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2019年12月01日08時50分 〜
記事 [経世済民133] 国家バラマキ主義日本 賞味期限切れの天ぷら株価 
国家バラマキ主義日本 賞味期限切れの天ぷら株価
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51978235.html
2019年12月01日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


誰もが知っている 
現在の日経平均株価もダウも おかしいと

本当のなぜか は誰も知らない
マスコミが政府が米国が ウソばっかいうからだ

ウソ 米中貿易摩擦が いい方向に向かっています
本当 株を上げ続けますから 日本が破綻するまで 早い者勝ちです

違いますか 世間のみなさん

***

実態は 中国の引力増大言い換えれば
米国=ハゲタカの引力低下を隠す為の
改ざん・隠蔽・黒塗りされた株価です

ハゲタカ引力低下の為 儲けられなくなった分
国庫や貧乏人からむしり取り
帳尻合わせをしています

天ぷらの中身が腐っているのです

***

国庫のカネを 安倍政権と仲間たちは好き勝手に
使っています

ハゲタカに援助し 機密費で アチコチに無音プレゼント
挙句の果ては ホテルオークラ竜宮城でどんちゃんさわぎ

日本国家が天ぷら株価にされてます
中身が腐ってます

日が経つほど ミイラ化してます
これが一番の国家機密なのです



http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/746.html

コメント [政治・選挙・NHK267] 単細胞ネトウヨ・ネトサポは野党の審議拒否を鬼の首でも取ったように非難(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
10. 2019年12月01日 08:53:07 : FdAGiN5Q9U : VXJDQnFmcks2eU0=[1]
ま、日本人の野党嫌いは事実だしな。
江戸時代から続く、「権力者様ありがたや〜、我らが権力者様の悪口を言う奴は許さん」
のDNAなんだろ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/717.html#c10
コメント [カルト23] ドン・簾ハゲの会見ノートの社名付き付箋。法政夜間でも官房長官ができるようになっている訳である。 ポスト米英時代
6. 2019年12月01日 08:53:22 : 3ah459lR8Q : MVZrS09HY0p4bVE=[179]
法政夜間だからできるといったほうがいい
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/517.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK267] 中曽根康弘元首相死去 101歳、「戦後政治の総決算」を掲げて国鉄民営化 行財政改革を推進  赤かぶ
63. 2019年12月01日 08:55:14 : uUT8krRpno : QlE4UjBQd1ltamM=[4]
アベは影武者どころか、クローンが何体もあると噂されるくらいだからね。

アベに関してはアベに都合のいいウソしか伝えないこの国のメディアが、
アベが暗殺されそうになったとき、「暗殺されそうになりました」
と報道するはずもない。

全く反論になりませんね。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/687.html#c63

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
5. マシマヒロト[809] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 08:57:13 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[5]


「 安保法制 」では、3万人規模の、デモ隊が、


4ヶ月にも、渡って、デモを起こしたのに、


「 日米FTA 」(元・TPP)に、関しては、


3万人どころか、デモが、300人も、集まらない。


そもそも、「 日米FTA 」の、デモが、あるのか。


あったとしても、人数と、回数的には、何回なんだ。( ここが、重要。)


けっきょく、一番、悪いのは、馬鹿・国民なのか。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK267] アベ擁護者の「さっぱりわからない」発言はこちらのセリフ それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
47. 地下爺[9340] km6Jupbq 2019年12月01日 08:58:56 : Ok06d86RxA : V3ByQ3RNVHdZY3c=[21]
わからない節 …添田唖蝉坊
https://www.youtube.com/watch?v=NrIWL19s0gA
新:https://www.youtube.com/watch?v=SNxTg7KYAvA

 ああわからない わからない 今の浮世は わからない
 文明開化と いふけれど うはべばかりぢゃ わからない

 瓦斯や電氣は 立派でも 蒸汽の力は 便利でも
 メツキ細工か 天ぷらか 見かけ倒しの 夏玉子

 人は不景氣 不景氣と なき言ばかりを 繰り返し
 年がら年中 火の車 廻してゐるのが わからない

 ああわからない わからない 義理も人情も わからない
 私慾にまなこが くらんだか どいつもこいつも わからない

 なんぼお金の 世ぢゃとても 赤の他人は いふもさら
 親や縁者の 間でも 金とひとこと 聞く時は

 忽ち惠比寿も 鬼となり くまたか眼を むき出して
 喧嘩口論 訴訟沙汰 これが開化か 文明か

 ああわからない わからない 耶蘇の坊主も わからない
 も食へない 人達に アーメンソーメン うんどんを

 食はせるならば よいけれど 聽かせるばかりで 何になる
 何も食はずに お前等の まづい説教が きかれよか

 ああわからない わからない ゐばる役人 わからない
 なぜにゐばるか わからない 只ムチャクチャに ゐばるのか

 役人ゐばれば 人民が 米搗きバッタを 見るやうに
 ヘイヘイハイハイ ピョコピョコと お辭儀するのが わからない

 ああわからない わからない 今のお医者は わからない
 仁術なんぞと いふけれど 本職おやめで たいこもち

 千代萩では あるまいし 竹に雀の 氣が知れん
 貧乏人を 見殺しに して居る心が わからない

 ああわからない わからない 辯護士なんぞも わからない
 おだてて訴訟を 起させて 原告被告の なれあひで

 何をするのか わからない 勝つも負けるも 人の事
 報酬貪る ことばかり 何が義?か わからない

 ああわからない わからない 賢い人が なんぼでも
 ある世の中に 馬鹿者が 議員になるのが わからない

 議員といふのは 名ばかりで 間拔けで腑拔けで 腰拔けで
 いつもぼんやり 椅子の番 おしかつんぼか わからない

 ああわからない わからない 乞食に捨兒に 發狂者
 スリに万引き カッパライ 強盗窃盗 詐欺取財

 私通姦通 無理情死 同盟罷工や 失業者
 自殺や餓死に 凍え死に 女房殺しや 親殺し

 夫殺しや 主殺し 目も當てられぬ ことばかり
 無闇矢鱈に 出來るのが なぜに開化か 文明か

 ああわからない わからない なぜに我々人間は
 たがひに斯くまで あくせくと 朝から?まで 働いて

 苦しい目に遭ふ 難澁の 事に出遇ふて 死ぬよりも
 辛い我慢を してまでも 命を續けて ゐるのやら
 何をめあてにながらへて ゐるのかさっぱり わからない




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/709.html#c47

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
6. マシマヒロト[810] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 08:59:58 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[6]


「 日米FTA 」に関して、安倍晋三と、アメリカの政府高官の、握手。






http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c6
記事 [原発・フッ素52] フクシマ事故と東京オリンピック(植草一秀の『知られざる真実』) :政治板リンク 
フクシマ事故と東京オリンピック(植草一秀の『知られざる真実』) 

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/730.html



http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/296.html

コメント [政治・選挙・NHK266] 司法が動かなければ、この国はダメだ 破廉恥閣僚トンズラの早さに国民ア然(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
42. 2019年12月01日 09:02:25 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[77]
<<野蛮な独裁政権

小沢の主導した 小選挙区制度にすべて起因する

 あの馬鹿 行政改革を選挙制度にすり替え 後はこのていたらく

 政党助成金は 廃止 公認制度も廃止
 立候補試験義務化

 これは最低必要
 司法試験も廃止 解釈で どのようにでもなるなら 法律は不要 
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/914.html#c42

コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
31. 2019年12月01日 09:03:03 : fPAGedqalU : S0tQb1pzMi91OVU=[659]
 国際社会で、”嘘つき無能総理大臣だ”と
 北朝鮮に名指し酷評された総裁を担いでいては

 一国の政党名が泣きます。
 一流企業の社員も、肩身の狭い思いを抱えて

 貿易交渉も足元を見られ馬鹿にされ買いたたかれて
 いることでしょうね。

 検察も動かないようですから、国益のためには自民党議員の
 中でしか、解決できない動きを見せてもらいたいものですね。


http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c31

コメント [政治・選挙・NHK267] “安倍枠”招待のジャパンライフは中曽根元首相ともズブズブ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 赤かぶ[43433] kNSCqYLU 2019年12月01日 09:06:38 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33506]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/727.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK267] “安倍枠”招待のジャパンライフは中曽根元首相ともズブズブ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 赤かぶ[43434] kNSCqYLU 2019年12月01日 09:08:06 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33507]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/727.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK267] 安倍政権がジャパンライフへの立入検査を潰していた! 検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部… 赤かぶ
23. 2019年12月01日 09:14:58 : GIXAJNeyzU : WGlSQ3BrTmpDRU0=[67]
<『報道ステーション』金曜コメンテーターの野村修也弁護士の発言>
『「消費者問題における行政指導というのは、かなり多くの会社に対して頻繁におこな

われてます」「招待を総理枠でおこなったとした場合の(行政処分前の)その責任
について、あの時点でどういう対応をとるべきだったのか」』と山口会長への
招待状送付を擁護。

⇒『桜を見る会』への招待範囲は、その開催要領の記載に従えば、各界代表者等
の少なくとも国家へのである功労者であるはず。「消費者庁の内部文書」の有無
に関わらず、招待状送付の時点ですでに実施されていた行政指導の対象者を逢えて
招待する行為は、善悪を転倒させた判断であり、招待者である安倍首相の計画的な
犯罪ともいえる。
 
 まともな善悪、正邪の判断ができない野村修也氏の弁護士資格の有無を疑いたい。

弁護士法56条;弁護士および弁護士法人(以下「弁護士等」といいます。)は、
 弁護士法 や所属弁護士会・日弁連の会則に違反したり、所属弁護士会の
 秩序・信用を害したり、 その他職務の内外を問わず「品位を失うべき非行」
 があったときに、懲戒を受けます

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/719.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK267] 京都新聞が大スクープ!安倍首相の誕生なかった?!  赤かぶ
33. 一般ピープルぱんぴー[-722] iOqUyoNzgVuDdoOLgs@C8YLSgVs 2019年12月01日 09:18:12 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-4141]
>>31

まあ、井野靖久総括審議官の気持ちも、わかるような気がしますけどね。

審議官と言えば民間会社では部長クラスですから、こんな花見会の出席者選定なんていう、アホのような仕事なんか、やってられるか、という気にもなるでしょうね。

なにしろ数万人の推薦枠から1万人ほど(2019年は1万8千人以上?)を選ばなくてはならないんですからね。

審議官は選定基準を作る立場であっても、そんなに厳格な選定基準なんて作れない。

もう、総理の推薦は10割、財務相の推薦は9割、などと、機械的に処理していくしかない。

そして1万人を超えたら、選定数なんて無視して「8割増し」なんてことをしなければならなくなる。

定年退官後の「ジャーナリストとしての仕事」を貰う為に、京都新聞に「恩を売っておく」のも悪くないですね。

国家公務員の守秘義務違反なんて捕まったことはほとんどないし、とくにホモにとっては「あってなきがごとく」ですからね。


http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/718.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK267] “安倍枠”招待のジャパンライフは中曽根元首相ともズブズブ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 2019年12月01日 09:19:59 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[3814]
〖桜を見る会〗菅官房長官に特大ブーメラン「記録を残さないのは国民への背信行為」と自著に
.
時事ぽぽんぷぐにゃん
2019/11/30 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=zIvD4GkHfB4
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/727.html#c14
コメント [近代史3] 天皇家では何時から知恵遅れや発達障害の子供しか生まれなくなったのか? 中川隆
170. 地下爺[9341] km6Jupbq 2019年12月01日 09:26:44 : Ok06d86RxA : V3ByQ3RNVHdZY3c=[22]

  キノドクナノ ハ オマエ ナカガワ タカシ おまえだよ!!



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/110.html#c170

コメント [経世済民133] 迫る日銀発の金融危機。メガバンクも地銀もマイナス金利政策にやられていく 鰤
17. 2019年12月01日 09:30:45 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[3815]
破綻する大手銀行は・・・
.
新 ch政経
2019/11/30 に公開
https://www.sagabank.co.jp/saiyou/requirements/career.html
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/693.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK267] <内閣府大塚幸寛官房長の嘘が確定!>「シュレッダーが混み合っていた」全くの嘘!ほぼ「空き」だった  赤かぶ
15. アキエ[303] g0GDTINH 2019年12月01日 09:35:43 : ovh21rC4os : NGhVVmxRRDJvUVU=[190]
すべてシンラバンショー馬鹿のアベクソの責任です!
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/724.html#c15
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
7. マシマヒロト[811] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 09:37:13 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[7]


先週の、サンデー・モーニングで、


自民党の、河野が、軽い、小さい、軍備展覧会を、開いたら、


ある、見たことのない、おばちゃんの、コメンテーターが、


こんなのは、ぞっとする!


などと、言っていたが、


そんなことより、” 日米FTA ”を、全く、報道しない、マスコミのほうが、


よっぽど、ぞっとするわ・・・・・・・・。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
32. 2019年12月01日 09:38:52 : knKwi1frIE : RTJ2Y3ZoZTYwZkE=[11]
安倍首相は内心、「織田信長」になったような気分なのかもしれない。だから来年の大河ドラマは気に入らないので、妨害をはかる。実際、今の世の中には「明智光秀」が必要である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c32
コメント [カルト23] ドン・簾ハゲの会見ノートの社名付き付箋。法政夜間でも官房長官ができるようになっている訳である。 ポスト米英時代
7. 2019年12月01日 09:39:24 : saMONabx42 : Z2I2clByOFg5QXc=[1]
現内閣批判は北もやり出したので、一緒にされたようで変な嫌な気分だが、これまでの一連の不祥事について思うに一国の総理にその後、どのような結果になるのかアドパイスするブレーンもいないのかが国民の疑問ではないか?一国の総理に議員仲間に弁護士や検察の知人は何人もいるだろ。また家族にも優秀な兄もいるそうだし、ブラックとは言え由緒ある家柄?、それとも完全に家族に見放されてるか、当方も棺桶に両足なのにいまだに全ハゲに若ハゲの至りを会う度非難されて、でも事実なので何も抗弁できず死にたくなるが、どうせ死ぬのだしと忘れてしまうが、または聞く耳を持たないのか、ここで説教、孔子は60にして耳に従うとある。60?招待者No.?絶対捕まらないとは言え、一応カッコウだけだが、わが国も6法揃っているんだから、そりゃ法に引っかかります。その度周囲は尻拭い。棋士の総太君をブレーンに30手先まで読む程でもないが5手先くらい素人にも社会人10年もすれば読めるんですから、ハングレと違い一国の総理ですから家族会議でも開いて再検討されたらと思います。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/517.html#c7
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
8. マシマヒロト[812] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 09:40:54 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[8]


なんでも、「 平和 」で、ごまかす、


今の、日本のマスコミ。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
33. 2019年12月01日 09:44:28 : lSEfXrG9vc : a1U4YXBaNDNxS28=[379]

前回参院選で野党が過半数をとるだけで、今頃レームダックとなり首相交替論が浮上

していると思うね。そうすると検察との駆け引きが活発化する。

「たられば。。」だが、あのとき地方の統一候補が進むにつれて国民は完全に期待し

た。ところが、都心部は一切調整無く乱立した。地方が善戦しただけに残念である。

野党第一党にその気が無かった。

今考えられるのは国民民主が石破茂を担いで第三党を打ち出すことかね? 自民は悪

党面だけになり党が持たなくなる。枝野幸男はんが権力頂点に就きたいならその後で

良いのでは? 本人も覚悟を持つのに時間が欲しいらしいし。


http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c33

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
9. マシマヒロト[813] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 09:46:42 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[9]


>> 8 コメの、場合、とくに、


NHK 朝日 TBS


 ね。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
34. 2019年12月01日 09:48:25 : o9zwQSuFI2 : TGp6QTdQWGRtc00=[1]
なんかこの人の説明、善良な国民に対して、悪徳政権の悪行三昧の暴政に対する不満のガス抜きをしながら、悪徳政権打倒と言う善良な国民の願いを、諦めの境地に誘うような説明だね。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c34
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
10. 2019年12月01日 09:48:39 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[10]


、、、、、。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK267] 中曽根康弘が墓場に持って行った秘密を告げる「LA INTERNATIONAL」誌の座談会と大勲位の死因の謎 バロック
1. 2019年12月01日 09:52:46 : knKwi1frIE : RTJ2Y3ZoZTYwZkE=[12]
アヘンを長寿の薬にする話から思いついたのだが、もしかして、安倍首相の病気はIPSでは治せないと言われて、補助金を打ち切ったりしたのだろうか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/732.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK267] 京都新聞が大スクープ!安倍首相の誕生なかった?!  赤かぶ
34. 2019年12月01日 09:54:49 : OHkMo5nAaE : UzloV1dqRTF5SUk=[402]
安倍の不正、税金私物化は底知れない、もう公金と言う意識がない、安倍友の企業に優遇したり税金を補助することに何の悪びれる様子もない、指摘されても嘘をついて逃げ回りすべてウヤムヤにして通してきた。それを許している与党は勿論腐りきっている、検察、司法は安倍の支配下になり正義は全くない社会になった,こういう社会に対してマスコミも又安倍御用マスコミとなりすべて安倍の思うままの国に成り下がっている。途上国ならまだしもこれが民主国家、法治国家などと言えるのか、どうにかして安倍政権を終わらせなければ国も国民も不幸のどん底だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/718.html#c34
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
11. マシマヒロト[814] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 09:57:13 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[11]


日本の医療が、変わる。






http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK267] 追悼・中曽根元首相。土井、不破との対談の感想も再掲。米国べったり&新自由主義で日本を壊した人(日本がアブナイ!) 笑坊
1. 2019年12月01日 09:58:26 : MkJ0aviga6 : ckk2SFFyMVplc2s=[3]
当時、女子高生までもが『わぁヒドイ。中曽根みたい』という例えに使うくらい評判が悪かった人。
決して偉大な人なんかじゃない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/734.html#c1
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
12. マシマヒロト[815] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 09:59:14 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[12]


「 日米FTA 」の、一部についてです。






http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[43435] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:02:14 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33508]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[43436] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:03:29 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33509]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c2
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
13. マシマヒロト[816] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 10:03:47 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[13]


まあ、そういう訳で、ございますわ。。。


ふぅ・・・・・・・・。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[43437] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:04:33 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33510]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK267] 「信なくんば立たず」(日々雑感) 笑坊
1. 2019年12月01日 10:05:03 : WYRJ9PPLd6 : aThWb2JpQncyOXM=[5]
スガさんの過去のブログです 他のサイトで見て面白かったのでアップさせてもらいます


http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/733.html#c1
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
14. マシマヒロト[817] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 10:05:28 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[14]


(終)、、、、、、、。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c14

コメント [近代史3] 中曽根康弘とキッシンジャー 中川隆
5. 中川隆[-15241] koaQ7Jey 2019年12月01日 10:06:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2313]

2019.12.01
中曽根康弘が首相に就任した頃、米国とソ連は全面核戦争の寸前だった

 中曽根康弘が内閣総理大臣に就任してから1年後の1983年11月、ロナルド・レーガン政権は戦術弾道ミサイルのパーシングIIを西ドイツに配備した。NATOがこのミサイルを西ヨーロッパに配備すると決めたのは1979年12月であり、ソ連は警戒を強めていた。

 ソ連は西側が先制核攻撃を準備していると疑い、1981年5月にソ連はKGB(国家保安委員会)とGRU(参謀本部情報総局)は合同してRYAN(核ミサイル攻撃)作戦を始動させる。

 そうした中、内閣総理大臣となった中曽根は1983年1月にアメリカを訪問、ワシントン・ポスト紙のインタビューで日本を「巨大空母」と表現して問題になる。

 同紙によると、中曽根首相は「日本列島をソ連の爆撃機の侵入を防ぐ巨大な防衛のとりでを備えた不沈空母とすべきだ」と発言、さらに「日本列島にある4つの海峡を全面的かつ完全に支配する」とし、「これによってソ連の潜水艦および海軍艦艇に海峡を通過させない」と語ったのである。

 この「不沈空母」という表現を誤訳だと騒いだ人もいるが、本質的な差はない。中曽根は日本をアメリカの空母、つまりソ連を攻撃する拠点にするという宣言したのだ。その時にソ連はアメリカからの攻撃に神経をとがらせていた。そうした情勢を知らなかったとするならば、日本政府に情報を収集する能力がないことを意味し、もし知っていたそうした発言をしたなら戦争を始めるつもりだったということになる。

 中曽根の挑発的な発言から3カ月後の1983年の4月から5月にかけて、アメリカ海軍は千島列島エトロフ島の沖で大艦隊演習「フリーテックス83」を実施する。この演習には3空母、つまりエンタープライズ、ミッドウェー、コーラル・シーを中心とする機動部隊群が参加した。3空母の終結は尋常でない。

 演習では空母を飛び立った艦載機がエトロフ島に仮想攻撃をしかけ、志発島の上空に侵入して対地攻撃訓練を繰り返したともされている。

 米ソ両軍は一触即発の状態になったのだが、この演習を日本のマスコミは無視した。後に筆者は著名な「軍事評論家」にこの演習について質問したのだが、その演習について質問することは「政治的だ」として回答を拒否された経験がある。

 この艦隊演習の4カ月後、8月31日から9月1日にかけて大韓航空007便がソ連の領空を侵犯している。NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が設定したアラスカの「緩衝空域」と「飛行禁止空域」を横切っているが、NORADは反応していない。

 その後、航空機はカムチャツカを横切るのだが、その直前にアメリカ空軍の偵察機RC-135とランデブー飛行したと言われている。カムチャツカではソ連側の重要な軍事基地の上を飛行したが、ソ連側の交信記録によると、カムチャツカを横断する際に機影が一時レーダーから消えている。

 さらに領空侵犯機はソ連側の警告を無視して飛び続けした末にサハリン沖で撃墜されたとされている。通信の傍受記録を読むと、ターゲットになった航空機はモネロン島の上空で右へ旋回しながら降下したと戦闘機のパイロットから報告されているのだが、レーダーの記録を見ると左へ旋回している。この撃墜を利用してレーガン政権は大々的な反ソ連キャンペーンを展開した。

 軍事的な緊張はその後、さらに高まる。その年の11月にNATO軍は軍事演習「エイブル・アーチャー83」を計画、核攻撃のシミュレーションも行われることになっていたのだが、これをKGBは「偽装演習」だと疑い、ソ連へ全面核戦争を仕掛けてくるのではないかと警戒したのだ。ソ連側は応戦の準備を始めた。

 この時期、アメリカはソ連に対する攻勢を強めていたが、その始まりは1979年7月にエルサレムで開かれた会議だと考える人もいる。出席したのはアメリカとイスラエルの情報機関に関係した人びとだ。

 会議の主催者はイスラエルのシンクタンクで情報機関との関係が深いとされているジョナサン研究所だが、その名称は1976年7月、ウガンダのエンテベ空港襲撃の際に死亡したイスラエルの特殊部隊員、ヨナタン・ネタニアフに由来している。

 ちなみに、ヨナタンの弟は現在の首相、ベンヤミン・ネタニヤフ。ふたりの父親であるベンシオンはウラジミール・ジャボチンスキーの秘書だった人物である。

 その会議が開かれた頃、ジミー・カーター大統領の国家安全保障補佐官だったズビグネフ・ブレジンスキーはアフガニスタンで秘密工作を始めていた。アフガニスタンを不安定化させ、ソ連軍を誘い込み、そのソ連軍をサウジアラビアやパキスタンの協力で編成したジハード傭兵と戦わせようとしたのだ。その目論見通り、1979年12月にソ連軍の機甲部隊がアフガニスタンへ軍事侵攻した。

 こうしたアメリカの戦争に中曽根は日本を引きずり込もうとしたのだ。核戦争が始まらなかったのは運が良かったからにすぎない。

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最終更新日 2019.12.01 00:34:28










2019.11.30

中曽根康弘とキッシンジャー


カテゴリ:カテゴリ未分類


 中曽根康弘は日本へ原子力や新自由主義を導入した政治家である。「右翼」と見なされているが、アメリカの支配層と深く結びついていた。

 東京帝国大学を卒業した後、中曽根は1941年に内務省へ入省したが、それから間もなくして海軍経理学校へ入学、海軍主計少佐として敗戦を迎えている。1945年10月に内務省へ戻り、翌年9月には警視庁警視に昇進するが、その年の12月に依願退職。1947年4月には衆議院議員選挙に出馬、当選して政界入りを果たした。

 政治家となった中曽根は河野一郎の配下に入り、そこで児玉誉士夫と知り合う。中曽根は児玉の子分になったと言う人もいる。その児玉は右翼の大物として知られていたが、ロッキード事件の際にCIAの手先だったことが判明している。この事件では中曽根の名前も出たが、検察は動かなかった。

 中曽根と児玉との関係を浮き上がらせる事件が1972年にあった。中曽根と旧制静岡高校からの友人だった東郷民安が創業した殖産住宅の株式が上場を巡るスキャンダルだ。この上場を利用して中曽根は一儲けを目論み、児玉が絡んでくる。このふたりが東郷を破滅へと導くことになった。

 その頃、中曽根は政治家の中でも「大物」になっていたが、彼が権力の階段を登り始めるのはMRA(道徳再武装運動)と関係するようになってからだ。この団体はCIAとの関係が深い疑似宗教団体で、岸信介や三井高維も参加。そこで中曽根はヘンリー・キッシンジャーを含むCFR(外交問題評議会)のメンバーと知り合い、1950年6月にはスイスで開かれるMRA世界大会へ出席している。

 ちなみに、その3年後、内閣調査室の初代室長だった村井順がMRAの大会へ出席するためにスイスへ向かっている。村井はボンでアレン・ダレスCIA長官と会い、できて間もない内閣調査室に関する助言を得ることになっていたと言われている。

 しかし、ボン空港に到着すると村井はイギリスの情報機関員と思われる人物につきまとわれ、ロンドンの税関では腹巻きの中に隠していた闇ドルを発見されてニュースになった。

 ところで、中曽根は1953年にキッシンジャーが責任者だった「ハーバード国際セミナー」というサマー・スクールに参加している。このセミナーはロックフェラー財団やフォード財団をスポンサーにしていたが、CIAともつながっていた。

 その当時、キッシンジャーはハーバード大学の大学院で学んでいた。1954年に博士号を取得、その翌年にネルソン・ロックフェラーがスポンサーについたキッシンジャーはCFRの核兵器・外交政策研究グループの責任者に選ばれる。

 キッシンジャーが支配層に取り立てられる切っ掛けは1942年にアメリカ陸軍でフリッツ・グスタフ・アントン・クレーマーという人物に目をかけられたことにある。ドライバー兼ドイツ語の通訳を探していた第82歩兵師団のアレキサンダー・ボーリング司令官にクレーマーはキッシンジャーを紹介した。

 ほどなくしてキッシンジャーは情報分隊(後の対敵諜報部/CIC)に配属され、1946年までそこに所属。そこでアレン・ダレスに誘われ、創設の準備段階だった極秘の破壊工作機関OPCで働くようになる。最初の仕事はハーバード大学で新組織のために働く外国人学生をリクルートすることだった。彼が「ハーバード国際セミナー」の責任者になった理由のひとつはそこにあるのだろう。

 一方、1954年3月に中曽根は国会に原子力予算を提出し、修正を経て予算案は4月に可決された。その背景には、1953年12月にドワイト・アイゼンハワー米大統領が国連総会で行った「原子力の平和利用」という宣言がある。

 中曽根は1982年から内閣総理大臣を務めることになった。1976年に逮捕された後も政界で大きな影響力を持っていた田中角栄の懐刀、後藤田正晴が内閣官房長官になったこともあり、マスコミは「田中曽根」と揶揄していたが、その実態は「岸影内閣」だとジャーナリストの山川暁夫は看破していた。後藤田は中曽根のブレーキ役だった。実際、後藤田の追い落としを狙ったと思われるスキャンダルが浮上している。

 首相になった中曽根が目論んだのは新自由主義の導入だった。私有化の促進と規制緩和だ。その象徴が国鉄の分割と私有化。最強の労働組合を潰すことだけでなく、国の運営を国家機関から私的権力へ移そうというわけだ。その後、支配層が目論んだ通りに日本の労働環境は急速に悪化、貧富の差が拡大していくのだが、同時に日本経済の地盤も崩れていく。それは社会の崩壊でもあった。その新自由主義的な政策を引き継いだのが小泉純一郎、菅直人、野田佳彦、安倍晋三たちだ。

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最終更新日 2019.11.30 05:28:12


2019.11.29

米軍が占領しているシリアの油田で盗掘された石油の輸送車をシリア軍が破壊


カテゴリ:カテゴリ未分類


 アメリカのドナルド・トランプ大統領はシリア北東部の石油を盗み続けるために自国軍によるシリア占領を続けると公言している。アメリカ軍を撤退させるという宣言は事実上、撤回されたと言える。占領を継続する理由として、アメリカの国防総省はダーイッシュ(イスラム国、IS、ISIS、ISILとも表記)から油田を守るためだと11月7日の記者会見で主張した。

 それに対し、記者の中から装甲車も航空機も保有しないダーイッシュから油田を守るためにアメリカ軍がいる必要はないという指摘が出た。さらに記者はシリア軍が油田に近づいたら攻撃する許可を得ているのかと質問、それに対して国防総省の広報官は敵対行為に対する「自衛権」は持っていると答えた。

 言うまでもなく、シリア政府の承認を得ずにアメリカ軍はシリア領内を攻撃し、地上部隊を侵攻させた。つまり侵略軍にほかならない。自分たちには侵略を続ける権利があると言っているわけである。

 油田地帯をアメリカ軍は占領しつづけられるだろうが、盗掘した石油の輸送は誰かに頼まざるをえないだろう。シリアのメディアSANAによると、盗掘された石油をクルドがタンク車を使い、イラク北部を経由してトルコ領へ運び出している。そのタンク車と仮設の石油精製施設をシリア政府軍が11月26日に空爆で破壊した。

 ダーイッシュがイラクからシリアにかけての地域を支配するようになったのは2014年に入った頃だが、そうしたことが引き起こされると​2012年8月の段階でアメリカ軍の情報機関DIAは警告​していた。その時のDIA局長がトランプ政権の最初の国家安全保障補佐官であるマイケル・フリン中将だ。

 その報告書はシリアで政府軍と戦っている武装勢力の中心がサラフィ主義者やムスリム同胞団だと指摘、アル・カイダ系とされるアル・ヌスラ(AQIと実態は同じだと指摘されていた)の存在も記述している。ちなみに、アル・ヌスラの主力はサラフィ主義者やムスリム同胞団だ。

 これも繰り返し書いてきたが、ダーイッシュとアメリカとの関係は深く、その事実はさまざまな人に指摘されてきた。例えばアメリカ空軍の​トーマス・マッキナニー中将​は2014年9月、アメリカがダーイッシュを作る手助けしたとテレビで語っている。

 また​マーティン・デンプシー​統合参謀本部議長(当時)はアラブの主要同盟国がダーイッシュに資金を提供していると議会で発言、10月には​ジョー・バイデン​米副大統領がハーバーバード大学で中東におけるアメリカの主要な同盟国がダーイッシュの背後にいると語っている。2015年には​ウェズリー・クラーク​元欧州連合軍最高司令官もアメリカの友好国と同盟国がダーイッシュを作り上げたと述べた。

 そして2015年8月、アル・ジャジーラの番組でダーイッシュの勢力を拡大させた責任を問われた​マイケル・フリン​元DIA局長は自分たちの任務について、情報の正確さをできるだけ高めることにあると反論。その情報に基づいて政策を決定するのはバラク・オバマ大統領の役目だと指摘している。

 アメリカは自分たちが作り出した怪物を口実にしてシリア占領を続けようとしている。「マッチポンプ」だ。​2005年に故ロビン・クック元英外相は「アル・カイダ」について、CIAが訓練したムジャヒディンの登録リストだと書いている​。

 アラビア語で「アル・カイダ」とはベースを意味し、データベースの訳としても使われる。その中からピックアップされた戦闘員を中心として編成されたのがアル・カイダ系の武装勢力で、その主力はサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団。ジハード傭兵と言うこともできるだろう。ダーイッシュも基本的に同じだ。

 少なくともシリアの場合、ジハード傭兵の雇い主はアメリカだけでなく、イギリス系、フランス系、トルコ系など複数存在している。その雇い主が2016年に分裂し、必然的に傭兵集団も分裂した。分裂した最大の理由は2015年9月末にロシアがシリア政府の要請で軍事介入したことにある。ロシア軍はジハード傭兵を敗走させ、その支配地域を縮小させた。そこでアメリカが新たな手先としたのがクルドだ。

 壊滅状態になったダーイッシュは油田地帯をクルドへ明け渡した。油田地帯の中でもデリゾールを含むユーフラテス川沿いをアメリカは重要視、バラク・オバマが大統領だった2016年9月には近くに迫ったシリア政府軍を空爆して80名以上の兵士を殺害している。勿論、負傷者も多数出た。

 その1年後、デリゾールの近くで作戦を指揮していたロシア軍のバレリー・アサポフ中将が砲撃で殺されている、アメリカ側からアサポフ中将の位置に関する正確な情報が戦闘集団側へ伝えられていた可能性が高い。

 ところで、トルコ政府が雇っているジハード傭兵の主力はムスリム同胞団だと言われている。オバマ政権は傭兵を使った侵略計画PSD-11を作成したのは2010年8月だが、その主力はムスリム同胞団だった。そこで、それを快く思わないサラフィ主義者がムスリム同胞団を攻撃するという事態も生じている。

 トルコは2016年の前半にアメリカ主導の侵略軍から離れてロシアへ接近、7月13日には外相がシリアとの関係正常化を望むと示唆、その2日後にアメリカはクーデターでレジェップ・タイイップ・エルドアンを倒そうとした。

 この軍事放棄が失敗したのは事前にトルコ政府へロシアから警告があったからだ言われている。トルコ政府はクーデターはフェトフッラー・ギュレンの一派が実行したと主張、アメリカでCIAに保護されている同派の指導者、ギュレンを引き渡すようにアメリカ政府へ求めているが、拒否されている。トルコ政府はクーデター計画の背後にアメリカ中央軍のジョセフ・ボーテル司令官やジョン・キャンベルISAF司令官がいたとも主張している。


 このクーデター失敗でトルコ政府とアメリカ政府との関係は決定的に悪くなったが、ムスリム同胞団が両国の関係修復で動く可能性もある。トランプ政権としても、エルドアン政権を再び自分たちの陣営へ引き戻したいだろう。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912010000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/736.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK267] 「信なくんば立たず」(日々雑感) 笑坊
2. 2019年12月01日 10:07:22 : WYRJ9PPLd6 : aThWb2JpQncyOXM=[6]
URL貼り間違えました
>>https://ameblo.jp/suga-yoshihide/entry-11148791469.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/733.html#c2
コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
15. マシマヒロト[818] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 10:07:33 : cmVhZOcVrw : ZUkvbGE5SFg1Ums=[15]


(これで、終わりです。たぶん。)、、、、、。。。。。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[43438] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:07:48 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33511]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[43439] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:08:37 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33512]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
6. 赤かぶ[43440] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:09:28 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33513]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
7. 赤かぶ[43441] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:10:55 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33514]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
8. 赤かぶ[43442] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:11:38 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33515]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
35. 2019年12月01日 10:11:59 : ymHBnYkkVA : RmY0Z3d0bzd2SC4=[24]
>>22

安倍晋三の周りの人間を1人1人告発して、検察に訴追させる手を打つことが、有効策です。

例えば内閣府の役人。忖度して桜を見る会の名簿を廃棄させていながら、廃棄した5月から遥かに時間が経った10月に規約の見直しで辻褄合わせをしているなど、日時が逆転しているのはアウトである。

先ずはこいつを収監する作業から国民は取り掛かるべきだろう。

そうすれば、官僚が疑心暗鬼となって忖度出来なくなる。犯罪証拠がボロボロ出てくる事になって、ついには安倍晋三は辞めざるをえなくなり、辞めた途端に牢獄へ送る事ができる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
9. 赤かぶ[43443] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:13:05 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33516]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
10. 赤かぶ[43444] kNSCqYLU 2019年12月01日 10:14:06 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33517]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c10
コメント [原発・フッ素52] 心臓突然死、高校生ら解決策考案 大阪で学生フォーラム  (共同)  魑魅魍魎男
9. 2019年12月01日 10:16:03 : HkzdkP8Bv2 : N0suc0ZGNmkvTC4=[215]
明らかにおかしい。最近、急性心臓死なる死因で死んだ有名女優もいる。

これら癌、心臓キャンペーンは2011年以降、ちょうどチェルノブイリで認められた放射能汚染死が最大化するタイミングを見計らって推進されている。
たった数年で関連に気付かなくなるほど人間は記憶力が低いのか?
知見によるとニワトリなみに低い。

朝三暮四という四字熟語があるように、一般的に大衆が物事の関連を認知する能力は恐ろしく低い。
朝三暮四に気付くような人間は学者レベルだと言っても良いほどだ。


http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/294.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
11. 2019年12月01日 10:16:04 : gsIi3PRqJw : ZjZzcm5zb2tRV2M=[1]
赤かぶも、たいそうお粗末。

一方で中川隆や、「スコットランド・ケール語」を消去しておいて、

一方で自分は、

>半島の人々が「安倍晋三が朝鮮人の品位を落としている」と怒っている?

