★阿修羅♪ > アーカイブ > 2016年7月 > 12日00時00分 〜
 
 
2016年7月12日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK209] 都知事候補・古賀茂明氏の予言通りになったダッカ襲撃 溝口敦の「斬り込み時評」(日刊ゲンダイ)


都知事候補・古賀茂明氏の予言通りになったダッカ襲撃 溝口敦の「斬り込み時評」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185482
2016年7月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し



日本人7人が犠牲になったダッカのテロ事件(右は古賀茂明氏)/(C)日刊ゲンダイ


 参院選が与党圧勝で終わった。次に都知事選という政治イベントが控えている。

 小泉元首相の振り付けで立候補した小池百合子元防衛相の周りでは、石破派の鴨下一郎や平将明両衆院議員らが集まり、安倍首相に一泡吹かせるべく戦略を練っている。

 小泉元首相とすれば都知事選を一つの政局にして、安倍体制に風穴をあけたい。自民党都議団が擁立する前岩手県知事の増田寛也氏などは小池氏の敵たり得ないが、どっちが勝とうが、自民党というコップの中の嵐で終わる。

 かつて「自民党をぶっ壊す」と呼号した小泉氏がぶっ壊したのは、本紙の指摘通り、自民党ではなく国民生活だった。そんな者の操り人形には何一つ期待できない。都民には自民党の政局を面白がる余裕などないのだ。

 都議会民進党はいったんは民進党都連幹事長の長島昭久衆院議員に出馬要請したが、とうてい野党が政策協定を結べる候補ではない。その後、民進党都連会長の松原仁衆院議員が「野党4党の枠組みで戦い得る一人」として経産省出身の古賀茂明氏や前神奈川県知事の松沢成文参院議員の擁立を目指すと明らかにした。

 古賀氏は去年1月、報道ステーションに生出演した際、次のようなことを語って、その後番組から降板させられた。

「安倍総理はカイロの演説で、ISILと戦う国には支援を行うと発言したが、すでに誘拐されていることが分かっていたのに、誘拐犯と戦う人を支援すると言ったら、誘拐犯を刺激する。日本は、アメリカやイギリスと同じような戦争をする国だと思われつつある。私たちは、後藤さんのような人こそ助けなくてはいけないと思っていて、安倍さんとは違うんだということを、私だったら、『I am not ABE』というプラカードを掲げて、日本人は違いますよ、戦後ずっと戦争していませんよと。憲法では、日本のことを攻めてこないような人たちのことを一方的に敵だなんて絶対に言いませんよと伝える」

 先日、バングラデシュのダッカで日本人7人が人質になり、殺され、事件後、ISILは「十字軍の国を狙った」と犯行声明を出した。まさしく古賀氏の恐れた通りのことが現実に起きたのだ。

 東京は4年後、オリンピックを開催する。すでに日本が十字軍の国とみられている以上、テロ組織も破壊要員を上陸させる。そのとき東京の治安を誰が維持するのか。安倍に嫌われ、干されたとはいえ、小池氏には守れそうにない。古賀氏なら、ことによると、と思われるのだ。


溝口敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト
1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 三原じゅん子を一刀両断 池上彰氏の“無双ぶり”今回も炸裂(日刊ゲンダイ)
  


三原じゅん子を一刀両断 池上彰氏の“無双ぶり”今回も炸裂
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/185469
2016年7月11日 日刊ゲンダイ



切れ味抜群の池上彰氏(左は今井絵理子、三原じゅん子)/(C)日刊ゲンダイ


 “池上無双”はこの日も健在だった。

 10日に投開票が行われた参院選。各局はエースキャスターが開票速報特番を担当、そんな中、ダントツの存在感を見せたのはやはりテレビ東京系「池上彰の参院選ライブ」でキャスターを務めたジャーナリストの池上彰氏(65)だった。

 当選に浮かれる議員や与野党幹部を鋭い質問できりきり舞いさせるのはもはやお馴染みの光景。この日も初当選した自民党の今井絵理子(32)から出身地である沖縄の基地問題について「12歳から東京で活動してきたので、沖縄の現状は家族や友人からしか聞いてきませんでした」「これからきちんと向き合っていきたい」という、にわかに信じがたい言葉を引き出すなど切れ味は抜群。

 また、自民党内きっての保守派である三原じゅん子(51)に対しては憲法問題と歴史認識に関する質問を浴びせ、古事記や日本書紀に登場する神武天皇が“実在の人物”だとするトンデモ発言を引き出したりと、化けの皮を剥ぎまくったのだった。

 いまや池上選挙特番では定番となった「政治と宗教」企画も見応え十分。今回は信濃町の創価学会本部を直接取材。最近は動向が伝えられない池田大作名誉会長(88)についても質問し、幹部からは「たいへんお元気で具体的には、聖教新聞なんかによく執筆している」というコメントも。また、共産党本部も訪れるなど、まさにタブーなき取材活動を展開。視聴者の満足度はかなり高かったはずだ。

「フジテレビ系の『みんなの選挙』は今回、はじめて創価学会と公明党特集を組むなど池上特番を臆面もなく模倣しているが、他局の追随を許さないレベルといっていい。池上さんでなければ成立しない特番です」(テレビ関係者)

 前回(13年)の時も民放トップの視聴率を叩き出した池上氏の参院選特番は、今回も11・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で民放トップに立ち、安定した強さを見せつけた。

 そして注目は早くも都知事選特番に移っている。池上氏は前回同様、TOKYO MXの特番出演が有力視されている。もっとも、都民としては「絶対にない」と断言しているとはいえ、池上サンに都知事選への立候補を期待したいのが本音かもしれない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「「批判よりも代案では民主主義は機能しない」:茂木健一郎氏」 
「「批判よりも代案では民主主義は機能しない」:茂木健一郎氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/20345.html
2016/7/12 晴耕雨読


https://twitter.com/kenichiromogi

いつの頃か、「批判だけでなくて、代案を」というようなことが言われるようになった。

誰がどう言い出したのかわからないけれども、おかしな話だと思う。

批判と代案は独立であり、批判は批判で大切にきまっているからである。

諸国の議会の様子を見ていると、与党に対する野党の役割は、何よりも「批判」である。

しかも、容赦ない、過酷なまでの批判である。

英国でも、アメリカでも、その他の国でも、野党は与党の政策を徹底的に批判する。

それが野党の存在意義だからだ。

批判は、カトリック教会における「悪魔の代理人」に似ている。

提案されたある政策に、どのような欠陥があるのか、矛盾があるのか、岡目八目で検討し、批判する。

そのために野党があるのであって、批判のない野党はない。

そもそも、野党に相当する英語は、oppositionである。

最初から、与党に対立するものとしてそれが前提とされ、期待されているのである。

そうでなければ、野党の存在意義がないと言えるだろう。

野党に対して、「批判よりも代案を」というのは、議会制民主主義の本質を知らない人だ。

「批判だけでなくて、代案を」という一見もっともらしいスローガンの矛盾は、野党の代案が通る確率がそもそも低い、ということからもわかる。

むろん、与党との話し合いで代案の一部が反映されることはあるかもしれない。

その場合も、十分な批判がなければ、そもそも議会が機能しない。

諸外国に比べて、日本の野党による与党の批判は、むしろ、まだまだ生ぬるい方だと私は感じる。

これは、日本人気質によるところが大きいのかもしれない。

日本の政治に必要なのは、代案よりも、むしろ、より本質をとらえた、容赦ない批判の方だろう。

以上、連続ツイート1832回「批判よりも代案では民主主義は機能しない」をテーマに、6つのツイートをお届けしました。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「福島と沖縄 国家に翻弄された人びとの切実な声ではないか:masanorinaito氏」
「福島と沖縄 国家に翻弄された人びとの切実な声ではないか:masanorinaito氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20353.html
2016/7/12 晴耕雨読


https://twitter.com/masanorinaito

>中田考 民主党の政権奪取時から予測済み 【再掲】(2010年05月29日)以前予告した通り、民主党の対米独立の試みはアメリカと官僚によって叩き潰され、民主党政権崩壊後には絵に書いたようなポピュリストの衆愚政治が現出しアメリカの虎の威を借る見かけ上の「超国粋主義」翼賛政権が成立するでしょう


>中田考 ポピュリストの衆愚政治が現出しアメリカの虎の威を借る見かけ上の「超国粋主義」翼賛政権が成立することは予想済だったが、実は思ったよりその速度は遅く、まだ日本はかろうじて持ちこたえている。


>Yappie MBS、テレビに村田晃嗣先生、ラジオに内藤正典先生っていろいろとスゴイ人選だったんだな。


>素館 内藤氏「あんな投票をするなんてあいつはあほだ、というようなことを言ってはいけない。それは説明しなかった政治家なり政党なりが悪いのであって投票した人を悪く言ってはいけない。投票した人を悪く言っていると社会が分極化する」


>素館 MBS選挙特番より 内藤正典氏「国民をテロから守るには?」 稲田朋美氏「憲法の許す範囲で世界の平和に貢献しないとテロは防げない」


何言ってんのか、分からなかったですね 


安倍総理の改憲コメント。


「なになにだったんだろうと」という言い回しが多い。


まるで他人事のように、国民が、そういったから、こういうことなんでしょう、みたいな言い方。


この言い方には気をつけるべきじゃないか 


福島と沖縄で現職閣僚が落ちたのを国民のバランス感覚ってTBSで解説してる先生が言ったけど、バランサーの役割を両県の人たちに負わせるなよ。


国家に翻弄された人びとの切実な声ではないか。


>冨永 格 公明支持層の24%、無党派層の56%が野党統一候補に投票。前回1人区でバラバラの野党6党に投票したのは公明支持層の15%、無党派層の38%だったから、野党共闘は「安倍さんにはついていけない」層の有力な受け皿になり得ると。



>やってることの関係上、おすすめユーザーにしばしばネタニヤフ首相が出てくる。この男とアベ首相の顔写真が自分のタイムラインに出てくるのほど、精神衛生上よろしくないことはないんだが。 おすすめにはほかに、イスラエル国軍のアカウントなんかも出てくる。あーやだやだ。


あるある 


今の自民党は多様性を失った。


派閥ごとに分かれていた時はタカ派やハト派もあったし、各派閥の綱引きで暴走が抑制されていた面もあった。


だが、今は権力の一極集中が進み、首相とその側近におもねる連中が支配する。


なお悪いことに官僚も官邸入りする事で権力中枢にいる快感を味わうようになった 


政権は、支配すること、統御することに腐心するようになり、異なる意見を切り捨てる。


耳を傾けるふりをして、選挙結果を盾に、さらなる暴走に向かうのだろう 


この政権は世界の中で日本が生きている事実に疎い。


アベノミクスといっても所詮一国の中での金のばら撒きに過ぎない。


英国がEUを離脱するという何の関係もない出来事が、日本の資産を吹き飛ばす時代に対応できない。


安全保障も同じで米国に追随すれば日本が安全だと思い込んでいるが、あり得ないこと



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 2016真夏の夜のミステリー 「2016真夏の夜のミステリー」「不正選挙:三宅洋平の得票がゼロ!?」


テーマ:日本ナチ化計画



非常に興味深い情報がまとめられている記事がありました。



真夏の夜のミステリー アラフォーママの日記


それは、蒸し暑〜い真夏の夜の不思議な不思議な出来事じゃった。

昔から、タヌキに化かされたと!いう話は昔話としても数多く伝えられているが

21世紀になった現代でも、そのようなキツネにつままれたような話が時折出てくるのじゃった。。

今回は、選挙という胡散臭いシステムの中で起こった不思議な不思議なお話じゃ。




まずは、その選挙の前日に起こったのじゃった。


泉大津市、投票用紙8万枚誤廃棄 職員が焼却「参院選に支障なし」
http://this.kiji.is/124423683240050689
大阪府泉大津市選挙管理委員会は9日、参院選当日用の選挙区と比例代表の全投票用紙、計約8万3600枚を誤って廃棄処分していたと発表した。
府などに予備の投票用紙を手配し、投票には支障がないとしている。

市選管によると、市内の20カ所の投票所で使用する予定だった約4万1800人分。
6月9日に府選管から配布された用紙を、市庁舎1階の市民課にある金庫室で段ボール箱3箱に入れて保管していたが、市民課職員が7月1日、保管期限の切れた他の書類と一緒に焼却処分した。

同9日早朝、別の職員が各投票所に交付するため確認しようとして、用紙がないことに気付いた。




なぬ!?投票用紙が8万枚も燃やされたと。

しかも、それだけ燃やしても翌日の投票には支障がないそうな。

おばあさんは腰をぬかしてしもた。



他にも、国の重大ごとを決めるという一大イベントにもかかわらず、

ナメとんのか!と言わざるを得ないような不思議な出来事が多発していたのじゃ。



投票箱のふたの鍵見つからず 期日前投票、開始6分遅れる/さいたま
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/07/08/03.html


えっ、投票管理者が寝坊!?兵庫・尼崎市内の投票所開設が10分遅れ 7、8人が投票せず帰った可能性も
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100026-n1.html


奈良・桜井でも投票用紙交付ミス 12人分投票が無効か
http://www.asahi.com/articles/ASJ7B4GMGJ7BPOMB00N.html


投票用紙交付ミス相次ぐ…無効の可能性高く
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160710-OYT1T50145.html?from=tw



こんなにいい加減なシステムで大きな決め事を決定しようとすること自体がおかしい!と

おばあさんは思った。

また、出口調査という主婦の井戸端会議レベルの調査で即時に結果がわかってしまうのじゃ。

どうせやるなら、複数の民間団体で数合わせするくらいやらないとおかしい!とも思ったのじゃった。



そして、最も不思議に思ったことは、候補者の人気と得票数の差じゃ。



これだけの人が集まる三宅洋平が落選。





そして、なぜかあまり人が集まっていない?元タレントやスポーツ選手が当選じゃと。






しかも、おばあさんはこんな人を初めて見たのじゃった。。




はて、これは一体?


キツネにつままれているのじゃろうか?


それとも、裏で何かが操作しているのかしら?


おばあさんは疑心暗鬼になるばかりじゃった。



そして、当日は選挙運動禁止のはずなのに、新聞やネットにはデカデカと広告が出ていたのじゃ。



通常、投票所では、人の名前が書かれた目につきそうなものには選挙に影響を与えないように上から紙を貼って見えないようにしているという。

迷っている人が目に映るものの名前を書いてしまう確率が高いのだろう。

そんな心理を利用して当日新聞やネットでバシバシ広告を出し、目につかせるというマインドコントロール手法まで巧みに利用してるのじゃな?とおばあさんは推測ったのじゃった。




その翌日、天草では早速、不可解な事態が発生していた。

天草市で票数が投票者数より1票多い事態に(熊本県)
http://www.ctv.co.jp/ctvnews/news8685486.html
参院選熊本選挙区の開票作業では天草市の票数が投票した人の数より1票多いという事態が発生し、県全体の開票結果の確定が11日午前3時半すぎまでずれ込んだ。
天草市の選挙管理委員会によると参院選熊本選挙区の投票総数は4万3782票で、投票した4万3781人に対し1票多いという事態となった。
投票用紙の点検作業などを行ったが、原因はわからず1票は一旦、入場券等の投票用紙以外の紙の混入として処理された。
天草市の選管では11日も引き続き原因究明の作業を行っている。
この天草市のトラブルのため熊本選挙区の開票結果の確定は、11日午前3時半すぎまでずれ込んだ。
熊本県選挙管理委員会では13日の選挙会までに天草市のトラブルの原因が判明すれば投票結果の訂正もありうるとしている。




怪しい。

過去にも水増し、バーコード付け替え、行方不明票 etc.. 怪しいことが起きていた。



【2014年】
http://www.asahi.com/articles/ASG6T5J3MG6TPLXB00H.html (すでにリンク切れ)
高松地検は25日、昨年7月の参院選の開票・集計作業をした高松市選挙管理委員会事務局長兼選挙課長ら当時の市職員3人を公職選挙法違反(投票増減罪)の疑いで逮捕し、発表した。

○○容疑者以外の2人は現在も市職員。

3人は昨年7月21〜22両日、市内の体育館で参院選比例区の開票・集計作業をした際、集計入力済みの白紙投票を集計入力担当者に手渡し、再び入力させるなどして白紙投票を約300票増やした疑いがある。

参院選の開票を巡っては、比例区で当選した自民党議員の高松市での得票が0票だったことから、「投票した」とする支援者らが市選管へ再点検を要請。

市選管は、公選法の規定で再点検には選挙期日から30日以内に訴訟を起こす必要があったとして、再点検は不可能と説明していた。地検はこの問題に関連した告発を受けて捜査していた。



高松市の不正選挙、集計バーコード付け替えて白票を増やしていた事が判明!市民からは抗議の声が相次ぐ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2991.html


香川に限らず、全国で。


【不正選挙】日本全国開票ミス=あちこちで辻褄の合わない結果が発生している
http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-256.html



これは、これからまだまだ出てくるかもしれないのぅ。

おばあさんはニヤリと笑ったのじゃった。

つづく。




じいさんかいっ!





過去、議員に立候補したという女性が貴重な証言をしている。

160709 【ダイジェスト版】大阪における「不正選挙」疑惑追及者Aさんインタビューダイジェスト版(聞き手:IWJ記者)



ほぅ。

途中で計数機にトラブルがあって交換したのか。

しかも、4台中4台。

また、施設入居者等の個人情報や期日前投票のシステムが持ち出されていた?

2006年の設定段階で遠隔操作できるバックドアが付いてるとはね〜。

なるほど。開票結果は全ていじれるらしい。




昨日も途中でトラブルが発生した投票所があったな。


鹿児島県選管、トラブルで開票集計できず
http://this.kiji.is/124876429074907139


また、数か所で停電もあった。


・〔北海道電力〕北海道十勝地方で最大4万軒が一時停電(10日15時15分現在)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160710-00000006-rescuenow-soci


@T_w_i_misaaaaa
秩父で500軒停電? Σ(`д´ノ)ノ
なんで?(電力必要なため?




リチャコシさんのところに、早速興味深い書き込みがあった。
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201607/article_107.html
船橋市の開票所に来ています。

開票の参観される方ヘという貼り紙が至る所に。撮影、録音は禁止だそうです。よっぽど都合が悪いんでしょうね。

ドラえもん
2016/07/10 21:50

帰宅しました。

どうしょうもないです。

結論から言いますと、投票箱は比例については完全にすり替えてます。

私だけで言うと、緑で書いた「姫井ゆみ子」が見つからず、姫井候補の票は12票くらいしかなかった。

全部黒の文字でした。

選管の責任者を呼んでもらい事情を話し、会話は録音してありますが、「票はなくなってはいません」との回答しかもらえませんでした。

必要ならレコードしてあります。

23個の箱がありましたが、4個しか投票所固有の番号の表示が見えませんでした。

おそらく比例票は全部入れ替えてると思います。

23個のうち19個を入れ替えれば、こうなる。

それなら説明つきますね。




これから、いろんな暴露が出てきそうだな。


そういえば、元都知事の猪瀬氏も日刊ゲンダイで面白そうな暴露話をしていたな。


猪瀬元知事が実名入り告発 “伏魔殿”都庁と都議会に大激震
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185291
告示まで1週間を切ったのに、自民も民進も候補者が決まらず、“先出しジャンケン”の小池百合子元防衛相は自らが所属する自民党都連にケンカを吹っかけ、都知事選は大混乱だ。そんな中、現金授受問題で2年半前に辞任した猪瀬直樹元知事が、都連や都議会の“暗部”を告発。波紋を広げている。

■「十数年君臨してきた既得権益の権化」

猪瀬氏は6日、経済情報に特化したニュースメディア「News Picks」に“告発”を投稿した。都議会や都庁はこれまで“伏魔殿”と度々言われてきたが、その実態を実名入りでバクロしている。

〈内田茂自民党都連幹事長は既得権益の権化として都議会に十数年君臨してきた。(中略)自民党都連会長は石原伸晃だが、会長は帽子で国会議員や都議会の公認権は都連幹事長の内田が握っている〉
つづき





個人的には、石田純一都知事を見てみたかったなぁ。、

実務経験なし?その実務経験ていう常識の枠にはまってないのがいいんだな。





2016年、真夏の夜のミステリー







なんだかキツネにつままれた様な気分でしたが、日本にはまだまだキツネ(古狸)がたくさんいるんですね〜!聞いた話、最近のキツネはスーツを着こなしていたり、ネットも使いこなせるのだとか。
 
動員数のすごい候補者と、まったくいない候補者で投票数で逆転現象というのも、ある程度であればそれなりの理由をつけることもできるでしょうが、この逆転現象はちょっとひどいと思います。
 
あと自民党の投票日当日の新聞広告はあれ、違法じゃないんですか?「新しい判断」でOKなんですか?新しい判断って言葉、便利ですね。
 
 
 
 
 
さらに、こんな不思議な怪奇現象も起きていたのだとか。
 
「不正選挙:三宅洋平の得票がゼロ!?今こそ解明に立ち上がる時!インチキ選挙に鉄槌を!!」(ひとー人〜shig/谷田茂さんのブログ)
http://ameblo.jp/shig1956/entry-12179392710.html


 
東京の区よって、三宅洋平氏にけっこうな数の票のある区と、まったくない得票数ゼロの区がいくつかあったようです。これは夜中の時点の数なのですが、今はどうなっているのでしょう?
 
 
 
 
*****
 
 
自民党はまだまだ、質問を受け付けているようです。
 


 
前回の記事にアップしなかったけど、どうしても共有したいものや新しいツイートなどをまとめました。






NHKがうっかりと参議院選挙を一週間の予定表に入れ忘れているとか、本当にびっくりですね。
 




その裁判所にも手が回っていたりして・・・




NHKが参議院選挙を予定に入れ忘れていたのと同様、ついうっかりお知らせするのを忘れていたとか?こんなことをお知らせすると、選挙にも原発再稼動にも不利になるから?




イギリスでは、イラク戦争の参加を無理矢理決定したトニー・ブレア元首相が戦争犯罪者として起訴されるかどうか、というところに来ています。後方支援で あったとしても、大量虐殺を行った連合軍に参加する決定を行った場合、少なくとも国民に説明する責任があるのではないでしょうか。それともやっぱり、国民 の権利なんてどうでもいいんでしょうか?






#自民党に質問 です。このニュースのリンクがNHKのサイトからは削除されているようですが、その理由はなんですか?NHKのニュースが見れなくても他のサイトでは同様のニュースがありますので、普通にネットを使える人にとってはあまり意味もないですし、逆に怪しまれると思いますよ。

 

いろいろと調べものをしていて気がついたのですが、よく日本のニュースって削除されていますよね。






こういうメディアの中の人たちも、もちろんこういった質問が市民から上がっていることはよく知っています。ただ報道できないだけですよね?






ええ。それはあくまでも「良識のある政治家」の話です。良識のある政治家が国の政治を担ってくれている、なんて考えただけでもうっとりしますね。
 
 
 
 
やっぱり、こういうカラクリがあるからでしょう。。。
 
参院選情勢報道 日経と読売 → 日経リサーチ → トランスコスモス=ネット工作会社(GhostRiponの屋形さま)
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-12179344283.html


 


 
 
トランスコスモス社の工作員のお給料、いくらくらいなんでしょうね?






「2016真夏の夜のミステリー」「不正選挙:三宅洋平の得票がゼロ!?」 世界の裏側ニュース




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「今回の選挙は市民とともにあることのありがたみを知った政治家を何人も作った:萩原 一彦氏」 
「今回の選挙は市民とともにあることのありがたみを知った政治家を何人も作った:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20356.html
2016/7/12 晴耕雨読


https://twitter.com/reservologic

僕らにとって朗報は、森裕子氏の当選で山本太郎氏の発言機会を守ることができるだろうということ。


森氏、木戸口氏はともに無所属で立候補したけど両者はもともと生活の党だから彼らが復党すれば、生活の党と山本太郎と仲間たちは、政党要件を満たすことができる。


僕らは山本太郎も守ることができた。


今井絵理子とか片山さつきとかいう人たちは、選挙前の政策アンケートに全部無回答だった人たちだけど、彼らは比例名簿の上の方においてもらってたから、実際何も考えなくてもよかったんだよね。


そういうのが当選して議決となれば数合わせに使われる。


世の中間違っとるけど、間違ってんなら直さなきゃなおらない。


今回の参院選で僕らが得たものもある。


例えば今回の選挙は市民とともにあることのありがたみを知った政治家を何人も作った。


そして僕らも選挙はあっち側でだけやってるものじゃないとわかった。


三宅洋平のフェスを見た人にはこんな政治のやり方もあるんだと目ウロコだったと思う。


まだ始まったばかり。


>かまやん 共産党は「やると言ったらやる」政党ですよね。本気でしたし、今後も本気でしょう。現場で見ててわかりました。尊敬します。


ご褒美の意味で今回は比例は共産に入れた人もいると思う。


僕もその一人。


>フランコーネ 選挙が終わった途端、改憲について饒舌に語り始めるメディアに心底ウンザリ。しかも緊急事態条項とかにはあまり触れない政府との同調路線。これはもう最悪、メディアの罪は果てしなく大きくて深刻。


生活の党が比例区で1議席確保したのか。


よかったなあ。


比例区でということに意味がある。


みんなまだ捨てたもんじゃない。


>('_') 民進党のこの数字はそうとうな善戦。しかし同党との共闘でおおくの選挙区で候補者擁立を取り下げた共産党が比例での伸びを欠き失速、身を切って民進を押し上げた形に。民進はみずからの結果とともに、共産の苦い結果をともに噛み締め、その恩義を忘れてはならないと思います 


>kentarotakahashi 民進党がここまで無党派層の受け皿になりえたのは、党がそれだけの力をつけたからじゃないよ。路上の市民達が要求し、実現させた野党共闘の結果だよ。



>馬。もう一度言います。国民投票で勝つためには、「どんな人たちが、どういう目的で、何をしようとしているのか」をわかりやすく伝えていくしかありません。それができれば、ネトウヨでさえ、考えが改まります。もともと、社会や政治について、大した定見ない人がほとんどだから。


>土佐の酔鯨 選挙ではアベノミクスのエンジンを吹かすといっていたのに、終わったとたん、経済や雇用問題は空中分解して、改憲改憲改憲の大合唱になってしまった。予想できたことだけど露骨すぎる。


>土佐の酔鯨 投票から一夜明けて思ったことは、ジャーナリズムのない国の選挙は与党が断然有利。民進党は岡田代表では次の選挙の敗北も決定的。とりあえず共産党が野党第一党となって自民党とガチンコ対決しないかぎり自民党一強の政治に風穴は空かない。「民度が低い」の一言で片付けるのは思考停止と同じ。


>昭和おやじ イギリスBBCテレビは、今回の参議院選挙について東京特派員のリポートとして、「安倍総理は選挙キャンペーンで彼の経済政策を焦点に戦った。しかし、この選挙の背後にあったものは、憲法を改正しようとする力だった」と報じました。https://t.co/DM5LjkIbeT

>ふ フランスの週刊誌L'Obs (アベシンゾーの隠された顔) https://t.co/izo9xVKIlm #日本会議 はレーダーに現れないようにあらゆる注意を払ってきた。 その集会はメディアに開かれていない。 会員たちには会談の間も、写真を撮る権利もない。

>加藤典洋 訳文あり。必読。


>Junna Hirono もう憲法のTV番組まですでに用意されてますから。結果は予め決まってたってことです。何度も繰り返して恐縮ですが、日本の選挙はデキレースです。あとは、国民がそのことをちゃんと学んで自分の行動を起こすか、学ばないで同じ事を延々繰り返すかだけ。


>公明党、減ってます。


僕はむしろ公明の票の固さに驚きます。


あれだけ創価学会内部から批判的な声が出てても大崩れしなかった。


あと、今は亡きみんなの党の票は民進党を中心に程よく野党に分配されたなと。


中でも共産は損して得取ったと思うけどそれに価する行動だった。


日本の選挙のおかしなところは「争点」を選挙で選んでもらうほうが決めるってことなんだよね。


だから今回も一方は改憲は争点ではないと言い、他方は改憲こそが争点であると主張して戦った。


争点は本来国民が決めることだけど、今回は国民の声を拾う役割のマスコミが選挙前に死んだふりして黙り込んだ。


>mathiew ここ大事なので、なんども言うかもしれないが、中立であることと意見を言わないことはまったく別物。自分の意見を言わずに相手に意見を求めることが好ましいとされるような雰囲気を子供は感じて、結局自分の意見を言おうとしなくなる。自分の意見をきちんと述べて初めて、責任ある議論ができる。マスコミが範を垂れないとね。


今回のマスコミがまさに「沈黙して中立を守る」という態度だった。


要は「めんどくさいことしたくない」が理由だと思うけど、それだと「何にも考えられない」人たちを生み出すことになる。


中立は喧騒の中にこそ生まれる。


>mathiew 中立は喧騒の中にこそ生まれる。まったくその通りと思います。雑多な意見がてんやわんやで、その中で議論がきちんとなされる状況が、中立なんだと思います。


