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2019年1月19日09時38分 〜
記事 [経世済民130] 異なる主要3中銀の金融政策の方向性、日米欧中銀の思惑を読む(ダイヤモンド・オンライン)
異なる主要3中銀の金融政策の方向性、日米欧中銀の思惑を読む
https://diamond.jp/articles/-/191383
2019.1.19 三井住友アセットマネジメント 調査部  ダイヤモンド・オンライン


来週と再来週は、日米欧主要中央銀行の会合・委員会が予定されており、金融政策のアップデートが集中しています Photo:PIXTA


 皆さんこんにちは。三井住友アセットマネジメント調査部です。毎週土曜日に「ビジネスマン注目!来週の経済、ここがポイント」をお届けしています。

 来週1月22日〜23日には日銀の金融政策決定会合が、24日には欧州中央銀行(ECB)の金融政策委員会が、そして翌週の29日〜30日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、今月下旬には日米欧主要3中銀の金融政策のアップデートが集中しています。主要中銀の金融政策は、各国の株式や為替市場の変動をもたらすことがあるほか、景気の方向性にも大きな影響を及ぼすため、注目したいイベントです。

 そこで今回は日米欧主要3中銀の現在の金融政策を確認するとともに、今後の金融政策の方向性についてみていきたいと思います。

日銀の「金融緩和路線」は、
金融政策決定会合も継続するか


 まず、1月22日〜23日には日銀の金融政策決定会合が予定されています。日銀は、2013年3月に黒田総裁が就任して以降、安倍政権が掲げる大胆な金融緩和を推し進めています。具体的には、2013年4月に「量的・質的金融緩和」を導入した後、2014年10月には「量的・質的金融緩和」を拡大し、2015年12月には「量的・質的金融緩和」を補完するための諸措置を導入しました。

 その後、2016年1月には「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入、2016年7月には「金融緩和の強化」を行いました。そして2016年9月の金融政策決定会合では「量的・質的金融緩和」導入以降の経済・物価動向と政策効果についての総括的な検証を行い、その結果を踏まえて、金融緩和強化のための新しい枠組みとして現在の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入しました。

「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」は、次の2つが柱となっています。1つは金融市場調節によって長短金利の操作を行う「イールドカーブ・コントロール」です。この下で、短期金利は日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマイナス金利を適用しています。

 また、長期金利は10年物国債金利が概ね現状程度(ゼロ%程度)で推移するよう、長期国債の買入れを行っています。この買入れ額については、保有残高の増加額のめどを年間約80 兆円ペースとすることを維持しつつ、買入対象の平均残存期間の定めを廃止しました。

 長期国債以外の買入れについては(1)ETFおよびJ−REITについて、保有残高がそれぞれ年間約6兆円、年間約900億円に相当するペースで増加するよう買入れを行い、(2)CP等、社債等について、それぞれ約2.2兆円、約3.2兆円の残高を維持するとしています。

 もう1つは、消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続する「オーバーシュート型コミットメント」です。これは、2%の「物価安定の目標」達成に向けて、予想物価上昇率を引き上げることを目的としています。すなわち、物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続すると約束することで、「物価安定の目標」の実現に対する人々の信認を高めようとしています。

 日銀が掲げる2%の「物価安定の目標」ですが、達成のめどはついていません。日銀は四半期に一度、経済・物価情勢の展望(展望レポート)を発表しています。この最新2018年10月分 に掲載されている「2018〜2020 年度の政策委員の大勢見通し」では、今秋予定されている消費増税の影響を除いた消費者物価指数(除く生鮮食品)の見通しは、前回7月分から引き下げられて、2019年度は前年度比+1.4%、2020年度は同+1.5%となっており、当面2%には達しない見込みです。

 さらに、今回の金融政策決定会合後に発表される最新の展望レポートでは、足元の原油価格の急落や今後の携帯電話料金の引き下げなどを勘案して、2019年度は同+1.0%程度に、2020年度も小幅ながら引き下げられる見込みとなっており、その結果に注目です。これまで黒田総裁からは、今後さらに景気の下振れリスクが顕在化し、経済や物価見通しに大きな影響が出るような場合には、金融政策自体が変更になる可能性についての発言もありましたが、当面は様子見が続くと見込まれます。

 さて、前述した通り、日銀は「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の中で長期国債やETF、J−REITなどの資産の買入れを行っています。昨年は米中貿易摩擦の影響などから株式市場が不安定に推移する中、主に株価が下落する局面で日銀はETFを買入れ、相場を下支えしてきました。

 昨年7月の金融政策決定会合では、「強力な金融緩和継続のための枠組み強化」の決定を受けて、ETFの銘柄別の買入額が見直されましたが、全体の購入額は昨年も日銀が目標とする年間6兆円を超えるものとなりました。一方、長期国債は年間80兆円ペースで買入れするとしているなか、実際には足元では年間40兆円ペースと、ここ2年程かけておよそ半分程度にまで減少してきています。こうして密かに量的緩和が縮小されることをステルステーパリングと言いますが、この国債の買入れペースは今後も緩やかに低下していき、2019年末には年間25兆円程度のペースに下がっていくとみられます。

 これまでの量的・質的金融緩和では、実際には物価の上昇に繋がっていないことから、物価上昇に向けてはまた別のアプローチが必要と考えられます。ただ、貨幣の供給量を増やすだけではなく、例えば、実質GDPの成長といった付加価値の生産増に加えて、賃金としてこれを適切に分配し、更にその支出を促すといった循環を作り出すことが必要と考えられます。なかでも、賃金の適切な分配がなされているかが重要と考えられます。具体的には、人件費を付加価値で割った労働分配率をみると、足元まで低下傾向となっています。実際、企業は営業利益が増加傾向にあるなかで、現金・預金残高を積み上げており、賃金への分配割合が低下していることが、物価の伸び悩みの一因になっている可能性が指摘できます。

ECBの政策金利引き上げは
2019年12月から2020年3月頃にかけてか


 日銀の金融政策決定会合の翌日には、ECBの金融政策委員会が行われます。ECBは、2014年6月に日米欧主要3中銀で初めてマイナス金利政策を導入しました。現在は、政策金利が0.00%、金融機関が余剰資金を預け入れた際に適用される中銀預金金利(預金ファシリティ金利)が▲0.40%となっています。また、ECBは量的緩和策である資産購入プログラムとして毎月資産買入れを行ってきましたが、これを段階的に減額し、昨年末で終了させました。今後は利上げの時期がいつになるのかなどに注目が集まっています。
 
 ユーロ圏の景気は、直近では2017年末が成長率のピークでした。2018年に入ってからは緩やかに成長が減速しつつも、底堅さを維持しています。しかし、ドイツやフランス、イタリアなどで政治的な不透明感が続いていることや、原油価格が一時に比べて大幅に下落したことでインフレ期待が低下していること、英国のEU離脱(Brexit)交渉が難航していることによる企業心理の悪化などから、当面は金融政策の据え置きが続きそうです。三井アセットマネジメント調査部では2019年12月頃に中銀預金金利を引き上げた後、2020年3月頃にそのほか全ての政策金利の引き上げに向かうと見込んでいます。

今年2回見通しのFRBの利上げは、
年後半の1回に留まる可能性も


 日銀やECBがマイナス金利政策を継続している一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策の正常化を進めています。FRBは、2015年12月に約7年ぶりに政策金利(フェデラルファンド(FF)レート)の変更に舵を切り、その後0.25%ずつ断続的に利上げを続けています。2018年は4回の利上げが行われ、現在のFFレートは2.25%〜2.50%となっています。

 米国経済は、個人消費の力強い拡大を支えに、景気と雇用の力強い拡大が持続しています。直近2018年12月の雇用統計では、最も注目される非農業部門雇用者数は前月比+31.2万人と市場予想を大幅に上回り、3ヵ月及び6ヵ月の移動平均でみても基調として20万人を上回るペースの増加を維持しています。また、賃金は前年同月比+3.2%と3ヵ月連続で3%台の増加となっています。

 一方で、米中貿易戦争の影響は米国経済にも見られはじめています。例えば、ISM製造業景況感指数は54.1と、中立水準の50を大きく上回ってはいるものの、市場予想の57.5や、11月の59.3から大幅に低下しました。ISMの発表資料によると、関税に関するコメントが多く、これまでの関税前の駆け込み需要の剥落が見られていると考えられることに加え、中国経済の減速などを踏まえると、今後も軟調な展開が予想されます。また、トランプ大統領によるメキシコとの国境の壁の建設費用を巡り予算がまとまっていないことから米国政府機関の閉鎖は過去最長期間に及んでいます。これまでもトランプ政権では重要閣僚の交代が相次ぐなど、内政の不安定さも気になるところです。

 これに対し、FRBは12月のFOMCで2019年の利上げ見通しを3回から2回へと下方修正しただけでなく、今年に入りパウエルFRB議長が政策を柔軟に調整する用意があると述べ、バランスシートの縮小方針を見直す可能性に言及するなどハト派的な発言をしています。今年は前述の通りFRBは2回程度の利上げを見通していますが、三井アセットマネジメント調査部では年後半に1回行われるに留まると見ています。このため1月にはFFレート等金融政策の変更は行われないと見られますが、今後はパウエル議長を始めFRB高官の発言に注目が集まりそうです。

(三井住友アセットマネジメント 調査部 脇坂理恵)












http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/639.html

コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
16. 2019年1月19日 09:41:16 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-3997]

>>15
スパイ発見^^

連行せよ^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK256] 籠池被告 昭恵夫人から「祝電いただいた」と新事実(日刊スポーツ) 赤かぶ
8. TondaMonta[662] gnOCj4KOgoSCgYJsgo@CjoKUgoE 2019年1月19日 09:41:26 : 9ooAnC9c52 : gHDWokBFMb8[1]
1対多という配席はよくない。円形にすべきであった。そこが議員たちの頭の固いところでんね。やっていることは間違ってないが。

まあ他の人も写真に納まりたくない気持ちはあるが,知り合いの弁護士を隣りに座らせるとかの配慮があってほしかった。

さて本題に入るが,「祝電があった」というのは新事実で重要だが,これだけの話しか出てこないというのはもったいない会見でんね。 まだあるんでしょうけれどasyura2だから仕方ないか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/391.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK256] 宜野湾市民 辺野古県民投票不参加の市を投票権侵害で提訴(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
20. 2019年1月19日 09:42:26 : OHOfvWS4ng : W7WQqwQIrn8[336]
スッパマン

こういう訴訟の原告団募集は騒がないのか、あのアドレス提供のホワイトハウス
ウハウハ20万人署名運動家達は。(ローラとかなんとかトンボとか)

ヘイヘイ・ベイビー・アメリカ♪
   私のアドレスアメリカン  〜  〜  〜
      何時かの お応え待ってます   〜  〜  〜
         私は只の外国人 投稿規約も知りません  〜  〜  〜

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/327.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK256] 「外交の安倍」どころか疫病神 日露、日韓、日米の無残(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
30. 2019年1月19日 09:43:18 : C8oORNNSOk : THgvhlKe4Xg[2]
27氏>「えっそうなんですか、ほんとうですか?」

 ”堂々たる政治家”の第一条件は、出処進退誤らない、地位に連綿しない、国家国民に迷惑かけるとなったら、直ちに引く、石橋湛山が好例だよ。彼は、遊説の疲れで体調崩し、新年早々の議会に出れない状況になった、トップが国に迷惑かける、こりゃあイカンとばかりスパッと引いた。体調は回復で、あと少しの休養で議会出席も可能じゃったんに、引いた。これが堂々たる政治家だ。
 安倍君もこいだけ失態を重ね、外交も破綻し、国の財政システムをブッコワし、官僚機構を破壊してきた。これらのどれ1つとっても、トップ降りるに値する。官僚に命じて統計資料数値を捏造し、バレて慌てて予算を組み直す。コゲンな与太話は、我が建国開闢以来きいたコツねえよ。まさか、ハジカシクもなく、更にトップの座に居座ることはケンゲエておらんだろう、立派な政治家なら。近々、安倍総辞職の報が聞けるでしょう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/338.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK256] “第2のサンゴ虚報事件”で思い出す安倍首相の朝日新聞批判 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2019年1月19日 09:44:53 : 17yo3W2TPh : WRLcUB2uRHw[493]
プーチンさん、 日本國の安倍晋三は嘘をつくから用心してください。
それとも彼の舌を抜き取るようなパンチを与えますか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/423.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK256] 沖縄県知事しか元山さんを救えない 期日前投票がある  赤かぶ
1. 日高見連邦共和国[11911] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 09:45:04 : 4D4beM9O8s : nTURrbAMBzs[7]
『代執行』は最終手段。当然、玉城知事はそれを織り込み済です。

ですが、知事の仕事は“首長との喧嘩”ではありません。

説明と説得と合意。そのコンセンサスが民主主義なんですから。

そうせずに“強硬手段”を取っては安倍政権と一緒でしょう!

元山さんには申し訳ありませんが、水だけ飲んでれば人間一ヶ月か生きられます。

もう少しだけ辛抱して下さい!
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/424.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
21. ソーカそーかセカンド[1] g1yBW4NKgruBW4Kpg1qDSoOTg2g 2019年1月19日 09:45:24 : kxk7MnCbWU : S0swXCpT_BE[-3512]
>投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 1 月 18 日 12:50:55
>2019/01/18 11:28 半歩前へ
>まゆりsecond@second99635527 高知新聞 20:38 - 2019年1月16日

作為があるかないかは・・・

皆さんの判断に任せましょう!

ランキングに作為があるかないかも・・・

アベの人気なんて、支持率なんて、本当はどうでもいいんですよ・・・

自民党の人気も、支持率も、本当はどうでおいいんですよ・・・

大切なのは「政策の支持率」ですよ・・・

まあヒューミント(人が中心の諜報活動)のCIAに洗脳された皆さんは・・・

シギント(事実:ファクト:証拠が中心の諜報活動)には・・・

慣れていないんでしょうけどね。

作為があるかどうかのランキングは・・・

拍手だけになったのは、いいことですね!


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK256] <森友学園・国有地売却>深さ3.8mとした写真 業者「ごみの深さ意識せず撮影」 野党「値引きの根拠は崩れた」 赤かぶ
3. 赤かぶ[3070] kNSCqYLU 2019年1月19日 09:45:58 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1536]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/422.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
37. 2019年1月19日 09:46:24 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-3996]

(諸悪)か=否か=置いといて^^

何でも=小沢さんが=根源というのは^^

まあ=当たってる^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c37

コメント [政治・選挙・NHK256] <森友学園・国有地売却>深さ3.8mとした写真 業者「ごみの深さ意識せず撮影」 野党「値引きの根拠は崩れた」 赤かぶ
4. 赤かぶ[3071] kNSCqYLU 2019年1月19日 09:47:15 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1537]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/422.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] <テレビ東京>森友学園問題 新疑惑のキーマン直撃 ごみ調査の写真、偽装された疑い  赤かぶ
8. 2019年1月19日 09:48:20 : Ma1F16FZIA : pgDtFe2mEB4[2]
ある意味、テロなど及びもつかない国家反逆、売国の糞ったれシンぞー!
世界の笑い物、日本をここまで下げた日本の将軍様。カリアゲ君の足元にも及ばない
糞ったれ!!
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/380.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府として引き続き原発輸出を推進!   赤かぶ
10. ぢっとみる[516] gsCCwYLGgt2C6Q 2019年1月19日 09:50:49 : LLC16YRhF6 : 2yUQTAqpjc8[516]
ゲンパツは要らなくなっても、
すぐにはクビに出来ない。
いじめても、自分から辞めてもくれない。
下手に“自殺”でもされると、結果は“無理心中”。
ゲンパツ推進は“自決強要”につながる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/416.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
22. 2019年1月19日 09:56:09 : Eje8kle4x2 : lM9gwBrcSU0[122]
13さん

>四人に一人が安倍支持者だなんて、怖くて街を歩けません! 


ヒロシです
「四人に一人が安倍支持者だなんて、怖くて街を歩けません!」

このセリフを彼<ヒロシ>に言わせたら世間でどんな反応が起こるだろうか。
反乱は地方紙から始まる? 
26%でも少し下駄をはかせているような数字だとは思うけど、高知新聞は他の堕落した三大紙にくらべたら、今回踏ん張っている所は見せたと思う。
私の周りではアベを支持する者は今の所ほとんどいない。
TVと地方紙でこれだけの差がある支持率調査などナンセンス、TVは恥をしれ!大衆操作も限界に来ている事をいい加減知るべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
38. 前河[1280] kU@JzQ 2019年1月19日 09:56:28 : mgEHeXOJ3I : JDf0WJpDr9s[63]
32さん、

はったりだったのか?

じゃあ無能でアピール上手ってことだな

頭は悪くないけどね、安倍よりは。

まあ、いずれにしろ、弱者に優しい人ではないし、ジャーナリズムの意味もわかっていない青臭い人。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c38

記事 [近代史3] 文学も人間も全然わからなかった黒澤明の 白痴 (松竹 1951年)

白痴

監督 黒澤明

脚本 久板栄二郎 黒澤明

原作 フョードル・ドストエフスキー

音楽 早坂文雄

配給 松竹

公開 1951年5月23日

動画
https://www.youtube.com/watch?v=xTF6SqCZM7A


キャスト カッコ内は原作における相当する登場人物。

那須妙子(ナスターシャ):原節子

亀田欽司(ムイシュキン公爵) : 森雅之

赤間伝吉(ロゴージン):三船敏郎

大野綾子 (アグラーヤ): 久我美子

大野(エパンチン将軍):志村喬

大野里子(リザヴェータ夫人):東山千栄子

大野範子(アレクサンドラ):文谷千代子

香山睦(ガーニャ):千秋実

香山順平(イヴォルギン将軍):高堂国典
香山の母(イヴォルギン夫人):三好栄子
香山孝子(ワーリャ):千石規子
香山薫(コーリャ):井上大助
軽部(レーベジェフ):左卜全
東畑(トーツキイ):柳永二郎
東畑家VIP:岸恵子(ノンクレジット)


『白痴』(はくち)は、ドストエフスキーの小説 『白痴』を原作とした日本映画である。監督は黒澤明で、1951年(昭和26年)に公開された。

原作はロシア文学で、1868年に発表され同時代のロシアを舞台としている。本作では舞台が昭和20年代の札幌に置き換えられている。当初4時間25分であった作品であるが、松竹の意向で大幅にカットされ166分となった。


ストーリー

亀田と赤間は北海道へ帰る青函連絡船の中で出会った。

亀田は沖縄で戦犯として処刑される直前に人違いと判明して釈放されたが、そのときの後遺症でてんかん性の白痴にかかってしまったのだった。

札幌へ帰ってきた亀田は狸小路の写真館のショーウィンドーに飾られていた那須妙子の写真に心奪われる。しかし彼女は愛人として政治家に囲われていた。

裕福な大野の娘の綾子と知り合いになった亀田は白痴の症状はあるものの性格の純真さ善人さから、二人に愛され綾子と妙子の間で激しく揺れ動く。3人の異質な恋愛は周りの人物たちを次々と巻き込んでゆくこととなる。


____


『キネマ旬報』で、珍しくベストテンに入らなかった黒澤作品である。
ドストエフスキーを敬愛する黒澤にとっては、念願の仕事であったと同時にプレッシャーも非常に大きかった。原作を7度以上も読み込んだという。撮影がなかなか思うように進まず、精神的重圧のあまり近くにあったナイフで手首を切ろうとしたところ、三船敏郎にナイフを取り上げられたという。

中島公園の氷上カーニバルをはじめ、現在は失われた昭和20年代の札幌市の文化・風俗が記録されている貴重な映像資料でもある。黒澤は北欧のような異国情緒にあふれた当時の札幌の風景に魅せられてロケ地を選んだが、開発が進んで均質化された都市になってからの札幌には興味を示さなくなった。

ノークレジットながら、松竹側より、野村芳太郎、中平康などが監督助手として付いている。特に野村は、最後には黒澤より、シーンのOK、NGの判断すら求められるようになったという。黒澤は、「大船に過ぎたるものふたつ。(編集の)杉原よ志に野村芳太郎」と語った[1]。

松竹は当初黒澤に、前後編で公開したいと伝えており、黒澤はその意向に添って脚本撮影を進めたにもかかわらず、松竹首脳部は短縮を要請した。製作の小出孝は、この要請を黒澤に伝えることが出来ず、自分の責任でカットすることも検討したというが、結局野村芳太郎が黒澤に松竹側の意向を伝えた。[1]当然黒澤は激怒し、山本嘉次郎への手紙で「どうしてもカットしたいのならフィルムを縦に切ればいい」とまで言い切った。[2]結果として黒澤明は、当初4時間32分あった映画を3時間2分にまでカットしたが、それでも長すぎるとされ、結果として2時間46分までカットされた。現在見ることのできるバージョンはこれのみである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E7%97%B4_(1951%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)


▲△▽▼

黒澤明の「白痴」は、上述の原作に極めて忠実で、プロローグにドストエフスキーその人の言葉を載せることでも想像されるように、どうやら原作者と同じ意図を持って、ムイシュキン公爵を映画の中に登場させようとしたらしい。ふつう原作を映画化するときは、原作を映画のために利用するもので、原作者の意図をそのまま映画化する、ということはあまりないと思うのだが、黒澤のこの映画は原作者に忠実だという意味で珍しい映画のように思える。

黒澤はそれほどこの白痴という小説に心酔していたのだろうか。分からないが、結果はどうだったかというと、僕は、残念ながら、成功していないと思う。と、いうか、ドストエフスキーその人が、この主題は困難だ、と言った程度より、もっと困難なことをやろうとして失敗した、という感じで、無理もないように思う。

映画の中のムイシュキン公爵は「亀田さん」という名前で登場するが、この人は全編に渡って、「世間知らずで、他人の心の中しか見ようとしないせいで、他人の気持ちをあっさりと踏みにじる言動をし、周囲の状況がきちんと見えず、ゆえに滑稽で、極めて子供じみた人」という脚本の性格設定の元に見えている。すなわち「滑稽さ」と「非常識さ」のみで出来ているように見えてしまっている。

原作のムイシュキン公爵は、前述のように「滑稽」に加えて「論理」と「神秘」を持っているのだけれど、それらをそぎ落としてしまっている。「論理」は変だと思うかもしれないが、実際、物語りの中で公爵は、かなり論理的に自分の哲学を披露する長い弁舌をふるったりするのである。それゆえ「世間知らずの哲学者」などという軽い侮蔑の混じった扱いをここそこで受けたりもする。

とにかく、映画の方では滑稽ばかり目だってしまい、なぜこの人が特別な人なのか伝わってこない。

あと、けっこう決定的に問題なのが配役で、亀田さん役の森雅之はどう考えてもミスキャストとしか言いようがない。森雅之その人もこの役は自分じゃないと言っていたようだ。ただ、この亀田さん役を誰にするかについてはかなり紆余曲折があったそうだ。と、いうか、このムイシュキン公爵役をきちんとできる人はいるのかしらん、という気がする。

森雅之は僕の大好きは俳優なのだが、彼は、心に一物があり、ずるくて、それで色気たっぷりで、そこはかなく堕落したような男の役を演じると完璧なのであるが、そういう意味で、ムイシュキン公爵役と正確に正反対な感じである。目に色気がありすぎてどうしても善良に見えないのである。そのせいで、その類まれな善良さゆえに人々を惹きつけている、ということが伝わらず、特に、なんでこんなヘンな男をナスターシャとアグラーヤという二人の美女が取り合っているんだか、まるで分からない感じ。

原作者の言うことを忘れて、脚本を変えて、もう少し亀田さんをふつうの人にして構成すればよかったのに、と思えて仕方ない。

もっとも、この映画には仕方ない事情もあって、それは、黒澤が最初に完成させた時点では4時間の大作だったそうなのだが、配給会社の意向で大幅にカットになり、結局2時間半ぐらいにしてしまっているのである。ひょっとして、さっき言った亀田さんが哲学的考察を披露するシーンなんかも存在していたのかもしれない。

さて、ずいぶん黒澤の「白痴」をミソクソに言ってしまったが、これはひとえに亀田さんが変だ、というだけで、映画としては面白いと思う。特に、森雅之以外の配役が極めて秀逸である。

激しい情熱と行動の人である粗野なラゴージンは赤間伝吉という名前で三船敏郎が、ラゴージンとムイシュキン公爵の間で揺れる謎に包まれた絶世の美女ナスターシャ・フィリポヴナは那須妙子という名前で(ネーミングが面白い!)原節子が、そして、公爵に恋をする、気が強く純真な、やはりたぐいまれな美女のアグラーヤは大野綾子という名前で久我美子が演じている。

これら、三船敏郎と原節子と久我美子の3人の演技だけでもこの映画を見る価値はある。

特に僕は久我美子の綾子がとても気に入った。潔癖で気が強くて羞恥心が強く純真で、それゆえに怒ってばかりいるアグラーヤの性格がとてもうまく出ている。あと、ナスターシャ役の原節子の美しさと貫禄と隠されたナイーブな感じもいいし、三船敏郎のラゴージンの粗野な美男子ぶりもよい(原作のラゴージンはむしろ醜男だったはずだが)。原節子と三船敏郎のツーショットは本当に絵になる。

森雅之は、もう、これは仕方ない感じ。率直に行動するムイシュキンが下心ありありの男に見えちゃったり、人々を知らずして惹きつける純真であけすけな笑いが色目を使っているように見えちゃったり、さんざんである(笑) だって、そういうタイプの役者だもんね。

ちなみに森雅之は、僕は、何といっても成瀬巳喜男の「浮雲」が素晴らしいと思う。女好きでだらしないダメ男の役を、抜群に美しく魅力的な高峰秀子と演じている。ここでの森雅之は何ものにも変えがたい感じ。あと、雨月物語や、羅生門、女が階段を上る時、武士道残酷物語などなど森雅之が秀逸な映画はいくらでもある。
http://hayashimasaki.net/zatubun/hakuchi.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/173.html

コメント [原発・フッ素50] 稀勢の里の被曝問題が、完全にスルーされていることは?(東海アマ)優勝して福島米1トンと福島県産食品を授与されてから不調 てんさい(い)
4. 茶色のうさぎ[-9475] koOQRoLMgqSCs4Ks 2019年1月19日 09:58:53 : 5agZEr6MIo : AAuuk5sqtbo[-2]

 ↓ 正式な、ゲルマニウム半導体検出器
http://www.radio-isotope.jp/Analysis/tech_gedetector.html ←規制値500Bq/kgで5分。

>これらの値を踏まえますと、おおよそ5分測定で50 Bq/kg以上、10分測定で20Bq/kg程度、15分測定で15 Bq/kg程度まで定量限界が下がる事を示しています。

例えば規制値が500 Bq/kgという場合(牛肉や茶、米などの場合)、5分測定を行えば、50Bq/kg以上の放射性セシウム含有があれば定量は可能となります。 同様に10分測定を行えば概ね20 Bq/kg以上の定量が可能となります。

同位体研究所では、通常定量限界を10 Bq/kg以下となるよう測定時間を設定しており、標準では測定時間は、2,000秒(33分)と設定しています。この測定時間であれば概ね定量下限値は、5〜10 Bq/kg程度を達成できます。 しかし、低濃度の放射能の検出を行う場合、測定時間はより長時間必要となります。

結論: 生協基準、10Bq/kg以下は、33分測定ですね。 うさぎ♂

 つまり、福島のコンベア測定なんて、100Bq/kgを、たった3秒??? ばか


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/791.html#c4

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
110. 2019年1月19日 09:59:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]
文学も人間も全然わからなかった黒澤明の 白痴 (松竹 1951年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/173.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c110
コメント [政治・選挙・NHK256] 立憲民主党幹部が保守層にアピール…伊勢神宮集団参拝の愚 ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
74. 楽老[95] inmYVg 2019年1月19日 09:59:56 : QHkUDaloVM : nhEL_@HJWto[-2592]
【^^】:やっぱり=ボケ老人は=創価学会の疑いが出てきたな^^

糞でしかないお前が何と思おうと痛くも痒くもないが、
一時期 ボケ老人=日高見連邦共和国 を盛んに吹聴していたな。
今度は宗旨替えしてボケ老人=創価学会 か(笑) 

確かに、決して有能とは言わないが、お前ほど無知でもないから、勤行書を見た(読めなかったから読んだとは言わない)ことはあるし、折伏という言葉に反発して論争したこともある。
昔の部下が市議会選挙で公明党に投票してくれと候補者を連れてきたこともある。平和を捨てた党には決して投票しないと追い返したが。
その時に使った資料が平成になる直前に発行された『まんが わたしたちの平和憲法:創価学会婦人平和委員会編』だ

ネトウヨの判断力と情報収集能力は所詮こんなものなのだろう。
60.OpTo0uAxJY8、未来のTOWもご同列か (笑)(笑)(笑)

完膚なきまで論駁されると
反論も忘れて議論から逃げた悪口雑言の寝言ばかり。

>65.未来のTOW:しっかし、今やもう野党が神社参りしても何も言わないのがスタンダードなんだねえ。

そんなことはないよ。お前のようなネトウヨがピーチクパーチク騒いでいるではないか。(笑)

>60.OpTo0uAxJY8

このスレでは新参者さんよ
コメント履歴を読ませてもらったが、【3行書き逃げ】クラスからちっとも成長できないようだな。
少しは、ディベートの練習をしてから出てこいよナ(老婆心ながら)


古今東西の世界標準として祭政一致は政治の原則だ。
祭政一と政教分離は相反概念ではなく、祭政一致の行き過ぎた部分を政教分離で調整しようとするものだ。(決して宗教の否定ではない)
十把一絡げに宗教を否定するのではなく
宗教によって政治が歪められた結果として
2度と国民を苦しめることがないように
2度と戦争に駆り立てることのないように
これが政教分離の原則なんだよ。

ここには、ウヨクだサヨクなどと云うのは関係ない。
日本国内で言えば、排除されるべきは靖国神社(国家神道)だけなんだよ。
この靖国神社も
戦没者を英霊などと勝手に神格化して顕彰すると云う伝統的神道にはあり得ない愚を削ぎ落して、戦没者を純粋に慰霊するためだけの施設に衣替えするなら誰が参拝しても問題ない。

千鳥ヶ淵無名戦没者墓地をお参りしたからと言って
誰か非難する人はいるか?

そもそも、靖国神社は明治天皇による戊辰戦争鎮魂のための東京招魂社だ。
それを軍部が乗っ取って、靖国神社と改名して、若者に【天皇陛下万歳 靖国で会おう】と言わしめて、戦争に駆り立てのだ。
戦後、戦没者の御霊を弔うために、昭和天皇こそは誰が何と言おうと、毎年靖国参拝を欠かしてはいけない立場であるにもかかわらず、己の戦争責任から逃げるだけでなく、戦没者の慰霊すら30年間でたった8回、しかも、A級戦犯合祀問題が起こるや、これ幸いと靖国参拝を取りやめてしまった。
責任逃れの最たる見本だ。

天皇が参拝しない靖国神社にどんな存在意義があるというのだ。
戦没者の御霊は靖国になんか眠っていない。
旧厚生省と陸軍省の官僚が作った霊璽簿という名簿があるだけだ。
御霊は各地の墓地に、未だ帰ることができずに海外の地に眠っているのだ。

      
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/340.html#c74

コメント [政治・選挙・NHK256] 小池都知事「築地守る」の公約違反 跡地にカジノ誘致構想(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 日高見連邦共和国[11912] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 10:02:04 : 4D4beM9O8s : nTURrbAMBzs[8]
怒れよ、東京都民!!

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/425.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
26. 2019年1月19日 10:02:36 : hHRyrQsPsY : C257NcSSuSY[319]
凄いな、「オレンジ」は自衛隊の演習用兵器のカラー(色)で、「オレンジエア」はそのオレンジ色の演習用兵器のことで、実際にJAL123便に衝突したのはファイヤビーという標的機とチャカ2というミサイルだ、と書いただけで、11〜 25の話題逸らし工作が湧くのだから、ファイヤビーとチャカ2の話はよっぽど都合が悪いと見える。

本当の事なのだから別に隠さなくたっていいじゃん。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK256] <まさしく猿芝居だ!>見事に的中した安倍首相の「日ロ平和条約」先行の野望  天木直人 赤かぶ
12. 2019年1月19日 10:03:48 : ApzfMKaZ9w : Zje9LYWSb6Y[2]
>ソ連対日参戦

などありません。

日ソ中立条約期間のスターリンのソ連による火事場泥棒があっただけです。

何故ならポツダム宣言を1945年8月14日には受け入れを日本は表明し、サンフラン講和条約に従ったのに、ソ連は講和条約に署名していないからです。

日ソ中立条約が未だ有効だったからです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/401.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK256] 立憲民主党幹部が保守層にアピール…伊勢神宮集団参拝の愚 ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
75. 日高見連邦共和国[11913] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 10:06:01 : 4D4beM9O8s : nTURrbAMBzs[9]
>>71 『うんこ蠅』

オマエがもう死んでいる。(死因:バポナ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/340.html#c75

コメント [近代史3] 文学も人間も全然わからなかった黒澤明の 白痴 (松竹 1951年) 中川隆
1. 中川隆[-12875] koaQ7Jey 2019年1月19日 10:06:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

ドストエフスキーの原作通りに、何も手を加えないでそのまま映像化しておけば物凄い傑作になったんですけどね:

「あたし今酔ってますの、将軍、」

ナスターシャ・フィリッポヴナはいきなり笑い出した、

「あたし浮かれ騒ぎたいわ! 今日はあたしの日、あたしのたった一度のお祭りの日、あたしの閏の日、あたしこれを長いこと待ってたのよ。

ダーリヤ・アレクセーエヴナ、ごらんなさいよ、この花束紳士、ほらこの monsieur aux camelias [椿の紳士]、ほら座ってあたしたちを笑ってる・・・」


 「私は笑っていません、ナスターシャ・フィリッポヴナ、私はただ非常に注意して聞いています」とトーツキーは重々しく応酬した。


 「あーあ、何のためにあたし、まる五年その人を苦しめて解放してあげなかったのかしら! それに値する人かしら!

単にああいう人なのがあたりまえだったってこと・・・

むしろあたしがあの人に対して罪がある、ってあの人思ってるのよ。教育だって受けさせたし、伯爵夫人みたいに養ったし、お金だって、お金だって、どれだけかかったか、立派な夫をあっちにいた時も見つけてくれたし、こっちでもガーネチカをね。

あんたどう思うかしら、あたしこの五年あの人と暮らさないで、お金だけは取って、それが正しいって思ってたのよ! まったくあたしどうかしてたのね!

あんた言ったわね、いやなら十万取った上で追い出せって。 確かにいやだけど・・・

あたしだってとっくに結婚できたし、それもガーネチカじゃないけど、それだってもうすごくいやだった。 それになんのためにあたし、あたしの五年間を意地悪なんかで失ってしまったんでしょう!

ねえ信じられる、あたし四年前に時々考えたの。 もうほんとにアファナシー・イワノヴィチと結婚しちゃだめかなって。 あたしその時は悪意でそう考えたの。 その頃はどんなことだって頭に浮かんだものよ。

あら、ほんとよ、こっちが無理強いすればね! 自分からにおわしていたことだし。

あんた信じない?

確かにあの人、嘘をついてたんだけど、そりゃもうすごい欲張りで我慢できないからよ。それから、まあありがたいことに考えついたわ。

あの人、そんな意地悪をする価値があるかしら!

するとその時急にあの人がいやになってね、あっちから求婚してきたって、するもんじゃないわ。 それでまるまる五年、あたしはお高くとまってた。

いいえ、もう街角に立った方がいい、それがあたしには当然なのよ!

でなきゃラゴージンと浮かれ騒ぐか、でなきゃ明日には洗濯女になるわ!

だってねえ、あたしには自分の物は何もないのよ。

行くわ、何もかもあの人に投げつけて、最後のぼろきれまで捨てて、それで何もないあたしを誰がもらってくれる、 ほら、ガーニャに訊いてごらんなさいな、もらってくれるかどうか?

あたしなんかフェルディシチェンコももらってくれないわ!・・・」


 「フェルデシチェンコはもしかするともらいません、ナスターシャ・フィリッポヴナ、僕は率直な人間です、」

フェルディシチェンコがさえぎった、

「かわりに公爵がもらいます! あなたはそこで座って泣いていますが、ちょっと公爵を見てごらんなさいよ! 僕はもうずっと観察してますが・・・」


 ナスターシャ・フィリッポヴナは公爵に好奇の目を向けた。

 「本当?」と彼女は尋ねた。

 「本当です」と公爵はささやいた。


 「もらってくれるの、このまま、手ぶらで!」

 「もらいます、ナスターシャ・フィリッポヴナ・・・」

 公爵は、悲しげな、厳しい、鋭い目つきで、相変わらず彼を眺め回しているナスターシャ・フィリッポヴナを見つめた。


 「ほらまた現れたわよ!」

彼女は不意に、再びダーリヤ・アレクセーエヴナの方を向いて言った。

「ともかくほんとに優しい心からなのよ、あたし知ってるんだから。

篤志家を見つけたわ! ああでも、ほんとうかもしれないわね、この人のことをほら・・・あれだって。

どうやって暮らしていくの、もしほんとにそんなに夢中になって、ラゴージンの女を、自分のその、公爵夫人にするって言うなら?・・・」


 「僕がもらうのは立派ななあなたです、ナスターシャ・フィリッポヴナ、ラゴージンのものじゃありません」


と公爵は言った。

 「立派ってあたしのこと?」

 「あなたです。」


 「ああ、それはどこか・・・小説の中のこと!


それはねえ、公爵さん、昔の空想。

現代では世の中利口になって、そんなのはみんなナンセンスなのよ!

それに何で結婚するの、あんたには自分にまだ乳母が必要よ!」


 公爵は立ち上がり、おずおずとした震える声ではあるが、同時に深い信念を持った様子で話した。


 「僕は何も知りません、ナスターシャ・フィリッポヴナ、僕は何も見たことがありません、おっしゃる通りです、

が、僕は・・・僕は思うんです、あなたは僕の、僕があなたのではなく、名誉です。 僕はつまらないものですが、あなたは苦しんで、そんな地獄から汚れなく現れた、これは大変なことです。

なぜあなたは自分を恥じてラゴージンと出かけようとするんです?

それは熱病です・・・ あなたはトーツキーさんの七万を返したし、

すべて、ここにあるものすべてをなげうつと言いますが、そんなことはここでは誰一人しません。

僕はあなたを・・・ナスターシャ・フィリッポヴナ・・・愛します。

僕はあなたのために死にます、ナスターシャ・フィリッポヴナ・・・

僕は誰にもあなたのことで何か言わせません、

ナスターシャ・フィリッポヴナ・・・僕たちが貧乏したら、僕が働きましょう、ナスターシャ・フィリッポヴナ・・・」


 ____________


 「聞いてる、公爵、」

ナスターシャ・フィリッポヴナは彼に話しかけた、

「あんなふうにあんたのフィアンセを下種が売り買いしてるわよ。」

 「酔ってるんです」と公爵は言った。

「あの人はあなたをすごく愛しています。」


 「それであんた後で恥ずかしくならないかしら?

あんたのフィアンセは危うくラゴージンと行ってしまうところだったのよ。」


 「それは熱のせいです。あなたは今も熱があって、熱に浮かされているようです。」

 「それと後であんた、あんたの女はトーツキーの愛人だったって言われて恥ずかしくない?」

 「いいえ、恥ずかしくありません・・・あなたは自分の意志でトーツキーさんの所にいたのではありません。」


 「では決して責めない?」

 「責めません。」


  「ナスターシャ・フィリッポヴナ、」公爵は静かに、同情するように言った、


「あなたが今、取り返しのつかないほど自分を破滅させようとしたのは、あれから決して自分を許そうとしないからです。あなたには何の罪もないことなのに。

あなたの人生がすっかりもう滅びたなんてはずはありません。

誇り高いあなたですが、ナスターシャ・フィリッポヴナ、でも、あるいはあなたはもう、不幸せのあまり、本当に自分が悪いと思っているかもしれません。

あなたには充分ないたわりが必要です、ナスターシャ・フィリッポヴナ。

僕があなたをいたわりましょう。

僕はさっきあなたの写真を見て、よく知っている顔を認めたような気がしました。

僕にはすぐに、その時まるであなたが僕を呼んでいるかのように思われました・・・
僕・・・僕はあなたを一生大切にします、ナスターシャ・フィリッポヴナ。」


 「ありがとう、公爵、今まで誰も私にそう言ってくれなかった、」

ナスターシャ・フィリッポヴナは言った、

「私は売り買いされるばかりで、結婚はまだ誰一人ちゃんとした人は申し込んでくれなかったわ。

お聞きになった、アファナシー・イワノヴィチ?

公爵の言ったこと、あなたにはどう思われたでしょう?

あまり慎みがないかしらねえ・・・

ラゴージン!あんた行くのはちょっとお待ちよ。

でもあんた、どうやら行きゃしないわね。

もしかしたらあたし、まだあんたと一緒に出かけるかもしれないわよ。

あんたどこへ連れて行くつもりだったの?」


 「エカテリンゴフですよ」と、隅からレーベジェフが告げたが、ラゴージンは身震いひとつすると、自分を信じかねるように一心に見つめていた。

彼は頭を強打したかのように、すっかり麻痺していた。


 「まああんたどうしたの、あんたどうしたのよ、ねえ!

ほんとに発作を起こしてるんじゃないの。 それとも気が違ったの?」

ダーリヤ・アレクセーエヴナはびっくりして飛び上がった。


 「あらあんた本気にしてたの?」

ナスターシャ・フィリッポヴナは笑いながらソファから飛び上がった。

「こんな赤ちゃんをめちゃめちゃにしちゃうわけ? それならちょうどアファナシー・イワノヴィチがいるじゃない。 あの人はね、小さな子が大好きなのよ。

行くわよ、ラゴージン! 自分の包みを持って!

結婚したいってのもかまわないけど、そのお金はやっぱりちょうだいね。

あたしはまだあんたと一緒にならないかもしれないわ。

あんたはさ、結婚もするつもりだけど、包みも手元に残ると思ってたんでしょ?

ばかね! あたしだって恥知らずよ!

あたしはトーツキーの愛人だったのよ・・・

公爵!

あんたに今必要なのはアグラーヤ・エパンチナであって、ナスターシャ・フィリッポヴナじゃないの、でないとフェルディシチェンコに後ろ指さされることになるわ!

あんたは怖くなくたって、あたしはあんたをだめにしてそれを後であんたに責められるのが怖いの! それにあんたは堂々とあたしがあんたに名誉を与えるって言ってくれたけど、それについちゃトーツキーさんがよく知ってるわ。

それとアグラーヤ・エパンチナといえば、ガーネチカ、あんた取り逃がしたわね、あんたそれわかってる? あんたが駆け引きしたりしなければ、あの人きっとあんたと一緒になったわ!

あんたがたはみんなそんなふう。

相手にするなら恥ずべき女か、立派な女か、どちらかひとつよ!

でないときっとごたごたするから・・・見て、将軍たら、口をぽかんと開けて見てる・・・」


 「こりゃソドムだ、ソドムだ!」と将軍は肩をすくめながらつぶやいた。

彼もソファから立ち上がった。

再び皆が立ち上がっていた。

ナスターシャ・フィリッポヴナは狂乱状態のようだった。


 「まさか!」公爵は両手をよじりながらうめいた。


 「あんたは違うと思った?

あたしはね、高慢かもしれないけど、かまわないわ、恥知らずで!

あんたさっきあたしを完璧と言ったわね。

見事な完璧だわ、虚栄心ひとつで、百万も公爵の身分も踏みつけにして、スラムに行くのよ!

さあ、こうなるとあたし、あんたにとってどんな奥さん?

アファナシー・イワノヴィチ、なにしろ百万だってあたしはほんとに窓から放り投げちゃったのよ!

あなたどうして思ったの、あたしがガーネチカと、あなたたの七万五千と結婚するのを幸せと考えるなんて?

七万五千はあんた取っときなさい、アファナシー・イワノヴィチ、

十万とまでいかなかったのは、ラゴージンの勝ちね!

ああ、ガーネチカはあたしが慰めてあげなくちゃ、ひとつ思いついたわ。

ああ、あたし歩きたくなったわ、だって街の女だもの!

あたしは十年牢獄に座って過ごして、今が幸せなの!

どうしたの、ラゴージン?用意して、行くわよ!」


 「ねえあんた何わめいてるの!」ナスターシャ・フィリッポヴナは彼を笑った。

「あたしはまだここでは主人よ。その気になればまだ一突きであんたを追い出すわよ。

あたしはまだあんたからお金をもらってないわ、ほらそこにある。 それをこっちにちょうだい、包みごと!

この包みの中が十万ね? へ、なんていまわしいこと!

どうしたの、ダーリヤ・アレクセーエヴナ? いったいあたしにこの人をだめにしたりできる?

(彼女は公爵を指さした。)どうしてこの人に結婚できるの、まだ自分に乳母が必要なのに。

そこにいる将軍がこの人の乳母になるわ。 ほら、彼につきまとってる!


見て、公爵、あんたの花嫁は金を取ったわよ、堕落した女だからね、

あんたはそんなのをもらおうとしたのよ!


でもあんた何よ泣いたりして?

ねえ、悲しいの?笑ってちょうだいよ、あたしみたいに」


と、話し続けるナスターシャ・フィリッポヴナの両の頬にも大粒の涙が二つきらめいていた。


「時を信じること−−何もかも過ぎてしまうわ。

後で考え直すより今の方がいい・・・


ああ、でもなんであんたたちみんな泣くの。 カーチャまで泣いて!

どうしたの、カーチャ、ねえ? あたし、あんたとパーシャにいろいろ残しとくからね、もう言いつけておいたのよ、でも今はさようなら!

あたしはあんたみたいな立派な娘にあたしの、堕落した女の世話をさせたりして・・・

これでいいのよ、公爵、ほんとにいいのよ、後であたしを軽蔑するようになって、あたしたち幸せにはなれないわ!

誓ってもだめ、信じないわ! それにどんなばかげたことになるやら!・・・

いいえ、気持ちよくさよならにしましょう

、だってそうしないとね、あたしは夢想家で、何の役にも立ちゃしないんだから!


あたしがあんたを夢見なかったと思って?