こういった品位も根拠もないツイートをコピペしてくる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK267] <こわぁ>「上海大飯店」で今井尚哉首相補佐官がメディア陣に”本格恫喝”!会食も2日前に急遽決定!「桜疑獄」を報じるマスコ… 赤かぶ
42. 2019年12月01日 10:17:04 : OHkMo5nAaE : UzloV1dqRTF5SUk=[403]
安倍は「野党は選挙に弱いんだから説得力がない」とは随分決めつけた自信のある発言、それは安倍が選挙に強いのは不正をしているから負けるはずはない、これまで安倍がしてきた事を見ればわかるだろう。国会軽視も国民無視も法案強行採決も税金の私物化も何も怖くない、選挙をしても不正で必ず勝てると言う自信があるからだろう。安倍の一声ですべて思うままになってきた。森友も加計も今回の桜を見る会など何年も前からの事、それに総裁選絡んで本当に汚い、税金を使って自分の選挙活動をしている、地方議員にまで招待状を出していたことがばれた、安倍と菅は選挙になるとどんなことをしても勝つように実行している。安倍政権の7年間など無法国家、安倍独裁国になっている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/710.html#c42
コメント [政治・選挙・NHK267] 中曽根康弘元首相死去 101歳、「戦後政治の総決算」を掲げて国鉄民営化 行財政改革を推進  赤かぶ
64. 2019年12月01日 10:17:33 : U1Te2p2vDk : RHMwUGg0bG1hbC4=[1]
アイドルのクローンなら、欲しがる人は男女を問わず多いと思うが、
あおビョウタンのクローンなど、趣味が悪すぎる。

こんなのを欲しがるヤツは、変態に違いない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/687.html#c64

コメント [環境・自然・天文板6] 《この世で最も恐ろしい事実 👽》自然科学三大詐欺の一つ お天道様はお見通し
33. 2019年12月01日 10:20:30 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[142]
「二酸化炭素地球温暖化論」のまやかし!!
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=politics&key=162080197&ls=50
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/786.html#c33
コメント [経世済民133] 国家バラマキ主義日本 賞味期限切れの天ぷら株価  赤かぶ
1. 2019年12月01日 10:22:59 : myJmO9sK9c : QnZLQmppeUlwMDI=[1002]

 バラマキは 想定内!!    消費税UPの時から 予想されたことだった

 ===

 結果的には 入る方より 出す方が多いのが MMTの基本的なお話だ

 ===

 それで 経済が回れば 悪い話でもない

 ===

 何も悪いことがないと 経済評論家は 飯の食い上げだから それに いちゃもんをつけて
 
 ことごとく 外してきているのが ここ 10年だろうね〜〜〜
  

 
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/746.html#c1

コメント [カルト23] 元祖売国奴のバーコード死亡。時代の変わり目には象徴的な死亡があるものである。 ポスト米英時代
22. 2019年12月01日 10:26:45 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[1047]
  露出がなくなったから当人の立てる波(影響力)もなくなったという皮相でなく当人の動きで起こされた新たな深部海流(構造的変化)が今日に至っている事に重点を置いて考えることがカンヨー;トーシン小論文のカギ
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/509.html#c22
コメント [原発・フッ素52] 心臓突然死、高校生ら解決策考案 大阪で学生フォーラム  (共同)  魑魅魍魎男
10. 2019年12月01日 10:29:05 : xXIehXjd1o : SE1UTXJhUWNKQzY=[19]
 そのうち『MY AED』を持ち運ぼうとか言いだすんじゃない?


http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/294.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK267] 追悼・中曽根元首相。土井、不破との対談の感想も再掲。米国べったり&新自由主義で日本を壊した人(日本がアブナイ!) 笑坊
2. 2019年12月01日 10:29:07 : bbdOad72Ts : NHZqRElaN0tMYm8=[10]
>ほんとアタマでっかちの小学生というか、まるで子供みたいに感じてしまう政治家や識者、人たちが多いんだもの〜。(>_<)>
お前のことじゃんw
御用新聞の報道を鵜呑みにして安倍を支持してるのは若者だ!ネトウヨは若者だ!と喚いてたのはお前や半歩だろw
それで余命騒動とかアキバのサクラ動員でそれがデマだとわかったらダンマリの卑怯者mewカスw
なに自分はちゃんとした大人ですみたいな顔してんだよw
いい加減大人になれよミーハー婆さんw
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/734.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK267] 室井佑月「いかがわしいを超えた」〈週刊朝日〉 赤かぶ
22. 2019年12月01日 10:29:24 : OHkMo5nAaE : UzloV1dqRTF5SUk=[404]
これだけ悪事を重ね夫婦で税金を私物化し、外遊三昧して外交成果なしの総理は史上いない。しかも証拠は数々揃っているのに安倍は逃げ回り辞任すらする気も無い、辞任どころかマスコミに恫喝して報道を抑えさせている、本当に卑怯で卑劣で低能で大嘘付きの非人間、こんなキチガイ同然の人間が7年も総理の座に居座らせていた与党議員、マスコミ、それを捜査しない検察、国を駄目にし国民を不幸にし安倍しと安倍友の使いこんだ税金やばら撒いた税金の付けはすべて国民が背負うのだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/712.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
36. 2019年12月01日 10:29:35 : TuhGXMSNbY : ZzZlOEk3YnVxMlk=[382]
独裁者のおかげで無法国家になってしまったのか
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c36
コメント [政治・選挙・NHK267] フクシマ事故と東京オリンピック(植草一秀の『知られざる真実』)  赤かぶ
7. 佐助[7431] jbKPlQ 2019年12月01日 10:30:13 : j7VR623lEw : RmFsQWVoSXJoaS4=[13]
小泉も安倍も小出もみんな詐欺師,嘘つき

小出氏に騙されてたまるか!小泉元総理の原発ゼロと同じ,彼らは罪滅ぼししたいことがバレている。許せない奴らや

じや聞くが,なぜ現役中にやらなかったか,カネや飯や家族のためだろう。いい加減な奴らや。嘘つき

不思議なことだ
福島原発が、自動停止したにもかかわらず、炉心が溶解したのはなぜだ。

冷却水パイプや容器は,イオン化すると強い共鳴振動数によって容器やパイプを酸化または還元して、穴をあけたり、亀裂を発生させたり、腐食させる。この原因の75%は原子が分子化される時に発生させる現象である。

ならば
イオン化されたマグネシウムやリチウムを共鳴共振する材料を使うべきでないのになぜ使った。イオン化した分子が共鳴振動させるという、分子レベルの原理を認められないのだ。

だから,
容器やパイプを、共鳴振動しない材料に変更するか、マグネシウムやリチウムを、他の原子に変えなければならんのになぜやらなかった警告しなかったのだ。

もう一つ
ナゼもっと低い発熱量を放射する原子を燃料棒に採用しなかったのか私には理解できない?

なぜか,それは、濃縮されたウラニウムやプルトニウムなら、スグに原爆を作成できるからだ。米国の核の傘の同盟国で原発稼働国の日本は、米国に最新兵器をねだって断わられたら「原爆保有国になる」と脅迫したとマスコミに自慢している逝った中曽根元総理がいたからだ。

使用ズミの核燃料処理も考えずに日本が原発計画する最大の理由は何か?それは核拡散防止条約さえなければ、ただちに核の均衡防衛策に切替えられるからだ。だから、日本人が直観的に被爆体験と原発不安を重さね合わせるのは、十分な根拠がある。

3・11 の地震と津波は、その不安を現実に露呈させたのだ。だが、日本の政治と経済の指導者が、ウラニウムを固執する原発設計の安全性に裏切られ、首相の首はスグに変えられる。

だから安倍は,いつまでも総理のイスに座りたいから,日米軍事同盟固執を盾に,核拡散防止条約か脱出したのだ。

冷水で冷やせば、絶対破壊されることのない容器の中で、使用ズミ核燃料棒の自己溶解(メルトダウン)は絶対発生しない、と断言していた原子物理学者や政府やマスコミに騙さりれてはならない。

リチウム分子と容器の分子材料が、共鳴振動を一致させないように設計すべきだ。リチウム電池が発火する事故は,リチウムイオンが容器のプラスチック材料と共鳴振動して発生するトラブルなのです。

原発が冷却水と高熱水を循環させるシステムに、穴や亀裂や腐食や火災を発生させるのも同じ原理です。だから、水と水に含まれた分子と循環させるシステムの材料分子が、共鳴振動を一致させないように設計変更すれば、原発の放射漏れ事故は解決します。

ところが、フクシマ電発では、海水で冷却するという、火に油を注ぐ行為を平気でやったため被害を拡大させました。化学工場の火事や爆発が根絶できないのも同じ理由です。

分子レベルでは、共鳴振動数が異なる分子間が接続して酸化還元し、不一致で反発分離いたします。それは、プラスとプラスで接続し、プラスとマイナスで反発すると表現してもよいでしょう。共鳴振動数の同期/不同期点は複数あるのが特徴です

電子レベルの科学常識の間違いも、国家的投資の「粒子と粒子の衝突実験」や「核融合反応」などの失敗から気がついていると思いますが。分子材料の共鳴振動数が不一致になるよう設計変更すべくですが,

安くて,馬力のある,ヒステリシスが発生しない安全で共鳴振動数が発生しない半導体電子電池電源ならば,原発や化石燃料や電柱はいらなくなる。自然災害に強い世界恐慌をクリアすることもできる。しばらくして世界は一変することでしょう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/730.html#c7

コメント [環境・自然・天文板6] 《この世で最も恐ろしい事実 👽》自然科学三大詐欺の一つ お天道様はお見通し
34. 2019年12月01日 10:32:35 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[143]
>>19

■[温室効果]を「永久機関 perpetuum mobile]と断定する論文■

「理論物理学による温室効果に対する反証」
Falsification of The Atmospheric CO2 Greenhouse Effects Within The Frame Of Physics
Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner (2007)

113ページにもわたる、この報告書はおそらく、これまでの懐疑的な論文とは一線を画す。問われているのは、「温室効果」に対する物理的な根拠であり、それがまったくの事実無根であると主張している。
http://arxiv.org/abs/0707.1161v3
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/786.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
12. 2019年12月01日 10:33:03 : bbdOad72Ts : NHZqRElaN0tMYm8=[11]
いつまで経っても民主党が分裂状態で安倍のクビとる気がないんだからそりゃ自民党も天狗になってやりたい放題やるだろ
カラオケだの酒盛りだので遊んでばかりの枝豆とそれを批判できない腰抜け議員たち
立憲マンセーマンセーの応援団
野党第一党がこの体たらくなんだから政治に関心もたない人が増えるのも当然だ
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK267] フクシマ事故と東京オリンピック(植草一秀の『知られざる真実』)  赤かぶ
8. 2019年12月01日 10:34:36 : bbdOad72Ts : NHZqRElaN0tMYm8=[12]
汚染水垂れ流しでも「東電潰すなんてとんでもない!」が多数派
日本人ってホント馬鹿だなー
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/730.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK267] <内閣府大塚幸寛官房長の嘘が確定!>「シュレッダーが混み合っていた」全くの嘘!ほぼ「空き」だった  赤かぶ
16. 2019年12月01日 10:38:36 : PpoRea0c4I : SHNMQ0RiOUd6OTY=[19]
国会で明らかな主体的な虚偽をいったものは、とにもかくにも(たとえ当然否決されようとも)次から次へと国会侮辱、議論阻害などの罪で、告発あるいは辞職勧告を提起すべきであろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/724.html#c16
コメント [原発・フッ素52] 心臓突然死、高校生ら解決策考案 大阪で学生フォーラム  (共同)  魑魅魍魎男
11. 2019年12月01日 10:40:59 : rJgtG6hlMA : UEtVemdUL2NrV3c=[1]
そら仕方ありませんぜ。
ちょこちょこ亡くなっている程度じゃ気にはなっても、月曜になれば再び日々のあくせく事に関心が向かう。
ましてや、急性心不全なんて日頃の自覚症状が無いんでしょう?

朝三暮四とは痛い言葉だが、決して忘れている訳ではないんだが、このレベルではちょっと微妙じゃまいか。
東京都の水道水を飲むことを回避することはできるが、東京を脱出することは現時点では出来ないなあ。
あと1歩、危険が身近に迫ったら悔い改めるがなあ。しかし、静岡当たりまでは50歩51歩なんでしょう?

http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/294.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK267] 菅長官“過去の発言”が大炎上「記録残さないのは背信行為」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. 2019年12月01日 10:42:37 : OHkMo5nAaE : UzloV1dqRTF5SUk=[405]
菅は招待客の名簿は個人情報だから、と言うが税金で招待している者の名前が何故個人情報に当たるのか、だったら他の勲章授与した人の名前も個人情報に当たると言うのか、それこそ国民の知る権利がある。そこで御用記者も何故もっと突っ込んだ質問ができないのか、まるで菅の言いなりだ。如何に記者クラブの人間の堕落さ、御用記者の低レベル化、居ない方がましだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/715.html#c28
コメント [お知らせ・管理21] 2019年11月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
86. HIMAZIN[906] SElNQVpJTg 2019年12月01日 10:43:02 : tfL5STIxFs : SktxRUovLlVxR1E=[169]
>>84

>スポン氏は無意味なことをするのに疲れたのだろう

スポン氏とは何度かやり取りしましたが、ほぼ自業自得と捉えています。
以下のやり取りを参照いただければ。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/570.html

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/573.html#c86

コメント [政治・選挙・NHK267] 京都新聞が大スクープ!安倍首相の誕生なかった?!  赤かぶ
35. 2019年12月01日 10:43:10 : PCOcZO2lkU : akxIRXdWRkMwdEE=[88]
政権奪取にどれだけの不正を重ねてきたのか
不正だらけのあへ内閣総辞職あるのみ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/718.html#c35
コメント [近代史3] 香港デモが終わらない理由 & 香港デモの正体を見極めよ 中川隆
18. 中川隆[-15240] koaQ7Jey 2019年12月01日 10:43:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2312]

2019年11月30日
香港区議選を中国が妨害しなかった理由、「親中派圧勝」を予想していた


香港政府は親中派圧勝の予想を中国に伝えていたため、中国は民主派勝利まで黙って見ていた

親中派は自分のウソに自分が騙されてしまった


画像引用:香港区議選 民主派が過半数、中国返還後初(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191125-00000093-nnn-int

香港区議選に中国はなぜ干渉しなかったか?

2019年11月24日の香港区議選では改選452議席中、民主派は85%に達する388議席を獲得しました。

香港民主派は勢いづき香港政府への要求を強めているほか、一度は沈静化したデモや暴動も再び活発化している。

区議選の結果は海外にも影響し、米議会で可決していた「香港人権・民主法案」に27日、トランプ大統領が署名した。




香港人権法案は11月19日に上院、11月20日に下院で成立していたので、香港区議選よりも前の動きだった。

トランプは米中関係が悪化するとして署名を拒否したが、区議選で民主派圧勝は明らかにトランプ署名に影響を与えた。

アメリカは香港区議選を境に香港干渉へと舵を切る可能性があり、そうなると日本や周辺国もどちらに付くか選択を迫られる。


中国は香港人権法に猛反発しアメリカへの報復を宣言しているが、何をやってもアメリカのさらなる干渉を招くでしょう。

香港区議選であまり語られていない疑問は、中国はなぜこの選挙を放任したのだろうという事でした。

中国のやり方ではデモや暴動を理由に中止させることもできた筈で、やるにしても様々な妨害方法がある。


中国の仲間のロシアでは一応民主選挙が行われているが、監視付きでプーチン派以外の候補は立候補前に逮捕している。

選挙ではいつもプーチン派が圧勝するのだが、だからといってロシア人が支持しているのではなく、死ぬのが怖いだけです。

中国でもこうしたやり方で親中派を圧勝させるのも可能だったが、そうしなかったという見方ができます。

間違った世論調査が報告された

香港立法会選挙はあらかじめ香港政府の許可を得ないと立候補できないが、許可を出すのは中国共産党なので親中派しか立候補できない。

立法会の定数は70人だが選挙で選ばれるのは35人だけで、半数の35人は職能団体の推薦で選ばれ、投票できるのは親中派に投票すると分かっている人だけです

どう転んでも親中派しか当選しない仕組みになっていて、区議会選挙もこのような仕組みに改革できた筈でした。


にも拘わらず中国政府が民主派圧勝を放置したのは、区議会選で親中派が勝つと思っていたからだと言われている。

ニューズウィーク誌の記事によると中国共産党は親中派の勝利を確信しており、デモ隊を支持するのは少数だと考えていた。

先ほどの香港立法会選挙では100%親中派が勝利するように仕組まれていて、民主派は1議席も取れません。


民主派が多数になるようなアンケートや世論調査も行われておらず、大手メディアは「香港人は中国になりたがっている」と報道していた。

プーチンを恐れてプーチン派に投票するロシア人と同じく、香港人は中国支持を表明するしかない。

香港人の本心を知る調査結果がなかったので、共産党は本当に香港人が中国を支持していると思い込んでいた。


中国自身が創作したフェイクニュースに中国が騙され、香港人に支持されていると思い込んでいたのでした。

新華社通信など中国メディアは親中派が圧勝する原稿が用意されていたが、民主派勝利の可能性は考えられていなかった。

だから中国は区議選を妨害せず、選挙結果が出るまで黙って見ていました。


実際には区議選前の世論調査で民主派が支持を得ているという結果も出ていたが、香港政府と中国の役人、メディアが握りつぶした。

毛沢東時代からあった事だが、中国の役人は自分の業績を高めるために、実際より良い報告をする。

世論調査で親中派2割、民主派8割では自分の落ち度になるので、逆に捜査して報告してしまう。


こうして習近平や共産党幹部には「親中派圧勝」という間違った予想だけが報告されていた。
http://www.thutmosev.com/archives/81607230.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/576.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK267] 「シュレッダーは隠蔽のシンボル」と米紙揶揄 名簿廃棄で(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
32. 2019年12月01日 10:46:41 : lendDUipR2 : WWpaeERTbVlVVGs=[53]
情報隠ぺいは、民主主義の根幹を揺るがすものです。
シュレッダー見学の間抜け野党議員は本質を避けて周りをウロツクばかりです。
(テレビに出て名を売りたいだけ)

全くリテラシーの低い議員連中だ。(彼らを指揮統率できない枝野)
公約を破って消費税増税をした野田・菅直人は安倍の恩人である。
それを支えたのも枝野である。(内閣官房として)。

「枝野あっての安倍安泰内閣」だから、安倍は枝野様様である。

枝野が立憲の代表をやめない限り、安倍の4選間違いなし。

 
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/668.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
13. 2019年12月01日 10:47:10 : B1JaTkDeUs : d1Z1SUQyYUpRRXM=[4]
 でも、自民党議員は誰ひとり捕まらない。

 無法国家日本。
 すべては役目を放棄した検察のせい。こいつら誰の税金で飯を食っているんだと怒って、われわれが税金を納めないと、われわれは捕まってしまう不条理。

 こうなったとき、奢れる政治家、官僚を討とうと立ち上がってくれたのがかつては青年将校と下層階級出身の二等兵、三等兵だったが、いまは自衛隊員もボンボンばっかし。5・15、2・26に準じた「れいわ維新」なんて夢のまた夢。

 アメリカの51番目の州でもいいし、中国の24番目の省でもいいから、一度日本を占領してくれ! そして、その屈辱から日本人が自らの血を流し、本当にアメリカや中国からの独立を勝ち取ったとき、日本に真の民主主義が訪れるのかな、などと考えてしまう。

 こんなくだらない白日夢に見舞われるのは、何にもしない検察のせいだぞ!!!
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK267] 中曽根康弘死去であらためて振り返る従軍慰安婦 中曽根の「慰安所つくった」証言と「土人女を集め慰安所開設」防衛省文書(リ… 赤かぶ
25. 2019年12月01日 10:47:34 : 3KV1vMJJdE : L3RubnVtRU9tTlk=[190]
ドイツが中国を見習って、まんまと騙されたふりをすれば、ドイツのメルケル首相に置かれましては、ヒトラー総統の猿真似をしているつもりが、肝心のヒトラー総統の足元にも及ばない安倍総理に対して、「核発電推進原理主義組織にまんまと騙された外務省から核開発計画書を持って来なさい」とでも揺さぶって貰うことになれば、日本国民全体としても、まんまと騙されたふりをしたところで、「在日イスラエル大使館に置かれましては、まんまと騙されたふりをして、表紙を差し替えただけの偽物の核開発計画書を朝鮮総連を通して、北朝鮮本国に送付し、金正恩指導者自らが、これをドイツのメルケル首相に届けさせるように働きかけてみてはいかがでしょうか?」とでも、そっと静かに暖かく見守りながらアピールすることで、中国外務省に置かれましては、まんまと騙されたふりをして、「ドイツのメルケル首相に置かれましては、お土産にトイレットペーパーをご用意して頂くだけで十分ですので、北朝鮮の金正恩指導者から、偽物の核開発計画書を届けて頂いた御礼の手土産にすることで、北朝鮮自らが、核廃絶をして物騒な戦争ごっこだけはやめて頂くように、そっと静かに暖かく見守りながら、なだめてやって下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」とでも懇願して貰うことで、韓国国民の皆様に置かれましては、「女性が多く活躍する仕事や職種をピンクカラージョブなどと言ったところで、恥知らずな大日本帝国軍性奴隷問題の前科をごまかそうとする魂胆見え見えの安倍総理も知らないところで、米韓安全保障条約の終わりの始まりのきっかけとして、亜米利加と北朝鮮との米朝平和友好条約の締結と同時に、ロシアをはじめ、カナダやメキシコ、オーストラリア、チリ、ASEAN諸国などと共に、北太平洋安全保障条約にそっくりそのまま移行することで、朝鮮半島ならびに周辺海域全てを、この北太平洋安全保障条約により担保が取れた状態で、北朝鮮とに対して、涙を流しながら深く感謝して応えていくことで、北朝鮮に置かれましても、涙を流しながら深く感謝して応えていくことで、共に涙を流し合いながらも、深く感謝し合いながら、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来るように、自立自律していく道を正々堂々と選択することで、これを多極化する国際社会の流れの中に、良いロールモデルとして、どんどん示していくことで、東アジアんも平和と安定に繋がるだけでも、朝鮮王朝時代の歴史ドラマではありませんが、尊い国になれるかもしれない」ことを、誇りとして、。日本国民全体としては、中国、ロシア、アメリカをはじめ、ドイツやフランス、イギリスなどと共に、このアメリカの言いなりになるだけの安倍総理をはじめとする日本政府の中の一部の加抜け官僚自らが、国際社会の表舞台で、どんどん涙を流しながら「感謝‼感激!雨あられ‼天皇陛下有難うございます」とでも、どんどん積極的にアピールする姿を、そっと静かに暖かく見守りながら、「もっともっと、どんどん輝いて下さい」とでもアピールしながら、多極化する国際社会の流れの中に、名誉ある孤立化をして、そっと静かにいないふりをすることで、これが日米安全保障条約の終わりの始まりのきっかけを招いた動かぬ証拠として、北太平洋安全保障条約に吸収合併させてしまうことで、そっと静かに梯子を外されることで、これを勘違いして、「憲法9条を亡き者にしてでも戦前の日本を取り戻そうとする魂胆見え見えの日本会議に対しては、「まさかこれがお国のため、天王陛下のためなどと言ったところで、天皇陛下にとってもこれほど迷惑極まりないものは何処にもないことは、アメリカからして、公共の迷惑であることもまたお見通しのことであることを、誇りとすれば、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って参りますので、どうぞ、アメリカの言いなりになって、誇りを持って、どんどん涙を流し続けながら、セルフネグレクト状態になるまで、「大日本帝国の大馬鹿野郎!」とでも、国際社会全体には、アメリカの言いなりになってどんどん、アピールし続けてみてください」この見返りに、全人類からのご褒美として、憲法9条にノーベル平和賞のお墨付きを賜ることで、安倍総理をはじめとする使い物にならない間抜け官僚自らが、「感謝‼感激!雨あられ‼天皇陛下有難うございます」とでも、どんどん涙を流し続けながらアピールし続けていくことで、公共の利益と公共の迷惑とのリア気合反状態になるだけのことであれば、これ以上でもなければこれ以下でもないことを誇りとして、日本経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、持続的な成長発展に繋げていくことで、日本の歴史的な転機の始まりのきっかけにもなりうるかもしれないことを誇りとして、憲法9条を亡き者にsぢようとする魂胆だけは、どうぞ心置きなく、どんどん涙を流し続けながら、そのまま、そっと静かに墓場までとっとと持って行って下さい」ということで応えていくことで、歴史のごみ箱の中に、そっと静かに葬り捨ててしまうことにすれば、何よりのことなのかも知れませんね。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/697.html#c25
コメント [政治・選挙・NHK267] 中曽根康弘が墓場に持って行った秘密を告げる「LA INTERNATIONAL」誌の座談会と大勲位の死因の謎 バロック
2. 2019年12月01日 10:49:37 : WlknS05lOc : TXlLNTRqRnZsV1U=[1]
>>1 原子力推進が中曽根と鹿島の私利私欲の為に行われてきた
中曽根家と鹿島家の政略結婚である。中曽根の次女である美恵子は、鹿島の次期社長と目されている渥美直紀(6代社長の渥美健夫の息子)と結婚している。http://esashib.com/kenpo04.htm

自衛隊と県警が、乗客の死亡を待つかのように救難隊の到着を遅らせたことは事実なのだ。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=339374
この無為に過ぎていった10時間の間に何が行われのか、ということだ。

重要なことは、御巣鷹山の墜落現場が、想像以上に広範囲に黒く焦げていることだ。

墜落した日航機の燃料は満タン状態だったとはいえ、これほど広範囲に森林を燃やし尽くすことなど不可能だ。今でもネット上には現場の画像が残っているので確認することができる。

さらに、どの遺体も炭化するほど黒こげになっていた。

どんな巨大な航空機も、広範囲に散らばっている500人を超える犠牲者をこれほど真っ黒焦げにする大量のジェット燃料を積むことはできない。

自衛隊に、やっと現場に入ることを許された上野村の住人の証言によると、現場には、ガソリンとタールを混合したような異臭が立ち込めていて、明らかにジェット燃料以外の燃料が燃えた跡であることを確信したとの証言が得られている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/732.html#c2

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 食べ物、農業関係投稿リンク 中川隆
44. 中川隆[-15239] koaQ7Jey 2019年12月01日 10:53:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2311]
日米FTA巡る重大局面 国会で鈴木宣弘教授や内田聖子氏らが参考人として問題を指摘
2019年11月30日

 安倍政府はトランプが要求する1月1日の発効をめざして日米貿易協定承認案の国会審議を猛スピードでおこなっている。審議らしい審議もなく19日には衆院本会議で可決し、参議院に送られた。参議院外交委員会では28日、参考人質疑がおこなわれ、鈴木宣弘(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)、内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉共同代表)の両氏が日米貿易協定が日本国民にとってどのような問題点をはらんだものかについて鋭くつっこんだ指摘をおこなった。その要旨を紹介する。こういう重大局面を迎えているにもかかわらず、メディアは「桜を見る会」ばかり騒いで何も報道しない。そして、野党4党は「桜を見る会」を理由に29日からの衆参両院での審議拒否を決め、与党は野党欠席のもとで日米貿易協定承認案を強行採決する構えを見せている。一連の茶番劇のもとで、日本社会にとっての重大案件が国会承認される事態を迎えている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◇ 鈴木宣弘 (東京大学大学院教授)

 本協定をめぐる議論には私が思うに事実と異なる点があると思うので、そのような点から所見をのべたい。

 まず一つ大きな点は、アメリカが自動車関税及び部品の関税撤廃を約束したという点だ。日本政府はそのように話し署名した。しかしその後に開示されたアメリカ側の合意内容、英文だけが出ているが、それには今後交渉を続けるとしか書いていない。この英文が関税撤廃を約束したと読めるというのであれば、まったく理解に苦しむ。アメリカ側も自動車の関税撤廃は約束していないと交渉トップがコメントしているし、影響試算についても日本が自動車の関税撤廃を見込んで試算しているのは理解できないとアメリカ側は指摘している。

 では、なぜない約束をあることにしなくてはいけないのか。それは約束があることにしないと、アメリカの貿易額の92%を含む協定であるといっているのが、自動車の部分が4割ぐらい抜ければ5割少しに落ち込んでしまう。これは過去に例のない前代未聞の国際法違反協定となる。この点だけでも国会批准はむつかしくなる。

 われわれは差別的なつまみ食い協定の横行が第二次世界大戦までいってしまったという反省から戦後ガットのルールで二国間の自由貿易協定をやるときは、90%以上を含まなければいけないというルールをみんなで一生懸命守ってきた。その結果200ぐらいある自由貿易協定のなかで85%のカバー率を下回る協定はほとんどない状態になっている。そういうなかで日米二国の大きな経済圏が50数%の協定を発効するとなったら、世界の貿易秩序に対する大きな挑戦だ。前代未聞の犯罪行為ともいえる、戦後の世界の努力を無に帰すような事態が生じるわけで、その点をどう考えるのか非常に大きな問題だ。

 それから個別の品目でいうと、アメリカからの日本の牛肉輸入についてはTPP合意にとどめられたという議論があるが、日本は牛肉についての低関税での輸入枠、セーフガードというのをアメリカの分も含めてTPP11で、11カ国に差し出した。61万d。そのなかにアメリカの分が入っていた。それにアメリカと二国でまた24万dを加えてしまったわけだ。だからこれはすでにTPPごえだ。しかもアメリカの24万dについては、それをこえてアメリカが日本に牛肉を持ってきたら、10日間以内に協議を開始してアメリカの枠を増やしていくということをサイドレターで決めていることが後で明らかになった。これは結果的にはアメリカの枠をどんどん増やして、関税9%でアメリカはいくらでも日本に持ってこれることをやっていくということであって、セーフガードのガードにはまったくならないという、大変な事態を招くことになる。

 それから日本からのアメリカへの牛肉輸出は、アメリカが何十万dなのに日本からはわずか200dしか低関税枠がない。それが最大6万dというが、それはほかの国の枠も含めてのことで200d少しこえても低関税でいいよというぐらいの約束にしか見えない。ところがTPP全体のときにはアメリカはその200dの枠も拡大し、いずれはなくして15年後には関税も撤廃すると日本に約束していた。それを完全に反故にされて200dが少し増えるだけになったことが日本の成果だというのは私には理解できない。

 それからコメや乳製品は勝ちとったというが、コメはカリフォルニアの主産物で、トランプ大統領にとってはどう頑張っても負けるカリフォルニアはむしろいじめた方がいいぐらいの形で対応したといわれている。では乳製品の枠はどうかというと、乳製品やその他33品目、TPPワイド枠といってアメリカの分も含めてTPP11の国にすでに譲ってしまっている。TPP水準がそこで日本にとっては実現されてしまっているわけで、アメリカの分がそこに加わればすぐにTPPごえになる。それが回避されたからといって、それはアメリカから見ればTPPマイナスという評価もありうるとは思うが、日本から見ればすでにアメリカの分も含めてTPP11で実現してしまっているので、その点をよく考えないといけないのではないかと思う。

 それから奇妙なことに、今回の協定の日本側の約束内容のなかにアメリカが将来にわたって特恵的な待遇を強く要求すると書かれている。これはアメリカの単なる希望的観測ではなく、日本側の合意内容に書かれているということは大変重要な意味を持つと考える。そもそもアメリカが一度日本から得た合意内容をもういらないというわけがない。すでにコメの団体も酪農の団体も何とかしろといっている。だから、こういうことがこれからすぐに起こる。

 そして自動車のために農業を差し出したわけではないといっているが、交渉官がすでに記者会見で、これから自動車の交渉をするにあたっては、まだ日本の農産物は大分余裕があるので、それをカードに使うといっている。このことは非常に正直だったなと思う。

 それから25%の自動車関税は発動されないというが、本当に約束されたのか。どこにも書いていない。むしろ協定本文には安全保障上の理由で本協定の規定にかかわらずやれるのだと書いている。この意味は大きいと思う。逆にいえばこのような安全保障上の規定が入っているのであれば、日本の方こそ安全保障上の理由で食料の関税障壁はもっと高めるというくらいいい返せばいいではないか。そういうことが問題だ。

 要はEUは25%の自動車関税で脅されても、それは犯罪行為だから許さないといって対抗した。日本はその犯罪行為に対して、いやいやそれは困るからいろいろ出すからうちだけは許してくれという話になったので、どんどんいろいろなものを出されて、中国との関係で余ったトウモロコシまで600億円分尻ぬぐいしなさいといわれてそれまで約束してしまった。どんどん犯罪者にお金を払って許しを請うような形の交渉をやって、そのあげくが日米二国でさらなる前代未聞の犯罪行為、WTO違反協定を今本当にこのままやるのかということになっている。

 ウィンウィンだというが、どこがウィンウィンなのか。農産物だけとってみても、日本側の農産物の関税撤廃率は72%になっている。アメリカ側は明治大学の作山先生が書かれているが、アメリカ側の農産物の関税撤廃率はなんと1%だ。トランプ大統領にとっては、自動車も勝ちとった、日本には撤廃しないということを貫いた、農産物もほしいものはもらった。まさにトランプ大統領の選挙対策としてウィンウィンだ。それに日本が一生懸命協力しているというのが 今の状況ではないだろうか。

 試算についてだが、われわれが政府と同じモデルで再計算した。自動車の関税撤廃がおこなわれなかった場合には日本のGDPの増加率はほぼゼロだ。そして日本の自動車の生産額は800億円くらい減る。そして農産物は最大9500億円ほどのマイナスが出る。数字は正直だ。自動車も農産物もすべて失っている。だからこのような完敗の、完全に日本側が負けているということが明らかな協定を、前代未聞の国際法違反まで犯して批准するという深刻さ。誰のために何のためにこれをやらなければならないのか。そのことをよく考えていただきたい。

 そしてこういうことをやっていると日本の農業は大変なことになる。すでに地域農業は生産構造脆弱化で、もう5年、10年で集落がなくなるところがどんどん増えている。それにこのようなたたみかける自由化をやればなにが起こるか。ここに一つの試算があるが、2035年ぐらいに牛肉や豚肉では自給率が1割台になるかもしれない。こういう状況が目の前に来ている。だからこのように農産物の自由化を進めることは、農家の問題ではあるが、消費者はメリットだ、「安い、安い」といっていると大変なことになる。アメリカの牛肉にエストロゲンは600倍も入っており、成長促進剤のラクトパミンも含め、すべて乳がん、前立腺がんとの関係が強いといわれている。それからBSEにかかっている牛はアメリカでは十分検査がされていないが、日本は5月17日にアメリカ産牛肉を全面解禁した。これが日米協定の最初の成果でもある。遺伝子組み換え食品についてはアメリカからの要請を受けて「遺伝子組み換えではない」という表示を2023年に実質禁止することが決まった。ゲノム編集については10月1日からアメリカの要請を受けて完全に野放しにしている。

 アメリカのトウモロコシ、大豆、小麦に直接かけられている除草剤は、アメリカがもっと振りかけなければいけないといい、日本人の安全基準値をもっと緩めろというのでこれも緩めてしまった。日本では禁止しているイマザリルとかOPPの収穫後農薬も、アメリカから運んでくるときにかけなければならない。これまで食品添加物だということでむりやりそれを認めてきたが、アメリカはその表示義務はアメリカに対する不当な差別だからこれをやめろとTPP交渉のときからいっており、今の日米協定のなかでこの表示を廃止する議論がおこなわれている。

 これだけ見てもリスク満載だ。これを食べ続けることでわれわれは「安い」といっていると、病気になって早く死ぬ。どこが「安い」のか。牛丼、豚丼、チーズが安いといっているうちにどんどん病気が増えて、「いけない」となって、国産の安全な食物を支えなければいけないとなったときに、自給率が1割になっていたらもう手遅れだ。その瀬戸際まできているということを私たちは考えなければいけないのではないか。

 国民の命を守り国土を守るには、どんなときにも安全安心な食料を安定的に国民に供給すること、それを支える農林水産業の持続が不可欠だ。農は国の本なり。そのためには自給率をしっかりと維持していく。これが世界の常識だ。それがどんどん下がって37%まで下がっても、まだ下がってもかまわないと、自給率が死語になろうとしているのが我が国の現状だ。

 アメリカから何兆円も武器を買うだけが安全保障ではない。食を握られることは国民の命を握られ、国の独立を失うことだと肝に銘じて、まさに真の安全保障の一角を担う農林水産業を支える政策を再構築する。このようなとめどない自由化が本当にいいのかということを考えなければいけない。食料がなくなってから、かわりにオスプレイをかじることはできない。

 もう一ついいたいのは、今までの経緯を見ていると、先生方が、あるいは霞ヶ関のみなさんが国会などで発言されたことが現実には後になって違ってくる。そのときに誰も責任をとらなくてもいいというシステムそのものに問題があるのではないかと思っている。「TPPには参加しない」といって参加して、「重要5品目は守る」といって守らなくて、「日米FTAを避けるためにTPP11」だといって今度は日米FTAになった。今回もいろんなことがそうではないといわれているが、本当になったときにはどうやって責任をとるのか。このことについてきちんと責任をとるシステムをつくらないと、その場しのぎの虚偽で次次と悪い段階に物事が進んでいくことを止めることができない。今回のような協定をこのまま承認すれば、アメリカは議会承認が必要ない。日本だけが承認をやって世界から非難されれば、その責任をとるのは国会議員の方方だ。

◇ 内田聖子 (アジア太平洋資料センター共同代表)

 日米貿易協定で一点強調したいのは、TPPからアメリカが脱退したときに日本政府は「米国抜きのTPPは意味がない」といっていた。TPP11の審議の際には「日本は米国をTPPに復帰させる努力をする」といっていた。そして「日米FTAには応じない」という方針を立てていた。これは日本政府のルールベースの包括的なFTAを目指していくという主張にそったものであり、私はこれに賛同するわけではないが、少なくとも当時の政府の主張に論理の一貫性はあった。ところが日米FTAを求めてきてそこに応じてしまった。日本にとって非常に大きな方針の転換になった。このことが国会審議でも深められていないのではないかと思っている。

 つまり日本が「ルールに基づく自由貿易」や「TPPにアメリカに復帰してもらう」などの筋を通すという大義を下ろしたということになる。日米同盟に縛られた関係のなかで日米貿易の交渉が始まっていった。これはそもそも日本が望んでいなかった協定だし、理にもかなっていない。スタートの時点から矛盾の上に立つ協定だと思っている。その矛盾の上に立って交渉した結果、日本の利益はこうだということを後付けのような形で説明されるため、どうしても無理がある。協定の評価そのものもバラバラだと思っている。

 この間、国会審議をインターネット等で見てきたが、事実関係が明らかになっていない。資料や根拠も共有されていない。そしてそちらに時間がとられ過ぎている。今一番考えるべきは、大きな転換をしてしまったのなら、今後日本は激動の時代で、どのような通商政策をとっていくのか、中国との関係も含めてどういう多国間の枠組みをつくるのか、という非常に長期的で本質的な議論だ。それがなされていないのではないかということに懸念を持っている。

 日米貿易協定は最初、TAGといって始まったが、今では誰も使っていない。途中から「物品だけではなくサービスや投資をやる」と漠然とした形で明示された。これは段階方式というが、まず物品をやり、次にその他をやるというのは貿易協定では非常に珍しい異例のやり方だ。どの国にとっても、どの範囲を交渉するのかは非常に重要な基本中の基本だ。例えばWTOでも何を交渉するのかで延延と議論して決まらないという状況があるし、TPPや日本とEUの協定でも、必ず予備交渉をしてなにを交渉範囲にするか定義して交渉に入る。

 ところが物品を批准した後にやるといわれている二段階目の交渉分野はサービスが入るのか、投資や知財が入るのか、さっぱり分からない。非常に不明瞭な状況になっている。これは日本にとって非常に不利な立ち位置にならざるを得ない。二段階の交渉というのは、先にたくさんカードを切ってしまった側が不利になるし、あるいは力関係のなかでねじ込まれ、応じていかざるをえないということがある。日米貿易協定は非常に異例であるし、片務的であり非対称ということがいえる。

 「アメリカの交渉目的」という昨年12月に出た文書をこのたび資料で提示したが、もともとアメリカは包括的なFTAを目指している。トランプ大統領の選挙対策でまずは物品に手をつけているが、そもそもの交渉目的を読むと、TPPをベースにして、さらに「為替操作禁止条項を入れて欲しい」とか、「非市場国排除条項(これは中国をさしている)」などが入っている。TPPをよりアップグレードするものをこの協定で最終的には求めている。

 アメリカが包括的なFTAを目指すのは90年代以降ずっとそうだが、物品だけでは足りず、ルールの部分、非関税部分を求めることによって利益が最大化するからだ。それでアメリカは昨年の交渉前からどの分野をやりたい、どういうふうにやりたいということを明示してきたわけだ。ところが日本はどうかというと、そもそも望んだ協定ではないので、交渉に入る前になにが目的か、なにを獲得するのかということが明文化されていない。

 今回の日米貿易交渉の問題で大きな所は、通商拡大法に基づく高関税措置をアメリカにとらせないことがマックスの目的になったという設定だ。ここでもアメリカとまったく立場が違っている。だから国会ではTPPにアメリカを復帰させるという大義はどこにいったのか、あるいは日本が求めるべき目的は高関税措置を回避するということで良かったのか、ということを基本中の基本として検証いただきたいと強く思っている。

 それからこの交渉はアメリカペースで進み、1月1日に発効を目指すと新聞で書かれているが、この理由がよくわからない。日本でこの協定が1月1日に発効しなければいけない合理的な根拠はない。トランプ大統領の選挙のためではないかと思うが、そのおかげで非常に拙速な審議が国会でもおこなわれている。

