスの愛用者としての親近感もありどんな音で鳴っているのか私自身非常に興味がありました。

問題の音であるが、あくまで私の主観ですが、残念ながら本来のヴァイタボックスとは程遠い音になっていた

音は別として店内の雰囲気感は音楽喫茶の老舗を感じる貴重なお店でこれからも長く続けてほしいものである。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-020.html

武蔵野市吉祥寺のバロックはジャズ喫茶メグの隣にあります。

奥に見えるのがVITAVOX CN191コーナーホーンSPです。個人的には昔日の憧れのSPでした。今聴いてみると高能率で音離れはいいが、歪っぽく感じます。

駆動系もネットワークも問題ありの感じがします。こちらもSPケーブルは長いです。ソースはLPオンリーの様子です。やっぱりレトロを売りにした音で、私がこのSPを所有したら全く違う鳴らし方をすると思います。SPの潜在能力はありそうです。
http://audio.nomaki.jp/meikyoku2/

197 :名無しの笛の踊り:2009/09/08(火) 21:32:48 ID:EO6vPwWu

バロック行ったけどねぇ・・・
曲と演奏者がLP時代で止まってるし、LPのコンディションも酷いよ。

750 :名無しの笛の踊り:2010/12/26(日) 21:25:41 ID:ilE5byCk

バロックは感じも良く、SPも良いので良い名曲喫茶と思っていますが、
私にとっては少し音量が大きいと感じておりました。
現在はどうでしょうか?


751 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/26(日) 23:07:21 ID:P9Q2E+fA

あの煩さは難聴の年寄り相手だから仕方がない

752 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/27(月) 01:17:52 ID:FR2MgLFD

中村数一店主が存命健在の頃は今よりも凄かった。
年末のフルヴェンの第9は、年に一度の耳の大掃除と呼ばれていたものじゃ。


202 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/09(水) 17:01:12 ID:QZD+NYT2

バロックはママがすごくいい人。

開業した御主人は亡くなってしまったから、再生装置もレコードも更新されていない。 
そのまんま。 更新したくてもできないし、勝手にしたくもないというお気持。

だから、時間が止まったみたいになってしまった。
不思議な店なんだよ。


570 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/19(土) 16:12:00 ID:om1poo2e

御主人(故人)がやってらした頃から知っているが、機器の更新ができなくなってしまったのが痛いな。 御主人はクラシック・ファンと言う以上に、オーディオの専門家だった。 東芝から脱サラしたような話を聞いた事がある。

映画館のPAをいくつも手掛けられたとか。
ヴァイタヴォックスに魅せられたのも、ずば抜けた能率の良さから。

電気食い虫みたいな低能率のスピーカーは、どんなに良い音がしたとしても軽蔑していらっしゃった。

571 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/20(日) 01:43:14 ID:6SrrdJWa
>>570
ご主人がいられた頃の音をぜひ聞きたかった・・
しなやかなLPの音を聴きたくて今年3月訪問したのですが。

574 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/26(土) 22:08:40 ID:kJiydDll
>>571
LP盤でしか聴けない秀逸な録音は認めるが、竹針で引っかいたような音は聴くに耐えない。


576 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/29(火) 15:19:17 ID:k60yAC7u

ババアと取り巻きには、最高の音に聞こえるらしい。

590 :名無しの笛の踊り:2010/07/04(日) 14:53:20 ID:xo9MiroT
>>576
>ババアと取り巻きには、最高の音に聞こえるらしい。

「バロック」体験のなかでも重要だと今でも評価していること一つが、
SP盤の針音の向こうの音楽が「美しい」と感じられたことだよ。

「音じゃない、音楽の精神を聴け」というのが親父さんの口癖だった。

LPの音の更新は止まってしまっているのだろうが、逆に録音音楽史の中でも最高級にドイツ音楽が表現意欲を持った時代の音楽が、収集されてそのまま維持されている事が重要なんだよ。

416 :楽興の時[age]:2010/03/11(木) 15:41:21 ID:+pelnDej

吉祥寺の名曲喫茶バロックでLPを楽しみました。
いやいや素晴らしい音ですねビックリ仰天です。
フルトヴェングラの再生では東西最上でしょう。

ヴァイタヴォックスCN191、チューブ式プリ/メイン(直熱三極管PW)
ガラード、SPUで何れも最高のコンディションで鳴るのですから当然と云
えば当然です。

しかしこの音、この水準を維持する技術は大変なものです。素人では決して
出来ません。どなたがなさっているのでしょうねぇ?

LPコレクタで有名な江夏さんとこの音と比しても勝るも決して劣ってはい
ません。なんせ奏者の気迫がストレートに伝わってくるんですから。
これはヴァイタボックスの中音域の密度が異常に濃いためで優れたアンプの
成せる技です。(江夏さーん、勉強になりますよーっ!!)

そうそうウェイトレスさんは若き上品な美しいお嬢さんです。
こんな喫茶店が未だ存在することが奇跡に思われてなりません。

417 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/12(金) 02:28:28 ID:AqGP65D/
>>416
ガラードとかSPUとかよくわかるね。
訊ねてみたの?


418 :楽興の時[age]:2010/03/12(金) 13:43:39 ID:VnWXSTWv
>>417 
いえいえAMP室はガラス張りで見れば誰にでも判りますヨ。

ちなみにSPはヴァイタヴォックスとタンノイ(レクタンヨーク)の2系統、ターンテーブルはガラード/SPUとテクニクス/エンパイアの二組、主としてLPのプレス時期や状態で使い分け、同様に5系統の真空管AMPもそれぞれの特徴を旨く使い分けてされています。

実は私、その昔これらを設計製作されたご主人(故人)に音楽再生の妙を手を取り足を取り教えて頂きました。例えば回路よりもコンストラクション、ワイアリングの重要性を教わったものです。

そんなことよりも本物の音楽は1920年代後半から30年代前半のシェラック盤にこそ残っていること。因みにブッシュSQ、エレナゲルハルトの歌曲に心底仰天したものです。
いやいや話が横道に反れました。


419 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/12(金) 19:22:42 ID:dQL46EhM

コンストラクションと回路の違いがわからん


424 :楽興の時[age]:2010/03/13(土) 11:23:10 ID:4RxzJsBz
>>419 
回路とは当然アンプのそれを云います。中村氏はウェスタン系がお好みでした
水準を越えた回路であれば音決めの決定的要因の一つがアンプのコンストラクションです。即ちマテリアル選択も重要ですがシャーシ上の配置、取付手段で音がコロコロ変わります。回路図変更以上に例えばシャーシ内の配線引き回しで鳴ってくる音楽そのものが変わってしまいます。これをバロックのご主人様から教わりました。


287 :名無しの笛の踊り:2009/11/26(木) 00:29:24 ID:PdSYFSB5

京都の柳月堂はそれなりに評価してるけれど、
東京の吉祥寺「バロック」こそが名曲喫茶の最後の砦だと思う
http://unkar.org/r/classical/1241706537

 今や“ジャズの街”というイメージが強い吉祥寺。しかしその昔は名曲喫茶が数多く立ち並び、また文化的な街としても知られていた。かつては大岡昇平の小説にちなみ「武蔵野夫人的街」とも称され、金子光晴などの文豪らも、この街で育った。

 クラシック音楽鑑賞店「バロック」は、そんな吉祥寺に、昭和49年に創業。
以来、隣に店を構えるジャズ喫茶の雄「MEG」とともに親しまれてきた。

しかし時代の流れに伴い、次第に街の様相は変化。吉祥寺は若者の街へと変わり、周辺のエリアも歓楽街へと変貌していった。名曲喫茶が次々と店を閉める中、「バロック」は「吉祥寺を守りたい」という強い信念のもと、往時と変わらぬスタイルで、この街の文化を守り続けているのだ。

 店の流儀は創業当初と変わらず。座席は、まるで教室のように、スピーカーに向かって同じ方向に並べられている。もちろん私語は厳禁。読書や書き物をしてもいいが、自分のリクエストがかかっている間は、それもご法度。ほかの街の名曲喫茶が、次々と私語解禁するなかにあって、あくまでも往時のスタイルを踏襲し続けている。偏屈な店と思う人もいるかもしれない。しかし“あの頃”となんら変わらない店の存在に、心癒される大人達は多いのだ。

 真空管のアンプは、先代のマスター中村数一氏が手作りしたもので、やわらかな音色が特徴だ。

店内にはイギリス製のスピーカーが2組あり、かける曲によって使い分けている。

たとえばエルマン愛奏曲集のような、繊細でやさしい調べには、タンノイを使用。

一方、オーケストラのレコードをかける際には、ヴァイダボックスを使い、迫力の重層的な音を楽しむ、という具合だ。

アナログレコード特有の温かみのある音色は、自宅の小さなステレオで聴くのとは比べものにならない。まるで空気が震えるような臨場感溢れる音で、演奏家の息遣いまで聞こえてくるかのよう。ここに来れば、至福の音楽に包まれ、ひとりになることができる。大人の秘密基地のような一軒。


1.それぞれの曲の特徴に合わせ、「タンノイ」と「ヴァイダボックス」を使い分けている。

2.劇場などで使われていた真空管を用い、先代マスター中村数一さんが手作りした真空管アンプ。

3.レコードは6000枚ほど所蔵。その時かけているレコードは、ホワイトボードで確認できる。持参したレコードをかけてくれることもあるが、レコード針を守るため、スプレーなどの薬剤を使用せず、ガーゼで手入れしたレコードのみの対応。

4.ブレンド800円。追加注文は半額で。創業以来変わらぬ豆を使っている。水はNASAでも使用しているという浄水器を通しており、やわらかくまろやかな味わいが魅力。

5.現在店を守るのは、先代マスターの奥様、中村幸子さん。彼女を慕って通うお客さんも多い。
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/baroque.php

 名曲喫茶「バロック」 

 吉祥寺駅東口から線路沿いに西荻窪方面に戻る。ヨドバシカメラ裏手横丁の一角にこのお店はある。隣は存在しながらも既に伝説となっているジャズ喫茶「MEG(メグ)」。

 バロックは最近ラジオで「お客様に厳しいお店」という事で取り上げられた。その伝統は今も続く「会話禁止」。開店当初、先代店主・故中村数一さんは大人しく勉強をしていた学生を「音楽を聴かないのならお代は返すから帰ってくれ!」と言って追い出したという。

 だが頑固ばかりではない。当時人気だった指揮者カラヤンを嫌いと自称するお客のリクエスト。ベームだと嘘を言って、カラヤンのLPをかけてわかるかどうか試したり。ネジで動く旧型蓄音機がどうして音が出るのか聞かれた時に「中に電気装置が隠してあるんです」ととぼけたり。店を「バラック」と呼んでいての茶目っ気たっぷり!

 月に一回開くSP(CDでもLPでもない!)コンサートは厳しかった。ただ漫然と物理的に「聞く」のではなく、神経を集中して音楽を「聴け」が口癖。聴衆が集中していないと「もう今日は一曲もかけないから、帰れ!」と追い返されたり。

フルトヴェングラーの信奉者だったが「フルヴェン」ばかりを聴いても駄目だとも。そして評論家や雑誌の請け売りをもっとも嫌った。

「それは、ホントにアナタ自身が考え抜いた意見なのか? どこかの引用を自分の意見だとしているだけじゃないのか」

とよく追及されたのを思い出す。 魅力的な個性の持ち主にはこのような誰の真似でもない独自の自己表現スタイルがあるものだ。

 タンノイとヴァイタボックス・真空管スピーカーから大音量で聴くLPレコードの音色は格別。珈琲800円は高いと思われるかもしれないが出入り自由。昔は珈琲一杯で一日いた若者が少なくなかった。

「会話禁止」だが、2代目幸子さんは優しいので勉強や読書は大目に見てくれる。開店以来の「自由帳」は百冊近くに。小生も「フーテンの虎」名でたまに投稿中。

 何かに行き詰った時。名曲喫茶で巨匠の古典音楽を無心に聴いてみる。先程まであんなに拘っていた事が、大した問題ではなかったと気づく時がある。名曲喫茶は自分を見つめ直す道場かもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/tokizawa2004/e/7acd94bb92cf458d5ab9646671118529


バロック〔吉祥寺 喫茶店〕


吉祥寺駅北口、線路沿いに新宿方面に戻り、はらドーナツの向かいの小路を入って右側2階「バロック」コーヒー800円をすすりながらクラシックにひたります。吉祥寺の名曲喫茶といえば、学生時代からレンガ通りのコンチェルトには何度か足を運びましたが、1974年創業のこちらのお店には未訪問のままでした。

一応一階にサインが出ているものの、同じビルにはジャズのライヴハウスやカラオケパブも入っていて、外観は全然喫茶店らしさがありあません。しかし、一度扉を開けると、中からレコードの重厚な音が聞こえてきます。私語は厳禁と貼られている横にはフルトヴェングラー協会の会報が置かれていたりして。由緒正しい名曲喫茶ですね。大きな真空管アンプとヴァイダボックス・タンノイの2組のスピーカー。椅子はスピーカーに向かって正面または90度に配置されています。

店内は十分明るく、堅苦しくはないもののどこか凛とした空気もあります。先客なし、スピーカー正面近くの席につくと、飾られてる花の香りが漂ってきました。ガラス越しの隣のスペースにLPがずらりと並んでいて、その脇にターンテーブルも見えます。ガラスのところに、今流れているLPのジャケットがディスプレイされ、脇にホワイトボードで曲目が表示されていて親切。また、カザルスやリヒター、ジャクリーヌ・デュ・プレといった往年の名演奏家たちの写真やLPが飾られています。

席に近づいてきたのは、今お店を仕切られている先代マスターの奥様。淹れていただいたコーヒーは香り豊か。コーヒーと一緒にオレンジ色の注文票を置いていかれますが、これがリクエストカードになっています。ちょうどかかっていたイ・ムジチの演奏するヴィヴァルディの四季が終わり、奥様が

「なにかおかけしますか?」

といらっしゃいました。普段は勝手に流れてくる曲をのんびり聴くのが好きなのですが、ぜひ何かリクエストしてほしい、という雰囲気(^^; そこでちょっとひねってフランスものを何か、と言うと、奥様はロマン派のLPリストを持ってこられて、

あまりないのですが、、

と(名曲喫茶で流れているのはドイツものかバロックが断然多いですからね)。そこで、ドビュッシーとラヴェルの弦楽4重奏曲を探すと、いやいやけっこう揃ってるじゃないですか、、ということでカペー4重奏団の1928年の録音をリクエスト。1928年といえば、ドビュッシーが没してまもなく、ラヴェルはまだ存命中です。

ノン・ヴィヴラートの響きと随所で使われるポルタメントに1920年代のニオイを感じるけれど、モノラルとはいえ音はくっきりと浮かび上がるのは、タンノイのスピーカーならでは、なのかな。くっきりした音像のせいか作曲者、演奏者双方の鬼才ぶりがよくわかります。曲が終わって、奥様が「なかなかこういう曲をおかけする機会がないのですが、いい演奏ですね」とニコニコおっしゃいます。そして「こういう演奏にはやはりタンノイがいいですね」。すみません変化球のリクエストで。でも、奥様も音楽が本当にお好きなことがよくわかる一言でした。

オーケストラの再生にはヴァイダボックス、と再生システムを使い分けてるという芸の細かさ。800円のドリンクはやや高いけれど、気張らずクラシック音楽に没頭できると思えばリーズナブル。もう1曲、バッハの管弦楽組曲をのんびりと聴かせていただきました。また時間があるときに、ゆっくり訪れたいと思います。ごちそうさまでした。
http://w-shinjukulunch.seesaa.net/article/354740500.html


Capet String Quartet - Debussy String Quartet
http://www.youtube.com/watch?v=zXnO_VAoZic
http://www.youtube.com/watch?v=2T2rpquspTQ
http://www.youtube.com/watch?v=UARKc0q8SDw


Capet Quartet plays Ravel
http://www.youtube.com/watch?v=M1d4N60d6Oc
http://www.youtube.com/watch?v=C9mp6LxUTKA
http://www.youtube.com/watch?v=01rjd72nTTU
http://www.youtube.com/watch?v=tXSYCIfAWGo




吉祥寺のクラシック喫茶 バロック 2013.05.10


吉祥寺のバロックといえば、クラシック好きならいったことのある人も多いと思います。

僕も、大学時代から行きつけていました。

久々にお店いくと、何と、「禁煙」の札が入り口に!
時代の趨勢には勝てませんなぁ

「あら、お久しぶりじゃない、あなた」
「おばさん、禁煙になっちゃんたんですか?」
「そうなのよ、ごめんなさい、外で吸ってね」

いわゆるクラシック喫茶は、音楽を楽しむのが第一義なので、会話とかは厳禁。

ストイックな感覚は、初めて訪問する方にはちょっときついかもしれません。

このお店の特徴は3つあります。

1つ目はその音。

装置の方は‥
亡くなられたご主人お手製の真空管アンプが何台も鎮座しています。

スピーカーはヴァイタボックス。
サブはタンノイのモニターゴールド。
ターンテーブルはガラード401。


音は中々武骨。
音が太くて艶っぽい。繊細さを求めるより力感重視といった趣です。

典型的にソースを選ぶ風で、

リヒターのマタイをはじめ、カンタータ等はのきなみ素晴らしい。

昔からいいなぁと思ってリクエストして聴いているのが、

バックハウスとVPOのベートーヴェンの第一P協、
オイストラッフとクリュイタンスのベートーベンV協、
フランソワとフレモーのショパンの第二P協、

この辺りは、音が図太くて、まさに「生きている」というサウンドです。

一方、?というのもあります。


他にモノラルの室内楽の往年の名盤もいい感じです。
例えばバリリ四重奏団やウラッハのクラリネット等は、滋味溢れる音が楽しめます。


特徴の2番目は珈琲の味が抜群な事。

僕はサイフォン派なのですが、ここのブレンドは豆をたっぷり使い、
甘味を含むコク、薫りは絶品だと思っています。もちろんサイフォン式。
いつもおかわりを2杯たのんでいます。

特徴の3番目は奥様です。
この方を見ていると音楽が好きなんだなぁとしみじみ思います。

大学時代、リクエストした曲を聴きながら試験勉強をしていたら怒られた事があります。

その時はカザルストリオの「大公」だったと記憶しています。

「三本松君。あなたね、自分でリクエストしたんでしょ!
ちゃんと聴きなさいよ。神様の音楽に対して失礼だと思わないの!」

その時は正直、ビックリしました。何で怒られなきゃいけないのよと。

内心、フザンケンナ、こっちは留年するかしないかの瀬戸際なんだぞ!

と思いましたが、良く考えてみれば、当然なんですよね。

ある時は、見たこともないような高級チーズをお土産にもたされたり‥

ちなみに今日は、デュプレとバルビローリのエルガーをリクエストしましたが、
イマイチ音が来ませんでした。

むしろ、その後にかかったフルトヴェングラー&VPOの「田園」が素晴らしかった。

昔からの馴染みのお客さんがリクエストしたのですが、ヴァイタボックスにピッタリの音で、「こんなにいい演奏だったっけ?」と思いました。

夕方と言う事もあってか、結構お客さんが入っていたので嬉しくなりました。

おばさん、まだまだ頑張ってもらわないと!
https://teikokusoken-cojp.ssl-xserver.jp/?QBlog-20130510-1


6. 中川隆[-7657] koaQ7Jey 2017年5月16日 12:53:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2013年 03月 16日 思い出の名曲喫茶“バロック”
http://jbls9500.exblog.jp/18762038/
http://jbls9500.exblog.jp/19339633/
http://lace-leaf10.rssing.com/chan-6367261/all_p60.html


東京に住んでいるときに、毎週のように通った場所です。
クラッシック喫茶“バロック”です。

看板・ディスプレイは20年前からまったく変わっていません♪
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=19339633&i=201305%2F06%2F96%2Ff0247196_15453292.jpg

内部も“まったく”変わっていません♪
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=19339633&i=201305%2F06%2F96%2Ff0247196_15455516.jpg
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=19339633&i=201305%2F06%2F96%2Ff0247196_1546933.jpg


20年前と何も変わっていません。細部にわたっても何も...

ある意味凄いとおもいます。

オーナーにもお会いできましたが、20年前より元気になられたような...

メインスピーカーはヴァイタボックスCN191コーナーホーン

サブでタンノイのレクタンギュラーヨーク


300Bプッシュプルアンプ 211シングルアンプなどなど
何種類かの真空管アンプで駆動してくれました。

クラッシック 特にフルトヴェングラーの再生に関しては夢のような音を奏でてくれるシステムです♪

タンノイも古い録音を美味しく再生します。
これを原音というと...大きな疑問がありますが感性に訴える素晴らしい体験ができます。


珈琲も抜群でした♪
サイフォンでいれるその珈琲は絶妙な味わいで、 私には再現不可でした。


沢山の事をここで学びました。
http://jbls9500.exblog.jp/18762038/

名曲喫茶“バロック”から学んだこと@ 2013年 03月 16日
http://jbls9500.exblog.jp/18762081/

名曲喫茶バロックから多くのことを学びました。

当然メインがこのスピーカー
http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=18762081&i=201303%2F17%2F96%2Ff0247196_820346.jpg

ヴァィタボックスCN191コーナーホーン


ウーハーが見えない...ユニットが見えない...

今までの自分の体験ではまったく想像できないものでした。
しかし、本当に美しいモデルです。

その音は素晴らしいの一言♪

特にフルトヴェングラーに関しては“最高♪♪♪”といえる表現でした。

リクエストもフルトヴェングラーが多いのは納得できますね。

年末にフルトヴェングラー/バイロイト祝祭Oの第九のコンサートは最高でした♪

今は広島に住んでいるのですが、東京に住んでいる方がうらやましいです♪

是非一度伺ってみてください。
http://jbls9500.exblog.jp/18762081/

東京のクラシック喫茶 バロックのレクタンギュラーヨーク
http://jbls9500.exblog.jp/23082802/

ここで再生されるこれ(エルマン愛奏曲集)などは...

http://jbls9500.exblog.jp/iv/detail/?s=23082802&i=201410%2F08%2F96%2Ff0247196_15545931.jpg

最高の音を私に与えてくれます。

良質な蓄音機で再生される音を何度も聴きましたが、それに迫る音です。
以前ここで記事にしましたよね♪

ここのシステムの事を書きますが、

ほとんどのソフトはヴァイタボックス CN191コーナーホーンで再生されるのですが、室内楽やSP復刻盤 小編成の声楽などはヴァイタボックスでは大柄になりすぎ、しらけてしまいます。

それに味が薄くなりますね。

そこでのタンノイが活躍します 

これで再生するとこれらの音楽は素晴らしく生きます 
勿論独特の癖が付加されているのでその音に支配されてしまいますが...

これらのジャンルには究極のスピーカーなのですが、
まず初期型の箱とユニット それも程度のいいものを探そうとすると
軽く3桁は超えると思われます。
http://jbls9500.exblog.jp/23082802/


7. 中川隆[-7656] koaQ7Jey 2017年5月16日 12:57:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名曲喫茶“バロック”の音については評価が大きく分かれますが、“バロック”の装置はフルトヴェングラーのレコードを上手く再生する様に特別に調整されているのですね:


クラシックの核心 片山 杜秀 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%BF%83-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%BE%E3%81%A7-%E7%89%87%E5%B1%B1-%E6%9D%9C%E7%A7%80/dp/4309274781


「フルトヴェングラー」の章では「音は悪くてかまわない」と、小見出しがあって次のような記述があった。(137頁)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」

オーディオ的にみて興味のある話で、そういえば明晰な音を出すのが得意の我が家の JBLシステムでフルトヴェングラーをまったく聴く気にならないのもそういうところに原因があるのかもしれない。

通常「いい音」とされているのは、端的に言えば

「分解能があって奥行き感のある音」

が通り相場だが、指揮者や演奏家によっては、そういう音が必ずしもベストとは限らないわけで、そういう意味ではその昔、中低音域の「ぼやけた音」が不満で遠ざけたタンノイさんだが、逆に捨てがたい味があるのかもしれないと思った。

「いい音とは」について、改めて考えさせられた。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9426791e31fc7636d184b63f894b6d3f



8. 中川隆[-7655] koaQ7Jey 2017年5月16日 13:37:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「感動は 最初の一度だけ 」 クラシック喫茶 「バロック 」 (吉祥寺 )で教わったこと
2013 05.09  スケルツォ倶楽部 Club Scherzo
http://scherzo111.blog122.fc2.com/blog-entry-275.html


フルトヴェングラーの「シューマン 第4交響曲 」
https://www.youtube.com/results?search_query=Schumann++Symphony+No.+4++Furtwangler+
http://www.nicovideo.jp/search/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%80%80%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC4%E7%95%AA%20%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC?track=nicouni_search_keyword


 吉祥寺は、私 “スケルツォ倶楽部”発起人が、高校時代から 焦燥の浪人生活一年 を経て 四年間の大学生時代を通し、いずれも その通学途上の「寄り道 」ポイントのひとつでした。

 それから四半世紀もの時間が経過するうち、私自身の住まいも生活圏もJ.R.中央線沿線からすっかり離れ、今では ここを訪れることも 実は 殆どありません。

 すっかりご無沙汰にもかかわらず、この駅で降りれば 足が向く方向は 決まっています。

 それは ― 老舗のクラシック名曲喫茶「バロック 」です。


 喫茶「バロック 」は、私が高校生の頃から 時々訪れては、幾度となく 静かな時間を過ごさせてもらった、忘れられない場所のひとつです。

 強烈に記憶しているのは、訪問する頻度も高校時代より少し増えた、大学一年生の時の思い出です。


▼ 1982年

 大学に入って初めての前期試験を無事に終え、帰宅すれば 明日から夏季休暇という 精神的にも開放感に満ちた午後、いつものように 吉祥寺駅で途中下車した私は、ひとり「バロック 」に向かいました。

 季節は夏でした。

 店内に来客は他になく、閑散とした静かで涼しい席に坐って、顔見知りのウェイトレスさんに アイスコーヒーを注文すると、まさにちょうど 一枚のレコードが 新しくプレイヤーにかかるところでした。

 「演奏中 」のレコードが掲示される定位置 − すなわち厨房とホールを隔てているガラスの向こう側 − には、フルトヴェングラーの「シューマン 第4交響曲 」という 渋い一枚が。

ロベルト・シューマン作曲 交響曲第4番 ニ短調

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

音 盤:ドイツ・グラモフォン
録 音:1953年 イエス・キリスト教会

 私には 大指揮者フルトヴェングラーに対する思い入れは 特になく、これは 初めて目にするレコード・ジャケットでした。

 当時すでに19歳でしたが、私は シューマンの交響曲は タイトルがついてる 「春 」「ライン 」以外の 2曲を まだよく知らない頃で、恥ずかしながら、第4番を聴くのは この時が初めてでした。

 馴染みの薄い名曲を初めて聴くというのに、こんな古い録音では イヤだなー と、正直 その時は 心の中で思いました。

 「バロック 」店内に 昔から鎮座しているイギリス製 ヴァイタヴォクス Vitavox のスピーカーからは、レコードの外周を 針が最初にトレースする音 − それはまるで 巨大な線香花火が 四方へ ばちばちと火花をランダムに飛び散らせるような、豪快なノイズ − が 聞こえてきました。

 けれども シューマンが始まった途端、その音楽の物凄い求心力に 私は 無理やり両耳を引き寄せられてしまったのです。

 1953年のベルリン・フィルの弦セクションすべての − ヴァイオリンもヴィオラもチェロもコンバスも − 楽器にぴんと張られている弦の一本一本が、演奏者たち自身の血管であり、そこには どくんどくんと血が通い、激しく脈打っていることが判りました。

 ひとつの音楽を奏でることを目的に ベルリン・フィルのメンバー全員は、恣意的なフルトヴェングラーの棒(タクト )につつかれ、転がされ、弾(はじ )かれ、ひとつの有機的な楽器と化して 鳴り響いていました。

 最初から その音楽は まったく弛緩することなく、気づいたら あっというまに第一楽章が終わってしまいました。信じられないことですが、感覚的には それは 本当に一瞬のことでした。

 続く二つの素晴らしい中間楽章を経て、やがてクライマックスの終楽章を目指して 音楽はひたすら駆け昇っていました。そう、足元は険しい山岳地帯であるにもかかわらず、そこではシューマンが遺した聖句を 熱烈に伝えることを託された演奏家たち全員が 一斉に同じ方向に顔を向け、足取りも確実に、歩幅も大きく、音楽の頂上を目指して ただひたすら勇ましく邁進する姿を描いています。

 しかも そこで フルトヴェングラーは 容赦なく さらなる加速を指示するではありませんか。すでに もう十分に ここまでのプロセスで 興奮の極みに達していた 私にとって、さらに登り切ったその頂上で 炸裂するように光り輝く 眩しい第四楽章が 遂にその姿を現した時の 内心に沸き立った高揚感は 筆舌に尽くせませんでした。

 はい、この時 私は 間違いなく「感動 」していました。

 これは 何と素晴らしい曲、また何と説得力ある演奏であろうか、この日まで これほど心を動かされた演奏には 出会ったことがない、とさえ思いました。

 「感動 」は、その日の帰り道、まだ若かった私を クラシックのレコード店へと走らせました。新しく知った、このシューマンの 交響曲第4番という名曲を レコードで手元に置いておかなければ なりません !

 しかし その日、レコード・ショップには フルトヴェングラーのレコードはなかったので、代わりに たまたま店頭在庫があった 比較的新しいステレオ録音の国内盤L.P.を 買い求めて帰宅しました。

 けれども それが誰の指揮で、どこのオーケストラだったか、レーベルさえ記憶していません。なぜって、貧しい学生だった私が 大枚 はたいて購入したにもかかわらず、そのレコードの演奏内容ときたら − 「バロック 」で体験した 素晴らしいフルトヴェングラー盤の感激とは 似ても似つかぬ、まったく生ぬるい ふやけた演奏だったので、これに激しく失望、若かった私は 腹立ちまぎれに 翌日すぐに 中古盤店へと足を運び、その一枚を 未練もなく 手放してしまったからです。


 さて、当時まだ19歳だった私は、この失敗(? )を振り返って、こんなふうな考えに至りました。

 きっと私は シューマンの4番に「感動 」したのではなく、実は フルトヴェングラー / ベルリン・フィルの演奏に「感動 」したのだ、と。だから 同じレコードからでなければ、あの「バロック 」で味わった「感動 」を 追体験することは出来ないのだろう。そうだ、あのレコードを探すんだ !  

 若かったです。 J.R.中央線沿線にあるレコード店 & 中古盤店をしらみつぶしに通い続けた挙句、少しばかり時間を要しましたが、たしか国立駅のディスク・ユニオンに「バロック 」で聴いたのと同じレコード = フルトヴェングラー / ベルリン.フィル(1953年、グラモフォン)盤をようやく見つけ、中古で購入することができました。

 大喜びで 自室にこもり、愛用のパイオニア70年代型セパレート・シスコン(笑 )で思い切りの大音量で鳴らしてみましたが・・・ 

何故か 最初に味わった時の高揚感が 訪れてくれません。

こんなはずではないのに、と思いながら聴き続けます。

第4楽章の主部に突入する直前の盛り上がりは 素晴らしく、あの夏の日の午後に「バロック 」で耳にしたレコードと たしかに同じ演奏である という記憶は鮮明でしたが、しかし、私の耳は、あの日に感じた 同じ「感動 」のエクスタシーに浸ることは、許されなかったのです。

 当時まだ19歳だった私は、ここで さらに考え込みました。

 きっと、あのときの「感動 」は「バロック 」だけでしか味わえないものなのだ。
そうに違いない、よし 試してみよう・・・ って、今 思えば、もはや病気かも(? )です。

 再び「バロック 」を訪れた私は、逸(はや )る心を抑えつつ アイス・コーヒーを注文するより先に フルトヴェングラー盤で「シューマンの4番を! 」リクエストしました。けれど・・・

 若かったです。 当然のことですが、やはり 最初に聴いて感じた あの陶酔は、二度と訪れなかったのでした。

 ただ、初めて フルトヴェングラー盤で「シューマンの4番 」を聴いたときに、その第1楽章で、さらに第4楽章の主部に至る序奏部で、ここで 自分が「感動した 」という記憶を 「思い出した 」だけでした・・・。


▼ 現在 (2013年 )
 
 ・・・でも、さすがに 今の私であれば、もう すでに悟りを得ています。

 そうです。「感動 」とは 極めて個人的なものであり、そして 常に一度だけしか訪れないものであるということを − 。
 
 ある意味で、音楽の「感動 」とは、それまで未知だった 価値の高い作品や演奏、あるいは 解釈と、初めて出会うという「体験 」、その「驚き − サプライズ 」や「衝撃 − ショック 」に似ています。

しかし それは、最初に出会った 一度限(き )りのもの なのです
( 一度限りで 空中に消えてしまう生演奏 = ライヴの価値が高い理由も、まさにそこにあるわけですが )。

 ある音楽を 聴いた体験が どれほど大きな「感動 」を生んだとしても、その素晴らしさを 認識してから もう一度 同じ「感動 」を 期待して 二度目を聴いたとしても、それは「すでに知っているものを再確認 」する行為に過ぎないのです ( 但し、一度目の邂逅において気づかなかった要素、部分、見落としていた工夫などを、二度目以降に接した結果 そこで「初めて 」気づき、発見する − というレベルにおいての「感動 」は “あり”と思います )。

 たしかに フルトヴェングラー / ベルリンフィル による 1953年録音「シューマン:第4交響曲 」は、たいへん素晴らしい、多くの優れた要素を含む 価値も高い歴史的名盤です。

 しかし、だからといって それは、誰が、いつ聴いても、何処で聴いても、何度聴いても、常に繰り返し「感動 」を得られるような 便利なスイッチ ではないのです。

 それは、考えてみれば 当たり前のこと。だって、「感動 」とは、音楽作品の側に存在するものではなく、音楽を享受する人間の心の側にしか起り得ない現象である、という、そんな基本的なことは、スケルツォ倶楽部会員の皆さまなら どなたもご存知の真実です。

 たとえ いかなる「歴史 」も、過去に一度しか起きたことがなかったように、個人レベルの「感動 」も また 実は同じです、決して 二度と 起きません。

 思えば、 村上春樹の小説「ノルウェイの森 」の登場人物 直子が、主人公である ぼく(ワタナベ君 )との 身体の交歓によってエクスタシーを感じることができたのは 最初の一回限(き )りだけのことで、それを 彼女自身も悩んだ末、あれは「何かの加減で一生に一度だけ起こったこと 」だったなどと、振りかえるところに なんだか 象徴性を感じてしまいます。

 また、中井正一の「歴史の聖なる一回性 」という有名な言葉も思い出しました。「一期一会 」の本質も まさにそこにあると思います。はい、今の私なら よく わかっています。

 ・・・で、ようやく 話は 本文の冒頭まで 戻ってまいりました。


 この5月のゴールデン・ウイーク期間中の休日の午後、私は本当に久し振りに吉祥寺「バロック 」を訪れました。

 ・・・店内に入ると、そこは ずっとあの日のままでした。

 月並みな表現ですが、ここでは本当に 時間が止まっているのです。この貴重な空間は、まるで真空パックで保存されてきたようです。

 厨房の奥からは 「バロック 」のオーナーさん(女性 )の 優しい声が聞こえました。

「何か、リクエストはありませんか? 今なら すぐに入りますよ 」

私は ほとんど無意識に これに応じていました。

 ・・・いいえ、もはやフルトヴェングラーのシューマン4番を リクエストしようなどとは 思っておりません。あのすばらしい演奏は、もうすでに 一度 ここで「体験 」しました。私にとっては、過ぎ去りし「歴史 」です。

 お店に備えつけの蔵盤台帳を開くと、最初に 偶然目についた 一行を、なんとなく反射的に受け入れていました −  ディヌ・リパッティ。 1943年から1950年頃までの録音を集めたEMI盤があるらしい・・・

 ああ、これがいい − 「すみません、リパッティ 聴かせてください 」

バッハ:主よ、人の望みの喜びよ リパッティ(ピアノ) - ニコニコ動画GINZA
http://www.nicovideo.jp/watch/nm9009322

 なぜ この一枚を選んだのか、自分でもわかりません。

 白血病で夭折した 若き天才ピアニストの 悲劇的な生涯について、何かで読んだことがある程度の認識です。その死の2か月前に録音されたという「感動的な不滅の記録 」とまで呼ばれる、有名な「ブザンソン告別リサイタル 」盤にも、不幸なことに 好んで聴くというほどの思い入れはなく、一体どんな演奏だったか、俄かには思い出せない、実は そんな情けない私です。

 ホント 恥ずかしながら告白しますが、リパッティを 意識して聴くのは、初めてのことでした。

 スクラッチ・ノイズの 包み紙をひらくような針音の中から、目に見えぬギフトが 静かに姿を現わしていました。古いピアノの音が、「バロック 」の 決して高くない天井いっぱいにまで 満々と満ちあふれ、こぼれます。

 J.S.バッハ「主よ、人の望みの喜びよ 」  − バッハでスタートするとは 予想していなかった私にとって、これは 完全な 不意打ち で、思わず「あっ 」と声を上げていました、その素晴らしい一撃の 驚きのあまり。

 相当古い録音であるにもかかわらず、ピアノの音の粒 ひとつひとつが たった今 磨き上げられたばかりのようにつやつやと光る、なんと 美しい演奏でしょうか。

リパッティ名演集(EMI) Dinu Lipatti

ディヌ・リパッティ(ピアノ )名演集から

Side A
1.J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
2.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ ホ長調 L.23
3.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ ニ短調 L.413「パストラーレ 」
4.ショパン: 舟歌 作品60
5.リスト: ペトラルカのソネット 第104番 〜「巡礼の年 」第2年より
6.ラヴェル: 道化師の朝の歌 〜 組曲「鏡 」より
音 盤:EMI、 録 音:1943、1947、1948、1950年

 タンノイ Tannoy のスピーカーからは、想像していたよりも 遥かに力強いタッチで リパッティが ピアノを打鍵する音が降ってきます。当時の録音技術でも これほどまでに繊細な音色を再現し得るのか − 。

 時間が止まっている この不思議な空間「バロック 」に、また こうして再び訪れることができて、ああ、本当に良かった − と思いました。

 心をこめて、どうもありがとうございます。

 数十年ぶりに、私は「再び 」 一度限(き )りの「感動 」を、ここ「バロック 」で得ました、それも わずか 一杯800円のコーヒー代だけで・・・ !

「素敵な音楽を ごちそうさまでした 」
お支払しようと 厨房に声をかけたら、記念にと お店のマッチを 頂きました。

http://blog-imgs-53.fc2.com/s/c/h/scherzo111/BAROQUE.jpg

 このイラストのモデルは、店内の真空管アンプを手作りされたという、伝説の初代マスター 中村数一さん でしょうか ?

