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なぜフランスばかり過激派に狙われるのか フランス国内で起きた3件のテロ事件に触れて 
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/609.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 7 月 18 日 13:28:05: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

なぜフランスばかり過激派に狙われるのか
フランス国内で起きた3件のテロ事件に触れて
ニースでのトラック突入事件の犠者を追悼するメッセージ

By JULIAN E. BARNES AND MATTHEW DALTON
2016 年 7 月 18 日 07:36 JST

 南仏ニースでトラックが群衆に突入した事件は80人を超える犠牲者が出た。同事件を含めるとフランスでは過去4年間で240人以上がテロで死亡している。この恐ろしい数字はフランスがジハーディスト(聖戦主義者)にとって西側最大のターゲットと化したことを示している。

 仏政府関係者や西側専門家によると、フランスがアフリカとシリア空爆で重要な軍事的役割を担っていることで、欧州の中で特に同国が過激派組織「イスラム国」(IS)などの主要ターゲットになっている。植民地支配という過去も、国内イスラム社会の辺縁で国家に対する憎しみを増長させた。

 テロの専門家や政府関係者は、国内のイスラムコミュニティーが必ずしも十分にフランス社会に統合されておらず、疎外された若い男たちがイスラム過激派によって戦闘員に利用されたと指摘する。イスラムコミュニティーは帰還した外国人戦闘員が避難できる場所でもある。

エリゼ宮(仏大統領官邸)に掲げられる半旗 ENLARGE
エリゼ宮(仏大統領官邸)に掲げられる半旗 PHOTO: CHRISTOPHE PETIT TESSON/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
 フランス検察は15日、ニース事件の実行犯を31歳のチュニジア人、モアメド・ラウエジュ・ブレル容疑者だと発表した。同容疑者はテロネットワークのメンバーとしては把握されていなかったが、ドメスティックバイオレンスや暴行で警察の捜査対象となっていた。

 ISは以前から米国に匹敵する攻撃対象としてフランスを挙げていた。しかも、シリアで訓練を受けた外国人戦闘員にとってフランスは米国よりはるかに入り込みやすい。

 ISの機関紙ダビク上では、西側の全ての人間を攻撃するよう呼びかけながらも、「悪意に満ちた汚らわしいフランス人」を特別な憎しみの対象として定期的に取り上げていた。

 オランド大統領はフランスが自由の象徴ゆえに攻撃されたとの認識を示している。しかし一部の政府関係者は、フランスがイラクとシリアでISを攻撃している主要国の1つであり、アフリカでも積極的に軍事展開している点を指摘する。

パリ市内の地下鉄駅で起きた兵士襲撃事件の現場を警備する治安当局者ら(5月) ENLARGE
パリ市内の地下鉄駅で起きた兵士襲撃事件の現場を警備する治安当局者ら(5月) PHOTO: FRANCOIS GUILLOT/AFP/GETTY IMAGES
 あるフランス軍高官は同国が「多くの戦線に展開している」としたうえで、「相手にしてみればわれわれは大いなる敵であり、彼らは何度もそう言っている。フランスだけでなくベルギーや米国もいるが、われわれは(相手にとって)最大の敵の1つ」と述べた。

シリアとアルジェリア

 テロの専門家はフランスが対IS空爆に積極的に関与する前から国内でテロが起きていたことに注目している。英国なども米国と共にシリア空爆に参加しているが、フランスほどテロの標的にされてはいない。

 戦略国際問題研究所(ワシントン)のアンソニー・コーデスマン氏は「われわれは歴史がいまなお重要であること忘れがちだ」と指摘する。「フランスは現代シリアを形作った国であり、長い間、アサド政権だけでなくISのような組織も排除しようとしてきた国として受け止められている」と述べた。

 歴史家は問題の根が数十年前の、元植民地であるアルジェリアとの暴力的な関係にあるとみる。

 アルジェリアの民族解放勢力は独立を求めてフランスと戦い、1962年の戦争終結までに多くの命が失われた。その後、1990年代初頭になるとフランスはさまざまなイスラム系組織と内戦状態にあったアルジェリア政府をひそかに支援し始めた。内戦では数十万人が死亡した。

 テロ分析センター(パリ)のジャン=シャルル・ブリザール所長によると、フランス国内のアルジェリア人コミュニティーでイスラム教徒への同情が募り始め、これがフランスで暮らすイスラム教徒の片隅に残っていた聖戦主義者の理念と結びついた。

 多くの場合、こうした人々の怒りは国家としてのフランスに向けられた。

 ブリザール氏は「ジハードのイデオロギーがフランス社会の一角に根付いているということだ」とし、「こうした現象を根絶やしにするのは困難だろう」と述べた。

英国やドイツとの決定的違い

 英国やドイツといった欧州の大国は国内のイスラムコミュニティーとの間に、フランスほど厄介な経緯を抱えてはいない。ドイツはそもそも植民地大国ではなかったし、少し前までは、子国内で暮らすイスラム移民の大半がトルコ人だった。英国のイスラム教徒はほとんどが南アジア出身で、英国はその南アジアで植民支配を平和的に手放した。

 新アメリカ安全保障センター(ワシントン)の上級研究員ジュリアン・スミス氏は、フランスが「何十年にもわたって統合という課題を抱えてきた」と指摘。「それが過激化の影響を受けやすい人々を生み出した」と述べた。

 もちろん欧州でテロの被害に遭っているのはフランスだけではない。ベルギーでも繰り返しテロが発生しており、今年3月22日の連続テロでは32人が死亡した。

80人を超える犠牲者が出たニースでのトラック突入事件では「イスラム国」が犯行声明を出した(英語音声、英語字幕あり)Photo: Niki Blasina
 一部のベルギー政府関係者は、連続テロの実行犯が当初はフランスでテロを起こすつもりだったが、警察の捜査が迫ったため標的を変更したとみている。イスラム過激派がフランスを狙い、その延長でベルギーも狙われたとみる向きもある。

 フランスは米国やベルギーと比べてはるかに世俗化した社会だ。フランスがヒジャブ(髪を覆うスカーフ)などイスラム教の象徴を禁止しようとするのはそのためで、他の欧州諸国には見られないあつれきをイスラム教徒との間で抱える結果を招いた。

 欧州の国境開放政策もフランスを狙うISの工作員によって悪用されている。昨年11月のパリ同時テロを画策したネットワークは、ドイツやハンガリーからの移民に紛れた過激派をベルギーに連れて行きテロを計画させた。

 英国は以前から厳格な国境管理を行っている。欧州大陸から地理的に離れているうえ、査証(パスポート)なしで入国できるシェンゲン圏に参加していないからだ。反テロ対策当局者によると、攻撃を計画する目的で英国に出入りする人間を探知するのはそれほど難しいことではない。

 ロンドン大学キングス・カレッジの過激化・政治暴力研究国際センターのピーター・ニューマン所長によると、ISと共に戦うことを目的にシリアへ渡る人の数は欧州の中でフランスが最も多い。

