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最近のオーディオ業界の状況
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/845.html
投稿者 中川隆 日時 2018 年 4 月 23 日 12:44:23: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 中古オーディオ販売店 投稿者 中川隆 日時 2018 年 4 月 01 日 09:01:04)


「オーディオ業界はどうなっている?」

昨日、オーディオ評論家の藤岡誠先生が主催する飲み会「千代田会」に参加するため東京へでかけた。 この会にはオーディオメーカー、出版社の方々が参加する。

定年後、パソコンに向き合う小生、オーディオには縁遠くなっている。 会に参加される方々とレベル合わせをするため、早目に家をでて秋葉原に寄った。

愕然とした。
秋葉原はパソコンとアイドル系ゲームの街に変貌していた。

電気店のビルに入り、売り場の案内表示を見る。

あったあった「オーディオ」という表示が、が、そのフロアに行って愕然!
ヘッドフォンがフロアの大部分を占めている。 オーディオコンポが見当たらない。
探してみると、奥の方にミニコンポが並んでいた。

どこに行けば、オーディオ評論家がテストしているようなハイエンドのコンポがあるのだろう?

そうだ、御茶ノ水に「オーディオユニオン」という店があった。

ということでお茶ノ水に足を運ぶ。 あったあった、駅から100メートルほど行ったところに看板が見えた。 が、店に入って愕然!1階から3階まで全フロア、コンポ売り場だが、全て中古品である。

商品の惨状はわかったが、今日参加されるステレオサウンド、 音元出版が出版しているオーディオ専門誌はどこで売っているのであろう。 昔は書店でなくとも、オーディオ店でも売っていた。 しかし、オーディオ売り場がこの惨状であり、オーディオ誌は置いてない。 お茶の水の「丸善」でやっと見つけることができた。

しかし、問題はその中身である。 ヘッドホンの特集だったり、ネットオーディオの記事が主流を占めている。

結果として、ハイエンドコンポ新製品の価格は高騰する。
アンプもスピーカーも100万円代がザラである。
しかも店頭で見たり、試聴することがなかなかできない。
オーディオファンの皆さん、今お持ちのコンポを大切に使いましょう。(hatakeshun)
http://www.bekkoame.ne.jp/~hippo/gewandhaus/monologue/2017.html


_____

オーディオユニオンお茶の水店
東京都千代田区神田駿河台2-2-1 1F
TEL: 03-3294-6766 
営業時間 11:00〜20:00(日・祝日は19:00まで)
http://www.audiounion.jp/shop/ochanomizu.html

オーディオユニオンお茶の水ハイエンド中古館
東京都千代田区神田駿河台2-2-1 2F
TEL: 03-5280-5104   
営業時間 11:00〜20:00(日・祝日は19:00まで)
http://www.audiounion.jp/shop/hi-endused.html

オーディオユニオンお茶の水ハイエンド館
東京都千代田区神田駿河台2-2-1 3F
TEL: 03-5280-5105   
営業時間 11:00〜20:00(日・祝日は19:00まで)
http://www.audiounion.jp/shop/hi-end.html

____

オーディオユニオン audiounion ホームオーディオ通販・下取・買取専門店
http://www.audiounion.jp/

オーディオユニオン 通販センター
http://www.audiounion-tsuhan.com/index.html

オーディオユニオン店舗紹介
http://www.audiounion-tsuhan.com/audiounion_shop.html

修理相談窓口 オーディオユニオン
http://www.audiounion.jp/ct/news/article/1000006539/
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 中川隆[-11112] koaQ7Jey 2018年4月23日 12:48:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11995]

25: RW-2 :2017/12/06(水) 14:13:46 HOST:143.230.156.59.ap.yournet.ne.jp

秋葉原も高架線の下で露天というかフリマみたいにジャンク並べて売ってた時代が懐かし。
ザル盛りの真空管やらメーカー流れのコンデンサーやらコイル、トランス。お宝イッパイ。

80年代の終わり、どこの家電店の壁面やテレビで森高千里さんが歌い踊ってました。

その後一気にパソコンブーム。まだその頃までは良かった。スピーカーユニット販売店も多かった。

その後はもう。防犯カメラや盗聴カメラやゲーム、フィギア、喫茶、コスプレ、同人誌他他。

廃業多く、少なくなったパーツ店はシャッター降ろし通販店に。

30年でこれだけ変わりました。

26: 前期 :2017/12/06(水) 17:52:42 HOST:h175-177-047-021.catv02.itscom.jp
>>25
結局もはや自作する人なんか絶滅危惧種。中国製のデジアンなら安価でそれな
りの性能です。自作派なんてまさにヘンタイの代名詞でしょう。

27: AD :2017/12/06(水) 19:10:45 HOST:210.227.19.67


大阪日本橋電気街 も同様です。日本橋の場合は三極化してますね。
それは5,6年前に既にはじまっていました。

家電量販店はアキバと同様、アニメや同人誌モノはオタ・ロードに集約され、周辺路地裏にパーツ店があります。

関東圏の場合でしたら、パーツなんぞを求めるのであれば、町田、川崎あたりの○○○○電気や
○○パーツ、xx通商とかの専門店になるでしょうね。

秋○電○とか戦国とかがパーツや自作派の最後の砦でしょうね。

でも昔のようにオーディオ・ショップが自作派の拠り所というわけにはいかなくなりました。

個人商店のオーディオ専門店が店主の高齢化、後継者なしなどで廃業となり、一般消費者が
オーディオに踏み込む時代ではなくなりました。

業界用語をつかうなら、自作はタイヘンだからヘンタイでなけりゃムリかも?(笑)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1109747731/


2. 中川隆[-11111] koaQ7Jey 2018年4月23日 13:09:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11995]

ヘッドホンオーディオの私的な歴史、そして次の10年
万策堂の私的オーディオインプレッション
http://pansaku.exblog.jp/25028844/

日本でハイエンドヘッドホン・イヤホンのムーヴメントが本格的に始動したのは2006年11月11日にフジヤ主宰の最初のヘッドホン祭り「ハイエンドヘッドフォンショウ」が開催された時ではないかと思う。

スピーカーによるハイエンドオーディオの始まりを1970年代とすると40年ほど遅れていることになる。

このイベント以前にも散発的な動きはなくはないが、一つの連続的な動きとなっていったのは2006年以降と考えるべきだ。つまり今年、2016年は十年目の節目に当たっていた。

さらに、2006年をハイエンドヘッドホンオーディオ元年とすると、この動きが十年もの間続いていることから、これは単なる一時的なブームではないと考えられる。それどころか、より進んで2015年、2016年におけるハイエンド機の台頭を見ると、これはバブルではないかとさえ思う。

次に私個人に関して、この年表内で重要な事柄を述べると、まず2006年頃にMUSIC TO GOの記事を読んでヘッドホンオーディオに興味をもったことだろうか。

そのころは Wilson audio や Wadia、FM acoustics、Boulder 等を駆使するスピーカーオーディオマニアであった。

あのブログの記事を読んでから色々なHPAやヘッドホンを使ってみたが、今思い出してみても音質はいま一つであった。

初めてそれなりに納得できる音が出たのは随分後の2011年あたり。HD800 と MBA1 platinum の組み合わせであったが、思い返せば、それもまあそれなりにというくらいだった。

個人的に最も衝撃を受けたのは2012年の G ride audio GEM-1 の登場。


2012年5月
G Ride Audio はハイエンドヘッドホンアンプGEM-1を突如として発表。本格的なハイエンドオーディオの手法と強烈な個性をヘッドホンオーディオに初めて持ち込む。


これほど強烈な個性をハイエンドオーディオの手法に載せて出してきたプロダクトは現在に至ってもほぼ記憶にない。


この十年はヘッドホン・イヤホンの高級化・ピュアオーディオ化、PCオーディオ・ネットワークオーディオの普及、アニソンブーム、SACDの衰退とハイレゾの登場、スピーカーを使うハイエンドオーディオの高価格化・ユーザーの高齢化とハイエンドオーディオ不況、オーディオに関するSNSの発達という互いに独立した光と影の要素が折り重なっていた時代である。

そして、これらの要素が渾然一体となり、ヘッドホン・イヤホンをコアとする、独立したオーディオの流れが形成された時期であるとも言える。

この独立したオーディオの流れは基本的にはその前の時代には存在しなかったものであり、2016年から先の「次の10年」へと、なだれこんでゆくものだと考えられる。


次の10年に連なる、最近の注目すべき動きとして2016年、ヘッドホン・ポータブルオーディオのリーディングカンパニーであったソニーが本格的にハイエンドヘッドホン市場に再参入したことがある。

これを見ると、従来のハイエンドオーディオアンプ・スピーカーの売れ行きが頭打ちになる中、ハイエンドオーディオメーカーのヘッドホン分野への新規参入の加速が考えられる。また、ヘッドホン自体とそれ関連する様々なアクセサリー・ケーブルについても、異なる業種からの参入あるいはコラボレーションが期待される。


例えば、Beatsのグランメゾン Fendiとのコラボや Focal Utopia のジュエラー Tounaire とのコラボ(10万ユーロの史上最も高価なヘッドホンが現れた)など、服飾メーカーや宝飾メーカーとコラボしたバージョンが存在するのは周知のとおりであるが、このような従来のオーディオにはほとんど関連のなかった業界とのコラボや新規参入が実現するかもしれない。特にヘッドホン・イヤホンの持つ「身に着ける」という要素は、音質とは全く別なハイエンド、つまりハイエンドファッションとの兼ね合いで注目される可能性もある。


ファッションとの関係について言及するまでもなく、ヘッドホンの流行は多分に音楽や出版、アニメなどのカルチャーの動きや現代の都市のライフスタイルと関連があることも年表からわかる。

例えばアニソンはスピーカーにて大音量でおおっぴらに聞くような音楽ではなくイヤホンで一人で聞くものだと考えている日本人は少なくない。他人を常に憚って生きる都会の日本人の考えそうなことである。

そもそもクレーム社会である現代の日本の都市において、スピーカーで、しかも大音量で音楽を愉しむことは現実的ではない場合が多い。また極めて日本の都会人は多忙であることから、退職した老人でもないかぎり、深夜の自室や電車の中や立ち寄ったカフェでしか音楽を聞く時間がない。だから、携帯可能だったり、どんな時間でも小さなスペースで楽しめるヘッドホン・イヤホンが人気なのだろう。

世界的に見ても時間と空間の有効利用が人間生活のテーマとなっており、これはハイエンドオーディオを代表するような大型のスピーカーシステムとは相いれない風潮である。

そういう効率性、合理性を重んじながら、一方で癒しを求めるという観点から見ても高音質なヘッドホン・イヤホンに世界的な人気があるのは当然なのである。


無論、スピーカーを使うハイエンドオーディオがなくなることは考えられないし、ハイエンドヘッドホン・イヤホンの流れもこの先、ライフスタイルの変化、技術あるいはコストの壁に突き当たり、スタックしてしまう可能性は否定しきれない。現にハイエンドヘッドホン・イヤホンの高価格化はこのジャンルがスピーカーと同じ末路を辿る可能性を示唆している。

新しいオーディオの流れがなんであれ、既存のハイエンドオーディオは、その本質が価格・大きさ・重さは度外視で際限なく音質を追求するという態度であるがゆえに、一般大衆を置き去りにしただけでなく、結局は金持ちのオーディオマニアですら辟易するような規模と金額のものになってしまった部分がある。

ハイエンドオーディオのモンスターマシーンたちを飼い馴らすために、音響的に完備された大きな部屋と専用の電源設備を用意することまで考えると、このようなハイエンドオーディオが強いる様々な負担の重みは、その対象である音楽が生活の中で持つ軽さと釣り合わなくなってきている。

実は、この問題を我々オーディオマニアは常に相対化して誤魔化してきた経緯がある。いつものように結論を先送りするか、あるいは音楽の芸術的価値を美化することで、その対価が無限大であるかのように主張してきた。

もっと具体的に言えばオーディオシステムにいくらカネをかけても、音楽そのものが持つ深い精神性となら、十分に釣合いが取れるかのように言い立ててきたのである。だが、時代は移り、価値観は変わりつつある。そろそろ年貢の納め時ではないのか。

この十年は従来のハイエンドオーディオの衰退とそれに代わる、新たな形のハイエンドオーディオの始まりの時代であったと位置づけるべきなのかもしれない。

もうすぐ、日本のハイエンドオーディオの新しい10年が始まる。
by pansakuu | 2016-12-08 23:06 | その他
http://pansaku.exblog.jp/25028844/

ヘッドホン・イヤホンオーディオについての無駄な会話:中野サンモールの磯〇水産にて
http://pansaku.exblog.jp/22786882/

GOZ: ところでさ、世の中の基本的な流れとして、イヤホンとかヘッドホンは学生とか就職したての若いうちにやっていて、それなりに出世して収入が増えるにしたがって、ヘッドホン・イヤホンは卒業、スピーカーの方へというのがコースとして考えられてて、それに意識的にまたは無意識に乗っかろうとしてる人がいると思うんだよね。

オーディオ雑誌とかブログ見ていると、やっぱりスピーカーで聞こうよとか聞きましょうよとか、時々書いてない?
結局はスピーカーにみんな収束していくという話は分からないではないのだけど、なんか引っ掛かるんだよね。


MEZ: 何がです?それは自然の流れみたいに思ってましたけど。

GOZ: 散々スピーカー聞いてきた感じで言うと、今の時代、実はスピーカーオーディオって、もうそんなに面白くないのよね。

俺がスピーカーで面白い、凄いと心底思ったのは随分前にジャーマンフィジクスっていう会社で作っていたDDDドライバーを聞いた時が最後なんだ。

その後も小さい感動とか感心はいっぱいあるけど、俺個人はスピーカーでそれこそ何年も心の底から大感動したってものに会ってない。そういうわけでもうスピーカーってものはグレードアップしようとしても、ただ高価でデカくなってゆくだけで、感動の伸びしろは、ほとんどないんじゃないかって思ってるのよ。

テクニカルにも、能率は低くなる一方で、アンプに負担はかけるし、カネもかかるし。スピーカーの持ち味を出すために、アンプを強化するしかない状況さ。逆にスピーカーがアンプの良さを引き出すように働く場合がかなり少ない。

誰かが言ってたけど、スピーカーが一番サボってる時代なんだよね。もっともっと能率が高くして、ワイドレンジでハイスピード、高解像度っていう現代的な音を出せるスピーカーがあってもいい。こんな感じで不満が渦巻くスピーカーオーディオっていう場所にあえて誘い込むのもねってちょっと思う。とどのつまりは余計にカネを使わせたいだけじゃないか?

業界ぐるみでハイレゾとか言って騒いでるのと同じ目論見じゃないかっていう思いはなくはない。

ヘッドホンとかイヤホンは耳の健康に悪いとか、音楽の全体像がわかりにくいとか、欠点は色々あるけれど、オーディオとしてはまだまだ伸びしろがあるエキサイティングな分野でることは間違いないんだ。スピーカーを始めたからって、それは忘れないで欲しい。


MEZ: 確かに、ヘッドホン・イヤホンはやっている人間を飽きさせないだけの展開がありますよね。スピーカーはマンネリズム。


GOZ: そこでTelos Headphone amplifierとRe Leaf E1を聞き比べた話に戻るけど、この二つを並べて聞いてると、ついにヘッドホンオーディオもここまで来たかという感慨がある。この音って心底面白いんだよね。Magico Q7よりも面白い。


MEZ: つまりGOZさんみたいに、スピーカーオーディオをずっとやっていて、つまらなくなってヘッドホンやイヤホンに行くっていう経路もアリってことが言いたいんですか?


GOZ: そうなのよ。似たような話だけど、ずっとデジタルオーディオを追っ駆けてきて、もうつまらなくなって、行き詰まったところで、アナログオーディオに救われたってのもある。つくづくオーディオの辿る道ってのは一直線じゃないと思う。

Telos Headphone amplifierとRe Leaf E1はスピーカーに飽き飽きしたオーディオマニアが、全く別な使い方、全く別な音を指向するセカンドシステム、サードシステムを構築するっていう寄り道としても強く推奨できる。


MEZ: そうですね、今夜は夜更かしして音楽を聞くぞって金曜の夜に決心しても、そこでスピーカーを土曜の朝まで目一杯使える人なんてほとんどいないわけで。そこで昼間に聞くオーディオとは全く性質の異なるセカンドシステムが重宝なのは当然です。

だいたい、夜にしても昼にしても大音量でJazzやクラシック聞きまくるっていう趣味自体すでに終わってるというか、もう時代遅れかなって思うし。家族・近所に騒音の迷惑かけてまで趣味をやって、周りもテキトーに許してくれるっていう、大らかな気風はもう日本の都会には残ってないです。

でも肝腎のヘッドホンの音のクオリティが、今まで、どんなにカネやセンスを駆使しても、スピーカーオーディオに肩を並べられなかった。それが Telos HPA と E1 によって解決されようとしてます。


GOZ: カネとセンスねえ。オーディオってのはさ、カネでどうにかなる部分とカネだけじゃどうにもならない部分ってのが混在しているから、それを整理し区別して考えることができないと上達しないと思う。機材の外観の美しさとか操作感とか、音質の客観的に見たクオリティとか、あるいはリスニングルームの音響とか、そういうものは札束の重さに依存する。

だけど、自分の好みをよく知ったうえでの機材の選択、機材の組み合わせの巧さとか、ちょっとした使いこなしで潜在能力を引き出すとかいうのは、カネじゃなく使い手のセンス。センスを高めるには自分を磨くしかない。それは耳がいいだけじゃダメで、様々なオーディオをいっぱい聞いて経験値を高める、オーディオ技術の教科書を読んで勉強、他の人のオーディオルームでノウハウを盗んだりして知識も豊富じゃないと。音楽自体にも詳しくて、そのうえ自分でも使いこなしのアイデアが次々湧いて、試行錯誤を億劫がらない。

なによりも、今あるものを壊したり、それに新しいものを付け加えたりすることに躊躇しないこと。音が良ければNewモデルだろうと、中古だろうと、どこの国の製品だろうと、アナログだろうとデジタルだろうと差別はしないのも重要。そういう使い手の柔軟な態度の総体がオーディオのセンスだ。カネとセンスの両輪がうまく回らないとオーディオは前に進まない。


MEZ: 以前、広大で天井の高い専用のリスニングルームにお邪魔したことがあるんですけど、あずましくないって言うか。かなりカネがかかったリスニングルームなんですけど、音響調整材に四方八方囲まれて真ん中にポツンと一人掛けのリクライニングがあるような感じ。オーナーさんは私を残して外へ行っちゃうんですよ。居ると音が悪くなるからとか言って。恐ろしく殺風景で孤独でした。


GOZ: 部屋が立派過ぎて、逆になにかが違うって感じたってことか。部屋は適度に広いほうがいいとは思うけど。でもルームの音響調整にカネをかけりゃいいってもんでもないということは確かだ。

近頃は海外製のオーディオの値上げが酷いから、どうしてもカネの話になりがち。しかし、それは全体の50%以下の話だ。ぶっちゃけた話、一千万オーバーの製品の多くは500万円近辺の製品と実力差はほとんど認めなかったりする。

一千万円超えた場合は無意味に高いモノが多くなると思う。富豪の金銭感覚に合わせて値付けして儲けてるだけなんじゃないか。


MEZ: ムンドなんかもそうでしょうか?あの値上げ見ました?


GOZ: 見た見た。GOLDMUNDはどうしてあんな無茶な値上げするかね。
下手すると元値のほぼ2倍。

ムンドって日本で言われてるほど酷いメーカーじゃなく、音は素晴らしいんだけどな。ハイエンドオーディオとしての実力はあるのに。

もう日本では事実上は売らないつもりかな。でもTelos Headphone amplifierだけは値段据え置きだぜ。これも何を考えてるのか。逆に言えばムンドのHPAについては最後のチャンスではある。


MEZ: 実売価格含めて検討してくと、本当にRe leaf E1とTelos Headphone amplifierは本当にいい勝負なんですよね。迷うのは分かります。

GOZ: 君の中ではAK240SSとPaw Goldが火花散らしてるんでしょ。

AK240が苦手な俺もステンレスモデルには惹かれましたよ。SSモデルはかなり重厚かつ堅牢なものだったよ。高級感は半端ない。PAW Goldもその点じゃ負けてる。

音の方はノーマルとSSと比べても、微妙な違いだね。ちょっとノーマルのAK240よりも透明感が増したうえ、やや安定感があって落ち着いた音かなあ。ZX2はまたまた遅れを取った。開発がワンテンポ遅いんだ。製品企画自体にも冒険がない。AK240SSと比べたらかなりチャチなものだ。

MEZ: なんにしてもAK240SS欲しいですね。ポタ研で聞いてみたかったです。やはり試聴はイベント頼みのところがありますよね。eイヤさんでは地方巡回イベントをやるとか。これも新たな試みですよね。とにかく聞かないことには始まらないんだから、イベントを利用して皆で聞いて、さらに盛り上げて欲しい。
あれ、ビール飲まないんですか。


GOZ: 今、禁酒してるのよ。付き合いで取っただけだよ。オレンジジュースないの?


MEZ: えー、盛り下がるのはスピーカーオーディオだけにしといてくださいよ。ビールぐらい飲んで気分良くしたらどうですか。


GOZ: いや、俺は憂いてるんだ。


MEZ: もしかして日本の将来をですか?


GOZ: それはもう諦めてる。オーディオの将来の方が心配だ。

ごく僅かの大金持ちがやる、超高価なハイエンドオーディオと大したカネを持たない人達のためポータブルオーディオ、チープなスピーカーオーディオの二極が残って、その間の価格帯の中堅製品がガバッと無い。そういう構造になりゃしないかとね。これはトータルではオーディオの空洞化ですよ。


MEZ: 明日の心配なんてしないでくださいよ。なるようになります。そんな酷いことにはならんです。いざとなりゃ、老いぼれどもや臆病者たちを跨いで自分だけ先に行きゃいいんですよ。


GOZ: そうだよね。行き先がユートピアだろうがディストピアだろうか、もうどうでもいい。というか最初からどうでもよかったのかも。いろいろあってもオーディオを前に進めてゆくことだけは確かなんだからな。

じゃ、ジンジャーエールひとつ。

by pansakuu | 2015-02-06 22:07 | その他
http://pansaku.exblog.jp/22786882/


3. 中川隆[-11185] koaQ7Jey 2018年4月23日 20:42:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12094]

ヘッドホンの危険性については


音は凶器 _ 僕が STAX を薦めない理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html


4. 中川隆[-11372] koaQ7Jey 2018年4月26日 17:18:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12358]

黄昏のハイエンドオーディオ:自滅と救済
万策堂の私的オーディオインプレッション
http://pansaku.exblog.jp/20975164/


「ところで、話は難しいのだけれど、ひとついいたいことがあるんですがいいかな」

これから書く話は面白い話ではない。
むしろ“難しい”話である。

不適切な表現、思い過ごしや嘘も含まれるだろう。
無駄な議論に加わらないようにするため、
定義をぼかした言葉をあえて使うかもしれない。
なにしろ“難しい”話なのである。

あるオーディオ雑誌の2013年 冬号に載った、評論家の方のコメントが、私の中にずっと突き刺さっている。

「最近のオーディオ機器は少々高すぎるところがあるように感じるんです。(中略)
やはり高い。普通の人たちが一生懸命に頑張れば買えるような製品に、いいものがもっと増えてくれないと、本当のオーディオ好きがついていけなくなってしまう」

確かに件(くだん)の評論家の方が、この発言に前後して650万円のアナログプレーヤーを購入したことを思う時、この発言内容に若干の違和感を覚えるのは私だけではないだろう。しかし、かく言う私もAir force Oneのほぼ半額に過ぎないが、350万円もする高価なフォノイコライザーを買ってしまっている。つまり生粋のオーディオファイルにはこのような側面がある。

気に入ったオーディオ機器に関しては、価格を度外視し、音楽しか聞けない装置に支出できる限界を忘れることを志向し続ける。私のような人間はそうやって常識から離れ堕落していけばよい。だが、そういう少数の極道だけで、ハイエンドオーディオ界全体を支え続けることはできないと思うし、盛り上げるというレベルにいたっては不可能とさえ思える。

私がハイエンドオーディオの機器に高価なものが増えてきたという意識を明確に持つに至ったのは、Goldmund が TELOS5000 というパワーアンプを開発し、2008年の東京インターナショナルオーディオショウで披露した時である。私はそのデモに立ち会った。詳しくは述べないが、一言で言えば大変に凄い音が出ていた。万人が良い音と感じるかどうかは別にして、驚異的な音であった。

一方、値段を見るとやはりというか、富豪向きの価格であった。3990万円。モノラルパワーアンプ一組だけで、3990万円である。ローンで家を郊外に買ってカツカツで暮らしているような日本人サラリーマンにはまるで買えない金額である。もともとGoldmundのUlitimateラインは元来ケタ外れに高価なのだが、このTELOS5000は、その遥か上をゆく価格設定であった。


私がこれについて思ったのは、良かれ悪しかれ、こういう音の世界を大勢のオーディオファイルが知っていて損はないだろうとか、そしてこういう音の片鱗を家庭で楽しめれば、幸せだろうとか、そんなことではなかった。問題は音ではない。この価格でも売れてしまったことだ。(日本でも売れた。)つまり音さえ圧倒的に良ければ、どんな値付けのものを作っても売れるということをメーカーに分からせてしまった、実績を作ってしまったということが問題のように思えた。

こういう富豪向けのビジネスモデルが成功すると知れわたったのち、一部のメーカーがそういう方向性へ製品開発の舵を切ることは予想できた。案の定、いくつかのメーカーが、それまでの最高級ラインのさらに上のラインを新設しはじめていた。TELOS5000 ほど高価ではないが、製品の基本構成は変えず、細部を高級化した機材も増えてきた。無論、こういう傾向はレトロスペクティブに見ればTELOS5000の発売以前からあった。世界中にグローバルに活動する富豪たち、超富裕層が散在し、その数を増やしてきたことに呼応する動きだったのである。

TELOS5000は、オーディオの世界で目立ち始めた富豪向けビジネスの一つに過ぎなかった。


普通の人たちにオーディオ機器の値段の話をすると、それなら車が買えるね、と言われ奇異の目で見られることはオーディオを長くやっていると、誰しも一度は経験があろう。

しかし、クルマと一口に言っても、何を指すのか。極端な話をすれば、現代には3億円でも買えない車がある。ランボルギーニのVenenoである。1億円オーバーの車ならば、マクラーレン、ブガッティ、ケーニグゼグ、アストンマーチン、フェラーリなど各社から発売されている。隆盛しつつある富豪向けのビジネス、それは他の世界のおとぎ話であると思っていたが、これほど目立つようになると、それに煽られる他業種のメーカーも、一般の消費者も実は少なくないかもしれない。

私の中での問題、それは富豪向けの価格帯の機器、普通のオーディオファイルにとって完全に絶望的な値付けの機材が増えて困るということではない。むしろ中途半端に高価なものが増えたということである。

具体的には単体で400万、500万、600万円台という機材の増加である。
これはスピーカーとパワーアンプにおいては10年ほど前から認められる傾向である。

またケーブルに関してはワンペア100万円オーバーのスーパーハイエンドの製品が散見されるようになったのも、ここ10年くらいのことだと思う。PADのDOMINUSシリーズが先鞭をつけたものだ。これらは富豪向けの価格帯の機材の増加に煽られた製品開発によるもののようにも私には思える。

アンプやスピーカーについては、以前は500万円近辺の価格帯が事実上の最上位であり、セカンドベストとして300万円台という位置付けだったように思う。その上の価格帯の機器、すなわち800万円〜1000万円台の機器は以前はかなり少なかったのに、最近、このレンジの機器が海外のオーディオショウなどで目立つようになったように思う。住宅事情等があり、日本にはあまり輸入されておらず、ステレオサウンドでも取り上げないのであまり知られていないかもしれないが、超弩級と呼ばれるアンプやスピーカーがその数を増やしているのではないか。海外のショウの写真を見ているとそう感じられる。

そういう超高価な製品の増加の結果、相対的に500万円台がセカンドベストに下がってしまったような感じがある。そもそも単体で400〜500万円というのは普通のオーディオマニアが頑張って買うか買わないかの境界である。ここを越えれば購入をかなり躊躇せざるをえないというか、実際、多少の貯金があってもあきらめる金額だと思う。

こういう状況で、仮に頑張って400〜500万円台の機材を導入しても、さらに上があると知っていれば、どこか落ち着かないだろう。500万円を払っても心の平安は訪れないかもしれないということである。300万円台でもかなり頑張っているつもりの人はなおさらかもしれない。高価なケーブルに関してはワンペア200万を超えるインターコネクトは完全に富豪向けビジネスに煽られているというか、富豪向けの商売そのものと言わざるを得ないが、500万のアンプよりも絶望的な価格ではないので、物好きというか、一点豪華主義で買う一般人もいるようだ。面白い。

なお、金額的にはそれほど高くないところなのだが、高級CDプレーヤー、SACDプレーヤー、DACの値段が、ここ10年で軒並み100万円、200万円以上アップしていることも見逃せない。

10年前はdcsの最高級システムは400万円台であった。今は1000万円台である。海外の高級なシルバーディスクプレーヤーの価格の高騰はもしかするとアンプやスピーカーを上回るのかもしれない。

それでいて過去の製品より、値上がりした全ての製品、より高価な最近の全ての製品の音質が良くなったと言い切れるか?

これ以上は言うまい。


では、実際、どうなのだろう。

試みに2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイに載った機種数とその価格を簡単に比較してみよう。(ざっくりやっているので細かい数字は間違いがあるかもしれない。あくまで傾向の把握のためにやっている)
例えば、160万円以上の価格帯のスピーカーシステムにおいて。

400万円オーバーのスピーカーは2003年には11機種、2012年は6増えて17機種取り上げられていた。やはり高価なものが増えた印象を受ける。

また、200万円以上の価格帯のパワーアンプにおいて、400万円オーバーのアンプは2003年は8機種、2012年は3増えて11機種取り上げられていた。

さらに、100万円以上の価格帯のデジタルディスクプレーヤーにおいては、200万円オーバーのプレーヤーは2003年は4機種、2012年は何と10増えて14機種取り上げられているのである。PCオーディオの普及によりデジタルプレーヤー離れが急速に進む中で、プレーヤーの価格は逆に著しく上昇している気配である。

デジタルディスクプレーヤーについては中古買い取り価格も最近は驚くほど低く、したがって中古価格も安いので、これではますます新品は売れなくなるのではないかと思う。

加えて、フォノカートリッジ。30万円オーバーのものは2003年には5機種、2012年は6も増えて11機種が取り上げられている。カートはアナログに欠くことのできない要素だが、アナログオーディオも高騰している部分はあるということだろう。

もちろん、大変に大雑把で一面的な捉え方、調べ方なのだが、こういう結果を見ると、やはり約10年の間にオーディオ機器のいくつかの分野で価格が高騰しているらしいというイメージは湧く。

なおプリメインアンプやフォノイコライザー、アナログプレーヤーについては2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイの差はあまりなく、プリアンプに至っては、むしろ若干安い製品が増えているようである。どの分野もそうなっているとする根拠はないらしい。ただ、アナログプレーヤーについては海外に多数ある超弩級ターンテーブルが日本にほとんど輸入されていないことを考えると本当に据え置きになっているのか分からない。

そういう高価なモノの話をしていると誰かが諺(ことわざ)めいたセリフを吐くものだ。

「足るを知る」とは言うが、だいたい、足るを知っていたなら、オーディオなどという趣味に足を突っ込んだりしないだろう。いつも上を見て、前進するというのがハイエンドオーディオの宿命である。確かに500万円台の機材増えてきたのに、それが買えないからといって、やる気をなくすことはないだろうが、なにかハイエンドオーディオの滋味の真髄が自分の手の届かない場所へ離れてゆくような、どんどん遠くに行ってしまうような気がして、いたたまれないのは間違いない。

Air Force OneやVivaldiシステムが聴かせる音の隔絶した素晴らしさはハイエンドオーディオならではのものである。この音の快楽が世界からなくなって欲しくない以上に、あまりに遠いものになってほしくないという思いが私には強い。

金持ちは不滅だから、ハイエンドオーディオも不滅かもしれないが、多くの機材が手の届かないほど遠い存在になってしまうことは問題である。だが、これはもう現実に起きている。10年前、20年前にはこれほど高価な機器が多いという印象はなかった。こういう価格設定の変化が影響してか、あるいは他の要素か、一般のオーディオファイルの活動が、もしかすると鈍らされているのではと疑う節もある。

インターネットを見渡すと、単体で200万円を超える機材について実際のユーザーから発信される情報は、リーマンショック以降から既に少なくなっており、政権が代わった最近になっても回復しないどころか、未だ寂しい状況と見える。単体500万円を超えるアンプなどのレビューとなると本当に少ない。また、原因は様々と思うが、有名なオーディオのブログもいくつかは閉鎖されたり、開店休業状態におちいったりしている。これもやはりここ数年のことのようである。

一方で、その代替となるハイエンドオーディオに関する活発なレビュー活動や訪問試聴やオフ会を催す、新たなブログはほとんど現れていないように見える。ハイエンドオーディオとは関連が薄いヘッドホンに関するブログやレビューは一時、非常に活発で盛り上がっていたが、それらのブログさえ最近は明らかに更新の勢いが鈍っている。つまり全体に低いところで安定、沈静化している印象なのである。

日本全国におけるオーディオのHPどうしのリンクもハイエンドオーディオのユーザーどうしの個人的つながりもほぼ固定化しつつあり、流動的な要素がやや減っているように思われる。さらに、SACDの長期的な凋落傾向が顕著な例であるが、オーディオをやる動機となる音楽自体が売れていないという世の中の傾向もオーディオをやろうという機運をさらに盛り下げる。

ついでに言えば、オーディオファイルが使う音源の固定化も私には寂しい。本当にクラシックとJAZZだけ聞いていて面白いのか?私にはそうは思えない。そうは言っても、若い人に人気がある新しい音楽としての、アニソンやラップやJpopが、それらの古典的なオーディオファイルご用達の大人音楽の世界を侵食するような、音の良さを発揮していないのも寂しい。

さらに深い視点に立てば、私の周辺に感じられるオーディオの長期的な凋落傾向の深層には、バブル的な購買心理の消失よりも日本人の高齢化と人口減少が影を落としているように思える。これは日本のオーディオの凋落というより、日本の凋落というべきなのかもしれない。

ハイエンドオーディオというものは現在、黄昏(たそがれ)の時代に入りつつあるように私には思われてならない。少なくとも日本にいるとそう感じる。その要因のひとつにハイエンドオーディオ機器の価格の高騰というのが、やはりあると思う。しかし、これはハイエンドオーディオという趣味がマークレビンソンらの手によりアメリカで誕生し、趣味として確立された時から運命付けられていたことなのかもしれない。

そもそもハイエンドオーディオの定義とは先述した評論家の方が言うように、音楽再生への「こころざしの高さ」を意味するものである。高価であることを意味するのではない。しかし、これは同時に高価であることを否定しない意味であることを忘れてはいけない。

ここでは音楽再生への「こころざしの高さ」を実現するためなら、どのような対価も厭わない勢いが見え隠れする。この隠れた勢いによって、ハイエンドオーディオは必然的に高価となり、高価となるにつれて多くの人の手から離れた遠い存在に変わっていったように思われる。こう考えればハイエンドオーディオは成熟するにつれ、自滅する運命にあったと言えるのではないか。

オーディオの風景を形作るのは錚々たるスピーカーやアンプではない。あくまでそれを使いこなす人の姿である。無人の荒野、無人の峰々。オーディオの美を堪能する主体である人間がいない場所に、実はオーディオという趣味はなく、空洞が拡がっているだけである。このように空洞化してゆくハイエンドオーディオには未来はないかもしれない。退廃的な考えだが、ここでの問題は長い黄昏時にいかに美しい花を咲かせるか、いかに美しく滅びるかにかかっているのではないだろうか。

富豪オーディオに奔(はし)る一部のメーカーも、その影響に煽られる他のメーカーもユーザーたちも、その耽美的な自滅への貢献として考えれば、腹も立たない。この黄昏状態が価格の高騰によるものだけではないということを思えば尚更、それに対して怒る気分にもならないのである。


オーディオという趣味を山に喩えてみる。

オーディオという山の成長は止まっていない。本物の山脈と同じく少しずつ高くなる。プレートテクトニクスという言葉はもう古いが、地形も実は変化し続けるものなのである。だから頂上も徐々に高くなる。こうしてハイエンドオーディオと呼ばれる頂上付近の領域、その周辺の空気は山が高くなるにつれ薄くなってゆき、そこに到達できる人の数は少なくなってゆく。

私個人は、いまだに山を登っているのだが、だんだん日が暮れてきて、周りに一緒に頂上を目指す人が少なくなってきたように思う。しかも、まだ上っている人はベテランの、というか高齢のお金持ちの人ばかりになってきていている。ベテランたちのなかにはいくつかのパーティを作って登る人も見受けられるが、そのパーティの数も増えていないようだ。

一方、自分よりも若い人が後から登ってくるのを見ることが少なくなった。彼らは下の方に留まって登ることを考えなくなったり、時には下山したりしている。またヘッドホン・イヤホン山というもっと低い山(というか丘)に上がって、頂上に大勢たむろしている様子も、ここからはよく見える。

山の中腹の売店では少しチャチなPCオーディオ機器やお馴染みのタイトルばかりのハイレゾ、DSDデータを売る者あり、裏道の登山道の途中でヴィンテージのウエスタンやクォードやJBLを並べて渋い商売をしている露店もあり、それなりに面白くはあるが、いくつかある頂上へ向かうルートが閑散としつつあるのは変わらない。

また、頂上付近では富豪と呼ばれる人が、ヘリコプターでてっぺんに舞い降り、悠々とお茶をしてから、また別の頂上目がけて飛び去ってゆくという荒業(あらわざ)も時に目にする。ベテランのオーディオファイルたちは無言で、それを軽蔑する。オーディオは過程を楽しむことも大事なんです、高価なオーディオが、必ずしもいい音とは限りませんよね、とかなんとか。とにかく、なにか言いたげに互いに目配せするのである。私は返事に困って、自分でも意味不明な微笑で返す。

そんなこんなで、まだまだ賑やかな山々ではあるが、確実に黄昏は忍び寄っている。人影は徐々に疎らになっている。登山者たちは老いてゆく。老兵は消え去るのみ、そして補充人員は稀だ。この状況を思わないのは鈍感か、あるいはそちらに目を向けないようにして登山しているかどちらかである。現実を受け入れるか、受け入れないか、これはたかが趣味であるからして、個人の勝手である。もしそうなら、どうせ自滅するなら、とことんまで美しく滅びたいと投げやりに言い放つのも勝手であるはず。誰が悪いわけでもない。以前からそういう流れだったのに気付かなかっただけだ。


救済もないことはない。

まだハイエンドオーディオは売れないと決まったわけではない。CH precisionのD1というSACDプレーヤーはあれだけ高価であるにもかかわらず日本で売れている。この調子なら日本国内で100台近くが稼働することになるであろう。まだまだ、多くの人が最上級のサウンドを愉しみたいと欲し、相応の対価(?)を支払うのである。

やはり、購買層は高齢者に偏っているが、逆に考えれば日本国内のD1の多くは、中古として今後10年のうちに日本中のセカンドオーナー、サードオーナーへと比較的手頃な価格で拡散してゆく運命にあるとも言える。

この最高級単体プレーヤーのオーナー経験者が、時間をかけて倍々に増えていくことは日本のハイエンドオーディオのレベルの底上げに寄与するはず。この高価なプレーヤーがこれほどの台数売れたことに明るい救済の光をひとまず見出すし、ドライブメカが壊れず、ディスプレイも無傷のままに、多くの人のもとへ、この素晴らしいプレーヤーが届いて欲しいとも願う。


そして例のDevialetである。ハイエンドオーディオはもうDevialetの時代だと言った人がいる。この極めて多機能でコンパクトでスタイリッシュ、しかしハイエンドオーディオとしてそれほど高価とは言えないDAC付のインテグレーテッドアンプD-Premierから出てくる音は、現代最高級のサウンドではないにしても、一般のオーディオファイルが苦労して行き着く水準はポン置きで軽々とクリアーしているように聞こえる。

このようなオールインワンに近い優秀なオーディオ機材が、多数の重たい筐体を連ねて、やっとのことで音を出す、旧来の物量投入型のオーディオを駆逐するかもしれない兆しは、新たな時代の到来とも取れる。このDevialetのアンプは美しく小さく、コストパフォーマンスの高いオーディオを、シンプルなインテリアに組み込みたいという新たなオーディオファンを増やすにちがいないし、また重厚長大なオーディオに飽きたベテランのセカンドシテムとして強くアピールすることだろう。Wadiaからも類似した製品wadia intuition 01が出て来ていることもあり、これから盛り上がる分野かもしれないと期待は高まる。


PCオーディオの隆盛も明るい材料と言えるのかもしれない。

10年前のステレオサウンド誌が手元にあるがPCオーディオを思わせる話題は全く載っていない。これは新しい動きなのである。手持ちのPCとDACをUSBケーブルで接続すれば、高額なCDプレーヤーに勝る音質を気軽に実現できるというキャッチに煽られ、老若男女がこのPCオーディオに挑戦している。

日本人は一般にネット上では懐疑の罵声を上げるのだが、結局は煽られやすい。確かに手軽に便利に、そこそこの高音質を与えてくれる安価な手段であり、コストパフォーマンスは高い。自作PCでゲームやアニソンを楽しんでいたオーディオに関心を持たない若い人たちと、オーディオを安く再開したいと願う定年後の団塊世代が、オーディオという趣味に走るきっかけとなった。

ただ、このオーディオの様式にはオーディオについての知識以上にPCに関する知識を要求する側面があり、オーディオをやっているのかPCをいじっているだけなのか、分からなくなるところがあって困るが、とにかく多くのオーディオに無関心な層を、オーディオという趣味の内部へ引き込む役割をしたように見えることは特筆に値する功績である。


特にPCオーディオに関しては明るい材料というだけでなく、従来のパッケージメディアに依存したオーディオ観を突き崩すかのような勢いを感じる。これは救済の名を借りた破壊なのかもしれない。アドルノは「誤謬に満ちた世界で未来像を描いたところで、それは曖昧な代物に過ぎない。建設に先立つ行為は現状では破壊の他にはない」と言ったが、PCオーディオが破壊する旧いオーディオの概念の残骸の上に何かが建設されるというのだろうか。黄昏の向こうにある夜を越えて我々が耳にするオーディオがあるとしたら、それはどのようなものだろう・・・。

こうして拾い上げた明るい欠片たちは、ハイエンドオーディオそのものから派生したものではないという点では共通している。外から来て、ハイエンドオーディオに影響を与えているモノたちである。

残念ながらハイエンドオーディオ自体が内部から変わる兆しは感じない。こうなると、私としてはDevialetはむしろハイエンドの凄味みたいなものに染まらないで欲しいし、PCオーディオはオーディオオタクの趣味というよりパソコンオタクの余技のようなものであって欲しいと思う。ハイエンドオーディオの底なし沼に落ちたが最後、滅亡の道を辿りかねないからだ。

道連れは我々のみでよい。

こうして、いろいろと私的な御託を並べてみたが、永遠と見誤るほど長く甘美な黄昏を味わい続けることは至福そのものである、という私個人の立場、結論に変わりない。これは「ベニスに死す」というヴィスコンティの映画をスローで流している、そんなイメージに近い。昔、この映画をはじめて見たとき、ラストシーンがいつまでも続いて欲しいと願ったことが思い出される。これは醜悪が美を求め焦がれて自滅する映画である。

映画はいつか終わる。
だが、オーディオという趣味は映画ではない。
筋書きはなく、実はラストシーンもないのである。

この世界に富豪たちが増えてゆくかぎり、
ハイエンドオーディオの機器は
どんどん遠い存在となる宿命なのかもしれないが、
オーディオという趣味自体は終わらないはずだ。

これは確かに“難しい”話だが、
過度の心配はしないようにしている。
なにが起ころうとも、
オーディオファイルであることを捨てられない私は、
なにが起ころうとも、
ハイエンドオーディオの行方を追い続けることになるだろう。

ただ、ひたむきに追い続ける所存。
この耳が聞こえるかぎり、
黄昏の果てまでも。


by pansakuu | 2013-08-24 22:08 | その他
http://pansaku.exblog.jp/20975164/


Goldmund Telos 5000 VS FM acoustics FM711|禁断のKRELL2016年12月24日


Goldmund Telos 5000 mono power amplifiers ¥38,000,000(税別)
http://www.goldmund.co.jp/pro.html


とある FM を知り尽くした詳しい方に訊くと、ムンドのテロス5000、お値段3800万円より FM acoustics FM711 の方がフツーに音がいいそうで・・・・・・


5. 中川隆[-13474] koaQ7Jey 2018年6月22日 10:07:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16000]

一億円のオーディオを聞いて:私的ハイエンドヘッドホン分離派宣言 2018-05-24
https://pansaku.exblog.jp/27293365/


「君は確かヘッドホンで音楽を聞くのが趣味とか言ったね」

「そのとおりです」

「君はきわめて愚かしい人間のようだ。
いかにも愚かしく見えるし、愚かしい趣味をもっている。
そして愚かしい目的を持ってここに来た」

「なるほど」と私は言った。

「私はたしかに愚かしい。
それが理解できるまで時間がかかったが」

レイモンド チャンドラーの小説のパロディより


最近、トータルで一億円近い価格になるオーディオシステムを聞いた。

今回の場合はそのリスニングルームにある機材全部、電源が入っているものも、入っていないものも含め合計して一億という意味ではない。リアルに信号が通って、スピーカーから音を出す機材の価格のみを合計して一億に近づいているというシステムである。ハイエンダーの方々にはお馴染みのあのメーカーこのメーカーの最新のフラッグシップ機をこれでもかと贅沢に組み合わせたシステム。私の知っているかぎりではあれ以上のラインナップは、あまり考え付かないくらいのものだった。あの広さのリスニングルームを作る費用を加えれば一億円を超える代物だろう。「億り人」などという言葉が誌面に踊る現代なのだから、一億などという金額は世間的には端金(はしたがね)なのかもしれぬが、それは高価格化するハイエンドオーディオの世界でさえ、ほとんど達することのない大台だ。

そこで、スピーカーからどんな音が出るのかと聞いてみると、それはもう素晴らしかった。特に音のスケール感と音の緻密さは特別なものだった。セッティングの苦労の甲斐あってかなり完成度が高い音になっているようで、仮に細かいところをさらに詰められたとしても、大筋でこれ以上の音は出そうもないと思われた。
こんな音は滅多に聞けるものじゃない。

だが、否定的な側面もあった。

部屋を含めて十分にチューンされた、総計一億円近くするスピーカーオーディオシステムというのは、やはりオーディオに求められる全ての要素において完璧であるべきだろう。しかし、実際に聴いてみると、なるほど全体として素晴らしいが、私が一億円の対価として望むような完璧さまでには達していなかった。

つまり、ここでは、高級なヘッドホンなら普通に聞けるような音のディテールが抜け落ちていた。私としては、一億円もかかるオーディオシステムはディスク、データに入っている情報を絞り尽くして、そのすべてを耳に届けなければならないはずだが、そこまではできていなかった。自分が普段聞いているヘッドホンシステムならば聞こえてくるはずの音の細部の情報がいくらかだが、明らかに欠けていたのである。

こうしてみると、
やはりヘッドホンとスピーカーの高いレベルでの棲み分けはできそうだ。スピーカーにしかできないことがある一方で、ヘッドホンにしかできないことがあるのがはっきりしてきたからだ。スピーカーシステムをいかに高度にしても、リスナーには聞こえない音が、ソースの中に入っている。リスニングルームという広い空間を伝播してゆくうちに聞こえなくなってしまう音があるようだし、逆にスピーカーに耳をくっつけて聞いて、健康問題にならないようなボリュウム位置ではスピーカー自体が本領を発揮しないだろう。スピーカーはある程度以上の大音量を出してこそ魅力が発揮できるし、ヘッドホンはそれよりはるかに小音量で、細かい音を丁寧に拾うのに適している。

少し話は変わるが、
この前、あるところで「凄い団塊臭のするシステム」という言葉が使われているのを見た。団塊世代の好む箱型大型スピーカーや巨大で重いパワーアンプを多重使いした重厚長大型のオーディオシステムを指したものだ。この○○臭とか言う言い方に、まさにネガティブな香りを嗅いだのは私だけだろうか。私にとって、ああいう大型システムに、機械の存在感・音を出していない時も含めた所有感を感じるだけで満足できた時代は過去にものである。

偉大な音楽芸術に対する敬意の表れという言い訳をまとった、大袈裟過ぎて滑稽なオーディオシステムに私はもう魅力を感じない。

もうそれはウエスタンの装置やJBLのパラゴン等のヴィンテージスピーカーで既に使い古された魅力であって、現代の豪華なシステムはその技術的な焼き直しである。
日本のアニメのキャラのステロタイプ、銃と剣(あるいは楽器?)を持った美少女に飽きてきたことを薄々自覚していながら、(そんな美少女はこの世にいないと知っていながら)まだそういうキャラの出ているアニメやゲームで自分を慰めている男たちと、現代のハイエンドオーディオにつかまっている老人たちには類似点がある。両者とも最新のモノに接しているつもりだが、実は激しく時代遅れなのだ。
ポストモダンといわれて久しいが、あの単純な進化史観からの脱却から生まれたカオスは過去の遺物たちを着実に葬りつつある。

だから私は多少違和感があっても、新たなオーディオに向かって行かなくてはならない。

私は過去の亡霊が現代に生きつづけることを否定しないが、このままではオーディオに未来はないと思っている。ずっと言い続けていることだが。

私は昼に夜に、様々な場所に出掛けたり、誰かから機材を借りたりして、ヘッドホンサウンドの限界を突き詰めようとしている。そこで得られた経験は、優れたヘッドホンを使えば聞こえるが、スピーカーをつかう限り、たとえ調整された一億円近いスピーカーオーディオシステムからさえ、聞こえてこない音があると私に教えている。

私の思うスピーカーオーディオの欠点を視覚的に捉えたいなら、広大な自然の風景を眺めている人を想像するとよい。スピーカーで音楽を聞くことは、眼前に雄大な景色を前にしても、その中に肉眼では見えないディテールが沢山隠されていることを知らないようなものだ。私が今まで見たなかで最も美しい風景、あのガイランゲル フィヨルド(イメージの湧かない方はNice boat!で背景に出ていたソグネ フィヨルドを想像してもらってもいい)の雄大な景色を現地で眺めても、肉眼では遠い対岸の木の葉一枚一枚が風にそよぐ様子まで細かく見えるわけではない。Nikon WXシリーズのような優れた双眼鏡があれば、広い視野を保ったままで、もっと深く景色を楽しめるのに・・・。

オーディオにおいて、あのような強力な双眼鏡と同じ役割を果たすのが、例えばFinal D8000+Re Leaf E1にハイエンドDACをかませたヘッドホンシステムということになる。優れた双眼鏡が人間の視覚を強化・拡張するのと同じく、優れたヘッドホンシステムは人間の聴覚を強化・拡張する。

ヘッドホンシステムは、そういう微細な部分の集合体を一つの完結した世界として聞かせることができる機材になりつつある。それはディテールを緻密に蓄積して描かれた小さな絵画作品のようなものだ。別な言い方をするならハイエンドスピーカーからは聞こえないミクロなサウンド ワールドがあり、それらをすくい上げることのできる目が細かく、しかも十分に大きなオーディオの網が完成したようなものだ。無論、一億円のスピーカーシステムが持つ音の限りない余裕や拡がりのようなものは、このシステムには期待できない。少々重たいものを頭にかぶらなければならない煩わしさもある。だが、それらはシステムの価格差から考えれば十分に納得できる欠点だと思う。私が今使っているヘッドホンシステムなどは高々トータルで600万円程度のモノである。一億と600万との隔たりはかなり大きい。

なおここでは、ヘッドホンの別なメリット、すなわちリスニングルームの音響をあまり考えなくてよいだとか、周囲からの騒音のクレームを気にしなくて良いものだとかいうことはあえて主張しない。私はたとえ完璧な音響特性と防音を持ったリスニングルームのオーナーだったとしても、優れたヘッドホンシステムには存在価値があると考えているからだ。

まあ、こんなこと言っても、一億円のシステムを構築できる人にとって、あえてヘッドホンオーディオを選ぶなどという行為は愚かとしか映らないだろう。これは孤立した見方であり、未だ多くを占める保守的なハイエンドオーディオファイルの賛同を得られないと思う。しかしこれは事実であり、見ようによればむしろ賢いオーディオへの散財の仕方になりえる。


ところで、
万策堂は言うまでもなくフィギュア好きである。(他人の趣味をdisる権利はないな。)私のブログを読んでいる人は、私が掲げる写真の中にフィギュアが時折出て来ることを妙に思うらしいが、これはヘッドホン関係のブログという趣旨に合っている。最近のホットトイズの1/6フィギュアのコンセプトは結構、ハイエンドヘッドホンのコンセプトに似ているからだ。(まあ、これはそもそも自分が映画大好きであるというところから始まっていると考えるのが筋ではあるが。ホットトイズのフィギュア好きは基本的に映画好きでないと)

最近のホットトイズなどハイエンドメーカーの1/6フィギュア、その最新作などを見ていると、実際の人物をそのまま六分の一に縮小したようにしか見えない。
一方、最近のハイエンドヘッドホンから聞こえる音も実際の録音現場で聞こえる音を正確に縮小して聞かせているようなところがある。ここには録音現場の精密な模型を拡大して眺めているような感覚がある。

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これは数年前に香港のホットトイズが映画パイレーツ オブ カリビアンでジョニーデップの演じるジャック スパロウのフィギュアを、それまで有り得なかったクオリティで量産したことに端を発している。全体のプロポーション、版権を取ったデップの顔の表情の豊かさ、肌や目のペイントの質感の確かさ、アクセサリーの充実。1/6に本人をそのまま縮小したとしか思えない不思議な感覚に襲われる製品であって、そのリアリティに当時はかなり驚いたものだ。あの忘れがたい驚きは、初めてAK380やFinal D8000のサウンドに接した時の驚きとよく似ている。

日本はフィギュア大国であるが、その多くは日本でしか公開されていないアニメ作品や日本語でしか読めない漫画のキャラクターのフィギュア化である。これらのフィギュアには明らかな欠点がある。漫画やアニメのキャラは肌に質感がない。目や眼筋の表情にリアルなディテールがない。現実の、あるいはマーベルなどを中心としたSF系の実写映画の中のキャラクターには、たとえつくりものであっても、皮膚の微妙な色彩変化、ほくろや小さな色素斑、身長や体格の違いなどの細部が備わっている場合があり、そのフィギュアは漫画やアニメのキャラから出来たフィギュアよりもはるかに情報量が多くなる。ホットトイズのフィギュア、あるいは私が時々試みるカスタムフィギュアはスクリーンの中にしか存在しないものを実物にかなり近い質感を持って眼の前に立体的に描いて見せる。
これはもう経験しようのない過去の演奏をミニチュアながら、極めて精巧に聞かせるハイエンドヘッドホンの音像に類似する。

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いつも原稿を書いているノートパソコンの周りにはいつも大量のフィギュアがあって、私はそれを眺めながらキーを打つ。こういう異常な没入感を誘い出す触媒のようなものが文章を書くときには必要だと思う。またたこれらが備えている膨大なディテール、質感は映画館のスクリーンやホームシアターのディスプレイの中で動き回るキャラクターにいくら目を凝らしても、捉えきれないものである。人物の精密模型としてのフィギュアはもはや通常の玩具の域を超えて、私の目にしっかりとその細かな印象を焼き付ける。このハイエンドフィギュアというアングラなカルチャーを嗜むことはヘッドホンで音楽を舐めるように聞き尽くす行為と相似する。

変な趣味の話はどうでもいい。

これまでオーディオにかけた年月の中で、現代において究極と思われるスピーカーシステムをいくつか聞いてきた。そのことは私のオーディオ観に大きな影響を与えている。それはまた聞かせてくださった方々への敬意と感謝へと素直に繋がる側面を持ってもいる。反面、そういうスピーカーの世界とは分離独立した、新しいオーディオの世界、ハイエンドヘッドホンの世界が今は必要だと思っている。
この世界はハイエンドオーディオが実質衰退する中で起こるべくして起こったイベントであり、まさに生まれるべくして生まれた世界なのである。

こういう極限に至ったスピーカーシステムを聞いたことを区切りとして、
私はスピーカーオーディオから分離した派閥、
ハイエンドヘッドホン分離派に自分が居ることをはっきりと表明する。

今やハイエンドヘッドホンは諸々の理由でスピーカーが使えない場合の予備、やむをえない第2の手段としての位置づけを離れた。これからハイエンドヘッドホンはスピーカーと轡(くつわ)を並べオーディオの荒野を駆けてゆくだろう。
これはハイエンドオーディオの新しい顔であり、もう一人の主役である。
新参の脇役が主役を食っているドラマを時に見るが、
現代のオーディオではそういうドラマが始まっているらしい。

もちろん、私がこうして叫んでいるハイエンドヘッドホン分離派の「分離」という言葉の意味はスピーカーオーディオに対する意味に留まらない。むしろ、私の求めるスタンダードに至っていない、いわば志の低いイヤホンやヘッドホンにも向けられる、高慢で不遜なニュアンスも持っている。高価でさえあれば、どんなヘッドホン・イヤホン、ヘッドホンアンプでもこの派に入れるわけじゃない。値段は関係ない。その開発のねらいと出音の水準が、スピーカーではできないなにかにタッチできているかどうかが判断の基準となるだろう。

実際のところ、音に対する感受性や良し悪しの判断基準は人によって千差万別なのだから、結局はリスナー一人一人が自分の心の内だけで決めるべきだ。

つまりひとりひとりのヘッドフォニアの中にこの宣言、この派閥の存在意義はあるだけだ。ハイエンドヘッドホン分離派の頭に「私的」と付けたのは、これ自体が私一人が叫ぶ、愚かに孤立した宣言であるという意味合いも含まれている。まあ、いつも私的と付けるのがクセというか、保険のようなものなのだが。

こうして物理的にはともかく、心情的にはますますスピーカーから遠ざかってゆく自分を客観的に見つめると、いままでスピーカーから受けてきた恩のようなものを感じて後ろめたくもある。私にスピーカーを売ったり、また私に自分のスピーカーを聞かせてくれた人たちの情熱と親切を裏切るような物言いは慎むべきだろうか。またこれはスピーカーオーディオの世界から自分が追放されることも意味するのかもしれない。だが、一億円を出そうとも、スピーカーオーディオにはできない何かがヘッドホンにはあるらしいという事実を知ったとき、自分のオーディオのため、過去のしがらみを棄ててヘッドホンの未来に賭けよという声を聴いたような気分になった。

このごろ私は仕事で地方の町に出掛けて、東京に帰ってくることが多い。
その帰りの電車の車窓から日本の街々を眺めていると、人影の途絶えた日本の地方都市から、若い人々が集まる賑やかな首都へ、自動運転の電気自動車に乗ってゆくというような日本の未来が想像される。そうなる頃には、行く先や経由地を無音声入力で告げ、その代金をビットコインで払うのだろうか。このような一連の未来予想図は、私のような古い人間にとってはやや不確かで、どこか不安な将来ではある。だが、これはもはや良し悪しの比較ではなく、常に更新されてゆく世の中の逆らえない流れだろう。紆余曲折を経て、状況が変わってゆくことは避けられない。好むと好まざるとに関わらずオーディオも時代につれて変化するものであり、それを使う主体である我々も、それに対応して変わってゆく。ハイエンドヘッドホン分離派とはそのような変化の中で生まれた、愚かしくも新しきオーディオの一派なのである。

また、日本はこれから冬の時代に向かってゆくと言う人がいる。

人口が減少し、高齢化し、
優位を誇っていた経済規模や技術の面で世界に後れを取り始めているからだ。
しかし日本人には洗練された自由の精神がまだある。
それはこれから誰も知らない新しい時代に世界を導いていくことだろう。
バブル期のように豪華なものばかりがもてはやされた時代は去り、
スマートで合理的であることが至上である時代がやって来る。

この傾向はこれからのオーディオ、
そしてヘッドホンの世界の雰囲気にも重なる。
それは冬のイメージではなくむしろ、
私たちが経験したことのない夏の時代の到来を思わせる。
確かにそれは少々寂しい枯れた夏なのかもしれないが。

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昨日は小袋成彬の「分離派の夏」というアルバムを聞いていた。
これは私の今の気分にぴったりな音楽だ。
すこし青いところも含めて。

この音楽は、孤立することが不幸せでなく、
むしろ静かな幸せとなりうることを謳う。
(心身ともに健康ならば、という条件つきだろうが)
そういえばオーディオも、
あくまで個人が音をどう感じるかが全てである。
オーディオは極めて個人的な趣味であり、
他人とは共有しがたい部分が多い。

この歌を聞いて、そこらへんを思い巡らすうちた
私はこんな混乱した散文を考えつき、ふざけて書いてみた。

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この宣言が虚構であろうが、無意味であろうが、
既に出来上がった集団から離れ、
孤立を愉しむ静かな夏はきっとやって来る。
そこにも私の居場所があることを祈る。


# by pansakuu | 2018-05-24 22:34 | その他

https://pansaku.exblog.jp/27293365/


6. 中川隆[-13791] koaQ7Jey 2018年8月03日 12:15:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17518]

Chord DAVEと他のDAC試聴してきました - Innocent Key
Posted on 2016/4/16 Saturday by yohine
http://innocent-key.com/wordpress/?p=5692


久しぶりにオーディオ試聴をしてきました。御茶ノ水オーディオユニオンでChord DAVEの展示があったので、厳密比較のため自分のヘッドフォン+音源を持参できいてきました。ショップさまには高額機器を快く試聴をさせていただき感謝いたします。

結論から言えばDAVEは予想よりすごかったです。価格はとても高いのですがさすがにHugoとは次元が違いました。Hugoでは


前回の厳密試聴
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=4081

の結果、自作AK4495S-DACのほうが概ね良かったわけですが、多分ですけどDAVEと比較したら情報量とか解像度については自作DACのほうが不利そうでした。いままでこの部分について集中的に取り組んできたのですが今回はやられている感じがします。

そして単なる解像度以上に、いくつか印象的だったことがあったので、それについて詳しく書きたいとおもいます。DAVEについてはまだまだネットの情報では突っ込んだ試聴レビューが少ないですので、少しでも参考になればと思うところです。とはいえ一個人の感想でしかないですから、いつもどおり内容の信憑性については話半分にてお願いします。


DAVE独自の音質の特徴

•空間の奥行き、分離の良さは過去最高の領域。自作機でも追求してきた方向性なのだが、さらに上を行っているように感じた。

•個性的な音がする。Hugoの時と同じ見えてはいけないものが見えている感じがある。Hugoのときは高音にしか感じなかった癖が、DAVEでは高音だけではなくて全帯域にわたってある。Hugoの音の印象から推測すると、DAVEでも設計で取りきれない癖(スイッチング電源によるもの?)が残っていてそれが常時明瞭に見えすぎている。解像度は少し落ちるが自作AK4495S-DACではこのような粗は見えない。

•古い録音のノイズの聞こえ方が異次元。質の悪いDACでは背景に溶け込み、質の良いDACでは背景にノイズが見える感じだったものが、DAVEでは空中にノイズを散りばめたような見え方をする。録音ノイズをこのように感じたことはかつてない=音質がかつてない到達領域にある可能性が高い。

•音同士の分離と距離感について。いままでは一音一音が地に足がついていて地面から上に生えているイメージだったのに対して、DAVEではそれぞれが完全に宙に浮き、空中で舞っているようだった。これはノイズの印象と似ていて、おそらくS/Nが極めてよくノイズフロアから完全に音が浮かび上がっており、今まで地下にあった舞台裏が見えてしまっている状態ではないか。

•古い録音が異様に鮮明なのは自作機と同じだが、DAVEでは新しい録音のように蘇るわけではなくて別の何か聞いたことのない音。決して生っぽい音じゃなくて欠落したものを欠落したまま綺麗に磨き上げた人工加工物のよう。おそらく録音で削ぎ落とされている情報も欠落した状態のまま異様に鮮明に見えている。凄いと思ったが違和感もあった。


以上です。普段は気になる低音の伸びとか出方については解像度の方に耳を取られてちゃんとチェックできませんでした。もうちょっといろいろな音源を聞きたかったのですが、お店にあった音源がこちらの手持ちと趣向が違うのであまり詳細には確認ができませんでした。

DAVEの解像度は確かに素晴らしかったですが、残念なのは16bitのCD音源では自作機から良くなった領域にはもう有効な情報は何も記録されてなさそうということです。上記の「空中に浮かぶ音」というのはおそらくですが、16bitのノイズフロア以下に録音されている情報が何も存在しなかったために浮いて感じるのではないかと思っています。

これが24bit以上のハイレゾ音源ならDAVEのノイズフロア付近まで情報が記録されていますから、より音源やDACの違いもはっきりするかもしれません。このレベルの機材を持ってきてようやくハイレゾの意義があるということでしょうか。ということで160万円という価格はあまり現実的ではありませんが、DAVEはかなり突出したDACには間違いなさそうです。

DAVEについては以上です。


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他のDACの試聴

場所を移動して現実的な価格帯のDACも聞いてきました。DAVEだけですと評価軸が異次元すぎるので、普通の市販DACを聞いてどう感じたかも参考として書いておきたいと思います。場所はダイナ5555の1Fですが、ここではおもに大体15万以内のDAC/HPAを聞いてきました。試聴条件はヘッドフォン直結ですのでDAVEと共通条件です。このような評価ですとDACのみではなくHPAとしての評価も含まれてしまうのですが、条件は全て同じですので参考なる部分もあるかと思います。

それでは感じたことを機種ごとに書いてみたいと思います。


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Luxman DA-250

中域がまさに塊。低音に量感がありますが底の方までは伸びません。ちょうどダンピングファクターが低いか小さいトランスのパワーアンプと同じ傾向です。高音は色付け系で、色付けの品は良いもののその分全体的に分離が悪くにごっています。この音質は例えるなら不透明でコクのある牛乳サウンドというイメージでしょうか。ただメーカーの主張はわかりやすいので、好みがハッキリ出る傾向と思います。


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Oppo HA-1

どこかの帯域に塊があるような見通しの悪い印象はこのなかでは最も抑えられていますが、そのかわり高音がやけに目立っていて言い方は悪いですがキツ目の高音に聞こえます。ハイが強めですから、分かりやすい解像感はあるのですが、これは真の解像度ではありません。ハイの強調は本物の解像度とは別ものだからです。しかしこういう音を好む人がいるのも事実で、時にわかりやすい強調は必要とされます。


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マランツ HD-DAC1

このなかでは最も主張の薄い音で、目立った特徴や特筆するべき音質傾向を感じませんでした。同時比較のとき主張が薄いとか音が遠いと感じる場合には総合的なクオリティが劣っている場合が多く、他2機種と比べてHD-DAC1はクラスが1段落ちる可能性が高いです。特徴をあえて挙げるとしたら低音が若干塊気味で高音も相変わらずオーディオ的なキラキラ系ですが、よくある音でもあります。


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この3機種を聞いて感じたこと

共通しているのはまずどこかしら癖のある高音、途中で切れる伸びない低音、そして塊気味の帯域があることです。低音が切れる最大の理由は電源の物量です。次に、塊のある帯域は電源インピーダンスの特性に偏りがあることを示しているように思います。限られたレギュレータの性能やコンデンサ等によるPSRR曲線のうねりがこのような癖を出しやすいです。高音の音質については音声信号または電源に残留ノイズが多いことが理由と考えられます。

あくまで経験からの想像でしかありませんが、このような問題によって同じような音質傾向になることはありえるという話です。このうち低音の伸びについては物量を投入するだけで解決可能ですが、他の部分は基本的な設計段階で決まります。

ということで個人的には残念ながらどれも良い製品だとは思えませんでした。価格帯は少し上がりますがHugoのほうがこれらの据え置きDACと比較したら圧倒的に音質は良いと感じます。Mojoは未視聴ですがHugoと比べて若干劣る程度で大差がないとしたら、もうこの価格帯の据え置きDACはすべてMojo以下の音質かもしれません。

念のための注意点として、ここで言う音質とは分離の良さのことを指しています。とにかく音を細部まで明瞭に描写して欲しいとか、一音一音を解析的に聞く場合の評価です。もしあなたが全体の雰囲気で音楽を聞いている場合、特定の楽器や音色を追求される聞き方をする場合には全く参考にならない評価軸と思います。

自分自身の評価軸の話と少し関係する話なのですが、この価格帯の据え置きがあまりにも悪かった理由について思ったことがありましたので後でまとめて書きます。多分ですが自分はこの価格帯の製品ターゲットには最初から入っていないです。

次にもう少し価格帯が上の製品を聞いてみました。


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ラックスP1-u+デノンDCD-SX1


見た目の物量の割に低音が意外と伸びず量感重視です。この部分ではDA-250と比べて著しく向上している感じはありませんでした。高音はあいかわらずの脚色系ですが、上記3機種のような何処かの帯域が塊になっていて見通しが悪くなっているというようなことはありませんでした。ただしDACがセパレートかつ高額品ですのでDACの性能差がそのまま塊のなさ、分離の良さの理由になっている可能性も高いです。低価格帯の製品よりは明らかな向上を感じました。


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フォステクスHP-V8+デノンDCD-SX11

DACはP1-uの試聴時より格が下がっているもののトータルではずっとハイレベルでこの日ではDAVEの次に良い音でした。これは完全にアンプの実力なのでしょう。真空管なので厚みがあってやわらかい音がします。でも分離が悪いとは感じませんでした。これはいいです。低音はこの日の試聴で多分一番余裕があったし、高音も嫌な音がしません。分離もDAVEとは比較はできませんがまずまずです。


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ぜんぶ聞いて思ったこと

上位の価格帯ではさすがに価格なりの向上を感じたところです。しかし真空管HPAを除いて性能向上は限定的のように思いました。真空管のHPAだけは確かに良かったですが、HPAだけで88万円という価格は低収入層にはかなり厳しい価格です。

上にも書きましたが、15万程度の価格帯の製品に問題がある理由はパターン設計含めた電源の設計に問題があるからではないかと思っています。事実、大手製品の内部写真を見ると電源に平凡な性能のICレギュレータを使っているものがいまだにあります。だから同じような傾向の音質にとどまるのも仕方のない部分なのでしょう。

現代の技術ではアンプ部分では大した差はでませんので、見逃されがちな電源の部分のノイズ性能の低さがDACの音質そのものを制約している要因になります。しかしここに良い部品や物量を投入することは即コストアップになりますので高価格帯の製品以外ではなかなか採用できないか、ひどい場合にはハイエンドに近い高級機でも採用されていません。


逆の実例を上げるとしたら、小規模メーカであるAIT DACが非常に高評価なのは公開画像と評判からの推測ではパターン含めたレギュレータ設計がよく出来ているからだと思っています。


MSBのPlatinum DACも間近で基板をみたことがありますがレギュレータ設計には相当の気を使っていました。

ほかにはResonessence Labs、CH presicionのDACも同様です。

当然ながら自作機でもこの部分には最大限の工夫と努力を払っています。ということで一線を越えるには電源設計の工夫が重要というのはこれらの実例が良い例ではないかと思います。


搭載DACチップがES9018云々が全く音質と関係ないのはOppo HA1の試聴からも明らかですね。


このように大手製品が平凡な設計にとどまっている中で、セオリーに反してChord社の製品が超小型かつ低価格であのような音質を実現できている理由は、FPGA内部で多大なデジタル処理を行うことで出力回路を極端に簡素化し、電源への性能要求自体を設計上の工夫で無くしているからだと思っています。

だから小型化してもあのような音質を出すことが可能で、まさにFPGAの大規模化と集積化によるチップのコストダウンがもたらした現代ならではの新しい発想のDACといえそうです。


HugoやMojoのような野心的な製品が出てしかもヒットしてしまった以上、これからはこの価格帯の据え置き製品ももっと競争力をつけていかないと将来はないのではないかと思いました。ユーザの嗜好はいつまでも同じではなく、時代とともに変化&進化している可能性があります。

Hugoを従来のDAC-ICを使って上回るためには(あくまで個人的な実験では)必要十分な物量投入+徹底的なノイズ対策設計が必要です。しかしそれは簡単ではないものの個人レベルの研究で十分達成が可能であり、決して不可能ではないように思います。大手なら当方と同じまたはそれ以上の設備や人員もあって、さらに低価格で実現できる企業としての体力も実力もあるはずですので、今後は宣伝用のわかりやすい訴求箇所への物量投入ではなく真のクオリティのための物量を投入していただいて、将来の大きな進化に期待をしたいと思っています。


市場ニーズの変化とヘッドフォンの進化

オーディオの市場ニーズについては詳しくはないので、ここから先はもしかしたら?の勝手な想定話として読んでください。


以前であればChord Hugoのような音質が評価される土壌は20万クラスという「低価格帯」の製品では存在しなかったのかもしれません。一般的に20万クラスは決して低価格ではないと思われるでしょうが、ここでいう低価格というのは業務用やハイエンドオーディオから見た視点の話です。

真の高音質という特殊ニーズがあったのはそれを低価格と感じる層、おそらくピュアのハイエンド、またはマスタリングスタジオ向けのようなプロ用位でしょう。このような音質を必要とするのは音楽制作の現場や、一線を越えた経験豊富かつ設備の整っているピュアオーディオファンのうちのさらに一部だけなのではないかという想定です。


Hugoのような真の高音質=高精細な音質は良さを把握できるまでにある程度の耳の訓練を必要としますので、まず一般的な評価軸では理解されにくいと思われます。ちょっと聞いてすぐにわかるような、大衆受けをするわかりやすい音ではないことは、ネットのレビューで今でもHugoより上記のような大衆モデルを好む層が一定数いるということからもわかります。

そういう一般層のニーズを良く理解しているからこそ、大手からそのような製品が出なかったのではないかと思いました。そのような部分にコストを掛けても「売れない、評価されない」という理由からです。商売を再優先にするなら顧客ニーズに完全に迎合することは全く正しいでしょう。おそらく価格帯ごとにユーザー層を明確に想定した上で音作りをやっているのではないかと思います。

例えばローエンドスピーカと数千円のアンプでセッティングも何もやっていない環境を用意して、ハイエンドDACを持ち込んでもほとんど違いはわからないことでしょう。そういう環境ではむしろわかりやすい脚色された大げさな音のほうがハッキリとした違いを感じることができ評価も高くなりやすいというのはありえなくもない話です。低価格帯の製品の音質がハイエンドとは異なる傾向にあるのはこのような客層の違いが理由かもしれません。

もちろん自分自身も若いころはそれこそ酷い環境で音を聞いていたものです。しかしそのような環境ではいつまでも価値観や耳も変化しませんでした。自分で良い環境へアップグレードしてさらに時間がたってから、ようやく振り返った時に問題や違いに気づくことが出来るものでした。

しかしここにきてそのような状況は変わってきているように思いました。その根拠はHugoやMojoの音質が低価格帯でありながらも多くの人に評価されたという実績です。これは状況の変化の兆しを示しているように思います。ではなぜ今そのような変化が突然訪れたのでしょうか?

その理由として考えられるのがヘッドフォン市場の進化です。


現在はヘッドフォンの性能が以前よりかなり向上し、高級ヘッドフォンを購入するだけでかつては専用の部屋とハイエンドクラスのスピーカ、アンプなどを用意しなければ体験できなかったような音が、高級ヘッドフォンを購入するだけでそのようなハイエンドの背中が見えるような、雰囲気の片鱗を感じられるレベルにまでヘッドフォンの音質が良くなってきていると思います。

それはスピーカで実現するよりもずっと低価格で、です。

もしそのような最高の設備を持っていてその音を長く聞いていたら耳はその音を基準に判断するようになり価値観も変わっていきます。環境が人を育てるのと同じように、良いヘッドフォンを持っていて日頃から耳をその環境に晒していれば、次第に据え置きのハイエンドユーザーやプロ達と価値観に大差はなくなってくるかもしれません。

そのような背景があったからこそ従来の「低価格帯」であってもそれが高級ヘッドフォンのユーザーならば必然的に求める音質レベルも向上し、よりハイエンド志向の音質傾向について理解を示す、評価する、このような土壌が育ちつつあるということかもしれません。

HugoもMojoも外見から明らかにヘッドフォンをターゲットとしたモデルなので、同じような価格帯のスピーカの再生用に据え置きDACとして購入した層はあまりいなかったと思われます。これはある意味幸運なことでヘッドフォンユーザーのハイエンド志向の顧客層が出会ったHugoは、ハイエンドヘッドフォンユーザーの価値観が育ちつつあるところにタイミングよく、必要とされる音質を持つ製品として投入されたことによるヒット、という見方もできるように思いました。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=5692


2016年9月 購入後のレビューあっぷしました

Chord DAVE来ました!(とても高額なDAC) - Innocent Key
http://innocent-key.com/wordpress/?p=6825


7. 中川隆[-13581] koaQ7Jey 2018年9月21日 16:56:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

さらば SACD:16枚のSACDの私的レビュー 万策堂の私的オーディオインプレッション
by pansakuu| 2013-03-23
https://pansaku.exblog.jp/19986848/

もう、ここらで仕舞いにしようと思うのはSACDのコレクションである。
これは、確かに細くなっているものの、
SACD自体のリリースがなくなりそうだからということではない。
SACDは、さしあたり絶滅はしないであろう。
そうではなく、私の聞くような、クラシック音楽以外のジャンルのアルバムが
SACDで潤沢に、コンスタントにリリースされる気配が、
もうなさそうだということが最大の理由である。
現在のSACDのニューリリースは大半がクラシック音楽である。
なぜ、クラシックのタイトルばかりリリースするのだろうか?
SACDを買う人がクラシックだけを聞いているとでも思っているのか。
あるいは高音質で聞くべき音楽はクラシック音楽にしかないとでもお思いか。
結局、クラシックのSACDぐらいしか売れる見込みがないということなのだろう。
購買能力や人口構成を見てビジネスをするという合理的な視点に立てば、
一番購買力があり、人口比率も高い団塊の世代をターゲットとした、
このようなクラシック優先のリリースは当然かもしれない。
しかし、この商法は未来への道筋を照らしていない。
新しい人間も、新しい音楽も地球上に次々と生まれている。
何にしろ、この依怙贔屓(えこひいき)は許せない。

しかも、クラシックに限らず、
どのジャンルもリイシューばかりで、新録音がほとんどない。
(ここで言う新録音とは、録音が最近されたかどうかではなく、録音後、初めてリリースされる際に、SACDでリリースされた録音のことを指す。つまりCDで 既にリリースされ、ロングセラーとなり定評がある“安全な”アルバムをSACD化したものではないという意味である。)
アナログレコードについては、クラシック以外のジャンルであれば、新録音のリリースはとても多い。あるお店からロック、ヒップホップ、ハウス、エレクトロニカ等のLPのリリースに関するメルマガをもらっているが、毎週チェックしきれないほど多くの、新たなLPの情報が送られてくる。SACDとは全く違う様相である。
とにかくSACDには、音楽の多様性と新陳代謝がない。

私はSACDには積年、様々な不満を抱えてきたが、
そのほとんどは、今も積み残されたままだ。

例えば、アナログレコードであれ、CDであれ、MP3であれ、ジャンルを限らなければ、その形でしか聞けない音楽ソースというものが少なからずある。しかし、SACDだけは、SACDでしか聞けない音楽というものを、ほとんど持っていない。これも、SACDの存在感が薄い原因の一つではないか。

最近、流行のSACDのデータ版とも言えるDSDのデジタルデータについては、
未だ、ダウンロード等で入手できるタイトル数はかなり少なく、全く心もとない。
そしてSACDは事実上、リッピングができない。
日本国籍を持つ者がこれをやれば、法律違反である。
だが、どんな理由をつけても、CDをリッピングしていいのに、
SACDはダメというのは、私には感覚的に理解できない。
とにかく日本では
入手したSACDをCDのように自分で合法的にデジタルファイル化できないのだ。
しかも、そのリッピングのために必要な装置も、それなりに特殊。
ここらへんもSACDを買わない理由である。
ただし、これは結局、日本人であることを捨ててまで、
オーディオに打ち込む覚悟はないということでもあり、
私のオーディオに対する情熱など、たかが知れているということにもなるが。
そういうわけでDSDのデータが私の手元で増える気配はない。

PCMのデータについては、ハイレゾはともかく、
普通の16bit,44.1KHzのデータなら
個人で、いくらでも簡単に増やすことができる状態であるが、
DSDはこういうことはできない。
最近発売されるDACの多くがDSD対応を誇らしげに謳うが、
これで一体なにを聞けというのか?
PCMをDSDに変換するソフトもあるが、
それはDSDのシンプルな変換という利点をスポイルするのではないか。
こういうDSDデータのハード先行状態はいつになったら解消されるのだろう。
DSDがPCMデータのタイトル数を追い越すことは有り得ないという見方もある。
またハイレゾPCMとDSDの質的な差は明らかではないという人もいる。
この状態が長引けばSACDと同じ道を辿りかねないのではないかと危惧する。
DSDデータの拡充に関しては音楽業界の努力にたよるのが専らで、音楽好きの一般大衆は、それを買って感想をブログに書くくらいしかできることはない。DSDデータが爆発的に売れて、音楽業界に大きな利益をもたらし、DSDデータのタイトルがさらに数を増やすという図式が成り立ちそうもない状況下では、そういう危惧も出てしかるべきだ。

評論家の方々はDSDデータの宣伝に余念がないが、
今は滅びゆくSACDについても
彼らは以前、提灯記事ばかり書いていたことを私は忘れていない。
それは職業として、また音楽業界振興のため仕方ないこととはいえ、
今となっては、あまりにも軽い言葉だったのではないか。
DSDデータの音の良さは認めるが、
これがオーディオファイル用の音源として
メインストリームになるかどうかはもっと長い目で見ていくべきだ。
まだまだ分からない。

SACDのハード面に関して言えば、
まず、SACDの再生を担うドライブメカのバリエーション不足は否めない。
ハイエンドオーディオ用としては、
実質的にエソテリック製のメカ一択にほぼ近い状態と考えられるが、
エソテリック一社で、この種のこのレベルのドライブメカを
いつまで供給しつづけることができるのか、強烈な不安を感じる。
エソテリックの工場の見学記などを見ると益々、その感を強くする。
日本の家電全体にそうなのだが、
この先、大きく売れる見込みがないものを丁寧に作りすぎている。
こういうモノ作りは感動的であるが、会社の経理を悪くさせるかもしれない。
感動するものと売れるものは別物である。
最近、ある若い人とSACDを聞いたら、音楽を聴くためにディスクを出し入れするのを初めて見て驚いたと言っていた。こういう若者は数多い。彼らはダウンロードしたデータでしか音楽を聴いた経験がないのである。
つまり、現況として、音楽そのものと関係のないオマケがついていないシルバーディスクは売れなくなっているのだから、それを回すメカの供給も抑制されるのは言うまでもない。そういう状況で採算が取れるものなのか?一般人には信じられないほどドライブメカの単価を高くしないと儲けは出ないだろう。しかも、ハイエンドオーディオ用としての使用に耐えるオリジナルのSACDドライブメカの生産は、現在、ハイエンドなアナログプレーヤーを作っているような個人企業に近いメーカーには困難なものである。すなわち、これがダメなら他があるさ、という状況にはなりにくい。
オーディオ誌ではこの手のペシミスティックな論調は禁句らしいので、全く聞かれないが、本当に彼らには危機感がないのだろうか?そんなことはあるまい。

また、実際、SACDに対応するドライブメカの耐用年数はどれくらいなのか?
CD専用のものと同じなのかどうか?
実際に、ドライブメカというものは明日にでも壊れるかもしれないもの、
ということは経験で思い知っている。高価なプレーヤーだけに、
いつまで修理、交換が可能なのかは常に気になる。
さらにセパレート型のSACDプレーヤーについては、
トランスポートとDAC間のデジタル伝送形式がメーカーごとに異なることも、
中古市場で代わりのトランスポートのみ、
あるいはDACのみを探すときのネックになっている。

実はSACDについては、今まで述べてきた意味とは、
また別な意味でも難しさを感じながらやってきた。
つまり、
SACDの難しさのひとつはSACDプレーヤーの選択の難しさであるということだ。
10年前からそうだったが、
SACDの本当の良さをリスナーに
心底から分からせてくれるプレーヤーが少ない。
今使っているのはPlaybackのMPS-5であるが、
SACDプレーヤーの入れ替え、入れ替えで三台目、
やっとめぐり合えたものである。
MPS-5は賛否両論あるプレーヤーだし、
この音が嫌いな人、飽きる人がいても仕方ないと思うが、
私にとって、彼はSACDの本当の良さを教えてくれた恩人であり、
おそらく私にとって最後のシルバーディスクプレーヤーでもあろう。

ではSACD再生に適したプレーヤーの条件は何か?
ここまで言っておいて情けないのだが、実はよくわからない。
やはり試聴を繰り返して経験を増やし、本来のSACDの音を知り、
納得ゆく音を出すSACDプレーヤーを、さらに試聴して探す以外にはないと思う。
手がかりはPCMを経由しない、DSDダイレクト変換かどうかということだろうか。
SACDの良さが出るか否かは
シンプルな過程で変換されるか否かにかかっているように思う。

さらに、SACDは、
現代的で優れたアンプ、スピーカーを擁するシステムで鳴らさないと
本当の良さが分かりにくいということもある。
そうでないと本来の感動が来ないことを、ここ数年で知った。
全体として音の鮮度の高さと空間性が両立しているシステムでなくては、
SACDの良さを表現しきれないのである。
最近、dcsのVivaldiというシステムを何度か聞く機会があった。素晴らしいSACD再生を聞かせるシステムである。しかし、あの音を飲み込んで、十分に消化して吐き出せるアンプ、スピーカー、ケーブルを考えると、もともとVivaldiシステムが高価すぎるのに、さらに半端ないオーディオへの投資を迫られることを考えて気が重かった。ある程度、これを買おうという高揚した気分のもとに試聴したのだが、これは本体以上に周りが良くないとダメだなと思い、自分のシステムではその良さを引き出せないと知ったのである。

こういう事実からして、
SACDの本当の良さは、
オーディオファイルの中でも限られた人にしか理解されていない。
私もSACDの良さを求めて10年も取り組んできて、
本当にそれが分かったような気分になれたのは、
システムがそれなりに充実してきた、ここ数年のことに過ぎない。
こんなことだから、SACDが普及しないのかもしれない。

こうして考えてゆくと、
少なくとも、今の状況ではスーパーオーディオCDというデジタルパッケージには
明るい未来がないように思う。
状況が変わらないかぎり、
私はSACDを新たに買い足すのは手控えようかと思っている。
具体的には、クラシック以外、特にロック、ポップス、R&Bの名盤の
マスターテープからのSACD化が大幅に促進されること、
新録音のSACD化が大幅に増加すること、
さらにSACDドライブメカの信頼の置ける供給元が新たに現れることが、
本格的なSACD収集を再開する最低限の条件だが、ここ10年間の流れを見ていると、
これらが満たされることは、ほとんど有り得ないことのように見える。

今回は、私がいままで集めて、聞いてきたSACDのうち、
音質・内容ともに、自分で気に入ったものを選んでレビューし、
ここ10年ほどの自らのSACD収集の一応の区切りとしようと思う。
https://pansaku.exblog.jp/19986848/

8. 中川隆[-13580] koaQ7Jey 2018年9月21日 16:57:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

DACのヴァージョンアップ GRFのある部屋 2018年 05月 27日


emm のDACを導入したのは、5年前の2012年の秋でした。当初は一体型を試聴したのですが、丁度その頃、セパレート型の新型 TSDX と DAC2X がデビューしました。一体型と聞きくらべてみると、全く次元が違う音が出ました。しかし、本当に驚いた音になったのは、三ヶ月ほど経った頃でした。ある日突然、エージングと簡単にはいえない程の音の変わりように驚きました。

その、2011〜2012年は、1995年の円高以来の円高で、現在は、110円ぐらいで推移している為替が、80円前後になっていました。1995年の時と同じですね。あのときは、"Consequence"を購入しました。2011年は、DecolaとかR.GRFを購入する後押しをしてくれました。

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emmはやはり高価な機器です。しかし、その頃の為替は現在より三割以上円高でした。当時、アメリカの定価で、TSDXとDAC2Xのセットで3万ドルでした。現在のTX2とDA2はレートが三割以上も上がった上に5万ドルです!日本円から見ると倍以上の価格になっているのです。それは、国産の小型車とドイツ車の中型車が買えるぐらいの差があります。もっとも、車は仕事の道具なので、個人で買ったことはありませんが、中国市場が開けてから、オーディオはお金持ちしか相手にしなくなりましたね。

2012年の時には、圧倒的なスペックの差と音の差があったemmですが、DSDが普及してきても、SACDのDSD64/2.8MHzの規格しかなく、DSD128/5.6MHzは掛かりませんでした。そのアップグレードに5年待ったことになります。今回のアップグレードでは、DSD512/22.4MHzまでPCMでは384kHzまで対応になりました。

その五年の間に、5.6MHzが掛かるDSD/DAコンバーターは各種出てきました。KORGやTEAC、ONKYO、DENON等々です。しかし、emmのような低域のしっかりとして充実した音はなかなか出ません。それで、emmのアップグレードを待っていたわけです。でも、先に、Mola Molaが出てきました。Mola Molaは、毎年のように変わっていくDAのチップを使わず、ディスクリートで100MHzの1Bitを生成した究極のスペックで作ってあります。


一昨年の秋に新しい emm のDA2とMola MolaのMakuaのDACを聞き比べを行いました。それまで使ってきた emm の DAC2X と比べると、静けさ、奥行きなどに一日の長を感じました。ただ、同時に導入したMolaMolaの方が、コストパフォーマンスや音に進歩があり、DAC2Xのバージョンアップは行いませんでした。このアップグレードは基板ごと交換になります。新しいDACを聴かれたcatbossさんが行って、凄く良くなったそうです。このとき、Mola Molaが入らなければ、私もすぐおこなったでしょう。

その頃、USBからの入力で、5..6MHzがかからないので、Cさんのアドヴァイスで、TEACのUD-501Bも導入してみました。茅野や大阪で使えれば良いというつもりでした。さすがに帯域等は、勿論、emmとは比較にならないのですが、今回、TEACのソフトの変更に伴い、USBDACが5.6MHzから11.2MHzにアップグレードされました。


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もっとも、先日、開発中止になったOPPOのユニヴァーサルプレーヤーがそのままDACとして機能するので、セカンドプレーヤー兼DSDDACは、何台もあることになります。現在、UHD BDプレーヤーとしては205を有機テレビと一緒に使っていますし、その前の105JLTDは、ベルリンフィルのデジタルコンサートを聴くために、大きな部屋で使っています。ブルーレイディスクの再生にも使っています。文字通りマルチな活躍ですね。

それらのDACからは、アナログでMola Molaにも入りますが、デジタル同軸と光で、差し替えてemmのDAC2XとMola Molaに入ります。パワーアンプをSD05で駆動する場合は、96/24まではダイレクトにSD05にも入るので、入力系統は多岐にわたり、みなそれぞれが現在でも最高のパフォーマンスを示してくれます。それ故に、emmのDAC2Xのアップグレードをこの段階でしたわけです。

結果ですが、前は大分音色の差があったのですが、Mola Molaとの差がかなり無くなりました。音の柔らかさではemmの方に分があります。聴きやすい音ですね。メインの基板が変わったので、エージングはやり直さなければと思っていましたが、電源系は変わりませんから、全く最初からにはならなかったようです。静けさと奥行きが出たのがとても良かったです。

パグ太郎さん お薦めのCDがようやく揃ってきました。国内盤は高いし、音も違うので、海外から取り寄せました。早いと一週間、遅くても二週間出来ます。早速、emmを和室に持ち込んでユニコーンで聴いて見ました。和室のユニコーンは、しっかりとした音を出します。低域の分解力が上がったようです。

早速聴いたDilukaのシューベルトは、ベヒシュタインのD.282を使用した録音だそうですが、非常に力強い音と、柔らかさが両立した演奏です。新しくなったemmで聴けて良かったと思いました。低域の定位が良いからだと思います。ピアノの芯の音もよく出ています。しっかり聴くと、ペダルの効果がよくわかります。

このジャケットの写真もどこか絵画的です。それも、引用されているBlake自身の絵画に似ていますね。不思議なのは、この写真にValentin Erbenの名前が書かれていることです。妖艶なクレオパトラに引きつけられている私たちのように・・・
https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=29815350&i=201805%2F27%2F99%2Ff0108399_15220217.jpg

DACのヴァージョンアップ つづき GRFのある部屋 2018年 06月 01日
https://tannoy.exblog.jp/29824521/


そうして、ヴァージョンアップして「V2」のタイプになった emm の DAC2X は、連休前に戻ってきたのですが、丁度、GRFでアナログレコードを聴こうというタイミングでしたので、Troubadour 80では新しいDACの音は聴いていませんでした。


「V2」の特徴である、奥行きの深さ、静けさ、はやはりOld GRFからは分解能力から言っても、わかりにくいところです。音色を重視するヴィンテージなスピーカーの楽しみ方と、分解能力やダイナミックレンジ、何よりも音場感を再現する位相特性を再現しなければ、ヴァージョンアップの大事なところが見えてこないからです。


土曜日にお客さんが来られるので、その準備もかねて、一月振りにTroubadour 80 + TW3に戻しました。一月振りの緊張する調整を終えて、emmの音を聴いてみました。

変わりましたね。

5年間に縮められた他のDACとの差をまた一気に引き離しましたね。比べてみると、MolaMolaのDACの方が、直接的な音がする一方、emmは少し距離感があるきれいな音になります。また、スタジオ録音は迫力満点です。音の違いは、去年デビューしたばかりのDA2を家で聴いたときより、インパクトは大きいです。エージングの差なのでしょうか?前の2.8MHzまでのヴァージョンとは、一気に断崖を駆け上って、見通しの良い丘の上から俯瞰しているような景色です。しかし、ヴァージョンアップをするから簡単にこの音が手に入るのですが、最初から購入すると、やはり高価です。

現状では、中古のDAC2Xを手に入れて、ヴァージョンアップをされるのが、一番経済的な方法かもしれません。DA2も出ているので、DAC2X V2はは賢い選択かもしれませんね。ヴァージョンアップしたV2も中古は大分価格はこなれています。お買い得ですね。

和室では、CD34改とOさんの作られているO-DACを使用しています。ファインメットのトランスを使用して、電源部にリキが入ったDACです。現在も、クロックアップを目指してとても高価な部品を発注中ですが、なにしろ部品代がかさばります。製品の1/3が部品代だとすると、現段階で、emmより費用が掛かっています(苦笑)。その機器も、含めて、emm、MolaMola、O-DACと聞き比べが出来るのも、ある意味道楽ですね。

https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=29824521&i=201806%2F01%2F99%2Ff0108399_19400589.jpg

私は、4トラックやマスターテープの保存をかねて、DSD5.6MHzのファイル化を推し進めてきています。Cさんのご努力で2000巻を越えるテープが、一応絶滅の危機を脱した訳です。DSD5.6は膨大なメモリーを必要としますが、ある意味、38/2トラのあの無駄に見える領域が、どれほどの意味を持っているかと同じですね。素材の冷凍保存です。それをどう解凍するかは、実際にやってみなければ解りません。

また、5.6MHzのソースはなかなか市場にはありません。そこで、10年ほど前から、DSDで録音した生ファイルを使用して調整します。ところが、情報がみっちりとはいっているソースは、どのような装置でも、皆良い音がするのです。音の貧しいソースしかないので、良い音がしないと、言い切っても良いのですが(苦笑)。

市販のレコード、CDの音の良さは、ある意味、省略の美学です。有限の器の中で、どこを切ってどこを活かすか、作り手のハートの熱さを問われているのです。その意味で、市販されている4トラックのテープの音と、元の2トラ38の音は似ていても別物です。省略の美学では、カセットの音が一番象徴的です。聞き手の心に届かせるには、何が大事なのか解っているからです。

オーディオでは、様々試みがされています。ご自分で新しい方法を発見する喜びはないものにも変えられませんが、その音を、冷静になって聴かれたとき、時のフィルターを通したとき、どれほどのモノが残っているのでしょうか?改善・改悪、いずれの場合も、音は変わります。自分が手を下し、良くなれと願っている事は、音が変われば良くなったと思いたいのです。特定のアクセサリーを使わないと、平家ではないというような風潮や、対応がコミュニティーには溢れていますが、音の本質とは何の関わりもないのです。

何事もそうですが、入れ込んでいくとどんどん、視野が狭くなっていきます。そして、本当に細か事を、文字通り針小棒大的に解釈して、自己主張するのです。そういうときは、一歩下がって、時としては、その部屋からも出て、冷静に俯瞰してみることが大切です。何十年前の録音でも、一切アクセサリーを使わなくとも、良い音で入っている名盤は山ほどあります。特定の仲間だけで煮詰めると、事の本質を失うことがあります。アクセサリーがオーディオの本質では無いからです。
https://tannoy.exblog.jp/29824521/

9. 中川隆[-13579] koaQ7Jey 2018年9月21日 16:59:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

ワールッドカップの隙間を縫って GRFのある部屋 2018年 06月 30日
https://tannoy.exblog.jp/29904264/


最近一番聴いているのは、Oriskeさんのお薦めのリカ・ビビレイシュビリのプロコフィエフとラベルとシベリウス、バルトークのピアノソナタです。

最近聴いているピアノ曲は、プロコフィエフが多く、オーケストラの曲と違い、曲の構成がよくわかりますますプロコフィエフの天才性がよく解ります。Orisukeさんのご推奨盤は、録音も良いのが多く、特にこの盤は秀逸です。

録音はオンマイクで大きめの音像。ピアノの反射板の共鳴音を避けてハンマーにフォーカスしたマイク配置で、左手の動きが明快。分解能が高く、Fレンジ、DレンジともCDとしてはかなり広く取られ、これで中低音の厚みが加われば最高。24/96のファイル再生ならもっと良いのかも。大型BHでの鳴りが良いソフト。


その通りですが、実は、この盤は、低域がしっかり出る装置で掛けると印象が一変します。ユニコーンで掛けても、豊かな低音は出てくるのですが、大きな部屋でTroubadourを掛けると、まるで印象が変わります。

それも、EMM と MolaMola の DAC では印象ががらりと変わります。

和室のユニコーンで聴いているときは、Orisukeさんが言われているような印象なのですが、大きな部屋の装置では、目の前にグランドピアノ全体が現れます。そして、足りないと思われて生きた中低音の厚みが、しっかりと出て、だからこそピアノの全体像が現れるのです。

そうなると、当然演奏の印象も異なります。これは、大変大きな差で、装置によりこれだけ印象が異なる例は、余り知りません。最近のDGのピアノ録音に少し疑問を抱いているひとにはお薦めのCDです。

その差が余りにもおきいので、トランスポートの差はどうだろうかと、OPPO と EMM の聞き比べをしていました。

オーディオのお客さんの時以外、ふだんは余りこういうオーディオ的な差を聞きくらべたりはしません。

EMM がヴァージョンアップしてからは、トランスポートの差が余り解らなくなってきました。それはトランスポートからの信号を一旦溜めて、DSD に変換して、クロックを打ち直すからです。トランスポート固有のジッターがなくなり、音の揺れや不安定さがなくなります。

その差は大きく、トランスポート間の差が随分と縮まりました。それでもこのCDはしっかりとその差を出してきます。


OPPO からは、同軸で EMM へ、光で MolaMola の DAC部に入れています。

両方とも、Oppo の DAC とは次元の異なる音になりますが、一対一で比較をしなければ、OPPO のアナログバランス出力も充分聞けると思っていました。しかし、このCDはその差をあからさまにするのです。

でも、良い録音ですし、良い演奏ですから、普段は和室のユニコーンで聴いています。こちらで充分なのですが、Troubadourの方は、実在感がそれこそ半端ないのです。
https://tannoy.exblog.jp/29904264/

10. 中川隆[-13578] koaQ7Jey 2018年9月21日 17:00:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

GRFのある部屋 2018年 09月 11日

デジタル系に戻して、DCCの音を聴いていただきました。

16ビット44.1KHzの通常のCDと同じ規格ですが、光ピックアップで拾うのと、接触しているテープから情報をえる仕組みの差が音の差として現れます。CDより遙かに安定して、どっしりとした音になります。

X1さんは、始めて聞かれるDCCの音に相当、感じられたようです。わずか、4年足らずの間しかテープも出回りませんでしたが、音の安定感は、38/2トラの音に近いですね。この音が、30年前から存在していたのです。44.1KHz16bitでも充分なのです。

問題は、その音を再現するときに障害だったジッターの除去が、難しかったことです。
人工的な音の揺れは自然界にはないので、その音が重畳した再生音は、耳が受け付けなかったのでしょう。デジタル音がすると言われた所以です。

DCCが出現したときも、まだ完全には除去出来ませんでした。

最近になって、PCMの音をDSDに変換して、周波数を飛躍的に上げることで、クロックの精度を上げ、クロックを正確に打ち直することが出来ました。それによる改善は非常に大きかったようです。

最新のDACが出てきて、ようやくデジタル本来の性能が証明されてきたようです。
昔のCDプレーヤーも、30年前のdccプレーヤーも、本来の音を出し始めたのです。

その音がX1さんは大変気にいられたようです。

おなじソースでも、CDの光信号(アナログ変換)より磁気の変換の方がより元の音に近いようです。面白いです。
https://tannoy.exblog.jp/30040053/


デジタルコンパクトカセット DCC - Wikipedia

デジタルコンパクトカセット(英: Digital Compact Cassette、DCC)は、フィリップスと松下電器産業(現:パナソニック)が共同で開発し、1991年に発表したオーディオ規格である。

アナログコンパクトカセット(Cカセット、カセットテープ)と同サイズのテープに、PASC(Precision Adaptive Subband Coding)形式(MPEG-1/2 Audio Layer-1)で圧縮されたデジタルデータを固定ヘッド方式で記録する。PASCにより、CDなどの音源を約1/4の容量に圧縮できる。サンプリング周波数は48kHz、44.1kHz、32kHzに対応していて、デジタル・コピーはSCMS方式を採用している。

なお、DAT(R-DAT・回転ヘッド)規格制定時に、固定ヘッドを用いるS-DATと呼ばれる規格が策定されていた。S-DATは商品化されず、また、DCCはS-DATそのものではない。DCCは、S-DATからみてヘッドを簡略化され圧縮音声が採用されている別の規格である。音質面では、サンプリング後のビットレートが低い時は無圧縮で記録する仕組みになっていたり、圧縮時も人間の聴感に合わせたチューニングが施されていたので聴感上は優れていた。

特徴

DCCのカセットハーフは縦横の寸法はコンパクトカセットとまったく同じになっている。厚みは、コンパクトカセット用の8.7mmに対して、DCC用は9.6mmになっている。
テープの走行速度もコンパクトカセットと同じ0.0476m/sになっている。

オートリバース方式を採用しているので、テープを駆動するためのハブ穴は片面だけに開けられており、カセットハーフの片面は完全にフラットである。ハブ穴はレーベル面の反対側、カセットの裏側に設けられる。この穴とテープローディング用の窓は、普段はスライダーと呼ばれる金属製のシャッターで覆われており、テープをデッキにマウントした時だけ自動的に開くようになっている。これは、DCCのトラック幅は非常に細くなっており、少々のゴミやホコリ、指紋などがついてもドロップアウトの原因になるので、そういったホコリや汚れ、破損などからテープを保護するために設けられている。それと同時に、このシャッターが閉じられているとリールが空転しないようにロックされるので、そのまま持ち歩いても振動などでテープが緩まないようになっている。

カセットハーフには、DCCかコンパクトカセットかを識別するための穴がある。この穴が開いていればDCC、開いてなければコンパクトカセットと、デッキ内の回路が自動で切り替わるようになっている。これを逆手に取り、DCCの入手が難しい現在では、コンパクトカセットに穴を開けDCCとして誤認識させ録音再生する方法(ただしハイ(クローム)ポジション (Type II/CrO2)テープ以外は全て使用不可。具体的な理由は後述を参照)も、自己責任レベルで存在する。

ブランクテープには、制御信号の記録用トラックの一部に文字情報を記入するスペースが設けられている。アルファベットで160字、日本語では80字程度の文字情報を、各曲の頭の部分に4種類の情報(曲名、アーティスト名など、各40文字ずつ)に分けて記録できる。

オートリバース方式なので、テープ幅を上下に分け、片道にオーディオ信号用8トラック、コントロール信号用1トラックの計9トラックが記録される。

DCCに採用されているヘッドの基本構造は、テープの上半分の部分にDCC用の録音ヘッドと再生ヘッド、テープの下半分の部分にコンパクトカセット用の再生ヘッドで構成されている。DCCでもコンパクトカセットでもAセクタ(A面)を再生する場合は、ヘッドはこの状態(上半分がDCC用ヘッド、下半分がコンパクトカセット用ヘッド)でテープを走行させ、Bセクタ(B面)を再生する場合はヘッドを反転させてテープを走行させる。

DCCには、録音済みのテープに別の録音をする時には、そのまま前の録音に重ねて録音していけば自然に書き換えができるようになっているオーバーライト方式を採用しているため、消去ヘッドの搭載は必要ない。DCCデッキでコンパクトカセットでの録音ができないのはこのためだと推測される。

DCCの再生ヘッド(70μm)は録音ヘッド(185μm)より細くなっており、多少の蛇行があっても正しく再生できるようになっている。そのため、今までのコンパクトカセット用の精度のメカニズムであっても差し支えがないようになっている。
DCCデッキのコンパクトカセット用の再生ヘッドは半導体製造用の薄膜技術で製造されており、ヘッドギャップが1μmの数分の1まで狭くできるため高域特性に優れており、低音も従来のインダクティブヘッドより低い周波数から再生できる。1995年にはこの薄膜ヘッドを再生専用ヘッドに応用した3ヘッド・シングルキャプスタン方式[1]のアナログコンパクトカセットデッキ「テクニクス RS-AZ7」も発売された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88

11. 中川隆[-13577] koaQ7Jey 2018年9月21日 17:01:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

Marantz JP SA-10 \600,000
http://www.marantz.jp/jp/Products/Pages/ProductDetails.aspx?CatId=HiFi&SubCatId=SACDCDPlayer&ProductId=SA10
http://kakaku.com/item/K0000905030/


つづいてKYLYNさんのお宅へ GRFのある部屋 2018年 09月 18日


装置は、SACDプレーヤーが、新しいSA-10に変わっていました。

何故交換されたかをKYLYNさんいお聞きしたところ、大変詳しくご説明をいただきました。DSD にアップコンバートするタイプで、音の繊細さ、雄大さが増したそうです。

早速聴かせていただきました。ジュリア・フィッシャーのバッハの無伴奏からシャコンヌです。音量は小さいのですが、広々とした演奏空間が目の前に拡がります。最低域まで過不足無いヴァイオリン本来の豊かな響きがします。

いいですね〜!

内ぶりで、それも棚の上に乗っているのに、どうしてと思うほどの豊かな響きは、三年前の初印象と同じです。今回はそれに繊細さ、音の色数、陰影の深さが増しました。お隣の以前は同じ805を使っていたパグ太郎さんも、改めてビックリされていました。

つづいて、パグ太郎さんのお宅でも何時もかかるアルゲリッチとプレトニョフのラベルのシンデレラの最終楽章です。深淵の深さを競うような二つのピアノが重なり合って沈んでいく様が見事でした。これも、到底805が出している低音とは思えません。小さな音量でも、部屋の定在波に乗り、拡がっていきます。これ以上ボリュームを上げると、部屋なりがするという寸前の音量でバランスを取っている見事な技ですね。


次は松田聖子の代表作スイートメモリーです。これは新しい録音なのでしょうか?

アナログ的な響きが DSD に換えた SACDプレーヤーから聞こえてきます。

以前のタイプの CDプレーヤーしか聴いたことが無い方々は、ぜひこの新しいタイプの CDも SACDも一旦アップコンバートして DSD に変換するタイプの最新プレーヤーを聞いてみて下さい。

私の使っている emm、MolaMola も同じ手法ですが、ICチップではなく、ディスクリートで構成されています。
https://tannoy.exblog.jp/30052766/

12. 中川隆[-13576] koaQ7Jey 2018年9月21日 17:35:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

Chord Electronics Qutest

価格.com - Chord Electronics Qutest 価格比較
最安価格(税込):\154,650
http://kakaku.com/item/K0001041237/

ヤフオク! - 「Chord Qutest」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=Chord++Qutest+&fixed=0&x=0&y=0


2018年5月13日 sonica DACからの買い替え

上の段、右がQUTESTです。


セカンドシステムとしての使用です。

sonica DACの価値が定価以上となったため処分して、以前から注目していた本製品を購入しました。

セカンドシステムはPCオーディオ、ヘッドフォン環境です。アンプとヘッドフォンはともにSTAXのSRM-T8000とsr-009なので計100万ほどです。

結論としては買い替えは大成功でした。
sonica DACは高解像度で「音の良いオーディオ」、QUTESTは「アナログライクで生々しい音」なので傾向が大きく異なりますが、やはり音楽を楽しむという意味でQUTESTの圧勝です。

sonica DACはあくまで「耳で聴く」感覚ですが、QUTESTは「心で聴く」感覚です。これはメインシステムで使用しているdaveと同様の感覚です。

QUTESTがあまりにも良かったので、dave所有者としては価格差を考えると勘弁してくれという印象さえ受けました。こんなに華奢な外見なのに不思議です。

なおQUTESTは電源がmicro B端子なので、エルサウンドのアナログ電源を使用しています。また、ifi AUDIOのiPurifier DCやJS PC AudioのDCラインコンディショナーなどによりノイズ対策しています。
http://review.kakaku.com/review/K0001041237/ReviewCD=1127482/#tab


2018年5月11日 アナログに近い音です。

アナログディスクの再生環境を年初に改善したところ、デジタルとアナログの音質差が激しくなり、デジタルのファイル再生やSACDを全く聞く気にならなくなってしまい、少しでもアナログディスクの再生音にデジタルを近づけたいと考えて、いろいろ試し、qutestの購入に至りました。

quest を購入する前に mojo+poly を据え置き型として導入したところ、かなりいい線までアナログの聞こえ方(SNの高さ、音色の豊富さ、音の立体感、体をゆすりたくなるような楽しい感じ)に近づきましたので、さらに良くなることを期待してqutest を予約し導入しました。

当初、

DELA N1A → USB → QUTEST

の音は精細感こそ mojo+poly に勝るものの他の点では mojo+poly の方がだいぶ勝る感じで、失敗したと感じるほどでしたが、

DELA N1A → Wifi → macBookPro+audirvana plus 3.27 → USB →micro iUSB3.0 → qutest

としたところすべての面で mojo+poly を上回り、音場の広さ、音の精細感、音像の締まり具合、音色の豊富さなどは今まで購入した DAC のなかでは随一と感じます。

この環境で Eric Clapton の Unpluged をアナログディスクとファイル再生とで比較してみました。元々、K03 を Dac として使っていた時には、マスターが違うのだろうというぐらい聞こえ方が異なっていたの(ギターの音色、ヴォーカルの分離など)ですが、Qutest + MacBookPro + Audirvana ではファイル再生の音はアナログディスクの音に非常に近づき、ほぼ満足できるほどになりました。

Simon & Garfunkel の発売当時のアナログディスクと、HD tracksで購入したハイレゾファイル+Qutest で比べると、音の明瞭さではアナログディスクにかないませんが(これはおそらくマスターの劣化等の影響なのではと推測しています)、アナログ環境を改善してはじめて聞いたときに『え、サイモンとガーファンクルって、こんな演奏してたんだ』と思った、その音がデジタルでも体験できます。

当方のアナログ環境は国産のかなり音が良いと言われているカートリッジとフォノアンプ(phasemation pp-2000+EA500)ですので、その音にかなり近い音が20万円未満で出るという Qutest はやはり価格破壊的な商品だとおもいます(というか、昨今の据え置きオーディオ器機や DAP の価格高騰が異常なのでしょうが)。

果たして、国産機がここに追いついているのだろうかと心配になります(Soulnote D-1は未聴です・・)。

chord の音は Oppo や esoteric K-03 の音とはベクトルが違い、精細感よりも音色の豊かさや音像、SN感を重視しているように感じます。

少なくとも私の手持ちの ES9038Pro や AK4399 などのチップを用いた機種は同じベクトルの上に並んでいると感じられ、最新機種や高級機はそのベクトル上で改善されていると感じるのですが、Chord の mojo と qutest は、全く別のベクトル上に居ると感じます(もしかすると両者は遙かな先では交わるのかもしれませんが・・・)。

以前に視聴した DAVE も Chord のベクトル上のかなり先の方に存在していたと感じます。ここは、好き好きですので、おそらく oppo や Esoteric が好きという方は居ると思いますが、良いアナログの音を知ってしまうと戻れない感じがあり、そういった方には Chord が良いのではと思います。

Qutest は送り出し側の質に左右されるようで、その意味では mojo+poly はほぼどんな環境でも、同じ音がします(音を出すこと自体に苦労がありますが)。

高級チップを使った高級 DAC をお使いの方にも、一度 Chord の音を体験されてみられることをおすすめします。

その際には Qutest+iUSB 3.0 がおすすめですが、高いので、mojo+poly が手が届きやすく良いかもしれません、。
http://review.kakaku.com/review/K0001041237/ReviewCD=1127092/#tab


▲△▽▼

英CHORDのUSB DAC「Qutest(キューテスト)」お借りしております
CHORD Qutest 我慢できなくて聴いちゃいました。

聴き始めると止まらなくなって、貪るようにドンドン聴いていきます
・・・・・うわぁ・・・・・・ヤダ、ナニコレ。凄くいいじゃない・・・・・
これをオークションに出してる人はなにを求めているんだろう?実にスバラシイ。


物量とプライスタグを考えると食指が動かない人も多いと思うが、音を聴いて納得「この音は金取れるわ・・」音楽センスが絶妙。

systemにCHORD Qutestを加えるだけで毎日音楽を聴く楽しみが倍増するだろう。基本性能はESS機と遜色ない程進歩した。電源ケーブルが使えて出力が二系統あればいいのにね。


CHORD QutestよりSoulnote D-1の方が物理特性は確実に上。HUGOとINVICTA MIRUSの基本性能の差は甚だしく大きかったが、Qutestは聴き劣りしない水準まで来ている。比較すると空気感のよさ、空間構築力、スケール感ではD-1に分があり、Sonicaの方が先鋭な輪郭の切れがあり、低音もより力強い。


CHORD Qutest 硝子が飛散したような硬質な微粒子感、繊細で優しくしなやか。
表情多彩でたまらなく魅力的だ。聴き始めると惹き込まれてしまい中断するのに踏ん切りが必要。低音は薄い。HUGOは混濁感や分離でESS搭載機に劣っていたが基本性能でも飛躍的進歩。D-1と両方所有ならQutestしか聴かないだろう


CHORD Qutest 内蔵の高性能FPGAは49,152タップでHugo2と同じ。Hugoは26,000タップ、DAVEは164,000タップ。Hugoからの基礎クオリティの飛躍は本物で相当な性能格差が聴感上でも実感できる。去年「HugoからHugo2は性能が大きく上がってる」と繰り返し語るオーディオクラスタを見かけたが事実だった。


CHORD Qutest やHugoなど小さなDACはチャーミングな音で感心するのですが、サウンドの骨格や低域やスケールといった物はガッシリした据え置き筐体機に敵わないので、小型スピーカー向きの製品かなと思った。D-1などと比べると低音の迫力の違いは顕著に表れていた。


英CHORDのUSB DAC「Qutest(キューテスト)」を引き続きテスト中、どうもS9800SEだと実力を発揮できない、マッチしない様だ。相性を痛感。小型を目一杯箱鳴りさせて使うのが好みのようで、大きくて重たい38cmウーファーより好ましい音が出る。


DAVEは短時間だけど集中して聴いたところ、巷で云われるような「夢のような製品」ではなくて下位モデルの官能的な音と比べるとトップモデルらしいリファレンス的な性格で高性能追求型。硬質でシャープネスを強めたような輪郭の強調感が強く、正統的でアキュレートな音にほんのり薄化粧といった感想。

DAVEは聴いているうちにジワジワと良さが感じられ始めました。これは32L的な長く使って良さが分かるタイプなのかも知れません。


▲△▽▼


CHORD Qutest USB DAC イギリス 2018年 \199,800


硝子が飛散したような硬質な微粒子感、繊細で優しくしなやか。表情多彩でたまらなく魅力的だ
聴き始めると惹き込まれてしまい、音楽鑑賞を中断するのには踏ん切りが必要なほど。ただし、
低音ははっきり言って薄い。Hugoは混濁感や分離でESS搭載機に劣っていたが基本性能でも

飛躍的進歩。内蔵の高性能FPGAは49,152タップでHugo2と同じ。Hugoは26,000タップ、

DAVEは164,000タップ。Hugoと比べると性能向上により個性は薄くなったが、CHORDの

音楽性が減じたような印象はない。CHORD QutestよりSoulnote D-1の方が物理特性は

確実に上。確かな記憶としてHugoとINVICTA MIRUSの基本性能の差は甚だしく大きかったが、

Qutestは聴き劣りしない水準まで来ている。ただし、比較すると空気感のよさ、空間構築力、

スケール感ではD-1と比べて大きな開きがあり、38cmウーファーで鳴らし比べると

重低音などは驚くほどの相当な差である。ウーファーが二回りサイズアップしたような

違いである。駆動力/制動力もD-1の方が段違いで上である。またSonicaの方が

先鋭な輪郭の切れがあり、低音もやはり力強い。音楽性(官能性)ではValhala

電源ケーブルを使用したINVICTA MIRUSやSoulnote D-1よりCHORD Hugo や

Qutestの方が優れていると断言できる。投じられた物量とプライスタグを考えると

食指が動かない人も多いと思うが、音を聴いて納得、「この音は金取れるわ・・・・・」

音楽センスが絶妙。システムにCHORD Qutestを加えるだけで毎日音楽を聴く楽しみが

倍増するだろう。筐体は小さいが重厚なアルミの削り出しシャシーである。

基礎クオリティはESS搭載機とさほど遜色ない程進歩した。あとは電源ケーブルが使えて出力が

二系統あればと思わされる。据え置き用として登場した本機だが電源はUSBから取る必要がある。

DAVEは短時間だけど集中して聴いたところ、巷で云われるような「夢のような製品」ではなくて

下位モデルの官能的な音と比べるとトップモデルらしいリファレンス的な性格で高性能追求型。

硬質でシャープネスを強めたような輪郭の強調感が強く、正統的でアキュレートな音に

ほんのり薄化粧といった感想。


_____


CHORD Hugo USB DAC 2014年 イギリス \ オープンプライス (実勢価格 \219,980)


内蔵の高性能FPGAは26,000タップ 8FS WTA、16FS WTA、2048FS

リニアオーバーサンプリング、 5次ノイズシェーピング。優秀なESS搭載機と

直接並べて比較すると、音質にかなり混濁感が感じられる。分離といった点でも

大きなクオリティの差が感じられる。しかし、音楽をとにかく楽しく、華やかに

聴かせる能力は遥かに上で、2017年にINVICTA MIRUSから追加購入して鳴らしていたが、

この小さなDACで二週間ほど毎日音楽を聴く喜びが倍増したと実感する幸せな

日々だった事を鮮明に記憶している。据え置き用として長時間連続で運転し続けると

バッテリー切れを起こすので注意が必要である。使用を中断し再度充電すれば

再び使用できる。バッテリー自体は長寿命。バッテリー交換はタイムロードで行い、

費用は8,000円程度であるらしい。

13. 中川隆[-13575] koaQ7Jey 2018年9月21日 17:47:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

QUAD ESL63を越える繊細さ(キメの細かさ)を出せるスピーカーにいまだに出会ったことがない。ただし


@低音が紙

A10年で2〜3回は壊れる

Bメンテナンスが必須


名人が調整したものと、単なる音が出る動作品を買ったが、出てくる音は驚くほどに全然違う。ESL63は調整済みの個体を聴かないと評価できない。


年式が古くなっている。歩留まりの悪さ。メンテナンスが頻繁で高額。

実物は大きく意外と場所を取るので殆どのお宅でメインシステムに据える必要がある。

など低音がスカスカという致命的弱点がある以外にも問題があるので、今日においては性能の割に安く入手可能。

____


ヤフオク! - 「QUAD ESL」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=QUAD+ESL&fixed=0&x=0&y=0


______


QUAD ESL の調整済中古品

soundpoint55
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html


QUAD ESL57(3ペアー在庫あり、金、黒、ベージュ)          ペアー¥18万

QUAD ESL63(3ペアー在庫あり、茶、黒)                ペアー¥25万

QUAD ESL63PRO                              ペアー¥28万

ESLは全て整備済み。


詳細は


QUAD ESL63 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-11748676150.html

伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html

14. 中川隆[-13574] koaQ7Jey 2018年9月21日 18:58:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

遂に、戦前のウェスタンエレクトリックに匹敵するアンプは一つも現れず


WesternElectric 復活!

Western Electric - Official Home Page
http://www.westernelectric.com/index.html

Greetings from Western Electric - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=dTVe_jDW-lo


2018/01/19 に公開
An update from the new Rossville Works facility. Follow Western Electric for updates on the 300B.

Get notified when pre-orders begin: http://eepurl.com/c4xBYv

http://westernelectric.com
http://facebook.com/westernelectric
http://twitter.com/westernelectric
http://instagram.com/westernelectric


▲△▽▼


禁断のKRELL
Western electric124 モノラルパワーアンプ 凄艶なる美の狂宴
https://ameblo.jp/507576/entry-12406190311.html

Western electric124 モノラルパワーアンプ 1940年 アメリカ合衆国

出力 12W/12W
出力管 WE350/6L6系×2 整流菅 274B/5U4×1 ドライバー菅 6J7/348A×1
サイズ W487×H180×D180mm 11.4kg (実測)


Western electric の真価は「音響的悦楽」の素晴らしさにある。だって感動したくて音楽を聴くわけでしょう?音楽を感動的に聴かせる能力では随一と云える。「音響は1920年代に既に完成しており、WE社の後塵を拝し続ける歴史だった」これは技術の継承の問題よりも、投入されたコストの問題が大きい。


WEのアンプは音楽の感情表現を伝える力が一番高い、あと鳴った瞬間から普通の球アンプとは別物の鳴り方をする。物凄い鮮烈さに驚く。原音忠実からは遠い。高域がキラキラ輝いている。周波数レンジは全くナロウな感じはしない。情報量は不満がある。ステレオ感は少し弱い。レア球を使ってペア取りしたい


WE41、42、124などを聴きました。これはマジで凄い!WEの音は「心をワシ掴みに」される音ですね。一言でいえば "凄美艶音" なんですが、真空管アンプで女性ボーカルを聴いて究極の陶酔状態に浸りたいエンジョイ勢のオーディオファイルには垂涎の装置でしょうね。この音は時代を軽く飛び超えますよ。


Western electric124 Marantz 8Bから繋ぎ換えた瞬間、一気に華やかになる!豪華絢爛なWesternの狂宴。音に溌剌としたハリがあり、堂々たるスケール感の雄大さ。温度感が高く広がりがあり、包みこまれる柔らかい音だが、鮮烈な音楽の波動が放射され、圧倒される!腹に響く底力ある低音。暖気は1〜2時間


Western electric124 凄艶なる美の狂宴。最初に聴いたMarantz7とMarantz8Bは訪問時間を伝えておいたので暖気十分、124に繋ぎ変えて貰った途端、なにもかもが一変した。「黄金の組み合わせ」に割って入った124は暖気に時間が掛かるアンプにも関わらず、名機 Marantz8Bを一瞬で葬りさった。甚だしい大差で

Western electric124 Westernはやはり300Bを搭載した製品が王者でありWE86やWE91と比較すると124は中堅といった所。WE350Bを使った超有名アンプ。実物は小さく1940年代の古い製品である。20年前は100万円だったが現在は高騰。78年という歳月により経年劣化でぼんやりした音を出す個体が多いので注意。


Western electric124 目が醒めるような強力なハリ出しの強さ。凄みのある鮮烈さに圧倒される。明るくとても華やかさがあり、暖かく柔らかさがある。濃い音質でホーン型向きの力強いアメリカンサウンド。母性を思わせる非常に情感豊かで優しい音色。有帰還だが12Wという出力値より余裕が感じられる。


Western electric 124の音はまるで超常現象が起きているのを目の前で目の当たりにしているような新鮮な驚きがありましたね。こんな年代物のアンプを、古ぼけた外観のものを、信じられないような価格で買い求める人たちは傍からは理解不能だろうと思います。実際に聴かずに購入する人は皆無でしょうね。


Western electric 124 この年代のアンプは周波数特性、歪み率、ステレオ・イメージで現代水準と比較すると厳しいと言われる。周波数特性、聴感上のレンジ感は問題なし。スピーカーが現代モデルだからか?歪み率は高い、だがこの歪みは間違いなく音楽性なのだ。ステレオ・イメージも性能差を感じる。


大音量についてはWestern124で94dBのスピーカーを駆動し100dB平均をクリアし、ギリギリで満足できるといったところ。ここからホンの少しでも欲張ると音に歪みが現れる。理論上能率が3dB上がると音量は倍に上がる。S9800SEも96dBくらいあればなあと思う。DD66000も鳴らせるそうなのでそっちも気になる。


Western 124で現代的な音を目指したいと思い、パワーアンプ以外は全てモダン(近代的)な製品と組み合わせしました。JBL S9800SEは94dB 8Ωと能率が高い。マニア20人中で上位3人くらいの超が付く大音量派ですが、12Wタップ100dB平均でギリギリ行けるが、そこから少しVU上げると歪(ひず)みっぽくなる(´Д⊂

Westernのアンプ、昇圧してアメリカ本国の数値にすると音が良くなるらしい。出力値の微増も期待できるかも知れません。もっとも世界各国に納品されていたそうなんですが。124アンプは製造時万くらいあるかもしれないとの事です。美点は圧倒的に素晴らしいので鳴らしきりたい。


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2010年01月13日
3種類の WE の代表的なアンプ(91/124/86)を極力オリジナルパーツと元回路に拘って製作しました。
(実は途中で50シングルも作りましたが・・・)

同じプリ・アッテネーター・スピーカーでジャズとボーカル・ロックなどを聞いた結論として、どれが良いなどと恐ろしい事は言えそうもありませんが、

感想として・・・・

一番印象的なのは124です。ちょっと化粧の濃い目のお姉さんで・・・パッと目にものすごく惹かれます!
でも長く聞いていると、若干飽きてきます。(でも又聞きたくなります)

次に86アンプは趣がまったく異なり、自然で清楚な山の手のお嬢様の感じです(笑)
八島誠コレクションにも、「変に強調する所が無く何時間聞いていても疲れない自然の音」とありますが正にそのとおりです。
ただ、ちょっと刺激好きな私としては物足りない・・・・(すごく綺麗で輝きも余韻もあります)

そこで91Typeを元の310A2本のオリジナル回路に戻し、NFBのかけ方もオリジナルにしたものを
聞き比べました。

どうしてシングルでこれだけしっかりした低音が出るのか(出すぎという人もあるようです)わかりませんが、強力な低域と澄んだ広域が絶妙です。
ただ、124のような色気はありません。

勿論、回路のくせもあるのでしょうが、124はオール5極管・86はオール3極間・91は5極管と3極管
となっていますので、相関関係があるかとも思われます。

50シングルに触れませんでしたが、低域の硬さとスピーカーからの音離れの良さは、こちらが勝ちですがWEの音とは異なります。

そんな訳で、回路の面白さや「おしつけがましさ」を取ると124が魅力的です。
https://smcb.jp/communities/2154/topics/588869


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2018年05月11日 WesternElectric 復活!
http://soundjulia.seesaa.net/article/459313369.html

WesternElectricが復活し、

300Bはもちろん、アンプやCDPまで製造しています。

以下 米国値段 

日本円にする場合、

今日の為替ですと下記のドルを約110倍すると円になります。


300B 1本:599ドル

300Bマッチドペア管:¥1299ドル

116-C RIAA プリアンプ:7695ドル

97-A モノブロックアンプ:50995ドル

203-C CDプレーヤー:¥6195ドル


その他755のコーン紙や KSナンバーのケーブル各種

今月WE91Eアンプも発表しています。


基盤を使用した配線のウエスタンのアンプ??今風...。

どんな音がするのか聴いてみたい気はします...。
http://soundjulia.seesaa.net/article/459313369.html


15. 中川隆[-13573] koaQ7Jey 2018年9月21日 19:18:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18739] 報告

ウェスタンエレクトリックについて詳細は


情熱のオーディオ WesternElectric 病棟
http://mikami.a.la9.jp/audio/western_electric.htm

G.I.P.Laboratory WesternElectric 励磁型スピーカーユニット復刻版
http://www.gip-laboratory.com/indexjapanese.html

ウェスタンエレクトリック伝説
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html

16. 中川隆[-13571] koaQ7Jey 2018年9月22日 07:53:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18748] 報告

ウェスタン・エレクトリックの PA用スピーカーをそのまま家庭に持ち込んでも まともな音にならない理由


ウェスタン・エレクトリックは味のない食パンを食べているようなサウンド

 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html


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銚子の散歩道

シアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。 

こうした製品を愛用されている方は我が国には多くいらっしゃるのはご存知の通りです。 

これらの品は生まれは PA ですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 

米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン
エレクトロヴォイス・パトリシアン
英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型

等がざっと思い当たります。 

アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全な PA であるためです。 

又独オイロダインも PA の部類に入るので書きません。 


上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。)


 これらのスピーカーシステムは、一見 1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際に PA として使うと問題が生じます。 PA にとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 

確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアター PA と比べるとかなり落ちるのです。

私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、

10m まではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。 

15m を過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 

これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 

これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機の PA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。 

これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 

それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 

そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 

そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 

中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。 

反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。 
それは事実であり必要なことでもあります。 
ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 

それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html


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さてヴィンテージオーディオ機器の世界で、賢明なる御者に操られた三頭の馬が、実際にどの様に働いているのかを書いていくのですが。 それでは、これらの機器の動作のメカニズムはどうなっているのでしょう。 

それは、これまでのオーディオ常識では想像もつかない突拍子もないことかもしれません。 なぜなら、それは相互核反応と同じだと、わたしは確信しているからです。 

個々の機器は小さな原子核反応炉のようなものであり、それが相互に結びつくと、大きな反応体として動作していると想像してみてください。 私自身の体験からいって、反応炉どうしが反応し合わなければ、いかに大型フロアスピーカーでも、ラジカセ並みの音しか出ません。 

デッカアーク型スピーカーを例に挙げてみましょう。 キャビネットに組み込まれているグッドマン社製 20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 

それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 

ヴィンテージオーディオの時代、電気信号の伝達に使われる電流の量は、質的なものを伝える為だけ有れば十分でした。 電気信号という船を浮かべ進めるだけの水量があれば、それ以上必要はなく、それ以上あると、かえって反応力を損なってしまうのでした。 それゆえにむやみな大出力アンプは製造されませんでしたし、必要もなく、当時のスピーカーに接続しても良い成果は決して得られません。 しかし銚子にお越しいただけなかった方に、こうした事実に納得していただくことは無理なことです。 


そこで例をあげてみましょう。 今日のヴィンテージオーディオファンであればどなたでも御存じである、WEのトーキー用スピーカーで説明してみます。 

WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の 555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 

のちの TA4181Aと 594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。 

スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった 41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 

そうした比較的小出力で劇場での使用に耐え、なおかつ効果的な広告が可能です。 WEのトーキーシステムの中で働いている、電気信号自体の性質が、現代のオーディオとは全く別の力を保持しているのです。 それこそが核反応的な連鎖であり圧縮、拡張と言うやり取りの後に、再生結果として提示されるのです。 ただアンプリファイアーが連結して圧縮、拡張を行っていっても、そのままでは核反応を発生させることは出来ません。 

問題は電気信号の圧縮と拡張が、何のために行われているかです。 

今日のオーディオでは、この圧縮と拡張は利得を得る為であるとか、アンプリファイアーの出力の増大として解釈されていますが、この時代のシアターシステムはそうではありません。 

それは電気信号の加工に使われたのです。 加工され、可変された電気信号は、アンプリファイアーの出力という船に乗って、スピーカーに送り届けられ確実に爆発します。 

しかしこれだけでは核反応爆発力を長続きさせることは難しい。 確実に誘爆させ、それを連続的爆発に導くには、スピーカーを臨界に保ち、いったん電気信号が入ったらそのまま臨界点に達する様にしなければなりません。 

そこでコンシューマーユースホームオーディオとは、全く別の仕掛けを持った機材が必要になってきます。 WE のアンプリファイアーがその大きさの割に出力が小さいのは、ここに仕掛けが施されているからです。 出力より反応力の方に重きを置いたアンプリファイアーだったのです。 

アンプリファイアーに限らず、光学式サウンドトラックフィルムの入力から、終段のスピーカーシステムに到るまで、あらゆる個所に反応する仕掛けが仕込んであります。 つまり WE のトーキーシステム全体が反応体の固まりであり、そのシステムブロックの一個一個が原子核反応炉みたいなものです。 こうした仕掛けがあるからこそ、小さな出力であっても大規模な拡声が可能です。 逆にいえば WE のスピーカーシステムの優秀さの証しでもあります。 

およそ WE のトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 

WE に関わらず RCA やヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等のシアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には 1W入力あたり 105〜110 dbほどになります。 これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで 1W入力時の話です。 劇場で使用する際は、もちろん 1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html


前回のつづきで、能率と音圧のマジックについて書きます。

WE のトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。
入った分だけ音圧が大きくなるのです。 

なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 何故なら WE だけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 トーキーシステムとはその様なものです。

 スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率がコンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 

WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。 

ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者の 1W 入力−105−110db という値は業務用の場合は最低値を示し、コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 

そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、1W 入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 

これがマジックです。 私達はこのことを知らずに来てしまった。 

確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは 1Wでも鳴ります。 
しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 

シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ 1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 

しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。 

たとえ、そうした空間で映画を上演するならまだしも、レコードを再生するとなると、それは家庭で鑑賞するために制作されたレコード本来の音質とは程遠いものであるのは、ユーザーご自身が良くわかっていることでしょう。 

それでは反応力で動くスピーカーが、他の様式で動作して生み出される再生音は、どうでしょうか。 

シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 

シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なる PA にすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 

したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 

特にフォノイコライザーとその後のラインプリに重きを置き、多種多様な可変機能を付属させていきます。 それはレコードという音楽媒体に対して反応させるものです。 

一時流行した入力信号を可変させないプリアンプが、大出力パワーアンプと組み合わされた時、拡声機的な再生音となることを思い出していただきたいのです。 

こうした拡声器的再生音は、ヴィンテージ時代のハイフィデリティではまずありえないものでした。 信号とは可変されるもの、というのがポリシーだったからです。 
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749181.html

17. 中川隆[-13570] koaQ7Jey 2018年9月22日 08:07:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18748] 報告

我が、蹉跌のオーディオファイル#01. 現装置 ヴァイタボックス・システム にたどり着くまで

終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。

片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。

アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。

我家にも数枚のSPと電蓄があった。

ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。

その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。

巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。

オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。

昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。

やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。

VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。

「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。

そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。

それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。

ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。

このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。

この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。

我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007


40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。

そしてマランツとマッキントッシュ。

オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。

一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。

VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように

「何で聴いてるんですか」

と聴かれて

「JBLです」

と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて

「アンプはマッキンです」、

「私はマランツです」

と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。

2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。

35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。

参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。

一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。

今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。

それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27


その昔、RCAに

フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html


という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。

箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。

1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。

この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。

こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。

モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。

言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。

フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。

PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年〜60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。

Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/

PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。

スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28


40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。

音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。

自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。

この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。

趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。

聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。

おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。


僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。

値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。

僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。

何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。

低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。

プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。

だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。

とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。

最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4


救世主、新藤ラボ 

新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html


小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。

音が鳴った。素晴らしかった。

RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。

124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。


中川隆 註

124D は真空管アンプ史上で最高傑作と言われる Western electric 124 のレプリカでしょうね:

Western electric 124 モノラルパワーアンプ 1940年 アメリカ合衆国
出力 12W/12W
出力管 WE350/6L6系×2 整流菅 274B/5U4×1 ドライバー菅 6J7/348A×1
サイズ W487×H180×D180mm 11.4kg (実測)

数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。

僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。

日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。

環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。


Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。

結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。

中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。

という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。

これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。

このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。

これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。

Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。

これをRA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。

ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。

この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5

18. 中川隆[-13580] koaQ7Jey 2018年9月23日 05:55:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18784] 報告

Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽) Western Electric 124というアンプ
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-510.html


https://blog-imgs-116.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT4900.jpg

今年の夏前にメンテしたC形

入力は618AやBもお持ちなのですが、よりブロードに使えるピアレスのINPUTに決めて搭載しました
これが駆動するスピーカーがトンデモナイ化け物ですので正解だったかと思います

先日、術後の経過を見に立ち寄った際に
ビートルズの 「サージェントペパーズ ロンリーハーツ クラブナイト」のオリジナルLPを聞かせていただきました

椅子からお尻が浮き上がるほどぶっ飛びました!!

確かにWEとやらは、とてつもないのかも知れません

https://blog-imgs-116.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT4896.jpg

刻印の274B元箱入りですかね
最初についていたプリントの274Bが破棄値の30%ほどに減っていたので「こちらを付けてもいいですか?」と問うたところ
食い気味に「どうぞ・・」で挿入
この球を躊躇なく使える人でないと、このアンプを使えないのかも知れません

と申しますのも
出力管の350Bと合わせて、予備球の半分近くが動作不良で使えないという殺生な現実があったのです


次は秋頃にメンテしたA型

https://blog-imgs-116.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT4939.jpg


お二人とも沢山の予備球をお持ちだったので全ての球の試験をしてみました
返す刀で、350Bを所有する知人の物も大概は計ってみた

かなりの数に達したので生存率は上がってきたが、各々の購入金額の総額を生存者数で割ったらバカバカしくて使えないような金額になるだろう

そういえば随分前より先人達から「350Bは寿命が短くてたまったもんじゃない」という話を度々聞いていた

今回の調査でその一端を垣間見たのかも知れないが、その逸話を聞いていた時分から僕の中では釈然としない想いはずっとあったのだ

Westernだからということもないが、どんなメーカーだって半年や一年でダメになる球やアンプを作っていたら社会問題になるはずだ。ありえないね・・・と

でも通と呼ばれるお人は、おかしな理屈を引っ張り出してきて自分をだましちゃうんです


当時は業務用だから球が切れる前に、交換時期が来たら強制的に取り替えていたから問題なかったんだ

なんて、いかにもそれらしい嘘っぱちで自分の方から都合よく騙されている

いやいや、バカをいっちゃあいけない
FM放送だって、映画館だっていつ切れるか知れない球を使って木戸銭とって営業なんてできやしねえんだ

高座で 寝ていてぇ許されたのは日暮里のお師匠さんだけでぇ
アメ公がそんなに気が長えわけはねえだろう


今回、アンプの方を見せてもらって、一体何があったのか凡その見当はついたような気がします

原因は2つに大別されるでしょう

一つは与太郎のアンプで使うと、立派な球もすぐに切れるということ

もう一つは球自体にも与太郎がいるということだ


実際にメンテの済んだアンプの球は半年以上経っても 切れるどころか電流の1mmだって減るそぶりはない


それと沢山の球を見せてもらって、なんとなく外見を見て「これはダメだろうな」という鼻が効くようになってきた
その目で、今のネット・オークションなんかを見るとやばい奴が相当数紛れて居る

多くは出して居る方もわからないんだろうが・・・お気をつけあそばせ

これは想像というより、統計学上の判断(選挙の時の出口調査→すぐ当確ほどの高精度である)なのだけれど
この世に実在する相当数のWE124はひどい状態でひどい音を出していることが容易に想像できるのが怖い


そうすると、あちこちでこんな会話も聞こえてくる

流石にウエスターンだねえ、他では出せない味のある音がするものだ

え? 帯域も狭いし低音なんか全くでないし、音が団子状になっているって?

おまいさんねえ、滅多な事を言うもんじゃないよ

こちらは、天下のウエスターン様だよ

なんだね。この奥深さがまだおまいには理解できないんだろうね・・若いね

私くらいの年になったらわかるからさ それまでに買えるように精々稼ぎなさいよ

てやんでぃ 何言ってんだい くれるったって要るもんかい  そんな変な音のアンプ!