 今度 また吉祥寺に行ける機会があったら、訊いてみようと思ってます。

 クラシック喫茶「バロック 」! ああ、いつまでも ずっと この懐かしいお店が オープンしていますように・・・
http://scherzo111.blog122.fc2.com/blog-entry-275.html

フルトヴェングラーについては

作曲家フルトヴェングラーとは何であったのか?_ 宇野功芳 樂に寄す
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/482.html


9. 中川隆[-7653] koaQ7Jey 2017年5月16日 15:09:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ここはオーディオを止めちゃったのかな?


群馬県 コーヒーハウス むじか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/518.html


珈琲専門店 CoffeeHouse むじか
http://www.musica-cafe.com/
http://tabelog.com/gunma/A1001/A100101/10010724/

 
群馬県佐波郡玉村町上福島1153番地
TEL 0270-75-5080


スピーカー

VITAVOX CN-191 Corner Horn
ウェスタン・エレクトリック WE755
ジョーダン・ワッツ フラゴン後期タイプ

バイタボックスはLP再生専用。CD再生はフラゴン。


自作真空管アンプ (出力管 WE205D)

CDプレイヤー CEC

LPプレイヤー ファイナルVTT1


小布施のジャズ喫茶 BUD 音のいい喫茶店・玉村町「ムジカ」2013年10月23日
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5166677.html

玉村町は前橋市の南隣、町の中央を利根川が流れる。
川縁に沿った静かな住宅街の細道を入ると「ムジカ」があった。

細道の南側は畑地が3段になって土手をなし、狭まった利根川の川べりへ落ちていく処で、みかん・レモンといった柑橘類の実がなり、小さくとも美味しいアーモンドまでが採れるという。


店舗は別棟で住宅の隣に建てられている。
まだ誰もいない店に入ってから、しばらくしてご主人が作業をしていた恰好で姿を見せた。
何でも先の台風の大雨で薪ストーブの煙突から雨漏りし、その点検をしていたとのことでした。


先日はバドに来ていただいた御礼のあいさつなどをしてから、ご主人はアンプに電源を入れ準備をし始めた。

スピーカーはヴァイタボックスのオリジナル。

ジャズ用は平面バッフルの755。

持参したジャズのオリジナルレコードはそのどれもが澄んだ抜けの良いで、ヴァイタボックスから響いた。

いつまでもいろいろ聴きたい心に残る演奏の音でした。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5166677.html

時がゆっくり流れる珈琲店 むじか 2011-11-19
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/7aa93e10ee2c4b9c5e06af8dbd467cbc?fm=entry_awc_sleep


ジャズ喫茶蔵人 
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/142971bb8eef79765b151c3bd14459eb
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/406.html


でこちらの店の噂を聞きました。


バイタボックス 
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html (オーディオの足跡より)

が置いてあるのだと言うので興味を持ったのです。

大体の場所を聞いたので、帰る途中で寄ろうと、この辺と探してみたが、見つからない。車を止めて、散歩している方にも尋ねても分かりませんでした。

たまたま通りかかった小学生に、 この付近に喫茶店が新しくできたらしい。知ってる? と聴いたら、 喫茶店?  怪訝そうな顔をされてしまいました。近頃の小学生は喫茶店の意味が分からないらしかった。コーヒーハウスと言えば良かったのだろうか。

今日は住所を調べて、ナビで検索して、漸く、辿り着くことができました。

      

ここはコーヒー専門店  これは何?

     蕎麦ぜんざい      茶碗(骨董品)に入れられた珈琲

地元産蕎麦(がき)ぜんざいはほんのりとした甘さ。

蕎麦がきは生臭いと思っていました。生臭いのは煎りが足りない。焦げる寸前まで熱を通すのだそうです。 

ううん。美味しい。  手間の掛かった逸品。お奨めです。


あまり聞いたことのないコーヒーの名がずらり


本日のお奨めコーヒー

ここは自家焙煎のお店です。

コーヒーは単品と、お好みの二つ種類を組み合わせたセットがあります。

とは言っても、どれを選んで良いか迷いますよね。店主はそれぞれのコーヒーの特徴を説明してくれますので、参考にすれば良いでしょう。

@タンザニア(キリマンジェロ) モンデェール農園産 Aケニア アイボリー農園産 Bマンデリン スマトラタイガー の順番で頂きました。

この順番には意味があります。オーソドックスなものから徐々に個性のある品種にと言う順のようです。

コーヒーの種類毎にカップも換えます。残り香が移らないようにとの配慮からです。

コーヒーの量が少なそう? いえいえ、珈琲カップは小さいけれど、珈琲ポッドで出されたものを適当に自分で分けて注ぐのです。

冷めないうちに頂きましょう。

コーヒーへの品質への拘りは徹底している。○○農園産と言うのが重要なのだそうです。

品種は同じでも、そこの場所(気候、標高、傾斜、方向、土壌等)に合っていなければ、良いものはできません。

お米に例えれば、コシヒカリならどれでも美味しいとは限りません。どこどこの産と指定して買っても、今年の味は今ひとつ言うのは良くあることです。

適地適木、適地栽培が大切なのです。

困ったなー 味音痴の親父は、一袋いくらの廉価コーヒーばかり飲んでいる。 コーヒーって奥が深い!

さて、バイタボックス

店の中央付近の席から

VITAVOX CN-191 Corner Horn  

ちょこんと置かれていて、壺と見間違いそうなのが ジョーダンワッツ フラゴン れっきとしたSP

バイタボックスは店の奥(コンクリート打ちっ放し)の両コーナーにでーんとありました。SPと言うより高級家具の骨董品と言う趣が強い。

バイタボックスのSPユニットは、38cmの強力なウーファーとホーンドライバーの組み合わせ。交差周波数は500hz。

構造がよく分かりませんが、内部は恐らく折り曲げホーンでウーファーにロードを掛けている。部屋のコーナーに置くのはホーンの延長として使っているのでしょう。

今度行った時にお尋ねしよう。

大型ホーンの特性上、高音域の減衰が大きいらしく、後藤のツィター(型番不明)で補っているようです。

バイタボックスはLP再生専用。CD再生はフラゴン。

この2つSPの系列は装置は全く分離されているようです。

オーディオ装置群

CECのCDプレイヤー、DAコンバータは分かるとして、他は自作品のようです。
パーツ一つをとっても高級品。

LPプレイヤー ファイナルVTT1

ステンレス?製の超重量級ターンテーブルが目に付きます。FRのダイナミックアームです。


自作アンプ

出力管はWE205D。最大出力は1W未満。バイタボックスはオールホーンの高能率タイプなので。これで間に合うのでしょう。

バイタボックスを聴いた印象ですが、奥行き感が良く出ていました。ホールトーンの余韻が美しい。ふわーっと音が浮かびます。

開発時期はモノラル時代、元々、1台で聴くものでだったのでしょう。モノラル盤を聴いてみたい。

ついつい、前の席で聴いてしまいましたが、音楽を楽しむベストポイントは、入り口付近のテーブル席だそうです。


薪ストーブ

今日は初めての火入れだったらしい。ここは高気密住宅。これ1台で建物一棟が十分に暖まりそうです。

店を閉めた後、店主はここでゆっくり、ストーブの炎を見つめながら、お酒でも嗜むのでしょうか。至福のひととき。羨ましい!


薪ストーブの遠赤外線で、そして、熱々のコーヒーで、体はすっかりぽっかぽかになりました。

窓からは長閑な田園風景  利根川の岸もすぐそこ


道案内をしたいのですが、兎に角、非常に分かりにくい場所にあります。

カーナビをお持ちの方は住所で検索してお訪ねて下さい。

店名 むじか の由来は ミュージック にあるらしい。
音楽のある珈琲専門店です。
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/7aa93e10ee2c4b9c5e06af8dbd467cbc?fm=entry_awc_sleep



10. 中川隆[-7650] koaQ7Jey 2017年5月16日 16:05:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


158 :名無しの笛の踊り:2013/10/25(金) 19:39:53.33 ID:f8/YbE4t

珈琲専門店CoffeeHouse むじか  
群馬県佐波郡玉村町上福島1153番地
http://www.musica-cafe.com/


音のいい喫茶店・玉村町「ムジカ」

玉村町は前橋市の南隣、町の中央を利根川が流れる。
川縁に沿った静かな住宅街の細道を入ると「ムジカ」があった。
細道の南側は畑地が3段になって土手をなし、狭まった利根川の川べりへ落ちていく処で、みかん・レモンといった柑橘類の実がなり、 小さくとも美味しいアーモンドまでが採れるという。

スピーカーはヴァイタボックスのオリジナル。
ジャズ用は平面バッフルの755。
持参したジャズのオリジナルレコードはそのどれもが澄んだ抜けの良いで、ヴァイタボックスから響いた。
いつまでもいろいろ聴きたい心に残る演奏の音でした。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/5166677.html

メインのスピーカーはVITAVOX CN-191 Corner Horn
ヴァイタヴォックス社が1947年に発表した最高級家庭用コーナー型スピーカーシステムです

サブのシステムとしてジョーダン・ワッツのフラゴン後期タイプがありました
http://tabelog.com/gunma/A1001/A100101/10010724/

177 :名無しの笛の踊り:2013/11/01(金) 00:54:27.83 ID:jCsqyXQX
>>151
ヴァイタボックスなら吉祥寺のバロックといい勝負?
両方聴いた人いるの?

200 :名無しの笛の踊り:2013/11/10(日) 15:38:35.60 ID:tOkVY/Ow

群馬玉村町のムジカに行ってきた。
結論的には、このスレの趣旨とはズレのあるコンセプト。

しかしいろんな意味で、超マニアックな店。
名曲喫茶としては、蕎麦が食べられたり、今日は、赤ちゃんの客も居たほどで、???

だが、凄いのは、まず珈琲の味。
これは豆の選定から焙煎方法まで、異常な拘り方。

装置も、アナログ用のヴァイタボックスは、スーパーツィターの追加で聴いたことのない繊細さ。吉祥寺バロックと同じスピーカーとは思えない。

CDは、WE755にπのリボントゥイターを➖6dbで付加した平面バッフルで、とにかくコンクリート打ちっ放しの土台に木造の特性が加わって、非常に優しく柔らかい音。

95%クラシックで、室内楽と独奏曲がお好きの様。
ロケーションも素敵だし、紳士的で優しい物腰のご主人のうちに秘めた尋常ならざるヲタぶりが見事で、関越道利用者なら立ち寄る価値あり、と観た!


202 :名無しの笛の踊り:2013/11/10(日) 19:33:36.02 ID:29HhHK0H

まぁ喫茶店内で流すなら室内楽か器楽になるわな
交響曲とか協奏曲とかゆっくりコーヒー飲んでくつろげないしw


203 :名無しの笛の踊り:2013/11/10(日) 20:13:43.69 ID:KJfhh5XP
>>200さん
 教えてください。
バロックのと同じVITABOX使ってて、バロックより高音が繊細という感じで、全体的には非常に優しい音ということでしょうか?

バロックの800円の珈琲を基準にして、そこの店にはいくらの珈琲代でも入りたい感じでしょうか?
(交通費は膨大に差があるでしょうがそこは無視したとして・・・)

あと、95%の残り5%は何ですか?  
たぶん行かないが、気になる。演歌?ジャズ?童謡?
その5%で、名曲喫茶とは呼べない判断になるかも。

 

205 :200:2013/11/11(月) 00:47:09.88 ID:zbYIEIvq
>203
大都会にあるバロックとは、何もかも異次元的に違う世界。

まず珈琲自体は比較にもならない美味さ。

音質も、ゲリー•カーのキング•スーパーアナログディスクが、午後の柔らかい陽射しのように、柔らかく優しい音で流れてきた時には、あっと思ったほど。高域が伸びているので、倍音が豊かで鼻詰まりの音にならない。

なお残り5%はジャズ。

ただ、地元ではこだわり珈琲の店として知られているようで、他のお客さん次第で、印象は変わるのでは?
とにかく私も、ヲタではない連れ合いも、期せずしてまた行きたいね、と意見一致。

206 :名無しの笛の踊り:2013/11/11(月) 21:28:54.96 ID:c50vpo8+
>>205
 203です。詳しい紹介有難うございました。5%はジャズなら許せるな。
 マイルスはちょっと、ビルエバンスやチックやキースなら無問題。
 5%にめぐり合わせることは、通常はないだろうが、1日10時間として、その5%の30分にぶつかる可能性。

 「また行きたいと思わせるところは良いですね」
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/classical/1356676426/


11. 中川隆[-7649] koaQ7Jey 2017年5月16日 16:47:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中野 ジャズ喫茶 ジニアス _ ヴァイタボックス
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/414.html

オーディオ機器


現在 中野区本町の店舗で使用しているメインシステム

スピーカー:ヴァイタボックス

アンプ
ハーマンガードン サイテーションXX
パイオニア エクスクルーシブC5

ターンテーブル:ガラード #401
アーム : トーレンス TD124

CDプレーヤー : マランツ CD94Limited
http://www.geocities.jp/sjtsunoda/jazzshop/ei-bunko.htm


ジニアス(渋谷)1977年のオーディオ・システム


●プレーヤー

・カートリッジ:特注品

・トーンアーム:東京サウンド ST-14
http://ameblo.jp/tommy-jazz/image-10421336315-10356193190.html

・ターンテーブル:Garrad 401
http://ameblo.jp/tommy-jazz/image-10421336315-10356193194.html


●アンプ
・プリ・アンプ:特注品
・メイン・アンプ:特注品


●スピーカー・システム

VITAVOX BITONE MAJOR
http://ameblo.jp/tommy-jazz/image-10421336315-10356193195.html

2ウェイ・2スピーカー・オールホーン方式・フロア型

・中高音ドライバー:S-2
・ホーン:CN-157
・38cmウーファー:AK-154
・ネットワーク:NW-500
http://ameblo.jp/tommy-jazz/entry-10421336315.html

ジャズ喫茶「Genius」(ジニアス) 2012年 3月17日

「ジニアス」は1971年の開店。
マスターは中平氏の「DIG」でジャズ喫茶を経験されたのちに「ジニアス」を開店されたそうです。

店名の由来は「The Genius of Bud Powell」からでしょうか。

スピーカーはジャズ喫茶には珍しく英国製の「ヴァイタボックス」バックロードホーン型が壁に埋め込まれて使われていました。

もう20年ほど前になるのでしょうか、中野区の中野新橋に移転して営業しています。

http://userimg.teacup.com/userimg/9304.teacup.com/kjfc/img/bbs/0000637.jpg

このスピーカーは今も健在で中野新橋の「ジニアス」で使用されています。

昨年3月に初めて行ってきました。

窓際に座ろうとしたところマスターに「こちらの方が良く聴こえますよ」とスピーカーの前の席に案内されました。

顔を見て選ばれたのか「Stan Getz Plays」が掛かりました。

その後リクエストがありますかと聞かれたので、ジョー・モレロが亡くなった後だったから D.ブルーベックの「Time Out」を聴かせて頂きました。

店には沢山のジャズ批評、S.ジャーナルのバックナンバーが置かれていました。
マッチのイラストはジャズ雑誌のお店の広告にも使われていたのを覚えている方は多いでしょう。
http://9304.teacup.com/kjfc/bbs/t4/105-110

当時もう一軒よく行ったのが道玄坂にあった『GENIUS』

随分前に中野新橋に移転されて、今でもマスター鈴木さんは、ご健在です。

特注で壁に埋め込まれたバイタボックスのスピーカーは、ここだけでしか聴けません。

(青森にある南郷ジャズフェスなどをコーデネートされている鳴海さんオーナーの
ジャズ喫茶『disk』にも、これを参考にされたバイタボックスがあります)

『disk』
http://blog.jazztime-disk.net/


ゆったりとした店内で聴くバイタボックスの音色は心なごむ。
http://jazzbourbon.blog.fc2.com/blog-entry-34.html



12. 中川隆[-7648] koaQ7Jey 2017年5月16日 17:10:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

渋谷ジニアスの頃 2004/05/27

道玄坂の右側歩道をゆっくりと上って行き、緑屋を過ぎて坂の中程まで来ると、右手に道玄坂小路が見える。小路を入ってしばらく歩き、台湾料理「麗郷」のはす向かいのビルの地下に、その店はあった。

私が行きつけのジャズ喫茶「ジニアス」(GENIUS)がその場所から姿を消してから、もう15年以上は経ってしまった。かつてこの店をはじめ、いくつかの風情のある店が軒を並べていた道玄坂小路も、今ではすっかり風俗店街になってしまった。

以前この小路に入ることで気持ちが癒されていた者にとってみれば、やはり大きな様変わりは寂しい気がする。何かの都合でたまたまこの場所に来ることがあって、派手な電飾の店が立ち並ぶ光景を見ると、長いため息が出てしまうのだ。

今では両側の壁に極彩色の電球が点滅している地下に降りる階段も、かつてはコンサートや芝居の案内のポスターなどが何枚か貼られた漆黒で地味なものだった。私は一歩一歩ごとに少しずつ店内のジャズが鮮明に聞こえてくるその階段を、ゆっくり下りていくことがとても好きだった。

店の中にはいると、正面にレコード・プレーヤーが置いてあるカウンターがあり、その背後には夥しい数のレコードが棚に整然と収まっていた。右手はコーヒーなどを湧かす厨房。左手に細長く何卓かの客席があって、突き当たりに大きなスピーカーがある。


スピーカーは特注のヴァイタボックス・バックロード、

アンプはマランツ 7 + 6CA7、

プレーヤーはガラード401


だった。私はいつも左スピーカーの真下に席を取り、コーヒーを注文してから、壁に頭を凭れて聴いた。この店での飲み物の注文の仕方は、毎回決まっていた。

ウエイトレスの女性が、少し眼を見開きいくぶん首を傾げて、無言でオーダーを聞く。私も声にならない口の動きだけで『コーヒー』と告げると、彼女は小さく頷きカウンターに戻っていく。

しばらくして、左手にコーヒー・カップ、右手にミルク・ピッチャーを持って現れた彼女は、無言で右手をほんの少し高く掲げる。「ミルク入れますか」のサイン。私が首を振ると、彼女はカップだけを置いて立ち去る。毎回同じだった。ひとつの様式だったのだ。

彼女と書いたが、実際には何人かウエイトレスの女性は変わったが、その様式はずっと継承されていた。(その中の一人に、とても美しい女の子がいた。彼女は男物のYシャツにスリムなジーンズが似合う、70年代の持つ雰囲気を凝縮したような美少女だった。現在私の店にいらっしゃっているお客さんにも、かつて半分は彼女を目当てにジニアスに通っていたという方がいて、時々その話で盛り上がることがある)

コーヒーについては、ちょっと形容しがたい独特な味だった。私はそれを砂糖もなしに胃の中に流し込み、目を閉じたり、時には訳もなくスピーカーを睨んだりしながら、毎回2時間近く座っていた。

私が店に行き始めの頃、何回か続けてソニー・ロリンズをリクエストしたことからなのだろう。皿回し(レコード係の人をこう呼んでいた)の長髪の男性Mさんは、私が行くたびにさりげなくいろいろなロリンズのレコードを、黙ってかけ続けてくれた。

彼とは一度も会話をしたことがなかったが、その心遣いがとてもうれしかった。お陰で私は、あまりみんなが聴かないような、マイナーなロリンズのアルバムを何枚か聴く機会に恵まれた。残念なことに、今ではほとんど忘れてしまっているけれど。

私は上京した次の年、75年の春頃から通い始め、店を閉めるまでずっと通い続けた。75年と76年の年末は田舎に帰らず、この店で年を越した。大晦日の日はオール・ナイトで、確か夕方6時から翌朝の6時まで営業してくれたのだ。

日が変わって76年を迎えた瞬間、Mさんがその前の年レコーディングされたばかりの、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」にそっと針を落としたこと、そして私の方に向かってかすかに微笑んだように見えたこと、これだけはなぜだか今でも鮮明に憶えている。

二十歳になったその年、私が最初に耳にした音は、キースのソロ演奏だった。

その年からちょうど一回りした88年の8月、地上げ騒動の煽りを受けて、ジニアスは閉店した。時期を同じくして、道玄坂小路の風情ある店も次々に店を畳んでいった。昭和63年、昭和最後の年だった。

その年の冬だったと思う。何かの飲み会の帰りに、変わり果ててしまった店の前を通りかかったとき、急に切なくなって

「俺たちの店を返せよ、ばかやろう!」

と階段の下に向かって叫んだことがある。けれども、そんな酔っ払いの戯言も、すぐにあたりの大音響に吸収されてしまった。

89年の5月、渋谷の店を畳んだ翌年、ジニアスは中野新橋で店を再開した。実は私はそのことを2年以上知らなかったが、ある時友人から聞かされて急いで店を訪れた。清潔なマンションの1階、明るくゆったりしたスペースで、のんびりとジャズを聴くことができる店になっていた。

紫煙が立ちこめる地下室の片隅で小さく首を振りながら、まるで求道者のように耳を澄ましてジャズを聴いていた渋谷ジニアス。マスターはいろいろと考えられた末に、「もう少し肩の力を抜いて音を聴こうよ」という店づくりをされたのだろう。

注文したコーヒーの味も、驚くほど飲みやすかった。渋谷店とのあまりの雰囲気の違いに最初は戸惑っていたが、(音量は絞ってあったものの)スピーカーから聞こえる音、マスターの選曲の妙などは、紛れもなくジニアスのものだった。

私はその後も時々この店を訪ねて、いつも一抹のさびしさと安らぎの気持を同時に抱きながら、静かにジャズを聴いている。
http://www.norari.net/bar/052704.php


中野新橋に、ジニアスという有名なジャズ喫茶があります。自宅の近くなもので私も時どきお邪魔しているんですけど、そこの名物といえば、

お店の中に、ヴァイタボックスという特注のスピーカーが埋め込まれているんです。

そりゃぁもう、壁全体がスピーカーになっていまして、その音の出る壁の真横に座って聞いていますと、ほっこりしたアナログレコード独特の微細な音のニュアンスと共にかすかに風を感じます。音を聴くというよりも身体全体で、あるいは皮膚で音を感覚するような感じになります。

ジャズ喫茶は多しといえどもこういう体験は滅多に出来ませんので、その真横席というのは大抵誰か座っています、結構その席を確保する、というのは大変なんです。
http://blog.livedoor.jp/cpiblog00489/archives/50032590.html


13. 中川隆[-7647] koaQ7Jey 2017年5月16日 17:27:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

COFFEE JAZZ GENIUS

『昼間はファミレス、夜はJAZZ喫茶』by くれよんしんのすけ 2014/07訪問


雑誌などによると、実は相当有名なJAZZ喫茶の老舗らしい

丸ノ内線中野新橋駅出口から、駅前の広い通りを左手(新宿方向)に少し歩き、神田川を渡ったらすぐ横断歩道を渡り渋谷方向(神田川の下流方向)に郵便局などがある細い通りを歩くと、中野新橋駅から徒歩5分ほどで細い通りと神田川に挟まれたコンクリートのビルの1階が「ジニアス」。入り口に黄色い縦長な看板がある

中に入ると迷路みたいに入り組んでいて、奥に座ると音楽はやや聞こえにくい

席は、4人テーブルが手前の部屋に3つ、中央のオーディオスペースに6つほどあり、あとは奥の小テーブルやカウンターの広いつくり

テーブルに座り、マスターにコーヒーを注文。値段は喫茶店にしては若干安め

昼間は家族連れやママさんグループでなかなかの賑わい。ピラフやうどんが人気のメニューのようだ。ジャズは控えめで昼間はCDやボサノバだったりする

しかしやがて夜になると、オーディオスペースにジャズに詳しそうな男性客が集まりジャズの音量も少し上がる。カウンターに置かれた演奏中のレコードをみるとかなり昔の作品が人気のようだ

喫煙は自由だが、スペースが広いためあまり気にはならなかったが、タバコが苦手な方は奥や端のテーブルがいいかもしれない

窓際から夕暮れの神田川や遊歩道が見えて中野新橋の町に溶け込んだ雰囲気が良いです

最後はカウンターでマスターに会計を済ませて退店

帰途、神田川沿いを駅へと歩くとまた来たくなっている隠れた名喫茶店です
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131903/13099826/dtlrvwlst/B57672427/?lid=unpickup_review

中野新橋「GENEUS(ジニウス)」伝説のJAZZ喫茶は意外とライトな雰囲気だった
2013年06月25日

伝説のJAZZ喫茶です。元々は渋谷にあったお店が、こちらの中野新橋に移転して既に数十年という歴史があります。

【状況】
17時半頃に1人で伺いました。

【環境】
前々から伺いたいと思っていたのですが、今回念願かなってお伺い出来ました。

住宅街の、一見何もなさそうな場所にその店はポツンとあります。看板も立って立派な門構えですが、内観が全く見えず、一見さんでは入りづらい雰囲気もあります。

店内は一般的なJAZZ喫茶に持たれるようなイメージのお店ではなく、モダンな印象すら受ける、すっきりとした内観。喫茶店というよりはカフェと言った方がしっくりときます。壁だと思っていたものがスピーカーだと気付いた時に、誰もが驚くと思います。マスターは初老の方。

店内はマスターがいる調理場が見渡せる席と、隅っこの暗くて、1人で読書に向くような席があり、それぞれで音も、居心地も変わってきそうです。

ただ、この店の良いのは常連さんがとにかく楽しそう。お喋りをするわけではありませんが、ある者はお酒を飲みながら山積みにされたJAZZの本を読み、ある者は音楽がかかると軽く頭を動かして嬉しそうな顔でリズムを取ったり、ある者はスピーカーもマスターも見えない席で本を読む。


それぞれが思い思いの楽しそうな時間を過ごしているのが印象的でした。


【料理】

・レアチーズケーキセット 735円 ○

コーヒーも苦めやら、アメリカンやら、色々と選べます。


先ず、値段が安いのが良いです。JAZZ喫茶ではチャージも兼ねたドリンクが1杯800円程で提供されるなんて、よくある話ですので、先ず735円でケーキ付と考えたらかなりリーズナブルです。コーヒー単品でも400円程。好感が持てます。


そしてコーヒーはそれなりに美味しい(笑)。繰り返しますが、こういうお店ではチャージも兼ねたドリンクなので、その質はあまり高くない事が多いです。「とりあえず作られたようなコーヒー」が出てくるなんてよくある話で、客も質にはあまり期待はしていません。

しかし、こちらのコーヒーはチェーン店の400円以下のコーヒーよりは美味しく、コーヒー専門店程ではないという、絶妙なクオリティのコーヒーが出てきます(笑)。どちらかと言うと酸味が強めです。735円のセットで出てくるコーヒーとしては優れているでしょう。

またチーズケーキは甘さ控えめで、チーズが堅い(?)感じで、他の店にはない食感でした。店の雰囲気には合います。

また、水も足りなくなれば注ぎ足されますし、気がつけばあまり冷房のかかっていない店内も居心地がよくなり、気付いたら1時間以上の時間が過ぎていました。

言いましょう、名店です!!!


【総評】

「伝説の…」と言っても堅苦しいイメージはありません。お酒もあるみたいなので、マナーを守って思い思いの楽しみ方をしましょう。
http://blog.livedoor.jp/battle_of_chinese/archives/29761117.html


14. 中川隆[-7645] koaQ7Jey 2017年5月16日 19:06:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

名古屋 ジャズ喫茶 Days _ ヴァイタボックス クリプッシュ 5ホーンシステム
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/660.html

第31回クリプッシュホーンが奏でるジャズ喫茶
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html

 1970年代の頃は沢山のジャズ喫茶、名曲喫茶がありましたが今は時代の流れなのかマニアの方がもっと良いシステムと良い音で鳴らされているためなのかわかりませんがジャズ喫茶、名曲喫茶が少なくなってしまったのは寂しい限りであるが1970年代は沢山のジャズ喫茶、名曲喫茶があり此処でコーヒーを飲みながらじっくりと楽しんだ記憶があります。

 当時はオーディオマニアでも持てない高嶺の花であったジムラン、アルテックのホーンシステムで豪快なジャズサウンドを堪能していたはずだが今の時代は裕福になったのかマニアはもっと素晴らしいシステムでジャズやクラシックを楽しんでいるのかも?

 多くのジャズ喫茶のオーナーはジャズレコードに対しては豊富な知識を持ち合わせてはいるがオーディオに関しては無頓着でただシステムを置いてジャズを流している店が多く音に関しての向上心もない、

折角良いシステムを導入してお客様には良いジャズサウンドを心行くまで楽しんでもらうのはわかりますが 立派な装置=良い音 にはならないのがオーディオです。ジャズ喫茶を経営されているのであればオーディオマニア達が上手く鳴らされているサウンドを沢山聴いて自分の店にしかないオンリーワンの音をお客様に聴かせてほしい、

 以前のコラムでも書きましたがジャズ喫茶と云えば京都の「ヤマトヤ」が有名ですが此処で鳴らされているヴァイタボックス 191コーナーホーンはシットリ感のあるジャズサウンドではあるが音量が小さすぎるためジャズを体感したと云う満足感が少ないのが残念でもあるが大音量だとお客様同士の会話が出来ないのは仕方が無いかも・・・・・

 今回ご紹介する愛知県は名古屋市千種区にありますジャズ喫茶 Days はロンドンウェスタン直系のヴァイタボックスを使ったジャズサウンドでテレビや新聞、週刊誌に紹介されたアナログレコードで楽しむジャズ喫茶、

ここで奏でられるジャズサウンドは1950〜70年代の香りが漂ってくる大人のサウンドを堪能することが出来る。


コーナーに鎮座しているのがロンドンウェスタン直系のヴァイタボックスクリプッシュ 5ホーンシステム
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-002.jpg


Days のオーナーは依田氏で この方はいつもカウンターの中にいて一人静かにジャズを聴いていますが大変お話し好きですからジャズ談義、オーディオ談義などが楽しく会話が出来ます。

http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-003.jpg


サンバレーのアンプでVP−3000SE
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-004.jpg


サンバレー VP-3000SE 300Bのプッシュプルアンプ完成品 ¥161,714(税抜)

●使用真空管:6SN7GT-6SN7GT-300B(pp) 
●定格出力:22W+22W 
●周波数特性:10Hz〜90kHz 
●外形寸法:400W×220H×360Dmm 
●質量:23kg
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=17413
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1313/20080127/
http://www.eonet.ne.jp/~jf3hwd-tabito/vp3000.html

現行品は
真空管オーディオ ザ・キット屋
http://www.kit-ya.jp/index.php?cPath=1_22


アナログプレーヤーはヤマハGT−2000、
カートリッジはマスターお気に入りのシュアーM−44−7
を使用している。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-005.jpg

ヴァイタボックス 191 コーナーホーンとは少し外観が違いますが
ユニットはドライバーがS−2、低音用は38cmのAK−157、オールアルニコマグネットを使い 2Wayで鳴らしている。
ネットワークはオリジナルを使用
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/31-006.jpg

私が推薦するジャズ喫茶

 ジャズを鳴らすスピーカーと云えば JBL、アルテックが定番であるがアメリカンサウンドはどちらかと云えば押し出しの強い豪快なサウンドと乾いた音が特徴だが

アルテック、JBLでも上手く鳴らせば良い音になるのだがセッティングを含めてそのスピーカーに合うようにハードに強くないと一つ間違えると騒々しいサウンドになり聴いているより疲れが先に来る。

今回は私が推薦しますジャズ喫茶 Days は長時間聴いていても疲れずマスターもオーディオマニアであり音に対してのポリシーを持ち合わせているからジャズ好きもオーディオ好きもマスターと談義して楽しめるのではないだろうか、

 システムとしては大変シンプルではあるが Days の自慢はヴァイタボックスのクリプッシュホーンである。

このシステムはオリジナルの 191コーナーホーンとは多少外観が違うが内部構造は同じである。

 マスター曰くこのスピーカーシステムはカナダで製作されアメリカ経由で自分自身が聴くために購入されたと云っていましたが大変マニア好みのスピーカーシステムと云える。

 私もヴァイタボックスのコアキシャルを持っていますがコーナーホーンとよく似た響きと音色を持ち合わせてはいるがホーンタイプは中域の密度とコクと押し出し感があります。

その点私が所有しているヴァイタボックスのコアキシャルタイプはタンノイ同様どうしても中域の密度が薄くなりがちですがこれはコアキシャルスピーカーの宿命かも知れません。


Days の音

 早速 Days の音であるが一聴すると英国の芳醇な響きと味わい深い音はアルテック、JBLで馴らされたジャズサウンドとは方向性がだいぶ異なるのがわかる。

 スピーカーボックスもバスレフやバックロードのボックスとは違うクリプッシュホーンは低域の量感が丸くふっくらとして心地よい空気感のある低音で高域も刺激的な音をいっさい出さない音作りであるが一つ間違えると高域のきつさが前に出てとんでもない酷い音にもなる。

 マスターは長時間聴いても聞き疲れしない音を目指したと云っていたのがよくわかる。

この音を出すにはメインアンプの重要性が大切だ、

サンバレー製の VP−3000SE を使ったことが音作りに貢献しているのではと思う。

VP−3000SE は 300B の PPアンプであるが 300Bのシングルアンプを使えば違った意味での良さが引き出されるのではと思う、

 マニアはすぐに 300B はオールドタイプの WE でないと駄目と云う方が沢山おられるが業務用で使うのであれば WE−300B はリスクが大きすぎるから中国球でも十分である。オールド球の WE−300B などは何時「オシャカ」になるか不安であるから個人的にも業務用にも使えない、  

Days のサウンドは玄人好みのサウンドだが多少の不満点も見え隠れする。

マスター曰く高域の伸びに不満点があると云っていたが このユニットのホーンは500HZ〜20000HZ までだが実際は 12000〜13000HZ ぐらいからなだらかに高域が落ちていると感じる。

元々このスピーカーユニットは劇場で使うのが目的であるから高域は欲張っていない、
 マニアならここにツィーターを足せば細かなニュアンスも再現されると思うのだがこのスピーカーに合うツィーターが少ない、

JBLの 075 では音の繋がりが上手くいかずヴァイタボックスの良さが後退してしまう、

ここはヴァイタボックスの個性を出すためには現状の 2Wayが正解かもしれないのと当時のアナログディスクはヴィンテージスピーカーとの相性が合うのか女性のジャズボーカルを聴かされると違和感なく心地よく聞こえてくる。

 私個人の私見であるが音の分解能が少し暖味になるが多分使用しているプリアンプが影響しているのではと感じている。

この部分を完全にレストアされたマランツ #7 あたりを使えばより美味しい音とホールトーンが出てくるはずだが中古のマランツ #7 は状態の良いのは皆無であるから下手をすると酷い音になる場合もある。

ヴァイタボックスのクリプッシュホーンを使うのであれば現状のプリアンプでは荷が重過ぎる。

またメインアンプをマッキントッシュの MC−60,275 を使うと音はもっと粗くなり大味的な音になってしまうのと面白みに欠ける。

サンバレーの VP−3000SE を使ったのは正解であるのと VP−3000SE は信頼度が高く故障やトラブルも無い、私から見れば大変優秀な優れたアンプで長時間使用に耐えるから業務用としてもお薦め出来るアンプである。

またクリプシュホーンはコーナーに上手く設置しないと良さが発揮できない難点があるがここはマスターのオーディオに対してのノウハウと苦労が上手くいかされているから一般的には大きな不満はない、


あとがき

 ジャズサウンドを派手やかな音を大音量で鳴らしているジャズ喫茶が多いがこのようなサウンドには必ず飽きが来て最後は興味が薄れ行かなくなる。

その点 Days のサウンドは控えめなシットリ感といぶし銀のサウンドが魅力で是非行かれて英国ロンドンウェスタン直系のサウンドを堪能していただきたい、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html


15. 中川隆[-7644] koaQ7Jey 2017年5月16日 21:48:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

京都 東山 ジャズ喫茶 YAMATOYA _ ヴァイタボックス
http://www008.upp.so-net.ne.jp/yamatoya-jazz/index.html
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001087/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/426.html


オーディオシステム

スピーカー VITAVOX KLIPSCHORN

アンプ McINTOSH MA2275

ターンテーブル GARRARD 401
アーム SME
SHURE N97XE
http://www008.upp.so-net.ne.jp/yamatoya-jazz/audio.html

キット屋コラム「私のオーディオ人生」


VITAVOX(ヴァイタボックス)は戦前からある有名なスピーカーでロンドンウェスタン直系のスピーカーメーカーと聞いている。

シアター用が専門ですが家庭用にも素晴らしいシステムも出していました、
特に有名なのはVITAVOX191コーナーホーンとバイトンメィジャーがあります。

191コーナーホーンはタンノイのオートグラフと二分するぐらい素晴らしいのが特徴で、家具の調度品にはピッタリ当てはまるデザインでもあります。

昔私がエレクトロボイスの3Wayでオーディオを楽しんだ時に京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」にこの191コーナーホーンが鎮座してあった、
音は芳醇な響きで非常に奥ゆかしく鳴っていたのを記憶しています。

この音を初めて聴いた時「オーディオは聴かせてくれる音」これこそ自分が求めていた音だったのかも知れません、

その夢は30数年経っても忘れられないぐらい私に強烈なインパクトを与えてた、
VITAVOXと聞くだけで私にとっては未体験な音に感じる不思議と謎の多いスピーカーである。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-012.html


エレクトロボイスのSP−12は当初は不満などなかったのですが、オーディオ仲間から京都に有名なジャズ喫茶「ヤマトヤ」があってここの音を聴きに全国のジャズファンやオーディオマニアなどがこのジャズ喫茶を訪れているらしいと噂を耳にしました、このジャズ喫茶はかの有名な小説家で五木寛之氏がここのお店を題材にしているぐらいで、五木寛之氏もたびたび訪れていると・・・・

 そんな素晴らしいジャズのオーディオが聴けるのなら冷やかし半分でも聴きに行かなければ、自分自身に不満が残る。自分のシステムとの音の違いがどのように違うのかも確かめなければ納得はできない、

 全国からのジャズファンやオーディオマニアなどが聴きにくる音とはいったいどんな鳴らし方をしているのだろう、自分好みでなければノーと言えるのだが・・・


 初めて訪れた京都のジャズ喫茶「ヤマトヤ」の店内は薄暗い感じの場末の喫茶店のような店です。

ここの喫茶店のシステムを見た瞬間、凄いの一言です。

スピーカーシステムは人を驚かすようなバデではなく年輪を感じさせる地味なたたずまいが合うイメージのスピーカーシステムです。

 このスピーカーは今まで噂では聞いているのだが実際に実物を見たのがはじめてである、

そのスピーカーシステムは英国のヴァイタボックス社のクリプシュホーン、正式名は191コーナーホーンで左右に見事にバランス良く鎮座している。

 アンプ類はプリアンプがマッキントッシュのC−22、メインアンプはアムクロンのDC−300を使用、レコードは1950年代のジャズの名盤を主体にかけている。

 英国のヴァイタボックスの音はエレクトロボイスやアルテックとはまったく違う鳴り方だ、この音を言葉で表現するなら、

ホーンスピーカーの心地よい響きと陰影のある独特な音色で非常に地味だが、黒人が奏でるジャズの真髄を聴くような暗い影がただよう音だ、 

レンジ感はそう広くないのに、何かを訴えてくるような感じに聴こえる、 

 アメリカの大陸育ちのスピーカーとは異質で、音を色で例えるなら現代のスピーカーはフルカラーだがこのヴァイタボックスは古き良き時代のセピアカラーの写真のように哀愁に満ちた音である、生らしい音とは程遠いが聴かせる音とはこのような音なのだろう、

 このスピーカーを聴いたときに中音以上はホーンのが、コーンよりも優れているような気がしてくる、エレクトロボイスもダブルコーン一発ではなくホーン型を使った方のが、音抜けは違うのではないかと早くも夢が膨らんできた。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-002.html

ジャズ喫茶と云えば京都の「ヤマトヤ」が有名ですが、此処で鳴らされているヴァイタボックス 191コーナーホーンはシットリ感のあるジャズサウンドではあるが、音量が小さすぎるためジャズを体感したと云う満足感が少ないのが残念でもある

大音量だとお客様同士の会話が出来ないのは仕方が無いかも・・・・・
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-031.html



16. 中川隆[-7643] koaQ7Jey 2017年5月16日 21:58:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


YAMATOYA 正月二日 2012-01-06
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205


開店時間は正午。今は12時半位。ナビ情報によれば、確かこの辺りと探してみましたが分からない。

場所を聞こうと思っても、正月二日と言うこともあり、通りには誰もいない。偶然、通り掛かったリュックを背負った方にに「ダメ元」で道を訊いたところ、これからYAMATOYAに行くのだと言う。

同行させて頂きました。路地の一角にあったのです。

入り口の様子からして、これは余り期待できないな〜と

ビックリ! 異空間が広がっていました。

開店直後と言うことで先客は誰もいない。連れて行ってくれた方が今年最初の客、母が二番目、親父が三番目のようです。

音を聴くより、その内部の佇まいに唖然。所狭しと言うより、整然と計算尽くされたアンティーク製品群。

先ずはご覧あれ!

http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205 


五木寛之が好んで座っていた椅子  だそうです。

五木寛之は一時ペンを置き、ここ京都の大学で学んでいました。

この辺りが気に入り、ここにもよく来ていた。お気に入りの場所(椅子)が母の座っていた所です。

文学少女にタイムスリップと言うところでしょう。

部屋の、調度品に圧倒され、音の印象を書くのは忘れそうです。

ジャズ喫茶としては音量は控えめです。
どちらかと言うとバックグランドミュージックと言う感じ。

これはこれで、レトロ調な店全体の雰囲気にとても合っていると思うのですが、バイタボックスが震えるような音量でデキシーを聴いてみたいものです。

音は小さめですが、音源はLPレコードであったことを報告させて頂きます。

JAZZ SPOT YAMATOYA

*音楽再生装置

SP: VITVOX  KLIPSCHORN   

AMP: MCINTOSH MA2275   

LP SYS: GARRAD 401  SME3012(?)  SHURE N97XE

CDP:MARANTZ ?