 ニューマン氏は「フランスには強い疎外感を抱えるイスラム教徒が数多く存在しており、それがこのような現象を生み出した」と語った。

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コメント
 
1. 仁王像[886] kG2JpJGc 2016年7月18日 15:12:16 : X6CNFWqV1s : waJ3zMVMPfc[1]
・世界からテロを無くして行くには、西側諸国の国家の生き方を根本的に改める必要がある〜やる気がなければ根絶不可は明らか、テロと共存する他ない
 http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/379.html
 投稿者 仁王像 日時 2016 年 7 月 18 日 14:09:46: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
   

2. 晴れ間[1129] kLCC6orU 2016年7月18日 15:19:55 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[251]
過去の植民地支配の歴史と、その延長としての移民の統合の問題が基本にありますが、最大の要因は、フランスが「世俗」(非宗教) を国家理念としているからでしょう。しかも、憲法第一条での規定であり、「世俗」は国家の基本的構造物の土台です。

フランス共和国は、カトリック教会との闘いを経て、キリスト教勢力を国家(公共部門)から排除する形で成立しました。対イスラムの姿勢もその延長にあります。
フランスは「近代民主主義」の理念(自由、民主主義) を世界に先駆けて実現しました。これはイスラムとは相容れない概念ですね。人間が「自由」を唱えることは、「神への反抗」になります。(民主主義は「神の支配/神権政治」を許しません。)
それから、フランス的な思考の基本は、デカルト精神です。「明晰な思考」は「カルト」と「蒙昧」を排除します。そもそも「啓蒙主義」というのは、中世・前近代的な「蒙昧」を排除する思想です。(この思考法を身につけないと、学校で落ちこぼれます。)

シャルリエブド事件後、フランス政府は「国家公認イマム」制度を作りましたが、うまく行くでしょうか?? モスクでは「伝統主義派イマム」が「反西洋」の過激思想を説教しています。(「開明派イマム」もいますが少数でしょう。)
テロは、極右政党「国民戦線」の伸張を促すでしょう。しかしこれを防ぐために、左翼と保守派は団結するでしょう。「自由と民主主義」が掛かっているからです。
人種差別主義の極右も、カルト宗教も、「自由と民主主義」の敵です。


3. 晴れ間[1130] kLCC6orU 2016年7月18日 15:25:08 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[252]
>>1
> 西側諸国の国家の生き方

これは異な事をおっしゃいますね。「民主主義」と「人権」を捨てろ、とでも?

植民地主義と帝国主義と新自由主義と人種差別主義の否定は、当然ですよ。「西側諸国」の全ての国民が、植民地主義者で、帝国主義者で、新自由主義者で、人種差別主義者だとでも? それはとんでもない「誤解」ですよ。


4. 晴れ間[1131] kLCC6orU 2016年7月18日 15:32:40 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[253]
>>1
> やる気がなければ根絶不可は明らか、テロと共存する他ない

「根絶可能」だとは、現時点では誰も言えないでしょうね。「異教徒へのジハード(殺戮)」を唱えるイスラムも1400年は存続してきたのだから。(コーランを捨てて存続可能ですか?)
しかし、あらゆる宗教運動と同様、イスラム過激主義も未来永劫は続きませんよ。信者ないし信奉者がいなくなれば、消えます。
数十年、数百年単位で考えることです。


5. 2016年7月18日 15:35:08 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1944]

トランプのイスラム・メキシコ非合法移民差別などが典型だが

世界のテロリストや無法国家に対抗するには

ある程度の人権への侵害、排除はやむを得ないという雰囲気は

自由博愛平等を謳い文句としてきたフランスでさえ強まっていきそうだな


http://www.afpbb.com/articles/-/3087713
フランス、非常事態を再延長 サッカー・自転車の国際大会に配慮

「基本的人権 侵害」のストーリーの画像(日本経済新聞)
日本経済新聞
安倍首相、ASEM最終日に南シナ海問題解決訴え
TBS News-2016/07/15
また、北朝鮮による拉致問題についても触れ、「拉致は基本的人権の侵害という国際社会の普遍的な問題」だと指摘し、国際社会に理解と解決への協力を求めました。間もなく会議は閉幕しますが、議長声明に南シナ海問題についてどこまで具体的な内容を ...
安倍首相、ASEM全体会合で南シナ海問題を提起 中国に裁定受け入れ ...

BIGLOBEニュース-2016/07/15
詳細を見る (他 133 件の記事)
「基本的人権 侵害」のストーリーの画像(ヒューマンライツウオッチ)
オマーン:人身売買され閉じ込められる家事労働者たち
ヒューマンライツウオッチ-2016/07/14
今回の報告書『「私は売られた」:オマーンの移住家事労働者への人権侵害と搾取』(全67頁)は、オマーンの移住労働者受入 .... オマーンの労働法から家事労働者は明確に除外されており、家事労働者に関する2004年の規制は基本的な保護 ...

「基本的人権 侵害」のストーリーの画像(レイバーネット日本)
韓国:105次ILO総会参加記
レイバーネット日本-17 時間前
各国の労働者代表と国際産別労連の代表者たちは、討論の過程で世界的な労働基本権後退の代表的な例として民主労総のハン・ ... 場所を問わず、企業が行った権利侵害を規律できるような法規を制定する国家の義務をこの協約の中心に置かなければなりません。 ... を樹立しようとする試みが)企業と人権に関して既に樹立されている国際的な合意に疑問を提起する一方、 ILOの信頼性を弱める」と脅迫しさえした。

「基本的人権 侵害」のストーリーの画像(ニフティニュース)
安倍政権を支える「日本会議」会長の仰天発言と時代錯誤
ニフティニュース-2016/07/16
と外国人記者が突っ込むと、田久保会長はカッと目を見開き、「日本で個人の権利、基本的人権を尊重しないという人はほとんどいない! ... 田久保会長は“普通の国”にこだわっていましたが、日本は日米地位協定により主権が侵害されている。


6. 仁王像[887] kG2JpJGc 2016年7月18日 15:37:49 : X6CNFWqV1s : waJ3zMVMPfc[2]
 >>3,4

 もう良い、痛々しいだけ。

 うっかり欧州で暮らすと君のような白人イデオロに洗脳された犠牲者が出ることもあることが良く分かった。


7. 晴れ間[1132] kLCC6orU 2016年7月18日 15:49:26 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[254]
イスラム過激派と、一般のフランス人の間で、大きな違いが一つあります。
ISなどイスラム過激派は、1400年前のコーランの字句(異教徒は殺せ!) に執着し、思考を固化させていることです。化石化した奴隷時代の思想です。

一般のフランス人は、「自由」「人権」「民主主義」等について、絶えず真剣に議論しています。
溝は埋まらないです。穏健派ムスリムが「宗教改革」(コーランの文言の否定) をすれば可能かもしれませんが、そういうことがあり得るでしょうか?
フランス政府はムスリム団体に働きかけているでしょうが・・・。


8. 晴れ間[1133] kLCC6orU 2016年7月18日 16:02:44 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[255]
>>5

結局、一国内だけでなく世界のレベルで「経済的・社会的な平等」を(可能な限り)達成しないと、紛争の種はなくなりませんよ。
紛争や戦争は、「社会的な不公平」が存在するときに起きます。
でも、一朝一夕には解決しないでしょう。今世紀中は無理かな。