あれはあんたの言う通り、長いこと夢想したわ、


まだ村のあの人のうちにいて、五年間ひとりぼっちで過ごした頃。

考えて考えて、夢ばかり見続けたものよ。 するといつも、思い浮かんだわ、

あんたのような、優しくて、誠実で、いい人で、それでやっぱりばかそうな人が突然現れて言うの、


『あなたに罪はありません、ナスターシャ・フィリッポヴナ、

私はあなたを崇拝します!』

よくそんな空想をすると気が狂いそうになるものよ・・・

そこへほら、この人が到着するの。


年に二ヶ月滞在して、辱め、傷つけ、怒らせ、堕落させ、帰っていく。

それで何度も池に身を投げようとしたけど、卑劣だったし、心が弱かったから、

ええ、それでこうして・・・

ラゴージン、用意は?」


 「いつでもこいだ!近寄るんじゃねえ!」

 「いつでもこいだ!」といくつかの声が聞こえた。

 「鈴のついたトロイカが待ってるぜ!」

 ナスターシャ・フィリッポヴナは包みをつかんだ。


 「ガーニカ、あたしひとつ思いついたの。 あたしあんたにご褒美をあげたいの。 だってあんた何もかもなくしちゃっちゃねえ。

ラゴージン、この人は三ルーブリでワシリエフスキー島まで這っていくのね?」


 「這っていくさ!」

 「さあ、それじゃ、お聞きなさい、ガーニャ、あたしはこれが最後、あんたの心を見てみたいの。 あんたはまる三月あたしを苦しめた。 今度はあたしの番よ。

この包みを見て、十万入ってるのよ!

それをあたしは今、暖炉に投げ込むわ、火の中へ、みんなの前で、みんな証人よ! 火が全体を包んだ瞬間に、暖炉に手を突っ込むのよ、ただし手袋なし、素手で、袖をまくってね、それで包みを火から引っ張りだすのよ!

引き出したら、あんたのものよ、十万全部、あんたのものよ!
少しばかり指を焦がしても、なにしろ十万よ、考えてごらんなさい!

つかみ出すのは簡単よ!

あたしはね、あんたがどんなふうにあたしのお金のために火の中に突っ込むかであんたの魂を見るんだから。 みんなが証人、包みはあんたのものになるわ!

突っ込まなければ、そのまま燃えてしまうのよ。 誰にも許さないからね。

どいて!みんなどいて!あたしのお金よ!

あたしが一晩でラゴージンから取ったのよ。あたしのお金よね、ラゴージン?」


 「おまえのだとも!おまえのだ、女王様!」

 「さあ、それじゃみんなどいて、あたしがしたいようにするの!

邪魔しないで!フェルディシチェンコ、火を直して!」


 「ナスターシャ・フィリッポヴナ、手が言うことを聞きません!」ぼう然としてフェルディシチェンコが答えた。

 「ああもう!」とナスターシャ・フィリッポヴナは叫んで火ばしをつかみ、くすぶっているまきを二つ掻き起こし、火が燃え上がるやいなや、その上に包みを投げた。

 まわりに叫び声が起こった。それどころか多くのものは十字を切った。

 「気が狂った、気が狂った!」まわりの人たちは叫んだ。

 「い・・・いいのかな・・・彼女を縛らなくて?」将軍がプチーツィンにささやいた

、「それとも入れてしまうか・・・だって気が狂ったんだろ、気が?狂ったんだろう?」

 「い、いいえ、これは完全な発狂ではないかもしれません」と、ハンカチのように青ざめ、震えながらプチーツィンは、くすぶりだした包みから目を離すこともできずにささやいた。

 「狂ってるね?狂ってるんだね?」と将軍はトーツキーを煩わせた。

 「毛色の変わった女だと言ったでしょう」と、やはり少し青ざめたアファナシー・イワノヴィチがつぶやいた。
 

 「ラゴージン、出発よ!

さよなら、公爵、初めて人間に会ったわ!

さようなら、アファナシー・イワノヴィチ、メルシー!」


 ラゴージンの一団は騒々しく大声を立て、叫びながら、ラゴージンとナスターシャ・フィリッポヴナの後に続き、部屋部屋を通り抜け、出口へ殺到した。

ホールでは娘たちが彼らにコートを渡した。

料理女のマルファは台所から駆け出してきた。ナスターシャ・フィリッポヴナは彼ら皆にキスをした。

 「では本当に奥様、私たちをすっかり見捨ててしまわれるんですか?

ではいったいどこへおいでですの? それにお誕生日に、こんな日に!」


と尋ねながら娘たちは泣き出し、彼女の手にキスしていた。


 「街へ出るのよ、カーチャ、

あんた聞いてたでしょ、そこがあたしの場所なの、でなけりゃ洗濯女よ!

アファナシー・イワノヴィチとはもうたくさん!

あの人にあたしからよろしくね、悪く思わないでね・・・」 


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/173.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
39. 2019年1月19日 10:07:04 : uINnrKgiZk : rtlbEVqReLs[1]
ジン次郎もハシシタもただの使い魔。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c39
コメント [政治・選挙・NHK256] <まさしく猿芝居だ!>見事に的中した安倍首相の「日ロ平和条約」先行の野望  天木直人 赤かぶ
13. 2019年1月19日 10:07:30 : ApzfMKaZ9w : Zje9LYWSb6Y[3]
サンフランシスコ講和条約 と訂正します。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/401.html#c13
コメント [近代史3] 文学も人間も全然わからなかった黒澤明の 白痴 (松竹 1951年) 中川隆
2. 中川隆[-12874] koaQ7Jey 2019年1月19日 10:08:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

1. 『白痴』における虐げられた女性たちの考察 
 
―ナスターシャ・フィリポヴナの形象をめぐって 高橋誠一郎


はじめに ―― 『白痴』の主人公について


『白痴』においてドストエフスキーは、ムイシュキンにフランスの処刑制度を批判させながら

「聖書にも『殺すなかれ!』といわれています。それなのに人が人を殺したからといって、その人を殺していいものでしょうか? いいえ、絶対にいけません」

と明確に語らせていた。

 つまり、決定稿におけるムイシュキンは、『カラマーゾフの兄弟』のゾシマ長老や、若きアリョーシャにつながる風貌を持っている。

 そしてこのような「哲学者」的な風貌を持つムイシュキン像は、5000万人以上の死者を出した第二次世界大戦の反省を踏まえて製作された黒澤明監督の名作「白痴」でも、登場人物を日本人に移し替えながらも、

「滑稽」に見えるが、「一番大切な知恵にかけては、世間の人たちの誰よりも、ずっと優れて」いる人物

として、きわめて説得的に描き出されていた。

そして、そのようなムイシュキン像は本場ロシアや海外の研究者たちによってきわめて高く評価された。


 さらに、新谷敬三郎氏が「初めてみたときの驚き、ドストエフスキイの小説の世界が見事に映像化されている」と書いているように、「ドストエーフスキイの会」に集った日本の研究者たちも、同じような感想を抱いていた。

たとえば、「ドストエフスキーと黒澤明とはいわば私の精神の故郷である。他の多くの人にとってそうであるように」と記した国松氏も、ラストのシーンでアグラーヤ役の綾子が、


「そう! ……あの人の様に……人を憎まず、ただ愛してだけ行けたら……

私……私、なんて馬鹿だったんだろう……

白痴だったの、わたしだわ!」


と語っていることに注意を促している。


 私はキリスト者ではないが、初めて『白痴』を読んだときからムイシュキンという主人公に、ドストエフスキーが与えようとした「キリスト公爵」としての風貌の一端を感じ、彼が語る「哲学」からは強い知的刺激や励ましをも受けてきた。

私も、重要な登場人物たちとの関係をとおしてドストエフスキーが描こうとしたムイシュキン像を再考察することにより、私が考える『白痴』の意義をドストエフスキーの愛読者に率直に提示して批判を求めたい。ただ、時間や紙数などの関係から、本発表ではナスターシャ・フィリポヴナの形象を中心に考察する。


(1) 『白痴』の時代とナスターシャの形象

 
 多くの研究者が指摘しているように『白痴』には、死にまつわるエピソードが多い。
たとえば江川卓氏は、

「とくに目立つのはムイシュキン公爵が死について語り、あるいは死に遭遇する機会が異常に多いことである」

とし、

「とにかくこの『白痴』では、いたるところに殺人、自殺、死がちりばめてある」
と記している。


亀山氏もドストエフスキーが

「ロシアから送られてくる新聞を貪るように読み、徐々に剣呑な状況へはまりこんでいく祖国の姿を遠方から固唾をのんで見守っていた」

とし、

「紙面にあふれかえる凶悪事件に、彼は文字通り圧倒された。

ウメツキー一家事件、マズーリン事件、ジェマーリン一家惨殺事件、商人スースロフ殺人事件。

『罪と罰』執筆時とは比べものにならぬほどの強い危機感が彼をとらえようとしていた」と書いている。


 たしかにこの指摘はドストエフスキーの当時の気持ちの一端をうがっているだろう。

しかし、ドストエフスキーは『罪と罰』(1866年)で「悪人」と見なした「高利貸しの老婆」の殺害を行ったラスコーリニコフに、自分が犯した殺人と比較しながら、

「なぜ爆弾や、包囲攻撃で人を殺すほうがより高級な形式なんだい」

と反駁させていたが、同じ年に起きたプロシア・オーストリア戦争は、近代的な兵器による殺戮の大規模化と普仏戦争など新たな戦争の勃発をも予想させた。

このような戦争の拡大や軍国主義に危機感を抱いた平和主義団体は「民族の平和と自由の思想」を広めるためとして、翌年の9月にジュネーブで国際会議を開いた。


そこでロシアの代表として演壇に立ったのが、プラハやドレスデンの蜂起に参加し、「サクソニヤとオーストリヤとロシヤでは囚人」となり、二度も死刑宣告を受けながらも、脱出に成功したことで英雄視されるようになっていたミハイル・バクーニンであった。


そのバクーニンは、ロシヤ帝国を「人間の権利と自由の否定の上に成立している」と糾弾し、「未来のヨーロッパ連邦」を築くために滅亡させることを要求した。

グロスマンは「国際会議」でバクーニンが行った演説の内容を知ったドストエフスキーが「バクーニンを主人公にしてロシヤ革命を扱った小説を書こうという自分の意図」を固めたと書いている。

「平和のため」としながらも「火と剣」を要求し、「あらゆるものが絶滅したあとに初めて平和が訪れる」としたバクーニンの主張が、ドストエフスキーにきわめて深刻な印象を残したことは確かだろう。


 1862年の夏に「長いことあこがれ」ていた西欧への初めての旅行を行い、『冬に記す夏の印象』において

「数百万の富を有し、全世界の富を支配する」ロンドンの繁栄だけでなく、

労働者たちの住む貧民窟や「毒に汚されたテムズ河、煤煙にみちみちた空気」

など近代科学が生み出した環境の悪化をも記したドストエフスキーは、そこでゲルツェンやバクーニンとも会っていたのである。


 それゆえ、1869年11月にロシアでバクーニンとも深いつきあいのあったネチャーエフによる陰湿な殺人事件が起き、その翌月にはペトラシェフスキー・サークルの旧友でもあったドゥーロフの死を知ると、ドストエフスキーは『悪霊』のノートをとりはじめ、「スタヴローギン像の創造」に着手することになる。


 なぜならば、非凡人は

「自分の内部で、良心に照らして、血を踏み越える許可を自分に与える」

のだとラスコーリニコフに説明させて、「良心」理解が誤った思いこみに陥った際の危険性を具体的に示していたドストエフスキーは、予審判事のポルフィーリイに

「もしあなたがもっとほかの理論を考え出したら、それこそ百億倍も見苦しいことをしでかしたかもしれませんよ」

と批判させていた。


そして、そのエピローグでは旋毛虫に犯されて自分だけが真理を知っていると思いこんだ人々が互いに殺しあって、ついに人類が滅亡するというラスコーリニコフの悪夢が描かれていたのである。


 ドストエフスキーがロシアのキリスト公爵として描こうとしたムイシュキンに、フランスの「死刑」を批判させることによって、「文明」の名のもとに自らの「正義」によって人を裁き、「他者」を殺すことへの鋭い疑問を投げかけていたことを思い起こすならば、『白痴』において死が多く描かれているのは、ある意味で当然だと思える。

ドストエフスキーはムイシュキンに

「骨の髄まで悪のしみこんだ者でも、…中略…自分の良心に照らして悪いことをしたと考えている」

が、自分の思想に基づいて殺人を行った者は、

「自分のしたことは善いことだ」と考えていると指摘させている。

『罪と罰』でラスコーリニコフの「自己中心的な理論」の問題点を指摘しただけでなく、暴利を貪る「高利貸し」の非道性も鋭く批判していたドストエフスキーは、『白痴』においても

「こんな男なら、お金のために人殺しでもするでしょうよ。

ねえ、いまじゃ人は誰でもお金に眼がくらんで、まるでばかみたいになっているんですからね」

とナスターシャ・フィリポヴナに語らせ、

「まだまったくの子供みたいな人までが、高利貸しのまねをしているんですからね」

と続けさせているのである。


 ナスターシャのこの言葉は、近代西欧社会の現実を踏まえた上でのドストエフスキーの鋭い問題意識を反映しているといえよう。

つまり、ドストエフスキーは『白痴』において金銭ばかりが重視され、金儲けのためには殺人をも厭わないような傾向をも示し始めたロシア社会を厳しく分析しているのである。


(2) ナスターシャ・フィリーポヴナとトーツキイの関係をめぐって


 『白痴』における主人公がムイシュキンであることには誰も異議はないだろうが、この作品を書いていたときにドストエフスキーはマイコフに宛てた手紙で、この長編小説には「二人の主人公」がいると書いて、ナスターシャの重要性を強調していた。


 このことに注目したロシアの研究者フリードレンデルは、ドストエフスキーがその作品において女性が虐げられていることの「社会的原因」や「女性のたどる運命の問題」を描き続けて来たとして、『椿姫』との関連も指摘している。


 実際、両親が所有していた村が火事で焼け、そのために苦労した母親が病死したあとでは妹たちが親戚に引き取られたという苦い体験をしていたドストエフスキーは、
第一作『貧しき人々』において、村の管理人を務めていた父親がリストラされたあとでの少女の苦難に満ちた人生を描き、

『白痴』においても両親が亡くなった後のナスターシャの苦難に満ちた人生に読者の注意を向けているのである。


 すなわち、ナスターシャの父は軍隊を退役した後で「所有地の少ないきわめて貧しい地主」となり、

借金を重ねるような貧乏暮しをしながらも、「幾年か百姓同様の怖ろしく辛い労働をつづけ」、

「財政をどうにか建てなおすことができた」矢先に、

債権者たちと話しあうために出かけた先で、自分の屋敷が火事で焼け、妻も焼け死んだという報せを受けて、

絶望のあまり「気が狂って、一カ月後には熱病で死んでしまった」。

 その後、「焼けた領地は、路頭に迷った百姓たちもろとも、借財の返済にあてられ」たが、

生き残った二人の女の子は、隣りに豊かな領地を所有していたトーツキイが「持ち前の義侠心から」手もとに引き取り、「支配人である大家族持ちの退職官吏のドイツ人の子供たちといっしょに」育てたのである。

 ナスターシャの妹は病気で亡くなったが、5年後に自分の領地を訪れた際に12歳になったナスターシャが美しく成長していたのをみたトーツキイは、「この道にかけては」、「決して眼に狂いのない玄人であった」ので、

ナスターシャに貴婦人としてふさわしいような特別な教育を施し始める。


 こうして、

「年頃の娘の高等教育に経験のある、フランス語のほかに一般学科を教えるりっぱな教養あるスイス婦人が家庭教師として招かれ」、

「ちょうど四年後にこの教育は終り、家庭教師の婦人は立ち去った」。

 その後で訪れた女地主は、

16歳になったナスターシャを「慰めの村」と呼ばれていたトーツキイの領地の一つである小さな村に「トーツキイの指図と委任とによって」、連れていき、
「しゃれた飾りつけ」の「建ったばかりの木造の家」に住まわせた。


 「慰めの村」と呼ばれていた小さな村でのトーツキイとの生活について、ナスターシャは
 
「そこへあの人がやってきて、一年に二月ぐらいずつ泊まっていって、
けがらわしい、恥ずかしい、腹の立つようなみだらなことをして、帰っていくんです。(……)

あたしは何べんも池に身投げしようと思ったけれど、卑怯にもその勇気がなかった」
と告白している。


 この言葉に注目した亀山氏は、

「わしらのなにより楽しみっていえば、娘っこに鞭打ちの仕置きを食わせることでしてね。

鞭打ちの役はぜんぶ若い衆にまかせるんですがな。

そのあとで、今日ひっぱたいたその娘っこを、明日はその若い衆が嫁にとる。
だから、娘っこたちにしてもそいつが楽しみなんですな」

という『カラマーゾフの兄弟』のフョードルが聞き及んだ田舎の老人の話を紹介しながら、

「トーツキイの快楽とは、田舎地主のサディズムないしはマゾヒズムの儀式だったと私は思います」

と結論している。


しかし、「慰みの村」におけるトーツキイとナスターシャの関係から、「鞭の快楽」を連想することは妥当なのだろうか。


 なぜならば、亀山氏はトーツキイとナスターシャの関係を「領主と農奴の娘」の関係に擬しているが、

「慰みの村」でナスターシャが与えられた家には、「年寄りの女中頭とよく気のつく若い小間使い」がいたばかりでなく、「さまざまな楽器、少女むきのすばらしい図書室、絵画、銅版画、鉛筆、絵具が揃っており、素敵な猟犬までがいた」。


 つまり、ナスターシャはそこで「農奴の娘」どころか、「領主夫人」なみの扱いを受けていたのであり、

それゆえ、

「四年あまりの歳月が、何事もなく幸福に、優雅な趣のうちに、流れていった」と記されているのである。


 これらの文章はナスターシャと正式には結婚していなかったものの、おそらくトーツキイが将来的な結婚の約束を「慰みの村」で与えていた可能性が強いことを物語っていると思われる。

 そして下線の文章に注目するならば、

「トーツキイがペテルブルグでも富も家柄もある美貌の女(ひと)と結婚しようとしている」という「噂(うわさ)」を伝え聞いたときになぜナスターシャが、それまでとは「全く別の女性」として現れ、トーツキイには「結婚を許さない」と宣告したかが分かるだろう)。


 しかも、「小ねずみ」を語源とする「ムイシュカ」という単語から派生した「ムイシュキン」という滑稽な感じの名字をもつ主人公が、かつての名門貴族の出身であったと記したドストエフスキーは、

「子羊」を語源とするバラシコーワという名字を持つナスターシャの家柄についても
「かつては由緒ある貴族の出身」であり、「かえってトーツキイなどよりも家柄」がよかったとも記している。

 つまり、自分の所有する領地の一つの隣に住んでいた名門だが没落した貧しい貴族の夫婦が焼け死んだことで、トーツキイは慈善家のような形で名家の娘を育て、さらに愛人として所有していたのである。

それゆえ、トーツキイの結婚の噂を聞いたときに、初めて自分がパリの「高級娼婦」のような存在に過ぎなかったことを思い知らされたナスターシャは、「からからと大声で笑いながら、毒々しい皮肉を浴びせ」たのだと思える。

 このように見てくるとき、彼女が語る「腹の立つようなみだらなこと」とは、鞭打ちに快楽を感じるような性愛を指すのではなく、
それまで自分が愛の営みとして受け取っていた行為が、トーツキイの快楽の手段であったことへの怒りの言葉と見なすべきであろう。

 ただ、「鞭の快楽」が「田舎地主のサディズムないしはマゾヒズムの儀式」とされているが、それは『地下室の手記』や『死の家の記録』など重要な作品の解釈とも密接に結びついているので、もう少しその点に触れておきたい。

 すなわち、亀山氏は、『地下室の手記』にはクレオパトラが

「自分の女奴隷の胸に金の針を突き刺し、彼女たちが叫び、身もだえるのを見てよろこんだという」

というエピソードが書かれていることを紹介して、ここでは「ドストエフスキーの変貌は決定的なものになった」と断言しているのである。

そして、「おあいにくさま、歯痛にだって快楽はある」と語る「地下室の男」の言葉を引用して亀山氏は、ここでは「受け身の快楽をことさら強調してみせることで、暗に虐待する人間の快楽を正当化するという戦法」がとられていると続けている。


 しかし、『イギリス文明史』で「楽観的な進歩史観」を主張した歴史家バックルにたいして、ドストエフスキーは「地下室の男」を敢然と立ち向かわせているとイギリスの研究者ピース氏が指摘しているように、

「歯痛にだって快楽はある」と語る主人公の論理は、屈折しながらも、きわめて鋭い西欧文明批判を秘めている。


 つまり、「地下室の男」はここで、

「自分の女奴隷の胸に金の針を突き刺し」て喜んだクレオパトラの「野蛮さ」と、
「血はシャンパンのように」多量に流されている近代の戦争とを比較することで、「自己の正義」を主張して「他国」への戦争を正当化している近代西欧文明の方が、古代エジプトよりもいっそう「野蛮」であることを指摘して、バックルの主張に厳しい反駁を加えていたのである。


 さらに、貧しい人々を治療する医師だった父が、農奴の所有者になると一変して、農奴を鞭打つことも当然としたことを厳しく批判していたドストエフスキーは、亀山氏も指摘しているように、『死の家の記録』で笞刑を行うことに慣れた刑吏の心理を分析して、

「もっとも残酷な方法で」、「他者」を「侮辱する権力と完全な可能性を一度経験した者は、もはや自分の意志とはかかわりなく感情を自制する力を失ってしまうのである」
と指摘していた。

 つまり、「他者」にたいする鞭打ちという体刑を認めないドストエフスキーの姿勢は、『カラマーゾフの兄弟』まで変わることなく一貫していたのであり、そのように理解しないと子どもの虐待をめぐるイワンとアリョーシャの白熱したやり取りもその意義を失うことになると思われるのである。


(3) ナスターシャとロゴージンの形象をめぐって


 ナスターシャ・フィリポヴナのバラシコーワという名字が、「子羊」を語源とする「バラーシェク」という単語から採られていると記した亀山氏は、ムイシュキンの名前がライオンという意味のレフであることにも注意を促している。

そして、バラシコーワという名字は「アベルによって神に捧げられた犠牲の子羊のイメージ」と重なり合っているとし、「旧訳聖書の文脈に従うなら、ナスターシャはアベル=ムイシュキンによって屠られるべき存在です」と主張している。


 ただ、このような亀山氏のナスターシャ像は突然生まれたのではなく、ナスターシャの名前や父親の名前から造られるロシア独特の父称などに注目して、

ドストエフスキーには明らかに

「ナスターシャ・フィリッポヴナを鞭身派の一信徒に擬そうとする意図」

があったと解釈した江川卓氏の 『謎とき「白痴」』 から強い影響を受けていると思われる。


 すぐれた語学力と読解力を活かして、登場人物の名前や動詞の意味だけでなく、フォークロアや法律書にまで踏み込んだ鋭い分析がなされている江川卓氏の『謎とき「罪と罰」』(1986年)から私は、多くの知的示唆を受けた。


 しかし、『謎とき「カラマーゾフの兄弟」』(1991年)の後に書かれた『謎とき「白痴」』(1994年)を読んだ時には強い違和感が残った。

おそらくそれは、ロゴージンやナスターシャの名前について言語的なレベルからの考察をとおして、旧教徒のセクトとのかかわりが指摘される一方で、『罪と罰』のテーマとの深いつながりや、ナスターシャとムイシュキンの関係を分析する上ではきわめて重要な役割を担っている『椿姫』などへの言及などがほとんどなかったためだろう。


 たとえば江川氏は、

「情熱の権化のように言われていた」ロゴージンの名前が、ギリシャ語で「童貞」を意味する「パルテノス」を語源とするパルフョンであることや、「死人のような蒼白さ」という表現から去勢派の教義に従った人物と読み取っている(185)。


 たしかに、

ロゴージンの父親が去勢派や鞭身派などの旧教のセクトに強い関心を持っており、
伯母も「職業的な修道女で、旧教派の中心地であるプスコフに住んでいる」

と描かれており、ムイシュキンもロゴージンが将来

「二本の指で十字を切ったり」、

「ニコンの改革前の聖書を読んだりするようになる」

可能性を示唆している。


 しかし、「熱病にかかってまる一月も」寝込んでいたロゴージンが、病みあがりにもかかわらずナスターシャと会うために夜汽車で駆けつけようとしていたと書かれていることに留意するならば、ここでは彼の情熱が強調されていると考える方が自然だろう。
しかもグロスマンが書いているように、

ドストエフスキーはここで「プーシキンの名前すら知らない」、文盲に近いロゴージンが

「民族の伝統や、昔の民間信仰と固く結びついて」いる一方で、

「西欧化した新しい風俗のハイカラさ、つまりひげを短く剃りこんだり、色つきのチョッキを着て、めかしこんだりする『大商人』のタイプとはおよそ掛け離れて」いた
ことを強調しているのである。


 そして、ムイシュキンはロゴージンのことを「情欲だけの人間ではない」、「人生の闘士」だと感じ、

「彼は苦悩することも同情をよせることもできる大きな心を持っている」とも考えている。

ことに、「二人でプーシキン」を「すっかり読んだ」と語っていることに注目するならば、

吝嗇な父親と息子の対立と父親の殺害にいたる経過を描いたプーシキンの『吝嗇の騎士』

をも彼らが読んでいたことは確実だろう。


 すなわち、『白痴』を書いていたころのドストエフスキーは、旧教徒にも一定の意味を認めていたのである。

ムイシュキンは情熱に駆られて極端にまで走りかねないロゴージンの民衆的なエネルギーとその可能性を信じて、彼とともにプーシキンの作品を読むことで、彼に正しい方向性を示そうとしていたのだと考えられるのである。


 さらに、「権力を重視し」、他者の「処刑」を認めていた当時のカトリックを、「ゆがめられたキリストを説いている」と厳しく批判したムイシュキンは、

「自分の生れた国を見捨てた者は、自分の神をも見捨てたことになる」

といった旧教徒の商人の言った言葉を紹介しながら、

ロシアの「鞭身派」でさえ、「ジェスイット派や無神論」などよりも、「ずっと深遠でさえあるかもしれません」

と語っている)。


 この言葉に注目するならば、ここに見られるのは「クレオパトラ」と比較しつつ、「近代西欧文明」の「野蛮さ」を指摘した「地下室の男」と同じような論法であるといえよう。

すなわち、自らを傷つけたロシアの「鞭身派」と比較することで、「異教徒」や「皇帝」の「殺害」をも正当化する「ジェスイット派や無神論」の「野蛮性」をムイシュキンは強調しているのである。


 しかし、ドストエフスキーが『カラマーゾフの兄弟』を『ロシア報知』に掲載した1880年には、以前から交際していた保守的な政治家で、ロシア正教以外の宗教的な価値を認めなかったポベドノースツェフが、ロシアの教育と宗教を総括する総務院の総裁となっていた。

それゆえ、このころには再び厳しさを増していた検閲のために、ロシア正教の異端とされた旧教徒をも否定的に描かざるをえなくなっていたと思える。

去勢派などとの関わりが暗示されている『カラマーゾフの兄弟』におけるスメルジャコフの否定的な形象はこのような時代状況のなかで生み出されたのである。


 こうして、スメルジャコフに「去勢派(スコペッツ)」の影を色濃く見て、『白痴』論でもその連想から「新しい」ロゴージン像を描き出した江川氏は、そのような視点からナスターシャ・フィリポヴナにも「鞭身派」の影を強く見出している。


 たとえば、第三編では

「もうこうなりゃ、ぴしゃりとやらなくちゃだめだ。

それよりほかにあんな売女(ばいた)をやっつける法はないさ!」

と一人の青年将校から大声で批判されたのを聞いたナスターシャが、

「相手のステッキを引ったくって、その無礼者の顔をはすかいに力いっぱい打ちすえた」

という場面が描かれている。


 ここで「ぴしゃりとやらなくちゃだめだ」という表現に用いられている
「鞭(フルイスト)」という単語が、「鞭身派(フルイストフシチナ)の名称の起りとなったことばである」

ことを指摘した江川氏は、

734年に処刑された「鞭身派の聖母」がナスターシャ・カルポヴナという名前を持っているばかりでなく、

ナスターシャの父称が「鞭身派の教祖ダニイラ・フィリッポヴィチ」の父称とも同じであることに注意を促して、

「ナスターシャ・フィリッポヴナという名が、鞭身派の神話を背負った名であることは自明である」

と断言していた。

 しかし、当時のロシアでは妻や子供に対する「躾」のために鞭をふるったりすることは伝統的に認められていたのであり、軍隊では兵士に対する殴るなどの体罰が日露戦争の最中にも行われていた。

このことを考えるならば、とりわけ青年将校が「鞭でこらしめねばならない」と語るのは特別なことではないと思える。

 しかも、『白痴』ではしばしば高級娼婦と貴族の若者の悲恋を描いた『椿姫』が話題となっていることを思い起こすならば、

「ぴしゃりとやらなくちゃだめだ。それよりほかにあんな売女をやっつける法はないさ!」

という言葉に激しく反発したナスターシャの反応には、娼婦と呼ばれたことへの彼女自身のプライドの問題や、女・子供や農民出身の兵士の教育には「鞭」が必要だと考える伝統的な道徳の問題が提起されていると考えるほうがむしろ自然であろう。


 つまり、『謎とき「白痴」』が『謎とき「カラマーゾフの兄弟」』の後で書かれたという事情もあり、

江川氏がロゴージンやナスターシャの形象を1860年代の大地主義的な世界観によってではなく、厳しい検閲によって制約を受けていた晩年の記述によって、ロゴージンやナスターシャを旧教徒のセクトと結びつけて解釈している可能性が強いと思えるのである。

そして、亀山氏の『白痴』論では重要な登場人物とムイシュキンとの関係の考察が省かれことにより、ナスターシャにおけるマゾヒズムへの傾向がいっそう強調されることになったのだと思える。


4.『白痴』の現代性


 ところで、長編小説『椿姫』は、『三銃士』などの作品で知られるアレクサンドル・デュマの私生児として生まれたデュマ・フィスによって、2月革命が起きた1848年に書かれた。

そして、主人公がアルマンの腕に抱かれて亡くなるというメロドラマ的な筋書きのオペラ『椿姫』とは異なり、到着が遅れたために主人公がマルグリットの死に目に会えないという発端を持つこの『椿姫』は、フリードレンデル氏などが指摘しているように、ドストエフスキーの『白痴』にもきわめて強い影響を与えている。


 つまり、訳者の新庄嘉章氏が書いているように、この作品でデュマ・フィスは高級娼婦であったマルグリットの純愛と犠牲的な死をとおして、「男性の利己主義的な行為」や、「それを助長させる金銭の力」や「それを黙認している世間の慣習」を厳しく批判していたのである(新潮文庫、1950年)。

 そしてドストエフスキーも『冬に記す夏の印象』(1863年)において、
ナポレオン三世治下のフランス社会には「すべての者が法の範囲内で何でも行える同一の自由」があることを認めたあとで、次のように「フランス的自由」を厳しく批判していた。

 「いつ欲することをすべて成すことができるのだろうか? 

百万をもっている時である。自由は各人に百万を与えるだろうか? 

与えはしない。

百万を持っていない者は何者だろうか? 

百万がない者は、何でも好きなことができる者ではなく、何でも好きなことをされる者である」。


 実は、敗戦後まもない1951年に上映された黒澤明監督の映画『白痴』では、キリスト教的な背景ばかりでなく、このような社会的背景をもきちんと描かれていた。

さらに私見によれば、この作品で黒澤明はムイシュキンの存在を

ロゴージン・ナスターシャ・ムイシュキンという「欲望の三角形」的な関係に縛られる者としてではなく、むしろ精神科医的な視点から、

「何でも好きなことをされる者」としてのナスターシャの苦悩を、治癒しようとして果たし得なかった者として描いているのである。


 この意味で注目したいのは、ロンドンで開かれていた万国博の会場である水晶宮を訪れて、

「全世界から集ったこれら無数の人間の全てをここで一つの群に集めた恐るべき力」を感じたドストエフスキーが、

イギリスの社会はキリスト教を名乗りながらも、実際には儲けの神である異教の神、「バール神」に屈服した

と厳しく批判するとともに、

「バールの神を偶像視したりしないようにするには」、「幾世紀にもわたるおびただしい精神的抵抗」が必要とされるだろうと記していたことである。


 つまり『白痴』における考察は、市場原理主義に基づいた極端な「規制緩和」により格差社会が生まれる一方で、それまでアメリカ企業の模範とされてきたリーマン・ブラザーズが、カジノ資本主義的な手法のサブプライム・ローンによって破綻し、世界が金融危機に陥った現代の状況をも予測するような深いものだったといえよう。
http://dokushokai.shimohara.net/t111.htm

果たしてムイシュキンは殺人の「使嗾者」か?

――黒澤明監督の映画『白痴』を手がかりに   高橋誠一郎


 黒澤自身が最も高く評価した自作の一つが、ドストエフスキーの『白痴』を終戦直後の混乱した時代の日本に置き換えて描いた映画『白痴』(1951)であった。

 上映時間四時間二五分という大作となったこの作品は、観客の入りを重視した経営陣から大幅なカットを命じられたために、時折、字幕で筋の説明をしなければならないなど異例の形での上映となり、日本では多くの評論家から「失敗作」と見なされた。

それにもかかわらず、新谷敬三郎氏が「初めてみたときの驚き、ドストエフスキイの小説の世界が見事に映像化されている」と書いたように、映画『白痴』は原作を熟知している本場ロシアや海外、そして日本の研究者たちからはきわめて高く評価された。

 一方、近年の日本は「グローバリゼーション」の名の下に、「新自由主義」が幅をきかすようになって「格差社会」が一気に進んだ。

ちょうどその頃に出版された研究書で亀山郁夫氏は、

ナスターシャの殺害をロゴージンに「使嗾」したのはムイシュキンであり、

「現代の救世主たるムイシキンは、じつは人々を破滅へといざなう悪魔だった」

と結論した(『ドストエフスキー 父殺しの文学』上巻、NHK出版、2004年、285頁)。


 そして、亀山氏のこのようなドストエフスキー論はマスコミで賞賛され、学校などでも読書コンクールの対象図書とされたことで若者たちの間でも広まっている。

亀田(ムイシュキン)を「真に美しい善意の人」として描いた黒澤明の『白痴』理解は、全くの誤読だったのだろうか。

 この意味で注目したいのは、大著"Dostoyevsky―― An Examination of the Major Novels"(Cambridge University Press, 1971)において、

『白痴』のロゴージンやナスターシャが古儀式派から派生した過激なセクトである去勢派や鞭身派への強い関心を示していたことや、

『カラマーゾフの兄弟』のスメルジャコフが去勢派に属していた可能性が強い

ことを語義的なレベルから明らかにして、世界中のドストエフスキー研究者に強い影響を与えたイギリスのすぐれた研究者ピース氏のムイシュキン解釈である。


 後に、"Dostoyevsky's Notes from Underground"で、ドストエフスキーの作品が緻密な論理構造を持っているだけでなく、登場人物もきわめて有機的に配置されていることを明らかにすることになるピース氏はすでにこの大著で、

「死刑を宣告された者」と自ら名乗っていたイポリートの考察をとおして、

当時の「弱肉強食の論理」とそれに対抗する「弱者の権利の理論」との対立を浮き彫りにしていた。


 そして1864年の裁判改革の流れにのって、弁護士の資格も取っていたレーベジェフの問題点だけではなく、彼の娘ヴェーラの肯定的な意義も示すことで、ムイシュキンという主人公がプーシキンに依拠しつつ、「美は世界を救う」という理念によって世界を和解させる道を必死に模索していたことを明らかにしていた。


これらの指摘をふまえて黒澤映画を見直す時、『白痴』(1951)とその前後に撮られた『醜聞(スキャンダル)』(1950)と『生きる』(1952)が、『白痴』三部作と呼べるような深いつながりを有していたことに気づくのである。


 今回の報告ではピース氏の『白痴』論や黒澤明監督の映画を手がかりにしながら、モスクワから半年ぶりに帰還したムイシュキンの行動を描いた第2編を次のような順序で分析する。


 まず、最初にレーベジェフと甥との会話に注目することで、

弁護士も営むようになったレーベジェフが、「真心は持っている」ものの、酔っぱらいの「ペテン師」である可能性が示唆されていることを確認する。

 そして、ロゴージンの古い家を訪れた際にはムイシュキンが、ホルバインの絵画『キリストの屍』や「分離派」について会話を交わしただけでなく、別れ際にはC氏との出会いや殺人事件の話、そして百姓の女性から受けた印象についても語っていることに注目する。

 さらに、ロゴージンとの間では歴史書についての会話もなされていたが、『死の家の記録』で重要な役割を与えられているペトロフも歴史的な事実についての強い関心を持っていたと記されていることに注意を払うことで、

ロゴージンという人物が1861年の農民一揆を指導した「古儀式派」教徒のペトロフをモデルとしている可能性があることを示唆する。

 最後に、エパンチン夫人がコーリャに無神論を教えて「誘惑」したとイポリートを批判していることに注目しながら彼の『キリストの屍』観などを分析することにより、

ロゴージンを殺人へと「使嗾」したのはムイシュキンではなく、多くの研究者が『白痴』を解く鍵と見なしているイポリートである可能性が高いことを明らかにする。
http://www.ne.jp/asahi/dost/jds/dost09.htm


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2. ナスターシャ・フィリッポヴナは鞭身派の聖母 復活のナスターシャ


「時代」廃刊騒ぎのさなか、ドストエフスキーは愛人と連れ立って2度目の外国旅行に旅立とうとしていました。

1861年、「時代」にアポリナーリヤ(ポリーナ)・スースロワという女子大生の短編が掲載されました。

2度目の外国旅行に同行する予定だったのは、このスースロワでした。

スースロワの父親はもともと農奴でした。

しかし、強靱な意志、人並みはずれた能力で農奴の身分を脱し、手広く企業を営むようになったやり手でした。

そして、その資産で娘たちに高等教育を受けさせ、そのかいあって、ポリーナの妹ナデージダはロシア史上最初の女性医師となっています。

姉のポリーナのほうは妹のような栄光とは無縁でしたが、アレキサンドル二世時代の開放感に充ちた空気に鋭敏に反応し、自由奔放に生きる「新しいタイプ」の女性でした。
しかも、父親からは鋼鉄のような性格を譲り受けていたようで、のちにポリーナと結婚したローザノフは彼女のことを「異常なまでの集中力、決断力を持つ女性」と評しています
(ドリーニン編 中村健之助訳 「スースロワの日記」みすず書房)。


「気性は完全にロシア女でしたが、ロシア女はロシア女でも、分離派の”無僧派”の女でした。

いや ”鞭身派の聖母”といった方がいいでしょう」

とも書いています。

ローザノフはのちにドストエフスキーの伝記も書いた文学者でしたが、結婚後数年して、男を作ったスースロワに逃げられてしまいます。

復縁を哀願するローザノフにスースロワは

「何千という夫があなたのような立場に立たされますが、吠えたりはしませんよ、
人間は犬ではないのですからね」

とすげなく答えています。

当初、ドストエフスキーはこのスースロワと一緒にペテルブルグを出発して1863年の夏の間フランス、イタリアを旅行する予定でした。

しかし、妻マリアの転地療養の手配、借金の手続き、旅券更新に手間取って、その間に愛人は先にパリへ旅立ってしまいます。

ドストエフスキーはポリーナに一ヶ月以上遅れて出発します。

にもかかわらず、途中、ヴィースバーデンに立ち寄り、ルーレット賭博に4日間を費やします。

ようやくパリに着いたドストエフスキーを待っていたのは

「あなたは来るのが少し遅すぎた」

というポリーナの言葉でした。


ポリーナはパリで新たにスペイン人の恋人を作っていたのです。

しかし、ドストエフスキーがパリに着いた頃、そのスペイン人の恋人はポリーナに飽きがきていたようで、病気を理由にポリーナと会おうとしなくなっていました。

愛人に捨てられかかったドストエフスキーと新たな恋人に捨てられたポリーナは「兄と妹」という関係を保つことを条件にイタリアに出発します。

しかし、途中、二人はまたもヴィースバーデンに立ち寄り、ルーレットで有り金すべてをまきあげられてしまいます。

ミハイルをはじめとする親戚、出版社からかきあつめた借金でようやくヴィースバーデンを出立、ジュネーブ、トリノ、ジェノア、ローマ、ナポリと南欧各地を転々とします。

そして、10月になってようやく二人は別れることになり、この奇怪な情事旅行は終幕をむかえます。

この2ヶ月間で、ドストエフスキーのポリーナに対する情熱はかなり冷めたようです。
しかし、しばらくポリーナとの関係は続き、2番目の妻アンナと結婚してからも二人は手紙をやりとりしています。

そして、この「鞭身派の聖母」は「賭博者」「白痴」などかれのさまざまな小説に出没することになります。
http://www009.upp.so-net.ne.jp/aoitori/tenkan/Dostoyevski.htm


スースロワと「白痴」ナスターシャ


   名前:ぼんやり読者  投稿日時:2009/11/17(火) 13:27 [ 返信 ]

スースロワはドストエフスキーだけでなく、性関係を持った相手や結婚相手に深い憎悪をいだく性質の女性だったようです。

彼女がサルヴァドールをいう男性に対して行った仕打ちを見てみましょう。

この二人は合意のもとに関係を持ち、その後彼女は捨てられました。
そこで彼女は彼に何をしたかというと、「お金」を送りつけたのです。

「拝啓、以前わたしはあなたからある親切を受けました。

世間ではそういう親切に対してはお金を払うのが通例です。

無料で親切を受けていいのは、自分の友だちである人と自分が尊敬している人からだけである、とわたしは考えています。

わたしはあはたを誤解していましたので、自分の間違いを訂正するためにこのお金をお送りします。

このわたしの考えをさまたげる権利はあなたにはありません。」
(スースロワの日記、みすず書房)


まるで「白痴」のナスターシャみたいです。

ガーニャに暖炉に投げ込んだ金を取らせるシーンを思い出します。

スースロワは、性を売る相手に金を払うように、もともとは恋愛関係だったものを金銭関係にすりかえて相手を侮辱し、自分の自尊心を守るため「借りは作らない」という態度をとったようにも見えます。

ちなみに相手からは無視され、返事はありませんでした。

23歳のスースロワのはじめての相手が41歳のドストエフスキーだったとのこと。

ドストエフスキーは

「粗野なものではない。 そこから本質へ突き進むことのできるもの」

と考えていたかもしれませんが、性急な性の要求は深く彼女を傷つけたともいいます。

「白痴」ではナスターシャは年端のいかないうちにトーツキーの囲い者にされた憐れな女と設定され、ムイシュキン公爵は彼女を深く憐れみ、彼女の救いの存在となります。
これはもしかしたらスースロワという女性を怪物のようにしてしまったという、ドストエフスキーの悔恨と懺悔と憐憫の気持ちの産物なのかもしれません。あくまで想像ですが。
http://dostef.webspace.ne.jp/bbs/dostef_tree_r_706.html


946 :吾輩は名無しである :2009/04/23(木) 00:05:49


アタシャ女だが、よくトルストイは女が描けるけど、ドストはダメというのがいるが、

それこそ、男の見方だよね。

ドストのあのヒステリックで自虐的かつサディステックな女性群こそ、本物の女だぞ。
もちろん誇張があるけど。

もてない男が描く理想像がトルストイの女たち。

『戦争と平和』のナターシャにも、アンナ・カレーニナにもさっぱり感情移入できん。

私がトルストイですきなのは、いかに自分がブオトコで持てなかったかを綿綿と綴った『幼年時代』等の自伝的作品と、女は登場しない『イワン・イリッチの死』だけ。

小谷野敦はほんと、もてない男だな。
今度出した新書も、女がわからない男の見方という意味で面白いといえば面白い。
http://logsoku.com/thread/love6.2ch.net/book/1232204701/

謎とき『白痴』江川 卓 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%AC%8E%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%80%8E%E7%99%BD%E7%97%B4%E3%80%8F-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E6%B1%9F%E5%B7%9D-%E5%8D%93/dp/4106004658/ref=pd_sim_b_5

「謎とき『罪と罰』」江川 卓 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%AC%8E%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%80%8E%E7%BD%AA%E3%81%A8%E7%BD%B0%E3%80%8F-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E6%B1%9F%E5%B7%9D-%E5%8D%93/dp/4106003031/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1288947374&sr=1-1

謎とき『カラマーゾフの兄弟』 江川 卓 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E8%AC%8E%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%80%8E%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BE%E3%83%95%E3%81%AE%E5%85%84%E5%BC%9F%E3%80%8F-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E6%B1%9F%E5%B7%9D-%E5%8D%93/dp/4106004011/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF8&qid=1288951731&sr=1-10


江川卓著「謎とき『白痴』」と 「謎とき『カラマーゾフの兄弟』」 を読む。


このたび『白痴』と『カラマーゾフの兄弟』読了記念企画として読んでみました。
いやはや、なんとも濃かった。

軽いタイトルとは裏腹に、著者の卓見がいたるところにちりばめられている。

登場人物の名前から語源探索してその秘められた意味を見出すなんて作業は、これは素人にはとても無理なわけで。

カラマーゾフのミーチャの弁護人の名「フェチュコヴィッチ」が、日本語にすると「阿保田」になるなんてのは、

あの裁判の場面でミーチャに肩入れして、弁護人がんばれみたいな気持ちで読んでいた私にとっては、

「え、それじゃ最初から勝ち目ない法廷闘争だったんじゃん」てなわけで。

鞭身派と去勢派という異端についての説明も詳しくてよかった。


この二つのキリスト教異端は、ドストエフスキーについての評論を読むと結構目にすることが多いのだが、それが一体どういう人たちなのかはあまり深く紹介されることがなかったので。

命名の語源探索や、『カラマーゾフ』の「3と13」なんかは、素人の私としては、若干トゥー・マッチに思えるところもないではないが、全体としては、『カラマーゾフ』の裏表紙に埴谷雄高が絶賛を寄せているように、名作だと思う。


で、印象に残ったことを、一つ二つ。


『白痴』で、

ムイシュキンは言うまでもなく、ロゴージンもナスターシャと性交渉を持たなかったことは、

ナスターシャを殺害した後にロゴージンがムイシュキンに

「(ナスターシャの裸体を)初めて見たが、綺麗な体だぜ」

という内容の言葉を言うことからも明らか。


では、なぜロゴージンはナスターシャと性交渉をしなかったのか。


江川氏は、ロゴージン(およびムイシュキンも)インポテンツ説である。

私としては、目からうろこと言うか、とにかく、そっちの角度(どっちの角度?)から考えたこともなかったので、「その手があったか!」と思った次第。

ただ、欲望の塊のようなロゴージンがインポだったなんてことが、いやいや、インポテンツな男性がロゴージンのような行動をすることがありえるのかというのが若干疑問。
ヤリたくてたまらないのに、いざとなったら萎えてしまったというのが「インポテンツ」の範疇ならば納得。


ムイシュキンが、ナスターシャを「気狂い」呼ばわりするのは、ナスターシャからセクハラ行為を受けたから。

納得。ただただ納得。


イワン・カラマーゾフの譫妄状態。

アル中説。

うーん。そうでないとは言い切れないが、そうであるとも言い切れないような気が。
悪魔がイワンの前に姿を現す場面は、スメルジャコフとの三度の対面でイワンの心がずたずたになっていたからと言うだけでも十分なような気がするんだが。
http://ameblo.jp/nisekagami/entry-10346336923.html

この本を読むと、まずドストエフスキーって一般には悪文家と言われているけれど、俗語や学生隠語、古風な言い回しにはちゃんと意味があって、そこにはドストエフスキーの意図が働いている、ということが指摘されている。

たとえば小説のはじめに、ラスコーリニコフが「ナスーシチヌイな仕事もすっかりやめてしまい」、とある。

「ナスーシチヌイ」ということばは「日々の」という意味なんだけど、日常めったに使われない文語的なことばだそうだ。

ところがこれがじつは聖書のなかに「われらの日用の糧を今日も与えたまえ」という一句の、「日用の」と同じなんだな。

そもそもこれは、当時のロシアの子供たちが暗唱させられるお祈りで、「ナスーシチヌイな仕事も・・・」とくればこの聖書から採られたお祈りが連想される、というわけだ。

だから、ここでは主人公が日用の糧を稼ぐ仕事もやめようとしている、と読みとることができる


そうだとすると、併せて日々のお祈りもしなくなった、とも連想できますね

それにラスコーリニコフという主人公の名前・・・

この名前は17世紀ロシア正教から分裂した「ラスコーリニキ(分離派)」に由来している。

その証拠に、創作ノートには主人公の母親のことばとして「ラスコーリニコフ家は二百年来、有名な家系」と記されている。

この小説が書かれたのは1865〜1866年、そこから200年さかのぼると、まさに17世紀の'60年代で、分離派運動の発生期に一致するんだよ


分離派って、どんな信仰形態なんですか?