*一時休業のお知らせ

店舗改装のため、平成24年1月23日(月)より当分の間、休業となります。再開は今年秋頃の予定。日程は決まり次第、ホームページで告知。

改装も今の店の雰囲気を残すそうです。どのように生まれ変わるかが楽しみです。

ジャズ喫茶にとって今は厳しい時代。ジャズ喫茶は次第に少なくなってきている。残ることはあっても、カフェバー風に変わってしまうことが多い。若者には入り憎い店になるだろう。

半世紀前にはジャズ喫茶にはコーヒー一杯で長時間たむろする学生が多かった。

YAMATOYAは京都大の近くにある。来る学生は少ないと言う。

純ジャズ喫茶として残れるのだろうか。いささか心配です。

京都にはYAMATOYA以外にもジャズ喫茶は残っている。


*奈良市内でジャズ喫茶を探したが、結局、一軒も残っていなかった。ライブハウスはあるようだ。

ジャズが聴けるパブにも出かけたが、アルテックA5が埃を被っていた。寂しい限り。
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205



17. 中川隆[-7642] koaQ7Jey 2017年5月16日 22:08:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「jazz spot YAMATOYA」は1970(昭和45)年3月3日に開店。

ジャズが好きだったという店主の熊代忠文さんは「昔はジャズ喫茶が多かったし、ジャズ喫茶をやりたかった」と振り返る。

父親が質店の「大和屋」を営業していたことから、名前を残してジャズ喫茶を開いた。初めは客が入らなかったが、雑誌「平凡パンチ」の京都特集で紹介されて以来客が増えるようになったという。

 当時のジャズ喫茶は客同士が話しのできない店が多かったが、東京に話しのできるジャズ喫茶が増えたことで、同店も話しのできる店(1階)と話しのできない店(2階)に分けて営業していた。その後1階と2階の店を統合し、現在1階は店舗、2階は貸しギャラリーとなっている。
http://karasuma.keizai.biz/headline/1009/


同志社大学今出川キャンパスの近くに big-beatというJAZZ SPOTがあった。

スーパーマーケットの2階だったような気がする。
僕がJAZZを始めて聴いたのはここだ。

薄暗くって、煙草の煙が充満していて、大人の場所って感じで随分緊張したものだ。

ここで、JBLのスピーカー、Mclntoshのアンプにお目にかかった。


JBLのPARAGON

MclntoshのC-22プリアンプ 275パワーアンプは美しかった。

と同時に大音響で音楽を聴いたのも始めてだった。

姉のお仲間さんにYAMATOYA さんがいた。
この時はまだYAMATOYAさんを開業してなくてbig-beatのお客さんだった。

僕が高校生の頃にYAMATOYAさんが開業した。
big-beatのノウハウをきっちりとつぎ込んでの開業だったと思う。

僕はYAMATOYAさんが開業してからbig-beatには行った事がない。
いつの間にかbig-beatは閉店していたようだ。

そんなこんなの想いでから40年。
YAMATOYAさんには青春まっただ中の記憶が詰まっている。
http://tanakaprint.jugem.jp/?cid=18


東山の今熊野にある「YAMATOYA」というジャズ喫茶には、ヘリコプターで吊るして搬入したといわれる アルティック の A2システム が入っており、何度か聴きに行ったことがあった。

 この喫茶店は現在もあるが、バイタボックス で BMG のような小音量でジャズを演奏している。
http://blogs.yahoo.co.jp/audio_jbl/60002545.html

就職したての頃、先輩に教えられてヤマトヤさんに良く通いました

其の頃下宿で大きな音でジャズを聴く事が出来ず欲求不満状態が続いていました
2階に上がってドアを開けると蹴っ飛ばされる様な大音量・・・・コレダ・・

曲目は覚えていませんがトランペットのアタック音がこんなに迫力有る物か、今まで学生時代に自宅でダイヤトーンの16センチと自作真空管アンプで鳴らしていた音は、ビックリの連続でした

昨日2007年9月20日の昼下がり、岡崎の美術館で堪能した帰り道思いついて何十年ぶりに寄らせていただきました

一階に変わっていてビックリ

なかに入って音量が小さいのにビックリ

以前はジャズを聴かなければ入れない雰囲気だったのが気軽に誰でも入れる雰囲気にビックリ

何だか以前のイメージでお邪魔したのでビックリの連続でした
http://www.jazzsoda.com/cafe/yamatoya.htm


残ったJazz喫茶は YAMATOYA

バオバブさんの口コミ 神奈川県 2013/04訪問


 今でも京都には Jazz喫茶・クラブは沢山あるようですが、今から40年数年前に、毎日どこかのお店に通っていた Jazz喫茶の内、

荒神口の「Champ Clair(しあんくれーる)」、「52番街」

四条堺町にあった「The Man-Hall」、「impulse」、「down beat」、「BIG BOY」、「蝶類圖鑑」

はもう既に店はなくなっています。


そんな中、Netで「YAMATOYA」がリニューアルオープンしたと言う事を知り、今回訪れてみる事にしました。

場所は平安神宮と熊野神社のすぐ近くの丸太町東大路通りの交差点(聖護院山王町)から一本東の小さな通りをちょっと入った所にあります。

 昔の「YAMATOYA」は開店直後から行っていました。今と同じ場所で黒塀の脇の階段を2階に上がった所にありました。噂では質屋が代替わりして Jazz喫茶になったと聞いていました。

ちっちゃなお店で当時としては最新にして最強のオーディオ装置が置かれ、おしゃべり厳禁で珈琲一杯で黙ってガンガンの Jazzを聞く純Jazz喫茶でした。

24,5歳からは一度も伺った事はありませんでした。
聞くと平成24年から一旦店を閉じて、この3月1日にリニューアルオープンしたそうですが、それより前に何度か改装をしているようでした。

 同じ場所ですが昔と違って1階に真新しいお店です。ずっと使われているのか昔と同じデザインの立て看板が置かれていました。店内は広くお酒が飲めるようになっています。店内のカラーは当時と同じくすんだ緑色。この時はご主人と奥様でお店をされていました。

奥にはLPが8,000枚ほど棚に綺麗に置かれていましたが、お聞きすると家にはもっとあるそうです。それにCDも集められているのですごいコレクションです。

 Audio System

  sp  :VITVOX KLIPSCHORN CN-191 Corner Horn

  amp :McIntosh MA2275 (ShopCardにはMAZZ75と書かれているように見えます)

  turntable: GARRARD 401
  tone arm/cartridge: SME,SHUR N97XE
  cd player: marantz

 ピアノを象ったメニューケースから珈琲と紅茶と本日の小さなケーキの中から一つ選びました

   コーヒー
   紅茶
   本日の小さなケーキ チョコレート(ザッハトルテ)

 珈琲はハンドドリップです。水は花背の湧水だとか。Blue Danube のカップ&ソーサーでした。紅茶の茶葉は判りませんでしたが WEDGWOOD のカップとソーサーでした。珈琲は昔飲んでいたものとは比べ物にならないほど美味しいのですが、Jazz喫茶のそれではもうありません。

 結論から言うと昔の感性が少し戻って来たのか涙が出そうになりました。
子供が前に座っている手前、顔を俯いて Jazzを聞いているふりをしていました。

40数年前みたいに ALTEC A5 の SP でガンガン大音量で聞くJazzはもう聞けないのだなと思い年月の隔たりに思いを馳せました。

 帰り際に奥様に昔のマッチの柄のショップカードを何枚も頂きました。
昔、京都にあったJazz喫茶のマッチは実家にまだ残っていると思います。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001087/dtlrvwlst/B111193709/?use_type=0&smp=1

YAMATOYAのリニュアル開店 2013年3月1日(金)

 ボクがこの店に行きだしたのは高校生の頃。当時のYAMATOYAは2階にアルテックの巨大なスピーカーがあって、そこから出てくる明るく張りの有る音は、特にペットやサックスを聞くには最高でした。

 大学生になってから1階に行くようになりました。そこにはVITAVOXのクリプッシュ・ホーンがあって、2階と比べると‘静か’でした。

 店も2回ほど改装し、2階はマスターの陶房などになって閉まり、今回は本格的な改装。少し違和感がありますが、内装などは今までの店に出来るだけ近いように工夫されていて、クリプッシュ・ホーンやピアノの位置は昔と同じでした。
http://kusyami.com/kanwa/sfs2_diary/diary.html



18. 中川隆[-7641] koaQ7Jey 2017年5月16日 22:24:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


VITAVOXとの邂逅
http://audio.nomaki.jp/vitavox/


1977年に遡ります。

受験勉強のストレスで、慢性のドライアイを抱えることになってしまった私は、受験勉強も大学進学も一時断念して、今はない山水電気の派遣店員に応募し、大阪の日本橋で半年バイトをすることになりました。

山水電気は当時JBLの代理店をしていました。私は高校を出たばかりでしたが、JBLのユニットの型番はすらすら言えましたので、ニノミヤ無線の海外コンポーネント売り場に配属されたのです。私にとってはある意味理想の職場で、天の配慮だったと言うしかないと思います。

とはいえ、今にして思えば、ステレオ売り場のステレオの音はセレクターを通ってくるのでひどいものだったな、とは思います。

売り場でデフォルトで鳴らしていたスピーカーは当時のJBLのフラグシップだった4343でした。そのほか4350やパラゴンなんかも展示してありました。他社ではアルテックのA5、タンノイのオートグラフなども並んでいました。


そのなかで私が惚れ込んだのはVITAVOXのクリプッシュ・ホーンでした。

つくりは上記の写真と同じでしたが、仕上げは異なり、マット・ブラックでPA用の塗装がしてありました。また上部のホーンは8セルのマルチ・セルラー・ホーンでした。ドライバーは同じS−2というモデルです。

        

これでかけるクリュイタンスのフォーレのレクイエムはそのスケール感といい、音場といい、まさに天国的な音でした。またモーツアルトの交響曲40番をかけると、コントラバスが林立しているのが見えるようでした。何よりも音が軽い、そしていぶし銀の渋さがあり、ぞっこんまいってしまったのです。

仕事中にこれでフィーレのレクイエムをかけて聴き入ってしまい、何度か叱られたことがあります。池田圭氏がウェスタンの15Aホーンを聴いて人生変わった、という文章をあちこちで書いておられますが、私が心から惚れ込んだスピーカーは VITAVOX なのです。ルーツはウェスタンと同じということですから、おそらく似たような音なのでしょう。

しかし、VITAVOX は恐ろしくレアなスピーカーで、その後お目にかかることは全くありませんでした。


それから26年たった2003年晩秋、京都のジャズ喫茶の YAMATOYA で VITAVOX のクリプッシュホーンと再会しました。

しかし小音量で鳴っており、ぱっとしません。

これぐらいの音はFE83Eで出せる、というのが第一印象で、年老いた昔の恋人に会った思いでした。


その翌年、吉祥寺のクラシック喫茶のバロックで同じスピーカーを見つけました。

結構音量を上げてじっくり聴きましたが、一向に感心しませんでした。

中高音が歪っぽく、ホーンの癖なのか、ネットワークが悪いのか、スピーカー・ケーブルが長すぎるのか、アンプが腐っているのか、多分そのすべての要因が重なっているのだと思った次第です。

今となっては、あの馬鹿でかい図体も許せませし、欲しいとは思わないスピーカーです。

しかし、18だった私が聴いた音はこんなものではありませんでした。
記憶は美化されるのでしょう。

たまに VITAVOX というブランド名を見かけると、昔のことを懐かしく思い出すのです。

後日譚

私のサイトのこのページを見て、ある方から連絡を頂戴しました。

『はじめまして。 

先日たまたまグーグルでVitaVoxを検索してみましたら、杉本様の記事をみつけました。どうやら1977年に貴方が大阪でほれ込んだヴァイタボックスは我が家にあるのではないかと思われます。

(中略)

ドライバーS2はレッド・ラベルです。
ホーンはマルチセルラーではありません。多分、前の持ち主が替えたものと思われます。マットブラック塗装仕上げは、うちにきて20年ほどたったところで少し変色し、みすぼらしくなってしまったので、黒板をつくるための塗料で塗りなおしました。

その頃にコーナーホーンの上にただ載せてあるだけのS2プラスホーンの姿にあきて、自分で設計して東急ハンズで精密に裁断してもらった合板を使って我ながら満足のいくカバーをつくりました。

しかしこれらは本質とは余りかかわりないことで、入手以来、今日にいたるまでメティキュラスなものとするための努力の積み重ねが、世界にただ一組の VitaVox として、心の奥底に響くような音楽をかなで続けています。


杉本さんがブログに書かれた京都のジャズ喫茶にも行ったことがあります。
でも話にもならない音でした。

ご用でおいでの節にはいつでもお寄りください。貴方が持ち続けた夢を裏切らない音をおきかせします。

ちなみにマッキントッシュC42プラスMC1000で駆動しています。』

過日、出張のついでにこのお宅に訪問して、聴かせていただきました

30年ぶりに再会したのですが、「あ〜、やっぱりホーンだな」という独特の音離れの良い音です。ローエンド・ハイエンドともにあまり伸びておらず、中域が張り出した感じですが、ヴィンテージ・スピーカーはそんなものでしょう。
書いておられるように、夢を裏切らない素晴らしい音でした。

ただし、ウーファーもホーンもダイレクト・ラジエターではないので、やはり癖はあります。我が家のビクターSX-V7もずいぶん善戦していて、一長一短と感じました。さすがに30年の時の流れとともに、我が家の音もかなり前進したようです。

後日譚その2

別の方からはこんなメールを頂戴しました。


『貴殿のホームページでヴァイタボックスのことが書かれていまして非常に興味を持ちました。

私は現在、ヴァイタボックスのコアキシャルスピーカーでオーディオを楽しんでいます。
私も京都のヤマトヤで191コーナーホーンを聴いたことがあります。

ヴァイタボックスと言うと何か未体験の音のようなイメージがあります。
貴殿のオーディオに関しては大変勉強になります。
私は自慢できるようなシステムを持っていません。情熱だけはあります。

(中略)

スピーカー

ヴァイタボックスDU−120 特注ボックス(フィンランドバーチ)

グッドマン3Wayシステム 特注ボックス(米松合板)

ステントリアン コアキシャル12インチデュプレックス

以上が私のシステムです。スピーカーはお金が無いので既製品は使用していません、ユニットのみ購入して実装して聴いています。』

30cmコアキシャルですが、こんなユニットがあるのか!というレアな製品で、世間は広いです。使っているだけで個性が主張できそうですね。高音部はポリエステルとのことなので、ドーム型なのでしょうか?

返信したら、以下のお便りが来ました。


『大変珍しいスピーカーですが、このスピーカーを鳴らすのには苦労しました。
今は素晴らしく良い音で鳴っています。

コーナーホーンとは違う密度の濃い音でバイオリンなどの弦楽器はなめし皮をコスルような独特の音です。
コーナーホーンは多少ホーン臭いとこがありますがこのスピーカーはないです。
このスピーカーは簡単には鳴りません。』


VITAVOXというブランドは使う人の人生に深く関わる傾向があるようです。
http://audio.nomaki.jp/vitavox/

ジャズ喫茶・名曲喫茶の装置や音 2013年 03月 24日


7〜8年ぶりくらいで、京都のジャズ喫茶の yamatoya と名曲喫茶の柳月堂に行ってきた。

どちらもLPを流している。今日LPでないとお金をとるだけの希少性、風格と言ったものがないのだろう。また通う常連さんもLPでないと承知しないのではないか。CDなら家で聴ける。

そこのところはあながち理解できないわけでもないのだが、擦り切れたLPとカートリッジで出す再生音などたかが知れている。しかも雑音だらけだ。ずばり言えば、音質的な意義はない、といってよい。レトロな雰囲気が目的であって、音質などは二の次なのだ。

柳月堂の何十畳という空間に流れている音は、悪いとは言わないが、我が家の6畳の音のほうが断然いい。だがCD主体で音を流せばお客を維持できるだろうか。若いころのノスタルジーに浸りに来た客は来なくなるのではないだろうか。フェードアウトしていく業態を延命するためにはやむを得ない措置のようだ。

昔はジャズ喫茶・名曲喫茶の装置や音に心が動いたのだけれど、今回はさっぱりだった。手段と目的がねじれたようなあり方はいささか疑問でもある。わざわざ悪い音を聴かせてバカみたい、と思う人もいるにちがいない。私がまた訪れるにしても、数年先になることだろう。
http://compact.exblog.jp/20196893/


19. 中川隆[-7640] koaQ7Jey 2017年5月16日 22:34:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

291名無しさん@お腹いっぱい。 2016/10/19(水) 22:37:06.34ID:uwE/7yeC

ミュージック カフェ フィガロ

名古屋市 千種区 東山通4−17−2 東山第一ビル2F
https://www.facebook.com/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AC%E3%83%AD-442145122649162/

オーディオマニア、音楽マニアも一目置く英国VITAVOX社のCN−191コーナーホーンシステムを使ったクラシックがメインのミュージックカフェ「フィガロ」を紹介します。

メインシステムがヴァイタボックス CN191 コーナーホーンでここで鳴らされているヴァイタサウンドはおそらく日本ではトップクラスのサウンドでこのようなシステムが名古屋にあるとは気が付きませんでした、

 アンプはすべて真空管アンプでプリアンプはマランツ#7とメインアンプは同じマランツの#9が2台すべてオリジナルとのこと、

MCカートリッジの昇圧トランスは一般のアナログマニアでは聴けないウェスタンエレクトリック製○○○○を使って昇圧しているが、このようなシステムを揃えたレベルの高い喫茶店を私は見たことも聞いたこともない、

298名無しさん@お腹いっぱい。2016/10/20(木) 12:33:01.45ID:rXA41N4k
>>291
ミュージック カフェ フィガロより 熊本のオーディオ道場 の方が上。
ヴァイタボックスの為にコーナー造ってある。

声楽やパイプオルガンの響きは他に替えがないだろう。
が、合わない曲にはとことん合わない個性派スピーカー。

ビンテージ好きにはたまらない店(なのか?)だから遠出する価値はある。


熊本県 西原村 オーディオ道場
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/doujyou.htm

299名無しさん@お腹いっぱい。2016/10/20(木) 12:35:43.07ID:u9b7P51
>>300
熊本というだけで応援したくなるな

300名無しさん@お腹いっぱい。2016/10/20(木) 12:46:29.87ID:rXA41N4k
>>299
だな、阿蘇の西原村だから多分数千万円規模の被害が出てそう…
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1442314714/246-n/?v=pc


20. 中川隆[-7638] koaQ7Jey 2017年5月17日 08:42:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オーディオ道場
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/doujyou.htm
https://ameblo.jp/audioniravana/theme-10040038346.html

オーディオ道場 - カフェ、アートギャラリー Facebook
https://www.facebook.com/pages/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4/208589542530622

オーディオ道場 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4


熊本県 阿蘇郡 西原村桑鶴 オーディオ道場
TEL : 096−279−4196

営業時間 11:00〜日暮れ(19:00頃)まで

店休日 無休

駐車場 30台

席数 50席

収容人数 約50人


オーディオ道場の主なスピーカー
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/79a4affd0f42450348e0c2e00e78f847
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/4096471106787ab71d19979a218570ac
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3d0abfca44b3a32797c02af31c2e4657
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/36ed16cba81d7fd4249f784573177ad5
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0fb742bada6c90dbccca021cd21be82e


@ウェスタン・エレクトリック WE15Aホーン + WE555
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5966c3ac8d1321c83e6e25dce8d21e90
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e1eb9ca8c353ff4d575e446ddad6843
http://bokehajime.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-7f21.html

A ヴァイタボックス CN-191 Corner Horn

B ヴァイタボックス BASS BIN

C ジーメンス オイロダイン

Dヴィクトローラ クレデンザ
https://ameblo.jp/audioniravana/entry-12265746233.html#main
https://ameblo.jp/audioniravana/entry-12265739814.html

E JBL#4560箱システム
ウーハー ALTEC:515B
中高音:JBL#375+ガウスディフィーザー
SAEのプリ、LUXMANの管球パワーアンプ
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/4096471106787ab71d19979a218570ac

F JBL ハーツフィールド


オーディオ道場は、祖父が使っていた剣道場を利用して音楽愛好家の皆さんに、良い音楽を、良い音で聴いていただくために父の片山昇がオーディオ装置を設置いたしました。
現在では、熊本県内、外から多くのお客様がCDやLP を持って音楽を聴きにこられます。
オーディオ道場では、コーヒー、抹茶、「アンジェミチコ」のケーキなどの喫茶、そして、自家製のカレーなどの軽食もございます。

オーディオ道場の中には、海外の有名なスピーカーや、熊本県内のオーディオメーカーのバクーンプロダクツのアンプで素晴らしい音で、音楽を楽しむ事が出来ます。
皆さんも是非お好きなCDやLP を持ってお出かけください。
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/newpage18.htm

喫茶メニュー
飲み物 すべて ¥500
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/newpage20.htm


アクセス

熊本市内からでは空港線で空港に着く前に右に曲がり西原村へ向かう。(県道206号線)
約20分真っすぐ道なりに進むと山の斜面が芝生の綺麗な場所に行き着く、進行方向右手に萌えの里という看板が見える。

萌えの里に着いたら進行方向左を見ると鳥居が見える。
その右横にアカ枠で囲んだ看板がある。

よく看板を見るとオーディオ道場の文字が!

車で鳥居に続く道を進んでしばらくすると交差点がある。
ここを右に進む。

真っすぐ進むと看板が集合している所に来る。
ここにもオーディオ道場の看板があるのでこのまま直進だろうと進むと迷うことになる。料亭や右手に見えるパン屋さんまで行くと行き過ぎだ。

先ほどの看板が集合している所でもう少し顔を左に向けると上に上る道が見える。ここがオーディオ道場の入り口。

少し急な坂道を上ると道場が見えて左奥に入り口がある。
道場の中から音楽が聴こえてくると営業しているのが分かる。
http://kikuon.com/sb2/log/dojyo01.html


俵山に「萌えの里」と云う道の駅みたいなのが有ります。

「萌えの里」の反対側に「御池神社」の鳥居が有ります。
この鳥居をくぐって1本道を行くと、開けた場所でT字路になっています。
そこを右に曲がってそのまま道なりに進んで、突き当たると元ゴルフ場が有ります。その T字路を左に10m程すると道場の入り口が有ります。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5966c3ac8d1321c83e6e25dce8d21e90


地図
https://www.bing.com/maps/default.aspx?v=2&pc=FACEBK&mid=8100&rtp=%7Epos.32.85375631466_130.94071551185_%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4&cp=32.85375631466%7E130.94071551185&lvl=16&sty=r&rtop=0%7E0%7E0%7E&mode=D&FORM=FBKPL6&mkt=ja-JP
https://www.google.co.jp/maps/dir/''/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E9%81%93%E5%A0%B4/@32.8536611,130.9062696,13z/data=!3m1!4b1!4m8!4m7!1m0!1m5!1m1!1s0x3540e76c8ee8aac1:0x59e13c218529f648!2m2!1d130.9406024!2d32.8536658?hl=ja
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/newpage19.htm
https://www.facebook.com/1511387552508532/photos/gm.228969960913216/1775033439477274/?type=3&theater

オーディオ道場 アーパー栗の音楽概論 2006/05/09
http://gairon.at.webry.info/200605/article_1.html

熊本県は阿蘇郡西原村に「オーディオ道場」という、なんとも贅沢かつ不思議な空間があります。

連休最後の5月7日(日曜日)に知人の勧めで「オーデイオ道場」なる館に行って参りました。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/728/42/1/114714036415517629.jpg


昔は剣道の道場だったその空間の広さに、まずは圧倒されてしまった。

そして無造作に配置されたテーブルや椅子。あちこちに積み上げられたCD達。
正面と左サイドに陣取るスピーカーの群れ群れ。
なんとなくこの場所がとっても自由な空間であることを認識してしまう。

出迎えてくれたのは、ここの道場主である片山昇さんとその娘さんの片山知子さん。
お二人とも、とっても温かい人柄が伝わってきます。

コーヒーを一杯注文してから、さっそく僕が持参したCDをかけてもらうことにしました。
モーツァルト「クラリネット五重奏曲」

最初は正面の馬鹿でかいスピーカーシステムで聴いていたら、主人の片山さんが
「こっちのシステムで聴いてみましょう」と提案されました。
それは、東京で医者をされていたオーディオマニアのかたから譲り受けたという40年前のシステムです。

スピーカー「VITAVOX CN191」
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/728/42/1/114714223515527552.jpg

アンプ「マランツの真空管」
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/728/42/1/114714227915531833.jpg


なんという感動でしょう・・・言葉では説明できませんが。
先ほどの近代的な音とはまるで違うのです。

僕は基本的にはオーディオのマニアではありません。
そこから出てくる音楽にしか興味はありません。

しかし、この音は明らかに人を感動させる違いを持っているのです。

1965年カール・ライスターとベルリンフィル・ゾリステンの録音はあまりにも柔らかく奥の深い音をしていますが、その録音年代と同じスピーカーシステムだからでしょうか、相性がすばらしいのです。

二楽章の再現部、ピアニッシモの澄みきった音に思わず涙してしまいました。

アーチストでもある娘さんの優しい微笑みも忘れられません。

今は、きっと常連になる覚悟ができております。
http://gairon.at.webry.info/200605/article_1.html

久しぶりに「オーディオ道場」へ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2010年02月20日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/79a4affd0f42450348e0c2e00e78f847

今日は北海道からのお客様を連れて阿蘇の「オーディオ道場」へ行って来ました。
JBL「ハーツフィールド」のオリジナルのサウンドとヴァイタボックスの「CN191コーナーホーン」のサウンドをメインに聴いていただきました。

どちらも素晴らしいサウンドで鳴らしていただきました。
特に「CN191」は「アトリエ」のスペシャルサウンドを聴かせていただきました。
ヴォーカルやチェロの音色は部屋との絡みも有り、間接音が美しく、とても品位の有るサウンドでした。

アナログファンには懸垂の名器が勢ぞろいしています。
写真だけでまだ聴かせていただいた事が有りませんが、見るだけでも参考になります。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/79a4affd0f42450348e0c2e00e78f847

サウンドデザイン キクオン Kikuon Blog
阿蘇のオーディオ道場へ行った。(入門編)2009.06.02

オーディオ道場に到着して軽く挨拶を交わした後、注文したコーヒーをすすりつつ周りの様子をうかがっていた。初めて来たので話しをどう切り出せば良いのか緊張していたのだ。常連さんが鳴らすフルレンジの音に感心しつつオーナーが話しかけて来たので名刺を渡してみた。

するとオーナーが他の常連さんを集めて紹介して下さった。
先ほどまで一般客を装っていたので皆さんの私を見る目が変わり目が輝いていたのが印象的だった。

道場へ行く時はCDを持って来てねとホームページに書いてあったが私は持っていかなかった。その代わりにキクオンのDAC-03を持っていったのだ。サトリアンプのバクーンプロダクツは知っていたのだが、勉強不足でオーナーが設計に携わっていたとは知らなかった。

とにかく試聴をしてみる事になった。バクーンプロダクツ株式会社のDACと入れ替えてDAC-03を繋いで頂いた。

試聴に使用したスピーカーVITAVOXというらしい。

http://kikuon.com/sb2/log/dojyo02.html

この様な大型のスピーカーでキクオンのDACを聴いた事が無かったので普通に鳴ってくれるのか心配だったが一聴して不安が吹き飛んだ。

オーナーを含め他のオーディオマニアの皆さんからも褒めてもらって恥ずかしかった。

試聴はほどほどにして3時間位オーナーと話しをした。
オーディオは絵画と似ているというオーディオ感。
私も同感だった。絵を観る時に絵具の事など気にしないのと同様に、オーディオも聴いている時は機器の事を考えてしまうようだと、オーディオ装置としては不完全だ。圧倒的な存在感と芸術性があればオーディオ的な説得力は必要ないのだ。

聴く人もそれなりの感受性が求められるのだが....

短時間の滞在だったが、大変勉強になったし私の信念も間違っていない事が分かった気がする。
http://kikuon.com/sb2/log/dojyo02.html


21. 中川隆[-7637] koaQ7Jey 2017年5月17日 08:58:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


■不良中年真夏のオーディオキャンプその3・・・オーディオ道場 2008/07/28


「オーディオ道場」は元剣道場を利用した音楽喫茶店ということになる。

○○ラインとも呼べそうな快適なドライブコースの脇のわかりにくい場所に鳥居があり、そこをくぐった後曲がりくねった細い道を不安と期待に駆られながら進み最後に凄い急坂を上ったあとやっと目的地に着いた。

ここは芸術村でもあるらしい。入り口からただならぬ雰囲気があった。

入っていきなり圧倒されました。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0011.jpg

鳴ってたのは最初このオリンパスかと思ってたら後ろの4343改でした

で、音はきわめてまっとうな音してました。こんなにモノがあって集めるばかりで音はおざなりってのを予想しそうだけど意外にというか予想外に下手なジャズ喫茶で聴くよりかレベル高い音でした。


なぜかオリンパスは2台あり後ろにはJBLのいろんなホーンが何ペアも使わずに埃かぶって・・・こりゃ坊さん欲しがるだろうな。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0006.jpg


前のはBWの昔のモニター?
その後ろは4355、その後ろはタンノイとかアルテックとかメーカーに囚われずいろいろ組み合わて作ったクラシック専用システムらしい。

その後ろに鎮座いたしますのがヴァイタボックスのバスビンですな。(初めて見た!)4355が小さく見えるって・・・。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0018.jpg

別のコーナーにヴィンテージが、ハーツフィールドにマッキンXRT20、ジーメンスオイロダインにタンノイの・・・。

このハーツフィールド(1954年製)でパウエルのクレオパトラ流してくれました。非常にいい音してました。この前にはトーレンスのリファレンスやEMT927やマイクロの8000番があり・・・もうホントにキリが無い。

オーナーはとても気さくな方でした。

オーナーは時計や雑貨のコレクターでもあるらしい。ちょっと有りすぎという感じ。ソフトのレコードやCDやテープや本がやたらめったら積み上げられていてなんか迷宮に迷い込んだような錯覚に陥る。


http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0038.jpg


ひとあたり見て聴いて帰ろうとしたら、別棟があるから聴かないかと言われて連れて行ってもらったのがこの部屋。

メインはヴァイタボックスCN191。

最初の部屋にもCN191はあったから2台持ってるんだと感心した。

そういえばなぜか最近良くヴァイタボックスを聴くことが多いなぁ。


http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0041.jpg


この部屋はオーナーのアトリエでもあるらしい。主宰している設計やアンプの音決めもしているらしい。

まあこの面や入り口の変なマネキン像を見た時点でこれはウチの「そ」娘の世界と強く思った。そのうち連れてくるか。

http://blog-imgs-27-origin.fc2.com/m/a/r/marantz777/PICT0048.jpg


非常に気になったのであるが、ある意味オーディオがすっ飛んでしまうくらいに・・

このヴァイタの上にあるのって、高台の例の縦模様と特徴ある深い作り、もしかしたら鍋島?

ホンモノならこの大きさだとこれだけでウン千万するでよ!