日本など「旧先進資本主義諸国」で所得が伸びず、「中産階級の没落」が進む一方で、世界の最貧困層の人口は激減しています。(1/3か1/4に。)
冷戦終結後の行き過ぎた「新自由主義」も後退し始めました。
長い目で見るしかないでしょう。


9. 2016年7月18日 20:43:38 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1952]

>>08 一国内だけでなく世界のレベルで「経済的・社会的な平等」を(可能な限り)達成しないと、紛争の種はなくなりません

グローバル化は国家間の格差を縮小し、絶対的な貧困を大幅に減らしたが

一方で、労働生産性格差に基づく国内格差を劇的に拡大してしまい、

途上国や新興国ではナショナリズムと破壊的な宗教原理主義、

先進国でも経済に無知なウヨクとサヨクの台頭で、世界全体で逆回転が起こっている

なかなかヒトのエゴイズムというものは克服し難いが

克服できる可能性も完全に0ではないな

その前に、地球生態系が壊滅的な打撃を受けないことを期待するがw



10. 2016年7月18日 22:37:23 : wKm9DTOAoM : lzThKXcADSg[7]
>>7
エマニュエル・トッドなどはそういう見方はしていないですよね。
フランス人ですけど。

「シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧」
 「日本の読者へ」でトッド氏はこう述べています。
本書が扱うのは昨年一月にパリで起きた『シャルリ・エブド』襲撃事件自体ではなく、事件後に行なわれた大規模デモの方です。「表現の自由」を掲げた「私はシャルリ」デモは、実は自己欺瞞的で無意識に排外主義的であることを統計や地図を駆使して証明しています。


>>9
またおまえか。
金融寄生虫め。


11. 仁王像[888] kG2JpJGc 2016年7月19日 05:51:30 : VkLcxf30Ig : Dtu17uAzvus[1]
 >>10

 なるほど。思った通りだった。

 下のコメント4の拙稿でも「自己欺瞞」と指摘していた。

・Re: 大デモによって、欧米的価値観が絶対的なものとして全世界に押し付けようというのか〜事件は却って再発する可能性
 http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/775.html
 投稿者 仁王像 日時 2015 年 1 月 12 日 22:05:34: jdZgmZ21Prm8E


12. 仁王像[889] kG2JpJGc 2016年7月19日 06:10:08 : VkLcxf30Ig : Dtu17uAzvus[2]
・「シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 (文春新書) 」のアマゾン評が面白い
 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%81%A8%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%8B-%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%81%A8%E6%B2%A1%E8%90%BD%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A5%BF%E6%AC%A7-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB-%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%89/dp/4166610546/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1468875610&sr=1-3
 (その一部)
 >著者の主張の要点は、
(1) 『言論の自由』を死守するためのデモに見えたものが、実は「ユーロ経済の不平等を許容する中産階級」と「20世紀後半にカトリック信仰が希薄化した地理的周縁部の人々」のそれぞれの不安の現れに過ぎない。イスラム系移民は両者の不安のはけ口(スケープゴート)にされた。デモには都市郊外に住むイスラム系移民はもちろん、国民戦線の支持層である労働者階級も含まれていなかった。
(2) 中産階級を不安にさせている原因は、共通通貨ユーロに代表される不平等な経済システムである。ドイツ企業には好都合でもフランスには経済停滞をもたらし、そのしわ寄せは若者と移民に向かう。
(3) 移民の第2・3世代はフランス社会に同化するので、むやみにイスラム教徒を恐れる必要はない。穏健な「ライシテ(世俗主義)」で折り合いをつければ良い。

13. 晴れ間[1135] kLCC6orU 2016年7月19日 09:37:10 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[257]
>>10
⇒ トッドについて、私は別の投稿で触れている。この人の考え方は、フランスではマイナーです。フランス人の基本はユニヴァーサリスム。トッドはイギリス贔屓でコミュノタリスム傾向。日本人はすぐトッドに飛びつく。これ自体が日本人特有のコミュノタリスムをよく表している。日本が外国人に開かれた社会ですか? 国家の理念に賛同する人に、出自を問わず日本国籍を容易にあげますか? (そもそも天皇制賛美でないと、日本国家の理念に賛同することにはなりませんよね?!)
「異教徒と不信心者は殺せ!」の「全体主義宗教」イスラム・テロを批判することが「排外主義」ですか?
※関連投稿 :
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/377.html
   『コーラン』における「異教徒」と「不信仰者」の扱い ⇒ 〈改宗/逃亡/死〉の三者択一のみ
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/378.html
   「宗教批判」としてのイスラム批判は「ヘイト」ではない

>>12
あなたはデマゴーグだ。頭にバイアスが掛かっていて正確な角度でものが見えないのだろうけれど、いい加減で偏った情報で手前味噌解釈すべきではない。
国民戦線は、テロ直後の1月11日デモに参加を許されなかったのですよ。マリーヌ・ルペンは参加を実現しようと粘ったけれど、オランドは許可しなかった。デモに参加することは、国民戦線にとっては自党が「共和政と自由と民主主義の擁護者」であることを証明する絶好の機会だった。だからこそ、フランスの左翼も保守派(右翼=中道右派)も国民戦線を拒絶した。
それから、このデモを最初に発案・主導したのは、議会では全くの少数派の「本来の左翼」。社会主義とは半世紀来縁を切っており単なる「中道左派」政党に過ぎない社会党オランド政権ではない。この「本来の左翼」とは、具体的には共産党と左翼党とエコロジストの一部。テロ発生から2時間後には、デモをしようという計画がこの「本来の左翼」の間で持ち上がった。他の諸政党は、それに後から乗っかっただけ。
なお、パリ郊外部で「私はシャルリ」に最も賛同率が高かったのは、共産党とかの「本来の左翼」の支持層。最も低かったのが「郊外部の低学歴の若い女」。つまり、ムスリム系移民と重なる層、ムスリム系移民と同じ生活空間で暮らしている層。(⇒この点については、細部は要確認。私は当時すでにコメント投稿している。出典はユマニテの記事。)


14. 仁王像[890] kG2JpJGc 2016年7月19日 12:37:40 : u9tpy0xTXA : raH7cqm9BVc[1]
 >>13

 (12はアマゾン書評を紹介しただけだよ)

 いずれにしても、再びテロが起きる可能性を指摘してから、二つもの大テロに見舞われた現実がある。
 大デモによっても激しいイスラム批判を繰り広げても(非常事態宣言を敷いても)防げなかった。このような方法論はこれからもテロを助長するだろう。それは疑いない。

 また言い忘れたが、私は空爆を中止すべしと主張しているが、君はダンマリを決め込んでいる。これは暗黙の裡に空爆を許容していると受け取るのが自然だ。
 上の方法論に加えて空爆までしてテロが防げると思っているなら、君の頭は相当おかしい。いやいやテロを防ぐ方法論には全く興味がないということだから、テロ(ゲリラ戦)と共存していくほかないことになる。
 非常事態宣言が常態化した恥ずかしい国家として百年も続ければ、仏の没落は間違いない。

 かように考えると私の提起した方法論しか、今のところ思いつかない。過去の反省は十分にしているということだから、これを妨げる道理にかなったリクツは見つからないないはずだ(白人のプライドとただの惰性?)。

