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2015年9月25日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK193] 「天空からの電話…風塵だより46「マガジン9」:鈴木 耕氏」
「天空からの電話…風塵だより46「マガジン9」:鈴木 耕氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18422.html
2015/9/25 晴耕雨読


2015年9月23日up風塵だより46 天空からの電話…から転載します。
http://www.magazine9.jp/article/hu-jin/22980/

 家の近所を散歩していた。少し疲れたので、小さな公園のベンチでひと休み。そのとき、ぼくの携帯が鳴った。

 「もしもし、こんにちは」。懐かしい声。
 「あ、お久しぶりです。どうも…」。意外な電話に、ぼくはちょっと驚く。
 「会社を辞めて、少しはノンビリしているかい?」
 「ええ、まあ、ボチボチですが…」
 「実はね、また新書を一冊、書きたいと思っているんだけど、もし時間があったら、鈴木くん、手伝ってくれないかな」
 「もちろんお手伝いしますよ。それで、今度は、どんな内容を考えているんですか?」
 「あのSEALDsの若い子たちの大活躍ぶりが嬉しくってね。彼らへのぼくからのエールを文章にしたいんだよ、どうだろうね?」

 「それ、すごくいい企画だと思います。さっそく、編集部に問い合わせてみましょう」
 というところで、目が覚めた。夢だった。

 電話の相手は筑紫哲也さん。

 むろん、夢でなければ筑紫さんから電話があるはずもない。でも、この前半部分は、2008年にほんとうにあったことだ。カミさんと一緒に近所を散歩中の出来事だった。今でも、その公園のそばを通ると、あのときの筑紫さんの声を思い出す。

 筑紫さんからこんな電話があったので、ぼくはかつて所属していた新書編集部へ話を持ち掛けた。

 このころすでにガンを患っておられた筑紫さんは、一気に新書1冊分を書き下ろすほどの体力はない、ということで、集英社が発行しているPR月刊誌『青春と読書』に連載し、それをまとめて新書にしよう、ということで話がまとまった。

 ぼくは1冊目の新書『ニュースキャスター』(2002年発行)の担当編集者だったので、ぜひ2冊目をと切望していたが、それが実現する前に社を定年退職した。だから、この話は嬉しかった。

 ということで、連載が始まった。

 筑紫さんは、自分の残された時間を知っていたのだろう。「どうしても若い人たちへ伝えておきたいことがあるんだ」と意図を説明してくれた。いろいろ打ち合わせた末、ぼくは『若き友人への手紙』というタイトルを提案し、筑紫さんもとても喜んでくれた。
 しかし、残念なことに病いの進行は早く、連載はたった2回で中断せざるを得なかった。そして筑紫さんは、2008年、去ってしまわれた。

 筑紫さんの2冊目の集英社新書の企画は、こうして頓挫したかと思われた。しかし、熱心な筑紫ファンだった新担当編集者のKくんが、早稲田大学大学院と立命館大学での筑紫さんの講義録を入手して、それを基に新書化できないだろうか、という提案をしてきた。

 文字起こしした講義録テープは、まさに筑紫さんそのものであった。その中から、もっとも筑紫さんらしいと思った部分を切り取って、読みやすく書き起こしたものが新書『若き友人たちへ 筑紫哲也ラスト・メッセージ』(2009年10月発行)として結実した…。

 なぜ今、筑紫哲也なのか? その理由は、筑紫さんがもっとも期待をかけていたのが「若い人たち」だったからだ。

 筑紫さんが編集長を務めた今はなき週刊誌『朝日ジャーナル』誌上で、1984年〜85年にかけて展開された連続対談シリーズ『若者たちの神々』からも、それは読み取れる。筑紫さんは、若い感性から世の中が変わる、という考えを最後まで持ち続けた稀有な編集者でもあったのだ。

 このシリーズは、筑紫さんのアンテナに触れた若き時代のリーダーたちを次々に世に送り出したことで大きな話題を呼び、最終的には4巻の本にまとめられている。

 その後、新聞社からTVへ転じても、筑紫さんの姿勢は一貫して変わらず、「若い友人をもっともたくさん持っているジャーナリスト」とも評されていたほどだ。大学の客員教授として、学生たちに講義をすることも、筑紫さんの大きな楽しみのひとつだった。

 超多忙の身でありながら、毎回、きちんとした講義ノートを作って授業に臨んだ。学生だけではなく、早稲田大学の大学院の授業には多くの社会人も参加していた。

 ぼくは、今回の安保法制反対のデモに、ほぼ連日参加した。

 国会前で雨にずぶ濡れになりながら「民主主義って何だ!」「これだ!」、「立憲主義って何だ!」「これだ!」と叫び続ける若者たちに、ぼくも声を合わせながら、何度も何度も「筑紫さんがこの光景を見ていたら、なんと言うだろうか?」と自問していたのだ。

 『若き友人たちへ』に、次のような記述がある。

 私はかなりの年数、ワシントンDCで特派員をやっていました。ベトナム戦争の真っ最中ですから、デモ隊がホワイトハウスにいっぱい押し寄せます。大統領はそれが鬱陶しくて仕方ない。あいつらなんとかできないか、と言うのですが、なかなかそれはできない。

 アメリカ合衆国憲法修正第1条、ファースト・アメンドメントと言いますが、ここに言論・出版・集会の自由が謳われている。修正条文です。デモ隊を警官隊が抑えようとすると、普通の市民が「ファースト・アメンドメント!」と叫ぶわけです。「修正第1条!」です。つまり、自分たちの憲法の権利というものが血肉となって日常化しているわけです。

 日本国憲法にも言論・表現・結社の自由は、第21条に規定されています。みなさんの興味や関心が多岐にわたっているのは分かりますが、自分たちのもっている大事なものをもっと知っておくべきだと思うのです。(P48)

 筑紫さんは、若者たちの政治離れに少し憤っていて、こんなふうに講義の際に挑発していたけれど、ぼくはデモの渦中で思っていたのだ。

 「筑紫さん、SEALDsの活動は、まさに、筑紫さんの言っていたとおりの進み行きですよ」と。

 また、日本人の危うい変質について、こんなことも言っている。

 日本人は明らかに変わってきています。(略)

 例えば選挙戦のとき、候補者が一番喜ぶ新聞の書き方は「今一歩、もう少しで勝てるかもしれない」だったのです。選挙民に、判官贔屓(ほうがんびいき)、弱いほうを援けようとする心理が働くので、そう書いてもらいたいというわけです。それが選挙戦の常識でした。ところが小泉(注・純一郎)さんあたりから、選挙の様子はまったく変わってきました。勝てると書くと、みんなどっとそっちへ流れる。つまり、判官贔屓どころか勝ち馬に乗る、という傾向が強まりつつある。

 これを“バンドワゴン効果”などと言います。バンドワゴンとは、行列の先頭に立って宣伝用の音楽を流す馬車のことです。西部劇の映画なんかで観たことがあるでしょう。つまり、賑やかで面白そうなところへみんながついていく、という現象です。こういうことが、選挙で起きているわけです。

 (略)一つの流れができるとそっちへどっと寄せていくという傾向が、日本人の中には強まっている。判官贔屓なんてもう死語になるかもしれません。

 学生の就職人気ランキングなんていうのもそうです。とにかく大企業というと、安心してそこへ寄っていく。判官贔屓の裏返しに、寄らば大樹の陰、というのがありますが、二つの相反する言葉のうち、一つが消えていく。(P60~61)

 小選挙区制という現在の選挙制度が、筑紫さんの危惧していた日本人の変質を助長しているのかもしれない。勝ち馬に乗る…という安易な選択。

 でもね、筑紫さん、あの国会前の人たちの叫びや訴えを聞いていると、筑紫さんの危惧へのとても嬉しい反逆が起きているような気もするんですよ。若い彼らはこのいびつな選挙制度を逆手にとって「憲法違反の安保法制に賛成した議員たちへの“落選運動”をやろう。選挙へ行こうぜ!」と叫び始めたんですから。

 筑紫さんは、次のような心配もしていた。少し長いけれど、今回の安保法制についての成り行きを、正確に言い当てていると思えるので、引用する。

 そうやって素直で従順に従っちゃう国民を基盤にして国家を造ると、国家権力を握った人は、相当勝手なことをやれるわけです。それを単純に民主主義と言っていいのか、という問題だって出てきます。なぜなら、権力者が勝手なことをやることを許す国家を民主主義で造ると、極限形はファシズム、全体主義になるわけです。かつてのドイツやイタリア、そして日本みたいなことが可能になる。

 そのさらに極限形が戦争ですが、では日常のなかでは何が起こるか。それは少数者の抑圧です。つまり、少数者にとって、このような形の民主主義は専制国家、圧政の国家になっていくわけです。多数決で決めたんだからお前は従え、我慢しろ、ということになりかねない。

 今、右の人たちは「日本は戦後平和になれて平和ボケで、安全保障の議論をしてこなかった」と言う。それはその通りですが、何でそんなラクができたのか。アメリカに全面的に頼る代償として、沖縄を人質に差し出したからでしょう。全部沖縄に押し付けておいて、そういうことを考えずに戦後ずっと過ごしてきたわけです。考えないことに慣れると、本当に何も考えなくなる。そもそもこの国は、本当に独立している国なのか、そういうことも考えない。(P182〜183)

 逆説的ではあるけれど「権力者が勝手なことが出来るような民主主義の極限形はファシズム、少数者を抑圧する専制国家…」とまで、筑紫さんは言っている。それはまさに、安倍政権が行った安保法制の数による強行、反対の声を圧殺する民主主義の破壊、すなわち国会での議席多数を振りかざして「多数決に従え」と居丈高に吠え立てる安倍の姿に重なるのだ。

 こんな現代の国会の状況を、筑紫さんはほぼ10年前(注・この講義は2005年)にはっきりと言い当てている。すぐれたジャーナリストの洞察力は、ここまで透徹していたのだ。

 しかし、筑紫さんの危惧として、この本の最後に記された文章だけは、当たらなかったのかもしれない。

 ところがこれほど外国人に排他的で、しかも今年(注・2005年)はその特徴がさらに出ていますが、こんなに近隣諸国との関係が悪くなった年もないでしょう。そういう国が、新しい日本人を作れますか?

 もう一つの問題はまさにこれであって、多分、後で振り返ってみると、日本がアジアで孤立する道を歩み始めた起点が2005年だったと言われるでしょう。靖国問題はシンボリックだったんですが、そのなかでナショナリズムというものが、特に若い世代にどんどん強まっていくという状況が、まさに今じゃないかと。

 これからこの国は、どこへ行こうとしているのか。残念ながら、私にはあまりいい方向は見えてきません。

 私の危惧が、杞憂に終わるといいのですが……。(P231)

 ぼくは筑紫さんに語りかける。

 筑紫さん、あなたの危惧は半分当たったけれど、実は、それを吹き飛ばすような動きがでてきているんですよ。聞こえませんか、あの「若い友人たち」の声が。

 「民主主義って何だ!」「これだ!」
 「ヤツラを通すな!」「ファシスト通すな!」

 民主主義も立憲主義も、筑紫さんが最後の希望を託した「若い友人たち」がしっかりと受け継いでくれているんですよ。国会前のあの若い叫びが、今や世代を超えジャンルを超えて、広がっている光景が、筑紫さん、空の上からも見えるでしょう。

 ぼくの携帯の電話帖には、まだ筑紫さんの携帯番号が保存されている。どうしても消す気になれない。いつか、こんなことを伝えたいと思っていたからかもしれない。
 そう思っていたから、天空からの電話が届いたんだ、夢の中で…。

 

※記事を引用する場合は出典の明記「マガジン9:http://www.magazine9.jp/」をお願いします

マガジン9

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すずき こう

すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)など。マガジン9では「風塵だより」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
最新10title : 風塵だより



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 安倍自民総裁の「新第3の矢」発言に、自民党議員の焦りが見える。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201509/article_24.html
2015/09/24 23:52


今日、自民党総裁として安倍氏が、安保法の余韻を消すためにやっきになっている。なぜなら、今までの経験から、一旦通過した法案については、諦めや、興味が無くなり、反対運動も直ぐに下火になる高を括っていたからだ。


唐突に、記者会見を行い、また以前聞いたような「新たな三本の矢」と使い古した言葉で、同じ柳の下でドジョウ2匹を釣ろうとしている。その内容がふるっている。「戦後最大の経済」を達成するという。GPD600兆円を目指すという。


「戦後最大」はよく言ったものだ。アベノミクスが上手く行っているのなら、こんな「戦後最大」などとは言わなくていい。戦後最大というと所謂「バブル」経済時期である。今は、唯一の目玉であった株価も中国経済の停滞で18000円の大台を切っている。本当に、この男は嘘ばかりである。国民が頼んでもいない安保法だけは、最大限の思いを達成した。こんな男の話などは誰も信じない。
要は、アベノミクス自体が上手く行っていないことを自ら認めたのだ。


自民党総裁として、こんな話をしたのは、以下のように安保法、原発再稼働反対のデモが相変わらず行われているからだ。自民党議員は、心配で、心配で仕方なく、総裁に早く目先を変えてくれと、泣き着いた結果ということである。
しかし、この安保法だけは、戦後最悪な法律であり、国民も日が立つほど、この理不尽な法律は廃案しなければならないと思っている。
自公議員の多くが、ただの人に転落するのは目に見えている。


脱原発・反安保 民主主義取り戻せ 東京で集会・デモ
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015092402000065.html
2015年9月24日


 安全保障関連法や原発再稼働に反対する「さようなら原発 さようなら戦争全国集会」が二十三日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれ、主催者発表で二万五千人が「民主主義を取り戻そう」と訴えた。




http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 国連総会で安保理常任理事国入りを訴える安倍首相は笑いものだー(天木直人氏)
国連総会で安保理常任理事国入りを訴える安倍首相は笑いものだー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snh26r
24th Sep 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


きょう9月24日の読売新聞が書いている。

 安倍首相は今度の国連総会で安保理改革を訴えると。

 しかも安倍首相の訴える国連改革とは日本の常任理事国入りだという。

 まだこんな事を本気で国連総会演説で訴えるつもりなのか。

 みずからもそれは難しいと認めているのに、

よくも読売新聞はこのような提灯記事を書いたものだ。

 まだ毎日新聞の社説のほうがまともだ。

 すなわちきょう9月24日の毎日新聞は、

その社説で、アナン前国連事務総長が議長を務める国際NGO「エルダーズ」が

今年2月に提言した改革案を引用し、こう書いている。

 拒否権が五大国に独占されている今の国連を変えることこそ国連改革だと。

 旧敵国条項の削除を求めない国連改革などあり得ないと。

 その通りである。

 しかし、そのためには日米同盟から自立が不可欠だ。

 毎日新聞はこう書いている。

 「日米同盟だけでなく、国連を中心とした多国間の枠組みや

アジア各国との協調の中で平和を維持する方策も模索すべきではないか」と。

 「米国とは異なる日本独自のビジョンを示す事が各国の信頼を増し、

国連での影響力を強化することにもつながる」と。

 これも正しい。

 ここまで正論を社説で掲げた以上、

毎日新聞は今度の国連総会に臨む安倍外交について、正確に報じてもらいたい。

 今度の安倍首相の国連外交は厳しいものになる。

 他紙はともかくとして、ここまでの社説を掲げた毎日新聞だ。

 間違っても安倍国連外交を持ち上げるような記事を書いてはいけない。


              ◇

社説:国連創設70年 拒否権のあり方見直せ 
http://mainichi.jp/opinion/news/20150924k0000m070121000c.html
毎日新聞 2015年09月24日 02時30分

 国連の第70回総会が開幕した。1945年10月24日に正式発足して70年。28日からは安倍晋三首相やオバマ米大統領、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席ら各国首脳が参加して一般討論演説が行われる。節目の年だが、シリア内戦やウクライナ危機などで安全保障理事会の機能不全が指摘される。

 「われらの一生のうち2度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救う」。70年前に調印された国連憲章前文は2度の世界大戦を防げなかった反省に立ち、国際的な平和と安全の維持に努めることを宣言した。

 ◇安保理改革は不可避だ

 原点に立ち返って国連本来の役割を強化しようとするなら、安保理改革が不可欠だ。2009年から行われている安保理改革に関する政府間交渉は70回総会にも引き継がれる。改革の機運を高めることが必要だ。

 国連加盟国は当初の51カ国から193カ国に拡大したが、安保理は65年に非常任理事国の数を6から10に増やす改革が一度行われただけだ。途上国を中心に安保理の構成が加盟国全体の地域性を十分に代表していないとの不満が強い。

 冷戦終結後、改革を求める声が高まり、05年には当時のアナン国連事務総長が勧告を行った。日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国グループ(G4)は常任理事国入りを目指して改革案の総会採決を狙ったが、米中の反対などで頓挫した。

 G4はなお、共同歩調を取っている。国連分担金支出でも米国に次ぐ日本には常任理事国入りの資格があると支持する国は多いが、米中露などはなお大幅な改革に消極的だ。憲章改正のハードルは高く、95年の国連総会で「死文化」が確認された旧敵国条項の削除も実現していない。真剣に改革を目指すなら戦術を再検討する時期かもしれない。

 今年2月、アナン氏が議長を務める国際NGO「エルダーズ(年配者たち)」が安保理改革の提言を発表した。「なぜ安保理がいまだに第二次世界大戦の戦勝国5カ国に支配されているのか、理解に苦しむ」。率直な指摘に共感する。

 提言は▽非常任理事国よりも任期が長く、連続再選が可能な新たなカテゴリーの理事国枠を設ける▽常任理事国5カ国に自国の利益を守るためだけの目的で拒否権を行使しないなどの誓約を求める▽安保理協議や事務総長選びで密室協議をやめる−−などを盛り込んでいる。

 G4案とは異なるが、より現実的なアプローチともいえる。注目されるのは米英仏中露の5常任理事国だけに与えられた特権である拒否権の制限を求めたことだ。

 拒否権については国連と大国の利害衝突を避けるための必要悪との見方があるが、安保理の機能不全を生んでいる元凶との批判も根強い。安保理決議にとどまらず、憲章改正や事務総長選びなど拒否権の範囲が広いことも問題だ。

 イスラエル関連の決議案に米国、台湾が絡んだ決議案には中国が拒否権を使った経緯があるし、ウクライナ危機や南シナ海問題のように常任理事国が当事者になれば、安保理での議論すら難しくなる。

 シリア内戦では中露がアサド政権への制裁などに反対し、4度も拒否権を行使した。「シリアのように人々が凶悪犯罪の脅威にさらされている場合にも理事会が行動を起こせない事態があってはならない」というエルダーズの指摘はもっともだ。

 ◇日本の構想が問われる

 常任理事国が既得権益の制限に簡単に応じるとは考えにくいが、米中露などの大国が望まないテーマで国際世論形成に成功した対人地雷禁止条約やクラスター爆弾禁止条約の例もある。常任理事国に大国としてのモラルを求める国際世論作りは不可能ではない。

 来年には潘基文(バン・キムン)事務総長の後任を選ぶ選挙も実施される。密室で模擬投票を繰り返し、常任理事国全てが受け入れられる候補を探すという旧態依然とした選出方法の見直しを求める声が強まっているのも当然だ。

 日本は日ソ国交回復後の56年12月に国連加盟を果たし、資金的な貢献はもちろん、カンボジア、東ティモールなどへの国連平和維持活動(PKO)や唯一の被爆国としての核軍縮決議採択推進などに役割を果たしてきた。

 しかし、加盟直後に「自由主義諸国との協調」「アジアの一員」とともに外交の柱に掲げた「国連中心主義」は日米同盟が外交の中心に位置づけられる中で強調されなくなった。安倍政権は日米ガイドラインの改定や安保法制整備でさらに米国に傾斜する選択をしたように見える。

 「どの国も一国では平和を守ることができない」。安倍首相が安保法案審議で繰り返した言葉だが、そうならば、日米同盟だけでなく、国連を中心にした多国間の枠組みやアジア各国との協調の中で平和を維持する方策も模索すべきではないか。

 日本は来年、11回目の非常任理事国に就任する。日本が考える改革の方向性を国際社会にアピールするチャンスでもある。米国とは異なる日本独自のビジョンを示すことが各国の信頼を増し、国連での影響力を強化することにもつながるだろう。


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「議会制民主主義をあそこまで破壊した自民党は死んだも同然です」 山本太郎参議院議員インタビューを実況します。 岩上安身氏
https://twitter.com/iwakamiyasumi

岩上安身 ✔ @iwakamiyasumi
以下、連投!RT @IWJ_ch1: 1.これより「岩上安身による『生活の党と山本太郎となかまたち』共同代表・山本太郎参議院議員インタビュー」を実況します。http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

2.岩上「本日は、国会でひとり喪服を着て『自民党は死んだ』と弔った山本太郎議員にきていただいています。自民党がお亡くなりになったということで、私も頭を丸めてきました」(帽子を取る)。
山本「議会制民主主義をあそこまで破壊した自民党は死んだも同然です」

3.山本「小沢一郎代表からは『牛歩は議員に与えられたものだからいいが、お焼香はフザケていると取られかねない』と叱責がありました。同じく主濱議員は『このあと衆議院に舞台が移るから、もし牛歩するならその次のほうが効果的』とアドバイスしてくれました」

4.山本「議長には牛歩を2分に区切られたので、『では2分でもやらせてください』とお伝えしました。国会議員になってから一番言われたことは『ルールを破ることは許されない』ということでした。でも、この間、議会制民主主義のルールがずっと破られてきました」

5.山本「『国民の声を聞け!』という議員が1人もいないのは問題だろう、と思いました。雨の中でも声をあげてきた全国の人たちに申し訳ないですから」。岩上「蟷螂の斧でも振りかざして爪痕を残したい、という思いですね。抵抗の姿勢は市民の皆さんが望んでいた」

6.山本「野党が本気で止めようと思ったらまだ策はあった。ひとりで3〜4分は稼げる。反対票の90人で牛歩すれば時間は稼げました。地べたを這いずりまわる抵抗はできたはず。でも、僕も体力の限界もきていました。女性の先輩議員たちも膝や腰にきていました」

7.山本「でも最後まで抗うために僕は国会に送られたので、何を選択するべきかは明らかでした。ひとりでもやるのかどうか迷いはあったのですが、3日前くらいから考えていました」。
岩上「野党の牛歩は昔テレビで観ましたが、あれは

8.山本「他の野党議員も『負けるな』『頑張れ』と言ってくれました。こういう人たちとパーティーが作れたらいいなぁ、と思いました」。
岩上「お焼香のパフォーマンスはどうやったんですか?」。山本「僕はカトリックなので、数珠は衆議院の売店で買ってきました」

9.山本「日本がこれだけの歴史を持ちながら、自民は最終的にこのような民主主義の大破壊をゴリ押しした。『国会なんて存在はなくていんだ』って言っているようなものじゃないですか。直接的な支配を隠すためのステージが設けられているようなものですよね」

10.岩上「さすが役者、合掌の形もいいですね」。
山本「十字はわかりづらいかな、と思いました」。
岩上「安倍総理の視線は厳しくなかったですか?」
山本「もともとあまり眼力がある人ではないので。向こうは『何だコイツ』って感じなんでしょうけど」

11.岩上「『安倍総理を拝んでいる山本太郎、睨みつけている安倍総理』という絵を額縁に入れて飾っている人がtwitterでいました。安倍総理なりに頑張って睨みつけています」。
山本「普通こんなお焼香なんてされたら、大っ嫌いになりますよね(笑)」

12.岩上「国会質疑では矢継ぎ早に質問を投げられてきましたね」。
山本「無所属から始めて2年間、安倍総理に直接質問するチャンスがなかったですからね。スタッフからは、『質疑にこんなに一生懸命になる人いないよ』と言われました(笑)」

13.岩上「そしてIWJは一生懸命、質疑を文字起こししていました(笑)。スタッフは毎日徹夜していましたよ。『SEALDsの皆さんのスピーチが素晴らしいからすぐに文字起こし』『山本太郎議員の質疑が素晴らしいから文字起こし』と、毎晩頑張っていました」

14.岩上「メディアが機能せず、日和っています。可決のシーンの3時間後に『はい、南スーダンで駆けつけ警護します』って報じているんです。しかも米軍は6人しかいないので、主に警護するのは中国軍ですよ。これまで散々、中国の脅威を煽っていたというのに」

岩上「最後に山本太郎議員は腹から声を出して『アメリカと経団連にコントロールされた政治は止めろ!組織票が欲しいか!ポジションが欲しいか! 誰のための政治をやってる!外の声が聞こえないか!聴こえないんだったら政治家なんか辞めた方がいいだろう!』」

岩上「『違憲立法してまで、自分が議員でいたいか!みんなでこの国、変えましょうよ!いつまで植民地でいるんですか!本気出しましょうよ!安倍総理、いいお土産ができましたね !』と 」。
山本「廃案は無理でも、米国に飛び出す時は手ぶらにしたかったのですが」

山本「僕の目標は『参院で汚れ仕事させるな』ということで60日ルールを使わせて、何とか安倍総理には、米国に手ぶらで入ったという事実を残したかった」。
岩上「委員会の採決の模様は世界に配信されましたが、特に小西議員がパンチされている絵は駆け巡りました」

18.岩上「ちょっと振り返りたいんですが、16日、地方公聴会で市民が議員を止めました。そして議会が遅れた。その日に締めくくってすぐに終わらせようとしていたようですが」。
山本「それがおかしいんですよね。公聴会を踏まえた審議がなければおかしいんです」

19.山本「地方公聴会に派遣された委員から、行けなかった委員に報告がなければいけないんです。その日に締めくくり質疑をやろうとするのも無茶苦茶、委員に報告がないのも無茶苦茶です」。
岩上「水上弁護士は『セレモニーではないか?』と確認されていました」

20.岩上「水上弁護士は国会前で『これで終わりはない。弁護士に喧嘩売りましたからね、買いますよ』と言っていました。ファイターです。その日は深夜まで委員会が開かれませんでしたが、どうだったんですか?」。
山本「野党を排除するための衛視もきましたね」

山本「やはり野党の先輩はすごかった。廊下で指揮をとる人、それを伝える人。ヤワラちゃんが来てくれたら一番頼もしかったんですけどね(笑)。あとどうして猪木さんに来てもらわなかったんだろうと思いました(笑)与党は人間かまくらの練習をしていたようですね」

22.岩上「かまくらを作っていた中には委員でも議員でもない、秘書もいました。これは違法行為だと思います」。山本「違法行為ですね。確かに山本太郎はお焼香なんてして、バカですよ。でも、彼らはこのバカよりもルールを壊しているんですよ」