はい。


例えば中立の目を持って喧嘩の仲裁に入ろうとする人は、双方の言い分をとことん聞いてからじゃないと、どこに問題がありどこに中立的な立場があるのかわからない。


マスコミは今回国民に情報を与えず何が中立かを考える機会を奪ったと言えます。


マスコミが沈黙を守ったという態度は、たとえは悪いけど、物も言わずにただ殴り合っている人たちを見て見ぬ振りして伝えもしないという、完全な傍観者の態度だった。


問題のありかどころか、問題があるかどうかさえ伝えようとせず、一方が殴り倒されてから、喧嘩の原因はこうでしたと伝えるようなもの。


>徳田 洋 これも「今だけ 金だけ 自分だけ」のニッポンのオッサン構造だ。そうしないとお金にならない、お金がないと食えない、お金がないと愛されない、という恐怖感で支配される僕ら。それを強制され続けているこの社会の政治構造があらゆる歪み生んでいる


>地域密着型の問題を争点として選挙を闘った地方区は野党が(反TPPでは北海道東北そして甲信越地方で同じく反原発では福島新潟で、反への子では沖縄で)勝利した。一番の争点のアベノミクスを論破する経済対策が野党にはなかった。


なかったのは、マスコミを政権に抑えられてしまっている状況下であっても国民に選挙の意味を理解させる有効な戦略だった。


「政権交代じゃないので、新政府が示すべき経済政策はなくてもいいのだ」ということが国民には全く理解できなかった。


>mathiew 争点隠しの自民党選挙戦略。極めて悪質。 参院選:改憲ライン「3分の2」認知浸透せず - 毎日新聞https://t.co/rlhEK2oY6s

その中には広告代理店の能力をフルに使ったマスコミに対する抱き込みと圧力が当然入ってたと思う。


選挙公示後開票日までのマスコミの異常なほどの沈黙。


投票日当日の自民党広告の掲載。


そんな手口にやられない国民を作るのが文科省の役目なんだけど…


>mathiew そんな選挙で健全な議会制民主主義が行われるわけないですよね。こうなってくると「圧政」という言葉が妥当な言葉になってきます。




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<1>(日刊ゲンダイ)



国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<1>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185450
2016年7月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し



やりたい放題の巨大与党の独裁がついに完成(C)日刊ゲンダイ


■大マスコミの裏切りで全く伝わらなかった本当の争点

 きのう(10日)、投開票された参院選はやりきれない結果だった。野党共闘はある程度、奏功し、1人区で野党は11勝(21敗)した。しかし、この程度の善戦ではどうにもならず、終わってみれば、自民党が56議席と圧勝。公明党も14議席を確保した。おおさか維新の7議席を加えれば、改憲勢力は77議席を獲得。非改選の無所属議員のうち改憲賛成の4人を加えると、自公プラス改憲勢力が参院で3分の2を制してしまった。

 与党は衆院ではすでに3分の2を確保しているから、これでいよいよ、国家統制を前面に押し出した改憲が現実味を帯びてくる。安倍首相はテレビで慎重姿勢を見せていたが、こんなものはポーズだ。今回の選挙結果とは、もっとも危ない暴君に、とてつもない数を与えてしまったのである。

 高千穂大の五野井郁夫准教授は「2016年7月10日は歴史に刻まれる日になるだろう」と言い、こう続けた。

「日本の民主主義が形式的なものになってしまった日だからです。衆参で与党や与党協力勢力が3分の2を制するなんて、日本の民主主義の歴史においてはほとんど未踏の領域です。今でもこの政権はメディアに平気で圧力をかける。公平・中立報道をしなければ、電波停止をにおわせる。今後も言論機関に圧力をかけてくるでしょう。本来であれば、『それはおかしい』と言う野党もここまで負けてしまうと、手も足も出ない。与党議員や閣僚に疑惑があっても証人喚問はもとより、質問時間すら制限されてしまう。安倍政権は『今がチャンス』とばかりにやりたい政策を加速化させていくでしょう。グズグズしていたら、高齢化が進む安倍応援団、日本会議が許さないからです。かくて、あっという間に国の形が変わってしまう恐れがある。後世の歴史家は、この日が歴史の分岐点だったと分析するかもしれません」

 それなのに、有権者の能天気だったこと。投票率は戦後4番目に低い54.7%だから、どうにもならない。大マスコミが安倍の姑息な争点隠しに加担したものだから、民主主義を賭した選挙だという自覚もなく、盛り上がらない選挙になった結果がコレなのである。民主主義は死んだも同然だが、そのことすら大マスコミは報じようとせず、従って有権者はいまだに気づかない。安倍の思うツボである。



1人区は野党2ケタの勝利だったが(C)日刊ゲンダイ


■比例統一名簿に失敗した野党の致命的大失態

 返す返すも悔やまれるのは、野党4党が比例区で統一名簿を作れなかったことだ。1人区で野党統一候補は11議席を獲得。特に東北地方は5勝1敗と共闘効果を発揮し、メディアの最終情勢調査を大きく覆すほど善戦しただけに、なおさら惜しまれる。比例区で野党票が分散した結果、自民党の比例獲得議席は19と、圧勝した前回の18議席を上回ってしまった。

「野党共闘が比例区でも実現していれば、自民党から少なくとも5、6議席を奪えたはず。確実に改憲勢力3分の2議席は阻止できました」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 政治評論家の野上忠興氏は「決断できなかった民進党の岡田代表の“オウンゴール”」と語ったが、まさにその通りだ。昨年夏の安保法の成立以降、憲法学者の小林節・慶大名誉教授らは野党の大同団結を呼びかけ、社民・生活も統一名簿実現に前向きだった。消極姿勢は民進だけで、小林教授はしびれを切らして「国民怒りの声」を立ち上げた後も「統一名簿が実現すれば、いつでも降りる」と強調していた。

「最後は連合まで統一名簿に積極的となったのに、岡田代表が踏み切れなかったのは『民進党のエゴ』といわざるを得ません。全ての1人区で野党共闘が実現しても、比例統一名簿がないことで“画竜点睛を欠く”状況になってしまった。決断しなかった岡田代表の歴史的責任は重くなりそうです」(鈴木哲夫氏=前出)

 統一名簿をフイにした野党は、この国の民主主義を見殺しにしたも同然だ。後世の歴史家に「致命的大失態」と評価されるのは間違いない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 改憲勢力3分2超に、それでも大健闘だった民進党 見通しを誤った共産党、野党共闘の行方は?(JBpress) 

改憲勢力3分2超に、それでも大健闘だった民進党 見通しを誤った共産党、野党共闘の行方は?
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47329
2016.7.11  筆坂 秀世 JBpress


 今回の参院選挙の見どころは2つだったと思う。1つは、改憲勢力が衆議院に続いて参議院でも、憲法改正発議が可能となる3分の2以上確保できるか否か、ということ。もう1つが、4野党の統一候補がどれだけの戦績を収められるか、ということだった。

■「3分の2」問題争点化の効果は?

 民進党の岡田代表は、改憲派に3分の2以上の議席を獲得させないことを選挙の大きな争点として押し出していた。これに対して、安倍首相は、あくまでもアベノミクスの推進を前面に押し出し、岡田代表ら野党の憲法争点化を無視する作戦を展開した。

 開票日の記者会見で岡田代表が、「憲法の争点を隠すなど(与党は)逃げて逃げて戦いになっていなかった」と述べたが、そうだったのだろうか。

 確かに、この問題で与野党が激突するような論戦はなされなかった。だが朝日新聞の出口調査によれば、投票に当たってもっとも重視した政策課題は、1位が「景気・雇用」の28%、2位が「社会保障」の15%、3位が「憲法」の14%となっている。4位の「子育て支援」の13%よりも「憲法」が上回っているのである。新聞各紙も「3分の2」問題を積極的に報道していた。改憲がここまで選挙の焦点になったことは過去にはなかった。

 その意味では、野党側の作戦は、ある程度は功を奏していたのである。

 朝日新聞の出口調査によれば、1人区で公明党支持層の24%が野党統一候補に投票している。憲法改正とも関わって、自民党議員を増やすことへの抵抗感があったのではないだろうか。民進党が3年前より前進できた背景に、この作戦が貢献していたのかも知れないということだ。

 共産党の志位委員長は、「国会の結果で改憲に信任状が与えられたとは言えない」と語っているが、これはまったく無意味な発言だ。少なくとも野党は、「3分の2」問題を争点化した。その結果、改憲派が3分の2以上を参院でも確保することになった。これは厳然たる事実だ。だが、憲法をどう変えるかは、そもそもまったく別の問題である。

 安倍首相自身が「この選挙で改憲の是非が問われていたものではない」と述べるとともに、「(憲法改正の国会発議に向けて)しっかりと橋はかかったんだろう。私の(自民党総裁)任期はあと2年だが、憲法改正は自民党としての目標だから落ち着いて取り組みたい」と語っている。

 首相が言うように、今度の選挙結果は、「信任状」とか何とかではなく、国会が憲法改正を発議する条件ができたということなのだ。どう改正するかは、まったく次元の違う話なのである。

■野党統一候補は大成功だった

 産経新聞(7月11日付)は、18面で「消沈 共闘空回り」という大見出しを掲げている。だが、これはいくらなんでも無理筋の見出しだ。

 3年前の参院選では、31ある1人区で自民党の29勝2敗という完勝だった。だが今回は32ある1人区の勝敗は、自民党の21勝11敗だった。互角には程遠いが、3年前に比べれば大きく押し返したことは間違いない。

 自民党や公明党からは、民進党と共産党が組むことに対して「野合」などの批判が行われた。特に、藤野前政策委員長の「(防衛予算は)人殺しの予算」発言以降は、特に民共共闘への批判が強められた。

 この討論会では、民進党の山尾志桜里政調会長が藤野発言を批判しなかったことも批判された。ちなみに、その時の映像を見ていると自民党の稲田朋美政審会長も他の人の発言とかぶさるように、笑いながら小さな声で「国を守るための予算ですから」と述べただけで、とても厳しい批判などと言えるものではなかった。私の感想は、正直に言えば「なんというトロさだ」というものだった。

 それでも1人区で9議席も増やしたのだから、客観的に見て大健闘というべきだろう。参院選は、政権選択選挙ではない。したがって、弱小野党同士がいくつかの違いを残しても選挙協力をするというのは、あり得ることである。したがって、与党側の「野合」という批判は成功しないだろうということを私は指摘してきた。選挙結果は、この指摘通りであったと思う。

 またぞろ民主党内では、改選議席を大きく割ったことから岡田代表の責任を問う声があがっているという。6年前というのは、民主党が政権政党だった時代である。その時の獲得議席と比較するなどというのは、ナンセンスとしか言いようがない。比較すべきは、3年前の選挙である。3年前に民主党の比例での獲得票は、713万票だった。それが今回は民進党として、400万増の1175万票獲得した。議席も7議席から11議席に躍進した。少なくとも低落傾向を食い止め、上昇への大きなきっかけをつかんだということだ。

 結論から言えば、民進党は想定された以上に健闘したというべきだろう。

■衆院選に向け野党共同の中身が問われる

 野党共闘は、共産党が「安保法制(戦争法)廃止の一点での共同」を呼びかけ、それが契機となって実現していった。私は、「安保法制廃止」をメインスローガンにすると選挙は失敗するということを再三にわたって指摘してきた。

 実際、出口調査では「外交・安全保障」が選択肢になったという回答は8%に過ぎなかった。北朝鮮のミサイル発射や中国の軍事行動を見れば、日米の軍事協力が必要だということを日々実感しているからである。

 民進党も、共産党も、今度の選挙協力について、ある程度の手ごたえはつかんだはずである。小沢一郎氏らも、もっと協力を強めなければならないと強調している。それだけに、これからは衆院選での協力体制の構築が課題となってくる。

 その際、重要なことは「安保法制」だけではなく、基本的な経済政策、税・財政政策、社会保障対策などで政策的合意を積み上げていく努力であろう。なぜなら衆院選は、政権選択選挙になるからだ。

 民進党内には、共産党との選挙協力に懐疑的な勢力も依然として存在するが、だが自公と単独で戦って勝利することは、いまの力関係では不可能だ。

 共産党が過去の小選挙区で当選者を出したのは、1996年総選挙で京都3区と高知1区でそれぞれ1回当選したのと、2014年総選挙で沖縄1区において当選した3度しかない。小選挙区では、ほとんど負け続けてきたのだ。それだけに候補者を降ろすことにそれほどの抵抗感はないはずである。

 少なくとも共産党からは、民進党に対して積極的な選挙協力の呼びかけがあるだろう。これに民進党がどう対応するか、今後の注目点の1つである。

■共産党が伸び悩んだわけは

 共産党が6議席しか獲得できなかったというのは、私の想定外であった。私は、最低でも改選議席3の3倍の9議席は獲得するだろうと見ていた。3年前には8議席獲得していたからである。「国民連合政府」構想の呼びかけも共産党に有利に働くと見ていた。

 なぜ見通しを誤ったか。先にも述べたように、「戦争法廃止」というスローガンは票にはつながらないと見てきていたが、昇り調子の政党としての勢いがあると判断していたからだ。だが、それほどの勢いはなかった。そこには、いくつかの要因があると思う。

 藤野前政策委員長の「人殺し予算」発言は、確かに勢いを止めるには十分は暴言であった。だがそれだけではなかったはずだ。党の高齢化や活動力の低下も大きな要因の1つであろう。

 また選挙情勢への甘い見方もあったのではないか。なにしろ比例代表に42人もの候補者を立てたのである。比例代表の定員は48人である。定員とほぼ同じ数の候補者を立候補させたのである。“狂気の沙汰”としか思えない。同党の比例での当選目標は9議席だったが、5議席にとどまった。その結果、供託金を1億9200万円も没収されることになった。

 共産党は、選挙の度に選挙募金、供託金募金を党員や支持者に訴えている。この貴重な金を無謀な候補者数によってみすみす無駄にする、これには今後党内から批判の声があがるのではないだろうか。

■もう不破さんの応援は止めた方が良い

 今回の選挙でも、御年86歳の不破哲三前中央委員会議長が、何カ所かで街頭演説を行った。共産党の議席が減り続けている時には、出てこなかったのが、ここ2回ぐらい勝ちそうになると出てくるようになった。現金なものである。

 この不破氏が、7月8日、埼玉県の浦和で街頭演説を行い、9日付の「赤旗」によると、次のように述べたと言うのである。

「安倍首相が、サミットで来日した各国首脳を、戦前、『八紘(はっこう)一宇』=神国日本が世界を支配するなどの思想を国民に植えつけ戦争に動員した国家神道の総本山だった伊勢神宮に案内し、実質的な集団参拝をさせたことに言及。『これは日本の政府代表の行動ではなく、ウルトラ右翼“日本会議”の代表としての行動だ』と批判」。

 不破氏は、この演説を三重県の伊勢市で行うことができるのだろうか。伊勢市民の総スカンを食うことだろう。確かに、戦時中、軍部に利用されたこともあっただろう。それによって伊勢神宮をすべて否定するとしたら、これは藤野発言に勝るとも劣らない暴言である。

 サミットに訪れた首脳は、それぞれ記帳をしている。アメリカのオバマ大統領は、「幾世にもわたり、癒しと安寧をもたらしてきた神聖なこの地を訪れることができ、非常に光栄に思います。世界中の人々が平和に、理解しあって共生できるようお祈りいたします」と記帳している。他国の首脳もほぼ同様の趣旨の記帳をしている。不破氏は、これをも批判しているのだ。

 かつて不破氏は、高齢になった宮本顕治氏に対して、「知的後退がみられる」と述べたことがある。不破氏はどうなのだろうか、と思ってしまう。いくら共産党全体が高齢化したといっても、もう隠居してもらってもよいのではないか。余計なお世話であろうが。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<2>(日刊ゲンダイ)
国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<2>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185451
2016年7月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し



事実上の独裁を手に入れた(C)日刊ゲンダイ


■壊憲政権が信任され、さらに巨大化という悪夢

「ヒトラーは民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って出てきたんですよ。彼はワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法下にあって出てきた。常に憲法は良くても、そういうことはあり得るということ」――。今から3年前、麻生財務相が放った言葉を改めて聞くと、現状をあまりにも言い当てていてゾッとする。

「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」と続く大妄言だが、安倍政権は「ナチスの手口」をしっかり学んできた。九州大名誉教授の斎藤文男氏(憲法)はこう言った。

「憲法の定める基本的人権や知る権利を踏みにじる特定秘密保護法の強行採決に始まり、閣議決定だけで武器輸出を47年ぶりに解禁。揚げ句が集団的自衛権容認の解釈改憲で、安保法制による『立法改憲』とセットで9条を空文化させた。一連の憲法無視の“壊憲政治”は、悪名高い全権委任法を成立させてワイマール憲法を葬り去ったナチスの手口さながら。こうした強引な政治手法こそ、安倍政権は国民の審判を仰ぐべきなのに、今回の選挙も憲法無視の政治姿勢や改憲の野望などの争点化を巧妙に避けた。これも『誰にも気づかせない』というナチスの手口に学んだ結果でしょう」

 メディアは「改憲勢力3分の2議席」に焦点を当てているが、ちょっと待て。安倍政権は改憲の発議をすっ飛ばし、とっくに憲法をないがしろにしてきたではないか。

「安倍政権にとって改憲の必要性があるとすれば、憲法に条文のない『緊急事態条項』を加えるくらいなもの。あとは身勝手な解釈改憲でどうにでもなる。事実上の独裁を手に入れた今、国民の人権や自由を損ねても、お構いなしだと思います」(斎藤文男氏=前出)

 国民は壊憲政権を信任し、巨大化させたツケを払うことになる。



投票率はわずかにアップ(C)日刊ゲンダイ


■今回が「最後の選挙になる」という予言は当たるだろう

〈今回が「最後の選挙」になる〉――。不気味な予言だ。これは、10日の毎日新聞に載っていた政治学者の白井聡氏(京都精華大専任講師)の言葉である。改憲勢力が3分の2を占め、憲法改正に向けた流れは「第2段階」に入ったというのだ。

〈すぐに全面改憲には動かないだろう。まずは政府に強力な権限を与える「緊急事態条項」を加える〉と白井氏は予想する。

 9条改正は心理的なハードルが高いが、大災害やテロに備えて緊急事態条項が必要だと喧伝されれば、お人よしの国民はコロッと騙されかねない。それで国民を改憲に「慣れさせる」。自民党が言うところの「お試し改憲」というヤツだ。白井氏はこう続ける。

〈その後に予想されるのは、軍事衝突が発生することを黙認、または誘発することだ〉

 そこで緊急事態を宣言すれば、言論や集会、結社の自由など国民の諸権利を停止させ、政府に対する批判も封じ込めることができる。日本の選挙で最低限保障されてきた公正性や自由など望むべくもなく、なし崩しで憲法が停止されてしまう。残念ながら、この見立てが現実になる可能性は限りなく高くなった。

「55年体制の時代も万年自民党政権といわれたものですが、当時は自民党内に反対意見や議論があった。大メディアにもまだ批判精神がありました。その両方が失われ、野党も無力な今となっては、独裁政権の力が増す一方です。言論の自由が失われた独裁下の選挙は、何度繰り返しても与党が圧勝する形ばかりのものになる。日本は本当に危険な状況にあります」(政治評論家・森田実氏)

 要するに、北朝鮮のような国になっていくのだろう。そういう最悪の選択をしたことに、自民党に一票を投じた有権者が気づいていないとすれば、あまりに愚かである。


関連記事、紙面
国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<1>(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/368.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK209] UR職員2人 約90万円分の接待受け停職処分:甘利あっせん事件、補償金増額がないので(贈)収賄ではないと(唖然

 甘利騒動渦中や選挙期間中に報じられていれば大きな問題になったはずの事実が、参議院選選挙投開票が終わった直後に公表され、NHKオンラインニュースの見出しも、「UR職員2人 約90万円分の接待受け停職処分」という表現で“甘利”の“甘”もないことに、怒りを超えて笑ってしまう。

 補償問題がこじれ、過大な“コスト”がかかることを承知で甘利事務所にすがった建設会社が、見返りの確証がないまま、90万円もかけてURの職員を接待するということは考えられない。

 記事には、「甘利氏や元秘書からの要望によって建設会社への補償金が増額した事実はなく、接待による交渉への影響も認められなかった」とあるが、子どものウソより低劣なウソというしかない。

 勝手な邪推だが、建設会社によるUR職員接待も、甘利事務所に“奨められて”行ったものだろう。

=================================================================================================================
UR職員2人 約90万円分の接待受け停職処分[NHK]
7月11日 21時29分

甘利前経済再生担当大臣の事務所の問題に絡んで、UR=都市再生機構は、職員2人が補償交渉をしていた建設会社側から飲食などおよそ90万円分の接待を受けていたとして、停職の懲戒処分にしました。

甘利氏の事務所が、URと補償交渉をしていた建設会社の元総務担当者から現金を受け取っていた問題を巡っては、URの職員も同じ担当者から飲食などの接待を受けていたことが分かり、URは外部の弁護士による調査を進めていました。

11日にURが公表した調査結果によりますと、52歳と43歳の職員2人は、おととし7月から去年12月にかけて、建設会社の元総務担当者から飲食やタクシー代など総額およそ90万円分の接待を受けていたということです。

URはコンプライアンスの規程に違反したとして、11日、2人をいずれも停職の懲戒処分にし、53歳の職員は退職しました。

一方、調査では、補償交渉などに関わった30人余りの職員から話を聴くなどした結果、甘利氏や元秘書からの要望によって建設会社への補償金が増額した事実はなく、接待による交渉への影響も認められなかったとしています。

URを所管する国土交通省の石井大臣は「二度とこうした事態が起きないよう、URに対しコンプライアンスの徹底を指導してまいります」というコメントを出しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591631000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_005



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪(((;゚Д゚)))≫安倍総理が憲法改正に前のめり!「憲法改正は自民党憲法改正草案をベースに」ネット民「さよなら…日本
【(((;゚Д゚)))】安倍総理が憲法改正に前のめり!「憲法改正は自民党憲法改正草案をベースに」ネット民「さよなら・・日本」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19246
2016/07/11 健康になるためのブログ




http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK11H2R_R10C16A7000000/

安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、参院選を受けて党本部で記者会見し、憲法改正について「わが党の案をベースにして、どう3分の2を構築していくかが、政治の技術だ」と述べ、野党時代につくった自民党草案をもとに議論を主導する考えを表明した。


以下ネットの反応。




















選挙中は一切憲法改正について語りませんでしたが、選挙終わってからは憲法改正についてしかしゃべりませんね。

国民の皆々様はぜひ一度自民党憲法改正草案をお読みになることをオススメします〜(憲法は短いのですぐ読めます)。

中〇の憲法にそっくりなんておっしゃる識者もいます〜。

怖かとです〜。



憲法改正が現実に?「3分の2」重み 最後は国民投票(16/07/11)




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<3> 衆参3分の2でこれだけの恐怖政治が可能になる(日刊ゲンダイ)


国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<3>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185452
2016年7月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し



強行採決がさらに増える(C)日刊ゲンダイ


■衆参3分の2でこれだけの恐怖政治が可能になる

 衆参で3分の2の勢力を握った政権がやれることは、改憲だけではない。3分の2の勢力をフル活用すれば、戦前並みの恐怖政治、野党の弾圧も可能なのだ。

 意外に知られていないのは、国会議員を除名できることと、国会審議を非公開にできることだ。

 憲法55条は、〈議員の議席を失わせるには、出席議員の3分の2以上の多数による議決を必要とする〉と定め、58条2は〈院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。ただし、議員を除名するには、出席議員の3分の2以上の多数による議決を必要とする〉と記している。要するに、3分の2の勢力があれば、いつでも気に入らない野党議員を国会から追放できるということだ。

 さらに、憲法57条は、〈両議院の会議は、公開とする。ただし、出席議員の3分の2以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる〉と定めている。

 立正大教授の金子勝氏(憲法)が、こう解説する。

「改憲勢力に3分の2を与えたことは非常に不安です。彼らが暴走したら、民主政治は破壊されてしまう。最悪、戦前、粛軍演説をした斎藤隆夫を除名したのと同じことが起きかねない。本当に除名しなくても、いつでも除名できるぞ、という野党議員に対する圧力になるでしょう。異なる意見が封じられたら民主主義は終わりです。国会審議を公開することは、主権者である国民に対して当然の義務ですが、軍事秘密を理由に非公開にされる可能性がある。どんどん戦前に近づく恐れがあります」

 これまでも国民の声に耳を傾けず暴走してきた安倍首相。衆参で3分の2の勢力を確保したことで歯止めが利かなくなるのではないか。



岡田代表は針のムシロ(C)日刊ゲンダイ


■民進党の溶解が始まり、ますます自民は高笑い

 民進党は選挙区で21議席を獲得。「ここを落とすようなら、次の代表選に出ない」と進退を懸けた地元の三重選挙区でも辛勝し、岡田代表は首の皮一枚でつながった格好だ。

 だが、1人区を中心に善戦したものの、おおさか維新や共産が議席を伸ばす中、民進は改選前の45議席から32議席に激減と独り負け状態。自らの辞任について、岡田は「必要はない」と言いつつ、代表選への出馬は「白紙」と明言を避けた。

「3年前の17議席からはアップし、ホッとしているのでしょうが、与党の改選過半数を阻止することはできなかった。負けて喜んでいるようでは、どうしようもありません。このままでは次の衆院選でも勝てないことは自明で、自分の選挙が危うい若手などから、議席減について執行部の責任を問う声が上がってくるはずです。それに、党内に改憲勢力がいるという矛盾もこれから表面化してくる。憲法改正の発議が現実になったことで、党内がガタガタしてくるのは間違いありません。岡田降ろしの動きが出てくるでしょう」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 実際、民進の改憲派は9月の代表選で勝負に出る準備をしているという。

「党内保守派の間では、『共産党なんかと組むのはダメだ』という意見が根強い。細野(豪志)さんや長島(昭久)さんたちから、共産党と手を切り、中道保守政党として立て直すことを訴えて代表選を戦うという主戦論が出ています。代表選で負ければ党を割る覚悟だといい、すでに党内工作を始めています」(民進党中堅議員)

 せっかく合併で民進党が生まれ、野党共闘の枠組みもできたのに、また分裂騒ぎでは元も子もない。安倍の“民共野合”批判に踊らされてどうするのか。保守層の民進支持なんて幻想だ。

「民主党政権失敗の戦犯が党中枢に居座り、党内抗争をしている限り、民進党の支持が拡大することはない。どのみち解党的出直ししかないのかもしれません」(山田厚俊氏=前出)

 民進が溶解し、野党がますます弱小化すれば、安倍1強は半永久的に続く。自民党は高笑いだ。


関連記事、紙面
国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<1>(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/368.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 民進、鳥越氏擁立で最終調整 自民は分裂選挙 都知事選(朝日新聞)


民進、鳥越氏擁立で最終調整 自民は分裂選挙 都知事選
http://www.asahi.com/articles/ASJ7C6K15J7CUTIL062.html?iref=comtop_8_01
2016年7月12日03時10分 朝日新聞


  
   鳥越俊太郎さん=2016年3月26日


 東京都知事選の告示日を14日に控え、民進党は11日夜、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に立候補を要請する方向で最終調整に入った。野党統一候補として擁立する方針だ。一方、自民党都連は、同日に立候補を表明した増田寛也氏(64)の推薦を決定。小池百合子衆院議員(63)も立候補を決めており、17年ぶりの「保守分裂選挙」になる。

■鳥越氏、野党統一候補で擁立へ

 民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党の幹部らは11日、都知事選に野党の「統一候補」の擁立をめざし、水面下で最終調整を続けた。

 民進党内では当初、党都連の松原仁会長らが党執行部と調整し、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)の擁立をめざす方針をいったん固めた。松原氏は11日午後、都内で古賀氏と会談し、立候補を要請した。

 しかし、ほぼ同時期に民進執行部内から、鳥越氏を擁立する意見が浮上。参院選で共闘した野党4党の枠組みでの候補一本化をめざそうと、各党幹部が再調整に入った。

 野党関係者によると、民進など野党幹部と、鳥越、古賀両氏が協議を重ねた結果、野党の統一候補として鳥越氏を擁立することで最終調整しているという。

 鳥越氏は京大卒業後、毎日新聞社に入社。同社大阪社会部などを経て「サンデー毎日」編集長などを歴任した。89年に退社以降、テレビ朝日系「ザ・スクープ」などでキャスターを務めた。

 一方、宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は同日、記者会見を開き、無所属での立候補を表明した。「弁護士として現場で困りごとを抱えている人の相談に乗ってきた。肌感覚を生かし、都の最低賃金を時給1500円にし、待機児童の解消も目指したい」など、福祉の充実やカネの無駄遣いをなくす考えを強調した。

 ただ、野党が統一候補擁立を模索していることを尋ねられると、「(政党には)これから支援要請に行きたいが、他の方が決まったら真摯(しんし)な気持ちで政策の議論をして相談したい」と述べ、今後の動向に含みを持たせた。

 「野党統一候補なら出る」と意欲を示していた俳優の石田純一氏(62)も同日都内で会見し、立候補を断念すると表明した。「色々お騒がせした。自分の事情やタイムリミットもあった」などと話した。

 民進党の長島昭久衆院議員(54)は同日、報道陣に立候補しない考えを明らかにした。元神奈川県知事の松沢成文(しげふみ)参院議員(58)も民進側の要請を断った。

■自民は増田氏推薦

 増田氏は11日、都庁で会見を開き、正式に立候補を表明した。「この4年で3人のリーダーが代わり、都政は停滞、混乱している。いま東京都に必要なことは積み重なった課題を早く解決することだ」と都政への意欲を述べた。

 取り組む政策として、「三つの不安の解消」と「三つの成長プラン」を提示。解決すべき「不安」として、@子育てA超高齢化社会B首都直下地震などの災害を挙げた。待機児童解消のための緊急プログラムも作るという。

 総務相や岩手県知事を務めた増田氏はこれまで、講演や自著で「東京への一極集中」を批判してきた。会見では、総務相時代に東京など大都市に集中した法人事業税を地方に分配する税制改正を手がけたことなどとの整合性を問われたが、「東京五輪で大きな財政需要が見込まれる。都民の税を守ることを考えたい」と答えた。さらに「一極集中は東京にもマイナス面がある。東京や地方が抱える問題を先頭に立って解決したい」などと話した。

 自民党都連の推薦を得た増田氏は同日、公明党にも推薦を依頼。面会した高木陽介都本部代表は「大変見識のある方だ」と増田氏を評価し、推薦に前向きな考えを示した。

 増田氏の会見の4時間半後、小池氏も都庁で会見に臨んだ。4年後の東京五輪・パラリンピックについて、「膨れあがっている予算を精査して、都民のために使う」と説明。都知事の報酬半減など、新たな政策も公表した。

 小池氏はその後、党本部で自民党の谷垣禎一幹事長と面会。進退について、報道陣に「自民党員としてこれからも頑張りたいと思っているが、そこは党にゆだねます」と話した。


















http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 参院選 著名人4人当選 自民・青山氏、最多47万票(毎日)
組織も何もない青山さんが最多得票。

クイズ王小西は労組が推してたんですね。
有田さんや白さんは留学同などの「組織」でしょうか?