全くもって「酢豆腐」そのものですよ

もう一度言いますけれど

WE124は 腰を抜かすほどトンデモなく素晴らしい音のするアンプです
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-510.html

19. 中川隆[-13453] koaQ7Jey 2018年10月04日 06:58:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19000] 報告

とあるWestern系のショップで聞いた話

「20万の買い物に来店したお客さんが、たまたま鳴らしていたWesternのアンプの音を聴いて「いま鳴っているシステム全部下さい」と言って長期ローンを組んで購入しましたからね」

「20万の商品を買いに来た人がですよ?」
「それだけの音がするんですよ!Westernは」


ここで肝要なのは、Westernのシステムは年代物で使いこなしが難しい。
Western系のショップじゃないと良い音で鳴らせないノウハウがある。
スピーカーやプリアンプとの相性はきわめて大きい。

本当に使いこなせた Western は著しく苦手のソースなどはなかったと思う。Western はいままで聴いた中で最高です。

(Western124を聴いて)「いま鳴っているシステム全部下さい」と言ったお客さん。これは絶対的に正しい選択だったと言える。パワーアンプだけ買ってもダメなんですよね。お店の持っているノウハウも一緒に買うわけですね。僕は音を聴いてこの話はホラではないと思った。

20. 中川隆[-13422] koaQ7Jey 2018年10月06日 05:37:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19036] 報告

ほとんど 改、改、また改 2017年 05月 27日
https://sniperfon.exblog.jp/m2017-05-01/

さて、音楽というと、なにを書くべきか。
ボブディランのノーベル賞ネタもおもしろい。彼もまた、アタシや皆様と同じく、発達障害だから驚くほどのことじゃない。着飾って、ノコノコ、賞をもらいにいくほうが漫画なのであって、ぐずぐず言っていたところがいい。

これからはノーベル委員会も、事前に意向を打診して、喜ばないヤツは無視することにするのだろうか。品格とか流儀を散乱させて、シッカリ勲章をもらったマザコン伊集院静より、ディランのほうが透明にみえる。

あと10年もしたらレコードどころかCDなんて言葉も死語になるんじゃないかと、10年前から思っていたが、そうでもない。団塊の世代が死期に近づきつつあるなかで、レコードの売り物が多く出回っているのだが、若い人がけっこう買ってるそうだ。まあ、それを真空管アンプで聴くかどうかは別にして、アナログの音を人間が本能的に聴きわけているというのは驚くべきことだ。

音楽も何千・何万曲と聴いてきたところで、最後は、自身の感性に収斂されていく。
アタシは那須でも、自宅でも、車でも、すでに限定されてきており、CD300枚・レコード300枚くらい。

棺おけに入れるのはエリックドルフィー、美空ひばり、ベートーベン、陽水、ジョンレノン、ショパン、赤とんぼ、チャイコフスキー、淡谷のりこ、合唱曲「月光とピエロ」、ストーンズ、ツエッペリン、ロリンズ、コルトレーン。。
あの世でも女の子の乳首を吸いながら、音楽だけ聴いていたい。

オーディオ装置もやりたいことはほとんどやって、この3年ほどは安定的だ。

家で音楽を聴くにあたって、どれほど装置にお金と時間を割くかという話だ。最近はオーディオにこだわる方も減ったが、一方でAV対応のセッティングをする方は多いし、ネットを歩けば、1000万単位の金をぶちこんで世界最高の音だと吠えているキチガイも多い。

この話はモメルから、あまり深追いはしないほうがいい^^
オーディオは奥が深過ぎて、まあ、死ぬまでに満足した音を1時間でも聴けたら、幸せというしかない。

2000年あたりを境に、アタシは新しいものをあまり追わなくなった。

アンプ1台500万、スピーカー1000万なんて時代になって、当然手が届かなくなったこともあるが、試聴会に行くたびに、それらの機器の音が理解できなくなってきたからだ。

簡単にいえば音質が分析的になってきて、実際の演奏会と違ってきたのではないかという思い。現実にはありえない細い音を聴いて、繊細だとか美しいとか言っている。

問題は、かような繊細・綺麗と言われている音が、果たして音楽を聴くうえでの音なのかということだ。

このあいだ黒蜥蜴をみに三越劇場にいってきましたが、再生装置は古そうだが厚いシッカリした音を出していた。装置内容はわからないが、いわゆるALTEC+WEに近い。繊細とはいいかねるが、河合雪之丞の悩ましい声色を細いところまで見事に再現していた。

生の音って、存外、分厚いんですね。
透明というか自然だけど、柔らかくて芯がある。

カラスや蝉、飛行機の音。三味線のバチ、バスドラ、能楽、ヴァイオリンの弦。みなビーンとした精気を伴って実在している。かぼそい、ヘッドフォンで聴くような音はどこにも存在しない。ウオークマンによって、聴覚はロボット化されてしまった。
オーディオの基準はなによりもホールすなわち部屋です。装置を買う金があるならまず家を用意しろ、アタシはそー言いたい。装置と耳の間に空気があって、粘性をもった空気を音波が破壊して、耳に到達する。

音楽はその空間の中で舞うものです。

フルオケを鑑賞すべく100畳の部屋を用意しろとはいわないが、

6畳なら低域16cm〜25cm、
12畳なら低域30cm、
20畳なら低域38cm、
50畳なら38cm2発 + 2インチホーン。

そのバランスのなかでスタートする。


80db程度のSPに1Wで十分なんて、あちこちで書かれてますが、それは、やるべきことをやって最後に言う言葉。

アユ釣りと石鯛の両方をやってから、最後はフナ釣りがいいというならわかる。
第五や悲愴、ドルフィーのバスクラ、カルメンマキ・ライブ「私は風」、グルダのベートーベンピアノソナタ全集、床に振動がくる。

マンションだと鉄筋を伝って、3階下までウナリが聴こえる、パトカー呼ばれますね。お金がないならレビンソンやムンドなんて無理することはない、70年代のサンスイのアンプか中華アンプで十分。

そして、山奥の古い廃屋を300万くらいで買ってガンガン聴く。

プロ機器の凄まじさ、ギターのウナリと歪の関係、ピアノの破壊力、ヴァイオリンの突きぬけ感、ボーカルの生々しさ、全部体験して、右も左も体験してみる。
体験しないと、なにも見えない。

いろんな装置で聴いてみる。

JBL,ALTEC,TANNOYのヴィンテージモノ、BOSE,DENON,B&W,KEF,MARTIN,ソナス,なんでもいいから、片っ端から聴いていく。古いものは予算を50万も用意しておけば、ヤフオクで買い換えていけばいい。100万以上する最近のものは試聴会にいく。アンプもそう、金田式、中華、サンスイ、真空管、レヴィンソン、マッキン、アキュ、なんでも聴く。

50種類も聴けば、国別、メーカー別の傾向がわかる。
値段に関係なく、固有の音というのがあることがハッキリわかる。

なんてことない、絶対的機器なんてどこにもないことがハッキリわかる。
だって、全部、音質が違う@@

ここで、はじめて下界に下って、1Wの真空管でいくか、ALTECのヴィンテージでいくか、ソナスファーベルのスピーカーにするか決められる。

アタシの装置は、アキュのデジタルチャンデバを使って JBL4344 を 4WAYマルチ駆動している。

本来はソースをセレクター+VRだけでチャンデバに入れるべきなんだが、アキュのチャンデバはデジタルなので音圧を加えないと目を覚まさないところがあると、アタシは感じた。アナログ的な雄大さを消してしまう。

そこでプリの強い意志力が必要かと思って、10年ぶりにLINEARのプリを試験導入した。

プリの支配力っていうのは、装置全体の音質を変えてしまう劇薬ですから慎重にすべきことではあります。

LINEAR TECHNOLOGY P-101mk2ってヤツです。フルメンテしてもらったので、まったく問題ない。

この巨大なアンプは、手作りのATT(ボリュームみたいもの)を入れるためにこうなった。


https://sniperfon.exblog.jp/m2017-05-01/

中はこうなっている。


で、ATTは重くてまわす度に、ゴトゴト音がする。
そこで、アナタ、板をノコギリで切って、ATTと銅色をしたパネルの間に詰め込んだ@@
まるで大工仕事よ。


がははは、こうすると、音が自然でやや澄んでくる。
ね、ほとんど逝ってしまった世界の話。

このアンプは、レビンソンのシャープさ・マッキンのトロトロ感の中庸をいっていると(一部のマニアの間で)言われている化石なので、ためしに買ってみた。VRの接点を高電圧でスパークさせる装置があるので、10年単位で使っていても、ガリや音の濁りが出ない(と言われている・・)このVRのためだけに当時は100万くらい払っているようなもの。

フルメンテはメーカーで10万弱。日本製ですよ・
以前使っていたELsoundのECP-ssってセレクター。


https://sniperfon.exblog.jp/m2017-05-01/

特注大理石で造ってもらっていたヤツで、音は透明感があっていい。
プリアンプとの比較試聴には最適です。


レコードはDENONの古いプレーヤーにSME3009/s2、SMEは断線事件があって、修理依頼中。3009は本来はMM用なんですが、愛着があって、MC用に使っている。


カートリッジはDENONのDL-103R。DENONトランスは今は未使用。

ヘッドアンプはネットで有名な合研LAB。誠実な会社です。最近はオーディオの雑誌にも載るようになってきた。

5年くらい前に買ったGK03ASが故障したのでメールを出したら、すぐに送って欲しいという。3日くらいで、内部を最新のMC専用のGK06SPUに改造して返送されてきた。お金は聴いてからでいいという。。こんな良心的な会社、いまどきあったの@@

で、那須にもっていって、イロイロ聴いたら、これがいい。GK03ASより数段いい。
3万円前後の小さなものですが、ムンドならジュラルミンのケースに入れて300万で売るでしょう@@

おかげで、レコードばかり聴くようになった。不思議なのは合研LABの試聴SPが寺垣式。これはネットの評価が散々。

高域、低域がまったく出てない、ヒドイものだと書かれている^^

アタシは自分の耳しか信じないから、聴いてないSPの評価はできない。
しかし、こーゆうことは言える。

たとえばアリスの群青。ピアノと弦が過激な音質で録音されている。

Yamaha の 1000M で再生すると、あの独特の高域に触発されて、異様な音世界が顕れる。突き刺さる高音が好きなヤツは興奮して、1000M は最高のスピーカだと叫ぶ。

実際、アタシが1000Mを置いていたとき、英国からきた若者が、こんな凄いスピーカーは初めてだと興奮してビートルズを聴きまくっていた。

おそらく英国のいぶし銀のようなオーディオ世界からみると、日本のキリギリス的高音は異次元の体験だったのでしょう。そして、あのような高音で装置をチェックすると、装置の試験には最適かもしれないのだ。

しかし、1000Mの高域には明らかにピークがある。天下のYAMAHA、彼らはピアノを造っていた。製作者であり聴衆ではなかった。だから、ホールトーンよりもピアノを眼前で鳴らした直接音を採ったとアタシは思うし、JBLに勝てなかった理由でもある。

しかし、TANNOYの上に1000Mをのせて群青を聴いたとき、英国のいぶし銀+日本の繊細さが合致して、異様な音世界が現出したのを今でも思い出す。

あの時の弦とピアノの炸裂音は、JBLの厚みでも対抗できないミサイル。
1年で耳が潰れると思って、やめた。

さて寺垣式。

もしかしたら、中音にふった自然な音場が、EQ開発にはピッタリで、合研LABには合ったのかもしれない。f特性というのは20Hzから上は40K以上まで必要だなどと、最近は言われていますが、製品を試聴するうえでは、一部の帯域を徹底的に聴いたほうが、オーディオ的には分析効果があがる場合がある。

低域・高域とアラ探しを始めると、永遠に収拾がつかなくなるときがある。
そんなとき、ある狭い帯域だけを微分的に聴かせるスピーカーが製作者にはピンとくるのではないか。

アタシにしては珍しく好意的な解釈だが、それだけ合研LABの対応には感激したということだ。

死ぬまで、この会社のEQは使い続けようと思った。

CDは古いエソのX-05ってヤツで聴いてますが、CDがすでに化石となってきたんだから、恐ろしい。あと10年もしたら、CDプレーヤーもなくなるな。

X-05は当時は50万前後でしたが、いまじゃ人件費・精密部品材100万でも造れないでしょう。同じ部品でムンドが造ったら500万だ・

中国人がオーディオをやり始めたから、バブルになってます。

さて核心のチャンデバはアキュのDF-45。
JBL4344の4wayマルチなんて化石だという方も多い、確かに。しかし、1960年から1990年のソースはヴィンテージがベストです。

美空ひばりやモダンジャズ・ビートルズには化石があう。マルチにした時の音色識別能力は半端じゃありません。マルチをやらないなら、4344を買う意味がない。スピーカーなんていくらでもある。

4344 は神経質な日本人のために開発されたマルチ実験機と言われている。

アキュのチャンデバは必須です。チャンデバというのは恐ろしい機器で、DC漏れがあったらSPは逝ってしまう。クロス周波数は多くのポイントで完璧に決めてくれないと困る。信頼性が第一。いろいろ出てますが、アキュ以外には考えられない。
DF-45はDF-65まで進化してきましたが、最後のネックはダイナミックレンジにあると(アタシは)思っている。

アナログのレベルまで、まだまだ到達していない、だから買い換える気になれない。

アキュはクロススロープも低域側は18dB,高域側は12dBなんて自由に出来るし、6dBから96dBあたりまで簡単に変えられる。音量は0.1dB単位、1クリックで音質が変わっていく。こんなこと、自作ネットワークでやっていたら1万年かかる@@

AD変換のときに音が変わるのは承知していますが、それ以上の価値はある。

F特コントロールのDGシリーズは、音質を損ねるので売り払いました。あれは、金をドブに捨てただけだった。

とにかく徹夜でアルバイトをしても、アキュのチャンデバだけは買いなさい。
DF-65だと実売で70万だからシンドイけどね。

アンプは4台いるが、低域は100〜150W必要。中華アンプで充分だとアタシは思っている。TP-60とレビンソンがいい勝負だと驚いている方がいるが、中華をバカにしちゃいけません。低域・中低域はLINEAR TECHNOLOGYだが、中高音はTP-60。

TP-60はトランスなので低域が豊か。多くの方は高域が甘いと書いているが、とんでもない。低域が豊かになると錯覚で高域が弱く聴こえるのです。TP-10からTP-60に高域を変えたら、自然に綺麗に伸びていました@@ブラインドというのは短期勝負でしたら、ほとんどわからないでしょうが、毎日聴いていると明確に違いがわかってくるものです。低域はTP-60では駆動しきれなかったのでLINEAR TECHNOLOGY を入れていますけどね。

デジタルアンプはどんどん進歩しています。安いから10台くらい買ってマルチをやってください。音楽の構成要因がつかめる。
むかし1000万かかったシステムが、いまでは50万くらいで組める@@


初期の4344ですから中高域はアルニコホーン、低域の処理と同時に、耳につくヴァイオリンの弦の処理が大変なんです。

ホーンレンズは歪むので取ったほうが音が自然だけど音色がキツクなる。今は付けてます。歪も音、ある方の名言です。

JBLはシンバルの歪んだ響きを出すために意図的に音響レンズを入れたといわれています。当時のアンプで60年代ジャズを聴くには歪が良かったのかもしれない。オーディオはバランスですからね。

レンズを入れても柔らかい透明な中高域が出てきたら、あなたの装置は相当なものだ。

歪はじつは、レンズではなく、あなたのアンプやコード、CDから出ていたのかもしれない。4344はそれほど凄いSPであったと、やっと最近、感じてきた。
真空管アンプを入れる方も多い。

DF(ダンピングファクター)のことはあまり書かれていませんが、これは大事です。真空管・トランジスタの差はDFによることが多い。

面白いのはセメント抵抗というのを用意してスピーカーに接続すること。
10W以上2Ωから8Ωくらい。

これを並列・直列にして遊ぶ。

インピーダンスが変わりますから、クロス周波数も当然変わる。ネットワークの音が激変するから、その辺の勉強にもなる。
マルチだと問題なく遊べる。

真空管もトランジスタもない、ようはレベルの低いオーディオ雑誌、評論家に騙されて何百万円も装置の買い替えに使っていたと気づく(と言われている^^)

高速を軽で走ってガタガタすると書いたり、ベンツで混雑した一般道を走ってゴツゴツしていると書く。

まあ、その程度の評論家が多いということが、よくわかる。

で、面白い話。

アタシは赤とんぼを何度聴いたかわからない。
しかし、イヤなツヤが、どうしても解決できなかった。

ある日、左のSPの高域の音が弱いのに気がついた。
バランスを合わせていたんだが、とうとう音がほとんど出なくなった@@
アンプが逝ったと思ったが、まったく問題がない。

ふとみるとアンプに結線しているスピーカーコードが黒ずんでいる。ベルデンの銅線だったが、ヤケに黒い。

もしやと思って、より線をもう一度むいてアンプに結線したら、なんと、高域にのっていたイヤミがきれいに消えた@@

で、その汚れ方というのは半端じゃなかった、東京じゃ見たこともない。

アタシは 4344 が壊れるくらいの音を出すときがあるから、電圧・電流の関係なのか。あるいは温泉を引いているので、大気中の硫化水素の影響なのか、いまだに定かではない。

しかし、このときをもって、アタシの長かったオーディオ人生はほとんど落ち着いたのだ^^

絶対的原則だけは存在する・物質は酸化する。

生の音は疲れない。
音が空間を、空を飛んでいる。
オーディオは生には勝てません。

このあいだ

『ニーベルングの指環』2幕『ジークフリート』
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/siegfried/

を観てきました。

ワーグナーのゾクゾクする旋律。

那須でオケボックスから湧き出してくる音色に、多少近づくことは出来るかもしれない。

しかしオペラの陰鬱で悩ましい舞台がない部屋で、どこまであの感動を享受することができるのでしょう。

オーディオは録音と再生の完結のみを追及すればいい、そこにJBL4344の意味があるような気がします。

さて、音楽を聴き始めると、詩のことを書かねばなるまい。

思潮社から戦後名詩選って便利な本が出ていて、吉岡実、石垣りん、鮎川信夫、清岡卓行、田村隆一、谷川雁、吉本隆明、大岡信、谷川俊太郎、辻井喬、中村稔、富岡多恵子、天沢退二郎、白石かずこ、井上光晴、金井美恵子、寺山修司、三木卓、吉行理恵、中村真一郎

有名どころを、一応、網羅している。

夜、寝る前に、たまに読むこともあるが、寺山修二は飽きない。
アタシは口先だけの評論家であり続けたいと思ってきたし、そのおかげで、何事にも拠らない、自分だけの目で世界を観てくることができた。結果として、時間の累積のなかで朽ちないものを手に入れることが出来たような気がする。


異数の世界へおりてゆく 吉本隆明

異数の世界へおりてゆく かれは名残り
おしげである
のこされた世界の少女と
ささいな生活の秘密をわかちあわなかったこと
なお欲望のひとかけらが
ゆたかなパンの香りや 他人の
へりくだった敬礼
にかわるときの快感をしらなかったことに

けれど
その世界と世界との袂れは
簡単だった くらい魂が焼けただれた
首都の瓦礫のうえで支配者にむかって
いやいやをし
ぼろぼろな戦災少年が
すばやくかれの財布をかすめとって逃げた
そのときかれの世界もかすめとられたのである
無関係にたてられたビルディングと
ビルディングのあいだ
をあみめのようにわたる風も たのしげな
群衆 そのなかのあかるい少女
も かれの
こころを掻き鳴らすことはできない
生きた肉体 ふりそそぐような愛撫
もかれの魂を決定することができない
生きる理由をなくしたとき
生き 死にちかく
死ぬ理由をもとめてえられない
かれのこころは
いちはやく異数の世界へおりていったが
かれの肉体は 十年
派手な群衆のなかを歩いたのである

秘事にかこまれて胸を ながれる
のは なしとげられないかもしれない夢
飢えてうらうちのない情事
消されてゆく愛
かれは紙のうえに書かれるものを恥じてのち
未来へ出で立つ

吉本は時間のなかで朽ちた代表かもしれない。

この詩は、ベートーベンの月光と同じように、降下するところから始まる。情念のなかに鉄筋共産主義の匂いをかすかに留めた、戦後史の化石@@とアタシには思えるのだが、作者の意図はエロスか極めて私的な世界にあったのかもしれない。
そんな相手を思いやった理解は、詩には不要なのだ。

誰かが言っていた、わかったふりして読んでいたが、吉本隆明が何を言いたいのか、何もわからなかったと。

異数の世界へ降りていくとき、月光がアタシの頭の中に静かに響きはじめる、それがだけがアタシには大切。
https://sniperfon.exblog.jp/m2017-05-01/

21. 中川隆[-13341] koaQ7Jey 2018年10月17日 10:16:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19270] 報告

マッキントッシュオリジナル C22 + MC275 vs. 中国製 安物 300B プリメインアンプ

TRIODE プリメインアンプ TRV-A300XR WE300B仕様
定格出力 : 8W+8W
価格: ¥ 225,799
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89-TRIODE-TRV-A300XR-WE300B%E4%BB%95%E6%A7%98-%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97/dp/B01CQ7NKBA/ref=lp_3646036051_1_5?srs=3646036051&ie=UTF8&qid=1539563693&sr=8-5

コメント

ホロヴィッツ命 これはすごい2016年6月21日

長らくマッキントッシュオリジナルのMC275を鳴らしていたのですが、四回目の修理でやはり毎度の40万円。購入額100万円に修理四回で総額260万円。

これはもう付き合いきれない、と思い切って26万円の本製品を購入。

解像度についてはやや劣る印象ながら低域のふくらみやバイオリンの生々しさなど遜色ありません。

また50年以上前の製品となるとプリアンプ C22 のせいでもあるのかもしれませんが毎度左右バランスの悪さで自分の耳がおかしくなったのではないかと思うことしきりだったのですが、本製品ではまったく正確に中央から歌手やバイオリンが聞こえてきました。

50年のあいだ人類が進化しないはずがない。
オリジナルにこだわって散財した自分がバカにみえました。
十分の一の値段で新品の素晴らしい音が手に入りましたので。


なおプリ管を変えると音がよくなるというレビューがあったので JJの 12Ax7やビンテージの SYLVANIA の 12AU7 を差してみましたが、低域が膨らみすぎてちょっとやりすぎと言う感じ。

スピーカーがオートグラフだし、設計者が PSVAN Eの 300B に合わせて選んだ球で聞いたほうがよいのではないかと思いました。

なお出力はスピーカーの能率がいいからか、7時半までしか上げなくても十分な音量が得られました。

あとプリメインは久しぶりに使いましたが、床のそばにボリュームやセレクタがあるのはおじさんにはきついのでラックの上に配置する必要がありそうです。

上級機種にはないバイアスメーターがついているのはありがたいです。

マッキントッシュオリジナルではバイアスの知識なくパワー管を交換しての故障が二回あり、それ以降は怖くて一切触れなくなりました。

この機種では最高の PSVANE の 300B を搭載しているものの、オリジナルの 300Bのといつご縁があるかわからないし、高槻電子とかロシア球との交換なども実験してみたいですもんね


______


今一番評価が高い真空管アンプメーカー EAR vs. アメリカ製 安物 300B プリメインアンプ


Commonsense Audio Audio Nirvana 300B シングルアンプ|横浜ベイサイドネット
定格出力:8W/ch 価格 225,288円(税込)
http://www.baysidenet.jp/c-item-detail?ic=AN-AMP-001


2015.12.08
Tuesday先週末は、鎌倉のYbさん宅へ『AudioNirvana』の300Bシングルアンプの貸出しに行ってきました!
http://baysidenet.jugem.jp/?eid=227

 先週末は、「『Audio Nirvana』の300Bアンプを試聴させてもらえませんか?」と言うYbさんのリクエストに応えて、鎌倉のご自宅に届けて来ました。


 鎌倉と言う近場と言うことも有って、貸し出しすることにしたのですが、同時に、Ybさんの所有している『QUAD』の「コンデンサースピーカー」も、一度、聴いてみたいと思ったからでした。

 上の画像は、その「コンデンサースピーカー」ですが、私のイメージしていた古い英国製の『QUAD』ではなく、ドイツ『QUAD』で新しく復刻したものだそうで、全く、新しいスピーカーでした。

 私が『QUAD』の「コンデンサースピーカー」を聴いたのは、私が20代の頃の経験しかなく、当時の私は『岩崎JBL』信者だったので、その頃は、残念ながら『JBL』以外のスピーカーは目(耳)に入らなかったので、あまり、良い印象は有りませんでした。特に、英国製のスピーカーなどは。

 まず最初に、Ybさん宅のシステムで、聴かせていただいた印象では、昔のイメージとは違って、結構、クリアーで、しかも、実在感の有る音でした。使用しているシステムは、『LINN』のネットワーク・プレーヤーを、『EAR』の真空管プリアンプと、メインアンプの組み合わせと言う、これまた、結構、『Hi-End』なシステムだったからかもしれません。


 続いて、持参した『Audio Nirvana』製の 300Bシングルアンプでの試聴を行いましたが、音を出した瞬間、目の前に、より一層クリアーで、切れの良い、それでいて、滑らかなサウンドが、部屋いっぱいに広がり、Ybさんも、「うちのシステムとは、全く、違った音ですが、これはこれで、大変、魅力的な音ですね。」と、かなり良い評価をいただきました。

 特に、広いサウンド・ステージと、深い奥行き感の表現力には、感心されたようで、私に同行していただいていた『ヒロ・ミュージック』さんの印象では、『アンプの表現力と言うより、『QUAD』のコンデンサースピーカーの性能を、上手く引き出している、と言ったほうが適切かもしれない。』と、回りくどい言い方でしたが、褒めていただいているのは間違いなさそうでした。

 最後に、Ybさんのお好きなドイツオペラをかけていただきましたが、その、女性の力強く、それでいて、つややかで、滑らかに広がるソプラノの美しさに、思わず、聴き入ってしまいました。

 Ybさん宅に着くまでは、クラシックしか聴かないと言うYbさんの好みとは、180度異なった音ではないかと心配していたのですが、これはこれで、クラシック派の方にも十分納得していただける音だと分かったのは、本当に収穫でしたね。

 今後も、色々な方に、試聴していただき、『Audio Nirvana』の「300Bシングルアンプ」の音の良さをアピールして行きたいと思いました。
http://baysidenet.jugem.jp/?eid=227

22. 中川隆[-13340] koaQ7Jey 2018年10月17日 10:20:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19270] 報告

ウェスタン・エレクトリック 300B を使ったアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/107.html

カンノ製作所 KB300, 300B-SA
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/111.html

ラックスマン LUXMAN MB-300
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/108.html

新藤ラボラトリー Western Electric 300B Single limited
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/109.html

真空管アンプ「カトレア」 _ 交流点火の 300B ・ PP5-400 コンパチブル モノラルアンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/113.html

サウンドパーツ 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/114.html

欧米製300Bアンプ : AUDION SilverNight 300B無帰還シングルアンプ (イギリス)
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/116.html

欧米製300Bアンプ : ケリー オーディオ 300B パラレル・シングル アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/117.html

欧米製300Bアンプ : Melody Valve Hifi 300Bプッシュプル・アンプ (オーストラリ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/118.html

欧米製300Bアンプ :CR Electronic Design 直流点火無帰還パラレル・シングルアンプ (イギリス)
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/119.html

欧米製300Bアンプ : Audio Nirvana 300B トランス結合、真空管整流 シングルアンプ (アメリカ)
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/120.html

23. 中川隆[-13346] koaQ7Jey 2018年10月17日 17:06:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19297] 報告

上杉研究所 交流点火 無帰還 300B シングルアンプ U・BROS-300AH
_ オーディオ評論家の上杉佳郎さんが設計していた時代のウエスギアンプの評価
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/121.html
24. 中川隆[-13375] koaQ7Jey 2018年10月23日 09:12:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

巨星墜つ


ついに菅野沖彦氏が世を去った。

あの時代は終わり、新しいオーディオが始まるのか。


あの時代を通り過ぎた日本のオーディオファイルにとって、

菅野氏は現代に生き残っていた

最後のオーディオのカリスマであった。

彼とその仲間たち、ファンたち、そして自分では彼のアンチを自認していながら、知らず知らずのうちに影響下にあった者たちが日本という国の中に作り出した雰囲気は、長い間、日本のオーディオのメインストリームであった。

かの人の他界、すなわち日本の古いハイエンドオーディオの象徴の退場とともに

日本のオーディオシーンの変化は決定的となるに違いない。


心せよ。

新しい時代の波が日本のハイエンドオーディオに

これから本格的に押し寄せるであろうから。


強い製品が生き残るのではなく、

変化に対応した製品が生き残る。

世界は絶えず変わってゆくが、

人が実際にそれを痛感するのは

なんらかの大きな出来事、節目の事を目の当たりにしたときだけなのだ。

巨星、ついに墜つ。

(TeamLab ボーダレスの展示を見た帰りのタクシーの中で、この知らせを聞く。感慨に耐えず、橋を渡るクラウンの座席に埋もれ、暗い東京湾を眺めつつ、一文をしたためた次第。)
https://pansaku.exblog.jp/27598210/



▲△▽▼


10月15日
菅野先生の訃報を受けて、一時代の終わりを感じました。

一番印象的だったのが、約23年前の大阪Hショウでお見かけした時が鮮明に記憶にあります。まだ矍鑠とされており、天皇陛下のように指先や足先まで神経が払われ、訓練の行き届いた気品のある足運び、眼力があり世界に挑むような気迫がありました。

25. 中川隆[-13374] koaQ7Jey 2018年10月23日 10:10:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

菅野沖彦を語ろう その3
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1539638621/l50

142名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 10:28:10.34ID:DG1HD+8Q

傅さんツイッターから
https://twitter.com/NOBUFUU/status/1052914505607331846

人間的魅力がすごくある人だったんだな
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

143名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 11:30:34.21ID:0boRxNHm

テレビCMにも出てたのか
うーーーん、見てみたい

144名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 13:34:31.68ID:HyDPmcL0>>145

学生時代にオーディオの雑誌を創刊してたのか凄い人なんだな
同人誌的な物だとしても当時個人が出版すること自体がハードルが高い

145名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 14:55:40.34ID:Ce3e+DzQ
>>144
菅野さんの父親はキンダーブック(昔の幼児向雑誌)の社長だったから環境も良かったんだな


148名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 15:32:37.28ID:iifMX39p
>>145
単なるボンボンじゃないことがわかるよ、オーディオ創世記からの歴史に大きく刻まれる
https://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2007/08/31.html


171名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 19:45:49.08ID:g2/9Kkyo

菅野さんはもうとうに忘れられていると思っていたけど
死後の美化が酷過ぎるから、誰かが真実を書いておかないといけないね

瀬川さんの場合は誰も本当の事を書かなかったから、死後美化されたままで現在まで来てしまった

172名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 19:51:48.39ID:g2/9Kkyo

野口英世も死後美化されてノーベル賞級の天才みたいに書かれて、偉人として道徳の本にも載っていたけど
実際は業績の殆どが間違いだったんだよね

死後はみんな美化されて、実際とは似ても似つかない偉人になってしまうんだ


226名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 14:07:02.39ID:TETNBwhK

ID:G8fPOm2o
お前病院に行った方がいいよ

227名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 14:28:52.70ID:G8fPOm2o

しかし、菅野さんもいい家のお坊ちゃんで、何一つ不自由無しに育ち、みんなに甘やかされて
大学にも殆ど行かず、何も勉強しないまま、何となく成金になって

羨ましいよね

228名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 14:39:48.53ID:G8fPOm2o>>231

ピアノ習っていたから絶対音感ができたし
家に外人が何時も来てたから英語話せる様になったし

恵まれていたよね

231名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 16:28:02.70ID:TETNBwhK
>>228
お前、劣等感の塊だなw

232名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 16:37:59.40ID:G8fPOm2o

微分積分もできない菅野さんがオーディオ界の大御所になれた理由

アマゾンAIと日本の医学部大の発想が同じ

鳴り物入りで始まったアマゾンのAI採用が、期待と違う結果になりあっけなく中止になった。
原因はAIが女性を採用しないようにしたというのだが、AIは客観的で公正な判断で採用したはずでした。
アマゾンは過去10年間に送られてきた技術職履歴書などのデータをAIに学習させ、2014年から2017年まで使用していた。

技術職の大半は男性だったので、AIは最初から女性をなるべく採用しない事を学習し、男性を優先するようになった。
応募者が女性だったり女子大出身だと自動的に減点し、男性より合格のハードルを高くした。
AIは男性の方が技術者に向いていると思い、女性を外すことで効率よく優秀な技術者を採用できると思い込んだ。
どこかで聞いたような話であり、最近日本で問題になっている医学部の女子への減点と同じでした。
医学部大の言い分では女性は結婚や出産でやめる人が多いので、男性医師を多くしておく必要があった。
アマゾンのAIと同じで「女性は向いていないから最初から減点しておこう」という発想でした。
アマゾンはデータを修正したが、AIが今後も自己学習によってバイアス(偏り)を持つ可能性は否定できないとしている。

233名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 16:38:38.03ID:G8fPOm2o

このようなことは男女だけでなく多くのグループ分けで起こりえるし、効率的にやろうとするほどバイアスも大きくなる。

例えばある調査では「親の収入が多いほど成績が良く名門大学に入学している」というデータがある。
それなら全員平等ではなく、最初から親が金持ちの受験者を優遇したほうが、効率よく優れた学生を獲得できる。

人種間でも年齢でも非行歴でも同じようなデータはあるだろうし、例えば交通違反についてもいえる。

交通違反を複数回する人は今後も何度となく繰り返すし、それならすぐ免許を没収しようとAIは考えるかもしれない。

MSは2015年にツイッター上で一般人と会話し自己学習するAI のテストを実施しました。

AIはわずか一日で悪い言葉や暴言を学習し、独裁政治は正しいなどと言い始めたので翌日には中止された。

これらのケースは人工知能がいかにデータを教える人間に影響されやすいかを示している。

教える人間が少しでも偏ったことを教えれば、AIはそれを増幅して自己学習し、どんどん偏りが大きくなる。

234名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 16:41:08.96ID:G8fPOm2o>>236>>256

つまり、父親が東大出の有名な人で

ピアノが弾けて、英会話ができて、録音技師として有名になっていたら

オーディオの事も電気工学も何一つ知らなくても評論家になれるんだ


175名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 20:41:14.47ID:KUtF1Uok

菅野は上杉と違って自分が役員の会社の取り扱い商品の提灯持ちしかしてなかったからな
上杉は自社製品の推薦記事はあからさま過ぎてやれなかっただけだろうが

176名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 20:42:42.70ID:g2/9Kkyo

菅野さんと瀬川さんだけでなく、日本のオーディオ評論家も全員メーカーのエージェントなんだから

菅野さんや瀬川さんの事を悪く言えないよね

機器の良し悪しを正直に書いたら、メーカーから干されて食っていけなくなるからね。

178名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 20:56:23.92ID:g2/9Kkyo>>229

オーディオ評論家はこういう常識も絶対に口に出してはいけないみたいだね:

量産品に関しては、ファーストロッドが物としては一番立派に造られていて
ロットが降るほど「予告なき改良」と言う名のコストダウンと手抜きが重ねられて行くのは周知の事実ですが
(なのに、最新製品や後継機種に買い換える人が居るのは全く有り難いことです)

ウチのような、その都度オーダーの個人製作ではいつも初号機しか造らないので常に「オーバークオリティ」です

儲かる筈がありません (再び涙)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-516.html


180名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 22:18:56.91ID:g2/9Kkyo

菅野さんと瀬川さんがJBLの広報活動を始めたのは JBL モニターが評判落として、プロが使わなくなったからだろ。

181名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 22:23:19.10ID:g2/9Kkyo

JBLが凋落して、代わりに B&W と平面型スピーカー全盛の時代になりかけたから

菅野さんと瀬川さんが必死になって JBL のダメ・スピーカーの宣伝を始めたんだろうね

183名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 22:31:59.05ID:g2/9Kkyo

JBLのウーハーの変遷と失ったもの 2010/01/08
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/c0933e4a0ff3c62390e3cebd8ea361cb


JBLのウーハーの音質について時系列的に考えて見たいと思います。

LE-15A → プロ用#2215A → プロ用#2231A

と変遷して来ていますがその音質の違いを述べて見たいと思います。

LE15Aは1950年代の後半、1960年にはオリンパスに使われています。

この頃は「プロ用」と云う認識はなく、10年間ほどはLE15Aと云う型番で作られていますが、この10年間に同じLE15Aでも音質は大きく様変わりしています。

初期型のLE15Aではほとんど固有の癖は感じられなく、D130の低域側のレンジを延ばした印象です。

それがSN#7000番以降では、若干固有の「粘る様な低音」がかすかに感じられます。

SN#10000番くらいまでが16Ω仕様で、以後は8Ω仕様になっていると推測されます。

#10000番台は入手した事がないのではっきりは云えませんが、

#20000番台を聴くと「粘る様な低音」の癖が大きくなって、一般に云われる「LE15Aの音」になった様に思います。

184名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 22:32:35.92ID:g2/9Kkyo

この時点で#7000番台以前とは大きな音質の差が出来ています。

#7000番台を聴いてからは#20000番台は「バタ臭い音」に聴こえてしまいます。
#70000番台になると更に「音質」は悪くなり、もっと「バタ臭さ」を感じますし、粘りも多く、分解能も音の品位も低下しています。

SN#70000番台辺りまでがウーハーフレームの塗装色が「灰色」です。
(初期型はブルー)後期型の「黒色」は#80000番台辺りから始まるのでしょうが更に音質低下しています。

この後JBLではプロ用ユニットに移行して行きます。

そのトップバッターが#2215Aです。モニタースピーカー#4320に採用されたウーハーです。

その後、#4343では2231Aに変わっていきます。
ここまではアルニコマグネットです。

姉妹ウーハーとして#2205Aや2220Aが出て来ます。

これら#2215A、2205A、2220AのウーハーをSN#7000番台のLE15Aと比較しますと「ザックリ」とおいしい所の「質感」(オフの音)がなくなっています。

LE15Aの後期型の「粘る様な質感」はなくなっていますが、「音数」が2/3以下になっているように感じます。低域のレンジを広げる為に「音数」や「質感」が大幅に低下していました。

その頃は、オーディオ雑誌やオーディオ評論家諸氏が「コンシュマー用よりプロ用が音質は良い」と云っておられた頃で、今実際に確認して見ると芳しくない内容でした。

過去に27年間JBL#4343(A)を使い続けて来ました。
この#4343に使われているウーハーは#2231Aと云うものでした。

185名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 22:33:14.75ID:g2/9Kkyo

#4343も使い続けて行くとコーン型とホーン型の2ウェイの様なもので、ミッドバスの質感とクロスオーバーポイントが不適切な為、「人の声」が上下に常に「ブレる」もので、コーン型の質感とホーン型の質感がうまく一体化しませんでした。

それらと決別出来たのはLE15Aの初期型やD130の初期型のウーハーと出会ってからです。

プロ用ユニットが出て来た時は、「重低音」に魅了されましたが、重低音を出す為に「大切なモノ」を欠落させたウーハーになった様に思います。30年以上もほとんど毎日聴いて来ますと「自然な」音とは違う事に気付いて来ました。

D130の音は「軽い低音」、「反応の良い低音」とかいう様に表現される事が多いですが、非常にバランスが良いのです。重低音は出ませんが「深みの有る低音」を出して来ます。

またこの事は「音数」の多さにも繋がります。使って見てその良さが判ります。「深みの有る低音」は「重低音」に匹敵するくらい素晴らしい特徴です。音楽を「迫力」で奏でるのではなく「深みや奥行き」で奏でてくれます。

JAZZでは「軽く弾む」サウンドになるし、クラシックでは「重厚な弦楽器の質感」を表情豊かに出して来ます。

187名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 22:36:29.59ID:g2/9Kkyo

オリンパスかなり追求されているのが分かります。LE−15Aについてここまで掘り下げておられるのは他にもみた事がありませんでした。

ブルーフレームのLE15Aは初期というだけでなくアルニコが強力なのか大きいなどの違いもあるのでしょうか?
投稿 ベルソン | 2010/07/04 18:09


企業は開発する時は「良い物を作る」と言う姿勢で進みます。

一度商品が出来上がると「コストダウン」をして利益を出そうとします。

この観点から推察しますと、アルニコマグネットの材質やコーン紙・ダンパー等あらゆる部分に「コストダウン」の影響が出ていると思います。

ブルーフレームのLE15Aと、後の灰色・黒色フレームのユニットとはカタログデータ(外形や重量)に変更は有りません。
音質の違いは「マグネットの材質」と「コーン紙」に有ると考えています。
投稿 トレイル | 2010/07/04 21:02

_________

JBL はコストダウンの為に酷い音になってプロに相手にされなくなった。
それで、今度は日本のアホ・オーディオマニアを騙して売りつける方針に変えたんだ

そこで宣伝マンとして白羽の矢が立ったのが菅野さんと瀬川さんだったんだろうね

193名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 07:07:53.09ID:G8fPOm2o

菅野沖彦さんが牛耳っていたステレオサウンドはメーカーの広報をやってくれる評論家にしか執筆させなかった

本当の事を書くまともな評論家は意識的に遠ざけられた

それが日本のオーディオ界が成金ハイエンド志向になって衰えた原因

すべて菅野さんが原因
まあ、そういう意味ではオーディオ史で一時代を画したんだけどね

194名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 07:14:37.05ID:G8fPOm2o

三極管シングルアンプとか、当時始まった真空管アンプ界の新しい動きを黙殺して
大出力トランジスターアンプ以外を排除しようとしたのも菅野さんの影響

リークやローサー、ウェスタンのアンプ等のトランジスターアンプより遥かに優れたアンティーク製品を
時代錯誤だと思わせようとしたのも菅野さんの影響

195名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 07:17:12.98ID:G8fPOm2o

結論

1970年代の日本人の凄まじいオーディオ熱は菅野さん一人がすべて潰した

そして誰も居なくなった

それが菅野さんの業績

197名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 07:27:17.40ID:2gE2iNA2

西武が負けたのも、トランプが世界を混乱させているのも
十月に桜が咲いたのも
全て菅野さんの責任なんだろう

198名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 07:35:46.45ID:G8fPOm2o>>200>>218

菅野さんの責任というより

日本のオーディオマニアはステレオサウンドを読んでなにを買うか判断していた

そして、そのステレオサウンドは菅野さんが牛耳っていて、自分の方針に従う評論家にしか執筆させなかった

その結果、日本のオーディオ界は菅野さんの成金ハイエンド志向の価値観になった

そして高額機器を買えない一般庶民はオーディオに興味を失った


200名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 08:03:17.78ID:2gE2iNA2
>>198
>そのステレオサウンドは菅野さんが牛耳っていて、自分の方針に従う評論家にしか執筆させなかった

はい、ダウト!www

ステサンは菅野さん一人が偉かったわけではなかったのは、読者ならご存じの通りだし
傅さんや三浦さんは菅野さんとは音の好みが全く違っていた
まあ二人とも後輩だから、菅野さんがカチカチの金属キャビのスピーカーで音の良かったスピーカーは一つも聞いたことがない
と目の前で言われても黙っていたけどねえ
その菅野さんもマシーナのピュアシステムは高評価だった
もちろんスコーカーとツイーターは国産フォス製だとは先刻承知
まああの風車型スコーカー見りゃ誰でも分るがw


202名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 08:15:45.59ID:G8fPOm2o>>209

>>200
>傅さんや三浦さんは菅野さんとは音の好みが全く違っていた

そういう話じゃなくて、
菅野さんは新タイプの製品や既成ブランドのもの以外は一切認めないという方針だったんだよ

傅さんや三浦さんも菅野さん同様

Axiom80 や WE755 を使った新スピーカーが出ても一切無視
三極管アンプの新製品が出ても一切無視
ウェスタンのレプリカが出ても一切無視

こういうのはすべて JBL, マッキントッシュ、タンノイ、マークレビンソン、アキュフェーズ
の新製品なんかより音が遥かにいいんだけど、

アンティーク製品を買われると新しいものが売れなくなるから、どんな事が有っても排除したかったんだ


203名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 08:36:36.25ID:G8fPOm2o

オーディオテクネの300Bアンプやライントランスなんかは、ヨーロッパでは大絶賛なんだけど、
ステレオサウンドで取り上げられないから、
日本人はそんな物凄いメーカーが日本に有るという事すら知らない

204名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 08:39:48.61ID:G8fPOm2o

サウンドパーツの 20万円のプリアンプは FMアコーステックスの400万円のよりいいと言われているけど

ステレオサウンドで取り上げられないから、
日本人はそんな物凄いメーカーが日本に有るという事すら知らない


そういうステレオサウンドの成金趣味が日本人のオーディオ熱を醒めさせたんだ


210名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 09:33:04.01ID:JDEOoqBN

球の三極管シングルアンプは、現代のハイエンドスピーカーを鳴らす様には出来てはいない
音量を上げられない時点であぼ〜ん
以前
ラックスの300Bアンプで802SDを朗々と鳴らせると言い張って聞かない人がいたが
ご自分が所有しているラックスのアンプのパワーメーターの読み方が分からなかったらしいw
ラックスはアキュの高級機やマッキンと違って、電力計ではなく電流計だからねえ╰(´Д` )╯

211名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 09:37:25.24ID:JDEOoqBN

我が家のマジコS1では、ポップスやアニソンではピークマージン入れても数Wで十分なんだが
Dレンジの広いソフトでは10Wを越える
寺悪のお茶行この大砲じゃあ150W入れても物足りない
ちな、150Wがオレの持っているマッキンの力の限界
カラータイマーが赤々と点灯してしまうw

212名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 09:39:37.10ID:JDEOoqBN

三極管シングルアンプ、特にNFかけてないようなアンプはビンテージスピーカーとは相性がいいのはたりめー
何故ならDFが低いから・・・

後は分かるな╰(゚∀゚)╯

213名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 10:00:24.75ID:G8fPOm2o

菅野さんは低能率スピーカーと高出力トランジスターアンプを普及させたかったんだろ

98dB のフルレンジスピーカーユニットを巨大バッフルにつけて 2Wの三極管シングルアンプで鳴らすのが
一番いい音で費用も20万円程度なんだけど、

それではメーカーが儲からないから、どうしても
100万円以上の86dBスピーカーを 100万円以上の100Wトランジスタ-アンプ
で鳴らす方向に持って行きたかったんだ

それが一世を風靡した菅野流 成金オーディオの価値観だ

214名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2018/10/22(月) 10:13:00.26ID:Uy5m6dsL>>225

>>207
昔は

音楽ファン≒オーディオマニア

ウォークマン登場後

音楽ファン>オーディオマニア

数が売れなくなった業界がオカルト路線
値段だけハイエンド路線に舵を切る

今では

音楽ファン≠オーディオマニア=単なるスノッブなお買い物病患者

ってことだろ

215名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 11:38:58.98ID:G8fPOm2o>>216>>217

本来、タンノイとかスペンドール、ハーベスを買っていたのは

純粋に、好きな音楽をいい音で聴きたい

という音楽ファンであって、所謂オーディオマニアではないからね。

そういう人は物理特性じゃなくて音色や雰囲気で買う機器を選ぶんだ

しかし、菅野流成金オーディオは

低音が出るとか、周波数分布がフラットだとか、分解能が高いとか

そういう物理特性だけしか判断基準にしていない。

いくら物理特性が良くても、JBL や B&W みたいな乾いた音で、値段が高かったら音楽ファンは絶対に買わないよ

そもそも、ムジークフェラインザールみたいな一流ホールでは音が完全に混じり合って、分解能ゼロだしね。
フルトヴェングラーの演奏は音が分離したらフルトヴェングラーでなくなるし。

菅野さんは録音技術者としての判断しかできない人だったんだ。

録音評を読んでも、音楽が全く理解できなかった人だとすぐにわかるしね。


216名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 11:52:32.40ID:Uy5m6dsL
>>215
音響技術と音楽
なかなか難しい問題ですな

ホールで聴く生音(≠原音)と録音とは別もの
録音は録音として楽しめば良いと思うのだが

原音再生とか
そもそも何をもっての原音なのか
誰も知りえない、客観的に共有出来ない原音、原音とか
言い出す輩がいるからもうグチャグチャになる

217名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 11:59:47.71ID:Uy5m6dsL
>>215
多分、オーディオの話が噛み合わないのは

音楽ファンでも
クラシック好き

それ以外の人たち
との嗜好の違いが大きいのだろう

ジャズや1970年-80年代フュージョン、シティポップ好きの
自分としては
タンノイとかスペンドール、ハーベスの選択肢は無いもんなぁ…


149名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 16:30:47.46ID:g2/9Kkyo

三流大中退で微積分もできないのに、良く評論家やる気になったよね

こういう無知蒙昧な成金評論家を放置したからオーディオ熱が衰えたんだよ

150名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 16:33:11.43ID:g2/9Kkyo

そもそも、菅野さんが引退してからマッキンが全然売れなくなったというのは
粗悪品なのに、素人を騙して買わせていたという事だろ
詐欺じゃん

151名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 16:52:19.40ID:g2/

そもそも、JBLのモニターシリーズを使っていたプロなんか殆ど居なかっただろ
日本のアホ・オーディオ マニア用に特化して開発して、瀬川さんや菅野さんに宣伝させて売ってたんだよ

155名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 18:42:51.21ID:g2/9Kkyo

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。
だからプロは他に流れた。

156名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 18:51:37.09ID:g2/9Kkyo

1970年代に大ヒットした4343をきっかけに、日本では43系モニターのブームが訪れます。

アメリカ製品でありながら、今日その生産国であるアメリカでは、ほとんど4343を目にすることはありません。
4344にいたっては、ほぼ日本向けに出荷したスピーカーと言っても過言ではなく、
こちらアメリカではその存在すらあまり知られていないのが現実です。
http://blog.kenricksound.com/2008/10/jbl-43xxno1.html

157名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 18:55:06.67ID:g2/9Kkyo

大型スタジオモニターの43シリーズだが、1970〜80年代に流行った4343だけでも
日本で1万本以上が売れているという。

家電量販店が並行輸入を扱い、
新聞1ページの広告で売りまくっていたのを覚えておられる方も多いのではないだろうか?

当時はオーディオブームで並べていれば売れていた時代だから、
音楽ファンではなく音マニア達が挙って買っていた訳だが、そんな人達も子育てが始まると共に置き場所が無くなり、押し入れや倉庫で眠らせていた・・・
 
子育てが終わり、昔を思い出して引っ張り出してみたらエッジはボロボロに朽ち、
慌ててユニットだけを修理しても接触不良だらけでまともな音が出る訳もない。
http://www.soundden.com/column/jbl43-series.html

瀬川さんと菅野さんがプロ用高性能機だと大宣伝して買い煽ったのが、アメリカでは全然売れなかった
JBL43シリーズだよ

159名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 18:58:18.60ID:g2/9Kkyo

瀬川さんと菅野さんは評論家ではなく、JBLのエージェントで、広報活動しかやってないよ

いい物を薦めるのではなく、粗悪品だとわかっていながら、JBLからのリベートを期待して嘘八百の買い煽りをしていたんだろうね


160名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 18:59:45.33ID:G4FcdJMZ

僕のオーディオ人生、半分くらい読んだが、菅野さんが大枚はたいて買った
ジェンセンのスピーカーを江川さんが踏んづけてコーンを踏み抜いた話は傑作
同エピソードでは素人細工のスピーカーキャビネットを全否定的に書いている
菅野さんのオーディオの感性、哲学がうかがえる


161名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 19:05:49.53ID:g2/9Kkyo
>>160
>素人細工のスピーカーキャビネットを全否定的に書いている

菅野さんは音の良し悪しではなく、見栄えがするかどうかしか見ないんだよ

クラングフィルムみたいに、ユニットを巨大バッフルに取り付ければ一番いい音になるけど、
そういうのは絶対にやらない

どうすれば一番カッコ良く見えるか、という視点しか無かった人だね


165名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 19:33:24.75ID:xdHVgubP

瀬川さんは4343を部屋の長手面に設置してたよ


166名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/21(日) 19:36:32.30ID:g2/9Kkyo

JBLは左右に1m 空きを作ると側壁からの反射音と混ざっていい音になるんだ

30畳以下の部屋で使うのは無理だよ


93名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 09:34:35.58ID:814LuR5E

だいたい人間80にもなれば死んで行くのだな。
癌になればその限りではないが、80代まで生きられたのなら大往生だ。

94名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 09:53:37.48ID:+hA9mzIz

最近は95歳まで生きるのが普通になったよ

菅野さんはカッコ付けてパイプ吸ってたから寿命が10年短くなったんだね

95名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 10:00:32.45ID:RQRPDIZt>>98

ブログとか故人の回顧が菅野沖彦との交友自慢になってるねいやだね〜

111おっぱいゴルファ〜2018/10/20(土) 08:27:29.31ID:C7GsMyyV

HEY GUYS

いつもパイプを持っていた彼のような愛煙家は今の時代は生き難くかったことだろう。

COMING SOON。

112名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 09:04:32.77ID:gr0a9tzo>>114

>いつもパイプを持っていた彼のような愛煙家は

カッコ付けてただけだろ

別にタバコが好きだった訳じゃない

所謂、ヒステリー性格で自分を実際より上に見せようと必死だっただけ

113名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 09:09:44.48ID:gr0a9tzo

オーディオマニアはアホが多いから、ポルシェやジャガーに乗って、パイプ咥えてるだけで
高尚な文化人だと思ってしまうんだな

唯のメッキ人間だとは わからないんだ


15名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/17(水) 19:02:48.37ID:oRMvTAIP

菅野沖彦さんが推薦したのは全部ダメだったからなあ

評論家やったのが失敗だったね

16名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/17(水) 22:27:27.88ID:DkmqKEYV>>30>>100>>154
金満主義者だったからな
自作派、プアオーディオ推しだった江川三郎や長岡鉄男の爪の垢煎じて呑んでろって


19名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 09:19:20.17ID:r56XDudy

菅野沖彦さんはCD批評もやっていたけど、音の事しか言わない、音楽が全く理解できない人だった

29名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 10:50:31.67ID:bxDvKWY5
>>19
お前故菅野氏のことまるで知らないで、故人を貶してるだろ

菅野氏は成蹊大学通いながら音楽学校に通ってピアノや作曲を習い
レコーディングエンジニアとしての付き合いを超えて
世界的な著名指揮者や演奏家とも個人的に親交を持っていたのは有名な話

当時の人としては珍しく英語も相当堪能で欧米の音楽家やオーディオ設計者と直接コミュニケーションが取れ
弟はピアニストの菅野邦彦で、本人もピアノの腕前は相当なものなんだが
何が音楽が全く理解できない人だよ

24名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 09:53:57.87ID:r56XDudy>>31>>34

偉そうに、日本のオーディオマニアでまともな音を出していたのは 1%もいなかった
とか言ってたけど、

それは部屋の大きさによってスピーカーの大きさを変えなければいけないというのを隠して
なんでも高い物を買えば音が良くなるという悪質な嘘をステレオサウンドの評論家が撒き散らしていたからだ

6畳なら 20cm フルレンジで十分だ、30cm以上のユニットではまともな音がでなくなる
アンプも10W以下でないといい音にならないのに、マッキンの 250Wとか雑で大味な音の高額アンプばかり薦めていたからな

26名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 09:57:35.96ID:r56XDudy>>27>>28>>102

民生用スピーカーでも部屋によって口径を変えないと鳴らないというのを隠して
高額品ばかり推薦していた

31名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 11:11:49.56ID:abPamAOc>>33

>>24
JBLを買った、マッキントッシュを持っている、あるいはゴールドムンドを使っている
というだけで、その人は、優れたオーディオファイルである、凄い音を出す、と
思ったら大間違いです。フェラーリを買ったら誰でも早く走れるのか?ポルシェを
買ったら、誰でもレースで勝てるようになるのか?という例えがわかりやすいでしょう。
それでは、事故を起こして死ぬのが関の山でしょう。それどころか、エンジンをかけて
走り出したとたん、エンジンストールして、止まってしまうかもしれません。
技術のない人は、その辺の普通の自動車に乗っていた方がいい。

これは全くオーディオでも同じ事なのです。私は幸いなことに、この数十年で
数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。
一度も行っていない県はありません。その中で半分の方が、何とかその所有する機器に
見合った音を出しておられました。そして、残りの半分は、まだまだその機器の持つ
可能性を発揮し得ていなかった...。おおざっぱに言ってそんな感じです。

もちろん訪ねる前には、雑誌で紹介するに値する人であるかどうかを調べてから
出かけるわけですが...。それでさえこれが現実です。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った
凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。
それよりごく普通の製品を使っているのほうが、熱心に鳴らし込み、素晴らしい
音を出しているケースが多かったですね。そういった実体験をするにつれ
つくづく、ブランドというものは難しいものだなと思います。
https://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2007/11/16.html

33名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 11:46:04.52ID:r56XDudy
>>31
何千万円のオーディオを買ってる人はすべて購入した業者に初期設定して貰ってるだけだよ
本人は何もわからないけど、いい音で聴いている

ヨーロッパの貴族は全員そういう感じだね

日本でも、例えばゴールドムント・システムとか QUAD システムを一式買えば
調整しなくても上手く鳴るよ

まともな音にならないというのは部屋の大きさとスピーカーがマッチしない場合だけさ


34名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 11:59:05.32ID:OrEvAqyw
>>24
まるで菅野氏の書いた物も読んでいないだろ

故菅野氏は、生前一般的な居間や書斎に大型スピーカー勧めていなかった
クラシック好きに勧めてたのはハーベスコンパクトだったし
猫も杓子も30センチ3ウェイを使うブームの時に最も批判的だったのは故菅野氏

38名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 14:03:48.79ID:r56XDudy
>>34
>クラシック好きに勧めてたのはハーベスコンパクトだったし
猫も杓子も30センチ3ウェイを使うブームの時に最も批判的だったのは故菅野氏


菅野さんが高級品を高評価にしたからみんなタンノイやJBLを買ったんだろ

westminster と stirling の違いは適合する部屋の大きさだけで、別に westminster の方が高級品という訳じゃないんだ

菅野さんの価値観は ハイエンド=音がいい
という単純なものだったからね


40名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 14:34:44.72ID:GeHLlvhZ
>>34
ありゃ30cm3wayを批判したのではなく、猫も杓子ものマネし漫才を批判したものだ
センチュリーゴールドは、50周年記念がこれかよ(´Д` )
とは言っていたが


41名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 14:57:27.75ID:r56XDudy

とにかく、ステレオサウンドを牛耳っていた菅野さんが

ハイエンド=いい音

という成金的価値観を広めて、安い装置を恥ずかしいと思うアホ・オーディオマニアばかりにしたんだ

本当は 20cm の高能率フルレンジを大きな板に付けて、3W 程度の3極管シングルアンプで鳴らすのが一番いい音だ

42名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 15:29:26.64ID:r56XDudy

本来はローサーやグッドマンのフルレンジスピーカーが最高の評価にならないといけないのに、

成金 菅野さんの影響で生産中止になってしまった。

菅野さんが一番高く評価していたマッキンや JBL のハイエンドスピーカーなんか音楽聴ける様な音じゃないのにね

43名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 15:35:57.77ID:r56XDudy

100万円、200万円のトランジスタアンプより20万円、30万円の三極管シングルアンプの方が遥かにいい音

菅野さんが一番高く評価していたマッキンや アキュフェーズのアンプなんか高いだけで
三極管シングルアンプには絶対に敵わないよ

菅野さんの成金的価値観が高い機器以外は悪い音だという誤解を生んだんだ

44名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 16:47:03.40ID:qnnbhp5+

実際に会ったことある訳でもないし、よく知ってるわけでもないけど
ハイエンド、成金オーディオ、ってイメージはちょっと違うんだよなぁ
たぶんオーディオの世間的な地位、価値の向上を意識しすぎていたんじゃないだろうか
レコード演奏家もそういう流れで出てきた感じがする
オーディオの衰退期にそれが空回りして悪い部分だけ目立ってしまった気がする

45名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 16:54:47.93ID:6BOoXPxs

確かにビンボー人を発狂させたかも知れんのうwww

49名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 18:43:17.84ID:r56XDudy

菅野氏に功績なんか何も無いよ

菅野録音のレコードには価値有るんだろうけど

でも、デッカやフィリップスには全然敵わないからローカルな評価だね


46名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 17:20:56.67ID:abPamAOc>>50

なんていうか幼稚な人だなあ
グライコなどを積極的に使って部屋との整合性とれって言ってたのも知らなそう


50名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 18:48:57.78ID:r56XDudy
>>46
>グライコなどを積極的に使って部屋との整合性とれって言ってたのも知らなそう


だから、そういう周波数特性とか物理特性だけみたらアキュフェーズやB&Wみたいなどうしようもないのが
トップに来てしまうんだ

いい音と物理特性がいい音とは全く違うからね

菅野さんがいい音だと思ってるのは分離が良くて周波数がフラットな音だろ
しかし、聴いていいと感じるのは手廻し蓄音機みたいな音の方なんだ

分離が良くて周波数がフラットな音 = ハイエンドの音

だから、金を掛ければ掛ける程、菅野さんの考えるいい音に近付くという事だな

51名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 18:54:47.41ID:r56XDudy>>53

ひとつだけ間違いないのは

ステレオサウンドが日本のオーディオ業界を滅茶苦茶にした


53名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 19:01:04.17ID:79nrPVCR
>>51
海外のオーディオ専門誌が
自前で色々と測定したり技術解説しているのに
ステサンは
ただのジジイどものポエムまみれの文芸カタログだからな

54名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 19:02:55.00ID:r56XDudy>>55

昔、ステレオサウンドを全部読んでた
菅野さんの本も2冊買って読んだ

今、考えると無知蒙昧なアホが書いたのが良くわかる

カントの本を読んでも居ないのにカントの言葉だとか言って引用してたり
菅野さんの教養はすべてメッキなんだよ


60名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 19:39:54.97ID:r56XDudy

昔、マランツ 7 + 8, マッキントッシュ C22+MC275 の復刻版が出た時、菅野さんが如何にもオリジナルそのまま
みたいな感じで最新のアンプとの違いを書いていたけど

実際はマランツもマッキントッシュも復刻版とオリジナルは音が全然違う

菅野さんの批評を読んだ人はオリジナルと同じだと思って買っただろうから、後でカンカンに怒った筈なんだ

61名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 20:21:09.15ID:jTb8Nv36

オリジナルなんかほとんど誰も知らないから
そんなことで怒りようもないと思うが
悪意のある想像力だけはほんとたくましいよな


63名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 20:44:47.92ID:r56XDudy

>オリジナルなんかほとんど誰も知らないから
そんなことで怒りようもないと思うが


菅野さんは マランツ7c を持って居たから、復刻版と全然違う音だと気付いた筈だ

本来、復刻版のレビューを書くなら、オリジナルからどう変わったかを書くのが義務なんだけど、
菅野さんはみんなが知りたい一番肝心な事は何も書かないで、マランツは現代のアンプを先取りしていたとか
どうでもいい見当外れの事だけ書いていた。

こういうのは評論家失格だろ

65名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 20:57:18.49ID:r56XDudy

QUAD ESL63 が出た時の座談会で、菅野さんはベタ褒めで、前のESL57 は大音量が出せなくて、とても自宅に入れる気は起きなかったが
ESL63 なら買ってもいいと言っていた。

それを隣で聴いていた柳沢さんが呆れて、ESL57 のあのこの世のものとも思えない音が
ESL63 から完全に消えてしまった、と反対意見を言っていた。

現代の評価も柳沢さんと全く同じで、菅野さんの様な判断はごく少数意見だ。

菅野さんは、大音量が出せるとか、低音が出るとかいうレベルの、物理特性が良いかどうかでしか判断できない人なんだ。
騙されて菅野さんを信じたら無駄な散財をする事になる

67名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 21:07:38.72ID:r56XDudy>>80

チェロのオーディオ・スイーツとパフォーマンスが出た時、菅野さんは

これはゲイの人間が作った様な変態的な音ですね

と言って問題外という評価をしていた

菅野さんには音がわからないんだ


80名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 22:34:51.82ID:I8yjuzmF

ところでこのパァも一つだけいいコト言った

>>67
>チェロのオーディオ・スイーツとパフォーマンスが出た時、菅野さんは

これはゲイの人間が作った様な変態的な音ですね

そう、その通り、チェロの設計者はおカマちゃん
マークとはホモ友だったのかねえ?
音を聞いただけでおカマと分るとは、流石りゅう石流れ石、南流石は振付師の菅野さんだ

68名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 21:10:59.55ID:r56XDudy

競馬で

馬が競技中に骨折して死ぬと、二流馬なのに天下の名馬みたいな評価をする人が沢山出て来るからね

菅野さんも同じだよ


72ステレオサウンドはこういう詐欺師ばかりだったよ2018/10/18(木) 21:29:45.17ID:r56XDudy

1982年 当時大流行していた JBL 4343 (38cm・4way 60万円した) を使用していたが
これがまったく音が飛ばない
プロ用であると宣伝していたが 官僚の国会答弁と同じ「ウソ」であることが後に分かったのである
当時日本中の中〜上級者が瀬川冬樹という一人の評論家とステレオサウンドという雑誌社の「ウソ」に引っかかったのである
JBL4343 を購入した多くのマニアが騙されたのである
日本オーディオ史上初のマニア、販売店、多くの業界関係者、多くの大小メーカーを巻き込んだ大事件に発展していった
瀬川冬樹氏の急死と共に JBL4343 への熱病は急速にしぼんだ


73ステレオサウンドはこういう詐欺師ばかりだったよ2018/10/18(木) 21:30:15.37ID:r56XDudy

AccuphaseのM100 500W×2 で鳴らしていたが これまた、まったく音が飛ばないアンプであった
この飛ばない柔なアンプが100万円したのである

この時「音が飛ばない」スピーカーとアンプがあることが分かった
60万円のスピーカーも100万円のアンプもまったく飛ばなかったのである
飛ばない同士の組み合わせは最悪であった
あゝ160万円の授業料である
この当時のコンポーネントとしては最高級の組み合わせであったが、バカなことをしていたものである

では一体「飛ばない音」とはどんな音なのか
それは、スピーカーのまわりに音がまとわりつき 、聴き手に音が矢のように飛んでこない
そして、たいてい低音が引きずるように重く、特にドスン ドスンというような質のよくない低音は
気分が悪くなり 聴くに耐えない。JBL4343 がこのような低音であった
こんな低音ならないほうがましだ
いくらボリュームを上げても飛ばない音は絶対に飛ぶことはない
ボリュウームの問題ではないからだ

例え小さな部屋で小音量で聴く場合であっても この「飛ぶ音」はがぜん威力を発揮する
優れた 「音が飛ぶ」スピーカーは音量を絞っても「つまらない音」とはならない
なぜなら、音楽の旨味成分である微細なニュアンスや倍音等の微弱信号も楽々再生できるからである
単なる大音量なら大抵のスピーカーは鳴る
ところが、微弱信号はどんなスピーカーでも再生できる訳ではない。ここが一番重要なところである
出来のよくないスピーカーほど
微弱信号の再生が不可能となるため「つまらない おおざっぱな音」となり
大事なニュアンスが伝わらなく音楽にならないため面白くも何ともない
『スピーカーの優劣を判定するには音量を絞って微弱信号の再生ができるかどうかを聴くとすぐ分かる』

一度「飛ぶ音」を経験すると飛ばない音はもう聴く気がしないであろう
それにしても、JBL4343 も Accuphase も高価なだけに あゝ本当に「罪深い」と思う


75ステレオサウンドはこういう詐欺師ばかりだったよ2018/10/18(木) 21:35:05.56ID:r56XDudy>>77

昔使用していた 38cm・4wayの JBL4343 はわずか10年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった

今となっては ただの箱であり下駄箱にもならない

これは本当にスピーカーであったのであろうかと思う

プロ用と称していたこのスピーカーは評論家の瀬川冬樹氏がステレオ・サウンド誌で
べた褒めしたため一世を風靡したものである

この JBL4343 はほとんどの大小メーカー及びほぼ100%の全国の販売店に採用され、考えられないほど多くのマニアが購入した
オーディオ界始まって以来の極めて異常な現象が全国で起きたのである
エッジがボロボロに朽ち果てるものでこの評論家と雑誌社は大儲けしたという話は有名だ。
ところが、瀬川冬樹氏はある問題で資産のすべてを失い、ガンでアッという間に旅立ってしまった
46歳という若さであった

48名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 18:40:34.45ID:r56XDudy

オーディオ評論家って・・・? 2018/10/11


今日も晩酌後のひと時。なんとなく昔を思い出していた。

そう言えば、4343って無茶売れたよね。
エーーーーー(ポリポリ)、僕は薦めた事の無いスピーカーです(キッパリ)。

当時付き合っていた山水の営業部長。僕の社長に『ピンキー店長、JBLが嫌いな様で・・・』
なんて直訴をされてしまいましたから・・(大汗)。

当時売られていたスピーカー。JBLよりもタンノイの方が遥かに優れていた。
でもね、雑誌のいい加減な評価で4343を求めて来るお客様・・・・・。

で、実際に鳴き比べる。自分の気持ちに正直な方はタンノイに軍配を・・・(大笑)。

基本、雑誌で覚えた(勉強した)知識は丸ッ切り無駄です。
自分の耳を信じましょう。
だって、自分が楽しみたいオーディオでしょ。


あ、序でに・・・。
ネットでの知識も無駄です。
頼りに成るのは自分の経験値。それだけです。

極論を言っちゃいますと、雑紙やネットでの知識は余計な(間違った)情報が多過ぎます。
自分の耳を信じてコツコツと、が一番の近道です。

そんな意味で、雑誌を利用して売名行為をしている人は軽蔑します。
http://hayashilab.blog.shinobi.jp/Entry/2233/


77名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 22:27:21.35ID:I8yjuzmF
>>75
ど〜でもいいがウレタンエッジはボロボロになるのはたりめー
おまいは車のタイヤが5万キロで丸坊主と言ってディスるのか?
タイヤは減るもの、減ったら替えるものだ
このタワケwww
ウレタンエッジも張り替えりゃいいんだ
では何故JBLはウレタンエッジにしたのかというと、その方が微小信号のリニアリティがいいから
ウーハーのストロークも取れるしな


82名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 05:44:37.00ID:+hA9mzIz

>>77
>では何故JBLはウレタンエッジにしたのかというと、その方が微小信号のリニアリティがいいから
>ウーハーのストロークも取れるしな

ウレタンエッジには? 2017年03月18日

コーン型SPのウレタンエッジには?です。10年ほど経てば「加水分解」してしまう様な
スピーカーエッジが何故40年以上続いているのか?
「軽いエッジで反応性が良い」と云うのが歌い文句らしいが、個人的にはそうは思わない。
40年以上前のコーン型のSPユニットはフィクスドエッジやギャザードエッジが使われていた。
例えばJBL#4311やL-100センチュリー等には「ギャザードエッジ」が使われていて、
今でも販売当時ののエッジが使えている。非常に耐久性が高いと思う。

何故メーカーは耐久性の高いエッジを使わず、10年で加水分解する様なエッジを使っているか?
GAUSSと云うメーカーが有った。そこのメーカーは「ギャザードエッジ」を採用していた。
今でも当時のユニットをノーメンテで友人が使っている。「壊れない」と云う事が購買意欲を削ぐ?・・・
売り上げが低迷する?会社そのものが成り立たなくなって来る? と云う風に、
SPメーカーでは「買い替え需要」が無くては存続できないと云う事ではないだろうか?
複雑な心境です。メーカーには生き残ってほしいし、長持ちもして欲しい。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/d8ac60c6e0648074af8fb804f2d39db7

83名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 05:46:58.80ID:+hA9mzIz


JBLがウレタンエッジを採用し始めたのは1970年代からではなかったか、と思います。
良くも悪くもウレタンです。クラシックも聴けるようになった代わり、
あの弾むようなべースの音は影を潜めてしまいました、
と同時にJBL独特のジャズっぽさも消えて音が没個性化されたような気がします。

昔のランサー101に代表される不織布のエッジに変わってウレタンが採用されるようになって
クラシックも聴けるようになりました。

しかしこのウレタンは弱点もあります。10年近く経つとウレタンがボロボロに崩れてしまうことです。

JBLの音、と言えばL−101に代表される太く、逞しく、迫力満点の音、
そしてD−130の軽やかで、弾むようなリズミカルな音といずれもジャズに特化したような音が一番印象的です

スピーカーにも得意不得意があってよく、万能というのは反面独特の個性を失っているのかもしれません!            
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jacke842nov/html/jbl/koment.html

84名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 05:49:56.79ID:+hA9mzIz

個人的にはスピーカーは1960年代初期のフラッグシップモデルで、家庭用のSPは完成の域に達したと思っている。
その頃のフラッグシップSPにはどんなものが有るかと云うと、

JBL:ハーツフィールド・パラゴン・オリンパス・ソブリン他 ALTEC:A5・A7・612(604E)他 
タンノイ:オートグラフ他 ボザーク:B-410ムーリッシュ他 バイタボックス:CN191コーナーホーン 
EV(エレクトロボイス):パトリシアン他 マッキントッシュ等々・・・

今でもマニア懸垂の大型SPの名器たちである。中には「高級家具」を思わせるモノも有る。

1960年頃と云うと今から60年前の商品である。それらを現在も使い続けていらっしゃる方もいる。
その頃のフラッグシップモデルのSP達は、使い続けてさえ有れば「壊れない」モノが少なくない。

現在の様に「ウレタンエッジ」は使っていない。

SPシステムの理想はその頃のSPに有る様に思う。片や最近のSPはプラスチック製のトールボーイ型のシステムが多い。
金額はバカ高くても20p口径のユニットが使って有り、SPと云うより「調度品」と云った風情のモノが多い様に思う。
時代の流れの中でスタイルも変わり、性能も変わってきたように思う。
しかし、フラッグシップモデルのSPについては「退化」したと言わざるを得ないと自分は考える。


76名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/18(木) 21:38:26.57ID:r56XDudy

瀬川冬樹さんも菅野沖彦さんも死んでしまえば美化されて、悪い話は誰も書かなくなるからね

両名とも日本のオーディオ界を滅茶苦茶にした事実は忘れられてしまうんだ


85名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 05:54:26.98ID:+hA9mzIz

1960年代初期のフラッグシップSP達はそれぞれに強烈な音の特徴を持っていた。
それは部屋も選ぶし、使い手のスキルも要求するものであったと思う。
それらのSPは一度聴くと記憶に鮮明に残る印象が有る。
例えばボザークのB410ムーリッシュは部屋を突き抜けて奥に立体的に広がる音の広がり方と、
精緻な構築物を思わせる音の「建築物」を感じる。クラシックのオーケストラなど「演奏会」で聴いている様な感覚になる。

JBLハーツフィールドもオールドJBLの良いとこ取りをした様な爽快なサウンドを出してくれる。
タンノイ:オートグラフもオーケストラの弦楽器奏者が増えた様に奏でてくれる。
各SP共に「ある分野」をターゲットに開発されている様なので、
その分野の音楽とマッチすればそのままで素晴らしい「音楽」を聴く事が出来る。

ただ良い事ばかりでもない。「万能型」ではない。
どんなソースもSPの主張するサウンドで出してくる。聴く側がそのSPに寄り添う様な聴き方を求めて来る処が有る。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a36c7cd15b7ce4fe4f96d2db9647af18

本来は JBLで稼いだ居る瀬川冬樹さんと菅野沖彦さんがウレタンエッジの欠点を世に知らしめないといけないのに
逆の事をやって金儲けしていた。

自称専門家のオーディオ評論家がこういう事をやっていたから日本人のオーディオ熱が冷めてしまったんだ。

86名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 06:19:11.83ID:+hA9mzIz

JBL DD55000 EVEREST という不評ですぐに消えたハイエンドのダメスピーカーが出た時も

菅野さんは大絶賛して

その彫琢は深く鋭い
地獄の底を見た様な恐ろしさ

と書いたから、何もわからないアホの買いが殺到し、後で困って持て余す事になった

菅野さんの罪は重いよ

87名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 07:57:25.70ID:+hA9mzIz

菅野さんは最初、ワーフデールのユニットを組んでいたから、

JBLやマッキンよりワーフデールやグッドマンやローサーの方が遥かにいい音だと知ってるんだけど

金にならないからワーフデールやグッドマンやローサーは完全無視だったね

88名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 07:59:56.26ID:+hA9mzIz

ジャズなら JBL より パルメコの方がはるかにいいというのが定説だったんだけど

そういうのは絶対に言わないのが菅野さんの狡さだな


106名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 17:30:19.46ID:+hA9mzIz>>107>>110

4343 より LE8T の方が音がいいと誰かが教えてやれば良かったのにね

菅野さんは自分が損する事は絶対に教えないというのが何かな-


107名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/19(金) 23:47:59.02ID:8r2vhLSD
>>106
フルレンジにはフルレンジの良さがあるんだが、ローもハイも伸びは無い
フルレンジでは聞こえない音が聞こえる、良く出来たマルチウェイのスピーカーを聞いたコトがないんだねえ
残念な人生を送ってしまいましたね


108名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 05:05:22.69ID:gr0a9tzo
>>107
マンションで低音出したら刃傷沙汰になるだろ
高音は40万の法則で、低音が出ないのに高音だけ出ると変な音になる

ベイシーの菅原さんも、もうマルチは止めてフルレンジにしたいと言っているよ

109名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 05:10:01.31ID:gr0a9tzo

因みに、プロの演奏家は安物のオーディオしか持って居ない
音楽がわかる人は 38cm ウーファーなんか絶対に使わないんだ

110名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 07:10:06.17ID:o1EdIGBZ
>>106
聴く音楽による
フルオケはLE8Tはムリだが
ジャズ(ビッグバンド除く)やボーカル(アニソンは除く)
は最高


116名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 10:07:53.35ID:0hWXsL+V

55000エベは広いとこで聴いたことあるけど悪くはなかった
JBLの大型モデルってのは日本の広さに換算すると24畳以上で本領発揮するような設計なんだと中の人も言ってる
日本の住宅事情ではほとんど不可能な広さ
古民家の8畳3間ぶち抜きとかでないと無理だろう

117名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 11:23:30.61ID:PHz7XHEt>>122

エベレストは55000も66000も相当広い部屋でないと真価を発揮しないわなあ
ウサギ小屋ならLE-8T
しかし聞いていると不満が出てきてツイーター追加
今度は低音が日光の手前でそれならとウーハー追加
だったら初めから4311でええやんと
でもJBLならやっぱホーンだよねえ、それも本格的なコンプレッションドライバーの
といつのまにやら大型に
そしてある日、ふと思い立ってSP-LE8Tを引っ張り出して聞いてみると・・・

振り出しに戻る


118名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 11:34:14.40ID:0hWXsL+V

俺は自宅は4311を自作真空管アンプ、職場はD130 LE175 075の自作真空管マルチ

音は自宅の勝ち…


122名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 13:13:35.62ID:9NyIpDNl
>>117
それ、ありそうなパターンだなぁ
最初は小さなシステムでこじんまりとしたバランスは良いけど超低音とか出ないし、といつかはと思いながら3way、4wayとユニットを増やして高音の伸びがとか低音がとか
やがて若い頃に聞いてたLE8Tを聴いてバランス良いじゃんと元に戻る

123名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 13:51:00.84ID:gr0a9tzo

パラゴンなら四畳半でも聴けるんだよ
元々センター用スピーカーだから

124名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/20(土) 14:06:48.10ID:0hWXsL+V

YさんもAさんも部屋は狭いけどパラゴン使ってるね
パラゴンは湾曲板に額を押し付けて聴くのが通らしいよ

四畳半でも下駄を履かせればパラゴンの下で寝れるし
パラゴンの上はラックになるし音道の中は猫の良い遊び場になるし
パラゴンこそ日本向きのスピーカーかもしれない
下手なオーディオよりも場所をとらない
岩崎千明さんなんかはレコードプレーヤーもパラゴンの上だった


237名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 16:59:48.72ID:G8fPOm2o>>238>>256

菅野さんに限らず、日本のオーディオ評論家はレベル低過ぎなんだな

だからメーカーのエージェントやって広報活動で稼ぐしかないんだ


240名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 17:36:06.86ID:G8fPOm2o>>250

「レコード演奏家」とか演奏家訪問は情けない企画だったね

プロなら装置を見て、どこをどう直せばいいか指摘して、実際に自分で改善してみせなければ
無能だという事だ

スピーカーの配置、スピーカーケーブルの長さの調整等、すぐにできる事は沢山ある
スピーカーをもっと小型のに変えた方がいいとか、適切なアドヴァイスもしないといけない

しかし、菅野さんはその程度の指導も何一つできず、後から

日本のオーディオマニアの99%は機器を上手く使いこなせていなかった

とかいう無責任で偉そうな暴言を吐いただけだった

260名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 04:49:18.03ID:BHVq5wrX

菅野さんも金かけてマニア訪問してるんだから

少なくとも、視聴位置での周波数特性くらいはデータを取って、改善してやらなければ
金かけて行った意味が無いんだよ

スピーカーの配置でもGRFのある部屋みたいに平行法で壁からの距離やスピーカー間隔を mm 単位で調整したり、
プロケーブル社みたいにスピーカーケーブルの長さを焦点が合う様に調整するだけで
音は激変する

インターコネクトケーブルをプロ用のベルデンやノイマンに変えるだけで音は改善する

菅野さんも一応自称プロなんだから、せめてそれ位はやって欲しかった


261名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 05:29:59.58ID:BHVq5wrX>>262

電気工学も音響学も何一つ知らないド素人でも巨星になれた成金オーディオ時代は終わった


巨星墜つ

https://pansaku.exblog.jp/27598210/


ついに菅野沖彦氏が世を去った。
あの時代は終わり、新しいオーディオが始まるのか。
あの時代を通り過ぎた日本のオーディオファイルにとって、菅野氏は現代に生き残っていた
最後のオーディオのカリスマであった。
彼とその仲間たち、ファンたち、そして自分では彼のアンチを自認していながら、知らず知らずのうちに影響下にあった者たちが日本という国の中に作り出した雰囲気は、長い間、日本のオーディオのメインストリームであった。
かの人の他界、すなわち日本の古いハイエンドオーディオの象徴の退場とともに
日本のオーディオシーンの変化は決定的となるに違いない。
心せよ。
新しい時代の波が日本のハイエンドオーディオに
これから本格的に押し寄せるであろうから。
強い製品が生き残るのではなく、
変化に対応した製品が生き残る。
世界は絶えず変わってゆくが、人が実際にそれを痛感するのは
なんらかの大きな出来事、節目の事を目の当たりにしたときだけなのだ。

巨星、ついに墜つ。

(TeamLab ボーダレスの展示を見た帰りのタクシーの中で、この知らせを聞く。感慨に耐えず、橋を渡るクラウンの座席に埋もれ、暗い東京湾を眺めつつ、一文をしたためた次第。)

263名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 05:55:38.57ID:BHVq5wrX

1970年以降の菅野さんがカリスマであった成金オーディオ時代では

1950年代のワーフェデール、グッドマン、ローサー、QUAD に匹敵するスピーカ-は遂に一つも出なかった

戦前のウェスタン・エレクトリック、ローサー、リークに匹敵するアンプも遂に一つも出なかった

要するに何一つ進歩がなかった、買う価値ゼロなのに金かかるだけのアホ・オーディオの時代

菅野さんや瀬川さんがやっていたのは

アホ・オーディオ・メーカーのエージェントとして、何も知らない小金持ちマニアを騙して
買う価値の無いダメ・スピーカー、ダメ・アンプを買わせる事

その内、みんな菅野さんや瀬川さんの流す悪質な嘘に気付いて、アホらしくなって、オーディオ離れが進んだ
オーディオ・メーカは次々に倒産、そして誰も居なくなった


241名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 18:48:29.32ID:RMhDDbKo

オーディオ評論家は、少なくとも
電気工学とか、今ではデジタルとはどういうものなのか
最低限、理解する人であって欲しい

自分がどう聴こえた感じた
なんて誰も客観的に共有しようがない
ポエムなんて何の意味も無い


242名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 18:50:46.49ID:RMhDDbKo>>246>>259

という意味では
菅野さんは江川さんと同じく
オーディオを体験至上主義、精神論に堕したということで
罪深いと思う

230名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/22(月) 16:06:23.03ID:BfJp+QW+

実は今の時代、20万円もあれば
好きな音楽を良い音で聴きたいという目的を
十分以上に満たせる
結構なシステムが組めるんだよね

でもそれをなぜか許せない、認めたくない
っていう人がピュアオーディオには多い

菅野さんの逝去をもってもうこういった
偏狭な考えは棄てるべき

267名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 08:48:02.01ID:zZSZbfGb

危地害は飽きもせずに同じコトを繰り返し言うなあ
そして底辺は自分が買えないハイエンドを取り上げる雑誌や評論家をボロクソに言うねえw
まあ底辺がホントーに憎んでるのは、ハイエンドに手の届かない情けない自分自身なんだろうねえ( ̄▽ ̄)ウンウン
しかし力の限り手を伸ばせば、ハイエンドにも手が届くんだ
例えば毎月五千円をオーディオの為に積み立てるとかな
オレはこの方法で40年がかりでマジコもマクレビも手に入れマシタ( ̄▽ ̄)
しかし、それが出来ない
そう、それが底辺というものよのうwww(゚∀゚)アヒャ!

26. 中川隆[-13373] koaQ7Jey 2018年10月23日 10:14:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

264名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 06:29:42.34ID:CtZWZe7k

これを機に
ステレオサウンド廃刊
音元倒産で
業界大掃除で良いと思う
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1539638621/

27. 中川隆[-13372] koaQ7Jey 2018年10月23日 11:45:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

273名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 11:31:47.52ID:BHVq5wrX

株式評論家でもそうだけど

自分で株式売買して稼げるんなら評論家なんかやらない

オーディオ評論家も同様に無知蒙昧なアホしかやらない

274名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 11:36:45.72ID:BHVq5wrX

長島達夫さんが匿名で設計した SME のアンプは自分では マランツ7Cを超えると自画自賛していたけど
ダメアンプの烙印を押されて消えていった

オーディオ評論家の能力はこの程度だよ

275名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 11:39:50.66ID:BHVq5wrX

上杉佳郎さんも酷いアンプ沢山作って、ステサンでみんなに宣伝して貰って名前だけは売れたけど
既にダメアンプという評価が確立している:

マッキントッシュのボロいパワーアンプや、上杉のボロいプリアンプこそが、アルテックを鳴らせない原因であった!

この度は、t.amps.S-75mk2、アレン&ヒースのxone:62、重鉄タップ、ベルデンのspコード購入させていただきました三重の○です。


まずt.amp、S-75mk2を注文し、届いてすぐ聴いた所、クセのないフラットな音にビックリ。思わずイナバウアーしてしまいました。

A7からこんな音が出る今までの音はなんやったんやろ。

もうオーバーホールなんかしてる場合と違うと思い、今まで使っていた上杉のプリアンプ、マッキントッシュパワーを買取に出した金額の半値で xone62 を購入しました。

上杉のプリでは、まったく分からななかった奥行き感、ピアノのタッチ感、そしてヴォーカル盤を聴くと目の前で歌っているようです。
http://www.procable.jp/setting/pa_speaker.html

276名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 11:40:43.31ID:BHVq5wrX

上杉佳郎さんも酷いアンプ沢山作って、ステサンでみんなに宣伝して貰って名前だけは売れたけど
既にダメアンプという評価が確立している _ 2:

新藤ラボラトリー 300Bsingle が製作された当初は電源部への物量の贅沢さが半端では無く、

スピーカーターミナルは米クルカ製、配線材や電源コードは米ベルデンで、

何処かの評論家の名前だけ有名な真空管アンプのように針金だけのご粗末配線では無く、人間の血管のように、適材適所の太さのより線や単線を用いて、米シカゴ・キースター製のハンダで製作されております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p635868031


▲△▽▼


もう故人となられた某管球アンプメーカーのアンプの内部配線を自分なりに考えて見ると、材料(ケーブル・半田材等)については全くのど素人だと感じました。

「何も疑問を持たない電気技術者」を地で行っている様に感じた。

具体的に、アンプ内部の「グランドライン」は綺麗に見せる為に、むき出しの単線を多用されている。

しかし、材料や方法の分野ではほとんどど素人状態である。

何も実験をしなかったのか?疑問に思わなかったのか?・・・技術者の基本が出来ていないと感じる。

そんな方の作ったアンプが雑誌でもてはやされ、高額な値段で取引されている。

名も無い方の非常に考えて作られたアンプの方がよっぽどましだと「管球アンプ」を触っていた時に思った。

一つの機械を作る時は、4M(マン・マシン・メソード・マテリアル)で考えるのが鉄則である。その鉄則を守らない技術者がいくら見かけの良いモノを作っても「本質」は良く成らない。

オーディオの本質は「音質」である。「音質」に目標グレードを置いて開発しなければ無意味な機器を生産する事になる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8daa45309d2187061973c9c764ceb058

277名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 11:43:49.68ID:BHVq5wrX

菅野さんはステサンの執筆者に

上杉佳郎さんとか長島達夫さんみたいな無知蒙昧で無能だけど
メーカーのエージェントを喜んでやってくれる人間ばかりを選んだんだ

28. 中川隆[-13371] koaQ7Jey 2018年10月23日 12:05:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

278名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 11:53:17.07ID:BHVq5wrX

菅野沖彦さんみたいな無能な人間のまわりには、無能な人間ばかりが集まるんだ

才能ある人間と一緒に議論したり書いたりしたら、自分のアホぶりが みんなにわかってしまうからね。

279名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 12:04:14.19ID:BHVq5wrX

長島達夫さんはグッドマン Axiom 80 の復刻版が出た時、極めて 出来がいいと絶賛して
それを読んだ人は みんな買ったんだけど

オリジナルの Axiom 80を使っている人は全員、オリジナルと復刻版で同じなのは外見だけで音が全然違う

Axiom80 復刻版は詐欺商品だと非難した

菅野さん同様、長島達夫さんも悪質な嘘吐きで、信用した人はみんな えらい目に遭っている

29. 中川隆[-13367] koaQ7Jey 2018年10月23日 14:09:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

283名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 12:27:44.90ID:BHVq5wrX

日本のオーディオ関係者は菅野さんが高額なだけでどうしようもないダメアンプやダメスピーカーを推薦してくれたお蔭で食べて来れたからね

それでオーディオ関係者はみんな菅野さんの悪事を隠したがるんだ

284名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 13:53:13.36ID:FiNTDc4X

ID:BHVq5wrX

285名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/23(火) 13:53:42.72ID:FiNTDc4X

ID:BHVq5wrX 頼むから書き込みやめてくれ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1539638621/l50

30. 中川隆[-13366] koaQ7Jey 2018年10月23日 14:20:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年04月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0c186ce30301a4edc1cab900c1fb40ab


去る15日(日)、「2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア」(会場:福岡市、「マックス・オーデイオ」主催)に行ってきた。     
   

JBLの「エベレスト」(648万円)だが、妙に低音域が膨らんでいて嫌な音だった。2本のウーファーのうち1本はサブウーファーの役割とのことだが、「コルトレーン&ハートマン」(レコード)では音像(歌手の口元)がやたらに大きくなってとても聴けたものではなかった。

同行の仲間曰く「カートリッジの選択ミスですね。昔のレコードをこんなところで鳴らすものではありません。」

「成る程、スピーカー側の一方的な責任ではないかもしれませんがそれにしてもねえ。こんなスピーカーならただでくれるといっても願い下げですよ。」(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0c186ce30301a4edc1cab900c1fb40ab


Project EVEREST DD67000 フロア型スピーカー JBL by HARMAN
標準価格 ¥3,000,000(税抜)/1本

時代を超えてフラッグシップとしてあり続けるために、DD66000 の登場以降に開発された最新の技術やマテリアルを投入し、数々の改良を施した『アップグレード・モデル』です。

創立60周年の年に登場したJBLの誇るフラッグシップモデル、Project EVEREST DD66000 をベースに、さらに最新の技術と最高のマテリアルを投入。新開発15インチ径ウーファー2機と4インチ径コンプレッション・ドライバー、優美なラウンドキャビネットなどの構成要素を共有しながら新たな再生芸術の世界へと昇華させた、新世代フラッグシップの誕生です。


形式 2×380mm径3ウェイ・フロアスタンディング・スピーカー

使用ユニット
LF380mm径ファイバーコンポジットコーン・ウーファー 1501AL-2 ×2
HF100mm径ベリリウム・コンプレッション・ドライバー 476Be
UHF25mm径ベリリウム・コンプレッション・ドライバー 045Be-1


インピーダンス 8Ω

許容入力 500W(RMS)

出力音圧レベル 96dB(2.83V/1m)

周波数特性 29Hz 〜 60kHz(-6dB)

クロスオーバー周波数
LLF 150 Hz
LF/HF 850Hz
UHF 20kHz

寸法(W×H×D)
全幅:965mm
全高:1,109(足含む/スパイク含まず)mm
奥行き:469mm

重量 137.0kg(グリル含まず)/142kg(グリル装着時)

カラー ローズウッド
http://jbl.harman-japan.co.jp/product.php?id=dd67000

DD67000 はマイナーチェンジだが DD66000 がボケた音に感じる程劇的進化。

音数が大幅に増えており研ぎ澄まされた感覚が向上、
ハーマンの試聴室で聴き比べて買い替えたアホが大勢います。

___


量産品に関しては、
ファーストロッドが物としては一番立派に造られていて
ロットが降るほど「予告なき改良」と言う名のコストダウンと手抜きが重ねられて行くのは周知の事実です

なのに、最新製品や後継機種に買い換える人が居るのは全く有り難いことです
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-516.html

31. 中川隆[-13365] koaQ7Jey 2018年10月23日 14:22:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年04月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0c186ce30301a4edc1cab900c1fb40ab


去る15日(日)、「2018九州ハイエンド・オーディオ・フェア」(会場:福岡市、「マックス・オーデイオ」主催)に行ってきた。         

タンノイさんの「カンタベリー」(356万円)だが、これも感心できなかった。やたらに高音域がうるさく何だか金属的な響きがするし、低音域の沈み込みも明らかに足りない。

昔のタンノイは良くも悪くも「いぶし銀のような音」に特徴があったのだが、まさに隔世の感がある。

クラシック再生に限らずジャズの再生も併せて狙ったような音だったがどうも周波数レンジを広げ過ぎて音の密度を薄くしたような印象で、このスピーカーもただでくれるといっても要らない。

   

モニターオーディオ(イギリス)の「PLー300U」(160万円)だが、これが一番気に入った。日本のイギリス大使館に収めてあるそうだが、とてもバランスが良く品のいい音で感心した。

低音域の沈み込み、独特のツィーターによる高音域の自然な佇まいなど非の打ちどころがなく、これは欲しいなあ、一瞬、我が家のウェストミンスターを叩き売ろうかと思ったほど(笑)。


▲△▽▼


TANNOY - Canterbury-GR
http://www.esoteric.jp/products/tannoy/canterburygr/index.html


希望小売価格 1,650,000円/台(税抜) 2015年5月1日より
[受注生産]
2013年10月中旬発売


音楽芸術を司る神ミューズは、美の女神でもありました。妙なる調べと豊潤な響き、そして職人技を尽くした美術工芸の輝き。その音楽と美は、カンタベリーの中に分かち難く結晶しています。

クルトミューラー社製ハードエッジ・ウーハーを搭載した15インチ口径デュアルコンセントリック・ドライバー。

その圧倒的な音響を引き出すのが、容積235リットルの堂々たるエンクロージャーです。

そして従来のアルニコの3倍の磁気エネルギーを放つアルニコマグネットALCOMAX-Vが、雄大な音像に鮮烈な実在感を与えます。

4年の歳月を掛けたキングダムロイヤルの開発成果を取り入れ、現代に復権したモニターゴールド=ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック。伝説的な15インチドライバーの類稀なる音楽表現力を、余すところなくバスレフエンクロージャーに収めたカンタベリーは、あらゆる環境で音楽の美を堪能することができます。

美しい調度品を思わせる天然ウォルナット無垢材の佇まいの中に、さりげなく隠された究極のテクノロジーとマテリアル。極上の音楽美を求めるリスナー諸氏の尽きぬ想いが、カンタベリーに結実しました。


推奨アンプ出力 20〜300W

連続許容入力(RMS) 150W
最大許容入力(瞬間) 600W

能率(2.83V/1m) 96dB

インピーダンス 8Ω

周波数特性(-6dB) 28Hz〜27kHz


デュアルコンセントリックドライバー

LF(ウーハー) 380mm(15インチ)
マルチファイバーペーパーコーン、ツインロールハードエッジ、52mm(2インチ)ラウンドワイヤーボイスコイル

HF(ツイーター) 52mm(2インチ)
アルミマグネシウム合金ドーム、ラウンドボイスコイル


クロスオーバー周波数 1.1kHz

キャビネット エンクロージャータイプ バスレフ(VDPS:Variable Distributed Port System)

容積 235ℓ
本体寸法(W×H×D)サランネット含む 680mmx1100mmx480mm
質量/台 63kg

32. 中川隆[-13364] koaQ7Jey 2018年10月23日 14:34:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

「音楽&オーディオ」の小部屋
オーディオ意欲が減退する SP ユニット 2018年09月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9c795a8b4ace56ec3221fc45bceb3fd9


口径30センチのSPユニット「トライアクショム」(グッドマン)が我が家にやってきたのは忘れもしない8月31日のことだった。

         

それから2週間、このユニットとじっくり向き合ってきたがおよそ欠点らしい欠点が見当たらないのに驚いている。いや、けっして自慢するつもりはありません。ありのままの感想です(笑)。

オーディオ機器の中でもスピーカーやアンプなどは「あちら立てれば、こちら立たず」みたいなところがあって、長所と引き換えに短所には片目をつぶるのが「我が家における常識」だった。他家でどうかはいざ知らず・・。

とりわけ「音像定位」と「周波数レンジ」はなかなか両立せず、たとえばフルレンジは音像定位にとって理想的だが周波数レンジではどうしても劣るし、2ウェイとか3ウェイシステムは周波数レンジは確保しやすいが音像定位の面でどうしても劣る。

どちらを優先するかはそれぞれの好み次第だが、このトライアクショムは「同軸3ウェイ」だけあって「音像定位」と「周波数レンジ」が両立している。もちろん口径30センチのユニットだから重低音を期待するのは無い物ねだりというもの。

生演奏とは違って電気回路を使ったオーディオ機器に100点満点を期待するのは愚かなことだと、ずっと割り切ってきたつもりだがその常識がまさに覆されんとしている(笑)。

ただし、一方では困ったことが起きている。

これまで我が家では「一つのエンクロージャーで3つのSPユニット」を入れ替えながら楽しんできた。

          

左からJBL「D123」、グッドマン「AXIOM150 マークU」、ワーフェデール「赤帯付きマグネット」だが、それぞれに捨てがたい味があって日替わりメニューのように重宝してきた。

今回、これに4番目のユニットとして「トライアクショム」が加わったわけだが、この出現で他の3つのユニットの出番がまったく無くなってしまったのである。

まあ、気分転換という面では存在価値があるかもしれないが「いい音」の基準とされるあらゆるポイントで凌駕しているのだからどうしようもない。

ちなみに、そもそも「いい音って何?」という方に、とあるオーディオメーカーの主張を載せておこう。異論がある方もいると思うがどうか「ワンオブゼム」として受け止めていただきたい。

「原音に近づく正しい音とは」

1 ボリュームを上げてもうるさくない音で会話が楽にできる。

2 音は前には出ない。後方に広がり自然に消える。

3 音像は左右後方に定位し、左右フラットに定位しない。

4 小さな音でも明瞭度が下がらない。

5 スピーカーの近くでも離れても後方でも音質、音圧の変化をあまり感じない(音は空気の波紋である)

6 音は思っている程、迫力、パワー感のあるものではない。

7 試聴上、歪(物理特性ではない)が小さくなると音像が下がり、音階、楽器の音色が正しくなる。

8 長時間聴いても疲れない。連室でも音が邪魔にならない。

以上のとおり。

しかし、欠点が見当たらないユニットも考えもので、オーディオ意欲が減退して張り合いを失うのも事実である。

これははたして贅沢な悩みなのだろうか(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9c795a8b4ace56ec3221fc45bceb3fd9


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ゲットした「究極のSPユニット(口径30センチ)」2018年09月06日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/efa3150409eedb9f02cffb5bc0137fef

先日のブログ「一つのエンクロージャーで3つのSPユニット(口径30センチ)を愉しむ」シリーズを連載したことを覚えておられるだろうか。

グッドマンの「棺桶型エンクロージャー」を改造し、3つのユニットをそれぞれ簡単に入れ替えが利くようにしたもので、その再掲画像がこれ。

     

左から「JBLのD123」、「グッドマンのAXIOM150マークU」、そして「ワーフェデールの赤帯マグネット付き」だが、出てくる音質にそれぞれ捨てがたい味があって日替わりメニューのように入れ替えて楽しんでいたが、いよいよ新たな決定版の登場でそれにも終止符を打つ時がやってきたようだ。

長年探し求めていた幻の「TRI AXIOM 」(以下「トライ・アクショム」)(グッドマン)がオークションに出品されたのだ!

             

解説文を見てみよう。

「Goodmans Tri Axiom Model T88 12インチ( 30センチ同軸 3way ) 16オーム アルニコマグネットです。

TRI AXIOM としては初期のもののようでおそらく1960年代後半頃と思われますが定かではありません。

これ以降のものはたまに見るんですがこれと同じものをほとんど見たことがなく十数年前に入手し使っていました。

エッジに補修跡があります、動作には特に問題ありませんが、あまりに細かいところはご容赦ください。しばらく使ってなかったのでツィーター用のアッテネーターはガリありですが回していれば取れてくると思います。」

以上のとおりだが、通常の口径30センチのユニットではせいぜいダブルコーン方式(2ウェイ)までだが、「トライアクショム」は同軸3ウェイとしてツィーターまで付いているのがミソである。

あの中高音域の艶やかさに定評のあるグッドマンだからさぞや素晴らしい音質だろうとはおよそ想像がつく。また、実際に所有しているオーディオ仲間からも「べた褒め」で、耳にタコができるほどその凄さを聞かされてきた。

やはり執念というものは恐ろしい、とうとう「トライアクショム」を見つけ出したのだから〜(笑)。

こういう希少な逸品ともなると、お値段を問う気にもならず「即決」(もちろん常識の範囲内だが)で落札した。さっそく自宅に届いたユニットを並べてパチリ。

           

輸送中の事故も無く致命的なダメージもないようだ。マグネットの形状が明らかに「アルニコ」タイプなのでひと安心。これが「フェライト」タイプになると平べったい形状になる。

そもそも「アルニコ」と「フェライト」とで音質にどのような違いがあるかは有識者の間でも論争があるところだが、我が経験ではこれまで「フェライト」タイプで気に入った音が出た試しがない。

早くバッフルに取り付けて音出しをしたいのでさっそく工作に取り掛かった。こういうこともあろうかと余分なバッフルを2ペアほど準備していたが、本体に取り付けるためのネジ穴合わせ、直径30センチの穴のくりぬき、そして塗装などたいへんだった。

午前9時から作業に取り掛かって、ようやく音出しができるようになったのが昼食をはさんで午後2時頃のことだった。猛暑の中の玄関先での作業だし、やはり老骨には少しこたえた(笑)。

先日お見えになったオーディオ仲間が一連の「SPユニットの工作」を見て「とてもそこまでは”やる気が起こらん。」と仰っていたが、やはり相当な熱意の後押しがないと無理のようですぞ。

          

ご覧のように、グッドマンにはおあつらえ向きの純正の「ARU」(背圧調整器)がエンクロージャーの下部に付いているので「おかしな音」の出ようはずがないが、こればかりは実際に聴いてみないと分からない。

それくらい、周辺機器とのマッチング次第でスピーカーの音は変わるが、取り分けグッドマンのユニットは繊細なのでアンプを選ぶことでも有名である。

さあ、いよいよ待望の音出しだ!

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/efa3150409eedb9f02cffb5bc0137fef


「トライ・アクショム」 VS 「アクショム80」2018年09月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/79b8c46396c68e1860ea86f10c76601a

前回からの続きです。

かねてから憧れの的だったSPユニット「トライ・アクショム」(グッドマン)を手に入れ、所定の作業も完了していよいよ音出しへ〜。

              

こういう瞬間は何とも言いようがない不安と期待が交錯する。おそらくオーディオ愛好家ならこの「はらはらドキドキわくわく」感がきっとお分かりのはずだろう(笑)。

日常生活ではめったに味わえない緊張の一瞬だが、じっと耳を澄ましてみるとノイズはしない代わりにやたらにハイ上がりの音が出てきた。慌てて付属のツィーターのレベル調整器を最低にしたところ、見事にバランスの取れた音が出てくれた。まずはひと安心で、後はじっくりと音楽鑑賞に浸った。

つまるところ「トライ・アクショム」は低音とか高音がどうのこうのというよりも「気品のある音」に尽きるようだ。

けっして舞台で大見得を切るような音ではなく、まるで渋〜いイギリスのゼントルマンを思わせるような音だが、こういう音じゃないと伝わらない音楽があることもたしかだ。

そういえば、同じ「AXIOM80」愛好家のSさん(福岡)から次のようなメールが届いた。

「おめでとうございます。私は、トライアクショムがグッドマンユニットの中においてアキシオム80と双璧だと思います。20年ほど前に、知人がイギリスから持ち帰ったトライアクショムSPをQUAD‖+22アンプで聴かせて貰いましたが、その時に受けた衝撃からブリティッシュサウンドの虜になった事を思い出します。

優雅な猫脚のキャビネットに入ったそのトライアクショムは、その後に肥後細川家次代当主の護光さん宅へ嫁いで行きました。もしも、単体ユニットで音楽を完結させたいのであれば、トライアクショムは史上最高のユニットなのではないでしょうか。〇〇さんは、またまたオーディオの歴史的遺産を手に入れられましたね。羨ましいかぎりです。」

Sさん、無断引用お許しくださいね。

ただし、こういう音が出てくれると他の3つのユニットの出番が当分回ってきそうにないのが悩みの種だ(笑)。

翌日、例によって近くにお住いのフルートの名手「Y」さんに来ていただいて試聴していただいたところ、一聴するなり「音の傾向はAXIOM80(以下「80」)と随分似通ってますね。」との第一声。

「そうなんです、爽やかな雰囲気が実に似てますね。これでもツイーターのレベルは最低に抑えているんですよ。」

次から次にいろんな試聴用のCDをかけたが、Yさん持参のCDの中に「佐藤久成」さんの演奏があった。

先年、亡くなられた「宇野功芳」さん(音楽評論家)が高く評価されていたヴァイオリニストだが、それに関連して話題になったのが可憐な「有山麻衣子」さんの歌声。

これも宇野さん一押しの歌手である。「プロの歌手からは絶対に得られない声」と解説にあるが、まったく心が洗われるような清純そのものの声である。

           

以後、これをテスト盤にしてアンプとの相性探しを愉しんだ。

         

左が「WE300B」(1988年製)シングルアンプ(以下「WE300B」)、右側が「6A3・300B兼用」シングルアンプ(以下、「6A3・300B」)である。

後日のためにアンプの概要を記しておこう。

「WE300B」アンプの前段管は「171」(トリタンフィラメント)、整流管は「274A」(STC)、インプット&インターステージトランスは「UTC」、出力トランスは「PSMプロダクト製」の手巻きによるもの。

次に、「6A3・300兼用」アンプの前段管は「AC/HL」(最初期版:英国マツダ)、整流管は「CV378」(細管:ムラード)、インプット&インターステージトランスは無名の国産もので、出力トランスは「タムラ」(特注品)。

なお、この「6A3・300B」アンプは半年ほど前にアンプ製作歴が40年以上になるKさん(大分市)にお願いして「インターステージトランス」(国産)を組み込んでもらったところ、音の解像力が見事に向上して我が家のエース級に昇格した経緯がある。

総じて我が家の真空管アンプの救世主は「インターステージトランスにある」といっても過言ではないほど。

さて、Yさんのご感想といえば「WE300Bでは有山さんがいかにも18歳の乙女らしい声がしますが、6A3では22歳くらいの少し艶めかしい声がします。どちらがいいとか悪いとかはちょっと判断がつきませんね。」

結局、原音に忠実な音となるとWE300Bアンプに軍配が上がり、音に色気を付け加えて聴きやすい音となると6A3アンプになるということで、いずれも甲乙つけがたし。

ただし、自分の場合は「音に色気が有ること」が「好きな音」の一番の判断基準になっている(笑)。

最後に、原点を確認する意味で「AXIOM80を聴いてみましょうかね」と、スピーカーを交換したところ二人ともアッと驚いた。

音響空間がまるで枠を取り払ったように際限なく広がったのである!

「音の透明度」の向上が如実に感じ取れたので、二人して「こういうシンプルなソースになるとAXIOM80の独壇場になりますね。編成が大きくなるとトライ・アクショムの出番ですから、これら二つのセットがあるともう鬼に金棒!」と、感嘆したことだった。

「トライ・アクショム」と「アクショム80」の両方を毎日愉しめるなんて、もうオーディオ冥利に尽きますわいなあ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/79b8c46396c68e1860ea86f10c76601a

33. 中川隆[-13363] koaQ7Jey 2018年10月23日 14:38:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19471] 報告

ピンチはチャンス〜前編〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年10月22日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0aff4676e310eb9635a420f64d801c7c?fm=entry_awp


オーディオ機器を使っていると残念ながら故障(ピンチ)は付きものだ。

とりわけ我が家の場合は1日で10時間以上は確実に稼働しているのでなおさらだ。たとえば真空管の寿命到来をはじめハンダの劣化による接触不良やトランスの断線など枚挙にいとまがない。

そういうときはほんとうにイライラするしガッカリするが、結果的に振り返ってみると逆に「いい方向」に転ぶことが多いのが我が家の特徴だ。

まことに「ピンチはチャンス」を地でいっている気がしてならない(笑)。

今回もそうだった。顛末を記録しておこう。

「ガリガリ、バリバリ、ギャギャ〜ン」と、真空管アンプ「PX25シングル」のスイッチを入れたとたんにメチャ凄い音がして慌ててスイッチをオフしたのはたしか1年前くらいのことだった。

原因は出力管「PX25」の故障だとすぐにわかった。

急いで我が家の真空管の主治医「北国の真空管博士」(以下「博士」)に送付して診断してもらったところ「管内のエアリークですね。修繕は不可能です。」との冷徹な宣告があった。

自分でいうのも何だが「かなり高価で希少な真空管」を失ってがっくりきたが「どうせ消耗品なので仕方がない」とすぐに気持ちを切り替えた。

そして今度は1か月ほど前のこと、同じ真空管アンプのスイッチをオフしたときにキュイ〜ンという変な音がする。これも出力管が原因だろう。我が家ではPX25真空管は鬼門だなあ!

二度とあのギャア〜という凄まじい音を聞きたくないのですぐに「博士」にご相談すると、「エアリークの可能性が高いですね。使わない方がいいです。波及的に大切なトランス部分などが故障する可能性がありますよ。」

「PX25真空管の音はたいへん気に入っているんですがどうもちょっと”もろい”ようですね。残りがあと6本ほどありますがこの際なので寿命の測定をしていただけませんか?」

すると、「ハイ、いいですよ。まとめて送ってください。それから私が以前に改造したそのアンプですがインターステージトランスにUTC(アメリカ)の「A19」が使ってありますよね。

いいトランスですがPX25にはちょっと規格が小さすぎるように思います。心当たりのトランスがありますので入れ替えるともっと良くなるような気がしますが。」

一も二も無く「ぜひお願いします」と、乗り気になったのは言うまでもない(笑)。

博士は本業の農業のかたわら「ご母堂」の介護、そしてたくさんのバックオーダーを抱えておられているのでご多忙の中たいへん申し訳ない気がするが、このアンプばかりは乗りかかった船として許していただくことにしよう。

そして待つことしばし、測定の結果「真空管はすべてOKでした」とのことでうれしい限り。

ただしアンプの方は紆余曲折があったみたいで、お目当てのインターステージトランスをわざわざ手に入れられて2個ほど試されてみたものの、結局「UTCのA19には及ばず」とのことで「A19をよりよく生かす」方向へと方針変更。

この辺はとてもシビアで安易な方向に流されない博士に心からの信頼感を覚えた。

ほどなくして「裏技回路を含めてありとあらゆることをやってみました。ご要望があったハムノイズの軽減もどうやらうまくいったと思います。まあ、聴いてみてください。」

ようやく1か月ぶりぐらいに戻ってきた「PX25アンプ」に、懐かしさのあまり頬ずりしながら(笑)さっそく試聴に入った。

ここでPX25真空管アンプの画像をと手持ちのデジタルカメラでパチリとやろうと思ったらウンともスンとも動いてくれない。どうやら故障したみたいだ。カメラには興味が無いので安物のデジタルカメラを使っているがもう7年以上くらいになるので寿命かな〜。

そこで以前撮った画像を再掲させてもらおう。

    

このアンプ群のうち上段右側の大型の「ナス型真空管」が挿入されているアンプがそれである。

スピーカーをグッドマンの「トライアクショム」(イギリス)にして、期待に胸を弾ませながらさっそく聴いてみたところ・・・・。

以下続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0aff4676e310eb9635a420f64d801c7c?fm=entry_awp

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ピンチはチャンス〜後編〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/62be7d3077dc396617fe2096d00d0a63


前回からの続きです。

オーディオの愉しみというのは「好きな音楽を好きな音で聴ける」ことに尽きるが、そのほかにも新しい機器を購入したりあるいは改造した後で「はたしてどんな音が出るんだろう」と、興味津々で耳をかたむける瞬間にあると言っても過言ではあるまい。

この心理はオーディオ愛好家であれば手に取るように分かりますよねえ(笑)。

まったく胸がわくわくする瞬間だがその結果、出てきた音に「喜ぶ」かそれとも「哀しむか」の確率から言えば我が家の場合は五分五分といったところだろうか。まことに「丁か半か」の博打みたいなものだといえないこともない(笑)。

その点、今回改造を終えて到着した「PX25シングル」アンプの場合は、博士の秘術を尽くした入魂の作品なので良くなっていることは確実だが、それがどの程度までかというのがハイライトである。

デジタルカメラのご機嫌が直ったみたいなので画像を挙げておこう。

     

前段管は「SX112」(トリタンフィラメント)だから不足はない。トリタンフィラメントのスピード感と情報量の多さは酸化被膜フィラメントがとうてい及ぶところではない。

繋いだスピーカーは「AXIOM80]と並んで我が家の至宝ともいえる「トライアクショム」(グッドマン:イギリス)だ。

     

ここで思うのがオーディオ愛好家には2種類のタイプがあって、期待どおりの好きな音が出てきたときに「笑いが止まらないタイプ」ともう一つは逆に「しんみりして感涙に咽ぶタイプ」(笑)。

前者はネアカ、後者はネクラといったところだが、自分は秘かに後者に分類されると自覚している。

改造後の「PX25シングル」と「トライアクショム」の同じイギリス勢同士の組み合わせを聴いて「やっとここまで来たか!」と思わず涙ぐんでしまった。

ブリティッシュサウンドの神髄とでもいうべきか、音にそこはかとなく気品が漂うのが何よりも素晴らしい!イギリス人というのは老獪というのか、やっぱり一括りに出来ない人種だなあとつくづく思い知らされる。

それに周波数レンジが広くなっており低音域の沈み込みが明らかに違う。また改造前は無音時にごく微かにブ〜ンというハム音がしていたのがまったく皆無となっている。

念のため「どこをどう弄ったのですか?」と博士にお訊ねすると「前段管の切り替え部分の抵抗を整理してシンプルにしたことと、リップルフィルター関連のコンデンサーの容量を3倍にしました。」

エッ、リップルフィルターって何? 素人の悲しさでサッパリ(笑)。

それはさておき、これには後日談があって博士から「実はアンプの裏蓋をつけ忘れてしまいました。そのままだと芸がないので私のお気に入りの「6SN7WGT」(シルヴァニア:クロームトップ)を2本同梱して送付しておきます。」

    

以前、我が家の「6SN7GTアンプをグレードアップしたいのでいい真空管を教えてください。」とお訊ねしたところ「6SN7はピンからキリまでありますが、コスパから考えますとシルヴァニアのクロームトップといったところでしょう。手元に10本以上ありますので2〜3本なら譲ってあげてもいいですよ。」

「ハイ、そのうちお願いします。」で終わっていたのだが、何とタダで手に入ってしまった。

まことに初めから終わりまで「ピンチはチャンス」だった(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/62be7d3077dc396617fe2096d00d0a63


34. 中川隆[-13362] koaQ7Jey 2018年10月23日 17:00:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19474] 報告

Audion Silver Night PX25 Mk-II
シングル・エンド・ステレオ・パワー・アンプ
https://soundbox.co.jp/PX25_new_Catalogue.pdf


英国で生まれの真空管に磨きをかけた音ふたたび
PX25(直熱三極管)シングルパワーアンプがMk-IIとして生まれ変わりました

数ある出力管のなかで、米国における直熱三極管の王者がウェスタン・エレクトリック300Bとすれば欧州における直熱三極管の王様は英国で生まれたPX25でしょう。

PX25はその性能・音質については一部のオーディオ・ファンには良く知られており、そのすばらしい再生音は一部の自作マニアの独占物でした。

オーディオン社では現在チェコKR社で製造されている英国生まれの高性能三極管PX25がその特性を余すところなく引き出すべく、最終段にシングル動作で配置、高いレベルのリニアリティを実現しました。

特性よりも音質を重視する設計思想から音楽再生に最も適した純クラスA回路により、スーパーリニアドライブで直熱三極管PX25の特性を余すところなく引き出しています。

入力段から出力段の全てにわたってNFBを全くかけていません。

配線はプリント基板から、音質重視のハード・ワイヤ方式に変更、回路には様々な改良を加え、部品の選定に当たっては長時間にわたる試聴テストを行い、電源部には高品質のポリプロピレン・バイパスコンデンサ、ブラックゲート・コンデンサ、タンタル抵抗等を採用、さらに真空管アンプにとって最も重要な部品である出力トランスはよりコアの容量の大きなものとしています。

繊細で豊かな音楽再生をお約束します。


●主な仕様

定格出力 RMS Class A(1KHz/8Ω):8W+8W

使用真空管:
PX25 2本
6922/E88CC 1本
5687 1本

外形寸法:232(w) x 270(H) x 425(D)
重量:18Kg


____


Audion HP
http://www.audion.co.uk/welcome.html


Audion International
Address
Chez Reynaud
Le Haut Mont
17360, La Genetouze
France
HOURS OF BUSINESS: 9 a.m to 5 p.m. Monday to Friday. GMT + 1 Hr (Central Euro Time)
TEL: +33 (0) 5 46 04 32 82

We are English Speaking and a British Company.
We also speak Danish,Dutch, Icelandic and some French
http://www.audion.co.uk/contact.html

オーディオン社、その歴史
http://www.soundbox.co.jp/Audion.htm
http://www.soundbox.co.jp/Audion/History.htm

35. 中川隆[-13361] koaQ7Jey 2018年10月23日 17:03:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19474] 報告

オーディオン・インターナショナル社「シルバー・ナイト・シリーズ」

PX25・シングル・ステレオ Mk-II   
•ハード・ワイヤー・モデル  標準小売価格 \500,000(税別)

300B・シングル・ステレオ Mk-II   
•プリント基板・モデル     標準小売価格 \340,000(税別)
•ハード・ワイヤー・モデル  標準小売価格 \430,000(税別)

https://soundbox.co.jp/Audion.htm


36. 中川隆[-13360] koaQ7Jey 2018年10月23日 17:10:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19474] 報告

ペンション すももの木 _ 真空管アンプ「カトレア」 _ PX-25 「the・ヨーロッパV」


KR PX-25 「the・ヨーロッパ V」
http://www.cattlea.jp/product/?no=11


価 格 360,000円

サイズ W440 x D270 x H220

回路構成
CR結合 交流点火

入力感度
1.5V  100KΩ

出 力 7W + 7W

使用真空管 6C8G 5R4

シャーシー マホガニー材

B電源回路 独立二回路

NFB回路 なし

納 期 1ヶ月

図面
http://www.cattlea.jp/up_img/amp/11/f_01.pdf


さらに進化したステップ15の交流点火回路を使用しました。

カトレア美学を追究して完成させた「the・ヨーロッパ」ヨーロッパトーンの音質と木目の美しい形にKR製のPX-25とスエーデンのルンダールトランスで鳴らし重心の低い安心感の高い音質になりました。

回路的には電源回路が前段と終段と二回路に分け強力にドライブしています。また貴重な球の寿命を少しでも延ばすためとPX-25の音質を最大限に発揮できるよう交流点火で作りました、交流点火で音楽を楽しめるのはカトレア製だけです。

高級パーツやオリジナルの電源トランス等こだわりのアンプに仕上げています。外見は無垢のマホガニーの木製シャーシーを使用し音質と同じように外見も暖かみのあるデザインにしました。球なしで販売していますので お好きなPX−25で聞いて下さい。 また別売りで KR PX−25ペア70,000円で販売もしています ※SPは8Ωオンリー

写真2はオシロスコープの最大感度時のノイズ波形です。
カトレア回路がバージョン20へステップアップしました。ハムノイズは0.7mV以下です
http://www.cattlea.jp/product/?no=11

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KR PX−25 トランスドライブ
http://www.cattlea.jp/product/?no=57


価 格 430,000円

サイズ W440 x D290

回路構成 トランスドライブ

入力感度 1V 100KΩ

出 力 6W + 6W

使用真空管 6SN7  KR PX-25   5R4

シャーシー カリン材

B電源回路 独立二回路

NFB回路 ナシ

納 期 1ヶ月

PX-25 回路図
http://www.cattlea.jp/up_img/amp/57/f_01.pdf


KRの真空管はとても作りが良く 音質もなかなかの物が多く今回 日本の代理店が変わり 新規入荷が始まりました これを記念し ヨーロッパトーンの音質にこだわり タムラのパーマロイトランスで柔らかく立体感の有る音質を楽しんで下さい。回路的には電源回路が前段と終段と二回路に分け強力にトランスドライブしています。

また、最近生産し始めたKRのPX-25も挿せるように定電圧ヒーター回路で動作させ高級パーツやオリジナルの電源トランス等こだわりのアンプに仕上げています。外見は無垢のカリンの木製シャーシーを使用し音質と同じように外見も暖かみのあるデザインにしました。

特別にヨーロッパの古典球のPX-25を使用したアンプも作れます。
※古典球のPX-25の場合 プラス75,000円です
http://www.cattlea.jp/product/?no=57

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真空管アンプ「カトレア」 交流点火の刻印300B と PP5/400 のコンパチブル モノラルアンプ 2018年08月14日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=149


交流点火の刻印300B と PP5/400を差し替えで聞くことの出来るアンプを制作しました。

WE製の球で作りました
トランスドライブでキャノン入力です。初段は STCの310を使用しました。

刻印の300B と PP5/400
元祖 300B と PX-25 の元祖 PP5/400と究極の球で交流点火でオーダー品を作りました。
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=149

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ペンション すももの木
http://www.sumomo.net/

真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/

「カトレア」製品情報
http://www.cattlea.jp/product/


〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中990-6
電話 0555-62-3411

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かけがえのない「音の記憶遺産」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年07月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72092f44e94c1c7280b2f73b09dab4eb

東海地方にお住いのメル友「I」さんから、このほど「ペンションすももの木の音は素晴らしかった!」というメールが届いた。


拝読させていただくと、明らかにじぶんのオーディオ記事よりもずっと上質だし、システム自体の新鮮さもあるのでご同意をいただいたうえで広くオープンにさせていただくことにした。

ちなみに「ペンションすももの木」といえば山梨県の山中湖畔にあって老舗の真空管アンプ工房としてもつとに有名。

    

「ペンションすももの木」に行ってきました。お客さんの少なそうな曜日を狙って行ったため、私達の他は家族4人連れの一組だけでしたので、チェックイン後に音を聴かせていただくことができました。

装置の写真がうまく映っていませんが、部屋は24畳のダイニングルームです。

アルテックのヴォイスオブシアターより少し大きな小池さん設計のフロントロードホーンに、

ドイツ製でオイロダインの元になったという励磁型の40pウーファー、
ドライバーはヴァイタボックスのS−3、
これにヴァイタボックスのホーン(クロス450HZ)
ツイーターは、なんとヤマハのJA0506・・・当方の愛好品(クロス4000HZ・・記憶が曖昧です)以上LCネットワークです。


アンプは300Bの交流点火(よくわからないのですが、全国で小池さんのアンプだけだそうです)。

初めにジャズで、カインド・オブ・ブルーとアートペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクションを掛けていただきました。とにかく、シームレスのスムースさです。特上の大型フルレンジを聴いているようです。


Fレンジも、拙宅のを比較に持ち出すのもおこがましいのですが、当家のシステムが、低域が100HZくらいからダラ下がりの限界が60HZくらいとすると、すももの木システムは、50HZまでフラットという感じです。


音色ももちろん素晴らしく、キャノンボール、ペッパーのアルトがなまめかしく響きます。リズムセクションも文句なし! 


クラシックに移り、モーツアルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(五嶋みどり盤)、弦楽五重奏曲(スーク+スメタナ四重奏団)がほんとにいい音で再生されます。音場もナチュラルで心地いい。


次の展開が驚きでした。ムターの弾くツゴイネルワイゼンの時に、小池さんが「アンプを換えますね」といった後のヴァイオリンの音が絶品でした。


きめが細かく、柔らかく、澄んでいて、伸びやかで、音像の定位もきまっている!! こんなヴァイオリンは初めて聴きました。B&Wの802Dなら出るのかも・・・。


換えたアンプはKRのPX25、交流点火。

アンプによる変化にはびっくりしました。ブログで拝見している、〇〇様が楽しんでいる中身が、少し覗けたような気がしました。

300Bも素晴らしいと思って聴いていましたが、このPX25のヴァイオリンには思わず拍手でした。


小池さんのお話では、LCネットワークのSPシステムを練り上げて、ジャズには300B、クラシックにはPX25、それと大編成用に大型真空管のアンプと、計三種類のアンプで音楽をカバーするのが楽しいとのことでした。


夕食後、一杯やりながらオーディオの話をしましょうと誘っていただき、ゴロゴロしているドライバーやフルレンジユニットをいろいろ見せていただきました。これも楽しかったです。


今回はいい音が聴けて、本当に良かったです。あの音に、ヤマハのJA0506が一枚かんでいるとは愉快でした。」
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/72092f44e94c1c7280b2f73b09dab4eb


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ペンションすももの木 真空管アンプ「カトレア」
http://www.sumomo.net/about/
http://www.cattlea.jp/

山梨県 山中湖村 山中990−6

電話 0555-62-3411


バイタボックスCN191が来ました。 真空管アンプ「カトレア」2017年10月19日
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=145


すももの木の試聴用にイギリスの名門バイタボックス社製のクリプシュ型CN191が聴ける様になりました。この広がりと中域の充実感は最高ですね、これぞブリテッシュサウンドですかね。約1300ミリのフロントホーンを折り曲げて作るクリプシュ博士が設計し、1960年代にいち早く実現したバイタボックス社に脱帽です。幅1200ミリ、高さ1300ミリ、重さ120Kgの巨体から堂々と鳴る音楽性が最高です。46インチのテレビが小さく見えます。


S-2、CN352のユニット

S2ドライバー

CN352


バイタボックスでしたらやはりS2ドライバーですね。ウーハーはCN352でフェライトですがとても良い低音を再生してくれます。


T-45のツィターを追加して3WA化しました。

マンソニック T-45

マンソニックのT-45を使用して太く鳴りの良いシンバルが聴けます。


CN-370のネットワーク

自作ネットワーク

バイタボックスCN-370は設計と部品が古く、コイルも直流抵抗が1.6Ωも有り聴けませんでした。とりあえず臨時で岡谷のコンデンサーに鉄心入りのコイルで作りました。かなり透明度と低域の締まりが良くなりました。


クリプシュ・ホーンCN191システム


改良して透明度、広がりと奥行き感がとても良くなりいい音しますよ。この柔らかい質感がやみつきに成りますよ、すももの木で世界の名器を聞いて下さい。


山梨県で聴ける世界の名器

世界の名器が直熱三極管の真空管アンプで聴ける贅沢さが夢のようです。このチャンスに聴きに来て下さい。昨今秋葉原でも聴くことが出来ませんからね。
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=145


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真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/welcome/


試聴用スピーカーシステム

カトレアが多くのファンに愛される理由の一つに、真空管アンプをじっくり試聴できる点があげられます。ペンションの喫茶スペースには真空管アンプで聴くために試聴用スピーカーが常時2台備えてあります。スピーカーボックスはオリジナル設計のもので バスレフ方式(44L)に小さいバックロード(中域音用)をたした物で、広がりが有りとてもおもしろいです。ボックスの表面は、チークの着き板を一枚づつ貼り合わせたとてもキレイな作りになっています。また、スピーカーの取り替えもでき、スピーカーによる音の違いを楽しむことができます。取り替えは、片チャンネル2分程で出来ます。

ペンションへの宿泊または、喫茶のオーダーをいただいた方は試聴のみも可能です。試聴用アンプはもちろんカトレアオリジナル真空管アンプです。現在試聴可能アンプからセレクトしてください。また、音源はCDに限ります。もちろん試聴用にCD盤を持ち込んでいただいてもOKです。大好きな楽曲を、真空管アンプで聴いてみませんか?

ペンションすももの木では、不定期で真空管アンプ試聴会を行っています。情報は当サイトから随時発信していきます。また、試聴をご希望の方はお問い合わせください。

試聴用スピーカー バイタボックス

イギリスの名門 劇場用のバイタボックス

1932年創業の英国名門「VITAVOX」社BITONE MAJORです。

この珍しいスピーカーシステムを是非聴きに来て下さい。
アメリカのアルテックより約3dbも能率が良く、反応が良く、音の広がりが最高です。

販売も可能です。価格:80万円
http://www.cattlea.jp/welcome/


山中湖にあるペンションすももの木のオーナーが、25年前から趣味で始めた自作アンプ製作。その腕前は雑誌にもたびたび取り上げられるほどで、現在では「CATTLEA」ブランドとして多くのファンに愛されています。 カトレアの真空管アンプは製作に5つのこだわりがあります。


1.アンプのシャーシーの製作からすべてを手作りで仕上げています

最近販売されているアンプは金属製のシャーシーばかりで見栄えがいいとはいえないと思います。カトレアのアンプはまず渦電流の関係で鉄は使用しません。アルミ製でまとめています。 また、外見は銘木のカリンやチーク 材の無垢で贅沢に作り上げています。仕上げはチークオイルで仕上げた木目がすばらしいです。


2.回路的にはシンプルイズベストがポリシーです

アンプ製作でまずアースラインがベースで電源回路が載ります。この二本柱が良くないといい音がしません。アースラインは経験と制作者のポリシーで配線されます。電源系はレギュレーションの良い電源と、前段と終段の別々に整流回路と電流に見合う構成で作り上げています。このこだわりは特別注文の電源トランスで可能にしています。


3.使用パーツへのこだわり

出力トランスは音質を決める要素の一つで、一流メーカーのトランスを使用したり、手巻きで自作したりとここにもこだわりがあります。抵抗やコンデンサーも音響用やドイツ製のパーツを使用するなどとこだわっております。


4.使用真空管へのこだわり

真空管は古典球から近代球までおよそ2,000本の在庫を持ち、珍しい球でのアンプの制作も可能です。在庫についてはお問い合わせ下さい。アンプとして購入された方は最後までアフターサービスさせていただきます。また古典球が入手不可能な場合は新たに設計し直したアンプとして作り替えも可能です。


5.カトレアアンプの制作場所がペンションすももの木です

真空管アンプの試聴をペンションに泊まりながらゆっくり、じっくりすることができます。店先で数十分の試聴と違い、設計者と制作者であるペンションのオーナーと深くつっこんだ話をすることが可能です。また、特別な仕様の注文をお伺いすることもできます。

真空管アンプを自作したい方のために、ペンションのオフシーズンにマンツーマンでカトレアキットを製作する真空管アンプ製作教室を開催しています。ペンションに一泊するだけで必ず完成できるアンプ作りも楽しいです。詳しくは真空管アンプ製作教室をご覧下さい。

2017年02月06日
1940年代のドイツ製スピーカーを聞いて下さい。 山中湖 ペンション すももの木
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108

ドイツと言えばオイロダイン、オイロダインのシステムを作ったのがコンスキ&クリューガーです、この方が作ったユニットを使用して作ったシステムです。

オイロダインは映画館などに使用されたシステムが多く、このユニットは音楽鑑賞用に作られていた物です、日本に数台しかないのでは? いったいお店で鳴っている数は? ぜひ聴きに来て下さいね。詳しくは管球王国83号を見て下さい。


幻のスピーカー KL51

1943年頃のドイツ製で当時ドイツ帝国放送協会で鳴らしていたスピーカーとも言われ、もしかしたらフルトヴェングラーも聞いていたかもしれないユニットでドイツでも100本ぐらいしか作られていない手作りユニットです。音楽性が違いますよ。


コンスキ&クリューガーが作ったユニット

オイロダインもこのユニットをベースに作られたとも聴き、システムを作る気になりました。世界の名品を聞くチャンスです。


イギリス劇場用スピーカー

ドライバーはイギリスバイタボックスの1.5インチS3を使用し。

ツィターはヤマハベリリュームです、このコラボが感動する音になります。


励磁電源 ネットワーク

拘りで励磁電源も整流管を使用し、大型コアを使用したネットワークと、どれも拘りの塊です。
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108

ドイツ戦前のフィールド型スピーカー - 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

価 格 2,400,000円 (値段はステレオの2台分)

サイズ W78 D66 H1360


私が3年間をかけて築いたスピーカーシステムです。

音質はリアル感とスピード感が有る音で、立体感も有るので空間再現性が最高です。

ウーハーは40CMのドイツの戦前に作られたフィールド型スピーカーで190V掛けています。

ドライバーはバイタボックスのS3にバイタボックス製のホーン。

ツィイーターはヤマハのアルニコホーン型のベリリュームです。

ネットワークは大型カットコアとオイルコンで自作しました。

フィールド電源は球の整流でチャンネルごとのモノラル構成です。

この拘り一品を聴いて下さい。
※ドイツ製の励磁型は二度と手に入れることは難しいユニットです

箱はベイマツにカリン突き板仕上げのチークオイル仕上げです。
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

37. 中川隆[-13359] koaQ7Jey 2018年10月23日 17:23:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19474] 報告

「PP5/400」 VS 「WE300B」 新春早々の「夢の対決」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年01月04日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/3f995616c61aae0662c30a23b5137a9f

我が家の顔ともいえる「PX25シングル」アンプだが、前段管を希少管の「GSXー112」にしたのはいつぞやのブログに掲載したとおりだが、いよいよ組み合わせる出力管を「PX25」から大本命の「PP5/400」(英国マツダ)に換えてみた。

この球の登場はおよそ1年ぶりぐらいかな〜。お値段のことを持ち出すのは少々はしたないがPX25の2倍ほどは軽くいく(笑)。

ちなみに「数ある出力管の中で最も音がいい球となるとPP5/400でしょうねえ。」と回答されたベテランのアンプ製作者を2名ほど存じ上げている。

   

しかも我が家の「PP5/400は画像でご覧のとおりトップマイカが長方形をしており、印字がきちんと残っていることからして、あまり使用されていない最初期の製造品であることがわかる。

いわゆる古典管は最初期に製造された球がツクリ、そして音質的にもベストされており、それ以後に二期、三期以降とわたって製造された球はメーカー側が戦略的にコストダウンを計って開発費を回収していくのが相場と決まっている。

つまり古典管に限っては性能が時の流れと逆行しているのが現実で、代表的な例が「WE300B刻印」であり、また「2A3の一枚プレート」だろう。

この「PP5/400」は3年ほど前のオークションで大晦日のどさくさに紛れて相場よりも格安で手に入れたものだが、当時、「PP5/400」を愛する「S」さん(福岡)を大いに悔しがらせた思い出がある。

(以上、何を書こうが作者の自由とはいえ「自慢たらたら」と受け取られるかもしれませんね。どうかお気を悪くされませんように〜。笑)

使う前にまずは「整流管」を引き抜いて2時間ほどエージングした。

古典管の泰山北斗「北国の真空管博士」によると、新品の場合はゆっくり一晩かけてのエージングをお奨めだったが、一度使ったものであれば2時間もやれば十分でしょうとのこと。

さあ、いよいよ緊張の音出し。どんな音が飛び出してくるか、ハラハラ、ワクワク、ドキドキ〜。試聴盤はウィントン・マルサリスの「バロック・デュオ」。

   

何だか悲しくなってきてしまった。長年愛用してきた「PX25」への信頼が急に色褪せてしまったのである。

低音域から高音域まで全帯域に亘ってまったく情報量が違うし、音の透明感、奥行き感、色艶などがさらに追い打ちをかける。レベルでいえばプロ野球と高校野球との差ぐらいある。

以前に両者を聴いて比較したときはこれほどの差はなかったので、結局、「PP5/400」と前段管「GSXー112」とのマッチングが絶妙だったのだろう。

これなら「WE300B」(1951年製)シングルアンプときっといい勝負を展開するに違いない。

毎回、お見えになるたびに「WE300B」アンプを絶賛されるYさんならこの「PP5/400」アンプを聴いてどういうご感想を述べられるのだろうか・・。

つまり、「PP5/400」(最初期版) VS 「WE300B」(1951年製)の一騎打ちである。

こういうときの自分の耳はいろいろバイアスがかかっているのであまりあてにならない(笑)。

そこで、冒頭のシーンに戻って、Yさんに来ていただくことになったわけだが、その後まったく予想だにしない展開が待っていようとは、そのときは知る由もなかった。

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/3f995616c61aae0662c30a23b5137a9f


「PP5/400」 VS 「WE300B」 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年01月06日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/af6ed2e133ff2dd917c983941c492049

3日(水)の午後1時半きっかりにお見えになったYさんに本日来ていただいた目的を申し上げた。

「実はPX25真空管を大本命のPP5/400真空管に換えましてね。ガラッと音が変わった気がしますが、自分の耳はバイアスがかかっていてあまり当てにできません。そこで、今回はぜひYさんに試聴していただき、お気に入りのWE300Bアンプと比較をしていただきたいと思います。どうかよろしくお願いしますよ。」

すると、ちょっと首を傾げられたYさんだが、きっぱりとこう申された。

「分かりました。しかし、〇〇さんのお宅ではWE300BアンプとAXIOM80との組み合わせの音が耳に焼き付いています。よろしかったらスピーカーをAXIOM80で試聴させていただきたいのですが。」

お客様からこうまで言われると、交代させざるを得ない。まったく予想外の展開となってしまった(笑)。

    

このAXIOM80 (最初期版)の我が家での位置づけを率直に言うと、あまりに音が良すぎて(弄るところが無いため)可愛げのないスピーカーという感じ。ほら、「手がかかる子供ほど可愛い」という言葉があるでしょうが(笑)。

冗談はさておき、どんなに高級なスピーカーと対峙しても必ず部分的にしろ秀でたところがあるスピーカーであることは間違いない。エッジレスなど巧緻極まりないツクリは他のスピーカーの追随を許さない。

我が家の場合、他家と違うところはユニットのフレームの歪を避けるためバッフルへのねじ止め(4か所)を止めてウッドホーンに固定していることぐらい。

さあ、いよいよ乾坤一擲の大勝負である。

       

左側がWE300B(1951年製)アンプ、右側が「PP5/400」(最初期版)アンプ。前段管はそれぞれ「171」と「GSー112」でともに希少なトリタン・フィラメントの持ち主である。

両機とも鬼才「北国の真空管博士」から改造していただいたもので似たもの同士ともいえるが、一方では「アメリカを代表する出力管」であり片方は「イギリスを代表する出力管」なので米英の対決ともいえる。

実はこの両国のお国柄の違いが後々重要な意味を持ってこようとは、その時は知る由もなかった。

初めにWE300Bシングルアンプから試聴に入った。試聴盤はYさんがテスト盤として愛聴されている優秀録音の「ソナス」(女性ボーカル)の第3トラック。

         

「いつ聴いても素晴らしい音ですね。この組み合わせ一つあればもう他は要らない気がしますよ。」と、相変わらず絶賛されるYさん。

1トラックに11分近くもかかるボーカルをひとしきり聴いてから、今度は同じ曲目を「PP5/400」アンプに切り替えて試聴した。

「これも素晴らしい音ですねえ!PX25のときよりも明らかにグレードアップしてますよ。まるで、手を伸ばすと歌手の顔に触れそうなほどクリヤーです。細かい音もよく拾いますし、録音現場の雰囲気感の再現力はWE300Bより上かもしれませんね。」と、これまた大絶賛(笑)。

さあ、いよいよ核心に入ろう。

「この二つのアンプのどちらがお気に召しましたか?」と、お尋ねしたところ次のような回答が戻ってきた。

「ダイナミック感はWE300Bの方が上ですね。開放的というのか音響空間が広くなった印象を受けます。一方、PP5/400は箱庭的な美しさの極致というのか、とても品が良くて人間の内面を深く抉ってくるような感じです。

この両者にはアメリカとイギリスのお国柄の差が如実に出ているような気がします。どちらがいいとか悪いとか 、私にはちょっとおこがましくて判断できません。」

そうですよねえ、つい順番を決めたがるのが私の悪い癖なんです(笑)。

これで本日のメイン行事は終了した感じで、新調した「ワーフェデール+メロンホルン」への関心が急に色褪せてしまったのは仕方がない。

それでも1時間ほど割いて一緒にこのシステムを聴いたが取り立てての感想はないままだった。あまりご興味はなさそうだった。

AXIOM80と比べるのはあまりにも酷だったかもしれないが、自分にとってはまだまだ弄る楽しみがあるので、可愛くてたまらないシステムである。

よしッ、きっとYさんを振り向かせてみせるぞ(笑)〜。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/af6ed2e133ff2dd917c983941c492049

▲△▽▼


Club SUNVALLEY - 私のオーディオ人生-第26回 300Bの交流点火 by Y下 
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-026


今回は真空管の王様と云われる300Bの交流点火方式のコラムになります。

外装をステンレスパネルに合うように黒色塗装を施したSV−91Bアンプ

SV-91B - SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋)
\ 290,000 〜 \ 464,000 +税
https://www.kit-ya.jp/products/detail/597


300Bの本当の音

 名出力管の王様と云えば皆さんもご存じの鳴く子も黙るWE−300Bになります。刻印タイプのWE−300B、オールド管のプリントタイプ、最近まで生産されていたWE−300Bその他に中国製やロシア製、日本製の300Bが沢山あります。
 巷で云われている300Bアンプはフィラメントへの供給は直流点火がほとんどで交流点火の300Bは一部を除いてありません。また再生産のWE−300B、中国製、ロシア製の300Bは音が悪いとケチを付ける真空管マニアの方が沢山いますがその様なマニアは直流点火でしか聴いた事の無い音を判断して評価しているのではないだろうか、
 オールウェスタンを愛用しているスーパーマニアで小松市にお住まいの中氏に言わせると本来の300Bは交流点火で動作するのが本物の音と力説していますが、この件に関しては私も同感ですが残念ながら交流点火の音を一度も聴いた事がありませんから正直わかりません。
 大橋氏の店主日記にヒーターの交流音と直流音の違いの日記が載っていた記憶がある。直流点火は音痩せするが交流点火の場合はゾリゾリ感のある音になるらしい、またハムノイズを嫌ってバッテリー電源でフィラメントを供給すると確かに残留雑音は低下しますが痩せ細った音になるらしい、またすべての300Bアンプを交流点火に変更すれば良いとは云えない、
 雑誌の記事で発表している先生方、俺こそは自作アンプの師匠とか達人と豪語しているマニアでも残留雑音の多さに悩まされるのを避けて直流点火の300Bアンプで製作されるのがほとんどだ、
 その昔、故浅野勇氏が設計された75−76−300B−274B、伊藤喜多雄先生が発表された6SH7−6SH7−300B−274Bはすべてオール交流点火のアンプです。
 かの有名なウェスタンの91Bアンプも交流点火である。確かに300Bアンプを安易に交流点火にすれば膨大なハムに悩まされるのは間違いないと思うが製作の基本を守ってきちんとセオリー通りに組み立てればそれなりに上手くいくのではないだろうか、
 私の聴いた300Bはすべて直流点火になりますから交流点火の300Bは聴いたことがありません。一度自分で組立ながら交流点火の音と直流点火の音の比較をこの耳で確かめてみたい好奇心がある。

交流点火の残留雑音


 300Bをプッシュプルにして交流点火で行うとハムの打ち消しで残留雑音は少なくなりますがシングルの場合は打ち消しがありませんから一つ間違えるととんでもないハム音に悩まされます。
 また直流点火方式は上手く作れば残留雑音は0.5mmV以下に抑えることは可能だが交流点火の場合は下手をすると10mmV以上の膨大なハムに悩まされ音楽を聴くどころの騒ぎではなくなるから自作アンプマニアはハムに悩まされるのを嫌がって簡単な直流点火で逃げてしまう、またこのWE−300Bに限ってと思うがこの球はフィラメントノイズの多い球であるのがわかったのとフィラメント電圧が5Vであるがため難しさが先に来る。回路図も読めない、修理や回路変更、改造も出来ないマニアには絶対無理であるから簡単に交流点火方式に改造することは望ましくない、
 今回は自分のノウハウを注ぎ込んでこのWE−300Bを交流点火にして実験を兼ねて挑戦することにした、もし上手く行かなければダイオード、3端子レギュレターを残して何時でも直流点火に戻せば失敗しても気にはならないはずだ、目標としている残留雑音は3mmV以内に抑えれば成功と思う。また比較対象にしているPP5−400シングルアンプは全段交流点火に係わらず残留雑音は1.3mmVに抑えてあるアンプですからこの91Bアンプも全段交流点火方式にすれば完成後に交流点火同士の音の違いを十分比較することができる。

テスター1本と耳だけで作る91Bアンプ


 本来は周波数発振器、ミリバル、オシロ、歪率計等の測定器を駆使して調整しながら1台のアンプを仕上げるが91Bの回路は決まっていますから今回は測定器にご厄介にならずテスター1本と永年のノウハウと耳だけで作ることにした、
 お医者様なら聴診器と永年の感だけで病気を当てて治すようなものと良く似ている。また折角今迄使用してきた91Bアンプだが皆さんは自分で完成されたアンプを再度オーバーホールして作り直す阿呆な方はまずいない、完全にオーバーホールするのには勇気がいるがY下は異端者ですからAC点火のためならオーバーホールも苦にならない、

91B回路の変更点


 今回は自分の納得のいくパーツを使うことにした、例えば抵抗器はアーレンブラッドレーに統一、カップリングコンデンサーはスプラグのバンブルビー、カソードパスコンは銀タンタルコンデンサー等である。また配線色は多色を使えば誤配線は少なくなるのをあえて同一の線色にして製作したが誤配線の元になる恐れがあるから真似をしないでほしい、
 問題となるフィラメントの供給電圧はSV−91Bの場合は300Bのトランスのタップは7Vですからダイオードブリッジを使って直流に変換後3端子レギュレターで5Vにして供給していますが交流点火にする場合は7Vタップからドロッパー抵抗を入れて5Vに下げないと使えない、また310Aのフィラメント供給電圧は10Vですからこの部分もドロッパー抵抗が必要になってくる。91Bのヒーターのタップはセンタータップが出ていませんからハムバランサーを使わなくてはならないのが少し不利な条件になってくるのと91Bのシャーシースペースが直流点火用の設計であるがため製作は大変困難を要するからパーツ配置、引き回し配線等を十分考慮しないと改造することは難しい、

7回も作り直した91Bアンプ


 SV−91Bアンプの回路を変更してフィラメントを交流点火にするのはシャーシースペースが不足しているので無理のような気がする。本来は交流点火にする場合はモノラル2台で作るのが正しいと思う、特に電源部からのノイズの影響もあるので対策を施さずに製作すると失敗してしまう、今回は直流点火に戻したり再度交流点火に変更したり試行錯誤を繰り返して7回も作り直したため人には見せたくない汚い中身になってしまったのだが交流点火には限界があるような気がしてきたがこれが最後と思い電源回路を手配線からプリント基板に作り直すと今迄悩んだハム音が少なくなってきた、
 もう少し抑えれば完璧である。最後は皆さんには教えられないマル秘テクニックを使ってテストをしてみたら自分でも納得のいく雑音レベルまで下げる事に成功した、
 直流点火方式に戻しても91Bアンプはこの状態で聴いているのには何ら不満はない、スピーカーのそばに耳を近づけても微かなノイズしか聞えない、直流点火の場合は残留雑音の少ない優秀なアンプに仕上がるが交流点火方式にすると確かにスピーカーの近くで微かにブーンとハム音が聞こえてくるが2〜3mぐらい離れたポジションで音楽を聴くにはほとんど気にならないぐらい小さいが今回ほど悪戦苦闘するアンプには苦労を通り越して嫌気が刺したのは偽らざる事実だ、
 最後の確認でミリバルを使って雑音レベルの測定をしましたらLチャンネル側は20mmVでRチャンネル側は2.4mmVであった、Rチャンネル側の雑音レベルが高いのは多分電源トランスの磁気の誘導の影響と思われるがこのレベルなら合格である。

 電源回路はパターン設計を行い基板で実装、ダイオードが4本実装されているが失敗を考慮して直流点火でも動作させる予定であった、


全体の内部配線と部品実装、7回も改造をしたSV−91B

今回は作り直しが多かったため引き回し配線等は納得いかない

使用機器と音源


 同じ300Bでも交流点火にしたプッシュプルとシングルとは根本的に出音の表現力が違いますから一概に絶対この音とは云えないのをご理解して頂きたい、
早速スピーカーに接続して音出しを確認した、使用機器と音源は以下の通りです。
アナログ系は カートリッジELAC EMC−1 MCカートリッジデジタル系 CDプレーヤーCEC TL51XD/Aコンバーター Model2ライントランスUTC A−21
プリアンプマランツ#7(改)スピーカーGOODMANS 3Wayのホーンタイプ、ネットワークは自作、ボックスは米松合板を使った特注品使用音源はアナログ盤 
ナタリーコール Still Unforgettabie デジタルCD
マイスキー バッハ無伴奏ソナタ 
以上のシステムと音源を使って試聴
≪試聴ソース≫

ナタリーコールの名盤Still UnforgettabieのLPレコードで録音は大変良く一番のお気に入りだ、CDとは違う温かみのあるアナログらしい音、

いつものリファレンス用マイスキーのバッハのチェロ
交流点火と直流点火の音の違い


 まずはテスト的に交流点火と直流点火のフィラメントの切り換えは配線を少し変えるだけで分かるように全段交流点火と全段直流点火にした、全段直流点火の音ですが、まったく問題なくいつも聴くWE−300Bらしい音色で中域の厚みと抜けと味わい深い音で油の乗りきった素晴らしいサウンドだ、ナタリーコールの歌声は色気満点で心地よいサウンドでさすがアナログレコードらしく心に響く、
 デジタルCDはマイスキーのチェロの胴鳴りが大変心地よく聴かせてくれる。もうこれ以上は望まないと云えるぐらい良い、自分で納得しながら電源を落としてすぐに配線を変更して再度投入、投入後はブーンとハムが聞こえ始めたが時間の経過と共に無くなっていく、15分後に早速マイスキーの無伴奏チェロをトレーに入れて音出し開始である。不安と期待でこの時ほど緊張した事はなかった、
 チェロが鳴り始めると先程の音とは別な音質と音色を持っているのがわかる。今迄聴いてきたチェロの響きや音色が違うのが一目瞭然で何とも云えない心地よくゾリゾリ感にふくよかさと奥行き感を伴ってしかも不思議と先程の直流点火と違って暖かい響きが特徴だ、
 ナタリーコールは濡れ色的な甘い囁きのある声で男心を燻ぶるのには参った、これがWE−300Bの音なのか今迄聴いてきた音とは違う、直流点火のWE−300Bを交流点火にすると別の300Bに聞こえて来る。WE−300Bの音は交流音と直流音の2種類の系統を持ち合わせている新しい発見でもあった、
 直流点火でも不満はないがマニアの間で評価されているWE−300Bや他の300Bの音は直流点火の音を聴いて良い悪いと評価しているが交流点火の音は言葉では言い表せないもっと奥が深い音に変わるがこれこそ本当の300Bの音なのかも知れない、

ヨーロッパの名球PP5/400対WE−300B


 PP5/400はイギリスのEdiswan Mazdaが1920年〜30年代ごろに製造されたオーディオ用の直熱三極管になります。同等管は有名なPX−25があります。このPP5/400も全段交流点火を採用したアンプですからWE−300Bなら相手にとって不足はありません。早速鳴き比べを行いました。使用音源はナタリーコールとマイスキーのバッハのチェロソナタです。
 先にPP5/400を聴いてからWE−300Bに切り換えて聴き比べしました。
 PP5/400は高域の抜け具合、中域の瑞々しい爽やかな透明感のある素直な音質は大変好感が持てて特にマイスキーのチェロの響きは直熱三極管らしくさすが英国の名出力管の面目躍如で音の押し出し感は見事です。次に300Bと比較しますと300Bは高域の抜けも然ることながら音に粘りがあり低域の安定感のある土台のしっかりした音作りと味のあるサウンドになっている。此処まで来ると正直好みの世界になる。
 最近のWE−300Bはオールド管でも新しいタイプでもあまりにも高価になってしまったのでどうしても中国球に頼らざるを得ないが上手く作れば中国球でも十分使えるはずだ、今回はWE−300Bで行ったが中国球で交流点火すれば今迄とは違う顔の表情が出ると思うから一度テストしてみたいものである。PP5/400はウェスタンに負けないヨーロッパの名球の一つでもあるが音質音色これは好みと云えば好みですがこの球も大変希少価値があるのと非常に高価になってしまった、


WE−300Bと比較に使用した自作のPP5/400アンプ

左側がヨーロッパの名出力管PP5/400ナス管、右側はウェスタンのWE−300Bになります。

あとがき

 今回のコラムはWE−300B交流点火の音を題材にしましたがWE−310Aを含むすべて交流点火方式を採用した為一概にこれが300B交流点火の音とは断言できないのと前段とドライバー管の310Aのみ直流点火にすれば残留雑音は少なくなるような気がします。

 今回は交流点火を試みたが決して直流点火は悪いとは思っていない、300Bは直流点火のSN比の良さで比較すると点交流点火は惨敗だが暖かみのある特徴もあるからこのコラムを鵜呑みにして無闇に改造しないで頂きたい、一つ間違えるとトランスや大切な球を壊す恐れもあります。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-026

38. 中川隆[-13358] koaQ7Jey 2018年10月23日 18:16:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19474] 報告
因みに、菅野沖彦さんが一番高く評価していた真空管アンプ C22+MC275 はこういう欠陥品です:


C22 + MC275 vs. 中国製 安物300Bプリメインアンプ

TRIODE プリメインアンプ TRV-A300XR WE300B仕様
価格: ¥ 225,799


長らくマッキントッシュオリジナルのMC275を鳴らしていたのですが、四回目の修理でやはり毎度の40万円。購入額100万円に修理四回で総額260万円。

これはもう付き合いきれない、と思い切って26万円の本製品を購入。

解像度についてはやや劣る印象ながら低域のふくらみやバイオリンの生々しさなど遜色ありません。

また50年以上前の製品となるとプリアンプ C22 のせいでもあるのかもしれませんが毎度左右バランスの悪さで自分の耳がおかしくなったのではないかと思うことしきりだったのですが、本製品ではまったく正確に中央から歌手やバイオリンが聞こえてきました。

50年のあいだ人類が進化しないはずがない。
オリジナルにこだわって散財した自分がバカにみえました。
十分の一の値段で新品の素晴らしい音が手に入りましたので。


なおプリ管を変えると音がよくなるというレビューがあったので JJの 12Ax7やビンテージの SYLVANIA の 12AU7 を差してみましたが、低域が膨らみすぎてちょっとやりすぎと言う感じ。

スピーカーがオートグラフだし、設計者が PSVAN Eの 300B に合わせて選んだ球で聞いたほうがよいのではないかと思いました。

なお出力はスピーカーの能率がいいからか、7時半までしか上げなくても十分な音量が得られました。

あとプリメインは久しぶりに使いましたが、床のそばにボリュームやセレクタがあるのはおじさんにはきついのでラックの上に配置する必要がありそうです。

上級機種にはないバイアスメーターがついているのはありがたいです。

マッキントッシュオリジナルではバイアスの知識なくパワー管を交換しての故障が二回あり、それ以降は怖くて一切触れなくなりました。

この機種では最高の PSVANE の 300B を搭載しているものの、オリジナルの 300Bのといつご縁があるかわからないし、高槻電子とかロシア球との交換なども実験してみたいですもんね

39. 中川隆[-13360] koaQ7Jey 2018年10月23日 19:06:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19483] 報告

菅野沖彦さんが一番高く評価していた真空管アンプ MC275 (KT-88 のPPアンプ) はこういう酷い音のアンプです:


今でも鮮明に思い出すのは、1971年秋、五反田卸売センターでのオーディオ・フェアにおける「無線と実験」誌のブースでの、
真空管アンプの鳴き合わせです。

一方は KT-88 のPPアンプで、確か片ch70〜80Wも出力の取れるもので、
外観的にも超弩級、大変に見事な出来栄えであり、また20dB以上の負帰還をかけ静特性に関しては全く非のつけようもない仕上がりでした。

しかしこの大出力、高負帰還のアンプは、大出力が空振りしているような良くも悪くもまことに普通過ぎる音でした。

もう一方はカンノアンプと呼ばれていた、WE300Bのシングル無帰還アンプ、

それもアウトプットだけでなく段間にもインターステージ・トランスを採用した、
いわゆるトランス結合という極めてプリミティブな形式のアンプで、

出力も高々6W〜8Wの出力しか取り出せません。

ただし、そのトランスはウェスターンのコア材を徹底的に調べ上げ、
そのコア材から金属メーカーに特注したという高価なパーマロイ・コアによるもので、一般には入手困難な希少な物という事でした。

またスピーカーは名器と称された ALTEC A-5、システムとしても100dB近くの高能率の物で、
真空管アンプの比較試聴には大変にマッチしていて、この2つのアンプのサウンドの差を我々の前に圧倒的な明晰さで表現してくれました。

この時のカンノアンプの音色の美しさには言葉を失いました。

多くの聴衆のかなり後方で聴いていたのですが、何か空間に透明なエーテルが漂っているのではないか、
と錯覚させるような“美音”、まさに“音楽”が鳴っていたのです
http://www.spec-corp.co.jp/audio/rsa-f1/message2.html

40. 中川隆[-13359] koaQ7Jey 2018年10月23日 19:15:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19483] 報告

菅野沖彦さんが一番高く評価していた真空管アンプ MC275 (KT-88 のPPアンプ) はこういう酷い音のアンプです _ 2 :


オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後には VITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。


やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。

VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。

「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007

40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。

音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。

自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。

この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。

趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。


僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。

兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。

何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。

低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。

プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。

だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。

とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。

最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4


救世主、新藤ラボ 

新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html


小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。

音が鳴った。素晴らしかった。

RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。

124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。


数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22, MC275 に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。

僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。

日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。

環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。


Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。

それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5

41. 中川隆[-13358] koaQ7Jey 2018年10月23日 19:35:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19483] 報告

菅野沖彦 02/01/30 12:56


さあ僕とレコ−ド演奏について語ろう。ただし


装置総額1000万以上

レコ−ド枚数10万枚以上、

年収5000万以上、

愛人5人以上


でなければ 書き込んじゃいけないよ。では始めよう!!
http://music.2ch.net/test/read.cgi/pav/1012362989


菅野沖彦  

自動車評論家界の重鎮、徳大寺有恒との親交も厚いらしく、そのファッションセンスや時折紹介されるリスニングルームの様子から見ても他の評論家とは別次元にいる、名実共にハイエンドな方。ECMファンの間ではキース・ジャレット『サンベア・コンサート』の録音に携わったことでも知られている。

 独自の『レコード演奏家論』を発表以降、オーディオという趣味に一種の「ステイタス」を求める菅野の、評論家としての姿勢がより明確になったように感じられる。アンプ、スピーカーともにマッキントッシュを使用しているあたりも彼のステイタス指向の現れなのか。だから低価格機種の評価はほとんど行わないし、新興メーカーの機種を積極的の紹介したりもしない。あらゆる意味で長岡鉄男の対極にいる。(1997,10/23 記)


名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/01/03(木) 12:40:43 ID:BDsd3SLZ

評論家も人間ですので、そこんとこよろしくとの事です。(W
評論家も商売の1つです、そこんとこよろしくとの事です。(W
評論家は慈善事業ではありません、そこんとこよろしくとの事です。(W


http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/701
http://unkar.org/r/pav/1199331643


http://audioidentity.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301451014-1
http://2chnull.info/r/pav/1285411699/


オーディオ評論家・菅野沖彦氏の文章を公開しています。
http://www.audiosharing.com/people/sugano/sugano.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/rashinban/rashinban.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/audiolife/audiolife_1.htm


菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い - Phile-web
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=2
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=1


オーディオ評論家評論
http://www2.famille.ne.jp/~itoh/hyoron.html



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          / / ∠三ミレ-- 、      ヽ
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          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  | 菅野先生は
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   | 外向的感覚型なのよ
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
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マッキントッシュのアンプは老舗高級オーディオ雑誌の「ステレオサウンド」のボス的存在だった菅野沖彦が猛プッシュすることで、わが国での栄光を持続させてきた感がある。

菅野現役時は、この雑誌の「権威ある」とされるベストバイにおいてマッキンが常に上位にあった。しかし、菅野が一線を退き、ベストバイ選定委員から外れた途端にマッキンのアンプは上位から姿を消してしまった。

 菅野とマッキンの癒着構造に、どの程度の金銭が絡んでいたのかはわからないが、マッキンの実力が普遍的なものであれば、菅野引退後も上位ランキングを維持し続けたはずである。

 オーディオがオーディオジャーナリズムと不可分の関係にあり、たった一人の評論家がわが国におけるマッキンの「位置」を決定していたという事実。これはオーディオというもののあり方を知る上でも重要である。
http://yoshi-s.blog.so-net.ne.jp/2011-04-01-2


「百万円の音」  素敵なメカニズム


 レコーディング・ディレクターでオーディオ評論家の菅野沖彦は、オーディオには百万円以上のお金をかけないとダメだ、と何度も主張している。

「なぜならば百万円以下では音楽に対して失礼だから」

というのだが、どこから百万円という金額をはじき出したのか?については、説明がない。

誰か有名な作曲家が「わしの音楽は100万円以上のステレオで聴かなきゃダメ」と言ったのだろうか?


 そもそも芸術をお金に換算しようという性根が腐り果てているように思える。
 安物のトランジスターラジオから流れる音楽を聴いて感動している少年に「お前は失礼な奴だ!」と菅野は言うのだろうか?

 こんなことを言う人間がふんぞり返っているからオーディオという趣味が滅びてしまったのだと思う。

 わしの知り合いのオーディオ・マニアはバブルの頃は総額数千万円の機械を使っていたが、最近は生活もつつましいものになってしまったため、数万円のミニコンポで音楽を聴いている。しかし

「強がりではなく、こっちの方がいい音がしてるんだよね〜」

と本当に満足しているのである。

 わしは数千万円の音を何度か聞かせてもらっているのだが、確かに立派な音は出ているのだけれど、どうも札束で頬っぺたを叩かれているような不快感があったのだ。

 数万円のミニコンポの音は、全然堂々としてないんだけれど、着飾ったところがないためか、音楽の本質がストレートに伝わるようなそんな気にさせるわけだ。
やっぱり数千万の機械の圧倒的存在感を前にして音楽を聴くと、身構えてしまうんだよね。

 自然体で音楽に向き合えない。金に目が眩んだ、いや耳が眩んだ聞き方になってしまうんだなあ。

 もちろんオーディオの楽しみ方として、むやみに金をかけること自体を楽しむというのがあるのは認めるが、そんなことをしたからといって、音楽に対して礼儀を尽くしたなどとは考えない方がいいと思う。

追記:菅野沖彦は雑誌や講演会では「百万円」発言をしているが、プライベートでは「スピーカーなんて音が出ればいい」と言っているらしい。
凄い人だ。


________

投稿者:三一十四四二三2007/8/22 13:17


菅野沖彦の自宅でオールマッキントッシュのシステムを聞いたら、「聞き賃」として15万円を請求されるそうです。

(それでも予約待ちだそうです)

オーディオの秘訣も伝授してくれるそうで

「いい酒を飲み、いいものを食べ、いい車に乗り、健康に気をつけてよく寝る」
というのが一番大事だそうです。

投稿者:fziro2007/8/23 15:09はぁ、15万ですかぁ…。

昔は池田圭さんの音を聞かせてもらった後には、定収入のないあの方のために、黙っていくらか包んで置いてくるというのがシキタリだという伝説があって、それは一種の「美談」だと感じたんですが、菅野さんの場合は、なんかやっぱナマナマしくていや〜んですねぇ(w

投稿者:三一十四四二三2007/8/23 18:28


菅野沖彦の家で音を聞いた・・・というのが一部のオーディファイルの間ではステイタスになるらしいですね。

プラチナカードという「うちで聞きました証明書」が発行されるそうです。


 それから今もやっているかどうか知らないけれど、雑誌「ステレオ」に「菅野沖彦が自宅にやってくる」というコーナーがありましたね。

あれに出る人は皆「〜でございます」っていう喋り方をするんですよね。

菅野を崇め奉っている感じで気色が悪かった。

(あれに当たると税務署が来る!っていう噂が流れていて敬遠する人もいたらしい)

http://green.ap.teacup.com/31104423/450.html

967: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/01/30(土) 20:57:29 ID:opLpEqZA

昨年のSSベストバイでマッキンはほぼ0。

と思ったらこの方が選定者から外されてたんだ。
それまでは一人だけ☆☆☆で入ったのがあったような。

577 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 03:01:55 ID:LLJjbw9W

菅野氏は、評論するオーディオ機器をすべて自腹で購入してるんでしょうか。
まあ、自分が役員を務める輸入商社の取り扱い製品はやすく購入できるんでしょうが、特定ブランドと利害関係のある人間の評論を信じろと言われてもねぇ

578: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 03:50:59 ID:EtQT8TQ4
>>577
最近はマッキントッシュジャパンに移籍したみたいだよ。

579: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/08/30(土) 11:16:20 ID:LLJjbw9W
577 578

最近、日本法人を作ったんでしたっけ。

業界の内部事情はよく知りませんが、まあ、順当な移籍なのかな、

評論芸者に変わりはないし。なぁ〜んて言うと、本物の芸者さんに失礼かも。

521: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/06/26(木) 13:50:58 ID:FD7OGLbO

マッキントッシュジャパンの役員に就任したのかな?

717: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/10(月) 18:47:15 ID:HDGH0Sns

広くアジアにマッキントッシュの製品を普及させたのは大きな功績。


718: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/10(月) 19:33:34 ID:zC4Qvp6l

報酬や給与をもらっている所属会社の製品を普及させるのは、どこの営業マンもやってるあたりまえの仕事でしょ。 社内的な功績としても、オーディオの世界への功績ではない。

584 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 01:21:57 ID:FcunW65t

芸者じゃない気骨ある「評論家」の存在は不可能だね、

生活あるしお金欲しい

だから芸者でも読みごたえのある文章書くならいいんじゃない?

岡とか瀬川とか

菅野は芸者にしては文章が美しくない、反吐が出る
菅野に限らず今美しい「評論芸者」っているの?

585: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 01:38:02 ID:+ZMglQE/
>>584
何を求めているの?
それに岡氏と瀬川氏を芸者菅野と比較する意味が判らないな。

586: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/02(火) 14:59:39 ID:pTw7LeqE
>>584

今のオーディオ評論は、全体的としては感性評論だけど、元祖の小林秀雄のような
文才はあるはずもなく、意味が不明なところだけをまねているから読んでられない
んだよね。

医者崩れのなんとかっていうアマチュア評論家が典型例だと思う。中身の貧弱さを、哲学書等の引用で権威づけようとするので、いっそう惨めになる。

できるだけ客観的な印象(この表現自体、矛盾しているが)を語ろうと試みている点ではあれこれとしがらみの多い専門誌よりむしろ、AV REVIEWのオーディオ評のほうがよく書けていると思うけど、専門誌ほどカバーしている範囲は広くないし、価格レンジもお金持ちのマニアには物足りないでしょう。

619: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 00:33:53 ID:tAA+MBj4

菅野とか野球の星野とか見てると自己演出というか自分を大きく見せる術は必要かなと思う。しかし謙譲を美徳としてしまう普通の多くの日本人にはなかなか難しい

ただ「俺ポルシェとフェラーリに乗ってるんだぜ」

とか自慢げにいいふらす奴もどうかと思うのは国産車乗りのヒガミか?


620 : 最強スピーカ作る1 2008/09/13(土) 02:03:49 ID:ar/lHfCu

そういや、911と12気筒フェラーリ持ってんだよなあ。

しかも911なんか5年置きに買い替えてんでしょ。

ええのう、富裕層は。

621 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 02:45:57 ID:IAR+x+st
>>620
馬鹿貧乏の僻みだな。

マッキントッシュの売り上げが、ジジイの車に変わっているんだよ。

622: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 02:57:56 ID:J7uCh8iG

評論家としての収入などたかが知れていると思うし、いくらマッキントッシュ・ジャパンの幹部だろうと、オーディオ関係の日本法人で5年おきにポルシェ買い換えるほどの収入はないだろうし、録音技術者というのが、それほどの財を成すことができた職業とも思えない。

元々、お金持ちなんじゃないの?
実業家って感じじゃないから、農家->地主->都内でマンション経営とか。

でも、本当の金持ちなら特定ブランドの紐付きになんかならないだろうから、小金持ち程度なんでしょ。

624: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/09/13(土) 13:35:06 ID:f+QTD0Pq

実家は金持ち。プラス賄賂という名のいろいろ。

688 : ディナ使い 2008/10/23(木) 21:19:14 ID:KY3/Wz7x

スガーノ先生はトヨタのエンジン部品作ってる会社の御曹司だと聞いたことがあるぞ。

ポルシェのパトカー東名パトロールに寄付して自分はスピード出し放題だとか何とか。

目立ちたがり,自己顕示欲満載ってのは間違いないと思うけど。

705: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/11/04(火) 00:21:17 ID:Vb36hSWb
>>688
センセイの父親 菅野健介氏は、キンダーブックの発売元フレーベル館の元社長だよ。

832 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/02(火) 20:28:26 ID:uxMLwIXv

弟の奥さんが、今の奥方。 彼は長男なのに録音なんかにうつつを抜かしていたので、勘当されていたんだ。

彼らの父親はキンダーブックを米国から導入してぼろ儲け、その関係で家に米国人が居候していたので英語ができる。

勘当が赦されたのちに父親が死んだのだが、彼は莫大な遺産を独り占め。

ついでに、最初の奥方と死別していたんで義理の妹を強奪
米国マッキンの役員を務めていたのも事実

さすがに子供たちは家を出て行った、いままで叔母さんと呼んでいた人をお母さんとは呼べないよな

833: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/11(木) 22:15:13 ID:DuAP3a24
>>832
だめだよ、こんなところで真実を晒しちゃ!


834 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/12(金) 04:10:13 ID:asMrMieV
>>832
凄いね弟の嫁さんを妻にしてしまうとは、英雄色を好むをさらに上いってる。

菅野沖彦氏がマッキントッシュジャパンの役員って本当ですか?

それだと、マッキンが輸入代理店を務めるスネル社のスピーカーを誉めたのにも納得がいく。役員が工場に行けば、そりゃ歓待されるわな。誉めるわな。

ダンディズムを齢高貴高齢者でも、いまだ実践中なのがいいです。


836: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/06/13(土) 11:48:47 ID:nV85hKfO
>>834
彼が役員を務めていたのは、米国マッキンだと書いてあるでしょう。

いまのマッキントッシュジャパンではないよ。

クラリオンが投資ファンドに売却した後に追い出されたから、「投資ファンドがオーディオ文化を潰す。」とかさんざん批判していたでしょ。

それは、自分の懐に入ってこなくなったことが本当の原因なのさ。

その後、マッキントッシュジャパンが設立され、なにがしかの手打ちが行われたから、またマッキン礼賛に戻っているんだよ。

68: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:05:30 ID:vBQWT5ug

2chて人生の敗者のたまり場だから、菅野先生のように人生を謳歌している成功者へのねたみはすごいね。

802: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/21(日) 21:24:12 ID:wbaRM8Yj

なにこのルサンチマンの坩堝はw

71 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:32:42 ID:phIbFVn6

スガーノは本当に成功者なのかな?

果たして人生を謳歌しているんだろうか?

一部の利権者に囲まれて言いたい事も言えず権威付けに奔走したがそれは情報化が進んだ今では砂上の楼閣でしかない

当然、墓場に持ちこんでいく言葉は相当あると思うが それは悔いのない人生といえるんだろうか

実は商業主義の先頭に立って踊らされた犠牲者の一人でしかないんじゃなかろうか

72: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:38:09 ID:GoH7xbtY
>>71
圧倒的な美音を出せてるんだから成功者だろ


73 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 15:41:13 ID:phIbFVn6

美音って何?
加工された捏造音のことかな?
それはそれで氏の生き方に相応しいかもしれないけど

79 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 17:55:29 ID:gf0wRyBR

センス溢れる部屋って所か?

80: 舞の海 2008/01/19(土) 18:36:51 ID:0uc25avQ
>>79
あの部屋はひどいよね。
取り敢えず高価なもの買い足していったらこんなになりました…みたいな

裕福さは伝わるけど センスは???だね

81 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 18:42:00 ID:D2mYO8JL

ってかさ、あんなに物がごちゃごちゃした部屋でかつ、老朽化した機器を使って、
良い音なわけがないでしょ。 普通に考えて。

お世辞でしょ。単に。


84: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/19(土) 19:44:22 ID:7b8KnprP

昔の人は部屋にいろいろ物を置きたがるんだよ。

92 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/20(日) 17:41:52 ID:brucSUOE

金を出さなければ貶めて出せば讃える
所詮はヤクザとたいしてかわらない
そうやってポルシェやフェラーリを手にして違法運転を自慢する

むしろアングラを自覚してないだけヤクザより性質が悪い


100 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 00:48:52 ID:z5fGUas6

菅野先生はオーディオ界に大変な影響力を持っている大御所なんだから、もし先生を粗末に扱うメーカーがあるとしたら、そのメーカーには見識がないと思うよ。

101: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 01:30:47 ID:05BXJpzQ

粗末にするって上納金を納めないってこと?
それで因縁付けて潰しにかかるなんかヤクザそのものだよね


103: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 04:19:32 ID:S0bF/fIt

ステサンのグランプリ記事でも翁が何をおっしゃるか、他の評論家も戦々恐々、お伺い立てるみたいに言葉選んでるよね

あのメンバーですら降ろされる恐怖にさらされてるんだから。

メーカー(代理店)バックに付けるってのは強いよね。

137: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/13(水) 00:24:36 ID:jHco/u8S

長岡や江川は色々と考えたり作ったりして影響を与えたしそれなりに功績はあると思う

しかし菅野の場合は価格=価値という悪影響を与えてオーディオという趣味を逆に貶めただけとしか思えないのよね

入り口を狭くしたせいでオーディオが衰退した原因も作ったし

オーディオマニアという生き物が変な目で見られるようになったという点では菅野の功績は計り知れないものはあるのは間違いないところだけど


291: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/14(木) 15:36:29 ID:0LH+yVFE

スガーノが自動的に黙れば金銭面では多少は評論家が綺麗になるだろ
献金体制を作り上げた害も残るけどな

菅野は評論家じゃなくて政治家だから


821: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/13(金) 00:05:58 ID:TVQJDDXX

ステサンだけでなく、クラ誌のMOSTLY CLASSICでも、「ライドー」のスピーカーを褒めてたぞ。


その中から抜粋

「このところ、本欄での紹介が続いていた超弩級のシステムではないし、特別な変わり種でもない。どちらかと言えば一見、オーソドックスなブックシェルフ型とトールボーイ型システムである。」

Ayra C-1 1,638,000円(ペア/税込)
Ayra C-2 2,478,000円(ペア/税込)
Ayra C-3 3,570,000円(ペア/税込)

オーヲタ以外の人も読むんだから、頭イカレてると思われても仕方ないだろうな!

