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2016年6月30日00時11分 〜
記事 [政治・選挙・NHK208] ≪最新作≫7/10日発売『政府はもう嘘をつけない』堤未果氏「参院選、自分だけの争点を持とう」
【最新作】7/10日発売『政府はもう嘘をつけない』堤未果氏「参院選、自分だけの争点を持とう」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18736
2016/06/29 健康になるためのブログ




http://diamond.jp/articles/-/93794

東日本大震災が起きたとき、アメリカの友人から「気をつけて。これから日本で、大規模な情報の隠ぺい、操作、統制が起こるよ。旧ソ連やアメリカでそうだったように」と言われたんです。

 私自身、9.11を現場で体験していて、あの後、アメリカが全体主義に進んでいったのを実感していました。実際、歴史を調べると、大きな災害などの後には、言論統制が起こり、規制緩和や民営化、特区などの政策が採られ、人々が思考停止になるんです。9.11の後のアメリカがそうでしたし、日本でも3.11の後も情報の伏せられ方はひどかった。このように情報が隠されていくときこそ、その裏をどう読み解いていくかが重要だと感じました。

東日本大震災の後に原発事故が起きたときの政府や世論のパターンは、歴史的に見ても日本だけが特別ではありません。これまで国民に嘘をつくのは自民党だけかと思っていたけれど、当時の与党だった民主党も情報を隠蔽したわけです。現代社会はビジネスの上に成り立っているものだから、政府も企業も嘘をついて隠蔽するし、科学者も買収されるし…ということがある。こうしたことは「あるんだ」ということを前提に、自分の頭で真実をつかみ、日本で生きていかなきゃならない。

──『政府は必ず嘘をつく』に続き、今回の最新作は『政府はもう嘘をつけない』と、タイトルは真逆になっています。東日本大震災から5年たって、状況はどう変わりましたか。

 あれから5年たって、どうなったかというと、当時はいろいろと言い訳しながら隠していたのが、もはや言い訳すらしなくなり、開き直って隠すようになりました。状況はもっと悪化しています。

 では、なぜ今回のタイトルは「嘘をつけない」にしたかというと、この時の変わっていく主体は「政府が」でなく「私たちが」なんです。

 日本人は大手マスコミを鵜呑みにするランキングで先進国で世界一です。新聞・雑誌の報道を信頼している比率がアメリカは22.7%なのに対し、日本は70.6%(「世界価値観調査」[2010-2014])。日本人って“お上”の言うことを信じ、鵜呑みにする受け身なところがありますが、もうやめにしたほうがいい。「政府は嘘をつく」ことを前提に、そのマヤカシの中にある真実を自分のアンテナで見なければなりません。

 そうすれば、政府ももう嘘をつこうにもつけなくなる。つまり、「変わっていくのは私たち」というイメージを、今回のタイトルには込めています。

──そういう事情を理解した上で、政治家を選ぶ際の視点をどこを置くかが大事ですね。

 特に政治がマスコミや広告業界と近くなったことで、より本質が見えにくくなっています。

 選挙と言っても、「争点」はテレビや新聞が教えてくれるものと思っていてはダメです。いくらマスコミが、今回選挙の争点はアベノミクスだ、消費税だと言っても、本来、争点というのは1人1人は違うはずでしょう。

 自分はこういう社会に住みたい、というとき、それを作るための法律を作ってくれる代理人を選ぶのが選挙です。責任転嫁や受け身の姿勢はやめ、自分の争点を決める。それは自分の未来をイメージする能動的な作業です。自分や自分の大切な人、家族や子どもに、どんな社会に住んでほしいか、どんな社会だったら毎日幸せに暮らせるか、1人1人がイメージし、優先順位をつける。それが争点になっていくんです。

 マスコミに争点を作ってもらうと、投票したら終わりになってしまいます。でも、自分の争点、自分だけのモノサシを持って投票すると、選挙は通過点になり、その後も「ちゃんとやってくれてるかしら」という関心が出るので、票を投じた議員が当選後にどういう法律を通してくれるのかなど、選挙後も政治に目が向いていきます。

──次の参議院選挙では18歳に選挙権が拡大されます。

若い子たちに言いたいのは、誰に入れるとかどこの党に入れるとかの前に、自分はどんな社会にしたいのか、できるだけ具体的に描いて優先順位をまずつくることです。それに合うことを言っていて、信頼できる人に票を投じてほしい。

 そう考えていくと、だんだん興味の対象が国政ではなく自治体になり、政治がもっと近くなる。自分の周りの小さい社会でいいので、まず住みたい社会を描く。市役所や市議なら、疑問点を持って話を聞かせてほしいと言えば大体会ってくれますよ。手に届くところからアプローチすれば十分です。

 とにかく最初に理想を描くこと。そのための代理人を決めるという感覚を持ち、争点をマスコミに決めさせない。「君だけの争点でいいんだよ」ということを伝えたいですね。


以下ネットの反応。
















「お金の流れで世界を見抜け!」

これを意識して世の中の出来事を1ヶ月でも注目していれば、かなり物事がクリアに見えてきます。

だって現代社会は「資本(お金)主義(一番大事)」ですからね。

資本主義が進んで行けば行くほど、お金を持ってる人(組織)の力が大きくなっていくわけです。

お金を一番持っている・自由に使えるのは誰?政治家?国?と考えていくと・・・

堤氏の書籍はアメリカ(5年、10年先の日本)の現状を教えてくれるので、非常に有益です。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/580.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 北朝鮮・中国を嗤うことができない日本の政治状況(永田町徒然草)
北朝鮮・中国を嗤うことができない日本の政治状況
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1782
16年06月29日 永田町徒然草


最近、「日本国民が可哀想だ」と私は思うになってきた。選挙だというのに、主権者として正しい判断を下すために必要な情報が入ってこないのだ。政権与党とマスコミはグルになって、いま行われている参議院選挙から国民の目を逸らそうとする情報を集中豪雨のように流している。これじゃ、自由な報道などない独裁国や選挙権がない国と同じじゃないか、私には思われて仕方がないのだ。

高島礼子の夫であるという高知某の覚醒剤事件など、いまこの時期に大騒ぎするほどの話題ではない筈だ。碑文谷公園の88歳女性の死体遺棄事件は誠に無残だが、これだって限度というものが筈だ。イギリスのEU離脱問題は、政治問題である。その報道に当たっては、わが国の政治との関連性を意識して報道する必要がある。イギリスは国民投票、わが国は参議院選挙の真っ最中であるのだから。

マスゾエ問題でバカ騒ぎしていた時、これは参議院選挙隠しだと私は指摘したが、また都知事選挙で大騒ぎしようとしている。都知事選挙の告示日が7月14日に設定されたのだから、いずれこの話題が出てくることは仕方ないのだが、またマスコミが大騒ぎを画策している。自民党は都知事候補として誰が相応しいかと「世論調査」をしたそうだが、“嵐の桜井某”の父親がトップだったと報じていた。こんなものはマスコミの誘導以外の何物でもない。

今回の参議院選挙の最大の争点は、“憲法改正”だと私は思っている。ほとんどのマスコミの世論調査で有権者が関心をもつとされている「社会保障や経済対策」も、煎じ詰めれば憲法に直結すると私は考えてる。社会保障など「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とする憲法25条1項を抜きに語ることはできないのである。

わが国の右翼反動勢力は、日本国憲法を一貫して“目の敵”にしてきた。彼らは今回の参議院選挙を乾坤一擲のチャンスと捉えていた。その代表選手が安倍首相なのである。それなのに、自民党も安倍首相も憲法改正問題に触れないようにしている。野党からも国民からも、憲法をどうするんだと指摘されているのに、これに全く触れていないのは、争点隠し以外の何物でもないだろう。堂々と国民に訴えることなく、選挙で勝ったら憲法改悪に突き進む自民党・安倍首相。

こんな自民党と安倍首相が支配する日本。口汚く「民・共合作」などとアカ攻撃を叫ぶ首相。こんな時代錯誤の首相を私は見たことがない。公明党の山口委員長の演説も同じだ。自民党と公明党の連立……これほどグロテスクな政権は、戦後わが国になかった。私がこの政権を「自公“合体”政権」と呼ぶのは、20年間にわたる私の闘いの血の叫びなのだ。藤原弘達著『創価学会を斬る』の次の一節でこの論を結ぶ。


(公明党が)自民党と連立政権を組んだ時、ちょうどナチス・ヒットラーが出た時の形態と非常によく似て、自民党という政党の中にある右翼ファシズム的要素、公明党の中における狂信的要素、この両者の間に奇妙な癒着関係ができ、保守独裁を安定化する機能を果たしながら、同時にこれをファッショ的傾向にもっていく起爆剤的役割として働く可能性を非常に多く持っている。そうなった時には日本の議会政治、民主政治もまさにアウトになる。そうなってからでは遅い、ということを私は現在の段階において敢えていう。


それでは、また。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/581.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 7.10参院選「激戦区ルポ」 ≪埼玉≫共産に追われ焦る公明 山口代表と“熟女”を動員(日刊ゲンダイ)


7.10参院選「激戦区ルポ」 【埼玉】共産に追われ焦る公明 山口代表と“熟女”を動員
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184622/1
2016年6月29日 日刊ゲンダイ 文字起こし



「安倍は怖い」(共産党の伊藤岳・左写真)と絶叫!(公明の山口代表・左と西田実仁)/(C)日刊ゲンダイ

【埼玉(改選数3)】
○○関口 昌一63 自現
▲○西田 実仁53 公現
△△大野 元裕52 民現
△▲伊藤  岳56 共新
  沢田  良36 お新
  佐々木知子47 こ新

「どうか、勝たせてください!」

 小雨が降った22日の公示日。街頭に出た候補者たちが異口同音にそう懇願する中、自民の関口だけは違った。

「どうか、トップで当選させてください」

 夕方、川口駅前に立った関口は40人を超える県議、市議らを横に従え、勝つのは当たり前と言わんばかりだった。

 13年選挙でトップ当選した自民の古川俊治は約100万票。関口は10年選挙でトップ当選とはいえ、約65万票。「4選で大臣を狙うには100万票が目標」と関口陣営スタッフは言い切った。

 そんな自民の勢いにあやかろうと必死なのが、公明の西田だ。

 第一声には山口那津男代表も駆けつけ、そごう大宮店周辺は動員をかけられた数百人の“熟女”で埋め尽くされた。

“開演”5分前の朝9時55分に山口代表が到着すると、「なっちゃ〜ん」「山口さ〜ん」……嬌声が乱れ飛ぶ。選挙カーの上に西田が姿を現すと、「ガンバレ〜」と割れんばかりの拍手。アイドルのコンサート会場さながらの異様な熱気だ。

 ところが、冒頭は、西田に推薦を出した自民の安倍総裁が寄せた「日本の未来に責任を果たしていけるのは公明党と自民党」というメッセージが読み上げられた。山口代表も「公明党が連立政権の中にいることが大切なんです」と自公タッグをアピール、「なにとぞ西田を勝たせてくださあ〜い」と絶叫していた。

 地元メディア関係者が耳打ちする。

「西田陣営は、共産の伊藤の追い上げに相当な危機感を持っています。組織で集められるのは60万票ほど。必勝を期すために5万票上乗せしたい。07年選挙で62万票獲得した公明現職が敗れたというトラウマがあるからです。山口代表が第一声に埼玉を選んだのもそのためで、西田と安倍総裁のツーショットポスターを張りまくるなど、自民支持層のおこぼれにあずかろうと躍起なのです」

 山口代表は26日にも埼玉入り。東鷲宮駅、浦和駅、川口駅、新越谷駅を駆けずり回った。なりふり構わない西田陣営に、関口陣営は「ウチは無関係」(前出のスタッフ)と苦い顔で、関口本人も演説で公明の「こ」の字にも、西田の「に」の字にも触れなかった。

 その西田を脅かす伊藤は3度目の挑戦で、10年選挙で約20万票、13年選挙で35万票と着実に支持を広げ、18年ぶりの議席獲得を目指す。「安倍さんの政治、ちょっと怖くないですか」などと安保法制、アベノミクス批判を展開し、「街頭でも好感触を得ています」(選対関係者)

「伊藤は意外と若者に支持されていて、18歳選挙は追い風になりそう。英国のEU離脱ショックによる円高・株安は自公にとっては逆風です。ひょっとするかもしれません」(前出の地元メディア関係者)

 関口が頭ひとつ抜け、残り2議席を西田、伊藤と争う民進の大野陣営は「事実上の(伊藤との)一騎打ちになるでしょうね」(選対関係者)。前回の初当選時にはなかった連合埼玉(組合員18万4000人)の推薦をもらい、出陣式には同会長も駆けつけた。手堅い選挙戦を進めている。

 県内有権者の6割がまだ投票態度を決めておらず、100万票超の無党派層が今後のカギを握ることになりそうだ。

<予想の見方>
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左は政治評論家・野上忠興氏、右は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。政党名や(無)は野党統一候補


2016.06.28「伊藤 岳 街頭演説@草加駅西口」: 伊藤 岳さん (2016年参議院埼玉選挙区候補)


2016.06.28「伊藤 岳 街頭演説@谷塚駅東口」: 伊藤 岳さん (2016年参議院埼玉選挙区候補)



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 7.10参院選「激戦区ルポ」 ≪三重≫イクメン知事&“国会の壇蜜”コンビに民進大苦戦(日刊ゲンダイ)
           上は最強応援団(右から吉川議員、進次郎議員)と、こわもてコンビ/(C)日刊ゲンダイ


7.10参院選「激戦区ルポ」 【三重】イクメン知事&“国会の壇蜜”コンビに民進大苦戦
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184623
2016年6月29日 日刊ゲンダイ 文字起こし


【三重(改選層1)】
 ▲▲山本佐知子48 自新
 △△芝  博一66 (民)現


「エーケー!」

 25日に鈴鹿市で行われた自民・山本の決起大会。最も歓声を浴びたのは、伊勢志摩サミットの裏話を自慢げに披露した世耕弘成内閣官房副長官ではなく、鈴木英敬三重県知事(41)だった。

 サミットを誘致しただけでなく、若くてルックスは爽やか、4月に第2子が生まれたばかりの“イクメン知事”だ。「安倍首相率いる自公政権が、長く安定的に運営されることを祈っています」と挨拶すると、割れんばかりの拍手に包まれた。地元県民からの人気は絶大だ。

 もうひとり、会場の視線を釘づけにしたのは三重県選出の吉川有美参院議員(42)。13年参院選で民主の現職を破る金星を挙げた。そのセクシーな風貌から「国会の壇蜜」とも呼ばれる。胸元がパックリ開いた白のスーツで会場を駆け回り、大会後は壇上に残って“女豹ポーズ”で見下ろし握手。オヤジ支援者が列をなした。

 イケイケの2人に対し、候補者の山本は地味そのもの。「祖父は元自治相の山本幸雄氏で有名ですが、佐知子氏は地元で全く無名の存在だった」(県政関係者)。演説もたどたどしく、タスキがなければ“ただのおばさん”。三重は民進・岡田克也代表のお膝元だけに、当初は自民苦戦が伝えられていた。

「“潮目”が変わったのは、英敬知事が公示の約2週間前に突然、山本支持を表明してからです。かつて自民から衆院選に出馬したこともあったが、知事になってからは国政選挙で特定の政党への支持を打ち出すことはなかった。今回はサミット開催と引き換えに、安倍首相から『選挙も頼むよ』と“プレッシャー”をかけられたようです」(地元メディア関係者)

 対する民進の芝。形の上では「野党統一候補」だが、実情は違う。政治家になる前は神職で、もともと“保守”。共産からの推薦を拒否し、距離を置いている。街頭演説などに動員されているのは、ほとんどが岡田代表の支援者だ。26日、岡田代表は芝の応援演説に立った後、こう言った。

「焦る自民党が(英敬)知事に圧力をかけたのか。知事の(自民を支援する)動きは、これまでの三重県知事にはなかったこと。公人としての行動範囲から逸脱していて、異常です。芝さんは、ずっと一緒にやってきた私の盟友。落選したら、次の代表選には出ません」

 この悲壮な宣言から1時間後。近鉄四日市駅前の公園では、自民の小泉進次郎衆院議員が街頭演説に立っていた。集まった聴衆は2000人超で、会場は身動きが取れないほど熱気ムンムンだ。四日市といえば、イオン“発祥の地”。岡田代表にとってはお膝元中のお膝元である。進次郎はこうコケにした。

「確認しておきたいんですが、ここは四日市ですよね。民進党の街頭とカン違いした人はいませんか。岡田克也さんの地元だけど、山本佐知子が“勝つや”」

 完全に岡田代表の“代理戦争”と化した三重。山本の勢いを止めることはできるのか。

<予想の見方>
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左は政治評論家・野上忠興氏、右は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。政党名や(無)は野党統一候補


関連記事、紙面
7.10参院選「激戦区ルポ」 ≪埼玉≫共産に追われ焦る公明 山口代表と“熟女”を動員(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/582.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/583.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 驕れる週刊文春のネガティブキャンペーン報道に対して、青山さんが宣言!
中国、北朝鮮の工作員がネガティブキャンペーンを始めました。

日本人は、こんなことに負けてはなりません。


twitterから
https://twitter.com/IDCNO18WD/status/748093477787860992


IDC18番わだ
@IDCNO18WD
【#青山繁晴 選挙演説 6/29 恵比寿】ミニレポ

驕れる週刊文春のネガティブキャンペーン報道に対して、青山さんが宣言!

刑事も民事も全面的に戦う、と。

湧き起こった拍手は信頼と希望の証。

いっしょに戦いましょう、青山さん。


<参考リンク>

青山繁晴の不屈戦記まさか日誌 その2 Fukutsu Record of Struggle & Masaka Diary 2
http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=418


▼まさか日誌の名にふさわしく、信じられない選挙妨害に遭遇している。
 6月27日月曜の昼、東京・丸の内で遊説しているとき、週刊文春の記者、わりあい若手の男女二人がアポイントメント無しにやって来て、有権者がぼくに話しかけてくれている最中に「取材」を開始。
 それも選挙と一切関係なく、20年近く前の共同通信記者の時代についてだけ質問してくる。
 そしてその質問はすべて、事実に反する、捏造された「疑惑」なるものばかり。
 質問とは名ばかりで、実態は、おかしな噂だけに基づいた追及の数々だった。それも事実はひとつも無い。

 さらに、その夜に男性の方が電話で、口がもっとあんぐり開いてしまう事実無根の質問だけをしてくる。
 たとえば、「出馬会見で、安倍総理から電話があったと言ったが、電話は無かったという人が居る」…。
 こんなの、まともなジャーナリズムであれば、まずは総理官邸に聞くはずだけど、その気配すらない。
 電話を掛けてきてこられたご本人の安倍総理、そして安倍さんが電話をしていたときに同席していたという世耕官房副長官になぜまず、聞かないのだろう。

 ぼくは昼間は突然のことで、まだこの異常な取材というより攻撃の意味が分からず、まさか文春がそんなことまでするとは思えず淡々と応えて、すべての質問を否定した。
 しかし夜の電話は、上記のあまりの愚問を含めて事前に文春は質問状なるものをファクシミリで送りつけてきていたから、その度しがたい悪意が分かってきていた。
 そこで、その記者に「何のために記者になったのか」と電話で激烈に詰め寄った。
 男性記者は、最後は薄ら笑いを浮かべるような口調で電話を終えた。
 おそらく、ぼくの怒りも面白おかしく演出して、記事を作るのだろう。

 それが、明日6月30日にはもう、週刊文春の5ページもの大記事になって発売されるという。
 ぼくはすべての質問に対して全面否定しているのに、それをまともに確認もせず、あらかじめ書くつもりだった記事のまま出すということが、ばればれだ。
 ぼくは、上記の電話取材のとき、男性記者に「選挙に出る者は必ず足を引っ張り、それも自民党公認だったら悪いと決め付けても大丈夫だと、ただの中傷誹謗を書く。それをいつまでも続けていて、選挙が良くなるのか、選挙から選ばれる政治家が良くなるのか」と問い詰めたけど、それにはヘラヘラと躱 (かわ) すだけだった。
 昼も夜も週刊文春のすべての質問は要は、ぼくの記者時代の実績、その後のアンカーなどのテレビ番組参加、さらには専門家としての福島第一原発への入構などについて、一切を裏返しにして「疑惑」ということに化けさせてみせるための質問だった。

 一体こんな妨害が赦されるのだろうか。
 こんな愚行が許されるのが日本の民主主義なのか。

 ジャーナリストであるはずの記者二人は、自分たちを安全圏に置いたうえで、選挙に出ているからという理由だけで、ひとりの人間の努力の跡を、根拠もなく一方的に中傷誹謗して、次の獲物を探して給料をもらう。
 黙っていてはいけない。
 すでに法的手続きを開始した。
 民事のみならず刑事も含めて告発し、徹底的に戦っていく。
 そして週刊文春に、嫉妬と嘘で作りあげた「情報」を提供した人物も、およその見当は付いている。
 
▼それにしても、遊説で出逢う街頭の有権者のみなさん、にっぽんの主人公の眼の輝きと、この卑劣なマスコミとのあいだに落差がありすぎる。
 旧態の選挙も嫌われ、既存の政治家も信頼されていないけれど、マスコミは国民からもっと深く嫌悪されていることに、ちっとも気が付いていない。
 いや、気が付いていても、売れるから書く。週刊文春はまたやったと、褒めそやされて売れるから獲物を探す。それが国民に嫌われている選挙に出る奴で、しかも自民党公認なら言うことない。
 この本音が、昼と夜の「取材」、いや「本人にも当てた」というアリバイ作りから、うかがえた。
 そもそも、買うのをやめませんか、こうしたイエロージャーナリズム (事実、真実より扇情を優先する偽ジャーナリズム) は。



想像以上にレベルの低い記事でした【ひろなが】2016-06-30 04:25:48 会社が経費を認めなかった話と、政治資金の私的流用を一緒にするなど、中身を読むと呆れるほどレベルが低い記事でした。
しかし、彼らは印象操作というより、広告のキャッチ、WEB記事のタイトルに「公私混同で退社」「参院選トンデモ候補 青山繁晴」と書くことで売上(アクセス数)を伸ばすことが目的です。
騒ぎを大きくすれば、相手の思惑通りにしかなりませんので、無視をするのが一番ではないでしょうか?

釈明をしないことが問題なのであれば、相手の論調に乗らず、ただ一点。
「会社が経費として認めなかった事は社会常識として「私的流用」とは言わない」とだけ言えばよいのではないでしょうか。

一般サラリーマンの感覚からすれば「経費が認められず自腹になった」ただそれだけのことです。認められなかった理由に正当性があるにせよ、事象としては、ただそれだけのことです。
公金を横領したかのような「公私混同」「私的流用」などという文春の土俵に乗ってはダメだと思います。

これからもこのように卑怯な方法で妨害(売上アップに利用)する輩が増えていくと思いますが、変わらず応援しております。


週刊文春の薄笑いを浮かべる記者(日本人の恥)【日本の五百年続く武家本家より物申す。】2016-06-30 04:23:30 青山殿

この度の、祖国、日本人のための、己を犠牲にする武士としての、死を覚悟した政治への出馬に、誠に敬服し、感謝と尊厳の意を表します。

さて、東京丸の内にて、有権者を装い割り込んだ、社会人、日本人として、躾も質も悪い週刊文春の記者を、日本国の一神民として怒り、被害者をこれ以上出さないためにも、流布し注意をかけ合うために、その時の風貌の写真を送りたく。(必要であれば写真をメールいたします。)

一有権者として、忙しい最中の青山さんの話を少しでもお聞きしたい時勢にも関わらず、日本人として他の有権者にも譲らねばと思い、好意的に遠慮し譲った相手が、青山さんを貶める週刊文春の悪しき記者だったとは。
日本も、悲しい国になったものです。

詐偽的な嫌なオーラを感じ、念のためと写真を撮りましたが、もし、青山さんが無用に嫌な思いをさせてしまいましたら、大変、申し訳ないのですが、ただ、あまりにも週刊文春の記者が許せないという声多く、どのような記者に注意が必要かを日本国民に知っていただきたく、共有できたらとも思います。

平和な考えの日本人は、記者に対し、好意的に思って説明しても、それを逆手に、スクープ!として金儲け目当てに情報を詐偽する行為は、まさに、この情報社会にとって悪しき、まるで公害のような存在です。
そのような公害を知る権利は国民にはあると思います。
ヘイトスピーチよりもIT社会迷惑法として、情報偽装は刑法にあたると考えます。これも国民の利益損害と考えます。

蒸し暑い日本らしい気候が続きますが、どうぞお身体ご自愛し、本懐を遂げてください。サイパンや各戦地で耐え忍んだ、愛する日本人のために戦ってくれた兵士を思えば、蒸し暑さや熱中症にも負けず、とも思いますが、近年の気候や生活の変化を考え、若輩からで大変恐縮ですが、今は健康を維持し天命に近い英知をもって、体力を気づかいながら闘い続ける事に専念してください。


それでは、天のご加護がございますよう、お祈りしております。

敬具

文春の社長、 6月19日の株主総会で 松井清人に決定、有田芳生の長年の同士だそうです。【熊野 宏】2016-06-30 02:44:52 声・のど 大丈夫ですか?
文春のメガネの男性記者と髪の長い女の記者 ユーチューブで見ました。彼らは、これから 有名になるでしょう。見た感じ若いというかガキに見えましたが、チャン桜の「答えて 答えて 答える」で話を総合すれば、社会的に礼節が無い。口のきき方を知らない。内容が貧しい。これは井上和彦さんじゃありませんが「おもろいやないけ―病院行け!」ですね。 こいつらの扱いについては、青山さんの方が長けていると思いますので何も言うことはありません。但し、こいつらが左翼の社長の元、ビックサイトに来たならば、追い出してやりますから・・・・。仲間はたくさんいます。明日、期日前投票に行きます。事故等にお気を付けなさって頑張ってください。我が家は家族で応援しています。(文春の立ち読み運動もしょうかなぁ〜〜〜)

