★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年3月 > 21日16時13分 〜
 
2020年3月21日16時13分 〜
記事 [ペンネーム登録待ち板6]   栗原心愛さん事件:[小4虐待死、父に懲役16年]教訓を生かさなければ、

 栗原心愛さん事件:[小4虐待死、父に懲役16年]教訓を生かさなければ、

(headlines.yahoo.co.jp:2020年3/20 9:25より抜粋・転載)

沖縄タイムス・社説:千葉県野田市の自宅で小学4年の栗原心愛(みあ)さんを死亡させたとして傷害致死などの罪に問われた父勇一郎被告の裁判員裁判で、千葉地裁(前田巌裁判長)は懲役16年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。心愛さんへの虐待などで起訴された六つの罪全てを認定。これまでの児童虐待事件と比べて重い量刑を科した。

 被告は、傷害致死は争わないとする一方、心愛さんに食事を与えなかったり、一晩中立たせていたりしたという母の証言を次々と否定した。心愛さんが学校アンケートで「お父さんにぼう力を受けています」と書いたことについても「うそ」と言い切った。

 子どもを虐待する親の多くが、自らの暴力を認めず「しつけ」と称して正当化することを端的に見せた場面だった。こうした被告の説明について前田裁判長は「都合のいいところを述べて、事実と主張しているにすぎず、信用できない」として退けた。

 被告は2018年、県柏児童相談所が心愛さんを一時保護した後も、虐待がなかった証拠として「お父さんにたたかれたというのはうそ」という心愛さん直筆の書面を提示した。後に心愛さんは「父に書かされた」としている。

 しかし児相は当初から書面を疑問視しながら、心愛さんを自宅に帰した。市教育委員会の担当者は被告から迫られ、学校アンケートの写しを渡し、状況を悪化させた。

 判決で前田裁判長は「(心愛さんは)大人に、精いっぱい伝えようとしていた」と述べた。子どもの声に大人たちが耳を傾けなかったために命が奪われた事実を、重く受け止めなければならない。

■ ■

 千葉県に移り住む前に家族が住んだ糸満市も、心愛さんや周囲からのSOSをキャッチできなかった。

 市立小学校の友人は「お母さんがいないと、お父さんにパーでたたかれて痛い」と心愛さんに打ち明けられていたが、学校は気付けなかった。親族は、心愛さんが被告からどう喝を受けていることや母親へのDVについて相談していたが、被告から面談や家庭訪問を断られた市はそれ以上の対応をとらなかった。

 心愛さんの事件後、政府は、保護者が関係機関を避ける場合こそリスクが高いとみて、ためらわず一時保護するよう求めた。文部科学省は教員向けの児童虐待対応の手引を公表し、虐待の疑われる子どもが7日以上欠席した場合は関係機関と速やかに情報共有する新ルールを通知した。

■ ■

 しかし、その後も札幌市で虐待通告後の安全確認を怠り2歳女児が衰弱死、神戸市では今年2月、真夜中に児相を訪れた小6女児が追い返されるなど、大人たちの失態が続いている。

 児童虐待は深刻さを増している。全国の警察は昨年1年間に虐待事件で保護者ら2024人を摘発。心愛さんも含め54人が命を落とした。県内でも昨年、県警が児相に通告した児童虐待が1467人(暫定値)で、統計が残る07年以降過去最多となった。

 心愛さんが残した教訓を生かさなければ、悲劇はまた起きる。

(参考資料)

  野田市小4虐待死:母親・妹・妻の証言で

     明らかになった「鬼父」悪魔の素顔 !

(www.msn.com:2020年3月11日より抜粋・転載)

「ママー!! 嫌だー!」「苦しいよ! 死んじゃいそうだよ!」「ウァー!ウァー!」

 法廷には約5秒間、当時10歳で亡くなった栗原心愛ちゃんの悲痛な叫び声が響き渡った。

 あまりのむごたらしい虐待動画に女性裁判員が泣きだすなど、一時休廷する場面もあったが、虐待した父・勇一郎は眉ひとつ動かさずに無表情で一点を見つめていた。

◆暴力行為は否認

 昨年1月、千葉県野田市で小学4年の娘・栗原心愛ちゃんを虐待の末に死亡させたとして、傷害致死罪などに問われている父・勇一郎(42)の裁判員裁判が2月21日から千葉地裁で始まった。

 初公判の冒頭では、震える手で茶色の封筒からメモを取り出し、涙ながらに反省の弁を述べた。

「事件直後から今日まで娘にしてきたことがしつけを超えていたと反省してきた(中略)成長を楽しみにしていたのに私が将来を奪ってしまった。みーちゃんに謝ることしかできません」

 反省、後悔を述べる一方で心愛ちゃんへの暴力行為は否認。法廷で流された心愛ちゃんへの“虐待動画”にも、裁判で明らかになった凄惨な虐待の数々を読み上げられても表情は崩れない。

 法廷での被告は、白髪まじりの髪を短く丸め、黒いスーツ姿にタオルを握りしめ、入退出の際には裁判官、傍聴席の記者席側に深々と頭を下げていた。

◆「権力には従順」

 高校時代の同級生は、勇一郎を評したが、法廷での立ち居振る舞いもまさにそうだった。

母が語る息子・勇一郎

 勇一郎は1978年、成田空港で整備士をする父とキャビンアテンダントの母のもとに生まれ、8歳のときに千葉県野田市の現在の実家に引っ越してきた。地元の小中学校を卒業後、埼玉県内の高校に進学。

「勇一郎は小学校から野球をやっていて、高校のころには工場やコンビニでアルバイトをしていました。明朗快活で友達が多い子でした」

 と、勇一郎の母・凪子さん(68・仮名)は週刊女性の取材にそう答えた。母や家族には“できた息子”でいた勇一郎だが、家族には見せない一面もこのころからあった。

「小学校のときから数人の生徒と弱い者いじめをしていた。自分より弱い者には強く出るタイプ」 と、元同級生。

 大学を出た勇一郎は父に憧れJASの子会社に就職するも数年で離職。その後、都内のガス会社に就職するが'07年には離職。このころ、1度目の結婚をしている。

「なぎささん(33・心愛ちゃんの母=勇一郎とともに逮捕)とは2回目の結婚で、別れた先妻との間に子どもがいます。最初の結婚相手は、なぎささんのように見た目はおとなしいが勇一郎とよくケンカする気の強い面がある女性でした」(凪子さん)

 勇一郎を昔から知る知人によると、「最初の奥さんは勇一郎の暴力が原因で逃げた」

 それでも勇一郎を溺愛する両親は、「沖縄に気分転換に行きたいと言っていたが、仕事もやめていたので引っ越し費用と生活費を貸し、月に15万円から20万円援助していました。総額は2000万円くらいだと思います」(裁判での母の証言)

 30近い息子が職を転々とすることを咎めるでもなく援助する両親の姿。

「勇一郎は幼いころ病弱だったので、家族で頻繁に沖縄に旅行していました。だから勇一郎にとって沖縄は楽しい場所なんでしょうね」(勇一郎をよく知る知人)

 沖縄に渡り、観光関係の仕事についた勇一郎は、のちの妻・なぎさと出会い'08年2月に結婚。しかし同年9月に心愛ちゃんが生まれてすぐに夫婦は別居、'11年に2人は離婚。またもや勇一郎の暴力が原因だった。

 なぎさの母は、「被告には悪い印象がある。明るかったなぎさはすぐに泣く子になってしまった。子育てができないと泣いて怯えていた。何をするにも怖くてずっと怯えている状態になってしまった」

 携帯のチェックに行動監視、家庭内でのモラハラやDVがひどかったことも明かした。

 娘と孫を守りたかったなぎさの母は離婚を助言。心愛ちゃんとなぎさは勇一郎の支配から逃れたものの、'16年に8年ぶりに再会し復縁。'17年に再婚する。6月には次女が生まれ、母親のなぎさは産後うつで沖縄にひとり残ることに。8月、勇一郎は心愛ちゃんと次女を連れて野田市のアパートに移り住む。勇一郎は入院中のなぎさを無理やり連れ出し転居させ、心愛ちゃんの地獄の日々はこのころから始まった。

◆妹が語る兄・勇一郎

 '16年4月から勇一郎が派遣社員として在籍していた沖縄観光コンベンションビューロー東京事務所の上司は、「非常に温厚で穏やかでコミュニケーション能力もあった」

 と評したが、同社で働いていたころを知る知人は、「上から目線でプライドが高く仕事を頼みにくかった」 と真逆の印象を持つ。

 勇一郎の二面性は家族の中でも力の弱い妹だけは気づいていた。

 2月25日に開かれた第二回公判では母親の凪子さんと妹の紗栄子さん(30代・仮名)の証人尋問が行われ、母親が勇一郎をかばう証言を続ける中、兄について、「自分より地位の高い人にはいい態度で接するが、低い人にはそうではない」 と言い、心愛ちゃんが自宅から祖父母宅になぎさに連れてこられてきた'18年9月ごろ、勇一郎による暴行の痕があったことを証言した。

 紗栄子さんによると、心愛ちゃんの頭には髪が抜けた跡があり、首回りも真っ白になっていて、頬のあたりには1センチほどのアザが2か所あった。全身の状況を確認したところ、腰と尻にもいずれも3センチほどのアザがあった。

理由を心愛ちゃんに尋ねると泣きながら勇一郎からの暴力を打ち明けたという。次に(暴力が)あったら通報することを約束したのが心愛ちゃんとの最後の会話になってしまった。

 紗栄子さんは法廷で、「ごめんね」 と何度も涙を流したが、勇一郎はその間も微動だにしなかった。

◆妻が語る夫・勇一郎

 事件現場となった野田市のアパートに移り住んでからは虐待が日常化していった。心愛ちゃんは家の鍵を持たされておらず下校後は毎日のように同級生の家で過ごしていた。

勇一郎が同級生の家に迎えに行っていたが、「お父さんが相手のお宅に“お邪魔してすみません”と菓子折りを持ってやってきて丁寧すぎて怖いくらいにお礼を言ってきたそうです」 と近隣の主婦が明かす。そんな外面のよい父親について心愛ちゃんは友人に「お父さんが怖い」と本音を漏らしていた。

 母親のなぎさは当時の様子について、「心愛に話を聞いたら“毎日が地獄だった。夜中にパパに起こされたり立たされたりする”と言っていた。心愛を助けてあげたくても勇一郎の監視や束縛が激しかったためどうすることもできなかった。(勇一郎が)怖かった」 と、第三回公判でビデオ越しに涙ながらに証言。

 なぎさもまた、勇一郎によるDV支配の被害者だったことが認められ、懲役2年6か月、執行猶予5年の判決を受けている。

 裁判の傍聴を続け、加害者家族のケアをするNPO法人『ワールドオープンハート』の阿部恭子代表は事件後から勇一郎の両親のケアをしていた。勇一郎について、「(罪を)後悔はしていると思うが、心からの反省はしていないと思う。自分がしていたことが虐待だという認識がないとみられる。

どことなく心愛さんのせいにしているところを感じる。反省する心があったらこんなことにはなっていない」 と法廷での勇一郎を評した。続けて、

「勇一郎被告は性格的に歪んでいる。心愛ちゃんへの虐待が暴力に加えて屈辱を与える行為からもうかがえます。汚物を持たせたり、失禁させたり……。母親(なぎさ)は嫌がらせと言っていましたが、まさにそれで、嫌がることをネチネチとしているな、と感じました。

被告の言うように“いい父親になりたくてやった”しつけの延長線上じゃないような気がします。心愛ちゃんのことが単純に嫌い、辱めてやるという感じです。心愛ちゃんのこと、好きじゃなかったのかもしれません」 と、勇一郎の心情を分析した。

 母・なぎさも公判で、「心愛の正義感のある性格が(勇一郎は)嫌いだったんだと思います」 と証言している。

 勇一郎の母・凪子さんは心愛ちゃんへの虐待が起きたきっかけを、「妻(なぎさ)が病気で子育てができず、2人の子どもの子育てをしなければならないストレスが一因だと思う」 と悪いのはなぎさだと言わんばかり。心愛ちゃんに対しても、

「私たちにとって心愛さんは初孫ではありませんでした。しかも8年間会っていない、突然8歳の子どもが現れて祖父母としては戸惑うところがあった」 と、どこか他人行儀。法廷においても、

「息子は孫以上に可愛い。私から(虐待を)疑われるのは勇一郎がかわいそうだと思った」 などと、泣きながら証言。

 さらには、「児童相談所が(心愛ちゃんのことを)要保護児童とかハイリスク児童と教えてくれていれば」 と行政に責任転嫁ともいえる証言をした凪子さん。

 勇一郎も被告人質問で、「(虐待のアンケートは)心愛が嘘を書いたと思う」

 と、ありえない自論を展開。心愛ちゃんを嘘つき呼ばわりまでして自己保身に走る姿は勇一郎が口にする“反省”とは真逆の姿だった。

 心愛ちゃんが味わった地獄のような苦しみや泣き叫ぶ動画を見ても表情を崩さなかった勇一郎だが、母の涙声を聞いている際にはうつむき、鼻水まで垂らして泣いていた。息子を愛するあまりに罪を咎めない環境が鬼を生んでしまったのかもしれない─。

 鬼父・勇一郎への判決は19日に下される。

―以下省略―



http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13583.html

コメント [政治・選挙・NHK270] 正論明示上昌弘氏に対する言論封殺の真実(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
19. 2020年3月21日 16:13:27 : qxYpdhjKYw : YnhTT1RYNDNCVi4=[2]
アノ厚労省が、何故かアビガンを必死に薦めるので、アビガンは却下。
大谷医師や岡田先生の薦めるシクレソニドが宜しかろう。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/728.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK270] 嫉妬する病根を持つ日本の闇 が 安倍政権支持率です  赤かぶ
21. 2020年3月21日 16:15:05 : O9UUduHj2w : LmxqOG9nUVNqeFU=[4]
地下爺さん
クラゲと同じTorを使ってる私が言うのも何だけど、全部同一人物じゃないですよ。
クライシスや立憲応援団の小僧や不正選挙厨も同じidになります。
同じツールを使ってるから。
固定idでやると色々うるさい人がいるので…申し訳ないです。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/719.html#c21
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
17. 2020年3月21日 16:15:23 : Aoscx7fjFI : UmE1ZUt0dHhka2c=[416]

 安倍は 批判するに値しない 

 批判しても 改善しない

 勉強させても 頭がよくならない
 
 フリガナを振っても 読み間違いする
 
 敷居は踏む 天皇陛下に お礼も正しくできない バンザイもダメ

 ===

 もう一度言う   批判に値しない
  
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c17

記事 [ペンネーム登録待ち板6]  森友問題:改ざん再調査を安倍首相が拒否 !財務省職員の遺族が提訴 !

 森友問題:改ざん再調査を安倍首相が拒否 !

   財務省職員の遺族が提訴 ! 「検察が既に結果」

   野党の見解・安倍疑惑の深層・真相は ?

(www.tokyo-np.co.jp:2020年3月20日 より抜粋・転載)

東京新聞・朝刊:

安倍晋三首相は、三月十九日の参院総務委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却問題を巡り、自殺した、財務省近畿財務局の男性職員の妻が、国を提訴したことを受け、「検察が既に捜査を行い、結果が出ている。麻生太郎財務相の下で事実関係を徹底的に調査し、明らかにした」と野党側が求めた、を拒否した。(横山大輔)

安倍首相は、財務省による決裁文書改ざんを、重ねて陳謝した。男性職員が残した手記を、読んだことを明らかにし「痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」と話した。

国民民主党の森本真治氏への答弁である。

 麻生財務相は、記者会見で、改ざんに関し、「経緯は、調査報告書で明らかにした。それに尽きる」と再調査を否定した。「手記と報告書で、(事実関係に)大きな乖離(かいり)はない」と述べた。

 これに対し、立憲民主党などの野党は、森友問題再検証チームの初会合を、国会内で開いた。

男性職員の手記と、財務省の調査報告書の記述との違いに関し、同省担当者を追及した。

◆改ざんは、佐川理財局長の指示 !

 手記には、決裁文書改ざんは、「すべて(当時の)佐川理財局長の指示」と記されていた。

財務省報告書は佐川氏が「方向性を決定付けた」としながら、指示の有無を明記していなかった。

◆吉村大阪知事:「再調査を」

 大阪府の吉村洋文知事は十九日、森友学園への国有地売却をめぐる決裁文書改ざん問題について「再調査するべきだ。(自殺した財務省近畿財務局職員の)手記が出てきたわけだから、全てをさらけ出すべきだ」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。

吉村知事は、「何が行われていたのか、記録を改ざんしたら、批判すら受けなくなる。こんなに怖い国家体制はない」と指摘した。「手記が出てきても、何もないという国の対応は、間違っている」と述べ、再調査をしないと、政府の姿勢を批判した。

(参考資料)

○森友問題への官邸の関与について再検証へ

(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2020年3月19日より抜粋・転載)

森友問題再検証チーム:

 国民民主党など野党は、3月19日、「森友問題再検証チーム」ヒアリングを国会内で開き、森友学園国有地売却に関する公文書改ざん問題に関与し自殺した近畿財務局職員の遺族から、国および佐川宣寿・元理財局長が提訴された件などについて、財務省、国土交通省、会計検査院にヒアリングをおこなった。

 原口一博国対委員長は「亡くなられた赤木さんのご冥福を祈り、哀悼の誠を捧げたい。どれほど恐ろしく、くやしかっただろうか。ご遺族になぐさめの言葉を申し上げたいが、言葉ではとても足りないものがある。

この3年間、森友問題についてさまざまな改ざんや虚偽答弁が行われてきた。そのもとになっているのは安倍総理の『私や妻が関係していたということになれば、総理大臣の国会議員もやめる』という発言に起因している。

当時の佐川理財局長の証人喚問もしたが、証言と遺書の内容は真っ向から違っている。また財務省の調査報告とも違う。場合によっては再証人喚問、また佐川さんにこのようなことをさせた安倍総理や菅官房長官など官邸の関与があったのではないか、再度検証していく」と安倍政権の責任をあらためて追及する考えを表明した。

 18日の野党国対委員長会談で、森友問題を再び追及する方針を確認し、再検証チームが設置された。

○森友問題:公文書改ざんについて 志位委員長が会見

(www.jcp.or.jp:共産党:2020年3月20日より抜粋・転載)

財務省職員の手記で明らかになった重大な事実――徹底的な真相究明を

 日本共産党の志位和夫委員長は、3月19日、国会内で記者会見し、財務省近畿財務局職員として「森友学園」疑惑関連の公文書改ざんを強制され自殺に追い込まれた赤木俊夫氏の手記に言及し、同省理財局長だった佐川宣寿氏が改ざんや国政調査権への妨害などを指示するなど「非常に重大な事実が新たに明らかになった」として、「国会として改めてこの問題の真相究明を徹底的にやる必要がある」と主張しました。

 明らかになった第一点として志位氏は、財務省の報告書は佐川氏が「改ざんの方向性を決定づけた」などのあいまいな記述でごまかしていたが、改ざんを実行させられた赤木氏自身が「佐川局長の指示だ」と断言していると強調。

 第二に、「野党議員からの追及を避けるために原則として資料はできるだけ開示しないこと、開示するタイミングもできるだけ後送りするよう」に佐川氏が指示したとの記述に言及。「国政調査権を妨害し、国会による真相究明を妨害していたことが明らかになった」と指摘しました。

 第三に、会計検査院にも「応接記録をはじめ、法律相談の記録等の内部検討資料は一切示さないこと」などと本省からの指示があったとしており、「会計検査院の調査を妨害していたことも新たに明らかになった」と指摘しました。

 その上で、2018年5月30日の党首討論で、「森友・加計問題」について安倍首相に、公文書の改ざん、隠ぺい、廃棄、虚偽答弁などの悪質行為が引き起こされたのは「なぜか」と2度ただしたが、首相は“なぜか”を答弁できなかったと指摘。

討論の最後に、「(自身も妻も関与はないとの)総理の答弁がウソだった、あなたのウソの答弁につじつまを合わせるためだった」と指摘し“これが真相だ”と迫ったが、赤木氏の手記で、まさに総理のウソに合わせてまわりが文書改ざんや虚偽答弁などを行っていた実態が明らかになったと強調しました。

 志位氏は、野党が「森友問題再検証チーム」を立ち上げたことに言及。「新型コロナウイルス感染症への対応は、国民の命と健康、暮らしを守るために党派を超えてしっかりやる。同時に、今回の手記で明らかになった新たな問題はきちんと究明するのが国会の責任だ」と強調しました。

○安倍首相の疑惑問題とは ?

T 安倍首相の大坂出張後、森友・国有地激安売却等が急進展した !

U 安倍昭恵氏の秘書・谷査恵子氏の財務省への折衝により、

国有地が、実質タダ同然の価格で、森友学園に払い下げられた !

☆森友学園・愛国心等を育むことを目的とし、戦前の教育勅語を導入している。

籠池理事長は、右翼・日本会議大阪の運営委員を務めていた。

籠池理事長:「日本会議の教育理念は私が実践していたのと同じだが、こちらが先にやっていた理念、考えは一致しており、一緒に行動している」

V 森友学園の44倍の大スキャンダル !

  自公政治家・NHK等は隠蔽するが、安倍首相夫妻

  「腹心の友」・加計学園に流れた血税440億円

・公有地・約17ヘクタール=東京ドーム敷地の約3.5倍 !

http://79516147.at.webry.info:2017/04/20 11:25 より抜粋・転載)

W 安倍首相と加計孝太郎は、岸信介元首相の孫だ !

(gyoji-iroha.jp:2017年5月25日 より抜粋・転載)

X 加計氏の姉の順正学園と安倍首相が吉備国際大学でも癒着か !

   約36億がタダに !?【週刊現代】

(www.asyura2.com:2017年3月20日より抜粋・転載)

Y 山口敬之氏に対する、「準強姦容疑での逮捕状」が、

   元警視庁刑事部長の判断で、握り潰された !

安倍首相を持ち上げる、著書を著してきた元TBS職員の山口敬之(やまぐち・のりゆき)氏に対する、「準強姦容疑での逮捕状」が、警視庁刑事部長であった、中村格氏の判断で、握り潰されたと伝えられている。

この問題については、元検察官で、自民党国会議員の若狭勝氏は「暴挙」だとして問題視している。

「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/07/24より抜粋・転載)

Z 統計不正、公文書の隠ぺい・改ざん問題等、

   悪政・ペテン師政治が横行 !

[ 森友学園問題で土木会社の社長が死亡、自殺か

他殺か ?…残土処理の核心を握っているから ?

(twitter.com/tanakaryusaku: 2017年3月7日より抜粋・転載)

@tanakaryusaku:田中龍作:

アベ友疑獄事件で田中は大阪に向かっている。8億円値引きの根拠となった残土を搬出していた土木業者の秋山肇・社長(田中造園土木)が、平成29年3月6日死亡(警察は自殺とした)。当該の土木会社は、工事の受注を否定しているが、親会社は、発注を認めている。疑獄事件では、自殺が付き物だが、多くは病死で片付けられる。

翌日3月7日には、作業員も死亡した。

◆他殺説の根拠は次の3点である。

1 日頃から自殺をするような人物ではなかったこと。2 遺書がなかったこと。

3 死の前日に『毎日新聞』のインタビューを受けて、「国にゴミは掘り起こす必要はないと指示された」と語っていたこと。以上の3点であるが、とくに「3」が他殺の可能性に導く。

\ 森友事件の闇 !「売却地の土の搬出業者の死」は、殺されたのか?

(mainichibooks.com:2017年4月 2日より抜粋・転載)

サンデー毎日・2017年4月 2日号:牧太郎の青い空白い雲 613

◆幕引き説の根拠に、「公明党の沈黙」を挙げる向きも多い !

 幕引き説の根拠に、「公明党の沈黙」を挙げる向きも多い。なぜか国会審議でも、大阪府議会でも、公明党は「森友事件」に触れようとしない。

] 近畿財務局職員が死亡、自殺か、他殺か ?

   「森友学園」との交渉に関与か ?

(news.nicovideo.jp:2018/03/09 13:36より抜粋・転載)

時事通信社: 学校法人森友学園に、大阪府豊中市の国有地が、格安で売却された問題で、学園側との交渉を担当した部署に所属していた、近畿財務局の男性職員(赤木俊夫)が、兵庫県内で死亡していたことが3月9日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。県警などが、詳しい状況を調べている。


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13584.html

コメント [政治・選挙・NHK270] 加藤厚労相の化けの皮がはがれた/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
38. 2020年3月21日 16:18:17 : mEblVaCnxU : Q3MzMUg5RVdrUW8=[1]
フリーランスと言えば聞こえは好いが現場では事業者の格下で企業など組織下で補償も当たり前に受けられない人がなる場合が殆ど。簡単に言えば下請けで食べてる人が多い。

そうしたフリーランス=個人企業主は当然現場を一任されるのだからぬるま湯の企業人よりは人一倍考える機会が多くなる。企業トップ同様、独力独歩と独学で動かざるを得ない。だから観察眼と手腕が磨かれる。そうした意味で人一倍優秀さを誇るようになると言える。すべてではないはずだが。

それらフリーランスで組織化して企業体のように動けばいい事だ。トップを立てず全体で物事を決める。それぞれが仕事をとり、割り振り仕事も休暇も分配し、テリトリーを作らず、組織全体を回すために物事の秩序を一から形成する。そうしてひとりひとりが考え動けることになれば、そこでこそ本当にそれらフリーランスという立場の者が優秀だと認められる。

それなしに優秀だなんてとてもとても言えない。

加藤が優秀だなんてとてもとてもというのと同じだ。人としてこいつのどこに優れた所を感じるのか?

それから
>30

恣意的なものとなる懸念には同感するが、BIをどのように撒くかという話は、市場にきちんと人づてに魔一文の金をどう流れ込ませて、どう循環させるかというまでの話。

財源などないと懸命に嘘をついて来た財務畑の連中がこれ以降、一時的な補填に留まらなくなることを怖れて麻生に反発させてるんだろ。
それから消費税下げるだけで良いと言う連中は、五輪前にコロナが終息すると踏んでる奴らだ。「なぜそう思えるの?」ということ。だから「お前らがバラまいてる奴、免疫力低下してる人間だけを痛めるやつで、感染力は超弱くて広がらないっての知ってるんだろ?」ということ。だからそれを理解する新米英のまともな人間代表のトップは安倍らの動きを封じるために、その先回りをして「BIやるぞ、おまえらなぜやらないの?」と世界的な世論形成を貼って民衆を味方につけてるという訳だ。さすがトップの器はやることが違うし、賢いね。それに比べて日本のトップを自称するアホンダラとそれを支持する能無しどもときたら。

BIが当たり前になったらフリーランスは上記のように横の繋がりでもって社会設計コンサルタントの事業でもやって全国展開すればいい。社会設計士だ。現場をよく知ってる人間が次の社会の一翼を担う。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/718.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK270] 正論明示上昌弘氏に対する言論封殺の真実(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
20. 2020年3月21日 16:23:52 : qxYpdhjKYw : YnhTT1RYNDNCVi4=[3]
欧米中韓、、世界諸国の姿勢と異なり、日本(厚労省)のこれまでの一貫した姿勢は

“ コロナ肺炎を日本中に蔓延させて高齢者を減らす(殺す) ”

ことに繋がるので、『厚労省が薦めるアビガン』もその一環である。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/728.html#c20

記事 [ペンネーム登録待ち板6]   森友問題:改ざん再調査を安倍首相が拒否 !財務省職員の遺族が提訴 !

 森友問題:改ざん再調査を安倍首相が拒否 !

  財務省職員の遺族が提訴 ! 「検察が既に結果」

  野党の見解・安倍疑惑の深層・真相は ?

(www.tokyo-np.co.jp:2020年3月20日 より抜粋・転載)

東京新聞・朝刊:

安倍晋三首相は、三月十九日の参院総務委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却問題を巡り、自殺した、財務省近畿財務局の男性職員の妻が、国を提訴したことを受け、「検察が既に捜査を行い、結果が出ている。

麻生太郎財務相の下で事実関係を徹底的に調査し、明らかにした」と野党側が求めた、を拒否した。(横山大輔)

安倍首相は、財務省による決裁文書改ざんを、重ねて陳謝した。男性職員が残した手記を、読んだことを明らかにし「痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」と話した。

国民民主党の森本真治氏への答弁である。

 麻生財務相は、記者会見で、改ざんに関し、「経緯は、調査報告書で明らかにした。それに尽きる」と再調査を否定した。「手記と報告書で、(事実関係に)大きな乖離(かいり)はない」と述べた。

 これに対し、立憲民主党などの野党は、森友問題再検証チームの初会合を、国会内で開いた。

男性職員の手記と、財務省の調査報告書の記述との違いに関し、同省担当者を追及した。

◆改ざんは、佐川理財局長の指示 !

 手記には、決裁文書改ざんは、「すべて(当時の)佐川理財局長の指示」と記されていた。

財務省報告書は佐川氏が「方向性を決定付けた」としながら、指示の有無を明記していなかった。

◆吉村大阪知事:「再調査を」

 大阪府の吉村洋文知事は十九日、森友学園への国有地売却をめぐる決裁文書改ざん問題について「再調査するべきだ。(自殺した財務省近畿財務局職員の)手記が出てきたわけだから、全てをさらけ出すべきだ」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。

吉村知事は、「何が行われていたのか、記録を改ざんしたら、批判すら受けなくなる。こんなに怖い国家体制はない」と指摘した。「手記が出てきても、何もないという国の対応は、間違っている」と述べ、再調査をしないと、政府の姿勢を批判した。

(参考資料)

○森友問題への官邸の関与について再検証へ

(www.dpfp.or.jp:国民民主党:2020年3月19日より抜粋・転載)

森友問題再検証チーム:

 国民民主党など野党は、3月19日、「森友問題再検証チーム」ヒアリングを国会内で開き、森友学園国有地売却に関する公文書改ざん問題に関与し自殺した近畿財務局職員の遺族から、国および佐川宣寿・元理財局長が提訴された件などについて、財務省、国土交通省、会計検査院にヒアリングをおこなった。

 原口一博国対委員長は「亡くなられた赤木さんのご冥福を祈り、哀悼の誠を捧げたい。どれほど恐ろしく、くやしかっただろうか。ご遺族になぐさめの言葉を申し上げたいが、言葉ではとても足りないものがある。

この3年間、森友問題についてさまざまな改ざんや虚偽答弁が行われてきた。そのもとになっているのは安倍総理の『私や妻が関係していたということになれば、総理大臣の国会議員もやめる』という発言に起因している。

当時の佐川理財局長の証人喚問もしたが、証言と遺書の内容は真っ向から違っている。また財務省の調査報告とも違う。

場合によっては再証人喚問、また佐川さんにこのようなことをさせた安倍総理や菅官房長官など官邸の関与があったのではないか、再度検証していく」と安倍政権の責任をあらためて追及する考えを表明した。

 18日の野党国対委員長会談で、森友問題を再び追及する方針を確認し、再検証チームが設置された。

○森友問題:公文書改ざんについて 志位委員長が会見

(www.jcp.or.jp:共産党:2020年3月20日より抜粋・転載)

財務省職員の手記で明らかになった重大な事実――徹底的な真相究明を

 日本共産党の志位和夫委員長は、3月19日、国会内で記者会見し、財務省近畿財務局職員として「森友学園」疑惑関連の公文書改ざんを強制され自殺に追い込まれた赤木俊夫氏の手記に言及し、同省理財局長だった佐川宣寿氏が改ざんや国政調査権への妨害などを指示するなど「非常に重大な事実が新たに明らかになった」として、「国会として改めてこの問題の真相究明を徹底的にやる必要がある」と主張しました。

 明らかになった第一点として志位氏は、財務省の報告書は佐川氏が「改ざんの方向性を決定づけた」などのあいまいな記述でごまかしていたが、改ざんを実行させられた赤木氏自身が「佐川局長の指示だ」と断言していると強調。

 第二に、「野党議員からの追及を避けるために原則として資料はできるだけ開示しないこと、開示するタイミングもできるだけ後送りするよう」に佐川氏が指示したとの記述に言及。「国政調査権を妨害し、国会による真相究明を妨害していたことが明らかになった」と指摘しました。

 第三に、会計検査院にも「応接記録をはじめ、法律相談の記録等の内部検討資料は一切示さないこと」などと本省からの指示があったとしており、「会計検査院の調査を妨害していたことも新たに明らかになった」と指摘しました。

 その上で、2018年5月30日の党首討論で、「森友・加計問題」について安倍首相に、公文書の改ざん、隠ぺい、廃棄、虚偽答弁などの悪質行為が引き起こされたのは「なぜか」と2度ただしたが、首相は“なぜか”を答弁できなかったと指摘。

討論の最後に、「(自身も妻も関与はないとの)総理の答弁がウソだった、あなたのウソの答弁につじつまを合わせるためだった」と指摘し“これが真相だ”と迫ったが、赤木氏の手記で、まさに総理のウソに合わせてまわりが文書改ざんや虚偽答弁などを行っていた実態が明らかになったと強調しました。

 志位氏は、野党が「森友問題再検証チーム」を立ち上げたことに言及。「新型コロナウイルス感染症への対応は、国民の命と健康、暮らしを守るために党派を超えてしっかりやる。同時に、今回の手記で明らかになった新たな問題はきちんと究明するのが国会の責任だ」と強調しました。

○安倍首相の疑惑問題とは ?

T 安倍首相の大坂出張後、森友・国有地激安売却等が急進展した !

U 安倍昭恵氏の秘書・谷査恵子氏の財務省への折衝により、

国有地が、実質タダ同然の価格で、森友学園に払い下げられた !

☆森友学園・愛国心等を育むことを目的とし、戦前の教育勅語を導入している。

籠池理事長は、右翼・日本会議大阪の運営委員を務めていた。

籠池理事長:「日本会議の教育理念は私が実践していたのと同じだが、こちらが先にやっていた理念、考えは一致しており、一緒に行動している」

V 森友学園の44倍の大スキャンダル !

  自公政治家・NHK等は隠蔽するが、安倍首相夫妻

  「腹心の友」・加計学園に流れた血税440億円

  ・公有地・約17ヘクタール=東京ドーム敷地の約3.5倍 !

http://79516147.at.webry.info:2017/04/20 11:25 より抜粋・転載)

W 安倍首相と加計孝太郎は、岸信介元首相の孫だ !

(gyoji-iroha.jp:2017年5月25日 より抜粋・転載)

X 加計氏の姉の順正学園と安倍首相が吉備国際大学でも癒着か !

   約36億がタダに !?【週刊現代】

(www.asyura2.com:2017年3月20日より抜粋・転載)

Y 山口敬之氏に対する、「準強姦容疑での逮捕状」が、

   元警視庁刑事部長の判断で、握り潰された !

安倍首相を持ち上げる、著書を著してきた元TBS職員の山口敬之(やまぐち・のりゆき)氏に対する、「準強姦容疑での逮捕状」が、警視庁刑事部長であった、中村格氏の判断で、握り潰されたと伝えられている。

この問題については、元検察官で、自民党国会議員の若狭勝氏は「暴挙」だとして問題視している。

「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/07/24より抜粋・転載)

Z 統計不正、公文書の隠ぺい・改ざん問題等、

   悪政・ペテン師政治が横行 !

[ 森友学園問題で土木会社の社長が死亡、自殺か

  他殺か ?…残土処理の核心を握っているから ?

(twitter.com/tanakaryusaku: 2017年3月7日より抜粋・転載)

@tanakaryusaku:田中龍作:

アベ友疑獄事件で田中は大阪に向かっている。8億円値引きの根拠となった残土を搬出していた土木業者の秋山肇・社長(田中造園土木)が、平成29年3月6日死亡(警察は自殺とした)。当該の土木会社は、工事の受注を否定しているが、親会社は、発注を認めている。疑獄事件では、自殺が付き物だが、多くは病死で片付けられる。

翌日3月7日には、作業員も死亡した。

◆他殺説の根拠は次の3点である。

1 日頃から自殺をするような人物ではなかったこと。2 遺書がなかったこと。

3 死の前日に『毎日新聞』のインタビューを受けて、「国にゴミは掘り起こす必要はないと指示された」と語っていたこと。以上の3点であるが、とくに「3」が他殺の可能性に導く。

\ 森友事件の闇 !「売却地の土の搬出業者の死」は、殺されたのか?

(mainichibooks.com:2017年4月 2日より抜粋・転載)

サンデー毎日・2017年4月 2日号:牧太郎の青い空白い雲 613

◆幕引き説の根拠に、「公明党の沈黙」を挙げる向きも多い !

 幕引き説の根拠に、「公明党の沈黙」を挙げる向きも多い。なぜか国会審議でも、大阪府議会でも、公明党は「森友事件」に触れようとしない。

] 近畿財務局職員が死亡、自殺か、他殺か ?

   「森友学園」との交渉に関与か ?

(news.nicovideo.jp:2018/03/09 13:36より抜粋・転載)

時事通信社: 学校法人森友学園に、大阪府豊中市の国有地が、格安で売却された問題で、学園側との交渉を担当した部署に所属していた、近畿財務局の男性職員(赤木俊夫)が、兵庫県内で死亡していたことが3月9日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。県警などが、詳しい状況を調べている。


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13585.html

コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
41. 2020年3月21日 16:24:32 : Zsm6vXaXvc : NkU5U1prUHZPRmc=[1]
>24
それを表でお前が発してからこここいよ。

>18,20
よかったね。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c41

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
45. 斜め中道 (-_-メ)[106] js6C35KGk7kgKC1fLdIp 2020年3月21日 16:24:38 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[3170]
>>41
×徹夜等で原価気近くになると ⇒ 〇徹夜等で限界近くになると

・・・限界近いにゃ・・・・・。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c45

記事 [カルト25] NHK・英陸連・五輪は延期すべき。ロンドンを封鎖している国が言うのは当然で、アベカイダは諦める事である。
もう世界中に賠償金の押し付け合いで中止を発表できないのはバレているのである。
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/586.html
コメント [カルト25] 高山・コロナに効果があると分かると出荷停止にする安倍政府。まともな政権を作らねば駄目である。 ポスト米英時代
9. 2020年3月21日 16:26:55 : Zsm6vXaXvc : NkU5U1prUHZPRmc=[2]
>4
違うんじゃない?溜め込んでバラまきたいんでしょ。「ほうらわたしのおかげだよ」って。
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/547.html#c9
記事 [近代史4] 女に選挙権を与えたのは失敗だった
女に選挙権を与えたのは失敗だった


女性参政権って本当に大丈夫なの?


ヒトラーを独裁者にしたのは、一つには彼の性的魅力であったらしい。

彼の姿を一目見ただけで卒倒する女性が続出したそうだ。

ある女性などは、ヒトラーが通り過ぎたあと、彼が踏んだ小石を持っていたガラスびんに入れ、それを大切に抱きしめた。

彼女はそのまま恍惚としてしまい、力が入りすぎてガラスびんが割れた。血がだらだら流れるが、それでもなお彼女は陶然と立ち尽くしていたという。

当時、世界でもっとも進歩的と言われたワイマール憲法下で、ヒトラーがあくまでも合法的に政権の座についたことを考え合わせると、民主主義って本当に大丈夫なの、とつい思ってしまう。
http://www.c20.jp/p/hitler_a.html


▲△▽▼


他人に対する共感力がまったくない男が、なぜか女性に好かれる理由 │ ダークネス:鈴木傾城
https://bllackz.com/?p=4636


「良心」や「道徳観念」というのは、学習すれば身につくと私たちは考える。

ところが、脳機能の変調や大脳皮質の問題や遺伝によって、どうしても「それが身につかない人間」もいる。こうした事実は、脳スキャン研究の結果として明らかになりつつある。

大脳の「鉤状束」と呼ばれる連合線維が未成熟な場合、感情のコントロールがうまくできなくなることが知られている。

あるいは、セロトニンと呼ばれている三大神経伝達物質の分泌が遺伝的に少ない場合も問題行動を起こしやすい。

こうした状況の人間は、どんな素晴らしい環境を用意されても、どんな愛情を注がれても、どんな注意深いしつけが為されても、どうしても「良心」や「道徳観念」が身につかないことが多い。

それは外見的にはまったく分からないのだが、間違いなく脳の疾患なのだから、学習で変えることができない。だから、こうした人間が幼少期から問題行動を引き起こしてまわりの人々の悩みの種となっていく。

こうした人間を「反社会的人格障害」と呼ぶ。世界人口の1%は反社会的人格障害であると言われており、それは決して少ない数ではない。(鈴木傾城)


▲△▽▼

ヒトラーというとほとんどの日本人はドイツの独裁者でユダヤ人を虐殺した恐ろしい人とだけしか知らないのではないだろか。

ヒトラーに関して我々がしっかりと知っておかなければならないことは、

ヒトラーは当時、世界で最も民主主義的と言われたワイマール憲法の下で、合法的に独裁者になったということである。

ヒトラーの行くところはどこでもドイツ国民が、「ハイル、ハイル!」の大合唱。ドイツ国民のすべてがヒトラーに心酔していた。

そんな時、「私に全権を与えていただければ、もっと豊かなドイツを実現してみせます!」とヒトラーは言った。

ドイツ国民は将来悲惨なことが起こるなんてことは誰も疑わずに、あっさりとヒトラーに全権を与えてしまった。

1935年にドイツ国内で国民投票が行われた。

そしてなんと国民の90パーセント以上という圧倒的支持で、首相と大統領の兼任(行政権の完全な掌握)、立法権、軍隊の指揮権といった、司法権を除くすべての権力をヒトラーに渡してしまったのである。

こうして三権分立という鎖がはずされ、リバイアサンという怪物が解き放たれたのである。

その後は、皆さんもご承知のように、誰もヒトラーの暴走をくい止めることができなくなり、世界は人類がいまだ経験したことのない第二次世界大戦という大惨事に突入していったのである。
http://kaichan.cocolog-nifty.com/diclongman/2007/09/post_e4df.html

▲△▽▼


ドイツ女性がナチスを熱狂的に支持した理由

 マイナス金利政策を巡る顛末からも分かる通り、現在の日本が抱える問題は、

「特効薬が効かない!」

 という話ではなく、普通の薬を飲まず、特効薬を追い求めている、という点に本質があります。


 と言いますか、ここまで一貫して普通の薬(財政政策)から目をそらし、効果のコミットができない特効薬を探し回る光景は、もはや喜劇です。普通の薬は、効果について事前にコミットできるにも関わらず、頑なにそこから目をそらす。


 実は、現在の日本や欧州同様に、主要国の政策担当者が病的なまでに財政均衡にこだわり、国民経済を貧困化させるという光景が、80年前にも見られました。

『[FT]21世紀におぼろに見えるドイツ帝国銀行総裁の影
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97052220Y6A200C1000000/

 ジョン・ワイツによるヒャルマー・シャハトの伝記『Hitler’s Banker(邦訳:ヒトラーを支えた銀行家)』を読み返したら、これまで筆者が考えていなかった1930年代と現在の興味深い共通点に気づいた。

ヒトラーが再軍備計画の資金を賄うために、配下の中央銀行総裁だったシャハトに頼ったことは、よく知られている。

だが、ワイツは――そしてここが今日のユーロ圏に潜在的に関係するところだが――、シャハトがライヒスバンク(ドイツ帝国銀行)で非伝統的な政策を追求できたのは、ひとえに独裁者の後ろ盾があったからだとも指摘している。(中略)

 欧州北部諸国に共有されているブリュッセルとフランクフルトの現在の正統的政策には、30年代に一般的だったデフレマインドとの類似点がいくつかある。

今日の政治家と中央銀行家は、財政目標と債務削減に固執している。30年代前半と同様に、正統的な政策には病的なところがある。今日の中央銀行家は、言うことが尽きると「構造改革」に言及するが、そうした改革が一体何を達成するのか決して口にしない。

 原則としては、ユーロ圏の経済問題を解決するのは難しくない。欧州中央銀行(ECB)が市民一人ひとりに1万ユーロの小切手を手渡せばいい。物価の問題はものの数日で解決されるだろう。あるいは、ECBは独自の「IOU(借用証書)」を発行することもできる。

シャハトが行ったのは、それだ。

または、欧州連合(EU)が債券を発行し、ECBがそれを買い上げてもいい。紙幣を印刷する方法はたくさんある。どれも皆、素晴らしい方法だ。そして違法でもある。(後略)』

 ナチスがドイツで政権を握ったのは、デフレーションで国民の間にルサンチマンが蔓延し、「攻撃的」な政党が喜ばれるという形で社会が歪んでしまったためです。


 とはいえ、ナチスが「支持された」のは、これはもう、ヒトラーとシャハトのコンビが、各国が財政均衡主義の魔物にとらわれ、緊縮財政政策を推進する中において、アウトバーン建設に代表される大規模景気対策を打ったおかげなのです。

ヒトラーが率いるナチスは、1932年には43%(!)だった失業率を、五年間で完全雇用に持ち込んでしまいました。


 それはもう、ドイツ国民がナチスを熱狂的に支持したのも、無理もない話なのです。


 ちなみに、わたくしは別にナチスを賛美したいわけではなく、「人類」は歴史的に財政均衡主義を「愛し」、デフレ期の財政出動という普通の薬を飲むことができず、デフレの原因を(なぜか)、

「構造改革が不足しているから」

 という、意味不明というか逆効果(構造改革はインフレ対策)の政策を採用。
 緊縮財政と構造改革、つまりは需要縮小策と供給能力拡大策によりデフレを深刻化させ、

「国の借金で大変だ〜っ!」

「構造改革が足りないからだ〜っ!」

 と、バカの一つ覚えのように自縄自縛となる愚かな政策を繰り返してきたという話です。


 特に、デフレ期には単なる「債務と債権の記録」に過ぎないおカネに国民総じて固執し、政府が普通の薬(財政出動)を飲もうとすると、

「政府は無駄なカネを使うな!」

 と、やるわけです。結果、デフレギャップは埋まらず、国民が貧困化し、ルサンチマンが蔓延し、最後には「他の国民を攻撃する」ことで人気を博すポピュリスト政治家が権力を持ち、民主主義が壊れます。


 あるいは、貧困化が行き着くところまで行き着き、国家は虎の子の供給能力を失い、発展途上国化します。


 民主主義の破壊や、発展途上国化を回避するために必要なのは、「特効薬」でも「万能薬」でもありません。しつこいですが、普通の薬、財政出動を中心とした景気対策という普通の政策なのです。


 それにも関わらず、政治家や国民が「普通の薬」について議論しようとさえしない現状に、わたくしは恐怖すら覚えるのです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12128570302.html


▲△▽▼


現在の状況は、1930年代のヨーロッパとそっくりです。

 1929年のNY株式大暴落に端を発した大恐慌により、ドイツは失業率が43%(32年)に達してしまいました。国民のルサンチマンがピークに達した状況で、ナチス・ドイツが政権を握り、ヒットラーが首相の座に就きました。


 ナチスはヒャルマル・シャハト(ライヒスバンク総裁)の下で、大々的な財政出動を実施。アウトバーンや国道が建設され、WW2開戦までに、3860kmが建設されました。ナチス・ドイツという独裁的な政権の下で、ドイツ経済は瞬く間に回復。わずか五年間で、失業率が完全雇用の水準に至りました。


 当然ながら、ドイツ国民はナチスを熱狂的に支持します。


 妙な話ですが、現在や大恐慌期のような需要低迷期には、なぜか「民主主義国」の方が大々的な財政出動に踏み切れず、状況が悪化します。逆に、独裁国は政府が剛腕をふるい、財政を拡大し、国力を強化してしまうのです。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12137232005.html


▲△▽▼

女性参政権って本当に大丈夫なの?


ある地方の小選挙区でコイズミが選挙カーに登って郵政改革を叫び始めるや、つめかけた聴衆(多くは中年女性)は涎を流さんばかりに口をあけて

「ジュンチャーン」。

そしてケータイの写真。きっとメールで「撮ったわよ」と自慢したでしょう。

そのアホぶりに私は絶望しました。しかし終わると潮が引くようにほとんどいなくなった、とある新聞にはそう書いてありました。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02179.HTML


▲△▽▼

「自民圧勝を支えたのは都市部の働く女性」−。

労働団体・連合の関連研究所、連合総研は10日、首都圏、関西圏の会社員の男女を対象にしたアンケートから、そんな分析結果を明らかにした。

 労組に加入している男女とも自民党に投票した人が多かった。従来民主党が都市部の会社員を中心にした無党派層の票を獲得してきただけに、民主党を中心に支援する連合にとってもショックな結果。

 アンケート結果によると、女性は20−50代の各年代で40%以上が自民に投票。民主は最大で50代の29・8%にとどまった。男性は30代だけが自民支持40・7%と民主を上回り、ほかの世代では民主支持が多かった。

 労組加入者の男女は42・1%が自民で、民主は32・5%だった。


女性セブン4/19号より、

 「首相にしたい政治家No1」の素顔に大接近!
 「『愛しの小泉純一郎さま(59)』ってこんな人」

そして小泉の写真の横に、小さい活字で
 「林真理子さんの『抱かれたい男リスト』にも入った」


「絶対笑わないでください。笑顔を見せてはダメです」

 9月 11日夜。歴史的な大勝利をおさめた自民党の党本部。午後9時を過ぎたあたりから、NHK・民放テレビ各社の総選挙特番は、党本部の会見室と中継でつなぐ。各局の呼びかけに応じて安倍晋三幹事長代理、武部勤幹事長、青木幹雄参院議員会長、そして小泉純一郎首相らが会見のために次々と登壇する。ところが、その幹部らを直前に一人一人呼び止めて「笑わないで」と声をかけ続ける男がいた。

今回の選挙のために党内に設置された「コミュニケーション戦略チーム」の責任者である世耕せこう弘成・参議院議員である。

「このままいくと単独で過半数、いや300にまで届く勢いです」
 幹部に迫るその表情は厳しかった。

「怖いのは反動です。嬉しくて冗談のひとつも言いたい気分でしょうが、大勝したとたんに気が緩んだと、国民には映ります。謙虚に謙虚に、責任の重さを痛感していることをアピールしなければダメです。有頂天になっていたら、今日、われわれに投票してくれた無党派層は、明日から反自民・民主支持に変わってしまいますよ」

「わかった」
「はい。じゃあ、行きましょう。いいですか。絶対笑ってはダメです」

 たしかに、この夜、テレビに映る自民党幹部たちはほとんど笑わなかった。とりわけ小泉はそうだった。

その様子をテレビの解説者は「(硬い表情は)責任の重さを痛感しているのだろう」と伝え、翌日以降の新聞・雑誌も「予想以上の勝利に対し、結果を出さなければという重圧と責任感を感じていた」などと形容した。

勝利に浮かれることなく、真摯に政権運営に臨のぞむ――という真面目な自民党のイメージが国民に伝わり、まさに世耕らの狙い通りの展開になったのだった。


今回の取材を通じて選挙の舞台裏で起こっていた真実をつかむたびに背筋が寒くなる思いを幾度かした。

実は戦略的に練り上げられた刺客候補のセリフ。

同じく戦略的に仕掛けられたテレビ出演。

そしてそれに気づかず報道していたマスコミ。

その情報をそのまま受け取る有権者たち。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/de6e88e4450036810c61d7a1a2b4c51b


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html

コメント [近代史4] 女に選挙権を与えたのは失敗だった 中川隆
1. 中川隆[-13627] koaQ7Jey 2020年3月21日 16:28:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1255]


小泉純一郎_その人気の秘密


ある地方の小選挙区でコイズミが選挙カーに登って郵政改革を叫び始めるや、つめかけた聴衆(多くは中年女性)は涎を流さんばかりに口をあけて

「ジュンチャーン」。

そしてケータイの写真。きっとメールで「撮ったわよ」と自慢したでしょう。

そのアホぶりに私は絶望しました。しかし終わると潮が引くようにほとんどいなくなった、とある新聞にはそう書いてありました。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02179.HTML


「自民圧勝を支えたのは都市部の働く女性」−。

労働団体・連合の関連研究所、連合総研は10日、首都圏、関西圏の会社員の男女を対象にしたアンケートから、そんな分析結果を明らかにした。

 労組に加入している男女とも自民党に投票した人が多かった。従来民主党が都市部の会社員を中心にした無党派層の票を獲得してきただけに、民主党を中心に支援する連合にとってもショックな結果。

 アンケート結果によると、女性は20−50代の各年代で40%以上が自民に投票。民主は最大で50代の29・8%にとどまった。男性は30代だけが自民支持40・7%と民主を上回り、ほかの世代では民主支持が多かった。

 労組加入者の男女は42・1%が自民で、民主は32・5%だった。


女性セブン4/19号より、

 「首相にしたい政治家No1」の素顔に大接近!
 「『愛しの小泉純一郎さま(59)』ってこんな人」

そして小泉の写真の横に、小さい活字で
 「林真理子さんの『抱かれたい男リスト』にも入った」

小泉純一郎さんのこと

 『サラダ記念日』を読んで、短歌を作るようになったという小泉純一郎さん。
初めてお会いしたときにも、たくさんの自作の短歌を見せてくださいました。小泉さんの、簡潔でインパクトのある言葉は、短歌というトレーニングによるところが大きいのかもしれません。

 そのころは、もちろん総理大臣ではありませんでしたので、対談場所のホテルに、ふらっと一人で来られたのが印象的でした。ほんとうに気さくな方で、話もはずみ、私は調子にのって、小泉さんの短歌を添削しちゃったりもしました。

 『チョコレート革命』のほうも、すごく読み込んでこられ、「これは、いろっぽい歌だよなあ」なんて、的確に評されるのです。

 私のまわりにも小泉ファンは大変多く、作家の林真理子さんや柳美里さんなども、めろめろのようです。

文学だけでなく、オペラや歌舞伎などにも造詣が深い小泉さん。こういう政治家が、もう少し増えてくれるとうれしいですね。

 彼が総理になってから、私もにわかに政治に興味を持つようになり、国会中継や、新聞の政治面などを、熱心に見るようになりました。道路特定財源とか、特殊法人のこととか、今まで知らなかった問題を、小泉さんの指摘によって、考えることができるようになりました。こういう人、すごく多いんじゃないでしょうか。

 これまで、積極的に政治家の応援というのはしたことがありませんでしたが、今回の参院選の政見放送で、小泉さんの聞き役というのを、依頼されました。これまでのご縁もあることですし、今小泉さんに会って、お話を聞けるなんて、なかなかないチャンスだと思い、お引き受けしました。

 意外だったのは、質問はすべて私が考えていいということです。これまでは、事務方の人が、綿密な原稿を書いていたそうですが、「そういうのを読んでくれる人じゃないので」とのこと。

当日も簡単な打合せだけで、しかもリハーサルはナシ。

これも小泉さんの、「練習なんかすると、新鮮味がなくなるよ」という一言で、そうなりました。

収録には50人もの人が立ち会い、さすが総理大臣! という雰囲気でした。でも小泉さんが、あいかわらず気さくな態度で接してくださったので、私もそれほど緊張はしませんでした。本番直前に「自民党がいいねと君が言ったから29日は投票に行こう」という歌を思いついて、ゴキゲンの小泉さんでした。健康に気をつけて、がんばっていただきたいですね。
http://www.gtpweb.net/twr/mguest31.html


初対面の人と話をしたりした時に、フと、「あれっ?この人は文章を書いたりする人だな?」と判ることもあります。商売になるかならないかは別として、読者を意識した文章を書く人は、視点なり、表現なりがちょっと違っていたりするもの。

先の総選挙での小泉さんの演説をニュースで見ましたが、あの演説は読者を意識した文章を書ける人の言葉。読者を意識するとなると、流れの中の「緩急」というものが重要になるわけ。ダラーと一本調子だと読んでいてもツマンナイわけです。たとえその文章に内容があったとしてもね。

だから緊張と弛緩を組み合わせて、流れを「作って」いくわけ。
緊張といっても、大声を上げて緊張させるというものではなく、たとえば疑問を提示するとかするわけ。

疑問を提示されると、受け手は考えることになる。だからある種の緊張状態になるわけ。そのような疑問を続けざまに提示すると、受け手は非常に緊張することになる。その時に「これだ!」と回答を出すわけ。「疑問符」「疑問符」「疑問符」そして「感嘆符!!」と流れを作ると、受け手は緊張から劇的に開放され「カタルシス」を味わうことができるわけ。

いきなり感嘆符を連発すると、受けては強圧的に感じてしまう。疑問符の後に感嘆符だから効果があるわけです。いうまでもなく、このように緊張からカタルシスへの流れを作っていくのはオペラでは常套手段。

オペラの台本は、あまり内容を膨らませすぎず、表現のスタイルの変化で、流れを作っていきます。小泉さんの演説は、オペラの台本とすれば極めて優秀なものと言えるでしょう。

ちなみに、小泉さんの演説を「疑問形」や「感嘆符」なしに、つまり単純な句読点のみの教科書的な文章に書き換えると、何も面白くはない。まあ、オペラの台本を文学的に云々してもしょうがないようなもの。

小泉さんの演説の草稿は、小泉さん自身が書いているそうですが、あれだけの文章は、おいそれと書けるものではありませんよ。

また、「総選挙で大勝利したから小泉首相は続投だ!」と言っている人がいますが、そんな理屈はまさに凡人の論理。「総選挙で大勝利したからこそ、任期いっぱいで辞める。」と考えるのが変人の論理。言葉が読める人は、それくらいはわかるものなんですね。
http://renewalmmbacknumber.hp.infoseek.co.jp/05-09/05-09-14.htm


小泉さんは、呆れるほど、オペラの技法を有効に使っているんですね。

オペラというものは、何百年に渡って積み重ねられてきた、観客に「ウケル」技法の集大成みたいなもの。観客の心をつかむテクニックがテンコ盛りなんですね。
そのような古人の知恵は有効に活用すればいいでしょ?

自民党と民主党なんて、政策自体には大差はありませんが、結果的には大差がついたでしょ?それはまさに「ウケル」テクニックを駆使したhowの勝利と言えるわけです。

では、具体的に見てみましょう。

1. つかみ・・・ダチョウ倶楽部というコメディアンが「つかみはOK!」とかギャグで言っていたそうですが、ある時点で、観客の注意をつかまないと、ダラダラと流れてしまう。やがては観客の注意が切れてしまう。だから往々にして、最初の頃に「つかみ」のセリフで、注意を勝ち取るわけ。

しかし、この「つかみ」も、その状況によって使い分けをする必要があります。書き物のようなものと、ライブパフォーマンスのようなものでは違うわけ。書き物のようなものなら、本当に冒頭に「つかみ」を持っていくことが可能ですが、ライブパフォーマンスで冒頭に「つかみ」を持っていくわけにはいかない。だって、まだ会場に来ていない客もいるわけですし、座席に座ったばかりですと、観客もまだソワソワしていたりするもの。つかみそこなうと、まさに「すべる」ことになる。ということで、オペラにおいては、まず序曲のようなもので、観客の心を落ち着かせ、その後に、「ど派手」なシーンでつかみを行うものなんですね。

たとえば、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」というオペラでは序曲の後、幕が上がると、いきなりレイプと殺人のシーンになります。あるいは、多くのイタリアオペラでは、序曲があって、その後幕が上がるとすぐに「ど派手」な合唱曲やアリアが歌われたりするわけ。序曲なしにいきなり「つかみ」を行うためには、観客がかなり早くから座席に座っていることが前提になる。だからリスクが大きい。まずは、観客の気持ちを落ち着かせ、その後に「つかみ」・・・これが多くのオペラの流れ。序曲なしにいきなり派手な合唱曲をぶつけるオペラもあったりします。たとえばプッチーニの「トゥーランドット」などもそのパターン。しかし、そのような場合では、その派手な合唱曲はストーリーには関係ないものにするわけ。冒頭は聞き漏らしてもいい。それがライブパフォーマンスでのつかみの鉄則。

小泉さんの選挙演説では、まずはご当地ネタをやったそうですが、それはオペラでいうと序曲にあたるわけです。まずは聴衆の気持ちを落ち着かせる意味があるわけ。そうやって落ち着かせておいて、その後の「つかみ」を確実なものにするわけです。

2. 緩急・・・この緩急の技法については、先日の後記で触れました。観客を緊張状態にして、そこから開放させると、劇的なカタルシスがもたらされるもの。観客に疑問を投げかける形で緊張させ、その後で解答を出すことによって、緊張から弛緩への流れを作ることができるわけです。オペラの進め方では常套手段です。

3. じらし効果・・・主人公を早めに出して、その主人公を中心にオペラを進めるのは、一般的なオペラですが、凝ったオペラだと主人公が中々出て来ない作品もあります。たとえば上記のプッチーニの最後の作品である「トゥーランドット」では、主役のお姫様のトゥーランドットは前半はほとんど出てこないし、全然歌わない。チラっと顔を見せるだけ。むしろ周囲の人間が「トゥーランドット姫は絶世の美人だ!」とか「トゥーランドット姫は冷酷な人だ!」と、トゥーランドットについて散々と語るわけ。語られるのに、出てこないので、観客は「早く出て来て歌ってよ!」と思うことになります。

そうやって観客を散々じらした状態においてから、満を持して登場させると、観客は「やったー!」と思いますよね?周囲の人が語るほど、観客の期待は高まるものでしょ?今回の選挙では亀井さんが小泉さんの悪口を散々言いましたよね?「小泉さんは冷酷な人だ!」とか・・・しかし、その言葉により、観客は「じゃあ、実際の小泉さんを見てみたい!」と思うわけ。亀井さんの言葉は小泉さんの登場を引き立てる見事な役割を果たしたわけです。これってオペラにおいては端役の道化の重要な役回りなんですね。今回の選挙キャンペーンでは小泉首相の露出を公示前にはできる限り限定したそうですが、これにより、観客にじらし状態を生み出し、主役の登場にインパクトを与えたわけです。

4. 極端で単純な対比・・・この選挙では「郵政改革に是が非か?」とテーマを単純化しましたよね?このような単純な対比はオペラでは必ず行うことです。だって短時間な舞台上演に小難しい議論はできないでしょ?テーマをわかりやすく絞る必要があるわけ。オペラだったら往々にして「愛に生きるか?それとも死んでしまうか?」そんなもの。極端で単純な対比なので、観客の注意は持続するわけです。

前記の「トゥーランドット」という作品でも、「お姫様を勝ち取るか?それとも処刑されるか?」という、生きるか死ぬかの極端な対比です。「百万円勝ち取るか?罰金10万円支払うか?」という対比だったら、観客はノレないでしょ?極端で単純な対比だから、観客は手に汗を握るわけ。小泉首相はあえて「過半数取れなかったら辞職」という危機的状況を作り出すことによって、単純で極端な対比を自ら演出したわけです。

5. 周囲の反対・・・今回の解散は小泉首相の周囲は反対しましたよね?それこそ森前首相などが反対しました。しかし、この反対が今回の自民党の大勝利につながったわけ。だって考えてごらんなさいな。森前首相が「解散やっちゃえ!」などと小泉首相を応援したら、国民の支持はこんなに小泉首相に集まったでしょうか?

周囲の端役の反対があるからこそ、主役の決意の固さが強調される・・・オペラでは常套手段です。それこそオペラ「トゥーランドット」でも第1幕のラストでは、カラフという王子が周囲からの「オイオイ、自分の命を大切にしなよ!」という暖かい助言を振り切って、「姫を得るためには死をもいとわない!私に試練を与えよ!」と大見得を切って幕が降りる。

これが周囲の人がカラフを応援したら、そんなドラマティックなシーンにはならないわけ。周囲の反対を振り切って、「愛か、死か」の場面に突入して行くからこそ、観客が盛り上がるわけです。それに周囲の反対があれば、観客はこう思うもの。「周囲の人はアナタの決意の意味がわからない。しかし、ワタシはアナタの決意を応援しているぞ!」

ちなみに「姫を得るためには死をもいとわない!私に試練を与えよ!」なんて解散前後の小泉首相の立場そのものでしょ?当然のことのように怒涛の拍手が来ますよ。だって劇場で最も見栄のある瞬間なんですからね。トゥーランドットの第1幕の後に万雷の拍手とブラボーの声が上がるのと同じ。

6. 決めポーズ・・・選挙演説なんだから気合を入れてやっているでしょう。だから言葉だって「強い」言葉を使うことになる。しかし、そのような強い言葉をどのようなポーズでやっているか?ということも大変に重要なんですね。まあ、選挙演説だったら拳を握りしめたポーズというスタイルが一般的でしょう。重要なことはそれが言葉とちゃんとリンクしているのか?ということ。

強い言葉と、強いポーズがリンクすることによって、強い決意を示すことができ、観客に強いインパクトを与えることができるわけ。決めセリフと決めポーズはリンクしているものなんですね。オペラだと男性だったら剣を高々と上げ、「さあ!やるぞ!」と言った決めポーズはおなじみです。女性だったら、ひざまずいたポーズで「どうかお願い!」とか・・・

言葉だけが会話の手段ではないわけ。決めセリフと決めポーズが生み出す劇的効果なんて、オペラだけでなく、それこそ「セーラームーン」のようなアニメでもあるでしょ?というか、「セーラームーン」を見たことがありますが、あの作品もオペラとかミュージカルが好きな人間が作っているのは明白な作品。今回の自民党の大勝利と、「セーラームーン」の高視聴率って、オペラティックな手法の効果的利用の結果という点では同じなんですね。

小泉さんは決めポーズも決まっているけど、民主党の岡田さんの決めポーズって思い浮かばない。この差って大きいわけ。それだけ観客へのインパクトが少ないということなんですね。ちゃんと決めセリフや決めポーズをやることを前提にして、演説を組みたてる必要があるわけ。だから、これは緩急の問題もあるわけ。決めポーズが決まるということは、それだけ話に緩急があるということです。勿論、もともとの芝居っ気の問題もありますが。

7. 多彩な女性キャラ・・・オペラを見ていて、登場人物が男性ばかりだったら、やっぱりつまらない。やっぱりキャラが立った女性が出てこないとつまらないわけ。民主党は女性議員はいても女性キャラとは言えない。それに対し、今回の自民党ではキャラが立った女性が登場していました。

ちなみに、オペラ「トゥーランドット」では、「愛を拒むお姫様のトゥーランドット」と、「愛に殉じるはかなげな女奴隷リュー」という2人の女性キャラが対比され、オペラの中心テーマである『愛』を鮮やかに浮かび上がらせているわけです。

ちなみに、プッチーニは上記のように「愛を拒む権力者の女性と、愛に殉じるはかなげキャラの対比によって、テーマである愛を鮮やかに浮かび上がらせた」わけですが、この文章の「愛」という言葉を「改革」という言葉に変えてみましょう。まあ、岐阜の選挙での佐藤ゆかりさんは女奴隷ではありませんが、どっちかというと「はかなげ」キャラでしょ?