「分離派」にもいくつかあって、
身体をたたき合いながら法悦状態に達する「鞭身派」、
肉欲から逃れるために生殖器官を切除する「去勢派」などがあったそうだ

また、ラスコーリニコフという姓はロシア語の動詞「ラスコローチ(割り裂く)」とも無関係ではない。

まさにこの青年は金貸しの老婆の脳天を斧で割り裂くわけだ


でも・・・斧が凶器ですけれど、たしか峰打ちでしたよね?

優美、よく気がついたね(^^ )そう、峰打ちであることが妙に強調されている。

つまり、斧の刃はラスコーリニコフ自身の方を向いていたんだね

それはドストエフスキーの意図するところだったと・・・?

うん。これまた証拠があって、後にラスコーリニコフがソーニャに老婆殺しを告白するとき、

「あのときぼくは、ひと思いに自分をウフローパチしたんだ、永遠にね・・・」と言っている。

ここはふつう「ひと思いに自分を殺した」と訳されているけれど、「ウフローパチ」というのは俗語で、もとはものが激しく打ち当たる擬音語「パチン、パシリ」にあたることばなんだそうだ。

つまり「ひと思いに自分をパシリとやった」・・・


割り裂いたのは自分自身だったというわけだな

はあ〜見事な分析ですね


名前の話に戻るけど、主人公のフルネームは「ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ」で、頭文字はロシア語のR音だから「PPP」になる。

著者の江川卓によれば、ロシアでもこんな名前はほとんどあり得ない、可能性としては600万人にひとり、当時のロシアなら5人もいたかどうかという計算になるそうだ

頭文字が「PPP」となることに意味があるのですか?


これは裏返しにして「666」、つまりヨハネ黙示録に記述されたアンチクリストをあらわすのではないか、というのが著者の推理だ。

神の掟に背いて殺人を犯しながらなお人間の掟を「踰えた」とうそぶく主人公に、すこぶるふさわしい設定―「刻印」だろう。

じっさい、非凡人論をぶちあげたラスコーリニコフに、予審判事ポルフィーリイが「何か生まれながらのしるしでもないのですか?」と質問している


名前だけでそれだけの意図が込められているなんて驚きですね・・・(・o・)

主人公に次いで重要な登場人物である聖娼婦ソーニャについてちょっとだけふれておこうか。

この小説にリザヴェータという登場人物が出てくるだろう?

金貸しの老婆に使われていて、運悪く殺人の現場に来合わせてしまったために主人公に殺されてしまう女性ですね

うん。ラスコーリニコフが安料理屋で、たまたま隣に立った将校と学生がリザヴェータについて噂しているのを聞くよね。

それによると、リザヴェータは「ひどい醜女」で「善良」「柔和」「静か」、そして未婚でありながら「ほとんどいつも妊娠している」ということだった。

ここで「柔和」と「静か」はソーニャとの共通点なわけだけど、同時に「醜女」でありながら「いつも妊娠している」のはなぜだろう?

・・・(・_・;
ヒントがいくつかあって、はじめてソーニャの部屋を訪れた主人公は、ふとたんすの上に置かれたロシア語訳の「新約聖書」に目をとめる。

ソーニャによればリザヴェータが持ってきたものだということだ。

ところがこの「新約聖書」は、ドストエフスキーが持っていた、発行後40年を経た稀覯書を模している。

どうしてこんなものをリザヴェータが持っていたんだろうか?

たしか、ソーニャがリザヴェータのことを「あの人は神を観ずる方です」と言っていましたね。

そのことと関係があるんでしょうか?

まさにそれだ( ・_・)♭

さっき話に出た、ロシア正教から分裂した「分離派」に、「観照派」という宗派がある。

「鞭身派」と「去勢派」がそれで、「観照派」とは文字どおり神や聖霊を観照する、つまり目に見ることだな。


「鞭身派」というのは信徒たちが密室でお互いの身体をたたき合い、集団的な法悦状態にまで高まったとき、キリストや聖霊が儀式の場にあらわれるのを観照する。

そしてその法悦状態から信徒たちは乱交に至ることもあり

(このことが、この鞭身派の勢力を急成長させた要因ではないかという説もあるらしい)、

この儀式の際に授かった子供は未来のキリスト候補として宗派の共同体によって育てられるという習慣もあったそうだ


するとリザヴェータは・・・

「鞭身派」のあるセクトの巫女―「聖母マリア」だったのではないか、というわけだ。

それならいつも妊娠していて、しかも生まれてくる子供の養育については心配する必要もなかっただろう

・・・それでは、ラスコーリニコフは「聖母マリア」を殺したということにもなりますね・・・

でも、ソーニャはリザヴェータがそのような立場にあったことを知っていたのでしょうか?

「神を観ずる方」と言っているくらいだから、当然知っていたんだろうね・・・

いや、それ以上かもしれない。

ソーニャがリザヴェータについて語るとき、妙な言い淀みが頻発しているのに気がついた?

 「ええ・・・あの人は心正しい方でした・・・

ここへも来ました・・・たまにですけれど・・・

そうそうは来られなかったんです。

わたしたち、いっしょに読んだり・・・お話ししたりして」


たしかに「・・・」が多いですね

公然化されていない儀式のことを思っていたのだろうか・・・

「わたしたち」って、ソーニャとリザヴェータのふたりのことだけだろうか・・・
するとソーニャも・・・

ちょっと考えにくいけど、彼女の部屋は窓が三つもあって家具がほとんどない「大きな」部屋とされている。

娼婦の部屋としては似合わないよね。

じつは鞭身派の儀式は、窓がたくさんあって明るく広い部屋が使われるのが通例だったそうだ

というわけで、ドストエフスキーの「罪と罰」は、この本によって意味論を超えた次元で徹底的に読み解かれている。
http://amadeushoffmann.web.infoseek.co.jp/dialogue29.html

「君は確実に病気で死ぬ」

私の好きな小説「罪と罰」 ソーニャについて


当時のロシアペテルブルグは梅毒蔓延が社会問題で客の8人に一人は梅毒持ちのロシアンルーレット状態だったそうな。

黄色い鑑札を受けるってのは、何週間かおきに、警察に出頭して発症してないか性器を調べられるという意味。

ラスコがねちねちねち「君は確実に病気で死ぬ」といじめるのも、意地悪いが事実の指摘だね。(2chより)


 現代において、売春少女は不幸か?

 と言えば、援助交際とか気楽に言っているので、そんなにこの女主人公ソーニャは悲劇なのか?

 やはり、時代背景と言うものを少しは知らなくては、ソーニヤの悲劇性はわからないと思う。

 時代は19世紀である。

 避妊具とかが発達していなので、性病・妊娠の危険は売春の仕事をする中では大きいと思う。

 それゆえに社会的な排他・阻害感も、現代よりも強いと思う。

 亡くなった飯島愛さんのようにTVタレントにはなれないだろう。


 小説にも出てくるが、一般の家族と娼婦は同じ部屋に一緒にいることはない。

 ソーニャが父の葬儀の出席依頼をしにラスコの下宿を訪ねて来る場面がある。

 そこに偶然、ラスコの母と妹がいるのだが、それを見たソーニヤは決してラスコの部屋に入ろうとせずにドアの外で用件を伝えようとする。 

 たぶん、性病への感染リスクがある為だと思う。


 ソーニャの最初の相手は16歳の時に、売春をはじめた時の相手である。

 当然、恋愛もなにも知らずに、いきなり売春である。

 (これは現代においても、かなり悲劇ではないか・・・)

 それから、家族の為にほぼ毎日、お客の相手をするのだが、残念ながら、彼女は性的な快感はない。

 18歳にして、重度の不感症・冷感症なのである。

 それ故に、彼女は「純粋な売春婦」と称されるのである。


 当然ながら、彼女には友人はいない。

 唯一の友人であった知的障害を持つリザベーダーは、ラスコに斧で殺されたのである。

 彼女に知的障害を持つ「神がかり」と言われる人しか友人がいないことが、彼女の社会的境遇を物語る。

 彼女は虐げられた人である。


 ラスコ曰く、

 「あなたは自分で自分を殺してしまったのだ」

 ラスコーニコフは自分の老婆殺しについて

「あれは斧で老婆を殺したのではなく、自分自身を殺したのだ」

 人間として一線を超えてしまった2人の若者は、お互いに強く惹かれ合うのである。
http://psjfk.blog23.fc2.com/blog-entry-797.html

江川卓  謎とき『カラマーゾフの兄弟』


外国文学を日本語で読むと、その面白さは半減する。

たとえば、日本文学で、谷崎の流麗な上方言葉の魅力を、では、どう英語に、フランス語に、ロシア語に翻訳することができるか。

京都や大阪という土地の土着性など、その細かいニュアンスを他言語圏に伝えるのは相当無理があると思う。

訳者でもある著者は、そのロシア語と日本語の間に立って、ロシア語で読まれるはずの『カラマーゾフの兄弟』の魅力を、詳しく、丹念に解説してくれる。ロシア語のできん者にはとてもありがたい。

たとえば、なぜ一連の騒動を巻き起こす一族の姓名が「カラマーゾフ」でなければいけないのか。

「カラ」は日本語で「黒い」、「マーゾフ」は「塗りたくる」の意味らしい。

さらに、「カラ」が「カーラ」だとすると、それはロシア語で「罪」となり、さらに「カラ」は泥棒の隠語で「男性性器」の意味でも用いられるという。

作者も指摘するように、語の多義性を最大限に利用するのが「ドストエフスキーの小説作法の真髄である。

ところが、この「カラ」起源説はこれに留まらない。

「カラ・ゲオルギイ」というセルビアに実在した民族英雄がいたらしい。

この人、王朝の始祖、ゲオルギイ・ペードロヴィチが父親殺しをしたことから、「カラ・ゲオルギイ」、つまり「黒いゲオルギイ」とあだ名されたらしい。

さて、父親殺しとはこの小説の主要テーマであり、この事件を中心に小説は進行するのだが、このカラ・ゲオルギイは父を殺し、王朝を築き上げた。

つまりそれは、旧制度の討伐、であります。

何よりもスリリングなのは、あんなにも信仰深く敬虔だったアリョーシャが、のちに革命家となり、皇帝暗殺を企てるだろうという説! 

これは著者のみならず、多くの学者が指摘しているという。

もちろん、小説にはそんな事実はどこにも書かれてない。

父・フョードルを殺したのは私生児(その事実の真偽もこの本の中では取り上げられている)とされているスメルジャコフであり、殺害の嫌疑にかけられたのは長男のドミートリイだ。

アリョーシャの父親殺しはどこにも書かれてない。

しかし、小説冒頭、ドストエフスキーは、これは第1の小説で、この小説には13年後の、現在の小説が予定されていると断っている。

つまり、この『カラマーゾフの兄弟』には続きがあり、それこそは33歳になったアリョーシャの現在進行形の小説になるはずだったのだが、すでにドストエフスキーは死んでしまった。

33歳とはキリスト処刑の年齢に重なる。


「現代のキリスト」であるアリョーシャは、既存宗教から抜け出し、革命を起こす。

皇帝暗殺とは、ロシアの「父」を暗殺する事に他ならない。

予定されていた続編ではアリョーシャによる父親殺しが書かれるはずだったと言うのだ。

であるとすれば、「カラマーゾフ」とい姓が「カラ・ゲオルギイ」から引用されている事は、容易に結びつける事ができる。

ちなみに、ドストエフスキー死後1ヶ月、皇帝アレクサンドル2世は暗殺されている。
こんな謎ときです。

他にも、スメルジャコフは去勢していたという説。

ロシア正教の分派の中で「鞭身派」というのがある。

読んで字のごとく、身を鞭で打つのだが、

この宗派は、教会や聖書を介さずに直接にキリスト、精霊と交わることを求め、そのために、

男女の信徒が一部屋に集まって、祈祷、歌、踊りのあげくに、

最後には手や鞭で各々の身体を打ち合って、集団的恍惚を得る

儀式が行われていたのだという。


しかし、これ、キリストや精霊との直接の交感を求めていたこの儀式も、次第に乱交パーティー化していったという。

そうして、その反動として現れたのが「去勢派」である

性的堕落を激しく糾弾し、男は睾丸を、女は乳首を切除したり乳房を抉り取ったりするのだそうだ。

ゆえに、去勢派の人間はそろって顔色が悪く、傍から見ても「あいつは去勢派だ」ということが分かるくらいなのだという。

これはスメルジャコフの描写に見事に呼応している。

ちなみに、筆者はグリゴーリイは鞭身派だと指摘している。


さて、今では考えられないようなオカルト宗派(現在でも案外あるかも)、について、小説中ではどこにも直叙はされていないが、この分派は当時のロシアに、マイノリティではあるものの結構広く信仰されていて、認識はされていたようだ。

つまり、当時のロシアの読者であるならば、

スメルジャコフの描写や、マリヤとの同棲ではない同居を読むと、彼らが去勢派であるということは容易に推察できることなのである。


『カラマーゾフの兄弟』はロシアの民族的、土俗的信仰生活に深く根を下ろしている。

アリョーシャを「黒いキリスト」、スメルジャコフを「白いキリスト」と設定したり、
イワンは実はアル中ではなかったかとか、3と13という数字の意味、蛇と龍と男性性器。作者の行間にするする入り込んでいく、その快感は、中々である。

さらに、ドストエフスキーの名はフョードルというが、夭折した彼の息子の名はアリョーシャらしい!

古典が古典であるゆえんは、それが幾時代を超えてもなお読まれる、その力である。

それはつまり、幾通りもの読み方ができる言う事だ。

『カラマーゾフの兄弟』はもはや古典だが、この古典小説も数多くの神話や民話や古典を引用している

(ちなみに三島由紀夫は『仮面の告白』の冒頭で、美とソドムに関するミーチャの名高い演説を引用していた)。

それらについての素養ができていないと、真正面からこの小説に立ち向かう事はできない。

とりわけ聖書、ギリシア神話を暗誦できるくらいに読み込んでいないと、積み上げられたドストエフスキーの謎は紐解けないのです。

まあ、しかしアリョーシャがやがて革命家となり、国家的犯罪を犯し、皇帝暗殺に乗り出すとは、本当にビックリだ。

心優しいアリョーシャが! しかしその犯罪(ソドム)は美しい。

これこそがカラマーゾフ的だ。

最後の12人の少年たちに向けて行われるアリョーシャの演説は、そのまま12使徒に向けられたキリストの演説である。

と、すると、この中には絶対にユダがいる。

ゆえに、アリョーシャは密告されて殺されてしまうのだろうか。

ドストエフスキーが書くはずであった、そのアリョーシャの物語が読みたかったし、ドスト本人も書きたかったろうに。

しかし、これだけ膨大な伏線めぐりの末にたどり着いた最後の演説の場面が、それこそも続編への伏線だったとは。この巨大で精緻な構成力は、本当に圧巻である。
http://www.geocities.jp/maxi_japan/dokusyo_egawataku_nazo-k.html

「去勢派」については、江川さんが「謎ときカラマーゾフの兄弟」で次の様に書いています。

「ロシア分離派史上でも最大の人物と目されるコンドラーチイ・セイワーノフが登場した。〜〜〜

やがてセイワーノフは、鞭身派の性的堕落にいきどおり、自分は人類を肉欲から救い、「魂を滅ぼす蛇を退治する」ためにこの世にやってきた「神の子」であると宣言した。

むろん「蛇」とは男性の性器官の象徴であり、「蛇退治」は「去勢」の意味である。

このような形でセイワーノフによって開かれた新しい宗派が「去勢派」であり、信徒は「ぺチャ−チ」(刻印)と呼ばれる術を受けることになった。


女性の場合は、乳首だけを切除するのが「小ぺチャーチ」、

乳房まで切り取るのが「大ぺチャ−チ」と呼ばれた。

男性の場合の「小ぺチャ−チ」は睾丸を切断するわけだが、

「大ぺチャ−チ」については、手術を終えたあと、術者が切除部分を被術者の目の前に突きつけ、

「見よ、蛇の頭は砕かれたり、キリストはよみがえりたまえり」

と唱える、のだという。


〜〜〜鞭身派の聖母アクリーナから正式に「キリスト」と認められたセリワーノフは、

「魂を滅ぼす蛇を退治する」自身の事業をしだいに広め、十八世紀中葉には、信徒の数ももはや無視できなくほどの数に達していた。〜〜〜

ついに一七九七年には、ピョ−トル三世とエカチェリーナ女帝の遺児であるパーべェル一世と対面し、二人の間には次のような問答がかわされたという。


パーべェル帝「汝はわが父なるや?」


セリワーノフ「われは罪の父ならず。わが業(去勢)を受けよ。さすれば汝をわが子と認めん」


ファンタスチックとしか形容のしようのない対話で、パーべェル帝がセリワーノフを狂人と認定し、オブホフの精神病院に収容してしまったのも無理からぬことであった。

ところが奇妙なことに、パーべェル帝の後を襲ったアレクサンドラ一世は、すでに白髪の老爺となっていたセリワーノフの人柄に魅惑され、一八〇二年に彼を解放したばかりか、数次にわたつて彼と親しく面談し、セリワーノフのほうでも、大去勢によるロシア救済計画を帝に建議したといわれる。〜〜〜


つまり、「カラマーゾフの兄弟」の舞台となっている十九世紀の六十年代、七十年代にも、この奇怪な信者たちの問題は、けっしてたんなる昔語り、あるいは僻地のエキゾチックな風習ではなく、むしろすぐれて現代的な関心事であったということができるように思う。


「まぎれもなく「好色な人たち」である「カラマーゾフの兄弟」の作中人物たちのなかで、スメルジャコフ一人はいくぶん例外的に見える。

まず彼の少年時代の大好き遊びが猫の葬式ごっこだったことが想起される。

彼は幼い頃から、猫を首吊り台にかけ、そうしておいてその葬式ごっこをするのが大好きだった、と言われている。

葬式のときには、祭服に見立ててシーツをひっかぶり、香炉代わりに何やら猫の死体の上で振りまわしながら、歌をうたうのだという。

モスクワへ、コック人の修業に出されて戻ってきた彼は、

「すっかり面変わりがしていた。なんだかふいにめっきり老けこんだ感じで、年齢にまったくそぐわないくらい皺だらけになり、顔色は黄ばんで、去勢者に似た感じになっていた」

「大審問官」伝説をアーリョーシャに語った直後、家に戻ったイワンは、門のわきのベンチで夕涼みをしていたスメルジャコフを目にする。

「イワンは怒りと嫌悪の目で、びんの毛を櫛できれいに撫でつけ、ふっくらと前髪を立てたスメルジャコフの去勢者のように痩せこけた顔をにらめつけた」

 見るとおり、スメルジャコフはドストエフスキーによって、ことさら「去勢者」に、あるいはさらに進んで「去勢派信徒」になぞえられている。

さらに注目されるのは、マリアの家に移ったスメルジャコフが、母娘によっていたく尊敬され、二人はスメルジャコフを「一段上の」人間のように見ていた、という指摘である。

「一段上の」という言葉にこだわるのは、

鞭身派以来、代替わりのいわゆる「新キリスト」は、旧キリストあるいはマリアによって「一段上の人、最上の人」として彼らの共同体である「船」に迎えられる慣行があったからである。〜〜〜

スメルジャコフが「花婿」の資格でマリアの家に移ってきた、とされていることも見逃せない。

ロシア正教会においてばかりでなく、西欧のキリスト教会においても、「花婿」という言葉は、ヨハネ黙示録の「子羊」、つまり 花嫁たる教会を聖化する「花婿」、別の言葉でいえば、再来するイエスキリストその人を指す言葉であった。〜〜〜


ところで、スメルジャコフが去勢派の「白いキリスト」だということになれば「蛇退治」(フョードル殺し)は、当然、彼の宗教的、社会的使命だということになる。

こうして、もともとは多分に個人的であったかもしれないスメルジャコフの犯行の動機が、いわば去勢派流に「聖化」され、普遍的な意義を獲得することになるのである。〜〜〜

前にも触れたが、幼児期の彼が大好きだったという猫の葬式ごっ子のエピソードがそれに当ることは、あらためて言うまでもあるまい。

このようなスメルジャコフが、鞭身派、去勢派の「船」が数多くあったモスクワへ「修業」に出て行ったとき、「猫」ないし「蛇」に対する彼の憎悪は一つの基礎ずけを与えられ、同時に深く内攻していくことになった。

こうして彼は外なる「蛇」を挫く以前に、まず自身の内なる「蛇」を挫くことを決意するのである。

つまり、「去勢者に似た感じ」になってモスクワから戻ってきた彼は、すでに「白いキリスト」の自覚をもち、フョードル殺害にあたっては、もはや完全な確信犯として行動することができたのである。

ところで、スメルジャコフの犯行がそのような「使命感」に裏ずけられたものだったすれば、当然、彼の憎悪はたんに個々の「蛇」だけにではなく、「蛇」一般に、さらにはそのような「蛇」のはびこる現世そのものにも向けられていたと考えなければなるまい。

事実、彼の憎悪は、カラマーゾフ一族を生み出した土台であるロシアそのものにも向けられていた。


「私はロシア全体が憎くてならならないんですよ」とは、彼のマリヤへの告白である。

〜〜〜

スメルジャコフの憎悪は、むろん、ロシアだけに局限されはしなかった

「女にだらしがない点しゃ、外国人もロシア人も似たり寄ったり」だからである。

〜〜〜

一方、スメルジャコフが目撃するカラマーゾフ一家の「淫蕩」が、全ロシア的な、あるいは世界的な「淫蕩」の象徴的な縮図とするならば、それは、「大審問官」伝説に登場する「野獣にまたがる淫婦」を媒介にして黙示録的終末のイメージとも重なってくることになる。

折りしもいまは「蛇の季節」でもあった。

スメルジャコフはこの終末の世に、「蛇」を退治し「淫婦」を辱めるべき「白いキリスト」として再来したのだった」


(謎解き「カラマーゾフの兄弟」 江川卓 新潮選書 Z 白いキリストより)


去勢を血統転換に置き換えれば、統一教会の教えそのものになります。


(「謎ときカラマーゾフの兄弟」V好色な人々・Z白いキリスト ページ158〜159より
江川卓 新潮社)


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誰もが関心を持つのは、去勢派、鞭身派共に各派の聖女ですね。


去勢派の聖女マリア(スメルジャコフの花嫁?)はスメルジャコフの元にスープをもらいにやって来ます。

寄生派の花嫁は「○○○の毛まで抜かれる」と言われている通りに、はるばる海を越えて○○○の毛を抜きにやって来ます。

「合同結婚でも日本人同士のカップルならば安心だろう」と思うのは、早とちりです。

友人の場合は、結婚当初、現金で預金をしていたら奥さんがすべて教会に献金してしまうので、すかさず預金をマンションのローン頭金にあてて、間一発のところで無一文にならずに済みました。

お気に入りの食器やレコード類も、生活必要品としてすばやく居間に配置したので無事に残りました

それでも、僕の友人はまだ恵まれているほうで、献身者(統一教会系列会社で働いている夫婦)の場合は数家族の共同生活の家賃や食費はかかりませんが、朝から夜遅くまで働きずめで一家族1万二千円の月収です。

「カラ」兄弟でも、スメルジャコフは、フョードル宅からいつのまにか去勢派の共同生活場?らしきマリアの丸太小屋に移されていますね。
http://dostef.webspace.ne.jp/bbs/dostef_topic_pr_287.html


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3. 鞭身派のキリストと聖母マリアとは


 17世紀に分離派の一派として生れた宗派に鞭身派というのがある。

1700年1月1日に生きながら天に召されたダニイロ・フィリッポフが開祖とされており、この点では作中(カラマーゾフの兄弟)に登場する聖痴愚フェラポント神父にその面影が映されている。

鞭身派の教義の特質は、教会や僧を否定し、直接にキリスト、聖霊との交わりを求める点にあり、そのための手段として、

男女の信徒が一部屋に集まり、祈祷、歌、踊りのあげく、

最後には手や鞭でおたがいの全身を打って、集団的な恍惚状態に達する独特の儀礼が行なわれた。

この瞬間にキリストないし聖霊が信徒たちの胎内に入ると信じられたのである。


この教義の当然の帰結として、鞭身派には、初代キリストのイワン・スースロフをはじめ、何人ものキリストがつぎつぎと現われることになった。…

むろん「十二使徒」も信徒たちの中から選ばれ、「船」と呼ばれた信徒たちの共同体には、かなり厳格なヒエラルキーが確立していた。…
http://www5a.biglobe.ne.jp/~outfocus/page-he.htm

●ロシアの異端


鞭身派−肉、魚、にんにく、ジャガイモを食べず、酒も飲まない。

女はプラトークをまぶかにかぶる。

一部屋に車座になってすわり、入れ替わり立ち代わり踊り、罪のもとである肉を鞭で打ち続ける。

最後は乱交パーティーになる。

ラスプーチンもこの一派といわれる。


モンタヌス派−別名跳躍派。

集会で男女が手を取り合って飛び跳ね、そのあとで性交する。

聖書のロトと娘の性交、ソロモンの300人の妻にちなむ。


去勢派−淫行に走りがちな鞭身派を批判。

罪のもとである陰茎、乳首を切除する。

男性ホルモンの欠如からひげが生えず女性的な声なので外見からすぐに分かる。

「カラマーゾフの兄弟」のスメルジャコフは去勢派といわれる。

http://www.sapporo-u.ac.jp/~oyaon/kyozai/08.txt

鞭身派

17世紀末に起こった〈霊的キリスト者〉のセクトで、聖書と聖職者を認めず、

精霊(Святой дух)との直接的な交わりを求めて、熱狂的に踊り、歌い、互いに体を鞭打ったところから、その名が生じた。

神の化身である複数の〈キリスト〉、〈聖母たち〉あるいは〈母君(マートゥシカ)たち〉のもとに集まり、

祈り、祈りの最後に執り行なわれる独特の儀式(ラヂェーニエ)。

それが始まると、宗教的エクスタシーに達するまでみなが踊り狂ったという。

自らを〈神の人びと〉と称した。

旧タムボーフ、旧サマーラ、旧オレンブールグの各県、北カフカースやウクライナに彼らの小さな共同体が存在した。
http://www.seibunsha.net/prishivin/p15.html

帝政ロシアは政教一致を国是とし,ロシア正教が国教でしたが,国民のうちにはこの国教を奉じようとしない者もあり,政府と正教会はこれに手を焼いていました。

この反正教会的宗教潮流は,通常「ラスコールと諸セクト」と総称されます。

ラスコールは通常「分離派」と訳されるとおり,十七世紀の教会改革の際正教会を離れた人々のことで,改革を受け容れず古い儀式に固執したことから,「古儀式派」とも称されます。

分離派には穏健派から過激:派にいたる様々な流派がありますが,大略,司祭の存在を認める「司祭派」と,これを認めない「無司祭派」に分かれます。


無司祭派は教導者を擁するのみで,司祭も正典も宗規も有さぬところがら,次第に正教会はもちろんキリスト教そのものから離れ,キリスト教的要素を多く保持しつつも,新たな道をもとめて独自のセクトを生み出す傾向があります。

フルイスト派(鞭身派)の場合も,その発生時期(十七世紀半ば)からして,もとは無司祭派に端を発していると考えられます。
 
フルイストが鞭を意味するところがら,日本ではこれまで鞭身教徒と訳されていますが,この訳語は不適切であり,見当違いな憶測のもとになりかねません。

鞭身教徒という言葉から,人は漠然と,鞭打ちがこのセクトの特徴であると思うでしょう。

確かに鞭打ちは,中世の修道僧などが自らに課した苦行です。

しかしフルイストゥイの儀式において鞭打ちはなんの役割も演じておらず,この場合フルイストゥイの語はまったく別の由来を有しています。


このセクトの信者たちがなぜ「キリストたち」と呼ばれたかというと,それは彼らが多くのキリストを輩出したからです。


彼らの地域集団をカラーブリ(船の意。フリーメイソンのロージにあたるもの)と呼びますが,各カラーブリは必ず教導者たるキリストと生神女,さらに大抵は複数の預言者と女預言者を擁していました。

その儀式の主たる内容は輪舞(これをラジェーニエと言います)で,彼らはこの激しい身体運動によって法悦に達し,キリスト,生神女,預言者たちは忘我の気惚状態の内にあって,天候の如何,収穫の良し悪し,個人の身上等々を預言しました。

預言者には原則として誰でもがなれた。

もちろん預言者たる能力には個人差があって,預言者や女預言者になるのは,人一倍霊感を受け易い者たち,恍惚状態に陥り易い者たちでした。

 フルイストたち自身の言い伝えによれば,その教祖たちの行実とは次のようなものです。

 皇帝アレクセイ・ミハイロヴィチ(在位三64546)の時代,ウラジーミル県コヴロフ郡なるゴロジン山の頂に二軍のエホバが降り,コストロマ県の農民ダニーラ・フィリッポヴィチの内に入って彼を生ける神とした。

当時はニコンの改革に端を発する教会分裂の真最中で,人々はいかなる書物によって救われるかをめぐって争っていた。

人が救われるのは古い書物によってか,それとも新しい書物によってか。ダニーラ・フィリッポヴィチは,新たな啓示によってこの書物の新旧論争にけりをつけた。


すなわち,救われるためにはいかなる書物も要らない。

聖神そのものさえあればよい。

内心の祈りによってのみ神は人間に宿り,人は救われる。

彼は新旧の書物をすべてかますに詰め,ヴォルガに捨てさせました。


ダニーラ・フィリッポヴィチははじめコストロマ近郊のスターラや村に住み,のちコストロマに移った。

以来コストロマは「天上のエルサレム」,彼の住む家は「神の家」と呼ばれ,多くの信者を集めます。

書物の(つまり教会の)教えに頼らず,わたしの言葉のみを信ぜよ。

あるいは,預言者たちが忘我状態で口にする言葉(預言)のみを信ぜよというのが,彼の教えでした。

別の伝説によると,ダニーラのことを知った総主教ニコンは彼を幽閉したが,彼が釈放されてコストロマへ帰るまでの間,地上を一面の霧が覆った。

コストロマに帰った彼は,弟子たちに「十二誠」を与えた。

この十二誠とは次のようなものです。

1.我は預言者たちにより預言された神であり,人間の魂を救うため地に降り来たった。
  我以外に神はない。
2.他に教えはない。他の教えを求めてはならない。
3.汝の置かれたところに留まれ。
4.神の受命を守り,世の漁人となれ。
5. 酒を飲むな。肉の罪を犯すな。
6. 結婚するな。既婚者は妻と兄妹のごとく生きよ。未婚者は結婚するな。既婚者は離婚
せよ。
7. 悪罵を口にするな。悪魔,悪鬼等の言葉を口にするな。
8. 婚礼,洗礼式に行くな。宴会に出るな。
9.盗むな。一コペイカでも盗んだ者は,あの世でこの一コペイカを頭頂に貼りつけられ,
  これが地獄の火で融けるまで,赦されることはないであろう。
10.これら二二を秘表せよ。父にも母にも明かすな。たとえそのため鞭打たれ,火で焼か
  れようと,耐えよ。耐えきった者こそ信者であり,天国を,また地上では霊の喜びを,
  受けるであろう。
11.互いに訪れ合い,もてなし合い,愛し合い,我が誠命を守り,神に祈れ。
12.四神を信ぜよ。


 もっとも,コンラート・グラスというリトワニアの研究者によると,フルイスト派の伝説が伝える教祖たちのうち,ダニーラ・フィリッポヴィチについてはその実在を確証することができない。

歴史資料により実在が確証されるのは,次のスースロフからだというのです。

 万軍のエホバがゴロジン山に降りダニーラを生ける神とする十五年前,ウラジーミル県ムーロム郡マクサコフ村に,母親のアリーナ・ネーステロヴナが百歳の時,神の息子たるキリスト,イワン・チモフェーヴィチ・スースロフが生まれた

(これは,アリーナ・ネーステロヴナが生神女を務めていたカラーブリで,スースロフが霊的啓示を受けキリストとなった,という意味でしょう)。


 イワン・スースロフが三十歳になった時,ダニーラ・フィリッポヴィチは彼をコストロマへ呼び,神性を授け,彼を生ける神とした。

すなわち,スースロフはダニーラ・フィリッポヴィチにより三日間天へ上げられたのちオカ河の岸へ帰り,以後ここの一村を根拠地として教えを弘めた。

彼は若く美しい娘を連れており,彼女は生ける神の娘として,また生神女として崇められていた。

彼はまた,弟子たちのうちから十二人の使徒を選び,彼らと共に村から村へ布教を続けた。

 アレクセイ・ミハイロヴィチ皇帝(在位1645−76)はスースロフの布教活動のことを知って,彼を四十人の信者と共に捕らえ,訊問のためモスクワへ連行させた。

しかし司直は彼らから一言の供述も引き出すことができなかった。

拷問の火もスースロフの身体を傷つけえず,結局彼はクレムリン前の赤の広場で心墨に処された。

彼は木曜日に息を引取り,金曜日に埋葬されたが,土曜日から日曜日にかけての夜に甦り,モスクワ近郊の村に姿を現した。そこで再度逮捕され,拷問と礫刑に処され,再度甦った。


三度目に捕らえられた時,皇后ナタリヤ・キリーロヴナはピョートル・アレクセーヴィチ(のちのピョートル大帝)を懐妊中で(つまり1672年のこと),スースロフの釈放なくして出産は無事にはすまないという預言があったため,皇帝はスースロフを釈放した。

 以後三十年間(つまり1702年まで),スースロフはモスクワを中心に布教を続けたが,うち十五年間は政府の監視を避けてモスクワを去り,諸所の弟子たちのもとを転々とし,迫害が下火となったのちモスクワへ帰り,ここで男女の修道院に果多しく信者を増やした。


彼の住むクレムリン近くの家は,「神の家」とも噺しきエルサレム」とも呼ばれた。

 1699年には,百歳のダニーラ・フィリッポヴィチがコストロマからモスクワの「新しきエルサレム」へ移り来たり,ここから1700年1月1日,永い輪舞ののち,多くの会集者たちの見守るなか天に昇った。


以後それまでの9月1日に代えて,この日を新年の始まりと定めた。

三年後,スースロフ自身も多くの信者たちに見守られつつ昇天した。

ダニーラ・フィリッポヴィチは地上に遺骸を残さなかったが,スースロスは残した。

信者たちは遺骸を乞い受けてイワノフスカや女子修道院に埋葬し,石碑を建てた。


 スースロフのあとを継いでキリストとなったのは,ニージニー・ノヴゴロト(現ゴーリキー市)の元込士プロコフィー・ダニーロヴィチ・リープキンなる人物で,一部フルイストたちは,彼をダニーラ・フィリッポヴィチの実の息子であるとしています。
彼は1713年から1732年の死まで,キリストの地位にありました。

彼の妻アクリーナ・イワーノヴナは生神女で,二人の息子は剃髪して修道院へ入り,ここで教えを弘めます。


 十八世紀半ばから十九世紀初頭までの問に,フルイスト派はほぼロシア全域に行き渡り,国外ではガリシア地方に住むロシア人たちにまで及びました。

モスクワには四つのカラーブリがあった。

とりわけ信者が多かったのは,オリョール県とタンボブ県であったそうです。

信者はさまざまな階層にわたりましたが,主として農民都市の職人,小商人たちで,また多くの修道院がこのセクトの拠点でした。


 フルイスト派は結婚と生殖を認めませんが,ダニーラ・フィリッポヴィチやキリストの家系には血統が絶えぬよう配慮がなされていたようです。

コストロマから三十キロのスターラや村には,十九世紀半ばまでダニーラの門下と言われるウリアナ・ワシーリエワという女性が生存しており,彼女が修道院へ幽閉されてのちも,スターラや村はフルイスト派の聖地ベツレヘムといったものでしたし,ループキン直系の子孫もやはり十九世紀半ばまで存続していました。

 十九世紀の六十年代に至り,フルイスト派は個々のキリストを戴く多くのカラーブリに分裂し,それらカラーブリ同士が互いに対立し合うという事態を生じた。

 フルイスト派は,のちの去勢派ほどにはよく組織された教団ではありません。
それは半ば自然発生的にさまざまな地方に興つた,とすら見える。

諸カラーブリ間の横のつながりも,さして緊密なものではなかったらしい。


しかし各カラーブリにひとりのキリスト,ひとりの生神女がいて,ひとり,あるいは数人の預言者・女預言者がいるという構造は,共通していたようです。

また,儀式のうえではすべてのカラーブリが輪舞(ラジェーニエ)を採用していたことは事実ですが,儀式の細目については地方により時代により種々食い違いもあり,このことは,セクトが時とともに様々な派に分かれていったことを証するものです。

体系的な教義が成文化されず,教導者の意思が神の意思と見倣され,カラーブリの全成員がこれに絶対服従するような集団にあって,これは至って自然なことでしょう。

 ロシア正教というのは,概して形式にすこぶる拘泥する宗教です。

十七世紀の教会分裂自体,儀式や礼拝の細目における形式の変更をめぐって生じた。

そして分離派は,正教会以上に形式主義者でした。

彼らは,ニコンの改革が伝統的形式を歪めるものであるとして,旧来の伝統と形式の名において改革に反対したのです。

フルイスト派は,ロシア正教のこの形式主義への反動として興つたと言えます。

その意味で,ダニーラ・フィリッポヴィチがあらゆる書物をヴォルガへ捨てたという挿話が,フルイスト伝説の冒頭に位置していることは象徴的です。


書物や普通の祈りでは生ぬるい。

彼らは神性との一層直接的な接触・融合を求めた。

つまり激しいラジェーニエに訴えて肉体を疲労特牛させ,神を自らの内へ直接呼び降ろそう,神と合体しようとするのであって,これが彼らの祈りなのです。

彼らは,使徒行伝に引かれた預言者ヨエルの言葉が実現したものと信じていました。

「神いひ給はく,末の世に至りて,我が霊を凡ての人に注がん。

汝らの子女は預言し,汝らの若者は幻影を見,なんじらの老人は夢を見るべし。

その世に至りて,わが僕・師団に,わが霊を注がん,彼らは預言すべし」

(使徒2.17)。


 法悦に達するための舞踏としては,古代の宗教やシベリアのシャーマン等が思い浮びますが,フルイスト派の輪舞(ラジェーニエ)は他から借用されたものではなく,フルイストたち自身の内で見出され徐々に完成されたものらしい。

ミリューコフは,このセクトの民衆起源に鑑み,先ず初めにその外的・儀式的側面が成立したのであり,教義が整えられたのは遙かのち(おそらくは十九世紀)のことであったろうと言っています。

ローザノブも,ダニーラ・フィリッポヴィチは神との直接交流の手段たるラジェーニエを案出したことで,このセクトの教祖となり,生ける神として崇められたものであろうとしています。

 神性と直接合体せんという望みは,彼らが人格化された生ける神を求めたことと結びついています。

人間が神と直接合体しうるというのは,人間が神になりうるという人神思想なのです。

神の霊感を受けるものにとって,この霊感を神から受けたと考えることから,この霊感が自分の内から流れ出たと考えることへはほんの一歩です。

彼らが自らを神的な霊感の源泉,つまり自らの内に神を孕む者と考えるに至ったのは,至極当然の成行きでした。

あらゆる魂の奥所には聖神の萌芽がある。

自らの内へ降りゆく者は,ここに聖神のことば言を聞き,自らの魂の内に神の国を見出す。

自らの内にこの内的福音の声を聞いた者は,その瞬間から「神の宮」となり,もはや肉の内にはなく霊の内にある。

これこそ聖神を自らの内に宿すということです。

彼らにとってはイエス・キリストも,自分たちと同等な「神の言の籍身」にすぎない。

彼らはラジェーニエで,

「主よ,われらにイエス・キリストを与え給え」

と唱えながら踊りますが,その意味するところは,

主よ,かつてイエスに霊感を与えたように,われらにも霊感を与え給え

ということなのです。


こうしてフルイスト派の世界には無数のキリストと生神女が出現したのであり,多くのカラーブリでは,信者同士が互いを神として拝し合うことも行われました。


 輪舞(ラジェーニエ)のやり方については,個々のカラーブリにより多少の違いはあるものの,大筋のところはほぼ一致しており,大略次のようなものであったようです
(十九世紀前半におけるニジェゴロト県アルザマスのカラーブリ,コストロマ県ガーリチのカラーブリ等。メーリニコフによる)。


 晩の六時頃,カラーブリの成員が一軒の家に集まる。

人数は十人から四十人。

百人に及ぶことは稀である

(もっとも,ペテルブルクでのセリヴァーノブのラジェーニエは,六百人を集めたと言われます)。


部屋には窓がないか,あっても塞がれていて,音が外部に洩れないよう,しばしば地下に造られている。

ラジェーニエの行われる家は,「神の家」とも「エルサレム」とも呼ばれる。


 部屋の一隅に生神女が座を占め,信者たちは男女に分かれてベンチに腰掛ける。

全員裸足で,長い白衣を着ている。

はじめに福音書,使徒の書簡,教父の文章,聖者伝等が読まれることもある。

それから自家製の祈りの文句を唱える。

やはり自家製の歌を歌うこともある。

その際両手で両膝を打ち拍子をとる。

歌の合間に十字を切り,主の祝福を乞う。


 次いでキリストなり預言者なりがラジェーニエを命じ,一同立って輪になる。

時として預言者自らラジェーニエを始め,他の観たちがそれに従う。

出たちの輪の外に女たちの輪が形成されることもあるが,大抵は男女入り混じっての輪である。

彼らは

「主よ,われらにイエス・キリストを与え給え」


と歌いながら,飛び跳ねつつ,右回りに回る。

輪舞も各人の旋回も,必ず右回りである。

つまり,南面したとき太陽が東から西へ動くように,右回りでなくてはならない。

この踊りに酒神が降るのであり,「聖なる輪」に入る者は霊により国勢するとされる。

踊りは次第に速くなり,人々は息を喘がせて跳ね上がり,手を振り,両足で床を踏み鳴らす。

舞踏者たちの回転の速いことは旋風のようで,顔も見分けられないほどである。

彼らが旋回と跳躍の間中,畷り泣き,声を震わせて奇声を発するさまは,傍目にも恐ろしいほどで,壁越しにこれを聞くと,まるで何かを鞭打っているように聞こえる。


フルイスト派が樽の周りで自分たちを鞭打っているという噂が弘まったのは,このせいかもしれない。

 踊る者たちが自らのうちに霊を感ずるや,踊りはますます速くなる。
輪の外で拍子をとり声をかけている者たちは,舞踏者のとりわけ激しく速い動作を認めるや,

「彼に恵みが降った」

と言う。こうして預言者や女預言者が出現する。


ラジェーニエ中はなにも考えてはいけない。

さもないと霊は降らない。

預言者や女預言者になる人々は,概してラジェーニエへの強い嗜好を有しており,彼らにとってラジェーニエは,集中した断食ののち,言い知れぬ喜びを伴って自ずと起こるのだという。

人々はラジェーニエを,それがもたらす陶酔ゆえに「霊的ビール」と呼んでいる。

フルイスト派の教義が肉食,飲酒,夫婦の交わり等の厳しい禁欲的節制を課するものであったことに鑑みれば,ラジェーニエによる心理的陶酔が彼らにとって不可欠であったことは,想像に難くありません。

 踊りは大抵夜半まで続く。

白衣が汗でぐっしょりになると,白衣を脱ぎ捨て,裸のまま倒れるまで踊る。

 踊りが終わると全員が腰をおろし,手で膝を叩いて拍子をとりながら歌を歌う。
それから教導者に向かって脆き,十字を切り,聖神が預言者の口を通って彼らを訪れるよう祈る。

