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2016年8月02日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK210] 「まるで発展途上国の開発独裁国家のメディアを見るようであった。:金子勝氏」
「まるで発展途上国の開発独裁国家のメディアを見るようであった。:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20479.html
2016/8/2 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【首都の死】小池百合子氏に当確が出た。

初の女性知事誕生でなく、極右で新自由主義者で扇動家の都知事誕生である。

ひどく下劣な選挙だった。

鳥越候補の10数年前の女子大生「淫行」疑惑が週刊誌を通じて垂れ流されたが、内閣調査室が動いたという。https://t.co/NOGqSKHTBG

まるで発展途上国の開発独裁国家のメディアを見るようであった。

舛添前知事の疑惑を追及するというが、小池氏の政治資金疑惑も一切報じられず。

そして自民党都連との対立がワイドショーで流される。

規制緩和で安全無視、不便な所にしかない空き家での保育はすぐに破綻するだろう。

軍事オタクの核武装論者で移民排斥の新自由主義者の小池百合子氏が勝った。

これから首都でトランプやボリス・ジョンソン並みのワイドショー型扇動政治が始まるだろう。

だが、アベノミクスは日本経済と社会を破壊していく。

これから闘いの本番が始まる。

ともに頑張っていきましょう。

東京五輪の経費がいつのまにか1兆8千億円に膨らんでいる。

これにメスを入れるのは、世渡り上手の小池都知事にアベ自民党政権と対峙して削減できるだろうか。

いかにポーズをとってやったふりをして逃げるのか、今から考えている?https://t.co/5526efrjdr

【地方の死】日本企業の競争力だけでなく地方の衰退も深刻だ。

16年農業構造動態調査によると、農業就業人口は前年比で8・3%減の192万人で200万人を割り、1990年の4割程度になった。

TPP成立なら地域衰退が止まらなくなるだろう。https://t.co/LCxAPVUM5y



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小池百合子氏を圧勝させた改革の覚悟と都民の怒り 醜悪だった自民党東京都連の嫌がらせ(JBpress)
             小池百合子氏は自民党の支持を得られる保証がまったくない中で立候補し、圧勝した
 

小池百合子氏を圧勝させた改革の覚悟と都民の怒り 醜悪だった自民党東京都連の嫌がらせ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47510
2016.8.2 筆坂 秀世 JBpress


 注目の東京都知事選挙は、小池百合子氏の圧勝に終わった。この結果は、小池氏にとっても想定以上のものではなかったのかと思う。それほど“みどりの旋風”を巻き起こす選挙だった。最終日の池袋駅前での街頭演説には、5000人の人々が押し寄せ、「百合子コール」が自然にわき上がった。池袋は、衆議院議員としての小池氏の地元だったが、ここまでの経験はなかったのだろう。思わず感涙を流していた。

 これが組織動員をかけた結果なら、別段不思議はない。組織動員はゼロ、すべてSNSなどで知った都民が自主的に押し寄せたのだ。こんな選挙戦は、まったく異例だ。かつて小泉純一郎氏が首相時代も、どこに行っても多くの人々が押し寄せた。それでも、かなりは組織動員だった。

 だが今回は、自民党、公明党、民進党、共産党などの政党や業界団体の締め付けのなかで、その枠を打ち破って小池氏が勝利した。それだけ舛添前知事の政治資金を巡る混乱と辞任劇に都民が怒りを持っていたということだろう。

■都政改革への覚悟を持っていた小池氏

 この都政の停滞を打開するには、当然、強いリーダーシップを持った政治家が必要になる。あれこれの公約もあるだろうが、実は、都民が一番求めていたのは、本気で都政を改革する覚悟を持っているかどうかであった。

 多くの都民がその覚悟を感じたのは小池氏だったということだろう。自民党の支持を得られる保証がまったくないもとで、「崖から飛び降りる覚悟」で立候補を表明し、自民党、公明党が増田寛也氏を担ぐことがほぼ確定した状況でも、「名誉ある撤退こそが、私にとって不名誉」と言い放った。

 簡単なことではない。小池氏は環境相、防衛相などを歴任した自民党政治家である。仮に、知事選挙に負けていたなら、自民党から厳しい処分を受け、政界復帰の道は断たれることになったであろう。まさに小池氏が語ったように、退路を断った決断であった。“くそ度胸”と言っても良いぐらいの大決断だ。おそらくこんな決断は、男にはできない。

 これに比べて増田氏や鳥越俊太郎氏はどうだったか。増田氏の場合、ほぼ自公が推すことが決まっているのに、なかなか結論を出さずに、区長会や市長会による出馬要請など茶番劇を延々と繰り広げた。

 自民党所属の衆議院議員である小池氏には、嫌がらせとしか思えない対応を続けて、参院選挙が終わった翌日の7月11日に東京都連として増田氏の推薦を決定した。告示のわずか3日前である。

 石原伸晃東京都連会長などは、「11日の会議には小池氏も招いている。そこで増田氏の推薦が決まれば、(小池氏が)立候補を取りやめることもあるのでは」などと語っていた。下村博文衆議院議員も、「なぜ小池氏は来ないのか。この会議で候補者を決めるのだから、来て推薦を求めれば良いではないか」という趣旨の発言を行っていた。小池氏を降ろして、増田氏推薦する会議に、小池氏が参加するはずがないではないか。小池氏をなめ切った対応をしていた。

 このどこにも都民への目線がない。覚悟も感じられない。それはそうだろう。小池氏が言う「都政改革」とは、まさにこの東京都連や都議会自民党にその矛先が向かっていたからだ。この時点で、自民党・公明党連合は、敗北が決まっていたと言うべきだろう。

 民進党、共産党などが推薦した鳥越俊太郎氏の場合はどうか。そもそも政治経験がまったくなく、公約すら候補者に決まってから考えるような人物に、誰が都政改革への意欲を感じるのか。実際、選挙戦を見ても、政策論争などまったくできない人物であった。ただニュースキャスターとして名前が売れていたというだけだ。

 鳥越氏が決まる前には、石田純一氏や宇都宮健児氏の名前も挙がっていた。宇都宮氏は出馬に意欲的でもあった。だがどの人物をとっても、都政をどうするのか、そんな見識を持っているようには、とても思えなかった。誰が出馬していても、小池氏の敵ではなかったということだ。

■醜悪だった自民党東京都連

 それにしても醜悪としか言いようがなかったのが、自民党東京都連であった。

 それを端的に示すのが、石原伸晃都連会長と都連幹事長の内田茂都議らの連名で出された「都知事選における党紀の保持について」と題する文書だ。その趣旨は、“自民党所属の各級議員(親族を含む)が、党の非推薦候補を応援した場合は、除名等処分の対象となる”というものだ。

 いったい自民党東京都連の時代感覚はどうなっているのか。夫婦であろうと親子であろうと、どの政党、どの候補者を支持するかは、一人ひとりの独立した判断だ。それとも自民党という政党には、家族には政党支持の自由もないということなのか。こんな時代錯誤の文書を出して恥ずかしくない感覚というのは、空恐ろしい。

 もうひとつ酷かったのが、選挙戦終盤の26日、自民党本部で行われた増田陣営の総決起大会だ。石原慎太郎元知事を引っ張り出し、話をさせたのだが、決起どころか逆効果にしかならなかった。

 石原氏の話は、「大年増の厚化粧がいるよな。これは困ったもんでね。私はあの人はウソつきだと思いますよ。厚化粧の女に任せるわけにはいかない」 と小池氏に罵詈雑言を浴びせるだけの低レベルなものでしかなかった。これを知った小池氏に、「今日は、薄化粧できました」と軽くいなされただけだった。息子の石原伸晃氏は、小池氏批判を続けた後、「今日をもって小池氏は自民党の人間ではないと思っている」と 「追放宣言」まで行った。

 これに対して、知事選に出馬した山口敏夫元労相が実に的確な批判を選挙中に行っていた。「老いた慎太郎さんに選挙の応援を頼んだのがせがれの石原伸晃。伸晃はもうすぐ60歳。大臣もやってる。それが5歳や10歳の子供じゃあるまいし、『父ちゃん、俺たちの担いだ候補が負けそうだから、ぜひ応援して下さい』と応援ベンチに引っ張り出した」「挙げ句の果てに小池批判をさせた。結果的に小池さんだけでなく、全国の女性を怒らせて、小池さんを応援するようなことになった。慎太郎さんも親バカだから、せがれに頼まれたら引き受けちゃう。しかし、頼むせがれはもっと頭が悪い」

 自民党が分裂選挙になったのは、小池氏のせいというよりも、都連執行部の無能な対応が最大の原因と言うべきだろう。その結果が、この惨敗である。会長や幹事長は、当然、その責任を問われなければならない。

■「都議会のドン」などという存在を許してはならない

 小池氏の公約の1つに、2020年東京オリンピック、パラリンピックの利権にメスを入れることや、都民の負担を軽減するということがある。大賛成である。もともと東京でオリンピックをすることに、大きな疑念を持ってきた。大阪とか、福岡というのなら、理解はできる。しかし、これほど東京に何もかもが集中している現状のもとで、巨額の資金を投下してオリンピック行う必要があるとは、到底思えないからだ。

 それはともかく『週刊文春』(8月4日号)に、衝撃的な報道がなされている。自民党東京都連幹事長でもある内田茂都議は、「都議会のドン」とも呼ばれており、「石原慎太郎氏、猪瀬氏、舛添氏ら歴代都知事ですらひれ伏して」きたというのである。

 この内田氏が監査役を務める東光電気工事という会社が、内田氏の地元である千代田区にある。この会社が、大手建設会社などとジョイントベンチャーを組んで、バレーボール会場の「有明アリーナ」(落札額=約360億円)、水泳の「オリンピックアクアティクスセンター」(約470億円)の施設工事を受注しているというのだ。このほかにも、この会社は豊洲新市場の関連工事など、東京都発注の工事をたびたび受注し、売りあげを急速に伸ばしているというのである。

 知事すらひれ伏させる“実力者”が、都の公共工事にまで影響力を発揮しているとするなら、これは重大である。小池氏には、徹底的な情報公開で闇をなくしてもらいたいと思う。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK210] ≪説明責任は?≫甘利氏が半年ぶりに国会に登院⇒「私の件は決着した」と記者団に述べる 野党は国会招致を!
【説明責任は?】甘利氏が半年ぶりに国会に登院⇒「私の件は決着した」と記者団に述べる
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/20013
2016/08/01 健康になるためのブログ




http://www.asahi.com/articles/ASJ815KL0J81UTIL03Y.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr05

甘利明・前経済再生担当相(66)が1日、現金授受問題で閣僚を辞任後に初めて国会に登院し、同日開かれた衆院本会議に出席した。甘利氏は本会議後、「不起訴という判断をいただき、私の件はこれで決着した」と記者団に述べ、政治活動を本格的に再開する意向を示した。

 甘利氏は、1月末の辞任直後から「睡眠障害」の療養を理由に、半年余り国会を欠席していた。その間、東京地検は甘利氏と元秘書2人について、あっせん利得処罰法違反の罪などでの不起訴処分を決定。検察審査会は元秘書2人への再捜査を求める「不起訴不当」を議決したが、甘利氏については「不起訴相当」とし不起訴が確定した。

この問題をめぐり、野党は甘利氏の国会招致を要求している。



「私の件は決着した」甘利氏、約半年ぶりの国会1(16/08/01)


以下ネットの反応。






















これを放置してしまったら、もう何でもありになってしまいます。野党は国会招致を!




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 選挙に勝とうとしない野党は野党ではない  田中良紹
選挙に勝とうとしない野党は野党ではない
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20160801-00060630/
2016年8月1日 20時17分配信 田中良紹 | ジャーナリスト


東京都知事選挙は予想通り小池百合子氏が圧勝した。公示前は自公が推す増田寛也氏と野党4党が推す鳥越俊太郎氏の組織選挙に対しどこまで票を伸ばせるかと思っていたが、選挙が始まったとたん小池氏の選挙戦術が他を圧倒していると感じた。

小池氏が立候補を決意した動機は、猪瀬、舛添と二代にわたり「政治とカネ」の問題が浮上して都知事を辞めさせられた背景に東京オリンピックの「利権の闇」があることを感じたためだと思っている。

2013年9月にオリンピック東京招致が決定すると、招致活動の先頭に立っていた猪瀬元東京都知事は邪魔な存在と思われたらしく、政界引退後もスポーツ界に影響力を持つ森喜朗氏から批判の声が上がり、東京地検特捜部が医療法人徳洲会グループに絡む政治資金の摘発に動いた。

徳洲会グループの総師徳田虎雄氏は石原慎太郎氏と盟友関係にあり、石原氏から後継指名を受けた猪瀬氏と徳洲会との金の関係を捜査するのが目的ではないかと見ていると、案の定、猪瀬氏は選挙費用として5千万円を徳洲会から借り入れており、その事実が検察からメディアにリークされた。そして猪瀬氏と敵対してきた自民党東京都連を中心に都議会の追及によって猪瀬氏はオリンピック招致決定から3か月で辞任に追い込まれた。

翌14年1月に森氏は念願の東京オリンピック組織委会長に就任するが、就任の日にぶつけるように小泉元総理が細川元総理を担いで東京都知事選立候補の記者会見を開く。それを見て私は「森、小泉、安倍のバトル・ロイアル」というブログを書いた。今回の小池氏の都知事選出馬はそこに遠因を求めることができるかもしれない。

猪瀬氏の後任に自民党都連が担いだのは自民党を除名された舛添要一氏だった。選挙に勝てれば誰でもよい、そして都合が悪くなれば簡単に首を挿げ替える。おそらく舛添氏も官邸や森喜朗氏や東京都連にとって不必要な存在と思われたのだろう。「政治とカネ」の問題を週刊誌にリークされ辞任させられた。

小池氏は安倍官邸、森喜朗氏、自民党東京都連を敵に回す形で出馬に踏み切る。弱小な存在が権力と戦うやり方は関ヶ原ではなく桶狭間の戦い、つまり奇襲戦法しかない。それが6月29日の突然の出馬会見だったと思う。この時点ですべての準備はできていたはずだ。

応援に東京地検特捜部の副部長だった若狭勝衆議院議員が付いたことは「利権の闇」を暴く姿勢を鮮烈に見せつける。また小池氏の選挙戦法は、小沢一郎氏がよく使う田中角栄直伝の必勝法「川上から川下に攻める」やり方であった。離島や山深い地域から都心に向けて小池氏は選挙戦を展開したのである。

それでも大組織に勝つのは容易ではない。ところが増田寛也氏も鳥越俊太郎氏も勝つ選挙ではなく「敵に塩を送る」選挙をやった。そのため小池氏は自民支持者から5割、公明支持者から3割の票を食い、民進、共産からも票を奪う結果を得た。

増田氏の場合はそもそも知名度が低いうえ、応援する側が小池氏批判をするたびに票を逃がす過ちを繰り返す。そのため直近の参議院選挙で自公が獲得した東京での比例票284万票の6割しか獲得できず、小池氏に110万票の大差をつけられた。

より深刻なのは野党4党が推した鳥越俊太郎氏である。直近の参議院選挙で民進、共産、社民、生活の東京での比例獲得票248万票の54%にとどまり、票数は小池氏の半分以下の惨敗だった。

参議院選挙でもそうだが、自公には「何が何でも権力を手放さない」との迫力を感ずる。しかし野党には「何が何でも権力を奪い取る」という熱気を感じない。正しいことを主張すれば国民は分かってくれるという甘い幻想だけを感ずる。

正しいことを主張すれば国民が理解する世の中なら政治も政治家も必要ない。そうでないから政治が必要なのである。そして最も大事なことは自分たちが主張したい論理を磨くより、国民が何を求めているかを肌身で探ることである。それを野党政治家は分かっていないのではないか。

政治は国民の求めていることに応えることが第一で、自分たちの主張は後回しでもよいと考えなければ、選挙に勝つことなどできない。一方で選挙に勝って権力を握らなければ自分たちの主張を実現することもできない。国民の求めに応えて権力を握り、自分たちが政治を運営する中で自分たちの主張を国民に理解してもらう努力をする。それが政治だと思う。

参議院選挙の前に新聞社が行った世論調査によれば、選挙で何をポイントに投票するかと聞かれ、答えの1位は医療・年金、2位が景気・雇用、3位子育て、4位消費税延期、5位安保関連法、6位憲法だった。国民は現在と将来の生活を重視していることが分かる。

そして与党が設定した争点は「アベノミクスのエンジンをさらに吹かせるかどうか」である。国際社会は「アベノミクス」を失敗とみている。ところが野党は国民の関心度が6番目の「憲法改正阻止」を争点に掲げた。

そして「改憲勢力3分の2阻止」を叫んだために選挙結果は「3分の2が実現した」と報道されることになる。自らが争点にしたことで敗北したのだから誰か責任を取るのかと思ったら誰も責任を取らない。それでは野党は国民から信用されなくなる。

自分たちの「憲法改正阻止」がどれほど正しい主張であっても、それが国民に理解されなかったのであれば、謙虚にその事実を受け止め、国民の声に耳を傾け、その要求にこたえることから始めて信頼を取り戻し、それから国民に自分たちの主張を理解させる努力をすべきではないか。

今回の都知事選でも有権者には子育ての不安、老後の不安、東京オリンピックの不透明さ、政治とカネの問題などが関心事としてあった。ところが鳥越氏は参議院選挙で野党が争点化に失敗した「憲法改正阻止」を再び引きずる形で登場する。参院選で失敗した争点を復活させようとするのは国民に対する謙虚さが足りないと私は感じた。そのやり方では野党は絶対に選挙に勝てない。

選挙に勝とうとしない野党は野党ではない。55年体制下の野党はまさしく選挙に勝とうとしない野党であった。社会党は過半数を超える候補者を擁立せず、従って全員が当選しても政権は奪えない。ただ自民党はアメリカの言いなりに軍事的負担を増大させないため社会党の議席を3分の1以上にすることを心掛け、自民党の目に見えない協力もあって社会党は3分の1の議席を確保し続けた。それが護憲を強く主張させた原因でもある。

しかし社会党は本物の野党ではなかった。政権を奪わずに批判するだけなら評論家、学者、市民と同レベルで、与党からすれば権力を奪う野党が存在しない限り、政治の緊張感もなくなる。そのため政権交代を実現する政治が求められ、本物の野党を作るために苦労してきたのがこの20年余の日本政治である。

なりふり構わず権力を手放そうとしない与党が一方に存在し、それに対してなりふり構わず権力を奪おうとする野党が存在しないと、国民は不幸になるだけだ。与党が権力を手放そうとしないのは当たり前だが、選挙に勝とうとしない野党がまたぞろ現れてきたのでは話にならない。参議院選挙と東京都知事選挙の選挙結果を見て痛切に感じたのはそのことだ。


田中良紹
ジャーナリスト
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC−SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 民進党 松原 仁「古賀茂明なら勝てたのに!」 鳥越推した執行部に批判爆発〜ネットの反応・・・

ノブテルもひどいが、野党もひどい。

twitterから
https://twitter.com/anonymous201504/status/759984574252199936

民進党 松原 仁「古賀茂明なら勝てたのに!」 鳥越推した執行部に批判爆発〜ネットの反応「後出しジャンケンの上 『グーなら勝ってた・・・』とか恥ずかしくないの?」 http://anonymous-post.com/archives/8988


★民進党 松原 仁「古賀茂明なら勝てたのに!」 鳥越推した執行部に批判爆発〜ネットの反応「後出しジャンケンの上 『グーなら勝ってた・・・』とか恥ずかしくないの?」


【都知事選】鳥越氏敗北後、民進都連・松原会長「古賀氏なら…」

あらためて、当時の状況を「(候補者選定を一任されていたはずの)都連の流れとは違う流れで決まった。内定していた候補者を覆した」と振り返ると「古賀さんなら結果は変わっていた可能性もあると思っている。行革のプロで体力もある。知名度は十分ではなかったかもしれないが、17日間あればブレイクしていた。鋭い政策を打ち出し、都民が『ホ〜』と思う状況もあり得た」と述べた。

さらに、投開票日前日の30日夜になって岡田克也代表が辞任について言及したことに対し「理解に苦しむ。責任を全うしたとは言えない。どうして(あのタイミングで)あのようなことを言ったのか疑問というのが我々(党議員)の意見です」と不満を口にした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160731-00000369-sph-soci

197: フルネルソンスープレックス(埼玉県)@無断転載は禁止 2016/08/01(月) 13:11:06.60 ID:7pJdjrev0
>>1
どうしてそう思ったのかを知りたい。マジで

266: トペ コンヒーロ(庭)@無断転載は禁止 2016/08/01(月) 13:39:17.14 ID:vYT8tYmQ0
>>1
古賀じゃだめだろ
こいつもアホすぎる

唯一可能性があったのは宇都宮だけ

3: フランケンシュタイナー(茸)@無断転載は禁止 2016/08/01(月) 12:30:22.44 ID:2oZvKcDR0
たられば馬鹿

4: ファイヤーバードスプラッシュ(大阪府)@無断転載は禁止 2016/08/01(月) 12:30:41.16 ID:P1VdjUup0
変わらんだろ

・・・
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK210] (小池百合子都知事、桜井誠副知事誕生!?)東京都知事選2016の風景 update15 弁財天


【小池百合子都知事、桜井誠副知事誕生!?】東京都知事選2016の風景 update15




【 また、出馬辞退の経緯に話が及ぶと、「野党が選挙に勝つ千載一遇のチャンスだということで、苦渋の決断をした」と悔しさをにじませた。】


【合わせて、「私を支えてくれた若い人が色々な意味で誹謗中傷とか、運動の分断に悩んでいた」「私の事務所に『降りろ、辞めろ、バカ』とぼろくその電話がかかってきた。選挙事務所へのメールも7〜8割が『降りろ』だった」と出馬宣言から辞退までの日々を振り返った。】


これはひどい。こんなことができるのは警視庁だけだろ。




やっぱり警視庁w




公安調査庁も必死w






出口調査 支持政党別の動向は 07月31日 20時07分


NHKの出口調査によりますと、小池さんは自民党の支持層の50%あまり、民進党支持層の30%近くから支持を得たほか、特に支持する政党がないいわゆる無党派層からも最も多い50%あまりの支持を集めました。


NHKが行った出口調査で、東京都知事選挙に投票した人にふだんどの政党を支持しているか聞いたところ、自民党と答えた人が最も多く38%、民進党が11%、公明党が4%、共産党が5%、おおさか維新の会が2%、などとなっています。 支持政党別にどの候補者に投票したのか見ていきます。 自民党と答えた人のうち、最も多くの支持を集めたのは小池さんで、50%あまりを占めました。 増田さんはおよそ40%、鳥越さんは1桁台でした。 小池さんが、自民党の推薦を受けた増田さんよりも自民党支持層から支持を集めたことがわかります。 民進党と答えた人の投票先を見ますと、鳥越さんが60%あまり、小池さんが30%近く、増田さんが10%近くでした。 一方、特に支持する政党がないいわゆる無党派層は全体の37%でした。 投票先は、小池さんが50%あまり、鳥越さんがおよそ20%、増田さんが20%近くで、小池さんは、無党派層からも多くの支持を集めたことがわかります。


出口調査で、安倍内閣を支持するかどうか尋ねたところ、「支持する」と答えた人は58%、「支持しない」と答えた人は42%でした。 「支持する」と答えた人が投票した候補は、小池さんが50%あまりで最も多く、増田さんが30%台後半、鳥越さんが1桁台でした。 小池さんが安倍政権の与党である自民党と公明党から支援を受けていないにもかかわらず、両党から推薦を受けた増田さんより支持を多く集めていたことがわかります。 一方、内閣を「支持しない」と答えた人では、鳥越さんに投票した人が40%あまりと最も多く、次いで小池さんが30%台半ば、増田さんは10%あまりでした。 鳥越さんは、民進党や共産党など野党4党から支援を受けましたが、野党の支持層を固めきれず、小池さんの支持にまわったことうかがえます。


【NHKの出口調査によりますと、小池さんは自民党の支持層の50%あまり、民進党支持層の30%近くから支持を得たほか、特に支持する政党がないいわゆる無党派層からも最も多い50%あまりの支持を集めました。】
ありえねー。




都議会のドンより悪い方に転がってしまうのが東京土人。




【鳥越候補の10数年前の女子大生「淫行」疑惑が週刊誌を通じて垂れ流されたが、内閣調査室が動いたという。】




東京都知事選 小池百合子氏が初当選 7月31日 23時37分


舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は31日に投票が行われ、無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏が初めての当選を果たしました。東京都知事に初めて女性が就任することになります。


元防衛大臣の小池百合子氏が、自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏や、民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦 するジャーナリストの鳥越俊太郎氏らを抑えて初めての当選を果たしました。東京都知事に初めて女性が就任することになります。


小池氏は兵庫県出身の64歳。エジプトのカイロ大学を卒業後、テレビのニュースキャスターなどを経て、平成4年の参議院選挙で当時の日本新党から立候補し て初当選しました。翌平成5年に衆議院議員に転じ、今回、都知事選挙に立候補するまで8期連続で務めました。この間、日本新党から新進党、自由党、保守党 を経て、自民党に移り、平成15年、小泉第2次改造内閣で環境大臣として初入閣し、地球温暖化対策を進めるため「クールビズ」の旗振り役を務めました。平 成17年の衆議院選挙では、郵政民営化に反対する候補のいわゆる「刺客候補」として選挙区を地元の兵庫県から東京10区に移して立候補し、当選しました。 平成19年には、第1次安倍内閣で防衛大臣に就任し、防衛庁時代を含めて女性で初めて防衛省のトップに立ちました。


今回の都知事選挙では、自民党が増田氏の支援を決める中、小池氏は、東京都連に出していた推薦願を取り下げて立候補し、事実上の分裂選挙となりました。小 池氏は、政党の推薦を受けず、親交のある一部の自民党の国会議員や、みずからが地盤とする豊島区や練馬区の区議会議員らの支援を受けました。


選挙戦で、小池氏は、都知事が2代続けて政治とカネの問題で任期途中で辞職したことを踏まえ、しがらみのない政治を実現させるとして、「都の政策決定過程 を透明化する」と訴えました。また、オリンピック・パラリンピックに関連する予算の見直しや、待機児童の解消、それに、環境に配慮した都市づくりなどに取 り組むと訴えました。
その結果、所属する自民党の支持層や、特定の支持政党を持たない無党派層などから幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。


【選挙戦で、小池氏は、都知事が2代続けて政治とカネの問題で任期途中で辞職したことを踏まえ、しがらみのない政治を実現させるとして「都の政策決定過程を透明化する」と訴えました。】




ハクブンw








まぁハクブンは昔からグズグズだからな。つか負けるのはわかっていたんだろ。だからマスコミの前に出て殴られる役をやってる。いかにも民意で小池百合子が当選したような筋書きが与野党に必要だったのだ。

テレサメイと小池百合子は連携してる悪寒。誰にとっても舵取りが難しくなると女の出番。そのうち銀座のママが政治家への条件になると思うぞw


























候補者のリストを見ればこの前の参院選と同じくらい胡散臭い都知事選だとわかるはず。ターゲットはホラッチョ朝鮮戦争w


参院選でホラッチョ朝鮮戦争要員として青山繁晴が増員された。バングラデシュテロへの立命館APUの関与。立命館の学生の定期的な拉致。そしてキナ臭い候補者ばかりの都知事選。これは戦争屋たちのスウェーデン国家と同じ規模の都予算争奪戦だぁぁ。


いつも思うのは、そんなクリティカルな都知事選なのに東京都に通勤してる神奈川、千葉、埼玉のサラリーマンに投票権がないことw。まさに奴隷。スウェーデンとの決定的な違い。




東京都知事選 投票始まる 7月31日 7時01分


舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は31日、投票日を迎え、午前7時から投票が始まりました。


東京都知事選挙に立候補しているのは届け出順に次の方々です。


▽無所属の新人で元派遣社員の高橋尚吾氏(32)。
▽無所属の新人で国際映像配信会社社長の谷山雄二朗氏(43)。
▽無所属の新人で政治団体代表の桜井誠氏(44)。
▽無所属の新人で民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)。
▽無所属の新人で自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏(64)。
▽無所属の新人で政治団体代表のマック赤坂氏(67)。
▽諸派の新人で元労働大臣の山口敏夫氏(75)。
▽諸派の新人で税理士の山中雅明氏(52)。
▽無所属の新人で自営業の後藤輝樹氏(33)。
▽無所属の新人で歯科医師の岸本雅吉氏(63)。
▽無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏(64)。
▽無所属の新人でインターネットによる報道番組の配信会社社長、上杉隆氏(48)。
▽諸派の新人で、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(32)。
▽無所属の新人で元兵庫県加西市長の中川暢三氏(60)。
▽無所属の新人で、政治団体代表の関口安弘氏(64)。
▽諸派の新人で元千葉県船橋市議会議員の立花孝志氏(48)。
▽無所属の新人で日本大学教授の宮崎正弘氏(61)。
▽無所属の新人で医師の今尾貞夫氏(76)。
▽無所属の新人でソフトウエア開発会社社長の望月義彦氏(51)。
▽無所属の新人で元学習塾講師の武井直子氏(51)。
▽無所属の新人で元陸上自衛官の内藤久遠氏(59)の合わせて21人で、これまでで最も多くなっています。


今回の東京都知事選挙は舛添前知事が政治資金などを巡る問題で、辞職したことに伴うもので、午前7時から東京都内1800か所余りの投票所で、投票が始まりました。


選挙戦では少子高齢化が進むなかでの子育て対策や医療福祉政策、首都直下地震に備えた防災対策それに、オリンピック・パラリンピックの開催費用をどう抑えていくのかなどを巡って、論戦が繰り広げられました。


投票は一部の地域を除いて午後8時まで行われ、即日開票されます。


今回の都知事選はグロい候補者ばかりにして選択肢をなくしてしまう戦術ですなー。かわいそうな都民。








あのカバン芸は技とやったんだろうか?それともやらされたのだろうか?