毎日新から
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160711/k00/00e/010/355000c

10日投開票の参院選比例代表には知名度の高い「著名人」が8人立候補し、4人が当選した。

 最多得票は自民党が擁立したジャーナリスト、青山繁晴氏(63)の47万票。同党では、人気歌手グループ「SPEED」の今井絵理子氏(32)も31万票を得た。「テレビなどのメディアを通じて知名度のある候補」を著名人と定義した。票数はいずれも11日午前11時現在。

 自民党は青山、今井両氏を含め、各党で最多の4人を立てた。再選を目指した元プロ野球選手の堀内恒夫氏(68)、作家の伊藤洋介氏(52)はいずれも落選した。

 民進党はジャーナリストの有田芳生氏(64)が20万票で当選し、社民党は弁護士の福島瑞穂副党首(60)が25万票で4選を果たした。

 3月に施行された安全保障関連法の廃止を訴えて結成された政治団体「国民怒りの声」は比例代表で議席を獲得できなかった。慶応大名誉教授の小林節氏(67)は得票が伸び悩んだ。

 参院選比例代表は2001年から、政党名票だけでなく個人名票でも投票できる「非拘束名簿式」が導入された。

 01年は舛添要一氏(自民)が158万票、04年は竹中平蔵氏(同)が72万票を獲得し、集票力の高さを見せつけた。

 しかし、13年に日本維新の会(当時)で当選したアントニオ猪木氏は35万票にとどまった。【小山由宇】

<参考リンク>

■<参院選 名鑑>青山繁晴氏47万票
http://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=C00001003003

■【青山繁晴】参議院選挙 街頭演説 大阪・難波 高島屋前 2016.7.9
https://www.youtube.com/watch?v=8K1FAulgCtc

■【青山繁晴】週刊文春の虚偽報道に対する宣戦布告!メディアのアリバイ工作と選挙妨害[桜H28/6/29]
https://www.youtube.com/watch?v=eMCtnrU1krg


■青山繁晴 個人演説会 参議院選挙自民党全国比例 板橋区立文化会館小ホール於 平成28年7月4日
https://www.youtube.com/watch?v=MaWOpIVxAxE


■警官の制止を振り切ってシットインする有田先生への質問です。「北朝鮮系工作機関の洗脳合宿」暴露はヘイトですか?
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/331.html


■<秘密保護法に反対するのも当然?>崔勝久さん、殺された金武義さんが参加した留学同の「洗脳合宿」についても教えてください。
http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/886.html


■電機千葉 組織推薦候補予定者 小西ひろゆき参議院議員 国政報告
http://denki-chiba.at.webry.info/201601/article_13.html


■【政治】 民団 「外国人参政権だけじゃなく、被選挙権も必要」とエスカレートも…民主党議員「外国人はわずかだから影響力はない」★2
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/newsplus/1263266207/

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 参院選「強い与党」誕生のその後はどうなるか  英国のEU離脱決定「メディアは騒ぎすぎで、実はたいしたことはない」 
2016年7月12日 松井雅博 [政治ジャーナリスト]
参院選「強い与党」誕生のその後はどうなるか
憲法改正の発議がかかった参院選が終わった。いわゆる改憲派に軍配が上がったが、果たして、国民の審判が意味するものは何なのか。野党共闘はどの程度の効果があったのか。そして、今後の日本の政治はどのように動くのか。個別の選挙区の「票の動き」を分析しつつ、解説したい。(政治ジャーナリスト 松井雅博)
「改憲派」が勝利
野党共闘も一定の効果あり!?
 暑い夏の選挙で、国民の審判が下った。
 参議院議員選挙の結果、自民党と公明党は議席を増やした。
http://diamond.jp/mwimgs/d/6/-/img_d68bc407b35ce5d1aeea1df8f5477afc113121.jpg 
 自民党・公明党の与党で146議席。おおさか維新の会の12議席、日本の心を大切にする党の3議席と合わせれば161議席となり、「改憲派」と思われる無所属を合わせれば参議院において改憲の発議要件となる3分の2(162議席)を達成できる状況となった。
 公示日に公開した筆者の記事「ほぼ無意味な参院選に、それでも投票へ行った方が良い理由」でも解説したとおり、参議院議員選挙はその制度ゆえに有権者の投票が議席に与える影響はあまり大きくなく、ほとんど想定内の展開になってしまう。筆者が例示した埼玉県選挙区もやっぱり無風で、予想通りの結果に終わった。
 しかし一方で、野党共闘が予想以上に効果を発揮した選挙区があったのも事実であり、筆者の想定外の結果となった選挙区を中心に今回の選挙の持つ意味について解説したい。
野党共闘は成果あり
ただし、岡山県では民進党大敗も
 まず、参議院議員は242名いるが、3年ごとに半分の121名ずつ改選される。
 その121名のうち、73名が都道府県を基準とした「選挙区」から選ばれ、48名が日本全国の有権者を対象とした「全国比例」から選ばれている。
「選挙区」で選ばれる議員については、衆議院のように選挙区から1人だけを選ぶ「小選挙区制度」だけではなく、都市部においては人口に応じて複数の当選者が出る「中選挙区制度」も同時に併用されている。
 6人が当選する選挙区(1区):東京都
 5人が当選する選挙区(0区):なし
 4人が当選する選挙区(3区):神奈川県、大阪府、愛知県
 3人が当選する選挙区(5区):兵庫県、福岡県、埼玉県、千葉県、北海道
 2人が当選する選挙区(4区):京都府、茨城県、静岡県、広島県
 1人が当選する選挙区(32区):鳥取県・島根県選挙区、徳島県・高知県選挙区、その他30の県
 このうち、1人区である32の選挙区においては自民党が21勝11敗。野党が11の選挙区で勝利できたのは、野党共闘の成果と言えよう。
 まず、東北においては、青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県で野党が勝利。自民党が勝ったのは秋田県のみという結果となった。特に福島県では現職の岩城光英法務大臣が敗北しており、東北の復興政策や原発再稼働をめぐる問題について、与党に対して批判的な民意が示されたとも言える。
 また、沖縄県においても島尻安伊子沖縄・北方大臣が落選し、安全保障政策や基地移転の問題についても、今後の見通しは不透明になりそうだ。
 加えて、もともと非自民の支持が強い大分県、元キャスターの杉尾秀哉氏を擁立した長野県、岡田克也代表のおひざ元である三重県では民進党が勝利したものの、もともと旧民主党支持が強い歴史があり、野党共闘が実現したはずの岡山県では、大差で敗北するなど、野党共闘がうまくいかないケースも見られた。
 筆者としてはもう少しいい勝負をするかなと予想していた選挙区でいくつか落としていたことからも、野党共闘がかえって人々に受け入れられないエリアもあったということだろう。
 愛媛県や新潟県では「無所属」議員が勝利したが、これから政策的にどういった妥協点を見出し、議会でどう「共闘」するのか、が問題となろう。
北海道、東京都、愛知県で民進2議席獲得
大阪、兵庫では民進と共産「共倒れ」も
 一方、複数区においては野党共闘が実現されなかった。民進党と共産党との間で候補者調整がつかなかったことが原因だが、その争いの軍配は民進党に上がったようだ。
 6人区の東京においては、自民党は現職の中川雅治氏に加えて新人の元五輪ビーチバレー選手の朝日健太郎氏が当選したのに対し、民進党も蓮舫氏と小川敏夫氏の現職の2人が当選。共産党候補も当選し、与野党が3−3で議席を分け合う構図となった。
 北海道においては、「死の街」などの不適切発言が批判された民進党の鉢呂吉雄元経産大臣が当選し、現職の徳永エリ議員に加えて民進党が2議席獲得することとなった。北海道5区の衆院補欠選挙では野党共闘が実現したものの、参院選では野党共闘が実現されなかったが、民進党に強い支持が集まり、自民党の新人候補は敗れた。
 愛知県においては、民進党が強気の新人擁立で票割れが危惧されていたものの、共産党を抑えて2議席を確保した。
 これらの結果から「野党共闘」というアピールが、主に「反与党」の票が共産党ではなく、民進党に集まる結果につながったことがわかる。その分、共産党の勢力は衰退気味となった。
 一方で、野党共闘が実現しなかったために、民進党と共産党の候補がともに落選した選挙区もある。
 例えば、大阪においては民進党の現職議員と共産党の新人候補が共倒れすることとなった。もし大阪で野党共闘が実現されていたら、おおさか維新の会の2議席獲得も難しかったかもしれない。民進党の現職の敗北によって、大阪からは民進党は完全に「駆逐」されることとなった。兵庫県においても同じく共倒れが起き、結局「非改憲派」を一人も国会へ送れない事態を招いた。もし兵庫で共産党が身を引き、民進党の現職を推薦していれば、3議席目はおおさか維新の会から奪取できたかもしれない。
 さらに言えば、こうした複数区でも野党共闘が実現していれば、ひょっとしたら改憲派による発議要件3分の2議席獲得を阻止できた可能性は高い。神奈川県においても4議席目は接戦。当選したのは自民党から追加公認された中西健治氏だが、次点の共産党の浅賀由香候補との差はわずか3万6341票。そのまた次々点で落選した民進党現職の金子洋一氏との間で候補者をまとめることができていれば、一議席を奪えた可能性はある。
 民進党も結局、岡田克也代表をはじめ、執行部の顔ぶれが旧民主党の幹部である以上、どうにも看板だけを掛け替えた印象が否めない。「我々の訴える力が弱かった」などとありきたりの反省の弁を述べてもダメで、今後の政策協議も含めた野党共闘の戦略を明確にするとともに、議員辞職も含めた思い切った人事を断行して党全体の若返りを果たさねば未来はないだろう。
 さらに言えば、共産党という「なんでも反対」の万年野党勢力がある限り、自民党に対抗しうる勢力は永遠に弱いままであることを露呈したと筆者は思う。
大阪で根強い支持を見せた「維新」
将来的にも存在感を維持できるか!?
 大阪において根強い支持を見せつけたのが、おおさか維新の会だ。2人の擁立が無謀とも思えたが、見事に2人とも当選した。だが、この当選は上述のとおり、野党共闘が実現しなかったことも助けとなっている。共産党と民進党の候補者の票を足せば、4議席目で当選した維新の会の高木佳保里氏を10万票以上も上回る。
 2議席獲得で「維新の根強さ」が報道されているものの、維新の原点である橋下徹氏が政界を引退し、もはや衆議院と参議院両方で共産党以下の議席数しかない少数政党として、どこまで存在感を維持できるか、と言えば将来にはやや不安は残る。
 隣の兵庫県は、「おおさか」が大阪以外の場所で受け入れられるかどうか、を懸けた一戦であった。結果はおおさか維新の会の片山大介氏が3議席目で勝利。
 だが、獲得票を見ると、3年前の参院選での維新候補の得票数より6万票以上も落としており、兵庫県の定数が2から3に増えたことに助けられた形だ。民進党の現職である水岡俊一氏の得票は、落選したものの、3年前の参院選での民主党候補の得票数より8万票ほど積み上げており、民進党があっさり身を引くとは思えない。おおさか維新、民進党、共産党と野党勢力が分裂したまま、兵庫県の野党再編の今後の道のりは極めて険しい。
 比例での当選者の顔ぶれを見ても、片山虎之助共同代表は元自民党の重鎮、渡辺喜美氏は元みんなの党代表、石井章氏は元民主党の衆議院議員と、いろんな政党からの「寄せ集め感」が否めない。上述の高木佳保里氏も元々は大阪都構想の住民投票の際には「反対」側にいた自民党議員であり、人々が期待していた「維新」色が次第に薄れてしまう危険性はあると思う。
「強い与党」が誕生
求められる高度な政権運営
 今回の選挙を受けて、「強い与党」が誕生した。おそらく衆議院議員選挙はしばらくないだろう。放っておいてもこの安定した状態をあと2年半続けることができるわけで、その間に念願の憲法改正の議論を本格的に行い、一定の結論を出した上で国民に問うために衆議院を解散する可能性が高いと考える。
 しかし、上述のとおり、福島と沖縄で現職の大臣が2人落選しているわけで、原発再稼働や復興政策、安全保障政策や基地移転については極めて難しいかじ取りを求められる。
 また、イギリスのEU離脱の影響による円高不況が続く中、TPPの批准やアベノミクスによる景気浮上への期待は高まり、これが実現できないと支持率は低下してしまうだろう。
 憲法改正という大きな仕事を進めながら、これらの政策判断をするのは、衆参両院で安定多数を獲得していたとしても、高度な政権運営能力が必要となる。
 与党はこれらの政策にじっくりと向き合い、野党はきちんと与党・政府を監視できる体制を整える時期にある。
 最後に若者の投票行動について、言及して本稿を終わりたい。今回の参院選では18歳、19歳の若者も選挙に参加した。筆者としては選挙に関心の薄い若者層が有権者に加わることで、投票率が過半数を切ってしまうのではないか、と予想していたが、蓋を開ければ投票率は前回の参院選を上回る結果となった。
「若者はイメージだけで判断してしまうのでは」「結局、大人の言うとおりに投票するだけでは」などの否定的な意見も見られたが、筆者から言わせてもらえば、そんなものは大人もほとんど同じである。むしろ、一票を投じることをきっかけに政治や行政に関心を持ち、世の中の社会問題に目を向けることの方がよほど大切なことだ。
 今回の結果を見ても、やはり選挙権年齢の引き下げが選挙結果に特段の大きな影響を与えたと思われる結果は見られなかった。筆者個人的には、どうせ影響が薄いなら、年齢制限など撤廃してしまえばいいと考えている。
 今、憲法だけでなく、この国の形を見直す時が迫っている。
 そして、「国の形を見直す」とは、政府の形を見直すだけではなく、私たち自身の生活や価値観を含めて、社会全体を見直すということを意味している。
 選挙は終わった。しかし、本当に大切なのはここからである。

http://diamond.jp/articles/-/95245 


英国のEU離脱決定は、「メディアは騒ぎすぎで、実はたいしたことはない」[橘玲の日々刻々]
 国民投票でイギリスのEUからの離脱が決まった“歴史的な”6月24日朝はロンドンにいました。地下鉄駅前や金融街シティなどでは投票日までEU残留を求めるステッカーが配られ、直前にリベラル派の女性下院議員が狂信的右翼に射殺されるという悲劇もあって、残留派の楽観論が支配的でしたが、イングランドの地方で離脱派が予想以上に強く、僅差でEUと袂を分かつことが決まったのです。

 このニュースは世界じゅうに衝撃を与え、日本でも株価が暴落し、為替は大きく円高に振れました。まるで世界が崩壊するかのような騒ぎですが、イギリスがEU政府と協議を行ない正式に離脱するまで数年はかかる見込みです。EU加盟後もイギリスはポンドを使いつづけ、シュンゲン協定の適用除外でEU圏からでも出入国手続きが必要だったのですから、大半のイギリス人は昨日と今日でなんの変化も感じられないでしょう。フランスやドイツに比べ、イギリスは常にEUから距離を置いており、だからこそ気楽に「離脱」に票を入れられたのです。

 24日の午後はブリュッセルに移動し、欧州委員会本部を覗いてみました。特徴的な建物の前にはテレビ局の中継車が何台か集まっていましたが、それ以外に変わった様子はなく、週末ということもあって午後5時を過ぎると職員たちが次々と帰宅していきました。多くは加盟国からの出向で、とりあえずは自分には関係ない、ということなのでしょう。

 皮肉なのは、残留を求めていた各国の政治家やEU首脳らが、「イギリスとEUの良好な関係はこれからも変わらない」と繰り返していることです。人心を安定させるためでしょうが、これでは離脱派の主張が正しかったと認めるのと同じです。この原稿が掲載される頃には、「メディアは騒ぎすぎで、実はたいしたことない」という雰囲気になっていてもおかしくはありません(6月26日パリで執筆)。

 日本では、「残留派=リベラル」「離脱派=ナショナリスト」と決めつけて、国民投票の結果をイギリスの右傾化の証拠とする論調が大半ですが、これではイギリス国民の半数が「馬鹿で間抜け」になってしまいます。イギリスでは残留派も、民主的な選挙による主権者の判断を受け止め、よりよい方向を目指す現実的な方策を論じていますから、善悪二元論による単純化はかなり違和感があります。

 今回の国民投票にいたった理由は、イギリス国民が帝国主義の時代を懐かしむようになったからではなく、EUが自らの理想の実現に失敗したからです。ユーロ危機やギリシア危機では財政が一体化していない共通通貨の矛盾が露呈し、昨今のテロと移民問題では、人道と治安が両立できない現実が明らかになりました。欧州主要国のひとたちが巨額の財政負担金を払うのは馬鹿馬鹿しいと考えるようになったとしても、なんの不思議もないのです。

 EUとはいわば「人道の旗を掲げるヨーロッパ帝国」で、イギリス国民はその「帝国主義」にNOを突きつけました。かつて多くの知識人が共産主義の理想に魅了されましたが、保守的な一般大衆はその非人間的で人工的な社会を毛嫌いしました。彼らは「愚か者」と嗤われましたが、どちらが正しかったかは歴史が証明していることを、私たちは忘れてはならないでしょう。

『週刊プレイボーイ』2016年7月4日発売号に掲載

橘 玲(たちばな あきら)

作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部の大ベストセラーに。著書に『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』(ダイヤモンド社)など。中国人の考え方、反日、歴史問題、不動産バブルなど「中国という大問題」に切り込んだ『橘玲の中国私論』が絶賛発売中。最新刊『「リベラル」がうさんくさいのには理由がある』(集英社)が発売中。
http://diamond.jp/articles/-/95256
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/376.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「民進保守系 募る不満」というが、不満な「民進保守系」に私は不満だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5562.html
2016/07/12 07:52

 今朝の読売新聞4面に「民進保守系 募る不満」と大見出しを掲げた記事があった。共産と共闘しても改選議席割れしたのが不満だという。バカも休み休み言うものだ。

 野党共闘が実現していなかったら、どれほどの惨状になっていたか、シュミレートしてみれば簡単に分かる話だ。そもそも民進党の前身の民主党は突如として改革政党から第二自民党に激変した。現在の民進党はかつて政権を獲得した当時の民主党とは似ても似つかないものになり果てている。

 なぜ民主党は政権を失い、さらに民進党と名前を変えても勢力を削ぎ続けているのか。それは第二自民党なら自民党で十分だからだ。隷米政党は自民党とその腰巾着の公明党だけで十分だ。

 そこに自民党の分身のような大阪維新だのこころの党だの「改革」といいつつ何も改革しないバカな政党までが自民党の補完政党だ。当初マスメディアが「第三極」だと持ち上げたものだから、何も分からない国民は喧嘩論法の橋下氏に大喝采を浴びせたが、彼の掲げる「大阪都構想」に中身が何もないと今もって分からないようだ。

 民進党の保守系と称する連中は潔く党を出て自民党に入党伺いを立ててはどうだろう。その方が国民に分かり良いだけでなく、民進党の論理矛盾が解消するだろう。

 そして小沢一郎氏とその仲間を迎え入れて、民進党は党改革をまず行うべきだ。消費増税などと口走ったバカな連中は民進党から出て行ってもらいたい。私たちが支持したのは「国民の生活が第一」の政治を行う民主党だった。「財務官僚の生活が第一」の政治を行う民進党保守系や、「米国の1%の生活が第一」の安倍自公政権なぞ決して支持しない。

 対立軸がない、というのは当たり前だ。野党第一党が第二自民党議員に乗っ取られているから、民進党は「似非野党」の様相を呈している。そんな野党に存在意義があるだろうか。

 かくして憲法を改正して安倍自公政権は世界のどこへでも自衛隊を派遣して米国の戦争に日本国民の命を捧げることになる。それでも国民の多くは安倍自公政権を支持するのだろうか。

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 選挙運動員に失望(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1906289.html

 参院選が終わった。選挙期間中、失望することがあったので、記すことにする。小さな出来事だが、世界を覆う大きな動きにまるで無頓着な運動員らの姿勢に、もはや応援取材する気がうせてしまったからである。

 その日は午後、遅い昼飯を食おうと、繁華街のある駅前に向かっていた。と、聞き覚えのある声が聞こえてくる。某野党の現職議員が演説していた。候補者が私に気付いて近付いて来る。知り合いのビデオ配信者もこちらに手を振ってくれた。

 私は応援の意味で、とっさにかばんから取材ノートとコンパクトカメラを取り出して記録し始める。しばらくすると、しゃがんでメモを取っている私は肩をたたかれた。私鉄企業の子会社の警備員である。

 「ここは集会は禁止されています。立ってください」

 私は激憤した。民衆管理計画の一環として雇われていることも自覚しない警備員を平素から軽蔑している。しかし、私は長年の習慣で思うことが言えない。

 「…それは承服できません。何のための広場ですか」

 駅の敷地内には、演説を聴く市民が20人ほど立っている。私の隣には、ビデオ配信者の知人が座っているし、逆側にはどこかのテレビ局がカメラを回している。私だけ注意を受けたのは、弱そうに見えるからかもしれない。

 私よりさらにとつ弁らしき警備員が消えると、やがて候補者の秘書か運動員と思われる中年男女が現れた。

 「座られると困るんです。演説できなくなるので」

 驚いた。警備員に同調している。少なくとも世の中を正そうと政治に関与しているはずの彼らは、自分が何と闘っているか分からないのである。TPP参加を打ち出しながら、国会前の反安保デモを見て喜んでいた菅直人と同じではないか。私は言葉の詰まりを力で押しのけ、口を開いた。

 「あなたたちは、何と闘ってるんですか。戦争法を敷く本当の狙いは、こうした小さな自由の弾圧にあるんじゃないか」

 「困るんです。とにかく、歩道の方に移動してください」

 男が私の腕をつかむ。対話のできない彼らに失望した。

 「説明になっていません。それなら、テコでも動きませんから」

 逮捕されても構わないと思った。警備会社は警察の下請けだ。皆さんはにわかに信じ難いかもしれないが、こうした些細な規制が民衆の心を隷属させるために実施されているのを知っているからである。こういうことを許していると、いずれ自分の考えを述べることや、集まることも禁止される。

 警備員はこの15年間に激増した。製造者責任を問う事故報道のキャンペーンの結果であり、警備会社は警察官僚の天下り先になっている。ただし、これは世界的な現象で、明確な計画に基づいて実行されていると考えるべきである。

 英国では「市民執政官」制度を導入し、警察の職務権限を市民に代行させ始めている。代行するのは、警備員や駐車監視員、CCTVオペレーター、公園管理人など。ほとんど職業訓練もなく、身元調査も経ない人間が、車を止めたり、罰金を科したり、人々の写真を撮ったり、財産を没収したり、氏名と住所を尋問したりできる。

 例えば、路上にゴミを捨てた者が国家の代理人である彼らに氏名を告げるのを拒否すると、写真撮影され、指名手配犯のように地域の新聞に写真が掲載される事態にまで至っている。無学で粗暴な彼らに権力行使の権限を持たせるのは、まさに「気違いに刃物」の形容がふさわしい。

 すでに世界は、規制でがんじがらめになりつつある。差別用語禁止を名目にした言葉狩りは、ヘイトスピーチの創造と宣伝により強化されている。酒気帯び運転やシートベルト不着用に対する罰則強化、駐輪違反の摘発、ゴミの分別や冷暖房の温度設定のほか、言動がセクハラやパワハラに当たらないか、人々は細心の注意を払って日々を過ごすようになっている。これはわが国も同じだ。

 監視を強化する口実は、振り込め詐欺や痴漢、事件捜査など数あるが、最大のものはテロと戦争である。「不審物や不審な人を見かけたら、すぐに車掌または駅係員にお知らせください」と終日連呼することで、腕組みして民衆の流れを凝視することができる。

 大衆の心理操作は、電気ショックなどの虐待により行動を操縦された実験室のラットの迷路学習と同じ方法で展開される。「間違った」経路に行くとショックが与えられ、間違えることがなくなるまで継続される。そして最後にはショックを与える機器が撤去されても間違えなくなる。

 どこに行っても、何をしても、規制、規則、指示、命令がつきまとい、やけを起こして少しでも盾突けば、「反政府グループ」とみなされる。こうした支配がインチキだと主張すれば、「陰謀論者」の烙印を押されるのが落ちだ。人々が敗北を認め、支配構造に力を明け渡すならば、処罰の恐怖から解放される。それは権力への服従を意味する。

 ジョージ・オーウェルの『1984』によれば、戦争の本当の目的は、戦闘で人を殺すことではなく、本土の国民を弾圧することにある。その意味で、実際に交戦している必要はなく、スタジオ取りでも、CGでも効果は同じだ。オーウェルは漸進的社会主義運動を進めるフェビアン協会との交わりから、作品の題材を得ている。

 駅前で演説していた野党候補は「戦争法反対」を一生懸命訴えている1人である。その活動を支えたいなら、私鉄とはいえ駅前広場から民衆を排除しようとする警備員の行動に抗議しなければ本末転倒ではあるまいか。

 候補者の認識は分からないが、秘書や運動員はこんな意識でどんなに汗を流しても、自らを「鉄の檻」に押し込めるだけである。

■関連記事
モンスター顧客の意味(上)http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1739174.html
モンスター顧客の意味(中)http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1739175.html
モンスター顧客の意味(下)http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1739176.html
「安全安心」という恐怖http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1893400.html
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/378.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 好事魔多し安倍1強に異変! 都知事、野党統一鳥越俊太郎!(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ae21614592827efdd3ae6b93d2b10b8a
2016年07月12日

「岡田代表、憲法論議しましょうよ!」怖ろしく恥と云うものを知らない人のようだ。民進党も、酷く舐められている。民進党の大批判コラムを書くつもりでいるが、近々と云うことにしておく。なぜなら、安倍首相はギリギリだが、改憲勢力が“参議院2/3議席”を占めたことに気をよくして、前述のような発言をして、岡田をけしかけている。この誘いをするに当たって、首相は10日夜、ご機嫌で、以下のように発言している。