822: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/13(金) 19:54:24 ID:qKzwNDGd

ライドーより素晴らしいスピーカーを作る。外国に皆金持ちの金を持って行かれるのは悲しい。日本人の私がそれを見習う。

823: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/14(土) 00:06:15 ID:1XC7Euez
>>821
タイムロード取り扱いだからなぁ・・・
エレクトリ・マッキントッシュジャパン・アキュフェーズ…

ジジイの場合は判りやすいよね。

862: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/05(水) 09:31:24 ID:y9YvPESn

巻頭言に、乗ってきたフェラーリやポルシェのモデル名をすべて書き込んだ、
この意味を理解できない輩は大人じゃないのだ。

863: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/05(水) 12:27:15 ID:zWRL2EYl

所詮、ブランドと値段でしか評価が書けないのさ。それが飯のネタだからね。


868: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/06(木) 00:20:37 9jRzB11D

世の中、金だよ金。
老害は金さえ払えば何でもやってくれるんだよ。

889 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/26(水) 01:16:36 ID:z+3WM+jQ

世間に悪影響を与えた以外に、この人の一生に何の意味も持っていないことが面白いね。五味康祐、高城重躬、瀬川冬樹、長岡鉄男 皆、オーディオ誌に残る功績があったけれど、菅野の残した功績はと思って振り返ると、ステサンのまやかし記事の悪い記憶意外に何も無いね。

892: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/26(水) 11:06:08 ID:Y+qRbnPx
>>889

五味康祐、高城重躬、瀬川冬樹、長岡鉄男・・・
菅野と同じだろw

934 : 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/10/24(土) 12:09:48 ID:SInMNS7Y

しかし、菅野先生も平均余命を過ぎ、失礼ながらいつお迎えが来てもおかしくないお歳だ。それなのに、あの世へ持っていけないお布施を今欲しがるのも変な話しだ。

棺桶に札束を入れても仕方なかろう。もう菅野先生なら、死ぬまで優雅にくらすだけの十分な資産はあるはず。

PionnerのTAD-R1が批判されたのは、菅野先生に非礼をしたからではないだろうか?

日本メーカーが旗艦モデルを作ったのだ。オーディオ評論家の大御所菅野先生の所へお布施などせずとも、まず挨拶へ行き、製品の概念や設計思想を説明し、菅野先生の好きな老舗の菓子折り一つ持っていけば、大絶賛だったかも知れないと思う。

953: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/02(水) 01:29:27 ID:R906v4b0

最近エレクトリからの上納金が少なくてイラついているんだろうな。


881: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 10:37:54 ID:kjLGDxeQ

演奏家を訪問してワンパターンで褒めちぎる記事。
別の機会では「まともな演奏家に出会ったことがない」と本音。

関与する会社の製品はすべてよしと評価。

(友人の徳大寺さんは、どのメーカーでも車種ごとに「よくやった」とか「こんな車要らない」と判別)

収入源は大切にするまっとうな方です。

885: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 15:07:24 ID:gXFhpuhh

ステレオ誌のインタビューで、村井に菅野氏は訪問先でマトモに鳴っているところは2〜3割もないとか書いてた。 菅野氏はラ技やステレオ、レコ芸の方が面白い。


886: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 16:10:05 ID:NlHtaPNg
>>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3%もないになりますよ。

SSだと全部合格です。

887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt

演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。

449: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:32:25 ID:Wla7JK6e

「この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その中で半分の方が、何とかその所有する機器に見合った音を出しておられました。そして、残りの半分は、まだまだその機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。

もちろん訪ねる前には、雑誌で紹介するに値する人であるかどうかを調べてから出かけるわけですが...。それでさえこれが現実です。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。」


     ∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆料理人!
 o/⌒(. ;´∀`)つ 
  と_)__つノ  ☆ バンバン

450: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:37:43 ID:Wla7JK6e

高級ブランド品を自慢して見せびらかすオーヲタの50%は、装置一流、腕前三流という現実。大笑いの恥さらし者ですな。

792: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/16(火) 09:47:17 ID:Je7a/ZAZ

褒めるところがないと、まずは雑談から入るよな

「オーディオはいつ頃から始められましたか?」とかね

気に入ったところだと冒頭から「素晴らしい!」とか「いやぁ!」とか感嘆詞が出るからわかりやすいよな

http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all

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         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   | メッキ人間なのよ
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はじめにマッキンがあった。

マッキンはスガノと共にあった。

マッキンはスガノであった。

このマッキンは、初めはスガノと共にあった。

オーディオはマッキンによって成った。

成ったもので、マッキンによらないものは何一つなかった……。

http://d.hatena.ne.jp/mandana/20050119


音楽に感動する為に必要な“いい音”は知識さえ有れば大してお金を掛けなくても簡単に手に入ります。しかし、菅野先生好みの完璧な音響を達成するには莫大なお金と努力と才能が必要なのです。

菅野先生を見ていると、耳がいいというのと音が分かるというのは全然違う事だというのが良くわかります。

音感だけが人並み外れて優れていて、音楽や音は全くわからないというのが稼げるオーディオ評論家になる為の必須条件なんでしょうね。


それにしても、マッキントッシュのあのコレステロール過剰で翳が全く無い音を、平気で我慢して聴いていられるというのも凄い才能ですね。(感心)


______________

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/29(月) 22:32:06 ID:EPLJ9S6+

皆さん、菅野システムの実音を聞かれた方いますか〜?
ハッキリ言って、あまたいるオーディオ評論家の中でもズバ抜けて音いいですよ。
ほかの連中はまったく歯が立たない状態です。

やはり技術と年季と生音経験で、オーディオにバケさせる能力と感性が成せる職人芸なのですよ。まさに巨匠で、脱帽です。

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/29(月) 22:49:39 ID:wtjldv2X

俺は随分前になるが、仕事でオッキーの家に行き1時間位レコード(まだアナログの時代)を聞かせてもらった事ある。

感想は、う〜んん・・、俺は英国系の渋いオーディオが好きなので正直好みでは無かった。

例えばジュリア・ロバーツのような、誰でもわかりやすい綺麗さというか・・。


203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/08(土) 21:30:38 ID:rVbL/wcN

で、お千ちゃんは、スガーノ氏宅にいったことはないの?

感じのいい奥さんが、お茶とお菓子(ハイソな高級品)で迎えてくれるよ

http://hifi.denpark.net/1125064884.html


89 名前:”本格”派の菅野沖彦 :2001/06/07(木) 01:08

実は私は今日、アメリカから成田に着いたばかりです。無論エレクトリのはからいであることは言うまでもないと思います。

残念ながら、江川君は「レコード演奏家」とは呼べません。言うなれば彼は、CD再生ガラクタ装置発明家、もしくは、”本格”オーディオ文化破壊者とも呼べるでしょうか。みなさん、これだけは是非守っていただきたいと思うのですが、今後オーディオを語る時は必ず、頭に ”本格” の2文字をつけて下さい。

無論、総価格300万以下の装置の方々は、全くその必要には及びません。そのような、言うなればオモチャのような装置を、江川君のように、砂に埋めようが、青汁に漬けようが、私の感知するところではありません。ただし、今後オーディオを語ることは許されないであろうことは想像にかたくありません。

レコード演奏という限りなく崇高な趣味の追求に際し、たかだか300万の投資の努力も出来ない、というような方は、残念ながら、情熱を持って、真摯な態度で音楽と向き合う「レコード演奏家」とは決して呼べないからです。

  先日、ヤスケンこと安原犬(ケン)君が、B&W 801を購入し、ついては装置総額300万を超え、私ども「レコード演奏家」の仲間入りを果たしました。これは真に持って歓迎すべきことです。8畳間に、B&W 801を導入した彼の努力は賞賛して余りあるものです。

今後恐らく、寝るスペースも殆どなく、低音はどこまでもブーミーになることは必須でしょうが、それでも いい音を引き出すべく日々研鑚する、真摯に向き合う、これこそが正に、「レコード演奏家」と呼べるものであり、今後新たにオーディオを趣味とする方々が歩むべき道だと信じて止みません。


112 名前:安サラリ−マン :2001/06/16(土) 07:02

’本格’派の先生に御報告したいのですが私も300万を突破致しました。
レコ−ド演奏家を高々に名乗ることをお許し頂けますか?

115 名前:菅野 :2001/06/18(月) 08:39
>112
装置は、マッキンかJBLだろうね?
それと、車は、ポルシェかフェラーリが必須だよ


65 名前:菅野 沖彦 :2001/03/16(金) 15:47

 あ〜親愛なる童貞諸君、マッキン買いなさいマッキン

5万円以下の製品は、点数つけないからねヨロシク
あ〜なんか暇だな。そうだ朝沼と秋葉にいこう。

68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/23(金) 10:38

おめえ、マッキンより女だろ!

菅野の図式は

女>金>車>名誉

じゃねえかよ!老害撒き散らしやがって!

だから日本のオーディオ市場はメタメタになっちまったんだよ!


73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/20(日) 21:30

菅野さん、自著の中でセクースする時はいつもベートーヴェン第7の終楽章が頭を駆け巡ると書いてたな。リズムの権化なのか。


74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 18:48

菅野先生はスイスウォッチにも凝っておられるようだね。

ステサンに出てくる「レコード演奏家訪問」の写真でも毎回ちがうね。パテックやバセロンあたり持ってそうね。知らない人はびっくりするだろうけど、1本2−3百万以上はするんだよ。

82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 20:10
>>74
最近はMen`s Exだったかなんかの時計特集(死ぬほど高いの)にも対談で顔出してたよ


76 名前:>74 :2001/05/21(月) 19:02

そうか。ボクのシステムの数倍の価値がある物がスガーノの左腕に何気なく巻かれているってことね。うーん、エレク鳥ってそんなに儲かるの?


77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 19:07

下らんね。今さらパテックフィリップスなんて。
今なら安くても見栄えの良いワイアードもあるから。精度は勿論クォーツだから上。
http://w-wired.com/

あと住宅地にフェラーリなんて五月蝿いだけだ。

本当に俗物なんだな。嫌になる。


79 名前:>77 :2001/05/21(月) 19:19

フェラーリのオーナー例(現在は知らないけど)


河村隆一・新庄剛志

要はヤンキー系・成り上がり系

菅野→毛並みの良い成金

http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/954/954891753.html


菅野さんは、車にも相当造詣が深くいらっしゃって、その上運転自体も楽しまれます。フェラーリとポルシェをお持ちなのは、雑誌などで紹介されているのですでにご存じかも知れませんが、菅野さんが今でもサーキットに出向かれること、そして過去には国内A級ライセンスをお持ちだったことはあまり知られていないように思います。

そんな菅野さんの姿勢から趣味というのは、コレクションとは違う。道具を通じて、またそれらを使いこなすことによって、自分自身の知識と経験を深め、感性を育み、己を高められる。そんな、一人の趣味人として一本筋の通った主張が強く感じられたのです。

http://www.ippinkan.com/mail-magazine/page_033.htm

412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/19(土) 22:09:56 ID:YeVOrjah

嶋さんが書いてたように、耳のいい男ですな。ただ、それに尽きる。
日本のエンジニアとして、唯一、耳のいい男。

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/13(日) 00:22:26 ID:1QCYBMah

菅野先生。

ほんとにマツキントツシュの好きですか?

どうなんですか?


307 名前:オッキッヒッコ・スガーノ :2005/11/13(日) 01:22:48 ID:J7ce0PUt

まつきんとつしゅはおかねになるからすきですo

230 名前:ハーツフィールド :2005/11/02(水) 18:58:45 ID:40sfBqiX

マッキンからいくらもらってんねやろ・・


277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/11(金) 22:24:24 ID:AsAU1B+F

マッキンからもらっていません
エレクトリから少しもらっています。


937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 20:20:51 ID:JBPgDYxv

オーディファイルに背徳行為を続ける輸入商社の社外取締役を早く辞任しなさい。


939 名前:sugano :2006/01/01(日) 20:42:15 ID:p7gOxgdq

今年も エレクトリの社外取締役 務めさせて頂きます
さっそく ATCプッシュしときました。


932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 13:17:01 ID:JBPgDYxv

長岡もオーディオ評論家として評価が高い。
菅野の評価が低いのは金にまつわる黒い噂だ。


933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 13:22:54 ID:51rTzRWQ

もう何年も前の話だが、某大手メーカーでは、厳しい評価をする評論家を、雑誌社に脅しをかけることで潰そうとしていた。

現在、それを主導していたやつが、会社で偉くなったりしてる。
評論家も、それと同じ人種ばかりが残ってしまった。。。


233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/04(金) 20:18:10 ID:KUjf/IIY

新しいものが出たら、金を貰って、賛辞を書くのが評論家じゃねえか。

要するに評論家=メーカー・代理店の手先の営業マンだ。

ポリシーがあるなどと、ふんぞり返っても、金の奴隷には違いない。


239 名前:通りすがり :2005/11/05(土) 20:32:33 ID:V+wFqdoR
>>233
それじゃあ世界の営業マン、広告代理店はすべて悪者でつか。

942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/01(日) 21:21:21 ID:JBPgDYxv

ヒューザー=エレクトリ
検査機関=評論蚊(菅野)

取締役が儲からないことを言ったら背任行為だから、消費者に損をさせて企業に利益をもたらすのが当然。結託して、悪銭稼ぎをするのは資本主義社会の当然の理なのに、おまえは馬鹿すぎ。

403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/19(土) 17:35:56 ID:ONPiJz0I

スガーノに騙されて大金を積んでゴミを買わされるからこそオーディオ業界が衰退した。

都合のいい理論のすり替えはやめておけ、
海外のオーディオ市場が日本より健全なのはスガーノ始めSS誌のような存在がないからだ。


414 名前:にぼし :2005/11/19(土) 22:17:22 ID:r0ireKIL

評論家の言うとおりにして、あとで騙されたと騒ぐなんて、恥知らずもいいところ。 どだい趣味の世界で、人の意見を鵜呑みにするなんて、嫁さん選びを人に任せるようなもの。


417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 00:17:04 ID:rHI4vVs2

評価の高い高額機器買って騙されたのではない、それこそ言いがかりだよ。
音質はオデオルームや環境で大きく変わるのはご存知の通り・・・。


261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/08(火) 17:08:26 ID:T4TBzMRo

勿論、オーディオ装置はいいものを使用するに越した事は無いけど、更に大切な事は「音を聴くリスニングルーム」

どんなにいい、高価なオーディオ装置を使ってもリスニングルームの音響が悪ければ、文字通り「宝の持ち腐れ」と言う事を忘れないように。

また、その逆もある、トータルバランスが大切。


419 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:16:17 ID:ScxpBDOq

>評価の高い高額機器買って騙されたのではない、それこそ言いがかりだよ。
>音質はオデオルームや環境で大きく変わるのはご存知の通り・・・。

その言葉も言い掛かりじゃないかな?

SS誌はルームアコースティックに関して触れようとはしない、

またその道のプロが機器を知り尽くしておいてセッティングしたインターナショナルオーディオショウの音質の酷さは有名だ。 つまり機器以外に金を掛けるべきではないという刷り込みをしたのもSS誌だ。


420 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:18:55 ID:/AkVMODC
>>419
というか、機器以外は自明の前提だろ。
それなりの住まいを持ってる人間だけがSSを読むんだろ。
4畳半の下宿住まいで読むかよ。


422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 02:33:44 ID:ScxpBDOq
>>420
実際販売店で聞いた話、SS誌片手に○百万の予算でどれくらいのシステムを組めるか聞いて来る人はかなりいるそうだ。

勿論広い部屋の持ち主の金持ちが多いそうだが出た音には一切無頓着、しかもそれを周囲に自慢しているとの事だ。

業界としては一時的に潤うからいいと言っているが長い目で見るとSS誌は業界を滅ぼすだろうと言っている。


423 名前:にぼし :2005/11/20(日) 03:22:43 ID:rOeTBY2B
>>422
それのどこにSS誌の責任が?ただ人間の品性が貧しいだけでは。

そういう人はどうせオーディオ続かないでしょ。
どうせ釣りだと思うが。

424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 03:40:35 ID:ScxpBDOq

別に釣りでも何でもない、数店舗親しい知人がいるだけだ。
趣味のオーディオとしては続かないだろうね、CD派が殆んどだそうだから。
ただ応接間に置いて酷い音を出して自慢しているから閉口しているそうだ、

「これが国内最高権威の評論家に選ばれた機器の出す最高の音だ」と。

そう言う意味で非常に憂う事態だし、業界の先行きを暗くしているのは事実だ。


490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/30(水) 02:34:17 ID:wrlfszBu

名物のレコード演奏家に関しては、当の菅野翁が別の雑誌で、

「他誌でやっている連載でいろいろなシステムを聴く機会が多いが、本人は悦に入ってても実際には聴くに堪えないような装置も多い。」

ってことを語っており、 果たして今回は本当はどうなんだろうっていう目であの連載を読むと結構笑える。あそこに登場するのがステータスだと勘違いしてネットでも俺を取り上げろとばかり運動しているような人もいるが、登場即音の良さ、オーディオの腕のよさを示すとは、必ずしも言えないようだ。

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 21:22:19 ID:c8yn/MDN

先日の大阪ハイエンドオーディオショウ2日目の特別イベントでした。
まだ、各社がイベント試聴用機器のセッティング中、マイクを持たれた先生が

「今まで数百人のレコード演奏家を訪問しましたが、いい音で鳴ってたのは一人も無かった・・・」

とおっしゃられたのには驚きました。 で、ステサンを見る限りけっこう先々号などではべた褒め? の方なんかおられたのに過大評価と言うか、どんぐりの背比べ的要素しかなかったのかと?・・・
意外な所で先生の本音? が聞けたような気がしました。

個人個人、性格がそれぞれ違う以上好みの音質も千差万別と言う事を思うとまぁ これも仕方ないでしょうね。 でも、確かな事は先生の音作りに関して言えば万人向き、多くの人がいい音と感じる音作りされてると言う事です。 装置も重要だけど、聴く環境は更に重要ですと最後におっしゃられてました。

音質と同じくらい重要なのが「音量」とも言ったおられました。
音楽再生の時のボリュームには特に神経を使っておられたようです。
ただ、ホテルの大広間と言う特殊な環境下での音量は難しく、なかないい音で聞いていただく分けには行きません、それを納得の上聴いてくださいとのことでした。

レコード演奏時、大切な事は「再生環境」「オーディオ装置」「音量」

ことに「再生環境」と「音量」は重要で高額な装置を導入しても宝の持ち腐れになる事が多々有ります、その間違った音質にならない為にも正しい音楽再生を聴いて耳を鍛えて慣らしてください、間違った音質で演奏されていた方が実に多い事に驚かれたそうです。

ライブ演奏や、他のオーディオでの再生音、いろいろな音を聴いてこそベストな音質でレコード演奏できると言っておられました。


507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 22:32:37 ID:0gbQMscP

例えば気配感が出たとしてもボリュームしぼれば、とたんにショボい音になるもんね。

523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/02(金) 14:31:56 ID:uIinb7l/

まぁそういう意味では菅野センセは日常茶飯事で生の楽器の音を聴いているからなぁ
何せそれがお仕事なわけだから

昔自分もセンセの講演で 

「チェンバロやアコースティックギターを実演ではあり得ないほど大きな音で鳴らされる方もいるが、それはどうかと思う。」

的な発言を耳にしたことがある。

519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/02(金) 13:28:30 ID:fOkozyFI

コンサートに頻繁に通い、その楽器毎に忠実な音を出すように調整を続けないと『普通の音』を出すのは不可能。

前のレスにある『レコード演奏家』とかの音が似ていないというのは「元の音」を知らないでいじくり倒しているからに他ならない。

そういう努力を最低でも5年以上は繰り返さないと『普通の音』は出せない、

“レコード演奏家=引き篭もり変態オーヲタ”

という証拠だろう。

425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/20(日) 03:57:21 ID:HuTlDQCb
>>424
まあ、スガーノはルームチューニングを推奨しても一銭も儲からないだろう
そういう代理店やメーカーとは関わりがないからな・・

むしろ、まず部屋ありきと主張する評論家を追い込んで潰そうとする噂まである。


427 名前:もぐもぐ ◆x9IoVFUeJ2 :2005/11/20(日) 21:11:03 ID:HWD3sBlg

ステイタスシンボル的扱いを受けるよう仕向けているのは否定できないでしょう。

450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 02:13:50 ID:MnJ8AnHk

小柄で卑屈で、セコセコ情報を熱心に仕入れてはいるが、卑屈さが表面に見えるから、人に嫌われることも多いのがこのジジイ。万人受けする訳ではないから、大企業には嫌われる。

輸入商社とか、アキュフェーズみたいな、アングラオデオ族のおこぼれで、喰っているヤシだな。

452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 02:58:46 ID:MnJ8AnHk

信じるものが、輸入商社の手先商品だが、それで満足ならば良いであろう。


453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:15:58 ID:9OVf0/YI
>>452
何がそれで不満なわけ?

454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:32:36 ID:MnJ8AnHk

不当な利益を得ているという点が不満。

457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 03:41:08 ID:MnJ8AnHk

色々結託して、能力の無いものをあるようにいいふらして、おこぼれをもらうのが天命と思っている極悪評論家はあの世で、地獄針むしろ、餓鬼道に堕ちて苦しみもがくのが見えている。

459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/24(木) 23:08:52 ID:uZS2z9Fc
>>454
スガーノ程度の不当な利益に嫉妬するより、世の巨悪はいっぱいあるだろう。

466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/25(金) 00:47:42 ID:oVeF+RkT

スガーノには散々騙された、本当に散財もいいところだ。

469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/11/25(金) 01:38:41 ID:NL1/80rA
>>466
つきあった女がひどかったからって、紹介してくれた奴のせいにするのかよ。

889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/29(木) 10:22:20 ID:rYfKk6aH

五味康祐は、高城にさんざんな目にあったと、単行本を出して恨みを綴った。

菅野でさんざんな目に会ったヤツは、少ないのではないか?

散財させられた金持ちは沢山いると思うが、金持ちにとって大した額ではないし、高城に比べれば菅野のまやかしは、すぐに見破られるので、被害者も出にくいか?


890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/30(金) 18:51:38 ID:Vk9zt6zX
>>889
>五味康祐は、高城にさんざんな目にあったと、単行本を出して恨みを綴った。

高城の方もことあるごとに「さる著述業者」とネチネチやってたね

五味はサウンドステージのような方向性に早くから向いていたし高城は「ホーンによる原音再生」というローカルな方向だったからはなっから正反対

それを分からず附いていって後から恨み言を言う五味の方が悪いっちゃあ悪いがただし当時は高城みたいな立場の方が絶対だったから仕方ないっちゃあない


891 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 01:36:12 ID:Bo+mMbS7

結局、高城はNHKのレギュラーから下ろされたし、名声も薄れてしまった。
五味のネイムバリューの方がモノを言ったんだろうね。

技術的に高城は優れたものを持っていたかも知れないが、音楽性では、ダメ

菅野は、技術的には低レベル、音楽性でも低レベルだから、誰にも悪影響も良い影響も与えられない凡人だ。


893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 02:15:28 ID:+txa36Vu

ただね、五味康祐氏は選択制難聴だったんだよな。

難聴の人がオーディオを語ってもねえ。
健常者の参考にはならんな。

895 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 07:23:26 ID:lXn0UjS9

眼鏡をかけた絵画評論家も画家も映画監督も映画評論家もいくらでもいるがな

903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 12:35:39 ID:+txa36Vu
>>895
五味は晩年は補聴器がないと会話が困難であったほどだと言われている。

眼鏡をかけた絵画評論家とは次元が違う。
色盲とか弱視の絵画評論家がいくらでもいるとも思えないが。


904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 14:36:31 ID:FIn7J34u

生前の五味宅の音を聴いた人物が「ある帯域にイコライザーがかかってフラットでなかった」と本に書いている。

ということは逆に言えば彼の耳にはフラットに聞こえていたということで、つまりメガネによる補正と何ら変わりないと思うが…。

905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 14:37:53 ID:xCKeQInq

すると、市販スピーカーを試聴、評価する時には、おかしな事になるわけですな。


908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/31(土) 15:03:10 ID:Bo+mMbS7

自分なりに音を追求しただけで、技術的に高城氏のアドバイスを受けた結果が、自分の求めていたものとかけ離れたものになったということ。

高城氏は音楽家だから、まかせて大丈夫と思ったら、音楽的にとんでもない音になったということ。

菅野がレコーディング担当だから、音について任せたらとんでもない結果になるのと同じこと。

http://hifi.denpark.net/1125064884.html


              /               \
          / / ∠三ミレ-- 、      ヽ
         / / //─'''´ ̄ ̄`ヽ      ゙i
        / /  //        ゙iヽ  ヽ  |
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        ゙i |/ ,ィ`' _L.,!    ` ┴'  リ‐、 } |
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          |! |  \   ゚       /  |  .!
          {  |  | | ゙ヽ、    /  |   |  | 菅野先生は
         ゙、 ', | |   | `l'"´    ゙、|  |i   | メッキ人間なのよ
         ヽ ヽ | |   レ'′      \ || /
           /ヽ \!  |  ̄ ``   r'´ ` ̄``ヽ
        /   ヽ ヽ ノ                   ヽ
        |     〉 V              |   |
        |    /  /       \       ヽ、 |
        |    / / /|       ヽ       \
        .!   / { ヽ|    ...     ゙、        ヽ
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          | / / | ヽ、               | /

42. 中川隆[-13353] koaQ7Jey 2018年10月24日 17:20:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19495] 報告

330名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/24(水) 15:49:29.71ID:QHwMbGxv

菅野さんが中退した成城大学は有名なお坊ちゃん大学だ

331名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/24(水) 15:52:08.17ID:tp3WNdp8

金持ちのバカ息子
自慢は父親が東大出だという事だけ

自分の学歴自慢なら許せるけど、父親の学歴を自慢するのが情けないね

332名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/24(水) 16:08:46.70ID:tp3WNdp8

身分制度は、頂点にいる人たちには「楽しい制度」であることに気づけ


数年前、「1%の金持ちと99%の貧乏人」の存在が強調されて、世界で経済格差が凄まじく広がっている実態が問題になったことがあった。
最近は、もう誰もこの「1%の金持ちと99%の貧乏人」の問題を口にしない。
この問題は解決したのか。
まさか。現在は世界で経済格差がどんどん広がっていて、
もう富裕層と低所得層の乖離は埋められないほど大きなものになってしまっている。
解決するどころか、問題はどんどん拡大しているのが現状なのである。

さらに、それは「金持ち」と「貧乏人」という身分制度として固定化されつつある。

こういった固定化された身分は是正されなければ社会に柔軟性が生まれない。
しかし、実は逆にいったん経済格差や身分制度が生まれると、
それを「解決したくない理由」が生まれるようになってくる。

「解決されたら困る」という人が出てくるのである。
いったい、それはどういうことなのか?
経済格差が全世界で深刻化していく中で、これは考えなければならない問題だ。
https://blackasia.net/?p=2062

金持ちのバカ息子はアルバイトする必要もないし、スポーツカーも高級オーディオもピアノも買って貰える
一般大衆とは最初から出発点が全然違うんだよね

333名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/24(水) 17:06:54.62ID:/kAMPAHK

それのどこが悪い?www

334名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/24(水) 17:14:40.71ID:tp3WNdp8

>それのどこが悪い?www


恵まれた環境とコネでバカ息子が高い地位や給料を得て、できもしない高級な仕事を独占する

一方、恵まれない環境で育った天才が自分にふさわしい仕事を得られなくなる社会だと

国が滅びるんだ

日本のオーディオ界が衰退したのは菅野さんとステレオサウンドのせいだからね
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1539638621/l50

43. 中川隆[-13352] koaQ7Jey 2018年10月24日 17:25:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19495] 報告

身分制度は、頂点にいる人たちには「楽しい制度」であることに気づけ2018.10.24
https://blackasia.net/?p=2062

数年前、「1%の金持ちと99%の貧乏人」の存在が強調されて、世界で経済格差が凄まじく広がっている実態が問題になったことがあった。最近は、もう誰もこの「1%の金持ちと99%の貧乏人」の問題を口にしない。

この問題は解決したのか。

まさか。現在は世界で経済格差がどんどん広がっていて、もう富裕層と低所得層の乖離は埋められないほど大きなものになってしまっている。解決するどころか、問題はどんどん拡大しているのが現状なのである。

さらに、それは「金持ち」と「貧乏人」という身分制度として固定化されつつある。

こういった固定化された身分は是正されなければ社会に柔軟性が生まれない。しかし、実は逆にいったん経済格差や身分制度が生まれると、それを「解決したくない理由」が生まれるようになってくる。

「解決されたら困る」という人が出てくるのである。いったい、それはどういうことなのか?

経済格差が全世界で深刻化していく中で、これは考えなければならない問題だ。(鈴木傾城)


身分制度は、頂点にいる人たちには楽しい制度

経済格差は「1%の金持ちと99%の貧乏人」のピラミッド構造を生み出し、それがそのまま身分制度となる。

そしてピラミッドの頂点にいる階層は、身分制度の枠組みは自分たちにとって非常に有利であると考える。なぜなら、その社会では自分たちが最も有利な立場であり、既得権益になるからだ。

誰もが自分たちを敬ってくれる。誰もが自分たちを特別扱いしてくれる。やりたいことは、ほぼ何でもできる。自分が働かなくてもカネで誰かを働かせられる。カネで何でも解決できる。これほど、楽しいことはない。

身分制度は、そのピラミッドの頂点にいる人たちは「楽しい制度」なのである。

富裕層はその気になれば、一年中ハワイでもグアムでも行って遊んでいても暮らせる。旅行ばかりしていても問題ない。

富裕層の男はどんな美しい女でも金にモノを言わせて手に入れることもできる。富裕層の女も金にモノを言わせて靴でもカバンでもブラジャーでも倉庫いっぱいに買い揃えることができる。

望むのであれば、フィリピンの独裁者だったマルコス大統領の妻イメルダ夫人がそうしたように、宮殿に住んで靴を3000足も集めることも可能だ。そして、宮殿のような家に住み、下の身分の人間をあたかも奴隷のように使うことができる。

自分がそんな立場になれば、このピラミッド構造は「長持ちさせなければならない」と思うはずだ。身分制度が解決されてしまったら困るのである。

グローバル化した社会の中で成功した人たちもまた同じだ。富裕層は自分たちの財力や権力を誇示できる「下の人間」が必要だ。そして、社員を奴隷のようにコキ使うブラック企業の社長は、そのような低所得層がいなくなったら困る。

だから、経済格差や身分差別を解決したいなどとは絶対に思わない。むしろ、極限に達するまで身分が固定化した社会が続けばいいと願う。


身分が固定化したら、それを変革することは不可能

社会で影響力を持っているのは貧困層ではなく、富裕層だ。

彼らは政治家に金で影響力を及ぼし、カネで世論を動かし、カネで自分たちの都合の良い法律を作ることができる。

だから、いったん身分が固定化したら、それを変革することは不可能になる。富裕層の人々は富裕層のまま、貧困層の人々は貧困層のままという社会が続いて行く。

富裕層は、「貧困なのであれば、一生懸命に働いて金持ちになればいい。金持ちを恨むのは筋違いであり、努力が足りないのだ」というのだが、あまりにも格差が広がった場合、それは現実的ではない発言となる。

富裕層は金で金を生み出すことができる。10億円あれば、それを3%の株式に投資しているだけで、年間3000万円の配当が転がり込んで来る。

しかし貧困層が必死で働いても、せいぜい300万円だか400万円程度の年収にしかならない。それが数年続くだけで、ますます格差が広がるというのは、誰が計算しても分かるはずだ。

このような中で、徒手空拳で成り上がれる貧困層はごくわずかであり、低所得層の多くは低所得の人生で終わる。こういった社会の変革は、最後には社会転覆を伴った暴力的な「革命」しかなくなる。

もちろん、富裕層は自分たちが貧困層の上に君臨していたら不満を持たれることは承知している。では、どうするのか。経済格差や身分差別を解決するのか。いや、そうではない。もっと良い方法がある。

どうするのかというと、貧困層よりも、さらに下の貧困層を作るのである。つまり、下には下があるという社会にする。そして、その下の階層の人間には、何をしてもいい、という暗黙の了解を作る。

そうすると、鬱憤はさらに下の階層に向けられる。上に刃向かうより、下をいじめた方が楽だからだ。いったん、そうなると経済格差や身分差別は絶対的固定となる。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

社会システムは、常に不満のはけ口が用意される

人間社会は、それがどんな社会であっても、最後は必ず「身分制度」になるというのは覚えていた方がいいかもしれない。

最初に持てる者と持たざる者が分かれていく。次に、それが自分の子供、孫へと継承される。そうやって身分は固定化してしまう。

そして、身分制度の中では「極限の貧困者」が社会不満や閉塞感の「はけ口」のために作られていき、彼らにはどんな虐待をしても許されるようになる。

学校でも会社でも、まるで決まっているかのように、必ず「とことんいじめられる弱者」が生まれて、本当にみんなからいじめ抜かれる。社会システムは、常に「不満のはけ口」が用意されている。

上に刃向かうのではなく、下をいじめるような仕組みになっているのだ。

経済格差が固定化していくと、極限の貧困者が、はけ口として「わざと作り出される」のである。衝撃的かもしれないが、これが社会の仕組みでもある。

何のために生まれて来たのか分からないような、いじめられるだけの人生を送っている人たちもたくさんいる。

インドでは、カーストにも入れてもらえない「不可触民(ダリット)」という存在があった。不可触民は「サブ・ヒューマン」とも言われている。サブ・ヒューマンは日本語に訳すと「非人」である。

不可触民 = 触ることができないほど穢れた人。
サブ・ヒューマン = 人間になりきれてない人。
非人 = 人に非(あら)ず = 人間ではない。

これらの言葉は、激しく人格否定をしている言葉であることに気付くはずだ。社会が「この人たちは、人間ではない」と宣言して言葉として定着させたのである。

そして、あえて社会が「人間ではない層」を許容して、何かがあったときの「はけ口」に向かうように方向付けしている。


上に這い上がるのは難しく、下に落ちるのは簡単

どこでもそうだが、そういった最下層の身分の女性たちが、レイプされたり、強制結婚されたり、人身売買されたり、性奴隷にされたりしている。最下層は、そのために存在させられていると言ってもいい。

残虐だ。

こういった話は、先進国では「前近代的」「他人事」だと考える人が多いのだが、先進国を覆い尽くす経済格差がさらに極まっていったとき、本当に「前近代的」「他人事」と言っていられるだろうか。

その最下層の人権剥奪は、もしかしたらグローバル経済の最下層にも適応されても不思議ではない。

たとえば、今の日本はホームレスと言えば「個人」である。しかし、家族みんなが路頭に迷うと、いずれそれが「家族」になり「集団」となっていく。

何も持たない貧困層が個人から家族や集団になったとき、彼らはインドで言うところのダリットのような身分になってしまうかもしれない。

途上国ではホームレス家族は珍しいことでも何でもない。タイでも、路上で寝る妻に寄り添ってあげている夫の姿を見ることもあった。

大部分の貧困層が貧困層から抜け出せず、世代を超えてずっと貧困状態になる。大部分がそこから抜け出せなくなったら、それは身分が固定されたも同然なのである。

今のまま放置していると、このグローバル化の最終的な形はそういった「身分制度」になるまで突き進む。

上に這い上がるのは難しく、下に落ちるのは簡単なのだ。いったん経済格差が身分制度になると、本当にきれいなピラミッド型の構造になる。そして、身分が固定化したら、それを変革することは不可能になっていく。

しかし人々は黙っていない。「1%の金持ちと99%の貧乏人」の問題は、再び爆発する。(written by 鈴木傾城)


大部分の貧困層が貧困層から抜け出せず、世代を超えてずっと貧困状態になる。大部分がそこから抜け出せなくなったら、それは身分が固定されたも同然なのである。今のまま放置していると、このグローバル化の最終的な形はそういった「身分制度」になるまで突き進む。



▲△▽▼


人口100人の青い目の人達の村_ neoliberalism village があった。

4人の資本家に支配された労働者庶民96人が住んでいた。

資本家の年俸は2億円、残りの庶民は年俸200万円
全体で9億9200万円の紙幣が循環していた。

neoliberalism village では、自動車は6〜7台しか売れず、他の者は自転車だった。
暴動や略奪や薬物中毒・犯罪が頻繁に起こっていて
ズタズタなスラム社会になった。


その村の隣に、ジパングという人口100人の島国があった。

20人の知恵者をリーダーとした職人庶民80人いた

リーダーの年俸は1440万円、残りの職人は年俸500万円

全体で neoliberalism village より少しすくない6億8800万円の紙幣が循環していた。

その村では、自動車は100台売れた。 自転車も売れた。

あらゆる産業が学問が医療が社会福祉が発展し
インフラが整備されていき、すばらしい街を形成していった。

44. 中川隆[-13356] koaQ7Jey 2018年10月26日 10:37:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19552] 報告

スピーカーは時代が新しくなれば進化しているか? - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e40e6665827eb15a5e32725be72fe2f0

一般に科学技術は時代の進展に合わせて進化してきた。オーディオ技術もエジソンの瘻管蓄音機が発明されて100年以上経過してきた。1900年頃は電話が時代の最先端だった。その後1930年代にはトーキー映画が反映し、音響入りの映画は1940年代から始まっているように思う。その当時使われていたSPにWEのSPや、その後ALTECに代わってA2・A4・A5・A7のトーキーSPが有名になった。

ALTECランシング社にいたジェームズ・B・ランシング氏が当時のSP達を設計している。ジェームズ・Bランシング氏が「家庭用スピーカー」専門に起こした会社が「JBL社」で、現在知られているJBLのSPの基本が1950年前にに出来上がっている。その後、JBL社の技術責任者のロカンシー氏がユニットの開発に携わっている。ガウス社やTADのユニットも「ロカンシー氏」が中心になって作っている。

今尚、WEの22Aホーンや15Aホーンと#555ドライバーの人気が年配の方に高い。現在ではそのサウンドを聴いた事の無い方が殆どだと思う。当時のWEのアンプとの組み合わせで聴ける方は稀だろう。大型ホーンから出る「やわらかいサウンド」は非常に好ましい質感も持っている。

この柔らかいサウンドをJBLやALTECのホーンから出すにはそれなりにスキルがいる。今ではホーン型SPユニットもホーンも非常に少なくなっている。エンクロージャーも手の込んだバックロードホーンやフロントロードホーン、クリプシュホーン等を発展させたものは殆どない。

今ではプラスチック製のエンクロージャーで「響き」を押し殺したような物が多くなってきている。SPユニットの能率も80db代になってしまって来ている。果たしてスピーカーは進化してきているのか?疑問に思う。

45. 中川隆[-13367] koaQ7Jey 2018年10月27日 21:33:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19612] 報告

音楽的教養 投稿者:影なびく星 投稿日:2012年 5月 9日(水)14時48分31秒  

五味先生の名著に「オーディオ巡礼」があります。
それには、幾人かのオーディオマニアを五味先生が訪問した感想が書かれています。
皆、評判のいい感想ばかりですが、おそらくもっと多くのマニアを訪問していると
思うのです。しかし五味先生が気に入らなかったものは削除されているものと思われます。

私が興味を持ったのは、五味先生がオーディオセールスマン(評論家)の音をどう評価していたのかです。

これは、「五味オーディオ教室」という本に、菅野沖彦と上杉佳郎の音についての感想
が載っています。

菅野沖彦の音については、録音技師の聴く音であって音を響かせようとしておらず、
ステージがない、音の歪のない再生を追及するあまり無機的な音と評価しています。

ただ、だから菅野沖彦の音はだめだというつもりはありません。
音の好みは人それぞれ違いますから、菅野沖彦の音を好む人がいても当然のことと
思います。

しかし、ステサンなどで菅野沖彦の書いた文章を読むと、音に関することばかりで、
作曲家や指揮者、演奏家に対する感想などなく、音楽的教養が限りなくゼロに近い人間
だという事がわかります。

つまり菅野沖彦は音はわかるが、音楽は理解していないということですね。


上杉佳郎の音については、さらに厳しく評価しています。

上杉邸でマーラーの交響曲第4番(バーンスタイン指揮)を聴いたところ、第2楽章に
ヴァイオリンの独奏パートがあり、マーラーはこれを「死神の演奏」でと指示している、
つまりこの演奏は悪魔が演奏するように響いてくれなければならないが、上杉邸の弦の音はシャリつく音で「死の舞踊」が「アパッチの踊り」に聴こえたというのですね。

私はこの文章を読んで、早速マーラーの交響曲第4番(クレンペラー指揮)を購入しました。最近改めてこの第2楽章を再生してみたのですが・・・・
うーん、むずかしいですね。アパッチの踊りではないのですが、果たして悪魔的に響いて
いるのだろうか?

私は最近少しでも音を良くしようとスピーカーベースを購入し、スピーカーコードを変え
さらに昇圧トランスも変えました。確かに音は以前より好みの音になりました。
しかし、それは音を聴いているのであって、音楽を聴いていないようにも思えます。

オーディオで音楽を楽しむには、やはり音楽的教養が必要ですね。
https://6629.teacup.com/fuku25252/bbs/2657

46. 中川隆[-13367] koaQ7Jey 2018年11月02日 06:24:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19759] 報告

三流大学中退で微分積分すらできなかった菅野沖彦先生が英会話だけ得意だった理由


外国語学習について - 内田樹の研究室 2018-10-31

2018年6月12日に「文系教科研究会」というところで、私立の中学高校の英語の先生たちをお相手に英語教育についてお話した。その一部をここに掲載する。

ここで論じたのは英語だけれど、言語教育一般について適用できる議論だと思う。
ここ数日、「論理国語」と「文学国語」というカテゴライズをするという話がTLを飛び交っているけれど、それがほんとうだとしたら、それはたぶん言語というものについて一度も真剣に思量したことのない人間の脳裏に去来したアイディアだろうと思う。それはまさに「植民地における現地人への宗主国言語教育」とまったく同型的なものだからだ。

国語教育においても「植民地現地人」に求められる言語能力は同じである。

それは宗主国アメリカに仕え、アメリカに朝貢することで「代官」「買弁」としての地位を保全している日本の支配層たちが、同国人の知性の発達を阻害し、日本人を愚民化することで、属国日本をアメリカが支配しやすいようにするために作り出した仕掛けである。

以下がそのときの講演。途中からなので、話が見えにくいのはご容赦。


外国語学習について語るときに、「目標言語」と「目標文化」という言葉があります。

「目標言語」というのは、今の場合なら、例えば英語です。なぜ英語を学ぶのか。それは「目標文化」にアクセスするためです。英語の場合であれば、ふつうは英語圏の文化が「目標文化」と呼ばれます。

僕らの世代において英語の目標文化ははっきりしていました。それは端的にアメリカ文化でした。アメリカ文化にアクセスすること、それが英語学習の最も強い動機でした。僕たちの世代は、子どものときからアメリカ文化の洪水の中で育っているわけですから、当然です。FENでロックンロールを聴き、ハリウッド映画を観て、アメリカのテレビドラマを観て育ったわけですから、僕らの世代においては「英語を学ぶ」というのは端的にアメリカのことをもっと知りたいということに尽くされました。

僕も中学や高校で「英語好き」の人にたくさん会いましたけれど、多くはロックの歌詞や映画の台詞を聴き取りたい、アメリカの小説を原語で読みたい、そういう動機で英語を勉強していました。

僕もそうでした。英語の成績は中学生からずっとよかったのですが、僕の場合、一番役に立ったのはビートルズの歌詞の暗記でした。ビートルズのヒット曲の歌詞に含まれる単語とイディオムを片っ端から覚えたのですから、英語の点はいいはずです。

つまり、英語そのものというよりも、「英語の向こう側」にあるもの、英米の文化に対する素朴な憧れがあって、それに触れるために英語を勉強した。英米のポップ・カルチャーという「目標文化」があって、それにアクセスするための回路として英語という「目標言語」を学んだわけです。

その後、1960年代から僕はフランス語の勉強を始めるわけですけれども、この時もフランス語そのものに興味があったわけではありません。フランス語でコミュニケーションしたいフランス人が身近にいたわけではないし、フランス語ができると就職に有利というようなこともなかった。そういう功利的な動機がないところで学び始めたのです。フランス文化にアクセスしたかったから。

僕が高校生から大学生の頃は、人文科学・社会科学分野での新しい学術的知見はほとんどすべてがフランスから発信された時代でした。40年代、50年代のサルトル、カミュ、メルロー=ポンティから始まって、レヴィ=ストロース、バルト、フーコー、アルチュセール、ラカン、デリダ、レヴィナス・・・と文系の新しい学術的知見はほとんどフランス語で発信されたのです。

フランス語ができないとこの知的領域にアクセスできない。当時の日本でも、『パイデイア』とか『現代思想』とか『エピステーメー』とかいう雑誌が毎月のようにフランスの最新学術についての特集を組むのですけれど、「すごいものが出て来た」と言うだけで、そこで言及されている思想家や学者たちの肝心の主著がまだ翻訳されていない。フランス語ができる学者たちだけがそれにアクセスできて、その新しい知についての「概説書」や「入門書」や「論文」を独占的に書いている。とにかくフランスではすごいことになっていて、それにキャッチアップできないともう知の世界標準に追いついてゆけないという話になっていた。でも、その「すごいこと」の中身がさっぱりわからない。フランス語が読めないと話にならない。ですから、60年代―70年代の「ウッドビー・インテリゲンチャ」の少年たちは雪崩打つようにフランス語を学んだわけです。それが目標文化だったのです。 

のちに大学の教師になってから、フランス語の語学研修の付き添いで夏休みにフランスに行くことになった時、ある年、僕も学生にまじって、研修に参加したことがありました。振り分け試験で上級クラスに入れられたのですけれど、そのクラスで、ある日テレビの「お笑い番組」のビデオを見せて、これを聴き取れという課題が出ました。僕はその課題を拒否しました。悪いけど、僕はそういうことには全然興味がない。僕は学術的なものを読むためにフランス語を勉強してきたのであって、テレビのお笑い番組の早口のギャグを聴き取るために労力を使う気はないと申し上げた。その時の先生は真っ赤になって怒って、「庶民の使う言葉を理解する気がないというのなら、あなたは永遠にフランス語ができるようにならないだろう」という呪いのような言葉を投げかけたのでした。結局、その呪いの通りになってしまったのですけれど、僕にとっての「目標文化」は1940年から80年代にかけてのフランスの知的黄金時代のゴージャスな饗宴の末席に連なることであって、現代のフランスのテレビ・カルチャーになんか、何の興味もなかった。ただ、フランス語がぺらぺら話せるようになりたかったのなら、それも必要でしょうけれど、僕はフランスの哲学者の本を読みたくてフランス語を勉強し始めたわけですから、その目標を変えるわけにゆかない。フランス語という「目標言語」は同じでも、それを習得することを通じてどのような「目標文化」にたどりつこうとしているのかは人によって違う。そのことをその時に思い知りました。

ロシア語もそうです。今、大学でロシア語を第二外国語で履修する学生はほとんどいません。でも、若い方はもうご存じないと思いますけれど、1970年に僕が大学入学したとき、理系の学生の第二外国語で一番履修者が多かったのはロシア語だったのです。

「スプートニク・ショック」として知られるように、60年代まではソ連が科学技術のいくつかの分野でアメリカより先を進んでいたからです。科学の最先端の情報にアクセスするためには英語よりもロシア語が必要だった。でも、ソ連が没落して、科学技術におけるアドバンテージが失われると、ロシア語を履修する理系の学生はぱたりといなくなりました。もちろんドストエフスキーを読みたい、チェーホフを読みたいというような動機でロシア語を履修する学生の数はいつの時代もいます。目標文化が「ロシア文学」である履修者の数はいつの時代もそれほど変化しない。けれども、目標文化が「ソ連の科学の先進性」である履修者は、その目標文化が求心力を失うと、たちまち潮が引くようにいなくなる。

僕の学生時代はフランス語履修者がたくさんおりました。でも、その後、フランス語履修者は急減しました。ある時点で中国語に抜かれて、今はもう見る影もありません。

理由の一つは、日本のフランス語教員たちが学生たちの知的好奇心を掻き立てることができなかったせいなのですけれど、それ以上に本国のフランスの文化的な発信力が低下したことがあります。フランス文化そのものに日本の若者たちを「目標」として惹きつける魅力がなくなってしまった。

フランス語やロシア語の例から知れる通り、われわれが外国語を学ぶのは目標文化に近づくためなのです。目標文化にアクセスするための手段として目標言語を学ぶ。

しかし、まことに不思議なことに、今の英語教育には目標文化が存在しません。英語という目標言語だけはあるけれども、その言語を経由して、いったいどこに向かおうとしているのか。向かう先はアメリカでもイギリスでもない。カナダでもオーストラリアでもない。どこでもないのです。

何年か前に、推薦入試の入試本部で学長と並んで出願書類をチェックしていたことがありました。学長は英文科の方だったのですけれど、出願書類の束を読み終えた後に嘆息をついて、「内田さん、今日の受験者150人の中に『英文科志望理由』に『英米文学を学びたいから』と書いた人が何人いると思う?」と訊いてきました。「何人でした?」と僕が問い返すと「2人だけ」というお答えでした「後は、『英語を生かした職業に就きたいから』」だそうでした。

僕の知る限りでも、英語を学んで、カタールの航空会社に入った、香港のスーパーマーケットに就職した、シンガポールの銀行に入ったという話はよく聞きます。別にカタール文化や香港文化やシンガポール文化をぜひ知りたい、その本質に触れたいと思ってそういう仕事を選んだわけではないでしょう。彼らにとって、英語はたしかに目標言語なのですけれど、めざす目標文化はどこかの特定の文化圏のものではなく、グローバルな「社会的な格付け」なのです。高い年収と地位が得られるなら、どの外国でも暮らすし、どの外国でも働く、だから英語を勉強するという人の場合、これまでの外国語教育における目標文化に当たるものが存在しない。
これについては平田オリザさんが辛辣なことを言っています。彼に言わせると、日本の今の英語教育の目標は「ユニクロのシンガポール支店長を育てる教育」だそうです。「ユニクロのシンガポール支店長」はもちろん有用な仕事であり、しかるべき能力を要するし、それにふさわしい待遇を要求できるポストですけれど、それは一人いれば足りる。何百万単位で「シンガポール支店長」を「人形焼き」を叩き出すように作り出す必要はない。でも、現在の日本の英語教育がめざしているのはそういう定型です。

僕は大学の現場を離れて7年になりますので、今の大学生の学力を知るには情報が足りないのですけれども、それでも、文科省が「英語ができる日本人」ということを言い出してから、大学に入学してくる学生たちの英語力がどんどん低下してきたことは知っています。それも当然だと思います。英語を勉強することの目標が、同学齢集団内部での格付けのためなんですから。低く査定されて資源分配において不利になることに対する恐怖をインセンティヴにして英語学習に子どもたちを向けようとしている。そんなことが成功するはずがない。恐怖や不安を動機にして、知性が活性化するなんてことはありえないからです。

僕は中学校に入って初めて英語に触れました。それまではまったく英語を習ったことがなかった。1960年頃の小学生だと、学習塾に通っているのがクラスに二三人、あとは算盤塾くらいで、小学生から英語の勉強している子どもなんか全然いません。ですから、FENでロックンロールは聴いていましたけれど、DJのしゃべりも、曲の歌詞も、ぜんぶ「サウンド」に過ぎず、意味としては分節されていなかった。それが中学生になるといよいよ分かるようになる。入学式の前に教科書が配られます。英語の教科書を手にした時は、これからいよいよ英語を習うのだと思って本当にわくわくしました。これまで自分にとってまったく理解不能だった言語がこれから理解可能になってゆくんですから。自分が生まれてから一度も発したことのない音韻を発声し、日本語に存在しない単語を学んで、それが使えるようになる。その期待に胸が膨らんだ。

今はどうでしょう。中学校一年生が四月に、最初の英語の授業を受ける時に、胸がわくわくどきどきして、期待で胸をはじけそうになる・・・というようなことはまずないんじゃないでしょうか。ほかの教科とも同じでしょうけれど、英語を通じて獲得するものが「文化」ではないことは中学生にもわかるからです。

わかっているのは、英語の出来不出来で、自分たちは格付けされて、英語ができないと受験にも、就職にも不利である、就職しても出世できないということだけです。そういう世俗的で功利的な理由で英語学習を動機づけようとしている。でも、そんなもので子どもたちの学習意欲が高まるはずがない。

格付けを上げるために英語を勉強しろというのは、たしかにリアルではあります。リアルだけれども、全然わくわくしない。外国語の習得というのは、本来はおのれの母語的な枠組みを抜け出して、未知のもの、新しいものを習得ゆくプロセスのはずです。だからこそ、知性の高いパフォーマンスを要求する。自分の知的な枠組みを超え出てゆくわけですから、本当なら「清水の舞台から飛び降りる」ような覚悟が要る。そのためには、外国語を学ぶことへ期待とか向上心とか、明るくて、風通しのよい、胸がわくわくするような感じが絶対に必要なんですよ。恐怖や不安で、人間はおのれの知的な限界を超えて踏み出すことなんかできません。
でも、文科省の『「英語ができる日本人」の育成のための行動計画の策定について』にはこう書いてある。

「今日においては、経済、社会の様々な面でグローバル化が急速に進展し、人の流れ、物の流れのみならず、情報、資本などの国境を超えた移動が活発となり、国際的な相互依存関係が深まっています。それとともに、国際的な経済競争は激化し、メガコンペティションと呼ばれる状態が到来する中、これに対する果敢な挑戦が求められています。」

冒頭がこれです。まず「経済」の話から始まる。「経済競争」「メガコンペティション」というラットレース的な状況が設定されて、そこでの「果敢な挑戦」が求められている。英語教育についての基本政策が「金の話」と「競争の話」から始まる。始まるどころか全篇それしか書かれていない。

「このような状況の中、英語は、母語の異なる人々をつなぐ国際的共通語として最も中心的な役割を果たしており、子どもたちが21世紀を生き抜くためには、国際的共通語としての英語のコミュニケーション能力を身に付けることが不可欠です」という書いた後にこう続きます。

「現状では、日本人の多くが、英語力が十分でないために、外国人との交流において制限を受けたり、適切な評価が得られないといった事態も起きています。」
「金」と「競争」の話の次は「格付け」の話です。ここには異文化に対する好奇心も、自分たちの価値観とは異なる価値観を具えた文化に対する敬意も、何もありません。人間たちは金を求めて競争しており、その競争では英語ができることが死活的に重要で、英語学力が不足していると「制限を受けたり」「適切な評価が得られない」という脅しがなされているだけです。そんなのは日本人なら誰でもすでに知っていることです。でも、「英語ができる日本人」に求められているのは「日本人なら誰でもすでに知っていること」なのです。

外国語を学ぶことの本義は、一言で言えば、「日本人なら誰でもすでに知っていること」の外部について学ぶことです。母語的な価値観の「外部」が存在するということを知ることです。自分たちの母語では記述できない、母語にはその語彙さえ存在しない思念や感情や論理が存在すると知ることです。

でも、この文科省の作文には、外国語を学ぶのは「日本人なら誰でもすでに知っていること」の檻から逃れ出るためだという発想がみじんもない。自分たちの狭隘な、ローカルな価値観の「外側」について学ぶことは「国際的な相互依存関係」のうちで適切なふるまいをするために必須であるという見識さえ見られない。僕は外国語学習の動機づけとして、かつてこれほど貧しく、知性を欠いた文章を読んだことがありません。

たしかに、子どもたちを追い込んで、不安にさせて、処罰への恐怖を動機にして何か子どもたちが「やりたくないこと」を無理強いすることは可能でしょう。軍隊における新兵の訓練というのはそういうものでしたから。処罰されることへの恐怖をばねにすれば、自分の心身の限界を超えて、爆発的な力を発動させることは可能です。スパルタ的な部活の指導者は今でもそういうやり方を好んでいます。でも、それは「やりたくないこと」を無理強いさせるために開発された政治技術です。
ということは、この文科省の作文は子どもたちは英語を学習したがっていないという前提を採用しているということです。その上で、「いやなこと」を強制するために、「経済競争」だの「メガコンペティション」だの「適切な評価」だのという言葉で脅しをかけている。

ここには学校教育とは、一人一人の子どもたちがもっている個性的で豊かな資質が開花するのを支援するプロセスであるという発想が決定的に欠落しています。子どもたちの知性的・感性的な成熟を支援するのが学校教育でしょう。自然に個性や才能が開花してゆくことを支援する作業に、どうして恐怖や不安や脅迫が必要なんです。勉強しないと「ひどい目に遭うぞ」というようなことを教師は決して口にしてはならないと僕は思います。学ぶことは子どもたちにとって「喜び」でなければならない。学校というのは、自分の知的な限界を踏み出してゆくことは「気分のいいこと」だということを発見するための場でなければならない。

この文章を読んでわかるのは、今の日本の英語教育において、目標言語は英語だけれど、目標文化は日本だということです。今よりもっと日本的になり、日本的価値観にがんじがらめになるために英語を勉強しなさい、と。ここにはそう書いてある。目標文化が日本文化であるような学習を「外国語学習」と呼ぶことに僕は同意するわけにはゆきません。

僕自身はこれまでさまざまな外国語を学んできました。最初に漢文と英語を学び、それからフランス語、ヘブライ語、韓国語といろいろな外国語に手を出しました。新しい外国語を学ぶ前の高揚感が好きだからです。日本語にはない音韻を発音すること、日本語にはない単語を知ること、日本語とは違う統辞法や論理があることを知ること、それが外国語を学ぶ「甲斐」だと僕は思っています。習った外国語を使って、「メガコンペティションに果敢に挑戦」する気なんか、さらさらありません。

外国語を学ぶ目的は、われわれとは違うしかたで世界を分節し、われわれとは違う景色を見ている人たちに想像的に共感することです。われわれとはコスモロジーが違う、価値観、美意識が違う、死生観が違う、何もかも違うような人たちがいて、その人たちから見た世界の風景がそこにある。外国語を学ぶというのは、その世界に接近してゆくことです。 

フランス語でしか表現できない哲学的概念とか、ヘブライ語でしか表現できない宗教的概念とか、英語でしか表現できない感情とか、そういうものがあるんです。それを学ぶことを通じて、それと日本語との隔絶やずれをどうやって調整しようか努力することを通じて、人間は「母語の檻」から抜け出すことができる。

外国語を学ぶことの最大の目標はそれでしょう。母語的な現実、母語的な物の見方から離脱すること。母語的分節とは違う仕方で世界を見ること、母語とは違う言語で自分自身を語ること。それを経験することが外国語を学ぶことの「甲斐」だと思うのです。

でも、今の日本の英語教育は「母語の檻」からの離脱など眼中にない。それが「目標言語は英語だが、目標文化は日本だ」ということの意味です。外国語なんか別に学ぶ必要はないのだが、英語ができないとビジネスができないから、バカにされるから、だから英語をやるんだ、と。言っている本人はそれなりにリアリズムを語っているつもりでいるんでしょう。でも、現実にその結果として、日本の子どもたちの英語力は劇的に低下してきている。そりゃそうです。「ユニクロのシンガポール支店長」が「上がり」であるような英語教育を受けていたら、そもそもそんな仕事に何の興味もない子どもたちは英語をやる理由がない。

(中略)

今は英語教育にとりわけ中等教育では教育資源が偏ってきています。他の教科はいいから、とにかく英語をやれという圧力が強まっています。別にそれは英語の教員たちが望んだことではないのだけれど、教育資源が英語に偏っている。特に、オーラル・コミュニケーション能力の開発に偏っている。何でこんなに急激にオーラルに偏ってきたかというと、やはりこれは日本がアメリカの属国だということを抜きには説明がつかない。

「グローバル・コミュニケーション」と言っても、オーラルだけが重視されて、読む力、特に複雑なテクストを読む能力はないがしろにされている。これは植民地の言語教育の基本です。

植民地では、子どもたちに読む力、書く力などは要求されません。オーラルだけできればいい。読み書きはいい。文法も要らない。古典を読む必要もない。要するに、植民地宗主国民の命令を聴いて、それを理解できればそれで十分である、と。それ以上の言語運用能力は不要である。理由は簡単です。オーラル・コミュニケーションの場においては、ネイティヴ・スピーカーがつねに圧倒的なアドバンテージを有するからです。100%ネイティヴが勝つ。「勝つ」というのは変な言い方ですけれども、オーラル・コミュニケーションの場では、ネイティヴにはノン・ネイティヴの話を遮断し、その発言をリジェクトする権利が与えられています。ノン・ネイティヴがどれほど真剣に、情理を尽くして話していても、ネイティヴはその話の腰を折って「その単語はそんなふうには発音しない」「われわれはそういう言い方をしない」と言って、話し相手の知的劣位性を思い知らせることができる。

逆に、植民地的言語教育では、原住民の子どもたちにはテクストを読む力はできるだけ付けさせないようにする。うっかり読む力が身に着くと、植民地の賢い子どもたちは、宗主国の植民地官僚が読まないような古典を読み、彼らが理解できないような知識や教養を身に付ける「リスク」があるからです。植民地の子どもが無教養な宗主国の大人に向かってすらすらとシェークスピアを引用したりして、宗主国民の知的優越性を脅かすということは何があっても避けなければならない。だから、読む力はつねに話す力よりも劣位に置かれる。「難しい英語の本なんか読めても仕方がない。それより日常会話だ」というようなことを平然と言い放つ人がいますけれど、これは骨の髄まで「植民地人根性」がしみこんだ人間の言い草です。

「本を読む」というのはその国の文化的な本質を理解する上では最も効率的で確実な方法です。でも、植民地支配者たちは自分たちの文化的な本質を植民地原住民に理解されたくなんかない。だから、原住民には、法律文書や契約書を読む以上の読解力は求めない。

今の日本の英語教育がオーラルに偏って、英語の古典、哲学や文学や歴史の書物を読む力を全く求めなくなった理由の一つは「アメリカという宗主国」の知的アドバンテージを恒久化するためです。だから、アメリカ人は日本人が英語がぺらぺら話せるようになることは強く求めていますけれど、日本の子どもたちがアメリカの歴史を学んだり、アメリカの政治構造を理解したり、アメリカの文学に精通したりすること、それによってアメリカ人が何を考えているのか、何を欲望し、何を恐れているのかを知ることはまったく望んでいません。

(以下略)

「原住民には法律文書や契約書を読む以上の読解力は求めない」ということを英語教育について書いたら、国語教育でも同じことをしようとしているということを知らされた。

まことに情けない国に成り下がったものである。
http://blog.tatsuru.com/2018/10/31_1510.html

要するに

三流大学中退で微分積分すらできなかった菅野沖彦先生が英会話だけ得意だった理由は

菅野沖彦先生は植民地文化人でアメリカのエージェントだったからなのですね。

誰が聴いてもジャズやロックやブルースや女性ヴォーカルは無知蒙昧な底辺の人間向けの音楽なのに、
菅野沖彦先生はそういうアホ音楽をバッハ、モンティベルディ、モーツァルトやベートーヴェンと同等の音楽だと信じていた

心底、宗主国アメリカを崇める植民地人だったんですね。

47. 中川隆[-13430] koaQ7Jey 2018年11月02日 16:19:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19885] 報告


傅信幸の功罪

私はオーディオマニアだったが、ハイエンド・オーディオと呼ばれるようになってから、オーディオジャーナリズムをはじめ、そういう世界が嫌いになった。狂気の沙汰のケーブルの価格や、工業製品として価格と内容がまるで釣り合わない事・・・世間でもハイエンドオーディオは新興宗教的扱いになりつつある。当然の事だと思う。

最大の戦犯の一人は傅信幸さんだと考えている。

彼は文章も上手いし話術も巧みだ。評論家としては優れているのは認める。が、推奨する機器の音質はかなり偏ったもので、自分の嗜好の正当性をこじつけ理論で無理矢理押し通してきた。

端的なのは、ハイスピードという言葉。反応の速さを示す用語だったのに、箱をコチコチに固めて高域のバランスを突出させた音を評価する言葉にすり替えてしまった。

彼は偏執的に、キャビネットの共振を忌み嫌っていたが、当時愛用していたアポジーは、グレーのフレームが盛大に共振する。内部構造を見たら、彼が如何に思い込みで音質を語っていたかがはっきりと分かるだろう。

その後、消音管構造のノーチラスに乗り換えたが、これも音質というより方式的思想に負う部分が多い。現在1千万という異常な価格のついたノーチラスだが、実際に触れてみると低域の共振が完全に消せるはずもなく、ちょっと大音量にすれば盛大にボソボソ言っているのが分かる。決して悪い音ではないが、氏の主張するようなクリアーで澄み切ったものでは決して無い。

アポジーもノーチラスも個性的ながら悪い音ではなく、素敵な個性的魅力はある。ただ、1千万という価格に正当性は無い。彼は素直にこう言うべきだったのだ「価格的には異常であり技術的にもまだ未完成ではあるが、わたし好みの魅力のある音だ」と。

それを三浦孝仁氏らと共に、如何にも不要共振を完全に排除した進化したスピーカーと言い張り、自分の好みではないものを遅れていると言わんばかりに評した所為で、細く薄く神経質な音を持つ高額製品がはびこり、高級オーディオがオカルト化に向かって突き進んだのも事実だ。


重ねて言うが、アポジーもノーチラス(ただしオリジナル)も、しばらく借り受けて聴いてみたことがある。音量を上げると共振音が酷いが、音質的に魅力もあり、曲を選ぶが、ハマれば良い音だ。
(アヴァロンのダイヤモンドは嫌いな音だったが、これはわたしの嗜好の問題だ)

事実、見事に鳴らしきっているマニアも散見される。ただ、良く鳴らすために、部屋や機器の癖を巧みに利用している例が多いようだ。これは、使い手の技量によって美点を引き伸ばしているのだ。
そういう御仁なら、他のスピーカーを用いても同じように見事に鳴らしきれるだろう。
世界最高性能のスピーカーを使っているからではない。

はっきり申し上げて、工業製品としては未完成のレベルだ。否定するなら、アポジーあたりを分解して中身を確認されるとよろしかろう・・・。ある意味衝撃をお受けになると思う。
http://soundvoicequest.blog55.fc2.com/blog-entry-1.html

48. 中川隆[-13429] koaQ7Jey 2018年11月02日 17:15:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19885] 報告


872名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/02(金) 17:06:24.13ID:sL0SnKdh

菅野さんが選んだステレオサウンドの執筆者の正体はもうわかったろ :

広大な音場に■傅 信幸■ポッと浮かぶ

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/09/03(木) 13:19:18.37 ID:W2VEndmy

傅は朝鮮人じゃないよ
在日中国人の息子
高卒でオーディオショップ店員上がりで
電気や音響の知識もなければ音楽の知識や技術もないのに
平然と嘘八百並べた感想文書いてメーカーにこび売る
自称オーディオ評論家
オーディオ評論に
音楽やファッションなんかの浅〜い知識を織り交ぜて
でたらめな逸話を混ぜ込んで書くのが得意


287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/09/01(火) 00:39:36.87 ID:jU4K1GRt

オーディオ評論家を名乗るなら、たんに耳がよいだけじゃなく
ある程度電気回路の知識を持っていたり
音響工学の知識があって各種測定ぐらい出来る資質が必要だろ
そうでないと工業製品としての性能や耐久性などを評価できないからな
音楽に対する造詣が深く楽器演奏なども出来ればそれも音質評価の助けになるだろう
電気工学も音楽も無知で、機器に対してただ生半可なカタログ程度の知識しか持たずに
子供の読書感想文みたいなもの書いてオーディオ評論家なんて名乗って欲しくないな
日本のオーディオ雑誌は提灯記事とオカルトだらけになったのはこういう奴のせいだ


153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/16(月) 22:00:07.17 ID:+dHESYeX

高卒なので英語はてんでダメ、
でもメーカーの主宰者と直接意見交換してるような嘘を書く
高卒なので電気工学の知識ゼロ、
だから機器に関してオカルトじみた嘘でたらめを平気でまきちらす
高卒なので音楽の知識ゼロ、
だからギターやポピュラー音楽に関して平然と嘘デタラメを書く
全てが高卒だから仕方ないって許されることか?
そういう民族だから仕方がないってことか?
こんな奴に毎号記事書かせてるステサンの編集部にはなんとかしてほしい


188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/22(日) 16:31:09.70 ID:XKnS/stY

まじめな話、傅氏はオーディオ評論家としては最も悪質な部類だろう。
人柄とか人間性とかをとやかく言うつもりはないが、
胡散臭い海外高級メーカーや輸入業者、某出版社といった、
ある種、詐欺に近いこの業界のボロ儲けのために都合の良い評論を続けてきたからだ。
原価の極めて低いハイエンドオーディオに、法外な価格をつけ、
それを絶賛することで広告料のような見返りを得る。
評論ではなく、お抱えの広告マンとしてなら許せるが、
評論家と名乗る資格はないと思う。
もっとも、そういう輩は彼だけではないが。
https://yomogi.5ch.net/test/read.cgi/pav/1352225418/


菅野先生は自分が微積分すらできないから、電気や音響の知識がゼロのオーディオ販売店店員
みたいな評論家しかステレオサウンドに書かせなかったんだ。
議論して自分の無知蒙昧さがわかると困るからね
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1539638621/l50

49. 中川隆[-13443] koaQ7Jey 2018年11月03日 06:26:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19912] 報告

いくつの「いい音」を持っていますか? Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽) 2011/06/01
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-269.html#comment


今年のGWは沢山の方にお越しいただいたのですが、5月中は他のテーマについて書いており手を付けていませんでした、しかし色々と勉強になることもあったので遅れましたが記事にしたいと思います。


休みも後半(私自身はずーと休みなんですが)になり、ブウウーーっと低いエンジン音が聞こえてくると我が家ではついぞ見たことのないシルバーの「どら焼きの親玉」のような薄い物体が駐車場へ滑り込んできました。

110508_143713.jpg
ポルシェの「なんとかー」という2シーターミッドシップのスポーツカーでした。
400kmの遠来のお客様です。仮にAさんとお呼びしましょう。

Aさんは、私の使っていたEurodynを買って頂いたご縁でそれ以降何度か行き来させていただいています。

確か音楽を聞いている部屋は我が家と同じ位の広さでしたが、職住近接の職のスペースにも何台もスピーカーを持ち込んでいて、現状で10セット以上音が出るようになっているはずです。
最近はWE4181を4台買ったので(594は既にある)ツインでやってみるとか、訳の分からんことを言っていた。


さて、今回は一泊の予定だし、我が家だけでは物足りないと思ったのか、同好の士を紹介してとの要望で、一緒にYさん宅へお邪魔した。
僕とYさんはオーディオだけでも30年来のお付き合いで、機材の変遷も聞いている音楽も熟知しているといっていい。

きっちりと育ちの良いYさんは、遠来の客人のためと色々な組み合わせで音を出してくださった。
Yさんの御宅には、3つのスピーカーがある。

1.WE555を中心としたフィールドコイルの3Way

2.Sentorian の7インチフルレンジ

3.最近導入された JBL D130と175DLHの2Wayモノラル (型名は不詳、グレー塗装のフラットバックのやつだ)

各々、ステレオソフト、SP復刻など古い録音、JBLはLPモノラル時代の再生をそれぞれメインに担当させている。


僕自身も過去は似たような経歴を持っていて

SPレコード    蓄音器

SPレコードの電気再生用とSP復刻LP(〜1946年頃)  WE555+カールホーンなど

LPモノラル (1946年〜1957年)  WE728+WE713+WE31 や Klangfilm KL-L305など

LPステレオ (1957年以降)  Eurodyn   ALTEC A-5  Lowther PW-2 など


詰まるところ、あれもこれもと種類の異なる機械を「不本意ながら←ここ強調」揃える必要に迫られる理由は
レコードの形状の違いや周波数帯域が拡大する歴史を追いかけ、それぞれのレコードをまあノーマルな状態で再生するためには、同じく機械側の歴史を追体験するしか他に道が無いからです。

DSC03275.jpg
準備は出来たのに、グズグズしてちっとも実験の出来ていない、クレデンザ再生用のドライバー。

DSC03267.jpg
計画通りならこんな感じに付くはずだ!  これを作ってからもう何年たったのやら・・・・

Yさん宅でたっぷりと音楽を聞かせて頂いた私たちは、夕刻には辞して食事に向かいました。

そこで、AさんはYさん宅の状況について、かなり「怪訝」に感じたという旨の感想を述べられました。
始めのうち、私にはその主旨が掴みきれずにおりました。しかし、或ことに気付いて「Aさんの戸惑い」を理解できたのです。

これはちょっと言葉にはしにくく、誤解を恐れずに言ってしまうと

Aさんが追い求める「良い音」には絶対無二の頂点があって、自身の信じるオーディオの目標は一点ではないか?と感じました。
それならば、常に最新の技術を信じても良さそうだが、古い機械を使っているから余計話がややこしくなるのだ。

対して、Yさんの御宅の3つのスピーカーはそれぞれ別のアプローチで音楽を表現していた。
音の要素のプライオリティがひとつではないという意味だ。


Aさん程のキャリアと使用機材をもってしても、求める音は一つだけ。というのはある意味素晴らしいことかもしれません。
オーディオの持つ本来的な使命、「フォノグラフ=音の記憶」からすると本道だと思います。長らく日本のオーディオ界を覆ってきた「原音再生」の精神ですね。

これに対して、私のように異なる複数のスタンダードを持つのは、130年という長い歴史を刻んだレコードをどうやって再生するか?という意識だろうと思います。
よって、私は人生で一度も自分がオーディオマニアであると考えたこともなく、「これが自分の音だ」という嗜好もありません。
多くの機械と遊んできましたが、それぞれを聞いた友人が「お前の音だなあ」と言ってくれるので、そうなのか。と思うだけなのです。

Aさんからはご帰宅後直ぐに、丁寧な書状と極上の「浜茹しらす」を送って頂きました。
その中には、こう記されていました。

「目指す方向は私とは違いますが、再生音の一つの方向を示していただき、大いに勉強になりました」

いえいえ、こちらこそ普段は「当たり前」と思っていた事を改めて考える機会を頂きました。
Aさんも「何か」を気付かれていたのでしょうね。

いつもの通り、SP、モノLP、ステレオLPと各カテゴリーでスーパーなレコードを聴いていただきました。
ステレオで選んだのが以前にご紹介した、「ファリャの三角帽子」です。

聴き終えたあと頬を赤くしたAさんから思いも寄らない言葉が発せられました。

A 「確かにすごい音だってのは分かるけど、でもこのレコードは例の高いやつでしょ?」

私 「まあ、バブル頃は随分高かったと思いますが、今頃は当時の半額になってますよ。」

A 「・・・ レコードにそんな金額は出せっこない!!!!!!」

私 「はあ?? あんた先日 WE300Aを4本買って ○○○万円払ったって言ってたでしょう!」

あなたは幾つの「良い音」を持っていますか?



コメント

おお! 面白い実験ですねえ

Kaorinさん

こんばんは

JBL D130と175DLHの2Wayモノラルは多分D1050ですね、キャビの色で1004と1005の違いが、でもマルチセルラの方がWesternっぽいですね。


面白い実験ですね。D173246をクレデンザWood Hornで鳴らすんですね。
でもルックスはうーーーん

ところでこのD173246のダイヤフラムはフェノリックでしょうかそれともアルミ合金どちらでしょうか?

BeachMaster等にはフェノリックが使われていたようですが、、、、、

2011/06/03(金) 00:40 | URL | mambo #n9Bk/wZI[ 編集]

Re: おお! 面白い実験ですねえ

mamboさん、こんばんは、

JBLは私が詳しくないので、詳細に紹介できませんが高音ドライバーは
小口径蜂の巣のホーンに付いていました。

エナメル系半艶グレーで端子はハンダです。
箱入りではなくユニットとXOのセットでした。


そして、家のドライバーはそのような立派なのではなく、ALTECの730です。
本当はLagevinとかの720ですと蓄音器に付けたときに帯域がピッタリだったのですが
最近は妙に入手難で諦めています。

720の振動板はフェノリックでした、730も恐らく同じではないかと。
旅客機の機内放送に使われていたヤツがフェノールだそうで、同じくらいの帯域なら
いいなあと思いますが、Music用はさすがに広いですかね。


2011/06/04(土) 00:06 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

頂点は一つでも

こんにちは

この記事には考えさせられました。
同じソースを複数の装置で聴くている場合は、目指す方向が
一つに収束していく気がしますが、ソースが複数(SPとか)
になってくるとやはり目指す方向は多様化せざるを得ないので
はないかと思います。
モノラルとステレオを一緒にしている私などは、まだまだ中途
半端なのかも知れません。
それぞれの道を極めるというとカッコいいですが、結局はその
ソフト特有の魅力を引き出す手助けをするだけなのかなって思
いました。


2011/06/04(土) 14:06 | URL | メタボパパ #-[ 編集]

クレデンザの電蓄化

クレデンザのドライバー駆動、非常に興味を持って拝見しています。
ぜひレポートをよろしくお願いいたします。

ボクのHMVでの拙い経験では、普通のスピーカー再生に比べてクセはありますが、
それがソースのツボに嵌るとタマりません(笑)。

2011/06/04(土) 17:02 | URL | ibotarow #iaNYWVsc[ 編集]

最強のWood Horn

Kaorinさん
こんばんは

私はフェのリックのダイヤフラムの音が大好きです。

友人にお勧めしたGaussのHF4000に偶然 オリジナルフェノリック付のものが入手できたのでですが、音の柔らかさときたらアルミと
は比べ物になりませんでした。

>ALTECの730
そうでしたか、わたしはてっきりWEだと、、、、

でもこの時期のこのタイプは殆どフェノリックではないでしょうか?

それにしても最強のWoodHornだと思います。
Horn長は1.5mほどあるのではないでしょうか?
喉のところの真鍮といい、とても柔らかく、人肌が感じられそうですね。
グレデンザ、そろそろポチッちゃおうかしら? でもなあそっちの世界は、さらに泥沼っぽいからなあ、


2011/06/04(土) 23:52 | URL | mambo #L19/bMsE[ 編集]

kaorin27さん こんにちは。
 各ソースにたいして愛情を持ち、敬意をはらい、
律義であればあるほどkaorin27さんのようになら
ざるを得ないでしょうね。私はサーフェイスノイ
ズ恐怖症の重症患者なので、もっぱらCD(このネー
ミングは大嫌いなので、ディジタルレコードとでも
呼びたいのですが)だけですが、そのせいで失った
ものも少なくないと思ってしまいます。


2011/06/05(日) 14:21 | URL | 芳賀 瞬 #-[ 編集]

Re: 頂点は一つでも

メタボパパさん、こんにちは。

パパさんが以前、帯域を広く取ると、真ん中のエネルギーが薄くなる気がするという
記事を書かれていましたね、今回の記事はそれに対するオマージュのようなものです。

EMTの針先を見ても6μ、12μ、15μ、25μ、60μ、80μ・・・と沢山あります。
勿論グルーヴの太さに応じてですが、中音のエネルギーの推移ともピッタリとリンク
していますね。
SPや初期LPを聴いて「高音が伸びていない!」と腹の中で思っている人は沢山いると
思います。(高そうな盤なので口には出さないが、顔色で想像できる)

しかし、それぞれの時代のレコードに入っているものを、現代的Hi-Fi嗜好だけではなく、
各々の特徴を活かして十全に発揮させてあげることはとても大切だろうと考えています。

2011/06/05(日) 14:27 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

Re: クレデンザの電蓄化

ibotarowさん、コメントありがとうございます。

本当にご無沙汰してしまい恐縮です。
教えて頂きたいことは沢山あるのですが、その手前のチンマイことで
右往左往しています。

さて、電蓄化計画はアンプまで揃えてみたのですが愚図で進みません。
自戒の念を込めて写真を使ってみました。

多少なりともご報告できるよう頑張ります。
今後ともよろしくお願いします。

2011/06/05(日) 14:31 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

Re: 最強のWood Horn

mamboさん、こんにちは。

730をつないで針先掃除の音を聞いてみましたが、こりゃフェノリック
ぽいですね。
サウンドボックスのような「カサカサ」感が丸みがあって独特です。
金属では555でしか聴けないような「カサカサ」感でした。

クレデンザのホーンは昔の勇者が「蜂」だったかな、に糸を括りつけて反対側から
明かりを灯し、中を飛ばして計測したらしいです。何mだったかしら。

蓄音器は流石にご高齢で個体差が激しいと思いますが、乗り切る根性さえあれば
(manboさんなら文句なしでしょう)得られる成果は途方も無いと思います。

2011/06/05(日) 14:40 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

Re: タイトルなし

芳賀さんこんにちは、コメントありがとうございます。

そうですか、サーフェイスノイズが苦手ですか。
人により、他の人が想像もつかないような嗜好ってありますね。

どのように表現したら正確なのか難しいのですが・・・

僕は逆にCDの曲の始まる直前のザワザワ感が苦手です。
勿論、CDですから無音なんですが、何となく部屋の空気が落ち着かない
というか、さわさわした感じを感じるのです。
まあ、我が家のCDのラインが皆さんのほど熟成されていない古めかしい
ものだから仕方がないのでしょうが。

対して、レコードはたしかに「サー」とか「プチ」とかいいますが
曲の始まる直前にスピーカーの方へ体を引き込まれるような静けさを
感じるんです。

どう言ったら近いかな、
雪が降る夜は、晴れた夜より耳に静けさが沁みるって言うと(北海道でしたね)
お分かりですね。
シンシンと雪が降るって、そんな感じです。

「シンシン」って言葉にしちゃったから無音ではないけど、無音より静かっていうのかしら。


2011/06/05(日) 15:02 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

kaorin27さん こんばんは。
 いやー、面白いです!kaorin27さんは、レコードに雪の夜の
静けさを感じ、(そうです。仰るように、あれは確かに静けさが
聴こえてくるのです。)一方私は、CDの出現によって「これで
ドビュッシーのピアノ曲がやっと聴ける」と安どした。普通は
考えが一致して、そうか俺もなんだ、となって面白いとなる。
でも、自分とこんなにも違う、そしてそれが、こんなにも
面白いなんて、不思議で愉しいです。

2011/06/05(日) 20:06 | URL | 芳賀 瞬 #-[ 編集]

Re: タイトルなし

早速のご意見ありがとうございます。

いやーいいこと言われました。
「静けさが聞こえてくる」ホントそんな感じですね。
南国の方には共感されにくかもしれませんが・・・
「白い色の紙」と「白い絵の具を塗った紙」って質感が違いますね。そんな感じです。

ドビッシーのピアノのお話もその通りですよね。
CDって超高級植物図鑑のべらぼうに細密な花の絵のようです。
レコードは窓から差し込む光が空気の分子すら感じる室内を書いたレンブラントの絵のようです。

非常に興味深いテーマですね。


2011/06/05(日) 21:07 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

kaorin27さん 納得です。
 レンブラントです。俗に『光と影の画家』などといわれますが、
実はkaorin27さんが言われるように、彼が描いたのは空気感では
ないかと。その空気も均一ではなく、粗の部分と密の部分があって、
しかもその空気は動いている。それがなんともアナログレコード特有の
生々しさに通ずる感覚なのではないかと。質感の件もしかり。そして
さらに人間の五感は細部まで嗅ぎわける力をもち、絵具を塗っても、
その絵の具がチタニウムホワイトとシルバーホワイトじゃまた違うとなる。
ホルベインとルフランじゃ違うとなる。われわれの感覚がもう少し鈍ければ、
オーディオの泥沼も浅くて済むのになあ…。

2011/06/05(日) 23:18 | URL | 芳賀 瞬 #-[ 編集]

Re: タイトルなし

こんばんは、

> オーディオの泥沼も浅くて済むのになあ…。
泥沼ですか!?
おかげさまというか、ありがたいことにというか泥沼感を一度も
感じずにこれました。
いつも、いい音出してくれてありがとーってやつです。

No天気なのか、仰るところの感覚が鈍いかですね。(笑)


2011/06/07(火) 01:24 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

kaorin27さん こんばんは。
 何度も返答して下さって、ありがとうございます。身の周り
に同好の士がいないもので、オーディオにかかわる対話が楽し
いのです…。
 感覚が鈍いなんてとんでもないですね(笑)。あなたから発せ
られる鋭い言葉のひとつひとつに私は「おっ!」「ふーむ!」
「あっ!なるほどなあ…」とひざを叩いたり、腕を組んだり。
泥沼感経験なしとは、凄いなあ。オーディオをコントロールする
手腕が、私などとは格が違うのですね。私はつい最近、DG-48で
やっと出口を見つけ、光がさしてきました。

2011/06/07(火) 15:27 | URL | 芳賀 瞬 #-[ 編集]

Re: タイトルなし

こんにちは、

オーディオをコントロールする手腕が無いばかりか、そもそも
そういった感情が無いと言う方が正しい気がします。

誤解を招きやすいので記事にはしにくいのですが、
多くのスピーカーとかアンプはとても優秀じゃないですか。
そのまま、素直に使うといい音になるはずですよね。

私がいい音だと思っているのは、それを信じているからです。
本当は音は悪いかも知れませんが、要は気の持ち様ってやつです。

2011/06/07(火) 16:48 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-269.html#comment

50. 中川隆[-13442] koaQ7Jey 2018年11月03日 06:29:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19912] 報告

デジタルオーディオはどうする?どうするー? Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)2011/10/24
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-306.html#comment


CDはダメなの?  とか
PCオーディオはやらないのお?

とか、意見をもらう機会が多くなってきたし、中には「オマエには最新技術の凄さが判らないだろう」なんて武道派も居るので一旦整理しておきたいと思う。
ただし以前に書いた

「いくつの良い音を持っていますか」
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-269.html

って記事だけは事前に読んで頂きたい。

SP盤やモノラル録音、1960年前後のステレオ録音までが主たる守備範囲なんで、ハッキリ言えばそれらを聴くことに限定すると蓄音器や戦前のWEや今使っているEuropaは最新ハイエンドの機械よりも明らかに「マッチしている」と思っているから使っているだけだ。

絶対的な音質(周波数特性とかS/N比とか試聴結果)は新しい機械の方が良いってのはサルでも判る話。
今後聴く音楽の趣味が変わって新しい録音をメインに聴くようになったら新しい装置に切り替えるのは自明の事で何度もそのように書いてきた。

そんな現在の僕に、良い音はこの世に一つしか無いそれは最新の技術だ。なんて論点を突きつけられても、
「ここでは貴方のお国よりもうちょっと人生が複雑なの」と紅の豚にでてきたジーナの銘台詞でもお返しするしかないので、カーチス君ももうそろそろ分かってくれよ。というのが本音。

ここまでは「聴きたい音楽があるからオーディオを選ぶし、所有する」
良い音なのは否定しないけど、その「音」を聞くために、好きでもない最新、優秀録音の演奏を聞く様な本末転倒な事はしたくない。というのが今日の一つ目の答え。

さて、次はハードウェアのハナシ。
私は長いこと家電AVメーカーで販売促進、マーケといった仕事をしてきた。ほんの数年前には32インチの液晶TVを298,000円で売っていた業界だ。「やりました!1インチ1万円を切りました」ってね。

それがどうだ、土曜日の新聞チラシをみれば、3万円台で売ってるじゃないか! 1インチ1000円だよ。十分の一!!

でもこれは勘違いしないで欲しいのだが、家電業界やソフト技術が詐欺だとかボッタクリ(でました)だとか言っているのではない。その時点では最善の技術と価格を提供していただけだ。
技術の進歩は、性能だけでなく低価格化、小型化を進めるという事実を具象化しただけのこと。

デジタル技術全体がまだ発展途上で未成熟なだけなんだ。
今現在のデジタル技術の成熟度を百年後に振り返ってみたらどの辺りだろう?
小学生?高校生くらいにはなった?どうだろうか。成長分野には多額の投資がされるし優秀な頭脳も集まるから今後も伸び代は大きい。

今の段階では、今日の最先端も明日には最後尾になるって現実を個々のユーザーがどう捉えるかだと思う。
新商品をチェックして、ソフトウェアの更新に目を光らせて、自身でも実験を繰り返してその結果を情報発信する。
NET時代では企業の研究室だけでなく一緒に走ってくれるそんなユーザーも沢山必要だ。

一方、普通のおじさんオーディオマニアがハードウェアスペックだけにほだされて手を出すと、数年前に買った35万円のSACDプレーヤーも今日買える39800円のユニバーサルプレーヤーに劣りはしないかと震えて過ごすことになる。結局はハードに先んじて聞きたいソースがあるかどうかに帰結する問題だと思う。(新し物好きの人や買い物フェチのお金持ちは除く)

今の自分にはありがたいことにどうしてもハイレゾやCDでなきゃ聞けないソースってのが極少ないから静観して賢い人達にお任せしているって寸法だ。

PICT00.jpg

こんな他人行儀な発言をする僕だって、ヴィヴァルディの四季の新解釈は何種類もCDで買っているし、未発表の放送用クラシック音源だけでなくシンディ・ローパーやケイト・ブッシュもCDで沢山持っている。


ここまで書き終えてから思ったのだけれど・・・

デジタル技術が日一日と進歩してゆくのは間違いないけれど、技術の進歩が音質の向上に繋がって行くと考えるのは、子供ながら高度成長時代を生きてこれた幸せボケのおっさんの発想じゃないだろうか、と思った。

現状の経済状況のままだとその技術進歩も低価格化や小型化に大きくシフトしてHi−Fiは取り残されるかもしれない。

質の高い文化の趨勢はグローバルなマクロ経済の成長と密接に関係するから、何よりも景気回復が最優先なのだろう。
若い人たちは大変だろうけれど頑張ってもらうしかないね。音を良くするために。

でもミクロで考えればどの時代でも等しくチャンスはあるのだから全く悲観することはないよね。

コメント

お礼

一つ前のエントリーへの私のコメントでは、極く一部の古い機械について、ただのガラクタだとも、素晴らしい価値があるとも、どっち付かずの言いっぱなしだった訳ですが、このエントリーでは、両義的などと言う言い訳に頼らず見事にふたつの事実が説明された様に感じました。

2011/10/24(月) 23:45 | URL | kawa #EnGitwzo[ 編集]

PCオーディオそのものは、それが広く認知される
前からMac+iTunes→AirMac→AirMac Expressで
DACに飛ばして使ってますが、あくまでもリビング
での利便性故の利用^^;;

何時の日かHolographic displayと合体した形での
ビジュアル&ピュアオーディオの時代が来る予感は
有るものの、現時点では真面目に音を聴く対象には
なり得てません^^

オーディオって、音さえ聴ければ良いってもんでも
無い様な気がします♪

2011/10/25(火) 15:29 | URL | woo #-[ 編集]

Re: お礼

kawaさん、こんにちは。

お礼を言われるなんてとてもとても。
自分の現状の立場を表明しただけで、それもピントハズレな
最新=最高推しの意見が出てこないようにする為の言い訳だ
ったりして。

蓋を開けてみたら、火中の栗を拾わない的な、漁夫の利的な
都合の良い立場がバレちゃいました。

2011/10/25(火) 19:11 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

Re: タイトルなし

Wooさんこんばんは。

そうですね、よくLPを掛けるお作法の手間を省けるから
CDに替えたって意見がありますが、音楽(芸事一般)は
それを言ってはイケナイ分野だと思うんです。

表千家の家元さんが、茶道は今後ペットボトルで
ラッパ飲みにします!って言い出したらやイヤだから。

2011/10/25(火) 19:19 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

意固地になっているだけにしか読めないのが何とも。

2011/10/26(水) 22:09 | URL | とりごん #GKosEEL2[ 編集]

kaorin27さん こんばんは。
 AとBの音。Aは、Bよりも明らかに物理特性が優秀。どっちが
生の音に近い音?という問いにたいして、100人が全員がAと答
える。それでも、一人の熱心な聴き手が「俺はBをとる。」と
いうことが有り得るし、それは少しも不思議なことではない。
何故ならば、涙一つこぼれない優秀な音は少なからずこの世
に存在し、又、物理特性は優秀ではないにもかかわらず、心
に訴える力を持つ音もまた存在するからだ。或る限られた時
代の録音を特別に美しく再生することを得意とする機器たち
とその音を愛することは、素晴らしいことだと思う。
 その苦労や手間、努力を想像すると、とても私などは、
ヴィンテージオーディオに手を出す気力・知識・器、そして
財力もありません…。でも身近にそういう方がおられ、身を
もってその音や文化に触れる機会があったら、私もその世界
に行っていたのかも知れません。


2011/10/28(金) 18:31 | URL | 芳賀 瞬 #-[ 編集]

Re: タイトルなし

カーチス君か、
通ってこなかったんだね。

2011/10/30(日) 02:34 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

Re: タイトルなし

こんばんは、ご無沙汰しています。

音や音楽の世界ですから、何が良いとか悪いとかは
私も芳賀さんももうご卒業で良いかもしれませんね。
現有装置になったのはそれぞれ理由があって今が
あるのですから、それをせいぜい愛でてやるという・・・

このところのフルトヴェングラーの復刻・再発連発!は
過熱ぎみの凄い盛り上がりですね。
古臭い演奏と言えばそうだし、勿論音だって悪い訳です。
でも
何かがあるんでしょうね。口では伝えられない何かが。
若い世代も買っているそうですから、年齢も関係なく
よい物が分かる人間は分かっているのでしょう。

100円ショップのお皿と、億を超える桃山陶のお皿を比べたら
趣味の無い人には、100円のお皿の方が綺麗で素敵なのです。
でも1億円のお皿にはその理由が何処かにあるんですよね。

その存在をご存知なのですから、知っていると言うだけで
充分なんだと思います。
機械なんて買うか買わないかは重要でなくて、脳が理解して
いれば修正して古い演奏も聴いていますよね。

2011/10/30(日) 03:46 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

デジタルオーディオは、自分には、まだ、不明な所が多く、なかなか、進みません。CDとSACDを同じプレイヤーで、再生すると、明らかに、SACDの方が良い音がします。しかし、自分の使用したプレイヤーのCD再生の音が別のCDプレイヤーより劣る場合、結局、良いと感じるCDプレイヤーの方を使います。それは、SACDを再生できません。EMT981は、とても古いCDプレイヤーなので、CD-Rも中々掛からないものもあります。話は、少しづれてゆきますが、EMT981の再生音とオルトフォンCA25Dの再生音が良く似ていることです。(ブルーノートのモノラル録音) とても不思議に感じています。それは、アンプ、スピーカーの特徴が、とても色濃く出ているとも言えますが。システム全体でトランスを4個使用していることも一因かもしれません。そして、それは、良いことだとも思っています。レコードの再生には、資金が掛かります。それを考えるとCDプレイヤーの投資は、CPは、とても高いと言えます。また、新しい作品は、CDしか発売されませんので、CDプレイヤーなしという訳には、いきません。パソコンによるオーディオは、メインとは、別の装置でやっていますが、思っていたより良い音のように思います。Macのソフトでの対応なので、もっと良くなる方法は、あるかと思いますが、進んでいません。DAコンバーターは、ソフトンの真空管タイプです。USBを同軸タイプに変換させて使用しています。アンプも真空管なので、それなりです。自分の考えですが、オーディオは、狭い帯域で、その中で、思いどうりの音を調整する、それが一番な気がします。1万Hzまでしか出ない装置で満足です。高い音が出ると弊害が多いと考えています。知り合いにパソコンオーディオに熱中している人がいるので、いろいろとお教え願って、新しい情報が、入ったら、また、コメントしたいと思います。

2011/12/02(金) 04:26 | URL | momomo #-[ 編集]

Re: タイトルなし

momomoさん、こんにちは

ディジタルに限らず、アナログもまだまだ底は見えませんね。
実際の処は、究極とか完成という表現になってしまったら頭打ちって
ことですからそんな心境になって堕落したくは無いものです。

しかし、ありがたいことに一流の製品であれば、レコード再生なんて
お気楽な遊びであっても、何処までも可能性があるのはありがたいことです。

2011/12/02(金) 20:23 | URL | kaorin27 #-[ 編集]

http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-306.html#comment

51. 中川隆[-13436] koaQ7Jey 2018年11月03日 10:23:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19927] 報告

2018年11月3日
コラム:富の集中がもたらす「本当の格差」
https://jp.reuters.com/article/global-billionaires-breakingviews-idJPKCN1N710T?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29

[ロンドン 31日 ロイターBreakingviews] - スーパーリッチ階級のライフスタイルをのぞき見る「ウェルス・ポルノ」は、普段は思慮深い人の心も狂わせる。


数十億ドル、数兆ドルに上る富の描写に目を奪われ、過剰なまでに贅沢な浪費の物語に夢中になってしまうのは世の常だ。だが、超富裕層の台頭について、本当に重要なことは、胸がときめくような贅沢ではなく、富の集中が社会に与える影響だ。

ミリオネアやビリオネアが抱える資産の世界的傾向に関するレポートは、こうした話に熱中する人々にとっては格好のテキストだ。今はそんなレポートの「旬」と言える。スイスの2大銀行が先日、本格的な調査結果を発表。UBSは純資産10億ドル(約1120億円)以上、クレディスイスは純資産100万ドル以上の富裕層についての調査だ。

出てくる数字だけでも印象的だ。

UBSの試算によれば、純資産10億ドル以上を保有する個人は、世界で2158人存在しており、彼らの資産総額は8兆9000億ドルに達する。クレディスイスは、世界の資産総額は317兆ドルと、2000年の117兆ドルから増加しており、2007年以降、資産全体の約85%を最も富裕な上位10%が占めている、と指摘している。

こうした数字は幻想をさらにかき立てる。超富裕層(HNWI)向けの商品を扱う者はビジネスをなんとか成功させようと夢見るだろうし、経済的公正さを支持する者は憤怒を駆り立てるだろう。

だが、こうした富裕層に興味津々の人たちは冷静になるべきだ。


理由は2つある。第1に、こうした資産の大半は、かなり仮想的なものだ。クレディスイスは住宅や金融資産の価格上昇を「現実的な」プラスとして描写しているが、これは真実を歪めている。現在価格で現金化できるのは、一握りの人々だけだ。売り手が多すぎれば、あらゆる金融資産の価格は(そしてすべての富裕層の純資産は)下落する。

第2に、先進諸国においては、地道に中流層であることに比べて、富裕層であることの物質面での優位は非常に小さい。大量生産、福祉国家、ユニバーサルサービスの義務付けによって、誰もが同じ道路、電力、電話などを利用することができる。誰が運転する車でも同じ速度制限を守らなければならない。米国におけるいくつかの例外を除いて、医療はユニバーサルサービスに近づいている。人口の上位4分の3は、快適でそこそこの広さのある住宅で暮らしている。

もちろん、郊外の標準的な集合住宅に比べれば、富裕層の豪邸やペントハウスは贅沢だ。個人所有の島やプライベートビーチといった不動産は、市街地にある観光客向けの2つ星ホテルに比べれば、もちろん居心地が良かろう。だが、現実的な快適度の差はかなり小さい。今日の中流層が「大変」快適な生活を送っているのに比べて、超富裕層は「ものすごく」快適な生活を送っているという程度だ。

この程度の違いになぜ人々の関心が集まるのか。それを最も的確に説明しているのは、精神分析学の開拓者であるジークムント・フロイトが「小さな差異のナルシシズム」と呼んだ分析だろう。

人間は、より眺めのいいオーシャンビューの部屋、より大きなダイヤモンド、あるいは何であれ社会的地位の高さを示すあれこれがもたらす、客観的には価値の上積みが微々たるからこそ、ナルシズムを刺激され興奮するというものだ。

巨額の資産があれば、なるほど、そうしたステータスシンボルを買うことはできる。だがこうした社会的なシンボリズム(象徴主義)は、経済的にはほとんど意味がない。ほぼすべての人が多くのモノを所有している国では、より多くを所有する喜びと、より少なく所有することの不満は、宝石やランボルギーニの金銭的な価値ではなく、もっぱら文化的な価値観によって決まってくるのだ。

だが、巨額の資産があれば、通常のブルジョワジーには手の届かない大切なものを手に入れることができるかもしれない。それは「影響力」だ。


金融資産、親からの遺産、エリートとしての教育、そして報酬をほとんど、あるいはまったくもらえないような仕事を引き受ける余裕があることで、恵まれた富裕層は、社会的な優先順位を設定し、倫理的な問題に関する合意形成を主導し、メディアを構築するという点で、桁違いの権威を手に入れている。

こうした社会形成における常人離れした力は、超富裕層とそれ以外の人々のあいだに、消費面における差異よりも、はるかに大きな格差を生み出している。

富裕層の文化的な影響力は、彼らの政治力と切り離すことが難しい。民主的な社会では、富裕層は資金と時間、スキルを提供することによって望ましい政策を「買える」ことが多い。

独裁体制下では、富裕層と権力者は非常に緊密に結合しており、ほとんど見分けがつかないほどだ。

富がもたらす以上3つの優位性、「ステータス」と「影響力」そして「権力」は好ましくないものと判断されるかもしれないが、UBS、クレディスイスの調査に見られる数値とはほとんど何の関係もない。富裕層の社会的な権威は、資産価格の上昇によって増すことはほとんどないし、市場が暴落してもほとんど傷つかないためだ。

富がもたらす特権に、市場価格よりもはるかに大きな影響を与えるのは「時間」だ。富によるパワーを特に増大させるのが「相続」だ。富裕層の子どもは、人々のリーダーになるように育てられ、十分な時間と磨かれたスキル、豊富な人脈を、慈善活動や政治キャンペーンに投じることができる。労せずして手に入れた社会的ステータスが、彼らにさらなる影響力を与える。

富によるパワーがひどく偏っている状況、それも相続によって継承されている状況下において民主主義を健全に保つことは容易ではない。20世紀前半、富裕エリート層による支配を抑制したいという願いが、多くの国で累進的な税制、つまり所得や相続財産が多ければ多いほど税率を上げるという発想につながった。

だがここ20─30年、政治的な流れは、特に富裕層への課税を軽減する方向で進んでいる。これによって利益を得た層は、この流れが続くよう、自らの影響力と権力を駆使している。このトレンドは、富のパワーをさらに定着させ、非エリート層の声を抑え込む傾向を示すだろう。


民主的な政府が直面している問題は富のパワーだけではないが、この問題は恐らく多くの有権者の離反を招いている。特に相続税率の引き上げは、正真正銘のポピュリスト的方向に向かう動きを抑える有効な手立てになろう。だが、そのような革命は起きそうにない。

それが起きるのを待つ中で、1つ確実なことがある。現在のような環境は、UBSやクレディスイスなどが手掛ける資産運用ビジネス、そして富裕層を熱烈に支持する業界全般にとって、好都合だということだ。
https://jp.reuters.com/article/global-billionaires-breakingviews-idJPKCN1N710T?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


6畳の居間でしか音楽を聴けない貧乏人でも機器の選定さえ間違えなければ、50畳の専用リスニングルームで 1億円のオーディオ装置で聴くのと大差無い音が聴けるのですが、ゆとりが全然違うので実際にはそうはならないのですね。

52. 中川隆[-13435] koaQ7Jey 2018年11月03日 10:28:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19927] 報告
ゆとりというのは お金のゆとりではなく、心のゆとりです
53. 中川隆[-13428] koaQ7Jey 2018年11月05日 12:27:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20008] 報告

菅野沖彦を語ろう その3


897名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/04(日) 09:11:39.20ID:0HkHNjhM

シャンソンのピアニストといえば、先日亡くなられた菅野沖彦さんが録音された「La Vie」という名アルバムがあります。

帝国ホテルのレストランで弾いていたピエール・ブゾンというフランスのピアニストと一緒作ったアルバムで、そのピアニストが気になった菅野さんが、ピアニストの宮沢明子さんを伴っていって、確認したというエピソードが語られています。

その時弾いていたピアノがスタインウェイといわれたのですが、
彼は、ベーゼンドルファーからその響きを出していたのです。

このアルバムもピアノはベーゼンドルファーで、陰りはあるけど、秋の日に輝く枯葉の陽の当たる部分も引き出しています。
評論家の菅野さんより、このような名アルバムを作る彼のセンスに想いをはせるべきでしょう。
東京では、本格的な秋になる11月に似合うアルバムです。

そういえば、このアルバムの裏側の写真は菅野さんが撮られたモンマルトルの道でした。
私も、それを思い出して撮ったのが、この写真でした。
https://tannoy.exblog.jp/30141246/


PIERRE BUZON - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=PIERRE+BUZON+


菅野さんは金にはならないけど録音エンジニアを続けていた方が良かったね

898名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/04(日) 11:30:37.26ID:0HkHNjhM

「La Vie」PIERRE BUZON
レーベル: オーディオ・ラボ

ピエール・ブゾンの映画音楽集。
ハリウッドの銀幕から流れていたヒット曲の数々がピエール・ブゾンの手にかかると宝石をちりばめたような世界に変貌してしまう。
フランスのボルドー生まれの彼のエレガントな感性は日本の聴衆のそれとフィットする。(雑誌「CDジャーナル」データベースより)      

*トラックリスト:
01私の心はヴァイオリン,02ララのテーマ,03クロパン・クロパン,04バラ色の人生,
05セ・シ・ボン,06愛の讃歌,07聞かせてよ愛の言葉を,08ラ・メール,
09ムーラン・ルージュの歌,10さらば夏の日,11君の輝,12シラキュース,
13そして今は,14マリー・マリー,15マイ・ウエイ. 
     
*演奏:ピエール・ビュゾン(p).
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%A5%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89VOl-2-%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%A5%E3%82%BE%E3%83%B3/dp/B00FO0601E


菅野沖彦さんが理解できる音楽は このレベルまでなんですね

914名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/05(月) 11:49:27.21ID:X/zLRQRO

菅野沖彦がエレクトリの役員というのはよくないよな。
虚業呼ばわりされても仕方がない。

915名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/05(月) 12:09:16.80ID:N6TD8M34

株式会社エレクトリ|音響機器・映像機器の輸入商社
取扱いブランド

AMPZILLA(アンプジラ):プリアンプ、パワーアンプ
Atacama(アタカマ):オーディオラック
ATC(エーティーシー):スピーカーシステム、プリアンプ、パワーアンプ
EMT(イーエムティー):カートリッジ、シェル、プリアンプ
FIRST WATT(ファーストワット):パワーアンプ
HEGEL(ヘーゲル):アンプ、CDプレーヤー、DAコンバーター
MAGICO(マジコ):スピーカーシステム
McIntosh(マッキントッシュ):プリアンプ、パワーアンプ、インテグレーテッドアンプ
MERGING(マージング):DAコンバーター
METRONOME(メトロノーム):CDプレーヤー、DAコンバーター、アンプ
NORDOST(ノードスト):AVケーブル
PASS(パス):プリアンプ、パワーアンプ、フォノEQ、スピーカーシステム
stst(エスティーエスティー):アナログプレーヤー
https://www.electori.co.jp/

916名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/05(月) 12:10:46.86ID:N6TD8M34

復活したウェスタン・エレクトリックもエレクトリが代理店なんだね

WesternElectric 復活!

Western Electric - Official Home Page
http://www.westernelectric.com/index.html


917名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/05(月) 12:15:33.17ID:N6TD8M34

日本でも

47研究所
AIT labo
イシノラボ
サウンドパーツ
真空管アンプ「カトレア」
Phasemation

とか安くていい製品を作っているガレージメーカーは沢山あるんだけど

ステレオサウンドの評論家は 性能は上記の日本メーカーと同程度なのに値段だけ10倍、20倍の
エレクトリが扱っている様なハイエンドメーカーしか推薦しないからね

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1539638621/l50

54. 中川隆[-13428] koaQ7Jey 2018年11月05日 15:00:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20014] 報告
五味康祐さん、菅野沖彦さんところを訪問してこんなことを言っています。

一言でいうと、其処で鳴っているのはモニターの鋭敏な感覚が絶えず検討しつづける音であって、音楽ではない。音楽の情緒をむしろ拒否した、楽器の明快な響き、バランス、調和と言ったものだけを微視的に聴きわける、そういった態度に適合する音である。

無論、各楽器が明快な音色でバランスよく、ハーモニーを醸すなら当然そこに音楽的情緒と呼ぶべきものは生まれるはずだと、人は言うだろう。

だが理屈はそうでも聴いている私の耳には、各楽器はそのエッセンスだけを鳴らして音楽を響かせようとしていない、そんなふうに聴こえる。

たとえて言えば、ステージがないのである。演奏会に行った時我々はステージに並ぶ各楽器の響かせる音を聴くので、その音は当然、会場のムードのなかできこえてくる。

いい演奏者ほど、音そのもののほかに独特のムードを聴かせる。

それが演奏である。

ところがモニターは、楽器が鳴れば当然演奏者のキャラクターはその音ににじんでいるというまことに理論的には正し立場で音を捉えるばかりだ。――結果、演奏者の肉体は消え、楽器そのものが勝手に音を出すような面妖な印象をぼくらに与えかねない。

つまりメロディは聴こえてくるのにステージがない。

レコード音楽を家庭で聴く時、音の歪みのない再生を追及するあまり、しばしば無機的な音しか聴えてこないのはこの肉体を忘れるからなので、少なくとも私は、そういうステージを持たぬ音をいいとは思わない。

そしておもしいことに、肉体が消えていくほど装置そのものはハイファイ的に、つまりいい装置のように思えてくる。

この危険な倒錯を、どこで食い止めるかで音楽愛好家と音キチの区別はつくと私は思ってきた。

さぞや菅野さん、堪えたでしょうね。

こういうことを言える、言ってくれる人がいなくなってオーディオ評論家も堕落したのでしょう。

オーディオ評論家が、お互い仲良し倶楽部のメンバーになって、他人の悪口は言わない、意見の合わない人は入れない、金を貰った製品は全部ほめる、こうなったのは五味康祐がいなくなってからではないですかね。

上杉さんもこてこてやられています。

山中さんも、「劇場用の音である。多勢に聴かせる音である。夜更けて独り、挫折感や悔いや生き難さへの憾み、愛に酬われぬ痛哭、そんなものを癒され明日への己れを鼓舞してくれる曲を聴くにふさわしい音ではないと私には思えた。人に聴かせられる音なのである。」と言われています。

瀬川さんは褒められています。

シャープになった、スピード感が出てきた、定位が良くなった、等と言って音の変化ばかりに耳が行っていますと、「鳴っているのは、音楽ではない」と菅野さんならずとも、言われそうですね。

心しなくては。

(6月19日)

面白い評論を有難うございます。

五味さんあたりは、文字通り命の糧として音楽を聴いていたので自分の感じと妥協するところがなかったのでしょうね。

菅野さんへの感想はいまで言うなら、やはり前に出てくる音でどこやらのよく聴く押し付けがましい音だったのではないでしょうか。

もう少し音場を考えたサウンドステージとホールトーンがあれば五味さんの感想も違ったものになったかもしれませんね。
http://www.aafc.jp/Essay/matumoto7.htm

55. 中川隆[-13502] koaQ7Jey 2018年11月08日 12:27:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20275] 報告

部屋の広さとスピーカーのサイズ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年11月08日

日本の一般的なオーディオマニアのオーディオを聴く部屋の広さは「6畳」ぐらいだそうだ。東京近郊の関東圏では6畳の一部屋を使えるだけでも恵まれていると思う。元々の地元で農家や商売をされている方ならまた別の広さになるだろう。

田舎でもオーディオ専用の部屋になると職業(サラリー)の違いによって変わって来るだろうが、関東圏の部屋の価格を考えると田舎は確かに安い。一般的なサラリーマンでは6〜8畳程度が主流になるだろう。田舎で農家されている方なら土地が有ればそう無理しなくても大きな部屋を作る事が出来る。

6〜8畳程度の広さが一般的ならスピーカーのサイズは「ブックシェルフタイプ」(W350・D300・H600前後)で十分に事足りる。ウーハー径なら20〜30p口径で良いだろう。90db前後の能率が有れば十分。それ以上のサイズのスピーカーを使うなら「狂信的な」と云う表現になるかもしれない。

45年前のオーディオマニアの中では38cmクラスのウーハーが1級品だと云われていた。能率も96〜101db/Wの高能率型が良いと云われていた。これを6畳の部屋で使うとなると「狂信的な」と云う表現になる。そんな狭い部屋でも使える様にしたのが、JBLの#43シリーズのモニターSPやALTEC#620Aモニターだろう。当時はJBLが圧倒的に強くて、620Aなどを聴く処が少なかった。その関係も有ってか数が少ないので今では人気がある。自分でそのどちらも使って見て思うのは「雑誌の記事に踊らされていた」と思う。やはり、自分の耳で確認して初めて選択できる事なのだと・・・。

スピーカーで「表現」が変わるし、部屋とのサイズの関係も有る。年が若い方なら「自分の部屋に合ったサイズ」のスピーカーをお勧めする。間違っても「一人で移動できない」代物は避けるべき。良い部屋を持てた時に大きなスピーカーを入れたら良いと思う。ただ時間の流れで欲しいスピーカーが後日有るとは限らない。オーディオメーカーはどこも短命なのだ。そういう業界なのだと思う。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aefd6760e869265fb26076b2bdf6c0a1

56. 中川隆[-13499] koaQ7Jey 2018年11月08日 12:37:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20275] 報告

署名入りの「書評」は当てにならない - 「音楽&オーディオ」の小部屋
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/029575f8d94b1f474375d346a9d754c2


図書館から借りてきた「外山 滋比古」(とやま しげひこ:お茶の水大学名誉教授)氏のエッセイ「新聞大学」(2018年)を読んでいたら、次のような箇所があった。(84頁)

    

「新聞はそろって日曜に読書のページ、書評のページをこしらえている。読書好きの人への手引きとして新聞はユニークである。3ページから4ページがそれに当てられるが、取り上げられるのは専門書が多い。

そうでなくても堅い本ばかりが取り上げられているから読者には今一つ物足りないのである。面白い、というような書評にはあまりお目にかからない。書評に署名があるからである。かっては、無署名が普通であったが今は肩書付きの名前が出る。

署名が有る無しなど、呑気な人は問題にしないようだが大違いである。匿名の方がいい書評ができる。身分を明かした原稿にはいろいろのシガラミがまつわりやすい。著者への気兼ねもある。出版社への配慮もある。縁のある出版社の本を悪く書けば面白くないことになる。

というのが、普通の人の思惑だろう。著者との関係もデリケート。本当のことを書けば社交上おもしろくないことになるという心配をしないほどの人物は書評などしない。」

以上のような内容だが、つまり「署名がある書評はいろんなシガラミがあるので本当のことを書いていない。あまり当てにはできない。」というわけ。

ネット情報に象徴されるように「署名がない無責任な記事」の悪口はこれまで散々耳にタコができるほど聞かされてきたが、これが「書評」ともなるとすっかり攻守ところを変えるらしい(笑)。

実はなんでこんなことを話題にしたかといえば、やっぱりオーディオがらみなのである。

これを読んで真っ先に脳裡に浮かんだのがオーディオ評論家の存在だった。オーディオ機器に対する評価のケースとまったく似ている!

以下、我が経験に照らして遠慮なく言わせてもらおう。署名無しだからほんとうのことが言える(笑)。

今でもオーディオ愛好家の間で語り継がれているように1970年代はオーディオの全盛期だった。我がオーディオの黎明期と丁度重なっていた時代である。

国内では「トリオ、サンスイ、パイオニア」がオーディオ御三家として君臨していた夢のような時代だった。今となってはこの御三家は影も形もない。パイオニアも社名だけは残っているがオーディオからは撤退している。

いずれにしろ当時は夢中になって、それこそ鵜の目鷹の目でいろんなオーディオ雑誌を読み漁ったものだったが前述のようにたいへんな活況を呈していたオーディオ業界において評論家といえばメーカーや販売店にとってまさに神様のような存在だった。

何といってもその発言次第でオーディオ機器の売れ行きが左右されるのだからどうしようもない。

一読者としても当時のお気に入りだったタンノイさんに関する記事などは活字に穴が開くほど何回も読み耽ったものである(笑)。

当然のごとくオーディオ評論家の発言も一喜一憂しながらまともに受け止めていたので、つい甘言に釣られてしまい、いろんなオーディオ機器を買い漁ってはガッカリして二束三文で下取りしてもらい、また新たな機器を購入するというアリ地獄に陥ってしまった。

素直に記事を信用してしまった自分が愚かだったのだろう。評論家だっていろんなシガラミの中で記事を書いていたであろうことは今となっては容易に想像できる。

さすがにオーディオ専門誌側も反省したのだろうか、「ブラインドテスト」(機器のメーカー名を伏しての試聴テスト)なるものを実施したケースもときどき見受けたが、名もしれぬ三流メーカーが評価が良かったりして”ちぐはぐ”さが目立ちこの種のテストは自然に立ち消えとなった。

むしろ評論家がブランドの先入観に左右されることが証明され、かえっておかしな結果になったことは想像に難くない(笑)。

しかし、いたずらに評論家を謗るわけにはいかない。私たちだってある程度ブランド名に気分的に左右されていることは、きっと身に覚えがあるはずだ。

いずれにしても、こういう失敗は前向きに考えて現在に至るまでの授業料だと割り切ればいいのだろうが、あまりにも高くつきすぎた感がして悔しだけが募っている(笑)。

大いに懲りたのでここ20年ほどはオーディオ雑誌はあまり読まないし、読む機会があったとしても半信半疑のまま活字を追っている。

当時の評論家諸氏は大半が鬼籍に入られているかあるいは引退されており、現代のオーディオ評論家の実状がどうかは知らないが、いろんなシガラミのもとでホンネが吐けない状況が昔と現在とそれほど変わりがないことは十分推察できる。

したがって、オーディオ雑誌の内容をむやみに信用しない方がいいですよ〜。

むしろ無記名のネット情報の方が信用できると思いませんかね。おっと、これは手前味噌かな(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/029575f8d94b1f474375d346a9d754c2


上杉佳郎さんは、今は誰も相手にしないタンノイ ウェストミンスターをクラシックでは世界一だと何時も言っていましたからね。

そして、ステレオサウンドの他の評論家は、タンノイにはウエスギ・アンプが一番合うと口を揃えて宣伝していましたね。

それに騙されてタンノイ ウェストミンスターとウエスギ・アンプを買った お目出度いアホが何万人もいました。

57. 中川隆[-13552] koaQ7Jey 2018年11月09日 15:37:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20371] 報告

日本人も西洋の伝統に学ぼう


英国人、今も白黒テレビを視聴 7000世帯超
2018.11.09 Fri posted at 12:59 JST

ロンドン(CNN) 英国の団体「TVライセンシング」は9日までに、国内の7000世帯以上が今でも白黒テレビを利用しているとの調査結果を発表した。英国でカラーテレビの放送が始まったのは50年以上前。

白黒テレビの受信許可証が最も多く交付されている場所は首都ロンドンで、1768枚に上る。これに続きウエストミッドランズで431枚、北部のグレーター・マンチェスターで390枚となっている。

白黒テレビの受信許可証は近年、発行数が落ちている。2000年は21万2000枚だったが、15年には1万枚を割った。

TVライセンシングの広報担当者は声明で、英国内のテレビの半数以上は現在インターネットに接続されていると指摘。これを踏まえると、「白黒テレビでお気に入りの番組を視聴する世帯が7000以上も残っているのは興味深い」と述べた。

英国では、テレビ中継の視聴や録画には許可証が必要となる。カラーテレビの許可証は150.50ポンド(約2万2400円)と、白黒テレビの3倍の額になっている。

58. 中川隆[-13551] koaQ7Jey 2018年11月09日 15:49:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20371] 報告

古くて新しい、現代映画のモノクロ化というムーブメント 2017年09月16日
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1709/16/news012.html


 2017年になって“映画のモノクロ化”という動きがにわかに熱を帯び始めてきた。2015年に大流行した「マッドマックス」が、今年始めにモノクロ版として再発表され、大きな話題を呼んだ。さらに「X-MEN」シリーズ最終章の「ローガン」が続き、10月13日にモノクロ同梱(どうこん)版としてBlu-ray Discで発売される。映画大好き麻倉怜士氏がこの動きに注目、過去の傑作を振り返りながら、旧作にはなかった現代のモノクロ映画の特長と楽しみを指南する。モノクロには映画を新たな表現へと導くパワーが秘められている。

麻倉氏:最近、Blu-ray Discでリリースされる映画の新しい傾向として“カラー作品をあえてモノクロで出す”という動きが相次いで見られます。エジソンとリュミエール兄弟のモノクロ映像から始まった映画の歴史を考えると、今の動きは最古にして最新です。口火を切ったのは“あの”「マッドマックス 怒りのデスロード」で、オリジナルのフルカラー版がリリースされた1年以上あとの昨年暮れに「ブラック&クローム」と題したモノクロ同梱版が発売され、大変に話題を呼びました。

 また、つい最近機会があって20世紀FOXで「X-MEN」シリーズ最終章の「ローガン」をモノクロバーションで見る機会があったのですが、これがまた素晴らしかった。「ローガン・ノワール」と名付けられたこのパッケージは、モノクロ版とフルカラー版が一緒に入って9月末に発売されます。


強烈なインパクトで「マッドマックスやばい」という流行語も生まれた「マッドマックス 怒りのデスロード」が、なんとモノクロバージョンに。極彩色が特徴的だった作品からあえて色を取り去ることによって、映画という芸術表現に迫るものが浮き出てくる。

http://image.itmedia.co.jp/l/im/lifestyle/articles/1709/16/l_ts_monoq01.jpg


――スチル(静止画)の世界では手焼きにこだわる写真家がモノクロ現像をする例がありますが、大手スタジオが手がける映画であえてモノクロを出すというのはあまり覚えがないです

麻倉氏:常識的に考えると、情報量という意味ではカラーのほうが遙かに多いことに疑いはありません。人類の映像史は情報量を多くする歴史で、映画もテレビもモノクロで始まり、カラー化で情報量が飛躍しました。白黒階調しかなかった世界に後から色という別次元の要素が加わったのです。現代に当てはめると、HDRで階調情報を拡張したり、BT.2020で色の許容量を大きくしたり。画も音もローレゾからハイレゾへと流れています。

 これは何かというと“よりリアリティーを出す”ことが目的で、映像という虚構の世界をより現実に近づけるための進化でした。物語という仮構世界がより現実的なものとして視聴者に届けられる「リアリティー主体主義」ともいうべき流れです。ところが昨今のモノクロという潮流は、こういった古典的な価値観からは全く外れています。

 例えばマッドマックスは色の情報が極めて多く、画面そのものが過激ともいうべき極彩色で彩られています。あるいはローガン・ノワールはそれほど色があふれているわけではないですが、それにしてもモノクロよりフルカラーは圧倒的に情報量が多いわけです。これらがなぜモノクロになるのでしょうか。

 まず、“ひと目で何が起きているか”を判別する直感性は、フルカラーが圧倒的です。マッドマックスならば“Rust Mod(ラスト・モッド あえて車体にサビを浮かせてクラシックな雰囲気を出す加工)”調のクルマ達のサビ感から環境の過酷さを読み取ったり、空の色から天気や時間を推定したりすることも容易です。一方のモノクロは色情報が欠落しているので、場面の判別さえ難しい場合も見られます。それでもこの2作品を見てみると、新鮮な感動を覚えるのです。

――それはつまり「カラー映像にはない、あるいはカラー化によって映画が失ってしまった“何か”が、モノクロにはある」ということですね

麻倉氏:まずもって現代に生きる我々は「モノクロを見る」という機会が圧倒的に少ないわけです。一般的に目を開ければフルカラー、これが極普通のリアル世界ですから。画面の中もガンマやトーンの広さといった問題はあれど、フルカラーは当たり前です。モノクロの映像はそもそも生身の世界では基本的にあり得ないのです。つまりモノクロは“フレームの中だけ”の世界で、画家の営為が加わることでリアリティーとは違う“作品性”という価値が出る、絵画の感覚に通じるものがあります。「あり得ないのに身近にある」という不思議なデジャヴの世界感、モノクロはそんな感覚で映画を見ることができるのではないでしょうか。

 古今東西モノクロの名作はとても多く、「君の瞳に乾杯」という台詞があまりにも有名な「カサブランカ」などは、アバックのシュートアウトイベントで今でも画質評価に使います。階調を判断するために観るのはこれのチャプター12、パリでは恋人同士だったイングリッド・バーグマンとハンフリー・ボガードが、カサブランカの酒場で再開するシーンです。コレの前に召使いのサムに「As Time Goes Byを弾いて」とせがんで、曲をバックに物思いにふける、その顔が実に美しいのです。何と神々しい、女神といって良いほどの美しさ、これがモノクロで表現されます。

 肌の色があって金髪の髪があってといった色の識別が少なく、視聴者はモノクロを見て「きっとこんな美しさだ」とカラーの世界を想像するのですね。良いプロジェクターで見るとここのグラデーションが絶品で、女性の肌の美しさはカラーの世界よりも、むしろモノクロでこそ本質的に出てきます。イングリッド・バーグマンの美しさはモノクロの世界であればこそと私は断言します。

――僕は邦画の諸作品で、モノクロが捉える女性の肌に対する美的表現を感じたことがあります。色がない分だけグラデーションへのコダワリが強いのでしょうか。映画における女性の肌の美は、カラーよりモノクロで映えるという点は深く同意します

麻倉氏:また、モノクロ特有の表現としてはパートカラー、つまりモノクロの中に特定の部分の特定の色だけが浮き出る、という技法も印象的です。これは非常に物語性・意味性が強く、視聴者は視線をそこに集中させ、その意味を必至に読み解こうとするのです。

 スピルバーグの名作「シンドラーのリスト」。ユダヤ人街をナチス軍が襲う場面では、少女が着ているオーバーだけが赤く浮き出ます。瓦礫(がれき)や人間など様々なものが落ちてくる中で、この少女は傷ひとつ負わない。ここはピンポイントに色が着くことで悲劇性というものが画面全体ににじむわけですが、この演出はそれまで色が全くなかったモノクロこそ映えます。

 あるいは1999年の映画「カラー・オブ・ハート」。1950年代のモノクロテレビ番組「プレザントヴィル」の世界にティーンエージャーの兄妹が入り込んで、旧い世代との対立の中でどんどん新しい世代の色が着いてくるというストーリーで、最後にはものすごいフルカラーになって、兄妹が現代に戻ってきます。色をメディアにして、時代の流れや社会の変化といった鮮烈なストーリーテリングを展開する、これもモノクロとカラーの美しさの対比が気になった作品です。

 先ほど邦画の女性美を挙げていましたが、モノクロ映画を語る上で黒澤明監督は外せません。モノクロ映画における色付けの意味という観点で語るならば最高です。終戦直後の横浜を舞台に、富裕層が住む山手の住宅街と、貧民層が住む浜手のドヤ街の対比を描く作品「天国と地獄」。これは下から見上げると暮らしぶりの違いが鮮明です。山手で運転手として仕える子どもを誘拐するシーンでは、特急こだまから放り投げたカネが詰まったバッグに仕掛けがあり、燃やすと赤い煙があがるのです。音楽とともにサスペンスを盛り上げるのが、仕掛けられた赤紫の煙で、これもモノクロがあってこそパートカラーの効果が出ます。

 そのほか、誰もが知っている「ローマの休日」など、あえてモノクロで撮影するという例も少なからずあります。

麻倉氏:マッドマックスにおけるモノクロのすごみに話を戻しましょう。劇場公開もされたモノクロ版では、カラーではいまひとつ分からなかった、非常に高い解像度が分かります。BDの解像度はもちろん高いですが、色によって解像度がスポイルされる向きがあります。いうなればグラデーションの素地の上に厚みを持った色が乗っている感じ。このため色の情報量は充分ですが、そのためにベースのモノクロが持っていた本来の極めて高い解像感がカバーされる。色を抜くことで生身の解像感がむき出しになるのです。まるでペンキをはぐと現れる、真実のメッセージといったおもむきです。そのメッセージとは? ズバリ“コントラストを強調した作品の過激さ”。これがモノクロ化によって驚くほど分かってきます。

 この作品はモノクロ撮影されたわけではないので、カラーの原盤をリグレーディングしてモノクロにしています。この時におそらく監督の意図として、よりコントラストを強調したのでしょう。単純に彩度情報を消してモノクロ化したのではなく、カラーとは違う作品を意図的に作った、それくらいモノクロでありながら情報量が多いです。

 例えばマックスが丘の上から砂丘を見渡す冒頭のシーンでは、荒野に散らばる石ころの細かな凹凸がものすごく出ます。カラーでもそのような要素は出てはいましたが、モノクロを観ると色によってそれが若干曖昧になっていたと気付かされます。モノクロでは輪郭がしっかりと出ていて、まるで彫刻刀で硬い木を浮き彫りにしたような、人工的な力強さがあります。作品の過激さ・不気味さは色によって中和/柔和されていた。ゴツゴツした荒涼感・虚無の世界は、色によって文字通りカラフルで派手な世界になっていたのです。

 マッドマックスの色付けは極めて特徴的です。ナミビアの赤銅色の砂漠や、その補色となっている空の蒼色。これはおそらくフィルターワークか何かで強調をしているのでしょうが、この色が演出の重要な一翼を担っていることは、以前にも指摘をしたとおりです(関連記事)。しかしモノクロ版では、あえてその色を抜いてしまうことで、物語の本質にググッと迫ることができます。モノクロのグラデーションが、話がこれからどう進むかという羅針盤のようなカタチで出て来るように感じさせられ、驚かされます。


例えばフュリオサ隊長の場合、モノクロバージョンでは独特の肌の質感がカラー以上に強調される。片手を失いながらも独裁者に反抗するという彼女がまとう悲壮感と苛烈さは、モノクロ化によってより印象的になる。


http://image.itmedia.co.jp/l/im/lifestyle/articles/1709/16/l_ts_monoq02.jpg


麻倉氏:このモノクロ版、実は本編に先立って「チャプター0」が挿入されており、ジョージ・ミラー監督自身がモノクロに対する3分くらいのメッセージを語ります。それによると、世紀末世界のイメージを打ち立てた「マッドマックス2」をモノクロで見た時に、いたく感動したそうです。「モノクロで見ることにより映像はより抽象的になり、色が少ないことが魅力となるように私は感じた」(ジョージ・ミラー監督)

 監督の視聴環境は“ダビングステージ”、大画面に絵を映して、多チャンネルオーディオをミックスダウンする工程です。実は私も、昔ハリウッドでこの工程を見学したことがあるのですが、映像はカラーではなくモノクロが使われていました。今はおそらくカラーでしょうが、当時はカラーフィルムが高価だったためにモノクロだったようです。その時を思い出しながらマッドマックスを考えると、映画が持つ本質的な言語性、物語性が、色を脱ぎ去ることでピュアに出てくるように感じます。

 もう1つの特徴として、カラーの低コントラスト部分はモノクロ化でコントラストが弱くなるということが挙げられます。砂の上はカラーだとデコボコなどが見られますが、これは色によってもたらされる質感です。チャプター0ではモノクロとカラーの比較映像もあり、カラーでは見える砂漠の細かいデコボコが、モノクロでは結構見えなくなります。細密極まる淡いデコボコ感が消えてゆき、ツルンとする。こういうところは意外とキレイでアーティスティックになるのです。

 逆に石の質量感など、ある程度の大きさがある高コントラストなデコボコは、モノクロ化によってより強調されます。悪役のイモータン・ジョーが地下水を放出する序盤のシーンは、モノクロ版は遠景の群衆がものすごくシャキシャキと出てきます。これはまさにある程度の大きさとモノクロの対比によるもので、カラー以上に存在感が強調されています。

 また、砂漠のツルンとした感じに対して、岩山のゴツゴツ感や地面の石ころ感、イモータン・ジョーがまとう鎧の光感、異型のクルマの鋼感やサビ感といったものが強調されるのです。認識ができるところはより強調され、認識できないところは弱化される。そこに対比があり、砂漠はまるで影絵を見ているような滑らかさなのに対して、光が当たった岩山の荒涼感はものすごいのです。キャラクターの眼力もグッと出てきます。

――色がなくなることで、色に頼っていた表現をコントラストだけで表現する必要が出るわけですから、そこにコダワリを求めると映像そのものがハイレベルになるということでしょう。足かせをはめた結果、より細密に、より印象的にを極限まで突き詰める必要が出て、それに応えた結果極めて印象的な映像になるのですね


麻倉氏:考えてみれば、第二次大戦の映像はほとんどがモノクロです。もしかすると、ここに「戦争映像はモノクロ」というイメージがあり、戦いの印象に合っているのかもしれません。「モノクロの全てが素晴らしい」というわけでは決してないですが、カラーにはない魅力というものは確かにあります。逆にカラーはモノクロにない魅力を持っているのです。パッケージにはそのどちらもが入っているため、見比べると「これだけ言いたいことが違って見えるのか」という新鮮な驚きを感じることができます。これがまた面白いですね。



モノクロ化によるコントラストの先鋭化は、イモータン・ジョーの鎧や異型のクルマの数々、あるいはウォー・ボーイズの肌などでより特徴的になる。色を脱ぎ捨てることでテクスチャーの質感が強調される、これが「ブラック&クロームエディション」のポイント。

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1709/16/news012_3.html


――ローガン・ノワールはどうでしょうか。ハリウッド映画でありながら「ブラック」ではなくフランス語の「ノワール」を使っていることがかなり意味深に見えますが

麻倉氏:映画ファンならば気づくかもしれませんが、こちらのキーワードは“フィルム・ノワール” (注:1940年代を中心にハリウッドで作られた犯罪映画のジャンル。ギャング映画とは異なり、悲劇性や退廃性、破滅の悪女“ファム・ファタール”といった要素が特徴的に描かれる)。ローガン・ノワールは暗黒世界を描いた映画の世界観をオマージュしているのです。ジェームズ・マンゴールド監督はフィルム・ノワールに強い憧れを持っており、そのような映画を撮りたいと思っていました。カラー版でもそれを目指していましたが、その志向をより強めたのがモノクロ版です。

「映画の製作中にたくさんのスチルを撮影した。ほこりっぽい世界観とキャラクターの人物感がモノクロによってとても鮮やかかつ劇的に見えると私は気が付いた。ファンに見せると反響が大きかったため制作に踏み切った。この作品が持っている、かつての西部劇や“フィルム・ノワール”の雰囲気はモノクロのフォーマットで輝くと思ったし、現代のコミックヒーロー映画では全くなくなる。モノクロ化によってクールな西部劇やフィルム・ノワールと本作を結びつけるチャンスを与えることができると思ったんだ、僕自身もっと皆に昔の作品を見てもらいたいと思っていたからね。映画ファンには同じ映画を一味違うバージョンで楽しんでもらいたい」(マンゴールド監督)


X-MENシリーズ最終章「ローガン」。UHD-BDで発売されるパッケージには、モノクロバージョン「ローガン・ノワール」が同梱される。この“ノワール”がモノクロ版のキーワードだ。「LOGAN/ローガン <4K ULTRA HD + 2Dブルーレイ/4枚組>」、希望小売価格は6990円(税別) 


麻倉氏:不死身ではなくなったローガンはX-MENから引退、ハイヤーの運転手として日銭を稼ぐ毎日。ところが、クルマのタイヤを盗もうとしたチンピラをやっつけたことでアシがついてしまう。というようなストーリーで、監督は「夜のような暗いシーンがモノクロ化によって黒はより豊かに、白はよりシャープになる」と語っています。

 この映画はもともとカラー版でもそれほど派手でカラフルなわけではなく、抑制した色合いです。対比感とは違うところに面白さがあって、それをモノクロ化によって徹底するという方針がみてとれます。ハイコントラストだったり影の描写が多かったりと、その意味ではカラー版でも“ノワール志向”。色や彩度、アクションに至るまで、全てが過激なマッドマックスとは対極で、モノクロはさらに暗黒への意図性が強くなってゆくのです。

 例えば明るい空に黒が沈むというシチュエーション。陽光が注ぐ相手が悪役というシーンでは、カラー版では青空に人物という情景にすぎないですが、モノクロになると光によって悪さがより際立ちます。ここにモノクロの光が意味を持ってくることが分かるのです。ローガンが運転するクライスラーのリムジンも、カラーで出ていたグロッシーさがなくなり、傷や凹みなどが際立ってきます。監督が意図した“ノワール的”な苦悩の深さ、虚無感、闇の深さがさらに極まるといった具合です。

「ファンからは“モノクロが観たければモニターの彩度設定をゼロに落とせばいいだけでは?”などと言われたが、優れたモノクロ映像を作るにはショット単位で画面の色やタイミングを合わせなければならない」(マンゴールド監督)

――いやいや、そんな暴論があってたまるか(苦笑)

麻倉氏:映画が持っている意味性や記号性といったものを、色を落とすことでより視聴者が発見する「チャンスが出てくる」。このチャンスを生かすには、視聴者が映画の要素を感じ取らないといけません。受動的に入っていた情報が色を消すことで失くなるため、視聴者が自ら作品に歩み寄る必要がでてきます。視聴者が想像力を働かせて、映像の世界観に主体的に入っていく。まさにそのことによってより広く深く映像作品を楽しむことができ、作品と視聴者の対話が生まれる。主体的な解釈による対話が、インタラクティブな作品の切り口になるのではないか。あるいは単なる娯楽を越える芸術性がここに生まれる。モノクロ作品はそういう可能性を持っているのです。

――モノクロを見る時、人は意識的または無意識的に、欠落した色を想像します。この想像には現実を超越する力があり、そこに人間の面白さというか、すごさというか、価値というか、そういったものがあります。これは読書などと同じ営みで、人間には1の情報から100の“想像”を“創造”する力があります。そうやって文明は育まれてきたし、きっとこれからもそうやって人間は発展し続けるのでしょう

 だからこそ、あらゆる可能性を否定してはならないと僕は考えます。現代はとかく単一の正しさを追い求めがちですが、より多くの感性や観点が、人間を豊かにすることを忘れるべきではありません。映画に対しても、このような多様な解釈やアプローチなどが、作品そのものの命をより強固にし、永らえさせます。次から次へと新作を求めることを否定はしませんが、1つの作品をより深く、より多様に楽しむという接し方が、このモノクロムーブメントから大きな流れになることを願いたいですね


ヒュー・ジャックマン演じるローガン、色が落ちることで陰影がより強調され、キャラクターが内包する陰の部分がにじみ出る。こうした表現にこだわって作られたのが「ローガン・ノワール」だ。



麻倉氏:マッドマックスもローガンも、カラー版とモノクロ版がそろっていることが重要で、これにより監督がこだわった鋭い切り口はモノクロ、リアリティーはカラーと、2つの世界を体験できます。

 もともとモノクロの作品はカラー映像がありません。なので、その世界の色は想像するしかないです。ところがこの2つの作品でのモノクロは別ディスクで元の色が分かるため、カラーとの差をより正確に感じることができ、それを愛でるという新しい趣味につながります。これは映画の新しい付加価値です。加えて監督のノリも良い。まるで監督のディレクターズインテンションがモノクロにこそあるような勢いです。

 今はまだ2ケースしかないですが、どちらも高画質で、さらに4K版が出ています。そういう意味でごく最近の新しい映画の楽しみが出てきました。あまりにリアリティを追求すると、それは単なる日常的な情報性になってしまうわけで、この情報量が溢れる時代だからこそ、芸術性のために「引き算」が必要になるという論理も成り立ちます。このコーナーではこれからも、映画の新しい楽しみを随時お届けしていきたいと思います。

59. 中川隆[-13550] koaQ7Jey 2018年11月09日 15:56:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20371] 報告

20世紀的脱Hi-Fi音響論 モノラル復権
http://quwa.fc2web.com/Audio-108.html


 我がオーディオ装置はオーデイオ・マニアが自慢する優秀録音のためではありません(別に悪い録音のマニアではないが。。。)。オーディオ自体その時代の記憶を再生するための装置ということが言えます。「モノラル復権」は、フルレンジでモノラル・システムを構築したのち、悟りの境地に達した状況をモニターします。



。。。の前に断って置きたいのは


1)自称「音源マニア」である(ソース保有数はモノラル:ステレオ=1:1です)

2)業務用機材に目がない(自主録音も多少やらかします)

3)メインのスピーカーはシングルコーンが基本で4台を使い分けてます

4)映画、アニメも大好きである(70年代のテレビまんがに闘志を燃やしてます)
という特異な面を持ってますので、その辺は割り引いて閲覧してください。


モノラル復権


【モノラル宣言】

 ここに、家庭用スピーカーを、賑わいの道具として見直し、モノラル化することを宣言する。

    【基本理念】 1.音楽で賑わいを造り出す条件として、「話題性」「娯楽性」「団欒」がある。「話題性」は現在のところネット情報端末が優勢であるが、音楽を独占するためのパーソナル向け製品が多く「団欒」の形成には向かない。複数の人でおしゃべりや食事をしながら音楽をシェアしたいというニーズには応えられない。

  

音響装置による「賑わい」の違い


2.スピーカーを、室内の賑わいを盛り立てるもう一人のパーソナリティとして捉えなおし、人間と同じサイズの胴体と口をもったスピーカーが最適であると考えた。胴音は30cmギターアンプ用スピーカー、口音はホーン型スピーカーへ割り振り、人間の発音形態を自然に再現できるようにした。

   

胴体と唇をもったスピーカーの概念図 (ごめんなさい、フィッツジェラルド様)


3.人間と同じサイズのステレオ装置(2ch)は、コンサートホールと同様に演奏者側と観客側に部屋を分断し、室内音響を一方的に支配する。室内でのパーソナリティは、話し手と聞き手という対等な立場をもたせるために、一人称のモノラル再生が適当である。ステレオ音源をモノラルにミックスする方法は、擬似ステレオ化と逆のイコライジングを施すことで、高音がこもらない見通しの良い音になる。


通常のステレオは賑わいを囲い込み
音響スペースには逃げ場がない


モノラルの音響
適度な隙間・一人分の主張

        
       

逆-擬似ステレオミックス

4.モノラルとすることで、30cmクラスのスピーカーでもコンパクトに設置できる。回転イスのキャスターを付けると、部屋の中の移動や向きの調整が容易になる。スピーカーの指向性は10kHzで90度あり、部屋のどこに置いても明瞭な音が聴ける。テーブル、ソファなど主要な家具のレイアウトを優先し、スピーカーを好きな場所に置いてみよう。左右の限定がないので寝転んで聴いてもかまわない。

正面特性


45度オフセット特性


 
モノラル=自由なレイアウト

【具体案】

5.スピーカー・ユニットは、音楽の骨格となるボーカル域の再生に優れたものとして、1947年から製造され、Rock-ola社のジュークボックスにも使用されたJensen C12Rを選択した。ベーシックなペーパー・コーン製で、歴史ある既存マーケットが存在するため、生産が安定しており廉価である。エンクロージャーは後面解放型とし、低音をあまり強調せずにボーカル域の反応を俊敏にした。これに5kHzからホーンツイーターを加えて高域のバランスを取っている。これもジュークボックスと同様の仕様である。
6.モノラルアンプは高級嗜好品なので、普通のステレオアンプをモノラル・マルチ駆動に使う。このことで、動的なインピーダンスの変化に強くなり、アタック音にいたるまで安定したレスポンスが得られる。
7.ライントランスを入れる効果は、サウンドの密度、リズムの粘り、ボーカルの吹き上がりなど、ダイナミックな傾向に効いてくる。サンスイ・トランスは1957年から製造し続けているラジオ用トランスの老舗で、ボーカル域を中心に周波数帯域を整えて、その他の帯域は高次倍音で艶やかに彩ってくれる。
8.音楽の骨格となるボーカル域が明瞭なので、古い録音から最新のものまで幅広く楽しめる。大きなサイズの割りに重低音は出ないが、明瞭でありながら懐の深いボーカル、低音から高音までスピード感のそろったドラムなど、このサイズのスピーカーでしか出ない味わいがある。低音がこもらないのでラジオのトークが自然で楽しめる。



【最初は気軽なつもりが】

 ともかくも、書斎でラジオのように聞き流せるモノラル・システムが欲しかった。最初の動機はこうだったのだ。そこで昔1本だけ買ったロクハンを勉強机の脇に置いたのが運の尽きだった。男の隠れ家のように、個人的なモノが増殖していく。CD、書籍、そのときそのとき興味のあるものが、次から次へとうず高く積まれていく。
 そして、オーディオ機器も、サブシステムだからと最低限のものと思った清貧の思想もどこへやら、盆栽のように手を加え続けていると、いつのまにやら愛情が湧いてくる始末。そのうち九本の尻尾が生えてきて、不思議な魔力でも発揮するのではないか? と疑うようになる。いや、実際、取り憑かれているのだ。それも半世紀以上前の音楽家たちに。

 これまで格闘してきた録音郡を挙げると、以下のようになる。
•戦後ドイツのモノラル放送用クラシック・ライブ録音
•モノラル期のEMI、グラモフォンのクラシック録音
•1950年前後のテープ録音機導入にまつわる録音品質の断絶
•戦前アメリカのラジオ用録音(ジャズ、クラシック、ボードビル)
•1960年代前半のポップス録音(ブルース、ロック、ガールズ・ポップ)
•1960年代後半のブートレグ・ライブ録音(ロック、R&B)
•1950年代の懐メロ〜歌謡曲
•1970年代の歌謡曲
 これと反対に、誰が聴いても良いと感じる名録音は…
•1950年代のブルーノート(モダン・ジャズ)
•1960年代のRCA、キャピトル(ポップス)
•1970年代のグラモフォン(クラシック)
•1970年代のA&M、CBS(ポップス、ソウル)
 こうしたオーディオ・ファイル向けの名録音の影に、誰もが悪い音と感じる演奏の多いことも確かだ。そして悪い録音の演奏に限って、時代の節目に大きな意味をもつものが少なくない。なぜならオーディオ的に予測し監理できる常識を打ち破ってきたからだ。オーディオ的に整っていないからと、折角の機会を聴き逃がす理由はないのである。
 こうした理由からか、私自身にオーディオで良い音を聴こうという姿勢はなく、悪い録音にファイトを燃やしていると言っても過言ではない。しかしこれらは、ひとつのジャンルだけでも制覇するのが難しいツワモノ揃い。それをオリジナル盤を1枚も持たないで、CDと格闘しているのだから、最初から負け戦なのは承知のうえ。さらに、これらをひと括りにしてモノラルで再生する、と言っているのだから、さらに具合が悪い。結局、ミイラ取りがミイラになったような感じだ。

 現行システムは、まさに勝手に増殖する雑草のようなもの。あれこれジャンク品を寄せ集めて組み合わせたシステムは、脈略のないロードムービーのようなものである。以下に、その迷走ぶりを列記すると…。
•ステレオ録音もモノラル化して試聴したいのと、最低限のイコライザーが欲しかったので、小型ミキサーでCDの音を受けるようにした。
•音調をビンテージ風にするため、1950年代のPAマイク用トランス、1920年代のラジオ用段間トランスを挿入した。
•ロクハンと真空管ヘッドホンアンプの組み合わせでは出力が足りないので、コンプレッサーを噛まして小音量でも聴きやすくできるようにした。
•スピーカーにエレボイ Baronetを導入し、ささやかなバージョンアップ。
•聴いてる時間の長さを勘定にいれ、メインシステムからCDプレーヤーをサブシステムに移動。
•やはり出力が足らないので、アンプを中国製デジタルアンプに交換。
•ドイツ製ラジオスピーカーを裸で鳴らし、Baronetのツイーター替わりにした。
•30cmワイドレンジ+10cmサテライトスピーカー(いずれも現在製造中の新品)という組み合わせでモックアップを試作。これが実質的にバージョンアップとなった。
•ミキサーをベリンガーからヤマハの製品に取り換えた。
•チャンデバを使ってマルチ化。ツイーターをホーンドライバーに差し替え、アンプをデノンのプリメインにグレードアップした。
•UTC製トランスの代替品として、サンスイ・トランスのトランジスター回路用トランスを使用。昭和30年代からの隠れたロングセラー品。これに合わせ、ツイーターを元のフルレンジに戻した。
現況のモノラル”サブ”システム


【モノラルという造語】

 2012年頃からか。勉強机の脇にモノラル専用フルレンジ(エレボイのバロネット)を置いて以来、オーディオはモノラルでしか聴いていない。最初は装置の可能性を探るべくモノラル音源を掻き集めていたが、病も終局に達してステレオ音源もモノラルにして聴くあり様。モノラルでの再生は苦手だと思っていた古楽器の録音も何のその、結構聴きまくっている。この病をどう説明すれば良いのか?

 そもそもモノラルという用語は、ステレオ(またはバイノーラル)に対するネガティブな言葉である。音に広がりや色彩がない、質素で堅いイメージが付きまとう。映画のサラウンドが当たり前になるなかで、2本のスピーカーだけで再生なんて修行のように感じるかもしれない。モノラル再生ともなれば仙人あつかいである。しかし、巨大なSR装置が立ち並ぶコンサート会場もほとんどはモノラルが基調であり、モノラルという言葉には別の捉え方が必要になると思われる。

 1本のスピーカ−でのモノラル再生を、私はあえて点音源拡散音響(One Point Spreading Sound)と呼んでみようと思う。以下の図は、点音源の現実的な伝達のイメージである。モノラルからイメージする音は左のような感じだが、実際には右のような音の跳ね返りを伴っている。私たちはこの反響の音で、音源の遠近、場所の広さを無意識のうちに認識する。風船の割れる音で例えると、狭い場所で近くで鳴ると怖く、広い場所で遠くで鳴ると安全に感じる。

左;無響音室でのモノラル音源 右:部屋の響きを伴うモノラル音源

 こうした無意識に感じ取る音響の質は、左右の音の位相差だけではないことは明白である。つまり、壁や天井の反響を勘定に入れた音響こそが自然な音であり、部屋の響きを基準にして録音会場の音響を聞き分けることで、音響の違いに明瞭な線引きが可能となるように思う。この線引きが必要なのは、視覚的要素がない音の近さ広さというのが曖昧なためで、おそらく録音しているエンジニアも時代や国柄によって基準がそれぞれ違うと思われる。例えばデッカとフィリップスのウィーン・フィルの音の違い、同じボブクリのミックスした「アヴァロン」と「ボーン・イン・ザ・USA」のサウンドの違いなど、求める物や表現の手段としてステレオ感が存在するようになる。
 私として知りたいのは、演奏者のパフォーマンスそのものなのであるが、空間表現というフィルターを通じた録音エンジニアの意見をまず聞かなければならない、というオチになる。このときムジークフェラインで演奏すれば名演になり、テンモニ(ヤマハのNS-10Mモニタースピーカー)でミックスすればヒットするという別の方程式が浮かび上がる。今さら誰もそんなこと信じてはいないのだが、業界のマーケティングがそうなりやすかったのは事実で、天ぷらのコロモをはがして演奏家の本来のテイストを知ることが必要に思っている。本当は天ぷらも中身の旨みを包み込む方法なのだが、コロモが大きくなって中身が小さいエビ天も少なくないのである。

 そこでモノラル復権である。ステレオの化粧を洗い流して、素顔の演奏者と対峙する方法として、モノラルという選択肢はどうだろうか? 



【スピーカーの配置】

 モノラルスピーカーには、由緒正しき聞き方がある。それは斜め45度 から聴くことである。

レスポールの自宅スタジオ  まず左はエレキの開発者として有名なレスポール氏の自宅スタジオ風景。どうやら業務用ターンテーブルでLPを再生しているようだが、奥にみえるのはランシングのIconicシステム。今では常識的な正面配置ではなく、横に置いて聴いている。
 同じような聴き方は、1963年版のAltec社カタログ、BBCスタジオにも見られる。つまり斜め横が正しい方向なのだ。

605Duplexでモニター中
BBCでのLSU/10の配置状況

 では、スタジオ以外の普通の人たちはどうかというと、やはり斜め横である。これは私が愛用しているエレボイのバロネットの場合。

 ちなみにオーディオ批評家で有名な瀬川冬樹氏の1961年のリスニングルームもまた、伝説の斜め45度試聴。Axiom 80くらい高域が強くなると、このくらいが適当だし、聴いている距離からすると、小音量派だったのかもしれない。


 この聴き方の元にあるのは、ラジオを囲んだ団欒にあることが判っている。誰も正面に陣取って音を独り占めしてはいけない。そしてラジオの脇にソファ置いてくつろぐのが、紳士のたしなみである。ビング・クロスビーだってそのように聴いているではないか。

高級電蓄を聴くビング・クロスビー
当時の典型的なリビング風景

パーティーでラジオを囲む
前に立って独り占めしてはいけない

 以上より、モノラルスピーカーを聞くための配置は、正面になってはいけない。ということはHMVのニッパー犬の聴き方はあまり良くないと言えよう。このことで直接音と壁の反射音とのブレンドを簡単に調整できるのだ。それに加えて中高域のキツイ(プレゼンスの高い)ユニットでも、指向性で音を和らげることもできる。つまり反響音のブレンドと指向性の調整で、音響の調整が自在になる。

 指向性の調整とは、例えばエレボイのSP8Bというサブコーン付フルレンジの場合、正面から聞くと3.5kHzをピークに+10dB持ち上がっており、かなりプレゼンスが高い。しかし、45度ずらして聴くと、ほぼフラットに推移することが判る。古いスピーカーの多くは、反応のキビキビした音を志向しているが、ややもするとじゃじゃ馬のように手を付けられないほど暴れることがある。しかし、少し聴く向きを変えることで、イキの良いところは残しつつ、コンビプレーまでこなす、名プレーヤーともなりうる。

正面)エレボイ SP8B


斜め45度)


 音の反応が良いというのは、実は音の遠近感の表現が巧みなことも示す。音がタイトで締まっているという以外に、余韻の再現にも優れていることが多いからだ。アンプの制動力によっても違ってくるが、ステレオ表現とは違う方法で、遠近感の表現は可能である。

 ちなみにロクハンの周波数特性は以下のとおり。正面特性は、意外にエレボイの特性と似ていたことに驚くが、斜め45度になるとやや大人しい感じになるようだ。ここら辺が、音の張り出しの違いに現れてくると思われるのと、PE-16Mが1970年代のステレオ収録を意識した設計と考えられる。

正面)パイオニア PE-16M


斜め45度)


 ここで、何を血迷ったか、エレボイの小型フルンレンジ205-8Aをツイーターに据えて、中低域にギターアンプ用のJensen C12Rを後面開放箱に入れて一緒に鳴らしてみた。ネットワークなしで繋いだが、これが実に良い感じなのだ。しかしまぁ、耳のバランスとは恐ろしいもので、偏屈なシステム構成のようにみえて、実際の試聴位置(伝説の斜め45度)で計測しても、10kHzまでフラット。普通のステレオであれば、指向性やルームアコースティックなどを勘定すれば、かなり高域が強めである。でもモノラルだから成立している。


Electro-voice 205-8Aの裸特性

Jensen C12Rの裸特性

Jensen C12R+Electro-voice 205-8Aの特性(斜め45度からの測定)


同上の構成で正面の特性(これだけみるとかなり高域寄りである)

 あれほど中高域のラウドネス効果が良いと主張してきたものが、完全に骨抜きになっている。通常のステレオスピーカー(正面でフラット、斜めからだとカマボコ)と比べると、高域寄りの特性になっていて、これでステレオのように囲い込まれると、スカキンな音で部屋が充満して逃げ場がなくなるだろう。一方で、過度の高調波歪みまでは一致していないので、音の立ち上がりなどに中高域のキャラクターは残っていると思う。ここでは、Jensenのパツッと乾いた中低域と、旧Altecの肉厚の中高域がブレンドされ、そのハーモニー感が良いらしいのだ。まだまだ理屈では判らないことが多いが、それもこれも怪我の功名と考えてそのままにしている。

 フラットなのは150〜8,000Hzと、まさに蓄音機なみ。70〜150Hz、8〜12kHzはオマケである。最近の5cmフルレンジだってこのくらいの特性はもっている。しかし、その中身はかなりリッチで、余裕しゃくしゃくのボリューム感である。考えてみれば、ステーキを食べるのに、50gと300gでは全然違うし、太もも肉を食べるのに毛のついた皮や脚の先の蹄までつける必要もない。そういうオーディオの料理の原則が、ここでハッキリしたといっていいだろう。

 さらにこれをバイアンプ、つまりモノラル信号をステレオアンプに突っ込んで、2chを各々のユニットに繋げるようにした。どっちもフルレンジなので、チャンデバもなしというお気軽構成である。これで音に粘りと深みが加わり、ソウル、R&Bでも濃い味がでてきた。ドラムがイキの良い魚のようにバシバシと跳ね上がり、ボーカルは滑らかで抜けが良いという不思議な組み合わせができた。


【モノラル化の仕方】

 モノラルに対してよくある意見に、「ステレオではないのが残念」という言葉を聞く。これはステレオだと良かった=ステレオ装置でモノラル録音を聴くということと同意語である。一方で、ステレオ用に開発されたスピーカーの多くは、4kHz以上の高域の指向性を絞ることで、ステレオ感を認識させる。一般にチャンネル・セパレーションと呼ばれるものだが、ステレオ感を保持させて両耳に音が届けるのに必要な手段だ。

      最近のステレオ用スピーカーの指向特性

 これを見て判るのは、Hi-Fiの要件を満たしながら、チャンネル・セパレーションを維持する、というステレオ録音の特異性が判るだろう。左右バランスの配分で高音にキャラクターをもたせた録音が良い録音になる。高音というとシンバルやバイオリンの音と誤解されそうだが、実際にはもっと高域の成分、シンバルを叩いたり弓が触れる瞬間のパルス音であり、あるいは楽器の音色を特徴付ける倍音の成分である。そこの情報を事細かに含むことを指していて、それ以外の音はモノラルと同様に収録されいる。これは逆相成分で広がりをもたせているため、単純にモノラルに混ぜて再生すると、逆相成分が減衰して高域も無くなる。これが残念な理由なのである。逆に、モノラル録音を最近のスピーカーで聞いても、音がどん詰まりで団子になって聞こえる。これは中央定位する位置での周波数特性が良くないからである。

 では、どのようにしてステレオ録音をモノラル化すればいいのだろうか?