五輪と汚染水を託すんだよね?誰に?w




やっぱここは立花孝志だろ。NHK受信料の支払いを都民に禁止してNHKに圧力をかけるとかw








元FBI捜査官のおっちゃんw




















自分の党が推薦した候補者の足を引っ張るオカダ。


オカダはMagnaBSPの頃から完全に外務省に攻略されてるかんじ。








いかにも当選しそうな宇都宮けんじ氏の立候補を脅迫して断念させた。 在特会も立候補してるし、脅迫した部隊はふつうに警視庁だろう。 内調が既にスキャンダルをつかんでいる鳥越俊太郎を野党候補として立候補させる。 野党候補の負けを確実にする為にオカダが投票日直前に党首辞任表明。 オカダはMagnaBSPで既に外務省から攻略済だった。 都知事選の背後にいるのは安部政権というより警視庁、外務省、公安調査庁、官僚主導の不正選挙だなw そして外務省のプロパガンダ部隊の孫崎享が米国情報関係者周辺がぁーとスピン開始。 非常にわかりやすい。


@magosaki_ukeru r rr




で、6月17日のツイはとゆーと、




やっぱり。犯人は日本の官僚だわw


こまったおっさんですなー。なぜそう思うのか。




「マーチン・デンプシー前統合参謀本部議長が退役した将軍に政治に参加するなと怒ってる」からw










ほんとに東京に核ミサイルとか言ってる。 THAADの次はトライデント核ミサイルだぁぁ。 てことわ東電のBWRと六ヶ所で爆弾製造開始。




次世代トライデントつか"Mark 4A modification program"、核弾頭の改良。

Mark 4A改の開発に参加する為にはホラッチョ朝鮮戦争という口実が必要。 そんな理由で参院選と都知事選はこんな状態に…






やっぱこれだな。テレサ・メイと連携。サッチャーと中川一郎の頃と同じようなことが起きようとしてる。


都知事選て、こんなのばっかり。


前は田母神だった。



東京都は闇の核武装を既に完了していて維持管理してるよーな。渋谷Eggmanだろ。


なんで?サイバーテロ路線が大失敗して頓挫したから?




在特会が小池百合子元防衛大臣の単独講演会を協賛実施していたことが発覚(2016年06月29日)


11.6 アジアに自由と平和を! 尖閣諸島侵略糾弾!中国(胡錦濤)のアジア軍事覇権糾弾! 「ノーベル平和賞」劉暁波氏の釈放を! 「自由と人権 アジア連帯集会」 & デモ(11/6)


【東京都千代田区】11.6 アジアに自由と平和を! 尖閣諸島侵略糾弾!中国(胡錦濤)のアジア軍事覇権糾弾! 「ノーベル平和賞」劉暁波氏の釈放を! 「自由と人権 アジア連帯集会」 & デモ(11/6)


期日
平成22年11月6日(土)


場所
日比谷野外音楽堂
(東京都千代田区日比谷公園1−3)


内容
12時00分 開場
13時00分 開会


【登 壇予定】 田母神俊雄、小池百合子、山田 宏、ペマ・ギャルポ、イリハム・マハムティ、黄文雄、黄敏慧、ダイチン、鳴霞、アウ・ミ・ジュン、加瀬英明、すぎやまこう いち、飯塚繁雄、西岡 力、三浦小太郎、殿岡昭郎、山際澄夫、西村幸祐、Saya、英霊来世 他 北朝鮮脱北者、インドネシア、バングラディシュ 等々アジア各国登壇、地方議員多数


出典日本女性の会 そよ風 スケジュール


ぐげ。田母神の再来か。




【小池都知事、桜井副知事誕生!?】


げ。ホラッチョ朝鮮核戦争シナリオだ。



【小池百合子都知事、桜井誠副知事誕生!?】東京都知事選2016の風景 update15 弁財天



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/534.html
記事 [政治・選挙・NHK210] 山口が森の五輪私物化を指摘。知事選で森の退陣要求、石原親子批判を訴えた(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/24568181/
2016-08-02 01:02

 今回の都知事選に山口敏夫氏(元労相)が出馬したのには、「一体、今頃、何故?」チョット驚いた。(@@)

 山口氏は、かつては「政界の牛若丸」と呼ばれ期待されていたものの、94年に二信組事件で逮捕され、実刑判決を受けて政界引退に追い込まれていたからだ。(~_~;)

 しかし、このブログでも何回か五輪の利権や不正について扱っているのだが・・・。山口氏は、森元首相らが東京五輪を私物化そ、その利権に深く関わっていると主張。森委員長をはじめとして、五輪組織委の幹部の退陣を求め、それを都民に知らしめるために、あえて都知事選に出馬することを決意したという。(・o・)

<「さすがの森氏も、安倍首相に『珍念さん(山口氏のあだ名)をなんとかしてくれ』と直訴した」とか?^^;(後述)>

 山口氏の主張には耳を傾けるべき部分があると思うので、今後の参考のためにも、関連記事を載せておきたいと思う。(++)

* * * * *

『山口敏夫氏、どんな人? 「政界の牛若丸」が都知事選に立候補表明
The Huffington Post | 執筆者:泉谷由梨子
投稿日: 2016年07月05日

7月31日投開票の東京都知事選をめぐり、元労働大臣の山口敏夫氏(75)が5日記者会見を開いて立候補する意向を表明した。派手なパフォーマンスにより「政界の牛若丸」との異名で知られ、背任・詐欺などの罪で実刑判決を受けて政界を去った山口氏。事件以前はテレビ出演も多く、TBS系テレビ番組「オールスター感謝祭」にも数度、解答者として出演したことも。どんな人物なのだろうか?

過去の朝日新聞の報道やコトバンクなどによると、以下のような経歴だという。

■父の後を継ぎ、最年少代議士に

山口氏は衆議院議員山口六郎次氏の3男として、1940年8月29日に埼玉県で生まれる。家は裕福ではなく、中学生時代には新聞配達をし、ヤギやニワトリを飼っていたという。長男と次男は若くして亡くなった。明治大学在学中、山口氏が21歳の頃に、父親が亡くなった。すぐには被選挙権がなかったため、石田博英代議士の秘書を経てから1967年の衆院選で当選。26歳の若さで当時最年少の代議士になる。以来10回連続で当選を果たし、トップ当選の経験も8回あった。

■新自由クラブを結成、政党を渡りあるき「きわどい政治ゲームが得意」

1976年にはロッキード事件を機に、河野洋平氏らと自民を離党し、新自由クラブを旗揚げした。1980年に幹事長となり、83年には自民党と統一会派を結成する。この頃から「急に金集めを始めた」と囁かれ、「きわどい政治ゲームが得意」とのイメージが定着。「政界の牛若丸」のニックネームが付けられたという。1984年、第2次中曾根連立内閣で労働大臣に就任、衆参同日選で自民党が圧勝した1986年に新自由クラブは解党、山口氏も自民党に復党した。この時には多額の借金を抱えたという。その後、宮沢喜一内閣の不信任案に賛成して再び自民を離党し、1993年に新生党入り、1994年には新進党に加入する。

■「すき間政治家」の評

竹下登元首相は山口氏を「すき間政治家」と評したという。自民党内では異端児でありながら、安倍晋三首相の父である安倍晋太郎氏や金丸信氏ら実力者の周辺に身を置き、立ち回ることで存在感を発揮したからだという。派閥の違う安倍晋太郎氏の元には日参し、背任容疑で逮捕される前日には安倍氏の自宅に立ち寄り線香をあげたという。

■旧2信用組合の不正融資事件で実刑判決

山口氏が政治の世界を去った理由は、かつて存在した、東京協和信用組合と安全信用組合という二つの信用組合の元理事長らが、背任容疑などで逮捕された事件。1995年、事件に関わった疑いで、山口氏は衆議院で証人喚問を受け、その後逮捕された。元理事長らは高い金利で集めた預金を、自分たちが関係するリゾート開発などの関連会社に「自己貸し」。不良債権化させて回収が不能になった。十分な担保などを取っておらず、自分たちの利益のための融資だったと判断された。

捜査の過程で、山口氏の親族の会社にも不正な貸付があったことが判明し、山口氏は背任や業務上横領容疑などの共犯として逮捕、起訴され懲役3年6カ月の実刑判決が2006年に確定した。』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『【都知事選】山口氏、森会長らの退陣訴える「五輪の私物化、目に余る」

2016年7月29日 スポーツ報知

 東京都知事選(31日投開票)には、有力3候補者以外にも18人の候補者が出馬している。厳しい戦いに、なぜ挑んでいるのか。山口敏夫元労相(75)とジャーナリスト・上杉隆氏(48)に、それぞれの主張を聞いた。28日、山口氏は、JR新宿駅西口、上杉氏は、六本木でそれぞれ街頭演説を行った。(甲斐 毅彦、高柳 哲人)

 山口氏が訴えているのは2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(79)ら五輪を推進する中心人物たちの退陣だ。

 「彼らによる五輪の私物化が目に余るのが、出馬の理由です。新国立競技場建設をめぐり、森は『国がたった2500億円を出せないのかね』と発言した。これは納税者ではなくゼネコンの立場に立った暴言で看過できない。私の当選はさておき、『五輪マフィア』に操られるような候補者を落選させることが第一だ」

 25日には、新宿駅西口で候補者12人の立会演説会を主催した。主要候補では唯一、小池百合子氏(64)が参加。小池氏とともに街宣車上に立った山口氏は「オレは自分と母ちゃん(妻)の2票が入りゃいい」と笑いを取って、観衆には小池氏への投票を呼び掛けた。

 「(小池氏は)同じ自民党なのに野党候補者以上に自民党が忌み嫌っている候補者だからね。五輪へ取り組む姿勢をただしていく活動は31日で終わりではない。誰が都知事になるか分からないが、8月1日以降も私は私なりに重要な役割を果たしていきたい」

********

【都知事選】山口敏夫氏が石原親子を猛批判「親ばか。せがれはもっと頭が悪い」

スポーツ報知 7月29日(金)

 東京都知事選(31日投開票)に立候補している山口敏夫元労相(75)とジャーナリストの上杉隆氏(48)が29日、「オリンピックデー街頭キャラバン」と題し、2人で新国立競技場建設予定地など都内を周り、街頭演説を行った。山口氏は、小池百合子元防衛相(64)に対する石原慎太郎元都知事(83)の暴言について、「慎太郎さんは老いた」などと苦言を呈した。

 慎太郎氏は26日、自民党本部で開かれた元総務相の増田寛也氏(64)の総決起集会で、「大年増の厚化粧。あの人はウソつきだ」などと小池氏をこき下ろした。

 この日午後、渋谷駅前の演説で、山口氏は慎太郎氏の長男で自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相(59)にも怒りの矛先を向けた。「老いた慎太郎さんに選挙の応援を頼んだのがせがれの石原伸晃。伸晃はもうすぐ60歳。大臣もやってる。それが5歳や10歳の子供じゃあるまいし、『父ちゃん、俺たちの担いだ候補が負けそうだから、ぜひ応援して下さい』と応援ベンチに引っ張り出した」と都連会長の手腕に疑問を呈し、「挙げ句の果てに小池批判をさせた。結果的に小池さんだけでなく、全国の女性を怒らせて、小池さんを応援するようなことになった。慎太郎さんも親バカだから、せがれに頼まれたらひきうけちゃう。しかし、頼むせがれはもっと頭が悪い」と痛烈に批判した。

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『山口敏夫氏から辞任要求の森喜朗氏 安倍首相に泣きついた

2016年8月1日 7時0分 NEWSポストセブン

 東京都知事選挙では、新聞・テレビは小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏の“主要3候補”ばかりを取り上げた。

 しかし、選挙戦取材を重ねると、むしろ面白いのは当選そっちのけ(?)で言いたい放題の“その他の候補”たちだった。

 都知事選の立候補者は過去最多の総勢21人。なかでも、都民を驚かせたのが75歳の山口敏夫・元労働相の出馬だった。政界再編時の変わり身の早さから「政界の牛若丸」の異名を持ち、閣僚経験者で衆議院議員10期という実績は、“主要3候補”をはるかにしのぐ。

 ただし、1994年に二信組事件(※注)に関与した疑いで逮捕され、実刑判決を受けて国政引退に追い込まれた経緯があるだけに、街頭演説に集まった人からは、「まだ生きていたのか」「本当に本物か?」の声が上がっていた。

【※注/1994年、経営破綻に陥った東京協和信用組合、安全信用組合の元理事長らが背任容疑で逮捕された事件。巨額の不正融資が明らかになり、その中に政界への工作資金が含まれていた】

 それでも選挙公報に「監獄より生還」と書くだけあって怖いモノなし。街頭では「オリンピック利権に手を染めている、舛添より100倍、1000倍もの巨悪がいる。いまのオリンピックを支えている人たちに即退陣してもらう」とブチ上げた。“ターゲット”は安倍首相でさえ頭の上がらない森喜朗・元首相(東京五輪組織委会長)だった。山口氏を直撃した。

「もう年も年なので、開票結果とかは気になりません。いつドクターストップがかかるかもわからない。ただ、東京オリンピック利権の連中を抹殺したい。森さんを辞めさせたい。その一心で出てるんです」

 どストレートな猛批判に、「さすがの森氏も、安倍首相に『珍念さん(山口氏のあだ名)をなんとかしてくれ』と直訴した」(政治部記者)という話も出回った。それをぶつけると山口氏は、「そうそう。安倍さんからは『森さんも病気だから……』と遠回しにいわれましたよ」とあっさり認めたが、次の演説会場でも気にする様子はない。

「オリンピックマフィアの操り人形になるような人を当選させてはいけません」

 ノボリには大きく「森辞任せよ」と書かれていた。※週刊ポスト2016年8月12日号』

* * * * *

『街頭演説では、都民に無駄な税負担を強いることを繰り返し訴えており、「五輪が本来のアスリートのためではなく、利権の巣になっている。(都民の間にも)そうした空気感が出てきた」と一定の成果を強調した。

 日を追うごとに、東京五輪が争点に浮上してきたとの手応えを感じたといい、「老骨にむち打ち、出馬したことで選挙戦が面白くなった」と自画自賛。動画サイトに出演後にも選挙活動を振り返って「120点」との点数をつけた。
 当落や順位、得票数は大きな問題ではなく、「自分と妻の2票でもいいと思っていた」という。

 投票終了前には、優勢が伝えられていた小池氏に、名前にかけてユリの花束を送り届ける余裕を見せ、「娘ぐらいの女性に花を贈るのは久しぶりだよ」と笑顔を浮かべた。(産経新聞16年7月31日)』

 政界、とりわけ政府&自民党のウラ側を知っているの情報、意見は大いに役立つものがあると思うし。
 山口氏には、今後も五輪利権の問題に関して、どんどんと都民、国民に知らしめて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 英語を小5から学ぶのが「国際化」に役立つのか。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5596.html
2016/08/02 03:40

<小中高校の教育内容を定めた学習指導要領の改訂案が1日、固まった。小学校5〜6年生で外国語(英語)を正式教科にするほか、歌やゲームなどで英語に親しむ「外国語活動」の開始を3年生に早める。高校の地理歴史科を再編し、小中高の全教科にアクティブ・ラーニング(能動的学習)を導入するなど、時代の変化に応じた新しい学びの姿を打ち出した。

 中央教育審議会の特別部会が同日、改訂に関する審議のまとめ案を大筋了承した。新指導要領は小学校は2020年度、中学校は21年度、高校は22年度の新入生から順次実施される見通し。

 今回の改訂は「予測が難しい社会で未来を創り出すために必要な資質や能力を育む」(同案)ことが狙い。社会の変化を柔軟に受け止められる「社会に開かれた教育課程」を目指すとした。

 現在の指導要領は主に教える内容が書かれているが、改訂案は子供の学び方や教員の教え方も重視。「主体的・対話的で深い学び」に向けて能動的学習の導入などで授業を改善する。知識と思考力は共に重要だとして学ぶ内容は減らさない。

 小学校英語は11年度に5〜6年生で「話す・聞く」中心の外国語活動(週1コマ)が始まって以来の改革となる。改訂後は5〜6年生で正式教科となり授業も週2コマに増加。「読む・書く」を入れて内容も充実させる。

 英語の教科化などで小学校6年間の総授業時間は140時間増える。中学校は変わらない。

 高校の地理歴史は現在、世界史のみが必修。改訂後は日本や世界の近現代史を学ぶ「歴史総合」、国際理解を進める「地理総合」、社会参画への意識を高める「公共」を新たに必修科目とする。グローバル化や18歳選挙権を踏まえた。数学や理科の考え方を活用して課題に取り組み、挑戦心を養う「理数探究」も新設する>(以上「日経新聞」より引用)


 義務教育の期間は日本国民として基本的な知識や考える力をつけることが大切なのは言うまでもない。国家の成り立ちや世界の歴史を学ぶことは知識の骨格として必要だ。

 英語教育は早くから始めた方が「身に着く」という考えからだろうが、果たしてそうだろうか。むしろ国際化が英語教育という安直な考え方の方が古いのではないだろうか。単純にその言語を使用している人口で最も多いのは「中国語」だ。しかし中国語が国際語でないのは明らかだ。

 世界で英語が国際語として「標準」使用されているのか、というとそうでもない。しかし国際標準語化しようという動きはある。たとえば国連で多国籍の人たちが話し合う会議などで使用される言語は英語だ。だから英語を学べば国際的に通用する人材になれるのか、というと必ずしもそうではない。

 まず英語が話せるだけでは優秀な翻訳機に過ぎない。翻訳機というのなら小型で簡単な日常会話なら日本語から英語などに翻訳して会話ができる「翻訳機」は実用化されている。

 英語教育を小5から始めるのにあまり賛成できない。むしろ日本語で読み書きできる方が先ではないだろうか。私は今、原稿もなしでキーボードを叩いて直接このブログを書いている。しかし自慢するわけではないが、文章を直ちに書ける人はそれほど多くない。

 長い人生を経てきた人たちでも、文章を書くのが苦手な人は多い。むしろ書けない人の方が多い。それが「定型的」でない、作文のように頭の中にある概念を文章にして表現するのが苦手な人は多い。彼らは思考のロジックを追って文章で表現する「訓練」を若い頃に経験していないようだ。

 英語教育をするにしても、日常会話を学習するのならそれほど特殊なカリキュラムを組む必要はない。セサミストリートのようなビデオを流して視聴していれば自然と身に着くだろう

 問題は学習した英語で何を表現するかだ。表現する「国語力」があるか否かではないだろうか。そして学習する内容として日本国民が日本国民たる所以をしっかりと教える必要があるのではないだろうか。

 米国は米国大陸の東部に上陸して以来、西進して先住民のアメリカインディアンを600万人も虐殺して土地を奪って西海岸に到った。そこで止まるのではなく、さらに太平洋を西進してハワイを謀略で奪い取り、ついには日本と衝突した。太平洋戦争だ。

 ロシアはシベリア開発から不凍港を手に入れるために南下政策を至上命題としてきた。そして朝鮮半島を手に入れようとして日本と衝突した。日露戦争だ。近代日本の戦争はそうした帝国主義大国の侵略に対して日本の独立を死守するために対峙した結果だ、という歴史を日本の義務教育は教えていない。

 中国は遅れてやってきた周回遅れの帝国主義国家だ。世界が帝国主義から脱皮して国際協調の時代になっているにも拘らず、前近代的な侵略を近隣諸国と海洋で展開している、厄介な国だ。

 そうした世界史観を日本の義務教育では教えていない。だから日本政府も東京都知事までも米国のジャパンハンドラーの御用聞きのような連中が牛耳っても、日本国民の多くは危機感を持たないでいられるのだ。

 日本は根本的なところで決して独立国家ではない。首都圏に自国軍よりも圧倒的な外国軍が展開する先進国は日本だけだ。いつでも日本の首都は米軍により制圧される状態にある。だから政府は米国のジャパンハンドラーの意見に耳を傾けざるを得ない。

 この見掛け倒しの「独立国家」の実態に気付かない多くの日本国民に実態を見る眼を養わなければならない。それが義務教育の基本的な役割だ。

 国際的な日本の役割はどちらかの陣営に属して三下奴を務めることではなく、軍事大国による世界支配の実態を俯瞰的に眺めて、そうした前近代的な陣取り合戦的視点から脱却すべきとの論陣を張ることではないだろうか。

 日本国民が世界平和を望むなら米国の使い走りに日本を貶めることではなく、日本の真の独立を果たすことがまず必要だということを知るべきだ。義務教育の「実用主義」的な役割も否定しないが、むしろ基本的な国際感覚を養い、日本の独自文化と歴史を学ぶことの方が重要ではないだろうか。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 東京都の小池百合子知事は、大ボス・森喜朗元首相を「オリンピック組織委員会会長」から引き摺り下ろす(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/7ab606c6f975f96ff69d00e63b3b17f1
2016年08月02日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「小池劇場第2幕」が始まった。東京都知事選挙で大圧勝した小池百合子元防衛相は8月2日、東京都庁に初登庁し正式就任する。初仕事は、諸悪の根源「ブラックボックス」との本格的勝負が始まり、「オリンピック利権」を握り、都政を壟断してきた「森喜朗元首相―自民党東京都連(石原伸晃会長=経済再生担当相)―自民党都議団(自民党東京都連のドン・内田茂幹事長=第39代東京都議会議長)」の大ボス・森喜朗元首相を「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長」から引き摺り下ろし、役員人事一新を求めることだ。「ポスト森」の新会長の最適任候補は、すでに内定している。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 橋下維新は戦々恐々 “暴走”上西議員が暴露するカネと醜聞(日刊ゲンダイ)
     


橋下維新は戦々恐々 “暴走”上西議員が暴露するカネと醜聞
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186853
2016年8月2日 日刊ゲンダイ



上西小百合議員と橋下徹前大阪市長(C)日刊ゲンダイ


「浪速のエリカ様」こと上西小百合衆院議員(33)が、「おおさか維新」のスキャンダルを暴露し始めた。きのう(31日)のツイッターでは、安倍首相と橋下徹前大阪市長が会談し、「改憲」で意気投合したとの報道を取り上げ、「議論などしない予定調和」と怒りをぶちまけると、止まらなくなった。

〈維新が勉強会と称して有馬温泉でドンチャン騒ぎやった時に、橋下さんが「どうせ法案なんか通らないんだから、宣伝の為にどんどん出せばいいんですよ」って言い出したんでビックリした〉

〈馬場議員が毎月300万飲み代に使ってるって報道が出た時に、党が否定したけど、おかしいと思って維新の党に聞きにいったら(除名の後です)、300万の月もあるけど、そうじゃない月もあるからって〉

 もし、これらが事実だったら大変なことだ。橋下氏は普段はエラソーなことを言っておきながら、ウラでは法案なんて党の宣伝のための“道具”に過ぎないと思っていることになる。勉強会も嘘っぱちで、温泉につかり、酒を飲んで騒いでいただけだったのか。それにしても、なぜ上西議員は突然、維新のスキャンダルを暴露し始めたのか。上西事務所はこう言う。

「上西本人としては、橋下さんが安倍首相にすり寄って改憲に向かうのが許せなかったようです。出身政党がゆがんできたら、正すのは当然のこと。維新について、知っていることは山ほどある。今回ツイッターでつぶやいたのは“序の口”にすぎません。今後はもっとシビアな問題を暴露していくようです」

 上西議員といえば、“国会サボリ疑惑”で維新の会(当時)から除名され、現在は無所属。最近はツイッターやテレビで、アチコチにケンカを売る一方、他党への入党のウワサが絶えない。おおさか維新の会を取材しているジャーナリストの櫻本幸吉氏はこう言う。

「地元・大阪で上西議員は全く相手にされていません。ただ、次の衆院選に出ることは明言している。維新に戻ることは絶対になく、選挙では維新の候補と戦わないといけない。その意味での“維新叩き”で、知名度アップを図りたいのでしょう。橋下さん、維新にとっては、かなりうっとうしい存在だと思います」

 この際、知っていることは洗いざらい暴露すべきだ。









上西(うえにし)小百合 @uenishi_sayuri

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK210] あなたには、国のために死ぬ覚悟がありますか?〜自衛隊「特殊部隊」創設者と「紛争解決人」が悩み抜いた末に出した答え 


あなたには、国のために死ぬ覚悟がありますか?〜自衛隊「特殊部隊」創設者と「紛争解決人」が悩み抜いた末に出した答え
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49300
2016年08月02日(火) 伊藤祐靖,伊勢ア賢治 現代ビジネス


■今も夢に出る東チモールの惨劇


戦闘のプロフェッショナルと、紛争解決のプロフェッショナル。異色の二人が、ここに出逢った――。


自衛隊初の特殊部隊「海上自衛隊特別警備隊」の創設者の一人で、退官後はミンダナオ島に拠点を移し、日本を含む各国警察、軍隊に指導を行ってきた伊藤祐靖氏。国連職員などを経て、東チモールやアフガニスタンの紛争解決に取り組んできた伊勢ア賢治氏(現東京外国語大学教授)。


命をかけて国のために任務を遂行してきた二人が、憲法改正の現実味が増す中で、PKOの現実、そして憲法改正について語り尽くす。


伊勢ア:伊藤さんの最新作(『国のために死ねるか』文春新書)を読んで驚いたのは、よくもまあ、細かいことまで覚えているなあ、と(笑)。冒頭、伊藤さんの乗った護衛艦が不審船に向って威嚇射撃をするシーンが出てきますけど、あんな混乱した状況なのに、自分の行動だけじゃなく、艦長や他の乗組員と交わしたやりとりも、じつに細かく覚えていて、再現している。僕は全然ダメ。過去のことは忘却するばかり……。


伊藤:私の場合、動画のようなものが頭に残る性質なんです。あのときのことを思い出すと、ああ、月はこっちに出ていたな、とか、その月にどんな雲がかかっていたな、と。場合によっては、匂いまで覚えています。


伊勢ア:僕は、20代から、国際組織の現場の長をやらされ、どういうわけか、そこが戦争状態になったりして、その中で下した命令が部下の命を犠牲にすることを繰り返してきました。精神的な防御本能なのでしょうか、つらいことはどんどん忘れるんです。


ただ、ふとしたとき、思い出すんですよ。東北大震災からまだ1年もたっていないころ、被災した福島高校の生徒たち10数名と、延べ5日間の集中授業をしたんです。本の出版企画です。この子たち、肉親を失った子もいて、ある意味、地獄と、政府や社会の本性≠見てしまった。震災の悲劇に加えて、「放射能差別」が始まった時でしたから。


そんな子供たちと何日も一緒にいて、いろんなことを話していたら、お互いどんどん裸になっていって、僕の方も自分の過去を語るにつれ忘れていたことを思い出した。それ以来、東チモールでのPKOのことだけは、結構、夢に見ます。


伊藤:東チモールでは何があったのですか?