安倍首相は、
「いよいよ憲法審査会に議論の場が移る。議論しどの条文をどのように変えるか集約されていく」、「自民党は、そもそも憲法を改正するということで立党している。(憲法の)どこをどのように変えるということについてもそれぞれ(の党で)議論がある。こ れからはいよいよ憲法審査会に議論の場がしっかり移っていって、そこで議論し、どの条文をどのように変えるかについて集約されていくんだろうと思います」、「自民党改憲草案を踏まえて与野党で柔軟に議論し、改正項目などの合意形成を図る」、「この選挙で憲法改正の是非が問われていたわけではない。自民党としては憲法改正は立党以来の悲願で、政権公約にも書き込んである。ただ、 憲法改正は国民投票で国民に問うべきだ。今後、憲法審査会できっちり議論しながら、国民的な理解が深まる中で、どの条文かについて収斂(しゅうれん)していくことが期待される」、「そのまま通るとは考えていない。わが党の案をベースにしながら、どう3分の2を構築していくかだ」
等々、超ご機嫌だ。「政権公約に書き込んである」、つまりは、改憲論議をせよと有権者に後押しされたと言いたいのだろう。

日本会議の連中が、傾聴しているに違いない「改憲」の話だが、相当に拍子抜けだったろう。もっと前のめりな発言・失言をするかと思ったが、想像以上に慎重で謙虚な態度に終始した。しかし、“自民党改憲草案を踏まえて与野党で柔軟に議論し”と叩き台が、「自民党改憲草案」になるわけで、憲法審査会の、議論の前提が、既に歪められている。「自民党改憲草案」の憲法理念は、大多数の憲法学者が主張する「権力を監視するもの」と全く逆向きの憲法理念い基づいて書かれている。つまり、日本国憲法の理念ではなく、大日本帝国憲法の理念が強く打ちだされ、「国民の権利よりも、国家の主権が大切だと」と云う理念になっているので、「自民党改憲草案を踏まえて」であるなら、「ナチ全権委任法を踏まえて」と言われたのと同義になる。

憲法学者の大多数が、「権力の監視及び制約を強化する条項の追加で“過憲”が必要だろう、という考えさえあるのだから、安倍首相が提唱する「自民党改憲草案」を踏まえる議論なら、ボイコットが理念的に正しい。「国民投票」云々以前の問題だ。テクニカル的に、憲法改正は容易なことではないと、朝日新聞が社説で述べているが、そもそも、「自民党改憲草案」を踏まえる議論なら、「ナチ全権委任法」を土台に、ディベートするのと同じだから、理念違いの土俵に上ることになる。その土俵のルールは、民主主義ではない、国家主義的なルールなのだから、土俵に乗ること自体が、敵の手の平に乗せられることを、野党は十二分に理解すべきだ。朝日の社説も、結果的には、憲法審査会の土俵に乗せる「民意」は得ていないとするが、民進党が「議論もしないで反対するな」と言いそうな勢力が多いだけに、岡田の決断が重要になる。


≪ 自公が国政選4連勝 「後出し改憲」に信はない

 歴史的な選挙となった。

 1956年、結党間もない自民党が掲げた憲法改正を阻むため、社会党などが築いた「3分の1」の壁。これが、60年たって参院でも崩れ去った。

 自民、公明の与党が大勝し、おおさか維新なども含めた「改憲4党」、それに改憲に前向きな非改選の無所属議員もあわせれば、憲法改正案の国会発議ができる「3分の2」を超えた。衆院では、自公だけでこの議席を占めている。

 もちろん、これで一気に進むほど憲法改正は容易ではない。改憲4党といってもめざすところはバラバラで、とりわけ公明党は慎重論を強めている。

 それでも、安倍首相が「次の国会から憲法審査会をぜひ動かしていきたい」と予告したように、改憲の議論が現実味を帯びながら進められていくのは間違いない。

 いまの憲法のもとでは初めての政治状況だ。まさに戦後政治の分岐点である。

 ■判断材料欠けた論戦

 首相は憲法改正について、選挙前は「自分の在任中には成し遂げたい」とまで語っていたのに、選挙が始まったとたん、積極的な発言を封印した。

 それでいて選挙が終われば、再び改憲へのアクセルをふかす――。首相は自らの悲願を、こんな不誠実な「後出し」で実現しようというのだろうか。

 有権者がこの選挙で示した民意をどう読み解くべきか。

 首相が掲げたのは、消費税率引き上げ先送りの是非と、「アベノミクス」をさらに進めるかどうかだった。

 消費税率引き上げについては、民進党の岡田代表が先んじて先送りを表明した。一方、民進党はアベノミクスの限界を指摘したが、それに代わりうる説得力ある案は示せなかった。

 逆に自民党は、民進党が掲げた「分配と成長の両立」をなぞるように「成長と分配の好循環」と訴えた。

 野党側は安倍政権による改憲阻止を訴えたが、首相はこれにはこたえない。また、推進か脱却かの岐路にある原発政策は、多くは語られなかった。

 結局、有権者には判断材料が乏しいままだった。

 「アベノミクスは失敗していないが、道半ばだ」という首相の説明には首をかしげても、「しばらく様子を見よう」と有権者の多くは現状維持を選んだと見ることもできよう。

 ■反発恐れ「改憲隠し」

 安倍首相が今回、憲法改正への意欲を積極的に語らなかったのはなぜか。

 「2010年に憲法改正案の発議をめざす」。公約にこう掲げながら惨敗し、退陣につながった07年参院選の苦い教訓があったのは想像に難くない。憲法改正を具体的に語れば語るほど、世論の反発が大きくなるとの判断もあっただろう。

 首相はまた、改憲案を最終的に承認するのは国民投票であることなどを指摘して「選挙で争点とすることは必ずしも必要ない」と説明した。

  それは違う。改正の論点を選挙で問い、そのうえで選ばれた議員によって幅広い合意形成を図る熟議があり、最終的に国民投票で承認する。これがあるべきプロセスだ。国会が発議するまで国民の意見は聞かなくていいというのであれば、やはり憲法は誰のものであるのかという根本をはき違えている。

 「どの条項から改正すべきか議論が収斂(しゅうれん)していない」と首相がいうのも、改憲に差し迫った必要性がないことの証左だ。

 この選挙結果で、憲法改正に国民からゴーサインが出たとは決していえない。

 ■次への野党共闘は

 憲法改正に直ちに進むかどうかは別にしても、国政選挙で4連勝した安倍首相が、当面、極めて強固な権力基盤を手にしたのは間違いない。

 単に国会の勢力だけの話ではない。安倍氏は首相に返り咲いてから、日銀総裁、内閣法制局長官、NHK経営委員と、本来は政治権力から距離を置くべきポストを自分の色に染めてきた。内閣人事局を通じ、各省幹部人事にもこれまでにないにらみをきかせている。

 「安倍1強」に対抗できる、あるいは歯止めとなりうる力が統治機構の中に見あたらない。

  一方、民進、共産など野党4党は、安全保障関連法廃止や改憲阻止を旗印に、32の1人区すべてで候補を統一し、一定の結果を残した。ただ、全国的に政権批判の受け皿になるには力強さを欠いた。終盤になると、与党側から野合批判、とりわけ自衛隊を違憲とする共産党との共闘への激しい攻撃を浴びた。  もっとも、共闘していなければ、1人区の当選者はさらに限られただろうことを考えれば、共闘の試みに意味はあった。

 小選挙区制の衆院、1人区が全体の結果を左右する参院のいまの選挙制度では、巨大与党に対抗するには野党共闘が最も有効であるのは間違いない。

 政権選択を問う次の衆院選に向けて、どのような共闘ができるか。野党側が戦える態勢をととのえられなければ、自民ひとり勝ちの選挙がさらに続きかねない。  ≫(朝日新聞11日付社説)


PS:この記事を見出しに切り替えた(笑)。誰が暗躍したか判らんが、グッド、グッド、グレート、ジョブだね!

今夜は、この辺でお開きとするが、都知事選で、民進党が「後出しジャンケン」を地で行くような洒落た手を使った。以下が朝日新聞の特ダネだ!一部では、鳥越氏の健康不安説をガナルだろうが、すべては“あとの祭り”今さら、増田も小池も引っ込みがつかないだろう。しかし、安倍と菅のことだ、小池に、実弾と大臣ポスト引きかえに、都知事選撤退を提案する可能性は残っている。鉄火場女・小池百合子よ、転ぶのではないぞ!(笑)。


≪ 民進、鳥越氏擁立で最終調整 自民は分裂選挙

 都知事選 東京都知事選の告示日を14日に控え、民進党は11日夜、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に立候補を要請する方向で最終調整に入った。野党統一候補として擁立する方針だ。一方、自民党都連は、同日に立候補を表明した増田寛也氏(64)の推薦を決定。小池百合子衆院議員(63)も立候補を決めており、17年ぶりの「保守分裂選挙」になる。

■鳥越氏、野党統一候補で擁立へ

 民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党の幹部らは11日、都知事選に野党の「統一候補」の擁立をめざし、水面下で最終調整を続けた。
 民進党内では当初、党都連の松原仁会長らが党執行部と調整し、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)の擁立をめざす方針をいったん固めた。松原氏は11日午後、都内で古賀氏と会談し、立候補を要請した。

 しかし、ほぼ同時期に民進執行部内から、鳥越氏を擁立する意見が浮上。参院選で共闘した野党4党の枠組みでの候補一本化をめざそうと、各党幹部が再調整に入った。

 野党関係者によると、民進など野党幹部と、鳥越、古賀両氏が協議を重ねた結果、野党の統一候補として鳥越氏を擁立することで最終調整しているという。

 鳥越氏は京大卒業後、毎日新聞社に入社。同社大阪社会部などを経て「サンデー毎日」編集長などを歴任した。89年に退社以降、テレビ朝日系「ザ・スクープ」などでキャスターを務めた。

 一方、宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は同日、記者会見を開き、無所属での立候補を表明した。「弁護士として現場で困りごとを抱えている人の相談に乗ってきた。肌感覚を生かし、都の最低賃金を時給1500円にし、待機児童の解消も目指したい」など、福祉の充実やカネの無駄遣いをなくす考えを強調した。

 ただ、野党が統一候補擁立を模索していることを尋ねられると、「(政党には)これから支援要請に行きたいが、他の方が決まったら真摯(しんし)な気持ちで政策の議論をして相談したい」と述べ、今後の動向に含みを持たせた。

 「野党統一候補なら出る」と意欲を示していた俳優の石田純一氏(62)も同日都内で会見し、立候補を断念すると表明した。「色々お騒がせした。自分の事情やタイムリミットもあった」などと話した。

 民進党の長島昭久衆院議員(54)は同日、報道陣に立候補しない考えを明らかにした。元神奈川県知事の松沢成文(しげふみ)参院議員(58)も民進側の要請を断った。

■自民は増田氏推薦

 増田氏は11日、都庁で会見を開き、正式に立候補を表明した。「この4年で3人のリーダーが代わり、都政は停滞、混乱している。いま東京都に必要なことは積み重なった課題を早く解決することだ」と都政への意欲を述べた。

 取り組む政策として、「三つの不安の解消」と「三つの成長プラン」を提示。解決すべき「不安」として、@子育てA超高齢化社会B首都直下地震などの災害を挙げた。待機児童解消のための緊急プログラムも作るという。

 総務相や岩手県知事を務めた増田氏はこれまで、講演や自著で「東京への一極集中」を批判してきた。会見では、総務相時代に東京など大都市に集中した法人事業税を地方に分配する税制改正を手がけたことなどとの整合性を問われたが、「東京五輪で大きな財政需要が見込まれる。都民の税を守ることを考えたい」と答えた。さらに「一極集中は東京にもマイナス面がある。東京や地方が抱える問題を先頭に立って解決したい」などと話した。

 自民党都連の推薦を得た増田氏は同日、公明党にも推薦を依頼。面会した高木陽介都本部代表は「大変見識のある方だ」と増田氏を評価し、推薦に前向きな考えを示した。

 増田氏の会見の4時間半後、小池氏も都庁で会見に臨んだ。4年後の東京五輪・パラリンピックについて、「膨れあがっている予算を精査して、都民のために使う」と説明。都知事の報酬半減など、新たな政策も公表した。

 小池氏はその後、党本部で自民党の谷垣禎一幹事長と面会。進退について、報道陣に「自民党員としてこれからも頑張りたいと思っているが、そこは党にゆだねます」と話した。
 ≫(朝日新聞デジタル)


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/379.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 安倍晋三首相は、うっかりすれば、政権を危うくしかねず、勝利の美酒にいつまでも酔ってはいられない(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d349b96e0d147fc413c89559b72cd778
2016年07月12日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 世界支配層(天皇陛下を頂点とする300人個人委員会、キッシンジャー博士=CSIS顧問、ニクソン政権国務長官やフリーメーソン・イルミナティ)は、安倍晋三首相が、参院議員選挙で「改憲勢力」が改憲条項3分の2を確保した途端、「争点隠し」していた憲法第9条改正=国防軍創設を主要目的とする憲法改正を図ろうとする本性を露わにしてきていることに不快感を示し、「危険視」しているという。小沢一郎代表は7月10日夜、記者団に「安倍さんの考え方、自民党の草案は、憲法の本質を全く理解していない。近代法の理念に反する。それが前提では各野党とも議論しにくい」と苦言を呈している。近隣諸国では、とくに中国、韓国は、「安倍晋三首相が、日本を再び軍国主義化させようとしている」と強く警戒し、鋭い批判の矢を浴びせ始めており、日中、日韓外交が、不安定になりつつあり、安倍晋三首相は、うっかりすれば、政権を危うくしかねず、勝利の美酒にいつまでも酔ってはいられなくなっている。銃撃戦が相次いでいる南スーダンの首都ジュバで国連のPKO=平和維持活動に参加している陸上自衛隊部隊、7月11日夕方、現地の日本人の国外退避に備えるため派遣された航空自衛隊輸送機3機が攻撃を受けて、自衛官に死傷者が出た場合、安倍晋三首相は、たちまち責任を問われて危機に陥る。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<4> 争点隠しどころか選挙報道を放棄したテレビ局(日刊ゲンダイ)
国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<4>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185453
2016年7月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し



争点隠しどころか選挙報道を放棄したテレビ局(C)日刊ゲンダイ


■目を覆うテレビ局の開票速報バカ騒ぎ

 選挙中、改憲について一言も触れなかった安倍首相の狡猾さは論外として、それを指摘しなかったテレビ局も同罪だ。今回の参院選で公示後、与野党の党首が集うテレビ討論会が開かれたのはTBSの1回だけ。13年の参院選で、在京5局のうち4局が公示後に党首討論を実施したのと比べると、極端に少なかった。自民党が断ったからだが、民放も“視聴率が取れない”とあっさり出演辞退を受け入れたのが理由だ。

 元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏は言う。

「今回の参院選はただの選挙ではありません。改憲勢力が3分の2をうかがうかどうかの極めて重要な選挙でした。にもかかわらず、テレビ局は公示後、東京都知事選の候補者選びや英国のEU離脱、男性タレントの薬物逮捕一色。改憲の是非を正面から検証したり、分析したりするメディアは皆無でした。恐らく安倍政権からの無言の圧力にビビり、“政治的公平性”に配慮したのでしょうが、積極的に選挙報道をしようとする姿勢はちっとも伝わってきませんでした。政権の顔色をうかがい、萎縮し、自粛したのでしょう」

 10日の開票速報のバカ騒ぎにしたってそうだ。民主主義の天王山という重要局面で、民放は選挙報道をエンタメ化した。ゲストにモデルの藤田ニコルを起用したフジテレビは、国会内で安倍を間近で見せる録画映像を流し、「生の方がイケメンですね❤」と言わせていた。テロップでハートマークを出す必要があったのか。

「日本テレビは『嵐』の桜井翔と小泉進次郎衆院議員の対談を、投票締め切り20分後に放送しました。内容は選挙速報と関係がなく、1週間後にワイドショーで流せばいいようなものだったので驚きました。選挙報道をバラエティーと勘違いしているんじゃないでしょうか」(政治評論家・伊藤達美氏)

 政府の争点そらしに協力したかと思えば、選挙報道を放棄し、視聴率さえ稼げればいいという目を覆うようなテレビの劣化、退廃である。



異次元緩和は2年から5年に延長(C)日刊ゲンダイ


■民主主義だけでなく日本経済も同じ運命

 自らが“勝敗ライン”とした自公で改選過半数確保がわかると、安倍は「力強く経済政策を進めるため強力な布陣をつくりたい」とシレッと言い放った。

 アベノミクスは信任を得たと強弁したいのだろうが、民主主義と同じようにこの国の経済もぶっ壊される運命だ。

 安倍が日銀の黒田総裁と一緒に推し進めた「財政出動」と「異次元金融緩和」のせいで、日本経済はボロボロだ。景気は上向くどころか、国の借金は約1045兆円に膨らんだ。ジャブジャブの緩和マネーは400兆円を突破し、それでも目標の「2%の物価上昇」を達成できない。第2次世界大戦で敗色濃厚になってから企てた旧日本軍の「インパール作戦」と経済専門家が揶揄するほど、アベクロがやっていることは無謀なのだ。経済評論家の斎藤満氏は言う。

「追い込まれた日銀に残された策は禁じ手の財政ファイナンスくらいです。政府が国債をどんどん発行し、日銀が引き受けて国民にカネをバラまく『ヘリコプターマネー』に手をつけかねない。財政金融を破壊する『ヘリコプターマネー』の先に待っているのは強烈なインフレです。インフレによる実質増税で個人の家計からカネをむしり取る。安倍政権はそこまでやりかねません」

 株価も期待できない。与党の大勝は通常“買い”だが、市場は英国のEU離脱ショックから抜け切れていない。その上、世界経済も米経済の先行き不透明や離脱ショックを受けたイタリア発の銀行不安など、悪材料がゴロゴロしている。

「円高に振れた為替はとんでもなく不安定な動きになる。アベノミクスを演出してきた円安株高シナリオはもう通用しない。株価は当面、低迷するでしょう」(斎藤満氏=前出)

 すでに終わっているアベノミクスをこれ以上、「前へ」進められてはたまらないのである。


関連記事、紙面
国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<3> 衆参3分の2でこれだけの恐怖政治が可能になる(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/373.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK209] それでも石田純一の勇気を讃えよ! 恥知らずなのは安倍政権に乗っかってバッシングに走ったテレビ局のほうだ(リテラ)
                石田純一オフィシャルブログより


それでも石田純一の勇気を讃えよ! 恥知らずなのは安倍政権に乗っかってバッシングに走ったテレビ局のほうだ
http://lite-ra.com/2016/07/post-2410.html
2016.07.12. それでも石田純一の勇気を讃えよ!  リテラ


「かねてより都知事選への意欲を示して参りましたが、正式に断念します。いろいろとお騒がせしました」

 昨日、俳優の石田純一が都知事選への不出馬を表明した。これを受けてネット上では「何がやりたかったのか」「ただの茶番」「みっともない」などと非難する声があがり、東国原英夫もTwitterで〈氏の、ワイドショービジネスは、天然なのか、計算尽くなのか〉と揶揄した。


 だが、石田が“茶番”や“ビジネス”で先週、記者会見を行ったという見方は決定的に間違っている。石田は都知事選報道で参院選についてまったく報じようとしないマスコミに一石を投じるため、あえて“客寄せパンダ”となって“参院選の争点は憲法改正”だと強調し、安倍首相の争点隠しを批判。“改憲阻止のためには野党共闘”と訴えたのだ。

 実際、昨日行われた記者会見でも、「捨て身になっても風を起こしたいということを思いまして」と参院選直前に記者会見を行った理由を述べ、都知事選についても「ほんとうに勝つ気があるなら統一候補というものが必要」と野党に協力態勢を求めた。

 さらに、記者から「参院選では野党統一候補が必ずしも勝てなかったが」と野党共闘に批判的な質問が飛ぶと、「一定の成果は出たのではないかと。統一候補にしてなかったら、全然(議席を)取れていなかったなと」と回答した。

 しかし、こうした石田の捨て身の行動はほとんど理解されず、むしろうんざりするような“政治的圧力”がかかっていた。

 現に、メディアはこぞって「都知事選を混乱させる行動」「都知事選と国政の問題を混同している」などと的外れな批判を展開したが、背後には石田の行動に睨みをきかせた官邸の動きが伴っていた。既報の通り、官邸は石田の発言が参院選に影響することを問題視し、各社の番記者や懇意にしている解説者やコメンテーターに、石田の会見を批判もしくは無視するよう牽制していたというのだ。

 その一例が、本サイトが先週お伝えした『報道ステーション』(テレビ朝日)での石田の扱いの問題だろう。『報ステ』は当初、先週金曜の石田の記者会見を4分ほど放送する予定で動いていたが、放送直前になって“上からの通達”によって1分に縮められたのである。

 くわえて、石田を窮地に立たせたのが、CM違約金の問題だ。先週の記者会見の翌日、石田は「テレビ局の判断でCMをACジャパンのものなどに差し替える。その弁償もこちらにかかってくる。天文学的な数字になりそうです」と取材で語り、9日放送予定だった『シネマに乾杯』(ABCテレビ)が放送休止となった。

 昨日の会見で石田は「違約金は発生していませんが、協議の対象になる」と説明したが、都知事選に「出馬表明」したわけでもないのに、なぜ番組が放送休止になり、CMを差し替えなくてはいけないのか。もし放送法を理由に石田を問題にするのなら、むしろ、おおさか維新の会の法律政策顧問という肩書きで政策等に関わっているにもかかわらず、看板番組をもって政治的発言を繰り返している橋下徹こそ議論の対象となるべきだ。

 しかし、橋下はまったく問題にはならず、出馬さえしていない石田はそうして追い込まれ、出馬断念せざるをえなくなった。もちろん、こうしたテレビ局の態度の違いは、石田が“反政権”を表明していたからにほかならない。

 昨年、安保法制の反対国会前デモに参加した際も、石田にはさまざまなメディアからの圧力がくわわった。CMはなくなり、「広告代理店を通して、厳重注意も2、3社から受けました」(「週刊新潮」2015年10月15日号/新潮社)と言い、“二度と国会議事堂にデモに行くな”“メディアの前で政治的発言をするな”と注意されたと明かしていた。だが、石田はそうした圧力にも「世の中のためになることをやりたいと思っているので、“それ(デモに行くな、政治的発言をするなとの厳重注意)は受けられない”って回答しました」という。

 石田は都知事選に対し、野党統一候補なら「応援する」と明言している。どんなに痛めつけられても屈せず、声をあげてきた石田には敬意を表すとともに、安倍政権を批判しただけで実行部隊と化して全力で潰しにかかるメディアの体質には「恥を知れ」と言っておきたい。

(エンジョウトオル)



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 安倍自民党=三日天下論。  山崎行太郎
安倍自民党=三日天下論。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20160712
2016-07-12 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


安倍首相と安倍自民党は、参院選大勝利を受けて、我が世の春を謳歌しているようだが、満ちれば欠けるのは、月だけではない。

政治や政党も満ちれば欠けるのは、避けがたいのである。要するに、ヘーゲルの弁証法とは、勝利や成功は永遠ではない、勝利のあとには敗北や失敗が必ずやって来るという歴史哲学なのだ。どんな磐石な政治体制も、その体制の内部に崩壊の兆候が芽生え、やがて内部から解体、自滅していく。安倍自民党の浮かれ振りを見ていると、その崩壊、自滅の姿が、目前に浮かんでくるのは私だけか?

むろん、私だけではあるまい。安倍首相は、参院選の大勝利を受けて、早速、元気ハツラツと「憲法改正論」を言い出したらしい。本気か。昨日まで、「憲法改正論」から逃げまくっていたのに、改憲勢力が3分の2を上回ったとかで、一夜明けると、「憲法改正論」だ。「憲法改正論」をオモチャにするんじゃないよ、と言いたくなるが、むろん、安倍首相に「憲法改正」などが出来るわけがない。「国民投票」が出来るわけがないだろう。

あるいは、「アベノミクスを加速させる」と言うが、「加速させ」たいなら、どんどん加速させるがよい。安倍自民党の自滅=崩壊が、早まるだけだろう。

(続く)


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<5> せめてもの溜飲は現職閣僚2人の落選(日刊ゲンダイ)
国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<5>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185454
2016年7月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し



落選した島尻沖縄北方担当相(左)と岩城法相/(C)日刊ゲンダイ


■せめてもの溜飲は現職閣僚2人の落選

 予想通り落選した島尻安伊子沖縄北方担当相(51)と岩城光英法相(66)。現職閣僚2人が討ち死にし、安倍は内心、ぶぜんとしているはずだ。

 しかし、沖縄選出の島尻と、福島選出の岩城の落選は、当然の結果だ。政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「沖縄県民と福島県民の共通点は、政治に無関心ではいられないということです。沖縄は米軍基地、福島は原発を抱え、政治によって自分たちの暮らし、命、将来が大きく変わってしまう。その分、何となく自民党に一票を投じた大都市の有権者と違って、政治家の言葉に敏感なのだと思う。安倍自民党が、街頭演説で調子のいいことを口にしても、うのみにしなかったのでしょう。政治に敏感な沖縄と福島の県民が安倍自民党にノーを突きつけたことは、重い意味を持っています」

 沖縄は、これで自民党の参院議員はゼロになった。沖縄県民は基地問題に、福島県民は原発問題にノーを突きつけたということだ。それでも安倍内閣が「辺野古基地建設」と「原発再稼働」を強行しようとしたら、県民の怒りが広がるだけだ。



蓮舫の都知事選回避が痛い?(C)日刊ゲンダイ


■ボロ負け野党はこれで都知事選を戦えるのか

 参院選の“宴”が終わり、次の与野党対決の注目は首都決戦の「都知事選」に移る。

 だが、ボロ負けの野党が「汚名返上」の戦いに持ち込めるのか。自民党都連などに推された前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏(64)は10日、正式に出馬を表明。一方、先に都連に推薦依頼していた小池百合子元防衛相(63)は推薦願を取り下げる文書を提出した。これで自民は99年の都知事選以来の分裂選挙となることが確実となったが、問題は野党の対応だ。

 野党はただでさえ、候補擁立が難航している。民進の岡田代表は俳優の石田純一氏(62)について「素晴らしい方」と言い、共産党の志位和夫委員長も石田を評価した。しかし、民進内では、長島昭久元防衛副大臣らの名前が取り沙汰されるなど、依然として足並みが揃っていない。告示日が3日後に迫る中、候補も定まらないままではマトモに勝負できるはずがない。しかも、参院選で敗北した直後だ。意気も上がらないだろう。元毎日新聞記者で、政治評論家の板垣英憲氏はこう言った。

「自民はゴタゴタしながらも、増田氏擁立にこぎ着けている。一方の民進は、増田氏に相乗りしようとしたり、石田純一氏や古賀茂明氏の擁立を検討したりするなどバラバラです。さらに参院選で敗北してしまった。意気消沈し、都知事選に力が入らないでしょう。ヘタをすれば『自民候補じゃない』という理由だけで、小池氏支援に回りかねない。本来、都知事選も野党協力するべきですが、これでは野党共闘どころではありません」

 このままでは、都知事選は、実質的な不戦敗になりかねない。


関連記事、紙面
国民が葬った民主主義…改憲へ衆参独裁政権誕生の絶望<3> 衆参3分の2でこれだけの恐怖政治が可能になる(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/373.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 政界地獄耳 自民OBで北を制した民進(日刊スポーツ)
政界地獄耳 自民OBで北を制した民進
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1677221.html
2016年7月12日8時20分 日刊スポーツ


 ★参院選の総括が行われているが、民進党に1つの光明があるとすれば、北海道から東北においての勝利だろう。「北海道では民進党が2議席を確保して民進王国の面目躍如だ。1度は引退表明していた元経産相・鉢呂吉雄の勝利は大きな弾みになった。鉢呂には大きな組織がつくわけでもなく、持ち前のどぶ板選挙に努めた。そこで北大農学部卒業、JA勤務が役に立ったといえる。TPPに不安を持つ農家の声を丹念に聞いたのだ」(民進党選挙関係者)。

 ★この戦法は東北でも功を奏した。青森では元自民党で細川・羽田内閣に参画した元農水相・田名部匡省が君臨する中、民進党から娘の匡代が出馬して当選。岩手では元自民党で生活の党代表・小沢一郎が野党統一候補・木戸口英司を当選させた。福島では元自民党で厚労相、衆院副議長などを歴任した渡部恒三がにらみを利かせ、現職の法相・岩城光英を民進党の増子輝彦が破った。山形には元自民党の元農水相・鹿野道彦がいる。野党統一候補の舟山康江が圧勝している。

 ★東北の農家はTPPの不安を抱えている。その声を丁寧に拾い、集約していく。本来は自民党が得意とする農業対策だ。政権に信頼がおけず、頼る場所がない有権者の支えになっていく。まさに民進党や野党が今、望まれる役割だ。「対案を出せというばかりの与党の言い方は、不安を持つ農家を切り捨てるようだ。補助金で解決できることばかりではない部分を上手に拾ったといえる」(民進党閣僚経験者)。

 ★自民党出身者は弱点も知り尽くしている。OBに耳を傾けることも新たな展開を生むといえる。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 自民比例得票 15年ぶりに2000万票超える  (NHK)  : 自民党への支持が大きく広がる  安倍総理の 任期延長を
  
  
[私のコメント]
  
   
■ 自民比例得票 15年ぶりに2000万票超えて 2011万票  自民党への支持が大きく広がる


本記事にある通り、自民党の比例代表での得票は2011万票となり、小泉旋風以来、15年ぶりの2000万票超えとなりました。

なぜここまで広く安倍政権は支持されるのか?