オーナーに聞くと公家の血を引いてこのあたりの山も全部持っていて蔵もたくさんあったから、これもそのうちのひとつで、こういうのが相当あったけど大分割れてしまって・・・って、

やはり育ちも並のヒトでは無いようで。

これらの資産がこの膨大なコレクションに化けたってことは・・・ウーン。
http://marantz777.blog113.fc2.com/?m&no=72



22. 中川隆[-7636] koaQ7Jey 2017年5月17日 09:14:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オーディオ道場 VITAVOX CN-191 Corner Horn 2011年 10月
http://contakuto.exblog.jp/17039998/

ちょうど私達が訪れた日は、夕方からジャズライブを開催するとのことで、
ミュージシャンの方々が忙しそうにライブの準備をしていました。

道場のオーナーさんとも少し話をする事が出来ました。

この日は、道場の建物とは別の建物の中に設置されている VITAVOX CN-191 Corner Horn を特別に聴かせてくれました。


http://contakuto.exblog.jp/iv/detail/?s=17039998&i=201110%2F31%2F33%2Fc0141933_22475826.jpg

wooさん曰く、この VITAVOX はオーナーさんが気に入った人にしか見せてくれないんだとか。

私は2度目の訪問ということで、顔も覚えていてくれましたので特別に見せてくれたのかもしれません。


http://contakuto.exblog.jp/iv/detail/?s=17039998&i=201110%2F31%2F33%2Fc0141933_2248338.jpg

このVITAVOXが設置されている建物は、このスピーカーを鳴らす為に建てた家なのだとか。w

機器をたくさん集めているオーナーさんですが、オーディオで一番大切なのは部屋という信念を持っておられるようです。

CDプレーヤー EMT 891 から SCA-7510 SATRIコンパクトアンプを経由して VITAVOX が駆動されています。


http://contakuto.exblog.jp/iv/detail/?s=17039998&i=201110%2F31%2F33%2Fc0141933_2248236.jpg

ちなみに、SATRI SCA-7510は、出力 4.5W+4.5W (8Ω)しかありませんが、
高能率な VITAVOX ですと、駆動力も問題なく鳴らしてくれます。

まさしく、シンプル イズ ベスト!! そんな簡単システムですが、心地よい余韻が漂う美しいサウンドが鳴り響いていました。
http://contakuto.exblog.jp/17039998/


23. 中川隆[-7635] koaQ7Jey 2017年5月17日 12:47:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn の仕様


オーディオの足跡 VITAVOX CN-191 Corner Horn
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html

外形図
http://www.imaico.co.jp/vitavox/CN191_eng.jpg


今井商事 CN-191 CLASSIC “Corner Horn”
http://www.imaico.co.jp/

▼ 往年の名機 クリプッシュホーン・リプロデューサー“CN-191”コーナーホーンの復活

スカンジナビアン・ビーチの合板に美しいウォールナットの付板が特徴のコーナー型ホールデットホーンエンクロージャーに業務用ユニットを搭載した、最高級家庭用スピーカーシステムです。VITAVOXが誇るその姿は、初出となった1948年そのままの姿です。

▼ 丹念な仕上げのエンクロージャーに搭載される高性能なユニット。それは真空管アンプのためのスピーカーシステム

低域ドライバーには、Alcomax3 アルニコマグネット搭載の15インチコーンドライバー“AK151”を、中高域のコンプレッションドライバーには銘記“Type S2”、ホーンには特別製の“R300WX”を搭載します。インピーダンス15Ω、感度105dB@1W/1mのスペックからも分かるように、真空管アンプにこれほどまでに相応しいスピーカーはないでしょう。
http://www.imaico.co.jp/vitavox/


ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn the reView (in the past)
http://audiosharing.com/review/?cat=88


Posted by audio sharing on 1996年12月11日 井上卓也

ステレオサウンド別冊「世界のオーディオブランド172」(1996年11月発行)より

 英国のヴァイタヴォックスは、1932年創業のスピーカーメーカーで、スタジオ、放送局、劇場などの主に業務用の分野で高い評価を受け、現在では軍需用を含め、本来の業務用スピーカーシステム分野で活躍しているようだ。ヘリコプターに搭載された超高感度、超強力な拡声装置はホーン型ドライバーの独壇場で、映画・TVなどの分野では米アルテック社のホーン型ドライバーユニットの活躍が知られているが、この英国版がヴァイタヴォックスということだ。

 CN191コーナーホーンは、 同社の伝統的なトップモデルで、現在でもこのような人手のかかるエンクロージュアが作られていることは想像を絶する異例なことといえよう。エンクロージュアは、モノLP時代に最小の容積で最高の低音再生能力をもつフォールデッドホーンと絶賛された、米国のポール・クリプシュ氏が発明したクリプシュホーンで、米EVパトリシアン600にも採用されたコーナー型低音ホーンである。

 スピーカーシステムは、壁面に付ければ低音再生能力は2倍となり、壁と床の交わる位置に置けばさらに2倍、2面の壁と床の交わる場所、つまり部屋のコーナーに置けばさらに2倍、というのが基本である。

 低域ユニットは、現在ではフェライト磁石採用の7・5Ω仕様AK157、高域ユニットは、アルニコ磁石採用の伝統的な15Ω仕様で、7・62cm口径アルミ合金振動板のS2ドライバーユニットと、従来のCN157を改良し、4セル型ディスパーシヴ型としたCN481新型ホーンを採用。

 NW500ネットワークで500Hzクロスオーバーとした2ウェイ方式で、インピーダンスは15Ω。感度は未公表だが100dB/1mほどはあるはずで、真空管アンプにはこれ以上のスピーカーシステムはないであろう。やや強度不足で音離れが悪かったホーンが一新され、本来の重厚さに新鮮さが加わった。 


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ヴァイタヴォックス CN191 ConerHorn
Posted by audio sharing on 1994年4月30日 井上卓也

オーディオ世界の一流品(ステレオサウンド別冊・1994年春発行)
「世界の一流品 スピーカーシステム篇」より

 モノーラル時代のスピーカーシステムでは、コーナー型エンクロージュアの採用がそれ自体でトップモデルを象徴していた。JBL・ハーツフィールド、EV・パトリシアン600/800、タンノイ・オートグラフなど、これらはオーディオを語るには欠かせない存在であり、その伝統を今日まで伝えている世界唯一のモデルが、このヴァイタヴォックスCN191である。

低域用クリプッシュK型ホーンを駆動するユニットは、7・5Ω仕様のフェライト磁石型AK157。高音用ホーンは初期のCN157から77年にセクトラル型のCN481に変り、ドライバーユニットはアルニコ磁石型S2採用だが、高域はフェライト型S3のほうが伸びている。ネットワークは、’73年に素子にカバーが掛かった型に変更された。

 床と左右壁面を利用してホーンの延長部とするコーナー型Kホーンは、低域の再生効率が高く、重厚で力強い低音を聴かせる。ホーンの改良により中〜高城はホーン鳴きが抑えられ、大口径ドライバーならではの余裕のあるマッシヴな音が楽しめる。

 全体に音色は抑え気味で、聴感上のfレンジは、現在ではややナロウレンジに感じられる。しかし、その分だけ再生帯域内の密度感や力感は現在では異例な存在で、CD復刻盤ではなく古い時代の名曲名演奏をアナログディスクで聴くときに、このCN191は実に見事な形容し難い優れた音を聴かせる。まさしく、かけがえのない存在というほかはない。


使いこなしポイント

 コーナー型だけに部屋の長手方向の壁面を利用するのが標準的な設置方法
だが最適な聴取位置の選択は完全を目指せば予想よりも難しく、部屋の残響コントロールも、床、壁面とも充分に剛性があり、デッドに過ぎないことが必要条件。

駆動するパワーアンプは、出力トランスをもつマッキントッシュやA級パワーアンプが好ましく、マッチングトランス使用も一案か。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1980年6月15日 菅野沖彦

ステレオサウンド 55号(1980年6月発行)
特集・「’80ベストバイコンポ209選」より

 本来ウーファーシステムで、38cmユニットをフォールデッド・フロントローディングホーン・エンクロージュアに収めたものだが、これに500Hzクロスオーバーでトゥイーターをつけて全帯域システムとする。その音は格調高い雰囲気に溢れている。クリプッシュホーンの数少ない成功例である。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1979年10月30日 瀬川冬樹

続コンポーネントステレオのすすめ(ステレオサウンド別冊・1979年秋発行)
「第22項・同じイギリスのヴァイタボックス ディットンよりもいっそう確固たる世界」より

 ヴァイタボックスというメーカーを、最近のイギリスの若い世代はもはや知らないとさえ、いわれる。実際、このクリプッシュホーン≠フ名で呼ばれるCN191という大型スピーカーは、こんにち、その製品のほとんどが、日本からの注文で作り続けられている。

いまから十年近く前、もはや製造中止の噂の流れていたこのスピーカーを、日本のある愛好家が注文で取り寄せた一組がきっかけを作って、その独特の魅力が口伝えのように広まって、いまなお注文してから一年近く待たされるという状態が続いているといわれる。

 たしかにこのスピーカーは、エンクロージュアの製作におそろしく手間がかかって、しかもこんにちヴァイタボックス社でこのエンクロージュアはたったひとりの職人が手作業で作っているといわれているから、数があがらないのも無理はない。待たされてしびれを切らして、形だけ似せた国産エンクロージュアを購入した人に、私は強くすすめてオリジナルに替えさせた。

その人は「あわててひどい廻り道をしました」と、同じ形のエンクロージュアがまるで別のメーカーのように音質を変えてしまうことにびっくりしていた。

この製品に限ったことでなくあらゆるスピーカーに共通の大切な話だが、エンクロージュアはスピーカーユニットを収容する容器なのではなく、ピアノの胴体のように音質を決める重要な一部なのだから、名器と呼ばれるスピーカーを、形だけ同じな別メーカー製のエンクロージュアに収めることを、私は原則としておすすめしない。もっとも、そうすることが一概に悪い結果ばかり招くわけではないから、自信のある方が何をなさろうと私の知るところではないが

 ところがこのクリプッシュ式コーナーホーン≠ヘ、その名のように、部屋の隅(コーナー)、それも、スピーカーの背面を囲む二つの壁面と床面との三つの面が、強く叩いても少しも共振しないような堅固な材料と工法で作られていることを原則とする。

それはこのエンクロージュアが、右のような条件のコーナーに背面をぴたりとつけて設置しなくては、完全な動作をしないように作られているからだ。

いくら見た目は「壁面」でも、ふすま・障子は極端にしても、厚さ15ミリ程度以下の薄い板貼りの壁や、ガラス面、○○ボードなどと呼ばれる新建材の類であっては、CN191はおよそまともな音を聴かせない。

薄い壁、共振する壁、音を逃がしてしまう壁、では、CN191の重厚な低音に支えられた緻密で豊潤で艶やかな響きの美しさは、その片鱗をさえ聴かせないばかりか、壁の共振・逆共振で、ひどく汚い、ときに肥大した、あるいはやせこけて骨ばるばかりで美しさも魅力もない、ひどい音を鳴らして聴き手をがっかりさせる。

 もうひとつ、二台一組のスピーカーの隅が音響的に同条件であること。つまり建築上シンメトリーの構造であること。

そして、二台のスピーカーの置かれる壁面は少なくとも4・5メートル、できれば5メートル以上あって、左右の広がりが十分とれること。

またそれにみあうだけの天井の高さ。

 およそこれくらい部屋の音響条件に支配されるスピーカーはない。このスピーカーにとって、部屋はまさにエンクロージュアの一部なのだから。


スピーカーシステム:ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn ¥940,000×2

コントロールアンプ:アキュフェーズ C-240 ¥395,000

パワーアンプ:ルボックス A740 ¥538,000

ターンテーブル:トーレンス TD126MKIIIBC ¥150.000

トーンアーム:SME 3009/SeriesIII ¥74,000

カートリッジ:オルトフォン MC30 ¥99,000
計¥3,133,000

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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn


Posted by audio sharing on 1978年12月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 49号(1978年12月発行)
特集・「第1回ステート・オブ・ジ・アート賞に輝くコンポーネント49機種紹介」より

 つい最近、おもしろい話を耳にした。ロンドン市内のある場所で、イギリスのオーディオ関係者が数人集まっている席上、ひとりの日本人がヴァイタヴォックスの名を口にしたところが、皆が首をかしげて、おい、そんなメーカーがあったか? と考え込んだ、というのである。しばらくして誰かが、そうだ、PA用のスピーカーを作っていた古い会社じゃなかったか? と言い出して、そうだそうだということになった──。

どうも誇張されているような気がしてならないが、しかし興味深い話だ。

 ヴァイタヴォックスの名は、そういう噂が流れるほど、こんにちのイギリスのオーディオマーケットでは馴染みが薄くなっているらしい。あるいはこんにちの日本で、YL音響の名を出しても、若いオーディオファンが首をかしげるのとそれは似た事情なのかもしれない。

 ともかく、ヴァイタヴォックスのCN191コーナー・クリプシュホーン・システム≠フ主な出荷先は、ほとんど日本に限られているらしい。

それも、ここ数年来は、注文しても一年近く待たされる状態が続いているとのこと。

生産量が極めて少ないにしても、日本でのこの隠れたしかし絶大な人気にくらべて、イギリス国内での、もしかしたら作り話かもしれないにしてもそういう噂を生むほどの状況と、これはスピーカーに限ったことではなく、こんにち数多く日本に入ってくる輸入パーツの中でも、非常に独特の例であるといえそうだ。

 本誌16号(昭和45年秋)の海外製品紹介欄に、その頃初めて正式に入荷したCN191を山中敬三氏が解説された記事の中にもすでに

「……現在は受注生産の形でごく限られた数量のみが製作され、本国のイギリスでもその存在は一般にはあまりしられていないようだ。」

とあるとおり、当時すでに製造中止寸前、いわば風前の灯の状況にあったものを、日本からの突然の要請によって生産を再開したという事情がある。

そしてこれ以後は絶えることのない注文のおかげで、製造中止をまぬがれながら、こんにちまでほとんど日本向けのような形で生産が続けられているのである。

ましてその後新しい製品の開発が全くないのだから、イギリス国内で忘れられた存在であっても不思議とはいえない。


 ヴァイタヴォックス社は、一九三二年にロンドン市ウェストモーランド・ロードに設立された。トーキー用などプロフェッショナル関係のスピーカーをおもに手がけて、一時はウェストレックス、RCA、フィリップス等のイギリス支社に、プロ用スピーカーをそれぞれ納入していた実績もある。

 CN191の別名「クリプシュホーン」は、アメリカの音響研究家ポウル・クリプシュが一九四〇年に設計したコーナー型フロントロード・ホーン・エンクロージュアを低音用として採用しているところから名づけられている。

そして500Hz以上は、3インチという口径の大きなダイアフラムを持つウェストレックス型のホーンドライバーS2に、CN157型ディスパーシヴホーンを組合せて、2ウェイを構成している。

エンクロージュアはクリプシュを基本としてV社独自の改良が加えられ、独特の渋い意匠とすばらしい音質を生んでいる。

 この音質は、古い蓄音機の名機の鳴らす音に一脈通じるように、こんにちの耳にはとても古めかしく聴こえるが、気品に満ち、精緻で量感豊かな音は、新しいスピーカーに求めることのできないひとつの魅力といえる。

 ただ、クリプシュ・コーナーホーンはその構造上、設置される部屋のコーナーの、システムを囲む両壁面と床面とが、できるかぎり堅固な構造であることが、必要。

まなコーナー設置のために部屋のプロポーションやリスナーとの関係位置が大きく制約されるというように、条件が整わないと本来の良さが発揮されないという点が一般的ではない。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1978年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

良き時代のコーナーホーンの魅力を現代に残す貴重な存在である。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1978年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

コーナー型オールホーン唯一の、懐古趣味でなく大切にしたい製品。

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既製スピーカーシステムをマルチアンプでドライブする(ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn)
Posted by audio sharing on 1977年10月30日 井上卓也

HIGH-TECHNIC SERIES-1 マルチスピーカー・マルチアンプのすすめ(ステレオサウンド別冊・1977年秋発行)
「内外代表パーツ200機種によるマルチウェイ・システムプラン」より

 ヴァイタヴォックスCN191コーナーホーンシステムは、英国をふくめたヨーロッパ製品のなかで、コンシュマーユースのスピーカーシステムとしてはもっとも大型なフロアーシステムである。

 エンクロージュアにはクリプッシュKタイプといわれるフロントロードホーン型の一種が採用されている。フロントロードホーンでは、その名称のように、ウーファーコーンの前面の音だけをホーンを使って放射しているが、バックローディングホーン型では、ウーファーコーンの前面の音は直接放射され、後面の音がホーンを使って、低音の一部だけをホーン効果により補うタイプである点が異なる。

このクリプッシュKタイプでは、ウーファー前面からの音が、特殊な形状に折り曲げられたホーンから一度エンクロージュア背面に導かれ、さらに部屋のコーナーを低音ホーンの延長として利用し、エンクロージュア両側の開口部から前面に放射される。

 クリプッシュKタイプホーンは、ホーン型エンクロージュアらしい、厚みがあり緻密な堂々とした低音が得られる大きなメリットがある。しかし、折曲げ型ホーンのためにウーファーコーンからの中音は減衰しやすく組み合わせる中音用や中音から高音用のスピーカーユニットには、十分に低い周波数から使用できるタイプが必要である。

 ウーファーは、CN191システム用に指定されているAK157、中音から高音用には、直径76・2mmという大型軽金属製ダイアフラムと16、000ガウスの磁束密度をもつドライバーユニットS2と、アルミ合金製のセクトラルホーンCN157を組み合わせ使用する。

なお最近のCN157ホーンは、ホーンのカーブが設計変更されて改良されているようで、一段と音質面でのグレイドアップが期待できる。指定LC型ネットワークは、クロスオーバー周波数500Hzの典型的な12dB型NW500である。

 しーぁぬ191は、部屋の壁面を低音ホーンの一部として利用することが前提として設計されているために、強度が十分にある、レンガやコンクリートなどの壁が相応しい。そうでない場合には、少なくとも、30mm以上の厚さの良質な板で、エンクロージュア後側の壁と接する面に使う衝立をつくり使用することが望ましい。

 マルチアンプ化のプランは、CN191がトラディショナルな英国の音をもつことを考えれば、少なくとも、スピーカーとダイレクトに結合するパワーアンプには,英国系の製品を使用したい。

ここでは、QUADの2機種のパワーアンプを選んでいるが、低音用の303Jは、モノーラル構成で、出力部分にインピーダンスマッチング用のトランスをもつ特長があり、適度に最低域がカットされるため、ホーン型ウーファーには好適である。コントロールアンプその他は、管球タイプで音色的なバランスを重視して選んである。


●スピーカーシステム
 ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn

●コントロールアンプ
 ウエスギ U-BROS-1

●エレクトロニック・クロスオーバー・ネットワーク
 ウエスギ U-BROS-2

●パワーアンプ
 低音域:QUAD 303J(×2)
 高音域:QUAD 303


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ヴァイタヴォックス CN191 ConerHorn
Posted by audio sharing on 1977年7月20日 菅野沖彦

ステレオ別冊「あなたのステレオ設計 ’77」(1977年夏発行)
「’77優良コンポーネントカタログ」より

 イギリスのヴァイタヴォックス社は、ほぼ半世紀にわたる歴史を持つメーカーで、プロフェッショナル機器を専門に製造している。したがって同社のスピーカーは、米国アルテック社と相通じ、劇場・ホール用、スタジオ用として高い名声を得ている。

このCN191というシステムは複雑なホールデッド・ホーンでしられるクリップシュ氏の設計になるホーン・エンクロージュアに38cmウーファーとホーン・ドライバーを収めた2ウェイである。

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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1977年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 43号(1977年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ ’77ベストバイ・コンポーネント」より

 いまの私には、これを鳴らす理想的なコーナーを整えるという条件を満たすことができないからあきらめているが、せめていつかは、この豊潤で渋い光沢のある独特の音質をわがものにしてみたいという夢を持っている。

いまやこれだけが、現行製品の中で良き時代を残した最後の生き残りなのだから。

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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 アメリカ系のスピーカーを男性的な魅力とすれば、イギリスのそれにはどうしても女性を感じる。中でもこのスピーカーは、若い女性の魅力ではなく、中年の色気の濃い音といえる。


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ヴァイタヴォックス CN191 Corner Horn
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 英タンノイのオートグラフなきあと、英国を代表する唯一の大型コーナーシステムである。適度に輝きをもった重厚な音は、かなり古典的な印象を受けるが、貴重な存在だ。
http://audiosharing.com/review/?cat=88


24. 中川隆[-7634] koaQ7Jey 2017年5月17日 13:00:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

VITAVOX BITONE MAJOR
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/bitone.html


エンクロージャー:\88,000(1台、1970年代前半頃)

小劇場、ホールなどの業務用や録音スタジオのモニター用として数多く使用され、家庭用としても多くのファンをもつ大型2ウェイ・プロフェッショナルシステム。

ユニット構成は年代によって異なり、低域にはAK-156やAK-154、高域にはS-2ドライバーとCN-481やCN-157を搭載しています。

エンクロージャーは前面にショートホーンを備えており、オーク仕上げとなっています。


機種の定格

方式 2ウェイ・2スピーカー・オールホーン方式・フロア型

使用ユニット
低域用: 初期 38cmコーン型(AK-154) 後期 38cmコーン型(AK-156)

高域用: 初期 ホーン型(S-2+CN-157) 後期 ホーン型(S-2+CN-481)

その他: ネットワーク(NW-500)

定格インピーダンス 15Ω

再生周波数帯域 30Hz〜20kHz

クロスオーバー周波数 500Hz

アッテネーター 0〜-8dB

キャビネット 前面ショートホーン付・バスレフタイプ

最大入力 80W(初期)100W(後期)

外形寸法 幅762×高さ1,067×奥行610mm

重量 76kg
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/bitone.html


ヴァイタヴォックス BITONE MAJOR the reView (in the past)


ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1979年6月15日 菅野沖彦

ステレオサウンド 51号(1979年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’79ベストバイ・コンポーネント」より

一種独特な雰囲気をもっている。
同社を代表するスピーカーの一つだけに、相当高度なところで聴き手の嗜好と可能性を問われる、本格的大型フロアーシステムである。


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ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1978年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 47号(1978年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ’78ベストバイ・コンポーネント」より

コクのある渋い充実した響きは、いくぶん古めかしいが聴きごたえ十分。


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ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1977年6月15日 瀬川冬樹

ステレオサウンド 43号(1977年6月発行)
特集・「評論家の選ぶ ’77ベストバイ・コンポーネント」より

 ヴァイタヴォックスの音をひと口でいえば、アルテックの英国版。

要するにアルテックの朗々と響きの豊かで暖かい、しかしアメリカ流にやや身振りの大きな音を、イギリス風に渋く地味に包み込んだという感じ。

A7−500−8のレンジをもう少し広げて、繊細感と渋味の加わった音がバイトーン・メイジャー。


______

ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 岩崎千明

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 英国系ウェストレックスとでもいいたいのがこのシステム。

アルテックよりよりデリケート、JBLよりより繊細。しかも豊かな響き。
迫力を追わなければピカ一のシステム。


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ヴァイタヴォックス Bitone Major
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 アルテックの旧マグニフィセントと類似した、英ヴァイタヴォックスの中型システムである。

渋い重厚さでは191コーナーホーンに数歩譲るが、比較的容易に使えるのが利点。
http://audiosharing.com/review/?cat=88


25. 中川隆[-7633] koaQ7Jey 2017年5月17日 13:17:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

VintageAudio 岡山県 の ヴィンテージ オーディオ 専門店
1950-60年代のオーディオ機材 / 修理・レストア / レコード販売

当店では1950-60年代に欧米諸国で製造された、Vintage HiFiオーディオ機材の販売・レストア(オーバーホール・修理)を行っています。
http://vintage-audio.jp/

ヴァイタヴォックス Bitone TYPE620 スピーカーシステム ※1本のみの販売となります。

VintageAudio 2017/03/19
http://vintage-audio.jp/?p=1453


英VITAVOX(ヴァイタヴォックス) Bitone TYPE620 スピーカーシステムを販売します(^o^)


http://vintage-audio.jp/wp-content/uploads/2017/03/3-3.jpg


TYPE620は、VITAVOX Bitone 6201の前進にあたるモデルだと思われます。

TYPE6201にはTYPE B compression unitが搭載され、後にGP-1compression unitに変更されます。

今回のモデル(TYPE 620)には、強力な TYPE N compression unitが搭載されていますので、その様に推測出来ます。(如何せん、資料が乏しい…)


強力なマグネットを搭載した12inウーハーに6セルのドライバーユニットを使用した2Wayシステムですが、製造が古い為HiFi用途ではありません。

後のGP-1搭載モデルであれば、高域も伸びているのでクラシック音楽や POPS等にも対応出来るのですが、TYPE N のドライバーは高音域の帯域が狭く今の時代では厳しいものがあります。

但し、その分強烈な中音域はクラシックでも78S(SP)の再生や古いJazzなどには最適だと思います、まぁそういう年代のシステムですからね。

エンクロージャーはバスレフ型で吸音材は入っていません。


また、組み合わせるアンプは、DFの低い無帰還型アンプが適当です。
高NF型高DLタイプのパワーアンプでは、音がカツカツになってしまいます。


英VITAVOX(ヴァイタヴォックス) Bitone TYPE620|12inウーハー
http://vintage-audio.jp/wp-content/uploads/2017/03/14-1.jpg


写真で見てもらえる様にウーハーユニットには、ブラケットを覆うように黒い布が被ってありますが、これはセンターキャップが無いためで、ボイスコイルのギャップに埃やゴミが入るのを防いでいます。つまり、この布がそのままであり、ダメージが無いということは、このユニットは変に弄られていないということになります。

英国の古い年代のユニット(例えば、皆さんがよくご存知であろうと思われる TANNOY Monitor Silver や Goodmans axiom80 等)は、センターキャップ無しやベークダンパーを使用してるため、何かしらのカバーが無ければボイスコイルのギャップに埃やゴミが入ります。その為に、布を被せるわけです。

だから、その年代のユニットで布カバーが無いとか無くなっていれば、過去に何かしら弄られた可能性が高いということになります。
http://vintage-audio.jp/?p=1453



26. 中川隆[-7632] koaQ7Jey 2017年5月17日 13:30:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタヴォックス Bitone - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?q=Vitavox+Bitone

27. 中川隆[-7631] koaQ7Jey 2017年5月17日 14:11:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタヴォックス Bitone が聞ける店 赤坂見附 BAR 真空管
http://www.barshinkukan.com/test/index.html
https://ja-jp.facebook.com/barshinkukan/
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13142040/


東京都港区赤坂3-20-9 千切屋ビル2F

TEL03-5545-5444

【営業時間】19:00〜4:00 (金曜19:00〜5:00)

【定休日】日曜・祝日 

収容人数 32名


アクセス

赤坂見附駅から徒歩2分、赤坂駅から徒歩5分一階にモダン酒場の入っているビルの2階
赤坂見附駅から112m

地図
https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC,+%E3%80%92107-0052+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B8%AF%E5%8C%BA%E8%B5%A4%E5%9D%82%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%92%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%99/@35.676261,139.736126,14z/data=!4m5!3m4!1s0x60188c7f20a8163b:0xdadeb6b355a2cf65!8m2!3d35.6762571!4d139.7361083?hl=ja

ドリンクメニュー
http://www.barshinkukan.com/test/menu.html


装置
http://www.barshinkukan.com/test/kizai.html
http://www.cattlea.jp/product/


【メインスピーカー】ヴァイタヴォックス Bitone Major
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

イギリスの名門 劇場用のバイタボックス 1932年創業の英国名門「VITAVOX」社 BITONE MAJORです。

この珍しいスピーカーシステム、アメリカのアルテックより約3dbも能率が良く、反応が良く、音の広がりが最高です。

S-2ドライバー・ユニットとCN-157ホーンがNW-500 ネットワークにより500Hz以上をAK-154ウーファーが500Hz 以下を受け持つ2way方式のこのBITONE MAJORは、劇 場、ホール、映画館等 に採用されている大型システムですが家庭用としても多く愛用されています。

明かるく輝くハイエンド、渋く重厚な低域、品位高い音色や臨場感等伝統の VITAVOX を代表するにふさわしい風格と音色を備えています。

【サブスピーカー】ドイツ製スピーカー「SABA」

鮮やかなグリーン色のコーン紙が特徴のドイツ名門SABAのフルレンジSPユニットです。

超軽量コーン紙に小型の 磁気回路、ペラペラのプレスフレーム・・・1950年代の家庭用ド イツ製ユニットの特徴なのですが、これを上手に鳴らすと、英国やアメリカのユニットでは出すことの出来ない、ナチュラルで透明度の高く、繊細で分解能が高いサウンドを奏でるので、見た目じゃ判断できない代物です。

そして、これらドイツのユニットを研究すると非常に合理的に作られている事に気が付きます。超軽量 なコーン紙を使用している為に、それを駆動す る磁 気回路は小さくでき、よってフレームもダイキャスト等大掛かりでなくプレスフレームで十分な強度が取れる訳です。実に合理的な創りとなっています。

しかも、超軽量コーンはユニットの設計だけでなく、サウンドにも大きなメリットがあります。軽量だから信号に対しての反応が圧倒的に速いのです。 これにより、全帯域で分解能が高く、小音量時に音が潰れないのです。小口径・軽量コーンのユニットは、家庭用( 家庭用HiFi)ユニットに分類されますので、ドイツ業務用と混同して 考えては駄目です。

また、構造上ハイパワーユニットではありませんから、駆動するパワーアンプも、2〜 3Wのシングル(またはP-P)管球アンプが適当です。音量が足りないからといって、ハイパワーなアンプを繋いだりしてはいけま せん、

音量を稼ぐ場合は、ユニットを複数個使用します。そ して、適度な音量で鳴らすことで、超軽量コーンユニットのメリットが最大限発揮できます。フルレンジとして聞ける数少ないドイツ製のユニットです。有名な所でヒットラーが国民に演説を聴かせるためにラジオ用を含めて作られたスピーカーが多く、人の声はよく通る音質です。シーメンス テレフンケンが特に有名です。


【メインアンプ】 THE富士山V
http://www.cattlea.jp/product/?no=18

BAR真空管で使用のメインアンプ。

カトレア製アンプ共通の電源回路が前段と終段と別々に整流し、レギレーションを良くし、大パワーを安定的に出します。 電源回路のコンデンサーはドイツ製を使用し、パーツも吟味し、電源トランスなどはオリジナル仕様です。

845のヒーター回路はFETを使用した定電圧ヒーター回路を作り、ヒーターノイズにも強いです。


【サブアンプ】300B ※サブスピーカーSABA用アンプ
http://www.cattlea.jp/product/?no=71

真空管アンプの標準的な存在の球300Bです。

また世界で互換性の有る球が作られそれぞれのお国柄の音が楽しめます。カトレア300B はシンプルに二段アンプで電源回路も独立二回路動作でしっかりした音が聞けます。 世界標準の球世界を楽しんで下さい。出力トランスは オリエントコアで手巻きで作るオリジナルトランスで振動吸収力の高い人工大理石 デュポンコーリア製のケースに入れ 澄んだ音を求めまし た。300Bの球は劇場用のアンプで使用されていました。

【バッファアンプ】プルメリア
http://www.cattlea.jp/product/?no=64

ドイツの直熱三極管Cas「プルメリア」。
ヨーロッパの球は音楽性と空気感が違います。

是非、楽器を演奏する方に一度聞いていただきたいアンプです。 透明度、繊細度、ともに自信のアンプです。 音楽の香りを楽しんでいただくためという意味で「プルメリア」と名付けられました。
http://www.barshinkukan.com/test/kizai.html


赤坂見附 BAR 真空管
http://cattlea.jp/news/info.php?id=83

BAR 真空管の店内システムはカトレア製のお勧めシステムで球の音色が楽しめます東京の方 一杯飲みながらカトレア球アンプの音を聞きに行って下さい


アナログレコードが沢山有ります

アナログに拘るとこのように成ります アナログ派にお勧めです プレイヤー機器も放送局で活躍したモノが動いています

このカトレア球アンプ

イギリスの劇場用バイタホックスのシステムも聞くことが出来 サブとして戦後まもないドイツスピーカーも鳴っています 


今は300Bアンプで聞くことが出来ますが こんどは845アンプが鳴り始めます

バイタボックス バイトンメジャー

オーデォマニアがあこがれる世界の名器バイタボックス聞かなきゃ損しますよ!!
http://cattlea.jp/news/info.php?id=83

j25931さんの口コミ 2015/10訪問

バブル世代には心躍る場所

赤坂の行きつけの店に友人と行った後に一杯飲みに立ち寄ってみる。
AOR以外にも、山下達郎などのJーPOPなどもあることがわかってきた。
お世辞にも酒は美味しくはないが、いい曲が流れるだけで、ビジネスマンには良い店になるのだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近、赤坂で行きつけになりつつある店で飲むとほぼ毎回立ち寄って行くことになるBAR。

大抵は友人と相応に酔っ払って行くので、落ち着いたことがないがカサブランカ ディーバーとは違い、だいぶざわついている。

70〜80年代洋楽のLPがバックバーに相当数ならんでおり、シートにリクエスト曲を書いてスタッフに渡すと何れかけてくれる。

自ずと自分と同年代っぽいおっさんばっかりか、と思いきや、そうばかりでもなく、若い男女も客としてそこそこいるのが嬉しい。

ただ、音響があまりよくない。
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13142040/dtlrvwlst/B107564731/?lid=unpickup_review


28. 中川隆[-7630] koaQ7Jey 2017年5月17日 14:53:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年07月09日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72092f44e94c1c7280b2f73b09dab4eb


東海地方の「I」さんから、このほど「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」というメールが届いた。


「ペンションすももの木」
http://cattlea.jp/

といえば山梨県の山中湖畔にあって老舗の真空管アンプ工房としてもつとに有名。

    

「ペンションすももの木」に行ってきました。お客さんの少なそうな曜日を狙って行ったため、私達の他は家族4人連れの一組だけでしたので、チェックイン後に音を聴かせていただくことができました。

装置の写真がうまく映っていませんが、部屋は24畳のダイニングルームです。

アルテックのヴォイスオブシアターより少し大きな小池さん設計のフロントロードホーンに、

ドイツ製でオイロダインの元になったという励磁型の40pウーファー

ドライバーはヴァイタボックスのS−3、
これにヴァイタボックスのホーン(クロス450HZ)

ツイーターは、なんとヤマハのJA0506・・・
当方の愛好品(クロス4000HZ・・記憶が曖昧です)

以上LCネットワークです。

アンプは300Bの交流点火(よくわからないのですが、全国で小池さんのアンプだけだそうです)。

初めにジャズで、カインド・オブ・ブルーとアートペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクションを掛けていただきました。とにかく、シームレスのスムースさです。特上の大型フルレンジを聴いているようです。

Fレンジも、拙宅のを比較に持ち出すのもおこがましいのですが、当家のシステムが、低域が100HZくらいからダラ下がりの限界が60HZくらいとすると、すももの木システムは、50HZまでフラットという感じです。

音色ももちろん素晴らしく、キャノンボール、ペッパーのアルトがなまめかしく響きます。リズムセクションも文句なし! 

クラシックに移り、モーツアルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(五嶋みどり盤)、弦楽五重奏曲(スーク+スメタナ四重奏団)がほんとにいい音で再生されます。音場もナチュラルで心地いい。

次の展開が驚きでした。ムターの弾くツゴイネルワイゼンの時に、小池さんが「アンプを換えますね」といった後のヴァイオリンの音が絶品でした。

きめが細かく、柔らかく、澄んでいて、伸びやかで、音像の定位もきまっている!! 

こんなヴァイオリンは初めて聴きました。B&Wの802Dなら出るのかも・・・。

換えたアンプはKRのPX25、交流点火。

アンプによる変化にはびっくりしました。ブログで拝見している、〇〇様が楽しんでいる中身が、少し覗けたような気がしました。

300Bも素晴らしいと思って聴いていましたが、このPX25のヴァイオリンには思わず拍手でした。

小池さんのお話では、LCネットワークのSPシステムを練り上げて、

ジャズには300B、
クラシックにはPX25、
それと大編成用に大型真空管のアンプ

と、計三種類のアンプで音楽をカバーするのが楽しいとのことでした。

夕食後、一杯やりながらオーディオの話をしましょうと誘っていただき、ゴロゴロしているドライバーやフルレンジユニットをいろいろ見せていただきました。これも楽しかったです。

今回はいい音が聴けて、本当に良かったです。
あの音に、ヤマハのJA0506が一枚かんでいるとは愉快でした。」
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72092f44e94c1c7280b2f73b09dab4eb


29. 中川隆[-7629] koaQ7Jey 2017年5月17日 14:58:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>28 の装置詳細

1940年代頃のドイツ40Cm励磁型スピーカーシステム
真空管アンプ「カトレア」
http://cattlea.jp/news/info.php?id=142

1940年代頃のドイツ40Cm励磁型スピーカーシステム

オリジナルフロントホーンボックスでオールホーン型で作りました。


ウーハーは戦前に作られたドイツ製の励磁型40cm

ドライバーはバイタボックスのS3

ツイーターはヤマハアルニコベリリウム


を使用したシステムで私が2年間掛けて音を作り上げた音。

良い音を聞くのではなく、ぜひ感動のする音を聞いて下さい。

システム合計320万円(ステレオ)


カリンオイル仕上げベイマツで作ったフロントホーン型

写真左側はオイルなし 右側はチークオイル仕上げのボックスです。
いずれも米ます21oで作られています。

コンスキ&クリューガー社が作ったKL51に使用されている励磁型ウーハー

ドイツ製の名高いオイロパなども設計したカール・クリューガーが作ったKL51システムのウーハーを使用したとてもすごいユニットで日本には数本しか入っていないのではと言われている物です。

詳しくは管球王国NO83のクラングフィリムの歴史とドイツの名機たちを見て下さい。1940年代頃の40Cm励磁型。

バイタボックスS3ドライバー

1.5インチのドライバーはイギリス劇場用のS3を純正ホーンで作りました。

ウーハー用の励磁電源は左右別々に整流管を使用しチョークインプットでオイルコンで作りました。励磁型は左右別電源で使用しないと透明度の高い音はしません。

トゥイーターはYAMAHA JA-4202を使用しました

ヤマハのFX-1に使用されていたトゥイーターでユニット売りではJA-4272と同じです。とってもシットリりと鮮やかに再生してくれます。このトゥイーターを使用すれば新しい録音もとても艶やかな音色になります。

ネットワーク クロス 450Hz 6KHzです

大型カットコアコイル、銅箔コイル、オイルコン、SHコンなど贅沢なネットワーク構成です、高域はトランス型レベルコントロール、中域はコイルタップ出しで効率が高いです。ロスがないのでとてもリアルに再生します。
http://cattlea.jp/news/info.php?id=142


30. 中川隆[-7628] koaQ7Jey 2017年5月17日 15:55:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ドライバーユニット S-2, S-3
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/index2.html

Vitabox S2 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Vitabox+S2


ヴァイタヴォックス S2 the reView (in the past)
Posted by audio sharing on 1975年6月15日 井上卓也

ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)
特集・「’75ベストバイ・コンポーネント」より

 英国系としては現存する唯一の大型ドライバーユニットである。

聴感上はウェスターン系のものだが、音質は、完全に英国の伝統的な個性を受継いでいる。これは見事である。
http://audiosharing.com/review/?p=3566


31. 中川隆[-7627] koaQ7Jey 2017年5月17日 16:25:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「バイタボックス」CN-191 と「タンノイ」オートグラフを比較試聴する 2011/12/27
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27555807.html


 一昨日急に友人Kがオートグラフを聞かせて欲しいと10年ぶりに訪ねてきた


 ◎彼KのSPシステムは家庭用SPシステムとしては最高級システム「クリプッシュホーン・リプロデュサー」で有名なバイタボックスCN-191 を愛用している。

バイタボックス「VITAVOX」はどちらかというと比較的大型種が多い。

 その中で彼のCNー191は家庭用フロアタイプのフォールデット・ホーンで大型だ。

その他に殆ど同じ大きさで BITONE MAJOR というショートホーンの付いたバスレフタイプもある。

そしてタンノイでも納入実績のある英国のロイアル・アルバートホールにも納められている超大型システム(2.2m+953cm)の BASS BIN と言うものがある。

 このシステムはフロント・ローデット折り曲げエクスポネンシャル・ホーンを備えたもので、このタイプは劇場用の英国最高峰のシステムである。

 先日も blog でも話したが彼 Kは当初(約30年前)家を新築した際、床の強度の点でフロアーが 35Hz付近の低域で共振した。そこで車のジャッキなどで突っ張ったり、補強材を入れて床の剛性を高めるしか良い対策は無いだろうとアドヴァイスし床の補強をした。そしてすっかりオーディオルームが改善されたという。

 そこで私のタンノイ・オートグラフと比較試聴したいと云ってきたのだった。

おそらく彼は VITAVOX で音像の定位の絞り込みについてはハイレンジ・ホーンなどを交換したりして可成り苦労しているので、オートグラフでの音像の絞り込みを描き期待しているのであろう。

 

 私は何時もの持論で音楽は音を聴くのではない!音楽を聴くのだ、それは1つの楽器から発生した音だけを聞いているのではなく、エンクロージャーや室内空間を伝搬して作られたハーモニーを聞くことにある。これは小説家(故)五味康祐の「西方の音」でも同じことを語っている。

 だから私は聴取位置まで伝搬してきた音楽を楽しむのであって弦楽器の弦に耳を付けて聞いてるのではないのだ。そこには音像と云うものがあることが必至である。彼もそのことは十分に納得して我が家を訪ねて来るはずだ。

高さ1525mmの 現在使用しているオートグラフだ。
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/GALLERY/show_image.html?id=27555807&no=2

 写真はわたしの愛用のオートグラフだ。


コメント

スピーカはやはり大型で無理をせず音出しするのがベターですね。
音の充実感、ボリューム感が全く違います。

かといって野外フィールドで使う様なものを部屋に持ち込むのはナンセンスだと思います。
幾ら苦労しても大型のホーンからはきめ細かな音像を絞り込むのは困難です。

やはり家庭には家庭用を適材適所と云うもでしょう。
兎角始めたばかり??の方は大型のウーハーに大型のホーン(とくにドライバー)の喉の太いものは細かい繊細な音を出すには難しいでしょう。

大きければよいと言うものではないと思います。最後は音場、音像でしょう。
2011/12/27(火) 午後 0:56Kiyoちゃん

バイタボックスは聞いた事が有りませんが、オートグラフの繊細で定位の決まった音には、参りました。ピアノそしてギターの音には当方のシステムでは?