 副島隆彦が指摘しているように、
「500年間の白人中心主義が今、終わろうとしている。どれだけ威張っていても、自分たち西洋白人たちが作った、諸人権と平等主義と貧困者救済とデモクラシーなどの荘厳な人権宣言の綺麗ごと=理想主義の理念が、私たちの目の前で、ぶっ壊れつつある」
 という現実が展開しつつある。

(国民主権という不可解な虚妄/副島隆彦)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/285.html#c2


15. 2016年7月19日 13:51:00 : gQXwDZSYEM : BRgz6BInD5M[2]
マリーヌルペンという民族派の台頭だろう
彼女の存在がテロを起こさせる
大統領に彼女がなれば西側の世界支配は終わる
西側が世界を支配し続けるためには搾取が必要だ
がしかし搾取体制から抜けると支配者は財力を失う
それを恐れてフランスをテロが襲う
テロリストとは西側支配を延命する為に作られた部隊だ
アメリカとイスラエル、サウジアラビア、イギリスなどが主体となってねつ造された

16. 仁王像[891] kG2JpJGc 2016年7月19日 20:03:25 : 1Ll2TwSU62 : 2Dhf5UqvOIk[1]
 (14に追加)

 テロを無くす方法論に全く興味がないなら、何故ここに登場するのかという疑問が湧いてくる。
 思うに、
 @白人イデオロを断固ヨーゴしたい衝動
 Aイスラム批判を徹底したい衝動
 この二つが考えられる。阿修羅狭しと謂えども、この二つの衝動の持ち主は珍しい。

 こう考えるの私の提起する論点を外しまくっている背景が見えてくる。私に難癖を付ける時、意図的に論点外しをしているのではないと直観的には感じていた。
 おそらく私の投稿に気に障るところがあると、上の二つの衝動を満足させるのに夢中になってしまうのだろう。まるで熱病に取り憑かれたようだ。
 @の際立った特徴は、在りもしない「普遍的人権」などという代物を大上段に振りかざすこと。Aでは、執拗なイスラム批判である。
 実践的・生産的な議論ではないのではないかと思うのは仁王像だけであろうか。
 (何が悲しうてこの衝動を持つに至ったかは分からないが、恐らくご本人のアイデンティティの一角を担っていて譲れないのだろうが)

 15に面白いコメントがあるが、まさか仏がテロを仕掛けられると仏に利益があるという思想の持ち主でもあるまい。


17. 仁王像[892] kG2JpJGc 2016年7月19日 23:19:16 : UIn7bAtrv6 : 2xYvNOyxIJU[1]
 3では 西側諸国の国家の生き方を改めることについて、
 「これは異な事を…「民主主義」と「人権」を捨てろ、とでも?」と質している。

 これも普通の阿修羅人なら、「何をとぼけている。本文にちゃんと書いてある」で済むのだが、彼の場合は、白人イデオロで頭がいっぱいになっているので、そのことも考慮しないとすれ違ってしまうこともあることに気づいた。

 そこで本文を一部補足して引用する。
 「端的に言えば、これまでさんざん積み重ねてきた中東・(北)アフリカでの蛮行を深く反省し、今後一切の蛮行を中止することである。一国の利益のためにこれらの地域を犠牲にするのでなく、対外外交を根本的に改めこれらの地域がイスラム法に基づいた国造りをしたいのならそれを支援し、西洋的価値基準グロ・スタなどというものを押しつけないことである。今の所、これ以外の道は考えられないと思う。」

 根幹は現在の蛮行、有志連合(実質白人連合)による空爆を中止することである。後は邪魔しない、放置すればよい。できれば国造りを支援してやれば良い、という主旨。
 「民主主義」と「人権」には一切言及していない。ここで言及する必然性もない。なのにこんな質問が飛び出してくる彼の質(たち)なのである。ここは衝動@から出ている。

 そして根幹部分には一切反応せず。国造りの支援などとんでもない、と延々とイスラム批判に終始するのである。ここは衝動Aから出てくる。
 普通の阿修羅人なら意図的論点外しととられても仕方がないところ。彼の場合は、自分のイデオロで頭がいっぱいだから、こんな反応になるのである。


18. 晴れ間[1137] kLCC6orU 2016年7月19日 23:52:28 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[259]
>>14
> 私は空爆を中止すべしと主張しているが、君はダンマリを決め込んでいる。これは暗黙の裡に空爆を許容していると受け取るのが自然だ。

⇒ あなたはせっかちな人ですね。何かを書くにしても、私はきちんと「調べ物」をします。単なる「思いつき」や「衝動」では行動しません。「主観」は極力排して、「公正な見方」をするよう努めます。(「公正な見方」とは言っても、立場や利害により異なるのは当然。私は、弱者や勤労大衆や女性等々、被抑圧者の側に立ってものを見ます。だから、情報源は必要な範囲で明記します。)
日本には信頼できる情報はありませんから、全てフランス語(+たまに英語) の情報になります。政治的な立場により、媒体により、発言者により、主張は異なります。それらを満遍なくさらうのに時間はかかります。(他にもすることはありますから、そればかりするわけにもいきません。) いずれ私の見解が纏まれば、そして投稿しようかな、と思えば、そのときは投稿します。

⇒ それからね、私はあなたが「白人、白人」と言うのが、どうしても理解できないのですよ。何人でもいいのではないですか。肌の色は関係なし。国籍も民族も宗教も関係なし。
⇒ イスラム批判については、日本人が騙されないように「正しい」情報を伝えることは大事なことだと考えています。日本には、あなたのような「妙なイスラム贔屓」がいますからね。(「イスラモフィル」という言葉はあまり馴染みがないので使わないことにします。) 単に「無知」なだけなのでしょうけど。あなたは「危ない縁」に立っていますよ。(落ちたら、バイバイですけれど。)
⇒ このことはまだ言ってないし、言う必要もないと思いますが、私の知人の中には、イスラム過激派に親族を殺されたり、自身が亡命を余儀なくされたりした人もいます。高度の知性を持った人たちです。また、私が個人的に親しかった人たちの大半は、米国に「やられた」側の人たちです。しかし、彼らはあなたのような「イスラム贔屓」ではありませんでしたよ。宗教性はほとんどなし。宗教の話なんて、したことはありませんでした。社会主義者とか、共産主義者とか、カダフィの崇拝者...でしたからね。私は彼らのためにも、中東と北アフリカが平和になり、民生が安定し、社会経済が発展してくれることを願っています。(イエメンの女友達には、いつか会いに行きたいなぁ。)

*-------------------------------
>>15
⇒ 支離滅裂。キ○○○じゃないの?