伊勢ア:東チモールは1999年にインドネシアの占領から独立しようとしたのですが、独立反対派の民兵との間で内戦状態になって焦土と化し、その内戦の終結と戦後復興のためPKOが派遣されました。国連が暫定的に主権を預かり暫定統治を敷くんですが、僕は幹部として、独立反対派が潜伏するインドネシア領西チモールとの国境に接する県の県知事に任命されたのです。僕の下には、ニュージーランド陸軍歩兵大隊とパキスタン陸軍工兵大隊、計2個大隊約1200名が置かれたのです。


当時の東チモールの中で最も緊張した現場だったのですが、ある日、国境線を越えて独立反対派の10数名民兵部隊が侵入してきた。そして、国境付近のジャングルをパトロールしていたニュージーランドの分隊と遭遇、銃撃戦になるんです。そして、その中で一番若い、まだ20歳の兵士がMIA(戦闘中行方不明)に。翌日、惨殺されて発見されるのです。両耳が削がれて無くなっていました。続いて、ニュージーランド大隊の下に派遣されていたネパール中隊の兵士一名も同じように殉職。


ここで、僕たちには、今でも思い出しますが、怒りで烈火のような復讐心が生まれました。特に、ニュージーランド大隊の隊長は平常心を失い心身ともにボロボロに。ニュージーランドって、本当に平和な島国なんです。特に、陸軍は近代において戦争らしい戦争なんてしたことがないと思いますよ。つまり、慣れていない。隊長は僕に、戦闘許可を求めてきました。


当時のPKO部隊には、「平時」は緊急回避や自己防衛といった基本、警察行動の武器使用しか認められていません。それが「戦時」に切り替わると、戦時国際法/国際人道法上の「交戦」の武器使用となる。つまり、「犯罪者」として捕獲するのではなく、交戦の「敵」として、同法に則って殲滅する。この瞬間から民兵は合法的な殲滅対象になるのです。民兵も東チモール人です。一般住民との区別は難しい。大変なリスクでしたが、その許可を僕は出したのです。


結果、10数名人の民兵たちを1カ月半以上、武装ヘリまで使って追い詰め、補給を絶たれヨレヨレになったところを全員射殺しました。捕獲はリスクをとればできたでしょうが、全員射殺したのです。僕は何人かの死体検分に立ち会いましたが、外見は、普通のアンチャンと変わりない。これが夢に出るのです。


国連のホームページを見ると、PKOで殉職した国連要員は公開していますが、PKOが殺した人数はありません。しかし、実際には、たくさん殺しているんです。国際法上では合法なんで、仕方がないといえば仕方がないのですが……。


■国連ですら、殲滅戦を容認する時代に


伊藤:ただ、少なくともシビリアンコントロールはきれいに行われたわけですね。ミリタリーのボスがシビリアンのボスに許可をとって、武力を発動している。


伊勢ア:とはいえ、いい思い出ではありません。


伊藤:失礼ながら、自分の部下が殺されたくらいでボロボロになったその隊長は、正直な人だとは思うけど、軍隊の指揮官には向いていないですね。生々しい話ですが、部下が人を殺し、部下が人に殺されるのは、仕事の範疇なんです。外科医が人体を切って開いて、臓器を切除して取り出すのが仕事の範疇というのと似ているのかもしれません。それを理解して、志願して長年そのために教育も受けて、訓練もし、精神的にも肉体的にも準備してきたはずです。


でも、シビリアンは違いますよね、そんなことを職種として選んだわけではない。突然、手術の場に連れて行かれれば、向いていない人は卒倒するかもしれない。相当なショックを受けられるのは当然だと思います。まして手術は人命を救助する目的がありますが、その真逆の世界なんですから、伊勢アさんのご苦労は大変なものだと思います。死刑執行のとき、何人かで同時にボタンを押して、誰が執行したのかを判らなくさせていることから考えても、大変なご苦労があると思います。


私自身、今お話しを伺って知りましたが、シビリアンコントロールの本当の難しさはそこにあるのかもしれません、伊勢崎さんと同じ立場になるシビリアンの方だけではなく。それを強いる組織、国連を始め、各国がこの事実を広く強く認識する必要があるんでしょう。


伊勢ア:そうですね。でも、それは、伊藤さんの度量は一分の隙もない特殊部隊のものだからかも知れません。PKOなんて、所詮、よその国の平和の維持。自国の国防と同様の真剣さがあるわけがない。先進国の歩兵部隊なんて、観光旅行のような気持ちで、ダラダラやってきたんですから。でも、1999年、国連PKOは大変身するんです。それが、国連事務総長官報「国連PKOによる戦時国際法/国際人道法の遵守」。


それまではPKOは中立でなければいけないということが前提として考えられていて、それがダラダラの原因だったのですが、交戦の主体として、戦うことをしなかった。ところが1994年、ルワンダで、PKOがいるにもかかわらず、目の前で100万人という住民の大虐殺が起きてしまった。このへんから、虐殺を防げない不甲斐ないPKOという非難が内外から高まり、「住民を守るためには、PKOも戦争をしろ」ということになったのです。その直後だったのです。僕が遭遇したこの東チモールでの戦闘は。


今やPKOはどんどん進化して、コンゴ民主共和国の国連PKOでは、なんと先制攻撃までできるようになったんですよ。住民に危害を加えそうな武装集団をあらかじめ特定し、武装解除の命令に応じなければ殲滅してもよくなった。FIB(Force Intervention Brigade=「介入旅団」)といって、特殊部隊まであります。


伊藤:どこの国の特殊部隊ですか?


伊勢ア:グアテマラです。昨年、国連PKOの最高司令官と最前線まで行ってきたのですが、狙撃、落下傘、夜襲の特殊部隊120名です。コロンビア、メキシコの麻薬カルテルとのジャングル戦で練度のある連中です。これが国連章をつけて、言うことを聞かない連中を殺しまくっている。殉職者も多数出しています。これがPKOの現状です。20年以上前に日本が初めて自衛隊を出したカンボジアのPKOとは、まったく状況が変わっている。


PKOのルールそのものが変化していることを、日本人は、よく知っておいてほしいと思います。そういうところに、日本は自衛隊を出し続けているのです。今話題の南スーダンですが。コンゴ民主共和国と隣接していて、反政府ゲリラは、国境を跨いで自由に行き来しています。


また、自衛隊にこの心配はありませんが、国連内部でも問題になっているのが、PKOの好戦化に伴う兵士の質の低下です。周辺国からのPKO部隊は、「アフリカの問題はアフリカ人の手で」で、派遣が迅速で、集団的自衛権のマインドで戦ってくれるのはいいのですが、援助物資と引き換えに現地の女性に売春を強要したり、レイプしたりする事件が頻発している。人道主義の高まりで好戦化したPKOが逆に人道問題を起こす。これは本当に頭が痛い。


だから、いずれロボットや人工頭脳の性能が上って敵味方を識別できるターミネーター&泊烽フようなものがPKOの究極の姿かもという議論を、ロボットが交戦主体になることは戦時国際法/国際人道法的にどうなるのかという議論と共に、国連ではやっているのです。ロボットなら人権侵害も拷問もレイプもしませんから。


■殺されなかった理由


伊藤:もはや先進国はほとんどPKOに軍隊は派遣していませんね。


伊勢ア:そうです。先進国が部隊を提供する慣習的なニーズは存在しません。PKO派兵国の多くは外貨稼ぎの発展途上国です。PKOに兵力や装備を貸し出せば、国連から償還金がある。インドやパキスタンが有名ですが、お互いの戦争が冷戦化して兵力が国内で余っているからどんどん貸し出して、外貨を稼ぐ。他は、紛争を放置しておくと難民などで自国も被害を受けるということで集団的自衛権のマインドの周辺国です。この頃は、その紛争の根源的なモラル上の責任のある旧宗主国も出しません。


伊藤:国連もいよいよ厳しいですね。もともと第二次世界大戦の戦勝国が、自分たちの利権を守るために始めた組織ですよね。それが善人面≠しているうちに、こんなことになってしまったわけです。



伊勢崎賢治氏(プロフィールは本ページ下段に)


伊勢ア:中国も含んだ戦勝国の世界統治システムであることは間違いないのですが、今のところ替わりになるものについてのコンセンサスがないから仕方がないというところでしょうね。


伊藤:理想論でしょうけど、もう戦後70年以上たったのだから、そろそろ戦勝国の特権を公然と認めているシステムはやめにして、国際問題解決を目的とする組織を作ることについて、きちんと考える時期に来ているのではないでしょうか。


伊勢ア:そういう視点で見ると、EUではイギリスが離脱しても、NATOではより結束する方向へと動いているのは興味深い。フィリッピンも、いったんはアメリカを追い出したのに、最近、対テロ戦ではやたらと同盟を深化させています。


ちなみに、米比間の地位協定は、NATO諸国間の地位協定と同様なものになりつつある。つまり、軍的な過失や犯罪の際の裁判権などの特権が、日米のように一方的なものでなく、「互恵的」なのです。つまり、「逆」がありうる。軍事演習かなんかでフィリッピンがアメリカに駐留中に起こした公務中の過失の裁判権は、なんと、フィリッピン側にあるのです。これからの日米関係を考える際に、参考になるケースです。


僕は、地球上で起こる全ての殺傷行為が、唯一、人権という観点から刑事事件として裁かれる世界政府体制に国連がなる、という夢は夢としてとっておきたいですが、そんなもの一顧だにしない、というか、それを破壊することを是とする新たな敵が、アメリカを中心とする我々自身がつくり、それがアフガニスタンでアメリカ建国史上最長の戦争を地上最強の通常戦力に戦わせ、敗北させたんですから。夢想するのは、ほとんど不可能な状況ですね。


伊藤:それにしても、伊勢アさんは、たいへんな経験をされた。シエラレオネやアフガンでは、武装解除の責任者ですよね。丸腰で民兵や軍閥の親玉相手に「武器を捨てなさい」と交渉するというのも、とてつもない話です。編集者に言わせると、私や伊勢アさんには「ひとを見る目」があるそうです。


私の場合は、「自分が死ぬのは仕方ないけど、何とか任務だけは達成しよう」と考える、普通の人からするとおかしな§A中を見抜いて精強な特殊部隊を作った、というのが理由らしい。伊勢アさんは、まさに信用する相手を間違えなかったから、民兵や軍閥に殺されずにすんだというわけです。この編集者の見立てはどうでしょうかね。


私自身は、どちらかというと、「ひとを見る目」がないんですけどね。周りの人が、「あいつは嫌な奴だ」と言っても、私は全然そう感じない。で、1年くらいたってやっと、「皆が言う通り、やっぱり嫌な奴だな」と気づく(笑)。そのくらい鈍いんです。ただ、自分と同じ匂いのする人は、視界内に入っただけでわかります。


それと、私が仲良くなる人というのは、自分のことをよく見られたいと思っていない人ですね。等身大でいられる人。そういう人は、初対面でも、何となく胸のあたりがすっと落ち着いて見えて、ふわふわした印象がない。考えているのはそのくらいのことで、とても「ひとを見る目」なんてものではない。


伊勢ア:僕もそういうことは考えたことがないなあ。武装解除の仕事は、基本的にこちらの形勢が圧倒的に不利なんです。基本、丸腰で完全武装の民兵や軍閥の懐に入ってゆくわけですから。アフリカの民兵なんて、朝から麻薬をやっているような連中でしょ。そんな相手のところに、襲わないよという口約束だけで出かけるわけですから、信じるも信じないもありませんよ。


それに、民兵組織の司令官たちは、基本的には重大犯罪者です。虐殺レベルの大量殺人の責任者、実際に自身が手をかけている連中ですから、それを信じろっていったってね。


アフガンの軍閥の親玉と話をしていたときのことですよ。でっぷり太った偉そうにしたやつです。周りには完全武装した子分が取り囲んでいる。そのとき、ふっと妄想みたいなものが頭をよぎるんです。


今、この場から二人だけ、大草原のど真ん中にワープしたら、こいつをどうしてやろうか。1対1なら、絶対こんなクソオヤジは倒せる。俺は空手をやっていたから、まずはいきなりローキックで大腿骨を折って……なんてね(笑)。そんなことを想像しながら交渉するんです。基本的に、全く魅力のないお仕事です。


伊藤:なるほど。逆に伊勢アさんが殺されなかった理由がわかるような気がします。たとえが悪いかもしれませんが、引き金を絞る瞬間でも、田舎の不良がカツアゲするときだって、手を出す瞬間の心理状態に、いじめっ子の心理に近いものがあると思います。相手が、ビビっているのを隠そうとしたり、背伸びしているのが見えた瞬間に手を出すんですよね、普通にしている奴に対しては、なかなか出せないものなんです。


ましてや、「大草原に行ったらぶっ倒してやる」なんて考えている奴からは、嫌なオーラのようなものが出ていて、撃てるものではない。ただし、これは教わってできるものではありません。これを読んで、「そうなんだ」と思ってやったら、ズドンとやられますから要注意です(笑)。(次ページへ)


伊勢ア賢治(いせざき けんじ)1957年東京都出身。早稲田大学理工学部建築学科卒業。早大大学院理工学研究科入学(都市計画)。国際NGO「プラン・インターナショナル」に入り、シエラレオネ、ケニア、エチオピアなどで農村総合開発を指揮。その後、国際連合職員、笹川平和財団などを経て、2000年3月から2001年5月まで国連東チモール暫定統治機構上級民政官。2001年6月から2002年3月まで国連シエラレオネ派遣団国連事務総長副特別代表上級顧問兼DDR(武装解除・動員解除・社会復帰)部長。2003年2月から2005年7月まで、日本政府の特別顧問としてアフガニスタンでの軍閥のDDRを指揮。2006年から東京外国語大学教授。「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会」呼びかけ人。近著に『日本人は人を殺しに行くのか―戦場からの集団的自衛権入門』(NHK出版新書)、『本当の戦争の話をしよう―世界の「対立」を仕切る』(朝日出版社)『新国防論―9条もアメリカも日本を守れない』(毎日新聞出版)


■命をかけるとはどういうことか


伊勢ア:伊藤さんの本に戻ると、タイトルが、『国のために死ねるか』ですよね。そこで聞きたいことがあるんです。まだ自分でも整理がついていないのですが、「命をかける」ということについてです。


たとえば、この本には、北朝鮮による拉致問題が出てきます。他国が自国民を勝手に攫って行って、それに対して何もできないことに対しては、僕もたいへん忸怩たる思いがある。小泉政権後、日本政府は本当に何もやっていませんからね。拉致被害者の家族はかなりご高齢になられていますが、その人たちが亡くなるのを待っているとしか思えない。同じ「日本人」として悔しい。その気持ちは絶対にある。


一方で、命をかけるというのは、別の言葉で言うと、リスクを負う覚悟ですね。そういった意味では、僕らのようなPKO要員もリスクを承知でやっていますから、特殊部隊の皆さんには足元にも及びませんが、まあ、命をかけているのでしょう。この場合、リスクとは、自分の命もあるでしょうが、逆に人を殺すリスクも、です。


人間誰しもリスクは負いたくない。しかし、自分の中にある大義があって、それを達成したいと思う願望が、多少のリスクを負っても、と思う時がある。そういう時に、リスクをとる自分の背中を、国家のような他の主体が押してくれたら、うれしいですよね。PKOのような戦争処理の現場は、それが交錯する場所なんです。


たとえば、東チモールでは、別に僕は日本のためにやったわけではありません。それは、東チモール人のためとも言えなくもないけど、実際、僕、派遣が決まるまで、あの国には何の興味もありませんでした。ただ、自分が役に立ちそうだと思ったし、21世紀初独立国家というので世界も注目していたから、刺激もあった。こんな感じで、個人の大義を僕の中で作ってたんですね。


そこで、ニュージーランド兵が殺された。もし、それが自衛隊員だったらどうか。ニュージーランド兵の死より、自衛隊員の死のほうが、より頭にきたか。たぶん、そうはならなかったと思います。僕のその時の怒りは、国籍を超えていましたから。だから、僕個人の大義が生む怒りは、国を単位としていない。しかし、拉致問題では、「日本人」だから頭にくる。これをどう消化すればいいのか。僕にはまだ整理がついていないんです。愛国心がないと言われそうですが。



伊藤祐靖氏(プロフィールは下段)


伊藤:正直言って、始まってしまえば、そこは考えないと思います。行く前には考えるかもしれませんが、いったん行ってしまえば、自分が行動する意義についてはいちいち考えないと思います。作戦行動がはじまってしまえば、それより、作戦の目的「何をするための作戦」だったのか、というのには、何度も立ち返るとは思いますけどね。


伊勢ア:自衛隊ではまだいませんが、実際に犠牲になった日本人が結構いるんですね。警察官、外交官、民間ボランティアです。タジキスタンで犠牲になった秋野豊さんは、もともと僕と同じ研究者でした。それが、外務省に頼まれて、国連タジキスタン監視団の一員として現地に派遣され、犠牲になった。


日本の外務省は、民間人に頼んでこうした国連の危険な現場に行ってもらうことをよくするんです。外交官を国の命令で国連に行かせて犠牲にすると、国の責任が問われますよね。でも、民間人は個人意思で国連に応募するという形をとりますから、それが避けられる。


伊藤:アメリカのPMC(民間軍事会社)みたいなものですね。彼らが犠牲になっているうちは、アメリカ軍としては「戦死者ゼロ」ですから。(次ページへ)


伊藤祐靖(いとう すけやす)1964年東京都出身、茨城県育ち。日本体育大学から海上自衛隊へ。防衛大学校指導教官、「たちかぜ」砲術長を経て、「みょうこう」航海長在任中の1999年に能登半島沖不審船事件を体験。これをきっかけに自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊の「特別警備隊」の創設に関わる。42歳の時、2等海佐で退官。以後、ミンダナオ島に拠点を移し、日本を含む各国警察、軍隊に指導を行う。現在は日本の警備会社等のアドバイザーを務めるかたわら、私塾を開いて、現役自衛官らに自らの知識、技術、経験を伝えている。著書に『国のために死ねるか―自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』(文春新書)などがある。


伊勢ア:そうですね。僕ら、傭兵みたいなものですね(笑)。一方で、イラクで犠牲になった外交官の奥克彦さんがいます。生前、彼とは親しくしていました。僕が国連PKOにいたとき、彼は外務省の国連政策課長で、僕たちを国としてサポートするポジションにいましたから、帰国したらよく飲む仲でした。


彼は将来を約束されたキャリア外交官でしたが、飲むたびに、「伊勢アさんがうらやましい。僕も行きたい」と言っていました。そうこうしているうちに彼は駐英日本大使館勤務になり、たまたま僕がオックスフォード大学で講義があってイギリスに行ったときに再会したら、「これからイラクに行くんです。やっと現場に行けます」と目を輝かせていました。それが最後の会話でした。


彼には、もちろん、大義があったんだと思います。国連としての東チモールではなく日本政府代表としてのアフガンの時の僕と同じで、その大義の一部を占めていたのは「国益」でしょうね。それは一緒に犠牲になった井ノ上正盛さんもそうだと思います。


ところが、外務省は、日本のイラク政策の中で彼らをイラクに送ったのに、その死を美談≠ノするだけで、省内では誰も責任をとらなかった。だいたい、あんなところに軽防弾車で行かせたわけですよ。重防弾車がなかったのか。日本の外務省は装備の配備が遅くて、急遽必要なものがあっても、だいたい他の国よりも半年くらい遅れる。誰の命令で送られ、どういった危機管理をしたのか、まるで検証されていない。


伊藤:これで外務省には、職員を命令で送り出して死亡しても、誰も責任をとらなくていいという前例ができたわけですね。いかにもお役所がやりそうなことですが、これこそやってはいけないことですよね。


伊勢ア:奥さんが、「命をかける」といった形容詞を使ったとは思いませんが、彼にはリスクをとってもやろうとする大義があったのは間違いない。


結局、この問題では、国が、リスクを上回る大義を与えられるか、そして、そこで何が起こっても、国として全責任をとれるか、ということが重要だと思うのです。


伊藤:そこが問題ですね。でも、私からすると、国が何を考えているのか、よくわからないんです。国としての理念があって、その理念からするとどうしても許せない事態が起きているから、死ぬかもしれないけど行って来い、と言われたら、われわれは、「わかりました!」と行くんですよ。しかし、「しょうがないだろう」とか「政治の要請だから断れない」という感じなら、命令ごと断りますよ。


伊勢ア:自衛隊に関しては、憲法的にその存在が認められていないのに、どうやって大義を与えられるのか。そんなことは無理でしょう。


伊藤:誰が見てもおかしいですからね。この憲法をなくすか、自衛隊をなくすかしないと、おかしいでしょう。


【後編に続く】



これは愛国心か、それとも危険思想か――。自衛隊初の特殊部隊、海上自衛隊「特別警備隊」の創設者が語る、覚悟と生き様(amazonはこちらから




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記事 [政治・選挙・NHK210] 「小池劇場」はこれからが本番 新党結成も? 永田町で膨らむ警戒と期待 

ニュースを斬る

「小池劇場」はこれからが本番
新党結成も? 永田町で膨らむ警戒と期待

2016年8月2日(火)
安藤 毅
 東京都知事選は「組織対個人」を強調した元防衛相の小池百合子氏の圧勝に終わった。今後都議会とどう向き合うのか注目される。存在感を高めた小池氏の新党立ち上げ説も浮上しており、「小池劇場」はこれからが本番だ。

都知事選で当選を決め、支持者と喜びをわかち合う小池氏 (写真:アフロ)
 自民党が分裂し、野党4党が参院選に続き共闘する構図となった今回の都知事選。終わってみれば、自民党都連との対決色を鮮明にし、「組織対個人」の戦いを演出した小池百合子氏が無党派層などから幅広い支持を集め、元総務相の増田寛也氏、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏との三つ巴の対決を制した。

「劇場型」選挙を演出した小池氏

 「土俵の設定で間違ったうえ、テレビのワイドショーが取り上げやすいように対立構図を作る劇場型選挙をやられてしまった」。増田氏の敗北に自民幹部はこう嘆く。

 自民は今回の都知事選を巡って対応が後手に回った。「政治とカネ」の問題で辞職に追い込まれた舛添要一氏を支援した負い目から与野党相乗りも可能な「非政治家の実務家」を中心に候補者擁立を模索した。

 だが、与野党が全面対決した参院選と並行したことから作業は難航した。

 この間に、いち早く「崖から飛び降りる覚悟」を強調して出馬表明した小池氏を止められず、保守分裂選挙に追い込まれた。

 一方の野党側も混迷の末、告示2日前に公約を示さないまま出馬を表明した鳥越氏に民進党、共産党など4党が相乗りして支援することになった。

 自民、公明の与党側にしてみれば、「国や都議会との関係が良好で、とにかく4年間無事に務めあげてくれる実務家」を選択する選挙にするはずが、ガチンコの殴り合いの選挙戦を強いられる構図となったのが実情だ。

 こうなると、小池氏、鳥越氏に比べ増田氏の知名度不足は大きなマイナス材料だった。中盤から組織固めを進め、追い上げを図ったものの、基本的に「既成政治の継承」の印象が強い増田氏に対し、巨大組織に1人で切り込むという「変革」イメージをアピールした小池氏の戦術が功を奏し、ほかの候補を寄せ付けなかった。

 もくろみ通りの「先行逃げ切り」を果たした小池氏。「これまでにない都政、これまでに見たこともないような都政を進めていきたい」と意気込みを語るが、カギとなるのが都議会との関係だ。

 出馬表明以降、小池氏は自民都連や都議会自民の幹部を批判し続けてきた。「仮想敵」の扱いを受けた都連関係者の間では怨嗟の声が渦巻いている。

 都知事の権限が強いとはいえ、都議会で予算案や条例案を通すことができなければ、公約に掲げた「小池カラー」の政策は何も進まない恐れがあるのだ。

カギとなる都議会との関係

 こうした点を踏まえ、小池氏はさっそく「都民の利益のため一致点、接点を見いだすよう協力を求めたい」と述べ、都議会の自民、公明両党との連携を重視する姿勢を示した。増田氏に100万票以上の大差を付けての圧勝という「民意」が示され、自民都連内からも「小池氏との対決姿勢を続けるのは得策ではない」との声も上がっている。当面は双方が相手の出方をうかがう展開となりそうだ。

 国との関係の在り方も焦点となる。小池氏が公約に掲げた東京五輪・パラリンピック関係予算や運営の適正化を巡っては、政府や五輪組織委員会との折衝が欠かせない。

 とりわけ五輪経費の分担の見直しについて迅速な対応が求められているが、透明性確保を訴える小池氏と国などとの調整が円滑に進むのか不透明だ。

 五輪以外でも、子育て支援や介護、防災対策、インフラ整備など国と都との連携が不可欠な課題は多い。

 安倍晋三首相は2012年の自民党総裁選で小池氏が石破茂氏の支援に回ったことで、小池氏と距離を置いてきた。それでも今回の都知事選で、安倍首相は公の場で小池氏を批判せず、増田氏の応援演説も見送るなど小池氏に一定の配慮を見せた。

 安倍首相の側近は「双方が大人の対応をし、関係修復を図るはずだ」と指摘する。

 さらに、今回の「小池人気」の広がりを踏まえ、永田町や都政関係者の間では「小池劇場」の続編シナリオが語られ出している。来年夏の都議会選挙に向け小池氏が「新党」を立ち上げ、自らの政策に賛同する候補者を都議選に大量擁立するのではないか、との見立てだ。

 こうした説が早々とささやかれる背景にあるのが、小池氏の成功体験だ。小池氏は1992年に細川護煕元首相が立ち上げた日本新党から参院選に出馬し政界入りした。

 日本新党は小池氏を含め立ち上げ直後の参院選で4議席を獲得した後、翌1993年の都議選で20議席を獲得する躍進を果たし、その後の非自民連立政権誕生への起爆剤となった。

 「都議選の重要性を小池さんは十二分に分かっているはず。動かないはずがない」。自民関係者はこう漏らす。

新たな「第3極」に発展も

 減税日本代表の河村たかし名古屋市長が小池氏の応援演説をしたことも憶測を呼んでいる。河村氏はおおさか維新の会との連携強化を模索中。さらに政界関係者は、おおさか維新の松井一郎代表(大阪府知事)と小池氏が都議選を念頭に共闘を検討していると明かす。