大体が落下傘候補なんだから、例えば静岡で出馬した財務省出身の女性候補を岐阜にぶつけてもよかったわけでしょ?しかし、大臣経験者に対し一介の民間のエコノミストが立ち向かうという構図により、「一途さ」が出てくるわけ。大臣経験者と財務省出身者の戦いでは「一途さ」は出てこないでしょ?一途なキャラというものは、観客の心をつかむ重要な要素。オペラでは常に人気キャラなんですね。

8. キャスティング・・・登場人物と役の割り振りも重要。それこそオペラでも太った女性歌手を結核病の役にキャスティングするわけには行かないでしょ?それぞれ、役にあった人物を当てる必要があるわけ。たとえば、広島で出馬したホリエモンを、岐阜の野田聖子さんにぶつけることだって可能でしょ?どうせ落下傘候補なんだから。しかし、そうなると、女性に対し男性の刺客を送ったことになり、印象が悪くなる。

相手が女性であれば、より「か弱い」女性を刺客に送る。重厚なオヤジに対しては、若造を刺客に送る。これによって、保守的な世界に、「下から」立ち向かうという構図が出来上がりますよね?そのような構図を各地で作り上げることによって、小泉さん自身が「下から」立ち向かう人間のように印象付けられるわけ。

本来なら総理大臣なんだから最高権力者でしょ?しかし、刺客の人選とキャスティングを的確に行うことによって、小泉さん自身が最高権力者であることを忘れ去られてしまうわけ。もし、女性や若い反対派に対しオヤジ系の刺客を送ったら、国民の共感は得られなかったでしょう。そのあたりもヘマをしない。見事なキャスティングですね。

9. 舞台の位置・・・オペラなどで舞台でドラマを進めるにあたって、「舞台上のどの場所でやるか?」ということも当然のことながら重要な問題です。重要なシーンを観客に見えない位置でコソコソとやっても、無意味でしょ?劇場だと座席によっては、舞台の端が見えなかったりします。やっぱり重要なシーンは観客のみんなが見える位置でやらないとダメですよね?

今回話題になった岐阜は、かつて戦国大名が「美濃(=岐阜県)を制するものが天下を制する。」と言ったそうです。まあ、織田信長が居城をおきました。それだけ交通の要所だったわけ。昔だけでなく、今だって交通は便利です。東京から行くにも、名古屋から行くにも、大阪から行くにも行きやすい。つまり報道陣が取材しやすい位置にある。報道を通じて、観客に見せることが容易であるわけ。

これが別の反対派の大物である綿貫氏が立候補した富山県だったら、ちょっと行きにくい。つまり報道されにくいわけ。おまけに女性候補同士の対決となった岐阜と、財務省出身の女性候補が立候補した浜松(こちらは徳川家康の居城があったところ)は距離も近い。取材クルーが一日目に岐阜で取材、次の日には浜松で取材というスケジュールを組むのが容易であるわけ。それだけ取材してもらえる可能性が高くなる。だから観客に注目されやすいわけ。話題になった・・・のではなく、話題に仕立て上げたわけです。オペラでいうと、舞台中央でスポットライトを当てたわけです。


今回の選挙については、多くの人が様々な分析をされるでしょう。
私は政策(=what)の問題は度外視して、純粋にhowの観点から、分析してみました。
小泉首相が無類のオペラ好きであることが、本当によくわかるでしょ?単にオペラが好きでCDやヴィデオでよく聞いているというだけでなく、舞台でのオペラ公演を相当聞いていないとできない芸当ですね。

まあ、これだけのことはやっぱり天性の芝居っ気がないと無理。芝居っ気がある人は、ピーンと来るものなんですね。

しかし、このようなことは一般的なプレゼンテーションなどにも使えるわけです。「つかみ」とか「緩急」などは必須の技法。それこそ、就職試験での採用面接の場面だって必要になります。面接官の質問に丁寧に答えるだけではダメ。面接官の質問から強引にでも、「つかみ」の言葉を切り出し、自分の主導権の元に緩急を考えながらプレゼンテーションを行うくらいでないと、面接官にインパクトを与えられないものなんですね。

実際に、小泉首相と民主党の岡田さんの間には、言葉の内容そのものには大差がありません。どう表現するか?によって、これだけ結果的に大差がつく・・・このことはどんな分野でも当てはまることです。勿論、家庭という場だってネ。


本文中で散々と引用したプッチーニの最後のオペラの「トゥーランドット」ですが、エンディングはこんな感じ。
『愛を拒んでいたトゥーランドット姫が、異国の王子カラフの熱い口付けによって、彼の心からの愛を理解し、その愛を涙を流しながら受け入れ、2人は手に手をとって幕となるわけ。』

反対派の野田聖子さんが小泉首相の口付け・・・は、ないでしょうが、ともかく小泉首相の言葉を涙を流しながら受け入れる。そして2人が手に手を取ってフィナーレ・・・なんてなったらとんでもなく劇的でしょ?

野田さんも泣くなら今のうち。その効果を誰よりもわかっている小泉さんなんだから、泣いて「彼の名は改革です!」なんて言えば、除名なんてなりませんよ。むしろ彼女の将来が開けるというもの。
http://renewalmmbacknumber.hp.infoseek.co.jp/05-09/05-09-19.htm


▲△▽▼

あたしは、ずっと前から思ってたんだけど、小沢一郎って、自分の言葉で話さない。どんな時でも、原稿を棒読みするだけだ。それも、小学生が作文を読んでるみたいな調子で、読み方に抑揚がないから感情が伝わって来ない。実際には熱意を持ってたとしても、それが聴衆には伝わって来ないのだ。

昨日の日曜日、民主党は、都内のホテルで臨時党大会をひらいて、小沢一郎が3期目の所信表明演説をした。演説の内容は、「この一戦に政治生命を懸ける。精神的にも肉体的にも最後の一戦だ」「今こそ日本を変える時だ。日本を変えるラストチャンスと言っても過言でない」って、なかなか気合いの入ったことを言ってたけど、それが、1〜2秒おきに手元の原稿に目を落として、ほとんど前を向かずに、抑揚のない棒読みを続けてるだけだったから、いつもとおんなじに熱意が伝わって来なかった。

たとえば、「この一戦に政治生命を懸ける。精神的にも肉体的にも最後の一戦だ」っていう、わずか10秒にも満たないこれっぽっちの言葉でも、この間に4〜5回も原稿に目を落とした挙句、言い終わってからもずっと下を向いてる始末。これくらいのセリフ、どうして暗記して正面を向いて言えないのか。これは、リーダーを目指す者として、激しくマイナスだ。

逆に言えば、どんなに最悪な人間でも、演説さえうまければ選挙に勝てるってことだ。コイズミが演説する時は、どんな時でも原稿なんか読まなかった。顔を上げたまま、単純明快なフレーズを繰り返すだけだった。コイズミは、どんなにトンチンカンなことでも、正面を向いて自分の言葉として叫び続けたから、バカな国民たちは、コイズミのしゃべってる内容じゃなくて、その勇猛果敢な姿にこそ、リーダーとしての資質を感じて、ウッカリと支持しちゃったのだ。だからこそ、国の宝であるお年寄りたちを切り捨てる「うば捨て山制度」を作った元凶だってのに、未だにコイズミなんかを支持してるオッペケペーもいるほどなのだ。

‥‥そんなワケで、今は、このニポンが、かつて経験したこともないほどの経済的危機に立たされてる。それはもちろん、あたしたち国民が、コイズミっていう間違ったリーダーを選択したことによる、虚構の「いざなみ景気」の返り血を浴び始めたからだ。経済だけじゃなくて、食の安全の崩壊による日常的な不安から、年金制度の崩壊による老後の不安まで、すべてコイズミ改革の負の遺産によって、あたしたちの生活は根本的な部分から崩れ始めてる。この国の将来を担うハズの若者たちは、ワーキングプアにあえいで夢も希望も失い、時代に逆行した原発の乱立で、ニポン列島自体が、常にチェルノブイリの二の舞になる危険と隣り合わせの状態だ。

こんな時、大衆が求めるのは、強いリーダーシップだ。どんなにトンチンカンなことでもいいから、原稿など読まずに、前を向いて自分の言葉を発信し続ける者にこそ、「この人なら何とかしてくれるかもしれない」って期待するのだ。逆に言えば、原稿を読まなくちゃ自分の考えすら伝えられない者など、自分の考えを持ってないのも同然だと見るのが、政治家に対する国民てもんだ。だから、小沢一郎が、本気で政権交代を目指してるんなら、金輪際、原稿を棒読みするのはやめるべきだ。今、この国の大衆が求めてるのは、原稿を棒読みして素晴らしい政策を語るリーダーじゃなくて、支離滅裂なことを連呼しても、前を向いて自分の言葉を発信するリーダーだからだ。

コイズミと竹中へーゾーの売国奴コンビが、ニポン人の財産をアメリカへ献上するために計画した「郵政民営化」にしたって、あの政策の内容を正確に把握してた国民がどれだけいるのかって言えば、ほとんどいないだろう。原稿など読まずに、前を向いて自分の言葉で「改革だ!」「改革だ!」って連呼し続けたコイズミの姿を見て、「この人の言うことなら間違いないだろう」「郵政民営化が何なのかよく分からないけど、コイズミさんがここまで言うんだから、きっといいことなんだろう」って思って支持した有権者がほとんどなのだ。

その証拠に、コイズミは、「民営化することによって既得権益の仕組みを変える」とか偉そうなことをノタマッてたけど、いざ、民営化されてみたら、数多くの郵政省の人間たちが新設された関連企業に天下りしちゃって、何ひとつ変わらなかったじゃん。それなのに、当時、コイズミを支持した人たちって、誰も文句を言ってない。これこそが、ぺテン師のペテン師たるユエンてヤツで、騙されたほうが騙されたことにも気づかないってワケだ。

http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/09/post-6fca.html


▲△▽▼

「小泉首相にワン・フレーズ・ポリティックスをアドバイスしたのは電通と聞いています」

 広告業界関係者はさらりと言って、こう続けた。

 「小泉政権が誕生した二〇〇一年に、小泉さんと電通卜ップとの一席が設けられ、そこで電通卜ップが広告業界の話をしたというのです。

 クライアント(顧客)は一五秒のコマーシャルの中でいろいろなことを言いたがるが、

『ワン・コマーシャルでワン・メッセージでないと伝わらない』

と言っている、という内容で、これを聞いて小泉さんは、多言を弄するのではなく、ワン・メッセージで端的に言う大切さを悟ったというわけです」

 「改革」を旗印にスタートした小泉政権は、

「自民党をぶっ壊す」「聖域なき構造改革」などのキャッチフレーズを連発、驚異的な支持率を記録した。

自民党内にプリクラが置かれ、携帯電話ストラップまで販売された。そんな小泉人気の原動力になったワン・フレーズ・ポリティックスは、電通トップの助言がきっかけというのだ。

 政治評論家の森田実は『月刊日本』(○三年一一月号)でこう指摘した。

 「小泉氏は、実は二年前の春の自民党総裁選で、某広告会社にプロジェクトチームを作り、総裁選戦略を研究させた。

彼らは米国型のメディア活用方法を取り入れた。

広告会社から提案されたのが、例の

『自民党を変えます』

『日本を変えます』

『構造改革なくして景気回復なし』

という、すべて十五秒以内のスローガンの羅列――つまり、ワン・フレーズ・ポリティックスの手法だ。

この『ワン・フレーズ・ポリティックス』の手法は、商品を売る広告テクニックを政治の世界に利用したということだ」

 森田の指摘と業界関係者の話は、ぴたりと重なる。
 また民主党の中堅国会議員に、この森田の指摘を伝えると、「某広告代理店は電通。

小泉首相に電通がアドバイスをしているのは広告業界では有名な話です」

との即答が返ってきた。
 だが、「電通があたかも国家的陰謀に関与してきたかのようなイメージは、電通を実体以上に見せる効果を与えてきた。電通もそれを知っていて、あえて否定も肯定もしないでいる」(電通OB)という側面も
http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/454.html


▲△▽▼

小泉首相は大衆操作の達人

小泉劇場の影の演出家で、「メディア戦略のプロ」を自認する飯島勲首相書記官は、テレビを重視して次のように語っている。  

 「小泉はどんなにしゃべってもワンフレーズとよく言われる。しかし、テレビは限られた時間の中で政治・経済・社会・海外までニュース報道しなければならない。結果として報道されるのはワンフレーズになる。カメラがあると、どの映像にもワンショット、ワンフレーズ、一言が必要になる」

「国民は忙しくて新聞など読まない。テレビとスポーツ新聞を押さえればよい」。

要するに、小泉首相は、こうした演出家の指南に基づき、意識的にワンフレーズで語っている。はじめから政策論争なんてするつもりはないのだ。  

 さらに、こうした小泉陣営の大衆操作・メディア操作の手法は、実はブッシュ大統領陣営から学んだものだ。

ブッシュ大統領も、

「米国につくのか、テロリストにつくのか」とか

「正義の米国、邪悪なテロリスト」

と善悪二元論に単純化して国民に訴える(操作する)手法を得意とする。

こうしたメディア戦略は、ブッシュ自らが大統領選勝利の「設計者(The Architect)」とよぶカール・ローブ大統領次席補佐官が発案・指揮している。カール・ローブは、それこそブッシュの一挙手一投足まで演出していると言われる。小泉首相はそれをマネているのだ
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/809.html


▲△▽▼

2005年9月11日総選挙の直前、政府とマスコミは協働して宣撫作戦を行い、国民を詐欺にかけた。これを主導したのが竹中氏や世耕氏であった。彼らがメディア戦略でやったことは、メディア・リテラシーのまったくない層、すなわち彼らが言うB層国民を主に籠絡することだった。その手法は、ナチの宣伝担当相ゲッベルズがやったような単純でインパクトのある言葉を執拗に繰り返すことだった。竹中・世耕宣撫工作班は、その宣伝に、小泉元総理のワンフレーズ・ポリティクスを繰り返して報道させるという手法をとった。

 すなわち、「郵政民営化、是か非か?」、「民間にできることは、できるだけ民間に任せる」、「なぜ郵便局員が公務員でないといけないのか」と、まるで無意味なことを、お題目のように繰り返してテレビで流しまくった。こんな愚劣なものを公共の電波に乗せること自体、国民を愚弄しているが、彼らの宣撫工作と考えれば、見事な大衆操作だったと言うしかない。たしか、ヒトラーの書いた「我が闘争」だったと思うが、嘘も百回繰り返せば真実になるということが書かれてあった。洗脳報道だ。結果的に、国民はすっかりこの愚民化キャンペーンに乗せられてしまった感がある。

 当時はこういう状況だったから、国民は四分社化の真の意味に頭を使う状況ではなかったと思う。小泉政権のペテン性にかなり憤っていた当時の私も、「四分社化」については、まったく意識になかったのである。当時、私は、小泉・竹中構造改革と彼らの主導した民営化そのものがペテンだとは思っていたが、四分社化の怪しさには気付かなかった。この当時の政府は異常だった。国民に法案の正しい全貌を周知させるどころか、知らせなければならない部分にベールをかけて徹底的に国民の目を逸らすことをやっている。

 小泉政権は、郵政民営化に関し、ある重要な部分については、故意に説明責任を果たしていないのだ。それは郵政事業が民営化して株式会社となり、株式が上場された場合、莫大な郵貯資金と簡保資金が外国資本の支配権に委ねられることがあるのかないのか、あるとすれば、そういう敵対的乗っ取りに対して、どういう防御策が講じられるのかという側面である。国会審議も、メディアの報道も、この肝心な点については徹底的に神経質に議論を封じていた。

 これを象徴する出来事は、2005年8月31日、テレビ朝日系列「報道ステーション」で、古舘一郎司会者の奇怪な行動に表れていた。番組内でゲストの小林興起議員が、郵政民営化はアメリカ政府の要求だと話し始めた途端に、古館氏は急に態度が激変し、その話の展開を遮った事実がある。これをご覧になった人は多いと思う。以下、「kobaちゃんの徒然なるままに」というブログから該当箇所を引用させていただく。


事の発端は郵政民営化問題で、日本共産党の市田忠義書記局長が 「民営化で喜ぶのは日本とアメリカの銀行や保険会社だけ」と指摘。 その後、新党日本の小林興起氏が「アメリカ政府の要求だ」と話し始めた時だった。

「三百四十兆ものお金を外資に食われるような、 そんな愚の骨頂のようなことをだれがやるのか。ちょっと安倍さん」

突然強い言葉で発言をさえぎり、自民党の安倍晋三に意見を求めようとした。 古館、小林氏、安倍の声が重なり騒然となった。 市田氏が重ねて「アメリカの要求は事実」と指摘すると、再び古舘が割って入り、「アメリカに食われるために郵政を民営化するなんて… そんなに国民の目は、だまされるほどバカじゃないんで」、 「まず入り口として郵政民営化をやらなきゃいけないって考え方がある」。 最後はほとんど絶叫調だった。

 これを見た視聴者から抗議の電話が殺到し、後日番組で謝罪した。私も番組中何度もTV朝日に電話をしたが繋がらず、結局メールで抗議文を送った。

 私もこれは見ていた。当時はこの番組に限らず、民放各局は郵政民営化の「アメリカ策謀論」、「外資脅威論」を徹底的に封印しているのだ。つまり、郵政民営化論議中に、誰かが外資やアメリカに言及すると、司会者が考えられないような速効でその言動を排除していたのだ。私も何度か見ている。アメリカや外資というキーワードを誰かが出した途端に、司会者がすぐにその発言を制止したのだ。一つのセンテンスを言い終える間も与えなかったように思う。ゲストを招いていながら、こういう異様な司会はそれまで見たことはなかった、

 つまり、小泉政権は外資脅威論やアメリカ策謀論を徹底的に封じ込める作戦を最優先に取っていた節がある。だからこそ、郵政民営化というのは最大のペテンだと思うわけである。

 これ以降は、また別記事に書くが、私は、郵政の四分社化こそが、アメリカの最大の要望だったと見ている。このことと、2007年5月の三角合併解禁を思い合わせてみればいい。四分社化形態というのは、郵政民営化の中心的要件ではない。国民利益の観点から見た場合、四分社化の必然性はないと思う。この必然性があったのは、唯一アメリカ系ファンド、つまり国際金融資本側の論理から出ているのである。

http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/06/post-37f3.html


▲△▽▼

知的レベル・政治意識の高い階層は騙すことが出来ないので、「IQの低い、イメージだけで物事を判断する傾向のある、主婦・子供・シルバー層の支持を取り付けて郵政民営化を強行しよう」というのが、小泉一派の方針だそうです。

竹中大臣の知人の会社が作成した内部文書が暴露されています。

「小泉内閣支持基盤はIQの低い「主婦層や子供、シルバー層」といった具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターだけを支持している層が多いから、その層を中心に学習を促進させれば、容易に騙すことができる」ともとれる内容の大衆扇動手段が提言されています。

質はどうであれ、数だけそろえて、小泉支持の声を上げさせているわけです。創価学会の低所得層の大量動員と同じ発想ですね。そして、民営化に反対した議員には、女性対立候補を刺客としてどんどん送り込んでいます。

これこそが、「イメージだけで判断する、あまり脳細胞を使う習慣のない主婦、子供、シルバー層」の票を狙った狡猾な手口です。

どうせ主婦なんかに、民営化の議論など解りはしないと馬鹿にされているわけです。

「改革改革」と繰り返せば、主婦や子供は、本当に改革派だと思い込んでくれる、「抵抗勢力だ」と繰り返せば、無知蒙昧な主婦層は、抵抗勢力と名指しされた人たちは、本当に悪い奴らだと思い込んでくれると計算しているのです。どんな無知無能な有権者でも、一票は一票ですから。ユダヤ人がアメリカで培ってきた選挙戦のノウハウが、そのまま投入されているように思います。
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/yuuseiminneika.htm


▲△▽▼


「B層」の定義

今回の衆議院選挙の特徴は先週号で述べたように、与党である小泉自民党の主張が丸ごとデマだったと言うことと、このデマに多くの人々が引っ掛かって自民党に投票したことである。これまで日本の場合、デマは野党の手法である。しかし反対に民主党は、マニュフェストとか言う今風の政権公約を作成し、デマの要素を小さくした。例えば公的年金のため、消費税の3%増税の国民負担が必要と訴えた。

もっとも民主党の党是は「小さな政府」である。「小さな政府」を追求するのなら、この公的年金の充実や子育て支援などは、本来放っておいて良いテーマである。皮肉にも、マニュフェストでこのような政策をより明確にしたからこそ、民主党の方針の矛盾が目立つことになった言える。この点を与党に攻撃されたのである。つまり全てをデマで固めた小泉自民党が、デマの要素を小さくした民主党に、都市部で圧勝したのが今回の選挙結果である。


しかしここに重要なポイントがある。日本の国民が求める政策は、公的年金の整備、小子化対策、福祉政策の充実、派遣社員・ニート対策、景気対策、治安対策などであるが、全て小さな政府では実現不可能なものばかりである。小泉自民党と民主党は「小さな政府」が国民にとって良い政策なのだと競っているが、「小さな政府」と国民が欲している政策の間には大きな矛盾がある。実際、自民党の立候補者は幹部を除き、郵政民営化に言及せず、選挙民には他の政策を訴えていた。

政府の規模に関して、国民新党だけが「政府は効率的であることは必要だが、政府の規模はその時の情勢による」とまともな主張をしている。これは本誌の主張とピタリ一致する。また景気回復には、一時的な財政支出の増大による景気対策も必要と言っている。このように訴える政策と主張する政府の規模に矛盾がないのは国民新党くらいなものであった(共産・社民は政府の規模の話には言及していなかった)。さらに国民新党は、巷間大きいと言われている日本の政府の純債務が、国際的に見て決して大きくないことを説明して、政府支出増大の合理性を説いている(国民は、多分にデマ話に騙されている)。筆者は、何もしない「小さな政府」なら、ない方がましと考える。


しかしそれにしても多くの人々が小泉自民党のデマに騙され、自民党に投票した。自民党が有権者をセグメントし、それに対する広報・宣伝活動をして来たことは知られている。本誌の05/7/11(第397号)「郵政法案と小泉政権の行方」で、

「『小泉内閣支持基盤である主婦・老人層=具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する』【IQの低い層】

に分類し、後者に絞って民営化チラシを配布せよ」

とチラシ受注会社が政府に提示した文章が、国会の質議を通じ公になったことを伝えた。しかしこれとは別に選挙中に「B層」という言葉が登場した。前者は政府と業者の間の文書に現れた表現であり、後者はどうも自民党の広報担当のセグメントらしい。

しかし両者に大きな差はないと見る。筆者は、自民党の広報活動はこれらの主婦・老人層を対象にしたが、これまで投票に行かないような若者までが思いがけなく大量に引っ掛かったと想像する。小泉自民党にとっては、この考えの浅い若者の投票行動は嬉しい誤算であった。

要するに「B層」を主婦・老人層や【IQの低い層】に限定することはないと考える。デマに影響されやすい層とすれば良い。

デマはマスコミを通じ流されるのだから、マスコミに影響されやすい人々を「B層」と定義すれば良いと筆者は考える。当然、多数の若者や軽いインテリもこの「B層」に含まれる。

実際、テレビの視聴時間が長い者ほど小泉政権の支持率が高いという調査結果がある。

また本誌で取上げて来た改革派無党派層とも重なる。もっとも小泉首相の4年間の国会におけるパフォーマンスも、この「B層」を対象にしたものと考える。これに対して小泉首相を忌み嫌う人々は極めて多い。この人々はほとんど保守的な人々であり、マスコミに影響されることが少ない人々である。


選挙後、この小泉自民党に投票したこの「B層」と思われる人々へのインタビューがテレビ放送されていた。凄まじいものであった。

語る言葉もたどたどしい29才フリータは、自民党に投票した理由を「郵政民営化に賛成だから」と答えていた。もちろん郵政民営化の中味は知らない。

静岡7区では、おばさんが「片山さつき氏の方が城内実氏より改革が進むから」と落下傘候補に投票していた。

まさに「B層」対象の広報活動の成果である。

ちなみに城内氏が郵政法案に反対した最大の理由は、自民党執行部による郵政法案成立のための強引な手法を危惧したことにある。これを認めたなら、次には人権擁護法案などにも同様の手法が採られると考えたからである。実際、今回、人権擁護法案についてはかなり強引な手法が用いられ、自民党内で法案提出の直前まで行っていた。

東京新聞に小泉自民党に投票したこのような20代の声が掲載されていた。

「小泉さんがいいと思ったのは、おれは死んでもいいと言ったこと。格好いいなと思った」、

「郵政民営化は賛成だが、中身はよく分からない、でも分からなきゃ投票しちゃいけないってわけじゃないでしょ。ほとんど分からないままじゃないの?」、

「ネットでみんなが自民党を支持してた。何となく行かなきゃと思って」


と言った調子である。本当に身震いがする。


悪い人切るの なんかクール

本誌がずっと主張しているように、日本のマスコミの小泉政権に対する肩入れが露骨である。大新聞の論説委員だけでなく、テレビ番組の司会者、コメンテータ、バラエティータレントまでが選挙が近付くにつれ、小泉自民党に有利に働くような言動が目立つようになった。特に郵政法案への反対票を投じた立候補者への攻撃も、投票日が近付くにつれ激しくなった印象が強い。また後ほど述べるが、一方では目立たなく巧妙に行われ、一般には分かりにくいマスコミの関与もあった。

デマがデマとして機能するには、これが人々の間に広まることが必要である。今日、これを効率的に行うことを担ったのが日本のマスコミである(どうも米国のマスコミも片棒を担いだ可能性がある。ニューズウィーク日本版が露骨な小泉支持の論調を展開していることは以前から周知の事実である。)。

マスコミを味方につけ、小泉自民党のデマはどんどん広まった。この結果、「B層」の大量投票を集めた自民党が大勝した。


前述した東京新聞の20代の声の中に

『「ぜんっぜん政治には興味ない。テレビ見てるけどバラエティーばっかりだし、ニュースになるとチャンネル変えるし。新聞は一度も読んだことない。悪いけど」

と言うのは制服姿でたばこを吸っていたコンビニ店員(21)だ。大田区の実家から通っていて、両親に誘われて「仕方なく」選挙に行ったという。

「亀井さんとか自民党の中の悪いのを敵にしてやったんでしょ、今回は。そういうのをズバッと切ったんでしょ。なんかクールっていうか格好いいじゃない」』

と言っているのである。この若者は典型的な「B層」の一員である。ところが不思議なことに新聞は読まない、ニュースを見ないというこのような人々にも、ちゃんとデマは届いているのである。

しかし筆者は、テレビ番組の中でジャーナリストの大谷昭宏氏が、自民党を追出された郵政法案に反対した議員をさかんに「汚れた鳩」と表現しているのを見て納得した。選挙中からこれに似た発言は他のテレビ出演者からも出ている。おそらくこのような発言を直接・間接に聞いた若者が、郵政法案反対派の政治家を「亀井さんとか自民党の中の悪いのを〜」と思い込んだとしても不思議はない。
http://adpweb.com/eco/eco406.html


▲△▽▼

亡国のリーダー?ゴルバチョフと小泉純一郎

 ところで、共産党の解体を視野に入れていた共産党書記長というと、「自民党をぶっ壊す!」といった自民党総裁を思い出す。実際に、この時期以降のゴルバチョフは、小泉首相と不思議に似ているのだ。

 まず、二人とも、国家と癒着した万年政権党――ソ連共産党も自民党もその点では同じだ――のリーダーとして、活力を失った社会の建て直しを過大にして登場した。それをゴルバチョフは「ペレストロイカ」、小泉は「声域なき構造改革」とスローガン化したわけだが、二人とも、スローガンは繰り返すものの、何のためのペレストロイカか、何のための構造改革化、国民にきちんと説明しようとしない点もよく似ている。

 そして、「ウスカレニエ(加速化)」、「ノーヴォエ・ムィシュレーニエ(新思考)」、「グラスノースチ(情報公開)」など次々にキャッチフレーズを打ち出しては耳目をそれにだけ集中させて局面を乗り切るワンフレーズ・ポリティクスの点でも、ゴルバチョフは小泉の大先輩である。

ゴルバチョフは、ワンフレーズで事態のすべてを説明しようとした。

ぺらぺらよくしゃべるのだけれど、キーはいつもワンフレーズ。

それによって短い局面での風をつかみ、その連続で状況対応的に動いていく。
この政治スタイルは小泉とも実によく似ている。


 それは裏返せば、もともとリーダーとしての政治理念、哲学、政策体系を持っていなかったということなのだ。

この点でも二人は共通している。ただ、後付として理念を打ち出したりしたが、それも抽象的であいまいなものだった。そして、その後付の理念として、「自由化して競争を導入すればみんな上手く行く」というような市場原理・民営化万能論を持ち出す点においても、ゴルバチョフと小泉は共通していたといえる。

 また、この時期以降のゴルバチョフは、党書記長でありながら、党の問題、党内での対立を党内に訴えることによって解決していくのではなく、うちの問題を外に出して国民に訴えることによって党内の力関係を変えていく手法をとっていった。これは、党内の意見の相違を党内で論議して解決するのではなくて、国民に訴えて反対勢力を「抵抗勢力」として排除していく小泉のやり方と酷似している。

 そもそも、他人の意見を聞くのが嫌なのだ。独裁者というよりは独善者なのだ。独裁者というのは、独裁の責任を一身に負うもののことだが、二人ともそんなことは使用とはしない。そして、二人とも党や政府のリーダーでありながら、「大統領的書記長」「大統領的首相」を目指し、それに近いふるまいをしてきた点でも共通している。

 特に、1989年3月に複数候補制による人民代議員選挙を実施して、守旧派の共産党役員を大量に落選させ、党内の力関係を買え、国会に当たる人民代議員大会に確固たる権力基盤を築いたゴルバチョフの手法は、2005年8月に郵政民営化法案が参議院で否決されたとき、衆議院を解散して「郵政民営化の是非を問う国民投票」だと称し、反対派を落選させて、党内の力関係、国会での権力基盤を劇的に変えた小泉の手法とよく似ているし、発想が殆ど同じだ。

 例えば外交手腕の違い、教養の差など、二人の間にはいろいろな違いはある。ゴルバチョフは、さすがに他国首脳との付き合い方、交渉の仕方を身につけていたけれど、小泉はまるでだめだ。ブッシュの肩をたたいて「サン・ライジング、ジャパン」と叫ぶだけだ。

ゴルバチョフは、旧約聖書を正確に引用でき、プーシキンを語ることができたが、小泉はせいぜい信長を書いた時代小説に読み耽るだけだ。

 だが、このように政治スタイル、手法においてココまで共通しているということは、なにやら不気味な結末を暗示しているように思われてくる。ともあれ、ソ連では、ゴルバチョフのこうしたスタイルと手法が、急速に破滅を招きよせて言ったのだ。日本でも、同じことになるのは十分に考えられるのではないか。憂慮を深めざるを得ない。
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1015.html  


▲△▽▼

小泉先生が近いのはこっちの方なんですけどね:

ロスチャイルドから金を寄付され、

密かに核兵器の軍備拡大を進める、オバマ大統領。

核兵器の軍縮で「ノーベル賞」を受賞し、

水面下で、核兵器の軍備拡大を進める、詐欺師=アメリカ大統領オバマ。


大統領オバマを「作り出した、デッチアゲ劇」

オバマは、カリフォルニアのオキシデンタル・カレッジを卒業している。TVの連続青春ドラマで人気を博した「ビバリーヒルズ青春白書」という学園モノの舞台となった学校である。この学校は実際に「俳優の養成、俳優の発声法・演技方法、脚色、映像効果」等を専門的に研究・教育する部門に「秀逸」な教育機関である。

映画監督の「指示通りに、いかに、上手に、役割を演じるか」の俳優「製造」学校を、「オバマ」は卒業している。

 オバマは選挙演説が極めて巧みな事から、「大統領に当選した」。演説の際の、発声方法、表情、自信に満ちた身振り、演説の舞台上から観客=選挙民を魅了する「テクニック」、TV放送の効果的な「演出」が、政治家としての実務経験に不足した「オバマの唯一の武器」であった。それは俳優養成学校で、オバマが「映画監督の指示通りに動く」俳優として教育を受けて来た「効果・結果」である。

 この男=オバマは、政治家ではなく、俳優である。

 大学卒業後、オバマはウォール街のトリニティ教会での、社会活動を「経て」政治家となった。この教会には、沢山のウォール街の金融マン、金融機関の経営者、政治家が詰めかけていた。世界中の金融マンを「組織し」、その金融機関の政治的な代理人となる「政治家として自分を売り込むには、最も適切な」場所である。

ウォール街を代表する金融機関の経営トップが、米国政府の閣僚とレストランで食事をし、ホテルの密室で会談すれば、即座にマスコミに「密談、政界工作」等々、騒がれる事になる。しかし金融マンが「敬虔なキリスト教徒」として教会に通い、「そこに偶然来ていた政治家」と話をし、神父の部屋に招かれ、2人で会談しても、「神父に個々人、別々に、心の悩みを聞いてもらっていた」と言う事であれば、キリスト教社会では誰も苦情を言う者は居ない。政界工作、密談、陰謀、収賄、政界の機密の民間への漏洩が、教会を舞台にして「こそ」行われる理由である。

トリニティ教会とは、英国国教会の事である。ウォール街と、それをコントロールする英国ロンドンの金融市場シティの、パイプが、この教会である。かつてローマ帝国の国教であったカトリックに反旗を翻し、バチカンよりも古い時代の聖書を持ち出し、そこにはイエス・キリストではなく、サタン=悪魔こそが正当な神であると記載されている、と主張し、悪魔に師事し、人類を滅ぼす事が「神への奉仕である」と主張する宗教分派が複数、出現した。極言すれば、トリニティ教会が、その1派である。この教会に集まるウォール街の金融マン達が、サブプライム債券を開発し、現在の金融恐慌を生み出し、第三次世界大戦の「導火線に火を付けた」宗教的複線は、そこにある。

 オバマが政治家として一躍注目を浴びるようになった発端は、2005年、ニューオーリンズを中心とした地域を襲ったハリケーン・カトリーナへの、米国政府の対応の遅れ、出動した軍の行動の遅れに対する、オバマの強い批判、改善勧告内容の「力強さ、明確さ」にあった。

しかし、このハリケーン被害で、「黒人居住地域であるから軍の出動が遅れた、これは人種差別である」と声高に主張するオバマを「一躍、ヒーロー」に祭り上げる結果となった、その軍とは、まさにFEMAであり、その創立者・ボスが、ズビグニュー・ブレジンスキーであった。しかし、奇妙な事に、ブレジンスキーは「オバマのボス」である。大統領オバマの最高指揮官・政策ブレーンは、現在も、ブレジンスキーである。

ブレジンスキーが、FEMAに「ミスを連発させ、そのミスの詳細、改善策を、子分のオバマに教える」。オバマが、議会で、ミスの詳細を、「驚くべき情報収集力で調査・報告し、しかも的確な改善策を展開する」。オバマの情報収集力が「驚くべきもの」であり、改善策が的確なのは当然である。FEMAの指揮官・総司令官のブレジンスキーがオバマのボスであり、ボスから「全てを教わっているのであるから」。

こうして、オバマ=ブレジンスキーの「自作自演」により、「ヒーロー・オバマ」が誕生し、大統領への道が「開かれて行く」

http://alternativereport1.seesaa.net/article/111748054.html


▲△▽▼

アル・ゴアという道化師2008年11月中旬、アル・ゴア元副大統領が訪日した。その前年に「ノーベル平和賞」を受賞したことを契機に日本側が招請したものであったが、縁あって、とあるクライアント経由で来日記念講演会への入場チケットを入手することができた。もっとも、こちらは米国勢との関係では色々とある身である。そこで弊研究所調査部の研究員に代理出席してもらうことにした。


そして講演会の翌日。やや上気した感のある表情で、報告に来た研究員女史の言った言葉が今でも忘れられない。「驚きましたよ、実に。ゴアさん、日本語のパワーポイント資料で全く分からないはずなのに、ぴったり画面とあった話を英語でしてくれるのですよ。こんなプレゼンテーション、後にも先にも見たことがありません」。


アル・ゴア元副大統領たるもの、日本語でスピーチなどするわけがない。しかし、それにしても完璧なまでに行った英語のスピーチで語られたのは、とにかく「温暖化は怖い。温暖化は恐怖だ。温暖化は今から備えないと大変なことになる」というメッセージであったのだという。「ゴアさん、相当練習したんとちゃいますかね?」と関西弁で語る研究員女史の言葉も忘れられない。


「フリーダム・オブ・スピーチ(発話の自由)」が米国合衆国憲法上、基本的人権として定められているにもかかわらず、しかも「副大統領」という要職を務めたにもかかわらず、なぜあたかもシナリオどおりに演ずる俳優のような振る舞いをアル・ゴアがしたのか。

――

有り得べき答えはただ一つ。“もっと偉い人”からそうするように命じられ、かつそのようなものとしてふるまうことで然るべき報酬を得ているからであろう。

どんな滑稽(こっけい)な役割であっても、これを演じなければならないのが役者だ。そう、それがたとえ「道化師」の役割であったとしても、だ。


「ゴア元副大統領によるあの巧みな振る舞いは一体何を意味していたのか」――そのように考えつつ、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢を東京・国立市にある我が研究所でウォッチしていると、一つの気になる情報が飛び込んできた。イェール大学等の有名研究機関が最近行った調査によると、地球温暖化という「問題」にそもそも関心があると答えた米国民は、実に全体の50パーセントに過ぎなかったというのである。しかもこの数字は前回調査時よりも、13パーセント少ないのだという(9日付米国テラ・デイリー参照)。またより衝撃的なのが、そもそも地球温暖化が“人為的”な現象であると答えた人物の数も極端に減っているという「事実」である。


つまりはこういうことだ。米国民にとって、もはや地球温暖化は「問題」ではなくなりつつあるのだ。それもそのはず、“温暖化”といいつつ、この2月になって米国東部地域を襲ったのは歴史上稀に見る「豪雪」であった。“温暖化”していれば、本来あり得ないと考えるのも当然だろう。しかし現実に雪、また雪という毎日が続く中、ワシントンでは政治が事実上マヒするという異常事態すら発生している。


去る1月27日にオバマ米大統領は一般教書演説を実施。その中で「排出権取引」について言及した上で、これを推進する旨述べたという。しかし、こうした状況に鑑(かんが)みれば「何を今更」といわざるを得ないだろう。アル・ゴア元副大統領と同じく“道化師”を演じているのかもしれないが、そのことを米国民らは徐々に気づき始めているのである。ここに「理性の狡知(かんち)」が再び垣間見えている。

実に気になるのは、これまで要領よく「道化師」を務めてきたアル・ゴア元副大統領、ひいてはその「上司」であったビル・クリントン元大統領のことだ。「役割」を適時的確に演じている間はそれなりの待遇を約束するが、用済みとなれば一気に切り捨てるのが米欧勢のエスタブリッシュメントである。きっと彼らの身にもそろそろ何かが起きるのではないかと思っていた矢先、12日朝(日本時間)、ビル・クリントン元大統領が「胸が痛いので緊急入院した」との情報が飛び込んできた。確かに“何か”が動きつつある。

さらに気になって仕方がないのが、こうした米国勢におけるこれまでの“道化師”役とあうんの呼吸で日本勢における“道化師”役をつとめてきた人物たちの行く末である。既に大きな“潮目”が時々見え始めてはいるが、決定的な段階が訪れているわけではない。果たしてそうした「真実の時」はこの春なのか、夏なのか。そしてまた「その次」には一体どんなビジネス・モデルのために、誰が“道化師”を演ずることになるのか?
http://money.mag2.com/invest/kokusai/2010/02/post_152.html

▲△▽▼

道化師_小泉純一郎先生に演技指導したのは勿論:

「小泉首相にワン・フレーズ・ポリティックスをアドバイスしたのは電通と聞いています」

「小泉政権が誕生した二〇〇一年に、小泉さんと電通卜ップとの一席が設けられ、そこで電通卜ップが広告業界の話をしたというのです。

 クライアント(顧客)は一五秒のコマーシャルの中でいろいろなことを言いたがるが、

『ワン・コマーシャルでワン・メッセージでないと伝わらない』

と言っている、という内容で、これを聞いて小泉さんは、多言を弄するのではなく、ワン・メッセージで端的に言う大切さを悟ったというわけです」

 「改革」を旗印にスタートした小泉政権は、「自民党をぶっ壊す」「聖域なき構造改革」などのキャッチフレーズを連発、驚異的な支持率を記録した。

自民党内にプリクラが置かれ、携帯電話ストラップまで販売された。そんな小泉人気の原動力になったワン・フレーズ・ポリティックスは、電通トップの助言がきっかけというのだ。

 「小泉氏は、実は二年前の春の自民党総裁選で、電通にプロジェクトチームを作り、総裁選戦略を研究させた。

彼らは米国型のメディア活用方法を取り入れた。広告会社から提案されたのが、例の『自民党を変えます』『日本を変えます』『構造改革なくして景気回復なし』という、すべて十五秒以内のスローガンの羅列――

つまり、ワン・フレーズ・ポリティックスの手法だ。

この『ワン・フレーズ・ポリティックス』の手法は、商品を売る広告テクニックを政治の世界に利用したということだ」

「小泉首相に電通がアドバイスをしているのは広告業界では有名な話です」http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/454.html

▲△▽▼

小泉批判をしてテレビ画面から消えた森田実

「ご意見番」の森田実氏がスクリーンから姿を消してから2年近く経つ。

 森田氏は、フジテレビの番組に毎朝着物で登場、格言や引用を使いながら政治の動きを視聴者に説明した。その独特のスタイルは視聴率を上げ、最も人気のある朝のニュース番組の一つとなった。しかし、小泉純一郎首相誕生直後から、森田氏に対するメディアの対応に変化が見られるようになった。生番組の出演が減っていき、ビデオ出演が多くなった。テレビスタッフが彼のインタビューを1時間録画しても、実際に使われるのはそのうちの30秒から1分ほどだったと森田氏はふり返る。小泉氏に対する批判のため、メディアが森田氏の発言を神経質にチェックするようになったからであろう。

 森田氏は、小泉政権の世論調査の支持率が80%台の時でさえ、政権の政策を批判する数少ない政治評論家の一人であった。「小泉前首相は、日本の戦後政治史上、最も無責任で軽薄な首相だった―これが私の見方である。小泉前首相は、安定した日本を壊すだけ壊し、日本を崩壊させたまま、政権から去った」と森田氏は自分のホームページのコラムに書いている。

 テレビ東京の夜の生番組「ワールドビジネスサテライト」で竹中平蔵経済産業相(当時)と森田氏が討論するという予定で招かれたときでさえ、竹中氏は森田氏との討論を拒んだ、と番組のスタッフが控え室で待っていた森田氏に告げた。テレビ東京・広報部は5年前の番組に関して覚えている人はいないと回答し、森田氏が言う出来事は起きたように思えないと彼は言った。

 「当方のスタッフの伝え方が悪いことが原因となって、森田さんに誤解を与えてしまった可能性が高いように思います……政権に対して批判的であるか好意的であるかは人選の判断基準には含まれません」とテレビ東京広報部は回答した。

 2005年8月に参議院で小泉首相(当時)の郵政法案が否決されると、小泉氏は衆議院を解散した。森田氏は、翌朝フジテレビの番組で小泉氏は憲法41条(「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」)に違反であると述べ、小泉首相は国会に従わなくてはならないと主張した。

 誰も森田氏に反論はしなかったが、彼のコメントは総理官邸を怒らせたようであった。それ以降、大メディアが彼に連絡してくることはなくなった。フジテレビ広報部はなぜ森田氏が出演しなくなったかという理由は述べなかったが、「各番組の出演者は、多角的な視点を提供できるようにそれぞれの番組で選ぶことになっています」と返答した。

 森田氏がテレビスクリーンから消えたことはとくに驚くことではないという専門家は少なくない。なぜなら、日本の大メディアによる自己検閲の問題は国内外で批判されているからだ。日本の大メディアは「権力と共謀しているのです。問題は権力の強さでなくメディアの弱さなのです」と以前名古屋の椙山女学園大学でジャーナリズムを教えていたNHKの元政治記者川崎泰資氏は言う。

 日本の最大の問題は、日本の大メディアが「ほとんど一致してしまっていて、マスメディアが政治権力と事実上、一体化してしまったことなのです」第二次世界大戦時のマスメディアが全部一本化して軍国主義政権の宣伝機関となったように、と森田氏は言う。森田氏の兄の正氏は勤勉で他人からも尊敬されていたが、21歳の時、中国で戦死した。

 森田氏は、メディアに対して過度の影響力を持ち、日本の広告業界のトップに君臨して「聖なる牛」とまで言われている電通をも批判した。彼が電通を批判すると、ジャーナリストと思われる数人から匿名の手紙が来た。手紙には「今後、森田さんはマスコミと付き合うことができないと思います。原因は電通です。森田さんは電通を批判しました。今まで電通を批判するなんていう人はいませんでした」などと書き記してあった。
http://www.asyura2.com/07/hihyo6/msg/592.html


▲△▽▼

マスコミ研究者の友人Aから貴重なレポートが届いた。日本のマスコミの現状についての調査報告である。

 (1)日本のマスコミは堕落した。芸能、スポーツ、娯楽の分野はとくに堕落が顕著だ。


 (2)日本のマスコミの堕落の諸悪の根源は何か。一言でいえば、日本の広告業界を牛耳っている巨大独占体「電通」の存在である。

日本のマスコミはこの大独占体・電通の支配下に置かれている。

民放の報道の右翼化・劣悪化も、民放による「日本人総白痴化」政策も、電通の存在と無関係ではない。電通は米国の世界政策の協力者である。


 (3)最近の民放の報道番組は堕落した。キャスターやコメンテーターが傲慢になった。ジャーナリストが、誰からも「傲慢」といわれるようになるとは、まことにお粗末である。傲慢の背景にあるのは、政治権力との癒着、マスコミの政治権力への参加である。


「電通は、金儲けのためなら日本の伝統・文化を平然と破壊する米国巨大ファンドの日本における最大のパートナーだ。

金儲けのためなら何をしてもよいという悪しき資本主義の申し子だ。

電通は、米国のブッシュ政権、日本の小泉政権の日本における最大の協力者である。民放はこの電通に支配されている」

 日米関係に通じている友人によると、米国は日本を思うように動かすためにはまずマスコミを握らなければならないと考え実行してきた。そして、民放についてはほぼ目的を達した。

民放を支配するのは比較的簡単だったという。広告業界が一元化されており、広告の巨大独占体である電通を押さえれば、民放を支配できる、というのである。

 民放で働いている知人は、「電通に睨まれたら民放はやっていけなくなる。個人的にも電通に睨まれたら民放では働く場所がなくなる」と語っている。

 電通を媒介にした米国による民放支配はほぼ完了した、といわれている。民放の報道番組はブッシュ政権と小泉政権の広告塔になった、というのが米国在住の友人の見方である。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02024.HTML


▲△▽▼

小泉政権は来るべき政治決戦=総選挙を「マスコミを使って勝つ」との基本戦略を立てて実行している。

 日本のマスコミのほとんどが、放送法に規定された「不偏不党」=中立主義を放棄して、ブッシュ・小泉反平和・独裁政治体制の支配下に入ってしまった。

 8月7日(日)昼頃、広告・マスコミ業界と裏情報に詳しい友人A氏から電話がかかってきた。非常に深刻な話なので、私のコメント抜きでA氏の話を以下に記す。

《日本の広告業界は、事実上、丸ごと、アメリカに買収された。

日本の広告業界は巨大独占体のもとに一元化されている。この巨大独占体がアメリカ巨大資本に事実上買収され、アメリカのコントロール下に置かれれば、日本のマスコミを自由に操ることができる。

マスコミ企業は広告巨大独占体に睨まれたら倒産させられてしまう。生きるためには巨大独占体の言うとおりにしなければならない。

いまや巨大独占体はアメリカそのものといって過言ではない。ブッシュ政権の意向は、日本の広告業界、マスコミ界にそのまま通るようになっている。

 アメリカの広告業界はブッシュ政権の影響下にある。小泉首相はブッシュ大統領にとって最良のジュニア・パートナーである。したがって日本の広告独占体もブッシュ世界戦略の道具と化している。

 ブッシュ政権の対日戦略の第一はブッシュ政権の傀儡政権である小泉内閣を保持させ、強大化すること。小泉内閣はブッシュ大統領にきわめて忠実である。

 小泉内閣はいまや衆院解散・総選挙に向かって突進している。9月4日か11日が投票日だ。ここで小泉首相を勝たせるため、アメリカと日本の巨大独占体は各テレビ局と大新聞に対して、小泉を勝利させるために総力をあげるよう工作を強めている。各テレビ局と大新聞は、この要求を受け入れ、全力をあげることを誓った、との情報が広告業界とテレビ界で流れている。

 これから日本の民放テレビ、大新聞は、広告巨大独占体の指導のもとに、総選挙で小泉政権を勝利させるため大キャンペーンを行うことにしている。同時に反対派に対するネガティブキャンペーンを準備している。

 このためには、民放テレビ局と大新聞は、対抗勢力の民主党と綿貫・中曽根新党勢力を徹底的に叩き、イメージダウンを図る方針をもう決めている。

 8月7日、日曜日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、亀井静香元政調会長を出演させ、キャスターの田原氏(テレビ界では小泉首相の盟友といわれている)と田原チルドレンのコメンテーターがいっせいに亀井氏を叩いたのは、総選挙戦への小泉派の攻撃開始の第一弾といわれている。田原氏が1994年の政変(細川・羽田内閣を倒し村山政権を成立させた)まで持ち出して、亀井氏のイメージダウンを図ったのも、ブッシュ・小泉体制の総選挙戦略にもとづくものだ、というのが広告界の見方だ。田原氏は小泉首相の用心棒といわれている。

 フジテレビ「報道2001」の黒岩キャスターが、小泉首相側近の山崎拓元幹事長に対しては猫なで声で媚びへつらいながら、岡田民主党代表や自民党反対派の藤井孝雄・小林興起両衆議院議員には非礼きわまりない挑発的言辞を浴びせたのも、総選挙が行われた場合に小泉首相を勝利させるとの広告戦略に従ったものだ、といわれている。黒岩氏は「第二のタハラ」ともいわれている。。

 肝心なことは、日本の民放テレビ局と大新聞が、ブッシュ・小泉戦略に組み入れられていることだ。日本国民が考えるべきことは、総選挙戦の間、マスコミを通じて、小泉首相は「善」、批判者の亀井静香氏らは「悪」、民主党も「悪」との大宣伝が繰り返され、総選挙の結果に多大の影響を及ぼすおそれがあるということだ。良心を失ったマスコミが日本の進路を決めるのは日本の悲劇である。

 アメリカによる日本のテレビと大新聞の支配は、根本的には日本国民全体をマインドコントロールして、米国のために牛馬のごとく働かせ、日本の富を巻き上げ米国の世界戦略に日本を利用するためである。さらにいえば、日本国民のマインドコントロールによる奴隷化政策である。テレビ朝日の田原キャスターも、フジテレビの黒岩キャスターも米国の日本奴隷化のための小道具として使われようとしている。

 総選挙になったら、民放テレビと大新聞が、小泉首相を勝たせるために、何を始めるかわからない。ひどいことをするだろう。これを警戒し、阻止し、告発する体制をとっておくことを勧めたい。

 以上、日本のマスコミはブッシュ・小泉体制の支配下に入ってしまっているという事実のみ報告します。

 なお、一言つけ加えますが、8月7日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、田原氏が亀井静香元政調会長に向かって「大新聞の社説が一致して郵政民営化に賛成している。それでも反対か」と傲慢に言い放って、あたかも亀井氏が世論に反した行動をとっているように印象づける発言をしたが、これはむしろ大新聞がすべて小泉内閣に屈服して、手先となったことを意味する。

日本のマスコミが小泉内閣と小泉内閣をバックアップしているアメリカ側の「賛成か反対か、賛成ならそれを新聞紙上で書けと命令され、屈服した結果だ。

最近になって日本の大新聞がいっせいに郵政民営化支持を社説で打ち出したことは、大新聞が小泉政権の圧力に屈した結果だ。大新聞の堕落の見本として歴史に記録されるだろう。》


小泉戦略のおそるべき狙い

 8月7日夕方、政界の中に多くの知り合いをもっている経済人の友人B氏より電話があった。

《総選挙は勝利する、と小泉首相側近は豪語している。理由について、「大テレビ局と大新聞があげて小泉支持の報道をすることになったからだ」と言っている。

マスコミが早朝から深夜まで、小泉首相が有利になり、反対派と民主党が不利になるように報道するようにさせれば、勝利間違いないと、考えているようだ。

選挙中に反対派が民主党の選挙違反者を摘発して、大新聞とテレビに大々的に報道させれば、反対派をつぶすことは容易だ、などとも言っている。

 マスコミを使っての総選挙の勝利、これですべてが解決する。小泉首相の指導権が強大になる――これが小泉一派の考えである。》


  またテレビ人民裁判

《森田さんは以前、テレビ朝日「サンデープロジェクト」の人民裁判的やり方を批判していましたが、今日またやりました。この前は道路公団の談合問題で脇雅史参議院議員を出演させてテレビ人民裁判にかけましたが、今日は亀井静香さんでした。

田原キャスターをはじめコメンテーター陣がいっせいに亀井さんのイメージダウンを図ろうとして攻撃を集中しました。キャスター、コメンテーター全員が小泉支持です。亀井さんは百戦錬磨だからなんとか切り抜けましたが、小泉首相のパートナーとなった田原氏とチルドレンたちの行うテレビ人民裁判は大いに問題です。一種の魔女狩りです。テレビが節度を失い、政権の番犬化しています。許せません。

 実は、小泉首相と首相官邸、自民党執行部は「総選挙で勝利する」と考えているのは単なる強がりではないようです。これから投票日まで、民放テレビを小泉政治の宣伝のために使えると考えているのです。》 

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02036.HTML


▲△▽▼

電通は前身は「日本電報通信社」といい第二次大戦の満州国の満州鉄道の調査部としてあの悪名高き関東軍の嘱託として対外宣伝と宣撫工作を担っていた。その設立者が里見甫(さとみはじめ)といい裏社会ともつながり、アヘンの密売で巨額の利益を上げその金を関東軍の資金にしたという犯罪行為の一端を担っていたのは意外に知られていません。

この通信社は明らかに当時の軍国主義下の国策通信社で、その阿片マネーから児玉誉士夫、笹川良一といった人間につながり、阿片を利用し戦争指揮をとったのは東条英樹、「満州は私の作品」と豪語する岸信介と、日本の右翼勢力と元々密接な関係がありました。ここで注目すべきは中国の裏社会、つまりマフィアとのつながりが元々あったということです。

戦後になると満洲や上海から引き揚げて来た者を引き受け、旧軍人や満鉄関係者を大量に採用して、戦後における一種の情報機関として機能。GHQや日本政府にも食いこみ、影の情報局とか築地CIAと呼ばれて、その威力を天下に知られるほどの実績を築きました。

その先頭に立ったのが電通の第四代社長となった吉田秀雄なる人物で、この人物は政界、アメリカCIA、そして日本のヤクザと広範囲に影響力を持つようになり、その人脈は現在の電通に生かされています。

特に戦後、GHQとの関係をきっかけにCIAとも綿密な関係を持つにいたり、電通は日本国内の最大最強のCIAエージェントという人もいます。

また山口組を始めとする暴力団との裏のコネに豊富で、電通の「実力行使」のために毎年かなりの金額が暴力団に第三者を通じて流れているともいわれています。

つまり単なる圧力だけでなく、電通はCIAや暴力団を使って「実力行使」を行うことが可能な会社なのです。

これが電通がバケモノであるという根拠で自分たちの目的のためにはテロや要人暗殺も不可能ではありません。

電通の孫会社が暴力団と共同でイベント会社を設立したことは知られていますが(といってもメデイアでこのことが語られることは殆どないですが)これは街頭でのイベント等をスムーズに行うという意味もありますが、それ以外にもこの「実力行使」を行う意味もありました。
http://ofureko.exblog.jp/9158601/

▲△▽▼

電通はサイバー軍事部隊

 広告大手の電通の業績上昇が著しい。

元々、CIAの対日ブランチとして創立された日本の広告大手企業・電通が、この「ネット監視業務」を担当する。


その売上増加の大部分を占めるているのが、インターネットの「監視ビジネス」である。依頼を受けた企業・人物の名前を24時間ネット上で検索するソフトを使い、万一、その人物・企業に対する批判記事があった場合には、コンピューターが自動的に反論記事、または批判と正反対の内容の記事・意見を作成し、ネット上で数万、数十万件、大量に流し、「世論を誘導する」ビジネスである。

時には反論記事作成のプロが、反論を書き、また法的措置を取ると相手に脅迫・威圧を加える担当者も常駐している。

 批判記事の内容が「事実であるか、どうか」は関係が無い。金を払ってくれた企業の「良いイメージ」だけを大量に流し、「批判を封殺する世論誘導」ビジネスである。

ナチス・ドイツの宣伝隊長ゲッペルスが、「ウソも100万回、繰り返せば、真実に見えてくる」と言った事の、ビジネス版である。

これは軍隊のサイバー部隊の行っている仕事の「民営化版」である。

 ネット上で「同一意見」が多数、存在し、多数派となった意見は、こうして「金で買われたデマ宣伝」になる。多数派の意見が「政策として実現される」民主主義は、一部の金持ちの独裁政治と同義語になった。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/104938130.html


▲△▽▼

企業が事故や不祥事を起こすとブログやSNSで話題となるだけではなく、
その企業に対する誹謗・中傷に発展するケースがあるほか、企業に関係する
人間がネット上に書き込んだちょっとした情報が膨らんでマスコミ沙汰
となるという事件も見受けられます。そんなネット上のリスクの芽や風評を
迅速に把握してマネジメントし対応策までをサポートしてくれる
「ネット風評被害バスタ−ズ」が結成されたそうです。

インターネット上の風評被害対応コンサルティングで4社連携
「ネット風評被害バスターズ」として、8月21日よりサービス開始
| PR会社 電通パブリックリレーションズ

「ネット風評被害バスターズ」は株式会社電通パブリックリレーションズ
(電通PR)、株式会社ガーラバズ、TMI総合法律事務所、AIGコーポレート・
ソリューションズ(AIGCS)株式会社の4社が連携して8月21日(金)から
開始するサービスで、ネットリスクモニタリングを行うガーラバズ、
イシュー・リスクへの広報コンサルティングを行う電通PR、違法性の判断
など法務コンサルティングを行うTMI、企業損害保険の観点から
リスクマネジメントを行うAIGCSの4社で、インターネット上の風評被害で
困っている企業をトータルサポートするというもの。ネット上での消費者の
声を迅速に把握してマネジメントしたり、対応策のコンサルティングや
信頼回復までをサポートしてくれるそうです。


ソースのソース:電通パブリックリレーションズ
インターネット上の風評被害対応コンサルティングで4社連携
「ネット風評被害バスタ−ズ」として、8月21日よりサービス開始


206 :無党派さん:2008/06/02(月) 17:32:48 ID:pxMm0/9a

2chで、このスレ変だな。とか、なんか醜いレスが目立つな、っと
おもったら、たいていこいつらの仕業。

=========================================

電通パブリックリレーションズ http://www.dentsu-pr.co.jp/
ピットクルー 株式会社 http://www.pit-crew.co.jp
株式会社 ガーラ http://sales.gala.jp/cybercops/index.html
イー・ガーディアン 株式会社 http://e-guardian.co.jp/e-guardian/index.html
株式会社 ガイアックス http://solution.gaiax.co.jp/solution/supportdesk/
日本エンタープライズ http://www.nihon-e.co.jp/solution/support.html
株式会社 ライトアップ http://www.bc-manage.jp/
=========================================
結構もうかるので、最近この手の会社が増えてきた。
つまり、このスレでもこいつらは、相当数活躍しているということ。
一人おかしいヤツが居たら、最低20人はコイツラが潜んでいると思ったほうが良い。


その会社の中でBCマネージのサイト(http://www.bc-manage.jp/)見たら、このページにこんな文があった。
    ↓
http://www.bc-manage.jp/cat_a_service.html
>24時間コメントチェックから書き込み盛り上げまでサポート。
こりゃあ、ネットショッピングにあるレヴュー等は信じない方が良いな。


▲△▽▼

植草さんの時は電通工作員(?)はマスコミでもネットでも大活躍だったね:

植草氏を擁護するブログには、執拗(しつよう)な批判を書き込む人が必ず居座る。2チャンネルにも。あらゆるメディアを横断する植草氏への悪評流布は、大掛かりな組織がなければ不可能に思われる。あるサイトには、このキャンペーンに大手広告代理店が関与しているとの指摘もあった。

痴漢えん罪にちらつく権力の結束

 ブログで植草氏を擁護しているある男性は、何度も警察に暴力的な職務質問を受けている。普通の痴漢事件でないことは確かだ。2003年のりそな銀行救済時に外資系ファンドが大もうけした際、大規模なインサイダー取引があった疑いを植草氏は指摘している。一部国会議員も関与した可能性を示唆している。植草事件は警察権力だけでなく、司法、立法、マスコミの4大権力が結束して真相を隠ぺいしているのかもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/3273674/


女性セブン7回示談報道に関することを話題にしたトンデモ・テレビ番組

「過去7回示談」の件は「女性セブン」誌のほかに、
独自の情報ソースで、放送あるいは報道したメディアはない。これはあ
るはずがない。なぜなら、旧官邸サイドが植草氏冤罪説、あるいは植草
氏国策捜査説がネット等で流されているのを見て非常な憂慮を持ち、窮
余の策として女性セブン誌に「駄目押し報道」をやらせた

この駄目押し報道をさらに駄目押しする役目を買って出ていたのが宮崎哲弥や橋下徹弁護士である。

植草一秀氏が朝日放送に対し、名誉毀損で提訴したとの事です。
2006.9.21に朝日放送の番組『ムーブ』にて、小学館の『女性セブン』の記事を取り上げ事実無根の内容を放送したことに対する名誉毀損の裁判です。

私もこの放送は当時確認しましたが、大変悪質です。
わざわざこの動画を出すことなどはしませんが、番組には弁護士の橋本徹、宮崎哲弥、大谷昭宏が出演しており、女性セブンの記事を画面で紹介し、その記事に対しこの3名がコメントするという内容でした。


番組は、週刊誌の記事の事実確認もせずそれをあたかも事実であるかのように放送し、無実を訴えている植草氏を嘲笑の的にした。
結果その事は事実無根であり、植草氏の名誉を傷つけ、植草氏の周りの人も傷つけた。 無責任でとても悪質だと思います。

紹介された内容を受けて、前述した3名は植草氏に対する誹謗中傷のコメントをしていました。

宮崎哲弥氏は完全に悪意を持ったコメントをしていました。
まるで事情通であるかのように、あることない事発言する。
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/897.html


▲△▽▼


宮崎哲弥は慶応大学法学部を2年で中退。その間何やってたかわかりません。
空白の2年。これってジョージ・マーシャル国務長官と同じパターン。
電通に急に気に入られてテレビにやたらとでまくる:

あんな評論家業界で小僧扱いされる宮崎が竹中総務相時代に
「NHK民営化を考える会」に入れる訳ないし、
(いくら電通に気に入られているからといって)CM出演して、
女優『藤原紀香』と共演して、鼻の下伸ばしまくれるはずがない。


▲△▽▼


2009年7月14日 (火)
植草さんのレクチャーの何が小泉純一郎氏を激怒させたのか!?
植草案件は小泉政権以降の自民党にとって、依然として国政を左右する大きな象徴となっている。ただ、多くの国民はこの事実を知らないと思う。マスコミが徹底して封じているからだ。今この時期に植草さんがもうすぐ収監されることの政治的な意味を考えれば、そのことがよくわかる。植草さんは今日の記事で、情報発信が絶たれることへの憤懣を表している。

「決戦の総選挙が行なわれ、選挙後に新政権が発足する最も重要な時期に、発言を封じられることに、激しい憤怒の念を拭えないが、政権交代を希求する多くの国民が賢明な選択を示してくれることを私は確信している」