19. 2016年7月20日 11:05:24 : riwgxq1iJ6 : Bd5Q3wVbe7A[419]
ニースの報道ニュースがとても不自然であることが理解できた。路上に倒れる人々はマネキン任侠だった。ご丁寧に開放する役者は血糊チューブを押し出して血の海を演出している。腕が切断、血が出ない。マネキンの腕を取り外した模様。カメラの移動ショット映像がすでにシナリオ通りのカット割りで、右に、左にそして右と、上手に移動撮影。止まらないのが不思議である。エキストラ動員らしいが、それほどの数ではないようだ。実際にはどうだっかは知る由もないが、この報道だけは妙に嘘っぽい。仕込まれた映像ということだけは確かである。フランス人はエスプリが好きです。

20. 仁王像[893] kG2JpJGc 2016年7月20日 20:36:47 : OwIlXeMOps : vn3rPmMqrT8[1]
 本人の主観的意図は被支配者側に立っていると言い張るが、仁王像からみると、どうしても西側支配層の側に立った議論にしか見えない。
 その象徴が「テロには屈しない」である。阿修羅でこれを叫ぶものは皆無。叫べばそのスタンスを疑われる。

 彼がウソを言っていると言うのではない。彼の頭の論理構造ではそうなるのだろうが、端からはそこがトンと見えてこないということ。

 さらに付け加えれば、彼は常に二つの衝動に心が奪われていて、その視点でもっぱら他人の投稿を見る。それが邪魔して視野が狭くなっている。だから結果として論点を外してしまうことが少なくない。

 
 仁王像は危険だ。

 うっかり近づくと、丸裸のスッポンポンにされて放り出される。


21. 仁王像[895] kG2JpJGc 2016年7月21日 07:19:12 : PrMJXJfH7F : 44UdCD2_h44[1]
「爆撃されたくなければ、「降伏」すればいいんですよ」と西側の思想そのもの。爆撃には賛成であることは告白済。
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/868.html#c6

22. 晴れ間[1141] kLCC6orU 2016年7月24日 23:48:30 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[263]
仁王像さんが私の主張に対してやけに絡んでくるのだけれど、仁王像さんと私とでは、思考の基盤と位相が異なっているのだと思う。
私は、人文社会や社会科学の思考法(作法) の基本を崩さない。この分野の思考の基本は、近代市民社会の原理の肯定なのだ。
同時に私は「事実」のみを重んじる。「主観」や「希望的観測」は極力排する。「勝手な解釈」をしない。ダーイシュないしISのような「過激カルト集団」を「被抑圧民衆」と見做すような「とんでもない勘違い」を犯さない。それは基本中の基本。
仁王像さんは、「人類の歴史の歩み」を完全に無視して、「西洋の白人」への「対抗心??」を前面に押し立ててくる。そういう「冷静さ」を欠いた「非科学的な態度」は、最も避けねばならないことだと私は考える。反ユダヤ主義の陰謀論者はよく「ユダヤ人ガ〜」と叫ぶが、仁王像さんは「西洋ガ〜」「白人ガ〜」と叫ぶ。歴史についての基本的な素養の問題だと思う。そこがしっかりしていないと、間違いを犯す。

ともあれ、前回のコメント以来、色々調べてはみたのだが、フランスの論壇というかWeb上の情報では、「空爆を止めればテロはなくなる」という単純な見方は皆無だ。少なくとも大きな政党や団体では見られない。(フランスには無数の極小グループや一人一派的な活動家は沢山いるから、そういうところでは事情は異なるであろう。)
例外的に、『ユマニテ』(共産党に近いが機関紙ではない) への投稿記事に「空爆を止めて国連(平和維持軍) を活用しよう」というのが載っていた。これは "Tribune" というタイプの寄稿記事であり、新聞の社説でも新聞常連ジャーナリストの署名記事でもない。共産党関係者(議員や党機関の幹部) の主張でもない。
しかも国連の現状では、即効的な有効性は乏しいだろう。国連常任理事国の全ての国(中国を除く)が空爆に参加している現状で、どういう新たな平和維持活動ができるのか? 本来、現地はイスラム圏諸国の「自治」「民族自決権」に任せるのが最もよい。しかし、各々、国内的にも「民主主義」とは言いがたい圧政や独裁や強権政治や宗教政治の国ばかりだ。そういう状況で、何がどうできるというのか。そこが駄目だから、今日の事態に至っている。(唯一合理的なのは、イラク戦争以前の、イラク・シリア両バアス党の統治を復権させることだろうが、私は現地政治の専門的なことは分からない。)
念のために共産党系の反核・反戦平和運動団体(「平和運動」) のサイトも見たが、そのコミュニケでも「即時空爆停止」という言葉も考え方も確認できない。そういうことは「論外」「問題外」なのだ。
同サイトの関連ページ(7月22日付のコミュニケ) → http://www.mvtpaix.org/wordpress/apres-le-massacre-de-nice-etre-solidaires-chercher-a-comprendre-et-defendre-tous-les-droits-humains/ (この記事の太字の部分を英語に翻訳すれば、大意は把握できるだろう。)


「即時空爆停止」の声が上がらないのは、フランスでは「テロ」の問題が「国内問題」だと捉えられているからだ。「テロ犯」に共通しているのは、「社会にうまく統合されていない移民系の若者」だということだ。「自分の居場所がない」「(自分の帰属先は) ここでもない、あそこでもない、どこでもない」というアイデンティティの不在ないし不確かさなのだ。フランス社会がこの社会的統合の問題を解決しない限り、テロの芽は消えない。
ISは、アイデンティティの不確かさに悩んでいる若者に焦点を絞って、Webを介してリクルートをかけてくる。ISに引き寄せられているのがムスリム系移民の若者だけでなく、キリスト教など非ムスリム系の若者や少女、特に未成年者に多いのも、そのためだ。ISは、思考がしっかりしている人間には接近しない。あくまでも脳弱者と精神的に不安定な者、犯罪者や非行者とその予備軍だ。そういう者でないと、自爆テロ要員にはならない。ISはカルト集団なのだ。



23. 晴れ間[1142] kLCC6orU 2016年7月25日 00:25:19 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[264]
今回のニース・テロについて、情報が少ないと思うので、若干書き足す。
当初、犯人は「単なる異常者」と見なされていた。フランスに来る前、チュニジア時代でさえ精神的におかしくて、親は精神科に通わせていた。フランスでも窃盗のほか妻子への暴行も繰り返し、2年前に離婚。酒は飲む、豚肉は食べる、男女を問わず乱交する、という自堕落な生活。しかしその後の調査で、今回の犯罪が計画的なものであったということも分かってきた。関係者5名が逮捕され、現在も取り調べ中である。犯人が犯行直前に 10万フランもの大金を実家に送金しているのも、何らかの組織的関与が疑われる。

*-------------------------------------------------------*
ニースは社会格差が非常に大きな町だ。富裕層が邸宅や別荘を構える保養地であり観光地であると同時に、南仏はアルジェリアからの帰還者(白人系) が多く住む町、そして北アフリカ等からの移民も多く住む町だ。この町が保守派と極右の牙城であるのは、そういう植民地的過去に負うところが大きい。(丘の上や海辺の高級住宅に住む) 富裕層と、低所得の民衆層とは、生活空間において交わることはない。

今回のテロ事件の犠牲者の名前を見て驚くのは、その出身地の多様性だ。世界各地から来た人々だ。しかしその多くは、一般の庶民。観光客も大金持ちではない。地元の人も庶民。北アフリカからの移民が多いのは当然だ。そもそも、この花火大会は、本来は観光客向けではなく、下町に住む低所得層の住民のために催されているものだった。

