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2015年9月16日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK192] <日本の裁判の中核>元裁判官75人「違憲の立法を強引に推し進めようとしている」とする要望書を参院議長に提出
【日本の裁判の中核】元裁判官75人「違憲の立法を強引に推し進めようとしている」とする要望書を参院議長に提出
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/5907
2015/09/15 健康になるためのブログ



与党が今国会での成立を目指す安全保障関連法案について、元裁判官75人が15日、「違憲の立法を強引に推し進めようとしている」とする意見書を山崎正昭参院議長に郵送しました。


http://mainichi.jp/select/news/20150916k0000m040102000c.html

意見書は法案について「多くの憲法研究者や、元内閣法制局長官、元最高裁長官までが違憲の趣旨を鮮明にしている」と指摘。司法界からの政治的発言は日本の歴史ではまれだとしつつ「立憲主義、法の支配の価値に忠実であろうとする、やむにやまれぬ発言で、共感する」としている。


守屋弁護士が起案し、全国の元裁判官100人超に賛同を呼びかけた。賛同者には約20人の地裁所長経験者が含まれており、守屋弁護士は「日本の裁判の中核となった人たちの意思表明」と説明。


元裁判官75人、安保法案の慎重な審議求め要望書




以下ネットの反応。
















オールジャパンで戦争法案を廃案に!まだまだ、採決まで時間はあります。


あきらめたらそこで試合終了です。



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/827.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安倍首相は9月17日午前に違憲の「安保法案」を強行採決することに決めた。野党の徹底抗戦にご理解を!
安倍首相は9月17日午前に違憲の「安保法案」を強行採決することに決めた。野党の徹底抗戦にご理解を!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/1a5ee174c4d5756c4fd4da5756aebccc
2015年09月15日 Everyone says I love you !



 参院平和安全法制特別委員会は、さきほど、2015年9月15日夜の理事会で、「安全保障関連法案」について、16日水曜日午後6時から締めくくり質疑を行うことを鴻池祥肇委員長(自民)の職権で決めました。


 ということは、安倍首相は、翌17日木曜日午前に、「安保法案」の強行採決をするつもりです。


 14日月曜日に特別委員会の審議があり、本日15日火曜日に中央公聴会が行なわれました。あと決まっているスケジュールは、明日16日水曜日の地方(横浜)公聴会13時〜15時30分だけで、あとは白紙だったのです。


 明日夜の質疑が「締めくくり」だというのですから、17日木曜日午前に強行採決をしてくるのは明らかです。


 そして、NHKは決してその様子を生中継しない。




牛歩戦術とは法案への投票の際にゆっくりゆっくり歩いて時間を稼ぐ戦法。フィリバスターとは長時間の演説を続け、議事の進行に抵抗すること。


これまでの法案とは桁違いの違憲性なんですから、野党はできる抵抗戦術は全部駆使したらいい。




 安倍首相は万が一のために18日金曜日もあけていますから、「安保法案」成立阻止は極めて、極めて厳しい情勢ですが、野党が抵抗して17日木曜日・18日金曜日がしのげれば、日本の国会はシルバーウィークに入り、法案成立はいろいろ事情があってかなり微妙になります。


 そこで。


 憲法違反であることが明らかな法案阻止のために、野党があらゆる手段を尽くすことは権利であるばかりでなく、もはや義務です。


 衆院特別委で強行採決された時のように、採決された途端に人がなだれ込んできて、なんだかテレビカメラに向かってプラカードを掲げてアピールする、などという、ちゃらいパフォーマンスではもう決して許されません。


 立憲主義が破壊されるか否かの、土壇場の土壇場なんですから。


2015・7・15、戦争法案強行採決。これは「多数派」の横暴ではない。少数派のクーデターだ。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/8537a3fab154bad42e6833b276505ed1





何回見てもムカつく、このぬるさ。




 そうは言っても、安倍政権が支持率を気にする以上に世間の目を気にする野党のことですから、たとえば牛歩戦術をやったら昔の社会党みたいだと批判されると思ったら、情けないことですが腰が砕けてようやらんでしょう。


 つまり、野党がどこまで抵抗できるかは、我々日本に暮らすすべての人間の意思にかかっています。


 3人に2人は今国会で「安保法案」が成立することに反対しているのに、法案成立のために野党が体を張ったら批判するようでは、それは法案に反対しているとはもはや言えないし、違憲で危険な戦争法案に手を貸したのは我々だということになります。


 これだけ憲法学者が違憲だと言っている法律が平気で作られるようなら、もう、憲法で国家権力の手を縛って国民の人権を保障するという立憲主義など機能しなくなります。


 つまり、「安保法案」成立阻止のための抵抗の力を削ぐことは、国民が自分の人権を放棄するようなもの。


 自分の首を絞めることなのです。




 14日、15日と国会前に数万人の人々が結集したようですが、16日の地方公聴会が開かれる横浜では、また戦争法案反対の大集会があるそうです。全国でもこれに連動する動きがあるでしょう。


 それら、法案成立に反対する声を上げるとともに、国会内で法案成立を阻止する行動を支持することが何より大切なこの3日間となります。


 これは、国会議員に課せられた「憲法尊重擁護義務」の履行なのです。


 ご理解くださいませ。


日本国憲法第99条


天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。













「安保法案」と憲法の関連記事


憲法審査会全参考人が「安保関連法案は違憲」。しかし産経の見出しは「GHQ憲法、押しつけは歴史的事実」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/17f0a534db1a6a082e8c85198dd58ce1

憲法学者ら173名が「安保関連法案に反対し、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」を発表!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/0b06ffa7d1b04a723bd55a4fafd79f5d

菅氏「憲法前文・13条で自国の平和を維持するために集団的自衛権行使は禁じられていない」 国民「はぁ?」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/e0aa40307b69567c82971ddee4a15a89

菅官房長官の集団的自衛権行使を「全く違憲でないと言う著名な憲法学者もたくさんいる」発言の笑撃!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/a777efbfb9b1286061a34e304405d638

砂川事件最高裁判決は集団的自衛権の行使が合憲である根拠にはならない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/757fe94d0909caec5963dbe1885df4af

菅官房長官の「著名な憲法学者もたくさんいる」→「数じゃないと思いますよ」 手のひら返し発言の笑撃!
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/6275f9d2718d568459734f3c96dd9e63

砂川事件最高裁判決 高村自民党副総裁の「憲法学者より私の方が考えてきたという自信はある」発言のお笑い
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/eda5b579e9a56cd4c1f30ca5ca6c880d

長谷部教授「米国が日本の安全保障にも参加してくれると希望的観測を抱く人もいるようだけどそれは甘い」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/121010d11029de6addb471e3ba3a5ef1

「後方支援」が武力行使と一体化するという意味は、「後方支援」も参戦そのもので違憲だということ。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/02547f622e11dc62e80993397f2155c3

砂川事件最高裁判決から40年後、高村副総裁(当時外相)も集団的自衛権の行使は憲法違反だと認めていた。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/1b750051f0511e32ee000035f11b1c03

長谷部恭男・小林節両氏が戦争法案について記者会見 印象に残った言葉のご紹介
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9e8748862ae2ee82241034379b57dc2e

橋下市長のバカ理論「憲法学者より砂川事件判決の最高裁長官の意見が重要。最高裁長官の意見なのだから」
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c949b2abd533d6ddad3418910dca7aaa

安保関連法案の強行採決に抗議するとともに、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者204名の声明発表
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/6c8fd13beb1eaa042c86b98642950cfa

憲法違反で戦争の可能性を高める戦争法案に反対するのに対案など要らない→民主党、維新の党。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/a3530723179077982a63fc72b169e047




検証・安保法案 -- どこが憲法違反か
長谷部恭男 編
有斐閣
安保関連法案のどこが憲法違反にあたるのかを読み解く。衆院憲法審査会で「憲法違反」の見解を示した長谷部恭男教授を編者に、元内閣法制局長官、元内閣官房副長官補、新進気鋭の憲法学者が、法案の問題点を指摘しつつ立憲主義のあるべき姿を追い求める。



安保関連法総批判――憲法学からの「平和安全」法制分析 (別冊法学セミナー 新・総合特集シリーズ7)
森英樹 編
日本評論社
5/15に国会上程され、現在審議中の安保関連法案の内容を、憲法学者が解説して問題点を指摘する緊急出版!



砂川判決と戦争法案 最高裁は集団的自衛権を合憲と言ったの! ?
内藤功(元砂川事件弁護団) (著), 新井章(元砂川事件弁護団) (著)
旬報社
あの砂川事件最高裁判決が、集団的自衛権の行使を憲法違反ではないという論拠になるはずがない。
安倍政権の戦争法案に関する合憲性の主張は明らかに間違っている。
こんな無茶なゴリ押しには弁護士として黙っていられない。



すぐにわかる 戦争法=安保法制ってなに?
戦争をさせない1000人委員会 (編集)
七つ森書館
国会論戦がつづく「戦争法」(いわゆる安保法制ともいう)の分かりやすい解説と、それに反対する著名人の声を一冊にまとめる。また、第一次安倍内閣からの改憲策動、教育基本法改悪、秘密保護法、武器輸出三原則、国家安全保障戦略(NSS)などを踏まえて、戦争法=「安全保障法制」の理解を深める。



「安全保障」法制と改憲を問う
山内敏弘 著
法律文化社
新たな「安全保障」法制によって、日本は「戦争をする国」へと変わるのか?!“解釈改憲”による違憲な法整備を検討するとともに、立憲平和主義の根幹を揺るがすこととなる“明文改憲”についても批判的に考察。歴史的岐路に立つ私たちへの著者渾身の警鐘。



憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)
長谷部恭男 著
筑摩書房

日本国憲法第九条を改正すべきか否か、私たち一人ひとりが決断を迫られる時代が近づきつつある。だが、これまでの改正論議では、改憲・護憲派ともども、致命的に見落としてきた視点があった。立憲主義、つまり、そもそも何のための憲法かを問う視点である。本書は、立憲主義の核心にある問い―さまざまな価値観を抱く人々が平和に共存するための枠組みをどう築くか―にたちかえり、憲法と平和の関係を根底からとらえなおす試みだ。情緒論に陥りがちなこの難問を冷静に考え抜くための手がかりを鮮やかに示す。


立憲主義の危機という、こんな切羽詰まった状況下で、野党の戦術がけしからんだなんて言うとしたら、マスコミ各社の真価も問われると思います。



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK192] Re: 国民は「抵抗権」を行使せよ!(牧 太郎編集長ヘッドライン日記)
国民は「抵抗権」を行使せよ!

http://www.maki-taro.net/

By 牧 太郎2015年9月15日編集長ヘッドライン日記

 14日夜、国会議事堂周辺のデモに参加。「私たちの光で国会を包囲しましょう」という叫びに応える「色とりどりのペンライト」を見ながら考えた。

 こんな悠長なことをしていて、良いのだろうか?

 今となっては「抵抗権」しかない!と思った。

 抵抗権( Right of Resistance)とは、人民により信託された政府による権力の不当な行使に対して人民が抵抗する権利である。

 安倍内閣は@日本国憲法に違反する法制(憲法学者の殆どが、最高裁関係者の殆どが、今までの内閣法制局が「違憲」と言っている)A国民の約70パーセントの反対(各種世論調査)を押し切って強行採決しようとしている。

 明らかな「政府による権力の不当な行使」である。

 我々は「抵抗権」を持って、戦わなければならない。

 戦わなければ「選挙に勝てば何でも出来る」という「圧政」を認めることになる。

 「抵抗権」は何人も持っている。

 例えば、ドイツ基本法には、「 立法は、憲法的秩序に拘束され、執行権および司法は、法律および法に拘束される。

 すべてのドイツ人は、この秩序を除去しようと企てる何人に対しても、他の救済手段が存在しないときは、抵抗権を有する」と明記している。

 日本国憲法は「憲法の最高規範性」を宣言している。憲法が国家の最高法規であり、憲法に違反する行為は違憲無効である旨をあらかじめ宣言することで、憲法に違反する行為を行えないようにしている。98条1項が相当する。

 「基本的人権の普遍的・永久的の宣言」を明記している。11条及び97条が相当する。

 「公務員等の憲法尊重擁護義務」を明記している。

 国家権力を直接に行使する国家元首や公務員などに、憲法尊重擁護義務を課すことで、義務違反となる憲法侵害行為をできないようにする。日本国憲法では、99条が相当する。

 安倍内閣は、それにことごとく違反してる。「安倍、辞めろ!」と叫ぶ段階ではない。我々は最高法規に則り、最高法規と国民を守るために「抵抗権」を行使しよう。

 具体的には、このデモ、集会が「国民の抵抗権によるもの」と国民に知らせる。記者会見も必要だろう。最後通告した後、安倍内閣が強行すれば、市民の実力行使で、物理的に強行採決をストップさせる。

 そこまで、日本の政治家たちは、国民を追い詰めているのだ! 政治家は目覚めろ! すぐさま、廃案にしろ! 平和のためには「抵抗権」を行使して、逮捕されても良い!と思っている人々がいる。

 デモ隊は国会に入り「抵抗権」を行使するかどうかは、参加者の、そして、日本国民の判断だろう。

<何だか分からない今日の名文句>

国民を甘く見るな!

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK192] <賛成議員を落選させよう!>次世代の党・日本を元気にする会・新党改革の議員が新たに加わりました。
【賛成議員を落選させよう!】次世代の党・日本を元気にする会・新党改革の議員が新たに加わりました。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/5924
2015/09/16 健康になるためのブログ



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150915/k10010235901000.html

安全保障関連法案を巡る自民・公明両党と次世代の党など野党3党の修正協議が行われ、自衛隊を派遣する際に国会の関与を強めるため、付帯決議と閣議決定を行うことで大筋で合意しました。これを受けて3党は、法案の採決で賛成する考えを明らかにしました。


安保法案めぐる修正協議、与党と野党3党が合意


以下ネットの反応。






























9月15日自民党・公明党に加え、次世代の党・日本を元気にする会・新党改革の議員が戦争法案賛成議員となりました。




http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/832.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 2015.9.14 安保特「辺野古テント座り込み抗議の文子おばあの総理への手紙、辺野古新基地中止・日米地位協定改定」山本
2015.9.14 安保特「辺野古テント座り込み抗議の文子おばあの総理への手紙、辺野古新基地中止・日米地位協定改定」
https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/5268
2015年09月15日 参議院議員 山本太郎 国会活動



資料@⇒


資料A⇒


資料B⇒


資料C⇒国立国会図書館提供「2015 年 6 月 23 日 朝日新聞 17 面」より一部加筆
http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2015/09/efff38d88faa017099281c34de6e59dd.pdf
資料D⇒国立国会図書館提供「2015年 8月 27日 琉球新報」より一部加筆
http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2015/09/19e13f5de07ec0b515e11c69795734c5.pdf
資料E⇒国立国会図書館提供「2015年 4月 4日 琉球新報」より一部加筆 
http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2015/09/50c1b4150acb4eaf5795eb51c6aaf5f1.pdf
資料F⇒会議録情報参照システムより
http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2015/09/fdd0a144340ee272a0fed7371a60a19a.pdf


山本太郎vs安倍晋三Part2【参・平和安全委】2015/09/14


○山本太郎君 被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。


生活の党と山本太郎となかまたち共同代表、山本太郎です。


総理、お久しぶりでございます。本日の質問は7分、全て総理への質問でございます。総理以外が答えた場合、答弁とはみなしません。公平公正な委員会審議がモットーでございます鴻池委員長、是非お願いいたします。


総理、たかが一年生議員でございますけれども、どうぞ質問に逃げず、最高責任者としてのプライド、責任をお示しください。お願いします。


本委員会で私の質問に対し総理は、ある国がジュネーブ諸条約を始めとする国際人道法に違反する行為を行っている場合、そのような行為に対して我が国が支援や協力を行うことはないと御答弁されました。では、どのような行為が国際法違反に当たるのか、総理と検証してまいります。


第二次世界大戦当時、国際法であるハーグ陸戦条約では民間人への無差別攻撃は禁止されていました。米軍による広島、長崎への原爆投下、東京大空襲、日本全国への無差別爆撃、国際法違反、戦争犯罪です。総理、お答えください。違いますか、これ。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 当然、自衛隊が活動をするに当たって、国際法を遵守し、国際法上違法な行為に対する支援を行わないことは当然であって、ある国がジュネーブ諸条約を始めとする国際人道法に違反する行為を行っている場合、そのような行為に対して我が国が支援や協力を行うことはないわけであります。このことは、米国を含め、対象国、支援対象国のいかんにより変わることはないということでございます。


○山本太郎君 答えていないです。聞いていないことに答えないでくださいね。


ハーグ陸戦条約では無差別攻撃禁止されていましたから、広島、長崎への原爆投下、東京大空襲、それ以外の空爆も、全てこれ戦争犯罪ですよね、国際法違反ですよね。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) もちろん、我が国としては、原爆の投下については人道上非道な行為であるということを、非道な原爆の投下ということを申し上げてきているとおりでございますが、国際法上の言わば視点について言えば、我が国としては既にサンフランシスコ講和条約を受諾をしているという立場にあるわけであります。


○山本太郎君 進めます。


総理、この方御存じですか。(資料提示)


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 写真を拝見して、今、存じ上げないわけでございます。


○山本太郎君 沖縄の辺野古で毎日座込み抗議を続ける86歳、文子おばあ、島袋文子さんです。


今年三月、文子おばあが安倍総理宛てに手紙を書きました。沖縄県選出の糸数慶子参議院議員から内閣総務官室に託されました。総理、お読みになりましたか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) その手紙については拝見させていただきました。御指摘のお手紙については拝見させていただいておりますが、手紙の中におきましては、沖縄における日本で唯一の地上戦が展開され、多くの人々が貴重な命を失ったということ、いかに悲惨であったかということが記されていたわけでございます。


また、サンフランシスコ平和条約の発効以降も一定期間我が国の施政権の外に置かれていたという苦難の歴史、我々はそれは忘れてはならないと、こう思うところでございます。その中で、戦後七十年を経てなお沖縄に基地負担を、甚大な基地負担を背負っていただいており、その負担の軽減を図っていくことは政治家の、政治の責任であると、このように思っているところでございます。


○山本太郎君 手紙はいつ読みましたか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 膨大な手紙はいただいておりますが、その中でこれは総理に読んでもらった方がいいというものを事務方が整理をして私のところにコピーを届けてくるわけでございまして、いつ読んだということは正確ではございませんが、拝読をさせていただきました。


○山本太郎君 得た情報と違うんですよ。内閣総務官室に糸数議員が託された。その後は総理に届かず、防衛省に留め置かれていたんです。読んだの、今日じゃないですか。この話、資料で入ってくるといったから読んだんじゃないのかな。まあ、でも、結局読んでいただいたんだとしたら、それはすばらしいことです。


直接もう一度、総理に対してこのお手紙をお渡ししたいんですけれども、委員長、お許し願えますか。


○委員長(鴻池祥肇君) お手元にもう届いていますから、コピーが。だから、その必要はありません。(発言する者あり)


○山本太郎君 駄目駄目駄目駄目、与党側から声が飛んでおります。


本日、このお手紙、コピーを御本人にも御了解を得て皆さんに配付資料として配る、そしてパネルに飾るということをしようとしたんですけれども、自民党側から、もうとにかく駄目だという話になりました。なので、その中で議事録、以前、糸数先生がこのお手紙を外交防衛委員会で御紹介されたときに残っている議事録を皆さんにお配りいたしました。その議事録を皆さんに、コピーを、お手元に届いていると思います。


それでは、ここでもう一度代読していただくわけいかないですかね。総理、是非直接のお手紙を、いかがでしょう。


○委員長(鴻池祥肇君) 山本君に申し上げます。


その件につきましても、もう既に手元に配っているものを総理に読めということは、私はどうも道理にそぐわない話だと思います。その件については、委員長としては拒否します。


○山本太郎君 あれっ、先ほど何かやり取りありましたよね。(発言する者あり)ああ、そうですか。先ほども石川政務官に読ませたじゃないかと皆さんが今言われていますけれども、それも駄目。分かりました。


じゃ、先行きますね、ここで時間を食うわけいかないので。


抜粋してお伝えします。島袋文子さん、70年前、地獄のような沖縄戦を経験された。15歳のときに火炎放射器で全身を焼かれた。大やけどを負った。人間の死体が浮いた水たまりの血の泥水をすすりながら生き長らえた人。この手紙の中で、沖縄戦で日本軍は沖縄の人間を守らなかったと書かれている。


沖縄戦での日本軍と米軍の沖縄の人々に対する行為について、総理の御見解、お聞かせください。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 沖縄におきましては、唯一の地上戦が行われ、そして多くの尊い命が失われたわけであります。我々は、そのことを胸に刻みながら、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないと、こう考えているわけでございます。


○山本太郎君 手紙の内容に戻ります。


70年前の沖縄戦と同じように、沖縄県民の意思など問答無用とばかりに辺野古に新基地建設を推し進めるなら、沖縄にある全基地を撤去せよと私は言いたい、文子おばあはそうおっしゃっています。


本日、沖縄の翁長知事、埋立ての承認を取り消す手続の開始、宣言されました。この戦争法案だけでなく、辺野古新基地建設も、国民、県民の多数の意思を無視して、法律を無視して強行突破ですか。いかがですか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、工事を一か月間停止をいたしまして、沖縄県側とお話合いを進めてきたところでございますが、普天間基地はまさに住宅地に囲まれた基地でありまして、この危険性の除去につきましては一致しているわけでありますし、その固定化は断じてあってはならないと、このように思っております。その点では一致をしておりますし、我々は、具体的に沖縄の基地の負担の軽減を一歩一歩進めていきたいと考えているところでございます。


また、この普天間基地につきましても、辺野古にそのまま丸々機能が移転するわけではなくて、機能としては三分の一になるわけでありますし、15機の空中給油機は全て岩国にもう移転したのでございます。


そしてまた、同時に、今までは約一万戸の方々のお宅に対して防音の措置をしていたところでございますが、辺野古に移ればそれがゼロになるわけでございます。また、嘉手納以南の返還につきましても我々はしっかりと進めていきたいと思いますし、既に西普天間住宅についてはこれは返還がなされることは決まったわけでございます。


そうしたことを一歩一歩進めていきたいと、このように考えているところでございます。


○山本太郎君 配付資料の1は朝日新聞、2、3は琉球新報に対して、一はマイケル・アマコスト元米国駐日大使のお話、沖縄の嘉手納基地にこそ王冠の宝石のように重要で、海兵隊は重要でないとおっしゃっている。ミスター外圧と呼ばれた方が辺野古の新基地の必要性がないことをおっしゃっている。そして、おなじみジャパン・ハンドラー、リチャード・アーミテージ様、対案があれば間違いなく米国は耳を傾ける。ジョセフ・ナイ様、辺野古を再検討すべきとおっしゃっている。いいんですか、言うこと聞かなくて、ここは。本法案だけじゃなくて、原発再稼働、TPP、特定秘密保護法、防衛装備移転などなど、全部第三次アーミテージ・ナイ・レポートに書いてある日本への提言、全力で実現しているのに、これ言うこと聞かなくても大丈夫なんですか。利権がまた違うのかな。


続けます。


2010年5月8日、サイパン、テニアンなどを含む北マリアナ州のフィッテル知事の声明、普天間基地移設に関し、グアムと北マリアナで環境影響評価を実施した。軍事基地と訓練所の場所となる考えを受け入れる。北マリアナ諸国連邦はどんな支援もする所存です。普天間代替、おっしゃってくださっているんですよね。


総理、新基地の建設、直ちに中止してくださいよ。


沖縄の海兵隊、キャンプ・ハンセン、ホワイト・ビーチのみをローテーション基地とすればいいじゃないですか。普天間は速やかに撤去、代わりにグアム、テニアンの新しい訓練基地、日本の費用で建設する提案、アメリカ政府に当然すべきだと思いますよ。しないんですか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、委員に利権という言葉については取り消していただきたいと。何の根拠もなく極めて名誉を傷つけるような発言は控えていただきたいと思います。そのことをまず強く申し上げたいと思います。


そして同時に、この普天間の移設につきましては、例えば民主党において最低でも県外という公約をされたわけでありますが、三年間の言わばこの政権を担っている間を通じて、この辺野古への移転しか道がないという結論に、様々な案を検討されたと思いますが、ということになったわけであります。


自民党におきましても長年これは検討してきたところでございますが、我々は唯一のこの普天間の移設先であるという結論に至っているところでございます。


○山本太郎君 残念ながら、民主党がちゃんとその北マリアナの方々とお話をされていたんですよ、どうやったら移せるかということを前向きに。


話、続けます。


沖縄で、もう一つ大きな問題あります。1951年……(発言する者あり)理事会協議って言いませんでしたか、今理事の方々も。1951年、最初に結ばれた日米安全保障条約、旧安保。一年後、それとセットで締結された日米行政協定、これ大問題なんです。その後、新安保に変わったときに地位協定に変わる。で、この内容はどういうことなのかということなんですけれども、要は、戦勝国である米軍に対して、日本国内で好き勝手できる、全てフリーハンドを与えますという超不平等なものだったんです、行政協定は。


時が流れて、1960年に新安保に変わり、そのときに行政協定は地位協定に変わった。で、何が変わったのって、表向きは占領色が弱まったような雰囲気だったけど、実はそのまんまだったよって。密約が裏で交わされていた。岸政権当時の藤山外務大臣、マッカーサーの米駐日大使との間で交わされた基地の権利に関する密約、公文書で明らかになっています。


これ、地位協定変えなきゃ駄目なんじゃないですか。おじい様がやったことですよ。この国の主権を売り飛ばしたような売国条約になっているんです、これ。中身分かっているでしょう。行政協定からそのままになっているんですから。総理、変える気ないんですか、地位協定。アメリカに求める気はないんですか、地位協定の変更を。(発言する者あり)


○委員長(鴻池祥肇君) 私は、政治家というのは議場においてどういう発言でもいいと思う。私も相当暴言を吐いてきました。ただ、今の山本君の発言につきましては、やっぱり売国奴とか、(発言する者あり)売国条約とか、いろいろ不適切と私のような不適切な発言をしてきた者がそのように思う箇所が多々見られる。


これについては、後刻私は理事会においてこの議事録をもう一度精査して、そのようにさせていただきたいと思います。理事の皆さん、いいですか。よろしいですね。


じゃ、山本太郎君、質問を続けてください。


○山本太郎君 売国条約という言葉には、ちょっと皆さんの物議を醸すような言葉があったと思います。そこは訂正させていただきます。


全ての主権を売り渡しているような条約に対して、これを継続する。占領時代と変わらないものを今も約束し続けるというのは余りにもおかしいと思います。


総理、地位協定、アメリカに対して、これ変えることを求めないんですか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、山本委員が指摘された文書においては、政府として、米国において公開されたとされる文書の中身について一つ一つコメントすることは適当でないと考えます。米国も、一般に公開された文書につきコメントを行わないものと承知をしております。


また、地位協定については、事実上の改定とも評価される、今回はですね、環境についての、この地位協定についてのこれは新たな合意を行ったわけでございます。


このように、一歩一歩着実に進んでいるところでございます。


○山本太郎君 一歩一歩前進しているどころか後退していくというか、継続しっ放しなんですよね、占領時代を。やはりここを変えていかなきゃいけないと強く申し上げて、そして辺野古の新基地は必要がない、代替地もある、そしてアメリカの関係者でさえも必要がない、話し合えと言っている、そのことに対して是非耳を傾けていただきたい、そしてこの本法案は廃案しかないと申し上げて、質問を終わらせていただきます。


委員長、失礼しました。










http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/833.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 今日も国会前で安保法制反対デモ!安保法制の成立前で抗議がヒートアップ!警察と激しく押し合う場面も!明日は10倍集まろう!
今日も国会前で安保法制反対デモ!安保法制の成立前で抗議がヒートアップ!警察と激しく押し合う場面も!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8014.html
2015.09.16 01:03 真実を探すブログ



国会前で安保法案に反対の声「もっと時間をかけて」


国会前抗議行動20150915


「廃案!廃案!」 採決迫る安保法案、国会前で反対デモ


以下、デモの様子
























何だかんだと言われていますが、デモの勢いは全く収まりませんね。連日連夜のように1万人を超える人が集まるのは、福島原発事故以来の出来事です。自民党は明日の深夜までに安保法制を可決するとしていますが、それを食い止めるような勢いのあるデモをして欲しいと思います。


戦争法案反対 国会前デモ 2015-9-15 フルバージョン

2015/09/15 に公開
平成27年9月15日午後6時30分頃から





http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/834.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 狂った政権と闘うのは、野党の神聖なる義務である。(永田町徒然草)
狂った政権と闘うのは、野党の神聖なる義務である。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1716
15年09月16日 永田町徒然草


国会の与野党の攻防は、いよいよ最終闘争が始まる。安保法制特別委員会の鴻池委員長が明日9月16日午後6時から締め括り総括質疑(国会用語で“しめそう”という)を行うことを職権で決定したからである。これまで何度か鴻池委員長について触れおこうと思ってきたが、その機会を逸してしまった。鴻池委員長は、典型的な右翼反動の参議院議員なのである。彼は遂にその本性を現わしたのだ。国会おいて委員長は委員会の運営について絶対的権限をもっているのだ。


国会の審議状況を見ていれば、その結果が示すように与党の完全な負けである。その結果とは、各種世論調査で7〜8割近くの人が、今国会での成立を否定的に考えているこどである。安倍首相自身も、国民の理解が得られていないことを認めている。高村自民党副総裁に至っては、国民の理解など得られなくても仕方ないのだと開き直ている。安倍首相は「熟議を果たした上で、決めるべき時は決める」のが民主主義だという。これまでの衆参の審議を“熟議”という安倍首相の神経は、異常である


「国民の命と平和な暮らしを守るため」、「国民の生命と自由と幸福追求の営みを守るため」に今回の安保関連法案が必要なのだと安倍首相らは言う。彼らは安全保障環境が特段と厳しくなったから、いま直ぐに成立させなければなないと言う。安全保障環境が厳しくなったか否かくらい、国民だって判断できる。多くの国民は冷戦時代の軍事的緊張を知っている。ソビエトロシアが北海道に侵略する可能性を多くの国民が認識していたからこそ、専守防衛という防衛政策を確立してきたのである。


以上のようなことを“総合的”に考慮した上で、国民の7〜8割の国民は、この国会で安保関連法案をいま直ぐ急いで成立させる必要がないと判断しているのだ。安全保障政策は多額の予算を必要とするものであると同時に、ひとつ誤れば国民に死活的な惨禍を齎(もらら)すものである。それ故に、安全保障政策こそ国民の幅広い理解と支持があってはじめて成り立ち、機能するのだ。軍事オタクや戦争バカには、このことが分からないのだ。


9月16日の地方公聴会以後の国会闘争は、すべて頭数で決まる。安保関連法案の採決前に、参議院においては各種の委員長解任案・問責決議案等々、衆議院においても内閣不信任案等々が提出されるであろう。これらも基本的にはすべて頭数で決まる。国民はここ数回の国政選挙でいい加減な議席を与えていたことを臍(ほぞ)を噛んで悔やむであろう。しかし、基本的にはすべて頭数で決まるのが国会なのである。


今回の参議院の採決を自公“合体”政権は、“強行採決でない”というであろう。それは、維新の党の一部、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革などが安保関連法案に賛成したことを指すのである。昨晩のテレビに次世代の党・元気にする会・新党改革の代表者が、満面の笑みで与党代表と握手していた。この3党は、“例外なき国会承認”を法文に明記することを求めて自公“合体”政権と修正協議をしていたのだ。


しかし、安保関連法案の修正を自公“合体”政権は拒否し、閣議決定とか付帯決議に入れることで話がついたのだ。私は3党の顔ぶれを見ていて、どうせこんなことだろうと思っていたが、案の定そうなった。もともと与党になりたくて、うずうずしていた輩であるから、当然といえば当然である。問題はこの最終局面で維新の党が投票行動で割れて、党としてズタズタになであろう。そもそも橋下徹なる人物を持ち上げて維新の党を作り上げたのは、問題の多いマスコミであった。そんなものを整理しておくこともこの際必要であろう


民主党の岡田代表は、「この安保関連法案を廃案にするために“あらゆる手段を尽くす”」と度々発言している。野党第一党の党首がそういうのであるから、私は期待している。安倍首相・自民党・自公“合体”政権は、もう狂っているのだ。狂っている政権に対してあらゆる手段を尽くして戦うのは、野党の神聖な義務である。野党は遠慮せずに何でもやれば良い。そこから新しい日本が始まる。9月14日も9月15日も私は国会正門前に行った。最後まで私は行くつもりである。安保関連法案を廃案にしなかった場合、恐ろしことになる。私にはそれがハッキリと見えるからである


今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/835.html

記事 [政治・選挙・NHK192] <自衛隊内部資料流出>泥憲和氏「『俺の人生を懸ける時だ』と思ってあれをリークしてくれた幹部自衛官がいたということですよ」
2015年9月14日に行われた国会前抗議行動における、泥憲和氏(元自衛官)のスピーチの一部書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該箇所はUstreamの動画で2:52:30あたりからです。(本投稿の添付画像はこの動画をキャプチャしたもの)

IWJ【Ch4】安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 ―固定カメラ
http://www.ustream.tv/recorded/73222147
元自衛官 泥憲和さん20150914 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=v52i5OCaF5o

(書き起こしここから)

そして、この前、国会でですね、自衛隊の秘密文書が出てきたじゃないですか。24万7000人いる自衛官の中でね、たった350人しか出席できない会議だったんですよ。そこで配られた資料ですよ。たった350人しかいない、エリート中のエリート。そこから資料がリークされました。

どういうことですか。最高幹部ですよ。その資料をリークしたことがバレたら、その人の一生、台無しですよ。守秘義務違反ということで刑事罰も下ります。懲戒免職されたら退職金もない。自衛隊の関係者の中での信用も何もなくなっちゃって、一生わやくちゃになってしまう。

だけど、そのリスクと、日本が戦争に手助けしていくリスクとを天秤にかけたら、やっぱり今、俺の人生を懸ける時だと思って、あれをリークしてくれた幹部自衛官がいたっていうことですよ。

その決意をね、その決意を引き出したのは、皆さんのこの集会、デモです。本当に感謝します。

(書き起こしここまで)


スピーチ全文の書き起こしはこちら。

<安保法制反対国会前>元自衛官 泥憲和さん「安倍総理は自衛隊をとんでもないものに変えようとしています」みんな楽しくHappyがいい♪
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4357.html

[関連]
【安保法案】国会前デモで元自衛官「遠い外国で人殺しするために入った人なんていない」 ハフィントンポスト 2015年09月15日
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/14/nsbills-former-sdf-member_n_8136306.html
【全文公開!】「安保法制は?」「来年夏までに」「辺野古移転は?」「変更ない」--米軍への忠誠示す防衛省 「属国」日本の現状が明らかに!新たな「内部資料」を入手! | IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261545
Full text of leaked MOD internal document shows exceptional submissiveness. Translated in English
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261922
「軍の暴走」証拠資料の流出は立派 小林よしのりオフィシャルwebサイト 2015.09.03
http://yoshinori-kobayashi.com/8537/
<ポロリ>NHKの党首討論で自民高村副総裁が防衛相流出の「内部文書」が本物であると認める発言!
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/739.html
【20時50分・機動隊が国会前を封鎖!】鳴り響く「道をあけろ!」コール、警察による過剰警備で国会前が騒然!水島朝穂氏「安倍さんは恐れている」 | IWJ Independent Web Journal 2015年09月14日
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264479
戦争法案の廃案と自衛官の人権擁護を求める集会 2015/09/14 IWJ
http://www.ustream.tv/recorded/73217422
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/836.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 内田裕也もびっくり!反原発のJR連続不審火犯野田伊佐也は民主党川内代議士にフォローされていた!?

https://twitter.com/nekosuppa/status/247588285621350400

野田伊佐也
‏@nekosuppa
今週も反原発テント前でムード歌謡ジャムりますよー。。。@tp_kyo

JR連続放火の犯人のつぶやきを見たら、民主党の川内博史議員がフォロー。
なるほどね。

反原発→テロ

国会デモでも逮捕者が出ていましたが、なんだか納得。

ところで「民主党」

安保法制で反対、反対で大忙し。

でも支持率は上がるのでしょうか?