 TPPや日EUの頃は、少なくとも合意があってその後影響試算等も出て、議員の皆さんが協定文を一定程度吟味する時間があって、国会審議という流れだった。国民への説明も不十分だが一定程度なされてきた。

 ところが今回は圧倒的に日数も足りず、農業の政策大綱も衆議院の可決が終わった後に出されてしまう。これでは議会の権限や透明性、説明責任、そしてなによりも打撃を受ける農家の方方に対して非常に不誠実ではないかと思っている。国会軽視ということを改めて指摘したい。

 そして協定の中身の問題で気になるのは、自動車の関税引き下げを本当にアメリカが約束したのかということだ。これはWTOの抵触問題だ。国会でも指摘がなされている。WTO違反の問題は九月の合意前後から、アメリカの側でも貿易の専門家や研究者、シンクタンク等ではずっと指摘されている。日米だけでなくEUやその他の国の専門家も同じような指摘をしている。

 もう一つは高関税措置が本当に回避できたのかということに関しても、非常に解釈の余地を残すような文言が共同声明にあり理解もさまざまだ。日本でも政府の見解と違う見解があるし、アメリカでもある。だが概ね「必ずしもトランプ大統領は高関税を課さないと約束したわけではない」という理解で共通していると思っている。

 アメリカの議会や業界団体の受け止めがどうなっているかを紹介したい。同じ事実、確定した事実をもとにそれぞれの国で議論することはやればいいが、どうも事実のところがぼやけてはっきりしない。あるいは日米政府の説明がどうやら食い違っているようだということなので、アメリカではどういう受け止めがあり、どういう議論がされているのかということはわれわれがしっかり知る必要があるという意味で紹介する。

 先週の20日にアメリカの下院歳入委員会の貿易小委員会で公聴会があった。4人の専門家が証言をしたわけだが、その場でもアメリカが自動車や部品の関税撤廃をしていないという証言があった。例えば全米自動車労組の方が明言されている。CSIS(戦略国際問題研究所)の方も「ワシントンはTPPのもとで段階的に削減されるはずだった日本製の自動車への2・5%の関税及び自動車部品の関税を削減することに同意しませんでした」といっている。これは日本政府の説明と真っ向から矛盾している。一体、事実がどこにあるのか、ということを深く検証しなければならないと思っている。アメリカ政府もこの件に関してははっきりした態度を示していない。だから非常に奇妙な構図が生まれていて、日本と米国のそれぞれの専門家や議員、業界団体の方はWTOに違反しているのではないかといって、いろいろな対策も考えている。ところが両国の政府がはっきりとした共通の理解として示していない。

 もしWTO違反であれば、どうしないといけないかというと、そういう協定は結ばない、あるいは中間協定として位置づけるという方法がある。アメリカの側では後付けで中間協定にしてWTO違反を回避する(これは二段階目の交渉を期限も内容も明確化しなければならない)という議論もある。二段階目の交渉については「コメや乳製品をもっと交渉しなければいけない」「自動車の方は関税削減などとんでもない。むしろ日本の非関税障壁を撤廃させて、アメリカの車をもっと日本に売るようにしなさい」などの意見もある。

 熟議が足りていないということを改めて指摘しておきたい。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/14451
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/812.html#c44

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] トヨタの為に毒塗オレンジを食べさせられている日本人 _ 日本を農業の無い国にして良いのか? 中川隆
120. 中川隆[-15238] koaQ7Jey 2019年12月01日 10:54:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2310]
日米FTA巡る重大局面 国会で鈴木宣弘教授や内田聖子氏らが参考人として問題を指摘
2019年11月30日

 安倍政府はトランプが要求する1月1日の発効をめざして日米貿易協定承認案の国会審議を猛スピードでおこなっている。審議らしい審議もなく19日には衆院本会議で可決し、参議院に送られた。参議院外交委員会では28日、参考人質疑がおこなわれ、鈴木宣弘(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)、内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター〈PARC〉共同代表)の両氏が日米貿易協定が日本国民にとってどのような問題点をはらんだものかについて鋭くつっこんだ指摘をおこなった。その要旨を紹介する。こういう重大局面を迎えているにもかかわらず、メディアは「桜を見る会」ばかり騒いで何も報道しない。そして、野党4党は「桜を見る会」を理由に29日からの衆参両院での審議拒否を決め、与党は野党欠席のもとで日米貿易協定承認案を強行採決する構えを見せている。一連の茶番劇のもとで、日本社会にとっての重大案件が国会承認される事態を迎えている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◇ 鈴木宣弘 (東京大学大学院教授)

 本協定をめぐる議論には私が思うに事実と異なる点があると思うので、そのような点から所見をのべたい。

 まず一つ大きな点は、アメリカが自動車関税及び部品の関税撤廃を約束したという点だ。日本政府はそのように話し署名した。しかしその後に開示されたアメリカ側の合意内容、英文だけが出ているが、それには今後交渉を続けるとしか書いていない。この英文が関税撤廃を約束したと読めるというのであれば、まったく理解に苦しむ。アメリカ側も自動車の関税撤廃は約束していないと交渉トップがコメントしているし、影響試算についても日本が自動車の関税撤廃を見込んで試算しているのは理解できないとアメリカ側は指摘している。

 では、なぜない約束をあることにしなくてはいけないのか。それは約束があることにしないと、アメリカの貿易額の92%を含む協定であるといっているのが、自動車の部分が4割ぐらい抜ければ5割少しに落ち込んでしまう。これは過去に例のない前代未聞の国際法違反協定となる。この点だけでも国会批准はむつかしくなる。

 われわれは差別的なつまみ食い協定の横行が第二次世界大戦までいってしまったという反省から戦後ガットのルールで二国間の自由貿易協定をやるときは、90%以上を含まなければいけないというルールをみんなで一生懸命守ってきた。その結果200ぐらいある自由貿易協定のなかで85%のカバー率を下回る協定はほとんどない状態になっている。そういうなかで日米二国の大きな経済圏が50数%の協定を発効するとなったら、世界の貿易秩序に対する大きな挑戦だ。前代未聞の犯罪行為ともいえる、戦後の世界の努力を無に帰すような事態が生じるわけで、その点をどう考えるのか非常に大きな問題だ。

 それから個別の品目でいうと、アメリカからの日本の牛肉輸入についてはTPP合意にとどめられたという議論があるが、日本は牛肉についての低関税での輸入枠、セーフガードというのをアメリカの分も含めてTPP11で、11カ国に差し出した。61万d。そのなかにアメリカの分が入っていた。それにアメリカと二国でまた24万dを加えてしまったわけだ。だからこれはすでにTPPごえだ。しかもアメリカの24万dについては、それをこえてアメリカが日本に牛肉を持ってきたら、10日間以内に協議を開始してアメリカの枠を増やしていくということをサイドレターで決めていることが後で明らかになった。これは結果的にはアメリカの枠をどんどん増やして、関税9%でアメリカはいくらでも日本に持ってこれることをやっていくということであって、セーフガードのガードにはまったくならないという、大変な事態を招くことになる。

 それから日本からのアメリカへの牛肉輸出は、アメリカが何十万dなのに日本からはわずか200dしか低関税枠がない。それが最大6万dというが、それはほかの国の枠も含めてのことで200d少しこえても低関税でいいよというぐらいの約束にしか見えない。ところがTPP全体のときにはアメリカはその200dの枠も拡大し、いずれはなくして15年後には関税も撤廃すると日本に約束していた。それを完全に反故にされて200dが少し増えるだけになったことが日本の成果だというのは私には理解できない。

 それからコメや乳製品は勝ちとったというが、コメはカリフォルニアの主産物で、トランプ大統領にとってはどう頑張っても負けるカリフォルニアはむしろいじめた方がいいぐらいの形で対応したといわれている。では乳製品の枠はどうかというと、乳製品やその他33品目、TPPワイド枠といってアメリカの分も含めてTPP11の国にすでに譲ってしまっている。TPP水準がそこで日本にとっては実現されてしまっているわけで、アメリカの分がそこに加わればすぐにTPPごえになる。それが回避されたからといって、それはアメリカから見ればTPPマイナスという評価もありうるとは思うが、日本から見ればすでにアメリカの分も含めてTPP11で実現してしまっているので、その点をよく考えないといけないのではないかと思う。

 それから奇妙なことに、今回の協定の日本側の約束内容のなかにアメリカが将来にわたって特恵的な待遇を強く要求すると書かれている。これはアメリカの単なる希望的観測ではなく、日本側の合意内容に書かれているということは大変重要な意味を持つと考える。そもそもアメリカが一度日本から得た合意内容をもういらないというわけがない。すでにコメの団体も酪農の団体も何とかしろといっている。だから、こういうことがこれからすぐに起こる。

 そして自動車のために農業を差し出したわけではないといっているが、交渉官がすでに記者会見で、これから自動車の交渉をするにあたっては、まだ日本の農産物は大分余裕があるので、それをカードに使うといっている。このことは非常に正直だったなと思う。

 それから25%の自動車関税は発動されないというが、本当に約束されたのか。どこにも書いていない。むしろ協定本文には安全保障上の理由で本協定の規定にかかわらずやれるのだと書いている。この意味は大きいと思う。逆にいえばこのような安全保障上の規定が入っているのであれば、日本の方こそ安全保障上の理由で食料の関税障壁はもっと高めるというくらいいい返せばいいではないか。そういうことが問題だ。

 要はEUは25%の自動車関税で脅されても、それは犯罪行為だから許さないといって対抗した。日本はその犯罪行為に対して、いやいやそれは困るからいろいろ出すからうちだけは許してくれという話になったので、どんどんいろいろなものを出されて、中国との関係で余ったトウモロコシまで600億円分尻ぬぐいしなさいといわれてそれまで約束してしまった。どんどん犯罪者にお金を払って許しを請うような形の交渉をやって、そのあげくが日米二国でさらなる前代未聞の犯罪行為、WTO違反協定を今本当にこのままやるのかということになっている。

 ウィンウィンだというが、どこがウィンウィンなのか。農産物だけとってみても、日本側の農産物の関税撤廃率は72%になっている。アメリカ側は明治大学の作山先生が書かれているが、アメリカ側の農産物の関税撤廃率はなんと1%だ。トランプ大統領にとっては、自動車も勝ちとった、日本には撤廃しないということを貫いた、農産物もほしいものはもらった。まさにトランプ大統領の選挙対策としてウィンウィンだ。それに日本が一生懸命協力しているというのが 今の状況ではないだろうか。

 試算についてだが、われわれが政府と同じモデルで再計算した。自動車の関税撤廃がおこなわれなかった場合には日本のGDPの増加率はほぼゼロだ。そして日本の自動車の生産額は800億円くらい減る。そして農産物は最大9500億円ほどのマイナスが出る。数字は正直だ。自動車も農産物もすべて失っている。だからこのような完敗の、完全に日本側が負けているということが明らかな協定を、前代未聞の国際法違反まで犯して批准するという深刻さ。誰のために何のためにこれをやらなければならないのか。そのことをよく考えていただきたい。

 そしてこういうことをやっていると日本の農業は大変なことになる。すでに地域農業は生産構造脆弱化で、もう5年、10年で集落がなくなるところがどんどん増えている。それにこのようなたたみかける自由化をやればなにが起こるか。ここに一つの試算があるが、2035年ぐらいに牛肉や豚肉では自給率が1割台になるかもしれない。こういう状況が目の前に来ている。だからこのように農産物の自由化を進めることは、農家の問題ではあるが、消費者はメリットだ、「安い、安い」といっていると大変なことになる。アメリカの牛肉にエストロゲンは600倍も入っており、成長促進剤のラクトパミンも含め、すべて乳がん、前立腺がんとの関係が強いといわれている。それからBSEにかかっている牛はアメリカでは十分検査がされていないが、日本は5月17日にアメリカ産牛肉を全面解禁した。これが日米協定の最初の成果でもある。遺伝子組み換え食品についてはアメリカからの要請を受けて「遺伝子組み換えではない」という表示を2023年に実質禁止することが決まった。ゲノム編集については10月1日からアメリカの要請を受けて完全に野放しにしている。

 アメリカのトウモロコシ、大豆、小麦に直接かけられている除草剤は、アメリカがもっと振りかけなければいけないといい、日本人の安全基準値をもっと緩めろというのでこれも緩めてしまった。日本では禁止しているイマザリルとかOPPの収穫後農薬も、アメリカから運んでくるときにかけなければならない。これまで食品添加物だということでむりやりそれを認めてきたが、アメリカはその表示義務はアメリカに対する不当な差別だからこれをやめろとTPP交渉のときからいっており、今の日米協定のなかでこの表示を廃止する議論がおこなわれている。

 これだけ見てもリスク満載だ。これを食べ続けることでわれわれは「安い」といっていると、病気になって早く死ぬ。どこが「安い」のか。牛丼、豚丼、チーズが安いといっているうちにどんどん病気が増えて、「いけない」となって、国産の安全な食物を支えなければいけないとなったときに、自給率が1割になっていたらもう手遅れだ。その瀬戸際まできているということを私たちは考えなければいけないのではないか。

 国民の命を守り国土を守るには、どんなときにも安全安心な食料を安定的に国民に供給すること、それを支える農林水産業の持続が不可欠だ。農は国の本なり。そのためには自給率をしっかりと維持していく。これが世界の常識だ。それがどんどん下がって37%まで下がっても、まだ下がってもかまわないと、自給率が死語になろうとしているのが我が国の現状だ。

 アメリカから何兆円も武器を買うだけが安全保障ではない。食を握られることは国民の命を握られ、国の独立を失うことだと肝に銘じて、まさに真の安全保障の一角を担う農林水産業を支える政策を再構築する。このようなとめどない自由化が本当にいいのかということを考えなければいけない。食料がなくなってから、かわりにオスプレイをかじることはできない。

 もう一ついいたいのは、今までの経緯を見ていると、先生方が、あるいは霞ヶ関のみなさんが国会などで発言されたことが現実には後になって違ってくる。そのときに誰も責任をとらなくてもいいというシステムそのものに問題があるのではないかと思っている。「TPPには参加しない」といって参加して、「重要5品目は守る」といって守らなくて、「日米FTAを避けるためにTPP11」だといって今度は日米FTAになった。今回もいろんなことがそうではないといわれているが、本当になったときにはどうやって責任をとるのか。このことについてきちんと責任をとるシステムをつくらないと、その場しのぎの虚偽で次次と悪い段階に物事が進んでいくことを止めることができない。今回のような協定をこのまま承認すれば、アメリカは議会承認が必要ない。日本だけが承認をやって世界から非難されれば、その責任をとるのは国会議員の方方だ。

◇ 内田聖子 (アジア太平洋資料センター共同代表)

 日米貿易協定で一点強調したいのは、TPPからアメリカが脱退したときに日本政府は「米国抜きのTPPは意味がない」といっていた。TPP11の審議の際には「日本は米国をTPPに復帰させる努力をする」といっていた。そして「日米FTAには応じない」という方針を立てていた。これは日本政府のルールベースの包括的なFTAを目指していくという主張にそったものであり、私はこれに賛同するわけではないが、少なくとも当時の政府の主張に論理の一貫性はあった。ところが日米FTAを求めてきてそこに応じてしまった。日本にとって非常に大きな方針の転換になった。このことが国会審議でも深められていないのではないかと思っている。

 つまり日本が「ルールに基づく自由貿易」や「TPPにアメリカに復帰してもらう」などの筋を通すという大義を下ろしたということになる。日米同盟に縛られた関係のなかで日米貿易の交渉が始まっていった。これはそもそも日本が望んでいなかった協定だし、理にもかなっていない。スタートの時点から矛盾の上に立つ協定だと思っている。その矛盾の上に立って交渉した結果、日本の利益はこうだということを後付けのような形で説明されるため、どうしても無理がある。協定の評価そのものもバラバラだと思っている。

 この間、国会審議をインターネット等で見てきたが、事実関係が明らかになっていない。資料や根拠も共有されていない。そしてそちらに時間がとられ過ぎている。今一番考えるべきは、大きな転換をしてしまったのなら、今後日本は激動の時代で、どのような通商政策をとっていくのか、中国との関係も含めてどういう多国間の枠組みをつくるのか、という非常に長期的で本質的な議論だ。それがなされていないのではないかということに懸念を持っている。

 日米貿易協定は最初、TAGといって始まったが、今では誰も使っていない。途中から「物品だけではなくサービスや投資をやる」と漠然とした形で明示された。これは段階方式というが、まず物品をやり、次にその他をやるというのは貿易協定では非常に珍しい異例のやり方だ。どの国にとっても、どの範囲を交渉するのかは非常に重要な基本中の基本だ。例えばWTOでも何を交渉するのかで延延と議論して決まらないという状況があるし、TPPや日本とEUの協定でも、必ず予備交渉をしてなにを交渉範囲にするか定義して交渉に入る。

 ところが物品を批准した後にやるといわれている二段階目の交渉分野はサービスが入るのか、投資や知財が入るのか、さっぱり分からない。非常に不明瞭な状況になっている。これは日本にとって非常に不利な立ち位置にならざるを得ない。二段階の交渉というのは、先にたくさんカードを切ってしまった側が不利になるし、あるいは力関係のなかでねじ込まれ、応じていかざるをえないということがある。日米貿易協定は非常に異例であるし、片務的であり非対称ということがいえる。

 「アメリカの交渉目的」という昨年12月に出た文書をこのたび資料で提示したが、もともとアメリカは包括的なFTAを目指している。トランプ大統領の選挙対策でまずは物品に手をつけているが、そもそもの交渉目的を読むと、TPPをベースにして、さらに「為替操作禁止条項を入れて欲しい」とか、「非市場国排除条項(これは中国をさしている)」などが入っている。TPPをよりアップグレードするものをこの協定で最終的には求めている。

 アメリカが包括的なFTAを目指すのは90年代以降ずっとそうだが、物品だけでは足りず、ルールの部分、非関税部分を求めることによって利益が最大化するからだ。それでアメリカは昨年の交渉前からどの分野をやりたい、どういうふうにやりたいということを明示してきたわけだ。ところが日本はどうかというと、そもそも望んだ協定ではないので、交渉に入る前になにが目的か、なにを獲得するのかということが明文化されていない。

 今回の日米貿易交渉の問題で大きな所は、通商拡大法に基づく高関税措置をアメリカにとらせないことがマックスの目的になったという設定だ。ここでもアメリカとまったく立場が違っている。だから国会ではTPPにアメリカを復帰させるという大義はどこにいったのか、あるいは日本が求めるべき目的は高関税措置を回避するということで良かったのか、ということを基本中の基本として検証いただきたいと強く思っている。

 それからこの交渉はアメリカペースで進み、1月1日に発効を目指すと新聞で書かれているが、この理由がよくわからない。日本でこの協定が1月1日に発効しなければいけない合理的な根拠はない。トランプ大統領の選挙のためではないかと思うが、そのおかげで非常に拙速な審議が国会でもおこなわれている。

 TPPや日EUの頃は、少なくとも合意があってその後影響試算等も出て、議員の皆さんが協定文を一定程度吟味する時間があって、国会審議という流れだった。国民への説明も不十分だが一定程度なされてきた。

 ところが今回は圧倒的に日数も足りず、農業の政策大綱も衆議院の可決が終わった後に出されてしまう。これでは議会の権限や透明性、説明責任、そしてなによりも打撃を受ける農家の方方に対して非常に不誠実ではないかと思っている。国会軽視ということを改めて指摘したい。

 そして協定の中身の問題で気になるのは、自動車の関税引き下げを本当にアメリカが約束したのかということだ。これはWTOの抵触問題だ。国会でも指摘がなされている。WTO違反の問題は九月の合意前後から、アメリカの側でも貿易の専門家や研究者、シンクタンク等ではずっと指摘されている。日米だけでなくEUやその他の国の専門家も同じような指摘をしている。

 もう一つは高関税措置が本当に回避できたのかということに関しても、非常に解釈の余地を残すような文言が共同声明にあり理解もさまざまだ。日本でも政府の見解と違う見解があるし、アメリカでもある。だが概ね「必ずしもトランプ大統領は高関税を課さないと約束したわけではない」という理解で共通していると思っている。

 アメリカの議会や業界団体の受け止めがどうなっているかを紹介したい。同じ事実、確定した事実をもとにそれぞれの国で議論することはやればいいが、どうも事実のところがぼやけてはっきりしない。あるいは日米政府の説明がどうやら食い違っているようだということなので、アメリカではどういう受け止めがあり、どういう議論がされているのかということはわれわれがしっかり知る必要があるという意味で紹介する。

 先週の20日にアメリカの下院歳入委員会の貿易小委員会で公聴会があった。4人の専門家が証言をしたわけだが、その場でもアメリカが自動車や部品の関税撤廃をしていないという証言があった。例えば全米自動車労組の方が明言されている。CSIS(戦略国際問題研究所)の方も「ワシントンはTPPのもとで段階的に削減されるはずだった日本製の自動車への2・5%の関税及び自動車部品の関税を削減することに同意しませんでした」といっている。これは日本政府の説明と真っ向から矛盾している。一体、事実がどこにあるのか、ということを深く検証しなければならないと思っている。アメリカ政府もこの件に関してははっきりした態度を示していない。だから非常に奇妙な構図が生まれていて、日本と米国のそれぞれの専門家や議員、業界団体の方はWTOに違反しているのではないかといって、いろいろな対策も考えている。ところが両国の政府がはっきりとした共通の理解として示していない。

 もしWTO違反であれば、どうしないといけないかというと、そういう協定は結ばない、あるいは中間協定として位置づけるという方法がある。アメリカの側では後付けで中間協定にしてWTO違反を回避する(これは二段階目の交渉を期限も内容も明確化しなければならない)という議論もある。二段階目の交渉については「コメや乳製品をもっと交渉しなければいけない」「自動車の方は関税削減などとんでもない。むしろ日本の非関税障壁を撤廃させて、アメリカの車をもっと日本に売るようにしなさい」などの意見もある。

 熟議が足りていないということを改めて指摘しておきたい。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/14451

http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/518.html#c120

コメント [政治・選挙・NHK267] 「シュレッダーは隠蔽のシンボル」と米紙揶揄 名簿廃棄で(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
33. 2019年12月01日 10:54:26 : nTgWC1Izqw : MVBNcS9MYWFlQW8=[1]
>>32
そういうミスリードのコメントを書いてる時点で
自民のネット工作員にしか見えないんだよお前みたいな奴は
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/668.html#c33
コメント [政治・選挙・NHK267] 実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」証拠写真(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 2019年12月01日 10:56:01 : HmMURyrUhk : WC5xMjFoNGczZFU=[304]
石原慎太郎が長年東京都知事をやっていた時と同じ、無名の息子を余人をもって代えがたい人物として都の予算を使った催しに勝手に使ったり弟石原裕次郎の芸人仲間を使って宣伝にこれ努める。

さもしい人間たち。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/729.html#c13

コメント [カルト23] ネトゲ・真山・反社の参加どうよ、汚職でリリーフの法相・答えは控える。一般論はこうで法曹である私の考えはこうでと言えねば… ポスト米英時代
6. 2019年12月01日 10:56:12 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[1048]
  スガの生産的でないというモノ言いも変、 先ず事実の解明が土台であり先決の筈、それを拒む自らの心理を高所に立ったモノ言いで誤魔化すのは或る意味、虚偽以上に不快、偽善を煮詰めた様な言葉だ 似た例は稲田の情報保護云々にも当てる  

 正しくは各々「真相究明が自分達には生産的な結果をもたらすとは思えない」また「自分達の交遊録が公開されると困るので保護して欲しい」と正確に言えば多少の同情票や大笑いも取れるというのにマコトに残念だ ;素直に謝らずカッコつけたモノ言いスンジャネーヨ byチコ
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/519.html#c6

コメント [経世済民133] 中古マンション販売、新築を上回る…条件に合う物件が格段に増加、“築深”が狙い目(Business Journal) 赤かぶ
3. 2019年12月01日 10:58:30 : HmMURyrUhk : WC5xMjFoNGczZFU=[305]
少子化で将来人口が減るのに売れるわけがない。地方では住宅は余りまくり。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/743.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK267] アベ擁護者の「さっぱりわからない」発言はこちらのセリフ それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
48. 2019年12月01日 10:58:45 : kswLBxBAvA : TGsuYnA0UUdKdEU=[1]
文明ではないから。

畜産なので。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/709.html#c48

コメント [政治・選挙・NHK267] 追悼・中曽根元首相。土井、不破との対談の感想も再掲。米国べったり&新自由主義で日本を壊した人(日本がアブナイ!) 笑坊
3. 2019年12月01日 11:02:29 : WlknS05lOc : TXlLNTRqRnZsV1U=[2]
>>1

中曽根の「国労つぶし」発言
中曽根康弘元総理大臣の国鉄労働組合についての発言に関する質問主意書
2006年6月6日         提出者  辻元清美
http://www.labornetjp.org/news/2006/1150390669374staff01/
有力な分析が出てきたのは、事故が起きた1985年8月12日からほぼ1年が過ぎた1986年7月、二人の航空自衛隊パイロットの『自殺』がきっかけとなった。

というのは、この二人の隊員の自殺に続いて、同年9月12日14日には、さらに二人の航空自衛隊員が自殺したからだ。

これがトリガーとなって、航空自衛隊員が次々と謎の自殺を遂げるようになった。

自衛隊員の自殺は、事故の翌年の1986年の1年間で90人以上という異常さ。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=339374
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/734.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK267] 安倍政権がジャパンライフへの立入検査を潰していた! 検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部… 赤かぶ
24. 2019年12月01日 11:06:02 : OHkMo5nAaE : UzloV1dqRTF5SUk=[406]
今問題のベネッセと言う企業の関わりも下村元文科大臣の時に持ち出し、岡山の加計とも関係する、徐々にその利権の道を造り今の萩生田極悪大臣まで来た、安倍はこうしてすべて自分の利権に関わることに権力を使い安倍仲間が手助けして今の大学入試も納得いかない中身で十分な時間も掛けず強行しようとしている。安倍、麻生、菅、下村、世耕、萩生田、稲田、高市、西村等々他安倍仲間はこれまでこのゴロツキ集団のよい様に政治と税金を使ってきた。国はもう正義もなく腐敗しマスコミも堕落し切っている、この国だけではどうにもならない、国際的に訴え国の正義を取り戻せないものか
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/719.html#c24
コメント [政治・選挙・NHK267] アベ擁護者の「さっぱりわからない」発言はこちらのセリフ それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
49. 2019年12月01日 11:07:21 : kswLBxBAvA : TGsuYnA0UUdKdEU=[2]
人は,

鳥獣魚介を弑してその肉を食し,

果実野菜を都合に合わせて変質させている。

家畜が人に吠えても,そこに人の罪は無く,よって人への罰は無い。

神は,

人を含めた鳥獣魚介を弑してその肉を食し,

人を含めた果実野菜を都合に合わせて変質させている。

人が神に吠えても,それは家畜が人に吠えることと,何も相違は無い。

いったい神の何処が悪いのか?

さっぱりわからない。


http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/709.html#c49

コメント [政治・選挙・NHK267] フクシマ事故と東京オリンピック(植草一秀の『知られざる真実』)  赤かぶ
9. 2019年12月01日 11:11:35 : HmMURyrUhk : WC5xMjFoNGczZFU=[306]
7佐助さん

小出さんもマンガに出てくるスーパーマンではないよ。そんな論理が通るなら誰をとっても口を極めて批判できるわな。小出さんは助教という低い地位に留め置かれ年に数百万円以上の金と地位を犠牲にしても原発批判を続けていた人だよ。

ところで君は何かしているのか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/730.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK267] 追悼・中曽根元首相。土井、不破との対談の感想も再掲。米国べったり&新自由主義で日本を壊した人(日本がアブナイ!) 笑坊
4. 2019年12月01日 11:11:38 : gDuJsjuxdc : LlJvaVVYTFJESUE=[514]
■中曽根も

 売国奴 腹黒総理の 一人!



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/734.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK267] アベ擁護者の「さっぱりわからない」発言はこちらのセリフ それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
50. 2019年12月01日 11:14:02 : kswLBxBAvA : TGsuYnA0UUdKdEU=[3]
人が神の地位についてはならないとは,グロバリズム(世界標準化)においてだけの話で,

反グロバリズム(世界の常識が非常識と認知される世界)では,閨閥(血統上位者)と学閥(高学歴者)とは,明確な神である。

君たちは,グロバリズム(世界標準化)を否定して,反グロバリズム(世界の常識が非常識と認知される世界)を肯定している。

よって,そのグロバリズムより隔離された領域には,神と人との明確な境界が出現している。

それだけの話である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/709.html#c50

コメント [政治・選挙・NHK267] 実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」証拠写真(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 2019年12月01日 11:14:36 : cf4yY6620s : TUZRcFpPVjlCL0E=[12]
地下爺さん今日も礼節を保って理路整然とヘイト野郎を戒めて頂いて有難うございます
野郎とは限りませんね、女性かも?

暗い気持ちになるから見ないでおこうと思いつつも阿修羅を開けるのは地下爺さんの投稿が光を感じさせてくれるから

でも革命は今の日本には起きないでしょうね…
利に敏い人間はどこかで他人を搾取して当たり前と思ってるし敏くない人間は3Sやギャンブルにどっぷりで選挙や政治は知らんぷり

はぁ〜( ´Д`)=3
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/729.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK267] アベ擁護者の「さっぱりわからない」発言はこちらのセリフ それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
51. 2019年12月01日 11:16:28 : kswLBxBAvA : TGsuYnA0UUdKdEU=[4]
君たちはグロバリズムに反対なのだろう?

反グロバリズムを肯定するならば,検察という神が,無罪と言ったら,それは無罪である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/709.html#c51

コメント [政治・選挙・NHK267] “桜を見る会” 郷原弁護士「安倍“王将”は詰みの状態」「それでも検察は動かない」(AbemaTIMES) 赤かぶ
41. 2019年12月01日 11:20:31 : C8dAX6xDKk : WXJEc3RzTGlLM2c=[14]
>“桜を見る会” 郷原弁護士「安倍“王将”は詰みの状態」「それでも検察は動かない」(AbemaTIMES)

「それでも検察は動かない」ならば、野党はしかるべく動くべきなんじゃないか?

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/707.html#c41

コメント [原発・フッ素52] 教皇、震災被災者と面会 核エネルギーからの転換訴える (朝日新聞) 魑魅魍魎男
10. 2019年12月01日 11:21:11 : HmMURyrUhk : WC5xMjFoNGczZFU=[307]
ローマ・カトリックの方が安倍政権よりはるかに宣伝はうまい。歴史もスタッフの頭も違う。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/285.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK267] 郷原元特捜検事が「桜を見る会」事件の野党追及を指南。(かっちの言い分) 一平民
4. 2019年12月01日 11:21:26 : tjQRSa15nI : aUx3ZXIwYXNhaDI=[324]
安倍晋三は、自ら入る墓の穴を掘っていることに気ずいていないか、

単純な、物事を深く考えない非常に頭の悪い人間としか言えない。

疚しいことがなければ、正々堂々と岩田明子を横に置いて、贔屓の

NHKをバッグに喋ればいいはず。

それが出来ない「罪」の意識が頭の片隅を行ったり来たりしているのでは

ないか・・・。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/720.html#c4

コメント [経世済民133] 造船王国ニッポンの象徴・旧三井造船、実質解体…中国・韓国勢にまったく歯が立たず(Business Journal) 赤かぶ
10. 2019年12月01日 11:24:13 : HmMURyrUhk : WC5xMjFoNGczZFU=[308]
造園分野では韓国にとても対抗できないらしい。ネトウヨ諸君は日本の阿呆ウヨプロパガンダを信じて韓国は破綻しそうだとか信じているようだが日本経済の実態はこんなものだ。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/737.html#c10
コメント [カルト23] ダマスゴミ・安倍不信七割とヤフー・安倍不支持七割は一致、それなのにダマスゴミ・安倍支持五割弱という数字は矛盾でネトゲ・… ポスト米英時代
3. 2019年12月01日 11:25:38 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[1049]
  肉料理にはヒガシマルよりキッコーマンですか、ということで肉屋サンに聞くことも一手ですが肉屋という末端でなく畜産産業全体の今後を食の安全や安保含め俯瞰すること 温暖化対策上、肉はマズイのでしょうか  ビーガン云々って言うけど糖質制限では動物性蛋白や脂質の重要性が見直されてますけど  など環境や健康含めた総合的見地から相談することです 家畜にしておくにはモッタイナイと国際愛護団体からも声が上がり晴れて人間昇格も夢ではありマセン ドッチつかずにならず可能性を絞ることがカンヨーデス
;人生イロイロ、醤油モ  
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/518.html#c3
コメント [自然災害22] 関東付近での11月 地震多発 について taked4700
64. 2019年12月01日 11:25:39 : znrAJuknGI : RTJZeUhhSC5VOG8=[2]
12月1日08時現在での地震の起こり方について
Hi net 自動処理震源マップの最新24時間、東日本の値が11月30日07:30の値で前日の同時刻から34減少の133です。しかし、その後これに対応した規模の大きな地震が起こっていません。133という値は11月16日の131、10月26日の123以来の小さな値であり、減少幅としては、これらの時よりも大きかったので、かなり大きな地震が予測できたのですが、11月30日に起こった最大地震は02:10の宮古島近海マグニチュード4.0でした。07:30以降でみると千葉県北西部のマグニチュード 3.2であり、最新24時間の n =の値の減少に対応していません。つまり東日本とか県単位程度の広さの最新24時間での n =の値の減少に対応した地震が起こっていないのです。こういった現象は、この9月ぐらいからかなり明瞭に出ていて、今後起こる地震の様子が311大地震とか2016年4月の熊本地震のようなものとは異なってしまっているからだと思います。
何が異なるかといえば、まず海域の地震ではなく、内陸とか沿岸部での大地震であること。次に、震源深さが深い地震であることの二つがあるため、311大地震とか熊本地震の前例が当てはまらないのではないかと思います。しかしながら自分が見ているデータそのものが細工されている可能性も完全には否定できないとも思います。
内陸で震源深さが深い地震だった可能性があるのは例えば次の地震です。
1586年1月18日、天正地震 東海東 山道地震飛騨美濃地震マグニチュード7.8から8.1
飛騨地方が含まれていることから内陸でありかつ地震被害を受けた地域が非常に広範囲にわたっているため震源深さが30キロ未満の浅い地震ではありえません。
311大地震が東北で起こったため、関西よりは東の、比較的東北に近い地域で大地震が起こるのではないでしょうか。糸魚川静岡構造線とか、またはより東の柏崎千葉構造線、新発田小出構造線で、M8級の地震が来る可能性があると思います。根拠は例えば 能登半島の西方沖に分布する深さ200キロよりも深い深発地震であり、佐渡島から犬吠埼付近にかけて南北に分布する深さ100 km 程度の深発地震です。
Hi net 自動処理震源マップの最新30日間日本全国広域をみると、少なくとも能登半島の西方沖にまとまって分布する深発地震の帯は、愛知県沖から南東方向に北緯20°付近まで伸びる深発地震の帯と対応をしていて、若狭湾から伊勢湾の地下に同様の深発地震が分布しているように見えます。この深発地震に対応するプレートの動き、 地盤にかかる圧力が天正地震を起こしたと言っていいはずです。既に述べましたが、Hi net 自動処理震源マップの最新24時間日本全国広域を見ると例えば10時15分現在のマップでは佐渡島付近から犬吠埼付近へ震源深さ100キロ程度の地震が帯状に分布していることに気がつきます。こういったところで M 8地震が来る可能性がある程度高いものと思われます。
もちろん同時に海域の大きな固着域が破壊される大地震も来るので、今後100年程度は内陸沿岸部で M 6以上地震が数ヶ月に1回を発生するような時代になるのだと思います。この状態は869年 貞観地震が起こった時期のものと同じであるはずです。
12月に入りました。11月のデータを見ると日本全国では8月から10月の地震数減少傾向から増加に転じましたが、年平均で見るとごく平均的な地震発生であった様子です。しかし関東は明確に8月から10月までの地震減少から多発へ転換しました。千葉県地震の発生が11月初旬以降止まっていて、やっと11月30日に千葉県北西部地震が M 3規模で発生しました。このため千葉県付近で比較的 大きな地震 がこの12月の前半には発生をするはずです。
沖縄地方の9月から11月までの地震数合計が12件で今年最少です。よって12月は地震多発になる可能性が高く、マグニチュードも大きなものが起こりやすいと思われます。
10月から11月にかけての変化が関東と九州でほぼ同じです。4月も同じであり、2016年の熊本地震前の3月にも関東と九州は同様の変化をしていました。しかしこのことの意味ははっきりしません。
Hi net 自動処理震源マップの最新24時間の N =の値は基本的に増加傾向です。値そのものは比較的大きいと言ってよく、どちらかというと内陸での大きな地震が起こりにくいと言えると思います。関東付近は例外です。例えば10:30現在で 最新7日間 東京都は89です。この値はこの10月末 以来の最小値です。

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/779.html#c64
コメント [政治・選挙・NHK267] “姑息の極み”首相会見「これで幕引き」などあり得ない(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 2019年12月01日 11:26:17 : OHkMo5nAaE : UzloV1dqRTF5SUk=[407]
08>さん、朴謹恵どころでない、安倍のしてきた事はそれ以上ルーマニアのチャウセスクだ。調べれば調べる程次々と税金を私的に使ってきた事が出て来る、安倍政権になってからの夫婦であり得ない程の外遊三昧、それなのに外交成果は全くなし、まるで自分の専用機の様に使い外国旅行をしてきてた、先々での税金バラマキ、国民には痛みを押し付け自己満足の厚顔無恥どういう神経をしているのか、それでもマスコミは何も批判せず叩かず、腐敗し切っている。安倍を助長させている原因だ。どんなことをしても一度も責任を取ったことが無い、何が長期政権だ、真面な神経の人間ならとっくに辞任している。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/708.html#c14
記事 [カルト23] ネトゲ・北・北の脅威を叫べば米が喜ぶと計算する雀脳、安倍は完璧な馬鹿と品評する。日本人一億人を代弁する完璧な評価である。
森が鮫の脳ミソで、小泉が松沢の脳ミソで、アベニヤフは雀の脳ミソときたが、嫌味福田以外にまともなのがいない清和会だが、所詮はCIAのスパイ集団で、長州や鹿児島の田布施キムチがルーツのようだが、世襲キムチは本国にも最上級の小馬鹿にされる始末である。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/521.html
記事 [近代史3] アジア東部集団の形成過程

2019年12月01日
アジア東部集団の形成過程
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_2.html


 アジア東部も含めてユーラシア東部集団の形成過程の解明は、ユーラシア西部集団と比較して大きく遅れています。これは、ユーラシアにおいては東部よりも西部、とくにヨーロッパの古代DNA研究がはるかに進展しているためです。これは、近代以降にヨーロッパおよびその派生的文化圏である北アメリカから構成される西洋が覇権を掌握していたことに起因します。近代以降、学術も西洋が主導し、20世紀後半になってアジア(東洋)系の台頭が著しいとはいえ、西洋が確立してきた知の構造は依然として堅牢です。そのため、現代人集団の形成過程についても、まず自分たちの起源であるヨーロッパ、さらに範囲を拡大してユーラシア西部に関心が集中するのは仕方のないところでしょう。さらに、近代化で先行した西洋社会では、開発が進んでおり、それに伴う遺跡発掘の機会が多かったことも挙げられます。また、近代化で先行した西洋社会の方が、治安や政治および社会的安定と統合の点でも東洋社会より恵まれていた、という社会・政治環境も一因となったでしょう。