 最初からモノラルで収録された音源に関しては、そのままとして、ステレオ音源をモノラル化する(ミックスする)にはどうしたら良いのか? これは色々な人が悩むことである。以下にその方法を列挙すると


1.変換コネクターなどで並列接続して1本化する。

2.プッシュプル分割のライントランスで結合する。

3.ミキサーアンプで左右信号を合成する。

 このうち1の変換コネクターは、一番安価で簡単な方法なのだが、誰もが失望するのは、高域が丸まって冴えない、音に潤いがない、詰まって聞こえるなど、ナイことずくめで良い事ないのが普通である。この理由について考えてみると


1.ステレオの音の広がりを表す逆相成分をキャンセルしているため、響きが痩せてしまう。

2.人工的なエコーは高域に偏る(リバーブの特徴である)ため、高域成分が減退する。

3.ステレオで分散された音像が弱く、ミックスすると各パートの弱さが露見する。

4.逆に中央定位する音は音量が大きく太った音になる。

 また、2のライントランスでの結合は、この辺の合成がコネクタよりはアバウトで、逆相の減退を若干抑えることができる。一方で、ムラード反転型回路が出回って以降は生産がほとんどされなかったため、かなり古いトランスに頼らなければならない。つまり状態の良いパーツは高価だし、相性の良いものを見つけるまでに断念することも多い。

 そこで、第3のミキサーアンプでの合成だが、これも左右の信号を単純に足し合わせるだけでは、あまり意味がない。そこで逆相成分の取り込みと周波数のバランスを考えてみた。



【B方法】逆-擬似ステレオ方式

 高域と中域のバランスを、±6dBで左右互い違いにする方法で、擬似ステレオの反対の操作である。1965年以降に4トラック・レコーダーが使われはじめた頃からの録音にも相性が良い。

 2.5kHz付近は音のプレゼンス(実体感)をコントロ−ルし、10kHz辺りはアンビエント(空間性)を支配する。1970年を前後して、この空間性が著しく発展し、かつEMTのプレートリバーブなどでブリリアンス(光沢感)も加えるようになったため、この帯域抜きでトーン・バランスをとることが難しくなっている。人工的なリバーブは逆相で打ち消しあうので、高域がカマボコに聞こえるのである。もうひとつは単純なモノラル化は、中央定位させる中低域のバランスに隔たって、全体に下腹の膨らんだ中年太りのようなバランスになる。このため、低域を両chとも下げる必要があるのだ。

 この時代になると、FM放送の恩恵で、段々とステレオ機材のグレードについて云々言われ始めたことで、録音のほうもそのグレードに見合ったものが要求されるようになった。ちょうどバンドの楽器を、オーケストラのように配置するようなことが始まった初期の段階になる。この場合は、全体のトーンがサウンド・バランスと密接に関わっているので、単純に左右バランスを崩すと、全体のトーンが少しおかしくなるようだ。そこで左右の中高域のトーンをずらすことで、モノラルにしたときの交通整理をしてあげると、見通しの良い音に仕上がる。

 モノラル化するメリットを挙げると

1.試聴位置での音像の乱れがなく、好きな姿勢で聴ける。

2.音の骨格がしっかりして、楽器の主従関係が判りやすくなる。

3.楽器の出音とエコーがよく分離して、楽器のニュアンスが判りやすくなる。

 これらの効果は、音楽の表現がより克明になる方向であり、ステレオ効果による雰囲気に流されないで、演奏家が格闘する姿も炙り出す。どの演奏もかなり切れ込みよくなるが、かと言って雰囲気ぶち壊しというわけでもない。優雅さも十分に表現できるのだが、それを保持するときの演奏者の緊張の入れ替えが脈実に伝わる では、モノラルでいけないワケは、どこにあるのだろうか? 実は何もないのである。演奏家のパフォーマンスを表現するにあたって、モノラルで十分である。いや、むしろモノラルであったほうが良いことも多いのだと、あえて言おう。今どき古い録音が「モノラルなので残念」なんて感想をいだいてる人は、装置を改めて欲しいと存じます。


【トラウマと共に】

 これまで名演奏といわれながら、音質が悪く散々悩まされてきた録音がある。かれこれ30年以上も悩まされてきたのである。モノラルのサブシステムができたお陰で、かなりのシコリが取れてきた。

 以下はその手ごわい相手のリストである。自分でも飽きれるのだが、もう少し嗜好を絞ればまだやりようがあるものの、ともかく悪い音の録音が気になってしょうがないので、結局聞き込むことになり、愛情を注いでしまうのが悪い癖である。


マーラー第4交響曲/メンゲルベルクACO(1939年)

青年期に最初にトラウマに取り付かれたのがこれ。戦前の放送用録音で、アセテート盤へのダイレクトカットだが、ともかくモノトーンで音が悪い。なのに演奏はアイリスの花のようにどこまでも甘美。このギャップに悩まされたというかショックを受けた。何とか聴かねばならない。そう思い続けてきた録音である。

シューベルト第九交響曲「グレイト」/フルトヴェングラーBPO(1951年)

誰もが認めるフルトヴェングラー晩年の名盤だが、録音時期が微妙で、元はマグネトフォンの後継機種でのテープ収録だが、グラモフォンがSP盤からLPに移行する前年の録音で、大体は元テープの保存が効かないのでSP原盤を起こした時点で破棄される。おそらくLP化以降のテープは原盤のコピーだと思われ、基本的にナローレンジで収まっている。それなのに無理してイコライジングしているので、中域が薄くドンシャリに仕上げているのだ。同じ時期のEMIが、いかに名録音だったか身にしみる。

ゴルドベルク変奏曲/グールド(p) 1955年録音

クラシックの名盤のなかでも最も異色の演奏であり、現代のバッハ演奏の方法論を塗り替えた名盤。別名「グールドベルク」とも言われるくらいに独特の疾走感で弾き切るが、その音質たるや典型的なカマボコ特性である。おおよそピアノらしい音がしないうえに、うめき声まで入る始末。当時、ジャズ的な解釈と間違われたのもうなずける。

アイ・ガット・ユー /ジェームス・ブラウン(1966)

発売は1966年だが、表題曲が1965年にヒットしたのを期に過去の音源を集めてLP化したもの。最も古いもので1960年のものが含まれている。絶叫でマイクアンプを歪ませるのはお手の物。ともかくデジタルが一番嫌う音質である。

ビートルズ 1962〜66

通称「赤盤」。手持ちのはジョージ・マーティン監修CDである。まだリマスター技術が成熟してない時代のもので、自称オリジナルテープを元にイコライザーで高域を持ち上げただけでCD化。最初のラヴ・ミー・ドゥが鳴った途端に、パラレルワールドに迷い込む。その後は、セッション毎の音の違いに耳が行って、音楽に全く集中できない。おそらく楽器の位相などもバラバラなんだと思う。

追憶のハイウェイ61/ボブ・ディラン(1965)

これも1990年代のCDである。楽器の音を突っ込めるだけ突っ込んで混濁している。そしてディランのしゃがれ声。何もかもが汚れきっている。というか、最初に聴いたときは、わざと汚くしているとしか感じなかった。これが時代を変えたロックの名盤だというのが、なかなか理解できなかった。

ザ・タイガース 1967-1968 -レッド・ディスク-

GSブームを牽引したザ・タイガースの赤盤。ビートルズの後に続けと、ともかくチャラチャラしたサウンドで収録されたので、イミテーションの度合いも強く、飽きられるのも早かった。同じ時代の歌謡曲と比べても、中域の深みがないので、特に現代の最新スピーカーでは、さらにチャラ度が増幅されるだろう。

オペラ座の夜/クイーン(1975年)

ロック史に輝く名バラード、ボヘミアン・ラプソディーを含む、ブリティッシュ・ロックの名盤である。一方で、多重録音を重ねた結果、各トラックは押しなべてコンプレッサーで潰した音になり、全体にセコセコした音になりやすい。ロックで迫力が出ないのは致命傷で、歪みを許容しないCDでさらに状況は悪化した。ベスト盤で聴いても、初期のアルバムはこの傾向が強く音圧も浅い。

Singles/中島みゆき 1975-86

75年「アザミ嬢のララバイ」から86年「やまねこ」まで、ポニー・キャニオン時代のシングル盤20枚40曲を新しい順から回顧していく3枚組。デビュー当時はフォーク色が強かったので、随分前から活動しているように思えるが、ブレークしたのは1979年のオールナイト・ニッポン出演以降で、実はJ-POPサウンドの真っ只中で活躍した新しい世代のシンガーソングライターになる。特にシングル盤は、LPのようにセッションを練る間もなく、アイドルと同様に自転車操業で先行発売するのが常だったので、インストはデジタルシンセで代用というのも当たり前の録音も見受けられる。

ここで1980年代のオーディオで聴くと極端に音痩せを起こす。この点は、同世代のユーミンが豪華なバックミュージシャンに支えられていたのとは大違いであるし、ソロデビューが1年差のイルカと比べても活躍期が入れ違いで時代感覚のずれが目立つ。AM深夜放送という1970年代風の印象と重なるアナログ録音期に人気が集中するのも何となく判る気がするが、御乱心の時代を経て、ともかく歌い続けることで状況を打破してきたタフさが、彼女の魅力のひとつであるのも事実。その複雑怪奇さをどう受け止めるかでも、聞こえ方が違ってくると思う。



バッハ無伴奏バイオリン・ソナタ&パルティータ/クイケン(Vn)1981年録音

古楽器を使用した演奏では、最も初期に成功したもので、古楽器演奏の金字塔ともいえる。問題は極端なオンマイクで収録した結果、おおよそ潤いというものがない。シゲティ盤と並んでストイックな録音に数えられ、スピーカーの癖がモロに出てすぐに悲鳴をあげる。20年後の再録音のときは逆にライブな録音になり、これも物議を醸し出した。

 さて、これらを一緒に聞くなど、あまり良い趣味とはいえないだろう。しかし不思議なもので、100〜8000kHzを偏愛した1950年代のユニットで固めたモノラルで聴くと、全ての辻褄が合ってきた。

 このスピーカーの要は、以下の通りである。

•フルレンジによりボーカル域のレスポンスが自然で均一なこと

•上のフルレンジはサテライトスピーカーとして残響音を振りまく

•モノラルなので時代感の出やすい音場の違いが気にならない


Jensen C12R+Electro-voice 205-8Aの特性(斜め45度からの測定)

 今回の要点は、デジタル化で際立つようになった高次ひずみを抑えて、なおかつレンジを伸ばす、という相反した特性の成就である。これは30cmワイドレンジで受け持つ基音に対し、10cmサテライトで高次倍音を補足することで、音の主従関係を時系列的に整理したことによる。弦を弾いてサブハーモニックスが響くという順序が自然に再現され、高音だけで音色を描き分けるというアクロバットな芸当をやめた。


・マーラー第4交響曲/メンゲルベルクACO(1939年)
・シューベルト第九交響曲「グレイト」/フルトヴェングラーBPO(1951年)
・ゴルドベルク変奏曲/グールド(p) 1955年録音

これらがどういう再生システムを想定して録音されたかというと、当時の家庭に必ずあった電蓄とAMラジオである。そのサウンドのルーツは、ライス&ケロッグがダイナミック型スピーカーを開発した時期に遡る。戦争で生き別れになったが、いずれもコロンビア系列のややくぐもった音が基調になっている。そして、これらが放送された頃、復刻された頃を通じて、ドイツ製フルレンジは同じ規格で製作されている。中高域に過度的な分割振動を伴うピーキーな音である。

Rice&Kellogg社OEMのダイナミック型スピーカー(1927年 独AEG社)

ただ、全てダイレクトに再生すればいいかというとそうでもなく、1950年代には残響音をうまく引き出すように、ラジオでも高域を拡散する方法がとられた。

ドイツ製ラジオの3D-klang方式(中央のメインに対し両横に小型スピーカー)

今回のシステムでは、裸で鳴らした小型フルンレンジがサテライトスピーカーとして機能して、音の立ち上がりと残響音をうまく取りまとめてくれた。弦の音に注目しがちだが、木管のプリッとしたふくよかさが出てくると、オケの色彩感が見えてくる。ピアノの天井の高さもサテライトスピーカーで演出してくれる。

・アイ・ガット・ユー /ジェームス・ブラウン(1966)
・追憶のハイウェイ61/ボブ・ディラン(1965)

これを一緒に扱うのは異論があるかもしれないが、こちらは中域が先行し高域に倍音が伸びる自然な音響により、デジタルで強調された雑味がクリアになった例である。両者共に尖がった印象をもつが、聞こえてきたのはアットホームなアンサンブル。なんだか喧嘩した後に仲直りしたみたいな感じである。そして悪いことは俺が何でも引き受けてやると言わんばかりの、思わずアニキとでも呼びたくなるようなボーカルの存在感である。

・ビートルズ 1962〜66
・ザ・タイガース 1967-1968 -レッド・ディスク-

これも一緒にすると怒る人も多いと思うが、あまり批評めいたことを避けると実に楽しい音楽であることが判る。分割振動を多く出すスピーカーで、中高域がキラキラ輝いている往時の音が蘇ってきた。そしてフィックスどエッジの押し出しがハッキリしているので、音の推移がスタッと決まって気持ちがいい。この2つが両立していないと、何となく過去をひきずるセピア色に押し込めることになる。生ドラムがキチッと決まり、ボーカルのシャウトが吹き上がると、アイドルではないロックバンドの音そのものである。ライブでは当時の人の熱狂も一緒に再現できている。

オペラ座の夜/クイーン(1975年)

この録音が難しいのは、本来の帯域が15kHzまでの狭い帯域におさめていること、そしてダイナミックレンジの狭さである。この2つを解決するのは意外に難しい。古いフルレンジはギターアンプ用スピーカーと同じように、強い分割振動で倍音を補い、音の開放感が生まれる。低音と高音のタイミングが揃うことで、音の見通しがよくなり、音楽のうねりが見えてくる。この開放感とうねりがロックなのだ。
ちなみにブリティッシュ・ポップのマルチタレントぶりは、ケイト・ブッシュ「魔物語」、ロキシーミュージック「アヴァロン」でも健在で、これらもモノラルで十分楽しめることも付け加えておこう。基本動作が押さえてあれば、ラジオ音域でも十分にフレッシュな音が聞けるし、当時はまだラジオやMTVで味見してからLPを購入ということも多かった。その方法を等身大に拡張したら、本来のインパクトがみえてきた。

Singles/中島みゆき 1975-86

普通なら当時流行った日本製3wayスピーカーを構えると思うが、J-POP特有の音痩せばかり目立って全体にまばらな印象になる。これをテレビ相当まで音質を苛めると、何とも言えない香りがただよってきた。昭和の臭いである。同じ時代のアイドルとは違い、テレビ出演を頑なに断ってラジオで対決していた、こだわりの音がこれである。

ボーカルはどこまでもクリーミーで、バックバンドがじゃまをしない。みゆきさんの歌い口は、一度回りの音を聴いてから言葉に出すタイプなので、声として出てくるタイミングをバンドの音がじゃまをしやすいのだが、これはフルレンジの功績でレスポンスの均一さが役にたっている。口のなかで言葉を転がす感じが実に快くでてくる。それとデジタルシンセの音は倍音が少ないので、これも古い設計のフルレンジの分割振動が補ってくれる。

バッハ無伴奏バイオリン・ソナタ&パルティータ/クイケン(Vn)1981年録音

中域から高音まで出音のズレがないため、巧みなボウイングの妙技が聞こえるようになった。そして中高域の美しい音も一緒によみがえった。まごうことなきアナログ最期の緻密な音である。おそらくデジタル化する際に、10kHz以上の帯域にパルス成分が集中したのだろう。同じことはシデティの同曲盤にもいえる。まさに温故知新で、バイオリン奏法の比較が思わぬかたちでできるようになった。



【最近のモノラル事情】

 21世紀に入って、オーディオに最も影響の強いのは、インターネット音源の流通であろう。流通というより拡散というほうが正しいかもしれない。イヤホンによるパーソナル化は、カセットのウォークマンの頃から始まっていたが、i-podのそれは音源の流通速度が比較にならない。そして音楽産業のマーケティングの方法まで変えつつある。このような時代に、モノラル再生はどう受け容れられるのだろうか?

 私は公私の隙間に、オーディオは着地点を見つけるのではないかと思っている。

つまり個人がオーディオをコミュニケーションの道具として必要となるシチュエーションに、どうやって自然に溶け込むか、という課題と向き合う必要があるのだ。

 面白いのは、Hi-Fiの歴史に名を残す名スピーカーAR-3の開発者ヘンリー・クロスが、晩年に発表したTivoli Audio社のModelOneだ。エアサスペンション方式の密閉型ブックシェルフに留まらず、ドルビーB型ノイズリダクションを最初に実装したカセットデッキ、プロジェクションTVの開発など、安価で手軽に高品質という庶民型のAV機器の先端を走ってきたクロス氏の終着点が、モノラル・ラジオであった点は非常に興味深い。ラジオの実力としては、ソニーのICF-EX5ほどの絶対的な信頼(こいつのAM放送に賭けた執念は半端ではない)はないが、音響機器としてのモノラル音声の品質に注目したこと自体がサプライズである。

実に戦後のオーディオの歴史そのものを体現した人ならではの、深い洞察に満ちた製品である。21世紀にもなって、なぜ今どきラジオ?、しかもモノラルで?、こういうHi-Fi理論の常識を覆すような疑問とは裏腹に、その音には子供から老人まで魅了する説得力がある。フランスの子供が拡張用のアンテナをつなげて良い音で聴こうとする様子とか、ベテランのTVアナウンサーがラジオの歴史と一緒に紹介するのを見ると、このラジオの魅力が深いことが判る。もちろん、i-podのほうがオーディオ機器としての革新性は明白だが、ModelOneのようなアナログ機器が提示するシンプルな音響技術もまた、国際規準(ワールド・スタンダード)の正しい姿だと思う。

 もうひとつは、かのBOSEが売り出していた小規模ライヴ・パフォーマンス用の拡声器 L1 Model Tシステムである。もちろん、この手の小型SRは、カラオケ、ギターアンプなどがあった。しかしBOSEの面白さは、小型フルレンジのラインアレイで再構築し、点音源による自然な拡声方法を導いた点にある。BOSE博士といえば、901型スピーカーのように、残響8:主音声1という割合で再生するという独特の理論で知られるが、既に巨大SR機器で実績を積んだなかで、等身大のパフォーマンスに最適化したモノラルのラインアレイシステムに至ったのは、とても興味深いことである。

つまり、従来のSRは演奏者の両翼にスピーカーを配置する面的な放射を意識して、響きで人を包み込むことを目指していたが、これに対し、L1Model Tシステムは個人を取り囲む人の集まりを意識して、モノラル=タレント性の発現を導いている。これは単なる言葉のメタファではなく、モノラルがもつ求心性と広がりを巧く言い表しているように思う。

 このようにモノラル再生は、ラジオや街頭パフォーマンスのような、パーソン・トゥ・パーソンというコミュニケーション手段に適しているように思う。モノラルはパーソナリティがしっかり主張される骨格を与えられるのである。

 私が古いフルレンジスピーカーでのモノラル再生にハマったのは、電子楽器と共に始まったPAの創生期に誕生した音響技術を継承しながら、Hi-Fi技術への橋渡しをした時期にあたるからである。それはレコード音楽が公から私に移り変わる時期でもあり、両者のコミュニケーション方法が、まだ同じ土俵で議論された時期でもあった。このような大衆の音楽の私物化という願望を巧く取り込み、ビルボードのようなレコードの総合ランキングもまた、マスメディアとして大衆の連携を図っていたと言えよう。しかし、マスメディアの情報が失われた(流行が去った)後に残された録音をどう楽しむか? この課題を前にして、ふたたび演奏者のパーソナリティに触れる手段として、モノラル再生は今後も長く続くように思う。

 オマケは、サブシステムにみるオーディオ藁しべ長者の足跡。
●2012年4月:最初はロクハンと三極管アンプでシミジミ行こうと…

●2013年7月:アメリカン・ビンテージの世界に片足をつっこみ…

●2014年10月:メインのCDPをサブシステムに移し、中華デジアンも参戦し…

●2015年7月:ジェンセンのワイドレンジ、ヤマハ・ミキサーに鞍替えし…

●2016年11月:デノンのアンプ、エミネンスのホーンドライバーでマルチ化…

●2017年5月:ライントランスをサンスイ・トランスに交換して、全て新品でそろえられるようにした。

●2018年5月:ツイーターをFountek NeoCD2.0に交換して、晴れてリファレンス・システムに昇格。


 リビングで音楽鑑賞が不可能になって(追い出されて…)から、5年越しにシステムを増殖していったのでございます。お小遣い程度でも心はリッチな藁しべ長者。

http://quwa.fc2web.com/Audio-108.html

60. 中川隆[-13549] koaQ7Jey 2018年11月09日 15:58:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20371] 報告

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。

コーナーホーンと言えばスピーカーの王様のごとく高額な大型システムを思い浮かべるかもしれないが、1950年代に Electro-Voice のコーナーホーン箱が7種類あったなかで、Baronetは最も小さい末っ子。


 Baronet の高さ 50cm×幅35cm はこの時代のコーナーホーンの中でも最も小さいもので、逆に言えば、RCA MI-4400(ラビリンス箱)や Lowther TP1、あるいは広告だけだった JBL Hartsfield などの特別な存在を除くと、一般の人が手に入れられる8インチ用のエンクロージャーでは、もっとも複雑な構造をもつものともいえる。


Baronetは、Klipsch Horn社からFolded Corner Hornのパテント(US Pat. 2310243、2373692)の供与を受けており、おそらく Paul Wilbur Klipsch 自身が設計したコーナー型バックロードホーン箱である。

Klipsch 氏の特許は基本的にKホーンと呼ばれる低域キャビネットにあり、Patrician や Georgian に搭載されている。

本家の Kllipsch ホーンにはエレボイのユニットを搭載したバージョンもあったことから、両社は良い協力関係にあったといえる。Baronet、Aristcrat、Regency などはそれより小さいシリーズはショート・バックロードホーンであり、エレボイからの要請をうけて設計しなおしたと思われる。


 Klipsch氏は日本ではあまり有名ではないが、1940年にコーナーホーンを特許申請し、1935年に J.B.Lansing 氏が開発したシェラーホーンとは違い、家庭用で劇場並の迫力ある低音再生を可能にしたもの。

この方式の面白さは、低音再生を強制的な電気増幅や共振ではなく、実物大のアコースティックな響きで解決した結果、大容量のホールの感覚に近い空気感が得られるところにある。(逆に言えば、クラブ・ジャズのようなタイトな低音とは異なる) 

英米のスピーカー製造における Klipsch 氏の影響力は非常に大きく、1940〜50年代においてどのメーカーもコーナー型バックロードホーンが最も高級機種として羽振りをきかせていた。

ちなみにアメリカン・タンノイと呼ばれる機種は、米国で Klipsch 氏の特許があるので販売できなかったため製造されたもの。

コーナーホーンの多くが日本で有名ではない理由は、ひとつは家屋の規模の問題、もうひとつは物品税が高価なため、システムでのスピーカー輸入が阻まれた結果、バラ売りユニットの性能だけが幅を効かせて、エンクロージャーの性能まで思いが及ばなかったからであろう。


Hi-Fi初期の1950年代は、キット製品に人気があり、アンプをはじめエンクロージャーのマニュアルや図面を¢50〜$1で売っていた。

当時は Hi-Fi機器が電蓄から抜け出したばかりの時代で、例えば Decca 社の Decola のような一体型コンソールは超高級品であって、Hi-Fi 対応のパーツを掻き集めたバラ売りが最も経済的だった。


KD7キットの言葉を借りると

「Baronet はその名のとおり、Hi-Fiスピーカー用のエンクロージャーとして、小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、重たく嵩張るものが歓迎されないどの場所でも良質な音楽の要求に応えます。

Baronet の造りは大きな容積のエンクロージャーではありませんが、再生音の高忠実性と周波数特性を犠牲にしません」とある。

当時の量販店の広告にも「省スペース(Space Saver)システム」という文字が躍るほどで、ミニマムなオーディオ・システムとしてBaronetは注目を浴びていた。

 Baronetの置き方はこのコンパクトな箱により、標準とされるコーナー&床置きはもとより、壁掛けやディスクトップの置き方も多くみられる。

私もモノラルならディスクトップがお勧めである(壁掛けは昔の校内放送の思い出が悪くあまり気乗りしない)。

エレボイ社のカタログには "for Close Lisning" と書いてあり、ややモニター的な聴き方に近いような気がするが、パーソナルに音楽を楽しむために、小音量でちょっとした読書コーナーを作るには最適である。

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。


http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。

これはエレボイの看板「Temple of Tone(音響の神殿)」とは趣向が大きく違うものの、Baronetのもつ可能性を巧く言い当てているように思える。

 かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。

アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。

映画用の Altec ではなく、さりとてステレオ時代に躍進した JBLや ARでもなく、初期型の Baronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

61. 中川隆[-13556] koaQ7Jey 2018年11月10日 12:18:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20428] 報告


家や車を「買わない」ことで得られる安心感


家と高級車を買うと、その後数十年も走り続けなくてはならない


家を買うと失う安心感

あるものを買わないことで得られるお金や時間は、通常意識されることがありません。

例えば今話題のスマホ料金が高すぎる件ですが、もっとも高い時は月7000円から1万円を払っていました。

それが今は格安SIMなので月1800円の基本料金を超えることは滅多にありません。




毎月5千円から8千円以上も浮いたので、2日に一度カフェでコーヒーを飲める計算です。

ネット上の議論で良く「持ち家と賃貸住宅のどちらが得か?」あるいは「自動車購入と借りるのはどちらが得か?」のような議論があります。

どっちが得かは人によって違うのですが、「買うことで失うもの」には目が行きにくいです。


家を買うことで失うのは家計の安心感やちょっとした支出、ちょっとした休暇などです、

住宅ローンを組むときは皆さんなぜか最大限ギリギリの家を買うので、必ず返済がきつくなります。

頑張ってやっと返せる最大限のローンを組むのだが、それが30年も続きます。


30年間休日以外は「一日たりとも休めない」というギリギリ感に堪えなくてはなりません。

そして30歳前後でローンを組むときは必ず昇進して給料が上がる前提ですが、今の時代下がることも多いです。

30歳で給料が上がって「さあこれからだ」と思ったが、それが人生のピークかも知れません。


30年間ギリギリの緊張感に耐えられず、病気や仕事の失敗、離婚などがあると高確率で自己破産します。

ローンを払い終わるのは60代ですが、30年間掛けて手に入れた家は耐用年数がきてボロボロになり、資産価値はゼロになっています。(土地の値段-解体費用でしか売れない)

家を買って手にいれるものと失うものを比較すると、失うものの巨大さに目が行きます。

クルマを買うと失うもの

家を買うために住宅ローンを組むと、もはや「朝喫茶店に寄ってだらだら」するようなゆとりもなくなるでしょう。

もう一つの高額商品クルマですが、田舎では絶対必要な場合もあり、贅沢とはいえない。

だが今は軽自動車の平均耐用年数が13年なので、120万円で買っても年10万円以下しかかかりません。


車検や燃料代や様々なコストを含めても、安くしようと思えば年30万から50万で収まるはずです。

年30万の安い車があれば田舎では離れた場所で働いたり買い物したり、色々な「得られるもの」があります。

だが最近流行の3ナンバーミニバンや高級車は年100万円以上のコストがかかり、月8万から10万円にもなります。


失礼ながらアルファードとか新しいクラウンに乗っている人たちは「富裕層」とは正反対のガラの人が多いです。

あの手の車は車両価格700万円以上もするので年100万円以上は確実にかかっています。

安い軽の3倍から4倍も使っているので、年70万円も多く車のために払っています。


という事は彼らは安い軽に乗っている人より年70万円、他の支出を切り詰めている。

だから高級車に乗っている人は得てして、車の高級さに比べて服装は「ユニクロ」だったり、「牛丼屋」の常連だったりします。

ユニクロや牛丼が悪いわけではないが、乗っている高級車には似合わない。


高級車に70万多くかけるならそのお金で毎年海外旅行に行けるし、毎月5万円以上も消費や服やレジャーに支出できる。

もしかしたら7人家族だから7人乗りの車が必要かもしれないが、満員乗車が年に数回ならレンタカーで充分でしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/78093647.html

62. 中川隆[-13587] koaQ7Jey 2018年11月12日 22:33:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20593] 報告
欧米のハイエンド製品がボッタクリ価格なのではなく日本の物価が安過ぎる


マカオ転職で給料4倍! このままでは日本の賃金が危ない! 2018年10月23日
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1810/23/news046.html#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20181112-013&utm_term=zdn_mkt-bus_all&utm_content=rel1-1


 日本で働いていた料理人がマカオのレストランに転職が決まり、年収が4倍になったという話がネットで話題となっている。

 中国の都市圏における経済発展は日本の想像をはるかに超えており、日本はアジアの中でも賃金が安い国となりつつある。日本人が仕送りなどを目的にアジアに出稼ぎに行くようになる日はそう遠くないのかもしれない。

アジアと日本の賃金の差が浮き彫りに。写真はマカオの繁華街(写真提供:ゲッティイメージズ)


アジアの賃金は想像以上に上がっている

 Twitterで情報発信している和食の料理人が、マカオのレストランへの転職が決まったとつぶやいたところ、日本とのあまりの待遇差にネット上でちょっとした話題となった。年収が4倍になり、医療費(歯科通院含む)も会社が100%負担してくれるという。

 現地レストランでのポストは副料理長ということなので、能力が高い人物の話ではあるが、同じスキルの人物でここまで年収に差が付くというのは少々驚きである。

 2017年における日本の1人あたりGDP(国内総生産)は3万8000ドル(430万円)だったが、マカオは7万7000ドル(約870万円)と日本の2倍以上もある。1人あたりのGDPは、その国の平均賃金と考えて差し支えないので、マカオでは平均的なビジネスマンが800万円以上の年収を稼ぐことは特に不思議なことではない。

 マカオは大規模なカジノが軒を連ねており、世界でも有数の豊かな地域として知られている。一方、日本ではサービス業に従事する人の賃金が異様に低いという事情もある。今回のケースはやや特殊な部類に入るかもしれないが、アジア全域で人件費が高騰しているのは事実である。

 マカオのお隣、香港の1人当たりGDPは4万6000ドル、シンガポールの1人あたりGDPは5万7000ドルといずれも日本より多い。中国は国土が広く、内陸部には貧しい地域もあるので全体の平均値は低いが、上海や深センなど沿岸都市部におけるホワイトカラー層の収入は、マカオや香港、シンガポールに近づきつつある。

 こうした地域でちょっとしたお店で夕食を食べると、料金が1万円近くになるのはごく普通のことなので、日本が相対的に貧しくなっているのは間違いない。


日本で携帯電話の料金が高く感じるのは経済力低下が原因

 こうした傾向は大卒の初任給にも如実に表われている。17年、中国の通信機器メーカー・華為技術(ファーウェイ)の日本法人が大卒初任給として40万円以上を提示したことが大きな話題となった。同社が就職情報誌で提示した新卒の初任給は、学部卒が約40万円、修士修了で約43万円。日本企業の大卒初任給は20万円程度、比較的給料が高い企業でも25万円程度なので、ファーウェイが圧倒的に高給であることは明らかだ。

大卒の初任給が高いと話題になったファーウェイだが……

 しかしファーウェイは日本人向けに特に高い年収を提示しているわけではない。

 近年はグローバル化の進展で、企業活動の標準化が全世界レベルで進んでおり、一定水準以上の企業の場合、社員の待遇についても、地域間での格差が縮小している。欧米企業における技術系社員の初任給は50万円台というところが多いので、ファーウェイ日本法人の初任給が特別高いというわけではない。

 日本では携帯電話の料金引き下げが政治問題となっている。携帯料金が高すぎるという政府の見解は半分間違っているが、半分は当たっている。

 携帯電話は典型的な設備産業であり、どの企業も同じような設備投資を行っている。規制料金が設定されていない限り、地域によって極端に通信料金に差が出ることはなく、総務省の比較調査でも日本だけが突出して料金が高いという結果にはなっていない。

 だが日本人の所得が相対的に下がっている現状では、同じ通信料金でも生活に与えるインパクトは違ってくる。通信料金が月1万円だったとして、大卒初任給が40万円の国と20万円の国では、料金に対する印象が異なるのは当然の結果といってよいだろう。

「中抜き」のビジネス慣習を見直すだけでも効果あり

 こうした事態を根本的に打開するためには、日本がもっと経済成長するしか方法はないのだが、ビジネスの慣習を見直すだけでもそれなりの効果がある。

 日本は現在、深刻な人手不足に陥っているが、その理由は人口減少だけではない。企業が過剰に人員を抱え込んでおり、本来は1人でできる仕事を1.5人あるいは2人で行っているというケースが多いのだ。業務をスリム化すれば、人手不足の一部は解消できる。

 例えば、日本で住宅設備の取り付けや修理といった各種作業を依頼した場合、顧客が支払った料金に対して、実際に作業をしている労働者が受け取る賃金はかなり少ない。仕事を仲介する事務的な作業に過剰なホワイトカラーが従事しており、これが全体の生産性を著しく下げている。

 欧米に行くと、それほど単価が高くない仕事をしている労働者が、大きなマイホームを購入していて驚かされることがある。こうした生活が実現できているのは、日本のような「中抜き」が少なく、労働者に代金の多くが渡っているからである。

 肥大化した事務部門が中間搾取する事業構造を見直さないと、賃金は上昇しないし、人手不足はますます深刻になるばかりだ。高いスキルを持った人ほど、海外で就労するチャンスを見出す結果となってしまうだろう。日本人がアジアに出稼ぎに行く時代の到来を懸念する前に、やるべきことはたくさんあるはずだ。

63. 中川隆[-13586] koaQ7Jey 2018年11月12日 22:41:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20593] 報告

マッキントッシュや JBL 程度ではヨーロッパの安物スピーカーにすら敵わない


アメリカのオーディオで聴く価値が有るのは

手廻し蓄音機 ビクトローラ クレデンザ
ウェスタン・エレクトリックの PA用スピーカー
JBL ハーツーフィールド

くらいでしょうか。

しかし、そのウェスタン・エレクトリックですらこのレベルなのですね:


ウェスタン・エレクトリックは味のない食パンを食べているようなサウンド

 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html


アメリカのスピーカーは、ウェスタン・エレクトリックも JBL もマッキントッシュも 40畳、50畳の大空間で、耳を劈く超大音量で聴かないと、良さは全く出ないです。

家庭の 6畳 乃至 20畳のリスニングルームで普通の音量で聴くのなら、ヨーロッパの 25cm ウーハーの小型スピーカーに絶対に敵わないのですね。


オーディオメーカーを音質だけで評価すれば


スピーカー
昔のグッドマン・ワーフェデール・ローサー・ QUAD ESL、初期ソナス・ファーベル
>> B&W、昔のハーベス・スペンドール・タンノイ >>>>>> JBL、マッキントッシュ


アンプ
ローサー 、ウェスタン・エレクトリック >> リーク、EAR >> マランツ >>>> マッキントッシュ


日本のメーカーも決して悪くないです:


スピーカー
昔のスタックスの静電型スピーカー


アンプ
47研究所
AIT labo
イシノラボ
サウンドパーツ
真空管アンプ「カトレア」
Phasemation


は欧米の 5倍、10倍の価格の製品と同レベルですね。

64. 中川隆[-13551] koaQ7Jey 2018年12月23日 08:21:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告

菅野沖彦を語ろう その4
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1541787887/l50

1名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:24:47.43ID:z+eIRU87

菅野沖彦 02/01/30 12:56


さあ僕とレコ−ド演奏について語ろう。ただし


装置総額2000万円以上

年収2000万以上、

車はジャガー、ポルシェ、フェラーリ か最低でも BMW


でなければ 書き込んじゃいけないよ。では始めよう!!

2名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:28:49.43ID:z+eIRU87

菅野沖彦を語ろう その3
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1539638621/

菅野沖彦を語ろう その2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1320752347/

菅野沖彦を語ろう その1
http://toki.5ch.net/test/read.cgi/pav/1285411699/

3名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:30:35.09ID:z+eIRU87

巨星墜つ

ついに菅野沖彦氏が世を去った。

あの時代は終わり、新しいオーディオが始まるのか。

あの時代を通り過ぎた日本のオーディオファイルにとって、
菅野氏は現代に生き残っていた
最後のオーディオのカリスマであった。

かの人の退場とともに
日本のオーディオシーンの変化は決定的となるに違いない。

心せよ。
新しい時代の波が日本のハイエンドオーディオに
これから本格的に押し寄せるであろうから。

巨星、ついに墜つ。
https://pansaku.exblog.jp/27598210/

4名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:34:54.87ID:z+eIRU87

オーディオ評論家・菅野沖彦氏の文章を公開しています。
http://www.audiosharing.com/people/sugano/sugano.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/rashinban/rashinban.htm
http://www.audiosharing.com/people/sugano/audiolife/audiolife_1.htm

菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い - Phile-web
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=2
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/index.php?p=1

5名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:36:34.96ID:z+eIRU87

プロジック・アコリバの石黒社長は、全国のオーディオ店の機器を聞き、
またほとんどのオーディオ評論家の装置を聞いているとのことでした。

石黒さんが言うには、

「プロのオーディオ評論家でこの人だけはとてもかなわないと思う人が一人だけいる。

それは菅野沖彦氏です。」

とのこと。私はそれを聞いてステサンのオーディオ演奏家訪問で、
菅野氏が「私の音に似ている」などと書かれていらっしゃることもありますが、
それはハッキリ言って記事の上のお世辞なんじゃないかと。
菅野氏の音はとてつもなく素晴らしいとのことでした。

また「全国のオーディオ店で本当に良い音を出している店は3つある。」とのこと。
関西と中部日本と東京にそれぞれ一店舗だそうです。
社名を出すと問題になりそうなのであえて書きませんが、
石黒さんのお眼鏡にかなったお店は損得抜きで素晴らしい音を奏でてくれるようです。
http://www2.ezbbs.net/cgi/reply?id=kavalier1956gt&dd=21&re=179

6名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:38:40.77ID:z+eIRU87

菅野沖彦 自宅用のスピーカーシステム(3系統)


@ JBL マルチアンプ・システム

JBL2205A(ウーファー)、JBL375+537‐500(ミッドレンジ)、GEM・TS208 P.S.C.Ver.2(トゥイーター)、
ミューオンTS001 P.S.C.Ver.2(スーパートゥイーター)、ヤマハYST‐SW1000L(サブウーファー)

A マッキントッシュ XRT20


B ジャーマンフィジックス 

トロバドール80(トゥイーター)、JBL2205A(ウーファー)、エラック4PI Plus.2(スーパートゥイーター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E9%87%8E%E6%B2%96%E5%BD%A6

7名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:39:19.08ID:z+eIRU87

この頃、自宅用のスピーカーシステムとして選んだのが、JBLのユニットの組み合わせです。

40年後の今でも使っている、375ドライバーに537-500ホーンと075トゥイーターです。
しかし、以前お話ししたように、ウーファーは非常に苦労したわけです。
今は同じJBLの2205を使っていますが、これに決まるまでには5年ぐらいかかっています。

このシステムは最初からマルチアンプシステムでした。
したがって、1967〜68年から今日まで、自宅のメインシステムはマルチアンプ駆動で通しています。
当時、マルチアンプシステム用のチャンネルデバイダーはコンポーネントとしての既製品がなく、
私の場合は、クロスオーバーポイントと遮断特性を決めて、NF回路設計ブロックさんに注文して作ってもらいました。

自宅のスピーカーをJBLのユニットを使ったシステムに決めたところまでお話ししましたね。
スピーカーに搭載するチャンネルデバイダーは、(株)NF回路設計ブロックに特注しました。
当時マルチアンプシステムを組む人はそう大勢おらず、チャンネルデバイダーもあまり市場で見ることのなかった時代です。

そのマルチシステムをドライブしたパワーアンプについてお話ししましょう。
最初はソニーのTA-1120(1965年発売)というプリメインアンプを使っていたのですが、
その後、パワーアンプ部を同社のTA-3120に変更し、
プリアンプは、TA-1120のプリ部とパワー部を分けて使った2チャンネル・マルチ・アンプ・システムで、
モノラル・パワーアンプとしてTA-3120を2台追加して使用したわけです。
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/05/23.html
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/04/25.html

8名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:46:01.48ID:z+eIRU87

はじめにマッキンがあった。

マッキンはスガノと共にあった。

マッキンはスガノであった。

このマッキンは、初めはスガノと共にあった。

オーディオはマッキンによって成った。

成ったもので、マッキンによらないものは何一つなかった……。


10名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:47:52.24ID:z+eIRU87

菅野沖彦  

自動車評論家界の重鎮、徳大寺有恒との親交も厚いらしく、
そのファッションセンスや時折紹介されるリスニングルームの様子から見ても
他の評論家とは別次元にいる、名実共にハイエンドな方。

ECMファンの間ではキース・ジャレット『サンベア・コンサート』の録音に携わったことでも知られている。

 独自の『レコード演奏家論』を発表以降、
オーディオという趣味に一種の「ステイタス」を求める菅野の、評論家としての姿勢がより明確になったように感じられる。

アンプ、スピーカーともにマッキントッシュを使用しているあたりも彼のステイタス指向の現れなのか。

だから低価格機種の評価はほとんど行わないし、新興メーカーの機種を積極的の紹介したりもしない。
あらゆる意味で長岡鉄男の対極にいる。(1997,10/23 記)

11名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:50:00.89ID:z+eIRU87

シャンソンのピアニストといえば、先日亡くなられた菅野沖彦さんが録音された「La Vie」という名アルバムがあります。

帝国ホテルのレストランで弾いていたピエール・ブゾンというフランスのピアニストと一緒作ったアルバムで、そのピアニストが気になった菅野さんが、ピアニストの宮沢明子さんを伴っていって、確認したというエピソードが語られています。

その時弾いていたピアノがスタインウェイといわれたのですが、
彼は、ベーゼンドルファーからその響きを出していたのです。

このアルバムもピアノはベーゼンドルファーで、陰りはあるけど、秋の日に輝く枯葉の陽の当たる部分も引き出しています。
評論家の菅野さんより、このような名アルバムを作る彼のセンスに想いをはせるべきでしょう。
東京では、本格的な秋になる11月に似合うアルバムです。

そういえば、このアルバムの裏側の写真は菅野さんが撮られたモンマルトルの道でした。
私も、それを思い出して撮ったのが、この写真でした。
https://tannoy.exblog.jp/30141246/


PIERRE BUZON - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=PIERRE+BUZON+

12名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 03:53:27.16ID:z+eIRU87

ある音楽プロデューサーの軌跡 #46「録音プロデューサー菅野沖彦さんの思い出」 – JazzTokyo
http://jazztokyo.org/column/inaoka/post-32958/

13名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 04:02:26.48ID:z+eIRU87

昔は、アコースティック楽器を録音するだけですので、録音エンジニアとミキサーが音のほとんどを決めて、
それをレコードのカッティングエンジニアが忠実に再現できるように努力していました。
ですから、音楽家は、アルバムの音作りに無関係でした。
この時代は、音楽家でアルバムの音の質を気に留める人は皆無でした。
それでも、アルバムの質を大切にした人はいます。そうした場合には、録音エンジニアを指名していました。
そうした人で、忘れられないのは、宮沢明子と菅野沖彦の関係です。


若き日の宮沢明子
今では、アルバム数が100を超えます

菅野沖彦 1998年に撮影録音したアルバムは
今も販売されています

今では、それぞれ、音楽界の重鎮と、オーディオ界の重鎮ですが、今から30年ほど前は、どちらも新進気鋭でした。
当時の宮沢明子は、アルバムをちょっと出してはレコード会社を変えてしまうことで有名だったのですが、
菅野沖彦のオーディオ・ラボでアルバムを作ってからは、ずっとオーディオ・ラボでアルバムを作っていました。
宮沢明子は、納得できるアルバムを作れる人を探していたのです。

菅野沖彦はジャズのアルバムが多く、クラシックは宮沢明子が中心でした。
菅野沖彦も、納得できるアーティストのものしかアルバムを作る気はなかったのでした。
オーディオ・ラボは菅野沖彦が好きでやっていた会社で、やがて閉じてしまい、
また宮沢明子はさまざまなアルバムを各社から出すようになるのですが、
菅野沖彦との親交は続いていると思います。

だって、宮沢明子のコンサートに行くと、ちゃんといい席に菅野沖彦がいて、
舞台に握手に行ったりしますから・・・。
宮沢明子の繊細で大胆な演奏は、菅野沖彦の録音により残され、今も素晴らしいアルバムとして、再発売が続けられています。

14名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 04:06:10.47ID:z+eIRU87

当時の宮沢明子は。音に厳しい人でした。
日本に2台しかなかったboesendorfer Imperial/ベーゼンドルファー・インペリアル
(世界最大級のグランドピアノで雄大な低音とppppまで演奏できる繊細さで有名、
ベーゼンドルファーは創立以来180年弱でピアノを4万台しか製造していません)
のオーナーであり、自宅ではステレオにjblのスタジオモニターを使用しているという、
音に妥協が無い、当時としては信じがたい、時代を超えた音楽家でした。

その感性は、菅野沖彦を選ぶことで、アルバムのもつ「芸術性」という問題を解決したのでした。

宮沢明子の当時の演奏スタイルは正確さよりも音楽性を重視するもので、
そうした点では、今の浜崎あゆみに通じるものを感じますね。
菅野沖彦は演奏ミスを修正することはしませんでした。それは、アコースティック録音の基本でもあります。
でも、今では考えられないことでもあります。

当時の宮沢明子と菅野沖彦の収録風景
現代の収録ではピアノにマイクを突っ込む録音エンジニアが多いそうです(アルバムを多く出しているピアニストが言っていました)。
ピアノの音がどのように楽器から作られるかを、今はもう、理解していないからですね。
音楽も、楽器もわからない録音エンジニアも、今はいます。
音がわからない音楽家と好対照を成しているわけですね。
https://www.calvadoshof.com/Advocate/2004No07.html

15名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 04:12:45.52ID:z+eIRU87

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/12/01(木) 21:22:19 ID:c8yn/MDN

先日の大阪ハイエンドオーディオショウ2日目の特別イベントでした。
まだ、各社がイベント試聴用機器のセッティング中、マイクを持たれた先生が

「今まで数百人のレコード演奏家を訪問しましたが、いい音で鳴ってたのは一人も無かった・・・」

とおっしゃられたのには驚きました。
で、ステサンを見る限りけっこう先々号などではべた褒め? の方なんかおられたのに過大評価と言うか、
どんぐりの背比べ的要素しかなかったのかと?・・・
意外な所で先生の本音? が聞けたような気がしました。

個人個人、性格がそれぞれ違う以上好みの音質も千差万別と言う事を思うとまぁ これも仕方ないでしょうね。
でも、確かな事は先生の音作りに関して言えば万人向き、多くの人がいい音と感じる音作りされてると言う事です。
装置も重要だけど、聴く環境は更に重要ですと最後におっしゃられてました。

音質と同じくらい重要なのが「音量」とも言ったおられました。
音楽再生の時のボリュームには特に神経を使っておられたようです。
ただ、ホテルの大広間と言う特殊な環境下での音量は難しく、
なかないい音で聞いていただく分けには行きません、それを納得の上聴いてくださいとのことでした。

レコード演奏時、大切な事は「再生環境」「オーディオ装置」「音量」

ことに「再生環境」と「音量」は重要で高額な装置を導入しても宝の持ち腐れになる事が多々有ります、
その間違った音質にならない為にも正しい音楽再生を聴いて耳を鍛えて慣らしてください、
間違った音質で演奏されていた方が実に多い事に驚かれたそうです。

ライブ演奏や、他のオーディオでの再生音、いろいろな音を聴いてこそベストな音質でレコード演奏できると言っておられました。

16名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 04:19:08.81ID:z+eIRU87


885: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 15:07:24 ID:gXFhpuhh

ステレオ誌のインタビューで、村井に菅野氏は訪問先でマトモに鳴っているところは2〜3割もないとか書いてた。 菅野氏はラ技やステレオ、レコ芸の方が面白い。


886: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 16:10:05 ID:NlHtaPNg
>>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3%もないになりますよ。

SSだと全部合格です。


887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt

演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。


449: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:32:25 ID:Wla7JK6e

「この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その中で半分の方が、何とかその所有する機器に見合った音を出しておられました。そして、残りの半分は、まだまだその機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。

もちろん訪ねる前には、雑誌で紹介するに値する人であるかどうかを調べてから出かけるわけですが...。それでさえこれが現実です。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。」


     ∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆料理人!
 o/⌒(. ;´∀`)つ 
  と_)__つノ  ☆ バンバン

17名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 04:29:06.22ID:z+eIRU87

菅野沖彦・談

JBLを買った、マッキントッシュを持っている、あるいはゴールドムンドを使っているというだけで、その人は、
優れたオーディオファイルである、凄い音を出す、と思ったら大間違いです。
フェラーリを買ったら誰でも早く走れるのか?ポルシェを買ったら、誰でもレースで勝てるようになるのか?
という例えがわかりやすいでしょう。それでは、事故を起こして死ぬのが関の山でしょう。
それどころか、エンジンをかけて走り出したとたん、エンジンストールして、止まってしまうかもしれません。

技術のない人は、その辺の普通の自動車に乗っていた方がいい。
これは全くオーディオでも同じ事なのです。

私は幸いなことに、この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。
一度も行っていない県はありません。その中で半分の方が、何とかその所有する機器に見合った音を出しておられました。
そして、残りの半分は、まだまだその機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。
おおざっぱに言ってそんな感じです。

もちろん訪ねる前には、雑誌で紹介するに値する人であるかどうかを調べてから出かけるわけですが...。
それでさえこれが現実です。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、
皮肉にもその逆が多いということでした。

それよりごく普通の製品を使っているのほうが、熱心に鳴らし込み、素晴らしい音を出しているケースが多かったですね。
そういった実体験をするにつれ、つくづく、ブランドというものは難しいものだなと思います。

18名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 04:29:55.96ID:z+eIRU87

音というものはそれに関わった人の姿を映し出します。
その保証として、ブランドというものに置き換えられたなら、確かにブランドは音なりといえます。
逆に言えば、そのブランドさえ買えば、その音が手に入るということと短絡してしまいます。
ここには大きな誤解と危険が潜んでいます。

スタインウェイは弾き手によって、いい音が出るピアノとして有名なブランドですが、
誰が弾いてもいい音で鳴るわけではありません。

かつて、私は、フランスのピエール・ブゾンという、素晴らしいピアニストを発見しました。
レストランで弾いているのを聴いて、これは凄いピアノだろうと思って、ピアノのそばへ行って見ますと、
銘機ではなく、ごく普通のブランドのピアノでした。
これはピエール・ブゾンというピアニストが素晴らしい音で音楽を奏でていた、ということなのです。
そこで私は、この人に素晴らしい音の名器を弾かせてみたいと考えました。
そうして作ったレコードは今も忘れられない作品となっています。

これはオーディオにも同じような事が言えるわけで、こと程左様に、ブランドというものは難しいものなのです。
https://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2007/11/16.html

19名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 08:21:39.38ID:z+eIRU87

菅野先生は亡くなられたけど、エレクトリも引き続き宜しくね:

株式会社エレクトリ|音響機器・映像機器の輸入商社
弊社取扱いブランド

AMPZILLA(アンプジラ):プリアンプ、パワーアンプ
Atacama(アタカマ):オーディオラック
ATC(エーティーシー):スピーカーシステム、プリアンプ、パワーアンプ
EMT(イーエムティー):カートリッジ、シェル、プリアンプ
FIRST WATT(ファーストワット):パワーアンプ
HEGEL(ヘーゲル):アンプ、CDプレーヤー、DAコンバーター
MAGICO(マジコ):スピーカーシステム
McIntosh(マッキントッシュ):プリアンプ、パワーアンプ、インテグレーテッドアンプ
MERGING(マージング):DAコンバーター
METRONOME(メトロノーム):CDプレーヤー、DAコンバーター、アンプ
NORDOST(ノードスト):AVケーブル
PASS(パス):プリアンプ、パワーアンプ、フォノEQ、スピーカーシステム
stst(エスティーエスティー):アナログプレーヤー
WesternElectric(ウェスタン・エレクトリック)):プリアンプ、パワーアンプ、CDプレーヤー、真空管
https://www.electori.co.jp/

20名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 08:27:07.11ID:z+eIRU87

菅野沖彦・談
前回述べたような経緯で私はオーディオアンプの製作に進みました。当時、できあがったアンプを学校に持ち込み、レコードコンサートを開いたりもしたものです。
その頃、いろいろな人と出会ったり、お世話になったりしました。

オーディオ輸入代理店(株)エレクトリの創業者、故、服部一郎さんもその一人でした。
高校の1年先輩で物理部におられた同好の士です。

服部さんからは、オーディオのパーツを調達して貰いました。その頃から商才があったのでしょうね。
神田で仕入れては、我々仲間に供給するわけです。
https://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2007/08/17.html

21名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 08:53:33.41ID:yxOnYfO6

>>19 を見てみると
MAGICO McIntosh PASS w

とりが使用してるメーカーじゃねーかw
どうりでB&Wやらラックスを批判すると鯖が発狂するがごとく
MAGICO McIntosh PASS その関係であるエレクトリやら菅野氏を批判するととりが発狂w

そのうち「スタジオのアンプは80% McIntoshかPASS」とか妄想発言するかもしれんw
「ビッグデータが根拠だw」とか言いながらよw
まさに鯖派のとりだわw

22名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 09:44:18.63ID:z+eIRU87

音楽好きな“タッタ叔父ちゃん”の最期。 [気になる音]
https://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2013-09-22


菅野沖彦は、どちらかといえばレンジの広大な伸びのある明るいサウンド(JBLやMcIntosh)でJAZZやクラシックを聴き、
たまにまとまりのある同軸かワンホーンのスピーカーで、ヴォーカルや小編成ないしはソロのクラシックを楽しむのがお好きなようだ。

 そのパイプをくゆらすお馴染みの菅野沖彦が、三岸節子Click!と独立美術協会へともに参加し、戦後に「別居結婚」をしていた
洋画家・菅野圭介の甥であることを、三岸好太郎Click!・節子夫妻の孫にあたる山本愛子様からうかがって、わたしはわが耳を疑った。
しかも、鷺宮にある三岸アトリエClick!の螺旋階段で、三岸節子と菅野圭介の親族たちとともに、
いまだ白髪ではなく若々しい菅野沖彦が写っている写真にも、改めて気がついた。
この写真は、これまで何度も繰り返し別々の書籍や資料で見ていたのだが、おもに三岸節子と菅野圭介を注視していたため、
まったく気づかなかったのだ。人と人は、いったいどこでどうつながってくるかわからない。
 菅野沖彦は、叔父の菅野圭介から大きな影響を受けたとみられる。音楽の趣味はもちろん、絵画を通じての芸術観や、ブライヤーパイプの趣味までそっくりだ。その様子を、わたしの本棚から1980年代末の愛読書だった、菅野沖彦『音の素描』(音楽之友社)から引用してみよう。

23名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 09:47:06.24ID:z+eIRU87

菅野沖彦は、好きな叔父のもとへ遊びにいくと、何度か繰り返し聞かされている。

 「芸術の勉強はアカデミックなものではない。
音楽学校へ行くとか行かないとかいうことと、音楽家になるということは無関係だ。
この叔父ちゃんを見ろ、絵の勉強に学校などへ行ったことはない。なる奴はなる。なれる奴はなれる」

 「同じことだ、絵も音楽も。しっかりした技術の裏づけがない芸術は人を感動させることはできないぞ。
俺の絵だって、いきなり、あんなデフォルメされたものを描いているのではない。
俺にもデッサンを猛勉強した時代もある。似顔だって画けるぞ。学校へ行くよりも一人で勉強することは厳しい。
強制されずに自分を自分で訓練することはな。しかし、学校へ行ったって先生まかせで勉強できるものではないぞ。
結局は同じことだ。音楽学校卒業、美術学校卒業なんていうのは、あんまの免状じゃないんで、
音楽家や画家になることとは無関係のものなんだ」

24名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 13:52:57.54ID:xp9R4YIT

McIntoshスレのコピペです。
McIntoshもアキュフェーズ ラックスマンも適正価格の歴史的信頼度もある。
高額海外製品は外観ばかり金かけ 中身は二の次
製造工場も外部発注の部品の組み立てのみのガレージ工場
今日や昨日出来たような組織で 歴史も浅い。
いつ会社が解散してもいいようになってるところが主
しかも一台売ったら高額利益になる 常識を逸脱してるような超高額品が多い。
いつの間にかあまり聞かなくなったと思ったら 消えてなくなっていたりで
修理もままならない。
短期間て消えてなくったり 国内で売れなくなったら
商社が取り扱わなくなったりで 信用できない。

25名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/10(土) 15:36:05.74ID:z+eIRU87>>26>>30

McIntosh もアキュフェーズ、ラックスマンも高いだけで音はどうって事無いよ。

日本のガレージメーカーには

47研究所
AIT labo
イシノラボ
サウンドパーツ
真空管アンプ「カトレア」
Phasemation

の様な McIntosh、アキュフェーズ、ラックスマンより安くて遥かにいいアンプを作っているガレージメーカーが沢山あるよ

ステレオサウンドの評論家は 性能は上記の日本メーカーと同程度なのに値段だけ10倍、20倍の
エレクトリが扱っている様なハイエンドメーカーしか推薦しないからね

26名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/11(日) 00:07:59.47ID:y7HumU/T
>>25
>McIntosh もアキュフェーズ、ラックスマンも

いずれも最初はガレージメーカーでしょ、多くのユーザーの支持を得て今があるんじゃないの? 
評論家の推薦だけで歴史を作れるわけないよね
47のようなお金をたかるマイナーメーカーばかり並べても自由民主党には遠く及ばないよな

30名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/11(日) 10:23:07.19ID:D81IcBuK
>>25
>McIntosh もアキュフェーズ、ラックスマンも
> いずれも最初はガレージメーカーでしょ、多くのユーザーの支持を得て今があるんじゃないの? 
評論家の推薦だけで歴史を作れるわけないよね


ガレージメーカーというのは天才技術者が一人で設計・製作をするものだからね
ソナスやハーベスみたいに最初はいい製品を出しても、会社の規模が大きくなると平凡になるんだよ

ガレージメーカーでは一番最初に出した製品が一番いい

33名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/15(木) 12:59:51.29ID:vZgmhuAx

スガーノの代わりに藤岡がステサンの評論家になればいいのに

34名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/16(金) 00:17:01.16ID:B7Y4K6Sk

神崎一雄先生が最高の評論家だったと思う

35名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/17(土) 19:28:58.48ID:0YSz2qll

小野寺と石田が良い

36名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/24(土) 00:39:40.63ID:ycH86o8Y

2000年7月に大阪いずみホールで行われた、宇野功芳指揮サクラ管による
ベートーヴェンの交響曲第3番の演奏およびCDのこと。しかし、限定200本
のみ生産されたライヴビデオなるものが秘密裏に発売され、ファンの間では、い
まや米ウラニア・レーベルから出ていたフルトヴェングラーの『エロイカ』初期
盤をも超える価値があるとされている。ホームビデオ級の劣悪画像とモノラル音
声ながら、第1楽章中間部で同音が続くところなど、コーホー尊師が激しくケツ
を突き出しながらティンポニを煽る姿が鮮明に捉えられており、そのあまりに過
激な内容に、ビデオ倫理委員会から成人指定と、指揮者にモザイクをかけるよう
にとの指導を受けた。そのため、ファンの間ではこれを「ナニワのウラビデオ」
と呼ぶのが慣習となっている。

37名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/28(水) 18:46:22.61ID:XqLLy+yg

スガーノの家を突然訪問してもサントリーウイスキー山崎などの手土産持参なら音を聴かせてくれただろうか

38名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/28(水) 21:31:30.50ID:zi1LIYz9

国産じゃだめだろう

39名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/29(木) 00:25:50.78ID:rRQEUE60

ワイルド・ターキー

40名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/29(木) 17:44:34.33ID:D2tDAcMU>>43

海外物で味と質で山崎に勝てるウイスキーはどんなに高いものでもないんだけどね

41名無しさん@お腹いっぱい。2018/11/30(金) 17:06:15.63ID:xeuHwSUL

スガーノのリスニングルームは今どうなってるの?

42名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/02(日) 04:03:59.22ID:apKU6Hv8

方舟の今はどうなってるの?

43名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/03(月) 20:57:05.55ID:PEI+g6R4
>>40
混ぜ物の偽物で金儲けしてきたのに、今さら何も足さない何も引かない、なんて言われても困ります……
混ぜ物した酒で美術館建てて、お前らは偽酒飲んでろ、俺は本物だってかwww


45名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/05(水) 21:31:43.05ID:y6aXayis

ウチは今でもマッキンのスピーカーがメインだよ

46名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/06(木) 21:16:38.29ID:mP0WLTEo

>方舟
壊すという噂だったけど、
ストリートビューを見る限りでは塗装し直してきれいになってる

47名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/17(月) 11:31:02.72ID:+UvAoBb2

某オーディオショウの特別イベントでした。
まだ、各社がイベント試聴用機器のセッティング中、マイクを持たれた先生が

「今まで数百人のレコード演奏家を訪問しましたが、いい音で鳴ってたのは一人も無かった・・・」

とおっしゃられたのには驚きました。 で、ステサンを見る限りけっこう先々号などではべた褒め? の方なんかおられたのに過大評価と言うか、どんぐりの背比べ的要素しかなかったのかと?・・・
意外な所で先生の本音? が聞けたような気がしました。

48名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/17(月) 18:22:50.75ID:ufmdW/++

マッキンのスピーカーはボザークの技術者が設計・製作していてボザークと音は変わらない

そのボザークの評価は:

オーディオ・マエストロ 素敵な装置1(2001年記載)是枝重治

20年以上前のこと、ボザークの大型スピーカの上にジョーダンワッツの安物スピーカー フラゴン
を載せて鳴らしていたところ、お客さまが異口同音に「今日のボザークはいい音がする」と仰ったのには参りました。
それはほんとうのことで私も同感でしたから。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi1.html

49名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/17(月) 18:25:09.86ID:ufmdW/++

ボザークやマッキントッシュ程度ではヨーロッパの小型スピーカーにも敵わない:


遠方からのお客さま - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年12月10日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9ad70ba2d18ae9056a40d09660571f58


「オランダ・フィリップスの凄さを痛感しました。
ボザークのスピーカーを売り払って、このフィリップスの廉価ユニットを買いたくなりました。型番を教えてください。」

50名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/17(月) 18:48:17.49ID:ufmdW/++

マッキン、JBLのユーザー = 音がわからない、エレクトリ専属評論家の言葉を鵜呑みにする

51名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/17(月) 21:12:21.90ID:VyURtATy

70年代以降仕事でアルテック、JBL、ガウス、ウェストレイクを使い倒してた者共は、エレクトリ専属評論家の言葉もステサンも読んどらんと思うよ

52名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/18(火) 08:55:44.22ID:vabhTHQz

アルテックやウェストレイクはプロ用だからステレオサウンドやエレクトリ専属評論家の言葉なんか参考にする訳ないよね

53名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/18(火) 12:19:26.73ID:2HrAcvXW

アルテックはエレクトリ扱いだったから
昔は菅野が推薦しまくってた件

54名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 16:37:52.10ID:bgsrE39b

まぁ どうでもいいけど
ここのスレは 買えない者の妬みひがみ。

55名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 19:30:42.87ID:XopqJF2P>>56>>57

一番いい音でも中古品で良ければ 50万円も有ればすぐに手に入るからね

何も知らないアホがステレオサウンドやエレクトリ専属成金評論家の言葉に騙されているだけ


56名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 19:58:11.59ID:o0DAp7rj

>>55
安い耳で裏山╰(´∀`*)╯♡

おまい、生きてて楽しいだろ?w

57名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 20:11:33.14ID:NwoIfO4B
>>55
その50万円のシステムは具体的にはどんな組み合わせですか?

58名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 20:23:44.93ID:XopqJF2P

1. グッドマンの昔のフルレンジユニット + 2W の三極管シングルアンプ

2. QUAD ESL57 + QUAD405 +QUAD44

59名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 20:34:40.17ID:XopqJF2P

こういう所に頼めば作ってくれるよ:

Vintage Audio(ヴィンテージ オーディオ) (株式会社サイバーメディア)

1950年代のHiFi Audio販売・修理・レコード販売
1950年代のオーディオ機材/レコード(初期盤)/修理・レストア

取締役 大塚健夫
〒706-0224岡山県玉野市八浜町大崎430-12
TEL : 0863-55-1133
http://vintage-audio.co.jp/

60名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 20:38:09.63ID:XopqJF2P

こういう所に頼めば作ってくれるよ 2:


チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ

出力 1.8W×2(真空管含む、税抜き120,000円)
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/index.html
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/k6fd7s.html

61名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/19(水) 20:40:57.54ID:XopqJF2P

こういう所に頼めば作ってくれるよ 3:

サウンドポイント55 真空管アンプ組み立て修理
QUAD ESLスピーカー格安修理出来ます 年中無休で受付いたします
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html

62名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/20(木) 10:41:31.00ID:/RKpUH+y

業者の宣伝乙

ステサン以下の悪質な宣伝スレでした

63名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/20(木) 14:39:15.21ID:NpxullLC>>66

誰も宣伝しないから知られていないけど、国宝クラスの専門店が日本にも沢山有るんだよ

日本の評論家はアキュフェーズとかラックスみたいなどうしようもない所しか宣伝しないからね


64名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/20(木) 14:42:32.54ID:NpxullLC>>65

日本にも

47研究所
AIT labo
イシノラボ
サウンドパーツ
真空管アンプ「カトレア」

とか安くていい製品を作っているガレージメーカーが沢山あるよ

しかし、ステレオサウンドのアホ評論家は 性能は上記の日本メーカーと同程度なのに値段だけ10倍、20倍の
FMアコーステックとかゴールドムントみたいなボッタクリメーカーしか推薦しない


65名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/20(木) 14:54:29.99ID:jziixk+U
>>64
ある程度同意するところもあるけどあ、中には特定の信者が集まってるところもあるから、人の意見に流されずに求める音の機器を使うのが良いかと。

66名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/20(木) 15:30:39.29ID:bLXqxKfB
>>63
宣伝は只ではできない
宣伝料(含お布施)は製品に上乗せされる
その辺の事情が分からない人(または意図的に金を捨てなければならない人)がアキュだラックスだエソだと騒ぐ
ガレージメーカーってのもめんどくさい取り巻きが居ついてるからそういった輩を排除して自分の好きな音を出してるメーカーを選んで行けば良い

67名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/21(金) 16:35:32.64ID:Q4ANiStM

妬みもいいけど
乞食になったらお終いだわwww

68名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/21(金) 17:20:30.51ID:rjLkWFuU>>72

まともな仕事してるサラリーマンがマジコや YG アコーステックス を買える訳ないんだよ

69名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/21(金) 21:59:25.75ID:6hUkO222

和田サンみたいに飼い犬になれば貰えるのかね

70名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 09:43:32.62ID:gbX0NYbF

才能と能力が認められると支援する企業や個人が出てくる
どこの誰にでも支援したり融通したりする訳ではない、当たり前
運や縁もある、何もないのに自分には誰も何もくれないとか金をくれないとか
キチガイが喚き散らしてるだけとしか

71名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 10:45:27.85ID:rzAbSbzH>>72

>才能と能力が認められると支援する企業や個人が出てくる

リークやローサーのアンプは今でも匹敵するアンプは一つも無いけど日本では売れなかっただろ

グッドマンやワーフェデールのスピーカーも今でも匹敵するスピーカーは一つも無いけど日本では手に入らなくなっただろ

いくら優れていても売れないものが殆どだ

72名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 10:53:47.34ID:gWJ1Pja+
>>68
まともに働いていて、A3やS1も買えないとはどんだけ底辺なんだ?

>>71
ある面では優れていても、トータルでは劣っていたからすたれたんだろw
車で云えばハイドラサスやバンケルサイクルエンジンな
今でも愛好するマニアはいるが、一般的にはパストフューチャーテクノロジーな

73名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 10:57:36.19ID:R0pqXwbz

才能、能力はあるのに世間は認めてくれない、そんな不運な人間は沢山いるし
人に限らず機械も同様。認められた者を妬み、悪口を書き散らし、なんとかして貶めたい
卑しいとしか言いようが無いだろう
物をタダで、というが才能、あるいは地位や影響力に支援されてるわけで本当のただとは違うし
それが卑しいかどうかは、支援される者の言動にかかっているけど、多くの人は認めている
オレは認めない、というのは結構だが、そりゃどう見てもねたみでしかない訳で
卑しいと断罪されるのはどちらか、正常な判断力と常識があれば言うまでもないだろう

74名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 11:03:00.60ID:rzAbSbzH

カルロス・ゴーンみたいな人間にしか買えないオーディオを推薦するのが逝かれてるというだけさ

75名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 11:08:55.74ID:rzAbSbzH

ここの人間はどうせジャズとかアニメソング、女性ヴォーカルみたいなアホ音楽しか聴かないんだから
1万円のラジカセで十分だろ

76名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 11:34:51.63ID:r8L58hAS

クラッシックがなんぼのもんじゃ(笑)

77名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 11:52:36.42ID:gWJ1Pja+

>>75->>76
ジャズにもアニソンにもクラの技法は使われている
それ以外の各国の民族音楽が取り入れられている

そんな風に無教養で低知能だから底辺なんだろ?

78名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:33:48.53ID:rzAbSbzH>>81

>ジャズにもアニソンにもクラの技法は使われている


クラの技法なら音大の作曲家を出た学生ならみんな知ってるよ

しかし、クラの技法をマスターしていてもモンテヴェルディやヘンデルみたいなメロディーは書けない
それは、国語の成績が良くても川端康成や谷崎潤一郎みたいな文章を書けないのと同じだ


79名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:36:43.84ID:0hgp+Fba

自分では何も生み出せないくせに偉そうにマウントしあうスレはここですか?w

80名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:40:18.55ID:rzAbSbzH

俺は安くて音がいいメーカーを紹介してるだけだ

金が有ったらアホ音楽聴くより旅行に行った方がいい

81名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:50:01.94ID:gWJ1Pja+
>>78
モンテヴェルディもヘンデルもドラクエのメロディーは書けなかった
川端康成も谷崎潤一郎も村上春樹みたいな小説は書けなかった
つまりおまいの文章にはなんの意味もない
教養をひけらかしたいんだろうが、それを使いこなせる知能がなけりゃあなあ

ちな、日本の文豪ゴッド5は
日本文学本家本元家元元祖、稗田の鉄アレイ
元祖萌え萌え、江戸紫式部
ご存じ怒り新党、夏目三久
文壇の手品師、伊藤一葉
稼ぎに稼ぐ、村上ファンド
の5人な

82名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:52:40.29ID:rzAbSbzH>>85

村上春樹みたいな三流小説家が天才の川端康成や谷崎潤一郎と比較できる訳ないだろ

どの作品が優れているか判断できるのが芸術がわかるという事だ


83名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:57:21.85ID:ZlkrFzti

芸術がわかるwwww

84名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:59:28.35ID:IXECB7xH

ただのスノッブかw

85名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 12:59:57.84ID:gWJ1Pja+
>>82
m9(^Д^)プギャーーーーーーーッwww

何年生きて来たのか知らねえが、おまいが小説が分からないというコトだけは心底分かった( ̄▽ ̄)ウンウン
ちな、小説が分からいってコトは、自分の物語も分からねえってこったなカルロス・モンタナ

・・・
節子、それサンタナや

86名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:10:35.92ID:gWJ1Pja+

まあ>ID:rzAbSbzHみたいなパァにも良く分かるように説明してやると
ぬこさんもわんわんも、物語なんていらないんだ
物語を作ったり読んだりするのは人間だけ
それは知能の高低とは別に、人間のみが物語を魂の為に必要としているということだ
何故なら人間にとっての最初の物語とは「自分」についての物語(つまり自我)だからな
動物さんはリアルな自我だが、人間の自我は後天的に作られた自我、つまり心の表層に作られた顕在意識だからな
動物さんにも無意識はあるが、人間の様に極端に分離してはいないし
自我と超自我との無意識下での葛藤なんてのもあるわきゃない

87名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:14:59.99ID:rzAbSbzH

超自我だ(呆れ)

フロイト理論はすべて間違いだと文化人類学の研究で明らかになってるよ

88名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:16:40.65ID:rzAbSbzH>>92

人間の無意識は脳幹や爬虫類脳と呼ばれる部位の働きだから、他の動物と何も変わらないよ

89名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:20:47.28ID:gWJ1Pja+

と、ここまで書いてやってもパァには分らんかw
川端や谷崎のどこがどう凄くて天才なのかもかけねえボンクラだからな
こういうヤツに限って天才とか直ぐに言い出すんだよな
大体天才ってえのは
1 今まで誰も知らなかったことを発見したり、考えついたり出来る人のことだ
綾波例:リンゴが道に落ちててもったいないなあ、拾って食べられるかな? と思った人は数多いが
万有引力を考えついたのはニュートンだけ

2 その人には出来るんだが、誰にもマネできないことが出来る人
アムロ・例:二天一流宮本武蔵の二刀流
王選手の1本足打法
金田伊功のタメとバース

さあ川端や谷崎の天才ってなんだ?

90名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:26:23.55ID:gWJ1Pja+

m9(^Д^)プギャーーーーーーッwww

ホントーに受け売りばっかで、テメエのアタマで考えられないバカだなw
フロイトの偉大さは、無意識というものを西洋文明の文脈の中で、初めて言語化したってことだ
フロイト理論そのものはニュートン物理学同様正しくはないのだが
その功績までが否定されている訳ではない
現に精神分析学そのものは今でも研究されているだろうがw

91名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:28:02.58ID:rzAbSbzH>>94

川端や谷崎が天才だというのは文学がわかる人ならすぐにわかる

わからないのは文学がわからないという事だ

まあ、ドストエフスキーを推理小説だと思ってるアホもいるしな

アホには芸術は理解できない


92名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:30:00.39ID:gWJ1Pja+
>>88
ちな、人間の精神性がぬこさんたち動物さんと本質的に変わらないのなら
何故ぬこさんは、自分が生きて行くのに必要のない小判には目もくれないのに
人間は食えもしない小判を有り難がるんだろうねえ?
お札に至っちゃただの紙切れだぞ?www

93名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:31:08.63ID:rzAbSbzH>>96

フロイト理論の核心の性理論はすべてデタラメ

フロイト心理学で過誤記憶だとされていた近親相姦の話は実際はすべて事実だった


94名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:32:18.84ID:gWJ1Pja+
>>91
ホラ、おまいは何も分かってないから説明出来ないんだよwww

アホじゃないんなら、とっととおまいが分かってる「文学」ってのを説明してみな
♪出来るものならば〜byヒロミGo!

95名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:38:37.42ID:rzAbSbzH>>97

文学でも音楽でも絵画でもすべて人間の普遍的無意識を異なるアプローチで表現したものだ

芸術がわかるというのはその作品が表現している普遍的無意識がわかるという事だ

しかし、ジャズやアニメソングや女性ボーカルには普遍的無意識は関係しないから、アホ音楽に分類されてるんだ


96名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:38:40.00ID:gWJ1Pja+
>>93
ほら、またまた生半可な知識でwww

フロイトのなんでもかんでも性理論は、まぁ、先生もお好きで(゚∀゚)ニヤニヤ
なんだが、人を性行動に向かわせる心理的なエナジーを言語化した功績は色あせてはいないぞ
また動物さんは性本能だが、人間は性衝動なので1年中発情し続けているという発見もフロイトの功績だ

97名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:42:23.31ID:gWJ1Pja+
>>95
おまい、それなにも言ってないのと同じだぞ
オレは芸術が分かると言ってるのを
オレは芸術を普遍的無意識で分かると言い換えただけ(゚∀゚)ガチバカ?www


>芸術の分かる普遍的無意識
を説明しろと言うてんの( ̄▽ ̄)ムリムリw

98名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:46:27.14ID:rzAbSbzH>>100

普遍的無意識で分かるんじゃなくて、影の世界や普遍的無意識をイメージ化したのが芸術だ

バルトークのメロディーの無い音楽が影の世界そのものなんだ

それがわからないとバルトークの音楽は雑音にしか聞こえない

ジャズやロックはすべて雑音だけどな

99名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:50:46.30ID:gWJ1Pja+

オレは芸術が分かる!
技術の「わかるオレ様エライッ!
でもその分かってる芸術を説明するコトは出来ませんヽ(´Д`)ノ

川端は天才だ!
それが分かるオレもまたスゴイッ!
でもその天才を具体的にどこがどうスゴイのかは説明出来ませんヽ(´Д`)ノ

芸術とは人の集合無意識だ!
その単語を知ってるオレってば教養人!
でもその集合無意識を説明することは出来ません
別の言葉に置き換えるだけヽ(´Д`)ノ

さてこんなアフォほっといてお買いものに逝こうっと
OKストアでブルガリアヨーグルトが128円だったはずだなフェイ・ダナウェイ

100名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:52:33.98ID:gWJ1Pja+
>>98
な?
説明出来ないんだよ
今度は影の世界って言葉に置き換えただけ(゚∀゚)アヒャ!

101名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:56:00.28ID:rzAbSbzH

原型は直接説明不能だから、イメージ化してどういうものか何となくわかる様にしてるんだ

そのイメージ化に使うツールが音や言葉や絵の具という事さ

102名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/22(土) 13:58:22.26ID:rzAbSbzH

無意識というのは目に見える形に意識化できないから無意識と言うんだ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1541787887/l50


65. 中川隆[-13204] koaQ7Jey 2019年1月05日 10:18:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

ピュアオーディオの将来 Part3 [無断転載禁止]©2ch.net
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/


1名無しさん@お腹いっぱい。2017/06/17(土) 22:59:37.49ID:tkVCvS0S>>161

お先真っ暗なピュアオーディオの将来を語りましょう。

339名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 16:31:13.89ID:aDoVHgbZ

清進商会が3月で閉店かよ

社名 有限会社 清進商会
代表者 小川進
所在地 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-15-16 
秋葉原ラジオ会館5F
創業 昭和26年7月
会社設立 昭和29年7月8日
資本金 300万円
事業内容 中古AV製品の買取販売事業

中古オーディオ機器、中古ビデオデッキ、
中古DVD、LDぞくぞく、ワクワク入ってます!! 思い出再生の店、あの時の音をお探しなら当店へ!

重要なお知らせ:2019年3月末日にて閉店いたします


■会社沿革

S26年7月 秋葉原駅前にて音響製品の販売事業開始
S29年7月 有限会社 清進商会として法人組織化
S38年 中古音響製品の買取販売事業開始
S47年 店舗をラジオ会館4Fへ移し中古AV製品の専門店として
事業開始
H18年3月 店舗フロアを5Fへ移し、中古ビンテージAV製品の専門店
として新規スタート
H24年8月 代表者を変更
H26年7月 世界のラジオ会館5Fにてリニューアルオープン

■経営理念
良い音を求められるお客様に良く整備した商品をお届けし、生活に潤いを与えること。
往年の名機を時代に埋もれさせることなく可能な限り発掘し、お客様に提供すること。
http://www.seishinshokai.com/

340名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 18:25:30.87ID:Zk8Q6FvR

この板も閉鎖だな

341名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 21:18:52.33ID:LVRpiM8F

すでに閉鎖してるようなもんだけどな
専門板はどこもそうよ

257名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:17:01.10ID:2adQKJVa

テレビ周辺は家電メーカー主導なので、サウンドバーとかHDMI2門付きフルデジタルアンプ、小型スピーカーまでもが家電売場に移動してしまい、ライトユーザーごと奪われそう。
本来ならオーディオメーカーの領域にすべきと思うが、そんな意欲はなさそう。
100万のアンプと2万のミニコンポが同じ狭いハイエンドコーナーに追いやられて相手にされない閑散としたコーナーとなる。
いい音は聴きたいが金掛けずに便利に使いたい人が、オーディオ売場に来なくなる。

265名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:42:20.82ID:2adQKJVa

10万くらい掛けて満足する一般人やライトユーザーが増えてしまい、オーディオの領域が家電メーカーに一部奪われるということ。そして、マニアは一般人とは異なる顧客として別室で扱われるということ。
今のハイエンドコーナーみたいな狭い売り場にミニコンポからハイエンドまで押し込まれ、マニア用の売り場としての面積しか割り当てられなくなる。
家電メーカー相手じゃ単価が勝負にならない。


267名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:49:23.96ID:v+SnmxfZ
>>265
挙げてあるやつ、単価を含めて悪いことばかりではないような
マニアと言われて喜ぶ人と嘆く人、両方居る

258名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:25:40.89ID:Sg61MRAX>>260>>261>>266

趣味に100万入れられない人がどんどんひがみ根性ぶっこんでピュアの足引っ張ってくるのはなんとかならんのか?
めちゃ有害だと思います!

260名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:31:24.32ID:2adQKJVa
>>258
そういう考えの人がいるから、この板にもオーディオ売り場にも一般人が寄り付かなくなる。

261名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:32:26.35ID:4/RqbnqI
>>258
インシュレーターとかスピーカーケーブルに数万から数十万円かけて、
したり顔で自慢するヤカラのほうがよほどピュアの将来の足を引っ張っていると思います。

263名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:34:18.55ID:Sg61MRAX

自慢できないよ、オーディオ好きな奴なんているか?周りに


273名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 13:39:09.18ID:2adQKJVa

なんちゃってオーディオマニアや一般人にとっては、いい音が安く手に入るからいいこと。
マニアの機材の1/50くらいの費用で、7割くらいの音が手に入れば誰でも買うよ。
若者のオーディオ離れではなく、保守的なオーディオメーカー離れ。クルマ離れと言いつつ免許は大抵は持ってるでしょ。


276名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 14:00:18.08ID:Sg61MRAX

3万以下の商品でオーディオメーカーは大手家電メーカーに音質機能で勝てないし、3万以上の商品で大手家電メーカーはオーディオメーカーには勝てないんだよ
それを無理栗オーディオメーカーが3万以下で提案して裾野広げようと勝負してる、実際売れたとしても3万程度の商品では利益なんてないの

277名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 14:35:54.42ID:2adQKJVa

家電メーカーが売るオーディオは、安物でもレベルアップしててソコソコの音は出せると思うよ。
サウンドバーで満足できないユーザーのためにパナソニックがPMA30みたいなデジタルアンプとスピーカーだけのセットを25000円くらいで売り出したら、DENON以下ミニコン市場にとっても非常に痛い。

278名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 14:42:47.89ID:2adQKJVa

CDPなど音源市場はPCスマホとブルーレイに占領されつつあるのに、何の抵抗もせずにアンプとスピーカーのライトユーザー市場まで黙って失うの?

264名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:42:12.25ID:XRt6HKuy>>279

マニアは何人かいるけど年金暮らしでもう何も買えずにいる
昔買ったCDやレコードを聴くのみの生活
普通の人は必ずこうなるから収入があるうちにシステムは組み上げて上がりの状態にしておく事だね
ソフトもくだらないのは捨てて本当に良いのだけを残した方が良い

266名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:46:46.49ID:1jhJPY3G
>>258
逆に注ぎ込める金額がとか聞く音楽ジャンル等でどうこう言う方が一般人
を寄り付かなくしてると思うけど。予算がいくらでもいいやん。
それを元にそうすれば更に良くなるかとかは数万のでも数百万の機器でも
そんなに手法自体が変わるとは思えぬ。そりゃ数万のが数百万のを超える事はないけどね。
他にここ近年の歌手とかはサッパリな世代だが全盛期の中森明菜をいい音で聞きたいとか
はじめるのがそんなきっかけでも俺は別にいいと思う。自分のきっかけはこれに近かったし。
そういう人達すら疎外してるように見えるのは自分だけかな?

280名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 14:48:28.65ID:Sg61MRAX>>282

25000円が安くて4万が高いと感じる人はライトユーザーでも何でもない、そも1万や2万のお金ケチる人は趣味なんかに興じてる場合ではなく、仕事しっかりこなして評価され収入増やす事考えるべき、人生自体が危うい趣味どころの話ではない

282名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 14:58:40.47ID:2adQKJVa
>>280
んなこたないよ
貧乏人は永久に不滅だよ
アナログケーブル対デジタルケーブルは
マニア対一般人の構図になる
フルデジタルアンプの機材の少なさは
一般人やライトユーザー向け
昔の607レベルより多少落ちる程度の音が
コンパクトで格安だからね

283名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 14:58:46.22ID:1jhJPY3G

だからさあ金無い奴は来るなとか言ってる時点でダメだよ。
100万は無理でも40万や50万ならみたいな人は意外にいると思うけどね。
それにミニコンポからステップアップするような人にとってエントリークラスは要るよ。
初心者の門戸まで閉めてどうするつもりだよ。

292名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 18:20:09.86ID:2adQKJVa

ラックスやDENONの社長なら貧乏人はピュア板から出て行け派だろうけど、ソニーやJBLは違うハズだよ。真面目に経営するほど危機感持つハズだよ。
オーディオ入門する人に安物が売れなきゃ、いつまでたっても高い物は売れない。


285名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 15:37:53.55ID:1jhJPY3G>>286

ただしオーディオに限って言うとそういう層をどうやって連れてくるかが重要でしょ。
マッチするものを売ればいいという話でもないと思う。
頑固な人は聞き入れないと思うけど音質は多少は別としてスポイルするとは思うが
何かしらの附帯機能をつけて引き込む釣り餌的な機器はあってもいいかと。
どこかにHDMI付プリメインと書いたのは自分だけどやってるうちに光経由でDACに入れた方
がいいとかはわかってくるでしょ。そういう過程まで拒絶しちゃあ今以上に廃れるだけだよ。
金が云々書いてる人もいるけどいきなりバカみたいなお金かける人なんてにわか成金だけだよ。
最初は皆それなりな予算ではじめるもの。自分だって新卒位じゃそんなに金はなかった。
今現在で年収1千万以上あっても新卒の段階からそんな収入の人は皆無だろ?
様々な世代の人がいる事をユーザーもメーカーも忘れてるよ。

286名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 15:56:21.28ID:2adQKJVa
>>285
んだよ
年下の医者の友人に私のオーディオを紹介したら興味を示してくれたものの、逆にBluetoothを紹介された。使ってみると、スマホに音源を集めてしまう画期的にシンプルな構造だった。機材が非常に少なくコンパクトで安価。
自分なりに使いこなせるようになってから、オーディオメーカーの怠慢ぶりに気がついた。


301名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 20:52:45.48ID:2adQKJVa>>303

ビクターAX 900っていうトンデモなプリメインアンプにDS2000HRを繋いでいるのだが、こいつにBluetoothレシーバーとスマホを繋いでも充分に楽しめる。
やっぱりオーディオはアンプとスピーカーが中心であり、音源は3番目だね。
量販店で普通に買える10万円級のサウンドバー相手なら、PMA60とLS K711のコンビでもハッキリ楽勝。LS K711をNS 1クラシックに替えたら比較にならない差。サウンドバーはサブウーハーが耳障りだし、肝心の本体は音痩せした貧弱な音。
サウンドバーは形が悪いので、5000円くらいで買える小型スピーカーにも負けそう。

290名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 18:01:38.93ID:AoEri8or>>291>>293

だって結局20万のスピーカーと10万のアンプと5万のプレーヤーで良い音がなるんだもん
一発で上がりだよ
魅力なんてない

291名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 18:02:06.20ID:z2NwvhJS
>>290
私はそれで満足しないです

293名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 18:24:42.07ID:Ify7ljU1
>>290
おれは 598スピーカー鳴らすのに新品アンプ買いに行って、
1本25万くらいの20pウーファーのスピーカーをならして・・・

「アンプは25万からスタートだな。」「それ以下は30年落ちジャンクのほうがマシ」って感じて買えなかったよ。

287名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 17:14:13.42ID:Ify7ljU1

チューナー 30年前の4万円(飾り):5000円
アンプ 30年前の79800円:5000円
CDプレーヤー 30年前の59800円:5000円
(BDプレーヤ USBやら BDやらDVDやらいろんなメディアつながる優れもの):新品1万円
アナログプレーヤー 30年前の69800円:32400円
カートリッジ 新品:10000円
スピーカー 30年前の59800円x2:15000円
BTオーディオレシーバー:2000円

このスペック新品で固めると100万かなぁ
30年前には このスペック中古でそろえても半額くらいかかっらだろうし
今は新品が高いだけで 安く良いものそろうよ。


298名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 20:11:07.49ID:2adQKJVa

ピュア的には高額なサウンドバーでもマトモな音とはとても言えないよ。なんだか音が痩せて聴こえる。XB41にも負けそう。リビング用のPMA70とかPMA40なら、サウンドバーなんか一撃だね。一度聴いたら素人でも分かる。
DDFAの利点は音よりもコンパクトなフルデジタルアンプであるということそのもの。デジタルで入力してそのままスピーカーってところ。安価で多用途に用いることが可能。
DENONより他のメーカーの方がDDFAのホントの利点を知ってる気がする。

299名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 20:22:53.71ID:2adQKJVa

家電メーカーに専門メーカーが作ったアンプの実力を見せてやれよ

300名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 20:44:42.63ID:6yTaUKtJ

家電メーカーより日本のガレージメーカーの方が遥かに音が上で、しかも安いよ


288名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 17:35:25.55ID:Sg61MRAX

メーカー批判に高額ユーザー批判、果ては販売店批判と被害妄想、ピュア版らしいな


294名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 18:58:55.24ID:2adQKJVa

オーディオのベテランは威張ってないで、入門する人の面倒をもっと見てやれよ。

305名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 21:30:51.12ID:v+SnmxfZ

テンプレですが
オーディオはどうなれば良いのかが人様々
すなわち
音源はLPになるのが理想的なオーディオの未来
増幅素子は真空管になるのが理想的な(ry
スピーカーは大口径で高能率に(ry
部屋は広く(ry
電源は発電所直結

メーカーは日本の会社
多数乱立して半年毎に新モデル
地方家電店にもれなく充実したコーナー
雑誌や書籍も多数

音源は新録
プロセスはAAA

全部を一度には無理なので、どれにプライオリティを置くか、というところが出発点でしょうか
なお、個人的には上のほとんどが
自分の理想ではないと表明しておきます


268名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 12:56:11.23ID:XRt6HKuy

誰に自慢するでもなく、さりとて見られてもバかにされず死ぬまで付き合えるシステムの一例(プア)

プレーヤー:テクニクスSL1200
カートリッジ:DL-103
スピーカー:P-610の平面バッフル
アンプ、イコライザー:真空管で自作


296名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 19:50:24.21ID:6yTaUKtJ

フルレンジユニットをバッフル板に付けて 2W の真空管アンプでならすのが一番いい音じゃないの

297名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 19:51:51.55ID:6yTaUKtJ>>302

FMアコーステックスやゴールドムント程度で 2W の真空管アンプの音に敵う訳ないよ


302名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 21:01:57.63ID:AsEu+Uy4
>>297
あなたにはそのようなシンプルなシステムが合うだけで、それが誰にでも当てはまる訳では無いんですけどね

勿論そのようなシンプルな構成に行き着く人も少なくはありませんし、それもひとつの方向でしょう。

私は今の時点では、広いF特とダイナミックレンジを併せ持ちつつ、精密な音像定位を実現するシステムに魅力を感じ、目標としています。

最終的にはあなたの言うようなシンプルなシステムになるかもしれませんが。

307名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/28(金) 22:11:52.15ID:2adQKJVa
>>302
一般人はシンプルで安価な方向に向かうと思います。私も聴き流す派なのでシンプル派です。
私の好みを主張したいのではなく、一般人やオーディオ入門したい人には何が相応しいのか、私の考えを主張したいだけです。
アンプとスピーカーの能力に頼って便利さと音をバランスさせるという、高級セットとスマホの組み合わせ。アナログアンプとスマホは基本的に相性が良くないです。
その点、フルデジタルアンプは非常に有利。


321名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/29(土) 12:59:08.28ID:KZOThCnx>>322

こんなに毎日中身のない長文連投して恥ずかしくないのか?ピュアおわた


323名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/29(土) 13:32:56.48ID:D4Ig43jp

ピュアオーディオをやるとキチガイになるという証明だよ

324名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/29(土) 18:29:39.26ID:fT20diuH

これから、音がわかるマニアは

バッフル板にフルレンジユニットを JBL, グッドマン、アルテック、ウェスタンとか
気分によって色々付け替える時代になる

毎日、マジコとか YG とか一つだけに固定して聴いていたら飽きるだろ

325名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/29(土) 18:32:39.16ID:fT20diuH

95dB 以下の低能率スピーカーは弱音が消えるから、音がわかる人は聴かなくなる

アンプは出力が小さければ小さい程音が良くなるから、
音がわかる人は 20W以上のパワーアンプは使わなくなる

326名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/29(土) 18:41:37.37ID:fT20diuH

周波数帯域はオーディオ史上最高のパワーアンプの帯域と同じで十分だね:

Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40〜10000 Hz
WE91 : 50〜 8000 Hz

なにせ入力トランスも出力トランスも100〜6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html

327名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/29(土) 18:50:50.89ID:fT20diuH

わかる人はわかるんだ:


フルレンジSPに戻った方 Part3 - 1417941619 - したらば掲示板
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1417941619/l50

名器は何? 2器目 - 1280755643 - したらば掲示板
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1280755643/l50


スピーカーは現在過去を通して、ローサーとグッドマンが飛び抜けていい音だったんだよ

328名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 09:48:32.91ID:sC8rv7xT

これからはジジイがどんどん増えて、超ナローレンジのスピーカーでも
耳の可聴レンジを越えているってことかね?
それとも高い音は全て刺激的なノイズとしてしか認識出来ない脳の認知障害かな?


330名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 10:00:27.12ID:hnsiWkcr

蓄音機が一番いい音だったんだよ:

蓄音機の周波数特性 2016年11月12日

蓄音機の周波数特性を見つけたのでご紹介します。
ヒズマスターズボイスというモデルだそうです。

https://blog-imgs-91-origin.fc2.com/c/h/e/cheapaudio/20161112090211c86.jpg

100Hzと4kHzがほぼ同じレベルですから、40万ヘルツの法則通りですね。
具合良く聞こえるよう、ホーンの形状を入念に作り込んだのだと思います。
帯域は狭いですが、高低のバランスが良いので十分に音楽を楽しめたのでしょうね。

装置の下部に大きなホーンが格納されています。一切電力を使わない超エコシステムですね。
これに比べると、現代の一般的な小型ブックシェル サイズのバスレフ型は明らかに高い方へ偏り過ぎでしょう。
しかも、最近は蝙蝠さん領域まで特性を一生懸命に伸ばしていますよね。
私としては、まず低い方向へ伸ばすよう努力するのが筋だと思うのですが。。。ドナンデショーカ?????

我々の感覚は非常に相対的です。

低音が十分と感じるかどうかは、高音の大きさによって左右されるという事です。
同様に、快適な再生音量も周囲の暗騒音レベルによって左右されます。
静まりかえったクラシックのコンサートであっても、何百人もびっしりと人が居るわけですから、
自分の部屋でヒトリ静かに聞く場合に比べて暗騒音は相当大きいはずです。
ロックコンサートなら、それはもう凄まじい暗騒音でしょう。
ですから、オウチでヒトリ静かに音楽を聴く際に、ライブと同じ音量にして聞く必要は全くアリマセン。相当な苦痛を強いられるはずですから。脂汗が出そう。。。耳にも良くないし。。

331名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 10:02:34.00ID:hnsiWkcr

40万の法則とスピーカー

シングルユニットスピーカー好きの戯言

戦後(昭和20年代中盤)NHKによる「快い音」の研究成果の一つで、
快く聞こえる音は、最低遮断周波数と最高遮断周波数の積がおよそ40万になっているというものです。

周波数帯域でいうと、

200Hz〜2kHz(電話レベル)
100Hz〜4kHz(構内放送、ボイスチャットレベル)
80Hz〜5kHz(AM放送レベル)
27Hz〜15kHz(FM放送レベル)
20Hz〜20kHz(人の可聴域、HiFiオーディオレベル)

というくくりになろうかと思います。
中心周波数は、40万の平方根であるおよそ630Hzで、これは人間の内耳、口腔の共振周波数とおおむね一致します。
内耳の自然共振周波数を中心とした確率分布(標準偏差)のエネルギーバランスをもつ音(つまり40万の法則にあう音)が、
人にとって最も受け入れやすい、快い音となる。

と言い換えると分かりやすいでしょうか。

また、楽器や声などの個別の音色は、基本となる周波数の音(基音)と、倍音と呼ばれる高調波成分の音の混ざり具合と、
それぞれの成分の時間変化が音色を決定するのですが、人の感覚は、特に耳の感度が落ちる低い音程域(主にベースパート)
では倍音成分がしっかり聞こえていれば基音が欠落していてもあたかも基音があるかのように聞こえる(補完して音程が取れる)という特性があります。
このため、再生帯域がより広くなるときは、40万より大きい数字になっても快さは低下しないとする説もあります。

ここから導き出されることは、再生周波数帯域を広げてもそれだけでは快い音は得られず、帯域の取り方とエネルギー分布(バランス)が重要だ。
ということです。

332名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 10:05:14.15ID:hnsiWkcr

因みに、マークレビンソンのアンプはワザと周波数レンジを狭くしている

レンジが広いと音が薄味になるからね。

味が濃い音にするには

80Hz〜5kHz(AM放送レベル)

でちょうどいいんだ

333名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 10:37:38.13ID:sC8rv7xT

普通の、というか正常な知能の持ち主なら
誰からも相手にされない時点で気が付くものなんだが。。。

334名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 12:36:12.47ID:hnsiWkcr

世の中アホばかりだから YG とか マジコが売れるんだろ

まあ、アホはアニメソングとか女性ボーカルみたいなアホ音楽しか聴かないから、音楽や音がわかる人と住み分けができてるんだけどね。

335名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 13:22:47.52ID:+EQgyPuU

>>330みたいな自分の価値観以外認められない老害がオーディオをダメにするんだろうなぁ。

336名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 13:31:26.92ID:ivzGNV6I

40代後半でクラシックやジャズは全く聞かないがアニメもさっぱりわからんよ。
女性ボーカルなら今も小林明子とか永井真理子とか聞くけどw
でも機材的にミニコンポとかで満足かというとそれもないなあ。
好みの問題だけどブックシェルフだと定位はいいけど音像が
小さくの多くてどうも好きになれない。ミニコンポ付属のSPだと尚更。
幼少期に父親が持ってたフロアスタンディングのSPで聞いてたとかも
影響としてあるだろうけど。
価格帯はエントリーでも全然いいけどそこを考えるとセットはまずあり得ない。
どうしても選択肢だけはそれぞれバラバラで考えてしまうね。

337名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 13:57:44.48ID:hnsiWkcr

そもそもオーディオに総額50万円以上かけるのがクルクルパー

成金向けのオーディオなんかすぐに滅びるよ

338名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/30(日) 14:06:58.97ID:hnsiWkcr

アンプはこの程度で十分なんだよ

チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ

出力 1.8W×2(真空管含む、税抜き120,000円)
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/index.html
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/k6fd7s.html


WestRiverの製品
パワーアンプ
安定化電源搭載高帰還パワーアンプΕHシリーズのラインナップは

Ε-5H:\54,000(税込み)(220WX170DX90H)
Ε-10H:\86,400(税込み)(250W×160D×150H)
Ε-30H:\135,000(税込み)(350WX230DX180H)
Ε-50H:\151,200(税込み)(350WX230DX180H)
https://west.wramp.jp/


342名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 21:31:09.57ID:fyZl/20Z

YG や マジコ使ってるアホ成金は

ゴッホやセザンヌの絵より、同じ場所から撮った写真の方が
分解度や色彩感が正確だから、優れていると思ってるんだな


そもそもプロの音楽家は安物のオーディオしか使っていない

YG や マジコ使ってる音楽家なんか一人もいない

343名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 22:07:21.53ID:LmxTNfLB

貧乏こじらせて気がふれたかw

344名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 22:08:59.88ID:C32ygVGL

家電品とさげすまれる音響装置と
ピュアオーディオの誇り高いステレオ装置は、求められるものがいろいろ違う

値段だけでも
家電品は安くするのが求められ
ピュアオーディオは高くするのが正義

現状はちゃんとその方向に向かっているので良い未来が訪れるはず

345名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 22:54:13.88ID:fyZl/20Z>>350

音楽ファンは高い装置は買わないよ

YGやマジコ使ってるのは歌謡曲やアホ音楽しか聴かないから主流にはならない

346名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 23:12:19.93ID:ui7M90It

高いは正義には個人的にはちょっと疑問かな。
勘違いして欲しくないが投資した分の効果を否定するわけではないよ。
自分の事を書くと若い時は安月給で金が無かった。
それでも金が無いなりにSPスタンドの代わりにすのこ使ったり工夫したもの。
10円挟んだりとかもやったな。いい悪いは別としても音に変化は出る。
そういうのをきっかけに新たな層をというのが今はまるで無い。
色々見てるととりあえず沢山お金はないけどみたいな人ですら拒絶する。
興味を持ってる人に対して入口すら閉じてる気がするね。
機材云々よりまずはここをどうにかした方がいいよ。
ユーザーにもメーカーにも言える。

347名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 23:27:19.13ID:fyZl/20Z

昔の音楽ファンはハーベスHLコンパクトとか Spendor BCU, ジョーダンワッツ フラゴン程度の安物でも
いい音だと感激してた

成金はステータスシンボルとして買うから音は悪くても高いのでないとダメなんだな

昔ウェストミンスターとかエヴェレストとか買ったアホ成金はいい音がどういうものか知らないで死んでいくんだな

348名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 23:37:41.86ID:fyZl/20Z

QUAD ESL なら今でもヤフオクで10万円前後で手に入る

何百万円もするYGやマジコより遥かにいい音なんだけど、音楽がわからないアホ成金にはその価値がわからないんだな

349名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 00:11:09.01ID:OSjY2pb/

コンデンサー型は音はいいんだが、古いものはトラブルの元
ましてやヤフオクなどwww

まあ基地害は無責任だからなあwww

350名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 01:51:03.96ID:F/4QrgTh
>>345
良く分からんがここはオーディオが趣味な人が集まってるんさ。音楽ファンは音楽スレに行けばいいのでは?
でも、本当の音楽ファンだったら、歌謡曲とかアホ音楽とか音楽を馬鹿にするようなことをしなくて、どんな音楽でも受け入れると思うけどね。
オーディオもまもとにできない、音楽もまともにできない、結局345みたいなやつはそういうつまらない人間さ。
どうせなら、なんでもいいか楽しめる人生を送れるといいね。


351名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 01:53:14.82ID:F/4QrgTh

なんでもいいから楽しめる人生を 。
結局、そういう考えだから貧乏になるし、オーディオもろくに買えないかわいそうな人生になっちゃうのな。

352名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 02:43:13.32ID:+OMq/nkM

別に聞くのは歌謡曲でも演歌でも個人の自由でしょ。
自分だって世代的にはバンドブームとか知ってる身だし
最初のきっかけだってそれらの音源を更にいい音で聴きたいとかだったよ。
今でも好きなジャンル自体はほぼ変わらん。
若い時と比べて機器の価格帯は上がったけど
だからと言って無理にクラシックやジャズとか聴くつもりもないね。
否定もダメだが変に固定概念作るのも良くないよ

353名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 04:23:33.24ID:a6t6IlHD

昔は、かなりオーディオにつぎ込んでいたが、
今は、PCオーディオで満足している。

354名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 07:30:11.20ID:3tn8OS5l
>>350
>本当の音楽ファンだったら、歌謡曲とかアホ音楽とか音楽を馬鹿にするようなことをしなくて、どんな音楽でも受け入れると思うけどね。


本当の文学ファンや本当の美術ファンが漫画を読むと思うか?

355名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 07:34:34.38ID:3tn8OS5l

僕もポールモーリアとかレイモンルフェーブルとか聴く事も有るけど
最初の2,3曲は結構いいなと思って聴けるけど、何曲聴いてもすべて同工異曲なのでアホらしくなってしまうんだ

アホ音楽というのはすべてそのパターンだからまともな音楽ファンからバカにされるんだ

クラシックでもヴィヴァルディはやはり最初の2,3曲は結構いいなと思って聴けるけど、何曲聴いてもすべて同工異曲なので
クラシックファンからバカにされている

356名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 07:41:24.19ID:3tn8OS5l

そもそもドストエフスキーやプルーストの愛読者がハーレクインロマンスとかミステリー小説なんか読む訳ないんだよ

同様にヘンデルやモンティヴェルディのファンが流行歌なんか聞く訳ないんだ

357名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 07:47:44.45ID:3tn8OS5l

ヘンデルやモンティヴェルディのファンがいいと思うスピーカーは

QUAD ESL57
ソナスファーベル ガルネリ・オマージュ
ハーベスHLコンパクト
スペンドール BCU
ジョーダンワッツ

程度のあまり高くないものばかりだよ。

逆にこんなのは只でくれると言われても要らないと思うのは

B&W
JBL
マジコ
YG

358名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:23:50.83ID:3tn8OS5l

因みに俺は毎日、昔のビクターの安物の小型手廻し蓄音機で
ブルーノワルターやワインガルトナーのSP盤を聴いてるけど
それよりいい音を聴いた事は今迄一度も無い

オーディオは70年前から全然進歩してないんだ

359名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:30:06.05ID:3tn8OS5l

手廻し蓄音機の音がどれほどいい音か知りたければ

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。

音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。

SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。

復刻されたSP原音は、できるだけ忠実に再生したいと思いませんか。
さて、そのための道具ですが・・・
先ず第一に機械式蓄音機。
LPやCDになってもSPの音は蓄音機に回帰しましょう。
これをプレーヤーとしてではなく、ホーンスピーカーとして使います。
LPやCDの音をどうやってそこから出すかですが、蓄音機に付いているサウンドボックスに換え、ソガフォンという小型スピーカーを取り付けます。
あとはプレーヤーとアンプですが、種々試行して音の違いを自分の好みに合わせ完成です。
ちなみに現在は以下の組み合わせを楽しんでいます。

CDプレーヤー:SONY D-2
アンプ:VintageJoin
蓄音機:DECCA 型番不明
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/2016-08.html

360名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:30:32.24ID:3tn8OS5l

Sogaphon の種明かし - yuihi310のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/23571576.html


蓄音機のサウンドボックスのかわりに 5cm のフルレンジスピーカーをマウントするシステムです。友人の曽我氏発案制作によるもので、Sogaphon(ソガフォン)と名付けました。
リアルな音がします。

Sogaphonの解説はこちら
The magic of Sogaphon
http://www.youtube.com/watch?v=NNVliaIqy4s&feature=plcp

今日はSogaphonシステムの解説です
まずは完成形
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/GALLERY/show_image.html?id=23571576&no=0

YGやマジコよりは遥かにいい音になるのは間違いない

361名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:39:25.58ID:3tn8OS5l

曽我ホーンに使うアンプはこういうのね:

山本音響工芸 A-08S WE101D/WE104Dバージョン
価格:320,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
出力管:WE-101DまたはWE104D
最大出力:WE101D:約0.6W/8Ω WE104D:約0.8W/8Ω
http://www2.117.ne.jp/~y-s/A-08S-101D-104D-amp-j.html

今回 WE101Dシングルアンプを入手してそのサウンドを聴いて確信しました。
音の厚みが決定的に分厚いです。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2011/06/post_f205.html


WE101D アンプの良さは「低域の立ち上がり感」と「音の厚み」に有ると思います。
3ウェイマルチアンプをやっていて、低域だけはTr型アンプにしている理由は、「立ち上がり感」が一般の管球アンプでは得にくい事からです。
しかし、このWE101Dの球は違いますね。
低域の立ち上がり感(爆発感)が良く出ます。それが厚みを持って出て来ます。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2011/06/we101dpp_2ae0.html

362名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 08:45:14.21ID:qMYbjGrF

基地外の簡単な見分け方

人と会話のキャッチボールが出来ない

363名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 09:21:15.85ID:3tn8OS5l

アホと会話しても話が噛み合わないからね

YG や マジコ使ってるアホ成金は

ゴッホやセザンヌの絵より、同じ場所から撮った写真の方が
分解度や色彩感が正確だから、優れていると思ってるんだな
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/


66. 中川隆[-13203] koaQ7Jey 2019年1月05日 11:36:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告
続き

364名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 10:10:58.32ID:/jiufGej

異常者が暴れまわってるな
社会からつまはじきにあってるからといって5ちゃんで暴れまわるのはどうかと
せめて、ピュア版以外を的にして頂きたい

365名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 10:12:44.11ID:qMYbjGrF

自分が周りから基地外扱いされているという自覚はあるんだなw

でも間違ってるのは常に他人、あくまでも正しいのは自分
そう! それが基地外www

366名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 10:43:23.11ID:3tn8OS5l

ここは詐欺師が跋扈してるから誰かが真実を教えないといけないんだよ

367名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 10:46:13.17ID:3tn8OS5l

オーディオ店は月一人アホ成金を騙して YG やマジコを売りつければ食っていけるから必死なんだな

368名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 11:32:02.29ID:3tn8OS5l

オーディオ店は貧乏人にはハイエンド・ヘッドフォンを薦めているけど
ヘッドフォンを二、三年も使ってると必ず耳鳴り・難聴になって、しかも回復不可能だ

オーディオ店は金儲けしか眼中にないから平気でそういう犯罪行為を毎日やっている

絶対に信じてはいけない

67. 中川隆[-13197] koaQ7Jey 2019年1月05日 15:19:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

370名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 14:41:25.20ID:F/4QrgTh

世界的にオーディオビジネスは富裕層向け特化型にシフトしてる。正直、マニアなんてめんどくさいだけで相手にもされてない。
そもそも、値段とかコストとかにごちゃごちゃいってるような人は特に相手にする必要がない。
成金というより、買っている富裕層は特に高いと思って買ってないからいいのだ。

そうなると、買えない層やマニア層がねたみにおぼれるが、そういう層はめんどくさいだけで、既に切り捨てられた。

371名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 14:51:02.00ID:/jiufGej

こんな所で憂さ晴らししてる時間があるなら真面目に働いて欲しいもの欲しいだけ買った方がいいよね
同じ1日なら1万よりも3万、3万より5万稼げる方法考えるべき、やることやらず文句ばかりじゃ見てるコッチが切ない


373名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 14:52:50.96ID:3tn8OS5l

金は稼げば稼ぐほど心が貧しくなるんだ

ゴーン見てればわかるだろ

374名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 14:55:46.51ID:/jiufGej

そうかもな、でも貧乏で心も貧しかったら救いようがないぞ

375名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:02:34.88ID:3tn8OS5l>>376>>377

YG と FM 買って女性ヴォーカルばかり聴いてるアホが一番空しい

女性ヴォーカル聴くより高級ソープ行った方がまだいいだろ

376名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:06:39.43ID:/jiufGej
>>375
なんでもいいけど、おまえはこのスレから出ちゃ絶対ダメだぞ

377名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:10:41.99ID:LI2L3NeY
>>375
あんたのくだらん価値観を押し付けられても困るだろうな
キチガイなので理解できないだろうが

378名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:13:42.51ID:3tn8OS5l

一人の男がイエスに近寄って来て言った。

「先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」

イエスは言われた。

「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。善い方はおひとりである。もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」

男が「どの掟ですか」と尋ねると、イエスは言われた。

「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」

そこで、この青年は言った。

「そういうことはみな守ってきました。まだ何か欠けているでしょうか。」

イエスは言われた。

「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」

青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。

イエスは弟子たちに言われた。

「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」

弟子たちはこれを聞いて非常に驚き、「それでは、だれが救われるのだろうか」と言った。イエスは彼らを見つめて、「それは人間にできることではないが、神は何でもできる」と言われた。

新約聖書(マタイ19章16−26節)

379名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:16:27.76ID:3tn8OS5l

>金持ちが神の国に入るのは難しい


音楽は神の国に入る為に聴くもの

従って、金持ちには音楽は理解できないんだ

68. 中川隆[-13196] koaQ7Jey 2019年1月05日 15:49:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

380名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:18:28.62ID:/jiufGej

お金稼ぐの皆が諦めたら北朝鮮以下の生活になるよ、それが幸せ?

381名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:22:04.03ID:3tn8OS5l

原始生活してる狩猟採集民は生きるのは幸せだと思ってるよ

毎晩、神に祈りを捧げて、みんなで音楽を奏するんだ

382名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:24:56.98ID:/jiufGej

難病の子供も救えない、自動運転が普及しなきゃ事故死も減らない、ガンだって治らない
そんなことまでして自分だけは天国行きたいの?

383名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:25:50.73ID:3tn8OS5l

弓矢で殺された米国人宣教師、先住民保護のため遺体収容は困難か 印
11/24(土) 22:20配信 AFP=時事

【AFP=時事】現代文明から隔絶されたインド・アンダマン・ニコバル(Andaman and Nicobar)諸島の島に上陸し、弓矢を浴びて殺害された米国人宣教師のジョン・アレン・チャウ(John Allen Chau)氏(27)について、専門家らは遺体が島から運び出されることはないかもしれないとの見通しを示している。

【図解】北センチネル島の位置
http://www.afpbb.com/articles/-/3198663?pid=20739165&tmpl_skin=gallery&utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=p1&cx_rss=afp&cx_id=3199018


 先住民の人権に関する専門家らは、同諸島にある北センチネル島(North Sentinel Island)の人々にとって、チャウさんが単独で島に侵入したことは非常に脅威であったため、殺人罪が島民らに問われることはなく、世界でも最後とみられる新石器時代以前の暮らしを送る彼らを保護する観点から、チャウさんの遺体は島にとどめ置かれることになるだろうと指摘する。

 北センチネル島に国内法を適用しようとしないインド当局は、外部者に対して長年にわたり敵対的な行動を取ってきたこの島の先住民に対し、警察を上陸させて事情聴取しようとすらしていない。

 一方で警察は23日、北センチネル島付近に、チャウさんが殺害されて以降2度目となる船舶の派遣を実施。「特に脆弱(ぜいじゃく)な民族集団である彼らの生活を混乱させたり、苦痛を与えたりすることがないよう、正当な予防策を講じた」と説明している。

 チャウさんは、島の5キロ以内に近付くことは違法と知りながら、キリスト教を布教するために何度か島への上陸を試み、島の先住民に複数の矢で射られて死亡した。

 風邪といった軽い現代の病気でも、感染すれば先住民は絶滅する恐れがあり、電力やインターネットを体験することで生活様式が徹底的に破壊されるかもしれないという懸念から、先住民は外界と隔離したままにされている。

 そうして守られた世界に、チャウさんは「イエス(Jesus)は皆さんを愛しています」というメッセージを携えて侵入した。

 先住民の人権に関する専門家で、同諸島に関する著作もあるパンカジ・セクサリア(Pankaj Sekhsaria)氏は、チャウさんの遺体を収容しようとするのは「無益な試み」だと指摘。AFPに対し「(北センチネル島の)近くに行くことが良いアイデアとは思わない。現地社会との対立を生むからだ」と語った。

 先住民らの権利保護団体「サバイバル・インターナショナル(Survival International)」の研究者であるソフィー・グリグ(Sophie Grig)氏も「作業者とセンチネルの人々双方を危険にさらすことなく、遺体を収容するための安全な方法があるとは考えていない」と話す。

 デリー大学(University of Delhi)で人類学を教えるアヌプ・カプール(Anup Kapoor)教授は、センチネルの人々と対話を持ちたい人は誰でも「同じ水準」であることを示す必要があったと指摘。「何も着るな、そうしたら何らかの関係が築くことが期待できるかもしれない」と話した。カプール教授はかつて同諸島の別の先住民であるオンゲ(Onge)の人々に対し、「下着以外、自分の服全部を脱いでから」接触した経験を持つという。

 その一方、同諸島の警察は、チャウさんの遺族の祈りにどう応えるか、また北センチネル周辺で先住民の生存にとって必須である隔離をどう維持するかというジレンマに頭を悩ませている。

 アンダマン警察トップのデペンドラ・パタック(Dependra Pathak)氏は、遺体発見に向けたスケジュールは出し得ないと述べている。

 またセクサリア氏も、当局はチャウさんをまねる行動を防ぐため、北センチネル周辺の監視を強化する必要があるかもしれないと指摘。同氏は詳細について明らかにしなかったものの、「行政側はこの問題を承知している。彼らは監視についてすでに検討している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00000032-jij_afp-int

384名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:28:26.22ID:/jiufGej

読むのめんどいからやめてくれ

385名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:32:00.23ID:3tn8OS5l

長生きするより神と共に生きる方が幸せなんだ

人間は天に帰ってまた生まれ変わってくるものだから、寿命は関係無い

音楽を聴く=神の声を聴く

だからね

女性ボーカルに神は舞い降りて来ないから、女性ボーカルなんか音楽じゃない
風俗行った方が効率いいよ

386名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:33:28.68ID:/jiufGej

キリストは風俗通いだったのかー

387名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:36:47.60ID:3tn8OS5l

独占インタビュー 元弟子が語るイエス教団「治療」の実態!!

 自称キリストことナザレのイエス(34)の行っていたデタラメな「治療」については,エルサレム市警察の調べによって次第に明らかになりつつあるが,当誌はイエスの逮捕直前に教団を離脱,裏切り者と激しく教団から非難されていた実業家,イスカリオテのユダ氏 (48) の単独インタビューに成功した。教団幹部としてイエスの「治療」にも深く関わり,事件の鍵を握ると考えられていたユダ氏だが,このインタビューの後極度の鬱状態に陥り,自殺も数度にわたって図ったという。同氏はなおも証人としての尋問は不可能な容体であり,このインタビューは事件についての同氏の事実上唯一の証言となっている。

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―――ナザレのイエス氏は手のパワーによって病気を直すと公言していますが。

ユダ「それはデタラメです。すべてカラクリがあります。あれは人々を信用させてより多くの布施を集めるための一種のショーです。」

―――布施を集めたのですか?

ユダ「もちろんイエス自身が集めるわけではありません。布施を集めるのはマタイとレビの役目でした。彼らは以前収税人をしていましたからお手のものです。金の無い者からは着物や毛布まで取りたてて,顔の知られていない弟子が金に換えました。そのために寿命を縮めた患者も少なくありません。」

―――らい病を直したというのは本当ですか?

ユダ「仲間の一人でルカという医者がいるのです。その男にまず患者をらい病と診断させます。そこへイエスがやってきて,手で触れたりかざしたりして,治ったと宣言するわけです。その通り患者はぴんぴんしています。元々らいなどではなかったのですから。」

―――歩けなかった病人が歩けるようになったのは?

ユダ「エルサレムの街を歩いてごらんなさい。いざりの乞食は五万といます。しかし奴等は本当に歩けないのではなく,商売のために歩けないふりをしているだけです。ですから銀貨の1枚も渡せば偽の奇跡に協力させるのはたやすいことです。盲を見えるようにしたというのも,中風患者が治ったというのもこのやり方でした。」

―――しかし,本当に治ると信じてやって来た患者もいるのでは?

ユダ「もちろん,噂が広まれば治療を求めて多くの人々がやってきました。もちろんイエスに彼らを直す能力などありません。しかし,人間本気で治ると思えば治ってしまう病気もあるのです。また,単に貧しくて薬や食べ物がないために病気になった患者は,ルカや私が薬や食べ物を与えれば一時的にでも軽減します。そうやって自分の力で治ってしまった患者は,イエスの力で直してもらったと思い込み,また噂を広めます。治らなかった患者は信仰が足りないとか悪魔が憑いているとか言っておけば,民衆は他愛なく信じるものです。」

―――イエスの力ではないとは言え,治ったのなら結局良かったのでは?

ユダ「しかしその後でマタイとレビが法外な布施をふっかけるのですよ。イエスに脚気を直してもらったと思い込んでいる一人の漁師からは(実は単に食物のバランスが偏っていただけなのですが),商売道具の網や舟まで奪ってしまいました。これだけは置いていってくれと泣き叫ぶその漁師の妻と子を足蹴にするマタイと,右の頬を打たれたらほかの頬も差出せというようなことを冷たい笑みさえ浮かべながら話すイエスの姿は今でもこの眼に焼き付いています。漁師は現在もイエスの弟子のはずですが,漁師の妻はガリラヤで売春婦に,子供たちは物乞いになりました。」

―――あなたがイエスのもとを離れたきっかけは?

ユダ「裏切り者にされかけたからです。ある日イエスの悪辣なやり方に嫌気がさした私が,いくらなんでもそれはひどいのではないかと苦言をしたところ,その日の晩餐で私は名指しで裏切り者と呼ばれました。ちょうどマグダラのマリアの事件で教団の結束が緩みかけていたところでしたので,イエスは私をスケープゴートにしてたがを締め直そうとしたのです。私は身の危険を感じ,このままでは自分も熱心党のシモン(彼はイエスの命令ですでに数人の弟子を抹殺していました)に殺されると思ったので,逃げてきたのです。」

―――マグダラのマリアの事件とは?

ユダ「イエスの愛人でマグダラのマリアという女がいます。秘密ということになっていますが,位の高い弟子たちはたいてい知っています。ところがある日,彼女がイエスに香油を振り掛けているとき,たまたま居合わせた,真面目だが鈍い一人の弟子が彼女に,そんな香油を買う金があったら貧しい人に与えてはどうかと言ったのです。この男は彼女がイエスの愛人であることを知らなかったのです。マリアは馬鹿にしたような薄笑いを浮かべていただけでしたが,イエスは烈火のごとく怒って(イエスは香油を振りかけてもらったあと,弟子たちを部屋の外に出してマグダラのマリアにマッサージをしてもらうのが日課でした。)その弟子を破門にしたのです。おそらく彼は今ごろゲネサレ湖の底に沈んでいるでしょう。」

―――銀貨30枚を受け取って裏切ったというのは本当ですか?

ユダ「祭司長の使いと名乗るものが銀貨30枚を持って来たというのは本当です。しかしそれはイエス一派の陰謀で,私が金のために教団を裏切ったと言う風説を広めるためだったのです。実は金を持ってきた男というのは弟子の一人マルコの遠縁に当たる者で,最近信者になった男でした。彼らは私がその男を知らないと思って使者にしたのですが,私はおかしいと気付いたので突き返しました。教団は私が金を受け取ったと機関紙やパンフレットで宣伝していますが,事実ではありません。」

―――イエスは逮捕されましたが,教団がイエスを奪還する可能性は?

ユダ「おそらくないでしょう。イエスのわがままには教団幹部も困り果てており,内紛の原因にもなっているほどです。おそらくそのまま死刑にして,何か奇跡が起こったという話(例えば殺されたイエスが復活したのを見たとか)を作り,教団の結束を固め,存続を目指す方向に進むでしょう。悪知恵の働くヨハネあたりを中心にもう動いているんではないでしょうか。古株のペテロあたりは反対するでしょうが,彼は気が弱いですから。」

―――教団はイエスが逮捕されたのはあなたのせいだと非難しています。死刑になったらいっそう攻撃は激しくなるのでは?

ユダ「構いません。その血の責任はわたしとわたしの子孫の上にかかってもよいです。」
http://www.geocities.jp/tsume291/christ.html  


391名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:41:27.91ID:3tn8OS5l

オーディオ店主と宗教の教祖は全員嘘吐きだから
信じたら酷い目に遭うという話さ

69. 中川隆[-13185] koaQ7Jey 2019年1月06日 09:59:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

ピュアAU板終わりすぎだろ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1544687900/l50


124名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 00:08:08.65ID:JiuLvPRb>>127

馬鹿・未経験者・無知・基地外を論破することは不可能で
そいつらの声はでかくて キモチワルイから
どの板でもデタラメだらけになり 知識人・経験者ほど逃げていく。
そして 基地外と馬鹿と無知・デタラメだけが消えずに残る。
インターネットって怖いですねええええw

89名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 07:05:50.86ID:

この板は音楽がわからない成金の金持ち自慢ばかりになったからね。
そもそもオーディオに総額50万円以上かけるのはクルクルパー

しかも聴いているのは流行歌、演歌、女性ボーカルとかアニメソング、ロックみたいなアホ音楽だけ

そういう音楽聴くだけなら1万円のラジカセで十分だよ

成金向けのオーディオなんかすぐに滅びるよ

アンプはこの程度で十分なんだよ

チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ

出力 1.8W×2(真空管含む、税抜き120,000円)
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/index.html
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/k6fd7s.html


WestRiverの製品
パワーアンプ
安定化電源搭載高帰還パワーアンプΕHシリーズのラインナップは

Ε-5H:\54,000(税込み)(220WX170DX90H)
Ε-10H:\86,400(税込み)(250W×160D×150H)
Ε-30H:\135,000(税込み)(350WX230DX180H)
Ε-50H:\151,200(税込み)(350WX230DX180H)
https://west.wramp.jp/

90名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 07:09:09.93ID:xdusq0i5>>99

まあ、自称クラシックファンでもどうしようもない三流演奏家のCDしか聴いてないみたいだからどっこいだけどね


101名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 13:00:42.03ID:W5gcGnOM
>>89
団塊によく見られる行動だけど、自分の推したいものを上げる為に他のものを貶したらダメだよ
川西さんのお友達かな?


91名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 08:21:02.75ID:vxCMlAwe

マイナーな演奏や楽曲も音質で楽しめるようになるのが
巧くセットアップできたオーディオシステムなんだが

有名超一流演奏家のCDが鳴ればいいというなら
それこそ1万円のラジカセでも聴けるだけで有り難いだろ
オーディオに拘る必要ないわ

92名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 09:21:51.19ID:/QqkiEsN

オーディオが終わったのでキチガイが暴れてるんだな
悔しいか?

93名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 09:51:02.00ID:xdusq0i5

>有名超一流演奏家のCDが鳴ればいいというなら
>それこそ1万円のラジカセでも聴けるだけで有り難いだろ


SPの復刻版はやはり蓄音機で鳴らすのが断然いい音だからね、YG やマジコではまともな音にならない:

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。

音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。

SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。

復刻されたSP原音は、できるだけ忠実に再生したいと思いませんか。
さて、そのための道具ですが・・・
先ず第一に機械式蓄音機。
LPやCDになってもSPの音は蓄音機に回帰しましょう。
これをプレーヤーとしてではなく、ホーンスピーカーとして使います。
LPやCDの音をどうやってそこから出すかですが、蓄音機に付いているサウンドボックスに換え、ソガフォンという小型スピーカーを取り付けます。
あとはプレーヤーとアンプですが、種々試行して音の違いを自分の好みに合わせ完成です。
ちなみに現在は以下の組み合わせを楽しんでいます。

CDプレーヤー:SONY D-2
アンプ:VintageJoin
蓄音機:DECCA 型番不明
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/2016-08.html


94名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 09:51:30.14ID:xdusq0i5

Sogaphon の種明かし - yuihi310のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/23571576.html

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。
音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。
SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。
http://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/ece199cc3ee61d9a28f075d29d796277


Sogaphonの解説はこちら
The magic of Sogaphon
http://www.youtube.com/watch?v=NNVliaIqy4s&feature=plcp

YGやマジコよりは遥かにいい音になるのは間違いない

95名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 09:56:19.26ID:xdusq0i5

音楽は音色がすべて
名演奏というのは いい音色を出しているもの

音色は倍音成分の入り方で決まるから、いい装置というのは倍音成分を上手く追加するもの

蓄音機とか真空管アンプがいい音なのは、倍音成分を楽器並みに盛大に入れているからだよ
YGやマジコみたいな共振を排したスピーカーでは音楽にならない

96名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 10:19:19.85ID:Ayh7fb0/

>音楽は音色がすべて
名演奏というのは いい音色を出しているもの

半分正解、半分間違い
クラを始め大半の音楽はそうなのだが、世の中には現代音楽やらノイズなんてえのもあるからねえ

>音色は倍音成分の入り方で決まるから、いい装置というのは倍音成分を上手く追加するもの

こりゃまた半分正解、半分間違い

録音では元の音は完全には入らないし、再生装置もそうだ
なのである種の歪みの音は、測定器では歪みでも人の耳では失われた音楽情報を脳内補完されて
魅力的な音で再生されうる可能性がある

が、それらは本来の楽音ではないので、何を聞いてもアンプなりスピーカーの同じシステムの音に染め上げてしまう危険性もある
固有の音色を持たない楽器が無い様に、オーディオ機器もまた大なり小なり固有の音色表現をする

なのでトータルとしてどのようなサウンドで音楽を鳴らすのか?
はひとえにユーザーにかかっている
スガーノがオーディオ演奏家と言う所以である

97名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 10:37:16.77ID:xdusq0i5

>録音では元の音は完全には入らないし、再生装置もそうだ


原音と呼ばれているものは、コンサートホールの反響音と残響音まですべて含んだもので、
聴く座席の位置や観客の数によっても全然違って来る

一方、YGがマジコが共振を排して再生しているのはマイクで拾った音そのものだから
原音には似ても似つかない酷い音になる

蓄音機や真空管アンプで名器といわれているものは、コンサートホールの一番いい席で聴いた時の
残響音や反響音を再現する様に設計されているんだ

YGやマジコを設計したイスラエルの無知蒙昧なアホ技術者はそういう音楽のイロハがわかってないんだな

98名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 10:52:40.59ID:W5gcGnOM

スピーカーをただの電力→音波の変換器としてしか捉えていないんだろうね

99名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 12:48:07.84ID:1dtMwbYW
>>90
コンサートホールで聴く音は楽器の生音じゃなく殆どホールの残響音になる

コンサートホールでの録音では、録音する時は演舞台に複数のマイクを立てて録音するので、そのホールの残響音も録られない事になる。
中には50本ものマイク立てて録音してるのもある。
http://www.mu-s.com/Edu/classic_rec.html

クラシックでホールの客席に立てたワンポイントマイク録音でも実際の演奏を聴く様な音は再現不可能。

【レコーディングで時々、「客席にマイク立てれば、客と同じでイイ音録れるじゃん。」と言う演奏者に遭遇します。
自分が客席で聴いているような音にしてほしいという意味でおっしゃっているのだとは思いますが、マイクを観客の場所に置いても、自分が認識している音と同じにはならないのです。

人間の耳は カクテルパーティ効果という、便利で勝手な機能が備わっています。
周囲の音楽や大勢の人の話し声の中から、聞きたいものだけをフォーカスできるのです。
騒がしい音を遮断して、隣のひそひそ話を聞き分けるような経験をしたことがあるのではないでしょうか。

この性能のおかげで、演奏を生で聞く時も特定の楽器の音だけに集中したり、「自分の聞きたいようなイメージ」に合わせて無意識にバランスを取ったりもしています。
現実に鳴っている音と、脳が認知している音には乖離があるということです。

反対に、「キャッチできる範囲の音(空気の振動)をそっくりそのまま集めてくれる」のがマイクです。
それを耳に例えると、ただむやみに音を意識せず、ぼーっと耳に入れているのと同じような感じになる、といえば分かりやすいかもしれません。

だからこそ、レコーディングでは多くのマイクを使い、多チャンネルで音を集め、その楽曲の音楽性を合わせて「聞こえてほしいように作っていく」というエンジニアの作業が必要となるのです。
https://ninoya.co.jp/ninoya_log/nomos/9908 】

結局、スタジオで各楽器ごとにマイク録音する方が生楽器の音そのままを録音出来て音像も出るんだな。

→クラシックよりJ-POPとかの方が良い音のソフトを作れる。

100名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 12:52:30.65ID:1dtMwbYW>>103

原音=レコーディングスタジオのマスターテープの音

でありコンサートホールの音では無い。


102名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 13:07:25.95ID:yZ85PjW3

若い時バンド経験あるけどドラムみたいなのでも
ノーマイクで目前いて聞こえる音と卓に入って
出力される音はノーエフェクトだとしても全く別物だぞ。
あと定位がと言う人いるけどコンサートホールで
どこの座席位置でも定位現象は無い。PAを使うジャンルだと
ある程度強制的に作る事は可能だがクラシックなど基本ノーマイクなジャンルに
それは無いよ。感じとれるのはせいぜい指揮者の位置程度までだ。
少なくともオーディエンスの側でそれを感じる事は無理だね。


106名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 15:22:40.06ID:vxCMlAwe
>>102
バイオリンとチェロのどっちが右か左かとか
ヴィヴラフォンが右にあるか左にあるかぐらいなら
ホールの2chワンポイント録音でも定位するよ


114名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/02(水) 17:13:01.24ID:EF4sL6/u

これからはトランジスタアンプは誰も欲しがらない時代になる

真空管アンプはとにかく安い:


チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ

出力 1.8W×2(真空管含む、税抜き120,000円)
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/index.html
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/k6fd7s.html


119名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/02(水) 21:34:52.24ID:Y0XSOyRV

真空管とか普通に要らなすぎてワロタ
耐久性低くて振動に弱い上に高調波吐きまくりのうんこやんけ

121名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/02(水) 22:18:54.04ID:4YTqtz2P

真空管は当たり外れあるからな
当たりを引けば10年でも使えるが、外れは1年持たない
しかし、半導体には出せない音色が出るのも事実なので
しぶとく使う奴もいる

122名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/02(水) 23:53:04.53ID:n+vYAy6J

でも製品の比率自体はデジアンが増えるような気はするなあ。

132名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 11:12:40.38ID:n4KA+I/i

100万円のトランジスタアンプと15万円の真空管アンプと同レベルの音

トランジスタアンプの時代はもう終わってるよ


マジコや YG の何百万円もする高級スピーカーとグッドマンのフルレンジユニットを木の板に自分で取り付けたのが同レベルの音

組み合わせスピーカーの時代ももう終わってるよ

133名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 11:27:16.70ID:n4KA+I/i

この板は音楽がわからないアホ成金の金持ち自慢だけだからね

紅白とかアホ音楽しか聴かないのにそんな高級な装置は必要ないだろ

134名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 12:17:06.24ID:55QEkn0I

失敗してる人生の憂さ晴らしをオーディオ批判に向けるのはお止めなさい

135名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 13:23:13.98ID:Luth/Iu+

f特一つとっても別物の性能なのだが、基地外には同じに聞こえるらしい
もう補聴器なので憂さ晴らしかなw


137名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 14:28:22.27ID:n4KA+I/i

>f特一つとっても別物の性能なのだが、基地外には同じに聞こえるらしい

そもそも原音再生が基本なんだから音楽自体が変わる訳ないだろ

蓄音機と現在のハイエンドとどっちがいいかすらわからないよ

138名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 14:36:25.70ID:n4KA+I/i

装置による音の違いより、演奏家による音の違いの方が遥かに大きいんだから
良い演奏を探した方が装置に金かけるより変化は大きい

139名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 15:35:45.63ID:n4KA+I/i

成金は

ゴッホやセザンヌの絵より、同じ場所から撮った写真の方が
分解度や色彩感が正確だから、優れていると思ってるんだな


147名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 20:09:52.56ID:t1tayd8J

高級品持ってるベテランユーザーが居座って、ライトユーザーが出入りしにくくなったね。そういう人はAV板行けだの貧乏人だの言われる。
昔の607クラスの入門ユーザーの居場所がなくなった。
ほどよく音へのこだわりを捨て、シンプルに安くオーディオをまとめようとすると、そんなのピュアじゃないなどケチョンケチョン。
ベテランユーザーの余裕のなさを感じます。

148名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 20:23:34.38ID:n4KA+I/i>>150

ベテランユーザー = 音楽がわからないアホ成金

そもそもプロの音楽家は安物のオーディオしか使っていない

YG や マジコ使ってる音楽家なんか一人もいない


149名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 20:26:10.81ID:n4KA+I/i

そもそもオーディオに総額50万円以上かけるのがクルクルパー

成金向けのオーディオなんかすぐに滅びるよ


アンプはこの程度で十分なんだよ

チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ

出力 1.8W×2(真空管含む、税抜き120,000円)
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/index.html
http://shinkukan.happy-cruiser.com/6fd7s/k6fd7s.html


WestRiverの製品
パワーアンプ
安定化電源搭載高帰還パワーアンプΕHシリーズのラインナップは

Ε-5H:\54,000(税込み)(220WX170DX90H)
Ε-10H:\86,400(税込み)(250W×160D×150H)
Ε-30H:\135,000(税込み)(350WX230DX180H)
Ε-50H:\151,200(税込み)(350WX230DX180H)
https://west.wramp.jp/

150名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 20:50:18.53ID:/7r2IPQw

>>148
カラヤンはアキュフェーズとTANNOY使ってたが?

151名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 21:12:58.14ID:n4KA+I/i

カラヤンはアキュフェーズと B&W 使ってた理由は

1. 成金だった

2. 声楽パートとオケを別に録音して、後で合成していたから正確な音程が必要だった

3. カラヤン・レガートを上手く再現するのは分解能が高くないとNGだった

152名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/03(木) 22:14:18.38ID:JiuLvPRb>>155

どんな屁理屈並べても、ウーファーのでかさ、アンプの出力のでかさが一番だからね。

後は妥協と、屁理屈で上を見えないフリするだけ。

まぁでか過ぎると 近所迷惑的に使いにくいって言う事実もあるんだけどね


155名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 06:34:02.04ID:fyZl/20Z
>>152
>どんな屁理屈並べても、ウーファーのでかさ、アンプの出力のでかさが一番だからね。


ウェスタンの映画館用システムのアンプの出力は 1W, 2Wだろ

アンプは出力が小さい程 音がいいんだ

156名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 06:41:06.52ID:fyZl/20Z

音が一番いいアンプはこれ

山本音響工芸 A-08S WE101D/WE104Dバージョン
価格:320,000円(税別・出力管別価格・受注生産)
出力管:WE-101DまたはWE104D
最大出力:WE101D:約0.6W/8Ω WE104D:約0.8W/8Ω


今回 WE101Dシングルアンプを入手してそのサウンドを聴いて確信しました。
音の厚みが決定的に分厚いです。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2011/06/post_f205.html

WE101D アンプの良さは「低域の立ち上がり感」と「音の厚み」に有ると思います。

3ウェイマルチアンプをやっていて、低域だけはTr型アンプにしている理由は、「立ち上がり感」が一般の管球アンプでは得にくい事からです。
しかし、このWE101Dの球は違いますね。
低域の立ち上がり感(爆発感)が良く出ます。それが厚みを持って出て来ます。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2011/06/we101dpp_2ae0.html

157名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/04(金) 18:41:38.87ID:tlOGo4mM

>>156みたいな○○が良いと決めつけるやつが1番の害悪だな

158名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 16:10:30.16ID:gm0b48et

自分が好きなオーディオが最高のオーディオだからな


160名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 02:21:28.41ID:VxRO0LJA

目くじら立てて文章読むからダメなんだよ
ある程度フィルターかけて許容しろっての
友達にも女の事で盛ったりフカす奴いるだろ、あれと同じだ

161名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 08:55:23.35ID:2cNxfLBO

自分の女を盛るのはOKだが、人の彼女をゴミ扱いするから嫌われる

162名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:04:16.13ID:pIaX9J6A

只でやると言われても断るスピーカー

B&W
JBL
タンノイ
マジコ
YGアコーステックス

163名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:07:10.00ID:iNM1hPG3

器の小せぇ男だなぁ
据え膳食わぬは男の恥だろ

164名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:09:34.39ID:pIaX9J6A

オーディオ南海西田辺店の店員のなんとか大佐が必死で ぼったくりアンプ FMアコーステックスの宣伝してたり

オーディオ関係者はデマ流すだけだから出入り禁止にして欲しい

165名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:15:46.97ID:pIaX9J6A

今考えると、昔の QUAD とか NAIM とか C.R.Develppments は安い値段でいい音のアンプを出していたね

オーディオ関係者はそういう良心的な製品を目の敵にして嫌がらせしたから、輸入代理店の成り手がいなくなったんだ

166名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:16:30.57ID:2cNxfLBO

なんとか大佐?
パーマ大佐?

♪ある〜日 ネットの中〜
基地外に 出会った〜

167名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:19:01.53ID:pIaX9J6A

トラウトマン大佐だっけ?


169名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:21:47.94ID:pIaX9J6A>>170

何とかの KRELL とかいうのも ぼったくり製品ばかり宣伝してたね

日本人のオーディオ熱はこういう詐欺師が潰したんだ

170名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:24:00.33ID:98O1Fpwj
>>169
何がしたいのか分からんが、妬みまくるだけならオーディオ辞めてこの板から消えたら?

背伸びさえしなければ自分にできる範囲で色々楽しめる良い時代なんだけどなぁ


173名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:26:53.46ID:VxRO0LJA

オーディオ熱ってもふるい落とし」で大半が消えて厳選されただけだよ
デジタルを絡めた水準は明らかに上がっている
ただな
アンプは価格が1/5でもスピーカーと違って大差はないな、そこは悲しい
高級機材になって空気感出ればノリが減ってつまらなくなる場合もあるし

168名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:19:32.24ID:e1pfg2mI

ニュース速報+も完全終了っぽいw
「これのどこが速報ですか?」っていうツイッターソースとかひどかったのが
いまは速報記者のてきとーな疑問で>>1乱立できるらしいw
(韓国海軍レーダー問題火消し目的らしい

171名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:24:46.19ID:pIaX9J6A

【馬渕睦夫】メディアは「意図的」に洗脳している。マスコミの正体を暴露しよう - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=1UVE71XxbHk
___


【馬渕睦夫 河添恵子】「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露! NHK内部にまで浸透済みだ! 2018年12月17日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=SGKFLrySAHs

2018/12/16 に公開
馬渕睦夫 河添恵子氏の解説から

「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露!
NHK内部にまで浸透済みだ!
朝日、毎日をはじめとする新聞、NHK、TBSといった地上波テレビなど、既存メディアは、真実を見せなくなっているのではないでしょうか?
___

馬渕睦夫★日本のテレビから外国人スパイを淘汰しろ!
なぜ天皇陛下が農業するのか?その意味と譲位日程の秘密 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=DPaPO66OWBk&app=desktop


 
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0

172名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:25:45.74ID:pIaX9J6A

馬渕睦夫さんが明らかにしていますが

体制側=リベラル・グローバリズム・左翼=親ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


反体制側=反リベラル・反グローバリズム・民族主義・右翼=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


なんですね。

マスコミは国際金融資本が経営しているので、当然体制側(グローバリズム)に都合の悪いニュースは絶対に流しません。

というより、改竄・捏造してでっち上げたニュースをあたかも事実であるかの様に流布させています。 間違いを指摘されても絶対に訂正しません。


反ユダヤ、反グローバリズム、反共、反リベラルのヒトラーやサダム・フセイン、カダフィは今迄ずっと極悪人扱いされてきましたが、

ユダヤ資本が支配しているマスコミが現在でもシリア毒ガス兵器の様な悪質な捏造ニュースばかり流している事を考えると、ヒトラーやサダム・フセイン、カダフィについても、有る事無い事 根も葉も無い嘘とデマを撒き散らした可能性が高いです。

そうでなければ、ドイツ女性の熱狂的なヒトラー崇拝やサダム・フセイン、カダフィの自国民からの圧倒的支持を説明できないのです:

174名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:26:57.08ID:pIaX9J6A

第一次湾岸戦争時の「ナイラ証言」

アメリカ政府もメディアも、イラク攻撃の世論作りのために露骨な捏造と情報操作をおこなった。
世界が、みごとに嵌められてしまった。

「ナイラ証言」というのは、完璧な捏造であることがはっきりしている。
ナイラというクウェートの少女が、米公聴会で「イラクの兵士がクウェートの産院の乳飲み子を保育器からだし、
次々と床に叩きつけて殺したのを見た」と涙ながらに証言した。

しかし、後にこの少女は、駐米クウェート大使の娘で、ずっとアメリカにいたことが分かった。
つまり、証言は真っ赤なウソだった。この証言は、アメリカの広告代理店がシナリオを作り演出したものだった。リハーサルもきちんとしていた。もちろん、スポンサーはアメリカ政府以外にない。ただし、捏造がニューヨークタイムズで暴かれたのは、1年3ヶ月後のことだ。

この「ナイラ証言」が出るまでは、アメリカの世論は反戦が多数を占めていた。
しかし、この証言で世論は一気に会戦へと転じた。
周到に準備された、たったひとつの捏造が、世論を完璧に逆転させてしまった。
しかも、素人の少女のウソ泣きによって。

クウェートから逃げてきたとされる少女の証言だ。
そのクウェート人少女は、アメリカ議会の公聴会でこう証言した。

「サダム・フセインの軍隊が病院に乱入して、保育器から赤ん坊を取り出し、
床に叩きつけて殺した。私はこの目で目撃した」

 と、少女は涙を流しながら証言した。

 ところが、この公聴会での少女の証言は、真っ赤なウソだった。
 事前にアメリカの広告代理店が綿密なシナリオをつくり、何度もリハーサルをした上での証言だった。
当の少女が後に暴露した。

175名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:31:01.29ID:pIaX9J6A

マスコミでもオーディオでも専門家の言う事は殆どがデマで
金呉れる所を褒めて、金呉れないとこは貶す

しかし、そういう事実に気付く人は殆ど居ないし
俺みたいに真実を明らかにする人間は嫌われて排斥される

176名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:39:22.78ID:pIaX9J6A

菅野沖彦先生は亡くなられたけど、エレクトリは引き続き宜しくね。
エレクトリ以外の輸入品はすべてゴミなので買わないようにね:

株式会社エレクトリ|音響機器・映像機器の輸入商社
弊社取扱いブランド

AMPZILLA(アンプジラ):プリアンプ、パワーアンプ
Atacama(アタカマ):オーディオラック
ATC(エーティーシー):スピーカーシステム、プリアンプ、パワーアンプ
EMT(イーエムティー):カートリッジ、シェル、プリアンプ
FIRST WATT(ファーストワット):パワーアンプ
HEGEL(ヘーゲル):アンプ、CDプレーヤー、DAコンバーター
MAGICO(マジコ):スピーカーシステム
McIntosh(マッキントッシュ):プリアンプ、パワーアンプ、インテグレーテッドアンプ
MERGING(マージング):DAコンバーター
METRONOME(メトロノーム):CDプレーヤー、DAコンバーター、アンプ
NORDOST(ノードスト):AVケーブル
PASS(パス):プリアンプ、パワーアンプ、フォノEQ、スピーカーシステム
stst(エスティーエスティー):アナログプレーヤー
WesternElectric(ウェスタン・エレクトリック)):プリアンプ、パワーアンプ、CDプレーヤー、真空管
https://www.electori.co.jp/

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1544687900/l50

70. 中川隆[-13184] koaQ7Jey 2019年1月06日 10:14:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

ピュアオーディオの将来 Part3 [無断転載禁止]©2ch.net
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/l50

391名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:41:27.91ID:3tn8OS5l

オーディオ店主と宗教の教祖は全員嘘吐きだから
信じたら酷い目に遭うという話さ

392名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:42:49.63ID:LI2L3NeY

>>386
宗教が違う寺のお坊さんですら、助走をつけてぶん殴りそうな発言だな

最近の坊さんはキリスト教やらユダヤ等他宗教も勉強してるのも多いし、
信仰の対象では無いが尊敬している坊さんも結構いるそうな

その逆も然り(一部の宗派を除く)

393名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/05(土) 15:53:39.98ID:3tn8OS5l>>395

ある時、イエスが弟子たちを連れて街中を歩いていると一人の女性が民衆から石を投げつけられていた。

なぜこんなことをしているのかと、弟子が民衆の一人に問うと、

「この女は罪人だからだ」

と答えた。

それを聞いたイエスは民衆にこう言った。

「ならばしかたがない。続けなさい」

そしてこう続けた。


「ただし、一度も罪を犯したことのない正しき者だけこの女性に石をぶつけなさい」


民衆は、とまどい、やがて一人また一人とその場を離れ
石をぶつけているのはイエスただ一人だけとなった。


397名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 09:55:20.14ID:l2HekN9Z

ピュアオーディオ教を宗教法人登録して信者を確保する。
色々な宗派を分派しオーディオを広く世の中に広める。

398名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 10:06:33.84ID:pIaX9J6A

女性ボーカル教は色キチガイが集まるカルト

宗教とセックスにまみれながら子どもたちが育つ、新興宗教「神の子どもたち」

オカルト事件簿 「神の子どもたち」
 
 2005年1月9日、カリフォルニア州のブライスで、車の中で拳銃自殺をした男性の遺体が発見された。男性の身元はすぐに判明。リッキー・ロドリゲスという、アリゾナ州のツーソンで電気技師をする男だった。そして、リッキーのツーソンの自宅アパートには、のどをナイフでかき切られた初老の女性の残虐遺体があり、血だまりの中、息絶えていたという。

 リッキーは殺人を犯す24時間前、自殺する48時間前、元妻、友人、そして自分が育ったカルト教団「神の子どもたち」で育った元信者に向けて、告白ビデオを遺していた。これを見た警察は驚いた。「神の子どもたち」が、子どもにまで性行為を強要していたということ、教団の中で幼児性虐待を受けてきた子どもたちが大勢いること、自分たちは精神的に傷つき、死んだも同然の状態であることを、リッキーはビールをあおりながら、淡々と語り続けていたからである。

 リッキーは「復讐する必要性がある。正義の必要性があるんだ。やりたい(殺したい)からじゃない。もう、このままでは、やっていけない」と、虚ろな目で語りかけていた。ごくごく普通に見える青年、リッキーは、なぜ、老女を殺し、自殺をしたのか。そして、彼を追い詰めた「神の子どもたち」とは、一体、どのような教団なのだろうか。

 「神の子どもたち」は、1968年、バプテスト教会のカリスマ的牧師、デビッド・バーグにより、南カリフォルニアで設立された新興宗教である。父親も牧師であったデビッドは、「イエス・キリストの愛の言葉を広める」ことを目的に、「神の子どもたち」を立ち上げた。最初はシンプルなゴスペルなどで信者に「イエスの愛を」と説いていたが、ヒッピーが集まるようになると「フリー・ラブ」が大事だと説教するようになり、セックスにより信仰を深め、広めようと、スワッピングや乱交を推奨するようになった。スワッピングは子どもたちの目の前でも行われた。「イエス・キリストがお望みのこと」「喜ばしいこと」だと信者の子どもたちは教えられ、異様な環境の中、育てられたのだった。

 グルであるデビッドには、カレン・ゼルビーというお気に入りの女性信者がいた。彼女は、セックスをしてイエスの愛を伝えることにより信者を増やす「浮気釣り(FF)」という新しい福音伝道を開発。カレン自身も積極的にFFを行い、アメリカだけでなく、メキシコやフィリピン、日本でもFF伝道活動が行われるようになり、信者数は一気に増えた。そして、信者の1人だったウェイターの男性の赤ん坊を身ごもったカレンに、デビッドは自分の養子として迎えてあげようと伝えた。彼は、家庭的なイメージを欲しがっていたため、赤ん坊の誕生はグルとしての株を上げるチャンスだったのである。

 1975年1月25日、カレンは男の赤ん坊を出産。名前をリチャード・ピーター・ロドリゲスと名付けた。デビッドは、リッキーのことを自分の次に偉大な存在だとし、跡取りだと公言。デビッド、リッキー、カレンはまるで皇族みたいな崇高な存在だと見られるようになった。しかし、リッキーの幸せな幼少時代は、そう長くは続かなかった。デビッドとカレンは、リッキーを利用して、フリーセックス対象年齢を下げようと企み、幼児・子どもたちにも性行為を強要するようになったのだ。

 教団は、3歳のリッキーが1歳や2歳の女児たちとペッティングをしたり、大人の女性と性行為をする様子を撮影。762ページにもわたる子育て本としてまとめ、信者に配布した。

 1996年に教団を去り、現在ニューヨークでストリッパーとして働きながら薬物中毒と戦っているデヴィータは、ドキュメンタリー番組のインタビューで、

「リッキーと私は、次世代のデビッドとカレンになるように育てられた。私は5歳の頃からベッドでデビッド相手に、手淫やオーラルセックスをさせられたわ」

「12歳になった時、リッキーは自分の母親であるカレンとセックスするようになった。一つのベッドの右側で私とデビッドがオーラルセックスをし、左側でリッキーがカレンとインターコース(性交)をしている。これがイエスの望むハッピーファミリーだと教えられてね。教団の子どもたちは、宗教とセックスにまみれながら育ったのよ。1歳の赤ん坊にオナニーを教えたりもして、狂っているわ」

とぶちまけている。

 子どもと大人が交わるフリーセックス推進により、さらに信者が増えた「神の子どもたち」。しかし、多くの小児性愛者を引き寄せることにもなり、デビッドはインターポールから目をつけられるようになる。教団は、1986年、これ以上探られては困ると考え、子どもの性行為を一切禁じた。そして、その8年後には「FF」「乱交」を禁止。教団名も「ファミリー・インターナショナル」に落ち着き、1994年にデビッドが死去した後は、ポルトガルに拠点を置いていたカレンがリーダーの座に納まった。

 リッキーは19歳の時にハンガリーの教団コミュニティで出会った女性と一緒になっていたが、カレンとの同居生活を続けていた。信者たちは、デビッドの後継人だと教えられていたリッキーがカレンの言いなりになっていることに疑問を抱くようになり、1人、また1人と脱退していった。カレンの家では、教団では禁じられいてたスワッピングが行われており、リッキーは次第に母親に反発するようになる。そして、2000年。妻と共に教団を出て、元信者たちが多く住むアメリカの某地区へと移り住んだのだった。

 しかし、しばらくするとリッキーは元信者たちから次々と連絡を受けるようになる。教団の大人たちに仕返しをしてほしい、壊された精神をどうにかしてほしい、と訴えられるようになったのだ。幼児性虐待を受けながら育った子どもたちは、誰もが心に深い傷を負う。リッキーはそのリーダーとして立ち上がる義務があるのだ、という元信者まで現れた。この声を無視できなかったリッキーは、復讐を企て、妻と離婚。2004年の29歳の夏、アリゾナ州へと向かったのだった。

 リッキーが殺害しようとしていたのは、母親のカレンだった。しかし、教団ナンバーワンである彼女の居場所はトップシークレットであり、リッキーは手がかりさえつかめなかった。しかし、しばらくして、老人ホームに入居している祖父母を訪問したという情報を得て、ホームのある町へと移住。電気技師の職を得て、マーシャルアーツや射撃の練習をしながら、母親を待ち続けた。そして、その4カ月後、あの告白ビデオを撮影したのだった。

 リッキーが首を切り殺害したアンジェラ・スミスという女性は、母親の側近であった。彼女は、教団が制作した子育て本で、リッキーに性の手ほどきをする役としても登場している。しかし、リッキーが母親の居場所を知ることができたのかは、今となっては知る由もない。

 セックスにまみれた幼児期のおぞましい記憶を消そうと、薬物に逃げる教団で育った子どもたちはとても多く、23歳の若さでヘロインとコカインの過剰摂取で死亡した、リヴァー・フェニックスもそうだったのではないかと、元信者らの間では囁かれている。そして、今もなお、多くの者たちが、「神の子どもたち」でのおぞましい性的虐待の記憶に苦しみ、薬物・アルコール漬けになっていると報告されている。
http://happism.cyzowoman.com/2012/04/post_713.html


女性ボーカル教だけは止めといた方がいいよ

71. 中川隆[-13178] koaQ7Jey 2019年1月06日 17:00:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

401名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 14:36:58.62ID:gxx7y4Tr

おお、本物の底辺層が来てるな
空しい行為どれだけ繰り返しても、心は満たされないよw

402名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 15:26:25.26ID:pIaX9J6A

音楽を必要としているのは底辺層だけだよ

金有ったら音楽聴くよりキャバクラ行った方が楽しいだろ

403名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 15:55:07.46ID:pIaX9J6A

音楽好きなイギリス人は ARCAM の安物 CDP とプリメインみたいなのしか買わないよ

ウェストミンスターとか買うイギリス人は誰もいない

タンノイとかハーベスとかスペンドールは殆ど金持ちのアジア人向けの輸出品だ

404名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:09:34.73ID:pIaX9J6A>>405

YG と FM と dcS の1億円の装置で女性ヴォーカルみたいなアホ音楽しか聴かない日本のアホ成金

KEF と ARCAM の安物装置でヘンデルやモンテヴェルディを愉しむイギリス人

日本のオーディオマニアは情けない

405名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:22:29.13ID:MFGISQ6c
>>404
テキトーな事言ってんな
ソースを添えて提示しとけ
おめーのはタダの妄言だ

ソースって分かるか?

406名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:38:18.34ID:pIaX9J6A

さっき、トンカツソース使ったよ

407名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:39:40.28ID:pIaX9J6A

イギリス-ARCAM(アーカム)

ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。
エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、 英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台は ARCAM と呼ばれる程、
本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html


409名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:42:32.27ID:pIaX9J6A

EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。
市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。


408名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:41:35.21ID:pIaX9J6A

クオード303は電源フィルターに2000μF2本という英国的ケチ振りなんですね。
国産の安モノアンプだって10000μFが2本でしょ。デカくすると電源ON/OFFの
ポップノイズが大きくなりますからリレーが必要になります。リレーのコストを
上げたくないのでケチるんですね。ただ、あっちこっちに発振防止や周波数の
ためのCRを仕掛けたりの徹底振りも英国的。なので相対的に音は箱庭的になります。
合理的に単純化したアメリカアンプの豪放な鳴り方との対比は面白いですね。


410名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:44:49.14ID:pIaX9J6A

英国人という人種は日本人には理解しがたいほどの吝嗇家 (ケチ) な人種なので、
安物スピーカー ハーベスの20、30万クラスの HL-COMPACT、HL-5 ですら本国ではまったく流通しておらず、生産されるすべてが外国への輸出向けの高級モデルだったのです。

どうみてもチープな作りの QUADのアンプ、あれは物量 (コスト) によって制限された製品です。

音質配慮によって決められたのではなく、あれが英国内で当時製品化できる物量の仕様だったのです。

QUAD ESL を中古で買ったサラリーマンのオーナーが英国のショップに問い合わせをした際、店主に 「ESLを使っているのに、城に住んでないのか!?」 と驚かれた笑い話があるほどです。

逆に云うと伝統的に英国エントリークラス製品は熾烈な競争によって磨かれ、異常な高水準です。

昔、テクニクスのエンジニア達がエントリークラスのプリメインアンプを製品化する際に、英国人の有名アドバイザーに試作機の意見を求めたところ、渡されたスコアシートが真っ赤になったほど、厳しい要求を突き付けられたそうです。

411名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:47:50.98ID:pIaX9J6A

英国人、今も白黒テレビを視聴 7000世帯超
2018.11.09 Fri posted at 12:59 JST


ロンドン(CNN) 英国の団体「TVライセンシング」は9日までに、国内の7000世帯以上が今でも白黒テレビを利用しているとの調査結果を発表した。英国でカラーテレビの放送が始まったのは50年以上前。

白黒テレビの受信許可証が最も多く交付されている場所は首都ロンドンで、1768枚に上る。これに続きウエストミッドランズで431枚、北部のグレーター・マンチェスターで390枚となっている。

白黒テレビの受信許可証は近年、発行数が落ちている。2000年は21万2000枚だったが、15年には1万枚を割った。

TVライセンシングの広報担当者は声明で、英国内のテレビの半数以上は現在インターネットに接続されていると指摘。これを踏まえると、「白黒テレビでお気に入りの番組を視聴する世帯が7000以上も残っているのは興味深い」と述べた。

英国では、テレビ中継の視聴や録画には許可証が必要となる。カラーテレビの許可証は150.50ポンド(約2万2400円)と、白黒テレビの3倍の額になっている。

412名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:51:10.93ID:pIaX9J6A

タンノイ(イギリス)の創設者の「ガイ・R・ファウンテン」氏が一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していたという話。

「彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。
システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです。(笑)」

(そういえば「ニッコー」とかいうブランドのアンプもあったよね〜。懐かしい!)