 先月(6月)25日、最高裁の近藤崇晴裁判長は、植草さん側の上告を棄却、懲役4月の実刑を出した1、2審判決が確定したが、収監の時期が刻一刻と近づいている。裁判官の主文は以下の通りであるから、120日(懲役4月)から未決拘置日数の60日を差し引いて、実効的に収監される日数は60日(2ヵ月)だと思われる。

【主文】
 1 被告人を懲役4月に処する。
 2 未決拘置日数中60日をその刑に算入する。
 3 訴訟費用は被告人の負担とする。

13日、麻生太郎首相は衆院解散総選挙に関し、「今月21日の週に解散、8月30日投開票」とすることを決めた。今までの麻生政権のダッチロール(迷走)状況を見れば、8月の解散総選挙はある程度予想されていたと考えても不思議ではない。現権力側は、この時期を睨んで植草さんの強制収監を決めたものと見える。もとより、植草事件は二度とも、小泉官邸主導(独裁)政治の謀略であり、典型的な言論弾圧事件である。

(1)2004年4月の国策捜査事件 : 品川手鏡事件、非番警察官の付け狙ったかのような不自然な追尾、官憲側によって、モニター証拠画像が故意に消去隠滅された。

(2)2006年9月の国策捜査事件 : 一審第二回公判に検察側が用意した目撃証人が現れたが、その信憑性はきわめて低いものだった。管理人もこの公判を傍聴しているが、この証人は植草さんを取り押さえた一人を「車両の前方の方から私服の男性があらわれて、女子高生に話しかけました 」と言っている。(第二回公判速記録の481参照)

 (※ 2006年の事件では、確度の高い情報によれば、電車の中で異常な膂力(りょりょく=腕力)の人間が植草さんを押さえつけながら駅員室に連れて行く途中、その片方の者が、携帯電話で警察署に直接電話している風景を複数の駅員たちが目撃しているのだ。一般人による逮捕事例ならほとんどあり得ないできごとだと言ってよい)

 事件について詳しいことは、植草さんの赤いデザインの著書「知られざる真実ー勾留地にてー」やその他にも書かれている。管理人は、植草さんが2006年9月13日に、2回目の国策捜査事件に遭遇した翌日、14日から植草事件について調べてきた。権力側は植草さんの性癖論を固定化するためにメディアを使い、本人が抗弁できない環境で、警察が一方的に垂れ流した「国策報道」を怒涛(どとう)のように報道した。

 植草事件を仕掛けたのが官憲であることはほぼ推測が付くが、それを指揮命令した大元の人物(個人か複数)が政治中枢にいたことは間違いない。仕組んだ者は、小泉・竹中構造改革路線をマクロ政策として定め、それについて、きわめて大きな決定権を持つで人物であることだけは間違いない。警察、検察、裁判官を、己(おのれ)の描くストーリーどおりに動くことを命令し、事件直後、京浜急行電鉄にいきなり緘口令(かんこうれい)を敷いた存在が何者であるかを考えた時、この事件の巨大な政治的背景を想起しないほうがおかしいのである。

 

 植草さんが糾弾した小泉政権の対象は実は二つある。一つは小泉政権のマクロ政策への批判である。植草さんは、第一次小泉内閣発足の一年前に、日経新聞社長・杉田亮毅氏の仲介で小泉純一郎氏へ進講(レクチャー)に行った。この時、小泉氏と一緒にいたのが中川秀直氏であった。あまり知られていない話だが、小泉政権の官邸主導政治を確立した人物が中川秀直氏である。中川秀直氏と言えば、竹中平蔵氏とは別な意味で最もラディカルに小泉構造改革を推進した人物である。郵政民営化反対議員の復党問題の時、安倍元首相の権限を逸脱して「踏み絵」を行ったのもこの人物だ。

 この時、小泉氏は植草さんのレクチャーをまともに受けず、怒って遮り、自論を滔々(とうとう)と述べたらしい。管理人の直感だが、この時、小泉氏が植草さんが行ったレクチャーの何に怒り狂ったのか、かなり自信を持って言えることがある。それは、おそらく双方の緊縮財政政策への見解の相違からではない。植草さんが郵政民営化改革について、小泉純一郎氏の逆鱗に触れることを意識せずに語ったからだ。

 植草さんはこの時、小泉氏に二つの意見を言っている。その一つが1990年代の日本経済と経済政策の相関関係の説明である。経済の安定成長を重視しないと税収回復も中長期的な財政再建も難しいということ、やみくもに緊縮財政を行うと実体経済も駄目になるということを言った。小泉氏の意に沿わなかったようだが、マクロ政策の一つの提言であるから、政治家たるものは反対でも黙って聞く度量を持つべきである。

 さて、管理人は小泉氏が怒り狂った真の理由は、植草さんの次の正論を聞いたからだと確信する。それは、「政府が郵貯や簡保の資金を集めて、それを道路公団や政策金融機関、あるいは公益法人に流すという巨大な財政投融資の仕組みがある。ここに日本の非効率があるという点については私も同意する。しかし資金の『入り口』である郵貯・簡保より、『出口』である事業実施機関や特殊法人、公益法人のほうに無駄がある。だから改革をするなら、入り口よりも出口の方が大事だ」 (「売国者たちの末路」P86から)

 植草さんは、すでに2000年(?)のこの時点で、郵政民営化について、至極まっとうな方向性を示唆していた。もし民営化するなら、郵政資金を管理する金庫をどうするかではなく、運用先の改革、健全化こそが本質だと言っているのだ。ところが小泉純一郎氏はこれに著しく機嫌を損ねたようだ。その理由は管理人が何度か最近の弊ブログで指摘したことと大いに関係がある。賢明な読者さんならもうお気づきだと思うが、それこそが『四分社化』なのだ。

 小泉純一郎氏の頭の中には、国民のための郵政民営化という視点などはまったくなかったのだ。したがって、彼の頭の中にある民営化構想は、『出口』改革は皆無であり、『入り口』だけだったと思う。340兆円に及ぶ莫大な郵政資金が収納されている『郵政三事業一体』をばらすことで分社化し、金庫の扉を開けようと頭に描いていたからだ。

 野中広務氏は、鳩山邦夫氏とのテレビ対談の中で、(小泉政権は)郵政公社法案をこれ以上の改革はしないと決めておいて、いきなり民営化の方向に走ってしまったわけだから、そこにはどんな変化があったのか、アメリカの動きと比較して検証する必要があると言っている。これは管理人の言い方をするなら、郵政公社という三事業一体経営から、民営化と称して四分社に移行した経緯が、理由や必然性を含めて不明瞭だということになる。

 四分社化は故・吉川元忠氏が断言したように、分社化することによっ、外資がM&Aをやり易くすることが目的なのである。日本郵政株式会社の経営権さえ掌握すれば、郵政グループが抱える国有財産(国民の共有財産)はどうにでもできる。あと恐ろしいのは、郵貯・簡保が蓄えている膨大な個人情報が米系外資に筒抜けになることだ。(国富消尽P98参照)

 政権交代直前のこの重要な時期に、植草さんに情報発信させないように、今このタイミングで植草さんを牢獄に閉じ込めることは、政権を奪取した民主党が小泉政権の悪を暴露する時、植草さんが最も有力な人物となることをよく知っているからだ。彼ら(偽装CHANGE勢力)にとって、植草さんは真相を暴露する最も厄介な存在と言っていいだろう。

http://www.asyura2.com/09/senkyo67/msg/249.html


自民党政権ではアメリカに冷遇されただけでも政治生命を失って退陣した首相が多い。
90年代では日本の首相は8人も変わった。小泉純一郎のようにブッシュのご機嫌取りが上手ければ長期政権も可能ですが、安倍、福田、鳩山と続く総理大臣も小泉首相のようなキャラがない。麻生首相は愛嬌はあるがオバマとは性格が合わなかったようだ。

政治家というのは対人関係が上手い人たちがなれる職業なのですが、日本の政治家は最近では世襲議員ばかりになって、お坊ちゃん育ちで対人関係が上手くない首相が多くなった。だからアメリカの大統領と会談する時でも相手のご機嫌を取る事ができない。

ブッシュの前でプレスリーの真似をして見せた小泉首相は明らかに演技なのですが、それくらいのことが出来なければ交渉事は上手く行かない。

日本の首相は生真面目すぎて気の効いた事が言えずに、会談も味も素っ気も無いものになりがちだ。外国の首脳から見ればこんな人間がどうして首相になれたのかと思われるだろう。

結局は政治も年功序列の世界であり、二世議員が父親の後を継いで議員になり当選を重ねれば首相になれるようになってしまった。

90年代に入って日本の首相がコロコロと変わるようになったのは、アメリカによるジャパンバッシングとは無関係ではないだろう。橋本龍太郎のように少しでもアメリカに反抗するような態度が見えれば日本国内からもマスコミの非難が集中する。

最近では1000日以上首相を務められたのは中曽根康弘と小泉純一郎くらいで、アメリカ大統領との関係を築ける者だけが安定政権になる。

鳩山首相もお坊ちゃん育ちでありオバマ大統領との信頼関係を作ることが出来なかった。母親から毎月1500万円も貰っていながら気が付かなかったと平気で言えるようなキャラだから浮世離れしている。これではいくら会談を重ねても相手の信頼を得られるような事にはならないだろう。

政治家というのは有権者の信頼を集められるだけの器量と度量と見識が必要ですが、日本の選挙制度では二世のボンボン育ちが親から引き継いだ後援会組織で当選ができるようになっている。鳩山首相も典型的なボンボン議員であり政治家としての器量はない。育ちがいいから人の言う事は素直に聞くが信念がないから直ぐに言う事が変わってしまう。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu214.htm

小泉元首相に学ぶ、話のインパクトを強めるコツ(プレジデント) 


プレジデント 10月14日(月)8時15分配信


■小泉元首相の特徴的な“強弱”を学ぶ

 先日、小泉純一郎元首相のお話を聞く機会をいただいた。原発の是非について、最初は比較的淡々と話をなさったかと思うと、場の空気を読んだのか、ふいに歴史の混沌の中で日本人がいかに順応してきたかといった話に切り替えていく。すると、言葉の強弱がずいぶんとはっきりしてきた。

 小泉元首相の話し方は特徴的だ。言葉が短く、自己を投影したエピソードが多く、強弱の付け方がはっきりしており、誰にでもわかりやすい表現が多くみられるなど、スピーチの上手である。私たちが人に伝えるときにも有効な面から、今回は特に言葉の強弱を見ていきたいと思う。

 今回の小泉元首相のスピーチデータを起こしていくと、ところどころ言葉がかすれるように小さくなって書き取りにくかった。理由は、自分が強調したい言葉を強く発声し、そのあとの助詞や、その言葉の意味を補うフレーズがとても弱く、小さな声で話されることによる。

 語気が強くなり、アクセントを置く単語が続くほどに、<強・弱・弱・弱>とリズムを刻むかのような話し方になる。強調した言葉を太字にし、ほかを弱く読んでいく風を書き起こすと、たとえばこんな風である。

■キーワードを強く読むテンポと“間”

 「『ピンチ』は、『何か』を変える『チャンス』なんだ。『いかなる変化』にも『対応』していかなければならない。『変化』に『対応する能力』を日本国民は持っている。そういうことから私は、限られた時間でありますれども、なんとか日本を夢のある国にと。その『ひとつ』に、自然をきれいにする、『変化がある社会をつくろうと』、そういうチャンスがあるととらえて動きだせば、『必ず』国民もその他の国も協力してくれるのではないだろうか」(『』内は強調)

 普通に読むと不自然な強弱でも、“間”を上手にとることで、この強弱が生かされる。そしてここには、英語の発声に似た抑揚が見られる。

 日本語はそれぞれの音が同じ間隔でポツポツ平坦に話され音節型であり、一方の英語は強勢型と呼ばれて、強く読む部分と弱く読む部分がはっきりする。小泉首相の話はこの英語に似た強勢があることでリズムとテンポをつくり、ポイントを印象付けているようだ。

 ちょっと脇道にそれるけれども、強弱の典型的な例として、こんな英文を見てみよう。

 The 『actress』 will 『sing』 a 『song』 on the 『stage』 英語は、重要な意味を持つ言葉を強く読み、aやon theなどのあまり意味を持たない、「機能語」と呼ばれる言葉は弱く、急いで発音される。そのために音が消えたり、くっついたり、変わったりするのだ。しかも、弱い言葉は何語あろうとほぼ同じペースになるために、on the を小さな声で「オナ」と変え、sing a は「シンガ」と一続きに読んでしまう。(*)

 こうした強勢がそもそもの原因で、日本人が「英語が聞き取れない」問題が発生し、リスニングで苦労することになる。けれども、逆に強い部分だけを聞き取れれば「意味内容」の理解としては差支えがないし、むしろ強調されるべきところが引き立ってくるから、自分が得意な専門分野は強調された単語がわかりやすく理解しやすくなるわけだ。

 小泉元首相の強弱は、まさに“重要な意味の言葉”を強く読み、機能語や補足的なフレーズは流していた。

 一方、ある実業家の方のお話を聞いたとき、話の内容も活動もすばらしいのに、意味のない語尾にアクセントが置かれていたことがある。私自身も覚えがあるけれど、つい「〜『で』、」や「〜といったこと『から』、」などに力が入るので、語尾ばかりが強く目立ってしまう。これでは本当に伝えたいキーワードが弱くなり、せっかくの話なのにキーワードが強調されずに流されて終わってしまうかもしれない。

 さらに、小泉元首相のスピーチには言葉に強弱があることに加えて、強調したい内容のときには両手を広げて肩より少し上げ、その言葉をカッコでくくるかのように掲げていた。これで印象付けたい内容にさらに意識が向けられるから、どこが重要な言葉なのか、聞き手は一目瞭然となる。

 そして、文字を起こして感じたもうひとつの特徴は、その変化に富んだ語尾にあった。先ほどと同じ部分で、今度は視点を語尾に移してみる。

■変化に富んだ語尾で躍動感を演出

 まずは、スピーチの語尾を見てみよう。

 「ピンチは、何かを変えるチャンス『なんだ』。いかなる変化にも対応していかなければ『ならない』。変化に対応する能力を日本国民は持って『いる』。そういうことから私は、限られた時間でありますれども、なんとか日本を夢のある国に『と』。そのひとつに、自然をきれいにする、変化がある社会をつくろうと、そういうチャンスがあるととらえて動きだせば、必ず国民もその他の国も協力してくれるのではない『だろうか』」(『』内は語尾)

 聞いたままに書き起こしたのだけれど、その語尾は単なる“です・ます”に終始せず、変化に富んでいる。言いきったかと思うと、体言止めに近い言い方で止めたり、「〜ではないだろうか」と問いかけも含まれていたりする。言葉尻に変化を持たせると話に躍動感が出るものだ。

 今回、小泉元首相のスピーチから盗むべきポイントは、キーワードを大きく強く読んで印象付け、単調にならないように語尾などで変化と躍動感を持たせることである。そして、少しのボディランゲージが大きく言葉を強調してくれる。こうした言葉の強弱が、伝えたい内容を強めて印象付けてくれることだろう。

 [参考資料]
* 『名作映画いいとこだけの英会話』(上野陽子 2011 ダイヤモンド社)

上野陽子=文
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/869.html

政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「中曽根さんの時代もそうですが、野党がだらしないから、何をやっても政権はひっくり返らない。自民党の中を抑えていれば、政権は続けられるのです。だから、国民向けの発言は、その場しのぎでオーケーとなってしまう。危機感や緊張感はゼロです。

かつて中曽根さんは、

『女性はネクタイをいちばん見る。 何を言ったか覚えていない』

と言い放った。そんなふうに見下しているから、欺いても平気なのでしょう。地元に帰ったときは『消費増税反対』と言いながら、東京に戻れば増税賛成派に転じる。そんな議員は大勢います」
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/420.html


▲△▽▼


女は「白か黒か」「ゼロか100か」「護憲、平和か戦争」のようなオールオアナッシングにしか投票しない。
2016年08月04日
レンホー党首で社会党化する民進党 キャッチコピー連呼か


分かり易いキャッチコピー、綺麗事、レッテル張り、ゼロか100かの極端な思考が社会党化。
http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/4/6/46d60fe3.jpg


蓮舫は土井たか子か

2016年9月に民進党の代表選立候補が行われ、蓮舫代表代行が立候補を表明しました。

他には細野元環境大臣と長島元防衛副大臣も立候補を予定しているが、知名度で大きく劣る。

その前に「民進党なんてあったっけ?」と多くの人が思ってるが、鳩山や菅首相を出した民主党の事でした。


民主党に「維新の会」の左派系議員約20人が加わり「民維」と呼ばれていたのが、2016年3月に民進党になった。

野党勢力を結集して共産党とも統一するらしいが、何だかよく分からない政党です。

左派政党に女性党首で思い出すのが社会党の土井党首でした。


1986年に日本の最大野党(共産党と公明党しかかなったが)だった社会党は選挙に大敗して、土井たか子を党首にした。

土井は日本初の女性党首になり、大ブームを巻き起こし次期総理確実と言われた事もあった。

理論立った話は苦手なので、分かり易いスローガンやキャッチコピーを重視し、それが受けた。


「だめなものはだめ」「女性の視点」などの言葉が現在の女性政治家の活動の雛形になった。

面倒な議論は避けて、キャッチコピーとレッテル貼りを連打すると、男性候補は応戦できずダメージを受ける。

こうしたイメージ戦略で社会党は議席を増やし、ついに自民党を倒して細川連立政権の与党第一党になった。


分かり易い女性党首の主張

だが快進撃はここまでで、野党の間はイメージだけで良かったが、現実に直面すると何もできなかった。

既に冷戦が終わり湾岸戦争が発生し、日本は新しいパワーバランスを作る必要があったが、そうした理屈が理解できなかった。

多くの女性政治家は「戦争は悪」「軍隊を無くせば平和になる」を繰り返すだけだった。


細川政権を離脱した社会党は自民党と連立を組んで村山総理を送り出したが、そこに襲ったのが未曾有の国家危機だった。

オウム真理教事件、阪神大震災、超円高と次々に大事件が発生し、社会党政権はどれにも対応できませんでした。

やがて自民党にも切られてしまった社会党は社会民主党と改名し、福島瑞穂を党首にして「日本女性党」と名乗っていた。


相変わらず「反戦、平和、護憲」のキャッチフレーズを繰り返し叫ぶだけの戦略で、面倒な議論は決してしない。

議論や理屈を女性は嫌うからで、レッテル貼りとキャッチフレーズのほうが女性に好まれる。

民進党の党首選に立候補する蓮舫も土井たか子に似たところがあり、議論を嫌い同じ言葉を連呼するのが得意だ。


蓮舫が鳩山政権で仕分けをしていた時に言っていた「無駄はあってはならない」は、土井たか子の「だめなものはだめ」と同じ発想です。

必要な無駄もあるとか、経済とはそもそも無駄なものだと説いても、女性に通じないのは過去の選挙を見れば分かる。

女性は「白か黒か」「ゼロか100か」「護憲、平和か戦争」のようなオールオアナッシングにしか投票しない。


原発は危険となったら全部廃止、自衛隊は野蛮だから廃止、イジメは禁止、全部賛成か全部拒否、現実を認めて解決しようという発想はない。

分かり易いキャッチコピーの女性党首が大人気になると、福島瑞穂のような「日本女性党」になってしまう可能性が高い。

民進党はこれから急速にそうなるかも知れません。
http://thutmose.blog.jp/archives/64685501.html

▲△▽▼


後藤百合子 2017年05月19日
民主主義という究極のポピュリズムを制す「かわいさ」

■冷血な人殺しでも人気絶大なプーチン大統領

2000年3月、ボリス・エリツィン大統領の後任としてウラジミール・プーチンがロシアの第2代大統領に正式に選出されたとき、ある方が新大統領を評して「何十人も人を殺してきた目をしてる」と言われたのが今でも忘れられません。

当時、プーチン氏は政治家としても大統領候補としても世界的にはほぼノーマークで、元KGBの優秀なスパイという以外ほとんど情報がありませんでした。プーチン大統領就任により、ゴルバチョフ、エリツィンと続いた民主主義ロシアがどうなってしまうのか、という危惧を多くの人々が抱いたと思います。

しかしプーチン大統領は、現在世界を震撼させているトランプ大統領の「ロシア・ゲート」も含め、自らのスパイとしての経験と手腕を最大限活かして政権を維持。白昼堂々とホテルに核物質を送り付けたり、夜のニューヨークのビルから突き落としたりと、独創的かつ強引な手法で反対勢力陣営の人々を排除していく様子も、これまでの民主主義国家の政治家像を大きく逸脱しています。

最近では、ウクライナ問題でプーチンを説得するためにわざわざクレムリンまで出向いた独メルケル首相に会う際、メルケル首相が大嫌いな大型犬連れで登場して威嚇するなど、ある意味、トランプ大統領にも通じるパフォーマンス政治家という側面ももっているようです。

ただし、ソ連時代ならいざしらず、現在のロシアはいちおう民主主義国家で、大統領も国民選挙で選ばれます。強引かつ強圧的な手段で治世するプーチン大統領が国民に恐れられ忌み嫌われ、人気も低いかというとそれがまったくの逆で、2012年の大統領選挙時には、63.6%と約2/3の得票。現在の支持率は90%近いとも言われます。

しかも毎年、「プーチンカレンダー」なるものが発売され大人気。

Vladimir Putin's inspirational 2017 calendar - CNN.com
http://edition.cnn.com/2016/10/19/europe/vladimir-putin-calendar-2017/

上半身裸で釣りをしている写真や、映画スターさながらにサングラスにラフなジャケットで歩いている様子に混じって、花をもってポーズを決めたり、猫や犬と戯れていたり、まるでアイドルスターのようです。

このカレンダーを誰が買っているかは写真を見れば一目瞭然でしょう。ロシアの女性たちに圧倒的な人気を誇るのもまた、プーチン大統領の一面なのです。

■「かわいい」政治家に投票してしまう私たち

私たちが選挙で投票行動をする時、意識するかしないかの程度の違いはあっても、最も重点が置かれるのは「政策」ではなく、実は「政治家の人間性」であると私は思います。

比例区では政策で政党を選ぶ人も多いかもしれませんが、小選挙区で所属政党の政策に共感はできても、外見や話し方に嫌な感じをもってしまう候補者より、支持政党ではなくても好感をもてる候補者に投票した経験のある方は決して少なくないのではないでしょうか。

しかし、実際にはその候補者がどんな人間かは顔に書いてありません。もちろん本人や推薦人はいかに候補者の人間性が素晴らしいかを強調するでしょうが、その言葉が必ずしも事実とは限らないのです。

そこで私たちが人間性を判断する基準は、性別を問わず、その候補者に「かわいさ」を感じられるかどうかになります。単にハンサムであるとか美人であるとか(もちろん容姿は良いに越したことはありませんが)にとらわれず、その人を「かわいい」=「人間として好ましい」と思えるかどうか、が問題となってくるのです。

声や話し方、言葉の使い方、しぐさ、表情など、その人の内面からにじみ出てくるようなかわいらしさは、いくら頑張って作ろうと思っても決してマネできるものではありません。逆に、プーチン大統領のように実際には冷血な殺人者であっても、ふとした拍子にこぼれる笑顔などに、女性をはじめ一部の男性もかわいらしさをつい感じてしまうのです。

■「かわいい」政治家はしぶとい。

そのような視点で世界の民主主義国家の政治家たちを見てみると、興味深い事実が浮かび上がります。

つい先週の選挙でフランス大統領に選ばれたマクロン氏ですが、すでに欧州メディアが盛んに報道している情報によると、誰にでもすぐに好かれ(悪い言葉で言えば「取り入って」)相手の信頼を得ますが、それを裏切る場面も多々あったとされます。24歳年上の略奪愛妻と連れだって歩くマクロン氏の計算し尽くされた笑顔と、政党の創立者である実父を追放し、政党内で重責を担う姪との不仲も伝えられるル・ペン氏のドヤ顔とを比べたら、どちらが「かわいい」かは一目瞭然でした。

同じことは、昨年の米大統領選のクリントン氏対トランプ氏との闘いにも言えます。どこにもつけいる隙のない完璧なクリントン氏と、暴言・放言には事欠かず、何度も自爆しながらも子どもっぽい野次を飛ばすトランプ氏。憎まれガキのようなその態度は、ある意味、「かわいい」と言えないこともありません。

そして日本。

小泉純一郎元首相が大変女性に人気があったのは周知の事実ですが、現在の安倍晋三首相と麻生太郎副首相兼財務大臣のコンビが、ここまで長く政権の中心に存在している理由がわからない、という男性にはぜひもう一度きちんと研究していただきたい。

昭恵夫人も言っている通り、自民党の中には彼らより立派な経歴や学歴をもっている方々がごまんといますし、間違っても安倍総理や麻生副総理のような漢字の読み間違いはしないでしょう。しかし、この2人は、現在の自民党議員の中では際立って「かわいい」のです。恐らく小泉元首相が自分の後任に安倍首相を指名したのも、この「かわいさ」が大きな理由だったのではないかと私は推測しています。

同じことは稲田防衛大臣にも言えます。

彼女はウルトラ・ライトともいえる思想の持主ですが、まだ、当選一回目の頃の講演会で、あの舌ったらずの声で1時間以上にわたり「南京大虐殺はでっちあげ」「慰安婦の強制連行はなかった」との持論を滔々とぶつのを聞いたとき、私はただただ目が点になっていたのにもかかわらず、同じ会場で一緒に聴いていたおじ様たちは、まるで魔法にかかったようにうっとりと彼女の話に引き込まれていました。渡部昇一氏が会長を務める「ともみ組」という後援会組織もあり、まるで芸能人のファンクラブのように熱心に彼女を応援しています。

国会で涙ぐんでさんざん叩かれた稲田大臣ですが、ともみ組の支援者たちにとっては、その涙さえ好ましいものに映っているでしょう。その意味で、かわいい政治家ほど叩かれても叩かれても強力な支援者たちの支えによって蘇る、打たれ強い、しぶとい政治生命をもつのだと思います。

■政治家は自分が有権者に与える印象についてもっと研究すべき

SNS時代、「聡明な」「仕事ができる」「強い」だけの政治家がもはや大衆の共感を得ることができないのは、昨年のアメリカ大統領選、今年のフランス大統領選の結果をみても明らかです。(余談ですが、メルケル首相は恐らく再選を果たすと思います。彼女も非常に優秀な政治家ですが、難民問題にみせた情の厚さや、市井のおばさん然とした風貌がかわいらしさを醸し出しているからです)

そんな中、多くの選挙民が求めるものは、現在のさまざまな問題を解決し、将来の日本を形成していくための政策のみならず、「この人なら信頼して政治を任せたい」と思える人柄、つまり「かわいさ」です。

残念ながら、野党のみならず自民党の中にさえ、なかなかそれを真剣に考え実行している人がいないように思えます。(この点、マクロン大統領は非常に長けていると欧州マスコミは報道しています)

民主主義とは、良くも悪くもポピュリズムの政治形態です。

政策の立案は企業経営でいう「戦略」にあたりますが、それを実現させるための「戦術」の一環として、選挙ポスターのときだけ考えるのではなく、日ごろから自らの「かわいさ」をどうアピールしていくのか、真剣に研究して実践してほしいのです。それが最終的には最大の目標である政策の実現につながるのですから。
http://blogos.com/article/224069/

▲△▽▼


2017年06月12日
イギリスと日本、失われた10年の共通点


イギリスの細川護煕ことキャメロンが首相に選ばれた理由は、イケメンで女性に人気があるからだった。

こんな理由で首相を選んだイギリス国民が悪い、


young-David-Cameron
引用:http://i2.mirror.co.uk/incoming/article6484368.ece/ALTERNATES/s615b/young-David-Cameron.jpg


イギリス版「失われた10年」の始まり

イギリスは2016年6月にEU離脱国民投票を実施し、離脱が多数になり離脱する事に決めた。

ところが1年後の2017年6月の総選挙で与党保守党が敗北し、それも嫌だと言い出した。

1年前にキャメロン首相が辞任したばかりなのに、メイ首相も辞任しろとマスコミや国民は責任を追及している。

        
通貨のポンドは乱高下しイギリス経済は停滞しているが、経済そっちのけで政治闘争に明け暮れている。

これは25年前の東洋の国、そう日本とうり二つの状況と言えるのではないでしょうか。

政治混乱が引き金になり、イギリス版「失われた10年」が始まる可能性が、かなり高まっている。


まず日本の失われた10年だが、1971年7月15日の米ニクソン大統領の訪中あたりから、既に日本はおかしくなっていた。

ニクソン大統領は(当たり前だが)戦前生まれで、日本人が「鬼畜米英」と教わったように「日本人を人間と思うな」と教わった世代でした。

心の底から日本人を憎悪していたらしく、日本より第二次大戦を共に戦った中国に親近感を抱いており、米中国交回復で中国を国際社会に招きいれた。


テロ組織扱いだった中国はトントン拍子に出世してあっという間に国際連合常任理事国になり、世界の5大国に加わった。

同時にニクソンは金の兌換停止によって変動相場制に切り替え、この日から円は天井知らずの円高になっていった。

1985年にはレーガン大統領の元で「プラザ合意」が行われて、1年ほどの間に円の価値は2倍になった。(1ドル240円から120円になった)


日本の「失われた10年」

中曽根総理は円高対策として民営化と市場原理導入、低金利政策によってバブル経済を起こして不況を乗り切った。

だがバブルは想像を超える高騰を引き起こし、財務省と日銀は土地取引の禁止や利上げによって、強制的にバブルを終わらせた。

通常経済の過熱を抑えるには少しずつ金利を上げたり、加熱を抑えるが、この時は「昨日100だったものを今日はゼロ」という急激な変更を行った。


バブルは静まったが日本経済そのものが崩壊してしまい、この時から財務省は自らの失敗を隠すために消費税導入にまい進する。

経済崩壊で政治も大混乱をきたし、1993年には自民党政権が崩壊し、細川連立政権が生まれ、改革路線の経済運営を始めた。

選挙のたびに改革を唱える政治家が当選し、国民は「改革」を聞くと必ず賛成したが、改革とは経済的に言えば物価を下げる事と言い換えられる。


もし何かを改革して、その物の値段が上がったら「改革は失敗した」となり、改革の結果値段が下がれば「改革は成功した」事になります。

つまり改革すればするほど物価が下がりデフレになり、日本人は自分の意思でデフレ不況を作り出した。

改革して値段を下げて良いのはバブル期のようい経済が過熱しているときで、不況で物価が下がっているのに改革したら、もっと不況になるだけです、


国民はチャンネルを変えるように投票先を変えた

これに輪を掛けたのが財務省の消費増税で、不況なのに増税を強行してますます不況を悪化させ、GDPが縮小して税収も減ってしまいました。

日本経済はますます破綻して国民は不満に思い、毎年総理を交代して自民がダメならXX新党、民主党にまた自民党とコロコロ投票先を変えて混乱に拍車を掛けた。

すると政治混乱がさらに経済を悪化させ、経済が悪化すると国民は政治のせいにして首相交代や政権交代を要求しました。


客観的に見れば日本人自身のせいで政治混乱を起こして不況にしたのだが、なぜ政治が混乱すると経済が悪化するのでしょうか。

選挙は民主主義で国民の意思を反映させる唯一の機会なので、政治が混乱すると政府は国民の意思を代表しなくなり、国民は常に「政権交代」を求めるようになります。

短期間で政権交代を繰り返して政治や経済が良くなる事は無く、事態はますます悪化するだけでしょう。


日本は80年代から「謝罪外交」を繰り返して学校の教科書でも子供に謝罪を要求したが、これは国内で深刻な政治対立を引き起こし、現在も右派と左派は対立している。

国民の意思が短期間に変わるので政治家は芸人のようにその時々で「受ける」事をやろうとし、有権者は芸人のネタ投票のように選挙で投票するようになる。

こうしたポピュリズムがさらに混乱を生み出し、さらに経済が悪化し、国民はもっと頻繁に政権交代を求めるようになる。


政治家がダメなのは国民がダメだから

これが日本の失われた10年ならぬ25年の姿で、元をただせばその時々で「受ける政治」を求めた国民が悪いのです。

テレビはチャンネルを変えれば面白い番組をやっているかも知れないが、まず有権者がしっかりしないと、政治家や政府だって国民の意思を反映しようがないです。

イギリスもこういう状況に入りこみつつあり、テロが起きれば「政治家のせい」、経済悪化も「政治家のせい」といってコロコロと政権交代し、経済は悪化していくでしょう。


まずイギリス人自身が正気に戻って判断しないと、首相が変わっても良くなるとは思えません。

イギリスの混乱の始まりは2010年にキャメロンが首相になってからだが、保守党がこの男を党首にしたのは「イケメンだった」というだけの理由だった。

保守党が政権を取るには女性票を必要としており、当時キャメロンは「イケメン」として女性に人気だったので党首にしたら圧勝した。


有権者がこんな事で政党や政治家を選んでいたら、混乱するのも自業自得かも知れない。

その後キャメロンは移民の大量移住や中国に依存する経済政策をはじめ、国民対立の原因をつくった。

キャメロンは「アメリカは没落するから、英米同盟を破棄して中国と同盟国になる」とまで宣言していました。
http://www.thutmosev.com/archives/71322153.html

▲△▽▼


【藤井聡】小池劇場、その「炎上」のメカニズム
https://38news.jp/economy/10631

今、7月に予定されている「東京都議会選挙」は、豊洲市場問題やオリンピック問題等とからめながら、連日、メディア上で様々に取り上げられています。

小池知事就任から繰り広げられる一連の東京都における動きは「小池劇場」等とも呼ばれ、都民のみならず、多くの国民もこれに大きな関心を寄せています。

その演劇の主な出し物は「豊洲」。

都議選直後の「移転延期宣言」にはじまり、「盛り土」問題や「ベンゼン、水銀」問題などが取りざたされ、今はまさに、小池知事による「移転の政治決定」が注目を集めています。

ちなみに小池知事は、「豊洲に移転したうえで、築地も活用」という方針を打ち出すことになるでしょう。なんといっても、最新の世論調査では、「豊洲に移転したうえで、築地も活用」を支持する人が42%で最も多かったからです(ちなみに、「豊洲移転を断念し、築地を再整備」が24%で続き、「豊洲に移転したうえで、築地市場の敷地を売却」は19%だった)。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H1Q_18062017PE8000/

そもそも、「劇場型政治」の生みの親、小池氏の師匠ともいえる小泉純一郎氏は、毎朝新聞の見出しや論調を見て、どういう政治をするかを決めていた、と言われています。

もちろんそんなことをすれば、国民が喜ぶのも当たり前。客席に座って見てるだけで、次から次へと好みの出し物が自動的に提供されるわけですから。それはちょうど、視聴者の声に敏感に反応しながらストーリーを変えていく、という最近のドラマ作りの手法と同じです。

これこそ、高視聴率・・・ならぬ、高支持率が得られる秘訣です。

ただし、その代わりに犠牲にされるものがあります。「行政的な合理性」。平たく言えば「公益」です。

そもそも「政治は国会での議論や政策論を踏まえ、公益を最大化するために行うもの」というのが常識ですが、「劇場型政治」では、それを完全にひっくり返したわけですから、公益が毀損するのも当たり前ですね。

かくして、豊洲には技術的には何の問題もなかったにも拘わらず、移転が延期され、移転の責任者が行政的に処罰される始末に。さらには移転延期に伴う莫大な損害を、東京都民が自己負担しなければならなくなってしまいました。
http://www.mag2.com/p/money/22807
http://www.mag2.com/p/money/23270

じゃぁ、なぜ、こんな不条理な「劇場型政治」なるものが、小泉劇場や民主党による「政権交代劇場」、さらには大阪の「橋下劇場」などと、手を変え品を変え繰り返されるもてはやされるようになったのかといえば——私たちの日本社会それ自身が「炎上」しやすくなってしまったからです。

「炎上」といえば通常、ツイッター等のSNS上のものを指しますが、その構図は、ネット外でもいつも起こっています。というか、世間一般が「炎上」するようになったので、ネット上でそれが顕在化するようになった、というのが実態です。

ネットの「炎上」とはそもそも、「えっ、なになに? なんだかおもしろそう〜」というノリで集まってきて、写真なり発言なりを見て、「うぁ、キモっ」だとか「うわぁ、こりゃダメじゃねぇか」などと、集団で盛り上がってしまう現象。
https://matome.naver.jp/odai/2140836690940439901

ここで重要なのが、そのノリの「ぬるさ」です。誰も真剣に怒ったり怖がったりしているわけではありません。皆暇だから、「暇つぶし」程度に、おもしろがって便乗してるわけです。

いわば、猫がネズミ相手にじゃれて遊んでるようなもの——それが炎上です。

が、猫は暇つぶしかもしれませんが、ネズミは必死。下手したらかみ殺されてしまうわけですから。実際、こんな炎上で店が閉店になったり、会社が深刻な風評被害にさらされ、経営が傾く、なんていうことも日常茶飯事です。

・・・というのと同じで、「劇場炎上政治」が行われれば、深刻な被害が生み出されます。

「小泉劇場」のメインの演し物だった「郵政改革」の結果、郵便サービスが激しく低下しましたし、
http://amzn.asia/f6QLUy9

「橋下劇場」の諸改革は、大阪の経済を低迷させました。
http://bit.ly/2sMQIye

民主党の「政権交代劇場」が日本の国益に与えた破壊的影響は、逐一ここに列挙するまでもないでしょう。
(思えば、これもその一つですね。 https://38news.jp/economy/10199

だから、「小池劇場」も、深刻な被害を生み出すことはもう、絶対間違いありません。

実際、既に「豊洲延期」によって、大量の損害が既に生じていることは明らかになっています。が、より深刻なのが、オリンピックに及ぼす影響です。道路の工事が間に合わず、オリンピック開催中、深刻な渋滞が生じ、経済に大打撃が及ぶ。。。なぞという最悪のシナリオも想定されています。
http://toyokeizai.net/articles/-/176103

じゃぁ、どうすればいいのか―――これこそ、当方と佐藤さんがこの度出版した新しい新書、

「対論 「炎上」日本のメカニズム」(文春新書)
http://amzn.asia/22NpfEn

のメインテーマです。

まさに本日(!)発売の、この新書は、当方も初めてのスタイルの「対論」形式のものとなっています。昔はよくあったスタイルだそうですが、最近はめっきり少なくなった――そうです。

「対談」との違いは、
1)まず当方と佐藤さんが、対談する前に、それぞれ新しい原稿を書き下ろし、
2)それをお互いが読みあって、原稿内容を調整した上で、
3)それを踏まえた上で「対談」をする、
というスタイルとなっている点です。つまり、通常の対談より、一度原稿を書き、それをお互いにしっかり読んでから対談に臨む――というプロセスを経ていますので、対談の時にはさらに深い議論にまで到達できる、と言う点が、大きな特徴です。

そして、今回の「対論」の結果、「炎上」に対峙する上できわめて重要なものとして演繹されたものの一つが――

「ツッコミ」

でした。漫才のボケとツッコミ、のあの「ツッコミ」です。

要するに、炎上している劇場そのものが、漫才で言うところの「ボケ」そのものなわけですから、ダウンタウンの浜田よろしく「ツッコミ」を入れてやれば、「あぁ、この人ボケてたんだな」という事が見えて、鎮火圧力がかかる――という次第。

例えば、ジャーナリスティックにツッコミを入れるというのがありますし、
(「『小池劇場』が日本を滅ぼす」
http://amzn.asia/av2ych4

アカデミックにツッコミを入れるというのもあります。
(佐藤さんとの今回の対論は、まさに、そういう意味を持ち得ますし、当方がこれまで配信してきた、豊洲についての技術論、社会心理学論、社会学論、はいずれもそういう意味を持つものとして配信したものです。
http://www.mag2.com/p/money/22807
http://www.mag2.com/p/money/23270

とはいえ、関西ではやはり、ツッコミと言えばこういうのが一般的ですね(笑)。
( 『豊洲の女』 〜作詞適菜収、歌三沢カヅチカ〜
https://www.youtube.com/watch?v=XBlUEeTdHTk
http://amzn.asia/dLvtKRC

何にしても、右から左から、上から下から、前から後ろから、あらゆる角度から、「ボケて」おられる方を徹底的に「ツッコミ」まくることが、炎上と付き合っていく上で重要な意味を持つわけです(そうでもしてなきゃ、もう、やっていけないですからw)。

はてさて、この小池劇場の被害はどれくらいまで拡大し、どれくらいまで抑制できるのか―――それを考えるためにも是非、当方と佐藤さんとの「対論」、ご一読ください。
http://amzn.asia/0CR2Mmn

追伸:ちなみに適菜さんは、明確に「ツッコミ」の意図で『豊洲の女』を作詞されたようです。
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20170620-0067.html

▲△▽▼


貧しいほど独裁求める? 英研究チームが発表 世界で調査  朝日新聞


 経済的に不安定な人は、他人の言うことに耳を傾けない独裁的な政治家を支持しがちになる――。英国の研究チームが、世界の14万人へのアンケートを分析した論文を、米科学アカデミー紀要に発表した。
 チームは2016年の大統領選を前にした米国の750人を調査。トランプ氏はクリントン氏より「独裁的」とみる人が多く、貧困率や失業率が高い地域に住んでいる人ほど、トランプ氏に投票すると答えた。

 米国以外でも同じかどうかを確かめるため、69カ国の13万8千人を調べた。失業率が高い地域の人ほど、「議会や選挙を気にしなくてもいい強い指導者」を好んだ。「人生を自分でどれだけコントロールできているか」を自己評価した点数が低い人ほど、強い指導者を求めていた。

 チームはこの結果について、「世界の有権者が独裁的な指導者を選び続けるわけを説明するものだ」と考察している。(小宮山亮磨)

▲△▽▼


2018年04月04日
貴乃花化する小泉進次郎 劇場型政治は三文芝居

誰かを悪人に仕立てて権力を握ろうとする、その手口が貴乃花そっくり
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/507f1/90119/554132_pcl.jpg


マスコミの「次期首相候補」には碌なのがいない

自民党の若手ホープと言われる小泉進次郎が相撲の貴乃花に似てきている。

貴乃花は日馬富士による暴行事件で横綱を引退に追い込んで、相撲協会批判を展開した。

相撲改革を主張していたが理事長選などで、自分自身が理事長になるための権力闘争を仕掛けていたのが露見した。


その後貴乃花部屋で暴行事件が起きると一転して謝罪し許しを請うたが、親方衆は除名や降格を検討している。

反感を買ったのは相撲界の改革を主張しながら、自分が理事長になって「うまい汁」を吸おうとしている点だった。

改革が必要なのは確かだが、貴乃花にリーダーとしての資質があるかは別問題で、ほとんどの親方は拒絶した。


小泉進次郎のやり方も貴乃花とほとんど同じで、改革を主張し一見すると正しい事を言うが、結局自分が総理大臣になりたい。

自民党の「若手ホープ」は以前は小渕優子、野田聖子、稲田朋美、ずっと前は田中真紀子などが「首相候補」と呼ばれていたが次々に消えていった。

若手ホープや次期首相候補はマスコミが決めるが、話題性だけで碌な人間がいない。


小泉進次郎は自民党農林部会長のときに「日本の農家は補助金漬けで甘やかされている」として競争原理を導入し農業改革を行うべきだと言っていました。

日本の農業は補助金漬けどころか「世界で最も補助金を貰っていない」のであり、欧米農業は政府補助金で輸出奨励し日本に輸出しています。

アメリカの牛肉も欧州のチーズもみんな、政府の補助金で生産しては日本に押し付けています。


事実と真逆の事を言ってマスコミに受けて人気者になり、それで次期首相候補だといわれている。

イケメンで育ちが良くても「バカ」は総理になるべきではない。


キャッチコピーと他人の悪口だけ

父親の小泉純一郎は劇場型政治と言われ、特に総理のときは人気絶頂で高い支持率を誇っていました。

郵政改革とか行政民営化、市場原理導入などとにかく「キャッチコピー」がうまく、自分の競争相手を悪人に仕立てて自分は正義側になった。

最大の成功例が郵政民営化で、反対する議員を「抵抗勢力」と呼び、自民党から追い出して選挙で次々に落選させました。


それから10年以上経って郵便局が次々に閉鎖されているのを見て、「どうして郵政民営化など支持したのだろう」と後悔している人もいる。

ブームの作り方や、敵を悪人に仕立てて自分が正義側になるのが、小泉純一郎はとても上手かった。

小泉進次郎も純一郎と同じ方法で総理になり成功するかといえば、おそらくそうは成らない。


批判と悪口が多く、多くの人の敵意を買ってしまっているからで、この点は石破茂と共通している。

石破茂はテレビで他の自民党政治家を批判すすることで人気を得たが、それが為に「石破だけは絶対に許さない」という議員が多い。

小泉進次郎は森友問題で自民党批判、政権批判を繰り返したが、おかしなことに文書偽造した財務省が「被害者」であるかのように言っている。


ここに石破茂、小泉進次郎、野党ともに安倍政権を倒して自分が利益を得たいので、森友問題を騒いでいるのが垣間見える。

安倍総理が加害者で財務省は被害者でないと、財務省が処罰されて安倍総理は退陣しないので、この人達は都合が悪い。

こういうバラエティショーの芸人みたいな批判を繰り返して、本質の議論を避けている所に、彼らの本性が透けて見える。
http://www.thutmosev.com/archives/75604950.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
46. 2020年3月21日 16:28:58 : UohDuikM9s : Z1NRVkR3MDNjQms=[177]
>>28
平然とデマ吐く野郎に同意するとか軽薄すぎないかおまえ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c46
コメント [政治・選挙・NHK270] 加藤厚労相の化けの皮がはがれた/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
39. 斜め中道 (-_-メ)[107] js6C35KGk7kgKC1fLdIp 2020年3月21日 16:30:43 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[3171]
>>38 さま

サラリーマン金太郎の第30巻では
「建設現場労働者のユニオンネットワーク」・・・ってのがあったけどね♪
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/718.html#c39

コメント [カルト25] NHK・NY・ホテルなど一万室を病院に改装。日本も選手村やホテルや体育館を病院にしなければ駄目である。 ポスト米英時代
2. 2020年3月21日 16:30:54 : NWQWeSISpM : STJOcEVQOXhyVDI=[241]

>1さんに 同意! ★陽性患者を家で隔離すると 家族全員全滅・感染 広がるばかりーー


http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/583.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
18. 2020年3月21日 16:31:18 : qIe44v6Rb2 : emlxc09ZSVZYMVU=[82]
千葉市長は市民のために頑張っています。

12番の馬鹿にお前呼ばわりはないぞ

安倍や鈴木と一緒にすんな、ぼけ!
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[65222] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:31:40 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2303]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[65223] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:32:33 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2304]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c2
コメント [近代史4] 女に選挙権を与えたのは失敗だった 中川隆
2. 中川隆[-13626] koaQ7Jey 2020年3月21日 16:32:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1256]

女に選挙権を与えたのは失敗だった _ 2


ほとんど禁酒に成功しなかった「禁酒法」が残した教訓とは?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/808.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員を自殺に追い込んだ「森友公文書改ざん」は財務省・佐川局長だけの責任じゃない 事実上、安倍首相の指示だった(… 赤かぶ
50. 2020年3月21日 16:32:44 : DihQOIIP96 : UUc5elpDWWdVeTY=[295]
>49さんへ

ユーチューブありがとうございました。


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/715.html#c50

記事 [ペンネーム登録待ち板6]   安倍内閣は、強引に黒川氏を、検事総長に就任させようとしている !

 安倍内閣は、強引に黒川氏を、検事総長に就任させようとしている !

   自民党政権・自公政権下の官僚の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/03/18より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。

7)安倍内閣は、黒川氏を本年夏に、

    検事総長に就任させようとしている !

安倍内閣は、安倍首相に従属の黒川氏を本年夏に、検事総長に就任させようとしている。

現在の検事総長が、夏に退官しなければ、黒川氏は、検事総長に就任できない。

しかし、この事態を想定して、安倍内閣は、3月13日に閣議決定した、国家公務員法や検察庁法などの改定案に、これを回避するための条文を、盛り込まれていた。

検察庁法改定案に、検察官の定年を、63歳から65歳に上げることが盛り込んだのである。

改定案では、63歳になった検事長など、一定のポストにある検察官は、引き続きこれらのポストに就かせることは、できないとしている。

8)「内閣の定めるところにより」再延長も、

    可能となる規定が盛り込まれている !

ところが、同法案に、「内閣が定める事由があると認めるとき」は、63歳以降も検事長などの役職の延長が認められ、さらに、「内閣の定めるところにより」再延長も、可能となる規定が盛り込まれていることが明らかにされた。

参議院予算委員会で、日本共産党の山添拓議員が、追及して明らかにされた。

黒川東京高検検事長の任期が、半年延長されたが、その半年後までに、稲田現検事総長が退官しなければ、黒川氏は、検事総長に就任できない。

9)安倍内閣は、強引に黒川氏を、

    検事総長に就任させようとしている !

この点に留意して、検察庁法改定案に、「役職の再延長ができる規定」が、盛り込まれたものと考えられる。

安倍内閣が、強引に黒川氏を、検事総長に就任させようとしているのは、もちろん、暗黒の日本刑事司法を守るためである。このような腐敗を、日本の主権者は、断じて許してはならない。

森友事件における、虚偽公文書作成の任務を押し付けられた、近畿財務局の職員が、自死に追い込まれた。

10 )虚偽公文書作成の任務を押し付け

   られた、近畿財務局の赤木職員が、自死した !

近畿財務局の上席国有財産管理官だった、赤木俊夫氏である。

赤木管理官の妻が、3月18日、国と佐川宣寿・元国税庁長官に、計約1億1000万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。

遺族側は、赤木氏が残した手記や、遺書を公表した。

手記や遺書には、上司の指示で、文書を書き換えさせられたこと、「すべて佐川氏の指示だった」などの、重要事実が記されている。

11 )近畿財務局の公文書改ざんは、全て、佐川理財局の指示だった !

犯罪事実が明白であり、完全なる証拠も存在する。

しかし、検察は、この巨大犯罪をもみ消した。

その一方で検察は、国有地の不正払い下げ、安倍首相夫妻の関与の事実を明らかにした、籠池泰典氏夫妻を、詐欺罪などで起訴し、懲役7年の実刑判決を獲得した。

政官業癒着・安倍自公政権下、このような不正が、現在日本で、まかり通っているのである。

12 )安倍内閣に関する巨大犯罪は、すべて無罪放免である !

独裁政治・安倍内閣に関する巨大犯罪は、すべて無罪放免である。

甘利明氏、下村博文氏の事案も、放免とされた。

安倍首相は、国会で、「自分や妻が関わっていたら、総理大臣も国会議員も辞める」と明言した。

その後に、安倍首相夫妻が、森友事案に深く関わっていた事実が、明らかにされた。

それにもかかわらず、安倍氏は、首相も議員も辞めていない。

  ―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

  「失敗から学ぶ」「失敗学」で 「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !

    国の巨額債務は多すぎる官僚の高給と天下りが原因 !

(logs.yahoo.co.jp:2006/9/14より抜粋・転載)

1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !

素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。タイトルは「失敗学」―――。―中略―畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。

「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。やはり素晴らしい。

2)タテワリ、横並びの官僚組織、

「省益」「局益」「課益」への固執 !

ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。

この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。

その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。

つまり<部分最適>―――。

3)国と地方の借金合計約1400兆円、

  歳出削減せず民間の2倍の高給を貪る !

  天下り、渡りの法人へ年間12.1兆円歳出 !

    65年間で約787兆円の出費 !

だが国と地方を合わせた借金はなんと<1061兆9000億円>(日経・2005年1月3日)(2015年度は約1400兆円)―――。その後も減ったという話を聞かない。GDP(国内総生産)の2倍超。先進諸国中の最悪。

歳出カットは全然進まないのに民間に比べ<倍>近い<高給>を貪る。自民党の中川秀直政調会長ですら、憤然と「給料は半分でもよい」とテレビで絶叫する。火山は3回もテレビで観た。つまり<全体最悪>―――。民間だったら会社が<破産状態>だったら、給料カットは当然起る。それが<民間の掟>。だが<お上>は<無謬>―――。

4)マスコミは大部分インペイしているが 官僚の汚職・腐敗は蔓延 !

しかも最近の社会保険庁の不正・腐敗を筆頭に過去、財務省、外務省、厚生省、防衛庁など「汚職・腐敗のオンパレード」である。日経朝刊のコラム<春秋>も9月5日、「このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。

肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺―――。政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。(中略)国家賠償の費用も国が裁判の投じるカネも、同じ税金である。

『役所は絶対間違わない』などという今どき誰も信じない、「官僚の無謬神話」を守るために、これまでどれほど「ムダな訴訟費用」を費やしてきたことか」と書いたばかり。<部分最適>を主張するから<全体最悪>―――。

公務員の「腐敗事例」は事欠かない。岐阜県庁の<裏金><17億円>。梶原拓前知事は4期16年も務め、その前は県企画部長、副知事も務めた。それでも「知らなかった」「やましいことは何もない」と言い切って見せた。

火山は「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」という米国ATT前社長F・R・カッペル「企業成長の哲学」(ダイヤモンド社)の言葉が好きだ。企業の教育担当として「管理職研修」の教材にずっと使ってきた。

5)「権限委譲」は「責任放棄」ではない、

  「知りませんでした」で責任逃れ !

「結果として…」―――。不祥事で官僚や企業のトップが謝罪会見をすると、必ずといってよいほど飛び出す<決まり文句>。こんな言葉「カッペルの<辞書>にはない」―――。「知りませんでした」というのも同じ。「権限委譲」は「責任放棄」ではない。逆だ。<委譲>すればするほど<責任>は重くなる。それこそがトップの<器>―――。

「知りませんでした」など、恥ずかしくて口にできる言葉ではない。「失敗学」に話を戻そう。「先生は技術、設計分野で研究し始めた『失敗学』を経営のジャンルまで敷衍し、『波長のための失敗学』も上梓された。『失敗学の方法論は全て同じだ。必ず自分なりに観察して一つの仮説を立てる。次にそれを実証する。

そこでもう一度仮説を作り直す。この繰り返しである』という考えは説得力をもつ」―――と続く。何を言っているか。カッペルと一緒。「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」だ。<予見>とは<仮説>なのだ。

火山の「管理職研修」は<問題解決>学。。問題を分析、<仮説>を立てる。それを<検証>する。そうして<問題>を解決する。そうやって<仮説><設定能力>を高めていく。<戦略>とは<仮説>―――。<先手必勝>とは<仮説>で<状況>を分析、環境に秘められた<好機>と<脅威>を<予見><洞察>する。

そして自分の<強み>と<弱み>を掴み<必勝条件>を整える。もう一度<失敗学>…。「日本の社会全体が成果主義といって、結果だけを見て誤った賞賛や誹謗をし、その成功や失敗から学ぶことを怠る。挙句の果てに、失敗そのものを恐れて何もしない風潮を作り出していることを大いに憂うべきだ」―――。ここからは火山の意見。

お役人の<無謬神話>―――。<神話>とはウソという意味。むしろ<誤謬>だらけ。<腐敗><不正>だらけ。でも<無謬>だから<失敗から学ぶ>こともない。ナンタルチーア。断固<官僚>リストラだ。豪腕維新の小沢一郎に期待したい。



http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13586.html

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[65224] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:33:34 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2305]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[65225] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:34:11 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2306]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[65226] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:34:58 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2307]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
6. 赤かぶ[65227] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:35:33 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2308]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. ぢっとみる[1156] gsCCwYLGgt2C6Q 2020年3月21日 16:35:38 : LLC16YRhF6 : ZGEwWi9qMFkwMms=[570]
> サウジのムハンマド皇太子とチーム・アホノミクスの大将は似たもの同士。

いや。
サウジと奴ッポンは信介ジサマの時代からの馴染みだと。
仲を取り持ったのは、
もちろんアメ公ども。
何のために?
もちろんカネ。
アブラをめぐる戦争。

イランは、
その首枷から逃れることができた。
でもそのおかげで、
執念深いヤツ等に脅され続けている。
ニホンジンにとって、
イランという国は、確かに狂信的にも見えるだろう。
では、ニッポンジンの狂信性は何を残せるか?
何を残してきたか。
何を残してしまったのか。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c18

コメント [カルト25] 高山・コロナに効果があると分かると出荷停止にする安倍政府。まともな政権を作らねば駄目である。 ポスト米英時代
10. 2020年3月21日 16:36:01 : m00VE8ABH6 : Y2REbFMuTmxHN28=[1]
>3
あんたは何言ってるか分からないな。じゃなんで武漢から肺炎が発生したの?
中共のやってきたことちゃんと理解してないでしょ?人民はまともかも知らんよ?だが、それは強権のもとで拘束された隷属として息を潜めているからに過ぎない。

武漢コロナを「中共肺炎」と呼び名を新ためることに賛同する。これなら阿呆な工作員もぐうの音も出ない。
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/547.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
7. 2020年3月21日 16:36:04 : qIe44v6Rb2 : emlxc09ZSVZYMVU=[83]
腐れ外道って、安倍と麻生のことか
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
8. 赤かぶ[65228] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:36:07 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2309]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
9. 赤かぶ[65229] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:36:40 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2310]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
10. 赤かぶ[65230] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:37:06 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2311]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
47. 2020年3月21日 16:37:09 : TBMogv1vYk : MjFUbEJJOGhlRnM=[46]
>>44
クリックしない人も居るかもしれないので
引用というか転載しておく。

私のブログにトラックバックを付けていただいた方の
ブログからたどって、ある方のブログを見ていると、
安倍晋三の写真がTBSの731部隊に関する番組で
流れた問題で、安倍の祖父である岸信介は「731部隊の
実権を握っていた」から、同部隊と安倍はまんざら
無関係ではないとの記事を見た。私は、日本の近現代史に
ある程度の知識はあると思っていたが、こんな説は
初めて知ったので、根拠を聞いてみたら、丁寧に
教えていただいた(ありがとうございます)が
今ひとつ納得できず、ネットで検索もしてみたら、
どうも、反安倍の方々の間で、このTBS問題に
絡んで、最近この説が強く唱えられているらしい。
そして、どうもその元ネタはこのブログのようだ。
しかし・・・これはこじつけではないか?
岸信介が満洲国の国務院実業部総務司長に就任した年に、
「軍獣防疫廠」が設立されたという。仮にそれが
事実として、どうして「つまり、満州での人体実験や
細菌兵器の開発は当時の総務司長であった岸信介の
許可なしには行われなかったのであり、七三一部隊を
率いていた石井四郎の背後で岸信介が実権を
握っていた感がある。」となるのか。飛躍しすぎている。
この記事へのコメントに、「つかぬ事を伺いますが
「軍獣防疫廠(関東軍 軍馬防疫廠 ?)」と「満州国
国務院 実業部」との関係とはどのようなモノなのでしょうか? 」
というものがあった。私も全く同じ疑問を持つが、これに
対する返答はない。手元の『戦前期日本官僚制の
制度・組織・人事』で満洲国の国制について調べてみた。
それほど詳しいことは載っていなかったが、建国当初、
国務院には実業部のほか民政・外交・軍政・財政・交通・司法の
計7部が置かれていたという。部はわが国の省に、司長は
局長に相当するという。実業部には総務司のほか農鉱司、
工商司が置かれていた。実業部の総務司の職務権限に
ついてはわからないが、7部のうち軍政部以外には全て
総務司が置かれている。となると、総務司というのは、
各部内での総務的な仕事をする部署であると推測される。
したがって、「人体実験や細菌兵器の開発」を許可するような
部署ではなかったのではないだろうか(そもそも、
「実業部」にどうしてそんな権限があると断じることが
できるのか不思議だ)。私は、安倍氏を次期首相として
強く支持しているわけではない。別に、見解の相違などを
理由に、彼に反対する人がいてもいいと思う。しかし、
安部憎さのあまりにデマをまき散らすようでは、いかんだろう。
岸が戦犯で731部隊の黒幕だから、孫の安部も
首相にはふさわしくないという理屈も、
それ自体あんまりだという気もするが。
_________________________________________________
地下爺という輩はそれがどういう思惑であれ結果的に
反安倍派の印象を貶めているのならば
「安倍アシスト部隊」と形容しても良いように思う。
これは陰謀論者等も同じこと。涙流す振りして
敵対側には何をしても良いとでも言うかのような態度は
ナチス並み。批判は別にしても良いと思うがそれは
前提となる証拠・疑惑の密度の濃さがあってこそだろう。

ただでさえ野党全体は支持率が高いとは言えないのだから
ネトウヨ並みの行動は慎んでくれなければ困る。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c47

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
11. 赤かぶ[65231] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:37:39 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2312]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c11
コメント [近代史4] 女に選挙権を与えたのは失敗だった 中川隆
3. 中川隆[-13625] koaQ7Jey 2020年3月21日 16:39:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1257]

ヒトラー 奇跡の名演説


【日本語字幕】ヒトラー 演説 "世界は我々を裁けない!"
- Hitler Speech "The world cannot judge us!"





Hitler's First Speech As Chancellor Aka Nazi Mass Rally - Hitler Speaking (1933)







Adolf Hitler: Speech at Krupp Factory in Germany (1936) | British Pathé





Hitler In Essen (1938)





アドルフ・ヒトラーの世界


ドイツ人を変えたヒトラー奇跡の演説 _ ヨーロッパの戦い こうして始まった! 
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/352.html

『ヒトラー思想』とは何か
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/347.html

ドイツとロシアにはさまれた国々において、ヒトラーとスターリンは 1933年〜1945年に1400万人を殺害した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/344.html

アメリカの極秘文書が伝える天才ヒトラーの意外な素顔
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/207.html

天才ヒトラーは薬物中毒で破滅した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/361.html

アフター・ヒトラー
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/405.html

「アドルフ・ヒトラー」は「ユダヤ人」ではなく何の変哲もない一般的な「オーストリア人」
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/634.html  

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK270] 嫉妬する病根を持つ日本の闇 が 安倍政権支持率です  赤かぶ
22. 2020年3月21日 16:39:57 : diSbLvGv8Q : Rm01OVZPTWdhYkU=[64]
15さまに同感、同意。

吐き気と怒りで、ムカムカしますね。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/719.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
12. 日高見連邦共和国[19179] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年3月21日 16:40:14 : tc2aFhlfa5 : aFdSeFhSc0xPMzI=[1]
こんなバカ発言を聞いて、支持者は腹が立たねェ〜のかよツ!!

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c12
記事 [ペンネーム登録待ち板6]   安倍内閣に従属する検察により、不正暗黒国家が構築された !

 安倍内閣に従属する検察により、不正暗黒国家が構築された !

  森友・加計疑惑問題の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/03/18より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)〜12 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。

13 )森友問題は、財務省と近畿財務局 が実行した、重大犯罪だ !

森友学園への国有地払い下げは、財務省と近畿財務局が実行した、重大犯罪である。

岡本薫明元官房長、迫田英典元理財局長、佐川宣寿元理財局長、武内良樹元近畿財務局長などの責任が、一切問われていない。

14の公文書の300箇所以上を改ざんして、虚偽公文書を作成した犯罪は、日本の官僚機構犯罪史のトップに躍り出る、超重大犯罪である。これらの犯罪を、検察は握り潰した。

14 )森友問題は、時価10 億円の国有地

   を、タダ同然の安値で、払い下げた !

森友問題は、時価10億円の国有地を、タダ同然の安値で、払い下げたことも重大な犯罪である。

これらの巨悪を、すべて無罪放免にする一方、まったく罪のない無実の人間を、犯罪者に仕立て上げる。政官業癒着・安倍自公政権下、これが日本の刑事司法の現実なのである。

陸山会事件に関連して、2010年に東京地検特捜部は、石川知裕衆議院議員に事情聴取した。

この事情聴取の模様を、石川氏が秘密録音した。

事情聴取内容は、捜査報告書にまとめられて、検察審査会に提出されたという。

15 )検察審査会が、二度の「起訴相当」議決

   を行い、小沢一郎氏が、強制起訴された !

陸山会事件で、小沢一郎衆議院議員は、不起訴になったが、「市民団体」が、東京第五検察審査会に異議を申し立てた。

この東京第五検察審査会が、二度の「起訴相当」議決を行い、小沢一郎氏が、強制起訴された。

その際の検察審査会に、捜査報告書が提出されたと言われている。

しかし、この捜査報告書は、完全に「ねつ造」されたものだった。

小沢一郎議員の裁判の過程で、石川氏の録音音声の内容と、捜査報告書が、まったく異なることが明らかにされたのである。空前絶後の「虚偽公文書作成」だった。

検察当局が、捜査報告書をねつ造して、小沢一郎氏を、強制起訴したのである。

16 )小沢事件は、日本の検察史上、最大、最悪の巨大犯罪だ !

日本の検察史上、最大、最悪の巨大犯罪である。

ところが、検察は、検察自身の超巨大犯罪を、握り潰した。

この事案に関して力を尽くしたのが、黒川弘務氏だと見られている。

そもそも、西松事件、陸山会事件が、検察による、「ねつ造事案」である。

日本政治を、転覆するために実行された、最大、最悪の謀略事案なのである。

17 )安倍内閣は、日本の暗黒の刑事司法を、維持しようと画策している !

悪政・安倍内閣は、黒川弘務氏を、強引に検事総長に引き上げようとしている。

その理由は、日本の暗黒の刑事司法を、維持するためである。

暗黒の刑事司法の下に、暗黒の国家が広がることは、言うまでもない。

18 )歪み切った立法を指揮しているのが、森雅子法相だ !