23.山本「委員会の前に理事会が開かれるんですけど、理事会室で行われるはずの理事会が、委員会室で行われようとしたんです」。
岩上「山本議員のフィリバスターもありました」。
山本「常識的な範囲で5〜10分と言われましたが、45分しか話せませんでした」

24.山本「野党第一党よりも長くフィリバスターをやってはいけないという雰囲気がありました。僕は一応5時間話せるように資料も用意しておいたのですが…同調圧力に屈してしまったんでしょうね」。岩上「民主党に何か言われたんですか?」。山本「いいえ」

25.山本「でも悔いは残りますね」。
岩上「フィリバスターは海外でもあります。今、米国でヒラリーの対抗馬として現れたバーニー・サンダース議員。唯一、民主社会主義者を名乗っている。その人が最長で8時間超えのフィリバスターをやっているんです」

26.岩上「フィリバスターといっても憲法を全部読むなどといったものもありますが、サンダース議員は、いかに新自由主義がおかしいかをずっと講義しているんです。イスラエルに制裁を、ウクライナに関するロシアへの制裁は間違っている、などと唱えていました」

27.岩上「こうした動きが世界で起きている。もしかしたら日本での闘いも、世界史的できごとの一コマのような気がしています」。
山本「民主主義は何か、立憲主義は何かを気づかせてくれたという意味では、安倍総理は歴史に名を残しますよね」

28.岩上「戻ります。そして鴻池委員長の不信任動議が否決され、突如、議員でもない人たちが鴻池委員長を囲み、採決だと言っているんですね」。
山本「45分の演説を終えて戻ったら鴻池委員長が復席。総括質疑を開くと宣言するところだったんだと思いましたが」

29.山本「そしたら委員長が与党によって突如、囲まれたんです。僕は野党の先輩から言われていたんです。『君は目をつけられているから、ここで中心にいたらまずい、懲罰動議が出るぞ』と。なので僕は後方支援をやっていこう、と思ったんです」

山本「野党議員で捕まっている先輩方、特に小西さんなどは3人くらいから抑えられていた。僕は人と人の間で引き剥がしていったんです。それで小西議員も動けるようになった。僕は置いてあったグラスをどけようとしたら『山本さん、それはやめたほうがいい!』と」

31.山本「いや、グラスをどけようとしただけやん、危ないから。新潮は『山本太郎がグラスを投げようとした』みたいな記事を書く気らしいですけど」。
岩上「ここで妨害していた与党議員は誰だったんですか?」。
山本「顔がわからないんですよね…」

32.岩上「妨害した秘書などは逮捕して訴追できると思うんです。それをやるべきだと思うんです。これ無効でしょ」。
山本「もし秘書がいなくて、委員しかいなかったとしても、こんなの無効でしょ」。
岩上「無効なのに、NHKは『可決した』と流しちゃうんです」

33.岩上「なんと、かまくらに懐中電灯で光当てているんですよ」。
山本「これ、公明党議員なんですよね…。普段は本当にいい人なんですよ」。
岩上「小西さんは、かまくらの中に別マイクが差し込まれたのを見たらしいです」

34.山本「これ、自民党は参議院の職員と一緒になってやっているんです。大問題ですよ。あなた達を雇っているのは政権ではなく、国民ですよ、ということ。いつの間にか委員部で使われているマイクが、新たに用意されていたということでしょう」

岩上「議事録では聴取不能になっているんですよね。速記中止中でした」。
山本「鴻池委員長が何かを言おうとしたときにはみんなが集まっていた、ということですよね」。
岩上「これから議事録に書き込まれていくらしいんです。小西議員によると、これから捏造が始まるらしいですよ」

36.山本「表決権というか、採決に加われなかったんです。いくつもの権利が破壊されたんですよ」。
岩上「『委員会採決は無効だ!』と言っても本会議にかけられる。この時の気持ちはどうでした?」。
山本「段取りの世界だ、と感じました」

37.山本「僕はこんな採決を認めない闘いに移行すべきだと思いましたし、議場の中に議長を入れない、ということもできました。フィリバスター、牛歩で全体が抗えば、法案を取り下げざるを得ない。なぜ野党がそこまでしているのか、マスコミが流したかもしれない」

山本「そこまでできなかったから、国民は『野党は何をやっているのか』ということになっちゃうんです」。
岩上「共産党の志位さんが会見し、安保法制と『7.1閣議決定の廃止』で国民連合政府を作れないか、と言い始めました。民主・岡田代表も前向きで会談する見通しです」

39.山本「春には、共産党は独自で選挙する、という話が出ていました。しかし今回こういう話が出たというのは、共産党の内外から声が上がったということでしょう。今必要なのは安倍政権を引きずり落とすことだと決断したんです。素晴らしい。でも…」

40.山本「でも、地域によっては無所属も選挙で通るかもしれない。東京などはそうです。なので、議員バッジの付いていない人も連携できるようにしてほしい。市民勢力が議席をとる可能性もあるということを視野に入れたほうがいい」

41.岩上「野党候補の票が割れなければ野党が勝っていたであろう選挙区も多々あります」。
山本「僕も鹿児島で独自候補を立てましたが、かなり厳しい。大政党と一緒に自民党を引きずり落とすことが大事です。都市では芽があると思います」

42.岩上「どうやって市民候補を参入させるのでしょう?」。
山本「難しいですよね。今までの政党のあり方よりも、市民と本気で手をつなぐ政党があったほうがいい。例えば、全国で生粋の無所属としてやっている方々と繋がるのか…まだイメージできていませんが」

山本「もうすでに候補者を発表している政党もあります」。
岩上「野党共闘が必要だと言っていたのが、小沢さん。『オリーブの木』です。それと小林節さん。共産党も巻き込んだ野党共闘をすべし、候補者選定委員会の委員長は自分がやる、と言っていました(笑)」

岩上「安保法制を合憲だと言い切っている民主党議員もいます。そして金子議員は共産党提案の野党共闘に反対の意を示しています。こういう人たちはどうするのか」。
山本「まだ中身をふんわりしか知りませんが、安保法廃止の思いは一緒じゃないと一緒にやれません」

45.山本「安保法制に賛成だというなら次世代の党にでも入ればいいですよ。安保法制は顔を洗って出直してこい、ということ。でも『数の力』だから、野党間でも政治的な落とし所というのは出てくるかもしれません」

46.山本「もっとも野党らしい野党を作らないといけません」。
岩上「誰がいるでしょう」。山本「芸能人の方は、表現するスキルは明らかに違うので。でも、今のまま芸能人を続けたほうが稼ぎもいいし、叩かれることもないですからね。難しいですよね」

47.岩上「SEALDsの若者はどうですか?」。
山本「素晴らしいですね。どこの政党も狙っていると思いますよ。メディアが魂を売る中、草の根がここまで広がったのは素晴らしいこと。共産党にも『国民連合政府』まで提案させたんですよ」

岩上「多くの人は国民連合政府に期待するでしょう。しかし野党がチンタラしていたら厳しい目が向くと思いますよ」。
山本「安保法制をひっくり返すためには、まずは野党間ではゆるい縛りにはなるでしょう。みんなの力が必要なので。まずは参院でねじれを作ることです」

49.山本「希望しかないですよね。もうやるしかないですから。予測の範囲内です。やられたなら取り返すしかない。センチメンタルになるよりも、ここから始めたほうがいいですからね」

50.山本「今からこの先の歴史的瞬間を、生きている我々が共有できる。同じ時代を生きられていることがすごい。同じ船に乗っていて、みんなで船を安全な場所に運ぼうとしている。お焼香などやったのでこれからイジメられると思いますが、時代を楽しみましょう」

連投51RT 以上で実況を終了します。


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/613.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「一億火の玉」を想起させる「一億総活躍」:50年後も人口1億を維持と表明、有効な共時的政策がないことを露呈させた安倍首相

 誰(ら)が昨夕の安倍総裁記者会見の原稿を作成したのかわからないが、インパクトに欠けるだけでなく、近い将来を目標にした有効な政策がないことを白日の下に晒してしまった駄作だと思う。

 まず、違和感を覚えた表現を列挙する。

1)「1億総活躍社会」

 政府が活躍したい人が思う存分活躍できる条件をある程度までつくるという考えは理解できるが、ひとに迷惑をかけず金銭的にひとの世話にならずに、それほど頑張らず穏やかに生きていきたいという人も尊重されるべきだと思う。

 安倍首相が語る「1億総活躍社会」なる言葉を聞くと、「一億火の玉」や「国家総動員」といった大日本帝国時代(戦時統制経済時代)の言葉が浮かんでくる。

2)「戦後最大の経済」・「戦後最大の国民生活の豊かさ」

 経済成長の達成なかんずく付加価値生産性の向上は、今後の日本にとって必須の課題である。成長にこだわる必要はないというひともいるが、成長なくして、超長寿命社会を安寧に乗り切ることはできない。

 しかし、それは、“戦後最大”という形容句を付けるようなものではない。
 人口問題はおくとしても、国民経済全体のボリュームではなく、国民一人当たりの付加価値(GDP)レベルが問題なのであり、そのための基礎的条件が生産性の向上で、それを物質的に支えるのが設備投資である。

 “戦後最大”という形容句の使用に、でかいことを言えば良い政策に聞こえるだろうという安っぽい狙いが透けて見える。いずれにしろ、“戦後最大”という形容句は、30年から40年ほど時代遅れの表現だろう。


3)「新3本の矢」

 これは誰でも、いわゆるアベノミクスの「3本の矢」のニューバージョンだと思うだろう。

 しかし、その内容は、希望と夢と安心のための「新3本の矢」とまとめられ、第1の矢が「希望を生み出す強い経済」・第2の矢が「夢をつむぐ子育て支援」・第3の矢が「安心につながる社会保障」というものである。

 有効性はともかく、「大胆な金融緩和政策」・「拡張的な有効な財政政策」・「民間投資を呼び起こす成長戦略」と金融財政経済政策の体裁を整えていたいわゆるアベノミクスと比較すると、聞き心地の良い情緒的なスローガンを並べた“童話の世界”の看板でしかない。

 言い換えると、従来を超える具体的な政策をほとんど打ち出せなかった第3の矢「民間投資を呼び起こす成長戦略」の一部を甘い言葉の3つに間延びさせたものでしかない。

 何より、「新3本の矢」は、わざわざ3つにばらさなくとも、「希望を生み出す強い経済」もしくは「戦後最大の国民生活の豊かさ」という表現だけで語れるものである。

 逆に言えば、「夢をつむぐ子育て支援」や「安心につながる社会保障」は、「希望を生み出す強い経済」の達成でのみ実現(保証)できるものである。

 少子化の問題は、「夢をつむぐ子育て支援」よりも前に、経済的理由で結婚がままならない厳しい現実(望まない非婚率の増大)が解決されなければならない。
 解決のためには、「希望を生み出す強い経済」を達成し、その恩恵を労働者全体に行き渡らさなければならない。「直接・無期・フルタイム」という正規雇用を望む人のほとんどがそれを手に入れなければ、子ども産み育てる前に結婚が難しいというのが現実である。

 子どもを産むかどうかもそれぞれの夫婦もしくはカップルの選択である。子どもを産み育てたい人たちに一定の援助をすることに反対しないが、それで、少子化(人口)問題が解消に向かうことはほとんどないというのが現状の日本である。

 「新3本の矢」の細目を説明した内容にほとんど目新しいものはなく、20年前から語られてきた内容の繰り返しでしかないと言える。

 また、期限も設定せず、実質ベースか名目ベースかさえ定かにしないまま打ち出したGDP600兆円という目標も、中期経済計画で既出の数値であり(たぶん21年達成)、数値だけでなく達成する方法(政策)を語らなければなんの意味もない。

 期限の設定がないのはご愛嬌だとしても、「新3本の矢」で語ったと反論するのなら、そのレベルの政策しかなければ、名目ベースで悪性のインフレにならない限りムリだと申し上げる。


 唯一目新しい政策は「介護離職ゼロへ」であろう。

 これは、さらっと語れる話ではなく、これまでの「介護は地域社会を含む家庭を中心に」という政策からの一大転換である。
 趣旨としては大いに賛成だが、これまでやってきた政策と逆方向に動くことになるのだから、具体的な方策を国民にきちんと提示しなければ納得できない。

 最後に最大の問題として指摘したいのは、“国家意思”として「50年後も人口1億人を維持する」と表明したことである。

 これは、「1.4程度に落ち込んでいる出生率を1.8まで回復」すればというレベルでは実現できない“壮大な”話である。また、「十分視野に入ってくる」と“豪語”している「人口が安定する出生率2.8」は、成熟した日本では絶対に実現できない夢物語である。
 多産の必要性もなく多産に経済的メリットがない成熟した都市化国民国家日本で、出生率2.0を実現することさえ、ばかばかしいほどのオマケを付けてできるかできないかといったテーマなのである。

 「50年後も人口1億人を維持」の表明には、移民政策の拡大を言外に含んでいると思われる。「50年後も人口1億人を維持」しようと思ったら、毎年80万人以上の移民を招き入れなければならないだろう。

 語られていないが、介護職も含み、他より恵まれた労働条件でない限り必要な人材を確保することが難しい職種について、その充足を達成するための政策を国民レベルで議論する必要に迫られているのである。

 新安保法制を機に「経済的徴兵制」なる言葉も跋扈しているが、日本で出生率が高まったとしても、経済的意味で子どもは必要ない日本でかわいく育てられたひとたちが、望まないものやきつく辛いと思われている仕事に就く割合は低いと言わざるをえない。

 今は為替レート格差(生活レベル格差)を幸いとして新興国から介護職に従事するひとを受け容れているが、そのような政策は国際的に言えば利己的でゆがんだものであり、新興国がより高い経済レベルになったり、新興国でも長寿命化が進んだり、長寿命化が進んだ他の経済大国が日本より良い条件で受け容れるようになったら、流れが大きく変わり、日本にやってくる人は激減する。

 「介護離職ゼロへ」を政策として掲げるからには、このような問題を含めて国民的論議を重ねていかなければならない。そうでなければ、「介護離職ゼロへ」は空念仏で終わってしまうだろう。


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自民党総裁再選会見(1)「GDP600兆円達成が目標」
産経新聞 9月24日(木)19時37分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、党両院議員総会で総裁再選が決まった後、党本部で記者会見し、次の任期で推進する経済政策「アベノミクス」の展望やGDP(国内総生産)600兆円の達成といった目標を語った。詳報は以下の通り。

■「アベノミクス」は第2ステージ

 止まらぬデフレ、美しい海や国土に迫る脅威。3年前、日本は民主党政権のもとで混乱を極め、国家的な危機に直面していた。その危機感を共有し、国民の皆様の力によって私たちは政権を奪還することができた。あれから2年9カ月。日本を取り戻す。このお約束を実現するために私たちは全力を尽くしてきた。

 アベノミクスによって雇用は100万人以上増えた。2年連続で給料も上がり、この春は17年ぶりの高い伸びとなった。中小、小規模事業者の倒産件数も大きく減少した。もはやデフレではないという状態まで来た。デフレ脱却はもう目の前だ。この3年間で日本を覆っていた、あの暗く重い沈滞した空気は一掃することがでた。日本はようやく新しい朝を迎えることができた。

 この3年間の実績に対して、さらに次の任期を務めよ、との多くの党員の力強い支持をいただき、さらに3年間、自由民主党総裁の重責を担うこととなった。これまでの3年間を超える結果を出すことを私は求められていると思う。次の3年間、私は未来を見据えた新たな国造りを力強く進めていきたい。本日この日からアベノミクスは第2ステージへと移る。


■「新3本の矢を放つ」

 目指すは、1億総活躍社会だ。少子高齢化に歯止めをかけ、50年後も人口1億人を維持する。その国家としての意思を明確にしたいと思う。同時に、何よりも大切なことは、一人一人の日本人、誰もが家庭で、職場で、地域でもっと活躍できる社会をつくる。そうすればより豊かで活力あふれる日本をつくることができるはずだ。いわば日本1億総活躍プランを作り、2020年に向けてその実現に全力を尽くす決意だ。

 そのために新しい3本の矢を放つ。第1の矢「希望を生み出す強い経済」。第2の矢「夢をつむぐ子育て支援」。そして第3の矢「安心につながる社会保障」。希望と夢と安心のための「新3本の矢」だ。アベノミクスによる成長のエンジンをさらにふかし、その果実を国民一人一人の安心、将来の夢や希望に大胆に投資していく考えだ。今日よりも明日はきっとよくなる。明日への希望は強い経済なくして生み出すことはできない。これからも経済最優先。経済政策が第1の矢だ。


■「多様な働き方改革進める」

 そのターゲットは戦後最大の経済、そしてそこから得られる戦後最大の国民生活の豊かさだ。GDP600兆円の達成を明確な目標として掲げたいと思う。そのために雇用をさらに増やし、給料をさらに上げて、消費を拡大していく。デフレから脱却し、力強い成長軌道に乗せるため、生産性革命を大胆に進めていく。大きな経済圏を世界に広げながら投資や人材を日本へと呼び込む政策を果断に進めていく。女性の皆さんが家庭で、職場で、地域で、もっともっと活躍できる社会をつくっていかなければならない。一度失敗を経験した皆さん、また難病や障害のある方、すべての人がもう一歩前に踏み出すことができる社会をつくることが必要だ。多様な働き方改革を進め、誰にでも活躍のチャンスがある経済をつくり上げていく。


■ふるさと活性化

 北は北海道から南は沖縄まで、地方がそれぞれ持っている特色を存分に生かしながらふるさとを活性化する。地方創生もいよいよ本格化していく。南アルプスを貫く全長25キロに及ぶ巨大トンネル。先月、リニア中央新幹線が本格着工となった。東京と大阪を1時間で結ぶ夢の超特急であり、日本の最先端技術の結晶だ。北陸新幹線は今年の春、富山から金沢まで乗り入れた。さらに来年3月には北海道新幹線が開業となる。高速鉄道によって北から南まで地方と地方をつないでいく、日本全国が大きな1つの経済圏に統合されることによって、それぞれの地方にダイナミックな成長のチャンスが生み出される。地方創生の大きな起爆剤となると考えている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000556-san-pol


自民党総裁再選会見(2)「数の上にあぐらをかいてはいけない」
産経新聞 9月24日(木)20時20分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は24日夕に開いた記者会見で、引き続き子育て支援や高齢化対策などの具体的政策について説明した。詳報は以下の通り。

■「出産や結婚の希望かなえる社会をつくる」

 第2の矢は、夢を紡ぐ子育て支援だ。そのターゲットは、希望出生率1.8の実現だ。多くの方が子供を持ちたいと願いながらも、経済的な理由などで、実践できない残念な現実がある。待機児童ゼロを実現する。幼児教育の無償化もさらに拡大する。3世代の同居や近居を促し、大家族で支え合うことも応援したいと思う。さらに多世帯への重点的な支援を行い、子育てに優しい社会をつくり上げていく。子供がほしいと願い、不妊治療を受ける、そうしたみなさんも、ぜひ応援したい。結婚したいと願う若者の背中を押すような政策も打っていきたい。だれもが結婚や、出産の希望をかなえることができる社会をつくりあげていかなければならない。

 そうすれば、今1.4程度に落ち込んでいる出生率を1.8まで回復できる。そして、家族を持つことのすばらしさが実感として広がっていけば、子供を望む人たちがもっと増えることで、人口が安定する出生率2.8も十分視野に入ってくる。少子化の流れに終止符を打つことができると考えている。

■「誰もが進学できる環境整える」

 教育再生の主役は子供たちだ。同じ子供は、一人としていない。個性はそれぞれ違う。社会の価値観も多様化している。そうした時代にあって、教育制度の複線化は不可欠だ。いじめや発達障害など、さまざまな事情で学校に通えない子供たちには、フリースクールなど多様な場で、自信を持って学んでいけるような環境を整える。子供たちの未来が家庭の経済事情によって左右されることがあってはならない。奨学金を拡充し、希望すれば誰もが高校にも、専修学校、大学にも進学できる環境を整える。一人親家庭の支援も充実させ、子供の貧困の問題に取り組む。子供たちには無限の可能性が眠っている。誰でも本人の努力次第で、大きな夢を紡いでいくことができる。そうした社会をつくりあげていきたいと思う。

■介護離職ゼロへ

 第3の矢は、安心につながる社会保障の構築だ。社会保障は高齢者のみなさんのみならず、現役世代の安心も確保するものでなければならない。そうした観点で、社会保障制度の改革、充実を進めていく。特に仕事と介護の両立は大きな課題だ。私は、介護離職ゼロという明確な旗を掲げたいと思う。直近の調査で、介護離職者が初めて年間10万人を超えた。離職を機に高齢者と現役世代が共倒れしてしまうという悲しい現実がある。東京五輪が開かれる2020年には、団塊世代が70歳を超え、その数はさらに増えていく。日本の大黒柱である団塊ジュニア世代が大量離職する事態となれば、経済社会は成り立たなくなる。その危機は、もう目前に迫っている。今ここから始めなければならない。介護離職ゼロを目指して、介護施設の整備や介護人材の育成を進め、在宅介護の負担を軽減する。仕事と介護が両立できる社会づくりを本格的にスタートさせたいと思う。急速な高齢化の進展、社会保障負担の増加、単にそう考えれば、これはピンチでしかない。しかし豊富な経験や知恵を持つ人材が増えるととらえれば、これは大きな、大きなチャンスだ。意欲あふれる高齢者のみなさんに社会の担い手として、もっと活躍していただく生涯現役社会の構築を目指す。

■「少子高齢化に真正面から挑戦」

 予防に重点化した医療制度へと改革を進める。企業による健康経営、健康投資を促すような仕組みを作り上げる。同時に、高齢者に多様な就業機会を提供していく。年金も含めた所得全体の底上げを図ることで、高齢化社会の充実を支援していく。継続こそ力だ。経済の再生も、外交上の国益の確保も、経済の安定なくして成し遂げることができない。これが3年間で学んだ大きな教訓だ。その意味で、一昨年の参議院選挙、さらには昨年の衆議院選挙で、安定した政治を進めよ、と与党に大きな力を与えてくださった国民のみなさまに改めて感謝申し上げる。だからこそ、私たちは現状に満足してはいけない。数の上にあぐらをかいて立ち止まっていてはいけない。この安定した政治基盤を大きな力として、長年手つかずであった日本社会の構造的な課題である少子高齢化の問題に、私は真正面から挑戦したいと考えている。

 30、40年、そして50年先を見据えながら、私たちの子や孫の世代のために、新たな国造りを進めていく。1億総活躍の時代を切り開くため、これからの3年間、全身全霊を傾注していく覚悟だ。私からは以上だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000562-san-pol


自民党総裁再選会見(3)「現行憲法の基本を維持し、必要な改正は行うべきだ」
産経新聞 9月24日(木)20時23分配信

 24日に開かれた安倍晋三首相(自民党総裁)の記者会見は、記者団と首相との質疑応答に移った。やり取りは以下の通り。

 −−総裁再選おめでとうございます。早速人事についてうかがう。今回の党役員人事、内閣改造に向けて留意されている点はあるか。特に女性登用推進は従来通りの方針か。党人事では谷垣(禎一)幹事長や、いち早く総裁再選を支持した二階(俊博)総務会長は留任させる考えか。派閥を立ち上げた石破(茂)地方創生担当相や総裁選に出馬を模索した野田聖子氏の処遇についてはどのようにお考えか

 首相「個別的な質問にはお答えすることはできない。谷垣幹事長や二階総務会長をはじめ、役員のみなさまには昨年の総選挙の勝利、そして戦後最長となった通常国会など高い動力を発揮していただき、感謝している。またすべての閣僚のみなさまには、政策推進にあたって経済の再生、地方創生、復興や女性の活躍、外交などさまざまな分野で、大いに力を発揮していただいたと、改めて感謝申し上げたいと思う」

■人事は「バランスの取れた態勢」目指す

 「今後は先ほどご説明をさせていただいた、1億総活躍社会をつくっていくという大きな課題にチャレンジしていかなければならない。また新しい、新3本の矢を力強く放っていかなければならない。その上で、党でも政府でも、引き続きしっかりとした態勢を整えていくことが必要であると考えている。大きな骨格は維持しながら、もちろん女性のみなさまにも活躍していただきたいと思うが、同時に老壮青、男性、女性、バランスの取れた態勢を整えていきたいと考えている。繰り返しになるが、具体的な人事は今の段階では白紙だ」

 −−経済最優先で引き続き取り組まれるということだが、平成29年4月に消費税の増税を実施することに変わりないか。増税時の負担軽減策をめぐる与党協議が進んでいるが、党総裁としてこの調整にリーダーシップを発揮されるおつもりはあるか。来年の参院選で憲法改正を訴えるつもりはあるか

 首相「まず先ほど申し上げた1億総活躍社会をつくっていく。そのために新3本の矢を新たに放っていく、その決意についてお話をさせていただいたところだ。1本目の矢、まさにこの経済成長、非常に重要だ。そして戦後最大規模の経済を、豊かな社会をつくっていかなくてはならない。600兆円、GDP600兆円という大きな目標を掲げた。それに向けて、しっかりとした具体的な成長戦略を進めていく考えだ。その上で、今お話があった消費税の引き上げについてだが、再来年の4月の10%への引き上げについては、世界に冠たる社会保障制度を次の世代に引き渡していくという責任を果たしていかなければならない。そして、市場や国際社会の信認を確保するため、リーマン・ショックのようなことが起こらない限り、予定通り実施していくことは、すでに今まで申し上げてきている通りで、その考え方に変わりはない。その段階で10%に引き上げていくことができる、そういう経済状況をつくっていく考えだ」

■消費税増税時の負担軽減策「自公両党で議論を」

 「そのためにも、今年賃上げは行われた。来年の春も、そしてまた次の春もしっかりと給料が上がっていく。また企業が投資をしていく、そういう環境をつくっていきたいと思う。そしてまた、消費税率の引き上げにあたって、所得の低い方に配慮する観点から、消費税の負担軽減策について、これまで与党で議論が行われてきた。こうした状況のもとで、昨年の税制改正大綱では、消費税の軽減税率制度について、早急に具体的な検討を進めるとされたところだ。この大綱に沿って議論を進めていくことが必要だと考えているので、両党間でしっかりと議論を進めていただきたいと思う」

