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オールド マランツ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/635.html
投稿者 中川隆 日時 2016 年 4 月 30 日 11:10:28: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 大昔の伝説のプリアンプは絶対に買ってはいけない 投稿者 中川隆 日時 2016 年 4 月 01 日 07:50:51)


marantz 1 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=marantz+1

marantz 7 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=marantz+7


マサトレーディング/マッキントッシュ修理/マランツ修理/MASA TRADING

マッキントッシュやマランツの真空管アンプの精密修理を行っています。
当店は単なる故障修理だけでなくオリジナルへの復元をする専門的修理を得意としています。
また、ヴィンテージパーツやオリジナル製品の販売などを行っています。


〒213-0026 川崎市高津区久末474-1 ヒルサイド久末3-102

TEL : 044-777-8066
https://masatrading.stores.jp/about/


マランツ,マランツ7, 保守パーツ
https://masatrading.stores.jp/?category=%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84,%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%847,%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84


marantz #7、その美しい音色は40年以上も人の心を虜にしている

しかし、コンデンサーなどの消耗部品がそのような長時間耐えられるわけでもなく、部品交換されるが、心ない業者によって鳴るだけの #7 があるのも事実である。少しでもよい音の #7 を聞いて本当に美しくそして素敵な #7 を知ってもらいたいと思う

marantz #7 はじめてのマランツ#7の買い方


10001〜23000番台まで作られたマランツ#7 は40年近く経っているものもありコンデンサー、ボリュウーム、整流器などいろいろ手が加わっているものが出回っている。(何も変わっていない方が不思議だが)

中にはマランツと呼べないくらい音が変わっているものもあるので注意が必要である。次の3点は購入するときに最低限、見ておかなければならない点だと思います

1.ボリュームを確認する

マランツ#7に最初使われていたボリュームはクラロスタット製であるが途中ボリュームが日本製のコスモスに変更される。16000番〜17000番台で換わるようだが変更されたとたんに音が細くなりトランジスタっぽい音がしてマランツ#7らしさを失う。マランツ#7でシリアルを気にする人が多いがこの理由が主なものだろう。それに伴いセンターにあるプラスティックのツマミの色も茶色から黒に変わる

良い音のセブンを求めるなら最初に茶色のつまみを探すと良い、次にボリュームがクラロスタットBカーブであるか確認する。12時頃から急に音量が上がれば心配はないだろう


セレン整流器 2.天板をあけ、中身を見る

整流器がセレンであることを確認する。半導体に換わっているものも多いのでその場合手は出さない。

整流器が半導体に変わるとなぜか音がツルン?としてしまい魅力のない音に変わる場合が多い。80年頃出た#7キットみたいな音になる。
所有している予備の#7のセレンが昨年壊れて新しいのに換えた。セレンの色は製作時期で違うが桃色、水色、緑色、茶色などがある


3.カップリングコンデンサーを見る

ブラックビューティーが使われているなら問題はないが他のコンデンサーの場合は良く知っている人に相談するといい。そのほか何か新しい部品に換わっているかどうかはハンダを見て確認し、新しいハンダがあれば業者に説明を求める。

なかなかよい音のマランツ#7は見つからないがオリジナル・マランツの音を聴いてしまうとその美しい音の虜になる

マランツも大事に保管されていた物よりも大事に使われてきた物の方が壊れにくいようで、出来れば個人から譲り受けるのがベストかもしれない

レプリカ#7について


さて、レプリカ#7はどうだろう?
じつは初期のレプリカ#7を1年半くらい所有していた

感想を言うととても良くできていて2、30万で買えるプリと考えると大変にお買い得であると思う

欠点らしい欠点はないのだが、強いて言えば、大音量になると音が団子状態になる。しかし値段を考えると、とてもこの値段では手に入らない音質だと想う。真空管の差し替えだけでも音がずいぶん違うので良質のECC83で試してほしい


これはメーカーの保証外なのでやってはいけないがレプリカのカップリング・コンデンサーをブラック・ビューティに換えた人がいたが何の不満点も見つからないほど音が激変した。こうなるとセレンを付けてほしかったが、そこまではさすがに改造しなかった

下手なオリジナルのマランツ#7を購入するのだったらレプリカをお勧めする

http://more.main.jp/maramtz.html

#7を入手された際は、以下の事にご留意下さい。本来の#7らしさを壊す要因となります。


(1) バルブはTELEFUNKENの12AX7が6本使われていますが、V1・V2とV4・V5はマッチドクワッド(4本とも数値の一致した物)が条件です。また、他の2本もマッチドペアをお薦めします。


(2) ボリュームの耐久性が低く(一部にエボナイトが使われていますので)CLAROSTAT社製以外のものが多いので、イーベイなどで結構出品されていますのでビットされると良いでしょう。通常はNUO(未使用箱入り品)が$25〜40で落札されています。


(3) 線材も何故かWE(ウェスタンエレクトリック)製に変更されていますが、高音部がキンキンしてしまいます。

当時の線材は入手が困難ですので、GEの60〜70年代の22、20、18AWG単線ニクロム皮膜紙二重巻きでもオリジナルにかなり近い物となりますので、これに交換して下さい。音がまろやかになります。これもイーベイ、ヤフオクで入手可能です。当時の職人達には線材の長さが厳格に決められていたそうですので、これも是非守って下さい。


(4) コンデンサも3300μF25WDC(Black-Buety)以外では音質に影響します。

異常と思われるかもしれませんが、余りにも外装だけのまがい物が氾濫していますので、入手の際はお気を付け下さい。

なお、#7K(レプリカキット)は専門家でも細心の注意を払って持てる技術を総動員して組み立てても『ヤッパリ違う』とおっしゃいますので、オリジナルと聴き比べてからの購入をお勧めします。

私のKは多分80年に当時のマランツの職人の方に組み立てて頂きましたが、材料の違いで音質は別物となりましたので、単に飾りとして所有しています。

http://okwave.jp/qa2635491.html

1. マランツ#7(レプリカ)の使いこなし方


 マランツ#7の真空管は当初東欧製テレフンケン12AX7で鳴らしていましたが、細かなニュアンスとピントが気になり、オリジナルのテレフンケン12AX7に換えました。

 次に、フォノ部の12AX7は同じマランツ#7使いの熊本の高岡氏の意見を参考に、Mullardを使ってみたところ、伸びやかな高域と気品あふれる懐の深い鳴りっぷりがなかなか素晴らしく、しばらくV1-V3にはMullard,V4-V6にはテレフンケンを使用していました。

 ところが、CDを聴いていると、どうも妙にテンションの高い緊張したサウンドが気になり始め、試行錯誤の末、ライン段はV4,V5はテレフンケンのオリジナル、V6はMullardで組むと、低域から高域まで伸びやかでテンションもある程度は保たれ、何よりも、色気のある、喉の見えるボーカルと言いましょうか、本当に素敵な歌声を奏でるようになりました。フォノ部はV1,2にMullard、V3にテレフンケンを使うと、レコードもコクと奥行があって、しかもキレのあるサウンドになるようです。

 そして、たまたまWestern ElectricのLine trans(111C)を手に入れて試したところ、この音の質感の素晴らしさに驚き、これを使うことを前提に再度真空管選びをすることになってしまいました。

 レプリカ#7の場合、V6をテレフンケンにすると、少々高域が突っ張った感じになるのですが、WE 111Cを使うと妙なテンションが無くなり、音が見事に整理され、配置されます。そしてエネルギー感のある中低域がしっかりと支えてくれるようになり、V6にMullardを使うと音がしなやかにはなるのですが、どこか混沌としてしまう場合があり、見事に整理されたこの音を聴くと、やはりWEの実力はこういったところにあるのかと、感服させられます。

 この111Cを使った場合、CDでもレンジ感を狭めることなく、高域も比較的伸びやかであるところが、見事です。

 ちなみにマランツ#7の電源ケーブルですが、評判のAural Symphonics ML-Cubed Gen 2i(俗称、青蛇)は確かに素晴らしいのですが、少々テンションが高域にシフトし、全体に太めな腕っ節の強い音になってしまいます。

 その点、Camelot TECHNOLOGYのPM600は、陰影と言い、バランスと言い、つぼにはまった鳴り方をしてくれ、大変気に入っています。

なお、V1とV2はフォノ部のヘッドアンプ部で、チャンネルを別々に受け持っていますので、必ずペアで同じメーカーで特製の合ったものを刺して下さい。出来ればノイズの少ないものを選んで下さい。
V3は一本でLとRを受け持つ、フォノ出力部です。これはメーカーは問いません。

V4以下はラインアンプ部で、V4,V5はチャンネルを別々に受け持っていますから、やはりペアでメーカーも同じものにする方が良いと思います。V6はラインアンプ部出力で、一本でLとRを受け持っています。
けっこう熱くなりますので、ご注意下さい。

http://members.jcom.home.ne.jp/k.kusunoki/audio/howtouse.html


わたしのメインはプリに#7(0108??番台)にパワーにU-BROS24KでTANNOYを鳴らしています。

自慢げに取られると困りますが、私はマランツの球機種をメインに収集している者です。

#7シリーズのC、CR、PとT、TRそれにKと全種総12台。Cに関しては完全オリジナル動作品も4台所有しています。

球機で無いのは#33R(プリ)だけと云う状態です。

しかし、これらオリジナル部品のみで稼働している4台は全て在米時代に入手した物で、帰国後ヤフオクでウン十万で数点競り落としましたが1点も全てオリジナル部品での稼働品はありませんでした。

カップリングをバンブルビーから160Pとかセレンからダイオードに交換したもの、たかがスイッチと云われますが、何故かアルプス製だったりとか、性能に直接関係ありませんが、ツマミもプラスチック(オリジナル品はエボナイトです)のそっくり品とか etc・・・

完全オリジナル部品構成の#7を彼らに1度聴かせて、その音に違いを教えてあげたくなるような代物(有名なビンテージショップでも同じでした)ばかりが、この日本でははびこっていますので、入手時は心して検討する事です。

最近のヤフオクやイーベイでも粗悪品やCやPと偽ってレプリカのKをよく見かけます。余程信頼できる人(店ではありません)からの入手をお薦めします。

また、セレンやコンデンサ類はストック品を多数持っていなければ、一致する数値を求める事が出来ませんので結構購入後もメンテナンスや微調整が必要です。

老婆心ながら、#7を希望する方に知っておいて欲しいことですので・・・

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2635491.html

1.マランツ#7の変遷


(1)略歴

・1959年、マランツ#7発売
・1965年、製造中止
・196?年、マランツ7T(Tr式)発売
・1979年、25周年記念としてマランツ#7のレプリカ、7k(キット)を発売
・199?年、再びレプリカの#7(完成品)を発売
・1997年、リミテッドバージョンの#7SEを発売


(2)マランツ7kについて

1979年、マランツは創業25年記念の一環として、名機の誉高い#7・#9をキットでほぼ完全に復刻、発売しました。(翌80年には、#8Bをキットにした 8Bkも発売)

当時既に#7は伝説の名機と化しており (当時で発売後約20年経過) 、一般のオーディオマニアが気軽に購入して使える代物ではありませんでした。そこへ「自分の手で名機の仕組みを確認しながら、新品が手に入る」ということで、この7kの販売は好評で、かなり高い価格設定 (定価20万円、参考までにLUXKIT A-3032管球プリアンプキットは当時定価88,000円) にも係わらず無事完売したようです。
ちなみに、MJライターの森川氏は13ページにも渡った詳細記事を執筆し、その文面からも御本人の興奮具合が伺えるほどです。

しかしながら、発売当時の人気とは裏腹に、その後の中古市場では、7kは#7にはまるで敵わないとの見方が一般的となりました。理由は、

 ・キットのため、完成品の出来・不出来の差が著しい。
 ・中古の完成品では、自分で組んで構造確認できるというキットならではのメリットが失われている。
 ・使用パーツの一部(C・R・ロータリーSW他)が、#7に対し大きく変更されている。
 ・発売後から年月が経ち、#7と7kの構造がほぼ同一ということを知らない人が増えてきた。


といったところでしょうか。

一方で、現時点での(#7に対する)7kの利点としては


 ・#7より新しい分、劣化を心配しないで済む。(とはいっても、7k自体もビンテージの範疇に入りつつあるが)

 ・オリジナルに拘らずに思う存分改造出来る。
 ・価格が圧倒的に安い。(半額以下?)

が挙げられます。


(3)#7(R)、#7SE

その後1990年代後半、空前の真空管アンプブームで#7の市場価格も上昇傾向。名門マランツは7k発売以来約20年ぶりに、再度の名機復刻、発売を企画しました。

今回の製品は#7、#8B、#9の完成品で、一般には#7レプリカ、#7Rなどと呼ばれています。

前回の7k発売のときと比較すると、使用部品のグレードも上がりオリジナルにもひけを取らないほどになりましたが、一方反響は今一つで、元々限定品だったはずのこれらの製品に、更に特別仕様と称したSEバージョン(#7SE)を設定して、最終出荷分はこの名称で出荷されています。

#7Rと#7SEには実質的な差は殆どないことと、#7オリジナルや7kとの区別がしやすい事から、本文内では#7レプリカとSEをひっくるめて#7(R)と呼称することにします。


7kで特記すべき相違点


(1)Rの変更

#7ではA&Bソリッド抵抗を使用しているのに対し、7kでは国産ソリッド抵抗を使用しています。

A&Bソリッドは各種抵抗の中でも比較的優秀な部類に属するのに対し、国産ソリッドは低コスト低品質の代表のような抵抗です。
大抵の方はこれによる音質面の違いを気にされますが、個人的にはむしろ信頼性の面で国産ソリッド採用には不安を感じます。


(2)Cの変更

#7ではSPRAGUEのBLACKBEAUTYを使用している箇所に、7kではPLESSEYのフィルムコンを採用しています。
ここも音質面ではよく話題となる箇所ですが、経年変化で絶縁低下したBLACKBEAUTYよりは遥かに信頼性があるといえます。


(3)真空管の変更

#7ではテレフンケンECC83だったのが、7kではGEの12AX7Aに変更されています。
森川氏の測定結果では、テレフンケン球を使用すると残留ノイズが入力換算で-120dBをクリアーするのに対し、付属のGE球では-110dBまでしか下がらなかったとのこと。

(ちなみに同じく森川氏の測定では、#7(R)のGD球では-100dBとか・・・)
氏ひとりの実験結果では正直、事例数としては少なすぎるのですが、真空管全盛期の頃から既に「テレフンケン球はローノイズ(※)」との定評があったので、ここは全面的に信頼することにいたします。
 
※ 真空管全盛期にテレフンケンやシーメンスのECC83がもてはやされていたのは、あくまで「ローノイズ」であったからで、「音が良い」等と言われ始めたのはごく最近のことです。


(4)VRの変更

#7ではCLAROSTAT(後期型はコスモス)製に対し、7kでは国産(バイオレット)の物が付いています。


(5)セレクタスイッチの変更

#7では米国CRL製のかなり大型の特注品が付いているのに対し、7kではアルプス特注の小型の物が付いています。


(6)ACアウトレット、ヒューズホルダ、パワースイッチ

何れも#7では米国製の物に対し、7kでは国産(SMK等)に変更されており、形状が若干変わっています。


(7)リアパネル記載事項

「#7」の記載が「7k」に、所在地もN.Y.→カリフォルニアに、シリアルNo.も7kでは頭に「F・・・」が付いて区別されます。


(8)テープEQ回路の配線違い

これも森川氏の指摘ですが、#7ではテープEQ回路付近の配線が本来の回路図と異なっているとのことです。
これに対し7kは、マニュアルどおりに組み立てると回路図どおりの配線となります。


3.#7を意識した7kの部品交換・組立方法

簡単に言えば、上記2.の全てを#7相当に変更すれば、ほぼ満足のいく#7レプリカ機となるはずです。

但し、オリジナルのロータリースイッチは入手困難ですし(注)、リアパネルのメーカー所在地の記載などは音質とは全く関係ない箇所なので、この2点まで改造してある7kはまず存在しないと思いますが・・・。
※ #7SE用のロータリースイッチは補修部品で入手可能かも知れません。7kの物よりはオリジナルに近いとのことです。


6.現在の#7、7k、#7R(レプリカ)の流通状況(2001年現在)

(1)#7

#7は、お金に糸目をつけなければ5台や10台位はいとも簡単に見つけろことが可能。価格は程度により、25万〜60万円の物が大半で、ごく一部のレア機(初期ロットや極上品)は100万近い場合もあり。


(2)7k

7kは、組立済中古品のみ入手可能で、未組立品の入手は非常に困難。
最近(2000年当時)、1台だけ未組立品が25万円で売りに出されていたが、たちまちの内に問い合わせが殺到して売り切れとなった。
中古では、15万〜25万円の値付けが多い(2000年現在。25万以上になると#7との逆転が生じるため)。

本体よりもむしろマニュアルの方が希少かも知れないが、これは地道に探せば入手不可ではない。


(3)#7R

数は減っているものの、最終バージョンの#7SE(スペシャルエディション)は箱入新品もまだ入手可能(2000年当時。さすがに2002年現在は入手が難しくなってきた)。メーカーの思惑以上に売れ残りがあったと思われる。

中古は、25万〜35万円の物が殆どだが、数はさほど多くない。また、新品時の定価が高めだったため、20万円台の中古の売れ行きは良い。
http://www.ict.ne.jp/~marantz7/audio/t_pri/7k_1.htm


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コメント
 
1. 中川隆[2345] koaQ7Jey 2016年5月02日 22:49:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2569]


クラロスタットボリューム 2016年05月02日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ef943909b183b7fe1a3933f403fc559f

4月の上旬頃、ヤフオクの管球アンプ→パーツの項を見ていたら「クラロスタットの2連500KΩ」のボリュームが出品されていた。

(写真上の黒く丸いボリューム)

自宅用のプリアンプに使いたいと思っていた。入札しようと思っていたら価格が何と!!!!!¥20万円を越えていました。これにはびっくり!!! お二人で競い合った結果だろうと思います。

実際、クラロスタットのボリュームは基本的に入手は不可能に近い。

マランツ#7に使われて有名ですが、マランツ#7を復元(ボリュームの不良交換)する目的でなければ出せないお金です。

オーディオショップの売価は約5万円程度、ヤフオクでも2〜3万円程度が今までの相場でしたが、今回の20万円越えには本当にびっくりしました。

自分も一応クラロスタットの500KΩボリュームを使っています。時計の針で9時の方向で急激に立ち上がる様な特性で、9時の方向近くになると音量に注意が必要です。

チョッと上げると「爆音」になります。以前マランツ#7を聴かせていただいた時にオーナー様がおっしゃっていたのを実感しました。



2. 中川隆[2357] koaQ7Jey 2016年5月03日 12:30:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2582]

マランツ#7に最初使われていたボリュームはクラロスタット製であるが途中ボリュームが日本製のコスモスに変更される。

16000番〜17000番台で換わるようだが変更されたとたんに音が細くなりトランジスタっぽい音がしてマランツ#7 らしさを失う。

マランツ#7でシリアルを気にする人が多いがこの理由が主なものだろう。

それに伴いセンターにあるプラスティックのツマミの色も茶色から黒に変わる

良い音のセブンを求めるなら最初に茶色のつまみを探すと良い、次にボリュームがクラロスタットBカーブであるか確認する。

12時頃から急に音量が上がれば心配はないだろう


3. 中川隆[2359] koaQ7Jey 2016年5月03日 18:20:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2584]

マランツ7 ブラックビューティー160P 2011/5/11(水)


友人のシステムを聴かせてもらった。
今回は、マランツ7とマッキンMC30モノラルパワー2台で聴いた。

マランツ7は、コンデンサーをブラックビューティーの160Pに換えたという。

かつて持っていたマランツ7 はオリジナルのコンデンサーがついていたが、どうも実力を出していなかったと思うようになっていたのである。

きっかけは Leakアンプのコンデンサーを交換するようになってからである。英国製オイルコンで交換した Leakアンプは、以前ブログで書いたように、別物と思えるような音でなってくれた。あのマッキンやマランツも、コンデンサーを交換したら、どんな音でなったのだろうかと、そのとき以来考えていた。

ちなみに、彼の交換前のコンデンサーはビタミンQであった。そのときの音は、悪くはないけれど、あれほど定評のあるマランツ7、これぐらいなのだろうかと思っていた。

さて聴いた。私の持っていったGoodmans Maximが朗々となったのである。 ネットワークをオイルコンに換えたものと換えないものとの違いも、はっきりと分かる。換えたほうが、音も強くつやがある。

ブラックビューティー160Pでの、コンデンサーの交換。正解だな。マランツ7が生き返ったように感じた。

何度も云ってきましたが、コンデンサーはアンプの心臓です。いや血管かな。 どっちでもいい、最重要であるといいたいのです。友人は手馴れた人だから、自分でコンデンサーの交換をしました。ブラックビューティー160Pの交換部品だけで、9万ほどの出費だったそうです。 まあ、それ以上の価値があります。あれだけ音が変わるなら、安いものです。

トランスを除けば、音に一番の影響を与えるものは、コンデンサーです。コンデンサーに比べれば、真空管による音の違いは小さなものです。
http://blogs.yahoo.co.jp/gakuyujp/62439897.html

マランツの#7のカップリングコンデンサー

ブラックビューティーが使われているなら問題はないが他のコンデンサーの場合は良く知っている人に相談するといい。そのほか何か新しい部品に換わっているかどうかはハンダを見て確認し、新しいハンダがあれば業者に説明を求める。 なかなかよい音のマランツ#7は見つからないがオリジナル・マランツの音を聴いてしまうとその美しい音の虜になる


さて、レプリカ#7はどうだろう?

じつは初期のレプリカ#7を1年半くらい所有していた。とても良くできていて欠点らしい欠点はないのだが、強いて言えば、大音量になると音が団子状態になる。しかし値段を考えると、とてもこの値段では手に入らない音質だと想う。真空管の差し替えだけでも音がずいぶん違うので良質のECC83で試してほしい


これはメーカーの保証外なのでやってはいけないがレプリカのカップリング・コンデンサーをブラック・ビューティに換えた人がいたが何の不満点も見つからないほど音が激変した。こうなるとセレンを付けてほしかったが、そこまではさすがに改造しなかった。下手なオリジナルのマランツ#7を購入するのだったらレプリカをお勧めする
http://more.main.jp/maramtz.html


僕はマランツ#7オリジナルを入手するまでは、マランツ#7と同じ回路で、パーツを最新にしたプリアンプを使っていた。音には満足していた。最強だと思っていた。はっきり言って、この音に満足し、アーレン・ブラッドレーのソリッド抵抗や、ブラック・ビューティやバンプルビーのコンデンサを馬鹿にしていた。

しかし、オリジナルマランツ#7を入手して、レプリカは知らないが、オリジナル#7と比べると、何ともギラギラした悪い意味で艶っぽい音である事に気が付いた。パーツの性能は上がっているのだろうが、50年以上昔に作られたマランツ#7の音には、言葉では言い表せない味が有る。これは、今となっては旧式の、アーレン・ブラッドレーのソリッド抵抗に、バンプルビーのオイルペーパーコンデンサ、それにセレン整流器だからこそ出る音なのであろう。
http://www.korngold.jp/blog/


マランツ#7やマッキントッシュのプリアンプのカップリングコンデンサーはスプラーグのバンブルビーを採用している。このコンデンサーのお陰でマランツ、マッキンも世界のトップクラスの音作りに影響を与えているのは言い過ぎではない、

ではブラックピティーとバンブルビーとの音の違いをマランツを使って比較試聴してみた、

正直な話音は歴然と差が出たが同じスプラーグであるから音色的には似たような感じだがバンブルビーはもっと深く味がありコクのある音に変わる。

ワインで例えるなら安いワインと高級ワインの違いである。

この違いには私も驚いたがもう良質なバンブルビーは手に入らないと思う、もし手に入れる事が出来たのなら入念にチェックしてから使用してほしい
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-018.html


バンブールビーってのはカラーコード時代のブラックビューティを楽器屋が勝手に付けた呼称。ここ10数年前から言い出したこと。 昔から正式名称はずっとブラックビューティですし構造中身一切変わってません。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/pav/1296269023/

カップリングに使われているコンデンサー、名高いスプローグのバンブルビー、ブラックビューティ、アーレン・ブラッドレイのソリッドカーボン抵抗はすでに生産も中止され入手も難しくなっていますが、未だに NOS品を求めるマニアがいるのも如何にこれらのパーツに魅力にあふれているかの傍証と言えると思います。

もちろん、例えば何故、ABのソリッドカーボン抵抗が高抵抗の箇所に使われて好ましいのかは、定性的には語られてきました。例えば、抵抗体となるカーボンの純度が極めて高いからだ、あるいは構造上、L成分を含まないからだと。

これはコンデンサーの世界にも言えることで、初段のカソードのパスコンとして当時の銀タンタル(湿式タンタル)に敵うコンデンサーはないのですが、残念なことにその原因について定性的に語る事はできてもそれらの部品の持つ特性を物理的に、定量的に解析し、聴感特性と関連付けるのは、たとえ最新の測定手法を駆使したとしても至難の業であるというのが、現時点での到達点なのです。

そうであるならば、オーディオ機器開発に関わる我々のなすべき責務は、貪欲に優れた音質のパーツを求めて実際に機器に組み込み、自らの聴感と感性を最大限に磨きあげ、ここにその部品の良否の判断の基準を求める事なのではないでしょうか。
http://www.spec-corp.co.jp/message/index.html


4. 中川隆[3501] koaQ7Jey 2016年8月03日 11:12:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3856]

Marantz 8B と球転がし   大好きなTさん Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-486.html


私の家と同じ市内にTさんという先輩がおられる
この人を私は大好きなんだけれど、今まで出会ったオーディオ好きな人の中でも群を抜いてユニークな方なんです

何がすごいかってその発想力が、私のような凡人には遠く及びもつかない程とてつもないパワーがあるのです

それはもう、30年前に出会ったその日から一言一句発言を全て覚えていますから、いつか「T氏語録1〜7巻」という本を出版して大儲けしようと企んでいるんですが・・・「やめてくれよお」と拒否られているので現在は虎視眈々とチャンスを窺っているところです


さて、そのTさんからある日電話をいただきました

その頃Tさんは長年使っていたマッキントッシュのアンプに加え、マランツの #7と 8Bのコンビを導入して随分と楽しんでいるらしい。という話を風の噂に聞いていました

しかし、電話口の向こうからは何やら元気のない声が聞こえてきます

「マランツの8Bなんだけどさ、球を変えたら音が出なくなっちゃったんだ、それに少し焦げ臭い匂いもする」

それは大変ですね、一応見るだけ見ますから持ってきてください、ということで我が家に持ち込まれました

http://blog-imgs-91.fc2.com/k/a/o/kaorin27/Marantz-model-8-Tube-Amplifier2.jpg


一目で、出力管のカソードに有る抵抗の溶断とわかりました
多分C電圧測定用の抵抗だったと思います

多分というのは、そのアンプは購入後まだ2ヶ月ほどだったため、販売店へ送ってくださいと話していましたのでその時は回路図を見ていなかった


どうしてこうなったかと話を聞きますと

いわゆる「球転がし」をしたくなった(マッキンの当時からやっていたという)ので e-bay で海外からEL-34を取り寄せて差し替えた途端バリバリっとなった、らしいのです

「kaorinくんも海外から球を買うだろうけれど、こんなことはないの?」

と聞かれましたが私は、アンプに実装する前に真空管試験器で球の良否を測ってからでないと使いません。と答えました

もし不良の場合は、数字的根拠を突きつけて返金を要求する必要もありますしね、外国人相手は骨が折れます

何よりも、球の不良による今回のような「もらい事故」が怖いので、氏素性のわからない球をすぐにアンプに入れてB電源を投入するなんてのは自殺行為だと思っています

オークションにある「測定済み」「整備済」なんてのは夏のお墓で肝試しするより怖い

今回は、抵抗1本で済んで運が良かっただけなんです、トランスでもやっちゃったら泣いても泣ききれませんよ

なんて話をしたところで、一服してコーヒーを飲みながら昔から疑問に思っていたことを聞いてみました


なんで、真空管を変えるんですか?


私の疑問はこうです

そりゃ真空管を変えると音は変わることもあるでしょうね

ブランドや型式が、果てはロットが同じでも個体差はある、さすれば「内部抵抗」が違い、同一条件化で「流れる電流値」も違うのは当たり前、人間の顔がたとえ双子でも違うようにね、当然出てくる音が微妙に変わるのはこれも道理だ

自分が「怖い」というのは今の音に文句がなく絶妙なバランスの上に成り立っていれば、不慮の事態で真空管を変えざるをえない事態に直面した時に「音が変わってしまうのではないか?」と思うからです


現在自宅で稼働中の2セット(モノラル4台)のアンプはフルメンテしたのち、使用する全ての真空管の個々のバラツキを考慮しアンプに実装した動作状態を汲みして、ステレオ2台ペア毎のゲインや特性を揃えてあります

いざ、真空管を交換する段になったら・・・

手持ちの真空管は全数測定してからストックしてありますから、切れた真空管と測定結果の近い1本を選び出して交換するのですが、それでも微妙な調整に関しては実装の上オーバーオールで調整・確認する必要が生じます
これは大きな労力なのです

以上の通り、真空管が切れる→交換 という事態に対しては大変な恐怖を感じているのです

現状の動作状態が保たれなければ困るし、今の音が変わっては困る という恐怖なのです

それなのに、積極的に球を変えるなんて、一体全体どういう心持ちなんですか?と 問うたわけです


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ある真空管を測定したときのメモです、これは試験器で単体で測っただけ
より大きな問題は回路に実装したときにこの人たちがどのような振る舞いをするかなのです


では、Tさんの答えはどうだったのか?

多くのブログやコミュニティーでも球を変えて音の変化を楽しむという記事を見かけますけれど、Tさん以外の方も同じような意見なのかなあ?などと考えつつ息を飲んで答えを待ちました

しばし、沈黙ののちTさんはこうおっしゃいました

「だってさ、今よりいい音がする球があるかもしれないじゃん。可能性があるならそれを聞いてみたいじゃない!?」

おっと、びっくり、
予想していたより遥かに説得力のある回答で、一瞬身じろぎました

でも、何か、何かひっかるモノがあったのでその後も互いの本音をもう少し探り合いました

それでもやはりTさん揺るぎない精神でさすがです、俺の気持ちは一言で伝えた!それ以上でもそれ以下でもないってくらい堂々としています

きっとそうなんでしょう、

昔からよく言われる、音の変化を楽しむという趣向も含めて、趣味としてはその考え方も一理でしょう

お前はあらゆる可能性を放棄するのか?それで人類に進化はあるのか?なんて言われたら返す言葉もありません


でも、Tさんごめんなさい、やっぱり凡人の僕にはその深謀遠慮は理解できませんでした

自分がアンプに対してしていること、それによってアンプから得ていることを考えると違うんです、僕はアンプに「いい音」を出してもらいたいんじゃないんです
アンプが意図した通りの動作をして欲しいだけなんです、だからアプローチが異なるのだとわかりました

ただ自分はまだその道の半ばで、足場を固めている途中なのでより良い可能性を追求する段階に至っていないと思っているのです
そこで精一杯考えて、こんなカスカスの意見だけ言わせてもらいました


もし、私がコンサートヴァイオリニストとして生活できるほどの能力があったとして、何らかのご縁があって稀の名品をロシア政府(笑)から無償で貸与していただいたとしましょう

例えばストラディヴァリウス「キャノン」を借りたとして、それを使って演奏活動をしています

そんな私が「たまには他のヴァイオリンを使って違う音を楽しみたい」とか「このキャノンはいい音でないから駒とかをスズキのに変えようかしら」と考えるでしょうか?

私には無理ですね

どんなに頑張ったって自分が「キャノン」と伍するだけの演奏をできるとは思えない、精一杯勉強して少しでもその名に恥じないような演奏家になろうとするしかないです

そして、鞍上人なく、鞍下馬なし という状態になりたい、名器ストラディヴァリウスを体の一部のように弾きたいと願うはずです

これは曲の作り手ベートーベンや、ヴェイオリンの作り手ストラディヴァリと演奏者である私との時空を超えた真剣勝負なのです

http://blog-imgs-91.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT4528.jpg


現在稼働中の真空管です、これらより「いい音」の出る球があるのかどうか知りませんが、私の人生に課せられた使命は、メーカー指定の資産でどのような成果を出すかです、作り手と使い手の時空を超えた真剣勝負ですから

正々堂々正面から「どうだ!まいったか」とアンプを作ったklangfilmの技術者に胸を張れるような音にしたいですね
でもそのためには球を変える前にやるべきことはゴマンとあるので、人生は短く芸術は永し なんです


実際にヴィンテージオーディオの名器なんてのは私たちの寿命より長生きするのですから私たちはオーナーだと威張れるわけでなく、一時的に与らさせていただいているだけです

相手がたとえ機械であっても、畏敬の念や尊敬を忘れずにお付き合いしたと思います
これが私が肝に銘じていることです、オーディオに限らずです

しかし・・・

このお話はこれに留まらず、もっともっと大変な事になる続きがありました
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-486.html


Marantz 8B Tさんの涙! って泣いてないか、でも泣けるよねえ
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-487.html


さて、件のマランツ8Bは購入したお店に発送して周りの抵抗をもう2、3本交換して無事戻されたそうです

それから半年ほどのち再びTさんから電話がかかってきました。やっぱり暗い声です

「どうしました、大丈夫ですか?」

「それがさ、マランツ8Bの片方のchの音が小さくなって左右のバランスが取れないんだよ」

「左右の球は入れ替えましたよね、ソケットの掃除はしましたか?プリアンプ以前ではないですか?」

「それがさ、8Bにはメーターが付いてるよね、出力管4本のうち1本だけが針が十分に振れないんだよ」

「それは困りましたね、一応見てみますから持ってきてください」


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出力管の脇にある(黒いキャップが被っている)半固定抵抗を調整して右端のメーターの針をメーター内の白いラインに合わせるという作業


まあ、出力管のPiを測ってppのバランスを取るんだよねえ、おそらくカソードで測っているのだからパスコンが抜けたんだろう。くらいの軽い気持ちで待っていました

30分もすると、ちびまる子ちゃんが焦った時に頭から青い線が降りてきているような顔をしたTさんがアンプをかついでやってきました


それでも、随分とのんきなことを言ってきます

「今日はさあ、まだレコード聞きたいからさあ、抵抗とかコンデンサーとか変えればいいんでしょ、早くやってよ」

まあ、見てみますからちょっと待ってください、とNETで落としておいた回路図から見始めた・・・・その瞬間今度はこちらがガーーンとなりました


なんと、固定バイアスなんです

メーターはバイアス可変によるDCバランスを測るためにあったのです、ほとんど部品がない場所の電圧だぞ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おそらく修理はできないだろうな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今日は無理ですね、あまり好ましくない状態だと思います、せいぜい早くやりますがそれでも2、3日はください。
それと手直しではできないと思いますので正規の修理代が発生しますし、修理不能でお返しする可能性もありますのでご理解ください」

無念というか不服そうな顔でしたが、直ぐに出来ないのは事実は事実なので納得してもらって一旦お帰りいただきました
さてここからはこちらの気分が暗くなる番です、早速原因の特定=犯人探しを始めました

普段はこんなに急がないんだけれど、気が早ってしまうというか嫌な予感を拭いたいからという感じです

まずは関連するであろうCR部品の不具合を個別に確認していきます・・・・予想通り問題は見つかりません、数は少ないのでここまで20分ほど

早速行き詰まりますが、そうも言ってはおられません、気力を振り絞って次の手に移ります
各部電圧を4本の出力管から見た立ち位置で測っていきます

音声回路でも特に問題はありません、ここまでで1時間弱。少し焦りが・・・

答えは想像以上に悲劇的なものでした
アウトトランスの1次側のレアショートだったのです

自分の測り間違いじゃないかと何度も何度も確認しました、しかし残念ですがスクリーン=プレート間に導通はありませんでした
いつもより数倍重い携帯を取り上げてTさんに連絡しました


翌日、Tさんは購入したお店に連絡したのですが、部品としてはすぐにはないのでジャンク品が出た際に生きているトランスを探すしかないと言われたそうです
それからどうなったか委細はわかりません、日本にはたくさんの同型機があるでしょうからトランスは出てくると思いますが早く叶うことを祈ってやみません


最初に抵抗が溶断した時にはこちらで修理(の記録)をしていないので、今回のトランスが切れた同じ場所の球が不具合だったのかはもう私にはわかりません

まっとうに考えると真空管アンプは400vレベルのB電源で動いているわけですから、短絡事故の際には重度の損害が生じる可能性が大きいのです
使う人間は常にその覚悟というと大げさですが、もしもの時の安全保障を考えてしかるべきでしょうね


私が長いこと真空管と付き合ってきて思う事です

「なんとなく嫌な気がする、これをやっちゃいけない」という第六感を敏感にするしかこんな恐ろしい器械と付き合う道はないと思います
別の言い方をすると「気配を察する」感性です

前回話題にした「球転がし」を私がしないのは、アンプにとっては「ヤバイ気がする」ってことも大きな要因だと思います
そこんところが鈍感になると、いつの間にか大きな渦に巻き込まれるかもしれないと思うのです

今回は大変な悲劇でしたが、このアンプを初めて見た時に言った

「抵抗で済んで良かったですよ、トランスでもやったら大変でしたね」なんて冗談が本当になってしまったのです

その時の修理を自分でせずに販売店にお願いしていただいたのも「なんとなく近寄りがたい感じ」がしていたのだと思います
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-487.html

Marantz 8B   本当の実力を聞くために
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-488.html

結局、自分ではノータッチでしたが今回の一件でマランツという会社のことを知る機会になりました

米マランツ社は1964年に家電メーカーのスーパーコープに売却され、以降日本のスタンダード工業によって製品開発されることになりますが、これはもう少し前「古き良きアメリカ」時代の話です


創業者ソウル・バーナード・マランツさんは工業デザインと電子技術の経験がある人で、1951年頃知人のためにプリアンプを作った

いわゆるセミプロの自作マニアですね。その機械が仲間内で評判になり400台近い購入希望があって
奥様と二人の手作業では追いつかなくなり1953年に会社として立ち上げたそうです

P・ウォーカー先生やアイクマンくんなどもみんな同じような経緯で起業していますね
本格的家庭用オーディオが今まさに産声をあげた瞬間です


その後の快進撃はよくご存知の通り、シドニー・スミスやセクエラといった名技術者を向かい入れ名器の数々を生み出します

私の薄い記憶だけで今回ネット検索しても確認が取れなかったのですが、マランツ自身だったかスミスは測定器の仕事もしていたと聞いた記憶があります

今回 8Bのマニュアルを見ていて、そう、これは測定器のマニュアルの書き方だと思ったのです


マニュアルの5P目に 「アジャストメント」という項目があり

1、バイアス調整
2、ACバランス調整

の2項目が写真入りで事細かに記載されています

さらにその後には
テストポイント毎の電圧値と抵抗値の標準一覧があって、実に親切なマニュアルになっています

これだけやっておけば、一通り以上の調整ができますので、買ってきたままの状態で使うよりもかなり音の足並みが揃って重心が下がり、そして何よりピントのあった音になるでしょう

今回は片側のchだけでしたが、きちんと調整してからモノラルで聞いてみました
聞き慣れた民生機アンプという印象は霧散し、音像に整いと背景に静寂のあるハイクオリティ・アンプの香りが漂ってきました

楽器の姿がなんとなく霞がかかり、こんもりとした「マリモ」が鳴っているような印象がなくなったのです
やはり8Bはきちんと使いさえすれば素晴らしい名器でした!


いつも申し上げていますが、50年前の真空管時代の名器が眠たくなるような生気のない=優しく真空管らしい音=であったら「名器」と呼ばれ続けるはずがないんです

同時代他メーカーのアンプをはるかに凌駕する音の鳴りっぷりがあったからこそスーパースターとして君臨したんです

マニアの皆さんが、名前さえも聞いたことのないアンプメーカーは星の数ほどあったにもかかわらず、ほんの一握りの機種だけが50年経った今でも高値で取引されているのには、当然の理由があるのです


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さて、このブログで上記マニュアルのリンク先を張って調整方法などにも少し触れようかと思いましたがやめました

少なくともある程度の精度の(市価1万5千円以上)デジタルテスターとダミーロードとショートピンは必要ですし(テスターも持たずにヴェンテージアンプを使っている環境を想像できないが、下記の理由で使わないほうが良いとも思う。またダミーなしに通電するとアウトトランス断線の原因になる)ちゃんとするなら、オシレーター、ミリバル、ジェネレーターが必要になる

そして、何より心配であったのが

底パネルを外して天地を返した状態で通電し・・・+Bにはこの時点で400v来ている・・・電圧測定や半固定抵抗の調整をすることです
この時に金属のスクリュー・ドライバーやプライヤーズを、手を滑らせてアンプの中に落としてしまうと家中の電源を消失することになります。

もちろんアンプは大きな被害を受けます、そんなリスクを冒してまでするべきことではないと考えました


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400vが走るこの中に手を突っ込む(比喩です)勇気が必要です
電圧は高いですが、200mA程度しか流れないので感電しても「ビク」って程度です
壁コンセントからの200vは契約の50Aとかのままですから「ブヲ」ってなります

結論から申しましょう

球を交換して音が変わった、良くなったと喜ぶのは少し待ってください
球を交換したせいで、回路中の動作条件ppならAC、DCバランス、シングルなら球の動作点が変わるので音が変わるのです、それを喜んでいても仕方がありません

ただし球を変えるたびに上記マニュアル通りに調整をされている人は別です。その人は以下の文を読む必要がありませんが、その様なことができるほどアンプを理解している人は大抵安易に球を変えたりしないものです


仮にきちんと調整された状態(そんなものには中々お目にかかれませんが)で買ったとしたら、球を変えることによってわざわざバランスを崩して、音が変わったと言っているのです
アンプは音が変わることが重要ではないんです

もし、交換する球をお求めになるお金があるのなら、一度信頼の置ける技術者によって調整された状態で聞いてみることです。その後は1年に一度のルーティンにする
それだけで、あなたの家ではどれほど素晴らしい音楽が響くかしれません

ただし、お願いする相手がまた悩ましい問題であります。アンプを設計して自作できる・・・というだけではいけません


長い時間の中で技術は歴史を刻み続けてきたのです

歴史を知り、マランツであればその設計に携わった技術者の思想や組あげる時の「クセ」を知らないと(想像する感性がないと)できる話ではありません

「オリジナル部品でないといい音は出ない」だの「俺がいじったら、もっと音を良くしてやる」なんて人にあなたの大切な、そして歴史的名器を委ねてはいけません
素人の生兵法は古来より固く禁じられるものです、なので私自身も8Bに関しては関与出来ませんでした


まずはその機械を作った人たちが情熱を叩きつけた最高の状態で一度聴いてみてください
雑誌やネット上の評判をはるかに上回る音の世界がそこにはあると思いますよ

変化を求めるならば、その後でもいいじゃないですか?

すでに鬼籍に入ってしまったシドニー・スミスやソウル・B・マランツと違って僕らは生きていてこれからも時間はたっぷりあるんですから
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-488.html


5. 中川隆[4254] koaQ7Jey 2016年10月01日 11:38:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4662]

オリジナル マランツ#7と#9 が聴ける喫茶店


名古屋 名曲喫茶フィガロ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html


6. 中川隆[6370] koaQ7Jey 2017年1月27日 11:18:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6822]

チューブオーディオラボ 真空管アンプ 修理工房
http://shinkuukan2.web.fc2.com/Repair/repair.html


チューブオーディオラボ  
〒949-6680   新潟県 南魚沼市 六日町1857-3    

TEL/FAX 025-775-7383

E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp

修理依頼等お問合せ
http://form1.fc2.com/form/?id=561942

地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92949-6680+%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E5%8D%97%E9%AD%9A%E6%B2%BC%E5%B8%82%E5%85%AD%E6%97%A5%E7%94%BA%EF%BC%91%EF%BC%98%EF%BC%95%EF%BC%97%E2%88%92%EF%BC%93/@37.0625722,138.8769425,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x5ff5f6ad3b70ae8d:0x613dad9b24959cca!8m2!3d37.0625722!4d138.8791312?hl=ja

 真空管をこよなく愛する皆様・そして私自身。色々な球を使用して様々なシチュエーションで、 真空管の音色が溶け込むのか、そして音源とマッチするのか、様々な条件を検証すべく当HPの 名称をチューブオーディオラボ(真空管音響工房)と名付けました。ラボはラボラトリーで研究・ 実験・製作当の意味があります。※注ラバトリーではない!

当初、実験的アンプの作成など手がけておりましたが、ここ最近修理の依頼が増えている傾向にあります。 これも真空管オーディオならではの特徴かと思います。すべてのみなさんがお手持ちの音響機器を 末永く愛していたいという表れではないでしょうか。

使い続けると、色々なところに不調を来すものです。人間同様たまには健康診断を受けないと。

という訳で、深刻な状態になる前にメンテナンスをお奨めします。

もちろん不具合は発生した後でも、部品のある限り修理は可能です、小さなことでも気になることがございましたらご相談ください。

そんな貴重なアンプ等の修理記録を随時ご紹介 してまいりましたが、今回このページを修理工房として、過去の記事をまとめてみましたのでご参考 までにご覧ください。

2012/04/01 ◆マランツ7:ノイズ修理
2012/06/10 ◆KT-66プッシュプルアンプ&モニタースピーカー
2012/08/14 ◆マランツ7:音が出ない
2012/10/10 ◆WE205D:修理?調整!
2013/09/24 ◆マッキントッシュC11:修理
2013/11/19 ◆R120アンプ:片ch音出ず
2014/06/19 ◆2A3 PPAmp リペア
2014/09/05 ◆KT66 アンプ修理
2014/09/14 ◆WE300B ノイズ発生
2014/12/23 ◆Marantz_7 :ハムノイズ
2015/04/25 ◆マッキントッシュMC240 :メンテナンス
2016/03/27 ◆マッキントッシュMC30 :ハムノイズ
2016/02/28 ◆マッキントッシュ C-11 :ノイズ…
2016/07/05 ◆245アンプ:音質調整
2016/09/11 ◆2A3アンプ:音質改善

http://shinkuukan2.web.fc2.com/Repair/repair.html


チューブオーディオラボでは、真空管アンプ作成はもとより、各種オーディオ機器の修理 メンテナンスも行っております。お気軽にご相談ください。
http://shinkuukan2.web.fc2.com/koubou/koubou.html


7. 中川隆[6755] koaQ7Jey 2017年2月16日 21:47:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7216]

Marantz #7 伝説の音の秘密

Marantz #7 の精巧なレプリカを作ってもオリジナルの音は再現できない

管球プリアンプ、Marantz #7 は古今の名器とされる多種多様なオーディオ機器の中でも、今日のワイドレンジなソースにも十分以上に対応するだけでなく、近年の機器にない豊かな音楽性を備えた名器中の名器とされ、未だに50年以上も前に作られた中古品が高値で取引されています。

私が考える#7の美点は何よりも抜けの良い、明るく暖かで上質な音質であること、躍動感あふれる豊かな中低音であり、底抜けのダイナミックレンジにも驚かされます。一言で言えば#7は音楽のあらゆる相反する要素、例えば繊細さー彫りの深いある種の線の太さ、暖色―寒色の多種多様な美しい音色、静―動のコントラスト等々を一つに兼ね備えているということです。

そして驚くべき事は、この優れた#7が米国で発売されたのが、1958年、今からおよそ60年も前の出来事であり、世にステレオのLPが発表され市場に出てから2年も経過していない時期であったという事で、そのステレオ初期にこのような優れた完成度の高い工業製品が生まれたことにも畏怖の念を禁じえません。


何故、Marantz#7が単なるヴィンテージ機器の枠を超え、未だに銘機足り得るのかを考察してみたいと思います。

もちろんその最大の要素は奇才と言われた、ソウル・B・マランツによる優れた回路設計による物である事は論を待たないでしょう。

特に抜きん出ているのは、前段のフォノイコライザーだと言われていて、回路の安定度を重視する立場からは在り得ない設計と様々に解説されてきたのですが、一度あの生き生きとした再生音を聴いてしまうと、#7以後のこれを越えようとする様々な機種のフォノイコライザーの試みが果たして成功したのだろうか、と思わざるを得ないのです。

そして60年代後半より日本の著名な各メーカもこの#7を意識して、同様の回路も試みたのですが#7ほどの名声を勝ち得なかった事実を考察すると、単に回路だけが優れていたわけではない事にも思い至ります。


これは自作真空管アンプマニアであれば、自明の事実なのですが、当時の米国製の個々の部品の持つ優れた個性も最終的な音質に大きく寄与していると言えるのです。


例えば、カップリングに使われているコンデンサー、名高いスプローグのバンブルビー、ブラックビューティ、アーレン・ブラッドレイのソリッドカーボン抵抗はすでに生産も中止され入手も難しくなっていますが、未だにNOS品を求めるマニアがいるのも如何にこれらのパーツに魅力にあふれているかの傍証と言えると思います。

もちろん、例えば何故、ABのソリッドカーボン抵抗が高抵抗の箇所に使われて好ましいのかは、定性的には語られてきました。例えば、抵抗体となるカーボンの純度が極めて高いからだ、あるいは構造上、L成分を含まないからだと。

これはコンデンサーの世界にも言えることで、初段のカソードのパスコンとして当時の銀タンタル(湿式タンタル)に敵うコンデンサーはないのですが、残念なことにその原因について定性的に語る事はできてもそれらの部品の持つ特性を物理的に、定量的に解析し、聴感特性と関連付けるのは、たとえ最新の測定手法を駆使したとしても至難の業であるというのが、現時点での到達点なのです。

そうであるならば、オーディオ機器開発に関わる我々のなすべき責務は、貪欲に優れた音質のパーツを求めて実際に機器に組み込み、自らの聴感と感性を最大限に磨きあげ、ここにその部品の良否の判断の基準を求める事なのではないでしょうか。
http://www.spec-corp.co.jp/message/index.html

1 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/01/18(木) 12:26

#7レプリカと#7オリジナルそんなに音が違うの?


2 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/02/25(日) 11:02

とてつもなく違います。
だからキットが出て、またまたレプリカが出る。
プレミア付きで未だに販売される。


だけど音が良すぎる。きれいすぎる。
ある合唱の指揮者のお抱えオバアサンコーラスのマスターをM7でならしたら平均年齢が20歳も下がる若返り現象がありました。

ですから我が家ではいまのところ この魔法の鏡は休眠中です。
とにかくすごいアンプです。いいものほどバラツクし!


3 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/02/25(日) 11:33
>>2 さん
音が良すぎるのはオリジナル?レプリカ?


4 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/02/25(日) 12:42

そんなこと聞かないでよう。
オリジナル以外はジャンク。 アマチュアの作るプリアンプのレベルのそれです。

模写というのは絵の具を用意するだけでは出来ません。それと模写ができれば模写をする必要もありません。マランツ7はほっておいて新たなものが作れます。


5 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/02/25(日) 13:12

ほんと、オリジナル以外はジャンクなんですよ。

ただオリジナルもその性能を維持できる期間が そろそろ終わりを迎えていて。
今さら#7って感じなんです。

これまでの20年以上をオリジナル#7で過ごせてきた人は幸せだったでしょうね。

ちなみに音色的にもいい音でしたが#7がいいのはその性能でしたね。
ほんじゃ。


6 名前: 名無しさん@お腹いっぱい 投稿日: 2001/02/25(日) 13:20

球を交換すればレプリカでも結構いける。
EQ部はよく言われるようにイイ音。でもフラットアンプ部は大した事無い。
だからCD主体の人には向かない。

7 名前: 5 投稿日: 2001/02/25(日) 13:32
>>6
いまCDの時代になってさえ、プリの出来がいいか悪いかでシステムの音を大きく左右しますよね。

つまりボリューム+フラットアンプだけなのに音は大きく変わる。
オリジナル#7ってどっちもしっかり作ってあったのですよ。
フラットアンプ部が大したことのないアンプなら使わない方が良いです。


8 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/02/25(日) 14:15

>レプリカとオリジナルそんなに音が違うの?

オリジナルのマランツ7は完全な動作状態の物が殆ど無いと思います

まず、カラーコードのコンデンサーの容量が抜けて音がボケているものを本当のオリジナルと勘違いしないように、

容量落ちのコンデンサーを交換し各部のメンテナンスをした物が下手な完全オリジナルよりいいと思う。

まずこの2001年に完全な状態で使えるオリジナル#7など無いはずです
オリジナル信者で無い限り(ぼけた音派)レプリカのほうが無難です


9 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/02/25(日) 14:28
>>8
あんたの言う通りだ。
オリジナルのスプレイグのオイルペ−パ−は日本では長くもたない。
オシロかけると一発。
パワ−アンプの方はグッドオ−ル(TRW)のフィルムだから生きてるけど。


10 名前: 2 投稿日: 2001/02/25(日) 15:06

コンデンサーの容量ぬけと7オリジナルのすごさにすりかわらぬように。

もちろん抜けたのは故障の7.
大事に手入れしたオリジナル7のバラツキのあるなかで普通クラスの7と真空管を変えただけのレプリカでは比べものにならない。

しかし皆さんのおっしゃるとおりコンデンサーがすでに、は本当です。
しかしコンデンサーがイカレタのが多い事実とレプリカが自作レベルにとどまるのとはなんの関係もありません。このスレッドはオリジナル7とレプリカの音の違いから始まっています。

私は7の信奉者ではありません。しかし認めてはいます。
化粧の一流の美人です。だからお蔵いりなんです。
だけどレプリカが良いとはいえないから書き込みました。

しかしくだらんアンプばかりだからレプリカ7以上の他のプリはどれだといわれても返答に困るのでレプリカ7は悪くないということかな。
http://ebi.2ch.net/pav/kako/979/979788393.html


私が真空管アンプのメンテナンスを依頼している、懇意にしているビンテージオーディオショップに聞いてみました。(そのお店は、真空管専門です)

マランツの#7の回路図、今の精度のパーツでつくったら、発振してしまうのは有名ですね。

元の状態にしたとしても安心とは言い切れないそうです。したがって、メンテナンスは非常に難しいそうです。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2005-05-14


有名どころのビンテージでいうと、マランツの#7あたりは、動作が非常に不安定なアンプなうえ、音質の多くの部分を好ましい音質のパーツの選択によるチューンナップに頼っている部分があるので、本来の音質で鳴らせている人は殆どいないでしょう。

RSコンポーネンツあたりで売っているような、今のパーツじゃ直せないんですよ。(というわけで、普通の中古業者では治せない。)

私が好きなQUADも、絶対買ってはいけない QUAD II の中古の見分け方、などもあるのですが、公に教えることはしていません。パーツを持っていないので、電源コンデンサの過剰容量の修理が多いですね。容量アップ → 音質アップと考える能天気な人につける薬はないですが^^; 球の寿命は確実に縮みます。
http://tonoji.seesaa.net/article/6407714.html


レプリカのパワーで有名なのはマッキン(MC275)とマランツ(#8・#9)でしょうが、何れもレプリカを企画するに当たり、特にトランスの質を確保できるかが大問題となったようです。 で、両社ともご苦労されたようですが(トランス以外の回路では、マランツは非常にオリジナルに忠実、マッキンは多少デフォルメしています)、

ただ、当時と異なり、トランスの質を完全に往年のものと合わせることは、難しかったように仄聞します。


それが音にでているか(往年の音を再現できているか)…。

残念ながら…、というのが大方の意見のように思います。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1110765266/

マランツ、マッキントッシュの中古品・レプリカの音はオリジナルとは全く違う


ビンテージ系の機器は、ヤフオクによる個人売買ではリスキーのため、信頼の置ける専門ショップ、またはメンテナンス工房からの購入が妥当である。

ビンテージの名器、マランツの#7/#9やマッキントッシュのC22/MC275、JBLのSG520/SE400Sなど、人によって、その音質評価に著しく差が出るのは、機器のコンディションによって、次元が異なるほど「良し悪し」に差が出るからである。

ビンテージを愛用するならば、きっちりとメンテナンスされた機器をチョイスするのが大前提だ。
http://blogs.yahoo.co.jp/namechan9999/archive/2011/7/6


8. 中川隆[6756] koaQ7Jey 2017年2月16日 21:55:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7217]


マランツ#7 に少しでもノイズがあったら故障している


本来,私は真空管アンプは大嫌いなのです。
残留ノイズの多さにも閉口してしまいます。

ですが,この Western Electric 133A パワーアンプ を持ち込み試聴させていただいてそのノイズの少なさ,ハイスピードで広帯域な音に完全に参ってしまったのです。
http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/audio-5.html


懐かしさから「管球アンプ」を使う人が増えている。しかし、管球アンプを使うにはそれなりの知識・スキルと球を見極められる判断力が求められる。安直に管球アンプに手を出しても、安直な使い方しか出来ない。

自分の経験で云うと、管球アンプの知識・スキルを養うには「自作」や「改造」を出来るだけの行動力が要る。そのスキルを手に入れる為に投資した金額は200万円を下らない。アンプ20台程を「あーでもない・こーでもない」と「音質アップ」する為に手を加えて来たが、今思えば大変な金額がかかっている。

300B のモノラルアンプを3セット手に入れたが残せなかった。最終的に良い「WE300B」が手に入らなかったから。(極端に高価な金額を出せば手に入るが・・・) 

最終的にバルブ(球)の作り込みの精度が「バルブノイズ」という形で出て来る。
国産や中国産の球では初めからバルブノイズが出ている。
ノイズがブーンと出ている状態では安心して音楽が聴けない。
・・・回路や配線の仕方等ではどうにもならない部分です。

管球アンプで使える球は「3極管」と云う判断に至った。KT66 や 6L6G、KT88 等のビーム管では作りの良いモノも以前は有ったが、1960年以降の生産品では使えないモノが多く混在していると云う事。現在もし管球アンプを作るとしたら、WEの球を使ったアンプにするだろう。それも1960年以前に作られた球を使ってだ。

これから後、数十年オーディオを楽しみたいなら管球アンプはお勧めしない。

昔の名器(マランツ#7やマッキンC22等)に憧れて使って見よう・・・等と甘い考えは捨てた方が良い。

それらの機器は既に50年も経過している。CR 類はじめ半田付けそのモノも劣化している。色々な部分で経年劣化していると考えられるので、高額な授業料が必要だと認識すべきだと思う。

それに対してTR(トランジスター)等の半導体を使ったアンプは、「熟成」の境地に達していると思う。それだけ完成度も上がって来ているので安心して使えるグレードになって来ている。但し、「作り」の良さがなければならない。メーカーや機種の選択は欠かせない。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a150a3382751cdf8aee81b522643347a


真空管アンプにはノイズが付き物?

巷では『真空管アンプはノイズが出るのが当たり前。』という噂がよく聞かれます。
その噂を証明するかのように古い真空管アンプは『ブーン』というハム・ノイズや『ジー』という連続的なノイズを出しているものが非常に多いと思われます。

また、販売する側も

『アンティークなものだから少しのノイズは当たり前、気にしすぎは禁物。』

だとか

『こんなちょっとのノイズを気にしていたら売ることが出来ないし、お客さんもうるさいことは言うべきでない。』

などと思ったり、言ったりした事はないでしょうか?

私の場合、コントロール・アンプのSMEが挿し込まれる真空管に大変敏感で手を焼きました。SMEにはミニチュア管の6DJ8(ECC88)が3本使用されていましたが、

購入した時に付属していた真空管(メーカー不明)ではノイズは皆無でした。
ところがスペアーとして購入したロシア製の高信頼管6922(E88CC)の選別品(ノイズ・レベルの低さでは最高のもの)を1本1万円程度で購入して挿したところ、1週間もしないうちに『ジー』という連続的なノイズが出始めました。

1度気になりだすと音楽を聴いている場合ではありません。毎日がノイズ探しの日々となりました。購入したお店に返品して取り替えてもらいましたが結果は芳しくありませんでした。

その後、独シーメンス製の高信頼管6922(E88CC)を1本7千円程度で手に入れて挿したところ、ノイズは皆無でした。

その他『ヒューレット・パッカード製のもの(1本800円程度)』や、『テレフンケンの社名が印刷されていましたが恐らく共産圏で作られたであろう中古のものと米GE製の中古のもの(1本500円程度)』を試してみました。

前者の hp製のものはノイズが大きくて使い物にならず、後者の中古品はノイズが皆無でした。

SMEの場合の結論としては挿し込まれる真空管に非常に敏感ですが、ぴったりとくる真空管を挿し込んでやりさえすればノイズは皆無でした。
ボリュームをMaxに廻し切った場合でさえもノイズはゼロでした。

パワー・アンプのウエスタンにおきましては、購入前からお店で聴かせて貰っていましたが全くのノイズ・ゼロ状態を現在も維持しています。
スペアーのオリジナル真空管を一揃え集めて聴いてみましたが、やはりノイズは皆無です。

お店では他にウエスタンの124や92も長い間に何組も聴かせていただきましたが、さすがにメンテの完璧なウエスタンは全てノイズは皆無でした。
そのアンプ達に鳴らされているスピーカーに耳を近付けて(10cmぐらいの近距離)さえもノイズは聴こえませんでした。

東京のウエスタン・サウンド・インクの方とお話をする機会がありましたので、その事を報告いたしますと

『ノイズがあるのは故障しているからですよ。』

といとも簡単に答えてくださいました。

マランツでもマッキントッシュでも全ての真空管アンプにおいて、ノイズがあるのは故障しているからとハッキリと言い切ってくださいました。

この項目での『真空管アンプにはノイズが付き物?』という疑問の回答は、上記ウエスタン・サウンド・インクの方のお話に要約されています。

ですが、これらノイズの心配はトランジスターのアンプを使っていれば必要のないものです。
http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/audio-13.html


791 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:03/12/02 22:28 ID:eSp6sX7b [1/2回]
Kさん
マランツ7 や 1 は S/Nがだいぶ現代プリと比べて悪いのですが、この辺は気にならなかったですか?
タノイから2メートル離れてもホワイトノイズが聞こえます
それとマランツと現代プリの音場感はいかがでしょう?


792 : K[楠_薫] 投稿日:03/12/02 22:40 ID:jy71h3I1 [2/2回]
>>791
少なくとも私のマランツ#1は、コニサーや LINN のプリと較べても、その上を行くS/Nです。
以前使っていたレプリカ#7 やオリジナル#7 は、確かにあまり良いとは思えませんでした。

音場感では現代プリの方が良いですが、音場感だけで勝負するのなら、私の#1はまだまだコニサー4.0には負けません。

しかしその音場感も、LINN やマランツ#1、Red Rose Music ですら、ユニゾンリサーチのプリメインアンプ、S6にはとても及びません。
ちなみに現在、S6の真空管は 12AU7 が Mullard に換わっています。


793 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:03/12/02 23:21 ID:eSp6sX7b [2/2回]

なるほどです。マランツ3+4もS/N がいまひとつで眠りの床です
状態が大変よいものなんですが。
デザイン的にも7より1の方が 3.4に合いますね。
真面目に探そうかしら・・・・
1の内部のセレンやコンデンサーはオリジナル銘柄を維持されているのですか


794 : K[楠_薫] 投稿日:03/12/03 00:39 ID:iaasfOeW [1/4回]
>>793
オリジナル#1はフィルム・コンデンサーが随所に使われており、これは意外に容量抜けが少ないようです。が、一部はASC社のものに交換しています。
もっとも他のコンデンサー類はほとんどが交換の憂き目に遭っており、

6割近くはオリジナルと同じスプラグ社のブラック・ビューティー。
4割近くがスプラグ社のビタQ、
幾つかはオリジナルとは違うウェストキャップ製の金属製ケース入りコンデンサー

を使用しています。

私の#1の S/N が良いのも、こういったことと関係しているかも知れません。
ちなみに電源セレンは一度交換済みです。


795 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:03/12/03 00:51 ID:mu6q7VT6 [1/5回]

なるほど そこまでいけば原型とは音も違うかも。
紹介されるときは、オリジナル1(C1をビタQ・・・)として変更部品を列挙したほうがいいかもしれませんよ
うちの7は全てオリジナル部品です。

先日レストアしましたが、RIAAカーブもトーンコンも歪み率もオリジナルの標準偏差内でした。
電解コン1個を交換しただけです。


796 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:03/12/03 00:57 ID:mu6q7VT6 [2/5回]

それから#7の最初期のコンデンサーはグッドオールです。
程なくしてBBになりました。
#1は#7より前なんだからBBということはないのでは??


797 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:03/12/03 00:58 ID:mu6q7VT6 [3/5回]

なおグッドオールからBBに替えられたのは、コストの節約であったとMJかどこかで読んだ記憶があります


798 : K[楠_薫] 投稿日:03/12/03 01:19 ID:iaasfOeW [2/4回]
>>796
これについては#1も初期と後期で異なっているということが言われています。
それに最初期グッドオールだとしてもすでに容量抜けの無いオリジナルのコンデンサーは無いと思いますよ。

それから、オリジナルが全てだとしたら、オリジナル#1と完璧に同じパーツで、というのは現存しないと思います。

ウェストキャップ製のコンデンサーは本当に容量抜けも少なく、音質も良いと思います。
ただ、実験では一部フィルムコンデンサーに換えた方が自分の好みでしたが、現状維持としました。


799 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:03/12/03 09:04 ID:mu6q7VT6 [4/5回]

なるほどです。ところで#7も#1と同じ改造を施したのですか?
#7使いですので


801 : K[楠_薫] 投稿日:03/12/03 14:02 ID:iaasfOeW [3/4回]
>>799
#7もいろいろ持っていたので、
初期ロットのものは完璧にオリジナル通りに、
後期のものは、コンデンサーを換えて遊んでみました。

その後期のものは、今、ROYCEと言う、一関市のジャズ喫茶にあります。
個人的にはオリジナル通りの方が骨太で、質感が比較的正確なのですが、レンジが ちょっと狭く、古くさい感じに聴こえてしまいます。


804 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:03/12/03 22:22 ID:mu6q7VT6 [5/5回]

となると#7、#1といっても千差万別なんでつね。
ケーブル1本で音が変わるわけだからコンデンサー1個の偏差の方が大きいはずです
だから#7を使っているといっても、どこがオリジナルと違うのか明らかでないとあまり参考にならないということでつね


805 : K[楠_薫] 投稿日:03/12/03 23:51 ID:iaasfOeW [4/4回]
>>804
むしろ、初期モデル、後期モデルでの基本的な音質の差の方が大きいですよ。
私がいろいろコンデンサーを換えても、確かに異なってきてはいますが、ベースの音の雰囲気は変わりません。
むしろ回路的な問題の方が大きいこともあります。
ケーブル一本で音が変わりますが、それも調味料的な差であり、牛肉が豚肉に変わ る様なことは無いのと同じで、コンデンサーを換えて調味料的味わいが増したとは言え、マランツ#7がマランツ#1に変わることはありません。

もっとも、使用している真空管の差異は大きいようで、例えば EL34 が Mullard と 他社ではこんなにも違うものかと、S6の実験で絶句しました。
やはりエネルギー増幅部の影響は絶大ですね。
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/pav/1054311139/


9. 中川隆[6757] koaQ7Jey 2017年2月16日 22:12:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7218]

マランツやマッキンのヴィンテージ真空管プリアンプと、現代トランジスターパワーアンプとは相性が悪い。
http://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1916790097

改造して戻ってきたプリアンプ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2013年01月12日

以前、名器とされる「マランツ7」(復刻版)を持っていたが、音質自体は気に入っていたもののレコードを聴かなくなったし、図体が比較的大きいし、12AX7(真空管)を6本も使ってあったり、トーンやバランスコントロールもあったりなので2年ほど前にあっさり知人に譲ってしまった。

「マランツ7」を使っていたときの記憶に低音域にプリアンプを使うと「ボワ〜ン」といったふくらみが過剰になって、量感はともかく分解能に問題があった。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ce6f49b84a2fe64a4e34b576c86990eb

「プリアンプはもう要らない?」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2010年06月22日

以前、低域用のユニットとしてJBLの130Aユニット(口径38cm)を使っていた頃に、プリアンプとして「マランツ7」を使用していた。

まあ、真空管プリの往年の名器としてよく知られたものだがこのときはメインアンプも真空管でなにぶん小出力のため、プリアンプで味付けしてやると適度に低域が膨らんでうまく聴けたものだった。したがって当時は絶対の必需品。

ところが、低域用のアンプをトランジスター(Lー01A:4Ω時出力140ワット)に取替え、SPを片チャンネル4本にしたときに「マランツ7」を入れてみると、パッシブプリと比べて低域がボワ〜ンとなって締りがなくなりとても聴けたものではなかった。

つまり、メインアンプとスピーカーが充実するとプリアンプの効果が如実に薄くなったというわけ。もちろんケース・バイ・ケースだろうがこれで自分は完全にプリアンプ不要論に傾いてしまった。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/dec430d10a98efbf08b2291285bfdd28

JBLオリンパスを導入。それは苦難の始まり 2009年01月30日

ウーハーの LE15A もシリアルNo20000番台のユニットが付いていましたが、「粘るような低音」と「反応の遅さ」が気になり出しました。ユニットをじっと見ていたら、

「このユニットは1970年代の生産だよな?」

と思い出しました。 この時代は「鉛半田」しかなかった時代だ。
モー線の部分の半田付けを「鉛レス半田」に入れ替えれば電気が良く流れるだろうと思い交換したところ、「反応」が別物クラスに良くなりました。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2051/20090130/9871/


「音のキレ」には線材が大きくかかわって来ますがそれだけでは有りません。
もう一つ忘れてならないのが「半田材」の質です。

鉛の入った半田材では抵抗分が大きく、それだけで「ヴェール」の原因にもなります。
またキレ(音数や音の明瞭度)にも関係して来ます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/bd9b705fb64bec2af7d8adc4dd1513dc

オールドJBL でクラシックもJAZZも 2008/04/27

JBLの#075でヴァイオリンが艶やかに鳴らない場合、まず使っているケーブルに粗悪な物が使われています。アンプや CDP の高価な装置を使っていてもそれらを接続するケーブルが粗悪な物ではその機器の実力の1/10も出していないでしょう。

電源ケーブルは機器の「性能」を決定するばかりか「質感」をも左右します。
良い電源ケーブルが必要です。
メーカーオリジナル配線の電源ケーブルはほとんど使い物にならないと考えて差し支え有りません。

それらのほとんどのケーブルが「ノイズ」を拾っています。
古い機器はオリジナル配線も極端に粗悪な物が多いです。

(この頃は電源ケーブルの重要性が理解されていなかったから)・・・
マランツの#7、#2、#8b、#9、マッキンのC-22、MX-110 や MC30, MC275 等も当時は良かったかもしれないけれど今となっては「粗悪」なものの分類のケーブルに入ります。

次にラインケーブルやSPケーブルですがこれも電源ケーブルと同じで「ノイズ」をシャットアウトできるケーブルでないと使えません。いづれの箇所でもノイズ(ハムノイズ)を拾うようでは音が粗くて使い物になりません。

そして皆さんが「盲目的」に何の疑問を示さないのが SP箱内配線 です。このユニットへの配線やネットワークへの配線が「とんでもなく粗悪」だと言う事です。

他にもアンプや CDP、チャンデバ内に使ってあるプリント基板や半田材、半田材の材質も粗悪な物が多いです。半田に鉛が入っているだけで電気が流れにくいです。

私の場合アンプの内部配線も手配線ができる管球式を使いたくなります。そしてその配線材も良いものを使い、半田材も鉛なしの銀入り半田、管球も中国製ではなく1940年から1960年代くらいまでの「本物」にこだわっています。

SPユニットにも半田付け部分が有ります。

オールドユニットは歴史的に見てまず間違いなく「鉛半田」が使われています。
これを交換してやるだけで情報量が「?倍」になりリアクション(応答性・反応)が飛躍的に良くなります。

オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4〜5時間聴いて何が判るのか?」と思います。

良いケーブルは「大容量」になります。
それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。

「あわてモノの間違い」、「うっかりの間違い」のケアレスミスの塊だと思います。雑誌の評論に振り回されていたのでは真の「良い音」は追求できません。

機器がどんなに優れていてもそれらを繋ぐ「ケーブル」が粗悪な物では使い物にならないサウンドしか出ません。

機器とケーブルの総合力+セッティング術の技術力の差が「出てくるサウンド」の差になります。

ケーブルに求めるのは「瞬時伝送能力」です。そのため「大容量」でないといけません。これにノイズが入れば大容量とはいえなくなります。

伝送容量は水道の配管です。これは大きいほど沢山流せるでしょう。ノイズがこの配管に付くスケールに相当します。このスケールが微量でも有ると水が濁ってしまいます。この濁った音がヴァイオリンが綺麗になってくれない原因です。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2008/04/jbljazz_8012.html

「ヴェールを被った音」の原因は・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年02月25日


「音質アップ」を意識するのは「ヴェールを被った音」を認識した時からです。

オーディオを始めて、SPを変えアンプを変えしてくると「音の鮮度」が変わって来ます。それは「ヴェールの厚み」の変化でもあります。

色々実験をしてくると「ヴェールの原因」は機器単体の問題とケーブル類の問題、電源系の問題といづれもその原因を抱えています。

私の音質の表現に「ヌケ・キレ・ノビ」と云う言葉をよく使いますが、この「ヴェールを被った音」は「ヌケ」に関係して来ます。「ヴェールを被った音」は「見通しの悪い音」でも有ります。

現在私のシステムではこの「ヴェール」を殆ど意識しません。

ケーブル類の見直しで一番最後の電源系(電源トランス)の電源ケーブルを壁コンに差し込んだ時に実感しました。

今までと全く違い、音の深度が見通せる様に変化しました。
全く「ヴェール」を感じないサウンドになりました。

すべての機器とケーブル類のグレードが揃わないと到達出来ません。

機器を「活性化」させる事も重要です。

ここまで来るのに、何度ケーブル類のグレードアップをしたことか?また機器の入れ替えをしたことか?


要約すると、「ヴェール」は「電気抵抗」に比例している様だと云う事です。

電気抵抗は機器間でも違いますし、その「活性化度」でも違って来ます。

ケーブル類でも「線抵抗値」として出て来ます。

ケーブル類の場合は「プラグ+半田材+ケーブル材+半田材+プラグ」の合計が「抵抗値」として出て来ます。いかに小さくするかが私のテーマでした。

ラインケーブルのみならず電源ケーブル・SPケーブル・SP箱内ケーブル・ネットワーク等、システムを構成するモノはすべて「低抵抗」にするべきだと悟りました。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2057617aacd64fd26bfb21ada113df0f

これから終のシステムにしたい方の機器の購入について - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年03月04日


これから終のシステムにしたい方の機器の購入についてアドバイス。

アンプやソース機器類については西暦2005年以降のモノをチョイスされる事を進めたい。

その理由は、「鉛レス半田」の使用に代わっているから。

一般の鉛はんだと「鉛レス半田」では抵抗値が1/10程も違う。
抵抗値が違えばまずSN比が格段に向上している。抵抗値が低い事は「音数」にも効いてくる。

入出力に「バランス伝送」(XLR端子)が常備され、電源がインレット方式(交換方式)のモノは1990年代から高級機には常備されつつある。

この辺も重要なポイント。1990年と云えば今から25年も前の機器になる。だから進めない。寿命の来ている部品が有り、復活は難しくなる一方だからだ。それ以前の機器は避けた方が良い。

スピーカーについては、上述は当てはまらない。

確かに最新のSPは鉛レス半田で抵抗成分が低く、サウンドも良くなっているかの様に感じられるかも知れない。ここは「試聴」をして決めるべき。

「生演奏派」ならもっと古いユニットを自分でアセンブリーして使った方が良いが、「空間再現」に主眼を置かれている方は最新のSPでも満足できるはずだと思う。

アンプ類のお勧めは、アキュフェーズ製かマッキントッシュ製ならある程度の音質が有るので無難に勧められる。

しかし、「アキュフェーズの音」や「マッキントッシュの音」が有る事は忘れてはならない。好みの範疇になるとこの辺に別メーカーを選択する余地が有る。

FM やゴールドムンド、クレル、ボルダー等高級機メーカーはあまた有る。
結局は財力とデザインと音の好みで決めれば良い。

問題はその後の事だ。いくら機器を揃えても「魂」を入れないとまたすぐに手放して彷徨いになる。自分で幾らか手を加えて、自己満足できるレベルに努力する事が重要。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/28b42e003c46a460a34e5b2f84d67dd7


因みに、現代の半田で大昔のヴィンテージハンダ NASSAU に匹敵するものは存在しません:


ウェスタンエレクトリック伝説
真空管アンプはハンダで音が変わる! _ 伝説のヴィンテージハンダ NASSAU
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c70


10. 中川隆[6758] koaQ7Jey 2017年2月16日 22:16:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7219]

チューブオーディオラボ マランツ7 懐かしの名器、修理顛末記
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2012/marantz/marantz.html


マランツ・マッキントッシュ等、往年の名器が不調でお悩みの方は是非ご相談ください。

人は歳を経ると、味わいが出ると共にあちらこちらに老朽化と言う体調不良が増えてまいります。真空管器も同様、味わいと引き換えに故障してしまった部分は早めに直しましょう。

人間より、交換パーツは豊富です、たまに点検をされることをお薦めします。

marantz7

■ marantz 7

憧れの名器 マランツ 7
時々・・片側からノイズが出る・・・
と 修理依頼が有りました。


出力コンデンサー

■ marantz 7 出力コンデンサー

賞味期限切れの出力コンデンサーをスプラグの0.33μFに交換


ヒーター回路

■ marantz 7 ヒーター回路セレン

正規の電圧が出ないので・・・
ブリッジダイオードに交換B電源のセレンも正規の電圧が出ない・・・
此処は・・・音が変わるので、ダイオードをパラに・・・


NOSセレン

■ marantz 7 NOSセレン

NOSのセレン使って居なくても・・・
セレンは・・・経年変化で使用出来ない・・・
此のセレンも内部抵抗が高過ぎで・・・使えない


ブラックビューティ

■ marantz 7 ブラックビューティー

ブラックビューティは・・・OK
バンブルビーだと全滅か・・・
でも・・・・
Marantzは・・・・
バンブルビーを・・・


内部

■ marantz 7 内部

内部配線・・・・見事


リアパネル

■ marantz 7 リアパネル

大好きな   リアパネル
名器が復活致しました。(^_^)v
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2012/marantz/marantz.html

Marantz7 マランツ7 懐かしの名器、修理顛末記 その2
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2012/marantz02/marantz02.html


ロス出張中に依頼のありました、アンプ修理が出来上がりました。

名器・・・・マランツ MODEL-7
熱い日本の夏にも負けず頑張って直しました。

marantz7

◆ marantz Model7

修理依頼の内容は
フォノ入力から音が出ない・・・
V1〜V3の真空管が点灯しない・・・
怪しいところは…

BLACK CAT

◆ BLACK CAT

蓋を開けて・・・・点検
0.47μのコンデンサーをBLACK CATに交換


交換部品

◆ 交換部品

0.33μのスプラグを交換
B電圧が低い・・・
B回路のブロックコンデンサーの容量抜けか
コンデンサーを追加
ヒーター電圧も低い・・・
ヒーター回路のセメント抵抗を正規の値に交換


シールドケース交換

◆ シールドケース交換

是で・・・・良し
でも・・・・真空管が点灯しない・・・
ソケットピン迄は電圧が来ている・・・
V1~V3迄のソケットピンのハンダを全部除去
新たにハンダ付け・・・・
時間がかかる・・・
暑い・・・
熱い
思いで、ようやく、出来上がり

ようやく直りました・・・
良い音で鳴っています・・・・・
暫くエージングを兼ねてレコード鑑賞


マッキン マランツで初期性能を維持できているアンプは少ないです
メンテナンスで復活させませんか。
                            カミムラ
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2012/marantz02/marantz02.html

チューブ オーディオ ラボ については


超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html


11. 中川隆[6759] koaQ7Jey 2017年2月16日 22:24:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7220]

ヴィンテージ・アンプの修理・メンテナンスをするなら


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B チューブ オーディオ ラボ
http://shinkuukan2.web.fc2.com/index.html

手作り真空管アンプ工房
貴重なアンプ等の修理記録の記事をまとめてみましたのでご参考 までにご覧ください。
http://shinkuukan2.web.fc2.com/Repair/repair.html

〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町1857-3
TEL:025-775-7383


C サウンドポイント55 
QUAD ESL修理 真空管アンプ修理 スピーカー修理致します
http://homepage2.nifty.com/soundpoint55/index.html

〒601-1253 京都府京都市左京区八瀬近衛町717−2
TEL 075-711-0055

こだわりのオーディオショップです。
ビンテージ物中心にやっております。(いつの間にか)
真空管アンプの修理、設計、製作やってます。
真空管アンプ用のパーツそれなりに有ります。 技術指導致します。


D 株式会社リザイエ
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http://www.risaie.co.jp/
https://www.facebook.com/risaie.co.ltd/info/?tab=page_info

Mark Levinson・SME・Halcro・QUAD・MERIDIAN・・・等、ハイエンド・オーディオ機器REPAIR に携わってきたリザイエの「匠」が確かな情報と経験でお客様の愛機に息吹を与えます。

東京都 台東区 110-0005
TEL : 03-5817-4182


E (有)ウエスタンラボ
http://www.westernlabo.co.jp/
http://www.westernlabo.com/

〒359-1133 埼玉県所沢市荒幡513-5
04-2925-5550


F ウエスタンラボ札幌
http://wl-sapporo.com/

〒001-0904 北海道札幌市北区新琴似4条2丁目2-1
011-765-5561


G ハイファイ堂
各種管球・その他オーディオ製品修理します。
http://www.hifido.co.jp/docs/company.html

大須本店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37
TEL : (052)249-2600

ハイファイ堂特殊修理
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/100402/


Hスピーカーとアンプ修理-リテイルマネジメント
〒552-0007 大阪市港区弁天 3-21-8
電話番号 06-6574-6101 
http://www.labsp.net/


I AMP修理工房 Amp Repair Studio
http://amp8.com/
http://amp8.com/etc/annai/annai.htm


〒371-0805 群馬県前橋市南町2丁目68-6
電話  027-221-1920(9時〜18時迄)

当工房は、 製造メーカー様が「修理(サポート)打ち切り製品」「他の修理業者様が修理出来ない製品」、及び「外国(輸入)製品」のみを 「修理・改造します」。

製造メーカー様にて、修理可能の場合は、「改造を伴う修理を除き」、お引き受けしておりません。 「修理費は、非常に高い」ので、事前に、他の修理業者様を、十分ご検討下さい。 写真撮影、ホームページ制作、自宅サーバ運用を含め、全てを1人で行っておりますので、「お客様への対応は、迅速ではありません」。 約款は他の修理業者様と非常に異なりますので、修理の問い合わせの前に、 修理の方法 AMP修理工房の規定を、必ず見て下さい。

QUAD 修理記録
http://www.amp8.com/tr-amp/foreign/quad/quad.htm


J OM laboratory(ウェスタン・エレクトリック製品限定)
Vintage audio restoration
http://www.facebook.com/pages/OM-Laboratory/265550180183171
http://sky.geocities.jp/cafesphinx/SPHINX/Welcome.html
http://sky.geocities.jp/cafesphinx/SPHINX/OM_Labo.html


〒321−0966 栃木県宇都宮市今泉1−3−10
青木英男(ウェスタン・エレクトリック製品の有名なエキスパート)
E-mail warungwayan@ybb.ne.jp
OMラボラトリーでは、ウエスタンエレクトリック等のヴィンテージ機器の修復とヴィンテージパーツを使用したオリジナル機器を制作しています

Kマサトレーディング/マッキントッシュ修理/マランツ修理/MASA TRADING

マッキントッシュやマランツの真空管アンプの精密修理を行っています。
当店は単なる故障修理だけでなくオリジナルへの復元をする専門的修理を得意としています。
また、ヴィンテージパーツやオリジナル製品の販売などを行っています。

〒213-0026 川崎市高津区久末474-1 ヒルサイド久末3-102
TEL : 044-777-8066
https://masatrading.stores.jp/about/


12. 中川隆[6760] koaQ7Jey 2017年2月16日 22:33:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7221]

因みに、marantz Model7 の様な伝説の名機は半田やリード線も徹底的に吟味して選んでいるので、コード 1本、ハンダの材質で音ががらっと変わってしまいます。

修理は信頼できる店に頼まないと marantz Model7 の伝説の音は永遠に復活できなくなります:

デッカ「デコラ」は BUD の宝物。古いSPから新しいレコードまで(但しモノ)なんでもよく鳴ります。

つい最近使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。

ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。ああなんということを、と思っても時既に遅し。覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html


ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルの WE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の 755A では、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。

いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755A の音はしないのである。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm

以前古いウェスタン製のアンプを修繕したことがありますがソックリそのまま復元したのに肝心の音の方が蘇りません。

原因は使うハンダにありました。 NASSAU です。

もう市販はされていませんので昔買い込んだものを大切に使っています。古いアンプでも回路はそのままで結線の箇所をこの NASSAU ハンダに入れ替えるだけで音が激変しますよ。


爾来、古いアンプを修繕するときは可能な限り使用されているハンダを吸い取ってそのまま使用することにしています。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/268f28bacb0f04cf1c580a3ace03d11e

WE のものは真空管は当然のこととして配線材からコンデンサ,トランス類まで全て『WE の音』というものを持っています。

配線の仕方や部品の配置ひとつ取ってみましても,WE と WE を真似たものでは音が全然違うのです!

真空管に WE のものを使用して,回路を真似たからといっても WE の音は絶対に出ません。

星の数ほどある WE 風のアンプとは違うのです。

オリジナルのみが持つこの音に魅せられたら最後,他のどんなアンプを持ってきても満足することはできなくなってしまうでしょう。

【Western Electricのオリジナル】以外では絶対に聴くことができない音があります。
新旧アンプの全てを持ってきてもこんなに魅力的な音を出してくれるアンプは見つからないのではないでしょうか。
http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/audio-5.html


13. 中川隆[6778] koaQ7Jey 2017年2月17日 21:55:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7239]

楠 薫のオーディオ三昧 ■ Marantz model 7 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz7/Marantz7.html

Marantz Stereo Console Model 7は、現在でも最も人気の高いプリアンプの一つです。

真空管12AX7はすべてテレフンケン製を指定しているだけあって、ちゃんとテレフンケン を使用すると、切れ味と言い、音の形と言い、現代の最新鋭アンプにもそうそうひけを取ら ない実力を持っています。

中古市場で探すと、けっこう見つかるのですが、内部のコンデンサー等、いろいろ交換され ていて、オリジナルのままのものはほとんどありません。もっとも、コンデンサーの寿命を 考えると、たまに通電するくらいで新品同様に保管されていたとしても、もう、駄目でしょ うけど……。

ところで、オリジナルといってもMarantz model 7は10001〜23000番台まで存在して、 音がある時期から著しく変わるようです。

大きく分ければ17000番台前後からトランジスタ時代を意識したのか、少し線が細くなって いる様に聴こえます。

回路的な違いはないのですが、パーツが一部違っていて、ボリュームが日本のコスモスに換 わっています。また、ボリュームの変更に伴う、安定性を考慮してか、コンデンサーが2、3 追加されている様で、これが音が違ってくる最大の原因ではないかと思っています。

レストアする時に一番気を付けないといけないのは、コンデンサーの容量抜けによる経年変化 です。

ヴィタQの愛称のスプラーグ社のVTAに絶縁材を巻いて使用したり、アメリカASC社の最 高級フィルムコンデンサーを使用する人もいます。が、レプリカ#7がフィルムコンデンサー を多用して音が悪い(私は電源に主因があると思っていますが)のは、あまり質の良いフィル ムコンデンサーを使っていないせいだ、とおっしゃる方もいます。

個人的にはみずみずしい色気のある#1の方が好きで、ちょっと我が家では出番がないようです。


また、使用真空管についてですが、V1とV2はフォノ部のヘッドアンプ部で、チャンネルを別々に 受け持っていますので、必ずペアで同じメーカーで特製の合ったものを刺して下さい。

出来ればノイズの少ないものを選んで下さい。

V3は一本でLとRを受け持つ、フォノ出力部です。これはメーカーは問いません。
V4以下はラインアンプ部で、V4,V5はチャンネルを別々に受け持っていますから、やはりペアで メーカーも同じものにする方が良いと思います。

V6はラインアンプ部出力で、一本でLとRを受け持っています。
けっこう熱くなりますので、ご注意下さい。

全体像です。
ウッドケースはオプションです。
でも、たいていの方が付けています。
フロントパネルの様子です。


背面です。

ウッドケースを外した所です。


ウッドケースを外した背面です。

天盤を外した全体像です。


RCAターミナル群。

電源トランスと出力ゲインコントロールボリューム。


電源部。

右上にパイロットランプが見えます。
左側は上が高域用、下が低域用のコントロールです。


上がボリューム、下がバランス・コントロール。
右上に見えるのが、入力セレクターです。右下はSTEREOの左右反転などの切り替えスイッチです。

メインボード上面像。コンデンサー群は上面にまとめられています。


下蓋を開けたところ。全体像です。

電源部の下側です。緑色したセレン整流器が右側に見えます。


メインボード下面像。主だった抵抗器は下面にセットされています。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz7/Marantz7.html


14. 中川隆[6779] koaQ7Jey 2017年2月17日 21:57:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7240]

楠 薫のオーディオ三昧 ■ Marantz model 1 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz1/Marantz1.html


1951年、Marantz氏が自分の親しい友人のために作ってやったAudio Consolette
が始まりだと言われています。

その友人はプロのスタジオエンジニアだったため、一躍、プロ仲間で評判になり、 後にテープモニター機構を搭載して、Marantz Model 1として脚光を浴びることに なります。

電源部が別になっていて、S/Nの良いみずみずしく切れ味のあるサウンドが特徴で、 パーツには贅を尽くしたため、コスト的には割が合わなかったらしく、ステレオが 本格的になって来てMarantzの名声も上がった頃、ステレオ対応機種として、 Model 7を発売。全面的に切り替えてしまったのが悔やまれます。

あらゆるアナログディスクに対応できるよう、RIAAだけでなく、フォノイコライザ ーのカーブも様々なものが選べるようになっています。また、プリアンプからの出力 ケーブルが長くなると高域が劣化するのを補償する回路も入っていたりして、さすが はプロ仕様のアンプだと、感心してしまいました。


フロントパネルの様子です。

背面です。電源ケーブルは、なんとこの当時からベルデン!

