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[近代史4] 日本の借金は欧米の計算ではGDP比90% 中川隆
3. 中川隆[-10800] koaQ7Jey 2020年10月18日 08:58:19 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[1]

2020年10月18日
世界の公的債務GDP比が100%、日本の公的債務は世界平均より少ない

財務省はIMFに職員を送り込み、IMFを騙って「日本は増税しなさい」と言い続けている。
「日本の財政赤字」など実際には存在しません


公的債務のGDP比は低成長率で起きる

国際通貨基金(IMF)は10月、2020年はコロナ対策などによって世界の公的債務がGDPの100%に達するという報告を発表しました。

2020年春ごろから全世界でコロナウイルスが流行し、外出や飲食店の営業規制などが行われた。

人々は外出や消費できなくなり、それどころか一部の都市では労働や散歩すら禁止されました。

コロナが拡大した国では景気が急速に悪化し失業者が増加したので、各国政府は補助金や支援金を急場しのぎに配りました。

それだけでは足りないので政府系金融機関は大規模な緊急融資を実施し、打撃を受けた業界には救済策を講じました。

こうした政府の経済対策は急速に財政を悪化させ、例えば日本政府は57兆円もの緊急補正予算を組んだ。


当初105兆円だった日本の2020年予算は2度の補正予算で160兆円に膨れ上がったが、GDPはマイナス5%ほどが予想されている。

政府がこれほどの支出をすれば大幅なプラス成長になる筈ですが、コロナによる経済縮小で差し引きマイナスとなります。


世界各国の事情も同様で、欧米では日本の何倍もコロナが流行し、経済対策を実施しても成長率は大幅マイナスが予想されている。


公的債務が増えてGDPはマイナスなので、「公的債務のGDP比率」が急速に悪化しました。

だがIMFは来年以降成長率が回復すればGDP比率は低下するとしている。

そしてこの事はIMFが長年つき続けてきた嘘を、自ら暴露することとなった。

嘘の発表を繰り返したIMF

各国はコロナ対策に迫られて支出を急増させ公的債務を増やしたが、IMFは「成長率が回復すれば元に戻る」と言うのです。

IMFが日本に対して長年、「公的債務GDP比が上昇したから増税しなさい」と言ってきたのとはまるで違う。

日本に対してだけ「増税しなさい」と言い、日本以外の国には「放置すれば治る」と言っています。


IMFは最近「日本は世界最悪の公的債務」と言わなくなっているが、もう恥ずかしくて口にできないのでしょう。

公的債務の計算方法は各国で異なり、日本は世界最悪になるように民間債務を公的債務に含めています。

例えば旧道路公団などの民間道路企業、特殊法人という民間営利組織、公的年金や公的保険も外国では民間団体にしています。


年金が100兆円赤字だったとしても、民間団体にしておけば民間債務であり政府となんの関係もないという訳です。

道路や年金や保険や福祉を公的債務から外して「健全財政だ」と大威張りしているのがドイツやアメリカなどです。

ドイツとアメリカは合衆制や連邦制で、例えばアメリカの「公的債務」はアメリカ合衆国発行国債だけを指している


ドイツも公的債務を民間に付け替え、国の債務を地方に付け替えてウヤムヤにする手口で負債を隠しています。

日本だって日本国発行長期国債だけを公的債務とすれば、GDP比100以下で完璧な健全財政です。

そんな事は誰でも知っているのだが、IMFは「日本の借金だけが多い」と言っています。


この理由は実はIMFの日本担当が財務省職員だからで、IMFには人材も居ないし調査能力もありません。

アメリカの分はアメリカ政府の職員が、ドイツや中国の公的債務は各国の政府職員が出向して担当しています。

要するに自分のテストの点数を自分でつけるようなもので、米中などは甘く採点し、日本の財務省だけが「世界最悪!」と喚いていたのです。


財務省が「日本の財政赤字は世界最悪」と言いたい理由は増税する為で、税金によって政府を支配し自分が権力を握るためです。

「世界最悪の財政赤字だ」と言い続ける限り財務官僚は総理大臣や天皇より地位が上になります。

もし「日本の財政赤字は先進国最小」という真実がバレたら、誰も財務官僚なんか相手にしなくなってしまいます。
http://www.thutmosev.com/archives/84158801.html  


http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/904.html#c3

[リバイバル3] 古いアンプやスピーカーにはリスクが有る 中川隆
80. 2020年10月18日 09:11:19 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[2]

Mr.トレイルのオーディオ回り道
SONYのアンプは50年前のモノ 2020年10月18日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e6906c076c8331b1945ffe1a9d329785

SONYのアンプは50年前の代物なので、使われてきた経緯が違い、眠っていた時間も違うので、不具合の内容も1台1台すべて違う。
例えば、1分で分かる不具合が2分で消える場合も有るが、5時間鳴らして初めて出て来る症状も有る。電源ケーブルをグレードアップした途端に「ノイズ」が出だして、3ヶ月経ってもいくらかノイズの大きさは小さくなったが、まだ出ている機台も有る。・・・と云う風に11台購入したが、そのどれもが一癖持っている。

これらの機器が正常になるには「修理」も必要だが、「鳴らし込み」も必要だ。1年くらい「鳴らし込み」をしないと安定しないと思っている。その間、「音質」どころではない。

従来のサブシステムからすれば「大幅な音質ダウン」をしている。それをまた2年以上かけて「音質アップ」をさせようとしている。何だか「無茶な事」(無駄な事)をしている様な・・・。この鳴らし込みには時間がかかるのです。その間は「苦行」になります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e6906c076c8331b1945ffe1a9d329785


なかなか思うように進まない 2020年10月17日

SP-2005マルチアンプシステムもまだ初期段階。新着のTA-3120A(低域用)とTA-3130F(中域用)のアンプの鳴らし込み不足で、まだ安定して使える状況にない。途中で片ch音が出たりでなかったりと不安定である。こんな状況では「音を出し続ける」事でしか安定化はしない。

50年前の中古品アンプは安定化するまでは油断できない。自分がその部屋にいる時しか鳴らせない。何故なら「燃える事」も有るからだ。

安心して使える様になるまでは最低1ヶ月間は、まともに音が出る状況にならないと安心できない。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f3a9580f5f816cf895e2bdf925d7ccdb

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html#c80

[リバイバル3] ソニー プリアンプ TA-2000・TA-2000F 中川隆
14. 中川隆[-10799] koaQ7Jey 2020年10月18日 09:12:17 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[3]

Mr.トレイルのオーディオ回り道
SONYのアンプは50年前のモノ 2020年10月18日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e6906c076c8331b1945ffe1a9d329785

SONYのアンプは50年前の代物なので、使われてきた経緯が違い、眠っていた時間も違うので、不具合の内容も1台1台すべて違う。
例えば、1分で分かる不具合が2分で消える場合も有るが、5時間鳴らして初めて出て来る症状も有る。電源ケーブルをグレードアップした途端に「ノイズ」が出だして、3ヶ月経ってもいくらかノイズの大きさは小さくなったが、まだ出ている機台も有る。・・・と云う風に11台購入したが、そのどれもが一癖持っている。

これらの機器が正常になるには「修理」も必要だが、「鳴らし込み」も必要だ。1年くらい「鳴らし込み」をしないと安定しないと思っている。その間、「音質」どころではない。

従来のサブシステムからすれば「大幅な音質ダウン」をしている。それをまた2年以上かけて「音質アップ」をさせようとしている。何だか「無茶な事」(無駄な事)をしている様な・・・。この鳴らし込みには時間がかかるのです。その間は「苦行」になります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e6906c076c8331b1945ffe1a9d329785


なかなか思うように進まない 2020年10月17日

SP-2005マルチアンプシステムもまだ初期段階。新着のTA-3120A(低域用)とTA-3130F(中域用)のアンプの鳴らし込み不足で、まだ安定して使える状況にない。途中で片ch音が出たりでなかったりと不安定である。こんな状況では「音を出し続ける」事でしか安定化はしない。

50年前の中古品アンプは安定化するまでは油断できない。自分がその部屋にいる時しか鳴らせない。何故なら「燃える事」も有るからだ。

安心して使える様になるまでは最低1ヶ月間は、まともに音が出る状況にならないと安心できない。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f3a9580f5f816cf895e2bdf925d7ccdb

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1066.html#c14

[番外地8] (PartD)生産性を向上させる理由 資本主義経済ならではの搾取の仕組みをマルクスを基に解説! 白井聡の「武器としての「資… 中川隆
1. 2020年10月18日 12:50:29 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[4]
『資本論』の要約

商品の価値…具体的な使用時の価値である「使用価値」、交換できること自体の価値「交換価値」、そして抽象的な「価値」が区別される。使用価値は「具体的有用労働」が作り、「価値」は抽象的人間労働が作る。

貨幣の物神性…商品の価値形態は最終的に貨幣になる。資本主義社会では商品・貨幣に支配される(物神性)。

剰余価値説…資本家は労働者の労働力に賃金を払うが、支払った価値以上に労働させることで剰余価値を得ることができる。

資本蓄積…剰余価値を高めるために、労働時間の延長か労働生産性を高めるという選択肢があるが、長期には機械設備の導入が進められる(資本の有機的構成の高度)

産業予備軍…長期には労働に代わって機械設備化が進むため、労働者は景気の波で雇用・解雇される「産業予備軍」になり、立場が弱体化

革命…機械設備化を進めると資本家の利潤は減り、巨大企業しか生き残らないため、資本主義社会が崩壊し社会主義社会に移行する
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/502.html#c1

[番外地8] (PartD)生産性を向上させる理由 資本主義経済ならではの搾取の仕組みをマルクスを基に解説! 白井聡の「武器としての「資… 中川隆
2. 中川隆[-10798] koaQ7Jey 2020年10月18日 13:00:50 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[5]
新自由主義は資本の側からしかけた戦争

階級闘争は時代錯誤の概念ではなく、現実の問題。
労働者階級がそのような言辞にまどわされているあいだに富裕層は階級闘争を強力におし進めてきた。

 それは、資本の側が労働力の価値を引き下げるために、これまでの労働者の既得権をはぎとる形でおこなわれてきた。この間の非正規・不安定雇用はもとより、生産拠点の海外移転や、外国人労働力の輸入もひとつながりに見えてくる。