 こうした人為的要因とともに、自然環境の問題もあります。DNAがどれだけ残存しているかは、年代もさることながら(当然、一般的には新しい年代の方がより多く残る傾向にあります)、環境も重要となり、寒冷で乾燥した気候の方がより多く残りやすくなります。逆に、高温多湿環境ではDNAの分解が進みやすくなります。アジア東部では、たとえば北京は北に位置しており、じっさい冬はかなり寒いのですが、これはシベリア寒気団の影響によるもので、北京の緯度はローマよりも低く、夏の気温はローマより北京の方が高くなっています。当然、たとえばパリはローマよりもさらに気温が低くなります。ヨーロッパ、とくに西部はおおむね、北大西洋海流のため冬は北京よりも暖かいのですが、夏は北京よりも涼しく、この点で北京というかもっと広範囲の華北よりも古代DNA研究に適しています。当然、たとえば上海や広州は北京よりもずっと暑いわけで、この点でもアジア東部はヨーロッパよりも古代DNA研究で不利と言えるでしょう。日本列島も例外ではなく、たとえば札幌でさえ、ローマよりも緯度は高いものの、パリよりは低く、さらに日本列島はおおむね酸性土壌なので、そもそも人類遺骸の長期の残存に適していません。日本列島は非西洋社会としてはかなり早い時期に近代化が進展し、開発とそれに伴う遺跡の発掘が進んだ地域ですが、土壌と気候の点から古代DNA研究に適しているとは言い難いでしょう。

 このように、ユーラシア東部、とくにアジア東部は人為的および自然環境的問題のため、ユーラシア西部、とくにヨーロッパと比較して古代DNA研究が大きく遅れているのですが、それでも着実に進展しつつあり、とくに中国においては、経済発展とともに今後飛躍的な発展が期待されます。じっさい、アジア東部よりもさらに古代DNA研究に適していない自然環境のアジア南東部でも、4100〜1700年前頃(関連記事)や8000〜200年前頃(関連記事)の古代DNAが解析されています。また、アジア東部の古代DNA研究はまだ遅れているとしても、アジア東部系と遺伝的に近縁なアメリカ大陸先住民集団の古代DNA研究はかなり進展しているので、アジア南東部やアメリカ大陸、さらにはユーラシア西部の古代DNA研究を参照していけば、アジア東部集団の形成過程についても、ある程度は見通しが立てられるのではないか、と思います。以下、アジア東部集団の形成過程について、現時点での情報を整理します。

 出アフリカ系現代人の主要な祖先となった現生人類(Homo sapiens)集団は、出アフリカ後に各系統に分岐していきます。まず大きくはユーラシア西部系とユーラシア東部系に分岐し、後者はパプア人などオセアニア系とアジア東部・南東部・南部系に分岐していきます。現代東南アジア人の形成過程を検証した(関連記事)、以下に引用する研究(McColl et al., 2018)の図で示されているコステンキ(Kostenki)個体(関連記事)がユーラシア西部系を表します(図1)。

画像
https://science.sciencemag.org/content/sci/361/6397/88/F3.large.jpg


 ヨーロッパ人の形成過程については、中期更新世〜青銅器時代までを概観した(関連記事)以下に引用する研究(Lazaridis., 2018)の図にまとめられています(図2)。

画像
https://ars.els-cdn.com/content/image/1-s2.0-S0959437X18300583-gr1_lrg.jpg


 アメリカ大陸先住民集団の形成過程とも関連してくる、シベリア北東部における後期更新世〜完新世にかけての現生人類集団の変容を検証した(関連記事)、以下に引用する研究(Sikora et al., 2019)の図も参考になります(図3)。

画像
https://media.springernature.com/full/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41586-019-1279-z/MediaObjects/41586_2019_1279_Fig2_HTML.png


 分岐していった出アフリカ現生人類系統で注目されるのが、古代シベリア北部集団です。図3で示されているように、古代シベリア北部集団はユーラシア東部系統よりも西部系統の方と近縁ですが、アジア東部集団からも一定の遺伝的影響を受けている、と推定されています。古代シベリア北部集団は、シベリア東部北端に位置する31600年前頃となるヤナRHS(Yana Rhinoceros Horn Site)の31600年前頃の個体に代表されます。古代シベリア北部集団は、ユーラシア東部高緯度地帯に広範に分布していた、と考えられます。

 シベリア東部において30000年前頃以後、アジア東部集団が拡散してきて、古代シベリア北部集団と融合して新たな集団が形成され、24000年前頃には古代旧シベリア集団とベーリンジア(ベーリング陸橋)集団に分岐します。ベーリンジア集団からアメリカ大陸先住民集団が派生します。古代旧シベリア集団もベーリンジア集団も、アジア東部系統の遺伝的影響力の方がずっと強くなっています(63〜75%)。アメリカ大陸先住民集団は、後に漢人など現代アジア東部集団を形成する系統と30000年前頃に分岐したアジア東部系統を基盤に、古代シベリア北部集団の遺伝的影響も一定以上受けて成立したわけです。

 図2で示されているように、古代シベリア北部集団はヨーロッパ東部狩猟採集民(EHG)経由で現代ヨーロッパ人の形成にも一定以上の影響を残しています。つまり、アメリカ大陸先住民集団は、アジア東部集団と遺伝的に強い関連を有しつつも、現代ヨーロッパ集団とも3万年前頃以降となる共通の遺伝的起源を有しているわけです。ユーラシア西部で見られるミトコンドリアDNA(mtDNA)ハプログループ(mtHg)Xが、現代アジア東部集団では基本的に存在せず、アメリカ大陸先住民集団で一定以上確認されていることから、かつては更新世におけるヨーロッパからアメリカ大陸への人類集団の渡来も想定されました。しかし、ヨーロッパ集団にもアメリカ大陸先住民集団にも遺伝的影響を残した古代シベリア北部集団の存在が明らかになり、アメリカ大陸先住民集団のmtHg-Xは古代シベリア北部集団由来と考えると、人類集団の移動を整合的に解釈できると思います。

 アジア東部集団の形成過程に関する議論において問題となるのは、アジア東部集団においては、mtHg-Xが基本的には見られないように、古代シベリア北部集団の遺伝的影響がほとんど見られない、ということです。もちろん、たとえば中国のフェイ人(Hui)が父系(Y染色体DNA)でユーラシア西部系の遺伝的影響を受けていることからも(関連記事)、現代アジア東部集団にも古代シベリア北部集団の遺伝的影響は存在するでしょう。しかし、フェイ人(回族)におけるユーラシア西部系統の遺伝的影響は父系でも30%程度で、母系(mtDNA)でも常染色体でも、フェイ人は基本的にアジア東部集団に位置づけられます。アジア東部集団は近縁なアメリカ大陸先住民集団よりもずっと、古代シベリア北部集団の遺伝的影響が低い、と言えるでしょう。

 では、31600年前頃にはユーラシア東部高緯度地帯に広範に分布していたと考えられる古代シベリア北部集団にたいして、アジア東部集団はどのような経路でいつアジア東部に拡散してきたのかが問題となります。図1で示した研究(関連記事)を参考にすると、アフリカから東進してきた現生人類集団のうち、アジア南部まで拡散してきた集団が、アジア東部集団の起源だった、と考えられます。ここから、アジア南部もしくはさらに東進して南東部から北上した集団(北方系統)と、南方に留まった集団(南方系統)に分岐します。南方系統は、アジア南東部集団の主要な祖先集団の一部です。現時点で北方系統を表していると考えられるのは、北京の南西56kmにある田园洞窟(Tianyuan Cave)で発見された4万年前頃の男性です(関連記事)。ただ、田园男性の集団は現代人にほとんど遺伝的影響を残していない、と推測されています。田园集団と近縁な北方系統の集団は、北上してきた一部の南方系統集団と融合して、アジア東部集団の主要な祖先集団(祖型アジア東部集団)を形成した、と推測されます。そのさいに南方系統の方が北方系統よりも大きな遺伝的影響力を有したようです(およそ4:1の比率)。

 ここで問題となるのは、アジア東部には、大きな分類ではユーラシア東部系ではあるものの、祖型アジア東部集団とは遺伝的にかなり異なる集団がかつて存在し、現代の各地域集団の遺伝的相違にも影響を及ぼしている、ということです。まず、4万年前頃の田园男性がその代表格で、上述のようにその近縁集団が祖型アジア東部集団の形成に関わったと推測されますが、図1で示されているように、系統樹ではアジア東部の他集団と大きく異なる位置づけとされています。類似した位置づけなのが「縄文人」で、北海道の礼文島の船泊遺跡で発掘された3800年前頃の「縄文人」の高品質なゲノム配列を報告した(関連記事)、以下に引用する研究(Kanzawa-Kiriyama et al., 2019)の図では、船泊遺跡縄文人(F23)は田园男性ほどではないにしても、他のアジア東部集団とは遺伝的にやや遠い関係にあります(図4)。

画像
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ase/127/2/127_190415/_html/-char/Graphics/127_190415_9.jpg


 船泊縄文人と遺伝的に比較的近縁な現代人集団は、日本人をはじめとしてウリチ人(Ulchi)や朝鮮人などアジア東部沿岸圏に分布しています。これは、愛知県田原市伊川津町の貝塚で発見された2500年前頃の「縄文人」でも同様なので(関連記事)、少なくとも東日本の「縄文人」の遺伝的特徴だったと考えられます。これと関連して注目されるのは、頭蓋形態の研究から、ユーラシア東部には南方系の「第1層」と北方系の「第2層」が存在し、更新世のアジア東部および南東部には日本列島の「縄文人」も含めて「第1層」が広範に分布していたのに対して、農耕開始以降、「第2層」が拡大していった、とする見解です(関連記事)。

 遺伝学と形態学を安易に結びつけてはなりませんが、アジア東部にまず拡散してきた現代人の主要な祖先集団は、アフリカからアジア南東部までユーラシア南岸沿いに拡散し、そこから北上していった、と考えられます。これが「第1層」とおおむね対応しているのでしょう。「縄文人」もその1系統で、おそらくはこの最初期アジア東部集団のうち複数系統の融合により形成されたのではないか、と思います。アジア東部ではおもに日本列島とチベットでしか見られないY染色体ハプログループ(YHg)Dは、この最初期アジア東部集団に由来するのでしょう。ただ、日本のYHg-Dのうちかなりの割合は、「縄文人」に由来しない可能性もあると思います(関連記事)。農耕拡大に伴い、アジア東部ではおおむね「第2層」と対応する祖型アジア東部集団が拡大して遺伝的影響を高めていき、日本列島でも、本州・四国・九州を中心とする「本土」集団では、遺伝的に「縄文人」の影響が弱くなり、祖型アジア東部集団の影響がずっと強くなっていった、と考えられます。

 では、祖型アジア東部集団の農耕開始前の分布範囲はどこだったのか、という問題が生じるわけですが、これはまだ不明です。おそらく、アジア東部でも北方の内陸部に存在していたのではないか、と思います。祖型アジア東部集団に近い古代集団として、朝鮮半島に近いロシアの沿岸地域の「悪魔の門(Devil’s Gate)」遺跡の2人が挙げられます(関連記事)。しかし、7700年前頃と推定されている悪魔の門遺跡の2人は現代人ではウリチ人に最も近く、漢人よりも朝鮮人および日本人の方と近縁です。おそら悪魔の門遺跡集団も、最初期アジア東部集団を基盤として、後に拡散してきた祖型アジア東部集団との融合により形成されたのでしょう。祖型アジア東部集団の形成過程と分布範囲については、今後明らかになっていく、と期待されます。


 まとめると、現代アジア東部人の主要な遺伝子源となった集団のうち、アジア東部へ最初に拡散してきたのは、アフリカからアジア南東部へと東進し、そこから4万年前頃以前に北上した最初期アジア東部集団でした。最初期アジア東部集団はアジア東部に広範に存在したと考えられます。「縄文人」は、最初期アジア東部集団のうち複数系統の融合により形成された、と推測されます。一方、最初期アジア東部集団とは別に、アジア南東部もしくは南部から北上してアジア東部内陸部北方に拡散してきた集団(北方系統)が存在し、その集団と、後にアジア南東部から北上してきた集団(南方系統)の融合により、祖型アジア東部集団が形成されました。そのさいに南方系統の方が北方系統よりも大きな遺伝的影響力を有したようです(およそ4:1の比率)。

 祖型アジア東部集団の分布範囲は、アジア東部でも内陸部の比較的北方だったものの北部集団の遺伝的影響をほとんど受けていないと考えられることから、その北限はシベリアよりも南だった可能性が高そうです。祖型アジア東部集団はアジア東部において農耕の拡大にともなって拡散し、遺伝的影響を強めていきました。日本列島もその例外ではなく、弥生時代以降に到来した祖型アジア東部集団系統の遺伝的影響が在来の「縄文人」を上回っていきます。アジア南東部においても、祖型アジア東部集団系統が完新世に2回にわたって南下してきて、一定以上の遺伝的影響を残しました(関連記事)。最初期アジア東部集団の中には、4万年前頃の田园集団のように、現代人にはほとんど遺伝的影響を残していない集団も少なからずあった、と予想されます。

 私はアジア東部集団の形成過程を現時点ではこのように把握しているのですが、上述のように、アジア東部における古代DNA研究がヨーロッパとの比較で大きく遅れていることは否定できません。アジア東部においては、歴史時代においても、魏晋南北朝時代や五代十国時代〜ダイチン・グルン(大清帝国)拡大期などにおいて、ある程度以上の遺伝的構成の変容があった、と考えられます。現時点では、在来集団も拡大集団もともにアジア東部系としてまとめられるかもしれませんが、将来は、アジア東部系もさらに細分化されていくだろう、と予想しています。現時点でのヨーロッパ人の形成に関する研究のように、アジア東部A系統とアジア東部B系統がどのような割合で混合したのか、というような詳しいモデル化も可能になるのではないか、というわけです。ヨーロッパと比較して古代DNA研究の遅れているアジア東部集団の形成過程について、確実な見解を提示できる段階ではまだありませんが、自分が現時点での見解を整理したかったので、まとめてみた次第です。勉強不足のため、今回は考古学の研究成果と組み合わせてまとめることができなかったので、今後はそれも課題となります。
https://sicambre.at.webry.info/201912/article_2.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/739.html

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 古代史、人類学、ハプロタイプ、民族学関係投稿リンク 中川隆
51. 中川隆[-15240] koaQ7Jey 2019年12月01日 11:31:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2312]
アジア東部集団の形成過程
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/739.html

 



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/811.html#c51

コメント [政治・選挙・NHK267] 菅長官“過去の発言”が大炎上「記録残さないのは背信行為」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
29. 2019年12月01日 11:31:03 : PCOcZO2lkU : akxIRXdWRkMwdEE=[89]
自ら背信行為を認めたわけで
背任罪に当たることは明確。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/715.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK267] 室井佑月「いかがわしいを超えた」〈週刊朝日〉 赤かぶ
23. 2019年12月01日 11:39:37 : C8dAX6xDKk : WXJEc3RzTGlLM2c=[15]
>室井佑月「いかがわしいを超えた」〈週刊朝日〉

野党は「いかがわしい」などと思ってないのか?

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/712.html#c23

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
16. 2019年12月01日 11:42:45 : 91NSYIMKNQ : QThZeENXNjNoQ0U=[1]


、、、、、、、


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c16

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
17. マシマヒロト[819] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 11:47:50 : 91NSYIMKNQ : QThZeENXNjNoQ0U=[2]


言い忘れましたが、


今日で、12月になって、


第2次・安倍政権は、「 7年 」に、なってしまいました。


悪政ばかりしているのに、長期政権に、させたのは、誰の責任なんでしょう。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c17

コメント [カルト23] ダマスゴミ・安倍不信七割とヤフー・安倍不支持七割は一致、それなのにダマスゴミ・安倍支持五割弱という数字は矛盾でネトゲ・… ポスト米英時代
4. 2019年12月01日 11:49:05 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[1050]
   
  毎度毎度、B層がアベ政権を支持する理由を睡眠学習よろしく繰り返していただき本当にゴ苦労サマでございますね(笑)  ; 他にいい人がなさそうでツイ、は魔法のコトバ    
  
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/518.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK267] 実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」証拠写真(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 2019年12月01日 11:49:39 : WlknS05lOc : TXlLNTRqRnZsV1U=[3]
>>13

http://ihara-k.cocolog-nifty.com/blog/

安倍の桜を見る会と山口県を語るとき、
岩国軍事基地との強い関連を追及しなければ片手落ちである。
そこが肝なのだ。
岩国軍事基地の際限ない拡大のために安倍が強引に延命されている。
その逆ではない。
http://esashib.com/abe06.htm
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/01/11/antena-150/
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/729.html#c15

コメント [経世済民133] 勤続12年、手取り14万円は”自己責任”?「転職できたはず」の声が出る一方「田舎ならそんな金額は普通にある」という指摘も(… 赤かぶ
5. 2019年12月01日 11:51:13 : Zy2n4X7QyQ : LnI4aVZxUFVDN0k=[102]
>自己責任だと突きつけるのは酷ではないだろうか。

何を甘い事を言っているのだろう。酷ではないだろうかで済ますのか?
『自己責任』だのと言っている屑には、
お前など生きている意味はない。生まれてきた意味はない。こんな屑を生んだ親もバカ。
はっきりと言えばいい。
『自己責任』を言い立てる奴は無責任な屑以外の何物でもない。


http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/745.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK267] 京都新聞が大スクープ!安倍首相の誕生なかった?!  赤かぶ
36. 2019年12月01日 11:53:49 : Z0LaAKC6JA : ZW1iT2kyVmtRcC4=[86]
まさにやり放題、空前絶後の大規模な集団饗応接待による買収事件。
一説に3000人の年もあったとあることから、接待者の累計人数は一万人を軽く超えるのではないか。

これはギネス世界一クラスの大不正ではないのか。

薄汚いやり方の全貌がつぎつぎに姿を現してきている。

この事件の土台は、買収のための私的花見をを我々の税金を使ってやっていること、すなわち公金流用、着服して使ったも同然だと思う。
これ以上に汚い事件は見たことがない。

よほどの恥知らずでも、即退陣だろうに。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/718.html#c36

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
18. 2019年12月01日 11:54:52 : 91NSYIMKNQ : QThZeENXNjNoQ0U=[3]

、、、、、、、、。。。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c18

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
19. マシマヒロト[820] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 12:01:55 : 91NSYIMKNQ : QThZeENXNjNoQ0U=[4]


追記:


「 日米・FTA 」は、すでに、衆議院を、通過しており、


野党 ( 事実上の、与党ですが )は、参議院でも、この、日米FTAの、審議に、応じるようになり、


12月9日までの、臨時国会 閉会 までには、


この、「 日米・FTA 」は、100% 通ってしまうことは、間違いありません。


もう、以前から、言っておりますが、


立憲民主党・国民民主党は、論外であり、


そして、また、共産党・社民党も、最後だけは、反対票を投じるだけで、


全くの、「 オール与党 」 状態であります。


少なくとも、今の、日本には、政府はあっても、政治はないのです。


そして、さらに、肝心なことは、この、記事にも、私が、書いた通り、


今まで、なんにも、詳しいことを、説明しなかった、マスコミこそが、一番の元凶であり、


また、国民も、それに対して、怒らない。という、


今の、日本は、ある意味、旧約聖書の、ソドムとゴモラ 状態に、なっているのです。


なんて、嘆かわしいのでしょう。


以上に、なりますが、


そういうことで、ございます。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
37. 2019年12月01日 12:02:55 : ABPExKQ6Vk : REhURHl6ZS52bm8=[431]
>21. さん
>>12
>級はフリーパス、下級は問答無用で取り押さえて
>時には圧死までさせる。この扱いの差よ。

どこぞの(隣の)国で昔行われていた政治が頭に浮かんでくる

りゃんぱん と 賤民 と言う構図

これは西洋においても 中国に置いても その社会構図は 似たり寄ったり

今日本は 聖徳太子以来の国家体制が 彼らを手招きした(中曽根康弘以来の)政治家達の実情だろう

序でに米国の大統領の言葉を載せておく

https://ameblo.jp/damedamewanko2/entry-12418438163.html

https://yuruneto.com/truman/

https://uonumasann.jp/politic/1401/

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=321489

このことはを実現するために 彼らをて招きしたのが戦後の(自民党、社会党)政治家群 達だ

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c37

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
20. 2019年12月01日 12:03:14 : 91NSYIMKNQ : QThZeENXNjNoQ0U=[5]

、、、、、、、、、。。。。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c20

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
21. マシマヒロト[821] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 12:04:40 : 91NSYIMKNQ : QThZeENXNjNoQ0U=[6]


(終)、、、、、、、、、、。。。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c21

コメント [カルト23] 現代の、「 日本の、超 偽善・3大悪番組 」の、一つ。  サンデー・モーニーニングを、取り上げましょう  日米FTA マシマヒロト
22. マシマヒロト[822] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年12月01日 12:07:14 : 91NSYIMKNQ : QThZeENXNjNoQ0U=[7]


(これで、終わりでしょう。たぶん、。)、、、、、。。。。。


http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/520.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK267] “桜を見る会” 郷原弁護士「安倍“王将”は詰みの状態」「それでも検察は動かない」(AbemaTIMES) 赤かぶ
42. 2019年12月01日 12:10:37 : 45qP55FaI2 : a0JYM1hQVFFweDI=[119]
みんなは知らないが、地方検察は悪質な刑法事案や詐欺事件も
不起訴にしている。そしてその理由は開示しないと言うのが常態化している。
 検察の運用に対する認識がよくわかっていないのが不思議だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/707.html#c42
コメント [政治・選挙・NHK267] 中曽根康弘が墓場に持って行った秘密を告げる「LA INTERNATIONAL」誌の座談会と大勲位の死因の謎 バロック
3. 2019年12月01日 12:11:59 : rJgtG6hlMA : UEtVemdUL2NrV3c=[2]
何なの、このモホロビッチめいた記事は?!
そんなことより、123便墜落の真相について
語りでもしたらどうなんでしょう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/732.html#c3
コメント [原発・フッ素52] 心臓突然死、高校生ら解決策考案 大阪で学生フォーラム  (共同)  魑魅魍魎男
12. 2019年12月01日 12:14:33 : fLYsY8bUvY : cEJMa0M1REZDYUE=[1]
一連の放射能健康被害デマは原発事故便乗商法のステマなので気をつけて
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/294.html#c12
コメント [原発・フッ素52] 難病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)が増えてきた おそらくこれも放射能被ばくが原因だろう  魑魅魍魎男
12. 2019年12月01日 12:15:40 : fLYsY8bUvY : cEJMa0M1REZDYUE=[2]
阿修羅掲示板の運営は原発事故便乗商法の一味
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/291.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[43445] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:21:44 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33518]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[43446] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:22:44 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33519]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK267] “桜を見る会” 郷原弁護士「安倍“王将”は詰みの状態」「それでも検察は動かない」(AbemaTIMES) 赤かぶ
43. 2019年12月01日 12:27:15 : w5izcBXNEc : VFJiZXBIMm41MEU=[1]
>>40 さん
>>それでも検察は動かない。郷原さん、その理由を述べよ
 
 
そりゃ三井環氏曰くの検察裏金隠蔽の「ケモノ道」だよ。郷原は裏金を黙認していた加担者だから、理由など言えない訳さ。己の傷でもあるからね。「ケモノ道」については阿修羅で「ケモノ道 三井環」で検索すれば出てくる。

鳥越俊太郎と管直人の手引きでTV&国会で裏金暴露をしようとしていて、TV出演当日朝に、「部長、下手打ちましたね」と検察に逮捕投獄され口封じされた、将来は検事総長と目されていたという元大阪高検公安部長の三井環氏に、逮捕前あるときTV出演の依頼(三井氏だから当然裏金問題だ)がありそのさい郷原も呼ばれたが郷原は同席を断ったという。裏金暴露に動いてる三井氏とは距離を置きたかったんだろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/707.html#c43

コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[43447] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:29:44 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33520]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[43448] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:31:08 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33521]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK267] “桜を見る会” 郷原弁護士「安倍“王将”は詰みの状態」「それでも検察は動かない」(AbemaTIMES) 赤かぶ
44. 2019年12月01日 12:33:44 : w5izcBXNEc : VFJiZXBIMm41MEU=[2]
>>43補足
郷原の目を見ても陰湿・狡猾な目つきで、いまひとつ信用置けない顔だ。
痴険のDNAだろうな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/707.html#c44
コメント [経世済民133] 勤続12年、手取り14万円は”自己責任”?「転職できたはず」の声が出る一方「田舎ならそんな金額は普通にある」という指摘も(… 赤かぶ
6. 2019年12月01日 12:35:04 : zWPiE8is1Y : SndLeXJVSzN3c0U=[18]
それでも能力の高い人は稼いでるのも事実
国としてそれでいいのかという問題はあるがその国が政治が役に立たないのであれば
自分で行動し自衛するしかない
それが現実
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/745.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[43449] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:35:22 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33522]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 2019年12月01日 12:35:53 : 2qyHyfB78A : R2hrY1l0aTlmaU0=[1]
これが一番衝撃的
https://twitter.com/business/status/1199861039233458176

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK267] <外交無能のアベ、赤っ恥!>安倍首相、国連演説を断られる 9月の気候行動サミット 「美しい演説ではなく具体的な計画」を  赤かぶ
60. 2019年12月01日 12:36:15 : iAhlFRf4Nc : d3NDZGl6TDR4OXc=[2]
また朝鮮人対日本人の問題を右翼左翼でスピンしているが。
日本人はユダヤのDNAがあるから白人コンプレックスはない
東洋と西洋の区分けは、西洋にはギリシャとそれを吸収したローマのDNAが入っているかどうか、
神聖ローマはドイツ、フランツで、そこからイギリス王家はドイツのDNAでしょ、
イギリスとフランスのフリーメイソンがアメリカを作ったでしょ、これが白人の正体。

でも東洋、西洋どちらにも理性のコアはシュメール、エジプトの後裔ユダヤなんですよ。
ユダヤの知性のコアのカバラとそのユダヤ教と、道教と儒教は同じ内容なんですよ。
じゅ教じゅー教ユダヤ教、同じDNAが書いている。
太陽の昇る国日本を中国歴代王朝は目指した、始皇帝の徐福が有名。
つまり東洋のユダヤの本体は日本にあり、
ユダ族王家子孫百済系桓武平氏鎌倉北条氏の吾妻鏡(=東鏡)の鏡(=宗教的書物)の欠本にそのことが書いてある。
ユダヤ人である以上、どこにも白人コンプレックスを持つ必要は無い。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/686.html#c60

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
14. 2019年12月01日 12:36:22 : FnlKRX0gTk : eW5wMzZGMGk1RHc=[1]
議員も官僚も全てが国民の下僕。
何を勘違いしているのか?
馬鹿どもが、首を切れ。
安倍と自民党は最悪。
犯罪政権だ❗
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
7. 赤かぶ[43450] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:41:09 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33523]






http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 赤かぶ[43451] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:44:57 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33524]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c8
コメント [昼休み54] 靖国神社に墨汁をまいた中国人男の初公判 弁護側は無罪主張「憲法が保障する表現行為だ」 ネット「パヨク弁護士。アホ理論全… 木卯正一
1. 中川隆[-15239] koaQ7Jey 2019年12月01日 12:45:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2311]
靖国神道は軍人を殺人の前に奮い立たせる為のものであって、信仰ですらないインチキ神道


戦没者は恐ろしいものではないから神にはなれない.従って祭る必要もない.

神道の教義では,神になれるのは日本軍に残虐な殺され方をして,恨みを呑んで死んでいった中国やアジアの人々だけだろうね.


神道というのは原始信仰のアニミズムやトーテミズムをそのまま残した化石的な宗教だ.

アニミズムやトーテミズムでは人格神ではなく,人間に危害を及ぼす様なものはすべて神になる. 神仏習合というのは仏教の仏を神道の沢山いる神の一つにしただけだ.

日本の仏教というのは本当の仏教ではなく,中身は完全に神道で外形だけを仏教から借りただけの代物だ.だから仏教は日本に根付いたが,キリスト教は完全に放逐された.キリスト教は一神教で神道の精神と相容れないからだ.

しかし,靖国は神道の基本精神と合い入れないから,神道とは共存できない.

靖国は軍人を殺人の前に奮い立たせるためのものであって,信仰ですらないからだ.

靖国参拝は殺しの前の儀式行動としてやるものであって,宗教的な行動ではない.

 
▲△▽▼


靖国は日本の伝統的な神道から逸脱している。古事記の神道を伝統とすれば、古事記は天皇の祖先神である天照大神を祀る伊勢神宮と、天照大神の子孫が滅ぼした(殺した)大国主命を祀る出雲大社。この二つの神社からなる。天皇は自分たちの先祖よりも、むしろ滅ぼした出雲の方に大きな神社を建てた。


*自分たちが権力を取るために滅ぼした人たちを鎮魂する神社を、自分たちの祖先の神社より大きくつくるのが日本の清清しい伝統であります* 。元寇との戦いでも、鎌倉に戦死した元の人たちを祀る寺をつくっているし、あの虐殺鬼「秀吉」でさえ、朝鮮で殺した人々の耳塚までつくっている。

そういうことを、先の大戦でも行うべきであった。中国や朝鮮、東アジアの人々の犠牲は、日本の犠牲の5倍も多い。1千万人の方々が日本の犠牲となった。伝統的な神道であれば、その人たちの霊を厚く祀るべきなのだ。その人たちの霊を慰めることをしないで、自国の死んだ人たちだけを祀るのはおかしいこと。

靖国は明治の初めの廃仏毀釈とつながっている。廃仏毀釈は仏を廃し神を残したといわれるが、実は神も排斥した。というのは、それと同時に修験道が同時に廃止されているからだ。


修験道は神と仏を結びつけたもの。神仏習合は東大寺を宇佐からやってきた八幡神が祝福したことに始まる。ここで公式に神と仏は習合した。それを助けたのが行基。それが空海によって完成される。そこから修験道が始まる。神と仏が仲良くするのが修験道なのだ。

ところが、その修験道を禁じ、仏を殺し、神を殺して、そのかわり国家を神とする神道が、新しい近代神道として起こった。神道のなかではごく最近のものである。近代日本の国家主義の産物で、他の神仏を殺してしまった。つぶして再度、国家神道の下に神道を統合した。だから、それはほんとうの神様ではない。一木一草のなかに神をみる。これが日本の伝統。そういう神様を全部殺して、天皇と国家を神としたのが国家神道。そういう伝統にあらざる神道を首相が公式参拝して保護するのはどうなのか?

*日本の伝統は犠牲になったものを祀らないと怨霊となって祟りをなす。だからその祟りを鎮めようというもの。アジアの人たちに酷いことをして殺したことが祟りになって日本の前途を危うくする、だからそういう魂を祀るという精神が靖国には皆無だ。これは日本の伝統的神道に欺くことである* 。

靖国は密かに祀る。心の中で祀る。そういう精神にしたらよい。近所に迷惑をかけた以上は近所に対し黙って祀る。目立たないように祀るのが国と国との礼儀だ。日本人とは慎ましやかな民族であるはずなのである。コイズミのように声高に祀るのは、「恥」と云わざるをえない。
http://ch05028.kitaguni.tv/e71190.html


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非業の死を遂げた人 = 自分たちが権力を取るために滅ぼした人

今度の戦争の事でいえば

非業の死を遂げた人 = 日本兵に殺された中国や朝鮮、東アジアの人々


非業の死を遂げた人を祭るのなら日本兵に殺された中国や朝鮮、東アジアの人々を祭るしかない。


靖国神道が古来の神道とは別物のインチキカルト

社の格好をしているから神道の神社だと思ってしまうが、その思想とか教義から見れば道教の土俗型に近いと思います。 祭られている「神」も、道教の「魔」とみれば、神社の解説もすっきり読めますね。 「宮司」も、道教の「陰陽師」と解せば、日ごろの行動まですっきり読めます。

 日本古来の神道の衣を被った道教の廟ということでしょう。
http://www.asyura.com/0601/dispute24/msg/192.html


▲△▽▼

宗教史や民俗史を学んできた者にとっては、靖国神社という存在が、幕末から明治期にかけての国学者たちによってデッチ上げられた、本来の意味での神道的信仰とはかけはなれた存在であるということは常識です。

日本古来の伝統文化とは縁もゆかりもない「奇形」と言ってもいい存在です。そもそも、日本古来の伝統文化の最大の「破壊者」が、明治政府であるということもあまり知られていません。(明治期の政府による廃仏毀釈運動によって、75%以上の寺院が破壊された)

つまり、靖国神社とは、我々、宗教史家たちがこよなく愛する日本の伝統文化(純粋な意味での神道、仏教、儒教、その他の民間信仰)を、非道にも破壊しつくした果てに誕生した、国家イデオロギー装置でしかありえないのです。

つまり、靖国を伝統文化論の立場から擁護するのは完全なる誤りであるといえます。
http://pacolog.cocolog-nifty.com/pacolog/2005/08/post_aca5.html


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靖国神社は教義もかたまっていない新興宗教ですから、道教といふのもおかしいインチキカルトでしょう. 靖国神社が おかしいのに全く気付かないのはクリスマスを祝い,仏教の僧に葬式をやってもらう日本人ならではですね. 本当の仏教は葬式をやらない宗教なのです. 京都や奈良の本物の仏教寺院で葬式をやってますか?

靖国参拝は仏教徒がクリスマスを祝うのと同じ類ですね.

招魂教(靖国神社)はテロリストのための新興宗教である。

招魂教の起源は1862年の「殉難の志士の霊祭」、1863年に福羽美静が八坂神社に建てた小祠に由来する。

招魂祭は死者の魂を呼び寄せて生者の魂を奮い立たせる儀式。

招魂と慰霊とは全く異なる
慰霊は魂を慰め鎮めること。(魂鎮、たましずめ)。
招魂は死者の魂を呼び寄せて生者の魂を奮い立たせること。(魂振、たまふり)。

>魂鎮(たましずめ)、
>魂振(たまふり)
>「たましずめ」は、魂を身体の中府に鎮めること。「たまふり」は衰弱した魂を呪物や体の震動によって励起すること。


下記の記事の中で「陣中の一時的な招魂祭」とあることに注目。招魂祭は、戦闘に赴く兵士に、戦死者の荒ぶる魂を招き入れて、兵士の戦闘意識を高める宗教儀式だったことがわかる。

招魂教の精神は特攻隊という自爆テロの元祖を生んだ。

靖国は神道とは全く別物の新興宗教である

本当の神道は魂鎮(たましずめ)の宗教であり、戦争においては敗者となった敵の魂を鎮めることのほうに力点が置かれていた。

靖国には神道的な背景(魂振)もある。しかし、戦闘中に死んだ死人の魂を招き入れることによって、生者の魂振を行うというような発想は神道の伝統にはなかった。


>各地の招魂社(護国神社)で行われていた忠死霊の招祷祭も「招魂祭」と呼ばれますが、招魂社成立以前の神道の儀式としての「招魂祭」というのは思い当たりません。なお、陰陽道では、災厄の源となる怨霊などを鎮めて息災を祈る祭儀を招魂祭と称しており、これについては古来の記録も多数残っています。

当事者も神道だとは思っていなかったようだ。

>なぜ「神社」となったのか。国学院大学の阪本是丸教授(近代神道史)によると、最大の要因は「神官設置問題」であった。陸軍省によって「社格」などは念頭外で、ただ「神官を置いて神社らしくしたい」と願っただけだという(阪本『国家神道形成過程の研究』)。それ以前は正式な神社ではなかったから、神官も置かれず、財政困難を強いられていたらしい。

靖国神社を所轄していた陸軍省にとっては神道の魂鎮(たましずめ)の伝統を持ちこまれては、迷惑千万といったところだろう。

招魂教はテロリストや軍隊のための宗教であり、日本列島の人々が信仰してきた神道とは別物である。戦前の行政上の管轄の扱いでもそうなっていた。
http://www.asyura.com/0304/bd25/msg/514.html


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靖国参拝の件について、ASREADのサイトで、川端祐一郎氏が素晴らしい論考を書いていますので、是非、お読みください。

http://asread.info/archives/332

前回、安倍総理の靖国参拝が悪い結果をもたらす場合を四つ、例示しましたが、
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/01/01/korekiyo-77/


川端氏の論考を読んで、うかつにも、もう一つ、ありそうな重大な結果を見落としたことに気付きました。

それは

5)靖国参拝の意味が変わってしまう場合

です。

前回、申し上げましたが、靖国神社は「国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝える」ための場所であり、英霊を慰めるとは「日本を守るために、よくぞ敵と戦ってくださいました。私も、日本を守るために戦う覚悟です」と誓うことです。

だから、我が国の領土である尖閣を狙っている「敵」である中国が、総理の靖国参拝に猛反発するのは、当たり前。

ところが、川端氏によれば、参拝に賛成する論者の間ですら、靖国参拝の意義を単なる「慰霊」「哀悼」「鎮魂」で済ましている傾向があるというのです。

確かに靖国神社を、単なる追悼施設と位置付けたり、あるいは「冥福を祈る」とか「世界平和を願う」場所にしたりしてしまえば、政治的な摩擦も少なくなるので、参拝しやすくなるだろうし、それに中韓米が反発する方がおかしいと反論しやすくもなるでしょう。

ですが、靖国は、そういう場所ではありません。

靖国参拝の意味を歪めてまで参拝して、それで英霊を慰められるわけがありません。参拝すりゃいいってもんじゃないでしょう。それでは、反発している中国の方が、靖国参拝の本当の意味を理解しているってことにすらなりかねない。これこそ、最悪のケースです。

もっとも、政治家が海外に対して説明する場合には、言い方に気をつかって、言葉を多少丸めざるを得ないという事情は勘案してもいいとは思いますが、でも、我々一般の日本国民は、あくまでも「靖国神社は単なる追悼施設ではなく、外国の反発を覚悟してでも参拝しなければならない特別な場所なんだ」としっかり認識しておくべきだと思います。

その意味で、総理談話の

「本日、靖国神社に参拝し、国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊安らかなれとご冥福をお祈りしました」

という箇所は、「ご冥福を」さえなければ、異論はありません。ポイントは「国のために戦い」と「尊崇の念を表し」です。

他方で、私は原理主義者じゃあないんで、前回申した政治家の「責任倫理」の観点から、総理の靖国参拝が国益を大きく損なう結果が起きる可能性が高いのなら、やむなく参拝しないという現実主義的な選択肢も十分ありだったと思います。現在、東アジア情勢が、冷戦終結以降最悪といっていいレベルにまで不安定化しているからです。

したがって、もし私が官房長官だったとして、12月26日の朝に総理から参拝を告げられたら、こう言って、止めてましたね。

「総理、お気持ちは十分に分かりますが、しかしながら、このタイミングでは、中国に軍拡の口実を与え、米国の不信を招くリスクがあるので、お控えくださいませんか。特に今日は、調べたところ、毛沢東生誕120周年の日だとかで、中国を刺激しすぎます。いずれ誰にも遠慮することなく靖国参拝できる国にすべく、今は、臥薪嘗胆、富国強兵に努める時と存じますので、なにとぞご辛抱ください。それから話は変わりますが、竹中平蔵はクビにすべきかと。」

でも、もし総理にこう返されたら、総理の判断に従ったと思います。

「確かに今日はまずいが、だが日を改めて参拝させてくれ。
君の言うリスクも分からないではないが、しかし、中国は、参拝の有無とは無関係に、機が熟したら、必ず尖閣を獲りに来るだろう。

そして米国には、参拝と関係なく、どうせ日本を守る気も力もないのだ。
ならば、いずれ自衛隊の諸君は、尖閣を守るべく、戦いに赴くことになる。
その際、一国の指導者が英霊を祀ることもできないようでは、自衛隊の士気にかかわるのではないか。

むしろ情勢が不穏な今だからこそ、私が参拝を決行してみせ、日本人の独立自尊の精神を取り戻すことが大事なのだ。
それと、話は変わるが、竹中はクビだ。」

他方、もし総理にこう言われたら、即刻、辞表を提出します。

「はあ?そんなリスク、ないない。TPPに参加するんだから、米国が中国から尖閣を守ってくれるに決まってるじゃん。もはや、国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました。バイ、マイ、ヘイゾーノミクス!」
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/01/08/korekiyo-78/


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2016.08.15
終戦勅語が放送された8月15日に行う政府のセレモニーで追悼されるのは侵略の手先になった人びと

第2次世界大戦で日本が降伏したのは1945年9月2日のこと。

この日、政府全権の重光葵と軍全権の梅津美治郎が東京湾内に停泊していたアメリカの戦艦、ミズーリ号で降伏文書に調印したのである。8月15日は「玉音放送」、あるいは「終戦勅語」と呼ばれている昭和天皇の朗読がラジオで流された日にすぎない。

その放送を記念し、毎年、8月15日に日本政府は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」なるセレモニーを行っている。大戦で戦死した旧日本軍の軍人と軍属約230万人と空襲などで死亡した市民約80万人が追悼の対象で、日本が侵略した国々の犠牲者は無視されているようだ。

 8月15日には「靖国神社参拝」というセレモニーを行う議員もいる。単独で行動できないのか、尾辻秀久を会長とする「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」という集まりも存在、そこには安倍晋三、甘利明、石破茂、稲田朋美、衛藤晟一、平沼赳夫、原口一博、小沢一郎らも含まれている。

 この靖国神社は1869年の創建。当初の名称は「招魂社」だったが、1879年には現在の名称に変更され、第2次世界大戦に日本が敗れるまでの所轄は陸海軍省だった。日本軍と一心同体の関係にあったわけだ。最初に祀られているのは、戊辰戦争や西南戦争において薩摩藩や長州藩など(新体制)の側で戦死した人びとから始まり、第2次世界大戦で戦死した人びとまで。

 こうした歴史があるため、日本が降伏して連合国に占領されていた時期、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)の内部では、将校の多数派が靖国神社の焼却を主張したという。これを阻止したのがイエズス会のブルーノ・ビッテル(ビッター)とメリノール会パトリック・J・バーン、ふたりのカトリック司祭だったとされている。

 前にも書いたように、ビッテルは1898年にドイツで生まれ、1920年にイエズス会へ入り、アメリカで過ごしてから1934年に来日している。ニューヨークのフランシス・スペルマン枢機卿の高弟だとされているが、この枢機卿はCIAと教皇庁を結ぶ重要人物。CIAはアメリカの巨大金融資本と密接な関係にある機関であり、関東大震災からアメリカでフランクリン・ルーズベルトが大統領になる直前までの機関、日本がウォール街に君臨していたJPモルガンの強い影響下にあったことを考えれば、当然のことだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608150000/

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2019.02.09
【靖国神社】日本のおかげで植民地が独立したという構図
【韓国・北朝鮮は「独立」していないトンデモ説を披見】
https://rondan.net/7720
Contents
1 日本のおかげでアジアは白人支配から独立した!
2 第二次世界大戦後の各国独立
3 韓国と北朝鮮は独立していないという妙技


日本のおかげでアジアは白人支配から独立した!