内部の様子です。

ラックに納めたところです。
2台ばらすと、こんなふうになってしまいます。

上面の蓋を取ったところ。後方から前方に向けて撮影。

上面の蓋を取ったところ。前方から後方へ向けて撮影。


下面の蓋を取ったところ。後方から前方に向けて撮影。

下面の蓋を取ったところ。前方から後方へ向けて撮影。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz1/Marantz1.html


15. 中川隆[6780] koaQ7Jey 2017年2月17日 22:01:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7241]

楠 薫のオーディオ三昧 Marantz社 & Saul B.Marantz氏


年 記事

1951 Saul B.Marantz(ソウル・B・マランツ)氏が36通りにイコライジングを変えられるモノラル真空管プリアンプ、Audio Consoletteを製作。これが友人達、 特にスタジオエンジニアの間で評判となる。

1952 マランツ・カンパニーを設立。

1953 Marantz model 1(Audio Consoletteにテープモニター機能を搭載)発売。

1956 model 2:出力管 EL34。シドニー・スミス回路設計によるパワーアンプ発売。

1957 model 3:モノラル2ウェイタイプのクロスオーバー発売。
model 4:model 1 or 3 のパワーサプライを発売。

1958 model 5:マルチアンプ用に開発、高域の歪みを低減したパワーアンプ発売。
model 6:model 1用のステレオアダプタ発売。
model 7:12月に管球式ステレオコントロールアンプ発売。12AX7を6本使用、RIAA規格の他、オールド78、オールド・コロンビアLP規格イコライジングも搭載。

1960 model 8(A):電源部にシリコン整流器を使用。パワーサプライ付30W×2パワーアンプ発売。
model 9:管球式モノラルパワーアンプ。出力UL接続70W×2,3極管接続35W×2発売。

1961 model 8B:8Aのパワーサプライ部を省略、電源部を改良した35W×2パワーアンプ発売。

1963 model 10A & 10B:FMチューナー。IF回路が異なる。エンジニアはリチャード・セクエラ。
model 7T:初のソリッドステート・コントロールアンプ発売。

1967 Saul B.Marantz氏、マランツ・カンパニーをスーパースコープ社に譲渡。

1973 マランツ・カンパニー、米国内での製造を終了。当時スーパースコープ社が持ち株比率が50%だった日本の神奈川県相模原市に本拠を置くスタンダード工業株式会社 (※1)に製造ラインを移す。

1975 スタンダード工業株式会社が日本マランツ株式会社に社名変更。

1980 12月、米国スーパースコープ社がエヌ・ヴェー・フィリップス・グルーイランペンファブリーケン社(1994年5月フィリップス・エレクトロニクス・エヌ・ヴェーに社名変更)へ日本マランツ株を売却。以後、フィリップスの傘下に。

1997 Jan. 17,1997 Saul B.Marantz氏、永眠。享年85歳。He was also a classical guitarist(チェリストでもあります), photographer, graphics designer, and collector of Chinese and Japanese art. だそうです。

※1
スタンダード無線工業株式会社として1953年1月東京都世田谷区に設立。携帯ラジオ受信機の製造販売を開始。北辰興行株式会社として1946年5月10日設立、1961年10月に商号変更したスタンダード工業株式会社により、1962年2月吸収合併される。

※2
日本マランツは、東証二部上場(1962年9月上場)額面50円、2000年現在、日本国内従業員は400人、平均年齢38.1歳。他に香港などにも子会社があり、50カ国、1600人以上の人間が働いている。

※その他参考資料
 プリ&メインアンプの内部構造、回路に関しては、「ステレオサウンド」別冊、「管球王国」の
 vol.11 & 12に「往年のマランツ管球アンプ・シリーズ」と銘打った特集があります。
 回路設計の特徴なども対談形式で説明してくれています。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audionote.html#Marantz


16. 中川隆[6781] koaQ7Jey 2017年2月17日 22:05:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7242]

楠 薫のオーディオ三昧 マランツ#7(レプリカ)の使いこなし方


 マランツ#7の真空管は当初東欧製テレフンケン 12AX7 で鳴らしていましたが、細かなニュアンスとピントが気になり、オリジナルのテレフンケン 12AX7 に換えました。

 次に、フォノ部の 12AX7 は同じマランツ#7使いの熊本の高岡氏の意見を参考に、Mullardを使ってみたところ、伸びやかな高域と気品あふれる懐の深い鳴りっぷりがなかなか素晴らしく、しばらくV1-V3にはMullard,V4-V6にはテレフンケンを使用していました。

 ところが、CDを聴いていると、どうも妙にテンションの高い緊張したサウンドが気になり始め、試行錯誤の末、ライン段はV4,V5はテレフンケンのオリジナル、V6はMullardで組むと、低域から高域まで伸びやかでテンションもある程度は保たれ、何よりも、色気のある、喉の見えるボーカルと言いましょうか、本当に素敵な歌声を奏でるようになりました。フォノ部はV1,2にMullard、V3にテレフンケンを使うと、レコードもコクと奥行があって、しかもキレのあるサウンドになるようです。

 そして、たまたまWestern ElectricのLine trans(111C)を手に入れて試したところ、この音の質感の素晴らしさに驚き、これを使うことを前提に再度真空管選びをすることになってしまいました。

 レプリカ#7の場合、V6 をテレフンケンにすると、少々高域が突っ張った感じになるのですが、WE 111Cを使うと妙なテンションが無くなり、音が見事に整理され、配置されます。そしてエネルギー感のある中低域がしっかりと支えてくれるようになり、V6にMullardを使うと音がしなやかにはなるのですが、どこか混沌としてしまう場合があり、見事に整理されたこの音を聴くと、やはり WE の実力はこういったところにあるのかと、感服させられます。

 この111Cを使った場合、CDでもレンジ感を狭めることなく、高域も比較的伸びやかであるところが、見事です。

 ちなみにマランツ#7の電源ケーブルですが、評判のAural Symphonics ML-Cubed Gen 2i(俗称、青蛇)は確かに素晴らしいのですが、少々テンションが高域にシフトし、全体に太めな腕っ節の強い音になってしまいます。

 その点、Camelot TECHNOLOGYのPM600は、陰影と言い、バランスと言い、つぼにはまった鳴り方をしてくれ、大変気に入っています。

なお、V1とV2 はフォノ部のヘッドアンプ部で、チャンネルを別々に受け持っていますので、 必ずペアで同じメーカーで特製の合ったものを刺して下さい。

出来ればノイズの少ないものを選んで下さい。

V3 は一本で LとR を受け持つ、フォノ出力部です。これはメーカーは問いません。

V4 以下はラインアンプ部で、V4,V5はチャンネルを別々に受け持っていますから、やはり ペアでメーカーも同じものにする方が良いと思います。

V6 はラインアンプ部出力で、一本でLとRを受け持っています。
けっこう熱くなりますので、ご注意下さい。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/howtouse.html#replicaMarantz7


17. 中川隆[6782] koaQ7Jey 2017年2月17日 22:09:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7243]

楠 薫のオーディオ三昧 Marantz Audio Consolette(#1)の使いこなし方

 私は今まで Marantz はテレフンケンの 12AX7 がベストマッチングになるように作られて いるから、という気持ちがあって、Audio Consolette には必ずどこかにテレフンケンの 12AX7を入れていました。

 事実、テレフンケンの 12AX7(ダイヤマーク入り)を V2とV3 に使用すると、Marantz#7 にも言われていた、Marantz の鋭く厳しい音がします。ところが、V3 に Mullard の 12AX7 を 使用すると、少しそれが和らぎます。

 しかしいずれにせよ、寸詰まりの低域感は払拭できません。

 で、こうなったら物量作戦。
 しかも、先入観を捨てて、テレフンケンに拘らず、片っ端から試してみました。
 ちなみにV1はフォノイコ用なのでまずは V2とV3 を徹底的に試してみることにしたのです。


1) V2:テレフンケン12AX7,V3:Mullard 12AX7

 既に書いてある通りで、鋭さは幾分減り、みずみずしさが付いてきます。
 音像が少し奥まってしまうのが難点。解像力はまぁまぁでしょうか。


2) V2:Mullard 12AX7,V3:テレフンケン12AX7。

 これはMullardが支配的に出てしまいました。
 ちょっと寸詰まり感が強くなってしまいましたが、厳しさは減りました。高域の伸びかさが出てきたのは良いのですが、周波数特性的には伸びていない様です。どうやら Audio Consolette は V2 が音を支配する様に思います。


3) V2:Mulard 12AX7,V3:Mullard CV4004

 とっても伸びやかなサウンド。低域も高域もかなり伸びています。
 ただ、実際の高域は出ているかどうか?
 しかし、低域の量感は抜群で、CV4004は以前使っていたシェルターのプリアンプでも活躍していたことがあり、可能性を感じさせてくれました。


4) V2:Mullard CV4004、V3:Mullard 12AX7

 これはいただけませんでした。
 V2が支配するだけあって、もっこり切れ味のない肥大した音像となってしまいました。

 でも、演奏者をグッと近づけてくれ、一音一音を解きほぐして聴かせてくれるような解像力の良さは、特筆すべきものがあります。

 この時点で、V3にMullardのCV4004を使って良い組み合わせは出来ないものかと、考えてみるようになりました。

5) V2:テレフンケン12AX7,V3:Mullard CV4004

 音が空中分解してしまいました。
 鋭さと優しさが同居しながら互いに牽制しあっているかのような音。
 聴いていて耳をつんざく高域とぼてぼてでコントロール出来ない低域に愕然としてしまいました。


6) V2 & V3:GE 12AX7(old type)

 懐かしい古き良きアメリカの音。
 ちょうどパラゴンなどが活躍していた頃のジャズの音が聴こえて来る様です。
 低域も高域も伸びていないのですが、スピード感はやたらにあり、音像は遠目です。

7) V2: GE 12AX7(old type),V3:Mullard CV4004

 どうしたわけか、透明感の全くない、低域は量的には出ているのですが、寸詰まり感の強いサウンド。やはりヨーロッパとアメリカ混在ではなかなかうまくいかないのでしょうか?


8) V2: GEC CV492,V3:Mullard CV4004

 古いCVナンバーのGECの12AX7互換品。これはちゃんとしたペアが2本しか無いので、今まで#7のV6で試したことがあるくらいで、実際は使ったことはありませんでした。

 ところがどっこい、この組み合わせは、驚くほど実在感のあるサウンドになってくれました。3)の組み合わせに非常に近い鳴り方をします。

 しかし、「音のケバ」がもう少し出てくれまして、音の堅さもちょうど良い感じで、何よりも今までより数歩、演奏者に近づいて一緒にプレイしている感触を味わうことが出来るようになったんです。それから驚いたことに、BILL EVANS TRIO「WALTZ FOR DEBBY」、Village Vanguard のお客さんの会話がちゃんと聴けるようになったんですねぇ〜。

 5曲目の「SOME OTHER TIME」で、お客さんの呼び鈴(?)がかすかに鳴るのですが、これがちゃんと定位して鳴ることは勿論、奥にいるお客さんとステージの近くのお客さんの会話の距離感がしっかり出てくれるようになるとは、本当に感激ものです。

 ただ、このGECの真空管、どこを探してもほとんど見つけることは困難です。
 そこで一番近いサウンドを聴かせてくれたMullardの12AX7を再び刺してみたのですが、前と音が違う様です。

 しかも、GECの音に非常に近くなっている! 再びよく見てみると、なんと、Mullardの12AX7には、ゲッターの形が2種類あり、現在最も多くて先ほど試してみた丸形と、今度刺さっていたGECと同じ角形があるのです。

 この角形は、つくりがGECとあまりにも良く似ているし、Mullardならまだ探せばありそうな気がしたのですが、なかなか無いものなんですねぇ。

9) V2: Blimer CV4004,V3:Mullard CV4004

 ちょっと期待して買ってきたBlimerです。

 V2 に使用しますと、確かに中庸の見事さ、音を破綻させずにまとめあげるワザは素晴らしい。

 しかし、GEC の音を知ってしまった後では、ちょっと「音のヒゲ」が無く、低域の伸びももう少し欲しい気がして、物足りなく感じてしまいます。V2 を Mullardに、V3 を Blimer に換えてみたところ、これは Mullard の悪いところが目一杯出てしまって、トロトロとした中低域にはさすがに1時間以上、付き合い切れませんでした(^^;

 ところがこの Blimer、V1 に使うと俄然生き生きとしてきまして、聴くジャンルによってはフォノイコ用に使うと、良い結果をもたらすかも知れません。

 と、ここまで、テレフンケンの真空管を V2 もしくは V3 どこかに使う方法を中心に試聴してきました。

 ところが、我が家にJPSの新型インターコネクトケーブル、JPS Labs Superconductor 2が来まして、今までの真空管の選択を根本的に考え直さないといけない事態になりました。

 何しろこのケーブル、実に元の楽器や声の質感を正確に表現しようとするケーブルなのです。

 V2 に GEC、V3 に Mullard を使用し、CDプレーヤーから Marantz のプリまでのインターコネクトケーブルという組み合わせでは確かに一聴すると良く聴こえるのですが、インターコネクトケーブルを JPS Labs Superconductor 2 に換えた時の質感の見事さには敵いません。

 そして、何と、インターコネクトケーブルが JPS Labs Superconductor 2 の条件下において3週間の比較試聴をした結果、質感表現の的確さにおいて、また、低域から高域まで整った質感という点において、やっぱり Marantz の Audio Consolette には、テレフンケンの 12AX7 がベストであることを再確認させられました。

 そういう訳で、1998年12月25日からは、Audio Consolette にはすべてテレフンケンを使用しています。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/howtouse.html#Marantz1


18. 中川隆[6783] koaQ7Jey 2017年2月17日 22:16:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7244]

楠 薫のオーディオ三昧 ヴィンテージ・オーディオシステムのメンテナンス


 ヴィンテージ・オーディオ製品の場合は、メンテにも気を付けなければなりません。

 私はアンプ類なら倉敷にある、「オーディオサミット」(TEL:086-434-2965)に お願いしています。

 ここのご主人自身、Marantz #1ユーザーで、岡山県内はおろか、九州や関東から も修理依頼があるそうです。

 ここで得た Marantz#5 は、Marantz#1 とのコンビで、未だにどんな他の組み合わせ よりも、我が家ならではのサウンドを聴かせてくれています。しかも九州・山梨間を往 復させたり、けっこうハードに使っているにもかかわらず、2年以上もノー・トラブル で、しっかり稼働しています。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audionote.html#maintenance


オーディオサミット オカヤマ

〒719-0301 岡山県浅口郡里庄町里見2507番地1

TEL:090-8996-2304

E-mail:hirosaka@mx9.tiki.ne.jp
http://ww9.tiki.ne.jp/~hirosaka/


19. 中川隆[6798] koaQ7Jey 2017年2月19日 11:43:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7259]

最近のSPには管球アンプは勧めない - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年02月18日
| ピュアオーディオ

1970年以降のSPをお使いの方には管球アンプは余りお勧めはしない。

何故なら「低域の駆動力不足」を感じます。

50W や 80W クラスの管球パワーアンプであっても、SP の能率が 96db 以下だと「立ち上がり・立下り」の瞬発力にかける。

SP から出る音の 70%以上は「低域」(ウーハー)から出ている。
この帯域の「立ち上がり・立下り」が緩いと「キレ」を感じない。

管球アンプの良さは、SP の能率が 100db クラスのユニットに「分厚い音数」で出てくる事。

1970年以降の SP達は「低域の再生帯域」を下の方に伸ばしてあるので、「重低音」が出易い様に作成してある。世の中のニーズに応える様に作ってあります。

40年以上前にJBL:L-100(センチュリー)をサンスイAU-9500でドライブしていました。
その後ケンソニックC200+LUXMAN MB88(80W/ch)のパワーアンプの組合せでドライブして使っていました。

その時に感じたのが「立ち上がり・立下り」のスピードが全く異なる事と「音の厚み」が異なる事。

その後色々なパワーアンプを使って感じたのは、「Tr型アンプ」(石)は「キレが良い」・・・トランジスターの動作の仕方がそのまま音に出ている。

一方管球アンプも球の動作の仕方がそのまま音に出ている様です。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/37cb77933bb6b3980bbb211bdb87fe3d


20. 中川隆[6799] koaQ7Jey 2017年2月19日 11:55:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7260]

「自然な音」と「作られた音」 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年07月06日


最近のと云うか、1970年代以降のオーディオシステムの音は、「作られた音」に感じてしまう。何処で聴いても「作られた音」の世界だ。

それに対して自分の求めるのは「自然な音」である。

長い事オーディオと付き合ってきてたどり着いたのが「高能率SPと低出力アンプの組み合わせ」による「自然な音」の世界。

「自然な音」と云うのは日常我々が会話している音や、雑騒音と云った「日常聞こえる」音の聞こえ方の事を云っている。

低能率 SP と大出力アンプの組み合わせはまさに「作られた音の世界。

この辺が雑誌やオーディオ評論家の方にはわかっていないと思う。
「売らんが為のオーディオ」では「作られたこけおどしの音」が喜ばれる。

長年オーディオをやって来ると「こけおどしの曲」(エイエイヤー的な勇ましい曲」には疲れてしまう。メロディを歌わせて、「うまいなあ」と思わせる曲が好きになって来ている。

音でもそうだ。これ見よがしの音(作られた音)では心地よくならない。
日常会話的な音の出方で、鋭い音が有れば鋭く反応し、ゆったりと伝わる音は「ゆったりと」した聞こえ方が自然だ。

長年の求めて来た音は「より自然に使い音」の方向だ。

「自然の音」はとても音数が多い(情報量が多い)、早い音は早く、遅い音は遅く伝わらなければ自然な音にはならない。

この辺が「作られた音」では出ない雰囲気だ。どんな音でも同じように出てくる(音波が伝わって来る様では私は満足しない。

WE101D ppアンプと云う 1W 前後の世界を知ってしまうと、後には戻れそうにない。何故なら「自然の音の出方」に非常に近いからだ。

小音量でもキチット音楽のディティールが分かり、隣でTVの音を出していても、どちらも合わせて聞き込める。

自宅の SP707J+α システムはまだ未完だが、この「自然の音」の出方が気に入っている。
サブシステムで使っている D208 システムもパワーアンプを 自作のプリ + WE101D ppアンプ にして、がぜん「自然の音」の出方に付かづいた。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8d65a114af3724b2da99aabc99c508ca



スペンドール BC‐Uと云うSP - Mr.トレイルのオーディオ回り道
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

10年以上前から「スペンドール:BC‐U」と云うスピーカーを使っていた。
サブSPとしてこの10年で一番長く手元に置いていたSPが BC-U で有った。

クラシックの弦楽合奏を小音量で夜中に楽しむ為に使っていました。
ヴォーカルも非常に良かったですね。

音色的に「艶やかな」質感をユニットが出してくれる処が気に入っていました。
ユニット自体は「セレッション社」のユニットでしたが・・・。

特に気に入っていたのが「音楽が聴ける」と云う点です。

ただこのSPは「耐入力」が低いので「中音量」までしか出ません。サトリのミニアンプで鳴らしてもボリューム10時の方向でツィーターがクリップしてしまいます。いざ本気になって聴こうとするとどうしても「音量不足」で力不足を感じました。

現在当該 SP は東北大震災で大型SPや超高級システムを無くされた方が、貸出試聴でこのSPを自宅で聴かれて、「音楽が聴ける」と喜ばれそのまま帰って来ませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

他の英国SPについて - Mr.トレイルのオーディオ回り道


昨日はバイタボックスまで話しました。BBCモニターの系列で作成されたスペンドールやハーベスのサウンドは気軽に音楽を楽しめる SP だ。

しかし、英国製の SP やヨーロッパの SP は、一部のトーキー用 SP システムを除いて、初めから「生演奏」の再現をしよう等とは考えられていない。日本のメーカーもほぼ同じ傾向だと思う。

現在英国製で有名なメーカーは B&W と ATC だろう。

しかし、私はこの2社の SP はあまり好ましく思っていない。

第一「能率が悪すぎる」し、それはユニットの性能の捉え方の違いかもしれない。

低域の再生周波数を下の方へ下げる為に能率を下げて対応している。

とんでもない価格のアンプを使わないと出てこない性能なら、個人的には必要性を感じない。

またATCのツィーターは必要な音量を確保する前に「クリップ」してしまう。
価格対性能を考えるととても使えない。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1fac0fb0308c5cc3c57f248e0673ad5f



21. 中川隆[6800] koaQ7Jey 2017年2月19日 12:13:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7261]

最近のSPには管球アンプは勧めない 2


WestRiver ウエストリバー アンプ
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1666 O.M.さん(アマチュアコントラバス奏者) Thu Apr 7 04:07:48 JST 2016

▪ 古典的なユニットは、WRアンプとは合わない

WRアンプと組み合わせるスピーカーについて当方が経験したことを投稿いたします。

当方は後述のように川西先生がリファレンスにしておられる B&W 805 MATRIX を導入し、JBL D130、LE175 を処分することを決断しました。

当方はオーケストラ等でコントラバスを弾いいておりまして、JBL D130、LE175は「コントラバスの音を再現するのに此れに勝るユニットはない」というオーディオとコントラバスの大先輩の主張を受け入れて揃えたものでありました。

導入直後は確かに、分厚い中低音に、ホーンの厚い中高音にしびれました。

しかしすぐにどうしても「耳につく不快な音」に気がつき悩むことになります。

またヴィオラやピアノの左手がどうも落ち込んでいます。

サイン波を入れても音圧がガタガタで特に 1,000Hz〜2,000Hzに凹みがあります。

結果的にこれは過制動による歪んだ音だとわかりましたが、それがわかるまでに数カ月かかりました。

過制動だと判明するまでの道のりが本当に長く苦しかったです。

ネットワークが悪いかと思って高価な素子を買い求めたり、ホーンドライバを買い換えようか、高域用のツイータを導入しようかと悩んだりと落ち着かない日々でした。

川西先生に相談しようにも何が不満なのかうまく表現できません。

とうとう当方のイライラが爆発してWRアンプが悪い!と川西先生に怒りをぶち撒けました。

しかし、このことで結果的に正しい解決の道が開けました。


川西先生より3台のアンプを送って頂きまして解決策を探っていきました。

比較試聴していきますと、JBL は高出力になるにつれて解像度が上がるのですが歪みは決して消えません。

その後一般的な管球アンプを入手してみると、あんなに悩んでいた歪みはすっと消え去り素直な鳴り方です。

しかし音の粒が大雑把です。

なんというか「古い音」とでもいうのでしょうか、
これがスタンダードなJBLの音なんだと納得いたしました。

これらのいわゆる古典的なユニットは管球アンプの特性に合わせた設計である、
という結論に達しました。

録音されたものを適切に再生させようと思うならば現代的な設計のスピーカーを用いて WRアンプで鳴らすのが最善であると分かりました。


▪805matrixと WRアンプはやはり最高であった!

そうなるとしても、当方はしっかりした低音が欲しい。
大型のスピーカーが必要ではないかと考えました。

川西先生がリファレンスとされているスピーカーはブックシェルフ型です。

いくらこのスピーカーで低音も十分出ていると言われてもにわかには信じられません。

しかし B&W の MATRIX で 805 より大型の 802、801 という選択肢も難しい。

802 は川西先生もおっしゃるように中途半端な感がします。

801 は巨大過ぎて躊躇します。
丁度良品が市場に出ていたので思い切って 805 MATRIX を導入することといたしました。

80 5MATRIX 導入当初はウーハーが熟れていないのか低音がすかすかでこれは大失敗だったかと思ったものの、急速に音が変わっていきました。

数日鳴らし込んだ 805MATRIX の音は、当方が今まで聴いてきたブックシェルフ型スピーカーのイメージを覆します。

和音の響きという縦のラインと、音と音の繋がり、進行感という横のラインがこれまで聞いたことがないくらいに自然です。

フルオーケストラの5弦コントラバスの響きさえも十分再現されています。
この低音の再現性の高さは正に川西先生が掲示板で何度も書いておられることです、やはり川西先生は正しかったのです!

クラシック、ジャズ、タンゴ、ロック、ポップス等々全てにおいてコントラバス、
エレキベースの音がくっきり聞こえ全く問題を感じません。

ピアノの低い音の金属巻きの弦を叩いたズンとした響きもあります。
グランドハープも所有しておりますが、その生音と比べても遜色ありません。
目の前で吉野直子さんが演奏している感じです。

ホーンじゃないと分厚い中高音は得られないと思っていましたが全くホーン以上です。
歪みなく繊細でしっかりとした音圧です。
バイアンプで駆動しツイータの音量を相対的に大きくするとJBL のホーンで頑張って出そうともがいていた音が出てきました。奏者の息遣い、細やかな指の動きがはっきり見えます。

定位感もびっくりします。スピーカーがすっかり消えています。

実際のところ JBL も B&W も音の方向性は違いがありません。

世の中では前者は音が前に出る、ジャズ向きだ、後者は音が後ろに広がる、クラシック向きだなどと言われたりしており当方もそう思い込んでいました。

実際に使ってみると当方が JBL のユニットを使って鳴らした音の延長上に B&W の音がありました。JBL も B&W も当時の技術の制約の中で生の音を再現するために
ユニットを開発していたわけで、JBL も真空管アンプを使えば B&W と音のベクトルは全く同一です。


またタンノイのスターリング(TW)も試しましたが、スピーカーの癖のようなものは感じますが、特にクラシック向きという印象はありませんでした。

ただ WR アンプでは 805 程には上手く鳴っている感じは致しません。

JBL のように何か鳴らしにくい要素があるのかもしれません。


805 MATRIX ですと、出力の違う WRアンプで聞いても音は全く同じです(もちろん個体差による極僅かな音の違いはあるような気がしますが誤差の範囲内でしょう)。

5W でも 100W でも再生された音のクオリティは同じく高いです。

JBL の古典ユニットのように W数で解像度が変化するということはありません。

最も安価な E-5H でも何ら問題ないわけです。

どんなジャンルの音楽を聴こうとも、アンプもスピーカーも正しい方向に向かって適切に作られたものを選べば良いだけであって、その一つの方向が WRアンプであり、B&W MATRIX シリーズであるということでしょう。

ジャズ向きだとか、オーケストラ向き、室内楽向きなどというスピーカーはなく、またスピーカーのグレードアップなどというのもなく、WR アンプを基軸におけば、あとはつないだスピーカーの音が生と比べて適切かどうかを基準にすれば良いのではないでしょうか。

川西先生は出力の違うアンプを貸し出してくださいます。

もし比較試聴して音が違った場合はスピーカーに問題があるのかもしれません。

805MATRIX にサイン波を入れてみて驚きました。なんと50Hzまでも音圧が落ちずに
出ているではないですか! サイン波で性能が図れる訳ではありませんがこの数値だけでも805MATRIX は少なくともコントラバスの再生には問題がないように思われます。

そもそもコントラバスは低音楽器というよりは倍音楽器と認識したほうが
しっくりくるかもしれません。弦の振動で震えた駒が表板を叩くことで発生する
豊かな倍音が重要です。基音の周波数を基準に考える必要はないかもしれません。

この小さな805MATRIX でここまで再現されるのであれば、ウーハーの追加された801、802 もどれだけの再現性があるのか興味があるところです。

しかし、これらはユニット数が増えるのでどうしてもチェロが下に、ヴァイオリンが上にくるような定位における違和感が生じるだろうと想像出来てしまいます。

店頭で聞いた最新の B&W の大型スピーカーをそこにあるメーカーのアンプで鳴らしたのを聞いた時にはそういう違和感が大きかったのです。

805 は 805 なりに大変バランスのよい完成されたスピーカーだと思います。

805 MATRIX と WRアンプを組み合わせて音楽を楽しんでいると、スピーカーの B&W の開発者とアンプの川西先生の、生の音を再現したいという熱い思い、熱い執念が出会って見事に実を結んでいるのだと深く実感いたします。

オーディオで求めるものは人それぞれですが、もし生を基準にした再生音を求めるならば、第一候補は川西先生がリファレンスに用いている 805 MATRIX が最良の選択であり、さもなくば現代において素直に設計されたスピーカーを使用するのが良いだろうと思われます。

オーディオ装置などは単なる道具ですので、当方の経験したように懐古的なものや
根拠がはっきりしないのに高額なものなどに惑わされないようにして正しい方向のものを選べば良いでしょう。WRアンプは間違いなくそういうものです。


____


1669川西 哲夫さん(WRアンプ開発・設計者) Thu Apr 14 2016

O.M.さん、詳細で単刀直入なご投稿ありがとうございます。

 O.M.さんが使用されていたスピーカーは、ずっと B&W の CDM1 だとばかり思っていました。そして暫く音信が途絶えておりました。

 去年の文化の日の頃でしたか、久し振りにお便りがありました。それは、お持ちの ΕC-1 と Ε-10 のアップグレードのお話でした。2年ほど前にΕ-10 のプロトタイプをお貸し出しし、WR アンプを気に入って頂きご購入頂いたのを思い出しました。

 しかしよくお話を伺うとどうもチャンデバを使ってマルチ駆動をされているようで、ローチャンに Ε-10、ハイチャンにはもっと以前にご購入頂いた WRP-α9/A をお使いになっている事が分かり、結局、WRP-α9/A の安定化電源化も含めてアップグレードをして頂く事になったのでした。

 ところが「どうせアップグレードするならΕC-1 に EQ 基板を載せて LP も聴けるようにしたい」とご希望が脹らみ、結果的に大手術となりました。そのご報告はWR掲示板の 163 6と 1642 に詳述されていますので、改めてお読み頂ければ幸いです。

この時に「WRアンプの音は革命的だ!」と言う名誉あるご感想を頂いたのです。


 実はこの頃に既にヘッドアンプのご注文も賜っており、それは年末ギリギリに納入させて頂いたのでした。この絡みで純粋MCカートリッジが見直されています。また、MMの再生音にも劣るCDの音を改善すべく、プレーヤーも32bitDACを積んだものに買い換えられています。

 このように短期間で O.M.さんは急速な坂道を登られたのです。それが何処かに歪となって皺寄せが来るとは夢にも思っていませんでした。詰まり音が良くなったら、又それだけ粗が目立って来る事になり易いのだと思います。今まで隠れていた欠点が表に出てくる可能性があるのです。

 11月の末頃には、ローチャンとハイチャンの繋がりが悪い、と言うようなお話をチラホラされています。この時に初めて私は O.M.さんが D130+LE175+D91 をお使いになっていると認識したのです。

12月に入ってからこの問題が大きくクローズアップされて来ています。

既に、チャンデバは止めて LE175 の方をコンデンサーでカットする方法に変わっていましたが、そのコンデンサーの質で音がコロコロ変ると仰っています。そこで、私が ASC を推奨して


> ツイータのハイパスのコンデンサーですが、川西先生ご推奨の ASC がやっと届きまして、
> この違和感がすっきりと解決できました!

と一度は満足されています。

 この後、ヘッドアンプ導入によるMCカートリッジの音について色々感想を寄せて頂いたのですが鉄心入り MCカートリッジの音が

> ジャズベースが鉄芯だと一旦PAを通した音に聞こえてきました。

と仰っていたので、最初は誇張かと思っていたのですが、今思えばスピーカーの問題が顔を出していたのかも知れません。

確かに、鉄心入りMCは純粋 MC に比べてそう言う傾向が多少はあるのですが、その時「PAを通した音」と言う表現に多少違和感はありました。

 2月に入ってハイパスのコンデンサーで随分悩まれたようです。エージングの問題、耐圧の問題等で音がかなり変ると言うのがご不満のようでした。今思えばそう言う事で音に大きな変化がある場合は、別に本質的な問題が隠されている事が多いのです。

 中高域に違和感があるとカットオフ周波数を下げたくなるものです。その為にはコンデンサーの容量を増やさなくてなりませんが、そうそう思い通りの容量のコンデンサーが手に入る訳ではありません。勢い、コンデンサーの並列接続になります。

 コンデンサーはそれぞれ直列にインダクタンス分を持っていますので、不用意に並列接続すると高周波領域に共振峰ができ、システムに何らかの問題があると、それが音質に微妙に影響してくるのです。WR アンプのパスコンにも昔から1Ωの抵抗を直列に入れています。

 O.M.さんもこれで暫く悩まれたようですが、並列にされた2つのコンデンサーそれぞれに直列に0.5Ωから2Ω位を入れるようにアドバイスさせて頂いたのです。その結果、

> この音を聞けば、昨日までの音は奇妙奇天烈であったのは一目瞭然です。
> バイオリンのパワーに負けず、ビオラやチェロの粘っこい音が難なく聞き取れます。
> 当然ピアノの左手もしっかりしており、低音の太い金属弦の粘っこい感じ、
> 高音はキンキンせずにカンカンなる感じが出ています!
> これはすごい。正にこの方向の音が欲しくて右往左往しておったのです。

と言うレポートを頂き私は一安心したのです。それから3月の半ば頃までは便りがなく満足されているのかなと思っていたのですが、また問題が発覚したようでした。

それはウーハーとツイターを別々のアンプで鳴らすと、本来はもっと良くなるはずなのに耳に着く違和感があって改悪になると言う問題でした。

音楽がちぐはぐに聴こえると言う事でした。

 ウーハーを鳴らしている Ε-10H の音と、ツイターを鳴らしている WRP-α9/A (Ε-5H 相当)の音がかなり違うと言うご不満でした。

WRP-α9/A の方が膜が掛かったようになると言う事でした。

私は5W以下で鳴らすなら、Ε-5H とΕ-50H の音はそんなに変わらないと常々申し上げていますし、今回のアップグレードの時もそれを確認して発送していますから、これは何かあるなと薄々思い始めていました。しかし、未だスピーカーのダンピングの問題だとは気付いていませんでした。


 それ以降、こちらのΕ-10Hプロト、WRP-ΔZERO(Ε-50H相当)、100W機(Ε-100H相当)を次から次とお貸し出しし様子を見させて頂きました。

それに依ると、Ε-10HよりΔZERO、ΔZEROより 100機とドンドン分解能が上がると言う事でした。

この時に、音の表現を形容詞などで表現すると誤解の元になると痛感し、なるべく具体的に表現するように努めるべきであると悟ったのです。こちらで鳴っている音と余りに違うレポートを頂くと、何を頼りにそれを判断すれば良いか分からなくなるのです。

 この頃に頂いたご感想の一片を記しますと


> 届いたアンプでは、音の次元が違います。これはすごい。
> 当方のアンプもつなぐスピーカーが805matrix だとこのような素晴らしい音で鳴るのでしょうか。
> まったく信じられません!


と言うように、ハイパワーアンプなら結構良く鳴るものの、ご所有の α9/A やΕ-10H では、とても上手く鳴らせないと言う内容です。

この頃は他に何かあると思いつつも、まだネットワークの問題も気になっていて、スピーカーのインピーダンス上昇の問題も考慮し、打ち消しの為の直列素子を入れるように進言したりしましたが、少し効果はあったものの本質的な解決には至りませんでした。

 この頃になると O.M.さんもアンプの問題もさる事ながら、真空管時代に開発された JBL の問題点に気付き始めて居られたのでしょう。

真空管アンプと高帰還アンプ、又大きな箱に入れないと低音が出ない昔のスピーカーと小型エンクロージャーに入れてハイパワーで鳴らす現代のスピーカーの違い等々について、色々調査されたようです。

 D130+LE175 を聴いて衝撃を受けた時、鳴らしていたのは真空管アンプだった事も思い出されたのでしょう。

一度は真空管アンプで鳴らす必要性と、既に JBL を諦めて 805 MATRIX を探す気にもなられていたのだと思います。それから5日程音信が途絶えていました。

 真空管アンプを入手し、805 MATRIX も注文したと言うメールが突然ありました。

真空管アンプは3結シングルのミニパワーアンプでしたが、次のようなレポートが添えられていました。


> JBL とWRアンプでは高出力に比例して解像度は上がります。100Wの解像度はαZEROをはるかに
> 凌ぎます。しかし、しぶとく残り続ける「うまく鳴っていない感じ」があります。

 しかし、3結で鳴らすと

> これが管球アンプだとこの鳴らない感じがすっと消えているのです。
> 解像度は一気に落ちているのに、耳触りはとても自然です。

と言う風に仰っています。

真空管アンプだとずっと付き纏っていた違和感がスッと消えるようです。

どうも、WRアンプだと無理に JBL の穴を叩いているようです。しかし、次のようにも仰っています。

> 管球アンプの解像度はMMとMCのような違いがあります。いや、もっとあるかもしれません。
> WRアンプの解像度を聞いてしまうと全く笑ってしまう大雑把さなんです。
> しかし管球アンプですとユニットの発音の様子が全く異なり、総体的にこれが
> 当時のスタンダードな再生音であると納得できるような質感です。

 生の音を求めて近代的なスピーカーを高帰還アンプで鳴らすのと、昔ながらのゆったりした音を楽しむのと両極端を経験された事になります。

この音の違いの要因はアンプの出力インピーダンスの違いだと思います。

昔ながらのスピーカーはやはり当時想定された目的で使うべきなのでしょう。

無理に定電圧駆動するとコーン紙の振動が制動され過ぎてしまう為に、一部に耳障りな音が残ると考えられます。

D130 がアルニコを使っているのも裏目に出た感じです。

察するに昔の真空管アンプでも、それなりにダンピングが効いた音が出るように図られていたのだと思います。

 振動学的には、臨界粘性減衰係数に、系の粘性減衰係数が近付くと減衰振動は振動的でなくなり、単調減衰になってしまいますが、このような系は反応が鈍くなりますので、切れのある軽い音にはならないのです。

電気振動でも言えて、方形波特性を余り鈍らせるとアンプの音は硬直して来ます。
制動不足でリンキング状態になると音は荒れますが、少しアンダー気味で低い山が1つ見える程度が良いとされています。

 しかし、805 MATRIX が到着すると、

> 805MATRIX 届きまして、衝撃です!
> JBL と合わせて、もう必要のないものとなりました。

O.M.さんは生楽器の音を再現する為のオーディオを目指して居られますので、当然の結果となったのです。どのように衝撃だったかは次に示す文章から見て取れます。

> E-10H で駆動していますが、805 を慣らしきってやろうという先生の熱い思いがビシビシと
> 伝わってきます!第一印象だと低音が薄いかな?と思いやはり失敗だったかなあと思ったものの、
> しばらく聞いていると音がこなれてきたのか、バランスがよく感じてきました。

 ハイパワーアンプに比べてご自分のものは大きく見劣りがするとお感じになっていたはずですが、805 MATRIX ならものの見事に鳴ったようです。

音のバランスが聴くうちに良くなったのは、やはり長い間眠っていたスピーカーのエージングが進んだ為ですが、耳が小型スピーカーに慣れたこともあると思います。さらに、

> この小さな筐体SPでピアノがこんなに満遍なく聞こえるのは奇跡ですね!
> 掲示板や先生のメールに書いてある左手の最低音が聞こえるという記述はさすがに
> 言い過ぎだろう、聞こえていても蚊の泣くような微かな響きでしょうと思っていたのですが、
> まさかまさかこんなに聞こえるとは!


と仰っていて、私が Feastrex で体感した時と似たような衝撃を受けられたようです。この音が認識できると本当に幸せな気分になるから不思議です。

そして、やっとO.M.さんは納得の行く音を手に入れられたのです。

> 全体の音楽性は明らかに805 です。時間軸に沿って響きが繋がっていく感じに破綻がありません。
> 定位感もすごいです。よそ様のところでのJBL で相当大音量で試聴距離も離れて聞いた時にSPが
> 消えている感覚がありましたが、自宅では近接で歪みが多く耳につくのかいまいちです。
> それに比べればこの805はとても素晴らしい!スピーカーを意識することが全くない!
> やっと色々な呪縛から解放されました。

 この成功は B&W805 MATRIX でなければ得られないのではありません。

又 B&W805 MATRIX に WR アンプを無理に合わせている訳でもありません。

その証拠にサトウさんの追試でもっと小型で安価な DENON の USC-M3E を繋いでも「これだけでも十分立派な鳴りです。」と仰っています。

D130では過制動になり違和感が残りましたがその理由ははっきりしています。

現代のスピーカー、特にヨーロッパ系のものなら全く問題はないと思います。
どうぞ安心して、WRアンプをお求めになって下さい。
http://west.wramp.jp/datawr35.html


22. 中川隆[6801] koaQ7Jey 2017年2月19日 12:18:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7262]

音楽評論家 宇野功芳が 50年間ずっと使い続けている装置


スピーカー

Wharfedale スーパー3
Wharfedale スーパー15
Goodmans AXIOM80

エンクロージャー : テレビ音響製9立方フィートマルチホール型


プリアンプ : 米マランツ♯7
パワーアンプ : 英クォードU型モノーラル用2台

部屋はマンションの 6畳洋室


宇野功芳

上のアンプとスピーカーは いずれもモノーラル時代あるいはステレオ初期の名品である。 今のものに比べると、周波数レンジは狭いし分解能も悪いが、中音域の美しさ、豊かさ、気品は最高で、使用年数は実に五十年を超える。

他のプリアンプと聴き比べたが、マランツ♯7の音は冷たい位の気品が他のプリアンプとはまるで違う。 清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったが、それが正解だった

QUAD II の音質の暖かさと柔らかさは無類である

QUAD II を QUAD のトランジスター・アンプに変えると、最初は楽器の細部のニュアンスが良く聞き取れて愉しめたが、すぐにうるさくなってしまう。 QUAD IIの暗く沈んだ音は何時間聴いても飽きない、疲れない。


青木周三
Marantz とマッキントッシュの真空管式パワーアンプは音が硬くて音楽を聴くのには向かない。メインアンプは QUADII以外には考えられない

Axiom80 は JBL の 30cmウーハーと組み合わせて、大型のエンクロージャーに入れると真価を発揮する。


____


クラシック音楽の世界に於ける音響的な部分に対する異常とも言える執着は、音楽ホールやオーディオ製品に強く反映している。いづれの場合でも、音楽の核心を確実に聴き手に届けると言うよりも聴き手に"快く感じさせる"ということに重点が置かれる。

音楽評論家であり、指揮者でもある宇野功芳という人は若い人にカリスマ的人気があるらしい。

その人のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は

「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、

特に多声的な音楽に対しては致命的なマイナス条件なのだがその様な装置で聴けばゲシュアルトやモンテヴェルディのマドリガルはつまらない曲だと思えるのが当然だ。

しかし元々そんなものは価値のないものだと思っているとすれば自分の装置が真実を伝えて居ないことに気付かずに終わるであろう。


 そして、分離の良すぎない音、つまり、分離の悪い音が良い演奏会場の条件だと言うことになってしまう。

宇野功芳という人は

「名ホールとは演奏を美化する。これが第一条件だ、

舞台上の残響に身を包まれて演奏しているとホールが自分を助けてくれている、という喜びで体を満たしホールに任せる気になる…・・

強い和音が鳴った後に残る長い残響はいつまでもその中に浸っていたいと思う程で……」

と述べている。


私は宇野功芳がクソミソに言う日比谷公会堂や東京宝塚劇場(昔の)でシンフォニー オブ ジ エア、ウィーンフィル、ボストン響、イタリアオペラの数々を聴くことが出来た。

それらの体験は確実に音楽の世界に引き入れてくれたのである。今にして思えば、優れた演奏家は美化される必要がないと言うことだったのだと思う。

美化とは或る意味で歪曲なのだから(それは宇野功芳本人も認めている)なのだ。

昔からタイル張りの風呂場で唄を歌うと、上手になったような気がすると言われてきた。現在のカラオケサウンドもそういう錯覚に基づいているのだ。

残響の長いホールというものは演奏家が自己陶酔に浸る分にはいいのかも知れないが、肝腎の聴衆が音楽の核心を掴むことを妨げる、ということに気付くべきなのではないだろうか。

80年代以降、いわゆる"音響の良いホール"が全国各地に出来たのだが、正にそれに符節を合わせるようにクラシック音楽人気が凋落してきているのは偶然ではないだろう。
http://www.amadeo.jp/kyuukyoku.html

>宇野功芳のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は
「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

>分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、


つまり、宇野功芳さんはフルトヴェングラーやブルーノ・ワルターが指揮する19世紀のドイツ音楽にしか合わない装置を特に選んで使っているという事なのですね:


クラシックの核心: バッハからグールドまで 片山 杜秀 (著)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」


______


山之内 正の週刊 AVラボラトリー
音楽評論家・宇野功芳氏の試聴室再訪 − 音が激変した理由とは?
2013年 07月 17日 (水曜日)
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


先日、音楽評論家 宇野功芳氏の自宅試聴室を再訪した。

宇野氏と私の共著『音楽と音の匠が語る目指せ! 耳の達人 』(音楽之友社刊)の企画で互いの試聴室を訪ねたのは昨年の秋だったと思う。 ところが、

「最近、再生システムの音がガラリと変わったので、山之内さん、ぜひもう一度聴きに来て!」

とレコード芸術最新号の誌面でご指名があった。それを読んだ私がディスクを何枚か持参し、9ヶ月ぶりに訪問したのである。

宇野功芳氏の愛用システムは数十年変わっていないが、今回プレーヤーとプリアンプ間のラインケーブルを交換した宇野氏の再生システムはどの製品も使用歴数十年以上と、年季が入っている。

マランツ#7、Quard II、ワーフェデールという組み合わせはアナログレコード時代から不変で、CD登場後にスチューダーのD730とラックスマンのD7を追加。

ワーフェデール製ユニットを収めたスピーカーは途中でミッドレンジをグッドマンに変えるなど小さな変更はあるが、こちらは半世紀以上愛用しているという。

再生音については前掲の本に詳しいが、全帯域で分解能が高く、音の速さもよく揃っているので、演奏のニュアンスがよく伝わり、低音と高音のバランスも良好。

空間表現は最新のシステムほど得意ではないが、音数や基本的な情報量では遜色がなく、演奏評にはとても適していると思う。

前回の訪問時に唯一気になったのは、D730 では中高域がやや硬めの音色になることで、それが目立ちにくいラックスマンの D7 をメインにすることをお薦めした。

「音がガラリと変わった」という冒頭の感想は、機器を入れ替えたためではない。

D730 と #7 の間のラインケーブルをインフラノイズの LIBERAMENTE に変え、D730につないでいた同社のクロックジェネレーター GPS-777 との配線も LIBERAMENTE のクロックケーブルに入れ替えたら、音が大きく変わったのだという。

D730 にはインフラノイズのクロックジェネレーター GPS-777 がつながっている。

クロック用ケーブルもインフラノイズの LIBERAMENTE に新調


「以前はD730の音を長時間聴いていると疲れやすく、ある種のうるささがありましたが、ケーブルを変えたらそれが気にならなくなりました」

と宇野氏は説明する。また、システム導入以来ずっと #7 のトーンコントロール機能で低音を 1ステップ下げて聴いていたのが、ケーブルを交換した後はノーマルの位置でちょうど良いバランスになったという。これも実に興味深い話だ。

#7 のトーンコントロールが数十年ぶりにノーマル位置に戻った。

これまでは1ステップ絞った位置で聴いていたという実際にケーブル変更後のシステムで CDを再生してみた。

宇野氏が大阪フィルを振った《フィガロの結婚》序曲(EXTON OVCL-107)を聴くと、以前は硬さが気になっていたオーボエが他の楽器と自然に溶け合う音色に変わり、低弦の旋律と内声のリズムは以前よりも明快な音で耳に届き、細部まで動きがクリアだ。

トーンコントロールをノーマルの位置に戻したことで低音の量感は増しているはずなのだが、中低音はこもるどころか、前よりもすっきりとした響きを獲得している。これはたしかに大きな変化である。

佐藤久成のヴァイオリン独奏(『オード・エロティーク』 Years & Years Classics YYC 0004)は、以前聴いたときに感じた余分な圧力が一掃され、本来の自然なアタックが蘇っている。ブレースやフレージングが以前よりなめらかに感じられるのもその影響だろうか。


次に、最近私が試聴会などで使っている優秀録音盤のなかから何枚か試聴。

まずはレーゼルのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲(モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第27番 KING RECORD KIGC12)を聴いた。ドレスデンのルカ教会で収録された注目の新録音で、上方に抜ける柔らかい残響と、力みのない音色で緊密な響きを作り出すピアノとオケの見事なアンサンブルが聴きどころだ。

演奏の特徴を忠実に引き出すだけでなく、録音会場の広々とした空間など、立体感の表現にも開放的な伸びやかさが感じられる。

同じシステムなのに以前とはかなり印象が変わった。


次に、グールドが演奏する《ゴールドベルク変奏曲》の石英ガラス CD(StereoSound SGCD02)を聴いた。

数え切れないほど聴いた演奏なのに、いま初めて聴くような鮮度の高い音が澄んだ音色で浸透し、グールドのハミングはもちろん、ブレスまでもリアルに再現、スピーカーの奥にグールドが座っているような臨場感がある。宇野氏も

「これまでは彼の声がない方がいいと思っていたけど、これで聴くと嫌じゃないね。演奏のニュアンスもとてもよくわかる」

と感心していた。


そのほか、ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのチャイコフスキー《悲愴》など数枚のディスクを聴き、以前に比べて中高域のきつさが影をひそめる一方、明らかに音色がクリアになっていることを確認した。


「いまのバランスが凄く気に入っている」

という宇野氏の目下の心配事は、「これ以上音が良くなったら困る!」ということ。

なんとも贅沢な悩みだが、その気持ちはよく理解できる。

音の基準が変わったら演奏の評価基準にも影響が及ぶのは避けられないからだ。

しばらくは機材やケーブルを変えず、いまのバランスを維持した方が良いのでは?というのが私のお薦めだ。
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


インフラノイズ (ブランド名 ORTHO SPECTRUM) HP
http://www.infranoise.net/about-us/
http://www.infranoise.net/products/


『「音楽」と「音」の匠が語る 目指せ!耳の達人』 宇野功芳・山之内正 共著 (2013.6.21)

音楽評論家=宇野功芳さんとオーディオ評論家=山之内正さんの2人が、クラシック音楽をより深く楽しむ、というテーマの対談だ。

宇野さんは音楽評論家として半世紀を超えて活躍してきた。

フルトヴェングラーとかクナッパーツブッシュへの偏愛はご存じの通り。

山之内さんは、雑誌『Stereo』などで活躍している。

お互いのリスニング・ルームを訪問するのも楽屋話的な面白さ。

宇野さんの装置について、山之内さんが「年季の入ったものだが、古びた音ではない」と言うのも、なかなか人柄を感じさせますね。


宇野によれば、演奏の良し悪しは最初の30秒を聞けばわかるという。

鑑定人が陶器をぱっと見たときに価値がわかるという感覚だ。

録音が良いというのと、音楽の本質が伝わるかどうかは、別の話。

音のバランスが良ければ、音楽も演奏も十分伝わる。

演奏家の個性もわかるし、もちろん曲の良さもわかる。

昔の旧式なラジオで聴いても十分満足できて感動できたのだから。


山之内は、録音や再生に共通する目的は、ただの音ではなくて演奏であり、その向こうにある作品を聴くことだと言う。

実際には、録音や再生でゆがめられてしまったり、指揮者や演奏家が前面に出てきて、作品にたどり着けない要素がある。

それらを超えて、本来の作品の姿が聞こえてくるのが理想だと。


オーケストラの響きは耳だけで聴いているわけではない。床や椅子からの振動を骨伝導によって身体全体で音を聴いている。耳では聴こえないような低い音(暗騒音)から空間の大きさや遠近感を無意識に感じ取っているのだ。

音から伝わる情報の量と質は再生装置や環境によって大きく変わる。

音域ごとに音の大きさが揃わないという問題がある。

もうひとつは音色や応答性の問題だ。

音色を忠実に再現できない装置でオーケストラを聴くと、フルートやオーボエなど特定の楽器の音色がきつくなったり、逆に沈みがちになってしまう。

応答性(音の立ち上がりと減衰)に問題があると、消えるはずの音が余分に残ってしまう。


再生装置を評価するとき、山之内はまずバランスを聴くそうだ。

オーケストラでいえば、弦楽器と管・打楽器、弦の中では低弦と高弦のバランスを重視する。

ハーモニーが聞こえて来ないと音楽はわからない。

ひとつひとつの音がすべてクリアに出てくるというのは、コンサートで体験する現実の響きとは違うと。


さらに、空間表現がどれだけリアルかということ。

音像の大きさや距離感などが、コンサートホールで聴いているような感覚になるかどうか。

スピーカーが置いてあっても、もっと奥から音が出て、その存在が感じられないこと。

音の立ち上がりが大事。

周波数的に盛り上がっていても、音の立ち上がりが鈍いと、よく聞こえない。

楽器の音色というのは、音の立ち上がりの部分で判別される。


録音技術は飛躍的に進化したが、特に空間再現という点では、実演と録音の間のギャップはまだまだ大きい。

実際の演奏会場では聴き手の周囲すべての方向から残響が耳に届き、楽器の響きや空間の大きさを感じさせる。

聞き取れるかどうかの限界に近い弱音とかオケのフォルティシモの大音圧、どちらも家庭では再現が難しいものだ。
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Mimi-130621.htm


再生音はどこを目指すか


私は生の演奏が好きである。様々な音楽をオーディオだけでなく、生でも聴く。ロックや民謡、浪曲から、クラシック、ジャズまで。音楽芸術が好きなのである。

生の音を聞き、自分のオーディオの音とを比べる。

違和感があれば、どこが違うのか追求する。

録音する際、エンジニアによって音は変わっているということは百も承知である。しかし、広く色々な音楽を聞くうちに、何となく基準となるものが出来上がっている。


私が感じる実際の音楽の特徴は次のようなものだ。


1.音量が大きくても、あまりうるさいという感じはしない。

2.音の出方は前では無く、左右後方、上方に広がる。ホールであれば、エコー成分が良く聞こえる。

3.楽器の音は、オーディオでいわれるほど分離感はなく、全体から聞こえる。

4.聞き疲れしない。

5.ホールなどでは、小さな音でも良く聞き取れる

6.意外と刺激的な音はしない。


どうだろう。

もう一つ、マイクを通した音は聞きづらいことがあっても、オペラやクラシックなどマイクを通さない音は意外と聞き取れることを感じたことはないだろうか。

未経験の方は是非クラシックの演奏会へ行ってみてもらいたい。

小さな音でも良く聞き取れるのである。何が違うのか。

私はこれを“聴感上歪”に起因すると考えている。

物理学など、科学によって求められた低歪の現代のオーディオ機器。

本来歪など無いはずなのに、音量を上げるとうるさい、と感じる方は多くいらっしゃるだろう。

私はこれを聴感上歪と呼んでいる。

つまり、オーディオで音楽を聴く場合、音量を上げてもうるさくならない音。

簡単にいえばこれが、一番重要である。

聴感上の歪が無いのである。

高音から低音まで綺麗に再生されて、それでいてうるさくない音。

ある程度の音量でも会話ができ、音は前にではなく、左右後方上方に広がり、エコー成分(または気配など)が綺麗に再生されること。

スピーカーの存在が消えるなど、オーディオのクオリティが上がれば自然にこのようになっていく。


人間の耳はまだまだ未科学である。科学で、絶対と思って作った製品が必ずしも実際の音と同じように聞こえないのは、エンジニアならだれでも分かっているはずである。

1930年代の頃は原音重視であった。アメリカやドイツは国の威信かけて開発していた。

私は、オーディオ機器はこの時点でほぼ完成してしまったと思えるのである。

そして、現代の技術を加えれば、真空管式アンプやフィールド型スピーカーが最も原音に近い再生音が出るというのは私にとって揺るぎが無い事実なのである。
http://omsound.exblog.jp/15834589/


23. 中川隆[6802] koaQ7Jey 2017年2月19日 12:22:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7263]

40Hz 以下の低音は聞こえない方がいい

954 名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2013/02/27 23:59:08  ID:WEYSA22W(2)

狭い部屋なのにデカイウーファー導入してしまった際、あのボワボワを聴いて

「こりゃ違う参った」

と失敗に気付く人ばかりなんだね。

アンプ変えようとかそんな無駄なことしなかったみたいだし、メーカーの宣伝や評論家の餌食にならず、さすがクラ板の人達ではあるな。

変な低音聞かされるくらいならない方がよいよなまったく。
http://desktop2ch.info/classical/1283929843/

オーディオに興味を持ち始めてから約40年程経つが、当初最も欲しかったスピーカーにクラングフィルム(後にシーメンス)オイロダインがある。


引き出しを整理していたらシーメンス当時のカタログが出てきて、オイロダインのスペックが載っていた。ちょっと驚くのは再生周波数で、何と50Hz〜15,000Hzとあった。

今時数万円のスピーカーだって人間の可聴範囲20Hz〜20,000Hz付近をカバーしている。そこで、スピーカーの再生周波数に付いて一寸調べてみたら、どうやらこういう事らしい。

スペックがどの様な数字であるかは兎も角、

「実際にスピーカーから出る低音の60Hz以下は音というよりも風圧として肌で感じるもので、強烈なドラムやベースの唸りの様な低音は大概80Hz〜100Hzくらいである」

という。だから、60Hzが出れば通常僕らが聴いているオーディオの低音に何ら不足を感じるものではなく、まして50Hzが出るなら映画館などの大鉄桟を巨大な大砲の発射音や炸裂音で揺るがすに実は充分な低音が出る事をオイロダインのスペックから読み取る事が出来るのだそうだ。そして高音は

「4KHz〜6KHz以上の純音の音色を判別する事は非常に難しく」

この辺りで音程に対する判断は鈍って来るものらしい。僕らが聴く

「スピーカーの音(無論録音前の原音も)を決定づけるのは純音ではなく倍音であって、倍音は整数倍で膨らんで、大体13〜14KHzほど先からは殆ど聴こえてこない」

ものらしい。だから、オイロダインの50Hz〜15KHzという周波数帯域はこれらの条件を低音で10Hz、高音で1KHzばかり其々上回っており、従ってオイロダインで聴けない音は無いといってもよいという事になるらしい。

だから、2〜3万ながら矢鱈に周波数帯域の優秀なスピーカーが量販店などに出回っているのは、要するに僕ら消費者が悪いという事になるようだ。そういうものでなければ、僕らが買わないから、言い換えるなら、音が良かろうが悪かろうが最低でも20Hz〜20KHz出る事にしなければ買う人が居ないから、メーカーは無理してでもこういうものを造るし、測定の仕方で再生周波数表示などどうとでも云える事でもあるから、何が何でもこれ以下の数字は発表すまいとする。

基より、こんな数字は音質には何の係わりもない事で、それは曲った胡瓜も真っ直ぐな胡瓜も味や栄養価に変わりが無いどころか寧ろひん曲った胡瓜の方が(自然栽培)数段勝るというのと同じ事であるようだ。

従って周波数50Hz〜15KHzのオイロダインのスペックは、実質的に巨大空間における再生音に何の不足もないということを示しているのだが、既に各メーカーの宣伝文句に毒されてしまっている僕らは、この数字に目を疑いそんな程度のものかと吃驚して大したこと無いと見下してしまう。

でも評判は最高だから、それを僕らが住むマッチ箱の中の更に小さな書斎で鳴らそうと思う人もいる。結果的に手にはしなかったが自分がそうだった。

マッチ箱の中で鳴らすオイロダイン、実際は劇場の体積分の部屋の体積程度の実力も出せないのではあるまいか。

第一天井高が違い過ぎる。一般的な家庭用のスピーカーだって100%の実力を発揮させるには本当は5メートル以上の天井高を必要とするが、我々の住むマッチ箱の天井高は多寡だか2m半程度が通常の高さである。

単なる大音響ならば出そうと思えば出せるのかもしれないが、音楽としてはとても聴けたものではあるまい。今更ながらこんなものを買わなくてよかったと再度カタログを見直してそう思った。

オーディオ関係者の誰もが口をつぐんで決して口外しないのは部屋と音響の関係に付いてである事は知っておいた方が良いだろう。

本当の事を言ってしまうと、メーカーも評論家も雑誌も売れなくなって都合が悪いから口外しないのである。当時本気で購入を考えていた事が「阿呆なことだった」とはそれを知った今だから言うことが出来る。

「クラングフィルム」、ただの社名だそうだが何とも響きがいい。これだけで部屋中に心地よい音楽が広がってくるような錯覚すら覚える素敵な名称である。ドイツの音造りにはイギリス、アメリカとはまた違った如何にもドイツらしい堅めの哲学の様なものを感じさせる。

WEに代表されJBLやアルテックで一般化したアメリカスピーカーも僕らを魅了するに十分な魅力を持っているが、イギリスのタンノイやヴァイタボックスは音の品性に於いて遥かにアメリカ系を上回る

概してアメリカ系のスピーカーはジャズ・ロック系の音楽に適しており、それ程の品性を必要としないのは云ってみればお国柄かもしれない

どうあれ、ドイツスピーカーの胸を張ったようながっちりした且つ繊細な音造りの魅力が正しく紹介されていない事は、オーディオ大国日本として画竜点睛を欠くと云うべきだろう


コメント

部屋とスピーカーの関係をごまかし続けたからオーディオをやる人が減ってしまったのは確かでしょうね。

目先で物を売るために将来を潰してしまった。

その反動か最近はルームチューニングを試みる人が出てきたのは興味深い現象ですね。
とりごん 2013/01/05
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34


55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/03(月) 07:00:15.93 ID:8cT11jic

オーディオ機器の 20〜20KHz の可聴域を勘違いし、音楽は、20Hz〜20KHz までの音がまんべんなく再生されると思っている人が多い。

人間が扱う音楽や楽器は、

オペラのソプラノで 6 オクターブの最高高域では 2.8KHz
ピアノで 27.5Hz〜4.2KHz
シンバルで 10KHzが最高高域

でオーディオ装置は倍音などを考慮しなければ 12〜13KHz のフルレンジで超低域を除いて問題ない範囲での周波数でしかない。

2WAY や 3WAY は超高域も再生できるが、実際は 6KHzくらいからの高域の量を
可変増量して、あたかも楽器などの超高域が出てると感じるだけに過ぎない。
TVの垂直発信の 15.75KHz(キーンという)音がほとんどの人には聴こえないのだから。


58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/06(木) 11:15:12.67 ID:TNLByYFY

適切なステレオ感を得られる適切な聴取距離というものがある

口径cm×10

というもので、例えば 20cm なら 2m の距離が適切というものである

2m で 2way だとユニット上端から下端の距離で考えてウーファは 13cm 程度、1.5m だと 15cm で 10cm 程度になる

10cm だと流石に 2way は無意味になってくるので、聴取距離 2m 以下ならフルレンジを選ぶべきだろう


113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/11(火) 22:07:10.01 ID:bKEZ4kRW

音声帯域から上を再生するだけならスピーカーは小さく作れる。
ただ低音を再生するには大きくするしかない。


120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 00:12:46.02 ID:4r9vWEJo

でかくしても有利なのは低音再生のみなんだが、、、
後は全て理論的に悪い方向にしかいかんよ。


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 11:34:11.96 ID:4r9vWEJo

大型にして有利なのは低音だけだから、

低音域だけ大型にして、中高域は、小型の別箱のシステムとかならまだお話は、わかるが、

昔ながらのJBLみたいな大型システムは、余程広い部屋で遠くから聞かないと、定位感は最悪だよ。

ツイーターとか、スコーカーがでかいバッフルについている奴は、最悪なんだよ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1308134449/


215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15

JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。


216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30

でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www


389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05

むかしは 6 畳和室に馬鹿でかい SP入れて格闘するマニアの姿を評論家は

美しい、これぞオーディオ道だ、

と持ち上げ


金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる


と推奨してた

売れまくった JBL の 43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね


138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54

今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。

そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。
高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?


953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41

スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。

スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。

そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。


155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。


156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。


188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。
耳ツンボだし、しかもバカ


318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?
http://desktop2ch.info/pav/1271554664/


24. 中川隆[6897] koaQ7Jey 2017年2月28日 21:30:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7359]


【 ソウル・B・マランツの芳香 ♪】


煌くパウダースノーのような高域の繊細な響き、彫り深くキリッと引き締まった中域、濃密ながら妙にベタつかずカラッとした明瞭さを有したサウンドステージ


「Marantz #7」とは言っても、状態の個体差は非常に大きく、本来の「Marantz #7」音質を奏でられるのは、ビンテージ市場に出回っている個体でも、ごく僅かだと思う。

実際、小生も以前、本気で「Marantz #7」を入手しようと思い、アキバの某ショップで8台ほどの「Marantz #7」を試聴させていただいたが、まぁ、ビックリするほど各々サウンドが異なる。

50年以上経年の製品であるから、ほとんどのタマがある程度手を加えられいるのは否めない。オリジナルとは異なるテイストとなっている。従って、出てくるサウンドも、1台1台が唯一無二のサウンドである。中には「アレレ?」的な個体もあれば、「これぞ、Marantz #7!」という個体もある。

まぁ、オリジナルでも、ボリュームが日本製のコスモスに変更された16000番以降の「Marantz #7」は、高域が細身になり、神経質感が耳につき、従来の高域の美麗な響き、どこまでも美しく高貴なナチュラルトーンが影をひそめる。

8台の中で最高のパフォーマンスだったのは、クラロスタット製ボリュームを搭載した超ミントコンディションの最初期10000台の「Marantz #7」。

そのサウンドはハイファイと言うよりは、神ってる音楽性にシビレた。

これは、言葉では言いあわわせない雰囲気だ。
もちろん、お値段も腰が抜けるほどであったが(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/namechan9999/14760150.html


25. 中川隆[-8035] koaQ7Jey 2017年4月26日 14:54:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

このブログでは有名なT氏がある時

どうにも自分の家の音に満足できなくて

「手間賃を払うからさあ
アンプの周波数特性を調べてくれないかなあ」と言って見えた

おお、やっとそっちの方へ目を向けるようになりましたかと、喜んでお引き受けした
案の定 マランツ#7のRIAAカーブは両端でー3dB以上の落ち込みで結構なカマボコであった

合わせましょうか?と声をかけたが、ちょっと待ってくれという

雑誌で読んだことが頭の中でリフレインしたのでしょう

オリジナルの状態が一番貴重なんだあああああ
部品を変えると元の音にはならないんだああああ
オリジナルでなくなると資産価値が減るんだあああ

結局 T氏はからはその後依頼がありませんでした
交換するコンデンサーはブラック・ビューティ使うからと言ったのにです

そして、今でも相変わらず自分の家の音に文句ばかり言っています
ついに耐えきれなくなって、少し前にスピーカーを買い換えたそうです、アンプがあのままなんだから他を変えてもねえ
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-501.html


26. 中川隆[-7983] koaQ7Jey 2017年4月28日 15:56:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

音を決めるものは「頭の中」だけにある Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)


この世に「オーディオマニア」と呼ばれる人種がいる
この人たちの99%は

より高級(高額?ハイクオリティ?)な機材を購入して上手に使いこなせば、結果いい音が手に入ると考えているのかもしれない

家計に余裕のある人もない人もせっせとお金を貯めて「グレードアップ」という性能の向上を目指しては惜しみなく大枚を投入するのに対して、会社に着て行くスーツはとりあえず「それらしく見える」ことだけを優先した2着で○万円の大衆的なモノで我慢する

一方、RCAケーブルにはそのスーツの何着分だよ!?という「高級な」ケーブルを家人の目を盗むように買っては悦に入っておる

大変申し訳ないことだろうけれど、あなたの家のオーディオセットの音を左右するのは機材によるのではなく、この考え方が違うんじゃないかなあと今日は申し上げたい

少し前のこと

我が家に、堂々とした立派なオーディオマニアが見えた

うん百万の高級モニタースピーカーに英連邦北部製の最高級アンプに、同じく最高級のクライマックスなネットプレーヤと完全武装のLPプレーヤまで揃え、しまいには幼稚園のお遊戯場ほどもあろうかという部屋に引っ越して、ご本人も

「今の音に不満はない。これでオーディオは目処がたった」とおっしゃったので私は

「これからは、お好きなレコードやCDを集めて楽しまれるだけですね」と申し上げた

すると、どうしたものか(おそらく何かを誤解した=多分我が家でオリジナルLPをかけたので、その金額世界に少々の反骨心を感じていたんだと思うが)急にエキサイトして

「いやいや、音源なんてオーディオの性能に比べたら物の数ではない。
私はたかがレコードに何万円もかけるつもりはない。ディスク・ユニオンの1枚幾らの箱の中ので十分いい音を出せる」

と随分な剣幕でまくし立てた

私の反応は、まあ慣れたものですから
「ああ、そうですね。それはよろしゅうございますねえ」といっておいた

でもね、断言しましょう

五百四十円(税込)のレコードからは、どれほどの装置を持ってしても、五百四十円(税込)以上の価値の音はしません

誤解をされぬように解説すると、さすがの私も

「音源は全てのオーディオ装置に先んじて最も重要なコンポーネントだ」
「やはり、オリジナル盤じゃなければ本当の音はしない」

なんて雑誌に書いてあるような恥ずかしいセリフをいうつもりはありません


一番大切で、何よりも最も先んじているべきはその人の頭の中であり。イヤラシイ言い方を許されるなら、あなたの思考・判断の品格があなたの家の音に大きな影響を与えているのです

五百四十円(税込)のレコードでも・・・とあなたの脳みそが言い出したその瞬間にあなたの家の音は五百四十円(税込)の音で鳴る運命を背負ったのです

逆に、何十万円という幻の名盤を持ったところで、所有欲を満たすためだけにコレクトしその良さを引き出す努力を怠るならば、同じくその家で鳴っている音は「その程度の」音に止まるのです

私の家にだって、特売で買ったレコードは沢山あるし普段ききでよくかけています
TPOで使う時を間違えなければ重宝しています

オーディオ装置やレコードに何千万円、何億を投じようとも出てくる音はその方の脳みその中を超えることは、断じてありえないのです


その方は、その後頭の中を改めて、今では仲間内で「初期版の伝道師」のようなご活躍だそうです

さぞかし素晴らしい音で楽しまれていることでしょう
しかも、以前ほどオーディオをいじくりまわさなくなり、もともと素晴らしい機材が揃っていたのですからいよいよ音質の向上は約束されましたね

めでたし、めでたし

ちょろっとおまけ

このブログでは有名なT氏がある時

どうにも自分の家の音に満足できなくて

「手間賃を払うからさあ
アンプの周波数特性を調べてくれないかなあ」と言って見えた

おお、やっとそっちの方へ目を向けるようになりましたかと、喜んでお引き受けした
案の定 マランツ#7のRIAAカーブは両端でー3dB以上の落ち込みで結構なカマボコであった

合わせましょうか?と声をかけたが、ちょっと待ってくれという

雑誌で読んだことが頭の中でリフレインしたのでしょう

オリジナルの状態が一番貴重なんだあああああ
部品を変えると元の音にはならないんだああああ
オリジナルでなくなると資産価値が減るんだあああ

結局 T氏はからはその後依頼がありませんでした
交換するコンデンサーはブラック・ビューティ使うからと言ったのにです

そして、今でも相変わらず自分の家の音に文句ばかり言っています
ついに耐えきれなくなって、少し前にスピーカーを買い換えたそうです、アンプがあのままなんだから他を変えてもねえ

ほんの少しだけ頭の中を変えることができていたならば・・・

つい最近、一人の好事家と出会いました
我が家の音を聞かれて、自分が最初にすべきことは何か?と尋ねられました

ターンテーブルのゴロを取り除いて、プリアンプをメンテしたらいかがですか?と申し上げました
その週のうちに遠来でガラードとマッキンの初期プリをお持ちくださいました

仕上がったので先週納品に行って来ました

オリジナル・オートグラフはすざましい音楽を出現させました
相当数聞いて来た私が知る限り最高の音で鳴るTannoyに間違いありません
出会ってからほんの3週間でここまで来た方は初めてです

本当に一瞬で頭の中を変えてしまう度量をお持ちの方でした
私よりオーディオのキャリアが長いにも関わらず、一瞬で考え方を変えることができる人なんてそうそう出会えるものではありません


そちらの御宅で最初メンテ前に聞かせて頂いた音を思い返し、現在の音と比べると確信します

機材をメンテナンスすれば確かに、ノイズが減ったりフラットな周波数特性で再生することにより音源の持つ迫力やニュアンスがよりはっきりと聞き取ることができます

スピーカーやアンプを「グレードアップ」することも全く同じですが

しかしオーディオと出てくる音にとってそんなことは些細なもので大きな問題ではないのです

使い手がどのような気持ちで、オーディオや音楽と真摯に向きあえるのか? その覚悟ができているのか?

これこそが、あなたの家の音をあなたの音足らしめる、唯一無二の要因だということなのです


音はアンプやスピーカーが出すわけではありません

その人の「頭の中」にあるものが波動エネルギーになって鳴っているだけなのです
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-501.html


27. 中川隆[-7948] koaQ7Jey 2017年4月30日 13:36:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅管理人に投稿・コメント禁止にされましたので、本日をもってこのスレは閉鎖します

28. 中川隆[-7866] koaQ7Jey 2017年5月01日 11:36:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

参考に、僕が阿修羅原発板で反原発派の嘘とデマを明らかにした為に、阿修羅で投稿・コメント禁止にされた経緯を纏めました:

これが阿修羅に巣食う電通工作員
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c73


29. 中川隆[-7599] koaQ7Jey 2017年5月19日 14:25:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

VintageAudio
http://vintage-audio.jp/

岡山県 の ヴィンテージ オーディオ 専門店
1950-60年代のオーディオ機材 / 修理・レストア / レコード販売


Vintage Audio(ヴィンテージ・オーディオ)

ネクストイノベーション株式会社
オーディオ事業部 担当者:大塚

〒706-0224 岡山県玉野市八浜町大崎430-12

TEL: 0863-53-9922
FAX: 0863-53-9655

メール:vintageaudio@csis.jp

[店舗営業時間]
10〜22時(平日)/13〜22時(土・日・祝日)

※ご来店の際は場所がわかり難い為、事前にご連絡頂ければご案内致します。

地図
https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC,+%E3%80%92706-0224+%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%8E%89%E9%87%8E%E5%B8%82%E5%85%AB%E6%B5%9C%E7%94%BA%E5%A4%A7%E5%B4%8E%EF%BC%94%EF%BC%93%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%92/@34.531147,133.92109,16z/data=!4m5!3m4!1s0x3553fa43dd4ad29f:0x99c86a7a43520717!8m2!3d34.5311474!4d133.9210905?hl=ja-JP

Marantz(マランツ)Model 1 / Model 4 オーバーホール 2台 2017/03/24
http://vintage-audio.jp/?p=1491


Marantz(マランツ)Model 1 / Model 4
http://vintage-audio.jp/wp-content/uploads/2017/03/15-2.jpg


お客様よりMarantz(マランツ)Model 1 / Model 4 オーバーホールを2台お預かりしました。

岡山にある某ヴィンテージオーディオ店から購入し、しばらくして調子が悪いので 20万円掛けてオーバーホールを行ってもらったが全く改善しないので、一度診て欲しいという依頼がありました。

■症状

・マスターボリュームを回すと激しくガリ音が出る
・ステレオで使用しているのだけど、マスターボリュームの位置が全く違う(11時と3時)
・時々バリバリという大きな音が発生する
・音が歪みっぽい


■所見

・カップリング・コンデンサを複数ヶ所SPRAGUEのブラックビュティー160Pに交換されているが、定数・定格のことなるコンデンサで交換されている

・交換されているコンデンサも絶縁不良となっているモノも数点ある。オリジナルのバンブルビーは全て絶縁不良となっている

・部品交換時の半田付けが下手なのか、他と接触しかかっている個所も複数ある
・片側、電源のブロック(電解)コンデンサの1つが容量抜け
・配線を半田ごてで焼いて心線が剥き出しになり、他と接触しかかっている個所が複数ある
・片側、セレン整流器不良
・真空管のエミ減4本
・電源ケーブルの劣化し外皮がボロボロになっている

※写真はオーバーホール前の様子

■処置/オーバーホール

・電解コンデンサー全交換(ツイストは内部を入れ替え)
・カップリング・コンデンサ全交換(メタライズド・フィルム【ハーメチックシールタイプ】)
・真空管選別・調整(真空管は全てMullard製(Blackburn工場製))
・セレン整流器交換
・電源ケーブル交換
・内部ワイヤー一部交換
・接点部クリーニング
・外装クリーニング
・測定

※写真はオーバーホール後の様子


私も知っている某ヴィンテージ系のオーディオ店で購入されオーバーホールを受けたモノということですが、酷い状態でした。

交換されているカップリング・コンデンサは規格・定格が全く異なった部品に交換され、真空管も6本中4本がエミ減球。電源は不良となったブロックコンデンサの容量を補うため、電源ユニットの中に電解コンデンサを追加されています。

また、部品交換時の半田付けが下手で他と接触しそうになっている個所も多々あり、半田ごてで配線を焼いている箇所も多々あります。

動作時にバリバリと大きい音が出ていたのは、この半田付け不良個所によるものでした。

まぁ、これでは音は出ていても Marantz#1 の本来の音質や性能は、全く望めないという状態でした。


オーバーホールでは、コンデンサ系は全て交換となりました。

カップリング・コンデンサは、オリジナル同様のメタライズド・ポリエステルフィルムコンデンサ、一部定数の関係でペーパーで、信頼性の高いハーメチックシールタイプに交換しました。

ブロックコンデンサ(ツイスト)は、オリジナルで交換できる部品がありませんので、外観を維持するため内部に通常のラジアルタイプの電解コンデンサに入れ替えました。(※写真で缶を切って導通アルミテープで巻いているがわかると思います。)

真空管は Mullard製にノイズと2台のゲインを揃えるため選別して6本交換しました。

電源ユニットはセレン整流器と片側の電源ケーブルを交換しワイヤーも一部交換しました。

外装は、真鍮のツマミが錆がきていましたので再度磨き、パネルもクリーニング、ビスも欠損していたり規格の違うネジが入っていたので、追加や交換をしました。

仕上がりは、写真で確認して頂ければよいのですが、電気的は正常に外観的にもキレイになりました。お客様は、仕上がりを見てビックリされ、まるで新品みたいと喜んで頂けました。

音質的も、Marantz 独特の繊細かつ美音が蘇りました。
(ただ、やはりアメリカ製のアンプだなぁ〜と思います)

まぁ、ともあれこうしてMarantz#1は復活した訳です。

この様にオーディオ店で購入したからといって、完全に修復されているとは言えませんし、やはりこれだけ修復するには結構な費用が掛かります。

点検や検査も承りますので、お気軽にご相談下さい。
http://vintage-audio.jp/?p=1491


ヴィンテージオーディオ専門店 VintageAudio 5月14日 4:08

Marantz#2×2台、Marantz#7 のオーバーホールをご依頼頂きましたぁ〜!

これで、Marantz#2×4台、Marantz#1、Marantz#6、Marantz#7になった…大変だわ😅

下の記事の続きで、弟さんからお預かりした Marantz#2×2台、Marantz#7 です。
また、Marantz のオーバーホールが増えたぁ〜

弟さんの方にも、Marantz オーバーホール中 何も聴けれないから、何かアンプ貸して欲しいと要望され、LEAK ヴァリスロープステレオ+ LEAK STEREO20 を貸出しして帰って来たのですが、弟さんの方も、LEAKって凄いなぁ〜何でこんなに音が良いのって・・・?

内心、おぃおぃ。。。Marantz ばっか下取りしたら大変な事になっちゃうよ・・・と、正直焦ってます
https://www.facebook.com/ni.vintageaudio/?fref=ts

修理について


1950〜60年代に製造された機材は、既に製造後50年以上を経ています。途中で修理したモノもあれば、オリジナルのまま経過したモノもあるでしょう。いずれにしても、メンテナンスを行わず使用する事は非常に危険です。

当店では、姉妹サイトのGarrard(ガラード)でも同じポリシーですが、基本的にレストア同等の修理を行います。

────────────────────────────────

レストア 英(restore=回復する)とは、老朽化などの理由により劣化した、もしくは故障した機材を修復し、発売当時の性能に復活させること。

■貴方の機材は本当に正常ですか?

現在ヴィンテージ機材は、オークション等の普及により誰でも安価で購入できるようになりました。

そして、内容がどうであれ一応音さえ出れば正常という思われている方が多いのです。

半世紀以上経て何も修理を行わず、正常な動作ができる家電があるでしょうか?オーディオ機材も家電なのです。

一応出ている音も、適切な修理を行い調整された機材から出る音は、全く違うのです。歪っぽくボケボケした音が1950年代のHiFi機材のサウンドではありません。もちろん機材のグレードやシステム構成にもよりますが、繊細かつ明瞭でダイナミックレンジの広いサウンドです。

例えば未整備のボケた音でも、クラッシックやJazz等の古いソースであれば何となく雰囲気で鳴ります、J-popやロック等現在のレスポンスを要求されるソースをかけると、とたんに馬脚を露わします。またはボケた音を太い音と勘違いされている方も多くいます。

適切に修理された 1950年代の HiFi機材では、ソースに関係なく忠実に再現します。逆に解像度が高すぎてレコーディングの粗を出し、ソースを選ぶ機材も存在するのです。

お店で完動品(メンテナンス済)で購入していても、そのお店の修理能力や部品の在庫や調達ルートがない為に、適切な修理が行えてないモノも多数あります。

また、専門店では完動品として販売する為に適切(完全)な修理ができない場合があります。

通常、適切(完全)な修理を行う場合、部品代と真空管代でかなり高額になります。それを最初から販売価格に載せてしまうと販売金額が通り相場よりかなり高額となってしまい、売り物にはならないでしょう。ぼったくりのお店という烙印を押されかねません。

当店では修理内容に応じた、またお客様のご予算に応じた修理を行っております。

基本性能が維持できる範囲で、低価格部品を使っての修理も行いますし、オリジナル同等規格のディスコン部品を使っての修理も行います。

この内容を修理前にお客様とキチンと打ち合わせを行い、ご了解頂いた上で修理を開始しますので、ご安心下さい。
http://vintage-audio.jp/?page_id=10


30. 中川隆[-7593] koaQ7Jey 2017年5月19日 19:14:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

Marantz & Saul B.Marantz


年 記事

1951
Saul B.Marantz(ソウル・B・マランツ)氏が 36通りにイコライジングを変えられるモノラル真空管プリアンプ、Audio Consoletteを製作。これが友人達、 特にスタジオエンジニアの間で評判となる。


1952
マランツ・カンパニーを設立。

1953
Marantz model 1(Audio Consoletteにテープモニター機能を搭載)発売。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz1/Marantz1.html



1956
model 2:出力管 EL34。シドニー・スミス回路設計によるパワーアンプ発売。


1957
model 3:モノラル2ウェイタイプのクロスオーバー発売。

model 4:model 1 or 3 のパワーサプライを発売。



1958
model 5:マルチアンプ用に開発、高域の歪みを低減したパワーアンプ発売。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz5/Marantz5.html

model 6:model 1用のステレオアダプタ発売。

model 7:12月に管球式ステレオコントロールアンプ発売。12AX7を6本使用、RIAA規格の他、オールド78、オールド・コロンビアLP規格イコライジングも搭載。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz7/Marantz7.html


1960
model 8(A):電源部にシリコン整流器を使用。パワーサプライ付30W×2パワーアンプ発売。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz8/Marantz8.html

model 9:管球式モノラルパワーアンプ。出力UL接続70W×2,3極管接続35W×2発売。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz9/Marantz9.html


1961
model 8B:8Aのパワーサプライ部を省略、電源部を改良した35W×2パワーアンプ発売。

1963
model 10A & 10B:FMチューナー。IF回路が異なる。エンジニアはリチャード・セクエラ。

model 7T:初のソリッドステート・コントロールアンプ発売。



1967
Saul B.Marantz氏、マランツ・カンパニーをスーパースコープ社に譲渡。


1973
マランツ・カンパニー、米国内での製造を終了。当時スーパースコープ社が持ち株比率が50%だった日本の神奈川県相模原市に本拠を置くスタンダード工業株式会社 (※1)に製造ラインを移す。


1975
スタンダード工業株式会社が日本マランツ株式会社に社名変更。


1980
12月、米国スーパースコープ社がエヌ・ヴェー・フィリップス・グルーイランペンファブリーケン社(1994年5月フィリップス・エレクトロニクス・エヌ・ヴェーに社名変更)へ日本マランツ株を売却。以後、フィリップスの傘下に。



1997
Jan. 17,1997 Saul B.Marantz、永眠。享年85歳。

He was also a classical guitarist(チェリストでもあります), photographer, graphics designer, and collector of Chinese and Japanese art. だそうです。

※1
スタンダード無線工業株式会社として1953年1月東京都世田谷区に設立。携帯ラジオ受信機の製造販売を開始。北辰興行株式会社として1946年5月10日設立、1961年10月に商号変更したスタンダード工業株式会社により、1962年2月吸収合併される。

※2
日本マランツは、東証二部上場(1962年9月上場)額面50円、2000年現在、日本国内従業員は400人、平均年齢38.1歳。他に香港などにも子会社があり、50カ国、1600人以上の人間が働いている。

※その他参考資料

 プリ&メインアンプの内部構造、回路に関しては、「ステレオサウンド」別冊、「管球王国」の vol.11 & 12に「往年のマランツ管球アンプ・シリーズ」と銘打った特集があります。
 回路設計の特徴なども対談形式で説明してくれています。


31. 中川隆[-7592] koaQ7Jey 2017年5月19日 19:41:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

セブン再生工房
http://morix-am.com/Marantz.html

〒929-0425 石川県河北郡津幡町
担当: 森川

Mail : mke_am1114@yahoo.co.jp
携帯メール: mke-am1114-jlm@ezweb.ne.jp
TEL: 080-5854-5749

セブン再生工房へようこそ 2017, 5月


こちらの工房ではMarantz #7 オリジナルを始めMarantz #8,#8B オリジナルなど Marantz のビンテージアンプを中心にレストア(修復)を行っています。

Marantz#7 は皆さん良くご存知のように1958年12月に登場し60年近くも経った今なおその美しい音色は人の心を虜にしています。

中でも10001〜17000番台の初期型は特に音質が良く現在でもプレミアが付き大変人気です。

その後 21000番台までの後期型や復刻版も出され#7の人気は高まっています。

この初期型の音質を良くする要因はカップリングコンデンサーに使用された SPRAGUE 製のバンブルビーコンデンサーの影響が大きいと言えます。

田舎ですがたくさんの方々が試聴に来て頂いています。
ヤフオクに出品の物やこちらにあるオールバンブルビーの音、秘蔵品などぜひ聴いてみて下さい。
お互いのオーディオ談義に花を咲かせるのも楽しいかと思います。

ご連絡をお待ちしています。
http://morix-am.com/Marantz.html


レストアのご案内。


★こちらの工房では Marantz#7 オリジナルのレストアで、アンプの音に最も影響のあるカップリングコンデンサーのオールバンブルビー化を行い、本来のオリジナル初期型の状態に修復します。

★これまで他のショップでレストアの際に純正のバンブルビーが無く、やむを得ずブラックビューティーやブラックキャット、ウエストキャップなどに交換された方、
或いはコンデンサーの不良でせっかくの Marantz#7 オリジナルを持っていても聴くに耐えない音でお困りの方。

そして、既に他のコンデンサーに交換済みを購入し本当の Marantz#7 の音を知らない方。

こちらの工房で良品のバンブルビーコンデンサーを使ってレストアしてみませんか?


★★ 貴方が所有されている貴重なMarantz7オリジナルが透明で臨場感溢れる「当時の音」に蘇ります。
    これまでこちらでレストアされた方々は音を聴いて感動されてます。

★バンブルビーコンデンサーは大変音の抜けが良く重低音から超高音までスカーっと出る感じです。

このため音楽の微妙な情感や音像が消されずにくっきりと臨場感溢れて出てきます。

これに対して他のコンデンサーはフィルターを通したように音がぼんやりしています。特に代替品で多いブラックビューティー(160P)はバンブルビーとは違う音です。


★これまでこちらの工房でレストアしたものはこちらです。
http://morix-am.com/Marantz-rst.html


★このバンブルビーコンデンサーはかなり以前から世界中で枯渇状態に近く、良品はなかなか手に入りません。

このため他でレストアされるところではバンブルビー以外のコンデンサーで代用しています。あなたの#7オリジナルも代品を使用されているでしょう。

また、手を加えていないオリジナル状態の#7で全てのカップリングコンデンサーがバンブルビーの場合でも、コンデンサーの寿命が早くて10年と言われる中、
もう60年近い年月が経っていますので必ずどれかのコンデンサーが不良です。

★こちらでは外国から特別なルートで良品のバンブルビーを確保できます。


[レストア料金]

★検査料:   20,000円
★レストア料: 30,000円

[ 交換予定部品と単価]

*********************************************************

フォノイコ部:
0.0056uF/400V Bumble Bee 2個 (極めて希少)       @25,000円
0.1uF/400V Bumble Bee  2個                 @10,000円
0.01uF/400V Bumble Bee  2個                 @10,000円
0.47uF/200V Bumble Bee  2個                 @15,000円
200uF/25V SPRAGUE    2個 電解チューブラ 新品   @1,500円
100uF/15V SPRAGUE    2個 電解チューブラ 新品   @1,500円


ライン部:
0.22uF/400V Bumble Bee  2個 (希少)            @30,000円
0.01uF/400V Bumble Bee  2個                 @10,000円
0.22uF/200V Bumble Bee  2個                 @25,000円
0.01uF/1000V SPRAGUE  2個 セラミック 新品      @2,000円
0.33uF/200V SPRAGUE   2個 NOS(極めて希少)     @5,000円
*********************************************************
(上記価格は単価です。1台分の金額は@単価 x 個数になります)

こちらの工房では、上記合計22個もの良品 Bumble Bee 及び純正 SPRAGUE コンデンサーを交換部品として準備しています。

状態に拠って交換する部品の種類や数量は変わり金額が異なりますが、約3〜28万円程を見て頂ければと思います。

また、バンブルビー以外のコンデンサーでも安価に行えます。(約2〜5万円程)
いずれも検査後、部品代の金額をお知らせしますので、状況によりご検討下さい。


★この他、電源回路でブロックコンデンサーの不良により電圧降下や脈流が検出された場合や過去のレストアでダイオードに換えられた方、高圧低圧ともセレン整流器への変更や電解コンデンサーの交換も追加で可能です。


ブロックコンデンサー:
   ・ φ25 20uF+20uF+20uF 450V     @13,000円
   ・ φ35 40uF+40uF+40uF 350V     @12,000円
   ・ φ35 1000uF+1500uF+1500uF 50V  @18,000円 (ただ今在庫無し)
   ・ 交換料 各6,000円


セレン整流器  ・高圧 @16,000円
          ・低圧  @17,000円
          ・交換料 各5,000円

★これ以外に、ただ今本物の純正クラロスタット製メインボリュームとバランスボリュームも保有しています。

ご希望の方はご相談ください。 但しこれはシリアル番号4桁台のものです。3桁台以前は交換できません。
http://morix-am.com/restore.html


32. 中川隆[-7591] koaQ7Jey 2017年5月19日 20:08:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第17回 by Y下
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-017.html


第17回 コントロールアンプマランツ#7に想う


 オーディオマニア、音楽マニア、を含めて真空管のプリアンプと言えばマランツModel7 です。

マニアなら一度は手に入れたい往年の名機ですが実際にこのマランツ#7 を聴かれた方は少ないのではないか、

本当にマランツ#7 は凄いアンプなのかそれとも並のプリアンプなのかこの辺を私個人の自論を踏まえて独断と偏見で検証してみたいと思います。


マランツ ステレオコンソール Model7

 オーディオマニアならマランツ#7 を知らない方はまずいないと思います。
真空管のプリアンプの名機と言えば必ず名前の挙がる名機中の名機と呼ばれています。

発売は 1958年で 10001〜23000番台の生産で販売台数は 1万台を超えています。

マランツ#7は初期、中期、後期と3種類に分けられていますが、特に人気のあるタイプは 10001〜17000番台がマニア間では高額に取引されている。

後期の #7 はパーツの変更で人気が今一ですが初期、中期はヤフーのオークションやヴィンテージショップでの販売価格は50〜70万円、極上の初期モデルですと80万円以上で取引されていますが、果たしてそれ程までに価値のある素晴らしいアンプなのか独断と偏見で検証してみる。
 

マランツの魅力は何と言ってもこの外観ではないだろうか


マランツ#7のパネルレイアウト


 マランツの素晴らしさはパネルのレイアウトが高級感のあるイメージを感じます。
このマランツ#7 の出現で色んなメーカーのアンプパネルに多大な影響を与えました、

このパネルレイアウトを真似たアンプもあるぐらいですが、何と言ってもマランツ#7 はイコライザー回路に 3段 NFB を施した特殊な回路で、

このアンプの回路が発表されると自作マニアはこぞってマランツ#7 の回路を真似たアンプを作る方が沢山いましたが、当時はオリジナル#7の音など聴いたこともなく、実際はどんな音なのか、回路定数が同じであればこれがマランツの音ではないかと単純な憶測で誌上を賑わしていた、

 私個人もこの回路を採用して10台以上のマランツ#7 のコピーを作りましたが、正直な話マランツの音がどのような音なのか知らないのが当たり前であるから、自作のマランツのコピーが本当の音なのかわからない、
 

オリジナルマランツ#7の補足説明

 #7のオリジナルは初期、中期、後期と3つに振り分けられる。

マランツ #7 は発売から 20年後にキットモデルが登場してマニアの話題になった、

その後 1996年にレプリカモデルも発売されオリジナル、キット、レプリカと 3つのマランツ#7 がありますから、この部分を詳しく述べたいと思いますが

マランツ愛用者にとっては不愉快な思いをされる方もお見えですがこれは現実であり私のせいではありませんからあしからず、


 初期タイプはマランツカンパニーの存続をかけた製品で自らソウル・B・マランツ氏が心血を注いだステレオプリアンプであった、

仲間から好評になり自作での生産が追いつかなくなると、マランツ氏はクラフト工場を作り此処で生産を行ったと思われる。

その後にシドニー・スミスが加わり有名な#9,8Bが発売された、

 

マランツ#7の内部写真


オリジナルマランツ#7

 マランツ#7が発売されたのは先程も述べましたように1958年で、当時の価格は15〜6万円ぐらいですが、この価格は現代の貨幣価値から換算しますと約300万ぐらいの高価なプリアンプになります。(当時は1ドル、360円)

 初期モデルは50年近くの歳月が経ち人生で言うならば「70〜80歳のご老人」と同じと考えても良いのではないか、

この年齢になっても健康な方も沢山いますが、やはり何処かに持病をお持ちになっている方も多い、マランツ#7も同じことが言える。

初期動作するのはこの世に 1台も無いはず、

完璧にメンテナンスを施しても年月には勝てないし、ショップなどの工房で再調整しても100%音の復元は不可能に近い、

 ひどいショップにメンテナンス、修理依頼するととんでもないパーツを使った状態で帰ってくる場合が多い、

外観はマランツ#7でも中身は別物になっているから、マランツの音など似ても似つかない音になってしまっているのが多いのと、マランツの音を知らないことが致命傷である。

購入者はマランツの知識などは皆無だから、デタラメに調整した悪態なアンプに「メンテナンスしました」と当たり前な顔して売りつけるショップもあるのが現状だ、

 アンプ内部を見せてもらってもオリジナルパーツの状態なら良いかと言えば答えはNGである。

見た目でパーツの状態が良いか悪いかは絶対判断できません。

40〜50年も経ったアンプのパーツは100%劣化している事を忘れずに、


 マランツ#7 をほしがるマニアを騙すのは簡単である。

特にマランツ#7を愛用する方は電気知識には疎いからそこが付け根でもある。

しかもメンテナンスをショップにすべておまかせでは不安が先に来る。

マランツ#7の愛好家は音にはうるさいが電気知識は皆無だから騙しやすい、

本当に信頼できるショップでないと修理及びメンテナンス依頼すべきではない、


 では信頼できるショップとは?