テロの犯人も、その元妻も、低所得の庶民が住む地区に住んでいた。近隣の人々は、テロによるショックだけでなく、世界中からやってきたマスコミの攻撃的取材にもショックを受けている。
テロ被害とメディアの取材攻勢で「二重の犠牲」になった地元の人々の言葉を、ここで二、三引用する。(和訳は付けないが、英語に翻訳すればいいだろう。)

(1) france2 のニュースより。
国民の安全を怠ったとして、国を告訴する 家族も。モスクでの葬儀。集団訴訟になるかもしれない。
http://www.francetvinfo.fr/faits-divers/terrorisme/attaque-au-camion-a-nice/attentat-de-nice-des-familles-portent-plainte-contre-l-etat_1554535.html

(2) ユマニテの記事より。
犯人の元妻の家の近隣住民 の話。(自分たちムスリム系住人を犯人と同一視しようとするマスコミや政治家への怒り。)
Aïda en pleure. « C’est reparti pour un tour avec les amalgames. Ils vont tout exagérer… Et les politiciens s’en serviront pour justifier les interventions militaires en Syrie et tout ça… » Sentiment partagé par un habitant du Juras, l’un des deux autres bâtiments du quartier. « Ce mec était un paumé, lâche-t-il, je ne sais pas comment le décrire. Un fou violent. Rien à voir avec la religion. Et là, avec le Raid, ce matin, et tous ces journalistes, c’est tout le quartier qui va être stigmatisé. Regardez comme Ciotti et Estrosi se la jouent déjà… »

(3) 同上。
テロ犯の近隣住民(建築塗装工) の話。同主旨。(犯人と一緒にしないでくれ。政治家への怒り。)
« Je suis peintre en bâtiment, explique-t-il. Sur les chantiers, il y a des gens de toutes origines. On bosse. On se respecte. On est réuni par le travail. Dans le quotidien, c’est la France qui devrait faire ce lien. Mais comment est-ce possible avec un président qui intervient une demi-heure après l’attaque, alors que personne ne sait réellement ce qui s’est passé, en parlant directement de terrorisme islamique ? » L’homme accuse les conséquences désastreuses des surenchères politiciennes et des présupposés socioculturels sur les relations sociales.
http://www.humanite.fr/dans-les-quartiers-la-peur-detre-deux-fois-victime-611979


24. 晴れ間[1143] kLCC6orU 2016年7月25日 00:37:34 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[265]
オランド社会党政権の人気は地に落ちている。労働法改悪法案がたたり、首相ヴァルスの人気もない。共に支持率(人気率) は、直近で11-14%程度。7月18日に全国各地で、テロ犠牲者のための黙祷が捧げられた。ニース現地で行われた黙祷にはヴァルスが参加したが、会場を去る時、参列者たちから一斉にヤジが飛んだ。テロを防げなかった(十分な安全対策を取らなかった) ことで、国民の怒りは頂点に達しているようだ。(ただしニースは保守派と極右の牙城なので、現政権への反対派自体が多い。)

来年2017年は大統領選挙。人気がなさすぎる社会党政権の継続は不可能。極右政党「国民戦線」の政権奪取を妨げるために、全左翼が保守派(=右翼〜中道右派) に一致して票を投じる、という方法が採られるであろう。
7月18日の国営放送 france2 のニュース番組には、「共和党」(保守本流、旧ドゴール派) の国会議員で、同党の大統領予備選挙立候補者(12名) ) の一人、ブリュノ・ルメールが出演して、テロに関する話をした。(他の大統領予備選挙候補者が、今回のテロ後、特に治安面のことを強調しているのに対し、この人物が「政治イスラム」の問題をより強調している点に注意。)
ブリュノ・ルメールの見方は、私のそれと基本的には変わらない。おそらく(一部極左を除く) フランスの政界主流派の見解の最大公約数もこれに近くはあろう。(ただしこの人は、シリア空爆だけでなく地上戦も主張している。その主張が多数派であるか否かは、要確認。オランドは地上戦を否定している。)
なお、この人物はフランスの典型的な「政治エリート」。超エリート校(高等師範学校・パリ政治学院・国立行政学院)の卒業生で、外交官出身。番組では、テロ対策の方法云々の次元ではなく、「哲学」や「ヴィジョン」「世界観」「価値観」の次元で語っている。

以下、ブリュノ・ルメールの主張の骨子。
*----------------------------------------------------------------
・オランド政権のテロに対する対応は、全く不十分。
・テロとの戦いとは、「政治イスラム」との戦いである。
・「政治イスラム」l'Islam politique は、「表現の自由」を侵すものである。
  また、フランス社会の中で、女性を「見えないものにする」(=消す) ものである。
  そして 宗教的な規範を、[フランスの]国家と法よりも優位に置くものである。
 これは、(我々フランス国民にとって) 受け入れがたいことである。
・国民の安全を維持するためには、「政治イスラム」との戦い、及びISとの戦いが必要である。
・必要なのは「政治イスラム」に対する「文化闘争」である。
・ISを根絶しない限り、フランス国民の安全と平和は得られない。シリアでの地上戦も必要。
---------------------------------------------------------------*
http://www.francetvinfo.fr/faits-divers/terrorisme/attaque-au-camion-a-nice/attentat-de-nice-nous-avons-un-combat-culturel-a-mener-contre-l-islam-politique_1553187.html


25. 仁王像[903] kG2JpJGc 2016年7月25日 07:52:49 : 56P2ScgLBY : eQ11Bt3ROkw[1]
 >>22

 >やけに絡んでくるのだけれど

 絡んでくるのはいつも君の方だ。

 ついでに一言。別のところで仁王像の考えは国際的には通用しない、と言っているが、これは「西側諸国では通用しない」と正確に言いたまえ。


26. 仁王像[905] kG2JpJGc 2016年7月26日 05:59:17 : UWTtVhQUDc : zmQ8znBerbs[2]
(言い忘れたこと/読者へ)

@
 >フランスの論壇では、「空爆を止めればテロはなくなる」という単純な見方は皆無だ。

 完全なボケ、位相ズレ! 仏の世論を再確認して澄まし顔で、自分の空爆支持は正しいとでも言いたいのか?

 ボケタワケと言いたい。

11にも再アップした拙コメント4
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/775.html#c4
 >フランスが事態の深刻さに気が付くまで(分からせるまで)事件を起こし続けるだろう。

 独までテロ銀座という不名誉な国家になりつつある。事態の深刻さに早く目覚めなければならない。
 11の「大デモ」投稿でも「(仏人は)全く気付こうともしない無意識の思い上がり」と書いた。


(関連)
 〔イスラム圏がゲリラ戦(テロ)を余儀なくさせられたワケ〕

http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/755.html#c13
 >イスラムというのはもともと「平和な家」という意味で、平和を求める宗教なのだが、どこかで解釈が違ったっていると考えられる。そんないろいろな解釈を与えたというのは、私は、欧米の軍事介入が大きく作用しているのではないかと思う。
 風刺画に対しては、表現の自由ということがあったが、イスラム教徒の側からすると預言者ムハンマドを風刺画として表すことは、宗教に対する侮辱と捉えられても仕方ないかなと思う。/宮田律


http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/868.html#c3
 >「イスラームにはテロを批判する論理がない」。これは西側諸国も全く同じ(宗教に無関係に)。
 それどころか中東に対して散々テロをやってきたのである。現に今でもわれわれの眼前で、空爆という卑劣なテロをしたい放題やっている。西側こそが強い動機を持ち続け、今も継続しているのだ。