選ばれた預言者が人々に向かい合って立ち,身体を動かしながら,大きな声で預言を始める。

はじめに全員への預言があり,そのあと個々人への預言がある。

預言者は個々人の罪を暴き,罪人は十字を切って罪を悔い,時に涙を流して預言者を拝する。

 預言はしばしば明け方近くまで続く。預言が終わると全員で

「キリストは甦り給いぬ」

を歌い,教導者は十字架を聖像の下に置き,一同は脆拝して十字架に接吻する。


 フルイスト派にとって霊は善であり,肉は悪であり,ラジェーニエは霊によって肉を克服する手段であるわけですが,日常生活においても霊は肉に打ち勝たねばならない。

最初の罪はアダムとエヴァの肉の交わりによって生じた。

普通の正教徒たちは変わることなく罪のうちに孕まれ,罪のうちに生まれ,罪のうちに生きている。

罪を免れるには,この世と訣別せねばならない。

これは祈りと断食と,肉欲を断つことによって達せられる。

概して,女と交わることは,フルイストにとって最も重い罪です。

肉,魚,玉葱,大蒜を食べてはならない。

酒を飲んではならない。

遊びの集まりに行ってはならない。

悪罵を口にしてはならない。

女は華美な服や飾りを身につけてはならない。

被ったショールはなるべく深く眼まで下ろして結び,常に慎ましくあらねばならない。

これらの誠命をすべて厳しく守る者は,来世で永遠の生命を得るばかりか,ここ現世でも聖神の恵みに与り,神の息子ないし娘に等しいものとなる。

つまりキリストないし生神女となる。

「我が誡命を守りわが道を保つ者は我に在り,我もまた彼に在るなり」
(ヨハネ第一書3.24)。

イエス・キリスト自身そうした神の籍身に他ならなかった。

罪と訣別し新たな生へと生まれ変わり新たな霊となったわれわれは, 言たる神が宿るに相応しい者たちである。

男たちは皆キリストであり,女たちは皆生神女である。

 仲間に引き入れようとする者には,先ず自分たちが正真正銘の正教徒であることを確信させる。

「司祭たちはわれわれに何も教えてくれない。だから自分で本を読まねばならない」
と言い,絶えずキリストに祈り,なるべくしばしば教会へ行き,正教の司祭を敬うよう教える。

やがてこう教えるようになる,

「この世:には聖神の恵みを有する試しい人々がいる。

こうした人々の内にこそ神は生きている。

彼らこそ縛り審くカをもち,罪深い魂を地獄から天国へ導くことができる」。

しかしこうした人々が誰で,何処にいるかは言わない。

 新人がセクトへの加入に同意するや,彼は数日間の断食と斎戒を命じられる。
定められた日に,セクトの教導者ないし長老が彼を迎えに来て,信者たちの集会へ導く。

そこには信者たちが全員裸足に白衣姿で,男と女に分かれてベンチに坐っており,前方にひとりの女性(生神女ないし女預言者)が聖像の下に腰掛けている。


広い部屋には沢山の蝋燭が明々と灯されている。

生神女は新人に尋ねる,

 「ここへは何のために来たか」

 「魂を救うために」

と新入は,予め教えられていたとおりに答える。

 「魂を救うのはよいことである。で,汝は誰を保証人とするか」

 「天の王たるキリスト自身を」

 「キリストを辱めることのないよう努めよ」

 次いで新人は聖像に向い誓いを立てる。

誓いは次の三点から成る。


1. 聖なる信仰を受け容れ,決してこれに背かない。

2. しばしば教会へ行き,痛悔をし,聖体礼儀を受けるが,司祭に新たな信仰のことは一言も洩らさない。

3. 聖なる信仰のためにはいかなる苦難にも耐え,牢獄も,シベリアへの流刑も,死すらも恐れず,自らの信仰を誰にも決して明かさない。


 そのあと新参者は教導者の命ずるところに従い,一同が彼のために祈るよう頼む。

一同は円くなって坐り,彼らが「主への祈り」と称するものを民謡の節で歌う。

一同歌いながら,右手で膝を叩いて拍子をとる。


次いで三,四人の男女が円のなかへ出て,跳ねながら右回りに回り始める。

こうして新信者加入の儀式は,ラジェーニエへと移行する。


 ロシアにあっても国外にあっても,フルイスト派は永いこと忌まわしい淫祠邪教のたぐいと考えられてきました。

下着姿の男女により深夜人目を避けて行われるラジェーニエが,人々に性的放縦と乱交を連想させたのです。

フルイスト派の儀試について,バクストハウゼンはロシア人の秘書から聞いた話としてこう記している,

 「……祈祷の富士を満たした樽のなかに十五,六歳の少女を坐らせる。

数人の老女が彼女に近づき,その胸を深く切開し,左の乳房を切り取り,驚くべき巧みさで出血を止める。


〈……〉それから切り取った乳房を皿に載せ,小片に切りわけて一同に配り,一同はこれを食べる。

この人肉食が終わると,特にしつらえた高い台に少女を坐らせ,歌いながらその周りを回る」。


 バクストハウゼンのこの記述を信頼に値すると見,わたしも同様の話を聞いたとして,同じ乳房嗜食の話を紹介したのは,メーリニコフです。

そして彼はここに,嬰児供犠の話をつけ加えた。


生神女である少女が男の子を産んだ場合,この男子は生まれて八日目に,キリストに倣い脇腹を刺されて殺され,一同はその生血で聖体礼儀をとり行い,屍体は乾燥させて粉にし,パンに焼いてやはり聖体礼儀に使われる。 

やはりメーリニコフの挙げている例ですが,


ワシーり一・ラダーエフというアルザマスのキリストは,

「神秘的な死を死に,神秘的に甦って」キリストとなった者にはすベてが許される
という,一種の超人思想の持主で,これに基づき自らのカラーブリの十三人の女たちと関係をもっていました。彼は女たちに向って,自分がこれを要求するのではない,自分の内なる神が要求するのだ

と言って女たちに関係を迫り,彼女たちはこれを拒否できなかったといいます。

カラ〜ブリの成員は,自分たちのキリストに対しては絶対服従の義務を有し,キリストの命令とあらばいかなる法も眼中にないという有様でしたから,このキリストが不心得者であった場合はとんだ事態が生じかねない,ということはあるでしょう。


深夜の密儀と乱交,人肉食,嬰児供犠等は,大衆の猟奇趣味にはなはだ適っていました。

また,ロシアをヨーロッパの秘境と見倣したがる西欧人の好みにも適っていた。

ハクストハウゼンとメーリニコフのこの記述は,大衆のフルイスト像を決定してしまった。

 ロシアの作家たち自身例外ではなかった。
https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/bitstream/2324/5362/1/slc013p121.pdf


"真説ラスプーチン(上/下)" Edvard Radzinsky 著
http://www.amazon.co.jp/%E7%9C%9F%E8%AA%AC-%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3-%E4%B8%8A-%E6%B2%BC%E9%87%8E-%E5%85%85%E7%BE%A9/dp/4140808578

時代は、ロマノフ王朝の末期。

最後の皇帝ニコライ2世は闇の力に操られたと言われる。

その闇で君臨したのが怪僧と言われたラスプーチンである。

彼は読み書きもままならない農民、つまり「ムジーク」であるにも関わらず皇族への影響力は絶大であった。

聖書に関しては優れた知識をもち、素朴で、教養がある人間よりも物事がわかっている。

彼の言葉には、謎めいた格言のような形で、神がかりなうわ言のような予言力がある。

また、彼のまなざしと、人に軽く触れる手には、催眠効果があったという。

その一方で、売春婦や無数の婦人などを宗教と色欲を混同した半狂乱の中に陥れた。

まさしくオカルトの世界である。

ラスプーチンは、自分自身の暗殺を予言している。

その予言は、暗殺が親類の陰謀によるものならば、皇族一族も暗殺されるだろうというもの。

そして、予言通り皇族一家も暗殺される。

暗殺者によると、毒を盛られたのに生きていた、また、何発かの弾丸を打ち込まれたにも関わらず生きていたという証言がある。


彼の逸話には魔人伝説が散乱する。


@ ロシアで流行るカルト宗教

暗殺や謎の死、様々な矛盾と恐怖にむしばまれた時代、こうした時代がオカルト的な雰囲気を蔓延させ、人々の日常生活は霊的なものを求めていたという。

確かに、降霊術がこれほど発展した国はないのかもしれない。

ロシアでは、ドストエフスキーやトルストイのような文学者を生み出した一方で、超能力者を生み出している。

こうした背景は非公認の異端宗派を乱立させる。

本書は、中でも「鞭身派」と「去勢派」について言及している。


鞭身派における乱交は、肉欲を抑制するためであり、自らを清める儀式である。

これをキリストの兄弟愛と称する。

敬虔な人間は、罪を犯すと、苦悩を味わい懺悔する。

その結果、魂の浄化が起こり罪人は神に近づく。

罪と懺悔の間を行き来することに意味があり、神への道を示すものとされる。

清らかな体にこそ聖霊が宿り、罪によって罪を追い払うという奇妙な理屈があるようだ。

子供は肉から生まれたのではなく聖霊から生まれると信じるので、女性自身が聖母と自覚できる瞬間がある。


18世紀半ばに、鞭身派から分かれた去勢派という新たな狂信者を生む。

鞭身派の性的堕落を非難し絶対的な禁欲を唱える。

男根の去勢処置は、灼熱した鉄を使い、斧も用いられる。

女性の手術は、外陰部、乳首、乳房が切り取られる。

本書は、この罪を犯すことの重要さを理解しなくては、ラスプーチンを理解することができないと語る。


A ラスプーチンの教え


ラスプーチンは、鞭身派からスタートしたという。

磔にされたキリストは復活せず、復活したのはキリストが説いた永遠の真理のみ。

そして、「すべての人間がキリストになれる」と主張する。

そのためには、自らの内にある肉欲、つまり、旧約のアダムや罪の人を殺さなければならないというのだ。

ラスプーチンの使命とは、神の弱い創造物である女性たちを、罪から解放してやることだという。

彼にとって愛こそ神聖なもの。

自然の万物に対する愛。キリスト教的な家族愛。

女性が夫を愛していれば、それは触れるべきではないが、夫を愛さずに結婚生活を送っているならば罪深い。

結婚という制度には、従属する愛と反対の立場をとる。

真実の愛が存在しないものはすべて罪と考える。

同性愛者で偽りの結婚生活をしていた皇帝の妹には、彼女を抱き、愛を伝染してやろうと試みる。

ラスプーチンから愛を授かったものには、性的な放埒から解放され、見えない糸で永久に結ばれると考えていたのだ。

なんとも神秘的というか幼稚というか、巧みな触れ合いで催眠状態に陥れる。

悪魔のいちばんずる賢いところは、人々に悪魔などいないと信じ込ませることである。

だが、ラスムーチンは書き残す。「悪魔はすぐそばにいる」と。


B皇族との結びつき

ロマノフ王朝は、血族同士の殺し合いの伝統をもつ。そこには閣僚の暗殺も横行する。

そうした陰謀の渦巻く王家にあって、皇帝ニコライ2世は数々の試練を迎える。

皇太子アレクセイの血友病。日露戦争の敗北。1905年の血なまぐさい革命。

こうした背景は、皇族一家が「神の人」を待ち望むという状況にあった。

そんな時期に、予知能力と千里眼を備えるという評判のあったラスプーチンが近づく。

予言、奇蹟、死者と話す能力を備え、ロシア艦隊が日本艦隊に敗れることを予言していたという。

彼には、催眠的な力を持った目、予言者、治癒者、民衆から出てきたなど、条件は整っていた。

ロシアでは、読み書きのできな農民、素朴な人間にこそ貴重な才能が宿るという思想があるらしい。

彼は、病気の皇太子に謁見して心を静め、医者が治らないと宣言した病も将来治ると予言した。

また、革命で自らの殻に篭った皇帝にも、恐怖心を払い勇気を与えた。

特に、皇后は、自身の神経発作を取り除いてくれたラスプーチンの神秘的な力を崇拝するようになる。

これぞ催眠療法である。

彼は霊的な高みに到達した存在であり、詩的な瞑想をしきりに働かせたという。

ラスプーチンが書き記したとされる文章には、催眠的な力と見事な文学的センスがうかがえる。
http://drunkard-diogenes.blogspot.com/2008/06/edvard-radzinsky.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/173.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 小池都知事「築地守る」の公約違反 跡地にカジノ誘致構想(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[3072] kNSCqYLU 2019年1月19日 10:10:06 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1538]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/425.html#c2
コメント [カルト20] タマ・日本洪水という予言がヤバイ、地球号・掘削中、興水・安倍は人工地震で失政を誤魔化したい。予言とは前宣伝サックスである ポスト米英時代
18. 2019年1月19日 10:10:34 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4807]
 ちきう号の皆さん、もっとマット掘って掘って掘りまくって早くニッポン沈めてください! でないとムーが浮き上がれず私たちも出直しできまマセン!! 
             ↑
    とかホメ◎し激励のお便り出したらどうかな  これもマジ受けされたらもう運命デж//横断幕作って見てもらう価値はあるかもだが確かに丁半博打デ ヨリ
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/236.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK256] <森友学園・国有地売却>深さ3.8mとした写真 業者「ごみの深さ意識せず撮影」 野党「値引きの根拠は崩れた」 赤かぶ
5. 2019年1月19日 10:11:06 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[134]
実際掘ってみればわかるよ。現場打の杭打機、全旋回式の杭打機を使えば1日で掘れるよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/422.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] 不適切賃金調査は役人の一存で出来ることではない。官邸からの大号令か?(かっちの言い分) 一平民
5. スポンのポン[10624] g1iDfIOTgsyDfIOT 2019年1月19日 10:11:16 : YLRU9o6eFk : 5LmaSTbmkbI[934]
 
 
>>2. 真相の道

■民主党がこの事実を知っていた証拠はない。
  
 真相君こそ
 国民を欺く大罪を行っていた自民党の支持者として
 その責任の一端があることを自覚して
 国民に謝罪するべきである。
 
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/406.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 小池都知事「築地守る」の公約違反 跡地にカジノ誘致構想(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[3073] kNSCqYLU 2019年1月19日 10:12:40 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1539]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/425.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK256] 小池都知事「築地守る」の公約違反 跡地にカジノ誘致構想(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[3074] kNSCqYLU 2019年1月19日 10:13:56 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1540]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/425.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
12. 前河[1281] kU@JzQ 2019年1月19日 10:14:28 : mgEHeXOJ3I : JDf0WJpDr9s[64]
タマちゃん、

それだけ飽きてるって事はそれだけ皆が嫌がっていて支持してないって事だね。

自民内だけでむりやり持ち上げられてるだけ。

そもそもあんなアホみたいな奴をホントに凄いと思ってんのか?

虚しくならないか?


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK256] ひんぱんな内閣支持率調査は必要ない!   赤かぶ
7. 2019年1月19日 10:15:15 : uINnrKgiZk : rtlbEVqReLs[2]
ある日の養豚場のことです。
肉屋「これから一日一頭、肉にすることにする。賛成か反対か」
豚たち「(場内騒然として聞き取れず)」
肉屋「そうか。賛成してくれるヤツが多くてうれしい」
豚たち「え!?」
肉屋「今日はお前な」
豚A「(´・ω・`)そんなー………」(退場)
豚B「おい誰だ、賛成したヤツは!」
豚C「賛成したヤツから肉になれよな!」
豚D「俺は反対したのに……みんな賛成だなんて」
豚E「声の出し方が悪かったんじゃね?」
豚F「いや、肉屋のおじさんがズルしたんじゃ」
豚G「いま声の出し方の話してんだ、レベルの低いこと言うな!」
豚H「肉屋のおじさんがそんなことするわけないじゃん」
豚I「証拠だせ証拠」
豚J「賛成する馬鹿ばっかだからねしかたないね」
豚K「しくしく…みんな死ぬんだ」
豚L「豚が肉にされるのは当たり前だろ? 何言ってんだ」
豚M「俺は肉屋のおじさんの味方だもんね。この豚どもめ」
豚N「何だとこの野郎!豚Mみたいなヤツを許していいのか、なあみんな!」
豚O「いやそれより肉屋のおじさんにどう数えたのか聞かないと」
豚P「なんだと俺たちの活動が無意味だというのか!」
豚Q「俺しってるよ。肉屋のおじさんの使うコンピューターに秘密があるんだ」
豚R「俺たちが嫌だって言っても肉屋のおじさんが聞くわけないから、意味なくね?」
豚S「一度俺たちが全滅して経営がたちゆかなくなる所までやらせた方がいいのかもわからんね」
豚T「俺たちが悪いんだよ…一枚岩になれない俺たちが悪いんだ……」
豚U「豚Aは日ごろから態度悪かったからな。ちゃんと言うこと聞いてれば殺されないんじゃね?」
豚V「豚Aも仲間だろ…」
豚W「ブヒブヒうるせーよブタ」
豚X「貴様それでも同じ養豚場の仲間か!こいつを追い出すべきだ!」
豚Y「お前もうるせーよ。どっちもどっち」
豚Z「こうなったら反乱だ。これから餌を食べないようにしよう。俺たちが痩せれば、肉屋のおじさんはそれだけ身入りが減るってわけだ。おじさんに一泡吹かせてやろうぜ」

あなたはこの養豚場の一員です。今、あなたに周りの豚から意見が求められました。どの豚の発言に賛同しますか? あるいは、どの豚の発言に対しどんな発言をしますか?
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/414.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK256] 広島の1300倍、中国の核実験場にされたウイグルの悲劇! :国際板リンク  赤かぶ
10. 2019年1月19日 10:18:43 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4004]

自由ってのは=^^

個人の=民族からの自由←も含まれるから^^

民族が=複数民族という(大きな括り)から逃れることで^^

民族が=個人を所属する民族政府の隷属下に置くこと←が^^

むしろ=自由化・民主化の視点においては^^

後退している^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/386.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK256] 広島の1300倍、中国の核実験場にされたウイグルの悲劇! :国際板リンク  赤かぶ
11. 2019年1月19日 10:20:27 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4003]

民族主義=多極主義において^^

軍国化しなかった例は=稀であって^^

凡そ=民族主義化は=民族政府による独裁につながってゆく^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/386.html#c11

コメント [経世済民130] 運転免許証も自動車教習所も不要になる日…「ACES」は社会システムを変える(Business Journal) 赤かぶ
1. 2019年1月19日 10:22:16 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[135]
夢物語。
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/637.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 広島の1300倍、中国の核実験場にされたウイグルの悲劇! :国際板リンク  赤かぶ
12. 2019年1月19日 10:24:31 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4002]

人類が=求めるべきは^^

(民族)という団塊における=指導者たる独裁者ではなく^^

(民族無関係)で=住みたい、暮らしたい、働きたい←こういった生活者が^^

生活できる環境について^^

選択できる複数の=媒体スペースが=用意されることが望ましい^^

(日本を=300の市に)という=考え方に^^

(民族の独立)というスタンダードは=無い^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/386.html#c12

記事 [近代史3] 黒澤明にはわからなかった女性の恐ろしさ _ 黒澤明 羅生門 (大映 1950年)

黒澤明にはわからなかった女性の恐ろしさ


羅生門

監督 黒澤明

脚本 黒澤明 橋本忍

音楽 早坂文雄

撮影 宮川一夫

配給 大映

公開 1950年8月26日


動画
https://www.youtube.com/watch?v=uwR2kVOcwNI


キャスト

多襄丸:三船敏郎
都の内外に悪名が轟く盗賊。女好きとしても有名。真砂の美貌や気性の激しさに惹かれ、金沢夫婦を襲う。捕縛されても豪放磊落に振る舞い、自らの金沢殺しを誇るように語る。


金沢武弘:森雅之
死体で発見された旅をしている武士。言葉巧みに多襄丸に山奥まで連れて行かれ、木に縛られ、妻を手籠めにされる。巫女による降霊という形で証言を行なう。


真砂:京マチ子
金沢の妻。大人しく貞淑。
夫と山中を行動していたところを多襄丸に襲われ犯される。多襄丸によれば凛としていたというが出廷した姿とその証言はか弱さを見せる。


杣(そま)売り:志村喬
金沢の遺体発見者。参考人として検非違使に出廷し、矛盾する3人の証言を聞く。
実は事件自体を目撃しており、真相を知っているがために人間不信となっている。


旅法師:千秋実
生前の金沢を目撃していたため、検非違使に呼ばれる。最終的に杣売りから真相を聞かされ、人間不信となるが、最後の杣売りの行動に希望を持つ。


下人:上田吉二郎
雨宿りの際に暇つぶしに杣売りと旅法師の話を聞く。終盤、杣売りの偽善性を指摘し、人間のエゴイズムのままに行動して場を去る。


巫女:本間文子
巫女というより霊媒師。金沢の霊を呼び込み、証言をおこなう。


放免:加東大介
河原で倒れていた多襄丸を発見し、検非違使に連行する。

____


芥川龍之介の短編小説 『藪の中』と『羅生門』を原作に、橋本忍と黒澤が脚色し、黒澤がメガホンを取った。舞台は平安時代の乱世で、ある変死事件の目撃者や関係者がそれぞれ食い違った証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴイズムを鋭く追及した。

自然光を生かすためにレフ板を使わず鏡を使ったり、当時はタブーとされてきた太陽に直接カメラを向けるという撮影[注釈 1]を行ったり、その画期的な撮影手法でモノクロ映像の美しさを極限まで映し出している。撮影は宮川一夫が担当し、黒澤は宮川の撮影を「百点以上」と評価した[1]。音楽は早坂文雄が手がけ、全体的にボレロ調の音楽となっている。

日本映画として初めてヴェネツィア国際映画祭金獅子賞とアカデミー賞名誉賞[注釈 2]を受賞し、黒澤明や日本映画が世界で認知・評価されるきっかけとなった。本作の影響を受けた作品にアラン・レネ監督の『去年マリエンバートで』などがある。

製作経緯

伊丹万作唯一の弟子として指導を受けた橋本忍は、伊丹の死後佐伯清の弟子となり、サラリーマンをしながら脚本の勉強をしていた。1949年(昭和24年)、橋本は芥川龍之介の短編小説『藪の中』を脚色した作品を執筆、佐伯にこの脚本を見せたところ、かねてから付き合いのあった黒澤明の手に脚本が回り、黒澤はこれを次回作として取り上げた。橋本の書いたシナリオは京の郊外で旅の武士が殺されるという殺人事件をめぐって、関係する三人が検非違使で証言するが、それがみな食い違ってその真相が杳として分からないという人間不信の物語であったが、映画にするには短すぎたため、杣売りの証言の場面と芥川の『羅生門』のエピソードと、ラストシーンで出てくる赤ん坊のエピソードを付け足した[4]。

当時黒澤は、東宝争議の影響で成瀬巳喜男、山本嘉次郎、本木荘二郎らと共に映画芸術協会を設立してフリーとなっていたが、同協会は大映と契約を結んでいたこともあり、同社で製作交渉を行った。しかし、大映はこの難解な作品の映画化に首をひねったため、黒澤は社長の永田雅一に「セット一杯で出来る」と説得してようやく企画が了承された[5]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E7%94%9F%E9%96%80_(1950%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

▲△▽▼


ヨーロッパの映画人の評価では文句無く日本映画の最高傑作 _ 黒澤明「羅生門」


この日 ヴェネチアでは “ヴェネチア国際映画祭” が フィナーレを迎えようとしていた。グランプリ(金獅子賞)をはじめ、全受賞作がつつがなく選出されたが、その裏で “前代未聞のとんでもない騒ぎ” が持ちあがっていた。

祝福されるべき最高の栄誉「サンマルコ獅子像」を満場の拍手とともに受けとるはずの関係者の姿が、どこをどう探しても見当たらないのだ。

見事 金獅子を射止めたのは 「羅生門」という日本映画だった。 ところが 信じられないことに、プロデューサー、監督、俳優など関係者は ひとりとして ヴェネチアに来ていなかった。 しかし、そもそも どうしてこういう事になったのか?

話は その年の春にさかのぼる。

ひとりのイタリア人女性が、東京を拠点に精力的に活動していた。イタリーフィルム社長、ジュリアーナ・ストラミジョリ女史である。彼女の仕事は、イタリア映画を 日本に売り込むことであった。大戦直後に起こった空前の「ネオ・レアリズモ」ブームの中、彼女は 多くの利益をイタリアにもたらした。そんな経緯から、彼女の伊映画界への発言力は増していた。

また、伊映画を愛してくれる日本国民への謝意を表す意味でも、欧米に 日本映画の良作を紹介してあげようか、と考えたのはごく自然の成り行きだった。

1951年6月、ヴェネチア映画祭への出品作を探していた女史は、何本か観るうちに 「羅生門」 にぶつかった。運命の出会いだった。

ベリッシモ! (何て素晴らしいの!) こんな美しい映画 観たことないわ。ぜひとも 世界に紹介したい。


胸の高鳴りを押さえることが出来ない彼女は、すぐさま 大映に対し (映画祭への) 出品を要請した。 ところが なぜか 大映・永田社長は出品に消極的で、「イタリアの国際映画祭に出したい? 何のために? 日本の映画が海外で評価されるなんて 有り得んだろう。出したところで、恥をかくのがオチだ。

英語・イタリア語の字幕を付けるための費用が要る?

そんな金は出せないよ。 まさか詐欺じゃないだろうね。ま、いずれにしても 今回は遠慮させてもらうよ」

と冷ややかな対応に終始した。 永田のこの対応に落胆した女史だったが、やはりどうしてもあきらめることが出来なかった。思い悩んだ末、“熱血行動派”の彼女は 大胆な行動に出た。自費で英語字幕をつけ、秘密裏にヴェネチアに送ったのだ。

いくら映画芸術に通じた者でも、よほどの映画愛がなければ こんなことは出来ない。そして、ストラミジョリ女史は 「熱血慧眼の映画人」だった。
彼女の眼がいかに鋭かったかは、“金獅子”の獲得によって見事 証明されることとなる。

日本には名誉とか栄光に全く無関心な、クロサワという大変な実力の映画人がいる。

湖に巨石が投じられ、そのすさまじいエネルギーは、次々に大きな波紋を作り出していった。

「ジャパンのクロサワ」への世界の映画人からの尊敬ぶりは、“ヴェネチア事件”をきっかけに、日本人の想像を超えたものになっていく。 映画祭に顔を出していた フェデリコ・フェリーニという新人監督は、「羅生門」観賞後 しばらく興奮が収まらなかった。

「ブラーヴォ! すごいものを見たぞ!」
 
「クロサワという日本人が作った凄い映画を この目で見たんだ!」

と 辺り構わず大声で話し続け、周囲にたしなめられた。 彼にとって 「羅生門」 の衝撃は大き過ぎたのだ。この映画祭で見た奇跡について話すとき、この純情な男の眼から涙があふれ 流れ落ちた。

その後も、イタリーフィルムの ストラミジョリ女史が日本から帰国するたび 頻繁に彼女のもとを訪れたフェリーニ青年は、質問攻めにすることがたびたびだった。

「クロサワとはどんな男? どんな顔をしてる?」

その質問は 子供のそれと変わらなかった。ストラミジョリには、そんなフェリーニが可愛らしくも思えた。 彼女は、クロサワの他作品も観たいと熱望する彼のために、1本の映画を日本から直送し、“個人上映会” を開いた。映画のタイトルを 「白痴」といった。

映画鑑賞後のフェリーニの様子は、またしても尋常ではなかった。泣きはらして充血したその目は、異様な光を帯びていた。映画は、彼にとって 「羅生門」 以上の衝撃だったのだ。

1954年、フェリーニの最初の傑作 「ラ・ストラーダ」(邦題 「道」)が公開され、世界に大きな衝撃を与えた。「白痴」のムイシュキンは ジェルソミーナ となって、このイタリアの地に甦ったのだ。

「道」 から28年が過ぎた1982年9月、ヴェネチア国際映画祭創立50周年を記念して設けられた 獅子の中の獅子賞(歴代グランプリ中の最高傑作)として、満場一致で「羅生門」が選出された。 選定にあたって諮問を受けたフェリーニは こう述べた。

「我々映画人はクロサワから多くのことを学んだ。クロサワは映画界にとって最大の恩人である。どれだけ感謝しても足りるものではない。

映画祭50周年にあたり、最も優れた映画を1本選べというなら、私は迷わず「羅生門」を推挙する。

この偉大な映画を世界で最初に見出したのが、わがヴェネチアだったという事実は、イタリア人にとって何よりの名誉である」

http://white-knight.blog.so-net.ne.jp/2007-02-01

黒澤伝説はここから始まった


“羅生門”は今では日本文化・芸術を代表する作品の一つになってしまった、と言っても過言ではないと思います。 外国人のほうが日本人より鑑賞眼があるーなどど言う気は毛頭ありませんが、こと“羅生門”に関して言えば、“よく分からない映画”という評論が支配的だったという国内の状況より、国際映画祭の批評家たちの方が慧眼だったーと言えるのではないでしょうか。 世界人類が共通に抱えている問題を画期的な映像表現で描き出し、その世界的価値に日本人自身が気が付かなかったわけですから。

同じ事象でも、見る人によって感じ方、捉え方がまったく違うーという、言ってみれば20世紀後半のポストモダニズムを先取りしているわけですが、そんな小難しいことを言わずとも、人間の本質に切り込む先鋭的な内容をめくるめくような映像美でとらえたエンターテイメントとして現在でも通用すると思います。 

実は私、アメリカの大学で“映画史”の授業を二度取った事があるのですが、いずれの場合も“羅生門”が上映された時の、学生たちの画面に食い入るような反応が忘れられません。 “国民の創生”とか、“戦艦ポチョムキン”や“市民ケーン”といった欧米の歴史的名作が上映された時とは、ディスカッションの場においてもみんなの熱の入りようがまるで違っていました。 

それらの作品が映画史においては、技術的・理論的な革新をもたらしたのに過ぎないのに対して、“羅生門”のもつ、人間の心の闇に肉薄する答えのない問いかけーという内容は時代が変わっても古びることがないのだと思います。 基本的に、古いものーそれも昔の外国映画などにまったく興味の無いアメリカの一般の若者たちに引き起こしたあの反応は、この作品の持つ底知れぬ力を純粋に証明するに足るものではないでしょうか?

http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%85%E7%94%9F%E9%96%80-DVD-%E9%BB%92%E6%BE%A4%E6%98%8E/dp/B0014IMRQM

日本映画が世界を驚かせた端緒となった作品です。実際、今見ても非常に見事な作品だと思います。物語は神話的であり、それ故、普遍性に満ち、黒澤作品の中でもこれから評価が高まるでしょう。

映画は、冒頭の篠付くような豪雨に、半壊した大門、羅生門の描写から、異様な予感をはらみます。これだけで断然たる出来です。 そして最初のセリフが

「わからない。さっぱりわからない」

と来る。いきなり映画のテーマ、結論を言ってしまっているんですが、その後の映像が見事なので、まったく退屈しない。

呆然と空を見上げるシーンから登場する三船は、唐突に狂騒的な笑いを発し、森を駆ける様は野生そのものです。 その三船が女の手を引き、森を疾走するだけでスリルが高まります。

京マチ子の体現した、女の性の際どさと、刃の鋭さ、その毒性の濃厚さ。そう言えば近年、このレベルの高度なエロティシズムは見かけませんね。

その時の感情と共に、幾たびも幾たびも姿を変えては再生される「客観的と主張される記憶」この人として内包する根源的な矛盾を突き、「羅生門の鬼ですら、人の恐ろしさに逃げ出した」という深遠を問うことに成功したから、この映画は永遠の命を得たのだ、と思うのです。

http://harukun1147.cocolog-nifty.com/firosofianholiday/2008/04/post_4dcf.html

時代は平安時代、能を取り入れた伝統の様式美・・・・これでは「王朝絵巻のような 時代がかって退屈な映画」 以外の具体的イメージを持てというほうがムリだ。

封切り当時、多くの観客が、そんな先入観で頭を一杯にして映画を観、そして裏切られた。 でも、不思議なことに 客の入りは悪くなかった。ほとんどの映画館が満員だったという記録が残っている。(不入りだったというのは、後から作られた“伝説”です)

人々の “満足” は別の所にあった。 映画を観た人の口伝えに、三船敏郎と京マチ子の扇情的なキスシーンやレイプ場面が 密かに話題になっていたのだ。人々は、まるで “成人映画” を観る感覚で「羅生門」を観に行き画面にくぎ付けになった。

じつに、「羅生門」は “ケモノの匂い” のする映画だった。 盗賊多襄丸を演じる三船敏郎の、日本人離れしたエネルギッシュでギラギラした野性。

人妻・真砂を演じる京マチ子の、西洋人のようなグラマラスな肉体。盗賊が女を犯す場面やキスシーンの欲望むき出しの刺激的演出。 しかも、全編にわたって流れる音の基調は “ボレロのリズム” だ。当時の観客からすれば、どこをどう探しても“日本的情緒の片鱗”さえ見いだせないこの映画に心底面くらい、“真のねらいや価値”について考える余裕など持てなかったのである。

そう、すべては “タブー”だったのだ。 夏の太陽にカメラを向けることも、ギラギラした欲望を大胆に解き放つことも。そんな黒澤の野心的演出に、保守的な批評家たちは内心面食らったのだろう。

http://white-knight.blog.so-net.ne.jp/2007-02-01

 黒澤はの土砂降りのシーンを撮影するにあたり、雨に墨汁を混ぜて重い質感を出したという。さらにこの場面に凄まじい迫力を加えるために、消防車三台の出動を求めて消化ホース5本を使用。屋根には放水装置を施して、瓦の壊れから滝のように落下する雨を表現した。さらに、門の周囲に掘つた溝には水槽タンクから大量の水を一気に流し込んで溝に溢れる豪雨の感じを出し、しかも万全を期するためにわざわざ雨の日を選んで撮影を行なうという凝りようだった。このことは"日本映画史上類を見ない大胆な撮影"として、今も語りつがれている。

 この他にも、羅生門の屋根瓦を作るために、新たに焼きあげた瓦の数が4000枚、その一つ一つに「延暦寺十七年」と年号が刻まれていたとか、羅生門のセットが大き過ぎて上部の屋根を作つたら柱がささえきれないから、屋根を半分壊した形にしたとか、黒澤の偏執狂的な映画製作に関するエピソードは尽きない。

 その飽くなきこだわりがことごとく映画に独特の雰囲気を醸し出し、この名作が誕生するに至った。

 なお、カメラ技法における工夫も多く、中でも有名なものは"ギラギラと輝く太陽を望遠レンズで映す"という手法だった。当時は太陽にカメラを向けることはフィルムを焼き切る可能性があったため、一般的にはタブーとされていたのだが、この難題に敢然と挑戦したのが撮影担当の宮沢一男だった。

彼のカメラは森の奥深くに入り込み、大きな反射鏡を利用しながら、木々の間から見え隠れするギラついた太陽を延々と追いかけ、それによって照り付ける陽光と乾いた森の雰囲気を遺憾なく描写することに成功した。この技法が映画公開時、世界の批評家から絶賛され、「黒澤は太陽を初めてカメラにおさめた」という有名な賛辞が生まれた。

 当時の映画界の巨匠、溝口健二のキャメラマンとしても名高い宮川一男は、「色を使わずに、白と黒の間にある無数の鼠色の濃淡によってみるものに色を感じさせる」という黒澤の演出に対しても、独特の水墨画感覚で応じた。雨の“黒”と検非違使庁の庭に敷かれた砂の“白”との絶妙な対比、木樵りが森を歩いていくシーンでの木々の微妙なコントラスト、木漏れ陽の輝き、斧の刃にきらめく日光、何とも豊穰な映像表現である。

 他にも、当時としてはまだ新しいテクニックだったパン・フォーカス(近景と遠景と同時にピントを合わす技法)が、随所に使われていることも見逃せない。

 さらにこの作品にはおびただしい数のカットつなぎ(画面と画面の切り返し)が施されている。評論家のドナルド・リチー氏によれば、映画の本体だけで408ショット、これは普通の作品の二倍以上にもなるという。しかし観客はショットの多さで気が散るようなことはない。それどころか、ともすると単調になりがちなストーリーに言い知れぬ躍動感を生みだしている。  黒澤のこの天才的な編集が、「七人の侍」をはじめとするのちの彼の作品に確実に受け継がれていることは言うまでもない。

「羅生門」は戦後間もなく公開され、51年度ヴェネチア映画祭グランプリ、52年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞に輝いた。この受賞が当時、敗戦の痛手の中で何もかも自信を失っていたわが国の人々に与えた衝撃と希望は計り知れないものが合ったという。

 海外で高く評価された理由としてさまざまな要因が云われているが、あの時代にこういった観念論的な裁判劇を世界に先駆けて生みだした黒澤の先見性こそが、その最たる理由であったことに今や疑いの余地はない。 「羅生門」はまさに日本映画を黒澤の名とともに世界に送り出した記念すべき「門」でもあった。

http://www.asahi-net.or.jp/~ij9s-ucym/rasyoumon.html

世界の「ミヤガワ」  

宮川一夫は、映画監督として世界の「クロサワ」と呼ばれる黒澤明と同じで、映画撮影技師として世界の「ミヤガワ」と称された、偉大な映画カメラマンです。彼の作風は、溝口健二や黒澤明などの名監督の作品において大きな役割をはたしました。宮川のカメラワークなしには、溝口も黒澤も世界の映画コンクールで数々の栄誉には輝かなかったと言っても過言ではありません。今回は、この宮川一夫の撮影テクニックと映画において表現された宮川芸術を紹介します。


カメラマンの丁稚奉公

1908年生まれの宮川は、昭和元年に、ふとしたことがきっかけで映画の世界に足を踏み入れました。当時、スチルカメラに興味を持っていた宮川青年は、友人が日活撮影所にいた関係で、しばしば彼にフィルムの現像を頼みました。その見返りとして日活野球部の助っ人をしているうちに、撮影所の仕事を手伝うようになりました。現在のようにカメラマンの専門学校があるわけではありませんから、3年間の現像処理の仕事に続き、その後12年間の撮影助手、例えば、カメラのピントのみを手動で合わせるピントマンを経験し、晴れて撮影技師になることができました。この時の15年間の修行が宮川にとって、撮影テクニックの基本を習得する場であったと後に述べています。サイレント時代からカメラマンをしていた宮川の作品の多くは、白黒です。彼は映画作品だけで、136の作品にカメラマンとして関わりましたが、その半分以上がモノクロ作品でした。しかし、その単色の作品で最も色を感じさせることのできる色調を出せたのは、世界において宮川カメラマンをおいて他にいません。

日本の水墨画を感じさせるカメラワーク

宮川が撮影でこだわったのは、鼠(ねずみ)色です。白黒映画は単純に言えば、白と黒の2階調ですが、鼠色には無限の色があるというのが彼の持論でした。

宮川に日本画を教えた先生が、彼に絵の具を一切使わせなかったため、彼は鼠色の中で自然の色を表現しようと努力しました。その教えが後のカメラワークに多大な影響を与えています。白黒映画は、その色の階調から光と影の表現が重要でした。従って、光と影のコントラスト、その中間に位置する鼠色の表現方法により、作品の雰囲気が大幅に変わりました。

カラー時代のカメラワークが、動きやカットの仕方に重きを置いているのと比べて、白黒時代は、光と影のコントラストをどう表現するかにより、硬調か軟調かの絵作りを監督や脚本家も含めて、論じられました。そのためか、カメラマンの技量や美的センスがより作品に反映されたのも事実です。宮川はモノトーンで自分が育った京都の色彩を出していたと言っています。


「羅生門」で見せたカメラワークの芸術

1950年の作品、「羅生門」は黒澤監督にとっても、宮川にとっても、ターニングポイントとなった作品です。もともと軟調指向の宮川のカメラワークは、ダイナミックな絵作りを目指す黒澤とは相容れない部分がありました。監督から「太陽を画調としてどう考えるか?」という難題を投げかけられて、宮川が答えたのは、「白と黒と鼠、この3つの色でこの映画を撮りたい」というものでした。

監督は了解し、最初の難題が、「羅生門」の話の中で、主役となる盗賊と暴行を受ける侍の妻との抱擁シーンでした。2人のバックに太陽が背景に映っているコントラストの強いカットを望んだのです。

しかし、一般に太陽を大きく撮るには望遠レンズが必要ですし、通常、人物を撮るのは標準レンズです。ズームカメラなどない時代ですから、ほとんど手作りの手法を編み出すしかありません。そこで考えられたのが、25メートルの高さのやぐらの上で三船敏郎と京マチ子の2人に演技してもらい、それを下から太陽を背に撮りながら絞りを最小にして、2人と太陽をくっきりと撮影しました。

何のことはない原始的な方法ですが、必要に応じて様々な撮影方法を試しました。批評家から絶賛された薮(森)のなかのシーン。例えば、三船が延々と薮の中を走りまくるシーン、森の中の木洩れ日や風にゆれる木の葉の影など、海外のカメラマンを驚嘆させました。

タネを明かせば、延々と走っているのは同じところで、カットにより走り続けるように見せたのです。三船が走る前に現れる木の葉は、撮影助手がレンズの前に枝を置いたもの、森の中での影の絞り込みは、鏡に光を反射させて陰影を表現したもの、すべて宮川のスタッフが手作りで表現した特殊効果など一切ない世界です。

このような絶え間ない努力と工夫が、黒澤の作品を色彩感が強いダイナミックな作品に仕上げました。そして結果が、翌年のベネチアの映画祭におけるグランプリ受賞です。


フィルム1コマの集中

宮川が後輩のカメラマンに残した言葉で、意味深いものがあります。要約しますと「映画の1コマに集中する情熱。例えば、茶碗一つ取るにしても、そこに暖かな雰囲気をだす細かな神経が必要である。脚本を読んで、それが熱いお茶か冷たいお茶かをきちんと描くことが大事である」

さらにこう続けています。「手作りで1コマ1コマ描くというと、時間がかかってしょうがないと言うが、それは違う。カメラを構えて、1コマにいかにスタッフの思いを注ぐか、時間がかかるものではない。そういう見極め方や、内容の把握の仕方がとても大切なのです」

確かになにを創るにも、作者の思いがなければ、たとえ技巧的に優れていても、結果はつまらないものになりがちです。物の見極め方や内容を把握する力は、実は普段からの旺盛な好奇心や学習から得られるもので、長い時間をかけて身につくものです。勉強家で芸術に造詣が深かった宮川だからこそ、あの独特で美しい映像が表現し得たと言えるでしょう。そういう意味でも、宮川一夫は世界的に傑出したカメラマンでした。(nao)

宮川一夫の略歴

本名宮川一雄 1908年(明治41年)2月25日、京都市生まれ。京都商卒業後、18歳で日活京都へ現像部助手として入社する。撮影技師(カメラマン)昇進第1作は「お千代傘」(尾崎純監督)。43年(昭和18年)の「無法松の一生」(稲垣浩監督)の美しい映像で高い評価を得て、溝口健二、黒沢明、小津安二郎、市川崑監督ら巨匠の作品を撮影し始める。

黒沢監督との初コンビ「羅生門」(50年)は、日本映画史上初の国際賞となるベネチア国際映画祭金獅子(きんじし)賞を受賞。

「雨月物語」(溝口監督)は英国エジンバラ芸術祭で最高賞受賞。

「用心棒」(黒沢監督)などでNHK映画賞撮影賞。「おとうと」「はなれ瞽女(ごぜ)おりん」「瀬戸内少年野球団」などで毎日映画コンクール撮影賞など、受賞多数。

78年に紫綬褒章、83年に勲4等旭日小綬章。92年(平成4年)には山路ふみ子文化賞、川喜多賞を受賞。映画134本、テレビ映画8本を撮影。宮川最後の作品は篠田正浩監督の「舞姫」(89年)。

http://www.mozartant.com/Jordan/Movie_Play/Miyagawa_camera.htm

世界の映画作家が溝口作品に注目し、フランスのヌーベル・バーグ作家たちに強い影響を与えたのが、一般に“ワンシーン・ワンカット”と呼ばれる長回しの手法である。

 溝口健二登場以前は、モンタージュ理論に代表されるように、細かなカットを積み重ねて一つのシークエンスを積み立てるのが定石だった。しかし溝口は、カットを切ることによって俳優の演技が寸断されることを嫌い、芝居を持続させることを望んだ。彼は、カットを短く切り返して見せると訴え方が弱い、という意味のことを自ら語っている。

 また、溝口は移動撮影やクレーンからの撮影を積極的に取り入れ、特にクレーンを好んだ。戦中の『元禄忠臣蔵』では、舞台演劇的な動きの少ない場面で演者の周りを移動撮影して独得の荘重なリズム感を生み出し、作品を死の静謐から逃れさせることに成功する。のちの『西鶴一代女』や『雨月物語』等では、登場人物や観客の感情を反映したようなカメラの動きがあり、観客が作品世界に没入するのを助けた。

 戦後、大映に入ってからは名カメラマン宮川一夫(1908-1999)を得た。彼は移動・クレーン撮影において超絶的な技巧を発揮し、『雨月物語』では全体の約七割をクレーンで撮影して幽玄な雰囲気を生み出し、ワンシーン・ワンカットの手法を完成させたと評された。

『新・平家物語』では冒頭の群衆シーンを自在に動く視点からの長いワンカットで撮り、一見して信じられなかったジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーは映写室に入ってフィルムを確かめたという。
http://www.fsinet.or.jp/~fight/mizoguchi/01.htm


志村喬が語る三人のシーン

ベルイマンを含め欧米の映画人が驚愕したのは特にこのシーンの台詞による逆転劇の連続とその映像・カットの素晴らしさ。そして美しい美しい三船敏郎・京マチ子・森雅之。  

『羅生門』の名セリフは一杯あるが、一番素晴らしいのは杣(そま)売り役の志村喬が真実として語る第四においての以下の真砂役の京マチコが話すセリフだ。英語ヴァージョンで。 言葉の凄さをこれほど著したセリフは映画史上でも稀ということができる。


(侮辱された夫:森雅之に向かって)

It's you who are weak.

If you are my husband, why don't you kill this man?

Then you can tell me to kill myself.

That's a real man.

You're not a real man either.


(多襄丸:三船敏郎 も向かって)

When I heard you were Tajomaru, I stopped crying.

I was sick of this tiresome daily farce.

I thought, ''Tajomaru might get me out of this.''

''If he'd only save me, I'd do anything for him.''

I thought to myself.

But you were just as petty as my husband.

この言葉によって、二人の男から侮蔑のどん底にまで落されていた京マチ子は蘇り、二人の男は殺し合うことになる。宮川一夫のカメラと三人の演技とこのセリフのシーンは何回観ても唸ってしまう。


以下が夫の辱めの言葉:

Hold it!

(待って)

I refuse to risk my life for such a woman.

(俺はこんな女の為に命を掛けるのは御免だ)

You've been with two men. Why don't you kill yourself?

(二人の男に恥をみせて、何故自害しようとはせぬ)

Hopeless.

(あきれ果てた女だ)

I don't want this shameless whore.

(こんな売女は欲しくない)

You can have her.

(呉れてやる)

At this stage, I'd rather lose her instead of the horse.

(今となっては こんな女よりあのあしげが盗られる方が惜しい)

京マチ子が語るところでは森雅之の蔑んだ冷たい眼差しのところが最高です!:

Even now, when I think of his eyes,
My blood turns cold in my veins.

What I saw in them was neither anger,
nor sorrow,
a cold lgiht, a look of loathing..

Don’t
Don’t look at me like that.
It’s too cruel.
Beat me,
kill me, but don’t look at me like that.
Please stop.
Now, kill me.
Kill me at once.