安倍政権は民主党政権とは異なり、有言実行。
公約を掲げて実現させることが目に見える形で評価されたのでしょう。

大きな点は日本経済の復興です。

安倍政権になり、

@ 税収は大きく増収(消費増税を除いて+14兆円)
A 安倍総理のトップセールス外交で 海外インフラ受注が9兆円増加
A 企業収益大幅増(昨年は中小企業も増)
B 雇用の大幅改善
C 3年連続平均2%の賃上げ(中小含む)


このように目に見える結果が出ている。

その成果は民主党政権と比べれば一目瞭然。

このように有言実行で目に見える成果を強いリーダーシップで導いた。

こういったことが自民党の比例票の2000万票超え(15年ぶり)に繋がったのでしょう。

ここまでの支持があるのだから、自民党は党則を変更して安倍政権の任期延長を行うべきでしょう。

東京オリンピックは任期延長の安倍政権で迎えたいものです。


[記事本文]

自民党の比例代表での得票は2011万票余りとなり、小泉内閣の時に行われた平成13年の参議院選挙以来、15年ぶりに2000万票を超えました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591061000.html
  
   
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 保守とリベラル、どちらも分裂選挙か(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/69ba79fc88bc3b7d759b24b4a418d666
2016-07-12 08:46:44

保守は小池百合子氏と増田寛也氏、リベラルは宇都宮健児氏と鳥越俊太郎氏。保守の本命は増田氏ですが、リベラルは宇都宮氏と鳥越氏の分裂です。リベラルは、共産党が宇都宮氏であり、民進党は鳥越氏です。結局、民進党が共産党を毛嫌いし、鳥越氏を急きょ登場させたものです。

宇都宮氏と鳥越氏では、政策にほとんど差はないものと考えられます。憲法改悪も、原発も、そのほかさまざまな面で、一緒です。しかし、共産党が宇都宮氏を推すなら、民進党は鳥越氏です。これらを一本化して選挙に臨めば、保守に勝てるはずです。ところが、保守にやられるとしても、共産党にやられるのは困る。民進党はこんな大局についても、支離滅裂です。

それにしても、鳥越氏はよくもこんな民進党に乗っかることにしたのでしょうか。宇都宮氏と会話が進むとでも思い、場合によっては宇都宮氏が自ら引くことがあるとでも思っているのでしょうか。

岡田克也代表が、「民進党の苦境を察知して、何とか頼む」とでもいったのでしょうか。鳥越氏は、すでにまず左肺を、そしてすぐあとに右肺も切除しました。しかも、76歳。都政は、石原慎太郎氏のように週に3日も出ればいいかぐらいなら勤まるかもしれませんが、そんな左うちわではいかないでしょう。

おそらく、鳥越氏も自分の命を捨てることにしたのでしょうし、岡田氏も「鳥越氏のは亡骸はひろう」とでもいったのではないでしょうか。なんとも無謀なやり方です。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/387.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「大量に筆跡似た票」点検印拒否で5時間超遅れ(読売Online) 「筆跡の似た票が大量にある」
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160712-OYT1T50002.html

 10日の参院選では、各地の開票所で、開票の遅れなどのトラブルが相次いで起きた。

 宮城県富谷町では宮城選挙区の開票作業で、立会人の1人が点検印を押すのを拒んだため、開票管理者の町選管委員長が票を確定させる異例の事態となった。

 町選管によると、通常、票は3人いる立会人の点検印で確定とする。しかし、この立会人が「筆跡の似た票が大量にある」などとして点検印を押さず、長時間にわたって1票ずつ慎重に票の点検をするなどしたため、最終的に町選管委員長が公選法の規定を適用、確定を判断した。午後11時頃と見込んでいた確定が午前4時38分と5時間半以上遅れた。

 また、投票者数と票数が一致しなかったため、仙台市の宮城野区で約2時間半、青葉区で約4時間半にわたって開票が遅れた。青葉区では確定時間が翌朝の11日午前7時半ごろまでずれ込んだ。

2016年07月12日 09時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/388.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 安倍政権が企てる「年内解散」…瀕死の野党は“絶命”危機(日刊ゲンダイ)


安倍政権が企てる「年内解散」…瀕死の野党は“絶命”危機
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185508
2016年7月12日 日刊ゲンダイ



改憲の野望をより“確実”に(C)日刊ゲンダイ


 衆参両院で改憲勢力3分の2を獲得し、安倍首相はイケイケだ。十分な数を確保し、しばらく解散・総選挙をする必要もない。実際10日、テレビ朝日のインタビューに答える形で「解散の『か』の字も考えていない」と答えていた。

 だが、狡猾な安倍首相は、参院選敗北で意気消沈した野党を叩きツブすように、年内の解散を企んでいるという。

 6月上旬、永田町に「安倍首相と麻生氏が“年内解散”の密約を交わした」という情報が流れた。安倍首相は5月末に消費増税の再延期を決断したが、これに猛反発していたのが麻生財務相だった。

 講演会で、「消費増税を再延期するなら衆院解散で信を問うべきだ」と強く主張。「安倍首相と麻生氏が不協和音」などと報道されるほどだったが、結局、2人は5月30日夜、都内のホテルで会談し、安倍首相に説得された麻生氏が矛を収めている。

「この会談で3つの密約が交わされたといわれています。(1)臨時国会で消費税増税の凍結法案を通す(2)10兆円規模の補正予算を組む(3)年内に解散する、というものです。解散については、秋に来日するプーチン大統領に、北方領土について『検討する』などと“リップサービス”してもらい、その勢いで総選挙になだれ込むというものです。鳩山邦夫氏の死去により福岡で10月23日に補欠選挙が行われることが決まっている。それに合わせて解散するという話も流れています」(自民党関係者)

■民進党は9月の代表選後“空中分解”も

 なぜ、衆院で3分の2を持っているのに、リスクを冒してまで早期解散に踏み切るのか。そこには、民進党弱体化を視野に、「再び3分の2を取れる」という自信があるのだという。

「民進党は9月に代表選を行います。参院選の結果を受け、岡田さんは代表選出馬について『白紙』と答えています。民進党内では、今回の共産党との野党共闘路線を苦々しく思う勢力が“反岡田”で代表選を戦う準備を進めています。つまり、代表選を機に民進党内がガタガタし、下手すれば分裂する可能性もあるのです」(永田町ベテラン記者)

 もうひとつ、安倍首相が年内解散したい理由がある。改憲の野望をより“確実”にするためだ。

 今回、衆参で改憲勢力3分の2を確保したといっても、実際に憲法改正を実現するには「国民投票」で過半数の賛成を得なければならない。しかし現状、世論調査で憲法改正に「賛成」が過半数に満たず、ハードルは高い。そこで「安倍首相は総選挙を行い、改憲勢力がどの程度取れるのか分析したい、という意向がある」(前出の自民党関係者)というのだ。その時は、改憲を争点にして戦うということか。

 政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「総裁任期が残り1年を切ると、求心力が低下し、政権は弱体化する。安倍さんの任期は18年9月までです。任期を延長しない限り、解散のタイミングは年内か、来年の通常国会後しかありません。悲願の憲法改正を考えれば、解散・総選挙に勝つことで弾みがつくという面もある。自己陶酔型の安倍さんは、国民に戦っている姿を見せることが支持率にプラスに働くと思っている。野党が弱体化している今がチャンスなどと周囲にけしかけられれば、年内解散に踏み切る可能性は十分あるでしょう」

 年内解散なら、野党はもう一度死ぬことになる。













http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪東京都知事選≫ 鳥越俊太郎氏の出馬決定 民進・共産など野党統一候補 鳥越氏「参院選結果に危機感抱き出馬決めた」


【東京都知事選】鳥越俊太郎氏の出馬決定 民進・共産など野党統一候補 午後2時から会見
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120024-n1.html
2016.7.12 11:07 産経新聞

 民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立することを決めた。先の参院選で共闘した民進、共産など野党4党の枠組みで支援する。鳥越氏は12日午後2時から都内のホテルで記者会見し、出馬を表明する。

 野党4党の幹事長・書記局長は12日午後、国会内で会談し、野党統一候補として鳥越氏の擁立を確認する予定。都知事選をめぐっては、過去2回にわたり共産、社民両党などの推薦で出馬し、次点だった元日弁連会長の弁護士、宇都宮健児氏(69)も11日に出馬を表明した。野党側は宇都宮氏に出馬の取りやめを働き掛けている。

 民進党幹部によると、鳥越氏は11日に岡田克也代表と面会し、立候補に意欲を示したという。執行部の動きとは別に、党都連は11日、元経済産業省課長の古賀茂明氏(60)に出馬を要請したが、党幹部が古賀氏の擁立に難色を示していた。

 都知事選では、自民党都連が元総務相の増田寛也氏(64)の擁立を決め、党本部に推薦を申請。自民党の小池百合子元防衛相(63)も出馬を表明している。



<都知事選>鳥越俊太郎氏が出馬へ 野党4党統一候補で調整
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000012-mai-pol
毎日新聞 7月12日(火)9時55分配信


  
   鳥越俊太郎さん

 ◇12日午後に会見、立候補表明 民進党が擁立方針決定

 民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。共産党などとともに野党4党の統一候補として支援することで調整する。鳥越氏は12日午後に記者会見し、立候補を表明する。

 民進党は、水面下で鳥越氏に出馬を打診してきたが、11日に党幹部に対して前向きな回答があった。民進党はすでに共産党など他党にも鳥越氏の擁立方針を伝えており、12日にも4野党の幹部が支援に向けて対応を協議する。

 鳥越氏は12日、毎日新聞の取材に対し「参院選の結果、『改憲勢力』の議席が3分の2に達したことを見て決断した」と語った。

 野党側の候補を巡っては11日、民進党都連が経済産業省出身の古賀茂明氏(60)に出馬要請したほか、宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)が3回目の出馬を表明している。鳥越氏の立候補が決まれば、候補者の一本化が図られるとみられる。

 鳥越氏は福岡県出身で京大卒。毎日新聞社を1989年に退社後、テレビ朝日のニュースキャスターなどを務めた。昨年成立した安全保障関連法を巡っては、国会前デモに参加するなど反対の立場で活動した。

 都知事選には自民党都連が前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)の推薦を決めており、自公両党が推す方向だ。小池百合子元防衛相(63)も出馬表明している。【朝日弘行】



古賀氏は出馬見送り=都知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000061-jij-pol
時事通信 7月12日(火)12時44分配信

 元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)は12日、東京都知事選では鳥越俊太郎氏(76)を支援するとして、出馬を見送る意向を記者団に明らかにした。



鳥越氏「参院選結果に危機感抱き出馬決めた」
動画→http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160712-00000026-jnn-soci
TBS系(JNN) 7月12日(火)12時20分配信

 鳥越俊太郎氏が12日朝、JNNの電話取材に応じ、「参議院議員選挙の結果に危機感を抱き、出馬を決めた」と都知事選立候補決断に至る心境を語りました。

 「参院選挙の開票状況を見ているうちに、だんだんこれでいいのかと思って。(改憲派が3分の2という)日本で初めてのことが起きた。このまま僕らが黙っていたらダメなんじゃないかと。(立候補は)誰にも相談せずに。家族はみんな反対です」(鳥越俊太郎氏)

 立候補決断に至った心境について、このように語った鳥越俊太郎氏(76)。鳥越氏は、参議院選挙と同じように、都知事選でも野党共闘が実現することを望んでいるとしました。

 「おそらく野党統一候補を出すという方で調整が進んでいるんだろうなと僕は推測している。僕はそれを希望しています」(鳥越俊太郎氏)

 11日、民進党の東京都連から出馬要請を受けた元官僚の古賀茂明氏については・・・

 「鳥越さんが出るなら応援するけどと、古賀さんは言っていた。僕と古賀さんはそういう関係がある。保守票の浮動票は、増田さんではなく、小池さんに行っていると思う。そうなると強敵は小池さんかもしれない」(鳥越俊太郎氏)
(12日10:53)






















【中継予定】午後2時より 鳥越俊太郎氏が都知事選の出馬を正式表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000005-wordleaf-pol
THE PAGE 7月12日(火)13時19分配信

動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=SY6rTNtJLhU
 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が12日午後2時から記者会見を行い、14日に告示される東京都知事選への出馬を正式に表明する。

 鳥越氏は、野党4党の「統一候補」として立候補する見通しで、「統一候補」には元官僚の古賀茂明氏や今回で3度目の挑戦となる弁護士の宇都宮健児氏も擁立する候補として挙がっていた。

鳥越氏は、毎日新聞社に入社しサンデー毎日編集長を経て、テレビ番組のキャスターを務めた経歴がある。

THE PAGEではこの会見の模様を生中継します。


都知事選出馬表明の鳥越俊太郎氏が午後2時から会見

※中継の後、録画視聴できると思われます。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 宇都宮健児氏、鳥越氏出馬なら野党の分裂選挙を示唆  (日刊スポーツ) : 「野合」 「向こうが降りるかも

[私のコメント]


> 「野党4党から全く話は聞いていない。密室で協議されており、都政に対しての政策協定も発表されていない。これでは著名で勝てる候補を探してきた与党と一緒。野合と言われても仕方ない」と声を荒らげた。

「密室で協議」「野合」ですか。
宇都宮は怒ってますねえ。


>鳥越氏の政策に納得しない場合は「分裂か」と問われると「そうですね」と言い切った。納得した場合でも「向こうが降りるかもしれませんからね」と、対決姿勢を色濃く示していた。

鳥越が出ても、宇都宮はこのまま出そうですね。
   
   
[記事本文]

 元日本弁護士連合会会長で3度目の東京都知事選出馬となる宇都宮健児氏(69)が12日、都内の事務所で会見を行い、野党も分裂選挙になる可能性を示唆した。

 民進党の要請を受けたジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が出馬の意向を固め、野党統一候補の最有力となっている状況について「野党4党から全く話は聞いていない。密室で協議されており、都政に対しての政策協定も発表されていない。これでは著名で勝てる候補を探してきた与党と一緒。野合と言われても仕方ない」と声を荒らげた。

 鳥越氏については「キャスターとしてもよく知っているし、リベラルな方。ただ都政についての考えを聞いたことがない」。野党統一候補にするために、出馬を取り消す意思について問われると「公開討論してから決めるべきだ」とした。その上で鳥越氏の政策に納得しない場合は「分裂か」と問われると「そうですね」と言い切った。納得した場合でも「向こうが降りるかもしれませんからね」と、対決姿勢を色濃く示していた。

http://www.nikkansports.com/general/news/1677368.html
  
  
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 鳥越俊太郎氏、都知事選出馬へ すでに出馬を表明している宇都宮さんと鳥越さんと野党4党とで話し合う事はできなかったのか!
宇都宮さんが鳥越さんに話し合いを申し入れてくれた。まだ1日ある。









http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/392.html
記事 [政治・選挙・NHK209] 「自民党改憲草案をベースにして、どう3分の2を構築していくかが、政治の技術だ」(安倍晋三)。こんなことを記者会見で平然と
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-69fa.html
2016年7月12日 くろねこの短語


「自民党改憲草案をベースにして、どう3分の2を構築していくかが、政治の技術だ」(安倍晋三)。こんなことを記者会見で平然と言わせる記者連中ってのもロクなもんじゃない。


 都知事選の野党統一候補に鳥越俊太郎君の名前が。どうやら午後にも記者会見するそうだが、宇都宮君との調整は進んでいるんだろうか。分裂したままだと、前回の都知事選と同じことになると思うのだが・・・。

・民進、鳥越氏擁立で最終調整 自民は分裂選挙 都知事選
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000009-asahi-pol

それはともかく、参議院選挙から一夜明けたTV各局のニュースやワイドショーを何気にチェックしてたら、凄いことになっていた。どの番組も一様に「改憲、改憲」って喚いちゃって、おいおい、選挙前にはアベノミクスがどうたらこうたらとしか言ってなかったくせに、手の平返しとはこのことか。いくらなんでも節操なさすぎだろう。

 メディアがこんなんだから、ペテン総理は調子こいちゃって、記者会見で改憲について問われて「わが党の案をベースにして、どう3分の2を構築していくかが、政治の技術だ」なんてほざく始末だ。選挙中は憲法の「け」の字も口にしなかったことは百も承知なのに、そこのところは全然突っ込もうとしないんだから、いまどきの新聞記者ってのはどうしようもない。

 「わが党の案をベースに」って言うなら、今回の選挙でしっかりと自民党改憲草案について説明しなくちゃいかんだろう。ネトウヨのなんちゃってアイドル・稲田君もよく「自民党は改憲草案をお示ししている」って口にするんだが、お示ししているのはホームページにアップしてるってだけなんだね。これって、公約のいっちゃん最後に「改憲」をお飾り程度に記載したのと同じで、アリバイ作りはしてますよってだけことだ。

・【憲法改正】安倍首相「自民草案ベースに議論を」 茂木氏「秋の臨時国会でスタートしたい」
 http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/11/constitutional-revisement_n_10925128.html

 選挙終わったとたんに「改憲」を口にするってのは、極端なこと言えば、「何もしないからさあって言いながら、部屋に入るなり押し倒す」ようなもんなんだね。フジテレビの選挙速報で、SEALDsの奥田君が「世論調査によったら3分の2を超えたら何ができるのかわからない国民が6割以上いた。今回、結果を受けては憲法改正の発議があるんじゃないかという話が多いんですけど、でも選挙期間中に全然その話題になっていなくて、なんで終わった瞬間にこんな話になるのか、テレビをご覧のみなさんも『あれ、憲法改正が今回争点でしたっけ!?』っていう人が多いんじゃないかと」って感想を述べてたけど、まさにおっしゃる通り。

・改憲ライン「3分の2」認知浸透せず
 http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160711/k00/00e/010/284000c

 新聞・TVは恥ずかしくないのかねえ。って、恥じ入る感覚があったら、そもそも選挙前に「改憲」隠しの意図的なミスリードするわけはないか。

 いずれにしても、「わが党の案をベースにして、どう3分の2を構築していくかが、政治の技術だ」なんてことをほざくベテン総理に、「この嘘つき野郎」と面罵もできない自称ジャーナリストがいる限り、この国の将来は覚束ないことは間違いありません。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 野党は啓蒙運動展開へ<本澤二郎の「日本の風景」(2416) <牙をむきだした心臓内閣> 
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52143330.html
2016年07月12日 「ジャーナリスト同盟」通信

<急がば回れ!政治に無知な日本人は多い>

 昨日の記事「衝撃!改憲派3分の2議席突破」に3200件ものアクセスがあった。そこから思いついたのだが、ことわざに「急がば回れ」がある。庶民の多くは政治教育を受けていない。憲法も読んでいない。よって政界で、当たり前のように飛び交っている言葉を理解していない国民は、少なく無い。野党は戦後民主主義の代表として、だれもが頷ける・理解できる憲法教科書を作成して、まずは支持者から買って読んでもらう。つまりは啓蒙活動・啓蒙運動を展開してはどうか。大ベストセラー本になるだろう。投票に行かなかった20代の女性が、カメラに向かって「3分の2?わかりません」という報道があったようだが、これが偽らざる庶民の政治レベルなのだ。

<「特定秘密保護法」や「集団的自衛権」を説明してもわからない、と嘆いた戦争遺児>

 今回の選挙でも、創価学会の威力を見せつけられた。政治と宗教が一体化した組織が、3分の2の原動力である。1人区で野党は3分の1しか取れなかった。これも創価学会という宗教団体の力なのだ。創価学会が自民党支持を止めて、逆の立場に立つと、自民党は100%没落するだろう。安倍・日本会議に提供した人物が、懐具合の良くなったとされる太田昭宏と山口那津男である。

 思い出すと、2014年4月28日にやくざの殺人的恐喝・脅迫によって、殺害された戦争遺児(木更津レイプ殺人事件)のボヤキを思い出す。彼女は聖教新聞・公明新聞の熱心な読者で、選挙ともなると、同窓会の名簿をもって首都圏内を駆けずり回っていた。自宅の塀には公明党の大きなポスターがいつも貼られていた。娘婿が公明新聞記者という事情もあったろう。
 特定秘密保護法が審議されているころだった。集団的自衛権行使も議論になっていた。平和主義者の戦争遺児は、学会の集会の場で、これらの悪しき政治変革の危険な流れを説明しようと頑張っていた。だが、彼女は「話の分かる会員は一人もいなかった」といって嘆いていた。

<9条を理解する学生は少数派>

 6年間、私立大学で教壇に立ってみて感じたことは、やはり政治のことを理解している学生は少なかった。歴史認識がその代表例だが、9条について「知っていることを書きなさい」というテーマを、300人ほどの学生に何度か試みたが、結果は同じだった。中学や高校でも、まともに教えてもらえなかった、それが無知の原因だった。筆者も中央大学法学部で「憲法原論」(橋本公旦教授)を直接、授業に出て初めて知った。同世代の小泉純一郎は慶應の経済学部のはずだから、憲法を読んでいないのではないか。むろん、安倍もそうだろう。聞きかじり程度ではないか。

 今回の世論調査にも「若者の与党支持が高かった」というデータがあった。18歳まで引き下げた与党の3分の2作戦の一環であることを裏付けた。低所得の高齢者に、3万円ばらまいた安倍内閣の愚民政策もそうであろう。日本会議の策略は、それまでの自民党政府と異質である。

<政教分離の確立を急げ!>

 筆者は極右・日本会議に塩を送る太田・山口路線が、学会創立者の理想と真逆であることを知らしめようと、小さな努力をしてみたが、結果を見ると成果はなかった。思考停止が宗教団体の特徴であるが、それにしても想定以上だった。これが創価学会の威力を物語っている。
 手段はないのか。本来の平和教団に立ち戻ることは出来ないのであろうか。
 むろんのこと、それはある。これも憲法にかかわる重大問題である。政教分離についての是非を明らかにすればいい。税制面の不透明さも、この財政危機のおりだ。はっきりさせるべきだろう。好ましいのは、学会は宗教活動に専念すべきだ。政治は、個人の自由にさせればいいだけのことである。公明党が暴走して、学会を支配するような現状は正しくない。同じく首相として、神社参拝に専念する安倍も、政教分離に違反している。
 余裕のある善良な弁護士は、戦争法に限らず、政教分離違反訴訟を次々と起こす必要があろう。

 野党は恐れることなく、日本会議の問題と共に、近代法の核心的原則である政教分離を徹底審議すべきだろう。

<戦前派を代表する政権に問題がありすぎる>

 健全野党のみなさんは、安倍内閣の重大な課題を承知している。70年前に引き戻そうとする、戦前派政権であるためだ。ここに国際社会を含めて、問題にされる根源がある。まともな野党と言論が存在すれば、たちどころに崩壊させられる運命にある。ドイツにヒトラー政権が復活したようなものである。
 日本会議を解体分析すれば、一目瞭然であろう。日本会議と財閥+創価学会が、この政権の不条理さを露呈している。戦前の侵略・植民地路線に、当時弾圧を受けた教団が軍門に下るという事態を誰が想定したであろうか。
 野党は戦前派に対抗する戦後派を代表している。大日本帝国憲法・教育勅語に国家神道が戦前の3本の矢である。ここへと日本を引きずりこもうとしている。これと対抗した自民党吉田リベラルが消滅した自民党は、かつての自民党ではない。戦前派勢力そのものである。

 日本共産党が、現在では一番憲法に忠実な政党ではないだろうか。一方でアレルギーもある。党名変更も選択肢の一つだ。自衛隊は戦争放棄の憲法からすると、どう考えても人殺しを業とする国家暴力組織である。徐々に災害救助隊に衣替えすべきだろう。財閥による血税泥棒との指摘も、あながち否定できないだろう。天皇制は、まずはイギリスのような開かれたものにしてはどうか。皇太子妃が、いい考えを提案するといい。彼女は知っている。極右の止まり木としての皇室望のあり方は正しくない。

<牙をむきだした心臓内閣>

 憲法隠しの安倍選挙は、終わると牙もむき出しにした。戦前派の攻勢は、ことほど現代において最高の憲法であることを証明しているだろう。気が付いてみると、国民の財産である年金が消えていた、ということになりかねない!

2016年7月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/394.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪新入部員≫朝日健太郎氏「(改憲について聞かれ)いまそれ聞きますか?新人なんで党の方針に従うだけです。」
【新入部員】朝日健太郎氏「(改憲について聞かれ)いまそれ聞きますか?新人なんで党の方針に従うだけです。」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19264
2016/07/12 健康になるためのブログ




以下ネットの反応。
























朝日さんもかまってるとキリがないですね。今井・朝日・三原の3氏は今後の自民党ガス抜き要員決定ですね。そして、みんながガス抜き要員にかまっている間に巨悪(甘〇)は忘れられ、パンツたちも忘れられ、気がつけば改憲なんてことになってそうです。

それにしても、朝日氏に64万票って、組織票とか関係なく驚きです。





http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/395.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 森ゆうこ氏「市民とオール野党はひとつ」が勝利を勝ち取った!国会で闘う「森ゆうこ」でいく! 小沢代表「共闘、大きな一歩」
  


  
   「もりもり通信」最終号
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2016/07/post-e6a2.html
2016年7月12日 前参議院議員森ゆうこ


森ゆうこさんの挨拶(文字お越し)

新潟から新しい民主主義が始まった。今回の選挙は私、森ゆうこと国家権力の闘いだった。

安倍首相は3回、菅官房長官もNSC(国家安全保障会議)をさぼって新潟入りして、「森をつぶせ!」と号令した。

各野党が各々の持ち場で頑張っていただいた。

「市民とオール野党はひとつ」が勝利を勝ち取った。戦争法廃止にがんばる。

与党は「野合」と言うが、野党共闘は「国民の希望」です。

国会で闘う「森ゆうこ」でいく。


【参院選】新潟選挙区で森裕子氏が当確





森裕子さん返り咲き「市民とオール野党は一つ」
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160711-OYT1T50099.html
2016年07月11日 12時59分 読売新聞

 10日に投開票された参院選で、改選定数が2から1に減った新潟選挙区は、野党統一候補として出馬した無所属の元文部科学副大臣、森裕子さん(60)=民進、共産、社民、生活推薦=が国政への返り咲きを果たした。

 自民現職の中原八一さん(57)=公明推薦=との接戦となったが、野党の支援と知名度を生かして支持を広げた。幸福実現党の横井基至さん(35)は及ばなかった。

 国政への返り咲きを果たした森さん。午後11時半頃に当選確実の一報が伝えられると、新潟市中央区の事務所に集まった野党関係者や支持者から歓声がわき起こった。歓声に迎えられた森さんは、「新潟から新しい民主主義が生まれた。市民とオール野党は一つ。勝利を勝ち取った」と喜びを語った。

 昨年9月の安全保障関連法の成立を受けて今年1月に出馬を表明。紆余うよ曲折を経て、共産党を含む野党が共闘して擁立する県内初の統一候補になった。

 選挙戦では、安全保障関連法の廃止や安倍政権の経済政策「アベノミクス」への批判、環太平洋経済連携協定(TPP)反対などを訴え、知名度を生かして無党派層に浸透した。

 国会で机に乗って抗議した姿などが知られる森さんだが、今回の選挙では自らを「ニュー森裕子」と呼び、統一候補として各党の立場を尊重することを意識した。

 野党市議や市民団体などによる支援組織が各地に結成され、ポスター貼りや人集めなどを分担した。野党は各地で開く集会に森さんを招くなどして、それぞれの支持層への浸透を助けた。森さんは2012年に生活の党の小沢共同代表と共に旧民主党を離党した経緯があり、民進党を含む野党各党の支持層をどれだけ取り込めるかが課題とされたが、杞憂(きゆう)に終わった。森さんは「みなさんが全県で頑張ってくださった」と語った。



新潟1議席 森氏、大接戦制す 中原氏に2000票差
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20160711266469.html
2016/07/11 02:07 新潟日報

 定数削減で初の改選1議席を巡る争いとなった参院選新潟選挙区は、野党統一候補で無所属元職の森裕子氏(60)=民進党、共産党、社民党、生活の党推薦=が約56万票を獲得し、自民党現職の中原八一氏(57)=公明党推薦=をわずか2279票差で破り、返り咲きを果たした。共産党も含めたかつてない共闘態勢を築いた野党が、組織をフル回転した与党に競り勝った。

 改選議席が2から1に減り、当選ラインは上昇。中原氏も約55万8千票を獲得したが、わずかに及ばなかった。これまでの参院選新潟選挙区の戦いで最も当選者と次点の差が小さい接戦となった。

 3期目の当選を決めた森氏は、共産党も入った本県初の野党統一候補として臨んだ。強固な組織を持つ共産党が活発に動くなど、共闘戦略が功を奏した。参院議員2期を務めた知名度を生かし、街頭演説も積極的に展開した。

 安保法廃止を主軸に据え、参院選前にできた反安保の市民団体も後押し。憲法改正阻止やアベノミクス批判も展開し、一定の支持を受けた形だ。

 多くの市町村で激しく競り合う中、森氏は上越市で約8千票、長岡市で約3700票リードした。全県の有権者の3分の1以上を占める新潟市は中原氏よりも1500票ほど下回ったものの、互角の戦いを演じた。出口調査によれば森氏は無党派層を多く取り込んだ。投票率の上昇が森氏に有利に働いた可能性がある。

 一方、「議席死守」を掲げた自民党の中原氏は、県議や市町村議の後援会のほか、建設業界などの支持団体がフル回転。党本部も異例のてこ入れを図り、安倍晋三首相(自民党総裁)が公示前後に3度も本県入りし、閣僚、党幹部らが連日来県して引き締めを図ったが、実らなかった。

 アベノミクスの継続を訴え、野党批判も強めたが、わずかに届かなかった。

 諸派新人の横井基至氏(35)は支持が広がらなかった。















































http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/396.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 250万票超をめざし戦後リベラル派鳥越氏と自由主義保守派小池さんの一騎打ち:政党の推薦や支持は決め手にあらず

 東国原氏も最後の最後で手を上げる可能性があるとのことだが、鳥越氏が出馬表明した時点までで考えると、戦後リベラル派鳥越氏と自由主義保守派小池さんの一騎打ちという“価値観イメージ選挙”になると思う。

 びっくりもしたし不可思議だった猪瀬氏の獲得投票400万はともかく、当選ラインは250万票を超え、250万票からどこまで上乗せできるかで当選が決まると思われる。
(投票総数は700万を超える可能性もある)

 その攻防を担うのは鳥越氏と小池氏で、他の候補者たちははるか及ばないだろう。
 投票権が18歳からになり、若者たちに広がる保守的気分がささやかれるなかで、戦後リベラリズムを全面に打ち出した鳥越氏がどれだけ票を獲得するのか注目したい。

 自民党と公明党の推薦を受ける増田氏は、百万票レベルの獲得でとどまり、宇都宮氏がこのまま立つとしても、(仮に共産党の推薦や支持を受けたとしても)20万から30万票で終わるだろう。宇都宮氏は政党の推薦・支持がなければ10万票前後に終わるかもしれない。
 宇都宮氏が立候補を辞退すれば、氏が獲得するはずの票のほとんどは鳥越氏に向かうだろう。その意味は小さくはないが、鳥越氏が勝つなら、それで勝つというレベルではないはずだ。

 鳥越氏の出馬記者会見を見たが、東京都の出生率の数字を間違えそれを訂正するなど相変わらずのゆるゆるだったが、それも“いいひとリベラル”鳥越氏の持ち味だろう。
(税金を納めているから投票の権利があるという“きわどい”表現もあった。納税が選挙権とリンクしているのは戦前ある時期まであった制限選挙)

 鳥越氏が立候補せず、小池さん、増田氏、宇都宮氏の有力3候補の選挙戦なら、“いい男っぷりを見せてきた女性”小池さんが圧倒的な勝利を達成すると思っていたが、鳥越氏の立候補で俄然面白くなってきた。

 リベラリズムは嫌いだが、大橋巨泉氏や鳥越氏は人間的に好きなので期待している。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 安倍首相の「傲慢症候群」3つの要因 それを支えるメディアの罪とは?〈dot.〉
           安倍首相の「オレ様化」が止まらない!?