 高度成長期の生産性向上・福利厚生政策のもとで、労働組合を通じた労働者の要求が一定程度受け入れられたのは、資本にとって労働者を生かす(労働力の再生産を成り立たせる)必要があったからで、それは労働者への人道的な慈愛というものではなかった。そして、それに安住していた労働組合や「労働者の利益」を掲げる党も、新自由主義にとり込まれざるをえなかった。

 そのような資本の剰余価値の追求(=搾取)によって「1%vs99%」という未曾有の経済格差が生まれた。

自由・平等・人権」はあくまでたてまえであり、資本による労働者の支配の現実は「過去の奴隷制とつながっている
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/502.html#c2

[近代史4] 売国政治家列伝 _ 菅義偉 中川隆
9. 2020年10月18日 13:55:46 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[6]
【イギリス版竹中平蔵】財務省がアトキンソン氏を歓迎する理由
2020/10/18





http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1084.html#c9
[近代史4] 菅総理のブレーン 国際金融資本の代理人デービッド・アトキンソン 中川隆
4. 中川隆[-10797] koaQ7Jey 2020年10月18日 13:56:29 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[7]
【イギリス版竹中平蔵】財務省がアトキンソン氏を歓迎する理由
2020/10/18





http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1085.html#c4
[近代史3] 藤井聡先生は 「日本人は生産性が低い」というデマを撒き散らしているデービッド・アトキンソンが完全なバカだと言い切ってくれ… 中川隆
13. 中川隆[-10796] koaQ7Jey 2020年10月18日 13:57:18 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[8]
【イギリス版竹中平蔵】財務省がアトキンソン氏を歓迎する理由
2020/10/18





http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/694.html#c13
[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
293. 2020年10月18日 15:14:17 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[9]

2020年10月18日
インターネット人口の2割が中国人、中国のネット事情とは

中国のネットにはネット公安数万人が張り付いていて、常に監視している


世界のネット住民の2割は中国人

中国インターネット情報センター(CNNIC)によると中国のネット利用者は9億4000万人に達している。

全世界のネット利用者の約20%が中国人という事だが、この数字は本当なのだろうか。

おそらく中国の9.4億人はスマホ利用者で、PCを使う人も同時にスマホを使っているでしょう。


するとスマホ利用者=ネット人口とも言えるわけで、フォーブス紙によると世界の50億人がモバイル端末を持っている。

同紙によるとモバイル端末の50%以上はスマホなので、世界で25億人以上がスマホを使っている。

世界のスマホ利用者が30億人として中国が9億人なら、世界のスマホ利用者の30%が中国人という事になります。


欧米はパソコン所有率がアジアより遥かに高いので、ネット利用者全体の2割が中国人は妥当かも知れません。

そんな中国のネット世界は欧米や日本と異なり、「政府の所有物」で個人の所有物ではない。

中国では土地の個人所有は今もなく、土地や家は国家からレンタルして借地権を買っているだけです。


インターネットもそのような概念であり、国家の所有物を個人がお金を払って使わせてもらうイメージです。

中国のネットショッピング

先ほどのCNNICによると中国のネットショッピング人口は7億4900万人、ネット人口の約8割がネットで買い物をしている。

中国のネットショップ人口は2020年に入って約4000万人増加したが、その分実店舗で買い物する人は減った。


湖北省や武漢では外出禁止令が出され商店が閉まったので、人々はネットショップでしか買い物ができなかった。


ネットを利用しない人も近所が集まってネットで集団購入し、日用品や食料を購入していました。

スーパーや商店は政府の指示で閉まっていて、空いていたとしても許可を得た人しか購入できなかった。

ネットショッピングで最も伸びたのはライブコマースで、分かりやすく言うとネット上の実演販売、高田社長が得意としていたアレです。


オンラインゲームとデリバリーサービスも大きく伸び、今や中国人は世界最大で圧倒的なネット消費者になっている。

だがその分実店舗販売は縮小しているわけで、巨大ショッピングモールのような場所の廃墟化も起きています。

中国で必ず直面するのが政府による干渉で、個人情報保護もプライバシーも人権もなにもない。

中国のインターネットは政府の監視下

中国のインターネットはすべて実名制で、匿名で何かをするのは一切許されていない。

と言ってもネット上で公開されるわけではなく、政府機関に実名登録し、警察や公安のモニターにだけ実名表示される。

例えばSNSで習近平や共産党を批判すると、軽いものなら公安のネット部隊に注意されて終わる。


「中国の景気が悪いのは国のせいだ」などと書くと、すかさず誰かが「そうではない」と反論するが、反論するのはネット工作部隊です。

中国の公安はこうしたネット工作部隊数万人(数十万人という説もある)を抱えていて、SNSに常時参加し世論誘導を行っている。

こうした警告に従わず政府批判をすると、次にその人物のネット利用を遮断します。


ネットカフェやスマホも実名で事前登録が必要なので、該当人物はもうネット利用できなくなります。

それどころか全人民はIDで管理されているので、要監視人物になってしまいバスや電車の利用、進学や就職もできなくなる。

パスポートを没収されるので外国に逃亡もできず、一生涯公安の監視下で生きる事になります。


これらはテロ対策と説明されているが、実際には共産党や習近平に反抗する人間を社会から隔離しています。

中国のインターネットはこのような監視下の自由だが、9億人の人々は不満にも思わず従っています
http://www.thutmosev.com/archives/84159455.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c293

[近代史5] 北京政府の情報操作の実態 中川隆
12. 中川隆[-10795] koaQ7Jey 2020年10月18日 15:16:16 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[10]

2020年10月18日
インターネット人口の2割が中国人、中国のネット事情とは

中国のネットにはネット公安数万人が張り付いていて、常に監視している


世界のネット住民の2割は中国人

中国インターネット情報センター(CNNIC)によると中国のネット利用者は9億4000万人に達している。

全世界のネット利用者の約20%が中国人という事だが、この数字は本当なのだろうか。

おそらく中国の9.4億人はスマホ利用者で、PCを使う人も同時にスマホを使っているでしょう。


するとスマホ利用者=ネット人口とも言えるわけで、フォーブス紙によると世界の50億人がモバイル端末を持っている。

同紙によるとモバイル端末の50%以上はスマホなので、世界で25億人以上がスマホを使っている。

世界のスマホ利用者が30億人として中国が9億人なら、世界のスマホ利用者の30%が中国人という事になります。


欧米はパソコン所有率がアジアより遥かに高いので、ネット利用者全体の2割が中国人は妥当かも知れません。

そんな中国のネット世界は欧米や日本と異なり、「政府の所有物」で個人の所有物ではない。

中国では土地の個人所有は今もなく、土地や家は国家からレンタルして借地権を買っているだけです。


インターネットもそのような概念であり、国家の所有物を個人がお金を払って使わせてもらうイメージです。

中国のネットショッピング

先ほどのCNNICによると中国のネットショッピング人口は7億4900万人、ネット人口の約8割がネットで買い物をしている。

中国のネットショップ人口は2020年に入って約4000万人増加したが、その分実店舗で買い物する人は減った。


湖北省や武漢では外出禁止令が出され商店が閉まったので、人々はネットショップでしか買い物ができなかった。


ネットを利用しない人も近所が集まってネットで集団購入し、日用品や食料を購入していました。

スーパーや商店は政府の指示で閉まっていて、空いていたとしても許可を得た人しか購入できなかった。

ネットショッピングで最も伸びたのはライブコマースで、分かりやすく言うとネット上の実演販売、高田社長が得意としていたアレです。


オンラインゲームとデリバリーサービスも大きく伸び、今や中国人は世界最大で圧倒的なネット消費者になっている。

だがその分実店舗販売は縮小しているわけで、巨大ショッピングモールのような場所の廃墟化も起きています。

中国で必ず直面するのが政府による干渉で、個人情報保護もプライバシーも人権もなにもない。

中国のインターネットは政府の監視下

中国のインターネットはすべて実名制で、匿名で何かをするのは一切許されていない。

と言ってもネット上で公開されるわけではなく、政府機関に実名登録し、警察や公安のモニターにだけ実名表示される。

例えばSNSで習近平や共産党を批判すると、軽いものなら公安のネット部隊に注意されて終わる。


「中国の景気が悪いのは国のせいだ」などと書くと、すかさず誰かが「そうではない」と反論するが、反論するのはネット工作部隊です。

中国の公安はこうしたネット工作部隊数万人(数十万人という説もある)を抱えていて、SNSに常時参加し世論誘導を行っている。

こうした警告に従わず政府批判をすると、次にその人物のネット利用を遮断します。


ネットカフェやスマホも実名で事前登録が必要なので、該当人物はもうネット利用できなくなります。

それどころか全人民はIDで管理されているので、要監視人物になってしまいバスや電車の利用、進学や就職もできなくなる。

パスポートを没収されるので外国に逃亡もできず、一生涯公安の監視下で生きる事になります。


これらはテロ対策と説明されているが、実際には共産党や習近平に反抗する人間を社会から隔離しています。

中国のインターネットはこのような監視下の自由だが、9億人の人々は不満にも思わず従っています
http://www.thutmosev.com/archives/84159455.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/217.html#c12

[近代史4] マルクス経済学の世界 中川隆
4. 2020年10月18日 17:03:24 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[11]
経済原論概説 記事案内
ト・アペイロン 2020/03/25
https://note.com/scienta_est/n/n9e262ce878b0/edit

現代経済学における「経済原論」の位置づけ

 現在の大学教育等における(狭義の)「経済学」は、多くの場合「近代経済学」を指す。近代経済学とは、「ミクロ経済学」及び「マクロ経済学」の総称である。ミクロ・マクロ経済学とは、極めて近代的な学派の一つであると換言してもよいだろう。

 近代経済学以前の経済学はアダム・スミスやデービット・リカードウ、トマス・ロバート・マルサス、J.S.ミルなどに代表され、「古典派」と呼称される。古典といっても彼らの時代は18世紀後期から19世紀の中頃である。その後、メンガ―、ジェボンズ、ワルラス等の理論から、近代経済学の基本理論が構築されていく。沢山の人物が出てきて混乱を招きかねないのは恐縮だが、要するに近代経済学は百数十年程度の歴史しかないのである。