 「憲法についてだが、自由民主党は立党以来、憲法改正を党是としている。すでにかつて野党時代、谷垣執行部時代に、谷垣総裁のもとに草案ができた。言うまでもなく、日本国憲法はわが国の統治体制を規定する根本規範だ。わが国は国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本原則に基づいて、平和と繁栄の道を歩んできた。安倍内閣でも憲法を順守しているわけで、今後もそのことに何ら変わりはない。他方、憲法は国の未来、理想を語るものでもある。21世紀の日本の理想の姿を私たち自身の手で描いていくという精神こそ、日本の未来を切り開いていくことにつながっていくと思う。現行憲法の基本的な考え方を維持することは当然の前提として、その上で必要な改正は行うべきものと考えている。大切なことは憲法に対する、あるいはまた憲法改正に対する、国民の理解が進んでいくことだ。国民のみなさまの理解がより深くなること、改正案に対して支持がより広がっていくよう与党で、自民党で、さらに努力を重ねていく考えだ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000563-san-pol

自民党総裁再選詳報(4)完 「民主党議員も勇気を持って憲法改正の議論に参加を」
産経新聞 9月24日(木)21時9分配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の24日の記者会見はその後も質疑応答が続き、介護離職や憲法改正などがテーマとなった。詳報は以下の通り。

■団塊ジュニア世代の大量離職食い止める

 −−介護離職ゼロの方針を打ち出したが、政府として施設の充実よりも在宅介護を積極的に推進してきた。総裁が今回、介護離職ゼロを推進するにあたり、特にこだわった点、またこれまでの政策を再検証したかなどをうかがいたい。また新国立競技場の整備計画の見直しをめぐり本日、第三者委員会の報告がまとまった。責任者の処分など現段階での総裁の考えを

 首相「まず介護離職ゼロだが、これには政権をあげて取り組んでいかなければならない。先ほど申し上げたように団塊ジュニアの皆さんが大量に離職するということになれば、国の経済においても大きな打撃を受けることになる。それはまた社会保障を支えていく財政的な基盤にも影響を及ぼす。これは食い止めなければならない。そこで、今までの介護における政策について、施設、在宅において介護を行っていく。そのための介護保険制度が作られたが、都市部においては圧倒的に施設が少ない。同時に在宅の支援については十分な支援がなかなか難しい地域もある。その中から施設をしっかりと用意していく必要もある。それは一地域にとどまらず、全体を大きく見ながらもう一度よく考えていく必要があるだろうと思う。その上で、今までの整備状況などを検討しながら、あるいは在宅現状を広く分析しながら、離職しなくてもよい、そういう社会を2020年につくっていきたいと考えている」

■憲法改正発議に向け、多数派形成の努力をする

 首相「それと新国立競技場についてだが、報告書に沿って、どこにどういう責任があったのかを明確にしながら、その責任を取っていくことを求められていくのだろうと思う」

 −−憲法改正について。先ほど憲法改正は党是だとおっしゃったが、与党においてさらに努力するともおっしゃった。今後、参院選で憲法改正を訴えていくのか。与党のみならず野党とも連携していくお考えはあるのか

 首相「今までも各種選挙において、われわれは公約として憲法改正についてうたっている。先の衆議院選挙においても、その前の参議院選挙においても、公約として掲げてきた。当然、次の選挙でも公約として掲げていくことになると思う。しかし、現実問題としては今、質問にあったように衆議院、参議院3分の2以上の支持がなければ、憲法改正の発議ができないわけだ。そうした多数派を形成していく努力をしていく。当然、与党だけでなく、野党の方々にも、そういう意味においてご協力をいただけるように議論していきたいと思う。また憲法改正においては、民主党の中においても、憲法を改正すべきだという方もいる。安倍政権の間は憲法改正の議論はしないというかたくなな態度ではなくて、未来の日本のために、あるいは、今の日本のために何が必要か、どうすればいいのか、勇気を持って議論に参加をしていただきたいと思う」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000565-san-pol


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 日本の「共同防衛」 米国は安心できるのか:日本は米国の鎖につながれたままで軍事力の行使も米国の目的に従属

日本の「共同防衛」 米国は安心できるのか
人民網日本語版 2015年09月22日14:49

 民衆の反対の声の中、安倍氏の推し進める安保法案は予想通り参院本会議で可決された。日本が軍国主義の覆轍を踏むことを国際社会が懸念する中、米国は「日本が地域と国際社会の安全保障において一層積極的な役割を発揮することを歓迎する」と表明した。歴史問題において大きな問題を抱え続けてきた日本が、「鎖」を解かれ後に米国の戦略設計に従って前進するのかどうかは疑問だ。人民日報が伝えた。


■米国の「曖昧」

 共同通信社の20日付け報道によると、米シンクタンク、外交問題評議会のシーラ・スミス上級研究員は安保法案の成立を評価する一方で、「日本国内には米国に対して誤解がある。米国は日本に海外での武力行使を求めていない」と指摘した。

 同法案の登場以来、日本国内では大きな反対のうねりが起き、民衆による大規模な抗議が相次いだ。朝日新聞や東京新聞など大手メディアも安倍政権の強権的「違憲」を批判した。

 交戦権を獲得するこの行為に対して、国際社会も懸念を表明した。

 韓国政府報道官は「安倍政権が80%の国民が反対する中で同法案を可決したことに、北東アジアの多くの国々および民衆は日本軍国主義の復活を懸念している」と述べた。

 ブラジル紙「ジョルナル・ド・ブラジル」は、平和憲法の定める「平和主義、武力の不使用」を無視するものだと直言した。

 だが米国は逆の動きを見せてきた。法案採決前、米国務省のカービー報道官は記者会見で「日本が地域と国際社会の安全保障において一層積極的な役割を発揮することを歓迎する」と表明した。

 米国防総省高官も公聴会に事前に提出した文書で、日本の協力の範囲は「平時の海洋監視から広範囲な突発的事態への対処にまで拡大される」と強調。日本の協力拡大に「期待」を表明した。


■やむを得ない戦略設計

 日本の挙動が戦後国際秩序を破壊する可能性に国際社会が懸念を抱く中、米国はなぜ歓迎を表明するのか。

 毎日新聞の19日付記事「安保法、日米軍事同盟一体化を促進」によると、日本による集団的自衛権の行使容認や自衛隊を海外に随時派遣できる恒久法の制定は、米国側が長年求めてきたものだ。

 これは嘘ではない。学者によると日米防衛指針のキーワードは次のように変化してきた。1978年のキーワードは「専守防衛=米日同盟」。すなわち当時の防衛範囲は日本本土に限られ、米国が一方的に日本に安全保障を提供するだけだった。1997年の改定後、キーワードは「周辺事態」に変化。米国の安全保障のコミットメントの範囲は日本本土だけでなく、日本周辺、さらには釣魚島(日本名・尖閣諸島)など争いのある地帯にまで拡大された。そして今年4月にキーワードは「切れ目のない日米協力」へと変化した。これは日本の防衛に一層大きな要求を課すものだ。

 だが実際には米国は1950年以来一貫して日本の再軍事化を催促してきた。米国は力の下降に伴い、「アジア太平洋リバランス戦略」の実施にあたり同盟国との協力を一層必要とするようになった。

 長年日本はこの圧力に抵抗してきた。だが安倍氏が就任すると、抵抗は「順応」へと変わった。平和憲法第9条を覆すことについては、個人の信念上の動機もあれば、地政学上の口実もある。


■日本のあくなき野心

 米国の戦略リスクアナリストは、米国は「石を金に変える」戦略を取るべきだと指摘する。つまり自らの力が足りない中、鍵を握る地域で的確に戦略的投入を行うというものだ。アジア太平洋はまさに鍵を握る地域の1つだ。

 だが日本がどの程度おとなしく従うか、多くのアナリストは疑問を呈している。

 2013年末に安倍氏は米国の意向を無視して靖国神社を参拝した。これは日本が永遠に米国の命令に従うわけにはいかないというメッセージだ。

 米国による対日拘束を確保する制度は大きく3つある。第1に平和憲法、第2に日米安保条約、第3に米国主導の国際体制への参加だ。だが現在、この3大制度はすでに穴だらけだ。

 日本の鎖を解いて、米国は安心できるのか?(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年9月22日

http://j.people.com.cn/n/2015/0922/c94474-8953491.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 消費税10%時の負担軽減策、「軽減税率が適切」57% 還付は6%どまり:本当の値なら嘘と偽りでメリットを強調した“成果”

 マイナンバーカードを使った財務省の還付(給付)案に賛同するひとが少数でしかないのは当然だと思うが、一般消費者の負担軽減策とは言えない複数税率(軽減税率)制度を適切と思う人が過半数というのは、鉛筆ナメナメではない値なら、ウソ・デタラメ・インチキを駆使して「軽減税率」制度を説明してきた“成果”に他ならない。

 消費税(付加価値税)制度そのものの導入が地獄への入り口だが、「軽減税率」(複数税率)制度は、地獄のレベルをさらに深めてしまうとんでもない代物である。

 、「軽減税率」(複数税率)制度は、「輸出免税」制度のような消費税利得者を生む構造をさらに拡大するものであり、減る税収の帳尻を合わせるため標準税率をより高く引き上げることを求める。

 「輸出免税」制度という負い目があるからきちんと説明できないと思うが、財務省は、そうなることを嫌って「還付」(給付)制度にこだわっていると推測する。

 今の「還付」(給付)案はマイナンバーカードを使う仕組みが問題なのであり、一人当たり一律8千万円といった金額を無条件に還付すれば忌避はクリアできる。
 また、「還付」では痛税感が緩和されないというウソに対抗したいのなら、後払いではなく先行で還付すればいい。

(複数税率「軽減税率」制度がものの価格を安くするという保証はゼロだから、「軽減税率」で痛税感が緩和されるという説明は、錯覚か思い込みでそう納得してしまうひとにしか通用しない。一般消費者は、売っているものの価格を構成する原価・荒利・税負担の割合を知って買うわけではない)

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消費税10%時の負担軽減策、「軽減税率が適切」57% 還付は6%どまり

 消費税率を10%に引き上げる際の負担軽減策で、どのような制度が適切かを聞くと「一部の品目の税率を抑える軽減税率制度」が57%に上った。「低所得者への給付金制度」が16%、「負担軽減策は必要ない」が10%で続いた。財務省が提示した「買い物をするときに10%の消費税を払い、後で一定額を戻す還付制度」は6%にとどまった。

 軽減税率について、自民党では中小事業者の事務負担増や、社会保障財源に穴が開くことへの懸念から慎重論が根強い。ただ自民支持層でも54%が軽減税率が適切だと回答。公約に掲げてきた公明支持層では6割を超えた。内閣支持、不支持別でみても、ともに6割前後に上った。

 2017年4月に消費税率10%に引き上げる政府方針は賛成が35%で、4月に同様な調査をした時より4ポイント上昇した。反対は57%で1ポイント低下した。自民支持層では賛成が48%と反対の43%を上回り、無党派層は賛成29%、反対61%で傾向が分かれた。男性の41%、女性の30%が賛成し、反対は男性52%、女性60%だった。

[日経新聞9月21日朝刊P.2]


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK193] (サヨク悲報)ネット投票(総数2万3千票)「SEALDsを評価=24% 評価しない=76%」⇒ 民主・有田芳生ツイッター

正義の見方から
http://www.honmotakeshi.com/archives/46363255.html


【サヨク悲報】ネット投票(総数2万3千票)「SEALDsを評価=24% 評価しない=76%」⇒ 民主・有田芳生ツイッター「ネット投票なんて現実には無影響」


1: メンマ(チベット自治区)@\(^o^)/ 2015/09/24(木) 09:52:28.44 ID:IM2ii1Y30●.net BE:665282709-2BP(5000)
sssp://img.2ch.sc/ico/anime_kukkuru01.gif
SEALDsの「仮面」を剥ぐ

(中略)

学生団体「SEALDs」の活動を評価しますか?
評価する 5348票
評価しない 17124票
どちらでもない 451票
http://ironna.jp/theme/353


有田芳生@aritayoshifu 46 分46 分前
SEALDsの「仮面」を剥ぐ http://ironna.jp/theme/353 #iRONNA
「評価する」「評価しない」のネット投票は現実に対して何の影響も与えません。

https://twitter.com/aritayoshifu/status/646836581303644160

7: ジャーマンスープレックス(茸)@\(^o^)/ 2015/09/24(木) 09:55:30.49 ID:ok1mJfv70.net
コイツ本当に議員かよw
自分がどっち側かはともかく、定量的に判断しろよ

8: レッドインク(福岡県)@\(^o^)/ 2015/09/24(木) 09:55:41.66 ID:oZErSadp0.net
都合が良ければ民意、のはずなのにね
ブサヨはこんなもん
・・・
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 安倍晋三首相は、祖父・岸信介首相に見倣い、退陣すべきなのに、本当に美しくなく、醜くて、見苦しい(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/cae34872b810d8dd2a8dfae41139a187
2015年09月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三首相は9月24日、自民党総裁再選が正式に決まったのを受けて、午後6時から自民党本部で記者会見した。「目指せ!一億総活躍社会」を標語に掲げて、「新3本の矢」=「第1の矢 希望を生みだす強い経済」「第2の矢 夢をつむぐ子育て支援」「第3の矢 安心につながる社会保障」政策を打ちだし、経済最優先で政治運営する決意を力説した。具体的には、「最大の経済GDP600兆円を目指し、地方創生を本格化」「希望出生率2.8の実現(いま1.4まで落ち込んでいる)、教育制度の複線化。奨学金の拡充、子育て支援」「介護離職ゼロ、介護施設の整備、介護人材の育成、高齢化のピンチをチャンスにする」などを実現、「所得全体の底上げ」を図るという。

 しかし、「アベノミクス政策」(3本の矢=大規模な異次元の金融緩和、拡張的な財政政策、民間投資を呼び起こす成長戦略)が、成功したとは言えず、第3の矢である「成長戦略」が未だに定まっていない段階で、「新3本の矢」という新しい装いを示しても、説得力は低い。「GDP600兆円」は安倍晋三首相の「大ボラ」である。それでなくても、安全保障法制整備関連法を「問答無用」の姿勢で強引に制定して1週間も経ていないのに、「国民有権者」の多くは、安倍晋三首相を信用しておらず、その言い分に耳を傾けるはずがない。誠に身勝手、図々しい、厚顔無恥としか言いようがない。本当に美しくなく、醜くて、見苦しい。

◆安倍晋三首相は、安全保障法制整備関連法制定を見届けたいま、潔く退陣すべきである。それは、祖父・岸信介首相が1960年6月18日深夜に新安保条約自然成立、6月21日批准、昭和天皇が公布、新安保条約の批准書交換の6月23日、混乱の責任を取る形で閣議にて辞意表明、7月14日、岸は暴漢に刺されて、重傷を負い、翌7月15日、岸信介内閣総辞職の手順で、退陣した前例に安倍晋三首相は、見習うべきである。

 右翼・暴力団・博徒・テキヤ、暗黒街のリーダーたちを総動員して、安保反対のデモ隊にぶつけて、抑え込んだ「こわもて」の岸信介首相に代わって、池田勇人首相の役目まで安倍晋三首相が担うというのは、いかにも違和感がある。池田勇人首相は、「寛容と忍耐」という看板を掲げ、しかも、「所得倍増論」を唱えて登場したソフトなイメージが多くの国民有権者に歓迎された。

 これに対して、「早く質問しろよ」「そんなことどうでもいいじゃないか」などと短気で怒りっぽい姿を曝した安倍晋三首相が、「最大の経済GDP600兆円を目指す」などと景気のいいことをアピールしたところで、これが「厚化粧」であり、「詐欺的な口上」であることを、国民有権者は、とっくに見抜いている。何しろ2017年4月1日からは、予定通り「消費税増税(8%→10%にアップ)」されれば、さらに消費が冷え込むことを予感しているからである。

◆安倍晋三首相は、党是である憲法改正について、谷垣禎一総裁時代の2012年4月27日に自民党憲法改正草案(起草委員長・中谷元防衛相)に沿って改正することに強い意欲を示した。この改正草案には、「第9条の二」に「国防軍創設」を明記しているので、安全保障法制整備関連法制定までの与野党対立が、予想されている。

 衆参両院各議院で「3分の2」の大勢力を獲得しようとして、安倍晋三首相が、2016年7月の参院議員選挙で「衆参同日(ダブル)選挙」に打ってくる可能性は、大である。そのとき、安倍晋三首相は、再び「経済政策」を放り投げて、「こわもて」を見せてくるに違いない。

http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「GDP600兆円」と根拠もなく公約する口だけ男の大法螺はもう沢山だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5132.html
2015/09/25 05:51

<自民党は24日、党本部で両院議員総会を開き、安倍晋三首相(党総裁)の無投票再選を正式に決めた。首相はその後の記者会見で、「アベノミクスは第2ステージへ移る。『1億総活躍社会』を目指す」と語り、強い経済など新たな「3本の矢」を提唱。2014年度に約490兆円だった国内総生産(GDP)について「GDP600兆円の達成を明確な目標に掲げたい」と宣言し、経済や社会保障に焦点を当てる姿勢を鮮明にした。

 総裁任期は18年9月末まで。首相は党本部で記者会見を開き、これまでの「金融緩和」「財政出動」「成長戦略」に代わり、「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」の3点を掲げた。その上で、「誰もが家庭で職場で地域で、もっと活躍できる『1億総活躍社会』をつくる」などと述べた>(以上「読売新聞」より引用)

 口だけ男の大法螺にはウンザリだ。彼が総理大臣に就任してから三年近くたって、経済が拡大しているのなら今度の発言も大目に見るが、いつまでと期限も設定しないで490兆円のGDPを600兆円に20%以上も増加させるとは大法螺もいい加減にして頂きたい。

 GDPを構成する柱は消費と投資と財政の三本だが、中でもGDPの半分を占める主力エンジンの個人消費は痛めつけられるだけ痛められている個人所得が財源であるため、今後とも個人消費が伸びる環境にないのは衆目の一致するところだ。2017年には消費増税10%を実施するという安倍自公政権の政治日程も個人消費の回復を阻む悪材料だ。

 投資は何度もUターン投資減税を行うべきだと、このブログに書いてきたが、安倍自公政権は空洞化した国内産業を旧に復すつもりは全くないようだ。しかも政権当初に掲げた「経済特区構想」は未だに実施を見ないで言葉だけに終わりそうだ。生産基盤が整備されなければ雇用は増大しないし、雇用の増大なくして労働賃金の上昇は見込めない。

 安倍氏は総理大臣たる自分が掛け声をあげれば担ぎ手が神輿を担ぎあげるように、GDPも自分が「600兆円だ」と叫べば経済が活性化するとでも勘違いしているのだろうか。国内産業が空洞化したのは小泉政権下で「グローバリズム」との掛け声を竹中氏が掛けて、世界へ生産拠点を移すことが「グローバル」化の最先端だと、短期利益の実現を目論む経営者たちを焚き付けた。その結果として、国内産業は空洞化して、勤労者平均賃金が長らく低下の坂道を転がり落ちている。

 財政支出は指摘するまでもない。対前年比増の国家予算をいつまで続けるつもりなのか、と評論家たちは一切指摘しないが、この国の労働者人口は毎年100万人規模で減少している現実を認識したうえで議論すべきだ。

 しかも労働生産性を高める新規技術開発も新規投資もそれほど行われているとは思えない。つまり次の時代の経済を推進するエンジン整備が一向に進んでいるとは思えないのが楽観的な材料がないと判断する根拠だ。しかも財務官僚は国民を菜種と勘違いしているようで、絞れば絞るだけ「税」は出てくると思い込んでいる。

 税収こそ「トリクル・ダウン」の原理が最も顕著に表れる。国民を豊かにすれば自然と個人消費は増加し、結婚する若者は増加して少子化も解消され、経済は好循環へ向かって改善される。国民を絞るのではなく、国民生活を豊かにする政策「国民の生活が第一」の政治こそが、この国を豊かにする最善の選択なのだ。

 日本には日本特有の自然環境があり、人口動態があり、そして経済環境がある。米国と同じ自然環境でもなければ米国のような若々しい人口動態でもない。それが非関税障壁まですべて取り払って生産価格競争を行えば、基本的に生産環境たる自然環境の異なる農産物は競争相手にならないのは指摘するまでもないだろう。

 高額なコメは国際競争力を持っているではないか、と批判する「グローバリズム」の幇間評論家がいるが、高額なコメをすべての農家で生産できるわけではない。ましてや一般日本国民の口に入るものでもない。そうした「趣味」の農業で農業従事者がすべて豊かになるわけではないのだ。特殊な事例ですべてを語るのは詐欺師の手法だ。

 口だけ男の大法螺に国民はいつまで騙されて、衰退していく日本を見詰め続ければ良いのだろうか。アベノミクスはアホノミクスだったと化けの皮は剥がれている。更に次のアホノミクスに日本国民はコロッと騙されて拍手喝采を送るのだろうか。

 読売新聞は安倍氏の御用新聞だから一切の批判も掲げずに大法螺だけを報じているが、そうした御用マスメディアがこの国の針路を過たせる元凶だった歴史を私たちは持っている。全く反省していないこの国マスメディアの腐り切った現状に私たちネット市民はさらに大きま声を上げなければならない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 落選運動 選挙活動ではないため今すぐ始められると東大教授(週刊ポスト)
落選運動 選挙活動ではないため今すぐ始められると東大教授
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150925-00000009-pseven-soci
週刊ポスト2015年10月9日号


「数の力」で安保法案を強行採決・成立させた日、安倍晋三・首相は、国会を取り巻いて徹夜で安保法案反対を訴え続けた国民のデモについて、祖父の岸信介・元首相が日米安保条約を改定したときの「60年安保闘争」のデモと比べてこういってのけた。

「あのときは、『総理大臣の身辺の安全を完全に守ることは難しい』とまでいわれていたが、今回は全くそういう状況ではない。私は平常心で成立を待っていた」

 だが、安倍首相が「これで反対運動は終わりだろう」とタカをくくっているとすれば、国民の失望と怒りの大きさを見誤っている。

 安保法案反対デモをきっかけに、国民の間にうねりが生まれているからだ。次の国政選挙で法案に賛成した議員を落選させる「落選運動」である。

 安保法案が成立した後、学生団体『SEALDs』の中心メンバー・奥田愛基氏は、国会前に集まった人々に、「次の試合は勝つ。みなさん、選挙に行こうよ」と連呼していた。もっとも、デモ参加者たちの話をきくと、改めて呼びかけられるまでもなく、すでに具体的な落選運動の方法を考えていた。60代の主婦はこう語る。

「来年の参院選まで待てません。探したら毎週のように全国のどこかで市長選などが行なわれているじゃないですか。政府の目を覚まさせるには、安保法案に反対した人たちが全国に足を運んで自民党の政治家を一人でも多く落選させるように呼びかけていくことが必要だと思います。これからはそうした活動に喜んで参加します」

 一見して“デモ初心者”とわかる70代の現役自民党員もこういうのである。

「私は地方議員だった親父の代から2代目の自民党員で、選挙になれば手弁当で自民党のセンセイを応援してきた。でも、こんなやり方には心底失望した。年が年だからやれることには限りがあるが、今後、自民党の活動には協力しないし、選挙も自民党以外に投票する。周りにもそう働きかけます」

 落選運動が自然発生的に始まっていることがわかる。全国約1万4000人の学者・研究者が賛同する『安全保障関連法案に反対する学者の会』の呼び掛け人の1人で哲学者の高橋哲哉・東京大学大学院教授は、落選運動の組織化を提唱する。

「法律が成立したことで、今後は参院選、それに続く衆院選に向けた落選運動を大衆運動として広げていこうと考えている。具体的には、法案賛成議員のリストをネットで公表し、個々の議員に対して『違憲が指摘されていたのになぜ賛成したのか』『立憲主義をどう考えるか』といった公開質問を行なう。その回答もネットで公表するという方法で有権者に落選をよびかけていく。

 その一環として落選運動も展開することになるでしょう。落選運動は事前運動が禁止されている特定の候補を当選させるための選挙活動ではないから、いますぐ始めることができます」


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 南スーダンで「駆け付け警護」 自衛隊に犠牲者が出るリスク(日刊ゲンダイ)


南スーダンで「駆け付け警護」 自衛隊に犠牲者が出るリスク
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164367
2015年9月25日 日刊ゲンダイ



陸上自衛隊観閲式での安倍首相(C)日刊ゲンダイ


 戦後、初の“犠牲者”を出す舞台となるのか。安保法をゴリ押し成立させた安倍政権の暴走が早速、始まった。自衛隊が南スーダンで展開しているPKO活動(国連平和維持活動)について、駆け付け警護を追加する方向で調整に入ったのだ。


 駆け付け警護は、離れた場所で活動する他国軍やNGOが武装集団に襲われた際に救出に向かう任務だ。これまでは憲法9条が禁止する「海外の武力行使」につながる――として認められていなかったが、安保法で可能となった。政府は武器使用の手順などを定めた部隊行動基準(ROE)を作成し、新たなPKO実施計画を閣議決定する方針だが、よりによって初の駆け付け警護を行う場が南スーダンでは自衛隊も無傷で済みそうにない。


「南スーダンは2005年まで20年以上続いた内戦を経て独立しました。日本政府は紛争終了後の支援活動目的で11年から陸自部隊を派遣しているのですが、13年から政府軍と前副大統領派の間で再び内戦が勃発。PKOで派遣されていたインド軍部隊が武装組織に襲撃されて5人が殺害されました。日本は憲法9条をタテに駆け付け警護を断ってきましたが、これからは出来ない。自衛隊員に死傷者が出るリスクは確実に高まるでしょう」(防衛省担当記者)


 政府は「人道支援の観点から必要」と楽観視しているが、そもそもイラクやアフガンの紛争例を見る限り、内戦状態の下で他国軍が現地の市民と戦闘員を見分けるのはほぼ不可能だ。仮に南スーダンで自衛隊員が誤って一般市民を射殺すれば現地の市民感情が爆発するだけでは済まない。国際人道法違反で外交問題に発展する可能性もあるのだ。これじゃあ、何のための人道支援なのか分からない。


 しかも国連の資料によると、南スーダンには1000人以上の中国軍が派遣されている。安倍政権が「中国脅威論」をあおりまくってムリヤリ成立させた安保法で、自衛隊が「中国軍」の駆け付け警護で死傷者を出す事態になればブラックジョークだ。軍事評論家の神浦元彰氏はこう言う。


「PKOをめぐる安保法の問題は、紛争当事者に停戦合意と自衛隊の安全確約などを求める『派遣5原則』がなくなったこと。つまり、今、南スーダンで政府側についている自衛隊は反政府側にとっては『敵』になるため、当然、リスクも高まる。そもそも駆け付け警護の場というのは、敵対する相手側が最もわなを仕掛ける場でもある。ウソの情報を流しておびき寄せたりするのですが、ホイホイ出掛ければ大変な事態になるでしょう。軍事を知らない政治家がいい加減な法律を作ることで、現場の自衛隊員が大変な目に遭うのです」