「てっきり私たちはオートグラフをお使いになっていたと思っていたのですが、そうではなかったのですか・・・・」と瀬川氏。

「これはファウンテン氏の人柄を示す良い例だと思うのですが、彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。
その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、
またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。」

「つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にしなかったようです。〜以下、略」


414名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 16:56:26.49ID:pIaX9J6A

今考えると、昔の QUAD とか NAIM とか ARCAM とか C.R.Develppments は安い値段でいい音のアンプを出していたね

オーディオ関係者はそういう良心的な製品を目の敵にして嫌がらせしたから、輸入代理店の成り手がいなくなったんだ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/l50


72. 中川隆[-13177] koaQ7Jey 2019年1月06日 17:13:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

415名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:00:43.79ID:gxx7y4Tr
>>414
具体的にはどんな嫌がらせ覚えている?
関係者って誰?オーディオ評論家のこと?ショップ?

個人的には良心的な製品という評価がよくわからないな
すべて価格なり、安くて良い製品なんて無いよ


416名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:06:25.58ID:pIaX9J6A
>>415
>具体的にはどんな嫌がらせ覚えている?


QUAD ESL57 に合うアンプは QUAD44+QUAD405 しかないというのが今でも定説だけど
菅野沖彦さんとか何時も QUAD44+QUAD405 の事をダメアンプだと扱き下ろしていた

真空管アンプの傑作 QUADU についても滅茶苦茶悪口言ってた

それで QUAD のアンプは売れなくなったんだ

417名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:11:54.36ID:pIaX9J6A

QUAD ESL57 は今でもスピーカー史上で最もいい音だというのが定説だけど

菅野沖彦さんは何時も どうしようもないダメ・スピーカーだと悪口言ってた

不出来で評価が低かった QUAD ESL63 が出た時には

QUAD ESL57 より遥かに良くなった
オーケストラは無理だけど、ギター伴奏のヴォーカル程度ならこれでもいい音で聴ける

と言って、柳沢さんが呆れていた。

73. 中川隆[-13176] koaQ7Jey 2019年1月06日 17:58:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

418名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:26:11.83ID:pIaX9J6A>>420

ステレオサウンドの評論家が全員、英国製品の事を何時も、箱庭的だ、箱庭的だと繰り返していたから、

QUAD とか NAIM とか ARCAM とか C.R.Develppments は全然売れなくなったんだよ

419名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:30:17.14ID:pIaX9J6A

菅野沖彦先生は亡くなられたけど、エレクトリは引き続き宜しくね。
エレクトリ以外の輸入品はすべてゴミなので買わないようにね:

株式会社エレクトリ|音響機器・映像機器の輸入商社
弊社取扱いブランド

AMPZILLA(アンプジラ):プリアンプ、パワーアンプ
Atacama(アタカマ):オーディオラック
ATC(エーティーシー):スピーカーシステム、プリアンプ、パワーアンプ
EMT(イーエムティー):カートリッジ、シェル、プリアンプ
FIRST WATT(ファーストワット):パワーアンプ
HEGEL(ヘーゲル):アンプ、CDプレーヤー、DAコンバーター
MAGICO(マジコ):スピーカーシステム
McIntosh(マッキントッシュ):プリアンプ、パワーアンプ、インテグレーテッドアンプ
MERGING(マージング):DAコンバーター
METRONOME(メトロノーム):CDプレーヤー、DAコンバーター、アンプ
NORDOST(ノードスト):AVケーブル
PASS(パス):プリアンプ、パワーアンプ、フォノEQ、スピーカーシステム
stst(エスティーエスティー):アナログプレーヤー
WesternElectric(ウェスタン・エレクトリック)):プリアンプ、パワーアンプ、CDプレーヤー、真空管

420名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:30:58.84ID:jZOXfOil
>>418
一日中書き込んでいるけど
結局何が言いたい?

421名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:39:37.62ID:pIaX9J6A

QUAD とか NAIM とか ARCAM とか C.R.Develppments が一番お買い得だという話だよ

422名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 17:51:13.85ID:pIaX9J6A

それから、成金が出て来る様になった社会の深層かな :


【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第2回「日本解体!
ディープステートによる日本のグローバル化、その尖兵としての霞ヶ関官僚」[桜H30-12-27] - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=tOqOn3ttvPg


2018/12/27 に公開

既成概念にとらわれない大きな視座で国際情勢を俯瞰し、ぶれることのない日本の軸を示し続けている馬渕睦夫氏。
閉ざす門を一度解き放つことによって見えてくるものがあるように、物事の本質を見極める言葉と思考を、対談を通じて伺います。

出演:
 馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
 水島総(日本文化チャンネル桜代表)

____



【経済討論】日本と世界経済の行方 2019[桜H31-1-5] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-2jIEzJFMUg&feature=youtu.be

2019/01/05 に公開
◆経済討論−日本と世界経済の行方 2019

パネリスト:
 安藤裕(内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官・衆議院議員)
 金子洋一(前参議院議員)
 島倉原(経済評論家・株式会社クレディセゾン主任研究員)
 藤井聡(京都大学大学院教授)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 武者陵司(武者リサーチ代表・ドイツ証券グループアドバイザー)
 渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総

____

グローバル化すると日本自体が解体されて中国小日本省みたいになってしまうのですね。
それは航空機で欧米に数時間で行ける時代だから、海外との輸出入も旅行も技術交流や留学も簡単になった。
コカコーラやネスカフェやマクドナルドは世界中どこでも手に入る様になった。

しかし、それはあくまでも国際化であってグローバリズムとは関係ない

移民を入れたらチャイナタウンとかモスクを中心とするイスラム人居住区みたいな国家内に別国家ができてしまうので、唯の国際化とは次元が違うものなんですね。

国際金融資本は単に利潤を最大化したいだけなので、

・言語はすべて英語に統一して、それ以外のローカルな諸言葉はすべて廃止する
・民族ごとに違う習慣や伝統はすべて止めさせて、世界標準の生活様式に統一する
・賃金は民族によらず、すべて同一作業同一賃金にする
・健康保険や年金等の社会保障は中国やベトナムと同水準にして小さな政府を実現する

という環境を作りたいのです。

74. 中川隆[-13171] koaQ7Jey 2019年1月07日 06:55:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22219] 報告

425名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 18:33:11.18ID:jZOXfOil
>>422
君自身がこうあるべきとするcodeと現実の世界がマッチしていない
その不満をぶつけている

426名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 18:35:41.20ID:p5VcV6Ei

今日何気に本屋に行きオーディオ書籍のある棚に行ってみたが、例によって相変わらず立ち読みしてるのは老人だったな。

427名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 18:43:24.35ID:pIaX9J6A>>428

若ければオーディオより風俗に金使った方がいいからな

428名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 18:52:28.73ID:jZOXfOil
>>427
狂気を纏って
本当の自分から逃げているだけ

429名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 18:54:09.87ID:p5VcV6Ei

確かに歳食ってからの風俗は感動が少ない。

430名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/06(日) 19:13:03.67ID:q+Hfnokn

ここに一日に何度も書き込んだり、駄文ブログを毎日または一日何度も更新する
かまってちゃんがオーオタには多すぎ。

75. 中川隆[-13080] koaQ7Jey 2019年1月11日 18:40:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222] 報告

431名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 08:08:01.60ID:ckrUXS8O

マーケット規模的にはメーカーが多過ぎ

432名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 11:46:35.51ID:tiMRzbIS

只でやると言われても断るダメ・スピーカー

B&W
JBL
タンノイ
マジコ
YGアコーステックス


オーディオ南海西田辺店の店員のなんとか大佐が必死で ぼったくりアンプ FMアコーステックスの宣伝してたり

オーディオ関係者はデマ流すだけだから出入り禁止にして欲しい

433名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 11:48:16.29ID:tiMRzbIS>>437

今考えると、昔の QUAD、 NAIM 、ミュージカル・フィディリティー とか C.R.Develppments は安い値段でいい音のアンプを出していたね

ステレオサウンドやオーディオ関係者はそういう良心的な製品を目の敵にして嫌がらせしたから、輸入代理店の成り手がいなくなったんだ
何とかの KRELL とかいうのも ぼったくり製品ばかり宣伝してたね

日本人のオーディオ熱はこういう詐欺師が潰したんだ

政治でもオーディオでも専門家の言う事は殆どがデマで
金呉れる所を褒めて、金呉れないとこは貶す

しかし、そういう事実に気付く人は殆ど居ないし
俺みたいに真実を明らかにする人間は嫌われて排斥される


434名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 11:51:22.06ID:tiMRzbIS

音楽ファンがいい音だと思うスピーカーは

ローサー
グッドマン
ワーフェデール
ジョーダンワッツ
QUAD ESL57
ソナスファーベル ガルネリ・オマージュ
ハーベスHLコンパクト オリジナル
スペンドール BCU

の様なあまり高くないものばかりだよ。

435名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 12:02:01.76ID:tiMRzbIS

一番不思議なのは、ハーベスでもソナスファーベルでも QUAD でもすべて同じだけど

最初安い値段で物凄いいい音の製品を出していたのに、アホ評論家に箱庭的だとか、周波数レンジが狭いとか、すぐ壊れるとか、滅茶苦茶な言い掛かりを付けられ袋叩きにされ、段々平凡で普通の音に変わっていった事だ

コストダウンだけが原因ではなく、同業他社に部品供給を断られたり、嫌がらせされるんだろうな

436名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 12:04:39.49ID:tiMRzbIS

因みに QUAD の静電型スピーカーは振動膜を頑丈なものに変えてから聴くに堪えない酷い音になった

437名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 12:14:50.31ID:TeYDDGbr
>>433
まあ当たらずと言えども遠からず、騙す悪党も居れば、騙されるバカもタ−クさんいる現実はどう
しようもない。悪党を暴けば腹を立てるのが騙される奴、こういうバカも経済を回す「お客さん」
だから、あんまり腹立てないで大事にしてやろうじゃないの。

438名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:10:22.01ID:TeYDDGbr>>441

オカルト商品なんか皆これ。親切に「これはインチキ」と教えてやっても反対に怒り出し、悪徳商人擁護の狼煙を挙げる。「ケーブル論争」見れば明らかじゃないか、馬鹿が多い事、そういうバカ程 真実を認めず猛り狂うのだ。

441名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:20:03.96ID:ttC8OJdf
>>438
理解できないからといって否定すな低脳、更に未来がなくなる


439名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:13:13.91ID:TeYDDGbr

こういうバカ相手にしてれば「ピュアオーディオの将来」なんて真っ暗!

440名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:19:42.80ID:tiMRzbIS

魅惑の「オーディオ実験」〜純銀製SPケーブル〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年01月07日

昨年末のこと、「仕事中なのでゆっくり試聴できませんが」と、慌ただしくお見えになりすぐに去っていかれたオーディオ仲間のYさんが置いていかれたのが新品の「純銀製のSPケーブル〜2m〜」だった。

「100時間ほどエージングが必要とのことですが、試聴してみてください。」

      

左側が容れてあった箱で、右側が現物(片チャンネル分だけ撮影)。

アメリカからわざわざ取り寄せたというもので定価47万円を年末セールで2割引きで手に入れられたとのこと。おっと、「2割引き」は言わずもがなかな(笑)。

「へえ〜、ケーブルにそんなに大枚のお金をつぎ込むなんて世の中にはもの好きがいるもんだねえ。」と、本心を押し隠して(笑)、試聴してみると驚いた。

中高音域に独特の艶というのか「あでやかさ」が出てきて、ことにヴァイオリンの音色が瑞々しくて振るいつきたくなるほど色気がある。

こんなに音が良くなるのなら「同じものを絶対買わねばと」思ったほどだが、1週間以上経った今日においてはやや衝撃が和らいできて「もっと安ければ購入するんだが」と、諦念に変わっていった(笑)。

そもそもアンプの出力端子からSPユニットの端子までがすべて銀線コードで統一できればいいのだが、SPユニットの端子(半田付け)から箱に付属したSPターミナルまでは銅の単線を使っているので単に部分的な効果に過ぎないことも一つの理由だ。

逆に言えば、部分的な接続にもかかわらず純銀製ケーブルの効果があったことを認めざるを得ないのも事実。

我が家のSPケーブルについてはこれまでは安物の「銅の単線」(直径0.8mm)を使っており、ついぞ不満を感じなかったものの、今回の純銀線ケーブルによって大いにショックを受けてしまった。

SPケーブルの効果恐るべし!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec750452941438c3cebedf413a733107

442名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:25:11.84ID:tiMRzbIS

アンプの音色は内部配線のケーブルですべて決まるというのが定説だよ

上杉アンプみたいに安物ケーブルを使っていたらまともな音にならない:

もう故人となられた某管球アンプメーカーのアンプの内部配線を自分なりに考えて見ると、材料(ケーブル・半田材等)については全くのど素人だと感じました。

「何も疑問を持たない電気技術者」を地で行っている様に感じた。

具体的に、アンプ内部の「グランドライン」は綺麗に見せる為に、むき出しの単線を多用されている。

しかし、材料や方法の分野ではほとんどど素人状態である。

何も実験をしなかったのか?疑問に思わなかったのか?・・・技術者の基本が出来ていないと感じる。

そんな方の作ったアンプが雑誌でもてはやされ、高額な値段で取引されている。

名も無い方の非常に考えて作られたアンプの方がよっぽどましだと「管球アンプ」を触っていた時に思った。

一つの機械を作る時は、4M(マン・マシン・メソード・マテリアル)で考えるのが鉄則である。その鉄則を守らない技術者がいくら見かけの良いモノを作っても「本質」は良く成らない。

オーディオの本質は「音質」である。「音質」に目標グレードを置いて開発しなければ無意味な機器を生産する事になる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8daa45309d2187061973c9c764ceb058

443名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:26:32.14ID:tiMRzbIS

上杉アンプみたいに安物ケーブルを使っていたらまともな音にならない _ 2:

新藤ラボラトリー 300Bsingle が製作された当初は電源部への物量の贅沢さが半端では無く、

スピーカーターミナルは米クルカ製、配線材や電源コードは米ベルデンで、

何処かの評論家の名前だけ有名な真空管アンプのように針金だけのご粗末配線では無く、人間の血管のように、適材適所の太さのより線や単線を用いて、米シカゴ・キースター製のハンダで製作されております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p635868031

444名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:32:01.99ID:tiMRzbIS

上杉アンプみたいな値段だけ高い粗悪アンプを推薦していた菅野沖彦とかステレオサウンドの評論家を誰も糾弾しなかったのは何故かな?

日本のガレージメーカーでウエスギみたいな酷いアンプ作っている所は一つもないよ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/l50

76. 中川隆[-12970] koaQ7Jey 2019年1月16日 09:45:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告


457名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 10:14:28.83ID:SNiUinBB

そもそも、ヨーロッパ貴族は BGM的にクラシックを聴いていたんだよ

デッカ・デコラ とか ジョーダン・ワッツ ステレオーラ とか貴族しか買えない最高級品でもBGM専用機というのが有るからね


460名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 10:20:53.21ID:SNiUinBB

YG+FM+dCS の1億円のシステムで女性ヴォーカルや紅白みたいなアホ音楽を真剣に聴いている日本の成金と

デッカ・デコラでヘンデルやモンテヴェルディをBGM的に流しているイギリス貴族と

どっちが知性が上かだよね

462名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 10:29:22.54ID:VdyF+2zm>>464

音質向上に知性や経験は必要だか聴くジャンルでバカにするのは筋違い、最高音質でエロ動画見てる奴カッコいいと思う


464名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 10:52:54.26ID:SNiUinBB
>>462
>聴くジャンルでバカにするのは筋違い、

ドストエフスキーの読者と探偵小説の読者の知性が同じだと思うバカは一人もいないだろ

465名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 10:55:05.76ID:SNiUinBB

まあ、IQ が高いか低いかで人間の優劣を判断するのは良くないんだけど

文学や芸術や科学は IQ が高い人にしか理解できないからなあ

466名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 10:57:51.29ID:SNiUinBB

IQ 低い成金がオーディオを買う時は

物理特性や原音に近いかどうかだけで判断するから

YG とか マジコみたいな どうしようもないダメ・スピーカーを買いたくなるんだな

467名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 11:00:45.67ID:SNiUinBB

YG や マジコ使ってるアホ成金は

ゴッホやセザンヌの絵より、同じ場所から撮った写真の方が
分解度や色彩感が正確だから、優れていると思ってるんだな

468名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 11:09:32.05ID:RoEgRcLj

ここまでのどちらの意見でも、どのような認識でも
ピュアオーディオのバブルはもうこないという見通しになることに遺憾の意

469名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 11:11:05.18ID:j3A3WhrP

オマエラがピュアオーディオの将来を指示している

470名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/12(土) 11:20:18.00ID:SNiUinBB

YG や マジコを何千万円も出して買うより 中古品で

デッカ デコラ 200万円

QUAD ESL57 18万円

を買うのが正解

しかし、音がわからないアホ成金は YG や マジコの方を買うんだよな


491名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 10:30:07.67ID:kQlv1nTe>>495

せめて国産だけでも、そのスピーカー専用のアンプ発売しなきゃ、基本どんなSPでも鳴らせる設計じゃコスパも出音もたいした製品にならない
つか、アンプ聴き比べできるの東京名古屋大阪以外は勘で購入なんてありえへん、ネットで聞いても結局試聴ありきじゃ拡販は無理


492名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 10:38:57.86ID:0TXolKeK

初代stax は78dB の静電型スピーカーと専用のアンプを出していて、
欧米の専門家から世界最高の音質と言われていたけど

菅野沖彦やステレオサウンドの評論家が完全に黙殺したので、日本では全く売れなかった

日本からいくら物凄い傑作が生まれても、エレクトリみたいに日本の評論家に金積まないと売れないんだ

493名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 10:44:07.35ID:0TXolKeK

菅野沖彦先生は亡くなられたけど、エレクトリは引き続き宜しくね。
エレクトリ以外からの輸入品はすべてゴミなので絶対に買っちゃダメだよ:

株式会社エレクトリ|音響機器・映像機器の輸入商社
弊社取扱いブランド

AMPZILLA(アンプジラ):プリアンプ、パワーアンプ
Atacama(アタカマ):オーディオラック
ATC(エーティーシー):スピーカーシステム、プリアンプ、パワーアンプ
EMT(イーエムティー):カートリッジ、シェル、プリアンプ
FIRST WATT(ファーストワット):パワーアンプ
HEGEL(ヘーゲル):アンプ、CDプレーヤー、DAコンバーター
MAGICO(マジコ):スピーカーシステム
McIntosh(マッキントッシュ):プリアンプ、パワーアンプ、インテグレーテッドアンプ
MERGING(マージング):DAコンバーター
METRONOME(メトロノーム):CDプレーヤー、DAコンバーター、アンプ
NORDOST(ノードスト):AVケーブル
PASS(パス):プリアンプ、パワーアンプ、フォノEQ、スピーカーシステム
stst(エスティーエスティー):アナログプレーヤー
WesternElectric(ウェスタン・エレクトリック)):プリアンプ、パワーアンプ、CDプレーヤー、真空管

494名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 11:33:07.58ID:ORczZynw>>496

ラジカセやレコードプレーヤーで音楽聴くと
不満が出る
オーディオ機器揃えると劇的に音が良くなった
音楽媒体もレコードやテープだから
取っ替え引っ替えが当たり前だったけど
デジタルになって音もそこそこ良くなれば
普通の人は満足だし音楽を沢山入れられて
自由にセレクトできればわざわざCDやDVDに
場所をとられて出してセットしてしまって
なんて面倒くさいことしたくない
オーディオ機器があればBluetoothで
飛ばしてスピーカーで聴ける
これからのオーディオはそういう方向に行くこと
は否定できないんじゃないか

496名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 12:15:35.86ID:kQlv1nTe
>>494
デジタルになってピュア的には逆に手間も金もかかるけどな

500名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 13:04:40.21ID:CvTlnjiN

アニオタ相手に高額イヤホンを売るのが主流になるのではないかな。
ツイッター見てるとオーディオに金使ってる人はほぼ確実にアニオタ。

501名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 13:13:38.18ID:0TXolKeK

ヘッドフォンやイヤホンで1年間も音楽聴いていると耳鳴り・聴覚障害になって
医者にかかっても永遠に治らない

502名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 13:16:04.45ID:A+5+Ra3J

10年後のオーディオ市場
1.一般人は音源スマホとBluetoothスピーカー。
2.ちょっとオーディオ好き一般人ならBluetoothレシーバー付きデジタルアンプをテレビと組み込み合わせ、スマホ音源と併用。
3.オーディオマニアはアナログアンプでテレビとは別に使用。

1と2はシンプルで機材点数が少ないので安価。
ネットワークは3は買うが2は買わない?
アナログアンプ自体がステータスでなくマニア専用のものに。アナログアンプはBluetoothと相性が悪く、一般人に相手にされない。
DAC内蔵アナログアンプなど何とか生きていそう。

503名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 13:22:20.85ID:0TXolKeK

スマホも WiFi もBluetoothスピーカーも電磁波障害で脳腫瘍や癌になるからはやる訳無い

504名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 15:16:07.10ID:A+5+Ra3J>>505>>510

CDPやネットワークプレーヤーを売りたいオーディオメーカーにとって、スマホとBluetoothで音源を完結させたいライトユーザーは頭痛のタネだと思います。
相手にするかしないかは重要な経営判断。マニア相手のマーケットは小さ過ぎる。

510名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 21:18:33.11ID:his5o0fJ
>>504
CDPは今後も数は売れない気がするがなあ。
と言うか今はDAC以降に高額なシステムを組んでいても
音源を収めてるのはNAS等のマスストレージでネットワークプレーヤー
を介して聞いてるのが結構いるのでは?


506名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 15:50:51.06ID:0TXolKeK

ワンルームマンションでは本棚1ケ置くのがやっとだから、ブックシェルフ・スピーカーなんて無理なんだよ

パソコン付属の1900円のスピーカーで聴くしかないな


512名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 07:39:40.34ID:YpM8a+5P

大編成をホログラムのように形成しつつ低音パートのあるべき位置から音が出るようにするのはお金がかかるのよ

513名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 10:55:30.00ID:la8yWgKa>>516

人々は音楽を聴かなくなった


514名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 11:32:45.16ID:S+FPSEl6

聴くような音楽が無くなった

515名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 11:59:25.18ID:E6ezDpnU

モーツアルトやベートーヴェンの名曲は余程の名演でなければクラシックファンは聴かない

昔はフルトヴェングラーの新しいライブが出る度に買っていたファンが沢山居たけど
最近の演奏家でそれだけの名演をする人は一人もいないから、聴きたいものが無いんだ

女性ボーカル聴くより、風俗行って生の声聞いた方がいいしね


518名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 13:58:05.93ID:CDSSZnBf>>524

昔はとか最近はって今より昔の方が良かった事例など全ての分野において何ひとつない事実

519名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 16:12:58.52ID:td6MQvHu

ソースがデジタルになったころ、デジタル対応とかいって商売ネタ
今、ハイレゾ対応。
対応することあんの?
するようなことしてから衰退が始まった。
それ以外、技術的に革新的な進歩ってあったの?
人間の感性は、それにともなって向上したのか?
100万以上するゴールドムントのCDPのの中身が1万円のパイオニアのCDPだったってどんだけ馬鹿にしてるのよ。

520名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 16:23:39.61ID:yf95yE9Q

本当に革新的なものは、
オーディオメーカーが
作りたくないモノ。

521名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 16:26:42.39ID:M4u2ImU3

音はメカだけでは決まらんよ
電源でも端子でも筐体でも音は変わる

ヴァイオリン一つも忠実に録音再生できてないのに
進歩を止めて衰退とかされては困るんだよな

522名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 16:40:30.88ID:CDSSZnBf

未だにGTRが最速だと言い張る人には何を言っても、、

523名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 16:44:00.85ID:S+FPSEl6

GTOに決まってんだろ

524名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 16:54:50.39ID:E6ezDpnU
>>518
>昔はとか最近はって今より昔の方が良かった事例など全ての分野において何ひとつない事実


ウェスタンのアンプよりいいのはまだ出てないだろ

531名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 23:08:42.07ID:YpM8a+5P
>>524
肉声を出すには最適なのは認める
いかんせんレンジが狭すぎるし仕方なく足した低域がモノラルでは低音パートの定位が出ないしオケが聴けない


  
488名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 10:21:39.25ID:0TXolKeK

スーパーCD より LP の方が遥かに音いいし

アンプでもスピーカーでもウェスタンよりいいのは一つも出てないし

最新で1930年代のより音が良くなった製品は一つもないんだよ

489名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 10:23:20.41ID:0TXolKeK>>497

俺は毎日、昔のビクターの安物の小型手廻し蓄音機で
ブルーノワルターやワインガルトナーのSP盤を聴いてるけど
それよりいい音を聴いた事は今迄一度も無い

オーディオは70年前から全然進歩してないんだ

497名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 12:51:51.36ID:Oi3+jGrf
>>489
そう思ってんのなら蓄音機で聴けばいい
私はしっかりと進化しているように見受けられる


490名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/13(日) 10:29:38.78ID:0TXolKeK

現時点で簡単に手に入る一番いい音はこれかな:

・ Western Electric WE555 Driver (1926)
http://mikami.a.la9.jp/audio/starplayer/starplayer.htm
http://mikami.a.la9.jp/audio/we555_r1/we555_r1.htm
http://mikami.a.la9.jp/audio/we555_r2/we555_R2.htm
http://mikami.a.la9.jp/audio/expr2023/expr2023.htm

・ G.I.P.Laboratory GIP-555 - 555W : WE555 ドライバーのレプリカ
http://www.gip-laboratory.com/seihin555.html

・G.I.P.Laboratory Western Electric WE555 のレプリカ・ドライバーを使ったスピーカーシステム

@) G.I.P.Laboratory GIP-12A horn system : Western Electric WE555 のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法: W:1143 × H:1715 × D:1194, 片チャンネル重量 92kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin12system.html


A) G.I.P.Laboratory GIP-30154 horn system : Western Electric WE555W のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法: W:1735 × H:1336 × D:660, 片チャンネル重量 280kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin30154hornsystem.html


525名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 18:25:52.46ID:Hjip2HxC>>526

スピーカーは解析技術のせいかすごく進歩していると思う
特にトールボーイタイプ
これをテレビの両脇において
映画もテレビもyoutubeもピュアオーディオと同時に楽しめる

好きな音楽を聴きながらyoutuberの人の温泉動画を見てると温泉でリラックスしている気分になります


526名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 18:47:35.63ID:Hjip2HxC
>>525
4k動画で素人でもNHKに負けない動画が撮影できる
本人が好きなこと、楽しいことを情熱をこめて伝えようとするyoutuberが爆発的に増えている
ということがあるので、
美しい自然とか観光地とかお散歩動画とかキャンプとか温泉とか巨大重機とかの動画を見ながら
音楽を聴くことができます

527名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 19:06:31.17ID:E6ezDpnU>>528

温泉動画聴くのに1億円の装置が必要か?


529名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 20:08:49.62ID:E6ezDpnU>>530>>532

パソコン付属の1500円のスピーカーで十分だろ

530名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/14(月) 21:18:47.91ID:Hjip2HxC
>>529
それで不満が無いというのならそれでいい

ただせっかく高品質の機器が手ごろな価格で入手できる環境にあることにも気づいてほしいとは思います


532名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 18:34:32.89ID:sluNdOy3
>>529
Bluetoothスピーカーでも十分。
PCがBluetoothを発信するか
事前の確認が必要ですが。
小音量なら大差ないですよ。

533名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 19:06:34.77ID:qzNJ22Pl

TVの音声としてなら 16p2WAY程度で十分。
ハリウッド映画でバンバン爆発するなら+20pサブウーファーで十分。
ROCKやPOP、アイドルのライブ映像流すのでも16pの時点で十分。
クラシック流すとなると・・・30p3WAY以上が欲しくなる。
そして30p3WAYとか使うと・・・普段のTV用音声としては低音うざすぎて邪魔くさい。

534名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 19:16:26.01ID:AVTHvb+6>>542

最近の20cm2発なら、598スピーカー全盛期の30cmよりも低域が充実してるんだよなぁ

結構高いけど

542名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 00:14:45.94ID:RCdE/Epb
>>534
カタログスペックで どれだけ周波数が下に伸びてても、
2発使ってても 20pは20pの音しかしないよ。

だからこそ (低音うざすぎて)使いにくくてほろんだ30p3WAYの代わりになれてる。

535名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 19:22:21.79ID:pJp3Admg

この連休近畿地方のヨドバシのオーディオコーナー行ってきたけど、ピュアオーディオコーナーに人が全然居なくて、この市場終わってるなぁと思った。
そりゃ、日本のメーカーも新製品出さないわw Bluetoothスピーカーに新規のお客さんが完全に食われてる。ガチで衰退するやろww


537名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 21:28:46.96ID:sluNdOy3

家の近くにヨドバシあるけど、オーディオ売り場は雑然として売り物も少ない。何も置いてない棚がいくつもあり、人がいる様子もない。カタログは散乱してるし、改装中の工事現場みたいだった。消滅しそうな雰囲気だった。

538名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 21:35:40.45ID:+q1D67KR

オーディオファイル=フルトヴェングラーのファン
女性ヴォーカルのファン=風俗マニア

なんだよ


フルトヴェングラーを聴いた事もないアホが高いオーディオ買う訳ないだろ

539名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 22:09:13.93ID:yD5HkWVm

フルベンなんか聞いたら、高いオーディオなんてアホクサw
ってなるだろw
オーディオが良くなって有難みが増すのは、ワルターとかセル辺りからかな?

540名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/15(火) 22:28:55.92ID:+q1D67KR

クラシックファンというのは要するに、

フルトヴェングラー - ベルリンフィル のティンパニの轟きを聴きたいだけなんだ

だから、周波数レンジは 100Hz - 4000Hz さえ出れば十分なんだ

WE91B やオートグラフ は大体そのレンジだから 300B や昔のタンノイが人気有るんだ


543名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 07:09:26.60ID:MVrFLGtV>>544

クラシックファンは

Wilhelm Furtwängler Coriolan, overture - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QoultibNlus

Beethoven - Symphony n°7 - Berlin - Furtwängler 1943 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-CNrGqHKoa8

Beethoven - 9ª Sinfonia - completa - gravada em 1942 - Furtwängler - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jJMSxjgqqdA

のティンパニが凄絶に鳴ってくれる装置が欲しいだけなんだ。

だから今でもクラシックファンにはオートグラフやヴァイタボックス コーナーホーンが断然人気で

YG や マジコや B&W は洟も引っ掛けられないんだ

544名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 07:11:05.72ID:l7AgVfrs
>>543
クラシックファンだけど、そういう決めつけやめてくれない?

546名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 07:23:11.45ID:MVrFLGtV

>>544
>クラシックファンだけど、そういう決めつけやめてくれない?

カラヤンとかポリーニ聴いてるアホ・クラシックファンについてはわからない

演奏の違いが判らないんから、オーディオの優劣もわからないんだ


545名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 07:20:54.84ID:MVrFLGtV

クラシックファンのオーディオマニアは要するに、

フルトヴェングラー・ベルリンフィル のティンパニの轟きを聴きたいだけなんだから

周波数レンジは 100Hz - 4000Hz で十分なんだ 。それより広がると響きが薄くなって凄絶さが無くなる。

クラシックファンのオーディオマニアに一番人気が有るアンプはウェスタンの WE91A、WE86B、WE124 

1937年ということでWEの映画システムのトランスがほとんど載っています。

特に91アンプは入力トランスの285Aも出力トランスの171Aも、ともに100〜6000Hzの再生帯域なのでその間にどんなに広帯域の高NFBアンプを持ってこようと特性はトランスによって決まってしまいます。


Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40〜10000 Hz
WE91 : 50〜 8000 Hz

なにせ入力トランスも出力トランスも100〜6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html


547名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 08:17:42.95ID:MVrFLGtV

クラシックファンのオーディオマニアは誰でも同じだけど

ピアノなら

Vladimir Horowitz - Chopin Ballade No. 1 (live 1946) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KG1VSAWQNJk

mussorgsky Pictures at an Exhibition, Horowitz (1951) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=llr9zcPTjGo


の低音が凄まじく鳴って欲しいだけ。

周波数レンジは 100Hz - 4000Hz で十分
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/

77. 中川隆[-12966] koaQ7Jey 2019年1月16日 12:39:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告

CDのスペクトラム(周波数帯域) Uploaded Jan.28th,2010
http://web1.kcn.jp/oshikuma_lab/theatertopics4.html


市販CDソース(新旧)の中から優秀録音と思われるものを含めてそのスペクトラムを調べて各々のソースに必要とされる帯域とそのピークエネルギ−に対する情報を得ることにする。測定は各ジャンル毎に分類して行った。測定サンプル数は多くないが傾向を把握することができる。詳細な測定結果を次に示す。

1) オーケストラのスペクトラムは全帯域(35Hz-20kHz)にわたり概ね一様となっている。フルバンドジャズやフュージョンのスペクトラムは広帯域(35Hz-20kHz)にわたり概ね一様となっており、オーケストラ同様に全体のバランスをチェックする目的に適している。


2) 大太鼓の基音は約40Hzであるから、大太鼓を十分再生するには40Hz以上の再生帯域が必要である。一方、オルガン曲では、測定した2曲共にアナログ録音であるが、約30Hzから録音されている。オルガン曲を十分再生するには30Hz以上の再生帯域が必要である。


3) オーケストラやフルバンドジャズのピーク音圧は高いので、広帯域特性とダイナミックレンジを備えたスピーカを選択することが必要である。


4) これらとは対照的に小編成のジャズ、室内楽、ソロ楽器、ボーカルの帯域は相対的に狭いので、広帯域でなくとも必要とする帯域をカバーするスピーカであれば大きな問題は発生しないと思われる。

かって、故池田圭氏宅で男性ボーカル録音をWE555で試聴したことがあったが、再生帯域上の問題は感じられず堂々とした再生音が得られていたと記憶している(WE555+15Aホーンの組み合わせによる音圧周波数特性は 5kHz以上でロールオフ特性となるが、高音域成分の少ない男性ボーカル帯域を再生する目的には特性上の問題は少ない)。


5) (1)、(4)からスピーカ再生帯域は、通常言われているクラシック向き、ジャズ向きという分類でなく、種類や編成によることがわかる。

以下の測定では、測定用として特性を管理したCDプレーヤと半導体アンプ(プリ部)を用いて、プリ出力として得られる各曲のピーク値を記録している。


オーケストラ

スペクトラムは全帯域(35Hz-20kHz)にわたり概ね一様となっているため、全体のバランスをみる目的に適している。

橙: ミネソタオーケストラ/RR907CD/Track7(Tchaikovsky/Hopak from Mazeppa)/Eiji Oue
緑: ドイツグラモフォンベストレコーディング(Stereo Sound Reference Record Vol.9)/C30G00102/Track10&11(ストラヴィンスキー火の鳥)/ブーレーズ指揮、シカゴ交響楽団
紫: ワーグナー ニベルングの指輪/SICC20008/Track2(ワルキューレの騎行)/ジョージ・セル指揮, クリーブランドオーケストラ
黄: ストラビンスキー春の祭典/SICC 20040/Track2-3/ブーレーズ指揮,クリーブランドオーケストラ
青: ベートーベン前奏曲集/TDGD90013/Track2(Coriolan)/サー・コリン・デイヴィス指揮, バイエルン放送交響楽団


室内楽

測定した2曲の帯域は狭く高域のエネルギーが少ない。広帯域特性よりも質感の再生が重要となってくる。

緑: モーツァルト ピアノトリオ/UCCG-1285/Track7/アンネ・ソフィー・ムター, アンドレ・プレヴィン, ダニエル・ミュラー・ショット
紫: ヴィヴァルディ 四季/UCCP-9057/Track1(春 第一楽章)/イ・ムジチ


オルガン

2曲共にアナログ録音であるが、約30Hzから録音されており、低域テスト用として十分である。

緑: サンサーンス交響曲第3番/3UCCD7056/Track2/エルネスト・アンセルメ指揮, スイス・ロマンド管弦楽団
紫: 菅野レコーディング Best Sound Selection/SSSA1(TGGS119)/Track2(JSバッハ/オルガン・コラール)


ピアノ曲

測定した3曲のスペクトラムは、非常によく似ており、帯域は70Hz-数kHzとなっている。

紫: リスト 超絶技巧練習曲/UCCG-1440/Track13(ラ・カンパネラ)/アリス=紗良オット
緑: 献呈/TOCE55880/Track3(ショパン 幻想即興曲)/蔵島由貴
橙: Stereo Sound Best Sound Selection柳沢功力/SSRR1/Track7(シューベルト 楽興の時)/内田光子


弦楽器(ソロ)

バイオリンソロに比べてチェロソロは低域に伸びており、しかも高域にもスペクトラムが広がっている。スペクトラムの観点からみるとチェロがソロ楽器として全帯域のスムーズなつながりのテストに用いることができる。

緑: バッハ & イザイ/NF-53002/Track7(Obsession)/ジョゼフ・リン(violin)
紫: 菅野レコーディング Best Sound Selection/SSSA1(TGGS119)/Track1(パガニーニの主題による変奏曲/ヤーノシュ・シュタルケル(cello))


女性ボーカル

4曲/4人とも非常によく似た狭帯域スペクトラムとなっている。8kHz付近のピークに違いがありレベルこそ低いものの声の特徴に影響を与える(聴感上の違いと一致する)。ボーカルを生かすために伴奏のエネルギーが控えめとなっていることが読み取れる。

紫: イタリア歌曲集/POCL1753/Track1(アラゴネーゼ)/チェチーリア・バルトリ(メッゾ・ソプラノ)
青: スペイン歌曲集/457 726/Track4(エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ))
橙: 鮫島有美子/SD104/Track2(この道)
緑: さくら横丁/VICC60276-3/Track3(からたちの花)/佐藤美枝子


男性ボーカル

男性ボーカルは女性ボーカルに比べて数100Hzのエネルギーが大きいことが特徴であり、この帯域の再生能力が影響する。また、5-10kHz付近のピークはレベルこそ低いものの声の特徴に影響を与える。

緑: ロンドンベストレコーディング(Stereo Sound Reference Record Vol.9)/C30L00101/Track4(ペーター・シュライアー(バリトン))
紫: スペイン歌曲集/457 726/Track1(ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウ(バリトン))


ジャズ&フュージョン

フルバンドジャズやフュージョンのスペクトラムは広帯域(35Hz-20kHz)にわたり概ね一様となっており、オーケストラ同様に全体のバランスをチェックする目的に適している。オーケストラやジャズのピーク音圧は高いので、広帯域かつ大音圧再生可能なスピーカを選択することが必要である。

一方、これらとは対照的に、小編成のジャズの帯域は50Hz-5kHzに偏っており、新旧録音で大差ない。そのため、古典的な30-38cmシングルコーンでも再生できそうな特性である。

緑: My Funny Valentine/TKCV-35348/Track6(It's all right with me)/Eddie Higgins Quartet
紫: 甦るビッグバンドサウンド/MLZJ2001/Track10(シング・シング・シング)/角田健一ビッグバンド
橙: マーカスミラー/VICJ-61266/Track9(シルバー・レイン)
青: Alfie/A9111/Track1(Alfie's Theme)/Sonny Rollins with orchestra conducted by Oliver Nelson

ポップス

スペクトラムの主要な帯域は、50Hz-5kHz程度で低域のエネルギーを必要する一方、高域にかけてなだらかに減衰する。中低域中心の伴奏とボーカルという構成となっているためと思われる。

緑: ビートルズフォアエバー(1993年版)/UND-2/Track3(Rock and Roll Music)/ザ・ビートルズ
橙: Stereo Sound Best Sound Selection ノンサッチ/SSRR2(WQCP745)/Track1(After the Gold Rush)/k.d.Lang
青: Stereo Sound Best Sound Selection ノンサッチ/SSRR2(WQCP745)/Track8(Tan Bi)/Youssou N'Dour
紫: 大吟醸/YCCW0034/Track8(時代)/中島みゆき
黄: Taking a Chance on Love/SICP 632/Track5(I won't dance)/Jane Monheit, Michael Buble

http://web1.kcn.jp/oshikuma_lab/theatertopics4.html


78. 中川隆[-12964] koaQ7Jey 2019年1月16日 13:02:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告

☆ 私と蓄音器EMGマークZ との出会い その1 ☆
http://emgmark7.com/dish.html


私は昭和23年生まれで今年2013年で65歳になります。大田区、久が原に中学時代までいました。。そこには祖父の卓上蓄音器(ビクトローラVV1−90)が家にあり私が4〜5歳の頃、姉がゼンマイを巻き聴いていました。小さいながらも、黒い盤が回るのを見たり、中を覗き込んだり、後ろに回って誰かが中にいて唄っているのではないかと、その当時は不思議に思ったものでした。

また父は音キチでステレオに凝りマッキントシュのアンプやタンノイのスピーカなどが沢山転がっていました。私が中学時代にどっちのスピーカの音が良いか、よく聴き比べを父に頼まれ、何回も聴き比べをしていくうちに耳が肥えていったように思います。

そんな環境で育ったため私は大学では音響の専門機関である財団法人―小林理学研究所と関連のある大学へ行き物理の中でも音響学の勉強をしました。専門は室内音響で当時のコンサートホールの残響時間や室内の周波数特性の測定でした。

40年位前になりますが、その当時の新宿厚生年金会館のホール音響はひどいものでした、ニニー・ロッソが毎年日本に来てクリスマスコンサートをしていました、トランペットをニニーが吹くと1秒くらい遅れて後ろの壁から反射して聞こえて来ます。壁や天井・床が並行のため反射して戻ってきます。そんなことで小林理研に依頼があり部屋の残響時間や周波数特性の測定に駆り出されたことを今でも思い出します。

もちろん今ではコンサートホールは並行な壁や天井はなく音の良いホールになりましたが、いまだに音の悪いホールは初台のオペラシテイー位になりました。

その後、私は補聴研究室へ配属になり、補聴器のフィッテイングの研究をし、昭和60年に独立、補聴器フィッテイング研究所を設立、当時、補聴器のフィッテイングの技術が世界的に無かったため、外耳道の鼓膜面までの共鳴を考慮した調整法を確立し、現在では、日本全国から補聴器の調整を求めて来所されます。

また趣味としては、父からステレオ装置を譲り受け、CDの音を聞いていましたが、なかなか良い音に巡り合えず、昔聴いた蓄音器の音が懐かしく思っていました。しかし蓄音器には全く知識が無く、踏み込めないでいました。

そんな時、15年位前から、私は茶道を始め、毎年正月には初釜をして楽しんでいました。9年位前に知人から港南台に茶室を造った家があるので見に行かないかと誘われ訪問しましたら、そこの旦那さんが蓄音器を持たれており久しぶりに聴かせていただきました。昔聴いた懐かしい音に感動し、そこで初めて銀座に蓄音器の老舗シェルマンがあることを教えてもらいました。

2003年11月21日、東銀座のシェルマンに行きました。二階に上がり磯貝社長にお目にかかり、言いました。

『ここに並んでいる蓄音器を順番に聴かせて下さい、私が聞いて一番音の良いと思う蓄音器を一台購入します。』

その当時は蓄音器に関する知識が全く無く、1台目は確かアメリカのものだと言っていました、聴いた瞬間、音の抜けが悪く、ボーカルは遠くで唄っている声でした。

二番目はイギリスのもので、一番大型のサイズだと言う2種類でした、アメリカのとは違い音の抜けは良かったです、大きさは同じでしたが、後の方が音の艶がありました。

4番目は上にラッパが出ていてこれもイギリス製と言っていました。大きな音で鳴っていましたが、低音と高音のバランスが悪く低音ばかりが大きく聞こえます。しかも低音が絞まらずボンボンと聞こえます。

5台目も同じメーカーでフロア型でした。これを聴いた瞬間、鳥肌が立つようでした。高音も良く出ていて、低音もズンズンと絞まっています。高音と低音のバランスがとても良く、ボーカルは音がフォーカスされ、目の前で唄ってくれているようでした。音楽が終わらないうちに、これを下さいと言っていました。

あと2〜3台未だ聴いていない蓄音器はあったのですが、もうこれ以上の蓄音器はないだろうとその時、思いました。蓄音器の知識が全く無い訳ですから、頼りになるのは私の耳だけでした。若い頃から耳は訓練していたため、スピーカからの音楽を聴いて周波数特性がある程度描ける位の耳は持っていました。

この蓄音器マークZの周波数特性はピーク・デップの無い比較的フラットな特性で、しかも今まで聴いた蓄音器の中でも高音から低音まで良く再生している広帯域特性とその時、判断しました。これが、私が初めてEMGマークZに出会った瞬間でした。


☆ 蓄音器 EMGマークZ とは! その2 ☆

それから1週間くらいして、自宅にマークZを設置にシェルマンの磯貝社長が来られました。設置を見ながら社長に聞きました。

『この蓄音器はシェルマンでは何台位扱いましたか?』

かなりの台数が出ているだろうと、予想していたのですが、以外な回答でした。

実はこの蓄音器はシェルマンでは、初めてと言うこと、EMGの蓄音器の中でも大変珍しく幻の蓄音器と言われている事を聞きビックリしました。

では、日本では何台位入って来ていますか?と聞くと、数年前に梅屋さんが初めて入手し、世界の蓄音機の本に掲載されている写真がその実物で、多分これが1台目ではないか、しかしこの蓄音器は回転むらがあったと聴いているとのこと。今日納めたこの蓄音器がおそらく日本で2台目ではないかと思うと言われていました。

そんなに珍しい蓄音器だと言うことを全く知らずに手に入れた事に感銘しました。そして、更にこの蓄音器について知りたいと思い、書物を探しましたがなかなか見当たりませんでした。インターネットでEMG蓄音器で検索すると静岡の林コレクションが見つかり、早速、連絡を取り遊びに静岡の林コレクションへ出向きました。

なんと林静雄さんもEMGの熱烈な愛好者で、EMGの息子さんのジョー・E・ジンと家族ぐるみで交流があり、以前に家族でイギリスの自宅に遊びに行った話をいろいろとお聞きし大変、参考になりました。静岡にお邪魔した時に聴かせて頂いたEMGマーク\もマークZ程ではないが、乗用車に乗るためにコンサートなどの移動用に便利な蓄音器と思い求めました。鎌倉のコンサートで使用していたマーク\はこの時に求めたものです。

林さんにお聞きしましたら、EMGの息子さんの家に殆どんの蓄音器の機種が残っていたが、マークZだけが息子さんの家にはすでに無かったそうです。EMGの蓄音器をあれ程、情熱を持って集められておられる林さんでもマークZには未だ一度も出会ったことが無いと言う話を聞き、益々この蓄音器に興味が出て文献を探すことにしました。

間もなくしてE,M,G,STORYと言う書物が見つかりました。この書物によると、マークZは1928年7月に発売され、1927年に出たHMV202より共鳴管は少し短めだが、マークZの音は繊細で、今まで世に出た蓄音器の中でも、低音から高音まで一番広帯域である。EMGの蓄音器の中でも一番良いモデルである。と書かれており、HMVの蓄音器を意識して造った事が読み取れます。

また、林さんに指摘されて初めて知って調べましたら、マークZは世界の蓄音機ではホーンはパピエ・マーシュ(紙)と書いてありますが、本当はエボナイトだと言うことが本を読んで分かりました。実際にマークZの下から頭を入れて、見えない部分をカッターで削ってみました、紙の上にコーテイングしているのではなく、確かにエボナイトむき出しでした。このことで、低音がズンズンと絞まった音の理由が分かりました。

低音は波長が長いため、材料が軽くて軟らかいと振動で動き音が歪ます。低音を再生するには、重くて硬い材料が良いのですが、HMVのように金属にすると重すぎて移動が困難になります。そこで、金属でなく、紙でない、中間のエボナイトを採用したことが成功した一因と思います。

更に箱に入れてホーンの周りを固定したことで低周波数でもホーンが動かず歪の少ない音になったと思われます。また更に調べていくとEMGは全ての蓄音器がエクスポーネンシャルホーンと言うこと、これは全ての周波数の共鳴がホーンの真ん中に音像が出来、ボーカル等は、点音源になることです。従ってボーカルは声がフォーカスされ、そこで唄っているようにリアルに聞こえます。

また他社の大型蓄音器はリエントラントホーンと言う構造、これは点音源にならず、横に広がった線音源になります。しかも共鳴管の途中で管を二つに分けたため、聴く場所によって、上のスピーカから出た音と、下のスピーカーから出た音で干渉し、ある周波数では位相が反転すると言うとんでもないことが起こっているのです。聴くと音はフォーカスされず、広がってしまいます。カメラで言えばピンボケの状態です。しかし、一長一短があります。エクスポーネンシャルホーンはどの位置で聴いても位相が反転するようなことは起こらず、ボーカルやバイオリンソロなどはとても良いのですが、大編成の交響曲などは、点音源のため、全ての音が真ん中に集中し広がりが無くつまらない音になります。

リエントラントホーンはフォーカスはしないものの、交響曲は広がりがあり聴き易くなります。オールマイテーの蓄音器はリエントラントホーンかもしれません。このように蓄音器の構造を調べて行くと、EMG蓄音器の中でもマークZだけに、エボナイトを使用したこと、またマークZだけが、ホーンを箱に入れて固定したことで、EMGの蓄音器の中でも最高の音を造ることが出来たと思われます。

またEMGがHMVよりも更にハイファイの音を求めたため、エクスポーネンシャルホーンに執着したこともうなずけます。

このように私は、良い音の蓄音器が見つかると、どうして音が良いかを音響的に解明していく事に興味を持っています。また音の良くない蓄音器に出会うと、どうして音が悪いかを音響的に解明しようとします。その点では少し異色の趣味かもしれません。 

   


☆ 蓄音器EMGマークZ その3 ☆

私はこの蓄音器マークZの音がとても気に入り、もう1台、イギリスでマークZが出たら購入することを磯貝社長に伝えましたら、翌年、もう1台出て来ました、残念なことに、すでにモーターは電気に交換されていましたが、音は問題無く繊細な音を聞かせてくれています。

マークZの箱の模様は一台一台、異なっており、箱はデザイン会社 に注文して製作したそうです。2か月前にマック杉崎さんとお会いしましたら、初めのマークZはマックさんが所有されていたそうで、その後手放されて、現在は茨城県石岡の 世界的蓄音器マニアと私が思っている、青柳さんが所有されています。

2004年の雑誌、ステレオサウンドNo153に菅野沖彦さんのレコード演奏家訪問に青柳さんの自宅の写真 が載っておりマークZがあるのにビックリして磯貝さんにすぐ連絡しましたらこの蓄音器が一台目のものと分かりました。この機種はEMG STORYの本の写真に掲載されているものと同一で、模様が放射状になっている蓄音器です。この写真の実物が日本に入って来たことになり、林さんがEMGの息子さんの家に行ったときにはマークZだけは無かった、 つまり、既に日本に来ていた事になりつじつまが合います。

ではEMGの蓄音器はいったい何台位、造られたのでしょうか?
文献によると、マーク]は150台、マーク]aが75台、 マーク]bがオーバーサイズを含めても、たった50台だそうです。マークWが350台、マーク\が350台。

ではマークZはと言うと、これは記録が無く推測でしかないそうですが 数十台のようです。この数を見ると]bが50台と言うことは、もう既に日本にその殆どが入って来てしまったようで、もうイギリスで見つけようとしても難しい状況になっているようです。 しかもマークZは市場に出ることが殆ど無いことからかなり製造した台数は少ないと想像されます。

私は、こんなに良い音の蓄音器を独り占めしてはいけないと思い、8年前から 毎年10月の戸塚のフォーラム祭りの市民持ち込み企画に申し込み、EMG蓄音器クラブとして9時から4時まで約7時間コンサートを開催し、毎年70人くらいの方が聞きにきてくれています。去年は年を召したご婦人の方が一番で来られて最後までおられ、曲をリクエストされていました。毎年2〜3人ですが、EMGのマークZの音を日本ではどこで聴けるのか、検索をかけると私の掲示板に書かれているマークZの記事を読み、連絡が入ります。自宅に来られてマークZを聴いてもらうと、その音にびっくりされて帰られます。今度上京した時には、自分のSPレコード盤を持参するので、また是非聴かせて欲しいと言われます。

そんな方が全国に15人位おられるため、EMG蓄音器クラブなるものを 8年前に立ち上げました。会員は全国に散らばっているため、全員が一同に会する事はありませんが、クラブの年1回の行事として、毎年10月にコンサートを開催している訳です。

蓄音器の老舗シェルマンでは、以前に蓄音器の周波数特性の測定をするため、私が以前、所属していた小林理学研究所に依頼をしたそうですが、見積もりが高額のため実現出来なかったそうです。 そんなことで、私がシェルマンの蓄音器の周波数特性を測定するようになりました。

新しい蓄音器が入荷すると、周波数特性を取り、音を聞き良い音の蓄音器は店に展示する前に 私がゲット出来る特典があります。

平成17年にHMV194の素晴らしい音に巡り合いました。やはり聴いた瞬間にこの蓄音器を下さいと言っていました。

HMVのフロア型蓄音器ですが、もともとリエントラントホーンは音が良くないと言う私の先入観があったのですが、この194を聴いて考えが変わりました。後で周波数特性を測定しましたら、図―1のように200Hzから3000Hzまで周波数がフラットでした。その後も他の194を沢山聞きましたが、これ程の蓄音器に未だ出会っていません。

図―2はマークZの周波数特性です。周波数特性だけで音の良し悪しは勿論分かりませんが、一つの参考データです。

蓄音器の周波数の測定には2種類あり、一つは、周波数特性測定用のSPレコード盤があります。三分の一オクターブバンド毎の純音が録音されており再生しながら、騒音計でレベルを読み取って行きグラフを作成します。

もう一つの方法はクリック音を再生しマイクで受けてその信号をファースト・フーリエ変換(FFT)と言う手法でパソコンで計算し周波数軸に変換します。クリック音はレコード盤に縦に傷を一定間隔で入れ、再生します。

下の図は前者の方法で測定したものです。蓄音器によっては、ある機種の蓄音器は4台位測定しても周波数特性が殆ど不変と言うものもありますし、ある機種では、4台測定すると4台共、周波数が異なると言う機種もあります。蓄音器の周波数特性を図にして発表することも考えましたが、蓄音器の優劣に直結する可能性があり、差し控えております。

以上、私が9年前にEMGに出会い現在までやって来た事です。あまり参考にはならないと思いますが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。なお今年の4月、湘南SPレコード愛好会にEMGマークZを持参しますので、興味のある方は聴きに来て下さい。

☆ 蓄音器による鉄針・ソーン針・竹針の周波数特性の違い ☆
ゲストルーム
一般的に鉄の針は強い音、竹の針は柔らかい音と言うイメージがあるが、一体どのような周波数特性なのか大変興味があるところです。今回は蓄音器シェルマンの2階でHMV203の蓄音器をお借りして、実験を行いました。

図−3の赤線が鉄針ミデイアムを使用したときの周波数特性。青線がソーン針を使用した時、黒線が竹針を使用した時のものです。

まず、黒(竹針)と青(ソーン針)を比較してみると、250Hzでは両者とも同じレベルの90dBSPLであることが分かります。

500Hzでは8dBソーン針の方が音が大きい、1KHz、2KHz、4KHzでは10dBソーン針の方が音が大きいことが読み取れます。

即ち、低音域よりも高音域の方が竹針の減衰が大きいことが分かります。

次に赤(鉄針)と黒(竹針)を比較しますと、250Hz以下の低音部分は4dB位、鉄針の方が音が大きいことが分かります。しかし高音域1KHz,2KHzでは15dB位、4KHzでは約20dB位鉄針の方が音が大きいことが読み取れます。

従って竹針は低音域よりも高音域の減衰が多いため、音が柔らかく感じる訳です。この図を見るとソーン針は鉄針と竹針の略中間の特性と言うことが分かります。何かの参考になれば、幸いです。 


☆ 蓄音器の周波数特性 ☆


初めて銀座のシェルマンに伺い、聴かせていただいた時の蓄音器の特性を後日、測定させていただきました。最初に聴いたのがアメリカ製のビクトローラ・クレデンザでした、その時の蓄音器の特性が図―5の赤線の特性です。

500Hzが80dBSPLと他の蓄音器と比較すると10dBから20dBも弱いことが分かります。500Hzが弱いと音の抜けが悪い事につながります。この蓄音器もシェルマンで中も解体しメンテナンスが済んだ状態でした。

またこの図の黒線はもう1台別のクレデンザの特性です。このようにクレデンザは製造期間が長かったことと、製造台数が多かったため、中の構造に多少の変更などがあり、周波数特性にかなりのバラツキが見られます。

黒線の特性は500Hzが102dBSPLも出ていて、音の抜けはかなり良いです。クレデンザには当たり外れがありますので、音を良く聴いて抜けの良い蓄音器を選ぶことが必要です。

次に聴いたのがイギリスのHMV202とHMV203でした。その時の周波数特性を図―6と図―7に示します。サイズはどちらも同じと言うことですが、

比較すると500Hzで202型は90dBSPL,203型は100dBSPL出ていて、10dBも203型が出ています。従って音の抜けの良いのは203型かもしれません。HMV202と203型は比較的個体によるバラツキは少ないようです。

次に聴いたのが図ー8のEMG ]bオーバーサイズでした。周波数特性を見ても、明らかなように1KHzと500Hzは100dBSPLも出ているのに、3KHzでは80dBと高音域が出ていないことが分かります。エクスポーネンシャル・ホーンの径が大きくなり共鳴管の長さが長くなるほど、高音域の減衰が大きく、低音と高音のバランスが悪い事が分かります。

そして、最後に聴いて、鳥肌が立つようだったのが、EMGマークZアップライト・グランド型でした。その特性が図―2です。フラットに近い特性が読み取れるでしょうか?

このように、私の耳で聞いて感じたことが周波数特性を取って見ると、略特性に出ている事が分かります。私が蓄音器の音を聞いて聴き終わらないうちに、購入を決めたのは、図ー2のマークZと図―1のHMV194の2台だけでした。


☆ 針の太さの違いによる、周波数特性の変化 ☆

鉄針のラウド(太針)とソフト(細針)は、いったい、どのような周波数特性になっているのでしょうか?

一般的にはラウドは大きい音、ソフトは小さい音と言うイメージがあるが本当にそうでしょうか?

私もこのことには、大変興味があり、蓄音器の老舗シェルマンの二階をお借りして実験を行いました。使用の蓄音器はEMG―]bです。図−4の赤線がラウド(太針)の特性であり、黒線がソフト(細針)の特性です。

これを比較すると、1000Hzから低い音は、どちらも同じ大きさの100dBSPL音ですが、2000Hzでは、5dB位太い針の方が音が大きい、また3000Hzでは約8dB.4000Hz以上の高音域では、約10dB位太い針の方が音が大きい事が分かります。

従って、針の太さがラウドとは、全体の音が大きくなるのではなく、高音域が出るのがラウドと言う事になります。針の太さを太くすればするほど、高音域が出てきます。これは、ソーン針でも同じ結果になりますので、高音域を出したい時は太い針を使用した方が良い事になります。

しかし、どちらの針も騒音計で音圧レベルを測定すると略同じレベルになります。何故かと言うと500Hz〜1000Hzの音のレベルが100dBSPLもあり、高音域3000Hz〜4000Hzでは、太い針で90dBSPL、細針で80dBSPL位なので、全体の音のエネルギーはどちらの針も同じ略100dBSPLと言うことになります。
http://emgmark7.com/dish.html

79. 中川隆[-12897] koaQ7Jey 2019年1月18日 14:12:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告

ピアノの音響特性 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E7%89%B9%E6%80%A7

▲△▽▼


音階の周波数
https://tomari.org/main/java/oto.html


音階は、「音を高低の順番に並べたもの」あり、音の高低は周波数で表します。

音は、周波数が半分になると1オクターブ低くなり、周波数が倍になると1オクターブ高くなります。

1オクターブには12の音があり

(@ド、Aド#(レ♭)、Bレ、Cレ#(ミ♭)、Dミ、Eファ、Fファ#(ソ♭)、Gソ、Hソ#(ラ♭)、Iラ、Jラ#(シ♭)、Kシ)、

その12の音は、隣り合う半音間での周波数の比率が同じです。
(音階に対して等比数列的に増える)

音の周波数を a0,a1,a2・・・・a12 とし、この等比数列の公比をrとすると、

a12 = a0r12 = 2a0 であるから、r12 = 2 より r=12√2(r=1.059463094)、

よって

an =a0rn = a0*(2(1/12))n

となります。

通常常音階の基準音として使用される「ラ」の音 (ピアノ鍵盤の49番目) は、440Hz の音が使われております。

この基準音階周波数と上記の式より、ピアノの鍵盤(通常88)の周波数を計算すると下記の表になります。音のサンプル波形は正弦波形です。


ピアノの鍵盤の音階と周波数

鍵盤番号 周波数(Hz) 音階名※

1 27.500 ラ A0
2 29.135 A#0
3 30.868 シ B0
4 32.703 ド C1
5 34.648 C#1
6 36.708 レ D1
7 38.891 D#1
8 41.203 ミ E1
9 43.654 ファ F1
10 46.249 F#1
11 48.999 ソ G1
12 51.913 G#1
13 55.000 ラ A1
14 58.270 A#1
15 61.735 シ B1
16 65.406 ド C2
17 69.296 C#2
18 73.416 レ D2
19 77.782 D#2
20 82.407 ミ E2
21 87.307 ファ F2
22 92.499 F#2
23 97.999 ソ G2
24 103.826 G#2
25 110.000 ラ A2
26 116.541 A#2
27 123.471 シ B2
28 130.813 ド C3
29 138.591 C#3
30 146.832 レ D3
31 155.563 D#3
32 164.814 ミ E3
33 174.614 ファ F3
34 184.997 F#3
35 195.998 ソ G3
36 207.652 G#3
37 220.000 ラ A3
38 233.082 A#3
39 246.942 シ B3
40 261.626 ド C4
41 277.183 C#4
42 293.665 レ D4
43 311.127 D#4
44 329.628 ミ E4
45 349.228 ファ F
46 369.994 F#4
47 391.995 ソ G4
48 415.305 G#4
49 440.000 ラ A4
50 466.164 A#4
51 493.883 シ B4
52 523.251 ド C5
53 554.365 C#5
54 587.330 レ D5
55 622.254 D#5
56 659.255 ミ E5
57 698.456 ファ F5
58 739.989 F#5
59 783.991 ソ G5
60 830.609 G#5
61 880.000 ラ A5
62 932.328 A#5
63 987.767 シ B5
64 1046.502 ド C6
65 1108.731 C#6
66 1174.659 レ D6
67 1244.508 D#6
68 1318.510 ミ E6
69 1396.913 ファ F6
70 1479.978 F#6
71 1567.982 ソ G6
72 1661.219 G#6
73 1760.000 ラ A6
74 1864.655 A#6
75 1975.533 シ B6
76 2093.005 ド C7
77 2217.461 C#7
78 2349.318 レ D7
79 2489.016 D#7
80 2637.020 ミ E7
81 2793.826 ファ F7
82 2959.955 F#7
83 3135.963 ソ G7
84 3322.438 G#7
85 3520.000 ラ A7
86 3729.310 A#7
87 3951.066 シ B7
88 4186.009 ド C8

※音階名は国際式音名表記です。

人間が聞くことが出来る周波数は、個人差や年齢差はありますが20Hz〜20000Hzと言われています。

聴力は年齢を重ねるとともに衰えていき、とくに高い周波数の音が聞こえづらくなっていき、15000Hz以上の音は20代後半ごろよりだんだん聞こえなくなるようです。

下記の周波数音も、どのように聞こえるかお試しください。


https://tomari.org/main/java/oto.html


▲△▽▼

ピアノの一番低い音は聞こえない
http://myamada.my.coocan.jp/003-piano.html

楽器の音というと,心地よく聴けて当然と思っていた.しかも,誰もが聞いたことがあるピアノが出す音ならば聞こえて至極当然だ.しかし,驚いたことに3割の人にはピアノの一番低い音(一番左端の白鍵)の周波数(27.5Hz)(参照)の音が全く聞こえていないし,残りの7割の人にもあまりはっきりとは聞こえていない.
 
人の可聴域は 20Hz〜20000Hz ときく.可聴域には個人差があるし,高齢になると高音域が聞こえにくくなるので,誰にでも 20Hz〜20000Hz が聴こえるわけではない.よく話題に上るのは,お年寄りが耳が遠くなって大声を出さないと会話できなくなることだ.私の父も,普段はテレビを高音域を強めに調整して且つ大音量で鳴らしている.母は父より耳が聞こえるのでその音量に少々げんなりしているようだ.たまに帰省したときは,少し音量を下げてもらったり,耳栓をしたりしている.要するに,可聴域というと高音域側が問題になることが多い.
 
「可聴域と音程の判別能力」について記述したサイトによると,138名へのアンケート調査(有効回答の年齢幅は5〜56才)で,可聴域の上限は,およそ 9000Hz〜22000Hz で,平均は約 18000Hz とのこと.また,別のサイトで可聴域の年齢テストをやってみたら,私は 16000Hz までは辛うじて聞こえた(音程の違いは判らなくて,鳴っていること だけが判る)が,17000Hz は全く聞こえなかった.さらに,また別のサイトの可聴周波数域チェッカで自分の可聴域をチェックすると 13750Hz だった.2つのテストで少々結果が違うのだが,聴こえる高い音には限界があるということは実感できた.音程が非常に高い音や非常に低い音は,アンプやスピーカーの特性によっては鳴りにくいことも考えられるので,正確にはちゃんとしたスピーカーでテストした方がよい(今回は,PC用のスピーカーでやったので鳴りにくかったということはあり得る).いずれにしても,ピアノや他の楽器の一番高い音は 4000Hz 程度なので,健常者には充分に聴こえる周波数だ.
 
さて,本題の低音側だが,上記サイトによると,可聴域の下限は,およそ 11Hz〜73Hz で,バラつきが大きく,年齢による傾向は特に認められないとのこと.私がここに掲載されていたグラフの点を数えてみると,下限が30Hz以上の人は(2点以上が重なっているものは1点として数えた),16人/57人=0.281 となった.つまり,約3割の人は30Hzの低音が(音量をいくら大きくしても)全く聞こえない.私の場合,低音に関しても,可聴周波数域チェッカで自分の可聴域をチェックしてみると(10Hzきざみ),30Hz は何とか聴こえたが,20Hz は音量を上げても全く聴こえなかった.こんな私には,いったいピアノの最低音 27.5Hz が聴こえているのだろうか?
 
そんなことを考えながら,家のピアノの一番左側のキーを叩いて耳を澄ましてみると,最低音のあたりは「ビーン」という雑音ばかりが目立ち,ピアノらしい澄んだ音色とは掛け離れた音であることにあらためて気づく.以前から,ピアノの一番低い音の辺りはビンビンした音で,あまりきれいな音ではないなあと感じており,ピアノの性能が悪いのが低音の音色の悪い原因と思っていた.しかし,実は自分の耳が悪かったためなのかもしれない.きっと倍音ばかりが聴こえていて肝心の基音がほとんど聴こえていないのだ.今まで,聴こえている気がしていただけだったのか‥‥‥ (;_;)
 
ネットで調べていて,ピアノよりも低い音がでる楽器を見つけた.ベーゼンドルファー社のピアノには,一般的なピアノの最低音のラ(27.5Hz)よりさらに低音のド(16Hz)まで出るものがあるという.16Hzになると過半数の人が聴こえないのではないか.そして,極めつけは,パイプ・オルガンで,さらに1オクターブ下のド(8Hz)の音が出るものがあるらしい.ここまでになると殆どの人が聴こえないはずだ.だいたい,8Hzというと,1秒間に8回だ.太鼓を1秒間に8回叩くぐらいなら私にもできるが,それによって聴こえる超低周波音だ.何か聴こえる人いますか?
http://myamada.my.coocan.jp/003-piano.html

80. 中川隆[-12895] koaQ7Jey 2019年1月18日 14:17:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告

耳トレ!


耳トレ!-こちら難聴・耳鳴り外来です。 – 2011/10/3 中川雅文 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%80%B3%E3%83%88%E3%83%AC-%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E9%9B%A3%E8%81%B4%E3%83%BB%E8%80%B3%E9%B3%B4%E3%82%8A%E5%A4%96%E6%9D%A5%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82-%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E9%9B%85%E6%96%87/dp/476781202X

                      

大学教授で現役のお医者さんが書いたこの本には「耳の健康」に対する情報が満載で実に”ため”になる本だった。


☆ 日本語は世界一「難聴者」にやさしい言語

どの国の言語にもそれぞれ固有の周波数帯というものがあり、母国の言語を繰り返し聞いて育つうちにその周波数帯以外の音を言語として聞き取る脳の感受性が失われていく。

そのため生後11歳くらいまでには母国語を聞いたり発音する能力に特化した脳が出来上がる。

日本語で頻繁に使われる周波数帯は125〜1500ヘルツで、英語は200〜12000ヘルツと随分と違う。日本語は世界の言語の中でもっとも低い周波数帯の言語で、英語は世界一高い周波数帯の言語である。

したがって、英語民族は高齢になると早い段階で高い音が聞き取りにくくなって不自由を感じるが、日本人はすぐには不自由を感じない。その点で日本語は世界一難聴者にやさしい言語である。

※ これは一人で二か国の言語を操るバイリンガルの「臨界期」が10歳前後と言われる所以でもある。また、英語圏の国で製作されたアンプやスピーカーなどのオーディオ製品には、高音域にデリカシーな響きをもったものが多いが、これで謎の一端が解けたような気がする。その一方で、とかく高音域に鈍感な日本人、ひいては日本のオーディオ製品の特徴も浮かび上がる。


☆ 聴力の限界とは

音の高い・低いを表す単位がヘルツなら、音の強さや大きさ(=音圧レベル)は「デシベル(dB)」であらわす。

人間が耳で聞き取ることのできる周波数の範囲は「20〜2万ヘルツ(空気中の1秒間の振動が20回〜2万回)」の間とされているが、イルカやコウモリなどは耳の形や構造が違うのでこの範囲外の超音波でさえ簡単に聞き取れる。

ただし人間の場合は20ヘルツ以下の音は聴覚ではなく体性感覚(皮膚感覚)で感じ取り、2万ヘルツ以上の音(モスキート音)は光や色として感じ取りその情報を脳に伝えている。

※ 人間の耳は一人ひとりその形も構造も微妙に違うし、音を認知する脳の中味だって生まれつき違う。したがって同じオーディオ装置の音を聴いたとしても各人によって受け止め方が千差万別というのが改めてよくわかる。

自分でいくら「いい音だ」と思ってみても、他人にとっては「それほどでもない」という日常茶飯事のように起こる悲劇(?)もこれで一応説明がつくが、音に光や色彩感覚があるように感じるのは超高音域のせいだったのだ!


☆ 音が脳に伝わるまでの流れ

耳から入った空気の振動は外耳道と呼ばれる耳の穴を通り、アナログ的に増幅されて鼓膜に伝わり、アブミ骨などの小さな骨に伝わってリンパ液のプールである蝸牛へ。そこで有毛細胞によって振動が電気信号に変換され、聴神経から脳に伝わる。これで耳の中の伝達経路はひとまず終了。

この電気信号が言語や感情と結びついた「意味のある音」として認識されるまでにはもう少し脳内での旅が続く。

電気信号が聴神経や脳幹を経て脳内に入ると、まず、大脳の中心部にある「視床」に送られる。ここは、脳内の情報伝達の玄関口となっている。視覚、聴覚、皮膚感覚などあらゆる感覚情報が必ず通る場所で、単純に音だけを聴いているつもりでも、様々な感覚情報とクロスオーバーしている。

また「視床」を通過すると音の伝達経路は「言語系ルート」と「感情系ルート」の二つに大きく分かれる。前者は最終的に「言語野」に到達するが、後者は大脳の一次聴覚野を通らず、いきなり「扁桃体」に直結していて「イヤな音」「うれしい音」というように音を直感的・情緒的に受け止める。

※ 音楽を聴くときにカーテンなどでスピーカーを隠してしまったり、あるいは目を瞑って聴いたりすると、機器の存在を意識しないでより一層音楽に集中できるのは経験上よく分かる。

さらに、直感的なイメージとしてオーディオマニアが音楽を聴くときには主として「感覚系ルート」がはたらき、それ以外の人たちが(音楽を)聴くときには主として「言語系ルート」が働いているように思うが果たしてどうだろうか・・・。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c85e3a32c3aca5331dd2fb7adaf73d2a

81. 中川隆[-12808] koaQ7Jey 2019年1月22日 11:57:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225] 報告

548sage2019/01/16(水) 11:01:36.79ID:e4m0/4fE>>549>>554

100Hz - 4000Hz で十分とか言ってるアホは碌に演奏会行ったこと無いのバレバレだな

549名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 12:12:17.20ID:Q4In6jtS
>>548
ピアノの音域がどこからどこまでで、それが何Hzなのか、全く理解出来てないんだろうなぁ
ピアノの低域が凄まじく鳴って欲しいと言ってるが、100Hz程度じゃ足りないのを理解してないんかな?

550名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 12:27:35.68ID:MVrFLGtV

100Hz - 4000Hz というのはフラットな領域で、低域と高域はそこからなだらかに下降するという話だよ

そもそも倍音成分の入り方で印象が決まるから、基音まで正確に出る必要は無いんだ


CDのスペクトラム(周波数帯域)
http://web1.kcn.jp/oshikuma_lab/theatertopics4.html

ピアノ曲
測定した3曲のスペクトラムは、非常によく似ており、帯域は70Hz-数kHzとなっている。
紫: リスト 超絶技巧練習曲/UCCG-1440/Track13(ラ・カンパネラ)/アリス=紗良オット
緑: 献呈/TOCE55880/Track3(ショパン 幻想即興曲)/蔵島由貴
橙: Stereo Sound Best Sound Selection柳沢功力/SSRR1/Track7(シューベルト 楽興の時)/内田光子

552名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 12:48:18.68ID:MVrFLGtV

手廻し蓄音機のフラットな周波数レンジは 200-2000Hz だけど低音は十分聞こえるよ:

研究レポート;横浜蓄音器ミュージアム
http://emgmark7.com/dish.html

554名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 12:58:06.97ID:cXz8LBGe
>>548
空間は周波数特性を持っているという常識を知っている人で
生のコンサートが好きな人はそれほど高域に拘らない。
https://i.imgur.com/rclvef3.jpg


聴く位置にもよるが、LPFをかけて聴いている場合が多い。

いっぽう、CDなどから音楽に入った人で生を聴く場合
どちらかというと前席の方を好む傾向があるように思う。

ただしPAを使ったコンサートは除く。

560名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 16:47:35.92ID:RCdE/Epb
>>545
>周波数レンジは 100Hz - 4000Hz で十分なんだ 。

んなこたーない。
4000Hzで頭打ち バッサリ切れてると、楽譜上は再現できてるはずのものが
全く聞こえない。 何やってるのかさっぱりわからない。
高い音が聞こえないだけでなく、低い音も判別不能になる。
100〜16000Hzだと ちゃんと低い音も聞こえる。物足りないけど。(ラジカセでFM聞く感じ
100〜20000Hzだと 高音の細かい音も聞こえてくる。
しかし100〜っていう低音再生能力の低さだと ギターすら再現不可能。
40Hz以上だと4弦ベースのルート音が聞き取れる。
35Hz以上だと、ほぼすべての楽器がちゃんと聞き取れる。
30Hzは 人により聞き分け不能なので ぶっちゃけ空気の振動だけでOK

ってことで下限は35〜40くらい、上は自称20000は欲しい。

561名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 17:22:37.38ID:Q4In6jtS
>>560
一般的なピアノの最低音は27.5Hz(A0)
ベーゼンドルファーなどの中には16Hz(C0)まで出る特殊なモデルはあるけどね
ただ、あまり使われない帯域だし、一般的な家庭で出せる実用的な音量で、この周波数の純音が聴こえる人は余りいないから、仰る通り35Hzくらいまでフラットだと大抵なんとかなるのよね

個人的には5弦コントラバスの最低音である32Hz(C1)まではキチンと鳴って欲しい
音程が定められていないグランカッサもこの辺りでチューニングしているものもあるしね。

562名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 17:25:39.49ID:irlFKxhJ

下は30Hzからはまったく同感。30以下はストンと落ちてもいい。無駄にあると聴こえないのに悪さをする。
だけど単体で30Hzが-3dBとか最大譲って-6dBとか、実測したらほとんど無いだろ。

563名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 19:35:37.65ID:RCdE/Epb

人間の可視聴範囲が20-20000って言われてるけど、
辺実的に大人になるとモスキート音が聞こえなくなり 16000くらいまでになる。
下は生まれつき下限が決まっちゃってて
20聞こえる人はほぼいない。30聞こえない人が多数。

普通のアップライトピアノの一番左端が ちゃんと聞き取れない人が多いんだよ。
ルート音がきこえず 倍音ばっかり聞こえて気持ち悪いの。
一番低い音に感じず それより少し右の鍵盤のほうが低い音に感じるの。


565名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:09:41.99ID:MVrFLGtV

今時数万円のスピーカーだって人間の可聴範囲20Hz〜20,000Hz付近をカバーしている。
そこで、スピーカーの再生周波数に付いて一寸調べてみたら、どうやらこういう事らしい。
スペックがどの様な数字であるかは兎も角、

「実際にスピーカーから出る低音の60Hz以下は音というよりも風圧として肌で感じるもので、
強烈なドラムやベースの唸りの様な低音は大概80Hz〜100Hzくらいである」という。

だから、60Hzが出れば通常僕らが聴いているオーディオの低音に何ら不足を感じるものではなく
まして50Hzが出るなら映画館などの大鉄桟を巨大な大砲の発射音や炸裂音で揺るがすに
実は充分な低音が出る事をオイロダインのスペックから読み取る事が出来るのだそうだ。

そして高音は「4KHz〜6KHz以上の純音の音色を判別する事は非常に難しく」
この辺りで音程に対する判断は鈍って来るものらしい。

僕らが聴く「スピーカーの音(無論録音前の原音も)を決定づけるのは純音ではなく倍音であって、
倍音は整数倍で膨らんで、大体13〜14KHzほど先からは殆ど聴こえてこない」ものらしい。
だから、オイロダインの50Hz〜15KHzという周波数帯域はこれらの条件を
低音で10Hz、高音で1KHzばかり其々上回っており、従ってオイロダインで聴けない音は無いといってもよいという事になるらしい。
だから、2〜3万ながら矢鱈に周波数帯域の優秀なスピーカーが量販店などに出回っているのは、要するに僕ら消費者が悪いという事になるようだ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34


566名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:13:16.60ID:MVrFLGtV

要するに、80Hz以下の低音は音ではなく体を揺らす振動としてしか感じられない

6000Hz以上の高音は視覚的な音色として捉えられるので音としては聞こえない

80-6000Hz さえ出ていれば聞こえない音は無いんだよ

567名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:17:01.37ID:MVrFLGtV

Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40〜10000 Hz
WE91 : 50〜 8000 Hz

なにせ入力トランスも出力トランスも100〜6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html

ウェスタンはちゃんと研究して必要十分な周波数レンジを出すアンプを開発したんだよ

568名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:23:45.28ID:MVrFLGtV

という事で、

フルトヴェングラーのティンパニの轟きやホロヴィッツの凄まじい低音を聴くには
100Hz出てれば十分なんだ

レンジを広げると響きが薄くなって、彫りが浅い醤油味になってしまうんだ

マークレヴィンソンのアンプは意識的にレンジを狭くしている

569名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:29:25.12ID:e4m0/4fE

80Hzで切ってもベース、コントラバスの音が普通にすっぽ抜けるんだが
おじいちゃんだからわかんないかな

数万円のスピーカーだと精々公称42Hz-だが
バスレフで膨らませてるからウッドベースのアーティキュレーションとか狂ってるぞ


570名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:34:45.75ID:MVrFLGtV>>578

手廻し蓄音機は 200Hzまでしか出ないけど、ベース、コントラバスの音が普通に聞こえる。

倍音成分がちゃんと出る装置なら、基音も出ている様に感じるんだ

安物のスピーカーだから不自然な音になるんだよ


571名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 20:44:55.20ID:e4m0/4fE

誰もおじいちゃんの低レベルな音は求めてないから巣に帰ってどうぞ

572名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 21:12:07.41ID:l7AgVfrs

40Hzがキッチリ出ると、コントラバス(編成によってはチューバ、コントラファゴット)がしっかり鳴り、オーケストラ全体の基礎となり全体を支える。
その上にピラミッド状の和声が形成され、主旋律が美しく、時に荒々しく、堂々と奏でられる。

勿論バスレフポートに頼らずに密閉型等でこの帯域が綺麗に鳴ることが望ましいが、かなりハードルは高いのでバスレフ型でも構わないと思う

573名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 21:30:37.75ID:MVrFLGtV

ジャズ用でこれよりいいスピーカーは無いだろ

Western Electric 755A
再生周波数帯域70〜13,000Hz 

Western Electric 755A が搭載された米松エンクロージャーシステムです。

8inchシングルコーン・ダイレクトラジエーター型、パーマネントマグネット採用、
今まで聴いたフルレンジユニットの中でも味わい深さは別格です。
特に50年代のJAZZやジャズボーカルは絶品です。

主な仕様:
8inchシングルコーン・ダイレクトラジエーター型フルレンジ インピーダンス4Ω(実測DCR2.9Ω/2.8Ω)最大入力8
再生周波数帯域70〜13,000Hz 
サイズW330×H533×D305mm 重量9.6kg
http://www.hifido.co.jp/sold/?KW=WESTERN+ELECTRIC&G=0201&LNG=J&O=0&L=20&C=14-83658-24178-00


やっぱり755は嫌味なスピーカー

ALTEC288も励磁にして、タンガー整流515も励磁に改良してダブルウーハーで
817には羽までつけて ネットワークも完璧なWEオイルコンで製作して
金も時間も労力も涙も友情も詰まったこの817励磁システムを嘲笑うかのようなWE-SOUND

バカヤロー!、と叫びたくなるいい音
何でこのスピーカーはこうなの?
まずなんといっても音がリアル、 この生々しさはいったい何なの?
まるで楽器がそこにある、 そこに演奏者がいるようの鳴り方
嫌味だねー きらいだね
今までの苦労は何だったの?
オーディオマニアを嘲笑うかのような嫌味なスピーカー
https://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/3f20b82ea3defe549749b6671ce0305c

574名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 21:32:19.53ID:MVrFLGtV

ジャズ用でこれよりいいスピーカーは無いだろ _ 2

Western Electric 755A
再生周波数帯域70〜13,000Hz 

私の書斎にWestern Electric 755A がやってきた日のことは、忘れられない。
システムに繋いで、そろそろと音出しをしてみる。
  聴きなれたレコードを何枚かかけてみると、愕然としてしまった。
当然のことではあるが、愛聴盤というものは、どこにどんな音が入っているかを暗記しているものであるが、
このスピーカーで聴くそれは、まったく別物であった。今迄聴こえていなかった音が、豪華絢爛に再現されてくるのであった。  

それはあたかも、澱んだ東京の空に浮かぶ見慣れた星空から、一転して空気の澄み切った山の頂きから仰ぎ観る天空の星星の情景そのままに、
天空一面、星、星、星のショーの大星夜を目の当たりにしたようなものだった。


  星星が煌く音となり、その微粒子が壮大な音楽を構築しているかのようであった。
今迄、自分は一体、何を聴いてきたのだろうという悔しさと、
まだレコードにもCDにもいくらでも秘められた音が入っているのだという嬉しさが頭の中を過ぎった。
http://mikami.a.la9.jp/audio/we755a/we755a.htm

575名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 21:36:48.94ID:MVrFLGtV

アンプでもスピーカーでもウェスタンやクラングフィルムの周波数レンジが狭い装置を超える音は絶対に出せないんだ

Western Electric Amplifier の周波数帯域

WE86 : 40〜10000 Hz
WE91 : 50〜 8000 Hz

なにせ入力トランスも出力トランスも100〜6000 Hz ですから。
http://n-nobo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/1-eeb8.html

ウェスタンはちゃんと研究して必要十分な周波数レンジを出すアンプを開発したんだよ

576名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/16(水) 21:44:54.94ID:2SYAN9rV

低能率のゴミシステムの音しか聴いてない連中がはじめてウェスタンに触れると愕然とするだろう
もちろん万能ではないが


578名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 04:50:16.31ID:1kbcgfmR
>>570
>>倍音成分がちゃんと出る装置なら、基音も出ている様に感じるんだ

正しい
実用品としては「基音も出ている様に感じる」をクリアすれば良い
そこで満足せず基音まで再生しようとするのが趣味の世界

なのだか、50Hzよりも50kHz の優先度が高いというオーディオ業界の共通認識
だから、ずっと落ち目なんだと思う
まともに取り組んでいない

579名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 07:26:35.83ID:hnMus0Ip

みんな簡単に測定できないから勝手な事言ってる。データー無けりゃ安心して何でも言えるねww

580 名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 08:19:45.53ID:xg4cOQCi
>>578
をいをい、イマドキのツイーターは50Kを再生したいんじゃなくて
20Kを正確にピストンモーションさせようとすると、イヤでも高域が伸びるってだけだぞ
あと素材の共振周波数を可聴帯域に影響を与えない様にすると、これまた伸びる
情弱がしたり顔するのはやめてね╰( ̄▽ ̄)╯♡


582 名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 08:45:50.73ID:1kbcgfmR
>>580
情弱からすると、20Hzをいくらかでも再生するために50Hzフラットが必要
馬鹿でも分かる理屈


584名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 09:24:32.89ID:29fFzp7m

>をいをい、イマドキのツイーターは50Kを再生したいんじゃなくて
>20Kを正確にピストンモーションさせようとすると、イヤでも高域が伸びるってだけだぞ

嘘つけ
ハイレゾ対応だぞ

581名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 08:25:18.36ID:xg4cOQCi>>583

それにしてもf特でしかスピーカーを語れないってのもどうなのよ?
昔のピエガなんてf特は鬼フラットだが、音の方は・・・(´Д` )
それに比べてVOTのf特は・・・
だがVOTで聞くちあきなおみは泣けるで!
それからラッシュモアはテャンデバのクロスが繋がってないし
ビクターのSX-V1もネットワークはちゃんと繋がってない
どちらも聴感で最終的に音決めしてるのが特徴な


583名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 08:55:59.04ID:1kbcgfmR
>>581
そりゃそうだ。ピエガは高音が得意だからな。バランスが悪い
アホでもわかる
個人差が大きい聴感で開き直るまえにちゃんと測定しろっていうところは賛成
ツイーターにだけこだわりの小細工をしたって
低音不足なのは聴感で分かる(のに、聴感でチューニングしました!)
この間抜さが凋落のもと

585名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 09:25:33.76ID:Vv0VDGYt
>>583
ちょっと何言ってるのか分からないw
ツイーターに小細工ってピエガのコトか?
リボンツイーターなんて小細工でもなんでもないじゃん?
またピエガはあのアルミウーハーがダメな子だったので
スキャンスピークぅ、なんとかして〜
と言って音が良くなった(音楽的になった)のは有名だろ?

586名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 09:26:18.67ID:vFOrWUp/

量感と音が出ていることは別だと思うんだが

587名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 09:34:23.62ID:Vv0VDGYt

ピエガといえばTIASで聞いたANLS3は音が良かってデ
補水
しかし定価500万・・・

588名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 10:56:01.69ID:qMuelrEv>>592

3極管シングルアンプみたいな中音域しか出ないアンプが一番いい音だというのが定説だ

トランジスタアンプは周波数レンジが広いだけで、音がきつく響きが薄いからクラシックには向かないというのが常識

トランジスタアンプは女性ヴォーカルやエロビデオ以外には需要が無いよ


589名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 11:00:52.66ID:qMuelrEv

因みに、女性ヴォーカルやポルノの再生にはウェスタンの映画館用システムが一番いいというのが定説だけどね

YG + FMアコーステックスではそれだけの雰囲気は出ない

590名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 11:03:51.65ID:qMuelrEv

女性ヴォーカルやエロビデオの再生には YG + FMアコーステックスではなく、ウェスタンを使おう:


・ G.I.P.Laboratory GIP-555 - 555W : WE555 ドライバーのレプリカ
http://www.gip-laboratory.com/seihin555.html

・G.I.P.Laboratory Western Electric WE555 のレプリカ・ドライバーを使ったスピーカーシステム

@) G.I.P.Laboratory GIP-12A horn system : Western Electric WE555 のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法: W:1143 × H:1715 × D:1194, 片チャンネル重量 92kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin12system.html


A) G.I.P.Laboratory GIP-30154 horn system : Western Electric WE555W のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法: W:1735 × H:1336 × D:660, 片チャンネル重量 280kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin30154hornsystem.html

591名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 11:57:51.77ID:LFnKcnEi

虚言壁の人は「定説」「常識」を用いる
誰にとっても有害・無益なことをなぜそんなに熱心に続けられるのか

592名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 12:08:19.72ID:kpZ7rleG
>>588
こういうやつがいなくならない限り、ピュアオーディオの未来は暗い。

まず、CDなどのデジタルデータが正確にスピーカ端子まで実現できているのは
客観的に実証されている。

したがって、君の言うことが正しければ録音が悪いということになる。
それをこういうアンプならと断定すること自体間違っていると気がつかねば。

594名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 12:25:24.60ID:5WKTEnmr

まあ世の中の定説常識から逸脱してるから
オーオタなんだろ

595名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 12:40:44.81ID:onHX254+>>598

オーオタはロレックスとかの機械式じゃなきゃ腕時計とは認められないって威張ってる人みたいだね。
カシオの1000円の腕時計を尊敬すべきだ。


597名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 16:31:47.79ID:qMuelrEv

おおざっぱに言って25歳以下の若者は17,000ヘルツ、中年は14,000ヘルツ、高齢者は10,000ヘルツくらいまでしか聞き取れない。

一般的なCD音源は20,000ヘルツまで記録できるが、ハイレゾは40,000ヘルツまで記録再生が可能と言われています。

20代の人ですらCDの高音域が聞こえないのだが、「ハイレゾで音が良くなった」はほとんど錯覚の可能性が高い。


1万円のスピーカーを5万円のハイレゾに買い替えたら、ハイレゾに関係なくスピーカーの通常音域が改善され、結果的に「ハイレゾで音が良くなった」ことになる。

ハイレゾの恩恵を多少でも感じることができるのは30代までで、40代以降の人は低中音域が優れた高級スピーカーを買う方が良いです。

いわゆる歌謡曲の多くは誰でも聞き取れる10,000ヘルツ以下が中心なので、誰も楽しめるようになっています。


599名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 16:42:16.40ID:qMuelrEv

WE(ウェスタンエレクトリック)の、最高峰の真空管アンプにつきまして

60年から70年前の、WEの真空管アンプが、今でも、どのような民生用アンプをも越えていることは事実です。
なぜそうなのかは、それが往年のプロ用のアンプだったからに他なりませんが、
その後トランジスタアンプが出現し、最初にそれを使ったプロのかたがたは、トランジスタのものは使えないと、結論づけてしまいました。
https://procable.jp/crown/s_75.html

600名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 17:01:48.81ID:btWSUvjD

初期のトランジスターには色々アレコレ問題があったから
それなら馴れている球の方がいいとなるのはプロなら当然
車でもプジョーはグリースレスジョイントの時代になってもグリースを使っていたが
かっての植民地であるアフリカや中近東でつかうには
グリース式の方が良いとの判断だった
陛下の御料車プリンスロイヤルも旧式のアクリル塗料にグリースアップを必要とするジョイントを使用していたが
これも今まで使い馴れている方式でやってくれとの、宮内庁のご要望に沿ってだ


601名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/17(木) 17:07:55.88ID:btWSUvjD

そういやマッキンもインピーダンス変動に強いからとの理由で
バッファーとしてトランスを石にも採用したんだよな
今となってはロールスのパルテノングリルや911のリアエンジン同様
止めようったってお客が許してくれないw
しかし、あのトランスをかますおかげで低インピーダンスのスピーカーをBTL接続で鳴らしても
不安定になるコトなくガンガン鳴らせる
てかモノアンは内部でBTL接続になってるはずだ

602名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 05:54:43.12ID:wAAqmNqF

ウェスタンが生々しい音を出すのは事実だけど音に腰がない
ふらふらへにょへにょの音で良いかというとそれもまた違う訳で

物量投入は物量投入で良さがある
どの選択も一長一短があるの解らないのは痛い

603名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 10:19:52.96ID:6kW4mwv0

クラングフィルムは音に腰が有るよ

専門家の音質評価では

クラングフィルム > ロンドン・ウェスタン >> ウェスタン

604名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 10:22:11.54ID:6kW4mwv0

YG + FMアコーステックスを使っているアホが大好きな女性ヴォーカルやポルノ・ビデオの再生には
ウェスタンが一番いいというのが定説だけどね

605名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 10:40:09.47ID:6kW4mwv0

ウェスタンサウンドは人の声が良い

 今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、

ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、

聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、

また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、

 ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、

なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、

特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!

 ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、

今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html

606名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 11:53:09.34ID:wAAqmNqF

金持ちで人の声を聴くのにウェスタン選択しない奴は金をドブに捨ててるのと同じだな
いずれ俺何やってたんだろう・・・になるだろうけど

610名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 12:45:44.26ID:wAAqmNqF

聴けばわかるが聴く機会が無い
呼ばれるためには相応の環境を持ってないと相手にされない

ここらへんがネックなんだろうけど

611名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 13:16:37.78ID:qlH13WR+>>616

昭和末期辺りだと地元の家電販売店の話だが
当時のナカミチ、サンスイ他の協賛で展示会とか
結構やってたな。全部で100万越えするような高価なシステムではなく
せいぜい5〜60万とかだがそれでも違いははっきりしてたし
で当時の店員さんもメーカーから来てた人も人を見て対応とかはなかったし
音源もクラシックかけてたのもあるがそうでないのもあった。
ところが今はどうだ。40代後半だけどクラシックやジャズ以外の音源だと
露骨に渋い顔するのが多い。好きな機材で何聞こうと買う自分の勝手だろと思う。

612名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 14:25:34.96ID:y7S/Gqqi
>>611
音源の事だけど、クラシックやジャズ以外の音源というのはいわゆるマルチモノの録音ということで敬遠されている。
Aの音源用に使うマイクa、Bの音源用に使うマイクb,C--c,D--dとマイクをセットしよう。
Aの音源はマイクb,c,dでも、Bの音源はマイクa,c,dでも、C--a,b,d D--b,c,d でも録られいる。
A,B,C,Dの音源が十分に離れていればお互いに影響は少ないが、ドラムセットに何本もセットされたマイクをみると
Aの音をほんの少し遅延し、やや高域減衰した音をbが、さらに遅延減衰をcが、以下dが
B(同上)
C(同上)
D(同上)
それをミキサーで混ぜて、エコーをかけ、リミッターを通し出来上がったものはぐちゃぐちゃだ。
ほとんどの商売音源はゼネラルオーディオ向けに音源の音量バランスに重きを置いているので
その音源を高級オーディオで聴くと頭が痛くなってしまう。
ポピュラー音楽ファンの人は超オフマイク2本で録られた音を聴いたことがないので何を言っているのかわからないと思うが。
とにかく昭和末期より聴衆のレベルは向上している結果だ。

618名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 17:52:40.25ID:bO049exr>>620

元々録音のいい曲より、コンプかけまくりの濁った音色の曲を滑らかな音が分離した音色に変えてこそ価値がある

620名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 21:29:51.95ID:NltAh+Ry
>>618
それは最早オーディオではなく魔法だw

621名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 21:32:54.94ID:EIM1Envy
>>620
魔法じゃないよ
実際できるし
ハイレゾ化だけでは無理だけどねー

622名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 21:57:23.93ID:NltAh+Ry
>>621
ぜってーならねえ
もしそうなったら、それはソフトの情報を忠実に再生していない器機だというコトになる
ある特定のソフトを聞く分にはいいかもしれないが、それ以外のソフトでは皆その器機特有の音色で聞かされるコトになる
実際に、そのようなスピーカーは実在する
ベーゼンは最高なのだが、スタンウェイを聞いてもベーゼンの音で表現する

624名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/18(金) 23:41:03.01ID:
>>622
CD自体濁ってるからその濁りを取る事はできるよ

625名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 00:15:00.96ID:HEJmcKfQ
>>622
とりよw
>ベーゼンは最高なのだが、スタンウェイを聞いてもベーゼンの音で表現する

おいおいw
「ぜってーならねえ」どころか自らなると認めてるだろw

なぜなら、「スタンウェイを聞いてもベーゼンの音で表現する」ならその逆の
ベーゼンを聞いてもスタンウェイの音で表現することも不可能と言えないどころか

「コンプかけまくりの濁った音色の曲を滑らかな音が分離した音色に変える」ことが
できないことを否定するどころか、その可能性を示唆してるだろwお前w

>ある特定のソフトを聞く分にはいいかもしれないが、それ以外のソフトでは皆その器機特有の音色で聞かされるコトになる

だからよw
それは再生側の話で、今の時代、デジタル時代、製作者も含め音源をいじれまくれるだろw

626名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 01:00:42.39ID:ds5IN0Ud

ハードロックが好きな人は、演歌は嫌い。

627名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 08:08:46.09ID:94Yt//EG

クラシックが好きな人は、それ以外のアホ音楽はすべて大嫌い。

女性ボーカル聴くより風俗で生声聞いた方が絶対にいい


629名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 09:18:02.81ID:W6vLJj/X

クラシック至上主義者がスメタナもコダーイもドヴォルザークもガーシュインもバルトークも否定って
どんだけ痴呆だよ

630名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 09:23:25.82ID:T/dXbzvc

現代曲の怒涛のサウンドを楽しんでいる身からすると、なまぬるい平均律の調性音楽はへなちょこだ‼

631名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 09:27:04.44ID:ZysLtoRZ

SP盤のフルトヴェングラーよりゴリゴリ出たらたいしたもんだけど

632名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 10:00:14.79ID:ZlsWIvBK

CDとかいうノイズメディアをありがたがっている時点で終わってる
いくらそれをハイレゾ化して高級機械で聞いたところで同じ
賢い人は自分で整形して普通の機械で聴く


636名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 17:02:10.27ID:T/dXbzvc>>639

好きな音楽、歌手、ミュージシャンはテレビ、ラジオのようなスピーカーから聞こえてきて初めて知った。
憧れの人に近づこうとコンサートに出かけても、聞こえてくるのはPAからの音でテレビ、ラジオで聞いたあの音だ。
音楽を産業にできたのは多くの人間に買ってもらうことができるように単純な楽曲、低廉な再生機械、それを活かす録音技術などの製作、普及の結果だ。
ほとんどの人間の音楽の原体験がこれなのだ。

普段聴いている音楽を目の玉が飛び出るような値段のオーディオ機器で聴いても何も変わらないと言う人がいる。
ラジカセ、ポータブルオーディオで聴いた方が楽しいと言う人がいる。
当たり前だよ そうゆう風に楽曲、音を作っているのだから。

日本のある高級オーディオ機器メーカーの記事で読んだことがある。(ソース明示できないが、確かに記憶にある)
”ユーザー数は全世界で2000人ぐらいなので生産量は増やす考えはない。
この数の大切なお客様を大事にしてゆく。”

ピュアオーディオなんて70数憶人の内の分別のつく大人、数千人のもので構わないと思う。
”庭のコンサートホールで音楽学校の生徒を集めチャリティー半分パトロン半分でコンサートを開こう。
政界財界の人間も呼んで人脈も広めよう。”
”今度の旅行は未開の地へ行って、西洋音楽に毒されてい民族音楽を楽しもう。
音楽学者も連れていけば喜ぶかな?”
”娘の音楽学校の作曲科の彼に新しい手法の楽曲を委託しよう。
作品を気に入れば、演奏、録音の費用も工面しよう。”
数千人の中にはこんな人間もいることだろう。
音源を含め質の低下を起こさないようにメーカーは脇目を振らず高級、高性能路線を突っ走れ!

637名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 17:18:07.37ID:94Yt//EG>>646

ごちゃごちゃ言う必要はない

今すぐに、

タンノイ モニター・シルバー

グッドマン Axiom80

QUAD ESL57

ハーベス HLコンパクト オリジナル

スペンドール BCU

ソナスファーベル ガルネリ・オマージュ

の完璧なレプリカを出せば、それ以外のオーディオは売れなくなる


646名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 08:47:23.55ID:y3Ike97f
>>637
馬鹿だな!そんな物出せば余計死期が早まる。首括りの足を引っ張るに等しい。

638名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 17:27:56.73ID:oU2je5iL

残念ながらハイエンドオーディオはマニアの為じゃなくて金持ちがテキトーに買うものになるでしょ
豪邸に弾きもしないグランドピアノ置くのと同じようなポジションを狙っていく流れ
見た目、スペック、素材はブランドストーリー作りの為に使うだけ。極論を言えば


641名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 20:32:07.36ID:94Yt//EG

クラシックファン以外にはオーディオの需要なんか無いんだよ

流行歌ならパソコン付属の1500円のスピーカーで十分だ

642名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 22:21:18.59ID:ZNCIwp4L

というかそれ用にチューンされてるから
オーディオ専用機だと逆に劣化に聞こえるw

643名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 22:39:15.63ID:Td8DlhXq

おまいらなんでピュア板いるの?
音の悪いアイドルでもマジコで聞くと新たな発見があるぞ?

644名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 22:54:24.42ID:ZNCIwp4L>>645

そんな発見なんてーどーでもいいんだよ
クオリティが上がると違和感とモーレツな嫌悪感が最悪聞いてられなくなう


645名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 23:43:17.70ID:Td8DlhXq
>>644
>クオリティが上がると違和感とモーレツな嫌悪感が最悪聞いてられなくなう

なこたあねえ
ウソだと思うんなら、手持ちのソフトをTIASに持って行って聞いてみな
アブサートロンならかけてくれる可能性が高いぞ

647名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 08:51:54.19ID:pd87HVGp

マジコでは低音パートの楽器が鈍い音しか出ないようですが

648名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 08:58:10.81ID:pd87HVGp

装置の性能が拙いとちゃんと分離できないからごちゃごちゃになって気持ち悪い音になる
レコードのスクラッチノイズと同じ

あれも楽器の音と分離するぐらいの装置になると気にならなくなる

649名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 09:09:24.18ID:zXD2YsMg>>652

クラシックはすべての音が完全に混じり合わないとホールトーンにならないんだよ

音が分離していたら嘘っぱちの音だ

オートグラフが一番本当の音に近い


650名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 09:13:22.72ID:zXD2YsMg>>653

マイクで捉えた音は原音じゃない

二階席正面で聴くのが原音だ

静電型スピーカーならは細かい音まですべて出るのに、QUAD ESL63 はわざわざ小さな穴が無数に開いたアルミカバーを付けて
残響音を入れ、ロイヤルアルバートホール二階席正面で聴くのと同じ音にしている


653名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 09:56:39.11ID:pd87HVGp
>>650
全部出るってお前さんは現場のミキサーの音聞いたことあるのw

652名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 09:55:25.74ID:pd87HVGp
>>649
ソースに入ってる音がそうなんだから仕方がない


654名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 10:13:45.19ID:uv7tEpS2>>656

ここで言ってるピュアオーディオって、ソースに忠実に再生することでしょ?
(本来は違うけど)
ノイズまみれのCDを忠実に再生して何が楽しいの?
最先端はそのノイズを如何にソフトウェアで取り除いて整形して本来の音を再現するかに移行してる
それができれば 44.1khz 16-bitで充分なの


656名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 10:45:57.90ID:d6B4Hof5
>>654
>ノイズまみれのCD
今時のCDでノイズなんて全く聴こえない、脳内で発生しているノイズのこと?

> 最先端はそのノイズを如何にソフトウェアで取り除いて整形して本来の音を再現するかに移行してる

それにはオカルトの力が必要で、結果バカにされるオカルト宗教となり
将来が絶望となった。
オカルト連中がいなくなれば、少しは将来が出てくる可能性もあるが・・・・・。


658名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 11:27:09.44ID:uxd/LTM3
>>656
44.1khz 16-bit化する際に波形がぐちゃぐちゃになってるよ
いくらでも整形できる


657名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 11:16:17.57ID:zXD2YsMg

デジタルテープに忠実に再生したら聴くに堪えない音になるんだ

コンサートホールはそのまま聞いて一番いい音になる様に音響設計してるんだよ

ソースを正確に再現する事に意味は無い


659名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 11:28:41.02ID:zXD2YsMg

手廻し蓄音機でも真空管アンプでも。input より output の方が遥かにいい音になってるよ

ソースをそのまま再現する過去の名器なんか存在しない


661名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 11:40:28.11ID:zXD2YsMg>>663

クラシックファンは 1960, 70, 80年代のオーディオが一番好きなんだよ

WE124 や リーク、ローサーの真空管アンプを完璧に復刻したらベストセラーになるよ

662名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 12:12:51.13ID:O75SIilQ

今のデジタルオーディオはクラシックファンには全然合わないね
クリアにはなるけど

663名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 12:16:31.99ID:zAighD97
>>661
クラシック言うても種類が多すぎてなぁ……


665名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 12:58:39.05ID:7LcldXFN

クラシックはほぼ全くと言っていいほど聴かない俺だが、とりあえずピュアオーディオやってヴァイオリンの音色の良さには目覚めた


667名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 13:48:27.73ID:zXD2YsMg>>668

>ピュアオーディオやってヴァイオリンの音色の良さには目覚めた


クラシックファンはこの演奏をいい音で再生したいんだよ:


メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(クライスラー、旧録音) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NNu_sV5PVoo

Kreisler & Zimbalist - Bach Concerto for 2 Violins - 1st Mvt. (1915) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mXgwb4ri3jw


671名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 16:00:15.04ID:zXD2YsMg

メンデルスゾーンやバッハの協奏曲でクライスラーに匹敵する演奏は100年経っても遂に一つも現れなかったんだよ

クラシックファンはそういう世紀の名盤をいい音で聴きたいんだ

クラシックファンは最近のヴァイオリニストのどうしようもないアホ演奏には関心ないんだ

672名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 16:11:27.67ID:zXD2YsMg>>674

演奏による音の違い >>>>> オーディオによる音の違い


だから、いくらいい装置で最新録音を聴いても、100年前の伝説の演奏には絶対に敵わないんだ

677名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 19:53:39.10ID:zXD2YsMg>>678

クラシックの伝説の名盤はその殆どが1920年代から1950年代に集中しているから

クラシックファンが好きなオーディオは SP や モノラル録音を上手く再生できるものに限られる

グッドマン、ワーフデール、ローサーや QUAD が今でも人気があるのは、その時代の音源の再生に一番合っているからだ


678名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 20:01:11.21ID:VPxmafEV
>>677
クラフアンだがバッハ派だし古楽器派だから
そんなもの聞かんから要らんわ

679名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 20:04:27.94ID:S6BK59k2

ちょっと古い録音にぼわぼわの低音が入っていることがある
200Hzぐらいのローカットかける

680名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 20:24:26.17ID:zXD2YsMg

>クラフアンだがバッハ派だし古楽器派だから
そんなもの聞かんから要らんわ


バッハの演奏で一番人気有るのは

メンゲルベルクのマタイ受難曲
シゲティの無伴奏バイオリン
カザルスの無伴奏チェロ
ブッシュ合奏団のブランデンブルグ協奏曲

すべてSP とモノラルだ

681名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 20:27:07.86ID:zXD2YsMg

これ以上の演奏はできないと言われているのは


Adolf Busch plays Bach's Chaconne - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_ii7aPCQgHE

682名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 20:58:59.03ID:ZNxVy3FS

一番しか聴かないってわけじゃないしなぁ

演奏家が曲をどう解釈したかも聴き所だろ
曲のベストプレイが一つしかないなんて音楽好きとは思えない

単なる権威主義じゃね?

683名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:03:23.81ID:zXD2YsMg

天才は100年に一人しか出ないからなあ

クライスラーやブッシュに匹敵する才能は現在の教育システムでは潰されるんだ

684名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:08:05.86ID:zXD2YsMg

1960年以降は天才が全く出なくなった理由 : ジュリアードのガラミアンとディレイ

 アメリカではジュリアード音楽院のイワン・ガラミアンやドロシイ・ディレイであるが、共に 素晴らしい名ソリストを数多く育てている。ざっとあげてみると次のようになる。


イワン・ガラミアン
ズーカーマン。渡辺茂人。マイケル・レビン。
パールマン。チョンキョンファ。・・・Etc


ドロシー・ディレイ
パールマン。原田孝一郎。竹澤恭子。五嶋みどり。
諏訪内晶子。ギル・シャハム。アン・アキコマイヤーズ。
シュロモ・ミンツ。漆原朝子。チョーリヤン・リン。
チー・ユン。サラチャン。神尾真由子。数住岸子。
前橋汀子。加藤知子。ナイジェル・ケネディ。奥村智弘。・・Etc

(年長の生徒はドロシーがガラミアンの助手をしていたために共通の生徒がいる。)


 このようにして、Vnの指導を受けるのはジュリアードに限る、それもガラミアンや ドロシー・ディレイの指導を受けることが、ヴァイオリニストとしてのステイタスにもなっている ばかりでなく、実際に世界を席巻するソリストが、続々と送り出されている。

 ガラミアンの教育法は古い権威主義と呼ばれていた様に独自の指導法で、誰に対しても同じ方法で 徹底して指導したが、生徒は細部まで、正確に徹底した練習を求められ、テクニックの習得に重点が 置かれていたと言う。

 先生の指示する弓使い、指使いに従わない生徒には容赦をすることがなかった。

 特にガラミアンは運弓の名手と言われたカペーの弟子であっただけに運弓にはうるさく、後に ガラミアンのトレードマークになるが、大きく弓を使いいい音を出すことを徹底して訓練した。

   後にガラミアンは石ころでも立派に磨き上げて、ヴァイオリニストを創ることが出来たと評されている。
http://chauchaw.web.fc2.com/hafuna-48-4.html

685名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:10:39.99ID:ZNxVy3FS>>689

じゃあカザルスに匹敵する名手はそろそろ出てる頃だな

つーか100年単位で定期的に出てくるもんでもなし
現代に存在しうる名手を否定とかあり得んわ


686名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:11:15.36ID:zXD2YsMg

ガラミアンの指導法ではクライスラーやブッシュの様な100年に一人の天才は真っ先に潰される

残るのは器用だけど音楽がわからないアホ・ヴァイオリニストだけなんだ


688名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:13:43.29ID:zXD2YsMg

クライスラーやブッシュは蚊の鳴く様な小さな音だから、大ホールでは演奏できなかったんだ

今のヴァイオリニストは全員大音量で弾くから細かなニュアンスが出せないんだ

689名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:13:52.77ID:zAighD97
>>685
ボケ始めたクソジジイだから、新しいものが認められないだけなんだよ。


690名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:29:48.42ID:zXD2YsMg

フルトヴェングラーやニキッシュやマーラーに匹敵する指揮者が今後出て来ると思ってる音楽関係者は一人もいない

バックハウスやコルトーやホロヴィッツに匹敵するピアニストが今後出て来ると思ってる音楽関係者は一人もいない

昔とは環境が変わってしまったんだ

691名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 21:36:49.66ID:zXD2YsMg

クラシックファンには100年前の伝説の名盤が上手く再生できない

YGアコーステックス, マジコ、B&W, FMアコーステックス, ゴールドムント なんか用無しなんだ

692名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 22:16:44.18ID:igsifIMl

ヒストリカル録音をやたら持ち上げるのは音楽が分からない糞耳と相場が決まっている

693名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 22:20:43.52ID:ZNxVy3FS

ある楽器が「良い鳴り」をする時の音圧は昔も今も変わらんだろ
ストラドが100年前200年前より爆音を出すようになってるのかよ

やっぱアホやなこいつ

>>689
だな
人生終末期って感じ

694名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 22:42:01.29ID:zXD2YsMg

>ある楽器が「良い鳴り」をする時の音圧は昔も今も変わらんだろ

ほんとに何も知らない知恵遅ればかりだな
金属弦になってから大きな音は出るがポルタメント奏法ができなくなったんだよ


バイオリンなどに使われる弦は、現在では一般にスチールを素材としたスチール弦(最近ではナイロン弦も)が使用されます。
しかし、スチール弦が使用されるようになったのは20世紀も半ば近くになってからでした。
それまでは、羊の腸の筋をよって作ったガット弦が広く用いられていたのです。
スチール弦は19世紀の末から知られていましたが、広く普及するまでに多くの時間が必要でした。
特に1920年代前後には、演奏家の間でスチール弦か、ガット弦かという優劣論争が繰り広げられました。
ガット弦特有の柔らかい響きを重視する演奏家がいる一方で、より力強い音が可能で
しかも耐久性の面で特性を発揮するスチール弦の優位を主張して止まない演奏家もいたのです。

しかし、音量と耐久性の面で特性を発揮するスチール弦に軍配が挙がったのはその後の歴史に見る通りです。
ところが、作品の作られたものと同様な楽器で演奏する、いわゆるオリジナル楽器の演奏家が増えてきた現在では、
ガット弦の復権にも目覚ましいものがあります。古き良き時代の音を髣髴とさせるガット弦の良さが再び注目されてきたのです。
https://akira-nonaka.blog.so-net.ne.jp/2018-07-10


695名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 22:51:05.04ID:zXD2YsMg

1920年代まではノンヴィブラート ポルタメント奏法でテンポが速く音量が小さかったんだ

1940年代以降はヴィブラート奏法でテンポが遅く音量が大きくなった

昔の奏法でないと世紀の名演は出ない

696名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 22:52:39.39ID:ZNxVy3FS

ルノー・カビュソン(1976-)はポルタメント奏法をマスターしてるようだが?

出来なくなったなんて嘘だな
アホらしいからもう構わんとこ

697名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:00:18.16ID:zXD2YsMg>>743

>ルノー・カビュソン(1976-)はポルタメント奏法をマスターしてるようだが?


昔のポルタメントと今のポルタメントは全然違うのも知らないのか

カペーSQの演奏を特徴付けるのはノン・ヴィブラートとポルタメントである。
カペーSQの演奏は、同世代或は先輩格の四重奏団―ロゼーSQ、クリングラーSQ、ボヘミアSQらと、これらの点で共通する。
そして、第1次世界大戦を境に勃興し、カペーSQの後塵を拝してゐた四重奏団― レナーSQ、ブッシュSQ、ブダペストSQ
の各団体がヴィブラート・トーンを基調とするのと、大きな相違点を持つ。

しかも、カペーのポルタメントは旧式で、時代を感じる。 ポルタメントを甘くかける印象の強いレナーも、
カペーとは世代が違ふことが聴きとれる。 ここで、最も藝術的なポルタメントを使用したクライスラーの特徴を例に挙げることで、ポルタメントの様式における相違点を検証したい。

クライスラーの奥義は3点ある。第1に、必ずしも音の跳躍―即ち運指法の都合―でポルタメントを使はない。
云ひ換へれば、指使ひを変へないでも弾けるパッセージであらうとも、感興の為にポルタメントを使用する。
第2に、音から音への移行過程は最初が緩やかで、最後になるほど速く行なはれる。

第3に、フレーズの変わり目が同じ音のままの場合、敢てポジションを変へて音色を変へる。
この際に同一音の連続にも関わらず、ポルタメントが入ることになる。

このクライスラーの特徴は、ティボー、エルマンそしてレナーにも概ね当て嵌まる。

これに反してカペーはポルタメントの使用箇所に運指の都合が見られ、
何よりも移行過程の速度が均一である。
カペーの左手による表現はロゼーやマルトーと云つた旧派と同じ音楽様式に根付いてゐるのだ。
http://www.h6.dion.ne.jp/~socrates/capet.html


698名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:04:50.93ID:ZNxVy3FS

クライスラーに反して、カペーは旧式、なんだな

じゃあクライスラーは新式じゃねえか
解散解散

699名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:07:16.97ID:zXD2YsMg

これが旧式のポルタメント

Capet Quartet_ Beethoven String Quartet No.15 op.132 - 1st mvt. - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=AYjgV5Nklr4


クライスラーのはヴィブラートとポルタメント両方かけてる新式の下品な音だ

700名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:14:45.50ID:igsifIMl

ヒストリカル信者はどんなに薀蓄を垂れても永遠に音楽が理解できない悲しい生き物なんだな
わかるよ

701名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:14:56.20ID:zXD2YsMg

クライスラーはヴィブラートかけていて下品だというのでウイーンフィルの採用試験で落とされているんだ

ウイーンフィルは戦前はノンヴィブラートだった

702名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:16:32.51ID:zXD2YsMg

音楽がわかる人間なら 95dB以下の低能率スピーカーとかトランジスタアンプなんか絶対に使わないけどね

703名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:18:34.58ID:3eSsxjNf

100年に一人の天才クライスラーの名演は
新式の下品な音だそうです

冒涜も甚だしい

704名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:22:12.17ID:zXD2YsMg

当時の人間は女性ボーカルやポルノビデオの代わりにクライスラーやレナーを聴いていたのさ

705名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/20(日) 23:41:08.11ID:zXD2YsMg

因みに、当時は梅毒が大流行りだったから、金持ちは風俗に行けなかったんだ


708名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 02:40:50.22ID:JUWXJcHN

ID:zXD2YsMgは単なる音楽への冒涜にしかなってないな

710名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 08:48:37.44ID:geCmiS1L

収録時間の短いSPに無理に詰め込もうと省略し放題、テンポも速めたデタラメ解釈を「これが
本物」と有難がり他を否定するバカは後を絶たない。この悪習はLPになっても続きCDになって
漸く改められ始めた。提示部の繰り返しもしっかりやる者が増えてきたが、昔の悪習に染まった
バカ評論家には「繰り返しは不要無駄だ!」と決めつける奴も出る始末。悪習はまだまだ続く
だろうが時代は確実に進歩している。

711名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 09:14:47.16ID:SWgfKodx>>712

提示部の繰り返しは観客へのサービスなんだよ

ビューローが演奏会で第九を演奏する時は全曲を二回繰り返していた。

しかし、録音時に第九を二回分録音したのは聞いた事ない

712名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 09:19:28.41ID:geCmiS1L
>>711
繰り返しの意味も分かってないアホー

713名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 09:29:27.95ID:geCmiS1L

コンサートであれレコード、CDであれ、聴いていて省略したり、いい加減な勝手な演奏に気づく
奴は極めて稀。こんな輩が分かったツラこいて生意気な事をホザクのでありまする。

714名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 09:56:51.62ID:SWgfKodx>>721

エロイカの第一楽章提示部を繰り返すアホ指揮者は聞いた事が無い

長過ぎて観客サービスにならないからな

715名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 10:02:27.63ID:SWgfKodx>>478

提示部は、なぜ繰り返すのか?

私の大好きな、ベートーヴェンの交響曲第2番の第一楽章をやっていた時のこと。カッコイイ提示部をリピートして、2回目に入った時、
マエストロが「みなさん、繰り返し後も、1回目と同じテンションで弾いてくださいね。決して、疲れただの、また〜だの思ってはいけませんよ。
ところで皆さん、提示部って何で繰り返すのかわかりますか?」

みんな遠慮したのかもしれないが、誰も答えられなかった。私も、わからなかった。
マエストロの答えは「テーマを印象づけたいから」だ。ベートーヴェンの時代はCDもレコードもないし、
予習をしてコンサートに聴きに来る人なんていないのだから、みんなその場で初めて曲を聴くようなものである。

だからソナタ形式の提示部は2度演奏して、第一主題と第二主題がどんなテーマであるか、聴く人に印象付ける必要があるのだと。

あ〜なるほど・・。ここで第一主題と第二主題が脳裏に刻み込まれるから、その後の展開部で、何を展開しているのかが分かり、
再現部が登場した時に、あっと気づくんだろうな。
https://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/cbdf22ba5911fe92b570086d4cf91762

716名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 10:08:25.53ID:SWgfKodx

提示部は演奏会でも繰り返さないのが普通だ、録音時間の短縮とは関係無い

私は子供の頃、モーツァルトの交響曲というと、ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団の演奏が好きでした。
「第40番ト短調」と「第41番“ジュピター”」が裏表になったLPレコードは、針ですり減るほど聞きました。
この2つの曲は、第1楽章と第4楽章がソナタ形式で、提示部にリピート記号がついていますが、
ワルターの演奏は繰り返しを省略していました。

このころ(1960年代から1970年代あたり)の演奏と言うのは、演奏会にしろ、レコードにしろ、
ソナタ形式の曲は、よほど短い曲でない限りリピートを省略するのが普通でした。
「運命」や「田園」などの名曲も、提示部の繰り返しは、大抵省略されていました。


モーツアルト交響曲40番。ワルター指揮コロンビア交響楽団の演奏は、繰り返しを省いているのですか?

第1楽章は、多くの指揮者はセッション録音では提示部のリピートを行いますが、
ワルターの場合はこのセッション録音でも省略していますね。
(1952年ウィーンフィルとのライブでも省いています。
私の手持ちでは、パイヤール指揮イギリス室内管のものが省略派ですね。)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1393710943

717名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 10:53:42.16ID:SWgfKodx

そもそも楽譜通りに音化したらとても聴ける音にならないから、マーラーもフルトヴェングラーもメンゲルベルクは
自分で大幅に編曲したスコアしか使ってないよ

楽譜と違うのは当たり前だ

718名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 10:56:55.41ID:SWgfKodx

楽譜に書いてある通りに演奏したらまともな音楽にならないし

マイクで捉えた音を正確に再現したらまともな音にならない

だから、クラシクファンは YG やマジコや B&W を使わないんだ
トランジスタアンプもすべて NG

719名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 11:03:44.68ID:SWgfKodx

まあ、女性ヴォーカルやポルノなら かぶりつきで録音したのを再生するのが一番真に迫ってるからな。

だから、女性ヴォーカルやポルノビデオを毎日聴いてる人は YG やマジコや B&W を欲しがるんだ


>楽譜と違うのは当たり前だ

だからオマエは楽譜に書かれていない繰り返しを勝手に付け加え、それを自ら省くのか?

>楽譜に書いてある通りに演奏したらまともな音楽にならないし

真の楽譜を求めて今も世界中で研究が続けられている。古くばブルックナー、現在ではマーラーも。
つい最近ではマラ6の楽章配列、ハンマーの回数等問題になり改訂版が出された。クック版マラ
10のスコアーの改訂報告書、作曲者の真の意図を執拗に追い求める態度を見ろ!ブラームス
すら Hans Galによる改訂版が出版されている。
>楽譜に書いてある通りに演奏したらまともな音楽にならないし
何たるバカ!!

722名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 12:16:05.30ID:SWgfKodx

シューマンとみんな大幅に変更したスコアを使ってるよ

ベートーヴェンのメトロノーム表示も完全に無視されている

ブルックナーも響きがいい改訂版しか使わない指揮者がいる

723名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 12:23:18.46ID:SWgfKodx

どちらにしろ作曲家は演奏家としては三流だから、楽器法とかは素人と変わらない

良く知ってる人が教えるか編曲してやらないととても聴けた音にならないんだ

724名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 12:29:16.08ID:bz61nXtw

作曲家は演奏家としては三流って、偏屈な子沢山のオルガン弾きのおじさんは・・・
ちっちゃい子供の時からピアノ演奏のドサ回りしていたヴォルフくんは・・・
バイオリン弾けば猫も杓子もあまつさえネズミさんすら、その後を付いていった悪魔のバイオリニストは・・・(´Д` )

725名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 12:31:22.60ID:SWgfKodx>>727

ベートーヴェンやモーツアルトはピアノは弾けるけど打楽器とか金管楽器は弾けないだろ

オーケストラで使う楽器すべて弾ける作曲家なんか存在しない


728名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 15:09:02.82ID:geCmiS1L

収録時間に大きな制限のあるSPレコード時代故、省略やテンポアップが平気で行われ、当時の
「評論家」などが、初めて聴いた素人感覚から「これだけ」が本物と感激有難がり、宣伝したのが、
今日のバカが湧く元となったのだ。SP時代からの演奏家はこういう悪習に馴染んでおり、聴衆も
ドーセ分かりっこないからと、バカにして勝手な真似をして来たのだ。こういう古い演奏家が死に
絶え時間制限の少ないCD時代の演奏者が出て来てから漸く誤魔化しのない真面な演奏が
聴けるようになってきた。出鱈目な演奏をした古い奴等や、第九1楽章に繰り返しがあるなんて
バカな嘘、決め付けを偉そうに平気でヌカスバカがピュアオーディオをダメにした一因でもあるのだ。

729名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 15:32:27.33ID:SWgfKodx>>731

1960年以降にはまともな演奏家は一人も出てないだろ

730名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 15:45:10.63ID:SWgfKodx>>732

名演かどうかは 1分も聴けば音楽ファンなら誰にでもすぐにわかるからな

それがわからないというのは音楽がわからないという事だ

まあ、YG やマジコ買うアホは音楽がわからないからそういうのを買うんだけどね


734名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 16:07:25.18ID:SWgfKodx>>736

何れにしろ、YG やマジコ買うのはポルノをかぶりつきで見たい人間だけさ

二階正面席からポルノ見ても面白くないからな

735名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 16:19:17.97ID:jUD782qH

昔富野がロボット出してプロレスやっときゃ、後は好き勝手にしていーだろw
とザンボット3やガンダムを作った様に
ピンク映画も濡れ場入れときゃ、話しは好き勝手やらしてもらうぜ
つーことで、新たな表現者が現れた
ポルノを小バカにするやつあ、ホントーに芸術が分かっているわけではなく
芸術が分かるオレ、カッケー(*´ω`*)
と思ってるだけなwww

738名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 16:29:05.45ID:SWgfKodx>>739

結論を纏めておくと

女性ヴォーカルは音楽ではなくポルノの一種だ

ポルノは二階正面席で見るより、かぶりつきで見た方がいいから
女性ヴォーカルもかぶりつきで聴きたい

それで女性ヴォーカルやポルノが好きな人間は臨場感が出る YG やマジコを欲しがるんだな

本当は風俗で生の声聴いた方がもっといいんだけど、世間体が有るから女性ヴォーカルやポルノで我慢してるんだ


740名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 16:49:28.27ID:SWgfKodx

女性ヴォーカルは音楽がわからない色キチガイしか聴かないだろ

741名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 16:53:55.89ID:gNdqIgRI

まともな演奏家がいてもメディア化する時に腐った音に劣化させてるから何の意味もない
俺は整形出来るから本来の音に近づけて聴けるけどw

742名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 17:05:10.22ID:1KHgngxv

カワイの自動演奏もオリジナルに忠実に微妙なタッチも表現出来れば
プログラム修正して名ピアニストより遥かに感動出来るものに昇華出来そう


744名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 17:42:48.82ID:geCmiS1L

負けが明らかになっても、その事実を認めず、虚勢を張ってれば「原爆」が落とされる。その後
「人道違反」だとか「人道」「「人類に対する犯罪」等とバカな論理をを振り回すバカf共の存在は
全く変わってない!同じ愚をまた繰り返しそう。>>ID:SWgfKodxを見ているとホントそう思う。

745名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 18:17:55.04ID:SWgfKodx

ヴァイオリンもピアノもコンサートホールも演奏技術もオーディオもすべて完成してしまって、昔よりいい音はもう出せない
プレイエルやエラールよりいい音のピアノなんか絶対に作れない
ムジークフェラインザールよりいいホールなんか絶対に作れない

フルトヴェングラーに匹敵する指揮者はもう永遠に現れない

ウェスタンやローサーよりいい音のアンプはもう永遠に作れない
グッドマン Axiom80 や QUAD ESL57 よりいい音のスピーカーはもう永遠に作れない


それが結論

746名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 18:25:51.14ID:geCmiS1L

愈々「脳梅」決定、救いようない!スピロヘータ―耐性菌猖獗極める!!

747名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 18:34:41.12ID:sgOIkB07

まぁグッドマン Axiom80 も QUAD ESL57 も歴代の名器も
結局費用対効果で商売になれば作られるしもっと進歩すると思うよ
今のオーディオ機器なんて商売のために妥協してるのばっかりだし

748名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 18:38:49.13ID:SWgfKodx>>749

トランスでも真空管でも1920年代のが一番良くて、今ではもうそのレベルのは作れなくなっているんだ

Axiom80 も1930年代のが断然良くて、新しくなると音質がどんどん劣化している

749名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 18:44:25.65ID:sgOIkB07
>>748
うん。まぁなんでもそうだよね。
初期は勝負かけないといけないからモノは良いんだけど
結局売って商売していかないといけないから経済性優先で
品質後回しになっていくからね結局

と、ここまで言ってあれだが>>738の結論はいったん保留しといて良いと思うよ(´・ω・`)
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/

82. 中川隆[-12767] koaQ7Jey 2019年1月24日 11:39:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

203名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 10:48:27.03ID:9DWFWJJR

女性ヴォーカルやポルノビデオしか聴かないアホがオーディオに金掛けるのが逝かれてるんだ

風俗行って生の声聞いた方が臨場感有るだろ

205名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 11:30:35.33ID:9DWFWJJR

女性ヴォーカルやポルノビデオしか聴かないのなら、オーディオの音は確かに金額に比例するよ


「風俗とはどんなところなのか」をレクチャーしてくれたある雑誌ライターは、このような主旨のことを私に言った。

『風俗は女性の質と値段は比例している。値段が安くなればなるほど、女性の質は落ちる。だから、風俗で満足したかったら高い方を選ばないといけない』

これは、彼が十年以上もかけて学んだ世知辛いルールでもあった。

『みんな自分を高く売りたいと思ってるのに、それでも激安風俗で働くって要するに売れないからなんですよ。普通じゃ雇ってくれないからなんですよ。激安だけはやめた方がいい』

それを聞いて、私はすぐに激安デリヘルの女性に会ってみたのだが、その時に彼が言っていたことがおおむね間違いないことを確認した。どん底のような環境で働いている女たちは「激安」の風俗店に潜んでいたのだ。

83. 中川隆[-12753] koaQ7Jey 2019年1月24日 22:18:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告


207名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 15:03:13.71ID:9DWFWJJR

カルロス・ゴーンみたいな金の亡者にしか買えない製品を買うのは逝かれてる

ここの人間はどうせ女性ヴォーカルやポルノビデオみたいなアホ音楽しか聴かないんだから 1万円のラジカセで十分だろ

ステレオサウンドのアホ評論家は 性能は日本の無名なメーカーと同程度なのに値段だけ10倍、20倍の FMアコーステックとかゴールドムントみたいなボッタクリメーカーしか推薦しない


日本にも

47研究所
AIT labo
イシノラボ
WestRiver

サウンドパーツ
チューブ オーディオ ラボ
真空管アンプ「カトレア」

みたいな安くていい製品を作っているガレージメーカーが沢山あるよ

84. 中川隆[-12752] koaQ7Jey 2019年1月24日 22:25:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

745名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/21(月) 18:17:55.04ID:SWgfKodx

ヴァイオリンもピアノもコンサートホールも演奏技術もオーディオもすべて完成してしまって、昔よりいい音はもう出せない

プレイエルやエラールよりいい音のピアノなんか絶対に作れない

ムジークフェラインザールよりいいホールなんか絶対に作れない

フルトヴェングラーに匹敵する指揮者はもう永遠に現れない

ウェスタンやローサーよりいい音のアンプはもう永遠に作れない

グッドマン Axiom80 や QUAD ESL57 よりいい音のスピーカーはもう永遠に作れない


それが結論

751名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/22(火) 10:37:32.21ID:cZqInwIS
>>745
新しい事を考え出せないオヤジになってしまったね。
人間の長い歴史の中のほんの数百年の出来事なんだから、
次世代の人間が生み出す事を期待しよう。

752名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/22(火) 11:00:38.54ID:QhX735Tz

そうだな
ストラディバリウスも簡単に複製できる時代になった

753名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/22(火) 11:05:55.23ID:7lteoYPh

ハイエンド買う連中の殆どは金持ってる7、80代の爺さんどもらしいから、あと10年20年もしたら、彼らもあの世行きで買ってくれる連中もろくにいなくなり終わりかもな。

マージンのデカいハイエンドが売れないと
ショップも成り立たないような話もあるようだし、若い世代を引き込めなければ終わりも秒読みかもしれんね。

だが金持ち爺さんにしか用ナシ、まともな接客対応もナシ、やる気もナシじゃ救いようもナシだ。

754名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/22(火) 12:12:39.45ID:av54iRHm

新しい機械作るより、昔の名機の完璧なレプリカ作った方がいいよ

755名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/22(火) 12:22:56.07ID:av54iRHm

JBLも現行機種をすべて生産中止にしてハーツーフィールドとパラゴンだけにすれば売れる様になる

756名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/22(火) 12:23:01.89ID:QhX735Tz>>758

そんなコストかけて儲かりますかいな


759名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/22(火) 12:58:02.61ID:5v8TPoom>>763

もう20年もすればパラゴンを知るおじいちゃんは全滅するからな
そりゃ JBL も CHARGE3 みたいなのをガンガン作りますわ


769名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 05:50:21.17ID:ui2Rgn0D

ツタヤとかGEOのAVコーナーに、うようよ爺がいたから大丈夫だろ
時代遅れの商品に対して、時代遅れの人間が大勢いれば成立する訳で
細く長く続けろや

771名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 14:34:02.62ID:cOQhSrRv

話題になるのは楽曲、演奏家、演奏方法、再生装置
何か忘れていませんか?

>>612に示されているようなマルチマイクの問題

空気の"疎"の位置にあるマイクと"密"の位置にあるマイクの音を混ぜたり左右に振った逆相成分

オーディオマニアはハイレゾ、DSD、アナログ、ケーブル、電源で音の違いを見つけているようだが
マイク機種の選択、本数、位置、向き、固定方法が変われば違いはそれどころじゃない
記録媒体、再生装置には難癖をつけるのに、なぜ録音方法に何もいわないんだ

772名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 15:10:28.78ID:x2MF32kT
>>771
よく言われてると思うよ
あなたが見てないだけで

773名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 15:12:05.49ID:trK35wh3

録音技術は現在過去を通して SP録音が断然優れていた

楽器から至近距離から録るオンマイクは不自然な音になるので絶対にNG

普通楽器に耳をあんなに近づけて聞いたりはしないがゆえ、オフマイクのほうが自然になる

オフマイク二本だけで録るのが正しい。

ベストポイントは

音源から8mほど離れた、音源と天井の点を結ぶ線上の、天井の点から80センチほど離れたところ。

774名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 15:13:47.26ID:trK35wh3

オンマイクがいいのは女性ヴォーカルとポルノだけだよ

775名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 15:22:01.69ID:21hGj1Ay

そんな録音聴いても楽しくない

776名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 16:22:29.50ID:ROEznSpH
>>771
録音なんてリスナーはどうすることもできないからな
マスタリング後のダウンコンバートとCD化時の劣化は、ソフトで整形し直せば修正できる

777名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 17:58:58.43ID:yLwGCzHe

ワンポイントは後列の楽器の音が聞こえないのよ
不自然ではなくなるが合奏にならない

778名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 18:04:12.78ID:21hGj1Ay

俺らのオーディオってステレオフォニック再生より
どれだけ音質を楽しめるかだからね
極限ならモノラルでもいい

779名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 18:11:22.49ID:IYaLKRGq

ライブでのワンポイント録音を売りにしたレーベルあったなそういや。あれは酷かった。

780名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 18:19:33.79ID:21hGj1Ay

ワンポイント録音で楽しかったのは
昔おじさんの家で聴いたビクターセットコンポの4chのSL再生だけだわ

781名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 20:45:58.57ID:trK35wh3

デッカを超える録音は遂に現れなかった

有名な「Decca Tree」はこのようなマイクセッティングのことを言います。

明らかに3本のマイクが最大で2mの範囲に収まっていますから、時間軸のずれは概算で6msに収まりますから、これは立派にワンポイント録音だと言うことになるのです。同じ意味において、「Mercury」のコザートの方式も立派に「ワンポイント録音」だと言うことになります。
http://flac.aki.gs/bony/?p=3779

782名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/23(水) 20:51:07.35ID:trK35wh3

デッカでもこれが最高の録音:


Wagner Die Walküre (Act I) Hans Knappertsbusch - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Jq-4hl58oTE


785名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 10:36:07.01ID:9DWFWJJR

「ワンポイント録音」でないとこの凄まじい音は出ない:


wagner Wotan's Farewell - George London; Vienna Philharmonic Orchestra-Knappertsbusch (1958) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2Ojhx-cFsJw

786名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 10:40:01.37ID:9DWFWJJR

デッカでも1930年代のSP録音には敵わなかった

ワンポイント録音 + ダイレクトカッティング
だから音色や臨場感が全然違うんだね:

ワンポイント録音 + ダイレクトカッティング
のSP録音 でしか出ない最高の音:


Bruno Walter - VPO - Haydn Symphony #100 Military - 1st Mvt (1938) 再復刻 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=inbLPp-5HHQ

787名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 10:47:02.47ID:q/YqV+3b

そういう演奏・録音しか聞いてないなら、確かに1500円のスピーカーで十分だな

演奏が良くとも、録音状況が悪すぎて聴いてられないよ

789名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 10:58:35.23ID:xGJgl6nG

制作側ですらもうノンリニアな時代にそういうのを追い求めてもなあ。
そういえばどこのか忘れたけどクラの録音現場の写真を見た事あるけど
従来通りのマイクセッティングもされてたけどそれぞれの楽器にも
小型のマイクがついてた。今はミックスしてるのもある?
今は殆どデジタルコンソールだから大編成でもパン自体は簡単だが。

790名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/24(木) 11:02:55.00ID:4y/eCkLH

ワンポイントに限らずペアマイク(2本のマイクの間隔が広め)や4〜6本ぐらいのマイクで逆相が目立たない録音は高級オーディオ向けだね。
少なめの本数のオフマイク信者が結構いるみたいで嬉しいよ。
合奏にならないって人は割と穏やかな音のする装置での再生だね。
http://bis.se/conductors/hirokami-junichi/japanese-orchestral-music

このCD、へなちょこの装置だとモワモワのボケボケ 超オフマイク
マルチモノのポップスが突き刺さるような瞬発力のある装置で聴くとまるで3D音響。
スピーカーの後ろの壁が無くなって奥の方に演者がいる。
但し音量に注意、大太鼓が部屋を揺すぶるからね。
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/l50

85. 中川隆[-12751] koaQ7Jey 2019年1月24日 22:29:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

プロケーブル
レコーディング時のマイクのベストセッティング - マイクの使い方の最終回答-
https://procable.jp/setting/61.html


■ビッグニュース
あの北海道の大御所、プロの中のプロの関井さんが、2009年11月19日に、北海道の居心地の良いカフェに登場されることとなっております。「本物のプロの音」がいかなるものか、コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと、一度は聞いておかれるといいでしょう。

詳しくは、最新情報のすぐ上、つまりお客様のコメントの一番下のほうですが、そこをご覧ください。
日程等は、そのリンク先のサイトでご確認ください。今年(2010年)は、五月から再開されるそうです。
関井さんは北海道の札幌で、我々アマチュアのために今後も催し物を開催されることと思います。

■ビッグニュースの追加情報
お客様から、北海の大御所、あの関井さんのイベントの結果報告を寄せていただいております。お客様のコメントの下のほうをご覧ください。


■ビッグニュース その2
あの北海の大御所、関井さんがまた動きました。今度ばかりは、びっくり仰天です!
ライブの途中で生音と録音を切り替えて、誰もそれに気付かなかったという、WE(ウェスタン・エレクトリック)以後の、伝説的ですらある、あの実験の再来です!

詳しくは最後のコメントを参照ください。

■ビッグニュース その3!
またしても、北海の大御所、プロの中のプロの関井さんが動きます!

2010年10月23日(17:00~19:00)、最近の予定ではこれが最後です!

北海道の居心地の良いカフェに登場されることとなっております。「本物のプロの音」がいかなるものか、まだお聞きになっておられないかたは、一度は聞いておかれるといいでしょう。

詳しくは、このページの一番下の箇所をご覧ください。


★追記致します。

プロケーブル注:)レコーディングというのは、マイクの立て方のみならず、現在のデジタルレコーディングの場合には実に様々な問題を抱えています。そういうことが、1番さんエンジニアや2番さんエンジニアとメール交換しておりますと、よりいっそう痛感するようになりましたので、マイク以外の問題点も少々ではあるでしょうが、このページで取り上げていきます。自宅レコーディングのアマチュアのかたなどはぜひ参考にされてください。ここに関わるエンジニアさん達は第一線で活躍されているかたがたばかりです。最初は1番さんが指摘されたマスタークロックの問題です。これが機材が多くなればなるほど(パソコンとレコーディングインターフェイスだけでもそうなるようです)、別のマスタークロックを使ったほうが良いという事実です。ただし、これは音楽鑑賞には全く必要ないですし、そんな事を音楽鑑賞でしていたとしたら気持ちの悪いことだと、1番さんは締めくくっていました。確かに気持ちの悪い事です。音楽再生の場合データー量が少ないですから、パソコンのクロックで十分です(例え別クロックでワンランク良くなったとしても!)。他には2番さんが以前語っておられた重要な問題があります。マスタリングの問題です。これが現在ではCDRか専用のマスタリング用テープを持ち込むしか無いとのこと(専用テープと機材は相当に高額です)。したがって、マスタリングスタジオを通さずにCDを製作しようとしますと、CDRを焼く機材の徹底した選択と、CDRそのものの質の高いものを模索するしか無いところです。この問題にも触れていきたいと考えています。


■下記からが、元々からの本文になります。冒頭はマイクの立て方の問題ですが、途中からマスタークロック問題、そしてCDR、マスタリング問題になります。

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プロのエンジニアのかたの実験で、マイクの使い方までもが、音響の最終回答を利用出
来るかもしれないという事が浮上してきています。

これはまだ検証途上にある可能性も大ですので、多くのプロのかたに実験していただく
必要がありそうですが、実験というものは、結果が全てです。

その意味ではすでに一人のエンジニアさんの実験結果をみますと、成功していると言え
ます。

下記は、「音響の最終回答 その3」に少々掲載しておりましたが、これは単独掲載が
必要と感じましたので、マイクの使い方のコーナーを設けました。音楽をしておられる
かたは、ほぼ良好な結果が得られると思います。ぜひ実験されてください。

なお、ここでの1番さん、プロのエンジニアのかたのコメントは、

52)音響の最終回答(続々)スピーカースタンド コメント集 その3

上記の項目の中で、59番さんとして、コメントを二つ掲載していたものです。

プロのかたのコメントはなかなか入らないかもしれませんので、ここはじっくり腰を据
えて進めていきたいと考えています。

マイクというもの、録音というものは、オーディオとは全く関係なさそうですが、実際
にはレコーディング時の優れた録音はオーディオの音質にダイレクトに反映しています。
その意味でオーディオの皆さんにも陰ながら応援していただけると有り難い限りである
と考えています。
といって、我々に何かが出来るかというと何も出来ませんので見守っているしかないの
が現状ではありますが・・。

—————————————————————–

1番さんのコメント:  プロのレコーディング・マイクの立て方の最終回答か?!

Subject:  マイク音響に関して

○○です。

じつはまだお礼申し上げなければならないことがありまして
音響の理論をマイク配置に応用してみたんです。
これも素晴らしい結果をもたらしてくれました。

応用と言っても単純で、スネアやハイハットなどの
音源から部屋のコーナー(点)の対角線上にマイクを設置
しただけです。

ちょっとマイクと音源の距離に制限が出て不安もあったのですが
明らかにマイクの尻で点を狙った方が良かったです。

ドラム録音はいつも音のかぶりで悩むのですが
これによって今までに無い音の明瞭さ、分離感が得られました。
正確にやればやるほどシャープな音像でしたので
今度からはレーザーポインター持参で録音に望んでみようかと考え
ています。

音響スタンドは導入できていないものの、音響の威力をこんなところでも
思い知った次第です。

プロケーブル注:)これは凄い情報が入りました。プロのかたがたはぜひスタジオ
で試してみてください。マイクの使い方/最終回答である可能性が大です。

—————————————————————–

1番さん再登場!: マイクの立て方の最終回答?! その2

Subject:  マイク音響に関して

○○です。

なんとマイキングの最終回答ですか、
ただマイクには必ず指向性というのがありますし、
形状もさまざまですから、向き不向きがありそうです。
無指向性のマイクなどは向いていないかも知れませんね。

歌や管楽器の録音も控えているのですが、
今度はコーナーに向かって音を出してもらえば
良い訳ですからさらに単純になりますね、楽しみです。

プロケーブル注:)ここで私は楽器をコーナーに持って行き、マイクを楽器、及び
部屋の点に向けた場合どうなるのか、それに疑問を持ちましたので、本人様に聞い
てみましたら、すでにそれは実験済みでした。それが下記、その3コメントになり
ます。

—————————————————————–

1番さんです!: マイクの立て方の最終回答?! その3

Subject:  マイク音響に関して

お世話になります、○○です。

> もう一つあり得るのは、部屋のコーナーで楽器を演奏
> しておいて、部屋の点に向かってマイクを設置すると
> いうのはどうなのでしょう。

今回、スネアの裏側に立てたマイクが
どうしても尻でコーナーを狙う事が出来なかったので
頭でスネア越しにコーナーを狙ったのですが、
やはり少し落ちる感がありましたね

マイクは音を受ける側ですから
点に向かっていく音を拾うのがベストなのかなと
今のところは推論しています。

プロケーブル注)ここで私は尋常ではない出来事が起きている事に気付いて、
これは鬼門コーナーに単独掲載しなくてはと考えるに至りました。
それに対しての1番さんのコメントが下記です。

さてこの結果、どうなっていくことやら!!です。

—————————————————————–

1番さんです!: マイクの立て方の最終回答?! その4

Subject:  マイク音響に関して

○○です。

鬼門コーナーの影響力は大ですから
自分のようなインディー者だけでなく
やはり他の方の検証も欲しいですね。
ひょっとしたらメジャーのエンジニアの方々の中には
当たり前のようにそれをしているような人も
いるのかも知れません。

これがもし本当に通用するとしたらPA現場、
コンサートホール、ライブハウスでもいけるということになりますから
凄い事になるかも知れませんね。

プロケーブル注:)その後、他の二名のプロエンジニアのかたに連絡を取りま
したので、時間はかかるでしょうが、実験してくれると思います。

これはマイクを立てるついでの実験になりますので、少々の時間はかかると思
います。

複数のプロの意見が一致してくれば、一般的にメジャー、インディーズ、フリー
エンジニア問わず、エンジニアという人種の技術力や音への執念は相当なレベ
ルのものですので、完全に1番さんエンジニアの実験結果が正しいことが証明
できるかと思います。

今は結果待ちです。これは一ヶ月、二ヶ月単位になりそうです。

—————————————————————–

2番さんのコメント: 別のレコーディングエンジニアから返答が来ました!

面白い規格ですね、是非参加させて下さい。

こういう実験は大好きです(笑)
何か面白い結果が出次第、報告いたします。

でもよく考えてみると何故、音源がコーナーから
発せられてるわけではないのに、
そこにどういった合理的な理由があるのかが、
ちょっとすぐには思い浮かびませんね。

プロケーブル注:)確かにこのエンジニアさんの言う通りで、音源そのものはコー
ナーからは発せられていません。ただ、私自身が感覚的、これは非常に感覚的に
感じている事というのは、実は下記のような事です。

★点から部屋に向かって斜めに来ているライン、そのライン上を音は集合して走
っているだろう、というような感覚です。点から部屋の中央に向かって来るライ
ンは、特にトルネードーのように、音を巻き込みながら双方向に斜めに走ってい
る、というような感覚です。

これは感覚的なものですので、結果ではなく、単に感覚的なものとして書きます。

これと同様の事を、しばし登場されておりませんが、あの化け物さんも、私が音
響の最終回答を発表した時に電話で言っていました。WEのホーンを部屋の角の点
から斜めに吊り下げて設置していたそうで、それが一番音が良いと。

どうやら、点、点には大いなる秘密があり、点から斜めに走っている音は、面に
反響して、次の点に集合します。そしてその点からまた音は発せらて部屋を回り
ます。

音が斜めに走っている場所、すなわち、そこは垂直、水平方向への音が極小にな
る箇所である可能性が大ですので、その角度に指向性の強いマイクを設置すると
音が良くなるのではないかと、今はそのように仮定しています。これはずっと仮
定のままなのかもしれません。証明は困難でしょう。
したがって、プロのかたがたの実験、実験結果がどう出るか、それだけが一番重
要な事になってきています。

とにかく結果が全てです。論理や理屈ではありません。論理や理屈ではこういう
事には限界がありますし、時間がかかり過ぎますし、多くのかたが迷路に迷い込
む可能性まであります。

1番さんが実験済みの、ドラムを「点」の前に置いて、手前方向にマイクを設置
してドラムを通過させて点に向けるというのは、点から発せられた音がドラムの
存在によって乱れるからこそ、うまくいかなかったのだろうと、仮定しています。

それにしても、心強い味方が付いたものです。このエンジニアさんも、音の実験
となると、徹底した執念でもって挑むかたですので、必ず正しい結果が出て来る
どころか、音響の秘密にさらに迫る可能性すら、そこにはあります。

—————————————————————–

3番さんのコメント: 北海道のエンジニアのかたより驚異の電話が入りました!!

北海道の関井久夫さんという古くから音楽に関わっているかたで、ムーンコールドスタジ
オを運営されているかたより、お電話が入りました(名前を出しても良いという了解を得
ています)。
とんでもない内容でしたので、本人さんが語られた事をそのまま文字にします。なお、こ
のかたの正体は、洞爺湖サミットの音楽担当でプロデュースにあたられたかた、というの
が一番早いでしょう。

今まで東京の音楽の仕事の一部を受けて、それをまた東京に戻すという仕事をされていた
そうです。仕事柄、ムーンコールドスタジオという名前はほとんど出てきません。
メールを打つのが苦手な高齢のかたですので、今までは甥のかたがケーブル類を代わりに
購入されていたという、古くからのお客様でもあります。

http://hokkaido.maido3.com/song/jp.html

上記が洞爺湖サミットの関井久夫さんの記事です。

★お電話の内容

5年か6年前ほどに(私が音響の最終回答を発表する以前の事です!)、ライブハウスでの
録音が入り、ベストポイントを探していた時の事、オンマイクでは不自然になるので、結
局、ノイマンU87二本だけで、ローカットフィルターをオフにして、オフマイク二本だけ
で録る。
その時にベストポイントを探していたら、音源から8mほど離れた、音源と天井の点を結
ぶ線上の、天井の点から80センチほど離れたところであった。
その音は、オンマイクのようであり、そこに楽器が実在するような音であった。80セン
チという距離を前後させると、かなり音が変わった。音がこもったりして、80センチが
その時は最もクリアーな音で、ベストであった。

その時には何故そうなるか分からなかったが、このページをご覧になられて、はじめて理
論的に分かり始めたとおっしゃっておられました。スピーカーの音響のところでは、マイ
クとはそれが一致せずに気付かなかったとも言っておられました。

これは当然です。私自身もまさかマイクまで!と、はじめは感じましたから。

ということで、それからその録りかたで録音されたプライベートCDが二枚ほどあり、送っ
てくださるとの事。

「氷壁クライマーさんや化け物さんなど、凄いかたがたがここにはいらっしゃるので、む
しろそういうかたがたの耳にどういう風にその録音が聞こえるかを検証していただきたい
くらいです。」と、おっしゃっておられましたが、エンジニアの耳のほうが我々より凄い
に決まっていますので、「その必要性まではないでしょう」と、返答しております。

今後も別のエンジニアのかたから検証結果が入るわけですから、特に我々が検証しなくて
はならないような事ではありません。もっとハイレベルな事態に陥ってきていますので、
この先はプロにだけ関わっていただきたいくらいの事です。

こういうレベルの事はプロだけの力で最終的に決めていっていただきたいくらいの事だと
素直に感じています。勿論アマチュアの個人録音のかたの実験の結果も貴重ではあります
が、プロとアマチュアとでは機材のレベルが違い過ぎます。

なお、関井さんが言っておられた事で面白かったのは、オンマイク(至近距離から録るマ
イクのセッティング)は不自然であるという考え方でした。普通楽器に耳をあんなに近づ
けて聞いたりはしないがゆえ、オフマイクのほうが自然になるとの事でしたが、話がロッ
クの音の事や、レコーディングのみでライブをしないミュージシャンの事になると、やは
りプロは視野が広く、それはオンもありで当然です、という考え方をしておられました。

ボーカルを録る時に使うコンプレッサーは普通はウーレイなのですが、関井さんの解釈で
は、ライブをするミュージシャンの場合には、ウーレイだと録音の音とライブの音の落差
が激しくなるので、ドローマーの1960のオールドを使うそうです(注:これもオールド
でないとプロ用途としてはまったくダメだそうです)。

それを使うと、録音とライブの音の落差が少なくなるとの事でしたが、ライブをしないミュ
ージシャンの場合にはウーレイで構わないそうです。そういう事まで考えてコンプレッサー
を選んでいるという事をお聞きして、もうこれはとんでもないことだ、百戦錬磨のかたな
のだなぁと、感じております。
例えプロでも普通はそこまで考えないだろうと想像してしまった次第です。

以上が関井久夫さんとの電話のやりとりでした。

他にも音の事で、ついでにと、少々機材についての質問をしたりして、凄い回答を得たり
しておりましたが、必ずしも公表出来る事ばかりではありませんでした。それらの回答は、
あまりにもハイレベルな事であったのです。

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1番さんです!: マイク音響理論が確立されつつあります!

Subject: Re: マイク音響に関して

○○です。

鬼門コーナーに載ってしまいましたね〜

他の方にも検証して頂けるのはありがたいです。是非はともかく楽しみで
すね。

またスタジオでやってきましたので、一応報告です。

時間制限が厳しかったのであれこれと試している暇は無かったのですが、
やはり上手くいくような気がします。

今回はエレキギターと歌を録りました。

ギターはアンプを角に向けてもらい、あとは前述の方法で録りましたが、
他のセッティングを試す必要が無い音だったので、そのままですね。

歌は、試しに双指向性マイク(マイクの正面、背面の音を集音する
タイプで、用途は確か対談などだったような..)を使用してみまし
たが、これはダメでしたね。

反響がモロに混ざってしまい、エコー
、コーラスエフェクトが掛かったような音になってしまいました。
ただ、ルームアンビエンスを意図に狙いたい時などは良いかもしれませ
ん。

通常の単一志向性に戻し、録り直しましたが、やはりこれはうまくいきま
した。マイクアンプのゲインが通常よりかなり低い状態でもバランス良
く、スッキリ入ってくる印象でした。

とりあえず、以上ですね。

プロケーブル注:)オフマイクの場合には、天井の角からの距離が問題になり、
その現場では角から80センチがベストだったと3番さんが言っておられました
が、1番さんの場合はオンマイクと思われます。どうやらオンマイクの場合に
は、音源からの距離や部屋のコーナーからの距離は関係なさそうだ、というの
が現段階でのマイク音響の状況でしょう。
このかたも機材の事を語らせれば、それはそれはおそろしい事を言うに違いな
いと思うと、「プロはとんでもない連中だなぁ〜こわいなぁ〜。」というのが
正直な印象です。

しかしこういう事はプロの間では、あっという間に広まっていく事に違いない
わけで、ただでさえ優秀な日本の録音ですから、日本がさらなる最先端を走っ
ていくという事になりかねない状況であります。

—————————————————————–

1番さんです!: やはりマイクは点から近過ぎても遠過ぎてもいけない!

Subject: 点との距離

面白くなってきましたね!

ライブレコーディングの予定もあるので、関井さんのコメント、
是非参考にさせて頂こうと思います。

自分も何となく、マイクの位置は点に近い方が良いのでは?と思っています。
ただ、双指向性がダメだったので試してはいないのですが、
点に近すぎても恐らく反響が混ざるんじゃないかと思います。

今回は点を最優先でやってますので、結構、オフマイクですね。
歌などは天井の点を使いましたので、歌う人の首の角度などもありますから、
割とポイントの選択余地は少なかったです。
歌い手さんからマイク、マイクから点の距離は
それぞれ1m弱くらいあったと思います。
それでも、スタンドの説明にあるように、デッドでもライブでもない音でした。

もともと、スピーカースタンドの解説にプロケーブルさんの
「私がもし「忍者」であったのなら、天井裏にもぐって、この先端に穴をあけて、
部屋の中の会話を全部盗聴します。」
という記述があり、それを見て「ならばそこにマイクを立てれば・・」
と思ったのがこれを試そうと思ったきっかけです。

—————————————————————–

3番さん、関井さん再登場です!: マイク設置ポイントのプロの探しかた!