オーナーが自ら半田コテを握り保守部品をいつも持っている店なら信用できるのと、

数多くのマランツを修理した実績をお持ちのショップなら問題はないが

修理、調整を他に託すショップは信頼がおけない、

このように書きますとヴィンテージショップからブーイングが出そうですが購入者の立場に立って良心的に販売してほしいものである。
 


マランツ#7の問題点

 マランツ#7に使用されているパーツとして、コンデンサーはスプラグのバンブルビーコンデンサーを使っています。

このバンブルビーコンデンサー(カラーコードタイプ)は 1950年代に製造中止になったコンデンサーですが、このコンデンサーの劣化で故障になる場合が多く見られる。

日本のような湿度の高い国ではまずこのコンデンサーがトラブルになりやすい、

 代替え品としては同じスプラグのブラックビューティーがありますが、ブラックビューティーとバンブルビーとの音の違いはあるのかは次回にてご報告させて頂きます。

 次に劣化するのは電解コンデンサーの容量抜けが生じてきます。

コンデンサーの容量抜けになりますと規定の電源電圧が維持できなくなるのと、直流分にリップルが増加しますから音に多大な影響が出てきます。

 その次にトラブルになるのはボリュームのガリが発生します。

一度ガリが出ますと修理不能に近い状態ですが、これを修理するには分解して清掃すれば使えないこともない、

マランツ#7のボリュームはクラロスタットを採用していますが、後期モデルはコスモスに変更されたのを見ると、ガリが出るので苦情が沢山あったのではないかと推測される。

 このクラロスタットを一般のボリュームに交換すると音は激変してしまい、マランツの音ではなくなってしまうから、ボリュームだけは丁重に使用してほしい、

 それ以外の問題点は整流素子のセレン、コネクター及び接点部分の接触不良も無視できない、

年数が経ち過ぎると経年変化で接点部分の酸化で接触不良が生じてくる、

時々接点やコネクターを掃除することが大事であるが、マランツ#7の場合はピンコネクター、ソケットなどは交換できないようにカシメで固定してある。

特に真空管ソケットは接触不良になりやすい、

マニアは色んなメーカーの球を好みに応じて何回も抜き差ししている方がいますが、これこそトラブルの原因にもなるから要注意である。

またタバコを吸う方はタバコの煙やヤニで接点部分が接触不良になる要因もあるから、絶対システムの前でタバコだけはやめてほしい、

これはアンプに限らずスピーカーや精密機器にも言える。

オーディオマニアこそ「ホタル族」が似合うと思いますけど、


 最後の問題点は40〜50年も経ったアンプは半田が劣化している場合が多い、
 最終的には半田を吸い取り再度半田付けをし直す必要も生じてくるがこれは素人には無理と思う、

 このような古いアンプは日々のメンテナンスが大事です。

回路図も読めない、半田付けの経験もないマニアが以外とマランツ#7のようなアンプを大事そうに持っている人を写真などでお見受けしますが、自分でメンテナンス出来なければ本当に信頼できるショップにお金を出して大切に使うしかないと思う、

同じ#7も50年以上も前の機器であるから全部音が違って当然、
最終的にはマランツに詳しいマニアか仲間に相談するか、ご自分の目と耳で判断するしか方法はないのではないか、

 例えショップに修理依頼してもオリジナルパーツがないから修理は出来ても音の復元は不可能と肝に銘じる事を忘れずに、

 以上のように書きますと、一部分だけの問題ではなくすべての問題がからんできますから、今日は良い音で鳴っても明日は良い音で鳴る保証はなく、一週間後には音も出ないお陀仏アンプになる要素もある。

 一部のマニアは #7を 2台3台と所有している方がお見えですが、私に言わせれば「アホか!」と思う、

首まで「棺桶」にどっぷりつかったマランツ#7 などにどれだけ魅力があるのか理解できないが、それでもほしい方(私も含めて)マランツの魅力は音でなくパネルデザインつまりウッドケースに入ったあのデザインが魅力かも・・・


 結論を言わせてもらうと、初期のオリジナルの音を望むのは100%無理だからマランツの音を諦めてパネルデザインの素晴らしさを見て部屋の調度品として飾って置いて楽しんだ方が利口かも知れない、
 
 

マランツ#7キット

 1970年代の終わりにスタンダード工業からマランツのキットが発売され大変な人気が出ましたが、誰でも簡単に組めるのとマランツの音を楽しめる為沢山販売された記憶があります。

 問題なのは果たしてオリジナルと同等の音で鳴ったのかであるが、残念ながらオリジナルとは似ても似つかない音、はっきり言ってひどい音、であったが

外観が同じなら満足なのか、キットだから誰でも組み立てられる利点はあるが、誰でもが問題で、メインアンプとは違いプリアンプ、特にマランツは三次元的な立体の配線技術の要素があり、いくら製作マニアルがあっても簡単には組み立てられないのと、素人的な半田付け、クモの巣配線ではオリジナルの足元にも及ばない、

 パーツに関してもロータリースイッチ、レバースイッチはアルプス製を採用、この部分からも不評を買っている、

使用するパーツが違うためオリジナル同等の音など望むのがお門違いである。

それでも一般市販の真空管プリより音は良かったと言うことは市販のプリアンプがお粗末と言える。

 キットに採用してあるカップリングコンデンサーは PLSSEYのフィルムコンを使用、

抵抗は松下のソリッド抵抗と思われるが、この部分もオリジナルとは異なる。

また、ボリュームも国産のバイオレットを使っているが、クラロとは全然音が違うのと、

整流回路がダイオードになっているためツルンとしたトランジスターぽい音になってしまい、

外観はマランツ#7でも中身が違うから異母兄弟のようなマランツ#7だ、

それでもキットアンプが中古市場やネットオークションで人気があるのは、やっぱりウッドケースに入ったデザインか!


 ※このマランツ#7キットに関しては無線と実験誌で森川忠勇氏が詳しく述べていますからそれを参照して頂きたい。

 ここまでずばりと書きましたがマランツマニアなどから文句が出てきそうですがこれは私が悪いのではない事をご了承して頂きたい
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-017.html



33. 中川隆[-7590] koaQ7Jey 2017年5月19日 20:30:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キット屋コラム「私のオーディオ人生」第18回 by Y下
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-018.html

コントロールアンプマランツ#7に想う、パートU


 マランツ#7を題材にしたパートUを書かせて頂きます。

前回はマランツ#7 及びマランツ #7 のキットを書きましたが、マランツ#7を愛するマニアは多分憤慨しているのではないかと思いますが、Y下はマランツを憎くて書いたつもりは毛頭ありません。

本来のマランツ#7 の音は失われ、マランツの音ではない音が当たり前になっているのがほとんどではないか、

では本当の音とはどのようなのか?

何故ここに至って真空管プリアンプの名器と呼ばれて現在まで君臨しているのか?

今回は面白い結幕になりそうです。


是非マランツ愛好家の方もアンチ・マランツ派の方も怒りを通り越して楽しく読んで楽しんでください。

マランツ#7レプリカモデルのフロントパネル、リアパネル

 オリジナルとの相違は、パワースイッチの違いと、

オリジナルはブッシングでの直出しが、レプリカでは3Pinコネクターに変わった、多分日本の電気保安法の安全基準のためと思われる。

マランツ#7の異母兄弟

 前回はオリジナル、キットの説明をさせて頂きましたが、オリジナルの音はもう過去の遠い伝説でしかないのか、最近のオリジナルはショップのデタラメな改造で本来のマランツ#7の良さが失われオリジナルとは程遠い音になっている、

十分にレストアしても歳月には勝てないし、本来のオリジナルの音を望むのは無理なのか、

 私個人としてマランツの魅力は勿論ウッドケースに入ったあのデザインも魅力的だが、当時のマランツの音は本当に素晴らしい音でマニアを引き付ける程の良い音で鳴っていたと思う、

そのような音なら一体どんな音でマニアを魅了したのだろうか、

遠い過去の事だからひょっとして頭の片隅に残っている方もいるかも知れませんが一般庶民では手の届かない高価なアンプだからなおさらかも・・・・


マランツ#7レプリカ

 1996年にマランツ#7 のレプリカが発売されました、

良質なオリジナルは中々見つからないのとオリジナルより価格的に安いのが魅力であったが、期待したほど短期間では売れなかったと聞いている、(最終はSEバージョンで売られた)

 このレプリカはオリジナルを忠実に再現したモデルで、当時オリジナルに採用したパーツをふんだんに使い、生産はアメリカでの手作りで製作され世界各国に販売されたらしい、

 オーディオ雑誌にもこのアンプを特集で載せている。

お偉い先生が書いた試聴レポートを読むと

「この#7レプリカはオリジナルと同じように忠実に再現され、私の持っている完璧にレストアしたオリジナル#7とは全く遜色がないぐらい素晴らしいアンプ」

と評価している。

 この記事を読むとオリジナルなんかより新しいパーツで製作されたレプリカモデルのが安心して使えるのと、オリジナルとは遜色がなければマランツマニアならどんなことがあっても手に入れたい心境になるのは誰でも同じではなかろうか、

しかもオリジナルと同等のパーツが使われているのであれば即完売するはずなのに、完売までは相当時間がかかったらしいが、どうも評論家の言っている事とは違うみたいでその辺が怪しい、
 

マランツ#7のレプリカを入手

 私の友人であるM月氏(第6回、ウェスタンサウンドの真髄を聴く)に登場、この方がレプリカを持っているとの情報を入手、このレプリカモデルを福井県まで現金を握りしめて無理を言って分けてもらった、

 その時のエピソードでM月氏に恐ろしい殺し文句を言った覚えがあるがここだけにの話にしてほしい(笑)

 「あんたの娘さんも今度大学に行くらしいね、行くとなればまとまったお金が必要じゃないの」

また

「三年以上使わないアンプなら持っていてもゴミと一緒、売るなら今しかないヨ」

 今思い出しますと半分脅しのようなセリフと(地上げ屋)がよく使うセリフに聞こえてくる。これは一種の恐喝か脅しにみえるが、
 


売られた喧嘩

 M月氏から無理を承知で分けて頂いたマランツ#7のレプリカモデルだが、果たしてどんな音をしているのか、

今まで自作のプリアンプしか知らない私だが、心の中で想像力が湧いてくるのが自分でもひしひしと感じ取れる。

 M月氏から譲って頂いた#7の情報は同じ仲間の高松爺さんの耳に入った、

翌日に高松爺さんから電話がありM月さんから買った#7を

「すぐに俺の所へ持ってこい、一度俺のプリと鳴き比べしょうじゃないか」

こんな事言われた以上こちらも引き下がる訳にはいかず、私は

「明日でも持って行く、高松さんのプリは私が製作したアンプだから自分の実力もわかる。」

面白い勝負だ、
 
 ※高松氏のアンプは私が製作したプロトタイプの真空管プリアンプとPX−25シングルアンプを使用してオートグラフを鳴らしている。
 
 私が製作したプリアンプと譲っていただいたマランツとの鳴き比べはどちらに軍配が上がっても複雑な心境で、本音は本当に比較したくはないのだが、売られた喧嘩は買わないと気持ちがおさまらない、
 


マランツ#7レプリカの音

 翌日、爺さんの所へ持ち込み、早速マランツ#7レプリカのセッティングが終わるやすぐに音出しとなった、

出てきた音は良くもなく悪くもない平均的な音で、長い時間使わなかったから多少エージングが必要と思われる。

私個人の主観としてそれなりに大変良いプリアンプと感じたが、もっと柔らかく膨らみがあればだが、これは好みの問題だと思うから一概に悪いとは言えないが、私の思っている音とは違っていた、

 これがマランツトーンなのか、多少失望感はあったが、世に言うマランツの音は飛び抜けて凄いとは感じなかった、

所詮レプリカであるからこれが普通の音なのか、

それにしてもオーディオ雑誌ではオリジナル同等の音と評価していたお偉い先生がいたが、何となく期待外れの印象は免れない、

 次に私の製作した真空管プロトタイプに接続してレプリカとの比較である。

出てきた音はレプリカとはまったく違う芳醇な響きを伴い、広がり+奥行き感と長い時間聴いていても聴き疲れしない音で、先程のマランツとは対照的な二重丸なアンプであるが、これ以上書くと自画自賛になるからやめておこう、

 高松爺さん曰く、

「マランツは皆が評価する程大したことはない、」

この前 中さんがオリジナルの#7を持ってきて、このプリと鳴き比べしたら、本人は愕然とした

「中さんはがっかりしてマランツ#7を新聞紙にくるんでシッポを巻いて帰って行ったよ、」

と高笑い、(中さんが聞いたらキレると思う)

 しかしあまりにも惨めを通り越して哀れである、

マランツを馬鹿にされた以上、考え方を変えなければあの爺さんに馬鹿にされっぱなしではないか、

心の中で「この仕返しは必ず別の機会で果たしてやる。」

再度挑戦だ!
 
 

レプリカの改造計画

 自宅にはもう一台のマランツ回路を真似たコントロールアンプがある。

このアンプはラックスのSQ−38で、大橋氏の店主日記の(第3試聴室あらわる)で写真付きで紹介されたラックスのパネルを使ったアンプで、コンデンサー類はスプラーグのブラックビューティーと抵抗はアーレンブラッドレーをふんだんに使い、6X4の整流管とチョークを使ったアンプで、自分としてはステンレスのシャーシーを採用し物量とお金をかけた最後のプリアンプである。

早速このコントロールアンプと比較試聴した、

 やはり歴然の差が出てきた、

マランツのレプリカはこの差に惨めな結果になった、

天下のマランツ#7がこんなはずではない、購入したアンプが不良品なのか、これが普通のレプリカなのか、オリジナルならもっと違った次元の音がするのではないか、自問自答しながら悩み続けた、

 オリジナルとは遜色がないと言った雑誌の評論家の先生はよほど酷いオリジナルを使っていたのだろうか、

この状態では個人的には使えないから、一度パーツ類を交換してそれでも駄目なら諦めるしかないが、問題のオリジナルパーツを探さなければ先に進まないのと、肝心なオリジナルとレプリカのパーツの違いを徹底的に調べる必要がある。

 本来なら完成品を改造するのはご法度であるが、他人に売る訳でもないし騙して譲る訳でもない、また改造すればメーカーのメンテナンスは効かなくなるがそれも承知で自分が納得すればよいではないか、勿論レプリカを使用しているマニアに勧めることはできないから自己責任での改造になる。

 頭の中で、オリジナル相当のパーツを交換すればひょっとして大化けすれば大成功となるはずだが・・・・・一度オリジナルとレプリカのパーツの違いを調べなければ先には進まない、
 
 

オリジナルとレプリカのパーツの違い

 改造するならオリジナル原機のパーツを使用して忠実に再現すれば事は簡単だが、今の時代に当時のパーツ類が手に入れる事は不可能に近いが、同等部品が入手できればそれを使うしか手はないが、オリジナルとは違うメーカーの部品を使えばオリジナルの音には近づけないしオリジナルとは違う音になってしまう、

今回はオリジナルの音の復元であるから極力同等部品を探して使うことにした、


 オリジナルの音や音色に拘らなければ他メーカーでも十分である。

今回は私個人としてのオリジナルを意識しての改造ですが、同じマランツ#7 の回路を採用したプリアンプをお持ちにあれば違うパーツを使って自分の好みに合う音作りをして楽しむのも一つの方向性としては間違いではない、

#7の3段NF回路、2段P−K帰還フラットアンプ回路、終段のカソードフォロアの組み合わせは素晴らしい音を約束させてくれるはずで、カップリングコンデンサーは現代のタイプなら良質なオイルコンに交換するのも面白い、

特に変化するのはカソードフォロアの送り出し部分を交換すると違うアンプに変貌します。(ただし回路に使われている部品の時定数は変えてはならない、)

 ようは自分の好みに合わせて楽しめればよいだけで、オリジナルパーツに拘る必要はない、

現代の電子部品は当時の部品と比べて遥かに高性能で、特性も良く簡単には劣化しにくいのが特徴である。


オリジナルとレプリカのパーツの比較

オリジナル : レプリカ

真空管 テレフンケン12AX7 : 中国製12AX7

電解コンデンサー スプラーグ  : 30D マロリー

コンデンサー ブラックビューティー : EFCフィルムコン

抵抗 アーレンブラッドレー : アーレンブラッドレー

ボリューム クラロスタット : クラロスタット

B電圧用整流器 セレン : ダイオード

ヒーター整流器 セレン : ブリッジダイオード

コネクター シンチ : 多分シンチと思う

ハーネス BELDEN : BELDEN

スイッチ類 CRL : CRL


 上記の比較を見ますと、真空管、カップリングコンデンサー、整流素子が違うぐらいで大きな差はないが、オリジナルのブラックビューティーはギターアンプに使われたレスポールコンデンサーの名称がバンブルビーである。

 ※ブラックビューティー(赤文字タイプ)とバンブルビーの音の違いは後で詳しく述べさせていただく、
 
 


マランツ#7レプリカ改造

 今回の改造は音の変わり易いパーツを重点的に交換する。
交換部分は以下のようになった。


1. 真空管をムラードの12AX7(この球は私の一番のお気に入り)

2. 整流素子をダイオードからセレンに変更する。

3. 信号系統のカップリングコンデンサーはEFCフィルムコンからすべてバンブルビーもしくはブラックビューティーに交換

4. イコライザー回路のカソードコンデンサーを電解コンデンサーから高価だが銀タンタルコンデンサーに変更

 ※この部分をタンタルに交換すると低域の分解能がアップして全体にボケた音が多少解消される。

 以上の部分を改造すれば音は激変するはずと思うがマランツのパーツ交換は簡単なようで非常に神経を使う

5. 半田付け手直しと引き回し配線のやり直し

 
 レプリカ改造でカップリングコンデンサーの交換よるブラックビューティーとバンブルビーを実装、銀色のコンデンサーは銀タンタルコンデンサー

 右側の写真はマランツの重要パーツであるクラロスタットボリューム


 レプリカモデルはダイオード1本による半波整流から高圧用セレンに交換


 トランスの下側に赤いフィンが見えるのはヒーター用セレン

レプリカの部品交換

 構想から数カ月でコンデンサー類は手に入れることができた、

またセレンも高圧用、ヒーター用も苦労せずに手に入れることができたが、パーツを購入する費用がアンプ1台分ぐらいの出費になった、

 問題は果たしてパーツを交換して半田付けを再度やり直しすれば音は変わるはずだが、まだ他に音の変わる要素が隠されている。

例えば #7 の場合は L/R 別々にアース点の取り方が違うのと、配線材に単線と撚り線をミックスして音を作っている。

単線は音が固く、撚り線は音が柔らかい傾向になる。

後は回路図と照らし合わせながら時間をかけて慎重に交換する必要がある。
 


レプリカの内部処理

 本体のケースカバーを外して中を見たら、汚い半田付けと引き回し配線には正直言ってがっかりした、(この辺が日本と欧米の考え方の相違)

オリジナルの配線とはかなり隔たりがあり、当時の引き回し配線方法と今の引き回し配線では明らかにその差歴然であるが、これは仕方がないと思う、

 マランツ#7の内部構造をよく観察すると個々にブロック毎の組立方がわかる。

 アマチュアが1台のアンプを製作する場合は、部品の取り付けから配線組立完了まで回路図を見ながら完成するが、このマランツの場合は個々にブロック毎に組み立てて最後は一つに合体して完成するシステムのやり方で、これは量産を考えた合理的な組立方式で、製品のバラツキは極力少なくなるメリットがある。

 また当時はプリント基板がない時代であるから配線の技術はそれなりに丁寧であったが、今の時代は手配線で組み上げるよりフラットケーブルでのコネクター接続が当たり前になっているのでそのような作業者は少なくなったのと、手配線の難しさも有因である。
 


改造完了とマランツの音

 約1週間かけて半田部分を吸い取り、再度半田付けをしながらコンデンサー類を交換して全てが完了した、

音出しをする前に入念に測定器を使って信号の流れと個々の電圧確認とSN比を確認後、異常が無いので現用システムに接続して初の音出しである。

 いつも聴いているリファレンス用のCDを鳴らした瞬間音の世界が激変である。

 一言でいえば独特な音作りとホールトーンの効いた奥行き感を伴っている。

音の粒立ち、雰囲気感すべてに素晴らしい音でシステムがグレードアップしたような錯覚にとらわれ、今迄の自作アンプとは音の世界が違っていた、

これが名器と言われるマランツ#7の音なのか

マニアが魅了する何かを秘めている。

 次にレコード再生を確認してみた、

私の手持ちのプレーヤーはディスクジョッキー用のお粗末なプレーヤーと付属しているMMカートリッジでも素晴らしい、

これには参った、改造前のレプリカとは歴然の差が認められる。

 再度、同じ回路で製作したラックスのパネルを使ったSQ−38型とも比較したが、正直な話 SQ−38は聴く気にならない、

折角お金をかけて製作した自作プリアンプだが、改造レプリカを聴くと嬉しいのか悲しいのか複雑な心境でもある。
 


カルチャーショック

 同じ回路と同じパーツを使って作ったSQ−38タイプなのになぜこんなに差が付くのだろう、技術的な立場から考えたら理解できない、

改造したマランツの音楽の雰囲気を醸し出す独特な音色とホールトーンの効いた響きとシルクの肌触りのような感触は自作では作ることが出来ないのか、

今まで沢山のアンプを汗水垂らして苦労して製作したのは何だったのだろうか、

ソウル・B・マランツは偉大な人物で、自らチェロを弾く演奏家でもあり音楽家でしかもオーディオマニアでもあったと聞くと、音楽を良く知ったオーディオの天才か芸術家でもあると思う、

 オーディオだけを考えると、ただ技術的に優れている技術者が設計した真空管アンプの良さは認めるが、肝心の音楽を知っていないと単なるクラフトマニアで終わってしまう、

その点キット屋さんの大橋氏は音楽と真空管アンプに精通した方でこの方がヴォッシングして世に送り出したアンプなら間違いはない、

 私のような自作マニアのアマチュアもどきでは到底立ち向かうことや乗り越えることは不可能と痛切に感じた、

 今回の改造でどれが決め手か言われても返答できないのと、またその違いを解析するだけの気力は無くなった、

 その昔瀬川冬樹氏がマランツ#7を手に入れてから自作をしなくなったと雑誌に書いてあったが、瀬川氏もマランツの音を聴いてから自作ではこの音を乗り越えることは無理と悟ったのか、

私も瀬川氏の心境と同じ気持ちなのかも?

今後メインアンプは別としてプリアンプを作る気力が失われていった、
 


オリジナル#7との鳴き比べ

 いよいよオリジナルと改造レプリカの音の違いである。

オリジナルは私の友人の中氏が自分で完璧にレストアしたマランツで、17000番台の極上品、(真空管はテレフンケンのダイヤマーク)

果たして結果はいかに、

 オリジナルを繋いで音出しすると、こちらも大変良い音でマランツ独特の響きである。

欠点と言う欠点は見当たらない、

さすがに中氏は技術もさることながら凄い耳の持ち主で、このマランツでウェスタンのスピーカーを上手く鳴らしているのもうなずける。

 さてレプリカ改造の音との比較であるが、こちらの球は名球でもあるムラード管(キット屋さんで購入)を使用、マランツトーンはそのままだが音のニュアンスが多少異なる、

オリジナルは年数の問題で少しボケた厳しい音になり、躍動感、切れ込みが不足している、

例えで言うとオリジナルは50代のおばさんの音のイメージで、改造タイプは20代の若いピチピチのギャルの音と言えばおわかりいただけると思う、

マランツも50年と考えれば仕方がないのではないか、

これは使っている中氏が悪いのではなく、50年と言う長い歳月に問題があるが、それにしても50年前のアンプを中氏の耳と技術力で完全にレストアしてまだ現役で使えるマランツ#7は凄いの一言、

 中氏は音を比較しながらぽつりと一言

「Y下さんのマランツの音は50年前は多分この様な音で鳴っていたのだろう、」

そのように褒めて頂くと今回の改造は大成功であった、

また比較試聴のためオリジナルを提供して頂いた中氏にも感謝である。
 


最後にブラックビューティーコンデンサーとバンブルビーの音の違い

 マランツ#7 やマッキントッシュのプリアンプのカップリングコンデンサーはスプラーグのバンブルビーを採用している。

このコンデンサーのお陰でマランツ、マッキンも世界のトップクラスの音作りに影響を与えているのは言い過ぎではない、

ではブラックピティーとバンブルビーとの音の違いをマランツを使って比較試聴してみた、

正直な話音は歴然と差が出たが、同じスプラーグであるから音色的には似たような感じだが、バンブルビーはもっと深く味がありコクのある音に変わる。

ワインで例えるなら安いワインと高級ワインの違いである。

この違いには私も驚いたが、もう良質なバンブルビーは手に入らないと思う、
もし手に入れる事が出来たのなら入念にチェックしてから使用してほしい、
 
 スプラーグのブラックビューティーコンデンサーとバンブルビーコンデンサーで、上の3本が160Pの赤文字タイプ、下側がカラーコードの入ったバンブルビーコンデンサー

あとがき

 今回はマランツ#7を題材にしましたが、これだけ激変するとは自分自身驚いていますが、マランツ#7の生みの親であるソウル・B・マランツこそ20世紀最高の偉人で今日のオーディオの在り方を変えた素晴らしい人と感じたしだいである。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-018.html
 


34. 中川隆[-7574] koaQ7Jey 2017年5月20日 19:08:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【マランツ】Marantz 7【セブン】
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1296269023


1名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/29(土) 11:43:43ID:hVT/UWzW

オリジナル、レプリカ、はたまた 7T。
ゆっくり語りましょう。

170あんちょこ ◆44iVG5nexo 2011/05/15(日) 18:42:16.27ID:orkachgx

私のオーディオの師匠(94年に亡くなられました)と最初の出会いで師宅で初めて

EMTのターンテーブル、この #7 と #9、
スピーカーが JBLハーツフィールド

でオーティス・レディングを聴いた時にオーディオはここまで心に沁みる音が出せるのかと驚いたのと同時に とめどなく涙があふれたのを思い出しました。

外観からそんな繊細なとこを見せない私を師匠は驚いてました。


173 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/16(月) 03:24:27.63ID:ZyJA36kA

確か初任給が 2万円強の頃に #7 は 15万円くらいの価格だった。
今だと150〜200万くらいかな。

まだ学生だった友人が #7 を所有していたことに驚いた記憶がある。


50 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/09(水) 13:37:36.58ID:mls4GQoZ

#7 は神格化していると思う
初めて出たのが1958年
ステレオ録音が始まった年
もっともだが配線的にステレオセパレーションの配慮が足りない
#7 を使用して一番の難点は左右バランスの調整が難しい点にある


108 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/30(土) 19:19:39.39ID:mnL4vq64

#7 は生産開始より 53年経過している。
半世紀前の電気製品がまともに動作しているとは到底思えない
相当劣化していると思われる
又は、大半は別部品に変更されていることだろう
実用品(音質)ではなく骨董的価値しかないと思うのは俺だけか

109 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/30(土) 21:03:53.00ID:FSusqiZI

店に行って自分の耳で判断すれば、

111 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/30(土) 21:11:01.28ID:LbwVqoUj

一度は買って自分の物にして判断しないとただの僻みかアラシだよ。
#7 通らずしてオーディオマニア足れんというとこもあるわね。


260 名無しさん@お腹いっぱい。2012/01/01(日) 22:50:04.03ID:pxRL3VfS

セブンはオリジナルもレプリカも CD の再生(ライン入力)はイマイチやね…
プリ段の真空管 V4〜V6 を替えれば何とかなるんやろか?

112 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/01(日) 17:39:17.75ID:4+W0svvB

#7 はフォノイコが良いだけ
ほかはたいしたこと無し
特にボリュームは現在のものに比較して精度で極めて見劣りする
と思う

133 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/04(水) 05:06:35.12ID:eflwAOU6
>>112
精度と音は別もんだからね。


172 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/16(月) 01:12:28.21ID:WkJmQ8s1>>174

フォノは素晴らしいが、ラインは真ん中寄りに音が固まる傾向にあるね。
皆さんどうでしょうか。

174 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/16(月) 06:19:25.30ID:C0iFVMWu
>>172
フォノ単体で使うと音が綺麗すぎる。
ライン経由してプリアンプとして使うとようやくボーカルが人間らしくなる(肉を感じる)

175 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/17(火) 23:47:19.32ID:rFHDSZGl

それって、20KHz 付近が落ちるからだとしたら
MCでトランスいれるみたいな物ではないかい

176 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/18(水) 21:52:27.59ID:akennAvr

出てくる音が気に入りゃOK


114 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/01(日) 21:26:13.18ID:cuEhqbr2
>>112
レプリカが出たときは
当時の現行機種でレプリカ7 に勝るプリアンプはなかったと記憶している
ただし、LP 再生に限った話です

62 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/26(土) 20:13:49.91ID:37LdzGdx>>64

Marantz #7 はカタチがかっこ良い。
同じカタチで最新設計で出して欲しい。


63 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/26(土) 20:29:35.02ID:V7fLiktr

まるで C-22 の復刻コンセプトみたいだな


42 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/06(日) 10:42:43.57ID:GzjP2qVf

#7は回路的に緊張感を強いる
アマが回路をまねて製作しても失敗例が多い
マッキン C22 の方がオーソドックス回路で安心して聞けると想像

354 名無しさん@お腹いっぱい。2014/04/23(水) 16:52:32.03ID:sBb5FcFs

EQ はイコライズするのが仕事
トーン回路がプリの音色
#7 は発振寸前 発振してたかも神経質な音だった
C22 の方が落ち着いて聞けると思う
C24,C26,C34 聞いた感じから

#7 をデッドコピーした経験からトーンSW の配線大変だったな
富士通の 24接点ロータリー使って

44 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/06(日) 13:57:50.64ID:9tlEcMKx

限定100台で出ている Mcintosh C22 の復刻、
あれはもうオリジナルとは別物だろうな…


223 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/23(金) 17:27:16.45ID:KWih4ypV

マッキンの C22 は度々復刻されてるけど、
#7 の復刻はキット除けば一回だけやな。

まぁ、C22 は潔いくらいにオリジナルに忠実じゃないけど(笑)


225 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 03:56:42.34ID:14Zra9DV

マッキンの潔さは認めるよ。
同じ顔した別物で、マランツみたいにオリジナルに忠実にとかのキャッチコピーも一切無かったし。


237 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/30(金) 10:06:08.73ID:SKchnqUI

マランツ #7 って、外観で楽しむ機械なんですね、まあ、所謂、調度品という、、、。
まあ、これと家具調の巨大スピーカー(オトグラ)とかの組み合わせで、、、、、数奇者なんですねw

238 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/01(土) 00:10:28.15ID:bSCbGoWo

外観で楽しむだけなら #7 は(゚听)イラネ
コンディションの良い個体の音を聴いたことがないから、そんなこと言えるんだ。
ってか全く聴いたことないんだろ?ww

65 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/27(日) 17:43:07.43ID:2yP2NG1I

ラックスの以前の球管アンプはデザインが #7 に似てるね

66 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/27(日) 22:13:51.86ID:wozE+MFC

CL-35シリーズのことかな
和製セブンと呼ばれていたね、当時の LAX管球プリアンプは


56 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/21(月) 20:00:47.75ID:h0+a4x4J

セブンのフォノイコはどんなカートリッジでもそれなりに聴かせてくれるね

71 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/30(水) 00:57:09.72ID:H9AFhVZS

CDメインで聞いてる人で、#7 のイコライザ機能を使いこなしている人いるの?
フィルター類は流石に使わないと思うけど。

72 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/30(水) 20:47:34.55ID:msPrc7iw

CDメインで #7 を常用している人って少数派なんだろうなぁ

73 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/30(水) 20:50:25.31ID:aOs5AUMb

#7 はレコード聞かない方には宝の持ち腐れでしょ


10 あんちょこ ◆44iVG5nexo 2011/01/30(日) 11:30:23ID:6N5cGt/C

レコードを鳴らすコントロールアンプとしてはこれ以上求めるのは酷でしょう。
あれを引いてこれを足すというならはなしは別ですが、、、。
正に標準機だと思います。
ラドフォードのパワーアンプとも相性が良く、WE の142あたりで、ジャズも良し、兎に角どっちにも振れる柔軟性があります。
後の石の名機の LNP-2L に通ずるボーカルの口元から喉の奥が見える情報量は今のアンプも見習いたい所ですね。
あと音楽性も同じく高い次元で合わさって感服モノだと思います。
いい意味での物差しだと思います。


48 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/08(火) 21:56:21.40ID:78HdZB8I

どう聴いても LNP-2L より #7C の方が良い音がすると思われ。
LNP-2L は2200番台のアウトプットゲイン 10,20,30,40 最終タイプ。
#7C は14000番台のクラロスタット。
パワーは #9F で試聴。
LNP-2L の中では熟成された頃合いのシリアルで、かなり良い音がすると思うが、スピード感や生々しさしさは #7 の前では完敗してしまう。


49 私の息子はEL34 2011/03/08(火) 23:45:34.40ID:E+8n2fT8

#7C と #9F は兎も角
LNP-2L と #9F の組み合わせは如何なものか?。


53 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/10(木) 01:34:25.83ID:MqQgP4h/
>>48,>>49 
フォノイコは #7、ラインアンプは LNP-2 がいいです。

54 私の息子はEL34 2011/03/10(木) 01:49:46.04ID:lEcae3GZ

#7 ちゅ〜たって色んなコンデイション(部品等)の #7 が有るし
その点 LNP-2L は #7 に比べてコンデイションの差は少ないと思う。

JAPAN 初のユーザ-の評論家の岡さんがこれほど S/N の良いアンポは無いと
コメントしていたんじゃねぇ〜の?。


57 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/23(水) 01:06:19.74ID:Hx3tPNNp

#7 & #9 レプリカで 802D を鳴らしています。普段は goldmund ですが、使い分けています。
現代の尺度で音質評価すると高得点はあげられませんが、魅力的な音ですね。
特に低音と高音のイコライザを両方 +1 にした時の音が、非常に積極的でいいですね。
最大の問題は SP端子が前のしかも下についていてケーブルへの制約が大きすぎること。

58 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/23(水) 18:12:37.42ID:Yv3vF0DY

#7 & #9 レプリカは B&W に合いますか
いやな音出ませんか
#9 のスピーカー端子は確かに使いづらいね


59 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/24(木) 00:37:08.94ID:8Z/BIz40

# 7 単体をトランジスタのパワーアンプとつなぎ B&W を鳴らした音は、良くないと思います。
レンジの狭さやルーズさがアンプとSPで強調される感じです。
しかし #9 とセットにしたら アンプの良さを、SP が引き出してくれるように感じるから不思議ですね。


61 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/26(土) 14:30:11.80ID:LfK5JBHB

#7 はレコード派にとっては名機であることに間違いない
ただ #9 は EL34 のよい球が付いていることが条件となる


5 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/29(土) 18:50:21ID:B3rZE9/j

モデル7、但し、レプリカ使ってる。
フォノイコが素晴らしいとの評判で決めた。
約17年前。

6 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/29(土) 20:36:56ID:0ElZXYr7
>>5
>フォノイコが素晴らしいとの評判で決めた。

実際に聴いてみてどうですか?
評判通り素晴らしかったですか?

7 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/29(土) 21:32:34ID:B3rZE9/j>>8

音がぽんぽんと飛び出て飛び散る感じ。
甘いとか温かい曖昧な音が好きな人向けではない。
だが、レプリカはやや音が荒削りの面も有する。
12AX7真空管を交換すれば解決する可能性はあるが。
ちなみにメインアンプはモデル9(レプリカ)×2を使用。

8 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/29(土) 21:58:45ID:0ElZXYr7
>>7
#7 に #9、黄金の組み合わせですね。

私が数年前に #7 オリジナルの音を聴いた際も似たような印象(音がぽんぽんと飛び出て飛び散る感じ)を受けました。
そのときは女性ボーカルの JAZZ を聴いたのですが、切れ味とみずみずしさに溢れた音が流れていていました。

#7 をオークションやショップで見ては、あと一歩の勇気が出ずに購入できずじまいですが・・・。

9 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/30(日) 11:25:41ID:iH8Jnk8E>>11

ジャズ及びブルースのボーカルが特に印象的。
声を発する時の空気感がリアルに再現された時は、鳥肌もの。
但し、メインアンプにはボリューム(ゲイン)調整が出来る機器が必要となる。
プリのボリュームは昔の物で12時付近で初めてバランス等が安定するからである。
即ち、音量調整はメインアンプでおこなう。

11 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/30(日) 12:08:10ID:Al6rHQoC
>>9
>プリのボリュームは昔の物で12時付近で初めてバランス等が安定する

これは復刻版や7Tについても同様なのでしょうか??

入力レベルの低い LP なら特に問題にならないでしょうが、CDだと少々厄介な問題になりそうですね(12時以前の位置でVRを使う可能性が高くなるから)。

12 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/30(日) 12:24:04ID:iH8Jnk8E>>13

復刻版及びオリジナルはほぼ同じものを使っている。
復刻版といえども部品はオリジナルを忠実に再現している。
オリジナルも復刻版の部品があるから現在でも修理可能で、マランツで修理してくれる。
LPもCDも同じ。メインアンプで音量を調整する。これが原則。


13 112011/01/30(日) 12:29:54ID:Al6rHQoC
>>12
オリジナルもメーカー修理がきくのですね(内容にもよるでしょうが…部品改造品NG等)。

28 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/27(日) 00:47:59.57ID:xKDX3MLw

私のレプリカセブン、
ボリューム位置8時くらいのところから急に音がデカクなる
音量調整難しいんだよね

29 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/27(日) 10:37:09.35ID:Fxfh19GW>>30>>32

プリのボリュウムは 12時付近に固定
音量はメインアンプのアテネータ(ゲイン)で調整
これが #7 の基本


30 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/27(日) 14:51:11.93ID:xKDX3MLw
>>29
ゲイン調整可能なパワーアンプのオススメありますか?

31 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/27(日) 17:53:29.78ID:Fxfh19GW

#9<300Bシングルアンプ

40 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/05(土) 14:38:25.77ID:NXdskdl9

セブンはパワーアンプとの相性選びにあまり悩まずすむ。
汎用性高い。


37 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/01(火) 02:19:56.24ID:7B0rKQK8

セブンの音量調整は難しい
オーナーなら判るはず

177 名無しさん@お腹いっぱい。2011/06/04(土) 18:28:41.01ID:+KGzUMG7

リアパネルにあるトリムボリュームを調整したことありますか?
出力調整できるんですよね?
下手に触らないほうがいいのかな


179 名無しさん@お腹いっぱい。2011/06/05(日) 22:37:47.02ID:Stro/g1m
>117
>下手に触らないほうがいいのかな

そういう事ではなくて、パワーアンプとスピーカーの能率に合わせて使いやすいメインボリュームの位置で使えるようにきちんと調整してください。

180 名無しさん@お腹いっぱい。2011/06/05(日) 22:48:28.09ID:Yqkecp6h
>>179
私も触ったことないんだが、連続可変式なのかい?

181 名無しさん@お腹いっぱい。2011/06/06(月) 18:19:13.79ID:YIneoacQ

触らずにメインアンプのボリュウムで調整してる

182 名無しさん@お腹いっぱい。2011/06/06(月) 21:08:05.41ID:Bn1IWlhT

ハイゲインのパワーアンプ使ってるなら
トリム絞ってみるのもいいよ

パワーアンプにボリューム付いてないなら尚更。

183 名無しさん@お腹いっぱい。2011/06/07(火) 23:06:10.84ID:RmDg7rd2

絞りきれないレベル調整用ですよ。
球アンプだから挿す球によってゲインもばらつきます。
そのセットって意味もあるボリュームです。
どうせ付いてるんだか積極的に使わなきゃ意味無いですよ。

148 146 2011/05/07(土) 02:38:22.38ID:1/cpVIoe

おじちゃんたち、7 の組み合わせのパワーアンプ何使っているの?
ラインも結構いいと思うよ。

151あんちょこ ◆44iVG5nexo 2011/05/07(土) 12:04:13.88ID:P3sXE2Ou

パワーアンプはこれと決めず何種類か聴く音楽、気分で持っておいてベター
例えば、ミルト・ジャクソンを夜、気持ちよく聴きたいときは300Bシングル
ハードバップなら 350とか、クラを迫力でラドフォードとか
#9 があんな高価になった現在、別にこだわらなくていいと思う。

152 146 2011/05/07(土) 20:47:54.39ID:/8c69RJK

トランジスタパワーアンプとの相性はどうでょうか?

153あんちょこ ◆44iVG5nexo 2011/05/08(日) 09:42:39.27ID:XqZJS4+e

石のパワーでも #7 ならいけるよ。
但し相性的に合う合わないが出やすい傾向はあるかも。
JBL のスピーカーなら JBL のパワーとか、、TANNOY なら QUAD のパワーとか以前に聴いた時にこれはアリだなと思いました。
年代は大きく離れん方が良いとは思うよ
一種のバクチになっちゃうのと精神衛生上あまり良くない。

154あんちょこ ◆44iVG5nexo 2011/05/08(日) 09:58:12.87ID:XqZJS4+e

あと記憶をたどってみて石のパワーを使ったパターンで好印象だったものは

HARMAN KARDON
COUNTER POINT
THRESHOLD
DYNACO
近年では FIRST WATT 位

他もいいのは有るだろうけど、私の記憶の好印象はこれらです。

155 本物の146 2011/05/08(日) 14:03:26.01ID:RRgAuYsK>>156

おいらは TR のパワーアンプ使う時はマッチングトランス使うよ、

13 112011/01/30(日) 12:29:54ID:Al6rHQoC

2月の3連休中に実店舗をまわって、7C、7R、7Tを試聴してきます。
縁のある一台と出会えれば購入してしまおうと考えています。


14 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/30(日) 13:35:16ID:iH8Jnk8E

レプリカ用の修理部品がないものはどうしょうもないと思います。


15あんちょこ ◆44iVG5nexo 2011/01/30(日) 19:55:53ID:6N5cGt/C
>>13さん
もし買われるのでしたら必ず試聴させてもらえる信頼のあるお店で!
経年劣化もありますが、改造?改悪?個体差もかなり有ります。
またオリジナルでしたら大きく分けてシリアル17000番前後あたりで音も変わります。
(仕様の違い)詳しい店員にアドバイスもらうか、 ネットでも情報は有るでしょうから、調べて見て下さい。
ハズレを掴むと7に対する解釈に誤解を生むくらいのモノが有ります。

16 名無しさん@お腹いっぱい。2011/01/30(日) 21:43:47ID:NLxQSbKj

まあ なにしろ半世紀前のシロモノだからね
ある程度部品が交換されててあたりまえ
その点は割り切って買うしか無い
そのうち不具合も出てくるだろうから、技術のあるちゃんとした店から買う事
中古品転がして暴利むさぼってるような店もあるしね

19 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/06(日) 09:35:04ID:3xx9Mols

marantz#7 の様なシビアなプリは部品によって音が大きく変わるので
良くチェックして買って下さい。特にボリュームの交換品は注意

20 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/06(日) 13:27:29ID:Ysv7Y+Gl

50年経過すれば、まともな物はないと思ったほうが無難
但し、オリジナルね
ボリュームは買ってから交換する手もあるが
値段が約1万円するが
しかも、回路的に NFB かけまくりだから、なかなか難しい。
玄人でも難しいと思うし、素人だったらなおさら
だが魅力的

21 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/06(日) 19:37:37ID:S/saQ3vt

#7T だけ未だ聴いたことないなあー
遊びで買ってみるか

22 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/07(月) 00:18:55ID:M2NRDl1F

#7T と #7 とは別物、今買う事ないと思うが
音は角がとれ柔らかめ、#7 のボリュームは交換せず
オーバーホールするのがいいですよ

23 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/08(火) 19:48:51ID:c274Fhep>>24

7T だけどフォノなら 7# と変わらないけどね、AUX は多少薄いけど。
メンテ考えるとお得ダヨ。
但し逝った時を考えると、2台体制必要かな

25 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/12(土) 02:07:19ID:iovjwT6O>>26

#7 と #7T 両方持っていたが #7Tは必要ない。#7T は音のぬけが悪い


26 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/12(土) 17:12:34ID:WotqrT9m
>>25
7T の抵抗とコンデンサーを交換すると 7C そっくりの音になるらしい
マランツの当時の設計者の談

英語が得意な人は「marantz 7T」でググってみて
https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja#hl=ja&q=marantz+7T&spf=1495234514978

該当サイトが見つかるから

27 名無しさん@お腹いっぱい。2011/02/20(日) 22:26:05.04ID:bpJ7nV9+

日本は 7T の中古価格が高すぎると思う

306 名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/12(木) 22:40:52.81ID:ihkTtg9E

通は 7t

307 名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/12(木) 23:41:12.80ID:MEY0D6er

↑ 7t やめとけ

308 名無しさん@お腹いっぱい。2012/07/13(金) 23:05:41.11ID:Og4EjZvp

なんで?

下手な #7 より良い音だし、#3600 なんかよりは遥かに良い音だよ。
ちなみにどっちも持ってました。

309 名無しさん@お腹いっぱい。2012/09/17(月) 23:12:32.90ID:5ognaNpn

音ぬけ悪い、ヤッパ TRプリは FET 出来てから

310 名無しさん@お腹いっぱい。2012/09/20(木) 22:25:58.87ID:16TIAMxn

音ぬけ?

本当に聴いた事あるの?
ゲルマニウムトランジスターとかもっと音良いんだよ。
パワーの終段はともかくプリ段の石で FET 優位なんて初めて聞いたよ。

7T は単純に球の 7 の回路を石に置き換えてあるだけ。
非常にシンプルで昨今の一杯石使って打消しや高 NF に頼ったアンプに無い鮮度と勢いがあるよ。
7 のレプリカ(K 含む)と切り替えて聴いたら T が良いって 8割の人は言うと思うよ。
状態の良いオリジナルの 7 だとちょっと透明感で負けるけど。

313 名無しさん@お腹いっぱい。2012/10/08(月) 20:17:58.59ID:sgY2ZQBW

ちょっとじゃなく別物です。

315 名無しさん@お腹いっぱい。2013/03/02(土) 15:55:46.04ID:iQWPG3z3

7T が最高

316 名無しさん@お腹いっぱい。2013/03/02(土) 16:26:06.36ID:6SwyMSfl

7T ですら相場上がってるから余計イラネ

317 名無しさん@お腹いっぱい。2013/03/03(日) 01:26:51.16ID:tToUoez0

俺も 7T なんてイラネ

257名無しさん@お腹いっぱい。2011/12/25(日) 11:39:49.49ID:KwPp4LC8

すれ違いかもしんないけど石アンプ ♯3600 ってどんな感じ?
7T と比べても引けをとらないような気がするんだけど。


304名無しさん@お腹いっぱい。2012/06/19(火) 13:32:07.47ID:CJjoxl0y
>>257
いいね。状態によるが。
石では model #3600が最高だと思う。

#3600 はハドレー、タシンスキー兄弟、ブランコ、ボンジョルノが全員いた時代の USA.marantz の最後の名機。
けっこう長くステサンのフラグシップ機だった。

38 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/04(金) 17:53:11.61ID:riAS00KK

RECOUTからフォノイコ出力のインピーダンスは どのくらいなの?
500Kオームのボリュウム後ろについてるからそれくらいなの?
オーディオカードのINにつないでもOK?

39 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/05(土) 10:46:08.34ID:247Gr1wi

テープアウトからの出力はボリュウムの前です。アンプアウトと変わりません
オーディオカードのINにつないでもOK

41 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/05(土) 22:49:06.61ID:0buXgqFk>>45

テープアウトからの出力10kオームのフェーダーつなげる?


45 名無しさん@お腹いっぱい。2011/03/06(日) 18:15:38.95ID:zIH85TPM
>>41
入力インピーダンスが10kですとチョットですね、
真空管時代のプリですから FET入力のバファーアンプが一段欲しいですね

46 私の息子はEL34 2011/03/07(月) 19:31:45.62ID:SxWyyami

是枝先生が雑誌に #7 に #9 を稼働させている時は アンポから一時も目を離しては成りませぬとカキコしていたのを思い出したけど、古いとそんなに動作が不安定なの?。

364 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/15(水) 20:50:35.54ID:wQv8Cds1

初心者だが
V1〜V6 の ECC83 の役割が知りたい

365 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/15(水) 22:20:20.11ID:NhYiSmOP
>>364
このサイト読んで
http://k-d.jpn.com/audio/howtouse.html


367 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/16(木) 18:40:10.26ID:MQkFemK0
>>364
回路図見れば直ぐ解ると思うよ。

V1〜V3 がイコライザー、V4〜V6 がトーンコントロールと送り出し。

中でも V3 と V6 は左右共通のカソホロ段。

3本ずつ DC 点火してるんで各3本の球の種類は揃えた方が良いよ。

大体セレン経たったり 100Vで使ったりでヒーターの電圧が全く足りてない状態で聴いてる人が殆どだよね。

#7 は 100Vじゃまともには鳴ってないよ。

1.5 ユニット直列で DC18.9V で点火なんだけど 15V 掛かってないのが殆どだよ。
100V でセレン交換してなければ 12V が関の山かな。

オリジナル以外はダイオードだから経たりは無いとは思うけど。
本当の #7 の音何人が聴いてるんだろう?

368 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/16(木) 20:18:29.35ID:OTpg1s4m

V1〜V3 はフォノイコ
V6 はライン出力は解った

V4 と V5 がいまいちよく解らん

V4 と V5 はトーンコントロール用かね

するとトーンコントロールを使わない場合は V4 と V5 の球はあまり気にしなくていいと考えていいのかなー
安価な現行管でよいのかなー

369 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/17(金) 14:30:20.91ID:8ndJzZfZ

#7 の場合、トーンコン使わなくともこの球(V4, V5)は通るんで手を抜く事は出来ないですよ。

370 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/17(金) 17:51:48.32ID:8ndJzZfZ

賛否両論あるだろうけど X7 の替わりに 5751(出来ればRCA)使うと太い良い音になるよ。

特に JAZZ や ROCK 系の音楽聴く人にお勧め。
勿論クラシックも良い音だよ。

X7 系の細身で神経質な音からがらっと変わるよ。

厳密に言うとヒーター電力が 0.3 と 0.35 と違いがあるんで 3本セットで交換してね。

371 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/17(金) 19:59:25.96ID:W6asinTa

5751 音小さくならない
CD 用に V6 には良いかもしれないが

372 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/18(土) 21:31:03.04ID:NsxOGiTr

ならないよ。
NF 一杯掛かってるアンプだから。

ソケットの配線変えて 5755=420A に交換した奴も居るけど内部抵抗えら高で問題ありそうなんだけど、#7で は全く問題なく使えた。
ちなみにいい音だよ。
最近足の変換アダプター込みで売ってる奴居るね。

373 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/19(日) 11:57:30.30ID:NaL70f/Y
>>370
球のゲインが下がると NFB 量が少なくなるから、フォノ EQ のカーブが多少狂う可能性はある。
V1 と V2 には μ=70 の球は使わないほうが無難だと思う。

374 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/19(日) 22:50:08.52ID:U1/RAOU0

変わんないよ。
実際に使って測定してみ。

375 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/20(月) 15:22:25.24ID:Zrke1dpS

ところで、レコード入力の場合 V6 も通るの(影響あるの)?
関係ないの?
初心者より

376 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/20(月) 18:52:27.03ID:qZSB4lFn

全部の球通ります。

377 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/29(水) 20:16:28.22ID:wi8Z/LTh

フォノイコだけでしたら最初の3本が影響します。


380 名無しさん@お腹いっぱい。2015/05/05(火) 22:14:04.13ID:H5bNZgez

フォノイコでノイズのるとか S/N がもうちょい良かったらなぁ
とかってのありあすか?

381 名無しさん@お腹いっぱい。2015/05/05(火) 23:55:16.48ID:ZkzriyFx

初段管ちゃんと選別した?

382 名無しさん@お腹いっぱい。2015/08/02(日) 18:07:15.51ID:VTxD3XHy

選別した

383 名無しさん@お腹いっぱい。2015/08/02(日) 18:46:55.53ID:uPLFtlBT>>395

420A はなかなか使える
音が太い太い
ちなみにレモン色のプリントの丸ゲッターじゃなくて やまぶき色のスクエアゲッターのヤツね
正直、TELEFUNKEN◇ が買えちゃう値段だから
微妙といえば微妙だけど、ジャズ聴く人には良いかも
レモン色(レイセオンの OEM?)のは音が薄い
あえて 83 から変える意味はないと思った
因みにどちらの 420A でも音が小さくなるような事はないけど S/N は少し悪くなる


384 名無しさん@お腹いっぱい。2015/08/15(土) 01:41:51.96ID:/MB3TfJZ

俺はシーメンスのロングプレート使っているが◇テレフンケンより好き

386 名無しさん@お腹いっぱい。2015/08/22(土) 01:47:34.64ID:v8mXTDOp

テレフンケン、ムラード、GE、シルバニア、バルボ、松下 、東芝 etc
色々使ったけど
今のお気に入りはタングスラム

387 名無しさん@お腹いっぱい。2015/08/23(日) 08:22:49.03ID:S1Xo4Cq2

私のお気に入りは50年代のファクトリーコード mcp がお気に入り。


401 名無しさん@お腹いっぱい。2016/02/28(日) 04:47:38.88ID:G0tbkXif
>>387
ただ mcp は一番良いが一番高い

388 名無しさん@お腹いっぱい。2015/08/25(火) 12:15:34.03ID:pELznCdN

オリジナル以外は糞

389 名無しさん@お腹いっぱい。2015/10/23(金) 10:44:53.35ID:aW8zWn6x

X7 は古い RCA がいい
プリントが白文字のやつ

390 名無しさん@お腹いっぱい。2015/10/26(月) 23:25:14.96ID:8wRmm+ud

俺はシーメンスのロングプレートがいい

391 名無しさん@お腹いっぱい。2015/10/31(土) 18:42:07.49ID:1c88uZLF

ここまで名前が出てない Brimar はどうですか?
ちょっと興味があります

銅じゃないと突っ込まれそうですが

392 名無しさん@お腹いっぱい。2015/11/07(土) 18:31:52.13ID:QCkgHJRu

ブライマーは OEM ブランド、
その他大勢の中でしょう

393 名無しさん@お腹いっぱい。2015/11/09(月) 23:54:48.38ID:+gVARJgB
>>387
これですか?
ずいぶん高いな・・

http://tctubes.com/Siemens-12AX7-ECC83-long-plates-mCP.aspx

394 名無しさん@お腹いっぱい。2015/11/10(火) 00:48:35.87ID:1ULsMiJi

そうです。写真のようにプレートのカシメが外側に付いているやつが好きです。

395 名無しさん@お腹いっぱい。2015/12/04(金) 15:24:18.64ID:zh+mF3GL
>>383
420A はノーゲッターのオールドバルブでないと宜しくないよ。
圧倒的にいい音になるよ。

TELEFUNKEN◇ とかに ¥1万 とかあほらしくなるよ。

勿論ピン節違うので一般的じゃない。

396 名無しさん@お腹いっぱい。2015/12/06(日) 23:33:36.48ID:p1sn15HQ

改造までしたくないです。


400 名無しさん@お腹いっぱい。2016/02/07(日) 15:02:05.53ID:JQKOLE9T
>>396
>>最近足の変換アダプター込みで売ってる奴居るね。
だろ

243 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/17(月) 00:20:37.54ID:hcUa1hn4

そろそろレプリカの真空管を交換しようと思います。
現在は純正管を使用していますが、お薦めの真空管があれば教えて下さい。
入手困難品ではなく、できれば現行品を望んでいます。

244 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/17(月) 09:06:18.82ID:xxlyv2eK

JJ ECC83S

245 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/17(月) 19:07:40.63ID:T3h27Hje

JJ ECC803S
ebayで買えば安い


267 名無しさん@お腹いっぱい。2012/02/05(日) 18:30:05.67ID:zz+Igf/j

7 レプリカだけど、好みの音がでない
特に高域
12AX7 6本交換しようと思う
現行管及びビンテージ管でいいのある
誰か教えて

268 名無しさん@お腹いっぱい。2012/02/09(木) 07:50:09.01ID:afwTnTOn
>>267
CV4004 をお勧めしておく。ちなみにオリジナル#7 はムラード ECC83 だったはず
テレフンケン◇マークが良いと言う人もいるようだけど、自分は試したことなし

272 名無しさん@お腹いっぱい。2012/02/16(木) 18:34:23.76ID:+wmdAXN1

ムラード ECC83 及び CV4004 は現在手に入るかなー
復刻版(ロシア製)なら手に入るようだが


273 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/02(金) 02:55:29.41ID:i3e/cDNS

そうだよね、いつから #7 にテレフンケンが良いってなったのか?
やっぱムラードだよね。

個人的には RCA の 5751 の方が好みだけどムラードが本来の音だよね。
テレフンケンとかシーメンスの挿さった #7 っていいと思った事は無いなあ。

274 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/04(日) 10:36:17.95ID:WYnloddj>>278

オリジナルがテレフンケンじゃないの、


275 私の息子はEL34 2012/03/04(日) 21:33:26.18ID:fHtc71W1

オリジナルがテレフンケンで、その後に出た 7K では GE の ECC83 じゃない?。


278 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/04(日) 23:09:05.94ID:gUWwlMWV
>>274
ムラードだよ。


281 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/06(火) 14:29:07.74ID:Ou9oqkY0

テレフンケンでも短いプレートと長いのがあるけど、どっちがいいのだろう?
長いと振動の影響おおきいと思うけど。


282 私の息子はEL34 2012/03/06(火) 15:28:03.66ID:nlUPqEST

テレフンケンの ECC80 番台は瞬光が禿すぃから嫌いだ。

283 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/06(火) 19:14:46.18ID:+CkiR5Yc

ムラードが指定席
高音のきれいな延びが他とは違う

291 私の息子はEL34 2012/03/09(金) 16:02:39.46ID:+VLZ3jQQ

ムラードの ECC83 の評価がすこぶる良いけれど
同じムラードの M8137/CV4004 はダメなのか知らん?。

292 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/09(金) 20:43:09.92ID:v6DO6rdP

俺はムラードのどちらもいいと思わんが


293 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/09(金) 23:43:04.82ID:jOqEJcfH

テレフンケンだムラードだ、なんて言ったって数に限りあるし寿命もあるもんな
現行のモノで使えるヤツ探すのも必要なこと


298名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/10(土) 17:22:25.54ID:P0+TjLlt
>>293
有るわけ無いだろ。


299 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/16(金) 20:58:12.39ID:M6baY5bB
>>293
>有るわけ無いだろ。

確かにないですね

300 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/16(金) 22:49:13.18ID:zVWW0+Jh

プリ球ってそんなに切れるもんでもないし、寿命が短いってわけでもないので
オリジナル球探して使えばいい。
わざわざ現行球の酷い音聴かなくってもいいと思う。

#7 使おうってのに何で球をケチる必要があるんだろう?

301 名無しさん@お腹いっぱい。2012/04/12(木) 10:00:34.32ID:8DeRHYiH

うちはかれこれ 20年ほど M8137 だけど、ダメになる気配なし
普通の ECC83 より gm が高いので、ちゃんとメンテしてないと発振するかも

366 名無しさん@お腹いっぱい。2014/10/15(水) 23:42:31.54ID:9vAfBHWz

球の選択に迷いました。
最後に1950年代の球にしました。


305 名無しさん@お腹いっぱい。2012/06/23(土) 00:48:49.43ID:Hzmn0NBc

12ax7 じゃなくて 5r-hh5 が刺さっていたがちゃんと音がでてた。
ラベルが消えてて分からなかった。構造もそっくり。


74 私の息子はEL34 2011/04/02(土) 04:48:24.39ID:Ii8/ST08

レプリカの 7K の中身を覗いたら
テレフンケン♦マークでは無く GE の真空管が刺さってた。
勿論選別品だろ〜けど、音質は問題ないのかな?。


78 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/05(火) 17:46:25.04ID:fdNYzuFC

#7 に U7 使ってないし。
#7K は元々テレフンケンだったよね。
あの頃テレフンケンの X7 って \2000しなかったし。
レプリカって SE の事?

テレフンケンがもてはやされてるけど初期の #7 はムラードだったよね。
テレフンケンの方が安くって SN いいので変わったみたいだけど音悪くなったし。
でも GE は酷いな。
荒くって歪っぽい音だよ。

79 私の息子はEL34 2011/04/06(水) 17:00:06.99ID:HdZ1GZde

テレフンケンの♦マークと他ブランドの ECC83 は残留雑音が 10db違うと書かれた記事が有ったよ〜な。

80 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/09(土) 21:23:14.36ID:PlQJfzxc

俺はテレフンケンの ECC803S じゃなくシーメンスのECC803S 2マイカタイプ
が好きだね

81 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/13(水) 23:36:48.59ID:yL59W5s2

シーメンスの高信頼管は E83CC でしょ。
シーメンスにECC803 って何よ。

82 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/15(金) 02:23:48.96ID:DLPyE6+G

http://cgi.ebay.com/Genuine-Siemens-Munich-ECC803S-E83CC-Audio-Tube-/220747871239?pt=Vintage_Electronics_R2&hash=item3365993407#ht_1507wt_

83 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/18(月) 03:07:31.11ID:ZFG+A8ck

いつからそんな無い筈の物売ってるんだ?
ロゴ酷過ぎ。
その辺の東欧球にプリントしただけだろ。

90 80 2011/04/24(日) 04:05:32.19ID:7av6OJLz
>>82
以前クラコンで買ったのは \2000ですよ、
金額の問題ですか、

92 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/24(日) 18:31:52.16ID:VSj0rOtJ
>>90
売る方が偽者って分かって売ってるんでしょう。
ある意味良心的なお店ですね。
ECC803 仕入れたら偽物が着たってとこですかね。
テレフンケンの ECC803 やシーメンスの E83CC なら¥1万はするでしょ。

¥2000 なら何でもOKです。


84 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/18(月) 21:31:34.14ID:ZmzGad2O

俺もそう思ったんだが音きいて良かったのよ

85 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/21(木) 02:36:34.28ID:TLLb5931

中華の偽物だね。
奴らテレフンケンとシーメンスの型番違うなんて知らないし。
ホンコンあたりでプリントしてるんじゃないの。
でドイツに持ち込む。

86 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/21(木) 20:48:27.08ID:4dF/Bz75

ま、音が良ければ看板なんていらないでしょ

87 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/22(金) 12:56:10.82ID:qjXKEv8M

そこが変なんだよな。
まあ、元々テレフンケンもシーメンスも音的にいいとは言い難いので
AEG とかでも大して変わらんのだけどね。

総じて高信頼球の方がつまらん音するよね。
本物のシーメンスの E83cc なんてガチガチの音だし、その偽物普通の球に
高く売れるんで高信頼球の型番プリントしただけだったり。

88 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/23(土) 01:06:09.63ID:QfQRGP9i

ま、音が良ければプリントなんて何でもいいでしょ

89 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/24(日) 01:17:44.55ID:VSj0rOtJ

何でもいいんだけど、紛い品に無駄金払うのはねぇ。
そこまで人間出来てないです。


94 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/26(火) 02:24:23.09ID:Z5hip1ai

#7 はボリュームです。
クラロスタットです。
これが無きゃ #7 じゃないです。

それからセレン。
これが無きゃオリジナル #7 も K も R も同じです。

カラーコードの BB ばかりに目が行きますがリークしてりゃどうしようも無いです。
普通の BB でも実は音は一緒なんですがエージングと替える前が DC 漏れで次段の
バイアス浅くなって過大電流動作がいい音だったってだけです。
何でも死に掛けの目一杯動作がいい音なんです。


95 私の息子はEL34 2011/04/27(水) 12:22:05.14ID:xVriL4tq>>98

#7 のボリュームは 15000番台までは CLAROSTAT製だけど
17000番台以降では一部にコスモス製品を用いている。


98 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/28(木) 17:09:08.50ID:meUgqKUz
>>95
だからその東京コスモスの音が悪いんだって。

96 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/27(水) 16:06:20.18ID:TMFDsqzz

レプリカのボリューウムで苦労してる
なにか現在手に入る良いものないかね

97 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/28(木) 01:02:51.90ID:meUgqKUz

ちょっと前にヤフオクでクラロ売ってたよ。

でもレプリカならデールとかのアッテネーターで良いんじゃない。
どうせ元々音全然違うし。

99 私の息子はEL34 2011/04/28(木) 18:32:17.76ID:Ml81AfWe

例えば 100% オリジナルパーツの #7 は殆ど存在しないと言われているし
ボリュームの奥のシャシー内部は充分スペースが有るから
四角いデテント型や東京光音の P65CS型 ATT かコンダクテイブ型でも取り換え可能なんじゃねぇ?。

101 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/28(木) 22:48:05.71ID:jd/GC958
>>99
みんな「目」で聴いてるからなw
ブラインドしたら指摘なんてできやしないくせに

100 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/28(木) 20:36:29.25ID:meUgqKUz

コンダクテイブの 500KΩはないでしょ。
アルプスのデテント型や東京光音の P65CS型なら東京コスモスの方がまだましですよ。
せめてアーレンでは?

102 私の息子はEL34 2011/04/28(木) 22:58:47.01ID:Ml81AfWe
>>100
確かにw。コンダクテイブなら 1ケタ低い値だ。
#7 の固定抵抗は主に A&B のソリッドと CGW の MIL金皮だけど
ボリュームに採用されなかった理由はやはり CLAROSTAT製の方が優れていた言うことなのかな?。

103 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/28(木) 23:33:42.71ID:meUgqKUz

換えてみれば直ぐに解りますよ。

104 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/29(金) 00:30:30.09ID:cZV72zY0>>106

コスモスでもマランツが #7 用に発注した物でしたら変わりませんよ
#7T 用でもOK、何故かどのメーカーでも純正以外はダメですね。
一番いいのは取り替えずオーバーホールする事です。

106 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/30(土) 02:59:18.86ID:LbwVqoUj
>>104
君にはコスモスでいいよ。
リークしたコンデンサーや焼けたボリューム、電圧の出なくなったセレン、
どうやってオーバーホールするんだい?

今のマランツは日本の会社、どこに純正品が有るの?

107 名無しさん@お腹いっぱい。2011/04/30(土) 11:34:16.59ID:LbwVqoUj

#7 の SE だっけ?
3Pインレットの付いてる奴はメキシコ製のニュークラロ付いてるね。

113 私の息子はEL34 2011/05/01(日) 21:15:46.88ID:QYPmBdVA>>115

A&B を理研 RM-G に替える
セレンをショットキーバリアダイオードに替える
クラロスタットを東京光温ATT に替える
特注品の PT を TAMURA に替える
スプラグオイルコンをフイルムコンに変える

そんな #7 無い?。

115 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/01(日) 22:10:29.45ID:Plkbtra/
>>113
また、自分の持ち物自慢?

116 私の息子はEL34 2011/05/02(月) 00:48:45.55ID:u7CDA3aI>>117

漏れは 2段 PK-NF型と SRPP型イコライザーは自作したけど
#7 は持ってないし、マランツ型は自作したことが無いんだよね。

117 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/02(月) 12:24:36.60ID:tOfURFyT
>>116
やってみれば、良いのに、
部品より、電源を
オリジナルそのままの CR の電源回路は、 Cが少なすぎるから
素人がそのままコピーしても勝ち目は無いから
TR か球の定電圧電源にして
ケミコンじゃなくフィルムコンかなんかにすると最高

118 私の息子はEL34 2011/05/02(月) 19:45:56.46ID:85mcT8sn>>133

今手元に管球式プリアンポ用 PT が PM-P1、7F40、ST30-S の3種類が有るから
#7 の回路を簡略化してアクセサリーを除いた製作記事を探して最新部品で製作する予定は有るんだけどねw。

119 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/02(月) 20:48:11.53ID:xSnfqVLl

やめとけ
素人では発振しまくり
アマでは無理

133 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/04(水) 05:06:35.12ID:eflwAOU6
>>118
何故にわざわざ製作記事探すの?
オリジナルの回路解るんだから自分で省けば良いだけでしょ。

それに理研RM-G、ショットキーバリアード、東京光音、TAMURA、フイルムコン
どれ一つとしてオリジナルより音の良い物無いんだけど。
まあ好きにすれば。


120 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/02(月) 20:56:24.17ID:kYdBTNXH

実は 7Tは音がいい

122 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/02(月) 22:13:28.97ID:6qzUFw7b
>>120
有名事実でしょ

124 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/03(火) 00:16:44.94ID:wAqoLy+j

7T は音が良くない、有名事実です。ぬけが悪い、怒られそう


121 私の息子はEL34 2011/05/02(月) 21:59:39.51ID:85mcT8sn>>125

リーダーのオシロ、トリオの発信器、菊水のミリバル、
TDK の安定化電源、横河のテスター 2丁持ってても無理ポ?。

125 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/03(火) 00:34:23.52ID:wAqoLy+j
>>121
プリント基板キット買った方が早いんじゃない


123 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/02(月) 23:35:30.55ID:TDv0WzX/
>>120
3段 K-K で発振するなんて、RIAA の定数自体が
進相の CR定数だから、2段の P-K間に 20PF程度入れたら
安全そのもの、
Marantz オリジナルは、ロータリー SWで RIAA と TAPE 切替えるから難しすぎるだけで
それの真似をせずに RIAA だけなら EQ は、簡単にできる


126 私の息子はEL34 2011/05/03(火) 02:12:40.94ID:BkPjpOkP>>128

そ〜言えば、大昔秋葉の若松通商に #7 のキットが薄型シャーシーで 7万円位で有ったな。
今でも有るの貝?。


128 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/03(火) 13:32:45.77ID:wAqoLy+j
>>126
http://cgi.ebay.com/DIY-Kit-ref-Marantz-7C-Tube-Pre-Amp-Stereo-No-Tube-/220710404619?pt=LH_DefaultDomain_0&hash=item33635d820b#ht_4088wt_902
他にもたくさん、みてちょ

129 私の息子はEL34 2011/05/03(火) 19:18:45.57ID:7wBY5HIN
>>128
凄く種類が有るね。
プレート供給用高電圧の電源のキットは JAPAN には無いね。

130 私の息子はEL34 2011/05/04(水) 00:14:06.78ID:ykSJxA6A>>134

それにしても不可解なのは
JAPAN のメーカーは何故電源部を定電圧化しないのだろう?。


131 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/04(水) 02:28:40.91ID:eQ6Oxuyj

どこの電圧ですか?

132 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/04(水) 02:45:12.59ID:eQ6Oxuyj

ウェブの様な B電圧まで安定化するマニアックな人は残念ながら
今の日本には少ないですね、

134 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/04(水) 06:10:15.07ID:WuXJAz7V
>>130
定電圧にしていいかどうかは電源の用途によるだろ。

135 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/04(水) 08:43:38.27ID:MAp6p13l

昔、デンオンが出した管球プリアンプは、
3段 K-K.NF で定電圧だが、古い話し

球のヒーター電源は、大容量ケミコンより半導体で定電圧化した方が安上がり、
だけど、KIT で B電源は、使うと放熱などで壊れやすいんだろねえ
球の定電圧電源をショートさせると 6080の中のリードが溶断したりする
基板の KIT の半田付けだけの作業のレベルの人手で製作するには、
むずかしいというのは、言えている

#7 ではできない真似をするには、でかいケミコンを数千μFを投入とか
フィルムコンデンサーをいれるとか、
チョークコイルつかうとか、整流管とかやれることは、いっぱいあるし
柔軟に考えればいい


137 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/04(水) 21:28:50.98ID:0lZlV25P

マランツ#7 のイミテーションは昔ラジオ技術誌で大いに流行った。

138 私の息子はEL34 2011/05/05(木) 00:58:47.93ID:WI0YDEx1

上杉氏や森忠氏もラジヲ技術で回路/部品及び構造を解説し
シンプル化に徹したイミテーション版を MJ誌や FM-fun別冊他に発表した。
上杉氏が存命なら、いずれ管球王国にシンプル化した #7 型イコライザーを発表したかも知れない。


139 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/05(木) 01:52:09.10ID:Liv5HTD/

上杉の技術力では無理

141 私の息子はEL34 2011/05/05(木) 20:27:40.76ID:dif4jjeS>>142

上杉氏の自作記事は自作初級者を対象とした物が多いから
組み立て後、電圧測定のみで可変抵抗で調整する様な箇所が全く無いし
MT 管は ECC80 系で出力管も入手し易い球のみを採用していたのは
彼の見識と言うかポリシーだったんじゃねぇ〜の?。
6DJ8 や 6C33C-B 等の球には全く手を出さなかったし...


142 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/05(木) 23:08:01.94ID:V7gUr+ek
>>141
浅野勇が「魅惑の真空管アンプ」を出す前の話しで恐縮だが
今みたいなオーディオ用の大型シングルトランスは、なくてラジオ用しかなかった時代に手巻きの出力トランスで 845 の A級シングルアンプを箱崎佳一の名前で書いてた
今の時代で管球オーディオの路線の基礎になったような事をコツコツ書いていた
TR の時代に真空管で実験的なことをやっていた反骨精神の人で
200W アンプとか、それは、面白い事をやっていた時代があった。

>>上杉氏の自作記事は自作初級者を対象とした物が多いから

それはもう新しい実験しなくても、それなりの音を現実に出せた人だから
冒険は、しなくなっていたと思う
五味康祐とか、すごいうるさい人も納得させていたが
管球王国の KIT は、もうそういう実験の品ではないのです

143 私の息子はEL34 2011/05/06(金) 00:08:11.80ID:KoEaJYWG

マニアックな製品より長期安定性を重視したと言うことですね。
でも箱崎佳一名で書いた 3極管アンポの製作記事を漏れは見たけれど
電解コンにビニールテープを巻きつけて絶縁ぅPするなど結構際どいことをしていたよ〜なw。
但し後日、武末氏が送信管アンポの製作記事で箱崎佳一名で書かれたアンポを引き合いに出して、シンプルで良い回路だと誉めていた。

144 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/06(金) 00:25:13.62ID:k6FRWPQk

上杉の昔の設計は兄貴のだよ。
エロイカ当時から兄貴が全て設計し弟が造る。
兄貴が死んだら何にも難しい事は解りませんてのが上杉の実態だよ。

145 私の息子はEL34 2011/05/06(金) 03:03:58.59ID:KoEaJYWG

上杉兄氏は5年位前に既に死去されたと「オデヲ懐古録掲示板」に書かれ鳥ますた。


147 私の息子はEL34 2011/05/07(土) 00:42:10.48ID:x5HE3RDi

森忠氏や上杉氏のマランツ/マッキン/クオードのイミテーション版なら見た記憶が有るけど
後期の武末氏なら半導体の定電圧回路で武装していた気がする。

161 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/09(月) 23:13:29.14ID:xVQtyhgX

上杉も武末もどちらかというとパワーアンプが得意な人で
森川という人と武末が EL156 で論戦したのは、読んだことがあるが
プリアンプの電源で論戦したことはないよ

洗練された管球プリアンプで、どうこういう事は、なかったじゃないか

あんたのいう事には無理がある

ソウル・マランツは、プリアンプの人で
マランツは、マーク・レビンソンに近いセンスの人

人間は、得意分野は、あると思う

162 名無しさん@お腹いっぱい。2011/05/11(水) 03:11:26.32ID:Dam22t0n

上杉と武末氏を同列に並べるのはどうかと。

確かにソウル・マランツはプリしか設計してないよね。

163 私の息子はEL34 2011/05/11(水) 14:51:21.99ID:E4swjrmK

武末氏のプリアンポ製作記事は見たことがない。

189 名無しさん@お腹いっぱい。2011/07/04(月) 22:56:05.17ID:IaDponfy

#7 オリジナル イコ部の RIAA の R も A&Bカーボン抵抗なのですか、それとも他銘柄?

191 病弱ニート 2011/07/08(金) 11:59:26.40ID:5CxGdVqa

CGWのMIL金属皮膜1%


196 名無しさん@お腹いっぱい。2011/07/13(水) 23:13:21.26ID:Oe/i99xm

CGW の MIL 金属皮膜ですかー
売ってるとこないなー


197 名無しさん@お腹いっぱい。2011/07/14(木) 08:25:30.50ID:zPb9HJJU

オリジナル7に、ハンダは何使ってたの?

198 名無しさん@お腹いっぱい。2011/07/20(水) 21:13:35.48ID:LAvb/YIA

ハンダと言えばケスラー
いやケムラーだったか?

199 名無しさん@お腹いっぱい。2011/07/25(月) 12:38:54.61ID:+d4R6R8/

キースター?
http://www.soundparts.jp/solder/solder.htm


200 名無しさん@お腹いっぱい。2011/08/04(木) 00:05:52.80ID:8AI2kzYf

そもそも 12ax7 にシールド必要なのか?
音や S/N 変る?
なくてもいい?

202 名無しさん@お腹いっぱい。2011/08/21(日) 13:40:51.05ID:qkr15mIr

抵抗、コンデンサー止めてるベーク基板の厚みって何mm何ですかね?

203 名無しさん@お腹いっぱい。2011/08/21(日) 23:44:32.23ID:V5dpf1ki

2mm

204 名無しさん@お腹いっぱい。2011/08/22(月) 23:55:56.54ID:AACaL5mU

あ、ありがとう!!ベーク基板のピンのメーカーと型番ご存知ないですかね?
もしかしてUSECOってメーカー?

205 名無しさん@お腹いっぱい。2011/08/25(木) 00:14:51.24ID:2ZFZ48Al

KEYSTONE1545-1
但しディスコン

206 名無しさん@お腹いっぱい。2011/08/25(木) 23:27:06.72ID:5GRbZNgs

アリガトー為になるなー。
digikey でも手に入るようだけど高いなー最低100本だし。
allied は半額だ、でもまだ高い。
代替品ないかなー。

207 私の息子はニュービスタ 2011/08/26(金) 18:17:04.65ID:Nj3tGzA4

東芝端子じゃダメ?。

208 名無しさん@お腹いっぱい。2011/08/26(金) 22:57:19.79ID:yaIfz5XB

それも考えたけどちと高い。
同じなのが USECO でもっと安く手に入る、インシュレイテドターミナルていう名前になる。
東芝端子は下のネジまで導通あるのかいな?

209 私の息子はEL34 2011/08/27(土) 01:19:32.79ID:VXvwubOP

東芝端子は下のネジまで導通あるのかいな? →導通は無い。

秋葉のオーデイオ専科のカタログに同等品が記載されていた。

186 名無しさん@お腹いっぱい。2011/06/30(木) 21:17:11.00ID:z1Qjuxlg

#7 オリジナル イコ部の 0.47uf は何銘柄使われてますか?

187 名無しさん@お腹いっぱい。2011/07/04(月) 06:21:56.79ID:5qefbEmr

スプラグの BB ですよ。

188 名無しさん@お腹いっぱい。2011/07/04(月) 12:47:01.90ID:7JhVLijw>>210

BB ってブラックビューティ? バンブルビー?


210 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/08(木) 09:49:02.37ID:xju1fOBd
>>188
バンブールビーってのはカラーコード時代のブラックビューティを楽器屋が勝手に付けた呼称。
ここ10数年前から言い出したこと。
昔から正式名称はずっとブラックビューティですし構造中身一切変わってません。

301 名無しさん@お腹いっぱい。2012/04/12(木) 10:00:34.32ID:8DeRHYiH

ちなみにオリジナルのカップリングは BB じゃなくて Goodall だった
カップリング以外はカラーコード BB。
#2 はほとんど Goodall だったから、コストダウン(プリは使用数多い)で BB になったみたい。
少なくとも BB は取り替える必要があるかも


303 名無しさん@お腹いっぱい。2012/06/18(月) 13:26:22.87ID:Rvd/rtqg

#7 はカップリングも BB だよ。
#1 もね。
Goodall 使ってるのはパワーだけ。

211 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/08(木) 12:07:12.68ID:/xJcHcQF

ブラックビューティに赤文字と黄文字ある。
0.47uf と 0.5uf がある。
どっち使えばいいかのー。

212 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/08(木) 19:11:17.47ID:xju1fOBd>>213

通常品は赤文字でしょう。
黄色の奴は乱雑な文字体で剥げてるのが多いので別の国で造った奴じゃないかな?
スプラグはアジア製も有ったようですし。
それに BB も 160P と 161P も有りますね。

どっちにしても元々あまり絶縁の良いコンデンサーじゃないので
30年ほど前にアメ横に未だ有ったカラーコードの新品の在庫なんか最初から絶縁不良品ばっかりでしたね。
使ってても使って無くても不良化するコンデンサーなんで、今有り難がって使うような物じゃない気がします。

オリジナルの #7 の音って BB がリークして次段のバイアスが浅くなって
電流が多く流れて死に間際で元気が良いだけですから。
けっして初期の正常な音じゃないし。


298 名無しさん@お腹いっぱい。2012/03/10(土) 17:22:25.54ID:P0+TjLlt

BB もリークして次段が過電流、これが音良いんです。
球って電流流すほど音良く聞こえるからね。


213 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/17(土) 20:48:37.38ID:DozZxtmJ
>>212
レプリカはオリジナル初期の音に近い

オリジナルの音とちゃうねん!と評価してる人はおそらく死に体末期のオリジナルの音と比べているのだろう

レプリカもあと20年もすりゃ、オリジナル至上主義派の好きな音に劣化するだろよ

214 212 2011/09/18(日) 03:03:31.63ID:6jtxYHrA>>215>>217

オリジナルは確かに死にかけのが多いけどレプリカはあまりに酷いよ。
過去に一度だけ全くリークしていないフルオリジナルにお耳に掛かった事が有るが
結構太目の良い音だった。
ラスベガスの砂漠地帯にでも有ったんだろう奇跡の状態だった。
ともすれば細めで神経質な印象がある #7 が全く違う音で鳴った記憶がある。

レプリカはアンプの生命線ともいえる整流器が違う。
ボリュームが違う。
この2個を換えればオリジナルの初期の音に近くはなるとは思う。

215 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/18(日) 10:28:21.46ID:i8cVsIZQ
>>214
回路素子の違いが脳内フィルタ/先入観になってるようだなぁ
実際にちゃんと聞いてみようよ、おじいちゃん

216 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/18(日) 20:14:48.15ID:6jtxYHrA>>217

別に #7 が良い音だとは思ってないのでそんな先入観はないよ。
君こそ本当に #7 の R か K でも持ってるならセレンくらい使ってみなよ。

217 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/19(月) 01:58:55.28ID:v5YsHh74
>>214
> 過去に一度だけ全くリークしていないフルオリジナルにお耳に掛かった事が有るが結構太目の良い音だった。

>>216
> 別に#7が良い音だとは思ってないのでそんな先入観はないよ。

つまり、良い音なの? それとも良い音だと思ってないの?


219 216 2011/09/20(火) 17:43:46.74ID:PIuXqt6G

基本的には今の価格ほどの値打ちには程遠い物だと思う。
本当に状態の良い物を聴いたらそこそこの音はするんでオリジナルが持て囃されるのも わからんではないって事。(でも滅多に無いだろうし高過ぎる)

K や R は同じ顔した別もんだと思う。その多くの要素が整流器とボリューム。
これを換えればオリジナルのレストア品と大体同じ音になると思うよ。


220 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/20(火) 22:56:03.12ID:flBF7ljU
>>219
その整流器とボリュームとやらが手に入らないから困るのでござる

221 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/22(木) 00:07:55.02ID:DV5Zkc/l

1997年ごろに出たマランツ #7SE 復刻のボリュームはオリジナルと同じだ。
整流器は違うけどね。

222 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/22(木) 02:02:59.85ID:R9akzWqK

違いますよ。
新型クラロですよ。
製造国も違うし音は全く違う。

オリジナルと同じ型の旧型クラロスタットの新品少し間にヤフオクで売ってましたね。
あれ本物です。
直ぐに売れちゃってましたけど。

セレンは高圧低圧とも良く売ってますよ。


224 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 02:35:16.49ID:JWudt7eF

ボリュームはオーバーホールが一番いいです。

225 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 03:56:42.34ID:14Zra9DV

勿論オリジナルの18000番台以前の物ならね。
ガリなんて前のコンデンサーのリークで抵抗体が焼けてるだけだから
そっちを直して磨けば概ね直る。
でも復刻やキットは換えるしかないでしょ。
クラロでなくともせめてアーレンくらいには。
アーレンもメキシコ行ってから音悪くなったけど。

226 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 17:49:20.31ID:JPiz9K+q>>227

部品厨をもう卒業したらどうですか。
回路が幹で部品は枝葉のまた枝葉です。


227 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 18:09:08.30ID:HMxk7sJC
>>226
聴覚が衰えると部品厨になるんや
貴殿ももう少し歳をとると分かるで

228 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 21:11:11.25ID:14Zra9DV

聴いて分からなきゃレプリカでいいよ。

と言うかレプリカも妄想の世界なんでしょうね。
普通ショップで聞いても全く違う音だって分かる筈なのに、此処ではアンプ替えても音の違いなんて無いってスレ立ってるくらいだからね。
MP3 で耳退化してるんじゃないか?

229 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/24(土) 21:27:08.41ID:HMxk7sJC>>231

レプリカはセブンの姿形をしたそれなりに使えるフォノイコやで


231 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/25(日) 05:58:57.30ID:/oytr8xT
>>229
それには同意。
オリジナルとは別物と承知で使えば値段相応。

232 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/25(日) 13:21:44.37ID:i9rdnNN7

レプリカは販売成功したのだろうか?

233 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/26(月) 00:57:38.99ID:AeDrCLgu

常に完売ですね。
やっぱ人気ありますからね。

アンプは回路と素材(パーツなど)の無限の組み合わせで音が形成されてると思います。
もしパーツ関係無しで回路のみで音が決まるなら昔秋葉で良く売ってた
#7 のコピー基板で同じ音が出せるって事になりますね。
結構安く大量に売ってたと思います。
凄く安上がりでいいですね。
レプリカなんか買う必要も無いですからね。

234 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/26(月) 01:35:29.47ID:us0Q7PYg

レプリカ7 はいまだにオクや中古オデオ店で いい値段で必ず買い手がつくよな。
キット7は売れ残りやすいけど。

日本マランツ、現代リファイン版7 を出してくれないかな。
オリジナルに忠実であることに拘らなくていいからさ。

最高峰のフォノイコを搭載する真空管プリアンプ、
ルックスはオリジナル7をモチーフ。
どうでしょ?

235 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/27(火) 01:32:49.65ID:ciZBM8tT

それが本道でしょうね。

でも今のマランツは日本の会社、スタンダード電子工業の成れの果て
しかもフィリップスの傘下です。
最高峰を期待するのはどうでしょう?

名前とデザインは使えますが、、、、故にレプリカ。

236 名無しさん@お腹いっぱい。2011/09/29(木) 05:57:52.03ID:j+jCf8gX

スタンダード「電子」工業だった事はないしフィリップスの傘下から独立してもう10年経ちますが…
まだ15.75%ぐらいは持ってたとは思うけどけど


240 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/01(土) 18:12:22.47ID:vTSO+g7Q

5人でブラインドテストした。オリジナル3台、レプリカ2台。
結果はレプリカ 1台とオリジナル 1台が同等で後はどんぐりの背比べ。
オリジナルすべてで音が違い、それはレプリカの比でなかった。
またどれがオリジナルか、レプリカか当てた確率はほぼ50パーセント。

241 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/01(土) 23:24:40.02ID:VSDtTCqW
>>240
オリジナル3台、レプリカ2台の計5台から無作為に1台を選んだ場合、
オリジナルを選ぶ確率は
3/5=0.6=60%

無作為に選んだ場合よりも、そのブラインドテストの的中率は低いのか…
レスのソースは知らないが、
オリジナルとレプリカの差なんてほとんど判らないレベルなんだろうなと推察される

242 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/02(日) 19:32:35.81ID:u6UamsSn

オリジナルといっても手つかずの物はまず無いのでどういった修理がされてるかでしょう。
だから音も違う。

セレンの健在とカップリングの銘柄、ボリュームの種類を確認してブラインドテストに参加させました?

フルオリジナルまたは近い状態なら直ぐに分かるくらい音は違いますよ。
それに X7 違うと全く別物になるし。

246 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/27(木) 23:13:50.63ID:kxtkBkO4

ところでレプリカ7 って電源電圧何ボルト?
オリジナルは 100V で使うとヒーター電圧低過ぎて音は出てもシャッキとはしないでしょ。
その上にセレン劣化して電圧低目の多いしもっと最悪。

>>240 のブラインドってこの辺に問題ありのような?
まさか100Vで使って無いでしょうね?

247 名無しさん@お腹いっぱい。2011/10/30(日) 21:08:03.36ID:Wu/9+wea

レプリカと 7k は AC100V

248 名無しさん@お腹いっぱい。2011/11/02(水) 17:51:13.98ID:o+e2e5VS

フォノイコ部のカップリングコンデンサー 0.47uf の耐圧 200v で
大丈夫ですよね?
カソードから出ていてそこに 52v って回路図に書いてあるから。

249 名無しさん@お腹いっぱい。2011/11/03(木) 16:32:36.51ID:AOLMIDva

そこは元々 200V 耐圧なのでは?
レプリカのみ ASC の品揃えの都合で 400V 品使ってるんだと思う

254 名無しさん@お腹いっぱい。2011/12/05(月) 22:12:50.73ID:dDLQvt7B

素人でもレプリカのダイオードをセレンに交換できるかな?
何か留意点あります?
知人から緑色セレンを譲ってもらえそうなんだわ

255 名無しさん@お腹いっぱい。2011/12/12(月) 20:47:50.52ID:C/1dCl+J

出来るんじゃない。
セレンて言っても #7 では高圧と低圧の 2個使ってるから間違えないように。


259 名無しさん@お腹いっぱい。2011/12/30(金) 12:00:57.64ID:UpmM9wQX
>>254
>素人でも..

エレキットが組めるならOK。
高圧だけなら相手は1個のダイオード。
留意点は無理にハンダを外そうとせずに
トランスからのリードにゆとりがあれば切り落として被服を剥くこと。
ただし、この先メーカ修理に出すつもりなら止めたほうがいいです。

>緑色セレンを譲ってもらえそう..

羨ましい。

私は #7K のダイオードを整流管に交換しました。
セレンが高価だったからで
コンデンサを Pressey を GoodALL TRW に交換した時より変化しました。
よく言われる神経質な音から落ち着いた音に。

262 名無しさん@お腹いっぱい。2012/01/23(月) 13:17:21.46ID:NVnGtSgl

セレンはswノイズが出ないんだよね
シリコン整流で自作したら 結構耳障りだった記憶


321 名無しさん@お腹いっぱい。2013/05/10(金) 15:06:21.95ID:YVav+/kp

以前 #7 借りたというか簡単な修理頼まれたんだが、
これって CD そのままつなげたらゲインが高すぎないか?
PAD 入れて CD 出力下げないと音悪いはずなんだが、
そうしてるっていう話聞いたこと無いが。


323 名無しさん@お腹いっぱい。2013/05/23(木) 21:51:08.47ID:7b5IHAWF
>>321
ATT 入れているのがピュアオーディオ的に恥ずかしくって皆黙っているんだよ。

324 名無しさん@お腹いっぱい。2013/06/08(土) 22:23:47.57ID:S88+ftml
>>321
CD 入力の後はバランス、ボリュームで問題ないんじゃないの

325 名無しさん@お腹いっぱい。2013/06/10(月) 06:13:59.73ID:fX5jPv1J>>327

#7 の時代の AUX レベルは 100mV フルパワー。
CD の OdB は 2V だっけ?
高過ぎてあたりまえ。
出力絞れる CD 使えよ。

ちなみに JBL の SG-520 ならもっと悲惨。
許容入力無いんでもろに歪むよ。
時代と仕様考えて使うのはあたりまえでしょうね。


327 名無しさん@お腹いっぱい。2013/06/15(土) 10:12:41.32ID:ff1K3k53
>>325
それは違う。#7 のフラットアンプ部の最大出力電圧は 15V〜18V。
利得は 10倍強あるので許容入力電圧は 1.5V 以上あり CDと同等。

外観はともかくオリジナルの音を保っているのは皆無と云ってよい。


329 名無しさん@お腹いっぱい。2013/07/01(月) NY:AN:NY.ANID:Y/ZOq0H0

>AUXレベルは 100mV フルパワー
って言うのはパワーアンプの最大出力に必要な入力レベルが基本 1V 位なんで
#7 のフラットの利得が 10倍あるから 100mv でフルパワーが出るって事だよ。

許容入力の話じゃない。

#7 の許容入力は 1.5V はないけど確かにそれに近いくらいはある。
使ってる球が X7 だって事忘れてない?

バイアス電圧の 7割でクリップするからせいぜい 1V だな。
それで 20dB の余裕って事になる。

でもそれに対して CDプレーヤーの出力レベルは大き過ぎる。
1/10位に絞らないと適正なボリューム位置では使えないよ。
ボリュームのギャングエラーの多い範囲でしか扱えない。

時代考証考えないと使えないだけで質的には今のハイエンドの中に入っても十分に渡り合えると思うよ。

この手の機器の中古相場って現在の製品との比較で成り立つんで
現行数十万程度の製品の音はするって事でしょう。

いや、中古なんで現行新品に換算すれば2倍くらいの百云十万になるのかな。
現行品の中古は半値で買えるからね。
それと比較して選ばれる訳だし。


331 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/04(水) 23:43:20.61ID:7/osQMgO

>バイアス電圧の7割でクリップするからせいぜい 1V だな。

無帰還ならそれで正しいけど、負帰還掛かってるから間違いだよ

332 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/08(日) 17:56:05.60ID:RRVFmLIV

しかもライン入力から球の間にバランスとボリュームがある

333 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/12(木) 23:07:27.60ID:OwgPjfHJ

負帰還掛かっても許容入力に大きな差はないだろね。
そのボリュームがギャングエラーの範囲程まで絞らないと CD は使えないんだよね。
CD プレーヤーに出力レベル調整がある奴ならいいけどね。

そういえば JBL の SG520 は先にアンプが入るんで普通の CD プレーヤーでは見事に歪むよね。
そんな事も解らないで中古買ってすぐに手放す馬鹿をよく見るよ。

334 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/13(金) 10:42:32.02ID:LjLcCLD5

>負帰還掛かっても許容入力に大きな差はないだろね。

例えばグリットに +2V を入力しても、負帰還でカソードに +1.8V が戻ってくれば
実質的には +0.2V しか掛からないからクリップするわけがない
大きな差がないというのは明らかに間違いだよ

335 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/14(土) 22:36:59.63ID:Gc5PIAK7

#7 はアンプの前にボリュームがあるので、ぐっと絞って電圧落とせ

336 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/15(日) 19:53:06.56ID:QESa83E8

ギャングエラー大きいから使いもんにならないんだって。
ギャングエラー対策で東京コスモスに替わったんだけど、音のいいのはクラロスタットの方だからね。

337 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/15(日) 22:53:54.61ID:UXXKyo7X>>339

確かに #7 はボリュームを交換すると音がコロット変わるからな
けど、それほど絞らないけどな


339 名無しさん@お腹いっぱい。2013/10/06(日) 15:16:29.52ID:fV2UZUXe
>>337
そりゃ SP の能率が悪いだけだろ。


338 名無しさん@お腹いっぱい。2013/09/16(月) 03:49:21.91ID:rKNFVSUX

コスモスって悪いよなwあれ使う人不思議w


340 名無しさん@お腹いっぱい。2013/10/21(月) 02:11:01.20ID:SyzHgjvr

俺のレプリカ 7se の鳴り方が艶っぽくなってきた
これは寿命が近づいている兆候か?笑

346 名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/23(日) 00:51:09.45ID:lh9mfs7Q

レプリカで満足っす

347 名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/23(日) 07:26:24.82ID:YO0pFAaX

#7 自体あんまりたいしたアンプじゃないけどレプリカは酷過ぎない?
比べたらオリジナルの #7 って良い音だったんだと思うもん。

クラロのボリュームとセレン、アーレンに BB は必須だね。

348 名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/23(日) 11:46:41.30ID:lh9mfs7Q

せやろか

349 名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/23(日) 15:53:21.80ID:LpxtM3MC>>353

レプリカだろうとフォノの力感、彫りの深さは他に代えがたいものが有るね。

350 名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/23(日) 16:32:03.13ID:74mAjfMr

ビンテージだけに、ガラクタも多い。
現状ではオリジナル、レプリカ以前の問題だね。
まともな物は中々ないしね。

351 名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/23(日) 23:37:50.16ID:lh9mfs7Q

まともな状態のオリジナルもどんどんこの世から消えつつある

352 名無しさん@お腹いっぱい。2014/02/25(火) 12:50:49.62ID:Nza43Lfp

イコライザーだけ、再現して売ればいいのに>>マランツ7

353 名無しさん@お腹いっぱい。2014/03/05(水) 21:11:02.78ID:J5MyuUU+
>>349
それはまともなオリジナル聴いた事が無いからだろ。
オリジナルとキット、レプリカにはどうしようもないくらいの音の違いがあるよ。
全く同じ回路のアンプとは思えないほどにね。

403 名無しさん@お腹いっぱい。2016/05/31(火) 10:47:46.05ID:DRlbhpKo

電源ケーブル、どっちがホットなのか教えてくれないか。

404 名無しさん@お腹いっぱい。2016/09/21(水) 23:56:09.20ID:sVSYScmD

触ってビリビリしたほう


407 名無しさん@お腹いっぱい。2017/01/13(金) 22:28:58.96ID:mtaUyjYX

レプリカの白いカップリング(ASC?)をスプラーグのビタQ にすればかなり化けると思う

409 名無しさん@お腹いっぱい。2017/04/02(日) 00:36:51.96ID:47j3m/jL>>410

レプリカはいらない

412 名無しさん@お腹いっぱい。2017/04/04(火) 19:26:31.17ID:QVzFPdvh

#7 ほどレプリカやキット出した機種はないね、当時のレコード聴くにはベストじゃない
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1296269023


35. 中川隆[-7533] koaQ7Jey 2017年5月23日 21:02:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


マランツ7
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1136892845/

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/10(火) 20:34:05 ID:p/we15Ml

孤高の存在ですな。

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/28(日) 20:34:50 ID:s2sCuS/e

#7 は人工甘味料


181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/29(月) 15:38:00 ID:gr/D0sS5

そもそもオーディオは全部人工甘味料だよ。
砂糖黍や甜菜に近い味覚を求めるもよし
自然材料では得難い味覚を求めるもよし。


182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/29(月) 22:12:46 ID:gyEpTR8T

砂糖の味を知らなきゃそれはそれで幸せ、か


183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/30(火) 09:30:35 ID:AiZHHFDN

砂糖の味を知っても人工甘味料のパンチを採るということもある。
昔のチクロなんかはそうだった。

俺も初めて生のオーケストラ聴いた時には
「レンジが狭い」「高域が足りない」って思ったよ。

191 :ラファ:2006/06/04(日) 10:59:33 ID:wi7+alla

7 は、その美しさが、オーディオの美学そのもの。
オートグラフにもその「美」ある。
車なら、フェラーリ。


192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/04(日) 11:17:17 ID:l/fVHcqR

共に量産品、美学と言うものを練りこんだ風の商品。

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 14:12:34 ID:jfMqavkx

家の倉庫の整理してると、マランツの「モデル7」って云うプリアンプが一台と、「モデル9」って云うパワーアンプ(モノラルのようです?)が二台出てきたんですが、これってこのスレで合っているでしょうか?
3つともかなり汚れてますが良い音出してます。


16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 14:38:20 ID:M5mquLwS

お宝です。技術のある方にチェック、メンテしてもらうとよいでしょう。


17 :15:2006/01/14(土) 17:35:44 ID:jfMqavkx
>>16
お宝だったんですか!?
驚きです。

>技術のある方
オーディオショップに持っていけば大丈夫でしょうか?