 自衛隊員に悲劇が訪れる前に、早く安保法を潰さないとダメだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 首相のためだけに「200時間」の不毛 日本経済一歩先の真相/高橋乗宣(日刊ゲンダイ)
             国会はアナタひとりのものじゃない(C)日刊ゲンダイ


首相のためだけに「200時間」の不毛 日本経済一歩先の真相/高橋乗宣
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164362
2015年9月25日 日刊ゲンダイ


 土砂降りの雨の中、ずぶ濡れになっても「今すぐ廃案」「憲法壊すな」と声を張り上げる人、人、また人。先週末、安保関連法案の強行採決に「絶対反対」と、国会前を埋め尽くした抗議デモの熱気は凄まじかった。

 私自身、1960年の安保闘争をリアルタイムで知る世代だが、今回の「熱狂」のパワーは55年前を凌駕するほど。当時は学生運動や労働組合の組織的動員が目立ったが、今は顔ぶれがかなり違う。若者やお年寄り、幼子を抱えた母親、学者、アーティストなど従来なら政治活動と一線を画していた人々が、「今度ばかりは」と自発的に集まっている印象だ。

 最初は都内の大学生ら数十人が始めた抗議活動が、瞬く間に数万人規模のデモに拡大したのは、ネット抜きには語れない。ツイッターやフェイスブックなどSNS(交流サイト)による参加呼びかけや情報交換が威力を発揮したようだ。

 今やSNSを通じて、一瞬のうちに民衆の抗議の輪が爆発的に伝播する時代だというのに、衆参両院で安保法案の審議に費やした「200時間」の実にムダなこと。

 最初から安倍政権サイドには実のある議論をしようとするつもりはみじんも感じられず、しらじらしいご託を並べただけ。不毛な時間をひたすら積み上げ、「十分に審議を尽くした」と言い張る欺瞞には本当にむしずが走る。形ばかりの議論に途方もない時間を浪費してきた国会議員たちは、高い歳費を得ながら、いったい何をやってきたのか。

 審議の大詰めを迎え、3つのミニ野党を巻き込み、自公両党だけでなく「5党合意」だと安倍首相が得意顔だったのにも驚いた。3野党の参院議員の数は計14人に過ぎない。単純に数を比較できないが、国会周辺を囲んだ鉄柵の向こう側には数万人もの民衆が声を上げていたのだ。政権が聞き入れるべきは、彼らの意見ではなかったか。

 参院特別委での採決強行の当日、自民党の稲田朋美・政調会長は都内の講演会で、「今国会会期中の安保法制成立が安倍政権と日本にとって必要なこと」と言い放った。この国に安保法制が本気で必要なら、今国会の成立を焦る必要はない。反対を唱える野党の意見に耳を傾け、聞き入れられる部分は積極的に取り込む姿勢を見せ、真の意味で「日本にとって」の法案にすべきだった。あくまで「日本」は付け足しで、今国会での成立は単純に「安倍政権にとって」必要なだけ。それも対米公約の堅守が主な理由で、自衛隊が米軍と一体化、他国の防衛にコキ使われるようになれば、もはや日本の「自衛」組織とは言えない。まごうことなき軍隊である。

“秘蔵っ子″である稲田氏の発言は恐らく、安倍首相の本音を代弁したものだ。これでは軍国主義の扉を開けたがる首相の野望のために、衆参の200時間が浪費されたようなものだ。国会は安倍首相ひとりのためだけにあるのではない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 朝日内々定説登場したSEALDs代表「本当に入りたいのは産経」(週刊ポスト)
朝日内々定説登場したSEALDs代表「本当に入りたいのは産経」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150925-00000005-pseven-soci
週刊ポスト2015年10月9日号


 国会前のデモ活動で注目を集める学生団体「SEALDs(シールズ)」の代表・奥田愛基氏(明治学院大4年・23)の“進路”について、マスコミ関係者の間でこんな情報が飛び交っている。

「朝日新聞に内々定しているらしい」

 シールズに批判的な勢力からは「政治色の強い活動は就活に不利になる」といった声もあっただけに、リーダーの進路は気になるところだ。安保法案採決直前の9月18日の夕方、朝日新聞に質問すると、意味深な回答だった。

「お答えできません。奥田君本人に直接お尋ねになるのがよろしいかと。たぶん国会前にいるでしょう」(朝日新聞広報部)

 そこで19日未明まで続いたデモ活動を終えたその日の夕方、奥田氏を電話で直撃した。

──奥田さんが、朝日新聞に内々定をもらっているという話を聞いたのですが?

「フフッ、どんなデマ。もらってないし。そんなんもらえるなら、もらいたいですよ(笑い)」

──(採用試験を)受けてはいるのですか?

「大学院に入学しようとしてるんで、寝耳に水ですね」

 だが突如、こんな言葉が飛び出してきた。

「産経新聞を受けようと思ってます、就活は」

 産経といえば、安倍政権支持、安保法制賛成で朝日ともシールズとも正反対の立場だ。

──本当ですか?

「はい、僕は産経新聞狙いで。本当に産経新聞はいい新聞だと思っていて。僕は産経新聞に必要な人材じゃないかと思っていたとこなんで、朝日って聞いてちょっとガックリです」

──産経新聞は受けているのですか?

「まだ受けてないですね。これから受けます」

 ちなみに産経新聞の今年の採用は7月12日に応募が締め切られている。

 取材直後、彼はツイッターにこうコメントしている。

〈朝日新聞から内定貰ったんですか?と謎の週間ポストからの取材が〉

 どこまで本気なのか計りかねる応答だったが、小誌は『週間ポスト』ではなく『週刊ポスト』です。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 安保法制成立で自衛隊が始める準備とは? すでに棺桶と遺体処理班を用意! 市ヶ谷駐屯地内に墓地建設計画も(リテラ)
                      瀧野隆浩『自衛隊のリアル』(河出書房新社)


安保法制成立で自衛隊が始める準備とは? すでに棺桶と遺体処理班を用意! 市ヶ谷駐屯地内に墓地建設計画も
http://lite-ra.com/2015/09/post-1526.html
2015.09.25. リテラ


 安保法制がとうとう可決されてしまった。いよいよ、日本は戦争のできる国になり、自衛隊は近い将来、米国が戦争を行っている中東の最前線に派遣されることが目に見えていて、その戦死リスクはこれまでと比べ物にならないほど大きなものになる。

 実際、自衛隊では着々と“自衛隊員の戦死”の準備がなされているという。

 これまで本サイトでは、戦死を想定した“隊員家族連絡カード”の存在や家族に遺すため手紙を書くことを指示されていたことを報じたが、しかし自衛隊内はこれからもっとリアルな準備を進め、組織として「死」を制度化していくだろうと予測される。

 では、いったい自衛隊は具体的にいったいどんな準備を進めるのか。そのヒントになりそうなのが、防衛大学を卒業し、毎日新聞に入社した異色の記者・瀧野隆浩による『自衛隊のリアル』(河出書房新社)だ。同書は、著者が防衛大学時代の独自のネットワークを使って取材したものだが、過去、自衛隊がはじめて海外で戦死のリスク、準備を始めたときのことがまさにリアルに描かれている。

 それは、2005年6月23日、陸上自衛隊がイラク・サマワの復興支援に派兵された際のことだ。このときは、陸上自衛隊が攻撃を受けている。車列に向けて遠隔式のIED(即席爆破装置)が破裂したり、ロケット弾攻撃は、派遣期間中、13回におよんだ。このうち、宿営地内に着弾する事案が4回発生したという。

 特に04年10月31日、夜間に発射されたロケット弾は、地面に衝突した後、鉄製の荷物用コンテナを貫通して土嚢に当たり、宿営地外に抜けるという「一つ間違えば甚大な被害に結びついた可能性もあった」というもので、「むしろ犠牲者がでなかったのは幸運としかいいようがない」ものだったのだ。しかもこれは自衛隊が明確に狙われたことに他ならず、「戦闘状態」にあったと同書は記している。

 現場の隊員にとって“死”と隣合わせだったのだ。しかも、このイラク派兵の際、攻撃とは別のあまりに衝撃な“事実”もあったという。

〈イラク派遣部隊の宿営地に積まれたコンテナの中には、一切開けられることのなかったコンテナがひとつだけあった。そこに棺桶が入っていたことを知っていたのは、各群長と幕僚数名だった。派遣経験のある高級幹部は私にこう告げた。
「隊員たちの士気が下がるから、特にその存在を知らせる必要はないのは当然だろう。だが、一方で、もしものときに備えておく必要もあった」〉

 もしもの時、戦死さえも想定して棺桶を用意していた。これは確かに「自衛隊のリアル」である。

 安全な日本の地で政治家たちが何を言おうと、現場は戦場という現実に直面する。自衛隊内では既にカンボジアPKOの際から、“戦死”を想定した様々な検討が行われていたという。

〈陸自は極秘裡に、死者が出た場合の遺体収容方法などの検討を開始していた。具体的には『遺体袋』の購入など。予算上、どう処理すべきかも検討された。陸自舞台が派遣されるのに、攻撃を受けないと考えるほうが非現実的だった。国会対策上、表沙汰にはできない。だが、リアリスト集団としてはやらざるをえなかった〉

 その後のイラク派兵では前述のように秘密裏に棺桶が用意されたが、それだけではなかった。戦死を想定した詳細なまでの具体的“手順”までもが検討されていたのだ。

〈現場から中継地、そして帰国までに遺体を後方の安全な場所に運搬する方法。羽田空港での出迎え態勢。その参加者リスト。首相は無理か。だが最低でも、官房長の出迎えは欲しい。「国葬級」の葬儀が可能かどうか。場所は東京・九段の武道館でいいのかどうか。開いている日程は絶えず掌握された。(略)そして医官・衛生隊員は順次、「エンバーミング」と呼ばれる遺体保存・修復の技術を関西の葬儀社で研修させた。傷んだままの遺体では、帰国させられるはずもなかった。部内ではそれらのことを「R検討」と呼んでいた〉

 復興のための派遣という名目だったイラク派遣ですらこういう準備が必要だったのだ。おそらくこうした戦死を想定した準備はもっと具体的に大々的なものになっていくだろう。

 そのひとつと思われるのが、戦死した自衛隊員の墓地計画だ。あまり知られていないが東京・市ヶ谷の防衛省敷地内にメモリアルゾーン「自衛隊殉職者慰霊碑」がある。そこには青色の端末機があり、1851人の殉職者のデータを見られるというが、10年ほど前そこを“アーリントン国立墓地のような場所にする”との計画が防衛省内で持ち上がったというのだ。

〈(イラク)派兵部隊に戦死者は出なかったが、それはまさに僥倖だった。自衛隊の戦死者はいつ出てもおかしくない状態だったのだ。だから『国立墓地』のようなもの、が必要だった。政治が主導しないから、防衛省・自衛隊独自で」
 計画は具体的に煮詰まっていった。

「陸海空各自衛隊から儀杖隊要員を出す」「観光客の鑑賞に堪えられる儀式を考案する」
 しかし各自衛隊からの「人を出す余裕がない」との理由で、墓地計画は頓挫したという〉

 実際、ここにきて、すでに防衛省内部ではひそかにこの「自衛隊のための国立墓地」の計画を進め始めたという情報もある。

 安倍政権は安保法制によって自衛隊員のリスクが高まることをぎりぎりまで認めようとしなかった。兵站=後方支援は敵の最大の標的になるというのは軍事の常識なのに、「後方支援なので安全」というインチキな詭弁を繰り返し続けた。

 だが、政権がどういいつくろおうと、戦死リスクはすぐそこまで迫っており、当の自衛隊が一番それをリアルにわかっているということだろう。

(伊勢崎馨)



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK193] またもや敵前逃亡した安倍首相  天木直人(新党憲法9条)
またもや敵前逃亡した安倍首相
http://new-party-9.net/archives/2713
2015年9月25日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 自民党総裁に無投票で再選された安倍首相が、きのう9月24日、記者会見を開いて続投の抱負を語ったと言う。

 その内容をきょうの各紙で知って驚いた。

 アベノミクスは第二ステージへ移るという。

 新三本の矢は、希望を生み出す強い経済、夢をつむぐ子育て支援、安心につながる社会保障だという。

 私はてっきり続投後の三年間こそ、道半ばのアベノミクスを完成させる、と宣言するものだと思っていた。

 そして、アベノミクスの三本の矢の中でも、皆が期待している一番重要な矢、すなわち成長戦略について、こんどこそ明確で、力強い具体策を打ち出すものとばかり思っていた。

 ところが、本来のアベノミクスについては忘れてくれといわんばかりに何も触れず、いきなり新三本の矢だ。

 しかもこれらは政策で戦略でもない。

 あたかも選挙公約のような、無責任な掛け声でしかない。

 経済専門家ならずとも、皆がのけぞり、あきれ果てたに違いない。

 これは、あの安倍首相がまたしても敵前逃亡したということではないのか。

 そうだ。あの時とおなじだ。

 いまから8年ほど前の2007年、安倍首相が最初に首相になったとき、こともあろうに国会で施政方針演説を行って、いよいよこれから国会審議が始まろうとする直前に、病気に逃げ込んで政権を放り投げた。

 あの時、敵前逃亡するような安倍首相は政治家として終わりだと皆が唖然としたものだった。

 その安倍首相が、議員を辞めるでもなく、おまけに再び首相になって今度こそ汚名挽回と張り切ったまでは良かったが、安倍政権の目玉としてみずから宣言したアベノミクスが、誰の目にも失敗に終わることが明らかになったから、それをごまかして、新アベノミクス宣言だ。

 やはり敵前逃亡の癖は治らないとうことだ。

 よくも恥ずかしくなく、このような記者会見ができるものだ。

 安倍首相が政治家を続けていることこそが、この国の最大の不幸である(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「護国の鬼、安倍晋三大将軍」ならいいのかよ。には笑った(まるこ姫の独り言)
「護国の鬼、安倍晋三大将軍」ならいいのかよ。には笑った
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2015/09/post-e8d0.html#comment-133086609

最近の社会は、やけにギスギスし来たように感じる。
芸能人や知識人が、政権を批判をしたり異論を唱えたりすると
、待ってましたとばかりにネトウヨが参上してきて、コテンパンに
やっつける傾向がある。
しかも、議論で相手を平伏させるのではなく、言われも無きレッ
テル貼りの感情論で不愉快にさせ叩き潰すのがこの手の人間
達だ。
今迄だったら許容出来ていたものでも、今は政権大好きな人間
達がネットに張り付いているのか、瞬く間の大炎上。
何でこんなに不自由な社会になったのだろう。

少し前に、駅のトイレに、安倍首相の批判めいた落書きがされ
てあの警視庁が捜査に乗り出したと報道されてビックリした覚
えがあるが、今度は安倍首相のポスターの脇の掲示板に「こ
いつは平成のA級戦犯」と落書きされたことに関して、警察が捜
査をするという報道にもビックリしている。

>首相ポスター脇に「平成のA級戦犯」 器物損壊容疑
         朝日デジタル      2015年9月21日20時09分

>21日午後2時半ごろ、岐阜市薮田南3丁目の自民党岐阜県
連の駐車場で、安倍晋三首相の顔写真の政党ポスターが貼ら
れた掲示板に「こいつは平成のA級戦犯」と落書きされているの
をパトロール中の警察官が見つけた。県警は県連の被害届を
受け、安保関連法成立に反発する人物の犯行の可能性もある
とみて、器物損壊容疑で捜査している。

ヘイトスピーチへの規制には言論の自由があるからと自民党は
乗り気ではないが、権力者への批判に対してはなぜここまで強
圧的になるのか。
江戸時代、庶民のはけ口として権力者はいろんなところで揶揄
されたり、風刺されたりして来たが、現代の、同じようにささやか
な庶民のはけ口をも取り締まる権力者たち。
余裕が無さすぎるだろうに。。。。
どうも、警察が自民党をパトロールしていたのか。。。。
上から指示が来ていたのかもしれないなぁ(笑)
国会前の安保法制反対のデモに対しても、異常なほどの警察
車両で警察官が庶民に対して敵視丸出しで、すごい気持ちが悪
かったし。

ツィッターを見ていると
>藤岡真
「護国の鬼、安倍晋三大将軍」ならいいのかよ。

これには笑ってしまった。
記事を書いている今も、クスクス笑っている。。。。

ホント、真面目に褒め殺しだったらどうなの?
褒めて褒めて褒めたおす、それでも器物破損なのか?(笑)
選挙中ならいざ知らず、たかがと言ったら不謹慎かもしれないが、
たかが落書き一つに目くじら立てて器物破損?
やっぱり、相当締め付けが厳しい恐ろしい社会になってきた。

そのうちには、
>lucha por libertad ‏@todojusto1947
今に「奉安殿」を随所に設置して安倍のポスターをその中に安
置することが義務付けられる。嗚呼!

皆で、安倍さまのポスターを拝まなければいけなくなるかも(笑)

http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 安倍の“オオカミ少年”更に加速 次の悪巧みは、売国“TPP”(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/11a108356e2374e09e70c8195fa0f871
2015年09月25日

安倍の今度の偽装テーマは「1億総活躍社会めざす」と云うらしい。戦時中の「1億総玉砕」「1億総懺悔」のネーミングから浮かんだ、糞で下品な発想がマグロの大トロが腐ったような下卑た唇から発せられた。大失敗のアベノミクスの第2ステージだそうだが、日銀黒田を巻き込み、既に第二弾はやっただろう。不発弾だったがな(笑)。1億人を奴隷のようにこき使わないと、これからの日本社会は、二進も三進もいきません。そう言っているに等しい。新たな三本の矢を「強い経済」「子育て支援」「社会保障」??何だね、この次元の異なる言葉の使い様は。中学校も卒業していない日本語の使い方だ。この三つの言葉に、共通の言葉が持つ「言霊」が不在だ。

つまり、口から出まかせを言わざるを得なかった。逆に言えば、もう、今となっては、怖いものはない。適当な言葉を並べても、国民なんてチョロイもんさ。このように、安倍は感じるようになってきているのだろう。おそらく、新聞テレビをウォッチングしているの、専門組織であり、安倍自身は新聞を理解して読む能力は、そもそもあるとは思えない。安倍の頭の中には、1億総奴隷化政策が、描かれているのだろう。そうしなければ、いずれ日本の財政は破綻する。その前に、国民をすべからく貧困化させなければならない。人間は、他人との比較において、嫉妬や羨望が高まり、政府への批判や不満も生まれる。1億総貧困にしてしまえば、政府批判などする気力もなくなる。

「1億総家畜化計画」は、着々と自民公明政権によって推進されるだろう。1%対99%ではなく、0.1%対99.9%な社会を作ることが、平等の精神に合致する。こういう考えは、欧米エリート層においても顕著な話で、99.9%が奴隷であれば、出会う人間の殆どが貧困奴隷なのだから、まあ、差別感はなくなるだろう。嫉妬も羨望も起きないと言えば起きない。平等擬制説とでも表現できる社会が実現することもあり得るだろう。金融資本主義が、世界の潮流に鎮座している限り、この傾向を止めることは不可能だろう。人はパンのみに生きるのあらずだが、マネーにドップリ浸かった21世紀人が、その点に気づくかどうかが、21世紀の大袈裟に言えば人類の課題になるだろう。

安倍の言うところの「1億総活躍社会めざす」とは、筆者の読解力からすると「1億総玉砕」「1億総懺悔」であり、最終的着地点は0.1%対99.9%な社会、「1億総家畜化計画」となる。大袈裟なように思えるだろうが、そのようにしないと、金融資本主義経済化の世界では、財政破たん国家となり、1.5流国家から、2.5流国家になることを意味している。筆者は、心から3流国家でも構わんが、他国に干渉せず、干渉されない日本の方が、余程心地よく暮らせると思っている。無論、離れですき焼きを喰らうくらいの狡さも持っているがだ。

「国内総生産(GDP)600兆円の達成を明確な目標に掲げる」、此の表現はウッカリすると見落とすが、現状の日本の社会経済構造上、GDP600兆円は法螺話になる。しかし、ここで考えられるのが「TPP批准」である。このTPP批准に向けて、あらゆる妥協をしてでも実現することで、企業が規模を拡大して、表向きのGDPの規模そのものを増やすことは可能かもしれない。勿論、富は今以上に偏在化させることで、より多くの投資が可能になり、規模を無限に拡大していくと云う、SFの世界に突入すると云うことだ。安倍自民党の、次なる目標は「TPP推進」と宣言した瞬間なのだろう。

「介護離職ゼロという明確な旗を掲げたい。」と云う点もかなりの注意が必要だ。介護離職をゼロにするには、一つは当人が介護職に就いていれば、介護離職と云う概念は消える。次に、それでも不足する単純労働介護の担い手を、どうやって確保するか、おそらく「準移民」が視野にあるのだと思う。最近は、シリア難民など年間100万人単位の難民が出ている。今後、欧米の経済先進国は、この難民問題で財政負担や社会不安を高める。今まで、アジア難民を受け入れてきた、それらの国は、中東アフリカ地域の難民受け入れてパンク寸前。日本にはアジアの難民受け入れで、世界的貢献を、と云う要請は強くなる。年間11人の難民受け入れと云うのは、ゼロと同等だ。

その後にも、幾つか発言しているようだが、取らぬ狸な話で論評に値しない。まあ、安倍が何を思おうと、1年以内には、倒閣どころか、下野まで見えているので、何をかいわんやだ。ただ、冷静に考えると、金融資本主義的な世界を終わらせないと、日本の日本たる所以の殆どが壊滅状態にさせられる。このことは、残念ながらIMFが支配する世界では杞憂ではなく、悲観的だが現実だ。皆と一緒に渡って、「1億総家畜化計画」に加担するのか、山椒はピリリと辛い国を目指すのか、国民的な意識が問われているのだろう。そのきっかけが、国会を取り巻いたデモに始まり、独自の世界観、国家観にまで展開していけば、有史以来の日本人による国づくりになるが、ユートピア過ぎるのかな?個人的に、そうは思っていないが、どのように流れていくのか、正直愉しみだ。


≪ 首相、新三本の矢を推進 「1億総活躍社会めざす」

自民党は24日、党本部で両院議員総会を開き、総裁選で安倍晋三首相が無投票で再選されたことを報告し、正式決定した。首相はこの後、記者会見に臨み「ア ベノミクスは第2ステージに移る。『1億総活躍社会』をめざす」と述べた。新たな三本の矢として「強い経済」「子育て支援」「社会保障」の3分野を重点的 に政策を推進する考えを示した。 自民総裁としての新たな任期は2018年9月まで。30日に任期切れとなる党役員人事への対応を首相に一任することも決めた。

 首相は記者会見で「国内総生産(GDP)600兆円の達成を明確な目標に掲げる」と表明した。「これまでの3年間を超える結果を出すことを求められている」とも強調した。

 介護施設の整備や介護人材の育成に力を入れる考えを示し「介護離職ゼロという明確な旗を掲げたい。仕事と介護が両立できる社会を本格的にスタートしたい」と訴えた。子育て支援の強化によって「現在は1.4程度の出生率を1.8程度に回復させる」と表明した。

 内閣改造・自民党役員人事については「大きな骨格は維持しながら、女性にも活躍してほしい。老・壮・青のバランスの取れた人事にしたい」と述べた。同時に「具体的な人事は白紙だ」と語った。

  17年4月の消費税率10%への引き上げについては「リーマン・ショックのようなことが起こらない限り、予定通り行っていくことに変わりない」と語った。 「10%に引き上げられる経済状況をつくっていく考えだ。しっかりと給料が上がり、企業が投資できる環境をつくりたい」と述べた。

 消費税率10%時の負担軽減策に関しては「昨年の税制改正大綱で軽減税率制度を早急に、具体的に検討するとされた。この大綱に沿って議論を進めることが必要だ」と指摘。「自民、公明両党で議論を進めてほしい」と語った。

 憲法改正が党是だと強調した上で「改正に支持が広がるように与党において、自民党において努力を重ねていく」と述べた。16年夏の参院選では「公約に掲げていくことになる」と強調した。

  衆参両院での3分の2以上の賛成で改正案を発議するために「与党だけでなく野党の方々にも協力いただけるように議論したい」と述べた。民主党内にも改憲派の国会議員がいると指摘し「安倍政権の間は憲法改正の議論はしないというかたくなな態度ではなく、未来の日本、今の日本のために何が必要か勇気を持って議 論に参加してほしい」と呼びかけた。 
≫(日経新聞電子版)


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「安保」から「経済」へ、目先そらす安倍首相。立ちはだかる小林節さん(生き生き箕面通信)

http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/c031d6b0d7123bd373affd9d4ec38f3c
2015-09-25 08:43:17

 「敵は安倍政権。目的は『戦争法』の廃止。必ず実現したい」と、小林節・慶大名誉教授は意欲をみなぎらせています。わたしたちも負けてはいられません。目先を変えようとする「60年安保のマジック」は、今度は通用させませんよね。

 安倍首相は、「次は経済だ」と、有権者の目をそらす作戦を露骨に展開し始めました。なにしろ、自民党の総裁に無競争で再選が決まったのは9月8日。それから2週間余り経ち、昨日24日に新総裁としての記者会見を開きました。そこで打ち出したのが、「次は経済だ」です。

 総裁に決まったらすぐにも記者会見して、国民向けメッセージを語るところですが、そのが恒例ですが、そうせずに時間を置いたのは、ひとえに「安保法制」を処理してから、「次は経済だ」と目をそらせるためのシナリオを効果的に演じる思惑からでした。

 思えば55年前、「60年安保闘争」で追い詰められた祖父の岸伸介首相は、無念の退陣を強いられました。変わって出てきた池田隼人首相は、目先を一転させる「所得倍増計画」で、膨れ上がったデモ隊の熱気を一気に吸収し、沈静化させてしまいました。

 沈静化させられた全学連の学生たちは当時、西田佐知子の「アカシアの雨が止むとき」を口ずさみ、「アカシアの雨に打たれて、このまま死んでしまいたい」と、挫折感におぼれたものでした。所得倍増政策はそれほどインパクトがありました。

 安倍晋三という男とその取り巻き連中達も、やはり一般の気持ちを掬い取るには「経済」が効くということをそのまままねすることにした。来年7月の参院選で勝つためには、盛り上がった大衆運動の熱気を早急に沈静化させ、「経済」に目を向けさせる作戦です。

 そして、打ち出したのが、新3本の矢。これまでの3本の矢の検証もしないまま、「1億総活躍社会」だって。旧3本の矢では、結局3本目の「成長戦略」を打ち出せませんでしたが、そんなことは「オレ、知らねえ」と、植木等もびっくりの無責任ぶり。