私はその眼を思い出すの、
今でも体中の血が凍るのを思い出します
夫のその眼の中に閃いていたのは怒りでもなく
悲しみでもなく
ただ私を蔑んだ冷たい光だったのです

止めて
そんな眼で私を見るのを止めて
あんまりです
私はは打たれても、
いいえ、殺されても構わない。 でも、でもそんな眼で私を見るのはあんまりです。
さあ 殺してください。 ひとおもいに私を殺してください。
http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20070920/p3

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/174.html

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
111. 中川隆[-12873] koaQ7Jey 2019年1月19日 10:26:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]
黒澤明にはわからなかった女性の恐ろしさ _ 黒澤明 羅生門 (大映 1950年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/174.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c111
コメント [政治・選挙・NHK256] 広島の1300倍、中国の核実験場にされたウイグルの悲劇! :国際板リンク  赤かぶ
13. 2019年1月19日 10:26:56 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4001]

土地と=民族が^^

分離不能な状況で=定義されているというのは^^

非常に=封建主義的思想である^^

(人)は=(民族からも自由)でなければ=ならん^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/386.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK256] 広島の1300倍、中国の核実験場にされたウイグルの悲劇! :国際板リンク  赤かぶ
14. 2019年1月19日 10:29:32 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4000]

沖縄人が=東京で暮らしても良いように^^

東京人が=辺野古で暮らしたい←と思うことも=また良い^^

むしろ=排除されねばならないのは=(民族という括り)である^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/386.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK256] 室井佑月「仲間割れを喜ぶべきか?」〈週刊朝日〉  赤かぶ
14. 楽老[96] inmYVg 2019年1月19日 10:29:43 : QHkUDaloVM : nhEL_@HJWto[-2591]
>9.13. CKrU10iVR0U さん

突っ込む必要は無いと傍観するつもりでしたが、
【太陽光より原発に将来があると思う】
これについて、どんな風に将来があるのでしょうか?

私は原子力については素人ですが、一応技術屋です。
原発には全く展望が無いと考えているのですが。

核力についての基礎研究については続けるべきだと思います。
抗菌にも医療にもいろいろな用途があります。
しかしそれは原発とは全く関係ないことです。
核を高エネルギー源とするのは兵器としてのみです。
原発はただの湯沸しに過ぎません。
水を加熱するためだけに、ナゼ核が必要なのですか?

山林を切り開いたり農地をつぶしてメガソーラ開発することには反対の立場をとる者ですが、原発よりは遥かにマシです。
コストもどんどん下がってきています。
一方原発のコストは嘘をついて安く見せ
今後も高くなることはあっても安くなることはない。
コストが合わないから日立は撤退したのです。

あなたは情弱でもなく、表面だけを見る方でもないようなので
教えていただけませんか?

    

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/369.html#c14

コメント [近代史3] 黒澤明にはわからなかった女性の恐ろしさ _ 黒澤明 羅生門 (大映 1950年) 中川隆
1. 中川隆[-12872] koaQ7Jey 2019年1月19日 10:31:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

黒澤の「羅生門」は何かがおかしい_この映画を欧米人しか評価しなかった理由1


橋本忍は、黒澤の助監督であった野村芳太郎(『砂の器』監督)に尋ねた。

「黒澤さんにとって、私、橋本忍って、いったいなんだったのでしょう?」

野村「黒澤さんにとって橋本忍は会ってはいけない男だったんです」

  「そんな男に会い、『羅生門』なんて映画を撮り、外国でそれが戦後初めての賞などを取ったりしたから、映画にとって無縁な、思想とか哲学、社会性まで作品へ持ち込むことになり、どれもこれも妙に構え、重い、しんどいものになった」

橋本「しかし、野村さん、それじゃ、黒澤さんのレパートリーから『羅生門』、『生きる』、『七人の侍』が?」

野村「それらはないほうがよかったのです」

  「それらがなくても、黒澤さんは世界の黒澤に。。現在のような虚名に近いクロサワではなく、もっとリアルで現実的な巨匠の黒澤明になっています」

  「僕は黒澤さんに二本ついたから、どれほどの演出力。。つまり、力があるかを知っています。彼の映像感覚は世界的なレベルを超えており、その上、自己の作品をさらに飛躍させる、際限もない強いエネルギッシュなものに溢れている。だから。。。いいですか、よけいな夾雑物がなく、純粋に。。純粋にですよ、映画のおもしろみのみ追求していけば、彼はビリーワイルダーにウイリアムワイラーを足し、2で割ったような監督になったはずです」

  「ビリーワイルダーより巧く、大作にはワイラーよりも足腰が強靱で絵が鋭く切れる。その監督がどんな映画を作るのか。。橋本さんにもわかるはずです。。。文字どおり掛け値なしの、世界の映画の王様に。。橋本さんはそうは思いませんか?」

字を書く職人であれ。伊丹万作はこのことを橋本忍に何度も述べたそうだ。
橋本忍は、シナリオライターとは職人である、芸術家であろうとおもうな、という戒めであると解釈した。

1946年9月21日肺結核で伊丹万作死す。橋本は伊丹の死を、新聞の死亡欄を読んで知った。

橋本が療養所で最初に書いたシナリオ『山の兵隊』を、伊丹万作に送ったのは療養所を無断退院して姫路でサラリーマンをしていた頃。1942年のこと。伊丹からは丁寧な返書が来た。橋本は京都に伊丹を尋ねて指導を受けた。シナリオは会社までの通勤電車で書いた。

伊丹万作法要の席で、伊丹の奥さんが伊丹万作の助監督を務めた佐伯清を紹介した。佐伯は黒澤明と知人であった。この縁で、橋本の書いたシナリオ『雌雄』に黒澤が目をつけた。が、このシナリオは短すぎる、と黒澤が言う。芥川の『羅生門』を追加することを伊丹が提案した。

http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2008-05-05


橋本 忍(はしもと しのぶ、1918年4月18日- )は、昭和期の脚本家、映画監督。男性。兵庫県神崎郡鶴居村(現・神崎郡市川町鶴井)に生まれる。

中学校卒業後、1938年応召したものの、粟粒性結核に罹り、療養生活に入る。シナリオに興味を持ち、伊丹万作のもとに作品を送り、指導を受ける。伊丹死去後、上京し、伊丹夫人より佐伯清監督を紹介される。

1949年、芥川龍之介の短編小説『藪の中』を脚色した作品を書く。
伊丹死後、未亡人が伊丹の手元にあった橋本脚本を佐伯に渡し、黒澤明がそれを譲り受ける。黒澤は『藪の中』の脚色作品に注目、黒澤の助言により芥川の同じ短編小説『羅生門』も加えて完成。

この脚本を基に翌1950年黒澤が演出した映画『羅生門』が公開され、橋本忍は脚本家としてデビュー。同作品はヴェネチア国際映画祭グランプリを受賞するなど高い評価を受けた。


◆映画『羅生門』のアイデアは突発的に・・・

「あんたの書いた、『雌雄』だけど、これ、ちょっと短いんだよな」

「じゃ、『羅生門』を入れたら、どうでしょう?」

「羅生門?」

「じゃ、これに『羅生門』を入れ、あんた、書き直してみてくれる?」

「ええ、そうします」

同じ不条理ではあっても、真相は分らないとするテーマから、人間とは得手勝手なものであるとするテーマへの移行が感じられ、映画全体を少し難解で分りにくいものにしている。

http://book-sakura.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/2006_4e39.html


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B しかし、黒澤の「羅生門」は何かがおかしい_この映画を欧米人しか評価しなかった理由2


芥川龍之介「藪の中」を読む 植島 啓司


01 男と女

 男と女のあいだで隠し事をしないというのはなかなかむずかしい。この世で起こるほとんどの事件が男女の問題と深くかかわっているわけだが、それは男女の関係のうち3割くらいに嘘が混じっているからではなかろうか。そこに「事件」が入り込む隙間が生じるのである。自分ではそうと意識しないで嘘をついていることもあるし、相手のためを思ってのこともあるだろう。しかし、皮肉なことに、この嘘がからんだところに恋愛のもっとも甘美な部分がひそんでいるのである。なにも正しいことだけが必要とはかぎらないし、それではかえって社会はうまく動かないかもしれない。あえて言い切るならば、恋愛というものも嘘がなければ成立しないのではないか。そうなってくると、実際のところ、いかに相手に誠実かということよりも、いかに相手に寛容でいられるかが、愛情のバロメーターになるのかもしれない。


02 謎

 山科の藪の中で、夫婦が盗人(多襄丸)に襲われ、縛られた夫の前で妻はレイプされる。そして、残るは夫の死骸のみ。殺されたのは金沢の武弘26歳、妻は真砂19歳、彼女は「男にも劣らぬぐらい勝気な女」で「まだ一度も武弘のほかには、男を持ったことがない」(媼の話)。妻・真砂を凌辱した盗人はそのまま逃げ去ろうとしたのだが、妻に「あなたが死ぬか夫が死ぬか、どちらか一人死んでくれ。二人の男に恥を見せるのは死ぬよりつらい」と請われ、夫を殺害する(多襄丸の白状)。遺留品は「一筋の縄」と「櫛」のみ。殺された夫の死霊が巫女の口を借りて語るところによっても、彼女はやっぱり「あの人を殺して下さい」と言ったということになる(武弘の死霊の物語)。ところが、後に清水寺に現れて懺悔した妻によれば、「我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました」となり、何を叫んだのかは不明のままとなっている(真砂の懺悔)。いったいそこでは何が起こったのか。

 1922年1月『新潮』に発表された芥川龍之介の「藪の中」は、これまで多くの人々の関心を集めてきており、「真実は藪の中」という流行語にもなった。物語は、京都の山科近くの藪の中で見つかった男の死骸をめぐる7人の証言からなっている。最初の4人の証言は事件の当事者によるものではなく検非違使による取調べによって明らかにされたものである。それゆえ、いわゆる事件の当事者3人による陳述とは性格が異なっている。問題なのは、盗人・多襄丸、彼によって犯された妻・真砂、殺された真砂の夫・武弘(死霊の言葉を語る巫女)の陳述がそれぞれ矛盾していることである。それも無罪を主張するのではなく、それぞれ自分が男を殺した張本人(夫の場合は自殺)だというのだから、まったく奇妙はことではないか。いったい本当はだれが彼を殺したのか。だれが真実を語り、だれが嘘をついているのか。さらに、最後に「そっと胸の小刀を引き抜いた」のはいったいだれなのか。


03 主題と論争

 芥川龍之介の「藪の中」が『新潮』に発表されたのは1922年。これを読んだ多くの人々は、結局、「事件は迷宮入り」と思ったのだった。ところが、1970年6月に中村光夫「『藪の中』から」(『すばる』)が発表されるや、1970年10月に福田恆存「『藪の中』について」(『文學界』)が中村光夫説を批判し、さらに、1970年12月に大岡昇平「芥川龍之介を弁護する」(『中央公論』)が発表されて、論争は異常な高まりを見せたのだった。

 中村光夫は次のように述べている。

 ―「藪の中」では、妻、夫の「陳述」はそれぞれ前の「陳述」を否定する性格のものであり、結局、夫の死は他殺か自殺かという疑問に解決が与えられないし、他殺なら犯人は誰かもわからず仕舞いです。これでは活字の向うに人生が見えるような印象を読者に与えることはできないのではないでしょうか。ある事実に三つの面から異なった解釈をあたえるのは、それを人の三倍考えぬくことですが、ひとつの「事件」について事実が三つあるのは、考えの整理がつかぬということです。

 そして、彼は、「この作品のもっとも重要なテーマは、強制された性交によっても、女は相手の男に惹きつけられることがあるということ」だと論じている。果たして本当にそうだろうか。

 福田恆存はそれに対して以下のように反論を試みている。

 心理的事実もまた事実である。「藪の中」について言えば、多襄丸、女はそれぞれ自分が殺したと言い、男は自殺したと言っており、この三つの「陳述」は現実の事実としては矛盾しているが、もしそのいずれも現実の事実ではなく、三人が銘々そう思いこんでいる心理的事実に過ぎぬものだと解すれば、その矛盾はかえって主題を強調するものとして成り立つのではないか。

 すでに、吉田精一は「当事者達の事実に対する迫り方、受けとり方が各種多様で、めいめいの関心、解釈、感情によって、単純な一つの事実がいかに種々の違った面貌を呈するかを、従って人生の真相がいかに把握し得ぬものかを語ろうとしたのが、この作の主題と思われる」(『芥川龍之介』1942年)と述べており、福田恒存説はこれを踏襲しているともいえるだろう。

 それでいながら、福田恒存は次のように結論づけている。「どうしても「事実」というものが必要なら、それはこういう風に考えられないか。すでに書いたように多襄丸は女を犯した後、その残虐な興奮状態から、武弘を刺して逃げた。だが、武弘はそれだけでは死に切れなかった。そして互いに不信感を持った夫婦が後に残され、妻は心中を、夫は自殺を欲した。そういう両者が小刀を奪い合い絡み合ううちに、夫は多襄丸の負わせた深手によって死んだ」。つまり、多襄丸真犯人説である。

 しかし、これはどう考えても不自然ではなかろうか。高田瑞穂は「『藪の中』論」(『芥川龍之介論考』1976年)において、福田説に対して、まもなく息の絶えるほどの重傷を負った武弘にそんな余力などあるはずがないし、そもそも「妻は心中を」「夫は自殺を」欲したというが、なぜ夫が自殺しようとしたか動機が不明である、と疑問を投げかけている。彼の結論は、「藪の中」は危機に直面した人間の自己暴露を描いたものであるとして、最終的には武弘自殺説を取り上げている。
 それに対して、大岡昇平はなかなか慎重である。

 申すまでもないことだが、ここで問題になっている「事実」とは現実の事実ではなく、作品の中に述べられている事実である。さらに三人の人物が陳述している事実である。人物が一人称で述べるので、福田がいう心理的事実という性格を持ち、同時に人物の性格描写の役割を果たすものである。

 このことは実は意外に大きな意味を持っている。ただし、大岡昇平もそれほど歯切れがいいわけでもない。「『藪の中』には、多くのテーマが含まれている。芥川の意図は福田のいうように「真相はわからない」というような観念的なものではなく、当事者の陳述を並置して、その間の矛盾と一致によって、緊張と緩和の交替を作り出すことにあったと思われるのだが(それが奏功しなかった)」と書いている。それでいながら、結論としては、「死霊が口を利くのは現代の常識に反するが、死者は生者のように、現世に利害を持っていない。それは刑死を覚悟した犯罪者、懺悔する女よりも、真実を語っている、と見なしてよいのではないか。…三つの陳述の最後におかれているということによっても、信じられる資格があろう」と武弘自殺説を採用している。

 こうなってくると、何がなんだかよくわからなくなってくる。駒尺喜美も、「『藪の中』は探偵小説的な興味を持たせる作品ではあるが、しかし、もちろんそうではない。探偵小説は、言うまでもなく真相究明の面白味をねらったものだが、『藪の中』はその逆である。つまりその真相が絶対に解けぬところに面白さがある」(「芥川龍之介『藪の中』」1969年)と述べており、海老井英次『芥川龍之介論攷―自己覚醒から解体へ』(1988年)になると、「基本的には三つの陳述がそれぞれ〈真相〉を語っているのであり、したがって読者は、その中からそれぞれ自分で一番「美しく」語られていると思うものを選ぶ他ないのである」と(ある意味では)さじを投げている。

 ここでまとめてみると、結局のところ3つの見解があるということである。


01 だれか一人だけが真実を語っている。

02 だれにも心理的な真実がある。矛盾を矛盾として受けとめるのが人生だ。

03 みんなが嘘をついている。


 ここで注意したいのは、多襄丸の「白状」、真砂の「懺悔」、武弘の死霊の「物語」を、それぞれ同じ平面で捉えることはできないということである。多襄丸の「白状」は検非違使の前だが、真砂の「懺悔」は清水寺でのもので、いくら告白しても罪に問われることはないのである。さらに、武弘の死霊の「物語」となれば、それがどこで語られたにせよ、武弘自身によるものでも、死霊の手によるものでもなく、あくまでも巫女の口から出たものでしかないのである。


04 研究と解釈

 それに対して、大里恭三郎『芥川龍之介―『藪の中』を解く』(1990年)は、これを徹底的に推理小説として捉えて解読しようと試みたものである。芥川龍之介はあくまでも真犯人を特定して「藪の中」を書いているはずで、一つの真相に向けて焦点が合わさっていかなければ、それは明らかに作品の破綻を意味すると考えたのである。

 彼らの陳述が三者三様であるのは、彼らが真相を知らなかったからではなく、むしろ全く逆に、彼らは真相を知るゆえにこそ、自分にとって都合の悪い何事かを伏せ、事実を歪めた陳述をしていると考えるべきであろう。

「作品が非常に曖昧に見える」のは、言うまでもなく彼らが「わざと嘘をついている」からであって、この作品ははじめから、「事実の相対性」などを主題とはしていないのである。

 そういう意味では、はじめに登場する木樵り、旅法師、放免、媼による証言も、すべてを手放しで事実と認めるわけにもいかない。そうなると、最後に「そっと胸の小刀を抜いた」のはだれなのか、そして、

「その小刀はどこに行ってしまったのか」という疑問も、「目撃者である木樵りが持ち去った」という解釈だって可能になってくる。実際、黒澤明は映画『羅生門』においてそういう解釈を下している。

 なによりもまず物語のクライマックスをここで再現してみよう。いったいそれは各自によってどのように表現されているのか。

武弘の死霊の「物語」はそれを次のように語っている。

 「あの人を殺して下さい。」

―この言葉は嵐のように、今でも遠い闇の底へ、まっ逆様におれを吹き落そうとする。一度でもこのくらい憎むべき言葉が、人間の口を出た事があろうか? 一度でもこのくらい呪わしい言葉が、人間の耳に触れた事があろうか?

 たしかに「武弘の死霊の怨念はここに激しく渦巻いている。この小説の異様な迫力、不気味なまでのリアリティは、ここを源泉として溢れ出ているものである」(大里)と言うとおり、巫女の口を通して噴出するこの武弘の死霊の独白こそ、この作品のクライマックスにふさわしいものといえよう。

では、女は本当に「あの人を殺して下さい」と言ったのだろうか。多襄丸の「白状」では次のようになっている。

 女は突然わたしの腕へ、気違いのように縋りつきました。しかも切れ切れに叫ぶのを聞けば、あなたが死ぬか夫が死ぬか、どちらか一人死んでくれ、二人の男に恥を見せるのは、死ぬよりもつらいと云うのです。いや、その内どちらにしろ、生き残った男につれ添いたい、―そうも喘ぎ喘ぎ云うのです。

 ここで、「二人の男に恥を見せるのは、死ぬよりもつらい」とは言うものの、実際には夫に見られるのがつらかったのであり、実質的には「あの人を殺して下さい」と言うに等しいように思われる。

「生き残った男につれ添いたい」と言われながら、もし夫が生き残ったとして、なんとも気まずいことにならないだろうか。

では、真砂の「懺悔」ではこの場面はどのように表現されているのか。
 口さえ一言も利けない夫は、その刹那の眼の中に、一切の心を伝えたのです。しかし、そこに閃いていたのは、怒りでもなければ悲しみでもない、―ただ私を蔑んだ、冷たい光だったではありませんか? わたしは男に蹴られたよりも、その眼の色に打たれたように、我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました。

 このとき「あの人を殺して下さい」と叫んでいたとすれば、彼女が清水寺での懺悔において、その言葉を具体的に述べられなかったのも当然であろう。

真砂は、夫の冷たい視線に曝されて、「わたしは男に蹴られたよりも、その眼の色に打たれたように、我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまった」と語っているが、おそらく真砂は夫のそばに駆け寄ろうとして、多襄丸によって蹴り倒されてしまったのであろう。それは、彼女にとって、多襄丸の度重なる乱暴な振る舞いに絶望すると同時に、夫の冷たい視線を感じ、もはや二度と夫のもとには戻れないことを感知するきっかけとなったのだった。動揺し、気を失う真砂。

 さらに、「死霊の言葉を語る巫女の陳述」を見てみよう。それは、あくまでも夫・武弘の死霊がみずから語ったことではなく、巫女の口寄せであり、彼女自身が語ったことだという点にも注意する必要があるだろう。巫女の語り口の中には、同性ゆえにか、真砂に対する憎悪と侮蔑の念が垣間見られるようである。

よく考えてみよう。たとえば、自分を凌辱した男の誘いの言葉に「うっとりと顔を擡げ」「では、どこへでも連れて行って下さい」「あの人を殺して下さい」なんて果たして言うものだろうか。それこそ夫・武弘の嫉妬がえがきだした妄想だったとしても、そこに巫女の感情がまったく含まれていないとは言えないだろう。「突然迸るごとき嘲笑」などのト書きをも参照されたい。

 たしかに武弘は妻に憎しみの目を向けたかもしれない。しかし、それは、真砂が多襄丸に犯されたからでもなければ、また、彼女が多襄丸の肉体に反応したからでもない。それは彼女が多襄丸に向かって「あの人を殺して下さい」と叫んだからである。

「夫の眼の色は、少しもさっきと変りません。やはり冷たい蔑みの底に、憎しみの色を見せているのです」というように、「憎しみの色」が追加されたのも、彼女が「あの人を殺して下さい」と叫んだ後のことなのである。


05 嘘

 おそらく、これまで「藪の中」についてうまく語られてこなかったのは、「だれか一人だけが真実を語っている」と考え、それぞれの陳述をつき合わせて真実を明らかにしようとしたか、または、「だれにも銘々そう思いこんでいる心理的事実がある」として、それぞれの言い分を認めてしまったからではなかろうか。実際には、多襄丸も、真砂も、死んだ夫も、三人が三人ともに嘘をついていたのである。では、いったい彼らはなぜそんなことをしたのであろうか。
http://shinsho.shueisha.co.jp/column/aikake/080421/index.html


06 みんなが嘘をついている

 山科の藪の中で、夫婦が盗人(多襄丸)に襲われ、縛られた夫の前で妻はレイプされる。残るは夫の死骸のみ。後にそれぞれの陳述が明らかにされる。それも、多襄丸は検非違使の取調べの前で、妻は清水寺での懺悔というかたちで、そして、夫の場合は、殺された夫の死霊が巫女の口を借りて語るというやり方で、それぞれの言い分が明らかになっていく。

 ところが、各自の言い分はそれぞれまったく矛盾するどころか、普通ならば自分がやったことではありませんと弁解するところを、それぞれが夫の武弘の死は自分がやったものであると(殺された夫の場合は自害であると)自白しているのである。果たしてだれが本当のことを言っているのだろうか。そして、だれが嘘をついているのだろうか。前回は、まず、全体の見取り図のかわりに、次のような問題提示を行った。


01だれか一人だけが真実を語っている。

02だれにも心理的な真実がある。矛盾を矛盾として受けとめるのが人生だ。

03みんなが嘘をついている。

 
 そして、これまでうまく理解されてこなかったのは、「だれが本当のことを言っているのか」「だれが嘘をついているのか」という点にばかりとらわれて、肝心な点が抜け落ちてきたからではないかと思うのである。そう、この小説の中では「みんなが嘘をついている」という点がやや見過ごされてきたのではないかというのである。だれもが、自分が自分に嘘をつくことをも含めて、さまざまな虚偽の申告を行っているのである。


07 矛盾

 物語のポイントとなるのは、夫の前で多襄丸に犯された後で「突然、女がなにやら叫んだ」という一節に集約されるのではなかろうか。それについての証言をもう一度まとめてみよう。


(1)多襄丸の「白状」:すでに目的を達してその場を去ろうとしたまさにそのときに、真砂が「突然わたしの腕へ」「縋りつき」なにかしら叫んだ。実際は、とんでもない悪党で好色な男で、すべて自分に都合のいいように理解する男である。だが、縄を解いて戦いあったのは事実かもしれない。武弘を殺した後、女にはすっかり興味を失って、その場を去る。


(2)真砂の「懺悔」:真砂は手込めにされた後で、夫のそばに駆け寄ろうとして、盗人に蹴り倒される。そして、そのときに夫の自分を蔑(さげす)んで冷たく光る夫の眼に気づき、なにやら叫んだきり気を失ってしまった。彼女の意識はとぎれとぎれで現実感がまるでない。「夢うつつの内に」小刀で刺したというが、本当のところはどうなのか。意識が戻ると、「夫はもう縛られたまま、とうに息が絶えていました」と言う。そして最後に縄を解いたというが、それもすべては妄想のなせるわざかもしれない。


(3)死霊の言葉を語る巫女:真砂が盗人の腕にすがりついて「あの人を殺して下さい」と言うのを聞いて、多襄丸が「あの女はどうするつもりだ? 殺すか、それとも助けてやるか?」と言ってきたので、もうそれだけで盗人の罪は赦してやりたいと思った。妻はおれがためらううちに、なにか一声叫ぶがはやいかたちまち藪の奥へ走り出した。これは最後への伏線となっているのかもしれない。

 では、その後、「真砂はどこへ行ったのか」。逃げたか、そこに昏倒していたのか、それとも、いったん逃げて、また戻ってきたのか。いや、おそらく彼女は最初から最後までその場にいた可能性大なのである。武弘の死霊が「誰かの泣く声がする。おれは縄を解きながら、じっと耳を澄ませて見た。が、その声も気がついて見れば、おれ自身の泣いている声だったではないか?」というが、この科白は、武弘の悲しみとともに付近の真砂の存在を暗示している。これは真砂が「わたしは泣き声を呑みながら、死骸の縄を解き捨てました」と語っている箇所とも重なっている。

 よく考えると、真砂の清水寺での懺悔はけっして罪に問われることのないものである。彼女は「(寂しき微笑)わたしのように腑甲斐ないものは、大慈大悲の観世音菩薩も、お見放しなすったものかも知れません」というが、ここにも彼女のごまかしがあると高田瑞穂(「『藪の中』論」1976年)は指摘している。なぜ「お見放しなすったにちがいありません」と言わなかったのか。まさに夫が死んだのだからもはや自分が死ぬ必要はなくなったと言わんばかりではないか。彼女の生きることへの本能的執着を感得せざるを得ないというのである。

 そうはいっても、高田の結論はあくまでも自殺説である。彼は大岡昇平の次の語句を引用し、私見と重なると述べている。「ではなぜ、夫は自殺しました、といわなかったか。彼女の失心(女性の常用の武器)したと言明することによって自分の重大な言葉と、その結果について証言を回避し、逃走をかくしたことによって、夫の自殺をとめなかった事実を合理化する根拠を失っているからである。もっとも失心から醒めたら、夫は自殺していた、と合理化することができるが、そうしなかったのは、自分が夫の自殺の原因になったことについて、深い罪障感があり、自己処罰欲があったかたであろう」と。

 ここで、だれが縄を解いた(切った)かという問題が浮上してくる。いったいだれが武弘の縄を解いたのだろうか。おそらく多襄丸ではないだろう。刀で切ってしまえば、残留品は「一筋の縄」というわけにはいかなくなる。もちろん本人にはとてもムリだ。となれば、夫の縄を解いたのは真砂以外の何者でもないということになる。

 さらに、上野正彦(『「藪の中」の死体』2006年)は、法医学の立場から、多襄丸が男を刺したとは到底考えられないと述べている。「木樵りの話にあったように、創口に乾血が付着し、死骸の周りの落ち葉には血液が染み込んでいた。とすると、現場に血液が飛散したような著しい流血はなかったということでもある。さらに、受傷から死亡までの時間が短いようなので、刺創はおそらく心臓に達していたと思われる」「この場合、胸に刃物を刺しすぐに引き抜けば、心臓からの出血はものすごい勢いで体外に飛散し、現場は血だらけになるのが一般的である。しかし、刃物を刺したままに放置すれば、心臓からの出血はあっても、創口は刃物で塞がっているから胸腔内(体内)の出血にとどまり、からだの外に大きく飛び散るほどの出血はなくてよい」。ということであるから、刃物を胸に刺されたまま放置したと考えるべきで、凶器も大刀ではなく小刀であった可能性が高いことがわかると結論づけている。

 つまり、縄を解いたのは真砂、刺し傷は小刀によるものとなれば、結論的にいうと、多襄丸は、女の叫び(「あの人を殺して下さい」)を聞いて、恐れをなして逃げていったというのが本当のところではないかと思われる。彼はすでに性欲と物欲が満たされており、これ以上無益な殺生をする必要がなかったのである。しかも、多襄丸は真砂の要求には応じなかった。「となれば、真砂は自ら夫を刺殺するほかなかったであろう。夫に対する裏切りの意識は、逆に、自ら夫を殺すほかないところまで、彼女を追いつめていたのである」という大里恭三郎説(『芥川龍之介―『藪の中』を解く』1990年)を支持したくなる。多襄丸が去り、二人して残されたという状況下で自殺するというのはなかなか考えにくいのではなかろうか 。


08 女は諸悪の根源

 ここに、さらに事件の真相を知るための三つのデータがある。一つは物語の出典『今昔物語集』であり、一つは芥川自身の残したメモ(手帳)であり、一つは執筆当時の彼をめぐる交流関係である。

 まず、出典についてだが、この物語が『今昔物語集』巻第二十九第二十三話に依拠したものだということは、よく知られたことである。平安末期に集められたという『今昔物語集』(1120年代以降成立)の説話の記述は、あまり修辞に凝らず、事実をそのまま述べるような坦々としたもので、口語体も多く混じっており、読みやすい。この『今昔物語集』にも出典があって、『日本霊異記』、『三宝絵』、『本朝法華験記』などを典拠にしたものが多いのだが、ここではそれに言及するのは控えよう。なにより巻第二十九第二十三話がどういう話なのか簡単に要約してみたい。それは「妻を具して丹波の国に行く男、大江山において縛られたる語」と題されている。

 男が妻を馬に乗せて大江山にきたとき、大刀を持った男(盗人)と道づれになり、あなたの持っている弓矢とこの大刀を交換しないかと持ちかけられ、男はなかなか立派な大刀だったので喜んで交換してしまう。では、そろそろ昼食をということになり、人前では見苦しいので、ちょっと藪に入ったところでと誘われ、そこで、弓に矢をつがれて「ちょっとでも動いたら殺す」と居直られ、木に強く縛りつけられてしまう。そして、盗人はようやく女のもとに戻ると、あまりの魅力に心を奪われ、その場で裸にして(自分も裸になって)地面に押し倒して犯してしまう。その後、盗人は「そなたに免じて男は殺さずにおく」と言い残し、馬に乗って去る。女は男に近寄って縄をほどくが、男は茫然自失の様子。これではどうしようもない(情けない)と思いつつ、ともに丹波の国に向かったのだった。

 ここでは、男の情けなさばかりが強調されており、三者三様の交わりという側面は出てこない。芥川の興味は「目の前で自分の最愛の妻を犯された男の話」という域から、さらにそれぞれの心理状態の移り変わりへと向かうことになるのだが、それはどのように構想されることになったのか。

 その秘密を垣間見せるのが、芥川自身が残したメモである。そこには、「―心中。かけ落ちの途中、女rapeさる。男を殺す」と書かれている。芥川にとって「女人は我我男子には正に人生そのものである。即ち諸悪の根源である」(『侏儒の言葉』)というようにも考えられており、その点からすると、どうも「藪の中」は殺された男の妻・真砂に厳しい内容ではないかと想像されるのである。

 さらに、この小説が書かれた背景に実際の三角関係が隠されているのではないかという推理も成り立つ。たしかに当時、芥川龍之介は、自分の友人でもあり門下生でもあった南部修太郎と秀しげ子との間の三角関係に悩んでいた。高宮檀は『芥川龍之介の愛した女性』(2006年)において、アナグラムまで持ち出して(KANASAWA NO BUKOU(TAKEHIRO)は「南部修太郎、若様」となるという)、多襄丸は芥川自身で、武弘が南部、真砂がしげ子に相当し、「藪の中」は彼ら三者の関係を描いたものだと述べている。高宮は、1922年8月7日付けの芥川から南部への手紙に、「僕のした事の動機は純粋ではない。が、悪戯気ばかりでした事ではない。純粋でない為にはあやまる」と書かれているのを見て、それは「藪の中」のことを指しているのではないかと推測している。どうもしげ子は(芥川にとって)なかなか一筋縄ではいかない女だったようである。

 そういうわけで、さらに、妻・真砂犯人説がもっとも説得力があるように思えてくるのだが、その当否はともかくとして、彼らの告白の背後に隠された真実とはいったいなんだろうか。なぜ彼らは三者三様に嘘をつかなければならなかったのか。その点について簡単にコメントしておきたい。


09 秘密

 彼らがどうしても隠しておかなければならなかった事柄とはいったいどういうことだったのか。大里説を援用させてもらいつつ、なぜ彼らがウソをつかなければならなかったのか、その心理状態をここで推測してみる。

 まず、武弘の死霊だが、おそらく、欲に目が眩んで盗人に一杯食わされ、縛られた上、眼前で妻を犯され、しかもその妻によって自分が刺し殺されたなどとは、侍としてあまり惨めで、語るにしのびなかったのではなかろうか。彼は自殺というフィクションを捏造することによって恥辱の底から這い上がろうと思ったのである。盗人に殺されたというのも恥だが、妻に殺されたとは口が裂けても言えなかったに違いない。

 多襄丸は、自分の好色を精一杯否定した上で、結婚の話まで持ち出し、真砂から依頼された決闘(それも縄を切って公明正大な戦いを挑んだと主張)という大義名分までつくりあげたのだが、自分が女の叫び(「あの人を殺して下さい」)を聞いて、恐れをなして逃げたという事実を隠蔽しようとしたのである。
すでに他の事件でも嫌疑をかけられており、ここでは「ケチな女好きの小悪党」というイメージを払拭するのに懸命だったのだ。そういうことなら、そちらの事件とは無関係と言い逃れしつつ、また、こちらの罪も軽くなるだろうし、おまけに面目も立つというものである。さらに、もうひとつの見方として、どうせ創口(傷跡)などを調べれば彼の仕業ではないことは一目瞭然と踏んでいたのかもしれない。さんざん検非違使や放免らをおちょくっているところをみると、そちらの可能性もまた否定できないだろう。

 真砂の懺悔は、なんとか多襄丸に自分の夫を殺すように依頼した自分の夫への背信行為を伏せ、重要な場面では失心していたと言い逃れしつつ、かつ、自殺幇助、心中未遂という言い訳をも用意して、ようやく夫の殺害を告白しているが、そこにはエゴイズムからくる自己正当化が隠されているように思われる。
夫が「冷たい蔑みの底に、憎しみの色」まで見せたのは、そして、事態が最悪の結末を迎えたのは、本当は自分の裏切りによるものだからである。おまけに、先ほど指摘したように、彼女の懺悔は清水寺でのもので一切罪に問われるものではないという点も見逃すことはできない。


 男と女がまともに付き合えば必ず破綻する。

もし二人だけでずっと密室に閉じ込められたとすると、いつか相手の存在に耐えられなくなってしまうのである。相手の身体の匂い(臭い)とか、口ぶり、受け答えのまずさ、乱雑な振舞い、思いやりのなさ、等々。相手のいやなところばかりが気になってくる。そうしたことはどんなに努力しても仕方がないことなのである。
それよりなんとか二人のあいだにある(根源的な)ひび割れ(「一緒にいればいるほど関係は綻びていく」)を隠し通さなければならない。ささいな不満がそこまでたどり着いてしまうともはや修復は不可能となる。もしかしたらそのギャップを埋めるのが嘘の働きなのかもしれない。

 嘘は、単に自己正当化のためのものではなく、もっと大きな社会的役割を持っているということである。人間同士のあいだにひそむひび割れ(ギャップ)をなんとか見えないようにするための無意識的な振舞いなのかもしれない。われわれは心の底ではだれにも真実を語ってほしいとは思っていないのではないか。わざわざ見えないものを暴き出す必要がどこにあろう。ぼくには「藪の中」の隠された主題はそのことをひそかに物語っているように思われるのである。
http://shinsho.shueisha.co.jp/column/aikake/080516/index.html


黒澤明の作品群の中で、ただ一つだけ、見終わった後にどうしても釈然としない作品がある。それが皮肉にも彼の名を一躍世界に知らしめるきっかけとなった映画「羅生門」(50)なのである。いかに黒澤作品といえども、最後まで犯人が分からないストーリー展開に、他の黒澤映画に慣れ切つた僕たちは、映像の美しさなどさしおいて、不遜にも軽いいらだちすら覚えてしまう。こんなことは彼の作品においては極めて稀なことなのだ。

 果たして彼はこの作品で何を表現したかったのだろうか?などと普段しなくてもよいはずの詮索をついしてみたくなる。黒澤の代表作といわれ、世界的にも評価の高い作品であるだけにもっと思う存分楽しみたいと思うのは僕だけではないだろう。そのためには、僕たちはどうしてもその原作に一度立ち返つてみる必要がありそうだ。

 ご存じのように、この映画の題名は芥川龍之介の短篇小説からとったものだが、実際に小説「羅生門」の中の描写があるのは冒頭の1シーンだけで、ストーリーそのものは同じ芥川の短編「薮の中」が原作となっている。

<時は戦乱と天災で荒れ果てた平安時代の乱世。一人の侍が森の中で胸を刺されて死んでいるのが発見される。この事件の犯人をめぐって、検非違使庁の庭において一種の法廷劇が展開される。木樵り、旅法師、放免の状況説明に続いて尋問されるのは悪名高き盗賊の多襄丸、死んだ男の妻、そして巫女の口を借りた男の死霊。この三人によって事件の経緯が次々と説明されるのだが、何故かこれらの供述が微妙な食い違いをみせる。果たして真犯人は誰だったのか。真相は最後まで明らかにされない。>

 この小説に関しては従来から何人もの人たちによって分析が試みられてきた。その結果、<薮の中>という常套句に代表されるように、「犯人を特定すること」がこの作品の主題なのではなく、「あえて作者がそれを明瞭にしないところ」にこの小説の真髄があるという考え方が、現在における定説になっている。
 黒澤の「羅生門」は、木樵りにも男を殺した可能性があるとした点を除いてほぼ忠実に原作を再現しているのだが、僕ら観客にとっては、そもそも三人の証人かいずれも"自分が犯人だと言い張つている点"がどうしても賦に落ちない。

 普通、証言台で嘘をつくのは罪を逃れるためなのに、このニ人はそうではない。

山賊はいとも簡単に男を殺したことを認め、
妻も無意識のうちにせよ夫を殺したと言い、
男自身も自分で命を絶つたと頑なに主張している。

めいめい自分の有罪を認めており、決して罪のなすりあいはしていない。最後に述懐する短刀を盗んだと思われる心樵りはともかく、他の三人は嘘をついても何の得もないように思われる。それなのに何故彼らは嘘をつくのか。
 学者らの説によれば、作者は「すべてのモラル、すべての真実に疑問を投げ付けることでアナーキーな自分の心情を吐露したかった」とか、あるいは、「最初から事件の真相などというのはさしたる重大事ではなく、告白の欺瞞性を通して現実社会の裏側を透視したかった」とかいった解釈が主流なのだが、しかし、それではあえて作者が三人に殺人を犯したと告白させている必然性がない。

 芥川といえば志賀直哉とともに、大正期における短篇作家の双璧であり、その作風は理知的で洗練巧緻を極めているにもかかわらず、きわめて大衆的であり、しかも分かりやすい風刺に富んでいる。そんな彼が、何故この作品だけことさら分かりにくくする必要があったのだろうか。なぜこの作品を同じ中世の「今昔物語」から題材をとった他の平易な作品(例えば「鼻」や「芋粥」など)と並列に論じてはいけないのか。

 この小説を難しくしているのは、かえって後世の「不条理劇」に影響された学者たちではないのか。芥川が言おうとしていたことは、実はもっと単純で、誰の心にも思い当たるような、人の心理の"あや"だったのではないのだろうか。

 真相は思いの外、単純なのかもしれない・・・・・。

 事件の鍵は、見知らぬ頑強な男に夫の前で「強姦」された女性(真砂)が何を考えるかということだ。 

第一に思いつくことは辱めを受けた我が身を恥じて自殺をはかるということ。次には自分を犯した男を殺害して復讐を遂げるということ。しかしこの小説の場合、彼ら二人は生きているわけだからいずれも当たっていないことになる。
残るはもう一つの可能性、さして愛してもいない夫であれば(中世の男尊社会では、女性の意に反する結婚は十分考えられることだ)唯一の目撃者である夫を殺し、その忌まわしい事実を抹殺するということである。

 彼女は最初、それを多嚢丸に頼んだ。彼女の心には「憎むべき多嚢丸を殺人犯にすれば、同時に彼をも死刑にできる」という考えが一瞬浮かんだかもしれない。 そこで彼女はそれまでとはうって変わった妖艶さを漂わせながら、多襄丸にささやく。「あの人を殺して下さい!あなたについていきます」。

 ところが彼は世間の噂とは大違い、実は口先だけ巧みな、女好きの盗人にすぎなかった。彼がおじけ付いて逃げだした後、彼女は自分の貞操と引き換えに、止むを得ず自らの手で木に縛り付けられている夫を殺害したのである。

 最初の目論みは見事に外れたものの、「人は行きずりの強盗殺人と思うはず・・・・・」。現場から逃れる道すがら、真砂は冷静にそう考えたに違いない。

 ところが清水寺で心を落ち着けている彼女のもとに、思いがけない情報が入る。多嚢丸が捕らえられたというのだ。
彼女はてっきり事の一部始終が彼の口から明らかにされたと思い、半ば観念して懺悔を始める。(原作では彼女の述懐は検非違便庁ではなく、あえて清水寺という別の場所が設定されている)
 しかし実はこの懺悔も真っ赤な嘘。彼女はとっさの機転で架空の心中劇をでっちあげ、多襄丸への殺人依頼のことは伏せた形で供述した。
「無理心中を拒んだうえでの殺人なら、よもや死刑にはならないだろう・・・・。」恐るべきしたたかな計算である。

 一方、多襄丸の方は別件の殺人で、もはや死刑はまぬがれない身、どうせならこの侍も雄々しい立ち回りの末に自分が殺したことにして、悪名高い極悪人のまま死してなお名を残そうと考えたのではないか。

 それでは死んだ侍はどうか。小説ではこの男の言葉は巫女の口を借りて最後に語られていて、いわば種明かし的な位置を占めている。したがって、ほとんど真相を語つているのだが、
この男も死してなお自分の名誉を重んじるあまりただ一点だけ嘘をついた。
「妻を犯された上、その妻に殺されるのではあまりにも男として情けない」。
そう思つた彼は武士の面目を守るために、妻の無礼をひとしきり非難した後、妻の犯行は明かさず、最後の瞬間だけは自分で自分の胸を刺したことにしたのである。

 この推理が正しいとすると、この小説の構図は自ずから明らかになってこよう。すなわち、死んでもなお名誉や名声にこだわろうとする男の"哀れさ"や"愚かさ"と、それ対比される女の"したたかさ"である。
芥川は「侏儒の言葉」の中で「女人はまさに人生そのものである。すなわち諸悪の根源である」と書いている。 彼は十才の暗に、実の母親を発狂の末亡くしているのだが、この事件が原体験として彼の心象に深く根ざしていることを思えば、最初の傑作といわれる「羅生門」の中にこのような彼の悲観的な女性観が反映していても不思議ではない。

(先頃出版された大里恭一郎氏の「芥川龍之介・『薮の中』を解く」によれば、芥川は大のミステリーファンだったという。彼はこの中で、芥川の作風や"小説"というものののもつ根源的な問題に触れながら、証言の事実はいく通りあっても真実は一つと断定し、「薮の中」を芥川会心の推理小説であると決め付けている。 実は氏の結論も、"真砂"真犯人説なのだが、古い文献や原作の一字一句をつぶさに検証しながらの詳細な分析は大変興味深い。)
 さて、以上の原作分析をふまえて、再び映画「羅生門」に戻つてみると、冒頭から極めて修辞的な演出が施されていることに気付かされる。タイトル画面に続き現われるのは、凄まじい雨に煙る羅生門の遠景。それが次のショットではやや近づいた形で映し出され、さらに次のショットでその細部があらわになる。この一瞬の三ショットの中に、後に展開される三人の証言の信憑性が何気なく暗示されてはいまいか。 さらに、

明らかに演技過剰な三船敏郎扮する多襄丸の勇ましい台詞が、どこか小心者の遠吠えのように聞こえてこないか。


 それまでの殺陣場面の常識を打ち破る、太刀を片手に持ちながら、猛獣のような叫び声をあげてのたうち回る多襄丸と侍の死闘の描写からは、どこかしら滑籍で哀れな男たちの本性が見えてこないか。 

そして顔を覆つた両手の指の間からその決闘を垣間見る真砂の表情から、恐怖以上のしたたかな"何か"が感じられないだろうか。

 映画化にあたって黒澤らがこの辺のことをどう考えていたのか分からないが、京マチ子扮する真砂に、女のもつ"したたかさ"を見ていたことだけは確かだろう。

 なぜ「羅乍門」が海外でも国内でもこんなに有名になったかときかれて、黒澤は「まぁー強姦の話だからねっー」とだけ答えたというエピソードは有名だが、これを彼一流のジョークとだけ笑い飛ばすわけにはいかない。芥川のこの短篇は強姦、殺人に伴う女作の"性"がテーマになっていることは確かで、これがよく言われる黒沢の悪女趣味にピッタリしたのではないか。

 そういえばマクベスに題材をとった「蜘蛛巣城」にしても、リア王を基調にした「乱」にしても典型的な悪女が登場する。「羅生門」の女性は確かに表面上は聖女か悪女か判然としてはいないか、原作を読んだ時、黒澤はここに登場する妻を"悪女"と断定するにいたり、その時点から映画化に興味を待つたのではなかろうか。
 この映画の終盤で語られる、原作にはない<木樵り>のエピソードは、事件をことさら複雑にするために新たに付け加えられたのではなく、黒澤がこの映画の中で"真砂"の人格をより強烈に描くために"是が非でも必要だったのだ。原作の中で、母親に「男にも劣らぬくらい勝ち気な娘」と言わせているこの女性のイメージ作りに、演技指導の点でも映像表現の面でも極端な情熱が注がれていることに注目したい。

http://www.asahi-net.or.jp/~ij9s-ucym/rasyoumon.html

この映画の終盤で語られる、原作にはない<木樵り>のエピソードが黒澤明の想定していた真相ですが完全な見当外れでした。

まあ,黒澤明が「藪の中」を理解できていたら,これを映画化するのは諦めていたでしょうね.