いい宣伝【関西の常連】2016-06-30 02:42:01 一昨年11月の拉致問題講演会ではサインを頂きました。そのことをまとめたメールには、青山様ご本人から返信をちょうだいしました。
 一昨年12月の、京都国際会議場での独立講演会以来、関西では皆勤しております。あの反原発参加者との怒鳴り合いも聞いていました。
 昨年夏の新神戸での独立講演会では「横田めぐみさんはじめ、拉致被害者の皆さんはご存命だと思っていいのか」と質問もいたしました。
 先日の中之島での講演会で「ホワイトボードの字は見えるか」との青山様の問いに、壇上から向かって左側の最後列から大きく×を送った者です。

 さて、今般の文春。
 我々にはプラスになるというのが僕の意見です。
 1)青山さんのことを知っていて、応援している有権者
 惑わされずに投票する。

 2)青山さんのことを知らないが、保守的な有権者
 マスコミに不信感を持っている人も多いから、これを機に青山さんのことを検索する。過去ブログや動画で青山さんのことを知り、言っている内容に関心を持ってくれる。投票行動にはつながらないかもしれないが、拉致事件の現況やメタンハイドレートに関する理解が広がる契機となる可能性を秘める。それは青山さんの、我々の本意でもある。


 3)青山さんのことを知らないが、反日的な有権者
 もともと青山さんには投票しない。活動や発言内容にも関心を持たない。


 4)青山さんのことを知っていて、反感を持っている有権者
 同上。
文春はそんなものだったのですか【いづも】2016-06-30 01:58:57 そうですか…。文春はそういうものだったのですね。よくわかりました。
頑張ってください。【れいちゃん】2016-06-30 01:51:55 青山さんの澄んだ瞳にいつも心を動かされます。
誰が何と言おうと、私の気持ちは一つです。
誰にも惑わされません。
私の目で見た青山さんへ清き一票を投票しようと思います。
投票の仕方が分かり良かったです。
頑張って下さい。
いつも応援しています。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 小池が勝手に都知事選出馬会見の奇襲攻撃〜官邸は不快感&自民党は大混乱(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24494106/
2016-06-30 04:54

 参院選真っ只中だというのに、TVのニュース・ワイド・ショーでは、参院選に関するニュースや話題はほぼ皆無と言っていいほど取り上げられない。(-_-)

 むしろ参院選後に行なわれる都知事選の立候補者が誰になるのかという話題を扱うことが多いのであるが・・・。昨日、とんでもサプライズがあったので、今日からはその話題で盛り上がることだろう。(@@)

 ・・・というのも、昨日、自民党の小池百合子氏(衆院議員)がいきなり出馬表明をしたからだ。(・o・)
 それも、事前に自民党の執行部や都連に相談や断りも入れず、個人の判断で「崖から飛び降りるような気持ちで」出馬表明したというのである。^^;

 この小池氏の奇襲によって、自民党内や都連は、参院選中だというのに大混乱に陥りつつあるようで。mewにとっては「あらあら?(@@)」&チョット「うふふ^m^」という感じになっている。

* * * * *

『自民党の小池百合子元防衛相(63)=衆院東京10区選出=が29日午前、国会内で記者会見し、東京都知事選(7月14日告示、同31日投開票)に立候補すると表明した。ただ、自民党都連は週内の候補擁立を目指して桜井俊前総務事務次官への出馬要請を検討中で、小池氏と都連との調整が必要になる。

 小池氏は会見で「自民党議員として出馬の決意を固めた。都政の信頼回復、山積する課題の解決、希望あふれる東京の構築のために崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と述べた。党との関係に関し小池氏は「了解を得ていないが、都連にも(支援を)お願いしたい」と述べた。党の支援がなくても出馬するかを問われると、「私はあくまで自民党議員。これからの流れを見極めたい」とも話した。

 小池氏は1992年の参院選で日本新党から初当選。93年に衆院にくら替えし衆院当選8回。新進党、自由党、保守党を経て自民党入りし、環境相や自民党総務会長などを歴任した。自民都連の一部議員から出馬要請を受けていた。【飼手勇介】(毎日新聞16年6月29日)』

 そして、小池氏は4年後の任期満了時に都知事選と東京五輪が重なってしまう弊害を避けるため、今回に限り、都知事の任期を3年半にすることを公約にすると明言した。

『次の都知事選が2020年東京五輪と重なる事態を避けるため任期を3年半にすることを掲げ、「初の女性都知事を目指す」と強調した。
 前日の28日夜、小池氏は選挙区の自民党区議らを集め「都知事選に立候補する」と明言していた。「出馬した際は支援する」との内容が書かれた紙を差し出し、署名を求めたという。その場に地元都議の姿はなかった。(同上)』

 また、小池氏は、舛添おろしの発端になった、都立高校の跡地を韓国学校に貸与する話に関して、白紙に戻すと語った。^^;

『小池氏は「いつも都知事選というのは、最後の後出しじゃんけんで勝つと言われているんです。私はね、そうやって後出しで勝とうとかね、そういうのをやめて、早く政策論争を都民の前でやった方がいいと思っているんです」と述べた。最近では、「後出しじゃんけん」が有利だった都知事選。今回、小池氏が仕掛けたのは、まさかの「先出しじゃんけん」だった。(FNN16年6月29日)

『小池氏は「(自民党の公認・推薦なしでも出馬する?)それは仮定の話でございます。これから見極めていきたいと思っております。都連についても、説得をしてまいりたいと、お願いをしてまいりたいと、こう思っております」と述べた。(同上)』

『キャスター時代の小池氏の番組に出演していた、放送大学の高橋和夫教授は「小池さんがどんどん引っ張っていくというのが、コメンテーターとして、横から見ていた印象ですね。急に、小池さんからはがきが来ましてね。小池さんの似顔絵が描いてあって、『これが最後のニュースです』って書いてあるわけですよ。『キャスターを辞めて、選挙に出ます』と書いてあって。あの時を思い出しましたね。やっぱり、根回しして、根回しして前に出るんじゃなくて、チャンスだと思ったら、ポッと出ていくと」と話した。(FNN16年6月29日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 小池氏は東京選出であること&知名度のある女性議員であることから、最近は都知事選のたびに候補に名が挙がっているのだが。今回は、自民党の議員の中では一番手の候補になっていたのではないかと思うし。本人もその気になっていたのではないかと察する。(・・)

 ところが、自民党本部は、猪瀬、舛添氏と自党が推薦した有名人知事が問題を起こして敗れたこと、国会議員は政治とカネの問題でアレコレ調べられるおそれがあることなどから、今回は地道に官僚や実務家出身の人を候補にしたいという考えが強かった様子。
 桜井俊元総務次官、村木厚子元厚労次官、前岩手県知事の増田寛也・元総務大臣、警察官僚出身の竹花豊・元都副知事などの名が候補に挙がっていたとのこと。

 そして、議員候補も入れて、何度か予備調査を行なった結果、桜井元総務次官への支持がダントツに多かったとのこと。そこで、いざとなったら安倍首相が直談判する形をとってでも、ギリギリまで桜井氏を説得しようという方針を決めていたという。^^;

 桜井氏なら、総務次官(総務省TOP)であっただけに、行政面で手堅い仕事をするし。安倍官邸や自民党ともうまく連携できるし。しかも、「嵐」の桜井翔の父親として、知名度もバツグンで、若い有権者も投票してくれる可能性が大きいからだ。(~_~;)

 桜井氏自身は、メディアの取材に対して何度か都知事選への出馬を否定していたのであるが。(27日には首相官邸を訪れて、正式に要請を固辞したとの報道も。)自民党は、説得すれば何とかなると考え、この日、石原伸晃氏が都連代表(&安倍内閣の一員)として、お昼に会談を行なうことになっていたのだが・・・。

 小池氏は、このまま待ってていては、都知事選出馬のチャンスを失うと考えたのか、その前の11時に出馬表明の会談を行なったのである。(・o・)

* * * * * 

 しかし、小池氏の出馬会見のニュースは、自民党内に困惑と混乱をもたらした。(@@)

『小池百合子氏の突然の出馬表明に、自民党都連関係者には「奇襲作戦だ」「驚いた」と困惑が広がった。

 「全員がびっくりしている。自民の議員として出馬するといわれても違和感を覚えるし、筋が通っていない」。都選出の国会議員の一人は、事前の打診がないまま出馬を表明した小池氏の態度に、不快感をあらわにする。

 都連では17日の会合で候補者の選定を都連執行部に一任することを確認。「これ以上、都民の期待を裏切れない」と、選定は慎重に行うことを決めたばかりといい、「これは奇襲作戦だ。信用も信頼も失った。自民が応援する流れはなくなった」と話した。

 ある自民都議は「知らなかったので正直いって驚いたが、ご本人が決められたこと。今後の展開はまったく分からない」。別の都議も「会見の内容を把握しておらず、コメントできない」と困惑していた。(産経新聞16年6月29日)』

 選挙中、官邸を守っている安倍首相の超側近・萩生田官房副長官も、違和感を感じるとのコメントを発したほどだ。(~_~;)
 
『萩生田光一・官房副長官 (東京都知事選に自民党の小池百合子元防衛相が立候補の意向を表明したことについて)自民党都連として、先週の金曜日に小池さんも含めて国会議員会議を行い、その席で、対応は慎重に、そして今の都政の課題にどう対応していくかということで、候補者像を絞りながら、対応を執行部に一任を受けたところだ。一任を受ける場にいた小池さんが、都連執行部に何ら相談もなく出馬の意思を表明することは、やや違和感を感じる。

 小池さんご自身は、いくつもの閣僚経験もあるから、有資格者としてのお立場は否定するものではないけれども、少なくとも、東京選出の国会議員に自分の意思を伝えた上での対応が望ましかったんではないかなと思っており、正直、びっくりしている。記者会見でなくて、執行部に伝えるのが本来の対応ではないか。(記者会見で)(朝日新聞16年6月29日)』

 また、萩生田副長官は記者団が自民党として小池氏を支援するのか、質問したのに対し、今後、都連執行部で検討する考えを示しました。(NHK16年6月29日)』

<ちなみに何かあった時の危機管理のために、官邸には首相か官房長官がいなくてはならないのに、安倍内閣は、安倍首相だけでなく、菅官房長官も積極的に地方に応援演説に出かけてしまうので、民進党などの野党は「危機管理上、問題がある。無責任だ」と批判をしているのだが。菅長官は、そんな声にお構いなしに、出かけまくっているです。(-"-)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 ただ、石原都連会長は、この日の昼に桜井元次官と会談を行なったものの、桜井氏は、家族に迷惑がかかると改めて固辞したという。(++)

 来月31日に行われる東京都知事選挙をめぐり、自民党内で立候補への期待が強まっていた前総務事務次官の桜井俊氏は29日昼、東京都連の石原伸晃会長と会談し、立候補の要請を固辞した。

 会談は午後0時半から都内で行われた。石原氏は桜井氏に対して都知事選挙への出馬を要請したが、桜井氏は「自分には都知事は務まらない。また、家族にも迷惑をかけたくない」などとして要請を断ったという。(NNN16年6月29日)』

* * * * *

 先述したように、小池氏が出馬会見を行なったのは、石原氏が桜井氏と会談を行なう直前の午前11時だった。(@@) 

 小池氏は今回は、当初から出る気満々で。舛添氏の辞任の話が出始めた頃から、記者が取材に行くと、決して出馬の可能性を否定せず。ひそかに意欲を示していたのである。(・・)

 というのも、小池氏は早くからその能力や知名度が認められて、小泉政権では環境大臣で入閣しスーパー・マドンナ扱いされていたのをはじめ、閣僚や党の要職につき、防衛大臣の時には「マダム・スシ小池」として世界にも名を売り、日本初の女性首相候補として注目されていたのであるが。<実際、08年、女性として初めて総裁選に出馬したことがある。>

 ところが、その後、民主党に政権をとられて、しばらく時間をロス。ようやく政権を奪還したものの、小池氏はもともと安倍首相とはそりが合わない上、12年の総裁選でライバルの石破茂氏の支援に回ったことから、安倍政権では冷遇されることに。(-_-;)
 安倍首相は、女性活躍がどうのと言いつつ、自分の超保守議連の仲間(安倍っ娘)を次々と閣僚や党の要職に起用するも、小池氏はカヤの外に置かれ続けているのである。_(。。)_

 しかも、小池氏が出馬に意欲を示すと、石原氏が、今回は「出たい、出たいという人よりも、都政の混乱を一日でも早く解消できる人を選びたいと言って、小池氏をけん制。桜井氏などの元官僚への出馬要請を優先する姿勢を示していた。^^;
 それゆえ、小池氏にしては、ここで思い切って、自分で動くしかなかったのだ。(@@)

『今回、先出しじゃんけんに打って出た背景にある小池氏の思いを、自民党関係者は「安倍政権で大臣になることはないし、賞味期限が切れる前に、出てしまおうということだろう。先手必勝でしょう」と話した。
一時は、初の女性首相の最有力候補と目された小池氏も、現在は閣僚ではなく、党でも無役。
そんな状況から、初の女性都知事に焦点を定めたのか。(FNN16年6月29日)』

 いや、実際のところ、これは小池氏が、自分を干し続けている安部官邸に対する逆襲の奇襲攻撃であるのではないかと思うし。向上心の強い小池氏は、ここで初の女性都知事を目指すことが、女性首相になる最大のチャンスだと考えているのではないかと察する。(・・)

* * * * *

 とはいえ、自民党が小池氏を推薦してくれるかは、まだわからない状況にある。(~_~;)

『都連の執行部は小池氏から今回の立候補の表明について事前に相談や連絡が無かったことを報告しました。そして、会合では候補者の選定は執行部に一任することを改めて確認しました。
 会長を務める石原大臣は記者会見し、「人選については、都連の執行部に一任をもらい、さまざまな人に話をしているが、現時点では、この候補者を推薦したいということを諮るには至っていない」と述べました。
 一方で、石原氏は小池氏について、「事前に電話をしたが出なかったので、どういう意思で立候補を表明したのか承知していない。小池氏は、先に人選の一任を決めた際の会合に出席していたのだから、普通は役員の誰かに話があるはずだが、それが全く無いので、どういう考えなのか」と述べ不快感を示しました。(NHK16年6月29日)』

『自民党幹部は、「根回しが全くできていないんだから、応援しようという人は、いないと思うよ」としている。(FNN16年6月29日)

 小池氏は、参院選中に党内でアレコレもめるとマイナス要素になるので、結局、折れて、自分を推薦するしかなくなるのではないかと読んでいるかも知れないのだけど。
 安倍&菅コンビは、自分たちが嫌っている人は徹底的にそのように扱う傾向があるし。特に菅は「ナメられた」と思うようなことをされると、ムキになってやり返すところがあるので、そう簡単にはOKしないように思うのだ。(**)<水面下で、様々な条件闘争が繰り広げられる可能性もあるけど。前に書いたように、森元首相も小池氏が好きではないしね〜。^^;>

 ・・・というわけで、「小池の乱」「奇襲攻撃」「先制の爆弾投下」などと言われている今回のマダム小池の都知事選の出馬表明に、自民党は本部も都連も混乱状態になっているようで。
 TVのワイドショーが、この自民党のバタバタ、バラバラぶりを伝えてくれるのではないかと期待しつつ、ついついほくそ笑んでしまう(す〜っかりイヤな女になりつつある)mewなのだった。^m^ 
 
 THANKS


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 改憲派で3分の2議席をかすめとる作戦に暗雲 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
           応援演説で「アベノミクスは成功しつつある」と訴える安倍首相(C)日刊ゲンダイ


改憲派で3分の2議席をかすめとる作戦に暗雲 永田町の裏を読む
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184600
2016年6月30日 日刊ゲンダイ


 先週の本欄では、「自公の3分の2超はない」という前提で、「自公の安定過半数確保から単純過半数割れまでの大きな振幅の間」で選挙戦が展開されるだろうと予測した。ところが、その数日後、序盤の情勢を伝えた各社の報道は「改憲勢力4党で3分の2をうかがう」というものだった。

 驚いて、某社の選挙チーム責任者に聞くと、「確かに、ちょっと前まではどちらに転ぶか分からない情勢だったが、選挙戦に入る直前から自民党の勢いが増していて、32の1人区でも競り合ってはいるが自民がやや優勢というところが増えているし、複数区でも最後の議席を争っているのが民進と共産というケースが多い。それが全部、自民にとっていい方に傾けば、改憲4派で3分の2も夢ではない」と言う。

 そこで今度は自民党関係者に感触を確かめると、「とんでもない。あんな報道は虚偽というより、マスコミの陰謀ですよ」と声を荒らげる。

「だってそうでしょう、『3分の2をうかがう』なんて大見出しを立てられたら、自民党支持層は安心して足が止まるし、改憲アレルギーが強い野党支持者は危機感を持って、何とかして安倍政権にストップをかけようと奮い立つでしょう。無党派層も、安保法制に反対、ましてや改憲には反対という人が多いので、『これはちょっと、投票に行かないとまずいな』とムックリと起き上がってしまう。大迷惑、大ピンチですよ」と言うのである。

 どちらが本当かは分からない。こういう予測報道には「アナウンス効果」があって、それを見て人々の意識が流動し投票行動に変化が生じるということが起きる。次はおそらく、投票日の数日前に各社が「終盤戦の情勢」を報じるだろうが、それがどういう大見出しになって、有権者の実際の投票にどんな影響を与えるのかは予断を許さない。今のところは、すべてが自民に有利に傾けば3分の2達成もあり得るし、すべてが逆に振れれば自公過半数割れもないではないという、一層大きな振幅の間でみておくしかなさそうだ。

 とはいえ、ここへきて、英国のEU離脱ショックで世界経済が大変動、予想を超えた株安・円高が続いているのは与党にとって大きなマイナス要因で、「アベノミクスは成功しつつある」という自公の訴えは、ますます説得力を失いつつある。経済を前面に出して改憲に必要な3分の2議席をかすめとろうという安倍晋三首相の作戦に暗雲が漂っているのは確かである。


高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 沖縄二紙が「基地ばかり」を報道する理由 「偏向」批判に抗する記者たち〈dot.〉
           嘉数高台公園の展望台から見た普天間基地=2015年7月、沖縄県宜野湾市(撮影/安田浩一)


沖縄二紙が「基地ばかり」を報道する理由 「偏向」批判に抗する記者たち〈dot.〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160629-00000131-sasahi-soci
dot. 6月30日(木)7時0分配信


“嫌沖”という言葉がある。身勝手、左翼の島、反日……。一部保守論壇やネットを中心に流布する言葉を、何の検証もなしに鵜呑みにし、対象を歪め、貶め、侮蔑する。それだけに、対象が与えられる傷は深く、悲しみは底知れない。

「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」

 この“嫌沖”発言をきっかけに、ジャーナリストの安田浩一は、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)を書き上げた。

 槍玉に挙げられたのは「琉球新報」と「沖縄タイムス」2紙だ。両紙の新人記者から編集トップまで、安田はとにかく話を聞いて回った。地元紙を批判する人や、2紙に代わる新聞を立ち上げようと奔走した人にも取材した。

 1年を費やした取材のなかで、安田が到達した結論とは……。

*  *  *
 なぜ、基地の問題にこだわるのか──。

 沖縄紙の記者たちにそれを問い続けてきた。

「すべての事象が基地につながるから」

 多くの記者がそう答えた。

 沖縄で取材を続ければ、なにを追いかけていても、必ず基地と戦争にたどり着く。避けることはできない。事件記者も、政治記者も、経済記者も、島を分断するように張り巡らされたフェンスの前で立ち止まる。いや、立ち止まらざるを得ない。

 国土の0.6パーセントの面積しか持たない島に、全国の米軍専用施設の74パーセントが置かれているのだ。過重負担もいいところだ。それは、沖縄が望んで誘致したものではない。押し付けられたものだ。

 沖縄は、ずっとそうだった。同化を強いられ、戦争に巻き込まれ、多くの県民の命が奪われ、米軍に統治され、基地負担を背負わされた。主権を奪われ続けてきた。

 社会の隅々に、生活のあらゆる場面に、基地の存在が重くのしかかる。戦争の記憶が染みわたっている。

 だから書かざるを得ない。無視することなどできない。地元の記者が書かずして、いったい誰が書くというのだ。

 基地問題に触れずに済むのであれば、むしろそうであってほしいと、記者の多くが望んでいた。

「取材したいことはほかにも山ほどある」と若手記者は訴えた。

「基地問題に追われ、視界に映ることのなかった問題もあったかもしれない」とベテラン記者も嘆いた。

 基地問題をやりたくて沖縄紙に入ったという者は、実はそれほど多くはなかった。一部の記者は、こっそり私に打ち明けた。家の近所だから就職を決めた女性記者がいて、寒いところが嫌いで南の果てを選んだ県外出身の記者がいて、大手マスコミの入社試験に落ちまくり、たまたま合格したのが沖縄紙だったという記者がいる。

 しかし、カメラを担いで走り出せば、基地はいつも目の前に立ちふさがる。目をそらしたって、戦闘機の爆音は耳に飛び込んでくる。沖縄で記者をするというのは、そういうことだ。

 それを「偏向」だとする声がある。沖縄紙が県民を「洗脳」しているのだとする声もある。沖縄紙を「敵」として認知し、叩くことで、排他の気分に乗っかる者たちがいる。

 いまからちょうど1年前、自民党の学習会で、作家・百田尚樹氏は「沖縄の新聞はつぶさないといけない」と話した。これをきっかけに、沖縄紙への攻撃はますます強まった。

「偏向」とはいったい何なのか。では、新聞が果たすべき役割は何なのか。

 それを確かめたくて、私は沖縄に通い続けた。

 あるベテラン記者はこう漏らした。

「一方に大きな権力を持つ者たちがいる。もう一方に基本的な人権すら奪われた者たちがいる。その不均衡をメディアはどう報ずるべきなのか。そのとき、権力と一体化して奪われた者たちを批判するのであれば、それこそ恥ずべき偏向なのではないか」

 さらに別の記者はこう続けた。

「洗脳なんてできるわけがない。読者の信頼を失ったら、新聞はそれで終わりです」

 かつて沖縄には数多くの新聞が存在した。「保守」を掲げる新聞もあった。激しい競争のなかで生き残ったのが、「琉球新報」と「沖縄タイムス」の2紙だった。それが県民の選択である 。

 さらにいえば、基地問題を深掘りし、国や政府に厳しい姿勢でのぞみ、歴史の責任を問うのは、沖縄紙のありかたとして県民が望んだことでもあったのだ。

 そこに軸足を置いて報じていくしかない。

 ある若手記者は私にこう打ち明けた。

「本当は貧困の問題を追いかけたい。なかでも子どもの貧困問題は深刻です。基地によって、そうした切実な風景までかすんでしまうのが、たまらなくつらい」

 だが、貧困問題を追いかけていても、突き詰めていけば基地にぶち当たる。日本が高度成長を謳歌しているときに、沖縄だけが取り残された。日本国憲法でさえ及ばなかった時期がある。成長よりも安保が優先されてきた。その「遅れ」が、いまでも経済の「足枷」となっている。

「だから、沖縄ではすべての問題が基地と地続きなんですよ。この島で新聞記者をしていれば、いやでもその現実と格闘しなければならないのです」

 地域に寄り添って生きていくのが地方紙の役割であるのならば、沖縄紙はその役割を忠実に果たしているにすぎない。

 中央に偏った視線では、それが「偏向」に映るのであろう。沖縄紙は「偏っているのはどちらか」と問い続けているのである。(ジャーナリスト・安田浩一)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「野党統一候補」戦術 前回衆院選なら自民党は53議席減(週刊ポスト)
           楽勝ムードは一転か


「野党統一候補」戦術 前回衆院選なら自民党は53議席減
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160630-00000010-pseven-soci
週刊ポスト2016年7月8日号


 自公にとって楽勝ムードだったはずの参院選が、一転して緊迫感に包まれている。共産党の支持率が急上昇しているというデータに、自公が過剰なまでの危機感を覚えているのだ。

 共産党は今回の参院選で戦略の大転換を行なった。「国民連合政府」構想を打ち出して全選挙区に候補を立てる従来のやり方を捨て、32の1人区で候補者を降ろし、民進党候補を中心に「野党統一候補」に一本化したことだ。

 いかに組織力があっても、参院の1人区で共産党候補が当選する可能性はほとんどない。そのため、自民党にとって全選挙区に独自候補を立てて反自民党票を分裂させてくれるこれまでの共産党は強敵ではなく、敵の敵、すなわち“自民党の補完勢力”の役割を果たしていたから、怖れる存在というよりありがたい存在だった。

 しかし、この方針転換によって共産党は野党連合の強力な選挙マシンとなり、初めて自民党の現実的な脅威として立ち塞がった。衝撃的なデータがある。

 自民党が291議席と大勝した前回総選挙(2014年)でも共産党はほとんどの小選挙区に独自候補を擁立し、当選したのは沖縄1区だけだった。だが、得票は大阪3区で約6万4000票を得たのをはじめ、都市部の小選挙区では軒並み3万票以上を獲得、全国で704万票(小選挙区)を得ている。

 本誌は前回総選挙のデータをもとに、参院選のように共産党が候補者を降ろして民進党候補(旧民主党と旧維新の党)の候補に票を一本化していた場合、議席がどう違ったかをシミュレーションした。

 結果は、54選挙区で与野党の得票が逆転、自民党は53議席減の238議席と過半数を割り込んだ(公明党は1議席減)。その他に、自民党と民進党候補の得票差が5000票未満で風次第で自民が負けかねない接戦区が17もある。

「創価学会800万票」ともいわれる公明党・創価学会との“最強タッグ”を組んで大勝した自民党が、不人気で支持率が低い民進党に共産票が乗っただけで敗北していたという数字である。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は民共合作で共産党が候補者を降ろしたことが、逆に共産党の支持を伸ばしていると指摘する。

「今や庶民・弱者の政党といえるのは共産党くらい。また、共産党は党員の高齢化が言われていたが、インターネットにチャレンジして若年層にも支持を広げている。そして他流試合、他の野党と選挙協力をするなど現実政党に脱皮をはかった。この3つが支持を伸ばしている理由でしょう」

 参院選の野党統一候補の応援で東北の選挙区に入っている共産党の運動員も、「これまでは共産党のチラシをなかなか受け取ってもらえなかったが、今回は共産党のノボリを立ててビラを配っているのに、いつもと違って有権者がみんな受け取ってくれる」と手応えを感じている。

 安倍首相は自民党政権を脅かす真の敵が「最強の選挙マシン」の共産党だとわかっているから、共産党批判で民主党を離反させ、なんとか「民共合作」を崩そうとしているのだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 憲法学者・木村草太が各党の「改憲」マニフェストを読む〜いま最も危惧すべきポイントは?投票前に全国民必読!(現代ビジネス)
           一口に「憲法改正」といっても、その内容は千差万別である 〔PHOTO〕gettyimages


憲法学者・木村草太が各党の「改憲」マニフェストを読む〜いま最も危惧すべきポイントは?投票前に全国民必読!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49029
2016年06月30日(木) 木村草太 現代ビジネス


■まずは整理してみよう

7月10日投開票の参議院選挙では、憲法改正が争点の一つになっている。

もっとも、一口に憲法改正といっても、その内容は千差万別だ。全く正反対の性質の改憲提案がなされることすらある。そんな中で、漠然と「憲法改正の是非が争点です」とか「憲法改正に賛成ですか?」と言われても、まじめに考えたことのある人であればあるほど、答えようがないだろう。

そこで、「改憲が必要なのか」を考える前に、まずは、憲法改正についてどんな議論が行われているのかを整理してみよう。

選挙序盤の報道では、自民、公明、おおさか維新などのいわゆる「改憲勢力」が、参議院で3分の2の議席を獲得する可能性もあると言われている。もっとも、それらの党を一括りにするのはあまりに乱暴な話だ。

それぞれどこをどう改正すべきかについての主張は、一致しているわけではない。各党の憲法改正についての選挙公約を検討してみよう。

■おおさか維新の会:本当に「憲法改正」が必要?