 しかもこの3本の矢は、お題目を並べただけで、財源の裏付けもなく、いつまでにどのようにして実現するかは一切なし。GDPを2割増しの600兆円にするというのも、景気よくぶっ放した打ち上げ花火にすぎない。

 この安倍という男の前に両手を広げて立ちはだかることにしたのが、小林節さんです。100人規模、1000人規模の弁護団、訴訟団で、「安保法無効訴訟を起こす」。そしてこれは序の口。来年7月の参院選を勝てる選挙として戦いますが、これも前哨戦。本番はあくまでそのあとの衆院総選挙。ここに照準を合わせ、安倍政権をひっくり返す。そして、安保関連法を廃止にする。「この闘いの中で死んでも悔いはない」と決意を固めています。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 政界地獄耳 改憲も「国民が反対してもやる」?(日刊スポーツ)
政界地獄耳 改憲も「国民が反対してもやる」?
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1543483.html
2015年9月25日9時5分 日刊スポーツ


 ★安保法制が成立した後の各メディアの世論調査では、軒並み政府・与党の国民への説明は「不十分だ」が7〜8割に達している。そうなれば当然、自民党支持層の半数以上も「不十分だ」と考えていることがうかがえる。最近の与党は「(野党に)戦争防止法なのに戦争法のレッテルを貼られ誤解が広まった」としているが、随分と国民をばかにした話で、与党の「丁寧な説明」とやらを聞けば聞くほど「これでは戦争法だ」という認識が広まったのだ。野党のせいではなく国民が気付いたと言えるし、それが理解されないのならば与党の説明が足りない。世論調査の説明「不十分」は、極めて国民が冷静に判断したのであって誤解が生じているからではない。

 ★自民党総裁の再選を果たした首相・安倍晋三は来年の参院選後に憲法改正の発議にこぎつけたいと話している。総裁選の公約といえる「所見」では「時代が求める憲法へと改正を目指し、国民的な議論を深める」としており、そのためには秋の臨時国会で超党派の衆参憲法調査会の再開は不可欠となる。今回の安保法制可決は憲法改正の追い風になるのか、逆風となるのか。

 ★力のある安倍政権でこの時期にたたみかけて憲法改正にまでこぎつけようという保守派の勢いはついているはずだ。ただ、解釈変更という王道から逸脱した手法で可決した今、堂々たる国会議論で反対派をねじ伏せたとは到底言えない審議では、この先、改憲国会が持たないという不安がある。自民党支持者層、保守層でも審議「不十分」の声が多いことで腰砕けになるのではないか。あの時強引に採決せず、丁寧に議論していればその後の憲法議論がスムーズになったのではないか。目先の解釈変更にこだわって王道の憲法改正への道が開けないというのが現実ではないのか。まあ最近の自民党の方針は「国民が反対してもやる」のだから関係ないか。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 安保法案に反対するものたちは参院選に照準を切り替える時だ  天木直人(新党憲法9条)
安保法案に反対するものたちは参院選に照準を切り替える時だ
http://new-party-9.net/archives/2716
2015年9月25日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 安保法案が強行採決された後でも、同じような顔ぶれで、同じようなデモが続いている。

 それもいいだろう。

 しかし安保法案が強行採決された今となっては、来年夏の参院選に向けて打倒安倍自公政権に照準を切り替えるべきだ。

 なぜならば、安保法案を廃案に追い込むためには、政権交代しかないからだ。

 そして政権交代ができるほどの議員を選挙で勝ち取るためには、護憲勢力を一つにまとめて選挙に臨むしかない。

 護憲勢力が一つにまとまれば間違いなく選挙に勝てる。

 しかし共産党の画期的な呼びかけにもかかわらず、野党の動きが鈍い。

 とくに野党第一党の民主党が、いまでも護憲を巡って内部で意見が合わず、それでいて決して分裂しようとしない。

 これではいつまでたっても護憲勢力は統一出来ない。

 なぜデモをする者たちは、安保法反対から、護憲政党の統一を叫ぶ方向に照準を切り替えようとしないのか。

 彼らの多くが既存政党を支持しているからそれが出来ない、しようとしない、というのなら何をかいわんやだ。

 所詮は既存政党、政治家の発想から抜け出せない限界だ。

 しかし特定の護憲政党に肩入れしていない者たちも多いはずだ。

 なぜ彼らは既存の護憲政党に、もっと強く統一を呼びかけないのか。

 それでもだめなら、なぜみずから政党をつくろうと動かないのか。

 護憲政党の統一づくりから逃げているようでは安倍自公政権は倒せない(了)



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 中曽根氏が山本太郎氏の一人牛歩と小西氏の長時間演説を批判!「ああいうパフォーマンスで参院の権威が落ちた」←言えた義理か
中曽根氏が山本太郎氏の一人牛歩と小西氏の長時間演説を批判!「ああいうパフォーマンスで参院の権威が落ちた」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8144.html
2015.09.25 12:00 真実を探すブログ



☆中曽根氏、山本太郎氏の一人牛歩と小西氏の長時間演説を批判 「パフォーマンス」「情けない」
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000529-san-pol
引用:
 自民党二階派の中曽根弘文会長代行(参院議員)は24日の同派例会で、安全保障関連法案をめぐり参院本会議で議場をゆっくり歩く「牛歩」を行った生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表について「ああいうパフォーマンスで議長の権威、参院の権威も非常に落ちてしまった」と批判した。


 また、長時間の演説を続けた民主党の小西洋之参院議員についても「党として、一議員の行動を止められないのは情けない」と述べた。
:引用終了


以下、ネットの反応


















ここまで言うということは、仮に政権交代が起きて自民党が野党になった時は何もしないということですよね。自民党議員達は何度も繰り返して「議席の数が民主主義」等と繰り返していたので、政権交代が起きた後は黙って採決に従って欲しいと思います。


まあ、山本太郎議員や小西議員を批判するのも分かりますし、批判という意見をいう行為はドンドンやるべきです。その代わりに、後でその発言を最大限に利用させて頂きますが・・・(苦笑)。


【国会パフォーマンス】小西ひろゆき「文章読み上げ」山本太郎「一人牛歩」


【山本太郎 牛歩!】数珠を持ち焼香合掌する!2015年9月18日 国会 本会議


参議院本会議 〜山本太郎一人牛歩〜


「アメリカと経団連にコントロールされた政治は止めろ」山本太郎、最後の訴え


関連記事
「議会制民主主義をあそこまで破壊した自民党は死んだも同然です」 山本太郎参議院議員インタビューを実況します。 岩上安身氏
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/613.html





http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK193] [改憲前夜の今だから・・]死んでも見たい!「6分でわかる自民党が憲法改正した後のスゴイ日本」アニメ動画
健康になるためのブログ
【改憲前夜の今だから・・】死んでも見たい!「6分でわかる自民党が憲法改正した後のスゴイ日本」アニメ動画
http://健康法.jp/archives/6555
公開日: 2015/09/25



http://www.asuno-jiyuu.com/

みなさん、はじめまして☆
私たちは、自由民主党の「日本国憲法改正草案」の内容とその怖さを、広く知らせることを目的とする、若手弁護士(弁護士登録期が51期以降=登録から15年以内)の有志の会(略称「あすわか」)です。
現在、当会で作成したパンフレットや紙芝居を使って、全国各地(?)で講演(憲法カフェ、ランチで憲法など)を行っています!
また、イベントや集会に参加したり、声明を発表する、書籍を出すなどもしています。
こういった活動は、FacebookTwitterでも発信しています  ご注目ください!
なお、お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで!

この動画は、自民党改憲草案の内容をシミュレーションの形で紹介したものです。すでに-12万部を売り上げているパンフレットを、動画にしました。
 憲法というと、なんだか自分の生活と何の関係があるのか分からなくて興味も湧かないか-もしれません。憲法は人が生きていく上で当たり前のようなものである自由や人権にかか-わる法で、国民がそえらを守るために、国家権力を縛るものなのです。自民党はその憲法-について、前代未聞の大変革を行おうとしています。どんな内容か…は、どうぞ動画-をごらんください。



憲法が変わっちゃったら、どうなるの? 〜 自民党案シミュレーション 〜



王様をしばる法 〜憲法のはじまり〜











自民党改憲案の内容をイラストで解説したパンフレット(A4の4つ折りサイズ)
「憲法が変わっちゃったらどうなるの?〜自民党案シミュレーション〜」
の購入概要は、以下の通りです。

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これは必見の動画です。自民党の改憲草案(こういう風に憲法を変えちゃうよという案)を読むのはしんどいな〜と思っている方が、とっかかりとして見るには最適の動画です。

この動画を見て、ヤバすぎると感じたら、改憲草案を解説した本もたくさん出版されているのでそちらを読むと良いと思います。なんかイヤだな〜と思った人は、拡散もよろしくお願いしま〜す。

まあ、改憲しなくても今の国会でも次々とヤバい法案が審議・可決されましたが・・

【朗報】「盗聴やりたい放題法(刑事司法改革関連法案)」今国会成立を見送り

http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/632.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 安倍・自公の戦争法隠し(本澤二郎の「日本の風景」(2127) <1・2億人をだませるか> <幻想公約を振りまく独裁者>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52116273.html
2015年09月25日 「ジャーナリスト同盟」通信

<1・2億人をだませるか>

 世界はじっとしていない。欧州に逃げこむ悲惨なシリア難民、他方アメリカ訪問中の中国の指導者は、連日、大歓迎の渦に巻き込まれている。わが極右の独裁者は、戦争法強行後、老いた母親に抱かれたり、別荘でゴルフざんまいの休養の日々を送っていたが、9月24日に「戦争法隠し」の記者会見を行った。新聞テレビを抑え込んでの第2ラウンドは、来夏の参院選に圧勝することにある。安倍の嘘とだましの作戦は、これからも1・2億人をうまく騙せるか?

<幻想公約を振りまく独裁者>

 日本国民は戦争法に怒り狂っている。大陸や半島の人々も「日本の過去」を思い出して、日本不信を募らせている。安倍・自公政権の負債は、とどまることがない。危険な日本沈没へと追い込んでいる。
 専門家は安倍・自公の次なる冒険主義に不安を抱いている。自作自演の武力衝突を引き起こさないかと。戦争法を正当化させるためである。積極的平和主義というまやかしで、自衛隊の派兵を次々送り出すであろう。そして前面に 「GDP600兆円」という実現不可能な数字を掲げて、再び国民を釣ろうというのだ。「安心できる社会保障」どころか、軍拡予算で福祉はどんどん削られている。空前の借金財政によって財政の健全化は、夢のまた夢である。
 自民党内はいち早く安倍後継に動いている。石破の派閥結成が点火した。安倍政策を冷ややかに見下す空気が噴き出している。

 政界雀は「安倍にスキャンダルを週刊誌に暴かれた額賀は、アベノミクスは道半ばと決めつけ、安倍後継の準備を始めた」と明かす。北京でも、いち早く安倍続投をぶち上げた親中派のはずだった二階を「中国と日本での発言は正反対。公明党だけでなく信用できない」と北京パイプ失格のレッテルを張られている。期待は民主党の岡田に移っているようだ。

<質問不在の会見後に財閥慰労会へ>

 安倍日程を見ると、安倍はNHKの広報宣伝に格好な時間帯の6時に会見している。時間は30分。おそらく20分は自己宣伝である。質問も事前に内閣記者会と打ち合わせたものだ。中身など何もない。一方的な安倍宣伝の場である。
 これがNHKの生中継のあとの7時に再び御用記者による解説も加わる。
 そのあとに財閥による慰労会がセットされていた。三井・三菱・日立の代表らが待つ料亭に駆け込んだ。
 ここからは民衆が抜け落ちている。

<最大の功労者・太田を留任、それとも山口か北側と交代?>

 さて10月人事の行方だが、麻生と安倍の関係は私事にわたっているため、放り出せない。筆者の関心は太田である。
 多くの専門家が見落としていることは、国交省の責任者である太田こそが、安倍の改憲軍拡実現の立役者であるという事実だ。太田・公明党の協力なくして平成の治安維持法は成立しなかった。むろん、憲法違反の集団的自衛権行使の閣議決定も、いわんや憲法違反の戦争法も実現しなかった。
 公明党は軍隊組織よろしく、一糸乱れることなく太田に従った。山口・北側・井上らも安倍・日本会議の指示に従った。背後で何があったのか、いずれ判明するだろう。
 したがって安倍・戦争法の最大の功労者である太田は、希望するポストはなんでも手にできる。留任しようとすれば、安倍は断れない。どうするか。

 一方で、太田には創価学会内で「池田先生の裏切り者」との評価が定着している。その軋轢は太田の周辺に拡大している。「池田先生は太田の裏切りを決して許さない」(木更津市の戦争遺児の遺言)との声は創価大学内にも波及している。「公明党を戦争党にしたA級戦犯」だからであろう。
 10月人事の注目点である。

<70年談話の悪しき功労者・北岡をJICA理事長>

 安倍は70年談話の功労者である、典型的な御用学者の北岡伸一をJICA理事長に引き上げた。安倍・戦争法に貢献する国々へと血税をばらまく仕事である。
 ナベツネの子分でも知られる。
 JICAに対して、国際的な人権団体から厳しい視線を投げかけられている。支援先の民意に反する援助が多くみられるからだ。人権侵害のJICAが、北岡のもとで、さらに深まることが懸念される。

<日本国民が見えない財閥傀儡政権>

 安倍・改憲軍拡政権は、来夏の参院選で引き続き創価学会の力で、野党を蹴散らす作戦を推進する。野党1本化の行方が、そのカギを握っている。岡田の力量が試されよう。党内の極右・日本会議や松下政経塾からのいやがらせだ。排除できれば、展望が拓けるだろう。
 野党・国民の敵は財閥傀儡政権である。日本の1%である。民意を反映しない財閥傀儡政権を、99%が勝負を挑む戦いである。学生・市民・労働者は戦争法デモで、安倍・自公の正体を暴いて見せた。
 99%が勝てないわけがない。安倍の戦争法隠しに騙されない賢い日本人であれば、選挙に勝てる。選挙屋「ムサシ」が作動すると、勝てる選挙も敗北する。野党の警戒が求められる。

2015年9月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK193] <新国立問題>下村文科相辞意も慰留 内閣改造まで続投へ(毎日新聞)
記者会見を終え頭を下げる下村博文文科相=文科省で2015年9月25日午前9時28分、梅村直承撮影


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000028-mai-pol
毎日新聞 9月25日(金)11時23分配信


 新国立競技場の旧整備計画の白紙撤回をめぐる問題で、下村博文文部科学相は25日の閣議後の記者会見で、24日夜に安倍晋三首相に辞任を申し出たことを明らかにした。しかし安倍首相から10月予定の内閣改造まで続けるよう慰留されたとして辞任はしない。また、下村文科相は自身の議員歳費分を除く給与(賞与を含む)6カ月分約90万円を、前文科省事務次官の山中伸一・同省顧問と日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長は給与月額10分の1を2カ月分、それぞれ自主返納すると発表した。

 24日に検証委員会がまとめた報告書が3人の責任に言及したことを受けた措置。

 下村文科相によると、安倍首相には24日午後9時半ごろに電話で辞任を申し出たが「今までの経緯の中で辞任に値しない。近々内閣改造をするので改造までは引き続き務めてほしい」と慰留されたという。下村文科相は辞任を申し出た理由について「多くの国民の皆さまに心配と迷惑をかけた。政治的責任がある」と述べた。

 下村文科相は給与の返納を半年分とした理由について、新国立競技場の総工費が高騰する見通しだとの報告を初めて受けた今年4月を起点にしたという。山中前次官、河野理事長は過去の官僚らの対応を参考に決めたという。

 下村文科相の自主返納額は、月額給与約170万円から議員歳費を引いた約47万円が対象。ただ、閣僚は東日本大震災を受けて一部返納しているため、対象月額は約12万円で、6カ月分は計約72万円。夏の賞与(約90万円)についても震災で返納しているため対象額は約17万円になり、返納額は計約90万円になる。

 報告書は、新国立競技場の整備という難度の高い事業に求められる適切な組織体制をとらなかったことを問題視した。事業主体のJSCの理事長と、JSCを所管する文科省の下村文科相、当時の事務次官だった山中氏に責任があったとした。【三木陽介、佐々木洋】



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK193] NHK受信料支払い義務化でマイナンバーカードで徴収&「安保の次は経済」って岸と池田の一人二役か。アホくさ。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-dace.html
2015年9月25日 くろねこの短語


 NHK受信料の支払いを義務化して、マイナンバーカードを使って徴収しようって案が検討されているらしい。軽減税率分を還付金にしてっていう財務省のやり方と同じで、とにかくマイナンバー制を否が応でも浸透させるためにいろんな策略練ってるってことか。

・<NHK受信料>自民小委が「義務化」を提言
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000062-mai-pol

 TVでも御用コメンテーターがいろいろ宣伝してるようで、昨日もテレビ朝日『ワイド!スクランブル』でレレレのシンゾーと焼肉友だちの末延君が「世界中で採用されている制度だから」ってプロパガンダしてました。確かに、アメリカやフランス、韓国なんかでも社会保障番号といったマイナンバーに似た制度がある。でも、成りすまし犯罪が多発して、様々な問題点が指摘されて見直しが始まっているのも事実なんだよね。

 2006年に国民IDカード法が成立したイギリスでは、「恒常的な人権侵害装置」という理由で法律そのものが今年になって廃止になった。焼肉友だちの末延君は「国家への信頼が基本」ってエクスキューズしてたけど、憲法違反の法律をゴリ押ししたレレレのシンゾーのどこに信頼があるっていうんでしょう。お笑い種だね。

 でもって、そのレレレのシンゾーだけど、自民党総裁再選の記者会見で、「新三本の矢」なんてことをぶち上げたってね。そんなことより「旧三本の矢(=アベノミクス)」の大失敗の反省が先だろうに、「GDP600兆円」なんて香具師まがいの八百並べたててます。 

 目指すのは「一億総活躍社会」だそうで。ああ、どこかで聞いたような、って感じたあなたは鋭い。そう、池田内閣の「所得倍増計画」ですね。60年安保と引き換えに辞職した岸信介の後を継いだ池田勇人が、「これからは経済だ」ってんでぶち上げた政策なんだが、レレレのシンゾーは爺さんと池田の一人二役をやってるってわけなんだね。

 憲法についても、「憲法は国の未来、理想を語るもの」だそうで、「現行憲法の基本的な考え方の維持は当然の前提として、必要な改正は行うべきだ」って息巻いてます。「みっともない憲法ですよ、はっきり言って」なんてほざいてたことを忘れたか。これって、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」と定めた無憲法第99条に明らかに抵触する発言なわけで、んな野郎に言われたかないやってなもんです。稀代なる政治学者、小室直樹大先生は「憲法とは国家権力への国民からの命令である」と喝破したが、ま、いまからでも遅くないから立憲主義の何たるかを勉強するこった。

・安倍総裁再選 会見要旨 「新しい三本の矢を放つ」
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015092502000138.html

 それはともかく、来年の参議院選挙では「改憲を公約にする」そうだから、そんな具合にいい気になっていてくれれば、倒閣運動のモチベーションもますます上がろうというものだ。ちなみに、昨夜は、富士フィルムホールディングス会長、三井物産会長、三菱地所会長、日立製作所会長と南麻布の高級日本料理屋で会食したようで、国家戦略としての「武器輸出」でも語らったか・・・なんて妄想が妄想でなくなる日も間近のようなそんな気がする雨の金曜であった。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK193] やはり岡田代表では無理だったということだー(天木直人氏)
やはり岡田代表では無理だったということだー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snh8ic
25th Sep 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks


私が9月20日のメルマガ第770号「画期的な共産党の選挙協力呼びかけに

岡田民主党は英断で応えよ」で岡田民主党代表にメッセージを送ったのは、

岡田代表に期待してそうしたのではない。
 
 むしろその逆だ。

 これまでの岡田代表や、私の限られた岡田代表とのかかわりから、

岡田代表ではとても無理だ、しかしそれでも、岡田代表はそうするしかない、

それほど民主党の未来はなく、日本の政治の未来もない。

だから清水の舞台から飛び降りる気持ちで英断をしてみろ、と檄をとばしたつもりだった。

 そしてその時にも書いたが、岡田代表の権限と責任で一人で決断せよ、

そして賛同できない者は切り捨てろと書いた。

 やはりそれは岡田代表には無理だった。

 民主党は連休明けの24日、

国会内に岡田代表や枝野幹事長ら幹部が集まって、

共産党の連携に関して協議したという(9月25日読売)。

 こんな事をしていては駄目だ。

 そして案の定駄目になった。

 協議を終えた後、細野政調会長は共産党の政権構想について

「到底、実現できる中身ではない。

(安全保障政策で)両党が一致しているとはとても思えない」と

主張した事を明らかにしたという。

 これは細野一人の主張ではなかったはずだ。

前原、長島ほか多くの民主党議員も同じ主張に違いない。

 おまけに連合まで加わる始末だ。

 古賀会長も24日、記者団に次のように語ったという。

 「非常に難しいパズルを解くような状況だ。

一つ二つの政策でひっついたり離れたりするものではない」と

否定的な考えを示した」という(9月25日読売)

 何という言い草だ。

 憲法9条が安倍自公政権にここまで足蹴にされているというのに、

それに対抗することが、「一つ二つの政策」というのか。

 だから言ったのだ。

 誰にも諮ることなくみずからの権限と責任で決断しろと。

それが、「死んでも死にきれない」と公言して、

わざわざ民主党代表にみずから手を上げた覚悟ではなかったのか。

 清水の舞台から飛び降りたのは志位委員長のほうだった。

 「清水の舞台から飛び降りたので協力を」

 こう言って志位共産党委員長は国会内で野党に共闘を訴えているという。

 この志位委員長の言葉にウソはないだろう。

 志位委員長の打ったバチに響けなかった岡田民主党に未来はない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 手塚治虫がすごすぎる。安倍首相が『悪魔の開幕』の丹波首相そのものに見える。手塚治虫が1970年に45年後の今を予言、
そして私たちに警告していた。






「時計仕掛けのりんご」には手塚治虫の不思議な話がちりばめられている

http://outer-storage.blog.jp/archives/33863391.html

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51R-2VI%2BuPL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-v3-big,TopRight,0,-55_SX324_SY324_PIkin4,BottomRight,1,22_AA300_SH20_OU09_.jpgAmazonでKindle版が100円以下という破格ででていたので、早速購入しました。タイトルは「時計仕掛けのりんご」です。タイトルだけでも意味不明。

昨日買って早速読み終えました、なんですかね、この気持ちは。

短編集がいくつもちりばめられており、1つ1つの短編集がミステリアスというか、読み終わると不思議な気持ちになります。難解、というわけではないのですが、設定が現代とかなり乖離している(非常に空想的)である話が多く、落ちが読めない。

中にある短編集のうち、1番のおすすめはやはり「時計仕掛けのりんご」です。これは未来を予測したと言っても過言ではないと思います。日本は、少なくとも今の日本は、他の国と比べ危機感やハングリーさのようなものが足りない気がします。まあ高度経済成長で世界2位まで成長し、そうなるのも無理はないと思います。過去に稼いだキャッシュでさらに有利に経済を進め、さらに裕福になろう、とはならない。今の生活に満足し、あとはまあまあ普通に仕事してのうのうと生きていく。そんな雰囲気です。とはいえそんな平和な日本が僕は好きですが。

しかし、この「時計仕掛けのりんご」のように、それを付け狙う悪いやつがいる、という事を示唆させてくれます。手塚治虫の警告なのかもしれません。漫画の「イキガミ」のように、ある種のシビリアンコントロールやプロバガンダとしての政策が、水面下で動いていてもそれに気づかないという事が存分にあり得るのでは?という事です。考えすぎですかね。でも僕は

「みんな”時計仕掛けのりんご”になるな」
 
そう手塚治虫が言っている気がします。


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/637.html
記事 [政治・選挙・NHK193] 「野合ではない。野合批判を見越して志位さんは考えている。:三宅雪子氏」
「野合ではない。野合批判を見越して志位さんは考えている。:三宅雪子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18419.html
2015/9/25 晴耕雨読


https://twitter.com/yukikomailmaga

>小池 桟 桜木町、枝野スピーチ、「多数決で決めなければならないことが多いが、それは憲法の枠内でなければならない」「権力が、憲法の解釈を勝手に変えてはいけない」「日本の領土領海は、個別的自衛権の問題」で、大きな拍手。



>志位和夫 翁長知事が当選直後、党本部に挨拶に来られた時の言葉が忘れられません。 「これからは保守は革新に敬意を表し、革新は保守に敬意を表し、これからの沖縄のあるべき姿をめざして、心を一つにやっていきたい」 この精神に学びたい。互いに敬意をもって、日本のあるべき姿をめざし、心を一つに!