最初の三人の話からおかしい部分だけ取り除いて組み合わせたのが真相ですから,単純過ぎて映画のシナリオにならないですからね:


杣売(焚き木売り・・志村 喬)の証言 : 黒澤明の想定した”真相 ”

多襄丸は女の前に手をついて謝っていた(写真4)。「俺の妻になってくれ!
妻になると言ってくれ!」多襄丸はしつこく迫った。
やがて、女が言った。「無理です。女の私に何が言えましょう」
「そうか、男同士で決めろというのだな」多襄丸は武士の縄を解いた。

「待て!俺はこんな女のために命を賭けるのはごめんだ。」と武士は妻に言った。

「二人の男に恥じを見せ、何故自害しようとせん!・・・
こんな女は欲しけりゃくれてやる!」

多襄丸も急に嫌気が差し、立ち去ろうとした。「待って!」と女。

「来るな!」再び女の号泣。「泣くな!」と武士。

「まあ、そんなに未練がましくいじめるな。女は所詮このように他愛無いものなのだ。」と多襄丸。

泣いていた女の声がいきなり狂ったような嘲笑に変わった。

「ハハハハハハッ・・・他愛無いのはお前達だ!・・・夫だったら何故この男を殺さない!

賊を殺してこそ男じゃないか!・・・お前も男じゃない!多襄丸と聞いた時、
この立場を助けてくれるのは多襄丸しかないと思った。・・・お前達は小利口なだけだ。

・・・男は腰の太刀に賭けて女を自分のものにするものなんだ!」

まったく面目のつぶれた二人は、刀を抜いた。男達は口ほどにも無くだらしない。
お互いを怯え、剣を交えるやさっと逃げる体たらくである。

しかし、多襄丸がやっとの思いで武士を刺した時、女は悲鳴を上げて逃げ去った。 多襄丸にはもはや、女を追う気力は無かった。

http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/Rasyoumon.htm

E 黒澤明には全くわからなかった日本女性の恐ろしさとは_「羅生門」を欧米人しか評価しなかった理由3


黒澤明ってアホ?

この映画の終盤で語られる、原作にはない<木樵り>のエピソードは西部劇で良く出てくる奴だね。

黒澤明って西部劇ばかり見ていて日本人の考え方がわからなくなったんだ.
これは絶対に日本の女の発想ではあり得ない :

「ハハハハハハッ・・・他愛無いのはお前達だ!・・・夫だったら何故この男を殺さない!

賊を殺してこそ男じゃないか!・・・お前も男じゃない!多襄丸と聞いた時、
この立場を助けてくれるのは多襄丸しかないと思った。・・・お前達は小利口なだけだ。

・・・男は腰の太刀に賭けて女を自分のものにするものなんだ!」


黒澤明の「羅生門」での真砂の強さというのはあくまで欧米女性の持つ意志的な強さであって日本女性が無意識に持っている母性的な強さとは全く次元が違うもの。
欧米女性の強さとは男性と全く同じ自我意識の強さであって、グレートマザーの強さとは本質的に違うんですね。


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これが日本女性の強さ:


今昔物語集巻二十九第二十三「具妻行丹波国男於大江山被縛」より

妻と伴い丹波の国へ行く男が大江山で縛られる話


若い男は、太刀と短刀を取り上げ、男を押さえつけ、馬の手綱で木にきつく
縛り付けた。そして、女に近寄って見ると、二十歳過ぎで、身分は賤しいけれど
魅力がありたいそう美しかった。

男は、女に心を奪われ、ほかに何も考えられなくなったので、女の衣を
脱がそうとすると、女は拒むことができそうにないと思い、言われるがままに衣を脱いだ。
そして、男も着物を脱ぎ、女を押し倒して交わった。

女はしかたがなく、若い男に言われるがままに男が縛り付けられている様子を見たが、その時見られた男はどのような気になったのだろうか。

その後、若い男は起きあがり、もとのように服を着て、箙を背負い、
太刀を帯び、弓を手に持ち、馬に乗り、女に言った。

名残惜しく思うけれども、どうしもようもないから、このまま行くことにする、
あなたに免じてその男は殺さずにおいておくが、急ぎ逃げるために馬はいただいていくぞ、 と言って、一散に馬を走らせ、いずこともなく去っていった。

その後、女は男の縄を解いてやると、男は呆然としていたので、女は、
あなたはほんとうに頼りない、これからもこのように頼りないようでは、
いいことがありっこないですよ、

と言うと、夫は黙ったままだったが、そこから二人は連れだって丹波まで行った。

http://www.lares.dti.ne.jp/~ttakagi/diary/translation/konzyaku29_23.htm

それから、最後に「そっと胸の小刀を抜いた」のは誰なのか?


黒澤明は 「目撃者である木樵りが持ち去った」 という解釈を下している。
しかし、武士の遺体の発見者が死体から金目の物を盗む訳ないだろ.(呆れ)

後で追及されるに決まってるからね.

そもそも、元話では木樵りは単に事件の説明をするだけの脇役で、話の本筋に関わる様な重要な役ではない.

武士を殺したのも胸の短刀を引き抜いたのも真砂(武士の妻・・京マチ子)の仕業に決ってるよ.

胸の短刀をそのままにしておいたら,盗賊に夫が殺されたという言い訳が嘘だとバレテしまうから短刀をどこかに隠したのさ.


黒澤明は唯の西部劇オタクの映像マニアで、人間の事が全くわからないんだ。
人間がわからないから,話の筋だけを追いかける事になる.

そして,話の筋は変わっても,中身は黒澤明が何時も見ていた西部劇と何も変わらない.

要するに、黒澤明は最初から最後まで西部劇の翻案をやっていただけさ.:


黒澤明の「隠し砦の三悪人」、このタイトルと内容が個人的に一致していないと思っています。

隠し砦からすぐに出ていくし、悪人が3人出ているわけでもない。

この謎は黒澤明が西部劇が好きだったことで氷解する。「隠し砦」「三悪人」
というのは西部劇で出てくる言葉です。三船敏郎のデビュー作「銀嶺の果て」
の脚本は黒澤明ですが、原題は「山小屋の三悪人」だったそうで、
(悪人は3人出てくるがすぐに2人になった)いかに、「三悪人」という言葉が好きだったか。

「用心棒」も西部劇の匂いがする。居酒屋のテーブル席は江戸時代には存在しない。卓袱台も江戸時代では使わない方が良いみたいです。居酒屋でも膳であったらしい。 江戸時代の絵でもテーブルはない。それはさておき、

「用心棒」も「七人の侍」も西部劇になった。西部劇と時代劇の相性は良いのでしょうか。

同じ時代ものというだけではないのです。実は明治政府ができた折に前時代の江戸的なものを禁止した。 歌舞伎や落語まで江戸時代とは異なるものを強要した。
「剣術」が「剣道」になったのもこの頃の様です。時代劇映画が作られる頃には明治生まれの人々だけで江戸の実情を知る者がいない、語り継がれることが禁止されていて、考証がおぼつかない時期に始まった様です。

「鞍馬天狗」が「怪傑ゾロ」を下敷きにしたように、製作者たちはチャンバラ映画の基礎を西洋の活劇に頼った。だからというわけではないのでしょうが、時代劇は西部劇に変化しやすかったのではないでしょうか。黒澤明は西部劇と時代劇の類似性を感じ取っていたのでしょう。

http://gimpo.2ch.net/rmovie/subback.html


昨夜、NHK−BS2で放送されたジョン・フォードの名作「荒野の決闘」。


この映画は僕にとって特別な映画だ。まず第一の理由は、作られたのが、僕が生まれた年、1946年であること。そしてもう一つは西部劇にとどまらず、映画というものの見方を開眼させてくれた一本であること、この二つだ。

初めて観たのがたしか1961年、最初のリバイバル上映だった。 ブループリントという妙な映像ではあったが、何回かリピートして観にいったことを憶えている。

実はこの作品が、黒澤明監督が最も好きな西部劇であったことを数年前まで知らなかった。 調べてみたら、たしかに「黒澤明が選ぶ世界の名画100本」などにロバート・D・ウェッブの「誇り高き男」とともに入っている。 100本のうち、西部劇はこの2本だけだ。

あれほどジョン・フォードをお手本にしたと公言して憚らなかった黒澤監督が選んだフォードの西部劇がなぜ、一本だけなのだろう。 もっと言えば、なぜ「駅馬車」や「捜索者」じゃないのだろう。もちろん、100本を選んだ企画の趣旨もあったとは思うが、「七人の侍」のような大活劇を選んでいないことは僕にとってずっと謎だった。しかし、昨夜の放送でその謎を解く手がかりみたいなものがつかめた。

それは放送後のシネマ・レビューで、山本監督がいみじくも言われたことだ。
山本監督は

「『シェーン』が成瀬巳喜男的な西部劇なら、『荒野の決闘』は溝口健二的西部劇である」と。

つまり、黒澤監督の選んだ100本には、「自分には描けないもの」に対する憧憬の念が大きく影響していないだろうか。 その象徴的な一本が「荒野の決闘」だったのではないかと。ちなみに100本の中に入った自らの作品は「赤ひげ」だけであることは興味深い。

http://blog.goo.ne.jp/np4626/e/1793ce4fad62d9146b5299511483c3c9


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さらに言うと、黒澤明だけでなく芥川龍之介自体が日本人の心性を理解できていなかったのかもしれませんね:


『今昔物語集』巻二十九第二十三話「具妻行丹波国男 於大江山被縛語(妻を具して丹波国に行く男、大江山において縛らるること)」の説話が題材となっている。


ここでは、若い盗人に弓も馬も何もかも奪われたあげく、藪の中で木に縛られ妻が手込めにされる様子をただ見ていただけの情けない男の話で、語り部は妻の気丈さと若い盗人の男気を褒め称えて、話を締め括っている。

この情けない男を殺し、殺人事件に仕立てたのが芥川龍之介『藪の中』


藪の中 芥川龍之介

     検非違使(けびいし)に問われたる木樵(きこ)りの物語

 さようでございます。あの死骸(しがい)を見つけたのは、わたしに違いございません。わたしは今朝(けさ)いつもの通り、裏山の杉を伐(き)りに参りました。すると山陰(やまかげ)の藪(やぶ)の中に、あの死骸があったのでございます。あった処でございますか? それは山科(やましな)の駅路からは、四五町ほど隔たって居りましょう。竹の中に痩(や)せ杉の交(まじ)った、人気(ひとけ)のない所でございます。

 死骸は縹(はなだ)の水干(すいかん)に、都風(みやこふう)のさび烏帽子をかぶったまま、仰向(あおむ)けに倒れて居りました。何しろ一刀(ひとかたな)とは申すものの、胸もとの突き傷でございますから、死骸のまわりの竹の落葉は、蘇芳(すほう)に滲(し)みたようでございます。いえ、血はもう流れては居りません。傷口も乾(かわ)いて居ったようでございます。おまけにそこには、馬蠅(うまばえ)が一匹、わたしの足音も聞えないように、べったり食いついて居りましたっけ。

 太刀(たち)か何かは見えなかったか? いえ、何もございません。ただその側の杉の根がたに、縄(なわ)が一筋落ちて居りました。それから、――そうそう、縄のほかにも櫛(くし)が一つございました。死骸のまわりにあったものは、この二つぎりでございます。が、草や竹の落葉は、一面に踏み荒されて居りましたから、きっとあの男は殺される前に、よほど手痛い働きでも致したのに違いございません。何、馬はいなかったか? あそこは一体馬なぞには、はいれない所でございます。何しろ馬の通(かよ)う路とは、藪一つ隔たって居りますから。


     検非違使に問われたる旅法師(たびほうし)の物語

 あの死骸の男には、確かに昨日(きのう)遇(あ)って居ります。昨日の、――さあ、午頃(ひるごろ)でございましょう。場所は関山(せきやま)から山科(やましな)へ、参ろうと云う途中でございます。あの男は馬に乗った女と一しょに、関山の方へ歩いて参りました。女は牟子(むし)を垂れて居りましたから、顔はわたしにはわかりません。見えたのはただ萩重(はぎがさ)ねらしい、衣(きぬ)の色ばかりでございます。馬は月毛(つきげ)の、――確か法師髪(ほうしがみ)の馬のようでございました。丈(たけ)でございますか? 丈は四寸(よき)もございましたか? ――何しろ沙門(しゃもん)の事でございますから、その辺ははっきり存じません。男は、――いえ、太刀(たち)も帯びて居(お)れば、弓矢も携(たずさ)えて居りました。殊に黒い塗(ぬ)り箙(えびら)へ、二十あまり征矢(そや)をさしたのは、ただ今でもはっきり覚えて居ります。

 あの男がかようになろうとは、夢にも思わずに居りましたが、真(まこと)に人間の命なぞは、如露亦如電(にょろやくにょでん)に違いございません。やれやれ、何とも申しようのない、気の毒な事を致しました。


     検非違使に問われたる放免(ほうめん)の物語

 わたしが搦(から)め取った男でございますか? これは確かに多襄丸(たじょうまる)と云う、名高い盗人(ぬすびと)でございます。もっともわたしが搦(から)め取った時には、馬から落ちたのでございましょう、粟田口(あわだぐち)の石橋(いしばし)の上に、うんうん呻(うな)って居りました。時刻でございますか? 時刻は昨夜(さくや)の初更(しょこう)頃でございます。いつぞやわたしが捉(とら)え損じた時にも、やはりこの紺(こん)の水干(すいかん)に、打出(うちだ)しの太刀(たち)を佩(は)いて居りました。ただ今はそのほかにも御覧の通り、弓矢の類さえ携(たずさ)えて居ります。さようでございますか? あの死骸の男が持っていたのも、――では人殺しを働いたのは、この多襄丸に違いございません。革(かわ)を巻いた弓、黒塗りの箙(えびら)、鷹(たか)の羽の征矢(そや)が十七本、――これは皆、あの男が持っていたものでございましょう。はい。馬もおっしゃる通り、法師髪(ほうしがみ)の月毛(つきげ)でございます。その畜生(ちくしょう)に落されるとは、何かの因縁(いんねん)に違いございません。それは石橋の少し先に、長い端綱(はづな)を引いたまま、路ばたの青芒(あおすすき)を食って居りました。

 この多襄丸(たじょうまる)と云うやつは、洛中(らくちゅう)に徘徊する盗人の中でも、女好きのやつでございます。昨年の秋鳥部寺(とりべでら)の賓頭盧(びんずる)の後(うしろ)の山に、物詣(ものもう)でに来たらしい女房が一人、女(め)の童(わらわ)と一しょに殺されていたのは、こいつの仕業(しわざ)だとか申して居りました。その月毛に乗っていた女も、こいつがあの男を殺したとなれば、どこへどうしたかわかりません。差出(さしで)がましゅうございますが、それも御詮議(ごせんぎ)下さいまし。


     検非違使に問われたる媼(おうな)の物語

 はい、あの死骸は手前の娘が、片附(かたづ)いた男でございます。が、都のものではございません。若狭(わかさ)の国府(こくふ)の侍でございます。名は金沢(かなざわ)の武弘、年は二十六歳でございました。いえ、優しい気立(きだて)でございますから、遺恨(いこん)なぞ受ける筈はございません。

 娘でございますか? 娘の名は真砂(まさご)、年は十九歳でございます。これは男にも劣らぬくらい、勝気の女でございますが、まだ一度も武弘のほかには、男を持った事はございません。顔は色の浅黒い、左の眼尻(めじり)に黒子(ほくろ)のある、小さい瓜実顔(うりざねがお)でございます。

 武弘は昨日(きのう)娘と一しょに、若狭へ立ったのでございますが、こんな事になりますとは、何と云う因果でございましょう。しかし娘はどうなりましたやら、壻(むこ)の事はあきらめましても、これだけは心配でなりません。どうかこの姥(うば)が一生のお願いでございますから、たとい草木(くさき)を分けましても、娘の行方(ゆくえ)をお尋ね下さいまし。何に致せ憎いのは、その多襄丸(たじょうまる)とか何とか申す、盗人(ぬすびと)のやつでございます。壻ばかりか、娘までも………(跡は泣き入りて言葉なし)
       ×          ×          ×


     多襄丸(たじょうまる)の白状

 あの男を殺したのはわたしです。しかし女は殺しはしません。

ではどこへ行ったのか? それはわたしにもわからないのです。まあ、お待ちなさい。いくら拷問(ごうもん)にかけられても、知らない事は申されますまい。その上わたしもこうなれば、卑怯(ひきょう)な隠し立てはしないつもりです。
 わたしは昨日(きのう)の午(ひる)少し過ぎ、あの夫婦に出会いました。その時風の吹いた拍子(ひょうし)に、牟子(むし)の垂絹(たれぎぬ)が上ったものですから、ちらりと女の顔が見えたのです。ちらりと、――見えたと思う瞬間には、もう見えなくなったのですが、一つにはそのためもあったのでしょう、わたしにはあの女の顔が、女菩薩(にょぼさつ)のように見えたのです。わたしはその咄嗟(とっさ)の間(あいだ)に、たとい男は殺しても、女は奪おうと決心しました。

 何、男を殺すなぞは、あなた方の思っているように、大した事ではありません。どうせ女を奪(うば)うとなれば、必ず、男は殺されるのです。ただわたしは殺す時に、腰の太刀(たち)を使うのですが、あなた方は太刀は使わない、ただ権力で殺す、金で殺す、どうかするとおためごかしの言葉だけでも殺すでしょう。なるほど血は流れない、男は立派(りっぱ)に生きている、――しかしそれでも殺したのです。罪の深さを考えて見れば、あなた方が悪いか、わたしが悪いか、どちらが悪いかわかりません。(皮肉なる微笑)

 しかし男を殺さずとも、女を奪う事が出来れば、別に不足はない訳です。いや、その時の心もちでは、出来るだけ男を殺さずに、女を奪おうと決心したのです。が、あの山科(やましな)の駅路では、とてもそんな事は出来ません。そこでわたしは山の中へ、あの夫婦をつれこむ工夫(くふう)をしました。

 これも造作(ぞうさ)はありません。わたしはあの夫婦と途(みち)づれになると、向うの山には古塚(ふるづか)がある、この古塚を発(あば)いて見たら、鏡や太刀(たち)が沢山出た、わたしは誰も知らないように、山の陰の藪(やぶ)の中へ、そう云う物を埋(うず)めてある、もし望み手があるならば、どれでも安い値に売り渡したい、――と云う話をしたのです。男はいつかわたしの話に、だんだん心を動かし始めました。それから、――どうです。欲と云うものは恐しいではありませんか? それから半時(はんとき)もたたない内に、あの夫婦はわたしと一しょに、山路(やまみち)へ馬を向けていたのです。

 わたしは藪(やぶ)の前へ来ると、宝はこの中に埋めてある、見に来てくれと云いました。男は欲に渇(かわ)いていますから、異存(いぞん)のある筈はありません。が、女は馬も下りずに、待っていると云うのです。またあの藪の茂っているのを見ては、そう云うのも無理はありますまい。わたしはこれも実を云えば、思う壺(つぼ)にはまったのですから、女一人を残したまま、男と藪の中へはいりました。

 藪はしばらくの間(あいだ)は竹ばかりです。が、半町(はんちょう)ほど行った処に、やや開いた杉むらがある、――わたしの仕事を仕遂げるのには、これほど都合(つごう)の好(い)い場所はありません。わたしは藪を押し分けながら、宝は杉の下に埋めてあると、もっともらしい嘘をつきました。男はわたしにそう云われると、もう痩(や)せ杉が透いて見える方へ、一生懸命に進んで行きます。その内に竹が疎(まば)らになると、何本も杉が並んでいる、――わたしはそこへ来るが早いか、いきなり相手を組み伏せました。男も太刀を佩(は)いているだけに、力は相当にあったようですが、不意を打たれてはたまりません。たちまち一本の杉の根がたへ、括(くく)りつけられてしまいました。縄(なわ)ですか? 縄は盗人(ぬすびと)の有難さに、いつ塀を越えるかわかりませんから、ちゃんと腰につけていたのです。勿論声を出させないためにも、竹の落葉を頬張(ほおば)らせれば、ほかに面倒はありません。

 わたしは男を片附けてしまうと、今度はまた女の所へ、男が急病を起したらしいから、見に来てくれと云いに行きました。これも図星(ずぼし)に当ったのは、申し上げるまでもありますまい。女は市女笠(いちめがさ)を脱いだまま、わたしに手をとられながら、藪の奥へはいって来ました。ところがそこへ来て見ると、男は杉の根に縛(しば)られている、――女はそれを一目見るなり、いつのまに懐(ふところ)から出していたか、きらりと小刀(さすが)を引き抜きました。

わたしはまだ今までに、あのくらい気性の烈(はげ)しい女は、一人も見た事がありません。もしその時でも油断していたらば、一突きに脾腹(ひばら)を突かれたでしょう。いや、それは身を躱(かわ)したところが、無二無三(むにむざん)に斬り立てられる内には、どんな怪我(けが)も仕兼ねなかったのです。が、わたしも多襄丸(たじょうまる)ですから、どうにかこうにか太刀も抜かずに、とうとう小刀(さすが)を打ち落しました。いくら気の勝った女でも、得物がなければ仕方がありません。わたしはとうとう思い通り、男の命は取らずとも、女を手に入れる事は出来たのです。

 男の命は取らずとも、――そうです。わたしはその上にも、男を殺すつもりはなかったのです。所が泣き伏した女を後(あと)に、藪の外へ逃げようとすると、女は突然わたしの腕へ、気違いのように縋(すが)りつきました。しかも切れ切れに叫ぶのを聞けば、あなたが死ぬか夫が死ぬか、どちらか一人死んでくれ、二人の男に恥(はじ)を見せるのは、死ぬよりもつらいと云うのです。いや、その内どちらにしろ、生き残った男につれ添いたい、――そうも喘(あえ)ぎ喘ぎ云うのです。わたしはその時猛然と、男を殺したい気になりました。(陰鬱なる興奮)

 こんな事を申し上げると、きっとわたしはあなた方より残酷(ざんこく)な人間に見えるでしょう。しかしそれはあなた方が、あの女の顔を見ないからです。殊にその一瞬間の、燃えるような瞳(ひとみ)を見ないからです。わたしは女と眼を合せた時、たとい神鳴(かみなり)に打ち殺されても、この女を妻にしたいと思いました。妻にしたい、――わたしの念頭(ねんとう)にあったのは、ただこう云う一事だけです。これはあなた方の思うように、卑(いや)しい色欲ではありません。もしその時色欲のほかに、何も望みがなかったとすれば、わたしは女を蹴倒(けたお)しても、きっと逃げてしまったでしょう。男もそうすればわたしの太刀(たち)に、血を塗る事にはならなかったのです。が、薄暗い藪の中に、じっと女の顔を見た刹那(せつな)、わたしは男を殺さない限り、ここは去るまいと覚悟しました。

 しかし男を殺すにしても、卑怯(ひきょう)な殺し方はしたくありません。わたしは男の縄を解いた上、太刀打ちをしろと云いました。(杉の根がたに落ちていたのは、その時捨て忘れた縄なのです。)男は血相(けっそう)を変えたまま、太い太刀を引き抜きました。と思うと口も利(き)かずに、憤然とわたしへ飛びかかりました。――その太刀打ちがどうなったかは、申し上げるまでもありますまい。わたしの太刀は二十三合目(ごうめ)に、相手の胸を貫きました。二十三合目に、――どうかそれを忘れずに下さい。わたしは今でもこの事だけは、感心だと思っているのです。わたしと二十合斬り結んだものは、天下にあの男一人だけですから。(快活なる微笑)

 わたしは男が倒れると同時に、血に染まった刀を下げたなり、女の方を振り返りました。すると、――どうです、あの女はどこにもいないではありませんか? わたしは女がどちらへ逃げたか、杉むらの間を探して見ました。が、竹の落葉の上には、それらしい跡(あと)も残っていません。また耳を澄ませて見ても、聞えるのはただ男の喉(のど)に、断末魔(だんまつま)の音がするだけです。

 事によるとあの女は、わたしが太刀打を始めるが早いか、人の助けでも呼ぶために、藪をくぐって逃げたのかも知れない。――わたしはそう考えると、今度はわたしの命ですから、太刀や弓矢を奪ったなり、すぐにまたもとの山路(やまみち)へ出ました。そこにはまだ女の馬が、静かに草を食っています。その後(ご)の事は申し上げるだけ、無用の口数(くちかず)に過ぎますまい。ただ、都(みやこ)へはいる前に、太刀だけはもう手放していました。――わたしの白状はこれだけです。どうせ一度は樗(おうち)の梢(こずえ)に、懸ける首と思っていますから、どうか極刑(ごっけい)に遇わせて下さい。(昂然(こうぜん)たる態度)


     清水寺に来れる女の懺悔(ざんげ)

 ――その紺(こん)の水干(すいかん)を着た男は、わたしを手ごめにしてしまうと、縛られた夫を眺めながら、嘲(あざけ)るように笑いました。夫はどんなに無念だったでしょう。が、いくら身悶(みもだ)えをしても、体中(からだじゅう)にかかった縄目(なわめ)は、一層ひしひしと食い入るだけです。わたしは思わず夫の側へ、転(ころ)ぶように走り寄りました。いえ、走り寄ろうとしたのです。しかし男は咄嗟(とっさ)の間(あいだ)に、わたしをそこへ蹴倒しました。ちょうどその途端(とたん)です。わたしは夫の眼の中に、何とも云いようのない輝きが、宿っているのを覚(さと)りました。

何とも云いようのない、――わたしはあの眼を思い出すと、今でも身震(みぶる)いが出ずにはいられません。口さえ一言(いちごん)も利(き)けない夫は、その刹那(せつな)の眼の中に、一切の心を伝えたのです。しかしそこに閃(ひらめ)いていたのは、怒りでもなければ悲しみでもない、――ただわたしを蔑(さげす)んだ、冷たい光だったではありませんか? わたしは男に蹴られたよりも、その眼の色に打たれたように、我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました。

 その内にやっと気がついて見ると、あの紺(こん)の水干(すいかん)の男は、もうどこかへ行っていました。跡にはただ杉の根がたに、夫が縛(しば)られているだけです。わたしは竹の落葉の上に、やっと体を起したなり、夫の顔を見守りました。が、夫の眼の色は、少しもさっきと変りません。やはり冷たい蔑(さげす)みの底に、憎しみの色を見せているのです。恥しさ、悲しさ、腹立たしさ、――その時のわたしの心の中(うち)は、何と云えば好(よ)いかわかりません。わたしはよろよろ立ち上りながら、夫の側へ近寄りました。

「あなた。もうこうなった上は、あなたと御一しょには居られません。わたしは一思いに死ぬ覚悟です。しかし、――しかしあなたもお死になすって下さい。あなたはわたしの恥(はじ)を御覧になりました。わたしはこのままあなた一人、お残し申す訳には参りません。」

 わたしは一生懸命に、これだけの事を云いました。それでも夫は忌(いま)わしそうに、わたしを見つめているばかりなのです。わたしは裂(さ)けそうな胸を抑えながら、夫の太刀(たち)を探しました。が、あの盗人(ぬすびと)に奪われたのでしょう、太刀は勿論弓矢さえも、藪の中には見当りません。しかし幸い小刀(さすが)だけは、わたしの足もとに落ちているのです。わたしはその小刀を振り上げると、もう一度夫にこう云いました。

「ではお命を頂かせて下さい。わたしもすぐにお供します。」

 夫はこの言葉を聞いた時、やっと唇(くちびる)を動かしました。勿論口には笹の落葉が、一ぱいにつまっていますから、声は少しも聞えません。が、わたしはそれを見ると、たちまちその言葉を覚りました。

夫はわたしを蔑んだまま、「殺せ。」と一言(ひとこと)云ったのです。わたしはほとんど、夢うつつの内に、夫の縹(はなだ)の水干の胸へ、ずぶりと小刀(さすが)を刺し通しました。

 わたしはまたこの時も、気を失ってしまったのでしょう。やっとあたりを見まわした時には、夫はもう縛られたまま、とうに息が絶えていました。その蒼ざめた顔の上には、竹に交(まじ)った杉むらの空から、西日が一すじ落ちているのです。わたしは泣き声を呑みながら、死骸(しがい)の縄を解き捨てました。そうして、――そうしてわたしがどうなったか? それだけはもうわたしには、申し上げる力もありません。とにかくわたしはどうしても、死に切る力がなかったのです。小刀(さすが)を喉(のど)に突き立てたり、山の裾の池へ身を投げたり、いろいろな事もして見ましたが、死に切れずにこうしている限り、これも自慢(じまん)にはなりますまい。(寂しき微笑)わたしのように腑甲斐(ふがい)ないものは、大慈大悲の観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)も、お見放しなすったものかも知れません。しかし夫を殺したわたしは、盗人(ぬすびと)の手ごめに遇ったわたしは、一体どうすれば好(よ)いのでしょう? 一体わたしは、――わたしは、――(突然烈しき歔欷(すすりなき))


     巫女(みこ)の口を借りたる死霊の物語

 ――盗人(ぬすびと)は妻を手ごめにすると、そこへ腰を下したまま、いろいろ妻を慰め出した。おれは勿論口は利(き)けない。体も杉の根に縛(しば)られている。が、おれはその間(あいだ)に、何度も妻へ目くばせをした。この男の云う事を真(ま)に受けるな、何を云っても嘘と思え、――おれはそんな意味を伝えたいと思った。しかし妻は悄然(しょうぜん)と笹の落葉に坐ったなり、じっと膝へ目をやっている。それがどうも盗人の言葉に、聞き入っているように見えるではないか? おれは妬(ねたま)しさに身悶(みもだ)えをした。が、盗人はそれからそれへと、巧妙に話を進めている。一度でも肌身を汚したとなれば、夫との仲も折り合うまい。そんな夫に連れ添っているより、自分の妻になる気はないか? 自分はいとしいと思えばこそ、大それた真似も働いたのだ、――盗人はとうとう大胆(だいたん)にも、そう云う話さえ持ち出した。

 盗人にこう云われると、妻はうっとりと顔を擡(もた)げた。おれはまだあの時ほど、美しい妻を見た事がない。しかしその美しい妻は、現在縛られたおれを前に、何と盗人に返事をしたか? おれは中有(ちゅうう)に迷っていても、妻の返事を思い出すごとに、嗔恚(しんい)に燃えなかったためしはない。妻は確かにこう云った、――「ではどこへでもつれて行って下さい。」(長き沈黙)

 妻の罪はそれだけではない。それだけならばこの闇(やみ)の中に、いまほどおれも苦しみはしまい。しかし妻は夢のように、盗人に手をとられながら、藪の外へ行こうとすると、たちまち顔色(がんしよく)を失ったなり、杉の根のおれを指さした。「あの人を殺して下さい。わたしはあの人が生きていては、あなたと一しょにはいられません。」――妻は気が狂ったように、何度もこう叫び立てた。「あの人を殺して下さい。」――この言葉は嵐のように、今でも遠い闇の底へ、まっ逆様(さかさま)におれを吹き落そうとする。一度でもこのくらい憎むべき言葉が、人間の口を出た事があろうか? 一度でもこのくらい呪(のろ)わしい言葉が、人間の耳に触れた事があろうか? 一度でもこのくらい、――(突然迸(ほとばし)るごとき嘲笑(ちょうしょう))その言葉を聞いた時は、盗人さえ色を失ってしまった。「あの人を殺して下さい。」――妻はそう叫びながら、盗人の腕に縋(すが)っている。盗人はじっと妻を見たまま、殺すとも殺さぬとも返事をしない。――と思うか思わない内に、妻は竹の落葉の上へ、ただ一蹴りに蹴倒(けたお)された、(再(ふたた)び迸るごとき嘲笑)盗人は静かに両腕を組むと、おれの姿へ眼をやった。「あの女はどうするつもりだ? 殺すか、それとも助けてやるか? 返事はただ頷(うなず)けば好(よ)い。殺すか?」――おれはこの言葉だけでも、盗人の罪は赦(ゆる)してやりたい。(再び、長き沈黙)

 妻はおれがためらう内に、何か一声(ひとこえ)叫ぶが早いか、たちまち藪の奥へ走り出した。盗人も咄嗟(とっさ)に飛びかかったが、これは袖(そで)さえ捉(とら)えなかったらしい。おれはただ幻のように、そう云う景色を眺めていた。

 盗人は妻が逃げ去った後(のち)、太刀(たち)や弓矢を取り上げると、一箇所だけおれの縄(なわ)を切った。「今度はおれの身の上だ。」――おれは盗人が藪の外へ、姿を隠してしまう時に、こう呟(つぶや)いたのを覚えている。その跡はどこも静かだった。いや、まだ誰かの泣く声がする。おれは縄を解きながら、じっと耳を澄ませて見た。が、その声も気がついて見れば、おれ自身の泣いている声だったではないか? (三度(みたび)、長き沈黙)

 おれはやっと杉の根から、疲れ果てた体を起した。おれの前には妻が落した、小刀(さすが)が一つ光っている。おれはそれを手にとると、一突きにおれの胸へ刺(さ)した。何か腥(なまぐさ)い塊(かたまり)がおれの口へこみ上げて来る。が、苦しみは少しもない。ただ胸が冷たくなると、一層あたりがしんとしてしまった。ああ、何と云う静かさだろう。この山陰(やまかげ)の藪の空には、小鳥一羽囀(さえず)りに来ない。ただ杉や竹の杪(うら)に、寂しい日影が漂(ただよ)っている。日影が、――それも次第に薄れて来る。――もう杉や竹も見えない。おれはそこに倒れたまま、深い静かさに包まれている。

 その時誰か忍び足に、おれの側へ来たものがある。おれはそちらを見ようとした。が、おれのまわりには、いつか薄闇(うすやみ)が立ちこめている。誰か、――その誰かは見えない手に、そっと胸の小刀(さすが)を抜いた。同時におれの口の中には、もう一度血潮が溢(あふ)れて来る。おれはそれぎり永久に、中有(ちゅうう)の闇へ沈んでしまった。………
(大正十年十二月)

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/179_15255.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/174.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
27. あおしろとらの友[2005] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2019年1月19日 10:31:12 : p2N1uweDFk : @FqNLUTmjWE[1]
 「ソ連エア」?。 そう聞かせようって?。   無理。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c27
コメント [政治・選挙・NHK256] <まさしく猿芝居だ!>見事に的中した安倍首相の「日ロ平和条約」先行の野望  天木直人 赤かぶ
14. 2019年1月19日 10:31:19 : ApzfMKaZ9w : Zje9LYWSb6Y[4]
安倍晋三は「ポツダム宣言」の意義すら判断できない
志位和夫 質疑

http://youtu.be/N1QOLrCvyK8


安倍晋三は、この様なたわけ人間であるから歴史認識なく打算だけの外交になるのである。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/401.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK256] 高知新聞の内閣支持率が26%、大新聞は常時40〜50%、この差は何なのか(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
4. 2019年1月19日 10:33:19 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[136]
ついでに電通の支持率も聞いてみればよい。支持率のからくりがばれればもうテレビ報道など誰も信じなくなる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/413.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] <森友学園・国有地売却>深さ3.8mとした写真 業者「ごみの深さ意識せず撮影」 野党「値引きの根拠は崩れた」 赤かぶ
6. 2019年1月19日 10:33:35 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[2]
>>1

いや、ちゃんとした施工管理写真だ。
上の写真には、切れているがホワイトボード(白板)が写っているし、深さが分かるようにスタッフも立ててある。

逆に言えば、なんで白板のところで切って、記録が書いてあるところを開示していないかだ。

というより、白板の一番下は施工業者名を記載してあるのが常なのに書いてない。
画像処理をしている可能性もある。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/422.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] ロシアが北方領土を「南クリール諸島」と名称変更を要求、機能不全の安倍外交(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
31. 楽老[97] inmYVg 2019年1月19日 10:35:46 : QHkUDaloVM : nhEL_@HJWto[-2590]
>30.多摩:あなたに非礼を働いて、謝る気がないことは、昔、ちゃんと宣言していますよ。もちろん、自覚もしています。

そうかい。はいさようなら。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/289.html#c31

コメント [政治・選挙・NHK256] 立憲民主党幹部が保守層にアピール…伊勢神宮集団参拝の愚 ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
76. 2019年1月19日 10:36:26 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4014]

お^^

やはり=阿修羅工作員は=創価学会の刊行物に=目を通していると^^

カミングアウトが=始まっている^^

普通の人間は=^^

創価学会の刊行物など=金をもらっても読まない^^

わはははははははははははははははははははははははは^^

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/340.html#c76

コメント [近代史3] 黒澤明にはわからなかった女性の恐ろしさ _ 黒澤明 羅生門 (大映 1950年) 中川隆
2. 中川隆[-12871] koaQ7Jey 2019年1月19日 10:36:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

芥川龍之介は石打ち刑の事が念頭に有って、真砂に夫を殺させたのでしょうね:


狂った宗教_ キリスト教、ユダヤ教、イスラム教


生きたまま火をつけられて殺される。生き残った女性の小説があります。

イスラム教は女性を差別している宗教です。女性を守っているとか何とか理由をつけて美化しようとしますが、冗談ではありません。自分たちの地位を脅かされないように法律と言う形で宗教を成立させている信じられないほど人道的ではない宗教です。

女性は男性を乱す悪魔と同等の扱い。だからレイプと言う犯罪すら悪魔に惑わされた結果だから悪魔を成敗するという意味で被害者であるはずの女性が加害者に仕立てられるのです。


___________________


イランで女性7人に石打ち刑の判決


貧困のため夫に売春を強要され、姦通罪で石打ちによる死刑判決を受けている女性など7人のうちほぼ全員が、姦通罪での石打ちによる死刑判決である。

シャリア法に従い、囚人は胸まで埋められ、手の自由も奪われる。 さらには即死せずに苦しんで死ぬよう投げる石の大きさまで定められている。

石打ちによる死刑は男女ともに対象であるが、石打ち刑の適用は女性が圧倒的に多い。 自分が強姦されたと4人以上の証言によって証明できない限り、その女性は姦通罪に問われることになる。

石打刑の映像
http://d.hatena.ne.jp/free_jamal/20090129/p1

51才の男性にレイプされた16才の少女が死刑


事件が起きたのは今から2年前のイラン。2004年8月15日、Atefah Sahaalehという16才の少女がイランの公共広場で絞首刑に処されました。

イスラムの法律である「シャリーア」によると、死刑に相当する罪は大きく3種類。殺人、麻薬密輸入、そして婚外交渉、だそうで。

少女が死刑にされた理由は「姦通」の罪と言うことですが、もちろん結婚なんてしていないわけで。 このことは出生証明書と死亡証明書の双方が揃っていることから証明されており、これがきっかけで調査が行われたそうです。

彼女は13才の頃にパーティに出席した際、自動車の中で少年と2人きりでいたという理由で「道徳警察」によって「純潔に関する犯罪」で逮捕され、刑務所で短期間ではあるが放り込まれ、むち打ち100回の刑を受けたそうです。

また、刑務所からの釈放後、彼女の年の3倍と同じくらいの年齢の男性から暴行を受けていたそうで。
それが、Ali Darabiという既婚で子どもがいる51才の男性。この男から数回にわたってレイプされていた、とのこと。 彼女はこの事実を警察や家族にも言わず、結果として再び道徳警察によって逮捕されたそうです。

さらに追い打ちをかけるようにしてとんでもないことに、彼女が不道徳の原因であり、地域の同年代の少女に対して悪影響を与えている、という申し立ても地元民によって行われたそうです。 逮捕されてから3日後、彼女は裁判にかけられ、この段階にいたってついにレイプされた事実を告白したのですが、年齢を考えると、レイプされたことが証明できなければ彼女の罪となり、そしてレイプされた事実を証明することがイランの法廷では極めて難しく、さらに男性の証言の方が女性の証言よりも重視されるため、絶望的状況となりました。

彼女は自分の主張が全く受け入れらないため、裁判官に叫んで訴え、挙げ句の果てにベールを脱ぎ捨てたそうです。その行為が致命的な打撃となり、彼女には死刑が宣告されました。翌朝の午前6時、絞首刑となりました。

彼女の死刑は家族には通知されず、裁判所の記録によると彼女の年齢は「22才」ということで処理されたそうです。一応イランもいろいろな国際法に批准しており、18才以下の場合にはイスラム法を適用しないとなっているのですが、それを無視するために「22才だ」ということにしたようです。
22才という年齢は裁判官が彼女の体を見て決めたそうです。

ちなみにレイプした男性の方は95回のむち打ち刑で済みました。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060728_execution_teenage_girl/


詳細は


独占インタビュー 元弟子が語るイエス教団「治療」の実態!!
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/605.html

狂った宗教 イスラム教 _ 頭がおかしいのは中国人と朝鮮人だけではない
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/332.html

ムスリムは悪い
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/106.html



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/174.html#c2

コメント [原発・フッ素50] 稀勢の里の被曝問題が、完全にスルーされていることは?(東海アマ)優勝して福島米1トンと福島県産食品を授与されてから不調 てんさい(い)
5. 2019年1月19日 10:36:48 : 32gaobLF6I : n57cn6vWo0E[795]
「坊主憎けりゃ袈裟までも」の妄想のたぐいかな?
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/791.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] 室井佑月「仲間割れを喜ぶべきか?」〈週刊朝日〉  赤かぶ
15. けろりん[4119] gq@C64LogvE 2019年1月19日 10:39:23 : 8iDQRlRKiM : kvUrmlFk5kk[575]
>13.
じゃねぇ〜の。

が、
最初は誰でも、表面の情報から入る以外に方法はないが・・。
・・ゆえに、マスコミが現代版・宗教としてのチカラを持つ。
・・あとは、洗脳奴隷として生きるのがガマンできるか?
そうじゃないか? の、個人的な”好き嫌い”の選択によって別れていく。

家畜や社畜がガマンできるヤツなら、深く考える必要はないだろ?
・・・それぞれの勝手・自由だ。
情弱には情弱の幸せも__あるだろ?

情報強者として生きるには、それに伴う
エゲつないリスクがある。
無理すんな。

収穫も大きいが、身を切る・・損切りもハンパやない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/369.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
13. 2019年1月19日 10:39:40 : Z0LaAKC6JA : al@Ndw@9NG4[546]
「自由は土佐から」――自由民権運動の精神はしっかり生きていた。うれしい。

龍馬もそうだが土佐人は〈いごっそう〉と呼ばれる気質を持っている。
これは自分の眼をしっかり見開いているからこその一徹さなのだ。アベのような低能で幼稚で狂信的な独裁者のウソなどすぐに見抜く目を持つということなのだ。

高知新聞も立派、腹の座った報道で、おぞましいほどに軽薄な自由圧殺者の暴政を蹴っ飛ばしてほしい。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK256] <森友学園・国有地売却>深さ3.8mとした写真 業者「ごみの深さ意識せず撮影」 野党「値引きの根拠は崩れた」 赤かぶ
7. 2019年1月19日 10:40:41 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[3]
>>1
たしかに言われるように白板が切れてるので、どこの現場かは分からんが。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/422.html#c7
コメント [経世済民130] 50代と40代に格差 将来の年金額を計算して見える現実(衆知) 赤かぶ
1. 2019年1月19日 10:40:58 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1575]

>今の年金受給者は「目減り」を心配しなくていい

甘過ぎる

巨大地震や噴火、戦争、温暖化で、産業が崩壊すれば激しいインフレになる

年金財政の破綻など、そうした必ず来る危機に比べれば、問題にもならないし

政府に頼ったところで無意味だ

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/627.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府として引き続き原発輸出を推進!   赤かぶ
11. 2019年1月19日 10:44:42 : uNDSKAys4E : 15KJ9uKnWdM[112]
以前、世耕氏がネトウヨの元締めという話を聞いたことがあるが、ネトウヨがこぞって原発推進派なのも、そのためかと思う。
原発だけは反対とか、基地問題には疑問とか、各論で意見を異にするネトウヨを見たことがない、
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/416.html#c11
コメント [経世済民130] 破算したアベノミクスの巨大なペテンが日本経済と国民を地獄に突き落とす バロック
1. 2019年1月19日 10:45:33 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1576]

愚かなことだ

超少子高齢化、地政学リスク、地震や温暖化災害頻発など他の先進国に比べ遥かに多くの問題を抱えながら

日本経済は、未だに堅調なのが現実

株価の変動など大した問題ではないし

そもそもジムロジャースをありがたがっているようでは話にならない

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/634.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 三浦瑠麗が松本人志の悪質セクハラ発言を「なんの問題もない」と擁護! 女性にばかり難癖つける三浦の悪質Metoo封じ  赤かぶ
20. 2019年1月19日 10:45:59 : vAbwP2szxk : GidMin8M5vY[1]
古市も早速松本を擁護だと
仲間同士で傷を舐めあう気色悪さ
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/385.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
23. 2019年1月19日 10:46:22 : PtqL8BGGcU : GB9r75d47Sw[132]
内閣支持率本当に26パーセントもあるの?
統計だって嘘ばかりの内閣なのに、国民の4人に一人が支持してると本気で思ってるの?
記録は捏造・改ざん・廃棄は日常茶飯事で、嘘ばかりつく内閣を、国民の4人に一人が支持してると、本気でそう思う?
国民の税金で武器ばかり買いあさり、日本を戦争の出来る国に改造した内閣なのに。

国民の生活が第一だなんて政治は間違っていると元防衛大臣稲田朋美が言ったし、自民党の重鎮?西田昌司は「そもそも国民に主権を持たせたことが間違いだ」と言った。
安倍晋三が第一次安倍内閣で法務大臣に任命した故長瀬甚園にいたっては「憲法から国民主権・平和主義・基本的人権の三つを無くさないと本当の日本の自主憲法にはならない。戦後権利だの平和だのと小学校から教えたからいけないのです。そんなことを国民に教えれば、国民が怖気付くじゃないですか」って演説して300人も出席していた自民党議員の拍手喝さいを浴びたけど、そんな自民党安倍内閣を本当に26パーセントの国民が支持するなんてことは有り得ない。

安倍晋三がTVで言ったあの声明「日本国憲法は、戦後外国から押し付けられた憲法だから、みっともない憲法だから改憲は必要だ」などと言ったが、あれは故長瀬甚園の演説の受け売りの言葉だ。

実にみっともない総理大臣だ。

日本国憲法が外国から押し付けられた憲法で実にみっともないと言うなら、日本に100か所以上も押し付けられた基地はどうなんだ?
押し付けられた治外法権はどうなんだ?
沖縄の学校にアメリカ軍のヘリコプターが落ちても日本の自衛隊も警察も、アメリカにロープを張られて調べる事はおろか入る事すらできないのはどうなんだ?
日本の上空なのに基地の上を日本は飛ぶことも許されないのに、アメリカ軍のヘリや飛行機は日本の上空どこでも低空飛行で飛べるのは独立国としてみっともないくないのか?
そもそも何でアメリカの海兵隊が日本で、しかも日本の金で訓練していたのかね〜、それに何も言えない日本政府は実にみっともない政府だ。
沖ノ鳥島は日本の大切な漁場なのに、そこでアメリカ軍がクラスター爆弾投下の訓練を許していたことはみっともない日本政府ではないのかね〜。

それからあの有名な「北からいまミサイルが飛ん出来て日本の上空を飛んでいます。国民の皆様しゃがんで小さくなって蟻さんになって両方の手で頭を覆って身を護ってください。できれば丈夫な建物の中に入って、窓から離れて身を護ってください」っていうあのJアラートは世界に聞かれて、みっとも無い声明ではなかったのかね〜?