「おおさか維新の会」のマニフェストでは、"改革メニュー"の冒頭に「憲法改正」の項目が掲げられている。自民・公明両党のマニフェストが経済政策から始まっているのに比べると、おおさか維新は、かなり改憲に積極的だという印象を受ける。

では、その中身はどうか。

ここでは、@教育の無償化、A道州制の実現を含む統治機構改革、B憲法裁判所の設置の三つが提案されている。こうした主張の是非はひとまず置いておいて、これら提案を実現するために、本当に「憲法改正」までする必要があるのかを考えてみよう。

まず、@教育無償化は、現行憲法で禁じられているわけではない。国会が自ら法律を制定すれば実現できる問題だ。

法律の制定ならば、国会の2分の1の賛成でできる。本気でこの政策の実現を願うのならば、あえて憲法改正(国会の3分の2の賛成と、国民投票が必要)という茨の道を選ぶ意図が全く分からない。

次に、A道州制の項目を検討してみよう。おおさか維新の会は、市区町村といった基礎的自治体を自治の主な担い手と位置づけ、基礎的自治体ではカバーできない部分を道や州あるいは国が担うという「補完性の原則」を明文化すべきだとしている。

さらに、自治体の組織・運営に関する事項を自治体条例で決定できるようにした上で、法定事項について法律に優位する条例の制定を認めるという。

ここまで地方自治を一気に強化することが現実的であるか否かはおいておくとして、これらも地方自治法を改正し、自治体の組織・運営に関する事項や法律と異なる条例を認める事項を書き込めば実現できるだろう。現在の憲法には、都道府県制度の維持を義務付ける条文はなく、「地方自治の本旨」に基づく制度を設計するように求めているだけだからだ。

最後に、B「政治、行政による恣意的憲法解釈を許さない」ための憲法裁判所の設置。これは、昨年の安保法制の合憲性に関する不毛な議論を繰り返さないためと言われる。重要な法案について違憲の疑いがある場合に、法律の運用を待たずにその適法性の判断を裁判所ができるようにすべきではないか、という話は私も度々聞く。

憲法裁判所が機能するためには、裁判所人事に対する政治介入をいかに防ぐのか、あるいは、裁判所頼みになり国民的な議論を妨げるのではないかなど、非常に難しい問題もあり、私自身は慎重な立場をとっている。しかし、そうしたいくつかの深刻な問題をクリアできるのであれば、十分に検討に値するだろう。

ただこれも、法律で、政治・行政の恣意的憲法解釈を裁判所で争うための特別の訴訟形態を作ればよいのではないか。地方自治法が定める住民訴訟では、法律上の争訟性が必要とされない客観訴訟の制度がすでに取られており、制度整備は十分に可能だろう。

つまり、おおさか維新の提案のかなりの部分は、憲法を改正しなくても実現できるもののように思われる。

ただし、教育無償化について、国会内合意ではなく、国民投票を行い、憲法に規定することで、国民全体のコミットメントを確保しようという主張であれば、立法ではなく、改憲という形で提案することに、一定の説得力がある。

あるいは、道州制についても、現在の憲法では長の公選が要求されているため、自治体が議院内閣制を選ぶことはできない。この点を変えようと言うなら、確かに憲法改正が必要である。

そういう意味では、おおさか維新の提案も理解できないわけではない。

■公明党:与党になって消えた「加憲」の主張

続いて、公明党。

公明党は改憲勢力の一つとして数えられている。しかし、今回のマニフェストには、「憲法改正」の項目はない。また、外交・安全保障の項目(安定した平和と繁栄の対外関係)など他の項目を見ても、憲法を改正しないとできないような政策は書いてない。

ちなみに、かつての公明党は、現在の憲法の条文はそのままに、環境権などの新たな条文を追加する「加憲」を主張していた。

この点について検討するためには、「環境権とは、誰が誰に対し何を請求できる権利なのか」を確定する必要がある。自然環境保護権などのようなものだとすれば、辺野古基地建設に反対する団体が、ジュゴンの保護を求めて国に対して辺野古の埋め立ての差し止めを求めることができるようになるだろう。

あるいは、日照権などのようなものだとすれば、地元住民が建設事業者に対して大規模建築を差し止めることができるようになるだろう。あるいは、安全な環境で生きる権利のようなものだとすれば、原発の危険を訴える住民が原発の差し止めを求めることができるようになるだろう。

こうした権利は、憲法を根拠にできないかと議論されてはいる。もしも環境権条項が「加憲」されれば、こうした議論は勢いづくことだろう。ヨーロッパでは、環境権を理由に国土開発などが滞った経験があるようだ。

国土開発計画とは直接の関係がないところで生きている私としては、環境権が憲法に明示されてもおそらく困ることはない。しかし、政権与党としては、なかなか採りにくい政策だろう。

■自民党:具体的な記述ナシの謎

最後に自民党。

マニフェストの最後に、「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義」という現行憲法の基本原理を堅持するとした上で、「国民の合意形成に努め、憲法改正を目指します」と述べるだけで、具体的な内容は書かれていない。

一つ注目されるのは、「参議院選挙制度改革」の項目で、「都道府県から少なくとも一人が選出されることを前提として、憲法改正を含めそのあり方を検討します」としている点である。一見すると、自分たちに有利な選挙区を存続させようとしているだけのようにも見える。一票の格差の是正を求めてきた人々からすれば、許しがたい提案だろう。

しかし、この提案については、少し落ち着いて考えてみる必要がある。

最近の最高裁は、一票の格差が2倍を超えると違憲状態と判断する傾向がある。現在の定数を前提にするならば、参議院議員選挙の格差を2倍以内に抑えるには、半分近い都道府県を合区・ブロック選挙区にまとめなくてはならないと言われる。合区が嫌ならば、議員定数を増やして都市部に割り振るしかないが、定数増は経費削減の流れに反するとして、議論されることはほとんどない。

都道府県の境界を無視した選挙をすれば、地域の特殊事情に関する情報が国会に届きにくくなってしまわないだろうか。

今回の選挙では、島根・鳥取、高知・徳島の四県を二つの合区にまとめた。これが良いことだったか、現地の人の声を丁寧に聞いてみることが必要である。

こう考えてみると、自民党の提案は、自分たちに有利な選挙区の延命というエゴ的主張だと馬鹿にできるものではない。落ち着いて検討してみるべきだろう。

このように、選挙公約のレベルで検討する限りは、「改憲勢力」の憲法改正提案は、どれもそれほど無茶なものではないように見える。

しかし、「これらの政党が衆参で3分の2の勢力を占めた場合に、不合理な改憲提案がなされる不安がないか」というと、そうでもない。

■自民党の真の狙い

特に心配されるのが、2012年に、自民党が発表した「日本国憲法改正草案」だ。この草案がどんな国家を目指しているのかを法的に分析しようにも、あまりにも曖昧な文言が多くて、よくわからない部分が多い。

メディアからもしばしば「自民党改憲草案をどう思いますか」と取材を受けるが、正直に申し上げて、そもそも法的に真剣に検討すべきものには感じられない。気の合う仲間と楽しむために作成した同人誌のようなものにすぎず、それについて大手メディアが真剣に批評すべきレベルに達しているとは思えないのだ。

そうは言っても、国会の第一党たる自民党が自らの草案として公開しているのだから、「趣味でやっているだけだから、好きにさせてあげてはどうですか」というわけにもいかない。

そこで、この自民党改憲草案と現在の憲法との最大の違いを指摘するなら、「国民の義務の規定を増やそう」と提案していることだろう。

「義務が少しぐらい増えたから何なのだ」と感じる人もいるかもしれない。「権利には義務を伴う」というのはよく言われることで、私だって、「選挙権は、私利私欲のためではなく、より公共的な視点から何が良いかを考えて行使しましょう」と言っている。権利を行使するときには濫用してはいけない、公共のことを考えつつ行使しなければいけないというのは、当然のことだ。

しかし、憲法に義務を書き込むというのは、そうした当然のこと以上の意味を持ってしまう。つまり、憲法上の義務規定は、権利保障を解除する機能を持つのだ。

例えば、自民党憲法改正草案21条を見てみよう。そこにはこう書いてある。

【表現の自由】
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。

2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

3 検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。

この規定は、基本的には、現在の憲法21条に「2項」を追加したものだ。たった2行ほどにすぎない2項だが、「公の秩序を尊重する義務」を定めたものといえる。この義務は、市民のデモ行進やメディアの報道の自由を、人に迷惑をかけるからという理由で制限することを正当化しかねない。

これまでは、表現行為は基本的にすべて自由としたうえで、それに伴って、誰かのものを壊したとか、名誉を棄損したとか、業務を妨害したとか、具体的な被害が生じた場合にのみ刑罰や損害賠償を認めてきた。

しかし、この条文によれば、「公益に反するから」、「公の秩序を害するから」という理由で、表現行為が禁止されかねない。さらに「公益」や「公の秩序」とは何なのかがよくわからないので、場合によっては「権力者がけしからんと思ったこと」のすべてが禁止されかねない。

そんなことありえない、と思う方は、この夏公開の映画『トランボ』をご覧いただければと思う。マッカーシズムの吹き荒れる1950年代のアメリカでは、労働組委活動に参加しているだけでも「アカ」と呼ばれ、社会的に排除(赤狩り)されていた。

そんな中、映画の都ハリウッドでもブラックリストが作られ、才能ある脚本家や俳優が仕事をもらえずに苦難を強いられた。民主主義の国アメリカですら、つい数十年前にそうした迫害があったことを甘く見てはいけないだろう。

■権力の「歯止め」を外す

あるいは、自民党改憲草案24条は、家族についてこう定める。

【家族、婚姻等に関する基本原則】
第二十四条 家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。

2 婚姻は、両性の合意に基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

3 家族、扶養、後見、婚姻及び離婚、財産権、相続並びに親族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

これは、現在の憲法24条に第1項を加えるなどの修正をしたものだ。2項についても、非常に重大な修正をしているが、今回は1項にだけ着目しよう。草案24条1項は、「家族は互いに助け合わなくてはならない」という家族助け合い義務を創設している。多くの人にとって、家族が助け合うのは当然のことだろう。

しかし、これが個人の道徳としてではなく、憲法上の国民の義務となると、まったく話が変わってくる。一番懸念されるのは、この規定を理由に、介護などの社会保障サービスを受ける権利を後退させる根拠になるのではないかという点だ。

家族で助け合う義務があるのだから、ぎりぎりまで家族内で介護をしなさい、それを果たさなければ公的介護は利用できません、という主張を国ができるようになってしまう。

憲法とは、主権者である国民が、自らの人権を守り、国家の権力濫用を防ぐために、国家権力に対して守らせるべき約束を定めたものだ。つまり、憲法は国民の声を吸い上げる形で定められなければない。

いったいどこに「権利よりも義務を増やしてほしい」とか、「介護サービスを切り捨ててほしい」と考えている国民がいるというのだろうか。ひょっとしたらいるのかもしれないが、それはごく一部のように思われる。

多くの人は、より人権を守る国にしてほしい、安心して働き、万が一の時には福祉により支える国にしてほしい、と思っているだろう。

この他にも、自民党改憲草案は、権力の歯止めを不用意に外す条文が多く、草案のままに改憲が提案される事態は、立憲主義を後退させる危険があり、好ましくない。

■自民党への逆提案

改憲を目指すのであれば、自民党は、草案の中にあるこうした不合理な提案を取り下げ、国民の信頼を得られるよう努力すべきだろう。

また、公明党やおおさか維新の党も、自民党草案の不合理な内容には反対する旨をきちんと表明すべきだ。そうしない限り、「政権にすり寄るために、選挙公約に書いていないとんでもない改憲発議に賛成しかねないのではないか」という疑念の目を向けられることになる。

ただし、自民党改憲草案にも、評価できる規定がないではない。

たとえば現在の憲法53条は、議会内の少数派(衆参いずれかの4分の1)が、臨時国会の召集を要求できるとしている。

昨年11月に、民主党などの野党が、この規定に基づき国会召集を要求したが、安倍内閣はこれに応えなかった。この対応は、違憲と評価すべきと思うが、憲法53条には、「〇×日以内に召集せよ」という期限の規定がないので、違憲を主張する決め手に欠けていた。

他方、自民党改憲草案53条では、要求があった場合に、「20日以内」の召集を義務付けている。これは、安倍内閣が行ったような召集拒否を繰り返さないために重要な提案だ。

「自分たちが行ったような横暴を許さないために」とは何とも味わい深い理由づけだが、自民党は、憲法53条の改正を真剣に提案してみてはどうだろうか。

(つづく)

木村草太(きむら・そうた)
1980年生まれ。憲法学者。首都大学東京大学院社会科学研究科教授(憲法学専攻)。東京大学法学部卒業。同助手を経て現職。近刊『いま、〈日本〉を考えるということ』(河出書房新社、編著)。主な著書に『キヨミズ准教授の法学入門』(星海社新書)、『テレビが伝えない憲法の話』(PHP研究所)、『憲法の創造力』『憲法の条件―戦後70年から考える』(NHK出版新書)などがある。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK208] それでもアベノミクスのエンジンを吹かせるのかを徹底吟味すべきー(田中良紹氏)
それでもアベノミクスのエンジンを吹かせるのかを徹底吟味すべきー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sordo6
28th Jun 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


英国のEU離脱が決まったことで為替市場は円高が継続する見通しとなった。

円安・株高を演出してデフレから脱却しようとしたアベノミクスは転換を迫られる事態である。

それはとりもなおさずこの参院選での自公のスローガン「アベノミクスのエンジンをさらに吹かせる」を

変更しなければならないと考えるのが常識である。

何をどう変更するのかと思っていたら自公は「政治の安定」を言い出した。

危機が訪れたから「政治の安定」が必要というわけだ。

この「政治の安定」は公明党が選挙のたびに使ってきた言葉である。

自民党との連立、とりわけ思想的に水と油の安倍自民党との協力関係を支持者に納得させるには

「政治の安定」を前面に押し出す必要があった。 

第二次安倍政権になってからはなおさら、

「民主党政権のように政治が不安定になるのはもうこりごりでしょう」と言って

民主党のマイナスイメージを思い出させれば、

自民党と協力する方がまだましと支持者に思わせることができる。

それを公明党が言い出すのは定石通りだが、

安倍総理も選挙演説で「政治の安定」を言い出したのを見ると、

フーテンにはまたまた公明党におんぶにだっこの参院選という印象が強くなる。

ところで参議院選挙は自公の候補者が全員落選しても政権交代にはならない選挙である。

もちろんそうなれば安倍総理は責任を問われ、他の誰かに総理の座を譲らざるを得なくなるが、

しかし自民党の誰かがアベノミクスを修正してこの危機を乗り切れば、「政治の安定」が損なわれることはない。

したがって自公への投票が減れば「政治の安定」が損なわれると思わせるのは、

無知な国民に無用の恐怖感を植え付ける心理作戦以外の何物でもない。

あの英国の国民投票や米国のトランプ現象と共通する「理性ではなく感情」に訴えて恐怖をあおる

ポピュリズムの手法である。

すでに年初以来の円高基調によってトヨタ自動車の豊田章男社長は経済の「潮目は変わった」と発言した。

にもかかわらず安倍政権は「アベノミクスのエンジンをさらに吹かせ」ることで

「変わった潮目」を再度引き戻そうと考えた。

ところが今回の英国の国民投票は「変わった潮目をますます変える」方向に向かわせるのである。

アベノミクスのエンジンをどうするのかを安倍政権は責任をもって答えなければならない。

それでもエンジンをさらに吹かせるのか、それともエンジンを止めるのか、

あるいはエンジンを取り換えるのか、これが参院選で示されなければならない。

政府は連日会議を開き、

英国のEU離脱が国民生活に悪影響を及ぼさないように万全の構えを見せるという

パフォーマンスに明け暮れているが、

これも無知な国民を洗脳するためのポピュリズム政治の一環に過ぎない。

「あれもやります」「これもやります」と言うのは言うだけならバカでもできる。

選挙で問われているのは、

与党が「アベノミクスのエンジンをさらに吹かせる」とした公約をどうするのかである。

それを曖昧にしたまま「政治の安定」とか口先の約束を並べてみても意味はない。

日本記者クラブは参院選公示の前日に党首討論会を開催したが、

それは英国の国民投票が行われる前であった。

そこでは安倍総理が「アベノミクスは失敗していない」と延々説明していたが、

それならば世界経済を不透明にする英国のEU離脱の投票結果を受けても

「失敗していないからエンジンをさらに吹かせるのか」を問いただす必要がある。

日本記者クラブには再度討論会を開催するよう要求するとともに、

各メディアも候補者全員に対し、世界史に残る出来事が起こったことを受けてそれをどうとらえているか、

またアベノミクスのエンジンを吹かせるという与党の主張の是非とその理由などを取材して公開すべきである。

日本の選挙の問題点は国民に考える十分な材料と時間を与えないことだ。

先進各国と比べて選挙期間は短く、どの国でもやっている戸別訪問を禁止し、

配布される文書などが厳しく規制されている。

そのため国民が多角的に候補者の主張を吟味することができない。

それが国民の判断をムードに流されやすくし、また顔の知られた現職が有利になる原因でもある。

2005年の郵政選挙や2009年の政権交代選挙は国民がムードに流されて投票率も上向き、

それぞれ自民党と民主党に圧倒的な議席を与えたが、

国民が十分に吟味したうえでの判断だったとはいいがたい。

その反動からかその後は投票率が下降の一途をたどり、第二次安倍政権になってからは

戦後最低の投票率を更新している。

メディアが「一強」という安倍自民党の議席数は国民が選挙に行かない結果に過ぎないのである。

それを上向かせて国民の本当に意思を探るためにも、

「危機には政治の安定」とかいう情緒的な判断ではなく、

安倍政権が推し進めてきたアベノミクスがこの世界情勢の中でも太刀打ちできるという主張を

徹底吟味すべきである。

世界ではとっくに「アベノミクスは失敗」が常識になっているが、

それでも「失敗でない」と言い張る総理のオツムの中を照らし出さなければこの参院選の意味はない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 舛添騒動で隠された参院選の争点は「武器輸出」だ!(サンデー毎日)
舛添騒動で隠された参院選の争点は「武器輸出」だ!
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2016/07/10/post-978.html
サンデー毎日 2016年7月10日号


牧太郎の青い空白い雲 連載577

 本屋で『「週刊コウロン」波乱・短命顛末記』なる本を見つけた。週刊コウロン? そんな週刊誌あったかなぁ?

 本を手に取ると、筆者は"編集者稼業"の大先輩・元『婦人公論』編集長・水口義朗さん。「新聞の広告チラシをすべて残しておくんだ。必ずコラムの材料になる」といった具合に、いろいろ教えてくれた先輩である。その水口さんが『週刊コウロン』なるものと関係があったのか?

 戦後日本の大きな折り返し点になった昭和30年代。『週刊新潮』創刊で、出版界は週刊誌ブーム。新潮に3年遅れて登場したのが『週刊コウロン』。老舗の中央公論社がブームに乗り遅れまいと勇躍参入したのだが......この時「就職難で仕方なく週刊誌要員として中央公論社に潜り込んだ」というのが、当の水口さんだった。

 終戦後14年、焼け跡の闇市から日本が復興し始めた頃だ。彼の記憶ではラーメン一杯30円、公団住宅の家賃が6000円の時代。人々にようやく、本や雑誌を楽しむ余裕が出てきたのだろう。『週刊新潮』も『週刊文春』も売れた。

『週刊コウロン』創刊は昭和34(1959)年10月。20代前半の彼は、青春のすべてを週刊誌作りに懸けたが......『週刊コウロン』はまるで売れない。原因は......「スキャンダルを扱わない」「人を傷つけない」という編集方針にあった。その"奇麗事"に読者はそっぽを向いた。

 1年10カ月で終刊。昔から週刊誌はスキャンダルが命だった。

    ×  ×  ×

 今年前半、週刊誌の世界は文春の独り勝ちだった(『サンデー毎日』の皆さん、つい本音を吐いてごめんなさい)。

『週刊文春』は舛添要一都知事を辞任にまで追い込んだ。一流のスキャンダルだったが、一段落するといやに物悲しくなる。後味が悪い。何となく「本当の権力者」に挑んだ勇気のようなものがない。

 それどころか、舛添スキャンダルのお陰で「まっとうな政治的論点」が闇から闇に隠されてしまっているような気がするのだ。

    ×  ×  ×

 隠されてしまった争点とは?

 それは武器輸出......日本の武器が他国の人間を殺すかもしれない、という危険である。

 2015年、夏から秋にかけて人々は安保法案に対し憲法違反だ!と反対。国会前は数万人の人々で溢(あふ)れかえった。それから約1年。同じ日本人が舛添スキャンダルに夢中になって「安保法反対」をすっかり忘れたような気配ではないか?

 思い出してほしい。安保法制は集団的自衛権の行使を容認。自衛隊の海外派遣に歯止めがなくなっている。安倍さんが南スーダンへの自衛隊派遣を「十分な準備が必要!」と見送ったのは、参院選で争点化するのを避けるため。選挙が終わったら、自衛隊の海外派遣や任務拡大を狙ってくる。

 そればかりか、アベノミクスに失敗した安倍さんは「武器輸出」を成長戦略の柱にしている。

 武器輸出で儲(もう)けようとする、悪魔の成長戦略。 それを日本人は許すのか? 参院選の最大の争点ではあるまいか?

    ×  ×  ×

 パリで開催された世界最大規模の武器の国際展示会「ユーロサトリ」(6月13〜17日)で、三菱重工業など2年前の展示会に参加した国内大手6社のうち5社が参加を見送った。オーストラリアの潜水艦建造事業の受注競争でフランスに敗れるなど、思うようには進んでいない証拠。でも儲かるとなると何でもやる、というのが企業だ。

 日本の企業が、結果として日本の武器で、他国の人を殺す。近年の武器輸出市場は米国とロシア、中国、フランス、ドイツの五カ国の寡占状態。その中に日本も参加する。これを許してよいのか?

    ×  ×  ×

 週刊誌はスキャンダルが命だが、それだけでは......。時の権力と真正面から渡り合うのも週刊誌の仕事ではあるまいか?