 小池氏は新党の計画について「現時点ではない」と否定する。だが、安倍政権や自民都連の出方次第では都議選で自民都議に対する「刺客」候補をぶつける展開はありうる。

 小池氏を軸とする動きが勢いづけば、国政で新たな「第3極」の影響力が高まる可能性もある。

 こうした中、民進党は岡田克也代表が唐突に9月の代表選への不出馬を表明。代表選の候補者擁立を巡る動きが一気に加速した。

 次期衆院選をにらみ、代表選では岡田氏が主導した野党共闘路線の是非が最大のポイントになる。

 だが、鳥越氏の惨敗で民進内では現執行部への批判が噴出している。仮に野党共闘路線が選択されれば、これに否定的な保守系議員の反発が予想される。民進幹部の一人は「保守系議員が離脱し、小池新党や第3極への合流を模索する展開があり得る」と警戒する。

 今回の都知事選では、水面下で小池氏の支援に回った野党議員も少なくない。次期衆院選での生き残りに向け、既に小池新党への期待を口にする議員もいるほどだ。

 安倍晋三首相が7月30日におおさか維新の橋下徹前代表、松井氏と都内で会談したことも重要な意味を持つ。安倍首相は橋下氏らに憲法改正論議への協力を求めたが、おおさか維新と小池氏の接近も踏まえ、都政の今後の情勢についても話題になったという。

 既に小池氏の今後の動向や都政運営に対し、永田町では警戒と期待が大きく膨らんでいるのだ。

 東京五輪、待機児童や防災対策など山積する都政の課題は停滞を余儀なくされている。「しがらみのなさ」を訴え都民の支持を集めた小池氏が着実にこうした問題を前に進めていけるのか、それとも再び混迷が続くのか。

 そして、小池都政は国政の先行きにどんな影響を及ぼすのか。劇場の幕はまだ開いたばかりだ。


このコラムについて

ニュースを斬る
日々、生み出される膨大なニュース。その本質と意味するところは何か。そこから何を学び取るべきなのか――。本コラムでは、日経ビジネス編集部が選んだ注目のニュースを、その道のプロフェッショナルである執筆陣が独自の視点で鋭く解説。ニュースの裏側に潜む意外な事実、一歩踏み込んだ読み筋を引き出します。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/080100403/
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小池百合子氏が都知事選でアッサリ大勝した理由(ダイヤモンド・オンライン)
小池百合子氏は与党支持者にとって地味な増田氏よりも「イメージしやすい」人物だった? Photo:Natsuki Sakai/AFLO


小池百合子氏が都知事選でアッサリ大勝した理由
http://diamond.jp/articles/-/97440
2016年8月2日 松井雅博 [政治ジャーナリスト] ダイヤモンド・オンライン


史上初の女性都知事が誕生した。無所属の小池百合子氏が、政党の支援を受ける増田寛也氏や鳥越俊太郎氏を大きく引き離して当選したのはなぜなのか。また、今回の選挙から見えてきた選挙制度に内在する課題、4年後の東京オリンピックに向けて都知事が取り組むべき課題とは何なのか。ポイントを整理してみた。(政治ジャーナリスト 松井雅博)


■史上初の女性都知事誕生!
 野党4党には手痛い敗北


 4年に1度の祭典、オリンピック・パラリンピックがリオデジャネイロで今週末にも開幕する。


 同じく、本来は4年に1度のイベントであるはずだが、なぜか頻繁に行われている東京都知事選挙の結果が出た。4年後のオリンピックの舞台となる東京都の新リーダーに小池氏が選ばれた。


 今回の東京都知事選挙は混戦だった。小池氏は誰よりも早く都知事候補に手を挙げたものの、自民党東京都連と衝突。自民党は増田氏を推薦し、自民党は分裂した。一方の野党4党は統一候補の擁立を合意。この時点で、野党候補が相当有利になると思われた。


 この野党有利の理由を説明するために、つい3週間前に行われた参院選の結果を見てみよう。


◆7月10日投開票 参議院議員選挙 東京選挙区における政党別比例得票数



 結果を見ていただければわかるように、東京都においては与党と野党4党への支持はほぼ拮抗している。したがって、自民党が分裂した時点で、野党統一候補は圧倒的に有利だったはずなのだ。


 その野党統一候補の座をめぐって、一時は蓮舫参議院議員の出馬も噂されたが、本人が明確に否定。元経産省官僚の古賀茂明氏の名も挙がったが、一転、ジャーナリストの鳥越氏に決まった。


 だが、選挙戦が始まってみれば、結果は3番手。野党4党にとっては手痛い敗北となった。


 無所属の小池氏が、政党から推薦される増田氏や鳥越氏を大きく引き離して当選できたのはなぜなのか。


 また、東京都のリーダーを選ぶはずの選挙に国政政党の党利党略が強く影響し、候補者も票を得るために原発や憲法といった本来都政と関係の無いことまで言及し始める中、有権者が認識すべき選挙制度に内在する問題点とは何なのか。


 そして、新都知事が取り組むべき課題とは何か。考察してみたい。


■小池氏が選ばれた理由
 地味な増田氏や高齢の鳥越氏より魅力的!?


 さて、先日の参院選の結果を踏まえて、今回の東京都知事選挙の結果を比較してみよう。


 当選 小池百合子 2,912,628票
 落選 増田寛也  1,793,453票
 落選 鳥越俊太郎 1,346,103票


 この3週間で東京都民の顔ぶれが大きく変わったわけでもなく、参院選と都知事選に行った人たちはほとんど同一人物と考えてよい。この数字からまず気づくのは、増田氏は与党を支持した人たちの半分程度しか票を集めることができていないということである。公明党・こころは比較的「熱心な支持者」が多いと思うから、やはり自民党支持層が綺麗に分裂していることが見てとれる。


 自民党を支持している人達が重視するのは、やはり「実行力」であろうと思う。批判ばかりや不安を煽るだけでは問題解決にはならない。リーダーはビジョンを示せとよく言われる。正直、候補者をやってみるとわかるが、これが結構難しい。何を言っても美辞麗句になってしまうし、具体的な数字の列挙や実現可能性の検討は特に新人候補には不可能に近い。


 ところが、今の東京都には幸運にも4年後のオリンピック・パラリンピックがあるために、ビジョンを具体的に描きやすい。そう考えれば「初の女性都知事」という属性は極めて魅力的だし、カイロ大学卒という「グローバル感」も世界にメッセージを発信するのにぴったりである。つまり、掲げる政策など正直どうでもよく、属性だけで比較すると地味な増田氏より小池氏の方が与党支持者にとって「イメージしやすい」人物だったということだろう。


 また、一方で、鳥越氏は野党4党を支持した人たちの半分程度の票しか得ることができていない。野党を支持する人たちの思いのベースには「現状に対する不満」がある。だが、76歳という「後期高齢者」の鳥越氏に現状を改革してくれる頼りがいを見出すことができなかったのだろう。また、選挙期間中、週刊誌が鳥越氏の女性問題を暴露したが、正直、こんなスキャンダルなど関係なく、鳥越氏の演説を聞く限り、「改革力」はちょっと期待できなかったのではないか。


 どちらかと言えば、自民党からの不信任案提出を見越した対抗手段として、都議会の解散をぶち上げた小池氏の方がよほど「改革派」として期待が持てた。特に大阪で橋下徹氏が大きな支持を受けたのと同じ構図を演出し、既存の議員を「悪玉」に見立て、改革勢力としての姿勢を強く打ち出した手法が、おおさか維新の会支持者をも引き付けたのだと思う。


 それにしても、東京都民が期待した「実行力」や「改革力」とは、いったいどの分野に期待されるべきなのだろうか。


■東京都は「都会」のみではない
 「泡沫候補」でも大差のない政策内容


 東京都は「首都」と持ち上げられて、「都会」の選挙区のイメージが強いが、東村山市や青梅市、三宅島などの離島も東京都であり、その範囲は実に広い。しかも、都心部には23の特別区が設置されており、大きな権限が委ねられている。皆、東京都知事には注目しても、区政レベルになると途端に関心が低くなってしまう。


 例えば、筆者は千代田区に住んでいるが、恥ずかしながら、千代田区長が誰だか興味がない。というのも、生活圏が千代田区だけで閉じているわけではないからだ。筆者が働いていたマッキンゼー社は港区にあったし、週末も千代田区ではほとんど過ごさない。筆者にとって「ただ寝るだけの場所」が千代田区である。


 このように、議会制度や行政区がそもそも生活感とズレている。だから、個々の政策というより「仕組みそのもの」を変えたいというのが本音であるし、それこそが政治の役割ではないか。日本においては、そもそも「政治」が機能しないような仕組みになっている。


 実際、言っている政策の内容は、ほとんどの候補者間で大差ない。正直、主要3候補の政策を並べて読んでも、よほど詳細に読み込まない限り、何が違うのか、よくわからない。


 いわゆる「泡沫候補」でも言っている内容はさほど変ではない。例えば、4番手で17万9631票で落選した上杉隆氏の選挙公報には「待機児童ゼロ」が掲げられているが、これは小池氏も掲げているし、別に反対する候補者も見当たらない。すなわち、論点になってない。


 だからこそ、有権者は候補者を属性や政党で選ばざるを得ないのであり、これは選挙制度に内在した問題と言える。政治の世界では「知名度が高いから有利」という「知名度神話」が信じ込まれているが、毎回のように選挙に出馬しているマック赤坂氏だって絶大なる知名度を誇っている。知名度が大切というよりはブランドや学歴に基づく「信頼度」の方が重視される傾向があり、その原因は政策論争にならないところにある。


 では、小池新都知事が実施すべき「東京大改革」とはどういったものであるべきなのか。


■4年後のオリンピックに向けて
 東京都民が意識すべきこと


 3つ挙げたい。


 第1に取り組むべきは、「政治とカネ」の問題だ。そもそも東京都知事が続けて任期の半分も務めることなく辞職しているのは、政治とカネの問題に起因している。東京はお金持ちだからこそ、カネの問題に緩くなりがちだと思う。筆者は元々政治に関心を持った原点は、学生時代に東京都政にインターンシップで関わった経験からだが、都議会議員の中には東京都民を代表する方々とは思えない「昭和の香りがする方々」が多いという印象を受けた。これも有権者があまり関心を持たないことが一因だろう。


 情報公開は一つの解決法だが、公開すればいいというものではない。たとえば、おおさか維新の会の国会議員は毎月受け取る100万円もの文書通信費の使い道を公開している。だが、おおさか維新の会のウェブサイトで実際に見てみると、ほとんどを自分の後援会や政党支部の口座に「寄附」という形で移動させたことを記載しただけという例も少なくない。有権者は別にそんなものを公開してほしいわけではない。舛添元都知事の事件にも同じことが言えるが、公開は目的ではなく手段である。本当にお金が必要なのかどうかを明示し、必要ないなら減らしてほしいわけだ。もっと小手先だけの「透明化」ではなく、本質的な改革が求められている。


 第2に、保育や医療、東京への人口集中といった生活の問題。高齢社会が進展する中、メディアに煽られたり、勝手な願望や「べき論」で他人事の議論をしていても意味がないし、税金をバラ撒けば解決するものでもない。結婚や子育て、働き方やキャリア構築、介護や健康・医療をめぐる機微な問題について、我々はあらゆる思い込みをはねのけ、価値観の転換を迫られている。そして、東京都知事はまさにその価値観の転換を人々に求めるべき立場だと筆者は思う。


 第3に、なにより4年後のオリンピックを滞りなく開催できるようにせねばならない。予算の使い道をしっかりと見直すとともに、必要なインフラ投資は大胆に実施することで経済成長・雇用確保につなげ、世界に誇るべき「稼げる国際都市」として生まれ変わらせなければならない。


 初の女性リーダーの下、今度こそ東京都知事選挙が「4年に1回」であることを祈っている。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 鳥越俊太郎さんの敗戦の弁、「初めての選挙戦だったので、正直なところ、ホッとしています」がなぜ、許されないのか
鳥越俊太郎さんの敗戦の弁、「初めての選挙戦だったので、正直なところ、ホッとしています」がなぜ、許されないのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5628bb4fe6276e252af9379bfc3391af
2016年08月02日 のんきに介護


サイト「情報速報ドットコム」に


敗戦の弁に立った


鳥越氏が


タイトルのように発言したことにつき、


――やっぱり、鳥越さんは人として最低ですね。あれだけ多くの人が応援してくれたのに、選挙が終わった直後に「負けてホッとした」って・・・(汗)。


これだけは上に立つ人間として言ってはいけないセリフで、私は心底呆れました。宇都宮健児氏には鳥越陣営からかなりの誹謗中傷があったことが明らかになっていますし、本当に野党共闘ではなく、自分の意見をゴリ押しした強権野党だったと思います。
このような鳥越氏の酷さを見ると、何だかんだで無難な結果でした——と、


コメントしてあった。


☆ 記事URL:http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12787.html

「負けてホッとした」


と発言が書き出されている。


下の動画(ビデオタイム、21:00〜)で確認できるから


是非、見ていただけたら思う。


【都知事選開票日】鳥越俊太郎氏 選挙事務所の様子


鳥越氏は、


「生まれて初めての選挙戦だったので、正直なところ、ちょっとホッとしているところではありますが…」


と挨拶している。


「負けてホッとした」とは言ってない。


なぜ、こんな嘘までついて、


池に落ちた犬を叩こうとするのか。


これだったら、


舛添氏を血祭に上げることが


自己目的化した


マスコミとどこがどう違わないではないか。


同サイトに


批判のコメントが多く寄せられていた。


コメント欄の一番上にに気になるコメントがあったので、


紹介する。


いわく、耄碌じじいだな。小池や増田の方が遥かにマシ云々。


やっぱり、


宇都宮氏の支持者って、


鳥越氏と較べるなら、断然、小池氏の方が良いと


考えていたということか。


これは、


かなりショッキングな情報だ。


宇都宮候補の支持者って


良心的な左翼に見えていたのだが、


事実は、


違うってことだろうな。


漠然と、


千葉麗さんの


「パヨク(劣化左翼)」


という言い回し、


実は、とても的を射たものだったりして…


と思う気持ち、


一段と強くなった。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK210] ≪自民党の数合わせの代表≫上西小百合議員「三原議員が勉強してる?本気ですか?あの人馬鹿ですよ」
【自民党の数合わせの代表】上西小百合議員「三原議員が勉強してる?本気ですか?あの人馬鹿ですよ」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/20003
2016/08/01 健康になるためのブログ








以下ネットの反応。
















【ネトウヨ?】山本太郎議員の一人牛歩に対しての自民三原じゅんこ参議院議員のツイートが酷いと話題に。


三原氏は他にも、ヒゲの佐藤議員のパンチを見て「隊長、強い」とツイートするなど、本物のバカです。上西議員とどちらがバカかはよくわかりませんが(上西氏の情報を追っていないため)、三原氏がバカなのは間違いありません。


関連記事
橋下維新は戦々恐々 “暴走”上西議員が暴露するカネと醜聞(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/538.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 6月度のABC部数、「読売1000万部」の時代は過去に、前年同月比で朝日が−26万部、読売が−13万部(MEDIA K)
6月度のABC部数、「読売1000万部」の時代は過去に、前年同月比で朝日が−26万部、読売が−13万部
http://www.kokusyo.jp/oshigami/10143/
2016年08月02日 「押し紙」の実態 MEDIA KOKUSYO


18 Mar 2013


2016年6月度の新聞のABC部数が明らかになった。それによると中央紙(朝、読、毎、産、日)はいずれも、前年同月よりも部数を減らしている。

朝日が−26万部、読売が−13万部、毎日が−19万部、産経が−4万部、日経が−1万部となっている。

新聞部数の低落傾向には依然として歯止めがかかっていない。

6月度のABC部数は次の通りである。

朝日:6,505,026(−285,927)
読売:8,982,568(−125,510)
毎日:3,058,129(−191,799)
産経:1,565,858(−38,257)
日経:2,728,912(−10,115)

■2016年6月度のABC部数(全日刊紙)

◇ABC部数は「押し紙」を含む

ちなみに実際に配達されている新聞部数(実配部数)とABC部数との間には乖離がある。ABC部数に「押し紙」が含まれているからだ。

「押し紙」とは、広義には新聞社が新聞販売店に対して供給する過剰な新聞部数を意味する。残紙ともいう。たとえば2000部しか配達していない販売店に対して3000部を搬入すれば、差異の1000部が「押し紙」である。この1000部に対しても、新聞社は卸代金を徴収する。普通の新聞とまったく同じ扱いにしているのだ。

かりにジャーナリストが「押し紙」問題で新聞社を追及しても、新聞社は自分たちは一度も「押し紙」をしたことはないと真面目な顔で反論してくる。

しかし、「押し紙」隠しの実態は、2002年に提起された真村訴訟の中で完全に暴露された。しかも、それが裁判で認定された。

■真村裁判福岡高裁判決の全文

【冒頭の画像】「押し紙」の回収場面。広告のスポンサーに対する背信行為である。


関連記事
真村訴訟で生まれた恐怖の判例 取材に応じる人がいなくなる可能性も 
http://www.kokusyo.jp/saiban-yomiuri/3086/


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 作家 島田雅彦氏「サヨクにもポピュリズムの旗手が必要」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
     


作家 島田雅彦氏「サヨクにもポピュリズムの旗手が必要」 注目の人 直撃インタビュー
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186611
2016年8月1日 日刊ゲンダイ



島田雅彦氏は83年に作家デビュー(C)日刊ゲンダイ


「日本は現在、歴史上最悪の政権が居座っている」と断じる。安保法制や憲法をめぐる国家の暴走。30年以上前の学生時代に「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビューした作家は、デモの復活や路上で声を上げる市民の姿に、「いまこそサヨクの価値を見直すときがきた」と言った。だが、参院選で野党共闘は勝てなかった。ますます暴政を振るう安倍政権に、サヨクはどう対峙していったらいいのだろうか。

――参院選で野党が勝てなかった要因はどこにあると思いますか。

「改憲か護憲か」という対立が無化され、有権者も自民党の争点隠しにまんまとはまり、「自民党でいいや」と諦めてしまった。もちろん、改憲と護憲の対立はありますが、具体的な改憲案が議論されることはないまま、自民党は思考停止し、有権者もそれに従ってしまった。神武天皇実在論を唱えるヤンキーをトップ当選させてしまう事態に神奈川県民として、民度の低さを恥じています。

――「改憲」というテーマが曖昧だから、問題意識として有権者に浸透せず、それがテーマになり得なかったと?

 そうです。「自民党の改憲案に反対」という立場はよくわかりますが、よりリベラルな改憲というのもあり得る。一方で、憲法9条に関しては、改憲に対する抵抗感が少ない人の中でも、9条自体を変えることへの抵抗はものすごく強い。だから改憲派も決して「9条を変える」とは言わない。変える気満々ですが、言えば不利になるということがわかっているから隠すのです。

――改憲と護憲で分けること自体がナンセンスだということですね。

 9条を変えることは難しいので、改憲派は憲法を停止させる権利、つまり「緊急事態」を宣言しやすくすると思います。99条の憲法順守義務(「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」)に手を付ければ、憲法を停止できます。そうすれば、9条に手を付ける必要もない。

――その意味では、政府が憲法を停止させることまで視野に入れているという危機感を、野党は有権者に伝えることができませんでした。

 民進党は本来ならば、政権に対する徹底した批判スタンスを強めるべきだったと思います。政権側がよく代案を出せと言いますが、簡単なことで、政権と正反対のことを代案にすればいい。ところが、(前身の)民主党がもともと自民党の保守のお株を奪うところから出発しているので、正反対のスタンスに及び腰になった面は否めません。結果的に、共産党と手を組まないということで援護射撃した形になってしまいました。

■「サヨクは大同団結が苦手」

――「サヨクは内部分裂しやすい」と、ご著書でもお書きになっていました。やはり権力がない中での野党共闘は、セクト主義になる運命なのでしょうか?

 もともとサヨク、リベラルは、意見の多様性を非常に重視するので、活発に議論します。だから大同団結は苦手。やはり、選挙には不利に働きますよね。

――多数を得る選挙ではなかなか勝てない理由がそこにある。

 本来、民主主義は多数決の論理ではないんです。最終的な結論を出す時のやむを得ない最終手段であって、民主主義の本義は議論をすることです。そこでは少数意見も尊重し、議論を重ねていくことで、必ずしも多数ではない意見が説得力を持った場合に逆転もし得る。ところが民主主義を多数決だと取り違えている連中が権力の座に居座ると、「問答無用」になってしまう。今の自民党に己がポリシーを持つ、少数意見を口にする議員がいますか? 党議拘束をかけられたイエスマンだけです。

――それを今の政権はことさら逆手に取っています。

 ウヨクには意見がないが、サヨクより権力欲があるので、常に強いものになびく。長いものに巻かれる。リーダーシップのある人を担ぎ上げて、できるだけ異論を差し挟まずに同調する。これがウヨクの特徴です。論争をすればウヨクの方が負けるに決まっています。それがわかっているから、議論せず、数の論理だけで進んでいこうとするのでしょう。

――その結果が、いまの安倍政権のような独裁であり、ポピュリズムですね。しかもこの政権は国民の衆愚性を煽る。リベラルアーツを否定して、教育現場から教養も剥奪しようとしています。

 教育現場はかなり混乱しています。18歳から選挙権が適用され、高校で主権者教育が行われることになりました。しかし、教育委員会などはそもそも高校生について、同調性、協調性を高めることを絶対使命のように指導してきたので、現場の教師に求められることに矛盾が生じているのです。高校を出たての子たちは同調性、あるいは学校の規則の順守を最優先に鍛えられてしまっているので、いざ選挙権をもらったからといって、いきなり自由な政治活動や言論活動にデビューというわけにはいかない。私が教えている法政大学の同僚が、先の参院選での投票先について学生に無記名のアンケートをとってみたんですね。結果はがっかり。大人たちの支持率とほぼ同じで、55〜56%が改憲政党に投票していました。



路上デモは復活したが…(C)日刊ゲンダイ


「民進党・山尾志桜里さんはマドンナになりうる」

――野党は戦い方を変えなきゃいけませんね。まだ復活の余地はあるのでしょうか?

 やっぱり旗印というか、旗手が必要です。現状、ポピュリストってウヨクじゃないですか。安倍首相も橋下前大阪市長もそうです。ウヨクポピュリズムに対抗するためには、サヨクポピュリズム、リベラルポピュリズムが必要なんですよ。過去、社会党が大ブレークした時にはマドンナ旋風があって、土井たか子党首の個人的な人気に支えられていました。そういう人材が出てくれば、ずいぶん潮目が変わるんじゃないか。私は個人的には、山尾志桜里さん(民進党政調会長)はマドンナになりうると思います。それから、サヨクの祈り、愚痴、あるいは正義を唯一国会の場で代弁してくれるのが山本太郎さん(生活の党共同代表)だと思っています。

――ウヨクポピュリズムに対してサヨクはよほどの自覚が必要ですね。

 イタリアも同じような問題を抱え続けてきて、ベルルスコーニというウヨクポピュリストが政権に返り咲くのを阻止するために、共産党(の後継政党)を中心に野党が共闘した。左派には大学の先生が多い。政治でも経済でも、普段は大学で教えているインテリが、非常に理性的に政治を進めています。

――安保法制に反対したり、都知事選への出馬を検討した石田純一さんが干されてしまうのがいまの芸能界です。ハリウッドのように、もっと芸能人や作家も声を上げるべきだと思うのですが。

 いまの政権が許し難いのは、自民党とは関係ない企業や組織にまで人事的な脅しをかけてきていることです。露骨にサヨクの顔を見せてしまうと、学生なら就職に不利かなと思ってしまう。会社員なら出世に響くんじゃないかと考える。自由業の人も同じで、広告代理店から締め付けられるんじゃないかという不安を抱えていると思いますよ。

■「戦前回帰を唱えること自体が集団ヒステリー」

――極右ポピュリズムの台頭は世界的な傾向です。その背景に資本主義のパイの限界があるとすると、人間としての豊かさの価値観を考え直す必要があると思いますか。

 経済でも安全保障でも対米従属しか選択肢がない中で、戦前回帰を唱えること自体が集団ヒステリーなんです。しかし、日本会議のように国家神道の復活を唱えても、外交や経済、安全保障には何の役にも立たない。ただ、傷ついた自我を仲間内で癒やし合う効果しかない。ところで、今後、AI(人工知能)がさまざまな業種に進出してきたら、労働や経営の合理化が図られることになります。その時、人間はものすごく暇になる。その時間をどう過ごすか。人間らしく生きていくために、農業などの第1次産業へUターンするというライフスタイルはひとつの選択肢だと思います。機械任せで退化した能力のリハビリという意味もある。それから人は疎外感を抱くと、政治参加するか、宗教に走るんです。いまデモに参加している人たちを見ると、意識の高い主婦や年配の方も多い。その一方で、日本会議のような宗教に救いを求める人も増えるでしょう。

――また、AIに仕事を奪われ、生活が苦しくなる人もいるわけですよね。

 ネガティブに考えれば、そうです。貧困に陥った人が「みんな滅びてしまえ」とやけっぱちになれば、そこから戦争待望論が広がる恐れがある。戦争は緊急事態ですから、基本的人権や国民の自由と権利の制限につながります。政府が国民をタダ働きさせたり、貯蓄を巻き上げたりする事態になってからでは、権力の暴走は止められない。そもそも、戦前回帰を志向する面々は自分たちが永遠に権力の座にとどまれるとでも思っているのでしょうか? 彼らだって国民のひとりであり、権利と自由を奪われる側の人間であると考えたことがないのだとしたら、愚か過ぎますね。(聞き手=本紙・小塚かおる)

▽しまだ・まさひこ 1961年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒。83年大学在学中に書いた「優しいサヨクのための嬉遊曲」が芥川賞候補となり、作家デビュー。84年「夢遊王国のための音楽」で野間文芸新人賞。92年「彼岸先生」で泉鏡花文学賞。2006年「退廃姉妹」で伊藤整文学賞。08年「カオスの娘」で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。10年下半期から芥川賞選考委員を務める。現在、法政大学国際文化学部教授。




































http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/545.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 政界地獄耳 民進のずれた感覚痛々しい(日刊スポーツ)
政界地獄耳 民進のずれた感覚痛々しい
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1688124.html
2016年8月2日9時33分 日刊スポーツ


 ★都知事選挙の余波は続く。自民党は内紛といっても、結局党籍を持つ小池百合子が当選しているので、勝てば官軍。一部都連の幹部の辞表を取りまとめれば決着する。つまり責任の所在が明確。少なくとも官邸と新知事はうまくやれるということで決着するだろう。新都連会長は党総裁特別補佐・下村博文が座り、官邸とのパイプをつなぎ、現都連会長・石原伸晃は辞任。総裁選挙への芽もつぶれる。首相・安倍晋三にとっては一石二鳥の結果ともいえる。どんなに小池を批判しても、今、あの選挙をやりきる人材が自民党にいるだろうか。来年は都議会議員選挙。自民党都議たちがどんな立ち居振る舞いをするかも有権者は見どころだ。

 ★それより痛手が大きく、今後の路線に大きく響きかねないのが鳥越俊太郎を担いだ野党4党の行方だ。仕切り切れず、候補者決定までのドタバタを演じたのは民進党。最後は密室で鳥越擁立を決めるが、その張本人の同党代表・岡田克也は終盤で次期代表選不出馬を表明、大いに士気を下げた。参院の結果を足し算すれば勝てた選挙だが、候補者選びの失敗と取り巻く陣営のずれた感覚が痛々しい。加えて戦術と争点を参院選挙の延長とした思考回路も都民の反発を買っただろう。争点とポイントを把握できなかった野党4党の責任は重い。