この歪み切った立法を指揮しているのが、森雅子法相である。

相次ぐ暴言事案を引き起こしており、野党にその気があれば、森法相は、更迭させられるはずである。

森法相更迭を獲得できれば、安倍内閣による最悪の検察人事介入を排除できる。

ところが、野党の側に気魄がない。

森法相に対抗、素振りだけを示して、安倍内閣の暴走を、容認している。

これでは日本に未来がない。

いま必要なことは、民主政治を実行する、本当の野党、たしかな野党を確立することである。

(参考資料)

   森友・加計疑惑問題の深層・真相は ?

T 安倍首相の大坂出張後、森友・国有地激安売却等が急進展した !

U 安倍昭恵氏の秘書・谷査恵子氏の財務省への折衝により、

国有地が、実質タダ同然の価格で、森友学園に払い下げられた !

☆森友学園・愛国心等を育むことを目的とし、戦前の教育勅語を導入している。

籠池理事長は、右翼・日本会議大阪の運営委員を務めていた。

籠池理事長:「日本会議の教育理念は私が実践していたのと同じだが、こちらが先にやっていた理念、考えは一致しており、一緒に行動している」

◆ 右翼・日本会議国会議員懇談会の役員(右翼政治家)

特別顧問:安倍晋三・麻生太郎、顧問:谷垣禎一・石原慎太郎・亀井静香

相談役:額賀福志郎・石破茂・山東昭子・鴻池 祥肇(こうのいけ・よしただ)

会長:平沼赳夫、会長代行:中曽根弘文

☆安倍晋三氏、麻生太郎氏、稲田朋美氏、平沼赳夫氏に共通するのは、右翼・日本会議の国会議員懇談会役員であること。

V 森友学園の44倍の大スキャンダル !自公政治家・NHK等は隠蔽するが、

安倍首相夫妻「腹心の友」・加計学園に流れた血税440億円

・公有地・約17ヘクタール=東京ドーム敷地の約3.5倍 !

http://79516147.at.webry.info:2017/04/20 11:25 より抜粋・転載)

W 安倍首相と加計孝太郎は、岸信介元首相の孫だ !

(gyoji-iroha.jp:2017年5月25日 より抜粋・転載)

X 加計氏の姉の順正学園と安倍首相が吉備国際大学でも癒着か !

   約36億がタダに !?【週刊現代】

(www.asyura2.com:2017年3月20日より抜粋・転載)

Y 山口敬之氏に対する、「準強姦容疑での逮捕状」が、

   元警視庁刑事部長の判断で、握り潰された !

安倍首相を持ち上げる、著書を著してきた元TBS職員の山口敬之(やまぐち・のりゆき)氏に対する、「準強姦容疑での逮捕状」が、警視庁刑事部長であった、中村格氏の判断で、握り潰されたと伝えられている。

この問題については、元検察官で、自民党国会議員の若狭勝氏は「暴挙」だとして問題視している。

「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/07/24より抜粋・転載)

Z 統計不正、公文書の隠ぺい・改ざん問題等、

   悪政・ペテン師政治が横行 !

[ 森友学園問題で土木会社の社長が死亡、自殺か

   他殺か ?…残土処理の核心を握っているから ?

(twitter.com/tanakaryusaku: 2017年3月7日より抜粋・転載)

@tanakaryusaku:田中龍作:

アベ友疑獄事件で田中は大阪に向かっている。8億円値引きの根拠となった残土を搬出していた土木業者の秋山肇・社長(田中造園土木)が、平成29年3月6日死亡(警察は自殺とした)。当該の土木会社は、工事の受注を否定しているが、親会社は、発注を認めている。疑獄事件では、自殺が付き物だが、多くは病死で片付けられる。

翌日3月7日には、作業員も死亡した。

◆他殺説の根拠は次の3点である。

1 日頃から自殺をするような人物ではなかったこと。2 遺書がなかったこと。

3 死の前日に『毎日新聞』のインタビューを受けて、「国にゴミは掘り起こす必要はないと指示された」と語っていたこと。以上の3点であるが、とくに「3」が他殺の可能性に導く。

\ 森友事件の闇 !「売却地の土の搬出業者の死」は、殺されたのか?

(mainichibooks.com:2017年4月 2日より抜粋・転載)

サンデー毎日・2017年4月 2日号:牧太郎の青い空白い雲 613

◆幕引き説の根拠に、「公明党の沈黙」を挙げる向きも多い !

 幕引き説の根拠に、「公明党の沈黙」を挙げる向きも多い。なぜか国会審議でも、大阪府議会でも、公明党は「森友事件」に触れようとしない。

] 近畿財務局職員が死亡、自殺か、他殺か ?

   「森友学園」との交渉に関与か ?

(news.nicovideo.jp:2018/03/09 13:36より抜粋・転載)

時事通信社: 学校法人森友学園に、大阪府豊中市の国有地が、格安で売却された問題で、学園側との交渉を担当した部署に所属していた、近畿財務局の男性職員(赤木俊夫)が、兵庫県内で死亡していたことが3月9日、関係者への取材で分かった。自殺とみられる。県警などが、詳しい状況を調べている。

◆補足説明:日本会議国会議員懇談会(右翼政治家)役員:

特別顧問:麻生太郎・安倍晋三。(森友学園・籠池理事長は、右翼・日本会議大阪代表・運営委員であった)



http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13587.html

コメント [カルト25] 情ド・種火消失で再点火、インパルスも五輪失敗。もうギリシャの聖火ではなく、天がアベカイダの往生際の悪さを叱っているので… ポスト米英時代
10. ぢっとみる[1157] gsCCwYLGgt2C6Q 2020年3月21日 16:41:12 : LLC16YRhF6 : ZGEwWi9qMFkwMms=[571]
> 全国的に強風に見舞われたため何度も“聖火が消える”ハプニングが発生した。

KAMIKAZE じゃー!
KAMIKAZE が吹いたー!
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/568.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
19. 2020年3月21日 16:41:28 : BcvO9G1erQ : QUplTVZqYUJqVlk=[2]
>>5

>>笑い顔が嫌いだ

笑い顔だけじゃないですね安倍ゲリゾーの食事何か物を食ってる写真や映像など見ると
本当に下品でみっともないおまけに箸の使い方も下手でほとんど幼稚園児だね
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c19

コメント [近代史4] 女に選挙権を与えたのは失敗だった 中川隆
4. 中川隆[-13624] koaQ7Jey 2020年3月21日 16:43:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1258]

小泉先生は真性のS? (“削除コメント表示切り替え” を押して下さい)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/305.html

小泉先生が ○○○ になった理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/307.html

今、大人気の小泉進次郎は場の親密性を優先し、揉め事を嫌い、誰の意見に対してもにこやかに応接する非常にできた人物
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/627.html

竹中平蔵物語
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
19. 赤かぶ[65232] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:43:19 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2313]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c19
コメント [カルト25] 箱コネ・森が理事長辞任の方向。五輪中止の残務整理ができる理事長が必要である。 ポスト米英時代
3. 2020年3月21日 16:43:42 : KuYOgQJzig : RXZKWFNENEp0dHM=[1]
IOC云々以前にイタリアなどの惨状に同情の意を示す事も出来ずに、自分の事だけで手一杯…という訳でもまったくなく…!
コロナなんかありません、元気でスポーツしましょ!と五輪おばさんを先頭に、五輪推進アピールで世界を相手に真逆に感情を逆撫でするバカ国家日本!バカのマスターピース!

森はただ逃げただけ…!日本の政治家はトップの席を占有するくせに誰も責任を取らないただのバカのあつまり!無神経五輪!無責任五輪!バカのスピーカーたる無責任メディア!

http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/579.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
20. 赤かぶ[65233] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:44:19 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2314]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
21. 赤かぶ[65234] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:44:52 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2315]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c21
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
22. 2020年3月21日 16:45:30 : ATjTyCYFps : Mk4wUE1zVkdqeHM=[56]
>>17
値はしないが、する必要はある
なぜなら、安倍は批判されないために金を使っているのだから
安倍には金を吐き出させる必要がある・・・それが尽きた時が終わりだ
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c22
コメント [近代史4] 女に選挙権を与えたのは失敗だった 中川隆
5. 中川隆[-13623] koaQ7Jey 2020年3月21日 16:47:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1259]

女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの?
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html

ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
13. 赤かぶ[65235] kNSCqYLU 2020年3月21日 16:47:46 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2316]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c13
コメント [近代史4] 女に選挙権を与えたのは失敗だった 中川隆
6. 中川隆[-13622] koaQ7Jey 2020年3月21日 16:48:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1260]

女はバカだから、何の検証もしないですぐに右翼の流すデマを信じてしまう
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/622.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
48. 2020年3月21日 16:49:06 : gDuJsjuxdc : LlJvaVVYTFJESUE=[760]
■アベは 赤木さんが

 自殺で亡くなったことに対し

 『胸が痛む』んだって・・・!

 けっして『心が痛む』とは 言わない!

 *『胸が痛む』:心配事などで苦しい思いをする。
 
 *『心が痛む』:すまないという気持ちで苦しくなる。

 アベには 申し訳ないなど 反省の色

  サラサラなしで・・・逮捕投獄の心配のみ!

 がアリアリの『胸が痛む』でアル!



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c48

コメント [近代史4] 女はバカだから、何の検証もしないですぐに右翼の流すデマを信じてしまう 中川隆
5. 中川隆[-13621] koaQ7Jey 2020年3月21日 16:50:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1261]

女に選挙権を与えたのは失敗だった
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/626.html

女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの?
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html

ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/622.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
23. 2020年3月21日 16:50:13 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[13]
新型コロナに便乗して5分3000円で電話相談やってたらしいな。

胡散臭い奴だ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
14. 2020年3月21日 16:53:11 : k9m8MfCkog : MTFoQ3NUbmNBNlU=[5]
>>12
今日は低賃金労働者は休みなのかな?www

休みの理由を教えろよwww
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
49. 日高見連邦共和国[19180] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年3月21日 16:53:23 : tc2aFhlfa5 : aFdSeFhSc0xPMzI=[2]
>>39 『地下爺』さん

岩手の“手”は、岩に刻まれた“鬼の手形”に由来します。

“寓話”として語られる昔ばなしの“鬼”とは、自然の厳しさとか、藩主・豪農の非情とか
庶民(農民)も向けどころの無い怒りや悲哀の“象徴”として書かれたものが多いでしょう。

但し、そういう“非科学的存在(非日常的存在)”が居なかったとは、否定も出来ないと思ってます。

だって、ソッチのほう(存在してくれた方)が面白いから。(笑)

ちなみに、キリスト教では、“岩”とはキリストの事を言います。

ですので、岩手とは“キリストの御手”。右手か左手かは知りませんが。

岩手プチ情報でした。

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c49

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
24. 2020年3月21日 16:53:30 : fPAGedqalU : S0tQb1pzMi91OVU=[888]
  第2種に指定したのは誰か?

 −新型コロナを誰が第2種指定したのやら
  専門家会議は、ど素人の集まりだったのか?

  厚生省の迷走に、何処からも適切な修正が
  出て来ないのが不思議でならない。

  このままでは、まさに大流行時の入院治療が受けられまい。
  識者が自国医療を見捨てて、隣国に逃げ出すさまを、

  うらやましそうに低所得者が見送る羽目にならないか?


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c24

コメント [カルト25] 高山・コロナに効果があると分かると出荷停止にする安倍政府。まともな政権を作らねば駄目である。 ポスト米英時代
11. 2020年3月21日 16:54:24 : hTO9yBqImU : emYzLkhsOS55UC4=[2]
安倍晋三は、戦争屋が政治利用のために、婚姻や養子縁組を駆使して、海のむこうの国の血を混ぜこぜして作りあげた人間。その頂点がアヘンマネーで日本を戦争に導いたA級戦犯の祖父岸信介。そんなブラックな家系に人間性や品格があるわけがない。
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/547.html#c11
記事 [ペンネーム登録待ち板6]   安倍政権下、日本の刑事司法には、致命的な三つの問題点がある !

 安倍政権下、日本の刑事司法には、致命的な三つの問題点がある !

    日本の検察・裁判所の深層・真相は ?


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/03/18より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)刑法:文書等を偽造した者は、一年以上十年以下の懲役に処する !

刑法に次の規定がある。

(公文書偽造等)

第百五十五条 行使の目的で、公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造し、又は偽造した公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造した者は、一年以上十年以下の懲役に処する。

2 公務所又は公務員が押印し又は署名した文書又は図画を変造した者も、前項と同様とする。

3 前二項に規定するもののほか、公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造し、又は公務所若しくは公務員が作成した文書若しくは図画を変造した者は、三年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。

2)森友事件では、財務省および近畿財務局職員が、虚偽公文書を作成した !

(虚偽公文書作成等)

第百五十六条 公務員が、その職務に関し、行使の目的で、虚偽の文書若しくは図画を作成し、又は文書若しくは図画を変造したときは、印章又は署名の有無により区別して、前二条の例による。

森友事件では、財務省および近畿財務局職員が虚偽公文書を作成した。

虚偽公文書作成は、「一年以上十年以下の懲役」、「三年以下の懲役又は二十万円以下の罰金」

に処せられる重大犯罪である。

また、次の規定も置かれている。

(背任)

第二百四十七条 他人のためにその事務を処理する者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は本人に損害を加える目的で、その任務に背く行為をし、本人に財産上の損害を加えたときは、五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

3)森友事件に関連して、近畿財務局等

    は、14の公文書の300箇所を、改ざんした !

森友事件に関連して、財務省および近畿財務局は、14の公文書の300箇所を、改ざんするために虚偽公文書を作成した。

また、財務省は、時価10億円相当の国有地を、実質的にタダ同然の安値で、森友学園に払い下げた。

これらの行為は、虚偽公文書作成罪、背任罪に該当し、検察当局は、重大犯罪として立件する責務を負っていた。

4)大阪地検特捜部は、森友学園関連

    の重大刑事事件事案を、無罪放免にした !

ところが、大阪地検特捜部は、これらの森友学園関連の重大刑事事件事案を、すべて無罪放免にした。

市民が、この決定に異議を申し立て、大阪第一検察審査会は、「不起訴不当」の議決を行い、検察当局が再捜査を行ったが、再び不起訴とした。

このため、この森友事件捜査に、幕が引かれてしまった。

政官業癒着・安倍自公政権下、ここに日本の刑事司法の最大の問題点が表れている。

5)安倍政権下、日本の刑事司法には、致命的な三つの問題点がある !

日本の刑事司法には、致命的な三つの問題点がある。

第一は、警察と検察に、不当に巨大な裁量権が付与されていること。

第二は、日本の刑事司法において、基本的人権が尊重されていないこと。

第三は、法の番人であるはずの裁判所が、人事権を通じて、行政権力の支配下に置かれ、行政権力、政治権力の番人に堕してしまっていること。

6)警察と検察には、犯罪が存在するのに、

    犯罪者を無罪放免にする裁量権がある !

第一の不当に巨大な裁量権とは、

1.犯罪が存在するのに、犯罪者を無罪放免にする裁量権

2.犯罪が存在しないのに、無実の市民を犯罪者に仕立て上げる裁量権である。

国会で問題になっている、黒川弘務東京高検検事長の定年退官を、安倍内閣が違法に阻止して、「定年延長」を図った問題は、この点と直結する問題である。

  ―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

T 「CIAの対日工作員」が幹部になる、米国・自民党従属が、検察の正体 !

1 歴代トップは、「全員CIAに留学」する東京地検特捜部

東京地検特捜部の歴代トップは、「全員CIAに留学」し、「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受け、日本に帰国するらしい。 この教育を受けた者でなければ、東京地検特捜部、そして日本の警察機構の中で、上層部に出世する事は出来ないそうだ。 防衛省・元事務次官守屋を東京地検特捜部が逮捕した理由は、表向きの増収賄等とは全く別の、米国諜報組織「CIAの対日工作」であった。

2 佐久間達哉・東京地検特捜部長の正体

(1) 佐久間達哉は、対米隷属・清和会系 の中曽根康弘に近い

東京地検特捜部長の佐久間達哉は1980年代に駐米日本大使館にいた。ここで「CIAの対日工作員」としての徹底的教育を受けたと思われる。 当時の駐米日本大使は大河原良雄であった。大河原良雄は、太平洋戦争当時から中曽根康弘とは戦友であり、駐米大使当時も中曽根の総理としての対米外交に二人三脚だった。

大河原良雄は、退任後に「財団法人世界平和研究所」の理事長になった。この法人は、外務省管轄ではなく防衛省の管轄であり、主な目的として、「日米関係を良好なものとし、中国の軍事戦略について研究する」というものであった。

そして、大名誉会長には「中曽根康弘」、そしてブレーンはあの「ナベツネ」だった。 ナベツネ&中曽根−大河原−佐久間は、生粋の「親米反中ライン」であり、さらには、同団体の研究主管の薬師寺泰蔵は、「竹中平蔵」とツーカーなのだ。 この団体は面白いことに、あの「柿澤弘治」も理事になっている

(2) 役所内で酒を飲みながら犯罪構想を 練る悪徳・東京地検特捜部長

役所内で酒を飲みながら「小沢一郎をぶっ殺せ」と喚く東京地検特捜部長

法務省職員の証言によれば、佐久間達哉東京地検特捜部長らのチームは、毎晩、庁内で酒を飲み、「小沢をぶっ殺せ」と喚いているらしい(週刊朝日2010年1/28号21ページを参照)。

仕事をする役所内で年末の仕事納め以外の時に酒を飲むのは、違法行為ではないのか。それとも東京地検特捜部長らのチームだけは、酒を飲んでもいいと言う法律があるのか。まず、東京地検特捜部は、人様に対してガタガタ偉そうなことを言う前に、自分たちが役所内で酒を飲むことの是非の説明責任を果たしてもらいたいものだ。

しかもその酒は税金で買っているのだろうから泥棒行為にも相当する訳で、二重、三重に違法行為だ。こいつらの仕事ぶりのいい加減さが、法務省職員の証言で見えて来る。

U NHK等が隠す自民党政権・自公政権下、 裁判所と裁判官の暗闇 !

(元裁判官生田暉雄弁護士が証言する)

(1) 最高裁は裁判官に憲法違反の統制をしている

裁判官というのは、みんな自分は勉強ができると思い込んでいるので、人よりも落ちると言われることに一番弱い体質なんです。比べられて落ちると言われる ことにです。 そういうことから、これを逆手にとれば、一番、裁判官を「うまく統制できる」ということになります。現在、最高裁は裁判官に「憲法違反の統制」をしています。

それは どういうことでやるかといいますと、裁判官になって20年目までは、月給はみんな平等に上がっていきます。20年目までが4号と いうところです。 「21年目」に4号から3号になるかどうかということで、「ふるい」にかけられるわけです。

3号にならないと「裁判長」にもなれません。それから、4号から3号になる 「給料差」ですが、これはだいたい2000年、平成12年の基準でいきますと、4号俸の月額が90万6000 円、3号俸になると106万9000円で、16万3000円差があります。

毎月で16万3000円違って、これがボーナスや諸手当、給料の1割がつく大都市手当、それらを 合わせると、だいたい年間で、「500万円」の差になる。結構大きいんですよ。

だけど、その給料差だけじゃなしに、相手は3号になったのに、会合の座席 でいえば、自分を飛び越して「上座」に行っちゃったのに、自分は行っていないという、こういう屈辱感みたいなものも大きいんですよね。そういうことで、非常に「3号」にみんななりたくて仕方がない、21年目ぐらいからは。

(2)最高裁に嫌われないため検事の要求と違う判決は出さない !

だけど最高裁は、どういう要件があれば、3号になって、どういう要件がなければ、3号にならないかという基準を明らかにしないのです。だから、こういう行動をとっていたら、最高裁は自分を嫌わないだろうかとか、最高裁に評価されるんじゃないかということを非常に気にして生活や判決もします。

だ から、まず考えられるのは、組合関係の判決なんかで、検事と違うような判決を出せば、まず最高裁からもにらまれるであろうということ は、推測は立ちますから、検事の要求と「違うような判決」は、まず出さないと思います。裁判官としてはまず出さない。

(3)最高裁に気を使うヒラメ裁判官が多い理由は ?

(4)検事提出の自白調書を信用するのは

    「給料差別」による餌があるから !

(5)最高裁はウラ金とウラ取引で裁判官・学者等を支配 !

(6)GHQにうまくだまされた日本人 !


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13588.html

コメント [カルト25] NHK・NY・ホテルなど一万室を病院に改装。日本も選手村やホテルや体育館を病院にしなければ駄目である。 ポスト米英時代
3. ぢっとみる[1158] gsCCwYLGgt2C6Q 2020年3月21日 16:54:46 : LLC16YRhF6 : ZGEwWi9qMFkwMms=[572]
首相官邸は、もうとっくの昔にビョー院。
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/583.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
1. 日高見連邦共和国[19181] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年3月21日 16:54:54 : tc2aFhlfa5 : aFdSeFhSc0xPMzI=[3]
私も、新コロに関しては『致命的な感染症』ではないと考えているが、橋下の無責任な軽口に同意はしない!!

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
50. 2020年3月21日 16:55:47 : k9m8MfCkog : MTFoQ3NUbmNBNlU=[6]
>>49
低賃金労働者が休む理由は何?www

コロナ不況だから?www
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c50

コメント [政治・選挙・NHK270] 「大阪・兵庫間往来自粛」は吉村府知事と松井市長の“完全なる誤読”だった! 国からそんな要請はなし 『翔んで埼玉』もびっく… 赤かぶ
50. 2020年3月21日 16:57:19 : jOUk5rWFbo : cUFPV0o0cjBKYWc=[31]
羽鳥モーニングショウ、コメンテータ→吉村知事まだお若い
ミヤネワイドショー橋下氏→吉村知事も敵に隙を見せては行かん

敵は本能寺。間断のない激しい口調に近くのスタジオの皆さんが気の毒。

感染者数が北海道、愛知、東京、神奈川と広がっている中で、大阪はずーと少なく死者も零が続く優良大都市。急に何が起こったのだろうか。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/724.html#c50

コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
1. 日高見連邦共和国[19182] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年3月21日 16:57:20 : tc2aFhlfa5 : aFdSeFhSc0xPMzI=[4]
政府が自律的(能動的)に招集しない“専門家”になら、その言に耳を傾ける価値はある。

『政府が集めた専門家(とやら)』。その時点で既に、バイアスかかりまくるだろうがよっ!
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK270] 「大阪・兵庫間往来自粛」は吉村府知事と松井市長の“完全なる誤読”だった! 国からそんな要請はなし 『翔んで埼玉』もびっく… 赤かぶ
51. 2020年3月21日 16:58:43 : O4pUfLwvsA : T1BlbkkwdDkuVEk=[644]
ヤー公の使いっ走り程度の大阪と北海道首長連中。バカ安倍が仲間を当選させた連中だから根がバカで行政の決定能力などありゃしない。
道民府民が悪いのではなく選挙が不正だからこういう連中が(バカ安倍自民と同様)居座っている。


 選挙民がバカだという意見が常にあるがそれは事実ではない。
選挙が異常に不正なのです。
そうでなくて、どうして日本中にこれだけバカな政権と首長が
跋扈するか。

メデイアは、脅されているから選挙については一切コメントしない。
野党もおなじ。
だから自分の頭で考えない人間は地球上の「選挙」というもの
がどういう意図で作られた制度か考えたことがない。
「あなたたちが選んだ人なのですよ」だからあきらめろ。
これだ。


 バカ政権は賢い首長を容認できない。
自分と同様のバカを首長にしてバカ世界で勝手放題したい。この「方針」はやくざ世界のものだ。
徹底的に裏社会のやり方を、こうして表社会に移植した。
どいつもこいつも「やくざ顔」。

沖縄へのイジメをみればよくわかる。



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/724.html#c51

コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
2. 2020年3月21日 16:59:20 : k9m8MfCkog : MTFoQ3NUbmNBNlU=[7]
>>1
今日は低賃金労働の日じゃないのか?www

コロナ不況で休みか?www
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
3. ぢっとみる[1159] gsCCwYLGgt2C6Q 2020年3月21日 17:00:16 : LLC16YRhF6 : ZGEwWi9qMFkwMms=[573]
そういうの“号令”かけるモンなのか?
“号令”だってサ。
ア〜ッハッハ!
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
2. 2020年3月21日 17:01:09 : k9m8MfCkog : MTFoQ3NUbmNBNlU=[8]
>>1
今日はコロナ不況で超低賃金労働は休みなのか?www
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c2
コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
5. 中川隆[-13620] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:01:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1262]

記者座談会 ポスター貼りをやってみた れいわ新選組ボランティアの草の根活動
2020年3月10日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/16088

 山本太郎率いるれいわ新選組が衆院選の第一次公認候補予定者を発表し、全国各地でボランティアたちが系統的にポスター掲示活動をおこなっている。いわゆる組織的なものではなく、れいわ新選組の政策に共感し、その方向で政治や社会を変えていこうと願う個人が横に緩やかに繋がりながらやっている。一枚ずつポスターを貼ってもらう地道な作業だが、商業メディアに頼らず、人々との直接対話によって草の根の支援を広げていくことを重視するれいわ新選組が最も力を入れている活動だ。本紙記者たちも全国各地や下関でのポスター活動に参加してきた。その特徴や教訓について座談会で論議してみた。


ポスターを掲示するボランティアたち

 A ポスター活動の内容は単純だ。れいわ新選組の事務所に注文し、送られてくる大小のポスターを一枚ずつ地域に貼っていく。自分の居住区でもいいし、隣町でもいい。長期的には選挙区全体を視野に入れて、商店街や住宅地を一軒ずつ回りながら、家主や店主、建物の所有者などに「元参議院議員の山本太郎のボランティアをしています。ポスター掲示のお願いで回っています」とお願いしていく。細かい手続きについてはここでは省くが、ポスターを掲示するためには一人でも多くの人たちと面会することなしには始まらない。


 SNSやネットでは一方的に意見を伝達したり、情報を拡散することはできても、政治的立場や意見の違う人たちとのコミュニケーションは難しい。匿名で相手の顔も生活もみえないし、真意が伝わらないまま「罵倒し合って終わり」となるのが関の山だ。相手と対面し、膝をつき合わせて語り合い、血の通ったやりとりをすることなしには一致点を見出すことも、相互理解を深めることもできない。


 待っていて来ないなら、こちらから会いに行く――「選挙に行かない5割」と結びつくためには、そのような能動的な行動が求められる。


 れいわ新選組の全国ツアーでは「SNSで“いいね”を押したり、ネット上で盛り上がるだけでは票には繋がらない。街頭演説も同じ思いを持つ人が集まる傾向が強く、その熱気がそのまま勢力の大きさを意味するものでもない」とシビアに判断していた。そして「支持してくださる一人一人が候補者になりかわって、一軒一軒戸を叩き、顔をつきあわせて粘り強く働きかけることがなければ強固な基盤を広げていくことはできない」とポスター活動への参加をくり返し訴えていた。勝手連的に全国各地でおこなわれているポスター活動のすべてを本部が把握しているわけではないが、誰も統制したり、掌握することのできない草の根の力によって支えられているのが、れいわ新選組の特徴であり、新しさでもある。


 B 下関でも2月から地元ボランティア有志でポスター活動を始めている。いまはコロナ騒動で自粛ムードではあるが、私たちも活動に実際に参加してみた。


 ボランティア同士がLINEやメールで連絡をとり合って集合し、2〜3人のグループで、担当した地域を回る。もちろん一人でやってもいい。対象地域の住宅地図を見ながら、無差別に訪ねていく。初めての場合は緊張するし、慣れるまではインターホン越しにスムーズに話をするのも難しいが、できるだけ簡潔に「ポスターを貼らせてもらえませんか?」と依頼する。許可が得られたら指定された場所に貼り、自分で貼ってくれる人には預ける。


 ポスターが貼れそうな場所はあらかじめ確認して依頼するが、一見掲示が難しそうな個人宅の壁やお店の中、ブロック塀、フェンスなど意外な場所に貼らせてもらえることもあるから聞いてみなければわからない。壁面の素材にあわせて、ワッポン(ポスター掲示用の貼る画びょう)、両面テープ、画びょうなどを使い分けて掲示する。掲示を了承してくれた人には、チラシを渡して丁寧にお礼をいう。これをくり返していく。


 C 山本太郎を知っている人もいれば、知らない人もいる。なかには「大嫌い!」といってドアをぴしゃりと閉める人もいる。けんもほろろに断られることがあっても「ありがとうございます」と丁寧に礼をいって次に行く。相手の意見にはできるだけ耳を傾けるが、マウントをとったり、むやみに論争はせず、相手の意見や立場を尊重して身を引くことも大事なポイントだ。自己主張を押しつけたり、上から目線の説教や、マウントのとりあいの空中戦はマイナス効果しかないのでやらない。


 掲示スペースがなかったり、商売柄や地域特性によって政治色が出せないため「ポスターは貼れないけれど応援している」という反応も結構ある。ポスター活動は、そのような埋もれている支援者と繋がるきっかけにもなる。たとえ貼れたポスター枚数が少なくても、直接対面して会話を交わすことにも意味がある。それによってまだ知名度の低いれいわ新選組について認知してもらえるし、それを無名のボランティアが支えていることが伝わる。


 A 下関でも、おしゃべり会や候補者発表などを通じて、次第にれいわ新選組の主張や政策が知られるようになり、「頑張っているね」「陰ながら応援してるよ」と声を掛けてくれる人が増えてきた。古くからの保守地盤にあって「れいわ新選組」の政党ポスターを堂々と掲示するのはハードルが高いし、勇気のいることだ。地域コミュニティは否が応にも自民党政治のしがらみのなかにあるし、隣近所、親戚関係、勤め先、商売の取引先、お客さんとの関係でさまざまな政治的立場があり、支持政党を明らかにできないという人が一般的だ。だから無理強いはせず、あくまで「お願いします」と謙虚に投げかけるのが基本だ。それだけでも意味があるし、一枚でも貼ってもらえたらより実態のある宣伝効果を生む。


 「無理だろうな」と思いながら訪ねたお店でも、ロスジェネ世代(30〜40代)の店主たちが「今度は増えるんじゃないですか」「いいですよ」と快く貼らせてくれたり、年配者でも「ユーチューブで演説を見ているよ」といって掲示してくれる人もいる。


 山本太郎やれいわ新選組を「奇をてらったパフォーマンス」のように捉える風潮もあるが、このような地道な活動をすることでより深く政策の中身が知られるようになるし、地道に回りながら底辺の声をすくい上げていく姿勢が歓迎されていると思う。組織票に頼る既存政党はまずこんな骨の折れることはやらない。


 B 世代や職業などによって反応の違いがあるのは当然だし、貼れない理由を知ることも勉強だ。「私はいいけど、旦那がいるからね……」など、家庭内での意見の違いもある。そのように人々はさまざまなしがらみのなかで、表だって政治的な主張がしにくいなかにいるが、決して政治に無関心であったり、必ずしも現状を積極的に肯定しているわけでないことを対話を通じて知ることができる。下関のように他の選択肢が乏しい地域ではなおさらだ。これも生活のなかに飛び込まなければわからないことだ。また逆に、隣近所やお客さんに自民党支持者の人がいても関係なく「貼っていいよ」という人だっている。ボランティアの側が地域の人たちの生活や胸中を理解していく過程でもある。


 D ボランティアにはじっくり一日かけてやる人もいれば、「用事があるから一時間だけ参加」という人もいる。学生、会社員、自営業者、主婦、子育て中の世代、フリーターなど……ボランティアも境遇はさまざまだし、それぞれができる範囲で参加して、お互いが補いながら継続している。特に政治に詳しく、弁の立つ人でなければできないというものではなく、真面目に相手の意見を聞き、お礼をいう謙虚な姿勢さえあれば誰でもできる。一人では心細いけれど、数人でやるなら励まし合って継続できるし、反応やコツを共有していけば、次のステップアップに繋がる。


 C まだ1枚もポスターが貼れていない地域で最初に貼るのはハードルが高い。でも近隣で1枚、2枚と貼ってもらえると、安心して貼ってくれるようになり、気がついたら「太郎通り」かと思えるほどたくさん貼れた地域もある。「難しい地域」という思い込みが覆される。先入観やこれまでの自分の狭い経験だけで見ていたらわからないことが起きるのもポスター活動のおもしろさだ。


 「これまでは自民党支持だったけど……」といって胸の内を語ってくれたり、地域が抱える問題があってもそれに耳を傾ける政治家がいないこと、与野党含めて既存の政治に対する不信感など、赤裸々な思いが語られる。日常生活では聞けない政治に対する本音を聞けるのも醍醐味だ。


 自民党支持者にも支持者なりの思いがある。なぜ支持しているのか、政治になにを求めているのかを知る機会にもなる。「強固な保守地盤」といわれる地域でも細部に分け入っていけば、鬱積した思いがある。圧力があるならそれも含めて共有し、有権者の判断を仰ぐのが民主主義だろう。

市民の生活や思いに学び


れいわ新選組の街頭宣伝に集まる人々(昨年12月、池袋)

 B れいわのボランティアは、組織や団体に属していない個人が多く、しかも主婦や母親、若者、学生など、これまで政治とは縁遠かった人たちが多い。消費税廃止や全国一律最低賃金1500円の政府保障、奨学金徳政令などの政策を自分たちのテーマとして切実な思いをもって動いている。これを「素人集団」と揶揄する傾向もあるが、裏返せば「選挙に行かない5割」にアプローチできるもっとも近い人たちだ。高見から眺めて説教したり、評論するだけの自称「玄人」よりもよっぽど力を持っている。フットワークの軽さこそが武器で、「ポスターを貼らせて下さい。お願いします」で街のなかにどんどん溶け込んでいくのだ。


 それぞれが一支援者で終わるなら個々バラバラだが、ポスター活動をすることで横に繋がる。個人でやっても構わないが、複数でやるならやはりパワーも倍増する。貼れる枚数も増える。地道にコツコツと積み重ねていくしかないが、真面目に実直にとりくんでいるかどうかも含めて有権者は見ていると思う。


 商売や営業活動の経験がある人なら知らない人との対話に慣れていたり、木工などの手作業が得意な人はポスター用のボードを手作りしてきたり、字やデザインが上手い人はメモやイラストを書いたり、その地域に長く住んでいる人なら地域の事情に明るい。動くのが無理な人はチラシを折ったり、ポスターの裏のシール貼りなどの事務作業で参加したっていい。それぞれができるところから参加し、お互いに学び、支え合いながら能動的にやることで新しい運動体が作られているというのも特徴だ。親が子どもと一緒に参加してワイワイ楽しくやっている地域もある。そのように、みんなが安心して緩やかに参加できるセンターが各地に作られていくなら、いままでなかった新しい活動を系統的に継続することが可能になる。


 A 衆院選に向けて第一次公認予定候補の発表が始まっている。議員経験者もいれば、まったく別の畑から政治に飛び込んだ候補者もいる。発表にあたって山本太郎代表は「選挙区に根を張って地道に票を積みあげなければ勝負にならない。地元有権者のみなさんとの丁寧なやりとりやポスター掲示などの活動を見て、候補者に小選挙区でたたかうための運動量や力が足りないと判断した場合には公認をとり消すこともありうる。一人一人がそれくらいの背水の陣を敷いてたたかっていく」と緊張感をにじませていた。候補者は一人あたりポスター1万枚を貼ることが目標だという。政治経験があろうがなかろうが、地を這うように選挙区のなかへと浸透していくこと以外に勝機はないという判断は賢明だ。「この国の主人公は政治家ではなく有権者」という立場を選挙戦に貫くということでもある。


 B 山口4区でも「アベ政治を許さない!」みたいなこれまでの野党的なたたかい方はせず、具体的な地域の要求をすくい上げ、アベノミクスの恩恵の外に置かれてきた市民の切実な声を国政に届けるというスタンスでたたかう方針だ。ネットやメディアを使って観念や思想信条をぶつけ合うような空中戦ではなく、徹底した地上戦をやるということだ。


 激しく政権批判はするが、守るべき人々の生活や感情の機微には関心がないというのが古い左翼の特徴でもある。唯我独尊の自己主張ばかりでは嫌われ、泡沫的な結果しか生まなかったのが現実だ。そんなガス抜きのようなたたかいではなく、真面目に実直に人々の生活や願いの側に立って、具体的な要求や思いと切り結ぶ地べたを這うような地上戦をやるなら保守王国といわれる山口県でも過去に例のない選挙になると思う。


 現職が持つ10万票をひっくり返すのは生易しい話ではないが、地に根を張ったぶんだけ枝葉は伸びていく。焦って結果を求めず、粘り強く活動していくなら変革の糸口が見えてくると思う。


 A モリカケ、桜、公文書改ざん、諸々の売国法案の強行可決など、挙げればキリがないほどの政治の私物化や売り飛ばしが進み、国政政党は馴れ合いのなかで壊死状態といっていい状態だ。多くの人が政治に幻滅しているなかで、諦めるのではなく、下からひっくり返して政権を奪取するという過程は、政治が信頼を失った根拠に立ち返り、大多数の人たちのためにまともに機能する政治を作るための新しい運動を作る過程でもある。候補者が誰であれ、政治の主体は有権者であり、このような対話を縦横無尽にくり広げることが新しい政治運動の土壌を作っていく。候補者も有権者の思いに学ぶことから始めなければいけない。


 権力の動きばかり見て「やられている!」とあきらめたり、またその逆で「けしからん!」と悲憤慷慨するだけでは展望は見えてこない。自分の足元や周辺の人たちと対話をくり返していけば落ち着いた情勢判断ができるし、力を合わせるべき具体的な対象が見えてくる。そこに展望がある。

世界の新しい潮流でも 欧米各地の事例

 B 世界中を見渡しても、米大統領選におけるサンダース旋風、スペインのポデモス、イタリアの五つ星運動など、各地で台頭し始めた新しい政治潮流はすべて街頭での対話や戸別訪問が具体的な機動力になっている。


 米大統領選の予備選で前回に勝る旋風を巻き起こしているサンダースの陣営では、学生や主婦など無数の若い世代がボランティアになり、各州で数千、数万件もの戸別訪問をおこなっている。かつてのアメリカでは考えられなかった金融資本主義を真っ向から批判する候補者が大統領選で旋風を巻き起こすような地殻変動は、リーダーのカリスマ性や、主義主張が先行する教条的な理論への陶酔というものではない。新自由主義による格差拡大のなかで、多数派である貧困層や中間層の具体的な要求を束ねて形にしているから強い。だから「ポピュリズム」「社会主義」「過激派」などのレッテル貼りにもびくともしない。


 2014年にカリフォルニアの看護師たち200人が戸別訪問をはじめたのを皮切りに、評判とともにその方式が全国へと広がったといわれる。それまでは電話かけやチラシ配り程度だった選挙運動も「ドアベアリング(呼び鈴を鳴らす)」「キャンバシング(戸別訪問で意見を聞く)」となって広がり、今回の大統領選では全米各地で数百人から数千人規模のボランティアが戸別訪問をしているという。もちろんその人々と候補者の政策が合致することが前提だが、サンダースは「このような草の根の選挙が、企業献金に支配された選挙にかわってアメリカ全土を席巻する」と強調している。商業メディアなどに足元をすくわれないためにも、下へ下へと根を張ることが求められる。


カリフォルニア州で戸別訪問をするサンダース陣営のボランティアたち(2月)

 C イタリア上下両院で第一党にまで拡大した「五つ星運動」も、腐敗した二大政党に抗議する街頭運動や署名活動からはじまっている。保守も革新も野合して腐敗していることへの怒りを根底にしている。3年前に来日した指導者の一人は「インターネットはみんなが出会いを広げ、自由に意見を交わすことができる手段ではあるが、意見が違う人同士が話し合うためには対面で話し合わなければ意思疎通ができない。だから、街頭での対話は人々が直接的に関係を深める点でより重要だ。ネットが広場(街頭)にかわることはない。だから、私たちは毎週末、広場に出て行き、人々と直接対話をしている」と強調していた。公園や広場にブースを設けて不特定多数の人たちと政治論議を広げ、地方選挙から新しい局面を切り拓いていった。


 欧州で「反緊縮」の狼煙を上げたスペインのポデモスも、全国各地に1200以上の「サークル」といわれる集会組織を作り、地域の問題や生活要求を束ねながら足場を固めていった。各国事情が違うので一概にはいえないが、既成政党が有権者からかけ離れて信頼を失っているなかで、国会の内側からではなく、政治に幻滅した多数派の中から新しい政治運動を作り出しているのが共通した特徴だ。「与党vs野党」「保守vs革新」という古いイデオロギー対立ではなく、社会を食い物にする1%と、食われている99%のたたかいだ。そのためには団結できるすべての人と団結していくことが求められる。


 A れいわの全国ツアーで山本太郎も「支部があってトップダウンでいうことをきくという形では、この国は変わりようがない。政治は組織化しないとダメという固定観念を壊したい。権力は一人一人が能動的に主体的に動くことを恐れ、全国に把握できない有象無象の集まりができることを一番恐れている。そのような塊を広げていきたい」と話していた。このような地道な対話を基本にして旺盛な政治論議が全国各地で広がっていけば日本の地殻変動も迫力が増してくると思う。5割がしらけて寝ているあいだは「3割支配」は安泰だが、その「5割」が少しでも動き出せば誰も予測不能な様相になりうる。


 「一人一人の心のドアをノックする」――あるボランティアはポスター活動をそう表現していた。1人が2人になり、その一歩一歩が新しい可能性を開いていく突破口になると思う。

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/16088
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c5

コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
6. 中川隆[-13619] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:02:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1263]
本気の思いつなぎ新局面つくる れいわ新選組全国ツアーに同行して 記者座談会
2019年12月28日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14988

 山本太郎率いるれいわ新選組は7月の参議院選を経て、9月の北海道を皮切りに、九州、沖縄、東北、北信越、東海、近畿、そして12月の関東まで街頭や屋内で人人との対話をくり広げながら全国を回った。本紙はすべてのツアーに記者を派遣し、山本代表が訴える政策とともに、全国各地の人人が抱いている政治的な問題意識や思い、それぞれの地域が直面している問題についても注目しながら同行取材を続けてきた。全国ツアーでは、新自由主義的な政策のもとで衰退してきた地方の現実や、訴える先のない人人の切実な思いや要求が表にあらわれ、既存政党の枠をこえて人人の手によって新しい政治勢力を生み出すことに活路を求める機運が全国各地に脈打っていることを実感させるものだった。同行した記者たちで座談会を持ち、ツアー全体の特徴を出し合った。

◇      ◇

 A 山本代表の「街頭記者会見」や「おしゃべり会」(屋内)は、全国どこでもその場に集まった人たちから無差別に質問や疑問、提言などを受け付け、それに山本代表が全力で答えるというスタイルでおこなわれる。駅前の雑踏の中、白熱した論議が始まると、その真剣さに道行く人たちも足を止めてたちまち黒山の人だかりになる。反響の広がりから、回を重ねるごとにその規模が増していき、凍えるような寒さのなかで2、3時間ぶっ続けでも人が減らない。


 参議院議員時代に蓄積した数万におよぶ資料のなかから、即座に議題に関連する資料をモニターに映して応える対応力の高さには驚かされるが、「たかだか山本太郎。わからないことはみなさんから知恵を授けていただきたい」という柔軟なスタンスで、自分が答えることができない場合はてらいなく聴衆に委ねる。政治家の主張を一方通行で聞かせるのではなく、幅広い経験を持つ人人と相互に意見を交換して正しい解決策を見出していく手法は「政治の主役はこの国に生きる人人」という山本代表の信条を体現している。そのやり方が歓迎され、記者会見の場ではどこでも時間内に収まらないほど人人から発言の機会を求める挙手が止まなかった。みんなは決して「政治に無関心」なのではなく、発言の場を求め、本気の論議を求めているのだということがわかる。


 聴衆からの質問や意見は多岐にわたる。労働や賃金格差、外国人労働者、税金問題、奨学金、教育、障害者の孤立、生活保護、医療、介護、食品、健康、原発や放射能汚染、農漁業振興、災害対応、憲法や軍事、外交問題……どれもこの20年来の新自由主義的な政策によって破壊されてきた人人の生活からの声であり、生き死ににかかわる切実感があった。

 また福島や福井、新潟などの原発立地地域の問題に加え、北海道、東北、東海、近畿などの各地では国策として進める大規模再エネ(風力やメガソーラー)、核廃棄物の処分場づくり、静岡ではリニア新幹線による環境破壊、宮城や浜松では水道民営化など、大企業が地方を食い物にする略奪的ビジネスが横行していることも浮き彫りになった。長崎県対馬では、日韓関係の悪化で観光客の9割を占める韓国人観光客が激減して地域経済が危機に瀕しているという切迫した声もあった。政治に対する幻滅が広がるなかで、下からの力を結集して政治を変えなければ、生きることも、安心して暮らせるコミュニティも奪われる。その危機感があるし、下から横につながって変えたいという意欲が充満していた。

 B 関東では、山本代表が「ブラック企業でどんな働き方をしてきたのか話してほしい」と参加者に呼びかけ、みんながリレー方式でこれまでの働き方を証言する場面もあった。派遣切りにあって再就職ができず引きこもった経験、最低賃金ギリギリで残業代もつかないサービス労働を強いられていること、職を転転としたあげくに身内が自死した経験、パートを掛け持ちして子どもを育てる苦しさ……など、一度つまずけばたちまち貧困の連鎖に突き落とされる社会のなかでみんなが必死でもがいているし、現役世代や学生たちもこれまで「仕方がない」と思わされてきた過酷な労働環境への疑問を訴えていた。経済的な困窮を背景にした家庭崩壊や虐待、引きこもり、精神疾患、自殺など、まさに「死にたくなるような社会」の現実が想像をこえて蔓延していることを実感した。

 これらの現状を踏まえて山本代表は「なぜ年間2万人が自殺するような社会になっているのか考えなければいけない。もはや奴隷を通り過ぎて、人をとりかえのきく部品としか企業側はみなしていない」と強調し、経団連を中心とした一握りの大企業や米国に支えられてその要求を丸呑みしてきた自民党政治を正面から批判しながら、「全有権者のわずか3割の得票でここまで好き放題できるなら、投票権を捨てている5割の人たちとつながってひっくり返せば、真逆の政治を実現できる。その先頭に立たせてほしい」と熱をこめてくり返していた。こうした論議は、れいわ新選組の政策を知らせるだけでなく、人人がお互いの経験や苦悩を共有し、個個バラバラにされてきた人たちを横につなげていく過程でもあった。

 C 山本代表は、れいわ新選組が掲げる消費税廃止などの政策とあわせて、従来の「財源がないから増税」「赤字なのだから緊縮財政は避けられない」などといった既成概念を覆し、「政府の借金=民間の黒字」の仕組みや自国通貨発行権を持つ日本は税収にかかわらず大胆な国債発行が可能であること、税は過剰なインフレを抑制する景気安定装置であり、デフレから脱却するためには大衆課税を軽減して消費を喚起する必要があることについてくり返し説いていた。

 世界一生産性の高い国でありながら、カネのために人間が縛られ、部品のように消費され、命まで奪われる異常な搾取の構図にメスを入れ、その支配からみんなの頭を解放することに力点を置いていたと思う。対話を重ねるたびに「政治とはこの国に生きる人人を救うために機能すべきものだ。争うのは労働者同士でもなく、外国人労働者でもなく、人人を政治からはじきだすことによって政治を好き勝手にコントロールしているわずか1%の財界とその代理人だ」という方向性を鮮明に訴えていたし、そのために団結できるすべての人と力を合わせていくというスタンスがより強固なものになっていると感じた。対話のなかでの聴衆との相互の響き合いがそうさせていると思えた。

 B 街宣会場では、マスクをしたサラリーマンが「仕事の関係上、公には活動しにくいのでマスクをとれないのが心苦しいが、底辺から底上げしていくという政策に非常に励まされる。いずれは堂堂と活動したい。頑張ってくれ」と声を掛けてきたり、「自営業者だが、取引先が廃業したり、地域全体の購買力が落ちていけば私たちも苦しくなる。社会を変えなければ自分たちの生活もよくならない」(男性)、「友だちにシングルマザーが多く、バイトを掛け持ちしながら子育てをして苦労している。明日は我が身だと思うし、子どもたちの将来のためにも親である自分から動こうと思った」(母親)など、幅広い人たちが居ても立ってもいられない思いをもって集まっていた。単独で旗揚げしたことで国会内勢力やメディアにとっては「目障りな少数派」になったが、国会の外側では明らかに多数派になっている。なにもないところから自力で政党要件をこじ開けた参院選を経て、さらに多くの人を惹きつけている。

旧勢力と違う斬新な質 5割に働きかける努力


 A 全国ツアーでは、ネットやSNSだけに頼るのではなく、人人と「リアルにつながっていく」ことを重視していた。SNSは便利だが、実際に相手の顔を見て、膝をつき合わせて対話することがなければなにも始まらない。一人一人が置かれている境遇も、抱える問題意識も個別具体的だからだ。山本代表みずから生活の場に足を踏み入れて、意見の違う人たちとも心を通わせるよう努力する姿を見て励まされ、「自分にもなにかできないかを考えるようになった」という人は多かった。


 演説途中では「応援したがなにも変わらないじゃないか!」「消費税廃止などできるわけがない」などと否定的な意見も飛んでくるが、そんなときこそ相手がどんな生活をし、なにを考えているのかを知り、本気の論議でそれに応えながら一致点を探っていく。とかく古い市民活動家や革新政党を支援してきた人ほど頭ごなしにマウントをとったり、「我こそは」と自己主張の説教をして嫌われる傾向があるが、そうではなく、政治に幻滅している人、意見の違う人にこそ誠意を持って語りかけ、まず相手の生活を知り、粘り強く理解してもらえるように努力するという姿勢にこれまでの左翼との違いがある。「選挙を捨てた5割」とつながろうとする本気度がある。


 B 演説を聞いたみんなもそれぞれの場で行動している。各地域でおこなわれるポスター活動はボランティアの醍醐味だと思う。SNSで発信される情報にもとづいて、見ず知らずの人たちが集合場所に集まる。3〜4人ほどのグループで地域を分担して散らばり、一軒ずつインターホンを鳴らして「お願いします」とポスター掲示を依頼していく。「思いもよらないところで貼ってくれた」ということもあるが、2時間、3時間回っても1枚も貼れないときだってある。でも、はじめは緊張していた人たちも一日経験してみるとみんな晴れ晴れとした表情に変わっていた。


 活動後に集合し、れいわ新選組のスタッフに促されて一人一人感想を交流すると、「はじめはインターホンを押す手も震えたけど、次第に慣れて話ができるようになった」「断られて心が折れそうになるときもあるけど、直に声をかけていくことで知ってもらえるし、次につながると感じることができた」「知らない土地で一軒ずつ戸を叩いて人人と話をしてみると、ポスターを貼らせてもらえることの方が珍しいし、れいわ新選組や山本代表のことを知らない人もいる。ネット上や仲間内では盛り上がっていても、まだまだ知名度の低いことがわかる。自分が動かなければなにも始まらないことがわかった」と口口に語っていた。


ポスター活動を終えてみんなで感想を交流する

 A 地域の特殊性だったり、政治的ポジションの違いで一回では理解してもらえないことも多多あるが、諸事情でポスターは貼れないけれど内心では応援してくれる人もいる。そうやって地域や人人を理解し、複雑な感情の機微にも触れながら、汗を流して行動した分だけ自分の言葉も行動も磨かれていく。次第に慣れていくと、地域の人人の生活や思いがわかり、「お年寄りが戦争体験を話してくれ、“あんなことは二度とくり返してはいけない”と声をかけてくれた。地域の歴史を知ることもできた」「頑張れと声を掛けてくれた」など新しい出会いや発見も生まれ、「こんなにおもしろかったのか」とみんな楽しみながらいきいきとやっている。経験を交流し合いながらボランティア同士の横のつながりもできる。いわゆるトップダウンの組織ではなく、本気でやる気の人たちが勝手連として下から動き出し、誰も止められない流れになっていると感じた。


 C 集まる人にもそれぞれ得意分野があって、営業経験のある人からは、お宅訪問で断られてもちゃんと頭を下げてお礼をいうなど礼儀作法について教えられる。地元の人であれば土地勘や地域の事情に明るい。手仕事にたけた人はポスター掲示用のボードをつくってきたり、データ処理ができる人は名簿を整理し、デザインが上手い人は独自の配布物をつくるなど、それぞれがアドバイスをしたり、強みを生かしてお互いに補い合う関係ができている地域もあった。女性が多い地域はつながりも強く、とくに活発だった。短い言葉で相手にわかりやすく伝えるためにはどんな言葉がいいか、反論してくる人の意見も丁寧に耳を傾けて次回から教訓にしようとか、お互いに話し合いながら進化していく。自分が「一支援者」というだけではそこ止まりだが、実際に当事者として動くことで関係も緊密になり、一人一人がみんなのために働く運動体になっていく。社会を変えるために自分を変え、周りを変えていく。ポスター活動がそれを促していると思った。


 B 「一人で何かしようと思っても無理なことが多く、いろいろ頭で考えていてもなにも動かない。いろんな人の意見や力や知恵を集めていけば変えていける。安冨歩さんが“山本代表を使って自己実現していく”と話していたが、実際にボランティアに参加してみて、みんな偽善や自己満足のために運動しているのではなく、みんなのためでもあるけど、自分のために世の中を変えていこうとしているし、そういう人たちがたくさん集まり始めていることに気付いた」(40代・母親)、「母親が認知症の祖父母の介護で精神的に追い詰められていたため、夢を諦めて帰郷した。同じような苦しみを持つ人たちがいるのにつながることもなく、周囲に理解してもらえる人も少なかった。思いを共有できない根っこを考えると政治に行き着き、山本さんの動画を見てみんなが協力できる社会に変えていきたいと思った。思っているだけでは変わらないので一歩踏み出してみると、みんな普通の人たちで暖かくサポートしてくれ、やる気の人たちの集まりだと感じた。自分が動くことで、例えれいわを支持してくれなくても政治に関心を持ってくれる人を増やしたい」(20代・女性)など、それぞれが一歩踏み出して新しい境地を開いていた。


 A れいわ新選組のスタッフたちも、各地のボランティアとのかかわりのなかで相当に鍛えられている印象だ。一日の休みもなく日本列島を縦断するようなツアーの行程を献身的に支えていた。昼間ははじめて赴く地で地元の人たちにレクチャーしながら一緒にポスター行動で汗を流し、街宣の始まる3時間前には現地入りしてステージや機材の設置、そして会場整理や宣伝材料を配布するボランティアをとりまとめる。街宣後の片付けまで含めると大変な作業だ。それでも疲労の顔色一つみせず、集まってくる人たちの意見を聞き、励まし、さまざまな突発的なトラブルにも対応する。自己主張や旗を振り回すだけの自己満足でできる活動ではなく、あくまでも「縁の下の力持ち」としての立ち居振る舞いに徹しているのが印象的だった。彼ら彼女らがボランティアのお手本のようになっているし、そのように組織の中核が私心なく結束しているからこそ幅広い人たちの自由な活動を保証できるのだと思う。こういう人たちが各地に生まれていけば、相当に強力な運動体になっていくと感じた。

みんなの行動が情勢を動かす 新勢力が台頭する機運


 B ツアー後半になるに従って、衆院選を含めた今後のたたかい方についての質問も多かった。野党共闘についての意見はさまざま出たが、山本代表の「消費税5%の共通政策で一致できる場合は捨て石になるが、できない場合は独自で勝手にやる」という訴えにはどこでも強い拍手が沸いた。外野からは「野党共闘を分断する気か」などの声も聞こえるが、「政策を横においてふんわりと手をつなぐことはできないし、ただ塊になるだけでは政権交代などできない。消費税5%で一致できなければ、旧勢力vs新勢力のたたかいをするしかない」という姿勢が支持されていた。有権者を裏切って見放された勢力が束になって勝てるほど甘くはないし、そんなこと続きで5割が票を捨てているのだ。


 C 「政治は信じるものではない。宗教でもアイドルでもない。政治家は期間限定の雇われ人に過ぎない。この国の主人はみなさんであり、政治はしっかり監視して動かしていくものだ」(山本太郎)の言葉に集約されると思う。この間の国政の動きを見ても、「桜騒動」の陰で日米FTAは米国要求通りのスケジュールで国会承認され、野党にも体を張って止めるという気概はなかった。聴衆からは「隠れ自民党」「与野党のプロレスを見せられている」「連立政権になっても内側から裏切る」「主導権争いにしか関心がない野党と調整し合うくらいなら独自でやってほしい」などの厳しい意見があいついだ。与野党問わず既存政党の性根が見抜かれているし、だからこそ下から「まったく新しい政党をつくろう」の機運が高まっている。


 自民党でも公明党でも、他の野党でも、れいわ新選組であっても、支持者は「信者」や「応援団」になるのではなく、政治を動かす「主人公」であり「当事者」であるべきと山本代表は強く訴えていた。そうでなければ政権をとったとしてもすぐにひっくり返される。それだけがんじがらめの支配の仕掛けがあり、圧力だけでなく懐柔もある。したがって下から有権者が政治家のお尻を叩き、永田町で起きている裏切りや圧力も全部公開して、相互に意見を交わしながら誤解やズレを正していくというスタンスだ。「野党だから無条件に支持するべき」とか「有権者は政治家の応援団」という関係ではない。「お前になにができる!」という人にも、「山本さんを信じてます!」という人にも「政治は信じてついていくものではなく、疑って監視しながら動かしていくもの。一緒に変えていこう!」と呼びかけていた。


 メディアや既成政党は「ポピュリズム」「子ども染みている」などと揶揄するが、議場から有権者を見下し、「永田町の論理」を絶対視する干からびた脳味噌では理解できない。人人の生活に足場を置くならすべてあたりまえの主張であり、振りまかれてきた諦めをとり除き、みんのために機能する政治を望む人たちの力を束ねていくなら岩盤を突き破れる。そのことをみんなが確信していけば巨大な力になっていく。


 A 限られた選択肢の中から「どこを支持するか」では消去法にしかなりえないのが現状だ。自分たちが望む社会に向かって能動的に政治にかかわり、永田町を下から揺さぶるくらいの強力な国民世論をつくることが求められるし、れいわ新選組がその動きをつくり出す起点になっている。「桜」どころではない大がかりな私物化と売り飛ばしがおこなわれてきたのがこの20年来の政治であり、その大きな構図について有権者とともに論議し、正面突破していく気概なくして政治を動かすことなどできない。国会での茶番やメディアの目くらましは見抜かれ、政治の本質をめぐる有権者の目は鋭くなっている。だからこそ街頭で本気の論議がこれほど盛り上がるのだと思う。この本気の流れが強まることは、スキャンダルの炎上騒ぎ以上に既存の権力にとって脅威だ。例えトップの首が挿げ替えられたとしても、みんなが白けて寝ていてくれたら3割支配は安泰なのだから。


 B メディアが垂れ流す支持率調査などに一喜一憂していても始まらない。「放送禁止物体」として扱われるのも、それだけ権力にとって脅威になっていることの裏返しでもある。政治に幻滅した5割に働きかける彼らの挑戦はまだ始まったばかりで、政権にリーチする道は甘くはないが、逆にいえば伸びしろしかない。「与党vs野党」「右vs左」「保守vs革新」等等の古い枠組みでは分類できないところまで、社会を食い潰す1%と、食われる99%との分化が進んでおり、欺瞞が剥がれ落ちている。情勢は行動によっていくらでも動かせる。諦めや分断に晒されてきた人人を横につなぐ努力を各自が足元から進めていくなら、これまで見えなかったまったく新しい展開が生まれてくると思う。

 れいわ新選組は、来春早早から中・四国、さらに岐阜や滋賀など対話ができなかった地域、さらに候補者を擁立する地域を重点的に回るという。本紙も、この下から始まった本気のたたかいに密着しながら、新しい政治を生み出す全国的なエネルギーの胎動をしっかり発信していきたい。

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14988
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c6

コメント [カルト25] NHK・英陸連・五輪は延期すべき。ロンドンを封鎖している国が言うのは当然で、アベカイダは諦める事である。 ポスト米英時代
1. 2020年3月21日 17:03:15 : lYua7AJcvg : YTY0MDRwZWNjWnM=[1]
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は18日、「Cancel. The. Olympics.(五輪はキャンセルせよ)」と、一語ずつに強調を意味するピリオドを打つ見出しで「パンデミック(世界的大流行)の最中に、五輪への道を押し進めるのは野蛮で無責任だ。開催強行には感染拡大の巨大な危険性が潜在する。世界の公衆衛生のために、五輪はキャンセルされるべきだ」と報じた。

〜〜〜〜〜
NYTは異例というか日本語を使用しての紙面報道もなされていたようで、海外での日本への動向の注視ぶりが伺える。あまりにも馬鹿げて危険なものと写っているから直接呼びかける方法として打出したんだろう。

カリフォルニアでもイギリスでもイタリアでもウイルスが爆発的な感染で広がってる。だから外出禁止令が出た。勿論渡航者を入れない、空港も指定国以外の発着陸もさせない。要請でも自粛の呼びかけでも無く、禁止だ。これは暗にウイルスがバラまかれているという危険性を伝えるものではないか?