内田裕也さんは「民主党は嘘つき。投票したことが恥ずかいい」と告白してましたね。

民主党は集団的自衛権を認めていながら、野党になると前言撤回。

こども手当
消費増税
集団的自衛権

全部嘘でした(笑)

川内 博史がフォロー

ゾーンゲリヤン野田(ダイヤモンドぱすた)
‏@nekosuppa2
火災。。。見合せ。。。ってちゃうがな。TT【実は〜〜〜のビバ電】2015年8月22日、JR中央線の新宿駅〜中野駅間で発生した沿線火災の影響で、車両が緊急停止。運転を。。。3時間見合せ。。。BT

 
 
ゾーンゲリヤン野田(ダイヤモンドぱすた) ‏@nekosuppa2 8月30日 東京都 杉並区
敗戦。。。終戦ゆうてるけども、よう考えると、ホンマの敗戦はあっこから始まっとんねん。TT【日本テッカ時代】

ビバ電の違法イカ様暴走見て診ぬふりして顔色伺ってマズイマズイ迷惑な物質持ち込んで炊いて… https://instagram.com/p/7ArUkovpiR/
 
 

【話題】ロック歌手の内田裕也さんが民主党を猛批判「一番頭来たのは民主党。ウソつき政党だった」一票を投じたことを忌々しげに明かす
http://www.honmotakeshi.com/archives/46260473.html

11日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)で、内田裕也が、民主党を批判する場面があった。

番組では「この人に聞け!!」と題し、話題の人物や騒動の渦中にある著名人が
次々にスタジオに登場して、出演者に率直な質問をぶつけられた。
その中で、内田は特別枠として出演し、自身の過去を振り返っていた。

やがて話題は、内田も立候補した1991年の東京都知事選に移っていった。
当時、内田は散々「頭おかしい」と陰口を叩かれたが、結果的に4位となる結果を残し、周囲を驚かせたとか。

内田は、東国原英夫氏が宮崎県知事に就任したことや、橋下徹氏が大阪府知事として活躍したことを挙げ、「(自分の立候補は)ちょっと早かったな」と話した。

そんな内田に、司会のダウンタウン・松本人志は「(政治への)野心はおありになるんじゃないですか?」と切り込んだ。しかし、内田は「腹が立っているから」とその可能性を否定した上で、現在の政治に対する怒りをぶちまけ始めた。

内田は「一番頭来たのは民主党ですよね」と語り、民主党が過去に唱えた「政権交代」の
スローガンに心動かされ、一票を投じたことを忌々しげに明かした。
そして、内田は「悪いけどウソつき政党だったよね」と、民主党を切って捨てたのだ・・・



【安保法案】民主党歴代代表も集団的自衛権を認めていた!…自民・佐藤正久氏の暴露に民主党猛反発!!!(動画)
http://hosyusokuhou.jp/archives/45418995.html

・・・
佐藤氏は、岡田氏の発言が掲載された平成15年5月の読売新聞と「中央公論」17年7月号、
野田佳彦元首相の著書「民主の敵」から発言を抜き出してパネルに示した。佐藤氏の求めに応じ、
石川博崇防衛政務官がパネルを読み上げた。

「日本を防衛するために活動している米軍が攻撃された場合、日本に対する行為と見なし、
日本が反撃する余地を残すのは十分合理性がある。今の憲法は全ての集団的自衛権の行使を
認めていないとは言い切っておらず、集団的自衛権の中身を具体的に考えることで十分
整合性を持って説明できる」(岡田氏、読売新聞)

「仮に集団的自衛権を憲法なり、法律なりで認めるとしてもきちんと制限を明示したほうが
よいだろう。いずれにせよ、より具体的な形で議論すべきだ。最後にはその時々のリーダーが
政治生命をかけて決断しなければならない」(岡田氏、中央公論)

「いざというときは集団的自衛権の行使に相当することもやらざるを得ないことは、現実に
起きうるわけです。ですから、原則としては、やはり認めるべきだと思います。認めた上で
乱用されないように、歯止めをかける手段をどのように用意しておくべきかという議論が
大切になってくるわけです」(野田氏、著書)

佐藤氏は「まさに必要性を認めている。しかしなぜか6月の党首討論で岡田氏は『集団的
自衛権は必要ない』と断言した」と指摘。岡田氏が米艦防護は個別的自衛権や警察権で
対応できると主張を変えたことについて「外形上、他国防衛を集団的自衛権でなく個別的
自衛権で行うのは危険だ」と切り捨てた。

また、佐藤氏は、前原誠司元外相や長島昭久元防衛副大臣も行使を認める立場であることも
付け加えた。

・・・


<参考リンク>

■【JR連続不審火】逮捕された自称ミュージシャン・野田伊佐也(いざや)容疑者(42)がヤバすぎる件...(ソース多数)
http://www.honmotakeshi.com/archives/46274977.html


■脱原発主義者、ゾーンゲリヤン野田こと野田伊佐也@シオニスト養成所卒
http://tokumei10.blogspot.jp/2015/09/blog-post_969.html


■【動画】SEALDsの奥田愛基さんが国会で意見陳述も嘘だらけと話題
http://hosyusokuhou.jp/archives/45418740.html


■デモ参加者は「一般市民」ではなく「特定政党シンパ」? 参加したい人も同傾向
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150915/plt1509151830003-n1.htm


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/837.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 国交省の責任を隠蔽する御用学者たち - 片田敏孝、清水義彦、関根正人、山田正(世に倦む日々)と警察官不祥事と経団連
国交省の責任を隠蔽する御用学者たち - 片田敏孝、清水義彦、関根正人、山田正
警察官の集団強姦事件の直後、巡査部長が金欲しさで殺人を犯した、とマスコミが言っているが

もしホントなら、金儲けの為に兵器殺人をヨシとする国家体制に日本をせよと提言している経団連と同じではないか。自己の金の為に殺人をも厭わない。

法体系を好き勝手に破壊している政府・与党のモラル崩壊、それを見た一公務員の心に何が浸透したか。政権がNHKなどを従え実行している<隠してオーライ>モラルが波及しなかったといえるだろうか。
福島原発事故直後に警備に動員された警察官には当初マスク・タイベックさえなかったことの帰結をもみぢかに感じてもいるであろう。




茨城県の水害でも、本来の責任が隠蔽されつつあるそうだ。
原発事故の時のように、マスコミを使って!

「彼らはマスコミを握っている。災害についての報道は、
御用学者とマスコミで好きなように「事実」を捏造し細工できる」


「政府当局の過失と不作為を隠蔽してしまっている。
福島原発事故のときと全く同じ構図だ」


「国交省は3年前に策定した「鬼怒川河川維持管理計画」の中で、あの決壊した堤防部分を要注意箇所として指定していたのである。」

「つまり、下館河川事務所は、堤防工事を計画するに当たり、早急に整備する必要のある場所とそうでない場所を区分けし、優先順序をつけていて、当該決壊場所は早期着工を必要としていた箇所なのだ。強度が弱いという認識があったのである」



〜〜〜〜引用開始〜〜〜〜
http://critic20.exblog.jp/24681543/#24681543_1

国交省の責任を隠蔽する御用学者たち - 片田敏孝、清水義彦、関根正人、山田正


週末(9/12-13)、常総市の水害について重要な政治的動きがあった。一つは、国交省が御用学者とマスコミを動員して、堤防決壊の原因をうやむやにする隠蔽工作に出たことである。もう一つは、避難指示が遅れた責任を常総市長に押しつけて糾弾するリンチ攻撃を、マスコミが総力を挙げて展開したことである。一般の国民は、これで責任は常総市長にありという見方に落ち着いたはずで、国交省(関東整備局)の責任と関与は完全に意識から消えたことだろう。政府(官僚機構)というのは恐ろしい。彼らはマスコミを握っている。災害についての報道は、御用学者とマスコミで好きなように「事実」を捏造し細工できる。本来、鬼怒川の堤防決壊とそれによる水害については、一級河川を管理している国交省が国民の前に出てきて説明するのが当然だ。国民は、水害を防ぎ、安全を守るために政府に税金を納めている。鬼怒川の河川整備計画と維持管理計画を策定し、予算を計上して工事を実施し、水量を監視しているのは国交省であり、今回の災害について、何が起きたのか、堤防決壊の要因は何だったのか、それを国民の前で記者会見する責任があるのは国交省だ。ところが、災害発生の直後から、マスコミに「専門家」を称する御用学者が跳梁し、彼らが中立の研究者の偽装をして国交省の代わりに言い訳と詭弁を言いまくり、政府当局の過失と不作為を隠蔽してしまっている。福島原発事故のときと全く同じ構図だ。


国交省は、「専門家」を使って自らの災害責任をうやむやにするだけでなく、身代わりに別の犯人を仕立て上げ、「あいつのせいで避難が遅れた」とマスコミを動員して叩きまくり、責任をスリカエるという冤罪工作までやってのけた。恐ろしい国家による謀略詭計。9/12のTBS報道特集で解説した群馬大学の「専門家」は、清水義彦だろうか。9/13のマスコミ報道にも登場し、国交省現地調査団の一員として決壊現場を調査、「越水破堤」が原因だと結論している。報道特集の取材映像では、「どこが破堤するかは分からない」と言い、今回の破堤が不可抗力の天災であることを強調した。避難指示の遅れを常総市の責任だと決めつけた片田敏孝といい、群馬大学は国交省の御用アカデミーそのものだ。実際、最近の首都圏関東の国立大学はその性格が強くなっていて、埼玉大は文科省の御用アカデミーであり、埼玉県は文科省が新制度を法制化して全国展開する前にフィージビリティスタディするテストパイロット県になっている。7/12のNHKスペシャル - 「ブラタモリ」を押しのけた官僚の工作番組 - では早稻田の関根正人が出演し、「今回決壊した堤防が特に強度が弱いということはない」と弁護していた。関根正人のプロフィールには、国土審議会専門委員、国土交通省関東河川懇談会委員、鬼怒川・小貝川リバーカウンセラー、利根川水系河川整備計画策定に係わる有識者会議委員、等々の肩書きが並んでいる。



ネットに「鬼怒川・小貝川有識者会議」のPDFが上がっていて、9年前の2006年の議事録があり、その中に関根正人の名前がある。官僚の手法よろしく、関東整備局(下館河川事務所)が中長期の河川整備計画を決定するに当たって、その正当性(お墨付き)を担保するため、有識者を集めてシャンシャンの座談会を催している。12月4日に虎ノ門パストラルでの会議だから、終了後は銀座か赤坂で豪勢な忘年会の宴席だっただろう。無論、夜の懇親会の費用も税金である。この「会議」では、どうやら河川工学の「専門家」は関根正人だけで、他は専門外の顔ぶれを揃え、座長選出も関根正人が音頭をとっている。予め事務局である関東整備局の官僚が根回しして、「(関根)先生が西村先生を座長にご推薦願います」という段取りだったのに違いない。つまり、関根正人が関東整備局と昵懇の御用学者で、このプロジェクトの原案を官僚と一緒に作った男であり、例の、福島原発の事故のときに「メルトダウンはあり得ない」とデマ言説を刷り込んでいた(原子力学会の)御用学者と同じ立場と動機なのだ。この有識者会議が何回か開かれて「鬼怒川河川整備計画」が組まれている。その情報は、本来なら関東整備局のサイトで公開されているはずなのだが、前にも書いたようにファイルが削除されてしまっている。利根川・江戸川や荒川や中川・綾瀬川については公開されているのに、鬼怒川と小貝川については削除されて見れなくなっている。



が、頭隠して尻隠さずの喩えどおり、その「基本計画」の一部を成すと思われる、2012年3月策定の「鬼怒川河川維持管理計画」のPDFはネット検索で閲覧が可能で、その中身を詳細に確認、検証することができる。関根正人と下館河川事務所の役人が纏めた111頁の分厚い政府文書だ。P.49とP.50を見ると、「出水時の河川巡視」という項目がある。「洪水による出水時には必要な区間の河川巡視を行い、概括的な河川の状態把握を迅速に行うものとする」、「重要水防箇所を中心に出水が生じている区間を対象として出水時の河川巡視を行う」「河川巡視は、堤防、洪水流、河道内樹木、河川管理施設及び許可工作物、堤内地の浸水等の状況を概括的に把握する」とある。「出水時」の定義も細かく規定があり、「氾濫注意水位(警戒水位)を上回る規模の洪水時」とされ、その水位は、「鬼怒川水海道」の定点観測所で「3.5m」と決められている。さすがに役所だ。細かい。さて、9/9から9/10、下館河川事務所の職員はどのような「河川巡視」を行い、どう報告し、どう自治体に通報・警報したのだろう。例の決壊した三坂町の堤防部分は、前の記事にも書いたが、明らかに「重要水防箇所」である。9/9から9/10にかけて、鬼怒川の下流域は「出水時」の状態になっていたのだから、「重要水防箇所」であった件(くだん)の堤防地点には、この「維持管理計画」に従った「河川巡視」が行われていなければならない。行われていなければ行政の不作為となる。



PDF資料のP.50-51には「点検」の項目があり、「出水中には、洪水の状況等を把握するため、必要に応じて点検(調査)を実施するものとする」とある。「点検は、徒歩等による目視ないしは計測機器等を使用し、堤防、護岸、水制、根固工、床止め等の変状の把握、樋門、水門、堰等の損傷やゲートの開閉状況の把握等、具体的な点検を行う」と書かれている。9/9から9/10にかけて、誰がどういう「点検」をしたのか。この文書の中の最も注目すべきポイントは、P.34の「図4-2 堤防の詳細点検結果」ではあるまいか。この図の中に「今回の詳細点検の結果、浸透に対する安全性不定区間」と指定され、赤い線が引かれた堤防の箇所が示されている。PDF表示を拡大して確認していただきたいが、左側(下流)の石下橋、石下大橋の左、芙蓉橋との間の下側(左岸)に赤くラインマーカーされた箇所がある。
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/gaiyo10/h23ijikanri%20kinu.pdf

ここはまさしく今回決壊した場所ではないか。国交省は3年前に策定した「鬼怒川河川維持管理計画」の中で、あの決壊した堤防部分を要注意箇所として指定していたのである。すなわち、他よりも強度に不安ありと認定していたということだ。この「河川維持管理計画」から2年経った、昨年(2014年10月)出された「鬼怒川直轄河川改修事業」のPDF資料を見てみよう。
http://bit.ly/1Kdy9zS
堤防工事を説明する最新の事業計画書である。P.4に具体的な地図があり、「整備予定」の区画が青くラインマーカーされている。その一つに、「かさ上げ・拡築(中妻(上)・三坂・新石下・本石下地区)がある。



まさに動かせない証拠だ。この事業計画図には、「洪水を安全に流下させるための対策については、浸水氾濫による被害を防止するため、流下能力が低く緊急性が高い箇所を優先して、施工を実施」、「浸透・侵食対策については、高水敷幅が狭く出水時に堤防まで侵食される危険性が高い箇所を優先して低水護岸の整備等を実施」と明確に書かれている。つまり、下館河川事務所は、堤防工事を計画するに当たり、早急に整備する必要のある場所とそうでない場所を区分けし、優先順序をつけていて、当該決壊場所は早期着工を必要としていた箇所なのだ。強度が弱いという認識があったのである。関根正人がNHKの番組で断言していたところの、「堤防の強度に差はない」という説明は真っ赤なウソだ。今、清水義彦山田正たちは、越水による浸食によって堤防の外側が崩されたのだという「越水破堤」という作り話を捲き散らし、国交省の過失と不作為を覆い隠そうとしている。しかし、実際には、三坂町の自治会の区長が決壊時の現場に堤防に立って川を見ていたのであり、決壊に遭遇して流されたという体験を証言しているのだ。越水して外側の堤防面を浸食するほどの氾濫であれば、堤防に人が立つことはそもそもできない。破堤は、御用学者が唱える作り話の現象によってではなく、強度不足の堤防が崩壊したというのが真実なのだ。群馬大の清水義彦も、国交省関東整備局お抱えの御用学者であり、関東整備局の有識者会議に委員として名を連ねている。国交省社会資本整備審議会の事業評価小委員会にも名前がある。

中央大の山田正も大物の国交省御用学者で、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の委員であり、「内閣府次世代インフラ戦略協議会」の委員を務めている。肩書きを見ると、まさに国交省の用心棒の重鎮様だ。御用学者たちが、鬼怒川の堤防決壊は100%天災だと言い、関東整備局側には何の落ち度もなかったと言い、避難指示遅れの濡れ衣を常総市長に着せている。
Commented by 愛知 at 2015-09-14 23:24 x
国家賠償法第二条
 道路、河川その他の公の営造物の設置又は管理に瑕疵があったために他人に損害を生じたときは、国又は公共団体は、これを賠償する責に任ずる。
2.前項の場合において、他に損害の原因について責に任ずべき者があるときは、国又は公共団体は、これに対して求償権を有する。ご教授の御用学者どもにも求償してもらいたい。


〜〜〜〜引用終了。〜〜〜〜
記事 [政治・選挙・NHK192] 和田政宗議員、デモに苦言「寝かしつけるのも大変」[日刊スポーツ]
和田政宗議員、デモに苦言「寝かしつけるのも大変」
http://www.nikkansports.com/general/news/1538770.html

 15日に参院特別委員会で行われた安全保障関連法案の公聴会で、質問に立った次世代の党の和田政宗議員が、14日に国会周辺で行われた大規模な抗議集会に関連し、「平穏な抗議活動やデモができないものだろうかと、感想として思っている」と、苦言を呈した。

 「抗議活動は憲法上、認められた権利だ。大いにやってもらって構わない」とした上で、「でも、昨日(14日)のデモは、午後9時を過ぎても太鼓の大きな音や声が聞こえ、議員会館の執務室でも大音量で聞こえた」と指摘。「国会議員なら、許容しなければならないが、国会近辺には住居やマンションがある。小さな子どもがいる人は、寝かしつけるのも大変だったのではないか」と指摘した。

 14日の抗議集会には、主催者発表で4万5000人が参加。警察関係者も、1万7000人が参加したとみており、参加者の抗議の声は、午後10時すぎまで続いた。

 一方、和田氏は「日本はいい国だ。自由に意見が言える。当たり前のことだが、それだけ民主主義がしっかりしている。これが中国だと、チベットやウイグルで平和裏に活動をすると、銃を乱射されて射殺される」と主張した。

[日刊スポーツ 2015/9/15]
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/839.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 少数野党が法案の時間切れを狙う為にやれる事を全てやるか? 国民は希望している
このままでは数の力で憲法違反の悪法が通過してしまう。

個人のゆとりを無くしてもデモで講義を具現化した民衆を信じて世論を信じて
数で劣っている野党は貴方たちの出来る事を全てやってくれ!

ピケ
ピケ戦術
委員会室や議場(あるいは議長室出入口の外など)で少数派議員がピケを張るなどして多数派や議長の入室を阻止し物理的に議事を妨害すること。議場占拠。これは合法的とは言いがたい実力行使である。もっとも、通常は会派単位で行うものについて懲罰に至らないのが通例である。


フィリバスター(牛タン戦術)
長い演説で議事進行を遅らせる「フィリバスター」戦術は欧米で例が多く、日本でも戦前の
帝国議会では5時間を超す演説もあった。戦後は国会法で議長が発言制限できるようになった
こともあり、特に衆院ではほとんど例がなくなった。


牛歩戦術
牛歩戦術(ぎゅうほせんじゅつ)とは、日本の国会において少数派が議院規則の範囲内で議事妨害を行う手段の一つ。これに関連する議事妨害の手段として


 
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/840.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 10月改造で麻生財務相「更迭説」 健康不安や離婚説の尾ひれも(日刊ゲンダイ)
             理由は“安保法案”と“消費税”だが…(C)日刊ゲンダイ


10月改造で麻生財務相「更迭説」 健康不安や離婚説の尾ひれも
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164011
2015年9月16日 日刊ゲンダイ


 10月上旬に予定されている内閣改造。安倍首相が麻生財務相を“更迭”するという臆測が流れている。理由は“安保法案”と“消費税”の2つだ。

 安保法案の参院審議が進まないことに安倍官邸はカンカン。怒りの矛先は、安保法案を審議している特別委員会の鴻池祥肇委員長に向かっている。丁寧に審議を進めた結果、採決の日程が後ろにずれ込んでいるからだ。さらに、矛先は麻生財務相にまで及んでいるという。

「鴻池委員長と麻生財務相は誰もが認める盟友。そのため、安倍周辺は“なぜ麻生さんは、審議を強引に進めるように鴻池さんに言わないのか”と不満を強めている。麻生財務相が“ポスト安倍”の有力候補ということもあって、安倍周辺からは、“麻生さんは鴻池さんのやり方を黙認しているのではないか”“安倍首相を困らせようとしているのではないか”と疑心暗鬼まで生まれています。猜疑心の強い安倍首相は、麻生さんを更迭するのではないかという見方が出ているのです」(官邸事情通)

 更迭説が浮上しているもうひとつの理由は、消費税増税の“再凍結”に備え、いまから麻生財務相を閣外に出しておくというものだ。

「アベノミクスが行き詰まっている安倍首相は、もう一度、消費税率10%への引き上げを凍結することも考えています。しかし、財務省の悲願である消費税増税を2回も凍結しようとしたら、財務省の代弁者となっている麻生さんが猛反対するのは確実。仲の良い麻生さんとケンカしたくない安倍首相は、事前に麻生さんを外すだろうとみられているのです」(霞が関関係者)

 更迭の布石なのか、麻生財務相の“健康不安説”や“離婚説”まで流れている。菅官房長官、麻生財務相、岸田外相、甘利経財相――の4閣僚が安倍内閣を支えてきた。更迭でバランスが崩れれば、政権がガタつく可能性も高いのではないか。



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/841.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 最高裁元判事が国会で安保法制に毒舌全開!「安倍首相は詭弁」「いまはなき内閣法制局」「なめたらいかんぜよ」(リテラ)
             “法の番人”OBたちが意地を見せる!だが安倍首相は…(自由民主党公式サイトより)


最高裁元判事が国会で安保法制に毒舌全開!「安倍首相は詭弁」「いまはなき内閣法制局」「なめたらいかんぜよ」
http://lite-ra.com/2015/09/post-1491.html
2015.09.16. リテラ


 昨日、国会で開かれた安保法制にかんする中央公聴会。とくにSEALDs中心メンバーの奥田愛基氏の公述に大きな注目が集まったが、じつはもうひとり、強烈な安保法制批判を繰り出した人物がいた。それは、元最高裁判事で旭日大綬章受賞者でもある濱田邦夫弁護士だ。

 まず、濱田氏は公述で、内閣法制局を皮肉たっぷりにこう表現した。

「いまは無き……と言うとちょっと大袈裟ですけども(笑)」

 いわば、元最高裁判事からの内閣法制局に対する「お前はもう死んでいる」宣告。──この発言に野党議員からは笑いが起こったが、このほかにも濱田氏は“名言”を連発した。

 たとえば、「集団的自衛権の行使を認めるこの立法は合憲の範囲内ですか?」という蓮舫議員からの質問には、たった一言、「違憲です」と返答。安保法制の妥当性を問われると、「正当性はないと思います」と言い、「安倍総理の手法は国民の感情に訴えたつもりでありましたけれども、現在の国民感情というものは圧倒的に反対」とバッサリ。

 また、新3要件が満たされれば事実上、武力行使ができるようになる法案にもかかわらず「いささかも専守防衛は変わっていない」と安倍首相が言い張ることについては、「詭弁だと思います」と一刀両断。さらには、議員たちにこんな厳しい言葉を投げつけた。

「私は、政治家のみなさまには、知性と、品性と、そして理性を尊重していただきたいし、少なくともそれがあるような見せかけでもですね、これはやっていただきたいと」

 つまり、知性や品性や理性がないならないで、せめてあるように振る舞ってよ!と苦言を呈しているのだ。与党はもちろん、それまで濱田氏の発言に拍手を送り、我が意を得たり!と言わんばかりに爆笑していた野党議員たちも、この発言にはさすがに黙りこくっていた。

 しかし、濱田氏はなにも説教を言いに国会へ来たわけでは決してない。元最高裁判事として、安保法制の問題を追及しにやってきたのである。当然、その舌鋒は鋭い。

 たとえば、安倍晋三首相が憲法9条の範囲内だと主張している点には、「憲法9条の範囲内ではないんじゃないかというのが、私の意見でございます」と発言。「本来は憲法第9条の改正手続きを経るべきものを内閣の閣議決定で急に変えるということはですね、法解釈の安定性という意味において非常に問題がある」と異議を唱えた。

 とくに、安倍首相が集団的自衛権の合憲の根拠として上げる砂川判決については、「砂川判決の具体的な事案としては、米国の軍隊の存在が憲法に違反するかということが中心的」とし、「個別的であろうが集団的であろうが、そういう自衛隊そのもの、元は警察予備隊と言っていたそういう存在について争われた事案ではないという意味において、これを(合憲の)理由とすることは非常に問題がある」と断言。

 さらに、同じく安倍首相が根拠とする砂川判決の昭和47年政府見解についても、当時の資料をもとに、「関与した吉國(一郎・内閣法制局)長官とかですね、真田(秀夫・内閣法制局)次長、総務主官、それから参事官ですね、そういった方々が国会でも証言しているように、このときには海外派兵というかですね、そういった集団的自衛権というものそのものは、政府としては認められない、と(している)」と言い、“昭和47年政府見解に限定的な集団的自衛権が含まれている”とする安倍首相の主張を、このように言明した。

「それは(集団的自衛権が含まれていると)読みたいという人がそう読んでる、というだけの話で、裁判所に行って通る話かと言うと、これはあくまで一私人の推測になりますが、そりゃ通らないでしょ(笑)」

 濱田氏は公述中や質問に回答する際、ときおり笑いを浮かべていたが、それはきっと「なぜ、こんな当たり前のことがまかり通っているのか」という呆れから生まれていたのだろう。実際、濱田氏は「とても法律専門家の検証に耐えられない」と述べ、安保法制を合憲だとする学者や政治家の見解に対し、「『最高裁では絶対違憲の判決が出ない』というふうな楽観論は、根拠がないんではないかと思っております」と言い切っている。

 なかでも、濱田氏の呆れは、「いまは無き」内閣法制局に強く向けられていた。

 いままでは、内閣法制局が存在することで日本の憲法解釈は安定してきた、と濱田氏は言う。事実、内閣法制局は「法の番人」と呼ばれ、これまでも総理大臣であろうと手出しができない「聖域」だった。しかし、安倍首相は第一次内閣時、宮崎礼壹内閣法制局長官によって解釈改憲を阻まれたことから、第二次政権では外務省出身で元フランス大使の小松一郎氏を異例の抜擢。小松氏が体調不良になると、後任として自分の言いなりとなる横畠裕介氏を昇格させている。

 こうした安倍首相の傍若無人な人事を、濱田氏は「機能が失われた状況」と表現。「内閣の言うとおりのことを言う人を時の長官にするというような人事自体がですね、国民の信頼を著しく損なっていると思います」と厳しく批判し、「今回の法制は、聞くところによると、この伝統ある内閣法制局の合憲性のチェックというものが、ほとんどなされていないというふうに伺っておりますが、これは将来、司法判断にいろいろな法案が任されるというような事態にもなるんではないかという感じがします」と危惧を表明。そして、横畠内閣法制局長官についても、「たいへん偉い先生ですが、おやりになったことは司法に汚点を残す、まことに残念な行為だったと思います」と非難した。

 先日も、元最高裁裁判長だった山口繁氏が「安保法制は違憲」と批判し、大きな注目を集めたばかり。最高裁裁判長も判事も、OBは揃って「違憲」と言っているわけだ。だが、そんな声も、安倍首相には届かない。砂川事件の最高裁判決を合憲の根拠にしているというのに、元最高裁裁判長が違憲と主張すると、今度は「いまや一私人になられている方について、いちいちコメントするのは差し控える」と取り合おうともしなかった。結局、自分に都合の悪い話には聞く耳ももたず、国民が納得のいく反論もせず、ただ逃げるだけだ。

 濱田氏は、安倍首相のそんな言葉を踏まえ、“私は一私人。現職じゃない人間が口を出すことではない”とした上で、公述人として国会で語ることにした理由を、こう話した。

「OBとしては、あまりにもひどい状況で、黙っていられないと。(中略)本来は黙っていようと思ったんだけれども、どうにもこれでは日本の社会全体がダメになってしまうということで、立ち上がっているわけです」
「安倍政権に国民が望んでいるのは経済的な問題の解決。それで総選挙も勝ったわけですし、いまも内閣を支持する一定の割合の国民がいるというのは経済をなんとかしてくれということであって、戦争してくれと言っているわけではないと思います」

 そして、元最高裁判事として、「最高裁では絶対に違憲判決が出ない」と楽観視している者たちに、濱田氏は再度、このように啖呵を切ったのだ。

「いまの現役の裁判官はたいへん優秀な方です。その司法部を、なめたらいかんぜよ」

 ──濱田氏は安保法制を、法としての問題だけではなく、言論の自由や報道の自由、学問の自由をも脅かす“日本の民主社会の基盤が崩れていく重大な脅威”だと評した。そう、ほんとうの脅威は中国や韓国ではない、この目の前の政権なのだ。

 元最高裁判事が国会で議員たちに直訴したこと。それはこんな言葉だった。

「ぜひ、みなさま方の良識、良心にしたがって、この審議の否決を決めていただきたいと思います」

(水井多賀子)


関連記事
<今は亡き内閣法制局>9/15中央公聴会:濱田邦夫元最高裁判事の発言が辛辣でグー!「政治家は知性・品性・理性がある”…
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/807.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安倍政権に猛抗議、国会前デモ、採決後もっと広がる輪(まるこ姫の独り言)
安倍政権に猛抗議、国会前デモ、採決後もっと広がる輪
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/09/post-ab09.html#comment-132496877

夜間でも平日でもこの数、主催者発表で4万5千人。
安保反対派の国会前でのデモ。すごい数だ。
それにしても、警察車両が多い事は!
まるで暴力団が(警察組織)安倍組の親分を守るかのような
光景だ。

国会には1mmたりとも近づかせたくないようで、必至で守ってい
る。
警察関係者は一万七千人としているが、ネトウヨ・ネトサポ達は
たったこれだけかといちゃもんをつけるのだろうが、賛成派のた
ったの500人のデモを、何と言うのだろう。
賛成派がデモをしても、1000人も集まらないのに、反対派のデ
モには盛んに数を気にする。

ネトウヨ・ネトサポ達は、デモをすると在日だとか、左翼だとか、
すぐにレッテル貼りをするが、考えてみればデモをしている人達
は“憲法を守れ””自衛隊の海外派兵反対”と考えている人達だ。
私もその一人ではあるが、今の国の基本を守れと言って言る訳
で、その思想は左翼どころか、“保守”に当たるのではないか。

一方安倍政権は、火急の時は憲法を守らなくてもよい、政府の
判断で何事も進める事ができると国会で述べている。
この思想の方が、急進的であり過激であり、保守どころか左翼
のようでもある。
不思議な展開だ。

安保法制採決へと大詰めを迎えている。
>首相、支持なくとも安保法案採決 「成立後に国民は理解」

>首相は、法案に国民の支持が広がっていないと認めた上で
「熟議の後に決めるべき時には決めなくてはならない。それが民
主主義のルールだ」と参院に早期の採決を促した。
>同時に「国民の命、平和な暮らしを守るために必要不可欠な
法案だ。一日も早く成立させたい」と強調した。

安倍首相は、民主主義とは選挙に勝った方はすべての法案で
白紙委任を貰ったと思っているのではないか。
支持なくても採決?
自分たちは選挙に勝ったのだから、後でとやかく言う事はない、
選挙で勝った党の党首が決めるのだからとでも思えるような、民
意は完全無視だ。
成立後に理解が進む?それほど国民を馬鹿だと思っているの
か、もう、この首相の仰天思考には唖然とするばかりだ。

バカな国民は成立さえしてしまえば、あきらめると思っているの
だろう。
そして選挙の時は必ず自民党に投票すると思っているのだろう

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/843.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 違憲「安保法」訴訟“弁護団長”が明かす「戦略」と「勝算」〈週刊朝日〉
違憲「安保法」訴訟“弁護団長”が明かす「戦略」と「勝算」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00000003-sasahi-pol
週刊朝日 2015年9月25日号


 安保関連法案が成立した後も、舞台を国会から法廷に移して闘いは続きそうだ。新法を「違憲」とする訴訟の準備が進んでいる。

 中でも注目されるのが、三重県松阪市の山中光茂市長が中心となった市民団体「ピースウイング」が準備している訴訟。弁護団長に名が挙がるのは、6月の衆院憲法審査会で安保法制を「違憲」と断言した小林節・慶応大名誉教授(66)だ。小林氏がこう語る。

「安保法案が成立すると、安倍晋三首相の判断だけで自衛隊を海外に派遣できるようになり、国民は戦争の危険にさらされ続ける。国民が平和に生きる権利を侵害されたことへの損害賠償を求める訴訟を起こします。憲法学者、ジャーナリスト、俳優など、各界を代表する著名人を100人集め、原告になってもらう。弁護団は日弁連に組織化に協力してもらい、千人並べたい」

 何ともド派手な訴訟になりそうだが、法廷での勝利は容易ではない。まず、現在の司法制度では法律自体が合憲か違憲かについてだけの判断を下せない。そのため、「海外に派遣された自衛隊員が赴任を拒否して処分を受けるなど具体的な事件がない限り、すぐに訴訟を起こしても裁判所に却下される可能性が高い」(元最高裁判事)という。

 仮に法廷闘争が始まった場合、最大の関門となりそうなのが「統治行為論」である。1959年の砂川事件の最高裁判決で示されたこの考え方は、国の安全保障のような高度に政治的な事案は、「一見極めて明白に違憲」と認められない限り、裁判所は判断を避けるというものだ。

 元内閣法制局長官で弁護士の阪田雅裕氏がこう語る。

「最高裁判事は一種のエリート司法官僚で、考え方は体制寄り。昨年7月の閣議決定で、内閣法制局や公明党がそれなりに理屈が立つよう集団的自衛権の行使の範囲を限定しており、安保関連法を『明白に違憲』とまで判断できないのではないか。ホルムズ海峡へ自衛隊を派遣した場合など、個々の事例で違憲と判断する可能性はあるが、法律が違憲という判決を狙うのはかなり難しいと思います」

 もっとも、小林氏はこうした状況も??織り込み済み??だと言い、裁判の本当の狙いをこう明かした。

「せめて一審ぐらいは勝ちたいですが、『統治行為論』もあるので法廷で勝つのは難しい。裁判はあくまで政治的なキャンペーンの手段。違憲であることを国民に訴え続け、来年の参院選、数年後の衆院選に勝利して、安保関連法を廃止する。控訴審あたりで衆院選になるから、弁護団で会見を繰り返し開いて、国民に問題の存在を思い出させるのです」

 狙いはあくまで政権交代一本。大半の憲法学者が「違憲」と言う法案でも、敗訴を覚悟した戦略を考えざるを得ないのが、日本の司法のお寒い現状なのだ。

 こうした状況に、「秘策」を提唱する議員がいる。元文部科学相の中川正春衆院議員(民主党)がこう語る。

「ある法案が違憲か合憲かを照会されたら、最高裁が見解を述べなければならない制度を議員立法でつくりたい。見解に法的拘束力はありませんが、今回のようななし崩し的な違憲立法を事前に止めることができる。カナダに同様の制度があります。実現のためには最高裁に専門部署をつくるなど準備も必要だが、司法を機能させるためにも、試す価値があると思います」

 日本の民主主義が健全に機能するのかどうか。国民のための司法よ、よみがえれ。

(本誌・小泉耕平、平井啓子、一原知之、牧野めぐみ、古田真梨子、永野原梨香)



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/844.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安保が引き金で民主解党→新党結成へ〈週刊朝日〉
安保が引き金で民主解党→新党結成へ〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00000002-sasahi-pol
週刊朝日 2015年9月25日号


 維新の党からの「新党結成」ラブコールに、「名前を変えればいいというものでもない」と慎重な民主党・岡田克也代表。だが参院でも行われそうな安保関連法案の「強行採決」が、岡田氏に“重大な決断”をさせるとの見方が党内で広まっている。同党の中堅議員が説明する。