安倍首相の「傲慢症候群」3つの要因 それを支えるメディアの罪とは?〈dot.〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160712-00000111-sasahi-soci
dot. 7月12日(火)16時0分配信


 第24回参議院選挙の投開票が行われ、参院全体で自民、公明、おおさか維新の会など、憲法改正に前向きな「改憲勢力」が3分の2を超えた。安倍晋三首相を「オレ様化」した傲慢(ごうまん)人間だと断じる精神科医の片田珠美さんは、著書『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』で、身近に存在する「オレ様」を徹底分析。安倍首相の傲慢さがもたらす弊害と、「オレ様」に負けないためにどうするべきか、指南してくれた。

*  *  *
 安倍首相の歓喜にあふれ、高揚した顔を見て、「傲慢症候群(ヒュブリス・シンドローム)が一層悪化するのではないか」と危惧せずにはいられなかった。

「傲慢症候群」は、イギリスのデービッド・オーエン元外相・厚生相が提唱した概念である。オーエンは「権力の座に長くいると性格が変わる人格障害の一種」と説明している。たしかに、「権力を握ってから、おかしくなった」とか、「権力を振るえる立場になってから、とんでもないことをするようになった」と言われる人はいる。

 権力の座につくことによって、おごりや自信過剰が生まれ、そのせいで周囲が見えなくなり、冷静な判断ができなくなるのが傲慢症候群の特徴だ。オーエンは政治家であると同時に神経科医でもあるので、国家のトップが周囲の助言に耳を傾けず、暴走する姿を医師のまなざしでつぶさに観察していたのだろう。

 オーエンがヒュブリスという傲慢を意味するギリシャ語をあえて用いたのは、古代ギリシャではヒュブリスが非常に重要なテーマだったからだ。

 ヒュブリスという名前の女神が『イソップ寓話集』の「戦争と傲慢」に登場する。神々が結婚式を挙げ、それぞれの伴侶が決まったのだが、ポレモス(戦争)の神は遅れて到着したので、1人だけ残っていたヒュブリスをめとることになった。ヒュブリスは絶世の美女だったらしいが、その性格ゆえに売れ残っていたようだ。もっとも、ポレモスはヒュブリスにぞっこんで、この女神の行くところにはどこにでもついて行くので、傲慢のあとから、たちまち戦争がやって来るといわれるようになった。

 この話が端的に示しているように、傲慢の後にはしばしばもめ事がやって来る。これは、国家や企業などの大きな組織のトップに限らない。上司、同僚、友人、恋人、隣人、場合によっては家族の中に傲慢な人が1人でもいると、振り回されて大変なことになる。傲慢な人がもめ事を引き起こしやすいのは、プライドが高く、自信過剰に陥りやすいからだろう。

 もめ事くらいなら、じっと我慢していればすむかもしれないが、傲慢な政治家は実際に戦争を引き起こしかねず、笑い事ではすまない。そのため、ヒュブリスは古代ギリシャでも強く戒められており、傲慢の当然の報いとして破滅する物語がギリシャ神話には数多くある。

 たとえば、ギリシャ神話に登場するイカロスの悲劇はその典型だろう。イカロスは、父が鳥の羽根を集めてこしらえた翼で空を飛び、「あまり高く飛びすぎてはいけない」という父の戒めを無視して、天に達するまで高く昇っていった。やがて、燃え立つ太陽に近づきすぎ、羽根をとめていたろうが柔らかくなって、ばらばらにほぐれてしまったため、墜落し、青海原のまっただ中に沈んだ。

 イカロスの名前を冠した「イカロス・シンドローム」も、欧米では最近話題になっている。育児休暇取得を宣言し、安倍首相をはじめ自民党の重鎮政治家を招いて盛大な結婚披露宴を催した宮崎謙介・元衆院議員が、妻の出産直前の不倫を認めて議員辞職した騒動は記憶に新しいが、栄光の絶頂から真っ逆さまに転落した宮崎氏は、典型的な「イカロス・シンドローム」ではないか。

 傲慢を戒める逸話は、もちろんわが国にも昔から数多くある。その極致ともいえるのが、平家物語で、「驕(おご)れる者は久しからず。ただ春の夜の夢のごとし」という一節は、よく知られている。これほど傲慢がもたらす悲劇を見事に描いた物語はないだろう。

 この世の春を謳歌(おうか)し、栄光の絶頂にいたとしても、少々のことは許されるという驕りゆえに傲慢な振る舞いを続けているうちに転落した実例は、古今東西枚挙にいとまがない。過去の成功体験の上にあぐらをかき、「自分たちは特別な力を持っている」と自信過剰に陥って、目の前の現実をきちんと認識できなくなれば、イカロスのように破滅の危機にひんする。

 このことは、過去の歴史を振り返れば一目瞭然だ。にもかかわらず、傲慢症候群に陥るトップが少なくないのは、オーエンが挙げている3つの要因によると考えられる。

(1)実権を握っている
(2)権力の座に長期間座っている
(3)個人が権限をふりかざすのに最小限の制限しかかからない

 安倍首相の傲慢症候群は、この3つの要因に支えられているように見えるが、私が何よりも深刻だと思うのは、(3)を可能にしている最小限の制限しかかけない国民、とくにメディアの責任である。

 今回の参院選の争点は、改憲勢力が3分の2に達するか否かだったはずだ。にもかかわらず、安倍首相は選挙期間中その点を隠し、「アベノミクスは道半ば」ということばかり強調した。メディアも、権力者の意向を忖度(そんたく)したのか、争点ぼかしに協力した。唯一追及したのは、投票後の選挙特番で安倍首相に「憲法改正の『け』の字も出さなかった」ことを問いただしたジャーナリストの池上彰氏くらいで、あとはみな腰が引けていたようだ。

 これは、メディアをはじめとして大多数の国民が「イネイブラー(支え手)」になっていたからだろう。最近、女優の高島礼子さんの夫である高知東生容疑者が覚せい剤取締法違反で逮捕されたが、近年は俳優としての活動がほとんどなかった高知容疑者が覚せい剤を購入し続けられたのは、高島さんの稼ぎのおかげである。その意味では、高島さんは、知らず知らずのうちに「イネイブラー」になっていたといえる。

 傲慢症候群に陥っている安倍政権の「イネイブラー」にならないように、国民1人1人が気をつけなければならない。そうしなければ、ヒュブリス(傲慢)に続いてポレモス(戦争)がやって来るかもしれない。そのときになってあわてても、あとの祭りなのである。(精神科医・片田珠美)



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 日本会議特集を組んだテレビの選挙特番が自主規制でカット、「日本会議事務局の会員勧誘録音テープ」の内容を全公開!(リテラ)
             日本会議公式ウェブサイトより


日本会議特集を組んだテレビの選挙特番が自主規制でカット、「日本会議事務局の会員勧誘録音テープ」の内容を全公開!
http://lite-ra.com/2016/07/post-2411.html
2016.07.12. 選挙特番がボツにした日本会議のテープ  リテラ


 参院選投票日の7月10日夜、各局がいつものように選挙特番を放映したが、今回、印象的だったのは、複数の番組が「日本会議」を特集したことだった。

 日本会議は、安倍自民党と一体になって改憲運動を展開してきた極右団体だが、この数年、その実態がにわかに注目を集めている。今年に入ってからは菅野完『日本会議の研究』(扶桑社)を皮切りに、上杉聰『日本会議とは何か』(合同出版)、俵義文『日本会議の全貌』(花伝社)など、関連書籍が相次いで出版。週刊誌も毎号のように特集を組むなど、一種の“日本会議ブーム”といってもいい状況になっている。


 そんななか、今回の選挙特番で各局がこぞって日本会議を取り上げたわけである。たとえばテレビ東京は、日本会議神奈川の総会を取材。キャスターの池上彰が神社を訪れ、日本会議と神社本庁、そして改憲の署名運動などを行うダミー団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などの運動の模様を報じた。

 フジテレビでは、三重の日本会議四日市支部を取材し、会員の声を伝えた。また、昨年、菅義偉官房長官が安保法制を合憲とする憲法学者のひとりとして名前をあげた、日本会議の中心メンバーである百地章日本大学教授へのインタビューなどを放送。安倍首相との中継のなかでは司会の宮根誠司が「日本会議は安倍さんにとってどんな存在なんですか?」と聞く場面もあった(安倍首相は苦笑いしながら軽くいなして、宮根もそのまま追及することなく終わったが)。

 そしてテレビ朝日では、参院選自民党候補者の山谷えり子氏の決起集会に、日本会議政策委員で安倍首相のブレーンのひとりと言われる伊藤哲夫氏(日本政策研究センター代表)や、日本会議を事実的に取り仕切っていると指摘されている椛島有三事務総長が出席している模様を放送。取材で椛島事務総長から「(日本会議として山谷氏を)推薦している」「(支援は)全国各地で」「(動員も)できるでしょうね」というコメントを引き出し、日本会議の会員が山谷氏の選挙運動を手伝う模様も放送した。

 各局ともに、日本会議とはいかなるものかを全国区のテレビ放送で報じた意義は少なくはないだろう。しかし残念ながら、その深部まで伝えることはなかった。

 たとえば前述した日本会議の研究本では、椛島氏、伊藤氏、百地氏らがかつて宗教法人「生長の家」の学生部としてカルトな民族派学生運動を展開していたことや、日本会議の役員には神社本庁や佛所護念会、モラロジー研究所など宗教団体の幹部が多く名を連ね、宗教右派が結集していることなどを記している。また、本サイトはその目指しているものが改憲だけでなく、教育観や家族観も含めた完全な戦前復古であり、徴兵制なども視野に入れていることを指摘してきた。

 しかし、今回、日本会議を特集した3つの選挙特番はいずれもこうした日本会議の右翼性やカルト性については、深く踏み込まなかった。おそらく、このへんがやはりテレビ局の限界なのだろう。選挙が終わって安倍自民党を支える極右団体の存在にようやく触れたが、政権からにらまれるような批判はできない、そういう自主規制のにおいがただよっていた。

 実際、ある在京キー局の選挙特番は、日本会議の勧誘の実態を物語る音声データを入手し、直前まで放送を予定しながら、突然それを中止していた。

 この放送予定だった音声データというのは、他でもないリテラが提供したもの。今年2月、リテラのライターの携帯電話に、日本会議の事務局から有料会員の勧誘電話がかかってきていた。このライターは昨年11月、日本会議のダミー団体が主催する「今こそ憲法改正を!1万人大会」に参加しており、日本会議はこうしたダミー団体のイベント参加者の個人情報を使って片っ端から勧誘の電話をかけているようだった。

 しかも、この勧誘をめぐるやりとりのなかで、日本会議の事務局職員は安倍首相を絶賛し、“お試し改憲”の戦略を自慢げに語り、さらには、なんと結婚を戸主の許可制にすべきというトンデモ主張まで展開していた。

 ライターはこの会話を録音しており、リテラはそのやりとりを「日本会議から勧誘の電話がかかってきたのでやりとりを全公開!〜」というタイトルで公開。記事は大きな反響を呼んだ。

 そして5ヶ月後、参院選公示日の直前になって、あるテレビ局の選挙特番ディレクターからリテラ編集部に対して、「選挙特番でその音声データを使わせてほしい」というオファーがあったのだ。

 本サイトは日本会議の危険性とトンデモ思想を広く知らしめることになるなら、と提供を承諾。ディレクターとの打ち合わせも済ませ、音源の使用する箇所やテロップの内容も決定、あとは放送を待つのみといった状態になった。

 ところが放送前日の夜、突然、そのディレクターから「使えなくなりそうだ」とのメールが入り、そのままこの部分はカットされてしまった。現場以外の部署から、土壇場でストップがかかったのだという。

 まさに本サイトが日頃から問題にしているテレビ局の過剰な自主規制をナマで体験したかたちだ。本来なら、このテレビ局と番組名を明かすところなのだが、リスクを冒して踏み込んだ権力批判報道をやろうとした番組やディレクターが局内で苦しい立場に追い込まれることは本意ではないので匿名にしておく。

 しかし、残念なのは、日本会議の事務局のファナティックな発言と勧誘の手口を全国放送の電波に乗せることができなかったということだ。

 そこで、このテレビ局がボツにした幻の音源を、以下に再現しようと思う。以前の記事ではカットした部分も追加したので、リテラの読者にはこの機会に、日本会議のカルト極右ぶりを再確認してもらいたい。

 なお、できるかぎり忠実なかたちで再現するために、註釈を入れる場合はカッコで表していることをご了承いただきたい。

…………………………………

日本会議 もしもし、日本会議です。その節は(「美しい日本の憲法をつくる国民の会」1万人大会に)どうもご参加ありがとうございました。日本会議は常日頃、尖閣諸島をはじめとした日本の領土をなんとしても守りながらですね、戦後最大の課題であります憲法改正と教育の正常化という問題に全力で取り組んでるんですがね。

A あの、ちょっと、すみません。今お話されている方は日本会議の……?

日本会議 事務局でございます。

A 職員のかたですか?

日本会議 ええ。あの、この度、待望の安倍内閣によりましてね、これら憲法、教育等の戦後の諸問題の総決算したいというので、日本会議は全力で取り組んでるんですがね。Aさんには、安倍内閣による憲法、教育、領土に対するこの取り組みをですね、どのようにご覧になってますか?

A 僕個人がですか? それはあの……。

日本会議 私はこの安倍内閣で憲法改正が実現しませんでしたらね、日本はまた4、50年間できないんじゃないかと思っております。

A な、なぜですか。

日本会議 それらしき人材がいないというところでございます。少なくとも、私は戦後70年というとてつもない長い時間をかけてね、憲法が議論の俎上にあがったのは今回が初めてだと思います。まあ、歴史的にいえば岸内閣のときにちょっとはでましたけどね。これもすぐ終わってしまいました。それから中曽根内閣のときにちょっと憲法議論がでましたけれども、これも終わりました。すくなくともこれで3年、4年にわたって憲法を改正しようという内閣は今回が初めてだと思いますね。

A はあ。あの、それだけ安倍内閣を日本会議は評価しているということなんですか。

日本会議 評価していますね。

A 歴代内閣のなかで一番、日本会議の悲願にマッチしているというふうに考えているんですか。

日本会議 一番マッチしているというよりも、初めてマッチしたということでしょうね。いままで議論にならなかったわけですよ。一応いま議題にあがってきていますよね。それは戦後70年経過して初めての現象だと思います。いままでにはございません。

A はあ。たしかに結構、いまの国会でも憲法改正に前向きなことを安倍首相は言ってましたよね。

日本会議 言ってます。それに対してすぐに昨日(2月8日)、大江健三郎以下の9条の会が反論してますね。

A ちなみに、9条の会さんの活動は、日本会議として反対なんかしてるんですか?

日本会議 あの、反対ということは表明しておりません。私どもは憲法を改正すべきだという立場で訴えております。彼らのいうことをですね、封じ込めるというつもりはありませんでね。彼らは彼らの考え方で主張しているんでしょうから、それは尊重しなければならないと思います。ただ、どちらが日本の国の将来にとっていいのかということになると、私はいまの憲法を改正したほうがいいだろう、と。それが私たちの立場でございますね。

A 僕もその、憲法改正の大会に興味があったので、参加したんですけども、日本会議さんの憲法改正の一番の目玉っていうのは、やっぱり第1条(天皇条項)なんですか?

日本会議 最終的にはね、日本の国にふさわしい自主憲法を制定すべきだと思います。

A 前文も含めて?

日本会議 前文も含めて。ただね、いまの安倍内閣で全部それができるかといったら、なかなかそうはいかないですよ。したがいまして、いますぐに目指すのはですね、たとえば98条ですかね、(衆参での憲法改正の国民投票発議を)3分の2条項を2分の1にするとかですね。

A 98でしたっけ、96でしたっけ?(実際には憲法96条)

日本会議 それから、あー、緊急事態条項を加味するとかね。いうようなところがまず、それも個々の問題ですけれども、いまの安倍内閣にまず期待したいところはですね、70年間開かずの扉の憲法を開けるというところに意味があると思います。これは開かずの扉で、錆びついてるんですよ。世界中にこんなものはありませんわね。それで、9条の会をはじめとしてですね、日本の憲法については一切手をふれてはならん、と。いうような状況が続いてきたわけですけれども。

A ちょっと、ごめんなさい。扉を少し開くっていうのは、96条とかあるいは緊急事態条項とかそういうところから改正をしていって、本丸は日本国憲法で9条とかが非常に特殊だから、あるいは1条とか、あるいは前文とか、そういうものを漸次的に変えていきたいと考えているということですか?

日本会議 あの、まあ、どのへんのところでどうなるかはわかりませんけれども、最終的にはね、自主憲法制定でございます。

A あ、ちなみにこのお電話っていうのは、あれですか、あの集会に参加された方全員に電話されているんですか?

日本会議 あの集会に参加した人のですね、約3分の2は会員でございますから。残りの人に、このような日本会議の運動にご賛同いただけたらですね、ぜひ、会員としてご協力をお願いしたい、と。

A あ、じゃあ会員になってくださいっていうひとつの……

日本会議 そうです。そのお願いの電話です。

A なるほど。でも、会員になる話の前に憲法の話をされていましたけれども、それはなんでですか?

日本会議 こういう私どもの考え方にですね、まったく反対の人に加入を勧めても無理ですわね。

A まあ、そうでしょうね。

日本会議 だから少なくとも共通するものは、憲法改正であり教育の正常化であり、尖閣をはじめとした日本の領土を守ろうと、こういう共通認識の方であればですね、私どもと一緒に手を携えてその方向に進もうではありませんか、と。

A 確認なんですけど、あの集会って、美しい憲法をっていうあれ(=「美しい日本の憲法をつくる国民の会」)で。いま、電話をいたただいているということは、あれは日本会議が実際には事務局となってやっているということなんですか。

日本会議 そういうことですね。ただ、あえてそういうもの(=別の名称)をつけたのはですね、憲法改正というものはもっと幅広く訴えたいんですわね。そのために、「美しい日本の憲法をつくる会」というのを組織したわけです。

A いま、憲法改正に関しては個人的に思うことがいろいろとあるんですけども、あの集会は憲法改正の集会だったと(私は)理解しているんですね。

日本会議 そうですね。

A でも、お話しを聞いていると、尖閣の防衛の問題だったりだとか、あるいは教育の問題だったりとか。ここでいう教育の問題というのはあれですよね、国歌とか……

日本会議 あの結局ね、教育を本当の意味で正常化しようと思ったら、憲法を改正しないと正常化できないんですよ。尖閣をはじめ国を守ろうということになれば、いまの憲法のままでは守れないと思います。だから、憲法に行き着くんですよ。たとえばいま少子化という問題がありますよね。これだって憲法に行き着きますよ! 結婚は両性の合意のみでできるなんてことはね、そもそもこれはね、日本の国にふさわしくないですわね。その考え方の条文のなかにはね、先祖とか一族とか同族とかという家族といいますかね、そういう思想が抜けてしまったわけですよ。たとえばね、私はそれに戻れとは言いませんけども、戦前はですね、戸主の認可が必要だったわけです。両性の合意だけでは結婚できなかったんです。

A ああ、戸籍の主、ようするにお父さんとかですよね。

日本会議 そう、いわばお父さんです。ですが、いま、戦後はですね、お父さんが反対しようと叔父さんが反対しようと、誰が反対しようと、二人だけがいいって言えば、結婚できるようになっちゃったわけですよ。だから、そういうものがね、いきつく先が、いまの「結婚をしようがしまいが自由じゃないか」と。「子供なんか産もうが産ままいが自由じゃないか」と。自由、自由、自由に基づいてみんな楽を求めてですね、少子化につながってしまった。

A はあ、なるほど……。個人的には少子化に関しては、いろいろ経済や福祉の問題が非常に大きいと思うんですけど、まあそれはさておき、ようするにそういった父権的な明治のような戸籍制度が、日本会議としては復活すべきだと、憲法に織り込むべきだと考えているわけですか?

日本会議 というよりも、家族というものをね、バラバラにしちゃったのが、いまの憲法のなかには、そういう精神があるわけですよ。マッカーサーの考えでしょうね。日本を弱体化して、またアメリカに歯向かうようなことがないためにはですね、家族が強固なもので結ばれていたんじゃあそうはいかないということで。家族解体ですね。

A それはバラバラにしようという(意図をGHQが持っていた)?

日本会議 そうですね。マッカーサーの考えでしょうね。日本を弱体化して、またアメリカに刃向かうようなことがないためにはですね、家族が強固なもので結ばれていたんじゃあ、そうはいかないということでね。家族解体ですね。

A 9条とかもそう(日本会議は考えているの)ですか?

日本会議 9条も当然ですね。

(略)

日本会議 だから、そういう意味も含めてね、いまの全ての諸問題は、全部私は憲法にいきつく。そうすると、先ほど言いましたように、一部分手直ししただけではね、根本的な問題解決にはならないですね。そうすると最終的には日本の国にふさわしい新憲法の制定ということになるんですけれども、それがいますぐ安倍内閣できるかといえば、私はそうはいかないと思います。したがって、70年間開かずの扉をまず開けてですね、憲法というのは時代に即して変化するもんなんですよ、ということを国民の認識を改めてもらうというのがまず入り口だと。

A なんだか、礒崎陽輔総理補佐官も同じようなことをおっしゃってましたよね。たしか、「お試しで改憲する」だとか。

日本会議 はい、そうですね。はい。

A 日本会議としてもとりあえず、憲法を変えてみるというところで、国民のアレルギーといいますか、拒否反応をなくしていこうということですか。

日本会議 そういうこと。そういうことですね。

A それで運動を展開されている。

日本会議 はい。そういう日本会議の運動にですね、Aさんがご理解をいただけましたら、ぜひ会員になっていただきたい。

…………………………………

 いかがだっただろうか。結婚を戸主の許可制にするという野望のヤバさもさることながら、“「お試し改憲」で国民のアレルギーをなくしていく”というのは、まさに安倍政権のやり方と完全に一致している。

 この参院選で改憲勢力は発議に必要な3分の2議席を確保したが、今後、安倍政権は緊急事態条項など国民の抵抗感が薄そうなものから着手し、次第に憲法全体をあの自民党憲法改正草案のような復古的なシロモノに作り変えようとするのは間違いない。

 今回、テレビ各局は選挙特番でこぞって日本会議の特集を組んだが、そのなかではこういった彼らのファナティックな思想はほとんど報じられなかった。現場には、選挙特番だけでなく普段の放送でも日本会議のこうした本質につっこんでほしい。そしてなにより、今回本サイトが体験したような“不可解な自主規制”に屈することなく、この極右カルト団体と安倍政権との蜜月をどんどん報じてもらいたいものだ。
(編集部)


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/399.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 経済対策、10兆円超=国債追加発行も検討―安倍首相、月内策定を指示(時事通信)‐
「経済対策、10兆円超=国債追加発行も検討―安倍首相、月内策定を指示

時事通信 7月12日(火)16時23分配信

 安倍晋三首相は12日、デフレ脱却へ向け、景気を下支えする総合的な経済対策の取りまとめに向けた準備を月内をめどに進めるよう石原伸晃経済財政相ら関係閣僚に指示した。

 事業規模で10兆円超の大型対策とする方向で調整。財源として、公共事業などに使途を限った建設国債の追加発行を検討する。年度途中の国債の追加発行は2013年1月の経済対策以来となる。

 首相は経済対策の指示の中で、20年度の財政健全化目標を堅持する方針を表明。財政措置を伴う施策については麻生太郎財務相と協議するよう求めた。赤字国債の是非は対策の規模などを踏まえて判断する見通しだ。

 政府は、税収に依存せず、国が政府系金融機関などを通じた低利融資で民間事業を支援する財政投融資を積極活用する方針。リニア中央新幹線全線開業時期の最大8年前倒しや整備新幹線の建設を後押しする考えだ。

 首相は「未来の成長の種に大胆に投資する」と表明しており、対策には地方経済の活性化を目指す施策を多く盛り込む。具体的には、政府が掲げる農林水産物・食品の輸出額1兆円(15年は約7450億円)の早期達成に向け、輸出関連施設の整備を加速。クルーズ船受け入れのための港湾施設整備のほか、地方のホテル・旅館の改修・建設支援など、訪日外国人客4000万人の目標達成に向けた観光業強化策を推進する。

 安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」の実現に向け、保育・介護の受け皿施設整備のほか、年金受給資格を得るための保険料納付期間の短縮、無利子奨学金の拡充なども盛り込む考えだ。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000089-jij-pol

関連
自民党、参院選公約に「赤字国債に頼らず」、選挙後「新しい判断」をします(笑)(まるこ姫の独り言)
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/217.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2016 年 6 月 03 日 18:22:47: AtMSjtXKW4rJY gqmCs4LBgrGSbpGg

選挙が終わったら手のひら返し、というのは改憲についてもそうでしたが、国債発行についてもやはり予想通りでした。
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 選挙前・選挙後、おバカで思考停止の有権者をこれで騙しました(笑)(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/07/post-2d6b.html
2016-07-12


選挙前、この選挙では問いようがないとこんにゃく問答で改憲
を隠す。



選挙後、憲法改正するとはず〜と申し上げております。

前文からすべて変えたい。

どれだけ豹変するんだ?