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 17:56:25 ID:OPZ+odR5
>>15
 ウチの近所では、その2台(メンテ済み)、
 あわせて110万円で、販売中です。


22 :15:2006/01/14(土) 17:58:19 ID:jfMqavkx
>>19
コンデンサ等の交換はやはり必要ですか。
古いという事は分かっていても、年代が分からないもので…。

私は医療用電子機器の整備を仕事としているので、部品さえ入手できれば交換は容易なのですが。


23 :15:2006/01/14(土) 18:00:58 ID:jfMqavkx
>>21

110万円!!?
何か大変なものを見つけてしまった気がします(苦笑
亡くなった父の形見ですし、大切にします。


24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 18:23:35 ID:QdvQnl0f

7は程度が良くて、売値60万くらい。9は180万くらい。

25 :15:2006/01/14(土) 18:31:49 ID:jfMqavkx
>>24

7 も 9 もそんなに高いんですか…。
特に 9。このどことなく愛嬌のある顔つきのアンプが180万円(笑)
生活苦を理由に一人娘(私)への仕送りを切った親のものとは思えません(苦笑
余程大切だったんでしょうね…。

26 :15:2006/01/14(土) 18:45:39 ID:jfMqavkx

先程、父の書斎で整備記録を発見しました。
どうやら1972年に中古で購入したようです。

1999年に三基ともオーバーホールしているようなのですが、オーディオ用のコンデンサの耐用年数は何年くらいなのでしょうか?

几帳面な父で助かります。
それにしても、アンプに整備記録を付ける偏執狂は父くらいのものでしょうね(苦笑

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 18:50:04 ID:k3m+BN3g

1999年にオーバーホールならあと4〜5年は問題ないでしょう。
つぎにオーバーホールときには30万円ほど用意してください。


106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/27(金) 08:30:59 ID:48PU2Ah8

>>15さんみたいになくなられた父上の遺品を大切にする方は少数で、大部分の人にはおじいちゃんの SP コレクションとかクレデンサなんて、ゴミとして始末してしまうんだろうな。
まあいかな名機でも最近のデジタルアンプの進歩をみればしかたないかも。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 19:39:51 ID:slBmXux9

老婆心ながら申し上げます。
#9のバイアス調整はきちんと出来ていますか?
調整を怠ると出力管(EL34)のプレートが真っ赤に焼けて大変な事になります。
詳しい人に一度見てもらう事をお勧め致します。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 20:16:29 ID:On8p5cv3

#7 と #9 は現在でも真空管アンプの最高峰です。
#7 と #9 のオリジナルが発売されたのは 1960年代、トータルで76万5千円。
大学出のサラリーマンの月収が1万円の時代ですから、現代の貨幣価値に直すと1000万円以上になる代物でした。
もしオリジナルの #7、#9 でしたら決して粗末に扱ってはなりません。
また回路も非常に凝ったクリチカルな物です。オーバーホールは超一流の技師でなければ無理です。
とはいえ #7と#9 は使用法を誤らなければ普通に使える機械です。
調整の方法はオーディオ店に頼んでレプリカの使用説明書をコピーしたものを送ってもらえばよいでしょう。
調整の仕方はさして難しくありません。


34 :15:2006/01/14(土) 20:33:44 ID:jfMqavkx

お父さん・・・どこまで凄い物買ってるのアナタは・・・(苦笑


35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 20:33:49 ID:M5mquLwS
>>26
1972購入でしたらおそらく両方ともオリジナルです。
7 と 9 は1979前後に日本マランツがキットで再販売しました。
このキットは一部日本部品が使用されオリジナルより評価が少し低いようです。
7 は 1997年ぐらいにアメリカで再生産され日本に輸入されました。
メンテナンスはオリジナルを保つのと、動作するだけとかいろいろあります。
最低でもオシロ、バルボルを所有されていて、メンテンナンスパーツをストックされている方が望ましいでしょう。

36 :15:2006/01/14(土) 20:44:42 ID:jfMqavkx
>>35
凄いです、そんなに何度も再販されてるんですね。
私もこの音は物凄く心地よくて気に入りましたw

アドバイスありがとうございます。
オシロは分かりますが、バルボルとは何でしょうか?

IC や LSI 等の半導体ならある程度分かるのですが、真空管に触れるのはこれが初めてで…。
お勧めの参考資料等があれば教えて下さい。


37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 21:58:08 ID:8VvomuyQ
>>36
#7、#9 についてなら、バックナンバーになりますが、ステレオサウンド別冊「管球王国」12号に特集されています。
お勧めの参考資料ですか、うーん難しいですね。

真空管の基礎知識でしたら

一木吉典著「オーディオ用真空管マニュアル」
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E7%94%A8-%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB-%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%81%B8%E6%9B%B8-159-%E4%B8%80%E6%9C%A8/dp/4844301594

パワーアンプでしたら

武末数馬著「パワーアンプの設計と製作(上下)」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AE%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%A8%E8%A3%BD%E4%BD%9C-1974%E5%B9%B4-%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%85%A8%E6%9B%B8-%E6%AD%A6%E6%9C%AB-%E6%95%B0%E9%A6%AC/dp/B000J9WE2E

が最高でしょうが、初心者向けとは言いがたい。さらに絶版でしょうし入手困難です。
アイエー出版(03-3251-1321)に問い合わせてみれば入手出来るかもしれません。
プリアンプはパワーアンプに輪をかけて設計製作が難しいのでこれと言ったものが浮かびません。
秋葉原の東京ラジオデパート2Fの本屋さんなら、その手の良書が豊富にそろっていますが兵庫からでは簡単に行く訳にはいきませんでしょうし。
(私のようなオーディオ馬鹿は盛岡から月に一回秋葉原詣でに行きますがwww)
今真空管オーディオはブームらしいですから、易しい本は沢山出てますし、どれも同じような物です。近くの大書店の電気コーナーでフィーリングで選んでも大差ないと思います。


81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 18:02:00 ID:tCHacry/
>>15様。
28です。今日たまたま丸善に行ってきました。
初心者向けの真空管の本としては

電波新聞社の真空管ものしり百科
https://www.amazon.co.jp/%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%82%82%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%8A%E7%99%BE%E7%A7%91-%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8C%E3%80%8C%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%8D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E7%89%87%E5%B2%A1-%E5%9F%BA/dp/4885547687


さらに詳しいものとしては

実用真空管ものしり百科
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%9F%E7%94%A8%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%82%82%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%8A%E7%99%BE%E7%A7%91%E2%80%95%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%92%E8%BF%BD%E6%B1%82-%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8C%E3%80%8C%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%8D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E7%89%87%E5%B2%A1-%E5%9F%BA/dp/4885547814

まるごと真空管ものしり百科
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%94%E3%81%A8%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%82%82%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%8A%E7%99%BE%E7%A7%91%E2%80%95%E5%86%8D%E7%94%9F%E5%BC%8F%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%98%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%80%81AM%E5%8F%97%E4%BF%A1%E6%A9%9F%E3%81%A8AM%E9%80%81%E4%BF%A1%E6%A9%9F%E3%81%AE%E8%A3%BD%E4%BD%9C-%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8C%E3%80%8C%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%8D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E5%B2%A9%E4%B8%8A-%E7%AF%A4%E8%A1%8C/dp/4885549051


をお勧め致します。
御参考ください。


40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 01:14:30 ID:ouSvHNxV
>>36
バルボルとは真空管式電圧計です。高入力インピーダンスのテスターです。
当時はアナログテスター、とバルボルです。
真空管アンプはハイインピーダンスの回路なので入力インピーダンスが低いと電圧ドロップを起こし読み取り誤差がでます。
マランツ9 の文献は1979年の無線と実験に9K(キット)調整方法と、回路の説明がありました。
なお真空管のバランス(バイアス、DCバランス、ACバランス)はセンターメータとダミーの抵抗で調整できます。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 09:18:07 ID:wrD4+WQ1

皆さん#7、#9の電子管は何をお使いですか?
お勧めの球なんてあります?


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 17:15:53 ID:Z1gM5O7n

#7 は使用真空管であきれるほど音が変わります。
私はこれまで100本以上の球を取っ替えひっかえして泥沼にはまってきました。
面白くもありましたが、反面苦痛でもありました。
現在の球は
V3、V6 が V1, V2, V4, V5 の音質差を良く出す無色透明な東芝5751(航検:航空機用の高信頼管)、
V1, V2, V4, V5 が、音に立体感を求める時は ムラードCV4004、色彩感なら松下12AX7T、ミッドローの厚みなら RCA5751 ブラックプレート

を使っています。
いずれも高価で入手難ですので、初めてのかたはロシア製タングソルの 12AX7 のゴールドピンの物が明るいクリアーな音で良いでしょう。
#7 はアメリカ製ですので、米国産の球が良さそうに思えますが、多くのアメ球は音がぼけます。
聞く所によれば、エレクトロニクス後進国の旧ソ連では最近まで軍用機材の電子部品は真空管がメインだったそうです。
そのためロシアには 1960年代を境に真空管製造を縮小してしまった米英より、ひと桁違う真空度を達成出来る真空ポンプがあり、この機材で今のロシア球は製作されているので寿命、耐久性(ジェット戦闘機の振動にも負けない!?)はかなり良いとのことです。
ただし音が硬くエージングに時間がかかるといわれています。
どこの球が音質的に一番良いかと言われますと、好みは人によって異なりますので何とも言えません。
ただオリジナルの #7 が輸入された時に付いてきたのが独テレフンケンのダイヤマーク付き 12AX7 だそうで、これが一番良い音だとする説もあります。
今の球がこれなら、買い替える必要はないと思います。
現在、私は音質も大事ですが、長時間安定した性能を発揮出来る事の方が重要だと考えています。
予算との兼ね合いですが、ロシア製タングソルの 12AX7 のゴールドピンの物、松下 12AX7T あたりを推薦しておきます。

69 :名無しさん@お腹ぺこぺこ:2006/01/16(月) 01:28:02 ID:qtRupy6r
>>15殿
7 は保有していませんが、他の AMP の電源回路のコンデンサーを
オーデイオ用に交換した結果、家族も驚くような音質に成りました。
MJ誌に森忠氏が解説したバックナンバーが有りましたので調べます。

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 05:29:26 ID:27dmzpB2
>>69
まあそれで音が「変化する」ことは確かだけど
オリジナルより「良くなる」のかどうかにはいろいろな意見があるよ。
もちろん劣化した部品をそのままにしておくよりはいいんだけど
最近のオーディオ用部品よりもオリジナルに近い部品で修理するほうが音質的に好ましいと考える人も多い。


73 :名無しさん@お腹ぺこぺこ :2006/01/16(月) 05:56:08 ID:qtRupy6r

そりゃ〜同じメーカーの同じ規格の現行品が入手出来りゃ〜
それに超したこた〜ね〜けどよ〜。なんてったって古いampだもの。
まあ好き好きだけどね。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/10(火) 20:47:19 ID:smoL2n6Y

もう当時の音を再現できる個体もってる人はいないんだろうね。
メンテで音が変わりまくりw

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 14:12:45 ID:d5Jl76mj

マランツ7(オリジナル)買ったんですが、
シリアル No.11000 までが本物であとはゴミだなんて言われショックなんですけど、本当ですか?
ちなみに買ったのは13000番台でした。


128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 18:24:25 ID:SYMtkf/8
>>127
ゴミなんて事はないと思いますよ。
私のオリジナルは 7-15000 番台で開けてみたら、コンデンサーはバンブルビーのカラーコード、 赤セレンでクラロスタットのボリウムでした。
スポンジも中全体に雪の降ったように散乱してて、おそらく一度もメンテしてないんでしょうが、私のレプリカより品のある音がします。
シリアルが古い方が時間的にもメンテが必要で、改造されている可能性が高いですから オリジナルといえるのかどうか疑問です。


132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 22:57:33 ID:tf/zCfva
>>127
NO.11000 までは 100%メンテされゴミになっています。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/17(金) 00:34:15 ID:m7V3dgYq

>>128, >>132さんの意見にはとても励まされます。
しかし、それは 10200〜10900 番台の音を聴いたことのないものの戯言だと頑固にいう筋金いりのオーディオマニアがいることも確かなんです。ほんと奧が深い世界ですね。

150 :K622:2006/02/21(火) 07:14:53 ID:5JeA1rsI

21000 番代を所有してますが、10000〜11000 番代のマランツだけがマランツだ、そう言われました。その真偽と理由をご存じの方、教えてください。


155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/05(日) 14:58:29 ID:nfp3Myta

ボリュームの違いが一番大きいでしょう。15000番台位までで変わったと思います。
一部のコンデンサーと抵抗が変わってます。BB でなく電解なんかも変わってます。
でもどれもオリジナルコンデションを保っている事は不可能でしょう。
特に 10000 から 11000 番台の物で本当にオリジナルコンデションの物がありましたら 100万以下ではありえませんね。
この間まで 12000 番台の本当のフルオリジナルで電気特性の辛うじて完璧なのを持ってましたが多少らしい音がしましたね。
過去に 8台ほど所有してましたが整備の状態で音はさまざまです。
ラックマウントパネルのアメリカのスタジオで使われていた物が良い意味で改造され良い音でした。たぶんオリジナルのマランツでの改良だと思います。
フルオリジナルの 12000番台なんか BB はひび割れが入ってました。
でも何とかOK。
さっさと手放すに限ります。
K も3台ほどうちで聴きましたが同じ物とは思えない貧相な音でした。]
1台は大改造して WE のコンデンサーに、球も足の配線替えて 420A にしちゃいました。
これは結構いけました。
オリジナルに拘る必要が無くなったかなというレベルになって友人宅で鳴ってます。


175 :ラファ:2006/04/24(月) 14:23:31 ID:YQDxWXUZ

>>155さん。その節はご丁寧なお答え有難うございました。
オクターブ HP500SE、キングダム 12 を MC2000 とつないで気に入り購入しました。
マランツ 7の 21000番台と比較してどう思われますか?
マランツ7 はまだ所有してます。パワーは 275です。

156 :130A:2006/03/05(日) 22:42:44 ID:EzrM6gc3

シドニースミスのすぺしゃるちゅーんの
10000台をいぜんきいたが、世界が違うような気がした


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 23:06:00 ID:QtRGHsjL

あこがれの1品なのですがまだ音を聞いた事がありません
簡単に言うとどんな感じなんでしょうか?
c22 と比較するとどんなかんじでしょうか?
7 に近い現代の機種って何かありますか?

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 23:22:47 ID:IrSOGz13
>>133
ゴージャスでダイナミックではないが、凛とした気品のある音。
国産アンプには無い明るいつやもある。
使用真空管であきれるほど音が変わるので、好みの音にチュウニングする愉しみもある。
#7 にくらべると現代の海外アンプはかなりワイドでつややかだが凛とした気品に欠ける。
7 に近い現代の機種はない。


135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 23:23:43 ID:Wvr4YV8t
>133
ラ技筆者の石塚氏によれば、
「鮮烈で豪快な音が出て、豊かな倍音が音楽を聴いた気にさせてくれる」そうです。
レプリカを買った私もそう感じました。
レコードがメインなら良いと思いますが、CD 主体ならば他にも良いものがあると思います。


136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 23:29:51 ID:IrSOGz13
>>135
ラ技筆者の石塚氏推薦の球はムラード CV4004。
この球なら確かに「鮮烈で豪快な音が出て、豊かな倍音が 音楽を聴いた気にさせてくれる」という評価に間違いは無い。
漏れの好みとはベクトルが違うが。


137 :↑:2006/02/16(木) 23:47:01 ID:tf/zCfva

ムラード CV4004 ゴミです。1本買って終段に使ってみて下さい。ガッカリします


138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 23:56:49 ID:Wvr4YV8t

俺も CV4004 はおかしいと思う。石塚氏の推薦は M8137 の軍箱。
この二つは電極構造は同じなんだけど、実はステムの電極部分にわずかな違いがある。
M8137 と CV4004 が併記されたものもあるし、詳細はわかりません。
2種とも使っていくうちに、妙なノイズが出てきたり、マイクロフォニックノイズが多いものがあったりで、いい印象はありません。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 23:57:00 ID:IrSOGz13
>>137
ムラード CV4004 は、聴く人の好みによって、がさつなぼけた音に聞こえるのは否定しない。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/17(金) 19:45:09 ID:kA8rSYzr

クラ聴きにはテレフンケンあたりが無難とは思うがジャズ聴きにはムラードがベストと思っている。(実際 CV4004 を20本は買った)
50年代のRCAってのもかなりいいらしいがまだ経験していない。
東芝や松下あたりの国産になると面白みに欠けそう。GEも品に欠ける。


142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/17(金) 22:04:50 ID:W6I4RQe5

俺も CV4004 は最低だと思う、テレ、シーメンス、7025 あたりでいいんじゃないの


179 :130A:2006/05/22(月) 00:26:43 ID:JRTXxuTc

おれも 4004 つかってる
ちょっと神経質なところはあるが おれの10年前はそれが気に入ってた
当時はそれがよかった

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 01:43:59 ID:W/P459fo

5人で レプリカとブラインドテストをしたが、4人とも皆レプリカのほうをオリジナルと間違えちゃったよ。残る一人は判断できず。

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/11(水) 13:06:27 ID:nlWjESO3
>>7
ちょっとテストの詳細を教えて下さい
レプリカがどういう印象でオリジナルがどういう印象だったかとか

9 :plausinar ◆fcoWXWNaG2 :2006/01/11(水) 18:05:20 ID:BNM0y2In

さざ波の様なノイズが聞こえたら、それがオリジナル。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 02:32:50 ID:/0ZXKX/D

レプリカは発売当時のオリジナルの音に近い。
50年ほど経過しているオリジナル?はコンデンサー等が劣化している音。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/14(土) 09:46:44 ID:2eBqp/Zl

マランツ7を昇華させたのがエトーン1020D、その性能は桁外れ。
って聞いた事がある。値段も倍以上していたらしいけど。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 18:58:47 ID:Tw9EmgWS

やっぱしオリジナルとレプリカは音が違うんですね


53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 20:12:58 ID:uNi7IQt2
>>52
オリジナルの間でも音が違うんで、 話はずっとややこしくなる。
レプリカ 7se は97年98年だったかな。se の無いのレプリカ 7 が96年。
松下 12AX7T はバランスがよくリファレンス的だね。


54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 20:32:03 ID:ouSvHNxV
>>53
確かレプリカは最初の予約販売で好評だったので2回出したようですね。
96年は予約開始でかなり遅れた記憶がある。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 21:56:28 ID:u2nxgREc

オリジナルとレブリカを一時併用していました
レプリカはなかなか良くできていると思いますが
ある程度の音量から音像がダンゴ状態で出てきます
オリジナルの方は大音量でも音像が崩れることはありません
これに対して 9 のレプリカはそれほど欠点が無く そこそこ使えると思います


59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:12:03 ID:uNi7IQt2
>>57
レプリカはなかなか良くできていると思いますが
ある程度の音量から音像がダンゴ状態で出てきます

そんな断定は誤解を生む。俺の知人等も持っているが、そういう症状は皆無。
真空管はどんな奴を使った?


60 : :2006/01/15(日) 23:16:45 ID:JPjiX5Gv

結構レプリカのボリュームは個体差あるのかもしれません
(ってオリジナルもそうかもしれませんが)
自分が中古で買ったものはギャングエラーが大きかったので
日本マランツに頼んで交換してもらいました
現在はかなり快調です

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 10:35:05 ID:2qRhs6iX

楠 薫さんのマランツ7考察
やっぱりレプリカとオリジナルとの一番の違いは電源に起因する と考えておられるようです
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Marantz/Marantz7/Marantz7.html
http://www.kusunoki.jp.net/audio/howtouse.html#replicaMarantz7

レプリカ7の使いこなし
キャメロットの電ケーが相性良しとのこと
http://www.kusunoki.jp.net/audio/howtouse.html#replicaMarantz7


61 :plausinar ◆fcoWXWNaG2 :2006/01/15(日) 23:23:14 ID:mWiaeZ9O

レプリカモデルをオリジナルと比べて云々すること自体、野暮というものでしょう。
同等の部品など入手不可能なんだし。
それに、いかな名機といえども、経年劣化は避けられない。

それよりも、レプリカが出た当時、あの価格帯でこれに勝るプリは無かったと思う。
フォノイコライザなんか今でも一級品だし。デザインや使い勝手は言うまでもないし。
そこのところを評価しなくては。

ところで、オリジナルの 7 って整流にはセレンを使ってましたよね。
あれって今でも部品で入手できるのかな。


62 : :2006/01/15(日) 23:24:43 ID:JPjiX5Gv

ヤフオクで時々出てますよね>セレン


63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:34:01 ID:ouSvHNxV

オクでヒーター用は時々見るけど、B+用は少ないね。
ソフトリカバリーDと抵抗直列で代用がいいんじゃない。
>>60
オリジナルのボリュームは選別品でシールが張ってある。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:48:57 ID:L0fcsabN

セレンって発熱はひどいけどノイズが少ないってほんとですか?


65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:53:52 ID:ouSvHNxV
>>64
新品の時のノイズは分からんが古くなると抵抗が大きくなり電圧ドロップ、発熱が大きくなる。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:55:53 ID:Tw9EmgWS

ダイオードを使う時はセレンを残しパラッて下さいね

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/15(日) 23:57:26 ID:L0fcsabN

どういうメリットがあるんですか?

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 00:48:19 ID:BsQENAMb

腎移植をする時、機能廃絶した腎臓を残したまま新しい腎臓を移植するのと同じ原理

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 02:48:44 ID:6GzTTFgl
>>66
ダイオードは2本直列にしてね

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 10:36:19 ID:eWQITwkR

同じメーカーでなくても音質傾向の近いコンデンサってのは確かにある。
ちゃんとしたレストアをするところではそういうことにもある程度気を使う。
なんでもかんでもブラックゲートとかにすればいいというのは信用できない。


76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 21:22:01 ID:NnzadXLb

レプリカとオリジナル両方持っているが、レプリカでもコンデンサをオイルコンに変えたらあんまりオリジナルと変わらん音がでるぞ。
同じレプリカでも c22 は 外見だけ同じで中身が全く違うアンプだが 7 の場合はけっこう良心的と思う。
腕のいい職人に過去現在のいいパーツを選別して組んでもらえばオリジナルに勝る可能性があると思う。


77 : :2006/01/16(月) 22:18:32 ID:oi30+/DU
>>76
具体的にどんなメーカーのコンデンサに変えてます?


78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 05:59:55 ID:qu+s69aj

下手に高域特性の良いフィルムコンデンサーで #7 のコピーを作ると発振するって櫻屋映音商会のあんちゃんがいってた。
海神無線で売ってるジャンセンの銅箔オイルコンデンサーなんかよさげ。
でも高いしハイ伸びてないし図体でかくて基盤に実装するのが難しい。


79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 07:13:34 ID:00OK+UUE

160P、ビタミンQ、ウェストキャップ、ブラックキャット、グットオール、ETC


80 :plausinar ◆fcoWXWNaG2 :2006/01/17(火) 10:07:36 ID:P4xMcdZ7

C22R はまるで違うアンプですね。悪くはないんだけど。
7 のレプリカでいちばん言われるのは、配線の質。昔にくらべてハーネス屋さんに人材がいないとか。
そういう意味では、C22R の行き方も納得できる。コンピュータの内部に真空管が有る感じだけど。

86 :plausinar ◆fcoWXWNaG2 :2006/01/18(水) 20:29:37 ID:DDTEkwno
>>80です。
7 のコンデンサはたしかスプレーグ社のコンデンサ「ブラック・ビューティー」ですが、遠く70年代後半に製造中止となってました。
入手不可とは言いませんが、大変困難が予想されますね。


85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 21:37:37 ID:Wmq4HvYl
>>78
ソケット直に発振防止のセラミック、グランド引き回し等注意すれば カップリングCはフィルムでも可能。それにレプリカはフィルムだと思うが。
あとカップリングCはロシア製が値段の割によさげ、ただテフロンCは使ったこと無いけど。


84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/17(火) 20:19:31 ID:yHEvmjLw

パワーアンプはみんな何つかってる?俺、8b


86 :plausinar ◆fcoWXWNaG2 :2006/01/18(水) 20:29:37 ID:DDTEkwno
>>84
昔使ってたころは、クレルKSA-100 をドライブしてました。
LPレコード聴くときにこの組み合わせで使っていたものです。
数年後レプリカが出た時には結構迷ったものでしたが、結局調子いまいちの 7 を手放し、マッキントッシュの C22 の後期モデルへとスイッチしました。
これは、現在も愛用しています。


87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 20:50:24 ID:2QSC5UHD

引退したマランツの設計者、シドニー・スミスがかつて #7 の修理をやってたことがあるそうな。
そのときのカップリングCの指定銘柄は、グッドオール、TRW、ASC だったそうな。


88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 21:35:42 ID:2pSPXP3X
>>87
それ、ラ技に石塚氏が書いていたね。

グッドオールは設計時の指定で、のちにコストの点でスプラグBBに変わり、
グッドオールはTRWに吸収され、TRW → ASC(アメリカシヅキC)となる。
シドニースミスのレストア時の指定Cは TRW 。


89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/18(水) 23:50:54 ID:gKUR0mH3

音質に影響があるダイオードをセレンに交換できないんですか

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/19(木) 00:50:36 ID:GD0SuI9W

レプリカじゃ電圧ドロップして無理ですかね


93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 21:22:04 ID:dhrY/jmA

俺の7はブラックキャットってのがついてるけどこれはどうなの。
友達のブラックビューティの 7より、おれの 7 のほうがカリッとした音がする。


94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/20(金) 21:56:44 ID:x4GlcbTn

俺のはバンブルビーを使っているが、ブラックキャットもいいと思いますよ
確かダイナコが純正に使ってました。
皆さんボリュームのオーバーホールはどの様にしてますか

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 00:50:45 ID:Ibk5XU/6

俺はガリがでたら分解し、カーボン部分を良く拭き、ブラシを少しずして使います。
交換するにはレプリカの保守 VR か 7T の VR がよいかと思いますが、市販品では音が大きく変わりますのでオーバーホールが一番良いかと思います。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/23(月) 22:37:19 ID:cD6g6Irp

7T ってよく 7 の部品取りにされるんだよね。
本当はいいアンプなのにかわいそう。


102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/23(月) 23:05:39 ID:kJu5vsIu
>>98
#7T は Tr amp な訳だが、#7 の何の部品と交換するんだ?外装?レバー?


103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 00:19:59 ID:TkZdMlS9

両方のシャーシを空けて並べてみたらわかるよ。


104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 00:46:09 ID:MhipDzre

勿論VRだよ


113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 20:02:28 ID:FL10kelT

やっぱり117Vに昇圧したほうがよいのですか?

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/31(火) 20:52:53 ID:I2Q2g8Uh

フォノイコライザーだけ使っている人いたら、ラインアンプは何をかませてますか?
V1,2.3 はどんな真空管の組み合わせで聴いてますか?


116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:14:37 ID:Se6GQdtJ
>>113
TR 容量が大きければ 120V の方がいいと思いますが、小さい TR でしたら 105V
でいいと思います。

>>115
ラインアンプは使用していませんが,好きな球は E83CC(3マイカじゃない方),
◇マーク, 松下, GE などで現在は E83CC を使用しています。


117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:26:49 ID:lQ7LEU1X
>>116
E83CC は他に比べてどんな傾向の音ですか?
V1、2、3 のすべてに挿してきかれているのですか?

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 00:48:53 ID:Se6GQdtJ
>>117
◇マークの音を少しやわらかくし、高低域を伸ばしたような音です。
一般にある 3 マイカじゃないですよ、全部に使用してます。


119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/01(水) 20:29:50 ID:PlCwrHe+
>>118
組み合わせて聴かれたことは?
上にあげられた各真空管の特徴はそちらでは どういうふうに把握してますか。


120 :118:2006/02/02(木) 00:49:38 ID:wCE1aqfD

GE :少し荒いが元気のある
◇マーク:帯域は広くないがしっかりしている
松下  :素直

組み合わせはしましたが忘れました。

自分の糞耳に合わなかった球
ECC803S, CV4004, ムラードctc


126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 13:54:15 ID:qC3Po1Nq

クラシックコンポ−ネンツに 7625/8081W という電子管がある。
原潜用のセラミック三極管を双三極管にした増幅率 80 の球だが
こいつを #7の V6 に使って一ヶ月エージングすると解像度がめちゃくちゃ上がる。
少し半導体アンプのようになるが寿命は半永久的、
プリ、パワー間を 10mのピンケーブルで繋いでも音がぼけない。
ただし零戦はスピーカーの上を飛ばなくなる。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 18:24:25 ID:SYMtkf/8
>>126
#7のようなワイドレンジアンプに 10m ものピンケーブルをつなぐと、おそらく発振します。
その音を聴いているのではないのでしょうか?


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 19:30:10 ID:g3bdWk09
>>128
セブンってそんなにワイドレンジじゃないと思う。
いわゆるハイファイサウンドでうまく倍音がのるためワイドレンジに聴こえるが、実際はけっこうナローと思う。
当時のアンプとしては十分ワイドとは思うが。
ナローを感じさせないアンプではあるが。


130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 21:40:10 ID:Wvr4YV8t

レプリカで、整流ダイオードをショットキーに変えた人いますか?


131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/16(木) 22:09:37 ID:hdBOyvnn
>>130
A&R ラボのショットキーバリアダイオードにしたら、確かに音は変わった。
シャープでダイナミックに。 好みの方向ではなかったが。


144 :123:2006/02/19(日) 01:58:16 ID:mVF/1kbN

レプリカは球を交換して、なんとかいい音にしようと苦労したけど、
オリジナルは球を交換する気になりません。

テレフンケンが入っているようですが、動作が安定しているので この状態で続けようと思っています。

私のレプリカは発振気味でノイズも多く、テレフンケンやムラードその他 かなりの種類の 12AX7 を試しましたが、よい結果は得られませんでした。
レプリカが発振するとはあまり聞きませんが、調子が悪いのがはっきりしたので修理に出しました。


166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/23(木) 03:12:16 ID:oBnMrsLp

ムラード CV4004 は再生産物は音悪いが古い物なら良い音しますよ。
RCA の 12AX7 は軟らかいふわっとした空気感が素晴らしいがマイクロフォニックノイズに弱いです。

なんで皆さんテレフンケンに拘るのでしょうね?

個人的には RCA の 5751 のなるだけ古いの付けた時の音が好みです。
別物みたいにかっちりしたエネルギッシュな音になります。
もうテレフンケンのひ弱な情報量の少ない音には戻れません。
ムラードのオリジナルなら毛色の違う音で好みで選んでもいいかな?
クラシックにムラードでジャズに RCA の 5751。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/19(日) 10:38:53 ID:l20p13ps

皆さん真空管を交換される時にプレートの向きを確認しておられますか。
その向きが垂直になっていないといかに良い真空管でも事故の可能性が
(プレート、グリッド、カソードが重力と加熱によって接触する)
あると聞いているのですが、ソケットの向きとの組み合わせを取ると余程運が良いか纏め買いでもしないと出来ませんね。
どうされてますか?


146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/19(日) 22:04:42 ID:WGzi39fT
>>145
櫻屋映音商会のあんちゃんに昔同じ事を聞いたら
最近はそんな嘘つくやつが雑誌のライターやってんのは困るってた。
2A3 みたいな でかい球なら横差しでそう言う事もあるが
小型のMT管なんかではそんなことねーってさ。
MJで征矢が書いてたんだろ、昔。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/20(月) 21:03:33 ID:YK+Pu4Eq
>>145
そんな事はありません。1つバラシて触ってみて下さい。そんなにやわじゃありません。


149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/20(月) 21:16:41 ID:mtsPT6oA

昔の産業用機器で、整流管なんかを横付けする設計だったら そういう注意が必要かもしれないけど、MT 管だったら関係ないでしょ。
グリッド線やフィラメントが横付けしたぐらいで伸び縮みしてたら、すぐに音に表れるし特性がでないよ。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 22:52:06 ID:iXeBj+Wd

レプリカのコンデンサーをブラックビューチーに換えたのでage


164 : :2006/03/22(水) 23:20:40 ID:CoeHpQ9T
>>163
音はどうなりますた?

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 23:56:11 ID:iXeBj+Wd
>164
少しのエージングが必要と思われるので、明日報告します。
換えたのはフラットアンプ部の 0.01マイクロのみ、
もし元に戻すことになったら面倒だから。

167 :165:2006/03/23(木) 22:45:19 ID:LIV4Vw/E

レプリカの 0.01 を BB に換えた感想。
一聴するとほとんど同じ。

だが、シンバルやハイハットの切れや伸びが若干丸くなるような印象。
聞きやすくはなるが鮮烈さは薄らぎます。
低音に関しては BB のほうが良いかも。

もわっとした感じが消えて音程が明確になるような気がする。
低域の量感押し出しは最初から付いてるフィルムコンのほうがあるような気がします。
ライブ盤を聴いたときのエコー感残響感は BB のほうがあります。
 
というわけで、レプリカのフィルムコンはそんなに悪いとは思えないので そのまま使い続けます。


168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/14(金) 10:31:55 ID:Onb1q/YN

皆の書き込みに刺激され #7 オリジナルを手に入れたが、CD再生は何だこれ!
こんなものなのか!って感じだが、アナログ再生はそこそこやるなって感じたが俺だけか?

パワーアンプも Tr では相性が良くなく、#9K を調達したが、このままだとアナログ専用となり持ち幅の少ない選択になってしまうが、皆さんも使い勝手はこんなものなのだろうか?


171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/14(金) 11:50:44 ID:h/JjshNz
>>168
まずは真空管全部抜いて、端子でも磨いてみたら?


172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/14(金) 13:43:17 ID:mOiH5cyK
>>168
ライン系は捨ててください。 時代が違います。
アナログ系を REC で パワーアンプへ。
出回っている台数が少ないけど、丁寧な配線をしている後期レプリカ SE が無難だと思います。


173 :168:2006/04/14(金) 17:49:40 ID:LkG04zMi
>>171さん、
真空管の足はアルコール麺棒で拭いて足にナノ接点剤を塗布してズコズコさせて導通を良くしてあげたけどそう変化はないようでしたね。

>>172さん、
確かにライン系はお話しにならないですが、レコーディング・アウトプット端子からパワーアンプへ接続ですか?プリアウトよりも良いのですか?
そうそうラインケーブルも現代風の使用は端子に無理があるな。


174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/14(金) 20:37:01 ID:mOiH5cyK
>>173
>パワーアンプへ接続ですか?プリアウトよりも良いのですか?

話、端折ってスマソです。当然ラインプリが必要です。色付けの少ないものを選んで繋いでいます。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/09(金) 01:47:40 ID:tEXmHpaZ

おじゃまします。今過去レスに目を通しました。
いやはやここは凄いセブン使いがいる(いた?)スレですね。勉強になります。
ずいぶん昔から使っています。

ラ技の石塚さんの記事を見て、海神無線で TRW のフィルムコンを買って BB と交換したことも思い出しました。

随分前にオクでセレンも手に入れましたが、ズボラなものでまだ交換していません。
pre out だとノイズが気になるので rec out からアッティネータ経由で出してます。

過去レス読むとラインアンプ必須という人もいますが。
故長島達夫氏も Daven の AT で同じような使い方をされていたように記憶します。
rec out とアッティネータで常用されている方、他にもいらっしゃいますか。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/10(土) 12:58:18 ID:jg9o+Hoe
>>214
カップリングコンがフィルムで丁寧な配線の後期レプリカ SE を使い
日本インターのダイオードをショットキーに交換
V4〜6 をクラシックコンポ−ネンツにある 7645/8081W にして
3ヶ月エージングすれば現在のラインアンプをかませる必要がなくなる


219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/10(土) 13:34:24 ID:R1iIHR3q
>>218
7645/8081W はいい球だが一つ 1.5マソするんで気楽に 3つも使えない
セラミック管からの熱でガラスエポキシが変色するのも精神衛生上イクナイ
V4〜5 はレイセオンの 5751 でいい


236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/17(月) 23:38:08 ID:RFcDXY33
>>218 の対策に加えて
FSK の核付き RCA ケーブルの先にサンリング電子のアダプター付けて CD をライン入力で聞いてみな
#7 からすげー音が出る


237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 01:04:07 ID:t8AiTWsF
>>236
まじです?

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 01:52:16 ID:0/zRZxp5
>>237
本当
高音の切れは少し犠牲になるが
ぶっといミッドローが手に入る


239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 02:02:56 ID:0/zRZxp5

FSK + サンリングの前に WE111C を繋ぐとなおよろし


241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/31(月) 20:43:16 ID:bB6AdsHE
>>218
トーンコントロール回路がついているから、いくらいいものを刺しても限界があるのでは?


242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 06:35:24 ID:nNUrrOZJ

限界はあるだろうね
現代のプリ並になるんじゃなくて何もせんのよりは良くなる程度の評価では?
追試した人いる?


243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 10:51:40 ID:NStvHehD

トーンコントロール回路があると音が悪いって今でも信じてる奴がいるのか。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/01(土) 23:03:55 ID:fO4govSo

さて、今日マランツ #7 の 10060番台のコンデンサーをライン部だけ交換した。
ほか2台 10000番台の初期を持っているが、コンデンサー劣化で、さすがにオリジナルのままで持っている事が不可能になってきた。

何とか買い集めておいた 0.22のブラックビューティー (イエロー文字物、バンブルビーの軍用)で修理。でも、絶縁テスターを持っていないので (1000Vくらいまで耐圧かけれるもの)部品交換したは良いが、また絶縁不良って事もある。
いやー心配心配。しかし、年式の古い #7 ほど絶縁不良によるショックノイズが ひどいが、イコライザー部のショックノイズは特にひどい。

何とかならんかね?
あれ、外してコンデンサーなんて変えてたらとんでもない時間と労力がかかるなあ。
誰か上手い具合にショックノイズとってる人いませんか??


228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/12(水) 18:16:27 ID:dxD7ZKRb

イコライザーのショックノイズはイコライザーのコンデンサー不良が原因。
0.47 の BB と初段のカソードの電解コン(200μ)替えればとまるよ。
電解の不良は結構みんな知らないようだ。

にしても(イエロー文字物、バンブルビーの軍用)なんてガセビアどこで仕入れたの?
もっともバンブールビーなんて名前自体楽器屋が勝手に付けた名前だけどね。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/14(金) 21:30:22 ID:rsdH6785
>>228
ありがとうございます。早速電解交換してみます。
しかし、ガセビアって??

少し前にニューヨークへ行ったとき売ってたのを買ってきました。
8本買ったけど、4本が初期ペーパーのブラックビューティ(いわゆるバンブル)
あと4本がフィルム160Pの型でした。両方ともイエロー文字。

それと、あなたがおっしゃるとおり、バンブルビーは楽器屋がつけた 0.047mf のブラックビューティのものを指すんですよね。
めんどくさいんで、私はみんなカラーコードの初期のやつは そうよんでます。


 

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 13:25:08 ID:ToVp5nwX

7は、実装、ワイアリングやトーンコン全てを含めて音作りされている。
単に理屈の上からの話ではなく、7 ほど多種のコピーモデルが(プロ、アマ含めて)作られたプリはまずないが回路や部品を同じにしても全く異質な音になる。
好き嫌いは別にしてああいうものだと納得して使うのがベスト。

日本マランツから発売された 7のキットは、かなりの部品がオリジナルそのものが使われている。

新たに購入や製造したのではなく
「オリジナル 7、8,9のメンテナンスやリペア用!に保存されていたオリジナル部品を使い込んで」大ばか者が、企画発売してしまった。

その結果、それまで可能だった大規模リペアがキット発売を期に不可能になった。


247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 13:29:13 ID:Mmb2JJ5r

その話はウソ。昔からよく聞くけどね。


249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 01:55:04 ID:IFpLbDuE

ん〜ん。嘘だな。
殆どが改めて集められた物や間に合わせの代用品。

大物の出力トランスも製造元はとうに廃業していたのでその下請けをしていた事がある会社に同じような物を造らせた。あくまで同じような物。

#7 はオリジナル, K, R, SE 並べてみると全く使用部品が違うのが分かる。
補修部品で無くなったとすればゴムブッシュとかくらい。

ボリュームはクラロの A型 500KΩ の SW 付がたまにヤフオクある。
SW 無視すれば限りなくオリジナル。
器用ならオリジナルばらして抵抗体のみ入れ替えも出来る。
でも高いよ。


250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 08:22:09 ID:CPhla4Bx
>>249
了解。
しかし、そんなにVRで音に差があるのかな?
同じ2連 500k/A として。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 09:25:55 ID:j/4SWXge

プリアンプの VR は、音質をかなり左右するよ。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 09:45:06 ID:CPhla4Bx

>プリアンプのVRは、音質をかなり左右するよ。

クラロスタットでしか出せない音質?
あまり高品質とはおもえないが、スプラグと同じ世界かな?


253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 11:08:19 ID:Dk5MuvHk

コスモスでも良いがマランツ指定の VR 使って下さい。
まだ SE の補修部品残ってるかも、私は以前予備に 2つ買っておきました。
音質の変化はスプラグの比でありません


254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 02:40:59 ID:8mK2+6Nu

オリジナルの #7で前期後期の音質差が云々される要因の一番大きなものがボリュームですね。

後期はコスモス製です。はっきり言って音悪いです。
アーレンに換えた方がずっと良くなります。音に生気が出ます。
クラロからアーレンに換えればがっかりします。音が少ない。見かけは貧相ですが音が...

付け替えて比べれば誰にでもすぐに解ります。
シリアルの若いオリジナルの #7 の音の 80%はクラロのおかげです。


255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 08:07:02 ID:uZZZ+n89

>後期はコスモス製です。はっきり言って音悪いです。
>アーレンに換えた方がずっと良くなります。音に生気が出ます。

クラロからアーレンに換えればがっかりします。音が少ない。見かけは貧相ですが音が...
付け替えて比べれば誰にでもすぐに解ります。

後期の音を聞いた事ありませんが他が原因では、
クラロからアーレンに換えては同じ様にがっかりしましたが
7T に使用のコスモス製ではあまり変化なかったですよ、
勿論市販のコスモス製はダメですが

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 08:40:18 ID:5PsqvTpi

60年代早々にクラロもメキシコ製になったので
本当はミルウオキーで造られていたものが良いのだが
メキシコ製は少々劣ります

ボリュームの重要さが 7 ではよく解かります


257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 08:49:32 ID:5PsqvTpi
>>253
マランツ指定のものは当初の部品とは当然違います
根気よく当初のものを捜すと偶には見つかる事があります

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 20:17:03 ID:GeYgYY5m

ノーブルとかは論外かな.(笑)
クラロスタット..すでに伝説の世界みたい。


259 :255:2006/08/17(木) 21:18:57 ID:uZZZ+n89

ひまがあれば分解しカーボンをきれいに拭き、ブラシの位置を少しずらせば当分使えますよ


260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/19(土) 16:10:19 ID:GfIhJl+w

アーレンもメキシコとアメリカ製でかなり音が違います。
マランツ純正のコスモスでメキシコアーレン程度かな?
もちろん多少のエージングは要りますが。

最近のクラロはアーレンと全く同じです。ブランドが違うだけ。
SE の補修パーツがアーレン以上の音とは思えませんね。市販品のシャフト変えただけだし。

7T のは抵抗値が低く 7 より差が少ないのと古いのでエージングで音がこなれてるんでしょ。

それで新品のアーレンと同等、ニューのコスモスより良い。そんなものでしょ。
もちろんクラロもエージングで変わります。最初は少し硬い感じがしますね。


261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/19(土) 21:01:58 ID:8UtVl3/U

マランツに使用されている VR はメーカー問わず一般品とはカーブが違うんじゃないですか?
どうも音量と位置が違う

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 11:20:41 ID:wwjwhYkB

現段階では現在のマランツからSEの補修部品として手に入れるのが一番かと思いますが どうでしょうか、あればの話ですが


263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 00:03:47 ID:Ei1Vs+Mg
>>261
ごく一般的な A カーブです。A カーブのボリュームにはすごい誤差があります。
クラロだと 500k と書いてあっても 400k から 600k くらいまでばらつきます。
それら 2個がランダムに 2連になっているだけです。ですから左右の偏差も大きいです。

通常 2, 3個買って揃ってる(近い)抵抗値の物にばらして入れ替えて使います。
マランツがコスモスに移行したのもクラロより日本製の方が誤差が少ないからです。
偏差はアーレンも同様です。良心的なところではセレクトして売ってます。

SE のボリュームは市販品と軸が違うだけです。音は比ぶべくもなしです。
K とか R、SE の交換になら良いですがオリジナルの交換には?
まだアーレンに換えたほうが良いと思います。
音より左右の偏差を気になさるなら SE の補修パーツにされたほうが良いです。

265 :261:2006/08/21(月) 23:55:25 ID:9LTXuscC

以前国産の A カーブと交換したらボリュームの位置が相当違っており元にもどし た事があります。(左右のバランスではありません。)
それと CRC などかけない方がいいですね、音が変わってしまいあわててオーバーホールしました。


266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:26:12 ID:WXecoXbs

初期型ですがアーレンに変えたら音悪くなりました。オーバーホールが一番です。


267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 16:49:39 ID:hu7gql5d

当然です。
しかもメキシコのアーレンでしょ。
クラロ買いましょう。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 19:40:49 ID:sDo/+dp7
>>263
>SEのボリュームは市販品と軸が違うだけです。音は比ぶべくもなしです。
>K とか R、SE の交換になら良いですがオリジナルの交換には?

ヤッパイレプリカはだめですか、オリジナルさがします。

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 20:01:45 ID:EnrxOriW
>>268
止めとけ。 製造されて何年経っていると思うんだ。
部品が劣化した音を有難く聴くことになるぞ。
オリジナル信仰もほどほどにな。


270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 20:34:35 ID:sDo/+dp7

ボリュームだけでもボロクソに書かれて、セレンなど考えるとまったく違った物に感じます。


271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 02:51:10 ID:d2HE0LuK

セレンは代替品が手に入りますよ。
オリジナルでもよくシリコンダイオードに交換されてますが戻すと俄然良くなります。

>>269
実際違うんだからどうしようもない。
レプリカとオリジナルのコンデションの良い物とは全く別のアンプと言っても良いほど
違う音がする。中にはレプリカに近い音のオリジナルも有りますが。

272 :270:2006/08/29(火) 23:02:37 ID:dVI/czf6

1. シリコンをセレンに変えると電圧があがるんじゃない?
2. セレンにパラッてダイオードを付けると良いと聞きますが本当ですか


273 :270:2006/08/29(火) 23:23:15 ID:dVI/czf6

ごめん
1. 電圧が下がるんじゃない?


274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 23:27:36 ID:d2HE0LuK

普通シリコンをセレンに替えると少し電圧は下がる。

逆に言えばオリジナルのセレンが壊れてるとシリコンに替えて抵抗足して電圧合わせしてある筈。

あくまで筈です。どうせ100Vで使うんだからと適当なのも見受けます。

セレンにダイオードパラってあるのはセレンが不良化し電圧が下がったのでシリコンを繋いであるだけ。

コンデンサーの容量抜けにチューブラ足してあるのと同じ。
古くなって電圧が出ないセレンだと当然電圧出るから音良くなる?
て、外すと格好がつかないからラグ板代わりにしてるだけでしょ。


275 :270:2006/08/29(火) 23:40:06 ID:dVI/czf6

有難うございます。
2. の件は #7 を何台も修理して業者の方から聞きました。
その方の言われるのは音質上の対策だと言ってました。 
ダイオード付けると時は 2個直列に付けろとも言っていました。


277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 23:47:05 ID:d2HE0LuK

だから、交換部品が無いのでシリコンパラって電圧確保し音質上の対策。
業者の能書き真に受けてはいけませんよ。
死んでるからパラったとは言えんでしょ。

セレンの交換部品の調達出来ない業者は皆そう言いますよ。
特に高圧用によくその応急処置がしてあります。
高圧用の方が手に入り難いので。


278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 23:52:59 ID:d2HE0LuK

2個直列は耐圧と突入電流保護の為?
もう少し程度の良い業者さんなら高圧側にはシリコンと直列に突入電流防止用の抵抗をシリーズに入れます。

低圧用は素直にブリッジに交換される事が多いです。

どちらのセレンもちゃんとした所なら新品に交換してくれます。

279 :270:2006/08/30(水) 00:00:00 ID:iEPQew7d

そうかもしれませんね、一度聞いてみます。
ただ #7 じゃないいんですが一般の整流でも 2個直列にすると良いとも言ってました


280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 00:05:34 ID:qjIHjvhm

短絡事故防止の為。
普通の事です。

ダイオードが切れる時、オープンになるかショートになるかですので
万が一のショートの時トランス等を焼かない為のダイオードの常識的な使い方です。


281 :270:2006/08/30(水) 00:16:50 ID:iEPQew7d

なるほど 2個一度にパンクしないですからね

284 :ろく6:2006/09/24(日) 12:04:25 ID:7HCv0yH4

内部のシリアル番号の記載について、初期の場合は真空管シールドケース上で、後期はシャシーのふちに記載のように思えますがいかがでしょうか。
私のは裏面のシリアルプレートが購入時より無く、
唯一、真空管シールドケース上にあるのみで10・・・か20・・・か判別付きません。
是非情報をお持ちの方よろしくお願いします。


285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/25(月) 00:41:18 ID:M4lgrNbs

普通天板外した時に見えるシャーシの折り返し部に印刷してあります。
オリジナルではそれ以外のは見た事がありません。
裏面のシリアルプレートが無いって、作為的なものを感じますね。

286 :ろく6:2006/09/25(月) 20:51:48 ID:XxJL5DCN
>>285
確かにシャーシの折り返し部分にありますがどうやらそこにあるのは10・・・の後半以降のようで、その前のは真空管シャーシに印字されているようです。

ただそのことはオークションとかの内部写真を提供されているものを10数点見ただけで本当かどうか、ずっと気になっています。
作為的なことは無いと思うんですが、このことに触れたものが過去に見たことが無いのでここで伺ってみました。

今、オーバーホールをしようと思っています。どこか紹介いただけますか。


287 :130A:2006/09/25(月) 22:13:22 ID:3URFc+AI

私はいつも 静岡のオーディオ店にお願いしてる
全国のオーディオ店から修理も来てるし・・・

288 :ろく6:2006/09/25(月) 22:35:15 ID:XxJL5DCN

>>130A 様
ありがとうございます。。。ちょっと遠いですけど、 静岡ですね、探してみます。
いろいろ聞いてみたいです。たとえば、ランニングランプがよく切れるんです。
なので、オークションでスペアー玉をたくさん買いました。原因に心当たりの方お願いします。

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 19:12:01 ID:Hu8nplDu

それはMIC入力の音質の素晴らしさです。
通常はこの入力端子は使われません。

ところがこの入力にCDプレーヤーの出力を繋いで聴くと・・・

先入観を持たずに音を聴き分けることの出来る方なら即座にこの音質の素晴らしさに納得するでしょう。

やや隈取りの明瞭な感じの音調の中に微細な余韻がはっきりと聴こえ、厚みのある低域と共に中高域に音の輝きがあります。
まさに音楽を聴く喜びを与えてくれる音!なのです。
MIC入力ですから当然ハイゲインで入力信号は絞らなければなりません。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 19:52:00 ID:oTThkcyR
>>289
すばらしい使い方のヒントをありがとうございます。
でも、CD 出力をどうやって絞るんですか?

CDP のボリュームを経由した、いわゆる可変出力 out だとあんまり意味がないような気がしますが。


291 :専科の顧客その1:2006/10/01(日) 20:05:58 ID:5VpkinzD

ろく6さん、#7 のパイロットランプが切れやすいのは、真空管のヒーター回路に
直列に入れて点火しているからだ。

真空管のヒーターは冷却時には抵抗がかなり低い。点火と同時に抵抗値が上がって
十数秒で定常状態になる。

したがってスイッチ・オンの瞬間、多大な電流がランプに流れ、ランプの寿命を
縮めることがある。

マランツ#7のスイッチを入れた瞬間、パイロットランプが非常に明るく灯り、 ゆっくり暗くなって安定するのはこのためだ。

機構上仕方ないので、予備のランプを持っておこう。
(T−31/4バルブ,2V−60mA)入手は出来る。
真空管のヒーターは、これに比べれば桁違いに頑丈だ。


292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 20:09:40 ID:Hu8nplDu
>>290
>CDPのボリュームを経由した、いわゆる可変出力 out だとあんまり意味がないような

そうそう、バリアブルだっけ?
CDのボリュームを通して下さい。かなり絞らないと音が割れます。

試しにやってみて下さい。

凄いです。パッシブ通しなら尚更良いです。

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 22:00:54 ID:2GFtpD8s

今やってみました。本当に良い。CDのボリーム通してるのにー
なんで?


294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 00:26:16 ID:Nh7GjN8e
>>289
本当だ!
7T じゃないようだ!


296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 09:56:39 ID:tDdDLCA2

CDプレーヤーは出力が調整できるタイプでなければ使いにくく、固定の場合は間にアッテネーターを入れて調整する必要があります。

もしCDプレーヤーにヘッドフォン端子が付いているならば端子用のプラグと RCA ピンが付いたケーブルを買って端子から MIC 入力に繋いでみて下さい。
殆どの場合ヘッドフォン出力はボリュームが付いているのでこの方法が一番簡単です。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 22:17:39 ID:8yL5D88h
>>ろく6
まず、真空管シャーシーの上にシリアルがあるもの。10000〜10999
それ以降はシャーシ上部後ろ側。たまにミスで端によっているモノもあり。

10000 後半 からシャーシ上部と書いてあるが多分それは間違い。10995 と 11001 を所有したことがあるのでまず間違いないと思われる。

また、塗装の違い、つまみの違い、ねじ位置の違い、パネルの違い、イコライザーコンデンサーの違い、 トランスの違い、線材の違い、等、初期モノ 10999 までとそれ以降のものとでは大きな違いが有るので、シリアルが消えていてもすぐ知っている人ならわかります。

細かなシリアルが知りたければ、パーツの違いで初期ものなら 100番単位それ以降は 500 から 1000 番単位でわかりますよ。

301 :ろく6:2006/10/08(日) 00:28:46 ID:coRhDqS+
>>299さん
シリアルの情報ありがとうございました。
私のは真空管シャーシにあることから10666 と解釈します。かなり初期のものとなります。

ダイオードに変わってましたので、オークションより購入したA,B電源用共セレンに変えようと思ってます。また、つまみは黒です(初期は茶という説も)。
カップリングコンデンサーは約25年前に容量はやや違いますが自分でスプラグに変えました。

電源コードはわれがひどいのでやはりネット購入品(既入手)に変える予定です。

マランツ7K の組み立てマニアルを当時マランツより入手してありいつか自分で調整しようとおもいつつ年月が経ってます。他部品に影響なければ音が悪くてもできるだけオリジナル部品のまま聞こうかと思ってます。

シャーシの裏に張ってあるスポンジ(?)がぼろぼろです。
代替品情報をお持ちでしたら教えてください。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 01:34:52 ID:NospJBSs

マイク端子凄い。CDでも 7 で聞ける。


303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 13:36:25 ID:b7SEzRZu
>>ろく6
10666 ということは、ボディーがオールブラウンですね。
初期モデルの中でも中期にあたるものです。

茶色のプラスティックノブですが初期だけに付いていた物では有りません。
だいたい 10000 から 15000 の後半まで
(それ以降はつまみだけ茶やスイッチだけ茶などばらばらのものが多くなります。)
と思っていいです。黒に代えられているというのは残念ですね。
しかし 600番台は非常にバランスの良い音の出る番台ですので大切になさったほうがいいですね。

本当にマニアックな方は 500 や 600番台を好んで使う人もいるようですよ。
またスポンジですが、ホームセンターにほとんど同じ厚さのウレタンスポンジが売っているので大きさを合わせてカットして、丁寧にシャシーを 2分割して入れ替えてください。

かなり、古いウレタンを取り除くのに手間がかかりますがそこは根気で頑張ってください。

ボリュームにこのウレタンのかすが入ってボリュームを駄目にしているのも有りますので、出来るだけ綺麗にしてやってください。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 20:08:59 ID:YIWPPaNG

今、専門店に 7用のセレン整流器よく売ってるじゃないですか?
あれでねよく補修するんだけれども。あれ、よくもって 3年だね。

俺も低圧用のセレンを3年ほど前に交換したんだけれども、先日電圧を測ったら なんと 24V なけりゃいけないのに 16V しか出てなかった。

新品でセレン買って 3年ですよ、3年。がっかりしちゃった。だって 10000円するんですよあれ。

やっぱり、ダイオードパラるしかないんでしょうねやっぱり。
確実に電圧出ますもんね。

でもパラったら音が悪くなるって言う人もいるし。かといって
3年ごとに 2万円(高圧低圧交換代)払うのもなあ。と思うし。悩みますね。


308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 10:39:41 ID:uYrgLFOV

で、電圧下がって音は変わったの?


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 10:43:32 ID:uYrgLFOV

当時からそうだったよ、マランツだって知ってるよ


310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 16:15:51 ID:cNtL38Au

はい。確実に音は痩せてました。と同時に柔らかい音になるので、逆にいい音だなあと思えるソースもあるんですね。まあ好みで換える換えないは決める方がいいんじゃないかと思います。

高圧のセレンはやはり新品にすると音が締まりますが、セレン整流器自体が製造年月日より 3年以上経つと駄目らしいので、新品といえどもいつ製造されたかわからない物は使わないほうがいいみたいですね。

昔オリオンというところがセレンを作っていたそうですが そこもやはり 3年以上は保証外だったようです。

やっぱり、私はダイオードパラって使おうと思います。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 06:02:13 ID:SPK+fcjx
>>310
それって単に当たりが悪いだけじゃない?
そうか売ってるセレンが質の悪い物なのか?

セレンはダイオードより劣化は早いがオリジナルのセレンでも生きてるのは ちゃんと規定電圧今でも出るし。ダイオードが半永久的なだけで。

中古のセレンなんかだとばらして状態の良いフィンを組み合わせて造るんだけど たぶん1枚が劣化しただけと思われるのでその1枚だけ換えれば済むと思います。
後は後日の予備に取っておけば問題なし。

ダイオードパラう位ならあっさり WE のブリッジなんかに換えた方が音良いって聞きますよ。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1136892845/


36. 中川隆[-6415] koaQ7Jey 2017年9月27日 18:50:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

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audiomaniaさんのプロフィール
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年齢 64歳
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自己紹介

オーディオと音楽をこよなく愛する音響映像技術者です。
55歳の時に東京都から山梨県北杜市に移住しました。

クラシック全般と70〜80年代のロック、ポップス、ジャズと幅広く愛聴しています。

主要オーディオシステムは、

マランツ#7×3台、
マッキントッシュC22、
マランツ8B(3結)、
Audio ART KT-88 3結、
JBL SE400・SE460、
Krell KSA100MkU、
GOTO UNIT EPH-3002A、
BSS FDS360、タンノイヨーク、
JBL4311改(123A+175DLH+077)、
JBL LE14A+LE85+HL87+077オリジナルエンクロージャー入マルチドライブ、
JBL LE15A+375+2385A+077オリジナルエンクロージャー入マルチドライブ、
REVOX B226S・B226E、
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トーレンスTD-125MkU、
オルトフォン RS-212D、SPU-A、SPU-G、
ベンツマイクロ Ruby3、STUDER A810、REVOX A-700です。

システムは、常に更新中です。
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GRFのある部屋 2017年 09月 20日

茅野で使っているQUADの405-2の片方が音が出なくなったのは、一年ほど前です。
修理しておこうと、横浜のMさんのMarantz 7を修理(チューンアップ?)されているCatbossさんにご依頼しました。

私の周辺でも何台かの7をチューンアップされており、音の追求には定評があります。
http://tannoy.exblog.jp/28159360/

はじめまして - audのブログ - Yahoo!ブログ

ブログをはじめました!

各機器のメインテナンスは、あくまでもより良い音を求めて自分のためだけに行っていますので、セオリー通りでは無い部分が多々あると思いますが、ご容赦下さい。

修理を引き受けていますが、これは仕事では無く趣味の一環であり、私の音に対する趣味思考感性に同調してくれているオーディオ仲間からの依頼です。

修理は、電気的測定結果だけでなく出音を最優先に行っています。

真空管式のアンプ類を多数使っていますが、決してトランジスターの音が嫌いなわけでも真空管の音だけが良いと思っているわけではありません。

真空管式は使っている部品点数が少なく、さらに修理や改良を行うのが容易であることが嬉しいところです。

過去の記事も写真を含めて内容の更新を常に行っていますので、ご覧になってください。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685251.html


オーディオ人生 - audのブログ - Yahoo!ブログ

40年ほど前に始めたオーディオと音楽の趣味。

数年でコンサートの音響に従事するプロとなり、趣味としては一旦終局を迎えました。

仕事ではJBLやGAUSSと言ったスピーカー、CREST、BGWと言った出力にすると何千ワットにも達するアメリカ製の大音量用システムを使っていましたから、オーディオとは全く違う世界です。

仕事上で素材を聴かねばならないことも多かったことから、当時の自宅であった小さなマンションで聴くシステムもJBL2115+2402&SA-600と言うコンパクト&小音量でした。

その後、引越しにより自宅がやや大きくなったことからタンノイアーデンも入手しましたが、それ以上に音を追及することは止めていました。

7年前、周囲にはばかることなく音が出せる環境の家(防音室があるわけではありません)を建てたことと、10年ほど続いていたサーキットを走ると言う別の趣味を止めたことにより、再びオーディオライフが復活しました。


最初の一歩は、40年前に聴いていた音の再現です。
最新の音響機器は今でも仕事で常時使っており、高い品質の音が出ていますが、私の趣味ではありません。

これまで使ってきたタンノイアーデンとJBL SA-600で聴く音は決して悪くはありませんが、求めているものでは無かったため、まずはスピーカーを入手することにしました。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685272.html

タンノイ ヨークです。

40年前はコーナーヨークでしたが、探しても見つからないばかりか、あっても高くて手が出ませんし、何より置ける部屋が今の段階ではありません…(笑)。

オークションで入手したものですが、想像していた以上に状態の良いものでした。

外観も綺麗で目立った大きな傷もありません。

そして、何よりも良かったことは、期待を裏切ることなく美しい音を奏でてくれたことでした。

ユニットはアーデンと同じ385HPDアルニコマグネットタイプですが、出音は大きく違いました。

違いはネットワークとキャビネットだけですが、これだけ違う音を出すのですから驚きです。

私はアーデンよりもヨークの方が好きです。

もっとも好みの部分がありますから、ヨークよりもオールマイティ性の高いアーデンの方が良いと感じられる方もたくさん居られるかと思います。

今後は、このヨークをいかにより良く鳴らせるシステムを構築するかに全力を傾けて行きたいと思っています。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685272.html

マッキントッシュC22CE(復刻版) - audのブログ - Yahoo!ブログ


タンノイヨークに続いて入手したのはマッキントッシュC22CEです。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685303.html

パワーアンプは友人でオーディオマニアであるO氏から借用したダイナコMKVです。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685303.html

REVOX B226 CDプレーヤーとの相性も良く、なかなかの音でした。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685303.html

マランツ7 ( オーディオ ) - audのブログ - Yahoo!ブログ 2015/4/23(木) 午後 4:44

マランツ7です。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685390.html

マッキントッシュC22とC22CEの音しか知らないので、是が非でも我が家で往年の名器として名高い人気1の音を聴いてみたいと思いました。
入手したのは11000番台の初期モデルですから、それなりにメインテナンスの手が入っていました。

測定の結果は特に問題が無いので、まずはこのまま試聴しました。

これは凄いです。本当にマランツ7だけの世界でした。

しかし、これが真正マランツ7の音であるかどうかは分かりません。

特に、本来スプラグバンブルビーペーパーオイルコンデンサーが使われているところの大半がメインテナンスによりブラックビューティに交換されていましたから、これによる音の変化が無いはずはありません。

そこで、意を決して、巷で名声を出しているアリゾナキャパシターズのオイルコンデンサーAZに交換してみることにしました。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685390.html


また、電源部の電解コンデンサーも交換しました。

電解コンデンサーは使用時間と共に経年寿命もありますから、40年以上前の製品ならば交換は必然です。


セレン整流器の電圧は問題ありませんでしたから、以前に交換されているようです。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685390.html

出力調整用ボリュームにガリが出ていたため、クラロスタット(Honeywell)のコンダクティブプラスチックに交換しましたが、これは回し切りで使っているので直結と同じですから、音への影響はほぼ無いはずです。

最大の問題は、もろに抵抗の音の影響を受ける音量とバランスです。


バランス用は、オリジナルでは1軸2連1MΩ2WのMNカーブが使われており、クラロスタットはおろか、これと同じ規格のものは市場に存在していません。

また、音量用もAカーブの同規格品のクラロスタット製はありません。

オリジナルのクラロスタットはNOS品で無い限り入手は難しい状況のようですし、それすら本当に当時と同じものであるかどうか判りません。

他社の同規格製品をいくつか使ってみましたが、どれも音が変わります。

アルプスやコスモス製は悪くは無かったのですが、2Wの耐圧が無いため、安心して使い続けることは難しいのではないかと思っています。

取り合えずボリュームを交換しない状態での試聴はコンデンサー交換前と大きく変わりましたが、果たしてどちらが本来の音なのか、私の独断だけで結論を出すことができません。これは、個人の基本的な好みの問題も大きく影響すると思います。

一つだけ言えることは、交換後の方が明らかに特性が良好になったおかげで、高域、低域の伸びと艶が増したと感じています。

40年を経過しているバンブルビーは勿論のこと、ブラックビューティですら、とうの昔に生産が終わっているのですから、たとえ音が出ていても容量抜けやDC漏れが無いはずがありませんし、未使用品であっても本来の性能が出るとは思いません。

実際、着いていたコンデンサーは、測定の結果全て満足できる性能ではありませんでした。

容量抜けやリーグが出ている部品を使って本来の音を出せるわけがありません。
最も、数値や性能だけで、どこぞのフィルムコンデンサーに交換するのは言語道断だと思いますが。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39685390.html

マランツ7のボリューム - audのブログ - Yahoo!ブログ 2015/4/24

マランツ7の音が変わってしまう部品の一つとして話題に事欠かないクラロスタットの音量用とバランス用の可変抵抗(ボリューム)です。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39687523.html

今のところはガリも無く動作していますが、友人の7に着いている音量用はガリが出ているだけでなくカーブも違っているので、何とか音が変わらない代替品を探さねばなりません。

PHONO等の低レベル入力以外のAUX等は、入力信号が何ら回路を通らずに最初にバランスと音量のボリュームに入りますから、音質に多大な影響を与えてしまうことに理解はできます。

それ故に、アルプスのインデントやコスモスの音がそれほど悪くなかったと感じたのだと思います。

しかし、PHONO回路からの入力やボリュームからの出力が真空管のカソードやグリッドに直結されるため、長期安定動作のためには2Wの耐圧が求められてしまいます。
残念ながらアルプスやコスモスの現行品は全て規格外です。

今の候補は、クラロスタットの新しい製品であるコンダクティブプラスチックですが、500kΩ2連Aカーブは今のところ製品として存在していません。
しかし、シングルはあるので試しにそれを2個使って音を確かめてみようと思います。

バランス用は、オリジナルと同じMNカーブが入手不可能である以上、ゲインの低下覚悟で1MΩ2連Bカーブを使う(世の中の全てと言って良いほど、この方法が主流のようです)か、いっそのことバイパスするか、または中点がバイパスされるアッテネータを製作してみようと思っています。

どれほど音が良い可変抵抗でも、通さない方が良いはずです。

ただ、世の中には不思議なことがあるもので、たとえノイズが増え、特性が劣化しても、通すだけで音が良くなる機器があるのです。

マランツ7のボリュームがそうでないことを望んでいます。

オーディオには、電気的特性だけでは語れない不思議な奥深い世界が広がっています。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39687523.html


マランツ#7の修復その2 2015/4/27(月) 午後 3:19


2台目のマランツ#7が来ました。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39693036.html


シリアルは#11955ですから、私の7より少しだけ前のロットになります。

写真では分かり難いのですが、ツマミ類の汚れが激しく、パネルの表示印刷も一部剥げてしまっていました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39693036.html

早速中を開けてみると、コンデンサー類は全てバンブルビーからブラックビューティに交換されていましたが、配線を途中で切って、そのまま継ぎ直し半田付をしている部分があり、好ましい作業ではありません。

私も状況によっては同じ事をやりますが、せめて接合部はフック状にして絡めて欲しいものです。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39693036.html


また、ヒーター用のセレン整流器はブリッジダイオードに交換されていました。

最も、これから全てを交換することになると思いますから問題はありません。

幸い、音量用とバランス用のボリュームは、どちらもクラロスタットのオリジナル、又は、同等品が着いており、ガリは全く出ていませんでした。

真空管は6本共にテレフンケンECC83が着いていて、測定の結果も大変元気(80〜85)です。

早速点検を始めたところ、パイロットランプが妙に暗いので切れかかっているのかと思って電圧測定をしたところ、やはり規定電圧が出ていませんでした。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39693036.html

+B用はセレン整流器が着いており出力電圧も問題が無かったので、電解コンデンサーを全て交換しました。

また、ヒーター回路のブリッジダイオードをセレン整流器に交換しました。

各供給電圧が正常値になっていることを確認後測定を行い、問題が無いことを確認したら早速試聴です。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39693036.html


上段が私の7、下段がメンテ品です。

私の#7が来た時は一部バンブルビーのコンデンサーが残されていましたが、まともに音が出せる状態ではなかったため問答無用で電源部は勿論のことコンデンサー類も全て交換してしまった交換ので前の音がどうであったか忘れてしまいましたから、今回の比較試聴は楽しみでした。

結果、個人の好みが大きく反映されることだとは思いますが、私の7と比べて臨場感と奥行き、そして膨らみに欠けているように感じました。

一言で表現すれば、全体に痩せています。クリアであると言うことではありません。

どうせバンブルビーは1本も使われていないのですから、コンデンサーは全てアリゾナキャパシターズのAZに交換することになると思います。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39693036.html


マランツ7の修理
2015/5/7(木) 午後 3:11

4台目となるマランツ7のメインテナンス依頼品の修理が完了しました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39713162.html


結局、スプラグバンブルビーとブラックビューティは全て満足できる性能を発揮できていなかったため、アリゾナキャパシターズのAZに交換となりました。
勿論、PHONO回路の電解コンデンサーもスプラグに交換しました。

音量用とバランス用の可変抵抗(ボリューム)は、両者共にガリは無く抵抗値も正しく出ていましたので、勿論交換はしません。

出力用は回し切りで使うことが前提条件となるため、外観上の老化は見られたもののガリは出ていなかったので交換は見送りました。抵抗値もきちんと出ており測定の結果も全く問題はありません。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39713162.html

早速2台を並べて試聴です。

どちらも交換部品類の内容が全く同じですから、案の定、音の違いは微細なものになりました。

どちらも良い音です。

切り替えて行く内にどちらを聴いているのかが判らなくなってしまうほどです。

どちらがより良いのかを私だけで判断することが難しいので、マランツ7を常用しているオーディオ仲間のところに持って行って聴いてもらおうと思っています。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39713162.html


マランツ7のボリューム 2015/5/11(月) 午後 2:17

中学から大学までの同期で友人のオーディオマニアM氏のマランツ7の再修理です。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39721282.html


過日、オーバーホールの依頼を受けて電源と回路上のコンデンサー類を交換したのですが、音量用とバランス用のボリュームのガリがひどく不良だったため、いくつかの候補の中から選んだものを着けました。

しかし、やはりオリジナルで使用されているクラロスタットとは音がかなり変わってしまっていたのです。
M氏からは、日常使っているもう一台の7と比べても、全体に音が痩せていて広がりや奥行き、そして臨場感が欠如しているとの指摘を受けました。

コンデンサー類を全て交換していますから、当初はエージング不足ではないかと勝手に思っていたのですが、どうやらボリュームの問題のようです。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39721282.html


実は、前回修理の後に3台のプリアンプと3台のパワーアンプを随時切り替えて聴くことができるセレクターを製作したので、今は両者の比較試聴が簡単にできるようになっています。

そして、確かに指摘は納得できるものだと感じました。

そこで、今度は私の7にM氏の7に着けたものと同じものを着けて聴いてみたところ、私の7がM氏の7のような音に変わってしまったのです…。

特に顕著なのは中低音域の響き(余韻)不足でしょうか。

測定による周波数特性に全く問題が無いのに本当に不思議な話です。

抵抗も音を変える重要な部品であることは十分承知しているつもりでしたが、これほど大きく変わってしまうとは思いませんでした。

測定値や音質等の問題では無く、音色が変わってしまうのです…。

おそらく使ったボリュームの抵抗素子やブラシの品質や素性が良くないのでしょう。

耐圧不足になる可能性が高いと解っているものの、以前アルプスやコスモスを使った時の方がまだ良い結果が出ていましたから、今回代替品として候補にしていた数少ない同規格品であった某海外メーカーのボリュームは、残念ながら今後全て使用中止になりました。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39721282.html


そこで、今度はクラロスタットブランドの後継であるHONEYWELL社製のコンダクティブプラスチックボリューム(耐圧2W)を装着してみることにしました。

海外の販売店に一ヶ月ほど前に注文をして、先日ようやく入荷したものです。

コンダクティブプラスチックは現在業務用の音響機器類にも多用されている信頼性の高いもので、CDプレーヤー等をプリアンプを通さずパワーアンプに直接入力して聴く際、出力可変機能が無い場合にコンダクティブプラスチックをアッテネーターとして使うと、一般的なカーボンタイプに比べて大変綺麗な音がします。

但し、1軸2連500KΩの現行品はBカーブしか製品として市場に無いため、取り合えず音を確かめるためだけに着けてみました。

バランス用に使う1軸2連1MΩ2Wのクラロスタットコンダクティブプラスチックは市場に存在していないので、今回は、メーカー名の刻印がどこにも無いので製造者は分かりませんが、マランツ7用として販売されている超高価なもの(MNカーブではありません)を着けてみました…。

MNカーブではありませんから、中点位置における抵抗値が高くなり数dB音量が低下してしまいますが、音の面で良いのなら承服せざるを得ません。

しかし、それにしてもボリューム1個にこれだけの大枚を払ったのですから、もし音が悪かったら詐欺に近いものになってしまいますよね…。

試聴の結果、かなり良い線を行っていると判断できました。

さらに、さすがに最新の製品だけあって回転位置による前後2個(つまり左と右)の抵抗値差がほとんど無い(0.775V入力による出力電圧差測定でも±1dB前後)ため、もしかするとバランスボリュームを不要にできるかもしれません。

しかしながら、なにせA(C)カーブ(Log/Audio)でなければならない部分にBカーブ(Liner)を使ったため、ほんの少しボリュームを上げるだけて大音量になり、中点を過ぎる辺りから上昇が穏やかになって行く状態で、中点付近を常用する上で大変使いにくいものです。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39721282.html


そこで、シングルの同製品は市場にあるので、これを利用して1軸2連を製作することにしました。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39721282.html


解体するとこのようになります。

抵抗素子をトレードすれば完了するから楽勝かと思っていたのですが、何と1軸2連用はシングルと抵抗素子の中心部分の穴の直径が0.8mm違っていました。

軸の直径は同じなのですが、2つの抵抗素子を連結させるための部品を軸に被せて使う構造のため、その分直径が大きくなっていました…。

交換するためには抵抗素子の穴を広げねばならないのですが、まさかドリルで広げるわけにも行きませんし、手作業で少しずつ削っても部品にダメージを与えてしまう可能性が大きいので、軸に着ける部品を製作することにしました。

久し振りに使った旋盤作業に長時間かかってしまい、取り合えず完成はしたものの、稼動テストと測定、そして試聴は次週以降に持ち越しです。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39721282.html


マランツ7 ボリューム交換 2015/5/18(月) 午後 2:49

同期でオーディオマニアのM氏のマランツ7です。

M氏は、もう一台マランツ7を所有しており、それが奏でる音は各方面の著名オーディオマニアからも絶賛されています。

私も聴きに行ってますが、素晴らしい音が出ています。

どこの何をもってしても、それに打ち負かされること無く連戦連勝とのことですから、オリジナル以上の音なのかもしれません。

勿論、どのような部品が使われているか、しっかり拝見させてもらい、その後の7のメンテに大変参考になっています。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39735161.html

以前の修理で着けた音量用ボリュームは単に規格が同じだけで、あまりに大きく音に影響を及ぼしていたため、再度交換する事にしました。

私的には、最低でもオリジナルと同等、理想はそれ以上の音を出す事ですから、選定に当たって世界中の製品を検討しました。

国内海外を含めて実際に購入したものは6社10種類に及びます。
耐圧2Wの適合品はトランジスターIC機器全盛の今ではほとんど使われないものになっているため、探すだけでも長時間を要しました。
そして、最終的にクラロスタットのコンダクティブプラスチックにたどり着きました。

しかし、1軸2連500KΩBカーブはある(これですら既に受注生産品になっているようで100個以下の注文ができなくなってしまいました)のですがAカーブが市場に無いため、ワンオフで製作しました。

世界に一つのカスタムボリュームです(笑)。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39735161.html


当たり前の事ですが、Bカーブをテスト装着していた場合に比べて音量の増加率が極めて自然になりました。

オリジナルだと思われるクラロスタットを使っている私の7と同じ音量にすると、ボリュームの位置がやや下がる(12時に対して11時くらい)のですが、そこから先の増大率が急に高くならず穏やかになったため、むしろ使い易いのではないかと思っています。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39735161.html


測定器による稼動テスト(何せ自作品なので万一にも不具合を起こすと大問題になりますから、通電しながら100回以上回しました)をクリアした後、数時間に及ぶ試聴を行いました。

私の独断ではありますが、オリジナルのクラロスタットボリュームと比べて遜色を感じることは無く、むしろ透明感が増していると判断しました。

やはりコンダクティブプラスチックは優れものだと思います。


過去、プロの音響家として音楽コンサートに従事していた頃、イギリスのミキシングコンソール(ミキサー)メーカーの製品に、当時大変高価であったP&G社製のコンダクティブプラスチックフェーダーが採用され、その音を聴いて感動を受けたことがありました。数年後にその製品を購入して仕事で使うことが出来るようになりましたが、それまでの間に何とか現状を改善したい一心で、その時使っていたミキサーのフェーダーをカーボンからP&G社製のコンダクティブプラスチックに交換して良い結果を得ていたことを思い出しました。

今後さらに稼動テストと試聴を行った後にM氏の元に送り出して判断をあおぎたいと思います。
M氏から賛同が得られれば、私の7もこれに交換します。

また、次回は同じクラロスタットのコンダクティブプラスチックをバランス用にも着けてみようと思っています。

やはり同規格品は市場に出ていませんから、またワンオフで製作することになります。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39735161.html


マランツ7の修理 最終段階に 2015/5/25(月) 午後 4:06


同期でオーディオ仲間M氏から預かっているマランツ#7修復が最終段階に入りました。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39748808.html


まずは、経年劣化によりボロボロになっていたシャーシに貼り付けてある吸音用のスポンジシートの交換です。

使ったのは、グラスウールの代替品となる吸音材として市販されている最新の製品です。

そして、真空管と基板をサポートしているラバーマウントの交換です。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39748808.html


左が経年劣化で役に立たなくなっていたものです。外す過程で割れてしまったものもありました。

右側が新しく手配したもので、純正品ではありませんが新品未使用品です。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39748808.html


これらは、どちらも音の振動による悪影響を抑えるための必需品です。

特に微弱信号を扱うPHONO入力系は空間に出ている音に対して大きく反応します。

レコードプレーヤーのカートリッジがハウリングを起こすことと同じです。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39748808.html


現在修理中のもう一台の7も同じように交換を行いました。

先般音量用に装着した特製クラロスタットコンダクティブプラスチックボリュームのテストを兼ねて3台の7(内2台は音量バランス共にクラロスタットカーボンボリューム)で比較試聴を行いました。

どれも少しずつ音色が違いますが、これは個体差であると思います。

コンダクティブプラスチックは以前に着けて撃沈したものとは大きく違い、音的には全く問題は無いと思います。むしろ、オリジナルのカーボンよりも音の透明度が高くなり全体に締まる感じを受けました。

何度が行った激しい回転稼動テストも幸い問題は起こっていません。

何せメーカーによる製造品ではなくワンオフ自作品ですから、長い使用期間において突然駄目になってしまう可能性を100%否定することはできません…。

カーボンボリュームの音は一瞬暖かみを感じることがありますが、これは音像の輪郭がボケているせいではないかと私は思っています。

この結果を受けてバランスボリュームも同じタイプを製作して装着してみようと思っていますが、必要な部品の到着が早くて6月下旬くらいになるので、それまでお預けです。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39748808.html


マランツ#7のバランス用クラロスタットコンダクティブプラスチックボリューム完成 2015/7/21(火) 午後 5:14


マランツ#7のバランス用クラロスタットコンダクティブプラスチックボリュームが出来上がりました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855749.html


写真の左側2個がオリジナル互換のカーボン(左がバランス用、右が音量用)で、右側が製作したコンダクティブプラスチック(左が音量用、右がバランス用)です。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855749.html


解体した抵抗値の違う2連から抵抗素子を取り外して別の抵抗素子に付け替えます。
2個の抵抗素子を連結させるためのスリーブの口径が1mmほど大きいため、後側(Rch)の抵抗素子の内径を広げる作業が最も時間を要する面倒で根気の要る作業ですが、何度か作業を行っている内に比較的短時間に行える方法を見付けることができたため、今回は音量用1個とバランス用2個を2時間ほどで製作することができました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855749.html


早速1台の#7に取り付け、オリジナルのカーボンが着いているもう1台の#7と1対1の比較試聴をしました(2台共にメインテナンスに使用した部品類は全く同じです)。
私はコンダクティブプラスチックの勝ちだと思います。

音の透明度や広がりが違います。

音像がグッと前に出て来ます。

コンダクティブプラスチックに比べると、オリジナルカーボンの方はモヤがかかっているようにすら感じました。

月に一度程度我が家に訪れる知人のオーディオマニアのK氏も、今までで最も良い音が出ていると太鼓判を押してくれました。

今回コンダクティブプラスチックに交換した#7は、実は+B用のセレンが劣化しており、供給電圧が規定値よりも10%ほど低い(セレン出力304V)のですが、それでも勝ちでした。

セレンを新しいものに交換して規定電圧が得られるようになれば、さらに素晴らしい音になると思います。

今回の結果を受けて、元気なセレンが着いていて電圧も規定値(328V)になっている#7もコンダクティブプラスチックに交換します。

又、手付かずで延び延びになっているマッキントッシュC22用も早急に製作することにします。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855749.html

オーディオリサーチ EC-4 チャンネルディバイダー 2015/6/15(月) 午後 4:25


マルチ化をするための必須アイテムであるチャンネルディバイダーが到着しました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html

外観はそこそこ綺麗でしたが…。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html


中を見ると埃まみれの酷い状態です…。
前オーナーは過去一度もメインテナンスを行っていなかったのでしょうか…。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html


パイロットランプにはLEDが使われていたのです(製造年代を考えるとオリジナル状態ではないと思います)が、何と固定していない空中配線…。

まさかメーカーがこのようなことをするはずは無いと思いますから、何らかのメンテは行われていたのかもしれませんが、これはかなり酷いものです。

AC入力からダイオードを1本通して抵抗を着けただけなのはまだ良いとしても、それぞれの配線と部品は被覆を使うことなく継ぎ半田付されていました。

よくもまあ今までショートすること無く動いていたものです…。

ショップからの修理情報によれば、クロスオーバー周波数を設定するコンデンサーの不良が原因だったので交換したとのことでしたが、使われていたコンデンサーは全てスチロールで、オーディオ用としては到底許容できる水準のものではありませんでした…。
ビジネス面において必要最小限の修理以外は一切不要と言う要請が出ていたとしても、あまりにも悲しい修理です。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html


そして、INDIAと表示された不思議なECC83…。私は初めて見ました。

この状態で試聴するなど始めから結果は明らかです。

そもそも真空管を含め主要部品は全て交換するつもりでいましたし、ハイパス・ローパス共にクロスポイントを変更できるように改造するつもりでいましたから、大きな問題はありません。

試聴はパスして早速作業に着手しました。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html


まず最初はクリーニングからです(笑)。
シャーシの構造が簡素な上、PCB(グラスエポキシ製)を使っているので作業は比較的短時間で終わりました。

EC-4は3WAY仕様ですが、まずは、LOWとMIDを使う2WAY構成から始めることにしました。

回路図によると、マランツ#3(2WAY)には在る入力段のカソードフォロア回路が無く、入力された信号はLOW・MID・HIへ3パラレル(並列)で入り、LOW以外はそのままハイパス用コンデンサーに入り、その後に音量調整用ボリュームを通ってから増幅段に入ると言う構成であったため、当面は2パラレルに留めておこうと思ったのが理由です。

過去の実験においても、マランツ#7の出力を2台以上のパワーアンプ(真空管式)に同時接続(つまり3パラレル)すると音が激変しました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html

今回交換した部品は以下になります。

電源用ブロック電解コンデンサー(容量抜け)→スプラグ電解4個に交換

回路上の1μFフィルムコンデンサー(音が好みでない)→スプラグBBに交換(本当はアリゾナキャパシターズのAZを使いたかったのですが、0.33μF×3×6=18本となると、これだけで9万円以上もかかってしまうので今回は見送りましたが、お小遣いが貯まったら着手するつもりでいます…)

MIDレンジの音量調整用ボリューム(音に不安要素)→クラロスタットコンダクティブプラスチックに交換(LOW用は回し切りで使うので、取り合えずは交換せず)

入出力RCA(錆が出て接触不良発生)→金メッキ品に交換

また、クロスオーバー周波数変更用にセイデンロータリースイッチを2個追加設置しました。

切替は、

LOW:ローパス:スルー・ 500・1k・1.5kHz

MID:ハイパス 500・1k・1.5kHz、ローパス:スルー・7k・12.5kHz

にしました。

LOWとMIDのスルーは、ハイパス・ローパスしないフルレンジ用ですが、MIDのハイパススルーは万一誤って選択してスピーカーを破損してしまうのを防止するため設定はありません。

1kクロスはタンノイヨーク用で、1.5kと12.5kクロスは製作中のJBLスピーカーシステム用ですが、今回は2WAYなので7kと12.5kは設定しているだけで使わず、当面ツィーターはローカットコンデンサーとアッテネーターだけのネットワークを使い、MIDのローパスもしない予定です。

500と7kは友人のパラゴンを鳴らす際の設定ですので、我が家では使いません。

今後、3WAY仕様にしても2WAY仕様と変わらずに良い音が出てくれれば、改めて3WAYのシステムを構築することにしていますが、その前にもう一台アンプ(できればJBL SE400が欲しい…)を入手せねばなりませんので、しばらくお預けです…。

クロスオーバー周波数を決めるコンデンサーの値は39pF〜1800pFを使うのですが、10pF程度値が変わっても100Hzくらいずれてしまう場所もあるため、設定理論値を正確に出せるように複数の値を用意し、それらを組み合わせて実測した上で装着しました。

ちなみに、ハイパス・ローパス用コンデンサーは音が良いと評判のEROビンテージ品(ポリカーボネイト)を今回採用していますが、ロータリースイッチに6接点を使っているので、今後他社の同数値品を着けて音の比較をする予定です。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html


規定電圧が出ている(電源トランスは唸り音こそ出ていないものの見た目にもボロボロなので新しいシールドタイプに交換したいところですが…)ことを確認後、真空管をテレフンケンECC83に交換し、測定結果に問題が無いことを確認したら、まずは、LOWをスルー(ハイパスもローパスもしないフルレンジ)にしてマランツ7と8Bの間につないで試聴しました。

いくら機能や数値面で優秀であっても、接続するだけでシステム本来の音を悪化させてしまうようではマルチ化をする意味が大きく阻害されてしまいますから、これは重要なプロセスです。

40年ほど前、コンサートの音響に従事していた時にチャンネルディバイダーを換えただけで音質が大幅に改善されたことを思い出します。


試聴の結果、想像していたよりも遥かに良い音が出ました(笑)。

SN比を含めた特性も問題はありません。

真空管が違う上、既にあれこれ部品を交換していますから、この音がオリジナル状態と同じであるかどうかは分かりませんが…。

本機を介さない直結状態より良くなることは理論的にも考え難いですが、少なくても音質の大きな劣化を感じることは無く、なかなか味わいの深い音が出て取り合えず文句はありません(笑)。

これなら、マルチ化による恩恵に大いに寄与してもらえるのではないかと思います。

音質判断はできませんが、ハイパス、ローパスも機能していました。

しかし、機能していることが確認できただけですから、EROビンテージコンデンサーの音の判断は、マルチ化に対応する結線をしたスピーカーが出来上がるまでお預けです。

今後は、3WAY化に備えてMIDとHIのクロスオーバー設定用ロータリースイッチ2個とHIのレベル調整用ボリューム2個をフロントパネル上に設置する予定です。

EC-4は発売後(1974年5月回路図上の記載日)、1年余後(1975年11月)に、EC-4Aが発売されているのですが、変更箇所は電源回路だけで、+B電圧が380Vから460Vに上がっていました。

こちらについても新しい電源回路に変更して比較してみようと思っています。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39787710.html

オーディオリサーチ EC-4 チャンネルディバイダー修復その2 2015/7/21(火) 午後 6:00

そこそこ良い音が出ていると思っていたEC-4ですが、長い時間聴いていると少々不満が出てきました。

マルチ化はまだですが、平素、マランツ#7と8Bを直結したものと、EC4を間にいれてフルレンジモードにしたものを聴き比べているので、その差が良く判ります。

取り分けマランツ#7の良さである美しく艶やかな伸びのある透明感が足りません。

この差異がこれほどはっきり認知できたのは、マランツ#7のボリュームをコンダクティブプラスチックに交換して音質が向上した結果だと思います。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855823.html


クロスオーバー周波数設定用コンデンサー以外で回路上にあるコンデンサーは1μFだけですがモロに音に影響を受ける場所になりますから、やはりこれが影響を及ぼしていることは間違いありません。
最初のメンテでスプラグブラックビューティを着けていましたが、ようやくお小遣いが貯まったので、念願のアリゾナキャパシターズAZに交換しました。

本当は0.33μF×3と行きたかったのですが、装着スペースの問題もあったので、0.47μF×2にしました。

結果、断然良くなりました。

透明度が上がり、実に気品の高い美しい音です。

たとえNOS品であっても未使用品であっても経年劣化が進んで本来の性能を発揮することができていない可能性が高いものよりは、最新の製造品で満足できる音が出るものを使うべきではないかと思っています。

その部分において、やはりアリゾナキャパシターズは素晴らしい製品です。

これなら、マランツ#7の音を阻害すること無くマルチ化ができそうです。

早く新しいJBLのエンクロージャを完成してマルチ化を実現しなくては…。

https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855823.html


話は変わりますが、THE TUBEと言うレコードがあります。
これは、ドイツ シュトゥットゥガルトオーケストラの有志が集まって、マイクロホンからテープレコーダーに至るまで全ての機器に真空管式を使って録音したものです。

存在は以前か知っていましたが今まで手元には無かったので、新しい盤素材にプレスしたものを入手しました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855823.html


良いですね〜。他には無い独特の音の世界が広がります。
おや?