 ★これにより各党の路線対立が激化。民進党は代表選挙への影響大で、それによって共産党との協調路線が不透明になる。共産党も引きずられるような鳥越擁立に党内議論もプロセスもなく、出馬を決めていた宇都宮健児擁立調整では不作為と言われてもしょうがないほど、野党共闘の流れを重視し優先した。両党は党内立て直しにしばらく時間が必要となるだろう。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 築地移転先の新市場は法律上の「汚染区域」――豊洲問題は都知事選の争点だ(新知事が取り組めば解散は必至!?)
一度都議会で決定すみのはずの、市場移転。たとえ土壌汚染で有害物質が出るのであっても、議会は決定を覆そうとはしないだろう。もし新知事が真剣に取り組むなら、初め大声で言った「議会解散」も実行せねばならなくなる。
 一度権力を得た知事は、その地位を賭ける気があるのだろうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
週刊金曜日編集部2016年07月29日 12:17

築地移転先の新市場は法律上の「汚染区域」――豊洲問題は都知事選の争点だ
http://blogos.com/article/185237/
豊洲移転反対デモに参加する水谷和子さん。2015年9月、東京都内。(撮影/永尾俊彦)
*写真略  

「どうして都は333カ所の未調査箇所を報告しないんですか!」

6月28日、東京都庁で開かれた豊洲新市場の「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」の閉会を座長が告げた直後、傍聴席に座っていた一級建築士の水谷和子さんが叫んだ。

水谷さんは、東京ガスの工場があったことからベンゼンで環境基準の4万3000倍などの土壌汚染が発覚した豊洲の汚染対策の問題点を都に開示させた資料をもとに追及している。土壌汚染対策法(土対法)施行規則は、地下水を通しにくい粘土層の上端(帯水層の底面)にベンゼンなどの有害物質が溜まりやすいことからその土壌の採取と測定を義務付けている。

だが、水谷さんが開示させた資料から、都は約300カ所もの区画で土壌採取をしていないことが明らかになった。

しかし、この日の協議会ではモニタリングの結果が全地点で環境基準を下回ったと報告され、学識経験者や市場関係者らの委員から「地下水管理システムはほぼ完壁」「都はもっと安全宣言をPRすべき」などの評価が相次いだ。

結局、水谷さんの叫びは無視された。都は、11月7日に豊洲新市場を開場するが、豊洲地区は現在土対法の「汚染区域」に指定されており、その上に市場を開くことになる。この問題は都知事選の重要争点だが、「再検討」を表明したのは鳥越俊太郎候補だけだ。

【土壌汚染対策費858億】

都(市場)は豊洲の土壌汚染調査を2008〜9年に行なった。だが、2010年に改正土対法が施行、帯水層底面の調査が義務付けられた。だから、都は帯水層底面の調査を追加調査する必要が生じたが、一部しかやっていなかった。ただ、土対法施行規則では、改正前に行なわれた調査が、「試料採取等と同等程度」と認められるときは「試料採取等の結果とみなす」とされている。その判断は都の場合は、環境局が行なう。

都(市場)は、土対法に従い、国が指定する「指定調査機関」の応用地質鰍ノ、改正前に行なわれた都の調査を調べて「土壌汚染状況調査報告書」を作成させ、これに基づいて都(市場)は土対法で定められた汚染区域の指定を都知事(環境局)に申請し、区域指定された400カ所について都(市場)は土壌汚染対策工事を実施する中で帯水層底面の汚染の確認と除去をし、2014年に完了した。

この一連の流れを審査した都の環境局が問題なしとしたことから都(市場)は「安全だ」と言う。

しかし、都(市場)は応用地質に業務を委託した2010年12月の仕様書で、ボーリング調査と汚染土壌の掘削除去を400カ所に限定して発注していた。それで、水谷さんは「これは裏を返せば都(市場)が残り約300カ所は帯水層底面の調査をしなくていいと示唆したも同然です」と主張する。

これに対し、都(市場)の担当者は、「それはまったく違います。約400カ所は(2011年11月に)区域指定された後に汚染土壌を掘削除去する区画で、約300カ所は区域指定前に都の環境局が調査不要とした区画です」と反論した。その理由を環境局は、「帯水層底面の調査と『同等程度』と判断しました」と説明した。

だが水谷さんは「環境省に確認したら、帯水層底面の調査をせず、その上で調査が止まっている場合『同等とみなす』ことはできないと即答しました。違法な状況調査の依頼者も審査者も同じ都知事。依頼者が指示すればなんでもやりますでは、指定調査機関制度と土対法は終わりです」と批判した。アンパイアがプレーヤーなのだ。

都は、なぜ300カ所もの帯水層底面調査をしなかったのか。

東京中央市場労働組合の中澤誠書記長は、「調査する区画が増えれば土壌汚染対策費がかさむので減らしたんだろう」と推測する。

土壌汚染対策費は586億円の予定だったのが現在858億円、総事業費は4316億円だったが、現在5884億円に膨張している。

(永尾俊彦・ルポライター、7月22日号)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
・関連:
■≪速報≫小池百合子候補、都知事選で当選したら都議会を解散へ!自民・東京都連を猛批判!小池氏「都連の改革が必要ではないか」
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/900.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 7 月 06 日 18:05:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

■発言コロリ 小池百合子氏「築地移転立ち止まる
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 都知事選・小池百合子にまさかの展開-“再選挙”の可能性が浮上!また50億円の税金がかかる!?(地デジコントロール次第?)
野党候補への14年前の女性スキャンダルという地デジ等大マスゴミ操作としか思えぬ、気味の悪い選挙戦で勝利した「女性知事」。「グリーンでクリーン」イメージの陰で、政治資金の不透明さを示す報道は地デジに取り上げられないものの、「本人説明」不十分に残された。
 地デジを支配する党の手加減次第によっては、また表出する可能性がある。
----------------------------------(ここから)
【都知事選・小池百合子にまさかの展開】“再選挙”の可能性が浮上! また50億円の税金がかかる!?
2016.08.01
http://tocana.jp/2016/08/post_10506_entry.html

小池百合子公式HPより*画像略

 東京都知事選を圧勝した小池百合子を待ち受ける、地獄のような展開が一部で囁かれている。

 31日に投開票された都知事選は、当初の予想通り小池の勝利で幕を閉じた。鳥越俊太郎が最大のライバルとみられたものの、出馬決定からまもなく女性スキャンダルや立ち振る舞いが問題視され、蓋を開けてみれば三番手に降格。増田寛也の追い上げも空しく、先週頭には小池の圧勝がみえていたといわれている。

 しかしここへきて、“本当の都知事選はこれからだ”という声が聞こえてきた。いったいどういうことなのだろうか?

「小池は自分の秘書がつくった“ペーパーカンパニー”に多額の政治資金を支払い、不正な選挙資金を捻出していた裏金疑惑が囁かれていたが、それ以上の疑惑がこれから出てくる可能性があるといわれている。それが、小池が購入した自宅の“登記記録”だ。登記には、さまざまな個人情報が明記されているが、これまで“手続き中”だったがゆえに閲覧できなかった。しかしそれが近日中に閲覧可能になり、そこに政治家生命を危ぶむほどの重大な事実が隠されている可能性があると囁かれている。すでに複数の政治家や週刊誌がこのネタを狙っていることから、不正な政治資金の流用や、暴力団などいかがわしい団体からの献金対策として自宅が購入された可能性を疑う声もある」(大手週刊誌記者)

●再び裏金疑惑が浮上した場合、小池氏はどうなるのか?

「自民党がその自宅登記に隠された秘密を使って小池をコントロールするのか、それともクビにするのかはわからない。ただ、もしもクビにする場合は、年内に都知事を辞職させ、再び都知事選が行われる可能性もあるとみられています。いずれにせよ、バレたら辞任しなければならなくなるほどの大ネタの可能性がある」(大手新聞社デスク)

 小池氏が辞任した場合、再び選挙で50億円近い巨額の税金がかかってしまうが……。

「そこが問題です。ゆえに考えられるシナリオとしては、2012年と同様に衆議院選挙と都知事選を同日に行う可能性ですね。衆議院の任期満了日は2018年12月13日ですが、アベノミクスの失敗が浮き彫りになっている今、その時まで支持率がもつかどうかは怪しい。イギリスのEU脱退も、今後ますます経済に打撃を与えていくはずですからね。ゆえに自民党としては、勢力が衰えないうちにどこかで解散総選挙を行い、4年後の東京オリンピックを与党として迎えたいと画策しているはずです。そんな中、小池はかなり目障りな存在でもある。オリンピックのドン森喜朗とは犬猿の仲で、都議会のドン内田茂とも不仲。自民党が東京オリンピックを見据えた“同時選挙”を目論む可能性はあると思いますよ」(政府情報筋)

 自宅登記から判明するという重大な内容が果たしていつ、どこで、どのように切り札として利用されるのかはわからない。弱みを握られているという小池氏の今後の立ち振る舞いに注目だ。

-----------------------------------(ここまで)

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 今や最大の野党となった小池百合子  天木直人
職員から贈られた花束を手に、東京都庁に入る小池百合子氏=2日午前9時32分、東京都新宿区、遠藤啓生撮影 :朝日新聞


今や最大の野党となった小池百合子
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/08/02/post-5064/
2Aug2016 天木直人のブログ


 東京都知事選の小池百合子圧勝から一夜があけ、その衝撃の大きさをメディアが見事に教えてくれている。

 テレビも新聞もこの話題で持ち切りだ。

 そして、小池報道はこれからもますますヒートアップするだろう。

 なぜか。

 それは東京都知事選を境にして、もはや安倍政権の最大の野党は小池百合子になったからだ。

 野党共闘がどんなに負け惜しみを言い張っても、今度の敗北は致命的だ。

 民進党は分裂する。

 分裂しないまま続けば民主党はさらに低迷する。

 もはや民進党は野党第一党の役割を果たせない。

 その一方で共産党の未来もない。

 共闘の相手がいなくなるのに、まだ野党共闘の成果をことさらに強調し、これからも野党共闘を続けると叫び続けている。

 自らの首を絞めているようなものだ。

 共産党は元に戻ればばいいのだ。

 それが健全野党としての唯一の生き残りだ。

 戻れないなら自滅するしかない。

 これを要するに、日本の政治から野党がなくなるという事だ。

 しかし、政治に野党がなくなることはない。

 暴政に反抗する国民の声がある限り、その受け皿が必要だからだ。

 いま小池百合子はまさにそれになろうとしている。

 はたして小池百合子にそれができるのか。

 既存の野党は小池叩きに必死だ。

 彼女の過去の言動を引き合いに出して、やれ核武装論者だ、日本会議メンバーだ、やれ政治資金スキャンダルだ、と騒ぐ。

 しかし、小池百合子は、今度の都知事選で崖から飛び降りた。

 その時点でもはや過去の小池百合子ではなくなった。

 そして、今度の都知事選で勝ち、都民の一票のありがたさを身に染みて感じた。

 彼女が繰り返して言っているように、もはや小池百合子は都民を裏切ることは出来ない。

 それでは、都民は彼女に何を期待したか。

 それはズバリ、安倍首相の間違った政策にストップをかけてくれということだ。

 野党共闘には、もはやそれが期待できないから、代りにそれをやってくれということだ。

 小池百合子はいまや最大の野党になった。

 私がそう決めつける理由がここにある。

 そして、その成否を握るカギは憲法9条にある。

 安倍政権の数ある暴政の中で、最悪なものは憲法9条の否定である。

 なにしろ右翼でありながら、天皇陛下の護憲のお気持ちを踏みにじっているからだ。

 小池百合子はここに気づかなければいけない。

 過去と決別し、天皇陛下の大御心に寄り添って憲法9条を大切にするのだ。

 そんな小池百合子を安倍自民党は潰すことは出来ない。

 そんな小池百合子を野党が批判することは出来ない。

 小池百合子は変わるのだ。

 変わらなければいけない。

 あの小泉純一郎でさえも、たとえ原発政策の過去の間違いを認めて詫びたのだ。

 変われないはずがない。

 読者の中に小池百合子支持者がいたら、私の子の助言を一刻も早く伝えるべきだ。

 安倍政権と野党の双方に潰される前に伝えるべきである(了)


            ◇

自民、小池百合子氏の除名見送りへ 都知事選「圧勝」で世論の反発警戒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000079-san-pol
産経新聞 8月2日(火)7時55分配信

 自民党幹部は1日、東京都知事選で党推薦の増田寛也氏を100万票以上の大差で破った小池百合子氏について、除名など厳しい処分は見送る考えを示した。今後の国と都の関係への影響や世論の反発を警戒したとみられる。

 党都連は知事選で、非推薦候補を応援した議員らに除名を含めた処分で臨むと文書で通達。都連会長の石原伸晃経済再生担当相も「小池氏は自民党の人間ではない」と批判していた。

 ただ、圧勝した小池氏との敵対は「得策ではない」(党幹部)との声が強まっている。安倍晋三首相は1日の党役員会で「自民党にとって残念な結果になった」とした上で、「4年後の東京五輪・パラリンピック成功のため、今回示された民意をかみしめながら都民と力を合わせて取り組んでいきたい」と述べ、小池氏との連携を示唆した。

 ただ、都連内には、党の手続きを踏まずに出馬し、分裂選挙を招いた小池氏への不満が残る。下村博文都連会長代行は1日のテレビ朝日番組で「(出馬が)反党行為だったのは事実だ」と述べた。

 一方、石原氏らの責任論もくすぶっており、菅原一秀衆院議員(東京9区)はブログに「都連の執行部は辞任すべき」とした。


            ◇

小池氏、都庁に初登庁 「291万人の思いを実行」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000044-asahi-pol
朝日新聞デジタル 8月2日(火)11時56分配信

 東京都知事選で初当選した小池百合子氏(64)が2日午前、初登庁し、戦後9代目で女性として初めての都知事に就任した。都政改革を訴えて291万票を集めた小池氏は、「都民一人一人の思いをしっかりと受け止めて頑張りたい」と決意を語った。

 午前9時半、都庁正面玄関。東京消防庁の音楽隊の演奏のなか、白のパンツスーツ姿で帽子を手にした小池氏が車から降り立った。約千人の職員らに囲まれ、選挙戦のイメージカラーの緑色を基調にデザインされた花束を受け取ると笑みを浮かべた。

 当選証書を受け取った後、7階の知事執務室へ。革張りの大きな黒いイスに腰掛けると、「感無量です」と満面の笑み。報道陣から知事就任の思いを改めて問われ、「291万人の思いを、これからこの場で一つ一つ実行していく責任を感じている」。

 都議会各会派に就任のあいさつ回りもした。議長室では、川井重勇議長(自民)に自ら右手を差し出し、握手を求めた。川井議長は一瞬ちゅうちょして握り返し、「知事と議会は両輪ですから」と述べた。

 選挙戦で「敵」と見立てた都議会自民党の役員室には、高木啓幹事長の姿はなく、高橋信博総務会長ら都議2人のみでの対応となった。都議は終始、硬い表情。高橋総務会長が小池氏に「幹事長と政調会長は所用でいない」と伝え、短いあいさつの言葉だけを交わし、30秒ほどで終わった。

 待機児童対策や介護問題、首都直下地震の対応、東京五輪・パラリンピックの費用負担――。都政の課題は山積みで、いずれも知事としての手腕が問われる。ある都幹部は「政治とカネの問題で2代続けて短命政権だった。『三度目の正直』で、できる限り協力したい」。別の都幹部は「多くの支持を集めた分、公約を果たすかどうか都民は厳しく監視するだろう。自民とどう渡り合うのか、本当に改革できるのか。いきなり厳しい状況に立たされていると思う」と話した。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 朝日新聞の慰安婦報道訴訟、東京地裁が原告の請求棄却(選挙に隠してこっそり??)
鳴り物入りで始めた所謂「捏造報道」により「国民の名誉」が云々との巨大訴訟。無理筋な争点に、地裁は常識的な判決を下したが。
 地デジ等大マスゴミは「都知事選」をめぐる捏造気味な「スキャンダル」に、このニュースは隠されていたようだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)

朝日新聞の慰安婦報道訴訟、東京地裁が原告の請求棄却
2016/7/29 15:27 印刷

http://www.j-cast.com/2016/07/29273907.html

朝日新聞社の従軍慰安婦報道が日本国民の名誉を傷つけたとして、渡部昇一上智大名誉教授ら約2万5000人を原告として同社に1人1万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求めた訴訟で、東京地裁(脇博人裁判長)は2016年7月28日、原告の請求を棄却する判決を言い渡した。

原告側は、朝日新聞が1982〜94年に掲載した計13本の記事について「日本国民の国際的評価を著しく低下させ、国民的人格権や名誉権が傷つけられた」と訴えていた。判決では。報道の対象は当時の旧日本軍や日本政府だったとし、「原告ら個人の名誉が傷つけられたとは言えない」と請求を棄却した。

朝日新聞社広報部は「主張が全面的に認められたと受け止めている」とのコメントを発表した。原告は控訴する方針という。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)
・関連:
■「吉田証言」誤報で朝日新聞に訴訟ショック 提訴続々、原告2万人超えと異例の規模に(J-CASTニュース)
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/263.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 19 日 19:30:05: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 着々進む安倍政権のテレビ支配。11位から72位へ、さらにもっと下へ(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/16a008bfde1c0dd4d8c513edb918d3a8
2016-08-02 10:01:20

 安倍政権下で、テレビの政治番組はどんどん下へ落ち込んでいます。というよりむしろ、安倍政権の政治方針を取り上げる方向へ誘導しています。

 朝日新聞が本日8月2日の紙面で、「安倍政権とテレビの下請け関係」(2面)を特集しました。その構造の中心人物の一人が、「日経ベンチャー」誌の編集局長を経て独立した小口日出彦氏(54)で、テレビを中心とするまとめを小口氏が自民党の情報分析会議で提出し、広報戦略を練り上げられるそうです。

 これは自民党が下野した時から続いているシステムです。最近でも参院選で「党本部から何度か助言を求められた」といい、その中で、「相手のダメな点を徹底的に追及するのが最も効果的だ」としています。

 10年からは、テレビばかりでなく、ネット情報の分析にも力を入れており、下々のネット情報は筒抜けです。

 特に、安倍首相が情報環境を機にしており、たとえば14年の11月18日には、アベノミクスの街の声について、「意図的に編集している」と批判、その2日後には自民党が「番組の公平、中立、公正の確保」を求める文書をテレビ局当てに出しました。

 日本の報道界はますます政権寄りになり、政権批判以外はまもなく出せなくなりそうです。高市早苗・総務省は、「政権批判に関わるなら、『停波』をありうる」と言っています。

 日本の報道の自由度は2010年の11位から、2016年度は72位まで下がりました。テレビ局側は、それぞれの社長を中心とする経営陣、あるいは編集局長らが手をたずさえ、政権と真剣にぶつかる姿を見たいものです。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小池百合子都知事の一年後 投票有権者はアッ!と驚くことに(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/dbe136647eb11fc37f24b4ac5f5bd216
2016年08月02日

 一昨日の東京都知事選の結果に驚いた。あまりの鳥越惨敗に、出すべき言葉が生まれてこない。ようやく、一日間を置いて“あ〜、う〜”と故大平正芳氏くらいには、話せるようになった(笑)。小池百合子が優勢だったのは間違いがないが、ケタ違いの強さを見せつけられて終わった。投票率が、60%近く伸びたことにも驚いたが、主たる候補三つ巴の中で、291万票は見事である。敵ながら、お見事と、先ずは祝福申し上げておく。

 筆者は、小池百合子を、自民党の誰か、或いは勢力の「傀儡」と見ていた。今までの、小池の政治選択を見ていた人間としては、素直に、小池の「対自民党」と云う看板に“眉唾”をつけていた。つまり、2012年末、野田の“近いうち解散”で、自民党が圧勝し、党員人気の石破ではなく、議員の力学で、安倍晋三が総裁、内閣総理大臣になってからと云うもの、小池は、安倍内閣に選ばれることもなく、党内でも“自由民主党広報本部長”と云うスパイ大作戦の元締めのような役職以外、何に就いているのか判らないくらい、影が薄かった。

 つまり、安倍の国家主義から距離を置いているために、冷や飯を喰わされているイメージがあったのも、小池には幸運だった。しかし、本質的に右翼思想を堅持していたわけで、安倍や石破と変わらない軍国主義的であることは明々白々だった。第一次安倍政権においては、防衛大臣に就任しているので、同じ穴のムジナなのだ。しかし、防衛大臣時代に、当時の守屋事務次官の更迭を画策し、安倍晋三らと揉める騒ぎを起こしている。ただ、その後、守屋事務次官の汚職問題が立件されるに至って、小池の女の勘が当たったと、奇妙な評価を受けていた。それ以来、安倍の小池を見る眼が変り、シカトされていたのが現状だった。ウッカリすると、次期衆議院選で党公認が危うくなっている噂まで流れていた。

 小池百合子自身が、実は追い込まれていた事実がある。世界を泳ぐ、鉄火場女だったのだが、年齢的なハンデも年々増すばかりで、永田町論理の中で女性議員として、丁々発止と躍動する場が訪れそうもないと、見切りをつけた面がある。丁度そこに、前舛添都知事の醜聞は、見る間に火だるまとなり、天から、瓢箪の駒のような大チャンスが訪れたと言えるのだろう。総務次官を辞めたばかりの桜井俊を擁立しようと運動する、官邸や自民都連の動きから、桜井俊以上の候補者が出てこないと読んだ小池百合子は、後出しジャンケン候補が勝つと云う不文律にカウンターを打つ勢いで、真っ先に手を挙げた。永田町、自民都連、マスメデァの言説に挑戦する形を作った点は、女任侠道さながらだ。今、ヤフーGYAOで『シリーズ・極道の妻たち』が放映されているが、まさにグッドタイミングだと言える。ヤフーが連動していたかどうかは不明だが。

 結局、自民都連が中心になり自民党が推薦を出した増田寛也候補は、自民党守旧派の候補と云うイメージから一歩も抜け出せなかった。筆者が応援していた鳥越氏は、年齢的と云うよりも、ジャーナリストとしてはずば抜けている存在だが、大衆にアピールする、都政を語れなかった。何故かわからないが、国政レベルの話に終始した。そして、致命的だと思ったのは、演説にまったく向かない声質だったことだ。あれでは、大衆と云うか、愚衆を動かすことは出来ない。誠実を売るよりも、付和雷同的フレーズを連呼した方がマシだったろう。まあ、あとの祭りだが。

 それにしても、大阪府民を愚民だと言っていたが、どうも東京都民も愚民であったようだ。鳥越候補50票を固めた積りだったが、実際の投票では、半数が小池に流れたフシがある(笑)。今回は浮動票が動いたわけだが、その多くが守旧派の増田でもなく、野党連合の鳥越でもなく、小池に流れた。しかし、1年後、小池百合子と安倍官邸が関係を密にしているという驚きの状況を目撃するかもしれない。安倍とは永田町論理で距離を置くことになっている。しかし、日本会議系国会議員としては、ほぼ同じ立場だ。憲法改正においても、大阪維新の会とタッグを組める色彩だ。

 しかし、小池は「パラシュートなしの立候補」「退路は断った」「クリーン」「イジメに会う女」と云うイメージを作り上げ、日本会議的色彩を完璧に排除していた。浮動票の殆どが、そのような小池百合子のイメージに同調したと云うことだが、民主主義と云うもの、本当に難しいものだと痛感した。政治理念は、最近は殆ど通用しない。永田町力学も、安倍一強が過ぎて、政局化することが難しい。都知事選が「空中戦」であることを痛感する知事選だった。しかし、一年後には、森喜郎が追い出され、安倍官邸と蜜月を結ぶのか。或いは、2018年末の総裁選までに、石破抬頭があるのか。小池は安部派から石破派と流動的に自民党内で動いていたわけだから、1年、2年後、守旧派の権化になっているかもしれない。まさに、民主選挙は愚民選挙同様だと云うことだろう。やはり、民主主義は、21世紀向きではなさそうだ(笑)。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 日本会議支部が小池百合子に「在特会・桜井誠の副知事抜擢」を要請!?「パーフェクトヒューマンは反日ソング」発言も(リテラ)
                 日本会議公式ウェブサイトより


日本会議支部が小池百合子に「在特会・桜井誠の副知事抜擢」を要請!?「パーフェクトヒューマンは反日ソング」発言も
http://lite-ra.com/2016/08/post-2465.html
2016.08.02. 日本会議支部が在特会・桜井を大応援 リテラ


 日本最大の右派団体「日本会議」がメディアでブームだ。傘下の議連に安倍首相をはじめ、多くの政治家が所属している日本会議は、全国で組織的な署名活動を展開するなど、安倍政権による改憲の大きな推進力となっている。実際にその規模とネットワークは強力で、現在、約3万8千人の会員を有し、全国都道府県に220以上の本部と支部を設置している。

 そんななか、ある日本会議の支部のブログが、ヘイトスピーチと一体化しているということをご存知だろうか。

〈まさに今、
 東京の危機です!
 東京五輪の危機です!
 日本の危機です!
 ここ一番、神風よ吹け!
 小ブログでは、桜井誠氏を応援しています。〉

 これは、つい数日前(後述する)まで「日本会議千葉八千代支部のページ」を名乗っていたブログからの引用である。いうまでもなく、桜井誠氏というのは都知事選に立候補していたヘイト市民団体・在特会(在日特権を許さない市民の会)の元会長。在特会といえば在日コリアンのジェノサイドを扇動する極右団体だが、なんとこの日本会議の支部を称するブログは、その桜井氏をこれでもかと応援していたのだ。

 実際に、「【緊急拡散】さあ、桜井誠の出番だ!」と題した7月11日付の投稿では、桜井氏に選挙戦術まで指南。〈あくまでソフト路線を貫き、ハード路線はネット上のサポーターに任せること!〉〈桜井氏の著作「大嫌韓日記」をネットで一斉に購入して、知名度アップに貢献すること!〉などと書く。さらに、7月15日の投稿では、桜井氏に寄付までしたと明言している。

〈さて、昨日都知事選が告示され、池袋で第一声をあげる桜井誠氏の勇姿をネットで拝見しました。
 同日、小生も「大嫌韓日記」をアマゾンで購入するとともに、わずかですが桜井氏の資金管理団体に寄付をさせていただきました。
 自分に出来ることは、確実に実行していくだけです。〉

 しかし、現実に桜井氏が当選する可能性は0ということもあり、〈本当は、桜井誠氏に当選していただきたいのは山々ですが、背に腹は変えられ〉ないので、“戦略的に”小池百合子氏支持に切り替えたという。それでも小池百合子氏に対して〈あなたが都知事になったら、猪瀬直樹氏、櫻井よし子氏、桜井誠氏を副知事に迎えてはいかがでしょうか!?〉などと提案する諦めの悪さ。相当な桜井誠シンパの差別主義者だということがよく分かる。

 繰り返すが、このブログは「日本会議千葉八千代支部のページ」だ。最初の投稿にも、〈本日から、日本会議千葉八千代支部の公式HPを公開させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。日本会議千葉八千代支部では、現在会員を募集しております〉(15年7月5日付)と記されているし、他にも日本会議のフロント団体である「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の改憲署名の告知などを盛んに行なっている。実際、日本会議の公式ホームページを見てみると、たしかに千葉県に八千代支部は存在していた。

 ようするに、安倍政権を支える日本会議の支部の責任者に、人種差別に明け暮れて日本の世界的評判を貶めるネット右翼が就いているということらしい。

 だが、驚くのはヘイトだけではない。本サイトが注目したのは、この「日本会議千葉八千代支部のページ」が繰り広げる主張のトンデモぶり。かなりヤバイ“電波”を発信しまくっているのだ。

 たとえば今年3月11日の投稿では、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾、ダンサーらからなるユニットRADIO FISHの楽曲「PERFECT HUMAN」について、妄想全開で歌詞の解釈をしている。こんな感じだ。