只今、直結シングルアンプとフルレンジに嵌っています。
2011/12/27(火) 午後 6:00[ kfu**ta1j* ]

なかなか今の音を求めるまでにいくつものスピーカを買ってはどぶに捨てたことか!
誰もがみんな私の轍は踏まないようにと思っていますが、それぞれ皆さんは自分のスピーカが最高の音であると信じているわけです。これは趣味だからやむを得ないが皆で聴き歩きをやればよいと思っています。

それには飛び入りで聴きに行っても、また聴きに来ても駄目なんです。同じ人同じ耳で聞き比べ比較する必要があるでしょう。これだけでも立派な研究会になると私は思います。

確かに直結アンプは良いでしょう、しかし条件が変わるとまた変化があります。
音にボリュームがあるとか聴き較べると面白いですね。
2011/12/27(火) 午後 6:16Kiyoちゃん

VITAVOX の持ち主の Kukumin です。
オーディオマニアというよりは、クラシック音楽鑑賞を趣味としています。
LP、オープンリールテープ、CD、SACDを合わせて約1万枚を所持し内6〜7割がMOZARTです。自筆譜ファクシミリも集めており、モーツァルトが作曲をした時に想いを馳せて聴いています。
2011/12/30(金) 午後 10:14[ Kukumin ]返信する

音楽鑑賞は自分の好きな音楽を楽しむことですから同じ好みの人にしか通じません。
オーディオは音楽鑑賞プラス音質・響きなど普遍的な要素があります。

同じ装置でも部屋によって出てくる音は違うので、そこが面白いとオーディオマニアは思います。

このSPは京都のジャズ喫茶ヤマトヤで聴いたことがあります。
やはりコーナー型だから壁をイメージホーンとして鳴らしているのでしょうか?
VITAVOXとは綴りから察するに「命の声」という意味でしょう、きっと。
生きる力が湧いてくるような音ですか。
2011/12/31(土) 午後 7:50[ inv**953 ]


VITAVOXの意味語源は定かではありませんが、命のとか、生命を保つとかあるようですが、どちらかというとこの場合は活気のあるとか生き生きした音を生み出すと解釈した方がまともかと思います。そのように解釈すると開発ポリッシーに相応しいのではないでしょうか。

VITAVOX、オートグラフにせよ当時はこの世界は色々な事がやられたようで、例えば如何に少ないパワーで音量を上げるかと云うようなことが流行っていた時期なのでしょう。

タンノイにしても VITAVOX にしても劇場用としてロイヤル・アルバートホールに納めていた時期でもありますので。
2011/12/31(土) 午後 10:30Kiyoちゃん


ネットにこんな記事がありました。

「イギリスにVITAVOXというメーカーがあります。(中略)

VITAVOX社は TANNOY と並ぶスピーカーメーカーで劇場音響施設では TANNOY を上回る実績といわれます。(中略)

英単語に VITAVOX という言葉は存在しません。どうもラテン語の VITA(人生・生命などの意味)と VOX(声)を組み合わせた造語の様です。

VITA をヴァイタと発音するのは英語的で、本来はウィータと発音。(中略)

VOX はヴォークスと発音します。

ローマ時代の格言「Vox populi vox dei(民の声は神の声)」は現在でも政治の世界でしばしば使われています。ちなみに英語はドイツ語と同じくゲルマン語系の言葉なので、ラテン語と直接的な関係はありません。もっとさかのぼれば同じ語源:インド・ヨーロッパ語にたどり着くそうなのですが、(中略)

でも、“生命の声”だなんて本当に素晴らしいネーミングだとおもいませんか?」

これは私と同じ意見です。
2012/1/6(金) 午後 8:31[ inv**953 ]

やはりスピーカでの再生音を云々するのはクラシックがパートの数を始めハーモニーについても試聴の対象としては有利でしょう。
特に私は音が綺麗なこともも大事ですがそれより音像の定位を重視していますから。

綺麗な音だけ出すならそれぞれの楽器からでている音を出すのを得意とするスピーカーを何個も使えばよいのであって、音像には結びつかないと思います。

言葉では上手い表現が出来ないがこの点の狙いはkukuさんと共通するところが大きいのではないでしょうか。

先日私がショパンのPCの第2Vをもう一度聴かせて欲しいと云ったのはあの時第2Vの音が音像を結んでいなかったからです。
2011/12/31(土) 午後 10:55Kiyoちゃん


Kukumin様 明日から WE-91B もどきあんぷを壊しロフティン・ホワイトアンプを作り始めたいと思っています。

今度ロフティン・ホワイトアンプで一度 VITAVOX を鳴らしてみてください。

2A3sですが VITAVOX なら十分鳴らせます。一度試聴をお願いします。
2011/12/31(土) 午後 11:13Kiyoちゃん

今日は今年初のアンプ作りロフティン・ホワイトアンプの第10作目を完成させました。

VitaVox に関し仰るネットは見ています。既に私がオートグラフにするに当たっては VITAVOX とオートグラフは多くの場所で聴き比較しました。

主に VITAVOX が劇場等を対象に、勿論タンノイもそうでしょうが主に家庭で使う事をポリシーにしているようで売り上げは断然タンノイが大きいです

従って VITAVOX が乾いた音?に対してタンノイはシットリとした音で私はそこのところを取りました。

VITAVOX がエクスポネンシャル・セクトラルホーンで喉の径が大きいため音像が太い。
音道が開口部まで金属製である。勿論友人はセルラーホーンにも取り替えていす。

さらに VITAVOX は300万円以上だったがオートグラフは 100数十万円なのでその差額で自分だけのシステムになる。

タンノイの音の違いは後の blog で話しますが基本波に対して高じ高調波のレベル配分が全く違うからです。これは幾ら無響室特性がフラットでも駄目なのです。
2012/1/6(金) 午後 10:39Kiyoちゃん


geleiheさんの仰ってる意味を考えて見ました、

多分アンプとの相性?と云うことかと思います。私の見当が間違っていたらご免なさい。

オートグラフについては QUAD ll が良く合っているとアコースチカル mfg では云ってます、

その一つには QUAD ll は NFB を 26dB掛けています

例えば WE300B を使った 91Bタイプなどではズッと少ない、

ローカル数人で試聴してみました。

私は 91Bタイプはあまり好きではないので QUAD に軍配を上げましたが、これもアンプのダンピングの問題になると思います。

何処までオートグラフをならしきるかだと思います。
各自好みもありアンプとの相性は難しい問題でしょう。
確か続きとしては3年前ですがその状況を話したと思います。

話は変わりますが現在 91B に対して UZ42sアンプを改造した結果アンプ瞬時切り換え装置で切り替えても全く聞いてる人垣が付かないほどに仕上がりました。
2014/8/29(金) 午前 7:27Kiyoちゃん
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27555807.html


VITAVOXとオートグラフの試聴比較(続き) 2012/1/3
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27636866.html

◎今日は前回のバイタボックスとタンノイ・オートグラフによる試聴比較について話そう(前回の続き)。


◎彼 K は我が家に入るや「うおーこれは凄い、このアンプ群」いろいろのジャンルのものを聴いて見たいね〜。

持参してきたのはCDソースでクラシック盤およびポピュラーを20枚持ってきてくれた。


◎また試聴に使ったアンプはクオードll、300Bs、300Bp-p、ロフティン2A3s などだが、クオードll は特に良かったとの意見であった。勿論好みもあるだろうが。

クオードll は完全に英国オリジナル品でパワー・トランスの1次側で 200、220,240Vの切り換え式になっている。

しかも音像がカッチリ決まっていることはいち早く感じてくれたようで、凄い音像が明確だ自分のより絞り込みがよい!音像がぼけないとまで云っていた。

◇CDの中から初めは私の奨めたいショパンのピアノC.1番。好きなピアニストでは、5,6人のものを持っているが今回はその中からクリスティアン・ツイマーマンの弾くピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11を聴いた。これは第3楽章のロンド(ヴィヴァーチェ)ホ長調2/4拍子が、ピアノの鳴りを明確にする。

ピアノはスタインウエイだった。ディジタル録音1999(4Dと記されている)。

2番目に「コーラル」アンサンブル・プラネッタや「ザ・ビートルズ後期」のベストアルバム(1967〜1970)歌っている人数、位置などが手に取るように見えてくる。

「室内楽」ではアルビノーニ他でヘルベルト・ケーゲル(指揮)ドレスデン・フィルハーモニ等では各楽器の配置が手に取るように見えるとの評価であった。


その後、聴いたのはアン・バートン始め4人の女性ボーカリストによる各ジャンルの曲。


◎今日オートグラフで聴いた感想は音像が非常に明確で音像の大きさが「大きくもなく小さくもなく」絞り込まれている。

「輪郭が非常にクッキリ」としていて自分で使っているシステムとは一線を画するとK氏は云っていた。

また聴いたアンプはクオードll が最も良かった!

私は常にいくつものアンプで聴いているのでアンプの違いは認めているもののそんなに極端な違いとは思わなかった。

それは勿論 NFBによって変わることは大きな要因であること解っている。
彼も私と同じで音像重視派だがこれ程の違いがあることに感激したようだ。

違いの要因はやはり多量の NFB(26dB)によるダンピングファクターの違いが大きく寄与してるのであろう(D/F=13)。

しかし経験から D/F はここまでなくても精々5もあれば IM歪みの面からも良いと思う。
IM 歪みは blogで何時も云っているが音が汚くなる、これは音像云々の以前の話だ。

その一方で 300B のシングルと p-p は音としては非常に3極管の柔らかさがあって良かった、音像の面では今一というところであったという。

しかし彼は 300Bシングルの音は相当に気に入っていたようで1台このアンプも欲しいと諦め難いようであった。


◎次回は私が彼 Kのバイタボックスを試聴することで今日はお開きになった。

試聴を終わるに当たってオートグラフとバイタボックスは同じ英国製でありながらやはりそれぞれキャラクタがあり、あとは良い悪いではなく好みになってしまうだろう。

ここでオートグラフの仕様を示しておく。

https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/GALLERY/show_image.html?id=27636866&no=1


前回のバイタボックスの仕様
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/GALLERY/show_image.html?id=27555807&no=1

と比較してご覧ください。

なおユニットのマグネットはチコナルG(現在アルニコと同様)でVITAVOX、オートグラフとも同じものを使っている。


◇余談になるが最後にアンプ300Bsの音が気に入った、是非組みたて配線を頼みたい「パーツは全部揃っている、モノ×2」と早速以来され嬉しいやら忙しいのにそんなことあああ・・・!と嬉しい反面気乗りがしないな〜!
https://blogs.yahoo.co.jp/kiyo19371122/27636866.html


32. 中川隆[-7626] koaQ7Jey 2017年5月17日 16:50:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

クォードU型パワーアンプは廉価品で、分解能や物理特性は悪いのですが、英国製スピーカーを使っていた音楽の専門家の間では評価が高かったのですね:


音楽評論家 宇野功芳が 50年間ずっと使い続けている装置

スピーカー

Wharfedale スーパー3
Wharfedale スーパー15
Goodmans AXIOM80

エンクロージャー : テレビ音響製9立方フィートマルチホール型


プリアンプ : 米マランツ♯7
パワーアンプ : 英クォードU型モノーラル用2台

部屋はマンションの 6畳洋室


宇野功芳

上のアンプとスピーカーは いずれもモノーラル時代あるいはステレオ初期の名品である。 今のものに比べると、周波数レンジは狭いし分解能も悪いが、中音域の美しさ、豊かさ、気品は最高で、使用年数は実に五十年を超える。

他のプリアンプと聴き比べたが、マランツ♯7の音は冷たい位の気品が他のプリアンプとはまるで違う。 清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったが、それが正解だった

QUAD II の音質の暖かさと柔らかさは無類である

QUAD II を QUAD のトランジスター・アンプに変えると、最初は楽器の細部のニュアンスが良く聞き取れて愉しめたが、すぐにうるさくなってしまう。 QUAD IIの暗く沈んだ音は何時間聴いても飽きない、疲れない。


青木周三
Marantz とマッキントッシュの真空管式パワーアンプは音が硬くて音楽を聴くのには向かない。メインアンプは QUADII以外には考えられない

Axiom80 は JBL の 30cmウーハーと組み合わせて、大型のエンクロージャーに入れると真価を発揮する。


____


クラシック音楽の世界に於ける音響的な部分に対する異常とも言える執着は、音楽ホールやオーディオ製品に強く反映している。いづれの場合でも、音楽の核心を確実に聴き手に届けると言うよりも聴き手に"快く感じさせる"ということに重点が置かれる。

音楽評論家であり、指揮者でもある宇野功芳という人は若い人にカリスマ的人気があるらしい。

その人のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は

「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、

特に多声的な音楽に対しては致命的なマイナス条件なのだがその様な装置で聴けばゲシュアルトやモンテヴェルディのマドリガルはつまらない曲だと思えるのが当然だ。

しかし元々そんなものは価値のないものだと思っているとすれば自分の装置が真実を伝えて居ないことに気付かずに終わるであろう。


 そして、分離の良すぎない音、つまり、分離の悪い音が良い演奏会場の条件だと言うことになってしまう。

宇野功芳という人は

「名ホールとは演奏を美化する。これが第一条件だ、

舞台上の残響に身を包まれて演奏しているとホールが自分を助けてくれている、という喜びで体を満たしホールに任せる気になる…・・

強い和音が鳴った後に残る長い残響はいつまでもその中に浸っていたいと思う程で……」

と述べている。


私は宇野功芳がクソミソに言う日比谷公会堂や東京宝塚劇場(昔の)でシンフォニー オブ ジ エア、ウィーンフィル、ボストン響、イタリアオペラの数々を聴くことが出来た。

それらの体験は確実に音楽の世界に引き入れてくれたのである。今にして思えば、優れた演奏家は美化される必要がないと言うことだったのだと思う。

美化とは或る意味で歪曲なのだから(それは宇野功芳本人も認めている)なのだ。

昔からタイル張りの風呂場で唄を歌うと、上手になったような気がすると言われてきた。現在のカラオケサウンドもそういう錯覚に基づいているのだ。

残響の長いホールというものは演奏家が自己陶酔に浸る分にはいいのかも知れないが、肝腎の聴衆が音楽の核心を掴むことを妨げる、ということに気付くべきなのではないだろうか。

80年代以降、いわゆる"音響の良いホール"が全国各地に出来たのだが、正にそれに符節を合わせるようにクラシック音楽人気が凋落してきているのは偶然ではないだろう。
http://www.amadeo.jp/kyuukyoku.html


>宇野功芳のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は
「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

>分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、


つまり、宇野功芳さんはフルトヴェングラーやブルーノ・ワルターが指揮する19世紀のドイツ音楽にしか合わない装置を特に選んで使っているという事なのですね:


クラシックの核心: バッハからグールドまで 片山 杜秀 (著)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」


______


山之内 正の週刊 AVラボラトリー
音楽評論家・宇野功芳氏の試聴室再訪 − 音が激変した理由とは?
2013年 07月 17日 (水曜日)
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


先日、音楽評論家 宇野功芳氏の自宅試聴室を再訪した。

宇野氏と私の共著『音楽と音の匠が語る目指せ! 耳の達人 』(音楽之友社刊)の企画で互いの試聴室を訪ねたのは昨年の秋だったと思う。 ところが、

「最近、再生システムの音がガラリと変わったので、山之内さん、ぜひもう一度聴きに来て!」

とレコード芸術最新号の誌面でご指名があった。それを読んだ私がディスクを何枚か持参し、9ヶ月ぶりに訪問したのである。

宇野功芳氏の愛用システムは数十年変わっていないが、今回プレーヤーとプリアンプ間のラインケーブルを交換した宇野氏の再生システムはどの製品も使用歴数十年以上と、年季が入っている。

マランツ#7、Quard II、ワーフェデールという組み合わせはアナログレコード時代から不変で、CD登場後にスチューダーのD730とラックスマンのD7を追加。

ワーフェデール製ユニットを収めたスピーカーは途中でミッドレンジをグッドマンに変えるなど小さな変更はあるが、こちらは半世紀以上愛用しているという。

再生音については前掲の本に詳しいが、全帯域で分解能が高く、音の速さもよく揃っているので、演奏のニュアンスがよく伝わり、低音と高音のバランスも良好。

空間表現は最新のシステムほど得意ではないが、音数や基本的な情報量では遜色がなく、演奏評にはとても適していると思う。

前回の訪問時に唯一気になったのは、D730 では中高域がやや硬めの音色になることで、それが目立ちにくいラックスマンの D7 をメインにすることをお薦めした。

「音がガラリと変わった」という冒頭の感想は、機器を入れ替えたためではない。

D730 と #7 の間のラインケーブルをインフラノイズの LIBERAMENTE に変え、D730につないでいた同社のクロックジェネレーター GPS-777 との配線も LIBERAMENTE のクロックケーブルに入れ替えたら、音が大きく変わったのだという。

D730 にはインフラノイズのクロックジェネレーター GPS-777 がつながっている。

クロック用ケーブルもインフラノイズの LIBERAMENTE に新調


「以前はD730の音を長時間聴いていると疲れやすく、ある種のうるささがありましたが、ケーブルを変えたらそれが気にならなくなりました」

と宇野氏は説明する。また、システム導入以来ずっと #7 のトーンコントロール機能で低音を 1ステップ下げて聴いていたのが、ケーブルを交換した後はノーマルの位置でちょうど良いバランスになったという。これも実に興味深い話だ。

#7 のトーンコントロールが数十年ぶりにノーマル位置に戻った。

これまでは1ステップ絞った位置で聴いていたという実際にケーブル変更後のシステムで CDを再生してみた。

宇野氏が大阪フィルを振った《フィガロの結婚》序曲(EXTON OVCL-107)を聴くと、以前は硬さが気になっていたオーボエが他の楽器と自然に溶け合う音色に変わり、低弦の旋律と内声のリズムは以前よりも明快な音で耳に届き、細部まで動きがクリアだ。

トーンコントロールをノーマルの位置に戻したことで低音の量感は増しているはずなのだが、中低音はこもるどころか、前よりもすっきりとした響きを獲得している。これはたしかに大きな変化である。

佐藤久成のヴァイオリン独奏(『オード・エロティーク』 Years & Years Classics YYC 0004)は、以前聴いたときに感じた余分な圧力が一掃され、本来の自然なアタックが蘇っている。ブレースやフレージングが以前よりなめらかに感じられるのもその影響だろうか。


次に、最近私が試聴会などで使っている優秀録音盤のなかから何枚か試聴。

まずはレーゼルのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲(モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第27番 KING RECORD KIGC12)を聴いた。ドレスデンのルカ教会で収録された注目の新録音で、上方に抜ける柔らかい残響と、力みのない音色で緊密な響きを作り出すピアノとオケの見事なアンサンブルが聴きどころだ。

演奏の特徴を忠実に引き出すだけでなく、録音会場の広々とした空間など、立体感の表現にも開放的な伸びやかさが感じられる。

同じシステムなのに以前とはかなり印象が変わった。


次に、グールドが演奏する《ゴールドベルク変奏曲》の石英ガラス CD(StereoSound SGCD02)を聴いた。

数え切れないほど聴いた演奏なのに、いま初めて聴くような鮮度の高い音が澄んだ音色で浸透し、グールドのハミングはもちろん、ブレスまでもリアルに再現、スピーカーの奥にグールドが座っているような臨場感がある。宇野氏も

「これまでは彼の声がない方がいいと思っていたけど、これで聴くと嫌じゃないね。演奏のニュアンスもとてもよくわかる」

と感心していた。


そのほか、ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのチャイコフスキー《悲愴》など数枚のディスクを聴き、以前に比べて中高域のきつさが影をひそめる一方、明らかに音色がクリアになっていることを確認した。


「いまのバランスが凄く気に入っている」

という宇野氏の目下の心配事は、「これ以上音が良くなったら困る!」ということ。

なんとも贅沢な悩みだが、その気持ちはよく理解できる。

音の基準が変わったら演奏の評価基準にも影響が及ぶのは避けられないからだ。

しばらくは機材やケーブルを変えず、いまのバランスを維持した方が良いのでは?というのが私のお薦めだ。
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


インフラノイズ (ブランド名 ORTHO SPECTRUM) HP
http://www.infranoise.net/about-us/
http://www.infranoise.net/products/


『「音楽」と「音」の匠が語る 目指せ!耳の達人』 宇野功芳・山之内正 共著 (2013.6.21)

音楽評論家=宇野功芳さんとオーディオ評論家=山之内正さんの2人が、クラシック音楽をより深く楽しむ、というテーマの対談だ。

宇野さんは音楽評論家として半世紀を超えて活躍してきた。

フルトヴェングラーとかクナッパーツブッシュへの偏愛はご存じの通り。

山之内さんは、雑誌『Stereo』などで活躍している。

お互いのリスニング・ルームを訪問するのも楽屋話的な面白さ。

宇野さんの装置について、山之内さんが「年季の入ったものだが、古びた音ではない」と言うのも、なかなか人柄を感じさせますね。


宇野によれば、演奏の良し悪しは最初の30秒を聞けばわかるという。

鑑定人が陶器をぱっと見たときに価値がわかるという感覚だ。

録音が良いというのと、音楽の本質が伝わるかどうかは、別の話。

音のバランスが良ければ、音楽も演奏も十分伝わる。

演奏家の個性もわかるし、もちろん曲の良さもわかる。

昔の旧式なラジオで聴いても十分満足できて感動できたのだから。


山之内は、録音や再生に共通する目的は、ただの音ではなくて演奏であり、その向こうにある作品を聴くことだと言う。

実際には、録音や再生でゆがめられてしまったり、指揮者や演奏家が前面に出てきて、作品にたどり着けない要素がある。

それらを超えて、本来の作品の姿が聞こえてくるのが理想だと。


オーケストラの響きは耳だけで聴いているわけではない。床や椅子からの振動を骨伝導によって身体全体で音を聴いている。耳では聴こえないような低い音(暗騒音)から空間の大きさや遠近感を無意識に感じ取っているのだ。

音から伝わる情報の量と質は再生装置や環境によって大きく変わる。

音域ごとに音の大きさが揃わないという問題がある。

もうひとつは音色や応答性の問題だ。

音色を忠実に再現できない装置でオーケストラを聴くと、フルートやオーボエなど特定の楽器の音色がきつくなったり、逆に沈みがちになってしまう。

応答性(音の立ち上がりと減衰)に問題があると、消えるはずの音が余分に残ってしまう。


再生装置を評価するとき、山之内はまずバランスを聴くそうだ。

オーケストラでいえば、弦楽器と管・打楽器、弦の中では低弦と高弦のバランスを重視する。

ハーモニーが聞こえて来ないと音楽はわからない。

ひとつひとつの音がすべてクリアに出てくるというのは、コンサートで体験する現実の響きとは違うと。


さらに、空間表現がどれだけリアルかということ。

音像の大きさや距離感などが、コンサートホールで聴いているような感覚になるかどうか。

スピーカーが置いてあっても、もっと奥から音が出て、その存在が感じられないこと。

音の立ち上がりが大事。

周波数的に盛り上がっていても、音の立ち上がりが鈍いと、よく聞こえない。

楽器の音色というのは、音の立ち上がりの部分で判別される。


録音技術は飛躍的に進化したが、特に空間再現という点では、実演と録音の間のギャップはまだまだ大きい。

実際の演奏会場では聴き手の周囲すべての方向から残響が耳に届き、楽器の響きや空間の大きさを感じさせる。

聞き取れるかどうかの限界に近い弱音とかオケのフォルティシモの大音圧、どちらも家庭では再現が難しいものだ。
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Mimi-130621.htm


再生音はどこを目指すか


私は生の演奏が好きである。様々な音楽をオーディオだけでなく、生でも聴く。ロックや民謡、浪曲から、クラシック、ジャズまで。音楽芸術が好きなのである。

生の音を聞き、自分のオーディオの音とを比べる。

違和感があれば、どこが違うのか追求する。

録音する際、エンジニアによって音は変わっているということは百も承知である。しかし、広く色々な音楽を聞くうちに、何となく基準となるものが出来上がっている。


私が感じる実際の音楽の特徴は次のようなものだ。


1.音量が大きくても、あまりうるさいという感じはしない。

2.音の出方は前では無く、左右後方、上方に広がる。ホールであれば、エコー成分が良く聞こえる。

3.楽器の音は、オーディオでいわれるほど分離感はなく、全体から聞こえる。

4.聞き疲れしない。

5.ホールなどでは、小さな音でも良く聞き取れる

6.意外と刺激的な音はしない。


どうだろう。

もう一つ、マイクを通した音は聞きづらいことがあっても、オペラやクラシックなどマイクを通さない音は意外と聞き取れることを感じたことはないだろうか。

未経験の方は是非クラシックの演奏会へ行ってみてもらいたい。

小さな音でも良く聞き取れるのである。何が違うのか。

私はこれを“聴感上歪”に起因すると考えている。

物理学など、科学によって求められた低歪の現代のオーディオ機器。

本来歪など無いはずなのに、音量を上げるとうるさい、と感じる方は多くいらっしゃるだろう。

私はこれを聴感上歪と呼んでいる。

つまり、オーディオで音楽を聴く場合、音量を上げてもうるさくならない音。

簡単にいえばこれが、一番重要である。

聴感上の歪が無いのである。

高音から低音まで綺麗に再生されて、それでいてうるさくない音。

ある程度の音量でも会話ができ、音は前にではなく、左右後方上方に広がり、エコー成分(または気配など)が綺麗に再生されること。

スピーカーの存在が消えるなど、オーディオのクオリティが上がれば自然にこのようになっていく。


人間の耳はまだまだ未科学である。科学で、絶対と思って作った製品が必ずしも実際の音と同じように聞こえないのは、エンジニアならだれでも分かっているはずである。

1930年代の頃は原音重視であった。アメリカやドイツは国の威信かけて開発していた。

私は、オーディオ機器はこの時点でほぼ完成してしまったと思えるのである。

そして、現代の技術を加えれば、真空管式アンプやフィールド型スピーカーが最も原音に近い再生音が出るというのは私にとって揺るぎが無い事実なのである。
http://omsound.exblog.jp/15834589/


33. 中川隆[-7625] koaQ7Jey 2017年5月17日 17:26:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

一方、オーディオの専門家の間ではクォードU型パワーアンプの評価は最悪でした。

クォードU型の音を温かい、柔らかいと感じるか、鈍い、ぼやけていると思うかの違いですね:

TANNOY(タンノイ) 「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム VintageAudio
http://vintage-audio.jp/?p=450


TANNOY に組合わせるパワーアンプは、QUADUではありませんよ。
通常は LEAK TL-12plus あたりが適当です。


TANNOY に QUADU という組み合わせが国内では常識化されていますが、QUADU は ESL専用アンプと考える方が普通でしょう。

ESL はコンデンサー型スピーカーでその発音構造から考えても(勿論試聴しても)わかりますが、繊細ではあるけどダイナミック型スピーカーと比較すれば全くエネルギーバランスが異なります。

スピーカーとアンプの組み合わせでは、それぞれのメリットとデメリットを補いあいマッチングを取るのですが、ESL の過度な線の細さや押し出し感の無さを QUADU は補うような音質(バランス)で作られているのですから、TANNOY の様なダイナミック型スピーカーに組合わせるとボケ気味の音になって正常なのです。

しかも、TANNOY は当時の英国系の中でも、どちらかと言えば荒い音質のスピーカーに分類されるのですから・・・余計にボケて荒い音になります。

そこで、まぁ一般的に使えるのが LEAK となります。

こだわるならモニターシルバー時代であれば TANNOY のアンプやその他 HiFi系のアンプとなり、いろいろ選択肢はありますが、QUADU だけは違いますよ。

どうしても QUAD と言われるなら、QUADT型が良いでしょう。QUADTは「コーナーリボン」という Goodmans の12インチウーファーにリボントィーターを組み合わせたアコースチィカル社(QUAD社)のオリジナルスピーカーシステム用のアンプで、こちらは通常のダイナミック型スピーカー使用なので良いのです。

Landsdown+LEAK TL-12plus での組合わせは、やはり家庭用高級機の内容を伴ったサウンドです。ソースを選ばず、忠実度の高い鳴りをします。普通に聴けるいいシステムだと思いますよ。


・PYE HF-25SC 15inモニターシルバー 数台
 └ステレオ仕様で使用する場合はモニターレッドに入れ替えも可能

Comments


藤田 学 10-05-05 (水) 20:28

Landsdown…..大昔他のサイトで見たことが有ります!

話は変わりますが、LEAKパワーアンプ+ESL57 の組み合わせにするとどんな音がするのでしょうか?

cyberman 10-05-05 (水) 23:55

ESL と LEAK の組合わせは今ここでもその組み合わせで鳴っていますが、あまりにも繊細さが強調されてしまいます。やはり QUADUとの組み合わせがベストです。

メーカーは意図して QUADU をあの音を作っている訳ですから、やはり大メーカーの意図とか研究はある意味普遍的ですよ。
http://vintage-audio.jp/?p=450

QUAD ESL-57 静電型スピーカーシステム VintageAudio
http://vintage-audio.jp/?p=499

組合わせるアンプは ESL53、ESL-57 では管球式の QUADU が最もマッチングが取れています。

スピーカーの過度に敏感な所をアンプ側でぼかす事でマッチングが取れます。

LEAK等の HiFi系のアンプを組合わせると、繊細さばかりが強調されたサウンドになり、コンデンサー型ヘッドホンで聴いているようなサウンドになってしまいます。

オーディオサウンドは機材のマッチング(纏め上げ)が重要なのです。

それから、話しはそれますが。。。QUADUは出力段に KT66 を使用しています。

このアンプはオリジナルの回路定数であれば、出力管をオーバーロードの状態で使用しており出力管に厳しい動作をさせています。その為、出力管をセレクトせずに使用すると故障の原因になりますので、ご注意下さい。KT66 の製造期やコンディション等十分にセレクトしなければ使えないのです。
http://vintage-audio.jp/?p=499


LEAK(リーク) TL-12plus管球式パワーアンプ VintageAudio
http://vintage-audio.jp/?p=555

英国の標準アンプといえば、LEAK だというのは、今も昔も変わらぬ“常識”だったと思うのですが、国内での知名度は決して高くないメーカーですね。

ただ、国内のヴィンテージオーディオの様にまともな修理もされずに現状品で音質を語られても誤解されるだけで、大した事のないアンプと評価されてるんだろうと思います。

誰か著名な人が使っていたからという事で、流されていく日本人はある意味滑稽でもあります。

TANNOY にマランツ・QUAD・マッキン が日本の標準?

TANNOY も決して標準とは言えないが、それでも PYE 等高級 HiFiメーカーも高級機種には TANNOY は使用していましたので、TANNOY はそれなりの評価は出来ると思いますが、

「黄金のブリティッシュサウンド」とか言いながら、「TANNOY にマランツ・QUAD・マッキン」はないでしょう…

と思うのは私だけ?いやいや、わかってる人はわかっているんですね。

「黄金のブリティッシュサウンド」を目指すなら、最低限 LEAK を組み合わせないと駄目ですよ。標準機ですからね。

ただ、LEAK が最高ではないんです。当時の英国はある意味異常だったんで、LEAK 以上の上級機種は数多く存在します。

だから、最低限と言わせてもらいました。

時代は異なりますが、LEAK TL-12plus の上級機はオリジナルの TL-12 ですね。

BBCモニター LSU/10(Parmeko)に BBC仕様の TL-12が採用されていました。

LEAK のモノラルアンプ plus シリーズや STEREO シリーズは、現在でも数多く出回っており、比較的安価に入手する事が可能ですので、日本の標準機(マランツ・QUAD・マッキン)に疑問を持っている方は検討されるといいと思います。

するとより上級機の存在が気になるでしょうが…まぁ、それが普通の流れです。

研究することで、モノ用途、ステレオ用途、家庭用、家庭用PA、家庭用HiFi、業務機の区別が付く様になり、ますますヴィンテージオーディオの楽しみは広がっていきますね。

その入り口が英国の管球アンプでは、TL-12plus なのです。そんなアンプです・・・(*^。^*)


ただ、特に英国の HiFi系のアンプは、フォーミュラーカーの様な所があります。

かなりデリケートなので、経験豊富な技術者が適切なメンテナンスを施さなければ、本来の性能が発揮できません。オークション等で安価に購入できますが、結構な確率でそれは落とし穴なのです。気をつけて下さい。
http://vintage-audio.jp/?p=555


tadanoishikoroさん 2010/2/24
管球アンプに詳しい方にお尋ねします。

50〜60年代の古典的なイギリス製のアンプに興味があります。

現在クオードのもの使用しています。
満足していますが、当時他社はどんなアンプを出していたのでしょう。

わずかな知識で知っているのはリーク、ロジャースくらいです。

アメリカのビンテージアンプに関してはトランスのメーカーや、ワイヤー、コンデンサーなどのパーツにいたるまで研究され、情報も多いですが、イギリスの物についてはあまり聞きません。知っているところではパートリッジくらいです。

そこで皆さんが解る範囲で次のことを教えていただけたらと思います。

その一: 当時どのようなメーカーがあったのでしょう。また代表的なアンプはどんなものですか。

その二: BBCに納入されていたアンプの中でクオード、ロジャース以外にもあったのでしょうか。

その三: 当時のトランスメーカーにはどんな会社がありますか。また線材やコンデンサーメーカーについてもご存知ですか。

その四: 初期のころローサーやタンノイも自分のところでアンプを作っていたみたいですが、トランスなんかはどこのものをつかってい たんでしょうか。

ひとつだけでも結構です。皆様のお知恵を分けてください。


補足

貴重な情報有難うございます。フェランテですか。全く知りませんでした。

またデッカというのも盲点でした。

音も聴いたこと無いくせに、いつかは PX25アンプなどと大それたことを考えて、パートリッジのトランスを買い集めて暖めています。

回路についてはどうなんでしょう。

もう古典的な回路が定番になっているんでしょうか。
ローサーの自社アンプについての回路図なんて手に入るものなんでしょうか。
何かお分かりですか。


ベストアンサーに選ばれた回答 vi6125wさん 2010/2/26


tadanoishikoro さんが挙げられているメーカーとアンプで、ほとんどすべてではないでしょうか?

これら以外に何かあるとしても、超珍品だったりします。

クォードの 22とII型アンプは私も昔持っておりましたが、極めて良いアンプだと今でも思っています。

リークの方が良いと言う人もいますが、使用部品や回路から見て、クォードより格段に良いということはないでしょう。

これだけいろいろ調べられたのですから、もうご存知かも知れませんが、

http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html

Lowther Museum というサイトで、Lowther(ローサー、ラウザー)のアンプの写真が並んでおります。直熱三極管 PX25 をシングルもしくは PPで使った初期のアンプはクォードより上でしょう。

BBC関係だとクォードやロジャース以外に、パルメコというメーカーもありました。アンプをどのぐらい作ったのかは知りませんが、パルメコのトランスは今でも eBay で時々見かけるので、探している人もいるのだと思います。たぶん、音は良いのだと思います。

イギリスで忘れてはいけないブランドに Decca(デッカ)があります。

カートリッジとデコラというステレオ装置が有名ですが、初期のデコラに付いていたアンプ(やはりPX25)はすばらしい音がするという評判です。また、デッカのプリアンプが良いと言う人もいます。

トランスについて、どの市販アンプがどんなトランスを積んでいたかよく知りませんが、トランス単体なら、入手は大変困難ですが、Ferranti(フェランティ)のトランスが最高です。

特性的にもアメリカの Western Electric にひけを取りません。
(1950〜60年代よりさらに古典的になってしまいますが…)

完成品のアンプとしても、部品としても本当の極めつけは、何と言っても、ロンドン・ウエスタン/ウエストレックスの製品です。

ただ、数が少ないので、みつかったとしても大変高価です。


コンデンサーや抵抗に関しては、eBay で時々ヨーロッパ製を入手しますが、また、その中にはイギリス製も時々まじっていますが、作りからして 1930〜1960年代のアメリカ製に見劣りする場合がほとんどなのが残念です。

Ferrantiブランドのコンデンサーも買ったことがありますが、このメーカーは戦後急激にダメになっており、安物という感じだったのがちょっと悲しかったです。

**********************
補足:

友人宅で聴く限り PX25 はすばらしい音を出します。

RCA の UX250 に馬力で匹敵し、ほとんどの WE300B より繊細で味わい深いです。

鳴らすスピーカーにもよりますが、回路はトランス結合の古典回路がベストです。

トランスを入れると帯域が狭くなると思っている人が多いですが、フェランティクラスだと 20〜20,000Hzまでフラットです。特にシングルの場合、トランスを入れないと馬力が出ません。(もっと馬力が欲しい場合は、帯域はカマボコ型になり、ゲインも下がりますが、チョーク結合が良い結果を出します。)

ローサーのアンプは写真で見る限り、段間トランスらしきものがシャーシに乗っていないので、コンデンサー結合だと思います。

PM-4 や PM-2 にホーンをつけたらどんなアンプでもバンバン鳴るので、段間トランスを敢えて使っていないのだと思います。

タンノイや Axiom 80 などをお使いでしたら、ぜひともトランス結合またはチョーク結合をおすすめします。

その際、出力トランスと段間トランスは、もし入手出来ればフェランティ、入手出来なければアメリカ製になりますが UTC の Sシリーズが絶対のおすすめです。

さらに、電源回路の最初の平滑コンデンサーをオイルコンデンサー(8mFで十分)にしますと、古典球は本来の実力を発揮してくれます。

ローサーのアンプの回路はみつかりませんが、浅野勇著『魅惑の真空管アンプ』にPX25を使った古典回路がいくつか紹介されており、ローサーの回路もこれに近いものではないかと思います(大昔はそんなに多くの選択肢がなかったため)。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1237153507


Lowther(ローサー、ラウザー)の真空管アンプ
http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html

ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html


34. 中川隆[-7624] koaQ7Jey 2017年5月17日 18:11:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

今、真空管アンプを買うとしたら EAR でしょうか。


EAR - ヨシノトレーディング
http://www.yoshinotrading.jp/products/ear/

真空管パワーアンプの音質は出力管ではなくトランスで殆ど決まってしまいますから、EAR の様なトランスが優れている製品を買わないといけないのですね:


オヤイデ電気にはCSシリーズという25年間製造し続けているダウントランスがあります。これはCSトランスの組み立て前。トランス巻き職人さんから納入されたトランス本体に、オヤイデ電気で各種配線を施して完成となります。

CSトランスは、機能的には通常200V-100V、希望によりアメリカ製品などに適合する200V-117Vの電圧変換を行えるダウントランス。電圧変換ができるのはもちろんのこと、絶縁トランスとしても機能しますので、電源経路に乗ったノイズを遮断できるメリットもあります。ただ、これはCSトランスに限ったことではなく、ダウントランス全般に言えることです。

CSトランスは、その道数十年のトランス巻き職人さんお一人の手作業により、一台一台丁寧に造られています。トランス巻きは本当に技術と経験と勘が必要な仕事らしく、その職人さんの腕次第で、唸なりが出たり出なかったり、音質の善し悪しも雲泥の差になるそうです。

正直、CSトランスを造っている職人さんはオーディオ界の人間国宝のようなもので、この職人さんがいなくなったら、CSトランスは誰にも造れないので製造終了となるでしょう。


そういえば、フォノイコライザー834Pや管球アンプで有名なEARも、主催のティム・デ・パラビッチーニ氏自らが巻いたトランスを搭載した比較的初期のモデルが、その後のモデルより音が良いとか言われてますね。

ちなみに、以前、オヤイデのCSトランスを真似たダウントランスをどこかのメーカーが製品化したのですが、巻き線がきちんとされておらず、唸りは出るわ、使い物にならないわで、すぐに市場から消えたそうです。
http://oyaide-blog.blogspot.jp/2010/06/cs.html

37 :ヤフオクの詐欺師、denden95でございます。:2008/06/07(土) 16:44:45 ID:w+QT+D9P

EAR はイギリス人のティム・デ・パラビチーニが日本人スチュワーデス吉野をなんぱして、手篭めにしああげく女房にして立ち上げた管球オーディオブランドなのです。

造るやつがエロいので、音のほうもエロいんですが内部の真空管がロシア製なので、エロいアンプが台無しです。

45 : 仙人短 ◆TANPanX3xc : 2008/06/07(土) 17:12:21 ID:UbVbvxUd
>>37
エロいので〜

オーディオにエロさが無くなれば、それはよもや、オーディオではない。
僕等がそれに注目出来る訳は、そこに、理(タナトス)ではなく。感情(エロス)と見ているからです。

魔王「あんたの話も、ようワカランが。つまり?」

閻魔「エロい方が、むしろ正解。オーディオ的には、だけど・・・」

短「閻魔は最近、凄い事言うよね・・・」


58 : 自称ヤフオクのアタナトス帝王、denden95でございます。 : 2008/06/08(日)

EAR MC-4 は買わないほうが良い。あれはティム自身がトランス巻いてないぞ。

どうやら部下にやらせているのだ。

狙い目は初期のMC-3だ。

834P−5 もダメ。5Ωからで2〜3Ωには対応できていないし、下っ端の技術者にトランス巻かせてる。

初期の834P を中古で手に入れて真空管を全て交換するのがベストじゃ。

現行品には手を出さないほうが良い。


859/861/834L/834P/V20 まではティムの本物の手巻きのトランスだ。

それ以降はやめておくことじゃ。

EAR の製品の価値はティムの手巻きのトランスにあるのだからな。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1212015207/


無限の宇宙感(観)に腰を抜かす。 EAR V20 Amp

ソロボーカルからメジャーなJazz、モノ収録のピアノやバイオリン そして冨田でしょ!