聴いている途中でLchとRchの音のバランスが急に崩れてきたように感じました。

そこで、試しにもう一台の#7につなぎ換えて聴いたところ問題はありません。

そして、今更ながらですが、こちらの方が音が良いのです。

そう言えば、こちらの#7はメンテを行った直後がレコードプレーヤーが無くなってしまった時期と重なっていたため、もっぱらCDを聴くのみで、新たに入手したプレーヤーをつないで聴くことは一度もありませんでした…。

早速おかしくなった#7のPHONO回路を点検してみたところ、今まで何故気が付かなかったのかと自己嫌悪に陥ってしまうことが発覚しました。


https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855823.html

それは、PHONO回路に入っているRIAAイコライザー用のコンデンサーです。

セレクタースイッチ上に装着されているのですが、上から目視できるLch用はスプラグブラックビューティの0.006μF(規定値は0.0056μF、実測値は0.0069μF)が着いているのですが、裏側に隠れて直ぐに目視できないRch用には、何と熱収縮チューブで包まれて何が使われているか直ぐに判らないスチロールコンデンサー(0.0058μF)が着いていました…。

メーカーが違うどころか種類も違います…。

そして、これが駄目になっていました…。


つなぎ換えて良い音が出た#7には、両チャンネル共にWEST CAPのオイルコンデンサー(0.0056μF)が着いていました(オリジナルはスプラグバンブルビーですが…)から、十分納得できる修復内容です。

ついでに調べたところ、容量抜けやリークは出ておらず、数値も0.0057μFと優秀でしたから、それほど昔に交換されたものではなさそうです。

何よりも、この#7を私の所に来る前にメンテをした方に敬意を表したいと思います。


しかしながら、今回、音がおかしくなってくれて良かったです。

これが無ければ、LchとRchの音が大きく違うのに気付かず手付かずになってしまっていたかもしれません。

スプラグブラックビューティの0.005μFが数個手元にあったので容量を測ったところ0.0057μFと0.0059μFのものがあったので、両ch共に交換しました。

レコードの音に極めて大きく影響を及ぼすコンデンサーなのに、品質も数値もいい加減な修復は酷過ぎです…。

このようなメインテナンスを当たり前のように行った業者から大枚払って買わされて、それが本来の音だと思われている方が可哀相です。

最もそれに今まで気が付かなかった私も十分駄目男ですが…(笑)。

交換後本腰を入れて試聴再開と行きたかったのですが、測定を行った段階で時間切れになってしまいました…。

試聴すると言っても、結局はWEST CAPとスプラグBBの音の違い対決になるとは思いますが…(笑)。
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/39855823.html


37. 中川隆[-6080] koaQ7Jey 2017年10月27日 18:38:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

クラロスタットボリュームのNOS品に交換したのは良いけれど・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年10月27日

自作の管球プリアンプは内部配線を当方作成の最高級品の配線に全て交換しています。その時はA&Bのボリュームを付けて完成しましたが、その後マランツ#7用の純正品であるクラロスタットの500KΩ2連のボリュームに交換しました。交換してさほどの音質効果もなく、不具合ばかりが不便さを感じます。

この頃の(1950〜60年代)のボリュームは、抵抗ペーストを馬蹄形に塗り、そこを摺動子が動いて抵抗値を替えて音量調整する様になっています。その為、使う時は「9時〜3時」方向で使う様に作られています。12時方向で使うのが一番良いと推奨されています。

しかし、私が使うのは7時(ボリューム0)から9時の方向までで、9時の方向からこのボリュームは立ち上がって来ます。音量のミスマッチングをしています。どのような不具合化と云うと、9時以下の方向だと「左右のバランス」が大きく変化する事です。その為、ボリュームの位置ごとにバランスつまみで左右の調整を取らないと「定位」が中心に来ません。

音質に良かれと思ってやったのですが、古いボリュームには付き物の不便さです。実際にマランツ#7を使われている方も音量調整時にバランスつまみを使って調整されています。また9時の方向から急激に音量が立ち上がって来ますので、初めてのCD等をかける時は音量を絞ってから臨まないとSPに強烈な信号を送る事になります。

プリアンプの中でボリュームを取り付けるスペースは意外と小さいので、同じような形のモノしか取り付けられません。プリアンプではいつもボリュームで悩みます。ボリュームのストックは抵抗値毎に結構なストックを持っていますが、500KΩは数が少ないです。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/3981528a543ab1ca27e2322a9de9096c


38. 中川隆[-5944] koaQ7Jey 2017年11月11日 18:03:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【 セブン再生工房へようこそ 】
2017.11.10 更新 Rev 5.69
http://morix-am.com/Marantz.html


★こちらの工房ではMarantz7オリジナルを始めMarantz8,8BオリジナルなどMarantzのビンテージアンプを中心にレストア(修復)を行っています。

★Marantz7は皆さん良くご存知のように1958年12月に登場し60年近くも経った今なおその美しい音色は人の心を虜にしています。
中でも10001〜17000番台の初期型は特に音質が良く現在でもプレミアが付き大変人気です。
その後21000番台までの後期型や復刻版も出され#7の人気は高まっています。
この初期型の音質を良くする要因はカップリングコンデンサーに使用されたSPRAGUE製のバンブルビーコンデンサーの影響が大きいと言えます。


★シリアルナンバー 10070番台グリーンハンマートーン塗装。 博物館行き超プレミアム級です。

アメリカから輸入され、すぐに入手しました。

3桁台以前などに、極めて稀に見掛ける明るいグリーンハンマートーンではなく、2桁台早期独特の渋い色合いです。
フロントパネルも画像の様にグリーン掛かった薄いゴールドです。

これ等の色は恐らく世界で数台、勿論日本でも極めて数少ない逸品です。

★こちらの主なオーディオシステムを紹介します。                                  (2017.6.1 更新)

★オールバンブルビー化レストア機の音の感じを記してみます。
               (売却済11000番台の記事から抜粋し編集 2017.6.8)

目をつむり静かなクラシックを聴いていると、切れの良い音の中からふわっとした臨場感が漂い、ずっしりとした重低音が心に響きます。
同じ音を他のトランジスターアンプで聴くと、何か音色がわからない音がスピーカの前で平面的にただ鳴っている、そんな感じです。
このあたりの差は音源の多い交響曲が最も顕著に感じられます。他のジャンルはガンガン鳴っていればどれも同じかもしれませんが。

クラッシックで重低音を意識できるのは意外でしょう。バスドラムとチューバやコントラバスがほぼ同じテンポで演奏される場合などはどれも聴き別けられます。普通はドゥワン,ドゥワンで一体で聴こえますがボンボンとドンドン、ブゥーンが別々の音で聴こえ、しかも床に反響する音が重なる響きまでも感じ取ることができます。

それにバイオリンなどの調べが、まるで春のそよ風のようにさわやかな雰囲気を漂わせ、しかも各楽器のパートの演奏それぞれが耳で追いかけられる程クリヤな音です。これ程はっきりしたダイナミックな音は他の真空管アンプからは感じられません。
恐らくMarantz#7オリジナルの特徴的な音です。この音こそが聴く者を魅了してやまない仕掛けなのです。
(SACDやDACからのデジタル音源です。昔のレコードはここまでクリヤな音ではありません)

そしてこれ等の音の素晴らしさは、どの高級アンプも右に出るものは無いでしょう。


いろいろ聴き比べた結果この仕掛けの張本人は純正クラロとバンブルビー、そして電源の低容量平滑コンデンサー回路(20uFx3)です。

この音の絶対条件は17000番台までの初期型で純正クラロスタットボリュームが付いて、特に主要カップリングがバンブルビー、電源のセレンやブロックコンデンサーが完全良品で構成されているものに限ります。

    ★★ これ等の条件が揃って当時の本当のMarantz#7オリジナルの音が甦ります。★★


サンライズ発電所音楽堂


10070番台グリーンハンマートーン塗装 model 7

厳かに、そして静かな佇まい。圧倒的な存在感です。

【7】 10900番台 秘蔵品


★私は以前Marantz#7オリジナルと出会う前は国産のLUXMAN SQ38FDと言う真空管アンプを自分で改良し、かなり良い音で聴いていました。その後、あこがれの#7オリジナルを手にし、音を聴いてあまりの汚さ?にびっくりしました。高額を出しているので納得が行かず、これが#7オリジナルのレストアの始まりです。

私は40年以上前の学生の頃に趣味で真空管アンプを自作していました。その後仕事では電子回路設計と機械設計の技術者として働き、オーディオの世界からは遠ざかっていましたが、近年私は一般には定年の歳となり久しぶりにゆっくりクラシックやJAZZを聴きながらオーディオの復活です。
昔の技術を思い出し回路図を手に入れ測定機も揃えました。どれも懐かしい物ばかりです。今は息子の会社の経営を手伝いながらレストアを趣味にしています。

現在私は62歳でまだまだバリバリです。
レストアは息子(28)も興味があるらしく自分で真空管アンプの音を研究しているようです。

★また以前行ったmodel 1のレストアを期にモノーラルレコードのイコライザーカーブに興味を持ち、現在このmodel1とmodel7を参考に究極の真空管イコライザーアンプを開発中です。興味のある方は上記「モノーラルレコードのイコライザーカーブとmodle1仕様イコライザーアンプ製作について」をご覧ください。


←たくさんのMarantz7オリジナルをレストア中です。(2017.10.2)

← 私の所有する倉庫の一角です。Myリスニングルームで音楽堂として使用しています。
スピーカはご覧の様にALTEC-A7ランシングの程度の良い初期型を置いてあります。

これでJAZZを聴くとシビレます。 また雄大な響きは意外にクラシックにも合います。 ALTEC-A7は昔からの憧れでした。

セクトラルホーンから矢のように突き抜ける中高音と,、割れんばかりの乾いた重低音。 正面に怒涛のごとく驀進してくる低音はフロントロードホーンならではの迫力です。
音響効果の優れたゆとりの空間があり、壁は防音壁なので週末にダイナミックな音を楽しんでいます。

ここ以外に自宅の自分の部屋と会社の私の部屋にJBLが置いてあります。自宅や会社では大きなスピーカは置けないので小型ブックシェルフです。

朝、出社前に静かにクラッシックを聴き、会社でもチョッと息抜きにクラシックやJAZZを聴いています。
レストアは私の会社で時間を見て行っています。


Marantz model 1 仕様イコライザーアンプ製作


(2017.10. 1)


★ 色々アンプの事を書いています。 クリックするとそのページに飛びます。

◎バンブルビーコンデンサーとコンデンサーによる音質の影響について。  (2017.6.4更新)

★それではこちらで保有しているオールバンブルビー化#7オリジナルを紹介します。    (2017.11.6更新)
こちらで完全レストア済のどれも貴重品なので高額ですが、ご希望の方にお譲りしていました。
今はとうとう秘蔵機2台になりました。

★当工房では、これまで修理のためにカップリングコンデンサーを、止む無く純正のバンブルビー(カラーコード)からブラックビューティー(160P)や他のコンデンサーに交換されたものを、良品の純正バンブルビーに全て戻してレストアしています。 バンブルビー以外のカップリングでも純正SPRAGUEのコンデンサーを揃えることが可能と云う意味では、恐らく国内で唯一の純正化ができるレストア工房です。

これまで国内で長年MarantzやMcIntoshをレストアをされてきたベテランの技術者の方々の中では、バンブルビー(カラーコード)の良品は存在しないというのが常識です。このため当然のように160P等でレストアされます。

当工房ではアメリカのテキサスやカリフォルニアなど乾燥した地方の中古品から取り出された物を取り寄せ、厳重な検査を経て良品のバンブルビーを使ってレストアしています。
しかし最近ではなかなか良品のバンブルビーは手に入りません。この為オールバンブルビー化ができるのも残りわずかとなっています。

★また、今日では極めて希少な電源回路のブロックコンデンサー(特にφ25や低圧用φ35)も多数確保できますので、完全な状態に修理可能です。
このコンデンサーは音の胆となり大変重要です。

他のレストアされる所では電源回路はなかなか修理できず不良とわかってもそのまま放置したり、品位が落ちてもコンデンサーを追加するなどの処置をされると思います。

★★電源回路を完全な状態に修復できるのは当工房だけです。 → こちらをご覧ください。

★★★ お任せください。私たちがお役に立ちます。★★★    レストアをご希望の方はこちらをご覧下さい。


貴重なシリアルナンバー3桁台です。
中も外も大変きれいな最高級ビンテージアンプです。

特に派手さは無く、殆ど純正部品で構成した自然な状態です。
音もレストア後、絶品中の超絶品と自負し聴きに来られる方も納得されます。

大変貴重なグリーンハンマートーン塗装のシリアルNo.2桁台。博物館行き超プレミアム級です。
アメリカから輸入され、すぐに入手しました。

外観は全体にきれいで2桁台としての致命傷も無く素晴らしいの一言です。

(2017.2.16)
レストアも完了し、殆ど良品の純正部品を使用することにより、いつものMarantz model 7オリジナルの音が蘇りました。

私が所有する倉庫のオーディオシステムです。プリアンプ以外はあまり拘りが無いので大した物は置いてありません。
下段が10070番台グリーンハンマートーン塗装、中段が900番台です。

最近のお気に入りのレコードはブルッフ(BRUCH)のバイオリン協奏曲第一番ト短調 作品26
第3楽章ではリズミックなジプシー的な色彩がブラームスと良く似ていながらとても躍動感を感じます。
このレコードはRIAAに統一される前の古いものです。

◎その他のアンプについて。 (2017. 2.23 更新)

◎各種レストア依頼機 ← これまでレストア修理したアンプを掲載しています。 (2017.11.7 更新)

◎売却済み「Marantz7オリジナル」レストア機 ← こちらで保有していた完全レストア済アンプです。(2017.11.10 更新)


天井は高く床はコンクリート。音響特性に優れたゆとりの空間で、まるでコンサートホールの響き。
太陽光パネルをサイドバッフル板として流用。 心が踊るような趣です。

ALTEC-A7 Lansing


探していた416Aが手に入りました。グリーンのアルニコです。(2017.3.19)


上記のモノーラルレコードのイコライザーカーブと「model 1」仕様イコライザーアンプ製作について にも記載していますが、この製品用プロトタイプができましたので紹介しています。
外観や中身ではmodel1やmodel7の特徴を取り入れて構成しています。

音はまさにオールバンブルビー model 1です。


近く、一般市販機として興味のある方に販売します。

お問い合わせ等がございましたら下記までお送り下さい。 お電話でも構いません。
通常はメールでのやり取りですが、メールを好まない方はFAXやお手紙でも連絡できます。

また、田舎ですがたくさんの方々が試聴に来て頂いています。
ヤフオクに出品の物やこちらにあるオールバンブルビーの音、秘蔵品などぜひ聴いてみて下さい。
お互いのオーディオ談義に花を咲かせるのも楽しいかと思います。

ご連絡をお待ちしています。

セブン再生工房
〒929-0425 石川県河北郡津幡町
担当: 森川

Mail : mke_am1114@yahoo.co.jp
携帯メール: mke-am1114-jlm@ezweb.ne.jp

TEL: 080-5854-5749


【12】 10070番台 秘蔵品

2,000,000

(6,000,000〜 応談)

◎クラロスタットボリュームとセレンやブロックコンデンサーのESR(等価直列抵抗)のお話。 (2017.10. 20更新)

◎パワーアンプ「#8,#8B」のコンデンサーについて。

◎モノーラルレコードのイコライザーカーブと「model1」仕様イコライザーアンプ製作について。 (2017. 9. 29更新)

オシロや発信機など測定器を使って周波数特性や歪率特性を検査しています。また、独自のコンデンサー専用検査装置を製作し、コンデンサー単体での歪や放電時間の測定を行っています。

最近では電源コンデンサーの音への影響に興味がありいろいろ調べています。

グラフは(上)周波数特性と(下)RIAA特性とを専用ソフトでグラフ化したものです。
普通Marantz7はなかなかこのようにきれいなグラフにはなりません。

13000番台のMarantz7オリジナル(売却済)を検査しています。

オシロには高周波ノイズが出ています。Telefunken有からです。

一般にコンデンサーのリークは漏れ電圧で調べますが、このように高周波ノイズがあるとリークかどうかわかりません。
http://morix-am.com/Marantz.html


39. 中川隆[-5943] koaQ7Jey 2017年11月11日 18:09:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

マランツ7 コレクターズハウス,専門店,超美品 販売,
https://www.marantz7.com/


いまやオーディオの至宝として取り上げられいる機器の中でも王者はマランツ7のオリジナルに違いないと思います。

現代最高峰のプリアンプでも及ばない安定性の高さ、汎用性の高さは目を見張るものがあります。

このマランツ7オリジナルも製作されて50年の月日が経ち部品の劣化が始まっておりオリジナルと言えど初期性能が発揮されていないマランツ7ばかりとなってまいりました。

当社は、この芸術的とも言える音の良さを後世に伝えるべくオリジナルの部品を世界的な見地に立ち収集することから始まりました。

当社に無い部品は世界を探しても無いくらいの自負を持っております。 私たちは世界中から集めたマランツ7の超美品を皆様にご提供することを願っております。

マランツ7の他にもレアなビンテージの逸品 を取り扱っております。ご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。


Collector's House
Kent corporation Ltd.

3102 5-36-7 Siba Minato-ku Tokyo 108-0014 Japan

Tel: 090-7000-6466
Fax: 03-6453-7692

mail: lp700r@gmail.com

President Toshihide Tanaka

Audio Room

Speaker Original Nautilus

Pre Amp Marantz#7 serial 10091(Telefunken ECC803S使用)

Mark levinson No.32

Power Amp Marantz#8 modify ×4 (Telefunken 802S+806S+EL34 使用)

CD Linn CD12 Linn DS/2

Cables Jorma prime NBS black
https://www.marantz7.com/product-1


40. 中川隆[-13429] koaQ7Jey 2018年7月10日 09:16:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16423]

ケーブルのお薦め品


アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) BELDEN 8412 
アメリカ録音の再生用 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/878.html

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) VITAL VAM-265
デッカ、EMI等のイギリス録音の再生用   
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/879.html

アナログ ラインケーブル(インターコネクトケーブル) neumann ケーブル
ドイツ・グラモフォン等のヨーロッパ録音の再生用
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/880.html

スピーカケーブル BELDEN 8460 (撚線, 18GA, 0.823mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/885.html

スピーカケーブル BELDEN 8470 (撚線, 16GA, 1.309mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/886.html

スピーカケーブル BELDEN 8473 (撚線, 14GA, 2.081mm2) 
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/887.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 18GA (撚線、 0.823mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/882.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 16GA (撚線, 1.309 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/883.html

スピーカケーブル ウェスタンエレクトリック WE 14GA (撚線, 2.081 mm2)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/884.html

スピーカー・パワーアンプ切り替えにはノイトリック社 スピコンを使おう
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/888.html

音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html


41. 中川隆[-13778] koaQ7Jey 2018年8月15日 12:13:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17878] 報告


audのブログ - Yahoo!ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015

GRFさんご来訪 - audのブログ - Yahoo!ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/41331684.html

待望のcatbossさんのお宅に GRFのある部屋 2018年 08月 12日
https://tannoy.exblog.jp/29984629/


私の周りには、大勢のMarantz7の愛用者がいます。そして皆さん複数台の7を持っていて、それが皆ベストコンディションなのです。たとえば、横浜のMさんです。Mさんは、都合三台の7を使い分けています。SNも60年代の機械とは到底思えない程、整備されベストコンディションを保っています。音も濃密で、なお空気感もでて、音色も良く、何よりも音楽が楽しく聞こえます。

マランツセブンはベストコンディションで鳴らすのがあれほど難しいアンプなのに、みな雑音一つせず、素晴らしいS/N比で鳴っているのです。その7の修理、再生を行っているのが、Mさんのご友人のcatbossさんです。徹底した部品の吟味、シャーシーまで直す熟練の技法、その評判は広がりチューバホーンさんやロンドンのノビーさんも230v仕様に換装された7を、いつの間にか愛用されています。

マランツセブンは、1963年の登場以来、疑いもなく最高のプリアンプの一つです。音ばかりではありません。その卓越した工業デザインは、その後のプリアンプの歴史を完全に変え、いまだにその影響を残しています。プリアンプのパネルが金色になったのも、左右対称で、中央に切り替えスイッチが並ぶ手法も、数多くのプリアンプに強い影響を与えました。日本のラックスやアキュフェーズなどのデザインを見れば解りますね。

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私も、Quad405-2が壊れたときに、catbossさんに直していただきました。その後、手持ちの405-2も整備していただきました。同時期に、405が複数台来られていたようですが、その中でも、405-2の音が良かったと聞きました。旧い時代の405と405-2とでは回路も部品も違ってたそうです。


QUAD 405 パワーアンプ集結中 - audのブログ - Yahoo!ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/audiomania2015/41130570.html


でも、catbossさんご自身は、倉庫のタンノイを使って音のチェックはされるのですが、JBL党ですからQUAD系はメインでは聞きません。そのJBLを鳴らす部屋をようやく確保されたとのことで、お寄りする日を楽しみにしていました。今までは、倉庫兼作業場で鳴らされていたので、人が来ても座るところがなかったそうです。親友のMさんも行ったことがなかったそうです(爆)。それが、奥様との長い交渉の上でようやく専用部屋を確保して、今までの思いを次々と実現されています。私がその公開後初めてのお客さんだそうです。嬉しいですね。


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中央道長坂インターで降りて、清里に向かう141号線を越えて、谷一つ隔てた桃源郷にcatbossさんのお宅はありました。周りは、林檎や葡萄、桃に梨と様々な果樹園に囲まれた静かな理想郷です。

早速、新装なった部屋を拝見させていただきました。ごらんの通りオールJBLです。下から、LE-15のウーファー、音楽帯域の一番重要な中低音はLE-14、その上に375ドライバーに2385Aというホーンが吟味の上つけられています。最高域は、2405ホーンです。一番上のデュフューザーは今は使っていません。

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これらのSPはマルチアンプで駆動されています。クレルのKSA-100MKIIとゴトー、そしてJBLのSA660とSE400です。筐体の大きく重量のあるクレルは一番下に置いてあります。その上にはゴトーのパワーアンプが、その上にJBLのパワーアンプが二台、落下防止のバンドを着けられておかれていました。この順番にならされているのかと思ったのですが、上の二つのJBLがウーファーとミッドを、下の大きなパワーアンプが、375と2405を鳴らしているのです。

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アンプの大きさではなく音の密度や相性から、JBLのアンプ類は、LE15とLE14をンらされているのですね。そして、375ドライバーは、クレルのKSA-100です。

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それらのパワーアンプの横には、小さな温度計が設置されています。これらのヴィンテージのアンプに使用しているトランジスタは、45度以上の温度になると、特性が甘くなるそうです。そして感心させられるのが、各棚や機器の転倒防止、移動防止のチェーン類が設置されていることです。これらの細かな配慮や気配りは、機器を大事にして、ご自分でメンテナンスされているcatbossさんならではですね。


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パワーアンプは、徹底した部品選びと、シャーシーから抜本的に見直したマランツ7がコントロールしています。4チャンネルのデバイダーは、これも徹底してチューンアップされたプロ用のBSS FDS360を4ウェイ仕様の二台で使っています。そのボリュームをよく見ると、ウーファーのコーン型のSPと高域のホーン型との能率の差を合わせるための工夫がされています。


そして送り出しは、私と同じEMMのトランスポーターとヴァージョンアップされたDAC2XV2です。その上に予備用のプレーヤーを乗せているので、DACの上部の空間がなく、放熱板が入っていました。私は、DACとアンプの上は、空間を確保するように石田さんから教わったので、その旨をお伝えしました。


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レコードプレーヤーは、新調されたTransroterのZET-1 M2です。ぴかぴかですね!付属のアームは、SMEのM2-9、そしてカートリッジは家と同じBENZ MICROのLP-Sです。家以外で始めてLP-Sを使われている家です。こちらも嬉しいですね。


すなわち、入力のレコードとCDプレーヤーは、家とまったく同じなのです。プリアンプ以降が全く違います。家はDDDを使った2ウェイで、プリアンプは、アナログ、デジタル系とも、MolaMolaを使用しています。パワーアンプはDDDとウーファーの能率を合わせて真空管アンプ一組だけで駆動しています。


一方、catbossさんは、マランツのプリアンプ以降は、4wayのチャンネルデバイダー、そして4台のマルチアンプ、オールJBLの4ウェイSPなのです。


CDから、女性ヴォーカルを早速聞かせていただきました。


いや〜、見事の音です!過不足無く、しっかりと中低音が自信を持って鳴っています。最低域も問題なく、何よりも375ドライバーの音が色気があります。ヴォーカルの声は、375のホーンとLE-14の間から聞こえますし、基本はLE14と375を中心とした2ウェイです。その安定した響きは、普通のCDからは決して出ることのない、過不足無いスタジオで聞くモニターを彷彿させます。今更のようにEMMのSDプレーヤーと新しくヴァージョンアップされたDACの素晴らしさを聞かせてくれます。


まさに次元の違う音ですね。


余計なお世話ですが、国産の高いCDプレーヤーを購入されている人たちに、この音を聴かせて上げたいのです。でも店頭では、ほとんど聞くチャンスがありません。オーディオショーでは音の真価は聞けませんが、横浜のMさんも、catbossさんも、H先生も、家で聴かれた方々は、すぐに購入されています。


Mさんも、先日ヴァージョンアップされてその音の違いにビックリされているところです。catbossさんは、二年前のGerman友の会で聞かれて、すぐにヴァージョンアップされていました。私は、同時期に同じHenryさんお薦めで、MolaMolaに行っていましたから、ヴァージョンアップは今年になってからです。


でも、その音の違いに驚いて、今回和室の方には、同じアップグレードしたボードを使用している、兄弟分のMeitnerを導入したのです。その音は、足をEMMと同じ仕様の三本足にして、ますます差が縮まってきました。それでも、筐体自身の違いによる静けさは、やはり追いつきませんね。


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JBLをマルチアンプで鳴らす素晴らしさは、Mさんのパラゴン、夜香さんのOlympus +375 537 500のように、オリジナルとはまったく別次元の音になります。ネットワークに起因している、独特の音(歪み)が無くなり、静けさも、ダイナミクスさも、何よりも明るさと音楽の楽しさが変わります。


聞いていくと、部屋の構造、ラックの配置から、シンメトリーに配置されている音に、ほんの少しのズレを感じましたので、もし変更する場合、その方向と何ミリかをお話しさせていただきました。ただ、聞く位置を前にするとその差は無くなりますから、ホーン型の範囲内ではぴったり合っていることになります。


急ぐ心を抑えて、アナログレーヤーの音も聞かせていただきました。


こちらは、もっと凄い音です。Benz MicroのLP-Sとはこういう音だと、明らかにしてくれます。レコードとCDのS/N比の差はありますが、帯域、奥行き、ダイナミックレンジ、何よりもその色っぽい音は、アナログレコード特有のものです。聞かせていただいたときは、幾分、針圧が重く感じたので、調整して2.0g〜2.05gにあわせていただきました。


SMEのM2-9のアームは新しいアームです。針圧調整は、スタティック型なので、針圧計を使って検証しなければなりません。それでも、針圧をあわせて聞くと、今までのヘビーな音がなくなり、声も違って聞こえます。針圧調整の重要さと、敏感に反応するカートリッジの素晴らしさを実感しました。出来れば、ダイナミック型の針圧付加のアームに変えると、楽に調整できるのですが。同じSMEのシリーズ5がベストだと思います。


レコードにして驚いたのは、さきほど少しだけ感じていたSPの焦点が、ぴったり合っていることです。聞けばSPの調整はアナログレコードで行ったとのこと!こちらは言うことないほど、ぴったりと合っています。そうなると、問題はCDプレーヤーの置き方に問題があるのかもしれません。本来は、CDプレーヤーの周りやDACの上は空間の方が音の響きが自然だからです。


今回の訪問は、久しぶりに驚き、感動出来る装置でした。横浜のMさんや夜香さんのJBL、それも375ドライバーを中心にしたプロ用JBL機器の素晴らしさに驚いてきましたが、今回の音は、入力系が一段と磨きが掛かっていますので、素晴らしい音になっています。4チャンネルの調整と、機器の整備はさすがにプロの腕の確かさを証明しています。デジタルイコライザーに頼らない、アナログでの調整に、catbossさんの耳の確かさを感じました。

仕事で東京に帰らなくては行けないので、連休での高速道路の渋滞を恐れて、二時間弱の滞在で、今回は失礼させていただきましたが、良い音と、catbossさんのスキル、耳の良さ、何よりも積極的に行動するエネルギーに圧倒されました。連休中は、横浜のMさんや同期の仲間も始めて訪れるそうです。音はまったく問題はありません。皆さんもきっと驚かれるでしょう。アンプの修理やチューンアップの依頼も押し寄せるのではないでしょうか。


f0108399_10241034.jpg


幸いにも、それほどの渋滞に巻き込まれず、しかし、相変わらずの酷暑の中を戻ってきて見ると、catbossさんのつぶやきが乗っており、その写真を見て驚きました!


EMMの上のレコードプレーヤーが撤去されて、枠がなくなり、Marantz 7の配置も変わって空間が確保されています。すぐやる実行力には感心しました。アドヴァイスの効果を確かめた上で、実行していただくのは、アドヴァイスのし甲斐がありますね。オーディオは、経験ですから、すぐに実行することが一番の近道です。残された時間が少なくなってきた昨今だからこそ、検証と実行が大事ですね。


ベテランのひとが、とどまることをせずに、どんどんとスキルアップされていくのは、気持ちが良いし、見ていてネジが巻かれます。相互訪問してお互いが切磋琢磨する姿が理想的ですね。その意味で、今回のcatbossさん邸訪問は、久しぶりの感動を与えてくれました。
https://tannoy.exblog.jp/29984629/

42. 中川隆[-13639] koaQ7Jey 2018年9月15日 11:29:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18550] 報告

アンプの電源素子とサウンドについて - Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/eb4c4e56535eba5ebe1405e90796f144


「マランツ#7c+#8B・#9」、「マッキントッシュC22+MC275」。

オーディオマニアならこの二つの名前を聴いた事が有るだろう。
1960年代の「管球式プリアンプ+パワーアンプ」の超有名な名器でです。
今となっては「オリジナル状態」のモノを手に入れるのは難しいアンプです。

この2種のプリアンプは電源素子が「セレン整流」の機器です。セレン素子特有のサウンドと質感を持っていました。

アンプの電源の整流素子として、

1)セレン整流
2)真空管整流(整流管)
3)ダイオード整流

の3つの方法が有ります。

それぞれにサウンドと質感、ノイズについて特徴が有ります。どれが良いかはオーナー次第ですが、時代の流れと共に 1)から2)へ、2)から3)へと移って来ています。現在はダイオード整流がメインとなって来ています。

個人的には「セレン整流」に非常に興味が有ります。柔らかいサウンドで「サワサワ感」のする質感は絶品です。当時の「ケーブル技術」が低くて「ノイズが多い」サウンドになっていたのが残念。今でもこの時代の機器は最高の質感が有ると思う。

「整流管整流」の真空アンプに手を入れて、現在数セット使用しているが、当時の「ケーブル技術」では「ノイズ」が多すぎて残念ながらそのままでは使えない。自分で「内部配線」を特殊なケーブルでやり替えて使用している。この「ケーブル技術」を使うと、最新のアンプに引けを取らないSN比の良さを確保した状態で「真空管アンプ」が使える。実際に現在の「オリンパスシステム」の中・高域用管球アンプで実践している。来訪された方がこの管球アンプの「ノイズの無さ」(SN比の良さ)にまずびっくりされる。レビンソンNo431Lに引けを取らない。コンプレッションドライバーの#375+HL88からノイズが全く聴こえない。「真空管整流」はキレが有るのに暖かいサウンドがする。

現在主流の「ダイオード整流」は「ノイズが無い」サウンドが出来る。ケーブル技術の向上が寄与している事を忘れてはならない。サウンド的にはキレ・ノビ・ヌケが良くて非常に良いアンプに仕上がるが、音の厚みの面で「やや薄目」になってしまう点が工夫の為所となる。

個人的には「セレン整流」を「最新ケーブル技術」でやったなら、「ノイズレス」のサウンドに出来ないか?と云う点である。実際にやって確かめたかった点です。これで「ノイズレス」に出来たらもの凄いハイエンドのサウンドになっていたと思う。

43. 中川隆[-13635] koaQ7Jey 2018年11月15日 16:30:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20764] 報告

SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) Marantz 7 の模倣品 SV-Pre1616Dキット
https://www.kit-ya.jp/products/detail/1002


\ 59,000 +税
送料無料


2015年12月にスタートした1616(イロイロ)シリーズは真空管アンプ市場に再び「キットブーム」をもたらした記念碑的製品として、国内のみならず海外でも高い評価を頂いています。

その1616にお客様からご要望の高かったプリアンプが新登場。しかし単なるプリのキットと思うと大間違い。数々の私どもの経験と智慧が込められています。

まず特筆すべきは恐らく世界初となるプリアンプでの異種真空管差替え機能でしょう。パワーアンプでは既に一般化していますが、プリアンプで増幅度(μ)の異なる真空管の差し替えを標榜している製品は恐らくPre1616Dが世界初ではないかかと思います。もちろん全ての組合せにおいて音質が異なるだけでなく諸特性もギャランティされています。

@12AX7-12AX7-12AX7(シャープでハイコントラスト)
※標準組み合わせ(SV-722マランツタイプと同回路)

A12AX7-12AX7-12AU7(中低域の骨格感と実体感)
※SV-722マッキンタイプの音のイメージを再現

B12AU7-12AU7-12AU7(円やかで響き豊か)
※SV-310系の豊かな倍音感が特徴

生産地:日本
配線方式:プリント基板(電源部),手配線(信号系)
トランス:特注品
整流方式:ダイオードモジュール(整流管5AR4オプション)

真空管:別売
@12AX7(3本)
A12AX7(2本)+12AU7(1本)
B12AU7(3本)

入力:4系統[入力4はUSB入力(オプション)に変更可]
入力ヴォリューム:あり
L/Rバランス:あり
出力:2系統(録音出力なし)
周波数特性:15Hz〜70kHz(-3dB)

ゲイン:15dB
ボンネット:なし
サイズ:250W,225D,135H(mm) ※突起部含む
重量:3.6kg
https://www.kit-ya.jp/products/detail/1002


▲△▽▼


mayu-chan
オマージュという言葉のもとに名機の模倣品・コピー商品を企画販売している SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) 大橋慎 2018年11月11日


Marantz 7 の模倣品 Pre1616D
McIntosh のパワーアンプ MC275 の模倣品 SV275、
BBCモニター LS3/5a の模倣品の KIT LS3/5a、
Western Electricの通称パンケーキと呼ばれるスピーカー WE755aのコピー商品 LM 755A

を企画販売(自前の工場を持っていないので企画製造販売とは書かない)している大橋氏の著作である。

大橋氏の販売している商品は基本的に中国または国内小メーカーの製品の寄せ集めであるため、統一した思想が無い。

意匠についても商品それぞれバラバラである。

大橋氏の説明には多くの疑問点があり一々挙げるときりがないがいくつか指摘しておく


・ゲインの問題

特に問題があると感じるのは商品群に統一した思想がないため、大橋氏の販売するプリアンプとパワーアンプの組み合わせはゲインが過剰であることだ。

大橋氏の言に従えば、パワーアンプの Volume は最大にしてプリアンプで音量調整をすることになるが、前述のとおり全体のゲインが過剰なため、プリアンプの Volumeをほんの僅か開いたところでしか使えない。少し上げると爆音になってしまう。

更には Volume のギャングエラーの多い部分で使用する羽目になる。

当然のことながら、大橋氏の言とは逆にパワーアンプの Volume を積極的に使用して、プリアンプ部の入力信号はクリップしない程度までできるだけ大きくとるほうが再生系全体のアンプの残留雑音の影響を小さくすることができるしギャングエラーの影響も避けることができる。現在のプロ用の機器でパワーアンプの入力 Volumeが無い機材は無いといっても良い。

レコード(Phono)の極めて小さな信号を増幅するため名機 Marantz7 は 12AX7 の 3段増幅をしていたが、大橋氏の企画販売しているプリアンプ Pre1616D は CD のようなレコードに比べて極めて大きな入力信号を扱うのに Marantz7 の回路で3段増幅させており(ちなみに Marantz7 は Tapeや Auxのような大信号の入力では3段目のみで増幅している)、結果として入力 Volume を少し開けると爆音となる。

ゲインを抑えるということはNFBの処理に大きく関係するが、発振問題もありそれには知識と経験と実験が必要である。それが欠如しているためゲインがうまく設定できていないのではないかとも想像する。
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E6%85%8E%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E7%AB%8B%E6%9D%B1%E8%88%8E/dp/4845633043

44. 中川隆[-13634] koaQ7Jey 2018年11月15日 16:33:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20764] 報告

真空管アンプについての よく有る誤解 _ SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) 大橋慎の真空管・オーディオ本当のはなし 単行本
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/923.html
45. 中川隆[-13717] koaQ7Jey 2018年12月05日 16:53:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-21703] 報告
サウンドマネージャー尾形が語る「マランツ のサウンドフィロソフィー」 2018年11月1日
https://www.marantz.jp/jp/AboutUs/Pages/monthly_Marantz/2018_Oct.aspx

GPD エンジニアリング マランツ サウンドマネージャー
尾形好宣


「マランツ公式ブログ」がこのたび創刊となりました。
その記念すべき第1号に登場するのが、
マランツのサウンドマネージャーである尾形好宣。
あらゆるマランツ製品の音に責任を持ち、彼がゴーサインを出さない限り、
マランツ製品は世の中に出ることはない。
それがマランツのサウンドマネージャー。
その尾形が考えるマランツのサウンドフィロソフィーとは何か、
そして今後のマランツはどんな音を目指すのか、について語ります。

すべては「オーディオ・コンソレット」からはじまった

●最初にマランツについて簡単にご説明いただけますか。

尾形:マランツは1953年にアメリカで生まれたブランドで、ブランド名は創業者であるソウル・B・マランツの名前に由来しています。彼はもともとオーディオや音楽が好きで、クラッシックギターやチェロを演奏する音楽愛好家でもありました。熱烈なレコード音楽ファンであった彼が当時世の中に存在するオーディオに満足できず、オーディオを自作したのがマランツの始まりでした。

●創業者のマランツ氏は、なぜ市販のオーディオに満足できなかったのでしょうか。

尾形:当時はLPレコードが出始めた頃でした。その頃は録音特性が各社まちまちであり、フォノイコライザーにも今のような統一規格がありませんでした。ですから市販のオーディオ機器ではそれぞれのレコード盤に記録された音を正確に再生することは困難でした。

●マランツ氏が自作したのは、どんなオーディオ機器だったのですか。

尾形:1台でそれぞれのレコードに応じて最適なフォノイコライザーを切り換えられる機能をもったプリアンプを制作しました。そのプリアンプを作り上げるためには4年もの歳月がかったそうです。できあがったプリアンプは「オーディオ・コンソレット」と名付けられました。


↑マランツ試聴室に設置されているマランツの最初期の製品「オーディオ・コンソレット」。「record equalizer」のツマミでフォノイコライザーのタイプを選ぶことができる。

●このオーディオ・コンソレットが、マランツの出発点ということでしょうか。

尾形:その通りです。当初はそのオーディオ・コンソレットを自分のオーディオシステムとして使っていたのですが、彼の周囲の音楽ファンの間で大変な評判となったため、注文を受けて生産を始めました。それがオーディオメーカーとしてのマランツの始まりです。設立以降マランツは、ステレオアンプModel 7、モノラルパワーアンプModel 9といった歴史的な銘機をはじめとする革新的な製品を世に送り出していきます。

マランツのサウンドフィロソフィーとは


●オーディオメーカーにはそれぞれ独自のサウンドがあると思いますが、「マランツの音」とは、どんな音なのでしょうか。

尾形:まず、私たちが目指しているのはマランツの「音」ではないんです。レコードやCDなどのメディアに入っている音をそのまま再生することを目指しています。CDにしても、ハイレゾ音源にしても、今の音源にはたくさんの情報が入っています。それらをすべて、ありのままに再現する。つまり音楽を作った人たちが「こういうふうに音楽を表現したい」と思って入れた音を、あますところなく音楽として再生する。それがマランツの考え方です。スピーカーの前で目を閉じて音楽を聴いた時、いかにも「スピーカーから音が出ている」のではなく、まるで目の前で楽器が演奏されているように聴こえる、あるいは、音楽制作者が意図した通りのイメージで音楽を再生する、それが私たちの目指すところです。

●いわゆる「マランツの音」というものは存在しないということでしょうか。

尾形:いわゆる”マランツの”音というものはありませんが、マランツの目指す音はあります。それを表現しているのがサウンドフィロソフィーです。1950年代の設立当初は“Realistic Reproduction of Music Is Our Premises”というものでした。つまり、「音楽をリアルに再生することが、我々のするべきこと」といった意味でしょうか。これは創業者のマランツ氏の言葉です。現在は“In Pursuit of Purity”がサウンドフィロソフィーとなっています。これは「純粋さの追求」という意味であり、言い方こそ変化しましたが、本質的には、何も加えず、何も引かず、記録された音楽をそのままリアルに、純粋に再現する。それがマランツのフィロソフィーです。そして、マランツにはいろんな価格帯の製品がありますが、すべての製品が一貫してこの「純粋さの追求」というフィロソフィーの下で作られています。

●つまり「純粋さの追求」は、言い換えると「原音再生」ということでしょうか。

「原音再生」という言葉は多くのメーカーがコンセプトとして掲げています。その「原音再生」が目指す山の頂点だとすると、そこに到達するための道、つまり手法はさまざまで、メーカーによって異なります。たとえば16bit/44.1kHzで記録されているCDをアップサンプリングなどの手法でアナログ波形に近づける技術があります。またCDの音にある種のプロセッシングを施してアナログレコードに近づけるといった技術や、スタジオで録音された音楽にクラシックの大ホールで聴いているような残響を付加できるモードをもった機器もあります。これらは音楽の楽しみ方としては面白いと思います。

しかし私たちは基本的にそうした方向には向かいません。録音されたデータに対して「何も足さない、何も引かない」というポリシーで、あくまで記録された音に手を加えることなく、余すところなく音楽として再生する、それがマランツの一貫したスタイルなのです。

●「録音された音を忠実に再生する」という信念は、マランツの創業の契機となった、プリアンプを自作した話にも通じますね。

尾形:そのとおりです。ですからマランツの一号機であるオーディオ・コンソレットは、常に私たちのルーツなのです。創業者のマランツ氏がやろうとしていたのは、レコードの音溝に刻まれた音を、そのまま、正確に再生したい、ということでした。そのために彼はプリアンプを自作したわけです。そのスピリットがマランツのルーツであり、今でも守り続けている本質でもあります。

マランツはどこから来て、どこへ行くのか


●尾形さんは先代の澤田龍一さん(現・D&Mホールディングス シニアサウンドマネージャー)からマランツのサウンドマネージャーを引き継いで3年目となりますが、尾形さんとして変えていこうと思っている点はありますか。

尾形:先ほども申し上げましたが、マランツが掲げている「純粋さの追求」というサウンドフィロソフィーは変わりませんので、サウンドマネージャーが交代したからといって、マランツの音を変えましょう、という気持ちはありません。ただ、マランツの製品から出てくる音は現実的には年々変わってきています。これはパーツや素材の品質向上、そして技術やノウハウの蓄積によるものです。また私たちが輸入代理店業務を行っているB&Wのスピーカーをはじめとして、再生系の機器もどんどん向上していますので、オーディオが出せる音の精度も上がっています。さらに言えば音源も以前のLPからCDへと変わり、さらにSACD、ハイレゾ音源と進化してメディアが記録できる情報量も飛躍的に上がっています。音源の情報が増えれば、当然再生される音も変わってきますので、そういったオーディオの状況の変化を見つめながら、それらに対応して進化していくことは大切だと思っています。

●「純粋さの追求」というフィロソフィーは不変だが、メディアの変化や技術的な革新に対応して、常に音の精度は高めていく、ということでしょうか。

尾形:そうですね。常に時代をキャッチアップして、音源に記録されている音を純粋に再生することを目指し続ける、ということでしょうか。ですから最新のモデルが一番良い音がすると評価していただけること、それがマランツの進化の証しだと思っています。

サウンドマネージャー尾形が語る「 マランツ のサウンドフィロソフィー」はいかがでしたでしょうか。多くのオーディオメーカーが『原音再生』を謳っていますが、派手なギミックには見向きもせず、メディアに記録された音に対し、何も足さず、何も引かず、そのまま再現する、というフィロソフィーは、まさに創業以来の「マランツのDNA」と言えるでしょう。
https://www.marantz.jp/jp/AboutUs/Pages/monthly_Marantz/2018_Oct.aspx


46. 中川隆[-13005] koaQ7Jey 2019年1月14日 11:23:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告

凄いぞ!自作マランツ7型プリアンプ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年01月14日


話が分かりやすいように、丁度1か月前の昨年(2018年)の12月12日に投稿した記事(一部)から入らせてもらおう。

(Nさん宅の)オーディオルームに入るなり「いつもお世話になってま〜す。あれっ、いったい何やってんすか?」

Nさんが机の前で沈思黙考されている。

  

「実はねえ、この度Mさんがマランツ7Kを購入してねえ。試聴に行ったんだけど、これがもう素晴らしい音でねえ。大いに触発されて手持ちの部品で何とか作ってみたいものだと寄せ集めて(マランツ7の)回路図を研究しているところなんだ。」

以上のとおりの記事だったが、このプリアンプ「マランツ7」はおよそ60年前の製品なのにいまだに人気の衰えを知らず、逆にますます価値が高まってさえいる。有為転変の激しいオーディオ機器だが、こういうプリアンプもたいへん珍しい。

たとえばオークションで「プリアンプ」(真空管)で検索すると、いまだに「マランツ7型回路で作成」という記載をよく見かけるのがその証拠。

そのNさんから4日ほど前にお電話があった。

「あけましておめでとうございます。今年の正月はマランツ7型プリアンプの製作にかかりっきりでした。やっとどうにか完成したので聴きに来ませんか。」

「はい喜んでお伺いします。ついでにPADのSPケーブルが使えるようになりましたので持って行きたいのですがいかがでしょうか。」

「エッ、PAD!それは興味があるねえ。どうぞ持ってきてください。」


結論から言えば「Nさん自作のマランツ7」は素晴らしい音だった。「アルテックA5」が朗々と鳴って何ら不満を感じなかった。

    

よくお話を伺ってみると「マランツ7」型は感度が高いのでコンデンサーや抵抗の材質によって音が豹変するとのこと。

惜しいことに長期保管中だった「バンブルビー」のコンデンサーは容量が抜けたのが多くて2割程度しか使えず、その一方、抵抗の方はアレンブラッドリーが無事ですべて統一出来たとのこと。

当初はノイズが盛大に出て、3日間ほどコンデンサーをとっかえひっかえの調整の連続だったがようやく落ち着いたそうだ。

   

マランツ7型は我が家でも使っているが掛け値なしに「いい音」がすることを実感した。

詳しく伺うと、オーディオ界では「マランツ7党」として独自の世界が築かれており、程度のいいものから悪いものまでレストアされたものが専門店によって販売されていて、オリジナルに近い最高級品は350万円なり!

「マランツ7」じゃないと出ない音があるというのはよくわかります。

かって「ソウル・B・マランツ」氏(アメリカ)が個人用に製作したプリアンプが評判を呼び、その後広く普及したわけだが「採算を度外視した性能のいい製品を作り続けると会社が倒産する。」のは、マランツ社も例外ではなかった。

逆に言えばオーディオ業界で長持ちしている会社は「?」かもねえ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a69c0a28f83cdaf3c67617d877678ef3

47. 中川隆[-11254] koaQ7Jey 2019年3月23日 18:15:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[755] 報告

Marantz Model 7C について 2016-08-13
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/1aebf4f5514c7c8355865812a812e483

 Marantz社でというか世界で一番有名で人気のあるアンプ。発表は1958年12月なので実際の発売は1959年から。1958年にステレオLPレコードが登場しそれに対応した最初期にして究極の真空管式プリアンプと言われ続けて60年近い。

 このパンフレットは「Model 7C」ではなく「Model 7」になっています。両者の違いは定かではありませんが外観上の違いとしてはツマミの大きさが異なっていてそれに伴ってパネルも。また電源スイッチは「Model 7K」みたいな幅の狭いもの。価格は$249でキャビネットは別売り。

 最大の特徴は(私は)オーディオ製品としての完成度の高さだと思います。電源内蔵で適度な大きさ、高級感のあるデザイン、誰もが認める名機としての地位、音が良いと言われていること、、など所有することの満足感を満たしている。大量に生産され(13000台と言われている)廃棄されたものは無いと思われるので世界中に残っている。大変高価な製品だったので扱いも丁寧で改造されているものも少ない。欠品すると稼動できないような特殊部品もなくすべて汎用部品で賄うことができる。など生き残るのに良い条件が揃っている。
 その中でも人気の一番の要素としてやはり「デザイン」が大きいと思っています。「Model 7C」のデザインが嫌いという人にお目にかかったことがありません。好かれる工業デザインの要素が詰まっているのではないかと素人ながら思います。流通価格も高値安定でオーディオ骨董としての地位は揺るぎない。

 13000台も存在するとして60年近くも経過すれば1台毎に状況は異なるのは当然です。その状況により同じ「Model 7C」でも価値に差が出るのは理解出来る。一般の骨董と比べて骨董工業製品は比較がし易いのです。
 比較要素を考察してみると

 1 シリアルNo  骨董品の常で古いものが珍重されます。最初期、初期、中期、、シリアルNo10000番から始まるとされる最初期の1000台までは特に。シリアルNoはプレートと本体シャーシ、そしてフロントパネル(未確認)にもスタンプされているので誰にでもわかる鑑別点。ではシリアルNoによる製品の違いはあるのか、、という疑問がありますが6年間にわたる生産期間なので極一部の使用部品は異なっています。一番分かり易いのはメインボリュームで途中で米国製品から日本製品へと変更されました。その他ではフロントパネルの色、厚み、シャーシの色なども。また一説によると大量生産のため途中から配線力量が低下しているという事も言われるようですが私にはわかりません。ただ全体に漂うオーラのようなものは初期製品から感じたことはあります。

 2 使用環境  酷使されたものは傷も多く見た目が悪い。やはりキレイなもの(ミントコンディション)が望まれる。(ということはずっと仕舞ってあったのが一番で使っちゃダメか?)喫煙環境で酷使されていたものなんて触りたくも無い、、のが一般的心情。 

 3 修理状況  度重なる修理でネジが痛んでいたり各パネルに傷があったり。内部を見たときに穏やかな状況かどうか、、。半田コテが入っている場合は何らかの事情があったわけで。コード類がコテによる焼けがあったりしては敬遠される。メンテナンスの力量、センスが問われる。個人的な好みは「何事もなかったような」

 4 交換部品  工業製品ですので部品の経年劣化は避けられない。代表格は真空管、セレン整流器、コンデンサー。オリジナルの真空管は「telefunken ECC83」だと思いますが大量生産品でも次第に数が減って現在入手できるオリジナルのダイヤマーク(♢)が底にあるものは高値で取引されています。1980年代では日本でも普通に1200円程度で入手できましたので10倍〜20倍といったところ。しかしこれは需要と供給のバランスで仕方ないかもしれない。「telefunken ECC83」が高音質かどうかはわかりませんが低雑音だったことは確かなようで「Model 7」のカタログスペックを満たすには必要だったようです。セレン整流器はヒーターの直流点灯用ブリッジタイプのと高圧B電源用の半波整流のもの2種類でほとんど劣化しています。劣化すると内部抵抗が高くなり必要な電力が取り出せなくなり電圧が降下する。特にヒーター電圧が低下するとかなり支障が出る。メンテナンスされているものは大抵はダイオードがセレンにパラ接続されていることが多い。(ダイオードの入れ方もセンスが問われる?)しかしダイオードから発せられるノイズを嫌ってセレンを入手、取り替える場合も多く専用セレンの需要もあるため流通しています(入手したことはありません)2個で30000円〜40000円とこれも驚かされる。(でも必要と感じる人がいるのですから)コンデンサーについてですがセレンは細々でも現行品が入手できるがコンデンサーについてはオリジナルと同じものは生産されていないため新品は入手できません。もともとオリジナルはsprague社のバンブル・ビーという黒のボディーにカラーで縦線で容量表示したものでした。このコンデンサーも大量に生産されたので現在でも当時のものが流通しています。黒色ボディは樹脂の色ですが、未使用品でも経年劣化があり樹脂にヒビが入って使用不能になっているものがほとんどです。コンデンサーの役割として直流を遮断する場合が多いわけで劣化が進むと遮断しなくてはいけない側に電圧がかかってしまい動作に不具合を生じてしまう。コンデンサーの種類もいろいろあるので容量と耐圧が合っていれば代用品でも構わないわけですがオリジナルを重視する方々にはそれは許されない。したがって怪しげな骨董コンデンサーが1個数万円で取引されている、、。(すべて使用不能というわけではないので適切な試験(規定の電圧をかけてリークを測定する)をパスすれば問題無い)市場が大きければ再生産もありうるわけですがやっぱり儲からないのでしょうね。当時なぜソウル・B・マランツはバンブル・ビーを採用したのか、、はいろいろと述べられていますが企業としてはコスト、パフォーマンス、安定供給など考慮してとのことだと思います。「コンデンサーの種類による音質の意図的な構成」は無かったのではないでしょうか?一説によるともっと高価で高信頼のものを使いたかったがコスト面で断念したと。
 ボリューム(音量とバランス)は途中でメーカー自体が変更されたわけですが、60年近く経って劣化に伴いバリバリ雑音が出てしまう所謂「ガリオーム」状態になっているのが多い。我々素人のできることは唯一気の済むまで(我慢できる範囲まで)「グリグリ回す」事くらい。接点復活剤も「一時しのぎ」ばかりか「害になってしまう」という記事をよく見ます。さて問題はどうやってもガリオームから脱出できない場合にどうするか、、ということ。一般製品の場合プロは躊躇なく代替え品に交換するだろうが愛好家にとっては「Model 7C」のボリューム変更は「許し難い行為」ということになっています。分解整備する猛者も当然存在する。もしももしも取り替えるのであれば新しくても古くても初期製品に用いられた「クラロスタット製品」に限ると。何処に代替え品があるのか、、と思ってしまいますが需要があるためか一応入手ルートはあるようです(他人の話)ただしボリューム1個で100.000円だったそうで(実話)何処の国で生産されたかもわからないモノがとにかくすごいことになっています。なぜこれほどまでにクラロスタットにこだわるのか。もともとボリュームは信号を減衰させるもので抵抗体と摺動子との接点があり音質を悪くする要素しかありません。なるべく音質を落とさないように、また長期信頼性は大切な要素です。ボリュームによって音質が向上する事は決してないがツマミを回した時の「ねっとりしたフィーリング」や「音量調整のしやすさ」などが関係しているのではないかと思っています、がそれだけでは説明にはならない。動的な状態を維持確保しながら骨董品的なオリジナルの尊重という観点からなのでしょう。(「お前は分かってない!」という声が聞こえる、、)

 5 音質    数台の「Model 7C」を並べて試聴できるような環境であれば「音質」も比較要素だと思います。一台毎に異なると言われていますし事実だとは思います。もともと「Model 7C」は安定動作させることが難しいアンプだということらしいのです。発端は「コピー、レプリカ、キットなど同一回路で製作したアンプ類が音質評価においてオリジナルには全くかなわない」という共通認識にあります。これについても異論を唱える人を見たことがないので(多分)事実だと思います。私も長い間『Model 7K』を使っていました。諸先輩方のアドバイスでダイオードからセレン整流に変えたりロータリースイッチの切り替えフィーリング(カチッという音など)を一生懸命調整して「結構イケてるのではないか」と思っていた。ある日オリジナルと比較試聴できる機会がありましてようやく「目が覚めた」これは幸せなのか不幸なのか、、比較しなければそれなりの満足感にひたって音楽を楽しめていたと思います。では同じ回路、部品構成でなぜ異なるのか、、。色々と考察されてきてオカルトまがいの説まで。測定技術進歩で解析できているのかもしれないが私は寡聞にして知りません。よく言われるのは不安定な回路構成による発振についてで、寸前の状態が一番望ましいというもの。なかなか凡人には理解できない世界です。私なりの結論は「オリジナルのModel 7Cで故障なく動いていればいいのではないか」というありきたりのものです。技術のある方は目標に向かってチューニングすればよい。ただし私の見てきた範囲ではチューニングは「部品交換によっていかにもとの状態に近づけるか」以外は知りません。spragueバンブルビーですが、音質に与える影響について賞賛する記述は多いようです。オリジナルパーツですので多少リークがあっても使いたいという心情も理解出来る。メインテナンスで交換するか否かの判断はとても難しい。リークが進めば次段のグリッドバイアスがプラスになってしまうので動作はめちゃくちゃになってしまいます。もちろん本来の音は望めない。でも世間では「それでも良い。オリジナルが大切」という人も居るのです。これもアリの世界。劣化したバンブルビーを健全な同品と交換、、が一番目にする高額メンテナンスパターンですがどこまでが健全かは(高圧での絶縁抵抗値)は闇の中。また交換したコンデンサーがいつまで働いてくれるかもだれも分からない。でもこれもアリ。もちろん良心的なメインテナンスを行う業者がほとんどかと思いますが。


 このマニュアル、回路図は「Model 7」とあります。回路はその後の「Model 7C」と同じです。したがって「Model 7」から「Model 7C」への変更は意匠の変更だったようです。「Model 7」は何台作られたかわかりませんが私はパンフレット以外写真ですら見たことがありません。激レアなのでしょう。ファンクション切替とバランスボリュームは操作する頻度としてはボリュームなどと比べて低いのでこのデザインもアリだと思うのですが、なぜ変更されたのでしょう?大きいツマミが2個、小さいツマミが6個でバランスが悪かったのか、ファンクションの記述がごちゃごちゃしていると判断したのか、、。ソウル・B・マランツさんに話しを聞きたいです。

 回路の特徴は散々言い尽くされてきたので今更、、ですが。最大の特徴の3段EQで6本の12AX7の3本を使っている。EQの終段はカソードフォロワーで1本を左右に振り分けている。これはプリ出力段のカソードフォロワーも同一。カップリングコンデンサーは0.47μFと0.22μFで各々2本必要。入力切り替えとボリュームの次は12AX7を左右1本ずつ使って2段増幅してまた0.22μFでトーンコントロール素子へ。この6本のコンデンサーが基板上に並ぶとかなりの存在感アリ。トーンコントロールは中点がスルーポジションという優れもの。


「Model 7C」メインテナンス その1
 修理依頼のあった「Model 7C」です。シリアルNoは10400番台なので最初期のもの


 
 トラブル内容は片ch出力しない。出力する側のトーンコントロールが効かない。出力ゲインボリュームの調整が効かない。入力切り替えの不具合などなど。
 カップリングコンデンサはほとんど交換されているがそれ以上に残念な事は半田コテによる線材の被覆の焼け、基板焼け、シールド線の長さが足りない、などアタマの痛いこと多しです。線材の継ぎ足しや焼けた被覆をヒシチューブで保護したり、半田付けの修正をしたり、ひたすら掃除をしたり、、。トーンコントロールが効かなかったのは基板への配線が1本無かった(!)というもの。電源基板からの接続線もそうだが細く黒い被覆のより線が美しいカーブを描いて等間隔につながっている。全く同じ線材がない場合にどうするか(こっそりすべて取り替えてしまうか、1本を気の済むまで探すか)など。
 最後までトラブルが解決しなかったのが片ch出力しないということ。終段のカソードフォロアーは両chとも正常。前段2段の増幅段もしっかり稼動している(最初は誤配線で働かず)。原因はトーンコントロールについている結合コンデンサーが接地していたという不良だった。とりあえず両ch稼動するようになったが品格を上げるにはさらなる手入れが必要。しかしこれは音質の向上とは全く関係がありません。ある大家によれば内部を修復しても一度失われてしまった音の修復は不可能との事。あえて「なぜか?」とは尋ねないほうが夢がある。バイオリンなど楽器の修理、メインテナンスに近いものがあるのかもしれない。工業製品だが「匠の修理、修復」の存在する余地がある。
 機能的な問題は解決したので一応お返しした。巷で貴重と言われている最初期型なのでもう少し手を入れたいところだ、、などとイヤらしいことを考えてしまった。

「Model 7C」メインテナンス その2
 こちらはシリアルNo14000番台。かなりオリジナルに近い。


 しばらく(数年間)使ってなかったとのことで点検。カップリングコンがspragueのビタミンQに変更されている。コンデンサー類は外さないとはっきりとはわからないが問題ないことを祈ります。ヒーターセレンは問題ないがB電源は規定の電圧よりかなり下がっている。セレンの交換が必要。全体的にとても綺麗で品格を感じ好感が持てる。このまま音出しできるがガリオームあり。しばらくすると落ちついてきました。

 回路図から消耗コンデンサーを拾うと(( )は回路図の電圧の記入値)
 0.01μF 4本(153V,166V)    0.1μF 2本(153V)    0.22μF 4本(52V,161V)  0.47μF 2本(52V)   0.33μF 2本(1.7V)  0.01μF(セラミック) 2本
 このうち0.47μFまでが高耐圧オイルペーパーコンデンサ

「Model 7C」メインテナンス その3
 シリアルNo13000台です。しばらく(数年)使ってなかったもの。点検してみます。


 
 ところでフロントパネルを留めているネジは一応プラスの木ネジなのですが表面が湾曲している独特なもので入手が難しい。オークションで見かけて入手したこともあるのですが、、

 このネジはホームセンターネジをヤスリで加工して使っています。また上下パネルを留めてるネジは一説によると「Model 7」では2種類あって

 いずれもプラスのタッピングなのですが先端がとんがってるのとそうでないのがあるそうです。ちなみに「Model 1」はインチネジ、「Model 7K」ではイソネジ(ミリネジ)が使われています。


 鬼門のセレンですがヒーター電源用は取り替えられています。

 ヒーター電圧は1.5本で本来は18.9V必要ですがこの個体は17.2V(117V入力で)です。このままスルーします。。

 B電源用はオリジナルのようです。

 本来280Vですが実測値は215Vでこれはダメですね。高圧用セレンはやはり劣化しやすいようです。ここを正常値にしないと以降の測定値は意味が無くなる、、。

 コンデンサーはspragueバンブルビーから同じsprague160Pに変更されているところが多い。


 接続状態でもれ電圧を測ってみるとやはりバンブルビー部分はアウトのようです。外して測定すればだだ漏れ状態かと。
 またEQ初段には♢マークのECC83が入っていたのですがどうも不良でこれもアウト。もったいない、、。
 全体にメンテの手がはいっていますが品格は今一歩というところです。
 さてどうするかな、、。補修メニューを考えてみる。
  ・電源トランスは塗装がバリバリ剥がれている。何とかしたい。
  ・漏れバンブルビーは交換。使えそうなコンデンサーを漁ってみる。
  ・焼けているコードの修復
  ・手抜きのハンダ付けの修復
  ・ヒーター用セレンの取り付けビスを短く

 手をつけやすい所から、、カッコ悪いヒーターセレン取り付け部。ネジを短くしてスペーサーをなくす。


 一応生きてると思われるsprague160Pだがすんごいハンダ付け


 真空管ソケットにハンダ球がぶら下がっている。。全部吸い取って付け直す。外したコンデンサーも検査して漏れ無しを確認した。

 
 また漏れありのバンブルビーもはずしてメグオームメーターで250Vかけてみると、、やっぱりアウトでした。手持ちをしらべるとsprague vitaQがあったので付け替え。


 いずれも0.01μFですが漏れ無しでしばらく安心。


 以前のメンテナンスで交換されたコンデンサーの取り付けが他のパーツのリードから枝分かれしたようになってるのを根元から生える(!)ように修正した。


 またハンダコテで焼けたコードやコンデンサーはひっくり返して(!)見えなくした。。。われながら酷いもんです。乾いたかさぶたのように剥がれている電源トランスの再塗装はまた今度に。
 というわけで修復完了しました。ソケットに残ったままのリード線の切れ端は丁寧に取り除く必要があるので手早く行います。これを残したままのメンテナンスはやはり美しくない。ところが真空管ソケットに長時間加熱すると金属がもろくなって折れる恐れがあります。そうするとリベットを外してソケット交換するハメになる。また焼けたコードを交換することは同じのを入手することも難しいしかなりの勇気がいります。修復の際のハンダ付けや他に被害を及ぼさない配慮などメンテナンスする側の力量が問われます。一度破壊してしまうと完全修復するのは不可能に近いのです。大切な愛機の修理、メインテナンスはやはり信頼の置ける方にお願いするのが望ましい。信頼の置ける方というのは技術的に長けているばかりでなくオーディオ骨董に通じている方という意味合いがあります。なんでもかんでも部品交換してしまう方も見受けられますが相手は半世紀も経過したロートル、骨董です。全体に調和したやり方があると思っています。オーナーとのインフォームドコンセントが大切かと。

 カップリングコンデンサーをバンブルビーからvitaQに変更したのですが(やっぱり)音質が変化しました。スッキリ出ていた音に「ため」もしくは「つかえ」が加わってしまった。要は聴感上悪くなりました。。左右ch1ヶ所づつなのですが影響は大きい。「リークしていた方が良かった」というまたまた混乱する話です。数十時間は経過しないと評価はできないと言われますのでもう少し経過をみてみます。
 
 「Model 7C」の内部構造はわかりやすく整理されているので私のような素人でも部品交換はできます。しかしEQカーブの修正などは測定器が無いと不可能ですし、ガリオームなのか異常発振なのかの判断も同様です。高額で取引されている関係で「俄か匠」が横行し易い状況もあるように思いますが何度も書きましたがメインテナンスを依頼するときはまず現状をよく説明してもらいどういったメニューでメンテナンスを行うかをはっきりさせるべきです。新たに購入する場合はシリアルNo以外でもフロントパネル、バンブルビー、クラロスタットボリュームに目が行きますが本来のものなのか寄せ集めのものなのか、、難しいとは思いますが価格に見合った内容なのかを判断したい。骨董には目利きが必要で、何十台も見てきた玄人にアドバイスをお願いするのが良いかと(そんな人が身近な知り合いだったらいいのですが)。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/1aebf4f5514c7c8355865812a812e483

48. 中川隆[-8911] koaQ7Jey 2019年7月31日 21:32:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3813] 報告
Marantz Model 7C について 2016-08-13
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/1aebf4f5514c7c8355865812a812e483?fm=entry_awp


Marantz社でというか世界で一番有名で人気のあるアンプ。発表は1958年12月なので実際の発売は1959年から。1958年にステレオLPレコードが登場しそれに対応した最初期にして究極の真空管式プリアンプと言われ続けて60年近い。

 このパンフレットは「Model 7C」ではなく「Model 7」になっています。両者の違いは定かではありませんが外観上の違いとしてはツマミの大きさが異なっていてそれに伴ってパネルも。また電源スイッチは「Model 7K」みたいな幅の狭いもの。価格は$249でキャビネットは別売り。

 最大の特徴は(私は)オーディオ製品としての完成度の高さだと思います。電源内蔵で適度な大きさ、高級感のあるデザイン、誰もが認める名機としての地位、音が良いと言われていること、、など所有することの満足感を満たしている。大量に生産され(13000台と言われている)廃棄されたものは無いと思われるので世界中に残っている。大変高価な製品だったので扱いも丁寧で改造されているものも少ない。欠品すると稼動できないような特殊部品もなくすべて汎用部品で賄うことができる。など生き残るのに良い条件が揃っている。
 その中でも人気の一番の要素としてやはり「デザイン」が大きいと思っています。「Model 7C」のデザインが嫌いという人にお目にかかったことがありません。好かれる工業デザインの要素が詰まっているのではないかと素人ながら思います。流通価格も高値安定でオーディオ骨董としての地位は揺るぎない。

 13000台も存在するとして60年近くも経過すれば1台毎に状況は異なるのは当然です。その状況により同じ「Model 7C」でも価値に差が出るのは理解出来る。一般の骨董と比べて骨董工業製品は比較がし易いのです。
 比較要素を考察してみると

 1 シリアルNo  骨董品の常で古いものが珍重されます。最初期、初期、中期、、シリアルNo10000番から始まるとされる最初期の1000台までは特に。シリアルNoはプレートと本体シャーシ、そしてフロントパネル(未確認)にもスタンプされているので誰にでもわかる鑑別点。ではシリアルNoによる製品の違いはあるのか、、という疑問がありますが6年間にわたる生産期間なので極一部の使用部品は異なっています。一番分かり易いのはメインボリュームで途中で米国製品から日本製品へと変更されました。その他ではフロントパネルの色、厚み、シャーシの色なども。また一説によると大量生産のため途中から配線力量が低下しているという事も言われるようですが私にはわかりません。ただ全体に漂うオーラのようなものは初期製品から感じたことはあります。

 2 使用環境  酷使されたものは傷も多く見た目が悪い。やはりキレイなもの(ミントコンディション)が望まれる。(ということはずっと仕舞ってあったのが一番で使っちゃダメか?)喫煙環境で酷使されていたものなんて触りたくも無い、、のが一般的心情。 

 3 修理状況  度重なる修理でネジが痛んでいたり各パネルに傷があったり。内部を見たときに穏やかな状況かどうか、、。半田コテが入っている場合は何らかの事情があったわけで。コード類がコテによる焼けがあったりしては敬遠される。メンテナンスの力量、センスが問われる。個人的な好みは「何事もなかったような」

 4 交換部品  工業製品ですので部品の経年劣化は避けられない。代表格は真空管、セレン整流器、コンデンサー。オリジナルの真空管は「telefunken ECC83」だと思いますが大量生産品でも次第に数が減って現在入手できるオリジナルのダイヤマーク(♢)が底にあるものは高値で取引されています。1980年代では日本でも普通に1200円程度で入手できましたので10倍〜20倍といったところ。しかしこれは需要と供給のバランスで仕方ないかもしれない。「telefunken ECC83」が高音質かどうかはわかりませんが低雑音だったことは確かなようで「Model 7」のカタログスペックを満たすには必要だったようです。セレン整流器はヒーターの直流点灯用ブリッジタイプのと高圧B電源用の半波整流のもの2種類でほとんど劣化しています。劣化すると内部抵抗が高くなり必要な電力が取り出せなくなり電圧が降下する。特にヒーター電圧が低下するとかなり支障が出る。メンテナンスされているものは大抵はダイオードがセレンにパラ接続されていることが多い。(ダイオードの入れ方もセンスが問われる?)しかしダイオードから発せられるノイズを嫌ってセレンを入手、取り替える場合も多く専用セレンの需要もあるため流通しています(入手したことはありません)2個で30000円〜40000円とこれも驚かされる。(でも必要と感じる人がいるのですから)コンデンサーについてですがセレンは細々でも現行品が入手できるがコンデンサーについてはオリジナルと同じものは生産されていないため新品は入手できません。もともとオリジナルはsprague社のバンブル・ビーという黒のボディーにカラーで縦線で容量表示したものでした。このコンデンサーも大量に生産されたので現在でも当時のものが流通しています。黒色ボディは樹脂の色ですが、未使用品でも経年劣化があり樹脂にヒビが入って使用不能になっているものがほとんどです。コンデンサーの役割として直流を遮断する場合が多いわけで劣化が進むと遮断しなくてはいけない側に電圧がかかってしまい動作に不具合を生じてしまう。コンデンサーの種類もいろいろあるので容量と耐圧が合っていれば代用品でも構わないわけですがオリジナルを重視する方々にはそれは許されない。したがって怪しげな骨董コンデンサーが1個数万円で取引されている、、。(すべて使用不能というわけではないので適切な試験(規定の電圧をかけてリークを測定する)をパスすれば問題無い)市場が大きければ再生産もありうるわけですがやっぱり儲からないのでしょうね。当時なぜソウル・B・マランツはバンブル・ビーを採用したのか、、はいろいろと述べられていますが企業としてはコスト、パフォーマンス、安定供給など考慮してとのことだと思います。「コンデンサーの種類による音質の意図的な構成」は無かったのではないでしょうか?一説によるともっと高価で高信頼のものを使いたかったがコスト面で断念したと。
 ボリューム(音量とバランス)は途中でメーカー自体が変更されたわけですが、60年近く経って劣化に伴いバリバリ雑音が出てしまう所謂「ガリオーム」状態になっているのが多い。我々素人のできることは唯一気の済むまで(我慢できる範囲まで)「グリグリ回す」事くらい。接点復活剤も「一時しのぎ」ばかりか「害になってしまう」という記事をよく見ます。さて問題はどうやってもガリオームから脱出できない場合にどうするか、、ということ。一般製品の場合プロは躊躇なく代替え品に交換するだろうが愛好家にとっては「Model 7C」のボリューム変更は「許し難い行為」ということになっています。分解整備する猛者も当然存在する。もしももしも取り替えるのであれば新しくても古くても初期製品に用いられた「クラロスタット製品」に限ると。何処に代替え品があるのか、、と思ってしまいますが需要があるためか一応入手ルートはあるようです(他人の話)ただしボリューム1個で100.000円だったそうで(実話)何処の国で生産されたかもわからないモノがとにかくすごいことになっています。なぜこれほどまでにクラロスタットにこだわるのか。もともとボリュームは信号を減衰させるもので抵抗体と摺動子との接点があり音質を悪くする要素しかありません。なるべく音質を落とさないように、また長期信頼性は大切な要素です。ボリュームによって音質が向上する事は決してないがツマミを回した時の「ねっとりしたフィーリング」や「音量調整のしやすさ」などが関係しているのではないかと思っています、がそれだけでは説明にはならない。動的な状態を維持確保しながら骨董品的なオリジナルの尊重という観点からなのでしょう。(「お前は分かってない!」という声が聞こえる、、)

 5 音質    数台の「Model 7C」を並べて試聴できるような環境であれば「音質」も比較要素だと思います。一台毎に異なると言われていますし事実だとは思います。もともと「Model 7C」は安定動作させることが難しいアンプだということらしいのです。発端は「コピー、レプリカ、キットなど同一回路で製作したアンプ類が音質評価においてオリジナルには全くかなわない」という共通認識にあります。これについても異論を唱える人を見たことがないので(多分)事実だと思います。私も長い間『Model 7K』を使っていました。諸先輩方のアドバイスでダイオードからセレン整流に変えたりロータリースイッチの切り替えフィーリング(カチッという音など)を一生懸命調整して「結構イケてるのではないか」と思っていた。ある日オリジナルと比較試聴できる機会がありましてようやく「目が覚めた」これは幸せなのか不幸なのか、、比較しなければそれなりの満足感にひたって音楽を楽しめていたと思います。では同じ回路、部品構成でなぜ異なるのか、、。色々と考察されてきてオカルトまがいの説まで。測定技術進歩で解析できているのかもしれないが私は寡聞にして知りません。よく言われるのは不安定な回路構成による発振についてで、寸前の状態が一番望ましいというもの。なかなか凡人には理解できない世界です。私なりの結論は「オリジナルのModel 7Cで故障なく動いていればいいのではないか」というありきたりのものです。技術のある方は目標に向かってチューニングすればよい。ただし私の見てきた範囲ではチューニングは「部品交換によっていかにもとの状態に近づけるか」以外は知りません。spragueバンブルビーですが、音質に与える影響について賞賛する記述は多いようです。オリジナルパーツですので多少リークがあっても使いたいという心情も理解出来る。メインテナンスで交換するか否かの判断はとても難しい。リークが進めば次段のグリッドバイアスがプラスになってしまうので動作はめちゃくちゃになってしまいます。もちろん本来の音は望めない。でも世間では「それでも良い。オリジナルが大切」という人も居るのです。これもアリの世界。劣化したバンブルビーを健全な同品と交換、、が一番目にする高額メンテナンスパターンですがどこまでが健全かは(高圧での絶縁抵抗値)は闇の中。また交換したコンデンサーがいつまで働いてくれるかもだれも分からない。でもこれもアリ。もちろん良心的なメインテナンスを行う業者がほとんどかと思いますが。


 このマニュアル、回路図は「Model 7」とあります。回路はその後の「Model 7C」と同じです。したがって「Model 7」から「Model 7C」への変更は意匠の変更だったようです。「Model 7」は何台作られたかわかりませんが私はパンフレット以外写真ですら見たことがありません。激レアなのでしょう。ファンクション切替とバランスボリュームは操作する頻度としてはボリュームなどと比べて低いのでこのデザインもアリだと思うのですが、なぜ変更されたのでしょう?大きいツマミが2個、小さいツマミが6個でバランスが悪かったのか、ファンクションの記述がごちゃごちゃしていると判断したのか、、。ソウル・B・マランツさんに話しを聞きたいです。

 回路の特徴は散々言い尽くされてきたので今更、、ですが。最大の特徴の3段EQで6本の12AX7の3本を使っている。EQの終段はカソードフォロワーで1本を左右に振り分けている。これはプリ出力段のカソードフォロワーも同一。カップリングコンデンサーは0.47μFと0.22μFで各々2本必要。入力切り替えとボリュームの次は12AX7を左右1本ずつ使って2段増幅してまた0.22μFでトーンコントロール素子へ。この6本のコンデンサーが基板上に並ぶとかなりの存在感アリ。トーンコントロールは中点がスルーポジションという優れもの。


「Model 7C」メインテナンス その1
 修理依頼のあった「Model 7C」です。シリアルNoは10400番台なので最初期のもの


 
 トラブル内容は片ch出力しない。出力する側のトーンコントロールが効かない。出力ゲインボリュームの調整が効かない。入力切り替えの不具合などなど。
 カップリングコンデンサはほとんど交換されているがそれ以上に残念な事は半田コテによる線材の被覆の焼け、基板焼け、シールド線の長さが足りない、などアタマの痛いこと多しです。線材の継ぎ足しや焼けた被覆をヒシチューブで保護したり、半田付けの修正をしたり、ひたすら掃除をしたり、、。トーンコントロールが効かなかったのは基板への配線が1本無かった(!)というもの。電源基板からの接続線もそうだが細く黒い被覆のより線が美しいカーブを描いて等間隔につながっている。全く同じ線材がない場合にどうするか(こっそりすべて取り替えてしまうか、1本を気の済むまで探すか)など。
 最後までトラブルが解決しなかったのが片ch出力しないということ。終段のカソードフォロアーは両chとも正常。前段2段の増幅段もしっかり稼動している(最初は誤配線で働かず)。原因はトーンコントロールについている結合コンデンサーが接地していたという不良だった。とりあえず両ch稼動するようになったが品格を上げるにはさらなる手入れが必要。しかしこれは音質の向上とは全く関係がありません。ある大家によれば内部を修復しても一度失われてしまった音の修復は不可能との事。あえて「なぜか?」とは尋ねないほうが夢がある。バイオリンなど楽器の修理、メインテナンスに近いものがあるのかもしれない。工業製品だが「匠の修理、修復」の存在する余地がある。
 機能的な問題は解決したので一応お返しした。巷で貴重と言われている最初期型なのでもう少し手を入れたいところだ、、などとイヤらしいことを考えてしまった。

「Model 7C」メインテナンス その2
 こちらはシリアルNo14000番台。かなりオリジナルに近い。


 しばらく(数年間)使ってなかったとのことで点検。カップリングコンがspragueのビタミンQに変更されている。コンデンサー類は外さないとはっきりとはわからないが問題ないことを祈ります。ヒーターセレンは問題ないがB電源は規定の電圧よりかなり下がっている。セレンの交換が必要。全体的にとても綺麗で品格を感じ好感が持てる。このまま音出しできるがガリオームあり。しばらくすると落ちついてきました。

 回路図から消耗コンデンサーを拾うと(( )は回路図の電圧の記入値)
 0.01μF 4本(153V,166V)    0.1μF 2本(153V)    0.22μF 4本(52V,161V)  0.47μF 2本(52V)   0.33μF 2本(1.7V)  0.01μF(セラミック) 2本
 このうち0.47μFまでが高耐圧オイルペーパーコンデンサ

「Model 7C」メインテナンス その3
 シリアルNo13000台です。しばらく(数年)使ってなかったもの。点検してみます。


 
 ところでフロントパネルを留めているネジは一応プラスの木ネジなのですが表面が湾曲している独特なもので入手が難しい。オークションで見かけて入手したこともあるのですが、、

 このネジはホームセンターネジをヤスリで加工して使っています。また上下パネルを留めてるネジは一説によると「Model 7」では2種類あって

 いずれもプラスのタッピングなのですが先端がとんがってるのとそうでないのがあるそうです。ちなみに「Model 1」はインチネジ、「Model 7K」ではイソネジ(ミリネジ)が使われています。


 鬼門のセレンですがヒーター電源用は取り替えられています。

 ヒーター電圧は1.5本で本来は18.9V必要ですがこの個体は17.2V(117V入力で)です。このままスルーします。。

 B電源用はオリジナルのようです。

 本来280Vですが実測値は215Vでこれはダメですね。高圧用セレンはやはり劣化しやすいようです。ここを正常値にしないと以降の測定値は意味が無くなる、、。

 コンデンサーはspragueバンブルビーから同じsprague160Pに変更されているところが多い。


 接続状態でもれ電圧を測ってみるとやはりバンブルビー部分はアウトのようです。外して測定すればだだ漏れ状態かと。
 またEQ初段には♢マークのECC83が入っていたのですがどうも不良でこれもアウト。もったいない、、。
 全体にメンテの手がはいっていますが品格は今一歩というところです。
 さてどうするかな、、。補修メニューを考えてみる。
  ・電源トランスは塗装がバリバリ剥がれている。何とかしたい。
  ・漏れバンブルビーは交換。使えそうなコンデンサーを漁ってみる。
  ・焼けているコードの修復
  ・手抜きのハンダ付けの修復
  ・ヒーター用セレンの取り付けビスを短く

 手をつけやすい所から、、カッコ悪いヒーターセレン取り付け部。ネジを短くしてスペーサーをなくす。


 一応生きてると思われるsprague160Pだがすんごいハンダ付け


 真空管ソケットにハンダ球がぶら下がっている。。全部吸い取って付け直す。外したコンデンサーも検査して漏れ無しを確認した。

 
 また漏れありのバンブルビーもはずしてメグオームメーターで250Vかけてみると、、やっぱりアウトでした。手持ちをしらべるとsprague vitaQがあったので付け替え。


 いずれも0.01μFですが漏れ無しでしばらく安心。


 以前のメンテナンスで交換されたコンデンサーの取り付けが他のパーツのリードから枝分かれしたようになってるのを根元から生える(!)ように修正した。


 またハンダコテで焼けたコードやコンデンサーはひっくり返して(!)見えなくした。。。われながら酷いもんです。乾いたかさぶたのように剥がれている電源トランスの再塗装はまた今度に。
 というわけで修復完了しました。ソケットに残ったままのリード線の切れ端は丁寧に取り除く必要があるので手早く行います。これを残したままのメンテナンスはやはり美しくない。ところが真空管ソケットに長時間加熱すると金属がもろくなって折れる恐れがあります。そうするとリベットを外してソケット交換するハメになる。また焼けたコードを交換することは同じのを入手することも難しいしかなりの勇気がいります。修復の際のハンダ付けや他に被害を及ぼさない配慮などメンテナンスする側の力量が問われます。一度破壊してしまうと完全修復するのは不可能に近いのです。大切な愛機の修理、メインテナンスはやはり信頼の置ける方にお願いするのが望ましい。信頼の置ける方というのは技術的に長けているばかりでなくオーディオ骨董に通じている方という意味合いがあります。なんでもかんでも部品交換してしまう方も見受けられますが相手は半世紀も経過したロートル、骨董です。全体に調和したやり方があると思っています。オーナーとのインフォームドコンセントが大切かと。

 カップリングコンデンサーをバンブルビーからvitaQに変更したのですが(やっぱり)音質が変化しました。スッキリ出ていた音に「ため」もしくは「つかえ」が加わってしまった。要は聴感上悪くなりました。。左右ch1ヶ所づつなのですが影響は大きい。「リークしていた方が良かった」というまたまた混乱する話です。数十時間は経過しないと評価はできないと言われますのでもう少し経過をみてみます。
 
 「Model 7C」の内部構造はわかりやすく整理されているので私のような素人でも部品交換はできます。しかしEQカーブの修正などは測定器が無いと不可能ですし、ガリオームなのか異常発振なのかの判断も同様です。高額で取引されている関係で「俄か匠」が横行し易い状況もあるように思いますが何度も書きましたがメインテナンスを依頼するときはまず現状をよく説明してもらいどういったメニューでメンテナンスを行うかをはっきりさせるべきです。新たに購入する場合はシリアルNo以外でもフロントパネル、バンブルビー、クラロスタットボリュームに目が行きますが本来のものなのか寄せ集めのものなのか、、難しいとは思いますが価格に見合った内容なのかを判断したい。骨董には目利きが必要で、何十台も見てきた玄人にアドバイスをお願いするのが良いかと(そんな人が身近な知り合いだったらいいのですが)。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/1aebf4f5514c7c8355865812a812e483?fm=entry_awp

49. 中川隆[-8910] koaQ7Jey 2019年7月31日 21:35:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3814] 報告
Marantz Model 1 について 2016-07-23
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/47189dfab4a083b89204b51639f94ce8?fm=entry_awc


1953年にMarantz社を設立して本格的に生産を開始した最初のアンプが「Marantz Model 1」で「Audio Consolette」から回路も変更されました。しかし変更後の回路図には相変わらず「Marantz Audio Consolette control preamplifier-equalizer」と書かれていて「Model 1」という文字は見当たらず。いつからそう呼ばれたかは不明ですが肝心の本体にはしっかり書かれてます。

 シリアルNoは9000番台ということでかなり後期の個体と思われます。シリアルNo7663にはこの文字はなく、シリアルNo8129にはありますので、1956年発表の「marantz Model 2」に合わせて「Model 1」と命名した可能性もあるかと思います。そして電源コネクターの上部には「Connect only to Marantz Type 4 Power Supply」とあり電源にも名前が付けられています。「Type 4」電源は「Marantz Model 3」が1957年に発表された時に名付けられたといわれますのでこの「Model 1」はそれ以降に販売されていたことになります。1958年に「Model 7」が発表されますがその後「Model 1」がいつまで販売されていたかは不明です。またこの文言からも販売の形態も電源別だった可能性もあります。「Type 4」電源はいかにも安っぽい(!)雰囲気ですので簡単な回路でもあり高いお金を出さずに自作する人も多かったのでは。「Model 1」は何台製造されたかも不明ですが変更後の回路図にシリアルNo3000以降とかかれていますので6000台以上なのは確実と思われます。モノラルアンプですので13000台売れた「Model 7」と比較することは難しい。新製品の「Model 7」はとても高価だったので「Model 1」2台と「Model 6」でステレオ対応とした人も多かった。。とは必ず解説に出てくる文章ではあるが「Model 1」も「Model 6」も十分高価だったわけで。どこからもう一台を調達してきたのか、、これら3台を収める専用のキャビネットと「Model 6」がどれくらい売れたのか、興味深いところです。中古市場に「Model 6」を見ることは稀ですので私の感覚としてはこの構成にしてステレオ化したケースは少なかったのではないかと思っています。

 「Audio Consolette」と「Model 1」の違いについては「Model 6」を接続できるか否かつまりtapeモニターがあるか無いかの差と言われています。外観上の差は操作ツマミの形状の変化、前述のtapeモニタースイッチの新設、電源パイロットランプの位置の変更など。
 新設されたtapeモニタースイッチ

 それに伴い入力セレクターも変更 接点数も少ない。
 
 EQカーブ切り替えスイッチの変更 RIAAの文字が。treble側が異なっている。
 

 その他はあまり違いは無いのではと思われていました(少なくとも私はそう思ってました)。 今回両者の回路図を比較すると素人目にもその違いの多さに驚かされます。

 気づいた主なところは、、 
 各部の電圧が異なります。ほぼ15Vほど低くなった(ヒーター以外)。 EQ素子の定数は異なるが増幅回路は同一。次段V2は12AU7から12AX7へ変更となりカソード抵抗などの変更。2連ボリュームはV2a,b各々の入力に入るのは変わらないが、V2aのボリュームには直接信号が入り出力後に0.022μFがあってからグリッド抵抗。ボリュームに電圧が加わらない改良。故上杉先生がよく仰ってたガリオーム予防に有効か。そして最大の変更点であるトーンコントロール部と可変ラウドネスコントロール部の入れ替え。外部電源にあったコンデンサーの廃止、Cutoff filterの変更など。12AU7から12AX7へ変更して増幅率が上がりパスコンも廃止している。V2aの分割されたカソード抵抗の部分に0.0039μFというパスコンが入っているが高域の出力インピーダンスの低下と特性の上昇を行っている(と故上杉先生の解説)。デカップリングはより厳重となりこれでもか!とコンデンサーを入れている。SPレコードからLPレコードへの移り変わりの時期でより特性の向上を狙った。ほとんど別のアンプのようだ、、はちょっとオーバー。

 内部の構造は全くと言って良いほど変化はない。基盤にピンを立てて直線的な配線を行い3ヶ所のゴムによるインシュレーターでフローティングしている構造は1958年発表の「Model 7」でも踏襲されている。電源からの給電線の太さや色、たわみ具合までも同じでやはりソウル・B・マランツという人のこだわりというか一種の狂気を感じる。

 シリアルNo9000番台と8000番台の「Marantz Model 1」です。この頃になると裏に「Model 1」としっかり書いてあります。

 
 
 
 
 900番位の差はありますが両者はよく似ており、最後期の円熟期の製品だったことが伺えます。もちろんメンテの手が同時に入ったせいもあると思いますが、外装や固有のパーツはほとんど共通です。オリジナルのコンデンサー類は「バンブルビー」の他、時期によっては「グッドオール」が使われていた。メンテによって今は「vitamin Q」が多用されています。
 実は今まで不具合があり稼働していませんでした。不具合の内容は片chのみですがbassを回しきると出力しなくなる、Cutoff filterを回すと音質が不自然に(もこもこに)なる、出力が若干低い、など。V2周囲のトラブルとは思われましたが原因がわからずカップリングコンデンサー、はたまたメンテ時の誤配線まで疑ったが原因の特定ができず、4時間も悩んで右往左往した。原因は1ヶ所のアースが浮いていた(断線していた)というもの。まあ、、よかったです。。

 Marantzなど旧製品の修理を行うときに必ず話題になるのが交換部品についてです。愛好家の心情としてはオリジナルに戻したい、近づけたいというのは理解できます。わたしも全く同感だからです。より良い音で聴きたい、、と積極的に部品交換や回路変更をした時代もあったかと思いますが現在はそういった要求は少なくなったと。時間の経過に伴う劣化により交換を必要とする筆頭はやはりコンデンサー類。見た目の存在感が大きく実際音質への影響もあるために生きているオリジナルパーツを探しまわっている人は多く、びっくりするような価格で取引されている。いくらNOS(新品未使用)でもやはり劣化はあり奇跡的に初期の性能を保っているものは貴重品というわけです。またMarantzのプリアンプの特徴である電源部のセレン整流器も同様で、すでに製造されていないものを探しまわる。コンデンサーとちがって救いはまだ細々と新品が入手できること。ただし価格はこれまたびっくりするような。
 わたしの感覚としてはパーツによって音質の違いは否定はしないが決定的な差にはならない、、ということです。それよりもリークの有無、供給電圧の適正の方がよほど影響が大きい。当たり前の世界。部品をかえたらガラッと変わったとしたらどこか故障していたから、、と思うことにしています。同様にスピーカーコードなども。安定動作しているアンプであれば天地がひっくり返るような音質の差は出ない。音に対する曖昧な評価も加わって魑魅魍魎が跋扈する世界。
 アンプの音の差は正常動作していることに加えて構造的な堅牢さの違いが大きいのではないかと思っています。筐体の構造、部品配置、配線の技量、接点など信号ライン曖昧さの排除、構成パーツの品格など。これらがしっかりしていれば多少パーツ交換したとしても骨格まで変わることはありません(あえて断言)

 日本に「マランツ」が入ってきたのは「Model 7」が最初といわれています。米国での発表が1958年12月ですので1959年以降となりその後の「Model 8B」と共に一躍その名を知らしめた。「Audio Consolette」から「Model6」まではその後に知られるようになりリアルタイムではありません。1950年代の日本といえば戦後の混乱期からようやく立ち直り高度経済成長が訪れつつあったころ。一般庶民にとっては未だ「家電」への需要が多かった時代です。「Marantzのアンプ」などというのは遠い異国の夢の世界だった。以来60年近く経過した現在、当時の様子を想像しながらメインテナンスできることに感謝しています。なんといっても素人にはキカイの内部は絶対に触らせてもらえなかったにちがいないからです。いい時代になりました。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/47189dfab4a083b89204b51639f94ce8?fm=entry_awc

50. 中川隆[-8909] koaQ7Jey 2019年7月31日 21:36:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3815] 報告
Marantz Model 2 について 2016-08-04
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/15cd6812dab2cfee6ffe579ef85ecbbb?fm=entry_awc

Marantz社初のメインアンプ「Marantz Power Amplifier」は1956年に発売されました。 $198.00。

 

 通常は「Marantz Model 2」と呼ばれますがこの回路図には「Marantz Power Amplifier」とだけ書いてあります。


アンプ正面の「Marantz Company」のロゴの上に「Model 2」と書かれているのもありますがシリアルNoの若い(古い)ものには記載がありません。

 この「Model 2」の写真はロゴ正面に「Model 2」と書いてあります。画像で検索すると書いてある方が多い。したがって「Model 2」という名称も「Model 1」と同様にある時期から名付けられたと思われます。もともとソウル・B・マランツは何種類もアンプを発売するつもりは無かったのかもしれない。プリアンプ、メインアンプだけでよかった、それくらい完成度には自信があったとも考えられます。
 

 

 「Model 2」の設計はソウル・B・マランツではなく新しく入社した当時20才代のシドニー・スミスで負帰還の達人、天才エンジニアだったとのこと。なぜソウル・B・マランツが自分で設計しなかったのかは興味がありますが、シドニー・スミスの才能に恐れ入って、、ということでしょうか。「Model 2」の後も「Model 5」「Model 8」「Model 9」「Model 8B」とすべてのメインアンプの設計、開発を行うことになります。後年のインタビューで「どのアンプが一番のお気に入りか?」の問いに『Model 5』と。一般的に「Model 5」は「Model 2」の廉価版、簡易版でマルチシステム対応のサブアンプ的な扱いだったわけですが、、意外な答えです。入社したての若造だった時の「Model 2」はソウル・B・マランツの意向が強く反映されていて思うようにならなかったのかもしれない。。

 さて「Model 2」の最大の特徴ですがなんといってもその美しさです(断言)。

 シャーシの構造は少し変わっていてトランス類の納められている箱の前面に増幅段シャーシがボルトで結合されている。その上に金色のメッシュカバーが載ります。カバーをかけると全体が「箱」になり入出力端子も見えない。ACコードすら裏面から出ている。シャーシ上の配置についてもアイキャッチャーな大きなオイルコンデンサー、メーターなど高さを考慮した立体的な配置に只者ではない雰囲気を漂わせる。カバーをかけるのがもったいない。デザインはやはりソウル・B・マランツだったのでしょう。脱帽、天才だー。

 回路的には3結(20W)とウルトラリニア接続(40W)が切り替え可能でこれははじめての試みだったようです。入力は3段階、VDFC(ヴァリアブルダンピングファクター調整機構)付きで4、8、16Ωそれぞれに対応したスピーカー端子(マイナス側)がある。バイアス、AC,DCバランスの調整がメーターを見て行うことができる、などは素人の自分にもわかります。細かな解説は諸先輩方が色々と述べられていますが、設計ポリシーとしては「Model 1」と同様で最も多機能な先進的なアンプに仕立てたという事でしょうか。近代管の代表格であるEL34を採用し限界動作させている点などマニアックな設計思想だと思われます。
 

 「Marantz Power Amplifire」です。「Model 2」と書いてない時期の製品。長い間寝ていました。

 通電するとこうなる。。音なんて出なくってもいいかな。。


 こちらはもっと若いシリアルNoのもの


 フロント部にはシリアルNoを表示するシールはない。

 spragueのatomで修復されています。これでいいと思います。間違ってもシャーシ上の電解コンデンサーを交換してはダメです。同じものが入手出来れば別ですが。

 シャーシにシリアルNoの記載がありました。1000番台で、かなりの初期製品。でもメーターは後期の方がカッコよろしい、、と思います。初期の製品カタログの写真はこのメーターだと思います。

 カップリングコンデンサはGOOD・ALLのマイラコンデンサ。「Model 1」でも一時期つかわれてましたが時期は同一かは不明です。フィルムコンデンサですがリークはありませんでした。
 一通りチェック、掃除して、バイアス、DCバランスなどを合わせて聴いてみます。

 はじめての組み合わせで。JBL SE400Sとの比較になる。一聴して普通の音?どうしたことか??期待が大きすぎた???