『週刊新潮』『週刊文春』と戦って消えていった週刊誌は、『週刊コウロン』のほかにも幾つかある。

"奇麗事"と皮肉られても、最大権力と渡り合うべき「まっとうな週刊誌」も必要だ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 選挙期間中のネトウヨ退治
ネトウヨグループで、バカバカしいプロパガンダが湧いていた。
社民党の福島みずほ、公職選挙法違反を指摘されてダッシュで逃亡

自称リベラルな人たちはお上品なので、放置しているし、書かれていること自体知らないんじゃないのだろうか?
netgeekがネット上の「福島みずほ議員が公選法違反」デマに踊らされて公選法違反
2016年6月29日 11時13分 BUZZAP!
東京選挙区の朝日健太郎候補(自民党)、三原順子候補、田母神俊夫候補(2004年)もアウトだが、そっちには触れんな。

これを投稿した途端、反論トーンが下がった。
ネトウヨとの対話がなければ、まだまだ「違反だ!」とだけ騒ぎ立てたであろう。
だから対話が必要なのだ。

どんな投稿だったか、指摘後の変化も含めて、ネトウヨらの投稿はブログで確認してください。

こんなネトウヨらが大発生するからこそ、法教育は必要
https://watchdogkisiwada.wordpress.com/2016/06/30/%e3%81%93%e3%82%93%e3%81%aa%e3%83%8d%e3%83%88%e3%82%a6%e3%83%a8%e3%82%89%e3%81%8c%e5%a4%a7%e7%99%ba%e7%94%9f%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%93%e3%81%9d%e3%80%81%e6%b3%95%e6%95%99%e8%82%b2/
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 岡田は強く要求すべき 首相は早急に「年金の運用実績を公表せよ」(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/bc3dc855c3175574832cd5e028ec488f
2016年06月30日

おそらく、今、日米の財政経済当局は、英国EU離脱問題を、リーマン・ショックにしない為に、非公式にだが、あらゆる手を講じているだろう。それが、日米の財政経済の根本的解決ではないが、地獄に落ちる寸前から抜け出そうと、あらゆる手法で市場に介入しているに相違ない。まあ、国際社会としては、それなりの妥当性はあるのだが、その非公式な市場介入資金の原資が何であるかによっては、棄民的行為になる可能性がある。

民進党の岡田代表は、風前のともし火政党にしては、紳士面に徹している。それに引きかえ、一強政治を謳歌する安倍晋三は死に物狂いである。幾分、気が狂ったのでは、と訝るほど、自分の精神状態や欲望を曝け出している。安倍の演説は、心身ともにマイクに向かって情熱を叩きつけている。岡田は滑舌が悪いのか、一言一言、確認しながらマイクに向かっている。演説を聞く限り、演説内容の真偽がどうのこうのではなく、情熱を感じるのは安倍晋三の方だ。所謂、パッションだが、21世紀は、善悪の別なく「反知性主義」な社会になっているのだから、感情に訴えるしか手段がなくなりつつある。

アメリカでも、英国でも、EUでも、中国でも、韓国でも、ASEANでも、「寛容社会」から「不寛容社会」に変貌している。このことは、倫理や道徳、宗教などの見地からは、恥ずべきものであるが、世の中の「空気」がそのようになっている以上、その「空気」に訴えることは、当然だが日本においても有効だ。今の日本も世界も「情動に流される」空気が蔓延している。このような世紀において、殉教者のような顔で、正しい道だけを訴えても、不寛容化した有権者の心に届く言葉とは言えない。

ポピュリズムが悪いなどと言っていたら、永遠の野党は保証されるが、改憲勢力2/3議席を阻止できない可能性がある。ほっておいても、最悪の状況は回避できると思い込んでいるフシがあるのが不安だ。安倍晋三のように、演説の中で嘘っぱちを言うのは罪だが、与党の痛いところを、ずけずけと突きまくることは、時代の要請として「あり」だろう。“宗教政党と連立を組むことは野合ではないのか” 安倍は既に“気を付けよう、甘い言葉と民進党。民進党には、もれなく共産党がついてくる”と公言しているのだ。逆手に取るなら、“自民党にはもれなく公明党がついてくる”“共産党がついてくるから、ひ弱ではない”そのくらいの「反知性主義」を選択する勇気がないと、ブレークスルー出来ないだろう。

安倍晋三は、異様に「日本共産党」を怖れている。論理的根拠は殆どない。未だ、国民に刷り込まれた「アカ」と云う洗脳を利用している。岸信介から、「共産党にだけは注意せよ。彼らは怖ろしい」その子供時代からの洗脳に嵌ったままの人なのだ。気取っていたら、間違いなく負ける。“民進党には、共産党も、市民もついている。大臣ポストを要求しない人々がついている”このくらいの事は、今のような世相なら許される。また、行政上、GPIFの運用実績の公表は選挙後になっているが、それを選挙前に公表せよ、と演説内で要求することは出来る。

塩崎厚労相は「長い目で見て欲しい」だそうだが、社会保障の充実が、積立金の横流しで、喫緊の年金資金に影響があるなど、もっての外だ。幾ら損しているのだ、と言うだけでも、実損に気づく有権者は出てくる。痛いところを探しまくって、塩を塗りたくるのだ。「反知性時代」においては、その方が効果がある。名誉棄損で訴えられるくらい、泥をかぶる態度のない野党党首では、有権者は、頼る気にならない。トランプ旋風が吹いているのも、「反知性主義」に徹しているからだ。安倍政権や日本会議も「反知性主義」に徹している。民進党の将来など、思考の中に入れるのは100年早い。今は、安倍政権の弱味、傷口を徹底的に攻める時である。中国問題も、弱味なのだ。TPPも胡散霧消状態、当然弱味でもある。TPP反対だけじゃなく、「どうすんの?安倍さんTPP!」と叫んでやればいい。
以下に、世田谷区長兼ジャーナリストの保坂展人氏のブログを参考引用しておく。

≪ 「イギリスのEU離脱」と「年金資金の運命」

 6月23日に行なわれたイギリスの「EU離脱」をめぐる国民投票は、僅差ではありましたが「離脱」(51.89%)が「残留」(48.11%)を破 りました。24日に、深夜のイギリスから伝えられる開票状況を、私もひやひやしながら見守っていました。多くの人が予想した通り、ほぼ伯仲している速報に驚きながら、最終的には「残留」多数の投票結果となると見ていましたが、結果は「離脱」でした。そのニュースが流れた瞬間、東京のマーケットにも激震が走 りました。

「株価 ことしの最安値を更新 - NHK 首都圏 NEWS WEB

24日の東京株式市場は、イギリスのEUからの離脱の賛否を問う国民投票で、午後になってイギリスの公共放送BBCが離脱の票が多数を占めることが確実になったと伝えたことを受けて、全面安の展開となり株価は一時1300円以上下落し、1万5000円を割り込みました。 日経平均株価の終値は23日より1286円33銭安い1万4952円2銭で、下げ幅は2008年のリーマンショックによる世界的な金融危機の際を超える大幅な値下がりとなりました。」

 株式市場の下落幅はリーマンショック時を超えるものでした。一時は99円台にもなった急激な円高には、今も歯止めがかかっていません。国民投票の結果、 「EU離脱」を決めたイギリス国内でも動揺が広がっているようです。「国民投票の再投票を求める署名」が始まり、イギリスがEUに離脱を通告しようとする 過程で、さらなる論議が広がるかもしれません。

 イギリス国民投票の翌日、自らが所有するスコットランドのゴルフ場に来ていたドナルド・トランプ氏は上機嫌でした。共和党のアメリカ大統領候補が確実視されるトランプ氏は、まさに、我が意を得たりと記者会見で語りました。 ドナルド・トランプ氏、EU離脱に伴うポンド急落を喜ぶ「自分のビジネスが儲かる」

 「イギリスのEU離脱は起きると思っていた」、とトランプ氏は24日スコットランドの、自ら所有するゴルフ場で報道陣に語った。「イギリスの国民投票と、 私の選挙戦は、実によく似ている。人々は自分の国を取り戻したいのだ。国民は国境を求めている。どこからやって来たのかもわからない人々を自分の国に受け 入れたいと思わないだろう」

 またトランプ氏は、「イギリスポンドの貨幣価値が下がると自分のビジネスは儲かる」とも発言した。 トランプ氏は、イギリス国民投票に自身に対しての「追い風」を感じたのだと思います。「反移民感情」が勝利することで、アメリカ大統領選挙での「トランプ勝 利」につなげたいという思惑もあってのことでしょう。しかし、トランプ氏が立っていたのはスコットランドです。2年前の2014年、イギリスからの独立をめぐる住民投票で僅差で競り合った地であることを、どのくらい意識していたのでしょうか。

 今回のイギリス国民投票のスコットランドでの投票結果は圧倒的に「残留」(62%)が「離脱」(32%)を上回っています。EUを離脱するイギリスと袂を分かち、独立して残留への道を探ろうという議論も出てきています。

【EU離脱】スコットランド「独立の住民投票をもう一度」

イギリスの欧州連合(EU)離脱派が勝利した国民投票結果を受け、イギリスの連合王国を構成するスコットランドのニコラ・スタージョン首相は、「スコットランドの地位をEU内で保証するため」、EUに対し、協議を早急に始めたい意向を示した。

 理性より感情を優先させ、正確なデータより単純なたとえ話が好まれるのは、トランプ氏のたび重なる「暴言」だけではないようです。勢いよく、断定的に語られ る政治家の言語に「うそ」があったら、どうなるでしょうか。イギリス国民投票を終えて、明らかになったニュースの中で、「離脱派のうそ」が問題となってい ます。

英EU離脱:公約「うそ」認める幹部 「投票後悔」の声も - 毎日新聞

 「離脱派のキャンペーンで起きた間違いの一つだ」。離脱派を引っ張ってきた一人、英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首が24日のテレビ番組であっさりと間違いを認めたのは、英国がEU加盟国として支払っている拠出金の額だ。

投票前、離脱派は拠出金が週3億5000万ポンド(約480億円)に達すると主張していた。与党・保守党のボリス・ジョンソン前ロンドン市長らが全国を遊説したバスの側面にも、巨額の拠出金を「国民医療サービス(NHS)の財源にしよう」と書かれていた。

一方で残留派は、EUから英国に分配される補助金などを差し引くと、拠出金は「週1億数千万ポンドだ」と反論。ファラージ氏は番組で残留派の主張が正しいことを事実上、認めた。

 メ ディアは、荒唐無稽で刺激の強い話を好みます。トランプ旋風が巻き起こったのは、意図され計算された「暴言」「暴論」を放出し続け、トップニュースとして メディアに消費させる醜い共依存関係です。居酒屋での話なら相手にしなくても、大統領候補が堂々と語れば、根拠なき嘘でも「正当化」され、日頃のうっぷん を晴らす「気分転換」になり、信じてみたくなる。「EU離脱」を決めたイギリス国民投票の後で、私は読者から次のようなメールをいただきました。

 『排除する』ということだけが拡がっていく恐ろしさを見ているみたいです。イギリスを半分にわってしまいました。私たち人類は、『自分とは明らかに違う他者』は本能的に受け入れられないのでしょうか?

 「英国EU離脱」...不安で仕方がないです。話し手の見た目よく、内容がわかりやすく断定的な物言いで、さらに断片的なフレーズが仮想空間にばらまかれ拡散することで、人々があんなに簡単に煽られていくことに恐怖を感じました。 そして、日本は参議院選挙の最中です。選挙が始まって1週間、すでに自民党は、各党党首が集合する党首討論は行なわないと決めています。対立点を語らず、憲法改正も論点から消して、静かに「現状肯定」「安定志向」の思考で大多数を占めて、勝利をもぎとる作戦のように見えます。

 投票率は低くていい、世間の関心はそこそこでいいのだと。こうして、巧妙に議論を回避して、衆参で3分の2の議席を確保したら、いつものように「豹変」することは十分ありえると思います。そんな今だからこそ、「経済を良くしてほしい」「景気が大事」「財政出動を期待」等の日常感覚から、改憲を深刻に懸念することなどないだろうと思っている人たちに、今回の選挙で重要な争点となるはずの「年金制度」に注目してほしいのです。

東京新聞:<有権者発>英ショックで年金不安 積立金の損失必至、株運用拡大の落とし穴

「英国の国民投票でEU離脱派が勝利し、株価が大幅に下落した。年金積立金の損失が莫大(ばくだい)になっているのではないか」 =川崎市川崎区の無職男性(57)

 国民が支払った厚生年金や国民年金は独立行政法人「GPIF」が運用しています。残高は百四十兆円。近年、株への運用を増やしており、英国の国民投票で離脱派が勝利したことに伴う株価の急落で積立金が目減りしているとの不安が有権者から出ています。

 年金資金の行方について、私は年頭から強い危機感を持っています。この危機感の内容については、次の2本のブログに書いた通りです。

・「年金積立金」のハイリスク運用に歯止めを(2016年1月16日)

・「株価急落で年金削減」の悪夢を回避するために(2016年2月19日)

 参議院選挙はまだ前半戦です。マイナス金利を受けて、年金資金の株式運用を拡大する方向の議論さえあります。さらには、例年であれば年金積立金管理運用独立 行政法人(GPIF)がすでに発表している、「運用実績の公表」が、参議院選挙後の7月末に先送りされています。

 「根拠なきデマ」をつぶすことができるのは「根拠ある事実」のみです。これからの日本の年金制度の持続可能性にかけて、野党は総力をあげて、政府・与党に「年金資金運用実績の情報開示」を求めるべきです。

 この間の株式市場の下落と年金資金運用の関係については、すでに影響を受けていること認める塩崎厚生労働大臣の発言も出ています。「長い目で見てほしい」とのことですが、「長い目」で見ることのできる「運用実績」をまずは国民の前に明らかにすることで、株式運用を拡大してきた現在の運用方法の是非を論議できるはずです。ここまで発言するのなら、「重要な国政選挙の最中なので、来月末に予定されていた実績発表を前倒しします」と言 わなければ、議論になりません。

「年金積立金に損失? 塩崎大臣「長い目で見て」」 News i - TBSの動画ニュースサイト

イギリスのEU離脱問題で日本でも急激に株安が進み、年金積立金の運用に損失が出ているのではないかという指摘について、塩崎厚生労働大臣は「短期的な評 価損はありうるが、長い目で見ることが大事」という考えを示しました。
 
「短期的な変動に伴う評価損は十分ありえる。長い目で見て年金受給者にとって必要 な資金を確保できるかどうかという観点でやっている」(塩崎恭久厚生労働大臣)

「2016年7月、あの時に何も知らずに、大丈夫だと信じてしまった」という嘆きを広げないために、徹底した与野党論議を望みます。  ≫(ハフィントンポスト:ブログ>世田谷区長・保坂展人)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 小池百合子元防衛相が、東京都知事選挙に立候補表明、「森喜朗元首相+安倍晋三首相」VS「反対勢力」構図へ(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/db306472279e232140c7b9bb2d9f98f1
2016年06月30日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 自民党の小池百合子元防衛相(元環境相、元沖縄・北方担当相、衆院東京10区、当選8回、参院当選1回、無派閥)が6月29日午前11時、国会内で記者会見し、東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選(7月14日告示、31日投開票)に立候補を表明した。自民党東京都連(石原伸晃会長=経済再生相)が、桜井俊前総務事務次官に出馬を打診し、固辞されたとの情報をキャッチして急遽、立候補を宣言、「先手必勝」を狙ったらしい。「オリンピック利権」(裏金を含む)を掌握している森喜朗元首相(東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長)、安倍晋三首相らは、小池百合子元防衛相の先制攻撃にビックリ仰天、為す術を失って狼狽。「森喜朗元首相+安倍晋三首相」VS「反対勢力」構図による自民党分裂選挙となり、安倍晋三首相に対する「倒閣運動」に発展する発端となる可能性があり、東京都連は、背後関係に神経を尖らせている。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 政界地獄耳 自民党東京都連が小池擁立に慎重な理由は「嫌い」?(日刊スポーツ)
政界地獄耳 自民党東京都連が小池擁立に慎重な理由は「嫌い」?
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1670873.html
2016年6月30日9時36分 日刊スポーツ


 ★政治とカネの公私混同問題で、しがみついていた都知事の座をしぶしぶ手放した舛添要一の後任候補は「出れば勝てる」(民進党都連関係者)といわれた民進党代表代行・蓮舫が不出馬宣言したことで振り出しに戻り、前総務事務次官や元知事の名前などが取りざたされているものの、後出しじゃんけんが相場といわれる都知事選にくさびを打つ形で元防衛相・小池百合子が出馬宣言した。

 ★小池は何度となく都知事選挙で名前が上がるものの、自民党都連の動きが鈍く下馬評に上るだけだったが、今回、自ら後出しじゃんけんで様子見の候補者たちや既成政党を制する形で出馬表明した。小池は環境相、防衛相、自民党総務会長を歴任。「クールビズ」「もったいない」「電柱地中化」などアイデアとさまざまな人たちを巻き込んで政治を活性化させてきた。

 ★しかし、政界は好き嫌いの激しい世界。党内にはベテラン議員を軸に小池嫌いが存在する。「小池ならほかの女性議員の方がいいという声は、可愛げがあるという意味のようだ」(自民党閣僚経験者)。つまり、こびたりコントロール可能な議員が重用されるということだが、「防衛相時代にスキャンダルまみれの当時の事務次官守屋武昌の更迭で官邸ともめた。結局守屋は贈収賄で逮捕され実刑になったが、その時のことを良しとしない向きもある」(防衛族議員の1人)。ただ、それでも小池は自民党議員。自民党東京都連は小池擁立に慎重だが、猪瀬直樹、舛添と2人の知事を政治とカネの問題で辞任させた後、小池嫌いという理由だけで支援しないのだろうか。ボールは自民党東京都連に投げられた。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 桜井誠氏が東京都知事選に立候補表明、「外国人への生活保護を停止」「反日ヘイトスピーチ禁止」「パチンコ規制」
桜井誠氏が東京都庁で東京都知事選挙に立候補表明し、【7つの公約】を掲げた。

桜井誠候補の【7つの公約】[1]
1. 都内に在住する外国人の生活保護の支給を停止し、生活保護の受給者は日本国民に限定する
2. 都内の不法残留者を4年間で半減させる
3. 日本人に対し外国人が虚構の歴史に基づいて責め立てる反日ヘイトスピーチを禁止する
4. 税の公平性に反し減免されている、総連・民団の中央本部および関連施設への課税強化を図る
5. 違法賭博パチンコに対し規制を実施
6. 韓国学校建設については中止
7. コンパクト五輪の意義を考え、現行の東京五輪案の改善を図る

特に、「都内に在住する外国人の生活保護の支給を停止し、生活保護の受給者は日本国民に限定する」は画期的である。
外国人への生活保護費の支給は法律に基づかない違法な支出であり、法律に基づかない公金の支出は憲法違反である[1]。
最高裁も「生活保護法が保護の対象とする『国民』に外国人は含まれない」との判決を出しており、永住外国人に生活保護の権利はない!

この違法行為を止めさせようとする都知事候補者が他に居ないのは不可解である。

[1] 桜井誠が会見で7つの公約「外国人への生活保護を停止」「反日ヘイトスピーチ禁止」「パチンコ規制」
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6274.html
桜井氏は7つの公約として、
都内在住の外国人への生活保護費支給を停止し、受給者を日本国民に限定する
▽都内の不法残留者を4年間で半減させる
▽日本人に対して行われる反日ヘイトスピーチ禁止条例の制定−などを表明。
舛添氏が進めていた韓国人学校の増設については「中止」し、代わりに保育所を建設して待機児童ゼロを目指すとした。

 また、パチンコに対しては「違法賭博」と断じ、営業時間の短縮や新規出店を認めないなどの対策を講じると主張。ギャンブル依存症の患者には心療内科などを受診させ、社会復帰をサポートするとした。

 桜井氏は「今の日本は間違った方向に進んでいる。日本に対して牙をむくような民族がいれば断固として処断する。国民、都民のために戦う知事が一人くらいいてもいい」と述べた。

 桜井氏は平成18年12月に結成された在特会の会長を務めた。26年にはデモで民族差別をあおるヘイトスピーチ問題をめぐり、橋下徹大阪市長(当時)と面談。激しい言葉で応酬した面談はわずか10分弱で終わった。同年、会長退任と在特会からの退会を明らかにした。

■動画
【東京都知事選挙】桜井誠氏 出馬表明会見
https://www.youtube.com/watch?v=DAKRP5ahOjQ
0分0秒〜 司会挨拶
0分50秒〜 桜井誠・東京都知事候補の出馬表明

4分0秒〜 「日本を取り戻す7つの約束」
4分10秒〜 1. 都内に在住する外国人の生活保護の支給を停止し、生活保護の受給者は日本国民に限定する
5分32秒〜 2. 都内の不法残留者を4年間で半減させる
6分22秒〜 3. 日本人に対し外国人が虚構の歴史に基づいて責め立てる反日ヘイトスピーチを禁止する
7分50秒〜 4. 税の公平性に反し減免されている、総連・民団の中央本部および関連施設への課税強化を図る
9分25秒〜 5. 違法賭博パチンコに対し規制を実施
11分15秒〜 6. 韓国学校建設については中止
11分52秒〜 7. コンパクト五輪の意義を考え、現行の東京五輪案の改善を図る
12分42秒〜 質疑応答

>1. 都内に在住する外国人の生活保護の支給を停止し、生活保護の受給者は日本国民に限定する

当然の正論だ!

日本で生活できなくなった外国人は、祖国に帰って祖国によって生活を保護してもらえ!

特に日本の場合、本来有りえない外国人に対する生活保護は、昭和25年(1950年)以降、全国各地で在日朝鮮人どもが生活保護を要求して集団で役所を襲撃し、暴力によって不当に生活保護を受給するようになった経緯がある。

在日朝鮮人どもが暴力によって獲得した生活保護は不当であり、もういい加減にやめなければならない!

▼おさらい▼
日本国憲法
第25条
すべて【国民】は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

生活保護法(昭和25年=1950年施行)
第1条
この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての【国民】に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。

1950年11月27日、長田区役所襲撃事件
1951年、下里村役場集団恐喝事件
1952年、万来町事件
全国各地で、在日朝鮮人どもが生活保護を要求し、集団で役所を襲撃!

在日外国人(大半が韓国人・朝鮮人)への生活保護支給は、歯止めのかからない状態に!

平成24年(2012年)3月16日時点
約1%の外国人が、生活保護受給者数の約3.5%を占めており、金額的にも3.6%以上を受け取っている。
外国人の受給比率は、日本人の受給比率よりも、約3倍も高い。
外国人のうち、3分の2が朝鮮人(韓国人)

最高裁「生活保護法が保護の対象とする『国民』に外国人は含まれない」初の判断!
永住外国人に生活保護の権利なし!
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 党首討論を「多忙」を理由に拒否するチキン総理&自民都連は小池騒動でおおらわ。最後は大阪のあの男がシャシャリ出てきたりして
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-847b.html
2016年6月30日 くろねこの短語


党首討論を「多忙」を理由に拒否するチキン総理&自民都連は小池騒動でおおらわ。最後は大阪のあの男がシャシャリ出てきたりして・・・!?


 フランケン岡田君の党首討論の申し入れをペテン総理が「選挙応援で多忙」を理由に断ったそうだ。そういえば、テレビ朝日『報道ステーション』の党首討論の時にも、民主党政権時代のスッカラ菅君を引き合いに出して「菅さんは(テレビ朝日の)報道ステーションに出なかった。(当時の)党首討論は4回。今度は5回プラス、(インター)ネットの討論もやっているから、回数は多い」ってほざいていた。

 でも、党首討論というのは回数の問題じゃないだろう。ましてや、「多忙」を理由に政権与党の党首が党首討論に背を向けるってのは、それこそ説明責任を拒否したと解釈されても仕方ない。もっとも、ちゃんと仕切りのできる司会者のもとで党首討論やったら、ペテン総理は完膚なきまでに叩きのめされちゃう危険性がありますからね。おそらく、フランケン岡田君の誘い水に乗らないで敵前逃亡したのは、それが本当の理由なんじゃないのか。安保法制=戦争法の時もそうだったけど、「丁寧な説明」ってほざきながら今だ何の説明もしない嘘つきですからね。党首討論拒否したのもむべなるかなってことだ。

 党首討論拒否は想定内だったのか、フランケン岡田君は同時に、「『改憲を参院選でしっかり訴えていく』と年頭会見で発言したにも関わらず、選挙戦に入ったらそのことにまったく触れないのはどういうわけだ、説明しろ」って質問状も出したってね。でも、政治家としての「言葉」を持たないペテン総理は質問状にも答えないっていうか、答えられないだろうね。どこまで行ってもチキンな世襲政治屋です。

・テレビでの討論断られ…民進・岡田氏、首相に公開質問状
 http://www.asahi.com/articles/ASJ6Y56RSJ6YUTFK00D.html

 ところで、東京都知事選は、スナック永田町のチーママ・小池百合子君が唐突に立候補宣言して、自民党はおおわらわ。桜井パパも、こうなるといまさら「うん」とも言えないだろうから、自民党の候補者選びはスッタモンダするんでしょう。

 もっとも、政界の一寸先は闇ですから、何が起きるかわかったもんじゃないわけで、自民党はスナック永田町のチーママをめぐるドタバタ劇を逆手にとって、ギリギリまで都知事選候補決定を引っ張って、最後には瓢箪から駒でお子ちゃま弁護士・橋↓君がシャシャリ出てくるなんてシナリオを描いてるんじゃないのか・・・なんて縁起でもない妄想しちまう今日この頃なのだ。

・【東京都知事選】「小池百合子氏は電話に出ない」自民・石原伸晃都連会長が批判
 http://news.livedoor.com/article/detail/11703508/


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪絶句≫滋賀の若者「憲法変えられたくない」「安保法制には反対」⇒「安倍さんやったらなんとかしてくれそう」← コリャダメだ
【絶句】滋賀の若者「憲法変えられたくない」「安保法制には反対」⇒「安倍さんやったらなんとかしてくれそう」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18773
2016/06/29 健康になるためのブログ






以下ネットの反応。




























ワシもう横にならせていただきます。明日の朝までになんとかお願いします。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK208] GDP1.9%増 1〜3月年率改定値、設備投資上振れ (日経) : 景気は 回復を継続  アベノミクスは 着実に成果
   
  
[私のコメント]
  
  
■ 日本経済は景気回復を継続中 GDPはプラス成長 GNIは大幅プラス成長

> GDP1.9%増 1〜3月年率改定値、設備投資上振れ


上記の通り、2016年1〜3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で年率換算で1.9%増となりました。

設備投資の上振れが寄与して1次速報値よりも上昇。


さらに、海外への投資が多い日本にとって重要な指標は、海外での投資による儲けも加えたGNI(国民総所得)です。
2015年の日本のGNIは+3%の高成長を達成しています。(下記)

http://blogs.yahoo.co.jp/takenaka1221/19904885.html


以上のようにアベノミクスによる日本経済の回復は着実に進んでいます。

重要なのはこの流れを止めず、継続させることです。


[記事本文]

内閣府が8日発表した2016年1〜3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.5%増、年率換算で1.9%増だった。速報値(年率1.7%増)からわずかに上方修正となった。外需の寄与とうるう年効果が出たほか、速報段階に比べると民間企業の設備投資などが上振れした。

 改定値の民間予測(QUICKまとめ)は前期比年率で1.9%増で、結果は予測通りだった。物価変動の影響を加味し、生…

(非会員が無料で読める部分だけを引用)

http://www.nikkei.com/article/DGXKASFS08H0N_Y6A600C1MM0000/?nbm=DGXLASFS30H0S_Q6A630C1000000



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 官邸が激怒。あべしんぞう君の「せん(そう)に行く」で、正しいじゃないか!!
官邸が激怒。あべしんぞう君の「せん(そう)に行く」で、正しいじゃないか!!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1e20c9e3b72602ae989b58e5e258a9f1
2016年06月30日 のんきに介護



ジャーナリスト 田中稔@minorucchu さんによると、、


-—首相官邸を激怒させた画像。ゴゴ通信が「小学5年生あべしんぞうくんが『せんそうに行く』」ポスター画像を紹介し炎上。作者不明。Facebookでの拡散ぶりに動揺したファーストレディー安倍昭恵が北村情報官や世耕副長官に相談したと囁かれる〔15:46 - 2016年6月29日 〕——


とのことだ。


























http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK208] どれほど特殊で不公平かを日本人は知らない? 憲法より「日米地位協定」をまず改正すべき理由(週プレNEWS)
他国に比べても「特殊で不公平」だという日米地位協定の問題点について、伊勢崎賢治氏が緊急解説!


どれほど特殊で不公平かを日本人は知らない? 憲法より「日米地位協定」をまず改正すべき理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160630-00067319-playboyz-pol
週プレNEWS 6月30日(木)6時0分配信


米軍による蛮行が沖縄で繰り返されるたびに問題になる「地位協定」とはそもそもなんなのか? 他国と比べて日米の協定はいかに不平等か?