実におかしなことを言うみっともない総理大臣だ。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
14. 2019年1月19日 10:48:20 : AS9CeUvNQo : k0er6O4CXv8[54]
>11・12

 多摩散人です

>さぞ苦しかろう。(笑)

 ワンパターンを繰り返しているだけだから、全然苦しくありません。

>それだけ飽きてるって事はそれだけ皆が嫌がっていて支持してないって事だね。

 支持してないっていう判断が間違っているのではないか。本当に支持していないなら、とっくに「崩壊」しているはずだ。「崩壊寸前」が3年も続くのはおかしい。ちっとも「寸前」じゃないじゃないか。

 で、いつ「崩壊」するんですか。今は、「寸前」なんでしょう。じゃあ、三日後ですか。一週間後ですか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c14

コメント [カルト20] シャン・地球号が紀伊半島掘削中、トカナ・安蘇は人工噴火。口永良部も同じ、地震サックスと噴火サックスである。 ポスト米英時代
7. 2019年1月19日 10:52:46 : 5pYyeCd9nA : C_zQeGtrqAE[500]
阿修羅もサイバー攻撃を受けているようで、ランキングが出なくなっています。推測ですが、カルト板の人気の高さを隠すためではないかと。カルト板の閲覧回数、他の板より高いんです。つまり真実を拡散していることが閲覧者からも評価されたんです。

正義勢力とバカールの攻防戦、ますます激化していますので、自然災害を装った攻撃に厳重な警戒が必要です。

世界銀行300人委員会 👁‏ @someone5963
https://twitter.com/someone5963/status/1086400808483053568
Intel: Operation Disclosure 1/18
トランプは1/21までに非常事態宣言か?非常事態宣言により、同盟はカバールを破壊する。英女王が昨年にGESARAに署名しており、Brexitは必須で不可逆。フランスはマクロンが辞任拒否のため、事態が悪化する。1/20〜21はブラッドムーン。😡
https://inteldinarchronicles.blogspot.com/2019/01/operation-disclosure-gcrrv-intel-alert_18.html?m=1

世界銀行300人委員会 👁‏ @someone5963
https://twitter.com/someone5963/status/1086413360818581504
トランプ氏
明日午後3時にメジャーアナウンスメントをするだろう。

非常事態宣言かな?
⚔️

●世間では休みの、土日に動くようです。

たまごのきみ‏ @tamagonokimi201
https://twitter.com/tamagonokimi201/status/1086090930174668801
食べ物の話をしよう❸
もし司法省が二十五日閉鎖されたら、戒厳令や大統領特別法令を公布しなくても、民間人でさえ軍事法廷で裁けるんや。それをトランプ政権は狙っているんや。その三十日の期限は今月の二十五日。
さて、それ以降一体何がアメリカで起こるのでしょうか?

●重要な参考情報だと思われるので紹介しました。その次も重要です。

世界銀行300人委員会 👁‏ @someone5963
https://twitter.com/someone5963/status/1086179550185148418
Intel: Restored Republic 1/18
1/18にアメリカ政府は資金ショート。1/21は連邦政府終焉か?政府閉鎖の本当の理由は金欠。
イルミナティの民事裁判は無し。軍事裁判のみ。
バチカン、英女王、カバールの子供性的人身売買暴露。J項参照。
1/29 トランプ演説。カバール崩壊か?
https://inteldinarchronicles.blogspot.com/2019/01/restored-republic-via-gcr-update-as-of_18.html?m=1

●軍事裁判のみと書いてある部分に注目です。ちなみに今年の旧正月は2月5日(火)です。旧暦だと、旧年中に決着がつきそうな雲行きです。

旧正月になると、日本以外のアジア各国は一斉に休みますからね。台湾人の友人も、ベトナム人の友人も故郷に帰るから、明治時代に「脱亜入欧」を決めた明治維新クーデター政府を恨む毎日だわ。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/240.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
24. 2019年1月19日 10:54:00 : PtqL8BGGcU : GB9r75d47Sw[133]
だいたい選挙だって、半分くらいしか行かない国民なのに、国民の26パーセントが安倍支持が本当なら、回答した人の半分は安倍支持だと言う意味になる。
それじゃいくら何でも多すぎだろ。
いくら多く見積もってもその半分だろ。
それでも多すぎだと思うけど、どうよ。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK256] 官邸への忖度?厚労省の勤労統計調査「捏造」を指示したのは誰か  新恭(まぐまぐニュース) 赤かぶ
4. 2019年1月19日 10:56:24 : uNDSKAys4E : 15KJ9uKnWdM[113]
3分の1の抽出の数値であっても、昔は景気の悪いときは、それなりの数値を示していた。無作為抽出から作為的な抽出へと変更した時期があるのではないか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/415.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] ロシアが北方領土を「南クリール諸島」と名称変更を要求、機能不全の安倍外交(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
32. 2019年1月19日 10:59:15 : AS9CeUvNQo : k0er6O4CXv8[55]
>31 ボケ老人=楽老さんへ。

 多摩散人です

 HNを変えた理由を聞かせて下さい。答えないということは、私の非礼に感謝しているんですよね。

 また、別のHNに変えてこそこそ逃げ回るかな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/289.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府として引き続き原発輸出を推進!   赤かぶ
12. 2019年1月19日 11:03:39 : 32gaobLF6I : n57cn6vWo0E[796]
>>9
>つまり原発に一番こだわっているのは経済産業省。

●犠牲者は東芝、日立、そして国民!

財務省から権力を奪取した経産省。

今井総理秘書官、世耕経産大臣等が我が世の春を謳歌している。

原発村には、大勢の天下りシロアリ(官僚や電力会社から産・官・学への天下り)が生息しており、店をたたむわけにはいかないし、むしろもっと間口を拡げたいのだ。

それが、原発輸出政策推進だ。

東芝が犠牲になり一命をとりとめているが、次に日立が瀕死の重傷となるところをすんでの所で逃れた。

そして、最大の犠牲者である国民は、原発の廃炉に何百年も税金を払わされ続け、かつ使用済み核燃料の廃棄処分の目処が未だにたっていないという悲惨な有様だ。

俺さえ良ければ、今さえ良ければの官僚どもの愚行に歯止めをかけることのできないアホ安部那津男自公政権を利用して、やり放題だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/416.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府として引き続き原発輸出を推進!   赤かぶ
13. 2019年1月19日 11:10:56 : 32gaobLF6I : n57cn6vWo0E[797]
>>12(追加)

原発を守るために「新エネルギー」の開発及び利用技術がないがしろにされている事実も、国民の大きな損失の一つである。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/416.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
17. 真相の道[4370] kF6RioLMk7k 2019年1月19日 11:12:02 : lKEz1hlf2w : 2zbd@nB2O7U[944]
   
>>31
> せっかく偶発的な衝突を無くそうとCUESを考えたのに、韓国一国のために台無しになりますね。   
       
    
その通りです。
  
CUESは21カ国もが合意した国際合意であり、国家間の約束です。
目的は偶発的な衝突を防ぐことで、その合意には相手航空機に射撃レーダー照射をしないことが規定されている。
  
その国際合意を踏みにじったのが韓国であり、その原因、再発防止策を韓国に出させる必要がある。  
  
そして、韓国はなぜ国際合意、国家間の条約を平気で破る非文明国家になってしまったのか?  
  
その解明も必要ですが、ここの投稿記事にはその答えの一部があります。
  
   
  
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
25. 2019年1月19日 11:12:34 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[284]
ということは、

地方は正常な感覚の持ち主。

関東域は異常な人間が跋扈してる社会と言う事か。

普通、欧米では都市こそ、改革的で創造性があり、不正義を嫌い、

他国と正しい関係を模索しようとするアカデミックな集団が生まれると

思ったが、日本だけは勘違いか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
18. 真相の道[4371] kF6RioLMk7k 2019年1月19日 11:16:49 : lKEz1hlf2w : 2zbd@nB2O7U[945]
      
>>14
> 忘れちゃならない事は
・なぜEEZ内に韓国海軍が居たのか。
・救助要請は北朝鮮船が無線を出したとしたら、なぜ日本側に通知していなのか。
 ただし救助要請無線を出していなければ、なぜ韓国軍はどうやって知ったのか。
・どうして韓国は軍旗を掲げなかったのか。   
      
    
それらへの答えがここの投稿記事には記載されています。
  
本投稿記事をきちんと理解することです。
   
   
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
28. 2019年1月19日 11:18:11 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[4]
上の動画を視聴したが、音声がよくないので明瞭ではないが、明らかに「オールエンジン」とは聞こえず、「オレンジエア」と言っているように聞こえる。

初めて知ったことだが、こんなことまで捏造し、広報していたのか。
もちろん米軍や自衛隊が関与していることは知ってはいたが、本当に新事実の発掘には驚かされる。

亡くなられた方々のためにも、一刻も早く真実が開示され、悪党どもの迅速な処分を心から望む。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK256] <この男は もはや自衛隊のトップではない!>シビリアンコントロール逸脱をくり返す河野統幕長  天木直人  赤かぶ
3. 2019年1月19日 11:20:37 : hYTnuhheuw : QKGl0HUuQWM[3]
警備艇のレーダーが駆逐艦の火器管制レーダーと同じ周波数帯(Iバンド)を使用しているため、韓国は警備艇が稼働していたレーダーを日本側が駆逐艦の火器管制レーダーと誤認した可能性も排除できないとしている。
https://jp.sputniknews.com/politics/201901195820653/

「Iバンド(アメリカのIEEEの分類でXバンド、EUの分類でIバンド)」なんだね。
「無礼」とかそういう感情論は要りません。
そう言っている人間は全員アホ。

あそこで行なわれた現象について…
(1)日韓両国の実力部隊が未だに正確な情報を示していないこと。
(2)したがって日韓両国の主権者が何も判断できない状態でいること。
それが問題ですね。

さっさと情報(データ)を出しましょう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/419.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 「拡散願います!」と叫ぶ声!「拡散します」と私 <市民の口をふさぐ 安倍政権!!!> 赤かぶ
1. 罵愚[7091] lGyL8A 2019年1月19日 11:20:40 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[516]
 外交や安全保障は国政問題であって、地方自治体が住民投票に預けること自体が、疑問だと思う。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/426.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] “第2のサンゴ虚報事件”で思い出す安倍首相の朝日新聞批判 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 戦争とはこういう物[3005] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2019年1月19日 11:21:26 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1649]
  安倍氏と言えば「メルマガデマ訴訟」。金を払わず済んだだけで「勝利宣言」の大はしゃぎを国会でも披露。

■<小物臭>安倍晋三首相がフェイスブックで菅直人元首相に勝利宣言!福島原発事故のデマメルマガ騒動で!「真実の勝利」
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/557.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 04 日 19:55:05: igsppGRN/E9PQ

■安倍総理のメルマガ訴訟、菅元総理に「完全勝利」?〜荻上チキが判決文を読む[音声配信&判決文の全文をPDF掲載]
http://www.asyura2.com/17/senkyo221/msg/562.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2017 年 3 月 01 日 14:20:27: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo

しかし実態はデマがあったと司法で確認。金を払わず済んだのはデマを拡散したマスゴミに責任転嫁して貰えただけの事だった。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/423.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍官邸“大号令”か 厚労省「実質賃金上昇率」水増し工作(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. 2019年1月19日 11:22:32 : UVifqVZWlE : xkOeWQycob8[4]
普通に考えて、国の雇用統計のようなものは保管義務があるのでは?勝手に廃棄するのは犯罪だし、意図的な隠蔽工作と見られても仕方がない。担当者は懲戒免職、年金も退職金もなし。厳罰にしないと。もちろん指示した人は刑務所に入ってもらう。
ちなみにシンガポールや台湾のような中華圏は国家公務員の不正には厳しくて、贈収賄でも無期懲役や死刑になる。日本もそうすべき。官僚に甘すぎ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/402.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK256] 「拡散願います!」と叫ぶ声!「拡散します」と私 <市民の口をふさぐ 安倍政権!!!> 赤かぶ
2. 2019年1月19日 11:23:27 : hE3PRSoheQ : ovZkxQYei0s[185]
 
 提案します 「公明党方式を採用する」

 賛成のひとは 宜野湾市から 住民票を 名護市に 移す

 ===

 投票が終わったら 住民票を 宜野湾市に戻す <= 選挙をやるよりも 市役所の仕事は増える

 <= 予算取りしてなくても 通常業務だから 時間内に仕事を終えるべきだ
 
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/426.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 五輪招致贈賄疑惑 仏予審判事が注目する評価書の中身とは 立件に自信(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. SHIGE[244] gnKCZ4JogmaCZA 2019年1月19日 11:23:30 : 8UP26mIKBQ : hYRsxvg75QU[227]
「8人の委員のうち2人が最低の『不合格』、6人が次に評価が低い判定を下した内容」


当時の関係したもの、すべてがおかしいことをしたということか。
報告書をもらったJOCがまず確信犯的におかしいことをした。

国会で説明した時には、国会議員はいくらでも武田委員長の答弁の根拠となったこの評価報告書を提出要求できたはずだ。
手続きからすれば、委員の国会議員たちは与野党を含め、この評価書を見ていたと推定される。

つまり、国会議員もおかしい、しかしこれは秘匿された政治的判断だったろう。

さらに言えば、ゲンダイも含めメディアはこんな報告書があったことも、また中身が決定的にヤバイことも知っていたはずだ。

なにが「 仏予審判事が注目する評価書の中身」だ。

こういうカマトトは「みんなで渡ればこわくない」の一類型だ。
あるいはメディア得意のゴマカスだけのおかしさだ。

ついでに言えば、ダメだといっている報告書を真逆に採用されて黙っていた「第三者委員会」も正常ではない。

要するに、善意に取れば関係者みんなすべてが、積極的消極的の程度の差はあれ、東京五輪開催にケチをつけたくなかったという解釈にしかならない。

政府は、自らも片棒を担いだものとして、すべての責任を背負って真摯に誠実にIOCと国際世論に謝罪し、現実的判断の上に立った東京五輪の開催維持を嘆願すべきだ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/370.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] ひんぱんな内閣支持率調査は必要ない!   赤かぶ
8. 罵愚[7092] lGyL8A 2019年1月19日 11:26:24 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[517]
>ひんぱんな内閣支持率調査は必要ない!

 そのとおりだ。国民からの支持は首班指名で確定している。次は7月の衆参同日選挙まで、安倍政権はやりたい放題に、政策実現にまい進すべきだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/414.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
15. jk[1054] goqCiw 2019年1月19日 11:27:41 : qyjLKDKN06 : YE6TANrPU1M[206]
高知新聞の世論調査、国会が始まる前のもの。

これで国会が始まったら、どこまで下がるのかな・・・・・

突っ込み処、多大の通常国会、安倍総理の答弁が見もの。

持病が再発する前に退陣した方が日本のためと思うのだが・・・・

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK256] トランプに軽視され行きづまる安倍外交の断末魔と株式市場の大ガラの到来が近い 浦島
1. 2019年1月19日 11:31:44 : uINnrKgiZk : rtlbEVqReLs[3]
証券取引所が閉鎖したら閉鎖を知らせるメッセージとともに

「こんなげーむにまじになっちゃってどうするの」

と流そう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/427.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 「拡散願います!」と叫ぶ声!「拡散します」と私 <市民の口をふさぐ 安倍政権!!!> 赤かぶ
3. 真相の道[4372] kF6RioLMk7k 2019年1月19日 11:32:50 : lKEz1hlf2w : 2zbd@nB2O7U[946]
  
> 「辺野古」県民投票3割投票できず   
   
  
民主主義に則って県民投票拒否を市議会が二度も議決し、市長が議会の議決を尊重して県民投票不参加と決定したのです。
  
議会の二度の議決を踏みにじることは、民主主義を否定することと同じ。
  
参加をしない市は、脅迫に屈するべきではありません。
  
   
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/426.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍官邸“大号令”か 厚労省「実質賃金上昇率」水増し工作(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. 罵愚[7093] lGyL8A 2019年1月19日 11:34:36 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[518]
 21世紀も20年が経過しようとしている今日、いまだに役人たちが残業して、鉛筆ナメナメ統計資料をつくっている。
 どうして行政のAI化に、論点が行かないのか? 国民の時代錯誤が原因なのかも?
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/402.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
26. 一般ピープルぱんぴー[-88] iOqUyoNzgVuDdoOLgs@C8YLSgVs 2019年1月19日 11:43:09 : kxk7MnCbWU : S0swXCpT_BE[-3514]
>>21

>大切なのは「政策の支持率」ですよ・・・

そのとおり!

選挙に勝つことだけが日本国民のためになる事なのではない!!

権力闘争だけが日本人のためになる事なのではない!!!

我々は日本人で日本国民なのだから「日本にとって良い政策」を議論すべきではないのか!!!!

世論調査には罰則がないので「操作されている」と思ったほうがいい!!!!

ちなみに私は高知県出身で福島県に転勤になったところ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK256] 「拡散願います!」と叫ぶ声!「拡散します」と私 <市民の口をふさぐ 安倍政権!!!> 赤かぶ
4. 赤かぶ[3075] kNSCqYLU 2019年1月19日 11:46:53 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1541]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/426.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
29. 2019年1月19日 11:48:40 : TAY5PWMdAc : 5xdLCQbZ85s[-45]

^^↓

日航ジャンボ123便運輸省航空事故調査委員会JA8119号機報告書
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/download/bunkatsu.html#5
184ページ写真16

↑^^

接触飛翔物体は=プロペラが付いている^^

この事実は=動かせない^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK256] ひんぱんな内閣支持率調査は必要ない!   赤かぶ
9. 2019年1月19日 11:48:54 : uINnrKgiZk : rtlbEVqReLs[4]
>8
「TPP断固反対。ブレない。ウソつかない」と公約に掲げて首班指名を受けた奴がその後TPP参加に邁進したら国民からの負託を受けているとは言えないね?

捏造支持率を垂れ流すなと言う者は公正な世論調査をしろと言ってるのであって世論調査を止めろと言ってるわけではない。不正選挙を追及する者が選挙を止めろとか選挙に行くなと言ってるわけではないのと同じ。

こんな「猿の手」みたいなことを言い出す低能工作員に何言っても無駄だろうけど。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/414.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
30. 2019年1月19日 11:50:04 : TAY5PWMdAc : 5xdLCQbZ85s[-44]

(自衛隊に=冤罪を仕掛ける植草=および阿修羅工作員)^^

日航123便と=絡み合って墜落したTu -95には^^

前項のような=爆薬が搭載されてあったはずで^^

これが=墜落現場周辺の=不可解な火災や化学反応を=起こしたものと思われる^^

↑これを=植草は^^

自衛隊が=生存者を=殺害する目的で^^

火炎放射器を使用しただの=毒ガスを使用しただの^^

適当なことを=拡散しているわけであるが^^

↑Tu -95が、領空侵犯の上、接触して^^

絡み合って墜落した以上→あっさり=説明できるのである^^
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
31. 2019年1月19日 11:50:49 : TAY5PWMdAc : 5xdLCQbZ85s[-49]

天誅やろ=^^

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c31
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府として引き続き原発輸出を推進!   赤かぶ
14. 2019年1月19日 11:53:07 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[285]

日本の企業が「やめた」と言ってるのに、

振り上げた旗を降ろさない安倍政権は、企業なしでやろうと言うのか、

ドンだけづれてんの。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/416.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK256] バンクシーのネズミはOKで安倍首相の顔写真にヒゲは逮捕! 小池百合子バンクシー騒動が日本社会に突きつけたもの(リテラ) 赤かぶ
6. 2019年1月19日 11:56:50 : 81yWXxiIOc : 8K6iZeXA2SQ[1]
ドブネズミ以下、ペストを撒き散らすクマネズミよりも悪さをするネズミ以下のゲス共。

こいつらには、そういう権力批判が理解できまい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/418.html#c6

コメント [原発・フッ素50] 稀勢の里の被曝問題が、完全にスルーされていることは?(東海アマ)優勝して福島米1トンと福島県産食品を授与されてから不調 てんさい(い)
6. 2019年1月19日 12:01:01 : 32gaobLF6I : n57cn6vWo0E[798]
●体格の大型化と前近代的なトレーニング、そして優勝後の祝勝会連チャン。

ご承知の通り、お相撲さんの体格は年々巨体化し重くなってきている。

体格の巨体化・重量化は、足首や膝、肘などの関節等への負担が大きくなっている。

しかし、トレーニングは昔のままで、合理的でない部分が多いと見える。

どんなスポーツにも怪我がつきものだが、それを防ぐためにトレーニングの方法や道具に工夫を続けて進歩してきている。

大相撲もそろそろ大きな改革をしないと、ボロボロになる可能性が高い。

まさに、貴乃花が取り組もうとしていたことだろうと思う。

とりあえず、3つの点を指摘しておきたい。

@体型の見直しとトレーニングの近代化

今の、重量化偏重を見直す。また、トレーニング方法に最近の成果を取り入れ改善する。

A土俵の改善

土俵の俵からの距離が短すぎて、誰が見ても危険であり改善が必要です。

普段の稽古場の土俵は、本場所の土俵のように段差はなく平坦です。

だから、転がっても、突き飛ばしても、特段の危険はありません。

しかし、本場所の土俵は一段と高くなっており、落ちるときにとても危険ですし、実際に土俵下に落ちるところで大けがをする例は少なくない。

稀勢の里も日馬富士に突き出され、土俵下に落ちるときに大けがをしています。

力士の大型化によっても、土俵から落下する時に怪我がしやすくなっています。

プロレスやボクシングはリングで落下を防いでいます。

大相撲の土俵も、俵からもっと距離をとって広くするべきです。

Bたにまちの祝勝会の簡略化

力士が優勝すると、たにまちの祝勝会が続きます。

その他、マスコミやスポンサーからのイベントの誘い等で優勝した場所後は稽古時間が制約されます。

そのため、多くの優勝力士は、優勝した良く場所に調子を崩すケースが多いように思います。

また、若い力士となると、祝勝会でおだてられて勘違い気分になる者も少なくないでしょう。

そんなわけで、優勝した翌場所から不調が続く力士も多いのではないでしょうか?

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/791.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] 「拡散願います!」と叫ぶ声!「拡散します」と私 <市民の口をふさぐ 安倍政権!!!> 赤かぶ
5. 2019年1月19日 12:06:23 : y8L9kVYhoA : 3ORG0D6ep2g[78]
とにかく自民党のやることなすこと、存在自体が卑劣であるとしか言えない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/426.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射問題 対立煽る官邸、囃し立てる大マスコミ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2019年1月19日 12:08:58 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[665]

シナチョンの悪事になると対立煽るとかほざいてるマスゴミ

煽ってるのは明らかにシナチョンの方だろ

こういうことはプロパガンダみたく傀儡機関紙と化してしまう

在日のマスゴミの不思議現象のひとつ


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/412.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] <最後に外遊、いよいよ安倍政権が終る!>安倍首相はいいかげんに外遊を止めたらどうか  天木直人  赤かぶ
11. 2019年1月19日 12:12:21 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[286]
反グローバリズムののろしが上がっている。

スイスのダボス会議こそ、意味の無い会議。

意味の無い会議が多すぎ、平和の交渉や、環境の気候変動の問題の会議が
あまりにも少ない。

フランスの黄色いベスト運動が広がりを見せている。

他所のツイッターでは小規模ながら、22カ国に広がりを見せている。

米国ではニュウーヨークを占拠した若者たちが収束したが。

今度はフランスから広がるこの革命を寡頭資本主義経済の

アンチとして富裕層に火を放ち、世界の若者を立ち上がらせるか、

とても気になる。

一年をかけた道筋が始まれば、ベーシックインカムも次のステージへと

動きが早まる。オリンピックをしてもしなくても、

南北統一、朝鮮半島の平和、北方領土の平和維持をつなげる運動へと
進む事が出来る。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/373.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK256] <最後に外遊、いよいよ安倍政権が終る!>安倍首相はいいかげんに外遊を止めたらどうか  天木直人  赤かぶ
12. 2019年1月19日 12:15:52 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[287]
追記、

他所のツイッターでは「小規模ながら、22カ国に広がりを見せている」

と、載っていた,これがほんとなら。の誤りです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/373.html#c12

コメント [ペンネーム登録待ち板7] 指定校推薦入試の真相 (2) 魚住清彦
2. 魚住清彦[5] i5uPWpC0lUY 2019年1月19日 12:19:18 : 6flN5yOjEA : 7_FkG23vWhE[2]
投稿規定を3回読みました。
登録をお願いします。
http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/792.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK256] 7分で終わった竹田恒和JOC会長の会見。仏人記者は捜査が森喜朗・元首相にも及ぶ可能性も指摘(ハーバー・ビジネス) 赤かぶ
11. おじゃま一郎[6750] gqiCtoLhgtyI6phZ 2019年1月19日 12:20:04 : k6kPejqaSA : AMk@6npru7A[6]
>仏人記者は捜査が森喜朗・元首相にも及ぶ可能性も指摘

フランス司法の管轄権は日本には及ばない。したがって、
フランスの検察は森喜朗を捜査できないし、日本側でも
竹田、森喜朗は犯罪性がないので捜査しない。

この仏人記者は、息子竹田が指摘するように、民度が低いのだろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/388.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
19. 2019年1月19日 12:20:13 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[666]
>>1

移民法の対象に朝鮮人が含まれてなかったから火病起こして「ネトウヨ」連呼かよ

暇だねぇ


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK256] 絶食4日目「『辺野古』県民投票の会」27歳代表に激励の嵐(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 2019年1月19日 12:21:23 : BXsddrrx0U : _pKgdrsSoLs[1]
うるま市民の一人です。私もとても
怒っています。ついついその市長の新聞の人相悪い顔写真にバツ印をつけてしまいました。とても恥ずかしいです。私達ができる事からやっていこうと思います。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/405.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
20. 2019年1月19日 12:21:28 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[667]
>>11
日本の海域内で北朝鮮と何していたのかが一番に気になるけどね


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK256] 「拡散願います!」と叫ぶ声!「拡散します」と私 <市民の口をふさぐ 安倍政権!!!> 赤かぶ
6. 2019年1月19日 12:24:22 : 3AOZz9E5Oo : L8t9uFFAutA[2]
これで憲法改正が無くなる理由を、枝野が解説。
憲法改正の国民投票も同じだから。


枝野「全県でやると県議会で決め、予算は県が補充するのにやらないということは、憲法改正の国民投票を自治体が拒否することも認めるのか」
https://mainichi.jp/articles/20190118/k00/00m/010/274000c?fm=mnm


つまり自民が沖縄でやったのと同じことを、どこかの自治体で国民投票不参加運動すればOK。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/426.html#c6

コメント [原発・フッ素50] 稀勢の里の被曝問題が、完全にスルーされていることは?(東海アマ)優勝して福島米1トンと福島県産食品を授与されてから不調 てんさい(い)
7. 2019年1月19日 12:25:53 : C8oORNNSOk : THgvhlKe4Xg[3]
てんさい氏>「とりわけ稀勢の里に注目してきた理由は、彼が汚染の激しい牛久市出身」

 稀勢の里の体見りゃあ分かるよ、放射能でボロボロになっちょるよ、体にハリがなく、筋肉が痩せ衰えちょるよ。加えて相撲界の惨憺たる現状、放射線廃棄物並みのくいもんを更に食わせる気かね。賞品に汚染食品食わせるたあ、止めるべきだ。賞品に出すつうんは、イヤガラセでねえかい。福島のもんは何ケンゲエておるんだい。自分たちは福島米は絶対に食わねえつうが、生きるためには売らねばなんねえ、その宣伝に相撲の賞品として出す、気持ち分からねえでもねえが、止めた方がええよ。福島の百姓には何の罪はねえ、ワリイんは盗電じゃが、相撲界をこれ以上巻き込まねえこった。まあ、放射能に汚染された東日本の飲食品のオッ恐ろしさを白日に曝したつう効用が、今回相撲騒動であったが、教訓をいかに生かすだ。
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/791.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
40. 2019年1月19日 12:28:08 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[5]
4氏は小沢が希望の党の創設に関与していない的なことを書いているが、オレはそうは思わない。
実際、板垣が言うように動いていたと思う。

ところが雌狐が欲につられて裏切った。
小沢は裏で動いていたので、何とか被害を受けることをかわしたが、前原はそうはいかない。
もしこのとき前原が改心していたとしたら、突っ走るところまで突っ走らざろうえなかった前原は被害者だよ。逆に可哀想だ。 小沢はその辺を見極めているはず。

橋下にしても、小沢には一目置いている。小沢にしたってその辺のクズより橋下を使役するのは、得策と考えてもおかしくはない。
多少クセがあっても、自分で状況を打開したいヤツを周りに置いときたいのは、優れた軍師や将官ならば当たり前のことだろう。
その手綱さえ小沢が握っていれば、いいのだから。 逆にその手綱を持てないのなら、小沢も終わりだよ。

この面子で事を進めるのは、案外面白いのではないかとオレは見ている。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c40

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
27. 2019年1月19日 12:36:23 : 32gaobLF6I : n57cn6vWo0E[799]
●それでも、4人に1人は安部那津男・自公政権支持とは、驚ろく!

高知県では、4人に1人が富裕層、創価学会、公務員のいずれかになるのか?
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK256] 「奥さんも、老人も働け」だけでは余りにも無策過ぎる!   赤かぶ
5. 2019年1月19日 12:37:05 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[668]
>>4

お前自身の紹介と状況をここでコメントしても惨めだと思わない?


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/399.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 官邸への忖度?厚労省の勤労統計調査「捏造」を指示したのは誰か  新恭(まぐまぐニュース) 赤かぶ
5. 2019年1月19日 12:38:19 : 3AOZz9E5Oo : L8t9uFFAutA[3]
枝野が言ってた、

立憲民主党の枝野幸男代表は14日、厚生労働省による毎月勤労統計の不適切調査に関し、組織的に行われていた可能性があるとして国会で責任を追及する考えを示した。「事実関係を国会ではっきりさせ、責任を負うべき人を明らかにさせたい」と、和歌山市で記者団に語った。
本来の全数調査に近づけるため、昨年1月分から改変ソフトを作成して統計上の補正処理を始めた時点で、厚労省内で問題が認識されていたはずだと指摘。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39990920U9A110C1PE8000/

「昨年1月」ってこれだったのか。

朝日新聞は“復元”のやり方について次のように報じている。
昨年1月調査分から、対外的な説明もないまま、抽出した事業所数を約3倍する補正が加えられるようになった。

黙って改変ソフトで改定してた。
悪質。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/415.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 竹田恒和氏贈賄疑惑…東京五輪ごり押し一味はみな“悪”じゃ 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 2019年1月19日 12:42:33 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[288]

古市はみんなが間抜けに見えるとバンキシャ!で言ったけど、

仲良くしていただいている安倍ゾウも間抜けに見えますか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/400.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] 自民党安倍政権と統一教会。いつ安倍晋三は「変節」したのか<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第2回> 赤かぶ
5. 2019年1月19日 12:43:16 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[669]
>>3

足を引っ張ってきた工作員ばかりじゃん

内政干渉の工作活動ばかりだから強制送還の対象にすべき

それでようやく安倍政権を批判できるというのに

何故か順序を逆にしたがる謎の在日勢力がいるんだから不思議だ


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/348.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
28. ソーカB層か[-115] g1yBW4NKgmGRd4Kp 2019年1月19日 12:48:05 : kxk7MnCbWU : S0swXCpT_BE[-3516]
>>26

政策の支持・不支持を問う世論調査なら、沖縄の、

普天間基地の辺野古移転への賛成・反対の県民投票

と同じですね。

違うのは、県民投票の場合には、公職選挙法の「罰則」があることだけ。

沖縄タイムズも、世論調査を2種類で実施してみては?

1.賛成・反対の2択

2.賛成・やむを得ない・どちらかというと反対・反対の4択

後者はコーメーが提案してデニーに拒否された案だけどね。

俺は、世論調査は信用しないけれど、

県民投票も

罰則があっても、やっぱり信用しない。

カネのかからない世論調査を沖縄タイムズに委託してはいかが、デニーさん!


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK256] 防衛省“辺野古の土砂”を良質石材の倍の高値で見積もり発注(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 2019年1月19日 12:49:19 : cQmDz87c2w : @P3oZfRxtkM[1]
>>6

この1社が自民議員関係だったら、その時点で自民党終了。
いやその可能性は高いだろう。
他業者が自民の地元ボス業者に遠慮して辞退したってとこだろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/408.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK256] 竹田恒和氏贈賄疑惑…東京五輪ごり押し一味はみな“悪”じゃ 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
7. 2019年1月19日 12:50:08 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[289]

滝沢クリステルなどは、恥さらし、

表に歩けないかも、

あのスポーツ選手の戦勝パレードは

ヒットラーの戦勝パレードにそっくり。止めたほうがいい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/400.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK256] 百田尚樹氏が怒りのツイート「立憲民主党は日本人の皮をかぶった韓国の政党」 :立憲民主がレーダー照射問題で何の見解も出さず 真相の道
57. 2019年1月19日 12:50:30 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[670]
気づいたらもう50越え

真相さんアンタすごいよ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/371.html#c57

コメント [政治・選挙・NHK256] 百田尚樹氏が怒りのツイート「立憲民主党は日本人の皮をかぶった韓国の政党」 :立憲民主がレーダー照射問題で何の見解も出さず 真相の道
58. 2019年1月19日 12:52:21 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[671]
>>45

じゃあ朝鮮人の内政干渉工作を辞めさせないといけないね

強制送還を指摘される前に祖国へ帰ってないんだから当然のことを言われてキレるのもおかしくないか?


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/371.html#c58

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
29. 2019年1月19日 12:52:51 : 32gaobLF6I : n57cn6vWo0E[800]
高知県の支持率26%と比べて不思議なのだが、共同通信や犬HKの調査では、いつも45%程度の支持率になっている。

ここまでひどい私物化政治等をやっている政権に対して、いったい、どんな細工をすれば45%なんて支持率が作りだせるのか、教えて欲しい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c29

コメント [カルト20] 嗚呼・ベン・ネタとマクと安倍は近く失脚する。しかしヒラ小泉竹中の失脚報道もまだない状況である。 ポスト米英時代
14. 2019年1月19日 12:52:59 : uINnrKgiZk : rtlbEVqReLs[5]
>4
読みやすいか読みにくいかじゃない。お前は書いてる内容がバカなんだよ。

支配層が自分にとって都合の悪いこを隠すことを日本の「もののあわれ」「幽玄」「秘すれば花」と類比的に語るヤツなんて、「高尚な(=自分のよくわかってない)」単語を並べ立てれば知的に見えると信じ込んでる背伸びした中学生と同じレベルのバカに決まってるだろ。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/239.html#c14

コメント [ペンネーム登録待ち板7] 指定校推薦入試の真相 (2) 魚住清彦
3. 管理人さん[2331] iseXnZBsgrOC8Q 2019年1月19日 12:57:22 : goJCZio63dQ[827]
投稿可能になりました。本番投稿をお願いします

対応が大変遅れまして申し訳ありませんでした。

阿修羅掲示板を大活用してくださいませ。

http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/792.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
41. 2019年1月19日 12:57:37 : lendDUipR2 : bhkexvv8kRU[9]
枝野で政権を取れるのか!!

甘っちょろい 顔で 野党第一党としての(リーダーシップ)働きもないので、全然人気が出ない。2人区でも統一候補を立てられない。

橋下でも誰でもいいから 国民から支持される人物を引っこ抜くしかない。

枝野様な自称リベラルな人は地力がなく信用できない。

 



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c41

コメント [近代史02] 朝鮮進駐軍の非道を忘れるな 1 (さてはてメモ帳より) BRIAN ENO
4. 2019年1月19日 12:58:20 : GPPwi7XsIs : CaGAKkxcyjc[1]
 
 
 
●Re与党も野党も朝鮮人だった
http://www.asyura2.com/0601/senkyo26/msg/1032.html
 
 
 
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/532.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
42. 2019年1月19日 12:59:21 : uINnrKgiZk : rtlbEVqReLs[6]
>40完全にコントロールされた不正選挙の出す数字は現実の投票数には縛られないが、過去に自らが出した数字に縛られる。

擬似民主主義は偽の民意で選挙結果を出して本物の民意と誤認させ国民に責を負わせることを目的とするのだから、それを現実のものとする者の「分析」に耐える数字を出さなくてはならない。理由なく与野党の得票率が乱高下しては誰も選挙の公正など信じなくなるだろう。だから不正選挙を主導する者(以下「業者」)は前回出した数字を「基礎票」と見なし票の増減に理由付けをするという制限のもと数を決めなくてはならない。

私はredditに来た当初から、控えめに言っても不正選挙を強く疑っていた。選挙結果は民意によらずコントロールされていると感じていた。その私がなぜ野党共闘を応援したかというと、上記のような制限が「業者」にあると思ったからである。つまり「全選挙区で一対一の構図を作り」「比例の名簿を野党で統一し」「国民の与党への批判が統制報道でも隠し切れなくなった状況」がそろえば、不正選挙状況下でもあわよくば政権交代、最低でも三分の一を取り返せる結果を「業者」が出さざるを得ないことになると思ったからである。

実際、そういう状況は去年に訪れていた。2016年の東京都知事選は与党側が分裂選挙(小池と増田)になり、野党側は統一候補を出せた(鳥越)。直近にあった参院選の得票数を考えれば、負けるはずのない選挙であった。ああいう状況を全国の選挙区でつくるのが「野党共闘」であり、小沢一郎が口を酸っぱくして推進した「小沢戦略」である。

そしてもちろん、小沢は不正選挙のことも知っているはずだ。

小沢が公示直前に「未来の党」を立ち上げた2012年、選挙後に多数の不正選挙裁判が起こされた。あまりにも多くの疑問票(同じ筆跡の票)が出たからだ。これは小沢が公示直前に新党を立ち上げた理由が「偽票づくりの妨害」であったことを強く示唆している。また小沢が統一比例名簿(オリーブの木)にこだわるのも、自分の党の票だけが削られていることを承知しているからだろう。小沢は不正選挙に対応しようといろいろ工夫してきた形跡が読み取れる。

そもそも、不正選挙のことを知っている政治家は小沢以外でも少なくないと思われる。たとえば前述の2016年東京都知事選。野党が絶対負けないはずの陣容であったが、結果は小池の圧勝になっている。民進党の4割、共産党の一、二割が小池に投票したとされたからだ。造反の理由は「鳥越の強姦疑惑」。何年も前の強姦疑惑が文春に取り上げられ連日メディアを騒がし、その結果票を逃がしたのだという。もちろん大嘘である。この選挙の主要候補の地域ごと得票率は他の年の都知事選のそれと一致することが確かめられているし、孫崎氏がアメリカ大使館周辺の人物が「次はユリコね」と言っていたことも暴露した。不正選挙によるものだ。

問題は、この不正選挙の筋書きが野党の候補が鳥越でないと書けない性質のものだったということだ。そして鳥越を選んだのは、野党の方なのである。

当初、野党候補として都知事選に意欲を見せていたのは宇都宮健児氏だった。ところが民進都連がそれに難色を示し、候補は鳥越に決められた。宇都宮氏へは市民連合界隈から嫌がらせがあったとも聞く。党首の岡田は投票日前日に辞意を表明した。そして基礎票の半数近くが奪われるというほとんどありえない結果にも誰も不正選挙を訴えることなく、反省もせず、かつその後も野党共闘を有効な戦術として推し続けた。どう考えても初めから負けるために鳥越を選んだとしか思えないではないか。

上記事例はいくつかのことを示唆している。

・「業者」は小池を勝たせるために野党に爆弾(スキャンダル)付きの候補を必要とした

・民進党は負けるための候補を選んだ

・その候補者選定の際に文春(CIAがネタ元と言われる)を含む「業者」と細部を詰めた

・市民連合は小池当選シナリオの一翼を演じた

つまり民進党の少なくとも幹部は不正選挙を知っているどころか、負けるための候補者選定に加担しさえしている。野党共闘を声高に叫ぶ団体もその手足となっている。

民進党幹部ごときが知っていることを、小沢が知らないわけないではないか。

(同時に「業者」が自分の出した数字に縛られていることも確認できる)

岡田は党首を辞する際「次のステップへ進む」とか何とか言っていた。その後起きたことは何かと言えば、小池へのあられもないラブコールと民進解体路線である。大きな選挙では東京都議選があったが、民進は多数の候補を小池ファーストに取られて公示の段階でもう負けていた。今回の衆院選も同じではないか?

つまり岡田の言う「新しいステップ」とは野党共闘のご破算と、民進党の解体だったのだろう。それは野党共闘を続けて安倍に負け続けることが状況的に不可能になってきたから、自公に負けるシナリオを書くことが不可能になってきたからこそ、選ばれた路線ではないか。

小沢はこの選挙でも愚直に野党共闘を進めていた。安倍は死に体、民進との合流も決まり、残る不確定要素は希望の党と維新のみとなった。あと少しで「不正選挙下でも政権交代が起きざるを得ない状況」を作り出すことが出来た。それを、前原と小池にひっくり返されたのである。

当初、「希望の党騒動は小沢が黒幕だ」とさかんに喧伝された。だが、小沢が長年作ろうとしてきた状況がもうすぐ出来上がりそうだったのに、小沢自身がそれをぶち壊すような真似をするはずがないではないか!

今、民進が分裂して、急速に55年体制のような政治勢力図になっている。保(自公)・保(希望)・革(立民・共)の三極で、どこからも小沢は排除されている。小沢が黒幕だとしたらこんな形になるはずがない。

この政治状況は小選挙区悪玉論(中選挙区制に戻せ)が「野党支持者」を中心に盛んに言われるようになったことと軌を一にしている。安倍が追い詰められてからなぜ政権交代の起こらない制度を「野党支持者」が望むのか、理由は明らかだろう。

今起きていることは小沢の目指した「政権交代のある民主主義」の完全根絶の流れだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c42

コメント [政治・選挙・NHK256] 百田尚樹氏が怒りのツイート「立憲民主党は日本人の皮をかぶった韓国の政党」 :立憲民主がレーダー照射問題で何の見解も出さず 真相の道
59. 2019年1月19日 12:59:51 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[672]
>>42

安倍の指揮がなくても韓国の悪事については良識あれば誰でも指摘しているよ

マスゴミがそういった国民の声を拾ってこないだけ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/371.html#c59

コメント [政治・選挙・NHK256] 能登半島沖、日本の排他的経済水域上空で起きへのリンクた、韓国海軍艦艇による、海上自衛隊哨戒機 (P−1)へのレーザー照射 怪傑
1. 怪傑[453] ifaMhg 2019年1月19日 13:04:50 : zxXJ4nWxhE : 4DS1GbQa51Q[23]
投稿タイトルの修正をいたします。

投稿タイトル中、

日本の排他的経済水域上空で起きへのリンクた、

は、間違いで

日本の排他的経済水域上空で起きた、

がホンモノの投稿タイトルでです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/431.html#c1

記事 [国際25] 国家安全保障局は犯罪組織だ(マスコミに載らない海外記事)
国家安全保障局は犯罪組織だ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-a28f.html
2019年1月19日 マスコミに載らない海外記事


2019年1月17日
Paul Craig Roberts

 アメリカの法律と憲法に違反して、アメリカ国民を無差別にスパイしている国家安全保障局NSAは、実際は「国家不安定局」だという証拠をエドワード・スノーデンが示す何年も前に、NSAスパイ・プログラムを設計開発したウィリアム・ビニーが、非合法で違憲のスパイ行為を明らかにしていた。NSAが、そのプログラムを、アメリカ国民をスパイするために使っていたので、ビニーは内部告発者に転じた。アメリカ議会が良く知っている通り、ビニーは、主張の正しさを説明するのに、NSA書類が必要だとは考えていなかった。ところが、もっともらしい否認ができなくなるので「議会は決して私に耳を傾けようとしなかった。それは彼らにとって本当に極めて重要なものだった。世界中の全員に対して、彼らに権力を与える、この大規模スパイ活動プログラムを継続できるようにするには、もっともらしく否認できる必要があったのだ。連邦議会議員さえ[議会の]他の人々に対して力を持っている。彼らは最高裁判所裁判官、連邦判事全員に対し、権力を持っている。それが、彼らがそれほど恐れている理由だ。彼らに関する全てのデータを、CIAや、様々な諜報機関が持っているがゆえに、皆が恐れているのだ。それが、シューマー上院議員が、数カ月前、トランプ大統領に、彼らがあらゆる手を使って攻撃してくるから、諜報界は攻めるべきでないと警告した理由だ。それは、J・エドガー・フーバーを超強化したような状態にあるのだ。それは議員全員と、世界中の全政府に対し、強力な影響力を持っているのだ。」

 内部告発を阻止するため、NSAは、職場の同僚について「何か見ろ、何か言え」と呼ばれるプログラムを使っている。それは東ドイツ秘密警察がしたことだ。それが、私が[NSA]を新しい東ドイツ秘密警察政府機関と呼んでいる理由だ。彼らは東ドイツ秘密警察と、KGBと、ゲシュタポと、SSから、あらゆるテクニックを手に入れている。彼らは我々が知っている限り、アメリカ国内で強暴になっていないだけで、国外については、全く別の話だ。」

 ビニーがマスコミに示すべき文書を持っていなかったので、この内部告発は、NSAにとって、ほとんど影響がなかった。これが、NSAが法律と憲法両方に違反しているのを証明する文書をスノードンが発表した理由だが、堕落したアメリカ・マスコミは、違反をしているNSAではなく、「反逆者」として、スノードンに非難の焦点を向けたのだ。

 内部告発者は連邦法により守られている。それなのに、堕落したアメリカ政府は、率直な意見を述べたかどで、ビニーを起訴しようとしたが、彼が機密文書を持ち出していなかったので、彼を訴訟することはできなかった。

 ビニーは、NSAの侵害はディック「ダース」チェイニーの責任だとしている。NSAによる法律と憲法の違反は実に極端なので、政府上層部で処理されたに違いないと彼は言う。
 ビニーは、スパイ組織網は、外国の敵に対してだけ作戦行動するはずだったと説明し、それほど普遍的スパイ行為に使うと、データでシステムに負荷がかかり過ぎ、システムが、多くのテロ活動を発見し損ねるという。http://www.informationclearinghouse.info/50932.htm

 どうやら、国家安全保障局は、テロ攻撃を防ぐ以上に、国内、国外で、国民と政府職員を恐喝できることが大切だと考えているようだ。

 アメリカ人にとって不幸なことに、やみくもに政府を信頼し、我々を奴隷にする乱用を許してしまう多数のアメリカ国民がいるのだ。科学技術における業績の大半は、人々を解放するのではなく、人々を奴隷にするのに役立っている。既に科学者やエンジニアには、それは知らないと言い張る口実はない。それでも、連中は自由を破壊する手段の構築を頑固に続けているのだ。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/01/17/74380/

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http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/262.html

コメント [政治・選挙・NHK256] 高知新聞の内閣支持率が26%、大新聞は常時40〜50%、この差は何なのか(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
5. 2019年1月19日 13:17:06 : seKrl2eXJf : kFHV1TGMX_g[2]
日本と言う国は、まともな世論が形成されないように意図的に仕組まれているから、民主的な政治なんて成立するわけないのです。
マスメディアは、広告が貰えないと経営が成り立たないから、必然的に悪徳なせんでん屋に牛耳られているもんな。

せめて公共放送だけはまともな報道をと願うが、公共放送も、悪徳せんでん屋に乗っ取られている感じにめちゃくちゃ思えるな。
視聴者から受信料を集めている公共放送が、視聴者国民を裏切って、恐れ多くも民間の会社と共同出資で“総合ビジョン”と言う会社をつくってしまう異常さは何なんだ!
そのことが広く国民に知れわたるとやばいと思ったのか、公共放送の子会社に吸収合併して、まさにロンダリングみたいやな。
悪徳せんでん屋を早く退治しねえと、日本は目茶苦茶になるでよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/413.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
16. 2019年1月19日 13:20:01 : G1r9eRRtwI : fNrm4oX3SBo[2]
安倍支持率26パァ!
26?どこからこの数字、もってきたんだ?
アベ26パァも!ないだろう。
「数字は嘘をつかない」と言ったrape犯山口との写メのコメンテーターがいたが、数字程、改竄できるものはない。

アメリカ様はトラおじさんが大揺れだし、アメリカが嫌いな共産国?(ファンダメンタルに言って厳密な共産主義国は今はない)ロシア、中国は特に3億〜以上の人口だし、経済的に力をつけてきているし、後は潰れる迄、利用価値があるのはJapanだけ。
しかし、ここまでアメリカの阿るしか出来なかった安部自公政権政策が、アメリカの長年に亘るとてつもない搾取にどんくさい日本人も少しずつ、気づき始めた。
〘これはヤバい!〙と気付き始めたスマートなアメリカは戦術を変えてきた。
民間人を抱き込むことを考え始めた。
出自が如何にも!という、白人より、上院下院、市会議員に様々な人種を当選させたのは世界に対するアピールではないだろうか。
流石!世界を席巻し、世界のポリスだ。
‟やらずぼったくり”の闇の金稼ぎ斡旋業をやっている公明党自民党が政権?をやっているようではアメリカ主導による徴兵は近いかもな?
創価等のガキは軍隊英語を勉強した方がいいな。頑張れ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
43. 2019年1月19日 13:20:56 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[6]
>>42
40の意見にアンカーを付けているのは、誤爆ですか?
40では一言も不正選挙について、言及してませんよ。

まあ、貴殿の主張する不正選挙は、間違いなくあったのでしょう。
しかしですね、過去に文句を言ってもそのとき落ちた議員が異議を述べなかったら、いまさら蒸し返してもどうしょうもならんでしょう。

これからはそういうことがないように、バカ国民どもの腐った脳みそを活動化させるとこしかないんじゃないですか?