 聴きはじめて1時間ほどで落ち着いてきました。かなりのスロースターター。JBL SE400Sもそうだから「Model 1」の方の影響かもしれない。もっとも長く冬眠してたアンプなので当然か。
 「Model 2」の特徴的なメーターですが実は白いのもありました。

 私は砂漠に沈んでいく夕日みたいな方が好きです。やっぱし。。

 しばらく3結で聴きこんでみましたが「Model 1」共々安定動作しています。SNも良好でCD音源で特に不満は感じられません。スピーカーの制動力は強いものを感じます。ボイスコイルを交換したLE8Tも涼しい顔をして走っている感じ。ダルなスピーカーに「Model 9」を接続して尻を蹴飛ばしながら疾走する、、ほどではありませんが。可変ダンピングファクターコントロールは確かに効果はありますが、周波数特性が変わったのかダンピングファクターが変化したのかわからん、、という印象です。古典的なスピーカーには効果的な機能(だと思う)ですので接続するスピーカーに合わせて調節する楽しみもあるかと。EL34ppでかなり無理して稼働させているわけで、できれば扇風機で強制空冷した方がいいとは思いますが、今の所異常発熱は認められません。がせめて稼働中はメッシュカバーは外した方が良いと思います。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/15cd6812dab2cfee6ffe579ef85ecbbb?fm=entry_awc

51. 中川隆[-8908] koaQ7Jey 2019年7月31日 21:39:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3816] 報告

Marantz Model 5 について 2016-08-08
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/a49850e29f8833080173ec3836ec0389?fm=entry_awc

かつてMarantz社で数々のtube ampを開発、設計したシドニー・スミスが一番気に入っていると言っていたアンプ。ゴールドグリル付きで $154.50


 発表は1858年で私の誕生年。(年取ったなぁ、、)この1958年はステレオLPレコードが登場し、各社それに対応する製品の発表が目白押しの年。Marantz社も「Model 5」以外でも「Model 6」、そしていよいよ「Model 7」の発表と活気に満ちていた。ゴールドグリルは$7.50で別売りになった。
 


 
 「Model 2」から2年後の発表で基本的な回路構成は一緒。一番異なるのは外観。コンパクトに凝縮されグリルをかぶせると縦長の「箱」になる。機能面で特徴的なのは出力管のバイアス電圧を別々に調整できること、出力トランスにNFB巻線が付いて、ウルトラリニア接続固定だが回路図ではスクリーングリッドと出力トランス間に△印がありここにプレートを接続すると3結になるという説明あり(という事はUL端子が両端になるということ)、ダンピングファクターも一見固定(20)だが下げるには回路図に示したところに抵抗器を入れよと回路図に書いてあるけど、、多分だれもやらないだろうな。。「Model 2」で多機能デビューしたメインアンプだったがあまり使われない機能は中途半端にしかし未練たっぷりに残されている。

 使用真空管で「Model 2」と異なるのは初段と整流管。整流管はダンパー管2本から新型高性能管GZ34に変更された。GZ34は1950年頃オランダのphilipsが開発し、米国EIAに1955年頃登録して5AR4となった、、という記述がありました。「Model 2」にはなぜ使われなかったかは不明ですが「最新技術が大好きだった、しかし若造だったシドニー・スミスとソウル・B・マランツの対立があってシドニー・スミスが折れた。その後「Model 5」でリベンジした。」とは下衆(ゲス)の妄想。ダンパー管の音の評価はどなたかされているのだろうか?

 シリアルNo1000番台のもの。シャーシ色が鶯色。「Model 7C」もこの色を見ることがある。その他は見たことがありません。トランスカバーと色違い、、なにか意味があったのか?「Model 7C」の鶯色シャーシはとても珍重されてる。


 「Model 2」と異なりシャーシは1つでカバーのかかったトランス部とアンプ部に分かれている。アンプ部は狭い面積に凝縮されているがひっくり返してメッシュの底板をはずすと


 密集度がかなり異なる。後ろはスカスカ。対して前方のつめこみはすごい。

 特徴的な端子板をシャーシの側板に固定して配線。多分にアマチュア的だと思うが異なるのは留めてるネジが皿ネジでシャーシから突出させていないこと。やはりデザインのこだわりは半端ではない。

 メーターは独特。針の形状がステキです。文字盤も必要最低限。0すらない。


 ほとんど手が入っていないと思われたが鬼門のセレンにダイオードがパラに。

 ダイオードは両chとも入っていました。シリアルNoが近いので構成はほとんど変わりません。カップリングコンデンサーは茶色のグッド・オール。バンブルビーも多用されています。配線、ハンダ付けの技術はとても高いレベル。リークも認めず。
 
 「Model 2」と入れ替えて聴き比べてみます。CDはEMT 981 プリは「Model 1」 EL34のバイアスを合わせるがケチな性格なのでいつも控えめデス。

 SNは良好。一聴、、違う。3結の「Model 2」に比べてこちらの方が現代的。くっきりはっきりすっきりした整理された音。決して無機的ではない。混じり気のない純粋な感じ。。強いて言えばjBL SE400Sに近いか。雑誌の試聴などでは酷評されてたのがウソのよう。やはり骨董オーディオの試聴評価は難しい。


 しばらく聴いていたらますます快調。切れ込みもいいが適度な粘りがある。芯があって真綿で包んだ心地よさ、、とベタ褒めになった。恐れ入りました。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/a49850e29f8833080173ec3836ec0389?fm=entry_awc

52. 中川隆[-8907] koaQ7Jey 2019年7月31日 21:40:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3817] 報告

Marantz Model 8 について 2016-08-11
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/14d70ce7b3e023315ad82982682bac37?fm=entry_awc

「Marantz Model8」はMarantz社初のステレオパワーアンプで1959年に発表されました。グリル無しで$237.00

 実は有名なのは「Model 8B」でこれは2年後の1961年発表された。「Model 9」の次のアンプでソウル・B・マランツの居たMarantz社最後のアンプとなった。

 「Marantz 8」の回路図


 

 資料、情報は少ない。外観上での「Model 8B」との違いは裏面に電源のアウトレットが出ているのが「Model 8」だと思っていたが「Model 8B」でもこの端子が付いているのがあるそうで。
 著名な真空管アンプの設計者諸氏のアンケート調査でも最も影響を受けたアンプとして「Model 8B」を揚げる方は多い。1980年代には日本マランツより「Model 8BK」そして近年でもレプリカモデルが発売されるなどいまだその人気は高い。その陰に隠れている「Model 8」です。

 特徴としてはパンフレットにあるように「Model 5」を2台収納してステレオにした!ことに尽きます。見事に全く同じ増幅回路。ただし電源回路はGZ34からシリーズにつないだダイオードによる倍電圧整流回路へ変更されていてそれに伴いオイルコンデンサーは廃止され大容量の電解コンデンサ入力の平滑回路となった。両者の音質の比較は興味があるところです。ダンピングファクターを下げる回路の指示、UL接続から3結への改造方法も「Model 5」と同様に回路図に記述されている。

 「Model 8B」との違いは所有していないので偉そうには書けないが回路図を比較するとアンプとしての構成は同じ。一番異なるのは出力トランスでNFB巻線が片chに2ヶ所ある!というもの(「Model 8」は1ヶ所)。2ヶ所の巻線をミックスするのにトリマーコンデンサまで使うという細かさ。またEL34のプレートから6CG7のグリッドにもNFBが掛かっているし、、もう素人の出る幕は全くありません。解説記事などを読んでみると「Model 8」の後に発表した「Model 9」の回路技術が応用されたMarantz社のtube ampの集大成とのこと。この辺りは「Model 9」共々お勉強してみたい!と思わせる。(凡人にはムリか、、)

 知人の「Model 7」を修理していたら不注意でノイズを発生させてしまい無事だった方のLE8Tを断線させてしまいました。早速ダンパー、エッジを剥がしてみるとボイスコイルボビンが焼け落ちていた。。前回のトラブルの時にすでに瀕死の重傷だったようで今回のでダメ押しだ。

 2個一組で余っていたボイスコイルと交換しました。1日乾燥させて両ch揃ったところで聞いてみますが、、やはりなにか欠落した感じは否めない。交換時のランサプラスやランサロイのダメージも考えられるがやはりスピーカーにとって深刻なトラブルだったにちがいない。心臓移植に近い状況かも。やはりエッジ交換とは訳が異なります。でもこの状態でもうしばらく働いてもらいます。エッジが破れたらエッジ交換して。いつも無茶な使い方をして「JBL メヌエット」には申し訳ないと思っています。

 しばらく聞いてたら落ち着いて(慣れた?)きました。若干の薄味は可変ラウドネスで補って。聴感とは曖昧なもの(私の場合)。

 シリアルNo2000番台の「Model 8」です

 なぜかEL34が1本無い。。どうしたことか。

 

 
 
 バイアス用C電源の整流回路のセレンはお約束のダイオードが入っていますがダイオードの接続の仕方がちょっと異なる。今までと違う方のメンテなのかもしれない。バイアス平滑用のコンデンサと内部の倍電圧平滑用のコンデンサーは液漏れなのかきちゃない。ところでなぜ倍電圧整流にしたのだろうか?半波整流がすっきっ!?(永野風)なのか。。

 今夜(8/12)は「ペルセウス座流星」のいっぱい見られる日らしい。45年位前の中学時代の夏休み、近くの山の上で友人たちとよく観測していた。「天体観測」という親を説得しやすい名前の夜遊びだった、、ような気がしてあの高揚感が懐かしい。ペルセウス座流星群観測で「火球」を見ました。一瞬空が明るくなって火の球のような流星が山の上を稜線と平行に流れていった。蛇行した軌跡が残っていて全身に戦慄が走った。あの光景は半世紀近くたっても結構鮮明に覚えています。

 「Model 8」のデザインは一連のアンプの中では一番平凡だと思います。ステレオアンプということでこれを模したアンプも沢山見ます。トランスカバーのおかげで貧弱で絵にならないトランスを隠してそれらしく立派に見せるといったアンプが多いような。。
 これは内部にあるチョークトランスを留めているネジ

 もはや皿ネジではなく外に飛び出しているし中はスピードナット。外観に対するこだわりはあまり感じられない。日本に紹介された時もMcIntoshのアンプと比較しても見劣りがしたのではないかと思ってしまいます。(ぢゃお前がデザインしてみろ!などとは言わないで、、)

 メーターは「Model 5」と共通。切り替えツマミはこの個体はちょっと変わっていて他では見られない。ひょっとすると取り替えられたのかもしれない。

 各出力管毎にプレート電流を直読しながらバイアス調整できる。4ヶ所の調整ボリュームは各々出力管に寄り添っていて分かりやすい。
 ACバランスは「Model 5」もそうだが調整ボリュームは内蔵されているが裏ブタを開けないと調整できない。ユーザーには触らせない。「Model 2」と「Model 9」は外から調整できるのでどういった判断があったのかは興味があるところ。しかしACバランスの調整はホントは難しい、、と思ってます。測定器(歪率計)が必要だしどういう調整を行うかでアンプの性格も異なる。

 「Model 5」と取り替えて試聴。1本足りなかったEL34はテキトウなでも細管を挿して各々のバイアス調整。ペア管でなくても大丈夫。コンデンサー類は外観に反して問題はなさそう。

 越路吹雪姉さんを聴いてみる。ちょっと高音が細身のような気がするがやはり「Model 5」と大きな違いは無い。GZ34も随分と高価になったみたいなのでダイオード整流でもいいのかも。近代アンプになるほど使用する真空管による音質の差が無くなるような気がしています。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/14d70ce7b3e023315ad82982682bac37?fm=entry_awc

53. 中川隆[-8906] koaQ7Jey 2019年7月31日 21:43:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3818] 報告

Marantz Model 9 について(1)2016-11-07
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/4d9024836d210b334e4020049af673f2?fm=entry_awc

ソウル・マランツが関わってシドニー・スミスが設計した「Marantz model 9」は1960年に発表された最後から2番目のアンプ。                                                                                                                                      拙宅ではオートグラフ(レプリカ箱)と組み合わせて長い間稼働していました。正直それまでは「Marantz Model 2」などに比べても魅力が薄いアンプではないかという先入観がありました。が実際使用してみてその高性能ぶりには舌を巻いた。オートグラフは一般に言われているように難しいスピーカーです。五味康祐氏の名文に触発されて導入はするのだが(大抵はアドバイスに背いてレプリカ箱で)その低域のコントロールに悩みます。どうしてもユニットの中高域と繋がらないのです。(私も音道に懐かしい「ラスク」いれてました)ところが「Matantz Model 9」で駆動すると、、オートグラフが黙ります。もちろん音は出るのだが余計な音を出さなくなる。理由は簡単でそれだけコーンの制動力が高いということですが当時はホントにありがたかった。今でも一般に言われる極上のHiFi再生といって良かったと思ってます。(じゃなんでやめたんだ!?と聞かれたら自分でも??ですが)  「Marantz Model 9」を使っていてもう一つ思ったことは、音味の骨格は真空管(出力管のEL34)の銘柄に大きな影響を受けなかった、ということ。これは単に現代管が優れているということかもしれないが1本1900円の球でもとても瑞々しい再生をしてくれた。近代アンプはNFBの恩恵もあって匠の技は必要なくなったかも、、と。ただ時代の先端だったはずのアンプが古典になった現在、作法として純正の真空管を搭載することには意義があるかとも思います。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/4d9024836d210b334e4020049af673f2?fm=entry_awc


Marantz Model 9 について(2)2016-11-08
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/a664cad086cd5e57b53199c1af015bef?fm=entry_awc

「Marantz Model 9」は通常のタイプ($384)の他に「Model 9R」ラックマウント($414)がありました。実はそれとは別に派生機種が存在します。まず「Model 970」と「Model 970R」で「70」の由来は70.7Vの電送タイプのアンプだから。これは完全に業務用で出力トランスも異なったもの。もう一つは「Model 9120」でインターネット情報ではある国家企業からの特注品で21台制作されたとのこと。基本性能の優秀さを物語ります。ラックタイプは通常タイプのパネルがラックハンドル分左右に延長されただけ、かと思っていましたがどうやら細かな意匠が異なるようです。一時は少し不人気のこのタイプを入手して業者にハンドル部分をカットしてもらおう(!)などと考えていた事もあったので早まらなくって良かった。パネル以外でもシャーシ上に回路保護用のヒューズボックスが2個、それに伴い3結切り替えスイッチの廃止、内部には半固定抵抗器の設置、スピーカー端子が異なるなどシリアルNo以外でも9Rとの識別は容易です。
 1960年の$384とはどの程度の価値か?$384 X 360 = 138.240円 1960年当時の大卒初任給の平均は13.100円との事なので2台で21ヶ月分になる。驚きの数字のようだが現代でもちょっと高級な新車を買う場合と大差無いようにも思える。。若者の車離れが進むわけです。

 とても珍しい「Model 9120」のパンフレット

 「Model970」のスピーカー端子

 この機種は結構流通していますが出力トランスの違いによる音質の違いはわかりません。機会があれば聴き比べてみたいものです。ただ個人的な好みとしてはラックマウントはその範疇にありません。「Marantz Model 9」はあのカタチ以外考えられない。
 通常のModel 9のシリアルNoは1000から始まっていて3000台程度つくられたらしい(未確認)。私が関わったMarantz Model 9は3000台の内の3セット6台です。すでに4台はお嫁に行きました。

 「Marantz Model 9」のメインテナンス その1
 シリアルNo1500番台です。


 
 外観は良好、動作も安定している。裏をはぐってみるとカップリングコンデンサー類は綺麗に交換されている。基板の4本が0.1μF 600Vでオリジナルは多分GoodAllかと思いますがこの緑色のコンデンサの銘柄は何というのだろう?固定バイアスの電解コンデンサーも黄色いspragueに交換されています。

 V8用のカソード抵抗(24Ω)が22ΩのA&Bに変更されている。A&Bは誤差が高抵抗となっていることが多いのでこれでちょうどよかったのかもしれない。2本のA&B24Ωを実測すると26.6Ωだったので10%程度は普通に異なる値。ロータリースイッチで切り替えてV5〜V8の抵抗器の両端の電圧を測定してメーター表示しています。V8の抵抗が交換されているということは過去に損焼したのでしょう。せめて1%の誤差の抵抗器を使いたいところ。真空管試験機で一応チェックしたEL34を4本差し込んでみると問題なくバイアス調整ができますので正常動作しているようです。入力とスピーカーを接続して音出しするとガリオームが結構ありです。ハイパワーアンプなのでこれは危険。何とかしなくてはいけない。


 「Marantz Model 9」のメインテナンス その2
 シリアルNo2900番台です。


 
 外観は良好だが117Vを接続したらカソード電流のメーター表示が乱れていてそのうち煙発生(!)大慌てでスイッチ切って見ると

 なぜかこちらもV8のカソード抵抗が焼けている。(導通はまだありました)電圧を下げてバイアスを測定すると一応かかっている。固定バイアスも問題なさそう。さて??
 ところがメーター表示しながらカップリングコンデンサーを弾くとメーターが振れる。どうやら要交換のようです。現在はV5〜V7がsprague160P、V8がGoodAll。その他でも160Pが多用されている。(でも4本は統一して欲しかった)1本ずつ外してメグオームメーターで測定してみましょう。

 手持ちのメグオームメーターは最大500Vまで電圧をかけて抵抗値を測定できる。しかしV5〜V8まで4本とも特に問題ない値。再度(形を整えて)接続して通電してみると(振動を加えると)やはり安定しない。メーターが動く。
 そのうち些細な振動でもメーターが触れることに気づいた。ためしに入力信号入れてみるとバリバリ状態。。怖くなってジャンクのスピーカーに取り替える。コンデンサーをドライバーの柄で叩いてみると

 明らかにバリバリいうコンデンサーがあります。メーターもびんびん振れる。静的な測定では問題なくてもやはり不良になっているのがありそうです。交換してみよう。。バリバリ、びんびん、、相変わらず素人メンテ丸出しだ。


 部品が届くまで一応回路のお勉強をしておきます。
 入力は1/2 6DJ8ですがとても変わっている。200kΩのボリュームで受けた入力信号は切替SWでアクティブローカットフィルターを通る。そして出力には位相切替。はじめて見た回路です。なるほど。。この段のB電源にはツェナーダイオード(150V)が入る。ノイズは発生しないのだろうか?
 1/2 6DJ8の初段を通り6DJ8を用いたカソード結合型位相変換へ。ここで注目はカソードとグリッドを結ぶネオン球でスイッチを入れた直後に光りますがしばらくすると(真空管が動作状態になると)消える。どうやら直結回路を保護するための安定動作するまでの時間稼ぎらしい。
 Marantzのアンプは位相変換はすべてカソード結合型になっている。その後カソードフォロアーでEL34をドライブするが途中には位相補正が入り、極めつけはクロスオーバーNFとなかなかの手強さ。すべて意味がある(当たり前だ!)。もっと勉強が必要。。上下EL34の1本のプレートにはコイルが入っている。出力トランスの2次側にはダンピングファクターをコントロールする回路が相変わらず入っているがやはり回路を切って抵抗器を挿入する方法。オーバーオールのNFBは位相切替後の6DJ8に。特にクロスオーバーNFについてはとても効果的だったらしくシドニー・スミスは「Model 8」の改良バージョンである「Model 8B」を世に送り出す事となる。なぜ「Model 10」にしなかったかはいろんな大人の事情があったのかもしれない。「Model 8」発売からそんなに期間が経ってなかったわけなのでオーナーは悔しかったと思うが出力トランスが異なっているので安価に、簡単には改造できない。(でもバージョンアップサービスはあったのだろうか?)とにかく黄金期のMarantzのアンプはこれで終焉を迎えます。

 コンデンサーが届きました。オリジナルがGoodAllだと思われるので直系と言われるTRWを注文した。

 0.1μF600Vを両者改めて比べてみると、形はほぼ同じ。突起の位置、製造時の型による窪みも一緒。中身も同じかもしれない。
 振動を与えるとバリバリ言ってた初段の0.1μF200Vsprague160P

 外してメグオームメーターで測ってみると問題ない値。測定しながら振動させても変化なし、、。これはいったいどういうことか?あらためて仮接続してみると

 こんどは問題なく稼働する。。その他のコンデンサーを叩いても以前のトラブルを再現できない。。

 でこのまま何も変えずにまた組んで鳴らしてみます。やっぱり問題は出ていない。ハンダ付けは丁寧で接触不良は考えにくい。なぜトラブったかはわからず。取り外し時に加熱したことでコンデンサーが一時的に回復したのかもしれない、など考えるしかないがであればいずれまた再発すると考えます。こんな時やはりメーターで監視できるのはありがたい。
 ところであらためてseirvice manualの写真をみると不鮮明ながらどうも使われているコンデンサーはsprague160PとGoodAll両者のよう。これは今回初段のコンデンサーを取り外す時も感じたことで今までメンテの手が入った形跡が無い。一番不自然なのはV8のカップリングコンだけGoodAllでV5〜V7が160Pという不揃いさだったわけだが、どうもこの写真でもそうなっている!これはいったいどうなっているのか、、。不思議です。
 「その2」はほとんどオリジナルで今まで部品交換されていなかった可能性が高い。
 
 しばらくぶりに聴き込んでみましたがやはり只者でない片鱗が伺える。「WE86A」は美音だと思ったが今の接続では(コンピューターの出力直結)エネルギー感は優っている。周波数帯域全般の均一性やスピード感が感じられ隅までコントロールされているという印象。細かい音が拾われていてさらけ出される。これでモニターしたらさぞかしよくわかる、、という感じ。一方でスピーカーの個性の違いは薄れ「Model 9」色に塗りつぶされてしまったように感じられるかもしれない。Marantzのアンプはよく「F1」などに例えられるがこのアンプが発表された1960年当時に想いを馳せるとさぞかし驚愕のアンプだったのでしょう。組み合わせるプリアンプは「Model 7C」以外には考えられない。

 「Marantz 9」のメンテナンスは基本的な動作をさせる事は私のような素人でもできますが、位相補正など最適な動作点を見つけて長期間安定的に稼働させたり、組み合わせるスピーカーに合わせてDFを変更させるなどはやはり専門の方に調整をお願いした方が良いように思います。数回しかお目にかかったことはありませんが隣町にお住いのご高名な「K先生」の書かれた文章(論文)を読んでその感を強くしました。しかし素人なりの学習する姿勢は持ち続けたいと思っています。

 Marantzのアンプの美しさについては「Model 7」を中心にしてよく語られますが「Model 9」の形状はその後のパネル付きアンプとして亜流が多かったせいか私としては意識をしたことは少なかった。あらためて接してみてやはりそのデザインには感心しました。どの方向から見ても絵になる。シャンパンゴールドのパネルとパンチングメタル、シャーシのブラウン色とのマッチングも申し分ない。大きさも適度で外観の隅々まで目が行き届いた渾身の力作だと思います。「K先生」は「Model 9」を「ソリッド・フィギアー」と仰っておられたがピッタリの表現かと。「Model 7C」と「Model 9」2台を並べておくことは半世紀以上経った現在でも「いつかはクラウン」の名コピーのようなオーディオ趣味の王道なのは変わらない。楽しく音楽に浸れると思います。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/a664cad086cd5e57b53199c1af015bef?fm=entry_awc

54. 中川隆[-11029] koaQ7Jey 2019年10月05日 23:23:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1796] 報告
Manrantz7 コレクターズハウス東京
http://www.marantz7.jp/


東京都港区芝5丁目36−7

Tel: 090-7000-6466
Fax: 03-6453-7692
mail: t.tanaka@groovytoys.jp
President: Toshihide Tanaka

地図
https://www.google.com/maps/place/%E3%80%92108-0014+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B8%AF%E5%8C%BA%E8%8A%9D%EF%BC%95%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%93%EF%BC%96%E2%88%92%EF%BC%97/@35.644637,139.744992,15z/data=!4m5!3m4!1s0x60188bb3cdc01a37:0xffc0d9608597f235!8m2!3d35.644637!4d139.7449921?hl=ja

いまやオーディオの至宝として取り上げられている機器の中でも王者はマランツ7のオリジナルに違いないと思います。現代最高峰のプリアンプでも及ばない安定性の高さ、汎用性の高さは目を見張るものがあります。

このマランツ7オリジナルも製作されて50年の月日が経ち部品の劣化が始まっておりオリジナルと言えど初期性能が発揮されていないマランツ7ばかりとなってまいりました。当社は、この芸術的とも言える音の良さを後世に伝えるべくオリジナルの部品を世界的な見地に立ち収集することから始まりました。当社に無い部品は世界を探しても無いくらいの自負を持っております。

私たちは世界中から集めたマランツ7の超美品を皆様にご提供することを願っております。マランツ7の他にもレアなビンテージの逸品を取り扱っております。ご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。


オリジナルバンブルビー Sprague 0.01μF

マランツ7の裏蓋を外して真空管に垂直に4つのバンブルビーが使用してあります。このバンブルビーは音質に大きな影響を与えるものですがかなり弱くほとんどリークしていると思われます。お使いのマランツ7のここを見てください。ほとんど交換されていると思います。ブラックビューティーならまだしも怪しいコンデンサーが使用されているようであれば交換してみましょう。素晴らしくいい音になりますよ。

4個1セット 40,000円(消費税別)


メンテナンスプラン

名器と呼ばれるマランツ7。

しかし製作されて50年以上の年月が経った今も、その魅力をキープできていますでしょうか?

当店ではコレクターとして数十台のマランツ7を取り扱ってまいりましたが、流通しているマランツ7は、その内部部品の劣化等によりほとんど本来の性能を発揮できていないと断言できます。マランツ7本来の魅力を失ってしまっているように思います。

もちろん流通しているマランツ7はビンテージオーディオ店などでメンテはされているのでしょうが、オリジナルの部品を用いてのメンテナンスではありません。
コンデンサーもブラックビューティに交換しているので安心ですと言われるかもしれませんが、そもそもブラックビューティはバンブルビーの代役はできないくらい音質が低下しており、マランツ7の本来の音からかけ離れたものになってしまいます。

貴方の大事にされているマランツ7は大丈夫ですか?
知らず知らずのうちに性能の劣化を引き起こしているかもしれません。

是非一度当店のメンテナンス企画をお試しください。
あなたのマランツ7をトータルで診断させていただきます。

劣化している部品類があった場合、それらを交換するかしないかは診断後にご判断いただけます。もちろん交換する場合、部品代は別にいただくことになりますが、マランツ7の本来の魅力を取り戻すための最低限の部品交換で済むように徹底しております。

当店ではマランツ7をオリジナルの部品で作りあげられるほどの部品を世界中から収集して
おります。例えばバンブルビーは全てリークフリーで在庫あり。
ブロックコンデンサーやセレンも揃えております。それらすべての部品を防湿庫に入れ大切に管理しております。

是非あなたのマランツ7を蘇らせてあげてください!

55. 中川隆[-14642] koaQ7Jey 2020年1月13日 12:11:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1572] 報告
私のオーディオ人生
コントロールアンプマランツ#7に想う by Y下 
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-017
 オーディオマニア、音楽マニア、を含めて真空管のプリアンプと言えばマランツModel7です。マニアなら一度は手に入れたい往年の名機ですが実際にこのマランツ#7を聴かれた方は少ないのではないか、本当にマランツ#7は凄いアンプなのかそれとも並のプリアンプなのかこの辺を私個人の自論を踏まえて独断と偏見で検証してみたいと思います。
 また第16回目のコラムが大好評?であったので再度「日本の伝統音楽で琶のCD」をご紹介しましょう、
 「また琵琶の音楽」か!「そう!あの琵琶の音楽」なのだ!

 また祇園精舎か!と言いますがこの文句は平家物語の一節ですが昔学校で平家物語を勉強された方はこの一節を知らないはずはありません。日本古来の音楽には欠かせない楽器ですが琵琶の音に魅せられた私としては是非日本の古楽器の良さを知っていただきたい、今回のCDは上原まりではなく坂田美子の美声に薩摩琵琶と尺八をミックスした素晴らしい曲です。
 先日このCDを愛知県の知立市にありますジャズ喫茶のグッドベイドで聴くことが出来ました、このグッドベイドは皆さんご存知で大橋さんの店主日記にも時々登場します有名なジャズ喫茶です。マスターに無理を言ってJBLのオリンパスで聴く日本の琵琶の響きはいかがなものなか、
 今回ご紹介します。坂田美子の「琵琶うたものがたり」です。
 曲目
1.鶴
2.吉野山
3.お七
4.扇の的
5.祇園精舎
 以上の5曲が収録されていますが聴く人の心を引き付ける薩摩琵琶と美声です。

 ジャズ喫茶で聴く琵琶の音楽は大変な場違いですがその辺は優しいマスターですから「顔はニコニコ心はムッ!」の感じがしないでもないですがアメリカンサウンドのJBLのオリンパスの実力を知りたい心境でもあります。
 早速このCDを聴くと実に素晴らしいサウンドでJBL本来の実力をまざまざ見せつけられた、非常にテンションの高い音と自然体で聴こえてくる琵琶と坂田美子の美声に私は新しい発見をした、謙虚なマスターにしてはお見事としか言いようがないぐらい素晴らしいサウンドである。じっくり聴くとオリンパスは長い年月をかけて鳴らしこんだ印象でスピーカーは時間をかけて鳴らし込まなければ本来の音が出ないと痛切に感じた、
 次に来る時はマスターには申し訳ないが究極のライブ録音でお寺の鐘とお坊さんの独経が入ったCDを聴かせて頂きたい、その時には必ず数珠を握りしめてと思うのだが多分「もうお前は来るな!」と出入り禁止になるのでは・・

 オーディオマニアならマランツ#7を知らない方はまずいないと思います。真空管のプリアンプの名機と言えば必ず名前の挙がる名機中の名機と呼ばれています。発売は1958年で10001〜23000番台の生産で販売台数は1万台を超えています。マランツ#7は初期、中期、後期と3種類に分けられていますが特に人気のあるタイプは10001〜17000番台がマニア間では高額に取引されている。後期の#7はパーツの変更で人気が今一ですが初期、中期はヤフーのオークションやヴィンテージショップでの販売価格は50〜70万円、極上の初期モデルですと80万円以上で取引されていますが果たしてそれ程までに価値のある素晴らしいアンプなのか独断と偏見で検証してみる。
マランツの魅力は何と言ってもこの外観ではないだろうか

 マランツの素晴らしさはパネルのレイアウトが高級感のあるイメージを感じます。このマランツ#7の出現で色んなメーカーのアンプパネルに多大な影響を与えました、このパネルレイアウトを真似たアンプもあるぐらいですが何と言ってもマランツ#7はイコライザー回路に3段NFBを施した特殊な回路でこのアンプの回路が発表されると自作マニアはこぞってマランツ#7の回路を真似たアンプを作る方が沢山いましたが当時はオリジナル#7の音など聴いたこともなく実際はどんな音なのか回路定数が同じであればこれがマランツの音ではないかと単純な憶測で誌上を賑わしていた、
 私個人もこの回路を採用して10台以上のマランツ#7のコピーを作りましたが正直な話マランツの音がどのような音なのか知らないのが当たり前であるから自作のマランツのコピーが本当の音なのかわからない、

 #7のオリジナルは初期、中期、後期と3つに振り分けられる。マランツ#7は発売から20年後にキットモデルが登場してマニアの話題になった、その後1996年にレプリカモデルも発売されオリジナル、キット、レプリカと3つのマランツ#7がありますからこの部分を詳しく述べたいと思いますがマランツ愛用者にとっては不愉快な思いをされる方もお見えですがこれは現実であり私のせいではありませんからあしからず、
 初期タイプはマランツカンパニーの存続をかけた製品で自らソウル・B・マランツ氏が心血を注いだステレオプリアンプであった、仲間から好評になり自作での生産が追いつかなくなるとマランツ氏はクラフト工場を作り此処で生産を行ったと思われる。その後にシドニー・スミスが加わり有名な#9,8Bが発売された、
マランツ#7の内部写真

 マランツ#7が発売されたのは先程も述べましたように1958年で当時の価格は15〜6万円ぐらいですがこの価格は現代の貨幣価値から換算しますと約300万ぐらいの高価なプリアンプになります。(当時は1ドル、360円)
 初期モデルは50年近くの歳月が経ち人生で言うならば「70〜80歳のご老人」と同じと考えても良いのではないか、この年齢になっても健康な方も沢山いますがやはり何処かに持病をお持ちになっている方も多い、マランツ#7も同じことが言える。初期動作するのはこの世に1台も無いはず、完璧にメンテナンスを施しても年月には勝てないしショップなどの工房で再調整しても100%音の復元は不可能に近い、
 ひどいショップにメンテナンス、修理依頼するととんでもないパーツを使った状態で帰ってくる場合が多い、外観はマランツ#7でも中身は別物になっているからマランツの音など似ても似つかない音になってしまっているのが多いのとマランツの音を知らないことが致命傷である。購入者はマランツの知識などは皆無だからデタラメに調整した悪態なアンプに「メンテナンスしました」と当たり前な顔して売りつけるショップもあるのが現状だ、
 アンプ内部を見せてもらってもオリジナルパーツの状態なら良いかと言えば答えはNGである。見た目でパーツの状態が良いか悪いかは絶対判断できません。40〜50年も経ったアンプのパーツは100%劣化している事を忘れずに、
 マランツ#7をほしがるマニアを騙すのは簡単である。特にマランツ#7を愛用する方は電気知識には疎いからそこが付け根でもある。しかもメンテナンスをショップにすべておまかせでは不安が先に来る。マランツ#7の愛好家は音にはうるさいが電気知識は皆無だから騙しやすい、本当に信頼できるショップでないと修理及びメンテナンス依頼すべきではない、
 では信頼できるショップとは?オーナーが自ら半田コテを握り保守部品をいつも持っている店なら信用できるのと数多くのマランツを修理した実績をお持ちのショップなら問題はないが修理、調整を他に託すショップは信頼がおけない、このように書きますとヴィンテージショップからブーイングが出そうですが購入者の立場に立って良心的に販売してほしいものである。

 マランツ#7に使用されているパーツとしてコンデンサーはスプラグのバンブルビーコンデンサーを使っています。このバンブルビーコンデンサー(カラーコードタイプ)は1950年代に製造中止になったコンデンサーですがこのコンデンサーの劣化で故障になる場合が多く見られる。日本のような湿度の高い国ではまずこのコンデンサーがトラブルになりやすい、
 代替え品としては同じスプラグのブラックビューティーがありますが、ブラックビューティーとバンブルビーとの音の違いはあるのかは次回にてご報告させて頂きます。
 次に劣化するのは電解コンデンサーの容量抜けが生じてきます。コンデンサーの容量抜けになりますと規定の電源電圧が維持できなくなるのと直流分にリップルが増加しますから音に多大な影響が出てきます。
 その次にトラブルになるのはボリュームのガリが発生します。一度ガリが出ますと修理不能に近い状態ですがこれを修理するには分解して清掃すれば使えないこともない、マランツ#7のボリュームはクラロスタットを採用していますが後期モデルはコスモスに変更されたのを見るとガリが出るので苦情が沢山あったのではないかと推測される。
 このクラロスタットを一般のボリュームに交換すると音は激変してしまいマランツの音ではなくなってしまうからボリュームだけは丁重に使用してほしい、
 それ以外の問題点は整流素子のセレン、コネクター及び接点部分の接触不良も無視できない、年数が経ち過ぎると経年変化で接点部分の酸化で接触不良が生じてくる、時々接点やコネクターを掃除することが大事であるがマランツ#7の場合はピンコネクター、ソケットなどは交換できないようにカシメで固定してある。特に真空管ソケットは接触不良になりやすい、マニアは色んなメーカーの球を好みに応じて何回も抜き差ししている方がいますがこれこそトラブルの原因にもなるから要注意である。またタバコを吸う方はタバコの煙やヤニで接点部分が接触不良になる要因もあるから絶対システムの前でタバコだけはやめてほしい、これはアンプに限らずスピーカーや精密機器にも言える。オーディオマニアこそ「ホタル族」が似合うと思いますけど、
 最後の問題点は40〜50年も経ったアンプは半田が劣化している場合が多い、
 最終的には半田を吸い取り再度半田付けをし直す必要も生じてくるがこれは素人には無理と思う、
 このような古いアンプは日々のメンテナンスが大事です。回路図も読めない、半田付けの経験もないマニアが以外とマランツ#7のようなアンプを大事そうに持っている人を写真などでお見受けしますが自分でメンテナンス出来なければ本当に信頼できるショップにお金を出して大切に使うしかないと思う、同じ#7も50年以上も前の機器であるから全部音が違って当然、最終的にはマランツに詳しいマニアか仲間に相談するかご自分の目と耳で判断するしか方法はないのではないか、
 例えショップに修理依頼してもオリジナルパーツがないから修理は出来ても音の復元は不可能と肝に銘じる事を忘れずに、
 以上のように書きますと一部分だけの問題ではなくすべての問題がからんできますから今日は良い音で鳴っても明日は良い音で鳴る保証はなく一週間後には音も出ないお陀仏アンプになる要素もある。
 一部のマニアは#7を2台3台と所有している方がお見えですが私に言わせれば「アホか!」と思う、首まで「棺桶」にどっぷりつかったマランツ#7などにどれだけ魅力があるのか理解できないがそれでもほしい方(私も含めて)マランツの魅力は音でなくパネルデザインつまりウッドケースに入ったあのデザインが魅力かも・・・
 結論を言わせてもらうと初期のオリジナルの音を望むのは100%無理だからマランツの音を諦めてパネルデザインの素晴らしさを見て部屋の調度品として飾って置いて楽しんだ方が利口かも知れない、

 1970年代の終わりにスタンダード工業からマランツのキットが発売され大変な人気が出ましたが誰でも簡単に組めるのとマランツの音を楽しめる為沢山販売された記憶があります。
 問題なのは果たしてオリジナルと同等の音で鳴ったのかであるが残念ながらオリジナルとは似ても似つかない音はっきり言ってひどい音、であったが外観が同じなら満足なのか、キットだから誰でも組み立てられる利点はあるが誰でもが問題でメインアンプとは違いプリアンプ、特にマランツは三次元的な立体の配線技術の要素がありいくら製作マニアルがあっても簡単には組み立てられないのと素人的な半田付け、クモの巣配線ではオリジナルの足元にも及ばない、
 パーツに関してもロータリースイッチ、レバースイッチはアルプス製を採用、この部分からも不評を買っている、使用するパーツが違うためオリジナル同等の音など望むのがお門違いである。それでも一般市販の真空管プリより音は良かったと言うことは市販のプリアンプがお粗末と言える。
 キットに採用してあるカップリングコンデンサーはPLSSEYのフィルムコンを使用、抵抗は松下のソリッド抵抗と思われがこの部分もオリジナルとは異なる。またボリュームも国産のバイオレットを使っているがクラロとは全然音が違うのと整流回路がダイオードになっているためツルンとしたトランジスターぽい音になってしまい外観はマランツ#7でも中身が違うから異母兄弟のようなマランツ#7だ、それでもキットアンプが中古市場やネットオークションで人気があるのは、やっぱりウッドケースに入ったデザインか!
 ※このマランツ#7キットに関しては無線と実験誌で森川忠勇氏が詳しく述べていますからそれを参照して頂きたい。
 ここまでずばりと書きましたがマランツマニアなどから文句が出てきそうですがこれは私が悪いのではない事をご了承して頂きたい、
 次回はマランツ#7のレプリカモデルとオリジナルの音の違い、レプリカの改造とブラックビューティーコンデンサーとバンブルビーコンデンサーの音の違いなどを詳しく説明させて頂きます。ご期待下さい。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-017

コントロールアンプマランツ#7に想う、パートU
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-018
マランツ#7を題材にしたパートUを書かせて頂きます。前回はマランツ#7及びマランツ#7のキットを書きましたがマランツ#7を愛するマニアは多分憤慨しているのではないかと思いますがY下はマランツを憎くて書いたつもりは毛頭ありません。本来のマランツ#7の音は失われマランツの音ではない音が当たり前になっているのがほとんどではないか、では本当の音とはどのようなのか何故ここに至って真空管プリアンプの名器と呼ばれて現在まで君臨しているのか今回は面白い結幕になりそうです。是非マランツ愛好家の方もアンチ・マランツ派の方も怒りを通り越して楽しく読んで楽しんでください。

 オリジナルとの相違はパワースイッチの違いとオリジナルはブッシングでの直出しがレプリカでは3Pinコネクターに変わった、多分日本の電気保安法の安全基準のためと思われる。


 前回はオリジナル、キットの説明をさせて頂きましたがオリジナルの音はもう過去の遠い伝説でしかないのか、最近のオリジナルはショップのデタラメな改造で本来のマランツ#7の良さが失われオリジナルとは程遠い音になっている、十分にレストアしても歳月には勝てないし本来のオリジナルの音を望むのは無理なのか、
 私個人としてマランツの魅力は勿論ウッドケースに入ったあのデザインも魅力的だが当時のマランツの音は本当に素晴らしい音でマニアを引き付ける程の良い音で鳴っていたと思う、そのような音なら一体どんな音でマニアを魅了したのだろうか、遠い過去の事だからひょっとして頭の片隅に残っている方もいるかも知れませんが一般庶民では手の届かない高価なアンプだからなおさらかも・・・・

 1996年にマランツ#7のレプリカが発売されました、良質なオリジナルは中々見つからないのとオリジナルより価格的に安いのが魅力であったが期待したほど短期間では売れなかったと聞いている、(最終はSEバージョンで売られた)
 このレプリカはオリジナルを忠実に再現したモデルで当時オリジナルに採用したパーツをふんだんに使い生産はアメリカでの手作りで製作され世界各国に販売されたらしい、
 オーディオ雑誌にもこのアンプを特集で載せている。お偉い先生が書いた試聴レポートを読むと「この#7レプリカはオリジナルと同じように忠実に再現され私の持っている完璧にレストアしたオリジナル#7とは全く遜色がないぐらい素晴らしいアンプ」と評価している。
 この記事を読むとオリジナルなんかより新しいパーツで製作されたレプリカモデルのが安心して使えるのとオリジナルとは遜色がなければマランツマニアならどんなことがあっても手に入れたい心境になるのは誰でも同じではなかろうか、しかもオリジナルと同等のパーツが使われているのであれば即完売するはずなのに完売までは相当時間がかかったらしいがどうも評論家の言っている事とは違うみたいでその辺が怪しい、

 私の友人であるM月氏(第6回、ウェスタンサウンドの真髄を聴く)に登場、この方がレプリカを持っているとの情報を入手、このレプリカモデルを福井県まで現金を握りしめて無理を言って分けてもらった、
 その時のエピソードでM月氏に恐ろしい殺し文句を言った覚えがあるがここだけにの話にしてほしい(笑)
 「あんたの娘さんも今度大学に行くらしいね、行くとなればまとまったお金が必要じゃないの」また「三年以上使わないアンプなら持っていてもゴミと一緒、売るなら今しかないヨ」
 今思い出しますと半分脅しのようなセリフと(地上げ屋)がよく使うセリフに聞こえてくる。これは一種の恐喝か脅しにみえるが、

 M月氏から無理を承知で分けて頂いたマランツ#7のレプリカモデルだが果たしてどんな音をしているのか、今まで自作のプリアンプしか知らない私だが心の中で想像力が湧いてくるのが自分でもひしひしと感じ取れる。
 M月氏から譲って頂いた#7の情報は同じ仲間の高松爺さんの耳に入った、翌日に高松爺さんから電話がありM月さんから買った#7を「すぐに俺の所へ持ってこい一度俺のプリと鳴き比べしょうじゃないか」こんな事言われた以上こちらも引き下がる訳にはいかず私は「明日でも持って行く、高松さんのプリは私が製作したアンプだから自分の実力もわかる。」面白い勝負だ、
 ※高松氏のアンプは私が製作したプロトタイプの真空管プリアンプとPX−25シングルアンプを使用してオートグラフを鳴らしている。
 私が製作したプリアンプと譲っていただいたマランツとの鳴き比べはどちらに軍配が上がっても複雑な心境で本音は本当に比較したくはないのだが、売られた喧嘩は買わないと気持ちがおさまらない、

 翌日、爺さんの所へ持ち込み早速マランツ#7レプリカのセッティングが終わるやすぐに音出しとなった、出てきた音は良くもなく悪くもない平均的な音で長い時間使わなかったから多少エージングが必要と思われる。私個人の主観としてそれなりに大変良いプリアンプと感じたがもっと柔らかく膨らみがあればだがこれは好みの問題だと思うから一概に悪いとは言えないが私の思っている音とは違っていた、
 これがマランツトーンなのか多少失望感はあったが世に言うマランツの音は飛び抜けて凄いとは感じなかった、所詮レプリカであるからこれが普通の音なのか、それにしてもオーディオ雑誌ではオリジナル同等の音と評価していたお偉い先生がいたが何となく期待外れの印象は免れない、
 次に私の製作した真空管プロトタイプに接続してレプリカとの比較である。出てきた音はレプリカとはまったく違う芳醇な響きを伴い広がり+奥行き感と長い時間聴いていても聴き疲れしない音で先程のマランツとは対照的な二重丸なアンプであるがこれ以上書くと自画自賛になるからやめておこう、
 高松爺さん曰く、「マランツは皆が評価する程大したことはない、」この前中さんがオリジナルの#7を持ってきてこのプリと鳴き比べしたら本人は愕然とした「中さんはがっかりしてマランツ#7を新聞紙にくるんでシッポを巻いて帰って行ったよ、」と高笑い、(中さんが聞いたらキレると思う)
 しかしあまりにも惨めを通り越して哀れである、マランツを馬鹿にされた以上考え方を変えなければあの爺さんに馬鹿にされっぱなしではないか、心の中で「この仕返しは必ず別の機会で果たしてやる。」再度挑戦だ!


 自宅にはもう一台のマランツ回路を真似たコントロールアンプがある。このアンプはラックスのSQ−38で大橋氏の店主日記の(第3試聴室あらわる)で写真付きで紹介されたラックスのパネルを使ったアンプでコンデンサー類はスプラーグのブラックビューティーと抵抗はアーレンブラッドレーをふんだんに使い6X4の整流管とチョークを使ったアンプで自分としてはステンレスのシャーシーを採用し物量とお金をかけた最後のプリアンプである。早速このコントロールアンプと比較試聴した、
 やはり歴然の差が出てきた、マランツのレプリカはこの差に惨めな結果になった、天下のマランツ#7がこんなはずではない、購入したアンプが不良品なのかこれが普通のレプリカなのか、オリジナルならもっと違った次元の音がするのではないか、自問自答しながら悩み続けた、
 オリジナルとは遜色がないと言った雑誌の評論家の先生はよほど酷いオリジナルを使っていたのだろうか、この状態では個人的には使えないから一度パーツ類を交換してそれでも駄目なら諦めるしかないが問題のオリジナルパーツを探さなければ先に進まないのと肝心なオリジナルとレプリカのパーツの違いを徹底的に調べる必要がある。
 本来なら完成品を改造するのはご法度であるが他人に売る訳でもないし騙して譲る訳でもない、また改造すればメーカーのメンテナンスは効かなくなるがそれも承知で自分が納得すればよいではないか、勿論レプリカを使用しているマニアに勧めることはできないから自己責任での改造になる。
 頭の中でオリジナル相当のパーツを交換すればひょっとして大化けすれば大成功となるはずだが・・・・・一度オリジナルとレプリカのパーツの違いを調べなければ先には進まない、


 改造するならオリジナル原機のパーツを使用して忠実に再現すれば事は簡単だが今の時代に当時のパーツ類が手に入れる事は不可能に近いが同等部品が入手できればそれを使うしか手はないがオリジナルとは違うメーカーの部品を使えばオリジナルの音には近づけないしオリジナルとは違う音になってしまう、今回はオリジナルの音の復元であるから極力同等部品を探して使うことにした、
 オリジナルの音や音色に拘らなければ他メーカーでも十分である。今回は私個人としてのオリジナルを意識しての改造ですが同じマランツ#7の回路を採用したプリアンプをお持ちにあれば違うパーツを使って自分の好みに合う音作りをして楽しむのも一つの方向性としては間違いではない、#7の3段NF回路、2段P−K帰還フラットアンプ回路、終段のカソードフォロアの組み合わせは素晴らしい音を約束させてくれるはずでカップリングコンデンサーは現代のタイプなら良質なオイルコンに交換するのも面白い、特に変化するのはカソードフォロアの送り出し部分を交換すると違うアンプに変貌します。(ただし回路に使われている部品の時定数は変えてはならない、)
 ようは自分の好みに合わせて楽しめればよいだけでオリジナルパーツに拘る必要はない、現代の電子部品は当時の部品と比べて遥かに高性能で特性も良く簡単には劣化しにくいのが特徴である。

オリジナルとレプリカのパーツの比較
オリジナル レプリカ
真空管
テレフンケン12AX7 中国製12AX7
電解コンデンサー
スプラーグ 30D マロリー
コンデンサー
ブラックビューティー EFCフィルムコン
抵抗
アーレンブラッドレー アーレンブラッドレー
ボリューム
クラロスタット クラロスタット
B電圧用整流器
セレン ダイオード
ヒーター整流器
セレン ブリッジダイオード
コネクター
シンチ 多分シンチと思う
ハーネス
BELDEN BELDEN
スイッチ類
CRL CRL

 上記の比較を見ますと真空管、カップリングコンデンサー、整流素子が違うぐらいで大きな差はないがオリジナルのブラックビューティーはギターアンプに使われたレスポールコンデンサーの名称がバンブルビーである。
 ※ブラックビューティー(赤文字タイプ)とバンブルビーの音の違いは後で詳しく述べさせていただく、

 今回の改造は音の変わり易いパーツを重点的に交換する。交換部分は以下のようになった。

1.真空管をムラードの12AX7(この球は私の一番のお気に入り)
2.整流素子をダイオードからセレンに変更する。
3.信号系統のカップリングコンデンサーはEFCフィルムコンからすべてバンブルビーもしくはブラックビューティーに交換
4.イコライザー回路のカソードコンデンサーを電解コンデンサーから高価だが銀タンタルコンデンサーに変更
※この部分をタンタルに交換すると低域の分解能がアップして全体にボケた音が多少解消される。
以上の部分を改造すれば音は激変するはずと思うがマランツのパーツ交換は簡単なようで非常に神経を使う
5.半田付け手直しと引き回し配線のやり直し
 レプリカ改造でカップリングコンデンサーの交換よるブラックビューティーとバンブルビーを実装、銀色のコンデンサーは銀タンタルコンデンサー
 右側の写真はマランツの重要パーツであるクラロスタットボリューム

 レプリカモデルはダイオード1本による半波整流から高圧用セレンに交換

 トランスの下側に赤いフィンが見えるのはヒーター用セレン

 構想から数カ月でコンデンサー類は手に入れることができた、またセレンも高圧用、ヒーター用も苦労せずに手に入れることができたがパーツを購入する費用がアンプ1台分ぐらいの出費になった、
 問題は果たしてパーツを交換して半田付けを再度やり直しすれば音は変わるはずだがまだ他に音の変わる要素が隠されている。例えば#7の場合はL/R別々にアース点の取り方が違うのと配線材に単線と撚り線をミックスして音を作っている。単線は音が固く撚り線は音が柔らかい傾向になる。後は回路図と照らし合わせながら時間をかけて慎重に交換する必要がある。

 本体のケースカバーを外して中を見たら汚い半田付けと引き回し配線には正直言ってがっかりした、(この辺が日本と欧米の考え方の相違)オリジナルの配線とはかなり隔たりがあり当時の引き回し配線方法と今の引き回し配線では明らかにその差歴然であるがこれは仕方がないと思う、
 マランツ#7の内部構造をよく観察すると個々にブロック毎の組立方がわかる。
 アマチュアが1台のアンプを製作する場合は部品の取り付けから配線組立完了まで回路図を見ながら完成するがこのマランツの場合は個々にブロック毎に組み立てて最後は一つに合体して完成するシステムのやり方でこれは量産を考えた合理的な組立方式で製品のバラツキは極力少なくなるメリットがある。
 また当時はプリント基板がない時代であるから配線の技術はそれなりに丁寧であったが今の時代は手配線で組み上げるよりフラットケーブルでのコネクター接続が当たり前になっているのでそのような作業者は少なくなったのと手配線の難しさも有因である。

 約1週間かけて半田部分を吸い取り再度半田付けをしながらコンデンサー類を交換して全てが完了した、音出しをする前に入念に測定器を使って信号の流れと個々の電圧確認とSN比を確認後異常が無いので現用システムに接続して初の音出しである。
 いつも聴いているリファレンス用のCDを鳴らした瞬間音の世界が激変である。
 一言でいえば独特な音作りとホールトーンの効いた奥行き感を伴っている。音の粒立ち、雰囲気感すべてに素晴らしい音でシステムがグレードアップしたような錯覚にとらわれ今迄の自作アンプとは音の世界が違っていた、これが名器と言われるマランツ#7の音なのかマニアが魅了する何かを秘めている。
 次にレコード再生を確認してみた、私の手持ちのプレーヤーはディスクジョッキー用のお粗末なプレーヤーと付属しているMMカートリッジでも素晴らしい、これには参った、改造前のレプリカとは歴然の差が認められる。
 再度、同じ回路で製作したラックスのパネルを使ったSQ−38型とも比較したが正直な話SQ−38は聴く気にならない、折角お金をかけて製作した自作プリアンプだが改造レプリカを聴くと嬉しいのか悲しいのか複雑な心境でもある。

 同じ回路と同じパーツを使って作ったSQ−38タイプなのになぜこんなに差が付くのだろう、技術的な立場から考えたら理解できない、改造したマランツの音楽の雰囲気を醸し出す独特な音色とホールトーンの効いた響きとシルクの肌触りのような感触は自作では作ることが出来ないのか、今まで沢山のアンプを汗水垂らして苦労して製作したのは何だったのだろうか、ソウル・B・マランツは偉大な人物で自らチェロを弾く演奏家でもあり音楽家でしかもオーディオマニアでもあったと聞くと音楽を良く知ったオーディオの天才か芸術家でもあると思う、
 オーディオだけを考えるとただ技術的に優れている技術者が設計した真空管アンプの良さは認めるが肝心の音楽を知っていないと単なるクラフトマニアで終わってしまう、その点SUNVALLEY AUDIOさんの大橋氏は音楽と真空管アンプに精通した方でこの方がヴォッシングして世に送り出したアンプなら間違いはない、
 私のような自作マニアのアマチュアもどきでは到底立ち向かうことや乗り越えることは不可能と痛切に感じた、
 今回の改造でどれが決め手か言われても返答できないのとまたその違いを解析するだけの気力は無くなった、
 その昔瀬川冬樹氏がマランツ#7を手に入れてから自作をしなくなったと雑誌に書いてあったが瀬川氏もマランツの音を聴いてから自作ではこの音を乗り越えることは無理と悟ったのか、私も瀬川氏の心境と同じ気持ちなのかも?今後メインアンプは別としてプリアンプを作る気力が失われていった、

 いよいよオリジナルと改造レプリカの音の違いである。オリジナルは私の友人の中氏が自分で完璧にレストアしたマランツで17000番台の極上品、(真空管はテレフンケンのダイヤマーク)果たして結果はいかに、
 オリジナルを繋いで音出しするとこちらも大変良い音でマランツ独特の響きである。欠点と言う欠点は見当たらない、さすがに中氏は技術もさることながら凄い耳の持ち主でこのマランツでウェスタンのスピーカーを上手く鳴らしているのもうなずける。
 さてレプリカ改造の音との比較であるがこちらの球は名球でもあるムラード管(SUNVALLEY AUDIOさんで購入)を使用、マランツトーンはそのままだが音のニュアンスが多少異なる、オリジナルは年数の問題で少しボケた厳しい音になり躍動感、切れ込みが不足している、例えで言うとオリジナルは50代のおばさんの音のイメージで改造タイプは20代の若いピチピチのギャルの音と言えばおわかりいただけると思う、マランツも50年と考えれば仕方がないのではないか、これは使っている中氏が悪いのではなく50年と言う長い歳月に問題があるがそれにしても50年前のアンプを中氏の耳と技術力で完全にレストアしてまだ現役で使えるマランツ#7は凄いの一言、
 中氏は音を比較しながらぽつりと一言「Y下さんのマランツの音は50年前は多分この様な音で鳴っていたのだろう、」そのように褒めて頂くと今回の改造は大成功であった、また比較試聴のためオリジナルを提供して頂いた中氏にも感謝である。

 マランツ#7やマッキントッシュのプリアンプのカップリングコンデンサーはスプラーグのバンブルビーを採用している。このコンデンサーのお陰でマランツ、マッキンも世界のトップクラスの音作りに影響を与えているのは言い過ぎではない、ではブラックピティーとバンブルビーとの音の違いをマランツを使って比較試聴してみた、正直な話音は歴然と差が出たが同じスプラーグであるから音色的には似たような感じだがバンブルビーはもっと深く味がありコクのある音に変わる。ワインで例えるなら安いワインと高級ワインの違いである。この違いには私も驚いたがもう良質なバンブルビーは手に入らないと思う、もし手に入れる事が出来たのなら入念にチェックしてから使用してほしい、
 
 スプラーグのブラックビューティーコンデンサーとバンブルビーコンデンサーで上の3本が160Pの赤文字タイプ、下側がカラーコードの入ったバンブルビーコンデンサー

 今回はマランツ#7を題材にしましたがこれだけ激変するとは自分自身驚いていますがマランツ#7の生みの親であるソウル・B・マランツこそ20世紀最高の偉人で今日のオーディオの在り方を変えた素晴らしい人と感じたしだいである。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-018

56. 中川隆[-14641] koaQ7Jey 2020年1月13日 12:12:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1571] 報告
凄いぞ、マランツ7Kプリアンプ!
凄いぞ、アルテックA5! - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年12月12日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/893724e7133c1832ed67e723d0dc05a2

オーディオ仲間のNさん(大分市)に依頼していたオーディオ機器の出品(オークション)が、冬が近づくにつれ売れ行き好調となり次々に商談が成立してうれしい悲鳴を上げている。ボーナス時期ということもあるのかな(笑)。
今回はJBL「D123」(16Ω仕様:初期のグレイタイプ)と古典管が対象だったが、それぞれスペア品の処分なので後顧の憂いなし。
前回は売上金を持ってきてもらったので、今回は試聴を兼ねてNさん宅に受け取りに行った。
オーディオルームに入るなり「いつもお世話になってま〜す。あれっ、いったい何やってんすか?」
Nさんが机の前で沈思黙考されている。
  
「実はねえ、この度Mさんがマランツ7Kを購入してねえ。試聴に行ったんだけど、これがもう素晴らしい音でねえ。大いに触発されて手持ちの部品で何とか作ってみたいものだと寄せ集めて回路図を研究しているところなんだ。」
「ほう〜、それはぜひMさん宅の試聴をさせてもらいたいですねえ。」
「Mさんがマランツ7Kを購入した動機はお宅のプリアンプ(マランツ7仕様)に衝撃を受けたかららしいよ。」
「エ〜ッ、そんなに〜。それは身に余る光栄ですねえ。」と、破顔一笑(笑)。
それはさておき、久しぶりにNさん宅の「アルテックA5」システムを聴かせてもらった。
    
3本のアームを駆使したレコードプレイヤーと自作のイコライザーアンプとパワーアンプがこの画像。
パワーアンプは「WE300Bシングル」と「6550プッシュプル」だが、このところ「6550」の出番が多いそうだ。
マイルスの「カインド・オブ・ブルー」を聴かせてもらったが、従前と比べると明らかに音の押し出し感に力強さがあって実に聴き心地が良かった。
「A5はローエンドがちょっと物足りない」と、ずっと思ってきたが見事に先入観が覆された。どうやらスピーカーよりもアンプに原因があったらしい。
アメリカ系のスピーカーは総じてイギリス系のように箱をうまく鳴らす工夫よりもユニットの能力を最大限に生かすため「パワー勝負」を挑んでくる傾向があるので、駆動する真空管アンプはシングルよりもプッシュプル方式の方が有利のような気がしてならなかったが、やはり今回もそのことが裏付けられた。
それにしても、やはりレコードの音は自然そのもので大いに啓発された。
こういう音を聴かされると「レコードは面倒くさい」(過去のブログ)なんて簡単に片づけられなくなる(笑)。
3時間ほどお邪魔して帰宅の途に就き、夕食時が近づいた頃を見計らって話題になったMさん宅へ連絡。
「マランツ7Kを購入されたそうですね。明日にでも聴かせてくれませんか。」との性急なお願いに対して、
「マランツ7といってもキットですよ。それでよろしければ〜。10時頃なら空いてます。」
「は〜い、よろしくお願いします。」
心なしかMさんの声が明るく弾んでいたなあ(笑)。
詳細は次回以降へ。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/893724e7133c1832ed67e723d0dc05a2

凄いぞ、マランツ7Kプリアンプ! - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年12月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/64af91f275cce53b3e25f65abdf99859

前回からの続きです。
Mさん宅への訪問日は朝からあいにくの雨となった。やたらに車が多くて15分ほど遅れて到着すると前日のNさんも同席されていて3人によるとても賑やかな試聴会となった。
Mさんはレコードプレイヤーのたいへんな愛好家である。4台のプレイヤーと何種類ものトーンアームを使いこなされている。
イコライザーアンプもカンノをはじめピカリングなどがあり、レコード会社によって違う6種類のイコライザーカーブをスイッチ一つで切り換えて楽しんでおられる。
まるでアンプを代えたみたいに音が変わるのでレコードプレイヤーの世界も随分奥が深くてなかなか遊べそうだが、極めるためにはとうてい残された時間と資金が足りそうにないので諦めざるを得ないのが残念(笑)。
Mさんの現用スピーカーは「オートグラフ」と「クリプッシュホーン」の二つ。
今回の試聴の目的は新たに導入された「マランツ7K」プリアンプ(以下、「7K」)の出来栄えだったが、結果から先に言うとそれはそれは見事に期待した通りの音だった。
まずは「オートグラフ」から聴かせてもらった。
   
7Kに組み合わせるパワーアンプは同じマランツの「8B」である。初めにカンノのイコライザーアンプで聴かせてもらい途中から7K内蔵のフォノイコに切り替えた。
試聴盤は「グレート」(シューベルトのシンフォニー第8番)。
       
ヨーゼフ・クリップス指揮だがクリップスにはオペラ「ドン・ジョバンニ」(モーツァルト)の名演があって、大好きな指揮者の一人。
「グレート」「ドン・ジョバンニ」とくれば奇しくもフルトヴェングラーにも名演がある。
大理石で出来たトーンアーム(オイルダンプ)で聴かせてもらった。手前はピカリングのストレートアーム。
   
とてもSNがいいし、しかも7Kのトーン・コントロールをいっさい弄らずに豊かな低音域が出ていることに驚いた。使ってある真空管は最初から「テレフンケン」(6本)だったそうで「これはたいへんな掘り出し物でしたねえ!」と思わず口をついて出た。
まるでゆったりと包み込んでくるような豊かな音で、さすがは独特の「オートグラフ」の世界、実に説得力があってオーディオ的にどうこう言えるような音ではなかった。
小さな箱にはそれなりのメリットもあるけれど、やっぱり大きな箱じゃないと出せない音ってのもたしかにありますなあ。
1時間ほど聴かせていただいてから今度は座る位置を変えて「クリプッシュホーン」の試聴へと移った。
  
プリアンプは同じ7Kの2系統の出力のうちの1系統を使い、パワーアンプは「KT88プッシュプル」(新藤ラボラトリー)。
新藤さんのアンプは定評があってこれまで悪い評判を聞いたことが無いのは特筆すべきことだし、社長さんがすこぶる熱心なことでもよく知られている。
このクリプッシュホーンの音にはたいへんな感銘を受けた。
   
これまで我が家を含めてさんざん「サキコロ」の冒頭のシンバルの音を聴いてきたが、このシンバルが最高の出来栄えだった。最高音域の鮮烈さもさることながらその質感というか光沢に独特の艶があってとても筆舌に尽くしがたい。
ほとほと感心するうちにお昼時になったので辞去してクルマで40分ほどで我が家に到着するなりさっそく耳の記憶が新しいうちにと、ウェストミンスター(改)で「サキコロ」の試聴に移った。
「いい音」が及ぼす波紋はどこまでも広がって深〜く浸透していくなあ(笑)。
最低音域と最高音域はどうにか太刀打ちできそうに思ったが、あの6000ヘルツあたりのシンバルの独特の質感はどうしても我が家のシステムでは表現できなかった。
やっぱりレコードじゃないと無理かなあ・・・。
ほんとうに勉強になった1日だった。
ただし、時間が経つにつれ耳の記憶は薄弱となり自宅の音に自然に妥協していくのがこの世の倣いだ。刺激を新たにするために、これからもときどきMさん宅を訪問させてもらうことにしよう。
妥協は敵だ!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/64af91f275cce53b3e25f65abdf99859

凄いぞ!自作マランツ7型プリアンプ 2019年01月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a69c0a28f83cdaf3c67617d877678ef3

話が分かりやすいように、丁度1か月前の昨年(2018年)の12月12日に投稿した記事(一部)から入らせてもらおう。
(Nさん宅の)オーディオルームに入るなり「いつもお世話になってま〜す。あれっ、いったい何やってんすか?」
Nさんが机の前で沈思黙考されている。
  
「実はねえ、この度Mさんがマランツ7Kを購入してねえ。試聴に行ったんだけど、これがもう素晴らしい音でねえ。大いに触発されて手持ちの部品で何とか作ってみたいものだと寄せ集めて(マランツ7の)回路図を研究しているところなんだ。」
以上のとおりの記事だったが、このプリアンプ「マランツ7」はおよそ60年前の製品なのにいまだに人気の衰えを知らず、逆にますます価値が高まってさえいる。有為転変の激しいオーディオ機器だが、こういうプリアンプもたいへん珍しい。
たとえばオークションで「プリアンプ」(真空管)で検索すると、いまだに「マランツ7型回路で作成」という記載をよく見かけるのがその証拠。
そのNさんから4日ほど前にお電話があった。
「あけましておめでとうございます。今年の正月はマランツ7型プリアンプの製作にかかりっきりでした。やっとどうにか完成したので聴きに来ませんか。」
「はい喜んでお伺いします。ついでにPADのSPケーブルが使えるようになりましたので持って行きたいのですがいかがでしょうか。」
「エッ、PAD!それは興味があるねえ。どうぞ持ってきてください。」
結論から言えば「Nさん自作のマランツ7」は素晴らしい音だった。「アルテックA5」が朗々と鳴って何ら不満を感じなかった。
    
よくお話を伺ってみると「マランツ7」型は感度が高いのでコンデンサーや抵抗の材質によって音が豹変するとのこと。
惜しいことに長期保管中だった「バンブルビー」のコンデンサーは容量が抜けたのが多くて2割程度しか使えず、その一方、抵抗の方はアレンブラッドリーが無事ですべて統一出来たとのこと。
当初はノイズが盛大に出て、3日間ほどコンデンサーをとっかえひっかえの調整の連続だったがようやく落ち着いたそうだ。
   
マランツ7型は我が家でも使っているが掛け値なしに「いい音」がすることを実感した。
詳しく伺うと、オーディオ界では「マランツ7党」として独自の世界が築かれており、程度のいいものから悪いものまでレストアされたものが専門店によって販売されていて、オリジナルに近い最高級品は350万円なり!
「マランツ7」じゃないと出ない音があるというのはよくわかります。
かって「ソウル・B・マランツ」氏(アメリカ)が個人用に製作したプリアンプが評判を呼び、その後広く普及したわけだが「採算を度外視した性能のいい製品を作り続けると会社が倒産する。」のは、マランツ社も例外ではなかった。
逆に言えばオーディオ業界で長持ちしている会社は「?」かもねえ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/a69c0a28f83cdaf3c67617d877678ef3

57. 中川隆[-13926] koaQ7Jey 2020年3月16日 09:17:38 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[901] 報告

Marantz(マランツ) Model 2 オーバーホール 2台 VintageAudio
https://vintage-audio.jp/?p=1683

Marantz(マランツ) Model1 - Model 6 オーバーホール VintageAudio
https://vintage-audio.jp/?p=1603

Marantz(マランツ)Model 1 - Model 4 オーバーホール 2台 VintageAudio
https://vintage-audio.jp/?p=1491

▲△▽▼

MARANTZ Model8B 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12452874251.html?frm=theme

58. 中川隆[-13908] koaQ7Jey 2020年3月16日 12:26:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[925] 報告

Marantz 8B   本当の実力を聞くために
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-488.html

Marantz 8B Tさんの涙! って泣いてないか、でも泣けるよねえ
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-487.html

Marantz 8B と球転がし   大好きなTさん
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-486.html

59. 中川隆[-13910] koaQ7Jey 2020年3月16日 21:30:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[971] 報告

楠 薫のオーディオ三昧

Marantz社 & Saul B.Marantz氏
http://www.kusunoki.jp/audio/audionote.html#Marantz

Marantz model 1 
http://www.kusunoki.jp/audio/Marantz/Marantz1/Marantz1.html

Marantz Audio Consolette(#1)の使いこなし方
http://www.kusunoki.jp/audio/howtouse.html#Marantz1

Marantz model 5 
http://www.kusunoki.jp/audio/Marantz/Marantz5/Marantz5.html

Marantz model 7 
http://www.kusunoki.jp/audio/Marantz/Marantz7/Marantz7.html

マランツ#7(レプリカ)の使いこなし方
http://www.kusunoki.jp/audio/howtouse.html#replicaMarantz7

Marantz model 8
http://www.kusunoki.jp/audio/Marantz/Marantz8/Marantz8.html

Marantz model 9
http://www.kusunoki.jp/audio/Marantz/Marantz9/Marantz9.html

マランツ#9(レプリカ)の使いこなし方
http://www.kusunoki.jp/audio/howtouse.html#replicaMarantz9

60. 2020年8月03日 11:02:47 : eW7LEVJZWc : Q2xaVjcwU2F6SWc=[8] 報告

2020年08月02日
失われた曲線と禁断の曲線
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/cat_50031428.html


過去のグレイリストを必要あって読んでいる。24年前に書いた記事が出てきたので以下に転載する。

失われた曲線と禁断の曲線

  昨年の寒さの忍び寄る頃。とある英国の地方都市。中国料理店で、お箸の持ち方を教えながら、僕らはレコードの抱える問題について熱中していました。彼ら(二人のレコード愛好家)はつねづね、1950年代のモノーラルレコードのもつ、さまざまなイコライザー曲線(EQ曲線)の存在の重要性を、いろいろな角度から説明しはじめたのです。1954年、RIAA曲線に統一される以前、世界中にLPレコードを制作する会社は百をはるかに超え、各社がこぞって開発し、採用したEQ曲線の種類は78回転も含めれば20を下らない数に達し、それを無視しては適切なレコードの再生は不可能である。彼らの言い分は大体そんなところでした。『だから、どうした。僕は、これまで充分にレコードを楽しんできたし、満足しているんだ。まして、EQ曲線なんて知らなくたって、自分の耳のイクォライザーさえちゃんとしていれば、そんな面倒臭いこと願い下げだ。』『じゃあ、こうしよう。僕らの町のオーディオ店の主人に適当な装置を探してもらって、それを君の日本の住所に送る。自分の部屋でそれを試したあとで、また君の意見を聞こう。』数ヶ月して、僕らはオーディオ店を訪ねると、主人は揃えた装置を奥から出してきました。 アコースティック社(現在のQUAD)のQCUコントロールユニット(1953/67)、QUAD-Tアンプ(通称ブラックボックス 1948/51)、VITAVOX KG10スピーカーシステム(12インチシングルコーン 1951)。たたずまいの美しさといったら!使うあてもないExpert社製の78用アームとカートリッジ・BJアーム・Tannoyのカートリッジ等々・・興奮して『全部、ください!!』と、後先も考えずに叫んでいたのです。

  やがて荷物は届き、部屋に据え付け、店の主人が念入りにオーバーホールしてくれた、40年以上も前のアンプのスイッチに目をつぶって火を灯けたとき、爆発しなかったのでほっとしました。装置から流れてきた音は『別の世界からやってきた音』。これには驚いた、まる2週間と言うもの毎晩空が明るくなるまで、自分が慣れ親しんだレコードを聴き返ししたのです。「禁断の曲線」を食べてしまった僕は考えます。『一体、今まで聞いていたのは何だったんだろう?』 HMV/COLUMBIA/DECCA/DG/RCA/WESTMINSTER・・・QCUのコントロール・ユニットは、60余社のEQ曲線に対応して適切な再生が可能です。聞き慣れた自分の部屋で、適切なEQ曲線を特定するのは簡単な作業です。スピーカー周辺に姿を現わす音像の形は、誰にでもわかります。たとえれば、鏡に映した自分の顔が、EQ曲線が適切なら正しい形に映るし、違っていれば曲がった鏡をみるように額が広くなったり、右半分が異状に短かったり、口が曲がっていたりといった何らかの歪みを感じます。試しに、家人(クラシックと縁が無い)に、数種類の異なるEQボタンを押してレコードを再生してきかせたら、八割以上正しいEQ曲線を指摘しました。おそるべし、女性の直感。

  近年、我国のレコード愛好家の多くがステレオレコードに一段落し、1950年代のLP初期のモノーラルレコードを指向し始めたのは、「音」ではなく「音楽」に淫してみようとする意識が強くなってきたからでしょう。より初期のレーベルを、可能な限り早い時期のスタンパーを、重い盤を。これら美しくも古い50年代初期のレコードには、前述のとおりの問題をはらんでいるのです。「音楽に親しむ際に、あれば、それはそれで、ゆたかにしてくれるもの」・・・EQ曲線は古いレコードが、たくさん棚に収まっている人たちにとって、そんな類いのものでしょう。「失われた曲線」にするか「禁断の曲線」にするかは、単に趣味の世界。EQ曲線に関しては、これまで数多くの方々から問い合わせをいただきましたが、僕はその度に「体調と精神状態を整えて、自分の耳のイクォライザーを調整して、音楽を楽しんだらいかがでしょう。」とお答えしてきました。そうした質問がどんどん増えてきたのをふまえて、今回のリストから、RIAA曲線を採用していないと明白にわかるレコードには、クォード社のEQ曲線対照表(TYPE2)から僕が独断で選んだEQ曲線を表示してみることにします。できる限り率直に聴いた印象を記して(時間を要する楽しい作業)、レコードを再生する時の参考に少しでもなればと思います。 

  イクォライザーを適合させる機能をもったコントロール・ユニットは、50年代には少なからず存在しました。クォード社を始め、リーク、タンノイ、パイ、ラドフォード、アームストロング、オーディオマスター、ラウザー、英RCA、パンフォニック、ロジャース等、英国の各社は当時こぞって個性豊かな工業芸術品を送り出しています。もちろん、米国からも、マッキントッシュを始めとして多くのイクォライザー変換機能を持たせたアンプを製作しました。しかし、これらを、ただ眺めて磨いている、所有して満足するのではなく、本来それらにしか無い機能を、「使いこなして、生活させる」こと。当時のアンプの魅力的なカタチは、その再生する音のカタチを具象しているに過ぎないということ。どんどん生活の中で使い込んで、レコードとの関わりが「冷たい」ものではなく、「あたたかい、そしてシンプル」なものになれたら。

  ここ数年来、レコードに関する情報は飛躍的に拡がりを見せました。 レーベル、スタンパー、レコード番号リスト、エンジニア、英米以外の国の魅力的なレコード、ICRC(International Classial Record Collectors)の発行、そして録音場所や使用したマイクロフォンについての資料まで、これまで噂や推測で語られてきた虚像やまぼろしが、「事実」として提供されるようになったのです。世界中から、たくさんの50年代のレコードが集められてきました。音楽とレコードを愛する人たちの「好奇心」によってもたらされたといっても、過言ではないでしょう。古くて重い盤が、たくさんレコード棚を満たす時代になったのです。オリジナル盤というとっておきの材料を、どうやって美味しく料理するか、それはこれからの問題です。

   『LXT2000やDGの古い盤は、音がもこもこして、どうも・・・』、こんな話を聞きます。僕もそう、思っていました。でも、イクォライザーを合わせると、どうでしょう。音の輪郭がくっきりして、こんがらがっていた和音がすっと響き、奏者のニュアンスがおもしろいほどに伝わってきます。音の悪いのをレコードのせいにして、適切な再生方法をとらなかったのです。それでも、音がどうも、といっても再発盤よりもはるかに優れた音ですから、「禁断の曲線」を知るまでは、それでよかったのです。訳知り顔のレコード店主たちは知らんぷりを決め込んでいた。トーン・コントロールを使用せず「レコードをあるがままに再生する」ことは、RIAAカーヴでカッティングされなかった古いレコードにとって、「あるがままに再生する」ことではなかったのです。1954年、世界中のレコード会社がEQ曲線をRIAAカーヴに統一することに合意します。といっても、すぐに全てのレコード会社がRIAAカーヴに変更して発売されたのではなく、実際には多くのモノーラル・オリジナル盤が1956年前後まで、それどころか一部のレコード会社はなお、ステレオレコードが出現する1958年頃まで、RIAAカーヴとは異なるEQ曲線で製造していた、という事実です。EQ曲線についての詳しい資料は、制作者であるレコード会社各社からついぞ、公表されることはありませんでした。確かに50年代に欧米で刊行されたハイ・ファイに関する書物に、いくつかの説明はありますが諸説入り乱れており、どの会社が、どの時期に、どのEQ曲線を採用していたか、を特定する道標となるものは存在しません。同じレコード番号でも、製造された時期により採用されるイクォライザー特性が異なっている場合も多く、一枚一枚の手元にあるレコードで自分の耳で、「利き酒ならぬ利き盤」をするほかは、ないのです。ですから、このリストのEQ曲線に関する記述は、なんら根拠のあるものではない、のです。 古いモノーラルのレコードを聴くにつけ、「如何にしたら、録音現場のこの素晴らしい音楽を伝えられるか」という制作に携わった人々の強烈な意欲に、僕の好奇心は拡がります。

  レコードを「受け身」のものとして捉えるのではなく、レコードに「はたらきかける」こと。EQ曲線のことにしても、クォードのアンプがなければ、どうしようもない、と思い込んでいただいては、困るのです。あなたのアンプにトーン・コントロールがついていたら、一度試してみる価値はありましょう。「接点が増えて、歪みが増える」というタブーはこれまで、我国のオーディオファイル達に固く信奉されてきました。たしかに、そのとおりです。しかし、今回問題にしているのは、40年以上も前の工業芸術品(Applied Art)である「レコード」と「再生装置」に関することなのです。それらは「経験的事実」と「科学的事実」のバランスから生み出された傑作です。1950年から54年にかけて製作された、英ハートレー・ターナー社のコントロールユニットの取り扱い説明文には「・・・この装置にはLPに対応するためにバス・リフトとトレブル・カットが付いています。このトーン・コントロールを適切に使用すれば、正しいLP再生が可能になります。なぜなら、LPの再生はトーン・コントロールを使用するようにデザインされているのですから。」とあります。当時のユーザーは、適切なEQ曲線を「自分の耳で」探したのです。当時の事物を「ちゃんと見る」こと。「数字的事実の蓄積」に偏っている今日、「経験的事実の蓄積」は、重いものと、僕は思います。

グレイリスト#22 1996 July 号のあとがきより一部補筆

http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/cat_50031428.html

61. 中川隆[-11250] koaQ7Jey 2020年9月21日 08:53:50 : LRsxCcIg7A : TDBiLmtTMHg5Wlk=[4] 報告
ここは40年前からモニターレッドとマランツアンプの逝かれた誇大宣伝をやっていますね(呆れ):

ガス燈 GAS LIGHT
ヴィンテージオーディオ&CD/レコード専門店
https://www.gastokobe.com/location

兵庫県神戸市中央区元町通3-10-11 正翁ビル2F
TEL 078-332-0130

OPEN: 13:00~19:00 日・祝休
*臨時休業の場合がありますので、なるべく事前に(特に遠方のお客様は)お電話でご確認下さい


アクセス
JR元町駅西口(海側)から神戸(西)方面へ徒歩約5分
元町商店街の一つ山側の通り
(喫茶チェリーの隣ビル、1階美容院)
SWING JAZZのCD/レコードやクラシックの貴重盤を探究されてる方、ヴィンテージオーディオでお悩みの方、興味がありこれから始められる方など、ご来店お待ちしております


SPEAKER
https://www.gastokobe.com/speaker

タンノイ(レッド・シルバー)は、天を摩す巨人の森であり、芸術、文化の森であり、神秘なる森である。

タンノイの森にたどりついただけで、しめたものであるが・・・・・・。

この森の中から、何を選択するか--------は、その人の教養の深さと、センスを必要とするが、

上質なる名器を手にした趣味人のみが、名器との出合いがあろう。

例えば、ペルルミュテール(P)のモーツアルトのピアノソナタ(仏VOX / 6LP)のように、

何が真の名盤であり、自身の人生の糧になるかは、上質なる名器群がきっと語ってくれるであろう。

タンノイ コーナーヨーク、G.R.F.、オートグラフが名器(黄金の三兄弟)であることには違いないが、

同じ15インチのレッド、シルバーが入っていながら、エンクロージャーによって、音楽の表情、解釈、

姿が、こんなにも異なり、且つ、それぞれが完成された表現を発するスピーカーが他にあろうか。

個々に意味を内包していることに、真のタンノイファンは、驚き、快楽されておられることであろう。

レコード芸術再生の永遠の名器といえよう。

いろいろなる名盤(名演)が誕生したのが50年以上前である。

例えば、アンドレ・レヴィのバッハ無伴奏ソナタ(LUMEN / 3LP)

パリのモーツアルト(仏PATHE / 7LP)

TRIO OF FRANCE(仏PRETORIA / 1LP)

エネスコのバッハ無伴奏ソナタ(CONTINENTAL / 3LP)

ルフェビュールのバッハ(仏FBLP / 1LP)を

タンノイ レッド、シルバーが登場したのも50年前である--------。ここに真理があり符合する。

名器が真の名盤と連関するのは、人間の社会、思想、芸術、文化の奥深いところの根源的なるもの、

本質的なるものを捉え、それを明日に照らしだそうとする信念、哲学が内在しているが故に、

現代の新奇なものを越えて、なお魅力的なのであろう。

軽薄な時代が終焉し、精神性のある社会が、一刻も早く到来することを希求してやまぬ。

アメリカタンノイ オートグラフ プロフェッショナルについて

甘く、そして、しなやかに、

豪華にして高雅に、

欧米が栄え輝いていた1950年代を髣髴(ほうふつ)させ陶酔さす。

身体は大きいが、表情は可憐にして気高く、くちもとは自然にして、唇には生気が漂い、生身が眼前に立脚しているよう。

ビオロンの響きは、オーケストラに於いては、雄大に、独奏に於いては、孤高に美音を発し、眼前に舞台を演出し演じてくれる。

ある時は静謐(せいひつ)に、ある時は優雅に、ピアノに於いては、陰翳(いんえい)が深く、ピアニストの内面を抉(えぐ)り出し、

名演奏名盤であればあるほど、歌い舞い、受者を鼓舞さす。

スピーカー(ユニット)が、2個内包されているがために、1950年代の名車(12気筒のエンジンを搭載した)にのり、

ここちよい旅をしているようでもある。

いろんな顔を持ち、いろんな表情をし、ある仮面をかぶり、受者を迷宮の世界に案内し、人生を遊ぶ。

ホット&スイートJAZZが、おれにまかせろと言わんばかりに鳴り響き、恍惚の世界に誘惑し、時を忘れる。

タンゴに於いては、カナロが偉大なリーダーであったことを、そしてガルデルにおいては飛行機事故で世を去った損失と悲しみを教え、

耽(ふけ)させる。

又、日本が誇る藤沢嵐子と早川真平が、世界のタンゴ界に認められた所以が理解出来よう。

シャンソンとて待ってましたと言わんばかりに、ダミアの暗い日曜日が、受者の内面に迫る。

ティノ・ロッシの甘く囁く歌声が、そしてルシエヌ・ボワイエの歌声が、パリを誘(いざな)う。

幅広い表現を可能にしてくれる魅惑的なるスピーカーである。

常に、タンノイ レッドが得意とする気品を失うことなく・・・・・・・。

アメリカタンノイ インペリアル(15インチレッド&シルバー各2個入り)について

決してセンチメンタルには鳴らない。

官能よりも知性を好み、永遠の至高の感覚で、人間性と無窮(むきゅう)を語りかけてくる。

常に、簡潔に、されど音楽が持つ衝撃力は惜しみなく。

天才が些細な不正にも苦しむ純潔な精神、微々たる瑕瑾(かきん)をも見逃し得ぬ精妙な感性、完璧のみが至上の逸楽をもたらすことを、啓示してくれる。

高貴にして神聖なる魂は、虚偽と罪業(ざいごう)と醜悪の世界に窒息する様を・・・・・・、偉大なる芸術家が幸福であるためには、

俗衆の喝采を必要としないことを、”インペリアル”は教え、語り、諭すであろう。

バッハからブルックナーまで、ガーシュインからジョン・ケージまで、ドビュッシーから武満徹まで、声楽からオペラまで、ニューオーリンズからフリージャズまで、総てを受け入れてしまう幻のスピーカー。

その秘密、解析(かぎ)はそれぞれに2個(15インチレッドorシルバー)が内包されこだわりの構造がなせる技なのであろう。

こんな魅惑的なるスピーカーが、当時少数しか創られなかったことが、惜しまれてならぬ。

英国人が、アメリカ人の為に賢慮(けんりょ)を尽くし辿りついた舞台、インペリアル。

アメリカ タンノイ群評-----------。

   すでにオーディオ文化の遺産として揺るぎなき地位を確立している英国タンノイ オートグラフ、G.R.F.、コーナーヨーク(15インチレッド

   orシルバー入り)の話ではない。

   アメリカ タンノイと言うだけで、日本のクラシック音楽ファンに誤解され、敬遠され、充分なる理解を得ず(試聴されず)不当なあしらいを

   受けているアメリカ タンノイレッドorシルバーについて光明を与えねばならぬと考えているのである。

   一聴すれば(音楽、レコードが好きな輩には)解析(わかる)であろうが・・・・・・名器には、歴史と、隠れたる仕掛けが内包していることを。

   そして固定観念は危険であることを。発見と感動のない世界には、凡庸なる人生が待ち伏せしているだけだと。

   アメリカ タンノイレッドorシルバー達は、語りかけてくれるであろう。感動とともに・・・・・・。


TANNOY オートグラフ、コーナーヨーク、VLZ

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アメリカタンノイの魅力------------。

アメリカ東海岸のサウンドを希求する人間にとっては、見逃すことのできない存在であろう。

1954年ロングアイランド(ニューヨーク州)に設立されたるアメリカタンノイ社は、1973年まで数々の魅力あるスピーカーを産みつづけた。

日本上陸が遅れたが為に、当時殆どの人々は関心をもつことなく(出合いなく)現在に至っているのだが・・・・・・、

オートグラフプロフェッショナル(15インチレッド各2入り)、インペリアル(15インチレッド各2入り)を頂点として、ボザーク、KLHの音色に魅了されたる人間にとっては、アメリカタンノイのサウンドにすばやく反応されることでしょう。

オートグラフプロは別として、他は英国タンノイに比べ、低域は締りぎみで重く暗く(陰けいが深く)その上箱の響きが押えぎみのため、

JAZZが”いき”に鳴るのである。

中域から高域にかけては、タンノイユニットの特徴である金属的な肌合を有しているが故に、管楽器、ピアノがイメージ良く且上品に鳴り響く。

ヨーロッパへの希求性とヨーロッパからの遠心性がアメリカ文明の宿命であるかのようにして産まれたのが、アメリカタンノイ群なのであろう。

透徹されたる英国人の知性が、アメリカという大陸で華(はな)開いたる珍しき逸品と言えよう。

特に、スタンダードオートグラフ(レッド入り)チューダーオートグラフ(レッド入り)、オートグラフプロ(レッド各2入り)、インペリアル(レッド各2入り)の4種類は一聴に値するしろものであるばかりか、イギリスタンノイ黄金の三兄弟に無い魅力が内包されていることに、タンノイファン及びタンノイでJAZZを鳴らしてみたいと考えているファンは、一聴に値する魅力あるスピーカーと言えよう。

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日本人のタンノイファンにとって敬遠しがちの隠れた名器。

アメリカタンノイ群の復権あるいは深き淵よりの詩い------------。

通説としてタンノイの弱点と言われてきたピアノ、管楽器、打楽器が気品を失うことなく鳴り切るアメリカタンノイの魅力は、幅広い音楽を楽しむ人間にとって救いの神器となろう。

特に1950〜60年代に創られたる名器シルバー、レッド入り大型アメリカタンノイは、豊かな国(1950〜60年代)アメリカ人の要望を満足させた英国人の叡知の作であるだけでなく、後生の金字塔となり多くの音楽ファンを楽しませ続けるであろう。

1950年代にLP名盤が続出したごとく、1950年代に歴史的名スピーカー群が誕生した意味は大きい。

オートグラフプロ(レッド入り)及びインペリアル(レッド入り)が無冠の王者ならば・・・・・、スタンダードオートグラフ(レッド入り)、チューダーオートグラフ(レッド入り)は、流たくの清士であろう。

高貴を弑(しい)し、美を屠(と)り、理想を犯す、荒涼たる今の世にあって、黄金期のタンノイシルバー、レッドを搭載した大型スピーカーでの音楽鑑賞は比類なき精神の高揚となろう。

JAZZをここまで物語り表現しうるスピーカーはそう多くはない。

初期の上質なるマランツ#7と#9とのコンビで聴く大型タンノイ群は、宝珠(ほうしゅ)に似て、燃えたる美の王宮なり、遠来の王を迎えることの出来る人は、至上の歓喜を得ることのできる稀世の人となりえよう。

タンノイの固定観念に縛られている輩、行動を興さない輩には未来のイヴとの出合いはない。

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レコードとオーディオという二つの芸術が、相擁(そうよう)し、至高の交歓(こうかん)を遂げた幸福なる時代は、

もはや終焉(しゅうえん)してしまったのであろうか----------。

かつては上質なる機器からは、レコード内に於けるノイズを看取(かんしゅ)することなく、不思議にも良質なる音楽のみが、昇華され、

芸術的香気を、満喫させてくれる時代もあった。

すでに、名器をお持ちの趣味人は、日々このような場景に、満悦されておられることであろうが・・・・・・・。

弱音器をかけたような、忍び音(しのびね)の音楽は、最も素朴な人々と、最も洗練されたる人々を、同時に魅了させずにはおかない。

現代美術が、見るという行為によって始まるように・・・・・・、聞く側が、名器を産むのであろう。

レコードが円熟し切った時期と、オーディオが熟し切った時期が、対峙しあうかのように・・・・・同時代に誕生し、完結してしまったのであろう。

名器、名盤にはディオニューソスなる神が、宿っているとしかいいようのない現象が、名器から現前として発する。

真の音楽ファン、レコードファンであれば、レコードに針を下した瞬間、躍動と静止が、等価を保ちつつ、執拗に自己に投影を仕掛け、眩惑

しつづけるスピーカーに出会いたくはないか、それを可能にしてくれるスピーカーが、タンノイの黄金の三兄弟オートグラフ、G.R.F.、

コーナーヨーク(いずれもレッドorシルバーのユニットが内包されていなければ、意味をなさないが・・・・・・)と言えよう。

入口のカートリッチから厳選しなければ、この手の夢は実現しないだろうが・・・・・・。

追伸、巷では、ヴィンテージオーディオは、腐りかけの音が魅力があると言うが、創られた当時の状態に出来るだけ近づけた名器を聞くことのない輩の戯言(たわごと)にすぎぬ。ここに現状のヴィンテージオーディオの世の限界が潜(ひそ)んでいるのかもしれぬ。