「10年ぶりに代表に復帰した岡田さんですが、通常国会は数を背景とする安倍政権に押し切られてばかり。今回の安保もそう。忸怩(じくじ)たる思いでしょう。数の必要性も痛感しているはず。持論である二大政党制に向け、新党結成に舵(かじ)を切る可能性は十分にある」

 民主の国会議員は130人。分裂する維新の党などから30人が加わり新党を結成すれば、存在感はグッと高まる。最近、岡田氏が「維新の党」の江田憲司前代表や「生活の党」の小沢一郎代表と、頻繁に面会しているとの情報も流れている。ベテラン議員は「江田氏とは新党に向けての政策のすり合わせ。小沢氏からは新党結成のノウハウを教わっているのでは」と指摘する。

 9月3日には大西健介衆院議員ら若手が岡田氏と面会し「執行部は解党を決断し、新党を結成すべきだ」という要望書を提出した。岡田氏は怒るどころか、熱心に耳を傾けたという。

 ネックは支持母体の連合が、労組に批判的な維新との合流に後ろ向きなこと。だが、連合の古賀伸明会長は民主議員との会食で「民主党の第1章は終了した。読者は第2章を読もうと思っても、中身は1章と同じ。これでは読まれない。内容をガラリと変えるべきだ」と説いている。条件次第では維新との新党もやむなし、との思いのようだ。

 高まる新党結成の可能性に、政治ジャーナリストの角谷浩一氏も「結成はある」と指摘する。

「10月下旬には橋下徹大阪市長が新党を発足させます。これに対抗する“目新しさ”も必要。来夏の参院選で結果を出せなければ、岡田代表は引きずり降ろされる。年内に新党をつくり、勝負をかけると見るのが普通ではないでしょうか」

 安倍政権の強行採決という“アシスト”で、原理主義者が動く日は近い。

(本誌・小泉耕平、平井啓子、一原知之、牧野めぐみ、古田真梨子、永野原梨香)



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/845.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 今度のIAEA総会をメディアはもっと報道すべきだ  天木直人(新党憲法9条)
今度のIAEA総会をメディアはもっと報道すべきだ
http://new-party-9.net/archives/2690
2015年9月16日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 今年のIAEA総会は例年の総会とは決定的に異なる。

 なにしろ福島原発事故のIAEA最終報告書が提出され、それが議論の中心となっているのだ。

 それにもかかわらずメディアは報じない。

 共同通信が流しているのにそれを取り上げたきょう9月16日の毎日新聞ですらベタ記事だ。

 以下が、そのベタ記事の全文である。

 「国際原子力機関(IAEA)の総会が14日、ウィーンで始まり、
東京電力福島第一原発事故を総括する最終報告書が提出された。天野之
弥事務局長は演説で、世界の原発の安全強化に向け各国政府や電力会社
に『事故の教訓に学び、対策を取り続けてほしい』と訴えた。日本の原
子力委員会の岡芳明委員長は『報告書の内容を真摯に受け止める』と述
べた」

 このわずかな記事の中に多くの重要な問題点が含まれている。

 その一つが福島原発事故を見て原発を止めたドイツと、それでも再稼
働した日本の違いだ。

 そもそも原発をこれからも世界が維持・拡大していっていいとIAE
A参加国は考えているのか。

 何よりも福島原発事故の処理は適切になされている、終わっている、とIAEA参加国は考えているのか。

 安倍首相がアンダーコントロールと述べた言葉に疑問は呈せられないのか。

 岡芳明委員長の「真摯に受け止める」という言葉は、謝罪した言葉な
のか、などなど。

 今度のIAEA総会の主役は日本である。

 日本の代表団やオブザーバーは大規模であってもおかしくはな
い。

 誰が出席して、どんな発言をしているのか。

 そこで行われる議論は日本の原子力政策に影響を与えざるを得ないわ
けだから、IAEA総会の議論の模様は毎日のように報じられてもおか
しくはない。

 日本のメディアがここまで報じないのは、意図的な福島原発事故隠しか、怠慢か、どちらかだ。

 どっちにしてもメディアに対する批判は避けられない(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 長谷部教授 「山口元最高裁長官は、憲法解釈を示すことがほとんどなかった方。そんな方が発言をなさるのは、安倍政権の行動が
法律界全体への攻撃であるという危機意識によるものではないか」














http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/847.html
記事 [政治・選挙・NHK192] 安保法案、今国会成立に期待=米国務次官補  時事通信
 【ワシントン時事】ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は15日、ワシントンで講演し、日本の安全保障関連法案について「国会を月内に通過すれば、日本が(国際社会の)平和と安全にさらに貢献する扉が開かれる」と述べ、今国会中の成立に期待を示した。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091600118
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 力を振り絞る時は、今日と明日。強行採決を阻止し、展望を開こう(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/5e323869930e73ad1deed84a5d8cb713
2015-09-16 09:16:44

 自民党と公明党は、本日9月16日(水)もしくは17日(木)に強行してでも採決するハラを固めました。16日には野党の「次世代の党」「日本を元気にする会」「新党改革」の3党代表が、安倍首相と会談して妥協し、法案に賛成することで合意します。

 つまり、安倍首相は、与党だけでの「強行採決」という外見を避けることができるめどがたち、一部野党の協力を得て、晴れて「強行採決」できるのです。野党3党は、しょせん自民党の別動隊に過ぎず、自分たちの保身と利権しか考えない輩(やから)ばかり。国民の多くが、いまだに法案の審議は尽くされていないと考えているにもかかわらず、自民別動隊の3党は、国民の生命と安全を犠牲にする法案成立に貢献するわけです。

 しかし、今回は、民主党もそれなりにハラをくくったようです。徹底抗戦すると宣言しています。内閣不信任案や問責決議案などを連発して、ともかく今日と明日を乗り切る考えのようです。

 安倍政権側は、今日、明日に採決ができなかった場合、18日(金)に採決することになります。したがって、本当は本日を含めこの3日間が日本の行く末を決める剣が峰といえますよね。

 それにしてもこの間のNHKの偏向ぶりは、ますますひどくなってきました。日曜討論の島田敏男解説委員は、とくに与党の肩を持ち、例えば山本太郎議員が発言するとその発言の意味を薄めるような司会者発言をかぶせるか、他の人に違う問題を振って、山本発言の問題提起をなかったかのように扱います。

 籾井NHKは、時にサンケイ新聞以上に有害です。とくに、地方では、新聞という紙媒体の何倍もの影響力を持っています。NHKが流す情報が、「唯一の正しい報道」としてまかり通っているのが実態です。

 世論調査で、安倍首相が高い支持率を維持しているからくりがこんなところにもあるといえます。NHKの視聴料を不払いしましょう。法的になんの問題もありません。「籾井会長が辞任し、文字通り『皆様の公共放送』になったら、視聴料を払う」と言いましょう。国民のための、つまり「皆様の公共放送」は絶対に必要です。私たちが、時の権力から独立した報道機関を持つことは、民主主義を維持するうえで必須の要件です。だからこそ、いまのNHKの姿勢を正す必要があります。NHKの姿勢を正すための有効な手段が、「視聴料の不払い」なのです。勇気をもって、不払いを通知しましょう。

 安倍政権が安保法案を成立させても、まだ抵抗する運動は続きます。山本太郎さんが国会審議の中で提起したように、安保条約の見直しと、「日米地位協定」の撤廃は息の長い闘いになります。


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 「先ほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、話を聞いていただければと思います」(奥田愛基氏)。これが
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-ddf8.html
2015年9月16日 くろねこの短語


「先ほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、話を聞いていただければと思います」(奥田愛基氏)。これが日本だ、僕らの国会だ。戦争法案を審議する資格なんてあるわけがない。


 今夜にも採決という噂もあるけど、どうなろうと戦いがこれで終わるわけではない。それよりも怒りをどこまで持続させることができるかがこれからは問われていくのだろう。


 と同時に、野党のセンセイたちがどこまで抵抗するかも問われてるんだね。牛歩戦術だとか問責決議だとか内閣不信任案だとか、いろいろ言われてるけど、最後は野党議員が全員辞職ってのが一番インパクトあると思う。でも、やらないだろうけどね。それほどの気骨、気概のあるセンセイは野党にだってそうそうはいませんから。


・安保法案 きょう審議打ち切り 深まる疑念、矛盾
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015091690070006.html
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 イヌアッチイケーが中継しなかった昨日の公聴会でSEALDsの奥田愛基氏が発言の冒頭で、「こんなことを言うのは非常に申し訳ないのですが、先ほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、話を聞いて頂けるようおねがいします」とはにかみながらも放った一言に象徴されるように、永田町には自分の頭で物事を考えられない員数あわせの税金ドロボーばかりですからね。こんな時こそ、寝ている議員をアップで映し出すのが公共放送の役割なんだろうけど、レレレのシンゾーの手下が会長ですから、中継しないというこちらは受信料ドロボーという体たらくですから。


 親分のレレレのシンゾーからして、国会答弁なんか聞いていると、不謹慎極まりないというか、緊張感がないというか、なによりも自らが法案について理解してませんからね。だから、答弁に立ってもアタフタしちゃって、これが総理大臣かよっていう醜態をさらけ出す。その時の動画を是非ご笑覧ください。


中谷大臣の代わりの安倍総理答えられず、安保法案は複雑過ぎる!9/14の委員会答弁


 いかがでしょう。まあ、凄いもんです。これが、安保法制=戦争法案の審議の実態です。昨日の公聴会での専門家の発言は、もちろん傾聴に値する。たとえば、元最高裁判事の浜田邦夫氏の「いまは亡き内閣法制局」なんて皮肉たっぷりな発言なんか拍手喝采。隣にいた賛成派の大学教授も思わず笑っちゃってましたからね。現在の内閣法制局長官の横畠君なんか、恥じ入らなくちゃいけない。安保法制=戦争法案についての政府のこれまでの説明も「詭弁だ」と一刀両断したのも痛快ではあった。


 でも、専門家の意見というのは、法律論としてはもはや「違憲」ということで大勢は固まっているんだね。それよりも、法理論といった専門的な観点とは別に、こいつらのやってることはどこかおかしい。相手をやりこめるためなら平気で嘘をつくし、前言翻すのは日常茶飯で、そこに何の屈託もない。それどころか、他人の意見にはまったく耳をかさず、言いたいことだけを言い募る。あげくには、「法案が成立して、時がたてば理解が深まる」なんて、イカレポンチ丸出しの答弁までしてしまう。


 そんないかがわしい権力者たちが固執するあやしげな法案に、一般大衆労働者諸君は皮膚感覚としてその危険性を察知してるんだね。それを代弁してくれたのが、SEALDsの奥田氏の発言なのだろう。だからこそ、くろねこは小さくガッツポーズとともにエールを送りたいと思うのであった。


 というわけで、その全文を是非ご一読ください。ついでに動画もどうぞ。


・【安保法案】SEALDs・奥田愛基さん中央公聴会に 「路上に出た人々が社会の空気を変えた」(全文)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/15/sealds-okuda-aki-speech_n_8138032.html
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【9/16強行採決】 9/15奥田愛基SEALDs公聴会【全16分】




http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 政界地獄耳 政治には大切「歴史の継続性」(日刊スポーツ)
政界地獄耳 政治には大切「歴史の継続性」
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1538888.html
2015年9月16日9時6分 日刊スポーツ


 ★政治は歴史と同じように継続性が大切だ。戦後の70年にしても、その大半は自民党政権が担ってきた。つまり歴代の内閣、首相、閣僚、高級官僚、三権の長はいずれも、その時代を生き、取り仕切りながら、国家を動かし、閣議決定をして1つずつ、政治を前に進めてきた。その経緯の中で第90、96、97代の内閣総理大臣を安倍晋三が務めているということになる。首相が代わろうが、政権政党が変わろうが、過去の決定は変えるためには変更なり、改正が必要で歴史とはその連続性の中にある。

 ★その意味では11日の参院平和安全法制特別委員会の集中審議で、首相・安倍晋三が第2次橋本龍太郎内閣の時に指名された第14代最高裁長官・山口繁が、「少なくとも集団的自衛権の行使を認める立法は違憲だと言わざるを得ない」と指摘したことに対して「今や一私人になられている方について、いちいちコメントするのは差し控える」と発言したことには強い違和感を感じる。

 ★一方、民主党では中堅・若手議員で浮上した「解党論」が話題だ。14日には、元防衛副大臣・長島昭久が「野党結集のため、身を捨てる覚悟が必要」と解党論に踏み込んだ。過去の失敗をリセットしたいという気持ちが民主党内にあることは理解できる。また、この名前でいる限り国民に受け入れてもらえないという気持ちになることもわかる。しかし、民主党が政権の時にふるまった態度や政治、政策も、すべて歴史の連続性の中にある。消し去ることはできない。せめて党名をリセットしてとなっても、元民主党の人たちが名前を変えてやっていると国民は見てしまうものだ。歴史の連続性、継続性はそうたやすく書き換えられるものではない。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 国会前の安保法制反対デモ、参加者3名が逮捕される!公務執行妨害の現行犯!車道占拠等の混乱で衝突か?
国会前の安保法制反対デモ、参加者3名が逮捕される!公務執行妨害の現行犯!車道占拠等の混乱で衝突か?
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8017.html
2015.09.16 09:00 真実を探すブログ









☆シールズなど抗議活動 国会前混乱、3人逮捕
URL http://www.sankei.com/affairs/news/150916/afr1509160005-n1.html
引用:
 安全保障関連法案に関する参院の中央公聴会が開かれた15日、東京・永田町の国会議事堂周辺では同法案に反対するグループが抗議活動を行った。公聴会で意見を表明した法案に反対する学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで明治学院大4年、奥田愛基(あき)氏らがマイクを持ち主張を訴える中、一部の参加者が車道を占拠。男3人が公務執行妨害の現行犯で逮捕されるなど国会周辺は異様な雰囲気に包まれた。
:引用終了












恐らく、当日は警察官が道路を塞ぐような形でズラッと並んでいたことから、そこを急行突破しようとしてぶつかったということなのでしょう。15日は日曜日のデモで道路を突破された影響で、警察の数が更に増えていました。
警察が増えたことで逮捕が容易になったと考えられ、逮捕直前の詳しい情報がほしいところです。


Japan: Protesters arrested at rally against Japanese militarism


国会前決壊 2015年9月14日(月曜日)



関連記事
今日も国会前で安保法制反対デモ!安保法制の成立前で抗議がヒートアップ!警察と激しく押し合う場面も!明日は10倍集まろう!
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/834.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 原発板リンク・IAEA総会 イラン核開発問題などで議論(犬HKは他国事?!)
 原発板に投稿しました。

■IAEA総会 イラン核開発問題などで議論(犬HKは他国事?!)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/813.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 9 月 16 日 11:16:46: N0qgFY7SzZrIQ
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 教授の啖呵は「雑音」? それとも「民主主義」?(サンデー毎日)
教授の啖呵は「雑音」? それとも「民主主義」?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2015/09/27/post-340.html
サンデー毎日 2015年9月27日号


牧太郎の青い空白い雲 連載539

「金沢亭」といえば、太平洋戦争末期まで大阪市ミナミ法善寺南側にあった寄席が有名だが、東京・銀座にもあった。

 寺田寅彦の「銀座アルプス」に「暑いころの昼席だと聴衆はほんの四、五人ぐらいのこともあった。手ぬぐい浴衣(ゆかた)に三尺帯の遊び人が肱枕(ひじまくら)で寝そべって、小さな桶形(おけがた)の容器の中から鮓(すし)をつまんでいた」とある。明治30年代、銀座の「金沢亭」は小さな寄席だった(『銀座 歴史散歩地図 明治・大正・昭和』赤岩州五編著 草思社刊に詳しい)。

 昼席はガラガラでも、夜はいっぱい。三遊亭圓朝が出ると300の席が詰めに詰めて500、600になる。そうなると「金沢亭」の隣の銭湯が午後8時ごろに突然、閉まってしまう。「金沢亭」が銭湯を買い切るのだ。銭湯の客は大きな声で唄(うた)う。政治談議を始める。湯の中だから反響する。寄席の噺(はなし)の邪魔になる。

「雑音」をなくすために、「金沢亭」は銭湯を買い切った。それでも儲(もう)かったというから、三遊亭圓朝の人気は大変なものだった。

    ×  ×  ×

 失礼ではあるが、「カネをかけても雑音を消したい!」と安倍首相は思っているだろう。
 見事、無競争で再選を果たしたのに......一部のメディアには「野田聖子議員の推薦人になったら◯◯だぞ!」と脅していた、と書かれる。実は当方もブログ「牧太郎の二代目・日本魁新聞社」で「女性を輝かせる!なんて言っていたのに」とつぶやいてしまった。

 安倍さんは本当は女性が嫌い! なのかもしれない。女性が怖いのかもしれない。

 辻元清美さん(民主党)に「早く質問しろよ」、蓮舫さん(同)には「そんなこと、どうでもいいじゃないか」とつぶやいたり......安倍さんが口汚く罵るのは、なぜか女性ばかりだ。彼女たちは、安倍さんにしてみれば、「消したい雑音」の類いなのだろう。 
    ×  ×  ×
 女性週刊誌も「雑音」がお得意。『女性セブン』は、安倍夫人が酔っ払って某有名ミュージシャンとイチャつき、首筋にキッスしたと報じた。不倫キッス?  安倍さんにとっては「消したい雑音」の一つだろう。他のメディアに「追いかけ記事」が出ないので、もしかしたら「消した」のかもしれない。

    ×  ×  ×

 でも、安倍さんにとっては最大最悪の「雑音」はデモだろう。9月6日からの週も、台風の長雨の中でも各地で「安保法案を廃案にしろ!」というデモが続いた。

 安倍さんは、8月30日の国会周辺を埋(うず)め尽くした大規模集会を見て見ないフリをした。もともと、安倍さんは「デモは一部市民の非正規行動にすぎない」と思っている。だから「雑音」、黙殺する。しかし「人間じゃない!」と言われれば、堪忍袋の緒が切れる。

 こんなことが起こった。某大学の某教授が集会で「時代劇の萬屋錦之介が悪者を退治するときに『てめえら、人間じゃない。たたき斬ってやる』と叫んだ。私も同じ気持ち。暴力は使うわけではないが、安倍に言いたい。『お前は人間じゃない! たたき斬ってやる』」と演説した。

 その模様を映したビデオ類があるのだろう。自民党が「人間じゃない!」はヘイトスピーチ(憎悪表現)じゃないか?と言い出した。「雑音」で済ますわけにはいかない! 確かに、言い分は分かる。ネットでは、ちょっとした騒ぎになっているらしい。

    ×  ×  ×

 しかし今回の大規模集会は、これまでの民主主義を変える「革命的な出来事」だった。その理由の一つは、これまでの動員型ではなく、自然発生型であったこと。しかもデモが「政治の嘘(うそ)」を見破って、議論の本質を捉えていること。集団的自衛権か?個別的自衛権か?という議論ではなく、戦争か平和かの選択になったことだ。国民の生命に関する一大事に関してのことである。「選挙で勝ったから、全部任せてもらった」なんて誰も言えない。

 選挙で一定の判断を下した国民は、次なる選挙までの間、時の権力に「過ち」がないように監視する。「過ち」を知れば、時の政権に「NO!」と言う責任がある。

 まさに今回は、国民が責任を取る時。今回の国民的デモが、議会と並ぶ民主主義になったことを日本人に教えた。某大学の教授は萬屋錦之介ほど上手とも思えないが、やむにやまれず、啖呵(たんか)を切った。これは「雑音」というより「民主主義」そのものではないか、と当方は思う。

 9月13日からの週は、新しい民主主義の正念場である。


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 中国の真似をしているんでしょう(本文なし)
中国や北朝鮮のことをあれこれ言ってる人たちがいますが、日本の方が実態が見えずらいだけ悪質かも。
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/855.html
記事 [政治・選挙・NHK192] 与党、16日にも安保法案採決 参院委、審議打ち切りへ  (47NEWS) : 今日にも採決  平和安全法制で 戦争抑止に

[私のコメント]


■ 平和安全法制は今日にも採決へ  

>参院平和安全法制特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民党)は15日夜の理事会で、16日に安倍晋三首相が出席して安全保障関連法案の締めくくり質疑を行い、質疑を終了する日程を職権で決定した。
>与党は早ければ16日にも採決する考え。

以上のように、いよいよ今日にも採決という段階まできました。
安全保障政策はいつ大事が発生するかわからないのだから、まったなしです。

ここでも公約を有言実行する安倍政権ですが、ここまで仕事をする政権を見たことがないですね。
公約を次々に破った民主党政権に比べれば正に天と地です。

安倍政権は決して満点というわけではありませんが、かなり高評価を与えてもいいのではないでしょうか。


■ 野党三党も平和安全法制賛成で決定  法案は与野党5党の多数で可決の見込み

野党3党(次世代の党、日本を元気にする会、新党改革)も平和安全法制に賛成することが確定しました。
5党の党首会談で決定したので、確定でしょう。

与党、野党合わせて5党の賛成での法案可決はほぼ確実です。


■ 順調に採決に持ち込む安倍政権  共産・社民の支持者が約6割のごく一部の人のデモに理はない

片や反対派は野党の一部だけ。
国会前デモも、参加者の約6割が共産・社民の支持者であることがわかっています。(下記)

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/792.html


つまりデモは大多数の国民の意見などではなく、ごく一部の政党の支持者の主張というわけです。
こんなものに国政を止める理もなければ法的根拠もありません。

野党は嫌がらせにすぎないフィリバスター(牛タン戦術)などをするようですが、健全な議会制民主主義とはとても言えず、大きな批判を呼びそうです。

与野党5党は、一部の野党の嫌がらせなどもろともせずに、粛々と法案を可決してほしいものです。


[記事本文]

参院平和安全法制特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民党)は15日夜の理事会で、16日に安倍晋三首相が出席して安全保障関連法案の締めくくり質疑を行い、質疑を終了する日程を職権で決定した。理事会に先立ち与党が日程を提案。野党は「徹底審議すべきだ」と反対した。与党は早ければ16日にも採決する考え。17日とする余地を残すが、18日までの成立を目指し、強行も辞さない構えだ。与野党攻防が激しさを増した。

 一方、与党と次世代、日本を元気にする会、新党改革の野党3党の幹部が15日、会談し、自衛隊派遣の歯止め策として国会承認手続きの厳格化を閣議決定することで大筋合意した。

http://www.47news.jp/CN/201509/CN2015091501001973.html
   
   
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 反安部運動ではなく反米運動にしないと効果などない
心ある大勢の方たちが、反集団安全保障に立ち上がっているのに敬意を表する。しかし、的を間違えているのではないか?安倍辞めろ!と反安部スローガンをいくら叫んでも、まず効果はない。

効果を得るためには、反安部でなく、反米運動にすることが必須である。国会での山本議員の質疑でも明らかになりつつあるように、今回の集団安全保障法は、ご主人様たるアメリカの要望によるものである。

そのご主人様に反対の矛先を向けずに、ご主人様の番頭たる安部に止めろと言ったところで番頭はどこ吹く風である。反安部運動などご主人様からみれば、ご主人様は責められないまま、植民地の番頭とその土人どもが喧嘩しているのはしてやったりで、自分に火の粉が飛んでこず好ましい状態であろう。

集団安保法案に真剣に反対するなら、反米運動に転化させるべきである。アメリカに日本の世論を敵に回し、便利な植民地を失うような事態は避けたいと思わせる必要がある。集団安保ごときにこだわって日本を失うよりは、今のままの方がまだましと結論させるまでの押しが肝心である。

星条旗に、オバマ大統領の顔写真に、ケネディ大使の顔写真にXを書き、アメリカ軍は日本から出て行けと叫び、これ以上、本格的な反米運動には結びつかない方が得策だと思わせるまで頑張るべきである。ご主人様が意見を変えれば、番頭は一瞬のうちに法案など引き下げるであろう。

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 「戦争法案・反対」と「日米安保・賛成」は両立し得ない
   「オコジョのブログ」より

 今回の戦争法案に、私は勿論大反対だ。
 特別委員会での質疑を聞くと、しかし、法案に反対する議員たちの多くとは、かなり大きな距離を感じる。
 民主党の現代表などを筆頭に、日米安保は大賛成だがこの法案には反対だという人が多すぎる。日米地位協定を売国条約だと言いきった山本議員くらいが例外だろうか。
 共産党は、日米安保条約・大賛成とは言わない。しかし、法案の「違憲」性を追及し廃案を求めながらも、日米「同盟」をまっこうから否定することはしなかった。

 考えてみてほしい。
 今度の法案は、(山本議員だけでなく)知っている人は誰でも知っているように、米国からの要請があって作られたものだ。その法案に反対するということは、米国の意向に反対する以外のなにものでもないではないか。
 今回の法案が日米「同盟」の本質そのものであることに、どうしたら気づかずにいられるのか、私には理解できない。

 私は思う。
 違憲だから反対する、などというのはナンセンスだ。
 もっとお行儀のいいモノの言い方をするならば、
 違憲だから反対、なんてのはチャンチャラおかしい。ばかばかし過ぎて、おへそで茶をわかすてなもん。
 ひとつ前の記事に書いたが、自衛隊の存在は違憲そのものだ。
 違憲だからいけない、というのなら、なぜ自衛隊の存在に反対しないのか。
 前回の記事は議員さんへのお手紙という体裁だったので、国民に対する説得力がどうこうと書いたが、実は国民自体が違憲に無頓着なのである。
 そんな曖昧さ、いい加減さを不問に付したままでは、どんな盛り上りも六〇年安保の時と同じ轍を踏むにちがいない。

 戦争法案に反対するのは――
 法案が示している米国支配階層(米国の市民には失礼になり、たいへん不本意ではあるが、以下、面倒なので「米国」と表記させてもらう)の「意図」に同意できないから、反対するのでなければならない。
 米国が目指している世界のあり方に同意できないから反対するのである。

 もしそうではなくて、日米安保・大賛成であるのなら、法案に反対する必要などないではないか。

 私は、今回の法案に反対であるが――
 審議がつくされていないから、反対するのではない。
 強行採決したから、しようとしているから、反対なのでもない。
 世界中に紛争を広めている米国の方針を許せないから、反対なのである。

 民主党の現代表などは、自衛権の発動として敵国の基地を攻撃できるようにするべきだとまで言っている。
 そういうトンデモナイ輩と、法案反対だといって共闘できるだろうか。

 法案をつぶせ、安倍をひきずりおろせといって、国会前に数万、全国としては100万規模の結集がみられたそうだ。
 戦争法案・反対――けっこうである。
 しかし、ここに「日米安保反対」「地位協定廃棄」のスローガンを加えたとしたら、同じ程度の結集が可能だろうか。

 こういうことを書くと、非難の集中砲火を浴びるかもしれない。
 ワン・イシュー共闘でいいではないか。
 お前は国民の盛り上りに水をさそうというのか。
 共闘を分断しようというのか、と。

 手短かに説明しておこう。
 受皿がない、という議論がある。
 なければ作ればいいわけだが、これは実際は話が逆なのだと私は思う。
 国民の意識がまず変化しなければ、受皿など現れるはずがないのだ。
 理屈は単純だ。「日米安保・賛成」とはどういうことなのかと言えば、現在の自公政権がやっていることそのものなのである。その自公政権を否定しようとする一方で、「日米安保」は賛成だというのでは、しっちゃかめっちゃか、矛盾もいいところなのである。

 ワン・イシューもくそもない。
 やろうとすることが「日米安保・反対」であるときに、「日米安保・賛成」の諸君と手を組むなんて出来るはずがないのである。
(念のために付記しておくと、民主党全体、民主党に所属する人たちの全員を否定するつもりはない。岡田や野田、前原とは相容れない考え方の人たちもいる。そういう人たちとの共闘は当然推し進めるべきであろう)

 自公落選運動に私は大賛成だ。自分でも、出来る限りそうした動きに尽力したいと思う。
 しかし、自公限定にだけ終始してしまい、traitorたちの多くを生き延びさせることがあってはいけないだろう。

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 「あまちゃん」の作曲家もパンクのカリスマも…安保法制と安倍政権にNOを突きつけるミュージシャンたちの深い思い(リテラ)
                  「Ken Yokoyama (横山健) OFFICIAL SITE」より


「あまちゃん」の作曲家もパンクのカリスマも…安保法制と安倍政権にNOを突きつけるミュージシャンたちの深い思い
http://lite-ra.com/2015/09/post-1492.html
2015.09.16. リテラ


 今週末の強行採決がほぼ決定的となった安保法制だが、反対の声は途切れることなく、むしろ大きくなっていくばかり。そんななか、ミュージシャンたちからの“戦争法案反対”の意見表明もあとを絶たない。

 そのひとりが、90年代半ばから2000年代にかけて熱狂的なファンを生み出したハードコア・パンクバンドのHi-STANDARDの横山健。現在はKen Yokoyama名義でソロ活動をしている彼だが、今月10日に発売された「Rolling Stone日本版」(セブン&アイ出版)15年10月号のインタビューに登場。そのインタビュータイトルは、ずばり「安倍さんが言う“美しい日本”と僕らの思う“美しい日本”は違う」。

 まず横山は、戦争反対を掲げる理由について、子をもつ親の立場からこう語っている。

「僕は親になって10年経つんだけども、親としての部分が言わせるんですよ。だって、経済のこととか、外交のことだけ考えていたら、安保法制も必要かもしれない。日本がアメリカの庇護のもとを外れて、ちゃんとした国家として独立することを考えたら、持つべきカードは核だったりすると思うんです。だけど、親である自分がそうさせない。ちょっと待て、と。方策はほかにあるんじゃないかと。まず、日本は70年間、戦争しないということを貫いてきた。よそから何言われようと、アメリカから“Show the flag”と言われても、政治家は“俺たちも戦争できるようにするっしょ”と思ってたかもしれないけれども、市民は“戦争しない”ことを守ってきたつもり。その信念は、どこにどう言われようと、俺は貫くべきだと思うんです」

 誰だって自分の子どもが戦争で死ぬことも、人殺しにすることも耐えられない。先の戦争で大事な家族や友人を亡くした経験をもう2度と繰り返さぬよう、日本は70年間必死に平和を守り続けてきた。そんな状況がいま壊されようとしている……。横山は、続けてこう語る。

「自分の子供が戦場で死んだら、俺、どうなるのかな? 国会にテロしますよ、たぶん。こんなものを可決して、自分の子が死なれようもんなら。それくらい親って子供のこと大切に思うんです。政治家にだって子供はいますよね。なんでそこが直結しないのかな?ってすごく不思議なんです。まさか自分と自分の子供は大丈夫って思ってるんじゃねえだろうな?って。自分の子供がそうなっても、これは可決するべき正義なんだと本気で思っちゃってるんだとしたら……、それが政治だったらマジで怖いし、そういう人たちが日本の舵取りをしてるなら、俺は絶対に間違ってると思う。根本から変える必要があると思ってます」

 また彼は、暴走しつつある政治状況に対抗し、自分たちの生活と平和を守るためには、若者たちももっと政治に関心をもって考えることが大切だと主張する。

「僕はステージ上でも、歌詞でも“安保法制が可決されて、最悪の形で使われて、自衛隊員が報復として攻撃されたり、日本がテロの標的になるかもしれない。その時、巻き込まれて死ぬのは、僕じゃなくて、今フェスに来てて目の前で楽しんでる、あなたたちの子供だぞ。だから考えろよ”って言ってるんです」

 横山健はこの言葉で、“自分たちは子供世代に平和のたすきを渡せるか”ということと同時に、“「フェスに来て楽しむ」という平和な世の中がいかに貴重か”をオーディエンスに伝えている。

 これと同じことを、DJユニット・Kyoto Jazz Massiveのメンバーで『職業、DJ、25年 沖野修也自伝』(DU BOOKS)などの著書をもつ沖野修也も、同誌のなかで語っている。

 彼は8月12日、渋谷ハチ公前にて、WORLD PEACE FESTIVALという音楽イベントを主催している。このイベントには、Shing02、AFRA、三宅洋平、K DUB SHINE、また、現在は千葉県松戸市の市議会議員でもあるラッパーのDELIらが出演し大きな話題に。さらに、自身のブログでもSEALDs KANSAIのデモに参加した体験を綴っている。

 沖野は、WORLD PEACE FESTIVALのような音楽を楽しみながら現在の政治状況について考える機会を皆に提供することで、平和の大切さをあらためて感じてほしかったのだと言う。

「MCで『戦争が始まって平和が失われたら、こんな楽しいことできないでしょ?』って言いましたが、それをリアルに感じると思うんです。音楽家が言葉で語ることも重要だけど、あの場所で演奏できるという自由や平和な世の中というものを、来ていただいた方には実感してもらえたかなと」
「戦争が始まったらできないからね。(中略)お越しいただいた方の何人かでも、こんなイベントができる今の状況がどれくらい価値があることなのかを感じていただけたら、やった意味はあると思う」

 まさに、かつて文筆家・吉田健一の残した名言「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである」に通じる主張である。

 さらにもうひとり紹介したいのは、『あまちゃん』(NHK)の劇伴や『ヨルタモリ』(フジテレビ)への出演でもおなじみである大友良英のメッセージだ。

 大友は、こちらも現在発売中の「現代思想」(青土社)15年10月臨時増刊号「総特集・安保法案を問う」に、「自信を取り戻すということ」と題した文章を寄稿。このなかで大友は、震災と原発事故を体験した日本では、多くの人びとが無力感から自信を失っているのではないか、という。自信を回復するには〈失敗に向き合って修復することで傷を治していく〉しかない。しかし、現在の日本では、ヘイトスピーチや原発再稼働、そして安保法案といったものが〈自信回復の特効薬〉に見え、手を伸ばしているのではないかと指摘する。当然、そんなものはまやかしに過ぎない。

 そう綴ったあと、大友は憲法九条を引用する。それを〈世界に誇れる素晴らしい条文〉と褒め称えたあと、〈ただし〉とつづける。

〈戦後なんで戦争をしてしまったのかという問題に向き合うこと無く、経済回復をすることで日本という国が自信を取り戻していったのだとしたら、もしかしたらこの九条があることが、それを考えなくてもいい免罪符になったのかもしれない……ふと、そんなふうにも思うのだ〉
〈祖先が先送りにしてしまった問題のツケを、今僕ら大人は払わなくてはいけないときに来てしまっているんじゃないだろうか〉

 そして、〈戦後の恩恵を受けた僕ら四〇〜五〇代以上の世代〉はまだしも、〈その子どもの世代にまでそんなツケを残すのはよくない〉という。彼らには責任はなく、しかも不景気で不安定な社会に放り出され、挙げ句、戦争法案によって武力を行使する役目を担わされそうになっているからだ。

〈これで腹がたたなかったら逆におかしいってもんだ。なんで先達の無責任のツケを孫が払わなくてはいけないのよ。彼ら彼女らがデモをするのは当然だ〉

 安倍首相は戦後70年談話のなかで「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べた。この安倍談話と大友氏の文章は、同じ“戦後”を振り返り“次の世代”に思いを馳せながらも、こうも違う。大友は次の世代のためにも自信を取り戻すことを提唱する。そう、安倍首相が言う「日本を、取り戻す」とは異なる方法で。

〈戦争にしろ原発にしろ潔く負けを認めること。その上で科学技術と思想をもって原発の問題に正面から向かうこと。武力行使で国際貢献するのではなく、自分たちの過去の歴史とともに憲法九条がなんで必要なのかを考え、子孫にも「戦争放棄」の思想を残していくこと。きれいごとと言われるかもしれないけど、きれいごとの何が悪いと思う〉

 戦争法案への抵抗の仕方は三者三様だが、根底ではすべてつながっている。彼らはみな、自分の問題として戦争を捉え、反対している。

 彼らの音楽をフェスやライブやクラブで自由に楽しめるのも、平和といういまがあるからだ。もし、いま戦争反対の声を冷笑している人がいるならば、こうしたミュージシャンたちから投げかけられた言葉を噛みしめてみてほしい。ほかならぬ、自分の問題としてだ。

(新田 樹)


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安倍自民がついに牙を剥く〜16か17日に安保強行成立か&野党、国民の抵抗はいかに?(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/23679733/
2015-09-16 09:33