大東亜戦争(アジア太平洋戦争)は、建前上は白人列強の植民地支配からアジアを解放し、大東亜共栄圏を建設する聖戦である、と今も昔も吹聴され続けています。

歴史を振り返ると、日本は戦争に敗れ大東亜共栄圏建設の夢は破れたわけですが、その敗北を受け入れられないのか「確かに太平洋戦争に負けても、その後、植民地は解放されたから大東亜戦争には勝った」的な逆ギレ理論が度々確認されます。

例えば、ヘンリー・S・ストークス氏の『大東亜戦争は日本が勝った』(ハート出版, 2017)は、タイトルからしてこれを示しているでしょう。


ところで、靖国神社に併設される博物館「遊就館」においてもこれと同じ逆ギレ理論が確認されます。


第二次世界大戦後の各国独立

遊就館の戦後コーナーにも次のようなパネルがあり、大東亜戦争におかげでアジア民族が独立したと言わんばかりの主張がなされています。


日露戦争の勝利は、世界特にアジアの人々に独立の夢を与え、多くの先覚者が独立、近代化の模範として日本を訪れた。しかし、第一次世界大戦が終わっても、アジア民族に独立の道は開けなかった。

アジア民族に独立が現実になったのは、太平洋戦争緒戦の日本軍の占領下で一度燃え上がった炎は、日本が敗れても消えることは無く、独立戦争などを経て民族国家が次々と誕生した。
『靖國神社 遊就館 目録』靖国神社, 2008, p. 107.



そして、第二次世界大戦後に独立した各国を、その時期に応じて色分けして次のような地図を提示します。

https://rondan.net/7720
『國神社 遊就館 目録』靖国神社, 2008, p. 107.


アフリカの独立は全く無関係だろとツッコまずにはいられませんが、それよりも韓国と北朝鮮に色がついていないところがツボですね。


韓国と北朝鮮は独立していないという妙技

などと思いながら目を近づけて目録をよく見た所、すごい事実が判明しました。
拡大して比較したものを下にあげましたので、よく見比べてみてください。


https://rondan.net/7720
『靖國神社 遊就館 目録』靖国神社, 2008, p. 107.


そうです。東南アジアとアフリカの諸国は「独立」なのですが、韓国と北朝鮮だけは「成立」なのですね。何なのでしょかこの差は…。

「大韓帝国」を独立国と見做していて、日本は植民地支配などしておらず、したがって独立などしていないと言いたいのでしょう。それとも、いまでも朝鮮半島は日本の植民領土で、独立などしていないと主張したいのかもしれません。

そんな恐ろしい靖国史観の一端でした…。

https://rondan.net/7720

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2019.02.09
【トンデモ】靖国英霊と我々はテレパシーで繋がっている
(武田邦彦|別冊正論33『國神社創立150年:英霊と天皇御親拝』「國に英霊はおられるか―の科学的結論」2018)
https://rondan.net/8989


Contents

1 宗教と科学
2 Y遺伝子論の曲解
3 テレパシーによって繋がっている
4 ルイセンコ主義?
5 日本スゴイ論
6 おまけ


宗教と科学

「科学的に証明された」などと言われると、客観的かつ普遍的にその正しさが証明されたような気がします。

中世において、自然科学の仮説が得られると、聖書と照らし合わせてその真正性が審議されました。たとえば地動説は、聖書の記述(天動説)に合致しないとして迫害されました。

近代になり啓蒙主義が起こると、宗教が権威を失うとともに、自然科学が権威を増しました。このため、現代では、自然科学を用いて宗教の真正性を証明しようとする動きもあります。

しかし宗教と自然科学はもともと異なる学問体系に属するため、この両者の親和性は極めて悪く、得てしてトンデモ説(いわゆる疑似科学)になりがちです。

今回はそのようなトンデモの一つ、靖国神社に祀られた英霊と、現代の我々がテレパシーによって繋がっているという説を紹介したいと思います。具体的には、武田邦彦 「靖國に英霊はおられるか―の科学的結論」『國神社創立150年:英霊と天皇御親拝』(別冊正論33, 産経新聞社, 2018)を取り上げます。

Y遺伝子論の曲解

保守にとって靖国神社はナショナリズムの牙城であり、その存在意義を確立することは重要な使命の一つです。

ところで虎ノ門ニュースなどで大活躍中の武田邦彦氏は、本職が科学者であるらしく、「科学」という観点から、天皇のありがたさ、靖国英霊の重要性を主張します。

まず天皇が万世一系の男系でなければならない根拠は、Y染色体論(男系に継承される遺伝情報)が採用されます。つまり、神武天皇から今上天皇に至るまで、同一のY染色体が受け継がれているというのです。

しかしこの説明がともかくオカシイ。


現在の象徴天皇の男性としてのY遺伝子は、神武天皇と全く同一である。つまり、今上陛下の男性としてのご性質・人格は神武天皇と全く同じである。

「男性としてのご性質・人格」という言葉をどの様な意味で用いているのか解りませんが、暴論であることは間違いないでしょう。というか、この理論を適用するならば、ヘイトスピーチのかどでYoutubeをBANされた竹田恒泰氏も、今上陛下も同じ性質・人格を持っていることになりますが、私には両者の性質・人格が同一であるとは到底思えません。

さらにトンデモは加速。



天皇と国民の身分の差、遺伝子の差はあまりにも広いために、天皇家と国民という二階級しか形成されず、支配的地位に就いた国民もその時々の臨時なものであり、いつでも交代するという下克上もあり得る社会を作り出した。


遺伝子の差を要因に階級を論じるという、人種差別そのものの発言。武田氏の理解によれば、先天的な要因によってその人の身分が決められるとお考えのようです。

テレパシーによって繋がっている

疑似科学で天皇のありがたさを垂れ流した後、武田氏は靖国神社に祀られている英霊と、現代の我々とに繋がりがあると説きだします。



私たちの肉体と精神は、今も國神社に祀られている人たちからの遺伝子、テレパシーで存在し、それで生を享け、人生を送っているのだ。


テレパシーによって英霊と我々が繋がっているそうです…。

このテレパシーのたとえも酷い。スマホによる切符予約を持ち出して次のよう説明します。


スマホを使って鉄道の改札機前で切符を予約し、数秒後に改札を通ると予約した切符が出てきて改札ゲートが聞く。これを「常識」で説明できる人はいないだろう。
「テレパシー」も同じで、遠くに離れて暮らすわが子の苦悩を感じられる母親がいる。「そんなことウソだ」と言っても、現在では光より早い通信手段が実験的にも見出されている。六十兆個の細胞同士の通信も存在するのだから、人間同士のテレパシーを否定する方が非科学的である


いくらでも「常識」で説明できる人はいると思うのですが、この人、本当に科学者なのかと疑うくらいの無知さです。きっと携帯電話で通話できることも、この人にとっては常識外の現象なのでしょう。

「光より早い通信手段」というのも、一体何を指しているのか解りませんが、疑似科学そのものでしょう。

ルイセンコ主義?

武田氏によるこのテレパシー論は、「ミーム」「ミラーニューロン」「アフォーダンス 」といった聴き慣れない言葉を駆使して説明されています。

どうやら、武田氏はルイセンコ主義(獲得形質遺伝)とよく似た思想をお持ちのようです。

このルイセンコ主義とは、キリンの首が長いの理由は、自然淘汰の結果ではなく、先祖代々高いところにある餌を食べているうちに「長い首」という遺伝情報を獲得したからであると解釈する疑似科学の一つです。

武田氏も過去の祖先の行いが、様々な形で現代の我々に影響を与えていると言います。



私の体もDNAも、命を捧げてくれた先人からいただいたものであり、先人とは今でもテレパシーでつながり、それがミーム、ミラーニューロン、そしてアフォーダンスとなって私自身を形成している。

生物は遺伝子以外にも様々な「非遺伝的形質、性質の獲得」や周囲環境からの「身体や性質に及ぶ直接的影響」を受ける。たとえば、ミーム(文化的遺伝子)による約三百年前からの共通情報の保有、ミラーニューロン(大脳の脳神経細胞構造)の類似性、アフォーダンス(環境からの人体や性質への直接的な働きかけ)などによって「非遺伝的共通性」を有する

さらに、現世の人間同士だけでなく、現世の人間と過去の人間、人間と自然の聞にも未解明の通信手段がある。それが、先述したミーム、ミラーニューロン、アフォーダンスと呼ばれる連絡である。


ここまでくると、なんだかサイエントロジーのパンフレットを読んでいるみたいですね…。

日本スゴイ論

この様に武田氏は、過去の日本人の行動が、テレパシーによって現代の私たちの存在そのものを規定していると考えています。

この理論に従うと、過去の日本人がスゴくないと、現代の日本人もスゴくなくなってしまいます。そこで武田氏は過去の日本を持ち上げまくり、これを靖国と結びつけます。



人類史上、初めて達成した諸国民の独立と平等!
この輝かしい偉業を自らの生命をかけて成し遂げた人たちが、今、國に祀られている。
私たち日本人は、人類の平等のために命を捧げた人たちを祀る場所を持っていることに誇りを持ち、外国の方が日本を訪れた時には、この三千年に及ぶ歴史と英霊の偉業を説明し、まずは國神社にお参りすることを勧めるのがもっとも大切なことだ。


大東亜戦争はアジア民族独立の聖戦だったから、当時の英霊はスゴイ、それとテレパシーで繋がっている日本人もスゴイ()

しかし日本の歴史が三千年に及ぶって、もしや天照大神から数えているのでしょうか? また外国の方に、英霊の偉業を説明することが大切だと言っていますが、結局、武田氏の英霊の偉業って特攻なんですよね。次の通り。



戦争中、もっとも高貴に命を捧げたのが特別攻撃隊(特攻隊)だった。特攻こそが軍隊の魂であり、もっとも正しい戦い方である。


特攻が「もっとも正しい戦い方である」って、終戦間際のヤケクソ記事みたいなことを現代になっても言ってしまうとは…。きっと武田氏の価値観は、今でも大戦下なんでしょう。

この人が為政者になって戦争になったら平然と特攻させるんだろうなぁと思うと恐ろしいことです。

こんな靖国擁護論は、逆に保守のトンデモさを際立たせているだけだと気が付かないのでしょうか?

というか、「百万歩譲って仮に武田の言う通り、英霊と俺らテレパシーで繋がってんのなら靖国参拝しなくていいじゃん」(by GEISTE)ってことになるのですが、そういう疑問は浮かばないのでしょうか?

おまけ

保守論壇の宿命か、武田氏はちゃんとインテリ層批判も忘れてはいません。



日本社会党に由来する政党や日本共産党、日教組、東大法学部教授、朝日新聞などがその典型だが、不完全な大脳と狭い了見しか持たず、日本人が世界的な偉業を達成したのが理解できない。

しかし「不完全な大脳」しか持っていないって、差別感情剥き出しですね…。


コメント

pipisan より: 2018年12月21日 11:03 PM

武田邦彦に箔を付けた名古屋大学の責任は重い。
旭化成を引退して芝浦工大の教授で終わっていればこんなことにならなかった。

こいつの招聘を決めた名古屋大の工学部長はアホである。
結局、何も実績を残さずに同じ愛知県内の中部大学に行って、地元民放を中心に言いたい放題コメンテーターになって、その揚げ句が今の状態だ。

武田の名古屋大学以降の研究実績は、ゼロと言っていい。
いまだに地上波(中部日本放送)でも出演している。
そして大学のブランディング(というか生徒募集の生き残りで必死の事業)にいそしむEだかFだかランクの中部大は、あろうことか武田を特任教授にしてしまった。他にもノーベル賞候補リストに載っている研究者もいるのに。たぶん、その2氏は武田のせいもあって絶対にプライズを取れないだろう。武田は死ぬまで中部大の特任教授で、元名古屋大学大学院工学部教授になってしまったわけだ。

山本弘が徹底批判した「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」は、百田同様に出典を明示しないパクリ、誤用、捏造、妄想が満ちあふれている。にもかかわらず、武田を講演会に呼んで、放射線対策を考えたいという右や左の市民団体(というかアタマの程度が下)がまだいっぱいいる(右派左派双方から問い合わせを受けた。下の方の人の相手は面倒なので「知らない」と答えた)。

百田と武田は同じインチキでのしあがってきた、売れるためには何をやってもいいと思っている屑だ。
そして日本国民の一定数は、そんなもんに騙される阿呆だと思っている。

https://rondan.net/8989



2. 中川隆[-11284] koaQ7Jey 2019年3月22日 14:07:57: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[722] 報告
▲△▽▼

僕の父は山形県鶴岡の生まれです。ご存じでしょうか、庄内人たちは西郷隆盛が大好きです。庄内藩は戊辰戦争で最後まで官軍に抵抗して、力戦しました。そして、西郷の率いる薩摩兵の前に降伏した。けれども、西郷は敗軍の人たちを非常に丁重に扱った。死者を弔い、経済的な支援をした。一方、長州藩に屈服した会津藩では全く事情が違います。長州の兵はところが、会津の敗軍の人々を供養しなかった。事実、死者の埋葬さえ許さず、長い間、さらしものにしていた。
 薩摩長州と庄内会津、どちらも同じ官軍・賊軍の関係だったのですが、庄内においては勝者が敗者に一掬の涙を注いだ。すると、恨みが消え、信頼と敬意が生まれた。庄内藩の若者たちの中には、のちに西南戦争の時に、西郷のために鹿児島で戦った者さえいますし、西郷隆盛の談話を録した『南洲遺訓』は庄内藩士が編纂したものです。一方、会津と長州の間には戊辰戦争から150年経った今もまだ深い溝が残ったままです。

 靖国参拝問題が、あれだけもめる一因は靖国神社が官軍の兵士しか弔っていないからです。時の政府に従った死者しか祀られない。東北諸藩の侍たちも国のために戦った。近代日本国家を作り出す苦しみの中で死んでいった。そうい人々については、敵味方の区別なく、等しく供養するというのが日本人としては当然のことだろうと僕は思います。


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比較敗戦論のために - 内田樹の研究室 2019-03-20
http://blog.tatsuru.com/2019/03/20_1437.html


2019年度の寺子屋ゼミは「比較敗戦論」を通年テーマにすることにした。

どうしてこのようなテーマを選ぶことになったのか。それについて姜尚中さんとのトークセッションで語ったことがある。
そのときの講演録を再録しておく。講演があったのは2016年

敗戦国は日独だけではない

 今回の「比較敗戦論」というタイトルは、問題提起という意味でつけました。特に僕の方で用意した結論があるわけではありません。ただ、歴史を見るときに、こういう切り取り方もあるのだというアイディアをお示ししたいと思います。

「比較敗戦論」という言葉は『永続敗戦論』(太田出版 二〇一三年)の白井聡さんと対談をしまたときにふと思いついたのです(この対談はその後、『日本戦後史論』(徳間書店、二〇一五年)という本にまとまりました)。

『永続敗戦論』での白井さんの重要な主張は「日本人は敗戦を否認しており、それが戦後日本のシステムの不調の原因である」というものでした。「敗戦の否認」というキーワードを使って、戦後七〇年の日本政治をきわめて明晰に分析した労作です。

ただ、僕が思ったのは、白井さんと話をしていて、日本人が戦後七〇年間にわたって敗戦経験を否認してきたということは全くご指摘の通りなんだけれども、日本以外の敗戦国ではどうなのか、ということが気になりました。日本以外の他の敗戦国はそれぞれ適切なやり方で敗戦の「総括」を行ったのか。その中で日本だけが例外的に敗戦を否認したのだとすれば、それはなぜなのか。そういった一連の問いがありうるのではないかと思いました。

白井さんの言う通り「敗戦の否認」ゆえに戦後日本はさまざまな制度上のゆがみを抱え込み、日本人のものの考え方にも無意識的なバイアスがかかっていて、ある種の思考不能状態に陥っていること、これは紛れもない事実です。でも、それは日本人だけに起きていることなのか。他の敗戦国はどうなっているのか。多の敗戦国では、敗戦を適切に受け容れて、それによって制度上のゆがみや無意識的な思考停止を病むというようなことは起きていないのか。よく「ドイツは敗戦経験に適切に向き合ったけれど、日本はそれに失敗した」という言い方がされます。けれども、それはほんとうに歴史的事実を踏まえての発言なのか。

まず僕たちが誤解しやすいことですけれど、第二次世界大戦の敗戦国は日独伊だけではありません。フィンランド、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、タイ、これらは連合国が敵国として認定した国です。それ以外にも、連合国がそもそも国として認定していない交戦団体として、フィリピン第二共和国、ビルマ国、スロバキア共和国、クロアチア自由国、満州国、中華民国南京政府があります。これだけの「国」が敗戦を経験した。でも、僕たちはこれらの敗戦国で、人々が敗戦経験をどう受け容れたのか、どうやって敗戦後の七〇年間を過ごしてきたのかについて、ほとんど何も知りません。例えば、「フィンランド国民は敗戦をどう総括したか」というような研究は、フィンランド国内にはしている人がいるのでしょうけれど、僕はそれについての日本語文献のあることを知らない。でも、「敗戦の否認」という心理的な痼疾を手がかりにして現代日本社会を分析するためには、やはり他の敗戦国民は自国の敗戦をどう受け止めたのか、否認したのか、受容したのかが知りたい。敗戦の総括をうまく実行できた国はあるのか。あるとしたら、なぜ成功したのか。敗戦を否認した国は日本の他にもあるのか。あるとしたら、その国における敗戦の否認は、今その国でどのような現実を帰結したのか、それを知りたい。「敗戦の否認」が一種の病であるとするなら、治療のためには、まず症例研究をする必要がある。僕はそんなふうに考えました。


フランスは果たして戦勝国なのか

 このアイデアには実はいささか前段があります。枢軸国の敗戦国というと、ふつうは日独伊と言われます。けれども、フランスだって実は敗戦国ではないのか。僕は以前からその疑いを払拭することができずにいました。

ご承知の方もいると思いますが、僕の専門はフランス現代思想です。特にエマニュエル・レヴィナスというユダヤ人哲学者を研究してきました。その関連で、近代フランスにおけるユダヤ人社会と彼らが苦しんだ反ユダヤ主義のことをかなり長期にわたって集中的に研究してきました。そして、そのつながりで、19世紀から20世紀はじめにかけてのフランスの極右思想の文献もずいぶん読み漁りました。

 僕がフランスにおける反ユダヤ主義の研究を始めたのは1980年代のはじめ頃ですが、その頃フランスの対独協力政権、ペタン元帥の率いたヴィシー政府についての研究が続々と刊行され始めました。ですから、その頃出たヴィシーについての研究書も手に入る限り買い入れて読みました。そして、その中でも出色のものであったベルナール=アンリ・レヴィの『フランス・イデオロギー』(国文社、一九八九年)という本を翻訳することになりました。これはフランスが実はファシズムと反ユダヤ主義というふたつの思想の「母国」であったという非常に挑発的な内容で、発売当時はフランスでは大変な物議を醸したものでした。

 歴史的事実をおさらいすると、一九三九年九月にドイツのポーランド侵攻に対して、英仏両国はドイツに宣戦布告します。フランスはマジノ線を破られて半年後の六月にフランスは独仏休戦協定が結ばれます。フランスの北半分はドイツの直接統治領に、南半分がペタンを首班とするヴィシー政府の統治下に入ります。第三共和政の最後の国民議会が、ペタン元帥に憲法制定権を委任することを圧倒的多数で可決し、フランスは独裁制の国になりました。そして、フランス革命以来の「自由、平等、友愛」というスローガンが廃されて、「労働、家族、祖国」という新しいファシズム的スローガンが掲げた対独協力政府ができます。

フランスは連合国に対して宣戦布告こそしていませんけれども、大量の労働者をドイツ国内に送ってドイツの生産活動を支援し、兵站を担い、国内ではユダヤ人やレジスタンスを行いました。フランス国内で捕らえられたユダヤ人たちはフランス国内から鉄道でアウシュヴィッツへ送られました。

 対独レジスタンスが始まるのは1942年くらいからです。地下活動という性質上、レジスタンスの内実について詳細は知られていませんが、初期の活動家は全土で数千人規模だったと言われています。連合国軍がノルマンディーに上陸して、戦局がドイツ軍劣勢となってから、堰を切ったように、多くのフランス人がドイツ軍追撃に参加して、レジスタンスは数十万規模にまで膨れあがった。この時、ヴィシー政府の周辺にいた旧王党派の準軍事団体などもレジスタンスに流れ込んでいます。昨日まで対独協力政権の中枢近くに人たちが、一夜明けるとレジスタンスになっているというようなこともあった。そして、このドイツ潰走の時に、対独協力者の大量粛清が行われています。ヴィシー政権に協力したという名目で、裁判なしで殺された犠牲者は数千人と言われていますが、これについても信頼できる史料はありません。調書もないし、裁判記録もない。どういう容疑で、何をした人なのか判然としないまま、「対独協力者だ」と名指されて殺された。真実はわからない。

アルベール・カミュは最初期からのほんもののレジスタンス闘士でしたけれど、戦後その時代を回想して、「ほんとうに戦ったレジスタンスの活動家はみな死んだ」と書いて、今生き残って「レジスタンス顔」をしている人間に対する不信を隠そうとしませんでした。このあたりの消息は外国人にはなかなかわかりません。

シャルル・ド・ゴールもその回想録の中で、ヴィシー政府壊滅後のフランス各地の混乱に言及して、「無数の場所で民衆の怒りは暴力的な反動として溢れ出した。もちろん、政治的な目論見や、職業上の競争や、個人的な復讐がこの機会を見逃すはずもなかった」と証言しています。(Charles De Gaulle, Mémoire de guerre, Plon, 1959, p.18)

 国防次官だったシャルル・ド・ゴールはペタン元帥が休戦協定を結んだときにロンドンに亡命して亡命政府を名乗りますけれど、もちろん彼の「自由フランス」には国としての実体などありません。国際法上はあくまでヴィシー政府がフランスの正統な政府であって、自由フランスは任意団体に過ぎません。そもそもド・ゴール自身、フランスの法廷で欠席裁判のまま死刑宣告されているのです。

ド・ゴール以外にも、フランソワ・ダルラン将軍、アンリ・ジロー将軍といった軍の実力者がいて、フランスの正統な代表者の地位を争っていました。最終的にド・ゴールが競争相手を排除して、自由フランス軍のトップに立ちますけれど、それでも一交戦団体に過ぎません。44年にド・ゴールが「フランス共和国臨時政府」を名乗ったときも、アメリカもイギリスもこれを承認するのを渋りました。ド・ゴールが一交戦団体に過ぎなかった自由フランスを「戦勝国」にカテゴリー変更させたのは、彼の発揮した軍事的・外交的実力によってです。44年、ノルマンディー上陸後西部戦線でのドイツ軍との戦闘が膠着状態にあったとき、ド・ゴールはこの機会にフランスを連合国に「高く売る」ことに腐心しています。回想録にはそのことが率直に書いてあります。

「戦争がまだ長引くということは、われわれフランス人が耐え忍ばなければならない損失、被害、出費を考えれば、たしかに痛ましいことである。しかし、フランスの最優先の利害を勘案するならば、フランス人の当面の利益を犠牲にしても、戦争の継続は悪い話ではなかった。なぜなら、戦争がさらに長びくならば、アフリカやイタリアでそうだったように、われわれの協力がライン河・ドナウ河での戦闘にも不可欠のものとなるからである。われわれの世界内における地位、さらにはフランス人がこれから何世代にもわたって自分自身に対して抱く評価がそこにかかっている。」(Ibid., p.44、強調は内田)

 ド・ゴールは、パリ解放からドイツ降伏までのわずかの時間内に、フランス軍の軍事的有用を米英に誇示できるかどうかに戦後フランスの、国際社会における立場がかかっているということを理解していました。ほんとうにこのときのフランスは綱渡りだったのです。ノルマンディー上陸作戦の時点ではド・ゴールの自由フランスの支持基盤は国内のレジスタンスだけでした。それが戦局の推移に伴ってそれ以外のフランス人たちも自由フランスを自分たちの代表として承認する気分になり、最後に米英はじめ世界の政府がド・ゴールの権威を承認せざるを得なくなった。ですから、ド・ゴールが「国を救った」というのはほんとうなのです。対独協力国、事実上の枢軸国がいつのまにか連合国の一員になり、さらに国際社会の重鎮になりおおせていたわけですから、これはド・ゴールの力業という他ありません。

でも、このド・ゴールが力業でフランスの体面を救ったことによって、フランス人は戦争経験の適切な総括を行う機会を奪われてしまった。ほんとうを言えば、ドイツの犯したさまざまな戦争犯罪に加担してきたフランス人たちはもっと「疚しさ」を感じてよかったのです。でも、フランス人は戦勝国民として終戦を迎えてしまった。フランス人は「敗戦を総括する義務」を免除された代わりにもっと始末におえないトラウマを抱え込むことになりました。

イタリアは戦勝国ではないのか

 僕たち日本人はイタリアがどんなふうに終戦を迎えたかについてはほとんど知るところがありません。世界史の授業でもイタリアの敗戦については詳しく教えてもらった記憶がない。教科書で教えてもらえないことは、映画や小説を通じて学ぶわけですけれども、イタリアの終戦時の混乱については、それを主題にした映画や文学も日本ではあまり知られておりません。『無防備都市』(ロベルト・ロッセリーニ監督、一九四五年)にはイタリアのレジスタンスの様子がリアルに描かれていますが、僕が知っているのはそれくらいです。ですから、ナチスと命がけで戦ったイタリア人がいたことや、イタリア人同士で激しい内戦が行われていたという歴史的事実も日本人はあまり知らない。

一九四三年七月に、反ファシスト勢力が結集して、国王のヴィットーリオ・エマヌエーレ三世が主導して、ムッソリーニを20年にわたる独裁者の地位から引きずり下ろしました。そして、首相に指名されたピエトロ・バドリオ将軍は水面下で連合国と休戦交渉を進めます。その後、監禁されていたムッソリーニをドイツの武装親衛隊が救い出して、北イタリアに傀儡政権「イタリア社会共和国」を建て、内戦状態になります。最終的にドイツ軍はイタリア領土内から追い出され、ムッソリーニはパルチザンに捕らえられて、裁判抜きで処刑され、その死体はミラノの広場に逆さ吊りにされました。イタリア王国軍とパルチザンがムッソリーニのファシスト政権に引導を渡し、ドイツ軍を敗走させた。ですから、イタリアは法理的には戦勝国なんです。でも、たぶん「イタリアは戦勝国だ」と思っている日本人はほとんどいない。自分たちと同じ敗戦国だと思っている。

たしかに、戦後イタリアを描いた『自転車泥棒』(ヴィットリオ・デ・シーカ監督、1948年)のような映画を観ると、街は爆撃でひどいことになっているし、人々は食べるものも仕事もなくて、痩せこけている。「ああ、イタリアも日本と同じだ」と思っても不思議はない。でも、違います。イタリアは戦勝国なんです。だいたい、イタリアは一九四五年七月には日本に宣戦布告しているんです。

 フランスとイタリアを比べれば、フランスよりイタリアの方がずっと戦勝国条件が整っている。フランスは先ほど述べたように紙一重で戦勝国陣営に潜り込み、国連の常任理事国になり、核保有国になり、今も世界の大国としてふるまっています。それは一にシャルル・ド・ゴールという卓越した政治的能力を持つ人物が国家存亡のときに登場したからです。ド・ゴールがいて、ルーズベルトやチャーチルと一歩も引かずに交渉したから、フランスは戦勝国「のようなもの」として戦後世界に滑り込むことができた。でも、イタリアにはそんなカリスマ的な人物がいませんでした。戦争指導者であったヴィットリオ・エマヌエーレ三世とバドリオ将軍は、ドイツ軍がローマに侵攻してきたとき、市民を「無防備都市」に残したまま自分たちだけ逃亡してしまった。そのせいでイタリア軍の指揮系統は壊滅しました。戦後の国民投票で国民たちの判断で王政が廃止されたのは、このときの戦争指導部の国民に対する裏切りを国民が許さなかったからです。

フランスとイタリアのどちらも「勝ったんだか負けたんだかよくわからない仕方で戦争が終わった」わけですけれど、フランスにはド・ゴールがいて、イタリアにはいなかった。それが戦後の両国の立ち位置を決めてしまった。

でも、僕はこれを必ずしもフランスにとって幸運なことだったとも、イタリアにとって不幸なことだったとも思わないのです。イタリアは「敗戦国みたいにぼろぼろになった戦勝国」として終戦を迎えました。戦争の現実をありのままに、剥き出しに経験した。戦勝を誇ることもできなかったし、敗戦を否認する必要もなかった。だから、彼らの戦争経験の総括には変なバイアスがかかっていない。

先日、イタリアの合気道家が僕の道場に出稽古に来たことがありました。稽古のあとの歓談のとき、「そういえば君たち、昔、日本に宣戦布告したことがあるでしょう」と訊いてみました。たぶん、そんなこと知らないと思ったんです。意外なことに、彼はすぐに苦笑して、「どうもすみませんでした」と謝るんです。「イタリアって、どさくさまぎれにああいうことをやるんです。フランスが降伏したときにも仏伊国境の土地を併合したし。そういう国なんです。申し訳ない」と。僕は彼のこの対応にびっくりしました。自国の近代史のどちらかというと「汚点」を若いイタリア人が常識として知っているということにまず驚き、それについて下手な言い訳をしないで、さらっと「ごめんね」と謝るところにさらに驚きました。事実は事実としてまっすぐみつめる。非は非として受け容れ、歴史修正主義的な無駄な自己弁護をしない。そのとき僕は「敗戦の否認をしなかった国民」というものがあるとしたら、「こういうふう」になるのかなと思いました。

イタリアは「ほとんど敗戦」という他ないほどの被害を蒙った。内戦と爆撃で都市は傷ついた。行政も軍もがたがたになった。戦死者は30万人に及んだ。でも、その経験を美化もしなかったし、否認もしなかった。「まったくひどい目に遭った。でも、自業自得だ」と受け止めた。だから、戦争経験について否認も抑圧もない。

フランスの場合は、ヴィシーについてはひさしく歴史的研究そのものが抑圧されていました。先ほど名前が出ましたベルナール=アンリ・レヴィの『フランス・イデオロギー』はヴィシーに流れ込む十九世紀二○世紀の極右思想史研究ですが、この本が出るまで戦後四四年の歳月が必要でした。刊行されたときも、保守系メディアはこれに集中攻撃を加えました。「なぜせっかくふさがった『かさぶた』を剥がして、塩を塗り込むようなことをするのか」というのです。それからさらに30年近くが経ちますが、ヴィシー政府の時代にフランスが何をしたのかについての歴史的な研究は進んでいません。

ナチスが占領していた時代のフランス人は何を考え、何を求めて、どうふるまったのか。いろいろな人がおり、いろいろな生き方があったと思います。それについての平明な事実を知ることが現代のフランス人には必要だと僕は思います。ド・ゴールが言うように「自分自身に対して抱く評価」を基礎づけるために。でも、それが十分に出来ているように僕には思えません。フランスの場合は「敗戦の否認」ではなく、対独協力国だったという歴史的事実そのものが否認されている。その意味では、あるいは日本より病が深いかもしれない。


 現在の政治状況と敗戦の総括との関係

 本来なら、ヴィシー政府の政治家や官僚やイデオローグたちの事績を吟味して、「一体、ヴィシーとは何だったのか、なぜフランス人は民主的な手続きを経てこのような独裁制を選択したのか」という問いを徹底的に究明すべきだったと思います。でも、フランス人はこの仕事をネグレクトしました。ヴィシー政府の要人たちに対する裁判もごく短期間のうちに終えてしまった。東京裁判やニュルンベルク裁判のように、戦争犯罪の全貌を明らかにするということを抑制した。ペタン元帥や首相だったピエール・ラヴァルの裁判はわずか一ヶ月で結審して、死刑が宣告されました。裁判は陪審員席からも被告に罵声が飛ぶというヒステリックなもので、真相の解明というにはほど遠かった。この二人に全責任を押しつけることで、それ以外の政治家や官僚たちは事実上免責されました。そして、この「エリートたち」はほぼそのまま第四共和政の官僚層に移行する。

 レヴィによれば、フランスにおいて、ヴィシーについての歴史学的な検証が進まなかった最大の理由は、ヴィシー政府の官僚層が戦後の第四共和政の官僚層を形成しており、彼らの非を細かく咎めてゆくと、第四共和政の行政組織そのものが空洞化するリスクがあったからだということでした。事情を勘案すれば、フランス政府が、国家的選択として対独協力していたわけですから、それをサボタージュした官僚はうっかりするとゲシュタポに捕まって、収容所に送られるリスクがあったわけです。組織ぐるみの対独協力をせざるを得なかった。だから、一罰百戒的に、トップだけに象徴的に死刑宣告を下して、あとは免罪して、戦後の政府機構に取り込むことにした。それは当座の統治システムの維持のためには、しかたなかったのかも知れません。

ですから、ヴィシーについての歴史学的な実証研究が始まるのは、この官僚たちが現役を引退した後になります。一九八〇年代に入って、戦後四〇年が経って、ヴィシー政府の高級官僚たちが退職したり、死んだりして、社会的な影響がなくなった時点ではじめて、最初は海外の研究者たちが海外に流出していたヴィシー政府の行政文書を持ち出して、ヴィシー研究に手を着け始めた。フランス人自身によるヴィシー研究は『フランス・イデオロギー』が最初のものです。戦争が終わって四五年後です。「ヴィシーの否認」は政治的に、意識的に、主体的に遂行された。でも、そのトラウマは別の病態をとって繰り返し回帰してきます。僕はフランスにおける「イスラモフォビア」(イスラーム嫌悪症)はそのような病態の一つではないかと考えています。

 フランスは全人口の一〇%がムスリムです。先日のテロで露呈したように、フランス社会には排外主義的な傾向が歴然と存在します。大戦後も、フランスは一九五〇年代にアルジェリアとベトナムで旧植民地の民族解放運動に直面した時、暴力的な弾圧を以って応じました。結果的には植民地の独立を容認せざるを得なかったのですが、独立運動への弾圧の激しさは、「自由・平等・友愛」という人権と民主主義の「祖国」のふるまいとは思えぬものでした。そんなことを指摘する人はいませんが、これは「ヴィシーの否認」が引き起こしたものではないかと僕は考えています。「対独協力政治を選んだフランス」、「ゲシュタポと協働したフランス」についての十分な総括をしなかったことの帰結ではないか。

もしフランスで終戦時点で自国の近過去の「逸脱」についての痛切な反省がなされていたら、五〇年代におけるフランスのアルジェリアとベトナムでの暴力的な対応はある程度抑止されたのではないかと僕は想像します。フランスはナチス・ドイツの暴力に積極的に加担した国なのだ、少なくともそれに加担しながら反省もせず、処罰も免れた多数の国民を今も抱え込んでいる国なのだということを公式に認めていたら、アルジェリアやベトナムでの事態はもう少し違うかたちのものになっていたのではないか。あれほど多くの人が殺されたり、傷ついたりしないで済んだのではないか。僕はそう考えてしまいます。

 自分の手は「汚れている」という自覚があれば、暴力的な政策を選択するときに、幾分かの「ためらい」があるでしょう。けれども、自分の手は「白い」、自分たちがこれまでふるってきた暴力は全て「正義の暴力」であり、それについて反省や悔悟を全く感じる必要はない、ということが公式の歴史になった国の国民には、そのような「ためらい」が生まれない。フランスにおけるムスリム市民への迫害も、そのような「おのれの暴力性についての無自覚」のせいで抑制が効きにくくなっているのではないでしょうか。

 他の敗戦国はどうでしょう。ハンガリーは最近、急激に右傾化して、排外主義的な傾向が出てきています。タイも久しく穏やかな君主制でいましたけれども、近年はタクシン派と反タクシン派が戦い続けて、国内はしばしば内戦に近い状態を呈しています。スロバキアとかクロアチアとかにもやはり政治的にある種の不安定さを常に感じます。