 イスラム圏の「テロを批判する論理がない」に火を点けたのは、西側諸国である。テロというゲリラ戦に打って出ざるを得ないように追い込んだのだ。それともどんなにやられても、頭を低くしておとなしくそてろとでも言ううのか。

 イスラムは本来テロを内在的に生み出す体質を持っている、などという解釈は詭弁であり西側の論理だ。
中東は中東にまかせて一切の武力介入からは手を引くべきだ。さすればゲリラ戦を仕掛けられることもない。
 この点、ロシアも例外ではない。さっさと兵を引くべきだ。筆者もロシア贔屓ではあるが、阿修羅世論には迎合しない。/仁王像

A
 二人のスタンスの違いは明らかだ。

 彼のスタンスはどう見ても西側に立っているとしか思えないことは既に指摘した。

 仁王像のスタンスはアラブ(イスラム圏)の側に立っている。これは自分で言っているので間違いない。

 それが気に障る彼は、絶え間なく仁王像に絡んでくるという寸法だ。


27. 仁王像[907] kG2JpJGc 2016年7月26日 20:01:17 : eSoKv90quA : 05YUrR5vPGY[1]
 >>22

 >ISのような「過激カルト集団」を「被抑圧民衆」と見做すような 
 
 このような”決めつけ”は君独特の独りよがりの規定としておく(阿修羅にも皆無)。
 西側の論客でもこんな規定をする者はいないのではないか。非常に特殊な認識と言わざるを得ない。イスラムの専門家でも、こんな認識を示した者は皆無である。
 いずれにしても、世界的に認知された知見でないのは明らか。孤立した非常に特異な規定である。

 ISを悪と、頭から決めつけるのは西側思想である。西側の政治的立場としては、そこまでは有り得ることとしよう(建国を不必要に邪魔しない範囲で政治的批判はやってもよい)。
 しかし、加えて空爆という蛮行を今も平然と続けていることは許し難いことである。人権などという綺麗事は、二重底になっているのである。
   
 興味深いのは、陰謀論者はISを憎悪しているので、空爆を真面目にもっとやれという。
 君は上の理由からISを憎悪していて空爆支持なのだろう。
二つのカタワ者と言う。                
       
 さらに「近代民主主義の原理」だの「普遍的人権」だなどと、青臭い事柄に強くこだわり続けているのも特異である。
元々、西洋ローカル思想(中田孝「カリフ制再興」)であった”近代デモクラ”や”人権”などというものを、「無条件に素晴らしい」(副島も否定)などと思っている者はこの阿修羅でも皆無なはずだ。


28. 晴れ間[1150] kLCC6orU 2016年7月26日 21:34:47 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[272]

>>27
> 阿修羅でも皆無なはずだ

⇒ 阿修羅で皆無であろうと、多数派であろうと、私には関係ありません。
「多数派が正しい」とは限らないのですよ。少数派でも、正しいものは正しい。自分の「良心と「価値」に照らして判断すればよいことです。
それから、私は自分の「歴史の見方」には自信があります。

それから、中田孝とか、副島某とかも、私には関係ありません。「イスラム信者」というのは、理性の世界の住人ではありませんから、それだけでアウト。私は「来世」の存在を信じませんから、住んでいる世界が違うのですよ。

*-------------------------------*

私はテレビ受信機を持っていないので、仁王像さんがnhk のニュースをアップしてくれるのは嬉しいな! (nhkはやはり民法とは違う。基本的な要素は押さえていますね。)

アラブ人の住む地域に行きたいときは、私に相談してね! 友人を紹介してあげるから。
私が親しかった人たちは、イエメンとかチュニジアとかのテロの地ばかり。
今度のニース・テロの犯人は、スースという町の出身。ここは去年、観光ホテルを舞台に大規模なテロがあった。
私の友人はもっと田舎の出だけど、高校時代をここで過ごしている(寮生活)。私自身は「観光客としては来るな!」と釘を刺されているから、行かない。
イエメン人は、ほんとに歴史と文化を感じさせる人たち。昔は「緑の国」と呼ばれ、シバの女王もいたところ。

私は友人から直接聞く話なら、無条件に信じる。しかし、マスコミや日本人の「学者?」の話は、あまり信じないし、さほど興味もない。
自分の友人なら、互いに抱き合って、両方のほっぺたにビズをする。それだけで、互いに分かる。
私は、自分で直接経験したこと、自分で収集した「事実」だけを信じる。

でも、正直なところ、仁王像さんがどうして怒るのか、全く理解できない。意見が異なることは、怒るようなこと?

*------------------------------*
最近、とても興味深い事実を確認した。アルジェリアからフランスに亡命した人(女性)。共産主義者。つまり「議論ができる」相手。直接会って色々議論すると、沢山のことを知ることができるし、学べると思う。私の心は、そっちに行ってる! 
フランスは、多民族国家、多文化社会。それを素直に受け止めることが大事。


29. 仁王像[909] kG2JpJGc 2016年7月26日 22:08:14 : eSoKv90quA : 05YUrR5vPGY[3]
 >>28

 =怒るのも愛。(信じなくて良い)


30. 仁王像[910] kG2JpJGc 2016年7月27日 22:47:16 : SsUDhOkyUs : 1DNJMo9D6j0[1]
 >>22

 >「即時空爆停止」の声が上がらないのは、フランスでは「テロ」の問題が「国内問題」だと捉えられているからだ。

 これは丸っきりのウソだろう。
 オランドは再三戦争状態にあることを宣言している。ゲリラ戦を仕掛けられているという自覚があると言い換えても間違いではない。

(2015 年11月14 日)
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/358.html
 >またオランド大統領は、「攻撃はフランス国内の支援を得て、海外で計画され組織されたものだ。フランスに対してだけでなく自由な声を発する多くの国に対して行われたもので、フランス国内外でISに対して容赦ない措置を取る」と述べて、テロに屈せず断固とした姿勢を貫く考えを示しました。

〔仁王像〕
 全仏ばかりか世界を震撼させた今回の事件。
 仏紙も「パリで起こった戦争」との見出しで伝えてるのは道理に適っている。

(2015 年 11 月 16 日 )
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/377.html
 >オランド大統領は14日、同時攻撃について過激派組織「イスラム国」がフランス内外からの支援者の協力で計画したと指摘した。

(2015年11月22日 )
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/781.html#c4
 >オランド大統領はISとの「戦争」を宣言し、イスラム国への空爆を強化した。これによってフランスはISと同じ認識を共有することになり、相手の土俵に引きずり込まれていく。

(2015 年 11 月 21 日)
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/428.html
 >オランド大統領は周到に準備された戦争行為だとした上で過激派組織ISによる犯行だとの見方を示しました。ISは事件後犯行声明を出していますが…

(2015年11月25日)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/232438.html
 >これを戦争状態と呼ぶオランド大統領。

(2015 年 11 月 27 日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151127/k10010321081000.html
 >パリの同時テロ事件を受けて、フランスのオランド大統領がロシアを訪れてプーチン大統領と会談し、過激派組織IS=イスラミックステートの壊滅に向けて軍どうしで情報を交換するなど連携を強化していくことで一致しました。

(2015年11月26日)
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/468.html#c3 から転載
 >米主導の対イスラム国空爆作戦では小さな役割しか担っていないフランスのオランド大統領は、シリアでの同組織掃討のためロシアを含む1つの連合を形成するよう訴えている。同大統領は26日、ロシアを訪問し、プーチン大統領と協力に向け会談を行う。

 (今日のN9)
 教会事件など相次ぐテロに対して
 オランド「仏は国内でも戦争をしている。イスラム過激派を追い詰めるためだ。長い戦争になるだろう」

 「国内でも」、つまり「国外の空爆」に加えてということ/仁王像


31. 仁王像[912] kG2JpJGc 2016年7月28日 06:01:16 : EmIGRoswF2 : BNld0a006oc[1]

 はて、仁王像地獄は底が抜けていたか?