 昨日15日、参院安保特別委員会で、中央公聴会が行なわれた。そして今日16日には、横浜市で地方公聴会が開かれる。(・・) (以下の情報に関する関連の報道記事は、More部分に。)、

<自民党は地方公聴会をすっ飛ばそうとしたのだが、野党が抵抗したのでやむなく行なうことに。地方公聴会が中央公聴会のあとに行なうのは超異例なことだ。^^;
 てか、前から言ってるのだが。常識的に考えたら、先にor途中で、地方、中央公聴会で専門家や国民の代表の見解をきいて、それも参考にして国会で議論した方がいいと思うのだけど。採決直前に、いかにも形ばかりって感じで公聴会を行なうのはもったいないと思うです。(-_-)>

 昨日の中央公聴会では与野党の推薦した6人の公述人が意見を述べたのだが。野党側の4人がなかなか豪華なメンバー&いい意見を言っていたので(特にSEALDsの奥田氏はよかった!)、本当は今回の記事では、そのことをメインに取り上げたかったのだけど・・・。

 ところが、昨夜に行なった理事会で、自公与党が今日16日に、横浜で午後から地方公聴会を開いた後、何と午後6時から国会に戻って、締めくくりの質疑を行なうことを提案。野党が反対したものの、鴻池委員長が職権で決めてしまったとのこと。
 通常は、締めくくり審議の後に採決を行なうため、自公与党は早ければ、今日中に委員会採決を強行する可能性がある。 (゚Д゚)

<午後6時から締めくくり審議じゃ、NHKも中継しないだろうしな〜。そのまま強行採決に持ち込めば、好都合かも。それともNHKが(EテレかBS使ってでも、強行採決も含めてナマ中継するかしらん?^^;>

 また、参院自民や鴻池委員長は反対しているようだが、野党の様々な抵抗を想定して、さらに強引な手段を用いるなら、明日を待たず、今夜中に参院本会議に緊急動議を出して、本会議での議決も強行し、深夜や早朝に及んでも安保法案を成立させてしまう可能性も否定できない。(@@)

 昨日、安倍首相が谷垣幹事長と会談して、遅くとも18日までに、できるだけ17日までに参院決議を行い、安保法案を成立させることを確認したことなどからも、自民党がかなりの強行策をとって来ることは予想し得る。(-_-;) 

<19日からの5連休は、閣僚や議員はそれぞれ予定があって、国会に出たくないし。連休中に各地でデモなどが盛り上がって、反対世論が高まるのは好ましくない。そこで、連休前に、多少、強引なことをしてでも成立させちゃって、連休中に、国民の怒りや失望を薄めて、忘れたり、諦めたりしてもらっちゃおうという思惑があるらしい。(~_~;)(土日や連休中は政治報道が少ないし。遊びに行っちゃう人も多いからね。>

* * * * *

 これに対して、野党5党(民主、維新、共産、生活、社民)は、安保法案の成立阻止のために、衆参院への内閣不信任案や首相、閣僚の問責決議案の提出、牛歩戦術などなど徹底抗戦をする構えでいる。(**)

 維新大阪系の馬場伸幸氏(前国対委員長)が、先日、野党の不信任案提出を「永田町の悪しき習慣だ」と批判していたのだが。
 確かに、永田町では国会閉会間際に、政府与党への批判を示すために、年中行事のごとく、やたらに内閣府新案や様々な問責決議案を出すケースが多いのは事実だ。(~_~;)

 BUT、mewは、今の安倍内閣ほど内閣不信任案や閣僚の問責決議案を出すにふさわしいものはないと思うし。是非是非、それらを提出して欲しいと考えている。(・・)

 何故、安倍内閣が不信任案にふさわしかって、彼らは今年にはいって、安保法案はもちろん、原発再稼動、辺野古移設工事の推進、派遣法改正などなど、国民の多くが反対、慎重な法案、政策を次々に実行に移しており、国民の意思の沿った国政を行なっておらず。このまま放置すれば、まずます図に乗って、民主政を軽視し、超保守性を強めた独裁的な政治を行なうおそれがあるからだ。(-"-) 

 mewの目から見れば、安倍政権が始まって、戦後日本の平和主義、民主主義、人権や国のあり方、一般国民の生活にとってよからぬことは多かれど、ほとんどいいことがないし。
 しかも、安倍内閣が一番力を入れているはずのアベノミクスの効果は、いまだに一般国民にまで広がらず。安倍陣営が特に強い意欲を示していた北朝鮮の拉致問題の解決も、北方領土返還の交渉も全く進んでいない状況で。実のところ、超保守派の支援者からも、不満や批判の声が高まっているのが実情で。
 どうしていまだに安倍内閣が40%前後の支持率があるのか、mewは、全く理解不能だったりする。_(。。)_
<ホント、「Why Japnese people・・・?」ってわめきたい気分だよ!(>_<)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 自公与党側は、昨日、維新の党、そして次世代、改革、元気の3党連合とそれぞれが出した安保法案の対案について協議を行なった。
 政府与党は、当初より法案を修正する気はないのだが。自公与党だけで法案の採決に出席&賛成して、いかにも強行採決を行なったというイメージを与えるのがイヤなので、何とか少しでも野党の中に採決に協力してくれるところが欲しかったのである。(-_-)

 維新の党は、松野代表が先日、安倍官邸に協力的な大阪系議員を含む執行部役員を全て解任して、民主党などの野党連携を重視する東側陣営が強い体制を築いたこともあって、自民党との協議も決裂することに。
<この辺りは改めて書きたいけど。大阪系は不信任案にも反対な議員が多く、松野代表が党議拘束をかけたことに対して、「踏み絵を踏ませるのか」と反発している様子。もしかしたら、10月から橋下新党に移るつもりの人は、ここで造反する可能性がある。^^;>

 他方、次世代は、先日の記事にも書いたように、超保守派の中山恭子氏が代表になり、7割方与党みたいなものだし。改革の荒井代表も古くからの安倍氏の弟分で。安倍首相の意向もあって、彼らの提案(国会の関与強化など)を、法案には入れないものの、付帯決議&閣議決定をすることが決まり、法案に賛成することになった。(@@)
<旧・みんなの議員が作った元気の中には、野党連合に協力する意向を示していた人もいたので、賛成の回るのはチョット残念な感じも。ここも、また分裂するかも。^^;>

 自公与党は、これらの野党協議を終えた後、強引に16日に締めくくり採決を行なうように、鴻池委員長に要請したのである。(-"-)

* * * * * 

 この決定に野党の理事たちは、当然にして大反発した。(**)

『参院平和安全法制特別委員会の理事懇談会が15日夜に国会内で開かれ、安全保障関連法案の締めくくり総括質疑を16日に開催することを鴻池祥肇委員長(自民党)の職権で決めた。
 報道カメラが並ぶ第一理事会室前には審議継続を求める小川敏夫元法相や小西洋之参院議員ら民主党の委員5人が集結。鴻池氏や与党理事に「こんな強行許されるのか!」などと抗議の怒号を浴びせた。
 報道陣や国会関係者らが集まった第一理事会室前の廊下は足の踏み場もないほどの大混雑。懇談会が終わって扉が開くや、5人は「国民の憲法を奪うんじゃないよ! 議会を殺す気か!」などと次々と声を張り上げた。(産経新聞15年9月15日)』

* * * * *

『安全保障関連法案は17日の成立を目指す与党と、徹底抗戦を掲げる野党との攻防が大詰めを迎える。与党が参院平和安全法制特別委員会で採決に踏み切れば、野党は「あらゆる手段」を駆使して参院本会議での成立を阻む考え。数で劣る野党はどんな抵抗戦術を想定しているのか。

 民主党の岡田克也代表は12日、甲府市内で講演し「内閣不信任決議案や問責決議案を含め、あらゆる手段を講じる」と強調した。民主、維新など野党6党と参院会派「無所属クラブ」は11日の党首会談でこうした方針を確認した。
 自民、公明両党は衆参両院で過半数を占めるので、理屈の上では全ての法案を成立させられる。野党の対抗策は「与党の『数の横暴』を訴える」「審議を遅らせて時間切れを狙う」だ。

 7月の安保法案の衆院通過時の混乱は、安倍内閣の支持率低下につながったとみられる。野党は参院でも抵抗し「不正常な採決」と訴える。

 「時間切れ」を狙う場合のヤマ場は18日だ。19〜23日は秋の大型連休で、残りの国会会期中の平日は24、25日の2日間。野党側は連休前の成立を断念させ、世論の後押しを得たい考えだ。
 このため内閣不信任決議案や閣僚問責決議案などの連発を想定する。与党が特別委で安保法案を採決すれば、参院本会議に中川雅治議院運営委員長の解任決議案、鴻池祥肇平和安全法制特別委員長の問責決議案、山崎正昭議長の不信任決議案、中谷元・防衛相、岸田文雄外相らの問責決議案の連発を検討する。衆院への内閣不信任決議案の提出も視野に入れる。

 決議案を提出すると採決まで1本あたり3時間程度かかる。一般の法案より優先処理されるため、否決されても時間稼ぎはできる。抵抗姿勢を訴える効果もある。
 野党は各決議案の趣旨弁明などで長時間演説をし、議事進行を遅らせることも検討する。長時間演説は米議会では「フィリバスター」と呼ばれる。2004年の年金制度改革法案の審議では、民主党の森ゆうこ参院議員(当時)が厚生労働委員長の解任決議案の趣旨説明に3時間かけた。

 本会議の採決は出席議員の5分の1以上が要求すれば、記名採決にできる。その場合、議席から投票箱までゆっくりと歩いて時間を稼ぐ「牛歩戦術」をとった例がある。
 1992年の国連平和維持活動(PKO)協力法の審議では、社会党などが徹底的な牛歩戦術を使い、衆院では可決に4日間を要した。社会党の全衆院議員が辞職願を提出する奇策もあった。(日本経済新聞15年9月13日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 mewとしては、野党に、それこそ牛歩、牛タン、ピケなどを用いてでも、徹底抗戦して欲しいという気持ちもあるのだが。
 でも、『世論調査で安保法案への支持が広がらない中、野党は徹底抗戦で存在感を示す考え。ただ「何でも反対の万年野党に逆戻りすれば政権交代は遠のくばかりだ」(民主党幹部)との声もくすぶる(同上)』とのこと。

 実のところ、mewにも、90年代orそれ以前の牛歩やピケみたいな戦術が、今の国民にどのように評価されるのか気になるところ。「何、無駄なことorバカみたいなことをやってんの?」と冷たい目で見る国民が少なくないようにも感じるのである。(~_~;) 

 以前も少し書いたけど。安倍内閣や自民党の支持率が大きく低下しない最大の要因は、安倍陣営のメディア支配の効果も大きいのだが、自民党内にもポスト安倍をめっちゃ期待できる人がいないし(意外に人材不足なのよね^^;)。野党にも政権奪還を期待し得る政党や議員もいないこともあるわけで。
 もし野党がまた古臭い戦術をとったら、さらに国民の期待が低下するおそれがあるかもな〜と、危惧してしまう部分があるのだ。_(。。)_

* * * * *

 それよりは、TVの中継やニュースで、安倍自民党+αが野党の抵抗を無視して、強行採決、議決を行なう場面を何度も見せる方が、安保法案の問題性や安倍内閣&自民党の暴挙イメージを与える点でよ〜っぽど効果があるかも知れないし。
 SEALDsをはじめママ軍団などの女性グループや、OLDs、MIDDLEsなどの身近な一般ピープルが国会前や全国各地で集会を開く姿や、野党の党首や幹部、有名議員が彼らと共に安保法案や安倍自民党の横暴さをアピールする方が、国民に訴えるものがあるかも知れないと思うのだけど。
 果たして、TVがどこまでそれを報道してくれるのか、ビミョ〜なところ。(~_~;)

 mewは、安倍政権がここまで横暴に、好き勝手な国政運営をできるように手助けをしたのは、自分たちの真の役割を忘れて、安倍官邸に屈したor尻尾を振るようになったメディア、とりわけTVメディアではないかと思っているのだけど。<安倍官邸&自民党を支援するスポンサー企業、広告代理店の影響も大きいとは思うけど。^^;>

 果たして、NHKや民放メディアが、この日本の戦後体制や憲法9条を破壊するに等しい安保法制の問題&安倍自民党の暴挙をどこまでしっかり国民に伝えてくれるのか。それが、今後への大きな鍵になると思うし。せめて、こんな時ぐらいは、メディアにも自分たちの使命に対する矜持を持って、頑張って欲しいと願っている。(-人-)

* * * * *

 昨日の中央公聴会で、SEALDsの中心メンバーである奥田氏も、このように訴えていたのだが・・・。

『野党側が推薦した法案に反対する大学生らのグループ「SEALDs」の中心メンバー、奥田愛基さんも意見を述べ、国会議員一人一人に「個人として判断して欲しい」と訴えました。
 「今国会での可決は無理です。廃案にするしかありません。私たちは決して、今の政治家の方の発言や態度を忘れません。3連休を挟めば忘れるだなんて国民をばかにしないでください。どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、この国の民の意見を聞いてください」(明治学院大学生・SEALDs 奥田愛基さん〔野党推薦・反対〕)(TBS15年9月15日)』

 mewは、以前から、党議拘束なるものは不要だと主張しているのだけど。<議員個々の政治理念、人間としてのあり方に関わるような重要な法案は、党議拘束を外して、国民の代表であるひとりの政治家として賛否を判断して投票した方が、民意を反映しやすいと考えている
 ちなみに09年6月に臓器移植法の改正案を議決した時には、共産党を除く全政党が「個人の死生観」にかかわるとして、党議拘束を外して投票したんだよね。(・・)>

 特に今回の安保法案は、憲法9条改正に等しいぐらい重要なものだし、国のあり方 や国民の生命の安全にも関わるような重大性があって、議員個々の政治理念、倫理観が問われるようなものなので、全ての与野党が党議拘束を外して、フリーで投票できるようにならなかったのは、残念に思う。(-"-)

<自民党でも慎重な人がいるし。公明党もフリーだったら反対の人が多いだろうし。民主や維新で誰が賛成、反対に回るのか、各議員の考えを知るために、いわば国民からの踏み絵にしたかったな〜。(@@) 憲法改正の発議の時は、絶対に党議拘束なしにして欲しい。(**)>

 ただ、昨日の記事にも書いた&奥田氏も言っているように、私たち一般ピープルが今できることは、「決して、今の政治家の方の発言や態度、3連休を挟めば忘れるだなんて国民をばかにした姿勢を忘れない」こと。そして、全国の多くの国民がこの暴挙を簡単に忘れないように、しっかりと安倍自民党や国会をウォッチして、その問題をアピールして行きたいと思っているmewなのだった。o(^-^)o minna de akiramezuni gamba!

   THANKS


安保法案:中央公聴会翌日の地方公聴会開催は異例
毎日新聞 2015年09月11日 

 参院平和安全法制特別委員会は11日、横浜市で16日に地方公聴会を開くことを決めた。これにより、自民、公明両党が目指していた同日の特別委での締めくくりの質疑と採決は困難となった。政府・与党はあくまでも来週中の法案成立を目指しているが、野党は成立阻止の姿勢を強めており、来週後半の国会は採決を巡って緊迫した展開となる。

 特別委は15日に中央公聴会を予定しており、翌日に地方公聴会を開催するのは異例だ。政府側の答弁を巡って連日、野党が反発する展開が続いており、委員会審議をなるべく円滑に進めたい鴻池祥肇委員長(自民)が、野党側の要求を受け入れた。

 一方、自民党の谷垣禎一幹事長は11日、国会内で佐藤勉国対委員長、吉田博美参院国対委員長と会談し、採決日程について協議した。衆院側が地方公聴会後、速やかに委員会で採決するよう求めたのに対し、参院側は野党に配慮し、丁寧に手順を踏みたいと主張し、平行線に終わった。

 首相官邸や自民党執行部が法案の早期採決を求めているのは、採決が遅れ19日からの連休に差し掛かれば、国会周辺などの市民の反対運動が膨らみ、不測の事態が起きることを懸念しているからだ。

 谷垣氏は11日の党の会議で「金曜(18日)夜には仕事帰りにデモに参加する人が多い。平日の明るい時間に採決してもらいたい」などと発言した。【高橋克哉、水脇友輔】


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<安保関連法案>参院特別委 16日締めくくりの質疑
毎日新聞 9月15日(火)21時27分配信

 安全保障関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は15日の理事会で、16日に締めくくりの質疑を行うことを鴻池祥肇委員長(自民)の職権で決めた。自民・公明両党は16日か17日中に同委で採決し、週内の成立を目指す。野党は質疑の打ち切りに反発しており、与野党の攻防は最終局面を迎えた。一方、与党は日本を元気にする会、次世代の党、新党改革の3党の要求を一部受け入れ、国会関与を強める閣議決定などを行うことで合意した。3党は採決で賛成に回る。

 特別委は16日午後1時から2時間半、野党が求めた地方公聴会を横浜市で開く。与党は15日の特別委理事懇で、地方公聴会終了後の16日夜に、安倍晋三首相が出席する締めくくりの質疑を行うことを提案。民主など野党側は「27日の会期末まで時間があるのに、なぜ質疑を打ち切るのか」と反発したが、鴻池委員長が職権で日程を決めた。

 与党は17日までに特別委で採決し、同日中に参院本会議を開き成立を目指す。野党は衆院で内閣不信任決議案の提出や、参院で首相や閣僚への問責決議案を提出することを検討しており、廃案を目指す構えだ。

 一方、与党と3党の修正協議では、付帯決議で「存立危機事態に該当するが、武力攻撃事態に該当しない防衛出動は、例外なく事前承認を求める」ことと、日本有事に直接結びつかない武力行使は国会の事前承認を必要とすることなどで合意。法案の修正はせず、法案採決の際に付帯決議をした後に「付帯決議の趣旨を尊重して適切に対処する」ことを閣議決定する。

 修正合意を受け、与党は採決の環境が整ったと受け止めている。民主、共産両党などが採決に抗議して特別委や本会議を退席しても、計15議席を有する3党が賛成すれば「強行色が薄まる」(自民国対幹部)との期待がある。16日午前に5党の党首会談で正式に合意する。

 協議の与党責任者だった公明党の北側一雄副代表は「幅広く合意することになり、国民の理解を深める意味では前進だ」と記者団に語った。

 維新の党と与党の修正協議は決裂した。維新は集団的自衛権の行使ではなく、個別的自衛権を事実上拡大する修正を求めていたが、与党は修正は困難だと伝えた。維新は採決で反対するとみられる。

 安保関連法案の採決時期を巡っては、自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長と菅義偉官房長官らが15日、国会内で政府・与党協議会を開き、今週中に成立させることで一致。谷垣氏は「採決に向けた環境が整いつつある。今週の成立に向けていよいよ大詰めなので、緊張感を持って臨んでほしい」と呼び掛けた。谷垣氏はその後、首相官邸で安倍首相とも会談し、こうした日程を確認した。【高橋克哉、佐藤慶】

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安全保障関連法案 中央公聴会で有識者らが賛否

フジテレビ系(FNN) 9月15日(火)

15日午後、参議院の特別委員会で、安全保障関連法案の採決の前提となる中央公聴会が開かれ、与野党が招いた有識者らが、法案への賛否を述べている。
反安保グループ「SEALDs」の奥田愛基氏は、「安保法制に関して、現在の国会は、まともな議論の運用をしているとは言いがたく、あまりに説明不足。端的に言って、このままでは、わたしたちは、この法案に対して、到底納得することができません」と述べた。
野党側が招いた反安保グループ「SEALDs」の奥田氏は、「説明不足と叫ばれる中での採決は、70年前の不戦の誓いを裏切るもの」、「廃案にするしかない」と述べたほか、違憲論を主張する慶応大学の小林名誉教授も、「独裁政治の始まり」、「北朝鮮と同じ体制」と、法案の週内の成立を目指す、政府与党を批判した。
一方、賛成の立場に立つ大阪大学大学院の坂元教授は、「国際環境が厳しさを増す中で、どうしても必要」、「日本の防衛が、同時に他国の防衛になるからといって、それを最高裁が、違憲無効と認めるとは考えにくい」と述べ、違憲論にくぎを刺した。
与党は、16日の地方公聴会を終えれば、採決への環境が整うとして、17日までの委員会採決を目指している。


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 「事業仕分けでこの(堤防増設の)予算を切っちゃったんですよ?それも反省して欲しいですよね!」
株式日記と経済展望
http://blog.goo.ne.jp/2005tora
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu345.html
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「事業仕分けでこの(堤防増設の)予算を切っちゃったんですよ?
それも反省して欲しいですよね!」中央大学理工学部山田正教授

2015年9月16日 水曜日

◆鬼怒川決壊 ?常総市の失敗と、治水予算を2割削った民主党政権の責任を考える 9月14日 高橋洋一
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45293

民主党政権は治水予算を20%削減
ネット上では、民主党時代の事業仕分けで公共工事が削減され、それが今回の惨事を招いたとの意見もある。前提として、堤防建設は長期的な河川計画に基づいて行われるので、民主党時代のスタンスが直接に影響するものではない。

ただし、民主党時代の事業仕分けによる公共事業カットは、2010年度の公共事業▲18.3%、治水予算▲19.6%など、例年に比較して大きかったのは間違いない。

「コンクリートから人へ」というスローガンで15%のコストカット方針が打ち出されて、適切なコスト・ベネフィット分析が行われないまま、ただ「予算削減ありき」となってしまったのではないか。この際、一斉点検して、今後の災害に備えておくことも必要であろう。

行政の対応にも問題があった
ただし、公共事業に予算をつけるとしても一朝一夕には整備できないので、当面の間、ソフト面での対応によらざるを得ない。

各自治体は、ハザードマップを公表している。それを見れば、万が一の場合、より深刻な影響を受ける地域をある程度把握することができる。もちろん、その地区に住んでいる住民がもっとも注意をすべきだが、今回のような洪水では、自分が住んでいる地域の雨量が問題なのではなく、上流の地域での雨量が問題である。

国交省は、洪水シミュレーションも行っていたと思われるので、上流の情報も地域住民に共有すべきだった。住民が上流の情報を把握するのは困難であるので、行政にもかなりの責任があるはずだ。

今回の場合、気象庁から特別警報が栃木県、茨城県、宮城県に対して出されている。各地方自治体では特別警報に先んじて避難指示などの対応も行っていた。

しかし、常総市では、場所によって避難指示を出すが遅れたり、避難指示を出し損なった地区もあった。避難指示や避難勧告が出せないのは、行政対応の失敗である。また、避難指示が出ても、住民に届かなかったところもある。

さらに問題なのは、「鬼怒川の西側へ避難するように」という避難誘導もあったという点だ。常総市は鬼怒川をはさんで東西に分かれているが、避難場所を東西に分けていなかったため、鬼怒川が氾濫しているにもかかわらず、その方向に避難せよと指示を出したことになる。危険が増すことになるのはいうまでもない。

行政地域にかかわらず、住民が安全に避難する方向をあらかじめ定めておく必要がある。これも行政対応の失敗である。

いざというときに、人の判断ではミスが出ることもしばしばである。事前に十分なシミュレーションを行って、初動では自動的に各人に警戒情報を伝達できるような態勢作りが必要になってくるだろう。

◆中央大学・山田正教授 鬼怒川の堤防決壊に関連し事業仕分けを批判 9月12日 9月12日 ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/10582466/

11日放送の「モーニングバード」(テレビ朝日系)で、鬼怒川の土砂災害を解説する山田正教授が、事業仕分けへの不満を声高に訴えた。

番組は、宮城県と茨城県に特別警報が出されるなか、茨城県鬼怒川の堤防決壊の続報を「大雨被害の脅威」と題して放送。

スタジオでは、中央大学理工学部の山田氏が、司会の羽鳥慎一アナウンサーと共に、今回の土砂災害について解説した。そのなかで山田氏が、国土交通省が打ち出した事前の「氾濫シミュレーション」と、実際の被害を比較してみせた。

鳥羽アナが決壊した鬼怒川の映像を見ながら、「シミュレーションはできているし分かっているけれども、それを上回る自然の力が今回、働いてしまったということですね」と語り、コメンテーターの吉永みち子氏に意見を求めた。

吉永氏は「ここのところ、あまりに『史上初』とか『50年ぶり』とか(異常気象が)多いですよね?そうすると、私たちが初期設定をしたところとは、今は違う気象状況にあるということで、いろんなところを見直さないと…」と、危険基準の見直しを提唱する。

すると、話を聞いていた山田氏が「いや、見直しは随分やっている。私、その分野の学会の会長ですからね」と息巻いたのだ。

そして、山田氏は「でも、事業仕分けでこの(堤防増設の)予算を切っちゃったんですよ?それも反省して欲しいですよね!」と、事業仕分けに対する不満を突然持ち出し、スタジオで訴えた。

国家予算の見直しとなる事業仕分け(行政刷新会議)は、2010年度に民主党政権によって導入されたが、山田氏は生放送で、その批判をすることとなった


(私のコメント)

鬼怒川決壊の大惨事は事前にハザードマップなどで予想されていた。しかし行政はそれを反映できなかった。常総市の市長は堤防の決壊を予想できなかったと釈明していますが、鬼怒川の堤防は単なる土手であり、コンクリート化などの補強作業がなされていなかった。

全ての河川をコンクリートの堤防を作る事は不可能ですが、市街地などの河川は堤防の決壊が起きれば大惨事になってしまう。せめて土手を高くするだけでもすべきでしたが、決壊した部分は2メートルほど土手を削ってしまっていた。応急に土嚢などを積んでいたが役立たなかった。

民主党政権時代に事業仕訳で治水予算を二割もカットしたつけが鬼怒川決壊になって現れた。民主党は鬼怒川の決壊の大惨事をほっておいて国会前の安保法案のデモに夢中なようですが、原因を追究されたくないからデマには法的な措置を講ずると国民を脅している。

災害と戦争とはあってはならない事ですが、あってはならない事を想定して法律を整えておかなければならない。中国や北朝鮮が攻めて来ることも想定しなければならないのに、民主党は安保法案を廃案にしようとしている。事業仕訳でも同じであり、民主党はしてはならない予算をカットしてしまった。

責任者は想定外を連発して責任を回避しようとしますが、万が一の災害を想定して対策を立てるのが国や行政の役割であり、戦争だって想定外の事ではなく防衛予算を組んで万が一の時の対策は打っておくべきだ。しかし民主党は「コンクリートから人へ」という事で治水対策予算をカットしてしまった。

しかし民主党からは事業仕訳は間違っていたといった反省の言葉は出てこない。「株式日記」では小泉内閣の構造改革や公共事業のカットなどにも反対してきましたが、これらは日本弱体化政策であり、多くの建設会社が潰れて建設労働者不足を今日招いている。

公共事業でやるべき事は沢山残っているのですが、河川の改修工事などは政治家の甘みが無いから取り残されてしまう。老朽化したインフラ工事なども政治家には人気が無い。60年代に作られた道路や橋は50年も経って作り替えが課題になっている。

政治家にとって道路や橋を新設すれば自分の手柄になるが、改修工事では政治家の手柄になれない。被災地では未だに断水などが続いていますが、東日本大震災でも浄水場の被災が一番後まで残っている。浄水場は水際に作られるから浸水しやすい。非常用発電機も冷却水で一階や地下などに作られるが浸水したら非常用電源も使えなくなる。

それらは災害が起きない事が前提として設計されるから問題なのであり、非常時に役に立たなくなれば意味がない。自衛隊なども非常時に備えてあるのであり、平和を叫べば軍隊は要らないと言った主張は野党は何を考えているのだろうか?

国会の公聴会でも憲法学者が安保法案は憲法違反だと主張していますが、法律屋は法律の事しか考えない。政治は世の中の必要に合わせて法律を作りますが、日本では憲法の改正すらできない。国民の多くが万が一の時のことは考えず目先の事だけで判断している。

集中豪雨や火山噴火など頻発していますが、日頃からの防災訓練などもすべきなのでしょうが、多くの人は自分の体験からでしか教訓を学べない。東京でもいずれ大きな地震があるのでしょうが、目先の事しか関心が無いから十分な防災訓練も出来ない。

想定外の事を考えるのが防災には重要ですが、一番カネのかからない対策は逃げる先を考えておくべきであり、危険な場所には家を建てない事だ。東日本大震災で多くの死者が出たのは建ててはならない所に住宅が建てられたためであり、行政に責任がある。

日本では都市計画はあって無きがごとしでありどこにでも住宅が建てられている。日本では空き家問題が出るようになり、都市化が進んでいますが防災面でも人口を都市に集約して防災に強い都市計画が必要だ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK192] <今は亡きNHK>16日の地方公聴会は「ニコニコ生放送で中継されます。参院のネット中継やNHKの中継放送はありません。」
【今は亡きNHK】16日の地方公聴会は「ニコニコ生放送で中継されます。参院のネット中継やNHKの中継放送はありません。」by赤旗記者
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/5928
2015/09/16 健康になるためのブログ





以下ネットの反応。






コレで受信料を払えと言うのは、ほんとキチガイ沙汰です。


選択肢として訴訟とかもあり得るのでしょうか?



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 公明、財務省案に反対 消費税還付:「創価学会+メディア連合」の切望を担い財務省に反撃開始:先行関連投稿に関する謝罪

 恐縮ですが、先行関連投稿に関する謝罪は末尾に添付させていただきました。
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 まず、国家の詐欺行為であり経済社会をゆがめていく消費税(付加価値税)は廃止すべきだと考えている。
 そのうえで、現実の問題として今回の財務省案「日本型軽減税率」制度について評価したい。

 唐突なのか満を持してなのかわからないが、財務省の「日本型軽減税率」制度をめぐる議論はピントがずれたおかしなものばかりのように思える。
 ウソとゴマカシで成り立っている消費税制度らしく、関連する今回の「日本型軽減税率」制度も、さらにウソとゴマカシを積み上げたものになっている。

 まず、公明党(与党)対策という政治的思惑から、「給付制度」でしかないものを「新型(日本型)軽減税率制度」と言いつのることでなんとか乗り切ろうとしている。

 次に、給付制度と言えないため、税金を納付したものが一定の条件で享受できるものが「還付」であるのに、消費税の納税者ではない消費者にお金を渡す行為を「還付」と呼ぶことで国民の税認識をゆがめている。

 消費税の影響を緩和するための給付を「還付」と呼べるのなら、法人税など法人に課される税の影響を緩和するためと称して、消費者に対して様々な「還付」ができることになる。

(消費税は事業者に課される税であり、消費者は、事業者から税負担を転嫁される存在であっても納税者ではない。「輸出免税」制度に伴う消費税の「還付」も、納税していない消費税を還付される話になっていることで同じ詐欺である)

 それはともかく、「日本型軽減税率」制度に関する議論では、根幹的問題と派生的問題が峻別されず、もっとも重要な制度の趣旨(目的)が等閑視され、仕組みだけがあれこれ問題視されているように思える。

 財務省は、マイナンバー制度の普及促進を図るためか、日々の買い物から給付金額を算定するためにマイナンバー制度を利用するという不評を買う煩雑な仕組みを選択したが、派生的問題であり制度の趣旨を変えないで容易に変更できることである。
(買い物難民も増加しており、通販や配達で飲食料品を買い物するひとも増加の一途である)

 端的に言えば、給付(還付)が青天井ではなくひとり当たり4千円という低いレベルで限度が設定されているのなら、ことさら対象品目の買い物履歴を調べなくとも無条件にひとり当たり一律4千円を給付すれば済むことである。

 重要なのは、財務省案の制度が、消費税(付加価値税)の複数税率化であるいわゆる「軽減税率」制度と比較して優れているか劣っているかであろう。

 公明党も新聞各社も、「軽減税率制度」は国民(消費者)の消費税負担を緩和するものと説明して導入を主張してきた。
 であるなら、財務省案の制度といわゆる「軽減税率制度」のどちらが国民多数の可処分所得をたかめ生活を少しでも楽にするのかという観点で議論されなければならない。

 その点で言えば、財務省案「日本型軽減税率」制度は、消費税(付加価値税)の複数税率化であるいわゆる「軽減税率」制度より、一般国民の負担(増税分消費税転嫁に伴う可処分所得の減少)を緩和するという点でより“優れたもの”と断定できる。

 詳細は付記する投稿リストを参照していただきたいが、いわゆる「軽減税率」制度は、軽減税率の適用を受ける商品を販売する事業者の消費税負担を軽減する制度ではあっても、“必需品”などの税込み価格が下がって消費者の購買力を高めるという制度ではない。

(税収目標が一定なら、軽減税率適用商品(飲食料品)以外の一般税率が高くなるのだから、「軽減税率」制度が消費者にとってメリットになると考えることが自体が誤り:エンゲル係数は30%未満)

 ピンとこない方もおられるかもしれないが、「軽減税率」制度が消費者のためになるのなら、法人税減税も消費者のためになると言わなければならないのである。
 消費税と法人税は、課税ベースと税率が違うが、事業者課税ということでは同じだからである。
 消費税と法人税のもう一つの大きな違いは、事業者の負担を最終消費者に転嫁しやすいよう政府が積極的にサポートすることである。


 財務省案「日本型軽減税率」制度は、給付金額算定の仕組みにおける誤りはともかく、制度の趣旨(目的)としては、消費者の購買力増加(消費税の転嫁負担軽減)に寄与するものである。

 わかりやすく言えば、いわゆる「軽減税率」制度は消費者に利益がもたらされるかどうか不確かなものだが(価格に占める儲けと税金の“配合”は購入者には無関係であり税金が下がってもその分を儲けにするのなら購入者にとっては利益なし)、財務省案の給付制度(「日本型軽減税率」制度は、限定的な金額であっても確実に消費者の利益になるものだからである。

(ただし、軽減税率適用商品を扱う事業者は、いわゆる「軽減税率」制度よりも経営が苦しくなる可能性が大きい。軽減税率制度の導入で増税にならないはずが増税になってしまい、可処分所得が伸び悩むなか増加した税負担を全額転嫁することは難しいから)

 公明党が「軽減税率」制度の導入を声高に叫んできたのは、支持団体というか“親”である創価学会の利益に大きく関わるからである。
 機関紙や書籍の事業が大きい共産党も、いわゆる「軽減税率」制度が消費者のためになるわけではないことを知りながら(共産党が反対している「輸出免税」制度と論理構造は同じだから)、自身の利益を考え“消極的賛成”の態度を見せてきた。

 消費税の税額算定は、「売上に係わる消費税−仕入に係わる消費税」で行われる。

 「軽減税率」の適用を受ける商品やサービスを販売する事業者は、「売上に係わる消費税に適用される税率」と「仕入に係わる消費税に適用される税率」の差が大きくなればなるほど消費税の負担が軽くなり、差のレベルが仕入率を超えると「売上に係わる消費税−仕入に係わる消費税」の値がマイナスになるので、消費税をまったく納税しないですむにとどまらず、「還付」という名目で不正利益を得ることになる(これがわかりやすい国家詐欺)。

 今回の「給付制度」(「日本型軽減税率」制度)では新聞や書籍などは還付金算定の対象になっていないが、新聞社や出版社は、いわゆる「軽減税率」制度の適用を受けることで消費税の負担を軽くしてもらうだけでなく、ゆくゆくはグローバル企業のように還付を受けられるようになりたいと切望してきた。

 一般税率の適用を受ける紙やインクそして輪転機などの「仕入に係わる消費税に適用される税率」は高く、軽減税率の適用を受ける新聞や書籍の「売上に係わる消費税に適用される税率」は低くなることでそれが実現される。

 消費税の一般税率が10%のときの軽減税率8%は還付を受けるほどの利益はないが、一般税率が20%のときに軽減税率が8%のままであれば、多くの事業者が還付を受けるほどの受益者になるだろう。
 創価学会の機関紙「聖教新聞」は読売新聞・朝日新聞に次ぐ発行部数を誇っている。公明党には「公明新聞」もあり、創価学会の書籍類と合わせると日本有数の出版事業者である。

 今回の財務省案「日本型軽減税率」制度が導入でされれば、そのようなもくろみが崩れ去ってしまう。

 公明党は創価学会の期待を裏切るわけにはいかない存在だが、それにとどまらず、いわゆる「軽減税率」制度の導入(回帰)については、新聞TVという主要メディアを握っている大手新聞社も後ろ盾になってくれるはずだから、公明党が前面に立っての財務省とのバトルは今後ますます激しくなるだろう。