参院選を控える今こそ、日本人すべてがこの問題にしっかり向き合うべきときではないだろうかーー。東京外国語大学大学院総合国際学研究科教授で、世界の紛争の現場に詳しい伊勢崎賢治(いせざき・けんじ)氏に聞いた。

■地位協定を生んだ米ソの冷戦構造

―今年4月、沖縄県うるま市で、米軍関係者による日本人女性への強姦(ごうかん)殺人事件が起きてしまいました。しかし日米の両政府は今回も「地位協定」の改正には一切踏み込まず、「運用の改善」で済まそうとしているようです。

伊勢崎 予想どおりですね。今の地位協定は1960年に締結されて以来、事実上一度も改正されていません。これは国際的に見れば極めて特殊なケースで、他国では多くの地位協定が国民の声に応える形で改正されています。

ところが日本では在日米軍基地の約7割が沖縄に集中しているために、今の地位協定による「被害者」の多くが沖縄に集中していて、本土に住む多くの日本人はこれが沖縄の問題ではなく「日本の問題」なんだという意識が薄い。

そのため、長年にわたって地位協定の問題が放置され、その陰で沖縄の人たちが本土から見えないところで犠牲を強(し)いられ続けてきたという歴史が、今また繰り返されているという印象です。

―そもそも、「地位協定」とはなんなのでしょう?

伊勢崎 地位協定というのは、ある国の軍隊が他国に駐留する場合、その軍隊の法的な立場や権利について、受け入れ国との間で交わす約束のことです。

ただし、戦争中でも占領中でもない「平時」に、ほかの国の軍隊が国内に駐留するというのは「異常な状態」なわけです。実際には、第2次世界大戦後の冷戦時代、アメリカがソ連(当時)に対抗するため米軍を世界中に駐留させる必要があったことが、地位協定が結ばれていった背景にあります。

もちろん、日米安保条約と同時に結ばれた「日米地位協定」もそのひとつですが、現代的な地位協定のベースになっているのは、アメリカを中心とした国際的な軍事同盟であるNATO(北大西洋条約機構)の加盟国同士で結んでいる「NATO地位協定」です。

ちなみに、日本で地位協定の問題がニュースになると、どうしても米軍関係者の犯罪や、それに関する捜査権、裁判権のことばかりが話題になりますが、ほかにも施設の管理、航空機の出入、気象業務など、駐留軍と受け入れ国の主権との間に関する幅広い内容について定められています。

―日米地位協定はほかの地位協定と比べて「特殊で不公平」だという話をよく耳にします。それは本当ですか?

伊勢崎 はい、そう思います。まずは、日本と同じ第2次世界大戦の「敗戦国」である、ドイツやイタリアの場合と比べてみましょう。ドイツもイタリアもNATOの加盟国ですから、この両国に米軍が駐留する場合は、先ほどお話ししたNATO地位協定が適用されます。この場合、軍隊を送る側は中身は米軍でも「NATO軍」ということになります。そして、それを受け入れるドイツやイタリアとの間で地位協定が結ばれます。

この「NATO地位協定」は、「加盟国は相互に同じような条件を認め合う」という原則に基づいているので、駐留軍を「送る国」とそれを「受け入れる国」の立場は対等だという前提があるのです。ここが日米地位協定との最大の違いになります。

例えば、駐留軍の関係者が犯罪や事故を起こした場合、それが「公務中」か「公務外」かで、第1次裁判権の所在がどちらか一方に移る点については、基本的にNATO地位協定も日米地位協定と同じです。しかし、仮に公務中の犯罪で受け入れ国の側に第1次裁判権がなく、その被告がアメリカの「軍法会議」で裁かれるような場合でも、ドイツやイタリアの政府関係者がその軍法会議に立ち会う権利がちゃんと保障されています。

通常、軍法会議というのは自国の人間でも立ち会えないのが常識。この点でも日米地位協定とは大違いですし、いかにNATO地位協定が受け入れ国の立場や権利に配慮しているかがよくわかります。

―確かにそうですね。

伊勢崎 それだけではありません。冷戦終結後の1990年代に入ってから、ドイツやイタリアの地位協定には「補足協定」という形で改正が行なわれ、現在では受け入れ国の裁判権や主権がより具体的な形で保障されています。

例えば、ドイツが59年に締結、93年に大幅に改正した「ボン補足協定」では、米軍の殺人、レイプ、強盗などの凶悪犯罪について、公務中でもドイツの第1次裁判権を認めています。ところが、日本の外務省のホームページを見ると「ドイツは、同協定に従い、ほとんど全ての米軍人による事件につき第一次裁判権を放棄しています」なんてことが平然と書いてあるんです。

―ええっ、本当ですか?

伊勢崎 日米地位協定は不平等ではないということをなんとしてもアピールしたかったのでしょうか? NATO地位協定の原文を読めば、そんな内容がないことは一目瞭然です。これはあまりに悪質だと思うのですが…。最近では、NATO軍が2014年にアフガニスタンと結んだ地位協定でも、受け入れ国の政府関係者が派遣国の「軍法会議に立ち会う権利」がきちんと保障されています。

つまり、アフガニスタンで公務中に罪を犯した米軍兵士を裁く軍法会議に、アフガニスタンの政府関係者が立ち会えるということです。いまだ戦場であるアフガニスタンですら、自国に駐留する外国軍に対してきちんと権利を要求しているのに、なぜ日本はそれができないのか? なぜ日本人が問題にしないのか? 私はとても不思議だと感じています。

◆明日配信予定の後編では、一度は地位協定を破棄したフィリピンの例から日米地位協定改正への道を詳説!

●伊勢崎賢治(いせざき・けんじ)
1957年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究科教授。政府や国連から請われ、アフリカ・シエラレオネやアフガニスタンで武装解除を指揮するなど、世界の紛争の現場に詳しい。近著に『本当の戦争の話をしよう 世界の「対立」を仕切る』(朝日出版社)、『新国防論 9条もアメリカも日本を守れない』(毎日新聞出版)など

(取材・文/川喜田 研 撮影/有高唯之)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 安倍政権に酷似と話題 28年前出版「憲法マンガ」の中身(日刊ゲンダイ)


安倍政権に酷似と話題 28年前出版「憲法マンガ」の中身
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184595
2016年6月30日 日刊ゲンダイ



安保法制に続き9条改憲なら“戦争”まっしぐら(C)日刊ゲンダイ

 参院選で与党が3分の2以上の議席を確保する可能性――との報道各社の序盤調査を受け、いよいよ改憲に対する“本音”を隠し切れなくなってきた安倍政権。安倍首相はネット番組で、秋の臨時国会で改正条文について議論する考えを表明。安保法制に続き、9条改憲となれば「戦争」まっしぐらだが、そんな今の安倍暴政の姿とソックリのマンガが話題となっている。1988年に出版された「まんが・わたしたちの平和憲法」だ。

 創価学会婦人部平和委員会の編さんで「第三文明社」が出版。第6章「守ろう 憲法のこころ」は、高校の卒業旅行に出かけた少年2人が1年後に帰国すると、憲法9条が改正され、日本が戦争を始めていた、というストーリーだ。そこには「平和憲法をなぜ変えてしまったんだーっ」と憤る少年に対し、母親がこう答える場面が出てくる。

〈ごめんよ 憲法ぐらい変わっても生活はたいして変わらないと思ってね〉〈だって新聞やテレビですごく宣伝してたのよ〉〈そしてすぐに選挙があったの 憲法改正の意味も分からないままに投票しちゃったのよ〉

 マンガでは改憲後、スパイ防止法や有事立法などが次々と可決。世界で孤立した日本は政府が非常事態を宣言。総理大臣が握り拳を挙げながら特別放送でこう訴える。

〈強い軍隊を持って自分の国を守ることがなぜいけないのでしょうか!〉〈国民のみなさん!自分の国を守るための戦争です!正義の戦争です!〉

 最後は「夢」だったというオチがつくのだが、ストーリーは集団的自衛権行使容認の閣議決定から今に至る経緯とほぼ同じだ。

 自民党の改憲草案では「緊急事態」の際に首相に権限を集中させ、その「緊急事態」には「外部からの武力攻撃」が明記されている。もし、この改憲案通りになったら最悪だ。「正義の戦争」を叫びながら、自衛隊を戦争に送り出す安倍首相の姿が容易に想像できるからだ。

「第三文明社」は学会系の出版社だ。その学会が支持する公明党が安倍政権を支えているというのもデタラメな話だ。「この道しかない」の先にどんな地獄が待っているか。公明党、学会員は今こそ、このマンガを熟読した方がいい。


まんが・わたしたちの平和憲法


関連記事
≪創価学会の方必見!≫28年前の創価学会婦人部編のマンガが今の日本の状況とそっくりと話題に!
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/470.html




http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK208] (共産「人殺す予算」発言)民進・渡辺周氏「許せない。だから共産への警戒が残っている」と批判 (産経) : 野合は分裂含み

   
[私のコメント]
  
   
■ 共産「人殺す予算」発言  民進党の渡辺周元防衛副大臣が共産党を厳しく批判 
共産党は口先だけの謝罪

> 民進党の渡辺周元防衛副大臣は29日夜のBS11番組で、参院選で共闘する共産党の藤野保史衆院議員が防衛費を「人を殺すための予算」と発言して政策委員長を事実上更迭されたことについて、
「防衛省で(政務)三役をやった人間として許せない発言だ。
こういう前時代的なことを言うから、共産党に対する警戒が今も残っている。
  
   
以上のように、民進党の元大臣である渡辺周は、共産党が防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことについて、
「許せない発言」、「前時代的」、「共産党に対する警戒が今も残っている」と厳しく批判しました。

発言が大きな批判を浴びたため、共産党はやむなくこの発言について謝罪。

しかしその謝罪が本心ではないことは明らか。
共産党は他でも同様の主張を繰り返しているのです。(下記参照)

『共産党が「自衛隊は人殺しの訓練」とのチラシを配っていた  他の議員も同様の発言  自衛隊は人殺しは共産党の本心だった』
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/559.html


そしてここまで厳しい発言をしている以上、渡辺元大臣が共産党を信用していないことは明白です。

「共産・民進党」野合は、早くも分裂含みとなったわけです。


[記事本文]

 民進党の渡辺周元防衛副大臣は29日夜のBS11番組で、参院選で共闘する共産党の藤野保史衆院議員が防衛費を「人を殺すための予算」と発言して政策委員長を事実上更迭されたことについて、「防衛省で(政務)三役をやった人間として許せない発言だ。こういう前時代的なことを言うから、共産党に対する警戒が今も残っている。変わってもらわなきゃ困る」と批判した。

 同じ番組に出演した公明党の遠山清彦党国際局長が「元防衛副大臣の渡辺氏として、発言についてどう思うのか」と質問した。遠山氏は「(藤野氏は)後に撤回したが、極めて不見識な、また自衛隊員に対して失礼な発言だ」と批判した。

 番組には共産党の笠井亮政策副委員長も出演。笠井氏は「党の方針と異なる誤った発言だったので、おわびして撤回した。(藤野氏)本人も政策委員長を辞任した。軍事費に対する党の考え方が違っていた」と釈明した。その上で「軍事費について言うと、海外派兵型の装備や米軍への思いやり予算などは削って暮らしに回せというのが党の方針だとはっきり申し上げておきたい」とも語った。

http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290096-n1.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ベッキー、舛添…“公開処刑”に室井佑月が「酷いよ」〈週刊朝日〉
           海外メディアを参照にしなければ、日本の現状はわからない?(※イメージ)


ベッキー、舛添…“公開処刑”に室井佑月が「酷いよ」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160629-00000219-sasahi-soci
週刊朝日 2016年7月8日号


 作家・室井佑月氏は、日本のメディアは権力者に良いように利用されているという。

*  *  * 
 みんな、舛添さんの公金ちょろまかし騒動は興奮したね。なに? 舛添さんが辞任することになって寂しい? それって、「舛ロス」っていうんだって。

 なぁに、少しの我慢よ。すぐに、新たな生け贄が出てくるって。

 これまでもそうだったじゃん。舛添さんの前にはベッキーちゃん、小保方さん、佐村河内さん……。

 え? 怖くなってきた? 大丈夫。公開処刑される人々は、それぞれの業界で成功し、良い目を見てきた人だもん。

 あたしら、成功したことないじゃんか。死なないから生きているだけの、我々がターゲットになるわけないわ。

 いやぁ、ほんと公開処刑は楽しい。代わり映えがしない毎日が意外といちばんなんだって、しみじみと思えるよねぇーー。

 これが今この国の大多数なのだろうか。醜いよ。自分のほうがマシという気持ちが生きる支えで、そのために他者を叩く。ヘイトスピーチ団体と一緒だな。

 6月16日付の思想家・内田樹さんのブログ「内田樹の研究室」に、フランスのルモンド紙を訳した記事が載っていた。この国の舛添騒動について書かれた記事だ。

 ルモンドの情報筋によれば、<この攻撃は計画的なもので、官邸の暗黙の同意を得て行われた>という。

 そして、<政府にとって不都合ないくつかのニュースが結果的に報道されなかった>という。

<知事についての報道の開始は、英紙「ガーディアン」が2013年にブラック・タイディングに対してなされた130万ユーロの資金流入についてのフランス当局の捜査について報じた5月11日と同時期である>

 東京オリンピック招致のための賄賂疑惑だ。

<日本では、このニュースは二人の人物を巻き込む可能性があった>

 森喜朗元首相とJOCの会長の竹田恒和さん、バッチリ名前も書かれていた。

 それだけじゃない。

<(舛添騒動は)「パナマ文書」の暴露とも同時期だった。(中略)日本のメディアはこれについてほとんど何も報道していない>

<7月10日の参院選の選挙戦のスタートが丸ごと隠蔽された。これはさまざまな批判、とりわけ経済政策の失敗についての批判を回避しようとしていた政府にとってはまことに好都合なことだった>

 内田さんはこの記事を受け、

<自国で起きていることの「文脈」を知るために逐一海外のメディアを参照しなければならないという恥ずべき現実を日本のメディアはどれくらい実感しているのだろうか>

 と書かれていた。

 はっきりそういいたくないけれど、あたしは「恥ずべき現実」というものの中に、この国のメディアと、それを喜ぶこの国の人たちも確実に含まれていると思う。それぞれの心の後ろ暗さが、権力者に良いように利用される。そして、物事が正しく動いていかない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 藤野発言に対する産経新聞の異様な反共キャンペーン 「不適切」の独り歩き(弁護士 猪野 亨のブログ) 
藤野発言に対する産経新聞の異様な反共キャンペーン 「不適切」の独り歩き
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2176.html
2016/06/30 09:29 弁護士 猪野 亨のブログ


 共産党の藤野保史議員が「人を殺す予算」発言を巡って党の政策委員長を辞任した一件ですが、産経新聞が異様に執着をして報じています。

 産経新聞のサイトで「共産 藤野」で検索したら、すごい記事量です(重複もありますけれど)。

 しかも、タイトルがすごい「本性露呈」とか三流週刊誌並です。



 民進党の山尾志桜里政調会長もやり玉に挙げられています。

 同じNHKの討論番組で、他の出席者である与党、準与党議員が撤回や批判をしたのに、何故、黙りだったのかというものです。

音無しだった民進・山尾志桜里氏が「不適切」と批判 番組ではなぜ沈黙?」(産経新聞2016年6月29日)

「−−藤野氏の発言が出た番組内で、山尾氏は特に意見を言わなかった
 「もちろん司会から問われれば『不適切だと思う』ということは申し上げるつもりだったが、複数の政党の皆さんからその旨の示唆もあったし、私たちとしてはできればその番組の中で撤回をいただくのが一番良かったとは思うが、こういった形で藤野さんがしっかりと素直に謝罪をし、重たい形で責任をとったということを受け止める」」

 討論番組の中で言わなかったって、図々しく不規則発言したり、自分ばかり長時間、しゃべれるようなのは与党議員だったり安倍氏です。

「報ステ」党首討論が大荒れ「学級崩壊」状態 安倍首相側「演出は卑怯」とテレ朝批判」(J-CAST2016年6月22日)

「番組では、憲法と安保法制、消費増税、社会保障などテーマに議論。9党の代表者が次々に発言する中、安倍首相はたびたび手を上げて「答えましょうか?いいですか?」と他の人の発言に割って入ったり、他の人が意見を述べようとしたりすると「ちょっと待ってください」などと話し続ける場面が相次いだ。」

 討論番組の中では明らかに「不適切」な発言です。誤解も生みます。

 キーワードによる説明は、分かる人にしか分かりません。その場で批判と言ってみたところで、その真意は何かとかが問題になるのに、進行内容が決まっている討論番組で無理に決まっているでしょうに。

 藤野氏が辞任したものだから、まるで鬼の首を取ったようなはしゃぎぶりだし、「お前はあのとき〜」という犯人捜しをしているかのような異様さではありませんか。

 産経新聞がとにかく、野党候補の一本化、しかも共産党が含まれていることから、使い古された「反共キャンペーン」をはって野党票を少しでも減らそう躍起になっていることがあからさまです。

公共の放送を使って自民党がなりふり構わぬ反共宣伝 安倍氏もワイドナショー出演??



 民進党岡田代表が無視と言っていますが、それが一番です。

民進党・岡田克也代表「野党共闘への影響ない」 与党の批判は「無視だ」」(産経新聞2016年6月29日)


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 参院選では自民党議員や自民党には投票しないようにお願いいたします
皆様、7月10日の参院選では自民党議員や自民党には投票しないようにお願いいたします。

参院選において、安倍総理および自民党は、改憲勢力で3分の2以上の議席を獲得して改憲を行うという本来の目標を隠して、アベノミクスは道半ばだから、更にアベノミクスのエンジンを噴かす、アベノミクスを後退させてもよいのか国民に信を問うのだ、アベノミクス、アベノミクスと叫んでいます。ところが、運よく改憲勢力で3分の2以上の議席を獲得すれば、選挙では安倍総理や自民党候補者の誰一人として改憲の「か」の字も言わなかった改憲に向かってまっしぐらとなるのは目に見えています。

安倍自民党は、貧富の格差拡大、子供の貧困の増加、エンゲル係数の増加、子供を産み育てることの困難さ、自殺者2万4千人、奨学金と言う借金を背負って社会人となる学生の増加など、国民生活、特に若者の生活の困難さの解決にどれ程の成果を上げたのでしょうか。
今年の3月に行われた独身男女の結婚に関する調査によれば、「結婚したい」独身男女は、20代男性で3年前の67.1%から38.7%に、女性は82.2%から59.0%になり、3年前から約25%減っています。30代では10%以上減っています。結婚できない理由は、男性では「家族を養うほどの収入がない」が最多であった。若者が困窮しており将来の見通しもつかない状況にあります。結婚する男女が激減する状況で出生率を上げるなど不可能です。若者の未来を破壊しているアベノミクスは、失敗であることが明らかです。

さらに、安倍自民党は、民主主義にとって最も重要である多様な意見を尊重する姿勢や報道の自由を尊重する姿勢に欠けており、このことは、世界における報道の自由度ランキングが韓国より下位の72位であることに示されています。

安倍自民党は現在の日本国憲法を尊重せず、むしろ蔑んでいます。このような政党が、国民の一人一人が真に幸福な境涯を送れるように日本国憲法を改正することなどあり得ません。自民党の改憲案は国民主権や基本的人権をないがしろにし、1%のために99%の国民を支配しようとする悪法です。多くの国民が不幸になることは明白です。世論調査で、安倍政権下での改憲に60%近くの国民が反対しているのは当然です。

また、安倍自民党では中国や韓国など近隣の国々と平和の関係を築くことはできません。アジア太平洋戦争を正当化し加害責任の自覚に乏しく、中国や韓国の人々をさげすむような勢力を背景とする政治では、東アジアの平和を築くことも日本の平和も守ることもできません。ひいては、世界の恒久平和、生命の尊厳を守ることも、それに資することもできません。

どうか、皆様、参院選では自民党議員や自民党には投票しないように、切にお願いいたします。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 都知事選「小池氏、有力候補の一人」 官房副長官が見解 (朝日) : 都知事選は 自民党の有力議員 小池百合子で 決まりか
  
   
[私のコメント]
   
   
■ 桜井パパの出馬固辞を受けて 自民党が小池百合子推しへ  民進党は候補擁立が難航  小池有利で都知事選へ

> 自民党東京都連幹事長代行の萩生田光一官房副長官は30日午前の記者会見で、都知事選への立候補を表明した自民党衆院議員の小池百合子・元防衛相について、「豊富な政治経験をお持ちで、候補者としての有資格者であることは否定しない。今後は有力な候補の一人としての対応を考えていくことになるんじゃないか」と述べた。


以上のように、桜井パパの都知事選出馬固辞を受けて、萩生田官房副長官の発言トーンが変わってきました。
自民党として小池百合子を推す流れができそうです。

知名度が高く政治家としての実績、経験が豊富な小池百合子が出馬宣言をしたことで、保守系の候補として手を上げる人がいなくなる可能性が高くなりました。

必然的に、自民党は小池百合子を推薦するしかなくなるわけです。


片や民進党は、野党統一候補を模索していますが具体的な名前はなく、手詰まり状態。
野党統一候補ということで選択肢を縛ってしまっているためでしょう。

蓮舫に逃げられた今、民進党は有力候補を擁立できないのではないでしょうか?

都知事選の方向がだいぶ見えてきましたね。


[記事本文]

自民党東京都連幹事長代行の萩生田光一官房副長官は30日午前の記者会見で、都知事選への立候補を表明した自民党衆院議員の小池百合子・元防衛相について、「豊富な政治経験をお持ちで、候補者としての有資格者であることは否定しない。今後は有力な候補の一人としての対応を考えていくことになるんじゃないか」と述べた。

 萩生田氏は「小池さんは環境大臣、防衛大臣、党の総務会長まで務められた」などと「有資格者」の理由を説明。ただ、小池氏の突然の立候補表明には「戸惑いを受けた。都連に候補者の選定を一任された側にいた人ですから、執行部の方に話をされたほうが順序としてはよろしかったんじゃないか」と指摘した。

http://www.asahi.com/articles/ASJ6Z3VXSJ6ZULFA00H.html
   
    
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 不毛の参院選をダメ押しした小池百合子の立候補宣言  天木直人

不毛の参院選をダメ押しした小池百合子の立候補宣言
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/06/30/post-4850/
30Jun2016 天木直人のブログ


 小池百合子が、後出しじゃんけんとは真逆に、突然、先走り立候補宣言をしたのには心底驚いた。

 この背景に裏があれば別だが、私は単純な小池百合子の暴走だと思っている。

 私は今度の東京都知事選挙にはまったく関心はない。

 誰が立候補し、誰が勝っても、負けても、都政はおろか、国政に何の影響もないと思うからだ。

 しかし、既存の政党、政治家の権力欲や浅ましさを見極めるには、格好の見世物だと思っている。

 多少なりとも小池百合子と言う政治家を知ってる私は、今度の「崖から飛び降りる」という決断を、いかにも彼女らしいと思って受け止めた。

 もはや政治家としての将来性はない事を自覚した彼女は、それでもただで終われなかったのだ。

 自民党からの公認要請がないと見限って、自民党としての政治家を捨てて自ら手をあげたに違いない。

 もちろんただの自爆ではない。

 混迷する都知事レースを見て、先に手をあげることによって勝算あり、と賭けに出たのだ。

 これにあわてたのは自民党東京都連だ。

 沽券にかけて桜井パパを公認する動きを加速させようとしている。

 果たして安倍自民党はどう反応するのだろうか。

 嫌がる桜井パパを、菅官房長官は本気で口説くのか。

 私なら、繰り返し書いてきたように、今度の都知事選に独自の候補者を立てない。
 相乗りして負けるリスクを避け、ただでさえ大変な国政に集中する。

 もし安倍・菅コンビが、桜井パパでも、それより勝てそうな誰でもいいが、独自の候補者を民進党より先に立てるなら、負けるかもしれないというおそれを抱いて戦わなくてはいけない。

 大きな間違いである。

 しかし、小池百合子の先走り立候補宣言で安倍自民党以上にあわてたのは民進党に違いない。

 なにしろ自民党との相乗りだけはしないと繰り返し公言し、独自候補にやっきだからだ。

 しかし、この時期に、民進党公認で立候補する者など、まともな人物なら出てくるはずがない。

 ましてや勝てる候補など、まず見つからない。

 唯一の候補者が蓮舫だったのだが、自公が牛耳っている東京都議会相手に何も出来ない事を知って、あっさり見送った。

 果たして民進党は蓮舫が消えた後、誰を担ぎ出すのか。

 小池百合子といえども、知名度と実績はある。

 それに勝てる候補者はそう簡単に見つからない。

 宇都宮弁護士のように、左翼、反権力の候補者なら、絶対に勝てないだろう。

 取りざたされる候補者の中では片山善博しかいないと私は早々と断言して来た。

 彼が受けるかどうかわからないが、いずれにしても民進党は国政の劣勢を跳ね返すには勝てる候補者を探すしかなく、それは取りも直さず、自公が相乗りできる候補者にならざるを得ない。

 私が今度の東京都知事選に関心が無い理由がそこにある。

 しかし、そんな不毛な東京都知事選挙でも、マスコミにとっては格好のネタだ。

 小池百合子が先走って立候補宣言してくれたおかげで、これから毎日のように東京都知事選の報道を始めるだろう。

 ただでさえEU離脱問題で忙しいのに、東京都知事選が加わり、天下分け目の7月10日の参院選がますますかすんで行く。

 その裏で、存在感を増すのが東京都議会議員たちだ。

 与野党を問わず、都民の為にロクな仕事もしないで、分不相応な議員報酬を手にし、巨大な利権を動かして都政を牛耳る。

 東京都議会議員こそ、国会議員の悪しきコピーだ。

 国民やメディアの監視の目が届かないだけ悪質だ。

 東京都知事選挙とそれを左右する東京都議会議員こそ、既存の政党、政治家の合わせ鏡である(了)


関連記事
自民都連はカンカン 小池百合子氏「都知事選出馬」のウラ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/564.html

<都知事選>小池百合子元防衛相が出馬表明 「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/555.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「こんな演説見たことがない」、三宅洋平候補の選挙演説が話題に!演説動画の再生数が17万回を突破!
「こんな演説見たことがない」、三宅洋平候補の選挙演説が話題に!演説動画の再生数が17万回を突破!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12280.html
2016.06.30 12:00 情報速報ドットコム




東京選挙区から出馬を表明した三宅洋平候補の演説動画がネット上で話題になっています。6月23日に高円寺駅で行われた三宅洋平氏の演説動画は再生数が17万回を突破しており、参議院選挙の全ての候補者の中でダントツの再生数となっていました。

三宅洋平氏の聞きやすい声と引き込まれるような内容で「最後まで見てしまった」という声も多く、立候補が遅かったことを考えてもかなりの勢いがあると言えます。


20160623三宅洋平 選挙フェスDay2 JR高円寺駅北口 東京都選挙区 参議院選挙


↓再生数は数日で17万回を突破。



以下、ネットの反応






























20160627三宅洋平 選挙フェスDay6 JR町田駅前 東京都選挙区 参議院選挙





Broadcast live streaming video on Ustream


記事コメント


神がかりだね。


こんな人が国会に入れたらワクワクするね。


くだらん茶番政治も彼の登場で面白くなることは間違えない。
[ 2016/06/30 12:09 ] 名無し [ 編集 ]


演説回数こなすたびにどんどん腕上げてるし聴衆もすごい増えてる。


本当に一人一人が立ち上がれば世の中の現状を打開して真に平和な未来を創れると思う。


こんなに政治に期待できる候補者は初めてだ。
[ 2016/06/30 12:19 ] 名無し [ 編集 ]


17万、三宅洋平にとって特別な数字。
東京選挙区の今回はさらに票を増やす必要がある。
[ 2016/06/30 12:19 ] 名無し [ 編集 ]


ひげと知性は関係ないからね、
馬鹿より全然いいよ、首相がプライマルの馬鹿だから頭が痛いよ。
[ 2016/06/30 12:21 ] 名無し [ 編集 ]


愛国太郎よ、無理せずに素直になれよ!