 更にスミス以前の経済学(であると解釈される)理論も存在するが、これは「経済学史」及び「経済思想」の範疇なので、これ以上の記述はここでは控えることとする。

 さて、古典派の経済理論を受け継ぎ発展してきた近代経済学だが、近代経済学が産声を上げたのと同時代に、全く別の系譜が発展していくことになる。それすなわち「経済原論」である。経済原論はカール・マルクスが『資本論』において記述した理論を枢軸としている。日本においては宇野弘蔵が『経済原論』の中で『資本論』の理論を分析したことは有名である。

 以前は近代経済学と同等に学習されていた原論も、現在の大学のカリキュラムとしては経済学部の選択科目として設置されていて、経済学部の人間でも学ばずに卒業することもあり、経済学部以外の学部では(たとえミクロ・マクロ経済学を学習した人でさえも)その存在を知ることはあまりないように見受けられる。しかしながら、経済という不可視的なシステムを分析するに当たり、その理論前提を比較検討することは重要な営みである。

記事の目的と方針
 マルクス=社会主義=共産主義=革命=危険思想であると断定するのはあまりにも短絡的に過ぎるだろう。マルクスは資本主義社会を批判的に書いてはいたが、それは必ずしも共産主義への転換を意味するものとは限らない。資本主義の抱える問題を指摘し、より良い社会へと人々を導こうという試みのもと書かれた『資本論』だが、これは未完成の内に終わっている。彼が思い浮かべていた理想世界を完全に知ることはできないのである。それでも、マルクス経済学につて学ぶことは有意義なことである。

 上記の通り、近代経済学とは現在最も主要な経済学であるに過ぎず、普遍的・絶対的な視点であるとは言えない。それに対して真に批判的な視点は不可欠である。経済に対する視点の相対化というアプローチは、上述した「経済学史」及び「経済思想」が大いにその役割を果たしているが、一方で、近代以降の、かつ近代経済学とは抜本的に異なる思想系譜を体系的に学ぶこともまた、非常に効果的な方法であろう。

 第1回から第5回で経済原論の成立および基本的な理論を概説し、第6回以降は戦後の日本経済び世界経済を経済原論的な視点で概観していく(全9回)。最後に番外編として、専門性の高い記事を用意している。

 さて、先ほどから「概」という文字が多用されている。この記事はアマチュア(つまりは経済学で生計を立てていない人間)によって書かれており、その対象は経済原論に触れたことのない方、あるいは経済(学)に興味はあるがあまり詳しくない方を想定している。つまりは初学者向けに書かれたものであり、煩雑な説明を避けてなるべく平易な内容にすることを心掛けている。無論、原論やその他近代経済学についての記事なので、最低限の専門用語の登場は避けられないが、その都度できるだけわかりやすい解説を行おうと考えている。

 この記事はあくまでも今日の社会構造を理解する方法論の一つとして経済原論を多くの人に知ってもらうことが目的であり、特定思想への誘引を目的としたものではない。むしろ、経済原論・近代経済学の両方を批判的な目で見ることが望ましいと私は考えている。そして何よりもこの記事によって読者の教養がより深いものになることを望んでいる。

https://note.com/scienta_est/n/n9e262ce878b0/edit
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/915.html#c4

[近代史4] リカード、マルサスの古典派経済学の世界 中川隆
2. 中川隆[-10794] koaQ7Jey 2020年10月18日 17:08:18 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[12]
経済原論概説 記事案内
ト・アペイロン 2020/03/25
https://note.com/scienta_est/n/n9e262ce878b0/edit

現代経済学における「経済原論」の位置づけ

 現在の大学教育等における(狭義の)「経済学」は、多くの場合「近代経済学」を指す。近代経済学とは、「ミクロ経済学」及び「マクロ経済学」の総称である。ミクロ・マクロ経済学とは、極めて近代的な学派の一つであると換言してもよいだろう。

 近代経済学以前の経済学はアダム・スミスやデービット・リカードウ、トマス・ロバート・マルサス、J.S.ミルなどに代表され、「古典派」と呼称される。古典といっても彼らの時代は18世紀後期から19世紀の中頃である。その後、メンガ―、ジェボンズ、ワルラス等の理論から、近代経済学の基本理論が構築されていく。沢山の人物が出てきて混乱を招きかねないのは恐縮だが、要するに近代経済学は百数十年程度の歴史しかないのである。

 更にスミス以前の経済学(であると解釈される)理論も存在するが、これは「経済学史」及び「経済思想」の範疇なので、これ以上の記述はここでは控えることとする。

 さて、古典派の経済理論を受け継ぎ発展してきた近代経済学だが、近代経済学が産声を上げたのと同時代に、全く別の系譜が発展していくことになる。それすなわち「経済原論」である。経済原論はカール・マルクスが『資本論』において記述した理論を枢軸としている。日本においては宇野弘蔵が『経済原論』の中で『資本論』の理論を分析したことは有名である。

 以前は近代経済学と同等に学習されていた原論も、現在の大学のカリキュラムとしては経済学部の選択科目として設置されていて、経済学部の人間でも学ばずに卒業することもあり、経済学部以外の学部では(たとえミクロ・マクロ経済学を学習した人でさえも)その存在を知ることはあまりないように見受けられる。しかしながら、経済という不可視的なシステムを分析するに当たり、その理論前提を比較検討することは重要な営みである。

記事の目的と方針
 マルクス=社会主義=共産主義=革命=危険思想であると断定するのはあまりにも短絡的に過ぎるだろう。マルクスは資本主義社会を批判的に書いてはいたが、それは必ずしも共産主義への転換を意味するものとは限らない。資本主義の抱える問題を指摘し、より良い社会へと人々を導こうという試みのもと書かれた『資本論』だが、これは未完成の内に終わっている。彼が思い浮かべていた理想世界を完全に知ることはできないのである。それでも、マルクス経済学につて学ぶことは有意義なことである。

 上記の通り、近代経済学とは現在最も主要な経済学であるに過ぎず、普遍的・絶対的な視点であるとは言えない。それに対して真に批判的な視点は不可欠である。経済に対する視点の相対化というアプローチは、上述した「経済学史」及び「経済思想」が大いにその役割を果たしているが、一方で、近代以降の、かつ近代経済学とは抜本的に異なる思想系譜を体系的に学ぶこともまた、非常に効果的な方法であろう。

 第1回から第5回で経済原論の成立および基本的な理論を概説し、第6回以降は戦後の日本経済び世界経済を経済原論的な視点で概観していく(全9回)。最後に番外編として、専門性の高い記事を用意している。

 さて、先ほどから「概」という文字が多用されている。この記事はアマチュア(つまりは経済学で生計を立てていない人間)によって書かれており、その対象は経済原論に触れたことのない方、あるいは経済(学)に興味はあるがあまり詳しくない方を想定している。つまりは初学者向けに書かれたものであり、煩雑な説明を避けてなるべく平易な内容にすることを心掛けている。無論、原論やその他近代経済学についての記事なので、最低限の専門用語の登場は避けられないが、その都度できるだけわかりやすい解説を行おうと考えている。

 この記事はあくまでも今日の社会構造を理解する方法論の一つとして経済原論を多くの人に知ってもらうことが目的であり、特定思想への誘引を目的としたものではない。むしろ、経済原論・近代経済学の両方を批判的な目で見ることが望ましいと私は考えている。そして何よりもこの記事によって読者の教養がより深いものになることを望んでいる。

https://note.com/scienta_est/n/n9e262ce878b0/edit
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/914.html#c2

[近代史4] ハイエク、フリードマンのマネタリズムの世界 中川隆
2. 中川隆[-10793] koaQ7Jey 2020年10月18日 17:32:27 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[13]

経済原論概説 記事案内
ト・アペイロン 2020/03/25
https://note.com/scienta_est/n/n9e262ce878b0/edit

現代経済学における「経済原論」の位置づけ

 現在の大学教育等における(狭義の)「経済学」は、多くの場合「近代経済学」を指す。近代経済学とは、「ミクロ経済学」及び「マクロ経済学」の総称である。ミクロ・マクロ経済学とは、極めて近代的な学派の一つであると換言してもよいだろう。

 近代経済学以前の経済学はアダム・スミスやデービット・リカードウ、トマス・ロバート・マルサス、J.S.ミルなどに代表され、「古典派」と呼称される。古典といっても彼らの時代は18世紀後期から19世紀の中頃である。その後、メンガ―、ジェボンズ、ワルラス等の理論から、近代経済学の基本理論が構築されていく。沢山の人物が出てきて混乱を招きかねないのは恐縮だが、要するに近代経済学は百数十年程度の歴史しかないのである。

 更にスミス以前の経済学(であると解釈される)理論も存在するが、これは「経済学史」及び「経済思想」の範疇なので、これ以上の記述はここでは控えることとする。

 さて、古典派の経済理論を受け継ぎ発展してきた近代経済学だが、近代経済学が産声を上げたのと同時代に、全く別の系譜が発展していくことになる。それすなわち「経済原論」である。経済原論はカール・マルクスが『資本論』において記述した理論を枢軸としている。日本においては宇野弘蔵が『経済原論』の中で『資本論』の理論を分析したことは有名である。

 以前は近代経済学と同等に学習されていた原論も、現在の大学のカリキュラムとしては経済学部の選択科目として設置されていて、経済学部の人間でも学ばずに卒業することもあり、経済学部以外の学部では(たとえミクロ・マクロ経済学を学習した人でさえも)その存在を知ることはあまりないように見受けられる。しかしながら、経済という不可視的なシステムを分析するに当たり、その理論前提を比較検討することは重要な営みである。

記事の目的と方針
 マルクス=社会主義=共産主義=革命=危険思想であると断定するのはあまりにも短絡的に過ぎるだろう。マルクスは資本主義社会を批判的に書いてはいたが、それは必ずしも共産主義への転換を意味するものとは限らない。資本主義の抱える問題を指摘し、より良い社会へと人々を導こうという試みのもと書かれた『資本論』だが、これは未完成の内に終わっている。彼が思い浮かべていた理想世界を完全に知ることはできないのである。それでも、マルクス経済学につて学ぶことは有意義なことである。