完璧な明るい明瞭系、解像度も高く速度感も良い、全ての音が完璧に出ているその上に・・・・

パラビッチーニが薄笑いしている音です。

美音系なのでしょうかね?? 
解像度を上げるだけ上げてクッキリ系にしたら味も素っ気も無い

だからといって美音を加えるとオペアンプの音が前に出てきてホームセンターで売っているコンポの音になっちゃいます、安い日本製コンポを批判しているわけでは有りません。

表現出来ない域を美音と味で誤魔化していないんです、

全て出して更にその上にパラビッチーニが脳を刺激し無限の広がりといつまでも聴いていたい味付け?何かを加えています。

120%の音なんです、20%がパラビッチーノの腕なんですね。

トランスは自分で巻いているという噂も本当だね。

何かが加味された音って病みつきになります、マークレビンソンの音を聞いたときと同じ感動です
http://www.tamaroya.com/tamaroya_tanken/tamaroya_tanken.html


EARのV20 1998年4月

 以前、ダイナミックオーディオ・サウンドハウスで試聴し、好感を持っていたので、さっそくこれも自宅試聴することになりました。

 一聴して、伸びやかな低域と高域、独特の色気と艶、そしてプレゼンスの見事さに引き込まれてしまいました。

 回路に詳しい友人達は、片チャンネルに10本も12AX7を使って、しかも元々、出力管でない真空管をこのように使うこと自体、無理があり、良い音になるはずは無い、と言うことなのですが、あの音を聴いてしまっては、そんな言葉も空虚に聞こえてしまいます。

 このサウンドを一言で喩えるなら、「デカダンス」でしょう。

 かつての名女優デートリッヒの、ちょっとけだるくタバコをくゆらす姿が浮かんでくる様です。

 制作者パラピービッチーニ氏は、きっとこの「デカダンス」がわかるアンプ制作者ではないでしょうか?
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audiohistory/history99.html

EAR V12は V20の後継機とのことですが、EARでも特異なV20独特な妖艶さは薄れました。

願わくば、V20の独特な艶のある中高域と890のような歯切れのいい低域、861のような濃厚さをを兼ね揃えたパワーアンプを出してほしいです。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3260/20120126/28305/

■ EAR V20 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/V20.html

EARの名を一躍有名にしたのは、同社を主催するティム・ディ・パラビッチーニが1980年に ピンク・フロイドのプライベート・スタジオに同社のプロ用パワーアンプが入ったのに続き、 ポール・マッカートニー所有の STUDER のデッキをチューンしたあたりからでしょう。

知る人ぞ知る、1977年に颯爽と登場した Michaelson&Austin の TVA-1 の回路設計も彼が手がけています。

EAR(エソテリック・オーディオ・リサーチ)は1979年ケンブリッジ近郊のハンティングトンに 設立。日本には1995年発売されたテレビの水平偏向出力管であるEL519/6KG6という真空管を 使用した EAR859 で初登場となります。

技術的にはエンハンス・トライオードモードという回路を使用しているのが特徴。
その彼がお気に入りの真空管 12AX7(ECC83) を片チャンネルあたり10本使って作り上げたのが V20。 日本では1997年年末に初めて紹介されています。

プレート損失1Wのハイμ小型三極管の12AX7を10本パラレルで使用し、プレート損失10W、 プラスグリッド・ドライブのプッシュプル動作として20Wの出力となっています。

出力トランスにはプレート巻線とカソード巻線が同一インピーダンスで4巻線設けてあり、 プレート負荷、カソード負荷を同時に出力トランスに送り込む「バランスト・プッシュプル・サー キット」なる回路技術で作り上げた、正面から見るとミッキーマウスの顔の様で、愛嬌もあり、 見た目にも美しいアンプの一つだと思います。

ちょっと線が細くて、力強さはあまり感じませんが、浮遊感の描写にも長けた、艶やかでしなやか、 美音の極値を聴くことが出来る、数少ないアンプの一つであることは間違いありません。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/V20.html


■ EAR V12 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/EAR_V12.html

拙宅にEAR V12がやって来ました。
これ、試聴機ではなく、発作が起きて、購入してしまったシロモノです。


入力はRCAアンバランス入力が系統5。今やほとんど使わなくなってしまったTAPE OUTもあります。

使用真空管はECC88(12AX7) 10本、EL84 12本。

入力段にECC88を片チャンネル2本使用し、さらに3本のECC88で位相反転し、出力段に送られ、V20とは違って、片チャンネル6本のEL84と EARオリジナルのスペシャルトランスの組み合わせで、50Wの出力を叩き出します。

V20のような細身ではなく、中低域は実に分厚く濃厚です。

V20では高域がやや荒く、僅かに歪みっぽさがありましたが、V12はボリュームを上げていってもまったくそのような感じがありません。

それでいて繊細さに加え、透明感もV20を遙かに凌駕しています。

幼い頃は膝上にだっこして一緒に音楽を聴いたりしていた遠縁の親戚の子が久しぶりに姿を見せたと思ったら、アニメ顔負けの はちきれんばかりの胸元Yラインの見事な美少女に成長していて、「こんなに大きくなっちゃったら、だっこしてエスカフローネを聴かせて、 なんて、もう、言えないね」と、ソファーに並んで座って、鼻が触れ合うくらいの距離、吐息が頬を撫でていく近さでニッコリ微笑まれ、 しどろもどろになってしまう感じ、と言いましょうか(あ、これ、今年のお正月の実話です)、 元V20遣いとしては、いやはや本当にビックリ、目を見張るほどの音です。

First Watt SIT 1の解像度抜群、透明感、空間描写能抜群の音には、そりゃぁ、敵わないでしょう。

おそらく音を聴かせたら、10人中8人は、First Watt SIT 1の方が良い音、正しい音、と答えると思います。

でも、個人的には、何かよそよそしいというか、距離感を感じていました。

昨秋には、EAR paravicini 312 や、EAR912 の試聴機をわざわざ取り寄せ、Paravicini氏には申し訳ないことに、プリアンプの購入には至りませんでした。

しかも、一度、V12は拙宅で試聴機を貸し出してもらって拙宅で試聴しているにもかかわらず、その時には解像度、空間分解能抜群、 切れ味抜群のFirst Watt SIT-1に軍配を上げたはずなのに、今回はまったく結果が違ってしまいました。

いったい、あの時と何が違っているのか?

答えは、AETのEvidence ACの電源プラグをフルテックに交換したこと、です。

実は、フルテックの電源プラグに換えて、一時、気になっていた高域の一部の帯域のエネルギー感がおさまったと同時に、ローエンドも、 高域も伸びやかになって、ストレスのない音を奏でるようになってしまって、驚きを禁じえませんでした。

かつてのV20の音も好きだったのですが、ああ、やっぱり、僕はこういった音が好きなんだ。

良い音と好きな音は違うということを、改めて実感した次第です。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/EAR_V12.html

2016インターナショナルオーディオショー感想+おまけ - Innocent Key

EARです。

http://innocent-key.com/wordpress/?p=7036

ここは完全に独自の世界です。個人的に真空管はそれほど好きじゃないのですがEARは聞かせます。好みではないが確かな説得力が有るというのは相当の実力がある証拠です。非常にレベルが上ってくると好みを超越した絶対的な説得力が出てきますがEARはそれを持っています。EARは何を聞いても悪いと思ったことがありません。それだけ圧倒的な世界観を構築しています。

音は明らかに個性的で、原音忠実とか無色透明とは程遠い方向性です。かなり濃厚でどろっとしている雰囲気があります。古いジャズとか艶めかしいボーカルの曲とかが合いそうです。ただし重要な事があります。この説明だけだと典型的な見通しの悪い、濁った質の悪いアナログとか真空管のイメージとかぶってしまうのですが、EARは優れた透明感がありアナログの質感と両立しています。そこは重要な違いです。

現代ハイエンドの典型的な描写がアクリルとかガラスのような硬質なものを透明に磨き上げて風景を見ているイメージなのですが、EARはそうじゃなくて粘性がありながらもかなり透明度の高い液体がゆらゆらゆれている水面ごしに風景を見ている感じでしょうか?表現が難しいです。決して忠実ではないとわかっていてもその音は心地よいのです。

悪い真空管やアナログは水面が不純物だらけで濁っているのですが、EARは真空管でありながらもレベルの低い価格だけのハイエンド機よりおそらく透明度が高いです。なのでEARはオーケストラとかも良い雰囲気でなると思いますが、音数が少ない曲のほうが一つ一つの音色にじっくり集中できていいでしょうね。とにかく理屈じゃない魅力があります。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=7036


EAR VS サンバレー!
http://tubeaudio.exblog.jp/25439473/

プロフェッショナル用のレコーダーやアナログレコードのカッティングマシン、マイクロフォンアンプ、イコライザー等々を含むレコーディング機器のみならず、ハイエンド民生用真空管機器で知られるイギリスの EAR(Esoteric Audio Research)の音をたっぷり聴いてみようということでヨシノトレーディングのKさんにゲストでお越しいただきました。

設計者ティム・デ・パラビッチーニさんの主張やEARの音の魅力を実際自分の耳で聴いて確認できる2時間です。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12344154.jpg


スタジオに登場した最上級真空管プリ

EAR 912
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/912/


レコーディング/マスタリングスタジオでのプレイバック用にデザインされた多機能プリアンプです。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12343831.jpg


写真に写っているターンテーブルは同じくヨシノさん扱いの Clear Audio。

収録では

ラックスマンのベルトドライブターンテーブル + オーディオテクニカAT33

をリファレンスに使いました。


http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12343687.jpg


最初に登場したのは

EAR V12
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/v12/


EL84 の3パラPPで 50W/chのプリメインです。

面白いと思ったのは電圧増幅段に ECC83(12AX7)が 5本/ch使われていること。

Kさんによれば前作 V20 の回路の名残りとのことでした。

Kさんの指示で単独でなくプリ(912)を使って音出し。
やはりプリは必要なんだよね!という点で激しく同意!!

EAR の音というと暖色系でしなやかさと艶があり、Kさんはこれを”Moist”(湿度感のある)と表現されていましたが、まさにそんな音。

或る意味個性的でありながらも、一度この妖しい音に魅せられると他のブランドのアンプの音では物足らなくなる…そんなコアなファンに支えられている EAR の世界観です。

フワッとしたヴェールを一枚被ったような空気感が独自の世界観を作り上げています。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12343189.jpg


続いて登場は

EAR 890
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/ear-890/


ここからはアッテネータレスのパワーアンプです。

このアンプは KT90 のパラPPでステレオ 70W/モノ140W の切り替えが可能。

EARのアンプは東欧製の現行球を使っていることが多いのですが、ボンネット越しに見える KT90 はJJ製かな?…という感じでした。もちろん EARマーク入りの選別品です。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12342872.jpg


これが上からのショット。

電源トランスが全面中央、出力トランスが背面左右にレイアウトされた独特のデザインです。

これを見るとパラヴィッチーニさんが 70年代に設計した

マイケルソン&オースチン TVA-1
http://audio-heritage.jp/MICHAELSONandAUSTIN/amp/tva-1.html


に共通した何かを感じます。

ちなみにパラヴィッチーニさんは一時期、ラックスに招聘されていたことをご存じの方も多いかもしれませんね。

この 890 はひと言で言えば更に”熱い音”。

ざっくりと大きめの粒立ちを際立たせながら豪放磊落に鳴らすのに向いているアンプと感じました。

日本製の真空管アンプでは決して聴けない何か…それが何かと言っても適当なワードが思い浮かびませんが、ある意味”追い込み過ぎない”良さというか、磨き上げすぎて音ばかりに耳が行ってしまいがちな現代オーディオに一石を投ずる存在としてこのパワーアンプの存在は愉悦的ですらあります。

http://tubeaudio.exblog.jp/iv/detail/?s=25439473&i=201603%2F02%2F85%2Fb0350085_12342262.jpg


そして3機種目は EAR のファーストモデルにして今でもリファレンスとして君臨する

EAR 509
http://www.yoshinotrading.jp/product-details/ear-509/


スタジオユースのために設計された PL519 のモノラルPP(100W/ch)です。

PL519 は元々 TV用の水平出力管。

私もこのアンプを聴くの初めてだったので興味津々でしたが、この 509 は他の EARアンプとは全く違った表情を見せました。


暖炉の前で人々が集うようなリラックスを感じさせる EAR のイメージとは一線を画すシャープでハイディフィニッションな音。

低域の締まり具合も他のモデルとは全く異なります。

スタジオでのモニター用途というだけあって他のモデルよりかなり客観性のある表現で、V12 や 890 からは聴こえてこなかった音のエッジも現代スピーカーとのマッチング上、有利といえます。

初めて Marantz9 を聴いた時のことを思い出しました。
そんなリリシズムを感じさせる表現です。

Kさんとの対談のなかで、EAR というブランドはオーディオ用途以外の真空管をファイナルに使ったり、Enhanced Triode Mode というある種エキセントリックな動作回路を発明したりされていますが、コンベンショナルな回路や真空管はなぜ使わないんでしょうね、300B や 2A3 というタマは決して EAR からは出てきませんね…

という風に水を向けたところ、Kさんが仰るには

既にあるものを焼き直したり改善して何かを良くするという発想ではなく、パラヴィッチーニさんば常に他にないもの、新しいものを指向しているんです…

と仰っていました。ナルホドそれは素晴らしい!
http://tubeaudio.exblog.jp/25439473/


2011年05月17日 21:56

今日はEAR社が世界に衝撃を与えたインテグレーテッド・アンプV20の概要を技術的に論考してみたいと思います。

当該V20の特長は何と言っても ECC83/12AX7Aという、どう考えても電圧増幅にしか使えそうにないハイμ双三極管を出力段に10パラ・プッシュプル増幅にて採用したことです。

ではその無謀なと言いたくなる増幅回路がどのようにして実現できたのかと言いますと、

プラスバイアス領域にアイドリング・ポイントをもってきて低インピーダンス動作として、加えてプレート負荷巻き線と同じ巻き線をカソード負荷にしてAC結合スイングさせた訳です(回路図参照)。

これをEAR社は「エンハンスド・トライオード・モード」と呼んでいますが、つまりグリッドに電流を流してまで低インピーダンス・スイングし、更にプレート・スイングとカソード・スイングを負荷トランスにて加算合成するという手法です。


概算ですが、仮にプレート電圧250V、プレート電流 4mAx10、負荷5kΩとするとスイング電圧360Vp-p前後、更にプレート・スイングとカソード・スイングを加算合成した出力は23W程度となります。

よってカタログスペックの20W+20Wは問題なく保証できる訳ですね。

更にはオーバーオールNFB無しでDF10を実現しているのですから、立派としか言い様がありません。


よくもまあ、このようなことを考えついたものです。その上当該モデル専用にECC83まで特注製造させたとのことですから、パラビッチーニ氏の考察力と情熱には敬服します。

但し、出力管ECC83の経年劣化を考えると、当初の音質性能が何時まで聴けるかは何とも言えません。実際に僅かながら濁りを感じる、という変化も試聴したことがありますので。メーカー発表の推定ライフは8千時間だそうですので、この辺りも考慮に入れておくべきでしょう。


尚、メーカー発表のオリジナル回路は拝見しておりませんので、掲載した回路図はあくまで私個人の推測であり、細かな部分は実際と異なります。が、概略としては近い筈です。

また、ドライブ段(ECC82/12AU7A)にはNESTフィードバック方式なる回路が採用されているとのことですが、これがどのようなものかは不明です。


個人的見解ですけれども、スピーカーのドライブ性能や音楽的エネルギー、音像表現性能という観点からすると、EAR社を超えるアンプ製品は他メーカーにはなかなか存在しないと感じています。

しかしながら同社アンプはベターではあってもベストであるとは申しません。量産製品であるが故の妥協もあるのでしょうから。

私は技術屋としてアンプを完成させた際に特性測定に加えて必ず確認することがあります。

それは音像表現性能なのですが、ウィーンフィルやベルリンフィルの名盤(ステレオ・ワンマイク録音盤)の音像がどのように表現されるかをじっくり観ます。それが理想に近いか否かが私の性能判断基準なのですけれども、この観点からするとアンプ製品の多くは不合格と言わざるをえない状況です。

しかしながらパラビッチーニ氏の作品はすべてではないにしても合格の範囲内に入る製品があり、その好例が前項に挙げたV20である訳です。

それがEAR社アンプ製品をベターであると申す理由です。


またこれまで何度か言及した真空管アンプの放熱についてですが、これから暑い季節を迎えますからメーカーも一般愛好家も是非空冷ファンを活用されますようにと申し添えたいと思います。

最近は技術も進んで大変優れた静音ファンが容易に入手可能です。これを底板などに装備されるだけで真空管に限らずアンプ自体の信頼性や寿命に貢献するでしょうから、機構的に環境的に取り付け可能であれば是非とも。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1008581&id=26531942


35. 中川隆[-7623] koaQ7Jey 2017年5月17日 21:03:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

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上の写真は旧カフェを試聴ルームに急ごしらえし、VITAVOX CN-191 を搬入して音楽が鳴り始めた時間。試聴ルームの窓からの風景です。遠くに富士山と浅間山が見えます。

CN191 からは音楽サロンをやっておられたオーナーの愛聴盤「Anne-Sophie Mutter-Andre Previn/チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲2番」。ある程度の左右バランスをとったあたりから堂々と艶やかに、含みある鳴り方になりました。

Vitavox CN191 でこういう事は稀です。弦の艶や厳しさ、演奏者の呼吸も伝わる表現。部屋のSN比が高いのでホールトーンが消えていく空気の揺らぎや暗騒音も体感できます。しかも部屋40畳程あるサロンのどこで聴いても同じような体験ができる程。

構造は分厚いコンクリートが基礎からたちあがっているため、CN191 は台地にセットした状態と同じ。壁は漆喰と無垢板材で嫌な響きが出ません。

天高は3.6mで平行面がない構造。


床が強ければ10畳程の広さでも愉しめる CN191。
40畳あればリアルサイズまで世界を広げます。

Yo-Yo Ma のチェロ/ソロ曲にいたってはその場で弾いている様な錯覚に陥るリアリズム。昨今のサウンドステージという生易しいものではありません。こちらもスピーカーから 10m以上離れていても聴く満足感は変わりません。

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実はスピーカー前面1.5メートルぐらいからでも定位して聴けます!
部屋の広さよりは床面の強度が必要なスピーカーでもあります。


このコーナーホーンを良好に鳴らすために、現在 3.6mの天井高の無垢木造建築、床コンクリート立ち上げの旧音楽サロンをご用意しました。

朗々と艶やかなサウンドがお聴きできます。

イギリス VITAVOX CN191 赤コーションモデル(VITAVOX社 買収前のモデル) 【ご成約 ありがとうございました】


英国製オリジナル・キャビネット(キャビネット他整備します) 
現行復刻版 販売価格 ¥8,000,000.


中古 イギリスVITAVOX CN191 虎目左右対称


シンフォニーから弦楽四重奏、ピアノ、声楽、オペラなどクラシック音楽の陰影感、ダイナミズムをリアルサイズで表現しきるスピーカー。

もちろんドライバー&高能率・軽量コーンの 15インチウーファーなので JAZZ なども楽しめます。

この場合アッテネーターを2つほど解放すると良いノリがでました。

個体差が大きい CN191 ですが、個人でも CN191 や VITAVOX ユニットを使用していたスタッフが自信をもっておすすめできる個体。

CN191 中期の個体(レッドコーション)。前面突板は左右対称です。

虎目が揃った CN191 は非常に少ないもので、過去にカタログでしか見た事がありません。もちろんイギリス本国で製作された、オリジナル・キャビネットで裏面レッド・コーションにサインが入っています。下の CN191と同時代のモデル。

壁面に設置しなくても充分なLOWの量感と質です。左右音圧は揃っています。
オリジナル状態のキャビネットの仕上がりを極力壊さない整備をした後にご納品予定(クレーン搬入作業も可能)。

雑誌などで初期 CN191と混同した記載がありますが、中期モデルは壁面置きにしなくとも低音が不足するという事はありません。時代変遷でトーン&マナーが変わっています。私どもではこの時代の CN191が現代の住宅事情とフィットしていると考えます。

Vitavox CN191 JBL Hartsfield ハーツフィールド
USED VITAVOX CN191(この個体と同じ世代のモデル

ホーンユニット&ドライバー
ホーンユニット& S2ドライバー

戦前の音源から、意外と現代の音楽ソースまで幅広く対応しますが、クラシック音楽の響きや香り、沁みいるサウンドを保持して部屋のどこで聴いても音楽が在ることを知る事ができるスピーカーはそう多くはありません。

この CN191 から15メートル離れたテーブルで聴いても、目の前すぐの距離で聴いても、いずれも「音楽」を聴いている満足感があると思います。

またいかなるハイエンドスピーカーを調教しても味わえない世界がある事を確然に感じて頂けるオールコーナーホーン。

導入を考えている方のご試聴のみお受けします。


■英国 Vitavox BASS BIN オリジナル・セット ASK 

世界的にも稀な逸品。CN123マルチセルラホーン等本物のシアターユニットで構成されたお品。

…….お品、、、なんて、可愛いモンじゃないですが、男のブリティッシュ・サウンド、挑戦されてみてください。(ご案内はオーナー様の気分次第ですがよろしくどうぞ!)

VITAVOXのシアター系スピーカーで、高さ2m30cmで重量は片CHあたり 260kg程しかありません。シアタースピーカーのスタンダードサイズです。

vitavox-bass-bin. 英国シアタースピーカー

昨今のスピーカーの世界を優に超越しています。価格という分かりやすいスケールは意味がなく、スピーカーだけではなく、入れる箱(部屋)がないとサウンド云々は語れない世界。CN191 も同様です。
http://audiodripper.jp/vitavox-cn191-used


ヴァイタヴォックス・ファンに朗報!!往年のAK151ウーファーとS2コンプレッションドライバーが再発売!!
2012年11月 7日/Stereo Sound ONLINE編集部・KN
http://www.stereosound.co.jp/news/article/2012/11/07/15388.html


 英ヴァイタヴォックスのヴィンテージ・スピーカーユニット、AK151・15インチ径ウーファー(アルニコマグネット・タイプ、正確にはチコナルGマグネットと呼ばれる。以下、アルニコ型と略)とS2コンプレッションドライバーが、このほど復刻・再発売されることになった。

これはベテランのヴァイタヴォックス・ファンにはたまらない朗報だろう。
 なにしろ、ヴァイタヴォックス製品の輸入が途絶えて久しく、しかも1970年に、同社の最高級コンシューマー用スピーカーシステムCN191コーナーホーンが初めて正式に輸入されたときには、15インチ径ウーファーはアルニコ型のAK151ではなく、フェライトマグネット・タイプのAK155に換装されていたからだ。

そのため、熱烈なヴァイタヴォックス・ファンの中には、八方手を尽してAK151を入手し、AK155と換装していた人もいたくらいである(現在も愛用中とか)。

 では、なぜ、AK151ウーファーやS2コンプレッションドライバーが復刻・再生産されるようになったのか。

それは、同じ英国のオクターブ・オーディオ社(マイク・ハーヴェイ社長。ドイツのオクターブ社とは異なる)が、ヴァイタヴォックス社を強力に支援することになったからだ。

 ここで、ヴァイタヴォックス社の略歴を記すと、

同社は1931年にレナード(レン)・ヤングによりウェストモーランドで創立された。

そして著名な劇場やホール用に開発された大型業務用スピーカーシステム BASS BINをはじめ、アンティーク家具を想わせる見事な仕上げの CN191コーナーホーンなどを世に送り出してきた。

 今回、再発売される AK151 は、見るからに惚れ惚れとする分厚いフレームを備えた、いかにも堅牢そうなウーファーで、美しいハンマートーン塗装が施されている。

いまだに根強いファンがいるのも頷ける頼もしい限りのユニットだ。

500Hz以上を受け持つコンプレッションドライバー S2は、3インチ径アルミ合金ダイアフラムを、磁束密度16,000ガウス、総磁束150,000マックスウェルを誇る磁気回路で駆動する強力型である。

また、S2装着用に、R300Wという型名の木製ラジアルホーン(往年のCN157ホーンの後継)も用意されている。


問い合わせ先 今井商事(株)
http://www.imaico.co.jp/

VITAVOX CN-191 2009年6月28日 投稿者: audioagent
https://audioagent.wordpress.com/2009/06/28/vitavox-cn-191/


VITAVOX_CN-191 〜最高級コーナーホーン〜

●ヤフオクにてヴァイタボックスのあの CN-191コーナーホーンを見つけました。

当時360万円もしたというコーナーホーン型高級スピーカです。

ヴァイダボックスの最高級家庭用スピーカーとして誕生したCN-191コーナーホーンで、ウーハとドライバ+ホーンの2ウェイ構成です。

特筆すべきはクリプシュホーンを搭載したエンクロージャーです。

これは熟練木工技術者によるハンドメイドで、最高級品にふさわしい芸術といえるほどの優美なデザインを誇っていますね。

同じ構成で小型の MAJOR もありますが、やはりフルオケの迫力ある演奏を満喫するには CN-191 が最高だと思います。 

●低域のホーンにはクリプシュ・ホーンが採用されています。

コーナー型折り曲げ・ホーン・エンクロージャーに、ホーンロード用に強力な磁気回路を持つユニット AK-157(CN351)を用い、高域には優れたドライバと評価の高い S-2ドライバー(CN149)にディスパーシブ・ホーン CN-481 を組み合わせています。

ネットワークはNW-500でクロスオーバは500Hzとなっています。

15Ωという歴史を感じさせるインピーダンスですが、帯域は 20Hz〜20kHzをクリアしていてこのあたりは流石ですね。

かなりのパワーを使ってホーンを利かせる設計のため、100W という当時ではかなりのハイパワーを必要とするスピーカとなっています。

外形も、幅760×高さ1300×奥行684mmとかなりの大型で、115kgという床の抜けそうな重さをしています。

●音は、ホーン独特の癖があり、ローエンド・ハイエンドはあまり伸びていないのですが、魅力的な中域が印象的です。

ただし、それなりのアンプを繋いで、かなりの音量で鳴らさないと、ホーン本来の良さが出てこないので、私のウサギ小屋では設置すること自体に無理があります、、、トホホ。

しかし、しっかり鳴らされたヴァイタはそれはもう素晴らしいものです。

歯切れが良いというか、ダンピングではない音離れの良い音です。

そしてオーケストラのスケール感といい、臨場感といい、大変素晴らしいものがあります。

めったに聞くことの無い珍しいスピーカですが、聞くたびに結構音色が違うのには驚きます。

吉祥寺の CN191 が置かれている喫茶店では、ヴァイタにしては小音量だからでしょうか、となりのタンノイの方が美しく音楽を奏でてくれているのが残念でした。

このスピーカを鳴らしこむのは難しいなぁ、というのが正直な感想です。

●開始価格が\135万と高額なため、0BIDですが、なかなか綺麗な感じがしました。

この時期ですから、とても手の届く品物ではありませんが、\130万が相場、\80万で即買いと勝手に値付けいたしました。

鳴らしこむためには、アンプも部屋も、そしてチューニングする人の耳も要求される、じゃじゃ馬みたいなスピーカですが、それだけに飼いならした後はただの高級システムとは異次元の満足感に浸れることでしょう。

それにしてもこんなすんごいスピーカ、どんな人が買えるのでしょう。
https://audioagent.wordpress.com/2009/06/28/vitavox-cn-191/


2011-11-12 すごい装置


今晩はオーディオマニアのKさんに招かれてご自慢の装置の音を聞きに行った。

まず案内された部屋がすごい。

15年程前に建てられたそうだが、鉄筋コンクリート造りで約30畳程の広さ。
加えて天井も十分高い。また防音能力も良い、外へ出るとほとんど音が漏れてこない。

うらやましい限りのリスニングルームである。
ただ音響的にはかなりライブな感じだ。少し響きすぎる所もあるので、もう少しデッド気味にしても良いかもしれない。

装置の方はもうすごいものばかりで、ただただ目を見張るものばかりだった。

伊藤喜多男氏制作の数々の管球プリ、パワーアンプ。カンノ製の管球アンプ。

レコードプレイヤーはEMT927。

そしてなんと言ってもすごいのがスピーカー。

ヴァイタボックスの Bass-Bin。劇場用の巨大システムである。

そしてサブスピーカーには同じくヴァイタの CN-191。

この他にも各種電源。CDプレイヤー、コンバーター。
300B を初めとする真空管の数々。

もう圧巻でただ口をアングリするばかりだ。

 写真

上:広いリスニングルームと巨大スピーカー、管球アンプ群
http://f.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112194507

中:私がかつて憧れたヴァイタボックスCN-191
http://f.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112193129
    
下:プリアンプやCDプレイヤー、EMT927など
http://f.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112193154


 さて持参したレコードなどを聴かせて貰った感想だが、

巨大スピーカーの割には低域がイマイチかもしれない。

38cmウーファーを片チャン2発使っている割にはそれほど出てないように感じる。

オーケストラなどを聴くとスケール感は流石に良く出ているので、低域はそれなりに出ているのかもしれないが、聴感上はそんなに感じない。

音の分離は良かった。またノイズもほとんど聞こえてこない。この辺は見事だ。

ただ我が家でジャズを聴く時と比べて音が前に出てこないように感じた。
また音に少し表情が付かないようにも思える。
従って女性ヴォーカルなどを聴いた時は、余り色気を感じなかった。

全体の感想としてもう少し装置を簡素化した方がもっと良い音になるのではないかと思う。

Kさんはやはり機械が好きなのかもしれない。その証拠にバイクもお好きなようで BMWを初めとした大型バイクを7台もお持ちだ。凝り性なんですね。

それにしても懐に余裕が無ければオーディオにもバイクにもこんなにお金をかけられまい。この2つの趣味で優に家1軒以上は軽く建つだろう。貧乏人の私から見れば、それだけ趣味にかけられると言うのはすごい事だし、並々ならぬ情熱を感じる。Kさんは私よりまだ若いし独身なので、カミサンの目を気にする事もなく、まだまだ趣味に邁進できそうだ。この先、あの素晴らしいスピーカーがどんな鳴り方に変貌するか楽しみである。
http://d.hatena.ne.jp/wasakoki7778/20111112/1321109351


36. 中川隆[-7622] koaQ7Jey 2017年5月17日 21:58:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタボックス CN-191 は家庭の居間に置くスピーカーではない

ここまで、書いてきてふと思い出したことがある。

昔、昔のそのまた昔、五味康祐さん(故人:作家)の著作「西方の音」の多大な影響を受けてタンノイに傾倒していた時代に、タンノイ(イギリス)の創設者の「ガイ・R・ファウンテン」氏が一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していたという話。

(タンノイG・R・Fという高級システムがあるが、ガイ・R・ファウンテン氏の頭文字をとったもの。)

タンノイの創設者ともあろう方が、最高級システムの「オートグラフ」ではなくて「イートン」を使っているなんてと、その時はたいへん奇異に感じたものだった。

総じてイギリス人はケチで、いったん使い出した”もの”は徹底的に大切にすると聞いているので「この人はたいへんな節約家だ」と思ったわけだが、ようやく今にして分かるのである。

何も大掛かりなシステムが全てに亘って”いい”というわけではなく「シンプルな響き」が「重厚長大な響き」に勝る場合があるということを。
                    

オーデイオ評論家「瀬川冬樹」氏(故人)がタンノイの生き字引といわれた「T・B・リビングストン」氏に「わがタンノイを語る」と題して行ったインタビューの中に出てくる逸話。


ガイ・R・ファウンテン氏が「イートン」を愛されていた理由を、リビングストン氏は次のように述べられている。

「彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです。(笑)」


「てっきり私たちはオートグラフをお使いになっていたと思っていたのですが、そうではなかったのですか・・・・」と瀬川氏。

「これはファウンテン氏の人柄を示す良い例だと思うのですが、彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。」

「つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にしなかったようです。〜以下、略」

ファウンテン氏のこうした嗜好はオーディオの世界に”とかく”蔓延している「ステータスへの盲信」の貴重なアンチテーゼとも受け取れるが、30年以上も前からこういうことが指摘されていたなんて、今も昔もちっとも状況は変わっていない。

同じタンノイの「3LZ」とか「スターリング」とかの比較的小さなSPをいまだに愛用されている方が後を絶たないのもよく分かる。「音は人なり」とすれば、きっと良識があってバランスがとれた方なのだろう。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/41192536b1fd39025c0efbf8c17521d9

TANNOY「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム
VintageAudio 2010/05/04
http://vintage-audio.jp/?p=450


12インチモニターシルバー搭載のスピーカーシステム「Landsdown」です。


「Landsdown」は1954〜61年頃まで製造されていたようです。1958年までが12インチのモニターシルバー、それ以降はモニターレッドが搭載されていましたが、今回はモニターシルバー搭載モデルです。当時の12インチ搭載モデルの中では最高級タイプです。(下記を参照下さい)

Tannoy Landsdown 当時のカタログ 

1956年のHiFi Years Bookでは。。。

・Tannoy Autograph(15in) £150.3
・Tannoy GRF(15in) £116.10
・Tannoy York(15in) £71.8
・Tannoy Landsdown(12in) £68.5


1960年のHiFi Years Bookでは。。。

・Tannoy Chatworth U(12in) £49.15
・Tannoy Canterbury(12in) £43.15
・Tannoy Landsdown(12in) £75
・Tannoy York(12in) £66
・Tannoy York(15in) £75
・Tannoy GRF(15in) £122
・Tannoy Autograph(15in) £165


写真をご覧頂くとわかりますが、丁度TANNOY AutographやGRFを半分にした様な、ロータイプです。

スピーカーの高さって、試聴ポイント(通常は椅子に座って耳の位置)より下にユニットがくる様な設計のスピーカーシステムは基本的に家庭用となりますので、このモデルも家庭用高級タイプになります。

また、キャビネットの構造は、バスレフタイプとなります。


結構勘違いされている方が多いと思うのですが、

通常英国では家庭用スピーカーシステムとしては大型でも12インチ搭載モデルを使用していました。

Tannoy Autograph や GRF などはある意味特殊用途で大きな広間などにおく場合に使われていました。

その場合はキャビネットの構造もバックロードホーン型を採用しています。

一般的な部屋の広さでスピーカーシステムからリスナーまでの距離が近い場合は、低域がリニアに出る、バスレフ型か密閉型なのです。

余計なお話しですが、モニター(検聴用)スピーカーにバックロードホーン型なんて存在しないのです。

低音域のリニアリティを求めるなら、バスレフ型か密閉型なんです。

Tannoy Autograph や GRF などバックロードホーン型は家庭用 PAに位置付けられます。

スケール感や音場感には優れますが、リニアリティは無理な要求なのです。

Tannoy Autograph や GRF はメーカーのフラッグシップモデルだから良いと言うのは間違いです。リスナーの用途に応じて機材は選択するべきです。


だから、一般の家庭での音楽鑑賞用としては TANNOY であればこの「Landsdown」が最も高級であり適当だと思います。

そしてモノラル(1本)で使用する場合は、やはりモニターシルバーが良いですね。
モニターレッドが悪い訳ではないのですが・・・

TANNOY という会社は世の中の流行りに敏感なメーカーだと思います。

一般的には1958年にステレオが始まったと同時に、モニターレッドにモデルチェンジしますが、モニターレッドはステレオ再生に最適化されたエネルギーバランスになる訳です。だから、逆にモノラル1本で使用する場合はモニターシルバーの方がバランスがいいのです。
http://vintage-audio.jp/?p=450

Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 02:24

>>問題は、入力の質と部屋との相性なのです。
>ここに総ての鍵が有りそうですね。


オーディオのすべてがここにあるといえますね。
入力の質は、最後まで良くなるという事は有りませんから、そこが一番大事です。また、部屋との相性は、部屋の中でならす以上切っても切れない宿命です。

高いアクセサリーを買うまえにどうして、動かしてみないのでしょう?
動かせないという声もありますが、そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。


Commented by (Y) at 2010-10-26 13:27
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

うちのことですね、すみません(笑)。
でも大きなSPにはあらがえない魅力が有るんですよねー。
特に能率の良い大型SPは反応もシビアだし、取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。


Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 19:34
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

これは家の事です(笑)


>取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。

そうですね、高能率のSPは音のでの軽さが信条です。
低音が重くないと低音だと思わない重症患者(私でした)が多いので、オーディオ産業が成り立っているのでしょう(爆)
http://tannoy.exblog.jp/14831189/


3Dステレオの再生 3  GRFのある部屋 2016年 09月 14日

京都人さんの日記から

『先日のGRFさんとの語らいの中でいろいろ考えさせられることがありました。

私の個人的な考えですが、音像音場再現にはいろいろな段階があると思っております。


第一段階は、適当に置かれたペアスピーカーによるもので、確かに左右から別々の音が鳴ったり、音の広がりのようなものも感じさせますが、空間再生を語るレベルではありません。


第二段階は、指向性のあるスピーカーをある程度きちんと(cmレベルの精度)セットして鳴らしたもので、いわゆる世間で言われているような音像定位(5点定位のようなもの)は問題なくクリアしますが、音像の前後上下などの再現には問題が残されていることが多いです。