戦争後は、どの国も「この話はなかったことに」という国民的合意に基づいて「臭いものに蓋」をした。当座はそれでよかったかも知れません。でも、蓋の下では、抑圧された国民的な「恥辱」や「怨嗟」がいつまでも血を流し、腐臭を発している。だから、ハンガリーの現在の政治状況や、タイの現在の政治状況が、それぞれの国の敗戦経験の総括と全く無関係かどうかということは、かなり精密な検証をしてみないとわからない。そこには何らかの「関連がある」という仮説を立てて検証をしてみてよいのではないか。してみるだけの甲斐はあると僕は思います。


 ドイツ統合は敗戦の否認か

 戦争の記憶を改竄することによって、敗戦国民は当座の心の安らぎは手に入れることができるかも知れません。でも、そこで手に入れた「不当利得」はどこかで返済しなければならない。いずれ必ず後でしっぺ返しが来る。世界の敗戦国を一瞥すると、どこも七〇年かけて、ゆっくりと、でも確実に「記憶の改竄」のツケを支払わされている。『永続敗戦論』が明らかにしたように、日本も敗戦の否認のツケを払わされている。そして、この返済はエンドレスなんです。「負債がある」という事実を認めない限り、その負債を割賦でいいから返して行かない限り、この「負債」は全く別の様態をとって、日本人を責め続ける。

 「ドイツは敗戦経験の総括に成功した」と多くの人が言います。でも、本当にそうなんでしょうか。僕は簡単には諾うことができません。東ドイツのことを勘定に入れ忘れているような気がするからです。

東ドイツは「戦勝国」なんです。東ドイツはナチスと戦い続けたコミュニストが戦争に勝利して建国した国だという話になっている。だから、東ドイツ国民はナチスの戦争犯罪に何の責任も感じていない。感じることを国策的に禁止されていた。責任なんか感じてるはずがない。自分たちこそナチスの被害者であり、敵対者だということになっているんですから。悪虐非道なるナチスと戦って、それを破り、ドイツ国民をナチスの軛から解放した人々が、何が悲しくて、ナチスの戦争犯罪について他国民に謝罪しなければならないのか。

 一九九〇年に合併した当時、西ドイツと東ドイツとは人口比でいうと四対一でした。ということは、その時点では、全ドイツ人口の二〇%、一六○○万人は「自分たちはナチスドイツの戦争犯罪に何の責任もない」と子供のころからずっと教えられてきた人たちだったということです。それが合併後のドイツの国民的自意識にどういう影響を与えたのか。僕は寡聞にして知りません。

 日本国内に「日本軍国主義者の戦争犯罪について、われわれには何の責任もない。われわれは彼らと戦って、日本を解放したのである」と教えられて来た人が二四○○万人いる状況を想定してください。そう信じている「同胞」を受け容れ、戦争経験について国民的規模での総括を行い、合意を形成するという作業がどれほど困難であるか、想像がつくと思います。さて、果たして、ドイツでは東西ドイツが合併した時に、戦争経験の総括について、国民的合意を形成し得たのか。僕は「ドイツはこんな風に合意形成を成し遂げました」と納得のゆく説明をしたものをこれまで読んだことがありません。いや、それは僕がただ知らないでだけで、そういう「全く相容れない戦争経験総括を一つにまとめあげたドイツの素晴らしい政治的達成」については既に色々な報告や研究が出ているのかも知れません。でも、そうだとしたら、それこそ「国民的和解」の最良のモデルケースであるわけですから、国内的な対立を抱える様々な国について、何かあるごとに、「ここでも『和解のためのドイツ・モデル』を適用すべきではないか」ということが言及されてよいはずです。でも、僕はそのような「和解モデル」について聞いたことがない。

 ドイツの戦争総括の適切さを語るときに、よくヴァイツゼッカー元大統領の演説が引かれます。この人はヨーロッパの諸国を訪れては、そのつどきちんとナチス・ドイツ時代の戦争犯罪について謝罪しています。その倫理性的な潔さは疑うべくもありません。けれども、やはり日本とは話の運びが微妙に違う。ヴァイツゼッカーは五月四日、ドイツが連合国に無条件降伏した日を「ドイツ国民解放の日」と言っているからです。われわれはナチスの暴虐からその日に解放されたのである、それをことほぐという立場を取る。悪いのはあくまでナチスとその軍事組織や官僚組織や秘密警察組織であって、ドイツ国民はその犠牲者であったという立場は譲らない。ドイツ国民の罪はナチスのような政党を支持し、全権を委ねてしまったことにある。そのような過ちを犯したことは認めるけれども、基本的にはドイツ国民もまたナチスの被害者であり、敗戦によってナチスの軛から解放されたという物語になっている。

 日本人にも敗戦が一種の解放感をもたらしたということは事実だったでしょう。けれども、八月一五日を「解放の日」だと言う人はほとんどいません。表だってそう発言するのは、かなり勇気が要る。けれども、実感としては、それに近いことを思っていた日本人は少なくなかったと思います。

 小津安二郎の遺作『秋刀魚の味』(松竹、一九六二年)の中で、笠智衆の演じる今はサラリーマンをしている駆逐艦の元艦長平山と、加東大介の演じるかつての駆逐艦の乗組員坂本が、町なかでばったり出会うという場面があります。坂本が平山を誘って、トリスバーのカウンターに座ってウィスキーを飲む。この時に坂本が「ねえ、艦長、もしあの戦争に勝っていたらどうなったんでしょうね」と問う。平山は静かに笑いながら、「負けてよかったじゃないか」と答える。そうすると、坂本は「え?」と一瞬怪訝な顔をするのですが、ふと得心したらしく、「そうかもしれねえな。ばかなやつが威張らなくなっただけでもね」と呟く。これは敗戦がもたらした解放感についての、あの世代の偽らざる実感だったんじゃないかなと思います。

 僕は一九五〇年生まれで、父はもちろん戦中派なのですが、僕が小さい頃に、父が会社の同僚を家に連れてきて飲んでいるときに誰かが「負けてよかったじゃないか」と呟くのを僕は二三度聞いたことがあります。特に力んで主張するというのではなく、何かの弾みにぽろりと口にされる。そして、その言葉が口にされると、男たちは皆黙り込む。それで怒り出す人もいないし、泣き出す人もいない。それは思想とは言えないものでした。敗戦の総括としてはあまりに言葉が足りない。けれども、おそらくこれが戦中派の実感だったと思います。それが世代的な実感として、言挙げしないでも共有されている限り、そのような敗戦の総括もそれなりのリアリティーを持ち得た。けれども、そういう片言隻句だけでは、彼らの思いが輪郭のしっかりした思想として次の世代に継承されることはありません。


 恥ずべき過去も含んだタフな物語

 白井さんの本を読んでいると、日本は異常な仕方で敗戦を否認してきたことがわかる。これは全くその通りなんですけれども、それだけでなく、多くの敗戦国はそれぞれ固有の仕方で自国の敗戦を否認している。僕にはそう思われます。

それぞれの国は自国について、長い時間をかけてそれまで積み上げてきた「国民の物語」を持っています。これは戦争に勝っても負けても手離すことができない。だから、自分たちの戦争経験を、世代を超えて語り継がれる「物語」になんとかして統合しようとした。

 日本人は歴史について都合の悪いことは書かないと指摘されます。それは全くその通りなんです。でも、それは程度の差はあれ、どこの国も同じなんです。戦争をどう総括するかということは、まっすぐに自分たち自身に対する、世代を超えて受け継がれる「評価」に繋がる。だから、大幅に自己評価を切り下げるような「評価」はやはり忌避される。もし敗北や、戦争犯罪についての経験を「国民の物語」に繰り込むことができた国があるとすれば、それは非常に「タフな物語」を作り上げたということです。

 自分たちの国には恥ずべき過去もある。口にできない蛮行も行った。でも、そういったことを含めて、今のこの国があるという、自国についての奥行きのある、厚みのある物語を共有できれば、揺るがない、土台のしっかりとした国ができる。逆に、口当たりの良い、都合のよい話だけを積み重ねて、薄っぺらな物語をつくってしまうと、多くの歴史的事実がその物語に回収できずに、脱落してしまう。でも、物語に回収されなかったからといって、忘却されてしまうわけではありません。抑圧されたものは必ず症状として回帰してくる。これはフロイトの卓見です。押し入れの奥にしまい込んだ死体は、どれほど厳重に梱包しても、そこにしまったことを忘れても、やがて耐えがたい腐臭を発するようになる。

 僕は歴史修正主義という姿勢に対しては非常に批判的なのですけれども、それは、学問的良心云々というより、僕が愛国者だからです。日本がこれからもしっかり存続してほしい。盤石の土台の上に、国の制度を基礎づけたい。僕はそう思っている。そのためには国民にとって都合の悪い話も、体面の悪い話も、どんどん織り込んで、清濁併せ呑める「タフな物語」を立ち上げることが必要だと思う。だから、「南京虐殺はなかった」とか「慰安婦制度に国は関与していない」とかぐずぐず言い訳がましいことを言っているようではだめなんです。過去において、国としてコミットした戦争犯罪がある。戦略上の判断ミスがある。人間として許しがたい非道な行為がある。略奪し、放火し、殺し、強姦した。その事実は事実として認めた上で、なぜそんなことが起きたのか、なぜ市民生活においては穏やかな人物だった人たちが「そんなこと」をするようになったのか、その文脈をきちんと捉えて、どういう信憑が、どういう制度が、どういうイデオロギーが、そのような行為をもたらしたのか、それを解明する必要がある。同じようなことを二度と繰り返さないためには、その作業が不可欠です。そうすることで初めて過去の歴史的事実が「国民の物語」のうちに回収される。「汚点」でも「恥ずべき過去」でも、日の当たるところ、風通しの良いところにさらされていればやがて腐臭を発することを止めて「毒」を失う。

 その逆に、本当にあった出来事を「不都合だから」「体面に関わるから」というような目先の損得で隠蔽し、否認すれば、その毒性はしだいに強まり、やがてその毒が全身に回って、共同体の「壊死」が始まる。


カウンターカルチャーがアメリカの強さ

 なぜアメリカという国は強いのか。それは「国民の物語」の強さに関係していると僕は思っています。戦勝国だって、もちろん戦争経験の総括を誤れば、毒が回る。勝とうが負けようが、戦争をした者たちは、口に出せないような邪悪なこと、非道なことを、さまざま犯してきている。もし戦勝国が「敵は『汚い戦争』を戦ったが、われわれは『きれいな戦争』だけを戦ってきた。だから、われわれの手は白い」というような、薄っぺらな物語を作って、それに安住していたら、戦勝国にも敗戦国と同じような毒が回ります。そして、それがいずれ亡国の一因になる。

 アメリカが「戦勝国としての戦争の総括」にみごとに成功したとは僕は思いません。でも、戦後70年にわたって、軍事力でも経済力でも文化的発信力でも、世界の頂点に君臨しているという事実を見れば、アメリカは戦争の総括において他国よりは手際がよかったとは言えるだろうと思います。

アメリカが超覇権国家たりえたのは、これは僕の全く独断と偏見ですけれども、彼らは「文化的復元力」に恵まれていたからだと思います。カウンターカルチャーの手柄です。

 七〇年代のはじめまで、ベトナム戦争中の日本社会における反米感情は今では想像できないほど激しいものでした。ところが、一九七五年にベトナム戦争が終わると同時に、潮が引くように、この反米・嫌米感情が鎮まった。つい先ほどまで「米帝打倒」と叫んでいた日本の青年たちが一気に親米的になる。この時期に堰を切ったようにアメリカのサブカルチャーが流れ込んできました。若者たちはレイバンのグラスをかけて、ジッポーで煙草の火を点け、リーバイスのジーンズを穿き、サーフィンをした。なぜ日本の若者たちが「政治的な反米」から「文化的な親米」に切り替わることができたのか。それは七〇年代の日本の若者が享受しようとしたのが、アメリカのカウンターカルチャーだったからです。

カウンターカルチャーはアメリカの文化でありながら、反体制・反権力的なものでした。日本の若者たちがベトナム反戦闘争を戦って、機動隊に殴られている時に、アメリカ国内でもベトナム反戦闘争を戦って、警官隊に殴られている若者たちがいた。アメリカ国内にもアメリカ政府の非道をなじり、激しい抵抗を試みた人たちがいた。海外にあってアメリカの世界戦略に反対している人間にとっては、彼らこそがアメリカにおける「取りつく島」であった訳です。つまり、アメリカという国は、国内にそのつどの政権に抗う「反米勢力」を抱えている。ホワイトハウスの権力的な政治に対する異議申し立て、ウォール街の強欲資本主義に対する怒りを、最も果敢にかつカラフルに表明しているのは、アメリカ人自身です。のこの人たちがアメリカにおけるカウンターカルチャーの担い手であり、僕たちは彼らになら共感することができた。僕たちがアメリカ政府に怒っている以上に激しくアメリカ政府に怒っているアメリカ人がいる。まさにそれゆえに僕たちはアメリカの知性と倫理性に最終的には信頼感を抱くことができた。反権力・反体制の分厚い文化を持っていること、これがアメリカの最大の強みだと僕は思います。

 ベトナム戦争が終わると、ベトナムからの帰還兵が精神を病み、暴力衝動を抑制できなくなり、無差別に人を殺すという映画がいくつも作られました。ロバート・デ・ニーロの『タクシードライバー』(一九七六年)がそうですし、『ローリング・サンダー』(一九七七年)もスタローンの『ランボー』(一九八二年)もそうです。アメリカ人はそういう物語を商業映画・娯楽映画として製作し、観客もこれを受け入れた。僕たちはそのことにあまり驚きを感じません。けれども、もし日本でイラク駐留から帰ってきた自衛隊員が精神を病んで、市民を殺しまくるなんていう映画を作ることが可能でしょうか。まず、企画段階で潰されるだろうし、官邸からも防衛省からも激しい抗議があるでしょうし、上映しようとしたら映画館に右翼の街宣車が来て、とても上映できないということになるでしょう。それを考えたら、アメリカのカウンターカルチャーの強さが理解できると思います。彼らはベトナム戦争の直後に、自分たちの政府が強行した政策がアメリカ人自身の精神をどう破壊したかを、娯楽映画として商品化して見せたのです。同じことができる国が世界にいくつあるか、数えてみて欲しいと思います。

 アメリカではこれができる。ハリウッド映画には、大統領が犯人の映画、CIA長官が犯人の映画というような映画も珍しくありません。クリント・イーストウッドの『目撃』(一九九七年)もケヴィン・コスナーの『追い詰められて』(一九八七年)もそうです。警察署長が麻薬のディーラーだった、保安官がゾンビだったというような映画なら掃いて捨てるほどあります。アメリカ映画は、「アメリカの権力者たちがいかに邪悪な存在でありうるか」を、物語を通じて、繰り返し、繰り返し国民に向けてアナウンスし続けている。世界広しといえども、こんなことができる国はアメリカだけです。


 歴史上の汚点を供養する

 米ソは冷戦時代には軍事力でも科学技術でも拮抗状態にありましたが、最終的には一気にソ連が崩れて、アメリカが生き残った。最後に国力の差を作り出したのは、カウンターカルチャーの有無だったと僕は思います。自国の統治システムの邪悪さや不条理を批判したり嘲弄したりする表現の自由は、アメリカにはあるけれどもソ連にはなかった。この違いが「復元力」の違いになって出てくる。

どんな国のどんな政府も必ず失策を犯します。「無謬の統治者」というようなものはこの世には存在しません。あらゆる統治者は必ずどこかで失策を犯す。その時に、自分の間違いや失敗を認めず、他罰的な言い訳をして、責任を回避する人間たちが指導する国と、統治者はしばしば失敗するということを織り込み済みで、そこから復元するシステムを持っている国では、どちらが長期的にはリスクを回避できるか。考えるまでもありません。

 もちろん、ソ連や中国にも優れた政治指導者がいました。個人的に見れば、アメリカの大統領よりはるかに知性的にも倫理的にも卓越していた指導者がいた。でも、まさにそうであるがゆえに、体制そのものが「指導者が無謬であることを前提にして」制度設計されてしまった。それがじわじわとこれらの国の国力を損ない、指導者たちを腐敗させていった。中国だって、今は勢いがありますけれど、指導部が「無謬」であるという物語を手離さない限り、早晩ソ連の轍を踏むことになるだろうと僕は思います。

 ヨーロッパでは、イギリスにはいくらか自国の統治者たちを冷笑する、皮肉な文化が残っています。カナダにも。だから、これはアングロサクソンの一つの特性かもしれません。アメリカの国力を支えているのは、自国について「タフな物語」を持っているという事実です。「タフな胃袋」と同じで、何でも取り込める。

アメリカ人は、自国の「恥ずべき過去」を掘り返すことができる。自分たちの祖先がネイティブ・アメリカンの土地を強奪したこと、奴隷たちを収奪することによって産業の基礎を築いたこと。それを口にすることができる。そのような恥ずべき過去を受け入れることができるという「器量の大きさ」において世界を圧倒している。

 カウンターカルチャーとメイン・カルチャーの関係は、警察の取り調べの時に出てくる「グッド・コップ」と「バッド・コップ」の二人組みたいなものです。一方が容疑者を怒鳴り散らす、他方がそれをとりなす。一方が襟首をつかんでこづき回すと、他方がまあまあとコーヒーなんか持ってくる。そうすると、気の弱った容疑者は「グッド・コップ」に取りすがって、この人の善意に応えようとして、自分の知っていることをぺらぺらとしゃべりだす。映画ではよく見る光景ですけれど、メインカルチャーとカウンターカルチャー権力と反権力の「分業」というのはそれに似ています。複数の語り口、複数の価値観を操作して、そのつどの現実にフレキシブルに対応してゆく。

 だから、アメリカには「国民の物語」にうまく統合できない、呑み込みにくい歴史的事実が他国と比べると比較的少ない。「押し入れの中の死体」の数がそれほど多くないということです。もちろん、うまく取り込めないものもあります。南北戦争の敗者南部十一州の死者たちへの供養は、僕の見るところ、まだ終わっていない。アメリカ=メキシコ戦争による領土の強奪の歴史もうまく呑み込めていない。アメリカにとって都合の良い話に作り替えられた『アラモ』(1960年)で当座の蓋をしてしまった。この蓋をはずして、もう一度デイビー・クロケットやジム・ボウイーの死体を掘り起こさないといずれ腐臭が耐えがたいものになっている。いや、現代アメリカにおける「メキシコ問題」というのは、遠因をたどれば「アラモ」の物語があまりに薄っぺらだったことに起因していると言ってもよいのではないかと僕は思います。アメリカ=スペイン戦争もそうです。ハワイの併合に関わる陰謀も、フィリピン独立運動の暴力的弾圧も、キューバの支配がもたらした腐敗もそうです。アメリカがうまく呑み込めずにいるせいで、娯楽作品として消費できない歴史的過去はまだいくらもあります。でも、これらもいずれ少しずつ「国民の物語」に回収されてゆくだろうと僕は予測しています。アメリカ人は、統治者が犯した失政や悪政の犠牲者たちを「供養する」ことが結果的には国力を高めることに資するということを経験的に知っているからです。そして、どの陣営であれ、供養されない死者たちは「祟る」ということを、無意識的にでしょうが、信じている。彼らの国のカウンターカルチャーは、「この世の価値」とは別の価値があるという信憑に支えられている。


 淡々と記述し物語ることこそが最大の供養

 僕の父は山形県鶴岡の生まれです。ご存じでしょうか、庄内人たちは西郷隆盛が大好きです。庄内藩は戊辰戦争で最後まで官軍に抵抗して、力戦しました。そして、西郷の率いる薩摩兵の前に降伏した。けれども、西郷は敗軍の人たちを非常に丁重に扱った。死者を弔い、経済的な支援をした。一方、長州藩に屈服した会津藩では全く事情が違います。長州の兵はところが、会津の敗軍の人々を供養しなかった。事実、死者の埋葬さえ許さず、長い間、さらしものにしていた。

 薩摩長州と庄内会津、どちらも同じ官軍・賊軍の関係だったのですが、庄内においては勝者が敗者に一掬の涙を注いだ。すると、恨みが消え、信頼と敬意が生まれた。庄内藩の若者たちの中には、のちに西南戦争の時に、西郷のために鹿児島で戦った者さえいますし、西郷隆盛の談話を録した『南洲遺訓』は庄内藩士が編纂したものです。一方、会津と長州の間には戊辰戦争から150年経った今もまだ深い溝が残ったままです。

 靖国参拝問題が、あれだけもめる一因は靖国神社が官軍の兵士しか弔っていないからです。時の政府に従った死者しか祀られない。東北諸藩の侍たちも国のために戦った。近代日本国家を作り出す苦しみの中で死んでいった。そうい人々については、敵味方の区別なく、等しく供養するというのが日本人としては当然のことだろうと僕は思います。

僕の曽祖父は会津から庄内の内田家に養子に行った人です。曽祖父の親兄弟たちは会津に残って死にました。なぜ、彼らは「近代日本の礎を作るために血を流した人たち」に算入されないのか。供養というのは党派的なものではありません。生きている人間の都合を基準にした論功行賞でなされるべきものではありません。だから、僕は靖国神社というコンセプトそのものに異議があるのです。明治政府の最大の失敗は、戊辰戦争での敗軍の死者たちの供養を怠ったことにあると僕は思っています。反体制・反権力的な人々を含めて、死者たちに対してはその冥福を祈り、呪鎮の儀礼を行う。そのような心性が「タフな物語」を生み出し、統治システムの復元力を担保する。その考えからすれば、「お上」に逆らった者は「非国民」であり、死んでも供養に値しないとした明治政府の狭量から近代日本の蹉跌は始まったと僕は思っています。

「祟る」というのは別に幽霊が出てきて何かするという意味ではありません。国民について物語が薄っぺらで、容量に乏しければ、「本当は何があったのか」という自国の歴史についての吟味ができなくなるということです。端的には、自分たちがかつてどれほど邪悪であり、愚鈍であり、軽率であったかについては「知らないふりをする」ということです。失敗事例をなかったことにすれば、失敗から学ぶことはできません。失敗から学ばない人間は同じ失敗を繰り返す。失敗を生み出した制度や心性は何の吟味もされずに、手つかずのまま残る。ならば、同じ失敗がまた繰り返されるに決まっている。その失敗によって国力が弱まり、国益が失われる、そのことを僕は「祟る」と言っているのです。

 「祟り」を回避するためには適切な供養を行うしかない。そして、最も本質的な供養の行為とは、死者たちがどのように死んだのか、それを仔細に物語ることです。細部にわたって、丁寧に物語ることです。それに尽くされる。

司馬遼太郎は「国民作家」と呼ばれますけれど、このような呼称を賦与された作家は多くありません。それは必ずしも名声ともセールスとも関係がない。司馬が「国民作家」と見なされるのは、近代日本が供養し損なった幕末以来の死者たちを、彼が独力で供養しようとしたからです。その壮図を僕たちは多とする。

司馬遼太郎は幕末動乱の中で死んだ若者たちの肖像をいくつも書きました。坂本龍馬や土方歳三については長編小説を書きました。もっとわずか短い数頁ほどの短編で横顔を描かれただけの死者たちもいます。それは別に何らかの司馬自身の政治的メッセージを伝えたり、歴史の解釈を説いたというより、端的に「肖像を描く」ことをめざしていたと思います。

司馬遼太郎の最終的な野心は、ノモンハン事件を書くことでした。でも、ついに書き上げることができなかった。一九三九年のノモンハン事件とは何だったのか、そこで人々はどのように死んだのか、それを仔細に書くことができれば、死者たちに対してはある程度の供養が果たせると思ったのでしょう。でも、この計画を司馬遼太郎は実現できませんでした。それはノモンハン事件にかかわった軍人たちの中に、一人として司馬が共感できるが人物がいなかったからです。日露戦争を描いた『坂の上の雲』には秋山好古や児玉源太郎や大山巌など魅力的な登場人物が出て来ます。けれども、昭和初年の大日本帝国戦争指導部には司馬をしてその肖像を仔細に書きたく思わせるような人士がもう残っていなかった。これはほんとうに残念なことだったと思います。

ノモンハンを書こうとした作家がもう一人います。村上春樹です。『ねじまき鳥クロニクル』(新潮社 一九九四〜九五年)で村上春樹はノモンハンについて書いています。でも、なぜノモンハンなのか。その問いに村上は答えていない。何だか分からないけれども、急に書きたくなったという感じです。でも、ノモンハンのことを書かないと日本人の作家の仕事は終わらないと直感したというところに、この人が世界作家になる理由があると僕は思います。日本人にとっての「タフな物語」の必要性を村上春樹も感じている。それが今の日本に緊急に必要なものであるということをよくわかっている。

「美しい日本」というような空疎な言葉を吐き散らして、自国の歴史を改竄して、厚化粧を施していると、「国民の物語」はどんどん薄っぺらで、ひ弱なものになる。それは個人の場合と同じです。「自分らしさ」についての薄っぺらなイメージを作り上げて、その自画像にうまく当てはまらないような過去の出来事はすべて「なかったこと」にしてしまった人は、現実対応能力を致命的に損なう。だって、会いたくない人が来たら目を合わせない、聴きたくない話には耳を塞ぐんですから。そんな視野狭窄的な人間が現実の変化に適切に対応できるはずがありません。集団の場合も同じです。

国力とは国民たちが「自国は無謬であり、その文明的卓越性ゆえに世界中から畏敬されている」というセルフイメージを持つことで増大するというようなものではありません。逆です。国力とは、よけいな装飾をすべて削り落として言えば、復元力のことです。失敗したときに、どこで自分が間違ったのかをすぐに理解し、正しい解との分岐点にまで立ち戻れる力のことです。国力というのは、軍事力とか経済力とかいう数値で表示されるものではありません。失敗したときに補正できる力のことです。それは数値的には示すことができません。でも、アメリカの「成功」例から僕たちが学ぶことができるのは、しっかりしたカウンターカルチャーを持つ集団は復元力が強いという歴史的教訓です。僕はこの点については「アメリカに学べ」と言いたいのです。日本の左翼知識人には、あまりアメリカに学ぶ人はいません。親米派の学者たちも、よく見ると、まったくアメリカに学ぶ気はない。アメリカに存在する実定的な制度を模倣することには熱心ですけれど、なぜアメリカは強国たりえたのかについて根源的に考えるということには全く興味を示さない。アメリカの諸制度の導入にあれほど熱心な政治家も官僚も、アメリカにあって日本に欠けているものとしてまずカウンターカルチャーを挙げる人はいません。連邦制を挙げる人もいない。でも、アメリカの歴史的成功の理由はまさに「一枚岩になれないように制度を作り込んだ」という点にあるのです。でも、日本のアメリカ模倣者たちは、それだけは決して真似しようとしない。

 ほかにもいろいろ言いたいことはありますけれど、すでに時間を大分超えてしまったので、この辺で終わります。ご静聴ありがとうございました。

【Q&A】


ナラティブの力

姜 今日のお話を聞いていて、どういう「物語」をつくるかということが最大のポリティクスになっている気がします。内田さんの比較敗戦論は、我々のパースペクティブを広げてくれました。韓国や中国では日本例外論、単純にドイツと日本を比較して日本はだめなんだ、だから我々は日本を半永久に批判していい、そういう理屈立てになりがちです。そのときに内田さんの比較敗戦論をもちいてみると、我々のブラインドスポットになっている部分がよく見えてくる。解放の物語の自己欺瞞みたいなところも見えてくる。ところが、安倍さんのような人が出てくると、逆に、かつて自分たちが植民地であった、侵略をされた国は、ますます解放の物語を検証することをやらなくて済んでしまいますね。

内田 イージーな物語に対してイージーな物語で対抗すれば、どちらもどんどんシンプルでイージーな話に落ち込んでしまう。実際の歴史的な事件は「善玉と悪玉が戦っている」というようなシンプルな話ではないんです。さまざまな人たちが複雑な利害関係の中でわかりにく行動を取っている。うっかりすると、本人たち自身、自分たちがどういう動機で行動しているのか、いかなる歴史的な役割を果しているのか、わかっていないということだってある。それが歴史の実相だろうと思います。ですから、それをありのままに淡々と記述していく。軽々には評価を下さない。わかりやすいストーリーラインに落とし込むという誘惑にできる限り抵抗する。そういう歴史に対する自制心が非常に大事になると思います。

 こういう仕事においては、歴史を叙述するときの語り口、ナラティブの力というのが大きいと思うんです。最近、読んだ本の中でフィリップ・ロスの小説『プロット・アゲンスト・アメリカ──もしもアメリカが...』(柴田元幸・訳、集英社、二〇一四年)がとても面白かった。これは一九四〇年の米大統領選挙でルーズベルトではなく、共和党から出馬した大西洋単独飛行の英雄チャールズ・リンドバーグ大佐がヨーロッパでの戦争への不干渉を掲げて勝利してしまうという近過去SFなんです。現実でも、リンドバーグは親独的立場で知られていて、ゲーリングから勲章を授与されてもいます。ロスの小説では、アメリカに親独派政権が誕生して、ドイツと米独不可侵条約を、日本とは日米不可侵条約を結ぶ。そして、アメリカ国内では激しいユダヤ人弾圧が起きる・・・という話です。

 僕はナラティブというのは、こういうSF的想像力の使い方も含むと思います。もし、あのときにこうなっていたらというのは、ほんとうに大事な想像力の使い方だと思う。

フィリップ・K・ディックの『高い城の男』(浅倉久志・新訳 早川書房、原著一九六二年)というSFがあります。これは枢軸国が連合国に勝った世界の話です。日独がアメリカを占領している。東海岸がドイツ占領地で、ロッキー山脈から西側が日本の占領地。そういう場合に、日本人はアメリカをどういうふうに植民地的に統治するのか、それを考えるのは実は非常に大事な思考訓練なんです。実際に日本がアメリカ西部を安定的に統治しようとしたら、日本の価値観とか美意識とか規範意識を「よいものだ」と思って、自発的に「対日協力」をしようと思うアメリカ人を集団的に創り出すしかない。ドイツがフランスでやったのはそういうことでした。でも、日本の戦争指導部にそのようなアイディアがあったと僕は思いません。

アメリカの方は、日本に勝った後にどうやって占領するかの計画を早々と立案していた。日本人のものの考え方とか組織の作り方とかを戦時中に民族学者に委託して研究しています。卓越した日本人論として今も読み継がれている『菊と刀』はルーズベルトが設置した戦争情報局の日本班のチーフだったルース・ベネディクトが出した調査報告書です。日本社会を科学的に研究して、どういう占領政策が適切かを戦争が終わる前にもう策定していた。

果たして日本の大本営にアメリカに勝った後、どうやってアメリカを統治するか、何らかのプランがあったでしょうか。どうやって対日協力者のネットワークを政治家や学者やジャーナリストやビジネスマンの中に組織するかというようなことをまじめに研究していた部門なんか日本の軍部のどこにも存在しなかったと思います。戦争に勝ったらどうするのかについて何の計画もないままに戦争を始めたんです。そんな戦争に勝てるはずがない。

 僕のSF的妄想は、一九四二年のミッドウェー海戦の敗北で、これはもう勝てないなと思い切って、停戦交渉を始めたらどうなったかというものです。史実でも、実際に、当時の木戸幸一内大臣と吉田茂たちは、すでに講和のための活動を始めています。近衛文麿をヨーロッパの中立国に送って、連合国との講和条件を話し合わせようという計画があった。もし、この工作が奏功して、四二年か四三年の段階で日本が連合国との休戦交渉に入っていれば、それからあとの日本の国のかたちはずいぶん違ったものになっただろうと思います。

ミッドウェー海戦で、帝国海軍は主力を失って、あとはもう組織的抵抗ができない状態でした。戦い続ければ、ただ死傷者を増やすだけしか選択肢がなかったのに、「攻むれば必ず取り、戦へば必ず勝ち」というような、まったく非科学的な軍事思想に駆動されていたせいで、停戦交渉という発想そのものが抑圧された。

この時点で戦争を止めていれば、本土空襲もなかったし、沖縄戦もなかったし、原爆投下もなかった。300万人の死者のうち、95%は死なずに済んだ。民間人の死傷者はほぼゼロで済んだはずです。ミッドウェーは日本軍の歴史的敗北でしたけれど、死者は3000人に過ぎません。ほとんどの戦死者(実際には戦病死者と餓死者でしたが)はその後の絶望的、自滅的な戦闘の中で死んだのです。

空襲が始まる前に停戦していれば、日本の古い街並みは、江戸時代からのものも、そのまま手つかずで今も残っていたでしょう。満州と朝鮮半島と台湾と南方諸島の植民地は失ったでしょうけれど、沖縄も北方四島も日本領土に残され、外国軍に占領されることもなかった。四二年時点で、日本国内に停戦を主導できる勢力が育っていれば、戦争には負けたでしょうけれど、日本人は自分の手で敗戦経験の総括を行うことができた。なぜこのような勝ち目のない戦争に突っ込んで行ったのか、どこに組織的瑕疵があったのか、どのような情報を入力し忘れていたのか、どのような状況判断ミスがあったのか、それを自力で検証することができた。戦争責任の徹底追及を占領軍によってではなく、日本人自身の手で行えた可能性はあった。日本人が自分たちの手で戦争責任を追及し、戦争責任の追及を行い、憲法を改定して、戦後の日本の統治システムを日本人が知恵を絞って作り上げることは可能だった。

「もしミッドウェーのあとに戦争が終わっていたら、その後の戦後日本はどんな国になったのか」というようなSF的想像はとてもたいせつなものだと僕は思います。これはフィクションの仕事です。小説や映画やマンガが担う仕事です。政治学者や歴史学者はそういう想像はしません。でも、「そうなったかもしれない日本」を想像することは、自分たちがどんな失敗を犯したのかを知るためには実はきわめて有用な手立てではないかと僕は思っています。「アメリカの属国になっていなかった日本」、それが僕たちがこれからあるべき日本の社会システムを構想するときに参照すべき最も有用なモデルだと思います。
http://blog.tatsuru.com/2019/03/20_1437.html



3. 中川隆[-11018] koaQ7Jey 2019年4月02日 08:23:51: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1005] 報告
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天皇制官僚国家の象徴としての「元号」
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201904020000/

 安倍晋三政権は4月1日、新しい「元号」を「令和」にすると発表した。元号の法的な根拠は1979年に成立した「元号法」だが、その前提として天皇制がある。その天皇制については日本国憲法の第1条から第8条で定められ、いわゆる「戦争の放棄」を定めた第9条はその後だ。この順番から考えて、日本国憲法の主眼は天皇制の維持にあると言えるだろう。


 この憲法は「日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深くよろこ」んだ天皇が「枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第73条による帝国議会の議決を経た帝国憲法の改正を裁可し」て、1946年11月3日に公布したものである。


 第2次世界大戦でアメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領は反ファシストの立場から戦っていたが、1933年から34年にかけての時期にルーズベルトを中心とするニューディール派を排除し、ファシズム体制を樹立させようとした勢力がアメリカ支配層には存在した。その中心だったのは巨大金融資本だ。


 本ブログでは何度も書いてきたが、1923年9月に起こった関東大震災の復興資金をJPモルガンに頼って以来、日本はアメリカの巨大金融資本の強い影響下に入った。


 ウォール街の住人たちは反ルーズベルト政権のクーデター計画でも金本位制への復帰を強く求めていたが、日本政府に対しても同じことを要求、受け入れられた。JPモルガンに言われるまま、浜口雄幸政権は緊縮財政も推進する。その時に大蔵大臣を務めていたのが井上準之助だ。


 この結果、不況はますます深刻化し、東北地方では娘の身売りが増えて大きな社会問題になっている。こうした経済政策を推進した浜口首相は1930年11月に東京駅で銃撃されて翌年の8月に死亡、32年2月には井上が本郷追分の駒本小学校で射殺されている。


 1932年に駐日大使として日本へやってきたジョセフ・グルーがJPモルガンと極めて緊密な関係にあることも本ブログで繰り返し書いてきた。グルーの従兄弟がジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガンの総帥と結婚していたのである。しかも、グルーの妻の曾祖父の弟は「黒船」で有名なマシュー・ペリーだ。


 グルーは秩父宮、松平恒雄、徳川家達、樺山愛輔、牧野伸顕、吉田茂、岸信介などと昵懇にしていたが、中でも親しかったのは松岡洋右。戦争が始まり、離日する直前にグルーが岸とゴルフしたことも有名な逸話だ。安倍晋三の祖父は大戦前からアメリカの支配層と親しかったのである。敗戦後に「転向」したわけではない。


 戦前の天皇制官僚システムはウォール街の影響下にあった。ところが1933年から45年4月にルーズベルト大統領が急死するまでそのウォール街はホワイトハウスで主導権をニューディール派に奪われていた。ルーズベルトの死で日米主従関係は本来の姿に戻ったと言える。ウォール街が天皇制を存続させようとしたのは当然だ。その体制によって彼らは日本を支配していたからだ。それを攪乱させたのが血盟団や二・二六事件の将校たちだった。


 しかし、連合国の内部には天皇制官僚システムを破壊するべきだと考える人も少なくなかった。日本軍と直接戦ったイギリスやオーストラリア、そしてソ連。日本が降伏した直後はアメリカが日本をコントロールできる状態だったが、時間を経ればそうした国々の軍人や官僚が日本へやってきて民主化を要求、天皇制の廃止も主張する可能性が高い。それに留まらず、天皇の戦争責任は必ず問われる。


 日本の侵略を受けていた国々の人びとは、そうした軍人以上に厳しい目を向けていた。日本が降伏した直後、堀田善衛は上海で中国の学生から「あなた方日本の知識人は、あの天皇というものをどうしようと思っているのか?」と「噛みつくような工合に質問」されたという。(堀田善衛著『上海にて』)


 天皇制官僚システムを維持するためには、アメリカが日本で主導権を握っているうちに天皇制の存続を定めた憲法を制定し、天皇を被告席に立たせずに戦争責任を問う裁判を終わらせてしまう必要があった。それをアメリカは実行した。


 第2次世界大戦の帰趨が決したのは1944年6月にアメリカ軍を中心として実行されたノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)だと考えてる人が高名な学者の中にもいるが、実際はドイツ軍の主力がスターリングラードの戦いで壊滅、1943年1月に降伏した時に勝負はついていた。ノルマンディー上陸作戦で決着がついたという話はハリウッドが作り上げた幻影だ。


 アドルフ・ヒトラーの側近だったルドルフ・ヘスが飛行機でスコットランドへ渡ったのが1941年5月。そこでイギリス政府の要人と何かを話し合ったはずだが、その内容は未だに秘密。そして6月に310万人のドイツ軍が西側に90万人を残してソ連へ向かって進撃を開始する。バルバロッサ作戦だ。


 当然のことながら、このときにドイツ軍の首脳は西部方面を防衛するために東へ向かう部隊に匹敵する数の将兵を配備するべきだと主張したが、アドルフ・ヒトラーがそれを退けたとされている。(David M. Glantz, The Soviet-German War 1941-1945,” Strom Thurmond Institute of Government and Public Affairs, Clemson University, October 11, 2001)ヒトラーは西側から攻めてこないことを「予知」していたのだろう。


 ドイツ軍の主力が壊滅したことに驚いたアメリカとイギリスは急遽会談し、1943年7月に米英軍はシチリア島へ上陸、そしてノルマンディー上陸作戦だ。それと同時に西部戦線で戦っていたレジスタンスに対抗するため、OSSはゲリラ戦部隊ジェドバラを組織、それが大戦後、CIAの秘密工作部門になる。


 それまで傍観していた米英軍が慌てて動き始めたのだが、それと並行してドイツ側はOSS(CIAの前身)と盛んに接触するようになる。こうした接触はルーズベルト大統領には秘密にされていた。


 OSSのアレン・ダレスたちが接触した相手にはSA(突撃隊)を組織したヘルマン・ゲーリングも含まれ、ダレスたちは彼を戦犯リストから外そうとしたのだが、失敗した。(David Talbot, “The Devil’s Chessboard,” HarperCollins, 2015)


 しかし、ナチスの大物たちをアメリカ支配層は保護、逃亡させ、後に雇っている。その逃走にローマ教皇庁の一部勢力が参加していたことも広く知られている。


 日本では天皇制が存続、内務官僚、思想検察、特別高等警察といった治安体制の中枢は戦後も要職に就いた。「国体」は護持されたのだ。護持したのはウォール街である。


 大戦後、日本占領の中枢だったGHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)の中にも天皇を中心とする侵略戦争の象徴である靖国神社の焼却を主張した将校が多かったのだが、焼かれなかったのは、ローマ教皇庁が送り込んでいたブルーノ・ビッターが強く反対したからだという。ビッターは闇ドルにも手を出していた人物で、CIAのエージェントだったと見られている。靖国神社とCIAには何らかの関係があるのだろう。

(朝日ソノラマ編集部『マッカーサーの涙』朝日ソノラマ、1973年)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B6%99%E2%80%95%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AB%E7%A5%9E%E7%88%B6%E3%81%AB%E3%81%8D%E3%81%8F-1973%E5%B9%B4-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%82%BD%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9E%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/B000J9DIP6


https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201904020000/



4. 中川隆[-9091] koaQ7Jey 2019年7月14日 08:07:37: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3599] 報告
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日本の神道は明治天皇が滅ぼした

廃仏毀釈について - 内田樹の研究室 2019-05-29
http://blog.tatsuru.com/2019/05/29_0925.html


 昨日の寺子屋ゼミで「廃仏毀釈」についての発表があった。いくつかコメントをしたので、備忘のためにここに書き留めておく。

 神仏分離・廃仏毀釈というのは不可解な歴史的事件である。すごく変な話なのである。歴史の教科書では「合理的な説明」がよくなされているが(水戸学が流行していた。明治政府が欧米列強に伍するためにキリスト教に対抗して国家神道を体系化するために行った。江戸時代の寺檀制度に増長した僧侶の堕落のせいで民心の仏教から離反していた・・・などなど)、どうも腑に落ちない。

 神仏習合というのはそれ以前にすでに1300年の伝統のあるほとんど土着した日本の宗教的伝統である。それを明治政府の発令した一篇の政令によって人々が軽々と捨てられたということがまず「変」である。この人たちにとって、千年を超える宗教的伝統というのはそんなに軽いものだったのか?