 上記の通り、近代経済学とは現在最も主要な経済学であるに過ぎず、普遍的・絶対的な視点であるとは言えない。それに対して真に批判的な視点は不可欠である。経済に対する視点の相対化というアプローチは、上述した「経済学史」及び「経済思想」が大いにその役割を果たしているが、一方で、近代以降の、かつ近代経済学とは抜本的に異なる思想系譜を体系的に学ぶこともまた、非常に効果的な方法であろう。

 第1回から第5回で経済原論の成立および基本的な理論を概説し、第6回以降は戦後の日本経済び世界経済を経済原論的な視点で概観していく(全9回)。最後に番外編として、専門性の高い記事を用意している。

 さて、先ほどから「概」という文字が多用されている。この記事はアマチュア(つまりは経済学で生計を立てていない人間)によって書かれており、その対象は経済原論に触れたことのない方、あるいは経済(学)に興味はあるがあまり詳しくない方を想定している。つまりは初学者向けに書かれたものであり、煩雑な説明を避けてなるべく平易な内容にすることを心掛けている。無論、原論やその他近代経済学についての記事なので、最低限の専門用語の登場は避けられないが、その都度できるだけわかりやすい解説を行おうと考えている。

 この記事はあくまでも今日の社会構造を理解する方法論の一つとして経済原論を多くの人に知ってもらうことが目的であり、特定思想への誘引を目的としたものではない。むしろ、経済原論・近代経済学の両方を批判的な目で見ることが望ましいと私は考えている。そして何よりもこの記事によって読者の教養がより深いものになることを望んでいる。

https://note.com/scienta_est/n/n9e262ce878b0/edit  
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/913.html#c2

[近代史4] ト・アペイロン 経済原論概説 中川隆
1. 中川隆[-10792] koaQ7Jey 2020年10月18日 17:53:13 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[14]
経済原論概説 第1回 理論構成
ト・アペイロン 2020/03/28
https://note.com/scienta_est/n/n7bc473f8d65d


講座案内

理論の背景
 学問的、及び歴史的な経済原論の始まり、すなわちマルクス経済学の始まりは、マルクス著『資本論』(1867)である。本書は資本主義を批判的にとらえ、解説したものであり、その批判は現代にも通ずるものがある。

 マルクス経済学は、物事の本質は「物」であると考える唯物論の下、資本主義を科学的な見地から見直している。(ヘーゲルの)弁証法により、経済の発展法則を解明し、社会構造に当てはめて考えた。生産力水準が低い狩猟採集社会から、農耕社会へと発展(歴史学的、特にマクロヒストリーの学説においては必ずしもそうではないということを付しておく)し、やがて農耕技術の発展によって必要な労働時間が短縮したり、コミュニティのなかで食料生産に従事する必要のない人口が増加する。更に手工業が発展し、産業革命を経て大規模工場による生産が開始され……といった具合だ。このような歴史に興味を持たれた方は、経済史を学習することを推奨する。マルクスは(残念ながら未完である)『資本論』において、資本主義社会の次にもたらされるべきより発展した社会の姿を描こうとした(それは必ずしも社会主義的な要素に満ち溢れているとは限らないだろう)。

 また、マルクスは社会の下部構造である経済(生産関係)の変化が、思想や文化などの上部構造に変化をもたらすと考えたのである。方法論としては、抽象的な物から具体的な物へと発展させていく上向法が採用された。例えば資本の価値を分析する場合、まずは商品交換の価値から分析し、それを踏まえて貨幣を分析し、資本に関する価値分析を行うのである。

近代経済学との相違

 近代経済学とマルクス経済学は、その基礎となる価値論から異なったものとなっている。近代経済学の価値論は、消費者の視点に立った主観的価値説を基にしている。消費者の効用(満足度)を指標として、効用を最大化させることを目的に理論を樹立した。これに対するマルクス経済学に批判は、効用という主観的な物を価値判断の基準にしてよいのだろうか、というものだ。マルクス経済学は、古典派経済学の労働価値説を発展させ、生産者側の立場から経済を分析している。近代経済学のように、効用の基数(a+b=c)的計測を行うことを不可能であるとし、序数(a<b<cだがa+bの値は問わない、1st,2nd,3rdの世界)的計測を行うにとどまっている。


 更に、マルクス経済学が利潤の源を労働であると考えている(労働価値説と呼ばれる)ことには特に注目したい。近代経済学では、労働はある意味売買され「投入」される生産要素に過ぎない。これは生産者的な視点から見れば当然の帰結であろう。それではなぜマルクスが労働が利潤を生み出すという考えに至ったのを、次回以降上記のマルクス的手法を用いて物々交換の段階から弁証法的に解説する。

https://note.com/scienta_est/n/n7bc473f8d65d
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1118.html#c1

[近代史4] リカード、マルサスの古典派経済学の世界 中川隆
3. 中川隆[-10791] koaQ7Jey 2020年10月18日 18:25:41 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[15]
経済原論概説 第1回 理論構成
ト・アペイロン 2020/03/28
https://note.com/scienta_est/n/n7bc473f8d65d

講座案内

理論の背景
 学問的、及び歴史的な経済原論の始まり、すなわちマルクス経済学の始まりは、マルクス著『資本論』(1867)である。本書は資本主義を批判的にとらえ、解説したものであり、その批判は現代にも通ずるものがある。

 マルクス経済学は、物事の本質は「物」であると考える唯物論の下、資本主義を科学的な見地から見直している。(ヘーゲルの)弁証法により、経済の発展法則を解明し、社会構造に当てはめて考えた。生産力水準が低い狩猟採集社会から、農耕社会へと発展(歴史学的、特にマクロヒストリーの学説においては必ずしもそうではないということを付しておく)し、やがて農耕技術の発展によって必要な労働時間が短縮したり、コミュニティのなかで食料生産に従事する必要のない人口が増加する。更に手工業が発展し、産業革命を経て大規模工場による生産が開始され……といった具合だ。このような歴史に興味を持たれた方は、経済史を学習することを推奨する。マルクスは(残念ながら未完である)『資本論』において、資本主義社会の次にもたらされるべきより発展した社会の姿を描こうとした(それは必ずしも社会主義的な要素に満ち溢れているとは限らないだろう)。

 また、マルクスは社会の下部構造である経済(生産関係)の変化が、思想や文化などの上部構造に変化をもたらすと考えたのである。方法論としては、抽象的な物から具体的な物へと発展させていく上向法が採用された。例えば資本の価値を分析する場合、まずは商品交換の価値から分析し、それを踏まえて貨幣を分析し、資本に関する価値分析を行うのである。

近代経済学との相違

 近代経済学とマルクス経済学は、その基礎となる価値論から異なったものとなっている。近代経済学の価値論は、消費者の視点に立った主観的価値説を基にしている。消費者の効用(満足度)を指標として、効用を最大化させることを目的に理論を樹立した。これに対するマルクス経済学に批判は、効用という主観的な物を価値判断の基準にしてよいのだろうか、というものだ。マルクス経済学は、古典派経済学の労働価値説を発展させ、生産者側の立場から経済を分析している。近代経済学のように、効用の基数(a+b=c)的計測を行うことを不可能であるとし、序数(a<b<cだがa+bの値は問わない、1st,2nd,3rdの世界)的計測を行うにとどまっている。


 更に、マルクス経済学が利潤の源を労働であると考えている(労働価値説と呼ばれる)ことには特に注目したい。近代経済学では、労働はある意味売買され「投入」される生産要素に過ぎない。これは生産者的な視点から見れば当然の帰結であろう。それではなぜマルクスが労働が利潤を生み出すという考えに至ったのを、次回以降上記のマルクス的手法を用いて物々交換の段階から弁証法的に解説する。

https://note.com/scienta_est/n/n7bc473f8d65d
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/914.html#c3

[近代史4] ハイエク、フリードマンのマネタリズムの世界 中川隆
3. 中川隆[-10790] koaQ7Jey 2020年10月18日 18:26:05 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[16]
経済原論概説 第1回 理論構成
ト・アペイロン 2020/03/28
https://note.com/scienta_est/n/n7bc473f8d65d

講座案内

理論の背景
 学問的、及び歴史的な経済原論の始まり、すなわちマルクス経済学の始まりは、マルクス著『資本論』(1867)である。本書は資本主義を批判的にとらえ、解説したものであり、その批判は現代にも通ずるものがある。

 マルクス経済学は、物事の本質は「物」であると考える唯物論の下、資本主義を科学的な見地から見直している。(ヘーゲルの)弁証法により、経済の発展法則を解明し、社会構造に当てはめて考えた。生産力水準が低い狩猟採集社会から、農耕社会へと発展(歴史学的、特にマクロヒストリーの学説においては必ずしもそうではないということを付しておく)し、やがて農耕技術の発展によって必要な労働時間が短縮したり、コミュニティのなかで食料生産に従事する必要のない人口が増加する。更に手工業が発展し、産業革命を経て大規模工場による生産が開始され……といった具合だ。このような歴史に興味を持たれた方は、経済史を学習することを推奨する。マルクスは(残念ながら未完である)『資本論』において、資本主義社会の次にもたらされるべきより発展した社会の姿を描こうとした(それは必ずしも社会主義的な要素に満ち溢れているとは限らないだろう)。

 また、マルクスは社会の下部構造である経済(生産関係)の変化が、思想や文化などの上部構造に変化をもたらすと考えたのである。方法論としては、抽象的な物から具体的な物へと発展させていく上向法が採用された。例えば資本の価値を分析する場合、まずは商品交換の価値から分析し、それを踏まえて貨幣を分析し、資本に関する価値分析を行うのである。

近代経済学との相違

 近代経済学とマルクス経済学は、その基礎となる価値論から異なったものとなっている。近代経済学の価値論は、消費者の視点に立った主観的価値説を基にしている。消費者の効用(満足度)を指標として、効用を最大化させることを目的に理論を樹立した。これに対するマルクス経済学に批判は、効用という主観的な物を価値判断の基準にしてよいのだろうか、というものだ。マルクス経済学は、古典派経済学の労働価値説を発展させ、生産者側の立場から経済を分析している。近代経済学のように、効用の基数(a+b=c)的計測を行うことを不可能であるとし、序数(a<b<cだがa+bの値は問わない、1st,2nd,3rdの世界)的計測を行うにとどまっている。