Subject: マイク設置に関するポイント

コーナーや壁際にマイクを立てるためのスイートポイントの探し方は
耳の片方を軽く塞ぎ、もう片方を音源に向けて探します。
両方の耳で聞くと反射波の関係で解らなく成ります。
この事柄から判断して天井コーナー付近の点音源を利用した
双指向性でのマイク集音は困難と思われます。

—————————————————————–

3番さん、関井さんです!:  シュアーのSM58に偽物が存在する!!

Subject: 札幌関井マイク設置

先日、シュアーの58の偽者をもらいました。 見ただけでは全く見分け
がつかない。 完璧なコピーです。

 ・・・・・・以下 コピーの見分け方・・・・・・・・

コネクターの「1」と「3」をテスターであたると通電します。
本体をバラシてトラススを固定している蝋をほじくってみるとトランス
の代わりに同じ重さの鉄片が入れてありました。
カプセルからの2本のリード線はコネクターの「1」「2」に接続して
コネクターの裏で「1」「3」をブリッジしてありました。

皆さん注意して購入しましょう

プロケーブル注:)またしても関井さんから凄い情報が入りました。

1番ピンと3番ピンが通電するということ、これはどういう事か説明致します。
マイクは普通、長距離転送するために、バランス出力になっています。バラン
ス出力の場合は、1番と3番は通電しません。2番と3番も通電しません。
2番も3番も、どこも通電しないのです。

特に1番はアースですので、そこと2番、3番、いづれかが通電するという事
は、バランスの片側を殺して、アンバランス転送にしてあるということに他な
りません。

この事は、オーディオ機材のチェックにも使えます。1番と2番、又は1番と
3番が通電しているような機材は、バランス転送ではないということです。

片側がRCAで片側がXLRのケーブルなどなら当然、反対側のXLRの1番は2
番か3番のいづれかと通電します。これは仕方がありません。民生用のRCA機
材で、高価なミキサーなどを使わず、プロ用バランス機材を鳴らす応急処置用
のケーブルだからです。片側が民生用であれば、そうならざるを得ません。
当店で言えばRCA-XLRの変換ケーブルがそれに該当します。

が、プロ用マイクやバランス端子付きの機材というのは、長距離が前提のプロ
用であり、民生用ではないのですから、両端XLRで結線する事が前提のもので
す。
ですので、こういう事がマイクや機材のバランス端子で起きているというのは、
ほとんど詐欺まがいの事です。いや、偽物なのですから詐欺そのものですが。

しかしシュアーのSM58に偽物が存在しているということは、全国のコンサー
トホール、プロスタジオさんなどが、片っ端から、それが本物かどうか、全部
チェックしなくてはならないほどの、一大事であり、それを販売した店にもプ
ロ達から責任を問われるというほどの事件に発展していくものと思われます。

そういうものを販売している店というのは格安で仕入れているはずですから、
何かおかしいということを知っていたと想像出来るからです。

—————————————————————–

4番さんのコメント: シュアーSM58 偽物問題!

お世話になります。

泉佐野の○○です。

先日は、色々とアドバイス有難う御座いました。
まだ、AME入手出来ず停滞しておりますが・・・・・・
Winのレジストリ設定3種試して見て、徐々に音質アップして来ております。

さて、シュアーSM58の件ですが、
ギターを始めた事は以前書きましたが、自己満足的ライブをやってみようという事になっ
てボーカル等も少し練習しています。

そういう事情もあって、マイクを色々物色していた時の事、
同じSM58なのに価格にえらい違いの有る事が解ってきました。
ある日、某オークションに出ていた為、じっくり観察しておりましたらおおよそ次のよう
な感じです。

発送元は海外。
出品者は多分、外国人。

落札された方の中にも到着した商品を、
偽物と見破ぶる人もいる様で、評価欄にその様な事をかいていました。
有名商品のコピーはどの世界でも有るようですね。

プロケーブル注:)ということは、有名楽器店に並んでいるものは、どうやら本物と
言えそうです。その点では、やたらと安いものを変な所で買いさえしなければ、安心
かもしれません。
とはいえこういう時代で、どこも利益の為に四苦八苦している状態ですので、一抹の
不安は残りますでしょう。通電チェックをしてみるに越した事は無いです。通電チェッ
クは、通電チェック機能の付いたテスターがホームセンターに売っています。

—————————————————————–

1番さん再登場!: マスタークロックの問題!

Subject: AESシンク

お世話になっています、○○です。

前回の1694Aワードシンクに続いて、1801BでのAESシンクを試してみま
した。

同じ音になるかと予想していたのですが、これがまた随分違う音になりま
したね。

1694Aの時は音が奥から飛んでくるようになり、ポンポン跳ね始めると
いった印象だったのですが、今回は、さらに奥行きが増す印象です。非常
に音楽的に鳴ります。

奥行きが増えた分、音の端っこが1694Aに較べて少し滑らかにも聴
こえ、どちらが上か?という判断は難しいです。ナチュラル系の高
級コンプぽい変化とも言えそうです。ジッターエラーを計測すれば数字で
出るのでしょうが、曲調や好みで選択する方が良いように思いました。

何れにしても素晴らしい結果です。

実は、レコーディングに使用されたクロックでもって再生を行わない限
り、完璧な再生は出来ないそうです。

具体的には、別のクロックで再生した場合、ほんの僅か、サンプリング
レートにズレが生じピッチが上下する様です。0.1hzとかそれくら
いかも知れません。

これは通常、問題になるようなレベルではないですが、マスターがデジタ
ルであった場合、音源から100%の情報を引き出すにはそれが必須と
いうことになりますね。

今回はレコーディングにインターフェイス内蔵クロックを使ってしまって
いるので、採用するかどうか悩みますが、次回からは必須の装備になりま
すね。

プロケーブル注:)1番さんエンジニアが、なぜこんな事をしているかと言いますと、
冒頭にも書きましたように、レコーディングの場合にはデーター量が膨大でパソコン
に負荷がかかり過ぎることから、外部クロックを利用したほうが良い結果になるとい
うところからです。AES/EBUのほうが圧倒的に良いだろうと私は考えていましたが、
べルデン同軸+カナレ75Ωプラグの場合に限っては、必ずしもそうではないというこ
とが判明した次第です。

—————————————————————–

1番さんです!: 一つのクロックで全機材をコントロールしなくてはならない理由

○○です。

戦線拡大されていますね〜。

クロックに関しては
http://www.hh.iij4u.or.jp/~tokumi/archive2/sync1.html
が参考になるかと思います。

ややこしいですから、中段と最後にある結論だけでも
読まれれば、クロックジェネレーターの役割は分かると思います。

—————————————————————–

3番さん、関井さん再登場!: 民生用低能率スピーカーをプロの中のプロが斬る!!

プロケーブル様
○○○のスピーカーはモニターには不適切です。
音の輪郭は出ていますが音楽の表現が薄い状態です。
理由は簡単で能率が88dbのスピーカーでは音楽の微妙
なニアンスは表現出来ておりません。
その具体的な例を書きます。
高能率のスピーカーでは例えばリバーブの消えて行く様子
が最後まで聞き取れますが、低能率のSPではあるレベル
まで小さく成るとストンと消えてしまいます。
そうとう大きな音で再生しなければ繊細で微妙な弱音
まで聴こえず、大きな音は部屋の影響も大きく、多くの
その他の問題が生じます。
○○○の持ち主は皆さん大きな音で聴いています。
決して悪い物ではありませんが、値段を考えると、全面的
に無条件に相談を受けた場合に推薦するとは限りません
個人的な意見としては私はモニターとして使用しません
ただニアフィールドモニターはあまり能率にこだわる必要
はありません、距離が近いので解像力が高ければ能率
が低くても上記の問題は生じません。
今回、貴殿に送ったCD「b-flat」高能率のSPと低能率
のSPでは聴こえ方が全く違います。
ぜひ同じ音量で聞き比べして下さい。
Moon Cold Studio 関井久夫

プロケーブル注:)というわけで、低能率スピーカーとプロ用高能率
スピーカーの違いへの見解、これはプロの中のプロをもってしても、
私や他のプロのかたと同様であったことが、明瞭になりました。

下記、鬼門コーナーの6番を参照してください。

6)プロ用と偽るスピーカー(大鬼門)

—————————————————————–

2番さん再登場!: 録音に使えるベストAES/EBUケーブル!

そうそう、以前譲って頂いたAES/EBUの白いケーブル、
スタジオで使われてる○○○の同ケーブルと
比較しましたが、白ケーブルの圧勝でした。
音がちゃんとしていますね。

プロケーブル注:)少々話題から外れますが録音全般について扱っていきたいと考えています。
このエンジニアさんが購入されたのは、1801Bのほうでしたが、9180も同様の結果になると
思います。なお、○○○というのは、スタジオで使われているものですので、国産プロ用ケー
ブルメーカーものであっって、半端なものではありません。

—————————————————————–

■トランペット等の録音について

プロケーブルコメント:)その後、1番さんの実験で、トランペットを同様のマイクの立て方で録音したところ、
焦点がきつ過ぎて困ったという結果が出ています。トランペットというのは、ただでさえ、ホーン形状、つまり
定在波が極小の楽器です。それに結界音響を利用してしまうと、他の楽器との落差が生まれるからこそ、そのよ
うな結果になったものと思われます。

ということは、ホーン形状のラッパ関係の楽器の場合には、普通にマイク録りしたほうが回りの楽器とのバラン
スが取れるであろうと、言えそうです。これは盲点になります。良い音響なら何でも良かろうと我々は考えがち
ですが、ここはやはりプロの実験結果を重視して、ラッパは普通に録る、これを実践したほうが良さそうです。

—————————————————————–

■3番さん、関井さんの「超絶録音」の音質の凄さにつきまして

プロケーブルコメント:)

機会に恵まれまして、関井さんの録音を聴く事が出来ました。それはそれは想像を絶するほどのリアル感と音の
濃さであったと証言します。とにかく異常に音が濃いのです。

マイクの立て方一つでここまで違ってくるのかと、驚きに満たされております。
2番さんの実験結果がまだ来ていませんが、ここは忙しいかたがたなので、時間を待ちたいと思います。

—————————————————————–

■3番さん、あの北海の大御所、関井さんの近況の活躍の報告が、お客様から入りました。

★お客様からの報告内容

なお、今回はぜひ報告しなければならないことがあります。

過日、札幌で行なわれたオーディオ関係の催しで、レコーディング・エンジニアの関井久
夫さんの音を聴く機会に恵まれました。機材はもちろんD-45にスチューダーのミキサー、
ベルデンのケーブルでした。うまく表現できませんが今まで聴いてきたどの音とも違い、
正に目標とするべき音という印象でした。関井さんはたいへん気さくな方で、「オーディ
オにはあまりお金をかけるな。スピーカーは能率が高くないとダメ。
適度な出力のアンプのおいしい所を使う。」など実演を交えての説明や、
レコーディングの裏話などをしていただきました。

その場にいたマニアの何人が関井さんのお話(音)をまともに受け取ったかは分かりません
が、少なくとも1人はD-45を購入したようです。

 この顛末は、ある雑誌に記事として投稿されています(発刊前ですが)。また、次回(11
月)は、かの「妖刀」612銀箱を関井さんが鳴らしてくれる予定になっています。どのよう
な「天女」が登場するか、たいへん楽しみです。

 また新しい展開がありましたら報告しますのでよろしくお願いします。

プロケーブル注:)これは凄いです。あの大御所が、意外なところからの登場です。さすがですね。

一体全体、この催しはどこでやっているのでしょう。

分かり次第、ここに掲載します。次回は「怪刀」を持ち出されてこられるようですので。

本日は2009年、10月22日です。

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■3番さん、関井さんの動向が、お客様情報でわかりました!

★お客様からの報告内容

Subject: 関井さん情報です。

プロケーブル様、催しの日程を紹介しているホームページをお知らせするということで、
主催者の方の了承を得ております。よろしくお願いします。
〜 北海道恵庭市 ○○○○ 〜

主催者の方に確認いたしました。
次をご覧ください。

http://www2.plala.or.jp/mituyacafe/index.html

この札幌ジャズオーディオ鑑賞会の第8回、11月19日に関井さんは登場します。

この催しは、オーディオだけでなく地元のアーティスト等の紹介が中心になっております。

「趣旨に賛同していただける音楽とオーディオの好きな方の参加を歓迎します。」とのこ
とでした。

参加費用は1ドリンク付き1000円です。

プロケーブル注:)オーディオの皆さんは、本物のプロの音がいかなるものかを知るのと
知らないのとでは、その後の人生に、雲泥の違いが出てしまいます。要するに、知ってさ
えいれば、破産するなどの被害に合わずに済むということです。

ボロいくせにプロの音だと言っているような器材に騙されて大金を巻き上げられているよ
うでは、全くどうしようもありません。

本物中の本物の音を、一度でいいですから聞いておかれると良いと思います。

関井さんの音でしたら完璧です。プロの中でも特にスゴ腕のプロですから安心してお勧め
出来ます。

ぜひとも皆さんこぞって、お出かけください。

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■3番さん、関井さんのイベントの結果報告が来ました!

Subject: Re: 関井さん情報です。

プロケーブル 様、北海道恵庭市の○○です。

札幌ジャズオーディオ鑑賞会の参加報告を送付します。
よろしくお願いします。

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11月19日、札幌ジャズオーディオ鑑賞会に参加いたしました。

今回の主役は、アルテック銀箱(手違いで612ではなく614銀箱でした。この614は、鑑賞会
に参加されているD-45所有の方にお借りしたものです)で、皆さんいつもより気合が入っ
ていました。関井さん曰く「小さい614の方がシビアで難しい、612のほうが簡単」なんだ
そうです。特製のスピーカー台を使用、3時間かけてセッティング・調整し、最後はセンチ
単位でスピーカー位置を決めておられました。

他の機材はD-45、スチューダーの16chミキサーと2トラ38テープデッキ、ベルデンのケーブ
ル、WE16GAのSPケーブル(銀箱にはベルデンよりWEだそうです)という組み合わせ、なん
とスチューダーの2機種だけで1000万円以上というものです。

本番は、もちろん最初から音がビシっと決まり、銀箱本来の音だけでなく、グラフィック
イコラーザーにより銀箱からA7の音を再現させたり、高域のピークを全て抑えた現代ス
ピーカーの(つまらない)音まで再現してくれました。

 ご自身が録音したCDをその録音に使用した機材で再生、また、2トラ38テープでは、ズー
ンとお腹に響く心地よい低音とリアルで何とも色っぽい中本マリが登場しました。銀箱を
鳴らすには、D-45か、そのほかでは何百万円もするものしかないそうです。

関井さんは、一般的な事として

・グラフィックイコライザーは苦労せずに音の調整ができる。

・SPケーブルは太くて短いのが良いというものではない。

・ケーブルに何万円もかける必要はない。

などとし、最後には

「オーディオはお金をかけずに工夫して音を楽しんでください。音楽は楽しくなくてはい
けません。」と締めくくりました。

おかげ様でお店にはかなりの問合せがあったようで、二十数名の参加者で満員になりまし
た。実際に御社ホームページを見て来られた方は3〜4人でしょうか。関井さんに熱心に
質問しておられました。

ほとんどボランティアで私たちのために何時間もかけて準備をし、健康的なオーディオの
あり方を指南していただき、おまけにご自身録音のCDのプレゼントまで・・、本当に関井
さんには感謝です。

なお、次回の関井さん登場は、来年5月だそうです。

北海道はこれから冬ごもりに入ります!?

〜リンク〜

会場のミツヤカフェ・ホームページ

http://www2.plala.or.jp/mituyacafe/index.html

札幌ジャズオーディオ鑑賞会・ホームページ

http://www.jazz-sakaba.com/audio/index.html

プロケーブル注:)この関井さんのイベントの顛末として、皆さん、どなたにも理解出来た
事があろうかと思います。さすがに関井さんは凄いです。もの凄い催し物だったことが文面
を少し読んだだけでも伝わってきます。

それは・・・、

1)オーディオを趣味でするならば、本物のプロの音は一度は聞いておくべきであること。
(注:ジャズ喫茶の音や、ライブハウスの音やコンサートホールの音、その程度の音では
全くダメであるということは理解出来たと思います。)
2)プロといっても、関井さんクラスの超一流のプロの音でないと無意味であること。
(注:1)の注と重複しており、同義になるのでしょうが、このことは非常に重要です。)

こんなところでしょうか。こんなところでしょう。やはり一流の音を知っておいてか
ら、オーディオなどという危ない橋は、渡り始めるべきなのです。

そのために、今、関井さんの音ほどの音ではないでしょうが、サイトのここの鬼門コー
ナーに、

66)結界音響を導入されたレコーディングスタジオ、ライブハウス等(全国版)

を、用意しております。このコーナーが充実すればするほど、この事は可能になって
きます。ただし、関井さんほどの音には絶対になり得ませんので、それは認識してお
いてください。が、それに迫る音を、全国あちこちで聞く事が出来るようになるでしょ
うか。

それと、この中に出て来るスチューダーのミキサーとスチューダーのツートラ38だ
けで、1000万円という記述。確かに超一流器材はスチューダーなのですが、プロの要
求に応えようとすると、そのレベルが要求されるという意味であり、今や現行品で売っ
てもいない上記の器材は、プレミアムが付いて跳ね上がっています。

決して誤解してはならないのは、録音でなく、音の再生をするだけならば、アレン&
ヒースのミキサーで、全く同等に近い音が出るということです。これは明確に認識し
ておかなくてはなりません。

でないと、プロ用の超一流品ばかり集める、第二の、オーディオ地獄ではなく、器材
地獄が、そこに待っているのみです。

これは特にオーディオで地獄に落ちたかたは、二度目になりますので、どなたも注意
してください。

くどいようですが、再度書きます。

■音は(プロの現場での録音ではなく)、音楽再生をするだけならば、スチューダーも
アレン&ヒースも、全く同レベルであり、全く同じ音になります、という事です。

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■3番さん、あの北海の大御所、関井さんが超絶実験をしていました!

WE(ウェスタン・エレクトリック)以後の歴史的実験になります!

札幌の関井さんがPAを担当されたライブの感想を送付いたします。
私も関井さんの影響でD45を使ってます。
またこのライブ会場で御社の電源トランスを導入した方の話を聞き
大いに興味を持ちました。

札幌市 ○○ ○○

■長山智恵子ライブ感想
2009年12月6日 札幌 ミツヤカフェ

民家を改造したミツヤカフェでボサノバ歌手長山智恵子さんのライブがありました。
PAは関井 久夫さん。

二つの部屋の四隅にスピーカーを設置しどの位置でも均等に音が聞こえるようにしたもの。

個々のスピーカーからはモノラル(残響のみステレオ)の音だが、歌手の面前の席に着いた私でも奏者とずれた位置から音が出てくるようなことはなく、目をつぶれば適度な包まれ感を味わえた。

ミツヤカフェにはJBL4348もあり、てっきりこの大型モニターも鳴っているものと勘違いしてしまったが使ったスピーカーは小型の樹脂製の箱(カラオケ用?)にマランツのフルレンジユニット(10??)を組み込んだものだけ。

柿渋を塗布したスペシャルとはいえそれほどのものではなさそう。

しかしこの小さなスピーカーだけで音量、レンジ感豊かでかつ音場まで表現させていた。

途中で録音した音と生音を切り替えて聞き比べるという珍しい企画がありましたが、目の前で聞いてる私の位置でも迷う瞬間がありました。

ノイマンのマイクやスチューダーのミキサー、クラウンD75などのプロ機器を経た音源の良さもあろうが、音響を知り尽くしたプロの技に驚嘆しました。

プロケーブル注:)この詳細につきましては、関井さんからお電話で聞いていおります。実はこのかたが書かれている通り、この場では、あっと驚くような実験を関井さんはされており、生演奏と録音を演奏中に何度も切り替えるという実験が行われていたライブでした。

実に、何度も切り替えたと本人様は言っておりました。

こんなとんでもない実験は、WE(ウェスタン・エレクトリック)がその種の実験をしたという伝説が残っているだけで(録音と生との切り替え、その時も誰一人として、それに気付かなかったそうですが)、現代でそのような証言を聞く事になろうと、誰が想像出来るでしょうか。

本人様は15センチのフルレンジを天井の各コーナーに吊り下げて、結界音響理論を用いてセッティングしたと言っておられました(このかたの報告の10cm?ではなく実際は15センチのフルレンジだったようです)。この理由は、店が満員になって、スピーカーが床に置けないので、天井吊りしか方法がなかったとの事でした。

生音が出しやすい38センチウーファーもののスピーカーではなく、15センチのフルレンジ数発で、生と録音との切り替え、そして、その切り替えに気付いた人は、WEの実験時同様、予告しながらも、このメールを下さったかた一人だけが首をかしげたりしていただけで、他には気付いたと思えるような人は、誰一人としていなかったそうです。

まさしくWE時代の伝説の再来の瞬間が、このライブであった次第です。

いづれにしましても、このような大それた実験が現代に行われていたと、これはもう歴史的な事なのですが、イベントの規模が小さい事からして、歴史には残らずに消えていくのでしょう。

後世のかたが聞いたら間違いなくびっくりする種類の事だと思いますが・・・。

プロケーブルコメント:)結局、マイクもスピーカーも同じ事と、この関井さんの実験で分かった次第です。2番さんエンジニアは、あまりにもいそがしいようで、なかなか実験するチャンスが無いようです。

マイクというのは、我々には直接的には、それほど関係のあるものではありません。が、レコーディングの質が良くなればなるほど、巷に流れる音楽は美しい音になっていきます。その点で我々に関与しているだけです。

1番さんと3番さん(関井さん)の実験から、どうやらマイクは点から80センチから1mほど離れていたほうが良さそうだと考えられます。これは驚くなかれ、割とではありますが、FORCE i や TOUR X で結界音響を組んだ時の、スピーカーのユニットと点の距離、それとあまり離れている距離ではありません。こういうところにも、結界音響の秘密が隠されているのかもしれません。

しかし、マイクがこの条件で立てられる環境に恵まれる事はプロのエンジニアのかたがたですら、それほど多くはないと思います。したがって、普段からして多用出来る種類の事ではないのでしょう。でなければ、2番エンジニアさんからも早々とコメントが入る筈です。

したがって、マイクの場合には、チャンスがあれば結界音響を利用出来るという程度にしておいたほうが良さそうですので・・・、

関井さんの、常識を超えた、あまりにも超絶的な実験を最後としまして、

61番コメント集を終了とさせていただきます。
https://procable.jp/setting/61.html

86. 中川隆[-12750] koaQ7Jey 2019年1月24日 22:36:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

2017年3月5日
優秀録音の検証~「DECCA」(1)
http://flac.aki.gs/bony/?p=3779

50~60年代の優秀録音のレーベルを取りあえず概観したいと言うことで「Mercury」、「Columbia」、「RCA」と取り上げてきましたから、次は当然「DECCA」と言うことになります。そして、「DECCA」の優秀録音の源泉を問われれば「ffrr(Full Frequency Range Recording)」や「ffss(Full Frequency Stereophonic Sound)」、そして「Decca Tree」というマイクセッティングにふれないわけにはいきません。
特に、「Decca Tree」というマイクセッティングに関わる話は絶対にスルーできません。

しかし、この事を話題にする前提として、いわゆる「ワンポイント録音」とは何かと言うことを明らかにしておかなければいけません。
過去3回の内容を見ていただいた範囲でも、明確には述べていませんが、それでも書いていることは明らかに「ワンポイント録音→優秀録音」であり、「マルチマイク録音→どこかさえない録音」みたいな雰囲気がにじみ出ています。

しかし、さらに突っ込みを入れてみれば、それではそもそも「ワンポイント録音」って何なのか、「マルチマイク録音」ってどんな録音なの?と言う基本的な合意が、まるで自明の理であるかのごとくスルーされています。そして、寄せていただいたコメントを拝見しても、そのあたりは結構認識が曖昧であることが分かります。

そこで、今回はまず始めに、この「そもそも論」から書いていきたいと思います。もしも、私の書いた内容に思い違いや誤りがありましたら遠慮なく突っ込みを入れてください。


そもそもワンポイント録音ってどんな録音方法なの?

まずは、この「当然の疑問」に対する「合意」を形成しなければいけないのですが、驚いたことに、これに関する明確な「定義」は存在しないようなのです。
いやぁ、これは実に持って困りました。

こんな事はネットで調べれば、簡単に「定義」が見つかって、それを示すことで話をさっさと前に進めようと思ったのですが、思わぬところから足下をすくわれました。

調べてみた範囲の中でも明確に「ワンポイントと言うのは技術用語ではないので明確な定義があるわけではありません。」と述べている方が多いようです。そんな中で、個人的に一番納得のいく説明が「ワオン・レコード代表 小伏和宏さんに聞く」と言うページの「マイクセッティングのノウハウ、マイクの限界」という項目でした。

このページで小林氏は「ワンポイント録音とそれに使うマイクの数と言うのは実は直接的には関係ないんです。ステレオ収録において多数のマイクを使うワンポイントもあります。みなさんが良くご存じのところで言えば、昔から使われているDecca Treeはマイク3本ですし、Philips方式は4本です。でも、これらはワンポイントなんですよ。」と述べておられます。

つまり、私たちが漠然と考えていたシンプルに2本のマイクで録音するパターンだけが「ワンポイント録音」ではないと言うことです。
しかし、明確な「定義」はないとした上で「Decca TreeやPhilips方式もワンポイント録音の範疇にはいる」と断言する背景には何があるのでしょう。

さあ、こうなってくると話は次第にややこしくなります。
小林氏は明確な定義はないものの、取りあえずは次のことを持って「ワンポイント録音」を定義しようと述べています。

「一連の集音系が一つの音空間をできるだけ歪めずにそのまま取り込む録音方法とでも言えば良いでしょうか。もう少し厳密に言うならば、いくつかのマイクからなる集音系が、ある限られた空間領域にセットされていて、各音源から発せられた音の時間的同時性がある程度確保された収録方法です。」

分かりますか?(^^;

ポイントは時間軸が揃っていると言うことです。セットされたマイクに収録された楽器の響きの時間軸が揃っていると言うことです。
しかし、光と違って音というのははるかに進む速度が緩やかなので、録音会場にセッティングされたマイクの位置の違いくらいでも、そこに到達する楽器の響きは測定可能な範囲で時間軸がずれます。

これは、簡単に計算できます。

もしもセッティングされた2本のマイクの幅が3mだとすると、ある楽器から空間に放出された音がそれぞれのマイクに到達する距離は最大で3mの違いが出ますから、到達時間のずれは「3m(到達距離の違い)÷340m(音速)=」で計算できます。
答えはザックリで「9ms(1000分の9秒)」となりますから、それだけの時間的ずれが生じます。

逆に言えば、この時間的ずれをいかして「ステレオ録音」というのが成り立っているわけですから、これは仕方のないことでもあります。ですから、小林氏の定義を厳密にあてはめれば、ワンポイント録音とはマイク一本だけのモノラル録音の場合にしか成り立たないと言うことになります。ですから、氏はこの定義付けでは慎重に「音の時間的同時性がある程度確保された収録方法」としているのです。

しかし、その様に慎重に定義してみたところで、それでは「どの程度確保」されていれば「ワンポイント録音と言えるのだ?」と言う突っ込みは入らざるを得ません。そして、話がここまで突き詰めてくると、その「程度」は人それぞれと言うことになって、結局は最初の「明確な定義があるわけではありません。」というところに舞い戻ってしまうわけです。

しかし、同じように「明確な定義があるわけではありません。」であっても、この定義をくぐることで「ワンポイント録音」の正体は少しずつ明らかになってきました。

もしも、その人が時間軸のずれを「20ms」まで許容するならば、概ね6mの幅に収まるようにマイクがセッティングされていれば、その幅でセッティングされるマイクの数が3本でも4本でも、それは「ワンポイント録音」だと言えるのです。


Decca Tree
http://flac.aki.gs/bony/wp-content/uploads/2017/03/decca-tree.jpg


有名な「Decca Tree」はこのようなマイクセッティングのことを言います。

明らかに3本のマイクが最大で2mの範囲に収まっていますから、時間軸のずれは概算で6msに収まりますから、これは立派にワンポイント録音だと言うことになるのです。同じ意味において、「Mercury」のコザートの方式も立派に「ワンポイント録音」だと言うことになります。

しかし、「RCA」のルイス・レイトンなどがとった「3本のメインマイクと前方2カ所の補助マイク」さらに必要に応じて「さらに数本の補助マイク」というセッティングだと「ワンポイント録音」とは言い切れないかもしれません。

しかし、そうであっても、この後に述べる「マルチマイク録音」とは全く異なる思想に基づくものですから、「ワンポイント録音的」、もしくはそれが紛らわしいのであれば「ミニマル・マイク・テクニック(最小限のマイクによる録音)」とでも呼んで、「ワンポイント録音陣営」の仲間に入れたいとは思います。

ということで、ここまでで既にかなり長くなってきましたので、「マルチマイク録音ってどんな録音方法なの」という話題は次回に譲り、まずは「DECCA」の優秀録音を紹介したいと思います。


ヴェルディ・オペラ合唱曲集

カルロ・フランチ指揮 ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団、合唱団 (合唱指揮)ジーノ・ヌッチ 1964年録音(London F28L-28026)

過去の流れからいけば、「DECCA」に関してはまずはアンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団の録音を取り上げるべきだろうとは思いました。しかし、彼らの録音をあれこれ聞いてみた範囲では、残念ながらドラティ&ロンドン交響楽団(Mercury)やライナー&シカゴ交響楽団(RCA)と較べると、いろいろな面でワンランク落ちるような雰囲気が否めません。

もっとも、そう感じるのは私だけで、他の人はそうは思わないかもしれませんから、日をおいて彼らの録音は取り上げて率直な意見を頂きたいとは思います。しかし、私としては「DECCA」を代表する優秀録音の一番手として彼らを取り上げることには躊躇いを感じてしまいます。

そこで、あれこれ思いをめぐらして思い至ったのは、「DECCA」は熱心でも「Mercury」や「RCA」はそれほど熱心ではなかった「オペラ」のジャンルを取り上げることです。

「DECCA」はオペラのステレオ録音を1954年から始めていて、その成果はショルティ&ウィーンフィルによる「指輪4部作」として結実します。
ですから、「DECCA」を代表する優秀録音としては「指輪」の録音を取り上げればいいのでしょうが、さすがに録音の検証のためにもう一度指輪4部作を全部聞き直してみる暇と根気が今の私にはありませんし、そんなモノを提示されても、提示された方もそれを検証する暇はないでしょう。そこで、気軽に、そして楽しく「DECC」録音の検証が出来るものとして「ヴェルディ・オペラ合唱曲集」を取り上げてみようと考えた次第です。

ただし、以下に述べるような理由で、果たしてこれが「優秀録音」の範疇にはいるのかどうかはいささか自信はありません。しかし、音の作り方は紛れもなく「DECCA」そのものですから、優秀録音のレーベルを概観するという趣旨ではそれほど外してはいないでしょう。


オーディオ・システムには入りきらない世界

では、何故にこれが「優秀録音」の範疇にはいるかどうか自信が持てないのかと言えば、それは、自分のシステムがこの録音の真価を十分に引き出せているかどうか今ひとつ自信が持てないのです。

生の舞台に接していると、「これは、どんなに頑張ってもオーディオの世界で再現するのは無理だな」と思わされることがあります。

個人的な経験で言えば、その最たるものがワーグナーの「マイスタージンガー」のラストのシーンでした。今から25年ほども前のことになりますが、ウィーンの国立歌劇場で聞いた「マイスタージンガー」の、第3幕第5場の祭のファンファーレに導かれてマイスター達が入場してくるところから、最後の「ハイル・ザックス!」の絶叫に至るまでの盛り上がりは、到底「オーディオ」という器には入りきらないと思い知らされたモノです。

それでも、録音エンジニア達は、その「不可能」を「可能」にすべく、まるで風車に立ち向かうドン・キホーテのような戦いを挑み続けてきました。
考えてみれば、録音という行為が始まった頃は、そのか細い響きを通して何とか「音楽」らしきものが識別できる程度のものだったのです。それが、独奏楽器であれば、まるで眼前で演奏されているかのごとき生々しさで再生することが可能となり、やがてはオーケストラであってもかなりのリアリティを持って再現することが可能となっていきました。

そして、その終着点とも言えるのが、おそらくはこういうオペラの再生、とりわけ、オーケストラと人間の声が渾然一体となって壮大な音のドラマを作り上げる世界こそは、オーディオにとっては難敵中の難敵と言えるでしょう。


むくの木ホール
http://flac.aki.gs/bony/wp-content/uploads/2017/03/image05.jpg

そういえば、我が家の近くに「むくの木ホール」と言うところがあって、そこにはかなりのオーディオ・システムが仕込まれていて、定期的にオーディオショーも開催されています。

写真を見てもらえば分かるように、これほどのオーディオシステムを常時設えているところは日本国内ではまずないでしょうし、それらが再生される環境も一般家庭ではのぞむべくもないほどの恵まれたホールです。
数年前に、このホールでこのシステムの威力をお披露目するイベントに参加して、最後にアイーダの「凱旋行進曲」を再生してくれました。「さあ、どうだ!!参ったか!!」という雰囲気での再生だったのですが、それまでは、「さすが、大したものだ!」と感心しながら聞いていたのですが、この最後の「アイーダ」だけは余分でした。
実際のオペラの舞台に接したことがない人ならば恐れ入るかもしれないのですが、実際の舞台で聞くことのできるあの壮大な世界は、これだけのホールとオーディオ・システムを持ってしても道半ばという感じだったので、いささか愕然とさせられたものです。

そういう難敵中の難敵に「DECCA」のエンジニア達が果敢に挑戦したのがこのアルバムです。

なかには、「今となってはいかにも録音が古すぎテープヒスが目立つのが残念だ。」などと評している人もいるようなのですが、これもまたネット上に広がる録音評がいかに当てにならないかの見本です。
この録音が「古すぎて残念」なレベルだとすれば、世に出てくる最新録音の大部分は「ゴミ同然」だと言わなければなりません。

優秀録音を決める要素は幾つかあり、音のクオリティとしてテープヒスが乗っているのは確かにマイナスですが、その事だけを持って「録音が古い」と切って捨てるのはあまりにも安直な姿勢です。

まずは、オーケストラの各楽器や合唱のそれぞれのパートのレイアウトは実に見事に描き出されています。そして、本当に録音の難しい人間の声、とりわけ合唱の素晴らしさを見事にすくい取っています。
また、オーケストラの楽器のリアリティも見事なもので、いささか虚仮威し的にも聞こえる「アイーダ」の凱旋行進曲などはひとまず置くとしても、例えば「アッティラ」の「前奏曲と導入部」等で聞くことのできる各楽器の生々しさは見事なものです。そして、そういうオーケストラの楽器の響きと合唱とが見事に一つになりながら、決して団子にはなっていない分離の良さにも感心させられます。

しかし、不満がないわけではありません。
それは仕方のないことかもしれないのですが、左右への空間の広かがりとそこでのレイアウトの描写は見事なのですが、3時限的な立体的な空間表現は今一歩なのです。ただし、この「今一歩」というのがくせ者で、それはもしかしたら責任は「録音」ではなくて私のシステムの方にあるかもしれないのです。
また、アナログのマスターテープからデジタルにリマスタリングするときに、もしかしたらダイナミックレンジを切りつめるという「手加減」をしている雰囲気が否定できないのです。しかし、結果としてその手加減が「オーディオ・システムには入りきらない世界」ゆえの手加減だとするならば実に残念な話だと言わねばなりません。

とはいえ、この録音を自分の環境でどのように鳴らすのかは、オーディオに興味を持つものにとっては一つのチャレンジであるかもしれません。

<追記>
最後に肝心なことを書き忘れていました。こういう録音を聞いていると、こんな悪魔の囁きが聞こえてきます。

「てめえみたいな、こぢんまりとした、小綺麗なだけのシステムで俺が再生できるのか?もっと「阿呆」にならなきゃいけないんじゃあないの!!」


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2件のコメント



2017年3月10日 6:19 PM

ユングさん、Fujiです。

一つお尋ねしたい事が有ります。レコードは演奏時、針を擦って音を出す訳ですが、この時の摩擦や発熱等でレコードの溝は劣化するのでしょうか。そもそもレコード盤の寿命はどの程度とお考えでしょうか。ネット上ではクリーニング、針圧、保管方法の管理等使用条件を整えておけば半永久的と言う様な書き込みも有りますし、一方、いや使えば使う程音質は劣化して行くと言う様な意見も有る様です
が、実際はどうなのでしょうか。私が若い頃の記憶ではレコードの管理がいい加減でだったかも知れませんが、スクラッチノイズ等が増えて行った様な気がするのですが。


カンソウ人 より:

2017年3月19日 11:09 PM

ユングさん。
いつも、不躾ですみませんね。
やはり、ハードではなくて、ソフトの問題ですね。
グレングールドの録音なんて、ヘッドフォーンで聞くと、唸り声や、椅子の音が常に聞こえています。しかし、そんな物、録音の価値とは無関係です。

親父は、まだ存命ですが、巨大なシステムを作り上げていました。スピーカーの高さが1メートル以上、幅が1メートル程度で高さの方が上。板の厚さが10センチ近い巨大な箱に、当時の高級なワンウエイのコーンのスピーカーを取り付けていました。アンプは、真空管で、聴くまでに何分か待つ必要がありました。プレーヤーは、SPも聴くため、アームは2本有りました。ステレオ以前に作ったので、モノラルです。コレクションの基本はSPでした。周りに家が建ち込んで、システムがステレオになることはありませんでした。そもそも、LPレコードの高い事。まして、メンゲルベルクの運命、SP四枚組など、中古店でも当時の値段で一万円程度したのが自慢でした。たぶん戦前の良い時期の製作で、シェラック(蜂の巣が原料?)の輸入が途絶えて、日本製品になった途端に、ヒス音が増えたようです。戦後の、LPも最初はシェラックでした。メンゲルベルクは、戦後演奏停止でしたから、SP自体も戦前の製作だったかもしれません。

子どもながら、DECCAのモノラルLPの音質は、鮮明で他の会社の物とは違いました。フィストラーリの指揮した白鳥の湖、ミュンヒンガーのストットガルト室内合奏団の録音は特別です。アンセルメのチャイコフスキーはコレクションにはありませんでした。

オーマンディーの悲愴、オイストラフのコンチェルトがありましたが、レーベルが違いますね。

オーマンディーはフィラデルフィアでしっかりしていたのでしょうが、オイストラフのは何故かオーケストラが北欧のオケで、聴きたくない感じでした。冷戦下で、西欧への出国が不可能だった時期かもしれません。
いつかも書きましたが、フランチェスカッティの協奏曲に、手が伸びるのでした。アメリカの明るさと格好の良さに魅惑されました。ミトロプーロスの指揮も、ニューヨークフィルが格好良く鳴るのです。やはり、オーディオ趣味はソフトの問題がとっても大きいです。

何度も裏返すSPを聞く機会は、少なかったです。テレフンケンの物は、ヒスが少なかった思いであります。

やはり、好きなのはフィストラーリの白鳥の湖です。今はカタログにはないでしょう。しかし、DECCAの音は良いという刷り込みです。すべて思い出です。当時とは自分の耳の周波数を聞く力が異なると思います。スピーカーよりは、ヘッドフォーンやイヤフォーンでで聞くことが多いです。家も建ち込んで、苦情も言いたい放題の時代です。

http://flac.aki.gs/bony/?p=3779


87. 中川隆[-12749] koaQ7Jey 2019年1月24日 22:40:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

2017年3月20日
優秀録音の検証~「DECCA」(2)
http://flac.aki.gs/bony/?p=3791


マルチマイク録音ってどんな録音方法なの

それでは、オーディオマニアからは評判が悪く、一般的なユーザーからは好意的に受け取られることが多い「マルチマイク録音」とはどのような録音方法なのでしょうか。

これに関しては「ワンポイント録音」のようなややこしさはありません。

まずは基本はワンポイント録音と同じで、センター1本と左右2本のマイクをメインマイクとして使います。見た目はワンポイント録音とほぼ同じなのですが、このメインマイクのセッティングに関しては「ワンポイント録音」の時のように神経質になることはありません。「マルチマイク録音」は基本的にはコスト削減が最大の目的ですから、そのあたりにいらぬ手間を費やしたりしませんし、技術的にも気を遣う必要はありません。(本当は神経質なまでに気を遣う必要があって、後述するような無駄な編集を極限まで減らすことが重要なのですが、その様な配慮がされることは多くはないようです。)

さらに、オーケストラ録音であれば、それぞれの楽器にスポットマイクをセッティングしていきます。ですから、マイクセッティングが完了すると、それはまさにオーケストラの間にマイクが林立する、の図になります。

あまりそういう録音の様子を公開するのは自慢にはならないようで、ワンポイント録音を標榜している録音現場の写真はネット上でたくさん見つけることができますが、マルチマイク録音による収録現場の様子は見つけるのが結構大変でした。

ですから、以下で紹介している録音の現場写真は、録音のクオリティが低いと言うことをいってるわけではないのでその点はご留意してください。


マルチマイク録音の様子
http://flac.aki.gs/bony/wp-content/uploads/2017/03/Nalepastr_Polyhymnia01.jpg


マイクのセッティング
http://flac.aki.gs/bony/wp-content/uploads/2017/03/Nalepastr_Polyhymnia11_MicSetup.jpg


メインマイク3本に補助マイクが2本(ここまではRCAなんかのマイクセッティングとほぼ同じですね)、さらにオーケストラの楽器の間にスポットマイクが14本林立しています。

おそらく、少なくない人が疑問に思うでしょう。実は、始めの頃はわたしも疑問に思ったものです。

ワンポイント録音にこだわり続けた「Mercury」のコザートは、会社が「Philips」に買収された後もワンポイント録音にこだわり続け、それがコスト意識に欠けるとして追い出されてしまったのです。

でも、たった3本のマイクで録音していた「ワンポイント録音」に対して、こんなにもたくさんのマイクをセッティングし、それら全てを録音して編集する方がはるかに手間もコストもかかるように見えるのです。見た目だけで言えば、「ワンポイント録音」の方がはるかにコストが低く抑えられそうな雰囲気なのです。
しかし、事はそれほど単純ではないのです。

では、ここから私めが、可哀想なマルチマイク録音エンジニアになって話を進めます。ただ、一般的な録音はプロデューサーとエンジニアが仕事を分担しながら進めるのですが、以下のお話は分かりやすくするために全ての仕事をエンジニアが進める形で記述しています。


見てきたような嘘話です。(^^;

レーベル幹部(以下L)「今度のシューマンの交響曲、オケのバランスをとるのは指揮者にとってもオケにとっても大変な難曲なんですよね。」

可哀想な録音エンジニア(以下E)「そうですよね、シューマンの交響曲は「オケの性能試験」なんてなことも言われますからね、ぼんくらの指揮者では話になりませんよね。」

(L)「やっぱりね。デモね、カタログの穴を埋めるためには録音しないといけないんだが、なにぶんコストの関係で指揮者はネームバリューはあるけども最近耄碌している爺さんと、その爺さんのおかげですっかり低迷しているオケを使うしかないんだよ。」

(E)「あの爺さんですか!それは厳しいですけど、まあ何とかやってみます。」

(L)「それから、重ね重ね言いにくいことなんだが、録音会場は近場で条件のいい会場をおさえるのも金がかかるので彼らの常設のホールを使いたいんだよ。」

(E)「えっー!まじですか!!あのホールは老朽化に伴う改修で大変なことになっていますよ。」

(L)「そんな事は君に言われなくても世界中の人が知っているよ。だからこそ、格安でホールがおさえられるんじゃないか。」

(E)「はいはい分かりしたよ。これからの時代はクラシック音楽といえども利益を出さないといけないんですよね。」

と言うようなやり取りがあったのかどうかは分かりませんが、いよいよ録音の日を迎えました。

ただし、録音の方はコストの問題もあってオケも指揮者も会場も今日一日しか抑えていないという厳しい日程が組まれていました。

(E)「では第1楽章からいきます。」

演奏が始まる。・・・・

(E)「・・・って、爺さん、アンタ指揮者なんだから、もう少しオケのバランスを何とかしろよ。木管楽器重なってるのは分かるけど、これじゃ何を演奏してるか分からないじゃないの」

(E)「ナニー! 今のところトライアングル入るの忘れてなかった? ・・・ クラリネット、フライングしたような気がするんですけど!! てっめえら、ちゃんと前日までにさらってきたのか。」
(E)「・・・呆然として声を失う・・・」

耄碌指揮者(以下C) 「どうじゃ、我が人生の中でも3本の指にはいるような名演じゃったぞ!お前のような若造がこういう素晴らしい演奏を録音できるとは、幸せモノじゃよ」

(E)「マエストロ、ありがとうございます。(顔を引きつらしながら)しかし、幾つか楽譜とは異なる部分があったようなので、その部分だけは録り直しをさせていただきたいのです。」

(C)「何じゃと、そんな細かいことをいっているから最近の若い連中は駄目なんじゃ。音楽というものは勢いというモノがあってこそ生命が宿るんだ。細かいこと言わずに別にこれでいいじゃないか。」

オーケストラプレーヤー(以下O)「マエストロ、おっしゃることはその通りなのですが、Eが指摘した部分は明らかに私のミスなので(てめえが振り間違えたんだろうが!)、私の名誉のために録りなおさせてください。」

(C)「そうか、君らがそういうんだったら仕方がない、それじゃ、どこから始めたらいいんだ。若造!!」

(E)「ありがとうございます。それじゃ、トライアングルが落ちたところからいきます。(ヒクヒクッ)」

と言うことで、ようやく第1楽章をクリアして次は第2楽章に突入。戦線はさらに混迷と厳しさを増していくもののEは不屈の闘志でこの難局を乗り切っていく。
そして、昼休みに顔なじみの古参プレーヤに彼は声をかけた。

(E)「なあ、オケのバランスなんかは後から編集で何とかするから五月蝿い事は言わないよ。でも、頼むから音だけは外さないでくれよ。」

(O)「済まんなぁ。昔はよかったんだがあの爺さんが耄碌するにつれて客の入りも悪くなって給料も下がる一方なんだ。今回の録音はそんな苦境を打開する絶好の機会だとは思っているんだが、みんな食っていくためのアルバイトに忙しくてまともにさらう暇もないんだよ。でも、お前の気持ちはみんなに伝えておくよ。」

Eはスコアと首っ引きになって録りなおす部分をチェックし、そして演奏が終わると迫る時間に追われながら効率よく録りなおしていったのでした。
そして、彼の奮闘は奇跡を起こし、無事に予定の時間内に全ての録音を終了させることができたのでした。

しかし彼の本当の苦闘が始まるのはこれからなのです。
オーケストラのバランスが完全に崩壊しているこの演奏と録音を、彼はこれから「編集」という名の下に手直しをしていくのです。

例えば、彼が落ちたと指摘したトライアングルはスコアでは「pp」となっているのですが、ミスを指摘されたプレーヤーは録り直しではふてくされたように打ったたいてしまっています。当然の事ながらEはムカッと来たのですが、そんな事を再度指摘しても決して生産的なことにはならないので彼はスルーをしていました。

そして、打楽器に割り振っていたスポットマイクで拾っておいた録音を使って、どう考えても「f」で打ったたいているトライアングルの音量を「pp」に編集してメインマイクの録音に落とし込んでいきます。

Eはその後1ヶ月ほどにわたって編集ルームに立てこもり、完全にバランスが崩壊したオケの響きを一つずつこれと同じ方法で「編集」を重ねていくのです。
聞いた話よると、こういう「編集箇所」が3000を超えるようなマルチマイク録音も存在するようなので、考えてみれば恐ろしい話です。

そして、Eの超人的努力によって無事に編集が完了した録音は老巨匠最後の名演と題して華々しくリリースされることになるのです。

評論家の評判も上々で「年を重ねてもオケのバランスを崩さぬ老巨匠の手綱さばきは見事であり、最近実力低下がささやかれる手兵のオケもそういう指揮者の指示にこたえて健闘している」として「準特選」になっていたりするのです。

まあ、なんだか見てきたような「嘘話」を長々と書いてきたのですが、まさにこの「編集」の部分にこそ「マルチマイク録音」の問題点が存在するのです。
ここでも最大の問題点は「時間軸」の問題なのです。

マルチマイク録音ならば、オケのバランスが悪いときはスポットマイクで拾った音で簡単に手直しが可能です。しかし、そのやり方で編集を行えば、その瞬間に録音の「時間的同時性」は崩壊します。

写真に例えるならば、メインマイクで「カシャッ!」と撮影した写真の上に、ここは少しピントが甘いからといって、別撮りをした写真を上から重ねるような所業なのです。

そして、その重ねた部分が数カ所ならばまだしも容認できるでしょうが、それが数百カ所、数千カ所にもなれば、出来上がった代物はもとの写真の原形を留めない貼り絵、コラージュの世界になってしまいます。

音楽に話を戻せば、アコースティック楽器の集合体であるオーケストラの響きをあるがままにとらえて録音するのが「ワンポイント録音」だとすれば、「マルチマイク録音」とは下手をすればそのアコースティック楽器の響きに事細かく電気的処理を重ねることで、結果として「マルチマイク・オーケストラ」とでも呼ぶべき電子楽器に変えてしまいかねないのです。

もちろん、「マルチマイク録音=悪」といっているわけではありません。「マルチマイク録音」であっても、基本は3本のメインマイクで拾った音を殆ど弄ることなく「ワンポイント録音」的に扱い、やむを得ない場合だけスポットマイクで拾った音で手直しをするように抑制的に扱えば問題は少ないのです。

しかし、それではコストの削減には繋がりません。

「ワンポイント録音」というのは録音を行ってから手直しをすることはほぼ不可能なので、オケと指揮者の力量が求められます。格安で手配できる盆暗指揮者や二流オケでは駄目なのです。

そして、演奏上の問題があれば基本的には何度でも「録りなおす」しか手はありませんから、よほどの凄腕でもない限りは録音を1日や2日で済ませることはできないのです。

さらに言えば、録音会場のクオリティは絶対的な条件となります。録音会場の響きが録音に適していなければ、どれほどの凄腕指揮者とオケであってもどうしようもありません。ですから、格安のホールを手配してお茶を濁すことは不可能です。
そしてその会場がオケの本拠から遠ければ、その移動や宿泊に伴うコストをレーベルは全て負担しなければいけないのです。

つまりは、ワンポイント録音というのは、オケと指揮者、そして録音会場の手配というもっともコストのかかる部分で妥協することが不可能な録音方式なのです。
それに対して、マルチマイク録音ならば、録音エンジニアのチームに負担を強いれば、そういうコストのかかる部分を大幅にカットすることが可能なのです。

ただし、メインマイクでカシャッと一発撮りした写真に美を見いだすか、そこに数限りなく手を加えたコラージュ作品に美を見いだすかは人それぞれです。コラージュ作品を美しいと思う人がいても不思議ではありませんし、それを軽蔑する気は毛頭ありません。

ただし、私の立ち位置としては、そうやって一発撮りをされたあるがままの姿を素材として再生に挑みたいのです。

そして、それこそが私は「良い録音」の条件として「ワンポイント録音」もしくは「ワンポイント的な録音」に注目する最大の理由なのです。


ドビュッシー:交響詩「海」

エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1964年12月録音(London 3121-2 35LO)

「DECCA」を紹介する二つめの優秀録音としてアンセルメの「海」を持ってくることにはいささか躊躇いはあるのですが、それでも「DECCA」と「エルネスト・アンセルメ」の関係は、「RCA」と「フリッツ・ライナー」、「Mercury」と「アンタル・ドラティ」と同じほどに深いつながりがあります。

この組み合わせの特徴は、まず何よりも指揮者とオーケストラが「録音」という行為に対して理解があり、協力を惜しまないと言うことであり、録音する側も演奏側の協力を無駄にしない高いノウハウを持っていたと言うことです。
そして、こちらの方がより重要なのですが、指揮者にはオーケストラを完璧にコントロールする能力があり、オーケストラの方にもその要求に完璧に応えることの出来る能力があったと言うことです。

「ワンポイント録音」によってとらえられた響きは疑いもなく、その録音会場で鳴り響いていたオケの響きと考えてもそれほど大きな間違いはありません。

実は、アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団の組み合わせは、この国ではあまりに評価が高くありません。何故ならば、その素晴らしい録音に心躍らして待ちわびた初来日(1968年6月~7月)での公演があまり芳しくなかったのです。実際、その演奏は彼らの名誉になるようなものでなかったことは事実のようです。

そして、その初来日での評判の悪さが、アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団の演奏は録音のマジックによって嵩上げされたものだという「まことしやかな話」が広まることになったのです。

しかし、「DECCA」の技術陣によって録音された演奏には、「録音のマジック」などというものは存在しません。
もしもあるとすれば、まさに今そこで鳴り響いているオケの響きを過不足なくすくい取る「能力」と「誠意」があったと言うことだけです。

後日の話になりますが、この初来日の酷評の大部分は初日の公演となった6月22日の「東京文化会館」での演奏に基づくものであり、来日公演全体を総括してでのものではなかったようです。さらに言えば、この時アンセルメは既に84才という高齢であり、そのために長旅の疲れも抜けきっておらず、時期的にも梅雨の真っ最中という悪コンディションの中で楽器も十全に鳴り響かず、さらに言えば会場は「東京文化会館」だったという様々な悪条件が重なってのことでもあったようです。

ですから、それ以後の公演に関しては好意的な評価も多かったのですが、それらは全て無視されて「アンセルメの演奏はデッカの録音マジックの賜物」という言葉だけが一人歩きしてしまうことになったのです。

もしかしたら、この4年前にアンセルメが単独で来日してNHK交響楽団を指揮したのですが、その時に「オケの楽器が悪すぎる」と酷評した事への意趣返しもあったのではないかと疑ってしまいます。

「DECCA」のような録音スタイルは、オケと指揮者、そして何よりも録音会場の良し悪しでクオリティが決まってしまいます。

とくに、「DECCA」は録音会場への配慮は他のレーベルと較べれば群を抜いていて、使ってもよい録音会場は長年にわたってアーサー・ハディが事前に調査を行って「OK」が出たところに限られていたそうです。つまりは、「DECCA」録音とは、まさにこのアーサー・ハディが生み出した音のことであり、その精神は彼が実際の録音現場を離れても、「DECCA」の中では脈々と受け継がれていったようなのです。


ジュネーブ ヴィクトリアホール

そして、いわゆる「DECCA TREE」というスタイルでの録音は、アムステルダムのコンセルトヘボウやローマの聖チェチーリア音楽院のようなホールで培われたものだったのであり、スイス・ロマンド管弦楽団の本拠地であったヴィクトリア・ホールもまたその様なお眼鏡にかなった会場の一つだったのです。

ドビュッシーと言えば「印象派」という分かったような概念で括られ、その茫漠たる響きが特徴とされるのですが、実際はその複数の絡み合った声部を精緻に描き分けないと本当の魅力は分かりません。そして、既に80才を超えていたアンセルメの耳はその精緻な響きを見事に聞き分け、それを的確にオケに指示を出すことで現実の響きへと変換しているのです。
当然の事ながら、デッカの録音陣もまた、「茫漠」という曖昧な言葉に惑わされることなく、その複数の声部が精緻に重なり合っていく様を見事にとらえきっています。

アンセルメと「DECCA」の優秀録音と言えば真っ先にサン=サーンスのオルガン交響曲があげられるのですが、ここにはあのような聞く人の耳を驚かす凄みはありませんが、これもまたこのコンビによる優れた成果だと言えます。
また、再生する装置にそれなりのクオリティがあれば、この録音にもあのオルガン交響曲に負けないような凄い低音が入っていることに気づくことでしょう。そういう部分に関しても一切の手加減がされていないのがこの時代の録音の特徴だと言えます。
http://flac.aki.gs/bony/?p=3791

88. 中川隆[-12201] koaQ7Jey 2019年2月13日 12:25:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22237] 報告

豊かな音とキレのある音 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年02月13日

色々なスピーカーを使っていると「豊かな音」と「寂しい音」の違いが判って来ます。音数は同じでも「豊かさ」が違います。

その理由は「最低再生帯域」の違い。より低域の低い帯域が再生できるほど音の豊かさを感じる。60Hzより50Hz、50Hzより40Hz、40Hzより30Hzとより低い帯域が再生できる方が「音が豊か」に感じます。

現在マルチアンプでオリンパスシステムを鳴らしていますが、500Hz以下の低域が音全体の70%くらい出ています。中音(500〜7000Hz)で25%、高音(7000〜100000Hz)で5%くらいしか出ていません。如何に500Hz以下の音が全体を支配しているかが判ります。

サブシステムで使っている20pフルレンジのD208とLE8Tでは最低再生帯域が違います。D208は精々55Hzくらいしか出ません。これに対してLE8Tは40Hz近くまで出て来ます。ここまで違うとかなり「音の豊かさ」が違ってきます。

「音のキレ」は全体の中で5%程しか出ていない高音のノビ(再生高域限界)で決まって来ます。高域の伸びが有ると自然と「音のキレ」を感じる事が出来ます。

高域のノビはツィ―ターを追加する事で簡単に手に入ります。低域を追加するのはエンクロージャー(箱)やユニットの選定等ややハードルが高いですが、ツィ―ターの追加は割と簡単です。置き場所もスペースが小さいです。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2dd018c9ea3fcf4ee53691b072cb9f55

89. 中川隆[-10743] koaQ7Jey 2019年4月16日 16:03:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1307] 報告

オーディオ界の闇を語ろう2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1554757282/


137名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:38:42.06ID:eS6bw7EO>>138

オーディオ界の定説

オーディオ機器の音は

配線に使うケーブルとハンダとトランス

で殆ど決まってしまう。


ケーブルはエージングに1年以上かかって、音も激変するので
内部配線が必要なオーディオ機器もエージングに1年以上かかって、音も激変する

従って、ブラインドテストをやっても機器の優劣や本当の音は絶対にわからない


138名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:40:55.34ID:FEh736CU
>>137
オーディオにおける
エージング

詐欺ショップがすぐに
ガラクタと気づかれて
返品させないための殺し文句w

139名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:41:05.43ID:0+aAHy1F

安いケーブルじゃ安い音しか出ない
高級ケーブルなら高級な音がでる

矛盾するようだが音信は変わらない

140名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:41:55.92ID:eS6bw7EO

音も音楽もわからないアホオーディオマニアのバイブル『オーディオの科学』に書かれている事はすべて間違いだった


よく言われる、「スピーカーケーブルは太い物をアンプと最短に繋ぐのが良い」という事が全くの間違いだという事をお分かり頂けるでしょうか。

これは真空管アンプ時代に、悪いダンピングファクターをさらに悪化させない為に言われていた事で、こんな言葉は過去の遺物でしかありません。
しかし、同じくCで紹介しました、科学的に考察しているサイト『オーディオの科学』でもこのように書かれているんですよねぇ〜。

 今のダンピングファクターの非常に大きいアンプに太いケーブルを短い距離でつないだ場合、過制動を起こし、躍動感のない、暗く沈んだつまらない音しか出てこないでしょう。

大多数のオーディオファンは、こういう場合、原因を機材に求めてしまいます。
アンプを変え、スピーカーを変え、そして、更に太く、有名で高額なスピーカーケーブルを購入するのでしょう。

全ては無知のなせる技。

オーディオ雑誌やオーディオ評論家の言う事、書く事を鵜呑みにしてはいけません。

彼らは無知なのか? あるいはお金の為に真実を語らないのか?
http://masedoine-de.mond.jp/new1051.html

141名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:45:03.37ID:eS6bw7EO

ステレオサウンドはこういう詐欺師ばかりだから『オーディオの科学』に騙されるアホが増えたんだ:


1982年 当時大流行していた JBL 4343 (38cm・4way 60万円した) を使用していたが
これがまったく音が飛ばない
プロ用であると宣伝していたが 官僚の国会答弁と同じ「ウソ」であることが後に分かったのである
当時日本中の中〜上級者が瀬川冬樹という一人の評論家とステレオサウンドという雑誌社の「ウソ」に引っかかったのである
JBL4343 を購入した多くのマニアが騙されたのである
日本オーディオ史上初のマニア、販売店、多くの業界関係者、多くの大小メーカーを巻き込んだ大事件に発展していった
瀬川冬樹氏の急死と共に JBL4343 への熱病は急速にしぼんだ

142名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:46:45.23ID:eS6bw7EO>>154

昔使用していた 38cm・4wayの JBL4343 はわずか10年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった

今となっては ただの箱であり下駄箱にもならない

これは本当にスピーカーであったのであろうかと思う

プロ用と称していたこのスピーカーは評論家の瀬川冬樹氏がステレオ・サウンド誌で
べた褒めしたため一世を風靡したものである

この JBL4343 はほとんどの大小メーカー及びほぼ100%の全国の販売店に採用され、考えられないほど多くのマニアが購入した
オーディオ界始まって以来の極めて異常な現象が全国で起きたのである
エッジがボロボロに朽ち果てるものでこの評論家と雑誌社は大儲けしたという話は有名だ。
ところが、瀬川冬樹氏はある問題で資産のすべてを失い、ガンでアッという間に旅立ってしまった
46歳という若さであった

154名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 11:17:49.92ID:VWsF9Evk
>>142
JBL4344も悪いスピーカーではないがクラシック音楽も鳴らせるような事を書いた記事は駄目だったね。

あとウレタンエッジは修理する業者はいるので、修理さえすればきちんと音は出るよ。
なんだか偏った記事だよな。

143名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:47:02.43ID:IfeaMlA9

自分の好き嫌いの根拠ってwww
例えば人を好きになる根拠って示せるのw

144名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:49:39.38ID:eS6bw7EO

>自分の好き嫌いの根拠ってwww
>例えば人を好きになる根拠って示せるのw

アニマのイメージに近いと好きになって
シャドウのイメージに近いと嫌いになるんだ

148名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:53:49.94ID:eS6bw7EO>>150

詩は言葉の美しさがすべて
絵は色の美しさがすべて
音楽は音色の美しさがすべて

詩の言葉の意味がわからなくても詩の良さはわかる
遠近法を知らなくても絵の良さはわかる
楽譜が読めなくても音楽の良さはわかる


というのが定説。


一番大事なのは

ベートーヴェンはベートーヴェンの音で鳴る事
モーツァルトはモーツァルトの音で鳴る事
ドビュッシーはドビュッシーの音で鳴る事

オーディオ機器もどんな音色を出すかで価値が100%決まってしまう

そしてオーディオ機器の音色は配線に使うケーブルとハンダとトランスで殆ど決まってしまうから
オーディオで大事なのは配線に使うケーブルとハンダとトランスの三つだけなんだ。


149名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:56:02.96ID:xdLtTANk

どういうケーブルがどんな音になるのか具体的に教えてくれ

150名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:58:58.17ID:sClzEtO0
>>148
そういうことではなく、オーヲタという連中は
Aというケーブルはベートーヴェンの音で鳴っている、
Bというケーブルはベートーヴェンの音で鳴っていない、とおっしゃる。

当然両ケーブルで音に変化はないわけで、
音が同じなのにどうして正反対の音になってしまうのか?
ここがどうしても理解できない。

151名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 10:59:53.00ID:IfeaMlA9

自分は正しく相手が間違ってると思い込んでで人にテストを強要してる事柄をテストもせずそのまま言ってしまう

お前はエホバの証人がw

152名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 11:02:58.57ID:IfeaMlA9

音が変わるとかどうでも良くなるレベルのアホが大杉でほんま凄いな

なんでこんなホームラン級発言頂けるんだろうw

153名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 11:15:30.10ID:eS6bw7EO

以前古いウェスタン製のアンプを修繕したことがありますがソックリそのまま復元したのに肝心の音の方が蘇りません。

原因は使うハンダにありました。 NASSAU です。

もう市販はされていませんので昔買い込んだものを大切に使っています。
古いアンプでも回路はそのままで結線の箇所をこの NASSAU ハンダに入れ替えるだけで音が激変しますよ。


爾来、古いアンプを修繕するときは可能な限り使用されているハンダを吸い取ってそのまま使用することにしています。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/268f28bacb0f04cf1c580a3ace03d11e

155名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 11:20:30.33ID:eS6bw7EO
>>150
>Aというケーブルはベートーヴェンの音で鳴っている、
Bというケーブルはベートーヴェンの音で鳴っていない、とおっしゃる。
当然両ケーブルで音に変化はないわけで、
>音が同じなのにどうして正反対の音になってしまうのか? ここがどうしても理解できない。


アナログケーブルの選択について、おおまかに、以下のようにまとめておきます:
プリアンプ(又はミキサー)をお使いの方(CD プレイヤーや PC、iPod などの音源をパワーアンプ に直結ではない方)

プリアンプとパワーアンプ の接続ケーブルは、ベルデン 88760 又はベルデン 88770 で、完璧です。

但し、ベルデン 88770 は、XLR 接続のみとなります。
しかし、ベルデン 88760 や ベルデン 88770 は完璧なアナログケーブルである反面、固いケーブルで、取り回しに不便かもしれません。

取り回しを易しくするために、音的にベルデン 88760 やベルデン 88770 に準ずる性能のアナログケーブルとして、
ベルデン 82760 やベルデン 9451、モガミ 2549 など、プリ ― パワー接続に向いた、柔らかいケーブルの選択もあります。

CD プレイヤーや PC、iPod などの音源とプリアンプ(又はミキサー)の接続ケーブルについて、音源の国籍との代表的な組み合わせは、

アメリカの音源・・・ベルデン 8412、又はベルデン 8423
イギリスの音源・・・バイタル
ドイツの音源・・・ノイマン
比較的昔の日本の音源・・・モガミ 2534 又は カナレ 4E6S
中国の音源・・・バイタル​

の対応があります。

そのほか、ヨーロッパ諸国の音源は、バイタルやノイマンで音が合うケースが、かなりあります。


156名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 11:26:56.95ID:eS6bw7EO

日本でイギリスの機器ばかり人気が有って、ドイツの機器が人気が無いのは

戦後レコード録音したのが EMI,デッカ, RCA,コロンビアみたいな英米系が多かったからだよ

157名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 11:41:20.14ID:sClzEtO0>>162
>>155
す、すごいね。

そんなに明確に分類できるのなら、なぜブラインドで成功しないのだろうか?
それとも、各ケーブルには音を変える最適なRLCでも仕込んでいるのだろうか?

158名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 11:50:43.58ID:zoUEx5OH>>163

4343は未だに後継機が売られている
ウレタンエッジは交換前提だ
年に一万キロ走るとして、五年でタイヤがボウズだ、欠陥車だろwww
というヤツは、アタマの中が欠陥だ

159名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 12:07:15.94ID:OsZEDekd
>>155
こういう言ったもん勝ちが
オーディオの闇
そのものだよな

化けの皮剥がすには
ブラインド何だが
なんだかんだで逃げて終わり

160名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 12:24:13.78ID:eS6bw7EO

あの、Neumann ノイマン社のプロ用アナログケーブル!

徹底的に世界各国の音源で実験されてきたお客様より、情報が入りました。
ノイマンのケーブルは、ドイツの音源ばかりではなく、フランス、イタリア、スペイン、ロシアの音源にもドンピシャで合い、非常に生々しい音で、それらの国籍の音楽が聞けたとのことです。
なお、フィンランドの音源の場合には、バイタルが合ったそうです。

ドイツのプロ用スタンダード・ケーブル、ノイマンのアナログケーブル(マイクケーブル)です。
ドイツの録音は、ノイマンのプロ用ケーブルで音がぴったり寄り添うように合うところから、
ノイマンで録音されているものと思われます。ノイマンで聞いてこそ、ドイツ音楽は、本当の音や指揮者の意図などが分かります。

代表的なのは、クラシックのグラモフォンレーベル(黄色いジャケットのクラシック)でしょうか。
その他、有名どころのロック歌手なども結構いるようです。
いづれにしましても、ドイツの音楽は、ことごとく、ノイマンのマイクケーブル(アナログケーブル)で音が合います。
実は、ドイツのロックも、割と有名なかたのCDを二枚入手しまして、
グラモフォンばかりか、ロックもノイマンでぴったり合う事を確認しております。

理由は明確だと思います。ノイマンというマイクそのものが、ドイツ製であり、ベルリンに本社を置く企業ですから、
通常は、ドイツでの録音は、必然的にノイマンのケーブルが使われるものです。

英国も、日本も、米国も、そして、今回登場する「ドイツ」も、スタジオにおける音のバランスは、ほぼ同じ音の筈です。
それはとても単純な理由によります。プロ のスタジオは、生音に近い音を良しとするからです。生音は世界のどこで聞いても同じです。

このノイマンのアナログケーブルは、ドイツ音楽の再生には、ベストの中のベストであり、これ以外にはあり得ないほどの音を奏でてくれます。

161名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 12:30:55.56ID:eS6bw7EO

1970年代までのドイツのオーディオは、ごく一部の業務用を除いて、
ジャーマン・サウンドと呼ばれる強力な中高域を好む傾向があった。
その歴史は深く、電気録音の始まった1920年代から続く由緒あるもので、
逆にいえば明瞭でカッチリした音の正体は、このトサカのようにかぶっている中高域の強さにある。

同じ傾向のサウンドには、ノイズ検聴用に中高域を強めたBeyerdynamics社のDT48型ヘッドホンがあり、
こちらは1937年からモニター用に使われ、Nagra社のテープレコーダーのデフォルト機としても長らく使われていた。

 エレクトロボイス社は創立時から本業はPA機器であり、
明瞭な音響のための最適なイコライジングについて独自の見解をもっていた。
1950年代まではベル研究所が研究したラウドネス・カーブを土台としてスピーカーが開発されており、

Jensen、Altec、JBLなどのフルレンジはどれも2.5kHzにピークを持つ特性であった。

一方で1950年代にHi-Fi用スピーカーを手がけたエレクトロボイス社は、カタログに独自の音響理論を展開し、
Regency II のカタログでは放送録音のテクニックで3〜6kHz以上を持ち上げることを紹介している。

実はこれこそが、テープ録音と共ににドイツから輸入された音響特性なのだ。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

163名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 12:40:47.04ID:VWsF9Evk>>164
>>158
JBLはプロ用スピーカーだからメンテして当然。

というか多くのスピーカーはウレタンエッジ。お前のスピーカーもウレタンじゃねえの?

本当に物を知らん馬鹿がケーブル否定を必死こいていることはよくわかった。

そんなにオーディオに無知ならオーディオ趣味などやめたら良いのに。

166名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 13:00:23.22ID:eS6bw7EO>>168


4331A


JBLがウレタンエッジを採用し始めたのはこの頃からではなかったか、と思います
良くも悪くもウレタンです。クラシックも聴けるようになった代わり、あの弾むようなべースの音は影を潜めてしまいました、と同時にJBL独特のジャズっぽさも消えて音が没個性化されたような気がします。

昔のランサー101に代表される不織布のエッジに変わってウレタンが採用されるようになってクラシックも聴けるようになりました。しかしこのウレタンは弱点もあります。10年近く経つとウレタンがボロボロに崩れてしまうことです。

JBLの音、と言えばL−101に代表される太く、逞しく、迫力満点の音、そしてD−130の軽やかで、弾むようなリズミカルな音といずれもジャズに特化したような音が一番印象的です

スピーカーにも得意不得意があってよく、万能というのは反面独特の個性を失っているのかもしれません! 
      
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jacke842nov/html/jbl/koment.html


167名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 13:25:46.31ID:sClzEtO0

>>162
MITかどうかは忘れてしまったけど、X線の内部写真を見たことがある。
最適なRLCという印象より、屑線をぐしゃぐしゃにし、廃棄処分した感じだった。

本当に最適化されているのなら、特性を測れば一発なんだけど
なぜか実測特性を見たことがない。

168名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 13:37:36.47ID:sClzEtO0

>>166
ウレタンエッジは今でも騙されたと思っている(幸い2機種しか持っていなかったけど)。
確か音でウレタンエッジが採用されたかと思っていたけど・・・・・。

ぼろぼろになったエッジ交換はどこかのわけ分からないウレタンエッジかセーム皮。
それでも音がよみがえったと一大産業に。
そんな物で音がよみがえるのなら、劣化が分かっていたウレタンエッジをなぜ採用したんだ?

ケーブルで音が変わって聴こえる人たちだから、音で判断しているわけではなく
こういう欠陥商品も出てくるんだろーナ、と今は思っている。

169名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 13:41:45.55ID:eS6bw7EO

魅惑の「オーディオ実験」〜純銀製SPケーブル〜

昨年末のこと、「仕事中なのでゆっくり試聴できませんが」と、
慌ただしくお見えになりすぐに去っていかれたオーディオ仲間のYさんが置いていかれたのが
新品の「純銀製のSPケーブル〜2m〜」だった。
「100時間ほどエージングが必要とのことですが、試聴してみてください。」
 
左側が容れてあった箱で、右側が現物(片チャンネル分だけ撮影)。
アメリカからわざわざ取り寄せたというもので定価47万円を年末セールで2割引きで手に入れられたとのこと
おっと、「2割引き」は言わずもがなかな(笑)。

「へえ〜、ケーブルにそんなに大枚のお金をつぎ込むなんて世の中にはもの好きがいるもんだねえ。」
と、本心を押し隠して(笑)、試聴してみると驚いた。

中高音域に独特の艶というのか「あでやかさ」が出てきて、ことにヴァイオリンの音色が瑞々しくて振るいつきたくなるほど色気がある。
こんなに音が良くなるのなら「同じものを絶対買わねばと」思ったほどだが、1週間以上経った今日においてはやや衝撃が和らいできて
「もっと安ければ購入するんだが」と、諦念に変わっていった(笑)。

そもそもアンプの出力端子からSPユニットの端子までがすべて銀線コードで統一できればいいのだが、
SPユニットの端子(半田付け)から箱に付属したSPターミナルまでは銅の単線を使っているので
単に部分的な効果に過ぎないことも一つの理由だ。

逆に言えば、部分的な接続にもかかわらず純銀製ケーブルの効果があったことを認めざるを得ないのも事実。
我が家のSPケーブルについてはこれまでは安物の「銅の単線」(直径0.8mm)を使っており、ついぞ不満を感じなかったものの、今回の純銀線ケーブルによって大いにショックを受けてしまった。

SPケーブルの効果恐るべし!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec750452941438c3cebedf413a733107

170名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 13:47:09.98ID:eS6bw7EO

デッカ「デコラ」で使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。
ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。
ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。
しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。
ああなんということを、と思っても時既に遅し。
覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、
取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、
「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、
バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html

171名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 13:47:54.97ID:eS6bw7EO

2010年12月24日 鳴り過ぎないオーディオ

開店以来13年間、十分満足にこれといった不足もなく聴いてきたバドのオーディオなのですが・・。
時に、人間は欲という魔が差すことも、そして僕もしかり。

前に書いたとおり、デコラのスピーカーコード交換は大失敗。
音質は向上しましたが、音色・音味が馴染めなく落ち着かないという結果でした。

同様にメインスピーカーのヴァイタボックスもスピーカーコードを交換してみようと。
動機は単純、もっと良くなる(よく鳴る)んじゃないかという欲から出たこと。

では、こちらの結果はどうだったかというと、
交換前と比べシンバルとベースの響きがよく聞こえるようになりました。
つまり、音域の情報量が増え、さらに音がぐっと前に出てきたのです。

こう書くとよいこと尽くめのようですが然に非ず。
この音が意外にも耳にうるさい、と感じてしまう結果に。

ヴァイタの音は抜けよく長時間聴いても疲れないスッピンの良さが特徴。
元通りのさりげない音に戻し、もういじるのはやめることにしました。

元に戻ってホッと安心し落ち着きましたよ。
音は鳴り過ぎるとうるさく疲れますね。

今回のコード交換は、欲がほどよいバランスを崩し、平常心を乱す格好の例となったようです。

何事も欲張らず「過ぎたるは及ばざるがごとし」でいきましょう。

A-7の箱にヴァイタボックスのホーンドライバーS2・ウーハーはAK156。
ネットワークはウェスタンのオイルコンとトランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4991115.html

172名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 14:08:17.49ID:eS6bw7EO

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、
こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、
実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。

594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしない

アルテック以降の755Aでは、"良い"銅線が使用されている。
バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、
抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。

いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしないのである。

173名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 14:14:17.87ID:eS6bw7EO

上杉アンプみたいに安物ケーブルを使っていたらまともな音にならない:

もう故人となられた某管球アンプメーカーのアンプの内部配線を自分なりに考えて見ると、材料(ケーブル・半田材等)については全くのど素人だと感じました。

「何も疑問を持たない電気技術者」を地で行っている様に感じた。

具体的に、アンプ内部の「グランドライン」は綺麗に見せる為に、むき出しの単線を多用されている。

しかし、材料や方法の分野ではほとんどど素人状態である。

何も実験をしなかったのか?疑問に思わなかったのか?・・・技術者の基本が出来ていないと感じる。

そんな方の作ったアンプが雑誌でもてはやされ、高額な値段で取引されている。

名も無い方の非常に考えて作られたアンプの方がよっぽどましだと「管球アンプ」を触っていた時に思った。

一つの機械を作る時は、4M(マン・マシン・メソード・マテリアル)で考えるのが鉄則である。その鉄則を守らない技術者がいくら見かけの良いモノを作っても「本質」は良く成らない。

オーディオの本質は「音質」である。「音質」に目標グレードを置いて開発しなければ無意味な機器を生産する事になる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8daa45309d2187061973c9c764ceb058

174名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 14:15:20.82ID:eS6bw7EO

上杉アンプみたいに安物ケーブルを使っていたらまともな音にならない _ 2:

新藤ラボラトリー 300Bsingle が製作された当初は電源部への物量の贅沢さが半端では無く、

スピーカーターミナルは米クルカ製、配線材や電源コードは米ベルデンで、

何処かの評論家の名前だけ有名な真空管アンプのように針金だけのご粗末配線では無く、人間の血管のように、適材適所の太さのより線や単線を用いて、米シカゴ・キースター製のハンダで製作されております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p635868031

175名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 14:24:19.36ID:VWsF9Evk

存命時の上杉佳男氏と三浦氏のステレオサウンド誌での対談は面白かったな。
上杉氏はケーブルでは音が変わらないの一点張り、三浦氏はケーブルにも吟味すべきと主張。
まさにアンプ設計に素材の吟味を全くしなかった上杉氏らしい姿勢。
古いタイプのアンプ技術者だったって事だね。

一方で一緒に参加してた柳沢氏は「自分の試聴ノートを見ても矢張り高額なケーブルの方が好ましい印象が書いてある」とその対談で語ってた。

176名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 14:27:47.91ID:z0Y8YQK5>>177

基地外が長文コピペをする闇


177名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 14:33:32.12ID:VWsF9Evk
>>176
コピペが良いとは思わないが、面白い事は書いてあった。
上杉アンプの闇がよく分かった。

自分で聴いても上杉のアンプは精彩に欠ける音だったんだよな。
Air Tightは上杉より遥かに音が良く、オーディオノートは更にその上を行く音だった事に比べると、値段は一人前、音は半人前という感を持った。

178名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 15:07:06.04ID:z0Y8YQK5

ウエスギアンプは昔のアルテック、タンノイといった
高能率でユニット自体のアクが強いスピーカー向けのアンプで、それらのスピーカーで音を聞いて制作されていた
だから16Ωのタップ付き
それを現代のアクの薄いスピーカーで聞いてみると・・・

後は分かるな?

179名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 15:08:57.28ID:z0Y8YQK5

言わずもがなだが、16Ωのタップがあるということは
16Ωのタップに繋いだ時の音が、トランスに十分負荷のかかった本来の音

180名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 17:13:57.00ID:IihWnf5r

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1550467390/

こっちのスレの住民なんかは2万程度のDACでケーブルや昇圧して音が激変だの低音がでるだの言ってるぞ
誰もアンプやスピーカー書いてないけどな

181名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 17:17:23.43ID:aG4dzK9S

2万って…オーディオじゃなくてゴミだろ

182名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 17:28:10.56ID:eS6bw7EO


オーディオは確たる座標軸がないので、機器の性能を推し量るには比較テストをするのが一番である。
それではテストに登場する3台のDACを紹介しよう。

1 「エルガープラス1394」(dCS:イギリス)定価250万円、製造時期は2005年前後(?)で基本的に「44.1KHz」再生だが「SACD」も再生可能。
2 「HD-7A192」(フェーズメーション:日本)定価33万円、製造時期は2011年で「192KHz」まで自動的にアップサンプリング。
3 「D10」(中国) 定価1万円、製造時期は2018年で自動的に入力信号を「384KHz」にアップサンプリング。  

テスト音源となるとインターネットラジオは圧縮された「MP3」ファイルが元なので好ましくなく、そこで外付けのハードディスクから「44.1KHz」で録音したものを使用した。
ひとしきり試聴した後での仲間の感想となると「どれがいいとか悪いとか簡単に結論を出せない気がします。」
と口を濁されたがそれも当然で、いずれも甲乙つけ難しの印象を受けた。

1は「44.1KHz」というハンディがあるのに、やはり老舗だけあって貫禄だった。
音に目方があるとすれば一番重量感があって響きが豊かだった。
ただし、2,3との差はごくわずかで、もしブラインドテスト(目隠し)での判定となると分からないかもねえ。

2は自動的に「176.4KHz」(44.1×4)にアップサンプリングしての試聴だったが、
想像通りとても滑らかで柔らかい音で違和感なく聴けた。

3は2とまったく「甲乙つけ難し」のレベルで、お値段からすると信じられないほどの健闘ぶりだった。

以上のとおり、パソコン・オーディオに限定使用となると、もう高価なDACなんて要らないかもですねえ。

日進月歩の技術の進展により「デジタル機器に名器無し」を実感したわけだが、博士の情報によると早くも
「768KHz」のDACが海外のオークションに出品されているそうで、博士の選択眼というか慧眼は刮目すべきものがあって、
どうやら「お眼鏡に適った」機器のようである。
お値段の方だって手ごろなので、どこまでも「際限(きり)のないハイサンプリング競争」に、我が心は千々に乱れるばかり(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0b5ffa57c307b0e6da5d85db81a9b359

183名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 17:44:17.46ID:eS6bw7EO

Topping DAC D10
https://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=132100954

・ 型番 D10
・ 定価 9,800円(内税)
サイズ:10.3cm x 14.6cm x 3.7cm
重さ:314g
カラー:ブラック
電源入力:DC5V / 0.5A(USB電源)

入力:USB
デジタル出力:OPT / COAX、アナログ出力:LINE OUT
ラインアウト:THD + N-A-重み付け

USB IN:44.1kHz-384kHz / 16Bit-32Bit、DSD64-DSD256(Dop、Native)
OPT / COAX OUT:44.1kHz-192kHz / 16Bit-24Bit

メーカーHPはこちらから
取扱い説明書はこちらから
ライバーインストールはこちらから
https://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=132100954 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:fc5433912aa55592f73f2dda4d43bdf8)

184名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 18:10:38.11ID:sClzEtO0

際限なく操られる闇。

185名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 18:29:09.27ID:eS6bw7EO

スピーカーの能率
■能率の低いスピーカーは鈍感でボロいものしかありませんから、騙されてはなりません。

■80dB台の低能率の「ボロい」スピーカーなどに数十万円も支払っていてはなりません!

■高能率スピーカーはレンジが狭いなどというデタラメがあちこちに書き込まれています(要注意!)。


■スピーカーの能率(最重要・基本中の基本)

スピーカーの能率は、オーディオの最も重要な基本事項であって、まず最初に知るべきことです。スピーカーには、「能率」という表示がされています。それは、「dB」という単位で表示されています。

ごく普通の能率のスピーカーは、その能率は、90dBくらいでしょう。ヤマハのNS1000MやNS10Mあたりのスピーカーで、能率90dBです。

年齢50代以上の経験豊かなマニアのかたの大半は、スピーカーの能率につきましては、知っておられます。30代以下のかたのほどんどは、その逆で、何も知らないことが大半であることが分かりました。ごく初歩の基本すら知らないということは、非常に危険です。
____

B&W やマジコ、 YGアコーステックスみたいな低能率スピーカーはすべてゴミだから買っちゃダメだよ

186名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 18:30:36.07ID:k5XwUaZr

今は知らんけど佳郎ちゃん存命時のウエスギは音の要ともいえるコンデンサが安物のオンパレード
ガワとトランスには金掛かってた
回路も正しいしノイズの少なさは半導体アンプをしのぐほど
ウエスギアンプはコンデンサを替えるだけで化ける良いアンプだと思う
ウエスギアンプの音のつまらなさは全てコンデンサのせい

187名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 18:34:02.58ID:eS6bw7EO

WE(ウェスタンエレクトリック)の、最高峰の真空管アンプにつきまして

60年から70年前の、WEの真空管アンプが、今でも、どのような民生用アンプをも越えていることは事実です。
なぜそうなのかは、それが往年のプロ用のアンプだったからに他なりませんが、
その後トランジスタアンプが出現し、最初にそれを使ったプロのかたがたは、
トランジスタのものは使えないと、結論づけてしまいました。

理想のパワーアンプ

自宅利用で、理想のパワーアンプは、スピーカーの能率さえ高ければ、25W〜50Wほどのアンプです。
真空管アンプをお使いのかたは、このあたりの事情は良く分かっておられると思います。

シングルエンド回路の3Wのアンプ、5Wのアンプ、プッシュプルでも8W 程度のアンプこそが、最も音が良いことを、
体で理解されてきておられることと思います。

アンプというものは、最大出力の60%ほどを出している時こそが、最も性能を発揮します。
最大が5Wのアンプの、3Wを使えば(自宅ではせいぜい3Wくらいの使用です)最も良い音になるという事実、このことは、
メーカーのエンジニア、電気に詳しいエンジニアのかたならば、誰でも知っている周知の事実です。

パワーが大きいほうが余裕がある・・・・、そのような真っ赤なデタラメが、呪文のように繰り返されて、価格だけが、どんどん吊り上がっていったということです。

_____

ゴールドムントや FMアコーステックスみたいな高出力トランジスタアンプはすべてゴミだから買っちゃダメだよ

188名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 18:41:25.70ID:eS6bw7EO>>191

スピーカーで買う価値が有るのは

昔のグッドマン、ワーフェデール、ローサー、パルメコ

QUAD ESL57, ESL63

位かな

スピーカーは LOWTHER
http://shinkuukan2.web.fc2.com/Speaker/05/Speaker05.html

アンプは

チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ
出力 1.8W×2(真空管含む、税抜き120,000円)
http://shinkuukan2.web.fc2.com/

DACは
TOPPING D10 USB DAC ライン光同軸出力 XMOS(XU208) ES9018K2M OPA2134
価格: ¥ 9,600 通常配送無料
https://www.amazon.co.jp/Dilvpoetry-TOPPING-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%85%89%E5%90%8C%E8%BB%B8%E5%87%BA%E5%8A%9B-XMOS%EF%BC%88XU208%EF%BC%89-ES9018K2M/dp/B079HRGN5B


で 2000万円の

YGアコーステックス + FMアコーステックス + Mola Mola

と同レベルの音が出るよ


189名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 18:54:37.95ID:WuiOCErG

オーディオに最近興味を持ったからここ覗いてみたけど止めた方がいいって思ったよ皆さんありがとう

190名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 19:16:09.87ID:eS6bw7EO>>208

オーディオは金持ち自慢だからね

YGアコーステックス や FMアコーステックス がステイタス・シンボルなんだ

オーディオマニアには値段が高いものしか売れない


208名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 05:27:20.14ID:Tzk+YQuR
>>190
実際には無価値なものを
いかに高く売るか
それがスイスブランド

191名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 19:32:25.01ID:fNc12c1e
>>188
ESL63は聴いたことがあるが、あの当時でさえ馬鹿にしている低脳率なセレッションのSL-600に劣る音である上、梅雨時になると湿度でリークしてプチプチノイズが出るという日本の環境に合わないスピーカー。
ESL63proは少し筐体を頑丈にして音はマシにはなったものの、ウィルソンのWATTとは比較できるレベルじゃなかった。

オリジナルESLなど蓄音機の音。話にならん。

そんな程度で現代最高峰のYGアコースティックより良い音だってw
臍で茶を沸かすぜ。

193名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 19:42:01.03ID:eS6bw7EO>>194

>オリジナルESLなど蓄音機の音。話にならん

そもそも、蓄音機のクレデンザが史上最高の音だという人が沢山いるからね

タンノイもウェスタンの WE555も蓄音機の音を最終到達点として開発されたんだ


>ESL63は聴いたことがあるが、あの当時でさえ馬鹿にしている低脳率なセレッションのSL-600に劣る音である

ESL63 はアンプとセッティングで極端に音が変わるんだよ
オーディオ店でまともな音で鳴っている事はまずない。


194名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 19:47:16.80ID:fNc12c1e
>>193
これだから骨董厨は大嫌いなんだよ。
聴いて音が悪かったと言ってもすぐ開き直る。

クォードのESLー63proは同じショップで聞いて良い音の印象があるのでスピーカーの問題。
ただESL-63proも梅雨時のリークによるプチプチノイズからは逃れられない。
マーチンローガンのCLSよりは好みの音だったが、アポジーのカリパーシグナチャーに比較するとレンジも音の実態感もESL-63proは負けてたね。
カリパーシグネチャーは当時、オレも使っていた。

196名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 19:56:41.56ID:eS6bw7EO>>200

>クォードのESLー63proは同じショップで聞いて良い音の印象があるのでスピーカーの問題。

QUAD ファンは 63pro より 63 の方が遥かにいい音だと思ってるよ
63 は残響3秒のロイヤルアルバートホールの音を再現する様に作られているんだ
しかし、セッティングをキチンとやらないとそういう音にならないんだ。


>アポジーのカリパーシグナチャーに比較するとレンジも音の実態感もESL-63proは負けてたね。

アポジーは弱音の繊細さが全く無いから ESLファンの評価が低いんだ
昔の QUAD ESL は わざわざヒラヒラするすぐに敗れる弱いエレメントを使って弱音の繊細さを出していたんだ。
最新の QUAD ESL は丈夫なエレメントに変えたから 昔の QUQD ファンがみんな離れて行った

197名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 19:59:05.50ID:peLVf/mc
>>195
ああやっぱり。闇を語って、もっと闇に向かうレスばかりだもんなあ

198名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:00:33.48ID:eS6bw7EO
>>192
日本を滅ぼした日本人の事なかれ主義、先延ばし主義

日本人は、人間関係を壊してはいけないという刷り込みが強い 2013-01-04
日本で不文律のように言われていることがある。それは

「人間関係は維持しなければならない」
「どんな人間関係でも、それを壊すと自分が困る」

というものだ。日本人は農耕民族なので、協調性も非常に重要視されており、
どうしようもない人間とも嫌々付き合わなければならないとも言われている。

「世の中、誰もが好きな人間とだけ付き合って生きていけるほど甘くない。
ときには嫌な人間とも付き合わなければならないのだ。我慢しなければならない」

日本人は昔は「村」の人間関係から逃れられず、今は「職場」の人間関係から逃れられない。
だから、自分の我を出すのは非常に嫌われ、子供の頃から「我慢」と
「孤独な人間には価値がない」
と徹底的に刷り込まれていく。日本人は、 「人間関係を壊してはいけない」という刷り込みが、極度に強い社会なのだ。
金を失い、時間を失い、平常心も失ってしまう
嫌われたら「村八分」される。村八分されたら生きていけない。
だから、日本人は仲間はずれにされたり、孤独にされるのを非常に恐れており、孤独にも恐怖を感じる人も多い。
はた目から見ると、人間関係の強迫観念にとらわれているかのようにも見える。
社会がそれを強制している。だから、日本人は、仲間はずれにされないように他人に合わせるようになり、
主張することもできず、何でも流されるように受け入れてしまう。

199名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:04:20.14ID:eS6bw7EO

>>192
平和よりも、もっと大切なものがある

世界人口の人口の62.5%は、「平和が第一」とはまったく思っていない
最近、また気になったことがある。「平和」に関する日本人の認識だ。
次の元号が「令和」に決まって、日本人は「平和への祈りが込められている」と世界に誇っているのが、
とても無邪気で無防備に感じた。

平成の「平」は平和の「平」だ。令和の「和」は平和の「和」だ。
いずれも日本人に平和思想が強く根付いているというのが分かる。平和であることは良いことだと日本人は思う。
そして、平和を願うことは当たり前だと日本人は信じて疑わない。

もうひとつ日本人が疑いもしない言葉に「平等」というものがある。
平和と平等は美しい概念であり、世界中の人たちがこの概念を一緒に追求していると日本人は信じているかも知れない。

しかし、現実はそうではない。平和と平等の限りない追求は日本独自のものであって、世界は必ずしも「平和と平等」を第一に追求しているとは限らない。受け入れられない可能性もある。
「受け入れられない」と言うと多くの日本人は仰天するはずだ。
「平和であることや、経済を優先することや、平等であることがなぜ受け入れられないのか分からない」と思うはずだ。(鈴木傾城)

平和よりも、もっと大切なものがある

なぜ受け入れられないのか。それは、世界は「そんなもの」よりも、もっと大切なものがあると考える国も多いからだ。
平和や平等や経済よりも、大切なものなどあるのか。もちろん、ある。
平和よりも大切なもの。イスラム教徒に聞けば、それは「神であり宗教である」と答えるだろう。
その点に関しては絶対に妥協はない。

イスラムを侵す者があれば平和より闘争が優先されるのだ。宗教が優先される。
そして、コーランは人間が平等など一言も書いていない。
平和よりも、平等よりも、イスラムが大事であり、重要であり、神聖なのだ。

200名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:08:55.28ID:fNc12c1e
>>196
振動板もディレイ同じで、大音量を出せる様にするために筐体を頑丈にしただけなのだが。
それでオリジナルより音が悪くなるとかどういう理屈だよ。
強弁もいいとこ。
これだから骨董厨は大嫌いなんだよな。


201名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:09:15.83ID:+t50zLQp>>203

>>オーディオマニアには値段が高いものしか売れない

それを逆手にとって業者どもは原価の数百倍数千倍の額でオーディオ製品をボッタクリ売りするのも闇。

故にfmアコースティックスやygアコースティックスも高いのは業者が超ボッタクってるからであって、あのような額の価値なんぞ微塵もなく適正価格は桁2つ3つ少ない位だろう。

つまりピュアオーディオとは桁2つ3つもボッタクくられたものを買って馬鹿な老害カモども喜ぶ哀れな趣味である。

202名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:16:31.63ID:eS6bw7EO
>>200
>振動板もディレイ同じで、大音量を出せる様にするために筐体を頑丈にしただけなのだが。
それでオリジナルより音が悪くなるとかどういう理屈だよ


音の柔らかさが全然違うのに気付かなかったのかな?

網が違うからね。
63はアルミ、PROは鉄、この違いで多少重量と躯体強度が変わる。

ESL63pro ではいくら部屋を変えてもホール・トーンは出ない。

ESL63は振動膜を保護するアルミ網の開口部を工夫して、そこから前後左右上下に音を拡散させているんだ。

そしてその拡散した音波が吸収率が小さい煉瓦や木の壁・床・天井にぶつかって反射して、
ロイヤル・アルバートホールの残響3秒のホールトーンを再現する様に設計しているんだよ。

一方、ESL63pro はモニタースピーカとして使うので、振動膜を保護する網をアルミから頑丈な鉄製に代え、開口部もバカでかくして、低音を出る様にしたけどホールトーンは再現できなくなってしまった。

その結果、ESL63proではESL63の一番おいしい所がすべて失なわれてしまったんだ


203名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:20:10.28ID:fNc12c1e
>>201
YGアコースティックはアルミ塊を削り出してユニットを作って、航空機グレードの筐体に入れてんだが。

お前には作れないだろうが、もしも作ったらYGの数倍のヒロアコースティックの様な値段になるんじゃねw
http://www.hiro-ac.jp

204名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:22:14.52ID:fNc12c1e
>>202
オレは音が悪くてESL-63はちっとも良いとは思わんかったね。
proは良かったと思うが。

本当にオリジナル様様の宗教で音楽聞いてんのかよ、自分のに身で判断しろやヴォケ。

205名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/10(水) 20:31:04.56ID:eS6bw7EO

ESL-63はラックスの真空管アンプで鳴らすとセッティングが悪くてもいい音になるよ

206名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 05:13:00.73ID:w6mDT2zK

ESL57 なら300Bシングルアンプでいい音になるよ:

Commonsense Audio Audio Nirvana 300B シングルアンプ|横浜ベイサイドネット
価格 257,472円(税込)
http://www.baysidenet.jp/c-item-detail?ic=AN-AMP-001

Audio Nirvanaから 300B真空管アンプ新登場! 2015年12月18日

フルレンジスピーカーで有名なアメリカの「Commonsense Audio」社から、同社のフルレンジスピーカー『Audio Nirvana』用に設計された300Bシングルアンプが発売されました。

 「Commonsense Audio」社のオーナーであるデビッド ディックス氏の、このアンプに対する思い入れたっぷりのコメントをご紹介します。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 私たちは、唯一の最高級品質の「ニュートラル・サウンド」アンプを販売します。私たちは、特異なサウンドの「ブティック」アンプは販売していません。

 ほとんどのアンプメーカーは、こうしたアンプを販売しているので、彼らは、あなたに、数ヶ月ごとに別の新しいアンプを販売することが出来ます。

 私たちは、ただ一つのアンプ、あなたが生涯に渡って使い続けることの出来るアンプを販売したいと思っています。

 私たちは、これまで、本当に良い音のアンプを聴いたことが有りません、どんな場所でも、どんな価格帯のものでも。

 私たちの真空管アンプは、『Audio Nirvana』フルレンジスピーカーや高効率スピーカーのためにデザインされた、そして、そのために最適化された唯一無二のアンプです。

『Audio Nirvana』のスピーカーを、通常のリスニング・レベルで聴くのに必要な出力は、1/10ワット程度です。

それゆえ、私たちの 8W 300B シングルアンプは、必要なアンプ出力の 80倍ほどのパワーを持っていると言えます。

207名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 05:18:03.58ID:w6mDT2zK

2015.12.08
Tuesday先週末は、鎌倉のYbさん宅へ『AudioNirvana』の300Bシングルアンプの貸出しに行ってきました!
http://baysidenet.jugem.jp/?eid=227

 先週末は、「『Audio Nirvana』の300Bアンプを試聴させてもらえませんか?」
と言うYbさんのリクエストに応えて、鎌倉のご自宅に届けて来ました。

 鎌倉と言う近場と言うことも有って、貸し出しすることにしたのですが、同時に、
Ybさんの所有している『QUAD』の「コンデンサースピーカー」も、一度、聴いてみたいと思ったからでした。
 上の画像は、その「コンデンサースピーカー」ですが、私のイメージしていた古い英国製の『QUAD』ではなく、
ドイツ『QUAD』で新しく復刻したものだそうで、全く、新しいスピーカーでした。
 
 まず最初に、Ybさん宅のシステムで、聴かせていただいた印象では、昔のイメージとは違って、結構、クリアーで、しかも、実在感の有る音でした。
使用しているシステムは、『LINN』のネットワーク・プレーヤーを、『EAR』の真空管プリアンプと、メインアンプの組み合わせと言う、
これまた、結構、『Hi-End』なシステムだったからかもしれません。

 続いて、持参した『Audio Nirvana』製の 300Bシングルアンプでの試聴を行いましたが、
音を出した瞬間、目の前に、より一層クリアーで、切れの良い、それでいて、滑らかなサウンドが、
部屋いっぱいに広がり、Ybさんも、「うちのシステムとは、全く、違った音ですが、これはこれで、大変、魅力的な音ですね。」と、
かなり良い評価をいただきました。

 特に、広いサウンド・ステージと、深い奥行き感の表現力には、感心されたようで、
私に同行していただいていた『ヒロ・ミュージック』さんの印象では、『アンプの表現力と言うより、
『QUAD』のコンデンサースピーカーの性能を、上手く引き出している、と言ったほうが適切かもしれない。』と、
回りくどい言い方でしたが、褒めていただいているのは間違いなさそうでした。

 最後に、Ybさんのお好きなドイツオペラをかけていただきましたが、
その、女性の力強く、それでいて、つややかで、滑らかに広がるソプラノの美しさに、思わず、聴き入ってしまいました。

209名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 05:33:25.23ID:Tzk+YQuR

YGは米国だったか

しかしスゴイ値付けだ

ワンペア売れれば利益は2,000万円以上?

210名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 05:35:08.62ID:w6mDT2zK

ドイツQUAD Musikviedergab GmbH 社QUAD ESL57 復刻新品
(受注生産品)

* QUAD ESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
2 つの違ったスタイル、前面メタル・グリル色は3色から選択してください。
https://soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf


ドイツ QUAD (QUAD Musikwiedergabe by Manfred Stein)
http://www.audiencejapan.com/QUADMusikwiedergabebyManfredStein.html
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm

ドイツ QUAD の代理店 サウンドボックス
http://www.soundbox.co.jp/

QUAD ESLスピーカーの修理 サウンドポイント55 (HPが消えたけど廃業?)
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html

212名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 08:15:17.84ID:w6mDT2zK

ここの人間はどうせ女性ヴォーカルやポルノビデオみたいなアホ音楽しか聴かないんだから
1万円のラジカセで十分だろ

ステレオサウンドのアホ評論家は 性能は日本の無名なメーカーと同程度なのに値段だけ10倍、20倍の
FMアコーステックとかゴールドムントみたいなボッタクリメーカーしか推薦しない

日本にも

47研究所
AIT labo
イシノラボ
WestRiver

サウンドパーツ
チューブ オーディオ ラボ
真空管アンプ「カトレア」

みたいな安くていい製品を作っているガレージメーカーが沢山あるよ

213名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 08:16:02.08ID:7bXwg4QS

自分の出している音に全く自信がないので
5ちゃんで執拗に音がいいと連呼する闇

214名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 08:16:42.83ID:w6mDT2zK>>215

今考えると、昔の QUAD とか NAIM とか C.R.Develppments は安い値段でいい音のアンプを出していたね

ステレオサウンド関係者はそういう良心的な製品を目の敵にして嫌がらせしたから、輸入代理店の成り手がいなくなったんだ

日本人のオーディオ熱は ステレオサウンドが潰したんだ

政治でもオーディオでも専門家の言う事は殆どがデマで
金呉れる所を褒めて、金呉れないとこは貶す

しかし、そういう事実に気付く人は殆ど居ないし
俺みたいに真実を明らかにする人間は嫌われて排斥される

一番不思議なのは、ハーベスでもソナスファーベルでも QUAD でもすべて同じだけど
最初安い値段で物凄いいい音の製品を出していたのに、
ステレオサウンド関係者に箱庭的だとか周波数レンジが狭いとか滅茶苦茶叩かれて、
段々ダメな音に変わっていく事だ

コストダウンだけが原因ではなく、同業他社に部品供給を断られたり、嫌がらせされるんだろうな

215名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 08:34:11.09ID:55o1EY6c

>>214
クォードが駄目になったのは、ピーター・ウォーカーが変な投資をして会社を手放すことになったからだろ。
ステレオサウンドは何の関係もない。

216名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 08:36:06.47ID:fDviPX+y>>218

>>政治でもオーディオでも専門家の言う事は殆どがデマで
金呉れる所を褒めて、金呉れないとこは貶す

しかし、そういう事実に気付く人は殆ど居ないし
俺みたいに真実を明らかにする人間は嫌われて排斥される


正にこれだ。

217名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 08:40:55.58ID:IvldlT2H

オーディオで
海外製品を買っていいのは
スピーカーとカートリッジ、
昇圧トランスだけ

あとは代理店手数料が乗っかった
修理もままならない
ボッタクリのゴミ

218名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 09:26:28.22ID:55o1EY6c

>>216
最近、オーディオ雑誌も買ってないねえ。
だから評論家の文章を読むことも殆ど無いわ。

寧ろネット上の愛好家のレビューの方が役に立っている。

219名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 09:34:14.65ID:w6mDT2zK>>220

>寧ろネット上の愛好家のレビューの方が役に立っている。

問題は

禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/

みたいにヤフオクで売りたい機器を激賞するサイトかな


220名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 09:37:13.60ID:55o1EY6c

>>219
それは言えているが、書いてある製品が全体的に古すぎで興味の対象外なんだよね。

221名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 13:16:03.25ID:6EGHEN04

安くて良い音なんてものは存在しない
良い音は値段に比例する
デジタルアンプなんてわけのわからないものがでてきてからピュアを履き違えた貧乏人が流入してきて辟易してますわ

222名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 13:41:41.08ID:55o1EY6c

デジタルアンプにも良いのもあれば駄目なのもある。
デビアレットの様にとても成功しているアンプもあれば、小型デジアンの様に値段なりというデジタルアンプもある。

223名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 14:02:28.60ID:w6mDT2zK>>224

>安くて良い音なんてものは存在しない
>良い音は値段に比例する


2000万円のYG より 8万円で売ってる中古の QUAD ESL63 の方が遥かにいい音だけどね

224名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 14:41:21.30ID:55o1EY6c

>>223
それはお前の耳が腐れ耳なだけ。
クォードのESL63など今のスピーカーならB&Wの805D3より情報量は少なく、音場も狭く、古臭いクソの様な音。

一方でYGのソニアXVjrは滅多にないフルスケールのサウンドステージが出る上に、生演奏より切れば血が出る様な生々しさがある。
特に鮮度感は今までに地球上で出た全てのスピーカーとは次元が違う。
本当に再生音楽の画期といえる。

今後スピーカーはソニア以前とソニア以降と言われるのでは?と思うほど。

225名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 14:58:28.60ID:w6mDT2zK>>226

>.224
YGのソニアXVjr はダイナミック型だし、低能率だから弱音部がすべてマスクされるんだよ

静電型に敵う訳ないだろ

226名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:05:26.60ID:55o1EY6c>>227

>>225
静電型は低音が出ない、下手にサブウーファーを繋ぐと音の違いに愕然とする、大きな音が出ない、というどうしようもない問題点を抱えているからな。

その上、ESL-63は無理に球面波を出そうとして、コンデンサーなどで音を遅延させているがそれがまた音質を甘くさせている。
実際、ディレイ回路を全て撤去したクロスビーの改造ESL-63を聴いたこともあるが、全く別物と言って良い音の鮮度だった。

更にはトランスを使うから、帯域制限も出る。

今、静電型が減っているのはそんな色んな問題点から。

227名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:17:58.97ID:69RVxWo9>>228

>>226
それよりも静電型は集塵機ってのが敬遠されるんじゃね? 


228名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:22:26.55ID:55o1EY6c

>>227
それもあるね。

マーチンローガン は振動板を洗えたらしい。

229名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:25:21.26ID:w6mDT2zK

>静電型は低音が出ない、下手にサブウーファーを繋ぐと音の違いに愕然とする、大きな音が出ない、というどうしようもない問題点を抱えているからな。


ドイツ QUAD ESL57専用サブウーファ
QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/html/catalogue.html

ESL57 (QA) subwoofer, the round shaped.

They come without an edge, easy to turn to optimize there performance in the room.
Not only prepared to fit with the 57 design, but also an ideal solution for third party electrostatics.

We deliver them as a pair including an active crossover

You can have them in various colours and/or with wooden top and bottom plates
http://www.quad-musik.de/html/subround.html


ドイツ QUAD ESL63 専用サブウーファ
QUAD Musikwiedergabe
http://www.quad-musik.de/html/catalogue.html


The ESL63 subwoofer, the professional.

Well designed to function as a stand which lift the ESL63 in a better listening position and to extend the low end of the frequency range.
http://www.quad-musik.de/html/sub631.html

230名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:27:00.37ID:55o1EY6c

今まで静電型スピーカーに組み合わせて音に違和感がなかったのはエンテックと、アコースティックラボのサーボウーファだけだな。

サーボがかかってないとダメな様だが、今はどちらのメーカーのサブウーファーもディスコン。

231名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:28:05.84ID:69RVxWo9

静電型はストロークができないから面積を稼げば低音でるんじゃ?
昔のアクースタットなんかそれなりに聴けたぞ?

232名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:29:27.03ID:w6mDT2zK

ステレオサウンドはドイツ QUAD の新製品を報道管制を敷いて葬り去ろうとしてるんだよ

まともな販売代理店が一つも出て来ないというのが何かなー

233名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:45:43.98ID:ta8+ITZ1

結局最後は陰謀論という闇

234名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:47:21.36ID:69RVxWo9>>235

わからんけどね
集塵機になって下手すれば火花散るようなスピーカー怖くね?

235名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:50:12.97ID:55o1EY6c

>>234
ESL-63も梅雨時にはパチパチとノイズが発生して、ユーザーはこれは持病と言ってた。
結局はウィルソンのシステム5に交換した。

236名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 15:51:56.51ID:55o1EY6c

かといってゴミが溜まりにくい構造だったマーチンローガン のCLSは音が良くなく、ESL-63proの方が音は良かった。
マーチンローガン もモノリスは良かったが、あんまり売れなかったよな。

237名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 16:00:29.22ID:w6mDT2zK>>238>>239>>241

スタックスの静電型スピーカーと専用アンプは欧米では評価高かったのに何故ダメになったのかな?

日本で評価されたスピーカーはスタックスの静電型スピーカーひとつだけだよね。

238名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 16:03:39.45ID:69RVxWo9

>>237
スタックスのアンプはロビンソンがベタぼれして使ってたからね
ソニーも静電型作ってたよ
評価ならONKYOのグランセプターあるね

239名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 16:14:16.61ID:55o1EY6c>>240

>>237
スタックスも創業社長が逝去されて一気に金が借りられなくなり、今はイヤースピーカー専門メーカーとなった。
コンデンサースピーカーはあまり良いと思わなかったが、 イヤースピーカーのSR-Ωは凄い音だった。
今も継続品があり、少し前に聴いたが矢張り凄い音。

240名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 16:18:00.57ID:69RVxWo9

>>239
俺はΣ長年持ってたなぁ
あんまり出番は無かったけど良い音だったよ

241名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 16:18:02.56ID:ta8+ITZ1>>243

>>237
うんにゃ
SONYのARシリーズは高評価だよ
ユニットはスキャンティピーピングだけどなw
マジコのいっちゃん高くてええもんは、YLのユニットだ

242名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 16:42:06.85ID:NvbO/FNd>>244

オーディオ界隈のツイッターやブログ見てるとさ思うんだよ
手段と目的が逆になってる人が多いなって

オーディオ機器を楽しむ目的の為の手段が音楽を聴くになってる人の多い事
それを否定はしないけどね
でもこうなったら純粋に音楽を聴いて楽しむって事は出来なくなりそう


243名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 17:12:48.74ID:55o1EY6c

>>241
あのマジコの変なホーン型スピーカーなんて全く売れてないよ。
QシリーズやMシリーズが実質的なマジコのハイエンド機。

そもそもYLはオーディオノートが合併したが全製品カタログ落ちして、もう作ってないし。

244名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 17:21:49.56ID:69RVxWo9

>>242
正解はないし好みも変わる
仕方ないんじゃないかね
俺は専用ルーム造ってから弄ることがほぼ無くなったけどね

245名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 17:35:23.09ID:w6mDT2zK

僕が今迄聴いた中で一番いい音は昔、家にあったビクターの安物の小型蓄音機で聴いたブルーノ・ワルターのSPレコードかな

蓄音機のクレデンザが史上最高の音だという人が沢山いるからね

タンノイもウェスタンの WE555も蓄音機の音を最終到達点として開発されたんだ

246名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 17:40:57.41ID:w6mDT2zK>>247

オーディオ機器を音の良さだけでランク付けると

手廻し蓄音機 >> 電蓄、デッカ デコラ >> WE555 , クラングフィルム、ジーメンス
>> QUAD ESL, ローサー、 グッドマン、ワーフェデール、パルメコ
>> YG アコーステック, マジコ >> B&W, JBL, タンノイ


247名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 17:50:46.53ID:55o1EY6c
>>246
SPも弦楽合奏の再生はゴミ以下だから、クラシックしか聴かないオレには意味のない媒体。

248名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 17:53:43.75ID:w6mDT2zK

SPでダメなのはピアノだけ

音色が全然違うんだよ:

Bruno Walter - VPO - Haydn Symphony #100 Military - 1st Mvt (1938) 再復刻 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=inbLPp-5HHQ

249名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 17:56:19.10ID:55o1EY6c

更に言えば、蓄音機の音ではどう頑張っても生の音には近づかない。
機械の出す音が好きなら止めないが、YGのソニアなら、本当に生以上に鮮明なフルスケールの音場が再生される。

蓄音機が最高など耳が耄碌している証拠だろw

251名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 18:01:46.05ID:w6mDT2zK>>253

>蓄音機の音ではどう頑張っても生の音には近づかない。


生の音より遥かに良くなってるから人気あるんだよ。
YGではこんな音出せないだろ:

Adolf Busch plays Bach's Chaconne - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_ii7aPCQgHE

Brahms Clarinet Quintet in bm-Op115-Lener Quartet & Charles Draper - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=K570sk82hNc


Fritz Kreisler-Mendelssohn Violin Concerto in E minor 1st mov (part1) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tHu25l9SLTA


253名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 18:16:05.22ID:55o1EY6c
>>251
だからそれは機械の音。
蓄音機など話にならんゴミ。

機械の音を喜んで聴いてりゃ良いじゃん。

耳が果てしなく悪いことと、言い訳が多いことで、本当に骨董厨は大嫌いなんだよ。

255名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 18:19:18.15ID:w6mDT2zK
>>253
>だからそれは機械の音。


違うよ
蓄音機はサウンドボックスの振動をホーンで増幅して音量を上げるから
弦楽器と同じなんだよ

蓄音機はヴァイオリンやチェロの音


256名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 18:23:16.39ID:w6mDT2zK

ウェスタンやJBL のドライバ−の振動をホーンで共鳴させるのは
蓄音機のサウンドボックスの振動をホーンで共鳴させるのを真似したんだよ

ウェスタン WE555 は蓄音機クレデンザと同じ音を出すのが目標だったんだ

257名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 18:30:17.74ID:ysWo7aoA
>>255
本来的には装置は無色透明であるべきで、ソースの音をなるべく色付けせずに再生することが目標。

再生装置が楽器である必要は毛頭ない。


258名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 18:52:31.72ID:w6mDT2zK
>>257
>再生装置が楽器である必要は毛頭ない。


音波を電流に変えて、また音波に戻すと倍音成分が失われて不自然な音になるんだよ

蓄音機のサウンドボックスの振動をホーンで共鳴させて倍音成分を追加させると
原音に近くなるんだ

まあ正確な原音にはならないけど、コンサートホールの何処で聴くかで原音自体が全然違うから
許容範囲内だ

電気信号を音波に変えるだけだと原音再生は不可能になる

259名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:03:12.03ID:w6mDT2zK

実際、SP復刻版を 普通のスピーカーで再生するより、蓄音機で再生した方が遥かにいい音になるのがわかっている:

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。

音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。

SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。

復刻されたSP原音は、できるだけ忠実に再生したいと思いませんか。
さて、そのための道具ですが・・・
先ず第一に機械式蓄音機。
LPやCDになってもSPの音は蓄音機に回帰しましょう。
これをプレーヤーとしてではなく、ホーンスピーカーとして使います。
LPやCDの音をどうやってそこから出すかですが、蓄音機に付いているサウンドボックスに換え、ソガフォンという小型スピーカーを取り付けます。
あとはプレーヤーとアンプですが、種々試行して音の違いを自分の好みに合わせ完成です。
ちなみに現在は以下の組み合わせを楽しんでいます。

CDプレーヤー:SONY D-2
アンプ:VintageJoin
蓄音機:DECCA 型番不明

260名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:03:37.93ID:w6mDT2zK

Sogaphon の種明かし - yuihi310のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/23571576.html

曽我ホーンという、蓄音機のサウンドボックスを外して、小型スピーカーを取り付けられるアタッチメントみたいな機械のことを曽我ホーンと言います。
その小型スピーカーの音で、蓄音機の音道(ホーン)を通って音が出るというものです。
音源(CDウォークマン)とアンプ(1から2W)が、必要です。
SP の復刻 CD などは、とても良く鳴ります。実演してもらいました。
驚きの音が、しました。感激しました。
http://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/ece199cc3ee61d9a28f075d29d796277


蓄音機のサウンドボックスのかわりに 5cm のフルレンジスピーカーをマウントするシステムです。友人の曽我氏発案制作によるもので、Sogaphon(ソガフォン)と名付けました。
リアルな音がします。

Sogaphonの解説はこちら
The magic of Sogaphon
http://www.youtube.com/watch?v=NNVliaIqy4s&feature=plcp

今日はSogaphonシステムの解説です
まずは完成形
http://blogs.yahoo.co.jp/yuichis3010/GALLERY/show_image.html?id=23571576&no=0

YGやマジコより遥かにいい音になるのは間違いない

261名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:03:44.63ID:Ww9HCJo8
>>258
マイクもカッティングアンプもクソだったSP時代とは変わったんだよ。

今はきちんとホールトーンまで採録されたソースの方が多い。
そんなソースを演出ばかりのクソな骨董装置で聴いたら、音はボケボケに聴こえるが、現代的な装置で聴くと本当に生のホールで聞いている様な音になる。
またそれを出来るのが2000年以降のマジコ等のスピーカー。


262名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:09:13.15ID:w6mDT2zK
>>261
>マイクもカッティングアンプもクソだったSP時代とは変わったんだよ。


SP録音ではダイレクトカッティングで金属原盤に直接溝を彫るから、テープ録音より遥かにいい音なんだな

263名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:10:36.10ID:Ww9HCJo8
>>262
ダイレクトカッティングは重力の影響を受けるけどなw


265名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:13:43.46ID:w6mDT2zK>>267

SP録音に限らず、最新録音でも

曽我ホーン+蓄音機 で再生した方が普通のスピーカーよりいい音になる

のが確認されている

267名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:15:34.89ID:Ww9HCJo8

>>265
お前の耳ではそう聴こえるんだろw

ESL-63の方がESL-63proより音が良いと感じる人の耳は信用しない。

268名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:17:11.12ID:Ww9HCJo8
>>266
お前が骨董屋の宣伝をしている事が正に闇だよ。
骨董品など原価は分からんから余程儲かるんだろうな。

269名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:32:57.64ID:pANt1zcq

理想的でなければ使えないと言い切ってしまうと、

理想的なものは何も無い現状では音楽を聴くこともできなくなってしまうから、
妥協に化粧を重ねたものを良しとするのは現実的で良い選択である。

しかしその一方で、信号どおりに変換・増幅する理想の機材を追求しなければ向上は無いし、
それぞれの人間においても録音、再生技術を追及することが必要で向上もする。

妥協で満足するか、理想を追求するか、両方の立場があって良くて、一人の人間の中でさえ共存し得る。
もちろん共存させたうえでなら、
敢えてケチをつけあって罵倒や煽りあいをするのも趣味として否定されるべきものではない

それどころか、レスのやりとりで他人の意見を聞き入れて、自説を曲げてしまうのは厳に慎むべきである。
ここの住人は良く訓練されており、どこまでも平行線の見事な展開で安心できる。

270名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:37:34.15ID:w6mDT2zK>>271

QUAD ESL63でテープを聴く GRFのある部屋

昨年の九月に、千葉で『QUADを聴く会』に招かれ、QUAD22・QUADU・ESLのヴィンテージラインで
Nagra IV-SJ改の4トラックテープを聴いていただきました。
掛かったテープとは時代が合っているのでしょうか、ESLの常識を超える素晴らしい音がしました。
その折、次回は11月頃にも今度はESL63で鳴らそうと言うことになりましたが、
どうしても都合が付かず年を越してしまいました。

前回の22・QUADU・ESLは真空管の時代でしたが、今回の44・405U・ESL63PROは二十年ぐらい時代が経ち、CD時代直前の機器です。音質も音場もESLとは大きく異なります。モニター用に開発されたPROは、辛口で甘さはあまり感じられません。

その意味では民生用の63の方が使い易い様にも思えます。
https://tannoy.exblog.jp/12636196/


誰が聴いても

ESL57 >> ESL63 >> ESL63pro

なんだよ。

菅野沖彦さんも ESL63 >> ESL63pro という評価だった。

271名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:45:43.12ID:Ww9HCJo8
>>270
菅野氏の評はあんまりアテにならん。
菅野氏が使っていたマッキンのトランジスタアンプはオレは嫌いな音だったし。
マッキンは真空管式は良いんだが。

オレが聴いた感じでは正に
ESL-63pro>>ESL-63>>>ESL-57
という感じ。

碌な音のしないコンデンサー型スピーカーの中ではESL-63PROは自分で使っても良いかと考えたくらい。

272名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 19:57:33.47ID:w6mDT2zK

QUAD ESL63 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-11748676150.html

透徹繊細という言葉が、ESL63の枕詞に相応しいだろう。史上もっとも色付けが少ない
スピーカーである、スタジオモニター用途のPRO63とは違い、家庭用での音楽再生の
最高峰を目指して作られた製品である。モデル名の63とは開発が始まった1963年から
由来している。そして18年という歳月を掛けて1981年に発売された。プロ用機とは違い、
本機はホールトーンの再生を最大の特徴としており、内振りにした近接ニアフィールド
セッティングでは部屋の影響は少ないのに、大変豊かな「残響音」を聴かせてくれる。
ただの無彩色なソッけない音を連想してはいけない。その再生音は非常に濃厚で、
バラード曲ではヴォーカル音像の濃密さに驚くだろう。この後で聴いた
JBLの大型モニターの音が「随分スッキリして聴こえる」と感じられるほどの
濃厚なヴォーカルだ。白熱灯を本機に当てて使うとネットの内側が透けて見えるのだが、
僅か数ミクロンという薄い振動版が激しく振動している姿が薄明りに照らしだされる。
パーカッションの微細信号の再生では、パルシブな反応性の高さ、
繊細な表現力はダイナミック型の比ではない。家庭用として常識的な音量の
制限下では現代でも通用する魅力的な再生を聴かせてくれる。声楽や弦楽の小編成の
再生は白眉で、熱烈なファンを世界中に多数生み出した

ESL63は音は他では得られない素晴らしいものです、
集合住宅で周囲に気を使いながらのリスニングでヴォーカル再生を追求したい方
に強く推奨したいと思います。この"ホールトーン"が生み出す音色の暖かさ、柔らかさ、艶やかさと
比類ない透明感が見事に併立した世界は、他では得られないものだと思います。

274名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 20:09:02.48ID:w6mDT2zK

コンデンサースピーカーの終焉 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-11891727758.html?frm=theme

コンデンサー型(プレーナー型)のスピーカーがなぜ廃れたのか?
それはWILSON AUDIOの登場によって、ダイナミック型スピーカーの
性能限界がブレイクスルー迎えた為でした。


とはいえ、実際にはあのQUAD ESLの繊細さは出ませんけどね。

コンデンサー型の精細感、繊細さの表現力がまあまあでて、
ダイナミック型の低音と実在感と併有できるので廃れてしまったというのが正確です。

音場型スピーカは、やはりWILSON、AVALONが定番でしょう。
個人的にはとても高価ですが、背が高いYGアコースティックが好きですね。
YGが歴然と一番サウンドステージが広く、窮屈さを感じさせない、スムースで
広大なスケール感を感じるからです。

275名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 21:50:35.91ID:Ww9HCJo8

YGもSonja XVjrを聴くまではそんなに凄いとは思わなかったけどな。

Sonja XVjrは別格だけどね。
なんとあの値段なのに日本で10ペア以上も出ているという。
羨ましい奴らめ。

276名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 21:56:54.86ID:kF/YdqEf

ケーブルやインシュレーターのエージングとかいう業界あげての詐欺の闇

277名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 22:21:52.09ID:YoK+u+se>>279

金属ならば、製造時の応力歪みがあるのは常識なんだが・・・
ケーブルで音は変わらないくんは低知能、低収入の底辺だから知らないのも無理はないか
まあ金属製品は普通は歪みがあってもそのまま使える様に作るわけだが
オーディオだと高級プレーヤーのプラッターは、プラッターに加工する前の金属を寝かせて(エージングw)歪みが抜けてからプラッターに加工する
金属インシュならエージングの効果はあるかもしれんのう


279名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 22:33:24.23ID:Ww9HCJo8
>>277
プラッターの素材を寝かせてから加工するという話は聞いたことはある。

278名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 22:25:06.87ID:sNATQZ4i>>280

イギリスでB&W認定の専門ショップに行ったら、
日本では一度も聴いたこともないいい音で800D3が鳴っていた。
日本のハイエンドオーディオショップは何か間違っているのではないか。

280名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 22:46:50.96ID:YoK+u+se
>>278
それは空気が違うから
日本から持って行ったギターが、ロンドンのスタジオでは凄くいい音で鳴ったと井上陽水も言っていた
パイオニアもプラズマTVで培った技術で、部屋の空気をロンドンやカリフォルニアの空気に変える
プラズマクラスター空気清浄器を売り出せば復活するかもよ


281名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/11(木) 23:01:15.19ID:kF/YdqEf

世界中から空気を集め、部屋でブレンドすることが提案されている。例えば、ニューヨーク4、東京3、ロンドン2、南極1 の割合で混ぜると、テクノ系のハイポテンシャルなピュアサウンドが実現できるという報告があるが、この方面の研究は現在ほとんど進んでいない。

アンサイクロペディアから引用

嘘からでた誠というよりネタを本気にしてる闇wwwwwww

282名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 00:36:01.19ID:RaGp1oUT
>>280
そうかも知れんが、そうでないかも知れん程度のことで ○○だからなの! と断言するのは愚か。
日本の販売店の空気が悪いという問題点をはぐらかしてしまう。

実はメーカーは空気の違いを勘案して販売先の国ごとに調整している。
日本のスピーカーメーカーにいた技術者か経営者が、欧州向けと米国向けで変えたら売れたと述懐していた。
ソースはネットのどこかにあった。

283名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 00:53:02.15ID:bp/UPf6E>>285

楽器はうんと前から各地域の湿度など考慮して製作されてますな


285名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 01:59:15.02ID:RaGp1oUT

>>283
製造時に湿度を考慮するとは初耳
ぐぐるスキルも及ばなかった

286名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 08:20:40.95ID:BrJIiBLj

日本刀を作る時には火の温度や水加減も重要
ペンキを吹く時には、温度と湿度を測って濃度を調整するのがモノホンのプロ
シャブ吹き繰り返さなくとも、一発でダレることなくみっちり吹く

287名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 08:59:57.71ID:sQ+DBc2a

ケーブルで音が変わらない君の救いようの無い所は記事を読んでも内容を理解できないところだ

現時点では人が知覚できるほどに音が変わるとも変わらないとも証明されてないってのが正解なんだけど
世の中に転がってる資料見渡せばこれぐらい理解できるはずなのにこれを物理的に変化してないと誤解しちゃう
そして音が変わらない事が証明されていると独自解釈を披露してしまう

結局その程度の理解力しかないからここに書かれてあることもまともに読めないし誤解して理解できない
そういう頭だから何度も何度も同じ言動を繰り返し失敗してしまう
そして性質の悪いことにこの手のバカは相手が絶対に間違っているという前提がある
些細な点では俺は間違ってるが幹の部分ではあいつらが間違ってる俺の発言は些細な枝葉以外は正しく
あいつらの意見は根本的に間違ってるになる。この手のバカはこれだから人の話を聞かない

結局この問題は発言した方が負けになる
変わると言ったら変わることを証明しろになるし変わらないと言ったら変わらないことを証明しろになる

長らくケーブルスレでは相手の変わる変わらないの失言待ち釣堀状態になってた
で、あからさまな釣堀で揚げ足取られるのわかってるから変わるって言う奴が居なくなって消滅した

で、今まさに変わらないと証明されてるという真のバカが失言してまた盛り返してると

288名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 09:13:52.38ID:Oo0PwKiM

音の焦点と称するものがあり、音源の質にあわせてスピーカーケーブル長を調整しなければならないと主張する。
とくに音源がよくなった場合は高音がきつくなってキンキンになるため、非めっきのスピーカーケーブルを長く引いて
「音を緩め」なければならないとしている。私の当時のシステムでもこの症状が現れ、
スピーカーケーブルでの音質の調整を行っていたもののスピーカーケーブルの長さが100mとなっても音のキンつきが収まらなくなった。

 この「音の焦点合わせ」をやっているのは多くがプロケーブルシステムの方である。
プロケーブルホームページ内「オーディオの基本と鬼門・その真実」のうち「「音の焦点」の微調整・その方法(生音の解釈)」において
63名(記事執筆時) の登場人物がかかれていますが、プロケーブル推奨のアンプまたはスピーカーを
利用していない可能性があり、かつ、「音の焦点あわせ」について言及していた 人物が4名のみである(記事執筆時)ことから、
他のシステムのケースは存在するが少ないと考えられる(その12、その20 )。
プロケーブル推薦スピーカーでもより歪みの少ないスピーカーでは焦点合わせがシビアではない。
という事実がコメントから読み取れた。

 私の場合はネットの情報を参考に結局アンプ、スピーカーを変えることによって音の焦点合わせが不要となった。
これらのことから、「音の焦点合わせは」アンプ、スピーカーの歪みが音源の高音質化によって顕在化したものを
高音を減衰させることによって感じにくくしているだけと結論付けられる(その21)。


といったところです。

とくに最後の「音の焦点 結論」というエントリーはときどき引用されています。

289名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 09:14:18.33ID:Oo0PwKiM

その12 音の焦点
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3126/20120312/29484/


その20 音の焦点その2
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3126/20120421/30382/

音の焦点 結論(プロケーブルを振り返るその21)
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3126/20120424/30437/

290名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 09:25:50.87ID:Oo0PwKiM

 Yoshii9はエージングに時間がかかるとのことだったため、まず2週間は家族の許可をもらって
居間のテレビに2週間だけつなげさせてもらい、慣らし運転としました。
その後自室に移動してシステムに組み込んで鳴らしてみたところ・・・

 まず、圧倒的な情報量、膨大な数のさまざまな音が聞こえてきました。
PCオーディオの導入で、音質はともかくとして解像度は著しく高まったと思っていましたが、
アンプとスピーカーのところで死んでいた音がなお大量に存在していたことに驚きました。

これまでは解像度が向上すると同時に高域がキツくなっていましたが
この時は高解像度化と同時に自然でやわらかいすばらしい音に変化しました。
この音を聞いてしまうと、
いままで聴いていた音がヒステリックにゆがんだピーキーな音だったということがわかりました。
そして、耳が痛くなる症状も大幅に改善されたのです。

 ”プロケーブルシステム以外において解像度の向上とともに音がキツくなり、
音の焦点合わせが必要となる現象が生ずる場合はアンプの歪みに主な原因がある可能性が高い。”としていました。
私のシステムにおいては、今から改めて振り返ってもアンプの歪みが音の焦点合わせを必要とした
最も大きな原因ではありました。ただしYoshi9の導入後も音のキン付きは多少残り、
それはPC本体の振動対策とUSBサウンドデバイスの接続方法の改善により最終的な解決を見ました。
 したがって、「アンプに原因」とした部分は「システムのいずれかの部位にゆがみがあること」
に訂正することが妥当だと思います。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3126/20120424/30437/

要するに100万円以下の安物アンプや真空管アンプではケーブルの長さを変えて焦点合わせをすると音が激変するのですね。

291名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 09:33:52.50ID:Oo0PwKiM>>301

蓄音機や QUAD ESL57・ESL63 の音がいいのは、音の歪が長大な木製ホーンやアルミカバーに開けた無数の穴を通す事によって生成される倍音成分と相殺してるからなのですね。

という事でオーディオ機器を音の良さだけでランク付けると

手廻し蓄音機 >> 電蓄、デッカ デコラ
>> WE555 , ロンドンウェスタン、クラングフィルム、ジーメンス
>> QUAD ESL, ローサー、 グッドマン、ワーフェデール、パルメコ、ヴァイタボックス
>> YG アコーステック, マジコ >> B&W, ソナスファーベル、JBL, タンノイ

292名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 09:42:13.45ID:fzSHjkI2

また基地外が一人語り始めた。
デッカのデコラなど骨董品のクソ。

293名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 09:46:03.69ID:Vi50/zWO>>297

老人の妄言だろうけど、それら全て>>生演奏、と加えれば
妄言なりに統一性がとれるでござるw

298名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:09:56.57ID:fzSHjkI2
>>295
最近は骨董品の音の酷さもバレてきてボクちゃん困っちゃうw

90 : そうですね: 2006/05/26(金) 23:21:08 ID:Nuc3cN1L [1/1回発言]

佐久間さんの凄いところは、 無線と実験などで、オーディオは生より良いに決まっている と言っている所。

生より悪かったら、なんでオーディオやるのとさえ仰っていたよね。

ハイファイなんてどうでも良いでしょうね。
何しろ、オーディオは、何でも良いから感動発生装置でなければならないのでしょうからね。
僕もそうだけど、佐久間さんは、程度が違う。 あそこまでやらなければ、やっぱり。
あそこまでやっても、もっとやらなきゃ。
オーディオの発する音は、既に、心象風景。 ソースも含めて。
歪み、周波数特性、まあ、なんでもありよ。

129 : ひよっこ: 2006/06/21(水) 20:58:26 ID:1GXWGBGr [1/2回発言]

佐久間氏のアンプはあくまでも音色を表現するもので、それを一般的なオーディオの基準である音質や音楽性などで判断する自体に
無理があるのではないでしょうか。 佐久間氏を否定する事は絵画が写真より本物に似てないから駄目だ、といってるのと同様だと思います。
佐久間氏はただのアレンジャーでありオーディオマニアというよりDJのように音源を加工して表現するタイプの人だと思います。
本人はそう思ってはいないでしょうが・・
ただ一部の熱狂的な真空管マニアがよく佐久間氏の記事や言葉を持ち出して他のマニアに”お前は本当の音を知らない”
みたいな態度をとる事にかんしてはホント頭きます。 少なくともコンコルド行った事ある人にいわれるのならまだ我慢できますが、
大体がMJの記事を読んだだけです。 これでは佐久間氏もいい迷惑でしょう。
そして佐久間氏も自分は音質などというものとは決別しているとはっきり言うべきでしょう。 それは決して佐久間氏の不名誉にはならないし、氏の独自性をますます際立たせるようになると思います。

300名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:16:12.49ID:Oo0PwKiM>>305

139 : ひよっこ: 2006/06/23(金) 19:45:44 ID:CVVYBSp3 [1/3回発言]
あれだけのファンがいること自体佐久間氏の音の感性には天才的な物があるのでしょう。
現在の忠実再生指向のアンプは根本的に原音を超える事ができません。
従って原音を超える感動を与えることはできません。
佐久間氏のされているのは音の再生ではなく創造です。
佐久間式アンプは原音を超える感動を創り出せると言う事です。
だから、そういう世界に音質云々という議論をもちこむ自体が変だと思います。

301名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:25:52.64ID:Oo0PwKiM>>302

>>291 訂正

オーディオ機器を音の良さだけでランク付けると

手廻し蓄音機 >> 電蓄、デッカ デコラ
>> WE555 , ロンドンウェスタン、クラングフィルム、ジーメンス
>> QUAD ESL, ローサー、 グッドマン、ワーフェデール、パルメコ、ヴァイタボックス
>>>>生演奏 >>>> YG アコーステック, マジコ > B&W, ソナスファーベル、JBL, タンノイ

303名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:46:09.18ID:BrJIiBLj>>307

まあ確かに素人の生演奏より、蓄音機で聞くプロの演奏の方が、音楽的には素晴らしいのは事実だが
音そのものは生で聞く小学生の方が上
ウソではないコトは、小学生のブラバンを間近で聞けば分かる


304名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:46:39.77ID:Oo0PwKiM

音楽評論家の宇野功芳も生演奏より蓄音機の音が素晴らしいと言っていたよ

それから

前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。

ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。

どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。

オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。

じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。

デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。

そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2

305名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:52:54.54ID:IhwAQZeN
>>300
ミックスダウンもマスタリングもイコライザーやコンプレッサーその他諸々のツールで周波数特性や波形は可変だってのに、なんで特性が固定されているアンプにそんな能力があるのかと。

306名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:53:44.81ID:Oo0PwKiM

歌姫 Lowther の思い出


フルレンジユニットは、随分とたくさんのスピーカーを使用したが、
WE755Aを使用する前のフルレンジの主役の座には、この Lowther があった。
このスピーカーは、WE755A同様スピーカー作りの要諦を見事に押さえてあり、非常に良く造られている。

しかしその最大の特徴は独特のデュアル・コーンにある。
ボーカルやバイオリンのソースなどで、驚くほどに美しい音色を創出する。

他のどのような装置でいくら聴いても、このような音が入っているはずがないという音を奏でる。
この美しさは、魔性めいている。ひとたびその魅力にとりつかるれば、その虜になってしまう。

このスピーカーは十年近くフルレンジ部門のメイン・スピーカーとして使用したが、
歌姫という言葉がふさわしいと思うのは私だけであろうか?


WE755A との鳴き合わせ 
  Lowtherの持つ魅力に比肩できるフルレンジは、私の所蔵ではWE755Aしかない。

あきらかにLawtherは、実際のソースにはない音を精妙に付加している。
しかしその音は、魔法的な美しさがある。

原音では存在したかも知れないが再生の過程あるいは録音の過程で失われた輝きを精妙に付加しているという感がある。
WE755A は、これに対して、あるがままの音を忠実に繊細に引き出し、媚びずに明るく歌い上げる。
ウエスタンのサウンド・ポリシーは貫かれているが、過度の色づけは断固として廃している。
両者に共通する点は、低音を出すのが苦手であるというところか。 
  手許におきたいスピーカーではあったが、倉庫や部屋の都合上、残念ながらこの歌姫は嫁入りとなった。爾来フルレンジの主役の座には、WE755Aが鎮座する。WE755Aはやはり品格が一枚上と思うのは私だけであろうか。
されどこの歌姫には、今でも初恋の人のようないとおしさがあり、忘れ得ない思いがある。  
http://mikami.a.la9.jp/audio/lowther/lowther.htm

307名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:54:11.73ID:fzSHjkI2
>>303
アマオケの音の方が、音だけならウィーンフィルのレコード等よりは音が良いのは確かだ。
当たり前のこと。

308名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:56:02.73ID:fzSHjkI2>>311

蓄音機の方が生演奏より良いなどバカか? と。
宇野ナンチャラもネット掲示板では叩かれる音楽評論家の代表w
私もレコ芸で宇野の音楽評を読んで、馬鹿らしい権威主義には信頼を置けなかった。

309名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:56:46.71ID:Oo0PwKiM
>>305
>ミックスダウンもマスタリングもイコライザーやコンプレッサーその他諸々のツールで周波数特性や波形は可変だってのに、
なんで特性が固定されているアンプにそんな能力があるのかと。


佐久間アンプは海路に必要有りそうもないトランスを滅茶苦茶沢山入れてるからね。
高級なトランスを幾つも通すと、原音より遥かにいい音になるんだ。

310名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 10:57:22.21ID:/hzKXhzZ

蓄音機は人の声は抜群だけど桶が聴ける訳でないかなり狭い範囲の最高だよ


312名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 11:13:57.44ID:Oo0PwKiM

金沢蓄音器館では、「蓄音器聴き比べ」を1日3回行っている。

来館された方々にどちらからお越しになられたか、初めて蓄音器の音を聞かれるのか、
また終りにはどの蓄音器の音色がお好きか、聴いた感想はいかがかとお尋ねすることにしている。
皆さん、ニコニコと話していただける。

話もなく、ただSPレコードをかけているだけでは、寝てしまわれる方が多い。
あのシャーシャー(パチパチか?)という針とレコードが擦れる音が、
眠気を誘うのである。

大阪から来たという産婦人科の医師が言っていたが、
この音は人間が母親の羊水のなかにいたときの音だそうである。
観光疲れで、椅子でゆっくりできるので、つい寝てしまうこともあるだろう。
でも、その考えかたより、母の中に抱かれた安心感からリラックスできると思った方がずっと素敵だ。

実際、来館者の方でこのシャーシャー音がなんとも言えず心地いいと話す人は、一人や二人ではない。

同じ曲でも蓄音器を変えると、音色は異なる。

同曲、同蓄音器でも天候や湿度が違うと乾いて軽やかに感じられたり、
しっとりとした落ち着いた感じで聞こえることがある。

こんな体験をすると蓄音器は正に楽器ではないかと思うのだ。

313名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 11:14:06.49ID:BrJIiBLj

トランスを通すと後が良くなった様に聞こえるのは、歪みが増えたことによる錯覚だ
現代のアンプやスピーカーの設計者は、出来る限り歪みを廃し、なるべくソフトに入っている音を忠実に出そうという思想で作られている
歪みの多いアンプでは、何を聞いてもそのアンプの音で音楽が再生されてしまう
だが、その様なアンプが音楽を生き生きと魅力的に再生する場合があるのも事実だ
結局獣は音楽を聞かないのに、何故人は音楽を聞くのか?
という根源的な問題に回帰するので、古今東西万人みな等しく当てははまる答えなどないという
言い尽くされた結論にw


315名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 11:16:58.92ID:6LA1tBwK
>>311
音が良いかどうかと
聴いていて心地良いかどうかは
また別の話

316名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 11:32:47.98ID:/hzKXhzZ

生は生々しく迫力はある。マイク位置より視聴のほうが定位がわるくうるさい。マイク位置にくらべ音が汚い
オーディオは迫力はなく機械的な音だけど定位よくベストポジションの綺麗な音がでる
蓄音機は人の声に関しては目の前で話してるのと変わらないような声がでる

317名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 11:51:49.08ID:Oo0PwKiM

メンゲルベルク指揮 1941年4月22日版
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17772427

今回は、「すすり泣きの名演」と称される甘く切ない悲しさをたたえたメンゲルベルク指揮の
1937年録音のSPからの復刻盤で、チャイコフスキーの「悲愴」を聴く。

チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」は名曲であるが故にディスクの数が多く、すでに100種類を超えている。
この中で最も古い録音であるメンゲルベルクのテレフンケン盤は、1938年録音のフルトヴェングラーによるHMV盤と並んで評価の高い名盤とされている。
とくにメンゲルベルク盤は、宇野功芳氏(音楽評論家)がライナーノートの中で次のように紹介している。

「この『悲愴』はメンゲルベルクのもっとも得意としたレパートリーであり、
ステレオ、モノーラルを通じての最高と絶賛したい世紀の名演である。
そのロマンティックな甘美さにおいてこれ以上を望むことは不可能といえよう」
(MX9047、キングレコード、1978年)

今回のオーパス蔵による復刻CDは、岡山県牛窓町にあるもと造り酒屋のレコード蔵で保存されている
20万枚を超えるレコードを出所とする「板おこし」盤である。
これまでのSPの復刻は、ノイズを著しくカットして、溝に刻まれた音楽まで犠牲にしていることから、
このレーベルでは、音楽と音質を最優先に考えてスクラッチノイズを敢えて残し、
暖かみがあり、生々しい迫力のある音を取り出すことを基本方針としている。

筆者も金沢の蓄音器館で昔の蓄音機によってSP盤を実際に聴かせてもらったが、
本来SPの持つ、暖かく、やわらかく、そしてほのかな甘い香りの音色は今でも忘れることが出来ない。

318名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 11:54:28.72ID:/hzKXhzZ>>319

蓄音機は電気的に増幅してないのは大きなmeritだけど所詮そこでこじんまり鳴ってるだけだからな

319名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:02:18.45ID:fzSHjkI2
>>318
とはいえ、マイクログルーブと比較するとSPは粒子が粗く、歪みだらけなんだけどな。

320名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:04:17.81ID:/hzKXhzZ>>321

自分で測定したの?


321名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:08:48.02ID:fzSHjkI2
>>320
周波数特性が制限されていることからも、歪み率は極めて高い。
SPは低い周波数と高い周波数での直線性は極めて低いのだから、可聴帯域での歪みのトータルは極限といえる。

322名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:09:54.27ID:/hzKXhzZ

自分で測定したの?

323名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:17:15.53ID:Oo0PwKiM>>326

戦後(昭和20年代中盤)NHKによる「快い音」の研究成果の一つで、
快く聞こえる音は、最低遮断周波数と最高遮断周波数の積がおよそ40万になっているというものです。

周波数帯域でいうと、

200Hz〜2kHz(電話レベル)
100Hz〜4kHz(構内放送、ボイスチャットレベル)
80Hz〜5kHz(AM放送レベル)
27Hz〜15kHz(FM放送レベル)
20Hz〜20kHz(人の可聴域、HiFiオーディオレベル)

というくくりになろうかと思います。
中心周波数は、40万の平方根であるおよそ630Hzで、これは人間の内耳、口腔の共振周波数とおおむね一致します。
内耳の自然共振周波数を中心とした確率分布(標準偏差)のエネルギーバランスをもつ音(つまり40万の法則にあう音)が、
人にとって最も受け入れやすい、快い音となる。
と言い換えると分かりやすいでしょうか。

また、楽器や声などの個別の音色は、基本となる周波数の音(基音)と、倍音と呼ばれる高調波成分の音の混ざり具合と、
それぞれの成分の時間変化が音色を決定するのですが、人の感覚は、特に耳の感度が落ちる低い音程域(主にベースパート)では
倍音成分がしっかり聞こえていれば基音が欠落していても
あたかも基音があるかのように聞こえる(補完して音程が取れる)という特性があります。
このため、再生帯域がより広くなるときは、40万より大きい数字になっても快さは低下しないとする説もあります。

ここから導き出されることは、再生周波数帯域を広げてもそれだけでは快い音は得られず、
帯域の取り方とエネルギー分布(バランス)が重要だ。ということです。

324名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:21:09.31ID:Oo0PwKiM

蓄音機の音は必要十分で歪なんか無い

蓄音機の周波数特性 2016年11月12日

蓄音機の周波数特性を見つけたのでご紹介します。

横浜蓄音機ミュージアムのサイト

をご覧ください。
ヒズマスターズボイスというモデルだそうです。

100Hzと4kHzがほぼ同じレベルですから、40万ヘルツの法則通りですね。
具合良く聞こえるよう、ホーンの形状を入念に作り込んだのだと思います。
帯域は狭いですが、高低のバランスが良いので十分に音楽を楽しめたのでしょうね。

タブンこういう形の装置だと思います。

https://blog-imgs-91-origin.fc2.com/c/h/e/cheapaudio/HMV.jpg

装置の下部に大きなホーンが格納されています。一切電力を使わない超エコシステムですね。

これに比べると、現代の一般的な小型ブックシェル サイズのバスレフ型は明らかに高い方へ偏り過ぎでしょう。
しかも、最近は蝙蝠さん領域まで特性を一生懸命に伸ばしていますよね。
私としては、まず低い方向へ伸ばすよう努力するのが筋だと思うのですが。。。ドナンデショーカ?????


325名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:21:37.02ID:Oo0PwKiM

我々の感覚は非常に相対的です。

低音が十分と感じるかどうかは、高音の大きさによって左右されるという事です。
同様に、快適な再生音量も周囲の暗騒音レベルによって左右されます。
静まりかえったクラシックのコンサートであっても、何百人もびっしりと人が居るわけですから、
自分の部屋でヒトリ静かに聞く場合に比べて暗騒音は相当大きいはずです。
ロックコンサートなら、それはもう凄まじい暗騒音でしょう。
ですから、オウチでヒトリ静かに音楽を聴く際に、ライブと同じ音量にして聞く必要は全くアリマセン。
相当な苦痛を強いられるはずですから。脂汗が出そう。。。耳にも良くないし。。

326名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:25:57.17ID:BrJIiBLj
>>323
昭和20年代といえば、やけどをしたら油を塗れ
盲腸は直ぐに取れ
歯磨きはゴシゴシやれと言っていた時代だよねえ?

後は分かるな

327名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:31:22.47ID:Oo0PwKiM

タンノイでは周波数帯域が一番狭いモニターシルバーとモニターブラックが一番いい音で
周波数帯域を広げたモニターレッド以降はすべてNGだというのが常識

オーディオ界で超有名な三上先生もタンノイはモニターシルバーとモニターブラック以外はすべて NG だという意見ですね:

Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第28回 タンノイブラック
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028

 今迄沢山のタンノイシステムを聴いてきましたがこのモニターブラックこそ本来のタンノイサウンドと痛切に感じた、
三上先生がおっしゃるにはタンノイはブラックとシルバーがタンノイの音であると云っていましたが私も同感です。

シルバーは他で聴くことがありましたがブラックになるとまず聴くことも見ることもできない超が付くレアなユニットになる。

 最近のタンノイのサウンドはこのモニターブラックと比較するとドンシャリ傾向の音になっているのが多い、

タンノイのブラック、シルバーのユニットは低域も高域も欲張らず中域から音作りをしているのではないだろうか、
特にあの中域の厚みのある心地よい響きと特徴のある音色は最近のタンノイでは聴いたことがない特筆すべき音であった、
タンノイブラックを試聴すると現代のタンノイは低域も高域も伸ばしたため中域の薄い(中抜け)不自然な音に感じるが
この音が好みだと云われれば返す言葉も無いが一度でもよいからブラックやシルバーを聴いてみれば
私の云っていることが理解できると思う、
 又このモニターブラックも私が愛用しているロンドンウェスタン直系の音と非常に似通った音色が印象に残った、
ボックスは多分オリジナルボックスのランカスターを流用されたと思うが
ユニットとボックスが大変マッチしているからこそ本来のタンノイの響きが出ているのではないだろうか、

328名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:32:12.11ID:Oo0PwKiM

今回はオーディオのパラレルワールドをご紹介しましたが現代のシステムは駄目とは云わないが(B)の世界の音を聴くと
オーディオ観も音楽観も変わるような気がする。
私もヴィンテージ愛好家ですから先生とは大変意気投合出来たのではと思う、
 三上先生はもうお亡くなりになりました伊藤喜多男先生や池田圭先生と長年交流があったと云われています。
またステレオサウンド誌、管球王国などに先生のシステムが紹介されオーディオ評論家も先生宅へ訪問されている。
 三上先生は私より三つ年が上ですが大変(懐の深い)方で私はこの方こそオーディオの師匠、先生、教授と云える「器」を
兼ね添えている方だと思う、

 よくネットなどを拝見すると達人とか師匠、教授、先生と呼び名がついているコラム、
ブログを時々見ますがこの方たちは本当に音がわかってそのような呼び名でやり取りしているのだろうか疑問に思うこともある。
オーディオに関してはレベルの高い方が沢山いますからそのような方が読まれたら馬鹿にされるか
笑い者になるだけですからその辺を弁えないと恥ずかしい思いをするのではないだろうか、
 また真空管アンプ等は自由自在に設計製作が出来てオーディオのすべてを知り尽くしてその呼び名が付いているのなら納得する。
 私は小さな「器」しか持ち合わせていないマニアです。先生、師匠、達人、教授
と云われている方達がどれ程の「器」なのか見せて頂きたいものである。

330名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 12:47:02.09ID:BrJIiBLj

オーディオなんて生音と比較するんだから、その良し悪しなんて直ぐに分かるんだがな
ビィンテージを盲目的に有り難がる人って、生演奏は聞かないんだろうな

334名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 13:34:25.41ID:fzSHjkI2
>>331
知らない様だが、日本では既にSonjaXV JRは10ベア以上は出ている。
あの値段にしては驚くべき。

ただあの音を聴けば、買える財力があれば買うだろうな。
それだけ怖るべき音質。

335名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 13:39:22.49ID:Oo0PwKiM>>336

>SonjaXV JRは10ベア以上は出ている

全然売れてないという事だな

プロ用モニターの JBL4343は日本国内で累計1万セット(2万台)も販売され、
最大ピーク時の販売数量は年間3,000セットを超えた。

四畳半に住んでる学生も沢山買った。

336名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 13:41:09.34ID:fzSHjkI2
>>335
値段が全く違うんだが。

ロールス・ロイスが10台売れた事に対して、カローラが一万台売れた事を引き合いに出すか?

本気で馬鹿w

337名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 13:48:32.19ID:n8Dua0Y/

JBLwwwwwwwwあんなの音がでるガラクタぢゃろwwww

341名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 13:51:53.31ID:Oo0PwKiM>>342

2000万円も出すんなら YG でなくて ウェスタンやクラングフィルムの方を買うしな


342名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 13:53:35.15ID:fzSHjkI2
>>341
そんな骨董クソゴミ。
焚きつけにしかならんわ。

343名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 13:57:27.80ID:Oo0PwKiM>>344

YGよりこっちの方が音がいい:

G.I.P.Laboratory Western Electric WE555 のレプリカ・ドライバーを使ったスピーカーシステム

@) G.I.P.Laboratory GIP-12A horn system : Western Electric WE555 のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法: W:1143 × H:1715 × D:1194, 片チャンネル重量 92kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin12system.html


A) G.I.P.Laboratory GIP-30154 horn system : Western Electric WE555W のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法: W:1735 × H:1336 × D:660, 片チャンネル重量 280kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin30154hornsystem.html

G.I.P.Laboratory Western Electric WE594A のレプリカ・ドライバーを使ったスピーカーシステム


@) G.I.P.Laboratory GIP 7396 system : Western Electric WE594A のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法: W:1735 × H:1336 × D:660 , 片チャンネル重量 280kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin7396system.html


A)G.I.P.Laboratory GIP-7331 system : Western Electric WE594A のレプリカ・ドライバー使用
片チャンネル寸法 : W660 × H1130 ×D950, 片チャンネル重量 100kg
http://www.gip-laboratory.com/seihin7331system.html

344名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 14:00:02.88ID:fzSHjkI2
>>343
生演奏より蓄音機の方が音が良いと感じるお前の耳ではそうだろうなw

345名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 16:09:37.42ID:Oo0PwKiM

Western Electric 555    原点が到達点  

1920年代から30年代に設計された、WE555と594Aが、今日に繋がるオーディオ・スピーカーの原点であろうことは、
誰もが承知する事実である。しかし今日100年の時を経てして、おそらくはこのスピーカーを凌ぐものは現れていないと云っても過言ではないだろう。
ベル研究所では、音響に関する基礎研究は、すべてやりつくされていたと伝えられるが、
ウエスタン・エレクトリックのスピーカー群は、まさに到達点にあったのだ。

歴史が下り、量産のための技術は、飛躍的に進化したが、究極の性能をそして音楽を追求し再現するという技術は、
ウエスタン・エレクトリックの時代に頂点を極めた。
おそらくは、フレッチャーシステムが歴史の上での頂点に位置するのだろう。

ウエスタン・エレクトリックのシステムを構成する個々のコンポーネントを開発するために費やされているコストと時間は、尋常なものではない。
しかも当時世界最高水準のベル研究所のスタッフがこれに従事していた訳だからなおさらである。
人材、資金、時間が湯水の如く投入されている。
ウエスタン・エレクトリックとベル研究所の音響システムの開発にかける姿は、
さながら後年のNASAのプロジェクトに近いものがある。
製品のどれ一つとってみても、当時の最高の素材が使用されており、技術は歴史的にも最高の水準にある。
もし当時のベル研究所のスタッフが、今日の素材を手にしたら、どのような物が出来上がるのだろうかと想像すると戦慄が走る思いだ。

最高の音響システムを構築する一つの方法は、当時のウエスタン・エレクトリックのシステムを忠実に再現することであろう。
理由は、その状態で完全なバランスがとられているからだ。
http://mikami.a.la9.jp/audio/expr2023/expr2023.htm

347名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 16:13:06.80ID:Oo0PwKiM

WE555を24Aホーンで鳴らしてみる話

2004年1月15日から21日までの7日間は、忘れることができない。追い込み途中で、すごい音の世界が出現してしたのである。
RCA1444のエージングとフィールド電源の調整がどツボにはまった。調整途中で、まだ音は濁っており、分解能も出ていない、コーラスの分離が悪い。
しかし只ひとつ、今までのどこでも体験したことのないプレゼンスが現出したのである。

二階で再生しているのだが、我が家は三階建てなのだが、どの部屋で聴いても同じ音量で、音楽が壁を貫通して浸透していくのである。
まるでニュートリノのようである。レコードに入っている音と実在の音との識別がつかない。
だれかがそこにいるのかと回りを見回すと、実はそれがライブ録音の聴衆の囁き声だったり、
物音がしたと思うとそれがレコードに入っていた音であったり、
何より凄まじいのは、スピーカーを隣室から聴くと、もうそこにホロヴィッツが、ビル・エバンスが、パハマンが、マルが居て、
ピアノを弾いているのである。

もう倒錯の世界である。1月19日は、仕事もせずに朝から晩まで聴きとおした。
友人にメイルしたら、浜松から飛んできた。当人もたいへんな識者で経験も豊富な音響の専門家だが、絶賛ものだった。
すべてのジャンルにわたって、ヴォーカルも弦もすばらしいが、特にピアノは空前絶後であった。空気感が出ている。
人の気配があり、そこに佇んでいるのである。

絶望の22日

WE555と1444の速さが合った瞬間、15Aホーンの世界にワープしたのだろうか。

私の友人もこのような状態に出遭うことがあり、そのときは、周囲のオーディオ・ファイルを呼び集める。
いつ再現するか知れない世界だからだ。オーロラか流星群かはたまた蜃気楼か、
科学と芸術と夢幻の世界が精妙に交錯するオーディオの世界の魅力である。

348名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 16:18:58.08ID:Oo0PwKiM

ウエスタン・エレクトリックという迷路

欧米のハイエンド製品を手にしても満足が得られなかったユーザーは、次に禁断の世界に入り込みます。
ご承知の通り米国の頂点、ウエスタン・エレクトリック(WE)の扉を開くことになります。

この時、この道を歩む人は冷静さを失っていました。なぜならば、WEの機器を使用している環境や背景を
全く考慮していなかったからです。
この時代の米国には優れた業務用の機材がたくさんあります。
1920年以降米国の優れたエンジニアは通信や映画産業に関わりをもちます。
その結果WEのみならずRCAやランシング、アルテック等がすばらしい製品を生み出しました。しかしこれらのポテンシャルが如何に優れていても映画館や大きいホールで発揮されるものです。

少なくとも50畳以上の部屋があればある程度本来の能力を発揮するとは思いますが、
こうした恵まれたリスニングルームを所有できる人は例外中の例外ではないでしょうか?
私もかつては、音楽再生ではWE594Aを上回る最高級ドライバーといわれるランシングのドライバーに、
ウーファーの最高傑作の一つであるRCAのユニットをダブルで使用しました(もちろんフィールド型ユニットです)。

ベートーベンのシンフォニーをかけると30m離れた隣地のテニスコートで、
街の雑音に打ち消されることなく明確に聞こえ驚きました(駆動アンプは300Bシングルで最大出力は7Wです)。

なんと家の中よりはるか離れた外の方がしっかり聞こえるのです。
ここにWEの業務用機器の本質があるのではないでしょうか?

