29. 2015年7月15日 00:01:13 : QThPlTUsn2
安保特別委 15日採決を委員長職権で決定
7月14日 19時37分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150714/k10010150761000.html
安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会の理事会が14日夜開かれ、浜田委員長が職権で15日に締めくくりの総括質疑を行ったうえで、法案の採決を行うこと決めました。これに対して野党側は反発を強めており、与野党の攻防は15日に大きな山場を迎えます。
安全保障関連法案を審議している衆議院の特別委員会は14日午前、民主党と共産党が「委員会で申し合わせた曜日以外の審議は認められない」などとして欠席するなか、自民・公明両党と維新の党が出席して質疑が行われました。
また、午後からは、維新の党が提出した対案などを巡って、自民・公明両党と維新の党の3党が2回目の協議を行い、維新の党は、対案への理解を重ねて求めましたが、自民・公明両党は「スケジュール的にも、政府案を修正して参議院に送ることは難しい」などと主張して折り合わず、物別れに終わりました。
このあと、自民党の谷垣幹事長や高村副総裁、公明党の北側副代表らが今後の対応について協議し、15日に委員会で法案の採決を行う方針を確認しました。
これに対し、民主党の岡田代表は「国民の8割が説明不足、半分以上が反対と言う中での強行採決は、われわれは絶対に認めるわけにはいかない」と述べました。また、維新の党の松野代表も、大島衆議院議長に対し、提出した対案も含めて審議が尽くされていないとして審議を継続するよう要望しました。
そして、14日夜、特別委員会の理事会が維新の党が欠席するなかで開かれ、与党側は、15日に安倍総理大臣にも出席を求めて締めくくりの総括質疑を行ったうえで、法案の採決を行いたいと提案しました。これに対し、民主党と共産党は「議論は深まっておらず、審議を続けるべきだ」として反対しましたが、最終的に、浜田委員長が職権で、15日に締めくくりの総括質疑と法案の採決を行うことを決めました。
野党側は、15日の委員会での採決に反発を強めており、与野党の攻防は15日に大きな山場を迎えます。
すべての論点の質疑が終わったと判断
与党側の筆頭理事を務める、自民党の江渡前防衛大臣は理事会のあと記者団に対し、「野党があすの委員会を欠席するのであれば残念だが、法案の審議時間が110時間を超えており、委員会で、すべての論点の質疑が終わったと判断した」と述べました。
将来に禍根を残す
野党側の筆頭理事を務める民主党の長妻代表代行は、理事会のあと記者団に対し、「国民の理解が進んでいないなかで、採決についてもう1回考え直し、質疑を続ける必要があると説得をしたが、与党側と浜田委員長は聞く耳持たずだったので厳重に抗議した。このままでは将来に禍根を残す」と述べました。
安保法案16日にも衆院通過…修正協議合意せず
2015年07月14日 20時51分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150714-OYT1T50124.html?from=ytop_ylist
安全保障関連法案を審議している衆院平和安全法制特別委員会は14日夜の理事会で、15日に締めくくり質疑と採決を行うことを浜田靖一委員長の職権で決めた。
民主党は採決に反対し、維新の党は理事会を欠席した。今国会最大の焦点となっている同法案は、15日の特別委で与党単独で採決され、早ければ16日にも衆院を通過する見通しとなった。
これに先立ち、与党は維新と法案の修正協議を行ったが、合意に至らなかった。
特別委は14日午前、安保関連法案の一般質疑を行った。民主、共産両党は15日の採決を前提にした審議には応じられないとして欠席した。14日午後には与党と維新が2回目となる修正協議を実施した。与党側は自民党の高村正彦副総裁、公明党の北側一雄副代表、維新側は柿沢幹事長らが出席した。
維新側は、対案として示した武力攻撃に至らないグレーゾーン事態への対処を定めた領域警備法の制定や、政府が昨年7月に閣議決定した「武力行使の新3要件」の見直しなどを改めて求めたが、与党側は「日程的に法案を修正するのは難しい」と応じなかった。政府・与党は、各種世論調査などで安保関連法案の国民の理解が進まない中、与党単独の採決を避けるために維新との修正協議を続けてきたが、折り合えなかった。ただ、法案の参院送付後も修正協議を続けることを確認した。
2015.7.14 21:45
【安保法案】
15日の特別委採決 野党反発、欠席へ
http://www.sankei.com/politics/news/150714/plt1507140026-n1.html
衆院平和安全法制特別委員会は14日の理事会で、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案について、15日に締めくくり総括質疑と採決を行うことを浜田靖一委員長(自民)の職権で決めた。安保関連法案は与党の賛成多数で可決される。理事会では民主、共産両党が反対し、15日の採決も欠席する方針。与党の採決方針に反発して理事会に出席しなかった維新の党も欠席する見通しだ。
自民党の江渡聡徳筆頭理事は14日の特別委理事会で「(審議時間が)100時間を超え、全ての論点で質疑は終わっている」として、15日の特別委で安倍晋三首相が出席して質疑を行い、その後に採決を行うことを提案した。これに対し、民主党の長妻昭筆頭理事は「国民の理解が進んでいない。禍根を残す」と反対したが、最後は浜田氏が「見解の相違だ。職権で決める」と押し切った。
理事会に先立ち、自民党の谷垣禎一幹事長や佐藤勉国対委員長、公明党の大口善徳国対委員長が国会内で大島理森衆院議長と会談し、15日の特別委採決、16日の衆院本会議での可決について理解を求めた。
また、自民党の高村正彦副総裁と公明党の北側一雄副代表は維新の柿沢未途幹事長と会談し、維新が提出した安保関連法案の対案に関する2回目の協議を行った。高村氏は会談で「協議をさらに続けたい」と述べ、衆院段階の修正は行わないものの、法案の参院送付後も協議を継続する意向を示した。
維新は、与党側が14日の理事会では15日の委員会採決を提案しない考えを示していたとして、同日の審議に出席する方針だった。しかし、与党側は「重要な法案なので事前に採決を伝えることが筋だ」として理事会で採決を提案した。
維新の馬場伸幸国対委員長は記者団に、15日の特別委を欠席する考えを示した上で、与党が急に対応を変えたとして「政党としてあるまじき行為だ。今後の関係に大きく影響する」と批判した。
http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/497.html#c29