 更に、マルクス経済学が利潤の源を労働であると考えている(労働価値説と呼ばれる)ことには特に注目したい。近代経済学では、労働はある意味売買され「投入」される生産要素に過ぎない。これは生産者的な視点から見れば当然の帰結であろう。それではなぜマルクスが労働が利潤を生み出すという考えに至ったのを、次回以降上記のマルクス的手法を用いて物々交換の段階から弁証法的に解説する。

https://note.com/scienta_est/n/n7bc473f8d65d
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/913.html#c3

[近代史4] ト・アペイロン 経済原論概説 中川隆
2. 中川隆[-10789] koaQ7Jey 2020年10月18日 18:29:58 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[17]
経済原論概説 第2回 貨幣論
ト・アペイロン 2020/03/30
https://note.com/scienta_est/n/n452b753965e8


物々交換から貨幣へ

 マルクス経済学における労働価値説を巡って、「価値」というものを考える。なぜ貨幣に価値を見いだすのか、資本とはいかなるものか、経済の主体が商品→貨幣→資本へと"発展"していったプロセスを辿りながらマルクスの思想になぞらえて解説する。


 物々交換では、商品と商品を直接交換するため、例えばある商品a100gを別の商品bと交換するときは、aを100g生産するために必要な労働量で生産できる量のbと交換することになる。ここで仮にaを100g生産する労働力で、bを200g生産できるとするならば、a100gはb200gと交換されることになる。商品が二つだけならば問題は無いが、無数の商品をこの方法で交換する場合、無数の交換比率が存在する。(n個の商品にはn(n-1)/2個の交換レートが存在する。)そこで、取引を容易にするために商品貨幣として一般的等価物が使われるようになった。実例としては米や家畜、塩などがこれにあたり、これを基準としてその他の商品を交換するようになった。般的等価物の条件として、耐久性、保存性、等質性、希少性があり、分割や結合、移動に便利であることが挙げられるが、これを満たしているのは貴金属である。貴金属の中でもイオン化傾向が最も低く、王水以外には溶けず、展性、延性に優れる金が貨幣という形で役割を果たすようになった。 

貨幣には三つの役割がある。@商品の価値を図る価値尺度としての機能、A交換機能、B腐敗や劣化がないことで可能となった価値保存の機能である。また、貨幣の登場により、生産と消費が統一されるようになった。

 ここで貨幣(金貨)をG、商品をWとする。

a) G → W¹
b) W¹ →  G → W²
      c)W² → G


aはW¹をGで買ったことを意味する。bはW¹をGで売り、そのGを用いてW²を購入したことを意味する。cはW²をGで売ったことを意味する。

画像1
https://note.com/scienta_est/n/n452b753965e8


そうすると、黒い線の左側を生産面、オレンジ色の線の右側を消費面であるということになる。中心のG、貨幣に着目すれば、2回の取引に必要となったGは、取引一回分のGのみである。これを流通必要貨幣量と呼ぶ。具体的な数値を当てはめると、Gが10ポンドならば、この10ポンドで20ポンド分の取引が行われたことになる。つまり、流通必要貨幣量は10ポンドである。

 ここで、価格をP、商品の量をq、流通速度(回数)をF、必要貨幣量をMとすると、P×q/F=Mということになる。必要な貨幣量(右辺)は、流通するものの価格と量(P×q)が増えれば増加するが、貨幣が還流する速度(別の人の手に渡る速度,F)が早ければ減少するという意味である。

 マクロ経済学では、価格をP、取引量をT、貨幣残高をM、回数(速度)をVとして、P×V/T=M、整理してMV=TPとなる。これはフィッシャーの交換方程式と呼ばれる。これを基に、物価を上昇させるには通貨量を増やせばよいといったような貨幣数量説も唱えられた。
 他にも、貨幣量と国民所得の関係を唱えたマーシャルのケンブリッジ現金残高方程式や、貨幣量は物価水準に影響するだけで所得水準には影響を与えないという貨幣ヴェール観という考え方もあるが、本旨からそれるためここでは名前だけの紹介に留める。

 さて、金が貨幣として扱われるようになると、流通によって金が減少していくという問題が発生し、貨幣の持つ価値と減少を考慮した実際の価値との分離が起こるようになった。例えば、金10g分の貨幣が実際は摩耗して8gしか無い、といった具合である。そこで金の代替物として、金80%、鋼20%で造られた鋳造貨幣が使われるようになった。これがさらに発展して、無価値な紙幣を国家紙幣として流通させるに至った。国家紙幣として、金との交換が保証された金券を流通させることで、金本位制を樹立したのである。金本位制の下では、紙幣の発行量は金の保有量内に制限されていた。金の保有量を超えて紙幣を発行した場合、紙幣は信用を失い、インフレーション(物価高、紙幣価値の下落)が発生してしまう。

 貨幣取引、商品交換の発展により、信用取引も発展した。その一例として、取引で建て替えを為すという意味の為替制度が誕生した。ある商品の代金を支払うときに、その金額分の送金依頼を記した銀行券を渡すことで、遠隔地で商売をする負担が軽減された。期日に支払うことを約束する約束手形や、銀行へ持参することで当座預金から金額が支払われる小切手も、信用通貨の一種である。また日本銀行券も信用通貨の一種である。紙幣とは、政府が発行したものを指す言葉である。

https://note.com/scienta_est/n/n452b753965e8
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1118.html#c2

[近代史4] 信用貨幣論に基づく信用創造 中川隆
4. 中川隆[-10788] koaQ7Jey 2020年10月18日 19:04:44 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[18]
マルクスの貨幣論


経済原論概説 第2回 貨幣論
ト・アペイロン 2020/03/30
https://note.com/scienta_est/n/n452b753965e8

物々交換から貨幣へ

 マルクス経済学における労働価値説を巡って、「価値」というものを考える。なぜ貨幣に価値を見いだすのか、資本とはいかなるものか、経済の主体が商品→貨幣→資本へと"発展"していったプロセスを辿りながらマルクスの思想になぞらえて解説する。


 物々交換では、商品と商品を直接交換するため、例えばある商品a100gを別の商品bと交換するときは、aを100g生産するために必要な労働量で生産できる量のbと交換することになる。ここで仮にaを100g生産する労働力で、bを200g生産できるとするならば、a100gはb200gと交換されることになる。商品が二つだけならば問題は無いが、無数の商品をこの方法で交換する場合、無数の交換比率が存在する。(n個の商品にはn(n-1)/2個の交換レートが存在する。)そこで、取引を容易にするために商品貨幣として一般的等価物が使われるようになった。実例としては米や家畜、塩などがこれにあたり、これを基準としてその他の商品を交換するようになった。般的等価物の条件として、耐久性、保存性、等質性、希少性があり、分割や結合、移動に便利であることが挙げられるが、これを満たしているのは貴金属である。貴金属の中でもイオン化傾向が最も低く、王水以外には溶けず、展性、延性に優れる金が貨幣という形で役割を果たすようになった。 

貨幣には三つの役割がある。@商品の価値を図る価値尺度としての機能、A交換機能、B腐敗や劣化がないことで可能となった価値保存の機能である。また、貨幣の登場により、生産と消費が統一されるようになった。

 ここで貨幣(金貨)をG、商品をWとする。

a) G → W¹
b) W¹ →  G → W²
      c)W² → G


aはW¹をGで買ったことを意味する。bはW¹をGで売り、そのGを用いてW²を購入したことを意味する。cはW²をGで売ったことを意味する。

画像1
https://note.com/scienta_est/n/n452b753965e8


そうすると、黒い線の左側を生産面、オレンジ色の線の右側を消費面であるということになる。中心のG、貨幣に着目すれば、2回の取引に必要となったGは、取引一回分のGのみである。これを流通必要貨幣量と呼ぶ。具体的な数値を当てはめると、Gが10ポンドならば、この10ポンドで20ポンド分の取引が行われたことになる。つまり、流通必要貨幣量は10ポンドである。

 ここで、価格をP、商品の量をq、流通速度(回数)をF、必要貨幣量をMとすると、P×q/F=Mということになる。必要な貨幣量(右辺)は、流通するものの価格と量(P×q)が増えれば増加するが、貨幣が還流する速度(別の人の手に渡る速度,F)が早ければ減少するという意味である。

 マクロ経済学では、価格をP、取引量をT、貨幣残高をM、回数(速度)をVとして、P×T/V=M、整理してMV=TPとなる。これはフィッシャーの交換方程式と呼ばれる。これを基に、物価を上昇させるには通貨量を増やせばよいといったような貨幣数量説も唱えられた。

 他にも、貨幣量と国民所得の関係を唱えたマーシャルのケンブリッジ現金残高方程式や、貨幣量は物価水準に影響するだけで所得水準には影響を与えないという貨幣ヴェール観という考え方もあるが、本旨からそれるためここでは名前だけの紹介に留める。

 さて、金が貨幣として扱われるようになると、流通によって金が減少していくという問題が発生し、貨幣の持つ価値と減少を考慮した実際の価値との分離が起こるようになった。例えば、金10g分の貨幣が実際は摩耗して8gしか無い、といった具合である。そこで金の代替物として、金80%、鋼20%で造られた鋳造貨幣が使われるようになった。これがさらに発展して、無価値な紙幣を国家紙幣として流通させるに至った。国家紙幣として、金との交換が保証された金券を流通させることで、金本位制を樹立したのである。金本位制の下では、紙幣の発行量は金の保有量内に制限されていた。金の保有量を超えて紙幣を発行した場合、紙幣は信用を失い、インフレーション(物価高、紙幣価値の下落)が発生してしまう。

 貨幣取引、商品交換の発展により、信用取引も発展した。その一例として、取引で建て替えを為すという意味の為替制度が誕生した。ある商品の代金を支払うときに、その金額分の送金依頼を記した銀行券を渡すことで、遠隔地で商売をする負担が軽減された。期日に支払うことを約束する約束手形や、銀行へ持参することで当座預金から金額が支払われる小切手も、信用通貨の一種である。また日本銀行券も信用通貨の一種である。紙幣とは、政府が発行したものを指す言葉である。

https://note.com/scienta_est/n/n452b753965e8  
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/919.html#c4