あんたもみんなと同じ魂を持った人間だろ?


品位を落としてるのは強い奴が弱者を貶めてる今の政治だよ!
[ 2016/06/30 12:25 ] 名無し [ 編集 ]


汚くで品質が落ちるのはウヨったおじさんの愛国太郎のアンタのことw
[ 2016/06/30 12:25 ] 名無し [ 編集 ]


演説なんてマイクとカンペがあれば誰でもできる
問題は政策だ
[ 2016/06/30 12:30 ] 名無し [ 編集 ]


動画全部観ました。こうした演説できてる人ほとんどいないよね。わかりやすいし、応援してます。
[ 2016/06/30 12:36 ] 名無し [ 編集 ]




http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪おもろい≫自民・稲田政調会長が日曜討論でウソをつく!裏表の顔の使い分けが凄まじい!(動画1分)
【おもろい】自民・稲田政調会長が日曜討論でウソをつく!裏表の顔の使い分けが凄まじい!(動画1分)
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/18782
2016/06/30 健康になるためのブログ






「憲法を護ること」は「主権国家の放棄だ」稲田朋... 投稿者 gomizeromirai


http://www.dailymotion.com/video

しかも、民進党の山尾志桜里政調会長が「いまの憲法を悪い憲法だと思っている自民党」と話すと、稲田政調会長はすかさず「思っていません(笑)」「レッテル貼って批判するのは止めたほうがいいですよ」と、安倍首相が乗り移ったかのようにおなじみのフレーズで割って入った。そして、こう言い切ったのだ。
「自民党の出している憲法草案も、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重、これまったく変えません」
 よくテレビの生放送で断言したものだ、と感心すらしてしまいそうになる。それは、自民党の憲法改正草案とは、ずばり「国民主権、平和主義、基本的人権の尊重」の3つをことごとく否定する中身だからだ。


以下ネットの反応。










日本国憲法をメチャクチャにけなしているのは自民党の支持者の集会ですね。今の自民党を熱烈に支援している人たちの前ではこういった過激なことを言わないと認められないわけです。戦前と大日本帝国憲法が大好きな人たちですからね。

でも〜、テレビとかでそんなこと言ったら視聴者がドン引きして投票してもらえないので、国会やテレビの前ではウソをつくんですね。ウソつきに政治家やらしといていいんでしょうか?

この動画の編集は秀逸ですね(笑)



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ≪日本会議の研究≫ 「一群の人々」が憲法改正を推進する危うさ(田中龍作ジャーナル)
【日本会議の研究】 「一群の人々」が憲法改正を推進する危うさ
http://tanakaryusaku.jp/2016/06/00013924
2016年6月30日 14:35 田中龍作ジャーナル



バスを連ねて動員をかけた憲法改正1万人集会。一般の参加者は少なかった。=昨年11月、武道館。撮影:田中=

 文・ライター 中山栄子

 ノイホイこと菅野完(すがの・たもつ)氏の近著『日本会議の研究』。

 著者は、自らを保守で右翼であると規定し、反原発運動や反ヘイトスピーチにも携わるなどしてきた人物だ。その右翼がなぜ右寄りの団体を研究するようになったのか。

 今までの街宣右翼とも民族派右翼とも違う「一群の人々」が政権の中枢に入り込み、憲法改正という名の明治憲法回帰に手を付けようとしている。

 菅野氏が炙り出した彼らの正体は、神がかりな元右派セクト学生集団だった。
 
 昨年、戦争法の国会審議中のことを思い出す。菅官房長官は「多くの憲法学者が合憲だと言っている」と突っぱねた。反対運動に立ち上がった学者の会メンバーにも、安倍政権と御用学者達は動揺しなかった。学問世界のヒエラルキーが何の役にも立たないことに、さしもの東大名誉教授らも驚いたことだろう。

 疑問に思っていたが本書を読んで氷解した。安倍政権の御用学者は「学者が政権におもねっている」のではなく、「新興宗教の信者が大学教授になった」ということなのだ。

 本書を読んだ多くの人は、日本会議のルーツが長崎を中心にした九州「生長の家」信徒の右派学生によるセクト運動であることを知るようになった。

 そこから新旧の自民党議員・・・衛藤晟一、井脇ノブ子といった人々を輩出してきたことも明らかにされた。戦争法を合憲と論じた百地章・日大教授も古い仲間だ。

 彼らは学生運動華やかりし頃、学園正常化(授業再開)運動を機に政治活動を始めた。その原動力は左翼を圧倒することにあり、実際は殴られたから殴り返すという、半世紀にわたる私怨を晴らすことにある。


「一群の人々」が様々なルートから安倍官邸に入り込んでいることを説明する菅野完氏。肝心なところは目に見えない。=20日、都内の講演会で。撮影:田中=

 左翼を圧倒し、私怨を晴らした先にどんな社会を作るビジョンがあるのか?日本会議は自ら改憲案を持たずに、自民党改憲草案イコール改憲の中身としている。

 この「一群の人々」が繰り広げる運動に祖父・岸信介を引き摺り下ろした左翼に私怨を持つ安倍晋三が引き寄せられた。

 自前の改憲案は持っていないが「現行憲法は日本語になっていない」とつぶやく中山恭子議員のような心情的改憲派も集まってくる。

 偉そうな人たちが皆入っているから、俺たちも入っておこうと地方議員が押し寄せる。天皇崇拝から、神道も新興宗教も寄って来る。日本会議はバキュームクリーナーのようにあらゆる右派的なものを吸い寄せている。

 日本会議を生んだ「生長の家」は代替わりし、先日、自民党を支持しない旨の声明を発表したことで話題になった。だが、日本会議にとっては痛くも痒くもなかったに違いない。

 日本会議の中心を占める人々は、初代教祖の書いたものだけを信じる原理主義者だからだ。

 稲田朋美・自民党政調会長が、祖母から受け継いだ谷口雅春の『生命の実相』をぼろぼろになるまで読み込んだ、という写真が掲載されたページは、読む人を驚愕させる。この人も信者が政治家になったのだ。

 日本会議が改憲発議のための重要な選挙であると位置づけた参議院選挙はすでに始まってしまった。日本会議が強調する「すみやかな憲法改正発議の実現を!」が本当の参院選の焦点なのだろう。

 イギリスのEU離脱国民投票は猶予期間も地域の独立もあるだろう。だが、日本では憲法改正の国民投票が通ってしまえば、すぐにでも緊急事態条項が発令され自由は終焉を迎える。


憲法記念日の改憲集会に先立ち、緊急事態条項を強調するアニメが上映された。=5月3日、砂防会館。撮影:田中=

  〜終わり〜



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK208] ついに本音か 石破地方相が応援演説で“アベノミクス批判”(日刊ゲンダイ)


ついに本音か 石破地方相が応援演説で“アベノミクス批判”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184673
2016年6月30日 日刊ゲンダイ



政策通の意地なのか(C)日刊ゲンダイ

 うっかり口を滑らせたのか、あるいは本音が口をついたのか。参院選候補の応援で岩手入りした石破地方創生相の発言が波紋を広げている。

 29日午前、盛岡駅前でマイクを握った石破大臣は、アベノミクスをこう評したのだ。

「大胆な金融政策で円を安くし、輸出を伸ばし、株を上げてきた。そして、財政出動で公共事業を行い、経済が停滞しないようにした。しかし、大胆な金融緩和はいつまでもいつまでもできるものではない。財政出動もいつまでもどこまでもできるものではない」

 要するに「異次元の金融緩和」と「財政出動」で回してきたアベノミクスの限界を暴露し、「アベノミクスのエンジンを最大限ふかす」とかいう主張で選挙戦を乗り切ろうとしている安倍首相を、真っ向から否定したようなものだ。

 現地で取材したジャーナリストの横田一氏は言う。

「石破大臣は、地域の資源を生かす『里山資本主義』を唱えるエコノミスト、藻谷浩介さんの信奉者。演説は藻谷さんの提言をなぞったようなもので、アベノミクスに批判的な藻谷さんを、安倍首相は非常に煙たがっています。午前中の駅頭のほかに、夕方の候補者の個人演説会でも同じ話を繰り返し、〈円安や株高で恩恵を受けた岩手県民はほとんどいない〉という発言に、ウンウンとうなずく聴衆が目立ちました。地方に恩恵が行き渡っていないと認める発言は、まるで野党議員のよう。閣僚や党幹部がアベノミクス礼賛一色の中、ブレずに持論を述べる石破大臣に、ある種の覚悟を感じました」

 そもそも石破大臣と安倍首相の間には、2012年の自民党総裁選で亀裂が入ったまま。党員票で石破大臣を下回った安倍首相が決選投票の国会議員票で辛勝し、“石破封じ”で閣内に取り込んだ経緯がある。石破大臣が面白いわけがない。政策通を自任する石破大臣が意地を見せたのか。安倍政権の終わりを見通したのか。























http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 小池百合子、無料の議員会館を「事務所」としながら、事務所費4200万円超、光熱水費300万円超を計上
小池百合子、無料の議員会館を「事務所」としながら、事務所費4200万円超、光熱水費300万円超を計上
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f75f511a0eea10222db271972c6a9b2f
2016年06月30日 のんきに介護


きっこ@kikko_no_blogさんのツイート。


――小池百合子の政治資金管理団体「フォーラム・ユーリカ」が、家賃や水道光熱費が無料である議員会館を「事務所」としながら、2001〜2005年までに事務所費4200万円超、光熱水費300万円超を計上していることが明らかになった。これって架空計上による政治資金のパクリだよね。〔16:04 - 2016年6月29日 〕——


自民党には


こんなしかおらんのでしょうな。


人材、払底!


という言葉、


思い出したですよ。















http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/613.html

記事 [政治・選挙・NHK208] これが争点だ バクチに溶けたGPIFと郵貯マネー15兆円(日刊ゲンダイ)



これが争点だ バクチに溶けたGPIFと郵貯マネー15兆円
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184621
2016年6月29日 日刊ゲンダイ 文字起こし



国民の資産を犠牲に(C)日刊ゲンダイ

 これは参院選の重大な争点だ。国民の虎の子の金をバクチに突っ込むような暴挙は、今すぐやめさせなければならない。

 英国のEU離脱ショックで、世界の株式市場は不安定な状態が続いている。週明け27日も、欧米主要市場の株価は軒並み下落。それを受けて、28日の日経平均も全面安で取引が始まった。前場には下げ幅が一時、前日比300円を超える場面もあった。

「ところが1万5000円を下回ると、株価指数先物にすかさず買いが入る。後場も内需株を中心に買いが入り、終値は前日比13円93銭高の1万5323円14銭と、辛うじて1万5000円ラインを死守しました。公的年金資金の買いが相場を押し上げたとみられます」(市場関係者)

 いまだに「アベノミクスを進めるか否か」とか言って、ありもしない経済政策の成果をアピールする安倍政権としては、何としても参院選の投票日まで、これ以上の株価下落は避けたいところ。公的資金で必死に買い支えているのだろうが、年金の運用損が膨らむ中、さらに年金を市場にブッ込むなんて常軌を逸している。国民の大切な資産が株価操作の道具に使われていいのか。国民はもっと怒らなければダメだ。

 安倍政権は14年10月、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用比率を変え、リスクが高い株式投資を50%にまで倍増させた。その結果、巨額の運用損を出している。

 英国のEU離脱ショックで株価が暴落した24日は、国内株式が1.9兆円、外国株式は1.7兆円の運用損を出したという試算もある。たった1日で3.6兆円の損失だ。昨年度の想定損失と合わせれば8.6兆円である。

■株安による損失ではなく「人災」

 民進党は早速、調査チームを立ち上げ、「EU離脱による株価暴落で、どれだけの年金が失われたのか」と問いただしたが、GPIFの担当者は「年金の積立金の運用は長期的な観点から行うものなので、短期的な動向に過度にとらわれてはいけないと考えている」とノラリクラリ。長期的な観点から見て年金に影響がないのなら、具体的な数字を公表すればいいのだ。公表できないほど巨額の損失が出ているのかと、ますます国民は不安になる。調査チームの山井和則衆院議員が言う。

「アナリストの試算によれば、昨年度だけで5兆円の運用損失が出ている。さらに、英国ショックで損失が膨らんだ可能性が高い。問題は、これが単なる株安による運用損ではないことです。ポートフォリオ(資産構成割合)を変えていなければ、損失はほとんど出ていなかった。株安になっても、国債が上がっている分でトントンになったはずだからです。だからこそ、我々は安倍首相がポートフォリオを変えて株式などのリスク資産の比率を上げると言った時に反対した。今回の損失は紛れもない人災です。目先の株価底上げのために、国民の年金を犠牲にした。これがアベノミクスの本質なのです」

 民進党の長妻昭衆院議員が14年12月に提出した質問主意書で、08年のリーマン・ショックと同様の経済状況におけるGPIFの想定損失額について質問したところ、政府の答弁は、何と「約26・2兆円」というものだった。リーマン・ショック当時の損失は9兆円。運用比率を変えたことで、3倍もの損が生じる可能性があるわけだ。


1日で3・6兆円が吹っ飛んだ(C)日刊ゲンダイ

「消えた年金」ならぬ「溶かした年金」が最大の焦点

 さすがに安倍もヤバイと思ったのか、27日にフェイスブックでこう釈明していた。

〈「株価下落により、年金積立金に5兆円の損失が発生しており、年金額が減る」といった、選挙目当てのデマが流されています。しかし、年金額が減るなどということは、ありえません。このことを明確に申し上げたいと思います〉

 だが、これこそが悪質なデマというべきだ。

「5兆円の損失というのは昨年度だけの話で、今回の英国ショックによる株価暴落の影響は加味されていない。しかも、独法通則法によって、今月30日までには塩崎厚労大臣に昨年度の運用実績を報告することになっているのに、公表するのは7月29日だという。なぜ1カ月も空けなければならないのかと聞くと、GPIFは『精査する必要がある』と言った。精査すれば数字が変わるんですか? 14年5月に安倍総理はロンドンの金融街シティーで講演し、年金の運用実績を“フォワードルッキング”で見直すとブチ上げた。ダボス会議でも、年金資金を成長戦略につぎこむと宣言した。年金の株式市場への投入はアベノミクスそのものなのです。選挙でアベノミクス加速の信を問うと言いながら、参院選後まで運用実績を公表しないのは、年金損失隠しでしかない。安倍政権はその上、年金制度改革法案を国会に提出している。これは、ひと言で言えば年金給付引き下げ法案です。国民の年金を株式市場に突っ込み、損が出たら給付を削る。株式投資は本来、自己責任なのに、安倍政権は国民にリスクを押し付けて、ギャンブルをやっている。9年前は『消えた年金記録』が問題になり、安倍首相は退陣に追い込まれましたが、今回は記録ではなく、本当に年金が消えてしまった。バクチでスッてしまったのです。アベノミクスの加速を問うのなら、溶かした年金が何兆円に上るのか、政府は早急に公表する義務があります」(山井和則議員=前出)

 言うまでもなく、年金は国民の資産だ。安倍のものではない。ところが安倍は、今年2月の衆院予算委でシレッとこんなことを言っていた。

「想定の利益が出ないなら、当然支払いに影響する。給付に耐える状況にない場合は、給付で調整するしかない」

 つまり、株式運用で損が出れば、年金給付の減額もあり得るということだ。年金保険料は今年も上がった。国民は誰も虎の子の年金をバクチにつぎこめとは頼んでいない。独断で株式投資の比率を上げておいて、損が出れば国民にツケを回す。こんな身勝手が許されるのか。

■ゆうちょマネーも巨額損失

 アベノミクスの罪深さは、株式投資で巨額の損失を出しただけではない。GPIFは株式投資への比重を高めながらも、国債で安定利回りを確保するリスクヘッジをしていたのだが、マイナス金利政策まで踏み込んだことで、国債の運用も行き詰まっている。年金制度は完全に崩壊してしまった。このことこそが、参院選の最大の争点ではないのか。

「GPIFだけではありません。国民の貯金であるゆうちょマネーも相当の損失を出している。株式や外債のリスク資産比率を高めることについて、15年当時の井澤元社長は猛反対しましたが、政府の意を受けた日本郵政の西室前社長(当時)が押し切り、17年度までにリスク資産を60兆円まで増やすことを決めた。郵政現社長の長門氏はこれを前倒しで進め、さらに枠を広げようとしています。今のポートフォリオだと為替が円高に10円振れるだけで、5兆〜6兆円の損が出る計算です。現状では株式投資でも損が出ているはずですから、損失は6兆円以上に膨らんでいると思う。英国のEU離脱による株価暴落が続けば、10兆円近い損失が発生してもおかしくない。問題なのは、ゆうちょ銀行の自己資金が8.5兆円しかないということです。現時点で債務超過に陥っている可能性もある。それに、株式と合わせて60兆円に広げた外債のほとんどは米国債ですから、力関係からいって日本は絶対に売れない、つまり、国民の資産を60兆円も米国に献上したも同然で、犯罪的です。国民に対する重大な背信行為であり、逮捕者が出てもおかしくない事態ですよ。政治の安定などと言う前に、責任を取って落とし前をつけろと言いたくなります」(経済アナリスト・菊池英博氏)

 GPIFの損失と合わせると約15兆円だ。これ以上に膨らむ可能性もある。

 過去、年金の積立金で大きな損失を出してきたことは社会問題になった。社会保険庁が運営してきたサンピア事業の損失が、約1兆2000億円。GPIFの前身である年金福祉事業団のグリーンピア事業の損失が約3700億円。アベノミクスによる巨額損失は、比べ物にならないほど甚大だ。それでなお、「今後も自分たちに任せろ」と言うのは盗人猛々しい。国民の資産にこれだけの損失を出した以上、謝罪して、総辞職が筋ではないのか。有権者は参院選の投票先をマジメに考えないと、ツケが自分に降りかかってくる。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK208] この綺麗なお姉さん、誰?(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/06/post-1.html
2016-06-30


この綺麗なお姉さん誰? 整形手術でもしたの?



誰とは言いませんが、とんでもなく修正されている(笑)


コメント


ここまでするかぁーwww、でしょうか?トッパンの絵本、文革の肖像画、ピョンヤンの街角の(以下略)、そのあたりのノリですわ、人に依って文章打つ力が萎えるかも!?知れませんなっ。
しかしまあこんなにまで頼りになるレタッチ(?)ソフトの描画エンジンのパワー度高い事、
夫として帰宅したら思わず殴、おっーとそれはイカンイカン(っれ?違います?)、ダメですよぉーw。
ちょい真面目な話し、広義の表現の自由とかで撮影日時・修整制限とか無いんでしょうかね?
これもまた、かのザル法やらの恩恵なんですか?
投稿: ROM者です。 | 2016-06-30 18:37


参考画像







http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 無法地帯!、これが防衛大、自衛隊、戦争の実態だ(simatyan2のブログ)
無法地帯!、これが防衛大、自衛隊、戦争の実態だ
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12175886940.html
2016-06-30 15:17:20NEW ! simatyan2のブログ


私たちが普段、自衛隊に持つイメージ、それは地震や大雨で被災した
現場で活躍する姿しか思い浮かびません。

あとは政府とネトウヨが撒き散らしている、迫り来る近隣諸国の脅威
から国民を守るために、日夜軍事演習を行っている姿、程度ぐらいで
しょうか。

しかし実態は映画やドラマなどのような綺麗ごととは程遠いところに
あるようです。

たとえば自衛隊の幹部自衛官を養成する教育・訓練施設である、防衛
大学校というのがあります。

3月の卒業シーズンに、帽子を投げるシーンがテレビで放送されたり
してますね。

その防衛大で日夜行われていること、それは見るもおぞましい虐待の
連続だというのです。

今年3月、虐待を受けた入校者が、防衛省と上級生らを相手取って
賠償請求訴訟を福岡地裁に起こしました。

上級生が風俗行きを強要「拒否すると体にアルコールかけて燃やされました」――虐待横行する防衛大学の絶望的な日常
http://www.mynewsjapan.com/reports/2256

訴訟を起こしたAさんが証言する虐待は下記のようなものです。

◇「アイスピックで下級生を刺す」
◇新入生が毎日去っていく
◇「指導」というイジメ
◇部屋をめちゃくちゃにされる
◇4年生のボスが採点する「粗相ポイント」
◇下級生を襲う上級生
◇毎日のように殴る、蹴る
◇療養中に「遺影」の写真送りつける
▲自分が寝過ごした腹いせに、先輩はいきなり殴ってきたという。
▲深夜、全裸で腕立て伏せをさせるという虐待もしばしばあった。



◇「アイスピックで下級生を刺す」

 「上級生の言うことに下級生は絶対服従。どんなに理不尽なこと
  であってでもです。

  卒業式前夜には下級生の報復をおそれてピリピリしています。

  襲撃された卒業生が、アイスピックで反撃し、重傷者が出た事件
  もありました」

筋骨粒々とした体つきのAさんが、静かな口調で話す。

「(平気で下級生を虐待する)こういう人たちが自衛隊の幹部に
なって何十万人の自衛隊を動かす。

活動範囲が海外にどんどん広がっていますよね。

危なくないだろうか、前みたいに軍部が暴走とかしないか、とても
心配です」

全く狂気の沙汰とはこのことです。

しかし自衛隊の虐待はもっと酷いもので証拠写真も大量にあります。

ただ、過去記事で紹介したところアメブロに速攻で削除されてしま
いました。

だからここでは上記以上の虐待については書けませんが、つい先日
京都の陸上自衛隊大久保駐屯地で起きた事件について書いておきます。

部下に熱いラーメンの汁かけられ自信喪失、失踪 20代の幹部自衛官を懲戒免職
http://himasoku.com/archives/51959163.html

部下の隊員2人=いずれも懲戒免職=から熱いラーメンの汁をかけ
られ、同月15日から出勤せず所在不明となり、昨年10月に実家
にいることが確認されるまで欠勤を続けた、という部下が上官を
「いじめた」少し変わった事件のようですね。

こうなると縦社会も規律も何もあったものじゃないです。

多分こうした事件が表ざたになるのは氷山の一角だと思います。

宗教の世界でもそうですが、閉鎖性が高く、正当化する理由が提供
される領域では陰湿ないじめ、いわゆる私刑という「教育、訓練」
が堂々と行われているんでしょうね。

しかしこれは訓練でもなければ規定違反の罰でもない、ただの暴行
なのです。

こうした組織の閉鎖性が人間の病的な部分を呼び起こすわけですが、
社会がこれを「自衛隊だから、軍隊だから」と許すとしたら最大の
問題です。

少し前に慰安婦問題で、「あった」「なかった」と騒いだことがあり
ましたが、閉鎖された組織内で、なおかつ戦争と言う実践の最中
なら、「慰安婦が存在した」ことも「虐殺レイプ」があったことも
何ら不自然では思えなくなってきますね。

家庭内では良き夫が、良き父親が、あるいは恋人が、異常な状況下
で狂ってしまうのが戦争です。

下の画像はシリアの、わずか8年前の写真です。





そして下が8年後、アメリカなどの空爆によって変わり果てた姿です。





歴史も、文化も、街も、人も、全て破壊するのが戦争です。

しかし外敵もさることながら、人は内部の敵(組織の異常性)とも
戦わねばならないのです。

政府の飼い犬ネトウヨは、

「憲法九条が他国の攻撃から守ってくれるのかよ」

などと馬鹿なことを言って煽ります。

そもそも憲法というものは、他国から自国を守るものではなく、

政府から国民を守るための法律なんですね。

それでなくても現政権は国民を縛り付けることこそすれ、外敵から
国民の命を守るつもりなどないのは前の記事で書いたとおりです。

子供が勝手に自衛隊の敷地内に入っても一週間も気がつかず、

中国の軍艦に月3回のペースで領海内に入られ、

実弾と空砲の区別もつかずに75発も発射する体たらくで、

どうやって国民を守ることが出来るんですか?