>首相、12日に経済対策指示 新規国債の追加発行検討
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H0Y_R10C16A7MM0000/
           2016/7/11 11:16 、日本経済新聞 電子版

>安倍晋三首相(自民党総裁)は第24回参院選での与党勝利
を受け、12日の閣僚懇談会で経済対策の策定指示を出す。融
資などを含めた事業規模は10兆円超の大型とし、補正予算案
の裏付けとなる財源には4年ぶりとなる新規国債の追加発行を
検討する。

選挙前、消費税増税に反対した民進党は、財源として、当面赤
字国債発行を提言したが、それに対して、安倍首相は国債に、
頼る民進党の政策は無責任だと非難ごうごうだったはずだ。

ボロクソに言っていた。

ところが、参議院選を勝利したとたん、あの批判全開だった国
債を発行を検討するという。

どれだけ、豹変するんだ?

他には厳しく、自分に甘くの典型例で、他党が何かすると、くそ
みそにこき下ろし、それをマスゴミも報道して批判全開だ。

自分たち政権与党は、数の力があるから何をしても許されると
思っているのか、すぐさま、マイルールを執行する。

これも、”新しい判断”か(笑)

今までの政権では、こんないい加減な事は見聞きしてこなかっ
た、安倍政権のマイルールは酷すぎる。

そして、それを当然のように見過ごすマスゴミはもっと醜く酷す
ぎる。

この補正予算も、自民党お得意の、人に使わず公共事業に使
われるのがオチだ。

人に投資するならまだ話も分かるが。。。。

そして10兆円の大型補正予算とやらは、また借金として積み
上がる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 北海道・奥羽越・鹿児島そして東京で変革の風−(植草一秀氏)
北海道・奥羽越・鹿児島そして東京で変革の風−(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sosuie
12th Jul 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


参院選が投票日を迎えるまで、メディアは参院選争点を

「アベノミクス是非」

と報じた。

一部の健全性を保持するメディアだけが

「安倍政治の是非」

が争点だと伝えた。

「アベノミクスの是非」

は安倍氏が発言した参院選争点で、大半のメディアは権力の広報機関に堕しているのである。

他方、投票率は54.7%にとどまった。

権力も権力なら国民も国民とも言える部分がある。

国民のレベル以上の政治は実現しないと言われるが、

約半分の主権者が参政権を放棄する状況は、ウルグアイの元大統領が指摘するように、

「少数による支配」

を生み出す原因になる。

比例代表選挙での全有権者に対する得票率は、

自民が19.6%

公明が 7.4%

で、両社合計は

27.0%だった。

2014年12月総選挙の24.7%よりは上昇したが、

全有権者の約4分の1の投票で日本政治が支配されている現状は変わらない。


政治に無関心ではいられても、政治に無関係ではいられない。

その政治よって「いのちとくらし」、そして「みらい」を奪われぬようにするには、

政治に参加して権利を行使する以外に道はない。

メディアは投票日まで「アベノミクス」が争点だと言っていたが、

開票が始まると「アベノミクス」の文字が消えて、

「改憲」

一色になった。

「クリック詐欺」

というのがあるが、これよりひどい。

「アベノミクス」自体も詐欺だが、「アベノミクス」で一票を入れたら、もれなく「改憲」が付いてくる、というものだ。

安倍政治全体が「ペテンノミクス」と化しているが、その実行部隊が腐敗したマスメディアである。

すべてが安倍首相の思いのままに進んでいるようにも見えるが、

「好事魔多し」

である。

ペテンノミクスを打ち砕く、たしかな足音が響き始めている。

北海道、秋田を除く東北、新潟、長野、山梨の地続きの地域は、日本全体の44.8%の面積を占める。

この45%の地域では反自公が自公陣営に勝利した。

反安倍政権陣営が結束すれば勝利を得ることができることが立証された。

重要なことは政策路線を明確にすることだ。

そして、投票率を引き上げて、安倍政治を許さない!と考える主権者の背積極的な行動を促すことだ。

さて、政治の関心は東京都知事選に移った。

自公サイドが小池百合子氏と増田寛也氏の分裂選挙になることは、千載一遇のチャンスと言ってよい。

このチャンスを生かす必要がある。

民進党から古賀茂明氏擁立の声が上がったが、古賀氏は新自由主義肯定の主張の持ち主であると言ってよい。

「戦争か平和か」という軸では「平和」を選択する立場に立つが、

「弱肉強食か共生か」という軸では「弱肉強食」を選択する立場に立つと判断される。

この点がネックになって野党統一候補として擁立されにくい面がある。

そもそも、「オールジャパン平和と共生」の市民連帯運動は、

古賀氏の提唱する「改革」の内容が明確でなく、

「改革」が「新自由主義」、「弱肉強食」を肯定するものであるなら、

これに同意はできないというところから始動したものである。


民進党が鳥越俊太郎氏の擁立に進み、

すでに出馬の意思を表明している宇都宮健児氏との調整が順調に行われれば、

鳥越俊太郎氏を都知事選の4野党統一候補として擁立することが実現するかもしれない。

本日、7月12日中には候補者の擁立が確定するだろうが、

脱原発、反TPP、反格差

そして、

弱肉強食ではなく共生を目指す統一候補の擁立に全力を注ぐべきである。

野党統一候補が擁立されるなら、「安倍政治を許さない!」と考える主権者は

この候補者を全力で支えなければならない。


参院選終了と同時に安倍政権は大型経済対策策定の方針を示した。

円高=株安の基本環境が定着するなかで、流れを転換するには、財政政策を活用するしかない。

これが、筆者の経済分析、政策提言であり、安倍政権はこの提言をそのまま採用している。

消費税再増税の再延期、そして、大型財政政策の策定は、

筆者が提示しているもので、この情報が官邸に伝わり、官邸がこれを活用している。

筆者としては忸怩たる思いであるが、

利用できるものはすべて利用するという安倍政権の貪欲さが滲み出ている。

安倍政権は年末にかけて日本経済を浮上させ、

そのタイミングで解散総選挙を実施する目論見であると推察される。

12月にはロシアのプーチン大統領の訪日が模索されており、

ここで何らかの成果を上げて、年内、または年初の総選挙を実施することが検討されていると思われる。


憲法改定に向けての作業は、この衆院総選挙の後に本格化すると思われる。

自民党憲法改定案は

日本国憲法の 平和主義 国民主権 基本的人権の尊重

を丸ごと転覆させる内容になっている。

戦争への積極的加担

国家のための国民への転換

人権の制限

が前面に出ている、憲法改定の範疇を超える、憲法違反の憲法改定案であると言わざるを得ない。

そのなかで、安倍政権が最初に手を付けると見られるのが、

第98条、第99条の「加憲」である。

これを制定してしまうと、本体を改定せずに、

内閣総理大臣が全権を掌握し、憲法停止状態を作り出すことができる。

「悪魔の条文」

と言ってもよい。

ドイツのナチスが1933年に全権委任法を制定し、ドイツの悲劇を生み出していった。

その歴史が繰り返されるリスクが全面的に高まる。


参院選での野党の最大責務は

「改憲勢力に3分の2議席を与えない」

であった。

しかし、無所属議員を含めると、改憲勢力が165議席を占有することになり、改憲勢力が3分の2を突破した。

民進党の岡田克也代表は、この責任を重く受け止めて、9月の任期切れをもって民進党代表を退くべきである。

そして、民進党の政策路線を明確化することが必要不可欠である。

原発、集団的自衛権、TPP、辺野古基地、消費税

の五つの問題に対する基本姿勢が明確でなければ、主権者はこの党に政策を委ねることができない。

経済政策では、

競争原理を重視して弱肉強食を推進するのか、

それとも

競争原理に対する制限をかけて、結果における最低保障ライン引き上げを重視するのか、

この点において、主権者に対して明確な選択肢を示す必要がある。


東京都知事選では、

参院選での4野党共闘が民進党に巨大なギフトを提供したことを忘れるべきでない。

4野党の共闘がなければ、民進党議席は30を大きく割り込んでいたはずである。

経済政策における最大の論点は、

弱肉強食推進政策の是非

である。

弱肉強食を推進するのか

それとも、

格差是正を重視し、

最低保障ラインの引き上げを重視するのか

この部分の基本姿勢明示が不可欠である。


4野党共闘のベースには、

小泉政権以来の新自由主義否定

弱肉強食から共生、友愛路線への転換

という大きな合意が存在したと見るべきである。

世界の政治潮流はいま、

1980年代以降、強化されてきた「新自由主義」の思潮から

「共生主義」の思潮への大転換を始動し始めているように思われる。


東京都知事選の野党統一候補には、

子育て、高齢化対応、災害対応

という都民の生活問題そのものへの対応がまずは求められるが、

同時に

「弱者切り捨て」、「弱肉強食推進」

に傾いてきた大きな流れを

「最低保障ラインの引き上げ」、「共生社会の構築」

にベクトルを大転換する人物を擁立することを目指すべきである。

野党サイドが分裂選挙になれば、せっかく生じた千載一遇のチャンスをぶち壊しにしてしまう恐れも生じる。

野党統一候補には、

弱肉強食推進の人物ではなく、

共生社会構築を目指す人物を

擁立することが強く求められる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 自公が増田氏推薦=都知事選  東京都知事選 自民・公明が増田氏の推薦決める
自公が増田氏推薦=都知事選


 自民党は12日の持ち回り選対本部会議で、東京都知事選(14日告示、31日投開票)に立候補する増田寛也元総務相(64)を推薦することを決めた。茂木敏充選対委員長は12日、安倍晋三首相にこうした方針を伝え、首相も了承した。
 公明党も12日の持ち回り中央幹事会で、増田氏の推薦を決定。同党の斉藤鉄夫選対委員長は、記者団に対し「岩手県知事3期、また総務相時代の実績が高く評価されており、混乱した都政を立て直す上で安定した政治、行政運営の手腕が期待できる」と説明した。
 増田氏は、自民党東京都連に推され11日に正式に出馬表明。自公両党に推薦願を出していた。 (2016/07/12-17:17)
【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200400&g=pol


東京都知事選 自民・公明が増田氏の推薦決める
7月12日 17時16分

動画を再生する
東京都知事選挙を巡り、自民党と公明党は12日、立候補を表明している増田寛也元総務大臣を推薦することをそれぞれ決めました。
東京都知事選挙を巡って、自民党の東京都連は11日、混乱した都政を立て直すうえで安定した行政運営の手腕が期待できるとして、立候補を表明している増田寛也元総務大臣を擁立することを決め、党本部に対し増田氏への推薦を要請しました。
これを受けて、自民党本部は12日、選挙対策本部の会議を持ち回りで開き、増田氏を推薦することを決めました。
また、公明党も増田氏を推薦することを決めました。
一方、自民党の小池百合子元防衛大臣は選挙公約を発表するなど、党の推薦がなくても立候補する構えを崩しておらず、自民党は事実上の「分裂選挙」となります。
関連ニュース[自動検索]
東京都知事選 鳥越氏が会見し立候補を表明7月12日 14時13分動画
東京都知事選 古賀氏は立候補せず 鳥越氏支援へ7月12日 13時45分動画
東京都知事選 鳥越氏が会見し立候補表明へ7月12日 13時45分
自民都連 小池氏立候補表明も増田氏擁立目指す7月7日 5時31分動画
東京都知事選 市長有志が増田氏に立候補要請へ7月6日 19時29分動画

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160712/k10010592511000.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 鳥越氏を民進、共産、社民、生活の野党4党が支援(日刊スポーツ)
            都知事選で野党4党の支援を受けることになり、4党の代表者と握手する鳥越俊太郎氏(中央)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000115-nksports-pol
日刊スポーツ 7月12日(火)17時39分配信


 民進、共産、社民、生活の野党4党の幹事長ら代表者は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)への出馬を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)について、4党で全面的に支援することを決めた。鳥越氏を野党統一候補の形で支援する形となった。

 4党の代表者は、国会内で鳥越氏と会談。会談後、民進党の枝野幸男幹事長は、「アベ政治と対峙(たいじ)したいという思いを聞き、ぜひ4党で応援できないかと思った。野党だけでなく、多くの市民の方にも支援を呼び掛けたい」と、述べた。

 都知事選をめぐっては、弁護士の宇都宮健児氏(69)も出馬表明しているが、枝野氏は、共産党とともに11日に宇都宮氏に会い「大局的な立場からご協力いただきたい」と伝えたことを明かした。宇都宮氏に対し、事実上、出馬を断念するように求めたことをうかがわせた。

 共産党の小池晃書記局長も「鳥越さんを全面的に応援する。共産党としても勝利のために力を尽くしたい」と述べた。

 4党の訴えを受けて、鳥越氏は「力いっぱい戦いたい」と意欲を示した。

 鳥越氏は真の野党統一候補として戦えるかどうか、今後は宇都宮氏の対応が焦点になる。


http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪ヤバすぎ≫都知事選に関する自民党文書が話題に!「議員(親族等含む)が非推薦候補(小池氏)を応援したら除名等の処分に」
【ヤバすぎ】都知事選に関する自民党文書が話題に!「議員(親族等含む)が非推薦候補(小池氏)を応援したら除名等の処分に」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19270
2016/07/12 健康になるためのブログ




以下ネットの反応。
































「思想・信条の自由」なんて関係ねぇ!「個人」なんて認めねぇ!

「家族」で責任を取るんだ!

という今の自民党の考え方がよく表れていると思います。彼らの憲法改正草案は「家族」というのが一大テーマですからね(家父長制・戦前回帰)。




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/405.html

記事 [政治・選挙・NHK209] (社説)安倍氏は「3度目の正直」で雇用改革を 円全面安−安倍首相が経済対策方針示す 円安・株高が進行:識者はこうみる
【社説】安倍氏は「3度目の正直」で雇用改革を

2016 年 7 月 11 日 10:10 JST

 10日に投開票された参院選で、与党の自民党と公明党は改選過半数の獲得を達成した。この勝利はむしろ野党の弱さを反映したものだが、安倍晋三首相は国政選挙3連勝となった今回の結果をアベノミクスの再生に活用するだろう。

 安倍氏は約束した経済改革を進める代わりに、日本が1990年代から試みてきたのと同じ財政支出と金融緩和を続けている。経済はリセッション(景気後退)への突入と脱却を繰り返し、5月の全国消費者物価指数が前年比0.4%下落するなど3月からデフレに舞い戻っている。本人が適任かどうかはさておき、今回の選挙は安倍氏に日本経済の衰退を阻止するチャンスがもう一度与えられた格好だ。安倍氏にとって最善の策は、労働市場改革に立ち向かうことだ。

 2014年、安倍氏は正社員の解雇を難しくしている規制を緩和する構えであるように見えた。だが労組からの反発の中でそれは腰折れとなった。代わりに、米国との軍事協力強化を可能にする憲法解釈の変更に軸足を置いた。それ自体は立派な試みだったが、あまりに不人気な政策だったため、安倍氏は経済改革を実現させる政治的資本に欠くことになった。

 今こそ再びトライする時だ。日本の労働法の下では、明らかに能力のない従業員でさえ何年にもわたる不当解雇訴訟を起こすことができる。日本経済新聞によると、日本には推定600万人の企業内失業者が存在している。

 日本の終身雇用制度は、戦後の高度成長期には機能していた。だが経済成長が鈍化し、高齢化が進むなかで、企業は解雇が容易な非正規従業員に雇用をシフトした。それによって雇用の2層構造が生まれ、特に若者に痛みを強いている。

 失業率が3.2%の低水準にあっても賃金が上昇しない理由は、非正規雇用の増加で説明がつく。企業は従業員を解雇する代わりに、非正規従業員の労働時間を減らしている。日本を圧迫しているのは失業よりもむしろ、大量の不完全雇用だ。

 政府は規制によって非製造業を競争から守ってもいる。マッキンゼーによると、日本の労働生産性の伸びが過去20年にわたり2%を下回っている原因はこれだ。この問題はサービス業界で特に顕著で、そこでは日本の生産性は米国の半分程度だ。

 東京大学公共政策大学院特任准教授の宮本弘曉氏は、日本の年功序列型賃金制度にも安倍政権は切り込むべきだと指摘している。成功報酬型の賃金は労働者の転職ないし起業に向けた柔軟性を高めるだろう。企業側には、さまざまな分野で経験を積んだ労働者を維持できるよう、退職年齢を引き上げる自由を与えられるべきだ。

 労働改革は、民進党だけでなく連立与党内からも激しい抵抗を受けるだろう。だが有権者から安倍氏への負託はこれで3度連続なのだ。日本経済の再生に最も重要な改革を断行するのであれば、安倍氏が選挙の勝利を使えるのは今回が最後だろう。

関連記事

日本の参院選、有権者は「安全と安定」を選択
【社説】ブレグジット同様、目が離せない日本の状況
アベノミクス行き詰まり招く労働市場の問題
起業家に託される日本「再起動」への望み
【寄稿】死にゆく日本の終身雇用「サラリーマン」
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwif9umJvezNAhXCHpQKHauVADwQqQIIHzAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11799496104607273993204582181790284703860&usg=AFQjCNG4qwHQbSIvxx5cnUFQlnXHZOs-zg

NY外為:円が全面安−安倍首相が経済対策実施の方針示す
Susanne Barton
2016年7月11日 18:21 JST 更新日時 2016年7月12日 06:48 JST

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iti9a4.zrDMI/v2/-1x-1.png

11日のニューヨーク外国為替市場では、円がドルに対し2014年10月以降で最大の下げ。参院選での与党勝利を受け、安倍晋三首相が経済対策実施の方針を示したことに反応した。
  円は主要31通貨全てに対して下落。安倍首相は整備新幹線の建設加速も含め、内需下支えに向けた経済対策を実施する考えを示した。この日はまた、米株式市場でS&P500種株価指数が過去最高値を更新し、安全資産としての円の需要が後退した。

  トロント・ドミニオン銀行の北米為替戦略責任者、マーク・マコーミック氏は円の急落について「マクロ経済面での対策に伴い、日本銀行が金融政策を緩和する可能性が高い」ためだと説明。参院選は「抜本的な改革の余地を広げた」と加えた。
  ニューヨーク時間午後5時現在、円はドルに対し前週末比2.3%安の1ドル=102円80銭。下落率は2014年10月以降で最大となった。対ユーロでは2.3%安の1ユーロ=113円68銭。
  米国ではS&P500種株価指数が過去最高値を更新。欧州株も3営業日続伸した。英国では保守党党首の座を争っていたレッドソム・エネルギー閣外相が党首選から撤退し、メイ内相がキャメロン首相の後を引き継ぎ首相に就任する見通しになった。
  ウェルズ・ファーゴの為替ストラテジスト、エリック・ビロリア氏(ニューヨーク在勤)は「こうした状況は、逃避先としての円の需要後退を示唆している」と指摘。「きょうの相場の動きを見ると、市場環境はむしろ安定しているといえる」と続けた。
  日本経済新聞(電子版)は、参院選での与党勝利を受け、安倍首相が12日の閣僚懇談会で経済対策の策定指示を出すと報じた。融資などを含めた事業規模は10兆円超の大型とし、4年ぶりとなる新規国債の追加発行を検討するとしている。
  クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長は、安倍首相が経済対策を指示すると伝わったことを受けて、「仮に踏み切るのであれば結構な規模になる」と指摘。「期待から株がさらに上昇し、円売りで反応している」と説明した。
原題:Yen Plunges the Most Since 2014 on Abe’s Fiscal Stimulus Plans(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-07-11/OA57WK6JTSGQ01


ドル/円急伸、安倍政権の大型経済対策期待で=NY市場

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で急伸した。参院選で自公与党が勝利し、安倍晋三首相が大型経済対策を打ち出す考えを表明したためで、一時は約2年ぶりの大幅な上昇率を記録した。

関係筋の話で経済対策の規模が最大10兆円に達する可能性があると伝えられ、日経平均が高騰するとともにドル買い/円売りが活発化。経済対策を軌道に乗せることを狙って、日銀が追加緩和に踏み切り、円安を促すとの見方も広がった。

終盤のドル/円JPY=は2.25%高の102.78円。一時は2.3%高の102.87円と、1日の上昇率としては2014年10月31日以来の大きさになった。

BMOキャピタル・マーケッツの外為戦略グローバル責任者、グレッグ・アンダーソン氏は「(日本では)財政と金融の政策協調の様相を呈している。財政を拡張しようとすれば、当然ながら紙幣増刷でファイナンスすることになる」と述べた。

その上で「今年これまで何度か日銀が政策対応を見送った背景には、財政と協調できないなら(量的緩和の)強化は意味をなさないと判断した面があったのではないか」とみている。

ポンド/ドルGBP=D4は売りが先行したが、終盤は0.35%高の1.3001ドルと切り返した。

英与党・保守党の党首選からレッドソム・エネルギー担当閣外相が撤退を表明し、テリーザ・メイ内相が次期首相に就任することが決まったことが好感された。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは4カ月ぶり高値の96.793に上昇する場面があった。終盤は0.25%高の96.542。

ドル/円 NY終値 102.79/102.82

始値 102.37

高値 102.89

安値 102.28

ユーロ/ドル NY終値 1.1056/1.1060

始値 1.1046

高値 1.1074

安値 1.1035
http://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKCN0ZR2I9


 

東京市場で円安・株高が進行:識者はこうみる
[東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比415円54銭高の1万6124円36銭と大幅に続伸した。取引時間中としては、英国の欧州連合(EU)離脱が決まった6月24日以来、約半月ぶりに1万6000円台を回復した。ドルは午前の取引で、朝方の安値102.45円付近から一時103.29円まで買い進まれた。その後、買いが一巡すると、折り返して102.83円まで急落するなど、不安定な値動きとなった。市場関係者のコメントは以下の通り。

<パインブリッジ・インベストメンツ 執行役員 前野達志氏>

相場の先行きを左右する米国景気については、6月米雇用統計は良好だったかもしれないが、全体をみる限り、強い米国経済は期待できない。この見方は維持している。米長期金利は依然として1.5%を下回っている。陰の極とみるまで強気にはまだなれない。

国内では参院選後、経済対策などに関心が移っている。財政出動は一時的な経済の引き上げ効果を生み出すかもしれない。だが、労働市場改革のような痛みを伴う成長戦略が、中長期の成長に求められているのは変わらない。ここに視点を移す限り、日本株の一方的な上昇が続くとは見込みにくい。

日経平均は1万6000円前後を行き来する展開となるとみている。米国経済の将来とともに、安倍政権の経済対策が本当の意味で日本経済のサスティナビリティにポジティブな内容なのか、中期的な判断に迫られる時期がいずれくるだろう。

<東海東京調査センター チーフストラテジスト 隅谷俊夫氏>

英国の欧州連合(EU)離脱決定後、世界的に株式は売られたが、欧米株などが急落前の水準を回復する一方、日本株は出遅れていた。そのなか参院選の結果を受けた大規模な経済対策期待などにより円高進行に歯止めが掛かり、日本株の上昇に拍車がかかっている。これまで円買い・株売りを積み上げてきた短期の海外勢などがポジションを巻き戻しているようだ。

7月28─29日の日銀金融政策決定会合に向けて量の拡大など一段の追加緩和の思惑も広がりやすく、日本株は当面戻りを試すだろう。日経平均は今年に入り1万6500円を中心に主に上下1000円程度のレンジで推移しており、1万7500円程度までの上昇はあり得るとみている。

もっとも、短期資金の戻りが主体であり、継続的に上昇するためには中長期の投資家からの資金流入が必要。東証1部の売買代金が2兆円前後でとどまっているようでは短期筋のみといえる。2兆円台後半から3兆円程度まで膨らめば新たな資金が入っているとみられ、先高観につながるだろう。

<クレディ・アグリコル銀行 外国為替部長 斎藤裕司氏>

ドル/円は103円前半まで回復してきたが、海外の2つの不透明要因が解消されたことが下地にある。まず、6月の米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)の増加が28万7000人と、市場予想を大幅に上回ったこと。4─6月の3カ月を平均すると15万人弱で、まずまずの数字だ。労働市場の基調に変化が起きたとは言えず、米連邦準備理事会(FRB)の次の一手は、利下げより利上げというイメージがしやすくなった。

また、英国の欧州連合(EU)離脱に関連し、キャメロン首相の後任にメイ氏が就任することが決まった。英国側の交渉相手が誰になるのか分からないという状況がなくなったことも、先行き不透明感の払しょくにつながっている。

その中で、日本の経済対策への期待が高まっている。報道では、10兆円を超す大型対策になると伝えられており、安倍政権の並々ならぬ覚悟がうかがえる。アベノミクス再始動に向けては、日銀追加緩和への期待もかかりそうで、日銀は7月末の決定会合で動く可能性がより高まったとみている。追加緩和があれば、ドル/円は105円絡みの新しいレンジを形成する可能性がある。
http://jp.reuters.com/article/tokyo-stocks-forex-idJPKCN0ZS0BN
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/406.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「朝日新聞の欺瞞 選挙終わると護憲勢力の顔する。騙されるな :孫崎 享氏」
「朝日新聞の欺瞞 選挙終わると護憲勢力の顔する。騙されるな :孫崎 享氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20360.html
2016/7/13 晴耕雨読


https://twitter.com/magosaki_ukeru

朝日新聞の欺瞞 選挙が終わった、「改憲4党3分の2に迫る」「改憲不安だけど」「首相”憲法審査会で議論”」


社説で「後出し改憲”に信はない」とあたかも今回の選挙は改憲が重要テーマのように書く。


選挙前、期間中は徹底して争点を隠してきたではないか。


選挙終わると護憲勢力の顔する。


騙されるな 


朝日報道の罪、三宅洋平への報道ぶり。


徹底して東京都の10人に行かない泡沫候補の扱い。


名前を隠す。


伸びないと書く。


「選挙フェス」など大量聴衆集め新しい波の可能性見せたのに無視。


結果は9位。


常に10外の扱いをしてきたことは、或る意味虚偽の報道をする選挙妨害。


責任をどう感じているのか。


選挙が終わるといろんなことが起こる。


露骨な米軍、「在日米海軍の飲酒規制、事実上解除 午前0時まで許可」


毎日新聞、増田氏出馬会見 一問一答増田氏は東電の社外取締役をされていたわけですから、原発に関して一家言もっているでしょう。


何故記者のみなさん原発への考えを聞かないのですか。


聞いちゃいないことをみな知っている。


正義の味方の振りしても、安倍政権に都合の悪いことは決して質問しない。


東京都知事選挙。


自民党擁立増田寛也氏。


都民に問う「東電社外取締役になる人が適格か」参議院選で公明党は憲法改正に突き進めば党中央指示から離脱続出の危機明らかに。


公明党支持層中、野党に投票は24%にのぼる。


さらに与党投票者中36%が改憲不要の意見,山口代表は党分裂の危機を顧みず、安倍隷属で改憲協力するのか。https://t.co/Ib7gODPrLH

>朝竹 兵庫県公明党伊藤たかえ 📍での貼付けは選挙違反。



公明党:多分二種類の人々。


安倍様とあがめる人々。


「平和や暮らしの政党」と思っている人々。


>hiro.ezk 「今の公明党の党首は安倍さんか」と誰もが思うようなポスターを平気で貼りまくる公明党。こんな異常で恥ずかしい政党はないでしょう。よく「民共云々」と批判できたものだと思います。



公明党議員の現状 


鳥越俊太郎氏都知事立候補表明。


「76歳で、残りの人生はそんなにあるわけではない。もしチャンスを与えていただけたら誠心誠意、住んでよし、働いてよし、環境によし、三つのよしのために全力を捧げたい」


「あえて付けくわえるなら」としたうえで、立候補を決めた理由を「参院選の結果で、憲法改正が射程に入っていることがわかった。日本の時代の流れが変わり始めた。東京都の問題でもある。国全体がそういう方向にかじを切り始めている。元に戻す力になれば。それを東京から発信したい」と語った。


野党4党は鳥越氏を「統一候補」として擁立する方針(朝日)


鳥越俊太郎氏.風起こす予感。


逆に自民は必死につぶしに来るだろう。


TBSなど記者会見は大々的、好意的に報道。




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/407.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 永六輔が自民の改憲草案を「ちゃんちゃらおかしい」と痛烈批判していた!“総理が改憲と言い出すのは憲法違反”とも(リテラ)
             TBSラジオ「六輔七転八倒九十分」番組サイトより


永六輔が自民の改憲草案を「ちゃんちゃらおかしい」と痛烈批判していた!“総理が改憲と言い出すのは憲法違反”とも
http://lite-ra.com/2016/07/post-2412.html
2016.07.12. 生前の永六輔が自民改憲草案を痛烈批判  リテラ