〈結論から言いますと、「PERFECT HUMAN」は“敗戦国”であり“災害国”でもある我が国を揶揄(やゆ)する「反日ソング」ではないか、という疑いがどうしてもぬぐいきれないのです。〉
〈“彼”とは、マッカーサーその人を指すのではないかと考えます。〉
〈そして、彼にひざまずく敗者とは“日本”であり、“天皇陛下”を指しているとしたら、とんでもない差別です。〉
〈(引用者註:歌詞の一部を指して)この儀式的な言葉の裏には、“天皇陛下”を殺して、その血と魂をささげろと、扇動しているように聞こえます。〉
〈“nakata(ナカタ)”は、“チヨダ(=皇居のある場所)”の言い換えと考えることができます。〉
〈“大地”と“海”がパッカーンという表現は、“東日本大震災(3.11)”後の様子や、東京大空襲で焼け野原になった様子(3.10)を小馬鹿にした表現ではないかと考えます。〉
〈「キングなら歴史をくつがえす」として、“彼”(=マッカーサー)に日本を転覆させよとけしかけている。
 これは、まるで勝手に戦勝国だと主張した朝鮮人のマインドと同じです。〉(原文ママ)

 もういいだろう。ところどころマンガ『MMR マガジンミステリー調査班』(講談社)を彷彿とさせるものがあるが(愛読者の皆さんスンマセン!)、これはそういうレベルをはるかに超えた電波系だ。しかもその電波は結局、コリアンヘイトにいきついているのだから、かなり有害である。

 さらにブログを遡っていくと、5月7日付の投稿で、本サイトについての電波な「考察」までしてあった。曰く、リテラの記事のほとんどは〈AI(人工知能)が創作したものではないかと思うのです〉とのこと。

〈「リテラ」を運営するのは、株式会社サイゾー(CYZO Inc.)であることがわかっています。
 そして、株式会社サイゾーの代表は、揖斐憲氏、オーナーは苫米地英人(とまべちひでと)氏です。〉
〈サイゾーのオーナーである苫米地氏は、認知科学者として計算言語学、人工知能、離散数理科学、分析哲学、認知心理学、機能脳科学などを研究しています。
 彼ならば、専門分野であるAI(人口知能)を駆使し、それをビジネスに生かすことも可能だと思います。〉
〈つまり、AI(人口知能)を使って、次々と記事を創作させ、いつの間にか日本中が動揺させられるという事態がすでに起きていると考えられるのです。〉

 反論するのもバカバカしいが、とにもかくにも、もはやこの「日本会議千葉八千代支部のページ」の管理人は“妄想世界の住人”となってしまっているのは間違いない。いやはや、日々、ネトウヨの妄想に辟易としている本サイトではあるが、これほどのタマには久しぶりにお目にかかった次第である(正直、この“リテラAI説”は編集部で大ウケだった)。

 ちなみに先に少し触れたが、じつはこのブログ、去る7月30日の投稿で、〈「日本会議八千代支部のページ」としての役割は、ここでひとつの区切りをつけさせていただきたい〉として、ブログ名を変更している。

 実はここ最近、このブログがネットでちょっとした話題になっており、日本会議本部が表向き、その存在を隠そうとしたのかもしれない。しかし、8月2日現在でも、そのサブタイトルには〈旧日本会議千葉八千代支部のページです。「憲法改正」・「愛国教育」・「国体護持」・「日本第一」を軸に、様々な言論活動や情報発信を行うブログです〉とある。

 いずれにせよ、「安倍政権を支える巨大極右組織」とも「草の根保守の全国ネットワーク」「地道な保守運動」とも称される日本会議だが、その末端にはかなりヤバい電波なネトウヨが入り込んでいるということだろう。

 いっておくが、これは笑い話ですませられることではない。なぜなら、この国の政権の中枢にいる政治家たちの多くは、こんな連中からの支援を受け、こんな連中と一体化して改憲運動を展開しようとしているのだ。

 いや、この「日本会議千葉八千代支部のページ」が「愛国」の名のもとに展開するトンデモ発言を注意深く読むと、安倍首相をはじめとする自民党の極右政治家たちも根っこのところでは同じ匂いを漂わせていることがよくわかる。あらゆるものを反日に結びつける陰謀論に前時代的な差別主義……。

 そういう意味では、これら電波ネトウヨの姿はこの国を支配する政治の本質を表しているともいえるのだ。この現実をわたしたちはよくよく認識すべきだろう。

(宮島みつや)


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 藤岡信勝氏・池田信夫氏が「誤り」認め謝罪文 慰安婦訴訟の弁護士批判記事(捏造と言う方が自分は捏造!?)
 淫行云々という謂わば「捏造」と訴えられた報道で、地デジ大マスゴミが野党候補を攻撃していた頃。陰では「慰安婦捏造報道」と言われた報道を巡り、慰安婦補償運動側の個人への攻撃が「捏造」だった、と謝罪記事が、こっそり報じられていた。

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藤岡信勝氏・池田信夫氏が「誤り」認め謝罪文 慰安婦訴訟の弁護士批判記事
http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/26/fujioka-ikeda-apoligized_n_11208488.html

The Huffington Post | 執筆者: ハフポスト日本版編集部
投稿日: 2016年07月27日 11時53分 JST 更新: 2016年07月27日 11時53分 JST

元慰安婦らによる戦後補償の訴訟を多く手がけた高木健一弁護士を批判する記事を雑誌やブログに書いた藤岡信勝・拓殖大客員教授と、アゴラ研究所所長の池田信夫氏が、それぞれ記述の誤りを認めて高木氏にお詫びする謝罪文が載ることになった。高木氏が起こした名誉毀損訴訟2件が、相次いで和解したためだ。

7月26日発売の月刊誌「WiLL」9月号には以下の謝罪広告が載った。

「WiLL」2013年9月号に掲載した藤岡信勝「『従軍慰安婦』で日本の名誉を売った二人の弁護士」と題する記事において、高木健一弁護士がインドネシアを訪問し、地元紙に元慰安婦を募集する「広告」を出したと述べた記述は、誤りであることを認め、お詫び致します。
高木氏はサハリン残留韓国人の帰還問題や日本軍の慰安婦問題など戦後補償の裁判を多く手がけた弁護士。藤岡氏は、従来の歴史教科書が「自虐史観」の影響を受けていると批判して1997年に「新しい歴史教科書をつくる会」を発足させ、現在は副会長。「WiLL」は今年初めまで文藝春秋出身の花田紀凱氏が編集長を務め、保守系の論客が多く寄稿する言論誌だ。

13年9月号の記事で藤岡氏は、高木氏ら2人の弁護士を「慰安婦問題をでっち上げ、世界にその噓をばらまいて国際的な大問題に仕立て上げた」と批判。高木氏について「インドネシアを訪問し、地元紙に『補償のために日本からやってきた。元慰安婦は名乗り出て欲しい』という内容の広告を出した」と書いた。

高木氏は「記事で名誉を傷つけられた」などとして、藤岡氏と同誌発行元ワックを相手取り、慰謝料など1100万円の支払いと謝罪広告掲載を求めて13年12月に提訴。「1993年の日弁連によるインドネシア調査には参加しておらず、現地紙に広告を出したとの事実はない」と主張した。

東京地裁は2015年4月の判決で、高木氏がインドネシアを訪れ広告を出したとの記述について「真実との証明があったとはいえない」と認定する一方、「広告を掲載したかどうかは重要とはいえない」とも述べて、高木氏側の請求を棄却した。高木氏側は控訴。控訴審の東京高裁で今年6月20日、和解が成立した。被告側が「WiLL」誌上に謝罪広告を掲載し、原告側に解決金50万円を支払うとの内容だ。

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一方、池田氏のブログ「池田信夫blog」のトップページには、7月末までに以下の内容で謝罪文が載る予定だ。

2014年9月1日に当ブログに掲載した記事において「慰安婦を食い物にする高木健一弁護士」「ハイエナ弁護士」と記載したことは誤りでしたので、高木健一弁護士に多大なご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。
池田氏は元NHK職員の経済学者。主宰する言論サイト「アゴラ」や自身の「池田信夫blog」に時事問題に関するブログを掲載している。

高木氏は記事で名誉を傷つけられたとして2014年9月、池田氏を相手取り、慰謝料など330万円の支払いや謝罪文の掲載を求めて提訴。「戦後補償の訴訟では韓国人被害者から費用を一切受け取っていないのに『慰安婦を食い物にするハイエナ弁護士』とレッテルを貼られた」と主張した。

今年7月20日、東京地裁で和解が成立。被告側が問題とされたブログの記述を削除し、トップページに7月末から30日間、謝罪文を掲示。原告側に和解金30万円を支払うとの内容だ。

高木氏は「藤岡、池田両氏は事実と異なる記事を書き、元慰安婦を支援する運動をおとしめた。両者とも誤りを認めて謝罪広告や謝罪文を掲載し、解決金や和解金を支払うことになった。実質上の勝訴といえる和解だ」と話している。

(朝日新聞編集委員・北野隆一)

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http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 北原みのり「女王様に同情してる場合?」〈週刊朝日〉
             “ブラックな政治”を危惧する…(※イメージ)


北原みのり「女王様に同情してる場合?」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160729-00000100-sasahi-pol
週刊朝日 2016年8月5日号

 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。北原氏は、都知事選を制した小池百合子氏の政策から、都政に迫る“ブラックな政治”を危惧する。

*  *  *
 6年前、2010年の参議院選挙で、島尻安伊子さんは沖縄県民にハッキリと約束していた。普天間の県外移設と、地位協定の見直しに取り組みたい、と。日本の政治家の嘘には耐性がついてしまってはいるけれど、それでも、これほどの公約を全く守ろうとしないのは、単なる嘘つきという以上の「悪」を感じてしまう。結局、政治家として彼女がしたことは、辺野古基地を推し進め、基地に反対する県民のことを「責任のない市民運動だと思っている」と発言し、沖縄・北方担当相なのに「歯舞」を読めず……。

 今回の参議院選挙、多くのメディアは与党大勝とか書いているけれど、キッチリ島尻さんが落ちてくれたことは(しかも現職大臣、もう一人落ちてますものね!)、なかなかのもんじゃないのよ、と私はちょっとホッとしてる。

 むしろ、選挙の後、一般人として引き続き大臣やっちゃっている島尻さんの図太さが、じわじわと怖い今日この頃。これじゃ、選挙した意味、ないじゃん! しかも投票日の翌日に、米海兵隊のヘリパッドの建設のために、沖縄の東村高江地区で工事が再開されたという。本土からも機動隊が500人も派遣されて、抗議する市民を排除している。

 オスプレイが飛んでいるのを、東京に住む私は見たことがない。沖縄の友人に聞くと、オスプレイを下から見上げると、すごく大きくて、ふらふらと飛んでいて、不気味なのだと言っていた。そのオスプレイが、今、高江地区の上空には毎晩飛んでいる。騒音もひどく、夜の10時で最高99.3デシベルを観測したこともあった。100デシベルといえば、電車の通るガード下並みの騒音だ。つまりはオスプレイが飛んでいるときは、生活が中断させられる。人間だけじゃない。やんばるの豊かな自然も破壊されている。

 そういうことを、島尻さんは、どう考えているんだろう。この人のHPでは「台所から政治を変える!」と「女らしい」スローガンがあげられているけれど、やってるのは「永田町からの支配」。台所臭だして権力振るうって、ほんと悪い女だわ〜!

 東京にいて、東京の新聞読んでると、オスプレイが見えないどころじゃない。世界の中心が東京にあるような気分になりそう。沖縄が見えない。政治家に一番苦しめられている人の声が、聞こえてこない。

 で、都知事選だ。友人がタクシーに乗る度に「運転手さんは誰に入れる?」と聞くと、高い確率で小池百合子さんだという。自民党のオジサンに疎外されている感が、同情を誘っているらしい。

 小池さんの政策を読んだ。保育所は規制緩和する方向、そして都の土地を韓国人学校に貸すという、舛添さんの決定を無効にすることを公約にしていた。小池さんには島尻さんがアピールする台所臭はないけれど、女王様感漂う、狭量で冷たいブラックな政治になる予感ぷんぷんするよ。生活握られてるのは、こっち。同情してる場合じゃないと思う。











http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 刑事告訴という手段(落選はどうあれ民事訴訟で真相を!)
個人のプライバシーに触れて説明の困難な過去の男女関係について、「淫行だ」と事実や証言に基づかない題名で書きたてられたらいかに応じるべきか。朝令暮改が当たり前の弁護士が商売女に訴えられたならともかく、かつて傷つけた相手が、表に出たがらずにいたならなおさらだ。
 「刑事告訴」が最適だったかはともかく、この「捏造報道」については裁判過程で明らかにしてほしい。二度とこうしたマスゴミ利用が起きる事の無きように。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここから)

最所義一2016年07月28日 20:20
http://blogos.com/article/185119/
刑事告訴という手段

 鳥越氏が週刊文春に続いて、新潮社に対する刑事告訴を行っています。  この件については、様々な方がコメントされていますが、政治的信条とは離れて、この問題について考えてみたいと思います。

 前回のブログで、「憲法上、政治活動の自由、表現の自由は、民主制において非常に重要な権利として保障されています。」と説明させていただきました。

 また、なぜ、表現の自由が重要なのか、この点についても、ブログで書かせていただきました。

 その中でも記載しているとおり、「主権者である国民が主権者でありうる為にも、正当な批判を自由に行うことができる場は、守られなければな」らない、これが、最も重要なことだと考えています。

 当然、批判の中には、「正当」でない批判(内容が虚偽、単なる侮辱的表現)もあるでしょう。そして、これらの表現が許されないことは当然です。

 しかしながら、「許されない表現」か否かを、いかなる立場のものが判断すべきか、この問題については別途考える必要があります。

 時の為政者が判断し、「許されない表現」を行った者に対して、刑事上の手続を課す、このようなことがまかり通れば、為政者の政策の問題点を浮き彫りにすることはできません。

 また、実際にも、為政者が判断すべきだという人はいないでしょうし、ましてや、マスコミの方々が、そのような主張をすることなどはあり得ないでしょう。

 では、誰が判断すべきか、それは、政治的な影響を受けることがないよう制度的にも保障された裁判所が判断するのが、最も公平に資するはずです。

 もっとも、裁判所の判断は、厳格であるが故に、結論が出るまでには、相当の時間を要します。また、迅速な判断が可能な仮処分手続であったとしても、出版物が発行されるまでに判断が間に合わない可能性もあります。

 そのときに、どうするか。確かに、今回のように限られた選挙期間の中では、裁判上の手続をとることは現実的でないのかもしれません。

 しかし、だからといって、いきなり、刑事上の処罰を求める意思表示をすることが妥当でしょうか。

 捜査機関に判断を委ねるというのは、捜査機関を束ねる権力の側に判断を求めていることに他なりません。

 候補者は、今後、まさに「為政者」になろうとする者です。

 「為政者」になろうとする者が、時の「為政者」に対して、「許されない表現」かどうかの判断を求めようとしているのですから、それ自体、自己矛盾と言わざるをえません。

 「為政者」に対して判断を求めることを是とする候補者が、仮に「為政者」となった場合、「為政者」の判断として、「許されない表現」を行った者に対して、刑事上の手続を課す、そのような対応をするのではないかと思われてもやむをえないと思います。

 本来、選挙期間中は、お互いの意見を主張し合い、対立候補者の問題点を明らかにし、批判し、有権者に自らの意見を、そして、不当な批判がなされているのであれば、その事実についても、主張し、対立候補者を批判することが予定されています。

 そうであれば、今回のケースでは、出版された出版物の内容が、「虚偽であること」を、証拠ともに明らかにした上で、そのような「虚偽であること」を、漫然と出版する行為は、不当である、敢えて、裁判上の手続が間に合わないこの段階で出版することからしても、背後に様々な事情があるはずだということを、証拠を示して、徹底的に反論することが求められていたはずです。

 しかし、それを正面から問う事なく、「為政者」の判断を求めようとした、そのことは、公職の候補者の対応として、極めて疑問があると言わざるを得ません。

 私としては、刑事告訴をしただけで終わらせていただきたくはありません。

 選挙の結果がどうであれ、やはり、民事訴訟を提起していただきたい、その中で、裁判所の判断を求めていただきたい、そうでないと、真相は明らかにならないと思います。

 そして、仮に、虚偽であることが明らかとなった場合には、今回記事を掲載した、雑誌社を徹底的に糾弾していただきたい、仮に背後に様々な事情があるのであれば、その点も明らかにしていただきたい、その上で、次の選挙で「為政者」を権力の座から引きずり下ろしていただきたい、それが、「候補者」としての役割ではないでしょうか。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ここまで)


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK210] まもなく改憲案が表舞台に登場
まもなく改憲案が表舞台に登場
http://79516147.at.webry.info/201608/article_10.html
2016/08/02 半歩前へU


 戦史・現代紛争史研究家の山崎雅弘がつぶやいた。改憲案が表舞台に登場し、現代版の“戒厳令”と呼ばれている危険な「緊急事態条項」が世間に流布される、と警告した。

 「憲法改正(変更)という観点で都知事選の結果を見れば、自民党の改憲案に沿う改憲論者が都知事になり、日本会議の幹部は祝杯を上げているかもしれない。これで東京都と大阪府の両知事は自民党の改憲案に沿う改憲論者になったことになる。いずれ新都知事は“憲法改正は必要なんです”と発言するだろう」―と山崎。

 次いで、「近い将来、東京都知事と大阪府知事が連名で「予想される大地震などでの大都市圏の災害対応には、やはり緊急事態条項は不可欠です」等の共同声明を出せば、NHKなど大手メディアはこれを繰り返して報道し刷り込み効果を高め、憲法改正やむなし、という既成事実のムード作りが進められるかもしれない」と強い懸念を表明した。

 こうした流れを是とするか、非とするか、が問われたのが今度の都知事選だった。鳥越俊太郎はじめ護憲派は、改憲を阻止すべく立ち上がった。背後で足を引っ張り、小池百合子に“加勢”したのがあの、宇都宮健児と彼のサポーターたちだ。

 いつの時代も、こうした愚か者が国民を危険にさらしてきた。この道はいつか来た道・・・。歴史は繰り返されるのか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 早速。安倍氏と小池氏の協調模索。 東京都民は「小池氏の自民党にいじめられている。 「断固戦う」演出に惑わされ…
早速。安倍氏と小池氏の協調模索。
東京都民は「小池氏の自民党にいじめられている。
「断固戦う」演出に惑わされなかったら、小池氏に投票したか。
騙す小池+マスコミ、騙される都民ー(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sov7fl
2nd Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


1: まず、8月2日付朝日新聞の「小池氏処分様子見の記事から見てみたい。

・自民党は小池氏との関係修復に動く構えを見せ始めた。

・安倍氏は役員会議で「東京五輪成功のため、

今回示された民意をかみしめながら都民と力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。

細田幹事長代行は

「首相の発言は一緒に大事な都知事だから一緒に努力するという趣旨ではないか」と述べた。

2:安倍首相の意向は選挙期間中も明白であった。明示的な小池批判もほとんどしていないし、

自民党公認の増田氏の応援演説もほとんど行っていない。

3:そもそも小池氏と安倍氏は政治的に極めて近い位置にいる。

 国内的には日本会議等の右派に近いこと

日本会議国会議員懇談会

 ・特別顧問 安倍晋三 麻生太郎

・会長 平沼赳夫

・副会長石破茂、小池百合子 菅義偉 中谷元 古屋圭司 山崎正昭

対外的には米国の安全保障関係者と深いつながりがある。

したがって考えれば、安倍氏と小池氏の間に深いつながりがあると推定するのが自然だ。

4:この中で小池氏は都民の都政への不信を利用して、既存勢力と対決する姿勢を演出した。

小池氏は出馬正式表明の記者会見で、都民の信頼取り戻すと表明し、

都議会を冒頭解散する等の3つの公約を列挙した。

選挙が終わって、「都議会を冒頭解散する」点はどうなったであろうか。

当選が確実となった31日夜、

小池氏は「都民の方々から選ばれた都議会の方々とも、しっかりと都民のための政策の実現のために、

これからも連携をとらせていただきたい」(朝日新聞)と述べた。

自民党にいじめられている、これに断固戦う図式は茶番劇だった。

5:マスコミもまた小池氏は自民党と対決する図式を報道し続けた。

私のツイッターを引用する。

朝日報道醜すぎないか、私のツイッター、30日東京都知事選、小池氏終始自民党にいじめられる像演出。

最後まで29日朝日「都知事選後”ノーサイドない”高官、小池氏除名に言及」

仮に小池氏になって自民党野党続けますか。

即、利権で手を打つだろう。朝日”ノーサイドない” と信じて書いたか。騙されたる振りか。

後者でしょうね。

そして選挙後、1日朝日「政権与党は関係改善模索。官邸には小池氏との全面対決を避ける配慮。

安倍首相30日増田氏応援演説依頼に応ぜず。

首相は一度も小池氏の批判をしていない。このメッセージは十分伝わっているだろう」



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 初の女性知事でなく小池百合子は極右の扇動家
初の女性知事でなく小池百合子は極右の扇動家
http://79516147.at.webry.info/201608/article_12.html
2016/08/02  半歩前へU


 フェイスブックで神前格さんが「日本が日に日に“戦前回帰“していくようで、堪らない」と危機感を募らせ、次のような感想を述べた。

 極右団体「日本会議国会議員懇談会」の副会長・小池百合子氏が当選しました。

 この結果については、自公ファッショ政権の毒饅頭を喰らった腐った大手メディアの世論誘導に安易に乗った思考停止の都民が多数いたことや、

 野党側の足並みが揃わなかったこと(連合が自主投票を決め込んだこと、立候補を取り下げた宇都宮健児氏が、鳥越俊太郎氏のスキャンダルがあるので、応援演説はしないと表明したことなど)、

 鳥越氏の準備不足(バシッっと決める主張がなかったこと)とオーラ不足などが原因だったと思われます。

 私たちや私たちの子供や孫たちが毎日安心して楽しく暮らせる平和な社会を築くことは、私たち大人の責任です。

 国民ひとり一人が「I am not Abe !」の声を上げて、自公ファッショ政権を打倒せねばなりません。「戦争国家日本」に直結する「憲法改悪」を阻止しましょう。『ストップ・ザ・アベ!』『ストップ・ザ・極右!』です。

 神前格さんは「ここで、ギブアップしてはいけません」と言って、慶大教授の金子勝や神戸女学院大学名誉教授、内田樹らのコメントを紹介した。

■金子勝
@小池百合子氏に当確が出た。初の女性知事誕生でなく、極右で新自由主義者で扇動家の都知事誕生である。ひどく下劣な選挙だった。鳥越候補の10数年前の疑惑が週刊誌を通じて垂れ流されたが、内閣調査室が動いたという。

Aまるで発展途上国の開発独裁国家のメディアを見るようであった。小池氏の政治資金疑惑も一切報じられず。そして自民党都連との対立がワイドショーで流される。規制緩和で安全無視、不便な所にしかない空き家での保育はすぐに破綻するだろう。


           ◇

「社会秩序の混乱」というのがくせもの
http://79516147.at.webry.info/201608/article_11.html
2016/08/02 半歩前へU

■内田樹コメント
@ナチスの全権委任法は33年に制定された4年間の時限立法でした。ですから37年に失効するはずでした。でも、当然のように延長され続け、最終的に43年を最後に国会さえ召集されなくなりました。

 全権委任というのは、よほど厳密に有効期限と範囲を規定しなければ、必ずこの前例を繰り返します。

A自民党改憲草案には「要件」と言えるような規定はありません(総理が「等」に「認定」すれば済むのですから)。憲法停止状態が非常事態宣言時点での国会多数派の賛成さえあれば永遠に延長できるというのも法理的に異常です。

B「閣議にかけて」も総理独裁の制約にはなりません。ご存じのとおり、安倍内閣になってから閣議の平均時間は13分です。大臣と官房長官で20人。一人40秒しか発言していない勘定です。

 そもそも閣議で発言するためには事前に書面で発言内容を官邸に告知する義務があるんだそうです。

C「内乱等による社会秩序の混乱」というのがくせものです。自民党政治家はこれまでも国会外でのデモや街宣を「テロ」だという発言をしてきましたが、安倍首相はその発言を一度も否定したことがありません。

 デモや街宣を「内乱等」の「等」に認定するかどうかは総理大臣の一存で決まるのです。

D緊急事態とはどんな場合でしょう。「我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる」

E何度でも書いておきますけれど、緊急事態条項というのは「憲法を停止できる場合についての規定」のことです。総理大臣は「特に必要があると認めるとき」はいつでも好きなときに緊急事態を宣言して、憲法を停止することができます。「認める」だけで立憲政治が未来永劫に停止できるのです。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK210] うわぁ!一番防衛大臣に就けてはいけない者を就けた! 稲田朋美氏、防衛相に起用へ 小池氏に次ぐ2人目の女性 


稲田朋美氏、防衛相に起用へ 小池氏に次ぐ2人目の女性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000061-asahi-pol
朝日新聞デジタル 8月2日(火)13時41分配信



稲田朋美氏


 安倍晋三首相が3日に行う内閣改造をめぐり、稲田朋美・自民党政調会長の防衛相への起用が固まった。女性の防衛相は2007年の小池百合子氏(現東京都知事)に次いで2人目で、女性登用を重視する安倍政権の姿勢を打ち出す狙いがある。また、石原伸晃経済再生相の留任も固まった。

 稲田氏は衆院当選4回。安倍首相に近く、行革担当相や自民党政調会長などを務め、党内では財政規律派として知られる。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題などを担当する防衛相として、外交・安全保障政策についても経験を積ませる狙いだ。
























http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 安倍首相が分断工作か 石破氏固辞で進次郎氏“初入閣”検討(日刊ゲンダイ)
      


安倍首相が分断工作か 石破氏固辞で進次郎氏“初入閣”検討
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186907
2016年8月2日 日刊ゲンダイ


     
       石破・地方創生相(左)と小泉進次郎氏/(C)日刊ゲンダイ


 3日実施予定の内閣改造・自民党役員人事で、石破茂・地方創生相が閣外に出る意向を固めた。

 安倍首相は農相や防衛相など複数のポストを提示し、閣内残留を打診したが、石破氏は固辞。周囲には「自民党には多様な考え方があることを国民に分かってもらう必要がある」と語っているようで、今後は「ポスト安倍」を見据え、現政権との対立軸や自身の政権構想づくりに力を入れる考えだ。

 すでに麻生財務相と菅官房長官の留任が決定。岸田外相、塩崎厚労相、石井国交相、高市総務相、遠藤五輪相も続投するとみられる。石原伸晃経済再生相は、都知事選で自民推薦候補の惨敗を喫した責任を取って閣外に飛ばされるかと思いきや、ちゃっかり留任の方向だ。

 どっちらけ改造人事で唯一の話題は「プリンス」の処遇だ。石破氏の「残留固辞」で、党内きっての人気者、小泉進次郎・衆院議員のポストが改めて注目される。現在は党農林部会長を務める進次郎氏は石破氏を慕っており、閣外に出た石破氏と連携を図れば、安倍首相にとっては脅威だ。

 そこで進次郎氏を改造人事で閣内に取り込み、分断工作を検討しているとの見方も出ている。官邸筋の間では具体的なポストも取り沙汰されているが、はたして進次郎氏の決断は?