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翼をもち、風を呼ぶ感性たれ-------------------。

生まれながらにして神秘の香(こう)に滲透(しんとう)された或る種の魂を内包したる人間は救われるが・・・・・・。

水晶体は我々の網膜の上に投射する映像や、空気が我々の鼓膜に伝達する震動のみを、唯一の現実として信じる人々は、眼あれど見えず、耳あれど聴こえぬ不幸なる輩に過ぎぬ。

五官が我々に啓示する外界の世界は現実ではなく、いわんや絶対でもないことを感動している人間のみが、一級の芸術作品との出合いに、融合できるのであろう。

神秘を信じる魂を有したる人間は、水晶体が屈折し得ぬものを見、空気が伝達し得ぬものを聴くことのできる賢者である。

その分、苦悩と葛藤と練磨を要求されつづけられるであろうが・・・・・・。

” 我が夢はその彼方にあり ” と呟(つぶや)く貴兄の多からんことを・・・・・・。
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▲△▽▼

​Amplifier こだわりの美学
https://www.gastokobe.com/amplifier

マランツについて・・・・・、
例え、名真空管をもって挑んだとしても---------

EL - 34を果敢に探求しつづけてきた”ソール・B・マランツ”の姿勢には、かなわない。

単純ほど美しい。

簡素ほど心をうつ。

こだわりほど恐ろしい。

オーディオの最高の目標は”格式”と”格調”と”気品”である。

既存の意味と価値を研き出し、蒐集し、積み重ね、修飾し、装飾する。

そして、陶酔させてくれる。

正に、マランツ#7,8,9,10,10Bのための凱切(がいせつ)な措辞(そじ)である。

しなやかな張りつめた意識、神経のもと・・・・・レコード芸術という

絢爛(けんらん)たる非現実の織物を眼前にて紡がれる、あでやかに音は縫いとられてゆく、

宏荘(こうそう)にして斉荘(せいそう)---------

象徴にして棲蒼(せいそう)--------

生きようとする影が優雅な死の影のように眼下に落ちる。

禁断の果実に近づき深淵し、感嘆し、酩酊する。

工(たく)まれたるレトリックの凝縮、

幻惑的な装飾の技兩

マランツ#7,8,9,10,10Bならありうる。

集うことを許さぬタンノイ ”レッド” ”シルバー”と

正に、両雄である。


  機械は、バラのように、美しくなければならぬ。

  詩人が、言葉を支配するごとく・・・・・、名盤たちは、名器を支配する。

  高潔なる精神の持主であればあるほど、感じ(解す)るであろうマランツ群の魅惑(悦楽)。

  清雅(せいが)にして、鋭敏なる音色(音感)、稀有(けう)なる音人(貴人)ならではの音業(偉業)。

  幽韻(ゆういん)にして、幽思(ゆうし)---------。

  嫋嫋(じょうじょう)として、鬼(き)の長い旋律は、

  柔らかい青い影、淡紅(たんこう)と、灰色の諧調へと誘う。

  世に、これほどまでに渾然(こんぜん)として、微妙なる快楽があろうか。

  華やぐ外観の影に、見え隠れする、憂愁(ゆうしゅう)と、悲哀と、倦怠の色(音)は、

  棲涼(せいりょう)たる鬼気となって、音間に漂い、或る説明し得ぬ神秘なる世界に遭遇し、

  決定的なる色調(音調)を、帯(お)びるのであろう。

  これぞ正に、マランツ群ならではの措辞(そじ)といえよう。

 

******MARANTZ # 9 の新しい在庫商品(ペア2セット)2016. 10. 24現在******


*MARANTZ #9 ペア2セット(在庫3&4)入荷分、掲載しました。(2016.10.30現在)

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*MARANTZ #9 ペア2セット、近日中入荷予定。(2018.7.4現在)
(#1386, #1387 連番セット。他1セット。)


*MARANTZ #7 在庫あります。(2018.7.4現在)
(10800番台、10900番台、他。)

商品の値段等、お問い合わせは、「ガス燈」TEL 078-332-0130まで、
よろしくお願い致します。

(在庫状況は、掲載時と異なる場合がありますので、ご了承下さい。
尚、入荷予定商品の予約も可能です。)
https://www.gastokobe.com/amplifier

タンノイについては

タンノイで まともな音が出るのはモニターシルバーを入れた小型システムだけ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1085.html

62. 中川隆[-9142] koaQ7Jey 2020年12月21日 17:39:01 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[44] 報告

Marantzを語ろう
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1260433216/l50
63. 2020年12月26日 12:42:52 : LuTLXYetbM : QUVIL0FpaDhDWU0=[10] 報告

193: 薬漬け :2020/12/11(金) 16:35:02 HOST:sp49-96-14-145.mse.spmode.ne.jp

マランツ7をついに手術しました。
精彩を欠く音で埃をかぶっていた11000番台の個体を、教授のご逆鱗必至でしょうけれども、中の
160Pを全て、大半が新品の(もちろん数値的にリークしていない)バンブルビーに交換しました。
そうした“規格内の”バンブルビーを集めるまでが大変でしたが……。

とりあえず上杉経由でオートグラフ。チェックディスクはベーム=VPOの第9(独DGG、全集版)。
教授が仰るような、厳冬下の霜柱を素足で踏みしめるような、峻厳な高域が帰ってきたようです。
音場の拡がりも問題なさそうです。
それに12000番台で聴いていた音の質感よりも、シャキッとした感じ。バンブルビーがまだ新しい
こともあるのかも知れません。整備したばかりであり、こなれてくると厳しさだけでなく優しさも
併せ持ってくれるようになるかも知れません。

194: RW-2 :2020/12/11(金) 17:04:32 HOST:119.9.52.36.ap.yournet.ne.jp

音色がどうとかハーモニーがどうたらとかじゃなく、ザックザクした音触感、
細部までピントがギッチリ合って、輪郭を浮かび挙がらせる風情が#7の神髄・
真骨頂じゃないかと思っております。下衆な言い方をすれば発振寸前のような。

そんな#7ですと後に続くパワーアンプが球シングルであれppだろうと、ICパワー
パック物であろうが、スピーカーもオールホーン3ウェイだろうと8㌅シングル
コーンだろうとあきらかに#7の音として再現されるのが凄いのです。メデタシ 々。

195: 前期 :2020/12/11(金) 19:06:17 HOST:h219-110-182-217.catv02.itscom.jp
>発振寸前

はワクワクするような音ですものね。
それがないのが安定重視の業務用アンプの音。マニアは満足しないようです。

196: 薬漬け :2020/12/11(金) 22:31:19 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
「手術しました」は不正確でしたね。「手術してもらいました」でした。私が自分で修理などしたら、
マランツ7は再起不能です。(汗)

それはともかく、アンプはコンポーネントの中ではよく“裏方”に喩えられますが、マランツ7を
はじめとしてプリアンプがシステムの音色に与える影響力は決して小さくないですね。パワーも
影響力のあるものもありますが、プリの方がカラーレーションを出しやすいように思います。
で、マランツ7の音が「発振寸前」……。うーん、拙宅の場合は上杉経由により少し中和されている
かも知れませんね。確かに教授お示しのような風情は十分に感じられますが。これが正妻の座を
マランツ9にしたときにどうなるか……。

197: 薬漬け :2020/12/11(金) 22:46:06 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>195 前期さん、こんばんは。

面白いもので、業務用とはいえ西部は別かもしれませんね。入れ込んでいる人は数知れず。
86や124パワーアンプのような、音に「黄金のシロップ」のかかったような音の魅力もあったりは
しますが、基本的にはその安定重視の律儀な音にマニアは惹かれていると思います。
有名な555ドライバーも、聴いてみると決して奇をてらった音ではなく正攻法の音です。また、
たまたま私が使っている755Aや754Aも、ある意味「普通に凄い」音なのかも知れません。
この「普通に凄い」ところが、業務用、民生用を通じてなかなか無いので、西部の特異性が際立つ
のかも知れませんね。

198: 前期 :2020/12/12(土) 11:00:31 HOST:h219-110-182-217.catv02.itscom.jp
>>197
薬漬けさん、おはようございます。
仰るとおりですね。西部は別格でしょう。経験の深さが半端じゃありません。

199: 薬漬け :2020/12/19(土) 19:23:49 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
腰の痛みをこらえて?マランツ9をヨイコラショと移動、用意した位置にセットしてマランツ7と
接続。ケーブルはおニューのマイクケーブル。行き先は考えてオートグラフにしました。
早速改造マランツ7との相性テスト。ソースはリヒター=ミュンヘン・バッハo.のバッハ:管弦楽
組曲第3番(独Archiv)

音がシビア目なのは7の性格でしょうが、9の性格も多少重畳しているかも知れません。おまけに
考えたら盤がアルヒーフ。まあそこはそんなもんだろうと思って聴いていましたが……。

改めてこのアンプの「円満ぶり」を再認識しました。透明感はあるし、中高域の主張の強さはやはり
7らしい。それでいて中低域の充実ぶりもなかなか。(リペアマンからは「高域・低域ともトーン・
コントロールを1クリック上げた感じ。周波数特性の改善が著しい」とは聞いていました)。
それで聴きながら他のアンプとの比較をしていましたが、中高域のシビアさはともかく、透明感は
メインのゴールドムンド〜西部124と比べてどうだろうと考えたらどうもメインシステムに軍配が
上がりそうな。また低域の充実感ないし迫力を考えたらLNP-2L〜Exclusive:M5にどうも一日の
長がありそうな感じ。

これをもってマランツ7〜9が“中途半端”だと言うつもりはありません。かなりのレベルでもって
両者の美味しいところを兼備しているという方が正解でしょう。ゴールドムンド軍団からは決して
レビンソン〜Exclusiveの低域の迫力は出ませんし、逆にレビンソン軍団からはゴールドムンドの
精細にして伸びきった高域は苦しい。(その代わり別の色艶があることは確かですが。)
これらをまあ円満にまとめた感じが7〜9なのかなと。(かつて五味康祐氏がマランツのことを、
「マランツはツマラン」と評したのは、その優等生ぶり故かも知れません。)

だから、突っ張って聴くならゴールドムンドかレビンソン(或いは他のそぐわしいプリアンプ)を
選んで聴くのでしょうが、その選択に悩んだら7〜9というのは頼もしい選択肢になりそうです。
ただし9のEL34の寿命にはヒヤヒヤしないといけませんが。(汗)

200: RW-2 :2020/12/20(日) 11:09:07 HOST:105.7.52.36.ap.yournet.ne.jp
>9のEL34の寿命にはヒヤヒヤ

#9は業務機でしたからね。現場の方達の合言葉は「EL34は名前通り9日で交換」だったとか。
マランツは規格ギリギリでの性能狙いですから。ってなこともあって普通よりタフな太いEL
34まで登場。ペントードがビーム管になってたり。KT-88/6550使わないのはマランツの意地。

201: 薬漬け :2020/12/20(日) 13:17:15 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>200

教授、EL34の太管(確かGEだったか)って、やはり持ちが良いんですかね?
ちょっとでもマシかとUL接続でなく3極管接続にしていますが……関係ないか。

202: RW-2 :2020/12/20(日) 16:37:19 HOST:105.7.52.36.ap.yournet.ne.jp
アメリカさんはタフ好きマッチョ好きですから。もう見かけ6L6GBみたいですもんね。
3結は良いですね。出力的には十分でしょ。パラじゃなく普通のppでも15〜20W取れ
ますから。現在EL84/6BQ5の3結pp使ってます。4〜5Wですけど相当な音量が出ます。
無理せず働かせる3結は電流喰わないのでエコなのも宜しい。

203: QS :2020/12/20(日) 18:08:46 HOST:152.net211007085.libmo.jp
太管のEL34/6CA7(GE・Phlips ECC )は自分の感想として、テレフンケン等に比べて音がタイトですね。
4ペア持ってます。

204: 薬漬け :2020/12/20(日) 18:45:15 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>202

ご教示ありがとうございます。
やはり3結は電気食わないんですね。ちょっとは球に優しいのかも。

205: 薬漬け :2020/12/20(日) 18:46:17 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>203

4ペアお持ちですか……。
それが一気に全部使われてしまうのだから、パラプッシュげに恐るべし。
今私が使っているのはテレフンケンのビンテージ管ですが、それより音がタイトですか……。それ、
案外好みかも。

206: 私の息子はEL34 :2020/12/22(火) 17:55:16 HOST:flh3-122-133-65-194.osk.mesh.ad.jp
HEY GUYS

6CA7/EL34の太管ならSOVTEKや旧ユーゴ製にも有りますた。

COMING SOON。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1596031365/l50

64. 中川隆[-8822] koaQ7Jey 2020年12月29日 15:02:07 : ALfcx8Vlfc : QWF2QW1ZSHBaRkE=[26] 報告

193: 薬漬け :2020/12/11(金) 16:35:02 HOST:sp49-96-14-145.mse.spmode.ne.jp

マランツ7をついに手術しました。
精彩を欠く音で埃をかぶっていた11000番台の個体を、教授のご逆鱗必至でしょうけれども、中の
160Pを全て、大半が新品の(もちろん数値的にリークしていない)バンブルビーに交換しました。
そうした“規格内の”バンブルビーを集めるまでが大変でしたが……。

とりあえず上杉経由でオートグラフ。チェックディスクはベーム=VPOの第9(独DGG、全集版)。
教授が仰るような、厳冬下の霜柱を素足で踏みしめるような、峻厳な高域が帰ってきたようです。
音場の拡がりも問題なさそうです。
それに12000番台で聴いていた音の質感よりも、シャキッとした感じ。バンブルビーがまだ新しい
こともあるのかも知れません。整備したばかりであり、こなれてくると厳しさだけでなく優しさも
併せ持ってくれるようになるかも知れません。

194: RW-2 :2020/12/11(金) 17:04:32 HOST:119.9.52.36.ap.yournet.ne.jp

音色がどうとかハーモニーがどうたらとかじゃなく、ザックザクした音触感、
細部までピントがギッチリ合って、輪郭を浮かび挙がらせる風情が#7の神髄・
真骨頂じゃないかと思っております。下衆な言い方をすれば発振寸前のような。

そんな#7ですと後に続くパワーアンプが球シングルであれppだろうと、ICパワー
パック物であろうが、スピーカーもオールホーン3ウェイだろうと8㌅シングル
コーンだろうとあきらかに#7の音として再現されるのが凄いのです。メデタシ 々。

195: 前期 :2020/12/11(金) 19:06:17 HOST:h219-110-182-217.catv02.itscom.jp
>発振寸前

はワクワクするような音ですものね。
それがないのが安定重視の業務用アンプの音。マニアは満足しないようです。

196: 薬漬け :2020/12/11(金) 22:31:19 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
「手術しました」は不正確でしたね。「手術してもらいました」でした。私が自分で修理などしたら、
マランツ7は再起不能です。(汗)

それはともかく、アンプはコンポーネントの中ではよく“裏方”に喩えられますが、マランツ7を
はじめとしてプリアンプがシステムの音色に与える影響力は決して小さくないですね。パワーも
影響力のあるものもありますが、プリの方がカラーレーションを出しやすいように思います。
で、マランツ7の音が「発振寸前」……。うーん、拙宅の場合は上杉経由により少し中和されている
かも知れませんね。確かに教授お示しのような風情は十分に感じられますが。これが正妻の座を
マランツ9にしたときにどうなるか……。

197: 薬漬け :2020/12/11(金) 22:46:06 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>195 前期さん、こんばんは。

面白いもので、業務用とはいえ西部は別かもしれませんね。入れ込んでいる人は数知れず。
86や124パワーアンプのような、音に「黄金のシロップ」のかかったような音の魅力もあったりは
しますが、基本的にはその安定重視の律儀な音にマニアは惹かれていると思います。
有名な555ドライバーも、聴いてみると決して奇をてらった音ではなく正攻法の音です。また、
たまたま私が使っている755Aや754Aも、ある意味「普通に凄い」音なのかも知れません。
この「普通に凄い」ところが、業務用、民生用を通じてなかなか無いので、西部の特異性が際立つ
のかも知れませんね。

198: 前期 :2020/12/12(土) 11:00:31 HOST:h219-110-182-217.catv02.itscom.jp
>>197
薬漬けさん、おはようございます。
仰るとおりですね。西部は別格でしょう。経験の深さが半端じゃありません。

199: 薬漬け :2020/12/19(土) 19:23:49 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
腰の痛みをこらえて?マランツ9をヨイコラショと移動、用意した位置にセットしてマランツ7と
接続。ケーブルはおニューのマイクケーブル。行き先は考えてオートグラフにしました。
早速改造マランツ7との相性テスト。ソースはリヒター=ミュンヘン・バッハo.のバッハ:管弦楽
組曲第3番(独Archiv)

音がシビア目なのは7の性格でしょうが、9の性格も多少重畳しているかも知れません。おまけに
考えたら盤がアルヒーフ。まあそこはそんなもんだろうと思って聴いていましたが……。

改めてこのアンプの「円満ぶり」を再認識しました。透明感はあるし、中高域の主張の強さはやはり
7らしい。それでいて中低域の充実ぶりもなかなか。(リペアマンからは「高域・低域ともトーン・
コントロールを1クリック上げた感じ。周波数特性の改善が著しい」とは聞いていました)。
それで聴きながら他のアンプとの比較をしていましたが、中高域のシビアさはともかく、透明感は
メインのゴールドムンド〜西部124と比べてどうだろうと考えたらどうもメインシステムに軍配が
上がりそうな。また低域の充実感ないし迫力を考えたらLNP-2L〜Exclusive:M5にどうも一日の
長がありそうな感じ。

これをもってマランツ7〜9が“中途半端”だと言うつもりはありません。かなりのレベルでもって
両者の美味しいところを兼備しているという方が正解でしょう。ゴールドムンド軍団からは決して
レビンソン〜Exclusiveの低域の迫力は出ませんし、逆にレビンソン軍団からはゴールドムンドの
精細にして伸びきった高域は苦しい。(その代わり別の色艶があることは確かですが。)
これらをまあ円満にまとめた感じが7〜9なのかなと。(かつて五味康祐氏がマランツのことを、
「マランツはツマラン」と評したのは、その優等生ぶり故かも知れません。)

だから、突っ張って聴くならゴールドムンドかレビンソン(或いは他のそぐわしいプリアンプ)を
選んで聴くのでしょうが、その選択に悩んだら7〜9というのは頼もしい選択肢になりそうです。
ただし9のEL34の寿命にはヒヤヒヤしないといけませんが。(汗)

200: RW-2 :2020/12/20(日) 11:09:07 HOST:105.7.52.36.ap.yournet.ne.jp
>9のEL34の寿命にはヒヤヒヤ

#9は業務機でしたからね。現場の方達の合言葉は「EL34は名前通り9日で交換」だったとか。
マランツは規格ギリギリでの性能狙いですから。ってなこともあって普通よりタフな太いEL
34まで登場。ペントードがビーム管になってたり。KT-88/6550使わないのはマランツの意地。

201: 薬漬け :2020/12/20(日) 13:17:15 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>200

教授、EL34の太管(確かGEだったか)って、やはり持ちが良いんですかね?
ちょっとでもマシかとUL接続でなく3極管接続にしていますが……関係ないか。

202: RW-2 :2020/12/20(日) 16:37:19 HOST:105.7.52.36.ap.yournet.ne.jp
アメリカさんはタフ好きマッチョ好きですから。もう見かけ6L6GBみたいですもんね。
3結は良いですね。出力的には十分でしょ。パラじゃなく普通のppでも15〜20W取れ
ますから。現在EL84/6BQ5の3結pp使ってます。4〜5Wですけど相当な音量が出ます。
無理せず働かせる3結は電流喰わないのでエコなのも宜しい。

203: QS :2020/12/20(日) 18:08:46 HOST:152.net211007085.libmo.jp
太管のEL34/6CA7(GE・Phlips ECC )は自分の感想として、テレフンケン等に比べて音がタイトですね。
4ペア持ってます。

204: 薬漬け :2020/12/20(日) 18:45:15 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>202

ご教示ありがとうございます。
やはり3結は電気食わないんですね。ちょっとは球に優しいのかも。

205: 薬漬け :2020/12/20(日) 18:46:17 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>203

4ペアお持ちですか……。
それが一気に全部使われてしまうのだから、パラプッシュげに恐るべし。
今私が使っているのはテレフンケンのビンテージ管ですが、それより音がタイトですか……。それ、
案外好みかも。

206: 私の息子はEL34 :2020/12/22(火) 17:55:16 HOST:flh3-122-133-65-194.osk.mesh.ad.jp
HEY GUYS

6CA7/EL34の太管ならSOVTEKや旧ユーゴ製にも有りますた。

COMING SOON。

207: 薬漬け :2020/12/26(土) 18:38:58 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
ちょっと頭痛気味に付き、すっきりさせようとロックを。もっとも余りヘビーだともたれるので、
ピンク・フロイドの「夜明けの口笛吹き」から「天の支配」。(英Columbia)
この間からの流れでマランツ7+9にオートグラフ。頭がふらついているのでロック用の音量には
せずに、ふとクラシック用の音量でそのまま……。

ベースに電子音が乗っかってきたかと思うや、ドラムの迫力にのけ反りました。音量がデカいから
当たり前なのですが、一方でえらく嵌まった音を出してきました。リアリティが感じられます。
オートグラフがえらく切れの良い音を出してくる。ゴールドムンド軍団は多少重心が高い分低域が
薄いのですが、ここでもマランツ7+9の中庸さがモノを言っているようです。ドラムが“らしい”。
やるなマランツ。どこまで化けるのか。オールテレフンケンが効いているのか、ハテ。

どこかのスレで練馬区に保管されている五味康祐氏のオートグラフが音の切れが良いと書いておら
れた方がおられましたが、モニターゴールドでこれだからモニターレッドならさもありなん、との
感を抱きました。(アンプがマッキントッシュの違いはありますが。)
それにしても改造マランツ7畏るべしか。

208: RW-2 :2020/12/27(日) 16:34:38 HOST:252.18.135.27.ap.yournet.ne.jp
>マランツ7畏るべし

拙者なんか30年近く#7+VT62イントラ無帰還シングルです。VT62の前はVT4C/211でした。

#7以上のプリアンプは見いだせず、パワーアンプも以降何度も自作するも越えられない。
思考回路の停滞、劣化か。誰かさんが「オーディオやるなら30代まで。40過ぎたらもう
音は判らない」てなことを言っておりました。気力衰退や耳の劣化やつまらぬ達観が因。

最近は改造イコライザーアンプ3台。テクニカとヤマハとビクター。テクニカはトランス式
に改造。プリ/パワーアンプも3台。くだんの付録デジアン改造品。すべて自作リニア電源。
レコードプレーヤーとイコライザーとプリ/パワーアンプの3機合計で消費電力約10Wと劇的。

これで8㌅〜12㌅のフルレンジが矍鑠と響き、朗々と鳴り。ほれ達観でしょ。達観までに20年・・・。。。

209: 薬漬け :2020/12/27(日) 18:47:13 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>7以上のプリアンプは見いだせず

してみると私は気が多いのでしょうね。確かにマランツ7との付き合いは十数年になりますが、
マランツがオンリーワンかというと流石にさにあらずで、優秀なプリアンプ群の中ではone of
themということになりそうです。尤も今回の改造マランツ7でパワーバランスが崩れるか否か。

一番付き合いの長いのは上杉U-Bros1でかれこれ30数年。今も毎日スタンバイモードです。
(ちと担当するアームの調子が悪くて、出番が減っています。リファレンスのDL305が付いて
いるので早くアームを修理しないといけないんですが。)
レビンソンとゴールドムンドは比較的新しいメンバーですが、しっかり主役の座に着きました。
その他もろもろのプリアンプ群……。

多分今後とも、アームのヤマタノオロチと共に各プリアンプが活躍するんだろうなあ、と見て
います。嗚呼達観にほど遠し。(汗)

210: 前期 :2020/12/28(月) 22:51:25 HOST:h219-110-182-217.catv02.itscom.jp
昔7の回路をコピーして自作したマニアたちがいたようですが出来上がって
みるとオリジナルとは全然違う音になったと聞いたことがあります。
そこで専門家たちは7の秘密は回路だけじゃなく独特の構造にあるらしいと
気づいたとか。
レプリカを聞かせてもらうと確かに破たんのないまっとうな音ですね。

211: すってんてん(借金漬け) :2020/12/28(月) 22:56:04 HOST:zaq7d04674a.rev.zaq.ne.jp
>#7以上のプリアンプは見いだせず

オイラも同様、
マランツ#7は愛用歴約35年・・・
過去の使用歴でマッキンC22、C29、C32、AGI511、アキュC-200etcは努力賞。
敢闘賞はマランツ#3300ダス。マランツ#7Tよりもすぐれモンだす。
上杉U-Bros1は今も愛用してまつが神経衰弱気味、#7とは次元(格)が違い松。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1596031365/l50

65. 2021年3月22日 17:53:09 : X81eBtetkw : cmZoNHAzcUppeHc=[28] 報告
マランツ・カンパニーの「Marantz」ブランドストーリー
https://audio.kaitori8.com/story/marantz/

マランツと言えば、往年の銘機をいくつも発表したオーディオ名門メーカーである。中でもマランツ7は伝説とまで言われており、きっとこの読者にも憧れを抱いている人は多いことだろう。

しかし、そんな名門メーカー「マランツ」だが、勘違いしている人は少なくない。

例えば、マランツは国内メーカーと紹介されることがしばしばあるが、正確には、海外生まれの国内メーカーだ。誕生はアメリカのニューヨーク。創設者はアメリカ人だ。決して日本生まれのブランドではないし、むしろマランツ誕生の際に日本はまったく関係ない。

では、なぜマランツは日本の音響メーカーとして紹介されているのか。
いったい、マランツにはどんな歴史があるのだろうか。

今回・次回と続けて、マランツブランドの歴史を振り返ってみたい。

目次

創業
1-1.創始者「ソウル・B・マランツ」
1-2.処女作「オーディオ・コンソレット」
1-3.設立「マランツ・カンパニー」
確立「マランツ」
2-1.天才「Sidney Smith(シドニー・スミス)」
2-2.マランツ初のパワー・アンプ「モデル2」
2-3.1957年〜58年のマランツ
マランツ3大銘機
3-1.モデル7
3-2.モデル9
3-3.モデル10
天才たちのその後
まとめ
1.創業「マランツ」
1-1.鬼才「Saul・B・Marantz(ソウル・B・マランツ)」
参照:http://www.marantz.jp/jp/AboutUs/Pages/History.aspx#01

マランツの創始者「ソウル・バーナード・マランツ」は、1911年、アメリカのニューヨーク・ブルックリンで生まれた。インダストリアルデザイナーであり電気技術者だった彼は、アマチュアながらもチェロの演奏家で、さらにレコード収集家でもあって、音楽をこよなく愛する男だった。

そんなソウル・バーナード・マランツが起業したのは、1953年のことである。終生のライバルと言われた「マッキントッシュ」が創業したのは1946年なので、彼に7年遅れての設立ということになる。

没年は1997年。4年後に生誕100周年を控えた96歳だった。

しかし、ディーアンドエムホールディングス(現在のマランツブランドの運営会社)は2012年、彼の生誕100周年を記念して、「ソウル・B・マランツ生誕100周年記念 オリジナルスーパーオーディオCDプレゼントキャンペーン」を実施。マランツが製品開発した際、試聴音源として使用していたと言われる楽曲(マランツ創業期〈1950年代〉の名録音)が収録されたスーパーオーディオCD(SACD)を、マランツ愛好家にプレゼントし生誕100周年を祝った。

1-2.処女作「オーディオ・コンソレット」
第二次世界大戦中に陸軍に服役したソウル・バーナード・マランツは、戦後、妻のジーン・ディッキー・マランツとニューヨーク市クイーンズ区の中心部キュー・ガーデン地区に移住する。そこで彼は、自分が乗っていた1940年代のマーキュリー(Mercury。アメリカのフォード・モーターの車)からラジオを取り外し、自分の部屋に持ち込んで改良を開始。そして、マンハッタンのハーベイ・ラジオ店に頻繁に訪れながら高音質を求めてラジオの改造に取り組んでいた。

すると、やがて友人のスタジオエンジニアから依頼され、プリアンプの制作を始めることとなった。マランツは、当時の市販アンプにまるで満足していなかった。そのため、主に自分が学んだ精密回路の知識を基にアンプの設計製作に取り組むのだが、当時のレコードは録音特性がまちまちだった。レコードの裏と表で、違う物があったほどである。したがって、マランツは全てのレコードを正確に再生するため、各種のイコライザーカーブを備えたプリアンプを製作。「Audio Consolette(オーディオ・コンソレット)」を完成させた。

1951年、ソウル・バーナード・マランツ40歳のことである。

1-3.設立「Marantz Company(マランツ・カンパニー)」
ソウル・バーナード・マランツが初めて完成させたプリアンプ「オーディオ・コンソレット」は、彼自身も納得できるアンプだったが、それは仲間内でも非常に高評価だった。そして、オーディオ・コンソレットは仲間のクチコミによってさらに人気を博し、当初は100台限りの予定だったが、およそ400台もの受注を抱えるに至る。が、妻のジーン・ディッキー・マランツとの二人だけではとても生産が追いつかなかった。そこで急遽、ソウル・バーナード・マランツはオーディオ・コンソレットを量産するための会社「Marantz Company(マランツ・カンパニー)」を設立。ニューヨーク州ロング・アイランド市に小さな工場を借りて事業化する。1953年のことである。

マランツの初作品「オーディオ・コンソレット」は、当時乱立していた各社のフォノイコライザー特性を容易に切り替えることができ、テープモニタースイッチ等も実装する多機能プリアンプだった。そして、そのオーディオ・コンソレットが、翌年制定されたRIAAイコライザー規格に合わせるなどのマイナーチェンジを果たし、マランツ・カンパニー設立翌年の1954年、オーディオ・コンソレットは真空管式モノラル・プリアンプ「#(モデル)1」となって一般の世にも売り出された。

#1は、オーディオ・コンソレットを原型とした真空管式モノーラルプリアンプで、真空管12AX7が3本使用されており、PHONOイコライザーは2段P-K帰還形で構成されていた。そして、RIAAばかりでなく、FLATを含めた6種類のカーブがセレクトでき、さらにトーンコントロール、ラウドネス、カットオフフィルタなどの機能も豊富な上、出力ケーブルによる高域劣化を補償するテープモニター回路が採用されていた。

当時の販売価格は168ドル。はっきり言って超高級品だったが、それでもこの#1は業界内でも非常に評価され、マランツは事業化早々に最高の滑り出しを見せることとなった。

2.確立「マランツ」
2-1.天才「Sidney Smith(シドニー・スミス)」
シドニー・スミスは、1923年生まれのオーディオエンジニアで、ソウル・バーナード・マランツに「天才」と言わしめた男の一人だ。彼は第二次世界大戦中、アメリカ軍のラジオ技術者としてエレクトロニクスを学び、戦後はGIビル(復員兵援護法)で大学へ進学。そこで妻のマリリンと出会うのだが、シドニーは合唱、マリリンはバイオリンと、二人はそれぞれが舞台芸術を学んでいた。そして、二人は音楽に引き寄せられるように恋に落ち、やがて結婚するに至る。

シドニーの最初の就職先はシカゴで、彼は自身の電子的経験に基づいて製造される最初のWilliamson型増幅器の生産エンジニアだった。しかし、シドニーは20代のある日、ソウル・バーナード・マランツに出会い意気投合を果たす。そして、すぐにその職場を退職すると、1954年、マランツ・カンパニーへ入社した。

没年は2000年。享年77歳だった。彼はオーディオに献身しながらもニューヨーク周辺のプロのオペラ劇団で主役を務め、教会にパイプオルガンを建設し、カリヨンを再建し、妻と共に娘をミュージシャンに育てた。

シドニーは、まさに生涯を音楽に捧げた男だった。

2-2.マランツ初のパワー・アンプ「モデル2」
1954年にマランツ・カンパニーに入社したシドニー・スミスは、その2年後の1956年、早速マランツのパワーアンプの原点となる「#(モデル)2」を発表した。

#2は、発表当初からとても話題になった高性能な真空管式モノーラルパワーアンプで、6CA7(EL34)のプッシュプル方式モノラル・パワーアンプだった。三結で20W、UL(ウルトラリニア)で40Wの出力を誇り、バイアスメーターやバリアブル・ダンピングファクター・コントロール等も搭載する意欲的なアンプだった。

全高調波歪率は0.1%、周波数特性は20Hz〜20kHz、Hum-90db、IM歪0.5%。
当時としては非常にハイスペックである。そして、この実績は世間も認めるところであり、この#2以降、ソウル・バーナード・マランツはプリアンプを手がけ、パワーアンプの設計は全てシドニー・スミスに委ねることとなった。

使用真空管は6CA7、12AX7、6CG7、6AU4GTA。バリアブル・ダンピング機構、AC/DCバランス/バイアス機構、3系統入力端子を備え、金額は発売当時で198ドル。

2-3.1957年〜58年のマランツ
1957年、マランツは真空管12AX7を搭載したモノラル2ウェイタイプのエレクトロニック・クロスオーバー「#(モデル)3」を発売する。スロープ特性は12db/oct。低域12ポイント、高域12ポイントの周波数選択が可能なモデルだった。金額は105ドル。

そして同年の1957年には、セレン整流器を採用した#1または#3用のパワーサプライ「type4」(販売当時は168ドル)も発表した。

翌1958年、マランツはマルチチャンネルでの多数個使用を考慮し、高域の歪みを低減したパワーアンプ「#(モデル)5」を発表。#2のコストダウン型モデルだったが、真空管は6BH6、6CG7、6CA7、GZ34を使用、6CA7プッシュプル方式で、UL接続時には30W出力を誇った。#2の流れを組みながら、より広帯域を目指して作られた真空管式モノラル・パワーアンプだが、バイアス調整メーターなど、後の#8を思わせる部分も認められる名作だった。金額は154.5ドル。#2より40ドルほど安い。

また、同じ1958年のステレオレコードが登場してすぐには、ステレオアダプター「#(モデル)6」を発売している。これは2ch仕様のセレクターとボリュームを搭載しており、テープモニター端子を利用して接続する。1958年にステレオ化されたLPレコードにいち早く対応するために発表されたこの#6は、2台の#1とともに専用キャビネットに収めて使用するのが一般的だった。

そして、その年の12月。いよいよ伝説の銘機・ステレオプリアンプ「#(モデル)7」のアウトラインが発表され、すぐに細部が改良されて「#7C」となり、このモデルは今なお最高のプリアンプの一つとして君臨するに至っている。

3.マランツ3大銘機
3-1.モデル7
プリアンプ伝説の銘機「マランツ7」。「モデル7」とも呼ばれているが、それは一般的には「#(モデル)7C」を指す。先にも触れたが、#7はすぐに改良されており、一般に流通したのは「#7C」だからである。

なお、#7の生産台数はナンバー10001~23000番台の1万台超で、なかでも#7は初期・中期・後期の3種類に分けられるが、10001~17000番台が特に人気が高い。

発売は1958年。
真空管は12AX7を6本使用。RIAA規格の他、オールド78、オールド・コロンビアLP規格イコライジングを搭載。
外形寸法は、W365×H127×D216mm(ケース別)。重量は6.8kg。
金額は当時の価格で273ドル。

この真空管式ステレオ・プリアンプは、フォノイコライザー部、音量調整のボリュームとトーンコントロールを配したラインアンプ部、カソードフォロワーのバッファー部で構成されており、#7を銘機と決定づけたイコライザー部は、初段と二段目はプレート負荷抵抗270kΩ、カソード抵抗4.7kΩ、終段のカソードフォロアーはカソード27kΩでセルフバイアス抵抗は680Ωが設定されている。また、段間のCR結合には0.01μF×330kΩ(≒48.2Hz)、0.1μF×1MΩ(≒1.59Hz)と程よいスタガー比が確保されている。

伝説の銘機と名高い#7だが、実は回路自体はシンプルだ。しかし、さりげなく、とてつもないアイデアが満載されている。また、現在での使用はもう考えられないが、トーンコントロールが各ポジションごとCRで特性を調整し、フラットでは完全なスルーになる構造を採用。一切の妥協を感じられない造りである。

そして、デザインも秀逸だ。

信号の流れに沿ったパネルレイアウトは、絶妙なアンバランスを保持しながらのシンメトリーデザイン。洗練された美しさを感じずにはいられない。

発売以降、最高のプリアンプとして君臨しつづけ、半世紀過ぎた今でもプリアンプの手本とされている#7。
見れば見るほど、その魅力が理解できる伝説の銘機である。

3-2.モデル9
#7が発売された1958年、マランツはステレオパワーアンプ「#(モデル)8」を発表する。真空管式パワーアンプの中では唯一のステレオ式で、出力は30W+30W。

そして、#8は1961年に様々な点が改良されて「#8B」として生まれ変わる。#8Bはソウル・バーナード・マランツが手掛けた最初で最後の1電源ステレオパワーアンプで、#8からの改良点は大きく二つあり、一つは出力が35W+35Wにアップされたこと、もう一つは外部ユニットへの電源供給用コネクターを外したことである。使用真空管は6BH6、6CG7、6CA7/EL34。クロスオーバーNF回路、位相補正、シリコンダイオードによる倍電圧整流方式を採用するこの真空管式ステレオ・パワーアンプは、当時で258ドルだった。

そして、#8と#8Bの間に発表されたのが、#7と並び往年の銘機と名高いモノーラルパワーアンプ「#(モデル)9」である。紛れもなく、マランツ真空管パワーアンプの頂点である。

#7が登場した時のペアとなったパワーアンプは、マルチアンプドライブ構想の源流となった#2である。出力は40W。出力管を3極管接続と5極管接続に切り替え可能で、ダンビングコントラーを搭載していた。チーフエンジニアはシドニースミスだ。

そして、#2をさらに進化させ、6CA7(EL34)ULパラレルプッシュプル構成によって出力を70Wへと格段にアップしたのが#9である。もちろんこちらもシドニー・スミスによる設計だ。

6CA7(EL34)ULパラレルプッシュプル構成は、おそらく当時ハイパワーを誇っていたマッキントッシュを意識したものだろう。しかし、#9はパワーもさることながら、マランツ史上最初のフロントパネルを持つパワーアンプで、デザインも高い求心力を誇った。特にシルバーフィニッシュの中央にデザインされたバイアスメーター。このセンターメーターデザインは今のマランツにも採用されているが、由来はこの#9である。

そして、接続はUL接続と3極管接続の2方式のセッティングが可能で、UL接続ではパワフルな音色を、3極管接続では繊細で浸透力あると音色をと、二通りの音が楽しめるのも魅力だった。

この#9発売以降、#7とは黄金コンビとして、銘機という称号をほしいままにした。

真空管は、6DJ8/ECC88、 6CG7、 6CA7/EL34を使用。6CA7パラレルプッシュプル出力段。出力はUL接続時で70W、3極管接続時で40W。アクティブ型低域フィルター、位相切替、クロスオーバーNF回路、位相補正、シリコンダイオードによる倍電圧整流方式電源回路採用。外形寸法は、W390×H200×D230mm。重量は23kg。販売価格は324ドル。

3-3.モデル10
3-3-1.もう一人の天才「Richard Sequerra(リチャード・セクエラ)」
リチャード・セクエラは1929年に生まれ、国務省で働く母親によってアメリカの様々な地域で育った。 20歳の頃にはフリーランスのキャリアを開始し、以来、「Dubbings Company」と呼ばれる会社の自動テープ間録音システムや、マンハッタンにあるGreenwich Villageのオフブロードウェイ劇場用のハイファイスピーカーシステムなど、幅広い技術をカバー。そして1961年、アメリカでFMステレオ本放送が開始された年に、いよいよマランツ・カンパニーに入社する。

3-3-2.最高峰のチューナー「モデル10」
1961年にアメリカで開始されたFMステレオ放送に対し、マランツは技術面で相当な遅れをとっていた。そこでセクエラが高周波エンジニアとして採用されたのだが、彼はチーフ・エンジニアとして、入社翌年の1962年にはFM専用チューナー「#(モデル)10」を、1963年には「#10B」を開発している。

このチューナーはまさに最高峰と呼ばれた銘機だった。当時の技術レベルから考えると、検波回路ひとつとっても、マッキントッシュを始めとするどのオーディオメーカーよりもはるかに抜きん出ていて、その音のクオリティは見事の一言だった。特にスピーカーから流れてくる流暢な人の声には、今まで体験したこのない臨場感があり評判だった。構成も新しく、メーターの代わりに小型スコープを使用したりと、様々な面から現代チューナーの手本となった。

ただ、このチューナーは売り時を逃していた。FMステレオ放送の開始は1961年。当然、他社はそのタイミングで新製品を続々と発表したが、マランツはそのタイミングに間に合わなかった。そればかりか、#10Bに至ってはやっと生産にこぎつけたのは、放送開始から3年後の1964年だった。

また、開発責任者のセクエラは完璧主義者で、一切の妥協を許さなかった。そのため、開発費もかかりすぎていた。

結局、そんな事情が重なって、マランツは資金難へと陥った。そしてその結果、マランツカンパニーの一部を、スーパースコープ社に売却することとなる。スーパースコープ社は、アメリカでソニー製テープレコーダーなどの輸入販売を行っていた企業である。

こうして、リチャード・セクエラはソウル・バーナード・マランツとともに会社を去り、「#7」「#9」「#10B」といった現代でも銘記と名高いオーディオを世に送り出したマランツだったが、1964年、そのブランドは他社に買収されてしまう。

4.天才たちのその後
ソウル・バーナード・マランツは、スーパースコープ社にマランツを売却したのち、1968年までは社長として留まるも、その後退職。そして1972年に、Dahlquist Company(ダルキスト)の設立に関わる。現在はホームシアター系のシステムを販売するカナダ籍の会社であるが、当時はオーディオメーカーだった。

そのダルキスト初のスピーカーシステムが「DQ-10」である。ソウル・バーナード・マランツとジョン・ダルキストの共同開発ということもあって、今でも人気のあるスピーカーである。

そして1996年には、ソウル・バーナード・マランツは「New Lineage Corporation」と「Eye Qスピーカー」の2つの新しいオーディオ事業を設立。一方で、オーディオエンジニアリング協会を含むいくつかの専門機関のメンバーとして、オーディオの発展に尽力した。

シドニー・スミスもマランツを去った後、いくつかの会社でオーディオに関わった。

例えば、GRADO Labs社。ニューヨークブルックリンに工場を構え、50年以上の歴史を誇るこのハイエンドオーディオブランドでは、ジョセフ・グラドと共同で最高品位のヘッドフォンアンプ「RA-1」を開発。余裕のダイナミックレンジと広大な周波数レンジを持ち、入力されたソースを繊細に表現することで人気の商品だ。

そして、リチャード・セクエラ。彼はマランツ退社後、自身の名を冠する「SEQUERA」を創立。そして、自分の思うままに設計を進め「MODEL1」を完成させる。1970年に発表されたこのチューナーは、「超」がいくつついてもおかしくないほどの超高性能マシンで、当時でも非常に高級品だったが今尚(特にアメリカでは)高値で取引されている名機である(ちなみに、セクエラとシドニー・スミスは1970年代半ばにこの会社で再開していて、「SEQUERA MODEL1」ではシドニー・スミスも開発に携わっていた)。

5.まとめ
マランツ社の創業者「ソウル・バーナード・マランツ」は、まさに鬼才だった。しかし、マランツブランドは彼一人で成長させたわけではない。「シドニー・スミス」「リチャード・セクエラ」という、二人の天才の存在も大きい。

実際、プリアンプは「ソウル・バーナード・マランツ」、パワー・アンプは「シドニー・スミス」、チューナーは「リチャード・セクエラ」と役割が分かれていて、それぞれが#7、#9、#10Bと歴史に名を残す名機を誕生させている。

しかし、天才は時に経営を考えずに突き進む。

特にリチャード・セクエラによる#10Bは、開発時に一切の妥協を許さなかったためマランツ社の資金繰りを悪化させ、結局、マランツを売却するに至らしめ、三人ともマランツを去ることとなる。

それでも、マランツの第一次黄金期を作り上げた彼ら三人は、結局マランツを去っても生涯をオーディオの発展に捧げ、その先々で名機を歴史に残した。

マランツ。

50年前も現在も、今尚多くの人を魅了するブランドたる理由は、きっと三人の天才がオーディオを心から愛していたからだろう。

少なくとも、私はそう思う。

https://audio.kaitori8.com/story/marantz/

66. 中川隆[-5751] koaQ7Jey 2021年4月13日 23:26:02 : 34i32T20cM : VjNnTnE1eGhXTzY=[62] 報告

Date: 8月 12th, 2018
ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=26903


五味先生のタンノイ・オートグラフにつながれていたのは、
主にマッキントッシュのC22とMC275のペアである。
「人間の死にざま」を読むと、カンノアンプの300Bシングルに、
交換しても聴かれていたことがわかる。

コントロールアンプはマランツのModel 7とマークレビンソンのJC2もお持ちだった。
その他にデッカ・デコラのアンプも所有されていた。

マランツのパワーアンプはどうだったのか。
Model 2かModel 5、Model 8Bのどれかは所有されていたとしてもおかしくない。

所有されていないアンプも多数聴かれている。
その結果のC22とMC275である、とみている。

中学生だったころ、
マッキントッシュとマランツの真空管アンプを見較べて、マランツの方がよさそうに思えた。
そのころ、マッキントッシュ、マランツの真空管アンプを聴ける店は、熊本にはなかった。
周りにオーディオマニアが誰もいなかったから、
個人でどちらかを持っている人を探そうとは思わなかった。

ステレオサウンド 51号のオーディオ巡礼に、
ヴァイタヴォックスCN191を鳴らされているH氏が登場されている。

アンプはマッキントッシュからマランツのModel 7とModel 9のペアに交換した、とあった。
このときもまだどちらも聴いたことはなかったし、写真でだけ知っているだけでしかなかった。

それでも、そうだろう、と思いながら、オーディオ巡礼を読んでいた。
アンプとして、どちらが高性能かといえば、マランツに軍配をあげる──、
そういう見方を10代の私はしていた。

なので、五味先生はなぜマッキントッシュなのか、という疑問がなかったわけではない。
正確にいえば、マランツを選ばれなかった理由はなんのか、を知りたいと思っていた。

結局、それはワグナーを聴かれるから、というのが、私がたどりついた答である。
http://audiosharing.com/blog/?p=26903


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その2)
http://audiosharing.com/blog/?p=26909


ステレオサウンド 37号から「クラフツマンシップの粋」が始まった。
一回目は、やはりマランツの真空管アンプである。

長島先生と山中先生の対談による、この記事の最後に、
マランツサウンドは存在するか、について話されている。
     *
山中 製品についてはいま話してきたのでだいたい出ていると思うのですが、それでは実際にマランツの音とはどんな音なのかということですが……。
 全般的な傾向としては、一言でいってしまえば特にキャラクターを持たないニュートラルな音だと思うのですよ。色づけが少ないというか……。特に泣かせどころがあるとか、そういう音じゃないですね。
 よく、マッキントッシュサウンドとか、JBLサウンド、アルテックサウンドという言い方をしますね。そしてこの言葉を聞くだけでそれぞれの音がイメージできるほどはっきりした性格をもっていますね。しかしそういう意味でのマランツサウンドというのはあり得ないと思うのです。事実、マランツサウンドっていう言葉はないでしょう。
長島 俗に、管球式の音は柔らかいとか、暖か味があるとかいいますが、マランツはそういう臭さ≠感じさせませんね。
 マランツの一群のアンプはぼくも使っているのですけれど、球の暖かさなんていうのは、はっきりいえば、少しも感じない(笑)。
山中 ともかく媚びるということがないですね。
長島 まったくその通りですね。
山中 マランツの音について話しているとどうも取り留めなくなってしまうのだけれど、音のキャラクター云々ということが出てこないでしょう。
長島 それでも厳としてあることはある。
山中 あるんですよね、マランツのサウンドというのは……。
長島 あるのだけれど非常に言いにくい……。
山中 それが実はマランツの秘密で、結局ソウル・マランツ氏の目差した音じゃないですかね。
長島 要するに、あまりにも真っ当すぎるので言うのに困ってしまう(笑)。あえてマランツサウンドってなんだと聞かれたら、筋を通して理詰めに追いあげたせのがマランツサウンドだと言うよりないですね。決して神経を休めるという傾向の音ではありません。レコードに入っている音が、細大洩らさず、あるがままの形で出てくるのですよ。
山中 だからこそ、この時代におけるひとつのプレイバックスタンダードであり得たのでしょうね。
     *
ことわるまでもなく、ここに出てくるマランツの音とは、
あくまでも真空管アンプ時代のマランツであり、いまのマランツにそっくりあてはまるわけではない。

そして、真空管アンプ時代のマランツの音に関しては、瀬川先生もほぼ同じことを書かれている。
http://audiosharing.com/blog/?p=26909

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=26911


1981年夏のステレオサウンド別冊「世界の最新セパレートアンプ総テスト」の巻頭、
「いま、いい音のアンプがほしい」で、瀬川先生はマランツのアンプの音についてこう書かれている。
     *
 そうした体験にくらべると、最初に手にしたにもかかわらず、マランツのアンプの音は、私の記憶の中で、具体的なレコードや曲名と、何ひとつ結びついた形で浮かんでこないのは、いったいどういうわけなのだろうか。確かに、その「音」にびっくりした。そして、ずいぶん長い期間、手もとに置いて鳴らしていた。それなのに、JBLの音、マッキントッシュの音、というような形では、マランツの音というものを説明しにくいのである。なぜなのだろう。
 JBLにせよマッキントッシュにせよ、明らかに「こう……」と説明できる個性、悪くいえばクセを持っている。マランツには、そういう明らかなクセがない。だから、こういう音、という説明がしにくいのだろうか。
 それはたしかにある。だが、それだけではなさそうだ。
 もしかすると私という人間は、この、「中庸」というのがニガ手なのだろうか。そうかもしれないが、しかし、音のバランス、再生される音の低・中・高音のバランスのよしあしは、とても気になる。その意味でなら、JBLよりもマッキントッシュよりも、マランツは最も音のバランスがいい。それなのに、JBLやマッキントッシュのようには、私を惹きつけない。私には、マランツの音は、JBLやマッキントッシュほどには、魅力が感じられない。
 そうなのだ。マランツの音は、あまりにもまっとうすぎるのだ。立派すぎるのだ。明らかに片寄った音のクセや弱点を嫌って、正攻法で、キチッと仕上げた音。欠点の少ない音。整いすぎていて、だから何となくとり澄ましたようで、少しよそよそしくて、従ってどことなく冷たくて、とりつきにくい。それが、私の感じるマランツの音だと言えば、マランツの熱烈な支持者からは叱られるかもしれないが、そういう次第で私にはマランツの音が、親身に感じられない。魅力がない。惹きつけられない。だから引きずりこまれない……。
 また、こうも言える。マランツのアンプの音は、常に、その時点その時点での技術の粋をきわめながら、音のバランス、周波数レインジ、ひずみ、S/N比……その他のあらゆる特性を、ベストに整えることを目指しているように私には思える。だが見方を変えれば、その方向には永久に前進あるのみで、終点がない。いや、おそらくマランツ自身は、ひとつの完成を目ざしたにちがいない。そのことは、皮肉にも彼のアンプの「音」ではなく、デザインに実っている。モデル7(セブン)のあの抜きさしならないパネルデザイン。十年間、毎日眺めていたのに、たとえツマミ1個でも、もうこれ以上動かしようのないと思わせるほどまでよく練り上げられたレイアウト。アンプのパネルデザインの古典として、永く残るであろう見事な出来栄えについてはほとんど異論がない筈だ。
 なぜ、このパネルがこれほど見事に完成し、安定した感じを人に与えるのだろうか。答えは簡単だ。殆どパーフェクトに近いシンメトリーであるかにみせながら、その完璧に近いバランスを、わざとほんのちょっと崩している。厳密にいえば決して「ほんの少し」ではないのだが、そう思わせるほど、このバランスの崩しかたは絶妙で、これ以上でもこれ以下でもいけない。ギリギリに煮つめ、整えた形を、ほんのちょっとだけ崩す。これは、あらゆる芸術の奥義で、そこに無限の味わいが醸し出される。整えた形を崩した、などという意識を人に抱かせないほど、それは一見完璧に整った印象を与える。だが、もしも完全なシンメトリーであれば、味わいは極端に薄れ、永く見るに耐えられない。といって、崩しすぎたのではなおさらだ。絶妙。これしかない。マランツ♯7のパネルは、その絶妙の崩し方のひとつの良いサンプルだ。
 パネルのデザインの完成度の高さにくらべると、その音は、崩し方が少し足りない。いや、音に関するかぎり、マランツの頭の中には、出来上がったバランスを崩す、などという意識はおよそ入りこむ余地がなかったに違いない。彼はただひたすら、音を整えることに、全力を投入したに違いあるまい。もしも何か欠けた部分があるとすれば、それはただ、その時点での技術の限界だけであった、そういう音の整え方を、マランツはした。
     *
ここでも、マランツの音について説明しにくい、とある。
そして、それは言葉で説明できる個性、悪くいえばクセがないからで、
まっとうすぎる、立派すぎる、と。

SMEのフォノイコライザーアンプSPA1HLを聴いたとき、
そういうことなのか、と合点がいった。
http://audiosharing.com/blog/?p=26911


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=26913


話をすすめていく前にひとつ書いておきたいのは、
長島先生、山中先生、瀬川先生だけでなく、同時代のオーディオ評論家の人たちは、
そして五味先生もそうなのだが、
みな、マッキントッシュやマランツの真空管アンプが現役のころからオーディオに取り組まれている。

つまりみな新品のマッキントッシュのアンプの音、マランツのアンプの音、
真空管アンプではないが同時代のJBLのアンプの音などを聴かれている。

このことは後に生まれた世代にはかなわぬことである。
長島先生、山中先生は1932年、瀬川先生は1935年、
私は約30年後の1963年生れである。

同世代の人たちよりは程度のいいマッキントッシュやマランツを聴いているのかもしれないが、
それでも30年という時間のひらきは、なにをもってきてもうめられない。

完全な追体験は無理なのだ。
完全メインテナンスを謳っていようが、
それがどの程度なのかは、だれが保証してくれるのか。

周りに、マッキントッシュ、マランツの真空管アンプを新品の状態で聴いたことがある、
しかも耳の確かな人がいればいい。
けれど、そういう人がどのくらいいるか。

いわゆる自称は、ここでは役に立たぬ存在だ。

私がこうやって古いマッキントッシュやマランツの音に関することを引用しているのを読んで、
いや、そういう音じゃないぞ、と思われる人もいよう。
そのことを否定しない。

その人が聴くことができたマッキントッシュやマランツの真空管アンプは、
そういう音を出していたのだろうから。

でも、それが新品での音とどのくらい違ってきているのか。
そのことを抜きにして、自分が聴いた範囲だけの音で語るのは、私はやらない。
http://audiosharing.com/blog/?p=26913


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=26915


SMEのSPA1HLは最初オルトフォン・ブランドで登場した。
プロトタイプというか、プリプロモデルだったのか、
とにかくオルトフォンのSPA1HLを聴いている。

オルトフォンのSPA1HLとして登場した時、このフォノイコライザーアンプの事情は何も知らなかった。
オルトフォンの技術者が設計した真空管のフォノイコライザーアンプだと素直に信じていた。
だからオルトフォンのカートリッジに持っている音のイメージを、期待していた。

鳴ってきた音は、その意味では期待外れともいえたし、
期待外れだからといって、このフォノイコライザーアンプに魅力を感じなかったわけではない。
おもしろいアンプが登場してきた、と思った。

それからしばらくして、今度はSMEブランドで現れた。
ここで初めて、このフォノイコライザーアンプの事情を知る。

SMEのSPA1HLは長島先生といっしょに聴いた。
SPA1HLについて長島先生の詳しいこと詳しいこと。

思わず「長島先生が設計されたのですか」と口にしそうになるくらいだった。
そうなんだということはすぐにわかった。
パーツ選びの大変さも聞いている。

それに長島先生自身、SMEのアンプは、マランツの#7への恩返し、といわれていた。
オルトフォン・ブランドであろうとSMEブランドであろうと、
SPA1HLに、そのオーディオ機器ならではの音色の魅力というものは、
まったく感じなかった。

この点で期待外れと、最初の音が鳴った時に感じても、さまざまなレコードをかけていくと、
SPA1HLの実力は高いと感じてくる。

ただそれでもオーディオ機器固有の音色にどうしても耳が向いてしまう人には、
SPA1HLは不評のようだった。

SPA1HLをある人とステレオサウンドの試聴室で聴いている。
その人は、ほんとうにいいアンプだと思っています? ときいてきた。
その人にとってSPA1HLはどうでもいい存在のようだった。

私はSPA1HLを、何度もステレオサウンドの試聴室で聴いている。
SPA1HLを聴いて、
長島先生がマランツのModel 7をどう聴かれていたのかを理解できた、と思った。
http://audiosharing.com/blog/?p=26915

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=26917


SPA1HLによって、長島先生にとってModel 7がどういう存在なのかをはっきりと知った。
マッキントッシュ、マランツの真空管アンプを新品で聴くことはできなかった世代であっても、
SPA1HLを長島先生といっしょに、しかも解説つきでじっくりと聴くことができたからだ。

長島先生はステレオサウンド 38号で、
《決して神経を休めるという傾向の音ではありません》といわれている。
確かにそうである。
SPA1HLもそういうアンプである。

同じことを井上先生もいわれていたし、
ステレオサウンド別冊「音の世紀」でも、同じ意味あいのことを書かれている。
     *
 心情的には、早くから使ったマランツ7は、その個体が現在でも手もとに在るけれども、少なくとも、この2年間は電源スイッチをONにしたこともない。充分にエージング時間をかけ音を聴いたのは、キット版発売の時と、復刻版発売の時の2回で、それぞれ約1ヵ月は使ってみたものの、老化は激しく比較対象外の印象であり、最新復刻版を聴いても、強度のNFB採用のアンプは、何とはなく息苦しい雰囲気が存在をして、長時間聴くと疲れる印象である。
     *
決して神経を休めるという傾向の音ではないModel 7、
何とはなく息苦しい雰囲気が存在をして、長時間聴くと疲れる印象のModel 7。

どちらも同じことを語っている。
ただ聴き手が違うだけの話である。
音楽の聴き方の違いが、そこにある。

五味先生はワグナーをよく聴かれていた。
毎年NHKのFMで放送されるバイロイト音楽祭を録音されていたことはよく知られているし、
《タンノイの folded horn は、誰かがワグナーを聴きたくて発明したのかも分らない。それほど、わが家で鳴るワグナーはいいのである》
とも書かれているくらいだ。

ワグナーは長い。
どの楽劇であっても、長い。
その長さゆえ、五味先生はマランツを選ばれなかったのではないのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=26917

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=26920


長島先生はステレオサウンド 37号で、
《レコードに入っている音が、細大洩らさず、あるがままの形で出てくる》といわれている。

五味先生はMC275とMC3500を聴き比べて、次のように書かれている。
     *
 ところで、何年かまえ、そのマッキントッシュから、片チャンネルの出力三五〇ワットという、ばけ物みたいな真空管式メインアンプMC三五〇〇≠ェ発売された。重さ六十キロ(ステレオにして百二十キロ——優に私の体重の二倍ある)、値段が邦貨で当時百五十六万円、アンプが加熱するため放熱用の小さな扇風機がついているが、周波数特性はなんと一ヘルツ(十ヘルツではない)から七万ヘルツまでプラス〇、マイナス三dB。三五〇ワットの出力時で、二十から二万ヘルツまでマイナス〇・五dB。SN比が、マイナス九五dBである。わが家で耳を聾する大きさで鳴らしても、VUメーターはピクリともしなかった。まず家庭で聴く限り、測定器なみの無歪のアンプといっていいように思う。
 すすめる人があって、これを私は聴いてみたのである。SN比がマイナス九五dB、七万ヘルツまで高音がのびるなら、悪いわけがないとシロウト考えで期待するのは当然だろう。当時、百五十万円の失費は私にはたいへんな負担だったが、よい音で鳴るなら仕方がない。
 さて、期待して私は聴いた。聴いているうち、腹が立ってきた。でかいアンプで鳴らせば音がよくなるだろうと欲張った自分の助平根性にである。
 理論的には、出力の大きいアンプを小出力で駆動するほど、音に無理がなく、歪も少ないことは私だって知っている。だが、音というのは、理屈通りに鳴ってくれないこともまた、私は知っていたはずなのである。ちょうどマスター・テープのハイやロウをいじらずカッティングしたほうが、音がのびのび鳴ると思い込んだ欲張り方と、同じあやまちを私はしていることに気がついた。
 MC三五〇〇は、たしかに、たっぷりと鳴る。音のすみずみまで容赦なく音を響かせている、そんな感じである。絵で言えば、簇生する花の、花弁の一つひとつを、くっきり描いている。もとのMC二七五は、必要な一つ二つは輪郭を鮮明に描くが、簇生する花は、簇生の美しさを出すためにぼかしてある、そんな具合だ。
     *
マッキントッシュのMC3500よりも、
マランツのModel 9のほうが、より《簇生する花の、花弁の一つひとつを、くっきり描いている》だろう。

けれど五味先生はMC3500ではなくMC275なのである。
《必要な一つ二つは輪郭を鮮明に描くが、簇生する花は、簇生の美しさを出すためにぼかして》描く、
そういうMC275を選ばれている。

簇生の美しさを出すためにぼかす──、
ここを忘れては、何も語れない。
http://audiosharing.com/blog/?p=26920


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=26922


長島先生は、最初からマランツのModel 7とModel 2の組合せだったわけではない。
ステレオサウンド 61号で語られているが、
最初はマッキントッシュである。真空管アンプではなくトランジスターアンプである。
     *
長島 つぎにアンプのマッチングを考えました。そのときマッキントッシュのMC2105を使っていたんですが、これはやさしいアンプですが、スピーカーが慣れてくるにしたがって、力量不足がはっきりしてきたわけです。そこでつぎにMC275に切りかえました。MC275でもエイジングがすすんでくるにつれて、こんどは甘さが耳についてきました。その甘さがほくには必要じゃない。だから、もっと辛口のアンプをということでマランツ2になり、ずうっと使ってきたマッキントッシュのC26プリアンプをマランツ7に変え、それでやっとおちついているわけです。
     *
長島先生が鳴らされていたスピーカーは、ジェンセンのG610Bなのはよく知られている。
G610Bの前は、タンノイだった。
GRFだった、と記憶している。

そのタンノイについて、61号では、
タンノイのやさしさが、もの足りなかった、と。
タンノイは、だから演奏会場のずうっと後の席で聴く音で、
長島先生は、前の方で聴きたい、と。

だから長島先生にとってG610Bであり、Model 7+Model 2なのである。

そういう長島先生なのだが、ステレオサウンド 61号の写真をみた方ならば、
マランツのModel 2の隣にMC275が置いてあるのに気づかれたはず。

使っていないオーディオ機器は手離す長島先生であっても、
MC275だけは手離す気になれない、とある。

簇生の美しさを出すためにぼかす甘さを求める聴き方もあれば、
簇生する花の、花弁の一つひとつを、くっきり描いていくため甘さを拒否する聴き方もある。

それによってアンプ選びは違ってくる。
ここで書きたいのは、マッキントッシュとマランツの、どちらの真空管アンプが優秀か、ではない。
こういうことを書いていくと、わずかな人であっても、
マッキントッシュが優秀なんだな、とか、やっぱりマランツなんだな、と決めてかかる人がいる。

書きたいのは、なぜ五味先生がマッキントッシュだったのか、
その理由について考察なのである。
http://audiosharing.com/blog/?p=26922


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その9)
http://audiosharing.com/blog/?p=26926

五味先生はステレオサウンド 50号のオーディオ巡礼で、
森忠輝氏のリスニングルームを訪ねられている。
     *
森氏は次にもう一枚、クナッパーツブッシュのバイロイト録音のパルシファル≠かけてくれたが、もう私は陶然と聴き惚れるばかりだった。クナッパーツブッシュのワグナーは、フルトヴェングラーとともにワグネリアンには最高のものというのが定説だが、クナッパーツブッシュ最晩年の録音によるこのフィリップス盤はまことに厄介なレコードで、じつのところ拙宅でも余りうまく鳴ってくれない。空前絶後の演奏なのはわかるが、時々、マイクセッティングがわるいとしか思えぬ鳴り方をする個所がある。
 しかるに森家のオイロダイン≠ヘ、実況録音盤の人の咳払いや衣ずれの音などがバッフルの手前から奥にさざ波のようにひろがり、ひめやかなそんなざわめきの彼方に聖餐の動機≠ェ湧いてくる。好むと否とに関わりなくワグナー畢生の楽劇——バイロイトの舞台が、仄暗い照明で眼前に彷彿する。私は涙がこぼれそうになった。ひとりの青年が、苦心惨憺して、いま本当のワグナーを鳴らしているのだ。おそらく彼は本当に気に入ったワグナーのレコードを、本当の音で聴きたくてオイロダイン≠手に入れ苦労してきたのだろう。敢ていえば苦労はまだ足らぬ点があるかも知れない。それでも、これだけ見事なワグナーを私は他所では聴いたことがない。天井棧敷は、申すならふところのそう豊かでない観衆の行く所だが、一方、その道の通がかよう場所でもある。森氏は後者だろう。むつかしいパルシファル≠これだけ見事にひびかせ得るのは畢竟、はっきりしたワグナー象を彼は心の裡にもっているからだ。オイロダイン≠フ響きが如実にそれを語っている。私は感服した。あとで聞くと、この数日後アンプの真空管がとんだそうだが、四十九番あたりの聴くに耐えぬ音はそのせいだったのかも知れない。
 何にせよ、いいワグナーを聴かせてもらって有難う、心からそう告げ私は森家を辞したのである。彼の人となりについては気になる点がないではなかったが、帰路、私は満足だった。本当に久しぶりにいいワグナーを聴いたと思った。
     *
40号代のステレオサウンドには、森忠輝氏の連載が載っていた。
オイロダインとの出合い、アナログプレーヤー、アンプの選択と入手についての文章を読んでいた。

森忠輝氏のアンプはマランツのModel 7とModel 9である。
森忠輝氏の心の裡にあるワグナー像を描くには、
森忠輝氏にとってはマランツのアンプしかなかったのだろう。

けれど、忘れてならぬのは天井桟敷の俯瞰である、ということだ。

ここでひとつ五味先生に訊ねたいことがある。
森忠輝氏のオイロダインで、クナッパーツブッシュのパルシファルは、どこまで聴かれたのだろうか。
レコードの片面だけなのか、まさかとは思うが、五枚全面聴かれたのか。

森忠輝氏の音量は、かなり小さい、と書かれている。
小さいからこそマランツなのか、と思うし、
おそらく聴かれたのはレコード片面なのだろう──、とそんなことを考えている。
http://audiosharing.com/blog/?p=26926

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その10)
http://audiosharing.com/blog/?p=26932

ワグナーとオーディオというタイトルなのに、
書いていることはワグナーと五味康祐になっている。

五味先生とワグナーということで、
私と同世代、上の世代で熱心にステレオサウンドを読んできた人ならば、
2号での小林秀雄氏との音楽談義を思い出されるはずだ。

そこで五味先生は、いわれている。
     *
五味 ぼくは「トリスタンとイゾルデ」を聴いていたら、勃然と、立ってきたことがあるんでははぁん、官能というのはこれかと……戦後です。三十代ではじめて聴いた時です。フルトヴェングラーの全曲盤でしたけど。
     *
「勃然と、立ってきた」とは、男の生理のことである。
この五味先生の発言に対し、小林秀雄氏は「そんな挑発的ものじゃないよ。」と発言されている。

そうかもしれない、と考えるのが実のところ正しいのかもしれない。
それに音楽、音、オーディオについて語っているところに、
こういった性に直結する表現が出てくることを非常に嫌悪される人がいるのも知っている。

以前、ステレオサウンドで、菅野先生が射精という表現をされた。
このことに対して、
ステレオサウンドはオーディオのバイブルだから、そんな言葉を使わないでくれ、
そういう読者からの手紙が来たことがあった。

私の、このブログをオーディオのバイブルと思っている人はいないだろうから、
気にすることなく書いていくけれど、世の中にはそういう人がいるというのは事実である。

そういう人にとっては、
小林秀雄・五味康祐「音楽談義」での《勃然と、立ってきたことがある》は、
どうなんだろうか。

《勃然と、立ってきた》とはあるが、その後のことについては語られていない。
だから、かろうじて、そういう人にとっても許容できることなのだろうか。

三十代ではじめて聴いて《勃然と、立ってきた》とあるから、
タンノイのオートグラフ以前のことだ。

五味先生のところにオートグラフが届いたのは1964年である。
五味先生は42歳だった。
http://audiosharing.com/blog/?p=26932

ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その11)
http://audiosharing.com/blog/?p=26979


「西方の音」に「少年モーツァルト」がある。
そこに、こうある。
     *
 私は小説家だから、文章を書く上で、読む時もまず何より文体にこだわる。当然なはなしだが、どれほどの評判作もその文体が気にくわねば私には読むに耐えない。作家は、四六時中おなじ状態で文章が書けるわけはなく、女を抱いた後でつづる文章も、惚れた女性を持つ作家の文章、時間の経過も忘れて書き耽っている文章、またはじめは渋滞していたのが興趣が乗り、夢中でペンを走らせる文章など、さまざまにあって当然だが、概して女と寝たあとの文章と、寝るまでの二様があるように思える。寝てからでは、どうしても文体に緻密さが欠けている。自他ともに、案外これは分るものだ。女性関係に放縦な状態でけっしてストイックなものが書けるわけはない。ライナー・マリア・リルケの『マルテの手記』や、総じて彼の詩作は、女性を拒否した勤勉な、もしくは病的な純粋さで至高のものを思わねばつづれぬものだろう、と思ったことがある。《神への方向》にリルケの文学はあるように思っていた。私はリルケを熟読した。そんなせいだろうか、女性との交渉をもったあとは、それがいかほど愛していた相手であれ、直後、ある己れへの不潔感を否めなかった。なんという俺は汚ない人間だろうと思う。
 どうやら私だけでなく、世の大方の男性は(少なくともわれわれの年代までに教育をうけた者は)女性との交渉後に、ある自己嫌悪、アンニュイ、嘔吐感、虚ろさを覚えるらしい。そういう自己への不潔感をきよめてくれる、もしくは立ち直らせてくれるのに、大そう効果のあるのがベートーヴェンの音楽ではなかろうか、と思ったことがある。
 音楽を文体にたとえれば、「ねばならぬ」がベートーヴェンで、「である」がバッハだと思った時期がある。ここに一つの物がある。一切の修辞を捨て、あると言いきるのがバッハで、あったのだったなぞいう下らん感情挿入で文体を流す手合いは論外として、あるとだけでは済ませぬ感情の盛り上がり、それを、あくまで「ある」でとどめるむずかしさは、文章を草してきて次第に私にも分ってきた。つまり、「ある」で済ませる人には、明治人に共通な或る精神の勁さを感じる。何々である、で結ぶ文体を偉ぶったように思うのは、多分思う方が弱くイジケているのだろうと。──なんにせよ、何々だった、なのだった、を乱用する作家を私は人間的に信用できなかった。
 シューベルトは、多分「だった」の作曲家ではなかろうかと私は思う。小林秀雄氏に、シューベルトの偉さを聞かされるまではそう思っていたのである。むろん近時、日本の通俗作家の「だった」の乱用と、シューベルトの感情挿入は別物だ。シューベルトの優しさは、だったで結べば文章がやさしくなると思う手合いとは無縁である。それでも、ベートーヴェンの「ねばならぬ」やバッハにくらべ、シューベルトは優しすぎると私には思えた。女を愛したとき、女を抱いたあとにシューベルトのやさしさで癒やされてはならぬと。
 われながら滑稽なドグマであったが、そういう音楽と文体の比喩を、本気で考えていた頃にもっとも扱いかねたのがモーツァルトだった。モーツァルトの音楽だけは、「ねばならぬ」でも「である」でもない。まして「だった」では手が届かない。モーツァルトだけは、もうどうしようもないものだ。彼も妻を持ち、すなわち妻と性行為はもったにきまっている。その残滓がまるでない。バッハは二人の夫人に二十人の子を産ませた。精力絶倫というべく、まさにそういう音楽である。ベートーヴェンは女房をもたなかったのはその音楽を聞けば分る。女房ももたず、作曲に没頭した芸術家だと思うから、その分だけベートーヴェンに人々は癒やされる。実はもてなかったといっても大して変りはないだろう。
     *
《ある己れへの不潔感》、《アンニュイ、嘔吐感、虚ろさ》、
そういったことをまったく感じない男がいる、ということも知っている。

そんな男にかぎって、ストイックな文章を書こうとしているのだから、
傍から見れば滑稽でしかない、とおもうことがある。

《概して女と寝たあとの文章と、寝るまでの二様があるように思える》とある。
ならば自己への不潔感を感じる者と、感じない者との二様がある、のだろう。

感じない者が大まじめに、ストイックな文章であろうとするのだから、
やはり、滑稽でしかない、と感じる。

ワグナーは、どちらだったのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=26979


ワグナーとオーディオ(マランツかマッキントッシュか・その12)
http://audiosharing.com/blog/?p=26983

《何々である、で結ぶ文体を偉ぶったように思うのは、多分思う方が弱くイジケているのだろうと》
そう五味先生は書かれている。
私もそう思う。

いまでは「上から目線で……」と、すぐさま口にする人が増えてきたようだ。
「上から目線でいわれた」と感じる方が弱くてイジケているのだろう、と思う。

弱くてイジケている人は、上の人が自分がいまいるところまで降りてきてくれる、と思っているのか。
弱くてイジケている人は、自分よりも下にいると思っている人のところまで降りて行くのか。

上にいる者は、絶対に下に降りていってはダメだ、と菅野先生からいわれたことがある。
そう思っている。

下にいる人を蹴落とせ、とか、
上に上がってこようとしているのを拒む、とか、そういうことではない。
上にいる者は、目標としてしっかりと上にいるべきであり、
導くことこそ大事なことのはずだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26983

67. 中川隆[-5732] koaQ7Jey 2021年4月14日 13:22:57 : FQrGsP3YVY : VUVVL3ZhT3JrRms=[20] 報告
audio identity (designing) 宮ア勝己  現代真空管アンプ考


Date: 8月 8th, 2018
現代真空管アンプ考(その1)
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=6

こうやって真空管アンプについて書き始めると、
頭の中では、現代真空管アンプとは、いったいどういうモノだろうか、
そんなことも並行して考えはじめている。

個人的に作りたい真空管アンプは、現代真空管アンプとはいえないモノである。
それこそ趣味の真空管アンプといえるものを、あれこれ夢想しているわけだが、
そこから離れて、現代真空管アンプについて考えてみるのもおもしろい。

現代真空管アンプだから、真空管もいま現在製造されていることを、まず条件としたい。
お金がいくら余裕があっても、製造中止になって久しく、
市場にもあまりモノがなく、非常に高価な真空管は、それがたとえ理想に近い真空管であっても、
それでしか実現しないのは、現代真空管アンプとはいえない。

真空管もそうだが、ソケットもきちんと入手できること。
これは絶対に外せない条件である。

ここまではすんなり決っても、
ここから先となると、なかなか大変である。

大ざっぱに、シングルなのかプッシュプルなのか、がある。
プッシュプルにしても一般的なDEPPにするのかSEPPにするのか。

SEPPならばOTLという選択肢もある。
現代真空管アンプを考えていくうえで、出力トランスをどうするのかが、やっかいで重要である。
となるとOTLアンプなのか。

でも、それではちょっと安直すぎる。
考えるのが面倒だから省いてしまおう、という考えがどこかにあるからだ。


Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その2)

現代真空管アンプで、絶対に外せないことがまだある。
真空管のヒーターの点火方法である。

交流点火と直流点火とがある。
物理的なS/N比の高さが求められるコントロールアンプでは、直流点火が多い。
パワーアンプでは交流点火が多いが、
シングルアンプともなると、直流点火も増えてくる。

交流点火といっても、すべてが同じなわけではない。
例えば出力管の場合、一本一本にヒーター用巻線を用意することもあれば、
電流容量が足りていれば出力管のヒーターを並列接続して、という場合もあるし、
直列接続するという手もある。

ヒーター用配線の引き回しも音にもS/N比にも影響してくる。

直流点火だと非安定化か安定化とがある。
定電圧回路を使って安定化をはかるのか、
それとも交流を整流・平滑して直流にする非安定化なのか。

電源のノイズ、インピーダンスの面では安定化にメリットはあるが、
ではどういう回路で安定化するのかが、問題になってくる。

三端子レギュレーターを使えば、そう難しくなく安定化できる。
それで十分という人もいるし、三端子レギュレーターを使うくらいならば、
安定化しない方がいい、という人も、昔からいる。

ここでの直流点火は、電圧に着目してであって、
ヒーターによって重要なパラメータは電圧なのか、電流なのか。
そこに遡って考えれば、定電流点火こそ、現代真空管アンプらしい点火方法といえる。

Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その3)

オーディオに興味をもち、真空管アンプに、
そして真空管アンプの自作に興味をもつようになったばかりのころ、
ヒーターの点火は、ノイズが少なくインピーダンスが十分に低い定電圧回路を採用すれば、
それでほぼ問題解決ではないか,ぐらいに考えていた。

三端子レギュレーターはともかくとして、ディスクリート構成の定電圧回路、
発振せず安定な動作をする回路であれば、それ以上何が要求されるのかはわかっていなかった。

そのころから交流点火のほうが音はいい、と主張があるのは知っていた。
そもそも初期の真空管は直流、つまり電池で点火していた歴史がある。

ならば交流点火よりも直流点火のはず。
それなのに……、という疑問はあった。

ステレオサウンド 56号のスーパーマニアに、小川辰之氏が登場されている。
日本歯科大学教授で、アルテックのA5、9844Aを自作の真空管アンプで鳴らされている。

そこにこんな話が出てきたことを憶えている。
     *
 固定バイアスにしていても、そんなにゲインを上げなければ、最大振幅にならなくて、あまり寿命を心配しなくてもいいと思ってね、やっている。ただ今の人はね、セルフバイアスをやる人はそうなのかもしれないが、やたらバイアス電圧ばかり気にしているけれど、本来は電流値であわせるべきなんですよ。昔からやっている者にとっては、常識的なことですけどね。
     *
電圧ではなく電流なのか。
忘れないでおこう、と思った。
けれど、ヒーターの点火に関して、電圧ではなく電流と考えるようになるには、もう少し時間がかかった。

現代真空管アンプ考(その4)

いまヒーターの点火方法について書いているところで、
この項はそんな細部から書いていくことが多くなると思うが、
それだけで現代真空管アンプを考えていくことになるとは考えていない。

現代真空管アンプは、どんなスピーカーを、鳴らす対象とするのか、
そういったことも考えていく必要がある。

現代真空管アンプで、真空管アンプ全盛時代のスピーカーシステムを鳴らすのか。
それとも現代真空管アンプなのだから、現代のスピーカーシステムを鳴らしてこそ、なのか。

時代が50年ほど違うスピーカーシステムは、とにかく能率が大きく違ってきている。
100dB/W/m前後の出力音圧レベルのスピーカーと、
90dBを切り、モノによっては80dBちょっとのスピーカーシステムとでは、
求められる出力も大きく違ってくる。

そしてそれだけでないのが、アンプの安定性である。
ここ数年のスピーカーシステムがどうなっているのか、
ステレオサウンドを見ても、ネットワークの写真も掲載されてなかったりするので、
なんともいえないが、十年以上くらい前のスピーカーシステムは、
ネットワークを構成する部品点数が、非常に多いモノが珍しくなかった。

6dBスロープのネットワークのはずなのに、
写真を見ると、どうしてこんなに部品が多いのか、理解に苦しむ製品もあった。
いったいどういう設計をすれば、6dBのネットワークで、ここまで多素子にできるのか。

しかもそういうスピーカーは決って低能率である。
この種のネットワークは、パワーアンプにとって容量負荷となりやすく、
パワーアンプの動作を不安定にしがちでもあった。

井上先生から聞いた話なのだが、
そのころマランツが再生産したModel 8B、Model 9は、
そういうスピーカーが負荷となると、かなり大変だったらしい。

現代真空管アンプならば、その類のスピーカーシステムであっても、
安定動作が求められることになり、そうなると、往年の真空管アンプでは、
マランツよりもマッキントッシュのMC275のほうがフレキシビリティが高い──、
そのこともつけ加えられていた。
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=6

 


audio identity (designing) 宮ア勝己  現代真空管アンプ考
Date: 8月 9th, 2018
現代真空管アンプ考(その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=26876

容量性負荷で低能率のスピーカーといえば、コンデンサー型がまさにそうである。
QUADのESLがそうである。

QUADはESL用のアンプとして真空管アンプ時代には、
KT66プッシュプルのQUAD IIを用意していた。

私はQUAD IIでESLを鳴らした音は聴いたことがないが、
ESL(容量性負荷)を接続してQUAD IIが不安定になったという話も聞いていない。

QUAD IIを構成する真空管は整流管を除けば四本。
電圧増幅に五極管のEF86を二本使い、これが初段であり位相反転回路でもある。
次段はもう出力管である。

マランツやマッキントッシュの真空管アンプの回路図を見た直後では、
QUAD IIの回路は部品点数が半分以下くらいにおもえるし、
ものたりなさを憶える人もいるくらいの簡潔さである。

NFBは19dBということだが、これもQUAD IIの大きな特徴なのが、位相補正なしということ。
NFBの抵抗にもコンデンサーは並列に接続されていない。

出力トランスにカソード巻線を設けているのはマッキントッシュと同じで、
時代的には両社ともほほ同時期のようである。

同じカソード巻線といっても、マッキントッシュはバイファイラー巻きで、
QUADは分割巻きという違いはある。
それにマッキントッシュのカソード巻線はバイファイラーからトライファイラーに発展し、
最終的にはMC3500ではペンタファイラーとなっている。

マランツの真空管アンプにはカソード巻線はない。
マランツのModel 8BのNFB量はオーバーオールで20dBとなっている。
QUAD IIとほぼ同じである。

Model 8BとQUADのESLの動作的な相性はどうだったのか。
容量性負荷になりがちな多素子のネットワークのシステムで大変になるということは、
ESLでもそうなる可能性は高い。

マランツとQUADではNFB量は同じでも、
それだけかけるのにマランツは徹底した位相補正を回路の各所で行っている。
QUAD IIは前述したように位相補正はやっていない。

マッキントッシュだと、MC240、MC275は聴く機会は、
ステレオサウンドを辞めた後もけっこうある。
マランツもマッキントッシュよりも少ないけれどある。

QUADの真空管アンプは、めったにない。
もう二十年以上聴いていない。
前回聴いた時には、現代真空管アンプという視点は持っていなかった。
いま聴いたら、どうなのだろうか。

MC275同様、フレキシビリティの高さを感じるような予感がある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26876


現代真空管アンプ考(その6)
http://audiosharing.com/blog/?p=26879

QUAD IIの出力は15Wである。
高能率のスピーカーならば、これでも十分ではあっても、
95dB以下ともなると、15Wは、さすがにしんどくなることも、
新しい録音を鳴らすのであれば出てくるはずだ。

実際には25W以上楽に出る感じの音ではあったそうだが、それでも出力に余裕があるとはいえない。
QUAD IIはKT66のプッシュプルアンプである。
出力管がKT88だったら……、と思った人はいると思う。

私もKT66プッシュプルアンプとしての姿は見事だと思いながらも、
もしいまQUAD IIを使うことになったら、KT88もいいように思えてくる。

実際、QUADはQUAD IIを復刻した際、
EF86、KT66とオリジナルのQUAD IIと同じ真空管構成にしたQUAD II Classicと、
EF86を6SH7、KT66をKT88に変更したQUAD II fortyも出している。

QUAD II Classicはオリジナルと同じ15Wに対し、
QUAD II fortyは型番が示すように40Wにアップしている。

QUADが往年の真空管アンプを復刻したとき、QUADもか、と思った一人であり、
内部の写真をみて、関心をもつことはなくなった。
それにシャーシーのサイズも多少大きくなっていて、
オリジナルのQUAD IIのコンストラクションの魅力ははっきりと薄れている。

ならば基本レイアウトはそのままで、
トランスカバーの形状を含めて細部の詰めをしっかりとしてくれれば、
外観の印象はずっと良くなる可能性はあるのに──、と思う。

QUAD II fortyはオリジナルのQUAD IIと同じ回路なのだろう。
位相補正は、やはりやっていないのか。

現代真空管アンプを考えるうえで、いまごろになってQUAD II fortyが気になってきている。
QUAD II fortyはどういう音を聴かせるのか。

QUADのESLだけでなく、
複雑な構成のネットワークゆえ容量性負荷になりがちなスピーカーシステムでも、
音量に配慮すれば不安定になることなくうまく鳴らしてくれるのか。
http://audiosharing.com/blog/?p=26879

現代真空管アンプ考(その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=26885

QUAD IIの存在に目を向けるようになって気づいたことがある。
ここでは現代真空管アンプとしている。
最新真空管アンプではない。

書き始めのときは、現代と最新について、まったく考えていなかった。
現代真空管アンプというタイトルが浮んだから書き始めたわけで、
QUAD IIのことを思い出すまで、現代と最新の違いについて考えることもしなかった。

最新とは、字が示すとおり、最も新しいものである。
現行製品の中でも、最も新しいアンプは、そこにおける最新アンプとなるし、
最も新しい真空管アンプは、そこにおける最新真空管アンプといえる。

では、この「最も新しい」とは、何を示すのか。
単に発売時期なのか。
それも「最も新しい」とはいえるが、アンプならば最新の技術という意味も含まれる。

半導体アンプならば、最新のトランジスターを採用していれば、
ある意味、最新アンプといえるところもある。
けれど真空管アンプは、もうそういうモノではない。

いくつかの新しい真空管がないわけではないが、
それらの真空管を使ったからといって、最新真空管アンプといえるだろうか。

最新アンプは当然ながら、時期が来れば古くなる。
常に最新アンプなわけではない。
いつしか、当時の最新アンプ、というふうに語られるようになる。

そういった最新アンプは、ここで考える現代アンプとは同じではない。
http://audiosharing.com/blog/?p=26885

現代真空管アンプ考(その8)
http://audiosharing.com/blog/?p=26887

1983年に会社名も変更になり、ブランド名として使われてきたQUADに統一されたが、
QUADが創立された当初はThe Acoustical Manufacturing Company Ltd.だった。

QUADとは、Quality Unit Amplifier Domesticの頭文字をとってつけられた。
DomesticとついていてもQUADのアンプは、BBCで使われていた、と聞いている。

BBCでは、真空管アンプ時代はリーク製、ラドフォード製が使われていた。
QUADもそうなのだろう。
このあたりを細かく調べていないのではっきりとはいえないが、
それでもBBCでQUAD IIが採用されていたということは、
QUAD初のソリッドステートアンプ50Eの寸法から伺える。

QUAD IIの外形寸法はW32.1×H16.2×D11.9cmで、
50EはW12.0×H15.9×D32.4cmとほぼ同じである。

それまでQUAD IIが設置されていた場所に50Eはそのまま置けるサイズに仕上げられている。
50Eは、BBCからの要請で開発されたものである。

しかも50Eの回路はトランジスターアンプというより、
真空管アンプ的といえ、真空管をそのままトランジスターに置き換えたもので、
当然出力トランスを搭載している。

50Eの登場した1965年、JBLには、SG520、SE400S、SA600があった。
トランジスターアンプの回路設計が新しい時代を迎えた同時期に、QUADは50Eである。

こう書いてしまうと、なんとも古くさいアンプだと50Eを捉えがちになるが、
決してそうではないことは二年後の303との比較、
それからトラジスターアンプでも、
トランス(正確にはオートフォーマー)を搭載したマッキントッシュとの比較からもいえる。
これについて別項でいずれ書いていくかもしれない。

とにかくQUAD IIと置き換えるためのアンプといえる50Eは1965年に登場したわけだが、
QUAD IIは1970年まで製造が続けられている。
QUAD IIはモノーラル時代のアンプで、1953年生れである。
http://audiosharing.com/blog/?p=26887

現代真空管アンプ考(その9)
http://audiosharing.com/blog/?p=26895

オーディオ機器にもロングラン、ロングセラーモデルと呼ばれるものはある。
数多くあるとはいえないが、あまりないわけでもない。
スピーカーやカートリッジには、多かった。

けれどアンプは極端に少なかった。
ラックスのSQ38にしても、初代モデルからの変遷をたどっていくと、
何を基準にしてロングラン、ロングセラーモデルというのか考えてしまう。

そんななかにあって、QUAD IIはまさにそういえるアンプである。
1953年から1970年まで、改良モデルが出たわけでなく、
おそらく変更などなく製造が続けられていた。

ペアとなるステレオ仕様のコントロールアンプ22の登場は1959年で、
1967年に、33と入れ代るように製造中止になっている。

22とQUAD IIのペアは、ステレオサウンド 3号(1967年夏)の特集に登場している。
     *
 素直ではったりのない、ごく正統的な音質であった。
 わたくしが家でタンノイを鳴らすとき、殆んどアンプにはQUADを選んでいる。つまりタンノイと結びついた形で、QUADの音質が頭にあった。切換比較で他のオーソドックスな音質のアンプと同じ音で鳴った時、実は少々びっくりした。びっくりしたのは、しかしわたくしの日常のそういう体験にほかならないだろう。
 タンノイは、自社のスピーカーを駆動するアンプにQUADを推賞しているそうだ。しかしこのアンプに固有の音色というものが特に無いとすれば、その理由は負荷インピーダンスの変動に強いという点かもしれない。これはおおかたのアンプの持っていない特徴である。
 10数年前にすでにこのアンプがあったというのは驚異的なことだろう。
     *
瀬川先生が、こう書かれている。
ここで「選んでいる」とあるのは、QUAD IIのことのはず。

ただし52号の特集の巻頭「最新セパレートアンプの魅力をたずねて」では、
こうも書かれている。
     *
 マランツ7にはこうして多くの人々がびっくりしたが、パワーアンプのQUAD/II型の音のほうは、実のところ別におどろくような違いではなかった。この水準の音質なら、腕の立つアマチュアの自作のアンプが、けっこう鳴らしていた。そんないきさつから、わたくしはますます、プリアンプの重要性に興味を傾ける結果になった。
     *
実を言うと、これを読んでいたから、QUAD IIにさほど興味をもてなかった。
http://audiosharing.com/blog/?p=26895

現代真空管アンプ考(その10)
http://audiosharing.com/blog/?p=26898


ステレオサウンド 3号のQUADのページの下段には、解説がある。
この解説は誰による文章なのかはわからないが、8号の特集からわかるのは、
瀬川先生が書かれていた、ということ。

QUAD IIについては、こう書かれている。
     *
 公称出力15Wというのは少ないように思われるが、これは歪率0.1%のときの出力で、カタログ特性で、OVERLOAD≠ニある部分をみると、ふつうのアンプなら25Wぐらいに表示するところを、あえて控えめに公称しているあたり、イギリス人の面目躍如としている。コムパクトなシャーシ・コンストラクションと、手工芸的な配線テクニックは、実に信頼感を抱かせる。
 イギリスでは公的な研究機関や音響メーカーで標準アンプとして数多く採用されていることは有名で、技術誌のテストリポートやスピーカーの試聴記などに、よく「QUAD22のトーン目盛のBASSを+1、TREBLEを−1にして聴くと云々」といった表現が使われる。
     *
岡先生もステレオサウンド 50号で、
《長年に亘ってBBCをはじめ、イギリスの標準アンプとして使われていただけのことはある傑作といえる。》
と書かれている。

その意味でQUAD IIは、業務(プロフェッショナル)用アンプといえる。
けれどQUAD IIはプロフェッショナル用を意図して設計されたアンプではないはず。

結果として、そう使われるようになったと考える。

同じ意味ではマッキントッシュのMC275もそうといえよう。
マッキントッシュにはA116というプロフェッショナル用として開発され使われたアンプもあるが、
MC275はコンシューマー用としてのアンプである。

それがCBSコロムビアのカッティングルームでのモニター用アンプとして、
それから1970年代初頭、コンサートでのアンプには、
トランジスターの、もっと出力の大きなアンプではなくMC275がよく使われていた、とも聞いている。

MC275もQUAD IIと、だから同じといえ、
それがマランツの真空管アンプとは、わずかとはいえはっきり違う点でもある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26898

現代真空管アンプ考(その11)
http://audiosharing.com/blog/?p=26935


多素子のネットワーク構成ゆえに容量性負荷となり、
しかもインピーダンスも8Ωよりも低くかったりするし、
さらには能率も低い。

おまけにそういうスピーカーに接続されるスピーカーケーブルも、
真空管アンプ全盛時代のスピーカーケーブル、
いわゆる平行二芯タイプで、太くもないケーブルとは違っていて、
そうとうに太く、構造も複雑になっていて、
さらにはケーブルの途中にケースで覆われた箇所があり、
そこには何かが入っていたりして、
ケーブルだけ見ても、アンプにとって負荷としてしんどいこともあり得るのではないか。

QUAD II以外のアンプのほとんどは位相補正を行っている。
無帰還アンプならばそうでもないが、NFBをかけているアンプで位相補正なしというのは非常に珍しい。

大半のアンプが位相補正を行っているわけだが、
どの程度まで位相補正をやっているのか、というと、
メーカー、設計者によって、かなり違ってきている。

マランツの真空管アンプは、特にModel 9、Model 8Bは、
徹底した、ともいえるし、凝りに凝った、ともいえる位相補正である。

積分型、微分型、両方の位相補正を組合せて、計五箇所行われている。
それ以前のマランツのパワーアンプ、Model 2、5、8でも位相補正はあるけれど、
そこまで徹底していたわけではない。

私がオーディオに興味をもったころ、Model 8に関しては8Bだけが知られていた。
Model 8というモデルがあったのは知っていたものの、
そのころは8Bはマイナーチェンジぐらいにしかいわれてなかった。

ステレオサウンド 37号でも、
回路はまったく同じで電源を少し変えた結果パワーが増えた──、
そういう認識であった。
1975年当時では、そういう認識でも仕方なかった。