[近代史4] ト・アペイロン 経済原論概説 中川隆
3. 中川隆[-10787] koaQ7Jey 2020年10月18日 19:09:11 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[19]
経済原論概説 第3回 貨幣から資本への転化
ト・アペイロン 2020/04/01
https://note.com/scienta_est/n/n747c2214cbd3?magazine_key=m75824ff6e6c2

貨幣によってもたらされる商品交換のプロセスは

W - G - W - G - W - G -…

となり、商品Wを売って貨幣Gと交換し、その貨幣で新たな商品を購入することが可能となった。このような形式が発展すると、

G-W-G* G*=G+ΔG  (Δは増加を表す)

例えば、G=100円、W=100円、ΔG=20円とすると、上記式は100円で仕入れたWを120円で販売していることになる。つまり、購入時よりも高値で売ることで利潤が生まれているということである。この時Gは元手=資本として機能することになるのである。

 しかし、全ての人が安く買って安く売ることは不可能である。そんなことをすれば商品の値段は際限なく高騰してしまうし、そもそも高すぎる商品は売れない。これは日常的な感覚で考えればわかりやすいだろう。

 では、利潤はどこから発生するのだろうか。式を見ると、最終的にGが増加しているが、Gそのものの価値がひとりでに上昇したわけではない。そこに置いておいた100円が何もしないのに120円に増えるのはおかしな話である(このような考え方は唯物論的であると言えるだろう)。

 また原論的な考えに則せば、単純な物々交換や買った商品に高い値段を付けて販売する方法では、社会の利潤は恒久的に0である(20円高く売りつけて得をした人がいても、20円損する人がいるため、社会全体の利潤は相殺される)。

 価値が上昇したのはWの過程においてであると考えるのが合理的であろう。つまり、商品に付加価値が加えられたと解釈するのである。生産(過程)Pを考慮に入れて上記式を書き直すと次のようになる。

G - W ⋯ P ⋯ W' - G' G'=G+ΔG

 先の例と同様に考えると、G=100円、W=100円だが、ここでWに生産活動=労働が加わることで、100円のWがW'となり、その価値を金額で測ると120円となった結果として、ΔG=20円が創出されると考えることができる。

 ΔGの部分を、マルクス経済学では剰余価値と呼び、これが利潤の源であると考える。WにPを加えること、つまり生産的労働によって商品を加工あるいは創造することによって、価値を高めることが可能になるのである。ΔGは、貨幣の価値尺度機能を用いてその価値を金額で測ったものに過ぎないのである。このようにマルクス経済学は、価値を生み出すものは労働であるという、労働価値説に基づいていのである。

次回は労働(P)に着目し、資本主義社会の解析を行う。

https://note.com/scienta_est/n/n747c2214cbd3?magazine_key=m75824ff6e6c2
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1118.html#c3

[近代史4] マルクスの貨幣論 中川隆
1. 中川隆[-10786] koaQ7Jey 2020年10月18日 19:10:22 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[20]
経済原論概説 第3回 貨幣から資本への転化
ト・アペイロン 2020/04/01
https://note.com/scienta_est/n/n747c2214cbd3?magazine_key=m75824ff6e6c2


貨幣によってもたらされる商品交換のプロセスは

W - G - W - G - W - G -…

となり、商品Wを売って貨幣Gと交換し、その貨幣で新たな商品を購入することが可能となった。このような形式が発展すると、

G-W-G* G*=G+ΔG  (Δは増加を表す)

例えば、G=100円、W=100円、ΔG=20円とすると、上記式は100円で仕入れたWを120円で販売していることになる。つまり、購入時よりも高値で売ることで利潤が生まれているということである。この時Gは元手=資本として機能することになるのである。

 しかし、全ての人が安く買って安く売ることは不可能である。そんなことをすれば商品の値段は際限なく高騰してしまうし、そもそも高すぎる商品は売れない。これは日常的な感覚で考えればわかりやすいだろう。

 では、利潤はどこから発生するのだろうか。式を見ると、最終的にGが増加しているが、Gそのものの価値がひとりでに上昇したわけではない。そこに置いておいた100円が何もしないのに120円に増えるのはおかしな話である(このような考え方は唯物論的であると言えるだろう)。

 また原論的な考えに則せば、単純な物々交換や買った商品に高い値段を付けて販売する方法では、社会の利潤は恒久的に0である(20円高く売りつけて得をした人がいても、20円損する人がいるため、社会全体の利潤は相殺される)。

 価値が上昇したのはWの過程においてであると考えるのが合理的であろう。つまり、商品に付加価値が加えられたと解釈するのである。生産(過程)Pを考慮に入れて上記式を書き直すと次のようになる。

G - W ⋯ P ⋯ W' - G' G'=G+ΔG

 先の例と同様に考えると、G=100円、W=100円だが、ここでWに生産活動=労働が加わることで、100円のWがW'となり、その価値を金額で測ると120円となった結果として、ΔG=20円が創出されると考えることができる。

 ΔGの部分を、マルクス経済学では剰余価値と呼び、これが利潤の源であると考える。WにPを加えること、つまり生産的労働によって商品を加工あるいは創造することによって、価値を高めることが可能になるのである。ΔGは、貨幣の価値尺度機能を用いてその価値を金額で測ったものに過ぎないのである。このようにマルクス経済学は、価値を生み出すものは労働であるという、労働価値説に基づいていのである。

次回は労働(P)に着目し、資本主義社会の解析を行う。

https://note.com/scienta_est/n/n747c2214cbd3?magazine_key=m75824ff6e6c2
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1119.html#c1

[番外地8] 今は技術の進歩で、日本人の1/4が8時間労働すれば生活に必要な物がすべて作れる時代です。 中川隆
2. 中川隆[-10785] koaQ7Jey 2020年10月18日 19:27:16 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[21]
三橋さんは昭和脳ですね。
今は技術の進歩で、日本人の1/4が8時間労働すれば日本人全員が生活に必要な物をすべて作れる時代です。
言い換えると、日本人の 3/4はやるべき仕事が無いんですね。
政府が公共事業で需要を増やしたところで大して変わりません。
それで日本人の 3/4 は、風俗とかパチンコとかヤクザとかラーメン屋、喫茶店、スナック、コンビニ、ガソリンスタンド、薬局、歯医者とか、やってもやらなくてもいい生産性がゼロに近いサービス業をして何とか食べているのです。
公共事業をやっても日本人の 3/4 のやる仕事ができるという訳ではないですね。

現在の日本がデフレだというのは言い換えると、技術の進歩で労働者が1日2,3時間も働けば生活に必要な食べ物や工業製品をすべて作れる時代になってしまった、それ以上の仕事はやってもやらなくても同じだという事です。
だから今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです:
(農業就業人口は引き続き減少・高齢化)
農業就業人口のうち基幹的農業従事者(*2)数は、186万2千人となり、前年に比べて18万9千人(9.2%)減少し、200万人を下回りました。 また、65歳以上の割合は59.1%と前年に比べて2ポイント低下したものの6割を占めており、平均年齢も66歳と高齢化が進んでいます。
三橋さんは緊縮財政を続けると日本の供給力が壊滅して開発途上国になると騒いでいますが、元々日本は供給力が増えすぎて困っているのです。 食料も電気製品も住居も土地も日本では有り余っています。 ただ、労働者の賃金が安くて世の中に有り余っているものを消費できないというだけです。デフレギャップを減らすには、終戦直後にGHQがやった様に、意図的にインフレを起こして資本家の資産を目減りさせて労働者に再分配するしかありません。国債発行や公共事業をいくらやっても、増えた金はすべて資本家に持って行かれるだけで、労働者の実質賃金はどんどん下がっていきます。

日本の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
人口が減ればそういう無意味な仕事をする必要も無くなるので、デービッド・アトキンソンの最低賃金を上げて、それに耐えられない中小企業は潰せ、というのは正しいです。存在価値が無い中小企業を淘汰するのは合理的です。

セブンイレブン、業績好調なのに大量閉店の闇〜月収26万円で疲弊するオーナーたち=栫井駿介
2019年10月24日
https://www.mag2.com/p/money/798181

安物・粗悪品の製造会社、アマゾンに対抗できない小売店、国債の利息でなんとか生きながらえている地方銀行、海外からの技術研修生を使わないとやっていけない会社、コンビニより多い歯科医院、外人留学生が居ないとやっていけない大学・専門学校、インバウンドで食べている旅館・観光会社、風俗等のヤクザのしのぎになっている仕事、パチンコ・IR