内閣改造めぐり 石破氏、閣内残留を固辞
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160802-00000005-nnn-pol
日本テレビ系(NNN) 8月2日(火)2時35分配信


 3日に行われる内閣改造をめぐり安倍首相が石破地方創生担当相に閣内残留を要請したものの、石破氏が固辞していたことが明らかになった。

 関係者によると安倍首相は1日夕方、農水相での入閣を打診したが石破氏はこれを固辞したという。石破氏は「ポスト安倍」を目指す立場から閣外に出て安倍政権と距離を置く姿勢を鮮明にする狙いがある。

 内閣改造をめぐっては、今後の経済対策を担当する石原経済再生担当相の留任が決まったほか、高市総務相と塩崎厚生労働相、石井国土交通相の留任も決まった。すでに固まっていた菅官房長官、麻生財務相、岸田外相と計7人の閣僚が留任。

 このほか、稲田政調会長を重要閣僚で処遇する予定で、松本政調会長代理の入閣も検討されている。

 一方、自民党の役員人事では、谷垣幹事長の後任に二階総務会長を充てることになった。二階氏はこれまで自民党の総裁任期の延長を主張するなど安倍首相支持を強く打ち出してきた。

 このほか、総務会長には細田幹事長代行、政調会長には茂木選対委員長の起用が内定した。













http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK210] ドンの過去、悪事がドンドン広まっている! 都議会のドン内田氏 落選しても自民党都連幹事長に居座った(週刊ポスト)
             東京都議会は来年7月に改選(東京都庁)




都議会のドン内田氏 落選しても自民党都連幹事長に居座った
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160802-00000015-pseven-soci
週刊ポスト2016年8月12日号

 東京都議会は2017年7月に改選を迎える。新知事にとって、次の都議選で「都議会のドン」と呼ばれる自民党東京都連幹事長の内田茂・東京都議(77)に “刺客候補”を送って勝利することが、都政のヘゲモニーを奪う最大のチャンスといえる。

 だが、この人物は転んでもただでは起きない。これまで落選中も都政をコントロールするという離れ業を演じてきたからだ。

 自民党は2009年7月の都議選で大敗して第一党の座を民主党に奪われ、ドンの内田氏も落選。1か月後の総選挙では181議席を失って政権から転落する。

 都連では生き残った国会議員から石原伸晃氏の都連会長引責辞任を求める声があがった。が、内田氏は伸晃氏を留任させたうえで、議席を失ったにもかかわらず自ら都連幹事長に留任したのだ。「議席を持たない幹事長」は前代未聞だった。

 政治家は「選挙に落ちればただの人」といわれるが、内田氏は落選中も都政への力を全く失わなかった。

 都議会の自民党控室に設けられた「顧問室」に陣取って従来通り、役人の人事から都政の重要事項まで指示を飛ばした。

 それだけではない。内田氏は、前回都議選で返り咲きのために無理を重ねた。選挙事務所を開くにあたって地元にビール券を配ったのだ。選挙区内の有権者への金券配布は公選法違反だ。

 警視庁は捜査に動き、本人を書類送検した。ところが、東京地検は最終的に「違法性が認められるが、金額が少ない」という理由で不起訴処分にしたのである。政治資金に詳しい岩井奉信・日本大学法学部教授がいかに異例な処分だったかを指摘する。

「自民党の小野寺五典・代議士は初当選時、選挙区内の有権者に線香セットを配布した事件で有罪(罰金40万円の略式命令)とされ、公民権を3年間停止されて議員辞職に追い込まれた。内田氏の場合、金券を配ったのだから小野寺氏より悪質性が高く、金額も線香セットより高い。それなのに起訴されなかったのは不公正ではないか」

 まさに、金券で有権者を買収してもお咎めなしという都政のドンに対する“不起訴特権”というべきか。

 だが、そのドンに新たな疑惑が浮上した。内田氏は落選中、地元・千代田区に本社を置く「東光電気工事」の監査役に就任し、現在も都議と兼職している。同社は五輪特需で業績を伸ばし、今年1月には東京都発注の2つの競技施設建設を大手ゼネコンと共同で受注した。

 しかし、地方自治法92条の2では、地方議員がその自治体の事業を請け負っている企業の役員を兼ねることを禁じており、違反すれば「その職を失う」(147条)と定めているのだ。

「兼職」にあたるかどうかは議会が判断するが、果たしてここでもアンタッチャブルさを発揮するのか。新都知事とドンの戦いのゴングは、不穏な音色で鳴り響いた。
































http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 速報!! 産経新聞が伝えた驚きの情報!!
速報!! 産経新聞が伝えた驚きの情報!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_15.html
2016/08/02 半歩前へU


 安倍晋三と安倍政府の信頼が厚い産経が内閣改造に伴う閣僚人事を流した。  

 安倍首相は3日に行う内閣改造で、自民党の稲田朋美政調会長(57)を防衛相に起用する方針を固めた。稲田氏は党内きっての保守系議員として安倍首相の信頼も厚い。

 これで安倍晋三は改憲へ向けての足場をさらに固めた。都知事選で自民党系が70%の得票を得たのが余程うれしかったのだろう。彼は益々、自信を深めている。

 産経によると、連続で2期6年までとなっている自民党総裁の任期を「3期9年」まで延長すべきだとの声が安倍首相(総裁)の周辺を中心に党内で浮上してきた、という。

 現行の党則や総裁公選規程に従うと安倍総裁の任期は再来年、つまり平成30年9月までとなっている。それを延長しようという考えだ。

 首相が招致に成功した2020(平成32)年東京五輪・パラリンピックを、安倍首相のままで迎えるべきだというのが理由だ。

 宇都宮健児たちは都知事選で、とんでもない判断をしてくれたものだ。一時の感情が大きな墓穴を掘ることになった。安倍晋三を自信づかせる選択をした。


           ◇

自民党幹事長、二階俊博総務会長が起用される訳とは 首相任期延期、改憲、安倍晋三首相との「戦略的互恵関係」
http://www.sankei.com/politics/news/160802/plt1608020007-n1.html
2016.8.2 01:35 産経新聞

 3日の内閣改造・自民党役員人事で、党幹事長に二階俊博総務会長(77)が起用される。決め手となったのは党重鎮としての高い調整力とともに、節目ごとに安倍晋三首相を支える姿勢を鮮明にする「戦略的互恵関係」。二階氏は選挙や国会対策にも通じたベテランだが、辣腕が逆に党内の混乱を引き起こすリスクも抱える。

 「二階氏とは戦略的互恵関係だ」。首相は決断の理由を周囲にこう漏らした。歴史認識問題などの懸案を抱えながらも日中関係の発展に向け首相が唱える「戦略的互恵関係」を、二階氏との関係になぞらえた。

 首相はこれまで、けがで入院中の谷垣禎一幹事長(71)の続投にこだわってきた。安心して党運営を任せられる存在だったからだ。一方の二階氏は憲法改正では慎重姿勢が目立ち、首相とは政治手法も異なる。

 「党三役としてことあるごとに(谷垣禎一)幹事長と相談してきたので、その延長線上に考えていきたい」。1日、官邸で首相と会談後、記者団にこう語った二階氏には首相の思惑を「先読み」する政治的な嗅覚にも定評がある。首相周辺も「打ち合わせてもいないのにピタリと合わせてくる」と舌を巻くほどだ。

 平成27年9月の党総裁選で、他派閥に先駆けて二階氏率いる二階派は首相の再選支持を表明し、無投票再選の流れをつくった。先の参院選後には30年9月に切れる首相の党総裁任期の延長も「検討に値する」といち早く容認。「一番やり」を務めることで政権内での存在感を高めてきた。

 秋の臨時国会では憲法改正の議論などが待ち受ける。10月には衆院補選もある。首相は憲法改正に慎重な公明党と太いパイプを持つ二階氏に政治手腕を発揮してもらい、政治課題を乗り切る考えだ。

 一方、二階氏は5年に自民党を離党し、新進党などで小沢一郎氏を支えた過去があるが、復党後は要職を歴任。首相との距離を縮めることで発言力を高め、二階派の勢力拡大につなげている。野中広務元幹事長の復党を主導し、無所属の長崎幸太郎衆院議員らの復党も求めてきた。党内からは早くも「二階氏に関係する人は全員復党だ。影響力は谷垣氏よりも大きい」(細田派幹部)との懸念も漏れる。これに対し、政権関係者は「首相が強い求心力を維持していれば、二階氏を御することはできる」と指摘する。


           ◇

稲田氏、防衛相起用=石原氏続投、世耕氏入閣―安倍首相、3日内閣改造
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000080-jij-pol
時事通信 8月2日(火)15時5分配信

 安倍晋三首相は3日、内閣改造・自民党役員人事を断行する。

 2日には新たに、自民党の稲田朋美政調会長(57)の防衛相起用と石原伸晃経済再生担当相(59)の続投、世耕弘成官房副長官(53)の初入閣が固まった。首相は政権の骨格は維持する考えで、残る閣僚ポストの調整を進めた。

 稲田氏の入閣は2度目。女性が防衛相に就くのは小池百合子東京都知事に次いで二人目で、女性の活躍をアピールする狙いがあるとみられる。

 世耕氏は、第1次安倍政権で首相補佐官を務めた首相側近の一人。第2次政権以降は官房副長官を務め、連続在職日数の最長記録を更新し続けている。

 内閣改造では、松本純政調会長代理(66)も初入閣。加藤勝信1億総活躍担当相(60)の留任や松野博一元文部科学副大臣(53)の初入閣が取り沙汰されている。

 麻生太郎副総理兼財務相(75)、菅義偉官房長官(67)のほか、高市早苗総務相(55)、岸田文雄外相(59)、塩崎恭久厚生労働相(65)、石井啓一国土交通相(58)はそれぞれ留任する。一方、石破茂地方創生担当相は閣外に去る。

 3日は、午前に二階俊博総務会長(77)の幹事長起用など、自民党役員人事を正式決定。午後に閣僚名簿を発表し、皇居での認証式を経て、第3次安倍再改造内閣を発足させる。 


http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 「私の件は決着した、心が折れそうになることが何度もあった」盗人猛々しい男の画像(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/08/post-366d.html
2016-08-02


なに?この晴れやかな顔は。満面の笑みを浮かべている。

心が折れそうにあることが何度もあったが、


信じ支えて戴いた皆さんのお蔭で乗り切ってくることができた

>甘利氏「私の件は決着した」 閣僚辞任後初めて国会登院
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160801-00000063-asahi-pol
           朝日新聞デジタル 8月1日(月)19時25分配信

>甘利明・前経済再生担当相(66)が1日、現金授受問題で閣
僚を辞任後に初めて国会に登院し、同日開かれた衆院本会議
に出席した。甘利氏は本会議後、「不起訴という判断をいただ
き、私の件はこれで決着した」と記者団に述べ、政治活動を本
格的に再開する意向を示した。

甘利本人の中では決着したかもしれないが、国民に対して説
明責任を果たすと言ったあの発言は何だったのか。

あれだけ動かぬ証拠があるのに、不起訴と判断を頂いたのも、
検察抱き込んだだけだろうに、よくもこんな図々しい発言ができ
るものだ。

国会開催中に突然、睡眠障害とやらにかかり国会に出てこな
くなったと思ったら、検察が不起訴、検察審査会は不起訴相当
の判断を下した途端、やたら元気になって国会に出て来た。

あの晴れやかな笑顔で、これで決着したと堂々と言う。

殆どの人が、睡眠障害を仮病だと思っているのに入院までし
て難を逃れる。

都合が悪くなると入院するのは政治家の常とう手段だが、こ
れ程あからさまな態度もすごすぎる。

事務所で金を受け取り、渡した相手もいて、録音テープという
うごかぬ証拠まであっても不起訴だと。

ドリルでPC壊して不起訴になった小渕優子を思い出す。

検察も、自民党議員には滅法甘くて、それが慣例化しているの
ではないか?

こんなことが常態化したら、それでなくても疑いの目で見られて
いる東京地検の信頼性をもっと失わせる。

そういえば、東京都知事選、
>国会議員や地方議員に対し、党が推薦していない 候補者を
応援した場合に除名などの処分を科すとする文書を配布した。

平沢勝栄は、今頃になって誰がその文書を出したか分からな
いとまで言い出した。

この文書で、小池百合子が悲劇のヒロインになり、政治情勢が
大幅に変わったというのに、この能天気さは恥ずかしすぎる。

天下の公党が、そんなにいい加減なことするわけもないのに。

小池百合子を追い落としたいのか、アシストしたいのかどっち
なんだ?

そして、小池百合子も若狭も除名処分にもならず、今では英雄
視されている。

自民党のご都合主義もあきれ果てるが、検察もマスゴミも、自
民党の顔色ばかり窺っている。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 東京都知事選 不正の検証(先住民族末裔の反乱)
東京都知事選 不正の検証
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/28163464.html
2016/8/1(月) 午後 10:59 先住民族末裔の反乱


東京都知事選の結果が昨日齎された。御存じの通り、小池の圧勝、増田は鳥越を上回り面目は保つ落ちとなった。まず結果から見てみよう。



小池は300万に迫る290万余票を、鳥越と増田の合計をこれを僅かに上回る300万余票で、増田がその6割、鳥越4割。偽ジャーナリストは18万、狂気の右翼は11万票。


 先日予想した内容と大きく異なる点は、次の2点であろう。


・投票率を参議院議員選挙並みの55%程度と予想したが、60%付近まで上昇

・右翼枠60万票は小池に振り分け


 形式的に自公分裂小池に300万票近い圧勝と増田の体裁を整えるために総得票数を増加させる理由があったと思われる。意外だったのは、上杉と桜井は安く見られたものだ。この程度の得票しか振り分けられず不正サイドに軽んじられているように思えるのだが(笑)。


 では今回選挙の投票を見てみよう。


 まず投票からみると、有権者、前回参議選、前回知事選と密接な関係を有し、ほぼ統計学的には同値といえよう。いつものことだが、投票率も全く異なる選挙において東京都民は区割りで全く同じ投票行動をとるといった極めて奇妙な現象である。



次に得票に関して、恒例の一次方程式のバイアスを削除すると、次のグラフのとおりである。



 総得票数の小池44.5%、鳥越20.6%、増田27.4%、が各区割りに乱数配分されている。


 因みに3候補ともに合計との相関係数は全て1.000であり、恣意的に設定された得票数だと分かる。この結果からも、マスコミの出口調査結果は、アメリカで指示されたプランを事前にマスコミに総務省がリークしたと考えると辻褄があうのである。


 さらに今回は念入りに速報データを追跡し、新たなアプローチも試みた。この結果は次回に本ブログにて報告する予定である。併せて「新たな投票ゼロ事件」についても言及する予定である。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 経産省前・脱原発テント いつでも強制撤去(田中龍作ジャーナル)
経産省前・脱原発テント いつでも強制撤去
http://tanakaryusaku.jp/2016/08/00014174
2016年8月2日 16:15 田中龍作ジャーナル



「こいつら(経産省)がいる限り我々の運動は続く」。テント広場共同代表の渕上太郎さんは、背後の経産省を指さして戦う姿勢を示した。=2日、経産省前 撮影:筆者=


 原子力村の総本山である経産省のノド元に突き刺さったトゲ ―

 国が求めていた脱原発テントの撤去をめぐる裁判の判決が確定した。最高裁が7月28日に上告を棄却する決定を出していたことが分かった。

 原告・国の勝訴。原発に反対する市民の敗訴が動かぬものとなった。

 経産省の一角90uをオキュパイして間もなく5年となるテントは、いつ強制撤去されてもおかしくない状態になった。

 上告棄却を受けて、きょう、テント住民らによる記者会見が行われた。

 福島第一原発からわずか1.2キロの地点に住んでいた亀屋幸子さんは「第一の故郷の双葉町は東電に奪われた。第2の故郷であるこのテントを奪われたら、私はどこに帰ればいいのか」と涙ながらに訴えた。

 テントひろば共同代表の渕上太郎さんは「粛々とテントを守る。自主的に引き揚げることはない」と宣言した。



テントが張られたのは原発事故が起きた年(2011年)の9月11日だった。=2日、テント玄関扉 撮影:筆者=

 〜終わり〜



脱原発テント「撤去しない」撤去命令確定受け、市民団体が声明…今後は強制執行も
https://c-1012.bengo4.com/1110/1245/n_4952/?via=twitter
2016年08月02日 16時51分 弁護士ドットコムニュース



市民団体のメンバーたち


経済産業省の敷地内に設けられた「脱原発テント」の撤去命令が確定したことを受け、テントを設置した市民グループが8月2日、テント前で会見を開き、「私たちが自らの意志で経産省前テントを撤去することはありません」とする声明を発表した。

テントは福島第一原発事故を受け、2011年9月11日に設置。メンバーらが交代で寝泊まりしながらビラを配るなどして、脱原発を訴え続けてきた。国は立ち退きを求め、2013年3月に東京地裁に提訴。市民団体側は「表現の自由」を主張したが、一審・二審ともに認められなかった。

最高裁が7月28日付で、団体側の上告を退ける決定をしたため、立ち退きと現時点で約3800万円の土地使用料などの支払いを命じた判決が確定した。今後、国の申し立てを受けて東京地裁が強制執行する可能性がある。

これに対し、市民団体「経産省前テントひろば」の淵上太郎代表は、「最高裁決定をもって経産省・国がどうしようと、いささかもたじろがず粛々とテントを守り、脱原発の旗を高く掲げて闘いを続けることを表明するとともに、改めて全国の皆さまに闘いの継続を呼びかけるものです」と声明文を読み上げた。

経済産業省は弁護士ドットコムの取材に対し、「判決を厳粛かつ真摯に受け止めていただき、自主的に退去していただくことを求めます」と回答。強制執行については、「自主的に退去していただくのが一番。そうでない場合は、強制執行も含めて検討することになります。法律に基づいて、適切に対応したい」と話している。


























http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 自民党が業者とネットやブログの情報収集・分析!!
自民党が業者とネットやブログの情報収集・分析!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_17.html
2016/08/02 半歩前へU


 新聞で気になる記事を見つけた。自民党が日経にいた男と組んでネットの掲示板やブログでの「口コミ量」など情報の収集分析。自民党議員たちにアドバイスしているという。自民党の情報収集機関がまた、一つ増えた勘定だ。

 それによると、
選挙中、テレビの放送量と、ネット上の掲示板やブログでの「口コミ量」を分析し続けた人がいる。小口日出彦氏(54)。「パースペクティブ・メディア」社の経営者だ。

 テレビの放送量は直前の参院選に比べて格段に多かった。小口氏は「舛添要一前知事の疑惑に始まり、小池百合子氏の先出しジャンケンや自民党の公認外し、鳥越俊太郎氏の週刊誌報道……。『ネタ』として面白かったから」と分析する。ネット上の口コミ量でも、小池氏は終始優位を保った。

 小口氏は「日経ベンチャー」誌の編集長などを経て2007年に独立。政治情報を分析する手法を編み出した。その元となるデータは、テレビから得られる情報を文字化したものだ。

 小口氏が取締役を務める「エム・データ」社のデータセンター。常時約20人のオペレーターが、放送内容をパソコンに入力している。番組やCMの内容や企業名など放送から得られる情報を独自に要約し、企業に販売する。

 その小口氏に自民党が目をつけた。

 09年8月の総選挙で下野した自民党にとって、テレビでの露出を増やすことが課題だった。自民党幹部や小口氏によると、11月、茂木敏充・自民党報道局長(当時)に小口氏がプレゼンテーションした。

 小口氏は「テレビやネットから集めた情報を用いた分析で、世論が政治をどう見ているかを示すことができる」とアピール。茂木氏は説明を聞き、契約を結ぶことを決めたという。

以後、小口氏は13年7月まで、「情報参謀」役として自民党のメディア戦略に携わった。党本部では毎週、小口氏がつくる分析リポートをもとに情報分析会議を開き、広報戦略を練り上げていった。

 小口氏によると、今回の参院選でも「党幹部から何度か助言を求められた」という。複数の自民党議員が、いまも小口氏と日常的に意見交換していることを認める。

 「相手のダメな点を徹底的に追及するのが最も効果的だ」。小口氏のこのアドバイスを参考に、党内で小口氏の情報を共有するようになった。

 さらに、「テレビだけでは不十分」との問題意識から、10年秋からはネット情報の収集分析も開始。13年の参院選では、党や立候補予定者に関するネットでの書き込みを分析・監視するなどITを活用した。自民党議員によると、候補者にタブレットを配って、演説で取り上げるテーマなどを細かく助言したという。

詳報はここをクリック
http://www.asahi.com/articles/ASJ8177P4J81ULZU00J.html



ネット時代の選挙、変わるメディア戦略
http://www.asahi.com/articles/ASJ8177P4J81ULZU00J.html
2016年8月2日05時11分 朝日新聞 後半文字お越し



参院選関連テレビ放送時間



衆院選関連テレビ放送時間



東京のほか、大阪、名古屋の番組もカバーしている「エム・データ」社のデータセンター=水戸市



約100人が3交代制で365日、テレビ番組を記録している「エム・データ」社のデータセンター=水戸市



米国での経済記者経験もある小口日出彦氏=東京都内、日浦統撮影



自民党の「情報参謀」を務めた小口日出彦氏=東京都内、日浦統撮影


 膨大な情報が飛び交い、誰もが発信者となれるネット時代。政治はその変化を敏感に感じ取り、メディア戦略を大きく変えつつある。情報やイメージをコントロールし、移ろいやすい世論に対応する新しいスタイルの政治が始まっている。

 「女性初の東京都知事」が誕生した都知事選。民放の情報番組を中心に、告示前から連日のように選挙戦を報道した。投開票日の7月31日には、NHKが午後8時から放送した開票速報番組が視聴率20・0%と、異例の高数字を記録した。

 同じく特番を組んだテレビ東京の「池上彰のニッポンの大問題・都知事選スペシャル」も、午後7時以降の放送で9・6%と、「選挙番組としては高い関心を持ってもらえた」(同局)という。

 小池百合子氏に「当選確実」が出た午後8時すぎの時間帯では、テレビをつけている人の中でチャンネルを合わせた世帯の割合を示す番組占拠率が、この2局で計約4割にのぼった(数字はいずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 テレビ朝日でも午後8時に当選確実をテロップで流した直後から10分間、放送中のバラエティー番組からニューススタジオに切り替えて、小池陣営などの選挙事務所から中継。ほかにも通常のスポーツニュースの冒頭を都知事選のニュースに切り替えて臨む局もあった。

 選挙中、テレビの放送量と、ネット上の掲示板やブログでの「口コミ量」を分析し続けた人がいる。

 小口日出彦氏(54)。「パースペクティブ・メディア」社の経営者だ。

 テレビの放送量は直前の参院選に比べて格段に多かった。小口氏は「舛添要一前知事の疑惑に始まり、小池百合子氏の先出しジャンケンや自民党の公認外し、鳥越俊太郎氏の週刊誌報道……。『ネタ』として面白かったから」と分析する。ネット上の口コミ量でも、小池氏は終始優位を保った。

 小口氏は「日経ベンチャー」誌の編集長などを経て2007年に独立。政治情報を分析する手法を編み出した。その元となるデータは、テレビから得られる情報を文字化したものだ。

 小口氏が取締役を務める「エム・データ」社のデータセンター。常時約20人のオペレーターが、放送内容をパソコンに入力している。番組やCMの内容や企業名など放送から得られる情報を独自に要約し、企業に販売する。

 その小口氏に自民党が目をつけた。

 09年8月の総選挙で下野した自民党にとって、テレビでの露出を増やすことが課題だった。

 自民党幹部や小口氏によると、11月、茂木敏充・自民党報道局長(当時)に小口氏がプレゼンテーションした。

 小口氏は「テレビやネットから集めた情報を用いた分析で、世論が政治をどう見ているかを示すことができる」とアピール。茂木氏は説明を聞き、契約を結ぶことを決めたという。以後、小口氏は13年7月まで、「情報参謀」役として自民党のメディア戦略に携わった。

 党本部では毎週、小口氏がつくる分析リポートをもとに情報分析会議を開き、広報戦略を練り上げていった。

 小口氏によると、今回の参院選でも「党幹部から何度か助言を求められた」という。複数の自民党議員が、いまも小口氏と日常的に意見交換していることを認める。

 「相手のダメな点を徹底的に追及するのが最も効果的だ」。小口氏のこのアドバイスを参考に、党内で小口氏の情報を共有するようになった。

 さらに、「テレビだけでは不十分」との問題意識から、10年秋からはネット情報の収集分析も開始。13年の参院選では、党や立候補予定者に関するネットでの書き込みを分析・監視するなどITを活用した。自民党議員によると、候補者にタブレットを配って、演説で取り上げるテーマなどを細かく助言したという。

■放送時間減る国政選挙

 テレビの放送内容を、ことのほか気にするのが安倍晋三首相だ。

 安倍氏は、バラエティーや情報番組を通じて情報発信をする一方で、自らに批判的な放送については牽制(けんせい)する。フェイスブックで番組を批判したこともある。

 14年の衆院選では、そんな安倍氏のメディア戦略が鮮明に表れた。

 11月18日。TBSの「ニュース23」に出演した安倍氏は、アベノミクスに関する街の声について「意図的に編集されている」と批判した。

 その2日後には、自民党が「番組の公平、中立、公正の確保」を求める文書をテレビ局宛てに出した。

 この日はテレビの選挙報道が最も盛り上がる解散日の前日だった。ワイドショーでの報道量が激減し、全体の報道量もそれまでで最も少なかった03年の半分程度しかなかった。

 ある民放のディレクターは、「国政選挙の報道は公示されたら秒数まで決めて、各党平等にやらないといけない。そうするとめんどくさいし視聴率も絶対取れないから、一切触れたくない、みたいなことになる」と話す。別の局のプロデューサーも「候補者の人柄や特定のテーマを深く掘り下げれば面白く作ることもできると思うが、公平性を保つのが難しくなる」とする。

 また、ある局のディレクターは「最近はよくわからない理屈で(番組の企画が)却下される」と打ち明ける。「官邸や政権与党がはっきり口を出してくるわけではないが、意向をくみ取ろうとして局の幹部が忖度(そんたく)に忖度を重ね、おかしなことになっている」とこぼす。

 安倍氏の戦略について、駒沢大の逢坂巌・専任講師はもう一つの点を指摘する。

 第1次政権では、消えた年金問題や閣僚の不祥事などが相次ぎ、バッシング報道で退陣に追い込まれた苦い経験がある。第2次政権以降は、甘利明・前経済再生相ら閣僚の不祥事が発覚すると早期に辞任させるなど、政権に与えるダメージを最小限に抑えて高い支持率を維持している。

 「1次政権は物事を急ぎすぎて自滅したという反省がある。いまは世論を徹底的にモニタリングし、半歩先を行こうとしているようにみえる」と分析し、バージョンアップした「安倍2・0」と名付ける。(日浦統、松井望美、真田香菜子、佐藤剛志)

     ◇

 《遠藤薫・学習院大教授(社会学)の話》 ネットがない時代、テレビや新聞は「自分たちはこう考える」といった政治記事を発信すればよかった。しかし、今は全ての人が意見を発信でき、可視化される時代。急速な変化にマスメディアは自信を失い、大衆に迎合しているようにみえる。国民が政治に当事者意識を持てるようにするためにも、「メディアのあり方」を考え直す時期に来ている。


























http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 小沢 一郎 「 総選挙は政権交代の最大のチャンス。本気で協力すれば勝てる 」(銅のはしご)
小沢 一郎 「 総選挙は政権交代の最大のチャンス。本気で協力すれば勝てる 」
http://4472752.at.webry.info/201608/article_2.html
2016/08/02 18:11  銅のはしご


2016年8月1日(月)
定例記者会見
生活の党と山本太郎となかまたち


小沢 一郎 代表
✑ 野党4党が一体感を持ってやれたかどうかが,参議院選,知事選,そして次の総選挙に臨む最大の課題。それをいちばん大きい民進党が主導しなければいけない。大勢の人が本気になっている姿,一体感を持っている姿が,必ず有権者に共感を呼ぶんです