桜木町。


あそこでK議員に抗議していた方と私とは、もちろん縁もゆかりもないのだけれど、なぜかネット国士の皆さん(フォロワーを見たら自民党議員やその関係者ばかりだった)が(共産党の提案に反対する)K議員に声援を送るどころか「K議員を守ろう」などと言っている摩訶不思議な現象。


やだやだ。


しかし、志位さんのツイートは、人の心をぎゅっと掴むものがあるのだが、ご本人が書いているのだろうか。


今度聞いてみよう。


翁長知事の言葉の引用とかうまい。


「これからは保守は革新に敬意を表し、革新は保守に敬意を表し・・・」注:私は特に共産贔屓なわけでなく、先入観とかアレルギーがないだけ。


また、(K議員を守るつもりらしい)ネット国士の人が「街頭演説をする資格さえない」と言ってきたけれど、参政権がある人全員にあります。


勉強してね。


ネット国士の方は野党共闘を阻止したいので必死。


そうなんです。


そこなんです。


@kuuchan714 共産党の危機感と安保法案に反対する多くの人の危機感はかなりイコールだったのかなと思います。


>茂木健一郎 野党のみなさん、分裂なんかしている場合じゃなくて、統一候補を立てるための選挙区調整を今すぐ。共産党を含めて。ある意味では、共産党が(選挙協力するという意味での)公明党化すれば、組織票を持っている共産党は選挙に勝つための重要な力になります。自民党のおごりは、野党の堕落の鏡です。


>taichi-masaのリベラルで行こう 人を批判するのは自由だが、人としての存在までをも否定するのは間違い。自分が支持する人でもどこかに疑問の気持ちを持つ心、自分が批判している人でもどこかに寛容な気持ちを持つ心が必要なのではないか。全否定、全肯定ではなく、その人の発言・行動によって部分否定、部分肯定をする事が望まれる。


>ちだい SEALDsの功績は、今の大学生たちに「政治」を考えさせるキッカケを作った。彼らはもちろん、彼らの友達もまた政治を考えるようになる。情弱のオジサンたちが取り残されるぐらいに若者たちが政治を考えるようになったら、日本の未来は少しだけ明るくなるかもしれない。まずはできることから。


デモやSEALDsに関しては、最近でも市議が誹謗中傷に近い投稿を行い、批判が集中してツイートの削除に追い込まれました。


「デモをする人は普通の人でない」というのが、安倍政権を支持する方に共通する主張のようです。


それは実際に参加すれば違うということがわかります。


もちろん、組織団体やまたそこに所属している方々もいますが、その方々が参加することもまた当然自由です。


その方々も「一般参加者」なのですから。


SEALDsへの今回のこの市議のような過剰な批判は「怖い」という感情の裏返しに見えます。


若者の運動を必死に妨害しようという姿は滑稽すら見えます。


民主党時代、正直「なぜこの人は自民党ではなく民主党なのだろう」という議員はいました。


現在も、政策の9割は自民党と合致しており自民党との親密さを隠そうともしない方もいます。


多くは選挙区事情のように感じます。


すでに自民党候補者がいたり議席を持っていることなどが理由です。


有権者にとては紛らわしいですね。


そういう選挙区の選挙結果を見てみると、一方が小選挙区で当選、片方は比例復活当選と2名当選しています。


市議県議では自民党所属、国政では自民党に枠がなかったため、民主党から立候補というケースは実際あります。


集団的自衛権の議論をきっかけに本来はうやむやにしておいてはいけなかったこうした重要政策に対する考え方を鮮明にしなければいけなくなり、結果的に政策の違いが炙りだされてきたようです。


この先は、実績に関係なく、こうした考えが異なる方への公認については真剣に考えなければいけません。


各党の存続に関わる問題です。


昨日、感じたのは、思った以上の「日本会議」アレルギーです。


抗議された方は、見当違いにも集会結社の自由を叫ばれていていましたが、「日本会議」が最も「安倍さん的なもの」の象徴になっており、「安倍さん的なもの」に対峙していくべき民主党議員が所属していることに対するご批判だったようです。


でも、考えてみると、「日本会議に所属していたら支持できない」=「日本会議をやめたら支持する」なので、それは個人が考え決断すべきことかと思います。


意見を言ってきた有権者(しかも高齢な方や女性が目立った)を「身の危険を感じた」と(映像を観たらわかりますが大袈裟すぎます)「暴漢扱い」は候補者としてはいかがなものかなと、ここは反省を促したいところ。


>小西ひろゆき安倍内閣は秋の臨時国会を招集しない可能性も大きい。その場合、次は1月中旬以降の通常国会になる。 臨時国会を開会せず、世論動向や政党支持率を見ながら、いきなりの解散総選挙もあり得ると思う。 臨時国会がない場合は、選挙で倒閣するしかない。その場合は、野党大同団結も意義ありと考える。


「日本会議アレルギー」は過剰にも感じたけれど、これはマスコミの「日本会議」=「安倍政権」の印象操作の結果だと思われます。(実際のところは私にはその関係の深さはわからない)


所属議員は、しばらくは行く先々でやめるよう言われるんだろうなあ。


>金子洋一 「民主党と共産党などの他の野党の票数を合わせれば自民党に勝てる!」とおっしゃる方がいるが、有権者をなめるなと言いたい。その選挙協力を野合だとして忌避する皆さんが多いからだ。選挙めあての行動は見すかされる。


今、ある方のツイートを読んで感じたのは、つまり、その方は共産党より自民党の方が考えが近いわけで・・・。


イデオロギーは別として、政策面では安保、雇用、福祉など合致点が多く、だからこそ5野党で今国会でともに闘ってきたのでは?


共産より自民!という発想なのかな。


早速、南スーダンに駆けつけ警護の話が出てきた。野党共闘は急がれる。


たまたま先に言い出したのが共産党で、その共産党は、ポストは要求しない、望みは立憲主義を取り戻すことと戦争法案(もう案ではないが)の廃止の2点のみと言っている。


野合ではない。


野合批判を見越して志位さんは考えている。


共産党は、確実に衆参で議席を伸ばすのが明らかなのに、今回の話を言い出したということは、よほど危機感があるということで、それが反対の立場の方々の心に(共産党支持者でない方にも)響いたのではないかな。


それに迅速に答えられないとなると、その党は信頼を失うように思う。


南スーダンに自衛隊を派遣したのは民主党。


永田町ではそんなことは誰もが知っている。


現在、問題になっているのは「駆けつけ警護」である。


したがって「ブーメランw」は適切なな批判ではない。


それより、警護するのが千人を超える中国軍(私はどこの国だろうと一緒だが)であることからは目は逸らす?


鴻池祥肇議員が山本太郎議員をべた褒め?「委員会での質問良かった」 #ldnews http://t.co/NzXRAXB3V4

大義のための野合(野合ではないけど)と、選挙のために政策が全く違う党に所属していること、どちらを有権者は支持するだろうか?


【IWJブログ】共産党の呼びかけに反発した民主党・金子洋一参議院議員(日本会議所属)、支持者へ暴言ツイート――野党共闘を求める市民を、極真空手七段の猛者に力づくで排除させるって本気なのか!? http://t.co/Tjdkv0ERT0 @iwakamiyasumiさんから

国会議員は、激励されたら反射的にお礼を返すので(返さない人も多いけれど)その相手がたまたまネトウヨということはありうるし、それをあまり責めるのも酷な気も。


しかし、ネット上で野党共闘反対議員を激励しているのは、主にネトウヨだ。


フォローは自民党議員がずらり野党議員はゼロだった(汗)。


で、K議員に応援リプ(と本人が思っている)を送っているのが、ほとんどが自民党支持者であると教えてあげたくなるが、くったくなく(N議員もそうであるようだ)お礼を言っているトホホな状態。


このままでは、神奈川選挙区は、自民党票は3人に分散、野党票は他へとなりそうと余計な心配をする。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK193] <軍学共同>防衛相が大学などに軍事研究費を支給へ!軍学共同(大学・研究機関における軍事研究)反対アピール署名も
【軍学共同】防衛相が大学などに軍事研究費を支給へ!軍学共同(大学・研究機関における軍事研究)反対アピール署名も
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/6569
2015/09/25 健康になるためのブログ



http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015092401001854.html

軍事技術に応用できる基礎研究に防衛省が研究費を支給する初の公募で、東京工業大など4大学と理化学研究所、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、パナソニックなどの計9件が採択されたことが24日、防衛省への取材で分かった。同省は25日に結果を公表する。


 応募総数は109件で、うち大学などが58件で過半数を占めた。小型無人機に活用できる技術で、実績のある研究機関が採択されるケースが目立った。


 国内の大学は過去の戦争協力への反省から軍事研究に消極的だったが、研究予算不足を背景に防衛省研究への関心が高まっている。



⇒軍学共同(大学・研究機関における軍事研究)反対アピール署名のサイトはこちらをクリック
http://no-military-research.a.la9.jp/#.VgSXGvNAua8.twitter

防衛省は、大学や研究機関を軍事研究に取り込む「軍学共同」の動きを強めています。例えば、防衛省防衛技術研究本部と大学・研究機関との間で締結された共同研究の件数は、2010年ごろから加速的に増加する傾向にあります(詳細はこちらをご覧ください)。このような動きは、「戦争を目的とする科学研究には絶対に従わない」(日本学術会議の総会声明、1950年)という戦後の日本の学術の立脚点から逸脱しています。戦争を目的とする軍事研究が大学や研究機関で本格的に行われることになれば、科学の発展は歪められ、学問の自由や研究者の基本的人権が踏みにじられてしまうでしょう。


この「軍学共同反対アピール署名」は、大学教員や研究者(人文・社会・自然科学のあらゆる学問分野で研究・教育に携わる方々。退職者や企業の研究者・技術者も含む)ばかりでなく、大学院生•学生も、そしてこの問題に関心を持つ市民の方々からの賛同も歓迎します。軍学共同の動きを止めるため、ご一緒に声を上げましょう。


池内 了(名古屋大学名誉教授、宇宙物理学)
沢田 昭二(名古屋大名誉教授、物理学)
鰺坂  真(関西大学名誉教授、哲学)
赤井 純治(新潟大学名誉教授、鉱物学)
北村  実(早稲田大学名誉教授、哲学・社会思想論)
森田 龍義 (新潟大学名誉教授、植物学)
山崎  健 (新潟大学、運動生理学)
浅見 輝男 (茨城大学名誉教授、土壌学)
塩谷  光 (通信工学・信頼性工学)
福田 邦夫(明治大学軍縮平和研究所所長、貿易論)
野中 郁江(明治大学教授、会計学)


ほか47名。全呼びかけ人リストは >こちらhttp://no-military-research.a.la9.jp/list


以下ネットの反応。
















大学から「文系」を消し去り新たに「軍系」を築き上げようとする愚行。世界のトレンドとは真逆を行き、戦前へ回帰しようとする超ダサい安倍政権。そして、研究費欲しさにそれに群がる研究機関。


おかしいと思う方はこちらから反対の意思表示を。
⇒軍学共同(大学・研究機関における軍事研究)反対アピール署名のサイトはこちらをクリック
http://no-military-research.a.la9.jp/#.VgSXGvNAua8.twitter



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK193] <マジでヤバいよ>8月の消費者物価指数がマイナスに!アベノミクス旧3本の矢はどうしちゃったの?
【マジでヤバいよ】8月の消費者物価指数がマイナスに!アベノミクス旧3本の矢はどうしちゃったの?
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/6575
2015/09/25 健康になるためのブログ



総務省が25日発表した8月の全国消費者物価指数(2010年=100、価格変動の大きい生鮮食品を除く)は前年同月比0.1%下落の103.4となり、日銀が大規模金融緩和を始めた13年4月以来2年4カ月ぶりにマイナスに転じました。




消費者物価指数・・・消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう、英: Consumer Price Index、略称:CPI)とは、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。国民の生活水準を示す指標のひとつとなっている。消費者物価指数は「経済の体温計」とも呼ばれており、経済政策を的確に推進する上で重要な指標となっている。


ついに2年4カ月ぶりマイナスに・・・8月消費者物価指数(15/09/25)







以下ネットの反応。




















物価を押し上げるために、日銀がバンバンお金を刷って国債買って(200兆円)(これが異次元の量的緩和)、出た結果がこれですからね。その過程で株価だけは吊り上がり富裕層と大企業は儲かりましたが、庶民の生活は苦しくなるだけです。


しかも、異次元の量的緩和はアメリカのしりぬぐいをする格好で始まりました(始めさせられた?)。アメリカはリーマンショック後すぐに異次元の量的緩和を開始しもう終了しています。


そして、日本のしりぬぐいをしてくれるところはありません。もし、これで第3弾の量的緩和をするような展開になって行けば(見せかけの株価・好景気を維持するため)、国債の暴落が現実味を増してきます。


株式市場からは外国人投資家がいなくなったと言われていますし、日本の経済・景気はかなりヤバイと思われます。ご注意を。




http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 参院選「自民大敗」予測…始まった野党共闘に落選運動がトドメ(日刊ゲンダイ)


参院選「自民大敗」予測…始まった野党共闘に落選運動がトドメ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164445
2015年9月25日 日刊ゲンダイ



野党の選挙協力がカギ(C)日刊ゲンダイ


 成功すれば安倍内閣を倒せるはずだ。ようやく野党の“選挙協力”が動きはじめた。民主党の岡田克也代表は25日、共産党の志位和夫委員長と会談。さらに、民主と維新は10月中に協議機関を設置する予定だ。これまでバラバラに戦ってきたために“安倍批判票”が分散し、“自民1強”を許してきたが、野党が一致協力すれば、来年夏の参院選は“自民敗北”となる可能性が高い。


 自民党が野党の選挙協力を脅威に感じているのは間違いない。さっそく谷垣禎一幹事長は「民主党が共産党と組むとすれば、果たしてどこへ行こうとしているのかという感じ」と牽制している。野党の選挙協力を嫌がっているのは明らかだ。


 実際、共産党の全面協力はインパクトが大きい。来年7月に行われる参院選の勝敗は、31から32に増える「1人区」がカギを握っている。これまで共産党は全選挙区に候補者を立ててきたが、野党協力を進めるために、「1人区」には候補者を擁立しない方針。共産党は各選挙区に堅い基礎票を持つだけに、そのまま野党候補に上乗せされたら、選挙情勢はガラリと変わる。


 たとえば2013年の参院選。自民党は1人区で「29勝2敗」と圧勝したが、野党共闘が実現すれば、宮城、山形、栃木、新潟、長野、山梨、三重の「7選挙区」で逆転する。さらに、青森、秋田、大分の「3選挙区」は3万票以内の大接戦だった。野党が共闘しただけで、自民党が圧勝した2013年参院選さえ「互角」に近い戦いだった。


 しかも、来年夏の参院選は、シールズなど「安保法案」に反対する勢力が「1人区」をターゲットにして「落選運動」を展開する予定だ。自民党候補が「1人区」でバタバタと落選しておかしくない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。


「世論調査では“安倍首相を支持しない”が50%を超えている。野党が共闘し、“安倍批判票”の受け皿をつくれば、野党は大勝する可能性が高いと思う。過去の参院選を振り返ると、大きなテーマが争点になると激変が起こりやすい。07年は“消えた年金”が争点になり、自民党は1人区で6勝23敗と惨敗しています。国民の多くが“安保法案”に反対しているだけに、安保法案が争点になったら雪崩現象が起きると思います」


 問題は、本当に野党の選挙協力が実現するのかどうかだ。


「成否のカギは2つあります。1つは、共産党が後方支援に徹することができるかどうか。黙って何も言わず、候補者を擁立しないことが一番いい。民主や維新に条件をつけたら、まとまるものもまとまらない。もう1つは、民主党が大人の対応を取れるかどうかです。民主党の保守系議員は、“共産党と協力したら保守票が逃げる”と文句を口にしている。そうした不満を口にすれば、自民党に攻める材料を与えるだけだし、有権者の期待もしぼませてしまいます」(政界関係者)


 野党議員は来年夏の参院選が安倍政権を倒すラストチャンスだと考えるべきだ。もし、野党共闘が失敗し、自民党を勝たせたら安倍首相の暴走は止まらなくなる。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 国連総会に合わせ日ロ首脳会談 合意:米露首脳会談も同日に開催

 9月17日、戦争板に「ロシア、米に軍同士の対話提案:シリア問題をめぐり、プーチン大統領訪米時にオバマ大統領との会談も“噂”として」( http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/861.html )という投稿を行った。

そして、

「ロシア、米中けん制 岸田外相の訪ロ受け入れ:今日から訪露(記事とは違いシリア問題をめぐって米露関係は急速に緊密化)」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/321.html

と米ロ関係の変化を書いた。

 その9月20日の日経新聞記事には、「ロシアは最近、シリア内戦でアサド政権への軍事支援を強め、反政府勢力を後押しする米国と対立を深めている」とある。

 日本のメディアや政府は、米露や米中の関係は“悪いもの”という時代がかった冷戦的スタンスにこだわった言動を続けている。国民の多くが日本のメディアの記事を手がかりとして世界を眺めているとしたら、世界の動きから取り残されてしまうかもしれない。


※関連投稿

「プーチン大統領側近と会談 対話積み重ねで一致:国家安全保障局谷内局長とロシア安全保障会議パトルシェフ書記」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/603.html

「日ロ外相会談、「領土問題」認識に隔たり:ラブロフ氏と岸田氏では格が違いすぎるが、岸田外相は憮然として席も立てず」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/488.html

「ロシア・プーチン大統領の側近来日 近く谷内局長と会談へ:モスクワはダミーで本線は東京?:接触は不明だがケネディ大使と接近」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/552.html

「「日ロ 全般的な関係拡大が重要」:米政府「日本はロシアと通常関係に戻る時ではない」:日本の領土回収交渉にケチ付け」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/551.html

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国連総会に合わせ日ロ首脳会談 合意[NHK]
9月25日 4時46分

日本とロシア両政府は、アメリカで開かれている国連総会に合わせて、安倍総理大臣とプーチン大統領の日ロ首脳会談を行うことで合意し、年内のプーチン大統領の日本訪問を目指して、北方領土問題をはじめ幅広い分野で意見が交わされる見通しです。

安倍総理大臣は今月28日から始まる国連総会での一般討論演説などに臨むため、26日、アメリカのニューヨークに向かうことにしていて、滞在中、アメリカのバイデン副大統領や各国の首脳との会談を積極的に行う考えです。

こうしたなか、日本とロシア両政府は、ニューヨークで安倍総理大臣とプーチン大統領の日ロ首脳会談を行うことで合意しました。

安倍総理大臣がプーチン大統領と会談するのは、去年11月のAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議以来で、第2次安倍内閣発足以降、8回目になります。

日ロ関係を巡っては、岸田外務大臣が先にラブロフ外相と会談し、中断していた外務次官級での平和条約交渉を再開することで合意したほか、国家安全保障局の谷内局長が24日、プーチン大統領の側近のパトルシェフ安全保障会議書記と会談し、平和条約交渉を進めるため、さまざまなレベルで対話を積み重ねていく必要があるという認識で一致しました。

このため、今回の首脳会談では、年内のプーチン大統領の日本訪問を目指して、北方領土問題や経済協力の進め方、それにウクライナ情勢など、幅広い分野で意見が交わされる見通しです。


ロシア大統領 米大統領とも会談へ

一方、ロシア大統領府はプーチン大統領がニューヨークで開かれる国連総会に出席するのに合わせて、28日に安倍総理大臣やアメリカのオバマ大統領と会談することを明らかにしました。

これは、ロシアのペスコフ大統領報道官が24日、ロシアの通信社に対して明らかにしたものです。

それによりますと、プーチン大統領は28日、10年ぶりに国連総会に出席して演説を行い、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長と会談するとしています。
このあと安倍総理大臣、そしてアメリカのオバマ大統領とそれぞれ会談することで合意したということです。

このうち去年11月以来となる安倍総理大臣との会談では、今月21日にモスクワで行われた岸田外務大臣とラブロフ外相の会談を受けて、年内のプーチン大統領の訪日実現に向けた準備について意見を交わすものとみられます。

また、オバマ大統領との会談では、シリアで過激派組織IS=イスラミックステートが攻勢を強めるなかで、ロシアが増強をはかるアサド政権への軍事支援やISへの対応を巡ってつっこんだやり取りを行うほか、行き詰まった状態が続くウクライナ情勢についても話し合うものとみられています。


米政府高官 会談はロシアの要請

アメリカ政府の高官は24日、NHKの取材に対し、ロシアのプーチン大統領の要請でオバマ大統領が国連総会に合わせてプーチン大統領と会談すると明らかにしました。

そのうえで「ウクライナやシリアの状況を考えれば、ロシアと深刻な意見の相違があっても、ハイレベルの対話を通じて進展が図れるかどうか試さないのは無責任だとオバマ大統領は考えている」と指摘しました。

そして、会談では、散発的な戦闘が続くウクライナ東部の情勢を巡って、オバマ大統領がプーチン大統領に対し停戦合意を順守するよう求めるという見通しを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150925/k10010247001000.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 累積黒字2000億円でも…NHK受信料「義務化」自民小委が提言(日刊ゲンダイ)
             職員の平均年収は約1200万円(C)日刊ゲンダイ


累積黒字2000億円でも…NHK受信料「義務化」自民小委が提言
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164444
2015年9月25日 日刊ゲンダイ


 NHKの受信料の支払いが義務化されるかもしれない。自民党の「放送法の改正に関する小委員会」(佐藤勉小委員長)は24日、受信料支払いの義務化を検討するよう総務省とNHKに要請。提言書をまとめた。これを受けて、2007年に見送られた受信料の義務化が実現することになる。

 提言書では、総務省にマイナンバーを活用した支払い方法を検討させ、NHKには義務化が実現した場合の値下げについて試算するよう求めている。マイナンバーを使えば、国民全員に網をかけて受信料をキッチリ取れるという寸法だ。一人一人でなくても、徴収対象を世帯にすることもできるだろう。

 しかし、受信料の義務化を議論する前にやるべきことがある。NHKの累積黒字は2000億円に上っていて、受信料は余っているのだ。

 そうしたカネが籾井勝人会長の私的なゴルフのハイヤー代に充てられ、職員の高給の原資になっている。平均年収は1200万円近くで、トップの会長は3000万円超。受信料の義務化より、予算削減をまず議論すべきだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 喪服姿に数珠で採決臨む 山本代表を厳重注意:死に装束ではなく略礼服、数珠を持つことが品位を欠く??度量が狭すぎ

喪服姿に数珠で採決臨む 山本代表を厳重注意[NHK]
9月25日 16時00分

先の参議院本会議で行われた、安倍総理大臣に対する問責決議案の採決の際、生活の党と山本太郎となかまたちの山本代表が数珠を持って臨んだことなどについて、山崎参議院議長は、「品位を欠く行為だ」として、山本氏に対し厳重注意を行いました。

生活の党と山本太郎となかまたちの山本代表は、先週18日に開かれた参議院本会議で、安倍総理大臣に対する問責決議案の採決が行われた際、喪服姿で数珠を持って登壇し、安倍総理大臣に向かって手を合わせ、一時、議場が騒然となりました。

これについて山崎参議院議長は25日、山本氏を呼び事情を聞いたところ、山本氏は、「安全保障関連法の強行採決は、議会制民主主義を破壊する行為であり、それに対する自分としての表現だった」などと説明しました。

これに対し山崎議長は、「品位を欠く行為だ。次にこうした行為があれば、議員バッジを外さなければならない事態にもなる」と述べ、厳重注意を行いました。

このあと山本氏は記者団に対し、「山崎議長が公平な立場で見て、厳重注意が妥当だというのであれば、謹んでお受けするしかない」と述べました。

山本氏は、おととしの園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡し、議長から厳重注意を受けています。

http://www.asyura2.com/15/warb15/index.html?888


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 山本太郎氏を厳重注意=参院議長 (時事通信) : 採決時に焼香のまね 山本は叱られて謝罪  政治行動の信念ゼロ 議員失格

[私のコメント]


■ 採決時に焼香のまね  山本は叱られて謝罪  政治行動の信念ゼロで議員失格

>議長は「次は容赦しない。議員バッジを外すことになるかもしれない」と述べ、
>議長は「神聖な本会議場の品位を汚す行為だ」などと厳しく批判。
>これに対し、山本氏は「議会制民主主義の破壊に対する自分なりの表現だったが、本会議場でのふるまいとして正しくなかった」と陳謝した。 


知恵おくれの子どもじゃあるまいし、山本は国会で一体何をやっているのでしょか?

おまけに叱られるとあっさり謝罪。
政治行動の信念ゼロですね。

東京都民は期待して選んだのでしょうが、結果はこのように大失敗でした。
山本太郎の次の選挙は厳しそうです。


[記事本文]

山崎正昭参院議長は25日、山本太郎参院議員(生活の党と山本太郎となかまたち)を議長室に呼び、安全保障関連法の採決に先立つ本会議で喪服を着て安倍晋三首相らに焼香するしぐさをしたことを厳重注意した。議長は「次は容赦しない。議員バッジを外すことになるかもしれない」と述べ、国会法に基づく除名をちらつかせて警告した。

〔写真特集〕国会緊迫〜怒号につかみ合い、焼香ポーズも〜
http://www.jiji.com/jc/d4?p=anp509&d=d4_vv

 議長は「神聖な本会議場の品位を汚す行為だ」などと厳しく批判。これに対し、山本氏は「議会制民主主義の破壊に対する自分なりの表現だったが、本会議場でのふるまいとして正しくなかった」と陳謝した。 (2015/09/25-15:30)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092500618


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 民主党・細野政調会長 共産党との連携に“反対”:安保政策で不一致:岡田代表も反対運動の余韻があるなかムゲにできず格好だけ

※関連参照投稿

「岡田民主党が本気で新安保法制の廃止に動く可能性はゼロ:それくらいの見極めができなければ効果的な政治運動は不能」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/515.html

「岡田代表 あす党首会談で共産の方針確認へ:ヤキが回った共産党の提案は票のかさ上げには魅力だが政策協定締結は困難」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/571.html

「消費税増税を提起したのもTPPに参加表明したのも日中関係を悪化させたのも民主党政権:野に下ってもそれらに「反省」なし」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/585.html

「反発招いた首相の「誤算」 安保関連法が成立:成立後の適用をPKOレベルにとどめたい安倍政権は反対運動の高まりを“歓迎”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/322.html

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民主党・細野政調会長 共産党との連携に“反対”[NHK]
(2015/09/25 00:05)

 民主党の細野政調会長は、共産党が呼び掛けている選挙協力などの連携について「到底、実現できない」として、反対する考えを示しました。

 民主党・細野政調会長:「共産党から具体的に国民連合政府という提案がきている。これは到底、実現できる中身ではない。代表同士が会談することについては、個人的には反対だ」

 そのうえで、細野氏は安全保障などの主な政策で「共産党と一致しているとはいえない」と強調しました。

 共産党・志位委員長:「戦争法を廃止して立憲主義を取り戻すというこの一点でも合意自体が確認できれば、他の問題で違いがあっても横において、いろんな団結を図っていくことは十分にできる」

 志位委員長はこのように述べ、民主党などとの連携に重ねて意欲を示しました。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000059311.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/646.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「国民の声が一番届く政党として修業を重ねていく」両院議員総会で、小沢代表、山本代表

「国民の声が一番届く政党として修業を重ねていく」両院議員総会で、小沢代表、山本代表
http://www.seikatsu1.jp/activity/party/20150925.html
2015年9月25日 生活の党と山本太郎となかまたち


小沢一郎代表、山本太郎代表は9月25日、両院議員総会で第189回国会閉会にあたり挨拶をしました。各代表の挨拶要旨は下記の通りです。


小沢一郎代表

皆様、長期の国会、ご苦労様でした。
長いわりにはあまり中身のない。というより安倍政権の非常に危うい政治姿勢と政治運営が国会の中でも如実にあらわれた国会であったと思います。数による強引な採決で安保関連法案も通ってしまいました。今後、国民の法律そのもの、安倍政権に対する批判、不安あるいは不満が大きくなり、そして経済運営でも全くアベノミクスが国民のために何一つもたらすものはなかったという実態が今や明らかになってきています。政治の側面からも経済生活の側面からも本当に安倍内閣が国民のためになっていません。

これからも我々は国民の皆さんの気持ちと考え方を共有しながら閉会中も政治活動を続けていかなければならないと思います。国会は事実上今日で終わりですので、皆さんもそれぞれ自分の政治活動を休会中も続けながら健康に気をつけてがんばっていただきたいと思っております。