 広言する人は少ないようだが、財務省は、「新型軽減税率」制度の提案によって、新聞各社や創価学会にケンカを売ったのである。

 財務省は、消費税制度で利益を得られるのはグローバル企業を筆頭とした輸出事業者だけで十分で、新聞社や宗教団体が消費税制度から利益を得るようになることは認めないと考えたわけである。

(ただし、国民に広く受け容れられる仕組みではないものを打ち出しているので、ボツになるのを承知というかいわゆる「軽減税率」制度にもっともらしい理屈で回帰するために提案した可能性も捨てきれない)


 廃止すべきと考えている税制の関連制度についてあれこれ言うのは気が引けるが、今後、財務省案の「給付制度」(日本型軽減税率制度)について少しずつ投稿をしていきたいと思っている。


※参照用投稿リスト

「軽減税率 再増税と同時導入めざせ:ウソの説明で新聞への軽減税率適用を目論む腐敗メディア」
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/544.html

「「きっこのブログ」批判:低所得者対策というウソをまとった「軽減税率」制度は特定企業への究極の“バラマキ”政策」
http://www.asyura2.com/14/hasan85/msg/844.html

「「軽減税率」は消費税納税事業者の負担を軽減する制度:消費者の負担軽減とは無関係」
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/200.html

「混乱もたらす生鮮品の軽減税率:受益者である新聞社・宗教法人・政党は別だが、被害者(一般消費者)の一部まで歓迎という倒錯」
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/321.html

「食料品に「軽減税率」が適用されたら農家はどうなる?:150万戸農家のうち約92%は消費税非課税事業者という現実」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/649.html

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公明、財務省案に反対 消費税還付
軽減税率軸に再検討 山口代表「国民の声と開き」

 公明党は15日、消費税率10%時の負担軽減策について、マイナンバーカードを使って2%分を還付する財務省案に反対する方針を固めた。これまで訴えてきた軽減税率に比べて消費者の負担軽減が限定的で、党内や支持母体の創価学会からの理解が得られないと判断した。与党税制協議会で、還付案の改善策を求めるとともに、軽減税率導入の再検討を訴える考えだ。

 公明党の山口那津男代表は15日の党税制調査会総会で、消費税率10%時の負担軽減策の財務省案について「国民の意見とはかなり開きがある」と指摘。「当初目指してきた案(軽減税率)も引き続き検討する」と述べた。記者会見では「国民にイメージされてきたものとは受け止められていない」と述べ「いくつかの選択肢を議論してあるべき制度を追求する姿勢が大切だ」と語った。

 公明党幹部は15日「財務省案では党がもたない。軽減税率の導入時期がずれ込むことも覚悟のうえだ」と語った。

 財務省案は買い物時に10%分を支払い、税と社会保障の共通番号(マイナンバー)で使う「個人番号カード」を経由して購入情報を記録し、後から2%を還付する。同案は軽減税率の導入を検討してきた自民、公明党の要望を受けて、財務省が示していた。

 山口氏は「消費税率の10%引き上げと恒久的な逆進性の緩和策はセットで論じていく必要があることを財務省は真剣に受け止める必要がある」とも語った。あくまでも10%への引き上げは緩和策の実現が前提となるとの立場も示し、緩和策検討の先送りは認めないと強調した。

 公明党は同日、党税調総会を開き、財務省案について議論を続けた。出席議員からは「課題の多い制度だ」などと反発する声が出た。

 自民党の稲田朋美政調会長は財務省案について「あまりにも唐突で驚いた。内容が非常に技巧的で理解するのにも時間がかかった」と指摘。「(この案を)前提とする必要はなくて、いろいろな制度の中の1つの案として検討されているものだと理解している」と述べ、同案にこだわる必要はないとの認識を明らかにした。さらに自民党幹部は財務省案を「壮大なまやかしだ」と語り、実現に否定的な考えを示した。

[日経新聞9月15日夕刊P.1]

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 先行の「日本型軽減税率」制度関連投稿について、謝罪と訂正をさせていただきます。

「財務省が本気なら国辱もの!差別税制の非難を浴び、いずれにしろ消え去る運命の「日本型新軽減税率制度」」
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/508.html

の投稿内容は、aa86V1oKlA さんからのご指摘で、日本定住外国人にもマイナンバーが設定されることを知り、まったくの誤りであることがわかりました。
3年前に廃止された「外国人登録制度」の知識のまま確認作業を怠り、不遜で不正確な投稿をしたことを謝罪し撤回させていただきます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安保法案 自公 次世代など3党と国会関与強化で合意:安保法案 民主 与党の出方など見極め対応決定:共産党は出席して反対

安保法案 自公 次世代など3党と国会関与強化で合意[NHK]
9月16日 12時12分

自民・公明両党と、次世代の党など野党3党の党首が国会内で安全保障関連法案を巡って会談し、自衛隊を派遣する際の国会の関与を強めるため付帯決議と閣議決定を行うことで正式に合意しました。これを受けて3党は、法案の参議院での採決で賛成することになりました。

会談には、安倍総理大臣と公明党の山口代表、それに次世代の党の中山次期党首、日本を元気にする会の松田代表、新党改革の荒井代表の5党の党首が出席しました。そして、安全保障関連法案を巡って、自民・公明両党と3党による協議で合意した内容を確認し合意書に署名しました。

それによりますと、中東のホルムズ海峡での機雷掃海を念頭に、集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」では、日本が武力攻撃を受けるおそれがあるときなどを除いて、自衛隊を派遣する際に例外なく国会の事前承認を求めることや、自衛隊の活動を180日ごとに国会に報告すること、それに活動を監視・検証する組織の在り方を引き続き検討するなどとした付帯決議を参議院で行うとしています。そのうえで、こうした合意の趣旨を尊重し、適切に対処するとした閣議決定を行うなどとしています。

これを受けて3党は、法案の参議院での採決で政府案に賛成する考えを伝えました。


首相「5党合意本当によかった」

安倍総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、「5党で合意したことは本当によかった。安全保障に関わる法案について、できるかぎり多くの政党の支持を得たいと思っていた。このことによって自衛隊にとっても、活動をしていくうえでスムーズに活動に専念することができるのではないか」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「今回、民主的統制の確保について、国会の関与が重要であるというのが政府の一貫した考え方であり、われわれとしては十分に盛り込んできたつもりだが、『さらにしっかりと強めていけ』という3党の声を受け止めて、200時間以上を超えた審議の中でさまざまな議論があり、そういう議論に対応する形で今回の合意が成立したことは本当によかった」と述べました。


公明・山口代表「国民理解につながり大きな意義」

公明党の山口代表は国会内で記者団に対し、「幅広い合意が野党にも及ぶとともに、国民の代表である国会の関与を強めることは、国民の理解につながり、大きな意義がある。合意が閣議決定にも反映され、法案成立後も、国会の審議の成果を踏まえて、政府が運用することになるのでその点でも非常に大きな意味がある」と述べました。


次世代・中山氏「戦争阻止の意気込み理解してもらった」

次世代の党の中山次期党首は、「国際情勢が大きく変化しているので、考え方や法制も当然変わっていかないと日本は平和を維持できない。戦争を阻止するんだという3党の意気込みを政府与党に理解してもらい、合意に達したことは非常によかった」と述べました。


元気・松田代表「国民や国会の関与強化を徹底」

日本を元気にする会の松田代表は「きょうの合意や法案の採決で、安全保障関連法案の話は終わりだとは思っていない。今後、さらに足りない部分を法制化したり、深掘りしたりして、国民や国会の関与を強化する作業を徹底していきたい」と述べました。


改革・荒井代表「閣議決定 非常に重い」

新党改革の荒井代表は、「参議院の小さい3つの政党の合意を政府に認めてもらったことには重い意味がある。法的拘束力という意味では、閣議決定というのは、非常に重いものがある」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150916/k10010236631000.html

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安保法案 民主 与党の出方など見極め対応決定[NHK]
9月16日 12時12分

安全保障関連法案を巡って、民主党は幹部会合を開き、参議院特別委員会の締めくくり総括質疑について、審議は尽くされておらず開催は認められないという方針を確認しました。ただ、具体的な対応は与党側やほかの野党の出方を見極め、引き続き検討することになりました。

安全保障関連法案を巡って、与党側は、参議院の特別委員会で、地方公聴会に続いて、16日夜、安倍総理大臣も出席して締めくくりの総括質疑を行い、民主党などの出方によっては、16日夜にも採決に踏み切ることを検討しています。

こうしたなか、民主党は16日朝、岡田代表ら幹部が会合を開き、審議は尽くされておらず、締めくくり総括質疑の開催は認められないという方針を確認しました。ただ、具体的な対応は、与党側や、ほかの野党の出方を慎重に見極め、引き続き検討することになりました。

岡田氏は、この後、国会内で開かれた、党所属の国会議員を集めた会合で、「地方公聴会のすぐ後に、締めくくりの総括質疑を行うというのは、とんでもない話だ。力を合わせて、このたくらみを阻止していこう」と述べました。

また、維新の党も幹部が対応を協議し、松野代表は記者団に対し「正式な対応は執行役員会で決めるが、質疑には出席することになるだろう」と述べました。

一方、共産党は、質疑の開催には反対しているものの、出席して法案に反対する方針を決めています。

野党側は、昼前、民主党や維新の党など5党の参議院の国会対策委員長らが会談し、地方公聴会の直後に、締めくくり総括質疑を行うことは認められないとして、特別委員会の理事会で抗議することで一致しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150916/k10010236671000.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK192] たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って 孤独に思考し、判断し、行動してみた。 そ
たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って
孤独に思考し、判断し、行動してみた。 そして

本日、奥田サンのスピーチを地方のNHK支局に向けて放送しなかった事に
抗議のアピールしてきました。

NHKの幹部職員さんに中継しない事に対する抗議として「一人デモ」をHNK前で
する事を話して、奥田サンの昨日の公聴会でのスピーチを歩道で流しました。

奥田サンのスピーチ何も
何も国会議員だけじゃない! 日本国憲法のもとで、生活を営む全ての国民に
日本国憲法が保障する自由と権利は不断の努力を要求している。

その権利が尊いと感じるなら今うごかないでいいの?

みんなが、自分が出来る事を出来る範囲でやるのが大事。
ーーーーーーーー

日本国憲法
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 写真報告(shinya) : 9.15戦争法案に反対する国会前抗議行動(レイバーネット日本)
写真報告(shinya) : 9.15戦争法案に反対する国会前抗議行動(レイバーネット日本)

http://www.labornetjp.org/news/2015/0915shinya

 9月15日夜の国会前では「総がかり行動」「シールズ」の抗議行動が行われ約1万人が参加した。一方、警察は大阪はじめ全国から機動隊を動員し、正門前は警察だらけになった。過剰警備に抗議する市民と警察隊との間で、鉄柵をはさんでもみあうシーンもあった。(K)

 
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【関連記事】

東京の杉原浩司です。[転送・転載歓迎/重複失礼]
http://www.labornetjp.org/news/2015/0916sugihara2 

本日16日(水)13時〜15時30分に新横浜プリンスホテルで行われる戦争法
案の地方公聴会は、公述人、特別委員会の参議院議員らが、11時23分新横
浜駅着(11時10分東京駅発のぞみ27号)の新幹線でやってくる(車の方も
あるでしょうが)とのことで、近郊の方を中心に11時から新横浜プリンス
ホテルでのカウンター抗議が呼びかけられています。



以下は神奈川で市民運動をされている方々の呼びかけをもとに作った案内
です。可能な方はぜひお集まりください。また、地方公聴会後には18時〜
20時に締め括り総括質疑が国会で強行されます。質疑後、強行採決が行わ
れる見込みです。



あり得ない暴走を食い止めるために、国会正門前にも駆けつけましょう。

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「みんなで行こう!浜公聴会」
戦争法案廃案!
強行採決するな!と声を上げましょう



◇集合場所
JR新横浜駅又は、地下鉄新横浜駅の新幹線方面の改札口を出て3B出口
で地上の横浜銀行向かいの駅前広場。



◇集合時間(2段構えにしました)
(1)11時…可能な人はお願いします
(2)12時




※新横浜プリンスホテル(アクセス)

http://www.princehotels.co.jp/shinyokohama/access/



<抗議行動の中継(IWJ)>

チャンネル5 http://bit.ly/1ieBen0

チャンネル6 http://bit.ly/1hgIzA9




ちなみに、国会議員の帰りの予定は以下となっています。

16:15 新横浜駅発のぞみ26号

16:33 東京駅着



※この日は他にも様々な団体が現地での行動を呼びかけられています。



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<戦争法案廃案!国会正門前座り込み行動>

9月16日(水)13時〜17時、国会正門前(桜田門駅他)

総がかり行動実行委員会



<戦争法案廃案!国会正門前大集会>」
9月16日(水)18時30分〜

総がかり行動実行委員会

※19時45分〜 SEALDsに引き継ぎ。



中継(IWJ) http://bit.ly/1gNf5hT



<立憲デモクラシーの会 緊急リレートーク>

9月16日(水)午後6時〜、参議院議員会館前(永田町駅)

発言(予定)
樋口陽一、山口二郎、長谷部恭男、石川健治、阪口正二郎、高見勝利、
青井未帆、中島徹、西谷修、千葉眞、齋藤純一、遠藤誠治、石田憲ほか

※日本教育会館で予定していた緊急シンポを予定変更して行うそうです。

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 完全に赤信号点灯の消費税の再増税(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-f887.html
2015年9月16日

安倍政権は2017年4月に消費税率を10%に引き上げる方針を示しているが、主権者はこの方針を覆すべきである。

その理由は以下の三点。

第一に、消費税増税の大前提であるシロアリ退治が何一つ実行されていないこと。

第二に、日本経済が消費税再増税に耐えうる力を有していないこと。

第三に、格差拡大が深刻化し、格差の是正が求められているなかで、消費税増税は格差拡大をさらに推進するものであること。

幸い、消費税再増税の前に来年7月の参議院選挙がある。

この参議院選挙の最重要争点の一つとして消費税再増税の是非が浮上することは間違いない。

日本のマスメディアは政府の候補機関と化して、財務省が発表する情報を、右から左に垂れ流している。

単に垂れ流すだけでなく、ひとつの情報に過ぎない政府提案に多大な紙面を割いて誇大報道する。

右から左に垂れ流すというのは、その情報に対する適正な論評も加えていないということだ。


財務省は2017年4月の消費税再増税を既定事実として取扱い、このなかで自民党と公明党との協議で検討している生活必需品等に対する軽減税率について、国民をなめきった提案を示す。

箸にも棒にもかからないような、下劣な財務省提案に対して、これを一笑に付し、小さく報道するとともに、徹底批判を展開するマスメディアは存在しない。

軽減税率の適用範囲が年間4000円を上限とするというような、主権者をなめ切った財務省発表を報道する必要などない。

こんな提案が通用するほど世の中は甘くない。

1000万円の支出(税込)をしたら、その2%は20万円である。

消費税は定率税だから、2%を軽減するなら、その率に見合う軽減がなければ

「軽減税率」

などと呼ぶことができない。

しかも、財務省提案がふざけているのは、この算出をするために、消費のたびにマイナンバーを使い、電算処理の上で税の還付をするというものだ。

消費税増税の悪事を推進した公務員のトップが

勝栄二郎

という人物だった。

この人物は、財務省を退職して、ある民間企業に天下りした。

この企業はIT関連業種に属する。

そして、政府はすかさず、IT関連業界に巨大な財政資金を投下した。

客観的に見て、完全な「汚職」的な構造が存在するのである。


たとえ、法的に処罰することができなくとも、その内実は、政府と民間企業の癒着、官僚機構が財政資金を私腹を肥やすために用いている事例と言って差し支えないだろう。

日本のような国が、マイナンバーなどの制度を導入することは危険極まりない。

年金情報の流出に象徴されるように、重要な個人情報の漏えいを防ぐ手立てさえ講じられていないのだ。

それだけではない。

政府にはモラルというものがなく、政府が個人情報を不正に閲覧し、特定個人を不正に監視下に置くことが広範に行われることは火を見るよりも明らかだからだ。

小沢一郎氏不正起訴事件、

厚労省村木厚子局長不正逮捕事件

などの空前絶後の巨大犯罪に手を染めた検察権力は、徹底的に弾劾され、

取調べ過程の全面、完全可視化が必要不可欠ななかで、政府の法制審議会は、取調べの可視化をほとんど実施せずに、捜査手法の拡大だけを決めた。

盗聴、通信傍受し放題の、警察監視国家の性格がますます濃くなろうとしている。


個人の消費データをマイナンバーに蓄積するなど、ヒトラーのドイツでも考えつかないことだろう。

こんなふざけた提案を行い、IT業界に巨大な利権事業を投下しようとしているのだ。

財務省は消費税再増税を主張するが、消費税再増税を実施しなければならない政府が、無駄なスポーツ競技場の建設費に2550億円もの予算をつけることなどあり得ない。

オリンピック組織委員会の事務局長は、これまた、財務省の事務次官経験者が務めている。

財務省の責任が一番大きいのだ。

立派な競技場は横浜市にもさいたま市にもある。

これを使えばいいわけで、新たに競技場を作る必要性など皆無だ。

いずれにせよ、消費税再増税は絶対に阻止する。

来年夏の参院選で、消費税再増税を粉砕しなければならない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 大勝利の公明創価学会!?<本澤二郎の「日本の風景」(2119) <平和・中道は世を欺く仮の姿>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52115562.html
2015年09月16日 「ジャーナリスト同盟」通信

<平和・中道は世を欺く仮の姿>

 戦争法実現も目の前だ。これを信濃町の論理で分析すると、彼らの大好きな大勝利ということになろうか。日本国民・隣人を見事に欺いた実績である。国粋主義勢力に3分の2の議席を与えた一大成果ともいえる。極右から「公明創価学会万歳」の合唱がこだましている?平和の公明創価学会・中道の公明創価学会は、世を欺くための仮の姿なのだった!

<民衆の味方もウソ>

 平和を愛する多くの国民は、いま地団太踏んでいるが、気付くのが遅かった。鬼が「ざまあみろ」と舌を出している。
 「民衆のために戦え」などという創立者の叫びを利用して、その実、1%と連携して政権を掌握、極右・軍国主義の日本へと引きずり込んでいる。誰一人このことを予想できなかった。「民衆の味方」は大嘘だった。
 それどころか「これぞ立正安国論の具体化である」とほざいているのであろうか。むろん、戦争国家・日本を、日本国民が服従するかどうか、これには疑問符が付く。
 連日、数千・数万の若者や主婦らが国会を包囲している。100万人デモによって包囲されている公明創価学会だ。むろん、安倍は感謝感激であろう。A級戦犯の祖父・岸信介の果たせなかった野望を実現したのだから。彼らの支援がなければ、独裁政治が開花することはなかったのだから。
 惰眠をむさぼってきた、日本国民と中国・韓国の人民・国民への痛烈な警鐘でもあろう。

<日中・日韓友好もウソ>

 公明党は72年の国交正常化の場面で相応の役割を果たした。創価学会は周恩来の信頼を手にした。平和・友好の宗教政策でもって、韓国でも信頼関係を構築したらしい。
 それも、安倍・極右軍拡政権を推進する過程で、馬脚を現してしまった。彼らの友好路線が、単なる戦術戦略でしかないことを悟らされるのである。偽りの信頼関係に満足・安心してきたことを、ものの見事に叩き壊されてしまったのだ。
 安倍の歴史認識に辟易する中国や韓国である。安倍に追随する公明党創価学会について、ここにきてようやく気づかされたことになる。
 福沢諭吉レベルの「愚かな隣人」が、彼らの論理の内なのであろうか。
 確かに、この世はだましあいの世界である。ワシントンの戦略がそうである。その被害国が日本であるが、彼らの手口を悪用する創価学会公明党なのだろうか。彼らの日中友好・日韓友好は本心からのものではなかった?

<嘘の連発で戦争法実現>

 それにしても、創価学会が、公明党が、嘘の連発で戦争法を強行する。これを天も想定できなかったであろう。その先には、戦争放棄の9条解体・破壊が待ち構えている。今回の戦争法が、それのための大きな一歩となる。
 さしずめ、ワイマール体制下のヒトラーも舌を巻く、鮮やかな平和憲法破壊作戦である。当初の公明党創価学会は、日米安保に対して「段階的解消」を公約していた。日米同盟に反対してきたのだ。
 いまやワシントンの手先となって、自衛隊を米軍に差し出す戦争法成立に必死なのだ。よたよたの安倍のおしりをたたいて、成立を急がせている。「法律ができてしまえば、馬鹿な国民はそれに従う」という安倍の思いを支援する公明党である。

<極右台頭の3分の2議席は創価学会の実績>

 公明党創価学会が存在しなければ、安倍の登場も、戦争法もなかった。これは明々白々の事実である。
 財閥が自民党に巨額の資金を流しても、自民党が3分の2の議席を確保することなどできなかった。創価学会がシャカリキになって、その結果、安倍が手にした3分の2なのである。
 これこそが極右を台頭させる原動力だった。

<地獄で泣いている戦争遺児>

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者・戦争遺児の「池田先生は太田を決して許さない」の一言が、戦争法の強行で筆者に創価関心を呼び起こした原因の一つである。
 彼女は信濃町の覚醒を信じてきたのであろうが、どうやら無駄だった。たとえ、生きて信濃町に駆け込んでも、入り口で止められたであろう。もはや彼女の信じる平和の宗教団体ではないのだから。
 彼女の娘婿が働いている公明党本部に押しかけても、警備の警視庁警官に阻止され、中に入ることはできないであろう。そこで、おそらく「何のための信仰だったのか」と天の仰いで絶句したであろう。

<それでも「池田先生は太田の裏切りを許さない」は鳴り響く>

 彼女を、やくざ経営の介護施設に引きずり込んだヨシダは学会員である。ヨシダがいなければ、戦争遺児は今も健在である。信仰をしていなければ70年の人生を迎えている。創価信仰の無力を裏付けて余りあろう。
 それでも戦争遺児の「池田先生は決して太田を許さない」という地獄からの叫びは、これからも鳴り響く。

2015年9月16日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 「選挙にも影響」SEALDs奥田さん“渾身公述”に国会議員は戦慄(日刊ゲンダイ)
             参院特別委の中央公聴会での奥田愛基氏(C)日刊ゲンダイ


「選挙にも影響」SEALDs奥田さん“渾身公述”に国会議員は戦慄
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164096
2015年9月16日 日刊ゲンダイ


 15日、参院特別委の中央公聴会に出席したシールズの中心メンバーで明治学院大4年の奥田愛基氏(23)。学生が国会に公述人として呼ばれたことも異例だが、16分間にわたるスピーチは相当、安倍首相や与党議員をビビらせたはずだ。

 冒頭で「あのー、すいません。先ほどから、寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ話を聞いてほしい」「ボクも2日間くらい寝られなかったので、帰ったら早く寝たいと思っています」とカマした奥田氏。

「私たちの調査によれば、日本全国で2000件以上、数千回を超える抗議が行われています。累計130万人が路上に出て(安保法案反対の)声を上げています」「たくさんの集会があの町でもこの町でも行われています」「声を上げずとも疑問に思っている人はその数十倍以上いるでしょう」と畳みかけた。

 そして、「強調しておきたいことがあります」と言うと、「私たち政治的無関心といわれてきた若い世代が動き始めているということです」「この国の民主主義のあり方について、この国の未来について、主体的に一人一人、個人として考え、立ち上がっていったものです」と続けた。

 これぞ、無党派層の“戦闘宣言”ではないか。

 公述を聞いた政治ジャーナリストの角谷浩一氏の感想はこうだ。

「奥田氏のスピーチはたどたどしく、学生が国会で熱弁を振るう様子は場違いな印象がありましたが、そのギャップがかえって見応えがありました。“等身大の声”として公聴会の様子を見た人の心には響いたと思います。また、彼は、危機感を抱いた若い世代が立ち上がり、路上に出て、至る所でデモや集会を行ったことで、大きなうねりができたと言っていましたが、まさにその通りだと思います。政党や世代を超えた無党派の大きなうねりは、もはや止めようがありません」

 国会議員なんて、何よりも選挙での洗礼が怖いのである。それを見透かすように奥田氏は続けた。

「法案が強行採決されたら、全国各地でこれまで以上に声が上がり、連日、国会前は人であふれ返るでしょう」「次の選挙にも、もちろん影響を与えるでしょう」「私たちは政治家の方の発言や態度を忘れません。3連休を挟めば忘れるだなんて、国民をバカにしないでください」

 参院特別委が16日、強行採決するのであれば、無党派層の挑戦を蹴散らす意思表示ということになる。



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安保法案採決と国民の視線 NHK島田 敏男 解説委員:アフガンでの独軍のようになる「国際平和支援法」だけでも廃案に

2015年09月15日 (火) NHK総合放送
くらし☆解説 「安保法案採決と国民の視線」
島田 敏男 解説委員

(岩渕)
こんにちは、岩渕梢です。きょうの「くらし☆解説」の担当は、島田敏男解説委員です。
テーマは「安保法案採決と国民の視線」です。
 

島田さん、激しい議論が続いている法案ですけれども、安倍総理大臣は今月27日までの今の国会で、必ず成立させると繰り返していますね?

(島田)
◇そうですね。安倍総理は、ことし4月にアメリカ議会の上下両院合同会議で演説して、「ことしの夏までに成立させる」と宣言しました。
◇しかし、自衛隊の活動を大幅拡大する内容ですから議論が分かれるのは当然です。
◇きのうまとまったNHK世論調査をもとに、政府・与党が目指す参議院での法案採決を国民がどう見ているのかをお伝えします。


Q1)その前に安倍内閣の支持率ですが、先月よりも少し上がったようですね?
 

◇はい。安倍内閣を支持すると答えた人は、先月より6ポイント上がって43%。これに対し、支持しないと答えた人は7ポイント下がって39%という結果でした。
◇7月、8月と2か月連続で支持しないが支持するを上回っていましたが、今月は支持が不支持を上回りました。


Q2)その差は4ポイントですが、この開きをどう見たらいいんでしょう?

◇統計的には横並び、つまり誤差の範囲内の開きです。


Q3)先月からの変化は、誤差の範囲を超えているんですか?

◇はい。年代別に見ると60歳以上の人たちで、安倍内閣を支持すると答えた人が増えたのが目立っていますが、これが理由だというはっきりしたものは見えてきません
◇一つ考えられるのは、8月の調査の時には原発の再稼働、戦後70年の総理談話、普天間基地の代替施設建設といった対立の大きな課題が眼の前に並び、国民の視線が特に厳しかった。
◇それと比べると、今回は課題がやや分散したことが影響しているのかもしれません。

Q4)安全保障関連法案に対する国民の見方が変わったということはないんですか?

◇あまり大きく変わってはいません。こちらをご覧ください。
 

◇安保法案を今の国会で成立させるという政府・与党の方針について聞いた結果です。
◇今月は賛成19%、反対45%、どちらともいえない30%という結果でした。

Q5)先月と比べると賛成が3ポイント増えているんですね?

◇6月以降の調査で、初めて前の月より増えました。これについて自民党の幹部は「法案審議が参議院に移ってから、支持者などへの説明に力を入れた成果だろう」と言います。
◇しかし、今の国会での成立に反対と答えた人が、依然45%と半数近くに上っているのですから、国民全体の厳しい見方に変化はないと思います。


Q6)自民党・公明党の与党支持者では、かなり理解が進んでいるんですか?
 

◇そうとも言えません。今月の調査結果を詳しく見ると、与党支持者で今の国会での成立に賛成と答えた人は、少し増えたと言っても4割弱にとどまっています。
◇そして、それと同じぐらいの人が「どちらともいえない」と答えていますので、与党支持者への浸透もまだまだという状況です。
◇野党支持者、無党派層では、依然として反対が多数を占めています。


Q7)安倍総理は「審議は尽くされてきた」と言いますがどうなんでしょう?

◇衆参両院で合計200時間近い審議を重ねてきましたが、野党の多くは「平行線の議論が続き、詰めるべき問題点はまだまだたくさんある」と反発しています。
 

◇そこで国民は「議論は尽くされたと見ているのか」ですが、今月の調査で尽くされたと答えた人は6%、尽くされていないが58%、どちらともいえないが28%でした。
◇衆議院の採決の直前に行われた7月の世論調査の結果と比べると、尽くされたがやや減った分だけ、尽くされていないが増えています。


Q8)国民の目に、議論が必要な点がはっきり見えてきているということでしょうか?

◇おっしゃる通りです。政府の説明を聞いていても、なかなか納得できないと感じる人が少なくないということです。
◇例えば政府は「この法案の成立で抑止力が高まり、日本が攻撃を受けるリスクが下がる」と説明しています。この説明に納得できるかどうか聞きました。
 

◇全体では納得できるが31%、納得できないが63%でダブルスコアです。
◇与党支持者では何とか過半数が納得できると答えていますが、野党支持者、無党派層は8割前後が納得できないです。

Q9)政府の説明が国民に中々理解されないのはどうしてなんでしょう?

◇私はこの法案の国会提出の仕方に大きな問題があったと思います。
 

◇こちらにあるのは安全保障関連法案、細かく分けると11本の法案の内容を、主な柱で整理した図です。
◇集団的自衛権行使の限定容認、二つの法案に分かれている外国軍隊への後方支援の拡大、そして国連PKOなどへの協力拡大など多岐にわたっています。
◇従って様々に違いのある活動を一からげにして「納得してくれ」と言われても、「政府にお任せします」という人以外はNOと答えるということです。


Q10)でも、政府・与党は今の国会で成立させる姿勢を変えていませんよね?
 

◇カレンダーを見て行きましょう。参議院が採決をしなくても、衆議院の3分の2以上の賛成で法案を可決できる60日ルールは、きのうから適用が可能になっています。
◇そういう中で、きょう午後には参議院の特別委員会で中央公聴会が開かれ、与野党双方が推薦する専門家などの公述人が意見を述べます。
◇そして明日は横浜市で地方公聴会が開かれます。
◇与党側は、この後の17日、18日で一気に参議院での採決に踏み切りたい考えです。これに対し民主党などは、参議院で採決が強行されるならば、衆議院に内閣不信任決議案を提出したりして抵抗する構えです。

Q11)今の国会の会期末は27日ですから、24日、25日もありますよね?

◇野党の中には連休も返上して24日、25日まで審議を重ねるべきだという意見もありますが、与党はそこまで行くと法案が廃案になりかねず危険だと考えています。
◇そこで、17日、18日が大きな山場になりそうなんです。


Q12)野党の中には法案を廃案に追い込もうと訴える党だけでなく、与党と修正の話し合いをしている党もあります。こうした違いをどう見たらいいんでしょう?
 

◇この各政党の支持率を見て下さい。自民党の1強の状態が続いています。
◇その中で、どの政党も来年夏の参議院選挙で党勢を拡大するために、今この場面でどう振舞うのが得策かを考えているわけです。
◇与党側は、衆議院の3分の2の再可決という国民の反発を買いやすい手段を使わないで法案を成立させたいのが本音です。
◇そして野党の中のばらつきは、独自性を示したいという思惑から出ているものです。


Q13)安全保障法案に対する各党の姿勢を、私達はしっかり見る必要がありますね?