✑ 本気になって力合わせしないとダメだと衆議院の連中が深刻に受け止めれば,野党共闘の流れは,より深化する。単なる数頼みや調子良い話だけでは勝てない

✑ 総選挙は政権交代の最大のチャンス。本気で協力すれば勝てる

✑ 衆議院選挙は,とくに選挙区が「オリーブの木」で 1つになるべきだ。選挙区と比例が違ったのでは,ほんとうの力は入らない。ブロックで比例区復活もある

✑ 戦前から「東京伏魔殿」と呼ばれるほどで,これを打破し,風穴を開けないとけっきょく何事もできない。どっちに転ぶかはわからないが,小池・新都知事がやりきれるかどうかが これからの腕の見せどころであり,我々の見どころだ

山本 太郎 代表
✒ 参院選。東京選挙区でゼロ・スタートだった三宅候補は,全国的にネットを通して広がりを見せた。初めてほんとうの意味でのネット選挙が行われたと感じた。結果は伴わなかったが,一度で終わることではなく,これから先,興味のない方々と政治を繋ぐような役割をこれからも担っていく部分だろう

✒ 都知事選。準備期間が短くギリギリだったことが大きく影響した。準備期間の大切さと,運動量と比例することが数字に表れていると思う


2016.8.1  生活の党と山本太郎となかまたち 定例記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=ng5GUA747To

23:41


【 記者質疑 】
朝日新聞 ; 都知事選の結果ですが,生活の党が推された鳥越さんが3位に終わってしまいました。この受け止めと敗因について。

小沢 一郎 代表
 昨日の都知事選挙も,4党推薦の鳥越氏が振るわなかったというんですが,これはもう参議院選挙のように4党推薦,統一候補という形は決まったけれども,もう一つ4党の総力が結集できなかったということが大きな要素だと,私はそう思っております。 

朝日新聞 ; 岡田さんが投開票日の前日に辞意を表明され,次の代表選挙には出ないと表明された。これは選挙結果に影響はあったでしょうか。また,岡田さんが辞意を表明されたこと自体についての受け止めを。

小沢 一郎 代表
 選挙に影響あったかどうかはわかりませんがね,ちょっと,選挙終わってないうちに辞意表明つうので,私はびっくりしました。済んでからが,まあ普通じゃないかな。仮に劣勢の選挙戦であっても。それはもう本人の考え方だから,わかりませんが。私としてはいわば選挙中の辞意表明に,ちょっと驚きました。

共同通信 ; それを岡田代表から直接伝えられたのかと,岡田さんが替わることによって4党の共闘関係に変化が起きるかどうか。期待と懸念は。

小沢 一郎 代表
 岡田さんからは一切何もありません。新しい代表が誰になるかわかりませんが,その人によって多少のニュアンスの違いは当然出てくるだろうと思いますけれども,野党が協力しなけりゃ,次の総選挙,勝てるはずはないんですから。その意味での判断と流れは,変わりないと思います。 

日刊スポーツ ; 新しい都知事になった小池さんは以前小沢代表とも一緒にやられていた時期もあると思うが,新都知事に対する期待するところがあれば。

小沢 一郎 代表
 小池さんは,立候補表明した時点から,そのタイミングと言い何と言い,政治家の判断だと思って,私は感心しておりました。そして,けっこう強いだろうというふうに思っておりました。案の定,圧倒的に勝ったんですが。

 あとは,彼女がものすごく優れた感覚,感性を持ってますから,それを大東京の知事として,どれだけ上手く発揮できるか。まあ多分,彼女は上手くやるとは思いますけれども,そこは,どっちに転ぶか,今はわかりません。

 色んな意味でほんとうに東京ちゅうのは,戦前から「東京伏魔殿」と呼ばれるほどのね,ところなんだ。だからこれを改革するちゅうか,街頭でも言ったんだけど,すべてのことが既成の利益のがんじがらめの状況,既得権の中にありますからね。それを打破し,風穴を開けないと,けっきょく何事もできないんですよ。それを,彼女がやりきれるかどうか。そこがこれからの彼女の腕の見せどころであり,我々の見どころだと思ってます。

テレビ朝日 ; 小沢代表は都知事選の敗因として,野党統一候補だったが総力を結集できなかったと仰ったが,今回の鳥越さん擁立の過程で民進党の都連が挙げた古賀さんを直前で鳥越さんに変えたり,あるいは共産党が推していた宇都宮さんの出馬を断念させたり,そういう今回の民進党の鳥越さん擁立のプロセスはどういうふうにご覧になっていましたか。

小沢 一郎 代表
 僕は全然関係してませんでしたが,鳥越さん擁立というのは良い視点だったと思います。

 だけど,神輿かついだでしょうかねえ。本来いちばんの力持ちであるべき(野党)第1党,言い出しっぺが。

 やっぱりもう全力でやらないとね,神輿は上手く踊りませんからね。そういう意味で少し...だから,参議院選も同じだけれどもと言ったのは,そこなのね。
 一体感を持ってというのを,民進党が主導しなければいけないわけだね。いちばん大きい政党だから。

 一体感を持ってやれたかどうかちゅうことが,参議院選,知事選,そして次の総選挙に臨む最大の課題だと思います。

NHK ; 参議院選挙と都知事選挙の結果を受けて今後野党再編というものを掲げて,どのように動いていかれるかを。

小沢 一郎 代表
 この結果を見ると,やっぱりもっともっと本気になって力合わせしないとダメだなちゅうことは,相当鈍感な人でも皆,わかったんじゃないかな。

 とくに衆議院選挙は,これは,自民党も多少色んな人が入っているけれども,日常もうほんとうに地べた這いずり回って選挙運動やっている状況だからね。
 単なる数頼みや調子良い話だけではね,勝てない。

 総選挙は政権交代の最大のチャンスだし。もうずうっと言ってるように,本気で協力すれば,勝てるんですよ。

 なぜこれが,皆わかんないのかなあと思うんだけども。

 今回の一連のことで,皆も,とくに衆議院の人たち,連中が深刻に受け止めればね,野党共闘の流れっちゅうのは,より深化するんじゃないかなというふうに思います。 

NHK ; 第1党の民進党がしっかりしなければいけないというお話だと思うが,来月,民進党の代表選挙があり野党共闘のあり方も争点の1つになるだろうと言われている。小沢代表としては新しい民進党の代表にはどのようなことを期待されるかを。

小沢 一郎 代表
 誰がなるか知りませんけれども,本人がどういう感性と感覚を認識を持っているかは別にして,客観的事実として,このまんまバラバラでやったんではもちろん(勝てない),ただ単に形だけ統一候補になったとしても本気でやらないと勝てないということだけは,多分,普通の衆議院議員で厳しい選挙をやっている人ならば,わかるはずなんです。

 だから,誰がなるかによって多少のニュアンスの違いがあるかもしれないけれども,次の総選挙に向けて本気で力合わせをしないとダメだという流れは変わんないと思います。 

日刊ゲンダイ ; 都知事選では一体感を持って民進党が主導するような選挙ができなかったと仰ったが,参議院選もそうで,野党共闘では比例で「オリーブの木」がやれなかったので中途半端になったというのはわかるが,都知事選では4党が推薦をし4党が一緒に選対に入ったが具体的に一体感が足りなかったというのは,どういうところか。

小沢 一郎 代表
 具体的に僕は選挙戦の中に入ってやったわけじゃないから,わかりませんけれども,私どもとしては小さい所帯ですがうちの○○○やら○○○やら毎日10人ずつぐらいで選挙事務所の中でのデスクワークじゃなくて,外へ出てビラを配ったり何だりという活動をずっと続けさせました。

 これはもっともっと100人なり200人なりでやるということになれば,その効果,直接的効果もあるけれども,そういう大勢の人が本気になって暑い中を歩いてるという姿がね,必ず有権者に共感を呼ぶはずなんですよ。だから具体的な事例で言えば,そういう活動が,どうも全党的な形で見られなかったというのは非常に残念で,僕はもう少し(そういう姿を示し本気度を伝える活動をすべきだと)。衆議院の場合はそれぞれの選挙区で仮に一体となっても,民主党の系統の人,どこの系統の人と色々あるとは思うけど,その系統の人がまず第一義的に一生懸命やるのは当然ですけれども,皆がそれに合わせてやらないと。

 国民に対する本気度が伝わらないんだよ,恰好だけ形だけじゃないかということではね。これは票入れないよ。

 都知事選はまた別個の特殊な要因はあるけれども,衆議院選挙は政権を決める選挙ということになればね,皆それなりにまともに真剣に考えますよ。

 だから そういう意味で,ほんとうに国民が真剣に考えるっちゅうときに,「 ああ,やってるな! 」というふうな印象を与えるような活動をやらないと,ダメだわね。

 ここに(山本)太郎さんもいるけれども,此間の東京の選挙区の戦いで三宅(洋平)さんがね,猛烈な人集まって街頭やったよね。 ちょっと 期間が短かったせいで 25〜26万票に終わったけれどね,

 一般的な運動論とはちょっと全然別な手法とキャラクターでやって,あれだけ人が集まったんだけど,人を集めるっていうのはね,容易なことではない。

 これ,実際にやんなきゃ,わかんない。

 太郎さんや三宅さんのような資質とキャラを持っていれば別だけど,普通の我々,政治活動はね,やっぱりもう徹底的に足で歩いて汗かかないとね,皆が共鳴しないの。

 だから,そういう意味での一体感を持って,皆 総出で,全員でやるという形が見えなかったんだということにあるんじゃないかと思います。

<社名聞き取りできず>; 山本代表に。参院選での街頭演説などの手応えについてどういうふうに受け止めているかを。

山本 太郎 代表
 参議院選挙,私は東京(選挙区)で,ほぼゼロ・スタートで地盤でないところで出た無所属の三宅洋平という人間を応援したんですけれども,その前の参議院選挙のときには全国で18万票近く取った人間なんです。東京でゼロ・スタートから,集まった人たちが運動員になっていく,実際に演説を聞いた人が運動員になっていく。1日に演説する回数も少ないという中で,どれぐらいまで広げられるかと。結果として当選はならなかったんですけれども,これはもう,次に繋げていけるだろうなと。しかも,東京で選挙をやってたけれども全国的にネットを通して広がりを見せたので,これはある意味,初めてのネット選挙が行われたんじゃないかなと。ほんとうの意味でのネット選挙というものが行われたんじゃないかなというふうに感じました。

 結果は伴わなかったんですけれども,でもこれ一度で終わることではなく,これから先の新しい,興味のない方々と政治を繋ぐというような役割はこれからも担っていく部分なんだろうなと思います。

 都知事選に関してですが,やっぱり期間が短かった。ギリギリでのということが大きく影響したと部分あると思います。それによって候補者の問題提起が1週目ぐらいまではちょっとフワッとしたものになってしまった。しょうがないことですよね,これ。後半戦,すごく的確に問題点を聴衆の皆さんに訴えることができていたと思うんですけれども,やっぱり準備期間がギリギリで。

 僕はいつもギリギリの人間なんで他人のこと言えませんけれども,そういう準備期間の大切さというものを痛感した都知事選でした。


 あと,運動量というものも比例するんだなということが,良く数字に表れてるのかなと,自分的には思います。

時事通信 ; 小沢代表の「オリーブの木」構想の重要性について今の段階での認識と,それを今後とも他党に働きかけていく考えはおありかを。

小沢 一郎 代表
 「オリーブの木」というのは,既存の政党が1つの政党として合併して政治活動をするということは事実上できないという場合に,選挙戦で,基本的な政策合意をした上でになりますけれども「1つの政党」として選挙戦を闘うという構想です。

 今後どこまでなるかは,ちょっとわかりませんけれども,政党の合併,大政党になるちゅうことができなきゃ「オリーブの木」構想でやる以外ない。

 私は もう 「オリーブの木」 の構想ができれば,いずれ 1つの政党に無理矢理ならなくてもいいと,そう思ってます。

 それから,皆さんはね,「オリーブの木」って言うと比例ばっかり考えますけどね,比例だけ言ってんじゃないんですよ,僕は。

 選挙区も「オリーブの木」でやんないとダメですよ。

 選挙区と比例が違ったんじゃね,ほんとうの力は入らない。

 そこを勘違いしてるのが多過ぎる。

 選挙区,比例区,ともに「オリーブの木」じゃないと,これは成り立たない。

 とくに衆議院選挙はブロックであり,しかも比例区復活の形が,現制度では,あるんですから

 それぞれ小選挙区はバラバラで,比例だけは「オリーブの木」では,これ衆議院では通用しないですから。

 だから「オリーブの木」つうのは,衆議院はとくに選挙区が中心の選挙だから,1つになってやらないとダメだと。そう思います。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 防衛相に抜擢された稲田朋美の軍国主義丸出し発言集!「祖国のために命を捧げろ」「後に続くと靖国に誓え」(リテラ)
                 稲田朋美公式サイトより


防衛相に抜擢された稲田朋美の軍国主義丸出し発言集!「祖国のために命を捧げろ」「後に続くと靖国に誓え」
http://lite-ra.com/2016/08/post-2466.html
2016.08.02. 防衛相・稲田朋美の軍国主義丸出し発言 リテラ


 小池百合子の都知事就任につづいて、悪夢のような人事が決定した。明日3日に行われる内閣改造で、稲田朋美・現自民党政調会長の防衛相起用が確実となった件だ。

 稲田氏といえば、本サイトでも繰り返しお伝えしているように、自民党きっての極右議員。しかも、“命を捨てて国を守れ”と繰り返し口にしてきた人物だ。


「国民の一人ひとり、みなさん方一人ひとりが、自分の国は自分で守る。そして自分の国を守るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!」(講演会での発言)
「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(「WiLL」2006年9月号/ワック)
「祖国のために命を捧げても、尊敬も感謝もされない国にモラルもないし、安全保障もあるわけがない。そんな国をこれから誰が命を懸けて守るんですか」(「致知」2012年7月号/致知出版社)

 また、稲田氏は06年9月4日付の産経新聞で、『国家の品格』(扶桑社)で知られる藤原正彦氏の「真のエリートが1万人いれば日本は救われる」という主張に同意を示しながら、こんなことを訴えている。

〈真のエリートの条件は2つあって、ひとつは芸術や文学など幅広い教養を身に付けて大局観で物事を判断することができる。もうひとつは、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟があることと言っている。そういう真のエリートを育てる教育をしなければならない〉

 靖国に行って人殺しの戦争に参加することを誓うべきと語り、さらに国のために命を捧げるのが「真のエリート」だと言い切る──。こんな考えの持ち主が防衛相として自衛隊を統督すれば、隊員に徒死させることも厭わないだろう。

 まさに、いちばん防衛省のトップにさせてはいけない危険人物がその座に就くことになったわけだが、稲田氏が恐ろしいのは“徴兵”にも前のめりである点だ。

 たとえば、稲田氏は「正論」(産経新聞社)2011年3月号で元空将の佐藤守氏と対談しているのだが、そのなかで佐藤氏が「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」と主張。すると稲田氏は徴兵制にも高い関心を示し、佐藤氏が現状では必要ないと言っているにもかかわらず、こう重ねたのだ。

「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」
「「草食系」といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」

 教育体験として自衛隊に入隊させる制度などというのは、徴兵のための第一歩というべきもの。しかも、昨年も「女性自身」(光文社)15年11月10日号のインタビューでこう述べている。

「でも、たとえば自衛隊に一時期、体験入学するとか、農業とか、そういう体験をすることはすごく重要だと思います」
「(自衛隊体験入学は)まあ、男子も女子もですね」

 現在、防衛省は安保法制の影響で自衛隊への応募数が減少していることから、入隊を前提にした奨学金制度を検討するなど「経済的徴兵制」に本格的に乗り出そうとしている。そんななか、一貫して「自衛隊体験入学制度」を主張してきた稲田氏がトップに立てば、さらに“隠れ徴兵制”の流れが強化・加速することは間違いない。

 しかも、憲法改正については、稲田氏は安倍首相以上に危険な発言を繰り返してきた。たとえば、現行憲法を〈どこの世界に自国を自分で守らないと宣言する国があるでしょうか〉と批判し、〈前文で書かれるべきは、日本という国が神話の時代から連綿と連なる歴史を保持し、四海に囲まれた自然豊かな風土を持つ日本が、どのような国を目指すべきなのかという理想が語られるべきです〉(渡部昇一監修『中国が攻めてくる!日本は憲法で滅ぶ』総和社)と述べている。これは、改憲をめざす極右団体「日本会議」が、〈前文には、建国以来2千年の歴史をもつ、我が国の美しい伝統・文化を謳いあげましょう〉(憲法啓発チラシより)と訴えていることと一致する主張だ。

 実際、稲田氏は、日本会議関連の講演会にも登壇。さらには、両親とも宗教団体「生長の家」の創始者・谷口雅春氏の思想の影響を受けていると講演で語っている。本サイトでも既報の通り、日本会議は元・生長の家信者が中心を担っており、そういう意味でも稲田氏の考えは、日本会議の思想と極めて親和性が高いといえる。

 現に、先月発売された『日本会議の正体』(平凡社新書)では、著者であるジャーナリスト・青木理氏のインタビューに稲田氏が応じ、「私は生長の家の信者ではありません」と話す一方で、「谷口雅春さんが書いた『生命の実相』の〈生活編〉にある〈背水の陣を布け〉という文章にすごく感動して、司法試験を受ける時などにコピーして持っていったほどだったんです」と語っている。

 さらに、稲田氏は「結果的に安倍総理の思想信条と、日本会議が進めようと訴えられている政策と、一致しているところが多いとは思います」と明言。青木氏が稲田氏のことを「日本会議が相当期待している存在ですね」と尋ねると、このように述べている。

「期待されているかは分かりませんが、そういう意味では(政策などの)方向性は一緒だと(日本会議側には)思われているでしょう」

 青木氏はこうした稲田氏の発言を〈党の政策を立案する政調会長という立場上、必死でオブラートに包んだ物言いに終始したのも間違いない〉と記している。しかし、そのように“本音”を隠しても、稲田氏は日本会議的な草の根運動に近いかたちで極右思想を培ってきた“本気”の人物であることはたしかだ。

 前述したように谷口雅春氏に影響を受けていたという稲田氏の実父は、現在、日本最大級の極右活動団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の京都府支部相談役を務めているが、稲田氏は過去に自身の“目覚め”について、こう語っている。

「(子育て中に)東京裁判に関する文献を読んだり、主人の取っていた『産経新聞』や雑誌『正論』に目を通していくうち、東京裁判が裁判と呼ぶに値しないことがはっきりしてきて、愕然としたんですね」

 そして稲田氏は、「正論」の読者欄に投稿したり、「新しい歴史教科書をつくる会」の創設者・藤岡信勝氏が主宰する歴史修正主義団体「自由主義史観研究会」に入会するように。それがきっかけで「百人斬り裁判」に参加することとなった稲田氏は、自民党の若手議員の会で講師を務めたところ、安倍晋三本人から「次の選挙があったら出てもらったらどうだろうか」と声がかかった。ちなみにこのとき稲田氏は、出馬するべきかどうかを、日本会議の現副会長である小堀桂一郎氏に相談したという。

 本人も「私は産経新聞がなかったらたぶん政治家になっていなかった」と断言しているように、「ネットde真実」ならぬ「産経メディアde真実」というネット右翼と変わらない出発点から、あれよあれよと将来の首相候補まで登り詰めた稲田氏。だが、ネット右翼と同様、稲田氏は、産経メディアで学んだ歴史修正主義や日本会議的な復古主義を身につけると同時に、排外主義を振りかざすヘイト団体とも距離を縮めてきた。

 事実、今年3月11日にヘイト市民団体「在特会」(在日特権を許さない市民の会)と稲田氏の“蜜月”を報じた「サンデー毎日」(毎日新聞出版)を名誉毀損で訴えた裁判で、稲田氏側が全面敗訴。司法にヘイト勢力との親密ぶりを「真実」と認定されたばかりだ。

 この敗訴の問題ひとつ取っても大臣としての資質自体に疑問があるが、しかし、こうした極右思想と実行力の持ち主だからこそ、安倍首相は稲田氏を政治家に引っ張り上げ、自分のあとを担う首相候補として目をかけ、可愛がりつづけているのだ。つまり、稲田氏の防衛相起用は、今後、集団的自衛権行使に踏み切って中国や北朝鮮と軍事的に対峙し、中東で戦闘行為に参加したいという安倍首相の狙いがあるのだろう。

 だが、繰り返すが、「祖国のために命を捧げろ」などと公言する稲田氏が防衛相に就くことは、まさに戦前回帰以外の何物でもない。極右の防衛大臣という恐怖の人事を生み出してしまった安倍政権は、一体どこまで暴走しつづけていくのだろうか。

(編集部)



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 都知事選「大健闘」と共産党 それギャグか?
都知事選「大健闘」と共産党 それギャグか?
http://79516147.at.webry.info/201608/article_13.html
2016/08/02  半歩前へU


 今度の都知事選を共産党は機関誌で「大健闘」とたたえた。いくら身びいきにしてもこれはない。小池と増田の得票を合わせると72%だ。それに対し、鳥越は20%にとどまった。野党4党が共闘したにもかかわらずである。

 しんぶん赤旗は、「野党4党の統一候補でジャーナリストの鳥越俊太郎氏は大健闘したものの、及びませんでした」と報じた。本当にそう、報道した。冗談はよし子さんだ。

 敗因はいろいろある。民進党内の改憲派が本気を出して選挙に取り組まなかった。投票日をあすに控えて岡田が9月の代表選への出馬辞退を表明した。この人の政治オンチは治らない。まじめなことは認めるがいつもピンボケだ。

 最大のダメージは鳥越を巡るスキャンダル記事。これに宇都宮健児が歩調を合わせて、鳥越への非協力を宣言。そのシンパが同調、あろうことか安倍晋三と並ぶ改憲派の急先鋒である小池百合子に投票する始末。「コイツらは一体、何を考えているのか」との非難の声が集中した。

 前回、前々回と宇都宮を支援した共産党は戸惑い、志位和夫は終盤では腰が引け、最終日の鳥越俊太郎の街頭演説には顔を見せなかった。

 こうした結果が、鳥越の得票を20%に押しとどめた。共産党に「大健闘」などと言われても、お笑いのギャグにもならない。真剣に敗因を分析すべきだ。


             ◇

理解できない 共産党の支持者は不思議だ
http://79516147.at.webry.info/201608/article_18.html
2016/08/02 半歩前へU

 共産党の支持者の中には不思議な人が多い。私が安倍首相や安倍政府を批判すると、喜び勇んで素早い反応をする。ところが、共産党に注文を付けたり、南シナ海などで私が中国を批判したら、途端に反応が鈍くなる。もしかして、批判や苦言はご法度なのか?

 当方のブログ「半歩前へU」を閲覧している相当数が共産党支持者ではないかとみられる。だが「いいことは言い」「改めるべきは改める」「間違っていることは間違っている」を受け入れないと、仲間は広がらない。他人の悪口を言ったり、私のブログを見て悦に入っているだけでは、ウイングは広がらない。

 そのあたりが一番嫌なところだ。共産党の支持者と創価学会はどこか似ている。共通点がある。ともに極めて教条主義的な感じがする。どうしてもっと、心を広く持てないのだろうか。苦言に「寛容」になれないのだろうか?不思議でならない。

 こんなことだから共産党がいつまで経っても、政党支持率「ヒトケタ政党」から脱皮できないのだ。これでは自民党を倒すことなどとても無理ではないか。

 第一、こんな狭い了見では同調者が広がらない。しばらく様子を見て、創価学会と似た臭いを嗅ぐと、離れていくのではないか。

 本当に安倍政権を打倒する気があるなら、無党派層が近づける努力をすべきだ。彼らの協力を得ない限り、タコツボからの脱皮は出来ないだろう。いつまでヒトケタに甘んじているつもりか?

 リーダーの志位和夫を見習うべきだ。彼は懸命に努力している。安倍政府打倒に必死になっている。彼の足を引っ張るような行動はやめにしよう。

 もっと心を広く持て。筑紫哲也ではないが、異論、反論、オブジェクションを許容する「度量」を持ってもらいたい。



http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK210] アベノミクスって、ふかしていいものか
アベノミクスって、ふかしていいものか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d7169baf0c57b955e095edaecba61690
2016年08月02日 のんきに介護


suhama 脱原発 脱格差社会 @suhamayuki さんのツイート。


――【警鐘】財政ファイナンス「アベノミクスのエンジンふかす」とは。 (原真人)


『いずれ超インフレとなり国民が困窮することになりかねない。だから、世界中の政府や中央銀行は、禁じているのだ・・・90年代の失敗どころでは済まなくなる』〔
8:18 - 2016年8月2日
〕——



参院選後、


目立たなかったけれど、二つ、事件があった。


一つは、


安倍がゴルフ休暇を終え、


政治活動。


ケネディ大使を引き連れ、


リニア新幹線の


話をしていた。


何でも


東京――大阪に


すでのプラスアルファで


建設するというのだ。


旗振り役は、


二階総務相だった。


もう一つのニュースは、


谷垣幹事長の


サイクリング中の転倒事故。


この二つの事件が


この度、


統合された。


二階総務相が


谷垣の後継者となり、


幹事長となる。


アベノミクスをふかすには、


ベストの布陣だ。


そこで思うのだが、


谷垣氏の自転車事故は、


本当に事故なのかってこと。


本当に


事故ったのか、谷垣さん。





http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK210] 政策に疑問符 ほとんど思いつきに見える小池知事の公約 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)


政策に疑問符 ほとんど思いつきに見える小池知事の公約 金子勝の「天下の逆襲」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186936
2016年8月2日 金子勝 慶応義塾大学経済学部教授 日刊ゲンダイ 文字お越し



劇場型政治では何も解決しない(C)日刊ゲンダイ


 都知事選は事前の予想通り、小池百合子が当選した。しかし、本当にこの結果でよかったのだろうか。

 彼女の本質は、EU離脱をあおりながら保守党党首選に出馬しなかった英国のボリス・ジョンソンや、米国のトランプ大統領候補と変わらないように思う。

 それは、最初に都議会自民党という敵をつくり、それと戦うことで、有権者の注目を集めようとする選挙手法によく表れていた。常に相手が既得権益であり、自らを既得権益と闘う正義の改革派に仕立てる小泉劇場の焼き直しである。これから中身のないあおるだけのワイドショー的な劇場型政治が行き交うだろう。それで何かが解決するだろうか。否である。

 報道によれば、舛添前知事の問題を調査するという小池百合子自身も決してクリーンではない。秘書が絡んだ不自然な政治資金の使い方が報じられている。

 何より、彼女が訴えた政策も疑問符がつく。たとえば、待機児童問題である。保育園の規制緩和を進めるとしているが、面積や人数の規制を緩和した結果、幼児が劣悪な環境に置かれ、死亡事件まで起きていることを知らないのだろうか。働く母親は、そんな保育を求めていない。空き家を活用するともいうが、空き家は、駅の近くなど便利な場所にはほとんどない。利用者には、かなり不便だろう。彼女は介護士や働く女性の声を聞いていないのではないか。

 首都圏の通勤地獄を緩和するために、電車を2階建てにするという公約にいたっては、ほとんど思いつきだろう。

 結局、この都知事選も、人気投票のようになってしまった。でも、東京都のような巨大都市のリーダーは、全人格が問われてしかるべきだと思う。猪瀬都知事や、舛添都知事も、人格が問われたように思う。

 しかし、2週間の選挙戦で、有権者はどれほど小池百合子の本質が分かっただろうか。彼女も、意図的に自分のホンネを隠していた疑いがある。彼女の本質は強烈なナショナリストである。核武装を唱え、原発再稼働を推進し、日本最大の右翼組織「日本会議」との関係も深い。

 ある意味、安倍首相とシンクロしている。日本の真ん中から、日本の右傾化が進んでしまうのではないか。




http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/572.html

   

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