中共肺炎と海外の感染力の高さは日本のコロナ騒ぎのそれとは全くと言って良い程違うだろう。
抑え込んだ?果たしてそうか?
だとしたら日本の内情との温度差はここにこそ在るんだろう?
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/586.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
4. 2020年3月21日 17:03:56 : FIVQxYBzws : Y3FTOUxFRHJIdnM=[65]
橋下徹氏には、「安倍政権が退陣して利権がなくなっても、危機に対応できる政権に替わればいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」だと思われる。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c4
コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
7. 中川隆[-13618] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:04:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1264]
“本気で世の中変えたい”を繋ぐ れいわ新選組全国ツアーから見えてきたこと
2019年11月21日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14331

本紙記者座談会

 7月末の参院選で山本太郎やその訴えに共感した人人の力によって立ち上がった国政政党・れいわ新選組が、9月から北海道を皮切りに九州、沖縄地方でポスター張り行動や膝をつき合わせたお話会、駅前等での無差別の聴衆を対象にした街頭記者会見を展開し、さらにこの11月に入ってからは東北ツアー、北信越ツアーと日本列島の全国津津浦浦を駆け回っている。本紙はこの全国ツアーを20〜30代の記者たちが入れ替わりで取材してきた。選挙期間中でもないのに、どこでも他の政党では見られないほど聴衆を集め、2〜3時間の真剣勝負ともいえる街頭での質疑応答にみなが耳を傾ける。この熱気を作り出している根底にはどのような思いがあるのか、街頭記者会見に真剣に耳を傾ける人人、れいわ新選組のボランティアとして活動する人人がどのような思いで参加しているのかも取材してきた。国政政党が壊死したような状態のもとで、安倍政府が体現しているようなどうしようもない私物化がはびこり、これらが既に腐敗堕落しきっていることは、モリカケ、桜、公文書改ざん、諸諸の売国法案の強行採決等等、指摘すればきりがないほどである。ならばひっくり返して政権を奪取し、国民生活のために機能する政治、統治を実現しようじゃないかという彼らの挑戦は始まったばかりで、これまでにない動きとして注目が高まっている。記者座談会でツアーの模様や特徴を論議してみた。


れいわ新選組の街頭記者会見に集まった人々(15日、仙台市)

 A 19日からは北信越ツアーが福井を皮切りに始まっている。先週までの東北ツアーは本州最北端の地・青森県からスタートして、岩手、秋田、山形、宮城、福島と6県を駆け巡った。山本太郎は「消費税増税、TPP、日米FTAなどで一番影響を受けるのは地方だ。全国各地を回るなかで、昼も夜もシャッターが閉まっている地域があり、地方は疲弊している。地方の人人と手をつないで政治を変えていきたい」「政治がお金持ちを優遇するばかりで、この国を支えている地方の産業や中小零細企業の首を絞める政治がおこなわれてきた。もうみなが気づいて行動するときだ。ゆるく繋がって変えていこう」とくり返し訴えていた。

 B 農業、漁業、林業などの第一次産業を基幹産業とする多くの地域は、その盛衰が地域経済全体を大きく左右する。TPP、日米FTAによる農産物の市場開放、国による地方切り捨てのなかで自治体財政は逼迫し、医療や介護をはじめとする行政サービスがまともに受けられない、また雇用の受け皿である地場企業の倒産や賃金レベルの低下を引き金にした人口減少など深刻な状況が各地で語られていた。北海道の街頭演説会で出産しようにも分娩できる病院が近くになく、隣町まで行かなければならない状況なども語られていたが、その地方、地方の現実を聴衆の側も本気で訴えているし、れいわ新選組としても首都圏からは見えてこない地方のナマの現実に耳を傾け、政策として練り上げていく道程のようにも感じた。

 A 東北地方は福島や青森の原発や放射性廃棄物処理施設などアメとムチの政策で国策をのまされてきた歴史がある。今また秋田県や岩手県の各地の沿岸に巨大風車を建設する計画が浮上し、秋田の新屋演習場にはイージス・アショア配備計画が持ち込まれている。宮城県では水道民営化問題が論議となり、台風19号で浸水被害を受けた丸森町では1カ月が経過し、国や自衛隊、県が支援を打ち切ろうとしていることなども話題となった。東北の現状について盛岡市の聴衆が「日本はアメリカの植民地、東北は東京の植民地で二重、三重の植民地状態」と語っていたのが印象的だった。福島原発の爆発事故とて、東京に電力を供給するために福島は長年にわたって原発を受け入れていたけれど、事故が起きれば郷土は奪われ、住民たちは追い出された。迷惑施設をいつも押しつけられて、ひどい仕打ちを受けるという鬱積した怒りを感じた。秋田での洋上風力も経産省の鳴り物入りだが、自然エネルギービジネスの草刈り場みたいにされている。

国・メディアの嘘見抜く 東日本大震災契機に

 C 取材ポイントとしては、れいわ新選組が何を発信するのかもあるが、聴衆は何を思い、何に期待して足を運んでいるのか、日本社会や自分たちの暮らしを取り巻く現状についてどう考えているのか、どうしたいと願っているのか意識的につかむ努力をしてみた。千差万別だろうが、その千差万別のなかにある普遍性であったり、地方の特殊性なりをつかむことで、全国が呼応し動き出している所以を認識しなければ、世論に働きかけることなどできないからだ。東北ツアーは連日10度を下回る寒さのなか、どの地域でも2時間から3時間にわたる街頭記者会見を真剣に聞く姿が印象的だった。街頭記者会見に足を運ぶ人たちのなかでは「福島原発の爆発がきっかけで今の政治に疑問を持ち始めた」「原発問題で政府やマスコミの嘘に目が覚めた」と語る20〜40代の現役世代が目立った。街頭記者会見を終えて帰って行く人の表情は明るく、ポスターを持ち帰る人、カンパをしていく人などでごった返すなか、ポスターを持ち帰る人人に声をかけてみた。

 仙台で出会った40代の女性は「自分の意識が変わるきっかけが東日本大震災だった。原発のこと、政治のことをあまりにも知らなさすぎて勉強を始め、ネットで山本太郎さんに出会った。あまりにも日本がアメリカのいいなりになりすぎている。変えないとまずくないですか?」と話していた。別の30代の女性は、「今のメディアがあり得ない状態だ。芸能人の麻薬とか結婚などどうでもいい。みんなの生活がかかっているのに、大事なことは何も報道されない。今日は仕事を早く切り上げて聞きにきた」のだと話していた。

 D 郡山の街頭演説を聴いていた20代の男性は、「僕たち20代にとって将来のビジョンが見えない。消費税など税金のとられ方がおかしいと感じていた。山本さんのいう政策は大胆な内容だが、この人なら政治を変えてくれるのではないかと思って聞きにきた」と問題意識をのべていた。

 同じく郡山で出会った大学生は、「参院選のときにツイッターに『れいわ新選組』が上がっていて、太郎さんの演説動画を見始めたらいつの間にか1時間以上経っていて引き込まれた。それがきっかけで、今日友だちと一緒に聞きに来た。グラフを使ってわかりやすく説明してくれた。生産人口が減っていくなかで将来に不安しかない。日本はこれまで外国から挑発されても攻撃はせず、真摯に対応することで信頼を得てきた。アメリカにはべったりで、中国や韓国には挑発的な姿勢はおかしい。僕は、両親が奨学金を借りれば苦労するからと学費を払ってくれた。友人は570万円の奨学金を借りている。高卒より大学に行った方が高給取りになれるというけど、就職する時点で多額の借金をしなければいけない国はおかしい。僕は来年4月から中学校の教師になるけれど、おかしいことはおかしいと自分の意見をいえる教師になりたい」と話していた。みんなが問題意識を持って演説会に足を運んでいるし、それぞれの立場から、「日本社会はこのままで良いのか?」と真剣に考えている。

 C すでに自宅に2枚ポスターを貼っているという仙台市の男性(35歳)は、手取り18万円、妻は15万円で夫婦共働きで2人の子どもを育てているという。「毎月の所得のうち税金のとられ方がひどいなと以前から思っていて、参院選後に山本太郎さんのいう消費税廃止にまず共感した。山本さんの一つ一つの言葉が心に響いてきた。これまでテレビばかり見て情報を入れていたが、国のウソに気づいてしまった。完全に自分が国やマスコミに洗脳されていたことに今頃気づいて本当に悔しい。今は自分で国がどうなっているのかを知るための情報を探すようになった。消費税が10%になり保育料無料というが、給食費は値上がりして、結局国民を騙すための政策だと思う。このままアメリカのいいなりになって日本の財産が奪われていく。今変えないと本当にダメになる」と話していった。

 D 山形市は雨天のため室内での「おしゃべり会」になった。35歳の女性は、シングルマザーで2人の子どもを育てているという。「自分はシングルマザーで生活保護を受けながら2人の子どもを育てている。生活保護を受けていることを知られてはならないと会社でも気づかれないようにしてきた。そういうなかで山本太郎さんが“(生活保護を)堂堂と受けてほしい”といっているのを聞いて救われ、涙が出た。これまで政治にまったく関心を持っていなかったし、どうせ誰がやっても変わらないと思っていた。消費税を払うのも当たり前と思っていた。でもそれが全部ウソだったことを知ってしまった。安倍さんは何のために政治をしているんだろうと思うようになった。こんな世の中を変えたいと思った。初めて本気で応援したいと思える人に出会った」とポスターを持ち帰っていた。

 50代の女性は、参院選後に友人に勧められて山本太郎の国会質疑や街頭演説の動画を見たのがきっかけで参加したと話していた。「身体を張ってたたかっている姿に感動した。そして今生きている日本は、こんなにひどい国なのかと愕然とした。自民党がマスコミをコントロールして国民を洗脳しているけれど、山本太郎さんの出現によって、一人一人の庶民が国のウソに気づいて動き始めたとき、自民党なんて簡単に倒せることを知った。山本さんは何よりウソがないのがいい。政治の世界はウソやごまかし、ゴマすりばかりだ。今からはどの世界も“正直”がキーワードになるのではないか」と高揚した面持ちで帰って行った。

 なかには娘が化学物質過敏症になり病院に連れて行くと、ステロイドを処方されて一向によくならなかったことがきっかけで、「製薬会社」との利権に関心が湧き、また食品添加物に関心を持ち始め、れいわ新選組に出会って共感したというママさんもいた。GM食品とかゲノム食品など怪しげな輸入物が国内市場に溢れている現状を危惧する30代、40代の子育て世代もおり、「今の社会では自分の命だけでなく我が子を守れない」「生きるために応援している」という声もあった。

身体張って闘わぬ野党 ガス抜きの茶番への嫌悪感


聴衆と対話する山本太郎代表

 B 東北ツアー期間中、安倍政府主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑騒動にかき消されるなかで15日、衆院外務委員会が日米貿易協定の承認を可決した。街頭記者会見のなかで日米FTAに対する質問も共通して出されていた。山本太郎が「協定の中身や内容をほとんど明かさず審議らしい審議もせずなぜ承認できるのか。野党はなぜ人人の命にかかわる重大問題であるのに、身体を張って国会を止めてまでたたかおうとしないのか」と野党批判を展開すると、聴衆から拍手が沸き起こり強い共感があった。聴衆のなかには「野党のようで野党でない今の“野党”に辟易していた」(山形・60代男性)という人が多数見られた。

 そのなかで全国を行脚して地方の人人と直接つながり、たたかっていく本気の勢力に対して共感する声があちこちで聞かれた。「安倍政権を何とかしないと、という思いは以前からあり、これまで野党に入れてきた。だが、いわゆる“市民派”“リベラル”に対して何か違うと感じてきた。言葉にするのは難しいけれど、太郎さんの話を聞くとなぜかしっくりくる。革新系にある上から目線を感じないからだと思う。山本さんのように自分たちと同じ目線で人人に訴えるような人が日本を変えていくと思う。実際に2人の障害者を国会に送り込んで、もう変革が始まっている」(山形市・30代男性)、「原発反対をいい始めたころから山本さんを応援はしていたが、いつも鼻をつまんで野党に投票していた。だが今回政党を立ち上げて、れいわ新選組の安冨歩さんの“れいわ新選組で山本太郎が当選するだけでは変わらない。人人が行動することによって変わる”という言葉を聞いて、初めてボランティアとして関わるようになった」(米沢市・40代男性)、「農業をしている。3・11以後、友人が多く被災するなかで無関心ではいけないと思い勉強し始めた。種苗法の改定、種子法の廃止などもってのほかで、国や国民が豊かになるのではなく、誰かが甘い汁を吸うための政治はもうやめるべき。“桜を見る会”はFTAを通すための完全なガス抜きで、もう野党も旧勢力ですよ」(山形市・30代農業者男性)と語る人もいた。

見知らぬ人信頼し訴え ボランティアの活動


参加者にポスターやチラシなどを配るボランティア

 A 各地の街頭記者会見のための機材搬入や交通整理や幟立てなどの作業は、多くが現地ボランティアが担っている。ボランティアに参加する人たちは、街頭演説を聞いたり、動画を見て心を動かされた人たちが横につながって広がっているようだ。13日は午後1時からボランティアによる秋田市内のポスター貼りがおこなわれた。れいわ新選組が事前にSNSでポスター張りの告知をしており、その日集まったのは互いに初顔合わせという30代から70代までの人たちだった。

 事前に準備された地図を持ち、中心市街地を2、3人のチームを組んで一軒一軒しらみつぶしに回っていく。無差別にインターホンを鳴らし、「れいわ新選組、山本太郎のボランティアの者です。ポスター掲示のお願いで回っています」といってお願いしていく。知らない人、断る人など反応はさまざまだが、とにかく一軒一軒声をかけてまわる。留守宅には「ポスター掲示のお願いで伺いました」というメッセージをつけたチラシを投函し、断られても必ずチラシを直接渡し、一人一人との出会いのなかでれいわ新選組を知ってもらうという活動だ。「お願いします」のスタンスで、一人でも多くの人とつながっていく活動のようにも思えた。子育てや仕事の合間にできることをできる範囲でやるというスタンスのようで、まだれいわ新選組を知らない人人に政策を伝え、つなげていく地道な作業だが、楽しくおこなっていた。ポスター張りに参加した30歳の女性は、「これまでなんとなく野党に投票していたが、消費税が社会保障に使われていないことを知り、消費税廃止の政策に共感した。今日はSNSでポスター張りを知り、夕方に保育園に迎えに行くまで時間があったので参加した」と話していた。イージス・アショアに反対する秋田市内の農業者も参加していた。

 C 仙台のボランティアの男性が話していたが、ポスター活動で訪れた家の玄関先で30分ほど話し込み、政治や暮らしの話などをして、最終的に家の壁に張ってくれるということもあったという。「そうやって一軒ずつ訪ねることで、れいわ新選組、山本太郎を知らない人には知ってもらえる。みな心のなかではおかしいと思っており、一人一人の心をノックしていく作業だ」という。また、「徹底的な草の根で、市民側の反撃の形をゆるやかに作っていきたい。このなかで宮城県の水道民営化に反対したたかう人たち、オーガニック食品に携わる人など、仲間がどんどん増えている。みな根源はつながっていると気づいてきた。ボランティアに参加している仲間たちは、会社や友だちなど自分の小さな世界を破っている人たちだ」と話していた。

 「一人一人の心をノックしていく作業」――。この言葉を聞いて、ポスター行動は貼れた枚数云云ではない意味あいを持っているのだと思った。見も知らぬ人にポスター掲示をお願いするのは、とても勇気がいるだろうしドキドキすることだ。断られたら残念な気持ちにもなる。だけど、そこでの一つ一つの出会いが次につながるものになるし、断る人のなかでも周囲の視線やさまざまな政治的ポジション等の事情もあって「協力は難しいが頑張ってほしい」という思いがあったりさまざまだ。わかりあえる人もいる。このなかで、待ちの姿勢ではなく、自分たちから見も知らぬ有権者のなかに足を踏み入れて、大胆にお願いし、働きかけていくことがいかに大切かを感じた。

 A いざ選挙となると、街頭や選挙カーから叫ぶだけでは話にならないわけで、こうやって足を使ってみんなが周囲に働きかけて身近なところから一票一票を積み重ねていく。地域のコミュニティーのなかで幾重にもこうした動きが広まり、全国津津浦浦でゲリラ的に活発化することが最大の得票増を作り出す。自民・公明の組織力によって3割の有権者の得票で政治が牛耳られているが、れいわ新選組が訴えているのは投票することを辞めた残りの5割に支持を広げ、3割支配をひっくり返すことだ。ならば、「投票に行かない5割がけしからん」ではなく、政党政治に幻滅して行き場を失っている人人を信頼し、この5割の人人の心をノックして大胆に自分たちの側から働きかけ、お願いしなければ事は動かない。ポスター行動を地道に展開している意味は大きいと思う。そんな姿勢を有権者は一番見ている。旧左翼にありがちな「我こそ正義」で相手にマウントをかけたり説教して嫌われるというものではなく、れいわ新選組のポスター行動はあくまで人情の機微にも触れながら「お願いします」なのだ。


郡山市での街頭記者会見(16日)

 C 仙台の街頭記者会見の会場には、20代、30代のママさんボランティアが多くいた。「私は子どもがおり、お金に追われるばかりで何のために生きているのかと思っていた。子どもによい食材を食べさせようと思えばお金がかかる。お金持ちしか長生きできない日本でいいのかと思う。太郎さんがいうように、この国に生きる人たちの底上げが必要だと思った」(25歳)、「子どもが2人いる。3・11の原発事故のころから山本さんを注目していた。普段SNSでつぶやくだけで、ママ友となかなか政治の話にならず一人で鬱鬱としていた。今、れいわでつながったボランティアの仲間がいて、少しずつみんなが気づいて変わっていくなかで心がすっきりしている」(30代)と話していた。

 山本氏は、れいわ新選組を広げる形として現時点では地方に支部はつくらないとして、その意図を次のように語っていた。「支部があってトップダウンでいわれたとおりにやるという形では、この国は変わりようがない。政治は組織化しないとダメだという考え方を壊していきたい。権力は一人一人が能動的に主体的に動くことを恐れ、全国に把握できない有象無象の集まりができることが一番恐い。そういう塊、運動を広げていけたらいいと思う」と。

 街頭記者会見や日常的なポスター活動などを担うボランティアの人人は、みんなのために、そして我が子のために勝手連で横に連携しながら動いており、表情がとてもいきいきしているのが特徴だ。社会をより良いものにしたい、みんなが困窮することなく豊かに暮らしていける社会を実現したいという期待や願いが込められているからだと思う。そして、本気の力が動き出したといえると思う。幻滅ではなく、自分の頭で考えて能動的に社会とかかわって動き、同じ志や気持ちを持った人人と積極的に連帯していく。人と人がつながり、山本太郎を御輿に担いで全国でゲリラ的に勝手連が動き出せば、それは脅威になり得る。変に組織名簿などを作ればピンポイントで潰される等もやられかねない状況のなかで、当面は得体の知れない巨大な力、潰すことなどできない意志を持った塊となるべく、雪だるまをつくるように日本列島を北から南へと転がし続けることが正解ではないか。本気のみんながつながっていく過程のように思えてならない。

 B 政治が腐っている。統治機構も腐っている。経済界も腐っている。「そんなこといわれなくてもわかっている」という反応もありそうだが、もう、たいていの人が気付き始めているのではないか。社会の欺瞞が剥がれ落ちている。対米従属のもとで何もかも売り飛ばして、しかし、アメリカにとって都合が良ければ政権は延命し、少少の私物化も黙認されるというようなケジメのない政治状況が続いている。なにが桜かと思う。はじめからその程度なのだ。

 安倍政府がろくでもないことなどわかっている。ならば、「反安倍」の一つ覚えで悲憤慷慨(ひふんこうがい)するだけでなく、これを選挙で叩きのめしてどんな社会にしていくのか、明確なビジョンを打ち立てながら具体化していくことが大切だ。従って、全国津津浦浦の実状に触れ、政策化していくことは極めて重要な意味合いを持つ。一部の富裕層や大企業のために残酷な搾取がまかり通り、圧倒的な国民が生活もままならないほど苦しんでいる社会が到来し、どうしようもない世の中になってしまった…という思いは鬱積している。そこであきらめるのか? 否、こんなどうしようもない世の中だからこそ、下からみんなの力を束ねてひっくり返していこうという力が胎動を始めている。まだまだ自然発生的なものかも知れないが、熱気が生み出される根拠が国民生活の現実のなかにある。

 D 現実の政治や統治の有り様を見て、例えば安倍晋三が退陣したら社会が180度変わると思っている人がどれだけいるだろうか。次の駒があてがわれて、欺瞞しつつ似たようなことをやり始めるのが関の山だ。民主党が政権与党になっても自民党と同じように米軍再編や消費税増税、TPP参加などを進めたように、この国の主権は対米従属の鎖につながれて奪われ、せいぜい安倍晋三みたいに私物化に境界線がなく下品であるか、上品に欺瞞しつつムチャをするかくらいの違いしかない。野党といってもガス抜きみたいな補完的役割に終始している。そうした構造も含めて転換させるべく、政治に直接参加していく機運を強めることが重要ではないか。あきらめが3割支配の根拠ならば、あきらめない力を広げていくしかない。

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14331
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
51. 日高見連邦共和国[19183] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年3月21日 17:05:31 : tc2aFhlfa5 : aFdSeFhSc0xPMzI=[5]
>>41 『斜め中道』さん

『時代遅れ』ネ!私のオハコです。マイクが来たなら喜んで歌ってます。20代から。(笑)

『不器用だけれど白けずに 純粋だけど野暮じゃなく』。いや〜、コレはハードル高いっしょ?


所で『てんびんばかり』も、お聞きください。カラオケで歌うと妙な空気が流れますが。(笑)

*****

『てんびんばかり』 河島英五

真実は一つなのか
何処ににでも転がっているのかい
一体そんなものが あるんだろうか
何も解らないで僕いる

そしてそれが あるとすれば 
何処までいけば見えてくるんだろう
そしてそれが ないものねだりなら
何を頼りに生きていけばいいんだろう

何も解らない 何も解らない 何も解らない
何も解らない 何も解らない 
何も解らないで僕がいる

家を出ていく息子がいる
引き止めようとする母親がいる
どちらも愛してる どちらも恨んでる
どちらも泣いている

何人もの人を殺した男がる
掛替えのない命を奪ってしまった
次はこの男が殺される番だ
掛替えのない命を奪ってしまう

男が殺される 男が殺される 
誰も何も言わない
男が殺される 男が殺される
みんながそれに賛成したのです

友達が殴られて
仕返しをしに行った男がいる
その殴った相手も友達だったので
困ってしまった男がいる

僕が何気なく呟いた言葉が
君をとっても悲しませてしまった
慰めようと言葉をかけたら
君は泣き出してしまった

毎朝決まった時間に起きる人の
喜びはどこにあるんだろう
電信柱にションベンひっかけた
野良犬の悲しみは何処にあるんだろう

うちの仔犬はとても臆病で
一人では街を歩けない
首輪をつけると とても自由だ
僕を神様だと思っているのだろう

拳を上げる人々と 手を合わす人々が
言い争いを続けるあいだに
ホラ ごらんなさい 野良犬の母さんが
かわいい仔犬を生みました

誤魔化さないで そんな言葉では
僕は満足できないのです
てんびんばかりは 重たい方に
傾くに決まているじゃないかい

どちらも もう一方より 重たいくせに
どちらへも傾かないなんておかしいよ

*****

最後の2フレーズ(2行)の、英五たんの“魂の熱唱”は、聞く者を圧倒させますYO!


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c51

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
25. 2020年3月21日 17:06:20 : P5Imv8snkQ : dUV3ZTRxdTZoYkU=[29]
>>23
【医療ガバナンス研究所】メディアに多数出演する「専門家」と
名乗る医師(主に上昌広、久住英二、山本佳奈)たちとは?
【電話相談5分3000円】
https://togetter.com/li/1474272

これか。普段は基本阿修羅しか利用しないので
知らず今知ったわ。この問題、韓国への輸出規制と
同じ匂いがするのが自分だけかね。あの時は
確か国民の8割が支持していて
自分は支持も不支持もなく、というか
北朝鮮と連携している、というような説を取るなら
軍事協定なんて日本から率先して止めろよ、とは
思った。そう言う人がいて
「なるほど、確かにな」と思ったので採用。

ともあれ反安倍への意識から安倍のやること全てに
反対するので完全に日本では少数派に転落。
振り上げた拳を降ろせなくて、それで
ずっと同じ主張をしているのならマヌケもいいとこ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c25

コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
8. 中川隆[-13617] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:07:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1265]
密着・れいわ新選組東北ツアー in 青森・盛岡 地方の切実な要求束ね白熱する論議
2019年11月15日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14234

◇ 青森


 れいわ新選組の山本太郎代表が全国の街頭に立ち人人と直接つながって論議する「街頭記者会見」の東北ツアーが11日から青森県を皮切りに始まった。人口減少や少子高齢化など経済の落ち込みが著しいなかで暮らしや産業をどうするのか、また原発施設や米軍基地問題など、財源が厳しい地方にアメとムチの政策によって押しつけられてきた国策が人人の生活を脅かしている現状も論議となった。切実な問題意識を持った人人が青森市内だけでなく弘前市や八戸市などからも集まった。


 山本氏は、参院選後に北海道からスタートして九州、沖縄と街頭記者会見で全国を回るなかで共通しているのは、みなの生活が厳しいことであり「全国チェーンの店がこれほど展開され、東京でも青森でも同じ値段で物が売られれば所得が低い地方であるほど当然生活は厳しくなる。みなさんの生活を楽にするためにはまず、消費税を減税、廃止にしなければならない」と強調し、それが地方の中小零細企業の底上げや産業活性化の兆しにつながっていくという、れいわ新選組の経済政策について提起した。


 自営業の友人などから山本氏への質問を託されて八戸から青森市まで来たという女性は「れいわ新選組は全国一律時給1500円を公約にしているが、地方は高齢化や人口減少で店も物も少なく、アマゾン、楽天などネットへの依存度が高い。時給を上げても地方でお金が回る仕組みをつくらないといけないのではないか」と質問した。


 山本氏は、「れいわ新選組は緊急政策として消費税廃止など八つの政策が必要だと訴えている。私が全国一律最低賃金1500円を政府保証で実現したい。それを実現するためには消費税を廃止する必要があるし、法人税のとり方を累進制に変えるなど他の政策とセットでないとダメだ。全国どこに住んでいても最低賃金1500円もらえるならば、わざわざ東京に住む必要がないし、地元に残ろう、地元に戻ろうとなるだろう。1500円になった場合、青森でも月に最低24万円が担保されるのであれば、新たに商売をやる人もあらわれるかもしれない。多くの人人が貧乏にさせられている状態を喚起するためには、これが一番大きな力を持つと思う。地方創生というならば、それぐらい大胆なことをしないと始まらない」「国が地方創生といいながら何兆円も予算をつけて誰に流れたかといえば、東京のコンサルなどお友だちに流れているだけだ。それでは意味がない。本気の底上げをしないと地方はさらに衰退する」と訴えた。


 また「安全保障といって北朝鮮、中国、韓国…というが、本当に安全保障に目を向けているか。例えば、毎年大きな台風が起こっている。もしも災害によって首都圏が壊滅的な状況になったとき、どこがこの国をコントロールするのか。首都機能が壊滅的な状況に追い込まれても、バックアップできる都市にすることが私は本当の安全保障だと思う。それに必要なのは最低賃金1500円を国が保証し、衰退している地方がもう一度息を吹き返していく必要がある」とのべた。

破壊される国内の産業

 60代の男性は、「TPP、日米FTAなどでこの国のあらゆる権利が売り飛ばされている状況だ。そのなかでも医療では、病院のベット数が減らされたり、老人の保険の負担率が上がろうとしている。このままいけば国民皆保険がぶち壊される。そうなると腹痛で20万円、骨折で30万円などアメリカの医療のようになっていくのではないか。なにかできることがあるのか」と質問した。


 山本氏は、TPPや日米FTAの本質が、企業側が金もうけがしやすいように環境を整えることであって、商売の邪魔になる関税などを撤廃するというものであり、「一方で政府が守るべき日本の産業は守られないのではないか」と指摘し、次のようにのべた。


 日米FTAの内容は、農業分野に関してアメリカ側は合計7200億円の農産品が関税撤廃と緩和の恩恵を受けるとなっている。一方、日本側はわずか40億円程度だ。全然対等な関係でも何でもない。そしてアメリカから自動車に関税をかけると脅されて日本は頭を下げて歯止めをかけたといっているが、その内容はどこにも約束されておらず、今後もそれをネタに脅し続けられるということだ。こんな交渉をしていたら国はむちゃくちゃになるし、この国に生きている生産者がどんどん壊されていく。そして医療分野も海外企業に日本の医療を市場として開放し、みなさんの自己負担額が上がってカネのない者は死ねということになる。これを何とか食い止めなければいけない。命の期限がもうけられるような時代になりつつある。生産性で人間の価値を計らせない。人の命をカネで語らせてはならないと強調した。


 また別の女性は「青森県は三方を海に囲まれ自然豊かで食料自給率120%のすばらしいところだ。だが先日も米軍三沢基地所属の戦闘機F16から六ヶ所村の私有地に模擬弾が落下した。そこから1`先には小学校も中学校もある。それにきちんとした調査や謝罪もない。どうして沖縄と青森はこんなものばかりが来るのだろうか。またJR東海のリニア中央新幹線の工事で出たウランやヒ素など有害物質を含んだ残土が六ヶ所村に運び込まれるという話もある。中央集権化のなかで青森というすばらしい地域が蹂躙されている。声にならない声を聞いていただき、頑張って政権を変えてほしい」と訴えた。


 山本氏は「都会がより便利になるようなもの、不都合なものを地方都市に押しつけゴミ捨て場のような扱いにする。国がケチなカネで頬を叩く、でもそれで丸め込まれてしまうのは基本的にはみんなの生活が安定していないからだ。地方の経済的な状況や生活が、国と対等に交渉できないからだ。大都会が発展するために地方の一部は犠牲にされてきた。それをしっかりと保障してもらう時代に変えていくべきだ。地方の発展なくして都会の発展などありえない。そのためにもまずは消費税をやめる。まっとうな社会をつくっていこう」と呼びかけた。


 聞きに来ていた開業医の男性は、「青森は経済の落ち込みが著しく、介護職員同士が結婚した場合、2人が働いても給与が少なくて生活できないため、東京など都市部に出ていく現象が生まれている。“寿退社”という言葉が別の意味で使われているほどだ。最近は地元新聞も原発賛成という姿勢があらわになり、地方を守るための声がカネで押さえつけられている。山本太郎氏のように街頭で市民と対話する地道な活動が人人の心を動かし国政を動かす大きな力になってほしい」と語っていた。

◇ 盛岡

 12日には岩手県盛岡市のれきし文化館前でおこなった。寒風吹きすさぶなか仕事帰りのサラリーマンや主婦らが足を止めた。街頭記者会見は、食料自給率、不安定な働き方に対する意見をはじめ、地方交付税の削減とともに東北に押しつけられる原発やILC(国際リニアコライダー)計画などの国策に対する危惧など内容は多岐にわたった。


 山本 私がなぜ地方都市を中心に回るのか。私が参議院議員をしていた6年間の政治から見えたことは、地方を踏みつけて都会が成長をしていく現状だ。政府のかずかずの施策によって、地方の人人は首が絞まるような状況になってきている。消費税、TPPや日米FTAで生産者のみなさんの首が絞まっている。どうして地方が衰退していくようなことを国がやるのか。地方の交付金は搾られ暮らしは不安定になっていく。あまりにもおかしな政治に対して、地方のみなさんと手を繋ぎながらこの社会を一緒に変えて行きませんかと訴えている。


 意見(男性) 盛岡市在住の会社員だ。ゲノム編集食品について今気になっている。毒のないジャガイモ、肉厚の鯛、害虫に強い野菜がとれるなどテレビではいいことばかりいっている。ゲノム編集食品が本格的に市場に出回る時代になってきたが、安全性の審査も表示も不要と聞いてびっくりしている。これは一体どういうことなのだろうか。海外のサイトを見るとゲノム編集によって加工の手間が省けるように、毛のない動物や足のない鶏を見たことがある。訳のわからない食べ物が加工されて何の表示義務もなく食卓に並ぶなど考えられないと思う。国民全体で危険度合いを認識して表示などがどうあるべきか精査して変えていかないといけないのではないか。食べ物はどう選んでいいのか意見を聞きたい。


 山本 肉厚の鯛であれば今まで2、3人しか食べられなかったものが一10人ぐらいで食べられて効率がいいじゃないかと受けとってしまいがちだ。だが、ゲノム編集された食品が人体にどのような影響があるのかについて、まだそんなに蓄積はないだろう。私は消費者が物を買ったときに、その中身がどのようなもので構成されているかを知る権利があるし、表示すべきだろうと思う。それは遺伝子組み換えもゲノム食品も放射性物質についても必要があろうと思う。1`c当り100ベクレル以下は安全だと国がいっているのだから、表示した方がいい。しかしそれさえもする必要がないとされ、私たちは知る権利を脅かされているといっても過言ではない。私たちは消費者が食品についてより多くの情報を得られるように表示を義務づけていきたいと思う。


 時事通信で今年の10月7日に「ゲノム食品 年内にも食卓へ 安全審査 表示義務なく」と報道された。誰が一体こんなことを急いでやらせるのか。遺伝子組み替え食品、ゲノム編集食品が安全性審査をへず、厚生労働省への任意の届け出によって販売できてしまう。世界を見ると、ヨーロッパの司法裁判所の判断で2018年7月に「ゲノム編集は遺伝子組み換えと変わらない」という判断を下した。アメリカ農務省の判断は、「ゲノム編集は遺伝子組み換えに該当しないが、それは一部に限られており改編の仕方によっては遺伝子組み換えである」といっている。日本はどうだろうか。「ゲノム編集食品は遺伝子組み替えではない」(環境省)、「ゲノム編集では別の動植物の遺伝子が新たに組み換えられていないから、従来の品種改良と同じで安全である」(厚労省)という雑な見解を出している。そこまで急ぐ必要があるのか。そんなに急いでだれをもうけさせるためなのか。商品の表示は徹底してやっていくべきで、それが担保されなければ自分たちの身体が守れない。


 意見(女性) 4時間かけて来た。私はロスジェネ世代の保育士だ。消費税負担は1カ月分の所得に相当することを知った。東北に住んでいれば共働きが多いため、車は必需品だ。1カ月、夫婦共働きでガソリン代が月に1万500円ほどかかる。5月になれば自動車税、3年おきに車検もある。維持費だけでも相当かかる。夏と冬はエアコン、灯油代、電気代もかかる。走行税の徴収などといわれたら東北の人たちは生活がもっと厳しくなる。

 私は今、児童養護施設の職員をしている。正規で働いているがなんちゃって公務員だ。交代制で夜勤があり、給料は300万円いかない。職員は身体を壊す人が多く、20代の職員は奨学金の支払いが30代まで続くため「給料が残らない」と困っている。非正規の職員も多く、同じ働き方で15万円以下の給料の人もいる。男性職員はこの仕事を続けたいが、「子どもはつくれない」といい、仕事をやめなければならないかもしれない。子どもたちのなかには「夢は保育士」という子がいるが、子どもたちに胸を張って「安心して大人になっても大丈夫」といえる日本をみんなでつくれるようにお願いしたい。


 山本 保育士で年収300万円以下、同じ仕事をしていても年収150万円ぐらいの人もいる。同一労働同一賃金というのはどこにいったのか。同じ仕事をしてそれほど格差が広がっている。それでは同じ職場でも気持ち的な分断が起こるだろう。人と人とが嫌な気持ちになる、それ自体が不健全なことだ。資格があってもその収入では仕事につけず、現場は疲弊して追い詰められることは不幸だ。私たちはニーズがある仕事、例えば保育や介護などは公務員化して安定した処遇でかさ上げしていく必要があると考える。「公務員は得ばかりして」という根拠のない空気が流れている。とんでもない。今どんどん公務員が減らされ非常勤や嘱託に置き換わっている。

 地方公務員の現状は2016年4月1日現在の調査で5人に1人は非常勤に置き換わっている。地方公務員(都道府県を含む)の臨時非常勤は全国で64万人をこえる状況だ。小・中学校に勤務する非常勤講師は、正規教員の4〜5割を占め、処遇は3分の1程度だ。保育士では非常勤保育士の年収は200万円前後、休みなくフルに働いても正規職員の4分の1、3分の1程度しか稼げない現状だ。


 一万人当りの公務員の数を世界で比較すれば、フランスは837人、イギリスは820人、アメリカは597人、ドイツは560人、日本は261人だ。圧倒的に数が少ない。公務員という職自体が地方にとっては雇用の受け皿だ。私は20年以上続いたデフレという厳しい状態に対して、安定した職、処遇を担保することが日本の経済的な復活、生活の底上げにつながっていくと思う。派遣労働の拡大など雇用の流動化によって多くの人人が働いても働いてもまともに生活できない状況になっている。この状況をなんとかしないとこの国は本物の衰退国家になる。今一番足らないものはきちんとした給料をもらえる安定した職だ。


 意見(男性) 盛岡市に住んでいる。太郎さんの姿を見て世間に対する傍観者をやめようと思って参加した。農業団体の職員として働いており、東京勤務のときは小泉大臣を筆頭にして「全中解体」「農協」バッシングなど厳しい風当たりがあった。われわれは、非遺伝子組み替えのトウモロコシをアメリカの信頼できる農業者とつくっており、そうでないものを分別して集荷して国内の畜産農家に安全なエサとして提供していた。バッシングの背後にはその機能が多国籍企業メジャーにとって気にくわなかったことがある。それを破壊するために絶対買収できない協同組合の全農を買収しようとして株式会社化を画策した。そういった事実が世間に伝わらない。その要因にマスコミが本当に大切なことを伝えないという問題がある。岩手県の県議選でも、政策関係なくアナウンサーがトップ当選する状況がある。テレビも新聞も信用できないが、意見を聞きたい。


 山本 私自身が社会に目を向け始めたのは原発が爆発してからだ。そこで感じたことは、一人一人に必要な情報が届いていないということだ。だが冷静に考えてほしい。テレビはだれのものか。テレビ局は企業が広告枠を買いとってくれるから回せる。テレビ局にとっての一番の神様は企業で、何百億円も広告宣伝費をくれる人を尊重する。企業を宣伝する箱でしかない。一方でNHKのスポンサーは国民だ。NHKは公共放送であり、政権に忖度するのではなく、スポンサーである国民に忖度するテレビ局であるべきだ。とはいいながらNHKの経営委員会は国会に人事権があり、今の政権与党側に寄った内容になっている。では何が必要か。垂れ流しのものをそのまま鵜呑みにする人人が変わらないといけないと思う。テレビ以外の情報を自分で集めて精査しなければ、今何が動いているのかたどり着けない。私たちが政権をとった場合どうするか。NHKに関しては公共放送として中立で公正な内容を求めていく。

正規採用が少ない現実 若者は都会へ流出

 意見(女性) 私は母子家庭で、子どもが成人して今年から社会に出た。子どもは教職をめざしていて私立の大学に入れた。学費の面で苦労し、奨学金も借りてようやく4年通わせて教職免許も取得した。しかし岩手県は新卒で正規職員になれず、奨学金を返済しながらの生活が成り立たないため今は企業で会社員として働いている。先日、市の教育委員会から「非常勤で働けないか」という話があったが断った。非常勤であれば不安定で、自分の生活や奨学金の返済のことを考えると難しいからだ。地方はそういう状況で若者は都会に出て行く。公務員を増やすのなら新卒でも正規で採用できるようにしてほしい。


 山本 国が政策として雇用を壊して、一人一人の首が絞まる働き方を広げてきた。企業側からの組織票、企業献金などでお世話になった人のための政治をしてきた。企業がコストとして考える法人税を減税し、人人を安く使える労働法制を実現してきた。今、非正規が就業者全体の四割をこえる状況になっている。大都市で一人暮らしをする若者たちはネットカフェで暮らすようになっている。その7割が非正規労働者だ。政治がここまで世の中を不安定にさせた結果だ。だから非常勤の公務員ではなく、正規の公務員として安定した生活をとり戻してもらい、国全体の底上げをしていく、そうしなければ手遅れになる。


 意見(女性) 農業問題について、自給率は去年37%になった。台風の被害も大変なことになっており、離農も増えるのではと危惧している。


 山本 食料自給率の各国比較(カロリーベース)を見ると日本は38%だ。国土面積があまりかけ離れていないドイツは自給率が90%、イタリア53%、スイス50%、日本の38%は低すぎる状態だ。私は生産者に対してもっとプラスになるようなことをしなければならないと思う。一番は直接支払いの額を増やしていくべきだ。よくイメージのなかで日本は農業に対する支出が多いという人もいるが、根拠があるのだろうか。

 WTOに各国が農業生産額に対する国の直接支払いの額を通報したものがある。貿易のルールで不平等にならないようにということで各国が示している。それは2012年の段階で日本は1兆1000億円だ。EUは6兆7673億円、アメリカは1兆6696億円だ。EUは手厚く、日本はアメリカと変わらないように見える。農家の所得に対して国の直接の支払い額は日本は47%、EU69%、アメリカ22%になっている。これだけ見ると日本って悪くないと思ってしまうのだが違うのだ。アメリカはWTOに報告していない予算がある。フードスタンプなどの政府による買い付けや市場価格保障など政府による直接支払いなどで、それを含むとアメリカは11兆円(147%)に跳ね上がる。平たくいえば農産物は全部国が買いとってあげるという状態だ。なぜか。食料をしっかりと自分たちでつくらなければ他国からコントロールされるからだ。自分たちの国以外の食料をつくって、その国をコントロールするという世界戦略だ。それに乗っかって、侵食されているのは日本だ。

 この状況を考えるならば、日本はもっと農家に対する直接支払いがなければいけないし、生産者になれば生活が楽になる、子育ての支援も厚いという形にしていく以外にない。自給率が低く多くを輸入に頼る状況のなかで、最悪の場合は「いうことを聞かないなら食料を止めるぞ」という場面もあるかもしれない。タカ派といわれる人たちは、「北朝鮮が、韓国が……」「核武装せよ」などとはいうが、なぜもっと食料安全保障について声高に叫ばないのかだ。


 意見(男性) 私は零細企業をやっている。消費税を上げたことによって、多くの零細企業は非常に厳しい状況にある。待ったなしなのは増税ではなくて景気対策だろうと訴えてきた。このまま黙って死んでいくわけにいかないと思うようになった。子どもたちは国の宝、未来の宝だと思う。どうか山本さんにこの世の中を正して欲しい。


 山本 消費税を上げるということは、消費に対して罰金をかけるのだから景気がよくなるわけがない。逆にいえば消費が加熱しすぎているときはそれを抑えるために一部有効かもしれない。超インフレ対策として使えるかもしれないが、デフレが20年以上も続いているなかでやるなんて、まぬけとしかいいようがない。経済音痴としかいいようがない。今やるべきは消費税は少なくとも減税、廃止にすれば日本は間違いなく経済成長する。一番苦しんでいるのは所得が低い人もあるが、中小零細企業が一番苦しんでいる。税の滞納のなかで消費税が一番多く6割で、払えていないのは中小企業だ。この国に存在する企業の99%が中小零細であるのに、その首を絞めるというのはどうかしている。

再処理やめよも追加を 上関原発の動向も注視

 意見(男性) れいわ新選組の政策に「原発禁止、被曝させない」というのがある。それに再処理はさせないを加えてほしい。再処理は放射能を垂れ流しだ。六カ所村には福島原発で放出されたセシウムの35倍の高レベル廃液がある。これは大変危険だ。そばに行けば20秒で死んでしまうという危険なものだ。600倍といわれる使用済み燃料がある。そして恐ろしいことに六カ所村の民有地にアメリカ軍の模擬弾が落ちた。マスコミは小・中学校の側だとか、再処理工場のことはいっていないが、あそこで事故が起きたら岩手県も終わりだ。茨城にはもっとたくさんの廃液がある。東海第二原発よりもっと恐ろしい再処理工場がある。


 山本 再処理する必要はないと考える。再処理するということは一生原発をやめられない仕組みに入ってしまう。核の発電によって生まれたゴミを処理し続けてずっと使えるようにしますよということで、「ゴミ」にしたら資産として計上できないからだ。ゴミではなくエネルギーだといい続けることによって電力会社にとってプラスになる。電力会社の再処理部門は全部国有化して禁止し、やめていく選択をしなければ、これから来るであろう災害立国日本に住むみなさんの生命、財産は守れないと思う。


 意見(女性) 私も原発に反対だ。地方交付金が減らされ地方が衰退していくと都会を支えるための迷惑施設がお金とともに地方に持ち込まれる。今、山口県の上関原発のボーリング調査が再始動することが決まり心を痛めている。あまりにも遠くてもどかしい思いもあるが、住んでいる人だけでなくもっと広く世論を広げてたたかっていくにはどうすればいいだろうか。


 山本 上関原発のボーリング調査を私自身も全力で止めたい気持ちはある。東電の福島原発があれだけの事故を起こしながら今も収束の目処がたたない。今後数百年かけて収束させていかなければならないだろう。にもかかわらず、選挙の争点にもなったことがない。多くの人は2011年3月11日の時点で原子力緊急事態宣言が発令されて、2019年11月のこの日にもこの宣言は解除されていない現実を知らないと思う。このような状況のなかで上関原発計画をどう止めるかを考えたとき、私は一番手っとり早い方法として政権をとって全部ひっくり返してやるということだ。


 遡れば中曽根首相の時代から新自由主義的な考え方で国富の切り売りが始まり、労働組合が解体されていき、労働者の奴隷扱いを広げる始まりになった。今や働く環境は不安定で、企業が労働者に責任を負わなくていいような働き方がずっと拡大していっている。「自分の努力が足りないから生活が苦しい」と思いこんでいる人が多いが、とんでもない。すべて政治がかかわって制度ができあがって、そのしわ寄せで人人の首が絞まってきた。


 7人に1人の子どもが貧困、高齢者の5人に1人が貧困、障害者の4人に1人が貧困、一人暮らし女性の3人に1人が貧困、この状況は構造上の問題であり、政治が問題だ。その政治を選んだのは誰か、選ばなかったのは誰か、この地獄をつくり出したのは誰か。まったく無関心だった私だ。私が今の現実をつくった一人だ。それで雷に打たれたような気分になったのが原発事故だった。日本には貧困があり、労働環境の劣悪化があり、いろんなものが散散な状況にある日本の現状を見たときに、自分が加害者として無関心を装っていいのか、自分に対して勘弁ならないと思った。ならばやってやろうと思い全国を回ると、いろんな人が直面している問題を教えてくれた。


 議員になった後も原発のことをいい続け、今の私のメインテーマでもある。でも多くの人たちにとっての政治に対する入口は、やはり「お金」の問題だ。社会問題を自分ごととして引き寄せてもらう入口として消費税問題は大きなきっかけになると思う。だとしたら野党が塊となって「消費税を5%にする」と旗を揚げたら、私は政権交代につながっていくのではないかと考える。みなさんが当事者として意識できるテーマを掲げることこそが、政権交代につながっていくと考える。だが私は塊になるだけでは勝てないと思っている。少なくとも安倍政権が始まる前の税率に戻すというのはとても象徴的だ。消費税を5%にすれば中小企業も助かるし、今日が苦しいという思いをしている方方も希望を持つ。そういった旗を揚げて政権を奪取すれば原発も止められる。今まで散散やられてきたものをひっくり返していこう。

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14234
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK270] <もうウンザリだ>「呪われた五輪」に翻弄される日本の損得 やってもやらなくても結果は同じ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
39. ぢっとみる[1160] gsCCwYLGgt2C6Q 2020年3月21日 17:07:29 : LLC16YRhF6 : ZGEwWi9qMFkwMms=[574]
ま〜たまた、
目先のカネに眩んで、
元も子も無くす。
今度も“国体”だけは守るんだろう。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/720.html#c39
コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
52. 2020年3月21日 17:08:53 : XHGDjRoLR6 : TmdFWG9qRUM3em8=[24]
>>51
今日は超低賃金労働はないのか?www

今日は阿修羅で現実逃避の日か?www
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c52

コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
9. 中川隆[-13616] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:10:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1266]
地方現実に肉薄して支持広げる れいわ新選組・山本太郎の街頭演説 in 福岡(文字おこし)
2019年10月31日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13933

 れいわ新選組・山本太郎代表は10月26日、福岡市の博多駅前広場で街頭記者会見をおこなった。高校生などの若者から幼い子どもを連れた親世代、年金で生活する高齢者世代まで多くの老若男女が集まり、3時間に及ぶ論議に耳を傾けた。障害者が置かれている窮状や医療現場で患者が切り捨てられている問題、また自民党政府の横暴を空けて通してきた野党の妥協的態度への批判も議題にのぼり、一握りの大企業がもうける一方で多くの国民を困窮に追いやる政治を下から変革しようという山本代表の訴えに強い共感が寄せられた。論議の主な内容を紹介する。

--------------------------------------------------------------------------------

 山本代表 この6年間、参議院の最前列に座って政治に参加し、見てきた。おこなわれている政治は、カネにならないことはほぼ前に進まず、地方が衰退するしかないような施策だけが前に進む。地方から力を奪う施策の連続だ。地方は物価が安くて暮らしやすいというが、実際は所得が低く、買うものの値段は東京とほとんど変わらない。しかも一人一台くらいの車がなければ生活ができず、維持費だけでもたいへんだ。消費税を上げて一番に首が絞まるのも地方だ。この国の企業の99%を占める中小零細偽業の首を絞めるのも消費税だ。すでに税金の滞納の六割を占めるのが消費税だ。2%も上げてさらに首を絞める。この国から活力を奪い、地方を衰退させる政治をもう終わりにしよう。そのためには地方のみなさんと繋がって今の政治をひっくり返すしかない。

 意見(男性) 私は立憲民主党のサポーターだ。山本さんは野党共闘を目指しているが、そうでなければ政権奪取は難しいと思う。れいわ新選組の緊急政策はほとんどが立憲民主党と同じような政策だ。ちょっと違うのが消費税廃止だ。これは財源問題でいつも議論がストップする。山本さんのいうように新規国債を発行してインフレが行きすぎたらどうするのか? という懸念がある。これをどう解消するのか。

 山本 野党は塊にならなければ政権交代につながらない、さらにれいわ新選組と立憲民主党の政策はそれほど違わないという意見だが、同じでない部分はおそらく財源についてだろう。政策の財源を税収の範囲でしかやらないのであれば、やれることは限定される。プライマリーバランス(歳入と歳出の釣り合い)の黒字化という意識が与野党の中にある。私はこれに大反対だ。プライマリーバランスの黒字化を達成したアルゼンチン、ギリシャがどうなったのか? 緊縮政策で経済のパイはどんどん縮小した。国の財政と家計を混同すること自体が間違っている。

 どの国も当然借金をする。国に生きる人々に投資をして成長させるのが国の役割だ。だから、どの国も緩やかなインフレだ。一方、日本は20年以上のデフレ。こんな先進国はないと安倍総理自身が認めている。こんな間抜けな経済政策をする国は日本を除いて存在しない。

 デフレの原因はさまざまある。賃金が低くなる。その原因は企業が「生産性の向上」の下に労働者を叩いていった。国鉄や電電公社などの公的機関を民営化していくことで労働組合を解体し、労働者が連帯して労働環境を守るという大きな力をどんどん削いでいった。その結果、賃金が下がった。それだけでなく国による投資を絞り、超緊縮を進めている。その中で消費税を何度も上げて強制的に物価を上げた。実質賃金が下がっているのだから生活が苦しくなるのは当たり前だ。この責任を民主党が感じているのか?

 私はもともと民主党政府の原発対応に対して怒りをもって立候補した。だが自民党政権にかわったらもっとひどくなると思ったから、立候補するしかないと思って国政に出た。与党だから信じる信じない、野党だから信じる信じないという話はない。これまでなにをやってきて、これから何をやっていくのかを総合的に見てしか判断できない。

 この夏の参院選の前に「与野党が国会の中でテーブルの下でヌルッと手を繋ぐこともある」という話をしたら、いろんな政党の支持者からお叱りを受けた。「野党共闘の足を引っ張るようなことをいうな」と。では、本当にあったことも言ってはいけないのか? 申し訳ないが本気で足を引っ張ろうと思ったら、言っていないことはいっぱいある。当たり前だ。大打撃を与えられる。こっちは大人になっている。

 ご発言の通り、政権交代を望むならば野党が塊になることは基本中の基本だ。私も小沢一郎氏から「どれだけ自分が苦手な人でも手を繋がなければダメだ。それで権力を手に入れたら、自分がやりたいと思っていることができるんだよ。野党のままではそれはただのスローガンにしかならない」といわれてきた。確かにそうだと思う。だが来年冒頭に解散があるとしたら、野党がどう固まっていくのか話し合っていかなければいけない時期に来ている。

 ただ野党が塊になっただけで勝てるとは思っていない。それならとっくに勝っているはずだからだ。野党は選挙の時にアピールしきれていない。それが総括できているのかを考えなければいけない。


 これまで国会の中で数々の悪法が通ってきた【表参照】。特定機密保護法は不都合な情報にベールをかけられる可能性がある代物だ。さらに国家戦略特別区域法は、自分のオトモダチに獣医学部を作ってあげたり、農業への企業参入を認めたり、労働規制を緩和して、金もうけのための規制に穴を開ける「オトモダチ特区」だ。他にも、法人税引き下げ、派遣法改正、安全保障関連法、刑訴法改正、TPP、種子法廃止、テロ等準備罪、PFI法改正、働き方改革法、TPP11、カジノ法、水道法改正、漁業法改正、入管法改正…など山ほどの悪法が通過している。その都度、これらの問題点を精緻に組み立てて質問を続けたのが野党の先輩方だ。だが、その間に四度の国政選挙があったが、政権交代はなされていない。一つ一つの法律をかなり強引な決め方をしてきて、新聞の世論調査でも「自民党やりすぎじゃないか」という割合が高かったが、選挙では負ける。その総括はされているのか? ということだ。

 私にいわせれば、経済政策が弱すぎる。いま苦しんでいる人たちを少しでも楽にすることをちゃんと伝えられているのか。「プライマリーバランスの黒字化」など野党が言うべきではない。この国に生きている多くの人が生活困窮に陥りそうな状態のなかでは寝言でしかない。20年以上のデフレでみんなボロボロになっているのに「財政健全化」というのはいい加減にしてもらいたい。人々の生活を救うのが政治だ。ないところから取ろうとするな。

 過去決めたことはもう動かせないということはない。状況を見て、昔はこう思っていたが方針を変えなければ人々を救えないという方針転換であればみんな歓迎する。消費税は上げるどころでも、据え置きでもなく、減税しかないと野党にいってもらいたい。人々を救ってほしい。

 野党が塊になることは必要だが、それだけではひっくり返せない。誰もが自分のことだと思える政策を乗せなければならない。特定秘密保護法、安保法、刑訴法、TPPなどいろいろあるが、自分が今日生きるために買うおにぎりにも罰金が科せられるという消費税が一番多くの方がピンとくるのではないかと思っている。

 消費税を廃止にするには私たちが政権を取る以外にないが、その時期は皆さん次第であるし、まだ時間がかかる。それまで消費税が上がり続けることを私は許容できない。廃止の前に第一段階として5%に下げるという選択肢があるのなら私はそうしたい。だから私は消費税5%への減税でまとまれるのであれば、野党共闘を全力でやるとずっと言っている。それはまだ進んでいないが、れいわ新選組単体で考えれば単独でやった方が議席数は増やせる。数は増える。野党共闘ではれいわ新選組の議席はおそらく増えないが、それで消費税5%にできるのならやるべきだと思っている。だが消費税5%にも乗れないのであれば単独でやる以外にない。そのためには選挙区と比例の重複立候補は一人600万円の供託金がいる。入場料だけであり、100人立てれば選挙費用をあわせて費用は20億円をこえるだろう。お金持ちは少ないので、小口でも多くの人からの寄付で賄いたい。薄く広くご協力をお願いしたい。


 
 意見(女性) 舩後さんと木村さんが障害を持ちながら当選されたのを見て感動した。私は軽度外傷性脳損傷患者家族会というところでボランティア活動をしており、救われない患者の救済活動をしている。30年も活動をしているが国に対して腹が立っている。国土交通省と厚労省においていかに杜撰な対応をしているのかが見えてきた。

 山本 軽度外傷性脳損傷というのはどんなものか教えてほしい。

 女性 この病気は誰にでも起こりえる怪我だ。赤ちゃんの揺さぶられだったり、もしくは工事現場の転落事故や交通事故、DVなど外からの衝撃を受けて脳が頭蓋骨に当たって損傷し、それが原因で大きな障害を受ける。その被害者がたくさんいる。軽度というが、決して軽くなく、精神と身体と両方の障害を持って生きてしまったということだ。これまで活動するなかで国はいろいろと認めてはきたが、実際は国からの保障ではなく自賠責保険とか労災保険での処理になる。裁判を起こしても司法もなぜか認めようとしない。等級も一番低く75万円だ。本来は死んだのと同じくらいの損害賠償を払わなければいけないのに、むち打ちと同じくらいの14級、75万円の判断しか下さない。それで患者たちは障害を持ちながら自腹を切って生活をしたり、治療費を払ったりしている。そういう人たちが全国にたくさんいる。患者たちは精神と身体と二つの障害を持っているので声も出せないで、沈黙のなかで生きている。これが現状だ。国に足を運んだりもしているが、なかなか進まない。これを国会でとりあげて欲しい。舩後さんと木村さんどちらかに、同じ障害を抱える立場として国会でとりあげていただけないかと思って、今日は陳情を持ってきた。ぜひ受けとってもらいたい。

 山本 ありがとうございます。今陳情をいただいた。究極の質問権は議員本人にあるため私から約束しますというのはいえないが、両議員には必ずシェアするということを約束する。


命の選別する社会に歯止めを


 意見(女性) 病院でリハビリの仕事をしている。病院で仕事をしていると、もうすでに命を選別する社会になっていると感じることが多い。2006年の診療報酬改定によってリハビリの日数制限が始まった。理由は改善の見込みがないのに無駄にリハビリを続けないようにするとか、そこに国の医療費を回せないこと、介護保険でのリハビリに移行することが理由だと聞いている。脳卒中などの脳血管障害であれば発症してから180日、骨折などであれば怪我をしてから150日、肺炎などの呼吸器疾患であれば発症してから90日など、症状によって期限が決められている。

 2006年からこの期限以降は1回20分のリハビリが月に13回までと決められてしまった。それまでに毎日改善の期待を込めて60分、120分とリハビリを受けていたのに、一定の日数をもって1カ月に20分を13回とリハビリ機会が減ってしまった。

 リハビリ難民とは、日数制限制度によって受けたいリハビリを受けられなくなってしまった人のことだ。リハビリをおこなう側にも問題があったから無駄なリハビリを削減するために国が介入したかもしれない。そこは私には分からない。しかし、これではリハビリが減ってしまう患者への説明にならない。改善の見込みがないからリハビリを減らすともいえない。


病院でのリハビリ

 しかたなく「国の制度で180日をもって月13回のリハビリになる」と説明するが、いっている私本人も非常に白白しく感じている。そして日数制限を障害名をもって一律にしてしまうのはあまりにも極端で、患者一人一人異なる症状、障害、個別性を無視する制度だと思う。リハビリを13回に減らされた患者、その家族の落胆ぶり、見放された感じをこれまで目の当たりにしてきた。お金のある人は保険外診療で高額なリハビリを自費で受ける場合もあると聞いている。ここに命の選別を感じる。リハビリはその人の社会復帰にも生きがいにもかかわっており、ただの回復機能ではない。また寝たきり、ほぼ寝たきりでベッドから出られるのはリハビリの時間だけという患者にとっても、単に機能の回復だけではなく呼吸機能の維持や誤嚥性肺炎の予防にもなり、まさに命にかかわることだ。一人一人違う人間の回復を制度で決めないでほしい。回復の機会も奪って命の選別をしないでほしい。医療にも限界はあるが、リハビリ難民をつくりだすこの国の制度をなんとか変えてほしい。

 山本 そんなひどいことになっていたというのを今知った。勉強不足で申し訳ない。病名で一括りにしてそれで全部落とし込まれると。でも人それぞれ違うではないかということだ。その症状の重さや状況はそれぞれの差があるのにそのような乱暴な状態になっているのはなぜか。コストダウンしかない。日数制限を導入する前は、リハビリ施設は人員的には回っていたのか? 例えば人手不足ではなかったか?