 神仏分離令の発令は慶應四年(1868年)である。「五畿七道諸国に布告」して、「往古ニ立帰リ」「普ク天下之諸神社、神主、禰宜、祝、神部ニ至迄、向後右神祇官附属ニ被仰渡候」という祭政一致の方針が示される。

 次に神社に対して「僧形ニテ別当或ハ社僧抔ト相唱ヘ候輩ハ復飾被仰出候」という命令が発された。社僧とは神社に勤める僧侶であり、別当は寺院と神社が一体化した神宮寺の責任者である僧のことである。この人たちに「復飾」(還俗)して、神職に奉仕するように命じたのである。

 驚くべきは、この命令に対して全国の社僧・別当たちが特段の抵抗もなく従ったということである。「長いものには巻かれろ」という処世術が宗教界に徹底していたのか、それとも「神と仏といい ただ水波の隔てにて」という血肉化した神仏習合マインドのせいで寺で読経しようと神社で祝詞を上げようと、同じことだということだったのか、私にはわからない。

 そのあと仏像をご神体としていた神社に対しては仏像仏具仏典の類を「早々ニ取除」くことを命じた神仏判別令が出された。

 それまで神宮寺の多くでは仏像をご神体に祀っていたのである。

 この「特段の抵抗もなく」というのが不思議なのである。

 ありうる説明としては、神仏分離の当初の意図が「宗教の近代化」であり、すべての制度が「近代化されねばならぬ」ということについて明治初年の民衆たちも「まあ、公方さんもいなくなっちゃったし、なんかそういう潮目みたい」というふうに感じ取っていたからだ、ということがありうるかも知れない。歴史の滔々たる流れに逆らっても仕方がないんじゃないの、と。それくらいの歴史感覚は一般民衆にもあったのかも知れない(わからないけど)。

 ターゲットになったのは寺院だけではない。最初に発令されたのは六部、虚無僧、山伏、梓巫女、憑祈祷、狐下しなどの「前近代」的な遊行の宗教者の禁止だった。加持祈祷、オカルト、ノマド的宗教者が「まず」禁止された。そういう「前近代的な宗教のかたち」の徹底排除が近代国家の心理的基礎づけに必要だったと明治政府が判断したのである。

 だから、そのあと明治40年代になると、今度は神社合祀令が出て、「前近代的な神道」が排除されることになる。これについては南方熊楠がはげしい反対運動を展開したので、記憶されている人もいると思うけれど、全国20万社のうち7万社が廃されるというすさまじい「神社整理」であった。

 神道の国家統制を実施するためには、神社を公費で運営する必要がある。しかし、神社の数が多すぎて管理コストがカバーできない。だから小さい神社は(氏子たちがどれほど信仰していようと、どのような貴重な祭祀や芸能が伝えられていようと)、コスト削減のために統廃合するという政府の態度のうちに「神道に対する敬意」を見ることはむずかしいだろう。

 だから、国家神道というのは別にある種の宗教性の価値が高騰したということではなく、端的に「宗教的なものを政治的利用価値だけをものさしにして格付けした」ということに過ぎないのだと思う。
 
 もう一つあまり指摘されないことに天皇家はもともと仏教徒だという事実がある。

 京都東山の真言宗泉涌寺は13世紀に四条天皇の葬儀が行われて以来、天皇家の菩提寺に近い機能を果たしていた。江戸時代の歴代天皇皇后は後水尾天皇から孝明天皇まで全員が泉涌寺に葬られている。当然歴代天皇の位牌もここにあり、僧たちが読経してその菩提を弔っている。明治天皇の父である孝明天皇の葬儀は仏式で行われている。今でも歴代天皇の祥月命日には、皇室を代理して宮内庁京都事務所が参拝している。

 だから、天皇制=国家神道という図式が成立するのは、慶應四年の神仏分離令からさきの敗戦までの77年に過ぎないということになる。日本の天皇制の全歴史のうちの77年だけである。それを126代の歴代天皇がすべて神道の祭主であったと信じている人あるいは信じているふりをしている人が天皇制の支持者・反対者のいずれにも多い。これは天皇制という制度の複雑さを捨象して、問題をシンプルで、ハンドルしやすいものにしようとする態度の現れだと私は思う。

 つねづね申し上げている通り、複雑なものは複雑なまま扱うのが知的に誠実な態度だと私は思っている。複雑な仕組みをわかりやすい図式に縮減して、敵味方に分かれて罵り合うのは知的には不毛なことである。それよりは、素直に「なんだか一筋縄ではゆかぬものだ」と認めて、いったん理非正邪の判定を「かっこに入れて」、ほんとうのところは歴史的事件として何が起きたのか、ほんとうのところその歴史的事件の意味は何であるのかについて冷静に問うということが必要ではないのか。

 廃仏毀釈について腑に落ちないもう一つのことは、熱狂的な廃仏運動はかなり短期間で終息し、やがて寺院が再興され、人々が寺院に参詣するようになったということである。廃仏毀釈運動は慶應四年に始まり、明治三年にピークを迎え、明治九年にはほぼ収まった。なんで、そんなにあっさり終わってしまったのか。

 1300年続いた神仏習合という宗教的伝統をほとんど一夜にして弊履の如くに捨て去った熱狂が10年も続かなかった。この非対称性がよくわからない。それほどまでに仏教の檀家制度が憎く、僧侶の腐敗が許し難いものであったら、あるいは明治政府の宗教統制が厳格なものだったら、10年で廃仏運動が「収まる」わけがない。でも、あっさり終わってしまって、誰もその話をしなくなった。

 だから、今の日本人は「神仏習合」についても「神仏分離」についても、よく知らない。

 習合という宗教現象は他の宗教でもあることだから、理解はできる。けれども、それを一度暴力的に分離してみたら、さしたる抵抗もなく実現され、にもかかわらず数年でなんとなくそれも尻すぼみになり、それから100年経ってまたじりじりと神仏習合に戻っているという現象はうまく説明ができない。

 私が毎年参拝している羽黒山はもともと神仏習合で、本尊は聖観音菩薩だったが、神仏分離で山上の仏像仏具は捨てられ、ご本尊はご神体に入れ替えられた。そのときに酒田の篤志家が棄てられたり、焼かれたりした仏像を拾い集めて、自宅の蔵に保存していた。それを最近になって「もともと羽黒山のものだから」というのでその子孫が返却を申し出てきた。羽黒山はそれを嘉納して、二年ほど前に「千仏堂」という建物を本堂の横に立てて、数百体の仏像を安置している。神社の中に寺院があるという神仏習合の「ふつうのかたち」に戻ってきたのである。

 この神仏習合の「復古」趨勢に対してはいずれファナティックな神道系の政治組織から「やめろ」という攻撃が始まる可能性があると私は予想している。そのときにわれわれは明治初年に神仏分離をドライブしたイデオロギーと心性の現代における「アヴァター」を見ることができるかも知れない。

 「廃仏毀釈」に付随したさまざまな事件のうち、記憶しておいてよいトリビアがあるので、それを最後に列挙して話を終えたいい。

(1)廃仏毀釈にもっともはげしく抵抗したのは浄土真宗であった。県内のほぼすべての寺院が廃寺となった鹿児島でも、浄土真宗だけは廃仏の運動が下火になるやたちまち全県に布教を行い、廃寺の再建に取り組んだ。江戸時代に真宗門徒が弾圧されたときに「隠れ念仏」活動をしていた「抵抗の伝統」が生き残っていたのであろう。

(2)最も苛烈な廃仏運動を指揮した一人は、松本の知藩事であった戸田光則。戸田は将軍家の血筋を引き、松平姓と葵の家紋を許された親藩だったが、戊辰戦争が始まってから、勤王か佐幕か最後まで迷った末、新政府軍が中山道を通過する時点でようやく腹をくくって新政府についた。この日和見主義に対する新政府からの不信を解消するために戸田は廃仏毀釈に異常な熱意を示したのである。彼はまず戸田家の菩提寺を破壊するところから始めたのである。

(3)もう一人は京都府知事だった槇村正直。長州藩士で木戸孝允に重用された人物である。京都の文化的伝統にまったく関心がなかった槇村はきわめて熱心に廃仏運動に取り組んだ。まず神仏習合の祇園社感神院を八坂神社に改組し、本地仏の薬師如来を撤去。北野天満宮は北野神社に改名され、境内の寺院はすべて撤去解体された。彼は五山の送り火も地蔵盆も盆踊りも禁止したのである。それがどういう経緯で、どういう言い訳で復活したのか、誰か知っていたら教えて欲しい。

(4)興福寺は廃仏運動の被害がもっとも大きかった寺である。興福寺は春日大社と一体化していたが、分離され仏像仏具教典が棄てられた。五重塔も民間に売却され、金属だけを取り出すために買い主が火をかけようとしたが、延焼をおそれた近所の住人に制止されたおかげで焼けずに残った。いまは国宝である阿修羅像も運慶作とされる無著・世親像も金堂の床にうち捨てられていた。その惨状については、前に釈先生と興福寺に聖地巡礼に参ったときに詳しく伺った。

(5)伊勢には御師(おし・おんし)と呼ばれる「宗教者兼観光案内人」のような人がいた。自分の家を宿坊として参拝者を宿泊させ、聖地を案内し、伊勢暦や神札を売り、加持祈祷も行った。御師の職業的な特徴はそれぞれが自分の「檀那」を有していたことである。江戸時代には伊勢に御師2000人がいて、宿坊600軒があった。当時の伊勢詣では年間300万人、檀那総数は400万軒。

 という話を読んで、羽黒山伏のことを思い出した。羽黒山もかつては山伏が営む宿坊が300軒あり、それぞれの宿坊には「檀那」となる人々がいた。農閑期になるとその町村の人たちが「講」をつくって、連れ立って羽黒を訪れ、山伏の先達で三山で修験場を訪れ行をおこない、遊びながら故郷に帰った。羽黒に雪が降り山に登れなくなると、山伏たちは里に下りてその「檀家」を巡歴して、加持祈祷を行い、お札を売った。伊勢御師と同じである。

 あるときは定住する信者のもとを移動する宗教者が訪れ、あるときは定住する宗教者のもとを移動する信者が(聖地巡礼と観光旅行を兼ねて)訪れる。このような宗教と観光、行と娯楽の癒合したかたちは、前近代の日本に広く見られたようで、出雲大社、富士山、熊野などにも御師がいて、各地の檀那たちと密接な「師檀関係」を結んでいた。

 慶應四年の神仏分離令では山伏と御師がまっさきに弾圧の対象となった。羽黒山伏は宿坊が10分の1になったけれど、いまも残っているが、伊勢御師は明治初年に途絶えた。いったい、神仏分離令は何を圧殺しようとしたのかがここからよく知られる。

*神仏分離についての上の記述は

『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』(鵜飼秀徳、文春新書)、『神々の明治維新』(安丸良夫、岩波新書)、
『廃仏毀釈百年―虐げられつづけた仏たち 廃仏毀釈百年―虐げられつづけた仏たち 』佐伯恵達、みやざき文庫)

に多くのご教示を得たものであることを謝意とともに記しておく。
http://blog.tatsuru.com/2019/05/29_0925.html



5. 中川隆[-11331] koaQ7Jey 2019年9月21日 02:19:36: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1466] 報告
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英軍ラグビーチームの靖国神社訪問にネトウヨ大喜びもイギリスで大問題に! タイムズ紙「靖国は攻撃的ナショナリズムの培養器」
https://lite-ra.com/2019/09/post-4984.html
2019.09.20 英軍ラグビーチームの靖国訪問にイギリスで批判殺到、大問題に! リテラ

    
    タイムズ紙が批判した英国軍チームの靖国神社訪問


 今夜、日本で開幕を迎えたラグビーW杯。だが、そのラグビーを巡って、別の“イギリス・ラグビーチーム”が靖国神社を訪問したことが国際的な波紋を広げている。

 靖国を参拝したのは、日本の防衛省が主催する「国際防衛ラグビー競技会」に参加している英国軍チーム。この大会は、今月9日から23日までの日程で、陸上自衛隊朝霞駐屯地などでおこなわれるもので、公式サイトで〈世界各国軍のNo.1ラグビーチームが決まる!!〉と謳われているように、日本の自衛隊や韓国軍、ニュージーランド軍など計10チームが各国軍隊代表として競い合う。つまり、W杯の代表チームではないが、現役の英国軍人で構成されるイギリス軍代表チームが、あの靖国神社を訪問したわけだ。

 この事実は、少なくとも13日までに、英国軍チームの公式Twitterアカウントが靖国神社で選手が整列して撮った写真や、神職とのツーショット写真をアップしたために発覚したのだが、これに大喜びしたのが日本のネトウヨだ。〈もしやラグビーワールドカップの代表チーム? ラグビーのことは良く解っておりませんが、ご参拝ありがとうございます!まさにノーサイドの精神!さすが紳士の国!〉などと言って、写真を大拡散した。

 さらには極右政治家も反応。安倍首相の“お気に入り極右議員”のひとりでもある自民党の山田宏衆院議員は〈英国軍ラグビーチームありがとう。できれば全参加国軍のラグビーチームにも参拝していただきたいので、靖國神社のことをきちっと紹介をして働きかけてみたいと思います〉(17日)とツイート。これを高須クリニックの高須克弥院長が〈アメリカのチームにもお願いいたします〉とつけてリツイートするなど、政治の力で各国軍代表チームに靖国参拝をさせようと鼻息を荒くしていた。

 だが、当たり前ながら、この英国軍チームによる靖国参拝は、国際的に大きな問題になった。

 英有力紙「タイムズ」が18日電子版で「英国軍ラグビーチームが戦争犯罪者を祀る日本の神社を訪問」(UK military rugby team visit shrine for war criminals in Japan)と題して、強く批判する論調で報じたのだ。

 タイムズによれば、靖国を参拝した英国軍チームの軍人選手たちは「靖国ガイドツアー」をおこない、歴史修正主義の展示で知られる靖国境内の戦争博物館「遊就館」も訪れたという。記事は、靖国神社広報の話として、チームの参拝については事前に手配されたものではないが、同神社の神職が遊就館を案内したと伝えている。

 チームの靖国参拝をオーガナイズしたという英国軍の指揮官・アーティ・ショウ氏は、「認識不足でとても考えが甘かったと思う」などと話している。訪問の後、チームは在日英国大使から叱責を受け、「今後、いかなる神社をも参拝することがないように」と言われたという。現在、英国軍代表のツイッターアカウントは投稿した写真を削除している。

 記事では、「靖国神社は、日本の過去の植民地支配と侵略戦争を賛美する場所であり、とりわけ戦争犯罪者たちが祀られており、併設の博物館である「遊就館」は帝国主義的軍国主義をロマンチックに美化している」という在英韓国大使館広報の話を紹介。英国・国防省は「靖国神社への参拝は政府公式のものではなく、ホスト国の日本がオーガナイズしたものでもない。イギリス政府は靖国訪問がいかに繊細な問題であるかを完全に理解している」と同紙にコメントしている。

 とりわけ注目すべきは、タイムズが英国軍チームの靖国参拝がいかに不適切であったかを、靖国の歴史や日本の戦争犯罪を踏まえ、細かく解説していることだ。

■イギリス・タイムズ紙「靖国神社は攻撃的ナショナリズムの培養器」

 たとえば、靖国神社が日本の右翼以外からはどう考えられているかを端的に説明し、戦争犯罪者が合祀されているという点を率直に問題視する。

〈日本の右派にとって、東京の靖国神社は愛国的に欠かせない場所だ。〔一方で、〕他の多くの日本人やアジアの人々にとっては、ジンゴイズム〔jingoism:盲信的、高圧的かつ好戦的な自民族優越主義的ナショナリズムの極北〕と嘘まやかしの神社であり、日本の植民地となった韓国や中国の人々を依然として身震いさせる攻撃的なナショナリズムの培養器である。〉
〈靖国は民間機関であり、政府の神社ではない。問題は、東京裁判で有罪判決を受け、絞首刑に処された東條英機を含む、14人のA級戦犯だ。彼らは1978年に密かに祀られた。〉(翻訳は編集部による。以下同)

 靖国神社の神職がラグビー英国軍代表を案内した遊就館が、いかに日本の戦争を美化し、史実を捻じ曲げた展示をおこなっているかについても、きちんと報じている。

〈遊就館は、特攻兵器・人間魚雷回天の潜水員などの遺物を崇敬するように展示している。パネルでは、戦争を始めた日本の責任を認めず、石油や原材料などのアメリカの制裁によって真珠湾攻撃は「追い込まれた」と主張する。
 その最も異常な主張は、南京事件と呼ばれるものについてだ。日本以外ではthe Rape of Nankingとしてよく知られている。
 遊就館のパネルには「中国軍は完全な大敗を喫して、多数の犠牲者を苦しめた」「南京市内では一般市民の生活に平和がよみがえった」というように書かれている。他方、ほとんどの外国の研究者や多くの日本の歴史家は、南京市街陥落において何万人あるいは何十万人の中国兵と女性や子どもを含む民間人が殺害されたと考えている。〉

■慰安婦も731部隊の人体実験もなかったことにする靖国の歴史修正を指摘

 さらに、遊就館が日本の戦争犯罪を完全にネグっているという事実も強調している。

〈大日本帝国軍の「慰安婦」あるいは性奴隷、生きている戦争捕虜を使って生体兵器の人体実験をおこなっていた731部隊についての言及は、ここにはない。保存状態のよい泰緬鉄道の機関車が目立つように展示されているが、この鉄道を敷設させられたおびただしい数の連合軍捕虜が耐えた苦痛、そして彼らが泰緬鉄道を「死の鉄道」と呼んでいたことには一切触れていない〉

 靖国神社の本質や遊就館の歴史修正主義的展示をめぐっては、これまでも米紙ニューヨーク・タイムズや仏紙ル・モンドなどが驚きをもって伝えてきたが、それが今回、ラグビー英国軍代表の靖国参拝によって、欧米であらためてスポットが当たったかたちだ。

 いずれにしても、日本のネトウヨや極右文化人たちは、「靖国を問題視するのは中国と韓国だけだ」「戦争で亡くなった人たちを慰霊するのはどの国でも当たり前」だのと吠えているが、イギリスのタイムズも指摘しているように、靖国は単なる追悼施設では決してない。国家神道の中心として侵略戦争を正当化した装置であり、戦後も、帝国主義や軍国主義を賛美する歴史修正主義の根源のひとつなのである。

 それが国際的認識のスタンダードだ。英・国防省が「公式訪問ではない」「英国政府は靖国訪問がいかに繊細な問題であるかを完全に理解している」とタイムズにコメントしていることからも、それは明らかだろう。

 それにしても、極右歴史修正主義をばら撒き、外国人の靖国参拝に狂喜の雄叫びをあげるネトウヨや安倍政権の政治家を見ていると、本当に心配になってくる。ラグビーW杯や東京オリンピック・パラリンピックで、これからも世界から大勢の外国人が訪日するからだ。オリンピック・パラリンピック会場への旭日旗持ち込み問題にもいえることだが、こんな国際感覚が欠如したままの状態でいいはずがない。


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/653.html#c1

コメント [国際27] 「中国に戻れば死刑」豪へ逃げた中国人スパイが暴露する衝撃事実  北野幸伯(まぐまぐニュース) 赤かぶ
23. 2019年12月01日 12:48:42 : iwAujJtOFE : ZGZXRTcuMFlZQXM=[327]
やはりスパイ活動は映画の世界でなく実存するものなのだ。
CIAやモサド、韓国スパイだって同じことやっているだろう。
でなけりゃ日本政府が自国を壊す破壊活動なんてするわけないよ。
なんたって日本はスパイ天国みたいな国だから。
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/822.html#c23
コメント [経世済民133] 国家バラマキ主義日本 賞味期限切れの天ぷら株価  赤かぶ
2. 2019年12月01日 12:49:04 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[1051]
  株価さえアップすれば自分らの取り分や外人投資家への分配もアップ、という株価中心主義では実体経済は置いていかれ国民、庶民の生活向上にはつながらず富の偏在や
一点集中が進むだけ  が財界やゴ主人の要請でバラ捲き路線を止められないだけだ  
 膨らむだけ膨らませて破裂させたら次の新体制でさらに金融支配を強化しよう
という計画には枠の外に出て備えを固めていくのみだろう  いまだにスレスレ相場に乗っていけなどというのはヨッポドの無定見か何か意図してやっている輩だろう

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/746.html#c2
記事 [カルト23] 新潮・今井補佐官がマスコミ幹部を集めて恫喝、京都・石破が強い地域は県議を全員招待。アベニヤフも起訴されるのが筋である。
これでは名簿を出せない筈だが、アベニヤフは来年中止で、簾ハゲは議員枠廃止で幕引きしたいようだが無理である。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/522.html
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 赤かぶ[43452] kNSCqYLU 2019年12月01日 12:59:19 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33525]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK267] 安倍政権がジャパンライフへの立入検査を潰していた! 検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部… 赤かぶ
25. 2019年12月01日 13:00:28 : aKBYpNe6GM : TzBGcUlhN1gvR0k=[1]

間もなくこの山田課長がシュレッダーにかけられる事になるのか。
今のうちに遺書くらいは用意しなくっちゃね。
自分の貰った成功報酬についてもきちんと遺産分割しておかないと、遺族から変な暴露話も出かねないし、悩みが尽きないだろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/719.html#c25
コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
38. 2019年12月01日 13:06:09 : H6NuElTcuI : SlVoMmNqcWFjak0=[1]
>追及本部が郷原弁護士を招き公開ヒアリング
 
 
検察裏金で痴険の隠蔽を黙認、そして今でも痴険の身内の郷原を呼んでる時点で、
枝野立憲と玉木国民が牛耳る「桜追及」が「やってる振り」の八百長だと言うことが判る。
郷原は、

「桜で下痢ゾー告訴してもムダ。痴険は動かんよ。違法性は大いにあるがせいぜい皆さんが問い詰めて、安倍の決断で辞職するのを待つしかないね。皆さん判りますね」

と、アドバイスするだけである。
それを聞いた枝野・玉木の追及チームは、

「そうですか。じゃぁしょーがないですね」

でチョンである。
なにせ郷原は古巣の擁護者だからな。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK267] アベ擁護者の「さっぱりわからない」発言はこちらのセリフ それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
52. 2019年12月01日 13:06:35 : Pi98FSq222 : NGV2MFpVVHdMdlU=[6]
実際にTPPだのFTAだのとは、日本の裁判所の上位に国際裁判所が設置されるという概念であるけれども、TPPやFTAに反対ということは、日本の裁判所より上位の判断機構の設置は否認するという意味ですからね。

日本の検察や裁判所の判断について、国際介入させないというのなら、日本国民は、日本の検察や裁判所のやることに異議は申しませんと宣言してるも同じ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/709.html#c52

コメント [カルト23] ネトゲ・北・北の脅威を叫べば米が喜ぶと計算する雀脳、安倍は完璧な馬鹿と品評する。日本人一億人を代弁する完璧な評価である。 ポスト米英時代
1. 2019年12月01日 13:07:13 : haNmHQ19oM : ZG9ZaEFqa3NjTTY=[404]

「安倍は本当にどれ一つ不足がない完ぺきな馬鹿であり、
二つとない希代の政治小人だ。平壌は安倍という品物を
このように品評する」と明らかにした。

・・・本当に絶妙な言い回しだね。(笑)



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/521.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 2019年12月01日 13:07:26 : lSEfXrG9vc : a1U4YXBaNDNxS28=[380]

消費増税だけではないのでは?

韓国向け輸出はビールから自動車までダメではないの?

日本会議を喜ばすだけなのに企業側は良く黙っているな。

米山前経団連会長は中国をおろそかにできないと発言して辞めさせられた。

この政権は人事だけは緻密で用意周到だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 赤かぶ[43453] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:08:33 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33526]

10月鉱工業生産4.2%低下 車・機械、台風が影響
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52757160Z21C19A1MM0000/
2019/11/29 10:10 日経新聞



経済産業省が29日発表した10月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は前月比4.2%低下し98.9だった。低下は2カ月ぶり。台風19号の影響で自動車や生産用機械など幅広い業種で減産となった。企業の先行き予測も弱く、経産省は基調判断を「弱含み」とした。

QUICKがまとめた民間予測の中央値(2.1%低下)を上回る低下率となった。下げ幅は18年1月以来、1年9カ月ぶりの大きさ。前回増税直後の14年4月は同じ2015年基準で4.4%の低下で、前回増税時並みの大きなマイナスとなった。

業種別では15業種中12業種が低下した。最もマイナス寄与が大きかったのが自動車で、前月比7.8%低下した。10月に上陸した台風19号で部品の調達が滞り生産に影響した。生産用機械も台風の影響で6.4%低下と振るわなかった。前月に大型案件によって上昇幅が大きくなった汎用・業務用機械は13.0%の低下と反動も出たようだ。

出荷は4.3%の低下と2カ月ぶりのマイナスだった。在庫は1.2%の上昇で4カ月ぶりに前月を上回った。

経産省が28日発表した10月の小売販売額は前年同月比7.1%の低下と前回の増税直後よりも大きなマイナスだった。ただ生産面では「消費増税の影響が大きく出たとは考えていない」(同省)とした。

SMBC日興証券の宮前耕也氏は「台風の影響だけなら在庫は減るはず」と指摘。その上で「増税前の駆け込み需要に対応した中小企業の設備投資がなくなった反動や、外需の低調が影響したとみるべきだ」と述べた。

メーカーの先行き予測をまとめた製造工業生産予測調査によると、11月は前月比1.5%の低下、12月は1.1%の上昇見込みだ。経産省は「生産に弱さが感じられる状態が続いている」と指摘。基調判断はこれまでの「このところ弱含み」から「弱含み」に修正した。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c11
コメント [環境・自然・天文板6] 《この世で最も恐ろしい事実 👽》自然科学三大詐欺の一つ お天道様はお見通し
35. 2019年12月01日 13:08:59 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[144]
>>29>>31,>>34
>>29


>国立環境研究所の温暖化評価室長江守正多 大センセによれば、二酸化炭素の濃度が高いほど再放射の回数が増えるというのだからデタラメもいいかげんにしてほしものだ。・・

ここが知りたい 温暖化の科学
二酸化炭素の増加が温暖化をまねく証拠
http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/4/4-1/qa_4-1-j.html
国立環境研究所地球環境研究センター地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長江守正多


「CO2分子による吸収・放出の回数が増えるたびに、上向きだけでなく下向きに赤外線が放出され、地表に到達する赤外線の量が増えるのがわかります。」・・??

この江守なるよく出てくる男、某大学教養学部卒、何が専門か不明!、専門不明の学術博士。

・・肝心の「熱」がない!(「放射」が熱ではない。)。大気(気圧)がない。空の極低温で地表を温める、熱力学第一法則、第二法則逸脱!。・・

専門不明の温暖化屋さんの典型で、

温暖化、温暖化屋さんの典型的シナリオを代表しているといえる。

このような如何わしい、デタラメの限り、嘘の限りを尽くす、嘘を(知らず)平気で宣う専門不明の温暖化屋さんによって、われわれの莫大な税金が食いつぶされて、空に散財され誰かを儲けさせている実態に怒りを!。

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/786.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK267] 菅長官“過去の発言”が大炎上「記録残さないのは背信行為」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
30. 斜め中道[8253] js6C35KGk7k 2019年12月01日 13:10:54 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[2218]
三日経てば、私は他人!!
三歩歩けば、私は他人!!! cried by 簾禿の鶏頭
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/715.html#c30
コメント [カルト23] 新潮・今井補佐官がマスコミ幹部を集めて恫喝、京都・石破が強い地域は県議を全員招待。アベニヤフも起訴されるのが筋である。 ポスト米英時代
1. 2019年12月01日 13:11:45 : brvnqhEyHY : WXdrV1k4NVdyVzY=[1]
アベニヤフ反社政権がやることは、やっぱ反社じゃね!
こんなのを放置している一般日本国民は、世界の人から見たら、この人たちなに、で半分以上軽蔑されてんじゃないの。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/522.html#c1
記事 [カルト23] 朝日・ポスト安倍へ各派閥が集金着々。破れかぶれ解散がありそうで、太郎志位玉木は立憲切り崩しを急ぐ事である。
先日、共産の幹部が、野党は五%で共闘しようと呼び掛けたが、共産にすれば枝豆へのハルノートであるし、太郎へのある議員からのメールでは、枝豆周辺は本気で自公と対決する気がないそうで、やはり所詮はトロイの木馬で、アベニヤフ別動隊の維新をお上品にしたのが立憲幹部という事で、もう批判する気も起きないが、五%でまとまれる者で粗方の選挙区を埋めねば駄目である。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/523.html
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 野村雅夫[130] luyRuonrlXY 2019年12月01日 13:13:04 : fcgzY1rfaQ : bWVzMFhmSTFpa3c=[5]
アホの安倍晋三コリアンでは経済は無理ですね.....上手く行かないので嘘ばかり...で誤魔化す...あほではできないので自殺したらよかいけつ.....
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c12
記事 [経世済民133] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) :政治板リンク 
消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html



http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/747.html

コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 赤かぶ[43454] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:15:55 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33527]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 日高見連邦共和国[17329] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年12月01日 13:19:54 : C1T5p4yXRc : cXhLYU9WeUZ0YUU=[8]
『こうなる事』は分かり切っていた。でも、これすら“入り口(始まり)”に過ぎない・・・。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK267] 京都新聞が大スクープ!安倍首相の誕生なかった?!  赤かぶ
37. 2019年12月01日 13:22:45 : C8dAX6xDKk : WXJEc3RzTGlLM2c=[16]
>京都新聞が大スクープ!安倍首相の誕生なかった?!

上記末尾直前の?が無くて!だけだったらスゴイなぁ!

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/718.html#c37

コメント [政治・選挙・NHK267] 「信なくんば立たず」(日々雑感) 笑坊
3. 日高見連邦共和国[17330] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年12月01日 13:27:47 : C1T5p4yXRc : cXhLYU9WeUZ0YUU=[9]
晋泣くば、勃たず。

生殖体としても、政治家としても“種無し”の安倍。むしろ勃っても“空砲”だ。

国会議事堂から去り、自室でコイてろっ!!

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/733.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK267] フクシマ事故と東京オリンピック(植草一秀の『知られざる真実』)  赤かぶ
10. 2019年12月01日 13:28:51 : lJqIKy83No : dFpGVHdSamJNdXc=[1]
各国のオリンピック委員会に、今でも東京汚リンピック会場のいたるところが
福1の猛烈な放射能で汚染されてることを、大々的に知らせるのがとにかく必
要である。
 
各国のオリンピック委員会には下痢ゾー放射能犯罪政権とマスゴミがグルにな
って福1放射能の現状を教えないように徹底的にかん口令敷いてるので、各国
のオリンピック委員会は放射能の実態を知らないからな。

出来れば委員会だけでなく各国の選手会にも小出氏の本を知らせたほうがいい。
選手にとっては自分の身体の問題だからより反響が大きくなるだろう。

 

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/730.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 赤かぶ[43455] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:29:12 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33528]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」問題、「詰んでいる」のは安倍首相の「説明」〜「検察が動かない」理由とは(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
39. 2019年12月01日 13:30:31 : p2iHOEB7dY : eXhGN09PRzZzSHc=[3]
別に、善悪の定義など、日本という国には無いでしょう。

天下りの斡旋をしていた前川喜平でさえ、それが政敵の敵に当たれば、理想の指導者と仰ぐ日本国民なんだし。

桜の会1開催より、天下り1人の税金支出金額ははるかに高額なのに。

その昔は、ソ連の放射能は無毒との定義を本当に主張していたんであったわけだし。


日本では、昔からすべて、普遍な善も普遍な悪も無い。

ただただ政敵を攻撃できれば全て悪事。

政友が攻撃を受ければ、それは悪とは特定できないという定義が、その瞬間生み出されるだけの話。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/728.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK267] 「信なくんば立たず」(日々雑感) 笑坊
4. 日高見連邦共和国[17331] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年12月01日 13:32:12 : C1T5p4yXRc : cXhLYU9WeUZ0YUU=[10]
>>02
>官僚は法令順守意識が高く、政治家に聞きもせずにこのように基本的な事柄を放置するとは到底考えられません。

同じセリフ、今の糞官僚に言ってやれよ、スガ!!

『政治家に聞きもせず、重大な疑惑を裏付ける名簿を破棄する』とは、とても考えられんぞ?

『順法意識が高い官僚』とやらに言ってやれスガ!・・・いや、言えんよな。自分が『捨てろ』って言ったんだから。

死ねッ!!!!!
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/733.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK267] “姑息の極み”首相会見「これで幕引き」などあり得ない(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. panbet37[2222] gpCCgYKOgoKChYKUglKCVg 2019年12月01日 13:32:58 : KsPMQ2gYBc : b1FJYjloMlhhU2M=[9]
11月30日首相動静ーー。夜は、東京ドームで、アイドルグループ「嵐」のコンサートを鑑賞。

 例の人気取り、手なずけ策ですね。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/708.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK267] 安倍政権がジャパンライフへの立入検査を潰していた! 検査取りやめを「本件の特異性」「政治的背景」と説明する消費者庁の内部… 赤かぶ
26. 斜め中道[8254] js6C35KGk7k 2019年12月01日 13:35:07 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[2219]
中曽根もおっ死んじゃったから、
そろそろおおっぴらにしていいんじゃねぇか??  色々。

売国野郎、日本破壊者のはしり・・・・というかパシリを
やけに持ち上げてるテレビ番組にうんざししてんだ(すぐ切っちゃうけど)。

腐った糞蛙屁のことは、尻の穴までほじくりかえしてさらけ出させるのは
無論だがにゃ♪
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/719.html#c26

コメント [カルト23] 朝日・ポスト安倍へ各派閥が集金着々。破れかぶれ解散がありそうで、太郎志位玉木は立憲切り崩しを急ぐ事である。 ポスト米英時代
1. 2019年12月01日 13:37:24 : ABPExKQ6Vk : REhURHl6ZS52bm8=[432]
自民 と 立憲 の出自 が同じだから か?

安倍親父 私は ●鮮人
立憲の幹部は殆どが ●鮮人

立憲の政調会長に至っては 国会議員になる直前に帰化した実績

以下の通り
実現に向かって日本支配の真っ最中

https://ameblo.jp/damedamewanko2/entry-12418438163.html

https://yuruneto.com/truman/

https://uonumasann.jp/politic/1401/

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=321489

野党共闘から リッケンを外せ と叫びたい
今 そうしなければ日本は滅びる

今地方では町内会が年末とかで 静かに自民の引き締めが進行中
開山はこの状況 反応によりけり
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/523.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. 2019年12月01日 13:39:21 : USdTouOcmo : MTR2NEFXSDlBMEU=[1]
ユダヤ教のタルムードには、ユダヤ人は、非ユダヤ人を出し抜くために、嘘をついて良いことになっている。

> Jews may use lies ("subterfuges") to circumvent a gentile (BT Baba
Kamma 113a).