第三段階は、フルレンジコンデンサースピーカーを厳密な精度でセッティングした場合の音場で、まるで立体写真を見るように音像音場が展開されてきます。

しかしながら、音像が平面的でボディ感を感じ取りにくいのと、頭を少しでも動かすと音像音場が崩れてしまうと言う欠点があります。

これは立体写真の場合においても、画像の中の人物などがそれぞれの空間的前後関係はわかるものの、個々の像そのものは切り紙細工のように平面的であること、また視線を少しでも変えると立体感が失われてしまうことと通じています。


第四段階は、スピーカーから出る音波が部屋の中につくりだしてくる疎密波の分布を整えることで、元音源の音像音場をそのままの形で部屋の中に再現させようというものです。

これが私が言っている所の「真の音場」というもので、立体ホログラフィーのようにどの位置から聴いても音像音場の形は崩れませんし、音像そのものの立体感も出てきます。ここにいたって初めて演奏会場で鳴っている音がそのままの形で生々しく自分の部屋に再現されるようになります。

ただし、このレベルを実現させるためには、スピーカー同士の位置関係を本当に厳密に合わせていく必要があります。

これは映像の世界で3管式のプロジェクターのRGBの各ビームのコンバージェンスをきちんと合わせなければピントが合った画像が得られないのと同じで、ほんのわずかのズレが出来上がりを大きく左右するため、よほどの根気がない限り実現させることは極めて困難です。

特に指向性の強いスピーカーでこれを行うことは困難の極みで、特に2つのスピーカーのなす角度の調整に気の遠くなるような微妙な取り組みを続けなくてはなりません。

そのような理由からこの状態の再生音はなかなか体験する機会がなく、そのような音像音場があることを知っている人も極めてわずかでしかありませんでした。

ここにDDDユニットをはじめとする360度水平方向無指向性のスピーカーがいろいろ出現し、この角度調整をスキップすることが可能になりました。通常のスピーカーの場合ですと数ヶ月かかっていたセッティングの手間暇が随分省略できるため、わずかの調整で「真の音場」の一端に触れることが可能になってきたと感じています。』


* * * * * * * * * * * * * * * * * * *


さすがに音場の再現を追求されてきた方のご説明は、解りやすく整理されておられると感心致しました。

第三段階のフルレンジ型のコンデンサースピーカーというところですが、後面から逆相で音が出ている平面スピーカーの再生は、やはり大きな部屋を必要とします。

また、全くの同じ位置から低音と高音が出ているESL-57では、この様に聞こえたことはありません。ESL57は音場が出ないSPだと認識しています。

この経験に一番近いのは、Hartley の後面開放型と密閉型の中音・高音SPの水平配置です。

SPの中央に座った人だけが、書き割りで書かれた平面の背景が前後に並んで見える、昔のディズニーの映画の奥行き感に近い感覚です。昔のステレオ写真の様ですね。

しかし、ESL57もHartleyもその立体感は出なくとも、音質は抜群です。


京都人さんが仰る第四段階の音場が、私も目指すところです。

それは、よほどの偶然でもなければ、なかなかその音場は出現しません。
角度を持たした配置ですと、ますます難しくなりますし、壁に近いセッティングからは、三次元の立体音響は出ないからです。

その45度配置の GRFは、部屋のコーナーに置かれます。その為、前方には音は立体的に展開しますが、後方の音は、壁に反射されますから後方には奥行きを持って展開しません。

私が簡単に音場を出す方法で推奨しているのは、部屋の中央になるべく出してきた、平行法の配置です。

厳密に平行を出し、モノラル音源で、左右のズレを微妙に調整しますと、ある瞬間、大空間が出現します。それは、魔法のような瞬間です。

京都人さんのお宅では、50畳は有ろうかと思われる大空間の中央に、45度配置された小型SPが理想的な音場を構成しています。音場情報が入っている音源でしたら、そこは、コンサートホールにワープするのです。

交差法の部屋の中央配置が、前ではなく、元のソースに入っている後方展開の音場を出している初めての経験でした。この様な大空間でなければ出現しない音だとおどろき感心致しました。

小型SPですから、低音の迫力は有りませんが、この様な音場が交差法(クロス方法)で出現する事が驚きです。

出現した音像定位は、聞く場所を変えても変わりません。家でGerman PhysiksのDDDユニットが動かない定位を再現しているのと同じです。

360度放射のユニットは、最初から角度の調整をする必要はなく、行うのは、SPの間隔を合わせる調整だけです。左右の間隔を、本当に0.1mm単位で動かしても音はガラガラ変わります。1mm動いたら全く別なバランスになるのです。トントン、コツコツといわれている微調整が、その音場の入り口を発見する手段なのです。


今回の訪問は、はじめてピッタリと調整された音に出会いました。
ユニコーンを導入されたプー博士のお宅ででたあの驚きの音場です。
それが、三次元の音響空間=3Dステレオの世界です。

勿論、装置の質やクロストークの少なさも影響されますが、どこの部屋でも出ると言っても過言ではないのです。ほとんどの場合は、制約を自分に課しているだけです。オーディオを趣味されるのなら、京都人さんの様に徹底してやらなければ、ゴールにたどり着けないとの思いを新たにしました。
http://tannoy.exblog.jp/25898145/


セッティングについて GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/20012832/

部屋との相関関係 GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/11308411/
http://tannoy.exblog.jp/11369651/
http://tannoy.exblog.jp/11376702/
http://tannoy.exblog.jp/11395554/
http://tannoy.exblog.jp/11400690/

平行法の音場の出方 GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/23954940/

音のバランス GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/24493704/

ホログラフの音を求めて GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/24600639/
http://tannoy.exblog.jp/24601679/
http://tannoy.exblog.jp/24604716/
http://tannoy.exblog.jp/24610980/
http://tannoy.exblog.jp/24614836/
http://tannoy.exblog.jp/24615616/
http://tannoy.exblog.jp/24621404/
http://tannoy.exblog.jp/24627930/


37. 中川隆[-7621] koaQ7Jey 2017年5月17日 22:16:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最後のお客様!? GRFのある部屋 2013年 11月 16日
http://tannoy.exblog.jp/20859418/

Logeさんが、昨晩来られました。
Logeさんも今まで聞いたことの無い新しい音の世界を楽しんでいただけました。


そうして、ユニコーンの本来の音を堪能していただいてから、Logeさん本来の趣味である、レコードコレクションの一部を見ていただき、少しだけ GRF と T4 の音を聴いていただきました。


http://blog-imgs-68.fc2.com/k/a/o/kaorin27/3L_convert_20140613040836.jpg


最初はいつもとは反対に、GRFの方から聴いていただきます。アンプは SD05/50W です。手前のT4が鳴っているのかと思われたほど、端正な音でなりました。

GRFは45度配置の交差法なので、音が前に出てくるからです。

今度はつなぎ替えて、T4 の音を聴いていただきます。

すると、何十回と聴いているO君も、何百回も聴いている調整した私自身でさえ、音がどこから聞こえてくるのかと言うぐらいの、奥行きの有る音が平行法の T4 から聞こえてきます。

この「交差法」、「平行法」という言葉も、立体写真の見方から引用して、私が使い始めた言葉ですが、いまでは広く普及していただきました。


クラシック音楽ファンならほとんどのスピーカーはまず、完全な平行法で聴いてみるべきだと思います。

するとそこに、コンサートホールの大空間が拡がるのに本当に驚かれ、感激すると思います。

こつは厳密に平行法にすることと、手前に持ってくることです。
http://tannoy.exblog.jp/20859418/

「GRFのある部屋」さんのお宅へお邪魔しました。 Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)


この方はもう一つのハンドルネームを「和室のユニコーン」さんと言います。
お宅にお邪魔して、まずはそちらの意味を知る事になります。

http://blog-imgs-68.fc2.com/k/a/o/kaorin27/2L_convert_20140613040823.jpg

「一角獣」の名の通り、円錐形の振動板1本で全帯域をカバーする無指向性スピーカーです。

元々のハンドルネームである「Tannoy GRF」に先んじてこのユニコーンをかけられたと言う事が氏の「聞き方」「求める物」を表していると思います。

コンサートホールの椅子に腰を沈めて、ふっと息を吐き目を瞑った時だけ感じる「あの感じ」なのではないでしょうか。

SACDの特徴を活かした地の底に届きそうな深いフロアの底から天井にかかりそうな広い空間の中に楽器の音がたち上がりました。

今、目の前に展開されているサウンドはユニコーンの特徴的な駆動方式に寄る物かもしれませんが、部屋を暗くして頂き音楽に対峙する時にはもうそのような考察をするのを私の脳は完全に拒否していました。


ショスタコの15番

漆黒の空間に一つのトライアングル?から始まる曲は徐々に楽器の数を増やして行きます。
フルートは3管かしら。フレーズ毎に奏者が主旋律を受け渡し引き継ぎ、掛け合いをしている様が見える様です。
少しづつボデイを膨らませたオーケストラはついにトッテイを迎えると、見えるのはステージの床であり壁や天井の木質の色でした。


我が家では最近ご無沙汰な「自分の頭蓋骨の中にステージが出現する」感じを初めて他のお宅で体験させて頂きました。

違法薬物などに手を出す連中はバカだなあ!と思います。

トリップして恍惚感に浸るなら優れたオーディオがあればより強烈に体験出来るのじゃないか(あっちは未経験なので比較論は想像で(爆))と。

それほどの強い印象を残した経験となりました。


このあと、アンドレ・プレヴィン氏の「真夏の夜の夢」を聴いて私は確信しました。そして「オーディオから出てくる音を無視している」方と初めて出会ったと思ったのです。

この家のご主人は音楽堂に踏み入れた時の「あの感じ」に包まれて「どこで誰が何をしているか」を聴いているんだと思ったのです。

おかしな言い回しかも知れませんが、あの感じさえ出てしまえば「音色」は文句の付けようも無い状態になっていると断言出来ます。音色を追いかけても「あの感じ」には到達出来ないかもしれませんが、逆のアプローチで達成した際にはもれなく最高の音色が付いてくるということになろうかと思うのです。

周波数応答など多くの要素が高い水準で達成していないとけっして「あの感じ」にはなりません。

こちらのお宅を見回しても、アクセサリーやケーブルの類いで苦労して(楽しんで?)いる様子は皆無です。マゾではない証拠です。道具の使い方を心得ている方に共通している境地である様です。

Tー4スピーカーで平行法の実演とコーナー型のオリジナルGRFモニター・ゴールドでは交差法の音場感を聴かせて頂きました。

http://blog-imgs-68.fc2.com/k/a/o/kaorin27/3L_convert_20140613040836.jpg


私の睨んだ所こちらのお宅では一貫して感じた事なのですが、

古き袋に新しき酒を盛る・・・決して懐古趣味だけではない、かといってテクノロジーの新しさだけを誇示するのではない絶妙な時間の感覚を覚える構成・音でありました。


こちらのお宅にはまだまだ底が見えない程の仕掛けが沢山ある様に聞いています。
素晴らしい音に出会えました。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-443.html


38. 中川隆[-7620] koaQ7Jey 2017年5月17日 22:29:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

因みに、ヴァイタボックス CN-191 、オートグラフ、GRF やハーツーフィールドの様なモノラル時代のコーナーホーン型スピーカーではステレオ録音の再生は上手くできないのですね:

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。

コーナーホーンと言えばスピーカーの王様のごとく高額な大型システムを思い浮かべるかもしれないが、1950年代に Electro-Voice のコーナーホーン箱が7種類あったなかで、Baronetは最も小さい末っ子。


 Baronet の高さ 50cm×幅35cm はこの時代のコーナーホーンの中でも最も小さいもので、逆に言えば、RCA MI-4400(ラビリンス箱)や Lowther TP1、あるいは広告だけだった JBL Hartsfield などの特別な存在を除くと、一般の人が手に入れられる8インチ用のエンクロージャーでは、もっとも複雑な構造をもつものともいえる。


Baronetは、Klipsch Horn社からFolded Corner Hornのパテント(US Pat. 2310243、2373692)の供与を受けており、おそらく Paul Wilbur Klipsch 自身が設計したコーナー型バックロードホーン箱である。

Klipsch 氏の特許は基本的にKホーンと呼ばれる低域キャビネットにあり、Patrician や Georgian に搭載されている。

本家の Kllipsch ホーンにはエレボイのユニットを搭載したバージョンもあったことから、両社は良い協力関係にあったといえる。Baronet、Aristcrat、Regency などはそれより小さいシリーズはショート・バックロードホーンであり、エレボイからの要請をうけて設計しなおしたと思われる。


 Klipsch氏は日本ではあまり有名ではないが、1940年にコーナーホーンを特許申請し、1935年に J.B.Lansing 氏が開発したシェラーホーンとは違い、家庭用で劇場並の迫力ある低音再生を可能にしたもの。

この方式の面白さは、低音再生を強制的な電気増幅や共振ではなく、実物大のアコースティックな響きで解決した結果、大容量のホールの感覚に近い空気感が得られるところにある。(逆に言えば、クラブ・ジャズのようなタイトな低音とは異なる) 

英米のスピーカー製造における Klipsch 氏の影響力は非常に大きく、1940〜50年代においてどのメーカーもコーナー型バックロードホーンが最も高級機種として羽振りをきかせていた。

ちなみにアメリカン・タンノイと呼ばれる機種は、米国で Klipsch 氏の特許があるので販売できなかったため製造されたもの。

コーナーホーンの多くが日本で有名ではない理由は、ひとつは家屋の規模の問題、もうひとつは物品税が高価なため、システムでのスピーカー輸入が阻まれた結果、バラ売りユニットの性能だけが幅を効かせて、エンクロージャーの性能まで思いが及ばなかったからであろう。


Hi-Fi初期の1950年代は、キット製品に人気があり、アンプをはじめエンクロージャーのマニュアルや図面を¢50〜$1で売っていた。

当時は Hi-Fi機器が電蓄から抜け出したばかりの時代で、例えば Decca 社の Decola のような一体型コンソールは超高級品であって、Hi-Fi 対応のパーツを掻き集めたバラ売りが最も経済的だった。


KD7キットの言葉を借りると

「Baronet はその名のとおり、Hi-Fiスピーカー用のエンクロージャーとして、小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、重たく嵩張るものが歓迎されないどの場所でも良質な音楽の要求に応えます。

Baronet の造りは大きな容積のエンクロージャーではありませんが、再生音の高忠実性と周波数特性を犠牲にしません」とある。

当時の量販店の広告にも「省スペース(Space Saver)システム」という文字が躍るほどで、ミニマムなオーディオ・システムとしてBaronetは注目を浴びていた。

 Baronetの置き方はこのコンパクトな箱により、標準とされるコーナー&床置きはもとより、壁掛けやディスクトップの置き方も多くみられる。

私もモノラルならディスクトップがお勧めである(壁掛けは昔の校内放送の思い出が悪くあまり気乗りしない)。

エレボイ社のカタログには "for Close Lisning" と書いてあり、ややモニター的な聴き方に近いような気がするが、パーソナルに音楽を楽しむために、小音量でちょっとした読書コーナーを作るには最適である。

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。


http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。

これはエレボイの看板「Temple of Tone(音響の神殿)」とは趣向が大きく違うものの、Baronetのもつ可能性を巧く言い当てているように思える。

 かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。

アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。

映画用の Altec ではなく、さりとてステレオ時代に躍進した JBLや ARでもなく、初期型の Baronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html


39. 中川隆[-7619] koaQ7Jey 2017年5月17日 22:44:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヴァイタボックス CN-191 、オートグラフ、GRF やハーツーフィールドの様なモノラル時代のコーナーホーン型スピーカーではステレオ録音の再生は上手くできない(続き):

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 14:12:19 ID:005A6FYY

オートグラフをステレオで使うのが間違い。音がボケるに決まってる。
本来の使い方である、モノラルで使ってごらん
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1139323064/

218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 18:14

オートグラフは、モノラル時代に、モノラルで音の広がりを作る為の設計。
あれをステレオで使うというのが、根本的に間違っています。
そりゃ、アンチタンノイが言うように、音が散漫になるよね。
もともと音を広げているんだから。

399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 09:48

モノラル時代に音の広がりを強制的につけるためにああいった構造をとった、オートグラフ(でも、クリップッシュのコーナーでも、JBLのハーツフィールドでも、エレボのパトリシアンでもなんでもいいけど)をステレオで使おうとするのか、疑問。

ああいったスピーカーをステレオで使って、音がボケて低位が出ないのはアンチ君じゃないけど、あたりまえだよね。

理論とか構造じゃなくてさ、聴感だよ。

聴感上、モノーラルで広がりをつけるように作ったスピーカーな分けだから、それをステレオで使う時の聴感上のデメリットが大きいって事。

たとえば、Autograph というビンテージスピーカーを正しく理解した上では、モノラルで使うのが正しいし、ステレオでビンテージスピーカーを使いたいのならば、ステレオに適したものがある。と、それだけの話だよ


406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 11:29

僕が GRF で比較した時は、ステレオだと音がにごってしまい悲しかった。モノーラルだと、不思議に音が広がるし、2台使用と比較して、音もクリアな感じになるし、良かったよ。

GRFの製造時期とあわせて考えて、そういうことか。と、理解できたよ。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html


オートグラフをステレオで聴くには、左右のスピーカーの間隔が3m程度では、おそらく設計者の意図した低域レスポンスは望めないだろう。

5mくらいは、低域の波長の長さからすると、最低でも必要とするであろう。

それだけの広さと、それに見合うだけの天井高さも求められる。そして、くり返すが、良質の材質による堅固な造りの部屋でなければならない。
http://audiosharing.com/blog/?p=807

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/12(日) 12:38:01 ID:fasqiE1a

オートグラフをいれる部屋は天井が高いほうが言いというのも同意。

バックロードの通り道からも推測できるし、オートグラフの場合、スピーカーの間に定位というより、スピーカー間のやや上空にオーケストラが並び、本来の劇場的音場効果がでる。

それを実現するには、広い部屋と高い天井があると良い。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1139323064/


460 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 04:58

タンノイってSP間隔広くとるといい音出るよね

462 名前:K :2001/07/24(火) 08:37
>>460
>タンノイってSP間隔広くとるといい音出るよね

エンクロージャーを響かすスピーカーなので、その響きを互いに邪魔しない距離が必要になるのではないでしょうか?

また、ツィーターのサービスエリアが90°前後と狭いために、リスニングポイントはけっこう狭く、スピーカー間隔を広くとった場合は、内側に振ってやると、定位が良くなります。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html


40. 中川隆[-7589] koaQ7Jey 2017年5月19日 22:26:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

VITAVOX CN-123の仕様 ヴァイタボックス
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-123.html


VITAVOX  CN123

一時、オイロダインと併用していたシステムです。

このホーンは赤穂まで購入に行って来ました。兎に角使ってみたい。でも、滅多に手に入らない。そんな時赤穂のある人が手放すとの情報。車で赤穂まで取りに行って来ました。片道800km以上。ほんと好き者。

手放した理由は、15セルが手に入ったので10セルが不要に成った為。勿論バスビンが鎮座しても平気なリスニングルームをお持ちで羨ましい。

で、其の方がバスビンを買った理由。

ある雑誌で見て興味を持った。輸入元に問い合わせて近くで聞けるところを何箇所か紹介してもらう。訪れて聞かせてもらっても満足しない(早い話が酷い音)。

で、コリャー買って使ってみなきゃ判らないな、との事で購入。

感心しましたね。よその所の音を聞いただけで、其の装置の音を判った様に吹聴する輩が多いのに、結局使わなきゃ判らないとの判断。

そうです、其の通りです。人の家で聞いたって何も判りません。精々判るとしたら、出してもらったコーヒーの味くらい。そこで鳴っている音は其の装置の使い手の音であって、装置の音では有りません。

 

ウーハーはアルテックの803Aを使い、とりあえず2ウェイで組みましたが、兎に角高域(と言うか中域以上)が出ません。マイクでデーターを取って見ると2kHz辺りからダラ下がり。出なくて当たり前。ドライバーのS2は10kHz以上、問題無く出ますから、完全にホーンの所為。

とりあえず、ツィーターを付けて、3ウェイにしましたが、其れでも無理。最終的には4ウェイまで行きました。

このホーンを下は350Hzで切って上は1,5kHzまで持たせました。この結果判ったのが38cmウーハーは500Hzクロスは苦しい。500で切った場合と350で切った場合では同じウーハーかと思うくらい表現力が上がります(上がると言う言い方はかなり控えめ)。この経験をしちゃうと500Hzまでウーハーは使いたくなくなります(で、オイロダインの4ウェイ化の計画が)。

このホーンはとても穏やかな音が出ます。おおらかででも意外と繊細。流石英国製。と書くとどこかの雑誌の評論みたい(笑)。

これで終わってしまうと、このHPらしくない。

欠点が一つ。音道が長いのです。結果音が出てくるのに時間が掛かる。管楽器の長い物は他の演奏者よりも一瞬早く音を出さなければ成ら無い。あの理屈です。

使い出した頃は、どんな音を入れても余裕綽々で出してくる。流石大型ホーンと感心していました。手放してからも暫くは、売りたくなかったなーと後悔しきり。

その後、オイロダインが段々調子を上げてくる。兎に角音のスピードが上がって来ました。で、その時気が付いた。『そうか、あの時の123の音は余裕が有るのではなく、遅かったんだ。遅いと感じさせるほど遅いのではなく、ゆとりと勘違いさせるくらい・・・。』

でも、あのユッタリと鳴る123の音。好きな人にはたまらないんでしょうね。
http://hayashilab.syuriken.jp/auvitavox01.htm


41. 中川隆[-7494] koaQ7Jey 2017年6月15日 08:40:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オーディオ訪問記〜2017・6・8〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e16281b44609e98769590adb619fce87


オーディオを長くやっていると誰しも一つや二つぐらいは「想い出の音」というのがあるはず。

自分の場合は以前のブログにも記載したことがあるが、たしか30代の頃だったと思うが、フラリと入ったオーディオショップで聴いた「CN191コーナーホーン」の音がそれだった。まるで宝石をちりばめたようなキラキラ光る音が音響空間のすべてを埋め尽くしているみたいで、思わず茫然として立ちすくんだ。

「なんていい音なんだろう!」

駆動しているアンプは忘れもしないパイオニアのA級アンプ「M5」(モノ×2台)だった。

もちろん当時は安サラリーマンの身なので、「CN191」は当然のごとく「高嶺の花」だったが、とうとう現在に至るまで縁がなく手に入らず仕舞いだった。しかし、今でも「想い出の音」として脳裡に深〜く刻み込まれている。

そして、このほどようやくその「初恋の人」に巡り会った。

         

奥に鎮座しているのが、その「CN191コーナーホーン」(ヴァイタボックス:オリジナル)である。

しかも、組み合わせられている機器が凄かった。

まずプレイヤーが「927ST」(EMT)。「930ST」ならよく見かけるが1ランク上の「927ST」となると極めて珍しい。中古の相場をググってみると450万円なり(笑)。

          

そして駆動しているアンプはプリアンプがマッキントッシュの「MC22」で、パワーアンプが「MC275」。もちろん、いずれもオリジナル。

           

カーティス・フラーの「ブルースェット」を聴かせていただいたがサックスのふてぶてしい音にぶったまげた!

           

日頃から「フルレンジ」スピーカーのミニチュア的で端正な音の世界に慣れ親しんでいる人間にとっては出てくる音のすべてがカルチャーショック以外の何物でもなかった。

低音から高音までレンジが広くて密度がメチャ濃い感じ。この音ならスーパーウーファーもツィーターもまったく必要ない。

ウ〜ン、参った!

一般的に「いい音」の判断材料とされる「音像定位」とか「奥行き感」とか、「音の艶」などがやたらにチマチマしたものに思えてきて、まるでそういうものを吹き飛ばすかのような「野太さと力感」の勢いにまったく言葉を失ってしまった。

「低音なんか二の次、三の次でいい」と、豪語していたのはいったい誰だ!(笑)

それにしても「MC22」と「MC275」のコンビのオリジナルの純正品を聴くのは初めてだったが、有名なアンプなのでこれまでいろんな噂を耳にしてきている。

どちらかといえば否定的な評価が多かったが、実際に聴いてみるとこの弩迫力はこのコンビしか出せない音だと感心した。その昔、このコンビを称して「ネス湖の怪物だ」(「ステレオ サウンド」誌)と記載されていたが、成る程とようやく合点がいった。

持ち主さんによると、八方手を尽くしてこのアンプを手に入れたものの、音質に不満があったので開けてみたら内部のコンデンサーに国産のものが使ってあってガッカリ。以後、海外も含めてオリジナルのコンデンサーを時間をかけて手に入れすべて入れ替えられたそうでようやく現在の音に辿りつかれた由。

出力管「KT88」についても今や稀少管となった「ゴールド モナーク」ブランドを4ペア完備されているとのこと。


42. 中川隆[-7306] koaQ7Jey 2017年6月30日 18:31:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

可愛い子供を旅に出してはみたものの・・・ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年06月30日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi


昔から憧れのスピーカーだった「CN191コーナーホーン」(ヴァイタボックス)を使っておられるUさん。

       

大のレコード愛好家で使用されているプレイヤーが「927ST」(EMT)、プリアンプがマッキントッシュの「MC22」、パワーアンプが同じくマッキンの「MC275」という豪華メンバーだ。

そのUさんが先日我が家にお見えになったときに、「AXIOM80」の繊細なヴァイオリンの音がいたく気に入られたご様子なので、「よろしかったら71系のアンプが遊んでますので1台お貸ししてもいいですよ。マッキンのアンプにはない音が期待できるかもしれませんね。」と、持ちかけたところ「それはありがたいですね。ぜひお願いします。」というわけで、めでたく話が成立。

この5月に「WE300Bシングル」が1年2か月ぶりに戻ってきたので、随分と71系アンプの出番が減ってしまったのも水を向けた理由の一つ(笑)。

さあ、どのアンプをお貸ししようか。71系アンプは3台あって「171シングル」をはじめ「71Aシングル」、そして「71Aプッシュプル」(ナス管4本使用)といろいろある。

「いずれアヤメかカキツバタ」といったところだが、相手が大物の「CN191コーナーホーン」となると選抜も厳しくなる。

散々迷った挙句、結局「171シングル」を持って帰っていただくことになった。とてもいい音色だし、使ってある真空管は1940年代前後の製造の滅多に手に入らない古典管ばかり使ってあって、何だか最愛の子供を旅に出すような気分だ(笑)。

          

初段管がMH4(マルコーニ:メッシュプレート仕様)、出力管が171(トリタン仕様)、整流管が480(SPARTON)、インター・ステージ・トランス入り(UTC:アメリカ)というシンプルな構成。


さて、2週間ほど経過してから「お返しします。」とUさんがアンプを我が家に持参されたのは去る25日(日)のことだった。

興味津々で「どうでしたか?」

すると、「ヴァイオリンは良かったのですが、どうしても(音を)押し出す力が弱くてイマイチでした。」との率直なご返事。

「そうですか・・・」とうれしさ半分、悲しさ半分といったところかな(笑)〜。

実を言うと、Uさんの使っておられる出力が70ワット近くあるアンプと比べると、力感上ではたかだか出力1ワット前後のアンプが太刀打ちできるはずはないのだが、繊細さと音色の美しさで勝負できるかもしれないと淡い期待を抱いていた。

あのタンノイあたりの焦点のぼやけた低音ならうまくいきそうな気もするが、CN191の引き締まった音とは相性が悪かったようだ。


43. 中川隆[-6503] koaQ7Jey 2017年9月05日 10:02:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

気になったオークションの出品物 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年09月03日


オークションがらみの話題を一つ。

落札する気は毛頭ないにしてもとても気になる出品物がたまにある。


☆ ヴァイタボックスCN191コーナーホーン

つい先日、出品されていたのがこれ。

          

ずっと昔から憧れのスピーカーだった「CN191コーナーホーン」だが、もはや我が家では置き場所に困るし、ただただ指をくわえてみているだけの存在だが、はたしてどのくらいのお値段で落札されるんだろうかと興味津々。

さぞや高値が付くだろうと思いきや、落札日前日まで10万円以下のお値段に終始していてとても複雑な心境になった。

喩えて言えば、昔好きだった女の子が今や見る影もなく落ちぶれて落魄(らくはく)の一途を辿っている印象といえばいいのだろうか。「何か自分に出来ることはありませんか」と申し出たいくらい(笑)。

しかし、落札時刻まじかになるとみるみる入札価格が高騰して、結局最終的な落札価格は152万9、200円なり。

「やっぱり高根の花だった、落ちぶれた姿を見なくてよかった!」と、ひと安心(?)

想像するに、これだけの高額を出せるとなると日本人ではないだろう。おそらく高級ブランドのオークションによく見られる「為替危機に対する予防対策」の一環というような気がする。

「赤い靴 履いてた 女の子」ではないが、異人さんに連れられて海を渡る可能性があるというのも、これはこれでちと淋しい気もするが仕方がない(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0d1e3e99fdeda8dffb1cfc6ee416aa3c



ヤフオク! - スピーカー - 「ホーンボックス」の落札相場 - 新品、中古品(終了分)
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?ei=UTF-8&p=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&auccat=23812&slider=0


VITAVOX CN191 コーナーホーン スピーカーシステム ペア ヴァイタボックス 希少
△▼001656031-2△▼

07/10 22:54

出品者: tunagu5555 ダイヤモンド

評価: 3143 (3157 - 14)

現在の価格: 1,529,200円(税込1,651,536円)

入札件数: 419 (入札履歴)
開始時の価格: 1,000 円
落札者: D*c*E*** 評価:140

開始日時: 7月 3日(月) 23時 9分
終了日時: 7月 10日(月) 22時 54分


英国VITAVOX(ヴァイタボックス)のCN191 コーナーホーンです。

【仕様構成】
・ドライバー : CN149 (ホーン記載がないため不明となります)
・ウーファー : CN352
・ネットワーク : CN458

■外径寸法 : W1100×H1300×D700mm
■重量 : 90kg
※実測となりますので多少の誤差はご容赦ください。
ペアでの出品となります。

外観に関しましては古い機種になりますので経年による多少のサビキズや木部劣化等ございます。
中古品で個人差もありますので画像にてご判断ください。
画像に写っているもの以外は付属いたしません。

当店にて動作確認を行っており特に不具合等ございませんが、あくまで中古品となりますので完璧な物をお求めの方はご入札をご遠慮下さい。

取引終了後は初期動作不良に限り、修理等の対応をさせていただきます(修理になった場合お時間を頂く場合がございます)。修理不可能な場合に限り返品対応させていただきます。

初期不良の場合は商品発送後10日以内にご連絡をお願いいたします。


【送料目安】 発地 福岡→
九州 約42,700円〜50,000円
四国 約51,000円〜54,500円
関西 約54,500円〜61,900円
関東 約64,300円〜78,200円
東北 約80,600円〜88,200円

※北海道・沖縄地域に関しましてはお問い合わせ下さい。

※本製品は重量物のためチャーター便となり運送員2名での配達となります。

※送料に関しましてはあくまでも目安となり地域・搬入先状況によって異なりますので必ずご入札前にお問い合わせください。

※本商品は配達日時指定不可となります。お急ぎの方はご相談ください。

※上記送料は当店規定運送会社の料金となり、原則玄関でのお渡しとなっております。別途、有料になりますがご指定の場所まで運ばせて頂くサービスもございますのでご相談下さい。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v507194059


44. 中川隆[-6338] koaQ7Jey 2017年9月21日 16:39:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2010年12月24日 鳴り過ぎないオーディオ


開店以来13年間、十分満足にこれといった不足もなく聴いてきたバドのオーディオなのですが・・。 時に、人間は欲という魔が差すことも、そして僕もしかり。

前に書いたとおり、デコラのスピーカーコード交換は大失敗。
音質は向上しましたが、音色・音味が馴染めなく落ち着かないという結果でした。

同様にメインスピーカーのヴァイタボックスもスピーカーコードを交換してみようと。
動機は単純、もっと良くなる(よく鳴る)んじゃないかという欲から出たこと。

では、こちらの結果はどうだったかというと、交換前と比べシンバルとベースの響きがよく聞こえるようになりました。つまり、音域の情報量が増え、さらに音がぐっと前に出てきたのです。

こう書くとよいこと尽くめのようですが然に非ず。この音が意外にも耳にうるさい、と感じてしまう結果に。

ヴァイタの音は抜けよく長時間聴いても疲れないスッピンの良さが特徴。
元通りのさりげない音に戻し、もういじるのはやめることにしました。

元に戻ってホッと安心し落ち着きましたよ。
音は鳴り過ぎるとうるさく疲れますね。

今回のコード交換は、欲がほどよいバランスを崩し、平常心を乱す格好の例となったようです。

何事も欲張らず「過ぎたるは及ばざるがごとし」でいきましょう。

A-7の箱にヴァイタボックスのホーンドライバーS2・ウーハーはAK156。
ネットワークはウェスタンのオイルコンとトランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4991115.html


45. 中川隆[-6337] koaQ7Jey 2017年9月21日 16:45:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

デッカ「デコラ」で使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。
ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。ああなんということを、と思っても時既に遅し。覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html


「音楽&オーディオ」の小部屋
たった一枚のCDが巻き起こした大騒動


Arve Tellefsen - Temaer fra Limelight - YouTube 動画
From the album "Intermezzo"
https://www.youtube.com/watch?v=UJzreQAztu4

「北欧のリリシズム」という形容がふさわしいヴァイオリニスト「アルベ・テレフセン」(ノルウェー)の「Intermezzo」。

12曲の小曲が収められているが、このうちの第2トラックの「ライムライト」(チャップリンの映画のテーマ曲)が絶品だ。

この世のものとは思えないような優雅でむせび泣くようなヴァイオリンの音色が美しい旋律とともに音響空間にフワッと広がって漂う様にただただウットリした記憶がある。ジャケットの画像から見てヴァイオリンはおそらく「ストラディヴァリ」ではなかろうか。

さあ、ヴァイオリンとくれば当然のごとく「AXIOM80」の出番だ。

ワクワクしながら耳を澄まして聴いてみるとこれがガッカリ。ヴィオリンの音色が濡れるどころかキンキンしてとても聴けたものではない。

こんなに再生が難しいCDだったかなあ?これでは昔のシステムの方が良かったぞ〜!(笑)

以前と違ってシステムの周波数レンジが広がったことにも一因があるのかもしれない。

それにしてもあまりにも極端なので、何か対策を講じなくては。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/83cbb6a0e826d85ab2b5767bb66291b7

今回は、我が家が抱えている課題についてYさんのご意見をぜひ参考にさせてもらおうという魂胆である。


「どうしてもAXIOM80がうまく鳴ってくれないので困ってますよ」と泣きついたわけだが、しばらく耳を澄ましておられたYさんが次のように述べられた。

「たしかにサ行(サシスセソ)がちょっとキツイですね。

これはSPケーブルに原因があるような気がします。

何しろ古いユニットですし、製作当時の平凡な撚り線の方が合っているような気がしますよ。」

つい最近のブログでも述べたように「AXIOM80」ほどデリケートなユニットは滅多にない。駆動するアンプはもちろんRCAコードからSPケーブルまでありとあらゆるものにケチをつけてくるのにはほんとうに参ってしまう(笑)。

対策として4つほど手立てを講じて「万策尽きた」と勝手に思っていたわけだが、Yさんのご指摘で、エッ、まだあったんだと驚いた!

先入感がない白紙状態からの他人の意見は完全な盲点を突いてくる!