 意見(女性) 人員は足りていなかった。そのためにリハビリの学校を山のようにつくってきた。増やしたのはいいが、なかなか人員が育っていないという現実はある。

 山本 先ほどコストカットと失礼なことをいったが、そのコストカットをなぜしなければならないのか。おそらくこれは加速していく。高齢者はどんどん増える。それぞれを命の限り生かすにはお金がかかりすぎると国は考えている。「いつまで生きるつもりですか?」というような社会がこれから加速していくと思う。だから生産性で人間の命、人間の価値が決められるような空気感が蔓延している。あなたは何かの役に立っているのか、あなたは何かを生み出すことができたのか、何か利益を出しているのかといって、利益を生み出すことができない人たちは生きている価値がないというような社会的空気はこれからどんどん強まっていく。

 究極には自分で死ぬ時期を決めなければならない社会になる。それが合法化されていく。そんな社会は地獄だ。これをなんとか止めるために私は舩後さん、木村さんのような重度障害をもつ人が国会に入り、生産性で人間を計らせない議論していくことが必要だと思う。まさにもう命の選別が始まっているという話に身震いを感じる。さらにここから減らされていくこともある。これは憲法違反だ。先ほどいわれたように、骨折にせよ、脳卒中にせよ症状の程度やその人が抱える条件は違う。憲法一三条で保障された「すべての国民は個人として尊重される」ということを医療の場にも最大限反映しなければならない。憲法は権力者を縛るものだが、それを守らなければならない国会議員がとんでもない政策を実行している。すでに始まっている命の選別に関してこれから私自身も理解を深めたい。二人の国会議員にも伝達していきたい。


 
高齢者を支える生活保障を

 意見(女性) 私はここ福岡に生まれ育ってもうすぐ還暦を迎える。昨年肺がんで主人を亡くした。58歳だった。今初めての一人暮らしをしているが、自営だったので年金は国民年金で遺族年金は基本的にない。少しだけサラリーマンをしていたのでそのときのものを2カ月に一度5000円だけもらっている。そして寡婦年金というものが60歳から65歳まであり、先日はがきで年間47万円という通知が来た。1カ月4万円弱ということだ。ずっと真面目に働いてきた夫だった。税金もきちんと納めていたが、一人になってとても少額でとまどっている。だから私は朝8時から午後5時までパート勤務をして頑張っている。先日安倍首相の所信表明で8割の方が65歳を過ぎても働きたいという意欲をもっているといわれていて呆れた。

 考えを尋ねたいのは、これからの日本の未来を担っていく若者たちや子どもたちについてだ。先日ニュースで「夏に子どもが痩せている」というものを見た。なぜかというと夏休みに給食がないので子どもが痩せるということだった。そして私がパートをしているところには、若者たちや学生たちがたくさんいる。彼らは将来に夢をもって一生懸命に学び、掛け持ちでアルバイトをして頑張っている。しかし多額の奨学金を抱えていたり、就職できたとしても心までも壊してしまうという働き方を耳にする。私は彼らには幸せに生きていって欲しいと願っている。だから憲法改正が進むことで戦争につながったり、子どもたちが戦地に行くことがないのか心配している。このように将来を担う若者たちの頑張る力を奪いとったり、子どもたちから笑顔をとってしまうような政治は絶対に許せない。それで消費税も上がったがだんだんみんな生きづらさを感じてやっと今の現状に気付き、怒り出しているところだと思う。このような場所にもこんなにたくさんの人が集まったり、ネットを見て学ぶこともできる。しかし一人一人が選挙に行かなければ絶対に変わることはない。だからみなさんに選挙に行かなければならないということをいいたい。

 山本 初めての一人暮らしで年金が毎月4万円。働かなければ生活できないという絶望的な状況だ。ギリギリの生活で今月なんとか乗り切ったというような人が多ければ多いほど社会はすさんでいくと思う。一人一人の力を奪うためにそんな状態にされているのかと穿った見方をしてしまうほどだ。憲法二五条は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と書いている。65歳をこえても自分が命尽きる瞬間まで働き続けなければ生活できないというのは健康で文化的といえるのか。多くの方々が生活困窮、もしくは生活困窮に足を踏み入れそうな状況がある。ルールを守れていないのは国の方だ。そういう人たちが憲法を変えたいなど図々しすぎる。

 深夜にコンビニに行くと、搬入している人たちに高齢の方が多い。こんな時間まで仕事をしなければ食べていけないというのが高齢の方々にも大勢いるのだという現場を自分の目で見ることができる瞬間だ。今のままの年金制度は、年金がどんどん細っていく。今の高齢化社会のなかで、現役世代が高齢者を支えるという建て付けは成り立たない。もう破綻している。今少ない年金を貰いながらぎりぎりの生活している人たちには増額していくしかないと私は思っている。年金や生活保護をどんどん減らしていくという方向性は一番まずい。年金の場合どうやって増やすのかというと、年金の基金として積み上げているものが100兆円ほどあるが、これを崩すしかない。実際に崩せるお金があるのだからそれを崩すべきだ。少ない年金で苦しんでいる人たちにお金を使ってもらった方が経済は回る。20年以上お金が回らないというデフレの状況を作り出しているのだから、もっとお金が回るような状況にしようと思ったら、所得が少ない人にお金を出すのが一番効果的だ。国一番やらなければならなかった少子化対策をしてこなかった結果、今の年金問題が出てきている。

 今この国を立て直さなければならない。この国は衰退国家としてすでに踏み出している。このままこれが加速していくと総貧乏という大変な状態になる。今もうその手前だ。ラッキーなことに昔つけた筋肉が残っているが、その筋肉が残っている間に投資をするしかない。死ぬまで働かなければ生きていけないというようなとんでもない国にしてしまった。逃げ切れる人もいるが、逃げ切れない人の方が多数だ。だから今すべきこととして100兆円ため込んでいるお金を切り崩して人間の尊厳が守れるような状況にしていくしかない。そして年金というシステムについてはやり方を変えていくしかない。社会保険料をいくら払っても…という状況をやめにして、年金という料金の徴収は税金をもってやっていくということでいいのではないか。

 違う形で私がやりたいのは生存保障制度だ。今の生活保護はすべてを失う前提からではないと受けられない。そうではなく、その手前から今あなたに足らない部分のお金を出すという制度だ。生活保護には医療扶助、生活扶助、住宅扶助などのいくつかの扶助がある。

 それをバラで受けられるというシステムにしていきたい。完全に失ってしまった人がリスタートするのはとても大変なことだ。そのずっと手前でその人の生存権を支えていく。食費が厳しいのなら食費で支え、家賃の支払いが大変なのであれば家賃を扶助する。病気になってしまったのなら医療費を扶助するというようなバラで受けられる制度にすれば、トータルコストとして生活保護よりは負担が軽くなるのではないかと思う。

ベーシックインカムについて

 意見(男性) 年金のことを聞きたくて来た。生活扶助、生活保護をバラで受けられるようにするという話はわかったが、しかしそれが年金に代わる制度かというと私は首をかしげてしまう。年金は定年退職してからもらえるものだ。だから定年退職したときに仮に麻生さんのいうように2000万円の貯金があったとする。その場合は山本さんのいう生活扶助制度は受けられないと思う。その2000万円がなくなって100万円ほどになり、来年には立ちゆかなくなるという時点で受けられるということになると思うが、そうなると自分が持っている2000万円はさっさと使ってしまって国に頼ろうとなってしまうのではないか。そうなると制度上、自分の有り金をさっさと使って国におんぶに抱っこになろうという考え方もできてしまう。

 9月29日付のニュース記事で岩手県の衆議院議員・階猛氏の、消費増税はせずに月8万円のベーシックインカムで年金はまかなえるという記事が出ていた。もう一つは2016年に山本さんが小沢さんと一緒にやっていたときの「生活の党と山本太郎と仲間たち」はベーシックインカムを明確に参議院選挙の公約にしてたたかっていた。しかしこれまでれいわ新選組の動画などを見ていて、山本さんがベーシックインカムにはまったくふれていないのはなにか理由があるのか。また、先ほどいった2000万円をさっさと使ってしまって国におんぶに抱っこという意見に対して対処法などがあれば答えてもらいたい。

 山本 私は生存を保障される制度を今のような形ではない状態にしたい。結局自分たちの掛け金に対してもらえる金額が少ないという状態が今の年金制度だ。現役世代が高齢者を支えるということではじまった制度が支えられない状況になっている。これを無理に続けていくということ自体が私は破綻していると思う。なぜなら前提が変わっている。この制度を続けるのであれば少子化というような問題を抱える国にしては絶対にいけなかった。けれども残念ながら政治がその責任を果たしてこなかった。

 どのくらいの資産を持っていたらその制度を受けられないようにするのか受けられるようにするのかという細かい議論のところまではまだ行っていない。そこは埋まっていない。2000万円持っている人が全部使い切っても国からの保護を受けられるというようなことがあれば、それを悪用する人がいないかという質問だが、今の生活保護の暮らしというのはとても貧しい。耐久消費財などは買い換えられない。服だって新しいものは買えない。高齢者であれば本当にお世話になった人に旅立たれても会いに行けない。出せる香典もないからだ。それは大人の世界と同じように子どもも孤立する。子どもは例えば友だちと「おやつ買って帰ろうか」となってもその中に入れない。大人も子どもも生活が厳しい状態のなかでそういう人間との繋がりというものが作れず孤立化してしまう。つまづくもっともっと手前で必要なものがあるならば、国がそこに投資した方が、全てを失うという状態がやってくるよりも国としてのトータルコストが軽減されるのではないかと思っている。だから年金制度自体と今どうやって維持させるのかというところには立脚していない。

 ベーシックインカムとは、雑な言い方をすると、生きているということだけが条件でお金を国を配るという考え方だ。赤ちゃんからお年寄りまで、寝たきりであったとしてもお金が配られる。当初はベーシックインカムというものを検討する必要があると考えていた。しかしそこからいろいろ知っていくなかで、ベーシックインカムのなかにはみんなに与えるサービスを現金を渡すだけで終わりにするという考え方にも繋がる可能性があると知った。国が人人に対して最大限の投資をし、産業や雇用を守らなければならないという「大きな政府」という考え方の人間だけではなく、竹中平蔵さんのような極力受けられるサービスは削っていくというような「小さな政府」を目指す人たちにもベーシックインカムという考え方を持っている。

 行政サービスを極端に減らし、あとは現金で決着をつけるというような話になると命を失う人がいる。そいうことにも繋がりかねないようなベーシックインカム論になっていくのは怖いという思いがある。これからAI社会になっていって感情労働しか人間には仕事がなくなるという状況になったときに、いかにみんなが生活できるようにするかということになれば、企業側からお金をとりながらみんなにお金を配っていくということもある。でもここでただ配るだけでいいのか。国が人人を雇用し、それに対して報酬として渡すという形にするのかなどいろいろな話し合いが必要だ。

 ただ今みたいな不景気で、20年以上のデフレから脱却できていないという状況のときには当然経済政策として税ではなく新規国債を発行しお金を配ることができる。新規国債の制限されるものはインフレだ。インフレが制御できるのであれば現金を配ることも可能だが、別にこれは現金でなくてもいい。消費税廃止という形で財源をそれにあてるということも可能だし、人人の生活を底上げするためであればやり方はなんでもいい。

 ベーシックインカムについては今すぐに自分たちの公約のなかには入れない方針だ。しかし先々、すべてがAIのような状況になってしまって人間の仕事が奪われていくというようなことがあるという前提のなか、失業者が増えていくというときには国家が救うしかない。だからそのときにはお金を配るという行為ではなく、労働の対価として受けとれるような状況にする議論が必要だと思う。

人と直に繋がって広げる

 意見(女性) 野党が消費税5%にも難色を示している状態でれいわ新選組が100人候補者を立てるとなるとお金の問題が出てくる。インターネットで政治献金を集めるネット献金や選挙プランナーをつけることは考えていないのか。

 山本 ネット献金はすでに導入している。選挙プランナーに関しては、自分たちでやるしかない。私たちは奇想天外なことをしている。そういうことはプランナーの人の止められてしまう。今回の舩後さんや木村さんを立てることも周りから大反対されたのを私がゴリ押しした。私たちのように感覚的にやっていくこととは、衝突する部分も出てくるかもしれない。戦術一つではなく、普段からしっかりと活動しているかに勝るものはない。れいわ新選組を大きくするのは山本太郎や、舩後や木村という議員たちの働きだけでは限界がある。そうではなく、みなさんの一枚でも多くポスターを貼っていただくこと以外にない。事前にできることはそれしかない。ネットの中だけで広がると思ったら大間違いだ。ネットは拡散するという部分には特徴があると思うが、実際に人に会って足で回らなければどうにもならない。私たちみたいなほぼ無視されているグループには、応援してくれているみなさんの力がなければ広がりを持たない。

 意見(男性) 山本さんの話をユーチューブで見ていて自分も人のために役に立ちたいと思うようになった。そしていつか自分もしっかり学んで同じような舞台に立ちたいと考えるようになった。それにあたって山本さんをはじめ、れいわ新選組の方で政治塾など政治を学ぶような場をもうける考えはあるか教えてほしい。

 山本 消費税5%で野党共闘ができなければ、れいわ新選組独自で候補者を100人立てるといっている。だから候補者をもうすぐ公募する。そして今若い方が政治の場に行きたいといわれていたが、この世界は人材不足だ。それは自民党の閣僚の顔を見ていたらわかる。政治の世界はつねに人材不足で、そのなかで若い人が声をあげてくれたのはうれしい。自分が政治の場に行って、みんなにとってプラスになるような世の中をつくっていくという気概をもった人たちが増えていくのは非常に重要だ。塾的なものも検討していきたい。

人人の生活に立脚した政治目指す

 意見(男性) 生存権を保障するということにとても共感した。国の支出を増やすということにも共感している。しかし疑問なのが国債を発行して財源をまかなうとなるとインフレや円安が必ず起こると思う。それは市場が決めることだと思うがなぜインフレ率をコントロールできると考えているのか教えていただきたい。もう一つは消費税を上げるとしても給付付き税額控除を導入すれば逆進性は克服できるはずだ。ヨーロッパの国々は20%以上の消費税の国がたくさんあるがデンマークのように幸せな国がたくさんある。なぜそこまで消費税を敵のようにいうのかが私にはわからない。三つめは100人候補を衆院選で立てたとしたら絶対に共倒れになる。自民党が漁夫の利を得るだけだ。そういう自殺的行為をなぜするのか聞きたい。

 山本 消費税を目の敵にするというのは、ヨーロッパと比べている時点で考え方がまったく違う。生活用品に関して非課税という扱いをしている国もある。消費税はヨーロッパが20%、日本が8%、10%なのにすべての税金のなかで3割を占めているという時点でバランスを欠いている。

 すべての税金のなかで消費税の負担が大きくなっているのが日本の消費税だ。軽減税率というよくわからないことも出てきたが、そのレベルで逆進性が解消されるような状態にはなっていない。20年以上続くデフレから脱却しようと思えば内需を拡大させなければならない。なぜならGDPの6割は消費だからだ。消費を喚起するということをしなければならないときに消費に対する罰金を上げてどうするのか。冷え込むに決まっている。

 他の国とは比べづらいかもしれないが、日本国内において20年間のデフレというのは少しでも克服していこうと思えば消費を喚起していくしかない。だれかの消費はだれかの所得だ。消費が減れば所得も減る。そのほかにも「生産性の向上」という名のもとに人件費をどんどん削っている。しかし消費税という税制を変えなければこの先より厳しい状況になるのは目に見えている。

 中小企業の多くが消費税を滞納している。税金の滞納の6割が消費税という時点でこの日本においての消費税の在り方は破綻しているとしかいいようがない。消費税を上げたことによってこれまで非課税の人たち、インボイスみないなことがこの先おこなわれていく。インボイス導入によってもっとも打撃を受けるのはフリーランスのような零細事業者だ。最初は年売上3000万円くらいの人が免税事業者という扱いを受けていたが、今や1000万円まで基準が下がった。これが一切なくなる。免税事業者のままでは他と取引できない状態になる。とにかくみんなから搾り取る。免税業者をなくしていく方向だ。今の消費税に対してこのままでいいということには絶対にならない。


 税額控除といっても、それはあとで返ってくるというものだ。先に払わなければいけない。少しでも景気が冷え込むような理由はいらない。やめる以外にない。20年以上デフレという病気で過去何度も消費税で強制的に物価を引き上げてきたことがこの国の弱体化につながっている。そこを無視して消費税をいい続ける意味は何なのか。財源が必要、増税が必要というが、消費税以外の取り方についてはなぜいわないのか。そこが一番あるところではないか。財源としてはあるところからとるしかない。これが税の基本だ。

 新規国債の発行について「国が破綻する」という人がいる。国は破綻するのか? 破綻することはある。ギリシャのようにユーロ圏でユーロという通貨を使っていた場合、借金をするときはユーロ建てだ。これは外国から借金をしているのと一緒で、ギリシャには自国通貨を発行する能力がない。それと日本を同一視することはできない。財務省に洗脳されて「ギリシャのようになってしまう」といって選挙のときに交わした約束を反故にしたのは誰なのか。これは与党だけではなく野党のなかにもたくさんいる。今それに気付いたとして間違いを認めて正しい方向に行けばいいではないか。政治家のプライドを守るために政治があるわけではない。人人の命を守るために、生活を引き上げるために政治がある。方向を変えることを決断できるのも政治だ。


日本の財政破綻やデフォルト懸念に対する財務省の見解

 日本はもう破綻すると言われ続けて30年以上経つ。金利は市場が決めるものだという話もあったが、その通りだ。だから金利がどうなっているかを見ると今はマイナスだ。信用がない相手にお金を貸すときには金利を高くとるのが常識だ。財政破綻論は、日本が破綻すると30年以上国内で流れているガセネタのような話だ。日本円で借金をし、日本円を発行する能力がある。この二つを併せ持っていてどうやって破綻するのか? 誰も説明できない。

 れいわ新選組がもしも単独で選挙をやる場合100人の候補者を立てる。そんなことをやったら自民党を利することになるといわれるが、私は「消費税廃止はれいわ新選組が政権をとらないと実現できない。そこまでは消費税上がっていくけどみんな我慢してほしい。それまで夢を見ようじゃないか」なんてことはいいたくない。将来的には廃止にする。しかしその前に第一段階として野党で力を合わせて5%にまで下げるということを実現したい。スローガンだけで終わりたくない。まずは5%に減税をして少しでも景気がよくなって少しでもみんなの生活を楽にするということを担保したい。しかしこれには野党が乗ってこないと難しい。乗ってこないのであれば単独でやるしかない。そうなると昔の政治と新しい政治の対決だ。もともと旧体制とのたたかいということで旗を揚げた。野党を名乗りながら国を切り売りすることに繋がるようなことを決めた、自民党と変わらない人もいる。しかし5%にできるのであれば、私たちは議席を伸ばせなくても、そういうことも全部飲み込んで協力する。それが政治が存在する理由だからだ。

 「自民党を利する」とおっしゃるのなら、5%で野党が一致するようにみんなの力をお借りしたい。野党のおしりを叩いてほしい。緊急政策的に人人の命を救う、中小企業の命を救う、この国の経済を立て直すということに一番寄与できるのが消費税引き下げだと思っている。一番わかりやすいものを旗印にして政権交代を実現しなければ、万年野党でいるわけにはいかない。何回もいうが、私は民主党に対して不信感を持って政治の道に足を進めた。立候補したのは自民党政権になって民主党政権よりももっと大変なことになると思って立候補した。もともと政治なんか信じていない。政治は信じるものではない。監視するもの、コントロールするものだ。それは山本太郎も一緒だ。応援をしながらお尻を叩いていただきたい。

 なんとしても次の選挙では政権交代に繋がるようなたたかいをしていきたい。だから消費税は下げるしかない。野党がかたまって勝てるのだったら、とっくの昔に勝ってるはずだ。野党共闘に幻想は持たない。野党が勝てなかったのは経済政策が弱かったからだ。人人にこの人に託したら自分の生活は楽になるという希望を見せたい。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13933
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c9

コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
10. 中川隆[-13615] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:11:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1267]
地方の暮らしと主権の回復を れいわ新選組・山本太郎 佐賀市で意見交換会(文字起こし)
2019年10月28日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13867

 九州ツアーをおこなっているれいわ新選組の山本太郎代表は24日に長崎市、25日に佐賀市文化交流プラザ交流センターでおしゃべり会を開催した。佐賀会場には約250人が集まり、参加者を交えて佐賀空港へのオスプレイ配備計画、原発問題、船員不足、保育問題、災害対応にいたる幅広い問題をめぐり論議となった。これらの論議を通じて山本代表は、地方財政や人人の生活を圧迫して政治的なコントロールを強める緊縮政策を批判し、消費税廃止を含む国による大胆な財政出動の必要性を訴え、政権交代に向けて力を結集することを呼びかけた。主な論議の内容を紹介する。

 

 意見(男性) 今回れいわ新選組から参議院に2人当選された。趣旨はわかるが、活動できにくい人(障害者)を選んだ一番の理由を知りたい。


 山本代表 役に立たなそうな人は生きていたらダメという空気感が漂っているのが今の日本だ。だが、今れいわ新選組で国会議員をやっている重度障害者の舩後議員、木村議員はとても生産性が高い。例えば木村さんは、これまでずっと施設収容だった障害者が地域で生活していくという権利を勝ち取ってきた人だ。私がまだ国会議員のときから木村さんと交流があり、厚労省に対して交渉をするという場にも何度も一緒に行っている。そのときに木村さんが省庁との交渉の間に立つ。もちろん当事者としても発言するし、厚労省側にも意見を求めたりとか、他の人を発言させたりという役割を担っていた。私はこの人国会議員になったらいいのにと何年も前からずっと思っていた。舩後さんはご自身の事業所で副社長をしている。ALSというのは筋肉がどんどん衰えて全身動かなくなる。ALSという境遇にありながら社長業をやられている方は他にもいる。


 どうして活動しづらそうな人を国会に送るのかという話だが、活動しづらい人がいるのなら活動しやすくすればいい。そこを配慮するのは国会だ。それを合理的配慮という。日本は障害者の権利条約という世界との約束を結び、東京オリンピック、パラリンピックのホスト国でもある。そのような国が障害者施策がかなり遅れているというのは恥だ。そういう意味でも舩後さん、木村さんがなかに入ることによって合理的配慮を国会が進めていけばこれが地方議会でも進み、全国的にそのような扱いになっていく。弱者という言葉があるが、私は弱者なんていないと思っている。ただ支援がなされていなくて弱者という立場に追いやられているだけだ。誰しもが引き上げられたり必要なサポートを受けられれば、活動的に生きていける。


 今は生産性で人間の価値が計られるような社会だ。何かしら利益を生み出さなければ認められないという社会だ。「生産性が自分にはある」ということを証明しなければ生きている価値がないと思われる世の中は地獄だ。自分が生産性が高いということアピールするためには他の人のことを平気で踏みつけなければならない。そんな社会になっている。生きるのが苦しいという人たちに対して、「あなたが頑張らなかったからじゃないの?」というような自己責任論がどんどん世の中に拡大している。これが行くところまで行くと、命の期限までも決められてしまうような世の中になるのではないかと私は思う。


 例えば2016年6月、北海道小樽での自民党の集会で麻生太郎大臣が「90になって老後が心配とか、訳のわからないことを言っている人がテレビに出ていたけど、『お前いつまで生きているつもりだ』と思いながら見ていました」と発言している。理由は財政だ。圧迫されているという財政問題を入り口に人間の命の期限が決められる状態が将来的に来てもおかしくない状況だと思っている。だから生産性で人間の価値を計らせないということを社会の約束にしなければならない。でなければ次に切り捨てられるのは私かもしれないし、あなたかもしれない。しかしすでに毎年2万人をこえる人たちが自殺し、50万人をこえる人たちが自殺未遂をしている。過労死という言葉が世界で通じる。社会が狂っている。

オスプレイ容認を迫る地方財政圧迫


沖縄・普天間基地に駐機するオスプレイ

 意見(男性) 佐賀は今、佐賀空港へのオスプレイ配備計画問題を抱えている。賛成派と反対派があるが、賛成派の方に聞くと「できたら財政が県の方でも潤うんじゃないか」という意見もある。オスプレイ配備についての山本さんの考えを知りたい。


 山本 オスプレイについてよくいわれるのが未亡人製造器だ。私は自衛隊にとって必要な防衛装備品を買うなとはいわないが、アメリカとの関係において必要でないものまで無理矢理買わされているのが現状だ。佐賀にとってオスプレイが必要かどうかということなのだが、佐賀にオスプレイが入ってきたら財政はどれくらい変わるのか?


 意見(女性) 国から年間5億円(着陸料)を20年間(合計100億円)といわれている。


 山本 年間5億円が必要というのは、おそらく地方交付税が削られているからだろう。それでオスプレイに関する意見は佐賀では完全に割れているのか?


 意見(女性) 割れるところまで議論が進んでいるとはいえない。すぐに市議会に特別委員会ができたが、ノリ生産日本一の有明海がどうなっていくのかという不安や、そもそも佐賀空港ができたときに自衛隊との共用はしないという公害防止協定を地元漁協と県が結んでいたのに、それを飛びこえて防衛省がやってきたことに対する怒りや不信がある。市議会も県議会も当事者の話も聞かないまま容認決議をしてしまった。住民への説明会も一部でしか開かれていない。市や県全体への説明もない。実際は佐世保の陸自相浦駐屯地と連動していくものであり、飛行範囲は北部九州全体なのに、市レベルでさえきちんとした議論をする場もないままに地元対策として5億円×20年間という話が出てきている。知事がそれでまとめようとしている。


 山本 全体の問題なのに一地域に限定した説明会しかしていないというのは、原発と同じやり方だ。でも佐賀空港は自衛隊と共用しないという約束をしていたのに、それをなし崩し的に飛びこえてくるというのはひどい話だ。これに対してオスプレイを受け入れてもらえるものはもらっておいた方がいいのではないかという人はこのなかにいるか? 


 意見(男性) 建設会社を経営している。今の佐賀の建設業界には本当に仕事がない。それでお金が入ってくるのであれば、私たちはありがたい。オスプレイに反対する市民の方もいらっしゃるが、仕事がないというのは死活問題だ。


 意見(男性) 確かに佐賀県はお金がなくて仕事もない。過去の歴史で、公共投資を「ハコから人へ」ということで削っていった。若い人が地方の建設業界に就職をしない。そしてもう一つわからないのが、オスプレイの危険性について科学的論議ではなく感情的な話ばかりだ。事故の起こらない機械というものはない。


 山本 オスプレイは危険なのか? という話だが、オスプレイは高性能ではなく、米軍でさえ運用を敬遠しているというデータがある。米軍安全センターが公表している2010〜12年のアフガンでの海兵隊航空機運用状況では、オスプレイ運用率はヘリ機能を持つ6機種のうちで最低の1・02%。同期間のオスプレイ事故率は、戦闘機などを含めた12機種平均の事故率の約41倍だ。


 ほかにオスプレイに対する専門家の否定的見解として、アメリカ国防研究所元主任分析官レックス・リボロ氏の報告書に「海兵隊の保有数250機のオスプレイの飛行時間は723時間。保有数150機のUH1Yヘリは1万6000時間以上」とあり、明らかに差がある。また「海兵隊は今後、給油のできない長距離飛行など、特別任務を除き、オスプレイの大半を退かせるのではないか」といっている。


 いろいろ分けて考えなければいけない。今生活が苦しいから、目の前にバラまかれるお金をつかみとりたいと思わされる原因は何か。そこまでしんどくなっているのは、国から地方に交付されるお金が年年絞られているからだ。北海道でも毎年1割の交付金が削られ、基金を切り崩しているという話もあった。国が地方をコントロールしやくするためは、いつでも財政をギリギリの状態にさせておくことだ。カネを見せれば飛びついてくれる可能性があるからだ。


 だが「20年で100億円」をぶら下げられて「しょうがないか」というのは健全な状態だろうか? ちゃんと自治体への地方交付金が配られたうえで、この件について判断を問うならわかるが、お金を絞り続け、カネをぶら下げて判断を迫るというのは汚いと思う。何よりも、そもそもの自衛隊と共用しないという約束をひっくり返されていることについて一番怒らなければいけないのではないか。佐賀の人たちが舐められているということだ。札束で顔を叩いたら約束違反も受け入れると思われている。


 建設業が厳しいのは全国同じだ。この状況をつくったのは誰か? 民主党の仕分けだろうか? 違う。民主党は3年ほどしか政権を握っていない。一番首を絞めているのは自民党だ。建設業にかかわっている人人が一番怒らなければいけない相手だ。実態を見れば「仕事をいただいているので…」というのは関係性が逆転している。一番偉いのはこの国の有権者だ。だから建設業の団体は自民党側に対してもっとお金を出すようにお尻を叩くべきだ。


 「公共事業は悪だ」という極端な人もいる。だが私はそうは思わない。「コンクリートから人へ」ではなく「コンクリートも人も」だ。なぜならコンクリートの耐用年数はどんどん迫ってきているからやりかえなければいけないインフラは多い。災害も毎年起こる。公共事業でやらなければいけないことは山ほどある。公共事業とひとまとめにして批判することはできない。


 この国の公共事業を含めた公共投資を見ていきたい。政府がつくる道路などのインフラ整備、公団・公社がおこなう設備投資・住宅投資などを指す「公的固定資本形成」について1994年から2016年まで推移を見ると、消費税を5%に上げた橋本龍太郎政権の時代から小泉政権までの間に半減している。1996年に48兆円ほどあったものが、2007年には27兆円程度になった。10年間で21兆円の削減だ。これで成長するはずがない。投資がないのにリターンなどありえないのだ。

 この間に中小零細でバタバタ倒れた人たちもいるし、今も苦しいという状況がずっと続いている。建設と自民党はべったりだといわれるが、その人たちでさえもこんな目にあっている。べったりじゃない人たちはもっとひどい目にあっている。まずはここを怒らないといけない。なぜなら公共事業は雇用を生む。「人や車の通りが少ない道路をつくるな」という話ではない。どこに住んでいたとしても国の責任として移動する権利、アクセスは守られなければならない。「公共事業けしからん」というような話の延長線上に水道民営化みたいな話もぶら下がってくる。命を脅かすことにも繋がっていく。雇用が守られ、関連会社などいろんな所にお金が落ちて一番成長が目に見えてわかりやすいのが建設だ。民主党政権時代の事業仕分けでは、3兆円程度しか減らしていない。もっと大胆に減らしてこの国の成長を止めたのが自民党だ。


 新自由主義政策はレーガン、サッチャー、中曽根の時代にスタートし、国営企業を民営化し、労働組合をどんどん壊していって「生産性向上」という話の下に賃金をどんどん安くしていった。企業がもうける道として、賃金をどんどんカットしていくことが一番早い。賃金が下がるに従ってみんなどんどん貧乏になっていった。そのことに加え、国による投資もどんどんケチりはじめる。世界一のドケチ国家だ。例え投資をしても、その間にみんなから金を抜き取るような増税をすれば貧乏になるに決まっている。


 国が人人に投資をするしかない。地方に対しても同じだ。お金を刷れない地方自治体は、手持ちの財源以外は使えない。これは家計に近いものがある。だが国は円を発行できる。お金がないのであれば、投資する量を増やすしかない。


 オスプレイ問題を考えるうえでも、ここまで仕事がなくなっている窮状を生み出したのは誰なのか、ということをもう一度見つめ直さなければいけない。国内みんなの生活をボロボロにしたのは誰なのか。「痛みをともなう改革」といってその改革後に何が残ったのか。痛みしか残っていない。改革の提案者たちは何も痛んでいない。政治的な決定によってみなさんがどんどん貧しくさせられていることに目を向けなければいけない。でなければすべて場当たり的な対応になる。「しょうがないじゃないか、今苦しいんだからもらえるものはもらっておけ」と、過去の約束さえも市民側から反故にしていくような状況にしてしまったら無茶苦茶だ。


 そのためにはどうすればいいのか。政権交代する以外ない。野党のなかにも緊縮のドケチ路線を貫こうとしている人たちもいる。でもそれでは無理だというメッセージを伝える必要がある。20年以上も世界に類を見ないような間抜けな経済政策を続けて、多くの方々を貧乏にさせたというこの現実と向き合うならば生活は底上げされなければならない。それが残念ながら「自己責任でよろしく」「自助自立」などと平気でいう政治家がいる。それなら税金で食べてるんじゃないよという話だ。


 オスプレイを受け入れたらお金をもらえるかもしれないが、そこに乗っかってしまうと次から次に押しつけられる。逆にもう政治のコントロール権を取り戻すというときにきていると思う。首を絞められることに甘んじるのではなく、政治をみんなで変えていった方がいいのではないかと思う。


原発は最大の経済非効率


 意見(男性) 私は商船の船長職をつとめている。原発のMOX燃料(再処理したプルトニウム混合燃料)を運ぶのは70bくらいの貨物船で2カ月に1回燃料を運ぶだけでいい。しかし火力発電の燃料を運ぶためには長さ110bの船で月に3回から4回と手間がかかる。ロジスティックス(物流)の部分で、事故前までは原発に利があった。だが事故後もまだ原発を動かそうとしている為政者がいる。だからロジスティックスという小さな部分から原発を廃止する政策を積み上げてほしい。


 山本 燃料輸送する回数と原発による損失を比較してほしい。例えば土木学会はこの20年間くらいに起こる南海トラフ地震などによる経済的損失は1400兆円という試算を出しているが、これほどの災害に原発は耐えられるだろうか。さらに首都圏直下、東海地震も予測されるなかで原発の安全性を担保することなど不可能だ。


 意見(男性) 私が最近まで乗っていた船は、船長の私が51歳でその後の人材がいない。次の世代が20代だ。もうギリギリの状態で油を運んでいる。そして私は25歳で船員になり、今まで国政選挙に投票したのは一回だ。地方選挙でも一回しかない。多くの船員は政治に参加することもできない。声も上げられない。洋上の投票は日本海員組合に組織されている船が船長の管理下のもとで投票できる権利であって、投票の秘密を保持するのがむずかしい。私も船長の権限で投票できなかったこともあった。私たちの労働条件というのは船員法、船員労働安全衛生規則というような海の法律で規制されているため、労働審判などの陸の労働者が受けられる権利をほぼ受けることができない。ぜひこの状況を改善していただきたい。


 山本 まず物流現場において人員が足りないという話は、原発の是非をめぐる論議には絡まない。人が足りないのなら処遇を改善し、国が投資して仕事に就きやすい魅力的な部分を膨らませていくことしかない。


 原発は事故を起こしても誰も責任を取らない。現に誰も逮捕されないし、それどころか天下りしている。一方、被害者への補償はこの先どんどん細り、同心円で区切られた避難区域もどんどん小さくしていって最終的に「なかったこと」にする方向だ。被害規模が大きすぎて誰かが責任がとれる類いのものではないのだ。だから原発の是非と、燃料を運ぶための人員の確保というのは分けて考えるべき質の問題だ。船による輸送、船員の権利をどう守るかという問題はそれとして考えなければいけない。日本の物流において船員確保は重要問題であるのだから、人が集まらないのなら公務員並みの処遇にするくらいの投資を国がすべきだ。船員の投票の秘密を確保するためにネットによる投票システムを導入することも議論の余地があるかもしれない。


 意見(男性) 原発推進論者は「原発は火力に比べて燃料を運ぶ回数が少ないから効率的だ」と主張する。確かにMOX燃料を運ぶ船は一般の輸送船よりも条件がよく、手取り月70万円くらいもらえる。こんな状況では原発をやめるという道筋が見えてこない。


 山本 原発をやめるという選択を政治にさせるというだけの話だ。原発やめるには、それ以外にない。原発を動かしてくれというのは原発関連から票をもらっている議員だけだ。船員たちの権利を確保するためにも政治を動かす以外にない。


少子化解決する気がない政府


 意見(女性) 私は保育士だったが、妊娠してからやめた。妊娠後、子どもにすごくお金がかかると感じた。妊娠したときに医療費はそんなにかからなかったが、生まれてからいろいろ出費が重なるようになった。私は母乳で育てているのでよく乳腺炎になるが、助産師さんに見てもうらうと保険外で医療費がかなりかかった。乳腺炎が治ってからも妊娠して骨盤が開いたのか腰が悪くなって、整骨院にいったら保険外でまたお金がかかった。


 いま子どもを保育園か幼稚園に預けようかと考えている。保育無償化がはじまっているが、ゼロ歳〜1、2歳児の保育料が一番高いにもかかわらず、無償化の対象は3歳からだ。私の娘はもうすぐ2歳だから無償化の対象外だ。3歳からも保育料は無料でも、副食費などがかかるので無償化というよりも割引程度だ。消費税も10%に上がり、新しく走行税とか炭素税とか水道民営化などの話が出てきている。なぜこんなに税金を払わなければならないのかわからない。税金を本当にちゃんと使っているのかと思う。


 山本 保育無償化は、はじめから消費税増税ありきだった。消費税が上げられないのなら無償化もやらないというものだ。少子化が「国難」であるならば、増税に関係なく無償化しなければならない。保育にかかわる方々の処遇を変え、そして子どもを育てるということに対して国が面倒を見ていくということだ。


 今の状況は子どもを育てにくい。家の中でパートナーのどちらかが働けば食べていけるという状況はほぼない。両親一緒に働かなければならない。働くことを前提で子どもを育てる。だからその育てるという部分に関して国が大きく手を差し延べなければならない。


 無償化だから保育園に預けようとしても枠が限定されているから、受けられる人は限られる。そこに対して改善していくべきは保育士の処遇だ。全産業平均で100万円以上給料が安いのでは安心して働けない。だから資格は持っているけど働けませんという人がたくさんいる。介護の世界も同じだ。ここに対して安定した処遇を与えるしかない。私は公務員化するしかないと思っている。高齢化が加速し、少子化が国難であるのだから、介護士も保育士も安定した状況に身を置いてもらわなければみんなが困る。


 この二つの職に限定した話ではない。先ほどの船員不足の問題でも、本当にそこが危機的状況になるのであれば公務員化していいと思う。あまりにも不安定な働き方が増えすぎているのだ。一体誰のために不安定な働き方を広げるのかというと、雇う側のためだ。企業が安く人を雇いたいために非正規などの形を増やした。働く人たちにとっては半年後、1年後の自分の状態さえイメージできない。こんな状態で将来設計など無理だ。職を失った途端に寮まで出された人たちは住まいすらも失う。


 とくにロストジェネレーション世代(35〜45歳)は、安定した職についてもらうべきだ。国が緊縮で投資をしてこなかった世代が、やはり不安定な労働をしている。1997年、橋本龍太郎首相のときに消費税が5%に上がった。翌年から通貨危機もともなって本格的にデフレ突入した。大混乱だ。就職氷河期で大学を出ても職に就けない。最初に就いた職がアルバイト・非正規。そこからはなかなか正規になれない。今でもそのときの賃金と変わらないような状況で推移しているという人たちがいっぱいいいる。やがてこの世代が高齢者になる。老後に備えられる状況にいまからでもしなければならない。


 保育もゼロ歳から無償化しなければいけない。そうでなければ働けないし、食べていけない。食べていけなければ子ども作ることなど無理だ。本人が望めば家族を作ることがかなう世の中にしなければ少子化が解決するわけがない。


デフレ時には大胆な国債発行が可能

 山本 消費税廃止や555万人の奨学金をチャラにするとかいろんなことをいっているが、そのための財源をどうするのか。


 「景気がいい」とは経済成長している状態のことをいう。経済成長とは経済規模が大きくならなければならない。経済規模の指標であるGDP(国内総生産)とは、個人消費+民間投資+政府支出+純輸出だ。このうち経済規模が大きくなるための一番大きなエンジンは、GDPの6割を占めている個人消費だ。


 みんながお金を使えるようにしなければ景気はよくなりようがない。いまは将来が不安だから貯めたり、そもそも出すお金がない状態だ。消費が弱っているのだから企業は投資をしない。そこで政府も投資をせず、増税をしているから余計にお金が回らないのだ。


 みんながもっとお金を使いやすくするには、物価を下げればいい。消費税で強制的に物価を引き上げたが、賃金は下がっている。当然、その逆に消費税をやめたらみんなは景気がよくなると共通のイメージを持つ。そうすると企業側も投資を考え始める。需要が高まれば今のままの従業員の数では対応できないし、設備投資も考えるようにもなる。政府が国民に支出しなければならない。従業員をいい処遇で雇用する企業には減税したり、設備投資をする企業に対しても減税をするなど、とにかくお金を使った方が得だという状況を見せていく。この状況を作り出すためには消費税廃止が一番いいと私は思っている。


 消費税10%から廃止にするとおそらく25、6兆円の財源が必要になる。「25、6兆円が失われる」と考える人もいるかもしれないが、逆にいえな政府からみんなに25、6兆円の財政出動がおこなわれることを意味する。これでまず中小零細企業が救われると思う。この国に存在する企業の99%が中小零細企業だ。そして税の滞納のうち消費税が6割だ。中小零細の首が絞められている。これを解かなければならない。


 25、6兆円を確保する方法は2つある。一つは税金から、もう一つは新規国債の発行だ。必ずしもすべて税金で確保するべきだとは思っていないが、税金でやる場合は金持ちから先にとるのが基本だ。ないところからではなく、あるところから取る。大企業の優遇をやめる。金融資産の分離課税もやめる。所得税の累進制強化と法人税の累進化等で合計最大29兆円の財源が確保できるという試算もある。


 国債は政府の借金であり、国債を財源にしたら「国が破たんする」とよくテレビでいっている。だが、30年前から破たんするといわれてきたが、この20年間、日本国債の金利は短期ものも長期ものも下がり続けている。破たん寸前ならば、返済が滞るリスクがあるため国債の金利は上昇するはずだ。だが、いまは10年ものでもマイナス0・15だ。破たんなどありえない。さらに日本円で借金して日本円で返済するのだから、日本円を発行する能力があるのになぜお金が払えなくなるのか? なるはずがない。ギリシャは独自通貨を発行できないから返済が滞った。


 当然インフレが行きすぎることは注意が必要だ。米ケイトー研究所の調査によると、世界史上に56件あるハイパーインフレの事例は3つの共通事項をもっている。@大きな戦争で生産能力が破壊され、かつその再建に国際社会が非協力的な場合、A大革命が生じてこれまでの通貨体制が無効に成るような事態が発生した場合、B何十年も二桁台のインフレが続き、国内産業の未来が絶望的である場合だ。日本の現状はこのどれにも当てはまらない。そもそも政府の借金=民間の資産だ。日銀の統計でも政府の赤字が膨らんだときに民間の黒字が増すことがはっきりしている。「破たんするから増税します」というようなDV国家を変えなければ、もうこの国に生きている人たちがもうもたないところまで来ている。


放置される豪雨災害の復旧


 山本 今日は8月の豪雨で被害を受けた武雄市に行ってきた。どうして今武雄に行くのかというと一番重要だからだ。今千葉や福島、宮城も長野も大変なことになっているが、必ず武雄が通った道を通ることになる。一番は生活再建の課題だ。これからゴミ問題もたくさん出てくる。膨大なゴミをどこに置き、どう処理するのか。水害だから家の床板を全部剥がして泥を全部かいて、乾かして、消毒して新たに床板を乗せなければならない。30aとか50aも浸水が入ってきても半壊扱いだ。半壊家屋には54万円とか58万円くらいしか補助金は出ない。だが見積もりすると数百万単位だ。家によっては1500万円かかるといわれた。お金ある人しかちゃんとした生活環境を復旧できない。それ以外の人は2階に住むしかない。床板を外すとしても職人さんも半年待ちの状態だ。絶望的だ。どうしていいかわからない、先のことなんて考えられないという人たちが台風被害によってこれからどんどん増えていく。


 そこに対して一番やらないといけないことはお金を出す以外にない。金を出して人を集めてそこにもお金を払ってみんなで一斉にやるしかない。復旧、復興をいかに短時間でやることができるかが、この国の経済に対しても鍵を握ることになる。いま多くの地域でたいへんなことになっている。8月に被害を受けた武雄でさえこの状態だ。住民の方は「戦闘機とか買ってる場合じゃないんですけどね…」と冷静にいわれていた。


 こんな政治は終わりにしないといけない。私は民主党政権の原発対応に怒りをもって政治の世界に足を踏み入れた人間だ。だが、自民党が政権を取るときにもっとひどくなると思って立候補した。そんな自分でさえも災害対応は民主党の方がまだ心があったと感じる。例えば3・11東日本大震災の直後は国会の予算審議を6日間止めて災害対応に集中した。いまの政権は西日本の豪雨災害の真っ最中に、カジノ解禁法案を通したいがためにカジノの審議をスタートさせた。カジノなんかなくてもみんな困らない。困るのは日本の金を吸い取ろうとしているアメリカの業者と、そこからパーティー券などを買ってもらっている議員だけだ。この国に生きている人たちに対して愛がないのだ。今全国の災害被災地に対してマンパワーと金を投入していかに短時間に復旧・復興がなされるかということがこの国の命運を握っている。数千万、数百万円の見積もりに対して、50数万円でなにができるのか。


 ここまで政治によってめちゃくちゃに生活が壊されてきた。しかしそれをひっくり返せるのも政治だ。だから私たちは政権をとりにいく。消費税廃止をいいつづけてじわじわ勢力を伸ばしてくこともできるかもしれないが、私は多くの人人の窮状を見てまずは消費税5%に下げることを緊急的に実現させなければならないと思う。そのために私は野党のみなさんと塊になって「消費税5%」という旗をたてて次の選挙をたたかうことが政権交代の一番の近道だと思っている。ただ塊になるだけでは勝てない。現実にこれまで勝てていない。消費税を下げるという多くの人が自分のこととして受け止められる政策を掲げるべきだ。力を貸してほしい。野党のお尻を叩いてほしい。みなさんの力を集めて政権交代をしていきたい。


 先ほど武雄に行ってきたが、この日集まったボランティアは十数人だとう。圧倒的に人が足りていない。現地には焦りがある。もうすぐ冬が来るからだ。家の一階がスカスカの状態で冬を迎えることは非常に過酷だ。ボランティアが30人ほしいといっていた。ほとんどが県外からやってきている状況だ。もし時間が許すのであれば、周りの人にも声をかけてボランティアに行ってほしい。社協とは別に地元の方がやっている「おもやいボランティアセンター」が大募集している。本当は国が早くお金を出して人件費を確保し、大工さんを集めなければならないのだが、大工さんも半年待ちだ。オリンピックという企業の祭典をやっている場合ではないのだ。だが国がお金を出して一斉に復興させようという政権ではないので、一人一人ができる範囲で力を出してなんとか改善していかなければいけない。ぜひ力を貸してもらえる方に支援をお願いしたい。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13867
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c10

コメント [経世済民95] 40〜50代ニートが急増「中高年引きこもり」知られざる実態 金融機関の過酷な勤務に耐えられず退職 rei
30. 2020年3月21日 17:12:04 : 2zYStC8ZB6 : M3hkU3RSVzJSZGs=[1]
うちの母親はお店を取られまいと散々周りから金を借りまくった。吾輩も例外ではなかった。でもお金は返せず周囲とは敵対。貸した人は自分の子にあそこの母親はお金にだらしないと話しているだろう。だから誰も見向きもしないだろう。そんな母親はバイト先の社長のちんぽを巡って警察沙汰を引き起こした。
そんな母親は常に国民年金は払ってはダメだとか朝鮮の子は塾に行かないとか、朝鮮の子は大学に行っても就職できないと喚いていたが結果は朝鮮の子からも見放されてしまった。
親戚会と同窓会からも永久追放。
これがニートの末路。
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/767.html#c30
コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
11. 中川隆[-13614] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:13:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1268]
熊本・鹿児島でも共感広げる れいわ新選組・山本太郎の街頭記者会見(文字起こし)
2019年10月22日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13789

横に繋がって政治変える

 九州ツアーを展開中のれいわ新選組・山本太郎代表は、16日に熊本市の熊本パルコ前、18日には鹿児島市の天文館アーケードで街頭記者会見をおこなった。いずれの会場でもアーケードを埋めるほどの聴衆が詰めかけた。仕事帰りに足を止める現役世代や下校中の高校生の姿もあり、そのまま立ち去ることなく最後まで真剣に聞き入る姿が目立った。演説は市民からの質問や意見に山本代表が答える対話形式でおこなわれ、消費増税や社会保障、働き方改革、少子化問題など市民生活に身近な問題をテーマに、一部の大企業の代理政治がまかり通る現状を変えるため市民が横に繋がって力を結集することを呼びかけた。熊本、鹿児島での演説を抜粋して紹介する。

◇ 熊 本 ◇

 山本代表 あまりにも今の社会は生きづらい。生産性で人間の価値がはかられ、役に立っているのかいないのかで人間の価値が線引きされる。1年間で自殺する人の数は現在2万1000人近い。戦争も紛争もない日本で毎年2万人をこえる人人が追い詰められ命を絶っている。自殺未遂は50万人をこえている。カウントされた件だけでこれだけある。死にたくなるような社会を変えたい。生きていてよかったと思える社会をつくりたい。

 現在の政治でもっとも疲弊させられてきたのは地方都市だ。本当に地方に住んでいるから物価が安いだろうか。コンビニで売っているものは東京で買っても同じ。全国にチェーン展開されている店で買う物はみな同じだ。地方で暮らすには車も必要になる。こうしたコストが必要となるなかで生活を安定させるのは至難の業だ。どんどん格差が開き、TPPや日米FTAのように生産者の首を絞めるような貿易協定が次次に進められている。

 これまで進められてきた間違った政策を一つずつ変えていかなければ地方はさらに衰退する。変えるためには力が必要だ。だからこそあなたと繋がりたい。


 意見(男性) 熊本では増税後、あちこちバスターミナルや商業施設のフードコートなど人が集まる場所で明らかに客足が減り、非常に危機感をもっている。私はある宗教団体の元信者だが、財源がないなら無課税の宗教法人に課税してもいいのではないか。


 山本 宗教に課税してもそこまで税収は得られない。それは喫緊の課題ではない。その前に、もっと世の中にお金が回る仕組みをつくらないといけない。


 2014年4月、消費税を5%から8%に上げるとき、安倍政府は「消費税率の引き上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使う」(政府広報)といっていた。


 本当はどうなったのか? 内閣官房のデータで、3%増税分を何に使ったかがわかる。2015年からは3%分で8兆円の財源を担保することができた。だが、それ以降の2017年までの間、社会保障の充実に充てられたのは1・35兆円。わずか16%だ。


 残り84%は何に使ったのか内訳を出してくれと問い合わせると「統計をとっていない」という。基礎年金国庫負担割合を2分の1にするという使い方もしていたが、「後代へのつけまわし軽減」という内容不明な使われ方もしていた。これについて安倍総理自身が今年1月28日の施政方針演説で「増税分の5分の4(80%)を借金返しに充てていた」と答えた。


 消費に対して罰金をかけ、ただでさえ世の中にお金が回っていないのに無理矢理お金を引き抜き、借金返済に充てたことでお金の存在を消してしまったのだ。より景気が悪くなるのは当然だ。税金をいくら取ったとしても、その使い道によっては最悪の結果が導き出されるということだ。消費税であろうと、宗教課税であろうと同じだ。本当はあちこちから税金を搾りとらなければならないという局面ではない。

 意見(女性) 日本は海外に対して1000兆円の借金があり、国民一人あたりに800万円もの借金があるといわれている。だが、実際にはそうではないと思うのだが、なぜそんな嘘をつくのか。


 山本 嘘をつく方方の精神状況までわからないが、嘘をつかなければやっていけないのだろう。この借金をめぐっても財務省の洗脳がある。「政府の借金が1000兆円をこえ、国民一人あたり900万円」というが、あなたが勤めている会社の借金を社員一人あたりいくらという計算の仕方をするだろうか? それぐらい不自然な話だ。


 日本の借金は外国からのものではない。国債発行額は2017年12月に1093兆円。国債保有者のうち88・8%は国内だ。海外にはわずか11・2%しかない。


 90%近い国内に負っている借金(国債)の元出はなにか。みなさんが銀行に預けたお金ではない。よく勘違いされやすいのだが、これは大きな間違いだ。みなさんから集めた資金で国債をやりとりしているわけではなく、日本銀行の中にあるそれぞれの銀行の当座預金から数字としてのお金が出入りしているだけなのだ。政府と民間の収支バランスを見ると、政府の赤字が増えるとき、民間の黒字が増えていることがわかる。政府が借金することによってお金が生まれ、それが民間の資産になっているのだ。

 もしも1000兆円の政府の借金をすべて返済すればなにが起こるか? 世の中に流通するお金のほとんどが消えてしまう。政府がいう「国の借金が1000兆円あり、国民一人あたり900万円だから、増税します」という話にだまされないでほしい。


 借金でお金の量を増やしても、お金が世の中に回る政策はほとんどしてこなかったのだ。これを理解していなければ、アベノミクスを批判する理由にもならない。


 だからこそ経済に興味を持って、みんなでお金のあり方について議論しなければ政治や官僚、企業側には勝てない。このままでは搾取され続けるだけだ。


 厚労省の国民生活基礎調査では、国民全体の57・7%、母子世帯の82・7%が生活が苦しいと答えている。20年以上のデフレによって国民生活はどん底まできている。デフレから脱却するなら、さっさとカネを出せという話だ。日銀調べの年齢別一人暮らしの貯蓄ゼロ世帯の割合は、20歳代で61・0%、30歳代で40・4%、40歳代で45・9%、50歳代で43・0%。みんなボロボロだ。小泉、竹中の時代に国が財政を絞ってロストジェネレーションを生み出した。本来ならば国がお金を出して第三次ベビーブームをつくり出さなければならなかった。50年前から少子化になるといわれていたのに、何の手も打たず、誰一人政治家は腹を切らない。現役世代に対してできる限りの救援をおこなう政策をしなければならない。

少子化解決するために

 山本 少子化を解決するためには、重要なポイントが三つある。


 一つ目は教育。本人やその家族に負担がかからないようにする。日本では奨学金で大学生が社会に出るときまでに300万〜400万円の借金を背負っている。それで社会に出て少ない賃金でどうやって生活していけるのか。自分一人生活するのに精一杯で家族など持てない。借金をしていることが結婚できない理由の一つになっている。パートナーも同じ状態なら、家族をつくろうなんて考えられない。


 OECD加盟国のなかの、教育機関に対する公的支出(対GDP比)を見てみる。ここでは経済規模に対して、教育にどれだけお金を出しているかということが分かる。

 各国平均4・14%の支出に対して日本は2・93%。先進国グループのなかで最下位だ。奨学金で借金を背負わせるだけでなく、利息まで払わされるのだからこうなるのは当然だ。その利息は年間350億円にもなり、金融機関の懐に入る。この350億円を差し上げるために、みんなの首を絞める。若い人たちも食い物にされている。


 高等教育機関への公的支出(対GDP比)を見てみる。経済規模に対して大学や大学院にどれだけお金を出しているかということがわかる。ここでも日本は最下位で、北欧諸国の3分の1だ。教育にかかるお金を家計で負担しなければいけないのだから、みんなが貧しくなって使えるお金がなくなるのは当然だ。


 二つ目は住宅問題だ。安定した住まいを確保するには公的住宅が必要だ。本人が望めば安い家賃もしくは無料で住まいを確保できるようにしなければ少子化は克服できない。住居の問題は都市部でとくに深刻だ。


 東京都が2018年1月に「ネットカフェ難民実態調査」をおこなった。ネットカフェ宿泊客のなかで住み家がない人は25・8%(約4000人)もいた。ネットカフェなら敷金・礼金・保証金も必要ない。家賃なら払えるが初期投資ができない人たちの逃げ場がネットカフェになっている。


 また、この住み家がない人たちの76%は非正規労働者だった。不安定な労働者を大量に生み出した結果、住まいも確保できない状況を大量につくり出してしまった。いつ首を切られるかもわからない働き方のなかで、半年、1年後の自分の状態すら想像できない。非正規労働者が増えるきっかけをつくった元凶こそ政治だ。これに対して政治が責任を負わなくていいはずがない。


 三つ目のポイントは消費税の廃止だ。消費税が3%上がっただけで、年間の個人消費が8兆円も落ち込んだ。誰かの消費は誰かの所得。つまり8兆円の所得が失われたということだと私は考える。この逆をおこなえば景気がよくなるということは誰もが予測できるだろう。景気回復が予測できれば、企業側も従業員の確保や設備投資をするだろう。


 かわりの財源は法人税に累進制を導入し、もうかっている所から多くとり、もうかっていない所の税率は低くする。今は法人税率は一律で、大企業には80以上もの抜け穴がある。これを廃止して、所得税の最高税率を上げることで29兆円もの財政を確保することができるとの試算もある。


 また、新規国債の発行も視野に入れている。消費税廃止に必要な財源をすべて新規国債の発行によってまかなった場合でも、国が定めるインフレ率の上限2%にも到達しない。また消費税を廃止した場合、一人あたりの年間賃金が6年目には44万円上昇する。参議院調査情報担当室の試算だ。今足らないのはお金であり、国が国民を思う気持ちだ。


 意見(女性) 私は今40代だ。20代で離婚し、一人で子どもを育ててきた。元配偶者からもらった養育費は一度きりの1万5000円だけだ。それからずっと貧乏だ。子育てが終わる頃に難病を煩った。今は最低保障の障害年金と足りない部分は生活保護でまかなっている。今回増税にともなって障害年金受給者への給付金が出たが、生活保護をもらっている場合は給付金がまるごと引かれる。今回の増税で介護タクシーも増税分以上の値上げになった。社会保障を充実させるといいながら、実際は削られ続けている。このままでは未来はない。弱者の未来を救ってほしい。


 山本 生活保護を受けることに対して恥の概念のようなものが植え付けられている。これは大きな間違いであり、胸を張って受けてほしい。すべてを失うことが前提でなければ生活保護を受けられないということは、そこから立ち上がるためにさらに多くの時間が必要になるからだ。少し困ったときに頼ることができる制度をつくっていきたい。


 生活保護は「水際作戦」などといわれ、なるべく受けさせないようにされている。これには役所の財政事情もかかわっている。それによって餓死者も出ている。


 「生活保護を受けて朝から晩まで酒を飲んで…」という人もいるが、1カ月間朝から晩までお酒を飲み続けられるようなお金を生活保護では得られない。「パチンコに行くのは許されない」という人もいる。お金の管理がきちんとできるかできないかというのは別の話であって指導も必要だろうが、基本的にお金の使い道はその人の権利だ。


 日本は世界一のドケチ国家だといえる。1997年〜2006年までの政府支出の伸び率は世界でも最低水準だ。国が人人に対して全然投資をしていないからデフレから脱却できない。収入の少ない人ほど収入の大半を消費に使う。使わなければ生活できないからだ。生活が厳しい人にお金を投入することは、もっとも経済活動に寄与するということだ。一人でも多くの人が消費を増やす状況をつくらなければならないのに、必要とされることと真逆をいっている。殺しにきている。


 政府は生活保護費の見直しを進めており、食費や光熱費などに充てる「生活扶助」を2018年10月から2年間かけて段階的に引き下げ、最大5%、約160億円削減する。


 また2013年8月からの生活保護の基準改定でも平均6・5%、総額670億円減額されている。生活保護を受けている人から見たらどれほどの打撃だろうか。生活保護受給者のほとんどが不正受給だという印象をつくったのは自民党だが、不正受給は全体のわずか1・8%であり、98%は正当な受給者だ。人間の命にかかわるセーフティーネットをこんな扱いにした人たちを私は許さない。国はなにも責任をとらないし、国民をコストとしか見ていない。


 バブル崩壊直後と平成29年度の労災の請求件数の比較を見てみる。平成3年度は557件であったのに対し、平成29年度は2572件と桁違いに増えている。あくまで労災を請求できた人の数だ。請求できなかった人の方が多いはずだ。


 精神障害の労災補償請求件数を比べると平成3年度は2件だったが、平成29年度は1732件だ。働く人はもはや部品だ。奴隷のようにギリギリ生かしておく環境さえない。倒れようが死のうがかわりはいくらでもいるんだという考え方で話が進んでいる。完全に世の中が壊れている。生活保護が必要となる人人はこれからどんどん増えていくだろう。仕事に殺されるような状況をつくっているなかで、精神を破壊され社会復帰ができなくなる人はたくさんいる。現在の政府がそんな人たちを救うだろうか。この状況をみんなで認識してなんとか変えなければいけない。

3割の得票動かして権力握る大企業

 みんなが貧困化する地獄のような世の中で、大企業は過去最高益をたたき出している。企業の内部留保は2012年から2017年までの間に46・7%も増えている。この数年の間に自分の収入が46・7%も増えたという人がいるだろうか?

 私は企業の内部留保に手を突っ込んでみんなにばらまくなんてことはしない。彼らはろくでもないことをしているが、合法的に政治を動かして自分たちに大減税してもらえるような社会を実現したのだ。企業がこれだけ内部留保を溜め込んでいる理由は二つある。一つは減税してもらってもうけをより多くしたり労働環境を破壊して労働者を安く使えるようにしたからだ。もう一つの理由は「溜め込む以外に方法がない」ということだ。モノが売れない。この先も少子化は加速するのに、この国に投資してもリターンは見込めない。だとすれば企業が投資せざるをえないような成長戦略を国が提案する必要がある。


 経団連は提言という名の命令で、自分たちのもうけに繋がるさまざまなことを実現させてきた。たとえば武器輸出。日本は武器輸出三原則によって兵器の国際共同開発には参加できず、いわば技術的な鎖国状態に陥っている。そこで、武器の開発は国に資金を出させて、つくった武器を国に買わせている。開発して売れば、使わなければならない。これでサイクルが完成だ。


 そこで、集団的自衛権を提言した。なぜ経済団体が集団的自衛権を望む必要があるのか。また集団的自衛権を実現させるには憲法を改正しなければならない。そこで、憲法改正まで提言に盛り込んでいる。つまり武器輸出、集団的自衛権、憲法改正の三つがセットになって動かなければ、軍需市場を広げたい経団連にとってのうまみが増さないのだ。提案し、政策にさせて自分たちがもうけるというサイクルをずっとくり返している。


 経団連をはじめとする大企業は、有権者のわずか3割の力で代理人を国会に送り、政権をとらせて自分たちにプラスになる政策を一生懸命やってきたのだ。権力を持てば自分のお世話になった企業にだけ大減税することだってできるし、自分のお世話になった企業のために人人の働き方を壊すことだってできる。


 自分の奥さんの友達の学校経営者に国有地をただ同然で差し上げることだってできるし、自分の親友に獣医学部をつくらせることだってできる。だとするならば、違う形で権力を使おうではないか。次は私たちの番だ。50%が投票に行っていないのだからその人たちとゆるく繋がっていこう。そうすることで消費税はやめられるし、働く人たちの権利も確立できる。政府が保障することで最低賃金を全国一律1500円にすることもできる。それが政治だ。それが権力だ。

◇ 鹿児島 ◇

 意見(男性) 日米地位協定を変える必要があると思う。国防についてどういう考えを持っているのか。

日米地位協定について

 山本 日米地位協定について考えるなら、まず日本の独立という問題を考えなければならない。「日本は独立しているじゃないか」という人もいるかもしれないが、それは大きな間違いだ。日本は常にアメリカ様の「ご意向」に国内の政策が左右されている。


 わかりやすい例のなかに、日本の空の問題がある。首都圏上空には、1都8県にまたがって米軍横田基地が航空管制権を握る「横田ラプコン」がある。日本の空は日本のものであるはずなのに、それを仕切っているのは米軍なのだ。だから民間機は、羽田空港を離陸直後に横田ラプコンを避けるために急上昇しなければならない。これほど広大な空をアメリカに握られている国は世界に例がない。米軍が自分たちの演習をしやすいように占有している。返してもらわなければならない。


 アメリカに握られているのは航空管制権だけではない。アメリカが望めば日本のどこにでも米軍基地をつくることができる。外国の軍隊が他国に自分たちが思うように基地をつくることができるルールなど世界のどこにもない。なぜ日本だけにあるのか。植民地化が成功したのは日本だけだからだ。日本はアメリカの植民地でしかない。


 そこから独立するためには日米地位協定の改定が必要だし、少なくとも対等な付き合いをしていかなければならないのに、そうなっていない。


 北方領土問題について安倍首相は「必ず終止符を打つ」といってロシアのプーチン氏と二十数回にわたって会談を続けてきたが、結局はカネだけ吸いとられて領土は返ってこない。昨年の11月、プーチン大統領は、ロシア側が北方領土を日本に引き渡す場合、日米の首脳間でアメリカ軍の基地を置かないことを約束するよう釘を刺された。つまり、日本国内の問題であるにもかかわらず、国のトップが物事を決めることができない。アメリカ経由で話をまとめなければ外国から信用されない状態になっている。これが独立国と呼べるか。日本が独立国として自分たちのことは自分たちで決められるようにならなければならない。それが主権国家というものだ。


 安倍首相のおじいさん(岸信介)が旧安保条約を改定し、新安保条約にし、日米行政協定を日米地位協定へと改めた。「独立する」「主権国家になる」といいながら占領状態の継続を約束した。おじいさんがやらかしたことは、あなたの代で決着をつけてくれといいたい。どこが「戦後レジームからの脱却」だ。


 日米地位協定を変えたその先はどうするのか。日本は自主防衛できる状態にしなければならない。日本は今でさえ、世界の中でも指折りの防衛装備を保持している。アメリカの軍事力評価機関が公表した「グローバル・ファイヤーパワー」の2018年軍事力ランキングでは、世界136カ国のうち、日本の軍事力指数は8位だ。軍備を維持することは必要かもしれないが、現状はアメリカから買わされ、さらに調達しても途中で値段が変わって高値になる。買った戦闘機の機密情報ももらえず、ただ買わされている。日本の自主独立のためには専守防衛は絶対的に確保しなければならない。ただし、自衛隊は、日本の領空・海から出ない形で運用されることを前提にするべきだ。


 もう一つ、安全保障上必要なのは、世界中に「恩を売る」ことだ。自衛隊の災害対応は、多くの被災地で強烈な印象を残し、感謝されている。その力を日本だけでなく世界で災害が起きたときに真っ先に駆けつけるために使う。これが実現できれば、もし日本側に不穏な動きをする国があったとしたら世界中から非難の声が上がる状況をつくることができる。アメリカの二軍として世界戦略に利用されるのではなく、あくまでも防衛に特化し、それ以外は災害対応で世界の役に立っていってほしいと思う。

食の安全は重要テーマ

 意見(男性) アメリカで生まれている子どもの3人に1人が自閉症で、その原因は遺伝子組み換え食品などだという調査がある。輸入が増えれば、日本でも影響が出てくるのではないか。


 山本 「食の安全」は、もっとも重要なテーマの一つだ。この国の人人が健康に生きていくうえで食べ物は大きな存在だ。残留農薬や遺伝子組み換えに対して厳しい基準をもうけることは重要だ。


 少なくともヨーロッパがもうけている基準に寄せていくことが正しいと思う。遺伝子組み換え食品と健康との因果関係がはっきり出ていない現状では予防原則に立つ以外にない。安全か危険かはっきりしていないものに対しては「危険かもしれない」という立場に立って物事を考えていく以外に人の命は守れない。


 だが、今はそうなっていない。TPPや日米FTAなどを進めて、アメリカでさえクリアできていない食品を日本で受け入れなければならなくなる可能性がある。現時点で自由化は行きすぎているし、これ以上進めるべきではない。TPPからは離脱するべきだ。世界との条約や協定から抜けることは非難を浴びることかもしれないが、人人の健康を守ることが最優先だ。アメリカもパリ協定から抜けた。日本も「ジャパンファースト」で行かせてもらう。


 意見(男性) 私は今32歳で三児の父だ。中卒で派遣社員も経験し、1カ月ホームレス生活をしたこともある。今は介護職に就いている。介護と聞くとマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれないが、絶対にそんなことはない。すごく魅力があり、私は世界一幸せになれる仕事だと思っている。山本さんは、福祉や保育に携わる人は公務員にしてでも人員を確保するべきだといってくれた。介護を求めている人人は多くいるのに、人手不足からどんどん施設も潰されている。幸せな仕事だと思って勤務していても、夜勤10回しても月月の手取りは十数万円だ。ケアマネでも20万円に届かない。先月3人目の子どもが生まれたときに「介護で3人はきついね」といわれた。山本さんは、そんな介護職のことをどのように考えているのか聞きたい。


 私の母はシングルマザーで私たち子ども3人を育ててくれた。64歳でそろばんと習字、塾を経営して手取り20万円ほどだ。乳がんと大腸がんを患い、保険にも入れない状態で、年金は国民年金で6万500円。貯金もほとんどない。子どもからもお金をあげられるほどの収入がない。今後どうやって母のことを世話していけばいいのかという不安もある。


 山本さんが「あなたを幸せにしたい」と話してくれたとき、すごくうれしかった。障害を持っていても、お年寄りでも子どもたちでもどんな人も幸せになる権利があるといってくれて本当に救われた。ただ山本さんも幸せになってもらいたい。


 山本 世の中を変えていこうとしている真っただ中で、みなさんに「力を貸してください」とお願いができる時点で私は幸せだ。


 ニーズはあるのに、国がしっかりと処遇をしていない職業に対しては公務員化をするべきだと考えている。たとえば介護や保育、身を削るようにして原発事故の廃炉現場で働いている人人などに対しては、安定した雇用を保障しないといけない。もはや現場の良心で支えられている状態だ。資格を持っているのに、その仕事に就かない理由は間違いなく処遇が悪いからだ。確実に必要な仕事で、サービスの質を保証するためには公務員化が必要だ。国が解決策としてうち出しているのは「外国人を使えばいいじゃないか」というものだ。そんな雑な話があるか。

 そもそも日本は公務員数が少なく、人口1万人あたりの公務員数はフランス837人、イギリス820人、米国597人に対して、日本は261人しかいない。公務員の非正規化が進み、生活保護の相談を受ける側が生活保護が必要なケースさえある。


 鹿児島は「保守王国」といわれており、多くの人が自民党に投票しているかもしれない。もしくは、昔からの付き合いで人との繋がりを意識して投票している人も多いかもしれない。ただ、現実を見てほしい。自民党がやっているのは保守ではなく自己保身だ。国を、あなたを売り飛ばしている。


 地獄みたいな世の中の末に子どもたちを生かせられるのか。この国は「主権在民」だ。本当はあなたが権力を握っている。一部の人間に忖度し続けるような国が壊れるのはあたりまえだ。憲法15条には公務員は「全体の奉仕者になりなさい」と書いてある。すべての有権者の3割の得票を得て政権を握り、ここまでの乱暴狼藉ができるのだ。これを変えるのも政治だ。私は投票に行くことをやめている5割の人たちとつながって、現在と180度違う政治を実現させたい。あなたのための政治を、あなたの生活が幸せになる社会をつくらせてほしい。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13789
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
26. 2020年3月21日 17:14:03 : P5Imv8snkQ : dUV3ZTRxdTZoYkU=[30]
>北朝鮮と連携している、というような説を取るなら
>軍事協定なんて日本から率先して止めろよ、とは思った。

記事とは関係ないがアメリカも似たようなもの。
何が解決したのか知らないが中国に対する輸入規制解除の理由も
馬鹿馬鹿しいよな。あれほど軍事力増大に怯えながら
「俺らの製品を買ってくれる」としてOKだと。
「鎖国しろ」「断交しろ」等とは言わないが
やってること滅茶苦茶なのだよ。

信頼関係が損なわれたと判断しているのに
そして「国防問題」として結び付けているのに
他を不問にするとは何事か、と。全く論理的でもないよな。
まあ「それが国際政治だ」というなら
百歩譲ってあげても良いけど。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c26

コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
12. 中川隆[-13613] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:15:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1269]
れいわ新選組を支える人々の思い ―― 北海道ツアーの同行取材をして
2019年10月2日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13348

 「全国各地をしつこく回り、みなさんと対話をしながら緩やかなネットワークをつくっていきたい」――れいわ新選組・山本太郎代表は参院選後の宣言通り、9月18日から最初の訪問地である北海道に入り、利尻島、稚内、網走、釧路、根室、札幌、旭川、帯広の各地を巡った。


 消費税廃止を掲げ、新自由主義政策で破壊された社会を立て直す市民政党をつくるため、代表みずから町を歩いて市民に頭を下げながらポスター掲示を依頼し、街頭では集まった多くの聴衆と直接対話をする。自力で全国を駆け巡って国政政党としての一歩を踏み出した参議院選の効果もあり、その行動は注目を集め、演説会場はどこでも予想を上回る規模の人人が詰めかけた。


 北海道ツアーは疲弊が著しい周辺都市からスタートした。道内179市町村(全国最多)の人口500万人のうち約4割にあたる200万人超が県都・札幌に集中するなど、北海道内でも地域格差は拡大している。農業、漁業、林業などの第一次産業を基幹産業とする多くの地域は、その盛衰が地域経済全体を大きく左右する。TPP、日米FTAによる農産物の市場開放、国による地方切り捨てのなかで自治体財政は逼迫し、医療や介護をはじめとする行政サービスがまともに受けられない、鉄道インフラの廃止によって市民の足が奪われること、また雇用の受け皿である地場企業の倒産や賃金レベルの低下を引き金にした人口減少など、深刻な状況が各地で語られた。


 山本代表と対話するため、周辺市町村から数時間かけて駆けつける人や、発言内容をメモに書いてくる人も多くみられ、れいわ新選組にかける人人の思いの強さがあらわれていた。


札幌駅前の街頭記者会見に集まった人々(9月24日)

 「東京から帰ってきて、大病をした妻と義父の介護のために離職した。義父は片眼が全盲、膠原病で手足が不自由。そして認知症も始まっている。それでも認定では要介護2にしかならない。背景に町の財政難があり、町内にある道立病院には、要介護度を上げないようにしようというスローガンが貼ってある始末だ。先日、妻が腹痛で道立病院の夜間救急に駆け込んだが、救急指定病院なのに外科医も整形外科医も麻酔科医もいない。内科医に痛み止めだけ処方されて帰ったが、数日後に激痛が走り、1時間かけて留萌市立病院に駆け込み、はじめてCTで卵巣腫瘍が見つかった。最後は札幌医大に転院して25aもお腹を開く手術をした。あまりにも医療や介護環境がひどい。特養に入れても6カ月で出され、意見をいうと役場から職場にまで圧力がかかる。苦しむ人のために福祉や介護があるのに、一歩たりとも譲らない行政。今後、もっと苦しむ人が出てくる。未来のない世の中を変えるために頑張ってもらいたい」(稚内・男性)


 「介護職をしているが、山本さんの話を聞いていて、就職氷河期からの苦労を考えると涙が出る。お年寄りの生活のために私たちが一生懸命やらなければいけないと思っているが、とても希望がもてる状況にない。普通に生きていけるだけの収入はもらってないが、地域のため、国のため、お年寄りのために頑張っている。子どもが憧れるような仕事になっていない状態を変えてほしい」(網走・女性)


 「同世代は生活に余裕がないため政治に疎く、総理大臣の名前さえ知らない若い人たちも多いが、彼らを責めてもはじまらない。小さいときから政治の話はタブーで、朝ご飯を食べる暇もなく働き、夜遅くにSNSを開いたら与党側と野党側が罵詈雑言を浴びせ合うというような“政治”に辟易している。そういう若い人たちにも理解できるわかりやすい政策をお願いしたい」(網走・男性)


 「人口規模にかかわらず公平なお金の使い方を考えてほしい。3000人ほどの小さい町でも格差がすごい。広い北海道の過疎地域では雇用がなく、カネも人も都市に流れる。地方創生というが、国の財源からあてがわれるサービスが地方には行き届いていない。ぜひ直に肌で感じて国会で訴えてほしい」(旭川・男性)


 「IT企業で働いていた息子が鬱病を発症して会社をクビになり、病気を隠して別の会社に入社し、最後は寝る間もない状態になって自殺した。遺書のない場合は自殺と見なされない。そんな人たちが年間11万人もいる。息子も遺書というより連絡事項だけを書き残した。私は70歳近くだが、掃除婦ダブルワークで月150時間も働いて、月収12万円。みんな余裕がなく、職場はいじめとパワハラ、嫉妬やひがみもひどい。先日も自殺未遂で一命をとり留めた方の相談に乗った。れいわ支援の輪を広げていくために、ぜひ頻繁にきめ細かな情報発信をし続けてほしい」(旭川・女性)


 参加者の発言は、産科医不足で地元で出産できない問題、子どもの不登校などの教育問題、難病患者を切り捨てる難病法改定、種子法廃止による遺伝子組み換え食品の氾濫、生活保護や年金の引き下げ、公務員の病の増加など多岐にわたり、どれも生活実感をともなった切実な叫びだった。旭川では気温が9度を下回る冷え込みのなかで、2時間以上にわたって山本代表と聴衆との対話が熱を帯び、身近な生活問題から国家財政、憲法の問題まで鋭い問題意識が交わされた。

食料基地北海道の現状

 独自に市民から意見を聞くと、道東の拠点都市である釧路市では、かつては年間100万dで全国最大だった水揚げも今は10分の1の10万dに落ち込み、道内5番目に多かった人口(22万人)も今年ついに17万人を割り込んで6位に転落し、駅前の目抜き通りにあった地場資本の百貨店も倒産するなど崖っぷちに立つ水産都市の現状が口口に語られた。


 水産関係者によると「北洋船団の主力だったサケ・マス類がとれなくなり、もともと裏作だったサンマ漁に収入の大部分を依存してきたが、今年は過去最悪の不漁。近海にしか出れない漁船で魚群を追って公海までくり出すようになり、ついに転覆事故も起きた。規模が大きいだけに、危険承知であっても公海まで漁に出なければ倒産する。どこも綱渡り操業だ」という。観光スポットとして有名な和商市場も空き店舗が目立ち、商店主たちは「60軒あった店が50軒に減った。観光客が来ても、市民の購買力が落ちたら市場はもたない」と深刻に語っていた。


 第一次産業でも好調なのが、現在乳価の高止まりが続く酪農といわれる。だが、道東の酪農地域では、「国の補助金や明治や雪印など大手乳製品メーカーの買いとりに依存して機械化や大規模化を進めているので、TPPやFTAで乳製品の無関税化・自由化が進み、メーカーが安価な外国産に乗り換えたら、巨大な投資をしている農家は壊滅的な打撃を受けることになる」と話されていた。


 建設業は農業関連施設、機械は農機具販売や修理……など酪農業の産業としての裾野は広く、国が地場農業の保護をしなくなれば地域全体の雇用の受け皿がなくなる。根釧地方では、かつて国が膨大な予算を投じたパイロットファーム(実験農場)計画や新酪農村建設事業で大規模集約や機械化、新規入植を促進したが、農産物輸入自由化を進める農政や営農システムの変化のもとで借金に見合うだけの収入は得られず、多額の負債を抱えて赤字に転落する農家が続出。冬になると翌年5月までは地下1bまで凍土と化す(作付けができない)という厳しい環境のなかで、頼みの綱だった酪農からも離農者があいつぎ、「手間を掛けない安価な乳」を望む大手メーカーに依存するほかない現状にあるといわれる。そのため人手が必要な放牧をする農家が減り、機械化が進む。「地元の牛乳を地元民が飲めない」という歪な状況を生んでいることや、「農業が潰された先には放射性ゴミの処分場にされるのではないか」という危機感が、国が北海道で進める深地層処分研究などとあわせて話題にのぼっていた。


 農漁業ともに全国トップシェアを占める北海道の現状は、そのまま日本の食料安全保障にも直結する。もっと知らなければいけない、知らさなければいけない問題があると強く感じずにはいられなかった。

新しい政治勢力に期待

 「れいわ」の演説会場には、「既存の野党が信用できず、有権者を置き去りにする永田町の論理に全力で抗うのは山本さんしかいないと思って支援している」(60代・男性)、「東京で働いていたが体を壊して帰ってきた。れいわ新選組は、右や左といった古いイデオロギーにとらわれず、弱者の側から政策を訴えるから無関心な人たちも惹きつける。これまで誰もしてこなかった活動を捨て身でやっている姿に共感し、自分もなにか力になりたいと思った」(25歳・女性)など、既存の政党政治の外側から市民による新しい政治勢力をつくり出していくことへの強い意欲をもって世代も職業も違う一人一人が意識的に集まり、ボランティア登録やポスター行動に参加していた。


 れいわ新選組の全国ツアーは、このような地方の人人のなかに直接飛び込み、人人のなかでみずからの政策を検証し、表に出てこない切実な要求をすくい上げて政策に練り上げ、個個バラバラの問題意識を横に繋げて全国的な力を育んでいる。地道で骨の折れる仕事だが、各地の人人がみずからのたたかいとしてそれを支え、着実にその輪を広げている。


 山本代表は札幌駅前に集まった群衆に向かって叫んだ。

 「こんな地獄のような社会をつくったのが政治なら、これを変えていくのも政治だ。変えていけるのは皆さんだ。支持政党があるならばお尻を叩いて圧をかけてほしい。私たちれいわ新選組も例外ではない。政治は信じるものではない。宗教やアイドルなんかではない。皆さんの駒として、代理人としてしっかりと仕事をやらせる存在だ。私たちにも厳しい目と大きな愛で包んでいただき、一緒にこの国を変えていこう!」


 肌身を通じて人人の苦しみをつかみ、エネルギーに変え、相互に支え合う関係を切り結んでいくことで、れいわ新選組が全国的な社会現象をつくり出していることを目の当たりにした同行取材だった。有権者を無視した暴走政治が続けば続くほど、この「れいわ旋風」は日本中に広がっていくに違いない。(岡本)

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/13348
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
5. 2020年3月21日 17:15:20 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[4670]
新型コロナ対策政府・与野党連絡協議会について 2020.3.19
.
日本共産党
2020/03/19 に公開
#田村智子 政策委員長会見 
政府にPCR検査やマスクなどの流通状況の報告を要求
https://www.youtube.com/watch?v=6JhRuf_Fgo8
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
20. 2020年3月21日 17:15:39 : uLbr7G9gQI : VFYwbmxvQ25sT3c=[-50]
>>17
珍共産主義はどうしたのかな?(笑)

珍共産主義は無くなったのか?(笑)

コロナが収束したら稼ぎ時だからな。

珍共産主義は引きこもりを止めて働けよ(笑)
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
53. 2020年3月21日 17:15:47 : 8xO3ubnEXg : S1JNU0J2L0pMZC4=[14]
42さんに賛成。

しかし悪魔はこんなに醜悪な顔をしていないぞ。

糞にも申し訳ないくらいやることが汚なすぎる。


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c53

コメント [カルト25] アベカイダの力の源泉は、株価と五輪で、一つは潰れもう一つも台風の前の灯火で、赤城の遺書で倒せる状況である。 ポスト米英時代
1. 2020年3月21日 17:18:14 : 0wUBXoErds : anQuUHF4Rzc5bTI=[95]
新型コロナが直撃、高級食材が値崩れ 大トロは在庫の山
https://www.asahi.com/articles/ASN3N6WVDN3MULFA03D.html


コロナのせいにしてるが、明らかに消費増税によるアベカイダテロ不況である
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/577.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
54. 日高見連邦共和国[19184] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年3月21日 17:19:01 : tc2aFhlfa5 : aFdSeFhSc0xPMzI=[6]
>>47

いやいや、731部隊云々って情報の信ぴょう性が薄いとはいえ、安倍のジジシィが
戦前・戦中の“数多の戦争犯罪”を見逃され、戦後“傀儡”として太平洋の向こう側
からブッとい糸で結ばれ、多大な“返戻金”を懐に入れた事は間違いない事実なので
『地下爺』さんがサルベージしてきたその画像が、『反安倍陣営の評価を貶める』と
いう批判はそんな当たらないと思うのですが。『地下爺』さんのアップ画像の多くは
我々『反安倍陣営』の士気を上げ、親安倍陣営の痛いトコを突き、ぶらっと阿修羅を
訪れた方々に『一服の清涼とユーモアを与える』ことでしょう。そもそも、わざわざ
阿修羅を訪問するもの好きは(笑)、少しやり過ぎ程度でも眉を顰めたりしません!