すべて日本の生産性を下げているだけの無意味・無駄な仕事です。

________

起業家の半数が1年で廃業し収入はバイト以下
起業しても10%以下しか継続できない
起業家の厳しい実態

10数年前から日本政府は起業を奨励していて、起業すれば必ず成功するかのようなキャンペーンをやっていました。

ブームに乗って実際に起業した人たちがどうなったか検証してみると、政府が振りまいた夢とは正反対の現実があった。

中小企業白書によると個人事業主として開業した人の約3割が、1年以内に廃業し、2年で約半数、10年後には88%が廃業しています。


個人ではなく会社を設立した場合、1年以内で6割が廃業(倒産)し、5年後には85%が廃業、10年後に残っているのは6%でした。

個人事業主より会社設立の方が、より速いペースで廃業しているのが分かります。

理由は自分ひとりでやるよりも、他人に給料を払えば余計なコストが発生するからだと考えられます。


会社を設立する人はだいたい、会社員として仕事がデキる人で、自信満々で部下を引き抜いたりして開業する。

いわば人生のピークで勝負をかけて起業するのだが、統計からは例外を除いて失敗に終わっています。

「起業に成功する人、失敗する人」のような本は多く出ていますが、そもそも会社の数は足りているのです。


現在存在している会社だけで世の中は足りているのに、そこに割って入って仕事を奪うのが「起業」だと言えます。

既存の会社には目の敵にされるし、会社員として実績があっても、おそらく助けては貰えないでしょう。

それでも起業して数ヶ月の間は、会社員だった頃のツテやコネから仕事を得られる場合があるが、それも無くなります。

最先端のビジネスほど続かない

起業する人には何かアイディアがあり「これが世の中に必要とされる筈だ」というような構想があると思います。

ところが革新的なアイディアの99%は、短期間で社会から不要になる事が多いです。

インターネット関係の新しいアイディアは1年もたずに陳腐化してしまい、事業として続かない事が多いです。


自分が住んでいる地域で30年続いている会社は、不動産とか床屋とか食堂とか、平凡で代わり映えしない業種しかないと思います。

まわりで10年続いている会社を見ても、喫茶店とかコンビニとか薬局、設計事務所や大工など「パッとしない」業種ばかりだと思います。

これが意味するのは新しいアイディアほど早く陳腐化している事で、生き残ったのは平凡で「ダサい」ものだったのでした。


中でも手堅いのは食堂で、味が良くて固定客が多くついていたら、店主の体力が続くまで営業が続けられます。

人気食堂が閉店する理由の多くは、親父が病気になったとか代替わりで息子が継がなかったなどです。

社会が変わっても人間はメシを食うので、30年後も家の近所で食べ物屋は存在している筈です。


日本政策金融公庫の調査で起業家の4割がが月商30万円未満だと発表されました。

月商はもちろん売上げであって、そこから様々な経費を差し引いたのが収入になります。

仮に月商の50%が利益になるとしても月収15万円未満な訳で、起業した人の家計が非常に苦しくなるのが分かります。

10年続いたら成功者

良く不動産ビジネスで「年商1億円」のように言う人が居ますが、不動産の利益は良くて年10%以下と言われています。

しかもこれは借金が無い場合なので、利子の支払いなどがあれば年商1億円でも「年収」は500万円以下かも知れません。

起業家の8割は1人で自宅で仕事をし、最近はネットで仕事をするネット企業家が増えています。


起業した人の多くは会社員時代より収入が減り、しかも労働時間が延びる傾向があります。

働いた分だけ収入になるのは、働かなければ収入がない事なので、特に時給に換算した収入が減少します。

会社では10人分の仕事を10人でやり、起業すると1人分の仕事を1人でやり、一見同じ事に思えるが効率が大幅に悪化します。


設計の仕事で起業したとしても、膨大な雑事が発生してやりたい仕事になかなか取り掛かれないでしょう。

顧客の獲得や対応、宣伝、値引き要求や代金不払い、理不尽なクレームなどありとあらゆるトラブルを1人で処理しなくてはならない。

一時的に成功しても、流行の業種ほどすぐに陳腐化して仕事と売上げが減るのが普通です。


時代の波を乗り越えて10年後に事業を続けていられる人は、10%前後というわけです。

________

失業者には国が十分な金を出せばいいだけでしょう。
MMTでお金はいくらでも発行できます。
生活困窮者の生活費を国で出せばいいだけですね。
日本は世界一の金持ち国で対外資産が沢山あるので、日本人は大して働かなくても食べていけるのです。

貧困者を救済した為にインフレになったら資産家の資産が目減りして所得再分配になるし(インフレ税)

超円安になったら日本の輸出企業の一人勝ちで、海外の競合メーカーはすべて倒産するし

日本政府が貧困者にいくらお金をばら撒いても大企業や資本家の資産が減るだけです。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/504.html#c2

[番外地8] 現在の日本がデフレだというのは言い換えると、技術の進歩で労働者が1日2,3時間も働けば生活に必要な食べ物や工業製品をすべて… 中川隆
3. 中川隆[-10784] koaQ7Jey 2020年10月18日 19:28:02 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[22]
三橋さんは昭和脳ですね。
今は技術の進歩で、日本人の1/4が8時間労働すれば日本人全員が生活に必要な物をすべて作れる時代です。
言い換えると、日本人の 3/4はやるべき仕事が無いんですね。
政府が公共事業で需要を増やしたところで大して変わりません。
それで日本人の 3/4 は、風俗とかパチンコとかヤクザとかラーメン屋、喫茶店、スナック、コンビニ、ガソリンスタンド、薬局、歯医者とか、やってもやらなくてもいい生産性がゼロに近いサービス業をして何とか食べているのです。
公共事業をやっても日本人の 3/4 のやる仕事ができるという訳ではないですね。

現在の日本がデフレだというのは言い換えると、技術の進歩で労働者が1日2,3時間も働けば生活に必要な食べ物や工業製品をすべて作れる時代になってしまった、それ以上の仕事はやってもやらなくても同じだという事です。
だから今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです:
(農業就業人口は引き続き減少・高齢化)
農業就業人口のうち基幹的農業従事者(*2)数は、186万2千人となり、前年に比べて18万9千人(9.2%)減少し、200万人を下回りました。 また、65歳以上の割合は59.1%と前年に比べて2ポイント低下したものの6割を占めており、平均年齢も66歳と高齢化が進んでいます。
三橋さんは緊縮財政を続けると日本の供給力が壊滅して開発途上国になると騒いでいますが、元々日本は供給力が増えすぎて困っているのです。 食料も電気製品も住居も土地も日本では有り余っています。 ただ、労働者の賃金が安くて世の中に有り余っているものを消費できないというだけです。デフレギャップを減らすには、終戦直後にGHQがやった様に、意図的にインフレを起こして資本家の資産を目減りさせて労働者に再分配するしかありません。国債発行や公共事業をいくらやっても、増えた金はすべて資本家に持って行かれるだけで、労働者の実質賃金はどんどん下がっていきます。

日本の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
人口が減ればそういう無意味な仕事をする必要も無くなるので、デービッド・アトキンソンの最低賃金を上げて、それに耐えられない中小企業は潰せ、というのは正しいです。存在価値が無い中小企業を淘汰するのは合理的です。

セブンイレブン、業績好調なのに大量閉店の闇〜月収26万円で疲弊するオーナーたち=栫井駿介
2019年10月24日
https://www.mag2.com/p/money/798181

安物・粗悪品の製造会社、アマゾンに対抗できない小売店、国債の利息でなんとか生きながらえている地方銀行、海外からの技術研修生を使わないとやっていけない会社、コンビニより多い歯科医院、外人留学生が居ないとやっていけない大学・専門学校、インバウンドで食べている旅館・観光会社、風俗等のヤクザのしのぎになっている仕事、パチンコ・IR

すべて日本の生産性を下げているだけの無意味・無駄な仕事です。

________

起業家の半数が1年で廃業し収入はバイト以下
起業しても10%以下しか継続できない
起業家の厳しい実態

10数年前から日本政府は起業を奨励していて、起業すれば必ず成功するかのようなキャンペーンをやっていました。

ブームに乗って実際に起業した人たちがどうなったか検証してみると、政府が振りまいた夢とは正反対の現実があった。

中小企業白書によると個人事業主として開業した人の約3割が、1年以内に廃業し、2年で約半数、10年後には88%が廃業しています。


個人ではなく会社を設立した場合、1年以内で6割が廃業(倒産)し、5年後には85%が廃業、10年後に残っているのは6%でした。

個人事業主より会社設立の方が、より速いペースで廃業しているのが分かります。

理由は自分ひとりでやるよりも、他人に給料を払えば余計なコストが発生するからだと考えられます。


会社を設立する人はだいたい、会社員として仕事がデキる人で、自信満々で部下を引き抜いたりして開業する。

いわば人生のピークで勝負をかけて起業するのだが、統計からは例外を除いて失敗に終わっています。

「起業に成功する人、失敗する人」のような本は多く出ていますが、そもそも会社の数は足りているのです。


現在存在している会社だけで世の中は足りているのに、そこに割って入って仕事を奪うのが「起業」だと言えます。

既存の会社には目の敵にされるし、会社員として実績があっても、おそらく助けては貰えないでしょう。

それでも起業して数ヶ月の間は、会社員だった頃のツテやコネから仕事を得られる場合があるが、それも無くなります。

最先端のビジネスほど続かない

起業する人には何かアイディアがあり「これが世の中に必要とされる筈だ」というような構想があると思います。

ところが革新的なアイディアの99%は、短期間で社会から不要になる事が多いです。

インターネット関係の新しいアイディアは1年もたずに陳腐化してしまい、事業として続かない事が多いです。


自分が住んでいる地域で30年続いている会社は、不動産とか床屋とか食堂とか、平凡で代わり映えしない業種しかないと思います。

まわりで10年続いている会社を見ても、喫茶店とかコンビニとか薬局、設計事務所や大工など「パッとしない」業種ばかりだと思います。

これが意味するのは新しいアイディアほど早く陳腐化している事で、生き残ったのは平凡で「ダサい」ものだったのでした。


中でも手堅いのは食堂で、味が良くて固定客が多くついていたら、店主の体力が続くまで営業が続けられます。

人気食堂が閉店する理由の多くは、親父が病気になったとか代替わりで息子が継がなかったなどです。

社会が変わっても人間はメシを食うので、30年後も家の近所で食べ物屋は存在している筈です。


日本政策金融公庫の調査で起業家の4割がが月商30万円未満だと発表されました。

月商はもちろん売上げであって、そこから様々な経費を差し引いたのが収入になります。

仮に月商の50%が利益になるとしても月収15万円未満な訳で、起業した人の家計が非常に苦しくなるのが分かります。

10年続いたら成功者

良く不動産ビジネスで「年商1億円」のように言う人が居ますが、不動産の利益は良くて年10%以下と言われています。

しかもこれは借金が無い場合なので、利子の支払いなどがあれば年商1億円でも「年収」は500万円以下かも知れません。

起業家の8割は1人で自宅で仕事をし、最近はネットで仕事をするネット企業家が増えています。


起業した人の多くは会社員時代より収入が減り、しかも労働時間が延びる傾向があります。

働いた分だけ収入になるのは、働かなければ収入がない事なので、特に時給に換算した収入が減少します。

会社では10人分の仕事を10人でやり、起業すると1人分の仕事を1人でやり、一見同じ事に思えるが効率が大幅に悪化します。


設計の仕事で起業したとしても、膨大な雑事が発生してやりたい仕事になかなか取り掛かれないでしょう。

顧客の獲得や対応、宣伝、値引き要求や代金不払い、理不尽なクレームなどありとあらゆるトラブルを1人で処理しなくてはならない。

一時的に成功しても、流行の業種ほどすぐに陳腐化して仕事と売上げが減るのが普通です。


時代の波を乗り越えて10年後に事業を続けていられる人は、10%前後というわけです。

________

失業者には国が十分な金を出せばいいだけでしょう。
MMTでお金はいくらでも発行できます。
生活困窮者の生活費を国で出せばいいだけですね。
日本は世界一の金持ち国で対外資産が沢山あるので、日本人は大して働かなくても食べていけるのです。