◇今後の政治の流れを左右するのが、この国会の終わり方ということになると思います。
◇国民一人一人の政治に向ける視線が、厳しく問われる局面です。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/227302.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK192] ついに承認を取り消した翁長知事 〜沖縄・本土メディア その読み込み方の違い〜 | 三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記
三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記-第31回 | マガジン9
ついに承認を取り消した翁長知事 〜沖縄・本土メディア その読み込み方の違い〜
http://www.magazine9.jp/article/mikami/22827/





 これは単なる基地の問題ではない。沖縄が、ひたすら政府の命ずるままの奴隷のごとき存在なのか、自己決定権と人権を持つ存在なのかを決める、尊厳を懸けた闘いなのである。


(琉球新報 9月15日 社説)



 沖縄県知事が辺野古埋立て承認を取り消す手続きに入り、国と真っ向勝負をする決断を表明した翌日、地元紙の社説は高らかにその意義を位置づけて見せた。沖縄県民による、沖縄の歴史観・価値観に根ざした、沖縄県民のための新聞の面目躍如たる名文だと思う。
 それでも作業を進めると言う安倍総理。「戦後の政治まで遡られると話し合いは難しい」と言い放った菅官房長官に対し、社説は怒りを隠さない。

 「菅氏は知事の対応について『普天間の危険性除去に関する政府や沖縄の努力を無視しており、非常に残念だ』と述べた。相手の意思を『無視』し、問答無用で行動したのはどちらの方か。『加害者』が『被害者』を装うのはやめてもらいたい」

 政府はあくまで「普天間飛行場をどこかに移すだけの話だ」と国民全体を騙し続けたいのだろうが、毎回書いているように辺野古の基地計画、あれは「代わりの施設」という範疇にはない。「普天間基地の危険をなんとかしようと思っただけなのに…」とうそぶいても、もう誰も騙されない。この軍港機能付きの複合軍事基地計画は、日本の運命をも変えるものだ。沖縄だけでなく、どこに造っても集団的自衛権の名の下に日米の軍隊が使う出撃基地になってしまうから、全国民が反対するべきだと私は思っている。だが、その恐ろしさを知る沖縄だけに、「お前のところに置く以外無い」と政府は迫る。社説はこう続けた。

 「近代以降の歴史を通じて沖縄はその意志をついぞ問われないまま、常に誰かの『道具』にされ続けた。今回の政府の姿勢はその再現である。沖縄は今後も民意を聞くべき対象ではないとする意思表示にほかならない。例えて言えば、あの苛酷な原発事故の後、地元の町長も知事も反対しているのに、政府が新たな原発建設を福島県で強行するようなものだ。こんな位置付けは、沖縄県以外では不可能だ」

 今、沖縄は歴史的な局面に向き合っている。耐えに耐えてきた苦難の近現代史を俯瞰して、今度こそこの国と沖縄の不幸な構図を変えなければ島の子ども達の未来がないと思うからこそ、相当の覚悟を持って国に対峙しているのだ。国との集中協議の中で毎回翁長知事がしつこいくらいに沖縄の歴史に言及したのも、政府にも、全国メディアの記者にも、全国民にも沖縄の基地が押しつけられた経緯をわかって欲しいからだ。「前の沖縄県知事の承認があって埋立てに進んだ」と直近の出来事に問題の起点を置いて問題を単純化されては、沖縄県民の怒りや悲しみがどこから来るのかわかりようがない。

 ところが、菅官房長官は沖縄側の歴史観を「賛同できない」ばっさり切り捨て、「戦後、日本全国が悲惨な状況の中、皆さんが苦労して豊かで平和な国を作り上げた」と一蹴した。
 県民の4人に1人が命を絶たれた沖縄戦の地獄。それを強調する言説を嫌う人は、よく「沖縄戦で死んだのは沖縄県民だけではない」という。そして戦争の苦しみも、焦土から復活する地を這うような努力も、どっちがどうではない、国民みんなで涙し、頑張って豊かで平和な国にまで這い上がったのじゃないか。いつまでも被害ばかりを持ち出すなと言いたいのだろう。しかし本当にそうだろうか? 日本全体がみんなで苦労し、みんなで這い上がった、その中に沖縄が入っていると沖縄の歴史を知った上で言えるだろうか。

 知事は、今月7日の集中協議最終日、政府が「工事を再開するつもりだ」と言ったことを受け、取り消しの決断をしたという。きのうの会見の冒頭「どんなに言葉を尽くしても、聞く耳を持たないのか。本当にそういう感受性がないのか」と話が通じない政府に対する苛立ちを表した。厳しい言葉かも知れないが「感受性がない」は、ずいぶん言葉を選んだ軟らかい表現だと思う。有り体に言えば、本当に不勉強なのか、鈍いふりをしているだけなのか、それともただ厚かましいのか、問題の根本にある歴史認識について変える気は毛頭無いという政府の姿勢に、知事だけではなく、沖縄県民は煮えくりかえるのである。

 さらに本土紙の記者が、人権を無視されてきた経緯とは無関係に普天間問題があるかのような質問をする。
 「普天間の返還が遅れることに関して宜野湾市民にどう説明しますか」
 ぼくはどっちでもいいけど、宜野湾の市民は困りますよ? という立ち位置にイラッとした県内記者も多かったと思う。「辺野古か普天間、どっちが苦しむのかって話でしょ?」という話にすり替える政府の手法に無批判に乗ってしまっているからだ。その瞬間、私も翁長知事が声を荒げるのではとちょっと期待した。しかし、彼は冷静に「今の質問が、まさに菅官房長官の『原点に対する認識』の違いだ」と受け、あなたのこの問題の読み込み方は政府サイドのものですね、と暗に諭すように答えた。

 さらに、前の知事が承認したことについて意見を求められると「あの承認が官邸の錦の御旗となっていることを思うと胸が掻きむしられるような気持ちだ」と心情を吐露しつつも、「同じウチナーンチュがやったことだ。反省から一緒になって沖縄の未来に責任が取れるよう沖縄に誇りが持てるようにしていきたい」と付け加えた。私は目頭が熱くなった。沖縄の歴代のリーダー達の苦しみをよく知る翁長知事ならではの言葉だ。いわゆる「植民地エリート」が宗主国からアメとムチで手なずけられ、自分の故郷やその仲間を売ってしまう。そんな構図の中でリーダー達は苦しみ、宗主国は「君たちのリーダーがいいと言ったんだ。恨むならリーダーを恨むんだね」とほくそ笑む。

 2013年末、当時の仲井真知事を都内の病院に入院させ、そこから抜け出す形で密会を重ねた末「辺野古埋立てを承認します」と公約と真逆のことを知事に言わせた政府。あれこそが植民地エリートを人形のように操る宗主国の残酷な行いではなかったか。だからこそ前知事を責める気持ちではなく、「掻きむしられる」ように辛かったのだし、「反省から、一緒に誇りが持てるように」と、今後も共に進む仲間なんだと捉える翁長知事のこの言葉を私は誇りに思う。
 これは人の失敗や苦しさを自分の内臓の痛みとして感じる「肝苦りさ(チムグリサ)」の発想である。まさに革新や保守やイデオロギーではない、沖縄県民の肝心(チムグクル・真心)で語れるリーダーだから、みんなで支えようと一つにまとまることができたのだ。その翁長知事が沖縄の団結を呼びかけた。意気に感じる県民は多いだろう。

 辺野古では海を分断するウキがまた姿を現し、桟橋の設置も進み、大型車両の夜明けの搬入も続いている。でもゲート前は夜中でも工事車両を阻止すると士気は高い。翁長知事の取り消しを表明した同時刻、座りこみテントは大きな歓声と拍手にわいた。





 これからの工事強行、そして訴訟と発展していけば沖縄は厳しい日々が続くだろう。知事がどこまで反対を堅持し、建設阻止まで粘れるか。知事だけではなく彼を支える沖縄県民の覚悟が問われている。

 しかし今、本当に問われるべきは沖縄なのだろうか。覚悟もしないままに今崖っぷちにいるのは、民主主義国家に生き、平和を享受しているつもりでいる本土の人たちではないのか。一都道府県にだけ民主主義を認めず、自分たちの代表である政府が沖縄の民意をひねり潰していくのをただ眺めている国民の手の中にある民主主義など、もう腐敗した土くれと同様だ。沖縄を黙殺することで自分と大事なモノだけが守れる仕組みを維持できると本気で考えているとしたら、みんなで泥舟に乗ったまま沈没する道しか残されていない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/871.html
記事 [政治・選挙・NHK192] 医学部の定員削減 医療費膨張防ぐ:政府検討、20年度から 人口減に備え:老齢人口は増加、目的別の階層分化で医師養成を

医学部の定員削減 医療費膨張防ぐ
政府検討、20年度から 人口減に備え

 政府は2020年度から医学部の定員を減らす検討に入った。将来の医師数が都市部などで過剰になると見込み、03年度以来17年ぶりに医学部生の削減にかじを切る。全体の定員は減らす一方で、地方の医療機関に就職する学生の枠を広げて医師不足に対応する。人口減少と病院ベッド数の削減を見据えて医師の数も抑える。医療費の膨張を防ぐ狙いだ。

 厚生労働省が来月をめどに検討会を立ち上げ、中長期の医師の需要と供給の推計作りに着手する。16年をめどに全国と都道府県別の数字をまとめる。文部科学省が推計値をもとに20年度以降の定員数の方針を定める。

 政府は国公立大と私大の医学部の入学定員を通じて医師数を管理する。高度成長期には福祉の充実を目的に増員を重ねた。1973年に全都道府県に医学部を置く「1県1医大構想」を閣議決定し医学部の数も急増した。80年代には医師余りと医療費膨張への懸念が強まり、一転して入学者数の抑制方針を閣議決定した。定員は84年度の8280人をピークに03年度まで減らし続けた。

 しかし妊婦のたらい回しが社会問題となり、「医療崩壊」との批判を受けて08年度に再び増員に転換。15年度は9134人と最高になった。政府は19年度まで増員を続ける方針を決めている。

 医師の総数は12年時点で30.3万人と、10年前に比べ4.1万人増えた。医師として専門を持つには医学部6年と研修医2年の計8年かかる。27年度までは定員が増えた医学部生が現場に出るため、医師数の増加ペースに拍車がかかりそうだ。

 一方で、医療サービスを多く受ける65歳以上の人口は42年をピークに急速に減る。政府は25年までに全国の病院ベッドを最大20万床減らして安易な入院を抑える方針で、全体としては医師の過剰感が強まる見通しだ。

 ただ地方では医師不足に悩む医療機関が多い。人口10万人あたりの医師の数は東京都では314人いる一方で、茨城県(176人)、新潟県(195人)、青森県(196人)などは少ない。

 そのため医学部定員の総数を削減しながらも、「地域枠」を広げることを検討する。地域枠は卒業後にその地域の医療機関に就職したい学生を優遇する仕組みで、15年度は1500人強とみられる。例えば地域で9年ほど医師として働けば、都道府県から受け取った計1200万円ほどの奨学金の返済が免除される。

 地域枠を導入した一部の大学を文科省が調べたところ、卒業生の89%が地元の医療機関で働いていた。一般枠の54%より高く、地方の医師不足の解消に一定の効果が見込める。

[日経新聞9月13日朝刊P.1]
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医師の偏在解消課題 医学部定員削減

 政府は医学部の定員について、拡大と縮小を繰り返す場当たり的にもみえる対応をしてきた。2020年度から再び減員に踏み切るには、病院ベッドの削減や過剰受診の抑制を進めて、不必要な医療サービスを減らすことが前提となる。地方や一部の診療科でも十分な数の医師が働けるよう、大幅な制度改革が焦点になる。

 政府は6月、2025年までに全国の病院ベッドを最大20万床減らす計画を打ち出した。介護施設などと連携して安易な入院を減らし、医療費を抑える狙いだ。ただ政府には民間病院のベッドを減らす権限はない。病院にとっては収入源となるベッドを「あえて減らす動機はない」(北陸地方の病院の医師)とされ、どこまで削減が進むのかは不透明だ。

 また地方や診療科ごとの医師の偏在を解消することも必要になる。日本では医師がどこで開業するか、どの診療科を名乗るかは原則自由だ。そのため生活が便利で、高度な医療を経験できる都市部に集中しやすい。多忙で訴訟リスクがある産婦人科などが敬遠されている面もある。

 ドイツでは地域や診療科ごとに医師数に一定の枠を設けており、国民が必要な医療サービスを受けられるようにしている。

 日本は当面、医師が足りない地方や診療科で働きたい学生向けの「地域枠」を拡大して対応するが、医師の偏在が解消できなければドイツのような仕組みも検討課題になりそうだ。

[日経新聞9月13日朝刊P.3]



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 凄い!採決反対!採決反対!戦争法案廃案! 強行採決反対!大コール! 9.16横浜・地方公聴会抗議行動

















山本太郎9/16横浜地方公聴会直前【IWJ5中継中です】



















http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK192] デモ隊と機動隊が衝突
安全保障関連法案をめぐる地方公聴会が16日に開かれた新横浜プリンスホテル前は、安保法制反対を訴えるデモ隊と機動隊が衝突、大混乱となった。

http://lpt.c.yimg.jp/im_siggnI82oqFpH4NQzxvq2cvLrg---x900-y675-q90/amd/20150916-00003854-kana-000-view.jpg

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00003854-kana-
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 「森首相に内閣改造はやらせない」(00年11月 加藤自民元幹事長) 早すぎた倒閣宣言 あだに:突っ込んでいれば浮かぶ瀬も
派閥議員に制止される加藤紘一氏(左)(2000年11月20日、都内のホテル)


「森首相に内閣改造はやらせない」(00年11月 加藤自民元幹事長) 早すぎた倒閣宣言 あだに


 首相就任の経緯や重なる失言などで低支持率にあえぐ首相の森喜朗。自民党で2001年夏の参院選を戦えないとの空気が広がる中、元幹事長の加藤紘一は盟友の元政調会長、山崎拓と倒閣にかじを切った。

 「森首相に内閣改造はやらせない」。00年11月9日夜、加藤は政治評論家らの会合で打ち明けた。森は4月、首相の小渕恵三が緊急入院したのを受け、官房長官の青木幹雄、幹事長代理の野中広務ら5人の協議で後継に決まった。発足時から「密室談合」批判を浴び、6月の衆院選をしのいだ後、政権浮揚に向けた内閣改造論が出ていた。

 加藤、山崎は1999年、小渕の再選阻止へ総裁選に出馬して敗れ、森政権でも冷遇された。加藤は00年10月30日、橋本派重鎮で参院幹事長の青木に「橋本派に加藤政権の幹事長を任せる。できればあなたになってほしい」と伝えていた。

 加藤の倒閣手段は野党が出す内閣不信任決議案への同調だった。自民、公明、保守の与党3党で衆院過半数を確保していたが、加藤と山崎の派閥が造反すれば可決できる。民主党幹事長の菅直人、自由党党首の小沢一郎と連絡を取り合い、計画を直前まで伏せる予定だった。だが加藤が会合で明かして露呈した。

 加藤、山崎と盟友関係にあったはずの小泉純一郎は森派会長の立場で、造反劇を全力で防ごうとした。幹事長の野中は加藤派の議員らに接触し、除名をちらつかせて次々と切り崩した。

 インターネット上での支持が多数あったのを頼みに、加藤はぎりぎりまであきらめなかった。11月20日、不信任決議案の衆院採決。敗北を悟った加藤と山崎はふたりで衆院本会議に向かう意志をみせる。「大将なんだから。ひとりで突撃なんて駄目です!」。側近の谷垣禎一らの必死の制止で結局は欠席し、乱は完敗で終わった。=肩書は当時、敬称略

(羽田野主)

◆「政 その瞬間」は政治が大きく動いた場面を検証し、象徴する言葉とともに人間模様を描きます。


衆院本会議まで伏せる計画狂う

 山崎拓氏 加藤紘一氏が政治評論家らの会合に呼ばれ、思わずしゃべった。森内閣不信任決議案を採決する衆院本会議直前まで伏せておく計画だった。それがすべて狂った。脇が甘かった。加藤派はがたがたになった。加藤氏はネット世論でものすごい人気だった。あれで酔ったのだろう。(負けの確信は)本会議の前日ぐらいだ。

[日経新聞9月13日朝刊P.14]

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山崎拓氏「加藤の乱、ネット人気に酔った」
2015/9/13 3:30

フォームの終わり
 2000年11月、不人気にあえぐ森喜朗政権の倒閣に動いた自民党の加藤紘一元幹事長は、野党が提出を模索していた内閣不信任決議案に自らの派閥議員らとともに同調しようとした。執行部の野中広務幹事長らが除名や公認取り消しをちらつかせて鎮圧に乗り出し、失敗に終わった。加藤氏と行動をともにした盟友の山崎拓・元自民党副総裁に「加藤の乱」の内幕を聞いた。

■「加藤氏は脇が甘く、勝負師でない」

 ――11月9日に加藤氏が政治評論家らとの会合で「森首相に内閣改造はさせない」と表明し、加藤の乱が始まりました。なぜこの日だったのですか。

 「会合は加藤さんの方で設定したわけではなく、政治評論家らが設定した会合に呼ばれていって、思わずしゃべったんだろう。発言は全然計画的ではなかった。脇が甘いんですよ。戦い慣れてない。勝負師ではない。お公家集団といわれる宏池会(当時は加藤派)の悪いところが出たんでしょう。あの会合の出席者の中で官邸に駆け込んで森首相にご注進した人物がいた。それで一気に広まった」

 ――乱を起こすのはいつごろ決めていたのですか。

 「加藤さんは10月30日に青木幹雄参院幹事長に会って、青木さんに『政権奪取をするから、そのときは平成研(現・額賀派)から幹事長を出してくれ』とお願いした。青木さんに『できればあなたになってほしい』と言ったというわけだ。青木さんは黙っていたそうだ。内心はどう思っていたかはわからない」

 「そのあとぼくは加藤さんに呼ばれてそういう次第で政権を取ったら幹事長は平成研に渡すことになった、と告げられた。本来なら拓さんがやるべきところだが、勘弁してくれ、と言う話があった。僕のところに話が来たのは10月30日か翌日の11月1日だった」

 「当時、加藤さんは自由党の小沢一郎党首とも密接に連絡を取っていた。小沢氏と連携を取らないと本会議クーデターで勝てないわけだから」

 ――11月9日に加藤氏が計画の発端を明らかにしました。

 「一番困ったのは小沢氏だった。小沢氏は『これではやれない』といっていた。クーデターなんだから瞬間タッチでやらないといけない。前もって気づかれたらおしまいというわけだ。ぼくも本会議直前まで伏せておくつもりだった。途中でばれたから切り崩しにあった。うち(山崎派)は崩されなかったが、ほかは総崩れだった」

 ――当時、森首相から派閥(森派、現・細田派)を預かっていた小泉純一郎氏とは「YKK」と呼ばれる盟友関係でした。小泉氏はどう対応したのですか。

 「森首相に話を聞いた小泉氏からぼくのところに電話があった。ぼくは『知らない。あした衆院本会議があるから加藤さんに聞いてみろ』と小泉氏に言った。2人は席が隣同士だった」

 「小泉氏は加藤さんから話を打ち明けられて『おれは森派の会長だ。これは大変なことだ』といっていた。『森派の会長をやっている以上は阻止しないといけない』と言っていた。それは当然だ。派閥を預かっていたのだから。『拓さんやめろ』というから、ぼくは関係ないと言った。小泉氏はその日、衆院本会議場を駆け回っていた。それで騒ぎが始まった」

フォームの終わり
■「一番おそろしいのは小泉氏」
 ――小泉氏は加藤の乱が終わった後に「YKKは友情と打算の二重構造だ」と評しました。

 「ぼくの12月11日の誕生日パーティーに来て発言したんだ。あの加藤の乱の後だからだれも来なかった。小泉さんが乗り込んできて、あいさつさせたらそう言った。みんなあぜんとした。打算の意味が分からないから。あれは次は自分が(首相に)なるという意味だった。一番おそろしいのは小泉氏だ」

 「森首相側は乱を抑えたが、支持率は6%に下がっちゃった。もうもたないと小泉氏はわかった。それならおれがいくということだった。その後、『拓さん、今度はおれを鉄の結束で応援しろ』と言った。小泉氏が(次期首相に)でてくるなんて夢にも思わなかった」

 ――乱の最中は小泉氏とどういうやりとりをしたのですか。

 「ぼくは今回は加藤さんを応援するが、加藤政権が終わったら小泉政権だといって説得した。ぼくは(首相に)なるのは諦めたといった。(小泉政権が誕生し)ぼくが幹事長になった。加藤さんはぼくを幹事長にしないといったが、小泉氏は幹事長にした」

 ――加藤氏はインターネット上の世論を重視していました。

 「ものすごい人気だった。加藤さんはあれで酔ったんだろう。事前につまびらかにしたから。国民はあまりに面白い話だから沸き立った。それくらい森さんの評判が悪かった。ネット上でほとんどの人は『フレー!フレー!加藤』だった」

 ――加藤氏は宏池会の元領袖、宮沢喜一元首相と事前にどのような調整をしていたのですか。

 「加藤さんが宮沢さんのところに話にいったということは覚えているが、どういう反応だったかはわからない。加藤さんが直接話をして宮沢さんのことだからあいまいに答えたんだと思いますよ。賛成するはずはないから」

 ――負けると思った瞬間はいつですか。

 「加藤さんが11月9日にしゃべってしまったとき。それですべて狂ってしまった。当時の執行部は野中広務幹事長、古賀誠国会対策委員長、小里貞利総務会長だ。古賀氏も小里氏も宏池会だから、加藤派はがたがたになった」

 ――負けを確信したのは。

 「衆院本会議場に赴く前の日くらいでしょう」

(聞き手は羽田野主)


http://www.nikkei.com/article/DGXMZO91580920Q5A910C1I10000/


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 調査報道に挑み続ける名物記者が安保法制に沈黙するマスコミ人を叱咤!「所属なんて関係ない、自分の考えを語れ」(リテラ)
             清水潔『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』(新潮社)


調査報道に挑み続ける名物記者が安保法制に沈黙するマスコミ人を叱咤!「所属なんて関係ない、自分の考えを語れ」
http://lite-ra.com/2015/09/post-1493.html
2015.09.16. リテラ


日本テレビにもこんな記者が! 清水潔に「ジャーナリズムを貫くための闘い方」を訊く(後)


 桶川ストーカー殺人事件、北関東連続幼女誘拐殺人事件など、何度も警察・司法発表の「ウソ」を暴き、スクープを積み重ねてきたジャーナリスト・清水潔。彼が闘ってきた相手は役所や権力機関だけでなはない。週刊誌記者時代から日本テレビに所属する現在まで、一貫して「記者クラブ」に代表されるマスコミの談合的体質と闘い続けてきた。

 1949年、「公共機関に配属された有志」による親睦社交を目的として新聞協会によって結成された記者クラブ。位置づけとしてはあくまで報道機関同士の「友好団体」であり、法的な実効性はない。しかし、実際には記者クラブが一部のメディアの取材拠点になると同時に、他メディアへの排他的な効果を発揮することも珍しくない。最近では、金銭トラブルを報じられた元自民党の武藤貴也議員が釈明会見で自民党記者クラブ・地元滋賀の県政記者クラブに非所属の記者らを会場から閉め出し、問題となったのが記憶に新しいところだ。

 桶川事件での清水の取材がのちに「調査報道」と呼ばれるようになったのも、当時週刊誌記者だった清水が記者クラブに非加盟だったことを理由に、警察から取材拒否をくらったことが発端となっている。

 新刊『騙されてたまるか』(新潮新書)には、こんなエピソードが紹介されている。1992年、週刊誌記者だった清水が当時の埼玉県知事引退会見を取材するため県庁に赴いたところ、クラブ幹事社の時事通信記者から「会見は記者クラブ員だけです」と門前払いをくらった。無視をして会場に向かったところ、今度はなんとクラブの所属記者らによって怒号を浴びせられたというのだ。

■週刊誌時代の記者クラブとの闘い、そして日本テレビに所属してからも…
 
〈会見場へ向かうと、そこは何百人も収容できる広いホールだった。ところが時事通信の記者がまたもや前に立ち塞がる。会見場はガラガラなのに「入れない」という。(略)
 他の雑誌記者らは、大人しく廊下に出て行ったが、私はそのまま居座った。すると「出て行け!」の大合唱が始まった。見回すと、総勢百人近くのクラブ員に囲まれていた。その昔、二百人以上のヤクザの団体様に囲まれても撮影を続けたこともある私だ。サラリーマンの烏合の衆などに動じるはずもない。知らぬ顔でなおも居座っていると、TBSのカメラマンが大声を張り上げた。「がたがた言わずに、出て行け!」〉

 こうした場面はむろんニュースでは取り上げられないため、初めて知る読者からすれば衝撃だろう。清水自身、当時は「なんでこの人達、こんなくだらないところにエネルギーを使うんだろう」とバカバカしさを感じると同時に怒りを抱いたという。しかしながら、こうした記者クラブとの軋轢は「数えきれないほど経験した」と振り返る。

「例えば、ある誘拐事件で警察に取材に行った。会見場は署内の会議室なんだけど、会見前はそこがマスコミの待機室みたいになっている。その部屋の入り口に『県警クラブ記者以外立ち入り禁止 幹事社』なんて貼紙があったりする。警察って言ってみれば税金で作られていて、いわば国民の共有物だよね。警察はそこを借りて使っているに過ぎない。それを更に、記者クラブとやらに加盟している社が勝手に使い、その人達が『他の奴らは一切入るな』って何言ってんの?と思った」

 相手が政治家や警察ならまだしも、一体なぜ同業者であるメディア同士が相互威嚇し合わなくてはいけないのだろうか。率直に疑問をぶつけたところ、清水は「特オチ」の恐怖をあげた。

「『特オチ』っていうのは、どこの社でも報じているネタを一社だけが落とすこと。記者クラブにいると各社横並びで同じ情報が取れる。しかし、そのなかで一社が当局にとって都合の悪いスクープを抜くと『ふざけやがって』ってことになり、全社に教える情報をその社にだけは教えない、なんてことになって『特オチ』となる。
 大手メディアの記者って、ジャーナリストである前にサラリーマンであることがほとんどなんだよ。だから特オチはやっぱり怖い。そうした相互規制のなかで、結局は飼い慣らされていってしまう」

「一方、当局にとっては『記者クラブがうるさい』っていうのが、面倒な週刊誌に対する取材拒否の言い訳にもなる。ここで、情報源の独占をしたい記者クラブと警察の利害が一致して、話してきたような問題が起こるんだよね」

 こうした経験から、日本テレビに移籍した現在も清水は記者クラブには入っていない。明確な意志を持ってというよりはクラブの存在自体が「どうでもいい」。「毎日そこにいる人間からすれば『入ってないと何もできない』と思うのかもしれない」が、入っていなくても特段「不便は感じない」という。

 たった一人で警察・官庁など国家権力を相手に行う調査報道は、リスクがつきものだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件への取材記録をまとめた『殺人犯はそこにいる』(新潮社)のなかで、清水は次のように記している。

〈そもそも、刑事事件の冤罪の可能性を報じる記者や大手メディアは少ない。特に確定した判決に噛みつく記者となればなおのこと。「国」と真正面からぶつかる報道となるからだろう。(略)国家の判定に異議有り。一言で言えばそういうことを報じるのだ。99.8%とも言われる日本の有罪率に挑むのだ。相反する立場の弁護士などにも取材する、少々熱心な記者であっても腰が引けるだろう〉

 特に、週刊誌を相手とした名誉棄損裁判では2000年代以降、明らかな客観的証拠があったしてもメディアの敗訴判決が相次いだ。かつ、自民党政権を中心に個人情報保護法などメディア規制法案が次々と成立、それまで50〜100万円台だった損害賠償額が10倍近くに跳ね上がる。こうした流れがメディアによる権力監視効果を萎縮させたとも言われている。では、こうした状況のなかで、清水自身は訴訟が怖いと思ったことはないのか。たずねたところ、すぐさま「考えたこともない」という返事がかえってきた。実際、これまでのジャーナリスト人生で訴えられた経験は1件のみ。それも原告が途中で取り下げた。「考えるとすればむしろ、報じる内容が多くの人にとって意義があるのかないのかということ。重大な内容を報じる必要があるなら、訴えられるとか訴えられないとかは別次元の話」と語る。

■安保法案報道で見せたマスコミの“感覚麻痺”、沈黙する記者は卑怯だ!

 そんな清水が最近、危機感を抱いているのが安倍政権により閣議決定された安全保障関連法案だ。政権のありかたに危機感を抱き、ときには毎週末国会前で行われる抗議を覗きに行くこともある。安保法案を取り巻く報道のありかたにも懐疑的だ。『騙されてたまるか』のなかでは、当初全国紙・NHK・民放キー局など在京記者クラブメディアのほとんどが当初は法案について積極的に報じず、地方紙・スポーツ紙・ネットメディアや憲法学者らの批判を受けてようやく軌道修正するに至った様を「永田町や霞が関で“生活”している記者たちの感覚麻痺としか思えない」と手厳しく批判している。

「安保法案や集団的自衛権を全否定しているわけではない。ただ、現政府のやり方が非常に権力を振りかざすようなスタイルでしょ。『アベノミクス』と称して国民を騙し、批判するマスコミには圧力をかけて、ただ自分達のやりたいことを通そうとしている。一方、当のメディアは機能不全。この現状にこそ問題を感じている。
 今の憲法は厳密には自衛隊などの現実と矛盾していると思う。集団的自衛権なども国民にとって必須なのかどうかは、考えなきゃいけない問題でしょう。でも、それなら『国民の問題』としてまず憲法改正を検討するという必要な段階を踏んでほしい。安倍政権はそこをまったく無視しごまかし、メディアを黙らせて強行突破しようとしている。そんな法案をすんなり許したら、憲法違反とメディア潰しを黙認したことになる」

 最近では実名のツイッターアカウントで、安保法案をはじめとした政権やマスコミのありかたに積極的に意見している。

「僕はテレビ局の社員という立場だけど、その前に一個人であり国民。だから大切なことには自分の立場を示しておくべきと思っている。メディアには多くの記者がいて、その人たちがそれぞれ考えを持っているはず。会社の方針というのはあるにしても、社員記者だってその人がどのような考え方を持っているかはきちんと示すべきだと思う。例えば、何考えているかわかんない人から取材受けて、自分の大事な話なんかする気しますか? 立場のせいにして黙り込むのはある意味で自殺行為であり、卑怯なのだと思う。会社の看板の裏に隠れているから、総じてメディアは『権力に潰されてる』って言われちゃう。どんな記者だって固有な考えも、気持ちも持っているはずなんだよ。そうした自分の気持ちすら伝えられないで、取材した人の想いなんて伝えられるわけない」

 学生と話していると、時に「日本テレビに行けば清水さんみたいな調査報道ができるんですか?」と質問を受けることもある。しかしながら清水は「環境は関係ない」ときっぱり。最後にこう念を押した。

「例えば桶川事件報道も、もし週刊誌的なスタイルを貫こうとすれば『ブランド好きのお姉さんが男をフったらストーカーされて殺された』っていうストーリーになったと思う。僕はそういう、週刊誌的なステレオタイプの報道をまったくやる気がなかった。だから、ある意味ではもっとも週刊誌スタイルではない記事を書き続けたんだよ。『週刊誌だからできた』とか『テレビだからできた』なんて既成のカテゴリーでものを考えている限り、現状打破なんてできるわけがない。
 安保法案にしてもそう。政府に自分の意思を示したいならSNSをやったって、国会前に行ったっていい。我々一人一人には『表現の自由』があるのだから。メディア種別や所属会社、立場なんて関係ない。そんなのは言い訳でしょ。小さなことに拘ったり、方法論で悩むのではなく『伝えた方がいい』と信じたことを実行することにこそ意味がある。やる人ってのは、やる。どんな環境で、どこにいても必ずやるんだよ」

(インタビュー・構成 松岡瑛理)


前編
桶川ストーカー事件、足利事件の真相を突き止めた記者が語る「警察、司法発表に依存しない取材、報道」のススメ
日本テレビにもこんな記者が! 清水潔に「ジャーナリズムを貫くための闘い方」を訊く(前)
http://lite-ra.com/2015/09/post-1488.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 武藤貴也議員「道交法違反」と「絶倫ゴールド」の夜 〈体調不良で本会議欠席後、一晩に二人の男と…〉(週刊文春)


武藤貴也議員「道交法違反」と「絶倫ゴールド」の夜〈体調不良で本会議欠席後、一晩に二人の男と…〉
http://9321.teacup.com/sinpo/bbs/1822
「週刊文春」2015年9月24日号 東京新報


 9月11日、関東・東北地方を襲った未曾有の豪雨による被害の様子がニュースで流れている最中、その男は「我関せず」とばかりに、夜を待って蠢き出した。


 武藤貴也衆院議員(36)。“議員枠未公開株”にかかわる金銭トラブルや、未成年男性の“買春”などが本誌報道で明らかとなった代議士センセイである。


 午後10時頃、自ら運転する高級ワンボックスカーを新宿伊勢丹のメンズ館前に停車。“時の人”のはずだがマスクやサングラスで顔も隠さず、堂々と路上に降り立つ。


「行ったり来たりウロウロしていて挙動不審の男だなと顔を見たら、あの武藤議員なので驚きました」(通行人)


 待ち合わせていた若い男性とようやく合流できて、笑顔で助手席に乗せる。向かった先は――なんと歌舞伎町のラブホテル。慣れたように近くのパーキングに車を停め、迷うことなくチェックイン。30分ほどの少々短い“休憩時間”を過ごした後、名残惜しそうに別れた。


 だが、さすがは世間の批判をモノともしないタフガイの武藤氏、この日はまだまだ満足しない。駐停車禁止のエリアに車を停め、薬局で精力ドリンクを購入。それから携帯をいじること1時間――暗がりで目がキラリと光った。


 携帯から目を離さず、蛇行や信号無視を繰り返しながら車を飛ばす。そして深夜0時過ぎ、この夜二人目の“カレ”を助手席に招いたのだった。“たかちゃん”の夜は終わらない――。


 九月十一日金曜日。週末で浮かれる夜の新宿の街に、一台の黒い高級ワンボックスカーが滑り込んできた。大物芸能人の送迎によく使われるアルファードのハンドルを握っているのは、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36)、その人である。


 この日の衆院本会議を「体調不良」で欠席した武藤氏。八月二十六日に、小誌報道の未公開株問題への釈明会見を開いて以来、本会議はすべて欠席している。


 相次ぐスキャンダルに、武藤氏は地元・滋賀で八月二十八日に支援者向けの会合を開き、未公開株問題について法的問題はないと説明。“未成年買春”についても“潔白”を訴えていた。


「買春について『事実無根』『そんな趣味ない』と全面否定。女性支持者が『あんなん、でまかせや。あんなのは絶対ないと思う!』と擁護しとった」(出席者)


 午後十時になろうとする頃、新宿の靖国通りを走る武藤氏の車が、伊勢丹メンズ館の前で止まった。そのまま何かの様子を探るように停車していた車は、しばらくしてスルスルと前に走り出す。しかし、三十メートルほど進むと今度は完全に停車。運転席から武藤氏が降りてきた。


■歌舞伎町のラブホに消えた


 変装するでもなく、ノータイの紺のスーツ姿で、携帯電話の画面をしきりに見ながら、誰かを探すように伊勢丹メンズ館の前を歩く。行ったりきたりを経たのち、氏はメンズ館の前に立つ赤いシャツを着た二十代風の男性に近づいた。二言、三言、言葉を交わすと二人は、すぐに連れ立って武藤氏の車に乗り込んだ。


 二人が乗ったアルファードは五分もすると、明治通り沿いの「歌舞伎町二丁目駐車場」に入り駐車。車から降りた武藤氏の表情には、浮き立つような笑顔がありありと見える。歌舞伎町のラブホテル街の裏手にある駐車場を出た二人は、ためらうことなく、Yというラブホテルに入っていったのだった――。


 小誌が八月十四日の対面取材で、議員宿舎での男性との交際を訊ねたときには、
「あるわけないですよ(笑)。結婚していないからよく言われるんですよ。そういうデマ」
 と武藤氏は笑って否定していた。


 約三十分後、連れ立ってホテルから出てきた武藤氏と男性。二人は明治通りまで出ると別れ、男性は新宿駅方面へと歩いて行った。


 しばらく経ってから小誌記者は男性に、声をかけた。


――今、Yというホテルから出て来ましたよね?


「(不審そうに)何ですか?」


――この男性(武藤氏と二人で歩く写真を見せる)と一緒でしたよね?


「それが何か、問題あるんですか?」


――この男性が武藤貴也さんという国会議員だと知っていましたか?


「え? いえ、それは知りません……」


――彼とは何度か会っているんですか?


「いや、今日が初めてですけど……」


――武藤さんは体調悪そうでしたか?