このまま安倍政権が平穏無事にずっと長く続くということは考えられない。また、私どもが国民の声を背景にして国会で活動しなくてはならない場面が必ず出てくるだろうと思います。お互いに修業を重ねながらがんばってほしいと思っております。皆さんが元気に活動に励んでいただくことを期待します。本当にご苦労様でした。


山本太郎代表

今国会より国民の声が一番届きやすい政党に合流させていただき、たくさんのチャンスをいただきました。皆さんにたくさんのご指導をいただき、「国会一浮いている男」が「やや浮いている」状況になり、本当に感謝しております。

今後もこの国に生きる人々の声が一番ダイレクトに届く、敏感に反応できる政党として皆さんと一緒に活動していければと思います。休会中も政治活動を通じて、まずファーストステップ、与党を降りていただくことを着実にやっていけるように次期国会でも力を合わせてやっていきたいと思います。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 来年の参議院選挙も、老獪な政党と書生っぽい政党の闘いでは勝負の帰趨は明らか

 衆参がねじれ状態になることを悪いことだと思わないが、民主党参議院議員の数を増えてもあまりいいことはないと思う。

 彼に限らず多くの首相がそうだが、安倍晋三氏はパペット人形に近い存在なのでたいしたことないが、安倍政権のブレーンは、誰か知りたくてうずうずするほど優れていると思う。

 国民向け説明はウソとゴマカシしかないが、民主党主力政権と同じ従米政権として評価するなら、国内政策もなかなかうまくやっている。とりわけ外交は、目に見える外交と水面下(裏側)の外交を使い分けて、強力な支持者である“愛国保守”層の反発をそれほど招くことなく、リベラルな外交を推進している。
 対米関係も、巧妙な手口で面従腹背政策をなんとか続けようとしている。

 書生っぽく理念主義に動く民主党政権であれば、より自由主義的な経済政策でより均衡志向の財政政策をとっていたはず。
 グローバル企業が消費税増税で得る利益が原資とは言え、安倍政権のように企業に賃上げを求めることもしなかっただろうし、100兆円を超える概算要求規模の予算策定を受け容れることもなかっただろう。

(ご存じのように、共産党は民主党以上に理念主義的な政治勢力。自民党は、政権奪還のために社会党とも手を結んだように、実利主義的でヌエ的(恥知らず)で理念をほっぽり投げて利で動くことができる)

 消費税増税も、財政のためのではなく、経済政策として考えているから、据え置きと増税のどちらが国民経済の成長や競争力強化につながるかを比較検討して、増税しないほうに経済的メリットがあると判断すれば延期する。

 そういう意味で、来年の参議院選挙も、老獪な政党と書生っぽい政党の闘いでは勝負の帰趨は見えていると言わざるをえない。
 使うかどうかはわからないが、ムサシで不正をしなくても勝てるだろう。 


※参照投稿

「安倍政権支持率回復の秘策は「消費税増税再延期」の是非を問うかたちでの来年7月“衆参同時選挙”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/463.html


「岡田民主党が本気で新安保法制の廃止に動く可能性はゼロ:それくらいの見極めができなければ効果的な政治運動は不能」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/515.html

「岡田代表 あす党首会談で共産の方針確認へ:ヤキが回った共産党の提案は票のかさ上げには魅力だが政策協定締結は困難」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/571.html

「反発招いた首相の「誤算」 安保関連法が成立:成立後の適用をPKOレベルにとどめたい安倍政権は反対運動の高まりを“歓迎”」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/322.html


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/648.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 自民・民主、双方の謝罪で“手打ち” 安保法案採決“セクハラ暴行疑惑”[ZAKZAK(夕刊フジ)]
自民・民主、双方の謝罪で“手打ち” 安保法案採決“セクハラ暴行疑惑”
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150925/plt1509251537002-n1.htm

 安全保障関連法案の参院特別委員会での採決時(17日)に起きたセクハラ暴行疑惑で、民主党の津田弥太郎参院議員(63)は24日、自民党の大沼瑞穂参院議員(36)を訪ね、「けがをしたのは遺憾だった」と謝罪した。一方、自民党の佐藤正久参院議員(54)も24日、民主党の安井美沙子参院議員(50)に対し、16日の混乱時に暴行したとして謝罪した。自民、民主両党は双方の謝罪で“手打ち”とする考えだ。

 大沼氏によると、津田氏は委員長席から離れた場所で、大沼氏を背後から羽交い締めにして後ろに引きずり、投げ飛ばしたという。自民党の谷垣禎一幹事長は記者会見で「参院で協議した結果だ」と述べたが、大沼氏は「個人として、もう一度しっかりと謝ってほしい」と納得していない様子だった。

 この疑惑をめぐっては、津田氏の議員辞職を求める抗議運動が24日、国会や民主党本部近くで行われた。「暴行セクハラ民主党議員」と糾弾する横断幕が掲げられ、約30人が、民主党の蓮舫代表代行(47)らの名前を挙げて「民主党の女性議員はなぜ黙っているのか」などと批判した。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/9/25]
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/649.html

記事 [政治・選挙・NHK193] ついに2年4カ月ぶりマイナスに 8月消費者物価指数:嘘は問題だが、黒田総裁でさえ物価目標が達成できると本気で考えていない

 円安が一定水準(120円前後)で落ち着く一方で、原油や食糧などコモディティ価格が低下するという状況を反映した消費者物価指数の動向である。

 13年から14年にかけての緩やかな物価上昇は円安と原油価格上昇が要因であり、14年4月の消費税増税によって消費者物価指数は大きく上昇した。
 今年の4月で消費税増税がもたらした物価上昇圧力ははげ落ちた。
 物価上昇を支える家計の可処分所得は、グローバル企業の現役サラリーマンが2%ほど増加させた分だけで、ボリュームがある60歳就業者の賃金大幅カットや年金受給額の調整的カットを勘案すると、全体としては下押し圧力として働いている。

 消費者物価指数がマイナスに転じたことで、アベノミクスや日銀を批判するひともいるが、嘘つきという批判以外はそれほど意味がない。
 黒田総裁のみならず財務省もまともな経済学者も、「異次元量的金融緩和」政策によって、2%レベルの持続的物価上昇が達成できるとは端から考えていないからである。

 物価の上昇は、一時的になら賃金アップでも達成できるが、それだけでは名目だけの成長で実質はゼロ成長になり、あげく国際競争力の劣化を招く(外国為替レートとの関係もあるが)。
 成長につながる物価上昇は、投資の拡大と輸出の増大によって達成されたものだけである。とりわけ、投資は生産性上昇につながる設備投資が中心でなければならない。公共投資や不動産投資も、最終的に製造業の設備投資に結び付いていかないと中長期的な魅力に欠ける。

 浜さんなどは「アホノミクス」と名付けて批判しているが、アベノミクスは、“拡張的財政政策の持続性を確保するための金融政策”ということにつきるものであり、成長のための総合的な経済政策と言えるものではない。
 拡張的機動的財政政策が効果的持続的であれば、グローバルな好要因及び主要企業の奮闘と相俟って、成長に結び付くかもしれないという程度である。

 いわゆる「第2の矢」が主目的で、「第1の矢」はそのための手段。成長戦略とされる「第3の矢」は、体裁を付けるための政治的オマケでしかないのである。

 “「第2の矢」が主目的で、「第1の矢」はそのための手段”ということを別の言葉で表すと、「国債サイクルの維持」である。

 国債残高だけでもまもなく1千兆円に達する日本は、日銀が銀行など金融機関が保有する既発国債を買い上げ、売却で得た資金で金融機関が新発及び借換の国債(合わせると年間130兆円超)を買う仕組みを作らないと、金利が上がったり、他の経済主体が借り入れできなくなったりするなどで財政政策がままならなくなる。

 国民には「デフレから脱却し、経済成長路線を取り戻すため」などと説明しているが、官僚機構も日銀もまともな経済学者も、「異次元量的金融緩和」政策でそれが達成できるとは考えてはいなかったのである。

 転載する記事の締めは、「日銀が来年度の前半に2%の物価上昇を達成するのは絶望的とみられ、一部では追加の金融緩和を期待する声も上がっています。」となっているが、金融緩和を強化したからといって物価が上昇するわけではない。日銀に設定された金融機関の当座預金残高がカウントアップされるだけである。

 だからこそ、「経済はキタイだ!」ということで物価上昇2%達成をぶち上げただけの黒田日銀総裁は、責任をとって辞任することもなく職を続けている。


※参照投稿

「来年の参議院選挙も、老獪な政党と書生っぽい政党の闘いでは勝負の帰趨は明らか」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/648.html

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ついに2年4カ月ぶりマイナスに…8月消費者物価指数[ANNニュース]
(2015/09/25 11:48)

 総務省が発表した生鮮食品を除く8月の消費者物価指数は0.1%のマイナスでした。日銀の黒田総裁は、持続的な経済成長のために2%の物価上昇を目指して異次元の金融緩和を導入し、プラス成長を続けてきましたが、消費増税を期に下落。原油価格の下落も影響して、ついに2年4カ月ぶりのマイナスとなりました。

 24日、安倍総理大臣が「デフレ脱却は目の前だ」と話したばかりですが、異次元緩和も追加の金融緩和も物価を押し上げきれませんでした。日銀の黒田総裁は、企業業績は好調で賃上げもあり、景気の好循環は続いていると強気の姿勢を崩していません。しかし、物価のマイナスが続けば、消費者に再びデフレマインドがのぞき出す懸念もあります。内閣府は9月の月例経済報告で、景気は「一部に鈍い動き」としていて、実質的に11カ月ぶりの基調判断を引き下げています。

 甘利経済再生担当大臣:「緩やかな回復基調が続いているとの景気認識に変わりはない。その一方で、消費や輸出がいまひとつ」

 ただ、日銀が来年度の前半に2%の物価上昇を達成するのは絶望的とみられ、一部では追加の金融緩和を期待する声も上がっています。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000059331.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/650.html

記事 [政治・選挙・NHK193] <正義はどこに?>山崎正昭参院議長が山本太郎議員に厳重注意!本会議の喪服・焼香パフォーマンスを咎める!次は除名も
【正義はどこに?】山崎正昭参院議長が山本太郎議員に厳重注意!本会議の喪服・焼香パフォーマンスを咎める!次は除名も
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/6593
2015/09/25 健康になるためのブログ



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000104-jij-pol

山崎正昭参院議長は25日、山本太郎参院議員(生活の党と山本太郎となかまたち)を議長室に呼び、安全保障関連法の採決に先立つ本会議で喪服を着て安倍晋三首相らに焼香するしぐさをしたことを厳重注意した。
 議長は「次は容赦しない。議員バッジを外すことになるかもしれない」と述べ、国会法に基づく除名をちらつかせて警告した。
 議長は「神聖な本会議場の品位を汚す行為だ」などと厳しく批判。これに対し、山本氏は「議会制民主主義の破壊に対する自分なりの表現だったが、本会議場でのふるまいとして正しくなかった」と陳謝した。 


【山本太郎 牛歩!】数珠を持ち焼香合掌する!2015年9月18日 国会 本会議



以下ネットの反応。




















憲法違反の戦争法を可決させた山崎正昭参院議長、「人間かまくら」で採決を盗んだ与党議員たち(かまくらには民間人も紛れ込んでます)、そしてそれを咎めたパフォーマンスを行った山本太郎議員。正義はどこにあるのでしょうか?


【人間かまくら】安保特別委員会の採決は「自民党」の暴力か?事前に懐中電灯を用意!民間人である議員秘書の乱入の疑いもあり国会法違反の疑いも!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/6252


あ、またじゅん子ちゃんが懲りずに絡んでるので、紹介しときます。


【ネトウヨ?】山本太郎議員の一人牛歩に対しての自民三原じゅんこ参議院議員のツイートが酷いと話題に。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/6212



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 慰安婦問題で右派からリンチ受けた元朝日・植村記者が産経の阿比留記者に反撃! 産経側の失態を次々と暴露(リテラ)
                阿比留瑠比『歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』(産経新聞出版)


慰安婦問題で右派からリンチ受けた元朝日・植村記者が産経の阿比留記者に反撃! 産経側の失態を次々と暴露
http://lite-ra.com/2015/09/post-1528.html
2015.09.25. 産経新聞「従軍慰安婦報道」のみっともない真実(1) リテラ


 朝日新聞がいわゆる「吉田証言」に関する従軍慰安婦関連の記事を取り消したことに端を発した昨夏の報道問題では、右派メディアやネット右翼たちが執拗に“朝日バッシング”を繰り返した。なかでもそのスケープゴートにされたのが、過去に従軍慰安婦の記事を2度執筆した、元朝日新聞記者・植村隆氏だ。

 植村氏の記事は朝日が虚偽だと認めた「吉田証言」とは無関係だが、右派メディアは、植村氏が1991年に元慰安婦の証言テープの内容を含むスクープ記事を出したことについて「事実上の人身売買であるのに強制連行されたように書いた」などとして、「植村は捏造記者だ!」と個人攻撃に血道をあげた。


 そして、同時期の「吉田調書」報道の一部訂正や、安倍官邸と自民党が“朝日潰し”の動きを誘導したことで、植村氏は一連の朝日報道問題の“アイコン”に仕立て上げられた。非常勤講師を務めている北星学園には脅迫が殺到、さらに本人だけでなく娘にも殺害予告が届くなど、“リンチ”とも呼べる状況が続いたのである。

 それから1年後の今年8月4日、“朝日バッシング”の急先鋒だった産経新聞紙上に、植村氏のインタビュー記事が掲載された。

 インタビューしたのは、産経新聞政治部編集委員・阿比留瑠比記者。第一次政権時代から安倍首相べったりの論陣を張り、NHKの岩田明子記者とともに“安倍首相の助さん格さん”といわれている人物だが、阿比留記者はこの間の朝日叩きにも異常な執念を燃やし、植村氏に対しても、「(植村氏の)この誤った記事が慰安婦問題に火が付いた大きなきっかけとなった」(産経新聞2014年8月8日付)「植村氏もそうですが、朝日の方々は本当に誰も反省しない。『自分が悪かった』『自分の責任だ』との思考が欠落しているのではないかと思うほどです」(産経新聞出版『「正義」の嘘』所収)などといった批判を浴びせてきた。
 
 つまり、今回のインタビューは、朝日問題勃発から1年、産経がエースの阿比留記者を投入し、植村氏を徹底的にやり込めてやろうとオファーしたらしい。実際、記事は1面、3面、27面を使ったもので、その内容も〈【植村元記者に聞く】「テープ聞いたの一度だけで記事書いた」〉〈【インタビュー詳報】証言テープ「僕は持っていない」〉という見出しをみてもわかるように、徹底して朝日と植村氏をこきおろすものだった。

 ところが、その紙面記事掲載から約1カ月後、“対決”は意外な展開を見せる。産経が8月29日からWeb版で全10回に分け、超長文の「インタビューの詳報」を改めて公開したのである。

 この“詳報”は、産経側がインタビューに際して植村氏に「記事とは別に『一問一答』を載せる」ことを約束した結果で、会話をほとんどそのまま載せることになったらしい。

 そして、録音テープを一字一句書き起こしたようなその文章を読んでみると、産経紙面版とは180度正反対のやりとりが展開されていたのだ。

 取材している側であるはずの産経の慰安婦問題に対する不勉強、取材不足、思い込みが次々露呈。阿比留瑠比記者は、植村氏から逐一矛盾を指摘され、反論できずにたじたじになっていく−−−−。

 それでは、そのハイライトをお伝えしよう(以下、一問一答は産経新聞Web版からの引用/一部省略あり)。

 ──そもそも、取材当日、やってきたのは阿比留記者と外信部の原川貴郎記者のふたりだったが、実は、植村氏へのインタビュー申し入れは別の記者の名前で行われていた。植村氏がOKを出すと、当日、いきなり阿比留記者が現れたという。インタビューは本番に入る前に、植村氏の“逆質問”から始まった。

植村「突然、その、えーっと、取材担当者が変わったというのはなんか理由があるんですか」
原川「特にないんですよ。たまたまいただいた日にちというのがどうしてもその記者の取材が入っていて動かせないということで。そういう経緯です」
植村「ふーん」
原川「それじゃあもう一人、原川の他に誰を取材に行かせるかということで阿比留記者になったと…」
植村「なんとなく裏読みする人がいてですね、阿比留記者が最初から申し込んだら植村が断るんじゃないかと」
阿比留「はは」

 率直に言えば産経側は“騙し討ち”を狙っていたわけだが、植村氏がなぜ最初にこの質問から入ったのかというと、「植村は産経から逃げ回っている」という言説がネット上に出回っているからだった。産経も紙面で植村批判を繰り返し、昨年12月には〈【朝日慰安婦報道】植村氏は産経の取材を受けよ〉との見出しで、あたかも植村氏が産経の取材から逃げているかのような印象を与える記事まで載せていた。

 しかし、事実はそんなことはなく、植村氏は過去に文書での回答はしているし、1月には会見で会った当の阿比留記者から「取材をさせて欲しい」と言われ、その場でOKまでしていたのだが、いくら待っても正式な取材依頼が来なかったという。

 そのことを植村氏に追及された阿比留記者は「その後は植村さんにスポットをあてる理由が特になかった」などとシドロモドロに。一方、植村氏は「せっかく阿比留さんが来たんで、これは私にとっても、とっても大事なチャンス」とやる気満々。植村氏の“逆質問”はさらに続く。

植村「あのー、私は、『歴史戦』(産経新聞出版)という本を読ませていただいて。ここに 阿比留さんの序文がありまして、ここを見るともういきなり植村の話が出てくるんです」
阿比留「ああ、質問のところですね」
植村「質問のところね。これ、阿比留さんの文章だと思うんですけど、『記事では(元慰安婦の)金(学順氏)は匿名となっていたが、親から売られたという事実への言及はなく、強制連行の被害者と読める書きぶりだった』というのが書かれていた。これについてちょっと最初に教えてほしいの。やっぱりこれだけの部数の本にこういうふうに書かれているということでね。これ、一体どういうことですか。『親から売られたという事実への言及がなく』というのはどういう意味ですか」

 ここは解説が必要だ。植村氏が書いた慰安婦に関する署名記事は2本ある。まず、1991年8月11日付朝日新聞(大阪版)に掲載された最初の記事は、元従軍慰安婦だった女性の一人がソウルに生存していることがわかったというもの。この女性は、後に日本政府に対して戦後補償を求める訴訟に加わり有名になった金学順さんだが、報道は韓国で慰安婦の実態調査をしている「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)が聞き取り調査をはじめ、聞き取りテープを公開したという内容だった。

 ふたつ目の記事は、この金さんが訴訟に向けて弁護団の聞き取りを受ける際に弁護団に同行し、金さんが語った生い立ちや慰安婦にされる過程を書いたもので、同年12月25日付の朝日新聞(大阪版)に掲載された。

 ここで問題になっているのは、ふたつ目の記事に関することで、金学順さんの経歴が縷々書かれているのに、金さんが母親に40円で「妓生を養成する家」(キーセン学校)に養女に出された(売られた)事実が触れられていないというものだ。キーセンとは韓国の芸者のことで、売春婦ではない。ところが。阿比留記者ら右派メディアは金さんがキーセン学校に通っていたのだから、自らの意思で売春婦にちがいなく、それを書かなかった植村氏の記事は意図的だと批判しているのだ。ところが、これに対して、植村記者がこうつめていく。

植村「ちょっと待って。要するにキーセンに売られたことが問題なんですか」
阿比留「私は重要なことだと思っているんです」
植村「キーセンに売られたということと慰安婦になったことがどう関わっていると…」
阿比留「例えば、売春婦という場合もありますけども、いわゆる軍関係じゃなくて。すでにキーセンに40円で売られた段階で、そういうふうになる可能性がですね、当時の朝鮮、日本でも似たようなものだったといいますか、あったわけですから、そういったことを個人の来歴の中ですね、どういう育ち方をしたかということについて重要だと私は考えました」
植村「可能性があるということで、個人の、まあ売春婦みたいな、可能性があるということでそういうのを書く必要があるんでしょうか」
阿比留「あのー、その人のですね、どういう立場でどういうふうな暮らしをしていたかということはやはり必要だと思いますね」

 当然のように「キーセンに売られたことを書くのは必要」と主張する阿比留記者。すると、この答えを受けて、植村記者は意外な事実を突きつける。

植村「ああ、そうですか。(言いたいことは)分かりました。じゃあ産経新聞は、親から売られたというのを当時、書かれていたんでしたっけ」
原川「キーセンについては、当時の訴訟を受けての記事などでは、そういうくだりはありませんね」
植村「個人の来歴を、もし仮に阿比留さんが必要だと思えば、当時、産経新聞は書くべきだったんですかね」
阿比留「私は産経が、過去の記事全部をチェックできているわけじゃないので分かりませんけれども、書いた方が正確であろうと思います」
植村「なるほどね。書いた方が正確だったと。分かりました。それはまあ、あの、意見ですね」

 “朝日植村は金さんがキーセン出身だったことを書け”“最初から金目当ての売春婦だったのではないか”などと主張していた産経も紙面ではこれに言及していなかったのだ。いや。産経だけではない。1991年12月6日の金学順さんらの提訴を報じた5つの全国紙は、どこも「キーセン学校」の経歴を書いていなかった。

 しかも、驚くべきは、植村記者に問われた阿比留記者が、「過去の記事全部をチェックできているわけじゃない」と回答したということだろう。

 そもそも、他社の慰安婦報道について批判するならば、最低でも比較するため、自社がどのように扱ったかぐらいは把握しておかねばならないだろう。だが、阿比留記者は自社の記事も読まないまま、朝日と植村記者を口撃していたのである。

 まさに赤っ恥だが、これはまだ序の口。産経と阿比留記者は次々に失態をさらけ出す。

 次の論点になったのは、植村氏が最初に書いた記事の前文(リード)に〈「女子挺(てい)身隊」の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた……〉という文言があったことだ。日本国内では「挺身隊」といえば軍需工場などに勤労動員する組織のことを指していたことから、阿比留氏ら右派メディアは、植村氏がわざとこの両者を混同・誤用し、さらには「連行」という言葉を使って、人狩りのようなかたちの「強制連行」をイメージさせたと主張したのだ。

 だが、これについても植村氏は逆質問で、阿比留氏を追いつめていく。

植村「それからもう一つ。強制連行の被害者だという書きぶりだったと。これはどういうふうに」

 実は、植村氏の記事には「強制連行」という言葉はいっさい出てこない。植村氏自身も、金学順さんが(吉田清治証言にあるような)暴力によって無理やり連れ去られたという認識は当時もいまもないと一貫している。ただ、父親が死んで家が貧しかった金さんが「そこへ行けばお金が稼げる」と騙され、本人の意に反して戦場で売春行為を強制された事実は間違いないとの判断にはブレがなく、そのことは記事にもきちんと書いている。

阿比留「女子挺身隊の名で戦場に連行されたという、『戦場に連行』というふうにされると、連行にはそもそも強いるという意味がありますからね、強制連行を意味するんじゃないかなあと普通は読めるわけですね」
植村「うーん、なるほどね。普通は読めると…。(言いたいことは)分かりました」

 ところが、金学順さんが「連行された」という表現は、植村批判の急先鋒である国際基督教大学教授の西岡力氏も、産経の月刊誌「正論」の中で使っていたのだ。植村氏は、阿比留記者らにそのことを指摘する。

植村「この場合の連行というのは、原川さんどういう意味ですか。強制連行の意味ですか」
原川「ま、あの、強制連行というか、ま、あの、どこかに連れて行かれたんだろうなと…」
植村「だから僕もどこかに連れて行かれたんだろうかなという、原川さんと同じ考えで使ったんですよ」
阿比留「でも『戦場に連行』と書かれています」
植村「じゃあこの(西岡氏の論文中の)『連行』というのは強制連行の意味にとるんですか」
阿比留「それは西岡さんに直接聞いていただかないと、無責任に答えるわけにはいかない」

 これまで植村氏の記事については植村氏に直接聞くこともなく、“無責任”に「強制連行の被害者と読める書きぶりだ」と批判し続けてきた阿比留記者が、西岡氏の論文については「本人に直接聞かないと」と言葉を濁した。植村氏は、西岡氏がどういうつもりで書いたのかを聞いているのではなく、阿比留氏が西岡氏の文章にある「連行」という言葉をどう読むかと聞いているのだ。ついに、阿比留氏の論理破綻が始まった──。

植村「じゃあ最後に。『強制連行の被害者と読める書きぶりだった』とあるんですけど、私は何回も繰り返しているから阿比留さんももちろんご存じだと思うんだけど、だまされたって書いてはいるんだけど、これってやっぱり強制連行の被害者と読める書きぶりと、阿比留さんは判断される」
阿比留「やはりリード(前文)を読むとですね、『女子挺身隊の名で戦場に連行された一人が』と書いてありますので、これは強制連行というふうに普通、読めるんじゃないかと思います」
植村「読めるんじゃないかと。もう一つ質問させて欲しいんですが、ところで強制連行って書いたらまずいんですか」
阿比留「強制連行? まあ、主語が問題ですよね」
植村「じゃあ僕がもし仮に強制連行と書いたとしてなんか問題があるんですか」
阿比留「要は主体がですね軍や官憲による強制連行であるか、あるいは民間の業者や、女衒その他もろもろが無理矢理引っ張っていったと。主語、主体が誰によるかによって全然話が違ってくると思うんですね」

 阿比留記者の理屈によると、「強制連行」と書くと、必然的に民間業者ではなく軍や官憲(警察)が関与したと読めるようになる。金学順さんについては軍や官憲が関与した事実はないのに、植村氏の記事ではあたかもそう読めることが問題なのだと主張し始める。

植村「なるほど。で、私の記事も軍や官憲が強制連行したみたいな書きぶりだったというふうに解釈されたの?」
阿比留「最初の女子挺身隊の名で戦場に連行され、と書くと、軍や官憲が主体であろうと普通は考える。それは植村さんの意図がどこにあったかは、これから、後で話していただければいいんですけど。そう読み取れるということです」
植村「そうするとやはり金学順さん、軍や官憲じゃないのにあれを書いたから強制連行と読める書きぶりだったというふうに書いているわけだね」

 ここで、植村氏はやおら1991年12月7日付の産経新聞(大阪版)の記事を取り出した。それを見て絶句する阿比留記者──。この続きはぜひ、次回を読んでほしい。

(野尻民生)


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/652.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 小沢代表コメントを志位さんが紹介。『次は選挙だ。安保法案を廃案にしなければいけない。共産党の提案は素早く、インパクトある






http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/653.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「思想犯」の復活 国会前、大量逮捕 | 田中龍作ジャーナル
田中龍作ジャーナル
「思想犯」の復活 国会前、大量逮捕
http://tanakaryusaku.jp/2015/09/00012062
2015年9月25日 21:49