違いますでしょうか?

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c54

コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
6. 100均大好き[59] MTAwi8@R5Y1Egqs 2020年3月21日 17:20:21 : zwE4Sn6vW2 : bGczN2hyUm9rYXc=[60]
死ななきゃいいと自分に言い聞かせていたら感染しても死なないのか?
政党の党首・府知事を歴任した人間とは思えないバカ発言
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
3. ぢっとみる[1161] gsCCwYLGgt2C6Q 2020年3月21日 17:22:59 : LLC16YRhF6 : ZGEwWi9qMFkwMms=[575]
今日は土曜日なので、
早めに(アルコール)消毒してもヨイ日で〜すwww(←上のシトのマネしてみたよ♪初めてwwwなんて使ってみたよ♪)
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
55. 2020年3月21日 17:23:27 : NsdVQlotUg : VE4yZHY0L1ZuMFk=[139]
>>54
今日は便器舐め舐めウンコ食い清掃員の仕事は休み?www
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c55
コメント [戦争b20] 真珠湾攻撃における大日本帝国の未帰還機パイロットの画像 〜 これが軍神の顔か  赤かぶ
29. 2020年3月21日 17:25:55 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[14]
ありがとうございました。多くの英霊の思い一つ一つ心に刻みました。


被り物に星マークが無いのとデザインが違う。
これドイツ軍かイギリス軍の飛行服みたいだわさ。


http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/751.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
7. 2020年3月21日 17:27:41 : Aoscx7fjFI : UmE1ZUt0dHhka2c=[417]

 発熱 = 病気 = 病人 なんだから 病人が 市中をうろついてはいけないのだ

 いわゆる 感染して 免疫を作る前に 仕事しない 学校に行かない 外にでないことだ

 ===

 愛が総理大臣なら 発熱を 公共機関・交通機関の入り口で 全て チェックして
 37.5度以上なら 即座に「逮捕」して 監獄(発熱ホテル)に入れちゃうぞ〜〜〜

 ===

 だから そもそも インフルエンザの集団感染で 学校が休校になるなんてことは全くない
 熱があれば 学校に 入れないので 写すこともないじゃん
 
 
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c7

記事 [近代史3] メシアン 『世の終わりのための四重奏曲』
オリヴィエ=ウジェーヌ=プロスペール=シャルル・メシアン(Olivier-Eugène-Prosper-Charles Messiaen, 1908年12月10日 - 1992年4月27日)


メシアン 『世の終わりのための四重奏曲』 2017 FEB 17 by 東 賢太郎
https://sonarmc.com/wordpress/site01/2017/02/17/メシアン-「世の終わりのための四重奏曲」/


Messiaen: Quatuor pour la fin du temps / Weithaas, Gabetta, Meyer, Chamayou



Olivier Messiaen (1908-1992: Quatuor pour la fin du temps (1941)
Antje Weithaas, Violine / Sol Gabetta, Cello / Sabine Meyer, Clarinet / Bertrand, Chamayou, Piano


Quartet for the End of Time


I. Liturgie de cristal
II. Vocalise, pour l'Ange qui annonce la fin du Temps
III. Abîme des oiseaux
IV. Intermède
V. Louange à l'Éternité de Jésus
VI. Danse de la fureur, pour les sept trompettes
VII. Fouillis d'arcs-en-ciel, pour l'Ange qui annonce la fin du Temps
VIII. Louange à l'Immortalité de Jésus


Filmed at Solsberg Festival 2016
www.solsberg.ch



メシアンは常習性のある媚薬のようなもので、一度ハマるとぬけられません。彼は11才でパリ高等音楽院に入学し各科のプルミエプリ(首席)を総なめにした神童中の神童ですが、それは伝統作法下での評価です。ドビッシーもラヴェルも異端とされたり自らクラスを抜け出したり、旧来の流儀とは何らかの断絶があったのですがメシアンは徹底して彼の時代での優等生であった。優等生は秀才であって、だいたいがその評価にあぐらをかいて凡人で終わるのですが、彼はその殻を脱ぎ捨ててしまった。そこが凄いと思うのです。伝統作法下での作曲法の枠を打ち破って色彩、リズム、旋法、音価に新しい道を開いた、それは技法のための技法として理性でひねり出したというよりも感性に導かれた産物と感じられ、ドビッシーも彼の時代においてそうだったように、自分があるがまま自然に本能と直感に従って突き進んだ結果と感じられます。そうやって何か新しいことを「やっちまった」人を、後世は天才と呼ぶのだということならば、彼は稀代の秀才でもあった本当の天才だったのです。


「世の終わりのための四重奏曲」のピアノパートには伝統的な室内楽書法としてあたかもオーケストラのように他の楽器と主題によって対位法的に絡んで有機的に展開する部分はほとんどなく、対等の独奏楽器として、または単なる伴奏として和声付けの要素が目立ちます。それはこの曲だけでなくメシアンの音楽の匂い、クオリアそのものでもある際立った個性なのですが、ここにおいては付けている和声の魅惑が群を抜いています。この世のものと思われぬ神秘的な、尋常でない美しさであります。


常習性のある媚薬と書きましたが、その根源は和声にあるのです。これはどんなに強調してもしきれない重要かつシンプルな事実と思います。色彩、リズム、旋法、音価と理論体系にして彼は弟子に教えたがそれは神を見た教祖が一般人に説き理解させるための普遍化した経典であって、彼の頭脳の中では鳥の声もおそらく対位法でなく和声要素として響いており(この曲の第1曲はその驚くべき実例である)、ある一瞬の縦に切った音塊ではなく、横に急速に流れる音群全体が和声要素となる。それを彼は色彩という言葉で呼んでいると僕は解釈しています。彼は和声音楽の大家なのです。


とすると、彼の時代に、つまり同時代のライバルがドデカフォニーのセリーの技法を探求する時流の中で書いていた時代にそれで大家を成したというのは音楽史の流れの中で特別なことではないでしょうか。ストラヴィンスキーの三大バレエはれっきとした和声音楽ですが、しかも新奇であったから事件となり天才と騒がれた。それと同じことを30年も後にやってしまった、これは作曲をされている方だれしも特異な現象と認められるのではないでしょうか。ちなみに弟子のブーレーズもクセナキスも、はっきり和声を認識させる作法は踏襲できませんでした。


この四重奏曲は1940年に第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜となり、ゲルリッツ収容所で書かれたいわく付きの曲です。ヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノの編成で数千人の捕虜を前に収容所で初演。メシアンのこの時のことを「私の作品がこれほどの集中と理解をもって聴かれたことはなかった」と語っていますが、そういう状況下で書いた方も書いた方、聴いた方も聴いた方であり、特異な環境で産み落とされた奇跡の産物と思います。


天地創造の6日間、安息の7日目、そして不変の平穏な8日目という8曲から成ります。天国へいざなうような神秘的、蠱惑的な音楽で、僕には深いこころの静寂と安定を与えてくれる不思議な精神作用を持った音楽であります。楽章にはキリスト教の神秘主義的な名称が与えられていますがこだわる必要はなく、モダンジャズが好きな方は違和感なく聞けるのではないでしょうか。メシアンの代表作の一つであり、クラシックのレパートリーとしてマスト・アイテムといってよい名曲中の名曲です。


第1曲「水晶の典礼」の鳥の歌とピアノの和音からいきなり異界に引きこまれます。メシアンの鳥はベートーベンやマーラーのそれとはちがい協和音にデフォルメされず実音記譜に近いものを高度に抽象化しています。楽音としてではなく無意識に(意識を切って)聴けばいいのです。何度聴いても鳥と和音の調和は天才的としか言いようなし。


第2曲「世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ」ヴァイオリン、チェロの不思議なユニゾンは弦チェレの第3楽章を連想させます。やはり伴奏のピアノ和音が凄い。これぞメシアン。


第3曲「鳥たちの深淵」。クラリネットのソロです。速度記号レントで深々と歌い、やがて鳥の声に。静けさと緊張の支配する世界。僕はここに尺八の音像を聴きます。


第4曲「間奏曲」。ピアノが休み。この曲に現れる三和音的進行は別の色彩を放射します。クラリネットの鳥はクロウタドリでポール・マッカートニーのBlackbirdはこれのこと。


第5曲「イエスの永遠性への賛歌」で、チェロのモノローグがピアノの和音に乗って何かを歌いますがこの異様な美しさは一度聴いたら忘れ難い。チェロの独奏曲として最高のもののひとつ。


第6曲「7つのトランペットのための狂乱の踊り 」、トランペットは色彩を暗示する記号として。この曲はメシアンの旋法の特色が出ますが旋法そのものに匂いを感じ、もしオーケストラであったならどういう音彩がついたか想像してしまう。ずっとユニゾンですが楽器の組み合わせで色を変化させる、見事な変容の技法です。


第7曲「世の終わりを告げる天使のための虹の混乱」は再度チェロとピアノの二重奏で不思議な色気の和声が展開します。中間部で激しい曲想となりチェロのグリッサンドが異界を描く、そして今度はクラリネットが加わってまた静やかな虹色の不思議ちゃん世界に。これぞメシアンの媚薬です。そしてやってくる鳥と混乱。


第8曲「イエスの不滅性への賛歌」。ヴァイオリンとピアノによる天国への賛歌です。何と素晴らしい和声!これが天空に消え入る感動は巨大であります。マーラーの9番が好きな方はこれも共感されるのでは。この曲、Quatuor pour la Fin du Tempsでありend of time、つまり時の終わりです。収容所で終わる時とは何だったのか。「世」ではないだろう、「戦争」かもしれない、「今」かもしれない。慣習に従って標題は世としましたが・・・。


これを真に知り、学んだのはタッシ(TASHI)の演奏によってです。Piano : P.Serkin、Violin : I.Kavafian、Cello : F.Shelly、Clarinet : R.Stoltzmanという名手たちが1973年に、この曲を演奏するために結成したグループでこのLPは僕の大学時代に出てきた衝撃の1枚でした。TASHIはチベット語で吉兆の意味。end of timeの次に来るものを示唆している洒落たネーミングでしたね。


https://sonarmc.com/wordpress/site01/2017/02/17/メシアン-「世の終わりのための四重奏曲」/

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/967.html

コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
8. 2020年3月21日 17:31:04 : SQCHEThp5c : ZElFdTJmdW1xL2M=[28]
国民に「油断」を促す発言。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
1. 赤かぶ[65236] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:31:19 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2317]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c1
コメント [経世済民134] 日経平均1万2000円予想も オプションが映す下値不安(日経新聞) 赤かぶ
22. 2020年3月21日 17:31:25 : XhtXhKRcUY : b0k1R2hoN2xuMlU=[85]
リーマンショック時
PBRは0.81倍

この値を大きく下回れば恐慌に突入するでしょう
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/293.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
2. 赤かぶ[65237] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:32:00 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2318]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c2
コメント [近代史3] メシアン 『世の終わりのための四重奏曲』 中川隆
1. 中川隆[-13612] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:32:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1270]

『世の終わりのための四重奏曲』(仏: Quatuor pour la Fin du Temps)は、1940年にオリヴィエ・メシアンが作曲した四重奏曲。

第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜となり、ゲルリッツにあったStalag VIII-A(第8A捕虜収容所)に収容されていたときに作曲された。

曲想は『ヨハネの黙示録』10章に基づく。

原題は直訳すれば『時の終わりのための四重奏曲』であり(そのように訳される場合もある)、『世の終わり〜』は意訳であると言える。
なお、楽譜には作曲者自身による詳細なノートが書かれている[1]。


この曲はヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノという特殊な編成であるが、この編成は第二次世界大戦中に起こるメシアンの偶然の出会いの連続で生まれた。

1939年8月25日、メシアンは召集されフランス軍の兵士となる。メシアンとチェロ奏者エティエンヌ・パスキエ、クラリネット奏者アンリ・アコカは、ヴェルダンのヴォーバン要塞で出会う。メシアンは自分のクラリネットを持っていたアコカのため、要塞近郊の鳥の鳴き声にインスピレーションを得て第3楽章「鳥たちの深淵」を作曲する。

しかし戦争が激化し、1940年6月20日にドイツ軍に捕らえられ、ナンシーの野営地で約3週間とどまる。アコカが「鳥たちの深淵」を初めて演奏したのはこの野営地であった。その後3人はゲルリッツ(現ザクセン州、一部は現在ポーランドのズゴジェレツ)のStalag VIII-A(第8A捕虜収容所)に移送される。

収容所は捕虜の急増により環境が悪化し、食糧不足による栄養失調や寒さのため、多くの者が病気にかかった。劣悪な環境ではあったが娯楽には比較的寛容で、収容所内には図書館が設置され、オーケストラやジャズ・バンドも存在していた。第27兵舎は約400席の劇場として改築され、コンサート、バラエティーショー、映画上映や捕虜たちによる講義が行われた。音楽家は捕虜の中でも比較的優遇されており、メシアンが有名な音楽家であることが知られると捕虜の義務を免除され、作曲に集中できるよう別の棟に移された。

当初メシアンが作曲していたのは三重奏曲であったが、アンリ・アコカと同じ寝棚であったヴァイオリン奏者ジャン・ル・ブレールが加わり四重奏曲となった。収容所にはチェロやヴァイオリンはいくつかあり、アコカは自分のクラリネットを持っていたが、ピアノはなかったため、四重奏曲のリハーサルは行えなかった。1940年11月にピアノが到着すると、彼らには1日4時間の練習時間が与えられた。


初演

初演は1941年1月15日午後6時、第27兵舎でジャン・ル・ブレール(ヴァイオリン)、アンリ・アコカ(クラリネット)、エティエンヌ・パスキエ(チェロ)、オリヴィエ・メシアン(ピアノ)によって行われた。メシアンはこの初演について伝説的な言葉を残しているが、これにはいくつか誇張があったと考えられている。一説には数千人の捕虜を前に演奏されたと言われているが、実際には初演は閉鎖されたバラックの中で行われ、せいぜい400人程度しか入らなかった。極寒の収容所内でチェロの弦は3本しかなかったと語られているが、これは作り話であり、パスキエは間違いなく弦は4本あったと主張している。メシアンは後にこの初演のことを「私の作品がこれほどの集中と理解をもって聴かれたことはなかった」と語っている[2]。

初演の後、4人の名声は確かなものとなったが、彼らの処遇には差があった。初演から1か月も経たない1941年2月にメシアンとパスキエは収容所から解放された。一方でアコカとル・ブーレールは収容所に捕らえられたままだった。アコカは解放される2人とともに列車に乗り込もうとしたところ、ユダヤ人であることを理由に連れ戻された。その後、アコカは温暖なアルジェリア出身であることが考慮され、一時的にブルターニュ地方のディナンに移送される。そして1941年4月に再び第8A捕虜収容所に送り返される途中、ヨンヌ県のサン・ジュリアン・デュ・ソー付近で列車から飛び降り脱走した。アコカは怪我を負い気を失ったが、手当てをした医師の協力で自由地域に到着することができた。ル・ブレールは1941年末ごろ、ブリュル太尉が作成した偽の書類によって解放された。他の3人は音楽家としての道を続けたが、ル・ブレールはヴァイオリン奏者の道を諦め、ジャン・ラニエという名前で俳優に転身する。またメシアンら3人も年月が経つにつれ徐々に疎遠になり、初演のメンバーが再び集まることはなかった。収容所のバラックは取り壊され、現在は跡地に記念碑が残るのみである。2008年はメシアン生誕100年にあたり、収容所跡でこの曲の再演が行われた。


構成

8楽章からなる。8は、天地創造の6日の後の7日目の安息日が延長し不変の平穏な8日目が訪れる、その8に由来する、とされる。

1. 水晶の典礼 Liturgie de cristal
Bien modéré, en poudroiement harmonieux
移調の限られた旋法とリズム・セリーによって異なる周期の時間を重ね合わせ、ピアノによる透明な水晶の和音とチェロによる高音のグリッサンドとが多次元的に層をなし、その朝靄の中にヴァイオリンによるクロウタドリとクラリネットによるナイチンゲールが即興的に囀る。それらが光の中で高揚の頂点を迎えた後、静寂の中に前奏曲としての役割を終える。

2. 世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ Vocalise, pour l'Ange qui annonce la fin du Temps
Robuste, modéré
ABaの3部形式で構成され、A部分は御使いの強い力を喚起させる強固な表現を持つ。減8度音程、増8度音程や7度音程などを骨格に組み込んだ大胆でリズム的な和音がピアノによって担当されるが、その畏怖の中に、ヴァイオリンとチェロとがユニゾンで世の終わりの切迫感を表現し、クラリネットは鳥の囀りを繰り返す。A部分の結尾部は、移調の限られた旋法第2番を上行する弦によるユニゾンの後、恐怖を煽るトリルがヴァイオリン、チェロ、クラリネットと階梯導入され、ピアノは上行する複調和音のアルペジオの後、下行する和音で閉じられる。中間のB部分は天使のヴォカリーズに該当し、弦による美しいユニゾンの上を、メシアン自身が「ブルー=オレンジ」と表現した和音が水の滝を穏やかに落とし、遥か彼方のカリヨンの響きでそれを包む。最後のa部分は、A部分の結尾部を反行型にしたもので、移調の限られた旋法第2番を下行する弦によるユニゾンの後、恐怖を煽るトリルがチェロ、ヴァイオリン、クラリネットと階梯導入され、ピアノは下行する複調和音のアルペジオの後、上行する和音で閉じられる。

3. 鳥たちの深淵 Abîme des oiseaux
Lent, expressif et triste
鳥の歌を使用したクラリネットの独奏曲で、有効に使った休符の中に満ちた深い精神的な空間と、長く引き伸ばされたクレッシェンドはクラリネットの表現力を充分に生かしており、単独に抜粋されてアンコールなどの演奏会で演奏されることもある。

4. 間奏曲 Intermède
Décidé, modéré, un peu vif
ヴァイオリン、クラリネット、チェロの三重奏。ユニゾンで協調する部分と、アンサンブル的に掛け合う部分とが効果的に構成されている。3者が模倣を引き継いだり、2者と1者とが呼応したり、短い中に三重奏の様々な姿が凝集されている。全体を通して4分の2拍子で書かれている。

5. イエスの永遠性への賛歌 Louange à l'Éternité de Jésus
Infiniment lent, extatique
チェロとピアノの二重奏。1937年にオンド・マルトノの六重奏のために作曲した組曲「美しき水の祭典」からの一曲を引用して編曲されている。全長転位音ともみなされる解決されない非和声音が曲の推進力を強く保ち、高らかに賛美を歌った後、永遠の彼方へと消えていく。

6. 7つのトランペットのための狂乱の踊り Danse de la fureur, pour les sept trompettes
Décidé, vigoureux, grantique, un peu vif
ユニゾンに終始する。変型された4分の4拍子とも見なされ、そこに付加リズムを含んで拡大・縮小される。即興的に主題が拡大され、それが大規模な姿を呈した絶頂の後、非可逆リズムによって神の奥義の成就を象徴する。初演時のタイトルは「ファンファーレ」であった。

7. 世の終わりを告げる天使のための虹の混乱 Fouillis d'arcs-en-ciel, pour l'Ange qui annonce la fin du Temps
Rêverur, presque lent
ピアノの伴奏に乗ってチェロが息の長い旋律を歌うが、ヴァイオリン、ピアノが入った激しいアンサンブルにより中断される。その後はクラリネットが旋律を歌ったのち激しいアンサンブルが再現され、ピアノを中心とした色彩豊かな部分が続いた後に、激しいアンサンブルにより締めくくられる。

8. イエスの不滅性への賛歌 Louange à l'Immortalité de Jésus
Extrêmement lent et tendre, extatique
ヴァイオリンとピアノの二重奏。1930年にオルガンのために作曲した「二枚折絵」の第二部(後にこの部分に"Le Paradis「天国」"と副題を付けている)から編曲されている。メシアンらしい、天国的な遅さの中に、じっくりと賛歌が歌われる。初演時のタイトルは「イエスの永遠性への第二讃歌」であった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/世の終わりのための四重奏曲
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/967.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
56. 日高見連邦共和国[19185] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年3月21日 17:33:04 : tc2aFhlfa5 : aFdSeFhSc0xPMzI=[7]
>>46

横レス失礼!

確かに、『実権を握っていた』というのが、かなり言い過ぎだという可能性は否定しませんが
岸のその経歴から、『まったく無関係だった』というのも、かなり無理があると思われませんか?

731部隊に関しては、少しおさらいしてみます。なんせ『悪魔の飽食』は私の愛読シリーズでしたから。

なお、『地下爺』さんに対して、
>地下爺という輩はそれがどういう思惑であれ(>>47
という言い方をしてらっしゃるのですから、『地下爺』さん本人に対してならまだしも
『地下爺』さんにレスした方(しかも731とは全然関係ない文脈での同意)にまで
喧嘩売るのは、見てて少し頂けないと感じちゃいます。少し冷静になられた方がよかろうかと。

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c56

コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
3. 赤かぶ[65238] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:33:14 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2319]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
4. 赤かぶ[65239] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:33:47 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2320]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
5. 赤かぶ[65240] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:34:33 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2321]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c5
コメント [近代史3] メシアン 『世の終わりのための四重奏曲』 中川隆
2. 中川隆[-13611] koaQ7Jey 2020年3月21日 17:35:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1271]

フランス(1890年以降) - クラシック音楽 一口感想メモ
オリヴィエ・メシアン(Olivier-Eugène-Prosper-Charles Messiaen、1908 - 1992)
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/フランス%281890年以降%29


現代の最重要作曲家の一人。独自の音世界を築いて、大きな実績を残した。
でも自分は生理的すぎる彼の音感覚を身体がなかなか受け付けない。

管弦楽曲

トゥーランガリラ交響曲(1949)
2.0点
おそろしくキモい曲。生理的な感覚が生々しく露にされすぎている。ちっともいい曲とは思えなかった。

室内楽曲

世の終わりのための四重奏曲(1941)
3.5点

ピアノ曲

幼子イエスに注ぐ20の眼差し(1944)
3点

鳥のカタログ(1956-58)(全13曲)
2.5点
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/フランス%281890年以降%29

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/967.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
6. 赤かぶ[65241] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:35:12 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2322]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
4. 2020年3月21日 17:35:20 : gDuJsjuxdc : LlJvaVVYTFJESUE=[761]
■専門家委員会の「専門家」の結論

 * 換気の悪い密閉空間

 *多くの人が密集していた

 *近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声

 なんとま〜 この程度かね〜・・・?

 じ〜ちゃんば〜ちゃんが教えてくれた

 飴やはちみつをじゃぶったらとか

 ゆず湯に入る・柿を食べるとか

 バカな人間になる・・・とか

 のほ〜が 専門家の結論以上の

 説得力がある・・・と思う!

 この程度で専門家じゃ〜

 明日にパンデミックじゃわな!



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
7. 赤かぶ[65242] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:35:50 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2323]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
8. 赤かぶ[65243] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:36:28 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2324]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
9. 赤かぶ[65244] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:37:03 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2325]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
10. 赤かぶ[65245] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:37:46 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2326]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c10
記事 [近代史4] オリヴィエ・メシアン(Olivier Messiaen、1908 - 1992)

オリヴィエ・メシアン(Olivier Messiaen、1908 - 1992)


メシアン 『世の終わりのための四重奏曲』
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/967.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/627.html

コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
11. 赤かぶ[65246] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:38:57 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2327]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
12. 赤かぶ[65247] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:40:00 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2328]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
42. 2020年3月21日 17:40:16 : Iuac5tfPWY : M25XNXQ2anMvOTY=[16]
>>24に反発的に反応する人が居るけど自分は
馬鹿には出来ないな。自分が>>24通りの人間だからな。
別にこれが世間の意見だ!とは思ってはないけど、
ネトウヨとか冷笑系の意見を読みたくないが為に
極力見ないようにしていて、そうして
ここだけ利用していると「逮捕間近だ!」
「政権崩壊間近だ!」的な言説が流され続ける。

だけども結果は?というと御存知の通り
何も響いていない。単に「崩壊を主張する人が
居るだけ」という感じで数十年前に
ネトウヨの間で流行った「中国崩壊論」と
似たような匂いがするのだよな。

あの時もネトウヨは非常にしつこくて
崩壊する崩壊するとしか言わなかったが
結果は御存知の通り今も健在なわけで

「見よ!これが世間の声だ!」という
意識誘導染みたコメントは懲り懲りだわ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c42

コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. 2020年3月21日 17:42:06 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[15]
ホントだ。なんか笑い顔がムカツク
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c21
記事 [カルト25] 日経・アスリート・安全、公平に疑問。そもそも鬼畜米英ラエルがロシアをドーピング詐欺で嵌めた時点で要らない五輪である。
野球が五輪種目になった辺りだろうか、プロが五輪に参加し始めてから、わざわざ見るものでなくなったのである。

http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/587.html
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
15. 赤かぶ[65248] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:43:00 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2329]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK270] 近畿財務局職員「遺書と手記」で麻生太郎財務相の答えが酷い! 財務省も赤木さんを“嘘つき”扱いの説明(リテラ) 赤かぶ
16. 赤かぶ[65249] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:44:08 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2330]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/732.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK270] 19日まで待てと言われていたコロナ専門家会議、中身の無さにガッカリ(まるこ姫の独り言) 赤かぶ
25. 2020年3月21日 17:44:34 : Oi8s3jAKaY : WW5nc3o1U21sT1k=[20]

「オーバーシュート」を言明したこと自体は評価できる。

「オーバーシュート」=「感染爆発」=「武漢化」

しかし、もっと以前に言ってほしかった。

これは、感染爆発が起こった時の彼らの免罪符。

とにかく、ずる賢い。 こんな「専門家」要らない。

それでも、首都圏でイベント開催、遊園地再開を許容するなど、アホばっかし。
これで感染爆発が起こっても、彼らの責任は問われないのだ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/721.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
57. 2020年3月21日 17:44:59 : tgCtLPnG8g : bWxZTm1RWnZ3RUk=[15]
>>56
今日は便器舐め舐めや
ウンコ食い清掃員の仕事は休みか?www
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c57
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
27. 赤かぶ[65250] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:45:59 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2331]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c27
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
28. 赤かぶ[65251] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:47:07 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2332]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c28
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
29. 赤かぶ[65252] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:47:49 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2333]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
43. 2020年3月21日 17:47:57 : Iuac5tfPWY : M25XNXQ2anMvOTY=[17]
>こういう記事の特徴は反安倍が多数派だという前提で
>話進めて「みんな自分と同じ考えなんだー」馬鹿丸出しw
>それで世論調査で安倍内閣の支持率が下がらないと「捏造だー」だろ?w
>仮に捏造だとしてどうしてそれをただそうとしないのか?

これ強ち馬鹿に出来ないよ。下記記事やブログが結構参考になる↓

『華氏119』感想(ネタバレ)…マイケル・ムーアによるアメリカの余命宣告
http://cinemandrake.com/fahrenheit119

『華氏119』が捉えたアメリカ 反響呼ぶ
マイケル・ムーア監督の最新作をめぐって
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/9918

阿修羅では「俺たち=正義が勝つに決まってる」的な
論調で語られるけど結果は散々だよな。
別に批判を緩める必要はないと思うけど
思い上がりも大概にしろ、とは思う。

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c43

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
30. 2020年3月21日 17:47:59 : uLbr7G9gQI : VFYwbmxvQ25sT3c=[-49]

新型コロナ解説で
「安倍の新型コロナによる人口削減政策批判は控えてほしいです」と某局ディレクターに言われた。。。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
5. 2020年3月21日 17:48:49 : h2vhqKtXLk : NGNWV0MvWVBJQWs=[169]
>>2 はネトウヨストーカー
恥ずかしいアルバイト。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
13. 2020年3月21日 17:50:04 : FIVQxYBzws : Y3FTOUxFRHJIdnM=[66]
法匪:法律を詭弁的に解釈して、自分に都合のいい結果を得ようとする者を指す呼称。「匪」は賊や暴徒を意味し、一種の蔑称として用いられる。

https://www.weblio.jp/content/%E6%B3%95%E5%8C%AA

昔からこのような者は存在していた。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. 2020年3月21日 17:51:47 : 3CSiw6GhCg : ajYueUUzVVFDU2M=[3]
>>20
図星突かれてクライシス発狂www簡単に釣られてやんのwww
5chに移動するんじゃなかったのか?ww
個人情報抜かれるぞwww

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c22
コメント [環境・自然・天文板6] [特報]ダーウィンの進化論が崩壊 : かつてない大規模な生物種の遺伝子検査により「ヒトを含む地球の生物種の90%以上は… お天道様はお見通し
26. 2020年3月21日 17:52:03 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[16]
海に昆虫がいないだけで進化論がデタラメだとわかる。
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/660.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
14. 赤かぶ[65253] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:52:28 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2334]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
15. 2020年3月21日 17:53:38 : XKTFNZKTls : dlhucjNEV1ZqYXc=[1]
どうせなら、

「あなたの定年延長は法律違反ですよね?」

と聞いてほしかった。

だまってたら、それだけで「検事長」失格。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
16. 赤かぶ[65254] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:53:39 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2335]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK270] 日本の安倍首相とドイツのメルケル首相の品格の違いが恥ずかしい。(かっちの言い分) 一平民
1. 2020年3月21日 17:54:19 : i7bUeWDO5o : dHBiT2oyU21NOEk=[83]
比べることがそもそも間違っているのは承知の上で、あえて彼我を比べてみたところ、まるで人間の細菌学者と細菌なみの差があることがわかった。
どうしようもないな。

多分、安部に限らず日本の政治家の大半はこれだけの教養と品格を持ち合わせていない。
そしてそれを有権者は歓迎したのだ。
日本の有権者は優れた指導者を敬遠する。

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/736.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK270] (悪魔か)赤木管理官の告発手記に、安倍総理「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む」「改ざん二度とあってはならない」!→… 赤かぶ
58. 斜め中道[9100] js6C35KGk7k 2020年3月21日 17:54:44 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[3172]
>>53 さま
我が国の一次産業にも関係するものとして「糞」は評価してるんですが、
「腐った糞」はどうしようもないものの喩えとして愛用してます。

>>47 さま
おっしゃりたいことは理解るが、俺も>>54 さまい近い感覚だな。
まぁ、岸が731部隊のこととまるで無関係だったってのも無理があるんじゃないか?
(可能性は否定しないが)
俺が地下爺ぃさまが持ち出す岸の画像で一番好きなのは、
襲われた時に傲岸不遜の極みだった男が脱糞した写真だなぁ♪
これは事実だし、亡き大藪春彦もエッセイなんかで言及してたな。

>>51 さま
俺はカラオケは4回しか行ったことがない。
うち3回は外国で、中国の武漢、ソウル、ハノイでした。
歌は河島英五と柳ジョージが半々・・・・(1回でいっぱい歌う)。

コロたんがいなくなったら、カラオケなんてのもいいかもにゃ♪
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/723.html#c58

コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
6. 2020年3月21日 17:55:00 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[515]
コロナに感染しても誰にもうつさずに治癒すればとりあえず、
その人に伝染ったコロナの連鎖は断ち切られる。

人体の外でウイルスは長く生きられない。数時間で半分以下になる。

陽性者の数をカウントすることに意味はない、感染の連鎖を止めることに意味がある。
伝染さない、伝染されないのは消毒に匹敵する立派なウイルス対策だ。


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c6

コメント [カルト25] 産経・ノルウェー・IOCに五輪延期要請。賠償問題でぐずぐずせずにさっさと中止を宣言する事である。 ポスト米英時代
1. 2020年3月21日 17:55:42 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[17]
あいつらこういう事態を想定して保険に入っている。

開催国日本のみ大損確定。
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/582.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
23. 2020年3月21日 17:58:10 : uLbr7G9gQI : VFYwbmxvQ25sT3c=[-48]
>>22
また引きこもりの珍共産主義クラゲが出て来たのか(笑)

コロナが収束したら稼ぎ時だぞ、

脱引きこもりやれよ(笑)

珍共産主義クラゲは何年引きこもっているのかな?(失笑)

ネット社会ではプライバシーは無いから(笑)
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
31. 赤かぶ[65255] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:58:36 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2336]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c31
コメント [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ解説で「安倍批判は控えてほしい」と某局ディレクターに言われた<上昌弘氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
32. 赤かぶ[65256] kNSCqYLU 2020年3月21日 17:59:21 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2337]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/731.html#c32
コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
7. 2020年3月21日 17:59:49 : Oi8s3jAKaY : WW5nc3o1U21sT1k=[21]

新型コロナウイルスーーー専門家なるものの大罪(2020.3.6)

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/378.html
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK270] 山陽新聞会長、地元・加計学園の理事だった…記事見出しで「加計」使用避けるルール(ビジネスジャーナル) AN
11. 2020年3月21日 17:59:50 : TuhGXMSNbY : ZzZlOEk3YnVxMlk=[683]
加計学園も留学生が来られないので資金ショート大丈夫なのかなあ
アメリカの大学も多くの留学生である中国や韓国などの大学生が来られないので授業料取れなくて財政問題が起こるかも知れないと海外のニュースで学校関係者が話していたと思う
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/725.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
24. 2020年3月21日 18:01:22 : uLbr7G9gQI : VFYwbmxvQ25sT3c=[-47]
12. 新共産主義クラブ[2586] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年11月27日 16:07:11


新共産主義クラブは2016年から引きこもっているのか?(失笑)

それ以前に阿修羅は存在したのか?(笑)
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK270] <もうウンザリだ>「呪われた五輪」に翻弄される日本の損得 やってもやらなくても結果は同じ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
40. マッハの市[2322] g32DYoNugsyOcw 2020年3月21日 18:01:24 : DPjgvFdxHc : WkpMY0JrLkV1ZGM=[2]
安倍晋三の嘘とワイロで招致した東京ワッパ。    注:手錠のことを輪ッパともいいます。
ワルイことしたらバチが当たるさ。 祈ってる(-_-/)
まー、どっちでもいいからお好きにやって。

おかげでなにを食べても美味しいし、
いまじゃ気分は絶好調、
 
   ハメハメハー ハメハメハ
      ↓↓
https://youtu.be/kVNJWHCXAnI?t=4

コロナ除け、皆さまご一緒にハメハメハどうぞ。 
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/720.html#c40

コメント [政治・選挙・NHK270] オリンピックは中止か延期・・安倍政権に背負わせて・・  赤かぶ
36. 斜め中道 (-_-メ)[108] js6C35KGk7kgKC1fLdIp 2020年3月21日 18:01:30 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[3173]
>>27 さま
今回は、素直に「異議なし!」・・・♪
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/713.html#c36
コメント [原発・フッ素52] 志賀原発は異常なし 石川県で震度5強 (日テレNEWS24)  魑魅魍魎男
8. 2020年3月21日 18:03:27 : 58xAOgfnAk : NmtISmVXUkhmdlk=[11]
原発は権力者側が、貧しい漁村を狙って建設を売り込む。ずっと昔、志賀原発の地元出身だと言う人と一緒に仕事をしていました。原発建設を巡って、親たちは子供たちの就職先になると賛成し、子供たちは放射能が嫌だと言って各家庭で大げんか。原発から逃れるために、子供たちは遠くに就職して地元から離れたのです。

それで親たちは跡取りを失い、その家は衰退してしまった。原発が原因で地域は分断され、憎しみしか残らない。心の痛む話です。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/583.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
44. 2020年3月21日 18:03:28 : cBsa7VvteI : YTN0VTY1bS9TOEE=[12]
ブログ一部引用

>「これはただの夢だったのか?」…そんな言葉で始まる本作。
>歓声に沸く華やかな民主党陣営。大統領選の勝利を
>確信している候補者と支持者たち。メディアも優勢を
>伝えている。あんな相手に負けるはずはない。

>あれっ、既視感…。どこかでこれと同じ状況を見たような…。
>でも画面に映っている大衆はそんなデジャヴを
>感じていないようです。自分たちのムードに酔いしれています。

>そしてニュース画面に速報で出た文字は「DONALD TRUMP WINS」。
>一転して会場がお通夜ムードになる民主党陣営。
>この世の終わりのように泣き崩れる人々。

>もうハッキリ言って4コマ漫画のギャグみたいな綺麗な
>オチです。『博士の異常な愛情』を作った
>スタンリー・キューブリックでさえ、こんな絵に
>描いたような社会風刺コメディ映画みたいな展開が
>現実で起こるとは思わないでしょう。この大統領選の
>逆転劇映像は、トランプ支持者にしてみれば
>大爆笑できる最高のネタですし、
>民主党支持者にしてみればトラウマレベルでしょうね。

>“マイケル・ムーア”監督は「一体なぜこんなことになった?」と
>問いかけます。いや、作中では言ってませんが、実際は
>こう言いたかったのだと思います。「私の『華氏911』を
>お前らは観なかったのか」と。カンヌでパルム・ドールも
>受賞したのに、これを観たアメリカ人は何も感じなかったのかと。
>本作『華氏119』のオープニングは『華氏911』の
>トレースで始まりますが、これは言わば
>「だから言ったのに」という説教です。

阿修羅で市民団体系に属してそうな人も見受けられるが
そういう人って本質的には貧困とは無縁なのだろうな。
自分は精神障害というか引きこもり20年目を迎えた
底辺の明るい未来にも乏しい男。会場に足を運ぶような人間も
また「貧困」とは無縁なのだろう。「信じる力」は結構だが
それは一歩間違えれば自惚れであり思い上がりでしかない。

もっと酷い表現すると「独り善がりのオナニー」でしかない。
オナニーは妄想であり自由自在だが現実はそうもいかない。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c44

コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
45. 赤かぶ[65257] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:03:59 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2338]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c45
コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
8. 2020年3月21日 18:03:59 : Oi8s3jAKaY : WW5nc3o1U21sT1k=[22]

6さんへ

>陽性者の数をカウントすることに意味はない、感染の連鎖を止めることに意味がある。<

そのとうり。
だから、最大限CRP検査して、陽性者を見つけることが大事。

武漢でそれをやった。公安が陽性者を必死で見つけて、拘束した。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c8

コメント [カルト25] グチ・アンサクミッションを企画した側と同盟側が対立。先ずはコロナを封じ込めてアンサクのシナリオを潰していく事である。 ポスト米英時代
2. 2020年3月21日 18:04:11 : 53wVq7Y1lU : b2dQTGd2Y0RqeHc=[353]
ビルゲイツは、人口削減計画をする必要があるとかの動画があったが
まずは欧米からだとはな
考えつかなかったわ


http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/576.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
46. 赤かぶ[65258] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:04:42 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2339]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c46
コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
25. 2020年3月21日 18:05:58 : uLbr7G9gQI : VFYwbmxvQ25sT3c=[-46]
新共産主義クラブは左翼崩れかな?(笑)

左翼やり過ぎで頭が可笑しくなったのか?(笑)
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
47. 赤かぶ[65259] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:06:01 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2340]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c47
コメント [政治・選挙・NHK270] 「大阪・兵庫間往来自粛」は吉村府知事と松井市長の“完全なる誤読”だった! 国からそんな要請はなし 『翔んで埼玉』もびっく… 赤かぶ
52. 2020年3月21日 18:09:21 : h2vhqKtXLk : NGNWV0MvWVBJQWs=[170]
ウイルスに行政区域の境界はありません。兵庫県東部、尼崎、西宮、神戸、宝塚、川西と大阪は同じ経済圏。

ウイルスには人間様の作った境界は関係ないのです。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/724.html#c52

コメント [政治・選挙・NHK270] サウジと日本…2人のパニくるヘボ政策責任者に要注意 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. 2020年3月21日 18:10:07 : uLbr7G9gQI : VFYwbmxvQ25sT3c=[-45]
95. 新共産主義クラブ[-14412] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2020年3月01日 17:12:53


新共産主義クラブで出て来いよ(笑)
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/730.html#c26

コメント [国際28] 新型コロナウイルスの治療にキューバが研究している薬が有効で、ワクチンに打撃(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
10. 2020年3月21日 18:10:15 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[18]
北朝鮮も同じようなこと発表してたな。新型コロナの確認すら出来てないんじゃw
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/481.html#c10
コメント [経世済民134] 37℃の発熱で強制的に自宅待機→休業補償1日6000円で収入4割減…タクシー業界の悲劇(Business Journal) 赤かぶ
9. 2020年3月21日 18:11:36 : h2vhqKtXLk : NGNWV0MvWVBJQWs=[171]
今度の家賃が払えないという人と話をしてきた。
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/295.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[65260] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:16:28 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2341]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK270] 日本の安倍首相とドイツのメルケル首相の品格の違いが恥ずかしい。(かっちの言い分) 一平民
2. 2020年3月21日 18:17:19 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[19]
ドイツもデカい声でいえないことやってる。日本政府とかわらん。

ドイツの新型肺炎に死者が少ない理由は

死因を調べてない。死者の検査してない。


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/736.html#c2

コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
13. 中川隆[-13610] koaQ7Jey 2020年3月21日 18:17:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1272]
大西つねき氏(れいわ新選組)の演説を文字で読む 現代社会が抱える金融システムの不条理
2019年7月12日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/12166


岡山駅前でのれいわ新選組の街頭演説(10日)

 参議院選に10人が立候補した山本太郎率いる「れいわ新選組」が全国でくり広げている街頭演説や講演会が話題を集めている。そのなかの1人、元外資系銀行ディーラーの大西恒樹氏(全国比例)が10日、広島市内で講演会を開き、現代の日本社会が抱える金融・経済システムの不条理に焦点を当て、資本主義社会のもとで広がる貧困化、格差拡大、増税などの財政問題について問題提起をおこなった。現在の経済の仕組みを根本から問い直す内容が各地で反響を呼んでいる。大西氏の講演を概括して紹介する(掲載する図やグラフは同氏による提供)。

◇−−−−◇−−−−◇−−−−◇−−−−◇

 日本は世界一のお金持ち国にもかかわらず、7人に1人の子どもが貧困状態にある。私は3年前から地元神奈川県のある高校の図書館カフェでボランティアをしている。そこからは高校生たちの何気ない会話の中からいろんな問題が垣間見えてくる。学校や家庭の悩みに加えて、最近はバイトの悩みなども多く、日本中の企業が驚くほどブラック化していて、5月の10連休に高校生たちは10連勤している状態もあった。さらにはJK(女子高生)ビジネスといういかがわしいビジネスも横行している。そこから聞こえる何気ないSOSを拾って、しかるべき支援に繋げていくというボランティアだ。この子どもたちの一人一人の顔が、私が政治をやる非常に強いインセンティブ(刺激)になっている。

 そこからは、子どもの貧困はさらに悪化していることがわかる。教育困難校といわれる学校に行くと、3人に1人が生活保護だったりする。この世界一のお金持ち国の現実がすでにそうなっている。では、貧困状態にある子どもたちの何がいけなかったのか? それは生まれてきた境遇によるもので子どものせいではない。

 子どもだけの問題ではなく、大人も簡単に貧困状態に陥る状態にある。病気、ケガ、失業、離婚、災害…などでちょっとバランスを崩した瞬間に一気に貧困状態に突き落とされてしまう。そのようなことが簡単に起こる経済、社会の仕組みになっている。

 例えば、2011年3月の東日本大震災。私が政治団体を立ち上げたきっかけは、この大震災だ。当時、私は宮城県石巻市にボランティアとして通っていた。そのとき私はある民主党議員のところで復興支援室でボランティアをしており、民主党政権下だったので民主党の物資倉庫で物資のやりとりを担当していた。

 あるとき石巻のボランティア団体から電話がかかってきた。「石巻エリアで1500人くらいの人が食うのに困っているから、カップラーメンを2万食送ってくれ」という。だがすでに5月末で、みんな避難所にいっていて、そこには食料も物資もあるはずだ。「なぜ?」という違和感があった。すぐに2万食を送ったものの、何が起きているのか自分の目で確かめようと思い、翌日、車に布団を積んで石巻まで走って行った。

 石巻インターを降りると、すぐ左側に巨大なイオンが営業している。店内に入ってみると、土曜日の午後でもあり、人でごった返し商品も溢れている。まったく被災地感はなく、どこにでもある土曜日の混雑したイオンだった。「何かおかしいな?」と不可解さを抱きながら、そのまま沿岸部に向かった。女川トンネルを抜けた瞬間に景色が一変した。ぐちゃぐちゃになった車が積み重なり、ガソリンスタンドの支柱には車が刺さったまま宙に浮いている。そこで案内されたのは、食うに困っている人たちの代表のお宅だった。避難所ではない。被災後、その人たちも一度は避難所に行ったが、そこには限界状態にある人たちがたくさん集まっていて、プライバシーもない過酷な環境だ。


大震災と津波に襲われた後の石巻市雄勝町(2011年4月、本紙取材にて撮影)

 だから、自宅の1階まで水に浸かり、家の半分がぶち抜かれて泥だらけになり、家電製品が使えなくなっていても、自宅の2階に戻って住んでいた方がマシだということで、石巻では約1万世帯くらいの人たちが在宅被災者という形で自宅に避難して暮らしていた。

 実はいまだに同じ状況が続いている。数は少し減っているが、つい2カ月前にNHKが石巻の渡波(わたのは)という地域の在宅被災者のドキュメンタリーを放映していたが、そこはいまだに壊れた自宅に住んでいる。なぜかといえば、家を直すにも1000万〜2000万円かかる。支援金、義援金を合わせても全壊世帯で600万円。住宅ローンも抱えている。当時は被災で働けなくなり貯金を切り崩して暮らしていた。それが「食うに困っている人たち」の真実であり、だからこそ「1食でもタダでもらえるならもらいたい」ということでカップラーメン2万食という救済の声があがっていたのだ。

 その話を聞いたとき、これは震災の問題でもなく、津波の問題でもなく、巨大な金融問題だ、経済問題だと思った。結局、今の金融経済では困っている人たちのところにはお金がいかない仕組みになっている。

 おそらく他の理由でも同じようなことが起こる。病気、ケガ、失業、離婚…そういう理由で全国津々浦々で経済的に困る人が必ず出る。経済の仕組みがそうなっている。これから大きな問題になるのは高齢者の貧困だ。年金が足りず、2000万円の貯金がなければ大変だといわれているが、そんな額が簡単に貯められるものではない。当然、高齢になると病気もケガもしやすい。そのときに十分な貯金がなく、年金もわずかで、働くこともできなければ、もう誰も助けてくれない。そうやって一気に貧困に突き落とされ、誰にも知られることなく孤独死したり、将来を悲観して自殺するようなことが簡単に起きる。全国津々浦々で日常茶飯事のように起きることが容易に想像できる。

 高齢者だけではない。若者たちもちょっとバランスを崩したり、引きこもったり、いろんな理由で一気に貧困に突き落とされる人がたくさん出る。これも経済の仕組みに起因している。


豪雨災害に見舞われた広島県呉市天応地区(2018年7月12日)


3年たちながら仮設住宅暮らしを強いられている熊本地震の被災者たち(2019年4月、益城町)

お金に支配される本末転倒な社会

 私はもともとJPモルガンという銀行にいて、今の金融システムのど真ん中で働いてきたので、その仕組みがいかに残酷で、いかに格差拡大的であるかを身をもって体験している。震災の光景を見ながら、根本的な原因は金融システム、経済の仕組み、資本主義というような私たちの考え方、生き方にあり、これを根こそぎ変えなければ解決できないと感じた。これを根こそぎ変えるために政治団体を設立した。なぜかといえば、そんなことをいっている政治家も政党もどこにもいないからだ。今の金融経済がおかしい、今の金融システムがおかしい、資本主義はそろそろ限界だ、などといっているような政党はいまだに皆無だ。誰かがそれを大きな声でいい出して、新しい勢力をつくらなければダメだと考えた。

 むしろ、今の仕組みがおかしいということは、国会の中の人たちよりも、その外にいて毎日一生懸命働いても働いてもちっとも楽にならないという人たちの方がはるかに実感している。だから、そういう人たちに、今何が起きていて、何が本当の原因で、何が問題なのかをひたすら伝え続けて納得してもらい、その人たちの気持ちを集めれば必ず後で大きな数となり、本当に政権をとって国をひっくり返す。その先に今の仕組みを根本的に変えることができるだろうと思い、政治団体を設立した。

 2011年の被災地で、私の堪忍袋の緒を切った出来事がもう一つある。5月末か6月ごろ、石巻エリアで巨大な建物が建設され始めた。なぜ被災地にこんな巨大な建物をいきなり建てるのだろう? と思ったが、これはきっと病院や、当時泊まる場所がなくて寝袋を持ってきていたボランティアが寝泊まりできるような復興の手助けになる施設ができるのではないかとワクワクして見ていた。何カ月か後、初めてそれが何かがわかったときに衝撃を受けた。二つとも巨大なパチンコ店だった。自分の中で何かがブチッと切れた。

 確かに今の金融経済では、お金は物凄いスピードでもうかるところへ移動する。困っている人のところにはお金はいかない。もうからないからだ。ある人はいうかも知れない。「当たり前だよ。それが金融資本主義だから」「そういう仕組みだから」と−−。だが、それを「そういう仕組みだから」という理由で鵜呑みにし続けていいのだろうか。困っている人を助けるためにどうすべきかを考えなければいけない。お金も経済の仕組みもそのためにあるべきだ。その本質が忘れ去られ、いつの間にかカネ、カネ、カネの社会、経済になってしまっていることから変えなければ、人間の生き方や人生までおかしくなってしまう。私は、生きて働いて、死ぬときに「何をしたのか?」という自問に答えられないような人生を送ってしまうことに気付いたとき、絶対にこれを変えてやると思った。お金に支配された社会、経済を根こそぎ変えなければ、個人の心の自由も、自分の人生における時間をどのように使うのかという基本的な人権も奪われ続ける。

 週に5日も6日も会社の上司や株主など金持ちのいうことを聞かなければいけない生活を強いられ、場合によっては残業をやらされ、わずかに残った自分の時間だけ自由に過ごせるという人生を30年、50年続けて、最後には何のために生きていたのかわからない状態になるほど歪んでしまっている。自分でコントロールできるはずの時間を一人一人に返さなければいけない。奪われてしまっている時間の解放は、金融経済を変えることによって可能になる。これは未来の子どもたちにとっても非常に不公平な仕組みだ。ひたすら作って、消費して、壊すというサイクルを続ければ地球の環境も悪化し、あらゆる種を絶滅に追い込んでいくことになる。これを根こそぎ変えるには、国家経営の間違いも含めてまったく新しい社会を描かなければいけない。それは世界を変えることでもあり、そのために日本だからこそできることがある。

世界一の金持ち国で340兆円のタダ働き

 冒頭にいった「日本は世界一のお金持ち国」であるという事実はあまり知られていない。だがこれは紛れもない事実だ。主要国の対外純資産【表参照】を調べると、日本はプラスの341兆円で1位。ドイツが2位、中国が3位。そして、アメリカ合衆国がなんとマイナスの1076兆円。日本はこの数十年間不動の1位だ。かたやアメリカは不動の最下位。世界中から借金をしている世界一の借金大国だ。トランプのディール外交というのは、この莫大な借金を解消するために米国製品をひたすら売る。とくに日本に対してポンコツのオスプレイとかGMO(遺伝子組み換え生物)食品、F35、詐欺まがいの金融商品とか、バカ高い医薬品とか、とにかく何でもいいから日本に買わせて世界一の日本の資産を奪っていこうとするものだ。中国に対するプレッシャーも、3位にいる中国人に25%の関税をかけ、「アメリカに売ってばかりでなくて買え」と圧力をかけているのが米中貿易摩擦だ。トランプの政策はとても単純だ。世界一の借金を負っているから少しでも米国製品を売ってそれを解消しようとしている。

 では、日本はなぜこれほど大きな資産を持っているのか。それはみなさんがこの30年間黒字を稼ぎ続けてきた結果だ。日本は戦後復興を貿易立国、輸出主導型でずっとやってきた。海外に製品をたくさん輸出し、輸入を少なく抑えることで黒字を稼いだ。その結果たまった黒字341兆円は、実際には3兆jの外貨で円ではない。国際決済はドルでやってきた。原油もドルで買うし、輸出の代金もドルで受けとる。だから黒字もドルで貯まる。アメリカの1076兆円の赤字も円ではなく、約10兆jのドルを借りている。そのドルは黒字国が貸している。

 では、なぜ世界一の黒字を稼いでいるのにみなさんにその実感がないのか。それはこの稼いだ3兆jがみなさんのために使われないからだ。この黒字は使わなければただの紙切れだから当然投資する。ドルならドルを使うアメリカに投資する。この3兆jはその国で使われる。労働者の賃金を払い、つくった製品も国内に提供し、米国内で循環する。日本には入ってこない。黒字が増え続けたとしても海外投資になるため日本のみなさんは受けとれない。だからまったく実感がない。家庭に例えるなら、親が「わが家は世界一金持ち」といいながら稼いだお金を全部貯金して使わなければ、子どもは「嘘だね。何も買ってくれないじゃないか」というだろう。それと同じ状態で、何一つ受けとれていない。

 それどころか、この30年間みなさんはとんでもない働き方をさせられてきた。1971年から2016年までの為替レート【グラフ参照】を見るとそれがよくわかる。1971年には1j=360円だった。これが今は110円くらいになっている。円の価値が3倍になり、ドルが3分の1に下がっている。その契機が1985年のプラザ合意だ。

 プラザ合意とは、ニューヨークのプラザホテルでG5(主要5カ国)が集まって、各国の協調介入でドルを下げることを決めた合意だ。なぜかといえば、当時のレーガン米政権は「強いアメリカ」であるための「強いドル政策」をしていた。強い自国通貨のドルで労働者に高い給料を払えば、その国の労働者がつくった製品は高くなる。そのかわりに、逆に海外からは物を安く買える。自国の通貨が高いため、輸入ばかり増えて、輸出はしにくくなり、その結果大赤字を抱えた。一方、戦後復興を輸出主導型でやってきた日本と西ドイツはともに戦敗国であり、戦後賠償もあったので輸出で稼いで貿易黒字が続いていた。アメリカは「いい加減に黒字を稼ぐのをやめろ」といって、西ドイツのマルクと日本の円の為替レートを上げることによって、これらの国の黒字を減らしてアメリカの赤字を減らそうとした。


プラザホテル

 その結果、プラザ合意前夜に1j=230円だった為替レートが、2年以内で一気に1j=120円にまで真っ逆さまに落ちた。ほぼ半額のドル安、2倍の円高だ。簡単にいえば、1j=200円が100円になった。日本の輸出企業にはたいへんな事態で、今まで200円のコストで作っていたものが1jで売れていたのに、2jで売らなければならない。海外からすればまったく同じ製品が値段が2倍になるため、日本製品は高すぎて買えないということになる。逆に、海外からの輸入では2j(200円)していたものが1j(100円)で買えるようになる。輸出がしにくく輸入がしやすいので赤字になる可能性がある。つまりアメリカに「日本の貿易収支を赤字にしろ」と要求されたのがプラザ合意だった。

 日本は何をしたか。確かにバブルの3年間はそれをやって金融緩和でお金を回し、みんながそれを使って遊んだので輸入が増えて輸出が減った。それで黒字が少し減った。だが、バブルが崩壊して景気が悪化すると、何とか景気を回復させようとした。

 日本の経済構造は輸出企業が中心だ。彼らはコストカットを始めた。1j=200円のときに200円でつくっていたものをそのままのコストでつくったのでは円高で値段が倍になって売れない。それなら、今まで200円でつくっていたものを100円のコストでつくれば、これまで通り1jで売れるという話だ。要するにコストをカットすればなんとか売れる、売るためにコストをカットする、ということを景気回復のためにひたすらやってきた。

 だが、コストとは、そのまま誰かの売上であり給料だ。それを30年もずっと削り続けて3兆jも稼いだわけだ。半分のコストでつくるといっても人間が2倍の速度で働けるわけもなく、要するにコストカットの名の下に、みなさんが受けとるべき給料や代金がちゃんと支払われなかったということだ。これが支払われていたら製品の値段は上がるので、輸出が伸びず、3兆jも資産は増えなかったかもしれない。つまり、みなさんが自分の身を削り、無理矢理安くつくって、3兆jの黒字を稼いだということだ。胸に手を当てて考えてみてほしい。日本で横行しているサービス残業とは何か。働いているのに給料がもらえないということだ。海外の労働者にしてみれば狂気の沙汰だ。