貧困者を救済した為にインフレになったら資産家の資産が目減りして所得再分配になるし(インフレ税)

超円安になったら日本の輸出企業の一人勝ちで、海外の競合メーカーはすべて倒産するし

日本政府が貧困者にいくらお金をばら撒いても大企業や資本家の資産が減るだけです。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/439.html#c3

[近代史3] 飯島愛が殺された理由 _ ジャニーズ・プチエンジェル事件との関係 中川隆
32. 2020年10月18日 20:22:54 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[23]
アメリカには各国の有力者をコントロールする仕組みが存在する。昨年7月6日にその一端が露見した。未成年の男女を世界の有力者に提供し、寝室などでの行為を映像などで記録して脅しに使っていたジェフリー・エプスタインが逮捕されたのである。エプスタインの妻だったギスレイン・マクスウェルも共犯関係にあると言えるだろう。

 ギスレインの父親はイギリスのミラー・グループを率いていたロバート・マクスウェル。は1960年代からイスラエルの情報機関と関係が深いと言われていたロバートの死体が1991年11月、カナリア諸島沖で発見された。

 イスラエル軍の情報機関ERDに所属、イツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めた経験のあるアリ・ベンメナシェによると、3名ともイスラエル軍の情報機関(AMAM)に所属していた。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

 つまり、イスラエルの情報機関に弱みを握られた有力者は世界中にいるということ。その仕組みの中で重要な役割を果たしていたエプスタインの「友人」としてドナルド・トランプ、ビル・クリントン、イギリスのアンドリュー王子が有名だが、JPモルガンの重役だったジェームズ・ステイリー、財務長官を務めたローレンス・サマーズ、COVID-19問題で重要な役割を果たしてきたビル・ゲイツなど親しい。そのほか著名な学者やジャーナリストも親しくしていた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、​エプスタインはニューメキシコの牧場で自分のDNAによって複数の女性を妊娠させる計画を持っていた​という。ノーベル賞を受賞したような著名な科学者をエプスタインが招待していることから、エプスタインを含むグループは優生学的な実験を行おうとしていたのではないかという疑いもある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010180000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/720.html#c32

[近代史3] プチエンジェル事件の深すぎる闇 中川隆
82. 中川隆[-10783] koaQ7Jey 2020年10月18日 20:23:35 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[24]
アメリカには各国の有力者をコントロールする仕組みが存在する。昨年7月6日にその一端が露見した。未成年の男女を世界の有力者に提供し、寝室などでの行為を映像などで記録して脅しに使っていたジェフリー・エプスタインが逮捕されたのである。エプスタインの妻だったギスレイン・マクスウェルも共犯関係にあると言えるだろう。

 ギスレインの父親はイギリスのミラー・グループを率いていたロバート・マクスウェル。は1960年代からイスラエルの情報機関と関係が深いと言われていたロバートの死体が1991年11月、カナリア諸島沖で発見された。

 イスラエル軍の情報機関ERDに所属、イツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めた経験のあるアリ・ベンメナシェによると、3名ともイスラエル軍の情報機関(AMAM)に所属していた。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

 つまり、イスラエルの情報機関に弱みを握られた有力者は世界中にいるということ。その仕組みの中で重要な役割を果たしていたエプスタインの「友人」としてドナルド・トランプ、ビル・クリントン、イギリスのアンドリュー王子が有名だが、JPモルガンの重役だったジェームズ・ステイリー、財務長官を務めたローレンス・サマーズ、COVID-19問題で重要な役割を果たしてきたビル・ゲイツなど親しい。そのほか著名な学者やジャーナリストも親しくしていた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、​エプスタインはニューメキシコの牧場で自分のDNAによって複数の女性を妊娠させる計画を持っていた​という。ノーベル賞を受賞したような著名な科学者をエプスタインが招待していることから、エプスタインを含むグループは優生学的な実験を行おうとしていたのではないかという疑いもある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010180000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/358.html#c82

[近代史3] プチエンジェル事件の顧客と噂されている秋篠宮・高円宮はロリコンなのか? 中川隆
67. 中川隆[-10782] koaQ7Jey 2020年10月18日 20:24:17 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[25]
アメリカには各国の有力者をコントロールする仕組みが存在する。昨年7月6日にその一端が露見した。未成年の男女を世界の有力者に提供し、寝室などでの行為を映像などで記録して脅しに使っていたジェフリー・エプスタインが逮捕されたのである。エプスタインの妻だったギスレイン・マクスウェルも共犯関係にあると言えるだろう。

 ギスレインの父親はイギリスのミラー・グループを率いていたロバート・マクスウェル。は1960年代からイスラエルの情報機関と関係が深いと言われていたロバートの死体が1991年11月、カナリア諸島沖で発見された。

 イスラエル軍の情報機関ERDに所属、イツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めた経験のあるアリ・ベンメナシェによると、3名ともイスラエル軍の情報機関(AMAM)に所属していた。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

 つまり、イスラエルの情報機関に弱みを握られた有力者は世界中にいるということ。その仕組みの中で重要な役割を果たしていたエプスタインの「友人」としてドナルド・トランプ、ビル・クリントン、イギリスのアンドリュー王子が有名だが、JPモルガンの重役だったジェームズ・ステイリー、財務長官を務めたローレンス・サマーズ、COVID-19問題で重要な役割を果たしてきたビル・ゲイツなど親しい。そのほか著名な学者やジャーナリストも親しくしていた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、​エプスタインはニューメキシコの牧場で自分のDNAによって複数の女性を妊娠させる計画を持っていた​という。ノーベル賞を受賞したような著名な科学者をエプスタインが招待していることから、エプスタインを含むグループは優生学的な実験を行おうとしていたのではないかという疑いもある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010180000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/362.html#c67

[近代史4] ウォール街やシティと戦った共産主義者のフランクリン・ルーズベルト 中川隆
2. 2020年10月18日 20:26:44 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[26]

 第2次世界大戦の終盤、CIAの前身であるOSSはドイツの科学者やエンジニア1500名以上を雇い、アメリカへ連れてきた。ペーパークリップ作戦だ。当時、OSSや軍の反ソ連勢力はフランクリン・ルーズベルト大統領を無視する形でナチスの元高官らを逃がすラットラインを作り、その元高官たちを保護、雇用している。ブラッドストーン作戦だ。

 本ブログで何度も書いたことだが、アメリカの金融資本は大戦の前からファシズムに傾倒、国務省は親ファシスト派の巣窟だった。第2次世界大戦の終盤、フランクリン・ルーズベルト大統領は各国の首脳と会談しているが、そうした会談に同行させたのは基本的に軍人。外交官を信用していなかった。同行した非軍人はルーズベルトが個人的に信頼していたハリー・ホプキンスだけだった。(Susan Butler, “Roosevelt And Stalin,” Alfred A. Knopf, 2015)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010180000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1037.html#c2

[近代史4] 昭和天皇はウォール街のエージェントだったので、共産主義者のルーズベルト大統領と対立して対米戦争を起こした 中川隆
12. 中川隆[-10781] koaQ7Jey 2020年10月18日 20:27:56 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[27]

 第2次世界大戦の終盤、CIAの前身であるOSSはドイツの科学者やエンジニア1500名以上を雇い、アメリカへ連れてきた。ペーパークリップ作戦だ。当時、OSSや軍の反ソ連勢力はフランクリン・ルーズベルト大統領を無視する形でナチスの元高官らを逃がすラットラインを作り、その元高官たちを保護、雇用している。ブラッドストーン作戦だ。

 本ブログで何度も書いたことだが、アメリカの金融資本は大戦の前からファシズムに傾倒、国務省は親ファシスト派の巣窟だった。第2次世界大戦の終盤、フランクリン・ルーズベルト大統領は各国の首脳と会談しているが、そうした会談に同行させたのは基本的に軍人。外交官を信用していなかった。同行した非軍人はルーズベルトが個人的に信頼していたハリー・ホプキンスだけだった。(Susan Butler, “Roosevelt And Stalin,” Alfred A. Knopf, 2015)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010180000/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/614.html#c12

[近代史5] 天皇一族は反日売国奴でアメリカ金融資本のエージェントだった 中川隆
3. 中川隆[-10780] koaQ7Jey 2020年10月18日 20:29:24 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[28]

 第2次世界大戦の終盤、CIAの前身であるOSSはドイツの科学者やエンジニア1500名以上を雇い、アメリカへ連れてきた。ペーパークリップ作戦だ。当時、OSSや軍の反ソ連勢力はフランクリン・ルーズベルト大統領を無視する形でナチスの元高官らを逃がすラットラインを作り、その元高官たちを保護、雇用している。ブラッドストーン作戦だ。

 本ブログで何度も書いたことだが、アメリカの金融資本は大戦の前からファシズムに傾倒、国務省は親ファシスト派の巣窟だった。第2次世界大戦の終盤、フランクリン・ルーズベルト大統領は各国の首脳と会談しているが、そうした会談に同行させたのは基本的に軍人。外交官を信用していなかった。同行した非軍人はルーズベルトが個人的に信頼していたハリー・ホプキンスだけだった。(Susan Butler, “Roosevelt And Stalin,” Alfred A. Knopf, 2015)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010180000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/105.html#c3

[近代史3] 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 柳葉敏郎・黒木瞳 リング〜最終章〜 (フジテレビ 1999年) 中川隆
7. 中川隆[-10779] koaQ7Jey 2020年10月18日 22:12:22 : WKyPV5eFRY : WDdzVVpPcGZjT1U=[29]
Ring: The Final Chapter 8話



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