現在SPケーブルに使っているのは「LANケーブル」だが、JBL「D123」の口径30センチでは完璧といっていいほどの鳴りっぷりなので、その性能を露ほども疑わなかったが、そういえば独特の構造とツクリを持つ古典派タイプの「AXIOM80」には合わないのかもしれない。

思いたったが吉日で、Yさんの目前でごく普通の「撚り線」ケーブルを引っ張り出して接続してみたところ、何と見事にサ行のキツさが低減したのである。

点数にたとえるとこれまで70点だったのが80点まで向上した感じで、これには心の底から驚いた。

と同時に、ナ〜ンダと自分の考えの至らなさに、もうガックリ(笑)。

ただし、後日、この「撚り線」ケーブルでJBLの「D123」を聴いたところ音がやや籠った印象を受けてサッパリだった。試しに「LANケーブル」に代えてみたところ、クリアで輝きのある音に大変身で断然こちらの方がいい。LANケーブルがもたらす鮮度はやっぱり凄い。

結局「AXIOM80」と、「JBL」とでSPケーブルを使い分けすることにしたが、面倒だけど仕方がない。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/353e2793bde158d05ccd32652bc36cfc

ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の755Aでは、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしないのである。http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm


スピーカーケーブルの長さで音が変わる  

WE755Aは、8インチの秀作、不世出のフルレンジ・ユニットである。このスピーカーは、高能率で実に細かい音を再現するに長けているが、ボイスコイルのインピーダンスが4オームと低く(ごく普通のスピーカー・ケーブルでは特に顕著だ)、アンプとの接続が全長1メートルくらいでは20センチ程度の長さの差があると音に出てしまう。むっとして、ケーブルを短く切るが、短ければ短いほどによい。理論的にも現実的にもケーブルは無いのが理想的である。

  低いインピーダンスのスピーカーは、ケーブルの影響を受けやすい。SPケーブルが長い場合、ケーブル自体の抵抗が多くなり、アンプ側からみると、ボイス・コイルを駆動しているのか途中の配線を駆動しているのか、訳がわからなくなる。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/sp_cable/sp_cable.htm

常識的にはスピーカケーブルの抵抗値は低い方が良いのですがそうでもないことが多いことは皆さんもよく御承知のことと存じます。とくにこの Goodmans Axiom80 はその最たるものでしょう。ラウザーユニットとは異なってインピーダンス変動が大きく、常識が通用しないことは驚くべきものがあります。
http://www.audio-maestro.com/ma2.html


46. 中川隆[-5716] koaQ7Jey 2018年1月07日 19:45:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ペンションすももの木 真空管アンプ「カトレア」
http://www.sumomo.net/about/
http://www.cattlea.jp/


山梨県 山中湖村 山中990−6

電話 0555-62-3411

バイタボックスCN191が来ました。 真空管アンプ「カトレア」2017年10月19日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=145


すももの木の試聴用にイギリスの名門バイタボックス社製のクリプシュ型CN191が聴ける様になりました。この広がりと中域の充実感は最高ですね、これぞブリテッシュサウンドですかね。約1300ミリのフロントホーンを折り曲げて作るクリプシュ博士が設計し、1960年代にいち早く実現したバイタボックス社に脱帽です。幅1200ミリ、高さ1300ミリ、重さ120Kgの巨体から堂々と鳴る音楽性が最高です。46インチのテレビが小さく見えます。

S-2、CN352のユニット

S2ドライバー

CN352


バイタボックスでしたらやはりS2ドライバーですね。ウーハーはCN352でフェライトですがとても良い低音を再生してくれます。

T-45のツィターを追加して3WA化しました。

マンソニック T-45

マンソニックのT-45を使用して太く鳴りの良いシンバルが聴けます。

CN-370のネットワーク

自作ネットワーク

バイタボックスCN-370は設計と部品が古く、コイルも直流抵抗が1.6Ωも有り聴けませんでした。とりあえず臨時で岡谷のコンデンサーに鉄心入りのコイルで作りました。かなり透明度と低域の締まりが良くなりました。

クリプシュ・ホーンCN191システム

改良して透明度、広がりと奥行き感がとても良くなりいい音しますよ。この柔らかい質感がやみつきに成りますよ、すももの木で世界の名器を聞いて下さい。

山梨県で聴ける世界の名器

世界の名器が直熱三極管の真空管アンプで聴ける贅沢さが夢のようです。このチャンスに聴きに来て下さい。昨今秋葉原でも聴くことが出来ませんからね。
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=145


47. 中川隆[-10922] koaQ7Jey 2018年4月21日 18:34:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11764]

シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なるPAにすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 

ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機のPA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。

これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。  


個々の機器は小さな原子核反応炉のようなものであり、それが相互に結びつくと、大きな反応体として動作していると想像してみてください。 私自身の体験からいって、反応炉どうしが反応し合わなければ、いかに大型フロアスピーカーでも、ラジカセ並みの音しか出ません。 

デッカアーク型スピーカーを例に挙げてみましょう。 キャビネットに組み込まれているグッドマン社製20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 

ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 ヴィンテージオーディオの時代、電気信号の伝達に使われる電流の量は、質的なものを伝える為だけ有れば十分でした。 電気信号という船を浮かべ進めるだけの水量があれば、それ以上必要はなく、それ以上あると、かえって反応力を損なってしまうのでした。 それゆえにむやみな大出力アンプは製造されませんでしたし、必要もなく、当時のスピーカーに接続しても良い成果は決して得られません。 例をあげてみましょう。 今日のヴィンテージオーディオファンであればどなたでも御存じである、WEのトーキー用スピーカーで説明してみます。

WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 のちのTA4181Aと594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。
 
スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 そうした比較的小出力で劇場での使用に耐え、なおかつ効果的な広告が可能です。
 
WEのトーキーシステムの中で働いている、電気信号自体の性質が、現代のオーディオとは全く別の力を保持しているのです。 それこそが核反応的な連鎖であり圧縮、拡張と言うやり取りの後に、再生結果として提示されるのです。 ただアンプリファイアーが連結して圧縮、拡張を行っていっても、そのままでは核反応を発生させることは出来ません。 問題は電気信号の圧縮と拡張が、何のために行われているかです。 

今日のオーディオでは、この圧縮と拡張は利得を得る為であるとか、アンプリファイアーの出力の増大として解釈されていますが、この時代のシアターシステムはそうではありません。 それは電気信号の加工に使われたのです。 加工され、可変された電気信号は、アンプリファイアーの出力という船に乗って、スピーカーに送り届けられ確実に爆発します。 しかしこれだけでは核反応爆発力を長続きさせることは難しい。 確実に誘爆させ、それを連続的爆発に導くには、スピーカーを臨界に保ち、いったん電気信号が入ったらそのまま臨界点に達する様にしなければなりません。 

そこでコンシューマーユースホームオーディオとは、全く別の仕掛けを持った機材が必要になってきます。 WEのアンプリファイアーがその大きさの割に出力が小さいのは、ここに仕掛けが施されているからです。 出力より反応力の方に重きを置いたアンプリファイアーだったのです。 アンプリファイアーに限らず、光学式サウンドトラックフィルムの入力から、終段のスピーカーシステムに到るまで、あらゆる個所に反応する仕掛けが仕込んであります。 つまりWEのトーキーシステム全体が反応体の固まりであり、そのシステムブロックの一個一個が原子核反応炉みたいなものです。 こうした仕掛けがあるからこそ、小さな出力であっても大規模な拡声が可能です。 逆にいえばWEのスピーカーシステムの優秀さの証しでもあります。 

およそWEのトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 WEに関わらずRCAやヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等のシアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には1W入力あたり105〜110 dbほどになります。 これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで1W入力時の話です。 劇場で使用する際は、もちろん1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。

WEのトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。 入った分だけ音圧が大きくなるのです。 なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 何故ならWEだけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 トーキーシステムとはその様なものです。

 スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率がコンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。 

ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者のIW入力−105−110dbという値は業務用の場合は最低値を示し、コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、1W入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 これがマジックです。 

私達はこのことを知らずに来てしまった。 

確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは1Wでも鳴ります。 しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。 

たとえ、そうした空間で映画を上演するならまだしも、レコードを再生するとなると、それは家庭で鑑賞するために制作されたレコード本来の音質とは程遠いものであるのは、ユーザーご自身が良くわかっていることでしょう。 それでは反応力で動くスピーカーが、他の様式で動作して生み出される再生音は、どうでしょうか。
 
シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なるPAにすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 

特にフォノイコライザーとその後のラインプリに重きを置き、多種多様な可変機能を付属させていきます。 それはレコードという音楽媒体に対して反応させるものです。 一時流行した入力信号を可変させないプリアンプが、大出力パワーアンプと組み合わされた時、拡声機的な再生音となることを思い出していただきたいのです。 

こうした拡声器的再生音は、ヴィンテージ時代のハイフィデリティではまずありえないものでした。 信号とは可変されるもの、というのがポリシーだったからです。 

それではここでシアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。  これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン、エレクトロヴォイス・パトリシアン、英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型等がざっと思い当たります。 

アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全なPAであるためです。 又独オイロダインもPAの部類に入るので書きません。 

上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。 これらのスピーカーシステムは、一見1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際にPAとして使うと問題が生じます。 PAにとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアターPAと比べるとかなり落ちるのです。 

私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、10mまではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。

 15mを過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機のPA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。
 
これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。

 ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。
 
反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。

 それは事実であり必要なことでもあります。 ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749181.html
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html


48. 中川隆[-12483] koaQ7Jey 2018年5月20日 13:57:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14101]

ハイファイ堂メールマガジン 京都商品部
第721号 国宝級?!レアなオーディオ VITAVOX Bass Bin CN308
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html


私、ハイファイ堂に入社しまして7年ほどになりますが、この仕事での役得と言いますと、やはり一般ではまず見られない様々なオーディオ機器に出会えることかと。
そんな中にはマニアにとっては国宝級(は、少し言い過ぎか、)に珍しいものもあったりします。

ということで、私が、ハイファイ堂で出会ったレアなオーディオ(スピーカー類ばかりになってしまったのですが)を振り返って見たいと思います。

大きさで印象に残るのがこちら

VITAVOX Bass Bin CN308

低域用:38cmコーン型(AK-157)×2
高域用:ホーン型(S-2+220SシリーズorCN-123)
ネットワーク:NW-500




京都店の二階でメンテナンスを始めた頃です。日本橋店への買取依頼の応援で、大人数で、坂の上の大きなお屋敷への引き取りに行きました。

レンタルのトラックで日本橋店へ運び、ウェブ・アップ用の写真撮りなのですが、狭い店舗なので、外からの撮影となりました。

エンクロージャーのみの大きさが幅960×高さ2,200×奥行800mmそれに、マルチセルラーホーンCN-123を合わせますと、高さが2700mmくらいになってしまいます。

で、この巨大なスピーカーシステムは、一体何者かとしらべてゆきますと、ある歴史的シアターシステムに辿り着きます。それがこちら、

MGM, Lansing Manufacturing「 Shearer Horn Model 75W5」(1936)



画像はaudioheritage webページより
http://www.audioheritage.org/html/profiles/lmco/shearer.htm

トーキー映画が、本格的に導入され始めた1930年代初頭、当時多く採用されていたムービーシアターの音響システムがウェスタン・エレクトリック社の「ワイドレンジ」システムでした。


画像はaudioheritage webページより
http://www.audioheritage.org/html/profiles/lmco/shearer.htm

しかし、このシステムの性能に不満があったのが、当時全盛期だった映画会社の「MGM」で、ウェスタン・エレクトリック社に、システムの改良を依頼しますが、断られます。

やむなく自社で音響システムの開発を始めます、それに協力したのが、のちに「JBL」を創業するジェームス・B・ランシングのLansing Manufacturing社でした。
(スピーカーユニットの開発生産を担当してたようです。)この時に作られたのが、低域ユニット15XS、コンプレッションドライバー285です。

この「Shearer Horn」システムは、見事に成功し、以降のムービーシアターの基本システムになります。(ウェスタン・エレクトリック社や、RCA社も同様のシアターシステムをつくってます。)

ジェームス・B・ランシングのLansing Manufacturing社もこの「Shearer Horn」システムを小型化したものを製造販売してたのですが、あまり上手くいかず、大恐慌の影響もあり、ウェスタン・エレクトリック社傘下のアルテック・サービスへ吸収されることになります。



画像はaudioheritage webページより
http://www.audioheritage.org/html/profiles/lmco/shearer.htm


この「Shearer Horn 」を小型化(ステレオ化)したシステム「Bass Bin CN308」は、トーキー時代のシアターシステムの面影を感じさせる音が聴けるのかと思われます。
(実際、視聴した覚えはあるのですが、やはり狭い空間ではよくわかりませんでした。)

2011年の入荷以降は、2012年に秋葉原店にウイング付きのモデルが入荷した記録が残っております。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html


49. 中川隆[-12482] koaQ7Jey 2018年5月20日 13:58:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14101]

銚子の散歩道

シアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。 

こうした製品を愛用されている方は我が国には多くいらっしゃるのはご存知の通りです。 

これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 

米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン
エレクトロヴォイス・パトリシアン
英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型

等がざっと思い当たります。 

アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全なPAであるためです。 

又独オイロダインもPAの部類に入るので書きません。 


上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。)


 これらのスピーカーシステムは、一見 1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際に PA として使うと問題が生じます。 PA にとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 

確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアター PA と比べるとかなり落ちるのです。

私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、

10m まではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。 

15m を過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 

これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 

これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機の PA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。 

これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 

それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 

そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 

そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 

中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。 

反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。 
それは事実であり必要なことでもあります。 
ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 

それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html


さてヴィンテージオーディオ機器の世界で、賢明なる御者に操られた三頭の馬が、実際にどの様に働いているのかを書いていくのですが。 それでは、これらの機器の動作のメカニズムはどうなっているのでしょう。 

それは、これまでのオーディオ常識では想像もつかない突拍子もないことかもしれません。 なぜなら、それは相互核反応と同じだと、わたしは確信しているからです。 

個々の機器は小さな原子核反応炉のようなものであり、それが相互に結びつくと、大きな反応体として動作していると想像してみてください。 私自身の体験からいって、反応炉どうしが反応し合わなければ、いかに大型フロアスピーカーでも、ラジカセ並みの音しか出ません。 

デッカアーク型スピーカーを例に挙げてみましょう。 キャビネットに組み込まれているグッドマン社製 20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 

それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 

ヴィンテージオーディオの時代、電気信号の伝達に使われる電流の量は、質的なものを伝える為だけ有れば十分でした。 電気信号という船を浮かべ進めるだけの水量があれば、それ以上必要はなく、それ以上あると、かえって反応力を損なってしまうのでした。 それゆえにむやみな大出力アンプは製造されませんでしたし、必要もなく、当時のスピーカーに接続しても良い成果は決して得られません。 しかし銚子にお越しいただけなかった方に、こうした事実に納得していただくことは無理なことです。 


そこで例をあげてみましょう。 今日のヴィンテージオーディオファンであればどなたでも御存じである、WEのトーキー用スピーカーで説明してみます。 

WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の 555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 

のちの TA4181Aと 594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。 

スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった 41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 

そうした比較的小出力で劇場での使用に耐え、なおかつ効果的な広告が可能です。 WEのトーキーシステムの中で働いている、電気信号自体の性質が、現代のオーディオとは全く別の力を保持しているのです。 それこそが核反応的な連鎖であり圧縮、拡張と言うやり取りの後に、再生結果として提示されるのです。 ただアンプリファイアーが連結して圧縮、拡張を行っていっても、そのままでは核反応を発生させることは出来ません。 

問題は電気信号の圧縮と拡張が、何のために行われているかです。 

今日のオーディオでは、この圧縮と拡張は利得を得る為であるとか、アンプリファイアーの出力の増大として解釈されていますが、この時代のシアターシステムはそうではありません。 

それは電気信号の加工に使われたのです。 加工され、可変された電気信号は、アンプリファイアーの出力という船に乗って、スピーカーに送り届けられ確実に爆発します。 

しかしこれだけでは核反応爆発力を長続きさせることは難しい。 確実に誘爆させ、それを連続的爆発に導くには、スピーカーを臨界に保ち、いったん電気信号が入ったらそのまま臨界点に達する様にしなければなりません。 

そこでコンシューマーユースホームオーディオとは、全く別の仕掛けを持った機材が必要になってきます。 WE のアンプリファイアーがその大きさの割に出力が小さいのは、ここに仕掛けが施されているからです。 出力より反応力の方に重きを置いたアンプリファイアーだったのです。 

アンプリファイアーに限らず、光学式サウンドトラックフィルムの入力から、終段のスピーカーシステムに到るまで、あらゆる個所に反応する仕掛けが仕込んであります。 つまり WE のトーキーシステム全体が反応体の固まりであり、そのシステムブロックの一個一個が原子核反応炉みたいなものです。 こうした仕掛けがあるからこそ、小さな出力であっても大規模な拡声が可能です。 逆にいえば WE のスピーカーシステムの優秀さの証しでもあります。 

およそ WE のトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 

WE に関わらず RCA やヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等のシアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には 1W入力あたり 105〜110 dbほどになります。 これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで 1W入力時の話です。 劇場で使用する際は、もちろん 1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html


前回のつづきで、能率と音圧のマジックについて書きます。

WE のトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。
入った分だけ音圧が大きくなるのです。 

なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 何故なら WE だけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 トーキーシステムとはその様なものです。

 スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率がコンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 

WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。 

ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者の 1W 入力−105−110db という値は業務用の場合は最低値を示し、コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 

そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、1W 入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 

これがマジックです。 私達はこのことを知らずに来てしまった。 

確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは 1Wでも鳴ります。 
しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 

シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ 1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 

しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。 

たとえ、そうした空間で映画を上演するならまだしも、レコードを再生するとなると、それは家庭で鑑賞するために制作されたレコード本来の音質とは程遠いものであるのは、ユーザーご自身が良くわかっていることでしょう。 

それでは反応力で動くスピーカーが、他の様式で動作して生み出される再生音は、どうでしょうか。 

シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 

シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なる PA にすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 

したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 

特にフォノイコライザーとその後のラインプリに重きを置き、多種多様な可変機能を付属させていきます。 それはレコードという音楽媒体に対して反応させるものです。 

一時流行した入力信号を可変させないプリアンプが、大出力パワーアンプと組み合わされた時、拡声機的な再生音となることを思い出していただきたいのです。 

こうした拡声器的再生音は、ヴィンテージ時代のハイフィデリティではまずありえないものでした。 信号とは可変されるもの、というのがポリシーだったからです。 
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749181.html


50. 中川隆[-12480] koaQ7Jey 2018年5月20日 14:24:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14101]

ウェスタン・エレクトリックは味のない食パンを食べているようなサウンド


 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html


51. 中川隆[-13542] koaQ7Jey 2018年6月24日 06:46:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16123]

・VITAVOX CN-191 Corner Horn (1947)
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html

・VITAVOX CN-191 Corner Horn 復刻版(2012) : 400万円・ペア/税抜
http://www.imaico.co.jp/vitavox/
https://audiodripper.jp/vitavox-cn191-used


モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿


エレクトロボイス社の小型スピーカーBaronet
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

 フルレンジスピーカーでは、私の所有しているのは米Electro Voice社のSP8Bという20cmユニットを Baronetというコーナー型バックロードホーンに納めている。

当時のエレクトロボイス社はPatricianという4wayシステムを筆頭にHi-Fi再生の先端を行っており、アメリカ製でクラシック再生ではトップを行くメーカーと考えていいと思う。

一方で、Baronetのような小型システムでは、小音量で快適に聴けるように高域の扱いを変えていて、SP8Bはアメリカ製では珍しくダブルコーンを使い4〜8kHzを持ち上げている。これはテープ録音がドイツから移入された初期の、Hi-Fiらしさを演出する工夫であり、このことが1950年代の家庭用システムを知る鍵であるように思われる。

これと同じ傾向の音では、サブコーンが付いたイギリスの Lowther PM6、最近の製品ではイタリアのSICA社のPA用フルレンジも同様の特性を持っている。

KD7キットの言葉を借りると

「Baronetはその名のとおり、Hi-Fiスピーカー用のエンクロージャーとして、小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、重たく嵩張るものが歓迎されないどの場所でも良質な音楽の要求に応えます。

Baronetの造りは大きな容積のエンクロージャーではありませんが、再生音の高忠実性と周波数特性を犠牲にしません」


とある。当時の量販店の広告にも「省スペース(Space Saver)システム」という文字が躍るほどで、ミニマムなオーディオ・システムとしてBaronetは注目を浴びていた。

エレクトロボイス社のカタログには"for Close Lisning"と書いてあり、ややモニター的な聴き方に近いような気がするが、パーソナルに音楽を楽しむために、小音量でちょっとした読書コーナーを作るには最適である。

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。

上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。

かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。

アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。

映画用のAltecではなく、さりとてステレオ時代に躍進したJBLやARでもなく、初期型のBaronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

仁義なきウェスタン【北北東に進路を取れ】
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

 
   
 Baronetは、Klipsch Horn社からFolded Corner Hornのパテント(US Pat. 2310243、2373692)の供与を受けており、おそらくPaul Wilbur Klipsch自身が設計したコーナー型バックロードホーン箱である。

Klipsch氏の特許は基本的にKホーンと呼ばれる低域キャビネットにあり、PatricianやGeorgianに搭載されている。

本家のKllipschホーンにはエレボイのユニットを搭載したバージョンもあったことから、両社は良い協力関係にあったといえる。Baronet、Aristcrat、Regencyなどはそれより小さいシリーズはショート・バックロードホーンであり、エレボイからの要請をうけて設計しなおしたと思われる。


 Klipsch氏は日本ではあまり有名ではないが、1940年にコーナーホーンを特許申請し、1935年にJ.B.Lansing氏が開発したシェラーホーンとは違い、家庭用で劇場並の迫力ある低音再生を可能にしたもの。

この方式の面白さは、低音再生を強制的な電気増幅や共振ではなく、実物大のアコースティックな響きで解決した結果、大容量のホールの感覚に近い空気感が得られるところにある。(逆に言えば、クラブ・ジャズのようなタイトな低音とは異なる) 

英米のスピーカー製造におけるKlipsch氏の影響力は非常に大きく、1940〜50年代においてどのメーカーもコーナー型バックロードホーンが最も高級機種として羽振りをきかせていた。

ちなみにアメリカン・タンノイと呼ばれる機種は、米国でKlipsch氏の特許があるので販売できなかったため製造されたもの。

コーナーホーンの多くが日本で有名ではない理由は、ひとつは家屋の規模の問題、もうひとつは物品税が高価なため、システムでのスピーカー輸入が阻まれた結果、バラ売りユニットの性能だけが幅を効かせて、エンクロージャーの性能まで思いが及ばなかったからであろう。

エレボイのBurroughs氏と握手するKlipsch氏


Klipsch氏によるコーナーホーンの特許(1940〜42年)

 このようにコーナーホーンと言えばスピーカーの王様のごとく高額な大型システムを思い浮かべるかもしれないが、1950年代にエレボイのコーナーホーン箱が7種類あったなかで、Baronetは最も小さい末っ子。1956年のSaturday review誌の別冊"Home Book of Recorded Music and Sound Reproduction"には、Aristcratと共に「PatricianとGeorgianの二人の赤ちゃん」と紹介されていた。どうも最初に図面を引いたときにはBaronette(准男爵ちゃん)という名前だったらしく、幼児の背丈程の小型スピーカーに対し、やや皮肉めいた愛嬌のある名前で呼んでいた。

 Baronetの高さ50cm×幅35cmはこの時代のコーナーホーンの中でも最も小さいもので、逆に言えば、RCA MI-4400(ラビリンス箱)やLowther TP1、あるいは広告だけだったJBL Hartsfieldなどの特別な存在を除くと、一般の人が手に入れられる8インチ用のエンクロージャーでは、もっとも複雑な構造をもつものともいえる。

当時の8インチユニットなら、放送機器にみられる壁掛け用密閉箱(Wall Speaker)に収めるか、後の時代ならブックシェルフ型のバスレフ箱にしているところである。例えば壁掛け用のAltec 618箱と同じ大きさ、と言えば、その小振りな感じが判ると思う。実際にラジオ局でBronetを壁掛けした例もみられる。

モノラルLP時代の箱は、今から見ればオールドファッションなデザインに見えるが、斜に構えた出で立ちは将棋でいえば「と金」のようなもので、この挑戦的な構造からみても、Klipsch氏の狙いが凝縮されたエンクロージャーということができるだろう。

エレボイはこの機種を1980年代まで製造していたというから、民生用スピーカー事業の歴史を背負ったラインアップに大きなこだわりがあったと思われる。

Baronetの製作図面

 KD7キットの言葉を借りると「Baronetはその名のとおり、Hi-Fiスピーカー用のエンクロージャーとして、小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、重たく嵩張るものが歓迎されないどの場所でも良質な音楽の要求に応えます。Baronetの造りは大きな容積のエンクロージャーではありませんが、再生音の高忠実性と周波数特性を犠牲にしません」とある。当時の量販店の広告にも「省スペース(Space Saver)システム」という文字が躍るほどで、ミニマムなオーディオ・システムとしてBaronetは注目を浴びていた。

 Baronetの置き方はこのコンパクトな箱により、標準とされるコーナー&床置きはもとより、壁掛けやディスクトップの置き方も多くみられる。私もモノラルならディスクトップがお勧めである(壁掛けは昔の校内放送の思い出が悪くあまり気乗りしない)。エレボイ社のカタログには"for Close Lisning"と書いてあり、ややモニター的な聴き方に近いような気がするが、パーソナルに音楽を楽しむために、小音量でちょっとした読書コーナーを作るには最適である。モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。


 上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。これはエレボイの看板「Temple of Tone(音響の神殿)」とは趣向が大きく違うものの、Baronetのもつ可能性を巧く言い当てているように思える。

 かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。映画用のAltecではなく、さりとてステレオ時代に躍進したJBLやARでもなく、初期型のBaronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。

 Baronetの箱は、最近になってKlipsch社の1940年代の特許期限が切れて、複製されることが多くなった(日本だけでも3社ほどが販売)。

このこと自体は良いことであるが、肝心のユニットのほうはまちまちで、相性など本当に大丈夫なのか心配なところもある。しかし、エレボイ自身もSP8Bのfo値が72Hzから55Hzに下がっても設計は変えてないのと、当時の音楽雑誌でも他社のユニット(独Lorenzや米GEの格安ユニット)を入れた例があったことを考慮すると、それほど厳密にホーンロードの共振周波数にこだわる必要もないようだし、CWホーンのように強い背圧を要求しないので、ユニットも自由に選んで問題ないのだろう。

このとき同じKlipsch氏の設計したコーナーホーンRebel IVが紹介されており、エレボイの販売するKlipschホーンという位置付けである。当時のカタログには、この箱により8インチユニットながら35Hzまで低域まで出ると書いてあるが、ユニットのfoが72Hzなのできっちりと制動の効いた低音が出ておらず、聴感では100Hzからだら下がりである。インピーダンス特性をみても、ユニットのfoが120Hzまで上がっているのに対し、40Hzと60Hzにホーンの共振峰のあることが判るため、設計としてかなり緩い低音である。しかし、後面開放箱に通じるような明瞭さをもっており、バスレフ箱のようなレスポンスの重たい低音ではない。むしろ小さな筐体ながら、低コンプライアンスで低音の出にくいビンテージのフルレンジに適した箱のひとつに数えられると思う。

【ダンス、ダンス&ダンス】

 ところで、Baronetの最初のカタログには、4台使用した360度アレイの配置があり、あきらかにダンスホール(ballroom)のような場所での使用も想定されていた。数あるコーナーホーン箱のなかでも、こうしたどこでも使える自由なレイアウトが提示されているのはBaronetだけである。いや、Klipsch氏の特許には書き込んであるものの、他のいかなるコーナーホーン型のキャビネットもここまでは想定していなかった。PA業界出身のエレボイならではの提案であり、小型のBaronetだからこそ可能な発想だったといえよう。このサイズとレイアウトは現在のSXシリーズにも引き継がれている。

モノラル時代のBaronetの意外な設置方法

Klipsch氏の特許にあるラインアレイ設置方法(Fig.6〜7)

 PA機器との境界線が曖昧な点では、この時代の音楽が圧倒的にダンスのために作られていたことも挙げられる。KD7キットのカタログに登場する紳士淑女のカップルも、一見するとクラシック・コンサートにお出かけのように見えるが、よくあるBallroomでの社交ダンスの会場を借りたコンサートだと判る。


Georgianをステレオ配置した記事(Hi-Fi Stereo review誌 1962年12月号)
アメリカでもコーナーホーンのステレオ配置は大きな問題だった

 話は戻って、ではどうして古楽器を古いスピーカ−で、しかもモノラルで聞かなければならないのか? 録音のコンセプトを全て出し切るなら、パッケージ通りのステレオで、しかも、もっと繊細な表現のできる現代のオーディオ機器なのでは?

 普通ならそうで考えるし、私もかつてそうだった。しかしモノラルでの試聴は、録音会場やマイク設置の違いを表現するステレオ感を一度キャンセルして、マイクで収録された音のみを聞こうという、全く逆の発想になる。そもそもこの手のスピーカーは、生楽器の音をそのまま拡声する用途に開発されただけに、脚色のない録音ほど本領を発揮する。1970年代のエレボイのマニュアルには、マイク(もちろんエレボイ製)で自分の声を拡声してバランスを取れ、という指示さえあるくらいである。

 しかも、古いスピーカーは小さい出力でも過敏に反応する。つまり出音のスピード感が一歩前に出るのである。しかもそれが高域偏重ではなく、ボーカル域(200〜1000Hz)が遅れずに出てくるので、音楽の骨格がしっかりしてくる。普通、繊細というと高域のキャラクターを言っていて、ウーハーの反応が繊細と言う話はないのではないだろうか? そのことによって、弾き始めと残響がちゃんと分離するので、演奏家の意図が判りやすい。このバランスは、演奏家の側から聞いたタイミング(音を弾き始めてコンマ何秒か遅れてから残響が届く)と似ていて、コンサートホールの再現を目指すステレオ効果と違うことを示す。そして、音の強弱のみならず、遠近感も直感的に判るので、楽器間の主従関係が明確になるのだ。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

モノラル時代のコーナー型スピーカーを2台使ってもステレオ録音は再生できない


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          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  | コーナー型スピーカーは1台だけにしないと
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   | まともな音で鳴らないのよ
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
        /   ヽ ヽ ノ                   ヽ
        |     〉 V              |   |
        |    /  /       \       ヽ、 |
        |    / / /|       ヽ       \
        .!   / { ヽ|    ...     ゙、        ヽ
        |  {  ゙i   ヽ  ::r.;:.     l         ::_)
        .!  \ ト、 |   `゙"     /          /
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          | / / | ヽ、               | /

タンノイ・オートグラフは、1953年のニューヨークオーディオショウにて発表されている。 1953年は、まだステレオLPは登場していない。 オートグラフはモノーラル時代の、つまり1本で聴くスピーカーシステムである。

翌54年にはヨーク(これもコーナー型、ただしバスレフ)、55年にはオートグラフからフロンショートホーンを省き、いくぶん小型化したGRFが出ている。いうまでもないことだが、GRFもコーナー型だ。

ヨークは、のちにコーナーヨークと呼ばれるようになったのは、1960年代にはいり、一般的な四角い箱のレクタンギュラーヨークが出て、はっきりと区別するためである。GRFにも、ご存知のようにレクタンギュラー型がある。

ヨークを小型化したランカスター(1960年発売)も、コーナー型とレクタンギュラー型とがある。


ステレオLPの登場・普及、それにARによるアコースティックサスペンション方式のブックシェルフ型スピーカーの登場、スピーカーのワイドレンジ化ということもあいまって、コーナー型のスピーカーシステムは次第に姿を消していくわけだが、オートグラフが登場した頃は、イギリスだけでなく、アメリカにおいても大型の高級スピーカーシステムの多くはコーナー型が占めていた。


オートグラフはフロアー型のなかでも大型に属するスピーカーシステムだ。しかもコーナー型で、複合ホーン型。

この手のスピーカーシステムを、ほんとうにスタジオモニターとして開発・設計されたといわれても、ステレオが当り前の世代には、にわかには信じられないことだ。
http://audioidentity.blog.so-net.ne.jp/2011-04-18


59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/09(木) 14:12:19 ID:005A6FYY

オートグラフをステレオで使うのが間違い。音がボケるに決まってる。
本来の使い方である、モノラルで使ってごらん :p
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1139323064/


218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/06(金) 18:14

オートグラフは、モノラル時代に、モノラルで音の広がりを作る為の設計。あれをステレオで使うというのが、根本的に間違っています。 そりゃ、アンチタンノイが言うように、音が散漫になるよね。もともと音を広げているんだから。


399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 09:48

モノラル時代に音の広がりを強制的につけるためにああいった構造をとった、オートグラフ(でも、クリップッシュのコーナーでも、JBLのハーツフィールドでも、エレボのパトリシアンでもなんでもいいけど)をステレオで使おうとするのか、疑問。

ああいったスピーカーをステレオで使って、音がボケて低位が出ないのはアンチ君じゃないけど、あたりまえだよね。

理論とか構造じゃなくてさ、聴感だよ。

聴感上、モノーラルで広がりをつけるように作ったスピーカーな分けだから、それをステレオで使う時の聴感上のデメリットが大きいって事。

たとえば、Autographというビンテージスピーカーを正しく理解した上では、モノラルで使うのが正しいし、ステレオでビンテージスピーカーを使いたいのならば、ステレオに適したものがある。と、それだけの話だよ

406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 11:29

僕がGRFで比較した時は、ステレオだと音がにごってしまい悲しかった。モノーラルだと、不思議に音が広がるし、2台使用と比較して、音もクリアな感じになるし、良かったよ。

GRFの製造時期とあわせて考えて、そういうことか。と、理解できたよ。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html

393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/18(水) 21:44

Kさん
ティアックいわく現代のオ−トグラフのウェストミンスタ−とオ−トグラフって何処がどの様に違うんですか?

いつかはウエストミンスターがホシイです。独特な雄大さで余裕たっぷりの表現はウエストミンスターならではです。


396 名前:K :2001/07/18(水) 23:16
>>393
ウェストミンスターとオートグラフの最大の違いは、ウェストミンスターは普通に壁に平行にスピーカーエンクロージャーを置くことを基本としているのに対し、オートグラフはコーナー置きを基本としているということでしょう。

ウェストミンスターをお聴きになった方はおわかりになるかと思いますが、超低域は出ていません。なんと、foだけで判断すると、25cmユニットのスターリングとほぼ同じなのです。

オートグラフと同様、両サイドにバックロードのホーン部の開口があるので、コーナー置きをすれば、後述するオートグラフのような原理で、低域再生能がupするのではないかと思っているのですが、まだ試したことはありません。

オートグラフはと言うと、コーナー置きを基本としているため、両サイドの低域用ホーンの延長として壁面が働き、部屋自体をホーンの一部として使うようなものですから、うまくツボにはまれば、かなりの超低域の再生が可能です。

ただし、壁面や部屋の影響をモロに受けますし、コーナー置きが基本なので、内振りの角度も決められてしまっているようなものですから、自由度が少なく、セッティングに骨が折れます。


398 名前:K :2001/07/18(水) 23:42
>>395
>独特な雄大さで余裕たっぷりの表現はウエストミンスターならではです。


オールホーンならではの、スケールの大きい豪快な鳴りっぷりは、さすがです。
ホーンの宿命で、超低域は出ないにもかかわらず、音楽に包まれる快感を得ることが出来る、素晴らしいスピーカーだと思います。

私もウェストミンスター・ロイヤルが欲しかったのですが、岩手県一関市のジャズ喫茶ROYCEと同じシステムになるのは嫌だなぁ、なんて思っていたところに、オートグラフのミレニアムが出ると聞き、思わず飛びついてしまいました(^^;

ところが、部屋が最初からオートグラフ用にコーナーに置けるなら良かったのですが、コーナーはドアか作り付けの本棚や机が占居しており、どうにもなりません。オートグラフを生かすのなら、家を作り直さないといけない状況となり、ひょっとするとこれはとんでもない買い物をしてしまったかも知れない、と、少々後悔していたりします(^^;
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html


52. 中川隆[-9905] koaQ7Jey 2019年6月01日 06:36:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2450] 報告

ハイファイ堂メールマガジン 2011/06/03
https://www.hifido.co.jp/merumaga/akiba/110603/index.html

佐藤行一です、私は3月より再び秋葉商品部が立ち上がり前任者に引き続き工房メンテナンス用員としてスピーカーを初め多岐に渡り修理をおこなっております。

 さっそくですが、又再びVITAVOX CN191が入荷しまして、たしか?この間販売されて当に配達が終わっていたはずなのですが、不思議なものです?類が類を呼ぶと言うのですが、私共のお店はこういう事よくあるんですよ!では入荷したCN191を紹介します(ただし、工房の私がここに記事にしていると言うことは、要メンテ品と言うことです)


 今回のCN191は上下見ての通り、全体的に色がくすみ、突き板の剥がれも酷く、背面の傷、損傷も多く相当手を加えて補修しなくてはなりません!
 さて?どのように補修して行こうか、思案の日々が続いています、暫らく時間がかかりますが、どう仕上がるか、項ご期待!!




 よく見てみると、何か疑問が出てくるのですが?いったいこのCN191はいつの世代なのか?前面からでは、あまりわからないのですが、腑に落ちない点が多々あり、知る限りの資料を探し出して、載せてみました。



まずは中身の構造を照らし合わせるため、上の写真に今手直しするCN191のロードダクト部をアップしました。そして下の写真はステレオサウンド(1973年9月号)の中に記載されている、広告をアップしました。このステサンは私が30数年大切に保管している貴重な資料の1冊です。ここまで内部構造がはっきりしている資料が是しかないのですが、実は先ほど広告と申した通り、当時オーダーメイドで製作していた日本のエンクロジャーメーカーのインペリアル工芸の記事です。長年オーディオを愛好されている方ならご存知と思いますが、見ての通りKの文字のような構造をしているため別名クリプシュホーン、壁のコーナーに置いて使用するところから、クリプシュ・フロント・ロードホーン・コーナー型エンクロージャーと言います。
 本題にいきます、ほぼ出回っている物は下の構造ですが、上の中をよく見ると、上下のロードにささえ?の板らしき物が存在しています、本当に何時の世代なのか?あくまでも、私の個人の感想ですが、インペリアル工芸にCN191をデラックス型と称して製造していた時の大分後の時代のモノではないのかと思いました。


バイタボックス社の成り立ちはそのつどステレオサウンドで紹介されているので、割愛させていただきます、最後に2点申して終わりたいと思います。
 クリプシュ・コーナー・ホーン設置は構造上、システムを囲む両壁面と床面とが、だきるだけ堅固な構造であることが必要となる。コーナー設置の為に部屋のプロポーションやリスナーとの関係設置が大きく制約される。条件が整わないと本来の良さを発揮されないのでこの点、心しなくてはならない。
 一般的でないスピーカーシステム、鳴らすのはむずかしいですよ!!ちなみに条件の良い設置をした、資料がありましたので、下記にアップしました。


 最後の最後に、大きく分けて、二つの世代に分類されています、下記左側が一世代目で1970年初頭に輸入された物で、ユニットは低域AK-155、高域S2(ドライバー)+CN-157(ホーン)で構成されています、寸法・重量はW760×H1300×D684 115kg、35年前で796000円でした、1979年末までこのオールナット調ニス塗りが販売されていました。そして右側が二世代目で1980年に登場したモデルで、同じ模様を左右にほどこし板目をはっきり風格漂うデザインにしたてている、ユニットは低域AK-157,高域S2(ドライバー)+CN-481(ホーン)で、寸法・重量はW760×H1314×D710 115kg、当時940000円でした、マホガニーウレタンニス塗り、輸入代理店はご存知、今も存続しております今井商事(株)様でした。最後のCN191は今から15・6年前に終了されているそうです。そう最近のステサンの記事には94.5kgとありました、木材の質も変わったということでしょうか?
https://www.hifido.co.jp/merumaga/akiba/110603/index.html

53. 中川隆[-9711] koaQ7Jey 2019年6月10日 12:53:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2746] 報告

新しいスピーカーボックス 真空管アンプ「カトレア」 2010年12月14日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50


ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックスの制作に掛かりました 20Cmから25Cmの口径が使用でき フィールド型のユニットもおもしろいと思います


この形です

内部は響きの良い米松合板で 仕上げはウォールナット仕上げで作り上げます
まずは ホーンの本体を作り 米松板でボックス本体を作ります

本体の二枚目板

響きを考え 仮止めのねじは接着剤が乾いたらすべて取ります

こんな仕上がり

ウォールナット材で内側を仕上げる
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50

54. 中川隆[-9704] koaQ7Jey 2019年6月10日 13:21:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2753] 報告
6: あらい :2011/04/03(日) 09:15:57 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp

新しいスピーカーボックス 真空管アンプ「カトレア」
ヨーロッパ製の軽く反応の良いスピーカーユニット用に設計したフロントホーンスピーカーボックス
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=50


ペンションすももの木にあった、ボックス入りのテレフンケン8吋合わせて
5インチツイータは、聴かせて貰ったですが良い音でした。

他にはVITAVOXがありスケール感はありますが
テレフンケン8吋はダイニングの20畳ほどでも十分に鳴っていました。

このボックスは手間かかるとのことでスピーカ込み30万ペアしますが
知り合いの方が聞いて後からすぐ買ったようです。

今はメンデ8吋フィールドが、抜群に良いとメール来ました。
元はラジオでも化けるみたいですね。


7: あらい :2011/04/03(日) 09:23:31 HOST:p164.net219126028.tnc.ne.jp

因みに、ペンションすももの木のオーナはアンプカトレアをやって
売る事もしてますが
ここは、スピーカユニットや、真空管のストックがすごいです。

大抵のものとレアなフィールドツイータも見せてもらい、今度はオールフィールド
システムを作るらしいです。

ビクターの試作品30cmユニットが3ペアと言うのもありました。
サウンドパーツさんと知り合いみたいです。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1301612344/

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