Model 8とModel 8Bの違いがはっきりしたのは、
私が知る範囲では、管球王国 vol.12(1999年春)が最初だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26935

現代真空管アンプ考(その12)
http://audiosharing.com/blog/?p=26937


Model 8とModel 8Bの違いについて細かなことは省く。
詳しく知りたい方は、管球王国 vol.12の当該記事が再掲載されているムック、
「往年の真空管アンプ大研究」を購入して読んでほしい。

以前の管球王国は、こういう記事が載っていた。
そのころは私も管球王国には期待するものがあった。
けれど……、である。

わずかのあいだにずいぶん変ってしまった……、と歎息する。

Model 8はよくいわれているようにModel 5を二台あわせてステレオにしたモデルとみていい。
Model 8は1959年に発売になっている。
Model 8Bは1961年発売で、前年にはModel 9が発売されている。

Model 8と8Bの回路図を比較すると、もちろん基本回路は同じである。
けれど細かな部品がいくつか追加されていて、
出力トランスのNF巻線が8Bでは二組に増えている。

そういった変更箇所をみていくと、Model 8Bへの改良には、
記事中にもあるようにModel 9の開発で培われた技術、ノウハウが投入されているのは明らかだ。

石井伸一郎氏は、Model 8Bはマランツの管球式パワーアンプの集大成、といわれている。
井上先生も、Model 8Bはマランツのパワーアンプの一つの頂点ではないか、といわれている。
上杉先生は、マランツのパワーアンプの中で、Model 8Bがいちばん好きといわれている。

マランツの真空管パワーアンプの設計はシドニー・スミスである。
シドニー・スミスは、Model 5がいちばん好きだ、といっている(らしい)。

ここがまた現代真空管アンプとは? について書いている者にとっては興味深い。
http://audiosharing.com/blog/?p=26937


現代真空管アンプ考(その13)
http://audiosharing.com/blog/?p=26949

上杉先生は管球王国 vol.12で、
マランツのModel 8Bの位相補正について、次のように語られている。
     *
上杉 この位相補正のかけ方は、実際に波形を見ながら検証しましたが、かなり見事なもので、補正を一つずつ加えていくと、ほとんど原派生どおりになるんですね。そのときの製作記事では、アウトプットトランスにラックス製を使ったため、♯8Bとは異なるのですが、それでも的確に効果が出てきました。
     *
上杉先生が検証されたとおりなのだろう。
位相補正をうまくかけることで、NFBを安定してかけられる。
つまりNFBをかけたアンプの完成度を高めているわけである。

真空管のパワーアンプの場合、出力トランスがある。
その出力トランスの二次側の巻線から、ほとんどのアンプではNFBがかけられる。
つまりNFBのループ内に出力トランスがあるわけだ。

出力トランスが理想トランスであれば、
位相補正に頼る必要はなくなる。
けれど理想トランスなどというモノは、この世には存在しない。
これから先も存在しない、といっていいい。

トランスというデバイスはひじょうにユニークでおもしろい。
けれど、NFBアンプで使うということは、それゆえの難しさも生じてくる。

Model 8と8Bは、トランスの二次側の巻線からではなく、NFB用巻線を設けている。
しかも(その12)でも書いているように、8BではNFB用巻線がさらに一つ増えている。

上杉先生が検証されたラックスのトランスには、NFB用巻線はなかったのではないか。
二次側の巻線からNFBをかけての検証だった、と思われる。

それでも的確に効果が出てきた、というのは、そうとうに有効な位相補正といえよう。
なのに、なぜ、複雑な構成のネットワークをもつスピーカーが負荷となると、
マランツのModel 8B、Model 9は大変なことになるのか。

凝りに凝った位相補正がかけられていて、
NFBアンプとしての完成度も高いはずなのに……、だ。
http://audiosharing.com/blog/?p=26949

現代真空管アンプ考(その14)
http://audiosharing.com/blog/?p=26951


結局のところ、抵抗負荷での測定であり、
入力信号も音楽信号を使うわけではない。

上杉先生の検証も抵抗負荷での状態のはずだし、
マランツがModel 8Bの開発においても抵抗負荷での実験が行われたはず。

ほぼ原波形どおりの出力波形が得られた、ということにしても、
音楽信号を入力しての比較ではなく、
正弦波、矩形波を使っての測定である。

アンプが使われる状況はそうてはない。
負荷は常に変動するスピーカーであり、
入力される信号も、つねに変動する音楽信号である。

ここでやっと(その4)のヒーターの点火方法のことに戻れる。
おそらくヒーターも微妙な変動を起しているのではないか、と考えられる。
安定しているのであれば、定電圧点火であろうと定電流点火であろうと、
どちらも設計がしっかりした回路であれば、音の変化は出ないはずである。

ヒーターに流れる電流は、ヒーターにかかっている電圧を、
ヒーターの抵抗値で割った値である。

ヒーターは冷えている状態と十分に暖まった状態では抵抗値は違う。
当然だが、冷えている状態のほうが低い。

十分に暖まった状態で、ヒーターの温度が安定していれば抵抗値も変動しないはず。
抵抗値が安定していれば、かかる電圧も安定化されているわけで、
オームの法則からヒーターに流れる電流も安定になる。
定電圧点火でも定電流点火でも、音に違いが出るはずがない。

けれど実際は、大きな音の違いがある。
http://audiosharing.com/blog/?p=26951

現代真空管アンプ考(その15)
http://audiosharing.com/blog/?p=26999


いまでこそアンプに面実装タイプの部品があたりまえのように使われるようになっている。
小さい抵抗やコンデンサーには、そのサイズ故のメリットがあるのはわかっていても、
それ以前のアンプでのパ抵抗やコンデンサーの大きさを知っている者からすれば、
デメリットについても考える。

もちろんメリットとデメリットは、どちらか片方だけでなく、
サイズの大きな部品にもメリットとデメリットがあるわけだが、
昔から、抵抗は同じ品種であっても、ワット数の大きいほうが音はいい、といわれてきた。

1/4Wのの抵抗よりも1/2W、さらには1W、2W、5W……、というふうに音はよくなる、といわれていた。
富田嘉和氏はさらに大きな10W、20Wの抵抗を、アンプの入力抵抗に使うという実験をされていたはずだ。

ワット数が大きいほうが、なぜいいのか。
その理由ははっきりとしないが、ひとつには温度係数が挙げられていた。
音楽信号はつねに変動している。

1/4Wの抵抗で動作上問題がなくても、
大きな信号が加わった時、抵抗の内部はほんのわずかとはいえ温度が上昇する。
温度係数の、あまりよくない抵抗だと、その温度上昇によって抵抗値にわずかな変動が生じる。
それが音に悪影響を与えている可能性が考えられる──、
そういったことがいわれていた。

確かに抵抗であれば、ワット数が大きくなれば温度係数はよくなる。
この仮説が事実だとしたら、真空管のヒーターもそうなのかもしれない、と考えられる。

温度のわずかな変化、それによるヒーターの抵抗値のわずかな変動。
そこに定電圧電源から一定の電圧がかかっていれば、
ヒーターへの電流はわずかとはいえ変動することになる。

電流の変動はエミッションの不安定化へとつながる。
ならば安定化しなければならないのは電圧ではなく、電流なのかもしれない。

定電流点火によってヒーターのなんらかの変動が生じても、電流は一定である。
そのためヒーターにかかる電圧はわずかに変動する。

それでも重要なのはエミッションの安定であることがわかっていれば、
どちらなのかははっきりとしてくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=26999


現代真空管アンプ考(その16)
http://audiosharing.com/blog/?p=27001


ヒーターはカソードを熱している。
カソードとヒーター間に十分な距離があれば問題は生じないのだろうが、
距離を離していてはカソードを十分に熱することはできない。

カソードとヒーターとは近い。
ということはそこに浮遊容量が無視できない問題として存在することになる。
ということは真空管アンプの回路図を厳密に描くのであれば、
カソードとヒーターを、極小容量のコンデンサーで結合することになる。

それでも真空管が一本(ヒーターが一つ)だけであれば、大きな問題とはならないかもしれないが、
実際には複数の真空管が使われているのだから、浮遊容量による結合は、
より複雑な問題となっているはず。

仮に定電圧点火であっても定電流点火であっても、
エミッションが完全に安定化していたとしても、この問題は無視できない。

そこに定電圧電源をもてくるか、定電流電源をもってくるかは、
それぞれの干渉という点からみれば、
低インピーダンスの定電圧電源による点火か、
高インピーダンスの定電流電源による点火か、
どちらが複数の真空管の相互干渉を抑えられるかといえば後者のはずだ。

念のためいっておくが、三端子レギュレーターの配線を変更して定電流点火は認めない。

私は真空管のヒーターは、きちんとした回路による定電流点火しかないと考える。
けれど、ここで交流点火について考える必要もある。

交流点火はエミッションの安定化、つまりヒーター温度の安定化という点では、
どう考えても直流点火よりも不利である。

けれど交流点火でなければならない、と主張する人は昔からいる。
ここでの交流点火は、ほとんどの場合、出力管は直熱三極管である。
http://audiosharing.com/blog/?p=27001

現代真空管アンプ考(その17)
http://audiosharing.com/blog/?p=27010

直熱三極管の交流点火ではハムバランサーが必ずつくといっていい。
この場合、電源トランスのヒーター用巻線の両端のどちらかが接地されることは、まずない。

傍熱管の場合でもハムバランサーがついているアンプもある。
マッキントッシュの場合は、モノーラル時代のモノ(つまりMC60までは)ハムバランサーがあり、
ステレオ時代になってからはヒーター用巻線の片側が接地されている。
MC3500ではハムバランサーが復活している。

同時代のマランツのパワーアンプは、というと、ヒーター用巻線にセンタータップがあり、
これが接地されている。ハムバランサーはない。

ハムバランサーがない場合でも、マッキントッシュとマランツとでは接地が違う。
正直いうと、この接地の仕方の違いによる音の変化を、同一アンプで比較試聴したことはない。

マランツの真空管アンプも聴いているし、マッキントッシュの真空管アンプも聴いているが、
これらのアンプの音の違いは交流点火における接地の仕方だけの違いではないことはいうまでもない。

なので憶断にすぎないのはわかっているが、交流点火の場合、
ヒーター用巻線にセンタータップがあり、ここを接地したほうが音はいいのではないのか。

交流点火が音がいい、という人がいる。
けれど理屈からは直流点火のほうがエミッションは安定化するように思える。
それでも──、である。

ということは交流点火で考えられるのは電流の向きが反転することであり、
この反転がヒーターの温度の安定化にどう作用しているのか。

交流点火になんらかの音質的なメリットがあるとしよう。
ならば交流点火でも、定電圧点火と定電流点火とが考えられる。
通常の交流点火ではヒーター用巻線からダイレクトに真空管のヒーターに配線するが、
あえてアンプを介在させる。小出力のアンプの出力をヒーターへと接続する。

そうすることで出力インピータンスを低くすることができ、
この場合は定電圧点火となるし、このアンプを電流出力とすれば、
交流の定電流点火とすることができる。
しかもアンプをアンバランスとするのか、バランスとするのかでも音は変ってこよう。
http://audiosharing.com/blog/?p=27010


現代真空管アンプ考(その18)
http://audiosharing.com/blog/?p=27012


ここまでやるのならば、ヒーター点火の周波数を50Hz、60Hzにこだわることもない。
もう少し高い周波数による交流点火も考えられる。
十倍の500Hz、600Hzあたりにするだけでも、そうとうに音は変ってくるはずだ。

そのうえで定電流でのバランス点火とする手もある。

つまりヒーター用電源を安定化するということは、
真空管のエミッションを安定化するということであり、
ヒーターにかかる電圧を安定化するということではない。

エミッションの安定化ということでは、重要なパラメーターは電圧ではなく電流なのだろう。
そうなると定電流点火を考えていくべきではないのか。

300Bだろうが、EL34、KT88だろうが、真空管全盛時代のモノがいい、といわれている。
確かに300Bをいくつか比較試聴したことがあって、刻印タイプの300の音に驚いた。

そういう球を大金を払って購入するのを否定はしないが、
そういう球に依存したアンプは、少なくとも現代真空管アンプとはいえない。

現代真空管アンプとは、現在製造されている真空管を使っても、
真空管全盛時代製造の真空管に近い音を出せる、ということがひとつある。
そのために必要なのは、エミッションの安定化であり、
それは出力管まで定電流点火をすることで、ある程度の解決は見込める。

もちろん、どんなに優れた点火方法であり、100%というわけではないし、
仮にそういう点火方法が実現できたとしても、
真空管を交換した場合の音の違いが完全になくなるわけではない。

それでも真空管のクォリティ(エミッションの安定)に、
あまり依存しないことは、これからの真空管アンプには不可欠なことと考える。
http://audiosharing.com/blog/?p=27012

現代真空管アンプ考(その19)
http://audiosharing.com/blog/?p=27014


定電流点火のやっかいなのは、作るのが面倒だという点だ。
回路図を描くのは、いまでは特に難しくはない。

けれど作るとなると、熱の問題をどうするのかを、まず考えなくてはならない。
それに市販の真空管アンプ用の電源トランスではなく、
ヒーター用に別個の電源トランスが必要となってくる。

もっとも真空管アンプの場合、高電圧・低電流と低電圧・高電流とを同居しているわけで、
それは電源トランスでも同じで、できることならトランスから分けたいところであるから、
ヒーター用電源トランスを用意することに、特に抵抗はないが、
定電流回路の熱の問題はやっかいなままだ。

きちんとした定電流点火ではなく、
単純にヒーター回路に抵抗を直列に挿入したら──、ということも考えたことがある。

たとえば6.3Vで1Aのヒーターだとすれば、ヒーターの抵抗は6.3Ωである。
この6.3Ωよりも十分に高いインピーダンスで点火すれはいいのだから、
もっとも安直な方法としては抵抗を直列にいれるという手がある。

昔、スピーカーとアンプとのあいだに、やはり直列に抵抗を挿入して、
ダンピングをコントロールするという手法があったが、これをもっと積極的にするわけで、
たとえば6.3Ωの十倍として63Ωの抵抗、さらには二十倍の126Ωの抵抗、
できれば最低でも百倍の630Ωくらいは挿入したいわけだが、
そうなると、抵抗による電圧低下(630Ωだと630Vになる)があり、
あまり高い抵抗を使うことは、発熱の問題を含めて現実的ではない。

結局、定電流点火のための回路を作ったほうが実現しやすい。
定電流の直流点火か交流点火なのか、どちらが音がいいのかはなんともいえない。

ただいえるのは定電流点火をするのであれば、ヒーター用トランスを用意することになる。
それはトランスの数が増えることであり、トランスが増えることによるデメリット、
トランス同士の干渉について考えていく必要が出てくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=27014


現代真空管アンプ考(その20)
http://audiosharing.com/blog/?p=27016


真空管パワーアンプは、どうしても重量的にアンバランスになりがちだ。
出力トランスがあるから、ともいえるのだが、
出力トランスをもたないOTLアンプでも、
カウンターポイントのSA4やフッターマンの復刻アンプでは、重量的アンバランスは大きかった。

電源トランスが一つとはいえ、真空管のOTLアンプではもう一つ重量物であるヒートシンクがないからだ。
SA4を持ち上げてみれば、すぐに感じられることだが、フロントパネル側がやたら重くて、
リアパネル側は軽すぎる、といいたくなるほどアンバランスな重量配分である。

重量的アンバランスが音に影響しなければ問題することはないが、
実際は想像以上に影響を与えている。

出力トランスをもつ真空管アンプでは、重量物であるトランスをどう配置するかで、
アンプ全体の重量配分はほぼ決る。

ステレオアンプの場合、出力トランスが二つ、電源トランスが一つは、最低限必要となる。
場合によってはチョークコイルが加わる。

マッキントッシュのMC275やMC240は、重量配分でみれば、そうとうにアンバランスである。
マランツのModel 8B、9もそうである。
ユニークなのはModel 2で、電源トランス、出力トランスをおさめた金属シャーシーに、
ゴム脚が四つついている。
この、いわゆるメインシャーシーに突き出す形で真空管ブロックのサブシャーシーがくっついている。

サブシャーシーの底にはゴム脚はない。いわゆる片持ちであり、
強度的には問題もあるといえる構造だが、重量的アンバランスはある程度抑えられている、ともいえる。

Model 5は奥に長いシャーシーに、トランス類と真空管などを取り付けてある。
メインシャーシー、サブシャーシーというわけではない。
このままではアンバランスを生じるわけだが、
Model 5ではゴム脚の取付位置に注目したい。

重量物が寄っている後方の二隅と、手前から1/3ほどの位置に前側のゴム脚がある。
四つのゴム脚にできるだけ均等に重量がかかるような配慮からなのだろう。

でもシャーシー手前側は片持ち的になってしまう。
http://audiosharing.com/blog/?p=27016


現代真空管アンプ考(その21)
http://audiosharing.com/blog/?p=27019

これまで市販された真空管パワーアンプを、
トランスの配置(重量配分)からみていくのもおもしろい。

ウエスギ・アンプのU·BROS3は、シャーシーのほぼ中央(やや後方にオフセットしているが)に、
出力トランス、電源トランス、出力トランスという順で配置している。
重量物三つをほぼ中央に置くことで、重量バランスはなかなかいい。

同じKT88のプッシュプルアンプのマイケルソン&オースチンのTVA1は、
シャーシーの両端にトランスを振り分けている。
片側に出力トランスを二つを、反対側に電源トランスとなっている。

電源トランスは一つだから、出力トランス側のほうに重量バランスは傾いているものの、
極端なアンバランスというほどではない。

ラックスのMQ60などは、後方の両端に出力トランスをふりわけ、前方中央に電源トランス。
完璧な重量バランスとはいえないものの、けっこう重量配分は配慮されている。

(その20)で、マッキントッシュのMC275、MC240はアンバランスだと書いたが、
MC3500はモノーラルで、しかも電源トランスが二つあるため、
内部を上から見ると、リアパネル左端に出力トランス、フロントパネル右端に電源トランスと、
対角線上に重量物の配置で、MC275、MC240ほどにはアンバランスではない。

現行製品のMC2301は、マッキントッシュのパワーアンプ中もっとも重量バランスが優れている。
シャーシー中央にトランスを置き、その両側に出力管(KT88)を四本ずつ(計八本)を配置。

出力は300W。MC3500の350Wよりも少ないものの、MC3500の現代版といえる内容であり、
コンストラクションははっきりと現代的である。
2008年のインターナショナルオーディオショウで初めてみかけた。
それから十年、ふしぎと話題にならないアンプである。
音を聴く機会もいまのところない。

インターナショナルオーディオショウでも、音が鳴っているところに出会していない。
いい音が鳴ってくれると思っているのに……。
http://audiosharing.com/blog/?p=27019


現代真空管アンプ考(その22)
http://audiosharing.com/blog/?p=27023


ここまで書いてきて、また横路に逸れそうなことを思っている。
現代真空管アンプとは、いわゆるリファレンス真空管アンプなのかもしれない、と。

ステレオサウンド 49号の特集は第一回STATE OF THE ART賞だった。
Lo-DのHS10000について、井上先生が書かれている。
     *
 スピーカーシステムには、スタジオモニターとかコンシュマーユースといったコンセプトに基づいた分類はあが、Lo-DのHS10000に見られるリファレンススピーカーシステムという広壮は、それ自体が極めてユニークなものであり、物理的な周波数特性、指向周波数特性、歪率などで、現在の水準をはるかに抜いた高次元の結果が得られない限り、その実現は至難というほかないだろう。
     *
こういう意味での、リファレンス真空管アンプを考えているのだろうか、と気づいた。
製品化することを前提とするものではなく開発されたオーディオ機器には、
トーレンスのReferenceがある。

ステレオサウンド 56号で、瀬川先生がそのへんのことを書かれている。
     *
「リファレンス」という名のとおり、最初これはトーレンス社が、社内での研究用として作りあげた。
アームの取付けかたなどに、製品として少々未消化な形をとっているのも、そのことの裏づけといえる。
 製品化を考慮していないから、費用も大きさも扱いやすさなども殆ど無視して、ただ、ベルトドライヴ・ターンテーブルの性能の限界を極めるため、そして、世界じゅうのアームを交換して研究するために、つまりただひたすら研究用、実験用としてのみ、を目的として作りあげた。
 でき上った時期が、たまたま、西独デュッセルドルフで毎年開催されるオーディオ・フェアの時期に重なっていた。おもしろいからひとつ、デモンストレーション用に展示してみようじゃないか、と誰からともなく言い出して出品した。むろん、この時点では売るつもりは全くなかった??、ざっと原価計算してみても、とうてい売れるような価格に収まるとも思えない。まあ冗談半分、ぐらい気持で展示してみたらしい。
 ところが、フェアの幕が開いたとたんに、猛反響がきた。世界各国のディーラーや、デュッセルドルフ・フェアを見にきた愛好家たちのあいだから、問合せや引合いが殺到したのだそうだ。あまりの反響の大きさに、これはもしかしたら、本気で製品化しても、ほどほどの採算ベースに乗るのではないだろうか、ということになったらしい。いわば瓢箪から駒のような形で、製品化することになってしまった……。レミ・トーレンス氏の説明は、ざっとこんなところであった。
     *
トーレンスのReferenceには、未消化なところがある。
扱いやすいプレーヤーでもない。
あくまでもトーレンスが自社の研究用として開発したプレーヤーをそのまま市販したのだから、
そのへんは仕方ない。

その後、いろいろいてメーカーからReferenceとつくオーディオ機器がいくつも登場した。
けれど、それらのほとんどは最初から市販目的の製品であって、
肝心のところが、トーレンスのReferenceとは大きく違う。

Lo-DのHS10000も、市販ということをどれだけ考えていたのだろうか。
W90.0×H180.0×D50.0cmという、かなり大きさのエンクロージュアにもかかわらず、
2π空間での使用を前提としている。

つまりさらに大きな平面バッフルに埋めこんで使用することで、本来の性能が保証される。
価格は1978年で、一本180万円だった。
しかもユニット構成は基本的には4ウェイ5スピーカーなのだが、
スーパートゥイーターをつけた5ウェイへの仕様変更も可能だった。

HS10000も、せひ聴きたかったスピーカーのひとつであったが、
こういう性格のスピーカーゆえに、販売店でもみかけたことがない。
いったいどれだけの数売れたのだろうか。
http://audiosharing.com/blog/?p=27023

現代真空管アンプ考(その23)
http://audiosharing.com/blog/?p=27053


トランスのことに話を戻そう。

重量物であるトランスをうまく配置して、重量バランスがとれたからといって、
トランスが複数個あることによる問題のすべてが解消するわけではない。

トランスは、まず振動している。
ケースにおさめられ、ケースとトランスの隙間をピッチなどが充填されていても、
トランスの振動を完全に抑えられるわけではない。

トランスはそれ自体が振動発生源である。
しかも真空管パワーアンプでは複数個ある。
それぞれのトランスが,それぞれの振動を発生している。

チョークコイルも、特にチョークインプット方式での使用ではさらに振動は大きく増す。
しかも真空管アンプなのだから、能動素子は振動の影響を受けやすい真空管である。

一般的な真空管アンプのように、一枚の金属板に出力トランス、電源トランス、チョークコイル、
そして真空管を取り付けていては、振動に関してはなんら対策が施されていないのと同じである。

トランスと金属板との間に緩衝材を挿むとか、
その他、真空管ソケットの取付方法に細かな配慮をしたところで、
根本的に振動の問題を解消できるわけではない。

もちろん、振動に関して完璧な対策があるわけではないことはわかっている。
それでも真空管アンプの場合、
トランスという振動発生源が大きいし多いから、
難しさはトランジスターアンプ以上ということになる。

30年ほど前、オルトフォンの昇圧トランスSTA6600に手を加えたことがある。
手を加えた、というより、STA6600に使われているトランスを取り出して、
別途ケースを用意して、つくりかえた。

その時感じたのは、トランスの周囲にはできるだけ金属を近づけたくない、だった。
STA6600のトランスはシールドケースに収められていた。
すでにトランスのすぐそばに金属があるわけだが、
それでも金属板に取り付けるのは、厚めのベークライトの板に取り付けるのとでは、
はっきりと音は違う。

金属(アルミ)とベークライトの固有音の違いがあるのもわかっているが、
それでも導体、非導体の違いは少なからずあるのではないのか。

そう感じたから、トランスの周りからは配線以外の金属は極力排除した。
ベークライトの板を固定する支柱もそうだし、ネジも金属製は使用しなかった。
http://audiosharing.com/blog/?p=27053


現代真空管アンプ考(番外)
http://audiosharing.com/blog/?p=27060


現代真空管アンプ考というタイトルをつけている。
「現代スピーカー考」という別項もある。

現代、現代的、現代風などという。
わかっているようでいて、いざ書き始めると、何をもって現代というのか、
遠くから眺めていると、現代とつくものとつかないものとの境界線が見えているのに、
もっとはっきり見ようとして近づいていくと、いかにその境界線が曖昧なのかを知ることになる。

1989年、ティム・バートン監督による「バットマン」が公開された。
バットマンは、アメリカのテレビドラマを小さかったころ見ていた。

バットマンというヒーローの造形が、こんなに恰好良くなるのか、とまず感じた。
バットモービルに関しても、そうだった。

「バットマン」はヒットした。
そのためなのかどうかはわからないが、
過去のヒーローが、映画で甦っている。

スーパーマン、スパイダーマン、アイアンマン、ハルク、ワンダーウーマンなどである。
スパイダーマンは日本で実写化されたテレビ版を見ている。
ハルクとワンダーウーマンのテレビ版は見ている。

スーパーマンの映画は、
1978年公開、クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマン」から観てきている。

これらヒーローの造形は、現代的と感じる。
特にワンダーウーマンの恰好良いこと。

ワンダーウーマンの設定からして、現代的と感じさせるのは大変だったはずだ。
けれど、古い時代の恰好でありながらも、見事に成功している。

日本のヒーローはどうかというと、
仮面ライダー、キカイダー、ガッチャマン、破裏拳ポリマーなどの映画での造形は、
アメリカのヒーローとの根本的な違いがあるように感じる。

較べるのが無理というもの、
予算が違いすぎるだろう、
そんなことを理由としていわれそうだが、
ヒーローものの実写映画において、肝心のヒーローの造形が恰好良くなくて、
何がヒーローものなのか、といいたくなる。

日本の、最近制作されたヒーローものの実写映画での造形は、
どこか根本的なところから間違っているように思う。

「現代」という言葉の解釈が、アメリカと日本の映画制作の現場では大きく違っているのか。
日米ヒーローの造形の、現代におけるありかたは、
「現代」ということがどういうことなのかを考えるきっかけを与えてくれている。
http://audiosharing.com/blog/?p=27060

現代真空管アンプ考(その24)
http://audiosharing.com/blog/?p=27321


オルトフォンのSTA6600のトランスを流用して自作したモノは、
うまくいった。
トランスの取り付け方だけが工夫を凝らしたところではなく、
他にもいろいろやっているのだが、その音は、
誰もが中身はSTA6600のトランスとは見抜けないほど、音は違っている。

もっといえば立派な音になっている。
自画自賛と受けとられようが、
この自作トランスの音を聴いた人は、その場で、売ってほしい、といってくれた。

その人のところには、ずっと高価な昇圧トランスがあった。
当時で、20万円を超えていたモノで、世評も高かった。

だから、その人も、その高価なトランスを買ったわけだが、
私の自作トランスの方がいい、とその人は言ってくれた。

そうだろうと思う。
トランス自体の性能は、高価なトランスの方が上であろう。
ただ、その製品としてのトランスは、トランス自体の扱いがわかっていないように見えた。

この製品だけがそうなのではなく、ほとんど大半の昇圧トランスが、そうである。
インターネットには、高価で貴重なトランスをシャーシーに取り付けて──、というのがある。

それらを見ると、なぜこんな配線にしてしまうのか。
その配線が間違っているわけではない。
ほとんどのトランスでやられている配線である。

それを疑いもせずにそのまま採用している。
私にいわせれば、そんな配線をやっているから、
トランス嫌いの人がよくいうところの、トランス臭い音がしてしまう。

取り付けにしても配線にしても、ほんのちょっとだけ疑問をもって、
一工夫することを積み重ねていけば、トランスの音は電子回路では味わえぬ何かを聴かせてくれる。

MC型カートリッジの昇圧トランスと、真空管パワーアンプの出力トランスとでは、
扱う信号のレベルが違うし、信号だけでなく、真空管へ供給する電圧もかかる。

そういう違いはあるけれど、どちらもトランスであることには変りはない。
ということは、トランスの扱い方は、自ずと決ってくるところが共通項として存在する。
http://audiosharing.com/blog/?p=27321

現代真空管アンプ考(その25)
http://audiosharing.com/blog/?p=27342

無線と実験、ラジオ技術には、毎号、真空管アンプの製作記事が載っている。
この二誌以外のオーディオ雑誌にも、真空管アンプの製作記事が載ることがある。

トランスにはシールドケースに収納されているタイプと、
コアが露出しているタイプとがある。

シールドケースに入っているタイプだとわかりにくいが、
コアが露出しているタイプを使っているアンプ、
それもステレオ仕様のアンプだと、出力トランスの取り付け方向を見てほしい。

きちんとわかって配置しているアンプ(記事)もあれば、
無頓着なアンプも意外と多い。

EIコアのトランスだと、漏洩磁束の量がコアの垂直方向、水平方向、
それに巻線側とでは、それぞれに違う。

そのことを忘れてしまっている製作例がある。

複数のトランスが、一つのシャーシー上にあれば、必ず干渉している。
その干渉をなくすには、トランス同士の距離を十二分にとるのがいちばん確実な方法だ。

けれどこんなやり方をすれば、アンプ自体のサイズがそうとうに大きくなるし、
それに見た目も間延してしまう。

それにトランス同士の距離が離れれば、内部配線も当然長くなる。
どんなワイヤーであってもインダクタンスをもつ。
そうであれば高域でのインピーダンスは必然的に上昇することになる。

配線の距離が長くなるほど、インピーダンスの上昇も大きくなるし、
長くなることのデメリットは、外部からの影響も受けやすくなる。

NFBを、出力トランスの二次側からかけている回路であれば、
NFBループ内のサイズ(面積)が広くなり、このことにも十分な配慮が必要となる。

配線の長さ、仕方によるサイズの変化については、以前書いているので、ここでは触れない。
http://audiosharing.com/blog/?p=27342

現代真空管アンプ考(その26)
http://audiosharing.com/blog/?p=27557


トランスの取り付け方、取り付け位置は注目したいポイントである。

カタログやウェブサイトなどでの製品の説明で、
良質で大容量の電源トランスを使用していることを謳っているものはけっこうある。

オーディオ雑誌の記事でも、製品の内部写真の説明でも、
電源トランスは……、という記述があったりする。

アンプにしても、CDプレーヤーにしても交流電源を直流にして、
その直流を信号に応じて変調させて出力をさせているわけだから、
電源のクォリティは、音のクォリティに直結しているわけで、
電源トランスは、その要ともいえる。

だからこそ良質で(高価な)トランスを採用するわけだが、
その取り付け方をみると、このメーカーは、ほんとうに細部までこだわっているのだろうか──、
そう思いたくなるメーカーが、けっこう多い。

ケースなしの電源トランス、
特にトロイダルコアの電源トランスをどう固定するか。

どんなに電源トランスのクォリティにこだわりました、と謳っていても、
こんな取り付け方しかしないのか、取り付け方を自分たちで工夫しないのか、考えないのか、
そういいたくなることがある。

安価な製品であれば、それでもかまわない、と思うけれど、
数十万円、百万円をこえる製品なのに、
電源トランスも大きく立派そうにみえるモノであっても、
取り付け方は標準的な方法そのままだ。

ここまで書けば、製品内部をきちんと見ている人ならば、
どういうことをいいたいのかわかってくれよう。

細部まで疎かにせず、とか、細部までこだわりぬいた、とか、
そういう謳い文句が並んでいても、電源トランスの取り付け方が、
そのこだわりがどの程度のものなのかを、はっきりと示している。
http://audiosharing.com/blog/?p=27557

現代真空管アンプ考(最大出力)
http://audiosharing.com/blog/?p=27653


マイケルソン&オースチンのTVA1は、KT88のプッシュプルで出力は70W+70Wだった。
TVA1に続いて登場したEL34プッシュプルのTVA10は、50W+50Wだった。

TVA1の70Wの出力は理解できた。
けれどTVA10の50Wという出力は、EL34のプッシュプルにしては大きい。
EL34のプッシュプルで、AB1級ならば出力は35W程度である。

TVA10に続いて登場したM200は、EL34の4パラレルプッシュプルで200Wの出力。
出力管の本数がTVA10の四倍に増え、出力も四倍になっている。

TVA1は何度か聴いている。
TVA10も一度か二度聴いているけど、M200は聴く機会がなかった。

TVA1とTVA10は、出力管が違うとはいえ、ずいぶん音が違うな、と感じたものだった。
TVA1の音には魅力を感じたが、TVA10には、まったくといっていいほど魅力を感じなかった。

M200までになると、印象は変ってくるかもしれないが、
TVA1とTVA10は、同じ人が設計しているとは思えなかった。

そのことがはっきりしたのは聴いてから数年経ったころで、
TVA10とM200の設計者はティム・デ・パラヴィチーニであることがわかった。

パラヴィチーニはラックスに在籍していたこともある。
コントロールアンプのC1000とパワーアンプのM6000は、彼の設計といわれているし、
管球式モノーラルパワーアンプのMB3045もそうである。

ならば、パラヴィチーニは、ラックス時代に上原晋氏と一緒に仕事をしていた可能性もある。

上原晋氏は、ラジオ技術の1958年8月号で、EL34のプッシュプルアンプを発表されている。
このアンプの出力は60Wと、一般的なEL34のプッシュプルよりもかなり大きい。

だからといって、EL34の定格ぎりぎりまで使っての、やや無理のある設計ではない。
記事の冒頭に、こう書かれている。
     *
このアンプでは、定格いっぱいの用法は敬遠し、できるだけ球に余裕を持たせ、とくにSgの損失を軽くすることによって寿命を延ばすようにしました。結果からいいますとSgの損失を定格の半分くらいに押えましたので、いちおうこの点での不安は解消しましたが、これでも球によってはグリッドのピッチの不揃いからか、2〜3本の線が焼けるものに当る時もありますが、この程度ならたいして実害はないようで、かなり長く使っていてなんともありませんから、まず大丈夫だと思っていいでしょう。
     *
パラヴィチーニは、この上原晋氏のEL34のプッシュプルアンプの動作点を参考にしての、
TVA10とM200の出力の実現なのかもしれない。
http://audiosharing.com/blog/?p=27653


現代真空管アンプ考(その27)
http://audiosharing.com/blog/?p=30130

真空管アンプではどうしても不可欠になってしまうトランス類、
これらをどう配置して、どう取り付けていくのかについて、
こまかく書いていこうとすると、どこまでも細かくなってしまうほど、
やっかいな問題といえる。

それに真空管アンプを自作される人ならば、
こうやって文章だけで伝えてもイメージされるだろうが、
自作されない方のなかには、なかなかイメージしにくいと思われている方もいるのではないか。

ここまで書きながら、もう少し具体的に、
もう少しイメージしやすいようにしたい、と考えていた。

なので、過去の真空管アンプで、
私が考える現代真空管アンプに近いモデルはあっただろうか、とふり返ってみた。

マランツの管球式アンプ?
マッキントッシュ?

いくつかのブランド名とモデル名が浮びはするが、
どれも違うな、と思う。

結局、QUADのIIが、意外にも、
私が考える現代真空管アンプに近いようにも感じている。

ここで考えている現代真空管アンプとは、
あくまでも自分の手でつくれる範囲において、である。

加工機械を駆使して、金属ブロックからシャーシーを削り出して──、
そういうことまでは、ここでのテーマではない。

もちろん理想の現代真空管アンプとは? ということは考えながらも、
個人でつくれる範囲に、どうもってくるのか。
それもテーマの一つである。

そういう視点で眺めてみると、
QUAD IIというモデルこそが、という想いが確固たるものになってくる。
http://audiosharing.com/blog/?p=30130

現代真空管アンプ考(その28)
http://audiosharing.com/blog/?p=34357


現代真空管アンプをどうイメージしていくか。
こまかな回路構成について後述するつもりなのだが、NFBをどうするのか。

私は出力管が三極管ならばかけないという手もあると考えるが、
ビーム管、五極管ともなるとNFBをかけることを前提とする。

NFBはほとんどの場合、出力トランスの二次側巻線から初段の真空管へとかけられる。
信号経路とNFB経路とで、ひとつのループができる。
このループのサイズを、いかに小さく(狭く)していくかは、
NFBを安定にかける以上に、
真空管アンプ全盛時代とは比較にならないほどアンプを囲む環境の悪化の点でも、
非常に重要になってくる。

プッシュプルアンプならば、初段、位相反転回路、出力段、出力トランス、
これらをどう配置するかによって、ループの大きさは決ってくる。

信号経路をできるだけストレートにする。
初段、位相反転回路、出力段、出力トランスを直線状に並べる。
こうするとNFBループは長く(大きく)なってしまう。

初段、位相反転回路、出力段、出力トランス、
これらを弧を描くように配置していくのが、ループのサイズを考慮するうえでは不可欠だ。

QUAD IIのこれらのレイアウトを、写真などで確認してほしい。
しかもQUAD IIは、出力トランスと電源トランスを、シャーシーの両端に配置している。

やや細長いシャーシー上にこういう配置にすることで、
重量がどちらかに偏ることがない。

出力トランスと電源トランスの干渉を抑えるうえでも、
この二つの物理的な距離をとるのは望ましい。
http://audiosharing.com/blog/?p=34357

現代真空管アンプ考(その29)
http://audiosharing.com/blog/?p=34437


私がQUAD IIの詳細を知ったのは、
ステレオサウンド 43号(1977年夏号)掲載の「クラフツマンシップの粋」でだった。

QUADのアンプのことは知っていた。
トランジスターアンプの前に管球式のコントロールアンプの22、
パワーアンプのIIがあることだけは知ってはいたが、
具体的なことを知っていたわけではなかった。

記事は、井上先生、長島先生、山中先生による鼎談。
QUAD IIのところの見出しには「緻密でむだのないコンストラクション」とあった。

内容を読めば、そして写真をみれば、
この見出しは納得できる。

山中先生は
《とにかく、あらゆる意味でこのアンプは、個人的なことになりますけれども、一番しびれたんですよ。》
と発言されていた。

この時から、QUAD II、いいなぁ、と思うようになっていた。

43号から約二年後の52号。
巻頭に瀬川先生の「最新セパレートアンプの魅力をたずねて」がある。

そこで、こう書かれていた。
     *
迷いながらも選択はどんどんエスカレートして、結局、マランツのモデル7を買うことに決心してしまった。
 などと書くといとも容易に買ってしまったみたいだが、そんなことはない。当時の価格で十六万円弱、といえば、なにしろ大卒の初任給が三万円に達したかどうかという時代だから、まあ相当に思い切った買物だ。それで貯金の大半をはたいてしまうと、パワーアンプはマランツには手が出なくなって、QUADのII型(KT66PP)を買った。このことからもわたくしがプリアンプのほうに重きを置く人間であることがいえる。
     *
瀬川先生も、QUAD IIを使われていたのか──、
もちろん予算に余裕があったならばマランツの管球式パワーアンプを選択されていただろうが、
いまとは時代が違う。

マランツのModel 7とQUAD IIが、
瀬川先生にとって《初めて買うメーカー製のアンプ》である。

52号では、こんなことも書かれていた。
     *
 ずっと以前の本誌、たしか9号あたりであったか、読者の質問にこたえて、マッキントッシュとQUADについて、一方を百万語を費やして語り尽くそうという大河小説の手法に、他方をあるギリギリの枠の中で表現する短詩に例えて説明したことがあった。
     *
このころはQUAD IIを聴く機会はなかった。
意外にもQUAD IIを聴く機会は少なかった。

マランツやマッキントッシュの同時代の管球式アンプを聴く機会のほうがずっと多かった。
http://audiosharing.com/blog/?p=34437


現代真空管アンプ考(その30)
http://audiosharing.com/blog/?p=34452


QUADの22+IIの組合せを聴く機会には恵まれなかったけれど、
ステレオサウンドで働いていたから、QUADのトランジスター式のアンプをよく聴いた。

QUADのペアで聴くことも多かったし、
それぞれ単独で、他のメーカーのアンプとの組合せでも、何度も聴いている。

そうやってQUADのアンプの音のイメージが、私のなかでできあがっていった。
このことが、QUAD IIの真価をすぐには見抜けなかったことにつながっていったように、
いまとなっては思っている。

QUAD IIは22との組合せで、とある個人宅で聴いている。
他のアンプと比較試聴をしたわけではない。
あくまでも、その人の音を聴かせてもらうなかで、
アンプがQUADの22+IIであった、というわけだから、
その時の音の印象が、QUAD IIの音の印象となるわけではない。

それは十分承知していても、
私がQUAD IIを聴いたのは、このときとあと一回ぐらいだ。
どちらも22との組合せである。

22との組合せこそ、もっともQUADの音なのだが、
こうやってQUAD IIのことを書き始めると、QUAD II単体の音というのを、
無性に聴いてみたくなる。

おそらくなのだが、かなりいい音なのではないだろうか。
出力は公称で15Wである。
実際はもう少し出ているそうだが、
その出力の小ささとコンパクトにまとめられた構成、
そしてQUADのその後のアンプの音の印象から、
なんとなくスケール感は小さい、とどうしても思いがちだ。

実際に大きくはないだろう。
際立ったすごみのような音も出ないだろう。

それでも、フレキシビリティの高い音のような気がする。
このことはQUAD IIのアンプとしてのつくりとともに、
現代真空管アンプとしての重要な要素と考えている。
http://audiosharing.com/blog/?p=34452


現代真空管アンプ考(その31)
http://audiosharing.com/blog/?p=34496


QUAD IIと同時代の真空管アンプ、
たとえばマランツのModel 5と比較してみたい。

比較といっても、その音を聴いてどちらかが優れているとか、
こんな音の特徴もっているとかいないとか、そんなことではなく、
現代真空管アンプ、それもオーディオマニアが自作できる範囲でのあり方を、
二つのアンプを比較して考えていきたい、というものである。

マランツの管球式パワーアンプは、
Model 2、Model 5、model 8(B)、Model 9がある。
Model 8(B)だけがステレオ仕様で、あとはモノーラル仕様である。

QUAD IIもモノーラルである。
QUAD IIの発表は1953年。
Model 2は1956年、Model 5は1958年である。

QUAD IIの出力管はKT66で、マランツはEL34である。
出力はQUAD IIが15W、Model 2が40W(UL接続)、Model 5が30W。

外形寸法は、QUAD IIがW32.1×H16.2×D11.9cm、
Model 2はW38.1×H16.5×D24.1cm、Model 5はW15.2×H18.7×D38.7cmで、
QUAD IIと比較するならばMODEL 5である。

マランツのModel 2、Model 5は、シャーシー構造がいわゆる片持ちといえる。
底板にゴム脚が四つあるが、これらはトランスの重量を支えるためといえる場所にある。

Model 2はシャーシー上後方にトランス(重量物)をまとめている。
手前に真空管が立っているわけだが、
この部分はトランスを支えるシャーシーにネジで固定されたサブシャーシーとなっている。

そして、このサブシャーシーの下部にゴム脚はない。

Model 5はサブシャーシーという構造はとっていないが、
真空管が立っている箇所の下部にゴム脚はない。

Model 8(B)、Model 9はオーソドックスな位置にゴム脚がついている。
http://audiosharing.com/blog/?p=34496

68. 中川隆[-5635] koaQ7Jey 2021年4月16日 18:38:46 : mV2k7WRgio : MGYvb2xWOERxY0k=[45] 報告
Date: 10月 31st, 2016
一人称の音(その1)
http://audiosharing.com/blog/?p=21139

マランツの真空管時代のコントロールアンプといえば、
Model 7を誰もが挙げるであろうが、
Model 7の完成度の高さを認めながらも、
音はモノーラル時代のModel 1の方が好ましい、という人もいる。

Model 1の音は一度だけステレオサウンドの試聴室で聴いたことがある。
岡先生所有のモノが、メンテナンスのためステレオサウンドにあったからだ。
作業を行ったのは、サウンドボーイ編集長のOさんだった。

なので私が聴いたのはモノーラルの音である。
それにステレオサウンドの試聴室でModel 7を聴いてはいない。
Model 1とModel 7、
どちらの音が好ましいのかはなんともいえないが、わかる気はする。

Model 1はマランツの最初のアンプである。
それは最初の製品ではなく、最初のアンプと書く方がより正確である。

ソウル・バーナード・マランツが自分のために作ったアンプが、
彼の周りのオーディオマニアにも好評で市販することにした──、
という話はいろんなオーディオ雑誌に書かれているので、お読みになっているはず。

Model 1と書いてしまったが、正しくはAudio Consoletteであり、
のちにツマミの変更などがあり、Model 1となる。

Model 7とはそこが違うといえよう。
もちろんModel 7も、
ソウル・バーナード・マランツが自身のためのつくったアンプともいえなくもないが、゛
Model 7の前にModel 1を二台とステレオアダプターのModel 6をウッドケースにおさめたモデルがある。

それにModel 7を手がけたのはシドニー・スミスだともいわれている。
Model 1とModel 7。
どちらがいい音なのかを書きたいわけではない。

いわば処女作のModel 1だけがもつ音の好ましさがあって、
それに惹かれる人がいる、ということである。

つまりModel 1の音は、ソウル・バーナード・マランツの一人称の音といえる。
http://audiosharing.com/blog/?p=21139


Date: 9月 29th, 2016
スピーカーシステムという組合せ(その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=20777


マランツの管球式のModel 3は、1957年に出ている。
真空管はECC83を三本使った2ウェイ用で、スロープ特性は12dB/oct.。

カットオフ周波数は、
100Hz、150Hz、220Hz、350Hz、500Hz、700Hz、1kHz、1.5kHz、2.2kHz、3.5kHz、5kHz、7kHz。
この12ポイントから、低域側/高域側のカットオフ周波数を選べる。

つまり低域側のカットオフ周波数を350Hzにして高域側を500Hzにするということも可能である。
このことは意外にも重要視されていない節があるが、
スピーカーシステムを構築していく上では、ありがたい機能である。

エレクトリックデヴァイダーはスイッチ、もしくはカードの差し替えで、
クロスオーバー周波数を変更できる。
けれど多くは低域側と高域側のカットオフ周波数を同時に変更する。

つまり低域側を350Hzにしら、高域側も350Hzになってしまうわけだ。
それで何が不都合なのか、と思う人は、
一度低域側と高域側のカットオフ周波数を個別に変更できるようにした音を試してみたらいい。
(なかなかそういう機会はないと思うけれども)

マルチアンプシステムは、LCネットワークよりも計算通りのスロープが得やすい。
スロープ特性がスピーカーユニットのインピーダンス特性とその変動に影響を受けることはない。
それでもスピーカーシステムを構築していくということは、
そう理論通りにはいかないもので、
時として低域側と高域側のカットオフ周波数を離したほうが好結果が得られたりもする。

井上先生は、Model 3のこの仕様を評して、
ソウル・マランツはスピーカーのことがわかっている男だ、といわれていた。

ただModel 3の、この仕様は、ソウル・マランツによるものなのだろうか、
それとも1954年にマランツに入社してModel 2をデザインしたシドニー・スミスによるものなのか、
そのへんははっきりしない。
http://audiosharing.com/blog/?p=20777


Date: 9月 29th, 2016
スピーカーシステムという組合せ(その5)
http://audiosharing.com/blog/?p=20781

パスラボが2004年に発表した4ウェイのアクティヴ型スピーカー、Rushmoreもそうだったと記憶している。
どの帯域だったのかまでは記憶していないが、
カットオフ周波数をあえて離すことをやっている。

長年アンプを手がけてきたネルソン・パス初めてのスピーカーシステムにおいて、
この手法をとっていることに、相当に聴き込んで調整していったものだと想像できる。

アンプのエンジニア(電気屋)がつくるスピーカーは特性はいいけど……、
ずっとずっと以前はそんなことがいわれていた。
そういう出来のスピーカーシステムも、昔は少なかったのだろう。

でもアンプのエンジニアであっても、
魅力的なスピーカーシステムをつく上げられる。

ソウル・バーナード・マランツは1968年に、
マランツの社長職をしりぞいている。
よく知られるように、マランツ初のチューナーModel 10Bの開発が長引いてしまったことで、
開発費がかさみすぎて、1964年にスーパースコープの傘下に入っている。

ソウル・バーナード・マランツは1970年にダルクィストの創立に協力するとともに、
製品開発のコンサルタントをシドニー・スミスとともに手がけている。

ということはダルクィストのスピーカーシステムDQ10のネットワークはどうなっているのか。
このことに関心がわく。
DQ10はある種アヴァンギャルド的な要素を持っていた。

あえてQUADのESLのアピアランスに似せている。
そういうスピーカーシステムだから、ネットワークが教科書通りの設計とは思えない。
http://audiosharing.com/blog/?p=20781


69. 2021年4月17日 13:02:57 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[21] 報告
Date: 5月 26th, 2013
オーディオ機器の調整のこと(その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=10817


マランツの管球式パワーアンプには、出力管のバイアス調整用の半固定抵抗があり、
そのためのメーターもつけられている。
Model 2では出力管のバイアスだけでなく、ACバランス、DCバランスの調整用にメーターの切替スイッチがあり、
メーターのまわりに三つの半固定抵抗用のシャフトが配置されている。
スイッチを切り替え、メーターの針の振れを見ながら、
マイナスドライバーで半固定抵抗をまわしていく。

この設計方針を親切という人もいれば、
なまじメーターで簡単にバイアス、ACバランス、DCバランスが確認できるだけに、
神経質になってしまい、常に調整したくなる……。
だから、ないほうが精神衛生上はいい、とおもう人もいる。

マッキントッシュの管球式パワーアンプは、というと、
別格的存在のMC3500の除けば、MC30、MC60、MC225、MC240、MC275のどれにもメーターはついていない。
MC30とMC60はハムバランサーがついているが、それ以降のモデルはハムバランサーも省かれている。

出力管のバイアス調整もACバランス、DCバランスの調整機構もない。
マランツの管球式パワーアンプ同様、固定バイアスのプッシュプルという回路構成にも関わらず、
マッキントッシュのアンプ(MC3500を除く)には、ユーザーに調整させることを要求していない。

これはマッキントッシュ独自のユニティカップルド回路ということも関係しているが、
それだけではなく、マッキントッシュとマランツというふたつの会社の、
アンプという製品にたいする考え方の違いによるものが大きいといえよう。

だからといって、いわゆる「調整」が、
マッキントッシュの管球式パワーアンプではまったくいらないといえるわけではない。
http://audiosharing.com/blog/?p=10817

オーディオ機器の調整のこと(その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=10820


マランツの管球式パワーアンプで出力管(EL34)を交換したら、
ACバランス、DCバランスとともに出力管それぞれのバイアスの調整が必要となる。

マッキントッシュの管球式パワーアンプで出力管(MC275ならばKT88)を交換しても、
ACバランス、DCバランス、出力管のバイアスの調整は不必要である。
なのだが、私は五味先生の、この文章をおもいだす。
     *
 もちろん、真空管にも泣き所はある。寿命の短いことなどその筆頭だろうと思う。さらに悪いことに、一度、真空管を挿し替えればかならず音は変わるものだ。出力管の場合、とくにこの憾みは深い。どんなに、真空管を替えることで私は泣いてきたか。いま聴いているMC二七五にしても、茄子と私たちが呼んでいるあの真空管——KT88を新品と挿し替えるたびに音は変わっている。したがって、より満足な音を取戻すため——あるいは新しい魅力を引出すために——スペアの茄子を十六本、つぎつぎ挿し替えたことがあった。ヒアリング・テストの場合と同じで、ペアで挿し替えては数枚のレコードをかけなおし、試聴するわけになる。大変な手間である。愚妻など、しまいには呆れ果てて笑っているが、音の美はこういう手間と夥しい時間を私たちから奪うのだ。ついでに無駄も要求する。
 挿し替えてようやく気に入った四本を決定したとき、残る十二本の茄子は新品とはいえ、スペアとは名のみのもので二度と使う気にはならない。したがって納屋にほうり込んだままとなる。KT88、今一本、いくらするだろう。
 思えば、馬鹿にならない無駄遣いで、恐らくトランジスターならこういうことはない。挿し替えても別に音は変わらないじゃありませんか、などと愚妻はホザいていたが、変わらないのを誰よりも願っているのは当の私だ。
 だが違う。
 倍音のふくらみが違う。どうかすれば低音がまるで違う。少々神経過敏とは自分でも思いながら、そういう茄子をつぎつぎ挿し替えて耳を澄まし、オーディオの醍醐味とは、ついにこうした倍音の微妙な差異を聴き分ける瞬間にあるのではなかろうかと想い到った。数年前のことである。
     *
KT88を買ってきて差し替えれば、MC275は何の問題もなく動作する。
けれど音が、それまでとまったく同じかというと、そんなことはありえない。

音が変らなければ、五味先生だってKT88を必要な本数(四本)だけ購入すればすむ。
なのにその四倍の本数を買ってきて、差し替えては音を聴かれていたわけだ。

十六本のKT88の中から四本を選び音を聴くわけだが、
同じ四本でも、どのKT88をLチャンネルの上側にもってきて、どれをペアにするのか。
Rチャンネルの上側にはどれを選ぶのか。そしてペアにするのはどのKT88なのか。

十六本のKT88の組合せの数を計算してみたらいい。
その音を聴いて判断していく作業──、これも「調整」である。
http://audiosharing.com/blog/?p=10820

70. 2021年4月17日 13:36:25 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[24] 報告
Date: 10月 30th, 2012
オリジナルとは(続×十三・チャートウェルのLS3/5A)
http://audiosharing.com/blog/?p=8817


マランツのModel 7とマッキントッシュのC22、
真空管コントロールアンプの名器として語られ続けている、このふたつ。
どちらが優秀なアンプなのか、ということになると、どこに価値を置くかによって違ってくる。

すでに書いているようにModel 7は欲しい、という気持がある。
けれどC22に対しては、そういう気持は、まったくとはいわなけれど、ほとんどないに近い。

こう書くと、お前はModel 7の方を優秀とみているんだな、と思われるだろう。
優秀という言葉のもつニュアンスからいえば、Model 7が優秀だと思う。
けれど、どちらもアンプにしても聴くのは音楽である。
そうなると、必ずしもModel 7がすべての面でC22よりも「優秀」とは限らない。

ステレオサウンドが1970年代に出していた「世界のオーディオ」シリーズがある。
McINTOSH号も出ている。
この本の巻末に特別記事として「マッキントッシュ対マランツ」が載っている。
サブタイトルは、〈タイムトンネル〉もし20年前に「ステレオサウンド」誌があったら……、である。

McINTOSH号は1977年秋に出ているから、20年前となると1957年となる。
ステレオサウンドはまだ創刊されていない。
ステレオLP登場直前のころである。
Model 7もC22もまだ世に出ていない。

だから、この記事に登場するのは、マッキントッシュはC8SとMC30をそれぞれ2台ずつ、
マランツはModel 1を2台とステレオアダプターModel 6を組み合わせたものと
Model 2(当然こちらも2台) を用意して、
スピーカーシステムはJBLのハークネスに、プレーヤーはトーレンスのTD124にシュアーのダイネティック。

これらのシステムを、岡俊雄、菅野沖彦、瀬川冬樹、山中敬三、四氏が試聴されている。
http://audiosharing.com/blog/?p=8817

オリジナルとは(続×十四・チャートウェルのLS3/5A)
http://audiosharing.com/blog/?p=8827


C8SはC22ではないし、Model 1もModel 7ではないけれど、
C8SとModel 1の違い、C22とModel 7の違いは同じといっていい。

だから、この記事はマランツとマッキントッシュの性格の違いを表しているだけに、
いま読んでも興味深いところがいくつもある。

たとえば、いまの感覚からすると、
マランツModel 7の方がマッキントッシュC8Sよりも優秀で勝負にならないのでは? と思えるだろう。
同じことはC22とModel 7にもいえる。

けれど試聴の結果は、必ずしもそうはなっていない。
瀬川先生はこう発言されている。
     *
この二つのプリアンプを見比べただけで、これは勝負にならないで、恐らくマランツが断然良いに決まっていると思ったんです。ところが、鳴り出した音は全く逆で、マッキントッシュの方がはるかにいいんですね。
     *
菅野先生もほぼ同じことを発言されている。
     *
結果からいいますと、トータルで出てきた音はマッキントッシュの方がよかったように思うんです。ところが、ぼくの知性は、マランツの方がいいアンプだなということを聴き分けたんですよ。これは現在の新しい製品をテストしているときにも、しょっちゅうぶつかる問題なんですけど、単体で見たらすごくいいんだけれども、一つの系の中にほうり込んだ時に、果してどうかということになると、ほかの使用機器に関係なくいい音が出てこなければ、これが幾らいいものだといっても、ちょっと承服できないようなことがあるわけなんです。そういう感じをぼくはとても受けたんです。
     *
この試聴における「一つの系」は、すでに書いているように、
Model 1、C8Sと同年代にオーディオ機器である。
そしてこの試聴でかけられたレコードもまた、同じ時代のものばかりである。

そういう「一つの系」で、
ミケランジェリ、グラシス指揮フィルハーモニアによるラヴェルのピアノ協奏曲を鳴らしたとき、
マランツよりもマッキントッシュの音に、試聴に参加された四人はショックを受けられたのだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=8827

71. 2021年4月17日 13:39:12 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[26] 報告
オリジナルとは(続×十二・チャートウェルのLS3/5A)
http://audiosharing.com/blog/?p=8808


マランツのModel 7について語られるとき、しばしば同じ時代の、
マランツとともにアメリカを代表するアンプメーカーであるマッキントッシュのC22が引合いに出される。

Model 7とC22、どちらも真空管時代の、もっとも著名なコントロールアンプであり、
オーディオ的音色の点から語るならば、対極にあるコントロールアンプともいえる。

C22の音について語られるとき、
その多くが、C22のもつ、いわゆるマッキントッシュ・トーンともいえる音色について、である。
その音色こそが、オーディオ的音色であって、
それこそがC22の魅力にもなっているし、C22の魅力を語ることにもなる。

Model 7は、というと、昔からいわれているように、
C22のようなオーディオ的音色の魅力は、ほとんどない、ともいえる。
だからModel 7の音は中葉とも表現されてきたし、
Model 7の音を表現するのは難しい、ともいわれてきている。

それはC22のようなオーディオ的音色が、そうとうに稀薄だから、である。

もちろんModel 7にも固有の音色がまったくないわけではない。
ただ、それはひじょうに言葉にしにくい性質ということもある。
Model 7は、そういうコントロールアンプである。

だから、私はModel 7に関しては、
Black BeautyではなくTRW(現ASC)のコンデンサーに交換したい、と思うわけだ。

それではC22だったら、どうするか、というと、正直迷う。
C22にもBlack Beautyが使われている。
当然、それらBlack Beautyはダメになっているわけだから交換が必要になる。
Model 7と同じようにASCのコンデンサーにするのか、となると、
良質のBlack Beautyが手に入るのならば、それにするかもしれない……。

購入する予定もないのに、そんなことを考える。
Model 7にはASCのコンデンサー、C22にはBlack Beautyとするのは、
何をModel 7のオリジナルとして捉えているのか、何をC22のオリジナルとして捉えているのか、
そこに私のなかでは違いがはっきりとあるからだ。

http://audiosharing.com/blog/?p=8808

72. 中川隆[-5604] koaQ7Jey 2021年4月17日 15:52:34 : RSLdzPRb1s : Y0wwMFV6MDlreDI=[35] 報告
Date: 12月 24th, 2011
岩崎千明氏と瀬川冬樹氏のこと(その4)
http://audiosharing.com/blog/?p=6816


マランツのModel 7のパネルデザインについて語るとき、
多くの人が、シンメトリーのバランスをほんのちょっとくずしているところに、絶妙さがある、という。
こう語る人は、私も含めて、おそらくステレオサウンドから1981年夏に出た
「別冊セパレートアンプ ’81」の巻頭に載っていた
瀬川先生の「いま、いい音のアンプがほしい」を読まれた方のはず。

こう書かれている。
     *
そうなのだ。マランツの音は、あまりにもまっとうすぎるのだ。立派すぎるのだ。明らかに片寄った音のクセや弱点を嫌って、正攻法で、キチッと仕上げた音。欠点の少ない音。整いすぎていて、だから何となくとり澄ましたようで、少しよそよそしくて、従ってどことなく冷たくて、とりつきにくい。それが、私の感じるマランツの音だと言えば、マランツの熱烈な支持者からは叱られるかもしれないが、そういう次第で私にはマランツの音が、親身に感じられない。魅力がない。惹きつけられない。だから引きずりこまれない……。
また、こうも言える。マランツのアンプの音は、常に、その時点その時点での技術の粋をきわめながら、音のバランス、周波数レインジ、ひずみ、S/N比……その他のあらゆる特性を、ベストに整えることを目指しているように私には思える。だが見方を変えれば、その方向には永久に前進あるのみで、終点がない。いや、おそらくマランツ自身は、ひとつの完成を目ざしたにちがいない。そのことは、皮肉にも彼のアンプの「音」ではなく、デザインに実っている。モデル7(セブン)のあの抜きさしならないパネルデザイン。十年間、毎日眺めていたのに、たとえツマミ1個でも、もうこれ以上動かしようのないと思わせるほどまでよく練り上げられたレイアウト。アンプのパネルデザインの古典として、永く残るであろう見事な出来栄えについてはほとんど異論がない筈だ。
なぜ、このパネルがこれほど見事に完成し、安定した感じを人に与えるのだろうか。答えは簡単だ。殆どパーフェクトに近いシンメトリーであるかにみせながら、その完璧に近いバランスを、わざとほんのちょっと崩している。厳密にいえば決して「ほんの少し」ではないのだが、そう思わせるほど、このバランスの崩しかたは絶妙で、これ以上でもこれ以下でもいけない。ギリギリに煮つめ、整えた形を、ほんのちょっとだけ崩す。これは、あらゆる芸術の奥義で、そこに無限の味わいが醸し出される。整えた形を崩した、などという意識を人に抱かせないほど、それは一見完璧に整った印象を与える。だが、もしも完全なシンメトリーであれば、味わいは極端に薄れ、永く見るに耐えられない。といって、崩しすぎたのではなおさらだ。絶妙。これしかない。マランツ♯7のパネルは、その絶妙の崩し方のひとつの良いサンプルだ。
パネルのデザインの完成度の高さにくらべると、その音は、崩し方が少し足りない。いや、音に関するかぎり、マランツの頭の中には、出来上がったバランスを崩す、などという意識はおよそ入りこむ余地がなかったに違いない。彼はただひたすら、音を整えることに、全力を投入したに違いあるまい。もしも何か欠けた部分があるとすれば、それはただ、その時点での技術の限界だけであった、そういう音の整え方を、マランツはした。
     *
これを読んだとき、なんと見事な表現だろう、と感心していた。
そして工業デザイナーだった瀬川先生だから指摘できる、
マランツModel 7のパネルデザインのことだな、とも思っていた。
ずーっとそう思っていた。ほんの2年ほど前まで、こういう指摘ができるのは瀬川先生だけだな、と思っていた……。

http://audiosharing.com/blog/?p=6816

73. 2021年5月01日 09:28:21 : lVUDwG90TQ : My9UOTJ4RWJwSms=[17] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
答えの無い「ボリューム」類
2021年05月01日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a1db86886a460d250094f5d1a5437ac0


昔のマランツ#7に使われていた「クラロスタット」(2連500KΩ)のボリューム(写真上)です。9時の方向から急激に立ち上がる「Bカーブ」のボリュームです。使うSPユニットとの相性が良ければ、分厚いキレの良いサウンドを出してくれます。

2個共にクラロスタット製です。マランツ#7用は左側、右側はバランス用に入手しました。

自宅システムでこのボリュームを使った事も有りますが、D130では7時の方向ぐらいで、とても9時の方向まで上げられません。重低音を出す能率の低いSPに向くと思います。

組み合わせるSPシステムの能率と、ボリュームの「カーブ」(Aカーブ・Bカーブ・Jカーブ等)を合わせる必要が有る。個体ごとに決まっているので、自宅のシステムではA&B社の「Jカーブ」(12時方向から急激に立ち上がる)のボリュームを使っている。今では入手難なボリュームである。

プリアンプのボリュームはシステムのキーポイントである。使い勝手や音質に直結してくるが、どのボリュームが良いかは答えが無い。システムに合わせるのが良いと思う。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a1db86886a460d250094f5d1a5437ac0

74. 中川隆[-5262] koaQ7Jey 2021年5月01日 18:07:15 : lVUDwG90TQ : My9UOTJ4RWJwSms=[27] 報告

356: RW-2 :2021/04/28(水) 13:48:42 HOST:133.51.205.61.ap.yournet.ne.jp

ヨタったケミコンを高性能なフィルムコンに交換する。
ミミッチいコアコイルを太線空芯コイルに交換する。
こうなると目的が修理ではないので改造か。となると拙者は大改造魔ですね〜。

メーカー製のプリント基板の裏側にアース線を裏打ちしたり、ブロックケミコンの
−端子に分厚いバスバーを装着したり。こりゃもう完全な改造だし。メーカーが
コストの関係でなおざりにしてる箇所を見ますとムラムラと。いや、フツフツか w。

357: 前期 :2021/04/29(木) 11:34:31 HOST:h175-177-062-033.hikari.itscom.jp
>>356

このあたりはビミョーですね。
部品は日進月歩ですから修理の結果オリジナルと違ってくるのは仕方ありま
せん。
マニアの中には以前の音のほうがイカッタという向きもあるでしょう。
オリジナル至上主義者もいます。

358: パルジファル :2021/04/29(木) 13:32:29 HOST:KD106133126111.au-net.ne.jp
〉オリジナル至上主義

 原状維持出来ている製品、若しくは経年劣化(エージングとも言う)しながらも良いコンディションにあるものであれば、その状態を大切にするのは良いことだと思いますけど、いったん劣化してしまって所期の性能を発揮できず、原状回復のしようもない状態になってしまうと、オリジナルにこだわろうにもこだわりようがありませんね。
 
 そうなると、修繕の結果、現状の音と姿の良し悪しを適切に判断するしかない・・・というか、オリジナルだろうが改造品だろうが、正しく評価できる耳とセンスの持ち主がどれだけいることやら?

359: RW-2 :2021/04/29(木) 15:13:36 HOST:133.51.205.61.ap.yournet.ne.jp
オリジナル品と改装品を比べての正しい評価なんて考えておりませんのです。
改装した音が本来の音、設計者の意図する音なんだとの外道解釈であります。

だいたいプロトタイプは一級品のパーツで組むんです。アンプでもディバイ
ディングネットーワークでも。昔、三菱の郡山工場とかビクターのラボの
写真を技術誌で見ましたけど、試作タイプはオールオイルコン使用でした。
視聴を繰り返して設計が完了。製造ラインで使われるのはケミコンです。

70年代頃メーカーは製品発表前に評論家に聴かせて意見を伺ってました。
発売してから評論家はオーディオ雑誌の依頼でまた視聴させられて寸評を
書くわけです。正直な評論家が「以前聴いたのと音が変わった。音がヌケ
きらない」と。試作品と市販品は違いますから忖度しないとメーカーが涙。

マランツにしろパワーアンプじゃグッドオールのフィルムコン使いましたが、
プリアンプは汎用のオイルペーパーになってた。メーカーは儲けを出さなきゃ
続きません。良い物使うと価格も上がって購入者が減る。メーカーは大変。

自作人・工作人は気楽なんです。堕耳で音なんか判りませんけど、こっちの
方がイイ筈だで決定なんです。売るわけじゃないし他流試合もしませんから。

360: 薬漬け :2021/04/29(木) 15:41:07 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>オリジナル至上主義

これは機器によるかも知れませんね。マランツ7は御多分にそうでしょうが、その一方で、
マッキントッシュではあまり聞かない(ような気がします)。

タンノイ辺りだと、メーカーか代理店がメンテナンスをしてくれれば一番なんでしょうが、
もはや時間切れなんでしょう。スピーカー専門にメンテナンスをしているお店もあるよう
ですので、そこ辺りが駆け込み寺になるのでしょう。
問題は、「限りなく元の音に近いかどうか」……。なかなかそういったコンデンサーの音の
情報は転がってはいないようで。オリジナル至上主義(又は固執主義)となる所以かも。

361: 薬漬け :2021/04/29(木) 16:09:51 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>プリアンプは汎用のオイルペーパーになってた

マランツ7の場合は瓢箪から駒だったのかも知れませんが、安物のバンブルビーが伝説に
なる音を出したのは、安物でもチョイスによって化ける例かも知れませんね。
(グッドオールにケチをつけているのではありません。両者では音のタチが違いますから)

そういえばマッキントッシュMC2500に関して菅野沖彦氏が「あれだけの音を出すんだから
もう少しマニアが喜びそうな部品を使っていてもよさそうなものなのに、本当に一般的な
部品しか使っていないんだから」とぼやいて?いたように思いますが(それに柳沢功力氏が
「だから安いのさ」と返していたような)、メーカーの場合は部品の質の問題もありますが、
技術力でカバーしている部分もあるでしょうね。

362: ワッチ :2021/04/29(木) 18:07:01 HOST:softbank060064017102.bbtec.net
>>361 メーカーの場合は部品の質の問題もありますが、技術力でカバーしている部分もある


名指しになりますがアキュフェーズも特注部品なんてほぼ使ってないですね(トランスは別?)
その方が長期間にわたって入手、メンテできるというメリットもありますからね。

363: RW-2 :2021/04/29(木) 19:39:03 HOST:133.51.205.61.ap.yournet.ne.jp
>安物でもチョイスによって化ける例

マランツの神がかった回路が素子のチョイスを超えたところにあったんでしょね。
コーネル・デュブラーのブラックキャットだったとしても同じだったでしょう。

>特注部品なんてほぼ使ってないですね

それが正解でしょう。特化したパーツを使いますと後々がんじがらめに。昔の
メーカーは良く特注品を作らせてましたよ。〇〇Ωのカソード抵抗とかね。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1596031365/l50

75. 中川隆[-13834] koaQ7Jey 2022年2月07日 09:09:50 : oCqatUkqPM : VzByNlhuRTcyRkE=[20] 報告

IPPIN図鑑 番外編「あの音にもう一度出会いたい-marantz Model 7レプリカ」ノ巻
解説近藤賢二・佐竹裕行、写真撮影堤啓次郎
https://www.hifido.co.jp/merumaga/ippin/051111/index.html


 もう一度聴いてみたい音を求めてハイファイ堂にご来店いただく方は少なくありません。そんな人気にメーカーが応えて販売する商品が「レプリカ」という呼ばれる復刻モデルです。1958年12月に発売された管球式プリアンプmarantz Model 7のレプリカ版は1995年に発売されました。

 今回はレプリカモデルに注目します。


 オリジナルとレプリカの見た目の違いはフロントパネルの色です。シャンパンゴールドがオリジナル、シルバーがレプリカです。


 理想のmodel 7を求めて何度も買い替えたというKさん。マニアならではのコメントをいただきました。
「フロントパネルは色が違うだけではない。穴の開き位置が微妙に違っていてレプリカにオリジナルのパネルははまらないんだよ。」
Kさん、試してみたのですね。

 ではレプリカをじっくり見てみましょう。

ウッドケースを取ったところです。


裏側です。

フロントパネルのノブです。


トーンコントロールのスイッチです。

トーンコントロールのノブです。


天板を開けて上からみたところです。


電源トランスです


トーンコントロールのノブの裏側です。

背面パネルの裏側です。


セレクターの裏側です。

「あの音にもう一度出会いたい」marantz Model7 近藤賢二

 35年ほど前よく行く喫茶店でmarantz Model 7を使っていた。そこから流れてくる「ジョージ・シアリング・クインテット」の透明感あるピアノの感触がいまでも忘れられない思い出として「あの音にもう一度出会いたい」という感覚に陥る。

 かってない斬新なアンプデザインといわれたJBL SG520は回転ボリュームを排し、スライドボリュームを採用した。思いきりのよさには皆度肝を抜かれたものである。当時のJBL SG520ほど斬新ではなかったが、合理的なパネルレイアウトで、バランス感覚に優れており、フォノイコライザー回路はマランツ回路と称された3段増幅NFB方式で、その絶妙な回路設計は世界中の設計者に影響を与えた。フォノサウンドは切れ味がよく安定感も抜群だった。ボリュームは当時としてチャンネル偏差が2デシベル以下とこれも優秀で、使用真空管は6本全12AX7で、確かオリジナルはテレフンケンを採用していたと思う。「テレフンケンの音がたまらなく良いのだ」ともきく。何分古いアンプであるため、機器それぞれのコンデション等でのバラツキはいたしかたないと思うが、オリジナルは今でも十分実用になり、人気も高い。サービス性もよいからリスナーは安心して使用できる。
 
 後にテレフンケンの真空管を使わないレプリカモデルが登場した。見た目は殆どオリジナルと変らないのではないか、と思うくらいだ。レプリカは真空管をオリジナルのテレフンケンを使わず、ノイズと劣化が少なく、逆に性能の良い最近の真空管を使っているので、安心して使用できるのがいいのではないだろうか。配線等はオリジナルと全く変らないということだ。しかしオリジナルの音を知っているリスナーはテレフンケンの音質を求めるであろう。歴史の長いアンプである。愛着あるオーディオ機器は、何時までも大切にメンテを施し末永く大事に使いたいものだ。

「あの音にもう一度出会いたい」実に響きのいいネーミングじゃないですか。そこでさっそく新年からハイファイ堂さんのキャッチフレーズに乗っかって、長年チャレジしてきた機器から、憧れでもあり羨望し続けた懐かしく思い出深い機器まで、まさに「あの音にもう一度出会いたい」オーディオ機器を掘り起こし辿ってみたいと思います。

https://www.hifido.co.jp/merumaga/ippin/051111/index.html

76. 中川隆[-13833] koaQ7Jey 2022年2月07日 09:11:42 : oCqatUkqPM : VzByNlhuRTcyRkE=[21] 報告
王道!marantz model 7・・・・・・・・・・・の復刻レプリカです。。
2012年3月4日
https://nack-audio.com/wordpress/marantz-model-7/

こんにちは。
ナックオーディオ中村です。

今日は半日かけて marantz #7 レプリカ の面倒をみてました。

パッと見は本物そっくりですよねぇ
でも。フロントパネルの穴位置が微妙に違うらしいです。
「復刻のパネルを本物に付けようとしたら付かなかった」なんて話も聞いたことがあります。

あと、本物は色がもう少し黄色っぽいというか、ややゴールド掛かってますよねぇ。
でも、復刻と言えどもこの面構えは貫録あってかっこいいです。


ケースから取り出した後姿です。
こじんまりとしてかわいいですねぇ。

この復刻モデルはACインレットになっています。
電気的な安全基準の為、このようになった経緯があるようです。
マニアの間では一番残念がられた箇所でもあるんですが、プラス面では好きなケーブルが気軽に使えるのがうれしいです。


ふたを開けると、本物に比べかなりシンプルに感じますねぇ
以前、本物の marantz 7 を扱ったことがあるんですが、やはりオリジナルパーツのゴテゴテしい手配線が絶妙な迫力があるんですよねぇ。


この復刻モデルの為に再度製造されたコンデンサー類です。
他にも特別に再現し造られた細かなパーツ群も
しかし、所々に現代のパーツも使われてます。
やはりマニアにささやかれているのはカップリングコンデンサ「BlackBeauty」を取り入れたら。。。。と

ウッドケースはオリジナルやキット物より丁寧に作られている印象です。
このウッドケースだけでも再販すれば売れると思うんですがねぇ。

現状の真空管はmarantzロゴがある復刻オリジナルのモノが装着されています。
GOLDEN DRAGON の選別球だそうです。
やはり TELEFUNKEN か Mullard に変更した方がいいと思いますねぇ
きっと一番手軽にいい結果が出せると思います。

肝心の音はと言うと、オリジナルと並べて比べた訳ではないのであくまでイメージなんですが、marantz の独特の「シャリッ!」とした高域と奥行き感ある低中音域は素晴らしい結果が出せていると思います。
ただ、オリジナルとの実力を比べるのは不可能であると思っています。
50年前に作られた大量の消耗パーツを手配線で組み立てられたアンプが現在どの程度のモノか、一概に言えませんし、当時の生産状況からも個体差は大きかったはずです。
正直、この復刻 marantz 7 をオリジナルと比べるのはやめた方が良いと思います。
これはこれで marantz 7 を思わせる現代の凝った真空管アンプと考えるのがいいと思います。

確かに、ビンテージオーディオは奥深い嗜好のオーディオジャンルです。
いつ使えなくなるかわからない不安やリスクも同時に抱える、ある意味「刹那的」なジャンルです。
しかも希少性が高く、価格も高価なモノが殆んどです。
そんなイメージが真空管アンプにも先行してしまって「真空管=難しい、面倒」等と考えている方も多いんじゃないかなぁ。。
このアンプは安心して気軽に真空管アンプの良さを楽しめる素晴らしいアンプだと思います。

2012年3月4日

https://nack-audio.com/wordpress/marantz-model-7/

77. 2022年2月07日 15:36:40 : oCqatUkqPM : VzByNlhuRTcyRkE=[36] 報告

445: 薬漬け :2021/12/31(金) 00:54:36 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
久しぶりにシゲティが弾くブラームス/ヴァイオリン協奏曲を、今日はゴールドムンド/西部
コンビはお休みで、マランツ7+9でドライブ。
シゲティが弾く求心的な演奏が感銘を残します。

ところでたまに不思議なのが、マランツ7や9も、また西部124もそうですけど、古い機器
ほどボリューム部のガリがでる確率が――アンプに限れば――低いような気がします。
使った範囲内では。
どういう構造になっていて、どんな素材を使っているのかは知りませんが、ちと面白い。

446: パルジファル :2021/12/31(金) 09:52:47 HOST:fpdb68e1a9.okyn022.ap.nuro.jp
〉どんな素材を使っているのか

 密閉型のボリュームなんでしょうけど、その中でも極上のブツなのでしょうね。
 当方のガレージメーカー製6L6ppアンプなんか、オープンタイプのボリュームらしく、古くなくてもガリが出やすいですから、電源投入前にグリグリやるのが毎度の儀式?

447: RW-2 :2021/12/31(金) 11:59:45 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
>古い機器ほど

#7もクラロスタット製ですが無整備でも全くガリがありません。驚くほどスムー
ズに回りリニアに音量が上がります。アメリカ製パーツの全盛期は50年代でしょう。

銀印刷や銀パラ接点のデテント型を使用したプリアンプも使ってますが、それで
さえパチパチするのが判りますもん。


456: 薬漬け :2022/01/16(日) 02:03:29 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>455 くろねきさん、こんばんは。

U杉先生、そんなことを書かれていましたか。確かに一番手堅い方法。
今日から、マランツや上杉、SMEのボリュームやセレクターをグリグリやり始めています。
やはり普段のさりげないメンテが肝心ですね。
しかし、先にも書きましたが、機器が古いほど対ノイズが優秀なのは興味深いです。

457: 前期 :2022/01/16(日) 15:13:50 HOST:h175-177-062-052.hikari.itscom.jp
>対ノイズが優秀

得意の横レス失礼します。
部品が頑丈なことに加えてアナログ機器の設計はよく考えられていたかもしれません。

458: 薬漬け :2022/01/16(日) 16:45:34 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>457 前期さん、こんにちは。

確かに設計も優れていたでしょうね。
それと同時に、本当にいい素材が使えた時代の産物かも知れません。鉄やその他にしても。

459: パルジファル :2022/01/17(月) 08:02:26 HOST:KD106133135122.au-net.ne.jp
〉部品が頑丈〜よく考えられていた

 米国のオーディオブームのピークが50年代頃らしいっスから、さもありなんですね。
 日本でもオーディオブームの頃と今のものでは・・・

460: RW-2 :2022/01/17(月) 11:01:07 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
昔の配線材はですよ。ウエスタンでも。タフピッチ銅線に錫メッキです。酸化防止と
ハンダの流れが宜しいから。それを後年のエセ識者やマニアさんたち。やれ6Nだ7Nだ。
錫メッキ線は音が悪い。そんなこんだで作った機械。5〜6年すればガサゴソと異音が。
線材引っ張ったらスポッと抜けた。くわばらくわばらです・・・。。。

461: 前期 :2022/01/17(月) 11:55:12 HOST:h175-177-062-052.hikari.itscom.jp
>>460

頭デッカチで生真面目な原理主義者が日本の技術者なんでしょう。
Pragmatism とは無縁の世界。

462: 薬漬け :2022/01/23(日) 22:04:08 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
マランツ7をノー・リーク・バンブルビーに交換した後、マランツ1と鳴き合わせをやって
いないなと思い、ソースをボーカルが良かろうとキャロル・キングの「君の友だち」にして
実行。(実はその前にダイヤトーンDS-9Zをマランツ1とクラウンD-45で鳴らしていたが、
音楽にならなかったが故の方向転換。やはりパワーアンプがこのラッパには非力な様子。)

マランツ1は、聞き慣れた中庸の音がオートグラフから出てきて心地好い感じ。想定内。
しからばとマランツ7に切り替えると……。
これまでの7なら1の方がややソリッドに鳴ることもあり、それを好ましく思っていたので
すが、今回は違いました。7の方がリアリティを伴った、凄みのある音でした。シャープな
高域にソリッドかつ量感たっぷりな低域。今回はこの低域の佇まいが相当違っていました。

やはり7は生まれ変わっていた。一方で、1の位置付けがやや曖昧になった感じがいささか
出てきたような。万物流転でしょうか。

463: パルジファル :2022/01/25(火) 08:12:28 HOST:KD106133131124.au-net.ne.jp
〉462 ノーリークバンブルビー

 先輩。よくそんなブツがありましたねぇ。
 ノーリークというと・・・乾燥地帯で通電されていたとか?

464: RW-2 :2022/01/25(火) 14:50:58 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
ノーリークバンブルビーなんてのはいかにもオーディオ業者が言いそうな。ギターパーツ店
なんかはサルベージバンブルビーってな、電子オルガンとかから奪取したモノも売ってます。

ただしギターショップはオーディオ業者ほどアコギではないようで New Old Stock 品でも
電圧の掛かる箇所やアンプには使わないようにと釘を刺してます。判っていらっしゃる。

パッケージの材質と構造上、もともと絶縁値がさして高いわけじゃありませんし、経年の上に
湿度で絶縁も弱り、漏れ電流が増え、容量は保ってても音に勢いも艶も無いのが現状です。
後継のブラックビューティーも同様で、ハーメチック型のビタQに交換された#7も多し。

今なら600V耐圧じゃなく絶縁値の高い1000〜1200V耐圧のフィルムコンも入手でき
まっせ。ポリプロピレン種で音がクール過ぎると感じる場合はポリエステル種も宜し。くだんの、
厳冬の中、霜柱をザクザク踏みしめるような音が#7の神髄じゃないでしょか〜。

465: 薬漬け :2022/01/25(火) 16:08:49 HOST:sp49-96-13-186.mse.spmode.ne.jp
R教授、こんにちは。

バンブルビーの現状を見ると、教授のお言葉はごもっともです。

私の場合は自分の意地を除けば全てはタイミングと偶然と僥倖と悪運のかたまりで集まった
優秀なバンブルビーでした。(然るべき技師に測定してもらい、ノーリークであることを
確認しています)。おいそれと人様に同様の体験はお薦めできるものでは到底ありません。
かなりヤバい橋もわたりかけたりした結果の産物です。真似しようとする人がいたら、多分
止めるでしょう。

しかし、教授が仰る、霜柱を踏みしめる厳しい音の質感が帰ってきましたよ。手法的には
ご不満とは思いますが。

膨大なエネルギーと多少のお金を使いましたが、少なくとも埃をかぶっていたマランツ7が
蘇ったことだけは、喜ばしく思っています。

466: RW-2 :2022/01/25(火) 17:04:05 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
いやいや。手法に不満はありませんで〜。拙者は簡単な方法を選んどります。#7の複雑
怪奇な設計・計算にて狙っただろうというあの音が出ればそれで存分に楽しめますもんね〜。

簡単な方法ったってかなり手入れというか改装はしとるんです。100V→117VのAC電源の昇圧
にトランスを使いますと音が鈍ります。プレート電圧保持のためにデカップリング抵抗器を
3段変更。ヒーター電圧も同様に3段交換して定格電圧に。セレンは半波もブリッジも新品。

電源フィルターコンはとっくに賞味期限ですので、マロリーのブロックコンを使いましたが
ボケた音しか出なかったので、製造の新しいスプラグに交換。カソードパスコンは銀ケース
入り湿式タンタルよっかミューズの方がらしい音がしました。オレンジ色のセラコンは交換
しない方が宜し。あのザクザク感が無くなります。ってなことで相当楽しんでおりまっせ。

魔性のチタコン22pFは手付かず。シルバードマイカに交換すりゃどうなるのか。まぁそのうち。

477: 薬漬け :2022/01/29(土) 11:55:21 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
>>463 大先輩、亀レス深謝いたします。

おおかた出所はその辺だろうと推察はされますね。
アメリカから買ったものもありますが、多分カリフォルニアのカラッカラの気候の中で保管
されていた個体かなと。おそらく。でもだからといってカリフォルニア産のバンブルビーが
みな健全個体かといえばそうとも言えないでしょうし。

ただ、好き者を口説いて譲ってもらったものは国内を含め分かりません。結果として個体が
ノーリークなら以て瞑すべしと思っていましたが、この辺はバクチでした。結果オーライと
いうしかない状態です。

だから、「なんだ、それならうちのマランツ7のバンブルビーも換えてやろうかな」と思う
人が出てこないか心配です。買ってみて「騙された!」となっても気の毒ですし。その位に
きわどい取引その他の連続でしたから。バンブルビー交換には!結構闇の部分があったりも
するようです。

前はR教授とよく論争していましたが、また思いのところは変わっていませんが、ただ今の
状況を見る限り、安易にバンブルビーを薦められないな、とは思うようになりました。

478: RW-2 :2022/01/29(土) 13:47:52 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
テキサスとかカリフォルニアとか。でもカリフォルニアだって冬季は雨も降るし湿度が
上がりますもん。で、製造後ほぼ70年。科学媒体素子のまともな性能の期待は厳し〜。

何かしらの機械から離脱した中古品やNOS品から選別したものが使われるわけです。
コレが本物なんだという自己満足とプラシーボも大きい。そんな思い込みがオーディオ
では重要なんです。これをこうしたから良くなった。良いハズだ。そうじゃなきゃ続き
ません。拙者なんか自作と改装に明け暮れてる。おかげでハンダ付けが上達しました〜。

479: 前期 :2022/01/29(土) 19:40:20 HOST:h175-177-062-052.hikari.itscom.jp
>ハンダ付けが上達

これって肝ですよね。どんなに有名な部品を採用しても半田付けがお粗末だと
長期にわたって性能を維持することができません。

480: パルジファル :2022/01/29(土) 22:34:56 HOST:fpdb68e1a9.okyn022.ap.nuro.jp
〉477〜478

バンブルビーとはよく言ったもんだと思いますよ。
 マルハナバチのことながら、ヘマな?ヨタッた?蜂とも言えるワケで、美味しい花粉をいっぱい集めてるならよろしいが、やたらとブンブンやってるだけとか。

 ま、オーディオのパーツの方は、業者の皮算用やいろんな世評もありましょうが、結局は聴いてみなきゃ分からないし、誰がどう言おうと聴けば分かるってもんでしょ。
 聴いても分からなきゃ、それはそれで大丈夫だし。

481: RW-2 :2022/02/04(金) 16:18:14 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
>業者の皮算用やいろんな世評もありましょうが

#7の設計者のシドニー・スミスさんが、バンブルビーやBビューティーは
ヨタッてるからと、メンテナンス工場ではASCを使ってる と是枝さんだか
石塚さんだったかが技術誌で教えてくれたのを読んだ記憶がありまっせ。

#7も最初はグッドオール(後のTRW→ASC)のフィルムコンを使う予定だった
そうですが、#7は業務用ではなく民生品ですので価格高騰を避けるために (そう
でなくとも機能満載、トーン回路は素子独立型にてめっちゃ高価にならざるをえな
かった)汎用のバンブルビーを使うしかなかったと。パワーアンプの方は熱対策や
信頼性のためグッドオールを使ってました。こちらは譲れなかったんでしょね〜。

スピーカーコーンの形状や材質なんかと違い、アンプ造りの場合50〜60年代は
音のために特定の素子を選ぶという考えはあまり無かったんだろうし、あるものを
使うがアメリカ流。重要なのは耐圧、容量、誤差であって、抵抗器やコンデンサー
で音が変わるなどとは科学者も信じてなかった時代でしょう。

それがまぁ。以降。線材で音が良くなり、接点で音が良くなり、何か巻き付ければ
音が良くなり、あげく貼るだけで音が良くなる。今じゃ信じる科学者もいるようで。

482: QS :2022/02/04(金) 17:18:56 HOST:139.205.49.163.rev.vmobile.jp
グッドオールかASCに替えてみて良ければそれで善し。
しかし、そうはならないのでしょ?
詰まるところ#7にバンブルビーが音質的に最良でなのでしょうね。
例え、オカルトの烙印を押されようと、そこに理屈は意味を持たないのがオーディオの世界だと思います。

483: RW-2 :2022/02/04(金) 17:26:16 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
オーディオは科学じゃありませんからねェ〜。

484: QS :2022/02/04(金) 17:27:22 HOST:139.205.49.163.rev.vmobile.jp
私自身はダイナコを弄り倒してアレコレ交換した挙げ句オリジナルのコンデンサーが
最良であったとの結論を得ました。
これは真の至高ではなく、トータルとしての纏まりですから好みも入ります。
Black catをBlack Beautyに替えるのは上位互換として有効です。
ただし、耐圧とリークに注意することは言うまでもありません。

485: QS :2022/02/04(金) 17:35:51 HOST:139.205.49.163.rev.vmobile.jp
ユーザーの感性有ってのオーディオ装置ですから、科学だろとオカルトだろと
良い結果が出れば万々歳です。
自分もパーツに関して、往年の先生方の指標を参考にして多少は耳を磨けたかと思います。
今は情勢が変わってますから沈黙は金かも知れません。

486: RW-2 :2022/02/05(土) 00:13:31 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
拙者の#7Cの場合は度重なる変換にて今があります。13000番台の完全オリジナル
でしたが、バンブルビー→ブラックビューティー→ビタミンQ→ASC→WIMA+CDの
1000V耐圧。音ではなく科学的な考慮でのチョイスです。結果は圧倒的です。寒色系
妖刀的な音です。おおらかさとは対極の理詰め整然とした音です。

もっとも音とは好みですからただ一つの正解はないのでしょう。拙者の場合はイントラ仕様
トリタン3極管シングルパワーアンプとの「コンビとしての音の表現」であります。パワー
アンプをEL34ULpp50Wアンプとしたなら違った方向性を求めるでしょう。

487: 薬漬け :2022/02/06(日) 19:32:34 HOST:p4109014-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp
〉〉寒色系妖刀的な音です。おおらかさとは対極の理詰め整然とした音です。

さもありなんな音の印象ですね。スピーカーによってはかなりシビアな音がでてくるかも。
拙宅の場合はオートグラフが緩衝材になっていますが、基準機であるオーディオクラフトと
ゴールドムンドの精緻な鳴り方に引けをとらない。加えて一種の切れ味を感じます。拙宅は
妖刀というよりは正調、村正より正宗を感じます。(個人の感想です。)

ただ、そうなればこそ、五味康祐をして「マランツはツマラン」と言わしめたのかも知れま
せんね。音の好みとはげに難しいものです。
拙宅ではいい味出してますが、五味氏がマークレビンソンLNP-2Lをオートグラフに使って
いたら何と言ったやら。想像すると面白い。

488: RW-2 :2022/02/07(月) 02:35:51 HOST:243.155.233.111.ap.yournet.ne.jp
実は#1250でも楽しんでおります。って、これ載せたのはもう10年以上前か〜。
ttps://535.teacup.com/knisi/bbs/4691

#7C+3極シングルと対極的なブライトでマッチョな音です。これもまたマランツ。
低能率スピーカーでファンキーなR&Bやロック、ジャズを楽しむ場合の主力です。
ブラームスやブルックナーはトリオの完全体なKA-7500。重厚さと醸し出す陰影。

コロナ禍で遊びにも飲みにも出かけられません。おかげで様様な音楽をガチャガチャ
やって色々なシステムで愉しむ日々。買っただけで聴いてないレコードを堪能中。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1596031365/l50

78. 中川隆[-13772] koaQ7Jey 2022年2月09日 21:25:51 : ZYPRKUSsaQ : VTNtaUJ2bWRFWkk=[39] 報告

Marantz Model 7 レプリカ (1995年発売)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1223.html

和山通商 マランツ7 プリアンプの再現真空管アンプ完成品 販売価格: 21,000円(税込)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1221.html

79. 2022年6月30日 03:46:51 : THYco4Y946 : emJDaWt2UTlpMms=[1] 報告
「クラロスタット」ボリュームはあの名器とされるプリアンプ「マランツ7」に使用されており、「ヤフー知恵袋」に次のような問答がある。

「マランツ#7は製造年代によってボリュームのメーカーが異なり、それによって、音の大きな違いが生じるというのは本当でしょうか。どなたか詳しい方、教えて下さい。」

「マランツ7のボリュームは何種類かあります。 クラロスタット製が最高と言われております。 シリアル11xxxx番迄(12000未満)迄クラロスタットのボリュームが使われておりますが、シリアル11xxxx番迄(12000未満)迄は音が格別によいと言われており、オークションも含めて高値で取引されております。

但し、名前は控えさせて頂きますが、メンテナンス兼レコード&オーディオ輸入販売されている方より直接聞いた話ですが、11999以内を輸入したのですが、クラロスタットのボリュームが他社に変更されており、低価格ですぐ売却したとのこと。〜以下略 〜」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f9bebdc8d6ce7cdd8ac19709752bb033

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