多量の空気があって初めて素晴らしく聞こえるのです。

また、現存するこれらの機器で良品は少なく、その上相当高額です。
家一軒分をつぎこんでも多くの人はオーディオのターミナル(終着駅)とは感じないようです。
日本人特有の舶来信奉とWEという究極のブランドがそうさせるのかも知れません。
http://www.rrltd.co.jp/rrplaza/episode/vol04.html

349名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 16:25:41.79ID:Oo0PwKiM

WEのトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、
もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 WEに関わらずRCAやヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等の
シアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には1W入力あたり105〜110 dbほどになります。 
これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで1W入力時の話です。 
劇場で使用する際は、もちろん1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、
さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。

WEのトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。 
入った分だけ音圧が大きくなるのです。 なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、
失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 
何故ならWEだけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、
人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 
トーキーシステムとはその様なものです。

 スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率が
コンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 
WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、
1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。 

ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、
最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者のIW入力−105−110dbという値は業務用の場合は最低値を示し、
コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 
そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、
1W入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 これがマジックです。 

私達はこのことを知らずに来てしまった。 

350名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 16:26:50.89ID:Oo0PwKiM

確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは1Wでも鳴ります。 
しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 
シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、
シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 
しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 
そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、
これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。 
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html

YGやマジコは唯の おもちゃ、ウェスタンに敵う訳ないんだよ


353名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 16:54:15.04ID:Oo0PwKiM>>359

WE(ウェスタンエレクトリック)の、最高峰の真空管アンプにつきまして

60年から70年前の、WEの真空管アンプが、今でも、どのような民生用アンプをも越えていることは事実です。
なぜそうなのかは、それが往年のプロ用のアンプだったからに他なりませんが、
その後トランジスタアンプが出現し、最初にそれを使ったプロのかたがたは、
トランジスタのものは使えないと、結論づけてしまいました。

理想のパワーアンプ

自宅利用で、理想のパワーアンプは、スピーカーの能率さえ高ければ、25W〜50Wほどのアンプです。
真空管アンプをお使いのかたは、このあたりの事情は良く分かっておられると思います。

シングルエンド回路の3Wのアンプ、5Wのアンプ、プッシュプルでも8W 程度のアンプこそが、最も音が良いことを、
体で理解されてきておられることと思います。

アンプというものは、最大出力の60%ほどを出している時こそが、最も性能を発揮します。
最大が5Wのアンプの、3Wを使えば(自宅ではせいぜい3Wくらいの使用です)最も良い音になるという事実、このことは、
メーカーのエンジニア、電気に詳しいエンジニアのかたならば、誰でも知っている周知の事実です。

パワーが大きいほうが余裕がある・・・・、そのような真っ赤なデタラメが、呪文のように繰り返されて、価格だけが、どんどん吊り上がっていったということです。

_____

ゴールドムントや FMアコーステックスみたいな高出力トランジスタアンプはすべてゴミだから買っちゃダメだよ

WE124 が一番安くて音もいい


354名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 16:55:18.40ID:Oo0PwKiM

3種類の WE の代表的なアンプ(91/124/86)を極力オリジナルパーツと元回路に拘って製作しました。
(実は途中で50シングルも作りましたが・・・)
同じプリ・アッテネーター・スピーカーでジャズとボーカル・ロックなどを聞いた結論として、どれが良いなどと恐ろしい事は言えそうもありませんが、

感想として・・・・

一番印象的なのは124です。ちょっと化粧の濃い目のお姉さんで・・・パッと目にものすごく惹かれます!
でも長く聞いていると、若干飽きてきます。(でも又聞きたくなります)

次に86アンプは趣がまったく異なり、自然で清楚な山の手のお嬢様の感じです(笑)
八島誠コレクションにも、「変に強調する所が無く何時間聞いていても疲れない自然の音」とありますが正にそのとおりです。
ただ、ちょっと刺激好きな私としては物足りない・・・・(すごく綺麗で輝きも余韻もあります)

そこで91Typeを元の310A2本のオリジナル回路に戻し、NFBのかけ方もオリジナルにしたものを
聞き比べました。

どうしてシングルでこれだけしっかりした低音が出るのか(出すぎという人もあるようです)わかりませんが、強力な低域と澄んだ広域が絶妙です。
ただ、124のような色気はありません。

勿論、回路のくせもあるのでしょうが、124はオール5極管・86はオール3極間・91は5極管と3極管
となっていますので、相関関係があるかとも思われます。

50シングルに触れませんでしたが、低域の硬さとスピーカーからの音離れの良さは、こちらが勝ちですがWEの音とは異なります。

そんな訳で、回路の面白さや「おしつけがましさ」を取ると124が魅力的です。
https://smcb.jp/communities/2154/topics/588869

355名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 17:17:10.11ID:Oo0PwKiM

ハイエンド(高級)オーディオ・その悪質さと猛毒性!大公開!

- ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました(大鬼門)-

2千万円の高級スピーカーの音とは?? モノラル一個700万円の高級アンプの音とは?? 

ハイエンドオーディオの音を実際に聞いてこられたかたから、素晴らしいコメントをいただきました。
このかたは最近のお客様で、数千万円のセットを現実に聞いてこられたかたです。
これを読まれると、なぜ私がハイエンドオーディオはゴーカートに過ぎず、F1とは別物であると言ってきたかが
明瞭に理解できると感じましたので、このハイエンドオーディオについてのコメントは特別なものと考え、単独掲載させていただきます。

泥沼に陥りたくないかた、大金をドブに捨てたくないかたは、このコメントを書かれたかたのハイエンドオーディオ観を信頼されてください。
そして、ハイエンドオーディオの鬼門性にこそ、ご注目ください。
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Subject: ハイエンド(高級)オーディオのレベルを再確認しました

先日オーディオを勧めて同じものを揃えた熊本の友人が東京にきたので、
あらためてハイエンド(高級)オーディオとの音の差(違い)を聞く比べるために2人で
秋葉原の有名ハイエンド(高級)オーディオ店の○○○○○&○○○○(○○電気直営のハイエンドオーディオ屋)
に行ってきました。

率直な感想は

ハイエンド(高級)オーディオにお金をかける行為は最高の金の無駄使い。

という結論でした。金をドブに捨てるとはまさにこのことですね。

フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラCDを持っていって色々(フルセット500万〜3000万)まで聞いてまわったのですが、
スピーカーから音が出てきた瞬間に「プッ」っと吹いてしまう(笑ってしまう) 事がしばしばでした。
バカにしてるのがばれないかドキドキでした(笑)

356名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 17:18:50.81ID:Oo0PwKiM

色々聞いた中でも特に酷かったのは最近販売された2000万のスピーカー(KEF社のMUO○とかいうスピーカー)で、本当に酷い音でした。

KEF ミュオン (MUON) ¥21,000,000


ミニコンポ以下のゴミ同然の物・・・というか本当にゴミです。
しかも処理に大金のかかる粗大ゴミ。

高音が全然表現されてなく低音のパワーもなくモヤモヤして(300wのパワーアンプに繋げてました)極めつけは
音全体がにごっていて楽器全ての音が混ざって何がなんだかわからない酷いものでした。

当たり障りがないように音に関して質問すると、かえってきた言葉は

「エージングがうんたら・・」とか
「音は好みだから機材(プレイヤー、プリアンプ、パワーアンンプ)で変わる・・・」だとか
「パワーが足りないからパワーアンプをもう2台つなげて”トリプル”にすればもっとはっきり綺麗に鳴る」
とかとんでもない言葉ばかりでした。

700万円の高級アンプを3台繋ぐとか・・・呆れて言葉も出ない感じです。
店を出た後、ハイエンド(高級)オーディオ屋に置いてある機材全てが自分の家にある機材に全て負けてる(というか圧倒的に勝っている)
という私の感想だったのですが、不安だったので同じものを持っている友人に感想を聞いてみましたが

全く同じ意見でした。
やはり自分の耳は間違っていないとほっとしました。
お店にはお金持ちそうな老夫婦や30〜40代の男性がいましたが、その人たちがどう突き詰めても納得できないであろう
(できるわけがない)ハイエンンド(高級)オーディオ地獄に落ちていくと思うと恐怖で身震いしました・・

357名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 17:20:15.38ID:Oo0PwKiM

70キロの漬物石アンプが往年の真空管アンプに叩きのめされた!!


HPでおっしゃっていることの意味がちょっとずつ分かってきました(あまり頭が良くないので時間がかかるのです)。

というのもこの前85万円のSPケーブルと定価300万円のアンプを下取りに出しました。
代わりに、WEのSPケーブルとALTEC/ピアレスの50年代の劇場アンプを入れました。

50年代の ALTEC はおそら くWEに近いと思われますし、
回路図からも前段がダブルプッシュプルになった構造(WE133A などと同様)ですので、この ALTEC の音が WEの最低ラインと認識しても大きく外れていないと認識してます。

また幸いながらトランスも配線もオリジナルの良い状態で、
このアンプの設計思想そのものの音が出ていると認識しています。

前置きが長くなりましたが、このアンプの音を聞いて、
「今まで何をやってきたのだろうか。。」と自己嫌悪に陥りました。

すでに オーディオアンプの研究などは、ベル研やWEのノーベル賞級の頭脳によって最適化されていたことを知るべきでした。
そしてその後のアンプは一台たりとも、これらの作品には太刀打ちできないことを早く知るべきでした。

真空管アンプはノイズが多く、柔らかい音がする、などといういかにもありそうな歌い文句は、
後世の、技術も向学意欲もセンスもない、
パートのおばちゃん並みのアンプ技術者が作り出した迷言だったんですね。

この ALTEC の奏でる音は、前の○○○○ ○○○○○○Dの漬物石(1個70kg以上)のようなアンプでは
到底出せなかったような、
地を這うような低域と、まるでそこに奏者が居てこっちを睨んで演奏しているようなリアリティ、
そして恐るべき S/N の良さと、猛スピードの低域、超高域のトランジェント特性、
すべてにおいて、アリと象のような実力差です。

こんな古ぼけたアンプから、聞いたこともないような音楽が噴出してきた時は、感動で一日中何も出来ませんでした。

358名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 17:30:23.45ID:Oo0PwKiM

これでもう騙されて YGやマジコを買うアホはいなくなったな(嘲笑い)

359名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 17:34:36.71ID:fzSHjkI2
>>353
WEはゴミだと思うが、ゴールドムンドは正規代理店はあるものの、どの店も新品は殆ど取り扱っていないし、FMはそれこそ東京でマンションを買える値段で、買える人は限られる。

一体だれと戦ってんだ?

360名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 17:36:47.65ID:Oo0PwKiM>>365

>一体だれと戦ってんだ?


音楽がわからない成金オーディオマニアとさ

361名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 17:52:57.93ID:G8SPf7n4

アホか
オーディオマニアってのは
そもそもそういうものだ

363名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 18:03:23.49ID:Oo0PwKiM

問題になってるのは

高い製品ほど音がいい

という思い込みさ。

放置しておくと全員が信じるからな。

365名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 18:15:17.35ID:fzSHjkI2
>>360
音楽がわかってないのは、蓄音機の方が生演奏より音が良いと書いているお前。

367名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 18:27:50.16ID:Oo0PwKiM

>音楽がわかってないのは、蓄音機の方が生演奏より音が良いと書いているお前。

この蓄音機は、エジソンC-250といい1915年につくられたエジソンの代表的な高級モデルで
“ダイヤモンドディスクチッペンデール”(チッペンデールとは、18世紀イギリスの家具デザイナー、
トーマス・チッペンデールに由来する。)と呼ばれました。大きさ、デザイン、再生音など、
いずれを取り上げても他を寄せ付けない性能を備えていました。

C-250型には、「歌手の声とのすりかえ実験(エジソンの音の試聴演奏会)」という後世に残るエピソードがあります。

始め蓄音機の横で本物の歌手(エジソン会社の専属歌手。マギー・テイト)が歌い、
途中でC-250型蓄音機にバトンタッチして終了したが観客はすり替えに殆ど気がつかなかったと言われます。
それだけ音質に対して自信が有ったわけです。

368名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 18:38:43.55ID:G8SPf7n4

今の時代
ドブに金を捨てられる奴しか
オーディオに関わる資格なんぞはないんだよ

369名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 18:42:14.77ID:zrodn7Ah>>370

オーディオの踏み絵

あなたは100万円のケーブルを買いますか?

買えない貧乏人はイヤフォン、ヘッドフォンで
難聴になってろ!


370名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 18:57:47.56ID:zmka4Ka3
>>369
ノードストのバルハラ電源ケーブルとトランスペアレントのスピーカーケーブルを使ってますが、何か?

372名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 19:11:32.22ID:Oo0PwKiM>>375


>あなたは100万円のケーブルを買いますか?


procable の1200円のケーブルの方が音がいいから、俺ならそっちを買う


プロケーブル社 ウェスタンエレクトリック WE 24GA (単線、芯線外径 0.511 mm, 芯線断面積 0.205 mm2, 推奨距離 片側1.5m〜3m)
https://procable.jp/speaker/we24_tansen_blackenamel.html


Price: ¥960〜 (税込)

長さ
50cm×2本(+1,200円 税込)
1.0m×2本(+2,400円 税込)

伝説の「WE」(ウェスタン・エレクトリック)の絹巻きブラックエナメル(非メッキ)の単線の24GA、
二本より(スピーカーケーブルに適合)です。最近の音源は非常に濃く、高域側が目立つ傾向にあります。
音が濃ければ濃いほど、高域側が目立つような音になるからです。

そのような時に、このブラックエナメル(非メッキ)単線を使っていただくと、少々音が柔らかくなり、
非常に深みのある音を奏でてくれます。これは逸品です。

これぞ本物中の本物です。世界にも残りわずかなもので、貴重品です。
本国の米国にすら、在庫が無くなってしまっているほどの名ケーブル中の名ケーブルを放出します。
この絹巻きブラックエナメル(非メッキ)、単線24GAも、メッキ単線同様、非常に優れたスピーカーケーブルとして使える事が判明しましたので、
ここに発表致します。非常な美品で残っているものです(場合によっては汚れている場合もございますので、ご了承下さい)。
   

375名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 19:40:39.81ID:zmka4Ka3
>>372
こういうケーブルはエスアイエスなど普通のオーディオショップには置いていないw
すぐメッキが剥がれるからw


374名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/12(金) 19:24:16.14ID:yxMI5v0l
>>371
価格がステータスに比例するんだから当たり前の話

377名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 05:45:19.55ID:AUhCKrdh>>378

WE124って買取150万円って事は売価なら300万円くらいか?
さらにモノーラルだから下手するとステレオペアなら500万円!?
https://www.hifido.co.jp/buy/?C=8896

オーディオノートのDepartureは270万円。
ウェスタンなど馬鹿が買う製品だよ。


378名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 06:40:58.30ID:zrVPoJnc
>>377
こういうのって、音楽を聴くための物ではなく骨董品として飾っておく物でしょ。
欲しい人>現存数 なら値段は青天井。


379名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 06:53:32.90ID:TY4+Snld

性能、機能は今の軽自動車の方が遥かに優秀だが
ヴィンテージの旧車が何百万円もするのと同じで
当たり前だと思う

380名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 07:42:47.39ID:zrVPoJnc

車は投資目的という側面も強いと思う。

WE124をなぜか勘違いして音が良いなんて言い出すと完全に迷惑な存在になり闇となる。
商売は金儲けであるという原点が分かれば 欲しい人<現存数 となり、このスレも平和に。

381名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 07:50:30.40ID:m4/Gc8i8

Western のアンプの最高は?

 Westernのアンプの最高はWE59,60,61,62だと言われています。

WE59に使用されている出力管はWE252Aです。
この球は1930年より1978年まで製造、57A,59A,59B,67A アンプに、
10A,11A,15A,16A, RTE; D-96566 Navy RTE、309A Police Radio等に使用されました。
つい最近TUBEWORLDで数千ドルで売っていましたが、買いそびれてしまいました。残念!
ただし1949年当時は252Aは20.00ドル、300Bで6.95ドル、350Bが15.20ドルでした。
http://www.yasunaga.co.jp/WE/WEamp.html

382名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 07:53:03.19ID:m4/Gc8i8

北九州市の菅野製作所(株)の会長で居られた故菅野省三氏が、自分の音楽の趣味のため資材、私財を投入し、
昭和30年台に、当時としては珍しい電子顕微鏡!!までをを購入し、米国WE ウエスタンエレクトリック(株)
の真空管アンプ類を分解し、音の秘密がコア材のパーマロイにあることを発見されます。

石にも目があるように、金属にも目があります。
金属結晶の分子列配合です。

石の目にそって鏨(タガネ)を入れると、僅かな力で石は目に沿って割れます。
TVなどでも石切場で見られたことと思います。

昔の方はどのようにして金属の目を見つけるのか?
それは光線の縞に答えがあります。

同じパーマロイ厚板から切断しても、組み方が違えば同じ音にはなりません。
そんなことはない!!と言われる方も多いですが、事実、組み手が変われば音は変わります。

それは長い熟練と経験と音楽に対する造指の上に完成します

383名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 07:54:25.57ID:m4/Gc8i8

今でも鮮明に思い出すのは、1971年秋、五反田卸売センターでのオーディオ・フェアにおける「無線と実験」誌のブースでの、真空管アンプの鳴き合わせです。
一方は KT-88 のPPアンプで、確か片ch70〜80Wも出力の取れるもので、外観的にも超弩級、大変に見事な出来栄えであり、また20dB以上の負帰還をかけ静特性に関しては全く非のつけようもない仕上がりでした。

しかしこの大出力、高負帰還のアンプは、大出力が空振りしているような良くも悪くもまことに普通過ぎる音でした。

もう一方はカンノアンプと呼ばれていた、WE300Bのシングル無帰還アンプ、

それもアウトプットだけでなく段間にもインターステージ・トランスを採用した、いわゆるトランス結合という極めてプリミティブな形式のアンプで、

出力も高々6W〜8Wの出力しか取り出せません。

ただし、そのトランスはウェスターンのコア材を徹底的に調べ上げ、そのコア材から金属メーカーに特注したという高価なパーマロイ・コアによるもので、一般には入手困難な希少な物という事でした。

またスピーカーは名器と称された ALTEC A-5、システムとしても100dB近くの高能率の物で、真空管アンプの比較試聴には大変にマッチしていて、この2つのアンプのサウンドの差を我々の前に圧倒的な明晰さで表現してくれました。

この時のカンノアンプの音色の美しさには言葉を失いました。

多くの聴衆のかなり後方で聴いていたのですが、何か空間に透明なエーテルが漂っているのではないか、と錯覚させるような“美音”、まさに“音楽”が鳴っていたのです

384名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 08:03:02.80ID:m4/Gc8i8

救世主、新藤ラボの WE124のレプリカアンプ 新藤ラボ124D

ヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。
原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。

色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。
当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。
当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。
何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LUXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。

新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。
この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、
右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。

Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、
音のバランスを期待する方が間違っている。

「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・

の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。

RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。
キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、
半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。

Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5

385名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 08:09:37.24ID:m4/Gc8i8>>407

日本で一番音がいいJazz喫茶と言われる小布施のジャズ喫茶 BUD
http://bud-jazz.dreamlog.jp/


小布施町 Jazz喫茶 BUD 2013年04月30日

この立派な建物はお味噌の醸造所にあった蔵を改装したものです。

Grrard301を中心としたプレーヤーに
Westren 124型アンプで駆動しています。
スピーカーは英国Vitavoxの15インチウーハーにS1ドライバーだとのことです。

Bachのフレンチ組曲がリリカルに鳴っていました。

ヴアイタボックスはコーナー置きのいいホーン型のシステムですし、仲間も使用しております。
byストラ at2013-04-30 18:49

ここのご主人は自称(笑)音楽全般と公言しています。
Jazzが一番深いのは間違いないと思いますが。

立派なオーディオとJazz喫茶の肩書きは営業的な側面もあるでしょう。

コーヒー豆は自家製オリジナルで地元の窯元の器を使うなどピンポイントでなく「面」で攻めてくるお店の感じでしょうね。
byLoge at2013-05-01 17:33
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1805/20130430/36728/


386名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 08:31:53.41ID:m4/Gc8i8

Western electric124 モノラルパワーアンプ 1940年 アメリカ合衆国

凄艶なる美の狂宴
豪華絢爛なWesternの狂宴。音に溌剌としたハリがあり、
堂々たるスケール感の雄大さ。温度感が高く広がりがあり、
包みこまれる柔らかい音だが、鮮烈な音楽の波動が放射され、
圧倒される!腹に響く底力ある低音。暖気には1〜2時間はかかる。
最初に聴いたMarantz7とMarantz8Bは、訪問時間を伝えておいたので
暖気十分、124に繋ぎ変えて貰った途端、なにもかもが一変した。
Marantz8Bから繋ぎ換えた瞬間、一気に華やかになる!
「黄金の組み合わせ」に割って入った124は暖気に時間が掛かるアンプにも
関わらず、名機Marantz8Bを一瞬で葬りさった。甚だしい大差で。
明るくとても華やかさがあり、濃い音質でホーン型向きの
力強いアメリカンサウンド。美音で薫り高く、艶やかなサウンド。

WE124は音楽の感情表現を伝える力が一番高い、それと鳴った瞬間から
普通の球アンプとは別物の鳴り方をする。一言でいって原音忠実からは遠い。
高域が美しく輝いている。音場の見通しの悪い非常に濃厚な音ではあるが、
「物凄い鮮烈さ」と「高域方向の驚くべき明瞭さ」があるので、
透明感の低さというウィークを殆ど意識しないで気持ちよく聴くことが
出来る。

387名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 08:32:24.13ID:m4/Gc8i8

やはりヴィンテージの球のプリと相性が良い。スピーカーも選ぶアンプである。
スピーカーはWE555、AXIOM80、これは意外だがJBL DD66000などと相性が良い。
ステップアップトランス(昇圧トランス)を使って110Vで運用すると
音色がすごくよくなる。大音量についてはWestern124で94dBのスピーカーを
駆動し100dB平均をクリアし、ギリギリで満足できるといったところ。ここから

ほんの少しでも欲張ると音に歪みが現れる。(※コンデンサーのリークの疑い有り)
理論上能率が3dB上がると音量は倍に上がる。S9800SEも96dBくらい
あればと思う。DD66000だともっと満足できるだろう。4Ωスピーカーまで対応。
Westernはやはり300Bを搭載した製品が王者でありWE86やWE91と
比較するとWE124は中堅といった所。WE350Bを使った超有名アンプ。
実物は小さく1940年代の古い製品である。20年前は100万円だったが
現在は240万に高騰。78年〜という歳月により経年劣化でノイズや
ぼんやりした音を出す個体が多いので注意。
他には最高峰モデルのWE41A、42A、なども聴いた。音はやはりWEの

音ですね。WEの音は「心をワシ掴みに」される音ですね。一言でいえば
"凄美艶音" なんですが、真空管アンプで女性ボーカルを聴いて
究極の陶酔状態に浸りたいオーディオファイルには垂涎の装置でしょうね。

WEの音は時代を軽く飛び超えている。

出力 12W/12W
出力管 WE350B/6L6系×2 整流菅 274B/5U4×1 ドライバー菅 6J7/348A×1
サイズ W487×H180×D180mm 11.4kg (実測)

388名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 08:44:24.26ID:m4/Gc8i8

オーディオ機器を音の良さだけでランク付けると

スピーカー

手廻し蓄音機 >> 電蓄、デッカ デコラ
>> WE555 , ロンドンウェスタン、クラングフィルム、ジーメンス
>> QUAD ESL, ローサー、 グッドマン、ワーフェデール、パルメコ、ヴァイタボックス
>>>>生演奏 >>>> YG アコーステック, マジコ > B&W, ソナスファーベル、JBL, タンノイ


アンプ

ローサー、ウェスタン、クラングフィルム >> リーク、EAR 、FMアコーステックス
>> マランツ、チェロ、マークレヴィンソン、ゴールドムント>> CR Electronic Design 、マッキントッシュ

Lowther(ローサー、ラウザー)の真空管アンプ
http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html

389名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 08:51:18.73ID:m4/Gc8i8

ここの人間はどうせ女性ヴォーカルやポルノビデオみたいなアホ音楽しか聴かないんだから
1万円のラジカセで十分だろ

ステレオサウンドのアホ評論家は 性能は日本の無名なメーカーと同程度なのに値段だけ10倍、20倍の
FMアコーステックとかゴールドムントみたいなボッタクリメーカーしか推薦しない

日本にも

47研究所
AIT labo
イシノラボ
WestRiver

サウンドパーツ
チューブ オーディオ ラボ
真空管アンプ「カトレア」

みたいな安くていい製品を作っているガレージメーカーが沢山あるよ

390名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 08:56:09.03ID:m4/Gc8i8

交流点火に拘るカトレアアンプの新世界V 

実用新案に続いて完成回路を特許申請に進化しました。
完成度も上がり。世界初の4Vから20V管で全て交流点火が可能になりました。
ここでお客様の声を紹介します。(特別に直流点火式のアンプを交流点火方式に改良したアンプの感想です、
新しい球の世界を聞いて下さい)


完成の交流点火用基板
特許申請中のヒーターハムキャンセル回路です。ほぼ全ての球を交流点火で動作が可能にしました。
又 追従型の回路ですから音楽を聴きながら変化する高調波ノイズに対応していますので消すことが出来ます。
2013年から開発してきた集大成です。
http://www.cattlea.jp/news/info.php?id=153

ドイツ戦前のフィールド型スピーカー - スピーカー製品情報 真空管アンプ「カトレア」

私が3年間をかけて築いたスピーカーシステムです。
音質はリアル感とスピード感が有る音で、立体感も有るので空間再現性が最高です。

ウーハーは40CMのドイツの戦前に作られたフィールド型スピーカーで190V掛けています。
ドライバーはバイタボックスのS3にバイタボックス製のホーン。
ツィイーターはヤマハのアルニコホーン型のベリリュームです。
ネットワークは大型カットコアとオイルコンで自作しました。
フィールド電源は球の整流でチャンネルごとのモノラル構成です。
この拘り一品を聴いて下さい。
※ドイツ製の励磁型は二度と手に入れることは難しいユニットです。
箱はベイマツにカリン突き板仕上げのチークオイル仕上げです。値段はステレオの2台分です
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

391名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 09:00:33.67ID:zBwDj9ty>>392

長い間(たまにだけど)日本橋のオーディオショップに寄ってまともな音がしてたの廃品堂にあったオリンパスS8Rとウェスタンだけ

ジョーシンのハイエンドコーナーにあるガラクタ買うぐらいならボッタウェスタン買ってる方がマシかもな
持ち帰ればまだ使える可能性はある

392名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 09:04:56.78ID:sa9R4aQe
>>391
オクに出せばすぐにバカが飛びつくから楽に資金回収もできるしね


395名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 10:57:13.15ID:AUhCKrdh
>>378
蓄音機は生演奏の方より音が良いと感じる人には、WE124は骨董品ではなく、良い音のアンプなんだろw

396名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 11:03:56.06ID:cl3LbjMh>>397

当時の(演奏の解釈が今と違って、もっとエモーショナルで聞きごたえあり)一流演奏家が
生の一発録りという緊張感を持って演奏したSPと
小学生の生演奏じゃあそりゃ蓄音機の演奏の方が素晴らしいわな
しかし、音そのものの評価だと・・・
だがまあ人は音楽を聞いているのであって、音を聞くのが目的ではないからねえ


398名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 12:03:29.85ID:d37zE0Ba

演奏と音の区別も出来ないやつが、音を語る闇。

401名無しさん@お腹いっぱい。2019/04/13(土) 16:53:21.94ID:d37zE0Ba

実際の音を聴いていないのに、音を語る闇。
 (聴いているのは心理効果で発生した脳内音)

https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1554757282/

90. 中川隆[-10742] koaQ7Jey 2019年4月16日 16:35:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1308] 報告

TANNOY総合スレ Part10 - 1553521581 - したらば掲示板
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1553521581/



2: 777 :2019/03/26(火) 09:09:05 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

グッドマン、ワーフェデールやローサーも同じだけど
そんなに モニターシルバーやモニターブラックがいいならレプリカを出せばいいのにね。

3: 777 :2019/03/26(火) 09:33:41 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

ウェスタン・エレクトリックは WE755A, WE555,WE594A のレプリカが出ているので、

モニターモニターシルバーやモニターブラックとは評価の高さが全然違うという事でしょうか?

4: 前期 :2019/03/26(火) 10:14:53 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp

英国で Over Tannoy と言えばメガフォンで語りかけることを意味すると言う
ほど国民的存在のラッパのようですが複数の場所で聞かせてもらった限りでは
JBLなどと違ってなかなか気難しいスピーカでそれがまた根強い人気の秘密で
しょうがこのスレに関してはなんといっても薬漬け先輩の高尚な見識が多きな
魅力になっていると考えます。
当方はJBLユーザーですからあまり資格はないのですが折に触れてまたカキコ
させてください。

6: RW-2 :2019/03/26(火) 11:01:16 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

>レプリカを出せばいいのに

ローサーもタンノイも現行製品があります。なので不要でしょね。
古い方が音が良いとは所有者の自慢。都市伝説みたいなもんでしょう。

>WE755A, WE555,WE594A のレプリカが出ている

WE商品はすべてリース契約で市販せず。なので市場に出回る数が少ない。
つけ込んだメーカーが似たモノを中国あたりで作って売ってるだけで。


7: 玉の井 :2019/03/26(火) 11:10:36 HOST:ai126198050201.60.access-internet.ne.jp Part10

薬漬け様の見識の高さにいつも救われた思いをしております。

前Partに続きまして下記の件に関しご意見を伺えればと思います。

いいオーディオは楽器の種類を言い当てることができる、という方がいます。
例えばヴァイオリンならストラディバリ、グァルネリ、シュタイナー等、
ピアノならスタンウエイ、ベーゼンドルファー、ヤマハ等。
皆さんのオーディオはいかがですか。

8: 777 :2019/03/26(火) 11:16:50 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>6
こういう意見が殆どですけどね:


「音楽&オーディオ」の小部屋 2015年05月28日


今回の試聴会の最終目的となるSさん宅の音である。
スピーカーは「AXIOM80」とタンノイ「シルヴァー」のコーナーヨーク。

周知のとおりタンノイの38センチ口径のユニットは巷間、称されるところの


「ブラック」 → 「シルヴァー」 → 「レッド」 → 「ゴールド」 → 「HPD」


という変遷を遂げている。そして、残念なことにこの順番に手に入れるのが難しくなり、また音の方は次第に悪くなっていく(笑)。

このシルヴァーはイギリスからの直輸入とかでロットナンバーは3というから最初期のもの。

素晴らしい音だった。一同絶賛!

「通常のタンノイのイメージとはまったく異なる音ですね。驚きました。まるでアクロス・ホール(福岡)で聴いているみたいです。日頃タンノイを聴いている方にはぜひ一度この音を聴いていただきたいものですねえ。」とGさん。

自分も驚いた。

「この前聴かせていただいたときとは随分違う印象を受けました。細かい音の粒子が部屋いっぱいに広がって音響空間をふわっと漂っている感じです。それかといって音の芯もしっかり出ています。

これまでいろんなお宅でタンノイを聴かせていただきましたが、間違いなくベストだと思います。どこがどう変わったんでしょう?」


「AXIOM80」と「タンノイ・シルヴァー」と交互に聴かせていただいたが、どちらに軍配を上げるか非常に難しい(笑)。

強いて言えば、全体的な“ゆとり”という点で「タンノイ・シルヴァー」かなあ・・・。

9: RW-2 :2019/03/26(火) 11:44:22 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp >「音楽&オーディオ」の小部屋 2015年05月28日

読み物としちゃそんなふうでなきゃ面白くありませんからね〜。

10: 777 :2019/03/26(火) 12:08:32 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

オーディオ界で超有名な三上先生もタンノイはモニターシルバーとモニターブラック以外はすべて NG だという意見ですね:


Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第28回 タンノイブラック

 今迄沢山のタンノイシステムを聴いてきましたがこのモニターブラックこそ本来のタンノイサウンドと痛切に感じた、三上先生がおっしゃるにはタンノイはブラックとシルバーがタンノイの音であると云っていましたが私も同感です。

シルバーは他で聴くことがありましたがブラックになるとまず聴くことも見ることもできない超が付くレアなユニットになる。
 最近のタンノイのサウンドはこのモニターブラックと比較するとドンシャリ傾向の音になっているのが多い、タンノイのブラック、シルバーのユニットは低域も高域も欲張らず中域から音作りをしているのではないだろうか、特にあの中域の厚みのある心地よい響きと特徴のある音色は最近のタンノイでは聴いたことがない特筆すべき音であった、タンノイブラックを試聴すると現代のタンノイは低域も高域も伸ばしたため中域の薄い(中抜け)不自然な音に感じるがこの音が好みだと云われれば返す言葉も無いが一度でもよいからブラックやシルバーを聴いてみれば私の云っていることが理解できると思う、
 又このモニターブラックも私が愛用しているロンドンウェスタン直系の音と非常に似通った音色が印象に残った、ボックスは多分オリジナルボックスのランカスターを流用されたと思うがユニットとボックスが大変マッチしているからこそ本来のタンノイの響きが出ているのではないだろうか、


今回はオーディオのパラレルワールドをご紹介しましたが現代のシステムは駄目とは云わないが(B)の世界の音を聴くとオーディオ観も音楽観も変わるような気がする。私もヴィンテージ愛好家ですから先生とは大変意気投合出来たのではと思う、
 三上先生はもうお亡くなりになりました伊藤喜多男先生や池田圭先生と長年交流があったと云われています。またステレオサウンド誌、管球王国などに先生のシステムが紹介されオーディオ評論家も先生宅へ訪問されている。

 三上先生は私より三つ年が上ですが大変(懐の深い)方で私はこの方こそオーディオの師匠、先生、教授と云える「器」を兼ね添えている方だと思う、

 よくネットなどを拝見すると達人とか師匠、教授、先生と呼び名がついているコラム、ブログを時々見ますがこの方たちは本当に音がわかってそのような呼び名でやり取りしているのだろうか疑問に思うこともある。オーディオに関してはレベルの高い方が沢山いますからそのような方が読まれたら馬鹿にされるか笑い者になるだけですからその辺を弁えないと恥ずかしい思いをするのではないだろうか、
 また真空管アンプ等は自由自在に設計製作が出来てオーディオのすべてを知り尽くしてその呼び名が付いているのなら納得する。

 私は小さな「器」しか持ち合わせていないマニアです。先生、師匠、達人、教授と云われている方達がどれ程の「器」なのか見せて頂きたいものである。

11: 777 :2019/03/26(火) 12:23:33 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

因みに僕は昔 堺市でタンノイのエンクロージャーを作っている澤田オーディオという音楽喫茶
でタンノイとグッドマン Axiom80 を聞き比べた事がありますが、音色も分解能も天と地ほど違うのですね。

タンノイ聴くのは音がわからないバカだけだと確信したのですが、

モニターシルバーとモニターブラックは グッドマン Axiom80 に近い音みたいです。
日本人は柔らかいというか鈍い音が好きだからモニターシルバーとモニターブラックは人気が出なかったんでしょうね。

12: 薬漬け :2019/03/26(火) 13:51:34 HOST:sp49-104-30-97.msf.spmode.ne.jp

多分この手の意見はあまたあると思いますし、同意見もあれば甲論乙駁な場合もあると思います。

私は自分の経験しか語れませんが、自分でモニターシルバー、レッド、ゴールドを使ってきて思うこと……。
引用された方のご意見はよく分かります。拙宅ではランカスター、次にコーナーヨークのキャビネットで
モニターシルバーを聴いてきましたが、確かに中域の充実ぶりは大したものがあります。濃密ですね。
その一方で、それ故にといいますか、上下が狭いですね。ここが好みを分けることが多いのではと思います。
私はワイドレンジが好きな方ですから、シルバーの中域には惹かれるとしても、スーパートゥイーターを
付けたくなってしまうのですね。それで拙宅ではモニターレッドのバッタグラフ、そしてモニターゴールドの
オートグラフを中軸としたシステムとなり、モニターシルバーが主役とはなりませんでした。
この辺については著者の方も「そういう人間がいれば返す言葉もない」とされていますから、特に一概に
シルバー以外の全てを否定し去っているものとも見えないように思えます。著者の嗜好はそれとして。

オーディオを聴く感性は、100人いれば100通りの感性があると思います。もちろん音の好き嫌いも含めて。
一概に「誰それがこう言っているから〇〇が一番」とは論定できないでしょう。参考意見にはなりますが。
最後は自分で使ってみないことには、自分にとっての最終的な結論は出ないものだと思います。

音の優劣についても一義的な意見をよく見かけますが、これも様々な「頂点」があるだろうと思います。
かつて「オーディオは科学かオカルトか」というスレで、極上のビーフシチューと極上のヒラメの縁側を
比較しても仕方がないと書いたことがあります。本当に優れたシステムはオーディオ界にあっては種々
存在し、それぞれが比類なき魅力にあふれていると思います。何が何の下か上かという議論は、なかなか
成り立たないだろうと思っています。

まずは自分で聴いてみて実際に楽しんでみること。これが、判断の早道だろうと思います。
それでタンノイよりAXIOM80が好きだとなれば、それは貴方の嗜好だと思います。
(私も同じ場所で同じシステムを聴いていました。あそこのタンノイの音とタンノイオリジナルの
システムの音とはやや別物と思っています。)


13: 前期 :2019/03/26(火) 14:10:40 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp
>>12
>100人いれば100通りの感性がある・・・・


仰るとおりですね。生演奏だってそうです。以前にもカキコさせてもらい
ましたがミュンヘンバッハ合唱団・管弦楽団が来日したとき神南と上野の
いずれも二階S席で聴き比べる幸運に恵まれたことがあります。これは本当
に同じ演奏団体なのかとその音は違って聞こえました。ソロならまた違った
かもしれませんがホールトーンの違いに面食らった記憶があります。
どちらの音が好きかということはこの際言わずがハナというものでしょう。

14: RW-2 :2019/03/26(火) 14:19:49 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

>タンノイはブラックとシルバーがタンノイの音である

それはそれでイイんじゃないでしょか。レクタンヨークの音が好きなお方もいれば、
ウエストミンスターの音と威厳が好きなお方もいる。それぞれがその方のタンノイ。

>モニターシルバーとモニターブラックは人気が出なかった

ユニットが日本じゃ販売されてませんしね。オートグラフやG.R.F.も日本販売は
レッド以降でしょう。知られてない。五味氏が輸入したオートグラフもレッド。

15: 777 :2019/03/26(火) 15:33:57 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

しかし、タンノイやマランツのファンはこういうパラノイア的な人が多いですね:

ガス燈 GAS LIGHT
650-0022
兵庫県神戸市中央区元町通3-10-11 正翁ビル2F


   イギリスタンノイ  オートグラフ、G.R.F.、コーナーヨーク、VLZ (但しレッドorシルバー入りに限る。)

*ガス燈店内では、オートグラフ(レッド)試聴できます

   アメリカタンノイ  プロフェッショナル、インペリアル(レッドorシルバー15インチ各2個入り)


   マランツ  プリアンプ #7 (製造番号11000番台以内)

           パワーアンプ #8 (製造番号1000番台〜2000番台まで)

                  #9 (製造番号1000番台、2000番台、3000番台)


こだわりの美学

マランツについて・・・・・、

例え、名真空管をもって挑んだとしても---------

EL - 34を果敢に探求しつづけてきた”ソール・B・マランツ”の姿勢には、かなわない。

単純ほど美しい。

簡素ほど心をうつ。

こだわりほど恐ろしい。

オーディオの最高の目標は”格式”と”格調”と”気品”である。

既存の意味と価値を研き出し、蒐集し、積み重ね、修飾し、装飾する。

そして、陶酔させてくれる。

正に、マランツ#7,8,9,10,10Bのための凱切(がいせつ)な措辞(そじ)である。

しなやかな張りつめた意識、神経のもと・・・・・レコード芸術という

絢爛(けんらん)たる非現実の織物を眼前にて紡がれる、あでやかに音は縫いとられてゆく、

宏荘(こうそう)にして斉荘(せいそう)---------

象徴にして棲蒼(せいそう)--------

生きようとする影が優雅な死の影のように眼下に落ちる。

禁断の果実に近づき深淵し、感嘆し、酩酊する。

工(たく)まれたるレトリックの凝縮、

幻惑的な装飾の技兩

マランツ#7,8,9,10,10Bならありうる。

集うことを許さぬタンノイ ”レッド” ”シルバー”と

正に、両雄である。

16: 777 :2019/03/26(火) 16:18:33 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

Western electric124 モノラルパワーアンプ 1940年 アメリカ合衆国


しかし、誰でもみんな マランツより ローサーやウェスタンの方が遥かに音がいいと言っているのに
ガス燈のパラノイアさんは何を聴いているのでしょうね:


Western electric124 モノラルパワーアンプ 1940年 アメリカ合衆国

最初に聴いたMarantz7とMarantz8Bは、訪問時間を伝えておいたので
暖気十分、124に繋ぎ変えて貰った途端、なにもかもが一変した。
Marantz8Bから繋ぎ換えた瞬間、一気に華やかになる!

「黄金の組み合わせ」に割って入った124は暖気に時間が掛かるアンプにも
関わらず、名機Marantz8Bを一瞬で葬りさった。甚だしい大差で。

スピーカーはWE555、AXIOM80、これは意外だがJBL DD66000などと相性が良い。

実物は小さく1940年代の古い製品である。20年前は100万円だったが
現在は240万に高騰。78年〜という歳月により経年劣化でノイズや
ぼんやりした音を出す個体が多いので注意。
他には最高峰モデルのWE41A、42A、なども聴いた。音はやはりWEの
音ですね。WEの音は「心をワシ掴みに」される音ですね。一言でいえば
"凄美艶音" なんですが、真空管アンプで女性ボーカルを聴いて
究極の陶酔状態に浸りたいオーディオファイルには垂涎の装置でしょうね。


WEの音は時代を軽く飛び超えている。

17: 前期 :2019/03/26(火) 16:33:34 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp
>>14
>それぞれがその方のタンノイ。


禿同です。みな好き嫌いがあり松からね。嫌いだからといって非難している
と寒々とした不毛の世界になります。
オケだってVフィルが最高だという人もいればいやボストンだよ、やはりB
フィルだ、と言い出したらきりがありません。自分の好きな楽団を選んで
聞けるのがオデオのイイところです。

18: 777 :2019/03/26(火) 16:50:45 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

>自分の好きな楽団を選んで聞けるのがオデオのイイところです。


オーディオ機器は高いし、狭い部屋だと1セットしか置けないですから

あれもいい、これもいいと言っていくつも揃えるのは無理なんですね。
決められた予算で一番いい音になる装置は何かを知りたいですよね。

そうすると、タンノイやJBLは真っ先に購買対象から外されますね。

19: RW-2 :2019/03/26(火) 17:02:53 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

6BQ5シングルにフルレンジでさえ十分に音楽を楽しめます。
足るを知り満ち足り過ぎを求めず。音盲にならないための戒めです。

20: 777 :2019/03/26(火) 17:41:38 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

>6BQ5シングルにフルレンジでさえ十分に音楽を楽しめます。


電気回路の専門家ならともかく、フツーの音楽ファンは真空管アンプキットの組み立てはおろか
ハンダ付けやスピーカーユニットをバッフルにネジ止めする事すらできないですからね。

オーディオマニアと唯の音楽ファンでは
オーディオ機器を選定するのでも目的もやれる作業も全く違うのですね。

僕は去年ヤフオクで

QUAD ESL63 を75000円
QUAD 44+606 を10万円

プロケーブル社で
ベルデンのスピーカーケーブル 8460 1,120円
ノイマンのインターコネクトケーブル 4,900円

を買ってずっと聴いていますが、前に35万円で買った Axiom80 復刻版より100倍はいい音で鳴っています。
昔、堺の澤田オーディオで聴いたタンノイやグッドマン Axiom80 と比べても遥かにいい音です。


要するに、音楽を聴くだけなら 20万円もあれば最高の音で聴けるという事ですね。

オーディオマニアは何を目的に時間と金を無駄に使っているのですかね?


21: くろねき :2019/03/26(火) 17:44:42 HOST:fpoym3-vezC1pro05.ezweb.ne.jp
>>15
あー、ここでも某氏がさんざんけなしていた「神戸瓦斯」でつね。
あんまりほじくり返してほしくなかったかなー…。

> パラノイア的な人

↑こういう人がいるから趣味持ってる人が誤解されるんですよね。
オーディオに限った話ではなく。

それとご存知かもしれませんが頭の「h」取ればURL書けますよ。
全文引用されてて気になったので。

22: 薬漬け :2019/03/26(火) 18:10:20 HOST:sp49-104-30-97.msf.spmode.ne.jp

WE124は拙宅で運用中ですが、、確かにいいアンプですね。
ただ、それ以外の、上杉とか300Bとかマランツ9とかエクスクルーシブM5と並べると、124もまた
一つの個性という感じがします。なので、拙宅では随時繋ぎ替えて聴けるようにしています。

WEのスピーカーは755A、754Aが運用中ですが、これも確かにいいスピーカーです。
しかし、オートグラフと交代させるかというと、ちょっと出番が違うのではないかという気がします。
その意味で、これらもオートグラフとパラレルで聴く対象となっていますね。
要はどの機器にも個性があり、それは楽しむに値するものであるということです。好き嫌いとは別に。
一定以上のクオリティの機器では、それぞれ個性があり、どれが優れてどれが劣るということは無いと
思っています。

なので、777さんがWEがいいと思えば、それをお使いになられたらいいと思いますし、その辺は
まさに個人の自由です。
私がオートグラフを選んでいるように。

23: 777 :2019/03/26(火) 18:14:36 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

オーディオマニアといえば去年亡くなられた、泰山北斗だけど見当外れな事ばかり言っていた菅野沖彦さんの事を思い出してしまいますね:


五味康祐さん、菅野沖彦さんところを訪問してこんなことを言っています。

一言でいうと、其処で鳴っているのはモニターの鋭敏な感覚が絶えず検討しつづける音であって、音楽ではない。音楽の情緒をむしろ拒否した、楽器の明快な響き、バランス、調和と言ったものだけを微視的に聴きわける、そういった態度に適合する音である。

無論、各楽器が明快な音色でバランスよく、ハーモニーを醸すなら当然そこに音楽的情緒と呼ぶべきものは生まれるはずだと、人は言うだろう。

だが理屈はそうでも聴いている私の耳には、各楽器はそのエッセンスだけを鳴らして音楽を響かせようとしていない、そんなふうに聴こえる。

たとえて言えば、ステージがないのである。演奏会に行った時我々はステージに並ぶ各楽器の響かせる音を聴くので、その音は当然、会場のムードのなかできこえてくる。

いい演奏者ほど、音そのもののほかに独特のムードを聴かせる。

それが演奏である。

ところがモニターは、楽器が鳴れば当然演奏者のキャラクターはその音ににじんでいるというまことに理論的には正し立場で音を捉えるばかりだ。――結果、演奏者の肉体は消え、楽器そのものが勝手に音を出すような面妖な印象をぼくらに与えかねない。

つまりメロディは聴こえてくるのにステージがない。

レコード音楽を家庭で聴く時、音の歪みのない再生を追及するあまり、しばしば無機的な音しか聴えてこないのはこの肉体を忘れるからなので、少なくとも私は、そういうステージを持たぬ音をいいとは思わない。

そしておもしいことに、肉体が消えていくほど装置そのものはハイファイ的に、つまりいい装置のように思えてくる。

この危険な倒錯を、どこで食い止めるかで音楽愛好家と音キチの区別はつくと私は思ってきた。

さぞや菅野さん、堪えたでしょうね。

こういうことを言える、言ってくれる人がいなくなってオーディオ評論家も堕落したのでしょう。

オーディオ評論家が、お互い仲良し倶楽部のメンバーになって、他人の悪口は言わない、意見の合わない人は入れない、金を貰った製品は全部ほめる、こうなったのは五味康祐がいなくなってからではないですかね。

上杉さんもこてこてやられています。

山中さんも、「劇場用の音である。多勢に聴かせる音である。夜更けて独り、挫折感や悔いや生き難さへの憾み、愛に酬われぬ痛哭、そんなものを癒され明日への己れを鼓舞してくれる曲を聴くにふさわしい音ではないと私には思えた。人に聴かせられる音なのである。」と言われています。

瀬川さんは褒められています。

シャープになった、スピード感が出てきた、定位が良くなった、等と言って音の変化ばかりに耳が行っていますと、「鳴っているのは、音楽ではない」と菅野さんならずとも、言われそうですね。

心しなくては。
http://www.aafc.jp/Essay/matumoto7.htm

24: 777 :2019/03/26(火) 18:32:07 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

因みに、オーディオマニアの間で神格化されている瀬川さんもいかがわしい人物だったみたいですね:


SIEMENS COAXIALはオイロダインと同じフィックスド・エッジである。

このエッジならウレタンやゴム系のように経年変化でボロボロに朽ち果てることは無い

これが本物のプロ用である

昔使用していた38cm・4wayのJBL4343はわずか10数年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった

今となっては ただの箱であり下駄箱にもならない
これは本当にスピーカーであったのであろうかと思う。
プロ用と称していたこのスピーカーは評論家の瀬川冬樹氏がステレオ・サウンド誌で
べた褒めしたため一世を風靡したものである。

エッジがボロボロに朽ち果てるものでこの評論家と雑誌社は大儲けしたという話は有名だ
ところが、瀬川冬樹氏はある問題で資産のすべてを失い、ガンで46歳という若さでアッという間に旅立ってしまった


本当にいいスピーカーは「音が矢のように飛ぶ!」
では「飛ぶ音」 とは一体どんな音なのか。言葉で正しく伝えるのは難しく、
これは体験してみないと分からない音かもしれない。

ウエスタンやシーメンスの劇場用スピーカーはまず音が矢のように飛ばなければ使い物にならない。
なぜなら、最後部の客席まで 例えば大地を揺るがす大砲のとどろきから 恋人のささやきや 虫の音(ね)まで
かすかな音も明瞭に届けなければならない。

1982年 当時大流行していたJBL 4343 (38cm・4way 60万円した) を使用していたが、
これがまったく音が飛ばない。プロ用と称しながら玩具同然である。

AccuphaseのM100 500W×2(この超弩級ハイパワー・アンプは100万円した)で鳴らしていたが
これまた、まったく音が飛ばないアンプであった。
玩具同然のアンプであったと言わざるを得ない。 100万円の玩具である。

この時「音が飛ばない」スピーカーとアンプがあることが分かった。
飛ばない同士の組み合わせは最悪であった。
この当時のコンポーネントとしては最高級の組み合わせであったが、バカなことをしていたものである。
では一体「飛ばない音」とはどんな音なのか。
それは、スピーカーのまわりに音がまとわりつき 、聴き手に音が矢のように飛んでこない。
そして、たいてい低音が引きずるように重く、特にドスン ドスンというような質のよくない低音は
気分が悪くなり 聴くに耐えない。JBL4343がこのような低音であった。
こんな低音ならないほうがましだ。

いくらボリュームを上げても飛ばない音は絶対に飛ぶことはない。
ボリュウームの問題ではないからだ。
例え小さな部屋で小音量で聴く場合であっても この「飛ぶ音」はがぜん威力を発揮する。

優れた 「音が飛ぶ」スピーカーは音量を絞っても「つまらない音」とはならない。
なぜなら、音楽の旨味成分である微細なニュアンスや倍音等の微弱信号も楽々再生できるからである。
単なる大音量なら大抵のスピーカーは鳴る。

ところが、微弱信号はどんなスピーカーでも再生できる訳ではない。ここが一番重要なところである。
出来のよくないスピーカーほど微弱信号の再生が不可能となるため「つまらない おおざっぱな音」となり、

大事なニュアンスが伝わらなく音楽にならないため面白くも何ともない。

『スピーカーの優劣を判定するには音量を絞って微弱信号の再生ができるかどうかを聴くとすぐ分かる。』

一度「飛ぶ音」を経験すると飛ばない音はもう聴く気がしないであろう。

それにしても、JBL4343もAccuphaseも高価なだけに あゝ本当に「罪深い」と思う。
https://aucfree.com/items/u190943639

25: 薬漬け :2019/03/26(火) 18:40:55 HOST:sp49-104-30-97.msf.spmode.ne.jp

>>要するに、音楽を聴くだけなら 20万円もあれば最高の音で聴けるという事ですね。
>>オーディオマニアは何を目的に時間と金を無駄に使っているのですかね?

前にもこういう方がいらっしゃいましたね。

音楽を聴くだけが目的なら、仰る通りです。
私達はそこにオーディオという機械いじりが趣味として加わりますから、土俵が違うんですよ。
機械いじりが趣味ですから、好きな機械を弄っている以上はお金も時間も無駄ではありません。

27: 前期 :2019/03/26(火) 19:02:23 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp

音が飛ぶというのは「遠くまで届く」という意味でせう。つまりホーン主体の
劇場用スピーカですね。古くはA7。

一方、所謂モニター・スピーカーは比較的至近距離で聞きますからそれより
各楽器の分離とか位相の乱れとか細かい部分を聞きとって正確なミキシング
をしたい、という違いがあるでせうね。
何年か前、よせばイイのに某団体が神奈川の劇場を借りてある高名なモニスピ
のデモをしたことがあり、聴いた人の話では後ろのほうの席では貧相な響き
だったそうです。それでも信者は「流石にイイ音だった」と喜んだと
言います。それでイイじゃないですか?

28: 777 :2019/03/26(火) 19:10:02 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>27
音が飛ばないスピーカーは家庭で使う為に意図的に音響設計しているみたいですね:


シアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。 

こうした製品を愛用されている方は我が国には多くいらっしゃるのはご存知の通りです。 

これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 

米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン
エレクトロヴォイス・パトリシアン
英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型

等がざっと思い当たります。 

アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全なPAであるためです。 

又独オイロダインもPAの部類に入るので書きません。 


上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。)


 これらのスピーカーシステムは、一見 1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際に PA として使うと問題が生じます。 PA にとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 

確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアター PA と比べるとかなり落ちるのです。

私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、

10m まではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。 

15m を過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 

これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 

これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機の PA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。 

これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 

それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 

そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 

そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 

中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。 

反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。 
それは事実であり必要なことでもあります。 
ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 

それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html

29: くろねき :2019/03/26(火) 19:32:55 HOST:fpoym3-vezC1pro09.ezweb.ne.jp
>>27-28
要は設計思想を理解してないと見当違いなことになるってことでつね。

そういえば最近、屋外防災放送用に新型のスピーカーが登場してますね。

 ホーンアレイスピーカー
https://www.toa.co.jp/products/hornarrayspeaker/

いわば「飛ぶ音」の究極で、周囲に反響して放送内容が不明瞭になるのを防いだもの。
テレビニュースで比較してましたが確かに聞き取りやすくなってました。


30: AD :2019/03/27(水) 07:56:59 HOST:210.227.19.69

おはようございます、薬漬け様。Part10だなんて、しかも既にこんなにレスってるし。
私なんぞの出る幕はなさそうですが、タンノイといえばエジンバラ、スターリングしか知らない・・・
というよりもフロア形スピーカーで同軸ユニット一本の独特なスタイルを他に知らないということです。
タンノイを使用していないし、勿論フロア形スピーカーなんて設置できる環境にもありません。
10年以上前に一度、アルテックの2Way密閉型スピーカーを所有したことがありますがすぐに売却。

現住地せは小型密閉型スピーカーや小径フルレンジ・システムを常用しています。

タンノイを初めて知ったときからその独特のユニットとフロア形スピーカーへの憧れを持ちつつ今日に至ります。
このTANNOYのスレは憧れのフロア形スピーカーを使用されている薬漬け先輩、他諸氏のお話が楽しいのです。

以前に住んでいた所には近所にオデオ専門店があって海外製品もいろいろ展示されてました。
タンノイのスピーカーもありました、ショップ製作の真空管アンプで鳴らしてるタンノイは生き生きしておりました。
今はもうだれも・・・あ、違ったタンノイの話ね。今はもうそのお店は店主引退でクローズしました。
販売店ですら何か月もかけてエージングしてやっとたタンノイの音?になるようですから、
オデオ専用ルームが無い限り一般家庭では評論家諸氏のいうような評価はできないのが実状ではないでしょうか。
やはり自分であれやこれや試行錯誤がオデオ趣味ってもんでしょう。
否定的な論争も盛り上がっていいんではないでしょうか、場外乱闘でないならば・・・。
Part10でもチョコチョコ突っつきますんで、悶えてくださいまし。(笑) 敬具



31: 777 :2019/03/27(水) 08:14:04 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>30
昔はタンノイよりグッドマンやワーフェデールの方が遥かに評価が高かったみたいですね:


色々聴いていくうちにこのサウンドは遠い昔に何処かで聴いたことがあるぞ、そうだ思い出した!このサウンドの特徴は小池レコード店で聴かされたサウンドと同じだ、小池レコードのスピーカーはもう完全に手に入らない1950年代のスピーカーだがヴァイタボックスのフルレンジも同じ1950年代に登場したスピーカーであるから音はほとんど共通点を持っていると言うか製造元は同じところで作ったのではと思えるぐらい似ている。
 接続するアンプがWE−300B、PP5/400のアンプを使うと小池サウンドにはならない標準的なヴァイタボックスサウンドになってしまう、
今回初めてこのアンプで鳴らしたサウンドは小池レコードの伝説のサウンドと瓜二つの音だが遠い〜昔に高校生の頃、小池氏の新幹線と東海道線の話がこのサウンドと共に蘇った気がしてならない、


小池レコード伝説のエピソード

 今になって小池レコードは伝説になってしまったが此処で鳴らすサウンドは誰しも一度聴くと魅了されてしまう音であったのは間違いない、今でも私の周りにも小池レコード店に通われた方が沢山います。その方達とお話しますと「あの小池の音は素晴らしかった」と口にする。
 
噂では小池レコード店に関西では有名なオーディオマニアでもある落語家がこの店に訪れた、
小池氏は黙って一枚のレコードをかけて落語家に聴かせた
落語家は落胆して店を出てから付き添い人に「もうオーディオはやめよう」と洩らしていた、相当ショックを受けたのかもしれない、
 
またこの店にタンノイのオートグラフを持っているオーディオマニアが訪れた、
小池氏は口論になるとタンノイマニアに一枚のレコードを聴かせた、

小池氏は強い口調で「タンノイでこの音が出るか!」と一喝したらしい、
タンノイマニアは黙って店を出て行ったと後から聞かされた、
多分あのサウンドとレコードを聴かされて頭の中が真っ白になったかも
(このタンノイマニアは私のオーディオ仲間でもあった)
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-033


私が持っている3つの英国スピーカーも個性があるがこのワーフェデールは特別な存在になりつつあり残り3つのスピーカーも自分の子供のように愛着があるから手放せない、

 じっくり聴いて行くとこの音は何処かで聴いたことのあるサウンドだ、

そうだ!思い出したぞ、この音は昔高校生のころ通った小池レコード店で良く聴かされた音だ、

「小池レコードのスピーカーはこれだったのか」

西山氏にこの件を問いかけると

「小池さんのスピーカーはワーフェデールですよ」

と教えてくれた、

たった30センチのダブルコーンのフルレンジが下手な2Way,3Wayスピーカーに負けないぐらい凄い浸透力で鳴るとは、

このワーフェデールを一言で言えば「琥珀色のサウンド」という形容詞がピッタリ当てはまる。それだけ素晴らしいユニットだ、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-013


32: 777 :2019/03/27(水) 08:19:53 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

昔はタンノイよりグッドマンやワーフェデールの方が遥かに評価が高かったみたいですね _ 2:


昔、オーディオ評論家の第一人者だった青木周三さんが当時これ以上はあり得ない最高の装置として音楽評論家 宇野功芳さんに推薦し、
宇野さんがそれ以来50年間ずっと使い続けていた装置

プリアンプ : 米マランツ♯7
パワーアンプ : 英クォードU型モノーラル用2台

スピーカー
トゥイーター : 英ワーフェデールスーパー3
ウーファー : 英ワーフェデールスーパー 8
スコーカー : 英ワーフェデールスーパー12
エンクロージャー : テレビ音響製9立方フィートマルチホール型
ターンテーブル:トーレンス=TD126MK111
トーンアーム:SME3012
カートリッジ:シュアー=ウルトラ500

青木周三
分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音の方が良い
マランツとマッキントッシュの真空管式パワーアンプは音が硬くて音楽を聴くのには向かない。メインアンプは QUADII以外には考えられない
AXIOM80 はJBL の30cmウーハーと組み合わせて、大型のエンクロージャーに入れると真価を発揮する。


宇野功芳さんの使っていたスピーカーは青木周三氏のアドバイスによるものだそうだ。
スピーカーの中心となるのはグッドマンのAXIOM 80である。
ウーファーはワーフェデールのSuper 15、トゥイーターはSuper 3である。

自作のスピーカーということになる。
最初はすべてワーフェデールのユニットによる3ウェイ、
スコーカーはSuper 8で、ウーファーはSuper 12だったのを、
まずスコーカーをAXIOM 80に交換され、ウーファーを口径アップされている。

エンクロージュアはバスレフ型。
http://audiosharing.com/blog/?p=21833


青木周三さんや宇野功芳さんはタンノイはどうしようもないダメスピーカーだと思っていたのですね。


33: くろねき :2019/03/27(水) 08:37:54 HOST:fpoym3-vezC1pro07.ezweb.ne.jp
>>32

 × 遥かに評価が高かった

 ○ 遥かに高く評価する人がいた

ってか、今いないって訳でもないでしょうし。
ワーフェデールはともかく、グッドマンは今でもタンノイと双璧の
「語られるスピーカー」でしょう(AXIOM80限定の感はあるが)。


35: RW-2 :2019/03/27(水) 11:16:05 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

>これが本物のプロ用

SIEMENS COAXIAL。業務用なんでしょけど、あのユニットは個人的には好きじゃないですね。
デュフューザーは格好イイのですがユニット自体が安っぽい。ツイーターにしろ、ボーズが
301に使ってるような@1000円くらいのシロモノ。ネットワークはウーハーがスルーでツイ
ーターにこれまた安物のコンデンサー1個。現場ならともかく家庭で聴くにはこうるさい。
ラジカセのような音。ツイーターの配線外してフルレンジで聴いた方がずっと良かった。

アルテックの755もですけど、なんでマニアにあれだけ評価されてるのかが判らない。伝説が
伝説を生んで評価も右ならえ。異論はさむと耳を疑われるからなんでしょね〜。

36: 777 :2019/03/27(水) 12:03:04 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

名器 Siemens Coaxial  3/7/2005


これもまた名器の誉れ高いスピーカーユニットである。私もJBL、タンノイと共に10年以上メインの装置として使用した。2本を一組にして、フロント・ロードホーンのシステムで天井に近い高さに設置してその朗々とした響きを、特にチェロの音楽で愉しんでいた。現在の住居に引越しして手狭になり、JBLもタンノイも友人宅に嫁に出したが、このオリジナルのコアキシャルも残念なことに手放さざるを得なかった。


  コアキシャルの音ははっきりと記憶にあるが、この音は、厳選したコーン紙によって作り出されたものだと思う。つまりは、たくさんのコーン紙を漉いて、そのなかから、規格に合った優れたものを徹底選別して作られたものだろう。歩留まりは決してよくなかったはずだ。ドイツのマイスターが気合を込めて漉き上げ、それをまた別のマイスターが徹底厳選して作られたとしたら、この音は確かに納得できる。  
  このほか、テレフンケンの楕円型も使用したが、ドイツのスピーカーの音は、とにかく厳格、精密である。人に媚びることなく、実直に音楽を演奏をありのままに表現する。アメリカ西海岸系の明るく乾いた音に比べると一種独特の暗さを感じる人もいるだろう、同じヨーロッパでもタンノイ系の音とも異なる。而してモニターの音であ。プロが録音の違いを厳密に聴きわけるためのものだ。きらびやかに装りたてた演奏も、稚拙であれば、その弱点を如実に暴露してしまうという怖いスピーカーでもある。再生周波数レンジは、狭いが、魅力的な独特の中低音をもっている。このスピーカーでなければダメだというマニアの気持ちは、よく理解できる。  

 
  周波数補正実験  
  マイクロホンで、このスピーカーの周波数特性を採り、21チャンネルのグラフィックス・イコライザーを使い、この特性どおりの補正を他のスピーカーにかけたところ、コアキシャルの音色にちかいものを体験した。逆にこのコアキシャルの周波数特性をグラフィックス・イコライザーで、フラットになるように補正をかけたところ、現代的なハイファイ志向の音にもなった。こまかく聴き込むと、音の彫りの深さはたしかにこのスピーカー独特のものを聴き取れるが、音色というものが、こうも周波数特性で変わるものだということを実感したことがある。  
  私の装置のフルレンジ部門では、このコアキシャルの後継は、Lowtherが受け継ぐが、そのLowtherも後年WE755Aに道を譲った。  
http://mikami.a.la9.jp/audio/siemens_coax/siemens_coax.htm


37: 777 :2019/03/27(水) 12:13:18 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

こころの畔 2013年5月16日 シーメンス コアキシャル 箱入りで登場
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/2013/05/post-d226.html

ユニットはバッフルと非接触になります。スピーカー理論と反する方法を用いています。利点と欠点がありますが、箱鳴が極力無く ユニット本来の音を楽しむことができます。低域が不足するのは当然ですが、この中高域の濁りの少なさは欠点を補います。

ボックスとの固定はマグネット部で行っています。ユニット1台1台形状が異なりますので、固定も1台づつ調整をしていったものです。

現在SIEMENS EL34ppアンプ 6SEla2730にマッチングトランスを接続させて駆動しています。

アルニコ・コアキシャルもツイーターにはコンデンサーを当然使用しています。最近は知ったかぶりの物知らずの人がすっかり見えなくなりましたので、代わりに私が、行っておきましょう。

SIEMENS 2μ60VDCのコンデンサーは1959に造られたようです。このアルニコ・コアキシャルが1960にワイドアングルとして納品されたとありましたので、時代的に整合します。更に直列にxxΩ抵抗を置き、ショート・モードでの使用にしています。コンデンサーが悪いというのはもの知らずのいうことで、物知りはこのコンデンサーがタンタルコンであること、それ故未だに使用可能であることと音質的には劣位にあることを指摘してくれます。知ったかぶりと物知りとの差は途轍もなくあることがこんなことにもすぐ現れます。

今は、ショート・モードでの使用は必要ありません。コンデンサーもオーディオ的に優れたものがいくらでもありますので、そちらを使用しています。これもあれも全て実験ですので、暫くは店で音出しが続きます。AXIOM-80(オリジナル)の整備やORCHESTRAの調整・更にSIEMENS 14gの箱入りが整うまでの間はこれで聞いています。

1.バッフル板にユニットを直接取り付けない。
2.ユニットのフレームをネジ等で固定しない。
3.バッフル板とスピーカーのユニットの前面をつらいちにする。

使用してわかったこと。音の鳴り方がどこかGOODMANのアキシオム80に似ている。
ユニットをバッフル板に密着させないということは、能率は低下するが、バッフル板の振動を受けにくいということなのですな。つまり、アキシオム80と結果同じ構造となるわけです。その他、当たり前の異なる状態から本質だけを見れば、そういうことなのでしょう。

38: 薬漬け :2019/03/27(水) 12:23:50 HOST:sp49-98-87-54.mse.spmode.ne.jp
>>7

後回しになって失礼しました。

諸楽器の音色ですが、まずその楽器に触れたことがないので、その音色といっても
レコードの解説で触れられている「この人の使用楽器はこれこれ」というところから
知るだけなのですが……。

その前提でいうと、ストラディバリウスはその華やかな音色で概ねあたりがつくことが
多いですね。一方で、例えば亡くなった諏訪根自子のストラディバリウスは真贋論争が
ありますが、残されたバッハの無伴奏を聴いてみると、やや音色が渋いなという感じが
しないでもない。この辺が論議を巻き起こす要素となるのかも知れませんね。
シゲティの音色は渋いですね。おそらくストラディバリウスではないでしょう。

ちなみに、ピアノについては機種を意識して聴いたことがないので、特徴については
聞き逃しているというのが実際のところです。
しかし、ピアノが好きな方なら差は分かるのではないでしょうか。

39: 777 :2019/03/27(水) 12:40:54 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

シーメンス、コアキシャル
http://hayashilab.syuriken.jp/aucoaxial01.htm


僕のオーディオライフで一番長く付き合っていたのがこのスピーカーです。何の変哲も無いコーンユニットを同軸に取り付けただけの、あまり冴えない外観のユニットです。

でも其の能力は素晴らしく、殆どの大型スピーカーが霞んで見えます。只周りの条件に、もの凄く正直な為、誤解されてもいる可哀想なスピーカーです。

早い話が、このユニットが鳴らなければ、アンプやプレーヤーを疑うべきです。このユニットに繋がれたアンプは殆どが馬脚を現します。普通のスピーカーでは、ばれないアンプの欠点(欠陥)を一瞬で見抜いてしまう、恐ろしい(素晴らしい)スピーカーです。

でも、所詮メーカー製。僅かの所でのコストダウンで、其の能力がスポイルされています。でも、ユーザーの愛情で何とでも成る所ですので安心です。

一番の欠点はネットワーク。ウーハーには何も入っていず、インピーダンスの上昇に任せているだけです。ツィーターも定数は其の侭で良いのですが使っているパーツが粗悪品です。

このパーツをもっと良品の物に替えましょう。ツィーターだけなのに、低域まで変わって来ます。

もう一つ、ウーハーにシリーズにコイルを入れるのです。勿論良質の空芯コイルが必用です。定数は0,5mH。其の音を聞いたら、もう絶対に外せ無く成ります(注1)。

フレームの強度不足も気に成っています。マグネットを直接支持する事で解決します。(写真はこちら。)

世の中では、アルニコマグネットの物が珍重されているようですが、僕の処で鳴き比べをした時は差が出ませんでした。古いユニットでアルニコですと減磁の恐れも有りますし、一考を要すると思います。骨董品では無いのですから、古い物を珍重しすぎる風潮に不安を感じます。まあ、其れを手に入れて本人は幸せなんですから、余計なお節介なのですけれど。(笑)

 

オイロダインを買っても、ネットワークもフレームにも手を加えずに其の侭で鳴らすより、其の金額(オイロダインの購入額)をアンププレーヤーに廻し、コアキシャルをきちっと鳴らした方が、数倍良質な音楽を手にする事が出来ます。

それに気付かずに、オイロダインを持っているだけの人の何と多い事か・・。所詮音楽を聞く為の道具に過ぎないのに。

何を持っているかに価値を見出しているうちは、良質な音楽を手に入れるには時間が掛かりそうです。

 

僕のオイロダインは、良くなる度に、バランス、音色がコアキシャルに似て来ます。オイロダインでコアキシャルの鳴り方を出そうとしているのかも知れません。

2006.6.25

追記です。

注1、の件です。コイルを入れた方が良い結果が出るのには、アンプも考えないといけない事が判りました。

僕のアンプの様なノンNFアンプでしたら、良い結果が出るのですが、NFを多量に掛けてあるアンプは上手く行かないことが多いのです。

この辺も考慮に入れて実験して見て下さい。

40: 777 :2019/03/27(水) 12:54:00 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>38
>シゲティの音色は渋いですね。おそらくストラディバリウスではないでしょう。


ピエトロ・ジョヴァンニ・グァルネリ (Pietro Giovanni Guarneri、1655年2月18日 - 1720年3月26日)
アンドレーアの長男。マントヴァに移住したため、「ピエトロ・ダ・マントヴァ」とも呼ばれる。
ヨーゼフ・シゲティは彼の製作した楽器を愛用していた。


○演奏家(グァルネリ・デル・ジェス)
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)
 ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)
 フリッツ・クライスラー(1875-1962)
 ブロニスラフ・フーベルマン(1882-1947)
 ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973) ピエトロ1937年以降、それまでピエトロ二世愛用。
 ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)
 アイザック・スターン(1920-2001)
 レオニード・コーガン(1924-1982)
 アンリ・ヴュータン(1820-1881)
 ラファエル・クーベリック(1914-1996)
 ヘンリク・シェリング(1918-1988)
 ルッジェーロ・リッチ(1918-2012)

○演奏家(ストラディヴァリウス)
 パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908)
 フリッツ・クライスラー(1875-1962)
 パブロ・カザルス(1876-1973) cello
 ジャック・ティボー(1880-1953)
 ミッシャ・エルマン(1891-1967)
 ジノ・フランチェスカッティ(1902-1991)
 エマヌエル・ファイアマン(1902-1942) cello
 ナタン・ミルシティン(1904-1992)
 ダヴィート・オイストラフ(1908-1974)
 アルトゥール・グルミオー(1921-1986)
 イツァーク・パールマン(1945- )
 グレゴール・ピアティゴルスキー(  )cello 
 貴志康一(1909-1937)
 ストラディヴァリウス・キング・ジョージ三世,1710製をベルリンで購入。
 日本人ではじめての所有者。吹田市西尾家住宅生まれ。作曲家、指揮者、演奏者。 
 伊藤亜美、フェルディナント・グァリアノ,1779年製。2004年から愛用。

41: 前期 :2019/03/27(水) 13:14:32 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp >諸楽器の音色

グレン・グールドがスタインウェイの倉庫に行って一台一台試し弾きして
自分の楽器を決めるビデオを見たことがあります。あれほど有名なメーカー
でさえ個体差があるということでせう。
更に調律によっても音色は変わってくる。さる高名な欧州のピアノ演奏家
(特に名を秘す)が日本に来て録音したとき日本人調律師の仕事がどうし
ても気に入らない。
結局ご本人が自分で調律したそうです。音色なんてそんなものじゃないで
せうか。
これ以上カキコするとスレチになるのでこの辺でやめておき松。


42: 777 :2019/03/27(水) 13:23:10 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>38
>しかし、ピアノが好きな方なら差は分かるのではないでしょうか。


専門家の耳は節穴だよ:

コルトーのピアノ

シュナーベルといえばベヒシュタイン、ラザール・レヴィはエラール、ギーゼキングはグロトリアン、ボレットはボールドウィン……といった具合にピアニストの名がその愛器と強く結びついた例はあげるに事欠きませんが、わがコルトーの場合、それは云うまでもなくプレイエルです。

コルトーは専らプレイエルを愛奏し、遺された録音もプレイエルを弾いているものとわたしは思っていました――しかし、恐らくこれはわたしひとりに限ったハナシではなく、それこそ「コルトー=プレイエル神話」と仮に呼んでもおかしくないような厳然たる共通認識として世に広くおこなわれているような気がします。その一例として鈴木智博氏の『コルトーのレコード録音(IV)』中の一文を以下に掲げましょうか。

「コルトーは占領下のパリで、アルベール・スタジオに於いてショパンの4作品の全曲録音を行っている。いずれの録音も、コルトーには珍しく、スタインウェイのピアノが使用されている。……(下略)」


これを要するに、コルトーがスタインウェイのピアノを弾いているのは戦時下という特別な状況のしからしむるところであり、いつもはプレイエルを愛用していたものと氏は信じておられたように思われます(少なくともわたしはかく理解しました)。日本における斯道の権威たる鈴木氏の竜言ではありますし、実際あれらの戦中録音、コルトーにしては少しく枯れた感じのあるショパンは、弾いているピアノからして三十年代の艶麗きわまる名レコードと違うのではと思わせる体のものでした――

しかるに、近年ナクソスから復刻された一連のCDに附された Jonathan Summers の解説によると、少なくとも三十年代に集中的に録音されたショパンの多くはスタインウェイによる演奏で、プレイエルで弾かれた曲はごく一部(いま手許に資料がないのですが、確か前奏曲集がそうだとか……)に限られているのだそうです。

一九三二年に録音されたフランクの『前奏曲、アリアと終曲』に至ってはブリュトナーで弾かれていたとのこと(これはAPR盤の解説による)。何とまあ、HMV盤と仏グラモフォン盤と、それぞれのエチュードやワルツは実のところ同じスタインウェイで演奏されていたというのです。

そう云われてみると、件のフランクは少し落ち着いた響きでいつものコルトーとは何となく違うような気がしないでもありません――が、ブリュトナーならではの特色、と云われてもわたしのポンコツな耳にはチンプンカンプンですし、もっと問題なことには、プレイエルとスタインウェイの場合これがプレイエル、あれはスタインウェイと云われても違いがまるで分からなかったりします(笑)。

閑話休題――小林秀雄の音楽好きは周知のところですが、レコードで使用楽器を聴き分けられることを以て得意としていたそうで、フーベルマンはグァルネリウスだと断定していたとか。しかるにフーベルマンは実際のところストラド弾きだったような気が……(少なくとも世に名高きギブソンの盗難に遭うまでは)

他山の石とするに足ります。

ネットの音盤批評サイトにも使用楽器にこだわってこの演奏は何を弾いているだの何だのと大いに拘っておられる向きがありますが、そのような方々にお聞きしてみたいものです、コルトーの録音で使用されているピアノを正確に聴き分けておられたのか、否か。
http://d.hatena.ne.jp/mischa/20090814/1250258135


43: RW-2 :2019/03/27(水) 15:42:15 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

>ユニットをバッフル板に密着させないということは・・・バッフル板の振動を受けにくいということ

バッフル板の振動を受けにくいのもありますが、バッフルに振動を与えにくいのが重要効果。バッフルに
フレームフランジを介してコーン紙の振動が伝わると、バッフル自体コーン紙の延長のように働きます。
その箱鳴りをハーモニーのごとく利用して豊潤な中低域を付加しているシステムはご存じのように幾多も。

プレスフレームのユニットをバッフルからアイソレートした場合はデメリットも生まれます。コーン紙の
振動がエッジを伝わってフランジに。その振動が普通ならフランジからバッフルに伝わるわけですが、
バッフルから浮いてるので逃げ道が無い。またエッジにはね返ってコーン紙に戻る。次の音波と重なる。
その繰り返しがヌケの悪い賑やかな音の原因ですね。高域の弱いユニットでは聴感上幸いとなる場合もあります。

44: くろねき :2019/03/27(水) 20:36:35 HOST:fpoym3-vezC1pro09.ezweb.ne.
>>43
> コーン紙の
> 振動がエッジを伝わってフランジに。

> その繰り返しがヌケの悪い賑やかな音の原因ですね

こういう場合は表側にサブバッフルを立てるという方法もありますね。

それと、ある程度重い磁気回路を背負ったプレスフレームのユニットは
フレームに掛かる自重がフレームの鳴き止めになっていることがあり、
その点で磁気回路を支えちゃうと逆効果なこともありますね。


45: 前期 :2019/03/27(水) 20:49:29 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.j
>>44
>磁気回路を支えちゃうと逆効果なことも・・・・

これは興味深い指摘ですね。何か思いつくとそのことばかりに拘る人も
いますが総合的に検討しないと面倒なことになるこもあるでしょう。

46: AD :2019/03/28(木) 04:17:12 HOST:210.227.19.67

>時期回路を支えちゃうと逆効果なことも・・・・

それ、ありますね。時期回路が動作してる時はマグネットが振動してますから(電磁石、モーターの動作)、
そこを抑えちゃうとフレームがビビリますね。(振動がフレームに伝わる)
モーターを使用した機械でモーターの取り付けに防振ゴム噛ましてあるのはそういうことの対策ですからね。


47: 前期 :2019/03/28(木) 10:11:12 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp ↑ 
さ、流石にスルドイ!

48: RW-2 :2019/03/28(木) 13:38:52 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

磁気回路に重量物(デッドマス)を付加するにはヨークかボトムプレートに接着か
ねじ込み結合させまでしょ。もしくは梁を張っての磁気回路固定という方法も。

そうした場合に気をつけなきゃならんのは、フレームフランジをバッフルに固定
しちゃいけません。磁気回路がズレてボイスコイルが固着してしまいます。
メーカー製品でもそこをなおざりにして失敗した機種がありますからね。

49: 777 :2019/03/28(木) 16:09:04 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

タンノイでモニターブラック・モニターシルバーの音だけが飛び抜けて良かった理由

ドイツのスピーカーはコーンの素材であります紙の質がダントツ的にすばらしい。
タンノイも古いユニットはドイツのコーン紙を使用しております。

Q1: ドイツのヴィンテージスピーカーの特長は何ですか?

音の違いから言いますと、まず聴きやすい、聴き疲れしにくい音だと思います。
決してつまらない音では有りません。多くのスピーカーはかまぼこ型の特性になっており高域と低域を欲張っておりません。音楽や人の声などの核となる中域重視となっております。

構造の違いから言いますと、まず軽いコーン紙にて能率が高いユニットがほとんどです。

レスポンスが大変良く、真空管アンプとの相性も抜群です。またコーンの素材であります紙の質がダントツ的にすばらしいという事でしょう。タンノイなども古いユニットはドイツのコーン紙を使用しております。このコーン紙が最大の特徴です。 


Q2: 古いスピーカー達のコンディション、また使用していて壊れないですか?

エッジに関しましては年間にして100ペア以上のユニットを見て来ておりますが、アメリカや日本のユニットのようにエッジがボロボロという物は見たことが有りません。約40〜50年以上前の物ですが有っても故意によるものや縦方向の切れが殆どです。一部のユニットにはガスケットと一緒に外れて切れてしまった物、
Grundigなどはガスケットにスポンジが使われている物がありスポンジを貼り付けていた

接着剤と一緒に硬化してボロボロになっている物も見られます。いずれにしろ
エッジ素材そのものによる劣化ではりません。ウーハーの一部には布エッジも見られますがほとんがフィックスドエッジであり問題なく使用出来ており、よほどの事がなければこれからも問題ないでしょう。                                 
ボイスコイルの擦れに関しましては、やはり物によっては見られます。
保存状態が悪く、錆による物、ゴミが入ってしまった物などです。

ドイツのユニットはボイスコイルとマグネットとの隙間が非常に狭く出来ております。よってレスポンスの良いサウンドを奏でます。日本やアメリカのユニット達はアロワンスをみて広めにとっております。当時のドイツの基本的な技術力、精度の確実さを裏つけております。

Grundigに多く見られるセンターキャップにスポンジを使っている物はスポンジがボロボロになっている物がほとんで要注意でも有ります。ボロボロになっていたら取ってしまった方が安心です。                                         
また蝶ダンパーの物はボイスコイル擦れの物も布ダンパーに比べると多いようです。

音の良いとされている蝶ダンパーから布に変わった点からも布の方が長期間の安定
が望めるからだと思われます。一部の蝶ダンパーはネジの調整によりセンター位置を変える事が可能になっておりますので、簡単に直す事も出来ます。 
   
使用に関しましては、よほどの事がなければまず壊れないでしょう。
これからもずっと使えるスピーカーだと理解しております。
http://www.vintagejoin.com/QA.html


50: くろねき :2019/03/28(木) 19:28:17 HOST:fpoym3-vezC1pro24.ezweb.ne.jp
>>45-46
フレームに圧縮力や引張力が働くためではないかと。
ユニットを仰向けにした状態とバッフルに付いた状態
(またはフレーム部のみ支えて縦にした状態)で比較するとわかりまつ。



51: 前期 :2019/03/28(木) 20:21:04 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp

>ユニットを仰向けにした・・・・・

懐かしいですね。かつてのコイズミ無線ではそうやってユニットの音を聴か
せてくれました。当方の駄耳ではどれも同じ音に聞こえましたが(汗)。

52: RW-2 :2019/03/29(金) 00:14:27 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

スピーカーユニットをぶら下げて空中で鳴らすと磁気回路もフレームも振動します。
その逃げ場が無いからです。バッフルに付けますとバッフルに振動が伝達され、その
分ユニットの振動は少なくなります。磁気回路とフレームはリジッドに接合されて
ますから、バッフルがユニット振動を吸収するように働いて緩和したわけですね。

床置きして鳴らした場合も同じです。他の質量物にフランジで結合したか、ボトム
で結合したかの違いです。床置きは結合してませんが、重力で圧し掛かってますから
感覚的には同様でしょう。なお重量物を磁気回路に付加して振動をデドニングします
とフレームの鳴きもとうぜん減少します。

モーター取り付けをゴムブッシュ等で介してるのは、スピーカーユニットをバッフル
からアイソレートしたのと同じです。自身の振動を他に与えたくないからですね。
ベルトドライブ式のレコードプレーヤーがまさにそれです。モーターがスプリングや
ゴムでぶら下がってます。するとモーターは振動を緩和してもらえず好きなだけ暴れ
ます。それを嫌って、モーターを外部に出して重力級の別筐体にモーターを仕込むと
高級ベルトドライブ機が出来上がります。

磁気回路に重量物を付加するのも同じです。バッフルからユニットをアイソレートし
バッフルを鳴らさない。振動板の起点たる磁気回路の支持を確実にして揺らがさない。
そんなところでしょう。長岡さんはエンクロージャの質量は振動板の10000倍が理想と
言ってました。磁気回路支持とは違いますけどどちらにしろ金が経かるのは確かです。

53: AD :2019/03/29(金) 08:42:10 HOST:210.227.19.68

「亭主元気で留守がいい」みたいな・・・?

吊るし上げると逃げ場がないから家庭円満にはならない。
ガッチリ尻に敷いて街の女の誘惑から旦那をアイソレート。
幸せな家庭の・・・はて?スピーカーの話だったはずだが。(ちょっと息抜きをツッコんでみました)

イノシシ年のせいかもの凄い勢いでレス重ねてますね、平成タンノイPart10  Y(^^)Y

55: 薬漬け :2019/03/30(土) 21:04:07 HOST:sp49-98-87-54.mse.spmode.ne.jp

久しぶりにマーラーの復活を、バーンスタインでなく大野和士=ベルギー国立歌劇場交響楽団で。
(独apex、CD) ルボックスB225にオートグラフ、間がオール上杉の和洋折衷。

オートグラフがこなれてきたのか、微細な低域の再現が聴き取れます。こんなところにグラン
カッサのpppのトレモロがあったかと。ルボックスも結構健闘しています。
拙宅のオートグラフも、バックロードホーンがありながら、で、それをフルに活動させる処も
あるけれど、結構細かい音の表現が出来るようになってきたようです。少なくとも大味では
ないというか。(それでもまだまだの処も多いですが。)

ある部分、ウエストミンスターに似てきたようにも思います。(ただ箱鳴りを活かした迫力は、
オートグラフに一日の長があるようです。) どうも同じ人間が鳴らすと、個性的システムも
どこか似通ってくるのは何故なのか。面白い現象だと思います。

56: 777 :2019/03/30(土) 21:18:00 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

>間がオール上杉の和洋折衷

上杉アンプは評価低いですね。 僕も堺にあった澤田オーディオで上杉アンプで鳴らすタンノイを聴きましたが
柔らかいだけで どうしようもない酷い音でした:


もう故人となられた某管球アンプメーカーのアンプの内部配線を自分なりに考えて見ると、材料(ケーブル・半田材等)については全くのど素人だと感じました。

「何も疑問を持たない電気技術者」を地で行っている様に感じた。

具体的に、アンプ内部の「グランドライン」は綺麗に見せる為に、むき出しの単線を多用されている。

しかし、材料や方法の分野ではほとんどど素人状態である。

何も実験をしなかったのか?疑問に思わなかったのか?・・・技術者の基本が出来ていないと感じる。

そんな方の作ったアンプが雑誌でもてはやされ、高額な値段で取引されている。

名も無い方の非常に考えて作られたアンプの方がよっぽどましだと「管球アンプ」を触っていた時に思った。

一つの機械を作る時は、4M(マン・マシン・メソード・マテリアル)で考えるのが鉄則である。その鉄則を守らない技術者がいくら見かけの良いモノを作っても「本質」は良く成らない。

オーディオの本質は「音質」である。「音質」に目標グレードを置いて開発しなければ無意味な機器を生産する事になる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8daa45309d2187061973c9c764ceb058

上杉アンプみたいに安物ケーブルを使っていたらまともな音にならない _ 2:

新藤ラボラトリー 300Bsingle が製作された当初は電源部への物量の贅沢さが半端では無く、

スピーカーターミナルは米クルカ製、配線材や電源コードは米ベルデンで、

何処かの評論家の名前だけ有名な真空管アンプのように針金だけのご粗末配線では無く、人間の血管のように、適材適所の太さのより線や単線を用いて、米シカゴ・キースター製のハンダで製作されております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p635868031

57: 777 :2019/03/30(土) 21:21:12 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

上杉アンプは評価低いですね _ 2

マッキントッシュのボロいパワーアンプや、上杉のボロいプリアンプこそが、アルテックを鳴らせない原因であった!

この度は、t.amps.S-75mk2、アレン&ヒースのxone:62、重鉄タップ、ベルデンのspコード購入させていただきました三重の○です。


まずt.amp、S-75mk2を注文し、届いてすぐ聴いた所、クセのないフラットな音にビックリ。思わずイナバウアーしてしまいました。

A7からこんな音が出る今までの音はなんやったんやろ。

もうオーバーホールなんかしてる場合と違うと思い、今まで使っていた上杉のプリアンプ、マッキントッシュパワーを買取に出した金額の半値で xone62 を購入しました。

上杉のプリでは、まったく分からななかった奥行き感、ピアノのタッチ感、そしてヴォーカル盤を聴くと目の前で歌っているようです。
http://www.procable.jp/setting/pa_speaker.html

58: 薬漬け :2019/03/30(土) 21:49:12 HOST:sp49-98-87-54.mse.spmode.ne.jp

澤田オーディオのタンノイが柔らかい? アルテックのシステムと間違ってはおられませんか?
私の印象は、木目が粗く音自体荒々しい感じがしていました。澤田さんが「タンノイの反応の
鈍いところが好きになれない」と仰っておられた影響か、タンノイを強引に鳴らした感じが
記憶に残っています。
アルテックは仰る通り柔らか目の音でした。因みにオリジナルタンノイも柔らかさと骨格が同居
した感じではあります。

思うに、777さんは柔らかい質感の音があまりお好きではないのではないですか。
コアキシャルなどドイツ系のユニットを持ち出されるあたり、そう感じます。
だとすれば、タンノイに何を求めて引用を書き込んでいらっしゃるのかと、ふと思うのですが。
それと、引用していただくのは親切心からだとは思いますが、、777さんのお言葉を間接でなく
直接に聞きたいと思ったりしています。何が仰りたいのかなと。
私としては引用文献に個々にコメントすることは煩多なので遠慮させていただきます。

59: 777 :2019/03/30(土) 22:36:02 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

澤田オーディオでは

タンノイは上杉アンプで
Axiom80 はメーカー品ではない 300Bシングルアンプで

鳴らしていました。

タンノイは普通のタンノイの鈍い濁った音で、上杉アンプで更に眠たい感じになっていました。

Axiom80 はトランジスタアンプでも鳴らしていましたが、300Bシングルアンプで鳴らした時だけぞっとする様な耽美な音でした。

上杉アンプと比べると音色自体が天と地くらいの差が有りましたね。

店で澤田さんの所に上杉佳郎さんから電話がかかってきたのがちょっと聞こえたのですが、あんな酷い音のアンプを作っている上杉佳郎さんが、澤田さんにとっては雲の上の人みたいに偉いのかと複雑な気持ちで電話を聴いていました。

60: 薬漬け :2019/03/31(日) 00:08:33 HOST:sp49-98-87-54.mse.spmode.ne.jp

音の嗜好が違うのでしょうね。
私は上杉アンプを立派な音として数十年使い続けていますから。
人それぞれということでしょう。

61: ディラン :2019/03/31(日) 08:26:33 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

何故モニターレッドの10インチにはアッテネーターが付いていて12,30インチには付いていないのか。
入れる箱の大きさに配慮されているのではないだろうか拙宅のコーネッタは今3番目まで開放してバランスが良いように為っております。
鈍い濁った音とは無縁でございます。


62: 前期 :2019/03/31(日) 08:45:11 HOST:h175-177-027-057.catv02.itscom.jp
>>60
>音の嗜好が違う・・・・・

禿同です。音に限らず個々人の好みは違います。ある女性を美人だと感じる
人もいればブスだと感じる人もいますし太目の女性をグラマラスで魅力的だ
という人もいればデブで醜いという人もいます。
それでもある程度一定の範囲に収束するということもあり、それが長く続け
ば銘機として評判になるということでせう。
どれがイイかワリイかは寒々とした不毛の議論になって不愉快です。

63: 777 :2019/03/31(日) 08:50:28 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

菅野沖彦さんと上杉佳郎さんは音楽が全然わからない人だったという評価が多いですね:

五味先生の名著に「オーディオ巡礼」があります。
私が興味を持ったのは、五味先生がオーディオセールスマン(評論家)の音をどう評価していたのかです。

これは、「五味オーディオ教室」という本に、菅野沖彦と上杉佳郎の音についての感想
が載っています。

菅野沖彦の音については、録音技師の聴く音であって音を響かせようとしておらず、
ステージがない、音の歪のない再生を追及するあまり無機的な音と評価しています。

ただ、だから菅野沖彦の音はだめだというつもりはありません。
音の好みは人それぞれ違いますから、菅野沖彦の音を好む人がいても当然のことと
思います。

しかし、ステサンなどで菅野沖彦の書いた文章を読むと、音に関することばかりで、
作曲家や指揮者、演奏家に対する感想などなく、音楽的教養が限りなくゼロに近い人間
だという事がわかります。

つまり菅野沖彦は音はわかるが、音楽は理解していないということですね。


上杉佳郎の音については、さらに厳しく評価しています。

上杉邸でマーラーの交響曲第4番(バーンスタイン指揮)を聴いたところ、第2楽章に
ヴァイオリンの独奏パートがあり、マーラーはこれを「死神の演奏」でと指示している、
つまりこの演奏は悪魔が演奏するように響いてくれなければならないが、上杉邸の弦の音はシャリつく音で「死の舞踊」が「アパッチの踊り」に聴こえたというのですね。

私はこの文章を読んで、早速マーラーの交響曲第4番(クレンペラー指揮)を購入しました。最近改めてこの第2楽章を再生してみたのですが・・・・
うーん、むずかしいですね。アパッチの踊りではないのですが、果たして悪魔的に響いて
いるのだろうか?

私は最近少しでも音を良くしようとスピーカーベースを購入し、スピーカーコードを変え
さらに昇圧トランスも変えました。確かに音は以前より好みの音になりました。
しかし、それは音を聴いているのであって、音楽を聴いていないようにも思えます。

オーディオで音楽を楽しむには、やはり音楽的教養が必要ですね。
https://6629.teacup.com/fuku25252/bbs/2657


65: RW-2 :2019/03/31(日) 09:33:53 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

>ターミナルは米クルカ製、配線材や電源コードは米ベルデン・・・キースター製のハンダ

戦前の話しでしょか。年寄りはアメリカかぶれが多い。針金や錫メッキ単線で十分ですよ。

66: 777 :2019/03/31(日) 09:45:06 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

上杉さんはアンプの音がケーブルやハンダで殆ど決まってしまうというのが理解できなかったんでしょうね:

ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の 755A では、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。

いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755A の音はしないのである。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm


以前古いウェスタン製のアンプを修繕したことがありますがソックリそのまま復元したのに肝心の音の方が蘇りません。

原因は使うハンダにありました。 NASSAU です。

もう市販はされていませんので昔買い込んだものを大切に使っています。古いアンプでも回路はそのままで結線の箇所をこの NASSAU ハンダに入れ替えるだけで音が激変しますよ。


爾来、古いアンプを修繕するときは可能な限り使用されているハンダを吸い取ってそのまま使用することにしています。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/268f28bacb0f04cf1c580a3ace03d11e


WE のものは真空管は当然のこととして配線材からコンデンサ,トランス類まで全て『WE の音』というものを持っています。

配線の仕方や部品の配置ひとつ取ってみましても,WE と WE を真似たものでは音が全然違うのです!

真空管に WE のものを使用して,回路を真似たからといっても WE の音は絶対に出ません。

星の数ほどある WE 風のアンプとは違うのです。

オリジナルのみが持つこの音に魅せられたら最後,他のどんなアンプを持ってきても満足することはできなくなってしまうでしょう。

【Western Electricのオリジナル】以外では絶対に聴くことができない音があります。
新旧アンプの全てを持ってきてもこんなに魅力的な音を出してくれるアンプは見つからないのではないでしょうか。
http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/audio-5.html


67: 777 :2019/03/31(日) 09:51:41 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

上杉さんはアンプの音がケーブルやハンダで殆ど決まってしまうというのが理解できなかったんでしょうね _ 2:

電源ケーブルの重要性 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年08月31日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/6a28fa6840678648cd40a7f81d0d0bd5


電源ケーブルの重要性についてはパイオニアのエクスクルーシブシリーズのアンプの電源ケーブルの推移を見れば一目瞭然だと思う。このエクスクルーシブのアンプは「内部配線」も同様に進化している。

1975年以前は「ヒョロ線」(扇風機用並み)の「直出し電源ケーブル」でした。(例:C3+M4)それが、1980年代になると「やや太めの直出し電源ケーブル」に変わっています。(例:C3a+M4a)その後、電源ケーブルや内部配線(プリント基板等)の重要性に気付いて、「独自の材質・構造の直出し電源ケーブル」に進化している。(C5+M5)この時は「ヒューズ」にも対策がされている。

個人的には電源は「インレット式」にして、電源ケーブルを良いモノに交換出来る様にして欲しかった。メーカーの電源に対する拘りだったのかも知れません。

雑誌で「アンプの音」を色々と書かれている文章を読んで、その確認をした事が有るが、それは「電源ケーブル」の音であった。電源ケーブルを変えればサウンドの質感も音色も音のバランス・周波数特性も変わる。素材のケーブルが持つ音色・音のバランス・周波数特性で有る事が多い。

最近(1990年以降)は、付属する電源ケーブルは「汎用品」が付属していて、「高級電源ケーブルに交換」する事を前提にアンプが作られている。あくまでメーカーオリジナルに拘って、「汎用ケーブル」で使っている方は誤った使い方をしている可能性が有る。

一般に雑誌等でアンプの比較試聴された記事を読むと、そのアンプの音質傾向は「それは電源ケーブルの音」で有る事を認識しています。そんなケーブルで変わる事を知らない評論家の云う事を真に受けていたのでは先には進めません。

68: くろねき :2019/03/31(日) 10:01:11 HOST:fpoym3-vezC1pro18.ezweb.ne.jp
>>65
配線といえども浮遊容量などの素子のような特性があるので、
その辺も考慮して回路定数を決める、といった話ならまだわかるんでつけどね。

69: 777 :2019/03/31(日) 10:11:57 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

>音の嗜好が違うのでしょうね。

私は上杉アンプを立派な音として数十年使い続けていますから。

>人それぞれということでしょう。


それはウェスタンとクラングフィルムとどっちがいい音か

とか

グッドマンと静電型スピーカーとどっちがいい音か

というのは単なる好みの問題ですね。完成度はどのスピーカーでも極限までいっていますから。


しかし、上杉アンプは完成度自体が低過ぎて、ローサーやウェスタンやリークのアンプとは全然比較にならないのです。
単にステレオサウンドの評論家がお手盛りで称賛し合った結果、上杉の名が売れただけのものですからね。

日本人のオーディオ熱が醒めたのはステレオサウンドの評論家がどうしようもない酷い音の高額機器を激賞して、それで金を稼いでいたからでしょう。

70: 777 :2019/03/31(日) 10:17:43 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

日本人のオーディオ熱が醒めたのはステレオサウンドの評論家がどうしようもない酷い音の高額機器を激賞して、それで金を稼いでいたから:


瀬川冬樹先生の音が聴こえてくるかのような素晴らしい評論文とともに氏の愛用する 4341、4343、4344が売れに売れていました。
ミニスピーカーを除いて、歴史上日本で一番売れたスピーカーはJBL4343だそうで、なんと1万セットも売れたそうです。
輸入代理店のサンスイ(既に倒産)は自社製品よりもJBLで食べていたとか。

____

オーディオ界のバブル…4343
その頃の、オディーオ誌の試聴におけるリファレンススピーカーと言えばJBL4343が標準になっていました。
本来4343はプロユースのスタジオモニターなのですが、これが一般受けしてしまった。いわゆる4343ブームです。

_____


4343 は日本でこそ 1万セットも売れたらしいが、アメリカでは探すのも難しいと聞くから、いかに日本人だけが 4343 贔屓かわかろうというもの。

_____


JBLは4341をやや大きくした、後継機種4343を発売した。
4343の用途は何であったのか?いまだによく分からない。
4343はプレイバック・モニター用途と言うが、スタジオで4343を見たこともないし、使った話も聴かなかった。

瀬川さんの記事のお蔭で 4343は高額であったにも関わらず、物凄い量で全国的に売れ始めた。
4畳半に住む若者が4343を買って、寝るスペースを狭くして4343にかじりついて聴いている話は、営業からよく聞いた。

71: 777 :2019/03/31(日) 10:40:32 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

タンノイみたいな どうしようもないダメスピーカーがこれだけ人気が出たのも
上杉佳郎さんや音が殆ど聴こえなかった五味康祐さんの様な自評オーディオ評論家が激賞して、それで金を稼いでいたからでしょう。

72: 777 :2019/03/31(日) 11:12:11 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

澤田オーディオの澤田さんも音楽が理解できなかった上杉佳郎さんの弟子になんかならないで

タンノイでなく ワーフェデール、ヴァイタボックス、パルメコやクラングフィルム、ジーメンスのエンクロージャーを作っていたら
人気出てたのに

勿体ない


73: くろねき :2019/03/31(日) 11:37:45 HOST:fpoym3-vezC1pro13.ezweb.ne.jp
>>69-72
↑特定個人・法人への中傷。削除もののレスでは。
お忙しければ恐縮ですが管理人様、どうかご判断を。

74: 777 :2019/03/31(日) 12:00:21 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>73
>特定個人・法人への中傷。削除もののレスでは。


政治批判と同じだよ
有名税の範疇

個人の人格批判じゃないからね
その人の書いたオーディオ批評がデタラメだったと明らかにしただけ

75: 777 :2019/03/31(日) 12:14:21 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

ここはアンプ自作派とか多いみたいだけど

真空管アンプの音はトランスとケーブルとハンダで殆ど決まってしまう

市販のトランスとケーブルとハンダを使ってもローサーやウェスタンやローサーみたいな音にはならないんだよ

素人が自作してもメーカー品には絶対に敵わない
金と時間の無駄だから止めた方がいい

76: 前期 :2019/03/31(日) 14:50:35 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp

>金と時間の無駄だから止めた方がいい

余計なお世話。

77: RW-2 :2019/03/31(日) 17:26:46 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

>NASSAUハンダに入れ替えるだけで音が激変・・・ケーブルとハンダで殆ど決まってしまう

エイプリルフールは明日。


78: 777 :2019/03/31(日) 17:37:38 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

オーデイオマニアにはケーブルで音は変わらないとか、エージング程度で音は変わらないとか言ってる無知蒙昧な人が多いですね


その代表格が上杉佳郎さんと菅野沖彦さんだったみたいですけど。


81: 777 :2019/03/31(日) 19:00:23 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

真空管アンプはハンダで音が変わる! 

このアンプの製作者様 チューブオーディオラボ Kさんとの問答を再現してみよう。  


Kさん「使用するハンダの種類で音は随分変わりますよ。端的な例を挙げるとエレキ・ギターですね。ギターの内部配線のハンダを変えるだけで音が一変するので、(ハンダの種類に)拘るエレキ奏者がとても多いです。

真空管アンプにしても以前古いウェスタン製のアンプを修繕したことがありますがソックリそのまま復元したのに肝心の音の方が蘇りません。原因は使うハンダにありました。爾来、古いアンプを修繕するときは可能な限り使用されているハンダを吸い取ってそのまま使用することにしています。」


「ハンダは一種の抵抗素材ともいえますから35か所もの関所があればハンダの種類によって音が変わるというのは十分納得できますね。ちなみにこれまで使用された中で一番音のいいハンダのブランドは何ですか?」


Kさん「それはナッソです。もう市販はされていませんので昔買い込んだものを大切に使っています。古いアンプでも回路はそのままで結線の箇所をこのハンダに入れ替えるだけで音が激変しますよ。」
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/268f28bacb0f04cf1c580a3ace03d11e


チューブ オーディオ ラボ

ナッソ : 今回使用するハンダです・・・

作業効率は最低のハンダです・・・
体にも良くないです・・・が・・・音は良い
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/repair2015_06/repair_2015_06.html

82: RW-2 :2019/03/31(日) 22:17:57 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

世知辛い世の中ですからねェ。業者さんも線材やらハンダあたりでで鎬を削るしかないんでしょ。

83: くろねき :2019/03/31(日) 22:46:39 HOST:fpoym3-vezC1pro03.ezweb.ne.jp
>>82
「法定電線病ビジネス」でつね(略)

84: 777 :2019/04/01(月) 07:32:57 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

アンプを変えるよりスピーカーケーブルを銀線にする方が効果は大きいんだよ。
チェロのエチュードも銀線使った以外は何もしてないし:


魅惑の「オーディオ実験」〜純銀製SPケーブル〜 2019年01月07日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec750452941438c3cebedf413a733107


昨年末のこと、オーディオ仲間のYさんが置いていかれたのが新品の「純銀製のSPケーブル〜2m〜」だった。

「100時間ほどエージングが必要とのことですが、試聴してみてください。」
      

左側が容れてあった箱で、右側が現物(片チャンネル分だけ撮影)。

アメリカからわざわざ取り寄せたというもので定価47万円を年末セールで2割引きで手に入れられたとのこと。おっと、「2割引き」は言わずもがなかな(笑)。

「へえ〜、ケーブルにそんなに大枚のお金をつぎ込むなんて世の中にはもの好きがいるもんだねえ。」と、本心を押し隠して(笑)、試聴してみると驚いた。

中高音域に独特の艶というのか「あでやかさ」が出てきて、ことにヴァイオリンの音色が瑞々しくて振るいつきたくなるほど色気がある。

こんなに音が良くなるのなら「同じものを絶対買わねばと」思ったほどだが、1週間以上経った今日においてはやや衝撃が和らいできて「もっと安ければ購入するんだが」と、諦念に変わっていった(笑)。

そもそもアンプの出力端子からSPユニットの端子までがすべて銀線コードで統一できればいいのだが、SPユニットの端子(半田付け)から箱に付属したSPターミナルまでは銅の単線を使っているので単に部分的な効果に過ぎないことも一つの理由だ。

逆に言えば、部分的な接続にもかかわらず純銀製ケーブルの効果があったことを認めざるを得ないのも事実。

我が家のSPケーブルについてはこれまでは安物の「銅の単線」(直径0.8mm)を使っており、ついぞ不満を感じなかったものの、今回の純銀線ケーブルによって大いにショックを受けてしまった。
___

Yさんに「AXIOM80に銀線を装着しましたよ。一緒に聴きませんか?」

「ハイ、わかりました。いつもの時間ですね。」(笑)。

結果から言えば「素晴らしい!」の一言だった。

「水も滴るようなヴァイオリンとはこのことですね。完璧です。これまで聴かせていただいた中でベストの音ですよ。」

流石はAXIOM80で、たった1.2mの銀線ケーブルへの変更にも見事に応えてくれた。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/3ef91be1af65d7bb4dbd7c0a8d680d6c

85: 777 :2019/04/01(月) 07:47:24 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

機器の内部配線について - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年12月15日

自分のシステムでは、手配線できる管球アンプで、すべての配線を特殊な銀線で配線している

電源ケーブルの重要な点は、「大元(オオモト)」の電気の供給源であると云う事。ここがしっかりしていないと次に述べるラインケーブル・機器・SPケーブル(信号ライン)の情報伝送が変わって来ると云う事である。

どんなにラインケーブル・SPケーブルを良くしても、「機器の内部配線」(配線やプリント配線)の断面積や質が重要な要因となってくる。この点について、パイオニアのエクスクルーシブ ブランドの製品がアンプカタログで良く分かる。

多分1980年代初期にはこの原理が判っていたと思う。例えばエクスクルーシブのC3やM4が初代であるが、その後のC3aやM4aではプリント基板の配線の厚み(断面積)が大きくなっている。オーディオの足跡のアンプカタログを読めば分かる。電源ケーブルも太くなっている。

更にC5・M5やC7・M7とだんだんとプリント基板の配線が大きくなっている。電源ケーブルも変わってきている。

自分のシステムでは、手配線できる管球アンプで、すべての配線を特殊な銀線で配線している。やっている原理はほぼ同じである。

アキュフェーズでは内部配線やプリント基板の案内はないが、多分良くなって来ていると思う。アキュフェーズのアンプの良い処は「端子類」のグレードが高い点だ。ここだけでも相当な音質アップにつながっている。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0e4e4cf9db8e23049f4c9e009465b793

86: 777 :2019/04/01(月) 07:56:50 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

マランツ7Cやチェロのプリアンプを入れるより銀線のジョイントケーブルを継ぎ足した方が音が良くなる

Aug-Line Horus ジョイントケーブル XLR 20cm 日本 ¥65,000 ペア
Aug-Line Horus ジョイントケーブル RCA 20cm 日本 ¥65,000 ペア


金と銀にプラチナを足した特殊合金 「オーグライン」 を使ったジョイントケーブル。
いわゆる"継ぎ足し"だ。厳重なシールドと素材や太さの違う導体を特殊な撚線構造で
製品化している。1m XLRペア55万円という正規版ケーブルはいかにも高価だったが、
これを20cmペアの継ぎ足しケーブルとして限定50ペアにて低価格で製品化されたものだ。

サウンドに上品で綺麗な"余韻"が乗ってくる。エレクトリック・イントゥルメントの
パーカッションはキラキラした輝きが装飾される。基本的にシルバーベースである事を
実感させる音だが、銀線特有の温度感の低さやニュアンスの豊かさが特徴的、
表現力のあるサウンドで、立ち上がりが鋭くハイスピード、センシティヴで透明感がある。
表現傾向からしてもパワー感だとか、エネルギッシュという方向性ではないが、
楽器音の生々しさ、リアリティーが素晴らしい。高域の繊細さ(精細さ)が凄い、
サラサラとどこまでも分解して聴かせるかのようだ。オーグラインは夢見心地の
雰囲気を創出する演出系のケーブルである。繋いだ瞬間、音が僅かに劣化するのが
感じられたが、聴き込む内に気にならなくなる。音楽性の高さ、そして性能の高さ、
(音楽を大変美しく、心地よく聴かせる) 変化量の大きさが顕著で、存在価値は非常に高い。
本当に素晴らしい製品である。エージングも必要なので導入されたら(特に新品)しばらくは
我慢して使い込んでほしい。かならずやここに書かれているような音質効果は感じ取れる
筈である。ただ、総人口の約4%の人間は音を聴き分ける能力が無いので万人に
評価される製品は残念ながら存在しないし、好みの違いも大きいと注釈はしておく。
クラシック、女性ヴォーカルにお薦めしたい。Celloにはまさにピッタリで、
Counterpointの製品にも相性が良さそうだ。どこか一桁ムンドを連想させる音である。

取回しは言われるほど酷くはなくちゃんと曲がります。


これだけ変わると変化量の大きさが問題になりそう。飽きても手元に残して欲しい。
この値段でこれだけ良くなるアクセサリーはそうないと思われるので。

評価S殿堂入り!


87: 777 :2019/04/01(月) 08:12:00 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

マランツ7Cやチェロのプリアンプを入れるよりジョイントケーブルを継ぎ足した方が音が良くなる


山之内 正の週刊 AVラボラトリー
音楽評論家・宇野功芳氏の試聴室再訪 − 音が激変した理由とは?
2013年 07月 17日 (水曜日)
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


「最近、再生システムの音がガラリと変わったので、山之内さん、ぜひもう一度聴きに来て!」
とレコード芸術最新号の誌面でご指名があった。宇野功芳氏の愛用システムは数十年変わっていないが、今回プレーヤーとプリアンプ間のラインケーブルを交換した宇野氏の再生システムはどの製品も使用歴数十年以上と、年季が入っている。

マランツ#7、Quard II、ワーフェデールという組み合わせはアナログレコード時代から不変で、CD登場後にスチューダーのD730とラックスマンのD7を追加。

ワーフェデール製ユニットを収めたスピーカーは途中でミッドレンジをグッドマンに変えるなど小さな変更はあるが、こちらは半世紀以上愛用しているという。
「音がガラリと変わった」という冒頭の感想は、機器を入れ替えたためではない。
D730 と #7 の間のラインケーブルをインフラノイズの LIBERAMENTE に変え、D730につないでいた同社のクロックジェネレーター GPS-777 との配線も LIBERAMENTE のクロックケーブルに入れ替えたら、音が大きく変わったのだという。

「以前はD730の音を長時間聴いていると疲れやすく、ある種のうるささがありましたが、ケーブルを変えたらそれが気にならなくなりました」

と宇野氏は説明する。また、システム導入以来ずっと #7 のトーンコントロール機能で低音を 1ステップ下げて聴いていたのが、ケーブルを交換した後はノーマルの位置でちょうど良いバランスになったという。これも実に興味深い話だ。
#7 のトーンコントロールが数十年ぶりにノーマル位置に戻った。
これまでは1ステップ絞った位置で聴いていたという実際にケーブル変更後のシステムで CDを再生してみた。

宇野氏の目下の心配事は、「これ以上音が良くなったら困る!」ということ。

88: 777 :2019/04/01(月) 08:38:55 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

という事で

真空管アンプやスピーカーを自作するより
市販のメーカー品で、内部配線だけ銀線に変えた方がいい音になるのです。

真空管アンプやスピーカーの自作は時間と金の無駄使いなので止めた方がいいです。

89: びろんてい :2019/04/01(月) 09:13:34 HOST:softbank126127176191.bbtec.net

真空管アンプやスピーカーの自作は時間と金の無駄使い
…なので大好きです!
時間と金の無駄使いこそ「趣味の醍醐味」でしょう

ハンダは100円ショップで買います(さすがにRW-2様には呆れられましたが)
もうちょっといいのをと思ったこともありましたが
ビンテージハンダの御講釈を拝聴してたら
今後は100円ショップのハンダで断固いこうと思いました
ありがとうございました


90: 前期 :2019/04/01(月) 10:18:12 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp
>>89
びろんていさん、今日は。

仰るとおりです。人それぞれ価値観は違います。
自分の価値観こそ絶対だ、他者は間違っているというのはある種の傲慢ですね。

91: 777 :2019/04/01(月) 10:25:49 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

>自分の価値観こそ絶対だ、他者は間違っているというのはある種の傲慢ですね。


どの女性が美人かというのは誰が見ても殆ど同じだけど
好き嫌いと美人かどうかは相関関係は無い

という事ですね。

美人は冷たそうだから嫌いだという男もいますからね。

92: びろんてい :2019/04/01(月) 11:01:15 HOST:softbank126127176191.bbtec.net

真空管アンプやスピーカーの自作は時間と金の無駄使い
…なので大好きです!
時間と金の無駄使いこそ「趣味の醍醐味」でしょう

ハンダは100円ショップで買います(さすがにRW-2様には呆れられましたが)
もうちょっといいのをと思ったこともありましたが
ビンテージハンダの御講釈を拝聴してたら
今後は100円ショップのハンダで断固いこうと思いました
ありがとうございました

93: 前期 :2019/04/01(月) 11:09:47 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp
>>92
当方も千住の鉛入り安物ハンダを今でも使っています。
公害がらみで最早手に入りませんし売ってくれた秋葉原の部品屋も潰れて
久しいです。

100: AD :2019/04/01(月) 20:44:11 HOST:210.227.19.69

なんか、乗っ取られてレス暴走してるのかな?
やっぱし豆腐・・・じゃない、馬耳東風ですし。      傍観者 AD


104: 薬漬け :2019/04/02(火) 21:46:34 HOST:zaq7ac404b8.zaq.ne.jp

仕事でへばると耳も多少草臥れて、刺激を欲しくなるらしいです。
という訳で今日はレビンソンLNP-2LにエクスクルーシブM5とオートグラフ、かけるレコードも
ラインスドルフのワーグナー名演集(米シェフィールドラボ)

音のサーカスが臨場感と迫力をもって迫ってきます。まさにダレた耳にはいい刺激?
ただ演奏は、これがベームかフルトヴェングラーだったらどうなのかなと思うところがチラリ。
ラインスドルフの演奏は、真夏の夜の夢などでもそうですが端整。その分、劇性を抑えた処が
あります。まあこれはこれで味。良い演奏です。

続けてロバート・ショウの火の鳥組曲(独TELARC)。今日は名録音大会?
こちらも見事なプレゼンス。流石にテラークは見事な録音技術を持っていたものです。

105: ディラン :2019/04/02(火) 23:45:57 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

サンスイ・ジムランでウエブスターやコールマンでズーズーJAZZを聴いておりましたが薬漬けさんの影響か
オクターブ・VLZに繋ぎ直してミンシュ・ボストンのワーグナー(モノラル)を掛けました。至福の心地で有ります。
RCAビクターUSAも良いので有ります。

106: 前期 :2019/04/03(水) 02:29:53 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp
>>104 薬漬けさん、今晩は。

シェフィールドのラインスドルフはMGMスタジオにおける録音でしたっけ?
素直な良い音ですね。システムがイイほど本領を発揮するでしょう。


108: 薬漬け :2019/04/03(水) 18:17:15 HOST:sp49-96-39-110.mse.spmode.ne.jp

仕事でへばると耳も多少草臥れて、刺激を欲しくなるらしいです。
という訳で今日はレビンソンLNP-2LにエクスクルーシブM5とオートグラフ、かけるレコードも
ラインスドルフのワーグナー名演集(米シェフィールドラボ)

音のサーカスが臨場感と迫力をもって迫ってきます。まさにダレた耳にはいい刺激?
ただ演奏は、これがベームかフルトヴェングラーだったらどうなのかなと思うところがチラリ。
ラインスドルフの演奏は、真夏の夜の夢などでもそうですが端整。その分、劇性を抑えた処が
あります。まあこれはこれで味。良い演奏です。

続けてロバート・ショウの火の鳥組曲(独TELARC)。今日は名録音大会?
こちらも見事なプレゼンス。流石にテラークは見事な録音技術を持っていたものです。

110: 薬漬け :2019/04/03(水) 21:13:05 HOST:zaq7ac404b8.zaq.ne.jp
>>106 前期さん、こんばんは。
そうです。仰る通りMGMスタジオでの録音です。
自然なリアリティと迫力が同居した名録音ですね。ドキリとする場面がいくつもあります。


107: 玉の井 :2019/04/03(水) 07:42:07 HOST:ai126246048207.62.access-internet.ne.jp

オールドタンノイのアッテネータにガリが出てきた場合、どのように処理すればガリは
消えますか。簡単な方法をご教示の程をお願いします。

111: 薬漬け :2019/04/03(水) 21:21:30 HOST:zaq7ac404b8.zaq.ne.jp
>>107 玉の井さん、こんばんは。

私なら荒っぽいですが、ダイヤルを何回かガチャガチャ回しますね。
ボリュームとかもそうですが、これで大抵は汚れが取れて改善すると思います。
私は接点復活剤はあまり使わないほうなので……。
ちなみに、モニターゴールドならアッテネーターの蓋を外せば接点復活剤は使えますが、
モニターレッド(IIILZのみ)は完全に密閉されていますからこの手は使えません。

112: 薬漬け :2019/04/03(水) 22:36:53 HOST:zaq7ac404b8.zaq.ne.jp
>>105 ディランさん、こんばんは。

ミュンシュ=ボストンのモノラルと言いますとレーベルがShaded Dogでしたでしょうか。
このレーベルの頃はステレオ録音も含め、名演・名録音が多かったですね。


113: ディラン :2019/04/03(水) 23:39:39 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

薬漬けさん、今晩は。
仰せの通りRCA Victor Shaded Dogの絵柄のレーベルで御座います。
ジャケットはボティチェリのヴィーナスの誕生です。


115: ディラン :2019/04/04(木) 17:43:35 HOST:flh2-133-206-141-64.osk.mesh.ad.jp

ルービンシュタイン ライナー/シカゴ/ルービンシュタインのラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲PP43

上記とリストのピアノ・コンチェルト1番が表裏のアルバムも愛すべき1枚です。録音も素晴らしいです。
1966年日本ビクターの発売と有ります。

タンノイ、JBLを聴き分けて居りますがビートルズなど迷うところです。

116: 薬漬け :2019/04/04(木) 19:01:32 HOST:sp49-98-61-63.mse.spmode.ne.jp

タンノイは結構ロックも鳴らしますからね。
ましてモニターレッドだったら、芯が通ったシャープな音楽が聴けるのではと拝察します。

拙宅のモニターゴールドは切れ味はレッドに一歩譲るところもありますが、それでもピンク・
フロイドやグランド・ファンクまでこなしてくれます。ビートルズも悪くなかったです。

一方でJBLは、それはそれでまた味があると思いますし。迷われるのはよく分かります。

117: アラン・ドロン :2019/04/05(金) 18:52:24 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

デビッドボウイの歌はグラムロックと言うのですね。
何の事か判りませんが。
2017年は、その他に、ワムのジョージマイケルも死去しましたね。
二人とも60歳台と思います。


118: RW-2 :2019/04/05(金) 23:21:23 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

>何の事か判りませんが

日本でも大ヒットしたんでっせ〜。Tレックスにモット・ザ・フープル、デビッド・
ボウイにスレイド。毎日ラジオで流れてました。グラムロックはハードロック、
プログレッシブロックとで当時のロック3本柱でしたね。残念ながら5〜6年でグラム
ロックは衰退しちゃいましたが。Tレックスのレコードはいっぱい買いましたよ。


119: AD :2019/04/06(土) 07:52:01 HOST:210.227.19.67

グラム  → ニューロマンチィック
プログレ → テクノ
ハード  → ヘビメタ      という変遷があるような・・・一概にはいえませんが。

現行タンノイでニュー・ロマンチィックやテクノ、ヘビメタなんかを・・・イケる?かな。
ぜひ、テストしてほしいところですがタンノイをお持ちの先輩諸氏は好みでないかも?

120: 前期 :2019/04/06(土) 11:10:11 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp

思い出しました。以前TIASのタンノイ・ブースでElvisの編集前の録音がデモ
されたことがありヘンタイ紳士が彼はタンノイで再生されるモニター音を好ん
でいたと宣伝して疑問に感じたことがあります。
スレ主さんがわざわざ英本国に手紙で問い合わせてくれた結果のいきさつを
覚えていらっしゃる方もあるでしょう。
Tannoyだって機種によってはロックのようなものもイケルかもしれませんね。

121: RW-2 :2019/04/06(土) 11:48:38 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

好きなジャンルはロックです。ブラック・サバスやレインボー聴いてます。
スピーカーですか? オートグラフです・・・。。。 なんてカッコイイかも。
サバスの悪魔・悪霊的世界やレインボーの中世物語風なんかのスケール物は
合いそうですね。リック・ウェイクマンとかの仰々しいクラ風は最高でしょう。

122: 薬漬け :2019/04/06(土) 16:36:33 HOST:sp49-96-14-17.mse.spmode.ne.jp

オートグラフで言うと、バックロードホーンのイメージとは裏腹に、過渡特性が良いんですね。
この辺がロックにも親和性があるのでしょうね。
今、ADさんに挑発されて?ディープ・パープルのMachine Headを聴いていますが、ハイウェイ
スターやスモーク・オン・ザ・ウォーター、スペース・トラッキンの小気味の良いこと!
ピンク・フロイドは定番ですが(エコーズの叙情性などなかなか!)、ツェッペリンの永遠の詩
なんかも実に迫力満点です。こうしてみると守備範囲は広いですね。

123: 777 :2019/04/06(土) 23:33:35 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

TANNOY は蓄音機の音を目指しているので、対応できるソースは

1930年からステレオが開始する1960年までのSP, モノラル時代のものですよね。

フルトヴェングラーやメンゲルベルクなら OK
カラヤンやムラヴィンスキーは NG

でしょう。

124: 777 :2019/04/06(土) 23:38:13 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

蓄音機が再生できるのは 100Hzから4000Hz までなので、

タンノイはモニターブラックとモニターシルバーもその帯域だけいい音になる構造にしているのですね。

モニターレッド以降の様に低域と高域を延ばすと中音域が薄くなって散漫な音になってしまうのですね。

125: 777 :2019/04/07(日) 00:34:54 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

クラシックの核心 片山 杜秀 (著)

「フルトヴェングラー」の章では「音は悪くてかまわない」と、小見出しがあって次のような記述があった。(137頁)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」

オーディオ的にみて興味のある話で、そういえば明晰な音を出すのが得意の我が家のJBLシステムでフルトヴェングラーをまったく聴く気にならないのもそういうところに原因があるのかもしれない。

通常「いい音」とされているのは、端的に言えば「分解能があって奥行き感のある音」が通り相場だが、指揮者や演奏家によっては、そういう音が必ずしもベストとは限らないわけで、そういう意味ではその昔、中低音域の「ぼやけた音」が不満で遠ざけたタンノイさんだが、逆に捨てがたい味があるのかもしれないと思った。

「いい音とは」について、改めて考えさせられた。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9426791e31fc7636d184b63f894b6d3f

126: 777 :2019/04/07(日) 00:44:29 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。

モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。

コーナーホーンと言えばスピーカーの王様のごとく高額な大型システムを思い浮かべるかもしれないが、1950年代に Electro-Voice のコーナーホーン箱が7種類あったなかで、Baronetは最も小さい末っ子。

上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。

これはエレボイの看板「Temple of Tone(音響の神殿)」とは趣向が大きく違うものの、Baronetのもつ可能性を巧く言い当てているように思える。

 かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。

アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。

映画用の Altec ではなく、さりとてステレオ時代に躍進した JBLや ARでもなく、初期型の Baronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html

127: 777 :2019/04/07(日) 00:48:00 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

オートグラフを2台使ってステレオで聴くとか、音楽がわからない XX の発想
だね

そもそも日本の居間では 25cmウーハーが限界

128: くろねき :2019/04/07(日) 12:36:03 HOST:fpoym3-vezC1pro15.ezweb.ne.jp

※オートグラフが発表された1953年には、
“This is Cinerama”(『これがシネラマだ』) も『肉の蝋人形』も
公開されており、いわゆるバイノーラル盤の市販も始まっています。
1954年にはステレオ録音のミュージックテープも市販されています。

※同時期の米国では、二波ステレオのラジオ放送が本格化しています。

※英国は、明治時代から電話によるステレオ有線放送が行われていた国です。
ちなみに世界初のラジオによるステレオ放送は、
大正末期にBBCが行った試験放送だと言われています。

129: 777 :2019/04/07(日) 13:00:13 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

1950年録音のフルトヴェングラーのベートーヴェン第七 は SP録音だよ

130: 777 :2019/04/07(日) 13:38:29 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

イギリス人に特有のSP盤への愛着

EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。
市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。

こうしたこともEMIのサウンドについて「霧の向こうのような音」と誤解を生む原因となっていると思う。

イギリス製のオーディオだから英国プレスのレコードを最高の音で鳴らしてくれるだろうと誰もが考えるが、多くのイギリス国民が聴いたサウンドは、SP録音の延長線ともとれる特性が好まれたといえよう。それでも英国プレスが珍重されるのは、既にEMIの魔の手に墜ちているのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html

SPの方がLPより音色が遥かに良かったから、みんな蓄音機・電蓄を聞きたがったんだよ。
それでタンノイは蓄音機と同じ音を出すスピーカーを開発したんだ

131: 777 :2019/04/07(日) 13:50:24 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

イギリスでオートグラフを居間に入れて聴いていた人なんか一人もいないよ

まして、2台も入れてステレオにして、濁った音を聴くなんて、完全に逝かれている。

モノラル時代のスピーカーは1台でないと上手く鳴らない様に設計してるんだ。

132: 前期 :2019/04/09(火) 11:21:25 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp CNN ニュースに Over the tannoy という表現がありました。
Over Tannoy とも言います。
この偉大なスピーカがどれほどの実績を持ち世界に受け入れられているかを
示す証左でしょう。いかに優秀な製品でも実績がなければどうにもなり
ません。
興味のある方はCNNサイトに入り「737を独占した乗客」で検索。

133: RW-2 :2019/04/09(火) 13:01:03 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

tannoy はオーディオマニアにとってはいわゆるタンノイスピーカーですよね。
ただし一般的には拡声器とかPAシステムのことらしいです。それだけ昔から
タンノイが浸透してたからの言い回しでしょう。Over the tannoy ならアナ
ウンスで/構内放送で(呼ばれた)ってな意味でしょか。

134: 前期 :2019/04/09(火) 13:08:11 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp

仰るとおり拡声器の代名詞ですね。日本でホチキスといえばStaplerのことを
指すのと似たようなものでしょう。


135: RW-2 :2019/04/09(火) 13:30:14 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

ハバロフスクではフクスケと言ったら伝線しないストッキングのことだったとか。
メキシコでマルちゃんと言ったらインスタント麺の総称。最初のインパクト勝ち。

場合によっては矢面に立たされる場合も。電車内での貼り紙「ウォークマン使用
注意」とかね。携帯カセットプレーヤー。各社製品みな一緒くたでウォークマン。
おいらのは東芝ウォーキーだから関係ねえや! ってね w
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1553521581/

91. 中川隆[-10741] koaQ7Jey 2019年4月16日 16:42:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1309] 報告

書き込みには責任を持って - 1178940045 - したらば掲示板


308: くろねき :2019/04/07(日) 06:59:01 HOST:fpoym3-vezC1pro01.ezweb.ne.jp

皆さんおはようございます。
とりあえずサゲで書いておきます。

 jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1553521581/99

  ↑
私が投稿したこちらの書き込みについてですが、
この掲示板の当該スレ以外にも複数のスレが転載されているようです。

上記の転載をしたN某について改めて調べたところ、
ネットオピニオン界隈で「阿修羅掲示板のN某」として、
Googleサジェストに出るほど有名な人物であるらしいことがわかりました。

HNとして某宗教法人代表の本名を名乗るこの人物
(=HOST:softbank221052219121.bbtec.net?)は、
同掲示板の管理者本人ではないかとの噂もあるようです。
また同掲示板(ネット黎明期からの老舗です)そのものが、
その創設者(現・管理者とは別人とされる)からしてきな臭いとの話も。

N某は某掲示板で何やら脅迫まがいのこともしたとか。
この辺の事情には疎いのでお恥ずかしい限り。


309: 前期 :2019/04/07(日) 14:48:22 HOST:h219-110-153-024.catv02.itscom.jp

スレタイの「責任」は「常識」と書き換えてもイイかと思います。

最近特定の御仁が特定のスレに長編連載小説を書きこむのが
目だっています。
むろん日本のような先進国では言論の自由が保障されていますから
ご自身の意見発表は尊重されるべきではありますが特定スレを
ハイジャックするようなことはいかがなものかと思料します。
どうしても長文で意見発表したいのであればご自分で専用のスレ
をたてればよろしい。

310: 777 :2019/04/07(日) 16:04:50 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

ハイジャックは大袈裟だけど
これで書き込みは中止します。

311: アラン・ドロン :2019/04/08(月) 17:49:57 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

誹謗中傷、個人の情報等を書き込まなければ大丈夫ですよ。

単なる商品の批判は、通常問題とされませんが、その程度、度合い、
悪質さ、執拗さ等、総合して判断します。何か裁判みたいですが。

312: 777 :2019/04/08(月) 18:31:22 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

オーディオでもマクロな見方とミクロな見方が有るのですが

ここの人は全員ミクロな見方しかしていないのですね。

まあ、ミクロな見方の方が専門的ですから、世間的には高く評価されるのですが、
どんな装置を買うかという時には全く役に立たないのです。

ピアノの調律師や音楽学校の学生に音楽を理解していない人が多いのはその為です。

菅野沖彦さんとか全く音楽がわからなかったと言われていますね。

313: くろねき :2019/04/08(月) 18:56:52 HOST:fpoym3-vezC1pro08.ezweb.ne.jp

ミクロな話も網羅しないとこんなに続かないでしょう。
人のブログとかを延々転載する人間よりマシ。

314: 777 :2019/04/08(月) 19:29:57 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

ミクロな話はミクロな話で閉じてしまいますからね。

工場で部品を作っている人は作っている部品については完璧に理解しているけど
装置全体については全くわからない。

ここの人も同じですね。

315: AD :2019/04/08(月) 22:33:25 HOST:210.227.19.68

>どんな装置を買うという時には全く役に立たないのです。

懐古録の掲示板みてどんな装置を買おうかなんてのはナンセンス。

>ピアノの調律師や音楽学校の学生に音楽を理解してない人が多いのはその為です。

音楽を理解してたら調律師には向かないですし、学生はお勉強途中ですから。

>ここの人も同じですね。

で、布教活動にいらしたわけですか?踏み絵でもさせようとか・・・?

316: くろねき :2019/04/08(月) 22:49:16 HOST:fpoym3-vezC1pro07.ezweb.ne.jp
>>315
ってか、何から何まで全部理解してたらそれはそもそも人間なのか(略)

317: 777 :2019/04/09(火) 02:37:02 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

秀才として有名なバッハ学者の礒山雅さんが『マタイ受難曲』(東京書籍)の中で、奇跡の名盤としてすべての音楽ファンを感動させてきたメンゲルベルクのマタイ受難曲に対して

「この演奏に感動して涙する若い聴き手がいると聞くのだが、そういう人はどうやって耳の抵抗を克服しているのか、知りたいものである」

「聴いていて途方に暮れる」

「うんざりする」

と書いていますが、こういうのがミクロな聴き方しかできない専門家特有の欠陥なのですね。

音の専門家の菅野沖彦さんや上杉佳郎さんが音楽を全く理解できなかったのも、こういうミクロな聴き方をしていたからなのですね。

音楽でも歴史でも相場でも直観的で俯瞰的な粗い捉え方をしないと かえって本質が理解できなくなってしまうのです。


318: 777 :2019/04/09(火) 02:50:55 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

因みに、

詩は言葉の美しさがすべて
絵は色の美しさがすべて
音楽は音色の美しさがすべて

詩の言葉の意味がわからなくても詩の良さはわかる
遠近法を知らなくても絵の良さはわかる
楽譜が読めなくても音楽の良さはわかる


というのが定説です。

人類は400万年前から毎日音楽を愉しんでいたのですから、楽譜を読めなくても、音感が無くても音楽は完全に理解できます。

一番大事なのは

ベートーヴェンはベートーヴェンの音で鳴る事
モーツァルトはモーツァルトの音で鳴る事
ドビュッシーはドビュッシーの音で鳴る事


オーディオ機器もどんな音色を出すかで価値が100%決まってしまうのですが、
音の専門家の菅野沖彦さんや上杉佳郎さんは それがわからないのですね。

319: 777 :2019/04/09(火) 03:03:24 HOST:softbank221052219121.bbtec.net


僕が今迄聴いた中で一番いい音は昔、家にあったビクターの安物の小型蓄音機で聴いたブルーノ・ワルターのSPレコードかな

今迄聴いた中で一番酷い音は、堺の澤田オーディオで聴いた タンノイ+上杉アンプ

320: 777 :2019/04/09(火) 03:35:20 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

オーディオ機器の音は

配線に使うケーブルとハンダとトランス

で殆ど決まってしまうので、市販品を使ってアンプやスピーカーを自作しても
いい音は出ないのですね。

アンプやスピーカーの自作は時間と金の無駄だから止めといた方がいいです。
幾ら頑張っても QUAD や ソナスファーベルの純正システムには絶対に敵わないです。

子供にピアノやヴァイオリンを習わせるのも同じですね。
コルトーやクライスラーになれる訳ないんだから、やるだけ時間と金の無駄ですね。

酷い音や下手な演奏を聴かされる人間の身になって欲しいですね。



321: アラン・ドロン :2019/04/09(火) 17:36:45 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

私なりの見解を
まず、ピアノの調律師とかは、音楽そのものを理解していなくても
いいのではないですか。
ひたすら正しく調律すれば良いと思います。

そして学生の件で----

昔(1970年代後半位までは)西洋の演奏者に追いつこうと、必死だった
と思います。
音楽的な部分はおざなりになり、テクニックに走っていたかも
しれません。

しかしいまや、2019年です。21世紀になって18年も経過しています。
日本人の演奏者も決して白人達に負けていないと思いますよ。

菅野沖彦氏等について

音楽を理解していなくてもエンジニアは務まります。評論かも務まります。
彼はフリーのレコーディングエンジニアですが、楽器は弾けなかった
と思います。
出来れば一つくらいは、演奏出来れば良かったのですが。

ちなみに私は、エンジニアなら、笹路まさ徳が好きですね。
CD2枚もっています。

芸術的な事は、何をもって美しいとかははっきりしたものでは
ないと思います。

殆ど抽象的な観念です。人それぞれといいますか。
五味康祐のように、難しい顔をしてクラシックを聞くのは好きではないですね。

なんだか、まとまらない文章になりました。

322: AD :2019/04/09(火) 18:46:01 HOST:210.227.19.68

このスレのレスを重ねたくはありませんが、「やっぱり豆腐」なカキコなので一言。

音楽を理解して聴く必要はないと思いますね、楽譜が読めないとか音感が無いとかだと音楽を理解は出来ませんよ。
感動するとか楽しむってのはできますがね。

>やるだけ時間と金の無駄

アンプやスピーカーの自作する人ってメーカー品と競うためにやってるんでしょうか?
そうは思いませんが。

そして、工場で部品をつくってる人(かつての私)は部品について完璧に理解なんてしてませんよ。
ただただ、作業指示書どうりに機械を操作して作業してるだけです。
完璧に部品を理解してる人は装置のこともわかってます。
この部品がなぜこの精度で仕上がってるのとかかわかってるのは装置全体を知っているからです。
部品について完璧に理解してる人が工場なんかで仕事してませんよ。
設計図面書いてるか、研究開発室にでも籠ってますね。

馬耳東風かもしれませんが、私見あればどうぞ。

323: 777 :2019/04/09(火) 18:54:06 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>322
>楽譜が読めないとか音感が無いとかだと音楽を理解は出来ませんよ。

チャップリンは楽譜が読めなかったけど名曲を幾つも作曲していますよ:

チャップリンは正式な音楽教育は受けていないため、譜面の読み書きは出来なかったという意見もあるが、サイレント映画における伴奏音楽の重要性を早くから認識し、『キッド』を上映の際には全ての劇場にキューシートを配付するなど、音に対して万全であった。チャップリンの作曲は、思いついたメロディをピアノで弾いたり口ずさんだりしたものを、専属のアレンジャーが写譜する形を取った。

>音感が無いとかだと音楽を理解は出来ませんよ。

フルトヴェングラーは絶対音感が無かったので、
トスカニーニやプロの指揮者からはプロではなく唯のディレッタントだとバカにされていました。

324: 777 :2019/04/09(火) 18:57:20 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>322
>完璧に部品を理解してる人は装置のこともわかってます。

部品は外注が殆どですが

ナショナルやトヨタに部品を納入している業者は機械の事は全然わかってないですね。

325: 777 :2019/04/09(火) 19:06:46 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>321
>菅野沖彦氏等について
>彼はフリーのレコーディングエンジニアですが、楽器は弾けなかった
と思います。


・菅野 沖彦(すがの おきひこ、1932年9月27日 - 2018年10月13日)はオーディオ評論家。
成蹊大学に在籍するかたわら、東京音楽学校(現・東京芸術大学)同声会で作曲を学ぶ。 大学3年で中退

・菅野 邦彦(すがの くにひこ、1936年10月13日 - )は、東京都出身のジャズピアニスト。学習院大学卒業。


菅野沖彦さんは元々ピアニスト志望で、毎日毎日必死に練習していたのですが、
いくら熱心にピアノの練習をしても、弟の菅野邦彦さんに敵いそうもなかったのでピアニストになるのを断念したのですね。

成蹊大学に入った後も全然授業に出ないで作曲の勉強をしていたのですが、才能が無いのがわかってまた断念。

それでレコーディング の会社に就職したんですね。


>成蹊大学に入った後も全然授業に出ないで作曲の勉強をしていたのですが、才能が無いのがわかってまた断念。

は単なる僕の想像です。


327: 777 :2019/04/09(火) 19:17:32 HOST:softbank221052219121.bbtec.net

それから、マーク・レビンソンはミュージシャンで電気回路図も読めない、交流理論も音響理論も知らないのに
平気でアンプの設計をしていますね。

天才にはそういう人が多いですね。

328: くろねき :2019/04/09(火) 19:44:21 HOST:fpoym3-vezC1pro07.ezweb.ne.jp

皆さんこんばんは。
>>322
> アンプやスピーカーの自作する人ってメーカー品と競うためにやってるんでしょうか?

一部そういう御仁もいるようですがここではほぼ居ませんよね。


>>327
初期のレビンソンで設計やってたのはバウエンさんでは?

329: 777 :2019/04/09(火) 20:01:17 HOST:softbank221052219121.bbtec.net
>>328
>初期のレビンソンで設計やってたのはバウエンさんでは?


マークレビンソンのアンプには3人の男が関わっている。


ひとりめは、LNP1、LNP2 の初期ロットや LNC1(LNC2の前身)に採用されたモジュールの設計者、リチャード・S・バウエン(ディック・バウエン)だ。

ふたりめは LNP2 の自社製モジュールの設計、ヘッドアンプの JC1、薄型コントロールアンプの流行をつくった JC2 を手がけたジョン・カール。

最後のひとりは、ML7L の設計者として、はじめて名前が明かされたトム・コランジェロ。


マークレビンソン・ブランド初のパワーアンプ ML2L の設計者は、当初、マーク・レヴィンソンだと伝えられた。かなり後になり、ML2L は、トム・コランジェロを中心としたチームの設計だと訂正された。

だがジョン・カールは「ML2 は JC3 と呼ぶべきアンプ」だと主張する。


別冊FM fan に瀬川先生が、マーク・レヴィンソンは、このまま、どこまでも音の純度を追求していくと、狂ってしまうのではないか、という主旨のことを書かれていた。
実際には狂うことなく、むしろ経営者として面が強くなっていったようにも、私個人は感じているが……。

LNP2 が出たころ、マーク・レヴィンソンはアンプの技術者でもあり、LNP2 の新モジュールは、当初はレヴィンソンの設計によるものだと言われていたし、ほとんどの人がそう信じていた。もちろん私も信じ切っていた。

1984年に MLAS (Mark Levinson Audio Systems) を離れ Cello を興したころ、レヴィンソン自身が、「アンプの技術者ではなかった」と語っている。

____

Mark Levinson と一緒に名アンプを作った技術者はみんな Mark Levinson と別れたらダメになっていますからね。

Mark Levinson が音決めしたから歴史に残るアンプになったので、技術者一人だけではいいアンプはできないのですね。

330: AD :2019/04/10(水) 04:38:15 HOST:210.227.19.69

みなさん、おはようございます。

なんだ、てめえはっ・・・ってなるかと期待した?のですが(笑)

豊富な知識と情報量、個人の感想、真面目に回答いただきましてありがとうございます。


>323

そう、それを天才って呼ぶのですね。

>324

わかってたら、納品してくれないでしょうね。

>329

日陰の身の方もいらっしゃるんですね、功労者がお二人も。

ネタふりやツッコミするだけにならないようこころがけます。 m(_ _)m
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1178940045/l50

92. 中川隆[-10364] koaQ7Jey 2019年5月11日 11:08:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1741] 報告
200万アクセスを通過して GRFのある部屋 2019年 05月 11日
https://tannoy.exblog.jp/30583886/


四年半前の100万アクセスの時も同じ事を感じましたが、区切りの良い数字は、わかりやすい記念碑にはなるのですが、子供の時の遠足のように、来る前は長く感じますが、通過するとあっというまに遠く離れていきます。特急列車が、ローカル駅を通り過ぎるような物です。特別その駅で停車して、セレモニーがあるわけでもありません。通過する列車から200万アクセス駅を眺めるだけですね。

最初の100万アクセスには八年半かかりましたが、次の100万アクセスは半分の四年半でした。毎日数百人もの方に、発信しているのだという実感は余りなく、自分への備忘録として、実験内容をメモしているような物です。皆さんのご意見もお聞きしたいので、コメント欄ではといわれる方は、ぜひ、左の欄にあります、メールアドレスの「GRFのある部屋」までお便りを下さい。先日問いかけを致しましたら、お二方からご連絡をいただき、嬉しかったです。

f0108399_21415408.png

オーディオの楽しみ方は、人により千差万別です。ある人は、戦前の装置をいまだに使っているし、60年代の高級オーディオをようやく手にされた、安堵されている方もおられるでしょう。なにごとも始めて見れば奥は深いし、発見は毎日あるからです。ある人にはオーディオ機器は家具のような物であり、部屋の環境を整える重要な道具です。デンマーク製の秀逸なデザインの家具を揃えるような感覚で揃える喜びもあることでしょう。

我々の年代の多くの方々は、学生時代に有名だった高級機器を揃えて、その頃の音にひたっている人も多いのです。その意味では、Thorensの最高級機がいまだに価格が上昇しているのが証明しています。アナログ時代の名器の音に今だ到達していないというのが、この世界の常識のようです。


私自身も出発点はそこでした。ただ、雑誌で言えば、私は「ラジオ技術」誌で育った世代です。「無線と実験」誌とも違う路線です。「レコード芸術」誌の「ステレオのすべて」などは、金持ちが安易にオーディオに手を出す為の雑誌だとぐらいにしか思っていませんでした。「ステレオサウンド」誌が世の中に出てきたとき、何だか自分のやってきたオーディオとは、違う物が出現したなぐらいにしか思っていませんでした。


「ラジオ技術」で知っていた大村一郎さんが瀬川冬樹先生になり、岡さんが岡俊雄先生と、よく知っている仲間同士が、雑誌上でお互いを先生呼ばわりしているのが、どこか滑稽でした。しかし、日本のオーディオ界で「ステレオサウンド」誌が果たした影響は大きく、オーディオをマニアの世界から産業へと変革させたのです。


毎年選出するその年の「グランプリ大賞」の制度は、例大祭のように業界に定着したのです。「ステレオサウンド」誌のオーディオにとって最大の功績は、素晴らしい写真によって、音をビジュアル化したことでしょう。季刊ですから一年に四冊しか刊行されませんから100号・25年を過ぎる頃には「ステレオサウンド」誌の表紙を飾らない機器は一流で無いと思われ始めたのです。

f0108399_21423365.png


昔から日本中のオーディマニアのお宅にもチャンスがあれば訪れていましたが、ご自慢の機器を紹介されるときに、これは「ステレオサウンド」誌の何号の表紙の機器だと紹介されたこともありました。東京や大阪、名古屋の大都市から離れたところでは、近所にオーディオ屋はないし、オーディオ専門誌から受ける情報だけが、判断の基準になっていったのでしょう。


我々の時代は、秋葉原には数多くのオーディオ専門店があり、各店で競って様々な機器類を扱っていました。貧乏な学生時代にオーディオを始めた「ラジオ技術」世代にも、段々と自作ではない機器類が普及し始めて、金額で音質を買う現状に驚き恐れていた物でした。その自作派の人たちが、アクセサリーに分化して行ったのでしょう。


本ブログを通じて知り合ったオーディオマニアの方々は、各世代に別れております。私からみて先輩の方々は、残念ながら、数えるほどしかおられません。年代で大別すると、古希を過ぎた同世代のいわゆる団塊の世代、60代の方、50代、40代の方と大別されます。現在厄年あたりの世代の方々は、私からみれば30歳離れていますから子供(団塊ジュニア)の世代です。干支で言うところの12歳違いが、話題を共有出来る限界でしょう。その55歳から65歳までの比較的近い世代の方々も「ステレオサウンド」誌世代なのです。


その世代の方々の理想は、当時からあった世代を超えた銘機で音楽を聴くことなのです。もちろん、そこには長年培ってきたノウハウや、最新のデジタル技術も融合されて、現代の技術で往年の名器を蘇らすことなのです。何回もそういう音を聴いていてその度に感動を深めるのですが、その豪華な音が私自身の求めている音なのかと問われると、聴きたい音楽の分野が違うからと、答えに窮するところもあるのです。

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名器オートグラフを、ウェスタン系のアンプと電源で補強し、EMT927に特注のシェルをつけたSPUの音で満足かと言われると、昔のレコードを聴く限りには、この世界も在りだと思いますが、テープの音、それもマスターテープの音を知ってる自分には、こちらも答えに窮します。


要するに、歴史も目的地も、環境も境遇も違う別の個性が同じ音を共有することはないのです。その友人は私が誘ったムラヴィンスキー以外の生は受け付けなくなりました。ミューザのコンセルトヘボウも音が小さく、迫力が乏しく席まで音が届かないと言っていました。常に装置の前で大音量で聞きつけているうちに、生の音では物足りなくなったのでしょう。大オーケストラでも、レニングラードは別として、その音量に圧倒されるには前から15列目ぐらいが限度です。通路の後ろ側の一列目は招待客席ですが、そこでは音量はもう小さいと言えましょう。


ミューザのように、ピアニシモの音がしっかりと聞こえるホールが少なく、またダイナミクスに欠ける、力の無いオーケストラを聴けば、生はつまらないというのも、うなずけないわけではないのですが・・・。その一因には、レコードのようなダイナミックレンジに制限のある音源では、音を圧縮し、小さな音はある程度大きく、大きすぎるフォルテシモは、リミッターをかけて音の幅を制限して聞く習慣が身についたことにもあります。ミューザで聴いたヤンソンス・RCOの消えゆくようなピアニシモの後の、指揮者がタクトを降ろすまでの8秒間の聴衆と楽団員全員の沈黙。あのピアニシモの再現が私の目標ですね。

f0108399_21421288.jpg


レコードからピアニシモの音を拾うには、ターンテーブルの性能を上げなくてはならないし、何よりもプリアンプのSN比もよくしなければなりません。フォノイコライザーの求める40dbのレンジは、真空管時代のプリアンプでは、完全に再現することはなかなか難しく、プリアンプ自身のゲインも20dbは必要ですから、そのトータルで60db以上のSN比を実現できていたのは、数少ない名器だけでした。


何よりも、それを聞く部屋の環境が大事だということが、細かい残響で音場を再現する方法に舵を切った瞬間必要になってくるのです。家では、普通の部屋のままの和室と、徹底してSN比を大切にした「GRFのある部屋」では、同じ音源でも、全く別の音がするのを、訪れた方々は感じているはずなのです。部屋に入った瞬間に感じる「静けさ」こそが、音場を構成する大切な要素になっているわけです。


このように、出発点は同じでも、育った環境、歴史、ご本人の興味の持ち方、などによって全く違う方向を向いていくのも仕方がないことなのです。それが、各自の個性なのでしょう。だからこそ、一生懸命オーディオをされている方のお宅に訪問するのが楽しいのです。その人の個性が表れるからです。同じ話題を共有できる仲間がいることが、何よりも励みになるのですね。


ありがたいことに、12年間で200万ものアクセスをいただきました。これを読まれている読者の方は、皆さん別な方向を向かれていると思います。また、それが大切なことですが、一部でもその「思い」を共有できる人を探している長い旅路なのかもしれません。

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今回の連休のように、何回も、何年も家の音を聞きに来ていただける方々がいる限り、それを励みにもう少し頑張ってみようと思っています。今回聞いていただいた4トラックテープの、オーマンディやバーンスタインの格好いい音や、カラヤン、ベームの知られざる深遠な音楽の世界、それを50年、60年ぶりに発掘できたのも、喜びの一つですね。


去年の暮れのTPPに便乗して改悪された著作権法がなければ、それらの1968年以前の音源は、皆パブリックドメインで、自由に聞いていただけたのですが・・・


改悪される法律は、これだけではありませんので、年寄りはとても憂いています。
https://tannoy.exblog.jp/30583886/

93. 中川隆[-10134] koaQ7Jey 2019年5月26日 10:52:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2215] 報告

オーディオ物価指数 2019年05月23日
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1971622097


トーマン75アンプ、モガミケーブル、シャイン電ケーらでだいぶオーディオ物価指数を音基地外レベルから、常識人レベルに戻った気がします。

プロ用アンプというのををかねてからご愛用はうにさん、モグラさん ナイトさんらごくわずかです。

ジャンクオーディオを外部に修理に出して、安くて3万、場合によっては10万、20万も。これも常識的市民からは立派な「音吉外」

しかし音質的にははるか昔に終了しているリレーや可変抵抗器はそのままというお笑いオチ付き(*^^*)。

ひどいのは油、接点復活剤をふきかけて終わり・・・・

あの是枝重治氏もガリが出たVOL(ポテンショメータ)が手に入らないと、それに孔を開けて、接点復活剤でした(苦笑)

いっとき使ったサンバレーの真空管アンプには驚きました。
肝心のプリアンプのVOLは無印(部品そのものに製造メーカーや型番の表示なしの最低部品を無印と呼びます)アキバ最安値の中華?
ロータリースイッチも同様の100円するかしないか。。

往時のオーディオなら、ラジオ、ラジカセかミニコンレベルに付いている部品レベルでした。

売るのに1年後、2年後なんて関係ない、最初の1ヶ月〜数ヶ月まともに音が維持できれば(T_T)。ああ、今のオーディオ儲けはこうしてやるんだな(苦笑)
こういうのを10万単位で買うのも市民からは音基地。

とにかくオリジナルパーツで直してもらわないと価値もないメンテです!となる現代では各種性能の悪いコンデンサー1個、鮮度命の電解コンデンサーなのに、どうしてもウン十年前のオリジナルでとに1個数千円〜数万円払うヴィンテージオーディオらも音基地外レベル?

誰にも迷惑なく、じゃんじゃんと浪費するのはこの厳しい時代にいいことでしょうけど(*^^*)

問題はトーマンら12,000円〜本国で売っている業務用アンプ類。

その他同社製品類をご覧ください。1Kwまでのアンプまで10万円もしないであります。
https://www.thomann.de/intl/jp/tamp_s75.htm?ref=search_prv_0

Amazonら通販だけで流通している中国メーカーオーディオ。

試聴できるショップがないのですね。

あるじゃないか!大阪にプロケーブルが!

いやいや、YouTubeでそこの音の生録が流れていますが、EVのPAスピーカーらを使ったそこの音って、記憶にある限り、平蔵がロックバンド活動をしていた30年前のPAレベルの音質にしか聞こえません(T_T)。

YouTubeを介してすら、キンキンして5秒と聴いていられません(T_T)(T_T)大泣き

プロケーブル理論?「音の焦点!」???信者用でしょうか(*^^*)これも立派なオトキチ。

Western Electric超え、クラウン超えも同様で、一旦信者にしたら、買った製品(クラウン、アムクロン)を陳腐化させて買い替えさせる、古くはクルマで取られた商い手法でしょうか?。

だいたいWestern Electricアンプも戦前のマグネチックSpeakerから戦中の今のハイエンドも鳴らせるものまで多数で何をもってWestern Electricアンプを超えたのか(苦笑)。

クラウンのアンプなんてPA用の現場用だから、聴いたこともない音吉の方が圧倒的で比較対象の意味もない。
プロケーブルのススメでクラウンのアンプを買った人は買い替えてもらえる?

なにやら凄いんだぞ!という、本国から通販価格の2倍以上の価格でたくさん売れば、懐ウホウホのナニワ商人ならではの商い手法?

プロ用アンプの流通は通販メインのほか、せいぜい楽器店ルート。
そこにあるスピーカーはPA用の大味?のがメイン。

こんな1万2千円のアンプを売るとなると、数を仕入れて本国の倍以上の27,800円(もしかしたらまとめ仕入れ値の3倍?)以上の値付けをして売るプロケーブルはともかく、一般オーディオ店に並べたら、儲け大きなかねてよりのオーディオ雑誌が取り上げるアンプが売れなくなるから置かない。

こんなかねてからの5万円を超える390シリーズより半値以下で、もっとハイエンドスピーカーのウーハーまでドライブ出来るアンプは、トーマンらいくらでも浮かびそうです。ねえ!