明治以来、日本は、ロスチャイルドによって、陰日向にかかわらず、支配されている。

日本政府や日銀は、彼らの代理店にすぎない。

現在、民衆からの取り立てが厳しくなっているのは、金の力の支配によって、NWOの確立を急いでいるからだ。(これは、世界的な傾向である、彼らの支配下にあるマスコミは、決して、それを伝えないけれど。)

ただし、世界のあちらこちらで、彼らに対する反乱が起こっている。

中央銀行制度では、彼らの思うように鼻面を引き回される。

先ず、通貨発行権を、われわれが取り戻す必要がある。

国が発行権を得れば、利子など要らなくなる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK267] 室井佑月「いかがわしいを超えた」〈週刊朝日〉 赤かぶ
24. 2019年12月01日 13:40:33 : tJ6wxhuwds : bHV3SzRveHFTT3c=[8]
野党が与党になったら,同じことするだけだしなあ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/712.html#c24
コメント [経世済民133] 勤続12年、手取り14万円は”自己責任”?「転職できたはず」の声が出る一方「田舎ならそんな金額は普通にある」という指摘も(… 赤かぶ
7. 2019年12月01日 13:40:35 : HkzdkP8Bv2 : N0suc0ZGNmkvTC4=[216]
自己責任で政権を打倒し、資本家を駆逐し、ブルジョアを殲滅し、革命を起こすことだ。
もしそういう発想が無いのであれば、現状を甘受していると判断するしかない。


http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/745.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[43456] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:41:47 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33529]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[43457] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:42:27 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33530]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[43458] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:43:13 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33531]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[43459] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:43:57 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33532]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[43460] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:44:29 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33533]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK267] 実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」証拠写真(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. 斜め中道[8255] js6C35KGk7k 2019年12月01日 13:44:46 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[2220]
>>14 さま

爺ぃさまに関しては、俺も同感ですよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/729.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
6. 赤かぶ[43461] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:45:06 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33534]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c6
コメント [経世済民133] 中古マンション販売、新築を上回る…条件に合う物件が格段に増加、“築深”が狙い目(Business Journal) 赤かぶ
4. 2019年12月01日 13:46:23 : HkzdkP8Bv2 : N0suc0ZGNmkvTC4=[217]
ウソつくんじゃないよ。
何でもいいけど「フェイクニュース」は禁止だ。

ちなみになぜか永住権を持つ中国人の引き合いが多い地方がある。

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/743.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」追及 立憲・安住氏の猛攻勢に官邸タジタジ 追及本部にれいわも参加(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
75. 斜め中道[8256] js6C35KGk7k 2019年12月01日 13:48:13 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[2221]
>>74
お前ぇは、腐った糞司直ってのも“信頼”してんのか??
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/644.html#c75
コメント [経世済民133] 勤続12年、手取り14万円は”自己責任”?「転職できたはず」の声が出る一方「田舎ならそんな金額は普通にある」という指摘も(… 赤かぶ
8. 2019年12月01日 13:48:23 : pisVma4XIE : TWF2ekVBTE1RVms=[28]
自己責任で済ませらると思っている低能は、やはり教育や矯正は無理か?
生来の性質ならどうしようもないが。
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/745.html#c8
コメント [近代史3] Terror Tuesday _ オバマ大統領は火曜日夕方に必ず CIA のブレナンに暗殺指令を出した 中川隆
9. 中川隆[-15238] koaQ7Jey 2019年12月01日 13:48:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2310]

2019年12月01日
誘惑のマルキスト / 国家破壊は地元から(前編)
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790016.html

Obama 12Hilary Clinton 01
(左 :赤い 劣等学生だった頃のバラク・オバマ / 右 : ユダヤ人マルキストに憧れた若き日のヒラリー・ロダム、「後のクリントン夫人」)

  日本の政界は左翼勢力と反日マスコミで溢れかえり、鬱血状態というか、慢性的な宿便で“どんより”とした日々となっている。立憲民主党を主力とする野党は、税金の無駄遣いが目的なのか、相も変わらず“どうでもいい”与党のアラ探しで忙しい。「森友・加計問題」が消え失せたと思ったら、今度は「桜を見る会」の金銭問題で安倍総理を叩いているんだから、「テメェーら、国家の優先事項を分かっているのか!」と怒鳴りたくなる。口を開けば、「人権 ! 平和! 市民の生活!」と九官鳥みたいに騒ぐけど、肝心要な日本の防衛や拉致被害者の奪還は頭の片隅にも無い。彼らの「人権擁護」発言は、在日朝鮮人や帰化支那人を支援する時だけに発動される“雄叫(おたけ)び”だ。日系日本人の女子供は、救うほどの価値は無い。保守派が武力を以て「同胞を取り戻せ !」と叫んでも、左翼議員は涼しい顔で、「私も頑張ってまぁぁ〜す」と嘘をつく。本当に忌々しいけど、こんな連中が毎回当選しているんだから、民衆政治のどこが素晴らしいのか? 「拉致被害者なんか、どうでもいいじゃん。どうせ、死んでいるか、日本人村で気楽に過ごしているんだろう」というのが、言葉にしない彼らの本音だ。

  そこで、「野党がダメなら、自民党は・・・」と言いたいところだが、自民党も左翼の巣窟になっているから、「野党と何が違うんだ?」と白けてしまうし、抗議を行っても糠(ぬか)に釘。立憲民主党や国民民主党の支持率が低迷していても、与党に同類の議員が増えているだけだから、正常な日本国民は天を仰ぎたくなる。保守派国民の一部は、「もう数年で社民党や共産党は消滅だなぁ」と笑っているが、それは国会議員の数が減っただけで、深紅や桃色の党員は地方議会で生き延び、地道ながらも着実な国家破壊に勤しんでいる。「中央からの革命が無理なら、シロアリのように地方の支柱を食い尽くし、土台からジワジワと崩してやる !」というのが彼らの戦略だ。なるほど、これは一見、地味なやり方だけど、「日本の國體を破壊する」には有効だ。手段は違えど、目的地は同じだから、単に到達経路が異なっているだけである。

Saul Alinsky 2Hilary Clinton 3(左 : サウル・アリンスキー / 右 : 学生時代のヒラリー・ロダム・クリントン)
  左翼陣営というのは、小党に別れて失敗や成功を積み重ねているが、破壊活動の裏側には、戦術や戦略を授ける“智恵袋”が存在している。戦国時代の武将を引き合いに出せば分かるけど、戦争や外交での秘策を提案する側近は実に頼もしい。今川義元には雪齋(せっさい)が居たし、豊臣秀吉には竹中半兵衛と黒田官兵衛、上杉景勝には直江兼続が軍師や参謀として控えていた。歐米諸国の左翼陣営にも様々な戦略家が居て、現場で奔走する実行部隊に様々な悪智慧を与えている。左翼分子を裏から操る理論家と言えば、真っ先にユダヤ人マルキストが思い浮かぶ。例えば、バラク・オバマやヒラリー・クリントンの師匠となったサウル・アリンスキー(Saul Alinsky)は有名だ。学生時代のヒラリーは、このアリンスキーに憧れ、「アシスタントにならないか」との誘いを受けたというが、色々迷った挙げ句、丁寧に断ったらしい。ただし、彼女は卒業論文で彼の理論を用いていた。(過去の記事を参照。)

  狡猾さを絵に描いたようなアリンスキーは、オバマのような出来損ないの黒人でも立派なマルキストになれるよう、マニュアル本のような『過激派への招集警笛(Reveille for Radicals)』を書いた。この中には、具体的な方法が幾つか示されており、アリンスキーに痺れる日本人左翼も結構多い。ここでは、その内の一つを紹介する。

  アリンスキーは左翼団体「民衆組織(People's Organization)」の勧誘員である「デイヴ(David)」の例を挙げる。デイヴは東部にある見知らぬ土地で新たな「布教」を始め、ジョージ・シェリー(George Sherry)なる大物と出逢う。ジョージは地元の労働組合で幅を利かす有力幹部であった。しかし、他の一般組員とは違い、労働者の助けとなる「民衆組織」に全く興味が無い。それでも、親分肌のジョージはデイブを温かく迎え、この新参者を夕食に招いたり、ナイト・クラブに連れて行き、打ち解けた感じで会話を楽しんだ。ただし、デイブが「民衆組織」に言及するとソッポを向く。こうしたジョージとの会合を何度か重ねたあと、デイブはある晩飯の時、再び“例”の話題を持ち出し、「一度だけでもいいから、民衆組織に行ってみないか」と誘いを掛けた。すると、ジョージは気分を害し、堪っていた不満を吐き出すように癇癪を起こした。彼の怒りを要約するとこうである。

  毎回毎回、なんでアンタはその『民衆組織』とやらについてゴチャゴチャと話し出すんだ? 俺はアンタを気に入っているが、その話になるとイライラしちまうんだよ。いいか ! 俺はそんなモンに興味は無いんだ。もう二度と触れないでくれ ! もし、今度口にしたら即絶交だぞ ! 俺は本気で言っているんだ !

  カンカンになったジョージを目の当たりにして、デイヴは何も言えず困り果てた。彼は仕方なくホテルに帰り、何とかジョージの御機嫌を直して、勧誘できまいかと色々考えたそうだ。そこで、ベテラン左翼のデイヴにはあるアイデアが閃いた。早速、彼はジョージの友人で、既に「民衆組織」のメンバーとなっている二人の男に電話を掛けてみた。デイブは彼らに事情を伝え、指示通りの会話をするよう頼んだらしい。デイブの作戦はこうだ。ジョージと一緒に野球観戦に出掛けるが、肝心な時を見計らって密談を交わすというのだ。例えば、打者がツー・ストライクに追い込まれた時とか、誰かが盗塁を成功した時など、試合が盛り上がったところで、二人がデイヴとヒソヒソ話をする。また、ストリップ劇場に入って、ジョージと一緒に淫乱ショーを楽しむが、踊り子が服を脱ぎ始めたら、再びソヒソヒ話を始めるという段取りだった。レストランで食事を取る場合は、もっと巧妙で、約10分おきに店の隅に行って三人が密談をする、という手筈になっていた。

  こうした打ち合わせを知らないジョージは、三人の行動を見る度にイライラし、腹立たしい気持ちになったそうだ。野球場で二人の友人が密談するのを目撃すると、ジョージは不思議な顔で尋ねる。「おい ! どうしてヒソヒソ話なんかしているんだ? 今、一番いいところじゃないか。さっきのプレーを見てみろよ ! せっかくのナイス・キャッチを見逃しておいて、何がそんなに重要なんだ? 俺達は試合を見に来ているんだぜ !」、と。レストランでもジョージは不満を述べる。「なぁ、お前ら、10分おきに何をヒソヒソ話しているんだ?」 ストリップ劇場でも同様な事が続くと、ジョージは「いったい、何を話しているんだ?」とブチ切れる。すると、気になってしょうがないジョージは、ついにデイヴの罠に嵌まってしまうのだ。蚊帳の外に置かれっぱなしのジョージは、デイヴの策に引き込まれ、無意識のうちに屈服する。彼は敗北者のように跪く。「おい、何の問題だが知らねぇが、俺に出来ることがあるんなら言ってくれ ! 何か手助けが出来るかも知れねぇしな !」と。

  これこひ、デイヴが勝利した瞬間である。ジョージはデイヴが仕掛けた“撒き餌”に食いついたのだ。人間は“疎外”されることを嫌うので、仲間に同調したいという願望がある。野球場や食堂、劇場で、ジョージは三人から仲間外れにされ、イライラする程の孤独感を味わった。彼は地元や労働組合で指導的な立場にあり、常にみんなから“一目”置かれる存在なのに、デイヴの「小さなコミュニティー」からは排斥され、無視されていたのだ。いつも尊敬されるリーダーであるジョージにしてみれば、こんな仕打ちには耐えられない。だから、彼は三人の輪に入ろうとした。しかし、それは「民衆組織」に入会することを意味する。かくして、ジョージは「民衆組織」への参加を正式に表明したという。(Saul D. Alinsky, Reveille for Radicals, Vintage Books, New York, 1989, PP.107-110.)

ゴロツキ黒人が大統領に

  どうだろうか。アリンスキーは中々の策士である。このユダヤ人マルキストは、一般民衆を称讃するという手法で、単細胞の学生を籠絡し、世間知らずの若者を赤いデモクラシーに引きずり込んだ。共産主義革命を目論むインテリどもは、民衆の自尊心をくすぐったり、嫉妬心を煽ったりして仲間にしようとする。キャンパスで屁理屈を捏ねる学生には、「国家の将来は君達の肩に懸かっている!」と煽(おだ)てるし、学歴や身分で劣等感に悩む一般人に対しては、エリート批判で慰めようとする。アリンスキーは烏合の衆を味方に付けようと考えたから、名も無き大衆を持ち上げるべく、見え透いた嘘を平気でついた。このユダヤ人はぬけぬけと言う。

  自然に出来た集団において、真の指導者は自然に生まれる無名のリーダーであり、それは平凡な人間の中にこそ見出されるのだ! (上掲書 pp.73-74.)

Obama 3(左 / 若い頃のバラク・フセイン・オバマ)
  インテリ左翼のアリンスキーは、人望は無いけど、口だけは達者だ。憎らしいけど、“潰しの利かない半端者”や“碌でなしの黒人”を操るのが実に上手い。大統領になったバラク・フセイン・オバマはその忠実な弟子である。ハーヴァード大学のロー・スクールで法律を勉強していたというオバマは、何の業績(学術論文)も無かったけど、権威と伝統を誇る法学雑誌の『ハーヴァード・ロー・レヴュー』で編集長になれた。何も知らない日本人からずば、奇蹟に思えてしまうだろう。でも、PC(政治的に正しい言動)に馴れたアメリカ人からすれば、「奇蹟」でもないし、「不思議」なことでもない。なぜなら、オバマは黒人だから・・・。もし、彼が白人なら絶対に編集長にはなれない。それどころか、雑誌の編集にさえ関与できないだろう。

まぁ、「ケニアからの留学生」という嘘でコロンビア大学に編入したオバマだ。「人種カード」をちらつかせて、エリート大学の白人を籠絡するなんて朝飯前である。黒人は「弱者」だから、厳しい批判をしては駄目。2008年のコロ、日本のワイドショーときたら、オバマの黒い過去には一切触れず、オバマの当選を願うを小浜(おばま)市の住民にインタヴューするくらい、といった体たらくであった。あとは娯楽に徹し、「イエス・ウィ・キャン(Yes, we can !)」を真似る芸人(ノッチ)を起用するだけ。テレビ画面に向かって石を投げつけたくなるが、日本のテレビ局は地上波の無駄遣いが本業なんだろう。

  ハーヴァード大学を去って弁護士活動を始めたオバマだが、地元のシカゴで張り切ったのは、白人社会に不満を抱く黒人の組織化であった。「コミュニティー・オーガナイザー」なんて、ゴロツキ黒人が選ぶ役職で、とても“カタギ”の人間が就く正業ではない。これは文化人類学とかマイノリティー研究を専攻したクズ学生が集まる業種だが、アメリカではリベラル派の大富豪が資金を提供したりするので、ヒスパニックや黒人の左翼が近寄ってくる。左翼団体とはいえ、一旦就職できれば何とか生活できるから、碌でなしの有色人種にとっては有り難い。ロックフェラー財団やフォード財団はもちろんのこと、ジョージ・ソロスの「オープン・ソサエティー財団」やビル・ゲイツの「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」などは、極左団体に莫大な資金を流し、アメリカ社会の破壊に貢献している。

  脱線したので話を戻す。オバマが上院議員になれたのは、リベラル派の慈善活動家やアラブ人の大富豪をバックに持っていたからだが、シカゴの黒人やヒスパニックなどの有色人票を獲得できたことも大きい。黒人は黒人の候補者に投票するものだ。その公約とか理念などは関係ない。同じ種族だから投票するのが一番の動機である。大統領選でも、黒人の90%以上がオバマに投票した、というから度肝を抜く。(2008年の大統領選挙では、黒人の95%、ヒスパニックの66%がオバマに投票したそうだ。しかし、白人の有権者でオバマに投票したのは43%、55%はマッケインに投票したという。これは単なる憶測だけど、民衆党の白人有権者の中には、こっそりと共和党に入れた者もいるんじゃないか。やはり、生理的に黒人大統領は嫌だからねぇ。秘密投票万歳だ ! )

Obama 1Obama 6

(写真 / 地元シカゴで有権者と交流するオバマ上院議員 )

  日本の主要メディアは、チンピラのオバマを「知的で紳士的なアメリカ人」といった風に紹介していたが、その正体は過激な黒人学生だった。インターネット・ニュースサイトの「ブレイトバート」を創立したアンドリュー・ブレイトバート(Andrew J. Breitbart)は、亡くなるちょっと前、保守派団体(CPAC)の集会で「俺は昔のオバマを収めた映像を手に入れたんだぞ ! これで奴が過激派の学生だった事を証明してやる ! みんな、楽しみに待っててくれ!」と意気込んでいた。しかし、彼の運命は急展開を見せる。2012年3月1日の夜、自宅の近くにあるレストラン兼バーの「ザ・ブレントウッド(The Brentwood)」に出掛けたアンドリューは、そこで軽く酒を嗜んだ後、自宅に戻る途中で道端に倒れたという。すぐさま病院に運ばれたが、彼は既に息を引き取っていた。死因は肥大型心筋症による発作らしく、酒か薬物の影響もあったらしい。でも、彼の友人によれば、アンドリューは至って健康で、とても心臓発作で死ぬようには思えなかったという。享年43というから、若すぎる死であった。

Andrew Breitbart 1Michael Cormier 1


(左 : アンドリュー・ブレイトバート / 右 : マイケル・コーミエ)

  しかし、アンドリュー・ブレイトバートの死去はオバマにとって吉報だった。彼が「あの世」へ行ってくれたお陰で、知られたくない過去が歴史の闇に葬られたのだ。アンドリューが暴露しようとした「爆弾映像」は何処かに隠されており、遺族でもその保管場所を判らないという。たぶん、アンドリューが厳重に保管したはずだから、家族が知らなくてもおかしくはない。アンドリューの死は、あまりにも唐突すぎたので、様々な憶測が乱れ飛んだ。もしかしたら、誰かに毒で暗殺されたのでは、という陰謀論まで出てきた。さらに、彼の遺体を検査したマイケル・コーミエ(Michael Cormier)が亡くなったので、さらに疑惑が深まったのである。何と、3月に遺体を調べた検視官が、翌月の4月20日に亡くなってしまったのだ。死因は砒素中毒であるらしい。一部のアメリカ人は二人の謀殺を仄めかしていたけど、具体的な証拠が挙がらないので、今のところ偶然の死亡と考えるしかない。とにかく、オバマは強運の持ち主だった。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790016.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/696.html#c9

コメント [近代史3] 世界を反米にした殺人鬼ヒラリー・クリントン 中川隆
6. 中川隆[-15237] koaQ7Jey 2019年12月01日 13:49:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2309]

2019年12月01日
誘惑のマルキスト / 国家破壊は地元から(前編)
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790016.html

Obama 12Hilary Clinton 01
(左 :赤い 劣等学生だった頃のバラク・オバマ / 右 : ユダヤ人マルキストに憧れた若き日のヒラリー・ロダム、「後のクリントン夫人」)

  日本の政界は左翼勢力と反日マスコミで溢れかえり、鬱血状態というか、慢性的な宿便で“どんより”とした日々となっている。立憲民主党を主力とする野党は、税金の無駄遣いが目的なのか、相も変わらず“どうでもいい”与党のアラ探しで忙しい。「森友・加計問題」が消え失せたと思ったら、今度は「桜を見る会」の金銭問題で安倍総理を叩いているんだから、「テメェーら、国家の優先事項を分かっているのか!」と怒鳴りたくなる。口を開けば、「人権 ! 平和! 市民の生活!」と九官鳥みたいに騒ぐけど、肝心要な日本の防衛や拉致被害者の奪還は頭の片隅にも無い。彼らの「人権擁護」発言は、在日朝鮮人や帰化支那人を支援する時だけに発動される“雄叫(おたけ)び”だ。日系日本人の女子供は、救うほどの価値は無い。保守派が武力を以て「同胞を取り戻せ !」と叫んでも、左翼議員は涼しい顔で、「私も頑張ってまぁぁ〜す」と嘘をつく。本当に忌々しいけど、こんな連中が毎回当選しているんだから、民衆政治のどこが素晴らしいのか? 「拉致被害者なんか、どうでもいいじゃん。どうせ、死んでいるか、日本人村で気楽に過ごしているんだろう」というのが、言葉にしない彼らの本音だ。

  そこで、「野党がダメなら、自民党は・・・」と言いたいところだが、自民党も左翼の巣窟になっているから、「野党と何が違うんだ?」と白けてしまうし、抗議を行っても糠(ぬか)に釘。立憲民主党や国民民主党の支持率が低迷していても、与党に同類の議員が増えているだけだから、正常な日本国民は天を仰ぎたくなる。保守派国民の一部は、「もう数年で社民党や共産党は消滅だなぁ」と笑っているが、それは国会議員の数が減っただけで、深紅や桃色の党員は地方議会で生き延び、地道ながらも着実な国家破壊に勤しんでいる。「中央からの革命が無理なら、シロアリのように地方の支柱を食い尽くし、土台からジワジワと崩してやる !」というのが彼らの戦略だ。なるほど、これは一見、地味なやり方だけど、「日本の國體を破壊する」には有効だ。手段は違えど、目的地は同じだから、単に到達経路が異なっているだけである。

Saul Alinsky 2Hilary Clinton 3(左 : サウル・アリンスキー / 右 : 学生時代のヒラリー・ロダム・クリントン)
  左翼陣営というのは、小党に別れて失敗や成功を積み重ねているが、破壊活動の裏側には、戦術や戦略を授ける“智恵袋”が存在している。戦国時代の武将を引き合いに出せば分かるけど、戦争や外交での秘策を提案する側近は実に頼もしい。今川義元には雪齋(せっさい)が居たし、豊臣秀吉には竹中半兵衛と黒田官兵衛、上杉景勝には直江兼続が軍師や参謀として控えていた。歐米諸国の左翼陣営にも様々な戦略家が居て、現場で奔走する実行部隊に様々な悪智慧を与えている。左翼分子を裏から操る理論家と言えば、真っ先にユダヤ人マルキストが思い浮かぶ。例えば、バラク・オバマやヒラリー・クリントンの師匠となったサウル・アリンスキー(Saul Alinsky)は有名だ。学生時代のヒラリーは、このアリンスキーに憧れ、「アシスタントにならないか」との誘いを受けたというが、色々迷った挙げ句、丁寧に断ったらしい。ただし、彼女は卒業論文で彼の理論を用いていた。(過去の記事を参照。)

  狡猾さを絵に描いたようなアリンスキーは、オバマのような出来損ないの黒人でも立派なマルキストになれるよう、マニュアル本のような『過激派への招集警笛(Reveille for Radicals)』を書いた。この中には、具体的な方法が幾つか示されており、アリンスキーに痺れる日本人左翼も結構多い。ここでは、その内の一つを紹介する。

  アリンスキーは左翼団体「民衆組織(People's Organization)」の勧誘員である「デイヴ(David)」の例を挙げる。デイヴは東部にある見知らぬ土地で新たな「布教」を始め、ジョージ・シェリー(George Sherry)なる大物と出逢う。ジョージは地元の労働組合で幅を利かす有力幹部であった。しかし、他の一般組員とは違い、労働者の助けとなる「民衆組織」に全く興味が無い。それでも、親分肌のジョージはデイブを温かく迎え、この新参者を夕食に招いたり、ナイト・クラブに連れて行き、打ち解けた感じで会話を楽しんだ。ただし、デイブが「民衆組織」に言及するとソッポを向く。こうしたジョージとの会合を何度か重ねたあと、デイブはある晩飯の時、再び“例”の話題を持ち出し、「一度だけでもいいから、民衆組織に行ってみないか」と誘いを掛けた。すると、ジョージは気分を害し、堪っていた不満を吐き出すように癇癪を起こした。彼の怒りを要約するとこうである。

  毎回毎回、なんでアンタはその『民衆組織』とやらについてゴチャゴチャと話し出すんだ? 俺はアンタを気に入っているが、その話になるとイライラしちまうんだよ。いいか ! 俺はそんなモンに興味は無いんだ。もう二度と触れないでくれ ! もし、今度口にしたら即絶交だぞ ! 俺は本気で言っているんだ !

  カンカンになったジョージを目の当たりにして、デイヴは何も言えず困り果てた。彼は仕方なくホテルに帰り、何とかジョージの御機嫌を直して、勧誘できまいかと色々考えたそうだ。そこで、ベテラン左翼のデイヴにはあるアイデアが閃いた。早速、彼はジョージの友人で、既に「民衆組織」のメンバーとなっている二人の男に電話を掛けてみた。デイブは彼らに事情を伝え、指示通りの会話をするよう頼んだらしい。デイブの作戦はこうだ。ジョージと一緒に野球観戦に出掛けるが、肝心な時を見計らって密談を交わすというのだ。例えば、打者がツー・ストライクに追い込まれた時とか、誰かが盗塁を成功した時など、試合が盛り上がったところで、二人がデイヴとヒソヒソ話をする。また、ストリップ劇場に入って、ジョージと一緒に淫乱ショーを楽しむが、踊り子が服を脱ぎ始めたら、再びソヒソヒ話を始めるという段取りだった。レストランで食事を取る場合は、もっと巧妙で、約10分おきに店の隅に行って三人が密談をする、という手筈になっていた。

  こうした打ち合わせを知らないジョージは、三人の行動を見る度にイライラし、腹立たしい気持ちになったそうだ。野球場で二人の友人が密談するのを目撃すると、ジョージは不思議な顔で尋ねる。「おい ! どうしてヒソヒソ話なんかしているんだ? 今、一番いいところじゃないか。さっきのプレーを見てみろよ ! せっかくのナイス・キャッチを見逃しておいて、何がそんなに重要なんだ? 俺達は試合を見に来ているんだぜ !」、と。レストランでもジョージは不満を述べる。「なぁ、お前ら、10分おきに何をヒソヒソ話しているんだ?」 ストリップ劇場でも同様な事が続くと、ジョージは「いったい、何を話しているんだ?」とブチ切れる。すると、気になってしょうがないジョージは、ついにデイヴの罠に嵌まってしまうのだ。蚊帳の外に置かれっぱなしのジョージは、デイヴの策に引き込まれ、無意識のうちに屈服する。彼は敗北者のように跪く。「おい、何の問題だが知らねぇが、俺に出来ることがあるんなら言ってくれ ! 何か手助けが出来るかも知れねぇしな !」と。

  これこひ、デイヴが勝利した瞬間である。ジョージはデイヴが仕掛けた“撒き餌”に食いついたのだ。人間は“疎外”されることを嫌うので、仲間に同調したいという願望がある。野球場や食堂、劇場で、ジョージは三人から仲間外れにされ、イライラする程の孤独感を味わった。彼は地元や労働組合で指導的な立場にあり、常にみんなから“一目”置かれる存在なのに、デイヴの「小さなコミュニティー」からは排斥され、無視されていたのだ。いつも尊敬されるリーダーであるジョージにしてみれば、こんな仕打ちには耐えられない。だから、彼は三人の輪に入ろうとした。しかし、それは「民衆組織」に入会することを意味する。かくして、ジョージは「民衆組織」への参加を正式に表明したという。(Saul D. Alinsky, Reveille for Radicals, Vintage Books, New York, 1989, PP.107-110.)

ゴロツキ黒人が大統領に

  どうだろうか。アリンスキーは中々の策士である。このユダヤ人マルキストは、一般民衆を称讃するという手法で、単細胞の学生を籠絡し、世間知らずの若者を赤いデモクラシーに引きずり込んだ。共産主義革命を目論むインテリどもは、民衆の自尊心をくすぐったり、嫉妬心を煽ったりして仲間にしようとする。キャンパスで屁理屈を捏ねる学生には、「国家の将来は君達の肩に懸かっている!」と煽(おだ)てるし、学歴や身分で劣等感に悩む一般人に対しては、エリート批判で慰めようとする。アリンスキーは烏合の衆を味方に付けようと考えたから、名も無き大衆を持ち上げるべく、見え透いた嘘を平気でついた。このユダヤ人はぬけぬけと言う。

  自然に出来た集団において、真の指導者は自然に生まれる無名のリーダーであり、それは平凡な人間の中にこそ見出されるのだ! (上掲書 pp.73-74.)

Obama 3(左 / 若い頃のバラク・フセイン・オバマ)
  インテリ左翼のアリンスキーは、人望は無いけど、口だけは達者だ。憎らしいけど、“潰しの利かない半端者”や“碌でなしの黒人”を操るのが実に上手い。大統領になったバラク・フセイン・オバマはその忠実な弟子である。ハーヴァード大学のロー・スクールで法律を勉強していたというオバマは、何の業績(学術論文)も無かったけど、権威と伝統を誇る法学雑誌の『ハーヴァード・ロー・レヴュー』で編集長になれた。何も知らない日本人からずば、奇蹟に思えてしまうだろう。でも、PC(政治的に正しい言動)に馴れたアメリカ人からすれば、「奇蹟」でもないし、「不思議」なことでもない。なぜなら、オバマは黒人だから・・・。もし、彼が白人なら絶対に編集長にはなれない。それどころか、雑誌の編集にさえ関与できないだろう。

まぁ、「ケニアからの留学生」という嘘でコロンビア大学に編入したオバマだ。「人種カード」をちらつかせて、エリート大学の白人を籠絡するなんて朝飯前である。黒人は「弱者」だから、厳しい批判をしては駄目。2008年のコロ、日本のワイドショーときたら、オバマの黒い過去には一切触れず、オバマの当選を願うを小浜(おばま)市の住民にインタヴューするくらい、といった体たらくであった。あとは娯楽に徹し、「イエス・ウィ・キャン(Yes, we can !)」を真似る芸人(ノッチ)を起用するだけ。テレビ画面に向かって石を投げつけたくなるが、日本のテレビ局は地上波の無駄遣いが本業なんだろう。

  ハーヴァード大学を去って弁護士活動を始めたオバマだが、地元のシカゴで張り切ったのは、白人社会に不満を抱く黒人の組織化であった。「コミュニティー・オーガナイザー」なんて、ゴロツキ黒人が選ぶ役職で、とても“カタギ”の人間が就く正業ではない。これは文化人類学とかマイノリティー研究を専攻したクズ学生が集まる業種だが、アメリカではリベラル派の大富豪が資金を提供したりするので、ヒスパニックや黒人の左翼が近寄ってくる。左翼団体とはいえ、一旦就職できれば何とか生活できるから、碌でなしの有色人種にとっては有り難い。ロックフェラー財団やフォード財団はもちろんのこと、ジョージ・ソロスの「オープン・ソサエティー財団」やビル・ゲイツの「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」などは、極左団体に莫大な資金を流し、アメリカ社会の破壊に貢献している。

  脱線したので話を戻す。オバマが上院議員になれたのは、リベラル派の慈善活動家やアラブ人の大富豪をバックに持っていたからだが、シカゴの黒人やヒスパニックなどの有色人票を獲得できたことも大きい。黒人は黒人の候補者に投票するものだ。その公約とか理念などは関係ない。同じ種族だから投票するのが一番の動機である。大統領選でも、黒人の90%以上がオバマに投票した、というから度肝を抜く。(2008年の大統領選挙では、黒人の95%、ヒスパニックの66%がオバマに投票したそうだ。しかし、白人の有権者でオバマに投票したのは43%、55%はマッケインに投票したという。これは単なる憶測だけど、民衆党の白人有権者の中には、こっそりと共和党に入れた者もいるんじゃないか。やはり、生理的に黒人大統領は嫌だからねぇ。秘密投票万歳だ ! )

Obama 1Obama 6

(写真 / 地元シカゴで有権者と交流するオバマ上院議員 )

  日本の主要メディアは、チンピラのオバマを「知的で紳士的なアメリカ人」といった風に紹介していたが、その正体は過激な黒人学生だった。インターネット・ニュースサイトの「ブレイトバート」を創立したアンドリュー・ブレイトバート(Andrew J. Breitbart)は、亡くなるちょっと前、保守派団体(CPAC)の集会で「俺は昔のオバマを収めた映像を手に入れたんだぞ ! これで奴が過激派の学生だった事を証明してやる ! みんな、楽しみに待っててくれ!」と意気込んでいた。しかし、彼の運命は急展開を見せる。2012年3月1日の夜、自宅の近くにあるレストラン兼バーの「ザ・ブレントウッド(The Brentwood)」に出掛けたアンドリューは、そこで軽く酒を嗜んだ後、自宅に戻る途中で道端に倒れたという。すぐさま病院に運ばれたが、彼は既に息を引き取っていた。死因は肥大型心筋症による発作らしく、酒か薬物の影響もあったらしい。でも、彼の友人によれば、アンドリューは至って健康で、とても心臓発作で死ぬようには思えなかったという。享年43というから、若すぎる死であった。

Andrew Breitbart 1Michael Cormier 1


(左 : アンドリュー・ブレイトバート / 右 : マイケル・コーミエ)

  しかし、アンドリュー・ブレイトバートの死去はオバマにとって吉報だった。彼が「あの世」へ行ってくれたお陰で、知られたくない過去が歴史の闇に葬られたのだ。アンドリューが暴露しようとした「爆弾映像」は何処かに隠されており、遺族でもその保管場所を判らないという。たぶん、アンドリューが厳重に保管したはずだから、家族が知らなくてもおかしくはない。アンドリューの死は、あまりにも唐突すぎたので、様々な憶測が乱れ飛んだ。もしかしたら、誰かに毒で暗殺されたのでは、という陰謀論まで出てきた。さらに、彼の遺体を検査したマイケル・コーミエ(Michael Cormier)が亡くなったので、さらに疑惑が深まったのである。何と、3月に遺体を調べた検視官が、翌月の4月20日に亡くなってしまったのだ。死因は砒素中毒であるらしい。一部のアメリカ人は二人の謀殺を仄めかしていたけど、具体的な証拠が挙がらないので、今のところ偶然の死亡と考えるしかない。とにかく、オバマは強運の持ち主だった。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68790016.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/548.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
7. 日高見連邦共和国[17332] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年12月01日 13:49:38 : C1T5p4yXRc : cXhLYU9WeUZ0YUU=[11]
安倍の自慰(自己満足・自己実現)の『おかず』倶楽部の面々な!(嘲笑)
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK267] 消費動向で衝撃のデータ 増税の影響軽微は大ウソだった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. 赤かぶ[43462] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:51:27 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33535]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/736.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」は“フリーパス” 反社勢力が大挙の驚愕実態(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
58. 日高見連邦共和国[17333] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年12月01日 13:55:30 : C1T5p4yXRc : cXhLYU9WeUZ0YUU=[12]
>>47

それにオマエ、誰かがそれ(国政調査権発動道動議の提出有無)を求めているのか?

あるいは誰かがそれ(国政調査権発動道動議の提出有無)を否定でもしているのかい?

あのな、『委員会』での“議題”は『理事会』で諮られる。

故に、政権与党(委員長)がそれ(国政調査権発動道動議の提出)を弾けば“それまで”だ。

なので、『委員会議事録』は必要ない、というか無意味であり、せめて『理事会議事録』が必要となる。

でも『理事会』の趨勢も『理事懇談会』という、議事録が作られない場で“定まって”しまう。

オマエがコレらを知らずに正論をホザいているのか、知ってて言ってるのかは知らんが。(笑)
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/705.html#c58

コメント [カルト23] 朝日・ポスト安倍へ各派閥が集金着々。破れかぶれ解散がありそうで、太郎志位玉木は立憲切り崩しを急ぐ事である。 ポスト米英時代
2. 2019年12月01日 13:56:22 : HkzdkP8Bv2 : N0suc0ZGNmkvTC4=[218]
しかし消費税は実に良い踏み絵となった。
これほど確実に敵味方の腑分けができる材料とは気づかなかった。
消費税は税制として当たり前のものであるかのように思わされてきた。
サッチャーや中曽根の時代からそう考えるよう慣らされてきた。



http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/523.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK267] 桜に隠れて不祥事次々/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
15. 赤かぶ[43463] kNSCqYLU 2019年12月01日 13:58:27 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33536]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/735.html#c15
コメント [カルト23] 朝日・ポスト安倍へ各派閥が集金着々。破れかぶれ解散がありそうで、太郎志位玉木は立憲切り崩しを急ぐ事である。 ポスト米英時代
3. 2019年12月01日 14:02:08 : ABPExKQ6Vk : REhURHl6ZS52bm8=[433]

開山 → 解散
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/523.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
8. 赤かぶ[43464] kNSCqYLU 2019年12月01日 14:02:15 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33537]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c8
コメント [カルト23] 元祖売国奴のバーコード死亡。時代の変わり目には象徴的な死亡があるものである。 ポスト米英時代
23. 2019年12月01日 14:03:53 : HkzdkP8Bv2 : N0suc0ZGNmkvTC4=[219]
その死についてBBSやSNS各所でこれほど多数の喜びの声が上がっている人物もあるまいな。
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/509.html#c23
コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
9. 赤かぶ[43465] kNSCqYLU 2019年12月01日 14:03:55 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33538]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK267] 小籔だけじゃない、吉本興業が政府PRで荒稼ぎ! ケンコバ、おかずクラブや尼神インターも 背景に安倍首相の意向(リテラ) 赤かぶ
10. 赤かぶ[43466] kNSCqYLU 2019年12月01日 14:04:47 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33539]



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/737.html#c10
コメント [国際27] 「中国に戻れば死刑」豪へ逃げた中国人スパイが暴露する衝撃事実  北野幸伯(まぐまぐニュース) 赤かぶ
24. 2019年12月01日 14:06:10 : USdTouOcmo : MTR2NEFXSDlBMEU=[2]
>>18続き
亡命申請者は、犯罪を犯していた。

1万7千ドル相当の詐欺を働いたかどで、2016年に、裁判を受けて、懲役1年3か月の判決を受けていた。

> The self-proclaimed Chinese spy Wang Liqiang who applied for political asylum in Australia confessed his fraud case involving 120,000 yuan ($17,000) in a Chinese court in 2016, admitting he had "a weak legal awareness," a video the court exclusively sent to the Global Times on Wednesday showed.

最近、460万元の詐欺に絡んで、上海公安当局の訴追を受けていた。

> Police said Wang committed a fraud of more than 4.6 million yuan in February on a fictitious investment project for imported automobiles.

http://www.globaltimes.cn/content/1171433.shtml

情報将校という話も、眉に唾を塗って、聞いた方が良い。
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/822.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK267] 実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」証拠写真(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. 2019年12月01日 14:07:35 : dcXo4VdSTg : a2xoUkZZcGs0d2s=[5]
選挙しても不正が当たり前になって、なかなか政権交代に手が届かないし、
いっそ、全国民が安部トモになりゃいいんじゃないかって気がしてきた。

俺としちゃ、安倍晋三の顔を見るのも嫌だけど。、
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/729.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK267] 安倍最長政権「裏側の醜悪」 権力しがみつきで薄汚い手口(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. 2019年12月01日 14:07:58 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[3816]
〖佐高信×早野透のジジ放談〗アベ「最長」はメディアの敗北/梶山静六・野中広務20191126
.
デモクラシータイムス.
2019/11/30 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=GghWY_EpxDo
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/688.html#c26
コメント [経世済民133] 国家バラマキ主義日本 賞味期限切れの天ぷら株価  赤かぶ
3. 2019年12月01日 14:08:40 : myJmO9sK9c : QnZLQmppeUlwMDI=[1003]

 今は 株価の問題よりも 債権の低下(金利の高騰)が 喫緊の課題になりつつある
 つまり 金融の崩壊が起きているようだ

 ===

 金融の崩壊は 20年前から 愛が主張してきたことだ
 金融=働かずして 飯を食ってる人々 のことだ

 20世紀には 金利がプラスだったから マルクスの資本論によって
 金融が最大の「お荷物」として 成長(矛盾)し続けてきたということだ

 この21世紀になって 20世紀の 丸々太った金融が この20年間 
 最後の のたうち回る 8頭の大蛇となっていたわけで

 今後20年かけて 金融を衰退させる必要があるだろう 

 ===

 2019年の最後になって 「債権の危機」=金利高騰が はっきりと表に現れてきたようだ

 
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/746.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK267] 立憲民主党の児童相談所政策に強い人権上の疑問 子供の権利条約
14. 2019年12月01日 14:11:18 : UqfXQmo2vU : T3ZCRVhVM0kxay4=[6]
>>13
勝手に矛盾した解釈してんじゃないよ。
れいわ新選組の政策HPには
・児童相談所で働く職員の不足、質の向上ももちろんですが、
が書いてあり
・児相問題にかかわる国連勧告の全面実施も約束している。
が書いてない。
書いてあるのは
・国際人権規約
だけ。
それに従い、児相の権限縮小を言ってる。
権限は縮小するが、規模は
>児童相談所で働く職員の不足、質の向上ももちろんですが、
の改善で拡大させる。
れいわ新選組は
>児相付置収容所の全面閉鎖さえ勧告
を言っていないので、規模拡大とは矛盾しない。
れいわ新選組が自相の規模を拡大させるのかさせないのか、はっきり答えてみろ。
>山本太郎は、児相問題にかかわる国連勧告の全面実施も約束している。
そんなことどこにオフィシャルな宣言として山本太郎が言ってるのだ?
書いてみ。
誰も公式HPに載ってるマニフェスト以外信じないぞ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/683.html#c14

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