32. 晴れ間[1160] kLCC6orU 2016年7月28日 21:37:05 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[282]
>>30
(私 :「即時空爆停止」の声が上がらないのは、フランスでは「テロ」の問題が「国内問題」だと捉えられているからだ。→)
> これは丸っきりのウソだろう。
> オランドは再三戦争状態にあることを宣言している。ゲリラ戦を仕掛けられているという自覚があると言い換えても間違いではない。」

⇒ 仁王像さんは、「思い込み」と「独断」が強すぎる。もう少し「クールに」「軽やかに」考えられないのかしら? 「事実」だけを淡々と追えばよい。

フランスは「戦争中」ですよ。ただし相手は通常の「主権国家」ではなく、「イスラム国」という「カルト集団」。
そしてISに加わったり、引き寄せられているのは、「フランス人」「フランス国籍者」なのです。多くは未成年者で、学業成績が振るわず、非行や犯罪に染みやすい「脳タリン」たち。

カルトだから、思考や行動が「異常」になり、親族の手にも負えなくなる。
今回、教会に押し入り司祭を殺した犯人の一人もそう。親や親族は、その「変化」(急進化)をどうすることも出来なかったのだそう。そうやって、多くの親が子供の「急進化」を国に届け出ている。(親はそれを望んでいない。)
今回の犯人の場合もそう。その家庭は、きわめて普通。(父親は建設業界で働き、母親は教員。姉は外科医、兄は情報技術者。カルトに狂ったのは本人だけ。) 
http://www.francetvinfo.fr/faits-divers/terrorisme/saint-etienne-du-rouvray/saint-etienne-du-rouvray-une-famille-tout-a-fait-banale_1565817.html

テロ犯の捜査に当たった司法当局の責任者(検事)も、犯人について「フランス語を話すフランス人」という言い方をしている。あくまでも「国民」扱いですよ。「ムスリム」なんて一言も言ってない。
だから、「国内問題」なんです。

その「カルト集団」を、まるで「主権国家」扱いしているのが、仁王像さん。どこがどう狂っているのかしら?


33. 晴れ間[1161] kLCC6orU 2016年7月28日 21:53:15 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[283]
>>32

今回の教会テロが起きたのは、人口3万人に満たない静かそうな町。1959年から、もう60年近くも共産党市政が続いているから、人種差別も比較的弱かったはず。(人種差別の強い町なら、共産党市政にはならない。)
両親、親族とも平凡でも穏やかで安定した暮らしをしているから、経済的に困っていたわけではない。
ただ、できのいい姉や兄と比べ、本人には何か(「非行」に走るような) 問題があったのかもしれない。(これは私の想像。マスコミは何も言っていない。)

仁王像さんは、オウム真理教なんかにも抵抗はないのですか?


34. 仁王像[914] kG2JpJGc 2016年7月28日 22:04:48 : F4V0Fz7rGo : qElVA73r0EQ[1]
 >>32

 「カルト集団」というのは君の独りよがりの規定で、自分の身の回りぐらいの普遍性しかない概念だよ。

 そこが根本的に狂っている。もちろん主権国家としては認められていない。しかし一定のエリア占有し国家を名乗る集団と戦争をしているという事実がある。

 22ではテロは仏の国内問題だと抜けぬけと言いくるめようとしている。オランドがISと戦争をしていると言うのに、国内問題だとするのは全くの矛盾だ。そう思わない君がどうかしている。
 国内問題とすることで空爆を正当化できるのかな? 対象が遠すぎて正当化する理由にはならないよ。

 端的に言って、君の議論は支離滅裂ということだ。


35. 仁王像[915] kG2JpJGc 2016年7月28日 22:38:22 : F4V0Fz7rGo : qElVA73r0EQ[2]
 >>33

 君は論戦の基礎的素養を欠いているのではないかとしきりに疑っている。論点がたえすあっちに飛んで行く。

 ここでの論戦の始まりは、「空爆という蛮行は中止すべき」という私の主張辺りからだ。だから絶えずこれを中心にしなけらばならない。(別の論題をやりたいなら、どこかで勝手にやれば良い)

 ここにオウムを持ち出せば話がまたあっちに飛んでこんぐらかって行く。それが狙いならしょうがないが、それには乗らない。自分の考えをどこかで展開すればよろしい。


36. 仁王像[916] kG2JpJGc 2016年7月28日 22:52:30 : F4V0Fz7rGo : qElVA73r0EQ[3]
 国家には宣言によって成立するものがあり、この場合、他国の承認を必要としない、という解釈がある↓。

 西側に立つ君は絶対に認めたくないだろうが…。

・アメリカがイスラーム国と交渉せざるを得なくなる日は来るのであろうか? 私は、その日は…/アブドルバーリ
 http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/324.html
 投稿者 仁王像 日時 2015 年 12 月 17 日 20:05:31: jdZgmZ21Prm8E


37. 仁王像[919] kG2JpJGc 2016年7月30日 07:22:46 : lO53vTAKi2 : 6DiafGIXtpg[2]
(貴公、西側の人間だろう)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/380.html#c7

38. 仁王像[921] kG2JpJGc 2016年7月30日 16:12:36 : qDmJeHtxis : 3EV5zqYGKc0[2]
(「白人ガ〜」に刺激され…)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/380.html#c8

39. 悪は必ず亡びる[129] iKuCzZVLgriWU4LRguk 2016年8月19日 02:55:24 : vCCNvduKp6 : rNt26SBcktw[86]
パリのテロは自作自演だった。
経済はとっくに破綻していることを政府は隠し続けていた。

国民に知られ、暴動が起きる可能性があったため、緊急事態宣言をするための仕込みだったに過ぎず、人も死んでいない。
ボストンマラソンテロの時にインタビューを受けていたクライシスアクターが
パリのテロでも同様のインタビューを受け、YouTubeでその動画が暴露された。

イギリスEU離脱の決定後、フランスがロシアの経済制裁停止の案に賛成してから、
セーヌ川は氾濫し、テロが頻発している。
要するに、フランスは制裁を受けている。
もちろん、制裁しているのは日本でも人工地震など犯罪行為をやりたい放題の
あの国だろう。


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