 この3兆jはみなさんが受けとらなかった分であり、みなさんのタダ働き分だ。現在は1j=110円だから330兆円、1j=200円だったことを考えると600兆円だ。これだけの給料を受けとらないまま、それだけのタダ働きをして世界一の3兆jの黒字を稼いでしまった。しかも、その3兆jはほぼ海外に貸しっぱなしでみなさんは受けとれていない。

 今アベノミクスの賃金偽装疑惑みたいなもので、「実は賃金が〇・何%低かった」というような細かい話をしているが、いかにみなさんが受けとるべき給料が受けとれていなかったかは、もっと大きなデータを俯瞰して見ると一目瞭然だ。

お金の量は5倍に増えたのに給料は削減

 ここに1980年から2018年までの4つのデータ【グラフ参照】がある。すべて日銀からとってきたデータだ。4本の線のうち、マネーストックM2というのは、日本中の現金・預貯金(ゆうちょ銀行や農協に預けたお金を除く)をすべて足した額だ。つまり、日本には今お金がいくらあるのかという数値だ。

 1980年にはマネーストックは200兆円だった。それが2018年には1000兆円を超えている。このあいだに5倍に増えた。私が就職した1986年のマネーストックは340兆円だった。このとき私が会社から受けとった初任給は20万円だった。そして、私の息子が就職した2017年のマネーストックは990兆円。息子の初任給はまったく同じ20万円だった。31年たってお金が3倍に増えているにもかかわらず、大学生の初任給は変わっていない。私は外資系金融機関だったので他よりちょっと高かったかもしれないが、それほど極端な金額ではない。600兆円のお金が増えながら、この30年間ほとんど給料は上がっていないという話だ。ではその600兆円はどこにいったのか? みなさん薄々気づいているだろう。日本の大企業の内部留保は600兆円とか、500兆円といわれる。

 この内部留保は、会社が従業員に給料を払うのをやめて、安い法人税を払うと溜まる仕組みになっている。もちろん内部留保は全部現金ではないが、その資産はお金があったから買えたものだ。

 対外資産の3兆jはみなさんに支払われなかったものだと考えると、この30年で日本の企業というのは給料を払うのをやめたということだ。昔の日本の企業は「三方よし」などといわれ、従業員、お客様、株主みんなのためにあったはずだが、小泉・竹中改革あたりから政財界は「会社は株主のもの」という明確な答えを出した。利益を上げるのがよい経営者で、利益を上げないものはクビになる。ひたすら株主のために利益を上げ続けるし、そのために従業員の給料はひたすら削り続ける。みなさんは削るべきコストだ。人間をコストとするのが今の企業経営になっている。そういう仕組みの中で、法人税を下げたり、株式売買益に対する課税が極端に低かったりする。すべて一部の株主のためだとしか思えないような国家経営をずっとやっている。

 この30年間、間違いだらけの国家経営をしてきた。現在の自民党政権がやり続けてきたことだ。だが問題は、この間違いをどの野党も指摘できていないことだ。わかっていないもの同士のプロレスごっこが続いている。私がれいわ新選組から立候補したのは、真実を知らせて彼らの無能を理解してもらい、外に新しい勢力をつくって中に殴り込みをかけるしかないということをわかってもらうためだ。

GDPが上がればよいか 国民の幸せは置き去り

 彼らには、国家経営という概念すらない。強いていえば、「GDPを上げる」「株価を上げる」という浅はかな答えが返ってくるだろう。みなさんが幸せになった結果、GDPや株価が上がるというなら別に悪くないが、これが目的になってしまうと完全に本質を見失う。

 残念ながらこの国の首相は就任した途端に「GDP600兆円」みたいなことをいっていた。そのための「一億総活躍」だ。みんなが活躍して稼げばGDPが上がる、それがみなさんの幸せと信じて疑わないという浅はかな思考の持ち主がこの国の首相だ。

 経済成長の目安にされているGDP(国民総生産)とは、1年間にどれだけのお金が動いたかというだけの指標だ。今までお金の交換でなかったものをお金の交換にすれば上がる。例えば、子育てを保育サービスにするとGDPが上がる。母親が保育料を稼ぐために外に働きに出るとGDPが上がる。それで時間がなくなったから、自分でつくっていたご飯を外で買ってくるようになればGDPが上がる。介護も同じだ。そうしたい人はそれでもいいが、子育てや介護のために自分の手を掛けるとGDPは上がらない。

 GDPとは、消費+政府支出+投資+純輸出だ。純輸出とは、輸出から輸入を引いた差であり、黒字になればプラスで、赤字になればマイナスだ。日本の戦後復興はこの純輸出をプラスにするところからはじまった。焼け野原で資源もないから、まず資源を輸入しなければ生産ができない。輸入するにはドルが必要になる。だからドルを借りて資源を輸入し、それを加工して輸出して黒字を稼ぐとそこからドルを返せた。黒字をたくさん稼ぐと輸入がさらに増やせた。戦後はなにもないから、原材料を輸入してたくさんつくっても飛ぶように売れた。純輸出が増えれば消費が増え、たくさんつくるための投資も増え、政府支出も増える。全部がプラスだからGDPはずっとプラスだ。これで戦後復興を30年、40年ずっとやってきた。その結果、何も考えなくなり、GDPがプラスならいいと思い込み、そこで政治家も官僚も思考停止してしまった。

 戦後復興はそれでよかったが、1985年のプラザ合意でアメリカから円高にされても基本的にやっていることは変わらない。そして、純輸出を上げるためにみなさんの給料を削った。それで売って稼いだ3兆jの黒字は海外に貸しっぱなしで、みなさんの幸せは置いてけぼりになっている。

 売上や給料を削ったために、みなさんが好きなように消費し、自由に時間を使うことができない。それで消費が伸び悩んだとしても、輸出を維持し、作るための投資をし、政府が赤字を垂れ流しながら支出を続ければ、差し引きでGDPはプラスだ。これで「経済成長してます」「政治はうまく機能しています」と政治家も官僚も大手マスコミもずっと言い続け、野党もこれを指摘できない。経団連は輸出企業の塊みたいなものだが、これらが巨額の献金を自民党にすれば輸出企業に有利な政策をする。それによって労働者の幸せなどはとうの昔に置いてけぼりだ。これがこの30年間の日本の国家経営だ。

 いまだに東京五輪をやって外国人にお金を落としてもらえば経済が活性化し、GDPがあがるなどという。五輪で観光客が来たところで落とされるのは外貨であり、輸出と変わらない。いくら黒字を稼いでも海外に貸しっぱなしになって受け取れない。TPP(環太平洋経済連携協定)でも「これで日本の輸出が伸びる」という。そんなことをやってもみなさん幸せになれないことは30年間で証明されているにもかかわらず、いまだにそんなことを言っている。それに対して新しい提言をすべき野党が同じかそれ以下のレベルだからずっとこれが続いている。

 黒字を稼いでも使わなければ意味がない。どうやって使うかは簡単だ。政府がお金を作って配る。1人100万円でいい。あくまでこれは、れいわ新選組の公約ではなく私個人の持論だ。4人家族なら400万円もらえれば現役世代は使うだろう。働く時間を減らして、その分遊ぶ余裕ができれば、消費が増える。消費が増えるから資源の輸入が増える。生産が減るので輸入が増える。もしかしたら赤字になるかもしれないが、むしろ赤字にしなければいけない。赤字にすることが黒字を使う唯一の方法だからだ。政府が国家経営を誤ったために支払われなかった3兆jを「黒字還付金」として国民に配る。1人100万円を1億3000万人に配っても130兆円。タダ働き分の3分の1に過ぎない。それでも赤字がたいしたことなければ1人あたり8万円のベーシックインカムを2年くらい配ることだってできる。これは実は日本だからできることだ。日本がタダ働きで品質のいいものをつくると世界が迷惑する。黒字が出るということは、どこかが赤字なのだ。この構図が続くことは持続可能な社会とはいえない。

借金でお金をつくってきた現代の経済システム

 もう一つは、財政金融の考え方を根本的に間違え続けてきた。政府の借金が大変だから税金でそれを返し続けなければならないとか、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の達成、つまり税収の範囲内で支出を抑えなければならないという発想だ。財務省をはじめ大手メディアもずっと言っている。これは全部大ウソ、大間違いだ。なにもわかっていない人の世迷い言でしかない。

 実は政府の借金とは、政府の無駄遣いのせいでも、税収が足りないせいでもない。もっと根本的な原因はいまのお金の発行の仕組みにある。いまのお金の発行の仕組みを続ければ、世界中のほぼすべての国は赤字(借金)まみれになるという帰結になる。そのお金の発行の仕組みを続けている限りは政府の借金問題は絶対に解決しない。

 では、「お金の発行の仕組み」とはなにか。日銀券だから日銀が発行していると思っているだろうが、それではつじつまが合わない。お金がどれだけあるのかは、さきほど見たとおり1980年に200兆円だったものが現在1000兆円を超えている。800兆円以上のお金が増えている。みなさんがお金だと思っている日銀券は、日本中の紙幣をかき集めても100兆円にもならない。誰がどう見ても計算が合わない。お金の量は1000兆円を超えているのにお札は100兆円しかないのだから。

 では、どうやって800兆円も増えたのだろうか。現金・預貯金の総額であるマネーストックM2というのは、日本中の個人や企業が自分のお金だと認識しているものを足したものだ。みなさんも自分のお金は財布の中だけでなく、預金通帳の中にあるものも含めて自分のものだと思っているだろう。1000兆円あるうち100兆円しか紙幣がないということは、ほとんどが預金でしかないということだ。実際には存在しておらず、あると勘違いしているだけだ。では、どうやってその勘違いが生まれるのか。それがいまのお金の発行の仕組みの正体だ。

 現代のお金の増やし方=信用創造の仕組みを説明する。

 例えば、Aさんが100万円をA銀行に預けに行ったとする。するとA銀行は金庫に入れ、運用もする。銀行には預金準備制度というのがあり、預かった預金のごく一部を日銀に預けなければいけない仕組みになっている。仮に預金準備率が1%とすると、100万円の預金を預かったA銀行は100万円の1%(1万円)を日銀に預けて、残りの99万円を貸すことができる。私がA銀行にお金を借りに行くと、銀行は必ず口座を持たせる。なぜかといえば私が99万円を借りると私の預金通帳に99万円と書き込むだけだからだ。これで私は自分が99万円を持っていると思う。Aさんも口座に100万円持っていると思っている。その時点でお金は199万円に増えている。ただ私は借金だからあまり自分のお金とは思えない。

 だが私がB銀行の誰かに99万円を送金してしまえば、それを受けとった誰かはその99万円を純粋に売上か給料かわからないが自分の預金として認識する。これがもともと私の借金であるかなど知らないし、気にもしない。晴れてめでたく、Aさんの100万円の預金は99万円の預金とあわせて、もともと100万円だったお金が199万円に増えることになる。新たに99万円を預かったB銀行は、そのうち1%の9900円を日銀に預け、98万100円をまた誰かに貸すことができる。また同じことが起きる。これをC銀行の誰かに送金すれば、その誰かは98万100円を純粋に自分の預金と認識し、これを預かったC銀行はまた1%(9801円)を日銀に預けて、残りの97万299円を誰かに貸すことができる。もうこの時点で、私の99万円を受けとった人は99万円を持っているし、これを借りて送金した相手は99万100円を持っていることになる。もともとお金を預けたAさんはお金を1円も動かしていない。預金通帳に100万円と書かれたまま。だがお金は300万円に増えている。

 これをぐるぐるとやっているうちに、貸せる金額は1%ずつ減っていくが、100万円の元預金÷預金準備率1%=1億円までお金を作り出すことができる。これが信用創造という現代のお金の発行の仕組みだ。こうやってお金が増えている。その結果、みなさんそれぞれが1000兆円持っていると勘違いしているという状態だ。実際にはもっていないのだから勘違いにすぎない。実際に存在しているのではなく、銀行が誰かに借金を貸すことによって作り出した数字が電子的に回ってきて、それをみんながお金と認識し、自分のものだと思っている。みんなが一斉に銀行にお札を取りに行っても金庫にお金があるわけではない。

拡大し続ける巨大なイス取りゲーム

 「借金でお金を作る」――この仕組みが意味することは、借金を返すとお金が消えるということだ。最初に私が99万円借りたときには、99万円のお金を作り出し、それを使うこともできる。だが私が返せないかもしれない…と弱気になってすぐ返したとする。返した途端に相殺してお金も消える。仮になんとか借り切ってなにかに使ったとすると、私の手元に残るのは99万円の借金だけだ。もし1年ローンだとすると、1年以内に99万円を世の中から集めてこなければ私はたいへんなことになる。だから1年後に99万円を集めて借金を返すと、同時に世の中から99万円のお金を消して自分の借金を相殺して消すことになる。これはすぐに返しても1年後でも同じだ。

 これが意味するものは、現代のお金はほとんどが借金で生まれているということだ。だからみんなが借金を返してしまえばお金が消える。つまりみんなが借金を返してはいけない仕組みなのだ。ただ、だからといって銀行からお金を借りて「お金を返したらお金が消える仕組みだから返さない」といっても銀行は納得しない。必ず返せという。だからみんな毎月返済する。その分お金は消えている。でもお金が減らないのは、その分誰かが借りているからだ。誰かが返せば、誰かが借りて新しいお金を生むという自転車操業だ。返した分、誰かが借り続けなければいけない。

 しかも問題は、元本分だけ返すのではなく利息が付く。私も99万円返せばいいのではなく5%の利息なら104万円返さないといけない。借金によって元本分しかお金は生まれていないのにそれ以上のお金を集めようとする。それで何が起きるかといえば、お金が足りなくなる。発行されていないのだから−−。

 例えばこの部屋に100人いたとして、1人100万円ずつ銀行からお金を借りて経済を回すとする。それぞれの銀行口座に100万円と記入されてスタートだ。みなさんがマッサージでも占いでもそれぞれサービスを交換し、お金を払ったり、貰ったりして経済を回す。1年後に100万円ずつ借金を返さないといけない。返してしまえばお金は消える。ここに5%の利息が付けば、みんなが1年後までに105万円ずつ集めようとするとお金が足りない。100万円×100人=1億円のお金しか回っていないのに、利息を含めて1人が105万円返そうとすると500万円足りず、必ず誰かが破たんする。いまの金融システムは巨大なイス取りゲームなのだ。

 みんなが破たんせずに105万円を返済するには、あと500万円が余分に必要だ。そのためには誰かが借金をする必要がある。ここにもう5人いて100万円×5人=500万円の新たな借金が生まれ、それがみなさんのところにいけばめでたく利息も返済できる。だがそのときはお金が消えている状態で、この5人の手元には500万円の借金しか残らない。この人たちが返すためにさらに5人が必要になる。そして、もともとの1億円のお金があった状態に戻すためにはもう一部屋必要になる。100万円お金を借りる100人だ。つまり、どんどん部屋が大きくなって増えていかなければ回らない。

 人口が増え続け、借りる人も増え続け、その人たちが必要とする価値(いろんなサービスや製品)が増え続け、作れば売れ続けるような高度成長期のような状態が続けばいいが、そう長くは続かない。経済成長は必ず止まる。借金でお金を増やし続けなければいけない経済も必ず立ちゆかなくなる。

「政府の借金=お金の発行」 という仕組み

 では、実際どうなったのかを先ほどのグラフで見てみたい。日本の現金・預貯金の総額である@マネーストックが200兆から1000兆円へと5倍に増えている。右肩あがりに堅調に伸びているのは、お金と借金が増え続けなければいけない金融システムだからだ。お金を作るために作った借金に利息が付いてどんどん返す金額が増え、それを返すためにどんどんお金が必要だったといことだ。当初は、青い線のB民間銀行貸出が並行に走っており、借金がお金を作っていたことがわかる。

 ところがあるときを境にこの2つの線が乖離していく。CGDPが増えなくなり、すっかり横ばいになる。そうすると銀行は誰に貸し続けるのか。1億3000万人しかいないのに同じ人たちに対して永遠にお金と借金を増やす続けることなどできない。B民間銀行貸出が下がっていくのは、それが実際にできなかったというデータだ。

 バブルが崩壊してから銀行は不良債権を処理し、貸しはがしや貸し渋りで実は100兆円近く貸し出しを減らしている。貸せる相手が見つからないから、その後も伸ばせていない。貸さないが、いままで借りた人は「返せ」といわれて返し続けるから、だんだんお金は減っていく。新たな借金がなければお金は減る。

 だが、@マネーストックはまっすぐ増えている。では、誰が借金をしているのか。答えは赤い線A国債残高だ。民間銀行がマネーストックを支えきれなくなってから急激に日本の国債残高が上がり、いまや並行して上がっている。つまり、政府が借金をしてお金を発行し続けたということだ。民間の借金にかわって政府の借金でお金を作ってきたということだ。これはすべて日銀のデータだ。その気になれば誰でも引っ張ってこれる。みごとに政府の借金がお金を作っていることが証明されている。

 いまや1000兆円のみなさんのお金に対して政府の借金は900兆円だ。この900兆円を返すために900兆円の税金を集めれば、みなさんの預貯金はほとんどなくなる。政府が借金でお金を作っているのだから、政府が返済すればマネーストックも道連れにして下まで下がっていく。だから政府の借金がたいへんだから税金を上げなければいけないとか、消費税を上げなければいけないというのは全部大ウソだ。まったくあり得ない世迷い言でしかない。プライマリーバランスも同じだ。でもそれを政府もマスコミも言い続けている。

政府の借金を税金では消せない

 政府の借金でお金を発行するというのは、どういうメカニズムなのか。日本の政府の一般会計における税収は年間約50兆円だ。例えば、政府が50兆円の税収を集めれば、みなさんの預貯金が同額減る。それに対して50兆円の予算を組んだとすると、政府の予算というのは公務員給与とか政府支出で民間に行く。集める相手と渡す相手が同じ人とは限らず、ひどく不公平なこともあるだろうが、経済全体としては50兆円の税金を集めて50兆円使うことによって、みなさんに50兆円戻すことになる。基本的には「行って来い」の差し引きゼロだ。

 もし70兆円の予算を組んだとすると、みなさんから50兆円集めたうえで、政府は借用書(国債)を書いてそれを銀行に買わせる。銀行がそれを買って20兆円を政府に払う。この20兆円はみなさんの預金から出ていることになる。だが、政府の借金を銀行が買うからといって、みなさんの銀行の預金残高は1円も減らない。減れば誰もが怒るだろう。

 そうならないのは、銀行は20兆円分のお金をつくって政府に貸しているからだ。先ほどの例えでAさんが100万円の預金をし、僕が99万円を借りるときにAさんの預金が減らないのも、銀行が99万円をつくって貸しているからだ。政府が銀行に借金をするときも同じ事が起こる。そうすると、政府は集めた税収50兆円に加えて20兆円分の新しいお金を手に入れて、70兆円を政府予算で使う。

 そうすると最初の50兆円の税金を払ったみなさんは、70兆円戻ってくるので差し引きで20兆円分増えている。受けとっている実感はなくても誰かが受けとって、そのお金がぐるぐるまわって全体としてみなさんの預金を20兆円増やしている。この20兆円と政府の借金20兆円が同じなのは偶然でもなんでもなく、両方が並行して上がっていく。だからグラフもその通りになっている。これが政府の借金でお金を増やすメカニズムだ。

 では逆に政府の借金を税金で返すというのはどういう意味か。例えば、政府の借金を返すために税収を70兆円に上げたとする。みなさんのお金が70兆円減ってしまうが、その後に50兆円の予算しか組まなければ、差し引き20兆円みなさんのお金が消えてしまう。どこに行くかといえば、それは政府の黒字だ。その黒字で借金を返すので、政府の借金とみなさんのお金を20兆円分相殺して消す。借金を返せば、その分のお金が世の中から消えるのは当然のことだ。これをずっとやれば政府の借金は減るが、そのかわりみなさんのお金もほぼ消えてしまう。論理的にありえない話だ。当たり前のことなのだが、ずっとわからないままやり続けて、ようやく去年ぐらいからMMT(現代貨幣理論)が話題になりはじめた。

 現代貨幣理論とは、政府が借金をしてお金を発行し続ければいいという話だ。まさに日本が数十年間やっていることだ。必ずこうなる当然の帰結だ。政府の借金でお金を発行し続けたのだから−−。そうでなければ回らない金融システムだ。民間の信用創造、民間の借金によるお金の発行は必ず頭打ちになる。地球は一個しかないのだから、経済成長は必ず止まる。お金と借金を増やし続けるようなことが続くはずがない。この金融システムを維持するために誰かが借金をし続け、お金を発行し続けなければ立ちゆかない。最後まで借り続け、1円も返さなくても借り続けられる政府が借金をし続けてお金を発行し続けなければ、今の金融システムを維持する方法はない。

 だからMMTとは、この仕組みをただ単に認めたということに過ぎない。仕組みの結果を認めただけで解決策ではない。そのままそれをやればいいという話ではない。私のことをMMT論者だと誤解している人もいるが、それは間違いだ。

 なにが根本的な問題なのか。それは、借金でお金を発行する仕組みそのものだ。このまま借金を続けることは大きな問題があり、政府の国債のもとに年間9兆円もの利息を発生させている。利息とはお金を持っている人がお金を増やす仕組みだ。持っていない人にお金を貸してもっとお金を貰う。年間9兆円だ。日本政府の国債のもとに30年間で300兆円以上の利息が発生している。つまりそれだけお金を持っていない人からお金持ちに所得が移転されているという話だ。なぜお金という公共のもの(それがなければ経済が回せないもの)をつくるのに利息が発生し、その利息が富める者を富ませ、貧しい者から奪い続けるのか。こんなものは社会にとって意味がない。

政府通貨という発想

 唯一の解決策は、誰の借金でもないお金を政府が責任をもって発行することだ。早くこれに気づかなければ所得の移転が進み、いまの金融経済そのものが巨大な格差拡大マシーンになっていくし、すでになっているということだ。

 私が考える政府通貨とは、1兆円紙幣でいい。この1兆円×130枚を日銀に預けるとする。それを日銀は金庫に入れて、政府の預金口座に130兆円と数字を書き込む。あとはそれを普通にみなさんに送金すればいい。1人100万円ずつ。みなさんの預金口座50万円だったものが150万円になる。それを使うときにはいままで通りに送金したり、1万円札で引き出せばいい。政府貨幣が現行の貨幣と混同されることはない。政府貨幣1兆円は日銀の金庫の中に入ったまま二度と出てこない。それならスペースを取らない1兆円札でいい。

 政府の借金を消すときも、政府が1兆円紙幣を900枚作ればいい。それを日銀に預けて金庫に入れると、政府預金口座に900兆円と書き込まれるだけだ。あとは、それをお金を貸してくれる人に返せばいいが、政府の借金はほぼ銀行がまかなっている。銀行が国債を山ほど持っていた。「持っていた」と過去形にしたのはアベノミクスの異次元金融緩和で、日銀が銀行から山ほど国債を買ってしまっている。半分以上の500兆円ほど買ってしまっている。それでなにが起きたかといえば、なにも起きていない。インフレにもなっていないし、金融的になにも起きていない。それなら全部買ってしまえばいい。

 それで何が起きるかといえば、日銀の金庫の中に900兆円の国債が入っている。これは政府に貸している分だ。日銀の政府預金口座に900兆円があり、政府が借りた900兆円の国債と政府から預かった900兆円が同じ日銀の中に両方あるという状態になる。相殺して消してしまえばいい。これを消したところでみなさんはなにも感じない。おそらく蝶が羽ばたいたくらいの感覚しかない。

 だが、このバタフライ・エフェクトは必ず大きな変化を起こす。なぜかといえば年間9兆円発生していた利息が消滅する。この30年で300兆円もの所得を移転してきた巨大な格差拡大マシーンが止まる。誰が一番困るかと言えば、それでもうけ続けてきた銀行だ。銀行はこの仕組みによって、いままで900兆円、半分買われて400兆、500兆円という利息を得てきた。それが買い取られていきなり現金に変わる。だから収支を圧迫しており、いまや青息吐息だ。日銀は銀行から国債を買って、銀行に「民間にお金を貸しなさい」とプレッシャーを掛けている。それは銀行がお金を貸してはじめてお金が生まれる仕組みからだ。これが金融緩和の本質だ。でも、それができていない。つまり日銀も大したことはやれていないということだ。日銀から全部の国債を買われてしまうといくつかの銀行は潰れる。いろんな手当てをしたうえでやっているが、原理はそういうことだ。このように考えると国家経営も根本的に変わっていく。

忘れ去られている税制の本質

 税金とはなにか。ほとんどの人が、使うために必要だから集めると思っている。実際には、日本政府はこの50年間ほとんど赤字でやっている。前回の東京五輪の翌年に建設国債を発行してから、何年かの例外を除いてずっと税収よりも多い予算を組んで、足りない分を政府の借金で賄ってやってきた。足りない分お金をつくってきたし、それができていた。それができるなら別に集めなくてもいい。全部借金でお金を作って使うこともできる。本当は使うために集めているのではない。

 だから無税国家にすることも可能だ。政府通貨でお金をつくって全部の政府支出を賄えばいい。税金をゼロにするとみなさんが余計にお金を手にして余裕が生まれ、働く時間を減らし、そのお金と時間を使って休んだり、より文化的な生活が送れる。すると消費が増え、輸入が増える。赤字になるかもしれないが、もしそれで大した赤字にならなかったら、そのまま無税国家ができる。日本は世界一の黒字国だから赤字にしていい国なのだ。

 ただ、だからといって税金をゼロにすればいいとは思わない。税金にはもっと大事な、思想の反映とか国家の形をつくるという側面がある。つまり税金は使うために集めるのではなく、国の形をつくるためにある。それはわれわれの考え方に従って決めるものだ。

 例えば、所得税が累進課税になっているが、これはお金持ちから余計にとって貧しい人に回していく。これは「所得の再配分」という思想の反映だ。ある程度所得を平準化させて格差を縮めるということだ。みなさんがそのような社会を望むからそう決まっている。

 相続税を0%にするか、100%にするかも明確に思想が違う。相続税0%ならばお金持ちの家庭は子や孫もお金持ちという富の格差が世代を超えて続く。100%にすれば富の格差は一代でなくなる。みなさんがどちらの社会に住みたいかによって、その思想を税制に反映させればよいものだ。それによって税制も税金も変わっていくし、それこそが政治の本質だ。

 このような税制の本質を忘れ去って、お金が足りないから課税する、政府の借金が大変だから消費税を上げる…という、お金を集めるためのつぎはぎ税制になっている。

価値を生み出さないマネーゲームを優遇

 さらに、政治家が点数稼ぎをするためのおかしな税制になっている。

 私が非常におかしいと思うのは分離課税だ。それは金融課税。株式の売買や配当に対して所得税とは別に税金が課税される。それが一律20%だ。つまり、株式でいくらもうけようと、配当でいくら稼ごうと一律20%しか課税されない。一時は10%まで減税されていた。それに対して所得税の最高税率は45%だ。地方税も合わせると50%以上とられる。

 株式の売買や配当はなにも生み出さない。右から左にお金を動かして、結局なにも作っていない。そういう所得に課税される分離課税がたったの一律20%だ。逆に、所得税というのは基本的に自分たちで働いて価値を作り出している人たちが払う税金であり、それに最高55%が課税される。価値を作って働くよりも、他人のふんどしで相撲をとって右から左にお金と所有権を流す方が低税率で得だから、そうしなさいというのが今の政府だ。

 だが、みんなが株式の売買だけを始めたら国は滅ぶ。株式売買といってもその株式会社で実際に価値を作り出して働く人がいなければ株価など上がらない。みんなが株式の売買をやれば国が滅ぶのに「それでいいですよ」というメッセージをこの国の税制は発しているということだ。完全に狂っている。

 その結果どのようなことが起きているか。所得によってどれくらいの税負担があるかを国税庁の資料【グラフ参照】でみると、一番高い28・7%の税金を払っているのは1億円プレイヤーだ。この人たちがだいたい所得税を払っているサラリーの上限だ。そこから先は税負担が下がり、右端の100億円以上稼いでいる人たちは、金融課税が10%だった平成25年度では11%しか払っていなかった。翌年に税率が20%になっても所得に対して17%しか払っていないということだ。

 つまり、100億円以上稼ぐ人たちは所得税など払っていないということだ。所得税は税率が高くて損だからそういう稼ぎ方はしないのだ。いまの税制の結果だ。税率が低いのは株主優遇なのだ。例えば外国人株主がすごく多いとか、売買を盛んにさせて株価が上がれば「政治家がうまくやった」とか、GDPが上がれば「経済政策が成功した」という。思い込みの点数稼ぎをやっていると、みなさんの本来の働き方や生き方、幸福は全部置き去りになる。そろそろ「おかしいだろ」と誰かがいう必要があるし、それをみんなが理解し、こんなものは変えようという機運をつくる必要がある。

 山本太郎代表は、分離課税と所得税を一体化させて総合課税にして累進課税をかければいいと主張している。もちろんそういう考え方もある。だが私個人の意見はもっと過激で、分離課税をそのままにして思いっきり課税すればいいと思う。1年未満の株式売買で得た利益に対しては99%課税する。要するにやめろという話だ。1年未満で株式を売ってもうける人がこの社会に必要なのか? それは誰のためになっているのか? そんな人はいらないし、そんな行為がいらない。

 1〜3年の株式保有でもうけても85〜90%。3〜5年なら80%。5年以上もってようやく70%と、どんなに保有しても所得税の最高税率より低くならないようにすればいい。そうすると外国人投資家が裸足で逃げ出す。株価は落ちるかもしれないが、そんなものは知ったことではない。株価が下がってもみなさんの生活には基本的になにも関係ない。一部それを保有している人たちの簿価が下がるだけだ。これがれいわ新選組の政策になるかはわからない。だが、これもみなさん次第で正しいと思う人が多ければ政策になるかもしれない。

価値を生み出すために作るのがお金

 国家予算の考え方も根本的に変わる。予算とは、集めたお金の使い道だとたいていの人は思っている。だがこれも違う。そもそも集めなければお金がないということが幻想だ。なぜならいままでも集めらないのにお金を作ってきた。政府通貨でもお金は作れる。

 お金を集めなければいけないという発想も古い時代の思い込みだ。かつて日本の場合、戦争に負けて焼け野原になり、生産能力がなかった。それに対してみんなモノが欲しかった。需要>供給、つまり圧倒的な需要に対して供給量が少ない時代だ。供給する生産能力がなかった。だから一時的に税金を集めた。そして、みんなが貯金をした。するとみなさんのお金が減り、購買力が落ちる。需要を抑えて、国家が集めたお金で大規模に投資する。道路や橋、港湾や空港などインフラを充実させる。すると生産性が飛躍的に上がる。それではじめて需要を満たすことができる。これを戦後復興期はずっとやってきた。

 昔はサプライサイドエコノミーといわれていた。サプライサイド、つまり供給する側の経済だ。いかにして生産能力を高めるかという話で、生産能力を高めれば高めるほど売れまくっていた時代だ。だが、いまや国家が成熟してインフラも整って、逆に生産能力が有り余る状況になっている。そして、お金を集め続けることにより、とくにプラザ合意以降、みなさんの購買力をコストカットの名の下に落としてしまうことによって生産能力に対して需要が思い切り冷え込んでいる。需要<供給、つまり戦後復興期とは逆のことが起きているのに高い税金を集め、みんなが2000万円を目指して貯金などはじめると大変なことになる。これではお金が動かず、人が動かなくなる。

 富とはなにか。それはみなさんが作り出す価値だ。だからみなさんが活動しなくなれば富は生まれない。お金を貯めるというのはこれからは自殺行為だ。でもそういう発想の転換が政治家にはできていない。仕組みをわかっていないからゼロから考える能力がないのだ。

 何をするべきなのか。お金を作って配り、使うことだ。価値を作るためにお金を作るのだ。例えば、これから介護産業にものすごい人数が必要になる。この産業を大きくする必要がある。そこにはたくさんの仕事がある。若者たちに行ってほしくても、お金がなく十分な給料がもらえないからみんな行かない。そこにお金を作って投入すれば、そこで働く人が増えて、実際にそこで人が動き始め、そこではじめて価値が生まれる。価値が生まれるなら、その分のお金を先につくって注ぎ込めばいい。それをせずに生まれるべき価値が生まれないということは富がないということだ。根本的に発想を転換する必要がある。

国家の財産とは人の時間と労力

 すぐに結果がお金で返ってくるような短期的な投資は民間企業に任せておけばいい。政府がやるべきは中長期的な価値の創造だ。例えば、子どもの教育や環境の保護。こういったものはすぐに利益が返ってくるものではない。子どもの教育にいくら人を使い、お金を投入しても、それが実際にお金として返ってくるのは20年後か、30年後か、50年後かわからない。そんな長期的な投資は民間企業はできない。だが教育の充実は必ず国を豊かにする。そこに絶対に価値が生まれるという信念のもとに政府がお金を作って投入しなければ、その価値は生まれない。

 環境保全でもお金など戻ってこない。その価値は計算できない。だがそれは絶対に価値があるものだと信義をもってお金を投じなければいけない。そのためならお金などいくらでも作って突っ込めばいい。そういう発想をもって政府は動かなければいけない。お金で考えるから本質を失う。民間企業だけでなく、政府の予算立案者も政治家もカネ、カネ、カネばっかり考える。

 国家経営にとって大事なのはGDPでも株価でもなく、最も大事なのは人の時間と労力と貴重な資源だ。国家が持っているものはこれだけだ。この国にあるのは一人一人の時間と労力、自然資源だけだ。外貨もあるが基本的にこれだけだ。その貴重な時間と労力をいかに大事に無駄なく使って、本当に意味あることに役立てるかというのが国家経営だ。カネの話ではない。

 例えば、1億円で穴を掘って埋める。まったく意味のない無駄な事業だ。無駄なのは1億円だからではない。10億円でも1000万円でも関係ない。お金というのはぐるぐると経済を回るだけでなくなりはしない。本質は、このお金が回る間に何をするかだ。1億円の穴掘り事業が無駄なのは、そのために使われた人の時間と労力は二度と返ってこないからだ。それに使われた資源も同じだ。われわれの時間と労力と、国の資源をどれだけ何のために使うかが大事なのだ。これこそが国家経営の本質だ。お金はそのためのツールに過ぎない。

 それが人の時間と労力の使い方を決めるのであれば、カネがあるとかないとかは全然関係ない。カネがあろうとなかろうと、絶対にやらなければいけない仕事ならばやればいい。そういう発想が必要だ。なにをやらないかも大事で、人の労力と時間を無駄にしないために障害は取り除かなければいけない。

 例えば、この国では高速道路は有料だ。あんなものは無料が当たり前だ。お金で考えるから有料という発想になる。高速道路などは造った時点でコストは確定している。そのために使った人の時間と労力と地球の資源は二度と返ってこない。それを取り戻せると思うのはカネで考えるからだ。課金すればカネが返ってくる。だが有料にすれば高いからみんな使わず、下道を走るといい始める。本来はそれを使ってみなさんの時間と労力をセーブしてもらうために造っているのに、課金して使わせないことによって、そこから先の人の時間と労力は無駄になる。こんなバカな話はない。

 あらゆるインフラがそうだ。電気、ガス、水道、通信、郵便、銀行のATMも、公共交通機関もだ。なぜ民営化しているのか? なぜ企業がもうけなければいけない? みなさんの生活に必要なものを提供している企業がもうける必要はない。公営化し、国営化し、最低限の金額でいいし、赤字でも構わない。

 例えばJRも国鉄に戻して、一定金額までタダにすればいい。学生とか若者の交通費など全部無料にすればいい。それで有り余る時間を使って、好きな場所に行き、好きな人に会い、好きなモノを見て、持っている時間を有効に使えと。それが富を生む。みなさんの時間と労力を使う以外に実際に富を生む方法などない。課金することによって、富を生み出す機会をどんどん潰している。

 消費税がなぜいけないのか。あれが金持ち優遇だとか、8%か5%かというような話ではない。消費税を課税することで、余計にお金を払わされることでみなさんが活動しにくくなる。全国民の活動が低下する。人生の長さは変わらないから、その分人の貴重な時間が無為に過ごされる。これ以上の国家の損失があるだろうか。その分みなさんが価値を生むチャンスを潰しているのだ。思想的にあり得ない。どこかの国はもっと高いなど関係ない。その国が愚かなだけで、消費税などゼロが当たり前だ。そういう無駄な障害を確実に取り去っていく必要がある。

なんのために働くのかという新しい価値観

 もう一つ大事なのは、明確な方向性だ。国家経営の仕事として、国を成り立たせるために必要な仕事をみんなに分担してもらう必要がある。食糧の自給、エネルギーの自給、この国に無い物を買ってくるだけの十分な外貨を稼ぐことだ。この3つがなければ基本的に国として自立できない。残念ながら食料の自給とエネルギーの自給ははるか遠く及ばない。これはなんとかしなければならない。それでも外貨は世界一稼いでいる。もうやりすぎたので、お金を配って返すことによって生活を楽にし、みなさんから取り過ぎた時間を返すべきだ。

 それをやったとしても、みなさんは「遊ぶより人のために役立ちたい」といって休まずに働き続けるかもしれない。それなら今まで通りの働き方ではなく、何のために働くのかという新しく明確な方向性を出そうと−−。われわれはこの30年以上、その大きな方向性を失っている。戦後復興という大きな目標を成し遂げた後、何のために生き、働いているのかわからなくなったまま、ひたすら目先の利益とか売上のために働き続ける状態がずっと続いてきた。若者たちはそんな大人たちを見てもっとわからない。そんな社会になんで入っていかなければいけないのか、なんのためにそれをしているのか、どこの企業に入っても「売れ、売れ」といわれるが、それがそんなに重要なのか若者たちはわからない。おそらく彼らもそれほど生きる意義を見いだせないから、10〜30代の若者の死因のトップが自殺になったりしている。

 われわれ大人が何のために生き、働くのかというのを国家として大きな方向性を示す。これだけの経済大国で、世界一の黒字を稼ぐ生産性を持つに至ったわれわれとしては、もはやそれを自分たちのためだけに役立てるのではなく、もっと世界中の困っている人たち、餓死寸前に置かれている10億人の人たち、壊れゆく地球環境を保全する技術、そのための生き方や社会のインフラなど、世界の問題を解決するようなモデル社会をつくるために使わなければいけない。われわれの社会が大きな使命を帯びたときに、人の生き方や働き方が変わり、何が不必要で何が必要かがみなさんの中で選別されていくだろう。カジノやパチンコ産業などがいかに無用なものであるかがはっきりしてくる。

お金集めのために社会や地球を破壊

 世界のあらゆる問題を解決するには、いまの世界がいかにおかしいかをちゃんと認識する必要がある。残念ながらいまの世界経済はすでに狂気だ。本質から経済システムがかけ離れている。経済とは、価値の生産と価値の交換だ。みなさんに必要な価値があるからそれを作り、それを互いに交換する、それだけだ。必要ないものは作らなくていいし、売らなくていい。なのに私たちは必要ないものを膨大に作り、捨てさせ、壊し続けている。いつの間にかお金を貰うために経済を動かしている。

 結局、お金をもらうゲームだ。先ほどいったように、1人100万円の借金に利息をつけて経済を回す巨大なイス取りゲームだ。お金をもらわないと破たんするゲームだから、何を提供するかなど関係ない。それが人を幸せにするものかなど関係なく、だましてお金を取った方が楽だ。1年後にお金を集めなければ破たんするのだから。

 あらゆる理屈を付けて、短時間でいかにお金を稼ぐかというゲームが始まり、何を作っているかなど二の次になる。一番簡単な方法は「安かろう悪かろう」の商品を作り、買ってもらい、すぐ捨ててもらい、また買ってもらうことをいかに短い時間でくり返すかだ。現実に身の回りに溢れている。当然、世界はゴミの山になる。お金がすべての社会。狂気の沙汰でしかない。

 いかに短時間で手を掛けずに商品化してお金をもらうか――いまの経済や経営学は、学問でもなく、世の中の本質を見失っている。経済の専門家がことあるごとに「コストがどうだ」というが、いまの経営学がいうコストとは人間が動く労力の分しか入っていない。魚を獲るときに無駄な種も含めてばっさり大量に捕獲しているのは、その方が安いからだ。あくまで人間が獲るコストしか入っておらず、多様な魚がそこに存在するまでにかかった長い時間は一切入っていない。原油や石炭などの鉱物のコストも、掘り出す人間が動くコストしか入っておらず、それらの鉱物がその状態になるまでにかかった何十万年という長い時間は入っていない。原発もそうだ。元に戻しようのないものをコストとして考えること自体が無理がある。計算しようのないものをコストに入れていないのだから、論理として完全に破たんしている。そろそろ正気に戻る必要がある。

 世界中の企業がそんなことばかりやって、こんな経済を回していたら地球が破たんするに決まっている。

資本主義にかわる新しい社会の展望

 みんなが当たり前だと思っている資本主義という制度も疑わなければいけない。資本主義とは、資本家のいうことをきかなければいけないという考え方だ。誰もが自由意思をもって生きているのに、週5日も6日もお金のために拘束されて動かされ続け、残りのわずかな時間だけ自分のために使える。その人がお金をもっているからというだけで、誰かのいうことを聞いて生きなければいけない理由がどこにあるのだろうか?

 資本主義というのは、資本家が労働者を安く使って、同じ労働者(消費者)に高く売りつけるという仕組みだ。企業が利益を上げるためにそれ以外の方法はない。世界中の企業がそれをやっている。だから、世界で最も裕福な28人が世界の下位半分の36億人と同じだけの資産を持つに至っている。そして10億人の人たちが年中餓死寸前の状態に置かれている。資本主義だから仕方がないのか? 文明を持つ人間の生き方として根本的に間違っていないか? そろそろ真剣に考えるときに来ている。

 資本家が利益を上げて資本が増えるというが、資本って本当に増えるのか。お金で考えるから増えると勘違いする。数字が増えるから。でも資本とは何かといえば、人の労働力や土地といった基本的に実態物だ。お金などいくら貯めても実態としては札束という紙切れでしかなく、預金であれば数字でしかない。そこからは何も作り出せない。

 本来の資本である人の労働力、使える土地などは永遠に増え続けるのか? 一つしかない地球が2個、3個になるのか? 普通に考えれば全部思い込みでしかないことがわかる。

 お金とは虚の数字でしかない。いま実際に起きていることは、この数字を一部の人たちがどんどん集め、その数字を使って市場で土地を買ったり、株を買ったり、さらに知的所有権、種子、水道などみなさんの生活に必要なものの権利を買っていく。膨大に膨れてしまった何の意味もない数字で、実際にみなさんが生きるために必要な地球を買い取っている。それによってみなさんを永続的に隷属化することができる。そういうことがもうすでに起きているということを、そろそろみなさんもお気づきだろう。狂気なのだ。

 お金には何の意味もないことに気づかなければいけない。お金とは、交換できる実体(価値)があって初めて意味を持つ。でも実体物は、金利でお金が増えるように時間とともに増えるものではない。普通のものは時間とともに壊れたり、腐ったりして減っていくのが自然だ。だがお金が金利で増えていけば、変わらない実体物(価値)の量に対してお金が膨大に増えてバランスがとれなくなる。バランスを取るために無理矢理作って売ることをやっていれば当然地球は破壊される。追いつくはずがないのだから。

 同時に、気づかなければいけないのは、お金の量=借金の量ということだ。このことをほとんどの人が知らないことが問題なのだ。みなさんがあると思っているお金は、すべて借金の裏返しなのだ。借金をすべて返してしまえばお金はない。あるのは実態物だけであって、お金というのは借金と利益を合わせたゼロサムゲームだ。借金と利益を平等に分け合えばお金は消えてしまうので、お金を奪い合い、借金を押しつけ合あわせる。私たちもそうしなければ、ちょっとバランスを崩して弱い方に回ってしまうと借金まみれになり、貧困に突き落とされる。みんなが豊かになるのではなく、必ず多くの人が貧困に突き落とされる社会の仕組みなのだ。

 必然的に熾烈な競争社会になり、生産性のない人たちがいじめられるようになる。生産性がないというのはとても狭い価値観の中での言葉だ。その人たちが社会保障などでお金を手にすると、その分の借金が誰かに回る。「俺たちが一生懸命働いているのに、生産性のない連中が社会保障でお金を手に入れるのはけしからん」という感情もこの経済システムが生み出すものだ。社会はどんどんギスギスしていく。こんな醜い仕組みをこのまま子どもたちに渡していいわけがない。

 いますべきことは、この金融資本主義の仕組みを根こそぎ変えることだ。これ以上に重要な政治課題はないと思う。すべての政治家が命をかけてとりくむべき課題だ。地球規模の大転換が迫られている。

 日本の政治というのは、それを促進するための政治であるべきだと思う。だからまったく新しい次元の新しい政党をつくって、新しい政治を実行するべきだ。いまの既存の政党や政治家はこのレベルにはいない。なぜみなさんが世界一の黒字を稼ぎながら、こんなに苦しいのかということすらわかっていない。だから、これから世界がどこにシフトしていくのかについても考えすら及ばない。新しい次元でものごとを考える勢力を作って、国会の中に殴り込みを掛けなければいけない時に来ている。

 2011年に政治団体を設立し、お金の仕組みのおかしさを言い続けてきた私がれいわ新選組から立候補したのは、この地球規模の大転換のチャンスがいまここに来ていると思ったからだ。まったく無名の人間や勢力が国政の壁を突破することはたいへん難しい。だが、世界的な新しいムーブメントがそこに生まれようとしている。

 ただ、例え国政を突破しても、世界を変えるためには、社会を構成する一人一人の頭の中を変革することからしか変わらない。紙切れを「お金」と思い込むのは、人間が作り出した概念に過ぎないし、所有権というのも人間の意識だ。人間の生命活動は本来生きて死ぬだけなのに、地球上のものを所有していると思い込むことによってサバイブ(生き残る)できると思い込む。資本主義とは、一種の所有主義であり、所有者支配主義だ。株主つまりお金を持っている人のいうことを聞かなければいけない。なぜ? という問いに哲学的に答えられるだろうか。ただそういう仕組みだというだけの話だ。その正しさを誰か説明できるだろうか。

 資本主義制度によって効率的にモノを生産でき、みんなが生き残れた時代もあったかもしれないが、現在はそれが逆にみんなを苦しめている。これからは金持ちのいうことを聞いて生きる社会ではなく、もっとみんなが自由に創造的に生き、お互いの人権が尊重される社会がもうそこまで来ている。そのような大きな思想の転換が求められる時代が来ており、政治もその新しい転換をベースにして新しい運動を作らなければ、大きな数は生まれないと思っている。

 できるか、できないかではない。自分がやらなければならいと信じることをやるか、やらないかだ。いずれ死ぬのなら、人間生きている間に何をするかだ。仮にそれができなくても、誰かがそれをやり、他にもやる人が出てきて、ちょっとずつ進んでいるうちに最後には大転換が到来する。すべてはプロセスであり、自分が生きている間に何ができるかをみんながくり返していけば、大きな変化が起きる。この社会がおかしい理由をみんなが気づき始めれば、それはもう止まらない。そこからみんなが新しい希望を抱くようになれば世界は変わる。昨今の世界情勢、日本国内の変化をみれば、それはもう遠い未来の話ではなくなっている。

一人一人の意識や行動が変われば、世界は変わる。みんなで日本から世界を変えよう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

おおにし・つねき

東京都出身。上智大学外国語学部英語学科卒業。シアトル大学政治科学専攻。JPモルガン銀行資金部為替ディーラー。株式会社インフォマニア代表取締役。政治団体フェア党代表


https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/12166
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK270] 日本の安倍首相とドイツのメルケル首相の品格の違いが恥ずかしい。(かっちの言い分) 一平民
3. 2020年3月21日 18:17:35 : NQVxDbFlQk : aVUyUTZOTzNxeWc=[2]
米国……4人家族に66万円給付
英国……給与80%補償(月額最大32万円)
日本……1万2千円給付
https://www.youtube.com/watch?v=yMCesVmn0AY

この違い…
このスケールの違い…
絶望的な危機管理能力のなさ。自公維じゃダメだろ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/736.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[65261] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:17:38 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2342]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[65262] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:18:12 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2343]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK270] <大反響>「全て佐川氏の指示」赤木さん手記掲載の文春が即完売!→安倍官邸があらゆる手段(メディア恫喝・スピン・ネット工… 赤かぶ
48. 2020年3月21日 18:18:43 : YCnwTzaHRo : bHcvTW1JbzVYU2s=[18]
「国民は」とか「庶民は」とか安易に使わないで欲しい。
自分は基本的には自分の為だけしか言っていない。
自分が望む社会になれば良いと思ってそう言っている。
超攻撃的に言うことはあるけど
飽く迄も自分目線を堅持。
それだと波及力はあまりないかもしれないが
それならば「個人の主張」となる。

阿修羅の多くはそうではないのだよな。
「俺は」「私は」ではなく「国民は」「庶民は」が大半。
自分に自信がないから「大きな主語」で語るのか。
癖付いていると思うので止めた方が良いよ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/729.html#c48

コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
14. 中川隆[-13609] koaQ7Jey 2020年3月21日 18:18:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1273]

れいわ新選組 大西つねき & 松尾匡・立命館大教授の対談 「なんとかならんか この日本」
2019年10月8日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13500

 大阪市で4日、「なんとかならんかこの日本!?」と題して、れいわ新選組の大西つねき氏と松尾匡・立命館大学教授の対談がおこなわれた。会場には200人の定員をこえる参加者が集った。

 集会の趣旨説明をおこなった元衆議院議員の辻恵弁護士は、民主党が消費増税を決めたことにマニフェストの裏切りだと反対して離党したこと、「この30年、日本社会はアメリカ隷従の新自由主義でズタズタにされ二極分化の貧困社会に、与野党談合政治で“今だけ、金だけ、自分だけ”のモラル崩壊社会になった。この状態を放っておけない。そこに消費税廃止を掲げてれいわ新選組が登場した。れいわを軸に与野党談合政治を切り裂く政治勢力が連携し、人人の熱気を醸成する運動を展開し、政権交代を実現しよう。当時は覚悟がなかった私も退路を断って覚悟を決めてやりたい」と訴えた。

 初対面で同年齢だという大西氏と松尾氏の対談は、参加者に女性層が多いことをめぐって始まった。概要は以下の通り。

需要あるのに金回らぬ仕組

 大西 子どもを持つ女性たちの関心事は格差や貧困だけでなく、今までの経済活動をやっていては拙いのではないか、もっと持続可能な経済、持続可能な地球をという問題意識がある。金融システムが地球を壊している。子どもたちの未来を壊している。だから金融システムを変えないといけないということを私は話す。そこに女性は危機感を持っていて本質的なニーズがある。全然関心がないような主婦たちも自分たちの生活や子どもの未来のことになると感性に響く。れいわの選挙活動のボランティアも女性が多く、若い世代の女性だ。

 松尾 持続可能性とか地球環境の問題とかいってきた政党はこれまでもあったが、一方で財政危機を表に出して緊縮財政をいってきたので、貧しく苦しんでいる人たちには「では、俺たちの生活はどうしてくれるんだ」と受け入れられなかった。

 大西 環境団体は金融システムが環境を壊していることをいわない。お金の発行の仕組みを壊さないと何も解決しない。金の発行の仕組みを変えるといっている政党は日本のみならず世界にない。

 松尾 私もほとんど同じことをいっているが、リベラルから叩かれる。「安倍政権の手先」「資本主義を延命させる小手先の政策を広めている」「資本家をもうけさせて喜ばせている」と。本当は資本主義の根幹を変えるラジカルをいっているのに後から弾が飛んでくる。

 私がいっているのはお金のつくり方を変えようということ。お金は世の中の血液みたいなものだが、実は銀行が私的な利益のためにつくっている。水が民営化されるというと、私的利益のために民営化されるのはけしからんと怒る。それと同じことで現実は民営化されている。つまり企業が銀行から金を借りるとき銀行は企業の預金口座に一億円と書く。それが支払いや給与などで世の中に出回っていく。景気がいい時は貸そうとするから世の中にお金が出回る。お金を返したら世の中から金が消えるので景気は悪くなる、というように景気変動が起こる。

 そうではなく政府がお金をつくる。借金としてでなく政府がお金をつくって、世の中に必要な公共のために金を使う。人人のために金をバラまく。人人の暮らしの役に立つために金を使う。お金の使い方、投資を私的なためでなく社会化していくということで、資本主義社会の仕組みを根本的に変えるものだ。

 大西 お金は銀行が勝手につくり出している。銀行はみなさんから預かったお金を貸しているのではない。ないところから勝手につくって貸している。お金と借金を同時につくり出している。あるように見えるお金は誰かの借金だ。銀行は何もないところからお金と借金を同時につくって、お金の部分を誰かに貸して金利を取る。ないのにつくって金利を取る仕組み、これがおかしい。この仕組みをほとんどの人が知らない。

 利息が付くという仕組みは、お金の奪い合いになる。100万円を100人が預けると1億円が生まれる。それで経済を回して1年後に全額を返すとお金はなくなる。だが、5%の利息を付けると105万円返さないといけない。常に借金でお金をつくり出して、そこに利息がかかることによって年中みんながお金が足りない状態になる。お金のために奪い合いをやり続けないといけない。今の金融システムは巨大な椅子取りゲームだ。本末転倒なのだ。何でもいいからお金を使ってもらって捨てて(消費して)もらってというのをやり続けていかないといけない。金融システムが地球を壊しているし、「今だけ、金だけ、自分だけ」になる原因が金融システムにある。この仕組みを変えないといけない。一番大事な政治課題だが、いう政治家も政党もいない。れいわ新選組が出てきて、初めていい出した。

 財源論は一掃できる。財源がないからできないではなく、財源はできるから全部やらなければいけなくなる。そのさいの課題は、政府でつくったお金で何をやるのか。年金や教育など各分野で何をやるか、何を直すのか。制度設計だ。現場を熟知している人たち、俯瞰的な眼を持った人たちを集めて各分野の政策をつくっていく。こういう論議は国会中継よりおもしろいと思う。

 松尾 私たちが提唱している薔薇キャンペーンは、ヨーロッパで労働者階級の尊厳の象徴としての薔薇に「バラマキ」をかけている。もともとアメリカ建国史には、銀行が金をつくるか、国家が金を発行するか、金の発行権の奪いあいの闘争史があった。政府がお金を発行するというのは別に突飛な話ではない。すぐは政府発行通貨はハードルが高い。法改正もいる。アベノミクスで日銀が銀行の国債を引き受ける金融緩和もマクロ経済的には似たような面はある。

 大西 だが、錯乱している。金融緩和をしながら消費増税をする。これは矛盾だ。消費税減税するなら一貫しているが、消費税を増税して法人税を減税するというのは逆の付け回しで、格差を拡大してごく一部の株主のための政治をやっている。そもそも消費税は非人道的な税で、固いものと柔らかいものを一緒の袋に入れて混ぜるので、弱いものが潰れていく。現在の力関係がそのまま反映する税だ。

 松尾 使い道で政府支出を増やせばいいが、逆に抑制しているから、何をやっているんだという話だ。国債を買って金を出すにしても、何に使うかの問題だ。もっと政府支出を増やそう。武器を買うのでなく、国民生活に必要なところへ使おう。労働や社会保障分野にもっと金を使おうといっている。財源論はウソだ。もっとお金は使える。「輸出型経済から内需型経済へ」は前からいわれている。雇用をつくり出し、人人の生活が豊かになる持続可能な社会の構想を考えていく。

 大西 お金が富と思っているが、お金に価値はない。お金はただの紙切れ、数字でしかない。交換できる実体こそが価値だ。銀行が何もないところから借金でつくっているのだから、銀行でなく政府が借金する方がまだまし。借金では返すとなくなるから、借金せずに政府が金(数字)をつくってばらまけばいい。ばらまくと「お金がないから働けない」となっている介護産業にも金がいって多くの人が働ける。働くと富が生まれる。金がないから働けないというのは逆さまだ。

 何もしないのが一番のコストであって、お金を使うことがコストではない。お金を使うと人が動く、人が動くと価値が生まれる。本当のコストは人が動かないこと、時間も労力も使わないことだ。だから人が動かなくなる消費税はあってはいけない。上げるか下げるかではなく、ゼロが当たり前。国家経営の当たり前の考え方だが、それすら考えることができない人たちがこの国を動かしている。野党も同じだ。当面は困っている人に手を差し伸べながら、その先の国家ビジョン、例えばエネルギーや食糧の自給など日本の進む方向の話をしていきたい。私は3時間かけて話す。今日の話で消化不良ならば、10月9日18時から浪速区民ホールでも話をするので来てほしい。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13500

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[65263] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:18:54 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2344]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[65264] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:19:40 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2345]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c5
コメント [近代史4] 水島総 _ 山本太郎はチュチェ思想に洗脳されている極左ファシスト 中川隆
15. 中川隆[-13608] koaQ7Jey 2020年3月21日 18:21:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1274]

れいわ新選組・大西つねき氏が萩市で講演 格差拡大させる金融システムの不条理伝える
2019年9月14日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13097

真実知ることで新しい価値観を

 れいわ新選組の大西つねき氏の講演会(主催/スマイルマップやまぐち)が9日、山口県萩市の総合福祉センターで開かれた。「お金の仕組みを知ってワクワクする未来をつくろう!」をテーマにした講演会には、平日にもかかわらず萩市内をはじめ山口県内各地、島根、広島、福岡からも聴講希望者が訪れ、約100人が会場を埋めた。


 大西氏は、JPモルガン銀行やバンカース・トラスト銀行で為替ディーラーやトレーダーとして働いた後、被災地や学校などでのボランティア活動をしながら「現代の狂った金融システム」についての研究・執筆活動を重ね、この経済の仕組みを根本的に変えなければ日本社会が抱える問題はなにも解決しないこと、そのためには経済・金融のあるがままの現実を知らせ、多くの人がこれまで正しいと思い込まされてきた価値観を転換する必要を感じたことから政治団体を立ち上げて活動してきたことをのべた。


 とくに近年は、横浜市内の「底辺校」といわれる高校で図書館や校内カフェのボランティア活動に参加するなかで高校生とのふれあいが増え、「昼休みになると市民から差し入れられたお菓子やジュースをめがけて200人もの高校生が押し寄せてくる。不思議に思っていたが、よく聞いてみると“昨日からなにも食べてない”“今日は校内カフェがあるからなにも(食事を)持って来ていない”という。糖分補給のために来ているのだ」と子どもたちの置かれている窮状を伝えた。


 「単に生まれた環境が違うだけで、有能で感性豊かな多くの子どもたちが社会的に排除され、努力が足りないといわれ、“生きている価値がない”とさえ思い込まされる。子どもだけでなく、大人も同じだ。病気、ケガ、失業、離婚、災害などの少しのきっかけで貧困に突き落とされる。東日本大震災の被災地でも、あれだけの災害を生きのびながら、お金がないために負債を抱えながら壊れた家に住まなければならない人がたくさんいる。お金が、社会が必要としているところではなく、もうかるところにしか流れないからだ。これは巨大な経済、金融問題であり、社会を形づくる根本的な価値観の問題だ」とのべた。


大西つねき氏

 「本来の豊かさとは、お金ではなく、個人の心の自由、つまりみんなが自分の時間と労働力を本当に意味あるものに使うことができる社会だと思う。だが、日本のマネーストック(現金・預貯金の総額)がこの三十数年間で200兆円から1000兆円へと5倍も増えているのに、もらえる給料も自由な時間も増えていない。生産効率化の成果は人人の生活には還元されず、いまも人人はお金に追い回されて人生を奪われ続けている。とくに日本は対外純資産341兆円(貿易黒字)を持つ世界一のお金持ち国家でありながら、国民の多くはその恩恵を受けとることなく、大企業が内部留保を貯め込み、債務返済のためといって消費税増税までしている。世界一の借金国家アメリカ(対外純資産=マイナス1077兆円)に大金を払ってポンコツオスプレイ、F35、最近では山盛りのトウモロコシまで買わされている。働いても働いても楽にならないのはこの狂気ともいえる仕組みのためだ」と指摘した。


 現代のお金は、銀行がはじめに借り入れた預金の貸し付けをくり返しながら銀行間をめぐるあいだに数字上で100倍に膨らむ「信用創造」によって増えており、だれかの借金に依存して社会全体のお金が増えている。また、借金を返済すると同時に同量のお金が社会から消える。90年代初頭のバブル崩壊後は信用収縮で民間が借金をしなくなったため、かわりに政府の赤字国債でお金を増やしてきたことを日銀のデータをもとに解説した。そして「政府の借金=民間の資産」であり、900兆円もの国の借金を税金で返してしまえば、社会全体から同量(ほぼすべての現金・預貯金)が消え、金融経済が破たんするカラクリを指摘した。


 大西氏は、この国の借金に年間約9兆円の利息が発生し、それによる富の移動で格差が拡大していることをあげ、「900兆円の国の負債を返すには、1兆円の政府紙幣を900枚発行して日銀に納め、日銀は民間から900兆円分の国債をすべて買いとり、日銀のなかで両者を相殺すれば国の財政問題は簡単に解決する。国民にとっては、蝶が羽ばたいたくらいのインパクトしかないだろうが、これによって巨大な格差拡大マシーンが消滅する。計り知れない効果を生む」と強調した。


 また、「税とは、予算を組む(使う)ために集めると思われているが、日本の予算はこの50年間赤字国債でやっている。つまり、必要なら集めなくても借金でお金をつくれることを証明している。税制とは、予算が足りないから集めるというものではなく、所得の再配分(累進課税)や所得格差の是正(相続税)など、みなさんの思想を国の形に反映するためのものだ。それこそが政治の本質だ」とのべ、金融資産や株取引への課税を所得税から分離軽減して、なんの価値も生み出さないギャンブルを奨励している現在の税制の本末転倒ぶりを批判した。


 現代の経済システム全体が「巨大なイスとりゲーム」であり、すでに上位8人が下位36億人と同じ資産を独占するまでに行き着くなど資本主義が末期的な局面を迎えている。お金をもらうために人間がキリキリ舞いさせられ、お互いに富を奪い合う荒廃した社会ではなく、この不条理を乗りこえる新しい価値観に立って「本当に豊かな暮らし、社会を実現するためにまず自分自身から変えていこう。そうすれば社会が変わり、日本が変われば、世界が変えられる」と呼びかけた。


 3時間に及ぶ講演を参加者は集中して聞き入り、終了後も大西氏を囲んだ交流が続いた。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/13097
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/625.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
6. 赤かぶ[65265] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:22:20 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2346]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
7. 赤かぶ[65266] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:23:05 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2347]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK270] 麻生も財務省も検察も同罪/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
8. 赤かぶ[65267] kNSCqYLU 2020年3月21日 18:23:38 : JLW3EQFRFE : UDUxektQVjk3OUU=[2348]


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/738.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK270] 橋下徹氏、新型コロナ対策は「感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って、マインドになれるかが大事」(スポーツ報知) gataro
9. 2020年3月21日 18:23:45 : xILiEIVesU : UWNVMktueXdxajY=[1]
詭弁術の開陳かい、人の神経逆撫でしてはひっくり返そうと企んでるもんな。

http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/733.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK270] 正論明示上昌弘氏に対する言論封殺の真実(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
21. panbet37[2488] gpCCgYKOgoKChYKUglKCVg 2020年3月21日 18:26:17 : 6J7XudsF6g : SWhiVG1scjVucXc=[90]
 正論です。でも、ここまできたら、”某局”でなく、ちゃんと局名を出すべきです。卑劣なことをやっているのはそっちなんだから。

 白日の下にさらすべきです。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/728.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK270] 専門家委員会の「専門家」とは、いかなる専門家なのか。(日々雑感) 笑坊
9. 2020年3月21日 18:29:10 : scDylcOJhc : NG1ReGZzaW9xRE0=[6]
どんなに感染者が増えようと「引き続き持ちこたえている」
どんなに経済が衰退しようと「ゆるやかに回復している」
どんなに政治が停滞(逆行)しようと「まだ道半ば」

日本の政権側有識者あるいは専門家ははっきりいってがらくた揃い。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/734.html#c9

コメント [カルト25] GMが人口呼吸器に参入。日本もラインが止まってる業種は人口呼吸器に参入する事である。 ポスト米英時代
1. 2020年3月21日 18:29:47 : 6rVJlIwfak : Vk9heUx0Z01QVlk=[20]
もしも部品が中国製だったら速攻で詰むね。
http://www.asyura2.com/20/cult25/msg/580.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK270] 安倍官邸の番犬・黒川検事長“休日恒例”愛犬との散歩写真<直撃! FRIDAY> 赤かぶ
17. 2020年3月21日 18:31:36 : YCnwTzaHRo : bHcvTW1JbzVYU2s=[19]
>>13
フライデーの記事にも言えることだけど
そのような者を抑え込む方法を教示してください。
どのような罪に該当して何故に処罰出来ないのか。
処罰する法律がないならばその理由も教えてください。

他方で丸山穂高は某発言により法という意味では
違法ではないけど議会から法的拘束力のない
辞職勧告が出された。そういう例はあるけども
法的拘束力がないので丸山は現在も議員に留まっている。

流石に支持率に影響するなら行動は控えると思うが
そうでないならば縛るものは実質存在しない。
法的に問題ないならば排除することは出来ない。

逆に民主党政権時に何故厳格な法律を
作らなかったのか聞きたいくらい。

「自民党がそのような行動をするとは思わなかった」は
理由になるようで理由にはならないように思う。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/735.html#c17

   前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年3月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。