「いや、そんな感じはしませんでしたけど……すみません、もういいですか」


 そう言って男性は急ぎ足で消えていった。


 一方、残りの取材班は武藤氏の足取りを追っていた。男性と別れた武藤氏は銀行のATMに立ち寄ると、再び車に乗り込んだ。


 車は新宿二丁目の薬局「ダイコクドラッグ」の前に止まった。交差点そばのこの場所は駐停車禁止エリア。だが、武藤氏は道路交通法違反もおかまいなしに、薬局で買い物を済ませると、今度はレシートを路上にポイ捨てと、国会議員らしからぬ振る舞いを繰り返す。


 代わりに取材班がレシートを拾い上げると、そこには〈ゼツリンゴールド マカ50〉という商品を購入した記録があった。


 ラブホテルを出た後で、なぜ精力ドリンクを飲む必要があるのか――。その答えは後に明らかになる。


 武藤氏はそこから近くのコンビニまで車を走らせると、一時間近くそこで停車した。誰かと電話で連絡を取っているようだ。その後、車は赤坂方面に向かっていった。赤坂を過ぎて溜池交差点に差し掛かると、アルファードは信号が赤に変わっていたにもかかわらず交差点に進入し、急にUターン。歩行者を危うく轢(ひ)きかねない勢いだった。


■「信号無視はしょっちゅう」


 今度は青山通りを渋谷方面に向かう。いつの間にか、武藤氏の横の助手席には、先ほどとは別人の、三十歳前後の男性が座っていた。


 今度は旧知の仲なのか、信号待ちの車内で、くつろいだ表情で話す二人。ボーダー柄の長袖Tシャツに、ヒゲをキレイに刈り揃えた男性は自分の肌が気になるのか、武藤氏のほうを向きながら左手で頬を触る。すると、その様子を見ていた武藤氏は自分の左手を彼へと伸ばし、右頬を撫でた。はにかむ男性と、それを見て嬉しそうな笑顔を浮かべる武藤氏。


 二人を乗せた車は、深夜の都心ドライブを楽しむように、渋谷、六本木を巡回した。だが、その運転は交通ルールをまるで無視した滅茶苦茶なものだった。方向指示器を出さずに、急な車線変更をしたかと思えば、信号待ちで携帯電話を操作すると、そのまま操作を続けて両手をハンドルから離した状態で車を発進させることもあった。明らかな信号無視も一度や二度ではなかった。


 小誌九月三日号で武藤氏の“未成年買春”の相手となったことを告白した村井雄亮さん(仮名・19)は、自らが体験した武藤氏の運転をこう説明する。


「信号無視や無理な車線変更はしょっちゅうでした。一番怖かったのは、首都高の堀切ジャンクションで彼がケータイをいじって前を見ていなくて、分岐点に突っ込みそうになったことです」


 そしてこの夜、小誌も大事故になりかねない決定的瞬間を目撃した。


 深夜〇時五十分、外苑西通りを西麻布交差点から、広尾方向に向かっていたときだった。片側三車線の中央を走行していた武藤氏の車は、広尾橋交差点で赤信号に引っかかる。ブレーキをかけて停車するかと思ったその瞬間、左側車線に止まっていたタクシーを抜き去り、そのままタクシーの鼻先を掠めるように赤信号の交差点を左折していったのである。車はそのまま夜の街に消えていった――。


 この日の振る舞いについて、武藤氏は何と説明するのか。小誌は写真があることも伝え、質問状を送ったが、「事実ではないため、回答できません」と全面否定し、本会議を「体調不良」で欠席したことを認めたのみだった。


 武藤氏を公認した自民党、そして全国会議員は、一刻も早く彼の“暴走”を止めるべきだ。


※「《デジタル特典画像》武藤貴也衆院議員 金銭トラブルの反省など微塵もなし! “男漁り”と“交通違反”の夜をスクープ撮20連発 」もご覧ください。


「週刊文春」2015年9月24日号





武藤貴也議員 本会議休んで道交法違反デート
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5434


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 最終盤「違憲」次々 「裁判所では通らぬ」 安保法案公聴会  自民幹部「我々が最も恐れるのは、人々の熱狂だ」  朝日新聞
 安全保障関連法案の参院での採決へ自民、公明両党が歩を進める中、法案を審議する15日の特別委員会は採決の前提とされる中央公聴会を開いた。国会の最終盤にきて、なお、法案の合憲性や必要性など根幹部分に疑問が突きつけられているが、自公は採決に突き進もうとしている。

 安保法案をめぐる国会審議の「最終盤」で行われた中央公聴会でも、焦点となったのは、やはり法案が憲法違反かどうかだった。

 「違憲だ」「正当性はない」「詭弁(きべん)だ」。野党が推薦した浜田邦夫・元最高裁判事は、安倍内閣が「合憲」とする集団的自衛権の行使容認について、野党議員の質問に答える形で、法案の違憲性や政府の論理の矛盾を次々と突きつけた。

 安倍内閣はこれまで、法案が合憲かどうかは最高裁が判断すると再三主張してきた。だが、最高裁判事を5年務めた浜田氏は、政権が「砂川事件」の最高裁判決を「合憲」の根拠としていることについて、判決は日本の自衛権が争われたわけではなかったとして「間違っている」と断言した。

 歴代政権が集団的自衛権を行使できない根拠にしてきた1972年政府見解の憲法解釈にも言及。内閣が見解の「基本的論理は全く変わっていない」とする一方で「限定的な集団的自衛権は認められる」とした点について、「法律専門家の検証にたえられない。裁判所では通らない」と指摘した。

 一方、与党推薦で首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」メンバーの坂元一哉・大阪大大学院教授(国際政治学)は「法案が成立しても最高裁が違憲とする可能性は低い」と反論し、早期の成立を求めた。

 「合憲性」というそもそも論だけでなく、首相が掲げた集団的自衛権の行使例の現実味も問われた。

 野党推薦の松井芳郎・名古屋大名誉教授(国際法)は、紛争地から逃げる日本人を乗せた米艦を自衛隊が防護する例について「武力紛争時には軍艦は合法的な攻撃目標になる。(軍艦によって)民間人を退避させることはおよそ考えられない」として、国際的に見て非現実的だと批判。これに対し、与党推薦の白石隆・政策研究大学院大学長(国際関係論)は「安全保障(政策)は最悪の事態を想定していろいろな対処方針を考えるべきだ」と述べ、切れ目のない安全保障政策を目指す法案の必要性を強調した。

 200時間を超す国会審議を経ても、違憲の疑いや問題点が解消されない中、与党が法案成立を急ぐ国会運営にも批判が相次いだ。

 法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」メンバーで、明治学院大学生の奥田愛基さんは「このまま強行採決することは国民を無視することだ。憲法上問題があれば、改憲手続きを行って国民投票で信を問うべきだ」と訴えた。

 疑問点を置き去りに法案採決になだれ込もうとしている国会への「警告」もあった。6月の衆院憲法審査会で法案を「憲法違反」と指摘した小林節・慶大名誉教授(憲法学)は「まずは次の参院選、最終的には衆院選で国民が賢い判断をすると思っている」と指摘。浜田氏も法案の是非は国政選で決着をつけるべきだとして「一番早いのは選挙だ。主権者たる国民が審判を下すと、一人ひとり肝に銘じて審議してもらいたい」と話した。(石松恒、二階堂勇)

 ■採決攻防、徹夜国会も想定

 中央公聴会が終わると、与野党の採決日程をめぐる攻防が一気に緊迫した。15日夜、国会議事堂の一室で怒号が飛び交った。

 「こんなふざけた強行採決なんて認められない。断固として応じられない」。特別委理事会で、自民党の鴻池祥肇委員長が採決の前提となる安倍晋三首相が出席する締めくくりの質疑を16日の地方公聴会後に開催すると決めると、民主など野党理事がこう反発して席を立った。

 これに先立ち、自民の吉田博美参院国対委員長も民主の榛葉賀津也参院国対委員長に「そろそろ出口が見えてきた。採決に応じる準備をしてほしい」と要請。榛葉氏は「全然出口は見えていない。まだまだ審議できる」と拒否。記者団には「(吉田氏は)とにかく『頼む、頼む』の一点張りだった」と語った。

 野党は与党が委員会採決に踏み切った場合、参院で安倍首相や関係閣僚らに対する問責決議案、衆院で内閣不信任決議案の提出を検討。これらは資料の印刷や配布、討論と採決に1件あたり約3時間、数本で計十数時間かかるとされ、「徹夜国会」も想定される。民主の岡田克也代表は党会合で「もっと審議をしっかりやらなければいけない。国民と連携し、この難局を乗り越えたい」と強調。参院本会議での採決を遅らせ、徹底抗戦する構えだ。

 一方、安倍首相と自民の谷垣禎一幹事長は15日に官邸で会談し、週内に参院本会議で可決、成立させる方針を確認した。与党が野党の強い反発にもかかわらず締めくくりの質疑を急ぐのは、野党の抵抗によって週内成立がずれこみ、連休にかけて国会周辺のデモの激化とタイミングが重なることを避けたいためだ。自民幹部は「我々が最も恐れるのは、人々の熱狂だ」と漏らす。(安倍龍太郎、上地一姫)


9月16日『朝日新聞朝刊より

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK192] <凄まじい>公聴会の会場前で安保法制反対派と機動隊が衝突!道路を塞いで議員の通行妨害も!「やつらを通すな」
【凄まじい】公聴会の会場前で安保法制反対派と機動隊が衝突!道路を塞いで議員の通行妨害も!「やつらを通すな」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8022.html
2015.09.16 18:24 真実を探すブログ



☆安保法案の地方公聴会で横浜のホテル周辺が厳戒態勢
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000082-nksports-pol
引用: 
 法案成立に抗議する人々がSNSを通じ、会場前に集結して「包囲」することで、公聴会に出席する国会議員の「足止め」をするよう呼び掛けていた。そんな背景もあってか、ホテルに通じる複数の通路すべてに、神奈川県警の警官らが立ち、警戒。最寄り駅から会場までの道路にも多くの警官が動員され、昼間から物々しい雰囲気に包まれた。
:引用終了


☆ノーパサラン!奴らを通すな!〜ダイインで議員の車を止める
URL http://www.labornetjp.org/news/2015/0915yoko


☆安保関連法案 採決めぐる与野党攻防ヤマ場
URL http://www.news24.jp/articles/2015/09/16/04309818.html
引用:
安保関連法案をめぐる与野党の攻防は最大のヤマ場を迎えている。与党側が16日、17日の採決を視野に16日夕方から締めくくりの質疑を行うとしているのに対し、民主党などは委員会室の前に議員が集まってバリケードを築くなど物理的抵抗も辞さない構え。
:引用終了


☆【9月16日】安保関連法案に反対する『戦争法案廃案! 9.16横浜・地方公聴会抗議
URL http://live.nicovideo.jp/watch/lv235251018









【完全封鎖!】「イカサマ公聴会をやめろ!」道路を封鎖!横浜デモSEALDs 2015年9月16日


戦争法案・強行採決に抗議@新横浜9/16 地方公聴会終了後






























凄い白熱しているデモですね・・・!車を塞ごうとする民衆と車を通そうとしている警官隊でカオスなことになっています。最終的には公聴会が終わった後も会場周辺は騒然となり、警察ともみ合いが続きました。


道路で横たわっている光景には苦笑してしまいましたが、それだけ必死ということなのでしょう。早ければ今日の夜にも強行採決と言われているので、今後も安保法制から目が離せないですね。


IWJ Ch5



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安保攻防緊迫 野党が委員会室前を“占拠” 委員会室の周りにはピンクのはちまきやを身につけた女性議員を含む民主党議員ら


安保攻防緊迫 野党が委員会室前を“占拠”
動画⇒http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150916-00000064-nnn-pol
日本テレビ系(NNN) 9月16日(水)19時15分配信


 安全保障関連法案の審議が最大の山場を迎えている。民主党などが参議院の特別委員会の開会を阻止しようと委員会室の前に集まり、混乱している。


 当初の予定から30分遅れて16日午後6時半から締めくくりの質疑が始まることになっていたが、同日午後7時前、委員会室の周りにはピンクのはちまきやを身につけた女性議員を含む民主党議員らが集まって、委員会が開けないようにしている。


 委員会室の周りは怒号が飛び交い、質疑の開始を阻止しようとする民主党議員らと、鴻池委員長ら与党議員のもみあいが起こるなど混乱している。与党側は何とか質疑を始めたい考え。


 民主党などは、質疑を始まった場合でも鴻池委員長の不信任動議を提出するなど、採決を先送りするため徹底的に抵抗する方針。


 国会の周辺では16日も法案に反対する人が大勢、集まっている。採決をにらみ国会は緊迫感が高まっている。




飛び交う怒号…委員長取り囲み 安保“採決”行方は(2015/09/16 17:56)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000058884.html


 与野党の攻防がいよいよ最終局面を迎えています。


 (政治部・布施哲記者報告)
 16日午後6時半から安倍総理大臣も出席して、締めくくり総括質疑が予定されていますが、民主党はこの開催に抵抗する方針です。野党側ですが、党首会談を開いて、採決する場合は問責決議案や内閣不信任案の提出など、あらゆる手段で対抗する方針を確認しました。また、この後の締めくくり総括質疑の開催にも反対していて、民主党は委員会室の前で委員会を開かせないために抵抗する構えです。仮に与党側が決行した場合は、鴻池特別委員長に対する解任動議も提出する方針です。
 与党側が描いている今後のスケジュールですが、締めくくり総括質疑の後に、場合によっては委員会採決も強行する構えを見せています。仮にそうなると、残される日程は17日の参議院本会議での採決だけとなります。16日の締めくくり総括質疑の後に委員会採決が行われない場合は、この日程が17日に繰り越しになり、委員会採決と本会議採決の2つを処理することになります。一方の野党側の対応は、こうした採決の日程をできるだけ遅らせるための戦術で抵抗する方針です。具体的には、17日午前にも議運委員長に対する問責決議案などをはじめとして、安倍総理、外務、防衛大臣に対する問責決議案、そして最終的には衆議院で内閣不信任案も提出する考えです。問責決議案1本を処理するにあたる必要な時間は3時間とされています。与党側は、この2つを合わせて合計で5本を提出すると見込んでいて、3時間かける5本で合計、最大で15時間、処理に時間がかかると想定されています。17日の参議院での本会議採決は、15時間処理がかかった後の開催ということになります。そのため、17日の国会は日付をまたいで18日の未明まで与野党の攻防が続くことになります。


安保法案 与党側は採決に踏み切る構え、緊迫度ピークに
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2589222.html


 国民の合意がないまま国の形が変わろうとしています。6割の世論が反対し、8割以上が説明不十分と考える安保法案が、16日夜にも参議院の特別委員会で採決される可能性が出てきました。


 安保法案の採決に反対し、15日も多くの人が集まった国会議事堂周辺。


 しかし、特別委員会の鴻池委員長は、15日夜、16日の午後6時から委員会を開催し、質疑を終えることを職権で決定。一夜明けた16日も、与党側は採決に向けた環境を着々と整えました。


 16日朝、安倍総理と公明党の山口代表は、次世代の党など3つの少数野党の代表と会談し、自衛隊を海外に派遣する際に国会の関与を強める内容を盛り込んだ閣議決定を行うことで合意。これにより、3つの野党が法案に賛成することとなりました。


 「今回の合意が成立したことは本当によかったと思っています」(安倍首相)


 3つの野党は「歯止め」を強化できたと成果をアピールしていますが、与党側からすれば、法案そのものは修正しないまま、「与党単独での採決」という批判を避けることができるようになったのです。一方、野党第一党の民主党は「あらゆる手段を使って抵抗する」として、緊急集会を開きました。


 「8割の国民が今でも2、3か月前と変わらずに説明不足だと言っています。我々民主党、一致団結して努力しようじゃありませんか」(民主党 岡田克也代表)


 「この法案を廃案にすることを誓ってガンバロー」(民主党 北澤俊美副代表)


 そして、午後1時に会場の周辺でデモが行われる中、横浜市で採決の前提となる地方公聴会が開かれました。


 「現在、議論になっている平和安全法制はこの抑止力を更に強化し、現状を変更しようとする他国の意思をくじくための法律だということです」(前海上自衛隊呉地方総監・海将 伊藤俊幸氏)


 「この法案を通してしまう場合は、もはや国会に存在意義などありません。これは単なる多数決主義であって、民主主義ではありません」(弁護士・青山学院大学法務研究科 水上貴央助教)


 国民の意見が大きく分かれたままの安全保障関連法案。傍聴人からの採決反対のやじに鴻池委員長は・・・


 「誰か何か言ったかい。誰が言ったんだ。立ち上がって言え」(参院特別委 鴻池祥肇委員長)


 会場付近には、デモ隊が押しかけて公聴会の会場を後にした委員が乗ったとみられる車が取り囲まれるなど騒然とする場面もありました。


 「車が少しずつ進み出しました」(記者)


 また、午後5時には国会内で民主、維新、共産、社民、生活の野党5党が党首会談を行い、安保法案の成立阻止に向け対応を協議しました。しかし、与党側は16日夜にも委員会採決に踏み切る構えを強めていて、緊迫の度合いはピークに達しつつあります。(16日17:57)



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 政府関係者「昨日より中核派が増えているみたいだ」 (産経) : 国会前のデモ 中核派が増え、車道占拠、逮捕も

[私のコメント]


もともと国会前デモは中核派が多かったのですが、さらに増えたもようですね。

車道占拠、機動隊員を集会参加者の中に引きずり込もうとして現行犯逮捕との情報もあります。(下記)
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8017.html


以上のように、デモというよりは、テロリストによるテロ行為となってしまっている模様です。

法に則ったデモは国民の当然の権利ですが、このような法を無視したテロを許してはなりません。


[記事本文]

政府関係者は16日夕、国会周辺に集まった安全保障関連法案に反対する集団について、「昨日より中核派が増えているみたいだ」と指摘した。

http://www.sankei.com/politics/news/150916/plt1509160052-n1.html
   
  
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安保特の参議院第一委員会室。窓際に立つと「戦争法案、廃案、廃案!」「強行採決絶対反対!」の国会を包囲した国民の皆さんの
激しいコールが轟いています。力を合わせて断固廃案!
























http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/882.html
記事 [政治・選挙・NHK192] 安保・強行採決阻み路上に座り込み 横浜公聴会(田中龍作ジャーナル)
安保・強行採決阻み路上に座り込み 横浜公聴会
http://tanakaryusaku.jp/2015/09/00011994
2015年9月16日 19:39 田中龍作ジャーナル



反対派市民に取り囲まれた国会議員の車両。
=16日午後4時20分頃、横浜 写真:筆者=


 安保法制は早ければ今夜にも参院特別委で強行採決されそうだ。与党にとっては通過儀礼にすぎない地方公聴会が午後1時から横浜市で開催された。


 国会がそのまま外に飛び出したような与党の牽強付会な説が展開された。


 公聴会が午後3時30分に終了すると、反対派の市民は安保特委の委員を国会に帰すまいと路上に座り込んだ。


 機動隊がゴボウ抜きにかかった。反対派を囲い込み、手足を力づくで引っ張る。情け容赦ない。悲鳴もあがった。



反対派はシットインして国会議員を帰すまいとした。=16日午後3時50分頃、横浜 写真:筆者=


 ゴボウ抜きにされても反対派の市民たちは、国会議員の車の進行方向に回り込み、行く手を阻んだ。


 そうすると警察はまたゴボウ抜きにする。この繰り返しだった。警察との攻防は一時間近くに及んだ。


 国会議員の車が会場を後にしたのは午後4時30分だった。強行採決の前提となる参院安保特委の質疑の開始は、1時間30分後に迫っていた。


 この後、公述人の意見を踏まえてじっくりと審議するのなら良いのだが、そうではない。


 警察に守られた通過儀礼にどれほどの意味があるのだろうか。


    〜終わり〜




戦争法案・強行採決に抗議@新横浜9/16 地方公聴会終了後


強行採決やつらを通すな@新横浜9/16 地方公聴会終了後





http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 安保法案、採決めぐり攻防=不信任案提出含め阻止−野党5党首  与党 衆院での「60日ルール」適用も排除せず  時事通信
 参院平和安全法制特別委員会は16日夜、今国会最大の焦点である安全保障関連法案の締めくくり質疑を行う。与党は質疑終了後の同日中にも採決し、17日中に参院本会議で成立を図る考え。これに対し、民主、維新など野党5党は党首会談を開き、内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出を含め、「あらゆる手段」で成立阻止に全力を挙げる方針で一致。与野党攻防は重要局面を迎えた。

 特別委は、16日午後6時半から開会する予定だったが、これに先立つ理事会が断続的に開かれ、開会がずれ込んでいる。委員会室前には開会を阻止しようとする民主党など野党議員が詰め掛け、与党側ともみ合いになるなど一時騒然とした。

 特別委は16日、締めくくり質疑に先立ち、横浜市で地方公聴会を開催した。審議時間は同日までで約100時間に到達。与党は衆院の116時間とほぼ遜色なく、採決環境が整ったと判断している。

 与党は、民主党などが締めくくり質疑を拒否すれば、質疑終局後、直ちに採決する考え。野党各党が出席すれば、丁寧に進める姿勢を示すため、採決だけを17日に繰り越す方向で、野党の出方を見極める。

 一方、野党党首会談には、民維両党のほか、共産、社民、生活3党が参加。これに先立つ野党5党の幹事長・書記局長会談では「暴挙とは全力で闘う」ことを確認。特別委開会を阻むため物理的抵抗も辞さない構えで、開会がずれ込む可能性もある。

 また、衆院議院運営委員会は理事会で、17日に本会議を開くことを決定。与党側は参院が採決をしなければ否決とみなし、衆院で再可決する「60日ルール」適用も排除しない考え。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091600723
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 決戦!9.16国会前デモ 規制を突破!雨の中、安倍は辞めろ!安倍は辞めろ!国会内でもコール!戦争法案廃案!


【中継配信】9/16 18:30〜
安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 IWJ

Broadcast live streaming video on Ustream



































































http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 公聴会直後の採決は公述人に対する侮辱 | 醍醐聰のブログ
醍醐聰のブログ
公聴会直後の採決は公述人に対する侮辱
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-e4a2.html


濱田邦夫・元最高裁判事の痛烈な政府・内閣法制局批判

 与党は安保関連法案について、今日、横浜で開かれる地方公聴会の後、国会へ戻り、参院安保特別委員会を開いて法案の採決に踏み切るか、遅くとも明日には採決の構えと伝えられている。
 しかし、中央であれ、地方であれ、公聴会とは特定の法案なりテーマなりに深い造詣を持つ公述人が述べた意見、提出した知見を法案等の審議の参照にするための制度である。
 にもかかわらず、15日の中央公聴会、今日16日の地方公聴会の即日あるいは翌日に採決とは何事か? 周到に準備のうえ意見を述べた公述人に対する非礼極まりない暴挙である。
 私は今日の地方公聴会で公述人が述べた意見は未知であるが、15日の中央公聴会で奥田愛基さんや濱田邦夫さん(元最高裁長官)が述べた意見には傾聴すべき貴重な意見・知見が含まれていたと思う。そのうち、濱田さんが述べた意見の中で特に印象に残った点を摘記しておきたい(IWJが起こした原稿からの引用)。
 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264771

 「今回の法制については、聞くところによると、この伝統ある内閣法制局の合憲性のチェックというものが、ほとんどなされていない、というふうにうかがっておりますが、これは、将来、司法判断にその色々な法案が任されるというような事態にもなるんではないかというような感じもします。」

 「砂川判決の具体的事案としては、米国の軍隊の存在が憲法に違反するかということがですね、中心的な事案でございまして、その理由として、自衛権というものがあるという抽象的な判断、それから統治権理論ということで、軽々に司法府が立法府の判断を覆すということは許されないということが述べられておりますけれども、個別的であろうが集団的であろうが、そういう自衛隊そのもの、元は警察予備隊と言っていたそういう存在について、争われた事案ではないという意味において、これを理由とするということは非常に問題がある、ということでございます。」

 「この47年の政府見解なるものの、作成経過およびその後の、その当時の国会での答弁等を考えますとですね、政府としては明らかに、外国による武力行使というものの対象は、我が国である、と。これは日本語の読み方としてですね、普通の知的レベルの人ならば、問題なく、それは最後のほうを読めばですね、『従って』という第3段ではっきりしているわけで、それを強引にですね、その外国の武力行使というものが、日本に対するものに限らないんだと読み替えをするというのは、非常にこれはなんと言いますか、字義をあやつって、法律そのものを、法文そのものの意図するところとはかけ離れたことを主張する、と。これは悪しき例である、と。

 こういうことでございまして、とても法律専門家の検証に耐えられない、と。まあ私なり、山口元長官が言っていることはですね、これは常識的なことを言っているまでで、・・・・・」


 これらはどの意見も、政府が集団的自衛権の行使容認を現憲法の範囲内とする際に挙げる根拠―――砂川事件最高裁判決、1972年政府見解―――を牽強付会と断罪し、こうした違憲の政府解釈をチェックせず放置してきた内閣法制局を「今は亡き内閣法制局」と痛烈に批判したのが印象深い。


元最高裁裁判官の批判を一私人の意見と切り捨てる閣僚の傲慢と知的荒廃

 山口繁・元最高裁長官も9月3日、共同通信の新聞のインタビューで、安保法案をめぐって「集団的自衛権の行使を認める立法は違憲と言わざるを得ない」と述べたうえで、安倍総理が集団的自衛権を行使できる根拠としている1972年政府見解の強引な読み替えについて、「何を言っているのか理解できない。『憲法上許されない』と『許される』。こんなプラスとマイナスが両方成り立てば、憲法解釈とは言えない」と厳しく批判した。

 しかし、これについて安倍晋三首相は9月11日の参院安安保特別委の集中審議で、「今や一私人になられている方について、いちいちコメントするのは差し控える」と述べた。
 中谷防衛大臣も9月4日の参院安保特別委で、「現役を引退された一私人の発言に政府の立場でコメントするのは控える」と述べた。

 それなら、与党推薦も含め、国会が中央・地方の公聴会に招致した公述人もすべて「一私人」であるし、安倍首相が設置した安保法制懇のメンバーも私人である。
 私人であるがゆえに、聴く意味がないという物言いは公聴会の存在も否定し、公述人が披瀝する専門知に対する冒涜であると同時に自己欺瞞でもある。公述人の意見に承服できない点があるなら、国会の場で堂々と反論し、国民の判断を仰ぐのが国民主権のもとでの議会制民主主義のイロハである。

 さらに言えば、私人であるがゆえに、聴く意味がないという物言いは、私人の意思の総和である民意を聞く耳を持たないというのと同じである。現に、安倍首相や高自民党総裁は「たとえ国民の理解が得られていなくても決めるべき時には決める」という発言を何度か繰り返している。


自民党の多数議席獲得は国政全般への信任ではない

 こうした発言は、我こそは、いかなる専門家の意見よりも、国民多数の意思よりも、優っているという独善の表明そのものである

 国会の場で質問者に品のないヤジを繰り返す安倍首相の理性のレベルは既に知れわたっているが、直近の選挙で自民党が多数議席を得たことを以て国政全般への信任を得たと菅官房長官は強弁する。しかし、多岐にわたる公約の中で自民党が主たる争点にしたのは「アベノミックス」だったことは衆目が一致している。選挙結果が国政全般への信任というなら、国会は与党の意のままに事を決める採決あって審議無用の大勢翼賛の場に過ぎなくなり、国会審議は無用の長物と化す。いわんや、重要課題について国民が民意を表明する行動は無価値も同然になる。

 しかし、安保法案にせよ、沖縄の辺野古基地建設にせよ、消費税増にせよ、原発再稼働に背よ、すべて民意の多数に背いた強行政治である。このような事実は選挙結果が国政全般に対する信任ではないことを示すなによりの証拠である。
 また、今回の安保法案に関して言うと、一昨日(9月14日)、NHKがまとめた世論調査では、与党支持者のなかでも、安保法案を今国会で成立させるという政府・与党の方針について、「賛成」は35%、「反対」は25%、「どちらともいえない」は37%で、「賛成」は与党支持者の中でも約3分の1に過ぎない
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/227302.html


安保法案を今の国会で成立させるという政府・与党の方針をどう思うか?

   全体  与党支持者 野党支持者 無党派 
賛成  19  35    7  10
反対  45  25   78  56
どちらともいえない   30  37   13  32

 安保法案の採決がいかに理不尽か、阻止すべきかを示す証拠は出そろっている。

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/886.html
記事 [政治・選挙・NHK192] 「牛歩」はみっともない戦術じゃない、政権の暴走に抵抗する当然の手段だ! 野党は徹底抗戦を!(リテラ)
                     参議院ホームページより


「牛歩」はみっともない戦術じゃない、政権の暴走に抵抗する当然の手段だ! 野党は徹底抗戦を!
http://lite-ra.com/2015/09/post-1494.html
2015.09.16. リテラ


 参院平和安全法制特別委員会で安保法制が強行採決されるのか。緊迫の度合いが強まってきた。地方公聴会と同日に委員会採決を行うことになれば、これは異例中の異例の展開。菅義偉官房長官は「野党が合意したから強行採決ではない」と言い張っているが、馬鹿を言え。民意を無視して押し通すなど、これは立派な強行採決だ。だいたい肝心の法案は、審議によってその立法事実さえ失った状態ではないか。

 たとえば、安倍首相がさんざん繰り返し言っていた「ホルムズ海峡での機雷掃海」も、今月14日の委員会で本人自ら「具体的に想定しているものではない」と前言撤回。さらに、昨年5月の会見以降、安倍晋三首相が集団的自衛権行使の根拠として触れ回っていた“日本人の母子を守るために”邦人が乗った米艦を日本の自衛隊が防護するという話ですら、8月26日の委員会で中谷元防衛相が「邦人が乗っているかは絶対的なものではない」と発言。日本人を守る目的がなくても集団的自衛権を行使することを認めた。だいたい、統合幕僚長と米軍が安保法制の成立を「今年の夏までに」と確約していた内部文書にしたって、はぐらかすばかりできちんとした説明も行われていない。

 一体誰が、こんな状態で納得をするというのか。挙げ句、「法案が成立し、時が経ていくなかで間違いなく理解は広がっていく」(安倍首相発言、14日)だ? 主権在民を無視した、このような暴挙は到底許せない。

 この、戦後史上もっとも最悪な独裁政治に抗う方法は、もはやアレしかない。そう、「牛歩」戦術だ。そしていまこそ、野党に強く要求したい。牛歩をやれ!と。

 牛歩というのは、強行採決に抵抗するための手段として編み出された方法で、日本においては戦前から受け継がれてきたスタイルだ。強行採決されそうな議案に対し数の力では負けてしまう野党が、まずは内閣不信任案や問責決議案、不信任決議案などを提出。投票にまでもちこんで、投票を行う際、わざと牛のようにノロノロと、あるいは足踏みをすることで時間をかせぐことにより、会期末による流会(法案の成立断念)や与党からの留保を狙うのだ。

 今回の安保法制でも野党側はこうした抵抗策を考えており、時事通信の記事(9月16日付)によると、参院本会議採決へと動けば、中川雅治・参院議運委員長の解任決議案、山崎正昭・参院議長の不信任決議案、安倍晋三首相と中谷元防衛相への問責案などを提出することを想定しているという。また、「新国立競技場の建設計画見直しで責任論が出ている下村博文文部科学相らの問責案」も提出すべきという意見もあるらしい。とにかく数を打って少しでも時間を引き延ばそうという算段だが、そこで時間かせぎの真打ち(?)たる牛歩の出番となるわけだ。

 ただ、問題なのは、牛歩には悪しきイメージが強い、ということ。1992年、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)協力法案の採決に際して、当時の社会党などの野党がこの牛歩戦術を採用。31時間も牛歩をつづけ、じつに4泊5日におよぶ徹夜国会で徹底的に抗したが、結果としては自民党をはじめとする与党が数で押し切り、あえなく失敗した。

 しかも、この牛歩は国民から大顰蹙を買った。メディアはこぞって牛歩を取り上げ、「国民がしらける あんな牛歩で「戦った」とは笑止千万」「低次元の牛歩国会」「生理的苦痛残るだけ」と批判を展開。国民からも「みっともない」「無駄な抵抗」「潔くない」とブーイングが起こった。

 そのため、今回の安保法制でも、牛歩戦術を野党が取ればこうした世論が生まれる可能性は高い。牛歩はその名の通り、ビジュアル的にも情けなさが伴う。ここにつけ込んで、露骨な政権擁護に傾いた読売新聞や産経新聞、フジテレビに日本テレビ、普段は批判を恐れて政治ネタを扱わないワイドショーなどは、ここぞとばかりに牛歩を嘲笑い、“みっともない野党”を印象付けるだろう。言わずもがな、ネット上ではネトウヨが大挙して炎上祭りを展開することは必至だ。

 だが、牛歩とは、まったくもってみっともない戦術などではない。これは真っ当で立派な抵抗手段なのだ。

 そもそも牛歩戦術とは、広い意味での議事妨害(フィリバスター)といわれるものだが、おもにフィリバスターというと長時間の演説で進行を妨害する方法(牛歩にならって「牛タン戦術」とも呼ばれる)のことをさす。2004年の年金制度改革法成立のとき、民主党の森ゆうこ議員が参院厚労委員長解任決議案の演説で3時間1分(戦後最長記録)もかけたが、これがフィリバスターだ。

 また、議事妨害にはほかにも「ピケ」(ピケッティングの略)という方法もある。ピケットとは「監視員」という意味だが、議場などの入口で与党議員の入場を阻止したりすることをいう。1996年に住宅金融専門会社処理問題で公的資金を投入するかどうかで与党と対立した小沢一郎率いる新進党が、このピケを行い、22日間ものあいだ委員会室を封鎖。赤じゅうたんに座り込んで煙草を吸うなどの議員の姿がメディアで紹介された。しかし、このときも案の定、新進党は大バッシングに晒される結果に。その後、新進党は求心力を失った。

 一方、アメリカなどの国では、フィリバスターは当然の権利として周知されている行為だ。その例として、1939年に公開された映画『スミス都へ行く』(監督/フランク・キャプラ)という作品がある。選挙によって議員となった青年スミスがダム建設に絡んだ不正を知り、それを告発しようとするものの逆に議会で除名のピンチに立たされてしまう。そこで一発逆転を狙い、フィリバスターを実行して大演説をぶつ──という物語だ。

 もちろん、こうした映画が“民主主義のあるべき姿”“正義のかたち”として支持されているだけでなく、実際にアメリカ議会では1957年にストロム・サーモンド議員が24時間18分にもわたって演説を行い、上院の最長記録として残っているし、「安倍首相と政治手法がそっくり」と評判のジョージ・W・ブッシュ前大統領が独裁的な政治を進めていたときも、フィリバスターによって阻止してきた部分がある。

 数の論理ですべてを決定するのではなく、少数意見にも耳を傾け、合意の道を探る……。そのひとつの方法が、議事妨害にある。いま、日本で行われているのは、いくら国民がおかしいと言っても安倍首相が「私は総理大臣なんですから」の一言で押し通そうとする、権力を笠に着た思い上がりの政治だ。これに抵抗するには、最後まで愚直に抗うこと。それしかない。

 だから、野党の議員たちよ。あらゆる手を尽くし、やれることは全部やるのだ。そしてメディアのバッシングを恐れず、牛歩を実行しろ。ピケもやれ。大いにやれ。それはあなたたちがいまやれる、唯一の仕事だ。

 前述した『スミス都へ行く』では、マスコミは有力議員の言いなりになってスミス議員を猛バッシングするが、そんな逆境のなかでもスミスは23時間ものフィリバスターに挑む。声が枯れ、ボロボロになり、その上、偽物の抗議文書を大量に突きつけられるスミス。それでも、彼は議会の真ん中でこう声を上げる。

「あきらめません。これしきの事で。僕はここに立って闘い続けてみせる。嘘の山に囲まれても!」

 もうすでに「結局、何やっても可決されるんだし」というような諦めモードの議員もいるだろう。だが、市民は諦めていない。地方公聴会の会場となった新横浜では、強行採決に反対する人たちがシットインで抵抗した。警官に蹴られても引き倒されても、反対の意志をしっかり表現するために、この政治に対して懸命に抗った。次は、あなたたちの番だ。

 わたしたちは見ている。どこまでやるのか、本気で止めたいと思っているのか、野党の態度をしっかり見ている。そのことを忘れないでほしい。

(エンジョウトオル)



http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/887.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 横浜地方公聴会で「安保法案」に反対する市民らが、身を挺して議員らの車を止めたのは抵抗権の発露だ。
Everyone says I love you !
横浜地方公聴会で「安保法案」に反対する市民らが、身を挺して議員らの車を止めたのは抵抗権の発露だ。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/d0d4a5c157fc0a7eb937ad3cf15d145b




2015年9月16日、国会は「安全保障関連法案」を巡り、与野党の攻防が大詰めを迎えています。

 こうしたなか、同日午後、横浜で行われた地方公聴会では、会場のホテル周辺が大混乱となりました。

 地方公聴会が行われた横浜のホテルの前には、16日午後1時前から法案に反対する市民らが集まりました。











 公聴会が終わると、「採決反対」や「法案反対」などの声とともに、鴻池委員長らが東京に戻るのを阻止するように集まった人が道路に寝転んで抗議するなど、周辺は大混乱となりました。

 国会議員に徹底抗戦するように書いた私も全然思いつかなかったのですが、参議院の安保法制特別委員会の議員たちはみなこの地方公聴会に出ているので、彼らが国会に帰るのを遅らせれば、国会議員が牛歩戦術をとるのと同じく、戦争法案の採決を遅らせられるということなんですね。

 それで、道路に寝そべって、議員たちの車が通れないようにしたと。

 「シットイン」という行動だそうなんですが、凄いこと考えつくなあ。










 このブログを読んでおられる読者の中には、

「自分も安保法案には反対だけれども、これは少しやり過ぎではないか」

と正直感じられた方もいらっしゃると思います。

 しかし、近代憲法ができたときから、憲法に制定されていてもされていなくても、市民に当然認められる権利として、

「抵抗権」

という概念があります。

 これは、ウィキペディアでは

「抵抗権(ていこうけん、英: Right of Resistance)とは、人民により信託された政府による権力の不当な行使に対して人民が抵抗する権利。 革命権(英: Right of Revolution)、反抗権(英: Right of Rebellion)とも言われる。」

と説明されている権利です。







 生まれながらにして最高の価値を持つ市民は、社会契約を結んで政府を作ります。

 その際、市民たちは納税の義務を引き受けて政府に徴税権を持たせるなど、自分の権利を制限して政府に権力を委ねるのですが、そんな政府が当初の約束に反して、市民らに牙をむいてきたら、市民は当然これに抵抗する権利があるという考え方が抵抗権です。

 今回、安倍政権が明文の憲法に反して、明らかに違憲な集団的自衛権の行使などを閣議決定で容認してしまい、さらにそれを法案化して、本日強行採決しようとしているのです。

 これはもう、抵抗権を発動してよい条件がそろっていると言っていいでしょう。





 もちろん、抵抗権の行使が認められる条件はありますし、その行使の方法も形式的に完全に政府が作った法律通りでなければいけないというわけではないものの、何でもやっていいというものでもありません。

 そこで、今回の横浜での市民の方々の行動を、刑法の違法性判断要素である

1 緊急性

2 必要性

3 相当性

に当てはめてみると、本日強行採決がされようとしている緊急性があり、明白な憲法違反の法律でしかも戦争の危険を増しかねない法案の成立を阻止するという必要性があり、道路に寝転ぶだけですから手段の相当性もあります。







 というわけで、テレビや新聞がどう伝えるかはわかりませんが、横浜の地方公聴会周辺で行われた今回の抗議行動は、許される市民の権利に基づく行動だと言えます。

 この記事を書いている9月16日午後8時、参議院安保特別委では総括質疑が予定の時刻から2時間過ぎてもまだ始まっていません。

 国会内では野党議員が抵抗し、国会周辺では今も集会とデモが行われています。

 このように違憲の戦争法案に反対するのは、国会議員にとっては憲法尊重擁護義務の履行であり、市民にとっては権利であり義務であることを忘れてはなりません。

日本国憲法

第12条

 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第99条

 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。



運命の一夜が今始まる。

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/888.html
記事 [政治・選挙・NHK192] 「なるほどそうか。いかに議員を「落選の恐怖に陥れるか」が大切なんだ:きむらとも氏」
「なるほどそうか。いかに議員を「落選の恐怖に陥れるか」が大切なんだ:きむらとも氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18355.html
2015/9/16 晴耕雨読


https://twitter.com/kimuratomo

『今は亡き内閣法制局』、「法律の合憲性を60年にわたりチェックしてきた伝統ある内閣法制局、今回はほとんどチェックがなされなかった」と濱田邦夫公述人(元最高裁判事)が一刀両断。