 永六輔氏が、先週の7月7日に逝去していたことが、きのう明らかになった。永といえば「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」「こんにちは赤ちゃん」の作詞など、戦後を代表するタレント、作詞家だが、戦争そして憲法について繰り返し語ってきたことでも知られる。

 周知の通り、先日行われた参院選の結果、改憲勢力が3分の2議席を獲得した。それを受けて安倍首相は改憲について「今回の選挙の争点は改憲ではない」「今後、与野党で議論しながら慎重に進めていく」と語っているが、昨年の安保法制の時の国会運営を思い出してもわかる通り、議論すらまともに行わないまま数の暴力で強行に進めていくとみて間違いないだろう。

 権力者によって憲法が蹂躙されようとしているいまだからこそ、あらためて永氏の憲法そして反戦への思いをあらためて振り返りたい。

「本来、一般市民は憲法なんて気にしなくてもいい、それが平和な世の中というものですよ。市民が『改憲ハンタ〜イ』なんてデモするのは、けっして平和な状況ではない。憲法はあくまで国の舵取りをする政治家や役人、つまり為政者を縛るための法律なんであって、国民は憲法に縁がなくても、幸せならそれでいいんですよ」(「現代」06年6月号/講談社)

 市民が「改憲反対」なんてデモをしなくてはいけないような状況になること自体が、すでに異常事態である、と。まさに現在の状況を予見するような重要な指摘を、永は10年も前に語っていたのである。

 憲法は為政者を縛るためのもの。昨年夏の安保法強行採決や今回の騙し討ち選挙によって破壊された立憲主義について、永はさらにこんな指摘もしている。それは、「9条を守る」ことは「99条を守ることだ」というものだ。

「憲法議論でいうとね。第9条ばかりに目がいきがちだけど、条文の最後のほうの第99条には、憲法をまとめるように、『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ』とあるんですよ。この大事な99条にまで議論が及ばない」(「現代」05年8月号)

 しかし、現在自民党が出している改憲草案では、この条文に「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」という文章が加えられ、本来為政者を縛るためにあるはずの憲法が国民を縛るものに変わっている。これは「憲法」の根幹を揺るがすような変化なのだが、選挙前にこの事実を伝えるマスコミはほとんどなかった。

「(99条は)憲法を変えてはいけないという条文です。天皇陛下といえども変えられない。それなのに国会議員が変えると言い出すのはおかしいでしょう」
「国民に義務を課すなんてちゃんちゃらおかしいですよ。憲法は国民を守るためのルール。それなのに99条を変えると言い出すなんて、政治家が憲法を勉強してこなかった証しです」(毎日新聞13年5月23日付夕刊)

 自民党の改憲草案を「ちゃんちゃらおかしい」と批判。そもそも総理大臣や国会議員が憲法を変えると言い出すこと自体、憲法違反だとまで語っているのだ。

 ただ、永氏は憲法を改正すること自体に反対とは言っていない。しかし、それは、日本を確実に戦争ができる国に変え、国民を縛る監視国家にしようとする自民党の考える改正とはまったく違う発想のものである。

「ぼくが前から言っているのは、9条だけを日本国憲法にすべきだということ。ほかは全部、他の法律に入れちゃえばいい」(『この国が好き』所収の鼎談より/文・鎌田實、絵・木内達朗、マガジンハウス)

 永氏の考える日本国憲法は、たった一行だけ。「二度と飢えた子供の顔は見たくない」。これだけである。

「僕は憲法はこれでいいと思うんです。条文を書き連ねるんじゃなくて、この言葉の中に全部盛り込まれていると思う。戦争の問題、貧困の問題、教育・福祉の問題。僕は戦争が終わって、最初に選挙する時、興奮したし感動もしました。その感情がいまは無くなってしまった。だからもう一度元に戻して、『二度と飢えた子供の顔は見たくない』という、たった一行、世界でいちばん短い憲法にしたらどうかと思うんです」(「創」13年9・10月号/創出版)

 永氏が「二度と飢えた子供の顔は見たくない」という一行を生み出した理由。それはもちろん、1933年生まれの彼自身が戦争を体験した世代だからだ。

 永氏はこれまで、事あるごとに自分の戦争体験を語ってきた。それは、「中年御三家」の盟友であった小沢昭一や野坂昭如と変わらないし、他の戦争を体験した人々とも同様である。ただ、その戦争体験の「伝え方」に関し、永氏には反省があるようだ。

 戦争を体験した世代の人々が先の戦争を語る際、強調されるのは当然のことながら家族や友人の死など、悲惨な出来事ばかりである。ただ、幸運にも戦争中そのような悲しい憂き目にはあわなかった人もいるし、また、終戦時にはまだまだ子どもで戦争の実態がいまいち分かっていなかったという世代もいる。

 終戦時、国民学校の6年生だった永氏は、戦争体験について聞かれた際、「僕は戦争が面白かった」と答えている。東京大空襲の時も疎開先の長野から真っ赤に見えた東京の空を見て、「まるで夕焼けみたいに綺麗だった」とも感想を述べた。戦争体験としてはあまりに異質な感想だが、それが、終戦時12歳だった子どもの“実体験からの感想”だったのだ。

「子どもからすれば、自分の家さえ燃えなければ、火事というのは面白い。空襲もそんなものにすぎなかった。
 親子関係だって、別れていくのが当たり前。
 毎日、近所のお兄さんが出征していき、かわりに遺骨が帰ってくる。『だれそれが亡くなった、こんどは誰ん家が焼けた』、とそれが日常でした。
 僕がもう少し大人だったのなら、戦争のすさまじさが分かったのだと思います。
 三つ年上の野坂昭如さんは、軍需工場で働いているから、戦火を逃げ回った経験をお持ちです。小沢昭一さんは、飛行機に乗って突っ込んでいく準備をしているわけです。
 でも僕は子供だったからそんな経験もない。だから戦争は面白かった。
(略)
 大人になってから気が付きました。
『戦争が面白い』
 そんな風に思っている子供がいたなんて、そんな子供時代をすごしていたなんて、なんと怖いことだろうと」(「小説宝石」05年8月号/光文社)

 戦争がどれだけたくさんの悲しみを生み、そして自分の命すら脅かしてしまうものなのかを理解できぬまま軍国教育を受け続けると、このような感想を抱く子どもが生まれてしまう。永氏は実体験からその恐ろしさを伝えようとしているのである。

 戦後の平和な時代になり、このような率直な感想を語る人は少ないが、これもまた、戦争の恐ろしさを十二分に伝える逸話である。だからこそ、戦争を体験した世代は、自分たちが本当に感じた「戦争」を後の世代に語り継いでいかなくてはならなかった。永氏はそのように感じていたようだ。

「体験といっても、ぼくらのような学童疎開した世代と、実際に戦争に行った人では『戦争』の意味が違うし、同じ昭和ひとケタでも、小沢昭一さんと野坂昭如さんと、そしてぼくの『戦中』『戦後』はまったく違う。(略)疎開世代でいえば、小沢さんも野坂さんも、ぼくもそれぞれ違う。それを「昭和ひとケタ」でくくってしまうところが釈然としないだけで。戦争体験といっても、ほんとに撃ったり、撃たれたり、戦地での経験を持っている人と、戦地へ行く手前の少年兵だった小沢昭一さんたちと、動員されて軍需工場で働いていた野坂昭如さんと、ぼくらみたいに、ただ疎開したというのが一緒になっているから、話はズレます」(前出「現代」05年8月号)

 小沢昭一氏は2012年に亡くなり、野坂昭如氏も昨年12月に亡くなってしまった。「中年御三家」最後の一人だった永六輔氏も、もうこの世にはいない。戦争体験を語り継いでくれる人も年々減り続け、現在の日本は「戦争の本当の恐ろしさ」を理解している世代が次々と鬼籍に入りつつある。

 日本国内から「戦争」への忌避感が急速に失われつつある。そして、70年ものあいだ、日本を戦争から守ってきた憲法が破壊されようとしている。いまいちど、永六輔氏の残してくれた言葉を肝に銘じておきたい。
(新田 樹)















http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/408.html

記事 [政治・選挙・NHK209] <参院選宮城>富谷町 票の点検長引く 立会人「筆跡が似ている票が複数ある。票をテーブルに並べる」 選管委員長「問題なし」
          点検待ちの票を手に立会人の前に並ぶ町職員=11日午前3時20分、富谷町役場


<参院選宮城>富谷町 票の点検長引く
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11013.html
2016年07月12日火曜日 河北新報


 10日投開票された参院選の宮城選挙区(改選数1)は、富谷町で開票の立会人が細かく票を点検して作業が遅れるなどしたため、結果の確定が11日午前4時55分にずれ込んだ。同選挙区の選管最終は予定より約4時間遅れとなった。


 町選管によると、開票は町役場で10日午後9時に開始。直後から選挙区の立会人の男性1人が票を一枚一枚、テーブルに並べるなどして入念に点検し始めた。作業が滞り、選管は男性に速やかに点検するよう要請したが「早く知らせるより正確さが大切だ」と聞き入れなかった。


 男性は特定候補の票についても「筆跡が似ている票が複数ある。不正ではないか」と訴えたが、小松春子選管委員長が他の立会人2人の意見を聞き「問題なし」として作業を続けた。


 同町では前回2013年参院選でも結果の確定が予定より3時間15分遅れた。この際も同じ男性が比例代表の立会人を務めた。


 小松委員長は「時間がかかったのは残念だが、全立会人が職務を全うしようとした結果と受け止めるほかない」と話した。開票作業には職員約40人が携わり、一様に疲れた表情を浮かべていた。


 一方、県選管によると、比例代表の開票で目立った作業の遅れはなかったが、10日午後11〜12時にかけて各市区町村の投票所から届くデータが集中して作業が停滞し、ホームページで公表する開票速報に遅れが生じた。


 担当者は「市区町村選管からの投開票結果は予定時間より早かったり、遅かったりするため、対応が難しい。正確、迅速に公表できるよう対策を検討する」としている。













富谷町で開票大幅に遅れる
http://www.nhk.or.jp/tohoku-news/20160711/3909841.html
07月11日 06時28分 NHK


参議院選挙の宮城選挙区では富谷町の開票所で立会人の1人が投票用紙の点検に時間をかけたことから作業が終了せず、県全体の票が開票開始から半日近くたっても確定しない事態となりました。
富谷町の選挙管理委員会によりますと、参議院選挙の選挙区を担当する3人の立会人のうち民進党の推薦を受けた男性が、▼有効票の点検作業の中で1枚づつ投票用紙を確認したり▼投票用紙の筆跡鑑定を求めたりしたため、作業が大幅に遅れたということです。
選挙管理委員会によりますと、この男性の点検作業を除いた開票事務は午後11時すぎには終了していたということで、それから立会人の点検作業が終了するまでおよそ6時間かかりました。
この影響で県全体の票が開票開始から半日近くたっても確定しない事態となりました。
開票所が設けられた富谷町役場の会議室には、午前3時を過ぎてもおよそ40人の職員がいて、作業の進展を見守っていました。
富谷町選挙管理委員会の神田能成書記長は、「男性に対し、再三にわたり、『迅速な開票に協力してもらいたい』と」伝えたにも関わらず、開票の遅れは残念だ」と話しています。



http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/409.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 宇都宮氏が鳥越氏と会談、宇都宮氏「選挙を準備した仲間と話して出馬取り止めも含めて検討する」


















http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/410.html
記事 [政治・選挙・NHK209] 都知事選 民進党一転「鳥越氏擁立」の舞台裏と選挙の行方(日刊ゲンダイ)


都知事選 民進党一転「鳥越氏擁立」の舞台裏と選挙の行方
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185518
2016年7月12日 日刊ゲンダイ



出馬会見で熱く語った鳥越氏(C)日刊ゲンダイ


■「戦争を知る時代の端くれとして訴えたい」

 参院選を終え、都知事選(14日告示、31日投開票)をめぐる動きが慌ただしくなってきたが、迷走に迷走を重ねる民進党の体たらくは目を覆いたくなるありさまだ。

 11日、「野党統一候補」での出馬を模索していたタレントの石田純一氏(62)が断念。民進党都連は元経産官僚の古賀茂明氏(60)に正式に出馬要請をしたはずなのに、夜になって党本部主導でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が急浮上してきたのである。

「石田氏は蓮舫代表代行を通じて民進党に出馬の意向を示していた。6日の段階では岡田代表や枝野幹事長も〈いいんじゃないの〉という雰囲気でした。ところが、参院選で頭がいっぱいの党本部が決定を先送り。一方、都連は都連で動き、11日に古賀氏擁立を決めた。すると、同じ日に以前から名前の出ていた鳥越氏が自ら〈やりたい〉と党幹部に伝えてきたのです。それで一気に『鳥越さん擁立』という流れになった」(民進党関係者)

 告示まであと2日しかない。ポスターも政策も告示日に間に合うのか。

 日刊ゲンダイが12日朝、鳥越氏本人を直撃すると「参院選の結果を受けて11日夜、野党統一候補という枠組みで出ようと決めました。政党側からの打診で決断したのではなく、僕の方から話をした」と経緯を説明。

 鳥越氏は午後に開いた会見で、「残りの人生を東京のために注ぎたい」と正式に出馬を表明した。政治とカネや待機児童、少子高齢化問題の解決に全力を注ぐ考えを示したほか、参院選の結果に触れ、「戦争を知る時代の端くれとして、東京都民のみなさんにも訴えていきたい。参院選とは違う結果が出ればうれしい」と決意を語った。

■野党陣営二分なら前回都知事選の二の舞も

 だが、これでスンナリ鳥越氏が“野党統一候補”でシャンシャンといくのかどうか。野党系ではすでに元日弁連会長の宇都宮健児弁護士(69)が出馬表明している。

「民進党がグダグダしているから、共産党も宇都宮氏の立候補を抑えきれなくなった」(都庁記者)

 鳥越氏の出馬で宇都宮氏は立候補を取りやめることになるのか。両者ともに出馬なら、野党陣営が細川元首相と宇都宮氏に分かれ、舛添前知事が勝利した14年2月の選挙の二の舞いになる。

 準備不足もあるし、このままでは分裂自民の小池VS増田に“都知事選劇場”を持っていかれかねない。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「民進党の決断力の欠如はちょっとヒドイ。ガバナンスがまったく利いていません。民進党の『候補者候補』に挙がった名前には理念もへったくれもなく、自民から増田氏の名前が挙がり始めたら、オレたちが先に目をつけていたのにと言い出す始末。節操もありません。保守が割れる今回の都知事選は野党統一候補でぶつかる絶好のチャンスなのに、小池VS増田のお家騒動の陰で埋没しかねません」

 究極の後出しジャンケンで流れを変えられるのか。












都知事選出馬表明の鳥越俊太郎氏が午後2時から会見




http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/411.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 三宅洋平氏が「早急な再出発」で改憲阻止へ意欲!「共に歩まれる仲間たちの、引き続きのお力添えを、 よろしくお願いします!」
三宅洋平氏が「早急な再出発」で改憲阻止へ意欲!「共に歩まれる仲間たちの、引き続きのお力添えを、 よろしくお願いします!」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/19254
2016/07/12 健康になるためのブログ




http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1677032.html

26万票近い票を集めたが、結果は9位落選。三宅氏は敗戦から一夜明けた11日、ブログを更新し、「長くて短かった18日間の選挙期間が終わりました。多くの仲間たちに支えられて、無事、走り抜くことができました。まず、すべてのスタッフ、応援者、支持者の皆さまの懸命の動きに心からの御礼を申し上げます」と感謝の言葉をつづった。

僕はヒゲを剃らず、髪を切らずに「自分らしくあれる社会」を訴えましたが、
言い分に興味を持ったが「ヒゲ・長髪」には投票したくないというご意見の皆さまへは迷わず、民進(特に当確ライン上と目されていた小川さん)・共産、両党への投票を呼びかけてきました。事務所への問い合わせにも、そのように案内することを指示してきました。

そしてカルチャー層を中心とした無党派の新たな政治基盤を築けたことは落選という結果ながらも、今後引き続いて改憲を阻止するためのポジティブな要素として受け止めております。

今後については「早急な再出発を考えています」という三宅氏。「政治を変えたい、選挙の風土を変えたい、これまで選挙の計算に入っていなかった自分たちの声、センスを国会に届けたい、そうした思いでうごめき始めた新しい政治層の仲間たちと共にもはや一国の政治情勢だけでは解決できない、地球単位の環境問題、そして戦争文明からの脱却という課題に、全力で取り組んでいきたいと思っています」と意気込みをつづった。


共に歩まれる仲間たちの、引き続きのお力添えを、
よろしくお願いします!


以下ネットの反応。
















三宅氏が掘り起こした「新たな政治関心層」が今後も広がり続け、日本の力となっていくことを願いますし、そうなるように頑張ろうと思ってます。

次は「改憲阻止」です。改憲されてしまえば、酷い日本になる可能性が極めて高いです。


 

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/412.html

記事 [政治・選挙・NHK209] ≪ヤバイ≫自衛隊PKOが駐留している南スーダンで戦闘激化!中国人隊員死亡、日本人救援に自衛隊機が出動 :戦争板リンク
≪ヤバイ≫自衛隊PKOが駐留している南スーダンで戦闘激化!中国人隊員死亡、日本人救援に自衛隊機が出動へ!
http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/219.html
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/413.html
記事 [政治・選挙・NHK209] 参院選挙の野党共闘の延長、鳥越氏の東京都知事選立候補(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201607/article_12.html
2016/07/12 22:32

鳥越氏が、都知事に急遽、立候補した。その決意の動機は、参議院選挙の開票結果を受けてのことだと述べた。戦後70年、平和な日本が、安倍政権の下、どうなるか居たたまれなくなったという。野党4党が、共同推薦することになった。鳥越氏なら、野党4党にとって特に問題はないと思われる。今まで、議員に立候補しなかったのが不思議であった。宇都宮氏は梯子を外された形であるが、ここは我慢して、鳥越氏に統一してほしい。

対する自民党の票は小池氏と増田氏に分かれる。自民票が2分したら、鳥越氏に有利に働く。鳥越氏がもし当選したら、議会は大変である。大勢は自公で占められている。何かと邪魔をしてくるだろうが、頑張るしかない。鳥越氏は、保育士問題、介護問題などに取り組みたいと述べている。都民も猪瀬、舛添の金問題には、もううんざりである。


野党共闘、鳥越氏を支援 都知事選、14日告示
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016071201001529.html
2016年7月12日

 舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選を巡り、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が12日、都内で記者会見し、出馬を正式表明した。民進党など野党4党は鳥越氏を支援していくことで一致。14日の告示2日前になって与野党が擁立する候補者がようやく出そろい、選挙戦の構図がほぼ固まった。投開票日は31日。

 鳥越氏は会見で「納税者意識を受け止めて仕事をしたい」と述べた。元日弁連会長の弁護士宇都宮健児氏(69)も野党に支援要請していたため、両氏の間で候補者調整が進むかが焦点となる。

 宇都宮氏は報道陣に「支援してくれている仲間が納得できる対応を取る」と述べた。

(共同)

http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/414.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 「すさまじい……。改憲はもうイエスかノーかの段階じゃない」 :松井計氏」
「すさまじい……。改憲はもうイエスかノーかの段階じゃない」 :松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20362.html
2016/7/13 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

すさまじい……。


⇒改憲勢力3分の2で安倍首相が膳場貴子や池上彰にキレ気味で本音「改憲はもうイエスかノーかの段階じゃない」 https://t.co/ZoJaK3CwJe @litera_webから

稲田さんが、TVでの池上さんとのやり取りの中で『我が党は憲法改正の草案は出しています』と発言したとの事。


では、それがどのようなものなのか、またリンクを貼っておきましょうか。


↓から全文をダウンロードできます。


腰を抜かさないようにね。 https://t.co/bWUZ70odkK

こんなものを叩き台にされても困るのでね。


むしろ、我々主権者が袋叩きにしないと。


>野本祐治 憲法「改正」なら叩き台は現行憲法以外にはないんじゃないの?新憲法制定なら自民党草案もありかもしれんが…。そもそも逐条ごとにやることになっとるんやから。


民進党はこういう所がねえ。


これから参院選の総括が行われると言うのなら、それを待って発言すべきなのでね。


元気のいいのがすぐにこういう事をぶちあげる。


これが民進党の限界なんだよなあ。


残念ですよ。


⇒民進・長島昭久氏が「民共共闘」の批判炸裂https://t.co/llprAO4HJ7

憲法をいじるというのなら、24条なんかは検討の余地がありますよね。


婚姻の規定ね。


これを同性婚を認める形に修正する。


これなら、主権者の権利をきちんと認める方向だから、憲法の理念に反さない。


しかも、この修正で幸福になる人はいるが、不幸になる人はいない。


真っ先に検討すべき条項でしょう。


私は公明党が言う加憲とやらの環境権には疑問があります。


大切な概念だけど、それは現行憲法に含まれる幸福追求権で説明できるのでは?憲法に加えるのではなく、法律の整備ですむことだと思う。


環境権を憲法に入れるなら、じゃプライバシー権は? みたいな話にもなってしまいますからね。


長島さん〈民進党は政権準備政党として〉というけど、現状でそんな事をいっても仕方がないですよ。


今のスワローズが日本シリーズに備えようといってるようなもので。


まずは反現政権の人達の受け皿になり、その暴走を止める役割に徹さないと。


そういうことを着実にやってこそ、政権の目も出てくるので。


私は今回の参院選での野党共闘には、大きな効果があったと考えます。


民進、共産躍進、生活、社民議席獲得……。


確かな効果がありましたよね。


但し、比例の共通名簿が作れなかった事は残念だった。


これができてれば、状況はまた違ってたでしょうね。


その意味では、共闘が少し足りなかったかも知れない。


>徳永みちお これだね! (当時、首相補佐官だった磯崎のツィート)



>Takashi_Nakagawa 真実省 of 1984 by ジョージ・オーウェル RT こいつら改憲したら絶対に国家保安省とか作りそう。


>ささやん 毎度同じ手を使って騙すんだから、有権者はええ加減学習しなよ。




改憲派が2/3を越えたのは、自民が強いからじゃありませんよ。


今の自民は参院で過半数さえ持ってないんだから。


集票力において安定している公明と、与党の補完勢力としてのおおさか維新の存在が大きい。


攻めるべきはむしろこちらの方で、自民を実態以上に大きく見てはいけない。


>眼鏡パンダ 進次郎氏の話し方を見て、人を惹きつける話し方を学んだ。何かを「説明」しようとしちゃダメなんだな。全く内容がないことをはっきりゆっくりとにかく自信を持って話すのがコツだね。「ツイッター! ツイッター! 字が書ける 字が書けるんです 素晴らしいですね ツイッター!」!!!!!


経済ナントカと言ったって、結局はご商売の皆さんですよね。


そんな人達が国民=お客様の痛みを求めてどうするのかね?ツブれるぞ。


それにしても、日本経済凋落の理由がよーく分かったよ。


⇒経済同友会「国民の痛み伴う改革に挑戦を」https://t.co/xjEoOJXw7o

>oomisuzi ここまで超ストレートな「国民を締め上げて我々に甘い汁を啜らせろ」という発言もなかなかないな… 


>かんちゃん かつての「改憲論者」はその理由を「(九条)は非現実的。」、「今の時代にそぐわない。」と述べていたのに、今は「日本の伝統」や「神話」を賞賛する人がそれらをベースにした憲法を作ろうとしている。


人間さ、手前勝手なルールを自分で作って、それを他人様に押し付けるようになったら、もうおしまいですぜ。


いつまでも5歳児じゃないんだからさ。


>冨永 格「TBSひるおび!」が鳥越出馬に否定的コメント連発。大谷昭宏さん「これから五輪を開催しようという時に、反安倍を言ってる人でうまくいくのか」女性タレント「五輪は成功させてほしいですよね」…この短いやりとりで、あたかも鳥越氏が五輪に反対しているかのイメージが独り歩きしかねない。


ひどいものですね。


TVはもはや、一望の荒野かもしれません。


報道に限らず、エンタテインメントも。


それでもTVが最も影響力の大きいメディアだということは変わりませんから、恐ろしい話ですね。


国際社会は全体主義を容認してない訳だよね。


だから、酷い場合は武力行使したりもする。


そういう状況下、自由主義陣営の有力な一員で、G7のメンバーでもあるような大国が、全体主義体制に移行することを、国際社会が歓迎すると思いますか?そういう局面になった時に、その国に何か得がありますかね?


麻生さんは、ナチに学べと言った。


まさに今の政府与党のやり方はそれを裏書きしている。


でもね、国際社会はもっと、ナチに学んでるんですよ。


2度とあの歴史を繰り返さないために。


そういう国際社会に、ナチのやり方で対抗しますか?


可能ですかね?


今の日本の国際的地位だけをみて、国内政治で何が起ころうと、この国際的地位は変わらない、と考えるのは早計ですよ。


世界から包囲され始めた頃のGreater Japanese Empireは国際連盟の常任理事国ですから。


国際的地位なんか、国内の政情によって一発で変わる。


>石破氏、改憲は慎重議論が必要 3分の2確保でhttps://t.co/lLRcf7fJFr

〈自民党内でまず議論される事だ〉と言うのもシュールだなあ。


憲法が公権力の限界を定めるものである以上、政権与党にそれをいじる権限があるとは思えない。


そりゃ為政者は誰だって権限が大きい方が良い訳で、潜在的に改憲の欲求を持つんだからさ。


田崎てのも莫迦だな。


論理なんぞは打ち捨ててまで、徹底的に総理サイドに立つつもりなのなら、私だったら、飯は奢ってもらわない。


だって、奢ってもらってたら、いくら褒め称えたところで、あ、餌の分か、と思われちゃうじゃない。


誰もがその分を割り引いて考える。


ギャラは飯ですか、てなもんで。


全く利害関係のない人が、その政策や思想を評価してこそ、リアリティてものが生まれてくるわけでしょ?親族含むてのがすさまじいね。


でもさあ、こういうものは、〈切羽詰まっております〉という告白の意味しか持たないから、ロクな結果にはならないもんですよ。


焦りが見えますね。


⇒自民党都連が異例文書・小池元防衛相で「除名処分」もhttps://t.co/P7ZH1nsgns

これはタマラン。


ほとんどの人が、日本会議の考え方に賛同して投票した訳じゃないと思いますよ。


⇒2016参院選:改憲議論加速を 日本会議が要望 - 毎日新聞https://t.co/1BhAnJvP0t

>速報:共同通信社の世論調査によると、安倍首相の下での憲法改正に反対との回答は48.9%。賛成は35.8%。https://t.co/cN65AJG6oU

>馬。 日本会議から勧誘の電話、結婚を戸主の許可制にすべきとトンデモ主張 http://lite-ra.com/2016/02/post-1967.html

「結婚は両性の合意のみでできるなんてことはね、そもそもこれはね、日本の国にふさわしくないですわね。」 #本当は怖い自民党の話https://t.co/qcgNL3ftvB

>ドイツなんか民主主義なのに憲法メートル単位でいじってますね?


どなたでもご存じの事だと思いますが、ドイツ連邦共和国基本法には、永久条項というのがあるんですよ(同基本法79-3)。


そこで定められたものは、永久に改正できません。


>ひろみ 今 これやられてるんですよ わかります? 26年前の創価学会婦人部作成漫画より





http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/415.html

記事 [政治・選挙・NHK209] 各放送局は選挙が終わってから、憲法改正を争点とする映像を流す。 それでもなお、池上さんに拒絶反応?
各放送局は選挙が終わってから、憲法改正を争点とする映像を流す。 それでもなお、池上さんに拒絶反応?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e7b2ce21d35806b2f1cee19bc338b3b9
2016年07月12日 のんきに介護


岩本沙弓
@sayumi_iwamoto さんのツイート。


――@hori_shigeki 8時から見てますが(これまでライブで見た事がありませんでした)、池上さんのツッコミのどこが厳しいのかさっぱりわかりません。
女性アナ?が冷や汗が出ました?と言ってましたが、どの質問を指して言っているのかもわかりません。〔21:45 - 2016年7月10日 〕——


池上さんの質問につき、


世間では、


今ごろ言ったって、


「遅い!」


という受け止め方が一般でしょう。


然るに、


テレビ局は、


まだ、怯んでいるのですな、


選挙報道することに!


事後的でもいいから


三宅氏と今井氏という二人のミュージシャンが


政治家への転身に見せた


明暗、


きちっと伝えなさいよ。




やのっち@_yanocchi0519 さんが


こんなツイートしてました。


――これだけ影響力のある三宅洋平氏が落選して、マニフェストは無く影響力も皆無で沖縄のことなどこれっぽっちも考えていなかった今井絵理子が当選するなんて、日本の選挙制度そのものがすでに破綻しているとしか考えられない。〔0:21 - 2016年7月11日 〕——


これ、


きっと語り草になりますな。















http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/416.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2016年7月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。