警察は狙いをつけると総がかりで襲いかかり、身柄を確保していった。=16日夜、国会正門前 写真:筆者=


 『市民で埋め尽くされた国会前の車道』。空撮映像は安保反対の人々が圧倒的多数であることを示す証拠として国内外の世論を揺さぶった。

 これがアベシンゾーの逆鱗に触れたのだろう。意を汲んだ警察庁出身の杉田和博官房副長官が、警視庁に規制の徹底を指示した。

 苛烈を極めたのが16日の夜だった。「そいつを捕まえろ」。警察は次から次へと参加者を逮捕していった。わずか数時間で計13人が身柄を拘束されたのだ。

 都心の所轄署に分散留置されていた13人は、きょう午後までに全員釈放された。

 釈放されること自体は喜ばしいことだが、警察は起訴できない人を13人も逮捕したのである。

 見込みで逮捕するのだから恐ろしい。13人すべての逮捕容疑が公務執行妨害というのが、いかにも だ。

取り押さえられた男性は背中がむき出しになっていた。=16日夜、国会正門前 写真:筆者=


 田中は当時のもようを機動隊のすぐそばで見ていた。警察に突き飛ばされたりしながらも一部始終をカメラに収めた。

 警察はデモ参加者を機動隊のうずの中に引きずり出して逮捕していった。ボコボコと音がするのは殴る蹴るの暴行を加えているのだろう。

 気を失っているのか。伸びたままの状態で両足を引っ張られ護送車まで連行されていく若者もいた。

 弁護士が品川署で接見した男性は目の周りにアザがあり腕にスリ傷があった、という。

 高輪署に勾留されていた男性は、ステージのすぐそばで有名人の発言に耳を傾けていたところ、「確保」という怒鳴り声と共に後ろから警察官に抱きつかれ逮捕となった。

 男性は「何が起きたのか分からなかった」と話す。
 
 救援に入った弁護士は「公安警察があいつを捕まえろと以前から狙っていた可能性があった」と見る。

 とにかく手当たりしだい逮捕していったのである。「警察に体が触れていないのにもかかわらず逮捕された人が複数いる」と弁護士は話す。

足から持って行かれる逮捕者。警察はなりふり構わなかった。=16日夜、国会正門前 写真:筆者=


 取調べで警察は逮捕容疑とは全く関係のない脅しやスカシで揺さぶってきた。

 中央署に勾留されていた男性は、刑事に「政治活動をやめろ。まともな生活に戻るんだ。将来どうなるか分からないぞ」と脅された。

 久松署に留置されていた男性は、耳を疑いたくなるようなことを刑事に言われた。

 「ここには殺人(犯)もいる。強姦(犯)もいる。思想犯ばかりじゃないからね」と。

 男性は「思想犯と言いましたね?」と刑事に質した。刑事は「暴力につながる思想が問題だ」と突っぱねた。まるで戦前の特高警察ではないか。

 検察が拘留請求できなかったために男性は逮捕から2日目で釈放された。にもかかわらず警察は彼を思想犯扱いにしたのである。

 政府の方針に反対するデモ参加者は思想犯扱いし、手あたり次第に逮捕する。それが当たり前の時代に入ったのだろうか。

http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/654.html
記事 [政治・選挙・NHK193] <要らない>「1億総活躍」担当相を設置へ!安倍首相が新アベノミクスと同時に発表!「日本1億総活躍プランを作成する」
【要らない】「1億総活躍」担当相を設置へ!安倍首相が新アベノミクスと同時に発表!「日本1億総活躍プランを作成する」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8147.html
2015.09.25 22:00 真実を探すブログ



☆「1億総活躍」担当相を設置…首相が表明へ
URL http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150925-OYT1T50001.html
引用:
 首相は、50年後に人口1億人を維持する「1億総活躍社会」を実現するため、2020年までの道筋を定めた「日本1億総活躍プラン」を作成する考え。経済、介護、子育てなどテーマが多岐にわたるため、省庁間の調整を担う担当相が必要だと判断した。閣僚枠は増やさず、兼務とする方向だ。
:引用終了


以下、ネットの反応
























大臣を1人増やすと補佐官とか色々と必要になり、1人だけでも億単位の出費になると言われています。これを安易に増やすとか、安倍政権の浪費癖に私が激怒ですよ。


「1億総活躍社会」というネーミングも太平洋戦争時代のセンスで酷いですし、ここまで言うのならば、「一億総奴隷」と言った方が良いと私は思います。
少なくとも、安倍政権が気合を入れているマイナンバー法案や個人情報改正案は明らかに奴隷化を促進する内容です。あまりにも個人を軽んじていると言えるでしょう。


アベノミクス第2幕「一億総活躍」 総裁2期目で会見(15/09/24)


大竹まこと×室井佑月:安倍政権「一億総活躍社会」「新3本の矢」は失敗隠し





http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/655.html

記事 [政治・選挙・NHK193] <最近注目してます>「NHKから国民を守る党」元NHK職員立花孝志船橋市議が代表
【最近注目してます】「NHKから国民を守る党」元NHK職員立花孝志船橋市議が代表
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/6601
2015/09/25 健康になるためのブログ




NHKから国民を守る党のホームページにようこそ








以下ネットの反応。
















2005年4月週刊文春でNHKの不正経理を内部告発、2005年5月スポーツ放送権料の秘密を公開したため懲戒停職1ケ月


「NHKから国民を守る党」なんて言う政治団体があるんですね。NHKとの裁判にも勝っているらしいですし、今行われている東大阪市議会議員選挙にも候補者が出ているとか・・


最近気になってよくチェックしてるんですが、イマイチ僕の中でイロモノ感が抜けません(やってらっしゃることは立派ですけどね)。ただ、その党是(NHKから国民を守る)から言って今後もその動向をチェックしたくなる政治団体です。




http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「小林さんが「赤旗」で、共産党の案に対して〈我が意を得たり〉とまで発言する時代になったんだなあ。」 松井計氏
「小林さんが「赤旗」で、共産党の案に対して〈我が意を得たり〉とまで発言する時代になったんだなあ。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18430.html
2015/9/26 晴耕雨読


松井計氏のツイートより。https://twitter.com/matsuikei

ま、民主党もね、仮に共産案をはねつけたとしても、なんらかの選挙協力はやりますよね。

このままでは勝てないと分かってるわけだから。

でも、共産案が出た後ではどうしても中途半端に見えるし、それ以上に同党の右往左往感が目立つようになるから、またまた彼らへの信頼が薄まっちゃうんじゃないかな。

>民主・維新、合流構想で協議会 政策と選挙で連携 http://bit.ly/1KCOCxK

今日の午後、岡田さんと志位さんが会うのか。

なんとか前向きな方向になって欲しいけどね。

>志位和夫 小林節慶応大名誉教授「ここからが本当のたたかいです。国政選挙で決着をつけなくてはなりません。選挙で政権交代させるしかありません。共産党の『戦争法廃止の国民連合政府』のよびかけには『わが意を得たり』という思いです。私もできることをやっていきたい」(「赤旗」日曜版)。嬉しい激励です!

小林さんが「赤旗」で、共産党の案に対して〈我が意を得たり〉とまで発言する時代になったんだなあ。

こんなこと、前は絶対にありえないことでしたよね。

現在はそれほど危機的な時代だということ。

民主党にはその意識はないのかい?

>TOKYO DEMOCRACY CREW 初鹿議員の素晴らしいBlog。流石に維新がふらふらしていた時期に、単身SEALDsの街宣で登壇し、戦争法案反対のスピーチを行っただけあります。.@AkiHatsushika 初鹿明博『Banbi通信 VOL.285』 ⇒ http://amba.to/1QzBPkq

>TOKYO DEMOCRACY CREW 『また、我が党の一部に共産党や民主党と共同歩調を取ることに批判的な議員もいましたが、民主主義が否定され、憲法が蔑にされようとしている時に、どこの政党に所属しているかなんて関係ないと思います。』

>TOKYO DEMOCRACY CREW 『民主主義、立憲主義を守るという点で一致しているのであれば共闘するのは当たり前のことで、このような切迫した事態に異なる行動を取り、独自色を出そうとすることの意味が分かりません。』

>山井和則 参院選で自民が負ければ安保法案は廃案にできる。なぜなら参院で野党が過半数を占めれば参院で安保廃止法案を審議し可決することが可能。その廃止法案は次に衆議院で審議されるが自民も審議拒否はできず簡単につぶせない。そのうちに衆院解散になり自民が負ければ安保廃止法案は衆院でも可決され成立。

>ネコには都合が多い 日本国憲法を守れ、基本的人権を守れ、議会制民主主義を守れ、労働者を守れ、といった既存価値を守れという日本共産党の主張はどう見たって〈保守リベラル〉のそれだろう。対する自民公明はこれらの価値全部を軽視、否定、破壊する。国民主権を否定する議員までいるしね。〈保守〉政党ではあり得ない。

>ネコには都合が多い 今年敗戦後70年を過ぎた。今日本に住む人間の圧倒的多数は戦後を生きてきたわけだ。その中で人を得、名を成し、財を成してきた。ならば自分の生活を守るという意味での〈保守〉の対象は〈戦後的価値〉になるはず。だから少なくとも今の自民は〈保守〉ではなく〈復古〉〈反動〉〈革命w〉政党なのよ。

>盛田隆二 ▶民主・維新「合流構想」で、連携協議会を発足 まずは民主(長妻氏)+維新(井坂政調会長)で、政策面の議論先行→http://t.co/CnHnzL9Rp1通常は、政調会長同士が政策をすり合わせるものだが、岡田代表は細野政調会長ではなく、あえて長妻代表代行を担当に。賢明です。

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かまやん (スイミー) https://twitter.com/kama_yam

思い切った提案をされたことは敬意を表する。

私のほうからは、国民連合政府というのは現実的だろうか、ハードルが高いのではないか、と申し上げた。

きょうは基本的には説明にとどめるということで、次の日程はとくに決めていないが、引き続き話し合おうということになっている。

Q:選挙区調整の話は出たか。

A:共産党さんの提案のBにそういう話が出てきている。

@、Aを満たし場合、ということで出てきている。

われわれとしては、現段階ではAがハードルが高い。

Q:選挙協力の可能性についてはどう感じたか。

A:きょうの段階ではまだそこまで具体的に言えない。

われわれとしては現段階ではAの「国民連合政府」はまだハードルが高いと考えている。

どういうレベルなのかはわかりませんが、もう少し具体的な話をきいてみたいとは思っている。

Q:民主党内では共産党との連携にアレルギーを感じる向きもあるが。

A:民意のなかには「既存の枠を超えて連携してほしい」という声もありますが、同時に「中間層の意見を反映してほしい」という声もある。

これはかんらずしも永田町内の意見だけではないと考える。

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んー、しかしなあ、そうは言うけど、国民連合政府でも作らない限り、その中間層の声が国会に届かないじゃないか。

今国会を見れば、それは自明のことだと思うけどね。

ね、そう思いますよね。

⇒日刊ゲンダイ|参院選「自民大敗」予測…始まった野党共闘に落選運動がトドメhttp://t.co/rEPKG271TR

仮に国民連合政府を作らずに野党が来夏の参院選に勝ち、ねじれを生んだ場合、共産党は野党(参院多数派)と行動をともにする訳でしょ?

今度の国会がそうでしたね。

それなら既に、国民連合政府構想と同じようなものじゃないですか。

であれば、参院選勝利を確実にする為に共産と組むべきだと思うけどな。

ばらけて戦ったのでは、参院選での野党勝利もあやしくなってくるわけだからね。

だからといって、民主ほかが、「共産党は自発的に候補を出すな」というわけにもいきますまい? 

それは身勝手というものでさ。

双方に利益がなければ、人間なんて動くものじゃありません。

「改憲へ国民の理解を得る」てのも凄まじい話だな。

憲法てのは、国民からの権力への命令ですぜ。

何を言ってるんだか。

>原佑介 志位委員長が新宿で街宣中。例の「3つの提案」を説明し、「オール沖縄を全国に広げ、オールジャパンで対抗しよう。安倍政権を倒すために野党はまとまってほしい…これは痛切な国民の声です。安倍政権の暴走というこの非常事態で、共産党がこれまでの枠内にとどまっていてはいけないと決断しました」

>原佑介 志位委員長、ちょっと恥ずかしそうに『日刊ゲンダイ』を取り出し、「ここに小沢一郎さんのコメントが載っていました。『次は選挙だ。安保法案を廃案にしなければいけない。共産党の提案は素早く、現実の選挙にインパクトがある。他の野党も努力すべきだ』とエールを送ってくれました」

>志位和夫 民主・岡田代表と党首会談。私から「戦争法廃止の国民連合政府」の提案を説明。岡田代表は「思い切った提案に敬意を表する」とのべ、提案の内容について熱心な質問・意見を寄せ、私は丁寧に考えをお伝えしました。「引き続き話し合っていく」ことで一致。たいへん良いスタートがきれたと思っています。

2009年の政権交代の時はね、政権支持率、自民の支持率が下がると同時に民主の支持率が上がったんでしたよね。

それがあるから、選挙前に政権交代すると容易に予想できた。

今回は政権不支持率は高いのに民主の支持率は上がらない。

これは、主権者は今の政権はタマランと感がてるけど、さりとて受け皿がないなあ、民主も前に政権をコカしてるし……と考えてる、てことですよ。

民主の皆さんには、そのへんももう一度、考慮に入れて、共産党の提案を検討してみてほしい。

私は、共産党の提案は、同党が自ら譲歩したものにしか見えないですよ。

ま、自己犠牲の精神と言ってもいいかも知れない。

大義の為に我を捨てたわけですよ。

それなのに、民主の一部の議員は、何か自分たちのテリトリーが侵される事のように考えてるみたいに見える。

そこが私にはもどかしいですよ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/657.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 次世代 平沼党首と園田氏離党 自民復党へ:次世代、平沼・園田氏の離党了承:自民党代議士として政治家人生を終えたい

次世代 平沼党首と園田氏離党 自民復党へ[NHK]
9月25日 14時55分

次世代の党の平沼党首と園田博之衆議院議員は、25日までに離党届を提出し、受理されました。これを受けて今後、自民党に復党する方向で調整が行われる見通しです。

次世代の党の平沼党首は、今月15日に、「残された政治生命を自民党で全うしたい」として離党届を提出したほか、園田博之衆議院議員も、今月7日に離党届を提出しました。

こうしたなか、次世代の党は25日、国会内で両院議員総会を開き、平沼氏と園田氏の決意は固いとして、2人の離党届を受理することを決めました。これを受けて今後、自民党に復党する方向で調整が行われる見通しです。

次世代の党は、平沼氏と園田氏の離党に伴い、党所属議員は、参議院議員5人となります。

和田幹事長は両院議員総会の後、記者団に対し、「今後の党のあり方は、これまでのように保守改革路線をしっかり歩んでいくが、政策の実現がすべてだと思っているので、場合によっては自民党と連携していきたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150925/k10010247611000.html

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次世代、平沼・園田氏の離党了承[日経新聞]
2015/9/25 19:42

 次世代の党は25日の両院議員総会で、平沼赳夫党首と園田博之衆院議員の離党を了承した。平沼氏は15日、園田氏は7日にそれぞれ離党届を提出しており、来週にも自民党に復党する見通し。平沼氏は郵政民営化に反対し、2005年に自民党を離党。園田氏は政権交代後の10年に離党した。

 自民党の古屋圭司前拉致問題相、今村雅弘衆院議員らは同日、谷垣禎一幹事長に平沼氏復党の要請書を提出した。野田聖子、森山裕、城内実各氏ら平沼氏とともに郵政民営化に反対した自民党議員が名を連ねた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H5P_V20C15A9PP8000/?dg=1


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「次また「経済優先」で騙せたら、「憲法改正の信任を得た」と間違いなく言うだろ、安倍政権:きむらとも氏」
「次また「経済優先」で騙せたら、「憲法改正の信任を得た」と間違いなく言うだろ、安倍政権:きむらとも氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18431.html
2015/9/26 晴耕雨読


https://twitter.com/kimuratomo

『共産と協力「民主どこへ」=自民幹事長』谷垣幹事長「民主党は果たしてどこへ行こうとしているのか」などと暢気なこと言ってるが、あなた方の「自民党こそ、安倍に連れられて、果たしてどこまで行ってしまおうとしているのか」、冷静に考えてみたのか。http://t.co/DsNySCOs3U

『NHK受信料:自民小委が「義務化」を提言』おやおや国民の情報ソースを為政者が限定、強制、義務化する動きが出てきた。

大本営発表、ここに復活。

これを「気持ち悪い」と思わぬ国民が、もしも多数でないならば、それこそ今の日本、「気持ち悪い」な。http://t.co/8dPisUuKPR

報ステ、小泉氏の弔辞、「官房機密費の使い道、野党対策で一席設けたことも」という塩爺の発言に対する野党議員の追及を「発言忘れた」との珍答弁でかわした塩爺の「逸話」を取り上げた。

本来、これは笑い話じゃ済まない大問題だ。

「安倍首相のメディアとの会食」も今、国民的大問題となっているのに。

安倍政権が国民の支持を得るためついた嘘、「経済優先」。

それに騙され支持した国民が知ったのは、安倍政権の「戦争優先」。

支持率が落ちて来た今、また「経済優先」とか言ってるが、そんなに甘くいくものか。

次また「経済優先」で騙せたら、「憲法改正の信任を得た」と間違いなく言うだろ、安倍政権。

山本太郎参議院議員、9月24日付で提出された質問主意書。

原発、安保、日米関係、さらに問題のあの「採決」や「安倍首相の会食」まで幅広く追及。

、徹底的に安倍内閣を攻めたてる。http://t.co/3B2vVhJHOL http://t.co/xH4ZUSEKVa

「もし戦争法案なら、世界中から反対の声が寄せられる。しかし世界のたくさんの国々から支持する声が寄せられている」と安倍首相は言ったらしいが、「世界のたくさんの国々が支持している」つまり日本の「参戦」を期待する声じゃないか。

これぞまさに「戦争法案」たる極めて明快な「根拠」じゃないか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 安倍首相のポスターに落書き30件、71歳の男性を逮捕へ!黒い油性のペンでチョビ髭!刃物で目をくり抜くなど犯行が過激化
安倍首相のポスターに落書き30件、71歳の男性を逮捕へ!黒い油性のペンでチョビ髭!刃物で目をくり抜くなど犯行が過激化
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8146.html
2015.09.25 22:41 真実を探すブログ







☆安倍首相のポスターに落書き30件 71歳男を逮捕
URL 動画⇒http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00304013.html
引用:
無職・武藤 猛容疑者(71)は9月18日、東京・町田市金森東の駐車場脇の外壁に貼ってあった安倍首相のポスターの口の上に、黒い油性のペンで、ひげのようなものを落書きしていたところを、器物損壊の現行犯で逮捕された。
関係者によると、町田市内では、7月下旬ごろから似たような落書きや、いたずらがおよそ30件相次ぎ、刃物で目をくり抜くなど、犯行がエスカレートしてきたため、警戒していた警察官が逮捕したという。
:引用終了


以下、ネットの反応














70歳過ぎでこの幼稚さは恥しすぎる(苦笑)。チョビ髭くらいは笑えますが、刃物で目をくり抜くとかは悪質で気持ち悪さしか感じません。目をくり抜くために刃物を持ち歩いているということにもなりますし、普通の感覚じゃあ無いと思います。
でも、意外と安倍政権の反対派の中には反対運動がエスカレートしている方が見られ、私も様々な人と接している内に、頭がぶっ飛んでいる方を何人か見掛けました。


70歳頃の年代は政治的にも熱心な方が多いですが、それ故に一般人がドン引きするような事をする方も居ます。今回の行為をした男性には頭を冷やして、意見を主張する方法を改めて欲しいところです。
*選挙時は野党のポスターを壊す方も居て、本当にポスターへの落書きや破損行為は与野党問わずに止めるべきだと言えます。


安倍晋三首相のポスターが八つ裂きに!!!【ドキュン】キチガイ シバキ隊  | Shinzo Abe Break Poster



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 共産の選挙協力に反対を述べている民主議員は、もう出ていった方がいい。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201509/article_25.html
2015/09/25 23:28

今朝の森本毅郎のラジオ番組に小沢遼子氏が出演して、次期参議院選挙についての話をしていた。小沢氏は、共産党との選挙協力は画期的な話で、小異を捨てて大同について協力すべきという意見であった。しかし、民主党内には、共産党との協力に異論が出ていると、前原氏、細川氏の名を挙げていた。民主党が国民から見放されたのは、民主党内のゴタゴタが原因であり、また同じようなメンバーがゴタゴタ言っていると話していた。

前原氏の話を聞いて、やっぱりと思った。前原氏は、小沢一郎氏が検察の事情聴取を受けた時、小沢氏の背後からどんどん鉄砲を撃った連中の中心メンバーである。今の執行部自体が、民主党大敗の戦犯たちである。自衛隊員の命が掛り、国民の命まで掛っている法制に、自党のこだわりなどはあまりに小さい。

日刊ゲンダイも、その点を突いている。この選挙協力が成功するには、「民主党が大人の対応を取れるかどうかです。民主党の保守系議員は、“共産党と協力したら保守票が逃げる”と文句を口にしている。そうした不満を口にすれば、自民党に攻める材料を与えるだけだし、有権者の期待もしぼませてしまいます」と述べている。保守票が逃げると言う議員は、自民党の隠れシンパであり、自民に行けばよい。自分の票が減るなら、それは自分の不徳の致すところである。

今日、民主党の岡田代表が、共産の志位委員長と上記の選挙協力について話し合った。岡田代表は、党内に反対もあることを示唆した発言であった。協議は継続するようだが、共産の折角の申し出もダメと言うなら、民主党のあの国会での反対はポーズだったということになる。反対議員は野党をやめるべきである。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/661.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「志位さんのコメントに真の保守政治家のような懐の深さを感じる:川内 博史氏」
「志位さんのコメントに真の保守政治家のような懐の深さを感じる:川内 博史氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18432.html
2015/9/26 晴耕雨読


https://twitter.com/kawauchihiroshi

本年は終戦から70年という節目の年に当たります。

広島,長崎の原爆,東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。

この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています。

>本村裕之 明日のニューズオプエド は、一水会・木村三浩さんと川内博史さん。木村さんと他の右翼とどう違う?川内さんは国会前のデモで警官に小突かれたけど大丈夫? https://op-ed.jp/

明日、午後4時から、インターネットニュース番組オプエドに出ます。

時間がある方は、どうぞ。

安倍首相がGDP600兆円構想表明。

今年4月に、米議会で安保法制成立の約束すると同時に、笹川財団米国で米軍人らと共にスピーチしている。

経済成長させ軍事費を増やすと言っている。

完全に米国病。

米国に踊らされ最後はボロボロにされる道か。http://t.co/I8eGyEcznv

安保法制の廃止法成立に絞った、国民連合政府の呼び掛け。

廃止の為に皆で協力しようと、志位さんは共産党が中心になるとは言っておらず提案しているだけ。

対して細野氏の反応は狭量に過ぎる。

志位さんのコメントに真の保守政治家のような懐の深さを感じる。

岡田さんと志位さんとの話し合い如何。

岡田代表会見。

同じ政府を作るのはハードルが高い、とのこと。

安保法制の廃止法を提出成立させ、昨年7月1日の閣議決定を廃止することを軸にするだけだから、ハードル低いと思うのですが?

岡田代表に申し上げたい。

真の保守政治家は、懐深く寛容が大事。

目標を一にするもの皆仲間。



http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/662.html

記事 [政治・選挙・NHK193] 「一億総活躍社会」。大戦末期を彷彿とさせる極めて情緒的なスローガンで薄気味悪い感じさえする。 小沢一郎(事務所)








安倍首相「1億総活躍社会めざす」 新3本の矢を提唱
http://www.asahi.com/articles/ASH9S5HGDH9SUTFK00N.html
2015年9月25日03時10分 朝日新聞


 自民党は24日、党本部で両院議員総会を開き、安倍晋三首相(党総裁)の無投票再選を正式に決めた。首相はその後の記者会見で、「アベノミクスは第2ステージへ移る。『1億総活躍社会』を目指す」と語り、強い経済など新たな「3本の矢」を提唱。2014年度に約490兆円だった国内総生産(GDP)について「GDP600兆円の達成を明確な目標に掲げたい」と宣言し、経済や社会保障に焦点を当てる姿勢を鮮明にした。


 安倍政権は、安全保障関連法を成立させた影響などで内閣支持率が低下するなか、再び経済を「最優先」に掲げることで支持率回復のシナリオを描く。来夏の参院選に向けて、安全保障のような国論を二分する政策テーマは避け、経済や少子高齢化対策など国民の支持が得やすい政策テーマに力を注ぐ方針だ。


 総裁任期は18年9月末まで。首相は党本部で記者会見を開き、これまでの「金融緩和」「財政出動」「成長戦略」に代わり、「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」の3点を掲げた。その上で、「誰もが家庭で職場で地域で、もっと活躍できる『1億総活躍社会』をつくる」などと述べた。


首相、安保法反対論を批判 「1億総活躍」担当相新設へ
http://www.asahi.com/articles/ASH9T6640H9TUTFK01B.html
2015年9月25日21時03分 朝日新聞



記者会見する安倍晋三首相=25日午後6時15分、首相官邸、諫山卓弥撮影


 安倍晋三首相は25日、通常国会会期末にあたり首相官邸で記者会見し、成立した安全保障関連法について「戦争法案、徴兵制になるという無責任なレッテル貼りが行われたことは大変残念。安全保障は冷静な議論をしていくべきだろう」と述べ、反対論を批判した。


 安保関連法は成立後の世論調査でも反対が賛成を大きく上回っているが、「かつての安保条約改定時、PKO法制定の時もそうだったが、時を経る中で、法制の意味について国民的な理解が広がっていくと確信している」と自信を示した。


 また、首相は近隣諸国との関係について「ロシア、中国、韓国との関係改善にこれまで以上に力を入れたい」と発言。「日中韓のサミットが開催される際には、(韓国の)朴槿恵(パククネ)大統領、(中国の)李克強(リーコーチアン)首相とそれぞれ首脳会談を行いたい」と語った。


 一方、10月上旬に予定する内閣改造では「1億総活躍社会担当相」を新設する考えを表明。首相は前日24日の会見で、アベノミクスの第2ステージとして「誰もが家庭で職場で地域で、もっと活躍できる『1億総活躍社会』をつくる」と発表していた。25日の会見では担当相のもとに国民会議を置く考えも示した。




http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/663.html

   

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