横畠長官、法律家として「死刑宣告」受けたも同じだ。

ああ哀れ。https://t.co/mBK2ANLdI7

>荒木きよひろ 21世紀構想懇談会の報告書を踏まえた歴史の反省、平和国家と核廃絶への決意、女性の時代をめざすことなど、総理の真摯な思いが伝わる70年談話です。おわびの気持ちを安倍内閣もゆるぎないものとして引き継ぐとの発言も、当然です。

公明党から1992年以来4期連続当選、来年改選組らしいが、このツイートを見ても分かる通り、もはやコテコテの「安倍自民党員」だ。

弁護士であるにもかかわらず、明らかなる違憲法案にも賛成とは笑わせる。

もう「安倍自民党」から出馬する勢いだ。

安倍晋三氏は「多くの国民世論の反対を押し切って法案を通す自分」に酔っている、「国会前に集まる群衆のシュプレヒコールの中、法案を押し通す自分」に酔っている、「安倍を倒せ、安倍辞めろ」との声に「尊敬する祖父と同じになれた自分」を重ね合わせて酔っている、そう考えないと、もう理解不能だ。

「生活の党と山本太郎となかまたち」今日の定例記者会見で小沢一郎共同代表「デモをやっても、東京のあっちゃこっちゃでやったって、彼らは怖くない。地方もそうだ。公園とかでやるんじゃなくて、議員の家の前でやるのがいい」と。

なるほどそうか。

いかに議員を「落選の恐怖に陥れるか」が大切なんだ。

この法案が成立して苦しむのは「時の政権」だ。

もし「有事的なこと」が発生した場合、この法律をどう運用するのか。

これだけ「違憲物議」を醸した法案だ。

いざ使おうにも今以上に反対デモが起きるだろう。

米国からは法律できたのに何故派兵出来ないか、との圧力かかって板挟み。

政権にとっては地雷だ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 国会前のデモ、全国の狼煙が、自公の強行採決をビビらせている。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201509/article_17.html
2015/09/16 22:27

今日18時から参院で最終質疑を始め、20時には強制採決することを決めていたが、21時30分になっても始まらない。断続的に理事会が開かれているという。安倍首相らは委員会に出席しているが始められない。理事会で何が話されているか具体的にはわからない。

それにしてもSEALsの奥田氏の話は、自公の議員にはかなり堪えたと思われる。奥田氏は、自分達が仕掛けた結果、これだけの数が国会に集まった訳ではないと言い、自分達はそれほどうぬぼれていないという。今まで物言わなかった無党派層が目覚めて、自発的に国会に集まっている。また、奥田氏は法案が例え通っても、連休で反対の興味が薄れるなどと高を括るなと述べている。逆に、法案通過によって運動は大きくなり、自公の議員の落選運動が始まると述べている。

今日、奥田氏を始めとするSEALsのメンバーが外国記者クラブでインタビューを受けていた。会見後、記者からは、日本にも本当の意味の民主主義が芽生えてきたと述べた。つまり、デモは過激派、労組の専売特許であったが、全くの無党派層が自発的に立ち上がってきたことを評価している。別の外国人学者は、過激派のデモではなく、Healthy民主主義が日本に起こってきたと評価した。

22時になっても会議は始まっていない。野党もがんばっている。奥田氏は自公の行動だけを見てるのではなく、野党の行動も見ているという。心ある、目覚めた無党派層も、今じっと与野党の行動を見ている。自公、次世代、新党改革、元気は首を洗って待っていた方がいい。


安保強行なら不信任案 成立阻止へ野党5党首
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015091601001630.html

2015年9月16日
 民主、維新、共産、社民、生活の野党5党首は16日夕、国会内で会談し、与党が安全保障関連法案の採決を強行する場合、内閣不信任決議案や問責決議案の提出を含め、あらゆる手段を講じて成立を阻止すべきだとの認識で一致した。自民、公明両党は野党の対応を見極め、同日夜にも参院平和安全法制特別委員会で採決に踏み切るかどうか最終判断する。

 特別委は16日午後、横浜市で地方公聴会を開催した。与党は国会に戻り、安倍晋三首相が出席して締めくくり質疑を実施し、質疑を終結させる方針だ。

(共同)


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK192] [国会内外で膠着状態続く]国会前抗議と野党が呼応!警察と押し合い続ける市民、国会内では女性議員が理事会室を封鎖!
IWJ Independent Web Journal
【9月16日22時:国会内外で膠着状態続く】国会前抗議と野党が呼応!警察と押し合い続ける市民、国会内では女性議員が理事会室を封鎖!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265070


 安倍政権が粛々と安保法制の国会審議と強行採決を行うはずだった2016年9月16日18時、国会前では警察発表で1万2000人が集結し、激しく抗議の声をあげていた。直前に横浜で行われていた地方公聴会では、閉会後に会場となった新横浜プリンスホテルを市民ら数百人が取り囲み、車道に座り込む「シットイン」で行く手を阻み、国会に議員が到着するのを1時間遅らせた。

 この2つの抗議のほか、国会の中でも、野党の女性議員を中心に、委員会を開かせないように理事会室を封鎖。理事会の議論も紛糾し、何度も休憩を繰り返し、22時10分現在、委員会審議はまだ始まっていない。国会の内と外で、国民の抗議の声が呼応し合っている。

 18時30分過ぎ、国会前の現場に到着した岩上安身は、その異常な国会内外の様子を発信し続けている。

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 安保法制特別委員会は、18時半から開催予定だったが、民主党や生活の山本太郎議員などが野党が院内の廊下で抵抗して入室を阻んでおり、まだもみ合っている。委員会は開かれれば、強行採決間違いなし。審議を尽くされたとして委員会を開くのを決めたのは、鴻池委員長。すでに委員会室に中谷防衛大臣、岸田外務大臣が着席し、談笑中。

 鴻池委員長が警備に囲まれながら委員会室に入室しようとしているが、野党がこれをブロック。委員会室が鎮まり返っているのと対極的に、廊下は議員、警備、報道陣でごった返してる模様。



 参院特別委の運営のための理事会が開かれているところ。たった今、理事会がいったん休憩に。与党側は、なんとしても今夜中に安倍総理隣席のもと、総括質疑を行い、法案の採決を行う構え。明日、林議院運営委員長は、本会議を職権で開くことを、今しがた明らかに。明日、本会議で採決の構え。

 19時現在、国家前の歩道の外に、人が歩けるスペースを作り、その外側に機動隊車両がぴったりと前後をくっつけて、一人たりとも外に出さない構え。



 安倍総理、18時55分、官邸を出て、国会に入り、待機中。国会の外の声、安倍総理に届くか。

 参議院議員会館前も、ずっと雨の中、人が並んで、「法案通すな!」「勝手に決めるな!」



 20時。再開した理事会が再び休憩に。民主党の理事二人は理事会室を退室したとのこと。つーかNHKがさっきから何度も「野党の出方次第では今夜の採決も辞さず」と伝えている。

 憲政記念館前から。中野上智大教授のスピーチが、続いています。立憲デモクラシーの会、屋内ではなく、屋外でリレートークした、とのこと。



 中野晃一・上智大教授「警察が非常に高圧的な警備。今日も警備車輌をずらっと並べて、せめて廃棄ガスは切って欲しい。昨日も警察官がかなり大量動員。その姿を見て、誰かが、警察もデモするようになったか、なんて言ってましたが、どうですか警察のみなさん、こっちに来ませんか?

 まるで兵馬俑のよう。死んだような顔が並んでいます。個々人で考えて動きませんか。我々は個々人が考え、必ずこの平和主義を守り抜きます」

 超もみくちゃものポイントで、奥田君に遭遇。黒い髪似合っているよ、なんてのんきなこと、話しかけた。もみくちゃの状態から離脱。SEALDsの面々はメインステージではなく、国会前の各所に散って抗議。国会前の最前線では、市民らが警察と激しい押し合いを展開しているが、これはSEALDsのメンバーではないとのこと。

 民主党・近藤昭一議員が国会から出てきて、中の様子を報告。「今、理事会は膠着状態。委員会を開けない状態。それは横浜の地方公聴会に多くの方が詰めかけていただいたことで、遅れたためです」

 山口二郎・法政大教授もスピーチ。「一番法案を理解していないのは中谷大臣と安倍総理。答弁が二転三転。しかし与党議員は機械のように賛成票を投じるのか。ハンナ・アーレントはナチスに加担したアイヒマンを『凡庸な悪』と批判した。思考停止は悪なのです。凡庸な悪は官僚なんです。

 本来政治家は国民の声に真摯に応えなければならない。凡庸な悪である与党議員の目を覚まさせましょう!」

 警官の壁、真裏に回りました。、先ほど何人か、警官が引っ張っていきました。警官の裏側、 民主党の辻元議員がスピーチ! 委員会を開かせないようにブロック中との報告!



民主党・辻元清美議員のスピーチ。「理事会再開。委員会はまだ開かれていない。理事会室をまず女性議員が塞ぎ、その外側を衆参の反対議員が取り囲む。自民党も屈強な議員を送り込み、鴻池委員長を理事会室から出そうとしている。しかし私たち女性議員が第一陣となって委員長を出しません。またここに報告にきます」

 国会内の理事会室前では、野党の女性議員を中心に「廃案!」のコールが鳴り響いているという。

 続いて元レンジャー隊員・井筒高雄さんスピーチ「自衛隊員として言いたい、安倍さん、本当に日本を守りたいのなら、今すぐこの法案を撤回し、憲法に適した形に出し直してください!」

 ものすごい警官の数、押す警官が五重、六重の警官が、押せ!押し返せ!と。!



 参院特別委がすでに2時間遅れていますが、民主党が「国民の理解は広まっていない」「もし今日、質疑を行うなら、鴻池委員長の不信任案を出す」などとして抵抗している模様です。



20時40分、安倍総理が特別委員会室に入室。理事会はまだまだ紛糾中の模様。



 雨の中、もみくちゃもの状況続いています。何度、警官に突き飛ばされたか、わからない状況。警官、何人引きずっていったか。地べたて仰向けになった男性の抗う足が、僕の足を蹴っていった。五、六人で力づくで引きずる警官。警官は前線が交代。絶対、通さないという意思。

 先ほど、脚立の上にいるとき、殺到する警官らがぶつかり、転落。受け身をとって頭は打たなかったが、右肘と右足が痛む。転落後、また脚立の上に。今、交代して、脚立を守る。

 有田芳生議員によると、理事会は休憩に入ったまま。委員会室には安倍総理が入ったが、まだ委員会開始の見通しはないとのこと。

@aritayoshifu安保特別委員会を開催する前提の理事会は、休憩に入ったままです。委員会室には安倍首相が入りましたが、まだ委員会がはじまる見通しはありません。



 これだけの警官数にも関わらず、じりじりと警官が後ずさり。「楔を打て!」「押し返せ!」と号令、一気に押し込む。

 蓮舫議員によると、理事会は3回目の休憩のまま、開催されておらず。「このまま、強行に委員会を開こうというのか」との懸念。

@renho_sha理事会は3回目の休憩のままだ。このまま、強行に委員会を開こうというのか。



 雨が降りしきる!もう、びしょびしょ。脚立の上に立ち、カメラを掲げる川島記者。下で脚立を押さえ、守る。



目の前、報道ステーションのクルー。ずぶ濡れの中継。午後10時。



■関連記事

http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/891.html
記事 [政治・選挙・NHK192] 「何がなんでも止める」 雨の中、国会前で市民が訴え  朝日新聞
安保関連法案の採決強行に反対し、抗議の声を上げる人たち=16日午後6時34分、国会前、関田航撮影


 採決に向けた大詰めの委員会質疑が迫る国会の前に多くの市民が集まり、抗議の声をあげた。閣議決定から4カ月。この間、違憲性が問われ続けた安全保障関連法案をめぐり、与野党の溝は埋まらぬまま。議論は尽くされたのか。市民は口々に訴えた。

 16日深夜、参院は委員会開催をめぐって怒号が飛び交った。「廃案だ!」と野党議員が訴えれば、「実力行使、恥ずかしくないのか」と与党議員。委員会室につながる赤じゅうたんは議員と衛視、報道陣ですしづめ状態になった。

 参議院別館ロビーでは、特別委の傍聴を予定する人たちが待機した。都内の大学生、田中美知生さん(23)は「自分たちの時代に起きていることを間近で見て肌で知りたいと思って来た」。キャンセル待ちの傍聴券を握りしめ、「議論がかみ合わないまま採決するのはまずい」。

 田中さんと一緒にいた友人の大学生、菅谷仁志さん(22)は、傍聴券を手に入れられなかった。大学で政治や政策について学び、審議の進め方に疑問を抱く。「自分と反対の意見や、少数者の意見を採り入れるのが民主主義のはず」と話した。

 千葉県松戸市から傍聴に来た無職男性(63)は「法案を何としても通したくないと思い、いてもたってもいられず来た」。政府・与党の発言に憤る。法案を「違憲」と指摘した憲法学者に対し「学者は字面に拘泥する」と言った与党議員。中東・ホルムズ海峡の機雷除去についての答弁も揺れた。男性は言う。「政権そのものも法案自体も欺瞞(ぎまん)に満ちている」

■怒号、サイレン 警官ともみ合う参加者も

 法案の採決に反対する人たちは16日夜も東京・永田町の国会前に集まった。

 「野党のみなさんは国会の中で戦っている。私たちもがんばりましょう」。参院特別委の理事会が始まった午後6時半、抗議活動を主催する市民団体の男性が声を上げると、「廃案、廃案」「強行採決絶対やめろ」のコールが始まった。雨脚が強くなる中、傘も差さずに、ずぶぬれになって叫び続ける参加者もいた。

 議事堂正面の車道両側には、夕方から機動隊の車両がずらりと並んだ。参加者が車道にあふれ出ないように、二重の鉄柵が張り巡らされ、警察官が人垣をつくった。歩道は参加者が身動きできないほどの状態に。

 「開けろ」「市民を守れ」「危ない」――。怒号、鳴り響く警察車両のサイレン。警官と参加者がもみ合いになる場面もあった。

 太鼓の音やシュプレヒコールが大きくなる中、千葉県習志野市の高校1年、佐藤晴佳さん(16)は抗議活動の様子を携帯電話で撮影していた。「法案が可決されても廃案になっても、歴史に残る瞬間。自分の目で見ておきたい」。佐藤さんは放課後、親に置き手紙を残してやって来た。

 8月に高校生が主催したデモに初めて参加。LINEで友人に写真を送ると、「すごいね」「デモは周りの人に迷惑だよ」と様々な反応だった。2年後に選挙権を持つ。「法案が成立すれば、時の政府の解釈で武力が使えるようになる。ちゃんと政府を監視し続ける」と話した。

 東京都文京区の会社員戸田裕美さん(42)は、歩道で7歳の双子の娘と「9条壊すな」と書かれたプラカードを掲げた。法案が採決されるかもしれない節目に、反対の声を上げる人たちの姿を娘に見て欲しいと思ったからだ。「公聴会直後に採決されるなら、国民の声を無視しているとしか思えない。何がなんでも止める」

 一方で、抗議活動を冷ややかに見る人も。会社の同僚たちと皇居の周りをジョギングしていた港区の会社員男性(32)は「自分の身に危険が及ぶのなら参加するけど」。通りの向こうの抗議活動をちらっと見て、走り去った。

 抗議活動のために設けられたステージ周辺では、休憩を繰り返しながら続く参院特別委理事会の様子が、スピーチに立つ主催者側や国会議員から報告された。学生団体「SEALDs」の奥田愛基さん(23)は「なんか採決しようとしていますけど、どこみて政治やってるんですか。おかしいですよ。国会にいる政治家のみなさん、俺たちずっと見てますよ」と訴えた。午後8時半前、マイクを握った辻元清美・衆院議員が「まだ委員会は開かれてません」と叫ぶと、割れるような拍手が響いた。


http://digital.asahi.com/articles/ASH9J5TRKH9JUTIL03W.html
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/892.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 「元最高裁判事が一刀両断!「違憲の証明」:小西ひろゆき氏」
「元最高裁判事が一刀両断!「違憲の証明」:小西ひろゆき氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18359.html
2015/9/17 晴耕雨読


https://twitter.com/konishihiroyuki

かつての戦争遂行や言論弾圧諸法の制定に際し、当時の国会議員は一体何をしていたのだろうと思うことがあった。

しかし、安保法制の強行採決を決めた与党議員を見てよく分かった。

彼等は、国民のことなど他人事なのだ。

国民や傷付こうが不幸になろうが、法治国家が死のうがどうでもいいのだ。

私はNHK担当の総務省課長補佐だった。

日本放送協会番組基準には「民主主義精神の徹底を図る」、「意見が対立する公共の問題は、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」とある。

なぜ、受信料の公共放送が違憲の核心論点を一切報じないのか。http://t.co/XMFyuronmK

【ブログ記事】元最高裁判事が一刀両断!「違憲の証明」http://t.co/oTjKYoVzBu

元最高裁判事である濱田弁護士が、中央公聴会で「憲法違反」と意見陳述。

その内容について、分かりやすくご説明したものです。

強行採決が迫る中、ぜひ、ご覧下さい!

昨日の中央公聴会での元最高裁判事の濱田弁護士の意見陳述について、以下のNHKの報道と、私のブログを比較して頂きたい。

御主張のポイントである圧倒的な違憲の根拠について、報道はゼロだ。 http://t.co/AVw8RqdQWN http://t.co/oTjKYoVzBu

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http://t.co/oTjKYoVzBu

元最高裁判事が一刀両断!「違憲の証明」

2015/9/16(水) 午後 1:48

1.「憲法の番人」までが違憲と証言

昨日の安保特委の中央公聴会で、元最高裁判事の濱田邦夫弁護士が、集団的自衛権行使の解釈変更につき「憲法違反」である旨、意見陳述をなさいました。

すなわち、「昭和47年政府見解」という憲法9条の解釈文書の中に「限定的な集団的自衛権が可能であると書き込まれている」という安倍内閣の合憲主張について、「それは読みたい人がそう読んでいるというだけの話で、裁判所に行っても通らない主張である」、「法匪(ほうひ)という言葉がございますが、法文そのものの意図するところとはかけ離れたことを主張する、悪しき例である」、「とても法律専門家の検証に堪えられない」旨、断言をなさいました。

同様の意見は、衆議院の参考人審議(6/22)において元内閣法制局長官の宮崎礼壹教授が、「黒を白と言いくるめる類いというしかありません」などと喝破なさっています。

つまり、安倍政権の安保法制は、「憲法の番人」と呼ばれる元最高裁判事から、そして、「法の番人」と呼ばれる元内閣法制局長官から、それぞれ具体的な根拠を持って、完全に違憲であると断ぜられているのです。

にもかかわらず、政府与党は、数にものを言わせて、本日15日の18時より法案の強行採決のための委員会を開催することと決定しています。

しかも、彼等には60日ルールの最終手段があります。

もはや、この空前絶後のクーデターに対して、国民の皆さんに立ち上がっていただく他ありません。

その際には、「私たちの憲法を奪うな!」と、安倍総理とそれを支える与党議員を痛撃していただく必要があります。

そのため、昨日の濱田元最高裁判事のご主張をご説明させていただきます。

2.安倍内閣の合憲の主張 〜解釈改憲のインチキ〜

なぜ、安保法制は、憲法9条に違反するのか。

それは、濱田元最高裁判事が「日本語を普通に理解する人であれば」と仰っているように、真相を知って頂ければどなたでも容易に「インチキだ!」とご理解して頂けるものです。

国会では、この真っ黒な憲法違反について完全に立証しています。

しかし、それが国民の皆さんに十分に届いていないのです。

集団的自衛権は、安倍内閣の主張する「自国防衛のための限定的な集団的自衛権」なるものを含め一切行使できない、「憲法9条の改正」以外に実現の手段はない、と戦後一貫して国会答弁されてきました。

しかし、安倍内閣は、昨年の7.1閣議決定で、「昭和47年政府見解」の中に、「限定的な集団的自衛権が可能であると書いてあることを発見した!」と主張し、安保法制(法案)を国会提出したのです。

つまり、これまで誰も気付いていなかったのだけれども、この限定的な集団的自衛権をも可能にする論理こそが、本当の憲法9条の「基本的な論理」なのだ、と主張しているのです。

えっ、昭和47年政府見解の中のどこにそんなことが書いてあるの?と聞くと、安倍内閣は、以下の文章を根拠に挙げています。

外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底からくつがえされる

冒頭の「外国の武力攻撃」という文言ですが、「誰に対する外国の武力攻撃か」が明記されていません。

憲法制定来、歴代政府は、個別的自衛権しかできないとしていたのですから、当然、「我が国(日本国)に対する外国の武力攻撃によって国民の生命などが根底からくつがえされる」と読むはずです。

しかし、安倍内閣は、誰に対すると書いていないのだから、「同盟国に対する外国の武力攻撃」とも読めるはずだと主張しているのです。

そうすると、「同盟国に対する外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底からくつがえされる」と読めることになる。

つまり、アメリカに対するイランの武力攻撃によって石油が足りなくなって日本国民の生命などが根底からくつがえされる、というホルムズ海峡の事例などの集団的自衛権のことも書いてあるじゃないか!と主張し始めたのです。

実は、安保法制の集団的自衛権行使は、この「外国の武力攻撃」というたった一言の読み替え、言葉遊びによって生み出されているものなのです。

3.元最高裁判事による憲法違反の完全証明

この昭和47年政府見解の「外国の武力攻撃」という言葉を「同盟国に対する外国の武力攻撃」と読み替えることについて、濱田元最高裁判事は、「日本語を普通に理解する人のみならず、法律的訓練を受けた専門家から見たならば、とてもそのような読み方はできない」、「それは法匪的な発想でしかありません」と断言されました。

そして、濱田元判事は、その理由として、以下の二点の事実(証拠)を指摘されています。

(1)昭和47年政府見解の作成者である当時の吉國内閣法制局長官などが、あらゆる集団的自衛権行使を全否定している

(2)実は、昭和47年政府見解には同じ吉國内閣法制局長官たちによって決裁され同時に国会提出されているもう一つの政府見解である、「防衛庁政府見解」が存在するが、その中に、あらゆる集団的自衛権行使を全否定する憲法解釈が明記されている

この濱田判事のご主張については、民主党議員が衆参で追及してきたものであり、以下の資料をご参考下さい(9/14質疑の委員会配付資料)。
http://konishi-hiroyuki.jp/wp-content/uploads/s47-4.pdf

まず、(1)については、吉國長官は、昭和47年政府見解を作成するきっかけとなった、昭和47年9月14日の参議院での国会答弁で以下のように述べています。

・「集団的自衛権の行使が許されることは、憲法9条をいかに読んでも読み切れない」
・「同盟国に対する外国の武力攻撃では、日本国民の生命などが侵される(根底からくつがえされる)ことはないから、憲法9条の下で自衛の措置は何もできない。日本が外国の武力攻撃によって侵略される時に、初めて自衛の措置である個別的自衛権行使のみができるのだ」

つまり、このようにあらゆる集団的自衛権行使を木っ端微塵に否定する答弁をした人が作成した政府見解を42年後になって、「同盟国に対する外国の武力攻撃」と読み替えて、そこに集団的自衛権行使が認められている!と主張することは、「四十七年政府意見書から、集団的自衛権の限定的容認の余地を読み取ろうというのは、前後の圧倒的な経緯に明らかに反する」、「黒を白と言いくるめる類いというしかない」(宮蓋菊盂嬲\・苗拘院砲發里覆里任后」
(なお、昭和47年政府見解の決裁者である真田次長、角田第一部長も見解作成の前後で、それぞれあらゆる集団的自衛権行使を全否定する答弁を行っています。)

このことについて、濱田元最高裁判事は、「昭和47年政府見解の作成経過及びその後の国会での答弁等を考えますと、明らかに外国の武力攻撃の対象は我が国であると、これは日本語の読み方として、普通の知的レベルの人ならば問題なくはっきりしている。それを強引に外国に武力攻撃は我が国に対するものに限られないんだというふうに読替えをするというのは、法匪(ほうひ)という言葉がございますが、法文そのものの意図するところとはかけ離れたことを主張する、悪しき例であり、とても法律専門家の検証に堪えられない」旨、断言なさっています。

さらに、(2)の「防衛庁政府見解」については、これは去る9月4日の国会質疑で、私が、昭和47年政府見解の読み替えを根底から突き崩す第二の証拠として安倍政権に突き付けたものでしたが(前日の3日に初めて入手したものでした)、その冒頭の「1」においては、以下のように書かれています。

「1 憲法第9条のもとにおいて許容されている自衛権の発動については、政府は、従来からいわゆる自衛権発動の3要件(わが国に対する急迫不正な侵害があること、この場合に他に適当な手段がないこと及び必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと)に該当する場合に限られると解している。」

下線の部分、「自衛権の発動は、自衛権発動の3要件(わが国に対する急迫不正な侵害があること)に該当する場合に限られる」とされているのですから、わが国に対する急迫不正の侵害(=外国の武力攻撃の発生)以外の場合である、「同盟国に対する外国の武力攻撃の発生」の場合である集団的自衛権行使は、憲法9条のもとの自衛権に該当しない、つまり、憲法違反となることが明記されています。

つまり、昭和47年政府見解の作成者の吉國長官たちが同時に作成し同日に国会提出した防衛庁政府見解において、「わが国に対する急迫不正な侵害があることに該当する場合に限られる」としているのだから、昭和47年政府見解の「外国の武力攻撃」をわが国に対する以外の「同盟国に対する外国の武力攻撃」と読み替えることは、日本語が日本語である限り、世の中に理屈や論理がある限り絶対に許されないことになるのです。

そして、この「防衛庁政府見解」について、濱田元最高裁判事は、「防衛庁が、自衛行動の範囲についてという見解をまとめて内閣法制局の意見を求めて国会に出した」、「昭和47年政府見解の作成に携わった方々が海外派兵(小西注:集団的自衛権行使)ということは全然視野に入っていませんということを何回も確認しているわけで、それに加えて防衛庁がその点について(内閣法制局の意見を踏まえて)自ら作った文書で、海外派兵は憲法の枠外とはっきり言っている。それを今更そこに(限定的な集団的自衛権行使の論理が)あったというのは、法匪的な発想でしかありません」旨、断言なさっています。

なお、9月8日の参考人審議においては、憲法の伝道師こと伊藤真弁護士におかれても、「四十七年意見書の当時から限定された集団的自衛権は認められていたというようなことは、(略)当時の吉國長官答弁及び防衛庁政府見解によって完全に否定されているものであります」と明言なさっています。


4.常識VS非常識、正義VS不正義の闘い

このように、安保法制の集団的自衛権行使が憲法違反であることは、昭和47年政府見解の中に、集団的自衛権行使を認める論理が本当にあるのかないのか、それを立証するだけの問題なのですが、昭和47年政府見解の中には、集団的自衛権行使を認める論理は影も形も存在しないのです。

そして、そのことを、「憲法の番人」である元最高裁判事が「それは読みたい人がそう読んでいるというだけの話で、裁判所に行っても通らない主張である」旨と断言し、一刀両断かつ木っ端微塵に、安倍内閣の主張を否定しているのです。

そして、濱田元最高裁判事は、先に新聞紙のインタビューで安保法制の集団的自衛権行使を憲法違反と断ぜられた山口繁元最高裁判所長官のことを引き合いに、「私なり山口長官が言っていることは、常識的なことを言っているまで(略)、普通の一国民、一市民として、また法律を勉強したものとして当然のことを言っているまででございますので、坂元公述人(注:与党推薦の法学者)のように最高裁では絶対違憲の判決が出ないというふうな楽観論は根拠がない」旨、明言されています。

このように、安倍総理の安保法制との闘いは、まさに、「常識 対 非常識」、「正義 対 不正義」の闘いです。
これは国民の皆さんが絶対負けるはずのない闘いであり、暴政や専制に対して、人類の歴史が必ず勝利してきた闘いです。

しかし、安倍内閣は、国会審議では答弁拒否などを連発し、そして今、数にものを言わせて強行採決を行おうとしており、既に議会政治は機能していません。

濱田元最高裁判事も、「今はなき内閣法制局」、「日本の民主社会の基盤が崩れていく」、「日本の政治、日本の社会に禍根を残す」など、安保法制を巡る政治状況に強い警鐘を鳴らされています。

安保法制の成立の阻止のために全力を尽くすことをお誓いするとともに、法の支配(法治国家)と民主主義、平和主義を守るために、ぜひ、この「常識」と「正義」を一人でも多くの皆さんに届けていただきたいと願っています。
http://konishi-hiroyuki.jp/wp-content/uploads/s47-4.pdf(再掲)


(ご参考)9月15日中央公聴会速記録(未定稿)
http://konishi-hiroyuki.jp/wp-content/uploads/s47-5.pdf

(ご参考)
昭和47年政府見解の読み替えの問題については、以下の私の著書で分かりやすくご説明しています。

私たちの平和憲法と解釈改憲のからくり ―専守防衛の力と「安保法制」違憲の証明(八月書館)
http://www.amazon.co.jp/dp/4938140918

日本を戦争する国にしてはならない ―違憲安保法案「ねつ造」の証明(WAVE出版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4872907728

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http://t.co/AVw8RqdQWN
安保法案 中央公聴会で公述人が賛否の意見
9月15日 21時27分

安保法案 中央公聴会で公述人が賛否の意見

安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は、中央公聴会を開き、公述人からは、法案は日本の安全を強化し世界に貢献するものであり法整備は必要だという意見が出された一方、大幅に国会の会期を延長しても国民の理解が得られておらず廃案にすべきだという意見が出されました。

15日の中央公聴会には、公述人として、与党が推薦した2人と野党が推薦した4人の合わせて6人が出席しました。

このうち、与党が推薦した大阪大学大学院法学研究科教授の坂元一哉氏は「法案はわが国自身の安全のための抑止力を格段に強化するとともに、世界平和によりよく貢献する能力を増やす、よく考えられた法案で、わが国を取り巻く国際環境が一段と厳しさを増すなかで必要かつ望ましい。しっかりした平和安全保障の体制がなければ国家国民を守ることはできないし、憲法も守ることができない。また、憲法を守ることなく、しっかりした平和安全保障の体制を作ることもできない」と述べました。

野党が推薦した元最高裁判所判事の濱田邦夫氏は「なぜ日本では裁判所に憲法判断が持ち込まれないかというと、内閣法制局が非常に綿密に政府提案の合憲性を審査してきたからだが、今回の法制については伝統ある内閣法制局の合憲性のチェックがほとんどなされていない。これは将来、司法判断にいろいろな法案が任される事態にもなるのではないか。最高裁で絶対に違憲判決が出ないという楽観論は根拠がない」と述べました。

与党が推薦した政策研究大学院大学長の白石隆氏は「安全保障法制の問題を憲法論、法律論だけで議論されると、肝心の安全保障そのものの議論が『お留守』になるのではないか。日本の安全というのは世界の安全と平和があって初めて守ることができる。安全保障環境は極めて急速に変わっており、これについて具体的な議論をし、そのうえで法制度を整備しないと、日本として対応できないところにもう来ているのではないか」と述べました。

野党が推薦した慶応大学名誉教授の小林節氏は「法律ができると、内閣の判断で自衛隊を海外へ派兵できるのがいちばん決定的な変化で、不戦から戦争可能状態に入り、『戦争法案』以外の何物でもない。憲法は主権者たる国民が権力者に課した制約であり、政治家たちが憲法を無視するのは独裁政治の始まりだ。専守防衛で十分この国は守られており、足りないところは自民党の党是である憲法改正を提案すべきだ」と述べました。

野党が推薦した名古屋大学名誉教授の松井芳郎氏は「集団的自衛権は先進国が海外の帝国主義的な権益を守るために考え出された概念で、日本が行使可能であると議論することは危険な方向に向く可能性がある。憲法解釈の変更は同時に日米安保条約の大きな解釈の変更を伴うわけで、今回の憲法解釈が立憲主義に反するだけはなくて事実上の安保条約の改定をもたらす、国会の承認もなしに行うという意味でも、立憲主義に反するのではないか」と述べました。

野党が推薦した、法案への反対を呼びかけている学生などのグループ「SEALDs」の奥田愛基氏は「『SEALDs』は、注目を集めているが、安保法制に対する国民的な世論は私たちが作り出したのではない。この状況を作っているのは紛れもなく与党の皆さんで、安倍総理大臣の理解し難い例え話に不安に感じた人が国会前に足を運び、全国各地で声をあげ始めた。国会審議を異例の9月まで延ばした結果、国民の理解が得られなかったのだから、結論は出ている。廃案にするしかない」と述べました。


http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/893.html

記事 [政治・選挙・NHK192] 公聴会を開く前から、どのような陳述が行われるかに関係なく、国会の結論が決まっている。日本の風土病だろう。 | 茂木健一郎
茂木健一郎
公聴会を開く前から、その中でどのような陳述が行われるかに関係なく、国会の結論が決まっているのも同じ形式主義。日本の風土病だろう。









































http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/894.html
記事 [政治・選挙・NHK192] <全面対決>国会前のデモ、警察の規制を突破!デモ隊が大通りに流れ込む!安保法制で国会が大荒れ!民主党が委員会室前を占拠
【全面対決】国会前のデモ、警察の規制を突破!デモ隊が大通りに流れ込む!安保法制で国会が大荒れ!民主党が委員会室前を占拠して抵抗!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8023.html
2015.09.16 20:43 真実を探すブログ



















☆安保攻防緊迫 野党が委員会室前を“占拠”
URL http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150916-00000064-nnn-pol
引用:




 安全保障関連法案の審議が最大の山場を迎えている。民主党などが参議院の特別委員会の開会を阻止しようと委員会室の前に集まり、混乱している。


 当初の予定から30分遅れて16日午後6時半から締めくくりの質疑が始まることになっていたが、同日午後7時前、委員会室の周りにはピンクのはちまきやを身につけた女性議員を含む民主党議員らが集まって、委員会が開けないようにしている。
:引用終了


☆安保法案審議、総括質疑めぐり与野党対立 参院特別委
URL http://www.asahi.com/articles/ASH9J6F5XH9JUTFK028.html?iref=comtop_6_01
引用:
 安全保障関連法案を審議する参院の特別委員会は16日夜、同委での採決に向け、これまでの審議を締めくくる首相出席の総括質疑をめぐり与野党が激しく対立した。自民、公明両党は17日までに特別委で採決し、週内の参院本会議での成立を目指すが、野党はこれに激しく抵抗している。国会議事堂前では市民らによる法案反対のデモが続いた。法案採決をめぐる与野党の攻防が緊迫している。
:引用終了


☆【9月16日】安保関連法案に反対する『戦争法案廃案! 国会正門前大集会』 生中継 [詳細]
URL http://live.nicovideo.jp/watch/lv235246715?ref=top&zroute=index


体張って「採決阻止」 野党は“問責連発”で抵抗(15/09/16)


野党は通路ふさぐ “安保”締め括りの質疑始まらず(15/09/16)


↓理事会の様子










↓国会前のデモの様子






























デモを見ていると、先頭付近が大量の警官隊に囲まれて凄い押し合いをしていますね・・・。今回は警察側の気合も半端無く、国会前の雰囲気もかなりピリピリしていました。
参議院の特別委員会では、野党の議員さんたちが自民党の入室を食い止めていますが、流石に食い止めるのも限界が近いと思います。


ただ、今日の強行採決は避けることが出来そうで、明日が本番になる可能性が高いです。政府与党は今週中の安保法制の成立で合意しており、ここが安保法制を巡る一大決戦になると言えるでしょう。


戦争させない・9条壊すな・総がかり行動「国会前」(各党あいさつ 吉田忠智、山下芳生、枝野幸男)2015年9月16日




http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/895.html

   

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