て言うか、その長大なコメントは、このスレとは主旨が合ってないと思うのですが。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c43

コメント [原発・フッ素50] 稀勢の里の被曝問題が、完全にスルーされていることは?(東海アマ)優勝して福島米1トンと福島県産食品を授与されてから不調 てんさい(い)
8. 2019年1月19日 13:24:50 : rOuGXxFJJU : _X0xSrfYrbQ[3]

鶴竜が休場。稀勢の里は引退し、大関・栃ノ心も休場中。そして御嶽海も…

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000079-spnannex-spo



http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/791.html#c8

コメント [カルト20] シャン・地球号が紀伊半島掘削中、トカナ・安蘇は人工噴火。口永良部も同じ、地震サックスと噴火サックスである。 ポスト米英時代
8. はろー[1575] gs2C64Fb 2019年1月19日 13:30:49 : uFCT5UT0Y6 : Gxib1H9DNVQ[745]
>>7氏の
“たまごのきみ”さんの記事の出典は、ポニョさんblogです。
(チームポニョの「Q」担当さんがヨシオさんの体調のよい時に記事起こしするそうです)
食べ物の話をしよう❸ - サイババが帰って来るよ
https://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/dcc648f9e572315ecb7d641c6ab6c7c8
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/240.html#c8
コメント [戦争b22] 仏 マクロン大統領 シリアへの軍事的な関与継続を表明〜トランプ大統領の決定に強い懸念を示す/nhk 仁王像
2. 仁王像[2533] kG2JpJGc 2019年1月19日 13:33:34 : SK7aNF1oE6 : qTTnDCX3tsE[56]
 ♪泣いた泣いた こらえきれずに泣いたっけ
  政権と別れたその日から
  パリのカラスも嘲(わら)っていた
  一本ポプラの石の石像さんのよー
  街ぃはずれー
        (by マクロンちゃま)
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/512.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK256] 枝野代表 沖縄の県民投票「拒否した首長等を提訴し、損害賠償払わせるべきだ」「憲法改正、国民投票を自治体拒否も認めるのか」 赤かぶ
1. 2019年1月19日 13:35:03 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[7]

 やっと、枝野動いたか。
 その心意気やよし!
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/433.html#c1
コメント [原発・フッ素50] 英原発建設中断の日立、推進派・中西会長の警鐘  うまき
2. 2019年1月19日 13:41:38 : GskhFW0LOE : @x3qcPYwQKQ[1]
事業売却などで多くの人間を切り捨てた末に、こんな大損失をつくるんだから
救いようのない人間だ
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/789.html#c2
コメント [原発・フッ素50] 稀勢の里の被曝問題が、完全にスルーされていることは?(東海アマ)優勝して福島米1トンと福島県産食品を授与されてから不調 てんさい(い)
9. 2019年1月19日 13:42:53 : GskhFW0LOE : @x3qcPYwQKQ[2]
大相撲上位陣の身体がボロボロになってるのは否定しようの無い事実だからなあ
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/791.html#c9
記事 [カルト20] シャン・ルイ赤龍ベン・イエベはソロスのデモ詐欺とは別、IMFはブリックスが引き継ぎ、AIとは植物に類似。だそうである。
イエベにバックがいてもよく、それがソロスサックスによる偽デモでなければいい訳だが、目玉ピラミッドへの怒りが源泉という事はそう考えてよさそうである。
IMFサックスは国連サックス自体がお取り潰しなり鬼畜米英サックスから中国支配なりになる訳であるから、その機関が居抜きでブリックスに引き継がれても当然である。
人工知能をどう見るかだが、銀杏の木のように考えれば良さそうで、掃いても掃いてもきりがない落ち葉ありーの、うんこのように臭い実の落下ありーの、ぎんなんのような珍味ありーので、偽ユダヤは悪用しようとするが、連中より天文学的に頭がいいのだから遊ばれるのがオチで、我々も満員電車に揺られて椅子に座りにいくだけの馬鹿でもできる仕事奪われたらどうしようとかいたずらに恐れるのではなく、ぎんなんごっつぁんですみたいに偉大なる知恵を拝借するのび太みたいなスタンスで恩恵に浴せばいい訳で、元々人間など鼻くそみたいな存在で、タイマン張ろうと考える事自体が愚かで、身の程知らずはアベロンに任せておけばいいのである。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/241.html
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府として引き続き原発輸出を推進!   赤かぶ
15. 2019年1月19日 13:45:20 : GskhFW0LOE : @x3qcPYwQKQ[3]
ディスプレイ、HDD事業など多くの人間を切り捨てて
搾り出した金を今回ので吹っ飛ばしたからな
日立は被害者というより自業自得だよ
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/416.html#c15
コメント [原発・フッ素50] 日立:英原発建設計画を凍結、今期に3000億円の減損損失を計上へ  うまき
4. 2019年1月19日 13:47:04 : GskhFW0LOE : @x3qcPYwQKQ[4]
3000億どころじゃないだろ
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/788.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
44. 2019年1月19日 13:47:44 : uINnrKgiZk : rtlbEVqReLs[7]
>43
改行は入れ忘れたが、誤記ではないよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c44
記事 [国際25] ヨーロッパは「ガラパゴス化」したのか? 正念場を迎えるEU〜J・アタリ「統合か分裂か。私たちはいま分岐点に立っている…」
移民反対を訴える ハンガリー オルバン首相(去年4月)

ヨーロッパは「ガラパゴス化」したのか? 正念場を迎えるEU/nhk
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190108/k10011770301000.html

「EU=ヨーロッパ連合は『ガラパゴス化』してしまった」
EUについて、そんな分析も見られるようになりました。
統合を維持できるのか?「正念場」を迎えるEUの2019年を展望します。(ヨーロッパ総局長 高尾潤)

ヨーロッパはガラパゴス化したのか?
「『欧州合衆国』という考えが、過去50年間で最も心に響かないものになった。EUの政治モデルは称賛に値するが、あまりにも深化しすぎて独特なものとなり、日本の携帯電話のように『ガラパゴス化』してしまった」

ブルガリアの政治学者イワン・クラステフ氏は、その著書「アフター・ヨーロッパ」で、ヨーロッパの現状についてこのように分析します。

かつての日本の携帯電話のように、みずからの「理想」を追求するあまり、EUは普遍性を失ってしまったというのです。

最後の砦、ヨーロッパ
2019年は、ベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終わってから30年の節目です。この間、ヨーロッパは、EC・欧州共同体からEUとなり、加盟国も28か国まで拡大しました。

しかし、ことし3月、EUはその歴史上初めて、加盟国の減少を経験します。大国イギリスの離脱です。

トランプ大統領
一方、世界に目を転じれば、この間、中国が台頭、ロシアの復活、そしてアメリカでは、自国第一主義のトランプ政権が誕生しました。こうした中で、自由民主主義と自由貿易の「最後の砦」とも言われるEUもいま大きく揺らいでいます。

日本とEUが経済連携協定に署名(去年7月)
折しも日本とEUのEPA=経済連携協定が、ことし2月に発効します。世界貿易の37%を占める、巨大自由貿易圏の誕生です。

保護主義が吹き荒れる中で、日本とEUがどのように経済連携を強めていけるのか。共通の価値観を標ぼうしてきた日本も重大な影響を受けることになります。

激怒が支配する社
 ジャック・アタリ氏「統合か分裂か。私たちはいま分岐点に立っている。市場がグローバル化する一方、政治はグローバル化しておらず、政治エリートは無力化しなすすべがない。国単位で事態をコントロールなどできないからだ。中産階級はますます貧しくなり、憤慨している。高まる怒りが暴力、政治的挑戦、政権交代をもたらし、革命へと近づきつつある。これは世界的な現象だ」


フランスの国際経済学者ジャック・アタリ氏はこのように述べ、世界の現状を「激怒が支配する社会」と表現します。

グローバル化する市場に対して、政治はローカルなままにとどまり、人々の不満に応えられない。貧困化する中産階級の怒りが爆発し、各地で反乱を起こしている。

事情や現象は異なるものの、私たちの世界がいまおしなべて抱える問題だと指摘します。

離脱を選んだイギリスの迷走
3年前の国民投票でEUからの離脱を決めたイギリスの選択は、世界を驚かせましたが、もともとイギリス人は『欧州合衆国』という統合の概念に、夢をかき立てられることはありませんでした。

2度の世界大戦でも独裁と占領の被害を免れたイギリスでは、主権の制限を求めるEUに、違和感を持つ人が少なくなかったのです。

イギリス メイ首相(去年11月)
ただ、そのイギリスはいまも、離脱後の国家像を描けず、「合意なき離脱」の危機が迫っています。

ヨーロッパの一員にとどまるべきだとする残留派と、EUから主権を回復し国家のアイデンティティーを取り戻すべきだとする離脱派。国家の在り方をめぐる双方の対立はむしろ深まり、出口の見えない状況に陥っています。

4年前、ヨーロッパを襲った難民危機は、アメリカにとっての911・同時多発テロ事件と同じように革命的な影響をヨーロッパに与えたという指摘があります。

人権尊重の立場から受け入れに寛容なEUの政治エリートと、異なる宗教や価値観を持つ大量の難民の流入に抵抗を感じた市民との間に深い亀裂が広がったのです。

こうして極右や大衆に迎合する勢力が反難民や反EUを主張し、勢力を拡大しています。

正念場を迎えるEU
ことし5月のヨーロッパ議会選挙で、統合を支持する勢力が多数を維持するのか、それともEUに懐疑的な勢力が躍進するのか。EUはその将来を決める正念場を迎えることになります。ヨーロッパ議会選挙に向けた情勢を展望します。

▽独仏の動揺
ヨーロッパ統合のけん引役となってきたドイツとフランス。グローバル化の中で、統合の強化こそヨーロッパの平和と繁栄を維持する唯一の道だと主張するメルケル首相とマクロン大統領ですが、去年ともに怒れる市民の不満の矢面に立たされました。

メルケル首相は18年間にわたって務めてきた中道右派「キリスト教民主同盟」の党首の辞任に追い込まれました。

「黄色いベスト」集団の抗議行動(パリ)
マクロン大統領も「黄色いベスト」集団の激しい抗議行動を受けて、みずから推進してきた改革の後退を余儀なくされました。5月の選挙では、この両首脳がどこまで勢力を巻き返せるか。ヨーロッパ統合に向けて最大の鍵となります。

▽台風の目 イタリア
イタリアでは、去年3月の議会選挙を受けて、新興政党「五つ星運動」と右派政党「同盟」が連立政権をつくりました。ともにEUに懐疑的な両党による政権の樹立は、EUにとって最悪のシナリオとして衝撃が走りました。

イタリア サルビーニ副首相兼内相
副首相兼内相に就任した「同盟」党首のサルビーニ氏は、地中海から船でイタリア南部にたどりついた難民や移民を追い返すなど、移民問題でEUの方針に反する強硬な姿勢をとり続けています。こうした政策が現状に不満を抱く国民からの支持を得て、今やイタリアの実質的な指導者と言われるようになっています。

5月のヨーロッパ議会選挙に向けて、周辺国のEU懐疑派との連携を強化し、台風の目になろうとしています。

▽中東欧の離反
15年前、中東欧諸国は、悲願のEU加盟を果たし、共産圏からヨーロッパへの「復帰」に歓喜しました。しかし、その後も西側の主要メンバーとの格差がいっこうに縮まらないことに人々の不満が広がっています。期待が大きかっただけに、厳しい現実がEUへの強い失望となって現れてきているのです。

移民反対を訴える ハンガリー オルバン首相(去年4月)
ハンガリーやポーランドの右派政権は、移民や難民の受け入れを迫るEUへの批判を強めることでナショナリズムをあおり、支持を拡大しています。報道の自由や司法権の独立を脅かしかねない強権的な政策に対して、EUはその基本理念を揺るがすものだとして危機感を強めています。

しかし5月の選挙でも、こうした右派勢力が躍進する勢いを見せています。

リベラルデモクラシーと自由貿易のいわば究極の形として、各国の主権を制限し統合を進めてきたEUの挑戦は、ポスト・モダンの壮大な実験と言われてきました。

平和と繁栄、そして人権尊重を掲げるEUは、世界の多くの人々の憧れの存在でした。だからこそ、多くの難民や移民が押し寄せてきたのです。

しかし、いま激怒が支配する社会で、EUは「ガラパゴス化」を避けられるか、正念場を迎えています。5月のヨーロッパ選挙の結果によっては、統合の速度を緩め、主権の一部を各国に返上するような軌道修正を迫られることになるかもしれません。

戦後74年、平和を維持してきたヨーロッパが危機を乗り切ることができるのか。日本にとっても重要な意味を持つことになります。
http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/263.html

コメント [政治・選挙・NHK256] トランプに軽視され行きづまる安倍外交の断末魔と株式市場の大ガラの到来が近い 浦島
2. 2019年1月19日 14:04:39 : RgzvCTPQ3c : rrWje87NB@c[135]
>>1
そのげーむは、「テロか事故か飛行機は謎の空中爆発をとげた」みたいな事態になりそうで怖いですな。

いろんな意味で。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/427.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 沖縄5市不参加に石川県の主婦がFBで呼びかけた!   赤かぶ
1. 日高見連邦共和国[11914] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 14:05:36 : b2UmFY59jg : 5CmiJ8fkgSI[33]
すばらっ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/432.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
21. 2019年1月19日 14:06:27 : XzWHWmSb66 : VVzjLQLFNJw[1]

瀬取りに決まっとる^^

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c21
コメント [政治・選挙・NHK256] 立憲民主党幹部が保守層にアピール…伊勢神宮集団参拝の愚 ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
77. 地下爺[4541] km6Jupbq 2019年1月19日 14:08:39 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[368]
  政教分離と言う概念の理解を進めるために、色々ネットで調べてみました。

 「池田大作 政教分離」で検索すると下記のような情報がみつかりました。

 他にも色々情報が出てきますが、「政教分離」が カルト勢力を 察知し

 それを 政権から排除(←使いたくない言葉ですが)する仕組みにする

 必要があるとの思いを新たにしました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆よくあるご質問 | 公明党
 https://www.komei.or.jp/faq/
 Q:公明党と創価学会の関係は?政教一致じゃないの?
 A:公明党は、1964年11月17日に、池田大作創価学会会長(当時)の
  発意によって結成された政党です。以来、創価学会の仏法の理念に
  基づき、「個人の幸福と社会の繁栄が一致する、大衆福祉の実現」
 「人間性の尊重を基調とした民主主義をつくり、大衆とともに前進する
  大衆政党の建設」を目指してきました。ただし、創価学会と公明党と
  の関係は、あくまでも支持団体と支持を受ける政党という関係であり、
 「あらゆる階層のいっさいの民衆を包含しうる大衆政党」であると綱領にも
  明記している通り、公明党は国民全体に奉仕する国民政党です。

◆政教分離を考える会
 http://sk-bunri.jp
>「私は、日本の国主であり、大統領であり、精神界の王者であり、
  思想文化一切の指導者。最高権力者である」
 (池田大作・その思想と生き方)
 「本当は、全体主義は一番理想の形態だ。」
 (第6回社長会での池田大作氏発言・昭和47年6月15日)
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
        ↑
   相手によって発言内容が違うということですね!!

◆2007年6月4日(月)「しんぶん赤旗」
 ここが知りたい特集 「政教一体」を考える
 公明党と創価学会
「政教一体」で「悪政戦犯」の役割
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-04/2007060425_01_0.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 学会の人だからと言って、差別したり・区別しろということではありません。

 私も「池田大作 名言100選」を読んだことがありますが、内容的には

 道徳の教科書にして良いと思うくらいの内容でした、それが

 「私は、日本の国主であり、大統領であり、精神界の王者であり、
  思想文化一切の指導者。 最高権力者である」ですよ。

 この 2枚舌め て感じですね。


 つまり 道徳の教科書の面を信じている人が たぶん 多いのでしょう。

 善良な人を 騙し利用する やつを どうにかしないといけないということだと

 思います。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/340.html#c77

コメント [政治・選挙・NHK256] 霞が関を壊したのは誰だ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
1. 日高見連邦共和国[11915] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 14:08:41 : b2UmFY59jg : 5CmiJ8fkgSI[34]
霞が関を壊したのは誰か?

一義的には、小泉=安倍に連なる清和会政権。

二義的には自民党とそれを支えた社会党、公明党。

三義的にはそれを許した“国民”となる・・・。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/430.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 枝野が沖縄5市長の提訴、安倍トモの閣僚の国会招致を提案〜野党は森友再調査で、真相に迫る(日本がアブナイ!) 笑坊
1. 日高見連邦共和国[11916] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 14:10:22 : b2UmFY59jg : 5CmiJ8fkgSI[35]
攻め手には事欠かない。国会が楽しみだ。それとも自暴自棄の冒頭解散か?(笑)

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/429.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
30. 2019年1月19日 14:13:44 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[462]
保守王国で26%それでも高すぎる。本来は1割前後あればよい方、安倍政権や安倍がしてきたことを6年間ざっと考えても何一つ国民にとって良い事は無い、支持など下がることはあっても上がる要素は全くない。各地域には自民党系議員や人間もいるからその権力で世論調査も多少アップできる。NHKの43%2ポイントアップにはそこまで捏造するか、という感じしかない。あり得ない数字だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK256] 広島の1300倍、中国の核実験場にされたウイグルの悲劇! :国際板リンク  赤かぶ
15. 日高見連邦共和国[11917] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 14:13:56 : b2UmFY59jg : 5CmiJ8fkgSI[36]
わりぃな、うんこ蠅。消されたコメントは読めん。(笑)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/386.html#c15
コメント [経世済民130] <テレビ東京・スクープ!>ルノーが日産に送った書簡を入手 日産の内部調査に強い批判 「日産とルノーの戦争が始まる」 赤かぶ
13. 2019年1月19日 14:13:58 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[8]
>>12

そこなのよ。その恩義を返さず、ルノーが日産を併合吸収しているのが悪いと騒ぐ連中は、本当に恩知らずの連中ばかりなのだろうね。

もちろんオレも、日産がルノーに併合吸収っていうのを望んではいないさ。
でもね、その当時ゴーンの采配とルノーの資金がなければ、ルノーによる合併はなかったかもしれないが、他自動車業者による合併や子会社化、もしくは倒産することは非常に高かったのではないか?

本当に恩知らずだよ。武士の国の有り様ではない。
醜く生き恥を晒すようなら、パッと散るほうが後顧の憂いもなく、日産の所為で日本が他国からバカにされることもなかっただろう。
 
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/630.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK256] 小池都知事「築地守る」の公約違反 跡地にカジノ誘致構想(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 2019年1月19日 14:20:58 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1308]

「賞味期限切れの政冶家」『小池ゆり子』&『安倍晋三』−−−日和見の双璧
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/425.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] 防衛省“辺野古の土砂”を良質石材の倍の高値で見積もり発注(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 2019年1月19日 14:21:04 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[137]
警備費も1人1日10万円以上になっている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/408.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK256] 能登半島沖、日本の排他的経済水域上空で起きへのリンクた、韓国海軍艦艇による、海上自衛隊哨戒機 (P−1)へのレーザー照射 怪傑
2. 2019年1月19日 14:25:01 : Xv3tgOxQqQ : _z_TOA2qLcQ[2]
1氏

⇒《タイトルでです。》
訂正文で間違えると、恥の上塗りになりますので気を付けましょう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/431.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 二月の米朝首脳会談に何が期待出来るのか。(日々雑感) 笑坊
1. 2019年1月19日 14:25:32 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[138]
日々雑感は自分は正常だと思っているらしいが決してそうではない。情報の信偽を考える脳力すらない。

ネトウヨ記事に簡単に騙されるレベル。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/428.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 立憲民主党幹部が保守層にアピール…伊勢神宮集団参拝の愚 ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
78. 未来のTOW[420] lqKXiILMVE9X 2019年1月19日 14:25:34 : 3VPCQ4QLzQ : qXMqZwllw4I[13]

>>74
は?なんで靖国神社が排除されなければならないの?
”排除されるべきは靖国神社(国家神道)だけ”だって。あんた、マジで差別意識まるだしだな。

せっかくだから、あんたらが大好きな憲法条文を持ち出してやるよ。
「憲法14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」

靖国神社が国家神道を唱えようが、別に宗教法人がどういう考えをもつかは自由じゃないか。
憲法は思想信条の自由も保障しているのに、思想が気に食わないから”排除”するのかね?
憲法守る気があるのかね?差別意識丸出しの憲法違反左翼さんよ。(笑)

この国では、どのような考えをしても自由だ。あんたらが愛してやまない憲法がそれを保障している。
国家転覆を唱えた新左翼、麻原彰晃を師とあおぐ宗教団体。すべて憲法の自由原則のもとにある。

靖国神社の考えが気に食わなかろうが、それを排除しようとかほざくのはただの差別主義者でしかない。これを憲法無視と言わずしてなんと言う?
あんたらは、「思想統制」がお好きなのかね?(笑)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/340.html#c78

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
31. 国難に鉄槌を[20] jZGT74LJk1OSxoLw 2019年1月19日 14:25:46 : NWiQuQN0hc : 6[74]
3倍しているんだな!
忖度新聞だから。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c31
コメント [政治・選挙・NHK256] 箍の外れた中央官庁。その責任を誰がとるのか。(日々雑感) 笑坊
4. 2019年1月19日 14:26:11 : mA1Ih9rro6 : Xf0itTDu8is[-109]

いや^^

もう=そうなってるから^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/394.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK256] 箍の外れた中央官庁。その責任を誰がとるのか。(日々雑感) 笑坊
5. 2019年1月19日 14:27:29 : mA1Ih9rro6 : Xf0itTDu8is[-108]

太田理財局長が=ポロッと国会答弁してしまったけどね^^

公文書って=100%電子保存されとります^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/394.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射問題 対立煽る官邸、囃し立てる大マスコミ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 2019年1月19日 14:28:33 : iLdOm0Otv2 : SBNR6fmFBLo[2]
岩屋毅防衛相の12月18日の記者会見「護衛艦いずも」の空母化改修発言をかき消すのにグットタイミングで敢えて発表したんだろう。
もしや意図的に近づいたのかな?
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/224.html

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/412.html#c3
コメント [原発・フッ素50] 海南発電所 3月末で廃止へ (NHK 関西 NEWS WEB)  魑魅魍魎男
1. 2019年1月19日 14:29:01 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[139]
電気は余りまくり。オール電化の必死の宣伝。
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/783.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府として引き続き原発輸出を推進!   赤かぶ
16. 2019年1月19日 14:29:02 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1309]

「原発要らない」−−−イギリス、トルコ、アメリカ、世界の趨勢。

その中で『原発輸出推進の安倍政権』

原発企業、銀行への『リップサービス』
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/416.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK256] 箍の外れた中央官庁。その責任を誰がとるのか。(日々雑感) 笑坊
6. 2019年1月19日 14:29:04 : mA1Ih9rro6 : Xf0itTDu8is[-107]

だから^^

モリカケ問題で=公文書捨てました←との政府答弁は=すべて出鱈目だし^^

野党の=発見しました←という公文書も=すべて出鱈目^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/394.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] <テレビ東京・独自!>22日に予定の日露首脳会談 ロシア側が安倍総理同行の民間企業トップの参加を拒否 領土交渉難航か  赤かぶ
20. 2019年1月19日 14:29:54 : lZFYuIyxa6 : tJhvS7ivnQE[5]
久々のおじゃまくん登場
デタラメな強がりは相変わらず
まるでアヘ一味な感じwww
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/378.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK256] 箍の外れた中央官庁。その責任を誰がとるのか。(日々雑感) 笑坊
7. 2019年1月19日 14:31:33 : mA1Ih9rro6 : Xf0itTDu8is[-106]

すべて=台本通りなんですよ^^

与党も^^

野党も^^

官僚も^^

マスコミも^^

誰一人=知らない者は=無い^^

野党が=公開した公文書が=偽物だと知ってるし^^

財務官僚が=捨てましたと答えたのも嘘だと知ってる^^

ぜ〜んぶ=嘘^^

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/394.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK256] 枝野代表 沖縄の県民投票「拒否した首長等を提訴し、損害賠償払わせるべきだ」「憲法改正、国民投票を自治体拒否も認めるのか」 赤かぶ
2. 戦争とはこういう物[3006] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2019年1月19日 14:33:31 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1650]
ようやく「国民投票拒否」に繋がる事が報じられ始めた。

市民の不参加市の提訴は既に始まっている。
■宜野湾市民 辺野古県民投票不参加の市を投票権侵害で提訴(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/327.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 1 月 16 日 16:35:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/433.html#c2

コメント [経世済民130] “賃貸vs持ち家”ついに決着?新世代の「新常識」とは(週刊ダイヤモンド) 赤かぶ
1. 2019年1月19日 14:34:27 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[9]
【糞記事】

>27歳の西優史さん(中略)の家賃はなんと22万円

1000万人いるといわれる、派遣やパートで10数万の手取りの人とは、全くかけ離れた金額。
 

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/631.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] <この思い上がった暴言は、安倍政権の命取りになる!>菅官房長官の「全力」発言は即刻内閣総辞職ものだ  天木直人  赤かぶ
1. 赤かぶ[3076] kNSCqYLU 2019年1月19日 14:34:38 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1542]















http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/434.html#c1
コメント [経世済民79] 竹中平蔵 「正社員は解雇が困難だから企業に負担かかる。だから首切り自由化する」(2ch) 会員番号4153番
111. 2019年1月19日 14:35:10 : Doy7Rj6qNg : h_FbcqJBS74[1]
正社員制度絶対粉砕。
派遣や非正規を積極拡大。
左翼労組打倒
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/341.html#c111
コメント [政治・選挙・NHK256] 辺野古 新基地県民投票 自民本部幹部が妨害工作/安倍自民 なりふり構わず県民投票つぶし(しんぶん赤旗・日曜版) gataro
3. 2019年1月19日 14:36:44 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1310]

木村草太氏の意見に賛成。

県民の権利を奪う自民党。

県民投票反対の自治体は県民に賠償せよ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/410.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍官邸“大号令”か 厚労省「実質賃金上昇率」水増し工作(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 2019年1月19日 14:36:55 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[463]
安倍政権は今迄も平気で公文書改竄、捏造、隠蔽、破棄、嘘これの繰り返しで国民は安倍の嘘にはもう怖いほどならされてきた。労働統計のいい加減さは政治家の堕落そのもの、安倍政権が何をしても責任を取らず、国会で平気で嘘を言う姿をずっと見てきた官僚はその無責任体質を受け継いできた。政治家が立派で官僚を上手く使いこなしていた時代とは程遠い。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/402.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
45. 2019年1月19日 14:40:47 : xk8RhRwJrV : xg9iACF_eJk[-1782]
アベと同様に(諸悪)なことは=間違いなく^^

何でも=分裂病でスグ発作を起こす糞蠅=鬱陶しい、目障りというのは^^

まあ=当たってる^^

バカウヨで狂ってる糞蠅なんて=掲示板に不用^^

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c45

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣の支持率は26%! 土佐の高知の「真実」!  赤かぶ
32. 2019年1月19日 14:44:00 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[290]
ところが、

NHKが「反日」だと言って譲らない、金美レイ。


反日スタジオに安倍を招くか??
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/397.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
32. 2019年1月19日 14:44:41 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[464]
その時の総理の中曽根氏もその時の事はきっとあの世に行っても言わないだろう。何故墜落した飛行機を10数時間も発見できなかったかも訳がある。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c32
コメント [政治・選挙・NHK256] 立民「厚労省不適切調査を追及!」足立康史議員「不正を見抜けなかった民主党が見抜いた政府を追及する」:自浄力ゼロの立憲民主 真相の道
1. バカは相手にしたくない[14] g2@DSoLNkYqO6ILJgrWCvYKtgsiCog 2019年1月19日 14:46:17 : jc2S5oNgkc : h4A@@QBEYSE[1]
見抜けなかったのは確かだが、
それと現政権の問題追及の資格が有る無しは別問題。

話のすり替えを一生懸命行う、
政権擁護ありきの話はもうたくさん。

民主党政権担当時にできなかった、というなら
現在の山積する問題は戦後長く与党だった自民党の責任。
民主党が民主党がと言うなら、
政権担当能力はもともと与党自民党にもない。

いい加減客観的に物事をみたらどうか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/435.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 立民「厚労省不適切調査を追及!」足立康史議員「不正を見抜けなかった民主党が見抜いた政府を追及する」:自浄力ゼロの立憲民主 真相の道
2. 日高見連邦共和国[11918] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 14:50:18 : b2UmFY59jg : 5CmiJ8fkgSI[37]
はあ?今回の不正を発見したのは『政府』ではなく、一介の学者のさんだが?

誰あろう、昨日の、犬HKのラジオで、その辺の経緯を詳細に解説してたぜ?

まったく、バカ(投稿主)は相手にしたくないが。(笑)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/435.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
22. 2019年1月19日 14:50:21 : xk8RhRwJrV : xg9iACF_eJk[-1784]
>>16、21

害虫発見^^

殺虫せよ^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK256] 立民「厚労省不適切調査を追及!」足立康史議員「不正を見抜けなかった民主党が見抜いた政府を追及する」:自浄力ゼロの立憲民主 真相の道
3. 真相の道[4373] kF6RioLMk7k 2019年1月19日 14:52:30 : lKEz1hlf2w : 2zbd@nB2O7U[947]
   
>>1
> 見抜けなかったのは確か  
     
    
その通りです。
  
事実として、

民主党政権では、厚労省の不適切調査を見抜けなかった。
  
自民党政権で厚労省の不適切調査を暴き、是正させることができた。
  
どちらに政権担当能力があるのかは明白ですね。
  
おまけに立憲民主党は自らの能力不足を反省することなく、政治利用しようとしている。
  
どの口が言うのか! ということです。
  
立憲民主党は、自らの無能さを反省、謝罪した上で、国会に臨むべきです。
  
   

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/435.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 立民「厚労省不適切調査を追及!」足立康史議員「不正を見抜けなかった民主党が見抜いた政府を追及する」:自浄力ゼロの立憲民主 真相の道
4. 2019年1月19日 14:52:46 : Vmgfmqp4Mo : tGyJDbwZ3p0[23]
安倍政権時に なぜか 不正が拡大したお陰で発覚したんですなぁ
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/435.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] 立民「厚労省不適切調査を追及!」足立康史議員「不正を見抜けなかった民主党が見抜いた政府を追及する」:自浄力ゼロの立憲民主 真相の道
5. 日高見連邦共和国[11919] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 14:52:53 : b2UmFY59jg : 5CmiJ8fkgSI[38]
そもそも、言ってるのが『足立バカよねェ〜』だもんな。(嘲笑)

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/435.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] 子供や孫世代は悲鳴を上げ、のたうち回るに違いない!  赤かぶ
11. 2019年1月19日 14:53:52 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[10]
4だが、結局阿修羅のジジババは自分のことだけで、1000まで閲覧者が増えるのも相当時間がかかりそうだな。

スレは、15まで伸びるかどうかも疑わしい。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/235.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK256] 立民「厚労省不適切調査を追及!」足立康史議員「不正を見抜けなかった民主党が見抜いた政府を追及する」:自浄力ゼロの立憲民主 真相の道
6. 日高見連邦共和国[11920] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年1月19日 14:54:25 : b2UmFY59jg : 5CmiJ8fkgSI[39]
>>03 うんこの道

で、今回の不正を発見したのは政府なの?誰なの?
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/435.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] 新たに浮かんだ新事実!NHK政権報道の「お手本」がこれ!   赤かぶ
3. 2019年1月19日 14:54:48 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[465]
NHKもすっかり電通の支配下になり、勿論電通の会長は成田豊とう朝鮮の帰化人、電通の社訓10箇条を読めばどんな会社か想像ができる。今やマスコミだけでなく財界にも手を伸ばし国を支配する有様、電通と深い関係の安倍総理は勿論、石原慎太郎やその一族自民党系議員には電通の恩恵に肖れマスコミにも叩かれない税金に集り持ちつ持たれつの深い関係だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/404.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した? 真相の道
23. 2019年1月19日 14:56:18 : xk8RhRwJrV : xg9iACF_eJk[-1783]
>それらへの答えがここの投稿記事には記載されています。
>本投稿記事をきちんと理解することです。

能無し芸無しで小遣い稼ぎの薄っぺらなバカウヨ=チンカスの道が^^

コピペ投稿で=何をエラそうに^^

とっとと逝けや、バカウヨ、糞ウヨが^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/393.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK256] 小池都知事「築地守る」の公約違反 跡地にカジノ誘致構想(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 2019年1月19日 14:56:21 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[581]
やっぱりね。何かあると思っていたが、カジノか。
こいつらクールジャパンの末路を見ればわかる通り何の才能も無い。
だから必ず公の資産を食い物にしようとする。
自力では稼げないから既にある財産に手をつけるのだ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/425.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK256] 首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[3077] kNSCqYLU 2019年1月19日 14:57:51 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1543]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/436.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2019年1月19日 14:58:12 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[582]
「安晋」とかいう冗談があるが、冗談で済まない
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/436.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK256] 首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[3078] kNSCqYLU 2019年1月19日 14:58:38 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1544]



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/436.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK256] 首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[3079] kNSCqYLU 2019年1月19日 15:00:05 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1545]






http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/436.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] 五輪招致贈賄疑惑 仏予審判事が注目する評価書の中身とは 立件に自信(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 2019年1月19日 15:00:28 : hHRyrQsPsY : C257NcSSuSY[320]
02さん、
>ゲンダイも含めメディアはこんな報告書があったことも、また中身が決定的にヤバイことも知っていたはずだ。

ゲンダイがここで暴露したから、「司法取引」をして罪一等減ずるに値するが、許しがたいのは他のマスゴミだ。私は、マスゴミのタレ流し報道ですっかり「第三者委員会」の弁護士なんて、カネまみれの不良弁護士なのだろうと思っていた。ところが、8人全員が低評価だったとは知らなかった。(尤も、ゲンダイも何段階の下から2番目だったのか書いていない) 如何にマスゴミの害悪が激しいものになっているか、改めて思い知った。

マスコミはゴーン事件は「ゴーン攻撃」に徹し、竹田事件では「竹田擁護」に徹している。

今日、毎日には「ゴーン前会長がオランダの「日産・三菱BV」から昨年、約782万ユーロ(約10億円)の不正報酬を得ていたことが判明した。」と書いているが、事実かどうか分からない。
事実かどうか分からないが、この新聞社(他も同様だが)は例のSWAP取引17億円の不正とか1470万ドルの不正送金とか、さんざんウソ八百を垂れ流しながら、1/8の大鶴FCCJ会見でそのウソがバレた後も、一切素知らぬ顔で謝罪一つしていない新聞社だ。陸山会の時と同じでとても、こんな「新事実」を信用するわけにはゆかない。

本来、弁護士がまともなら、大鶴は1/8にやったように、この「新事実」に対しても会見で反論するべきなのだが、それがないのは不可解だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/370.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 枝野代表 沖縄の県民投票「拒否した首長等を提訴し、損害賠償払わせるべきだ」「憲法改正、国民投票を自治体拒否も認めるのか」 赤かぶ
3. 2019年1月19日 15:00:53 : aIjrukObbg : 0l871mygoFE[204]
国民投票の是非を問う不参加は

当然ながら『憲法改正』にも

当然、悪影響がありますよね、

市民は『リコール運動』しないの?

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/433.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
46. 2019年1月19日 15:01:26 : c73RIDSIXk : fVy6vPF8dQM[11]
>>44

貴方の話の主旨は不正選挙であって、私のコメントに対する意見とは思われないのですが。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c46

コメント [政治・選挙・NHK256] 能登半島沖、日本の排他的経済水域上空で起きへのリンクた、韓国海軍艦艇による、海上自衛隊哨戒機 (P−1)へのレーザー照射 怪傑
3. 2019年1月19日 15:04:34 : cQmDz87c2w : @P3oZfRxtkM[2]
>日本の排他的経済水域(EEZ)内での遭難

日本が座標も公表せず、ただ一方的に「EEZ」と言ってるだけ。
韓国発表の位置では、韓国でもEEZ内。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本側の発表では「日本EEZ内」としていますが、発表された映像では隊員が座標位置をコールする音声は消されていて、テロップに「日本EEZ内」と出るだけです。
わざわざ座標を秘匿して「場所は内緒だが日本のEEZ内だ」と言っているわけですから、普通に考えてもぜんぜん説得力がなく、むしろEEZ外だったのでは?という疑念が深まるだけです。

完全に「暫定水域」です。(しかも韓国寄りの)
これに対して日本側はなにも反応していませんので、この地図に示された位置は間違っていないと思われます。
となると、日本側の「証拠映像」で、わざわざ座標を読み上げる音声を「ピー」音で消して「日本EEZ内」というキャプションを入れているのは、暫定水域であることを誤魔化すためだったということです。
暫定水域は、日本EEZであると同時に韓国EEZなのです。
https://booskanoriri.com/archives/3537
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/431.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 立民「厚労省不適切調査を追及!」足立康史議員「不正を見抜けなかった民主党が見抜いた政府を追及する」:自浄力ゼロの立憲民主 真相の道
7. 2019年1月19日 15:04:50 : A8jIhxgM56 : y49Vv1vWRxw[1]
遊んでもらいたいんだろうが。いつも通りに無視します。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/435.html#c7
コメント [カルト20] 嗚呼・ベン・ネタとマクと安倍は近く失脚する。しかしヒラ小泉竹中の失脚報道もまだない状況である。 ポスト米英時代
15. 2019年1月19日 15:05:54 : vr2ZNbJ2iE : PUzqMZhLCNw[28]
半角や絵文字に文句を付けくらいなら来なきゃいいのに。
ポスト様の隠喩と同様、そこに表現の妙味があるわけで。

この板以外のところが原因で感情的になる理由があるのかも
知れんが噛み付き方が馬鹿に見えるから損だと思うよ。
コメント氏に対してバカとかアホとか中傷する輩がいると
核心に近い情報があるなとこちらは有難いけどね。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/239.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
33. 2019年1月19日 15:06:36 : xk8RhRwJrV : xg9iACF_eJk[-1788]
分裂病でサイコパスの糞蠅が=今度は123便墜落ネタで発作起こして発狂中^^

いい加減=死んでくれればいいのに^^

発作起こして発狂中^^

発作起こして発狂中^^

発作起こして発狂中^^

発作起こして発狂中^^

発作起こして発狂中(^^)

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK256] 能登半島沖、日本の排他的経済水域上空で起きへのリンクた、韓国海軍艦艇による、海上自衛隊哨戒機 (P−1)へのレーザー照射 怪傑
4. 2019年1月19日 15:07:28 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[583]
今度はレーザーかよ。
サッカーの試合じゃあるまいし、それがどうした。
ま、近づかなければいい。

「排他的経済水域の上空」とは、つまりいかなる国も独占的な権利を有さない完全に公の空ということだ。何の意味も無い文言を、バカの誤解を期待して差し挟んでいる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/431.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
34. 2019年1月19日 15:10:35 : xk8RhRwJrV : xg9iACF_eJk[-1787]
天誅とやらは=そのうちテメーに下るさ^^

静かに往生するんだぞw^^

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
47. 2019年1月19日 15:11:21 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4016]

不正選挙だから=選挙は行っても無駄^^

それが言いたいだけの=>>42 ^^

普通=対策意見も無く=こんなコト喚かんだろ^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c47

コメント [政治・選挙・NHK256] ベトナム戦の枯葉剤が日本各地に埋められていた!  赤かぶ
8. 2019年1月19日 15:12:27 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[466]
ベトナムで使った枯葉剤は沖縄に埋められている、と聞いていた、しかし日本の各地それもいろいろな所に埋められているとは本当に驚きだ、アメリカ本国には持ち帰らず日本で処理させていたという事か、日本全国に原発を造ったのもアメリカのたくらみがある。それに乗って日本の土地を危険極まりない国にしてきた政治家と官僚は国民の健康と安全をずっと欺いてきた。50数か所に処理施設があるとはとても信じられない。だから今の沖縄の辺野古を平気で埋立てるような行為が出来るのだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/381.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
48. 2019年1月19日 15:13:24 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4015]

選挙は=不正なんです!^^

って^^

だから???^^

どうしろ???^^

って???^^

話よなあ^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c48

コメント [政治・選挙・NHK256] あまりに危険な橋下、小沢、前原の共闘。「野党分断工作」から目を離すな(適菜収)諸悪の根源は小沢一郎だと適菜収 完璧帰趙
49. 2019年1月19日 15:14:36 : yS5XGtozkA : mklQijw2vE4[-4014]

選挙は=不正なんです!^^

↑で、終わるんだったら^^

行く奴=アホやろ←で終了^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/392.html#c49

コメント [政治・選挙・NHK256] ボイスレコーダー音声「オールエンジン」の怪(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
35. 2019年1月19日 15:17:52 : 0rrIRThdas : CKrU10iVR0U[7]
確かに米軍による犯罪の可能性はある。
関連動画の音声を聞いたんだが。オレンジエアという声に特に意味はないように思える。
意味があるとしたら当時の航空関係者、機長なら誰でもわかる言葉だったはず。
そうでなければ付け加える言葉があったはず。

事件を隠ぺいしたのなら報道関係者朝日毎日読売NHKは共同正犯だと思う。

米軍にも日本にも何のメリットも無い事故。
だから可能性としてあるのは軍人による犯罪。
それを在日米軍司令官が隠ぺい指示したと考えられる。

911のように証拠が残ってないから断定は不能。

現時点での自分の判断は事故。

情報戦においては当時も今も自衛隊を潰そうと言う動きの方が強い。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/384.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK256] 籠池被告 昭恵夫人から「祝電いただいた」と新事実(日刊スポーツ) 赤かぶ
9. 2019年1月19日 15:21:09 : kAzH0jyCII : D1QjmtQl92s[22]
動画をご覧になりましたか?
アキエ夫人、谷氏だけでなく、晋三事務所の秘書もいらしていたそうですが。

他にも8点ほどメモをしましたが、新聞記事にもツィッターにも指摘なし。 

議員やマスコミによる追及がこれから始まるので、コメントは控えたほうがよいのでしょうか。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/391.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK256] 絶食4日目「『辺野古』県民投票の会」27歳代表に激励の嵐(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 2019年1月19日 15:25:41 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[467]
何故沖縄県民がもっと立ち上がらないのか、木村草太氏が言う様に憲法第14条の法の下の平等に反している。県民は投票する権利がある筈、宜野湾、宮古、沖縄、うるま、石垣の各市長は何故投票券まで奪うのか、あの中井真元知事の様に自民党の金に目がくらんだ人間なのか、自然は元に戻せない。沖縄の未来を考えたらとても辺野古に基地など作らせない筈だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/405.html#c9

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