安倍自民に政治を任せてもうすぐ4年、治安も経済も悪化している
証拠は山ほどあります。



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」 菅野完さんへの電話 犯人が日本会議と繋がりあるかは重要(日刊ゲンダイ)


室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」 菅野完さんへの電話 犯人が日本会議と繋がりあるかは重要
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184701
2016年6月30日 日刊ゲンダイ 文字お越し



「ぶっ殺す」と脅された菅野完さん(C)日刊ゲンダイ


「ぶっ殺す」

 これは「日本会議の研究」を書いた菅野完さんにかかってきた電話。6月24日付の日刊ゲンダイ本紙の記事で知った。

 20日、菅野さんが携帯電話に出ると、相手は日本会議の正会員を名乗って、

「あれを出版したことで身辺におかしなことが起きていないか?」

 と言われた。

「脅迫電話ですか?」

 そう尋ねるとガチャリと通話が切れ、留守電に「ぶっ殺す」と残っていたんだという。

 菅野さんは麻布警察に被害届を出し、現在は捜査中とのこと。

 この事件については、ぜひ後追い取材をして欲しい。どういった人間が犯人なのか知りたいから。

 犯人はほんとうに日本会議とつながりのある人なのか。それとも違うのか。はっきりさせなきゃね。結構、重要なことよ。

 なにしろ、日本会議の関連団体に安倍内閣の主要閣僚の約8割が名を連ねている。

 実はさ、反体制側のコメントを出したり記事を書いたりしているあたしの知り合いも、おなじようなことをされて警察に被害届を出した。

 どういう人がやってるの? 単独でやってるの? それとも組織みたいなものに頼まれて行動してるの? 自分と違う意見の人がいたら、負けずに自分の意見を言えばいいだけの話じゃん。

 殺害予告とまでいかなくても、嘘やデマをしつこく拡散されたりもして。辻元清美さんの「デマとデモクラシー」を読んでみ? あそこまでいかないが、あたしも似たようなことされておる。

 やめてくれない? テレビ局なんかに、やたらと統率のとれた気持ち悪い凸電をかけるのは。

 あ、そうそう、大事なこと言うの忘れてた、先週発売したあたしの新刊「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)も、ぜひご購入お願いします!

 成績が悪いと、意見をいう場が失われてしまう。新しい本が出せなくなる。どうか、お願い!


関連記事


2016年6月23日 日刊ゲンダイ


日本会議批判の菅野完氏が脅迫被害 留守電に「ぶっ殺す」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/349.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 選挙戦で憲法改正の話題を封印の安倍首相「本丸は9条」か(週刊女性PRIME)

選挙戦で憲法改正の話題を封印の安倍首相「本丸は9条」か
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160630-00028937-jprime-soci
週刊女性PRIME 6月30日(木)16時0分配信


 安倍首相は参院選公示日の6月22日、震災の爪痕が残る熊本城を背にマイクを握った。

「私は、どうしても熊本から第一声を発しようと考えました。震災後、一生懸命に復旧に向けて頑張っておられる熊本のみなさまを少しでも励ましたい。熊本の復興に対する私たちの強い意志を全国に発信しよう。そう考えたのであります」

 7月10日の投開票日に向け、改選121議席を争う与野党の舌戦が全国各地で続く。

 首相の第一声に偽りはないと信じたい。しかし、2013年7月の参院選と、翌'14年12月の衆院選では、東日本大震災の被災地・福島で第一声を発し、いずれも選挙戦勝利に結びつけている。熊本では“単なるゲン担ぎだったのではないか”と疑う声も出たという。

「被災者が求めているのは首相の演説ではない。やる気アピールでもない。早期復興に向けた目に見える具体的な支援だ」(地元記者)

 懐疑的な目で見られるのは、首相の不誠実な態度と無関係ではないだろう。昨年9月、安保法制の強行採決が猛批判を浴びた。

 国会前を埋め尽くした大規模デモで怒りの民意が示された。首相は法案に反対する国民に対し、「粘り強く丁寧に説明していく」と約束した。

 しかし、行動は伴わなかった。今年3月、安保法制は施行された。

 絶好の説明機会である参院選に突入しても、首相は頑なに口を開こうとしない。安保法制の必要性を説くどころか、多くの憲法学者らが「違憲」と断じたことについて反論・釈明する気配もない。

 逆に首相は熊本の第一声で、脅すような選択を迫った。

「まだ確かにアベノミクスは道半ばであります。だからといって、この政策をやめてしまえば、暗く停滞した(旧民主党政権)時代に逆戻りすることになります。選挙戦で問われているのは、この経済政策を力強く前に進めていくのか、あるいはやめてしまって、若い人が頑張っても就職できなかった暗い時代に逆戻りするのか、それを決める選挙であります」

 当然、野党は黙っていない。特に幹部の応援演説が鋭さを増している。

 民進党の野田佳彦元首相は、地元・千葉の応援演説で「アベノミクスは害毒をバラまくだけであって、争点じゃないんですよ」と説明した。

「3年前も“アベノミクス”と言った参院選。景気よくなりましたか? ならない。じゃあ、国会でいちばん彼らが力を入れたのは何ですか。特定秘密保護法の強行採決です。衆院解散のときも“争点はアベノミクス”と言っていましたね。やったのは何ですか。安保法案の強行採決じゃないですか。今回もまたアベノミクスで争点をごまかして幻惑している。やりたいことは憲法改正ですよ」(野田元首相)

■王道からはずれた邪道、破道、外道の政治

 憲法改正は安倍首相の宿願といわれる。自民党は憲法改正草案(下記「注目ポイント」参照)をつくり上げ、連立与党を組む公明党と改憲に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の協力を得て、衆参そろって憲法改正発議に必要な3分の2議席以上の勢力確保を狙う。

 安倍首相は今年1月、憲法改正について「参院選でしっかりと訴えていく」と明言していた。

 ところが、公示前日の与野党の党首討論では、「すでに改正案を示している。(条文を)どう変えるかを決めるのは、選挙ではなく国民投票だ」(安倍首相)

 と話をすり替えた。

 これに怒った野田元首相は街頭演説で「3分の2議席を獲得したら、あとは任せろということ。こんなやり方、認めていいんですか」と聴衆に訴えかけた。

「このやり方は今の白鵬の相撲に似ています。八百長問題のころは1人横綱でよく頑張っていました。最近、力が衰えてきたぶん、立ち合いが汚い。いつも左手で張り手ぎみにフェイントをかけ、相手がひるんだところに右手で“かち上げ”なんです」

 かち上げとは、前腕を胸の前に構えて相手力士に体当たりする技。プロレス・格闘技ファンで知られる野田氏は身振りを交えて続ける。

「かち上げは認められている技ですけど、白鵬はヒジを相手の顔面に入れるんです。(プロレス技の)エルボーです。豪栄道は顔面骨折、勢は失神しました。顔は鍛えられない。今やっている安倍政治は同じです。

 左手で張り手とみせかけ、実は右手で安保法案強行採決。今度は憲法改正です。顔面骨折するのは国民ですよ。こういう王道からはずれた邪道、破道、外道の政治を、みんなで倒していこうじゃありませんか!」(野田氏)

 街宣カーの隣に立つ蓮舫代表代行も苦笑い。妙な熱を帯びた演説に聴衆は沸いた。

 別の日。千葉・習志野市では共産党の志位和夫委員長が一本気な熱弁を振るった。

 民進、共産、社民、生活の野党4党は「安保廃止」「改憲反対」で共闘し、1人区全32区で統一候補を立てた。野党一本化を呼びかけた市民連合とは政策協定を結んだ。

「自衛隊で今問われているのは、合憲か違憲かという問題ではないんです。海外の戦争に送っていいかどうかが問われているんです。専守防衛の志を持って入隊し、災害救援で汗を流す自衛官を、殺し殺される戦地に送っていいんですか。そんなことがあっちゃならないと、野党は結束したんです」(志位委員長)

 選挙戦に入ってから、憲法改正の話題を封印している安倍首相の本音を暴く。

「安倍首相は憲法改正の『け』の字も言わない。改憲隠しで選挙をやっております。しかし、テレビの党首討論では質問されるので答えざるをえない。私、安倍さんに問いただしました。民放2番組で“(戦争放棄の)9条に手をつけないとはっきり言えますか”と繰り返しました。

 しかし、何度ただしても、手をつけないとは言わない。安倍さんの狙う憲法改正の本丸は9条ですよ。自民党への1票が9条を壊します」(志位氏)

 安倍首相は与党で改選議席の過半数(61議席)確保を勝敗ラインとしている。反安保で共闘する野党4党は、自公両党と改憲に前向きな党を合わせても過半数割れとなる少数に追い込みたい。

 志位氏は聴衆にこう呼びかけた。

「野党の目標が達成できたら安倍首相は退陣です。あの顔をもう見なくてもよくなるんです」

■野党が一方的に批判するだけでは物足りない

 公明党の選挙公約に憲法改正の文字はない。現行憲法に新たな条文を追加する「加憲」を主張してきた。山口那津男代表は6月21日の党首討論で、 「憲法問題は政府の課題ではない。憲法改正は国会議員にのみ発議権がある立法府(国会)の課題だ」

 と、正面から取り合わなかった。

 野党から総攻撃されている自民党候補の演説会はどうか。

 同じ千葉選挙区の応援演説に駆けつけた谷垣禎一幹事長は、オバマ米大統領が広島訪問した話を述べた。

「原爆を投下した国と、原爆の被害を受けた国が同盟関係を結んで、ここまできたかという思い」とノスタルジックに訴えたかと思うと、返す刀で野党をぶった斬った。

「米大統領選がどうなるのか、ちょっと心配です。誰が大統領になってもアメリカは内向きになるんじゃないか。どうしてアジアのことを考えなきゃいけないんだって。民進党と共産党はわれわれにぶつかってきています。

 一緒になって平和安全法制を“戦争法案だ”なんて言っているんですよ。そんな勢力がド真剣にアメリカと協議するなんて考えられない。日本の運命を左右するかもしれないってときに、ぜーったい、そんなことをさせてはいけないと思っています」(谷垣氏)

 私たち有権者にとって、投票の判断材料はいくらあっても困ることはない。'14年の消費増税延期の決断では「国民の信を問う」と衆院解散に踏み切るほどスジを重んじた首相が、なぜ、安保法制の強行採決ではスジを通すどころか説明すらしないまま選挙戦を戦うのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「相手から聞かれない限り、答えたくない話だろう」として、次のように説明する。

「野党は、憲法を改正すれば戦争に巻き込まれると仕掛けている。時代にそぐわないところが出てきているのは確かなのに。安倍首相は環境権などを改憲の入り口にソフトランディングしたい。国民は選挙になると、外交・防衛問題よりも、経済や社会保障など生活に密着した政策への関心が高まる実情もある」

 18歳以上が選挙権を得た初めての投票になる。政治家ならば都合の悪いことに目をつぶらず、堂々と主張をぶつけてほしい。与野党で論戦しないことには問題点を見いだしにくいからだ。

 特に、憲法改正は大きな問題である。野党が一方的に批判するだけでは物足りず、考えも深まらない。

【自民党憲法改正草案の注目ポイント】

Q なぜ憲法を改正しなければならないの?

 連合国軍の占領下、日本の主権が制限された中で制定された憲法には、国民の自由な意思が反映されていません。実際、自衛権の否定ともとられかねない9条の規定など多くの問題を有しています。世界の国々は憲法を変えています。ドイツは59回改正しています。

Q 憲法前文をどうして直すの?

 全体が翻訳調で日本語として違和感があります。内容にも問題があります。特に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という部分です。これはユートピア的発想による自衛権の放棄にほかなりません。

Q 「戦力の不保持」や「交戦権の否認」を定めた9条2項を削るのはなぜ?

 新たな9条2項として「自衛権」を追加しています。主権国家が当然持っている権利です。自衛権には、国連憲章が認めている個別的自衛権や集団的自衛権が含まれていることは言うまでもありません。自衛権の行使には何らの制約もないように規定しました。

Q 自衛隊を「国防軍」に変える理由は?

 独立国家が国民の安全を確保するため、軍隊を保有することは現代の世界では常識です。当初案では自衛隊との継続性に配慮して「自衛軍」としていましたが、最終的に多数意見を勘案して「国防軍」としました。内閣総理大臣が国防軍の最高指揮官です。

Q 徴兵制をとることが可能になるの?

 政府解釈で徴兵制は違憲です。徴兵制は現行憲法18条後段の「その意に反する苦役」に当たります。この文言は改正草案でもそのままの形で維持しています。文言が変わらない以上、現行憲法と意味が変わらないのは当然であり、徴兵制をとる考えはありません。

Q 表現の自由は制約されるの?

 集会、結社、言論、出版その他表現の自由について、公益および公の秩序を害することを目的とした活動、それを目的とした結社を禁止する規定を設けました。内心の自由はどこまでも自由ですが、社会的に表現する段階になれば、一定の制限を受けるのは当然です。

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「文春砲」に疑惑を追及された参院選候補・青山繁晴の珍発言集! 外交の専門家なのに「タックスヘイブン」の意味を知らず…
                「青山繁晴の道すがらエッセイ」より


「文春砲」に疑惑を追及された参院選候補・青山繁晴の珍発言集! 外交の専門家なのに「タックスヘイブン」の意味を知らず…
http://lite-ra.com/2016/06/post-2377.html
2016.06.30. 文春に疑惑報じられた青山繁晴の珍発言 リテラ


 参院選比例区に自民党から出馬した民間シンクタンク社長・青山繁晴氏に“文春砲”が放たれた。本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、「“舛添ブーメラン”自民を直撃」と称して青山氏の経費流用などの疑惑を報じているのだ。

 青山氏は共同通信社の記者を経て「独立総合研究所」というシンクタンクを設立。おもに安全保障や外交問題のコメンテーターとして『ワイド!スクランブル』や『ビートたけしのTVタックル』(ともにテレビ朝日)などの番組に出演している。とくに関西では『たかじんNOマネー』(テレビ大阪)や夕方のニュース番組『FNNスーパーニュースアンカー』(関西テレビ)にレギュラー出演していたこともあって知名度はバツグンの人物だ。しかも、反中嫌韓を隠さない青山氏は、ネトウヨからも圧倒的な支持を誇っている。

 そして、今回の参院選出馬は、青山氏曰く「安倍総理から電話があって『参院比例区に出てもらいたい』と」直接口説かれたのだという。

 そんな青山氏に浮上したのは、共同通信時代、1996年にペルーで起こった日本大使公邸人質事件の際に、4カ月の滞在期間のあいだに約1500万円の経費を使い、少なくともそのうち450万円に乗馬クラブの代金など私的流用の疑いがあるというもの。当時、社内でもこれは問題化し、青山氏は共同通信社を退社。450万円は退職金で相殺したのだという。

 他にも、「文春」は家族旅行でハイヤーを私的流用したという舛添ばりの疑惑、そして記者時代の“業績詐称疑惑”についても徹底追及している。

 青山氏は、参院選の選挙ビラで記者時代の“武勇伝”として〈「昭和天皇の吐血」など歴史的スクープ連発〉と謳っているというが、「文春」の取材に応じた当時宮内庁を取材していた記者は「陛下のご病状を巡っては、朝日新聞と日本テレビが頭一つ抜けていた」「日本テレビの第一報は、“歴史的スクープ”」と当時の報道状況を語り、「青山氏の報道は全く印象に残っていません」と証言。また、青山氏と同じく元共同通信記者のジャーナリスト・青木理氏も「共同の社内で、特ダネ記者として青山氏の名前を聞いたことがありません」と言い、件のペルー人質事件についても「社内で評価されていたのは、ゲリラと交渉し、公邸内の取材を実現させたカメラマン」と語っている。

 さらに当時の同僚記者は、ペルー人質事件のとき青山氏の記事は“独自ネタ”を飛ばしていたが、「○○筋によると」という情報源をぼかした話ばかりで、他社が追いかけても「一切ウラが取れない」ものだったという。そして、この記者は「そのため、彼についたあだ名は『文豪』(笑)」と、青山氏の当時の社内での評判を紹介している。

 調子に乗って参院選に出たばっかりに、とんだ過去を暴かれた形だが、当の青山氏は「文春」の記事を真っ向から否定しており、ブログに〈すでに法的手続きを開始した。民事のみならず刑事も含めて告発し、徹底的に戦っていく〉と記述。〈週刊文春に、嫉妬と嘘で作りあげた「情報」を提供した人物も、およその見当は付いている〉と息巻いている。

 一方、「文春」は、もっと大きな疑惑を追いかけて取材を続行しているとの情報もあり、決着はもう少し先になりそうだが、本サイトがこの記事でもうひとつ関心を引かれたのは、「文春」の直撃取材を受けた際の青山氏の珍回答ぶりだった。

 たとえば、乗馬クラブの経費を請求していた問題で、選挙ビラにも「趣味乗馬」とあることを追及されると、青山氏はなぜか「(乗馬したのは)十回いかないくらい」「趣味になってない」と言い張り、こんな自慢話を始めている。

「申し訳ないけど、僕は運動神経いいから十回に満たない時に、障害を飛び越えられましたからね」

 さらに、ペルーで現地の人間にどうやって取材していたのかを糺されると、こんな仰天回答を繰り出したのだ。

「僕は当時スペイン語をしゃべっていた。当時だけどね、今は忘れたけど。余談ですけど、中国に行ったら二日目の夜から中国語を話せますよ」

 2日でその国の言葉をしゃべれるようになるって、いったい……。実は、この青山氏に関しては、その政治的スタンスとは別に、話す中身がかなりヤバい、との評判が前々から流れていた。

 たとえば、青山氏は前述の発言のように、ことあるごとに語学堪能であることを自慢し、海外の政府高官や世界のインテリジェンスから情報を得ていることを強調してきた。

 テレビやラジオ番組でも何かとネイティブ風味な巻き舌英語を披露しつつ、「◯◯国の政府要人から聞いた」「日米の政府高官によると」を連発する。青山氏を崇拝するネトウヨたちはこれを聞いて、「やっぱり青山さんは頭脳明晰」「さすが世界のインテリジェンスとパイプがあるだけある」などとうっとりしている、という按配だ。

 だが、そんな語学堪能で、世界の政府関係者やインテリジェンスと太いパイプをもっているはずの青山氏が、今年4月7日に放送されたネトウヨ御用達のCSチャンネル「DHCシアター」でのレギュラー番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』で、こんなありえない発言を行っていた。

「英語では『税金天国』、タックスヘーブンと言ってて、日本では難しく『租税回避地』って言ってますけれども」

 あの、タックスヘイブンって、「heaven=天国」じゃなくて「haven=避難所」なんですけど……。これには同席していたケント・ギルバート氏がすかさず「あれねぇ、“天国”じゃないですよ。あれ“逃げ場”」と訂正したが、青山氏は「ああ、はいはい、はいはい、はい」とだけ返事し、何事もなかったかのように「逃げ場としての天国みたいな場所」と苦しすぎる解釈で話を押し切ってしまった。

「タックスヘイブン」も知らない語学力、いや、語学力以前にそんな国際経済の知識でいったいどうやって、世界のインテリジェンスと渡り合っているのだろうか。

 実際、世界の政府高官やインテリジェンスからもたらされているという情報の中身もすごい。

 青山氏は北朝鮮事情にも通じているようで、メディアでよく言及しているのだが、そのなかでこんな話をしている。

「北朝鮮の工作員っていまどれくらいいるのか、はっきりわかりませんが、僕はかつて当局者の方から、だいたいいまでも2万人前後いると考えてますと言われたことあります」(チャンネル桜『青山繁晴が答えて、答えて、答える!』2010年4月16日)

 北朝鮮の工作員はいるだろうが、日本国内に2万人って! それだけいたら、何か大きな事件が起こっていてもよさそうなものだが、驚くのはまだ早い。青山氏は関西のニュース番組『スーパーニュースアンカー』14年7月9日の放送で韓国の元米軍慰安婦たちが集団提訴した問題を取り上げると、「そもそも日本の慰安婦問題は北朝鮮の工作員が操っている」と持論を展開。いわく「工作員は韓国の青瓦台や大学やメディアなどあらゆるところに入り込み、今回は朴政権に打撃を与えるために動いている」のだという。このとき青山氏は、いつものパターンで「日米の情報当局に僕、最終確認したから」と念押ししている。

 慰安婦問題は北朝鮮の工作員が操っている……って、このヒトはいったい何を得意げに語っているのだろう。青山氏は従軍慰安婦問題運動を展開している韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」が親北朝鮮の姿勢をとっていることを番組内で指摘していたが、挺対協は運動団体のひとつにすぎない。しかも、韓国政府は操られているどころか、かなり前から、この挺対協を従北団体だとして排除する方向で動いている。1993年には挺対協の代表の夫を北朝鮮スパイの疑いで逮捕したし、2012年に挺対協が北朝鮮の慰安婦追及団体と共同声明を出した時は、罰金刑を課した。現在は韓国社会でもほとんど影響力を失っている。

 それを、いまごろになって「政府要人から聞いた」「日米の政府高官によると」などと持ち出し、慰安婦問題自体が北朝鮮に操られているかのような陰謀論を展開するというのは、とても慰安婦問題の経緯を理解しているとは思えない。

 青山氏のスゴイ話はまだまだある。福島原発事故後の11年6月3日にニコニコ生放送で行われた「緊急特番 これが福島原発の現場だ!」という番組では、当時の菅政権の「官邸の人間」に、青山氏は「あんた現場に行かないからだ、さっさと行けよ!」と激しく詰め寄ったと述べたが、つづけて、こんなことを言い出した。

「そのさっさと行けよと言われた側はね、菅政権側は何をしようとしたかと言うとね、僕を逮捕しようとしたんです!」
「政権側から『青山繁晴を逮捕しろ』、ないしは『してくれ』と言われたんです、と(官邸に)言われた捜査当局の側から僕に電話があって、『青山さん、政権はあなたを逮捕しようとしてますよ』って」

 じゃあ、なぜ逮捕されてないのか不思議だが、さらに青山氏は、ニコニコ生放送における自身の番組『青山繁晴の地獄の果てまで生ニコニコ』11年11月8日放送で、『ぼくらの祖国』という著書の執筆中に起こった“奇妙な事件”について、このような告白を行っている。

「(原稿が)やっといったん仕上がったら、なぜか外からの、はっきり言ってウイルスで、狙ったウイルスで、この原稿が2回破壊されたということがあって。警察庁の外事情報部が関心をもったりしたこともあったんです」

 ウイルスで原稿破壊(笑)。なんだか夏休みの宿題が終わらなかった小学生が「宇宙人がやってきて記憶を奪われたんだ!」と言い張っているのを見ているようなトホホ感さえ漂ってくるが、この珍発言連発の青山氏が語った驚嘆エピソードの最たるものは、安倍首相にかんするものだ。

 青山氏によると、14年4月にオバマ大統領が来日する前、キャロライン・ケネディ駐日大使が重要な役割を担ったのだという。安倍首相は靖国神社を参拝するなど“イデオロギー先行の人”だとオバマに誤解されていたが(無論、誤解ではなく事実だが)、それをケネディ駐日大使が以下のように説得したのだそうだ。

「僕に明かしてくれる複数の人が現れて。ちょっとビックリなんですが、キャロライン大使がオバマさんに迫った。『あなたは安倍総理を誤解してる』と。で、『自分はフェイス・トゥ・フェイスで目を見てじっくり話してわかったのは、安倍さんっていうのは、ミスター安倍さんというのは、あなたに似てるよ』と。『オバマさんに似てるよ』と。何かって言うと、リアリストだと」(ニッポン放送『ザ・ボイス そこまで言うか!』14年4月24日放送)

「オバマに似てる」という話だけで笑いが堪えきれなくなるが、くわえて青山氏はこう畳みかけた。

「(インテリジェンスの人たちは)安倍さんにコロコロ付いていくんですよ。もう、大好きなのっ! 僕は正直、安倍さんのどこがそんなにいいのかわかんないんですよ。ごめんね安倍総理、聴いてたら(笑)。でも、なんか不思議にある人にとってはグワーッとこう惹き付けるところがあるんですね。で、キャロラインさんは、それにハマッたんですよ」

 何だかよくわからないが、とにかく安倍首相から発されるコロコロ付いていきたくなる不思議な魅力にケネディ駐日大使が“ハマッた”と。──これを政治解説と呼んでいいのかは甚だ疑問だが、青山氏はもうひとつ、世界がひっくり返りそうなとんでもない爆弾発言をテレビで投下している。

 それは、14年に行われた日朝合意の背景を解説しているときのこと。拉致問題の再調査にいたった真相について、青山氏はいつもの「政府高官」「基本的にインテリジェンスの側の人びと」の証言として、「金正恩第1書記は安倍首相を気に入っている」からだと言ったのだ。

「金正恩第1書記が独裁者になってからずっと安倍さんを『案外気に入ってるんだ』とか、人によっては(金正恩は安倍首相のことを)『好きなんだよね』と(語っている)」(『スーパーニュースアンカー』14年6月4日放送)

 さすがに番組キャスターも「『好き』までいきますか?」と驚きを隠さなかったが、青山氏は平然とした様子で「僕もぎょっとしました」と言いつつ、「安倍さんが強いから(北朝鮮は)気に入っている」「北朝鮮こそ日本に強いリーダーを求めている」と理解に苦しむ結論を述べた。

 一体どんなパイプを使ったら、金正恩が「安倍さん好きなんだよね」と言ったという情報が入ってくるのだろう。だいたい、そんな側近しか知り得ないような話まで掴めるのなら世界中から情報屋として引く手あまただと思うが、なぜか青山氏はCSチャンネルや関西のテレビ番組でくすぶっている。

 ただ、ひとつだけ、よーくわかったのは、本人は否定しつつも安倍首相のことが「もう、大好きなのっ!」は、青山氏だということだろう。そして、青山氏は「大好き」が高じて安倍首相からのラブコールに応える形でとうとう参院選にまで出馬してしまった。そのあげくが、“文春砲”の餌食に……。

 もっとも、参院選の最中であることに加え、安倍政権や自民党に対してはすぐに凍り付いてしまうテレビ局の体質を考えると、舛添都知事のケースとはまったく違って、この青山氏の疑惑が大きな話題になることはないだろう。

 そして、前述したように関西での抜群の知名度やネトウヨからの支持を考えると、青山氏はそのまま、当選する確率はかなり高い。

「タックスヘイブン」の意味も知らず、陰謀論めいた解説でネトウヨの熱狂的支持を得てきた“外交の専門家”が、総理の覚えめでたく国会議員に登りつめる……。どんな悪夢だよと言いたくなるが、これがいま、日本で進行している「反知性主義」の現実ということなのだろう。

(編集部)



http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 東京都知事選 在特会の桜井誠前会長が出馬表明「トランプ氏に負けぬナショナリズムを」 パチンコ規制も主張(産経新聞)
舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選(7月14日告示、31日投開票)で、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の前会長、桜井誠氏(44)が29日、都庁で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。桜井氏は「米国のトランプ氏に負けないナショナリズムを掲げる」と訴えた。

 桜井氏は7つの公約として、都内在住の外国人への生活保護費支給を停止し、受給者を日本国民に限定する▽都内の不法残留者を4年間で半減させる▽日本人に対して行われる反日ヘイトスピーチ禁止条例の制定−などを表明。舛添氏が進めていた韓国人学校の増設については「中止」し、代わりに保育所を建設して待機児童ゼロを目指すとした。

 また、パチンコに対しては「違法賭博」と断じ、営業時間の短縮や新規出店を認めないなどの対策を講じると主張。ギャンブル依存症の患者には心療内科などを受診させ、社会復帰をサポートするとした。

 桜井氏は「今の日本は間違った方向に進んでいる。日本に対して牙をむくような民族がいれば断固として処断する。国民、都民のために戦う知事が一人くらいいてもいい」と述べた。

 桜井氏は平成18年12月に結成された在特会の会長を務めた。26年にはデモで民族差別をあおるヘイトスピーチ問題をめぐり、橋下徹大阪市長(当時)と面談。激しい言葉で応酬した面談はわずか10分弱で終わった。同年、会長退任と在特会からの退会を明らかにした。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 「安倍晋三の野望は恐ろしい」 大橋巨泉さん“遺言”の壮絶(日刊ゲンダイ)



「安倍晋三の野望は恐ろしい」 大橋巨泉さん“遺言”の壮絶
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184696
2016年6月30日 日刊ゲンダイ 文字お越し



大橋巨泉(左)と安倍首相(C)日刊ゲンダイ


 がん闘病中の大橋巨泉(82)が、94年から続いていた週刊現代の人気コラム「今週の遺言」を今週(27日)発売号で最終回としたことが話題になっている。「これ以上の体力も気力もありません」というのが断筆の理由で、自らの深刻な病状や大量の薬で死に直面したことを告白。まさに壮絶そのものなのだが、コラムのラストの部分に記された「最後の遺言」には、読んだ誰もが胸を打たれたのではないか。少し長くなるが、その部分を転記したい。

〈今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉

 参院選の真っただ中に迎えた最終回のコラム。安倍の恐ろしい野望とは、自公とおおさか維新、こころを合わせて3分の2の議席を獲得し、憲法改正を発議をすること。そしてその先に9条を改正し、日本を戦争のできる国につくり変えることを指しているのだろう。直近の新聞各社の情勢調査では、「改憲勢力3分の2」が現実になりつつある。巨泉は病床でジリジリとした焦りを感じながら、有権者が賢明な判断を下すのを、祈るような思いで見つめていることだろう。

■法衣の下に鎧を隠している男

 巨泉は安倍政権の危険性を、これまで幾度となく指摘してきていた。

 かつて同コラムには、〈安倍首相を始めとする現レジームにとって、戦前のように「自由に戦争のできる国」は理想的なのだろうが、われわれ昭和ヒトケタにとっては、「平和憲法に守られたこの70年こそ理想の天国」なのである〉(15年6月13日号)と書いた。

 日刊ゲンダイ本紙のインタビューでもこう言っていた。

「僕は、ポピュリズムの権化のような安倍首相をまったく信用しない。経済はムードをあおる手段に過ぎず、本当にやりたいのは憲法改正であり、日本を『戦争ができる国』に変えることでしょう。法衣の下に鎧を隠しているような男の言動にだまされてはいけません」(14年5月10日付)

 安倍から発せられる戦争の臭い――。戦争経験のある戦前世代はそうしたものを、嫌でも嗅ぎ取ってしまう。それがこの政権の危険性に対する異口同音の訴えとなる。

 本紙インタビューに登場した作家の瀬戸内寂聴(94)の言葉はこうだった。

「当時もね、われわれ庶民にはまさか戦争が始まるという気持ちはなかったですよ。のんきだったんです。袖を切れとか、欲しいものを我慢しろとか言われるようになって、ようやく、これは大変だと思いました。こうやって国民が知らない間に政府がどんどん、戦争に持っていく。そういうことがありうるんです」(14年4月4日付)

 学徒出陣を経験した石田雄・東大名誉教授(93)も本紙インタビューでこう言っていた。

「平和というのは最初は、非暴力という意味で使われる。しかし、日本においては次第に東洋平和という使い方をされて、日清、日露、日中戦争において戦争の大義にされていく。これは日本の戦争に限った話ではなく、ありとあらゆる戦争の言い訳、大義名分に『平和』という言葉が利用されてきたのです。こういう歴史を見ていれば、安倍首相が唱える『積極的平和主義』という言葉のいかがわしさがすぐわかるんですよ」(14年7月3日付)

 参院選の投票を目前にして、こうした先達の言葉の重みを、いま一度、噛みしめる必要がある。


未来がかかっている(C)日刊ゲンダイ

「野党に投票を。最後のお願いです」

 安倍政権の恐ろしさ─―。戦前世代の政治評論家・森田実氏(83)は過去の自民党政権と比較しながら、こんなふうに解説してくれた。

「古代ギリシャの抒情詩人ピンダロスは、『戦争はその経験なき人々には甘美である。だが経験した者は戦争が近づくと心底、大いに恐れるのだ』と書きました。悲惨な戦争の体験者がこの世にいる間は止める力が働くが、未経験者だけになったら戦争を始めるという意味を含んでいて、戦争体験のない世代、中でも特に政治権力を持つ者たちにその傾向があります。歴代自民党政権でも小渕政権のころまでは、『平和のためなら体を張る』という強い意志が感じられました。しかし、森政権以降、それがボヤけてきて、小泉政権になって、何をしでかすかわからなくなった。もっとも、小泉さんは安保や軍事面には口を出しませんでした。安倍首相も小泉さん同様、何をやらかすかわからないようなムキになる性格ですが、小泉さん以上にタチが悪いのは、軍事の問題になるとがぜん、張り切ることです。そして、そんな安倍さんを支えるのが極右のグループで、そうした支援者をバックにますます張り切る。安倍さんは自らの中にブレーキを持たない人間じゃないか。だから、いざとなったら戦争に突っ走ってしまう恐ろしさがあるのです」

 九州大名誉教授(憲法)の斎藤文男氏(83)の分析はこうだ。

「安倍首相の言動や己に課している使命感には、戦前回帰のにおいがプンプンします。『国威発揚のあの時代はよかった』『敗戦で米に押し付けられた憲法ではなく自前の憲法を作らないと独立国家じゃない』『国のために命を投げ打つ気概のない日本人は腰抜けだ』─―そんな考え方です。実際に著書『美しい国へ』にもそう書いてありますよね。そんな人物が自民党の中で独裁的な権力を持ち、自民党イコール安倍党の状態に陥っている。そして、第1次政権での失敗を経て、改憲願望は『経済』で隠す、世論を騙すという“戦術”を身につけた。しかし、戦時体験を持っている私たちの世代には、安倍さんがどんなに隠しても、ベールの下の素顔が見えてしまうのです。昨年、安保法制が成立した時、私は『新たな戦前が始まった』と言いました。モノも言えず、権利や自由は剥奪され、国家のために生きる。それが日本人の美学だとされる。そんな国になってしまっていいんですか。年寄りが歴史と人生を踏まえて、揃って警鐘を鳴らしているのです。冷や水などと言わないで、耳を傾けて欲しい」

■「時代錯誤が」現実になる

 安倍の側近たちが野党時代にまとめた自民党改憲草案に、彼らが目指すこの国の形がある。一言でいえば、明治憲法に戻ろうという時代錯誤である。

 改憲草案13条は「全ての国民は、人として尊重される」とし、現行憲法の「個人」を「人」に変えてしまっている。国民を「個人」と見るのではなく、「人」という“束”で見なす考え方だ。9条の改正案では、戦力の不保持を定めた現行2項を「前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」と改めた。そして、「国防軍の保持」を明記した条文を追加している。

 参院選で改憲勢力が3分の2を確保すれば、時代錯誤と片付けられなくなる。国民は国家のために奉仕することを義務付けられるような、とんでもない国につくり変えられる。

 安倍による憲法改悪を何としても阻止しなければならない。巨泉の遺言〈野党に投票してくれ〉という叫び。民進党が嫌いでも、共産党にアレルギーがあったとしても、再び戦争をする国になることに比べたら、賢明な選択は何なのか、おのずとわかるはずだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 自公は、野党共闘の予想外の健闘に、余裕が無くなってきた。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201606/article_29.html
2016/06/30 21:47

民進からの、参議院争点に関する公開質問状に、自民党は「回答しない」と伝えたという。▽経済▽社会保障▽憲法▽政治とカネ、の4つについて質問した。自民党も、回答しようと思えばできるはずであるが、ここで下手なことを言っては、選挙後に言ってもいないことをやるのに足かせになるから、敢えて言わないのであろう。これは自民に余裕が無くなってきた兆しである。

世論調査でも、約6割の国民が、アベノミクスは失敗だと思っていると出ている。上手く行っていたのなら、来年の消費税増税を2年も先延ばしにはしない。日銀の量的緩和当初は、円が1ドル120円程度で、株価も日経平均2万1千円を付けたが、今や量的緩和の麻薬も効き目が薄れた。為替も102円/ドル、株価も日経平均15000円前後をうろうろしている。日銀も、手持ち策で手を打てる方法がない。年金基金から130兆円ほどを、国内株、外国株等に投資している。今回のEU離脱による株価下落で、国内株だけで15兆円ほど失ったと言われている。

金融ではもう打つ手がないということで、政府は何を言い出したかというと、今度は財政出動だ。財政出動と言えば、自民党の常とう手段である公共事業である。最近は社会保障費の話は自民からは聞こえてこない。年金資金を勝手にマネーゲームに投資して大損しても、誰一人責任を取らない。責任のない運用は、ザル運用で緊張感がまるでないだろう。人のお金をいくらスっても、全く責任など感じないだろう。

国民も、自公にこのまま任せておいていいか、疑問を感じてきた。また一部マスコミは、野党共闘の効果を過少評価しているが、実際は野党が各地で健闘している。あと1週間ほどであるが、何か地殻変動が起こってきているように感じる。


岡田氏の質問状に「回答しない」 民進に伝える
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160701/k00/00m/010/065000c
毎日新聞2016年6月30日 20時34分(最終更新 6月30日 20時34分)

 自民党は30日、民進党の岡田克也代表が安倍晋三首相あてに送った参院選の争点に関する公開質問状について「回答しない」と口頭で民進党側に伝えた。理由については「選挙とは各党が政策を国民へ直接訴えるべきものだ。街頭に出て大いに訴え、審判を仰ぐべきだ」との主張を自民党のフェイスブックに掲載した。

 フェイスブックでは、今回の参院選で党首討論は既に7回行われたが、旧民主党政権時代の2010年の参院選では5回だったとも指摘した。

 民進党は党首討論の開催を申し入れたが、自民党が応じないため、29日に経済▽社会保障▽憲法▽政治とカネ−−の4テーマについての見解を聞く質問状を送り、回答を求めていた。

 これに関連し、岡田氏は30日、千葉県柏市の街頭演説で、党首討論に応じない首相について「(首相は)政策論争に勝つ自信がない。(有権者を)目隠しして聞こえなくして、とにかく自分に入れろと言っているが、民主主義の基本に反する」と批判した。【高橋恵子、松本晃】


http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK208] 県市長会の泉田県政検証に小池加茂市長が反論、泉田知事の評価し4選出馬を支持 (ケンオー・ドットコム): 地方板リンク
県市長会の泉田県政検証に小池加茂市長が反論、泉田知事の評価し4選出馬を支持 (ケンオー・ドットコム)
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/736.html
投稿者 烏滸の者 日時 2016 年 6 月 30 日 21:33:42

新潟県ローカルです(投稿者)
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK208] シリア拘束の安田、期限迎えて仲介役が撤退〜政府は交渉に応じず、見放すのか(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24495734/
2016-06-30 20:28

 この記事では、シリアで拘束されていると見られているジャーナリスト・安田純平氏に関する話を・・・。
 
(関連記事・『シリアで拘束の安田純平の画像が公開〜安倍はまた救済を断念するのか http://mewrun7.exblog.jp/24237830/』『シリア拘束の安田、「助けて」の画像+情報あっても動かぬ政府、見殺しか』http://mewrun7.exblog.jp/24422542/


 フリージャーナリストの安田純平氏が、昨年6月からシリア国内で行方不明に。その後、昨年末に武装勢力に拘束されているという情報がはいったほか、今年3月には本人の画像とメッセージが送られることに。さらに、5月にはIS国の囚人服を着せられて「助けて」というメッセージボードを持った画像が公開されている。(-"-)

 安田氏の解放交渉で仲介役を名乗っている男は、政府に身代金を要求。5月の段階で「期限は6月29日だ」と語っていたのであるが。
 昨日になって、日本政府から反応がなかったとして、交渉から撤退する意向を表明したという。(-_-;)
 
『安田純平さん解放交渉、仲介役が撤退表明

 シリアで行方不明となっているフリージャーナリストの安田純平さんをめぐり、解放交渉の仲介役を名乗ってきた男性が、交渉から撤退すると表明しました。
 仲介役を名乗ってきたシリア人の男性は、安田さんを拘束している武装勢力側から入手した映像や写真などを公開し、日本政府に交渉に応じるよう働きかけてきました。
 男性は、「この件を解決できなかったのは日本政府から反応がなかったためだ」としていて、安田さんの健康状態や今後の見通しなどについてはわからないということです。(JNN16年6月30日)』

* * * * *

『<安田さん不明>所在地や安否、確たる情報なく

【カイロ秋山信一】安田純平さんを名乗る男性の映像や画像は今年3月と5月にインターネット上で公開されており、安田さんはシリアで武装勢力に拘束されているとみられるが、その所在地や安否を巡る確たる情報はない。

 「日本政府や安田さんの家族から連絡はない。安田さんの安否に関する新情報はない」。5月29日(日本時間5月30日未明)に安田さんとされる男性の画像を公開したトルコ在住のシリア人男性は今月16日、毎日新聞の電話取材にそう語った。
 男性は「安田さんは(国際テロ組織アルカイダ系武装勢力)ヌスラ戦線に拘束されている」と説明。画像公開から1カ月の6月29日までに身代金を支払われなければ、過激派組織「イスラム国」(IS)が拘束するヌスラ戦線関係者と交換で「ISに引き渡される恐れがある」と話した。

 だが、これまで公開された情報にヌスラ戦線の関与を示す直接的な証拠はない。「1カ月」の期限も画像の中で示されておらず、男性らが主張しているだけだ。「ISとの捕虜交換」への言及も、日本政府に自らを通じた交渉に応じるよう促す狙いがある模様だ。
 安田さんの知人のシリア人通訳によると、安田さんと共にシリア入りした密入国ブローカーは「安田さんだけが武装勢力に拘束された」と話した。また、ブローカーの親族の知人が拘束への関与を通訳に認めたという。

 ◇安田純平さんを巡る動き

【2015年】

6月23日 シリアに入国したことを知らせる友人へのメッセージを最後に音信が途絶える

12月22日 「国境なき記者団」が、安田さんは武装勢力に拘束されているとしたうえで、救出に向けた手段を取るよう日本政府に要求する声明を発表

  24日 菅義偉官房長官が記者会見で「さまざまな情報網を駆使して対応を進めている」と述べる

  28日 国境なき記者団が「情報確認が不十分だった」として声明を撤回

【2016年】

3月16日 安田さんとみられる男性が「ジュンペイ・ヤスダ」と名乗り、メッセージを読み上げている動画がインターネット上に公開される

  17日 菅官房長官が記者会見で動画の男性について「(安田さん)本人と思われる」と述べる

5月30日 安田さんとみられる男性が「助けてください」などと書かれた紙を持つ画像がインターネット上に公開される。岸田文雄外相が「安田さん本人と思われる」と記者団に語る(毎日新聞16年6月21日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 安田氏は、今、ヌスラなる武装組織に拘束されていると見られている。(・・)

 フリージャーナリストの西谷文和氏が、今年2月にトルコで安田氏拘束や現状に関して取材して来た。(++) 

『特集ワイド安田純平さん 武装組織による拘束の背景 命守る行動、待ったなし 寄稿、フリージャーナリスト・西谷文和さん

 昨年6月にシリアで行方不明になったフリージャーナリスト、安田純平さん(42)の映像が3月、インターネットで流れた。武装組織に拘束されているとみられる。2月にトルコに飛び、安田さんが行方不明になった背後を取材したフリージャーナリストの西谷文和さんに寄稿してもらった。

ヌスラ戦線に捕まり、シリア国内転々? 空爆や地上戦、ISに転売される危険も

 3月17日、衝撃的な映像がインターネット上に流された。「こんにちは、私はジュンペイ・ヤスダです。今日は私の誕生日、3月16日。(中略)妻、お父さん、お母さん、兄弟、みんな愛している」

 シリアで拘束されている安田さんが、英語でとつとつと語っている。表情は疲れ切っている。無理もない、拘束されてから既に9カ月が経過している。私が安田さん拘束の事実を知ったのは昨年7月。通訳として雇っていたトルコ在住シリア人たちに情報収集を依頼した。その結果、安田さんをシリアに案内した人物が判明。今年2月、私はトルコへ飛んだ。

 その男、ムーサはかつて、過激派組織「イスラム国」(IS)に殺害された後藤健二さんを2度にわたってシリアに入国させ、無事に出国させている。安田さんから連絡があって昨年6月8日、トルコ南部アンタクヤのショッピングモールで打ち合わせたという。ムーサは忙しくて都合がつかず、シリアの友人を通じてガイドのMを紹介した。ムーサのスマートフォンに11日のやりとりが残っていた。

 ムーサ「グッドニュースだ。アハラール・シャムが護衛についてくれるよ」

 安田「それはいい。ところでヌスラは大丈夫かな?」

 アハラール・シャムは武装組織だが、穏健派で信用のできる集団。一方のヌスラ戦線はアルカイダ系の武装組織で、これまでも外国人を誘拐してきた。この時点で安田さんはヌスラ戦線を警戒していた。

 そして運命の6月22日、安田さんは国境のカルビヤーズ村のバス停でMと落ち合い、深夜11時まで村で待機。闇に乗じて国境を越えた所で、目出し帽をかぶり自動小銃を持った武装集団に拘束された。犯人は地元のギャング団。武器が氾濫し、簡単に人が殺されるシリアでは人々の心が荒廃している。やがて、このニュースをヌスラ戦線がキャッチ。ギャング団を捕まえ、実行犯はヌスラの刑務所へ、安田さんは別の施設に移された。その後、身柄は転々とするが、2月の時点で国境の町ハーレンに幽閉されている??。

 以上の情報は、「俺が一緒に行くべきだった」と後悔するムーサがMを問い詰めて聞き出した。このMが怪しい。ムーサに何度も電話してもらったが、電話に出なかった。Mはギャング団の一味ではないだろうか。

 ムーサと一緒にカルビヤーズ村へ向かった。山の向こう側にハーレンの町並みが見える。ここからわずか数キロの所に安田さんがいるかもしれない。何もできない自分がもどかしい。村の様子を超小型カメラで撮影していると、村人がやってきて「お茶でも飲め」と接待してくれる。

 取材を終えて車に乗り込もうとした時、トルコ軍のトラックが。「何をしている」「このカメラは何だ」。住民が通報したのだ。ISなどの武装組織はシリアの国境を越えてトルコでテロを起こす。住民たちも「テロリストの密入国」に神経をとがらせているから、国境で不審な動きをすればすぐに捕まる。

 軍の拘置所に3時間留め置かれている間にも、トルコ軍に捕まったシリア難民が連れてこられる。服はドロドロ、赤ちゃんや老人もいる。彼らは尋問された後、シリア側へ追い返される。トルコはこれ以上の難民受け入れを拒否しているのだ。

 その後の取材で、シリアの武装組織に知り合いが多いアブドル・カーシムを見つけ出した。彼は、スカイプ(パソコンを使ったビデオ通信)でヌスラ戦線の幹部と直接話ができる。昨年7月に「日本人拘束」のニュースを聞き、事件の詳細を聞き出していた。

 「ヌスラは安田さんをアレッポに連れて行った。しかしアレッポでロシア軍の猛烈な空爆が始まったので、身柄をイドリブに移した。今はイドリブ中心部も危ないので、トルコとの国境のハーレンに移し替えられたんだ」

 ロシアはアサド政権を守るため、アサド軍と戦うヌスラ戦線を空爆する。先日「シリア停戦合意」が結ばれたが、「ISとヌスラだけは空爆してもいい」という内容。その結果どうなったか? 「スカイプがつながらなくなった。ヌスラ幹部が逃げ回って居場所を転々とし、携帯電話の番号をコロコロ変える。電話番号がロシアにバレると、GPS(全地球測位システム)の位置情報でピンポイント空爆されるからだ」(下につづく)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 カーシムは「解放が遅れれば遅れるほど、危険度が増す」と言う。なぜなら??。

 (1)安田さんが拘束されている施設にロシア軍のミサイルが当たれば殺されてしまう。

 (2)ヌスラ戦線は今、非常に追い込まれている。相対的に、空爆されていないアサド軍や自由シリア軍、アハラール・シャムなどが優位に立っている。他の武装組織がヌスラ幹部を狙って地上戦を展開すれば、巻き込まれてしまう。

 (3)このまま放置すれば、ヌスラ戦線は他の武装組織に身柄を転売するかもしれない。安田さんがISに売られたら非常に危険だ。

 以上がカーシム証言の概要だ。あの映像は、追い込まれたヌスラ戦線が苦し紛れに出してきたものだろう。しかしISと違って、話し合いには応じる組織だ。解放の可能性は低くない。カーシムは「ヌスラは身代金を欲しがっている」と言う。もしそうなら、日本政府がその交渉に応じるかどうか、にかかってくる。現時点で政府の動きは見えないが、後藤さん事件の二の舞いだけはしてほしくない。政府の役割として最も大事なものは、「国民の命を守る」ことではないか。安田さんの一日も早い救出を願う。(毎日新聞16年4月6日 大阪夕刊)』

* * * * *

『<安田さん不明1年>「紛争の実態伝えたい」仲間ら無事願う

 取材のため内戦下のシリアに入ったフリージャーナリスト、安田純平さん(42)が行方不明になって23日で1年になる。「空爆で破壊された町を取材して紛争の実態を明らかにしたい」。安田さんから取材にかける思いを聞いていたジャーナリスト仲間らは、無事の帰国を願っている。

 複数の知人によると、安田さんはシリアに入る直前、トルコに滞在していた。ジャーナリストの高世仁さん(63)には現地から電話やメールで連絡があり、取材のアイデアをやり取りしていた。「イラクに行くか、シリアに行くか迷っている。どう思いますか」。どちらも入国は容易でなく、複数のルートを探りながら構想を練っていたとみられる。「トルコ滞在中に既に別のニュースも取材できており、もう帰ってくるのかなと思っていたころ、シリア行きのめどがたったと連絡があった」と高世さんは振り返る。

 友人のフリージャーナリスト、常岡浩介さん(46)にもシリア行きを伝えていた。「反体制派の支配地域の実態や、(火薬や金属片を詰めた)たる爆弾による被害を取材したい」と意気込んでいたという。だがシリア入りの直前に安田さんから届いた文字メッセージには緊張感がにじんでいた。「あとは(ガイド役を)信じるか信じないかだけだな」

 安田さんは、トルコ南部ハタイ県アンタクヤからシリア北西部イドリブ県に入ったとされる。検問所の通過は難しく、密入国したとみられる。常岡さんによると、2015年6月23日朝(日本時間)、越境を報告する文字メッセージを最後に連絡が途絶えた。メッセージには「いまシリアです。どこだかさっぱり分からんけど」などとあった。

 安田さんは信濃毎日新聞記者からフリージャーナリストに転身し、イラクを中心に紛争地を取材。04年4月、バグダッド近郊で市民団体メンバーの日本人男性とともに武装勢力に拘束され、3日後に解放された経験を持つ。

 過激派組織「イスラム国」(IS)による2邦人殺害事件などを受け、外務省はシリアを最も危険度が高い「退避勧告」の対象地域としている。危険と隣り合わせの紛争地取材。常岡さんは「シリアは今、最も深刻な人道危機が起きている場所。取材しないということは考えられない」と安田さんに理解を示す。ジャパンプレス所属のジャーナリスト、藤原亮司さん(48)は「武装勢力に拘束された後も、安田さんはバッシングを受けながらイラク取材を続けていた。今回も覚悟を持ってシリアに向かったと思う」と話している。【福島祥】(毎日新聞16年6月21日)』 

* * * * *

『証言によると、犯行グループは昨年秋ごろから複数の関係者や安田さんの知人を通じ、トルコの日本政府公館に電話やメールで接触を試みた。しかし、政府側から応答はなく、交渉には至らなかった。安田さんの知人は、安田さんがシリア入りした際に密入国ブローカーを紹介した男性という。
 犯行グループは安田さんの映像を日本メディアなどに売ることも模索したが、取引は成立しなかった。犯行グループは一転して、関係者を通じて映像をインターネットで公開したが、これには実際に安田さんを拘束していることを政府側にアピールし、交渉に応じるよう促す狙いがあった模様だ。(毎日新聞16年3月19日)』

 政府は5月に公開された「助けて」という画像に関して安田純平氏本人である可能性が大きいと認め、情報収集に力を傾けると述べたものの、その後、何の外部には何らの情報も出さず&反応も見せておらず。
 安倍政権は、たとえジャーナリストであっても、シリア国内に入国することを快く思っておらず。米国にならって(&世界に向けて、日本が強い国であることを示すためにも?)IS国や武装勢力に対する身代金交渉に応じる気はないことから、おそらくは意図的に交渉に応じない姿勢を見せたか、放置していたものと思われる。(ーー)

 そのまま交渉期限を迎え、果たして安田氏がどうなるのか・・・その場で命を奪われてしまうのか、それともIS国に引き渡されるのか。何とか命だけは助かって欲しいと、切に願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK208] メディアに露骨に政治的圧力がかかっている。極めて恐ろしい時代の到来を意味する。壊れてからでは遅い。 小沢一郎(事務所)










































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