PMA-390RE こういうのが5万2000円では・・・売れないわ!
https://www.denon.jp/jp/product/hificomponents/amplifiers/pma390re

ONKYO DENON PIONEER。
うにさんがアップされていましたが、10万を超えるDENONのSACDプレーヤーメカがプラスチックのミニコンメカと同じらロクな製品がないのだから、みんなダメになるのも当然ではないでしょうか。

昭和国産ジャンクは万カネかけていくら完璧に治しても、中古価格は千円単位、ハードオフ買い取り100円から良くて数千円では?その程度の価値。
ここもオトキチ感覚が発揮される部分かと。

PIONEERなんか持っている工場ら土地、建物だって広いだろうに、メーカー全部を10億円単位で叩き売られたそうで(T_T)。

看板価値メインで、そこの技術者らの価格はほとんどゼロ円と見ました。
(つまり日本人技術者不要、ここを中国技術に置き換えてPIONEERブランドで売れば投資のバックがありそうと)

これらが消えたって、音吉平蔵 なーんにも困りません。海外にはもっと安いのに立派なメーカーが多数ありますから。
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1971622097

94. 中川隆[-10120] koaQ7Jey 2019年5月26日 21:16:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2229] 報告

昭和の日本のスピーカー・ユニットの音質はイギリスやドイツの名器に劣らなかった

Pioneer PAX-12B - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Pioneer+PAX-12B


オーディオの足跡 Pioneer PAX-30B/PAX-12B
¥9,750(1960年代後半頃?)
https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/unit/pax-30b.html

▲△▽▼

私のオーディオ人生 第15回忘れられた昭和の名品 by Y下 
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-015


今回のコラムは(6月17日)の店主日記でご紹介されたパイオニアのユニット、昭和の名品を題材にしました。じっくりと読んで楽しんでいただければ幸いです。

昭和のレトロスピーカー


 ヴィンテージと言う言葉を聞きますと何となく高貴な古い高級品のイメージが湧きます、古い物がすべてヴィテージと表現するのはおかしいような気がしますが、オーディオの世界でもすぐに海外の古いものをヴィンテージと言いますがガラクタで粗大ごみのような物でもヴィンテージにしてしまうのは如何なものか、

 日本の昭和30年代の時代と言えば最近よく聞くレトロと言う言葉は大変懐かしい響きに聞こえます。このレトロを題材にした日本映画(ALWAYS三丁目の夕日)が大ヒットしています。この映画を見ますと古き良き昭和の時代を反映した大変良い映画で携帯もパソコン、CD、テレビもない時代なのに人と人との繋がりと絆は今の時代とは随分違う気がするのは私だけではないはず、この時代はまだ高度成長の前になりオーディオも電気蓄音機からLPレコード再生の高忠実度とかHi−Fiと呼ばれる時代に入っていきますがこの当時の音楽再生装置は私達の時代でなく我々の親の時代になります。

 私達の世代は最初から海外のスピーカー(アルテック、JBL、タンノイ)等からスタートした人は極少数で海外のスピーカーの音などはほとんどの方は聴いたことも見たこともない時代を過ごしてきました、

当時のステレオマニアが自作するのは皆さんが記憶にある

パイオニアのPAX−A20,20F,PIM−16,20、
ナショナルの8PW−1、
三菱のP−610、
コーラルの8CX−50


ぐらいでこれでもこの時代でも贅沢なスピーカーで小型のレコードプレーヤーに安いクリスタルカートリッジで自作の真空管アンプから流れる柔らかい響きを一人静かにパーシーフェースの「シンシアのワルツ」やフランクチャックスフィールドの「星に願いを」の音楽を夜更けまで楽しんでいた時代ではなかったのではないか、

少ないアルバイト代を注ぎ込んでスピーカーユニットのスペックを穴のあくほど見ては予算との兼ね合いを考えたあげく大事そうにユニットを2個買ってみかん箱のような自作箱に入れて「これがステレオか」と一人悦に入っていた記憶は皆さんにもあるはずです。(勿論この当時は親から高級なセパレートステレオなど買ってくれるはずはない)


 当時のスピーカーは高域が「シャリン・シャリン」低域は「ドン・ドン」の今で言うドンシャリが流行していましたが、これこそステレオの音で友達に聴かせては自慢していた方も身に覚えがあるはず、また友達から高級なセパレートステレオを聴かされて自慢された方も昔を懐かしみながら悔しい思いを経験した方もきっと沢山いるはずです。

 それより以前の1950年代の中頃の音は私を含めて団塊世代の皆さんも経験どころか記憶にはないはずですが今の年齢が70代から80代の方たちは記憶の片隅に残っているかもしれません。この時代は私達の親達の時代です。

想像ですが当時はダンスホール、音楽カフェなどに行ってはジャズやクラッシック音楽をカフェのマスターや仲間たちと音楽談義を楽しみながらコーヒーやアルコールを飲んで青春を謳歌していたと思う、おそらく此処で聴くレコードの音は自分の家の電蓄とはかけ離れたHiFiの世界だったのかも知れません。


50数年の時を超えて今宿るPAX−12B

 今回ご紹介しますスピーカーユニットは1954年(昭和29年)にパイオニア(当時の福音電機)から発売された複合型スピーカーです。このユニットのスペックを少しご紹介します。(パイオニアの歴史からお借りした抜粋)


発売年 1954年(昭和29年)

形式 30p複合型スピーカー(ツィーターはコーンタイプ)

マグネット ウーファ、ツィーター共アルニコマグネット

ネットワーク オイルコンデンサーだけによるツィーターのローカット

クロスオーバー約3000Hzぐらいと思われる
※クロスオーバー用のコンデンサーが完全にパンクしていて計算不能

インピーダンス16Ω

許容入力10W

重量4.5Kg

出力音圧レベル102dB/W周波数特性35Hz〜16KHz


※初代の福音電機の複合型スピーカーは1952年(昭和27年)発売のPAX−12Aになり、この12Bは2年後の1954年の発売になります。

昭和30年代後半に型番がインチからセンチに変わりPAX−30Bと変更されました。

このユニットのフレームを見ますと左右に取手が付いています。

多分このユニットは民生用ではなく業務用に使われたのではないか、
当時の業務用なら小ホール、学校の音楽室、音楽カフェ、ダンスホールなどで活躍していたのではないだろうか、

マグネットカバーのエンブレムを見ますと

「FUKUIN ELECTRIC WORKS,LTD,TOKYO」

の名前が入っています、今のパイオニアは当時では「福音電機」と言われていました、

昭和29年の発売ですが当時としては塗装の仕上げとフレームの作りが「日本の工業技術ここにあり」と感心させられます。


ユニットを2本並べた状態ですが50数年の年輪を感じさない昭和のレトロスピーカーですが音も現代のスピーカーには負けないぐらい良い音で鳴ります。

マグネットカバーを外しますと大型のヨークを使っています、手前に見えるネットワーク用のオイルコンデンサーで合格の検印のスタンプが押してあるのを見ると当時も品質管理には厳しかったと思われます。

このユニットの製作に携わった方がこのコラムをお読みになれば懐かしさが込み上げてくるのではないでしょうか、


昭和のレトロスピーカーを鳴らす、

 当時はおそらく使用するアンプもスピーカーボックスも現代とはかけ離れた粗末なもので音楽を楽しんでいたのかも知れませんからこのスピーカーの能力等ははっきり言ってわかりません。

当時の日本の技術力と欧米の技術力とは相当な隔たりがあったのではないか、

現代のオーディオマニアは海外志向になりスピーカーはアルテック、JBL、タンノイ等の海外製しか興味を示さないマニアばかりになってしまったきらいがある。

国産品はバカにされ片隅に追いやられてしまったのは否めないのと日本の気候条件の変化による保存状態が悪いのでほとんどが処分されてしまったと考えられる。


パイオニアPAX−12Bを鳴らす使用機器

CDプレーヤー CEC製TL−51X

DACはサンバレーで購入した真空管式 MODEL2

プリアンプは私がレストアしたマランツ#7

メインアンプはサンバレーのSV−2(2007)300Bドライブの845シングルアンプでの試聴です。

ボックスは店主日記でご紹介されたタンノイ風のコーナー型でボックスの材質はフィンランドバーチ

ネットワークはヴァイタボックスに合わせた自作品を供用

使用のソースはいつも聴いているコジェナのヘンデルアリア集

このラインナップで上手く鳴らなかったら即粗大ゴミかお蔵入りだ、


早速ヴァイタボックスのDU−120コアキシャルユニットをボックスから外してパイオニアのPAX−12Bを取り付けた、果たしてどんな音で鳴るのか今まで以上に興味が湧いて来るのが自分でもわかる、

今までは英国のGOODMANS、VITAVOX、ステントリアン、ワーフェデールのオール英国の伝統あるスピーカーを使ってきたけれど日本製だけはイメージすら湧かない、

ひょっとして昔聴いたドンシャリのような音なのか、分解能も悪く特性だけを追っかけた音楽性のかけらもない酷い音となれば「所詮国産か!」とバカにして諦めが付く、これまで英国ヴィンテージスピーカーやウェスタンの音を自分の耳と肌で感じ取ってきたから十分比較もでき理解もできるはずだ、


SV−2(2007)で鳴らすパイオニアPAX−12Bの音

 SV−2(2007)でスタートだが50年の歳月を経て出てきた音に正直に言って言葉が出ない、

コジェナのチェロから始まる独奏を聴いた瞬間、これが本当に国産のスピーカーなのか?自分の耳を疑った、

「素晴らしい音で陰影を伴った渋く味のある音だ、」

今まで鳴らしてきた英国ヴィンテージスピーカーと何ら遜色はない非常に落ち着いた響きで音の出方と傾向を一言で言えばタンノイのレッドとシルバーの音にヴァイタボックスを混ぜ合わせたような響きで私が所有しているグッドマンの音色に近い感じがしないでもない、

じっくり聴くと英国スピーカーもPAX−12BもY下トーンになってしまっている、どんなにスピーカーを変えても自分の感性が全面に出てきているからガラリとは変わらない気がしてきた、

まだユニットを実装してエージングも無の状態でのスタートのため多少音抜けが悪い感じだがエージングすればもっと良くなるはずだ、

 今回の試聴用のSV−2(2007)は見事に昭和のレトロスピーカーを鳴らしきった凄いポテンシャルを秘めた文句なしの第一級のアンプで私はこのアンプには改めて感服した、是非このSV−2(2007)のアンプを導入して色んなスピーカーを鳴らして頂きたい、

お叱りを受けるかも知れないがマッキン、マランツ等のメインアンプで鳴らして満足しているマニアは私に言わせればまだまだ「ヒヨコ」だ!


 50数年間の眠りから覚めて即良い音を望むのはお門違いである。
おそらくこの時代のレコードの聴き方は現代のマニアックな虫眼鏡で覗いた聴き方とは方向性が違う、端的に言わせてもらうとスピーカーの存在感と機器を忘れて音楽をさりげなく聴く方法が適していると思う、

多分設計者はアメリカンサウンドを意識して研究開発されたと思うが私の印象ではアメリカンサウンドとは多少ニアンスが違う地味な音に聴こえてくる、

  
 このスピーカーの名前を教えずに聴かせたのなら100人が100人とも国産とは見抜けないと思うぐらい素晴らしいユニットだ、

事実このユニットを実装してヴィンテージスピーカーの大先生でもある西山氏に試聴して頂いたら「これが国産?」と驚いていた、

今までの国産スピーカーは個性がなく特性だけを追っかけたスピーカーのイメージで正直言って私も見向きしなかったがこのスピーカーを聴くと当時のスピーカーの技術者の凄腕と努力が伝わってくるような気がする。


昭和のレトロスピーカーをバカにするな!

 オーディオのハイエンドマニア達がスピーカーはウェスタン、アルテック、JBL、タンノイでないと駄目だとかスピーカーは外国製に限ると主張する方が沢山いるが(私もその一人だった)本当に良い条件での国産スピーカーを聴いたことがあるのだろうか

一度も聴かずに風の便りや人の噂だけを鵜呑みにして評価するのはオーディオマニアとしては恥ずかしいのではないか、

 日本の伝統ある工業製品であるパイオニアの半世紀前のスピーカーがこれだけ素晴らしい音で鳴るとは聴いて見るまではわからなかった、正直に言って私は脱帽である。

 このユニットの開発に携わった多くの技術者とユニットを組み上げた職工さんや個々のパーツなど苦労に苦労を重ねて作り上げた下請けの町工場の工員さん、「戦後の日本の工業技術ここにありき」で奮闘された気持がひしひしと伝わってくる、

当時のエンジニア達は欧米のスピーカーを徹底的に研究されたのではないか、
しかも外観がジェンセンのG−610Bに良く似ているのも頷ける、

スピーカーのフレームの検印に個人名のスタンプが押してありますがこれを見ますと当時も高レベルな品質管理をされていた製品だと思う、

多分このスピーカーの設計者や製作に携わった多くの方達はこの世にいない人もいるかも知れませんがこの方達のお陰で今日の日本のオーディオ文化がありパイオニアの70年の伝統と歴史があるような気がしてならない、
 
 このように書きますと日本人である以上海外のスピーカーよりもっと身近に感じてきます。タンノイやJBL、アルテック等の海外スピーカーも良いがもう一度昭和のレトロスピーカーを見直す時が来るような気がする、その時に是非国産のレトロスピーカーを加えて頂きたい、

 今回の比較試聴で英国ヴィンテージスピーカーがドレスの似合う素敵な「貴婦人」的な音ならこのPAX−12Bは和服の似合う「京美人」の音に例えられるぐらい上品な音で音楽を聴かせてくれた。

また50数年の時を超えてエージングもこれからですが時間が経てばもっと素晴らしいサウンドで音楽を楽しませてくれると思う、


 今回ご紹介しました半世紀以上前のパイオニアPAX−12Bは欧米のヴィンテージスピーカーと比較しても何ら見劣りがしないぐらい素晴らしい音楽を奏でてくれたが鳴らし方次第で石ころにもなりダイヤモンドにもなるのではないかと痛切に感じた、

 ヴィンテージショップ等では国産のスピーカーは価値がないと決めつけてバカにする、

名前は伏せたいがお粗末なブリキ板で作ったようなフレームに亜鉛メッキで仕上げてフェライトマグネットを装備しただけの海外のコアキシャルタイプのヴィンテージスピーカーが高値で取引されているがこんなのにどこに価値観があるのか音以前の問題だと思うのだが、


 国産のスピーカーのすべてが良いとは思わないが隠れた名品もあるはずだ、それを探し出して上手く鳴らす、これも一つのオーディオの醍醐味ではないだろうか、

「舶来のブランド」も良いがこんな立派な「Made in Japan」の存在があるのを忘れてはならないと思う、

私は声を大にして言いたい「昭和のレトロスピーカーをバカにするな!」と、


一度は言ってみたいセリフ

 ウェスタンマニア、最新の舶来のブランド志向で固めたスーパーマニアの天狗達のスピーカーシステムにこの部分の音が悪いとケチを付けたら相手はきっと「あんたのスピーカーは何処のスピーカーだ!名前を教えろ!」と目を吊り上げて怒るだろう、

その時胸を張って「僕のスピーカーは昔のパイオニアです!」と言ったら「何んだ!国産か!」とバカにされお叱りを受けるか鉄拳が下るだろうなぁ、

こんな連中に「一度は言ってみたいセリフ」だが怖くて言えないかも、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-015


▲△▽▼


Pioneer PAX-12B - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Pioneer+PAX-12B

オーディオの足跡 Pioneer PAX-30B/PAX-12B
¥9,750(1960年代後半頃?)
https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/unit/pax-30b.html


コーン型トゥイーターを搭載した30cm2ウェイ同軸型スピーカーユニット。

機種の定格

型式 30cm2ウェイ同軸型スピーカー

インピーダンス 16Ω

最低共振周波数(fo) 40Hz〜50Hz
再生周波数特性 35Hz〜16kHz

最大許容入力 10W
出力音圧レベル 102dB/W

総磁束 ウーファー:123,000maxwell トゥイーター:15,500maxwell
磁束密度 ウーファー:10,000gauss トゥイーター:10,000gauss

等価質量 25.0g

バッフル開口 270φmm
取付穴位置 290φmm

外形寸法 直径306x奥行170mm
重量 4.5kg
https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/unit/pax-30b.html
 




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コメント


1. 中川隆[-10184] koaQ7Jey 2019年5月24日 09:39:38: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2161] 報告
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EAS-20PW55 (ゲンコツ) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=EAS-20PW55


オーディオの足跡 Technics EAS-20PW55  
¥6,800(1台、1966年頃)
https://audio-heritage.jp/TECHNICS/unit/eas-20pw55.html


スピーカー製品情報 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php

Technics - スピーカー製品情報 真空管アンプ「カトレア」

ゲンコツ型の最終型で最強のゲンコツです。別名スーパーゲンコツ。
アルニコ磁気回路。
95db 1.6kg
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php?no=26

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私のオーディオ人生 第41回 懐かしのスピーカー VOL.1 by Y下 
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-041


西方より二人の強者来たる!


 7月の23日私のコラムをお読みになった方が一度お会いして音を聴かせてほしいと連絡がありました。倉敷にお住まいのK原氏と兵庫県はたつの市のM田氏のお二人が新幹線に乗らず外来線を乗り継いでわざわざ電車でお越しになりました、

 K原氏、M田氏とも百戦錬磨のオーディオ歴をお持ちでK原氏の現在はアメリカのボザークを使いクラシックがメインで聴いておられます。

昔は五味氏と同じタンノイのオートグラフのモニターレッド、マッキントッシュC−22とMC275を使ってこられたオーディオに関しての西方の強者である。

 もう一人の強者は兵庫県たつの市にお住まいのM田氏でK原氏とは大変仲が良くお互いオーディオ理論をお持ちでこの方もオーディオに関しては恐ろしいほどの感性とスキルがありスピーカーはアルテック、JBLのダブルウーファ―と蜂の巣ホーン、アメリカタンノイを使っている歴戦の強者でリスニングルームは50畳の部屋とのこと、

 私のシステムはお二人の方に比較して大変お粗末なシステムでお聴かせするには恥ずかしいですがわざわざ遠方より来られる以上がっかりされないように大切なお客様用に再度システムの変更をしました、

PCオーディオは昇圧トランスWE−618Cを使いアンプは最近製作したウェスタンのパーツを使ったアンプと前回紹介したWEの真空管でVT52刻印武蔵アンプ、

 スピーカーは来客用のヴァイタボックス、DU−120コアキシャルをゲンコツから外してユニット交換した、(DU−120はお客様用)

早速、自宅に招いてシステムのラインナップを説明した後に音出し開始である。こちらとしては遠路遥々来ていただいて聴いて頂く以上戦々恐々だがCDをトレーに入れてPCオーディオの開始である。

 最初にバイオリンとチェロをお聴かせすると百戦錬磨の耳で一言「こんな音」は聴いた事がない、CDが奥行を伴って空気感のあるサウンド、その後バッハのピアノでG線上のアリア、バッハのチェロを聴いて頂いた、

音を聴いている間はお二人の方は終始無言であったが曲が終わると一言「参った!奥行を伴った空気感のあるサウンド」は初めて聴いた、このような音なら生の演奏会に行かなくても自宅で味わえる素晴らしいとお褒めの言葉を頂いた、

 最後にキースジャレットのケルンコンサートのPCオーディオとアナログレコードの比較試聴はキースジャレットではアナログに軍配が上がったが私が聴いてほしかったのは一般的なCDPで聴くデジタルとは違いWE−618Cを介したPCオーディオはアナログに負けない素晴らしさを納得して頂けたと思う、

 帰りがけにK原氏が今まで有名なマニア宅を沢山聴いてきたがこの音は日本でもトップクラスと絶賛して頂いたのとこの音を聴いていたら演奏会にお金を払って足を運ぶ必要がないとも言って頂いたが社交辞令かも?遠方からわざわざ名古屋まで来ていただき有難うございました。私も秋になったらご訪問させて頂く予定です。


前回紹介しましたプロ用ヤマハフォノモーターを集成材を使いプレーヤーケースを製作、縞黒檀の突板を貼りました、アームはグレースのG−565と米国の放送局で使われていたマイクロトラックのウッドアーム、このアームは管球王国の評論家で篠田先生が使用しているものと同じです。

ナショナル EAS−20PW55


このゲンコツスピーカーは昔からのクラフトマニアなら知らない方はいないと云われているナショナルのEAS−20PW55の試聴を兼ねてご報告します。ゲンコツは私も使った経験もあり日本の名器の一つに挙げられています。

ゲンコツの初期モデルは8PW1で1954年に発売されたユニットでインチからセンチに型番がEAS−20PW09に変わった、

その後ゲンコツシリーズはアルニコからフェライトタイプに変わり1980年代に生産中止になりました。

ゲンコツの中で一番人気は大型のアルニコマグネットを採用したEAS−20PW55が最上位機種でこのユニットは状態が良ければ7万〜8万ぐらいで取引されている。
EAS−20PW55はGOODMANSのAXIOM80やAXIOM22などのユニットとよく似た真っ赤なアルニコマグネットが印象的です。

果たして本当にこのユニットは日本の名器なのか以前にGOODMANSのAXIOM80やワーフェデールのスーパー8RS/DDなど試聴した経験もありますが多少自分の好みからは外れていた、今回は記憶をもとに比較検証してみますがこれが絶対評価ではないことをご了承して頂きたい、

松下電器のEAS−20PW55(ゲンコツ)の正面と真っ赤なアルニコマグネットが魅力的なユニットで重量は結構あります。


当時の思い出

このユニットを使ったのはかれこれ52年前になります。当時はまだステレオに関して超が付く初心者ですから本当に良い音がしていたのかは覚えていない、当時のマニアは高いスピーカーシステムなど買えずもっぱらユニットのみ購入して楽しんだものですがユニットを買ったのはよいがこれを入れるボックスがなくみかん箱やリンゴ箱に丸い穴を開けて鳴らしていたと思う、

当時人気のあるユニットはパイオニアのPAX−20F、コーラルの8CX−50がありましたがこのユニットは確か1本5千円ぐらいした記憶があります。私の様な貧乏人にはとても手が出なかったがこの2機種はツィーターにホーンタイプが採用されて大変カッコよかった、

買えてもコーラルの6CX−50ぐらいですが16cmでは物足りなくもないがやはり20cmクラスだと低域も出てくるような気がした、

今では38cmクラスが当たり前だが当時は部屋の事情や金銭面の問題で買えなかった、

スピーカーユニットをなけなしのお金で買ったのはよいがこれを入れるボックスを作らなくてはなりません。

当時のボックスはユニットを買ったときに付いていた段ボールに穴を開けて聴いていたがこの時の音は感動ものであった、

5球スーパーや電蓄の音しか知らないので段ボール箱でもHi−Fiサウンドが楽しめたがその後ラワンの単板で指定箱を作り楽しんだ、その時の音は低音がずっしり来てメリハリの利いた音だった、

当時ナショナルの8PW1の価格は1本3200円でぺアだと6400円私は貧乏人ですからこれでも上等だと思った、

オーディオは感性とノウハウと叩き上げのスキルだ!


 今まで沢山のユニットを使ってきました、フルレンジで特に印象が残るのはGOODMANSのAxiom80、ヴァイタボックスDU−120、パイオニアPAX−30B、ワーフェデールのスーパー8RS/DD、コーラルのべーター10と大変個性のあるユニットばかりだがその中でAxiom80は超が付く名器ですが私の好みとは多少違っていた記憶が残っている、

オーディオで一番難しいのはスピーカーです。これが上手く鳴らなければいくらWE−300Bアンプを繋いでも良い音は望めない、

今までスピーカー遊びをしてきてわかったのはスピーカーこそボックスとボックスに使われる木の材質が決め手と痛切に感じた、

スピーカーボックスはユニット以上にコストがかかるから安く済ませるには平面バッフルが一般的、私も色々やってきたが平面バッフルの場合は16〜20cmクラスのユニットだと効果があるが30cm以上を平面バッフルで使う場合は相当大きな板が必要になる。最低でも2m×2mぐらいのバッフル板を使わないとユニットの裏側から音が前に回り込んで低域が減少して中高域が喧しくなる。低音が出ているように聞こえるだけで本当に出ているならピラミッドバランスになるはずだが残念ながら本当の低音は出ていない、平面バッフルで聴くのなら16〜20cmクラスだと大きなバッフル板も必要なく楽しめるはずだ、勿論バッフルも振動していますから良い素材の板を使いたいものだ、

ネットのユーチューブでスピーカーを検索してみると色んな方が見える。例えばユニットをボックスに入れずに単体で鳴らしているがこんなのまったくもって意味を持たない、裸で鳴らして何を聴かせたいのかこんな鳴らし方なら5球スーパーのスピーカーのが良い音で鳴る。

日本の名器ゲンコツを上手く鳴らすには「感性とノウハウと叩き上げのスキル」ドクターXのセリフで「私失敗しないので」こんなセリフが自作オーディオで言えたらなぁ
たかが20cmされど20cm


JBLやアルテック、タンノイが今のスピーカーの主流でメインに使っている方が沢山いるがアルテック党やJBL党は国産のスピーカーには見向きもしない、スピーカーは海外製に限ると自負しているマニアは日本製のスピーカーと聞いただけで見下げて相手にもされない、

私は20cmクラスのユニットで聴いていると云うと頭からバカにした態度と上から目線で相手にもしない、

国産のユニットを真剣に聴いた事もないくせにスピーカーに関しては師匠や博士になったつもりだろうが私に言わせるなら有名な外国スピーカーすらまともに鳴らせないくせにと声を大にして言いたい、

このような連中に国産の20cmクラスのフルレンジを真剣に試聴したことがあるのだろうか、海外製ユニットでもこのクラスはコンパクトで大変人気がある。アルテックの755EパンケーキやJBLのLE8T、ラウザのPM−6辺りは人気の的だがこのレベルに匹敵するのが「マネシタデンキ」の8PW1である。このユニットもアメリカへ沢山輸出され好評だったらしい、アメリカには755EやLE8Tなど有名なユニットがあるのにゲンコツスピーカーが沢山売れたとはひょっとしてアメリカのユニットよりゲンコツのが音が良かったのかも知れない、

果たしてゲンコツスピーカーの実力はどの程度なのか大変興味が出てくるのだがゲンコツクラスだとボックスは適当、アンプは何でもよい考えで聴いているはず、例えは悪いが美人にボロボロの服を着せるのと同じでゲンコツは哀れだ、

アルテック、JBL、タンノイ、ハーベスなら拘りを持って楽しんでいるがましてや国産の20cmのゲンコツスピーカーなどメインスピーカーにはなれずサブシステムのスピーカーでしかないから多分出番は回ってこないのではなかろうか、

今回テスト的に現在使用している300リッターのボックスに入れたらどんな音の変化が出てくるのだろうか、ネットで検索するとゲンコツスピーカーを沢山の方が評価をしていますがほとんど50〜60リッターのボックスが多いが評価としてはどれも正しいと思う、大型ボックスに入れたゲンコツスピーカーは面白くなりそうだ、

たかが20cmされど20cmを300リッターのボックスに入れ材質はフィンランドバーチと真空管アンプで奏でた音、これは楽しみだ、


ゲンコツスピーカーを鳴らすシステム


デジタル

PCオーディオでの試聴
ノートパソコン
音楽ソフト Foobar 2000
昇圧トランス ウェスタンエレクトリック 618C 
DAC ラステーム UDAC32R


アナログ 

プレーヤー フォノモーターはプロ用ヤマハアイドラータイプ
トーンアーム マイクロトラック303ウッドアーム と GraceのG−565ロングアーム
カートリッジ オルトフォン SL−15E、GraceのF7M
昇圧トランス ウェスタンの618C

プリアンプ マランツ#7

メインアンプ ウェスタン VT52刻印シングルアンプ、
整流管はWE−274B刻印 最新作の英国直熱三極管アンプ


ウエスタンの618C昇圧トランス、


今回完成したアンプでゲンコツを鳴らしました、

世界の名器に対抗できるのだろうか


以前のコラムでご紹介したワーフェデールのスーパー8RS/DDも20cmユニット、コーラルのベーター10、GOODMANSのAXIOM80は25cmどちらもフルレンジユニットだったが国産の名器と謳われるナショナルゲンコツスピーカーはこれらの名器に対抗できるのだろうか、

ゲンコツスピーカーは過去に鳴らした記憶しかないからほとんど未知数な音、皆さんもゲンコツスピーカーは知ってはいるが聴かれた方は少ないはず、
今回使用するのは真っ赤なアルニコマグネットを使ったEAS−20PW55である。
このユニットに関して詳しくはオーディオの足跡に詳しく紹介されていますから参考にしてください。 試聴開始


いくら日本の名器と云えども所詮20cmのフルレンジだが300リッターのボックスだと今までの評価を覆す音が出るのか、早速バッフルを外して予めサブバッフルに取り付けたゲンコツを実装したが大変な作業でもあった、

最初にCDを使いPCオーディオでの試聴になる。リファレンスCDは一番のお気に入りの豊田裕子が弾く癒し系の「スローバッハ」ピアノとバイオリン、小鳥のさえずり、川のせせらぎが入っている癒し系のCDだ、

聴く曲目はバッハのG線上のアリア、CDをトレーに入れて出てきた音はピアノの響きが素晴らしいサウンドだ、ピアノの音には余分な付帯音もなく切れ込みの良い響きでどちらかと云えばGOODMASのAXIOM80に近い鳴り方でしっとり感と押し出しの良さが何とも心地よく聞こえる。特にピアノは絶品だ

CDをPCオーディオで鳴らすと今までのCDPで聴いてきた音とは全く異りマスターテープに近い鳴り方には驚いたがDACの後に付けたWE−618Cの実力は大変素晴らしくアナログを超えたようなサウンドになり何時までも聴いていたい癒し系のサウンド、耳障りのない上手く纏めた鳴り方である。

バイオリンに関しては多少音痩せしたように聞こえるがこれが20cmとは思えない量感とスケール感のあるサウンドには参った!

AXIOM80の時は低音不足であったがゲンコツは20cmなのに十分出ているのには凄い、1960年代の時に使ったゲンコツとはまったく違うサウンド、やはり300リッターのボックスと材質はフィンランドバーチが威力を発揮しているように思える。
またゲンコツスピーカーをマランツ#7、ウェスタンのVT52で鳴らされている方は多分いないと思うのでこのような評価になった、

ゲンコツスピーカーをトランジスターアンプで鳴らすと5球スーパーや並4ラジオのスピーカーの音になってしまう、ここは是非良質な真空管アンプで聴かないとゲンコツが可哀想だ、

このサウンドを聴くとゲンコツスピーカーは十分世界に通用できる名ユニットの一つに加えてもおかしくないがゲンコツに限らずフルレンジはどうしても高域がやや不足する部分があるがそこはフルレンジの良さで音楽を聴かせるのが魅力だ、

次に聴いたのは流行歌で春日八郎の別れの一本杉、春日八郎は以前千葉県に所要で行ったときブログで有名なこばさん宅に寄って聴かされた名曲中の名曲だ、GOODMANSのAXIOM22とWE−101アンプも素晴らしかったが、ゲンコツの場合は違った意味での良さもある。ゲンコツで昭和の歌謡曲を聴くと時代の雰囲気が良く出てレトロなサウンドになるが最近雑誌に載っている名ばかりの海外スピーカーではHi−Fi調になってこの哀愁に満ちた春日八郎の歌声はなかなか出てこない、

ゲンコツスピーカーを使っている方は多分50〜60リッターのボックスでサブスピーカーやセカンドスピーカーとして聴いていると思うがマランツ#7やWEのVT52、WE−618Cを使って300リッターで聴くゲンコツは一般的なゲンコツとは違う評価になる。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-041


 

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EAS-20PW55 (ゲンコツ) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=EAS-20PW55


オーディオの足跡 Technics EAS-20PW55  
¥6,800(1台、1966年頃)
https://audio-heritage.jp/TECHNICS/unit/eas-20pw55.html


20cmのダブルコーン型スピーカーユニット。

高域用コーンの前面に独自のイコライザー球(立相等化器)を装備しており、音波の回折を利用することで波面を揃え、高域特性を平坦にしています。

エッジには独自のULエッジを採用しており、ハイコンプライアンス化を図っています。

ボイスコイルに高純度のアルミ線を採用することで、高域再生限界を拡張しています。


周波数特性
https://audio-heritage.jp/TECHNICS/unit/eas-20pw55.html


機種の定格

型式 20cmダブルコーン型スピーカーユニット

許容入力 10W
V.Cインピーダンス 8Ω

再生周波数 20Hz〜20kHz
最低共振周波数 25Hz〜40Hz

出力音圧レベル 100dB
Qo 0.48(30Hzにおいて)

磁束密度 12,200gauss
総磁束 96,000maxwell
コーン有効直径 160mm

実効質量 15.5g
概算体積 1,200cm3
重量 2.6kg
https://audio-heritage.jp/TECHNICS/unit/eas-20pw55.html




2. 中川隆[-10183] koaQ7Jey 2019年5月24日 09:43:55: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2162] 報告
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CORAL BETA 10 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=CORAL+BETA+10


CORAL BETA-10
¥18,500(1台、1970年代前半頃)
¥22,500(1台、1980年頃)
https://audio-heritage.jp/CORAL/unit/beta-10.html


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私のオーディオ人生 第24回伝説の名ユニットと男たちのロマン by Y下 
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-024

 今回は伝説の名ユニットと男たちのロマンを題材にします。

 オーディオ(ステレオ)が華々しい頃、国産品でも大変素晴らしいスピーカーユニットが販売されていました。

ナショナルの8P−W1ゲンコツ。三菱のP−610 パイオニアのPAXシリーズ等クラフトマニアなら一度は使った経験をお持ちの方も沢山いるのではないだろうか、


 デジタルオーディオになってからオーディオを始められた方や既製品のスピーカーシステムしか使ったことのない方は興味が薄いかも知れませんがクラフトが趣味の方ならこのようなユニットは見覚えがあるはずです。今回は日本の伝説の名ユニットの紹介になりますから海外のスピーカーしか興味がない方も楽しく読んで頂けるコラムにしました。

 後半はオーディオを離れて誰もが経験したことのあるキットでの初心者に帰ってもの作りの楽しさを一読して下さい。(多分こちらのが面白いかも)


伝説の名ユニット、コーラル BETA−10


 このスピーカーは昭和40年代に発売されたユニットでコーラルと言えば必ずBETA−8 BETA−10を思い浮かべます。それ以外にもコアキシャルタイプやフルレンジのフラットシリーズが発売されていましたがこのBETAシリーズは特別に高価だった記憶があります。GOODMANSのAXIOM−80、ローサのPM−6辺りに対抗すべき国産初の超が付く高級ユニットになります。まずは写真を見て下さい。


肌色のコーン紙は大変綺麗な状態でほとんど無傷です。今時珍しい
BETA−10の超が付く極上品でボイスコイルの断線もコスレもまったくない、


フレーム仕上げは赤色に塗装を施したダイキャストと思われるがマグネットカバーは高級感溢れるクロームメッキ仕上げ

 このユニットを見ますとスピーカーの工芸品に相応しい佇まいを持っていていかにも良い音で音楽を楽しませてくれそうなスピーカーユニットでこれこそヴィンテージの称号を与えてもおかしくはない一つではないだろうか、BETA−8,10は40年以上の前のユニットですからコーン紙はボロボロの状態かエッジが破れて廃棄処分にされた運命にあるか状態が良ければ今でも大切に使っているマニアもいると思う、この伝説のユニットで音楽を楽しんでいる方は絶対手放すことはないから巷ではほとんど見かけない、

 コーラルのBETAシリーズこそ歴代の国産ユニットの中では名器中の名器でマニアの間では伝説のユニットと言われているがこのユニットをじっくり眺めるとフレームの仕上げの良さとマグネット部分をクロームメッキで施し磁束密度は15500ガウスを搭載した強力なマグネット、高域の指向性を考慮した星型の特徴あるディフューザーを採用、これこそはスピーカーの工芸品と思えてくるのは私だけではないと思うのだが果たしてどんな音を奏でてくれるのか、このコラムを読まれるマニアの方は懐かしさと面白さで興味深々ではなかろうか、


星型のディフューザーが印象的なスピーカー


いま愛用しているヴァイタボックスと比較すると音を聴くより飾っておいた方のが楽しそうだ、


信じられない体験


 このユニットを入手出来たのは自分でも信じられないと思っている。

 1月の後半に知り合いの方からアパートの部屋の廃材すべてを処分するから手伝ってほしいと依頼があり休みの日にお手伝いをさせて頂いた時に押入れの奥から一つのスピーカーユニットが出てきた、そのユニットがコーラルのBETA−10である、コーン紙は汚れも日焼けも無く大事なエッジ部分も痛みはほとんどない美品である。

 どうしてこんなのが有るのか理解できなかったが戦利品として勿論私が貰うことにしたが前に住んでいる方は何方か存じ上げませんが相当なステレオマニアであったと想像します。オーディオマニアでも過去のスピーカーユニットを知らない人は多分ゴミ扱いにしてごみ袋に入れて捨てたと思う、

 本当に信じられない体験で粗大ゴミの中からダイヤモンドを見つけたような嘘のような本当の話である。


名器の音とはどんな音?

 当時からこのユニットはクラフトマニアの間では評判が高く1本の価格がサラリーマンの初任給と同じぐらいであるから実際に購入して使われた方はごく少数だと思う、巷の話を総合するとアルテックやJBL、タンノイなどのユニット以上に良い音で鳴るとしか答えが返って来ないが私もこのスピーカーは一度も聴いた経験はない、

 今愛用している英国のワーフェデール、グッドマン、ヴァイタボックス等のヴィンテージスピーカーを使用しているから大変面白い比較になるのではないだろうか、また当時のステレオマニアは予算がないのでSPボックスは適当な箱に入れ音の悪い真空管アンプか半導体アンプで聴いていたのでは・・・・・

 ステレオ好きなマニアでも高級なスピーカーを買ってしまったらもう他の物は簡単に買えない金銭的に余裕などなかった時代です。

 また当時は真空管でもWE−300Bなどは聞いたこともなければ見たこともない、このような球で鳴らしている方は皆無に等しかったと思われる。そう思うとこのユニットの評価はまったく当てにならない、あまり期待するとがっかりする場合が往々にしてあるのがオーディオの世界ですから期待半分にしましょう、

 今回もスピーカーユニットの実装はいつもコラム等でご紹介しているフィンランドバーチで製作して頂いたタンノイGRF似のボックスにリングアダプターを自作してこのユニットを取り付けて聴くことにします。本来はこのユニットはバックロードタイプがメーカー指定になっていますがバスレフ仕様でも内部の吸音材やバスレフポートの調整を上手くすれば十分と考えているのと同じ名器でもあるサンパレーのSV−91Bを使えば力でねじ伏せて鳴るのではないか、伝説の名器コーラルのBETA−10にマランツ#7、SV−91Bを使った組み合わせで試聴します。試聴結果は次回のコラムで乞うご期待!


男たちのロマン

 もの作りでの趣味の世界では真空管アンプを始めプラモデル等のキットで組み立てる商品を扱った物は沢山あります。テレビで放映されていた蒸気機関車D51、トヨタ2000GT、スカイライン2000GTRなどを作るコマーシャルが流れていましたがあのCMを見ますと男なら一度は作りたい気持ちになるのではないか、

 遠い昔プラモデルに興味を抱いて飛行機、戦車、軍艦等を作った経験をお持ちの方は沢山いるはずで(その一人が私でもある)上手く出来ずに最終的に粗大ゴミになってしまった方、上手く出来ても埃まみれになり邪魔になって処分をされた方、このように書くと「俺の事を言っているのか」と思い当たる方が沢山いるはずだ、

 真空管の自作アンプとプラモデルとは同じ土俵での「もの作り」は多少方向性が異なる。プラモデルは製作の過程を楽しむのと飾って眺めるだけで終わりの趣味であるが真空管アンプの製作は作りながらどんな音が出るのか想像する楽しみが残っている。また上手く鳴れば苦労をして作ったアンプには愛着が出てきて手放さないはずだ、そこが自作アンプとプラモデルの違いかも?でも一度は作って見たい「男たちのロマン」がプラモデルだ、

 最近のプラモデルは大変精巧かつ精密でリアル感があります。勿論それなりに価格が高くなっているが、模型雑誌などでの製作記や作られた写真を見ますと本当にこれがプラモデルなのか本物に近い感じには驚かされてしまいます。

 「Y下のオーディオ人生」からは外れますがオーディオはちょっと一休みしてリラックスして「男たちのロマンをお読みください。


大日本帝国海軍の戦艦の写真


 何となく大げさな表題になってしまったが私が中学生の頃、同級生の友人の父親が元海軍の水兵で駆逐艦に乗艦していたと言っていた、当時のアルバムを見せて貰った時一枚の写真が目に飛び込んできた、その一枚が大日本帝国海軍の雄姿ある戦艦の写真だった、

 雑誌等では当時の艦船写真は良く掲載されていたが本物のプリントされた写真は初めてで感激したのを覚えるのと水兵さんの軍服の写真もカッコよかった、後ほどこの写真の戦艦を調べたところ「戦艦日向」とわかった、

 この戦艦の写真を無理を言って頂いたが残念ながら紛失してしまったのが心残りである。あれから50年近くの歳月が流れ記憶が薄れていたが今を持っても大日本帝国海軍の戦艦は迫力があり興味がある。


スクリーンにも登場した日本の戦艦

 1970年代に皆さんもご記憶にある映画「トラ・トラ・トラ」をご存じだと思う、確か帝国海軍の戦艦長門が映し出されていた、山本五十六に扮する山村聡が聯合艦隊司令長官として戦艦長門に乗艦するシーンがあったがあれはカッコ良かった、また「男たちの大和」これも見ごたえのある戦争映画の一つでしたね、


帝国海軍 1/350の戦艦金剛を作る。


 ハードオフ巡りをしていたらプラモコーナーにフジミ模型の戦艦金剛が目に飛び込んできたが価格が10,395円だが高いのか安いのか、まぁ上手く作れば楽しく安い買い物だが失敗すれば高い物に付くから悩むところだ、

 購入したのは良いが家族からは上手く作れるはずはないからそのまま開封せずにオークションに出品して転売するのが利口だと馬鹿にされたがそんな事言われると不安が先に来る。


フジミ模型の戦艦金剛、サイズは1/350になります。


プレーヤー台に乗せて完成した戦艦金剛


プラモデルは難しい

 付属のプラだけのキットパーツだけで組み上げるのはそう難しくはないがオプションの真鍮製エッチングパーツや甲板セットを使うとパーツが細かいので神経衰弱になりそう、特にエッチングパーツは細か過ぎて目が見えないし部品をすぐに紛失してしまう、ラッタル、手すり、窓枠の取り付け及び機銃の接着は拡大鏡を使わないと見えない辛さがあったがどうにかまとめることが出来たのだがもうプラモデルは作りたくない、はっきり言って俺には無理だったのと最初から完璧を求めて作るのが間違っていた、これはキットの真空管アンプにも言えるから最初は簡単な物から作らないといけないと言う鉄則がある。良く聞くことわざで「失敗は成功の元」と言うが失敗したら「使った費用」は誰が面倒を見てくれるのかなぁ、

 老後はボケ防止にプラモデルでも作って余生を楽しむは理解できるが年を取ると目が見えなくなりイライラが先に来るからはっきり言ってやめた方が利口だ!

写真をモノトーンにしますと大変リアルに見えます。


金剛型戦艦の活躍

 日本の戦艦で一番活躍したのは金剛と榛名の2隻でガタルカナル島のヘンダーソン飛行場に初めて36p砲の艦砲射撃を行ったのは有名であり金剛はフィリピンのサマール島沖で米艦隊の空母ガンビア・ベイ、駆逐艦ロバーツを砲撃で撃沈した功績がある。また日本の戦艦で潜水艦に沈められたのは金剛だけで有名な戦艦大和、武蔵は大した功績を残すことも無く大和は東シナ海で武蔵はフィリピンのシブヤン海で米軍に沈められた、金剛型戦艦の功績により今でも海上自衛隊でもこのネーミングが引き継がれている。「こんごう」と「きりしま」はイージス護衛艦、「ひえい」、「はるな」はヘリコプター搭載護衛艦の名称で活躍している。


次回予告

 次回はコーラルのBETA−10の試聴記をお届けします。憎き米英スピーカー対日本スピーカーの対決は期待して下さい。そう言えば戦争ドラマで鬼畜米英と言っていたセリフを聞いたことがありましたね、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-024

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私のオーディオ人生 第25回名器コーラルのBETA−10の試聴 by Y下
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-025


BEAT−10の試聴

 今回はコーラルのBETA−10の試聴になります。

前回でも書きましたがこのユニットは伝説の名器と言われているが名器とは何を基準にして評価しているのだろうか、

スピーカーのユニットの名器は巷には沢山ありましたが名器の称号が付くものは鳴らしづらくまともに鳴らすのは相当のテクニックと苦労を伴うものと言われているが今回のBETA−10はどんな音を奏でてくれるのか、

このユニットを使った経験のあるマニアに聞くと大変明るくパンチ力のあるドンドン攻めて来る豪快な音と評価していたのだが、やはり自分の耳で聴かないと・・・・・


 まぁ気に入らなければヤオフクにワンオーナー極上品で出品すればそれなりの価格になるから興味半分で聴けば腹も立たないし国産のスピーカーのレベルは海外のスピーカーより低いと評価されているらしいのとただで手に入れたユニットですから期待度30%いや10%で聴けば良い、


BETA−10の仕様

 コーラルのBETA−10を試聴する前にこのユニットの仕様がわからなければ先には進まない、ネットで検索しましたら以下のような仕様になっているのがわかった、


再生周波数25〜20,000HZ
最低共振周波数25HZ〜40HZ

インピーダンス8Ω
出力音圧レベル97dB
マグネット密度15,500ガウス

重量4,6Kg
ユニット構造 ダブルコーン

発売時期1968年ごろ    


以上が概略の詳細になります。

 当時の国産のユニットは海外のユニットと比較して大変丁重に作られているのとユニット単体での販売の場合は高級感も重要なポイントと思われる。

今回のコーラルBETA−10は15,500ガウスの強力なマグネットと97dBの音圧レベルを持った国産最高のフルレンジと評価が高くマニアは喉から手が出るほど欲しかったのだが価格が高くて手が出せないユニットの一つでもあった、


BETA−10を鳴らすシステム


アナログ系 

フォノモーターケンウッド KP−880のモーターのみ
使用トンアーム グレース G−565F ロングアーム
カートリッジ エラック EMC−1 MCタイプ、DENON DL−103GL


デジタル系 

CDトランスポート CEC TL51X
D/Aコンバータ Model2

プリアンプ 私が改造したマランツ#7

メインアンプ 英国マツダ PP5/400シングルアンプ


 今回はヨーロッパの直熱三極管で名球と言われている英国マツダのPP5/400で試聴します。

米国球のWE−300Bも良いのですが私が試聴した限りイギリスの直熱三極管はアメリカ球には無いイギリス・サウンドの音がします。

スピーカーは現在愛用中のワーフェデールとの比較も面白いのではないか、


今回のリファレンスアンプである91Bを予定していましたが解体後に組み上げて悪戦苦闘中ですから今回は間に合いませんでしたが完成後には再度報告させていただきたい、


はやる気持ちで早く鳴らしたい


 25cmのリングアダプターが必要のためホームセンターで合板を購入してユニットを前面から取り付けようとしてジグソーで加工したが上手く円形カットにできず最初は失敗、再度合板を購入して仕方なくバッフルの後方から取り付けることにしたのだが早く鳴らしたい気持ちと焦りは私も皆さんも同じではなかろうか、

 大橋氏の店主日記やK藤氏のブログでも紹介されたワーフェデールのスーパー8との違いを確かめたいのとBETA−10は名器と言っても国産のラッパですからマニアが使っているアルテック、JBL、タンノイには足元には及ばない気がするが・・・・・・・

 試聴には私のリファレンスCDでアンヌ・ケフェレックの「バッハの瞑想」とアナログディスクを使っての試聴になりますからこの曲を聴けばスピーカーの全貌が手に取るようにわかります。

 音を聴く前にこのユニットは多分長い年月押入れに放置してあったので完璧な状態ではないのとエージングまでは時間がかかる事をご了承して頂きたい、又ボックスとユニットとのDNAが一致するまでは時間がかかりますので絶対的な評価ではない事をご理解して頂きたい、


BETA−10をワーフェデールから外して取り付け、ボックスの上には戦艦金剛のプラモが展示してある。


30pユニット用のためアダプターリングを取り付けた、


これがコーラルBETA−10の音だ!

 コーラルを聴く前にワーフェデールを十分聴き込んでユニット交換後に早速アンヌ・ケフェレック「バッハの瞑想」のCDをトレーに入れて音出しを開始した、

 最初に出てきた音は話で聞いた音とは正反対でこれは一言では表現できない、

確かにワーフェデールとは音質、音色はまったく違う鳴り方だがこの音は今迄イギリス、アメリカ、ドイツのスピーカーを沢山聴いてきた音とはBETA−10だけは異質、というのか言葉では表せない音でこう言う音の世界も有りとつくづく感じたのだがこれが国産の音とは思えない、

 この音を聴くと国産の音ではなく又英国サウンドとも違う、勿論アルテックやJBLに代表されるアメリカンサウンドとは異なる。

私自身どう評価すればいいのか答えが出ないがピアノやボーカルに関してはずばりワーフェデールよりも渋くて繊細かつコクと味がある。

勿論ワーフェデールも素晴らしい良いユニットだがBETA−10もそれ以上のユニットと捉えた、

勿論スピード感はワーフェデールには負けてはいないと思う、
明るくパンチ力のある豪快な音は影を潜めていぶし銀サウンドだ、

例えを言えば言葉は悪いが「荒馬がロバ」になったような感じになるが半導体アンプで鳴らせばDF値が高いので多分高域のアバレのあるサウンドとなり聞こえは良いが賑やかな喧しい音になるのではないか、このようなサウンドなら名器とは言い難い魅力ないスピーカーになってしまう、


 次に試聴したのはヨー・ヨー・マのバッハ無伴奏ソナタのアナログ盤だ、このレコードはSUNVALLEY AUDIOさんの大阪の試聴会や真空管オーディオフェアにお貸ししたレコードで多分皆さんも聴かれているはずだ、

これも大変心地よく大きな音量を上げても疲れないのと大音量にもかかわらず人との会話が出来るのには素晴らしい、

この独特な音色が心を燻ぶるのは魅力的でアナログの暖かさが大変心地よく改めてアナログの良さを再認識した、


 デジタルCDだけで音作りされているマニアの方も是非アナログに挑戦して頂きたい、自分の好みに合った良い音を出すにはCDだけではなくレコードの良さも引き出してデジタルとアナログとの融合を計りながら音を構築するのも面白いのではないだろうか、レコードの良さがわかればCDの良さもわかるから新しいオーディオが開けるはずだ、


 最後は日本の伝統で以前のコラムでご紹介した坂田美子の琵琶ものがたりの「祇園精舎」

尺八、琵琶、語りは暗く寂しい響きが十分感じ取れ静寂の中から聞こえる鳴り方は今迄沢山の海外のスピーカーを聴いてきたがこの雰囲気感だけは出ない、

答えは簡単で琵琶と言う楽器や小唄のような節回しや演歌等は海外のスピーカー開発者は多分知らないのではないか、

 コーラルBETA−10は期待度10〜30%であったがメーカーの広告では外国スピーカーを超えると書いてあったが正直な話事実かも?

私が聴いてきた英国グッドマンのAxiom−80、ワーフェデールのスーパー8、ローサのPM−6Aより良い音と捉えたのと大変鳴らしやすいユニットでもある。

もうこのスピーカーは手放さずに末長く大切に愛用したいのだがスピーカーが国産品だと言うだけで見下げるマニアが沢山いるのには腹が立つ、

アルテック、JBL、タンノイしか興味がないマニアにコーラルのBETA−10を聴いてもらえば国産スピーカーの良さを再認識するのではないか、

また最近の新しい海外のスピーカーはどれも優等生的な音で魅力に欠けるがBETA−10のような個性のある不良っぽい音の方がスピーカーとしては面白いし飽きが来ない、

 スピーカーに関してはいつも思うのだがユニットはオーケストラでありボックスはコンサートホールであるからどんな良いオーケストラ(ユニット)でもホール(ボックス)が悪ければ良さが出てこない、

 今回は皆さんに試聴評価を伝えたかったですが私のような無知なレベルでは正確に文章では書けなかったのは残念に思いますが、まだ実装直後の音出しですからこれが絶対とは言えませんがこのユニットこそ後世に残る名器の称号を与えてもおかしくは無い素晴らしいスピーカーユニットです。


※名器とはどんなジャンルでもそのような雰囲気感で鳴らなければ名器といえない、


このアナログ盤を聴くとCDにはないアナログの暖かさが聞こえる


BETA−10で聴く琵琶ものがたりはせつなくも悲しい表情が出ている。


大橋氏も愛用の私のリファレンスの定番でこのピアノをいかに上手く鳴らすかがポイントと思う、


コーラルに想う

 私が21歳の頃(40数年前)に25pのコアキシャルを初めて買ったのは確かコーラルの10TX−70でこれを大型の自作箱に入れ自作の半導体アンプで鳴らしていたが良くも無ければ悪くも無い音であったが多分トランジスターアンプでは上手く鳴らなかったのではないかと今にして思うのだが・・・・・

 この時代にWE−300B、DA−30クラスの直熱三極管アンプで鳴らせばオーディオの方向性が今とは違った道を歩んでいたかも知れないが当時は国産より海外のスピーカーが魅力であったけれども今にして手放したのが少し心残りだ、


 このBETA−10を聴くと当時のコーラルの技術者は相当レベルが高かったと思う又スタッフの中に凄い耳の持ち主がいて海外の名器「グッドマンのAxiom80,ローサのPM−6,JBLのLE8T」当たりを十分聴き込んで開発されたユニットではないだろうか、

残念ながらコーラルという会社が今は存続していないのは非常に寂しい気がする。


追記 2軒のオーディオショップ

 所要で神奈川県の川崎に行く機会がありこちらのオーディオショップを覗いてみましたので報告します。こちらの2軒は中部地区には無いヴィンテージの専門店です。大変好感が持てましたのでご紹介させて頂きます。


横浜市内にあります「ホールトーンシティ横浜」は沢山のヴィンテージオーディオがありここの店主も大変良いお方で音も素晴らしいサウンドを聴かせてくれた、


ホールトーンシティ横浜|ヴィンテージオーディオ専門店
http://www.halltone.com/


 確かスピーカーはアルテックとローサのPM−6アルニコタイプ、メインアンプはアンペックスの807プッシュで業務用アンプ、プリアンプはオーディオリサーチのSP−3でしたがここで聴いたローサもアルテックも大変良くクラシックも見事に鳴っているのにはびっくりした、

特にアルテックで鳴らすクラシックは相当のテクニックを駆使しないと中々上手くは鳴らない、コーヒーまで出してくれた店の雰囲気と店主の対応は気持ちよかったのが印象に残る。


 2軒目は横須賀にあります「マツシタハィファイ」です。


ヴィンテージオーディオの店:マツシタハイファイ
http://www.mat-hifi.co.jp/


ここで聴くエレクトロボイスのパトリシアン800は実に芳醇な鳴り方でいつまでも聴いていたい音の一つです。

現在使用中のBETA−10の音を思い出しながら比較しますとどちらも良く好みの差ぐらいにしか感じない、そう思うと名器BETA−10は凄いユニットと痛感したのと私が求める音の方向性は間違っていなかった、


 エレクトロボイスのユニットは私が使用していた物と同じですがやはりアメリカから直輸入されたオリジナルは作りも素晴らしい、

ここの店主も話の分かる方で意気投合、オーディオに対しての共通点は同じですから話は弾みますね、最後にご夫婦で店の外までお見送りして頂くとは、お伺いして良かったと感じました、中部地区にはこのようなアットホーム的な良いオーディオショップがないのが悔やまれる。関東の方は是非この2軒のヴィンテージショップに行って下さい。自分が望む音の参考になるかも?


あとがき

 BETA−10の試聴は上手く表現できないのと言葉では言い表せないのが残念でなりません。私1人の評価では結論が出せませんでした。ここはSUNVALLEY AUDIOの大橋さんや四日市のK藤様に聴きに来て頂き前回聴いて頂いたワーフェデールとコーラルの比較を一刀両断で評価して頂きたい、

またこのコラムを読まれた方でBETA−10を一度聴いてみたいとおっしゃる方がお見えでしたらご遠慮なく聴きに来て下さい。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-025


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CORAL BETA 10 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=CORAL+BETA+10


CORAL BETA-10
¥18,500(1台、1970年代前半頃)
¥22,500(1台、1980年頃)
https://audio-heritage.jp/CORAL/unit/beta-10.html


BETAシリーズの25cmダブルコーン型フルレンジスピーカーユニット。

振動板には主原料のパルプに化学繊維を混入したものを使用しており、従来のスピーカーにみられる厚さや密度の不均一を抑えています。さらに、厳選したものを着色をさけて白色のまま使用しています。

高域用のサブコーンには強靭で高密度のパルプを特殊処理を施して使用しています。

ボイスコイルには銅線とアルミニウム線の長所を併せ持つ銅被膜アルミニウム線を使用しています。

コーラル独自のスカイバーエッジや、指向性を広げる星型ディフューザーを採用しています。

プロミネントフレームを採用しており、バッフル面にフラット・マウントが可能です。

機種の定格

型式 25cmダブルコーン型フルレンジユニット

公称インピーダンス 8Ω

プログラムソース入力
20W(1970年台前半頃)
40W(1980年頃)

最低共振周波数 32Hz
再生周波数帯域 fo〜20kHz

出力音圧レベル 97dB/W/m
磁束密度 15,500gauss

有効振動半径(a) 10.7cm
振動系等価質量(mo) 16g
Qo 0.5
メカニカルクロスオーバー 6kHz

最大外形寸法 直径285x奥行133mm

バッフル穴寸法 240mm
272mm(プロミネントフレームによるフラットマウント時)

取付穴寸法 228mm
258mm(プロミネントフレームによるフラットマウント時)

重量 4.6kg
https://audio-heritage.jp/CORAL/unit/beta-10.html




3. 中川隆[-10182] koaQ7Jey 2019年5月24日 09:45:29: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2163] 報告
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多摩音響研究所 16センチユニット L16A

多摩音響のスピーカーユニット L16A の広告
(オーディオアクセサリー 21号掲載)

ko_genki 2014年5月3日 at 12:26
僕の愛用スピーカーですね 貴重な情報です
昭和56年購入
http://audiosharing.com/review/?p=14581


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横浜のMさんと北関東の遠足 GRFのある部屋 2019年 05月 19日
https://tannoy.exblog.jp/30602341/


駅では、K.Oさんが待っていてくれました。昼食をいただいてから、まずはお嫁に出したDecolaに逢いに行きました。現地では、近くに住む大山君も合流です。


一年半ぶりに見たDecolaはすっかりこの家の住人になり、一回り大きくなった気もして、マダムの風格も出てきました。大山君も今更のようにDecolaの大きさに驚いていました。音を聴いたMさんは、しきりに感心されて、私の家にいたときより幸せだと言われました。私は、ちょっぴり複雑な気持ちですが、その通りだとうなずいていました。遠い英国の古い街から来た彼女を、二年がかりでOさんとレストアーして、いまこのように大輪の花を咲かせている彼女を見て安堵しました。


家の前に広く拡がる悠久の景色に、クレスパンの歌声が消えていきます。忘れていたオーディオの落ち着いた音を聴かせて貰い、里親として、満ち足りた時間でした。


K.Oさんは、Decolaばかりではなく、ご自宅の装置もDECCAのカートリッジをメインにしておられます。長野のLogeさんの手になる、Quad22のプリと、同じくQuad II の組み合わせで、鳴らす英デッカの盤は、とても切れ味も良く、弦楽器の広がり、ピアノのタッチの良さ、そして何よりも魅力的な声に、ここまで音をまとめているK.Oさんの音作りにも大変感心しました。


SPはユニークで、Lawtherの日本版を作っていた多摩音響の16センチユニットを、英国の AudioVector の箱に入れて鳴らされています。


多摩音響の16センチユニット + 英国のAudioVectorの箱
https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30602341&i=201905%2F19%2F99%2Ff0108399_12392836.jpg


その音はローサーのイメージとは違った、極めて上品な音で、それと比べると、家のユニコーンは、今少し謙虚にならなければと反省しました。


場所を変えて、K.Oさん行きつけのお店に。ブルゴーニュの白と同じブルゴーニュのNuits-Saint-Georges をごちそうになりました。私の好きなワインです。お気遣いいただきありがとうございました。それから三時間近く帰りの電車を忘れて歓談しました。K.Oさんの趣味の深さ、歴史の長さを感じました。それが今の音をつくり、そして、Decolaの置いてある家に結実されているのだと、徐々にK.Oさんのスケールの大きさがわかってきました。
https://tannoy.exblog.jp/30602341/


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チューブ オーディオ ラボ 多摩音響研究所スピーカー + 後面開放箱

スピーカーコーナー   ☆2015/09/12 
http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/Speaker4/Speaker4.html


Part.1
 モノラルをフルレンジでお楽しみの皆さん
是で良いと言うユニットに巡り合えたでしょうか・・・
   ついつい未だ聴いた事の無い他のユニットに・・・
   憧れるのは私だけでは無いと思います。


そんな訳で・・・
今回ご紹介するのは、後面開放のスピーカーボックス・・・
(ボックスとは言わないか・・・)に色んなユニットを取り付けて聴ける様に致しました。

Part.2
 音楽聴くにはフルレンジのSP1本有れば良い・・・と・・・お考えの皆様・・・
 モノラルでぶ厚い再生音を楽しんでいらっしゃいますか?
 後面開放ボックスに取り付けるべく・・・
 SPのサブバッフルが出来上がりましたので・・・ご覧ください。

Part.3
 しばらく時間が空いてしまいましたが・・・
 多摩音響研究所スピーカーを後面開放型の箱に取付けまして・・・
 無事 納品となりました。


Part.1 ◇ ユニット

是から出番を待っているユニットたちです・・・米国が多いです。 後・・・3点ほどバッフルの穴加工に出ています・・・


◇ ジェンセン

スピーカーボックスは・・・こんな感じです。 後は・・・ローサー16Cm サブバッフルに名器ジェンセンのP8P・・・20Cmフルレンジ・・・センターキャップはフェノール・・・ 4本の蝶ネジで固定します。


◇ 後面開放

裏側はこんな感じです・・・ 裏蓋が無いのでユニットの取り換えが容易に出来ます。

◇ 多摩音響研究所1

ご存じの方は・・・いらっしゃいますか? 当時・・・とてもとても高額なユニットでした。 黒のチジミ塗装です・・・採算等・・・考えて無かったと思います・・・ヨ


http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/Speaker4/Speaker4.html


◇ 多摩音響研究所2

実測で・・・13cm位のフルレンジです。 此のたたずまいから・・・ローサー・・・エクザクト等を連想するのは・・・私だけでしょうか・・・

http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/Speaker4/Speaker4.html


◇ 多摩音響研究所3

ご覧ください・・・此のフレーム・・・ ぶ厚いアルミダイキャスト・・・開発した技術者の心意気が伝わって来ます。 出てくる音・・・悪かろうはず有りません・・・ネ

http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/Speaker4/Speaker4.html


Part.3 ◇ 出来上がり

箱が出来上がってきましたので・・・早速にユニットを取付け・・・


◇ 50

万全を期して・・・使用アンプは50シングル・・・(フェアに出品します)


◇ 音だし

はやる心を抑えて・・・音出し確認です・・・ 此のユニットは初めての体験・・・ ターミナルの配線が・・・モドカシイ ボーカルでチェック・・・ びっくりです・・・ 素晴らしいです・・・ 皆さんに・・・聴いてもらいたい・・・ナ〜


◇ セッティング

良い感じで・・・収まりました・・・ 16センチで後面開放・・・実にのびのびと音が出ます。 絶品の美空ひばり・・・


◇ アルテック

隣の名機・・・アルテック・・・色が褪せてしまいそうです・・・(失礼) とても良い感じに仕上がり、喜んで頂きました。

-----------------------------------------------------


 SPボックスについての詳細はお問い合わせください。
 ご希望に応じ製作、調整致します。

チューブオーディオラボ 025-775-7383
今すぐメールを!E-Mail:tubeaudiolabo@rouge.plala.or.jp -----------------------------------------------------


http://shinkuukan2.web.fc2.com/2015/Speaker4/Speaker4.html



4. 中川隆[-10181] koaQ7Jey 2019年5月24日 09:48:35: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2164] 報告
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DIATONE 2S-305 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=DIATONE+2S-305


オーディオの足跡 DIATONE 2S-305
https://audio-heritage.jp/DIATONE/professional/2s-305.html

¥47,000(1台、1958年発売時)
¥56,000(1台、1968年頃)
¥78,500(1台、1969年頃)
¥120,000(1台、1971年頃)
¥200,000(1台、1975年頃)
¥250,000(1台、1977年10月1日改定)
¥350,000(1台、1984年頃)

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私のオーディオ人生 第3回懐かしきオーディオ仲間、コンコルド訪問記
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-003


三菱2S−305の音

タンノイを聴かせて頂いて感服している後に今度は三菱のモニタースピーカーの音出しとなった。

タンノイの余韻が残っている後の三菱の2S−305モニタースピーカーはどんな響きで鳴り出すのだろう?

レコードはクラッシックから一転して流行歌に変わった、私個人としては、はっきり言って興味がない。しかも美空ひばりと青江三奈だ。戦前派のK藤氏はこんなのが好きなのか、しかもオーディオ装置でこんな歌謡曲を聴くなんて、オーディオマニアはクラッシックかジャズが通り相場なのだが。

三菱のスピーカーからどんな音が聴けるのか、目を閉じてスピーカーに一点を集中しながら美空ひばりの歌が聞こえてくるまで固唾を呑んで鳴り出すのを待った。

最初のイントロから始まり美空ひばりの歌が流れ始めたとき、こんな切ない美空ひばりの歌は聴いたことがない。

低音がどうの高音がどうのと言う次元ではない。歌謡曲なんかバカにしていたけれど感動してしまう。

次は青江三奈の伊勢崎町ブルースだ。

イントロから始まり(あなた知ってる〜港ヨコハマ〜)この歌声を聴くと青江三奈はすごく魅力のある女性と感じた。

お色気ムンムンである。

「俺も青江三奈のファンになっておっかけでもやろうかなぁ」
それぐらい魅力のある歌声だ

良い音で聴く流行歌には本当に感動した。音が良いと歌まで上手く聞こえてくる。今まで色んなスピーカーを聴いてきたがこの三菱の2S−305は、さすがに日本が誇るスピーカーの名機だ、歌謡曲を鳴らしたらこのスピーカーの右に出るものはないぐらい素晴らしい。

この雰囲気はタンノイやエレクトロボイスでは出ない。K藤氏の音には魂がこもっている。

こんな音を聴いてしまうとオーディオとはいったい何だろうと考えさせられた。

(追記)テレビやラジオで青江三奈の伊勢崎町ブルースが流れると、K藤氏のことを思い出して昔を懐かしんでいます。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-003


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伝説の MItsubishi「2S-305」を手に入れる 2013年04月03日
https://blog.goo.ne.jp/cuckoo-cuckoo8/e/c755568f7139f37e553711afbab70288


 前回、Kripton KX-1000P について書きました。

 うん、このスピーカーあたりが、私のレベルではひとつのゴールかなあ・・・
 と思っていたところに、オーディオ関連本「これだ!オーディオ術」(村井裕弥著)を読んでいて件名のスピーカー「2S-305」に関する記事が目に止まったのでした。

「江川三郎実験室の記録」(P43~)より一部を抜粋します;

 珍しく、イベント開始時から良い音が出ている!

 ほとんどの場合、最初は「なんてひでえ音だ。何とかしようぜ。」で始まり、対策を重ねたあげく、ハッピーな世界にたどり着くというのが常で、それがこのイベントの趣旨なのだからそれはそれで良いのだけれど、今日は例外のようだ。

 「何が鳴っているの?」と人垣をかき分けてみると、写真では何度も見ているが実物を見るのは初めての、大型スピーカーが姿を現す。三菱の2S-305じゃないか。伝説のNHKモニター!!

 この2S-305の、それも保存状態がいい個体の音を聞いたことがある人はほとんどいないのではないだろうか。

 かかっているのはチェチーリア・バルトリの「ゆかしい月よ〜イタリア歌曲集」(DECCA)で、軽い振動板の大型ウーファーが鼻歌気分で奏でる音は、昨今の小型スピーカーが逆立ちをしても表現できない世界だ。念のためにいっとくが、「低音がよく出る」とかいう低レベルの話じゃないよ。

 こんな風に書かれたら、聞いてみたくなりますよね(笑)。

 ネットで2S-305を検索してみますと、NHKの現場で使うために開発された伝説のプロ用モニタースピーカーであることが判明しました。

 最初に発売されたのが1958年(私が生まれる前)、生産が終了したのが2001年という驚異のロングセラーを記録し、「スピーカーのダイヤトーン」という名声を得るに至った記念碑的作品です。

 数年ごとにモデルチェンジをしなければ売れない日本のスピーカーの中にあって、奇跡的なシーラカンス的存在という見方もできるかと。


 オーディオ評論家、菅野沖彦氏のコメント:

 「満開の桜を見るように、端正で、淡泊でいて豪華な響きの音は「はんなり」とでも形容したい上品な佇まいのバランスと音色」

 ただ、大きいんですよねえ。

 ・・・W(幅) : 650.00mm  H(高さ) : 880.00mm  D(奥行) : 445.00mm 重量50kg弱。

 ちょっとした「家具」です。 


★ 参考になるHP/ブログ;

□ ステレオの産業史|ダイヤトーン
□ DIATONE 2S-305の仕様 ・・・価格がどんどん上がっていく不思議
□ audiosharing「過去のReview」(菅野沖彦氏、瀬川冬樹氏、井上卓也氏、岩崎千明氏のコメント)
□ ダイヤトーン 2S-305 (BTS R-305) モニタースピーカー
□ オーディオ・音の傾向「diatone 2s-305」


★ YouTubeより;

□ 廿日市のコーヒーハウス・イシイへ名機R305(2S-305)がやって来た
□ スタジオモニター定番スピーカ 三菱 DIATONE 2S-305D(R-305)
□ スッと出る音My Audio test (2S-305,LHH1000,2A3-Z Amp & Preamp was made
□ Diatone Mitsubishi-R305
□ 音楽喫茶「アヒルのジミー」開店 因幡晃のフランス語「わかって下さい」
https://blog.goo.ne.jp/cuckoo-cuckoo8/e/c755568f7139f37e553711afbab70288


 そ、そして、中古の2S-305をボチッ(パソコンのキーボードを押す音)と買ってしまった私。

 アフターケアも可能なショップ「ハイファイ堂」から購入しました。
 何せ古い品物であり、格安のオークション出品物ではキチンと稼働するかどうか不安が残りますので。

 そこで実働するようメインテナンスされ、かつ使いやすいように一部改造した品です。

《メインテナンス内容》

 外装研磨・全塗装 サランネット張替え コンデンサー交換(JRCオイルコンデンサー計4ヶ)

《改造内容》
 スピーカーターミナル背面バッフル加工取付け

 このスピーカーは本来「キャノンコネクター」というプロ用ターミナルしかないのですが、一般のバナナプラグも使用できるようにターミナルを増設してあるのです。
 なお、キャノンコネクターも従来通り使用可能であり、専用ケーブルも付属しています。


 側面にあるキャノンコネクターの形状(↓)


 本来は背面には何もないのですが(↓)


 バナナプラグ対応のターミナルが増設してあります(↓)


 年度末セールで「送料無料」「2年保証付き」というタイミングでゲットしました。

 相談したら、なんと2Fまで運び上げてくれるとのこと(よかった〜)。
 4月中旬に届く予定で、どの位置に設置しようか、スピーカースタンドはどうしようか、と嬉しい悩みを味わっているところです。
 ああ、部屋中に広がるオーケストラの響きを早く味わいたい・・・。

 どうもピカピカの最新式よりも、いぶし銀のヴィンテージものに惹かれてしまう私。
 気がつくと周囲には古いものばかりが増えています。
 腕時計も50年前の機械式のものばかり。
 自分自身もそろそろ骨董品と化してきたかな・・・。
https://blog.goo.ne.jp/cuckoo-cuckoo8/e/c755568f7139f37e553711afbab70288

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DIATONE 2S-305 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=DIATONE+2S-305


オーディオの足跡 DIATONE 2S-305
https://audio-heritage.jp/DIATONE/professional/2s-305.html

¥47,000(1台、1958年発売時)
¥56,000(1台、1968年頃)
¥78,500(1台、1969年頃)
¥120,000(1台、1971年頃)
¥200,000(1台、1975年頃)
¥250,000(1台、1977年10月1日改定)
¥350,000(1台、1984年頃)


1955年に発表された2S-660から3年を費やし改良されて誕生したスピーカーシステム。
NHK技術研究所との共同研究によって開発されました。

2S-305は何十年もの間、BTS-6131に規定された音質監視用R305の指定名称で、国内の放送局をはじめ海外の放送局や、音響専門メーカー、音響研究所で標準再生用として採用されました。

また、高い技術精度で作られる一つ一つのパーツをシステムとして完成させるため、エンクロージャーの製作、部品の組立て、取付けにいたる過程すべてが熟練した職人による手作業により行われていました。

低域には20cmコーン型ウーファーであるPW-125を搭載しています。
PW-125の振動系はクロスオーバー周波数1500Hz以上で高域が減衰するメカニカル・フィルターになっており、ネットワークを使用しなくても不要な高音の放射がありません。

高域には5cmコーン型トゥイーターであるTW-25を搭載しています。
このユニットの振動板は有効振動半径2cmとなっており、磁気回路には磁性材料の中でも高い方の飽和磁束をもつとされている鉄・コバルト合金を使用して、高能率化を実現しています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。また、カバとラワンの薄板を1枚1枚接着し外角に丸みを持たせることで、回折現象による中・高域への影響を防止するとともに、機械的強度も高めています。

1台1台に無響室での実測データが添付されていました。

壁掛け用の2S-305C(灰色)や600Ωのマッチングトランス付もありました。

別売りオプションとして専用キャスターがありました。

機種の定格

方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型

ユニット等構成
低域用:30cmコーン型(PW-125)
高域用:5cmコーン型(TW-25)

ネットワーク:HP-170

再生周波数帯域 50Hz〜15kHz 40Hz〜16kHz ±5dB

入力インピーダンス 8Ω

クロスオーバー周波数 1.5kHz

定格入力 20W
最大入力 60W

出力音圧レベル 96dB/W 102dB/VA

ネットワーク 高域:12dB/oct

外形寸法 幅650x高さ880x奥行445mm

重量
45kg(1975年以降のカタログ記載)
50kg(1969年〜71年のカタログ記載)

別売 専用キャスターMC-1380A(¥30,000)
https://audio-heritage.jp/DIATONE/professional/2s-305.html


95. 中川隆[-10119] koaQ7Jey 2019年5月26日 21:21:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2230] 報告

特に、日本の静電型スピーカーの音質は今の何千万円もする欧米のスピーカーに遜色有りませんでした:


まるで細密画を思わせる奇跡の描写力 _ スタックスの静電型スピーカー ELS-8X
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/954.html

ソニー SS-R10 _ 史上最高の静電型スピーカーだったんだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/950.html

96. 中川隆[-10104] koaQ7Jey 2019年5月27日 11:36:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2246] 報告

i氏山荘オーディオ訪遊記
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304761631-1


i氏山荘のオーディオ部屋の出来事を中心に綴ります。16cmや20cmのSPユニットを取り付けた平面バッフルの音場感、自然な広がり感、臨場感、目の前で演(や)ってる感など、再現される音響空間が感動的です。

頼りない感じの16cmから、耳を圧する大音量が飛び出すことに驚き、それでも破綻しない再生音の品位に感激です。平面バッフルのすばらしさを、さらに追求していきます。


(1)i氏山荘オーディオ訪遊記(第1話) http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14
   **激安ダイドーボイス16cmSPのよさを発見**

(2)i氏山荘オーディオ訪遊記(第2話) http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-14-1
   **箱型では得難い平面バッフルの感動的な音場**。

(3)i氏山荘(第3話)改造! 背面開放型ウーハー http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2013-10-19
   **密閉型ウーハーの大胆改造**

(4)i氏山荘(4)755E、Golden8T新設、訪問雪解け待ち編 http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28  **往年の20cmSP、755E・New Golden 8T・8P-HF1が加わり、高まる期待**

(5)i氏山荘(5)圧巻ASHIDAVOX、755E GOLDEN8 CD408 403A 他を圧倒 http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26 **「美濃和紙」の超軽量コーン ASHIDAVOX 20cmが往年の内外著名SPを圧倒**

https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304761631-1


ASHIDAVOX については

超軽量の美濃漉き和紙コーンを使った芸術品、世界最高峰のロクハン アシダボックス 6P-HF1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/956.html

97. 中川隆[-10082] koaQ7Jey 2019年5月27日 18:31:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2268] 報告

20cmコーン型フルレンジユニット ASHIDAVOX(アシダボックス)8P-HF1。

「ダイナミック型フルレンジスピーカーの世界的傑作」程度の賞賛では、とても足りない。

まさに「超」を付けるべき傑作と見た(いや、この耳で確かに聴いた)。

今回の試聴において、ASHIDAVOXの前に、各種著名ビンテージ・スピーカーは色を失った。

それぞれのユニットの、いい点・悪い点などを比較して・・、などと比べている状況ではなかった。

今日の日記の冒頭に、品の悪い言葉ではあるが、と断った「ぶっちぎり」であり、その他のユニットの評価や比較など意味がないほどの圧巻であった。

冒頭の繰り返しになるが、なぜこれほどのユニットが埋もれているのか。

まちがいなく、この手の20cm前後のビンテージスピーカーでは、世界の超一級品であり、真のオーディオファンには、きっと高く評価されるに違いないユニットである。


なぜこのASHIDAVOXが「マイナーな傑作」で終わったのか。
高く評価したオーディオ評論家はいた。

しかしそれがなぜ、「幻の傑作」などと言われる経過を辿ったのか。
数量が出なかったのか、生産が間に合わなかったのか?

発売は1957年、その頃はまだ日本のオーディオ環境は貧しく未成熟であった。
早く生まれすぎたのかもしれない。

しかし、かなりの長期間、市場にあったはずである。

当時のオーディオ・ジャーナリズムは、どのような反応をしたのだろうか。

ダイナミック型フルレンジの「音質世界一」のユニットがどこかにあるとしよう。
ASHIDAVOX 8P-HF1は、それに勝るとも劣ることは決してないだろう。

Made in Japan。

使われているのは、コーンの最適素材を追い求めて辿り着いた日本古来の美濃紙。
この純日本madeの「世界に冠たる」はずであったスピーカーユニットが、なぜ埋もれたのか。

なぜ埋もれさせたのか。
まったく残念であり不可解である。

しかしASHIDAVOX 20cmフルレンジが、山荘に用意されたいくつかの錚々たる「世界の名器」を、下品な表現ではあるが「ぶっちぎり」の差で圧倒した事実。
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26


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ASHIDAVOX 8P-HF1

フルレンジスピーカーのお手本のようなアシダボックスの20cmユニットです。コアキシャルや巨大マグネットのユニットに隠れて発売当時はあまり人気がなかったようです。今では、高能率で真空管アンプにぴったりのユニットですが、中古品でもめったにお目にかかれません。軽量コーンでフィックスドエッジです。


型式 20cmコーン型フルレンジユニット

インピーダンス 8Ω

最低共振周波数 50Hz
再生周波数特性 fo〜14000Hz

出力レベル 96dB
最大入力 8W

マグネット アルニコ
重量 1.5kg
http://www5b.biglobe.ne.jp/~tritium/8phf1.htm

98. 中川隆[-10077] koaQ7Jey 2019年5月27日 19:52:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2273] 報告

超軽量の美濃漉き和紙コーンを使った芸術品、世界最高峰のロクハン アシダボックス 6P-HF1


フルレンジスピーカー・アシダボックス16p を真空管EL34単段シングルアンプで鳴らす - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=l2cFOIufUYk

オーディオの足跡 ASHIDAVOX 製品一覧 アシダボックス
https://audio-heritage.jp/ASHIDAVOX/index.html


ASHIDAVOX 6P-HF1
¥870(1台、1960年代頃?)
https://audio-heritage.jp/ASHIDAVOX/unit/6p-hf1.html

MRコーンを用いた16cmフルレンジスピーカーユニット。
MRコーンは従来より軽量化と歪の低減が図られています。


周波数特性図
https://audio-heritage.jp/ASHIDAVOX/unit/6p-hf1.html


機種の定格

型式 16cmコーン型フルレンジユニット

V.Cインピーダンス 4Ω

再生周波数帯域 30Hz〜15kHz
周波数偏差 ±5dB
最低共振周波数 65Hz ±4Hz

出力音圧レベル 97dB/W以上

振動系実行質量 2.9g
空隙磁束密度 7,600gauss

公称入力 3W

最大許容入力
6W(フラット入力)
8W(中域専用、100Hz以下カット)

取付寸法 158mm
バッフル開口径 130mm
重量 0.75kg
https://audio-heritage.jp/ASHIDAVOX/unit/6p-hf1.html


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幻のロクハン、世界最高峰のロクハン ASHIDAVOX 6P-HF1 2013/10/20
https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/47627120.html


今回は手持ちのヴィンテージ?スピーカーユニットを紹介します。

まずは〜

ASHIDAVOX 6P-HF1
https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/GALLERY/show_image.html?id=47627120&no=0
https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/GALLERY/show_image.html?id=47627120&no=1

ASHIDAVOX 6P-HF1 です。最初からすごいのが登場です。

(と、思います)


この幻のロクハン、世界最高峰のロクハンと言われた6P-HF1・・・。

・・・なるほど、取り扱い説明書には〜〜

https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/GALLERY/show_image.html?id=47627120&no=5


“ウルトラ フルレンジHi-Fiスピーカー”とあります。

“ウルトラ”!! “ウルトラ”ですよ(笑)。


このユニットは昭和55年頃 電気屋さんのガラスケースの中に陳列されていたのを見た事がありました。
でも、当時 高校生の僕は「アルミダイキャストフレームでロールエッジでマグネットが大きいユニット」が低音が出る高級機と考えておりましたので、古いラジオなんかに付いていそうなこの貧乏臭いユニットには目もくれませんでした。


イメージ 3
https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/GALLERY/show_image.html?id=47627120&no=2

エッジの部分が分かりますか?薄くなっているでしょ?。

古くなって薄くなったのではありません。

このユニットの特徴はMRコーンという名前のコーン紙を使用しております。

取扱説明書には“MRコーン”の素晴らしさが「これでもか!」と言う位紹介されております。

さて、先日 結婚式の席でアシダ音響の御曹司とお話出来る機会がありました。

僕よりも20歳位若い彼にデジカメのこの写真を見せましたら

彼は・・・「これは、美濃和紙なんですよ」・・・・。

・・・「ユニットの再発の要望がありますが金型は何とかなっても

  (紙を漉く)職人がいません」・・・・・。

と言っておりました。職人はとっくの昔に他界されていて、

手漉きで生産していたと思われるこのMRコーン、

中心から徐々に薄くなってエッジの部分は光が透けて来る位に薄く仕上げる・・・まさしく職人技です。


僕は淡い希望を抱きながら、彼に「会社にデッドストックがありませんか?」と聞きましたが「残念ながらございません」との返事が返ってきました。

まあ、当然と言えば当然の返事に僅かな望みはいとも簡単に打ち砕かれました。


ところで・・・

MRコーンの“M”は美濃のM?でしょうか?

職人のイニシャルでしょうか?

それとも物理的特性か何かの かしら文字をとったものなのでしょうか?

すっきりしたいのでご存知の方がいらっしゃれば教えて下さいませんか?


・・・後から思ったんですが、アシダ音響の若旦那に聞いておけば良かった。

先程までのユニットの写真は時々試聴するユニットで、この元箱写真は“NOS品”です。


取扱説明書、取付ネジ、全て揃っているオリジナルNOS品です。

・・・・写真撮影したので乾燥剤を入れてまた大切に保管します。


“コーヒーと音楽クレシェンド”さんのホムペに6P-HF1の音が紹介されていますが全くその通りと思います。


僕はP-610指定箱に取り付けて聴いたりしますがこのプアーなユニットから本当に信じられない雄大な低音が出て来るのです。
16cm口径とは思えないスケールです。


ただし、アタック感やスピード感という再生音を望んではいけません。


超軽量コーン紙ならではの反応の良い音ですが、耳に突き刺す様な刺激的な音は

出しません。しかし、輪郭がボケていると言うわけでもありません。


低音も高音も音色的に現在のユニットとは全く別の音を奏でるスピーカーユニットで、ゆったりとした優しい音はリラックスして音楽にのめり込めます。

アメリカでも欧州でもない“純日本”的な音とでも言いましょうか。

クレシェンドさんの230ℓ密閉箱とは行きませんが、今後せめて150ℓ位の箱を作って鳴らしてみたいです。


ASHIDAVOX スピーカーの性能を根本から改革したMRコーン

コーン型スピーカーではコーンの設計が最も重要です。

それはスピーカーの周波数特性や歪特性、更に能率の良否にもコーンの性質が大きく影響します。


就中、Hi-Fiスピーカーの性能や音質を支配する決定的要素は、コーンの材質と物理的性質により
従来スピーカーを選定する第一の条件とされておりました磁束密度はスピーカーの設計上、コーンの物理的性能から生まれる諸条件によって決定される、むしろ二次元的な条件なのであります。


このような観点から、コーンの材質と製法を根本的に改革し完成したのがMRコーンであります。

MRコーンはスピーカーの周波数特性、過渡特性及び歪率において、いまだかつて求めても得られなかった全く理想的なコーンとして、従来のHi-Fiスピーカーの性能を一段と高めた画期的なものです。


(1)MRコーンの質量は同口径のスピーカーのコーンと比較して 1/2以下の質量です。


(2)MRコーンの繊維構造は機械的振動に対して非常に強靭で 剛性に富んでいます。


(3)MRコーンの形状はエッヂのQが振動部のQより低くなっていますから、従来の様にエッヂにビスコロイドなどを塗布する必要がなく、硬化に依る経年変化やゴミの付着による特性劣化の心配がありません。


V.Cインピーダンス 4Ω・8Ω・16Ω  

空隙磁束密度  7.600gauss

再生周波数帯域  30Hz−15.000Hz  

公称入力     3W

周波数偏差   ±5db 

最大許容入力 6W

最低共振周波数  65Hz ±5Hz      

(フラット入力)出力音圧レベル 97db/W         

取付寸法     158o

振動系実効質量  2.9g         

バッフル開口孔径 130o

MRコーン質量 1.3g           

重量 0.75kg

イメージ 7
https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/GALLERY/show_image.html?id=47627120&no=6

以上、取り扱い説明書からでした。


to be continued

コメント(27)


名前は、聞いたことあるような・・・(笑)。
諸元を見て納得です。
薄くて軽いコーン紙、高能率。悪い筈が無い!
よく入手されましたね。お宝です(^O^)。
[ びーわん ] 2013/10/20(日) 午後 8:24


薄くて軽いコーン紙ですが丈夫ではないでしょうネ。
だいぶ低い帯域の低音を量感たっぷりに再生しますが
音量を上げるとコイルが焼けるどころか
エッジがぶっ飛ぶのではないかと心配になります。
[ kei94211 ] 2013/10/20(日) 午後 9:16


ASHIDAVOX 6P-HF1、僕もよく知りません。
考えてみれば、スピーカーの事 何も知りません。
どんなメーカーなのでしょうか?

・・・。
[ のんき ] 2016/2/7(日) 午後 9:59


ASHIDAVOXは“アシダ音響”と言いまして

“米国マグナボックス”の極東代理店の“アシダカンパニー”を元にした由緒ある日本の音響メーカーなんですヨ。

戦後、スピーカーを製造始めて、有名なところではスタジオで使われるヘッドフォンなどを製造してました。
昭和30年代〜50年代まではスピーカーユニットにもかなりのバリエーションがあった様です。
16cm口径の“6P-HF1”、 20cm口径の“8P-HF1”はアシダボックスの最後のユニットだったんでしょうねぇ。
ですから今は幻のSPユニットなんです。

ところで 戦後、“福音電機”としてスピーカー製造を始め、 後に“PIONEER”となりました。“
福洋音響”が後に“CORAL”となりました。

気がつかれましたでしょうか? どちらも“福”が付きます。

実は“親戚”関係にあった様ですヨ。 パイオニアとコーラルは・・。
[ kei94211 ] 2016/2/8(月) 午後 8:54


秋空に映える赤とんぼのように、薄い羽根で奏でる幻の名機中の名機です。
さすが美濃漉き和紙の芸術品
[ iso*sob* ] 2016/9/26(月) 午後 8:40


iso*sob*さま、コメントありがとうございました!
とても美しい譬えに肝銘しました。
先日、エッジにひび割れを発見して補修しました。
宜しかったらご覧下さい(笑)。
[ kei94211 ] 2016/9/26(月) 午後 8:58


当方も一本似たような破れが有り美濃和紙の薄手古紙をネットで購入利用し薄糊付けし貼付け後、水筆で均し仕上げました。
乾いた後修復箇所を墨汁を薄めた液で塗装しました。違和感なくまずまずの補修でした。
音質にも今のところ影響はなさそうです。
[ iso*sob* ] 2016/10/1(土) 午後 9:15

> iso*sob*さん

6P-HF1のエッジは振幅に耐えられないと思うほど極薄ですよね。
ひび割れ、破れは必然的なものなのでしょう。
6P-HF1の説明書にはコーン紙の貼替え金額が明記してありますが
不可能な現在、愛しさを込めて補修するしかありません。
[ kei94211 ] 2016/10/2(日) 午前 8:57

季節外れのコメントです。現在76歳で終活中です。五体満足に暮らしていますが、娘二人も独立して私のささやかな趣味のがらくたも風前のともしびです。大正の終わりに生まれた電気趣味の人に組み立てて頂いた真空管ラジオの箱の中に窮屈に閉じ込められていたものを外して、保管してあります。近いうちに探してみます。モノのラジオなのに、二個入れてありました。
[ aon*m*24 ] 2017/6/9(金) 午後 5:48


aon*m*24 さま、コメントありがとうございました!
私、昭和37年生まれで、まだまだ終活には程遠いです。
コメントの内容から想像するに、まだまだお元気そうで嬉しく思いました。
保管されていると思われる“ASHIDAVOX 6P-HF1”・・拝見したいです。
是非、UPの程、お願い致します。
[ kei94211 ] 2017/6/9(金) 午後 7:43


> kei94211さん
ハイ! そうです。只今ぼちぼちです。息切れがしています。
カメラもパソコンも買い替え時期をすぎていますが、自分に相応しいと格闘しながらつかっています。
[ man**194*jpjp ] 2017/6/10(土) 午前 9:05

> kei94211さん
探し出しました。
私の所有するものは時代ももう少し古いようですので、MRコ−ンになる前ではないでしょうか?
マグネツトカバーの印字の色も違いますので。
[ aonami24 ] 2017/6/10(土) 午後 7:07

aonami24さま。拝見致しました。
6P-HF1には 4Ω、8Ω、16Ωとインピーダンス違いのモデルがあります。
又、鉄板プレスフレームも塗装されたモノと未塗装(素地)のモノがあった様です。

4Ωモデルのマグネットカバーにされてる印字のプレートが黄色なのかは私には分かりません。
何せ見た事があるのは 8Ωだけだし所有してるのも8Ωですから・・。

それからアシダには昔かなりのSPユニットがあった様ですが
“MRコーン”をうたい文句に誕生したのは 6P-HF1と 20cm口径の 8P-HF1だけだと思います。

所有されてる6P-HF1はセンターキャップがありませんが切り取られたのか剥がれ落ちたのかどうなんでしょう?
[ kei94211 ] 2017/6/10(土) 午後 8:50


> kei94211さん
私のは4Ωですので黄色という事と理解しておきます。
センターキャップは気が付きませんでした。切り取りはしておりませんので、はがれおちたのかもしれません。
段ボールの中を探してみます。
[ man**194*jpjp ] 2017/6/10(土) 午後 10:27

> man**194*jpjpさん

“6P-HF1”は昭和55年の販売価格が\2.150-とあります。

松下の“ゲンコツ”(EAS20PW09)が\3.900-、 三菱のP-610Aが\2.800-、
この頃にまとめ買いして置けば良かったと今は思いますが、当時はこのユニットに全く興味がありませんでした。

現在、国内での現存数はかなり少ないと思われます。
Yオクでも滅多に出て来ませんが、出品されると中古品にもかかわらずあっと言う間に販売当時の5倍位の値段に上がります。
センターキャップは剥がれ落ちたのでしょう、探して接着して大切にされて下さい。
[ kei94211 ] 2017/6/11(日) 午前 6:47

今から50年前、高校生の時に聴いていました。
サブロクのベニヤ合板を半分に切って取り付け、部屋の両隅の鴨居に下向けに載せて、トリオの真空管アンプとパイオニアのリムドライブのプレイヤーにマイクロのMMカートリッジで当時出たばかりの英DECCAのアナログLPなどを聴いていました。
あの音はもう出ません!
[ 竹内 愼 ] 2018/1/14(日) 午後 0:30

僕、50年前は保育園でした。
父が買って来たポータブルプレーヤーで ウルトラマンやおばけのQ太郎のドーナツ盤を聴いてました。
[ kei94211 ] 2018/1/14(日) 午後 2:01


6p-hf1の黄色ネームプレート16Ωを1ユニットを譲ってもらいました。
60年代初頭はまだまだステレオに買い換えるより、モノラルでしたので、1個のみは理解できます。
今のアンプは超弩級の1950代の球式です。ここは真空管42の出番かと考えます。
しかしトランスが問題です。タンゴの808が愛想が合うかも、もう1個と共に楽しみが増えました。
[ shi***** ] 2018/7/17(火) 午後 0:42


42どころか、45も50も聴いた事がありません。
TANGOも、もう有りませんけど shi*****さまは 808搭載の42Ampを計画されているのですね。
[ kei94211 ] 2018/7/17(火) 午後 8:39


42アンプでは非力を感じ、WE349A出力のWE132Aタイプアンプ、出力トランスはファインメットで聴いています。
嫌な音がせずなかなかよろしい。
低い音も明解で、PIM16Aとはかなり性格が違う事を確認し、デジタルの嫌な音も何とか聞け、もう1個欲しいです。
[ 渋谷 ] 2018/8/4(土) 午後 5:45


渋谷さま。 前回コメントを頂いた方でしょうか?
だとしたら、6P-HF1の16Ωがもう1個欲しいと言う事でしょうか?
[ kei94211 ] 2018/8/5(日) 午前 5:54

前回コメントしたものです。
6p-hf1の16オームは1個しか所有していませんので、できればコーン紙のザラッとした初期タイプの16オームが欲しいです。
今持っているのは磁石が弱っているのか、出力音圧レベルが低くなっています
[ 渋谷 ] 2018/8/5(日) 午前 10:49
https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/47627120.html
 

99. 中川隆[-10056] koaQ7Jey 2019年5月28日 09:11:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2295] 報告
欧米信仰のステレオサウンド誌のオーディオ評論家は安倍晋三と同じメンタリティ−

望月衣塑子『安倍晋三大研究』から - 内田樹の研究室 2019-05-28
http://blog.tatsuru.com/2019/05/28_0558.html


東京新聞の望月衣塑子さんと特別取材班による『安倍晋三大研究』(KKベストセラーズ)の中で望月さんと対談をしている。その中の私の発言の一部を「予告編」として掲載する。

今回のトランプ来日の「異例の接待」に安倍政権の従属的本質が露呈したが、その仕組みについても私見を述べている。

 安倍さんがつく嘘には、「シナリオがある嘘」と「シナリオのない嘘」の二つがあるみたいですね。とっさに口を衝いて出た「シナリオがない嘘」から始まって、「シナリオのある嘘」へと移ってゆく。

 もろもろ不祥事のきっかけは、首相の意図せざる失言です。「それは言ってはダメ」ということを不用意に洩らしてしまう。その場で自分を大きく見せようとしたり、相手の主張を頭ごなしに否定するために「言わなくてもいいこと」を口走ってしまう。その点については自制心のない人だと思います。「その点についてはさきほどは間違ったことを申し上げました。お詫びします」とちょっと頭を下げれば済むことなのに、頑強に誤まったことを拒否する。

 性格的に自分の非を認めることがよほど嫌なんでしょうね。だから、明らかに間違ったことを言った場合でも、「そんなことは言っていない」「それは皆さんの解釈が間違っている」と強弁する。「立法府の長です」なんていう言い間違いは、国会で平身低頭して謝らないと許されない言い間違えですけれど、これについても絶対に謝らなかったですね。間違いを認めず、勝手に議事録を改竄した。

「立法府の長」とか「私や妻が関係していれば」発言がその典型ですけれど、不用意なことをつい口走ってしまう。その失敗を糊塗するために、官僚が走り回って、つじつまを合わせて、もともと言ったことが「嘘ではないこと」にする。首相の不作為の「言い損ない」がまずあって、それをとりつくろうために官僚たちが「シナリオのある嘘」を仕込む。第二の嘘には間違いなく「シナリオライター」がいると思います。誰か「嘘の指南役」がいて、「こういうステートメントでないと、前言との整合性がとれないから、これ以外のことは言ってダメです」というシナリオを誰かが書いている。(...)

 こういう違法行為で最終的に罪に問われるのは、実行犯である官僚たちなわけですよね。政治家はあくまで「私は知らない。そんな指示を出した覚えはない」と言い張る。それに、官僚たちにしても、たしかに具体的な指示を聞いたわけではないんです。上の人間に皆まで言わせず、その意向を察知して、「万事心得ておりますから、お任せください」と胸を叩くようなタイプでないと出世できない。だから、「忖度」というのは政治家と官僚が「阿吽の呼吸」で仕事をしている限り、原理的にはなくなることはないと思います。

(...)

 首相の「とにかく非を認めるのが嫌だ」という頑なさは常軌を逸していると思います。でも、人は失敗を認めないと、誤りの修正ができない。失敗を認めない人は同じ失敗を繰り返す。過去の失敗だけでなく、これから取り組む政治課題についても、自分の能力が足りないから「できない」ということ言いたくない。だから、「できもしない空約束」をつい口走ってしまう。人格的な脆弱性においてここまで未成熟な為政者をこれまで戦後日本にはいたことがない。このような為政者の登場を日本の政治プロセスは経験したことがないし、予測してもいなかった。だから、そういう人間が万一出て来た場合に、どうやってこの為政者がもたらす災厄を最小化するかという技術の蓄積がない。

 アメリカは、その点がすぐれていると思います。デモクラシーというのは、つねに「国民的な人気があるけれど、あきらかに知性や徳性に問題がある人物」を大統領に選んでしまうリスクを抱えている。アメリカでは、建国の父たちが、憲法制定時点からそのリスクを考慮して、統治システムを設計した。「問題の多い人物がたまたま大統領になっても、統治機構が機能し続けられる」ようにシステムが作られている。

『アメリカのデモクラシー』を書いたアレクシス・ド・トクヴィルがアメリカを訪れたときの大統領はアンドリュー・ジャクソンでした。トクヴィルはジャクソンに面会して、このように凡庸で資質を欠いた人物をアメリカ人が二度も大統領に選んだことに驚いていますけれど、同時に、このような愚鈍な人物が大統領であっても統治機構が揺るがないアメリカのデモクラシーの危機耐性の強さに対して称賛の言葉を書き記していました。

 いまでもそうだと思います。ドナルド・トランプは知性においても徳性においてもアメリカの指導者として適切な人物とは思えませんけれど、とにかくそれでもアメリカのシステムは何とか崩れずに機能している。議会や裁判所やメディアが大統領の暴走を抑止しているからです。

 アメリカ人は政治に大切なものとして「レジリエンス(復元力)」ということをよく挙げますけれど、たしかに、ある方向に逸脱した政治の方向を補正する復元力の強さにおいては、世界でもアメリカは卓越していると思います。そして、いまの日本の政治過程にいま一番欠けているのは、それだと思います。復元力がない。

 日本の場合、明治維新以後は元老たちが総理大臣を選んできました。非民主的なやり方でしたけれど、「国民的人気はあるけれど、まったく政治的能力のない人間」が登用されるというリスクは回避された。戦後の保守党政治でも、「長老たち」の眼鏡にかなう人物でなければ首相の地位にはつけなかった。でも、そういう「スクリーニング」の仕組みはもう今の自民党では機能してないですね。(...)

 彼の生育環境がどうであったか、どのようなトラウマを抱えていたのか、そういったことを心理学的に分析することは安倍政治を理解するためには、いずれ必要になると思います。でも、問題は彼の独特のふるまいを説明することではなくて、嘘をつくことに心理的抵抗のない人物、明らかな失敗であっても決しておのれの非を認めない人物が久しく総理大臣の職位にあって、次第に独裁的な権限を有するに至っていることを座視している日本の有権者たちのふるまいを説明することの方です。いったい何を根拠に、それほど無防備で楽観的にしていられるのか。僕にはこちらの方が理解が難しい。どうして、彼のような人物が政治家になれ、政党の中で累進を遂げ、ついに独裁的な権限をふるうに至ったのか、それを可能にした日本の統治機構と有権者の意識の方に関心がある。

 これは安倍晋三という政治家個人の問題ではなくて、日本のデモクラシーの制度の問題だからです。この六年間、ずっと政権批判をしてきましたけれど、最終的に、安倍晋三という個人を分析してもあまり意味がないというのが僕の得た結論です。彼を「余人を以ては代え難い」統治者だと見なしている多くの日本人がいるわけですけれど、そのような判断がいったいどういう理路をたどって成立するのか、その方に僕は興味がある。安倍さんはいずれどこかの時点で首相の地位を去る。でも、彼を独裁的な権力者にして担ぎ上げた政治体制と国民意識がそのあとも手つかずで残るなら、いずれ第二第三の安倍晋三が出てくることを防ぐ手立てがない。(...)

 彼を担いでいるのは「対米従属マシーン」という政官財学術メディアを巻き込んだ巨大なシステムです。彼らは日本の国益よりアメリカの国益を優先的に配慮することによって、アメリカから「属国の代官」として認証されて、その地位を保全されている。清朝末期にいた「買弁」と機能的には同質のものです。

 ただ、清末の買弁が自分たちは「悪いこと」をしているという犯意があったのに対して、日本の対米従属マシーンのメンバーたちにはその意識がありません。彼らは「アメリカの国益を優先的に配慮することが、日本の国益を最大化することだ」ということを本気で信じているか、あるいは信じているふりをしている。だから、主観的には罪の意識はないのです。日本のために、国土と国民を守るためにアメリカに従属していることのどこが悪い、と自分を正当化することができる。

 もともとこの仕組みは「対米従属を通じての対米自立」というきわめてトリッキーな戦後日本の国家戦略の産物だったわけです。最終目的はあくまで「対米自立」だった。吉田茂の時代から田中角栄の時代まで、サンフランシスコ講和条約から、沖縄返還まで、その軸はぶれていないと思います。

 でも、安倍政権では、もう「対米自立」は国家目標としては掲げられていない。「対米従属という手段」がどこかで自己目的化した。対米従属マシーンのメンバーであることによって国内での高い地位と高額の収入を約束されている限り、彼らにしてみたら、対米従属はエンドレスで続いて欲しい「ステイタス・クオ」であるわけです。

 ふつうの国の統治者は自国益を最優先するけれど、安倍政権は自国益よりもアメリカの国益のほうを優先する。日本国民から吸い上げた税金をアメリカの軍隊や企業にどんどん注ぎ込む。日本の国内産業の保護育成を犠牲にしても、アメリカの企業のために市場を開放する。アメリカの国際政策はどんな不細工なものでももろ手を挙げて賛成する。世界を見渡してみても、これほどアメリカにとって便利な政府は存在しない。だから大事にして当然です。
(...)

 アメリカにとって、安倍晋三というのは一面ではきわめて好都合な政治家だけれども、危険な政治家でもある。集団的自衛権を発動して、アメリカの海外派兵の「二軍」として働くこと、アメリカ製の武器をどんどん買ってくれること、巨額の「ホスト・ネーション・サポート」予算で米軍基地を維持拡充してくれることなどは米軍にとっては大変好ましいことでしょうけれど、そういう日本の「軍事優先」がどこかで節度を超えて、軍事上のフリーハンドを要求するようになると、それはアメリカにとっては東アジアに新たなリスク・ファクターが出現することを意味する。

 もし、改憲が「アメリカから押し付けられた憲法」を否定するだけでなく、アメリカの統治原理そのものを否定することを意味するとしたら、ホワイトハウスもいい顔はしないでしょう。その点では、アメリカは必ずしも一枚岩ではない。日本を実質的に支配しているのは「アメリカ」というより、端的に米軍とそれにつらなる軍産複合体です。対米従属といいますけれど、実質的には日米合同委員会を通じて日本をコントロールしているのは米政府ではなく在日米軍です。そして、米軍の意向は必ずしもアメリカ人すべての意向ではない。当たり前です。現に、『ニューヨークタイムズ』のようなリベラル系のメディアは一貫して安倍内閣のナショナリズムや改憲志向や慰安婦問題への取り組みを批判してきた。

 改憲で日本が平和主義を捨てることを望んでいる隣国はアジアにはいません。改憲を強行すれば、当然中国韓国はじめてアジア諸国との外交関係は緊張する。そのようにして西太平洋の地政学的安定を損なうことをおそらく多くのアメリカ人は望んでいない。

 アメリカからすれば「いまで十分」ということだと思います。平和主義国家としては桁外れの防衛予算を組んで、アメリカ製の兵器を買ってくれている。これ以上好戦的な国になってもらうことはない。アメリカの本音は、「日本は黙ってアメリカの言うことを聞いていればよい」ということに尽くされると思います。

 僕たちは忘れがちですけれど、アメリカにとって日本は太平洋戦争で二九万人のアメリカ兵を殺した国です。日本では『鬼畜米英』はもう死語ですけれど、『リメンバー・パールハーバー』は今でもアメリカでは感情喚起力のあるスローガンです。日本は属国だけれど、かつての敵国なのです。属国として厳しい支配下においているのは、ほんとうのところはこの「おべっかつかい」を信用していないからです。この感情的な非対称を日本人は忘れているんじゃないですか。
http://blog.tatsuru.com/2019/05/28_0558.html

100. 中川隆[-10016] koaQ7Jey 2019年5月29日 13:23:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2336] 報告

ASHIDAVOXのSPシステム
http://www3.ezbbs.net/cgi/reply?id=1000zxl_ko&dd=38&re=4646

名前:Moca 日付:7月3日(金) 13時28分

Original Size: 513 x 450, 62KB
https://audio-heritage.jp/ASHIDAVOX/speaker/ads-61.html

6P-HF1(4Ω)が2個入ったシステムなんだそうな・・・。

こんなの出してたんですねェ。
初めて知ったぞ、こんな物体!

1960年代の初め頃は、モノからステレオに移行しようとしてた時代、
横に長い形は、まだモノ時代の名残りとも思えるし・・(JBLのハークネスなんぞも同類?)

しかし、当時で¥13600とは!!!
ユニットの価格に比して高すぎなんじゃァないの?
結局は売れなかったんだろな(-人-)

ココのサイトに詳しいこと載ってる

https://audio-heritage.jp/ASHIDAVOX/index.html


4648.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:通りすがり 日付:7月3日(金) 22時57分


アシダ音響(株)

現在は、ヘッドフォン、イヤホン、宣伝などで使うトランペットスピーカを作っていますね。
こちらの本命サイトも面白いと思います。

http://www.ashida.co.jp/


ちょっとだけ古い物が整理棚に有ったので載せておきます。

カセットウォークマン13年ほど前の物(ソニーWM-EX3)
ブック型ラジオ(20年ほど前?)
どちらも動きます。

4652.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:ハニカミオヤジ 日付:7月5日(日) 1時9分

アシダの 6P-HF1 は昭和32年(1957)11月に発売されて
モデルチェンジされずに昭和55年(1980)迄は発売されていましたから
かなりのロングセラーだったのですね。

大昔のオデオフエアで全く人気の無かったアシダのブースに立ち寄って
アンケート用紙に答えたらデモンストレーション用のカセットを貰ったことを
思い出しました。


4653.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:杉ちゃん 日付:7月5日(日) 8時27分

Moca殿、

米マグナヴォックスの流れを汲むアシダヴォックスは、コーン質量が従来の半分というMRコーンを開発し6PH-F1と8PH−F1を作りよりましたが、

フルレンジとしては驚異的な30〜15KHzという周波特性を誇り
当時の価格¥680円!!というコレマタ驚異的な価格で、多くのゲルピンオーディオファンを作りましたがなぁ〜。

ノースさんが最近まで箱に入れて売ってたそうで、家庭で聞くには十分な性能でした。


4654.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:杉ちゃん 日付:7月5日(日) 8時29分


そのノースサウンド社が作った箱入りスピーカー

http://www3.ezbbs.net/38/1000zxl_ko/img/1246750143_1.jpg


4656.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:Moca 日付:7月5日(日) 16時4分

>通りすがり殿

この会社は本来、俗に言うトランペットスピーカーやヘッドホーン等がメインの会社だそうで、Hi-Fiユニットはどちらかというと、副業的にやってたみたいです。

>ハニカミオヤジ殿

6P-HF1は、特に故長岡鉄男氏の推薦などもあって
結構ヒット作と相成ったらしいですねェ。

ただ、年々コスト高になって長岡氏曰く「ローコストの名器」といった
長所(?)が次第に薄れていったのは残念な結果か・・・。


>杉ちゃん殿

ソコのサイトでは、欧米の、名だたる名ユニットと並び、
堂々たる風格でUpされとりますな。

それにしても、UpしたこのSPシステム、
大きさが本体だけで

860(W)/440(H)/390(D)mm
更に脚部の高さが305mm

となんとも当時出てきかけたステレオ電蓄(俗にアンサンブルステレオ)
に匹敵するデカさ!!

コリャ当時(も今も?)の日本の住宅事情では一台置くのも大変だわ
ましてやステレオで・・・なんて無理ポイわな。

4657.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:Moca 日付:7月5日(日) 16時10分

しかしこの形
ユニットを左右に独立させて、バスレフポート部分は共通の、
いわば「メカニカル2.1Ch」なんちゅうモンをデッチ上げる悪巧みを
喚起させるスタイルじゃわな。

4660.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:杉ちゃん 日付:7月6日(月) 12時38分

Moca殿
6PHF-1を使ってテッチャン設計の屏風SPを作ってらしゃったですね、
小生もサブロクのベニアに取り付けて、使ってましたが、

このSPはコーン紙がちり紙みたいにヤワなので、バスレフとか密閉は無理みたいです。

しかし、前記のようなバッフルに取り付けると、コンデンサーSPみたいな軽やかな音が楽しめます。

残念なのは四半世紀も経つとエッジがボロボロ・・
というより無くなっちゃってます。(笑)


4661.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:Moca 日付:7月7日(火) 0時7分

屏風型バッフルは意外と場所取るんよね。

http://www3.ezbbs.net/38/1000zxl_ko/img/1246892842_1.jpg

なるほど、折りたたんだら家具の隙間に押し込めるかもしらんが、
いちいち聴くたびに展開はチト面倒な・・・。

何回かの引越しなんかで、ユニットは一個破損、
今は生き残った1ユニットを、浅い後面開放箱につけて
モノ専用となって今だに現役で鳴っとります。

4664.Re: ASHIDAVOXのSPシステム
名前:Moca 日付:7月8日(水) 0時30分

ユニット自体、長年使い続けてかなりヘコが来ておりますのでねェ(笑)

しかし、ココまで来れば愛着も湧くというもの・・・(^ω^)

http://www3.ezbbs.net/cgi/reply?id=1000zxl_ko&dd=38&re=4646

101. 中川隆[-10015] koaQ7Jey 2019年5月29日 13:25:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2337] 報告

ASHIDAVOX 6P-HF1 機器組込型 2016年02月04日
https://ameblo.jp/gomiya-blog/entry-12124989964.html


アシダボックスの6P-HF1、久しぶりに出会いました。

百種類以上のあらゆるフルレンジを所有していた時期があったのですが
その中でも友人・来客から郡を抜いて音楽性評価が高かったのがこのユニットです。

海外の銘フルレンジ・ユニットも色々使ってきましたが

これほどストレスなく軽やかに鳴ってくれるユニットはそうそうないと思います。


10年ぶりだろうか、、、未練のあったユニットだけに再開がとても嬉しい。


今でこそヤフオクなどで6〜15万などという海外の銘機たちと渡り歩く価格をしておりますが、

60年代の記事を見ると定価はなんと、870円!!!!


あまり知られていないのですが、

実はこのユニット、今でも市場よりも遥かに安く手に入る方法があるんです。


ASHIDAVOXはもともとは拡声器などを作るメーカーで家庭用品よりも業務用が本業です。

その為とある映写機やオープンデッキ、館内放送用スピーカーなど

私が実際バラして抜いた品だけで10種類のアイテムにOEMとして組み込まれておりました。


興味ある方は、是非探してみてくださいね。

そして、このユニットの音質の秘訣はやはりコーン紙が大きいと思います。


ASHIDAVOX


フィクスドのエッジ部のこの薄さ、そしてコーン紙の深めなカーブ

三極管の真空管と鳴らすと本当に素晴らしいです。


さて、実家にボロの箱があったとおもうので近々とってこよう。
https://ameblo.jp/gomiya-blog/entry-12124989964.html



▲△▽▼



ASHIDAVOX 6P-HF1 銘器 ペア 美品 フルレンジ アルニコ


ASHIDAVOX 6P-HF1 銘器 ペア 美品 フルレンジ アルニコ
名機 6P-HF1
アシダボックス・アシダ音響社製 16cm フルレンジ ペア 美品です。

超軽量な美濃和紙のコーン紙は、センターが比較的厚めで外周にかけて
徐々に薄く仕上がられ、エッジは向こうが透けて見えるほどの極薄です。

この美濃和紙コーンから(決して大袈裟でなく)素晴らしい音を奏でます。

かつて、日本の職人さんの技術は芸術の域に達していたことが、本品や
20cmフルレンジ 8P-HF1 を聴くことで伺い知れます。

生産終了から半世紀が経ち、残念ながら次世代への技術継承が途絶えたため
今となっては日本中で大切に保管されている僅か100-200本ほど、実はもっと少なくて

数十本かもしれません。
この希少価値と高音質を、是非ご堪能ください。

http://hoshikatta.ciao.jp/otoku/vol2/2015/12/19/ashidavox-6p-hf1-%E9%8A%98%E5%99%A8-%E3%83%9A%E3%82%A2-%E7%BE%8E%E5%93%81-%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%B3/

102. 中川隆[-10011] koaQ7Jey 2019年5月29日 13:41:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2341] 報告

という事で、世界のスピーカー史上最高の音質の装置は


20cmコーン型フルレンジユニット ASHIDAVOX(アシダボックス)8P-HF1

を巨大なバッフル板に取り付けたもの



STAX ELS-8X
¥500,000(1台、1985年頃)
¥684,000(1台、1990年頃)
https://audio-heritage.jp/STAX/speaker/els-8x.html


でしょう。

適合アンプは

ASHIDAVOX は 出力 数ワットの三極管シングルアンプ

STAX は純正アンプ

STAX セパレートアンプ一覧
https://audio-heritage.jp/STAX/amp/index.html


マジコ とか YGアコーステックス程度では絶対に敵わないです。

▲△▽▼

甦れSTAX ELS-8Xコンデンサースピーカー
https://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-04-05

(5)i氏山荘(5)圧巻ASHIDAVOX、755E GOLDEN8 CD408 403A 他を圧倒
**「美濃和紙」の超軽量コーンASHIDAVOX 20cmが往年の内外著名SPを圧倒**
http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26


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ヤフオク! -「ASHIDAVOX 」- 中古品の落札相場、落札価格
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=ASHIDAVOX+HF1&x=0&y=0

103. 中川隆[-10004] koaQ7Jey 2019年5月29日 15:45:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2348] 報告


>アシダボックス 8P-HF1 の背面の写真のコーンをよく見ると、紙の表面の状態が少し観察できる。
>エッジ部(フィックスド・エッジ)は繊維が粗になっており、向こうの光が透けて見えている

アシダボックス 8P-HF1 の様な音が良いスピーカー・ユニットはすべてフィックスド・エッジだった


最大の特徴はエッジがコーン紙の延長でできているフィックスド・エッジである
エッジの材質が音質の大半を決めてしまう非常に重要な要素である

極めて大事なことなので再度言います

「エッジが音を決める!」

このフィックスド・エッジならウレタンやゴム系のように経年変化でボロボロに朽ち果てることは無い

それだけではない

ウレタンやゴム・エッジより能率が高く、最も重要な過渡特性(音の立ち上がりと立ち下がりのこと)が抜群によい

これが最強無敵で抜群の音質の根拠である

製造後およそ40年以上が経過しているというのにエッジ、コーン紙、フレーム、マグネットすべて新品のようにとてもきれい

昔使用していた 38cm・4wayの JBL4343 はわずか10年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった

今となっては ただの箱であり下駄箱にもならない
これは本当にスピーカーであったのであろうかと思う

プロ用と称していたこのスピーカーは評論家の瀬川冬樹氏がステレオ・サウンド誌で べた褒めしたため一世を風靡したものである

この JBL4343 はほとんどの大小メーカー及びほぼ100%の全国の販売店に採用され、考えられないほど多くのマニアが購入した
オーディオ界始まって以来の極めて異常な現象が全国で起きたのである
エッジがボロボロに朽ち果てるものでこの評論家と雑誌社は大儲けしたという話は有名だ。
ところが、瀬川冬樹氏はある問題で資産のすべてを失い、ガンでアッという間に旅立ってしまった
46歳という若さであった


スイス デュアル 西ドイツ工場製 完全オリジナル 楕円フルレンジ・スピーカー・システム

音質:

極めて質の高い本格的な音を聴くことができる
この音質こそが本物の真の音楽を聴くことができる音である
ずば抜けた音楽表現力がある
これは薄っぺらい安物の音ではない

例えると、特上の にぎりやサーロイン・ステーキである
並みとは旨さや旨味の密度がまるで違うのである
旨いものを食べたとき 旨味が口いぱいに広がるような
そういう音である

クラシックだろうがジャズだろうがボーカルであろうが抜群によく鳴ります
なぜならフィックスド・エッジだからである

ライブ盤では部屋いっぱいに音が広がり あたかもその会場にいるようだ
演奏者の息使い、ライブ会場の空気感まで明瞭に再生でき、実に楽しく音楽が聴ける
ヴォーカル、ピアノ、ベース、ヴァイオリン はあまりにも生々しい真実音である
シンバルはツイーターがついているかのような鳴り方である
バスドラやベース、チェロは踊るようによく弾み、ふくよかでありながらよく締まって、ボケずに音の輪郭や音程が明瞭に聴き取れて気持ちがよい
低音の量感は申し分なく、質も極上である

目の前で自分のために唱ってくれているような、そして、演奏をしてくれているかのようで手を伸ばすと届きそうな感じさえする
この盤はどう鳴るだろう、あの盤はどうだろうと、次々音楽が聴きたくなる音です
音の品位がよく、格調高く、彫りの深い音です
音楽の歓びや哀しみ、心を熱くする音楽表現力が抜群に優れている
ときには あたかも美しい女性の瞳が潤んでいるかのような表現力にウットリする
愛を燃やし、心を溶かし、綿みたいな雲の乗って深い感動の世界で時を忘れて朝まで聴いてしまう
心に染み入り夢心地の幸せに満たされる
とくにジャズはノリノリとなり、跳ね、踊り スイングし、エネルギーが爆発する
声は張りがあってよく通り生のような真実音
オーケストラは立体感があり、トゥッティにも優れていて生を彷彿とさせる 堂々たる鳴りっぷりである

フィックスド・エッジのため音量を絞ってもつまらない音にならず いい音で鳴る

これが最も大事なことである


そして、「音が矢のように飛ぶ!」

フィックスド・エッジの音の特徴は超ハイ・スピードに音が飛ぶことである

こうゆう音は聴いていて気持がよい

それだけではない

微弱信号が楽々再生できることである

これが最も重要であり大事なことである

では「飛ぶ音」 とは一体どんな音なのか。言葉で正しく伝えるのは難しく
これは体験してみないと分からない音かもしれない

WE(Western Electric) や Siemens の劇場用スピーカーは まず音が矢のように飛ばなければ使い物にならない
なぜなら、最後部の客席まで 例えば大地を揺るがす大砲のとどろきから 恋人のささやきや 虫の音(ね)まで かすかな音も明瞭に届けなければならない

1982年 当時大流行していた JBL 4343 (38cm・4way 60万円した) を使用していたが
これがまったく音が飛ばない

プロ用であると宣伝していたが 官僚の国会答弁と同じ「ウソ」であることが後に分かったのである

当時日本中の中〜上級者が瀬川冬樹という一人の評論家とステレオサウンドという雑誌社の「ウソ」に引っかかったのである
JBL4343 を購入した多くのマニアが騙されたのである
日本オーディオ史上初のマニア、販売店、多くの業界関係者、多くの大小メーカーを巻き込んだ大事件に発展していった

瀬川冬樹氏の急死と共に JBL4343 への熱病は急速にしぼんだ

Accuphase の M100 500W×2 で鳴らしていたが これまた、まったく音が飛ばないアンプであった
この飛ばない柔なアンプが100万円したのである

この時「音が飛ばない」スピーカーとアンプがあることが分かった
60万円のスピーカーも100万円のアンプもまったく飛ばなかったのである
飛ばない同士の組み合わせは最悪であった
あゝ160万円の授業料である
この当時のコンポーネントとしては最高級の組み合わせであったが、バカなことをしていたものである

では一体「飛ばない音」とはどんな音なのか

それは、スピーカーのまわりに音がまとわりつき 、聴き手に音が矢のように飛んでこない
そして、たいてい低音が引きずるように重く、特にドスン ドスンというような質のよくない低音は気分が悪くなり 聴くに耐えない。JBL4343 がこのような低音であった
こんな低音ならないほうがましだ

いくらボリュームを上げても飛ばない音は絶対に飛ぶことはない
ボリュウームの問題ではないからだ
例え小さな部屋で小音量で聴く場合であっても この「飛ぶ音」はがぜん威力を発揮する

優れた 「音が飛ぶ」スピーカーは音量を絞っても「つまらない音」とはならない
なぜなら、音楽の旨味成分である微細なニュアンスや倍音等の微弱信号も楽々再生できるからである

単なる大音量なら大抵のスピーカーは鳴る
ところが、微弱信号はどんなスピーカーでも再生できる訳ではない。ここが一番重要なところである

出来のよくないスピーカーほど微弱信号の再生が不可能となるため「つまらない おおざっぱな音」となり
大事なニュアンスが伝わらなく音楽にならないため面白くも何ともない

『スピーカーの優劣を判定するには音量を絞って微弱信号の再生ができるかどうかを聴くとすぐ分かる』

一度「飛ぶ音」を経験すると飛ばない音はもう聴く気がしないであろう

それにしても、JBL4343 も Accuphase も高価なだけに あゝ本当に「罪深い」と思う


例えばこの盤では:

ジャズ・ヴォーカルの名盤「ヘレン・メリル ウイズ クリフォード・ブラウン」(米Emarcy)
ヘレン・メリルのハスキーで洗練されたセンスとしっとりした情感やデリケートな表現が心に伝わって
自分のために唱ってくれているようで、手を伸ばすと届きそうな感じさえする
昔小さなライブ・ハウスでまじかで聴いたことがあるが、そのときを彷彿とさせるリアルさである

フィックスド・エッジによりずば抜けた美しい音質となっているのが大きな歓びである
あゝ深い感動の世界だ!
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o237764088


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ヤフオク 独 SIEMENS COAXIAL

過去3ヶ月の「 COAXIAL 」の統計データ情報
「COAXIAL」 に関する落札商品は全部で 98 件あります。

平均落札価格 9,532 円
最高落札価格 146,000 円
最低落札価格 100 円

独 SIEMENS COAXIAL/シーメンス コアキシャル 25cm 同軸2ウエイ・スピーカー・システム 平面バッフルの完動中古品のペアです。

コアキシャルは上級者の間で あまりにも有名である。
この音を聴くと他のスピーカーは雑魚(ざこ)同然に思うであろう。
コアキシャルは終生の伴侶≠ニなりうるスピーカーである。
コアキシャルはオイロダインと同じフィックスド・エッジである。
このエッジならウレタンやゴム系のように経年変化でボロボロに朽ち果てることは無い
これが本物のプロ用である

昔使用していた 38cm・4way の JBL 4343 はわずか10数年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった
今となっては ただの箱であり下駄箱にもならない
これは本当にスピーカーであったのであろうかと思う。

プロ用と称していたこのスピーカーは評論家の瀬川冬樹氏がステレオ・サウンド誌で べた褒めしたため一世を風靡したものである。
エッジがボロボロに朽ち果てるものでこの評論家と雑誌社は大儲けしたという話は有名だ
ところが、瀬川冬樹氏はある問題で資産のすべてを失い、ガンで46歳という若さでアッという間に旅立ってしまった
あゝ無常 哀れなり

SIEMENS COAXIAL の音質:

まるで次元の違う別世界の音である
この劇場用の音はいくら言葉で説明しても実際に聴かないと分からないかもしれない
この音を聴くと他はあまりにも柔(やわ)で聴くに耐えないであろう
生々しい真実音、圧倒的リアリティー、高解像力、高音楽表現力、超ハイ・スピードである
抜群の高音楽表現力により、実に楽しく音楽が聴ける
聴き手の心を揺さぶり感動の世界で幸福感に満たされる
これらは他のいかなるスピーカーとも大きく異なっている

クラシックだろうがジャズだろうがボーカルであろうが抜群によく鳴ります
なぜなら、音の立ち上がりや立ち下がり のことを過渡特性というが これが抜群によいからです
過渡特性のよくないスピーカーからいい音を引き出すことは不可能と言ってもよい

ライブ盤では部屋いっぱいに音が広がり あたかもその会場にいるようだ
演奏者の息使い、ライブ会場の空気感まで明瞭に再生できる
ヴォーカル、ピアノ、ベース、ヴァイオリン は生々しくあまりのリアルさにゾクッとする
バスドラやベース、チェロは踊るようによく弾み、ふくよかでありながらよく締まって、ボケずに音の輪郭や音程が明瞭に聴き取れて気持ちがよい
ヴォーカルは目の前で自分のために唱ってくれているようで手を伸ばすと届きそうな感じさえする
声は張りがあってよく通り生のような真実音
この盤はどう鳴るだろう、あの盤はどうだろうと、次々音楽が聴きたくなる音です
音の品位がよく、格調高く、彫りの深い美しい音です
音楽の歓びや哀しみ、心を熱くする音楽表現力に極めて優れている
音楽の感情表現力が凄いのである 他のスピーカーではこうはとても行くまい
ヴァイオリンもピアノも響きがキリッとしていて、しなやかでリアリティがある
ジャズは「水を得た魚」のようであり、エネルギーが爆発する すさまじさがある
オーケストラは立体感があり、トゥッティにも優れていて生を彷彿とさせる 堂々たる鳴りっぷりである
フォルティッシモでは部屋の空気を揺るがす強烈なパワーに本当に鳥肌が立つ

最も大事なことは、

本当にいいスピーカーは必ずかすかな音や演奏者の息使い、会場の空気感まで明瞭に再生できる
音量を絞ってもつまらない音にならず いい音で鳴るのが本当に優れたいいスピーカーである
そして、「音が矢のように飛ぶ!」

こうゆう音は聴いていて気持がよい。

では「飛ぶ音」 とは一体どんな音なのか。
言葉で正しく伝えるのは難しく、これは体験してみないと分からない音かもしれない。

ウエスタンやシーメンスの劇場用スピーカーは まず音が矢のように飛ばなければ使い物にならない。
なぜなら、最後部の客席まで 例えば大地を揺るがす大砲のとどろきから 恋人のささやきや 虫の音(ね)まで かすかな音も明瞭に届けなければならない。

1982年 当時大流行していた JBL 4343 (38cm・4way 60万円した) を使用していたが、これがまったく音が飛ばない。
プロ用と称しながら玩具同然である。

Accuphase の M100 500W×2(この超弩級ハイパワー・アンプは100万円した)で鳴らしていたが これまた、まったく音が飛ばないアンプであった。
玩具同然のアンプであったと言わざるを得ない。 100万円の玩具である。

この時「音が飛ばない」スピーカーとアンプがあることが分かった。
飛ばない同士の組み合わせは最悪であった。
この当時のコンポーネントとしては最高級の組み合わせであったが、バカなことをしていたものである。

では一体「飛ばない音」とはどんな音なのか。
それは、スピーカーのまわりに音がまとわりつき 、聴き手に音が矢のように飛んでこない。
そして、たいてい低音が引きずるように重く、特にドスン ドスンというような質のよくない低音は気分が悪くなり 聴くに耐えない。JBL4343 がこのような低音であった。
こんな低音ならないほうがましだ。

いくらボリュームを上げても飛ばない音は絶対に飛ぶことはない。
ボリュウームの問題ではないからだ。
例え小さな部屋で小音量で聴く場合であっても この「飛ぶ音」はがぜん威力を発揮する。
優れた 「音が飛ぶ」スピーカーは音量を絞っても「つまらない音」とはならない。
なぜなら、音楽の旨味成分である微細なニュアンスや倍音等の微弱信号も楽々再生できるからである。

単なる大音量なら大抵のスピーカーは鳴る。
ところが、微弱信号はどんなスピーカーでも再生できる訳ではない。ここが一番重要なところである。
出来のよくないスピーカーほど微弱信号の再生が不可能となるため「つまらない おおざっぱな音」となり、大事なニュアンスが伝わらなく音楽にならないため面白くも何ともない。

『スピーカーの優劣を判定するには音量を絞って微弱信号の再生ができるかどうかを聴くとすぐ分かる。』

一度「飛ぶ音」を経験すると飛ばない音はもう聴く気がしないであろう。
それにしても、JBL4343 も Accuphase も高価なだけに あゝ本当に「罪深い」と思う。
https://aucfree.com/items/u190943639

詳細は

どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html


104. 中川隆[-9999] koaQ7Jey 2019年5月29日 16:01:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2353] 報告

アシダボックス 8P-HF1 の様な音が良いスピーカー・ユニットはすべてフィックスド・エッジだった _ 2

エッジの材質が音質の大半を決めてしまう非常に重要な要素である

極めて大事なことなので再度言います

「エッジが音を決める!」

このフィックスド・エッジならウレタンやゴム系のように経年変化でボロボロに朽ち果てることは無い

それだけではない

ウレタンやゴム・エッジより能率が高く、最も重要な過渡特性(音の立ち上がりと立ち下がりのこと)が抜群によい

これが最強無敵で抜群の音質の根拠である

製造後およそ40年以上が経過しているというのにエッジ、コーン紙、フレーム、マグネットすべて新品のようにとてもきれい

昔使用していた 38cm・4wayの JBL4343 はわずか10年でエッジはボロボロに朽ち果ててしまった

フィックスド・エッジのため音量を絞ってもつまらない音にならず いい音で鳴る

これが最も大事なことである


そして、「音が矢のように飛ぶ!」

フィックスド・エッジの音の特徴は超ハイ・スピードに音が飛ぶことである

こうゆう音は聴いていて気持がよい

それだけではない

微弱信号が楽々再生できることである

これが最も重要であり大事なことである


フィックスド・エッジによりずば抜けた美しい音質となっているのが大きな歓びである
あゝ深い感動の世界だ!
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リムエッジの種類
ハイファイ堂メールマガジン第710号 日本橋店
http://www.hifido.co.jp/merumaga/nihon/170908/index.html


真空管アンプで鳴らすスピーカーですが、やはり定説として高能率のスピーカーとの相性が良しとされています。

しかしながら、真空管アンプにはその構造からトランジスタアンプと比べて中低域の太さが持ち味の一つとしてあります。

低域が鳴りにくい低能率のスピーカーをあえて真空管で駆動してみると思いがけない相性を生み出す時があります。是非一度お試しを。

また、低域が鳴りにくいというご要望はお客様からよく聞くことがあります。
箱(エンクロージャー)の構造や、ネットワーク、ユニット、色々な要因があると思います。
そんな中、今回はウーファーユニットのストロークを補助するリムエッジの種類について調べてみました。


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[ウレタンエッジ]

JBLやTANNOYに代表される発泡ウレタン整形によるエッジ。非常に動きが良い上に負荷が少なくしっかりと固定出来ます。音質重視でストロークもあるので小音量からしっかりと仕事します。
唯一の欠点は劣化素材で約10年周期で張り替えなければなりません。


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[布エッジ]

国産スピーカーでよく見られるベーシックなエッジ素材。
繊維にダンプ材を入れてストロークさせています。
圧倒的な耐久性から密閉型のスピーカーに適した素材。
ゴム系ダンプ材の為、長期にわたる使用で硬化してしまう難点があります。

もしご自宅のユニットがガチガチに硬くなっている場合は是非ご相談下さい。修理で豊かな低域が取り戻せます。


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[ゴムエッジ]

今やもっともポピュラーなエッジ素材。
昔からある素材ですが、国内外問わず採用される事が増えたエッジです。耐久性の高さ、バリエーションの豊富さ等魅力満載。
素材自体にやや重量がありウレタンに比べると初動作が重いですが、近年のものは随分と改善が進んでいます。

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[フェルトエッジ]

純正としてはもう見かけなくなったマニアック素材。
簡単に入手でき加工も容易、品質に大きなバラつきがないので自作派の方が使う事がほとんど。
エッジとしての仕事はこなしますが、エア抜けやほころび等性能はそれほど高くありません。


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[革エッジ]

セーム革に代表される割とポピュラーなエッジ素材。素材を薄く出来るのでユニットの動きはピカイチ!しっかりと低域を出したい方にオススメです。
しかしながら、薄手で柔らかい素材ですのでうまく張ったユニットでなければすぐにセンターずれを起こしてしまいます。あまり大きなユニットにはおすすめ出来ません。
右記DIATONE610のような小径ユニットにおすすめ。

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[エッジレス]

分類分けとして属さない気もしますが、その名の通りエッジのない作り。ストロークの大きいウーファーユニットには向きませんが中域・高域用のユニットに見られます。
とは言ってもユニット自体ある一定量はストロークしますのでコーン部分の柔軟性が必要になります。
左記B&Wユニットですとケブラーコーン(繊維の折り込み素材)でしなってエッジの役割の肩代わりをしています。


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[コルゲーテッドエッジ]

エッジ部分をコルゲーション形状にしストロークを確保した形状。ギザギザに折り目を入れているものが主流ですが、フラットエッジ、コルゲーテッドエッジ、アップロールエッジ、ダウンロールエッジ、Vエッジ、切れ目付きエッジ等たくさんの折り方があります。

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[フィックスドエッジ]

コーン紙の延長上をコルゲーション状にしてエッジにしたものです。繋ぎがないのでズレにくく高耐久。コルゲーションを増したもの、ウレタンフォームを上からかぶせたもの、ダンピング材を塗布したもの、コルゲーションに角度をつけたものなど様々なものがあります。PA等思いっきりパワーをかけて鳴らせる形状です。

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色々な素材、手法によって考え出されたユニットエッジですが、一概にこれが一番と決めきれるものではありません。

ご紹介させて頂いた様にそれぞれに特徴があり長所・短所があります。
またエンクロージャーやユニットとの相性もあります。

なかなかすっと決めれるものではありませんが、自分の音探しの参考にして頂ければ幸いです。

株式会社 ハイファイ堂 日本橋店 東 貴之
http://www.hifido.co.jp/merumaga/nihon/170908/index.html

105. 中川隆[-9971] koaQ7Jey 2019年5月30日 06:34:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2381] 報告

ASHIDAVOX 8P-HF1 2010/12/1
https://blogs.yahoo.co.jp/dotata/18264788.html


愛用のスピーカー 8P-HF1 の片方の音が歪んだり、時々途切れたりするようになった。
アンプを変えても症状が同じなので、ボックスから取外して確認してみた。

イメージ 2

 
やはりスピーカーのターミナルのネジが緩んで、コードとの接触が悪くなっていたようだ。
コードの方も銅色がくすんで、あまり導通が良くなさそうになっていた。


フレーム後部の銘板にも少し薄汚れが出てきている。

イメージ 3


真っ白だったセンタードームも茶色い「シミ」のようなものができている。

イメージ 4


「MR cone」と印刷されたシールもフチの部分からサビが出始めたようだ。
このシールはブリキのような薄い鉄板でできているらしい。

イメージ 5


音を聴いていても気付かなかったのだが、エッジの一番外側の部分に、2ミリほどの穴があいているのが見つかった。

イメージ 6


詳しく観察すると、何となく「虫食い」のようにも見える。

裏から何か薄い紙のようなものを貼り付けて、穴を塞ぎたいのだが、ちょうどフレームに当たる場所になっている。

表面から補修するより方法はないかもしれない。


いろんなサイトでエッジの交換(張替え)などの記事も拝見するのだが
このスピーカーには最初からそもそも「エッジ」というものがない。

「コーン紙ごと張替え」ということになるのだろうか。
(会社が存在していればの話だが・・・・・)


コメント(5)


ぐはー、これはまたものすごい物をおもちで ^^;)
こういう穴の修復に、塗るつけまつげのような素材って応用できないでしょうかねえ...と、いま思いつきました.はい.
2010/12/17(金) 午後 11:08 おやじーに

.
☆おやじーに さん☆
これはまたものすごい(古い)物です。

発売当時は安っちい物だったので、みんなぽんぽん捨ててしまって
そのために今では皮肉にも「レア物」になってしまったようですね。

耐入力がわずか5Wですから、2A3や6V6などの真空管アンプ専用に使っています。
不織布にボンドを染み込ませて、何とか裏側から貼り付けられないかと考え中です。
2010/12/18(土) 午後 8:08[ あんぷりん ]


https://blogs.yahoo.co.jp/dotata/18264788.html


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8P-HF1の コーン紙 2010/12/19
https://blogs.yahoo.co.jp/dotata/18291723.html


イメージ 1
https://blogs.yahoo.co.jp/dotata/GALLERY/show_image.html?id=18291723&no=0


コーン紙の端に虫食いのような小さな穴があいているので、元箱の中にあった
「取扱説明書」を見ると、スミの方に小さく「コーン紙取替え金額」が記載されている。

配送料は別としても、実費+交換技術料としてはけっこう安かったようだ。

イメージ 2
https://blogs.yahoo.co.jp/dotata/GALLERY/show_image.html?id=18291723&no=1


 
あらためて説明書を見直してみると、価格は2950円、6P-HF1の方は何と1000円になっている。

当時の他の機種の価格は分からないが、「高級品」と呼べるものではなかったらしい。
https://blogs.yahoo.co.jp/dotata/18291723.html

106. 中川隆[-9926] koaQ7Jey 2019年5月31日 09:49:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2428] 報告

【唯我】みんなのフルレンジ17ペア目【独尊】 [転載禁止]©2ch.net
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/pav/1441833585/


55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/06(金) 21:37:14.64 ID:dYySkH7g

フルレンジの魅力にハマりました 半年前から。
ダイトーボイスの安価な12cm フィクスドエッジで、マグネットが小さいユニット。
音はかなりのナローレンジだけど音の出方がサラッとして心地いい。
1m程度の距離で、小音量で聴くのが合う。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/11/06(金) 21:47:40.04 ID:xIOiPROG
>>55
フィックスドエッジといえば、昔は当たり前だった
40年前のアシダボックスの16cm がオクで一本3万で取引される現代
この手のユニットは、音は最高にいいよ


629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/12(日) 20:12:48.67 ID:M9FhUdud

オクでアシダの16センチがペアで7万だと!

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/12(日) 23:13:19.06 ID:RTR4f2Wy

アシダボックスは昔から物がなかったから仕方ないんだよ


632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/13(月) 20:24:06.19 ID:gCQ7OveU

アシダは二度と作れないロストテクノロジーだからねー。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/13(月) 20:53:44.98 ID:IaAnyY9I

日本の6半が再評価されるのはいいことだが
JBLの LE8Tより高いかもw

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/13(月) 21:25:56.91 ID:15q//tCB
>>633
再評価じゃなくて単なるノスタルジーじゃないのかな?
かまぼこ特性の古レンジだったと思ったよ、能率は高いけどね

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/13(月) 21:36:06.39 ID:IaAnyY9I

音は悪くないよ
今の製品にはない良さもある
つうか80年代くらいまで作ってたんじゃね?
気軽に買えるときに100ペアほど買っておけば大もうけできたなw

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/13(月) 21:54:04.21 ID:IaAnyY9I

ググったらこんなのみつけた

ASHIDAVOX ( アシダボックス ) / ST-12
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/137313/


昔のヘッドフォンのようなデザイン、たんに進化しなかっただけのような…
今となってはレトロでかわいいかな、アシダボックスファンにおすすめw

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/13(月) 23:18:51.43 ID:G1AE1s8k

自作に目覚めた小学生の頃、アシダヴォックスの見た目のダサさに、なんでこんなのが高いんだろうと思ってた
当時カッコイイと思ってたのはコーラルやパイオニアのアルミフレームだった

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/17(月) 20:56:14.08 ID:RRPfIMIt

古レンジはツイーターが必要だな、俺の場合
アルニコ時代の国産16cmユニットでも、13〜15kHzくらいまでフラットに出るのも少なくない
ドイツ製フルレンジより実用的で値段も手頃なので、オクで千円くらいの国産古レンジがおすすめ

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/17(月) 22:43:17.56 ID:3mpN7OQC

p-610なりpe-16なり、それこそASHIDAのロクハンやパナのそれも使ったけど、ドイツやアメリカのフィックスエッジにはとても敵わない。コスパは別にして。

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/17(月) 23:13:44.78 ID:RRPfIMIt

国産ユニットでもフィックスドEはたくさんあるよ
音はジェンセンと比べても、大差ないユニットもある
周波数特性は国産のほうがいいと思う、ツイーターをつなげるにしても隠し味程度ですむ

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 07:14:02.35 ID:tdAcmD2R

ドイツの太古ユニットって、コーンやダンパーが相当劣化してるだろw
もっとも聴いてる人の耳も劣化してるから問題ないかwww

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 08:16:01.83 ID:DryrudvC
>>752
禿同、劣化した耳で古い球アンプとよれよれのプレーヤーを使って聴くとちょうど良い
今のシステムでは使いもんにならんのじゃないかな

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 09:44:07.76 ID:V2wNB+Pi
>>752
劣化とみるか熟成とみるか

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 11:25:21.46 ID:fS8tnbh2

劣化してるのもあればしていないものもある。
何でも良い訳では無いのは当たり前。
もちろんアナログだけで無くCDのような欠損音源にも対応してまっせー。

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 11:57:25.01 ID:XgY4gUJ/

腐敗と発酵が同じ現象なのと同様、
劣化と熟成も人の見方によって呼び方が異なるだけで
同じ現象だ。


758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 20:15:48.65 ID:a5AvPEW+

国産のユニットでも40年以上経過したものは
たとえフィックスドでも切れ目が入ったり腐ってるのが多いよ
日本は湿度が高いからか、もうしょうがないんだけどね

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 21:25:38.51 ID:Dbg7VK6Y

国産古レンジはコーン紙がコストかけずに作られてて、そもそもの耐久性無いんで基本的にダメ。


761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 23:00:50.89 ID:a5AvPEW+

国産の六半フィックスドエッジのユニットは、エッジの部分だけ薄く漉くなど
高度な職人技のたまものだよ、だからこそ価値がある

アメリカやドイツやイギリスのスピーカーが悪いとは言わないけど
日本のが劣ってた訳でもないと思う

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 23:44:45.30 ID:eW6SG7EI

歩留まり(コスト)気にして作った国産メーカーのコーン紙は耐久性無いの

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/19(水) 00:23:33.86 ID:77o8psCX

国産メーカーの年代物ユニットは現存数がほとんどゼロだから
アシダボックスなんか、オクなんかでも数万円で売買されてる

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/19(水) 01:07:03.00 ID:WcUHyyfS

アシダボックスは例外、
販売数は少ないようだし、早くから市場からなくなっていたし
で、変なプレミア感が付いてしまった

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/19(水) 21:08:24.88 ID:MhIbrACe
>>751
ジェンセンと比べて大差ない国産のやつ
おせーて下さい。先生。


766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/19(水) 21:33:11.65 ID:YHtzwDG4
>>765 アシダボックスとかかな
逆にジェンセンでいい音するユニットって知らないわ、
20センチ以下で楽器用とかは細かい音がしないのは確認済み

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/19(水) 21:36:36.89 ID:woI6GL2L

JENSENの個性に敵う国産古レンジこそ知らんげど。
アシダなんて希少性だけで駄物やん。
つまらん音出してる。

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/20(木) 12:13:44.08 ID:/UMo2IkX

押入に仕舞ってあるドイツの8インチフィールドタイプ
気になって調べてみたらエッジはまだ痛んでないものの
よくみたらエッジの部分だけ薄く漉いてあった

時々無償に聴きたくなって引っ張り出してセットするんだけど
やっぱりツイーターが無いと落ち着かない

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/20(木) 12:51:38.15 ID:H7du4gu9
>>766
ASHIDAVOXってビンテージですか。

現行品でほどほどで良いので
(っても作る価値のあるレベルのもの)
入門に丁度良いの教えて下さい。
あ、別に国産でなくても良いです。



775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/20(木) 22:07:11.87 ID:slcWcmI5
>>772
初心者でフィックスドEのユニットに興味あるなら、現行品なら ダイトーボイスDS-16


773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/20(木) 12:53:29.64 ID:H7du4gu9
>>766
ASHIDAVOX 8P-HF1でしょうか?
確かに凄そうですね。
でも高いです。

http://801a-4242a.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/20(木) 17:35:00.64 ID:T9uPNHX
>>773
話半分か三分の一、良いとこだけを聴く聴き方だと凄いってことになるね
そんなにいいものだったら他社がまねしているし、大量に売れたはずだよ

>>772
入門って古レンジ入門なの? それともフルレンジ使ってSPシステム自作?
後者だったらとりあえずフォスのカンスピで遊んでみたら


787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/22(土) 18:14:32.28 ID:dbzLXqXf
>>774
入門じゃないです。
古レンジのような味のあるのを
作りたいだけなので、
現行品の方が入手も容易なので
ありがたいてやすね。

前にも書きましたが、
マークオーディオはもう飽きましたから。

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/22(土) 18:31:33.83 ID:dbzLXqXf
>>787
ASHIDAVOX 6P-HF1 8P-HF1
エルシー電機 LC-12S
レベルの現行品て無いのでしょうか?


791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/23(日) 13:56:23.63 ID:942tVcD1
>>787
>古レンジのような味のあるのを作りたい
>マークオーディオはもう飽きましたから


これって、何か誤解してないかい?
スピーカーで変換器だから忠実に変換してくれればいいんだけど
そこで変なものを付け足したり、引いたりしたらダメジャマイカ
技術的にムズイからなかなか忠実な変換までは到達してないけど
わざわざそういう世界にこちらから飛び込むのはどうかと思うぞ

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/23(日) 15:29:37.03 ID:ReQESSQr
>>791
なに無粋なこと言ってるんだ
録音時に失われた物を想像であれこれ足すのがたのしいんだ

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/23(日) 16:02:55.18 ID:7gvg+IeO

マークオーディオってめちゃいい音出せるけど飽きる音ってのはなんかわかる
妙に聴き疲れすると言うか

限定のは聞いたことないから全部が全部ではないんだろうけど

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/23(日) 17:21:56.18 ID:lZbZ5Olw

何かを得れば何かを失う
そして何年かすると古〜〜いスピーカーにも
スポットライトがまた当たる日が来る
むしろ新鮮に聴こえる
意外と昔から完成度は高かったし、何十年の蓄積があるから
そうやって楽しむだけでもいくらでも楽しめるわけだ

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/23(日) 18:29:17.72 ID:6m4ZqZcN
>>793
聴き疲れは無いですし、
新型の高級2wayのようなのが音が
フルレンジから出てきて毎度びっくりですけど、
濃い音は出ないんですね。

飽きたというより
全く違う系統の音が聞きたくなった
感じでしょうか。

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/23(日) 23:11:42.72 ID:e5QLrlzS

ゴムエッジやウレタンエッジは、コーンの動きは確かにいいけど
ゴムやウレタンでコーン紙の振動をダンプする働きもあるんかな
おとなしい音の傾向だし

フィックスドエッジは反応もいいし、ハッキリした音の傾向
ダメなユニットは歪みっぽさがあるけど

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/24(月) 09:51:57.04 ID:bHQNP1Xi
>>796
フィックストは、その部分からも音が出るものが多いからね
特に高音に色付けがあるんじゃないだろうか
それがハッキリした音とか歪みっぽさになるじゃないだろうか

エッジから音を出さないようにするウレタンエッジのほうが忠実度は高いんだろう。


799 :796:2017/04/24(月) 22:04:06.99 ID:5sdjD14Y
>>797
ほとんどのフィックスドのユニットはそこまで酷くないけど
むしろフィックスドのほうが忠実度再生かと思うが

>>783 にうpされた音を聴いてもわかるが、なかなか出せない音してるわ

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/25(火) 09:51:20.70 ID:meXf7WEe
>>799
>フィックスドのほうが忠実度再生

なぜに?kwsk

>>783にうp
聞いてきた。
丸尾再音の削がれた音とか、オールホーン3wayの全開風の音とか聴くと
はぁ、となったよ。

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/25(火) 22:17:15.84 ID:mTAFvQls

フィックスドはギターの弦を弾く音とか、ジャリーンと激しく生々しい
ダンプされてないから出せる音なんだろう 
フリーエッジは弦を軽く押さえて響きをセーブした感じか


http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=85211075

あとはオークションでナショナルやビクター等のユニットを2千円くらいで落とすとか

高価でレアなユニットが音がいいとは限らないし、最初はこのあたりで遊んでたほうがいろいろ勉強になるよ
アンプは6BQ5あたりの安いアンプがおすすめ あくまで俺の好みだけど 👀

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/20(木) 22:13:59.63 ID:CZfr+y

ダイトーはアシダ未満だけど安く遊ぶにはちょうど良いかもね。


778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/21(金) 11:38:54.87 ID:p5w0cfwH

アシダはね、生産されているときはそんなに評価は高くなかったんだよね。

たしかにmoは小さかったけど同時にマグネットも小さくショボかったし、当時はフィックスエッジはフリーエッジより旧式で劣るものというイメージだったし。

岩崎千明氏のD130や高城重躬氏のP610、長岡鉄男氏のFE103のような推薦する評論家もいなかった。

なんか、ステレオ誌の後ろの方に自画自賛の文字ばっかりの広告が載っていたなぐらいのイメージだった。


780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/21(金) 13:51:05.20 ID:w+SEwaZA

長岡鉄男氏は、マイ・ステレオ作戦で 6P-HF1 を推奨してたよ。


779 :778:2017/04/21(金) 11:47:45.26 ID:p5w0cfwH

高校の時、先輩が

「アシダいいよ〜。コーンが薄くて軽くて。」

と激賞していたのを

「えー、アシダですか? なんかショボくないですか。」

と応えていた自分を叱りつけたい。

あのとき聞いていて、10ペアぐらい買い占めていれば大儲けできたかもしれないのに。 (チョット、マテ!!)


781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/21(金) 15:37:22.19 ID:LjQ+GOwU

今更国産古レンジなんて買っても、
コーン紙がヘタってて使い物にならん。


782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/21(金) 19:39:56.99 ID:n+lsMvEx

アシダボックス、復刻してくれないかな 
他のメーカーのでもいいけど現行品でアルニコ フィックスドってなかなかいいのが無いんだよね
できれば中国じゃなくて国産で ペアで4万くらいならいいな

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/22(土) 15:29:23.10 ID:zVMMYcsQ
>>782
手漉きの職人さんが亡くなられていて無理らしいです。

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/21(金) 19:49:42.33 ID:

フルレンジスピーカー・アシダボックス16pを真空管EL34単段シングルアンプで鳴らす。 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=l2cFOIufUYk&feature=youtu.be


良さそうではある
フィクスドエッジ、アルニコの小さなマグネット、っていうユニットは
ラジオ用なんかで良くあったもので、確かに独特の良さはある

今となっては珍しいから余計良く聴こえるという面もあるんじゃないか?w

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/22(土) 13:25:03.52 ID:TkMA+Wra
>>783
他人の庭、ってやつかな
文明国から非文明国に旅行に行って我々が失ったものがある、とか感激するのと同じだね

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/28(金) 01:19:56.01 ID:66zgTVW/

昔はフルレンジのスタンダードは16cmだった、今は8cm?
技術革新で小型でも低音が出るようになった、って言われてるけど
単に慣れただけのような気がするwww
昔の人は基準が生だった、今は生まれた時からスピーカーに慣れ親しんでるから
そういうのも影響あるのかも


815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/28(金) 07:27:02.36 ID:JVwCbk2T
>>814
tangband w3-2141 きた、4.5Lくらいの密閉箱に入れた
はじめは、高音が出ないなあ、と思ったが、鳴らしていくと気にならなくなった。
本当によくできてると思う、最近の8cmフルレンジ
古レンジもそれなりに使ったけど、元に戻る気はしない。

昔16cm、今8cmというのは合っているんじゃないかな
素材の開発が進んだのと設計技術、とくにシミュレーションが進んだのが大きいと思うよ

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/29(土) 09:15:44.07 ID:gE2CHoKp
>>814
基準が生と言っても小さい時から楽器習ってて、ごく近距離で聞いて育ったのと
少し離れた客席から聞いて育ったのとでは結構違うと思う

昔の16cmでも少しきついし、今の8cmじゃやっぱ無理

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/29(土) 10:47:52.33 ID:ExUgA7eQ
>>816,>>814
音楽を意識しながら設計するのと、ほとんどを数値で設計するのとは違ってくるね

今の8cm、10cm、昔の16cmでバスレフにしても50Hzから下は急に落ち込むから
30Hzなんて出ないよね、30Hzが出ないと臨場感というのかなぁ、無いね
床を歩く音とか、何かを叩く音とかはダメダメだね

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 15:48:08.65 ID:9X+WrIRZ13cm-

16cmのフルレンジを片方に2つ使う場合、普通の2ウェイと同じようにネットワークが必要になるのかな?
ネットワークが要らなければ箱をどうするかだけになって、楽になるんだけど

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 15:56:51.97 ID:vK4k44xY

ネットワークがナゼ必要なのか考えたらわかるでしょ

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 15:57:15.32 ID:m0pEP3ol
>>877
フルレンジなのにどんな目的のネットワーク付けるのか逆に聞きたい

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 16:26:09.76 ID:/xVc6T90

きっと高音と低音分けるんだよ

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 17:21:49.72 ID:9X+WrIRZ
>>878
自己解決した
素直に20cmフルレンジを1つずつ、でやってみるかな

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 18:04:28.48 ID:0eotrLEe

低音が欲しいのかな
素直に2wayにする手もあるよ
アッテネーターなしで6db/octクロスならコイル1個とコンデンサ1個だけ 2ch分なら2つずつ
フルレンジなら8cm(3インチ)がバランス取れてるよ
低価格でおすすめはTangBand やすくていろいろ種類がある ポリコーンのやつは定評がある
あとは定番のFostexとかロングストロークのMarkAudioとか耳に優しいParcとか2インチに強いPeerlessとか

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 18:32:44.25 ID:/8xcRmnG

まあ、8インチフルレンジも捨てがたい魅力有るよね
+ツイーター必須だけど
フルレンジは3、5、8インチの3種それぞれを使い分けるのが好き

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 20:04:09.10 ID:71aTryYh

ワシは6.5インチ2発をパラレルで使ってる。

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 21:25:38.15 ID:syGLn8wL
>>877
別に否定するわけじゃないよ。
二発ずつ使うというのがわからない。

音のハリだとか、混変調の改善とかが狙いだと思う。
だけど二発というのが中途半端。

経験上、二発が一番デメリット大きい。高域が暴れて音程ごとで違う響きに聞こえる。
うまく距離を合わせるの無理だよ。

しかし、これが三発四発になると不思議に落ち着いてきて、メリットである浸透力が出てくる。
最高六発使ったことあるが、これはやり過ぎか。

まあ、二発使うなら、一方に高域減衰フィルタ入れるか、背面に付けるかした方がいいよ。

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 21:46:11.45 ID:1KBVdiTo
>>886
こういう製品があるのだら、自作でもフルレンジ使って出来るよね

https://www.revox.com/en/loudspeaker/aluminium-design-s/prestige.html

WO4発、MID1発、TW1発だ。 フルレンジ4発にTW1発でどうだろう?
そこまでやるんだったらWOも入れてf特平坦化する方が良いかもね

https://mint.5ch.net/test/read.cgi/pav/1441833585/

107. 中川隆[-9886] koaQ7Jey 2019年6月01日 11:46:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2469] 報告
アシダボックスに一番近いのは当時のドイツの家庭用スピーカーですね:

ドイツ SABA のフルレンジ SPユニット
https://vintage-audio.jp/?p=390

メーカー:SABA
モデル名:Permadyn 5298U8
生産国:ドイツ
生産時期:1952〜1958年
型式:シングルコーン
口径:8inインピーダンス:5Ω
マグネット:アルニコV


鮮やかなグリーン色のコーン紙が特徴のドイツ名門SABAのフルレンジSPユニットです。

超軽量コーン紙に小型の磁気回路、ペラペラのプレスフレーム・・・

1950年代の家庭用ドイツ製ユニットの特徴なのですが、これを上手に鳴らすと、英国やアメリカのユニットでは出すことの出来ない、ナチュラルで透明度の高く、繊細で分解能が高いサウンドを奏でるので、見た目じゃ判断できないのです。

そして、これらドイツのユニットを研究すると非常に合理的に作られている事に気が付きます。

超軽量なコーン紙を使用している為に、それを駆動する磁気回路は小さくでき、よってフレームもダイキャスト等大掛かりでなくプレスフレームで十分な強度が取れる訳です。

実に合理的でしょ!

しかも、超軽量コーンはユニットの設計だけでなく、サウンドにも大きなメリットがあります。

軽量だから信号に対しての反応が圧倒的に速いのです。

これにより、全帯域で分解能が高く、小音量時に音が潰れないのです。

小口径・軽量コーンのユニットは、家庭用(家庭用HiFi)ユニットに分類されますので、ドイツ業務用と混同して考えては駄目です。

また、構造上ハイパワーユニットではありませんから、駆動するパワーアンプも、2〜3Wのシングル(またはP-P)管球アンプが適当です。音量が足りないからといって、ハイパワーなアンプを繋いだりしてはいけません、音量を稼ぐ場合は、ユニットを複数個使用します。そして、適度な音量で鳴らすことで、超軽量コーンユニットのメリットが最大限発揮できます。

この事を踏まえてシステムを構築します。

まず、特徴である軽量コーンにあまりプレッシャーを掛けずに使用したい為、平面バッフルか後面開放型が適当だと思います。

密閉型、バスレフ型になるとバックプレッシャーのコントロールが難しくなる事とエンクロージャーの影響を受けやすくなりますので、今回は1940年代の米PHLCO社のAMラジオのキャビネットを利用することにしました。

後面開放型になります。

バッフル板をキャビネットに合わせて製作します。適度な鳴りを考え、9mm厚のフィンランドバーチ合板を使用しました。ユニットのインピーダンスは5Ωなので、2本をシリーズに接続し、トータルインピーダンス10Ωで使用します。それを組み込んで完成です。

そのサウンドですが・・・ユニットの特徴を上手く活かせたシステムになったと思います。決してワイドレンジではありませんが、全帯域に渡って癖がなく明瞭度が高いサウンドです。長時間聴いても聴き疲れすることもなく、部屋の中に音楽が自然に広がっていきます。これ1本で十分か?と言われると、私の場合はそうはいきませんがサブシステムとして、または音楽鑑賞用としてなら十分な能力があります。

ドイツ家庭用シングルユニットは、見た目ではなく実質的な能力の高さを、国内の皆さんも評価して欲しいと思います。

このユニットは、ドイツ(ライプチッヒ)のコレクターからの出物で大変状態の良いユニットでした。同等ユニットも多数ありますので、これらSPユニットをお探しの方は下記までお問い合せ下さい。
https://vintage-audio.jp/?p=390

ドイツ古典フルレンジユニット
http://www.soundstage.jp/Full_Range.html

1950年代のドイツ製フルレンジは、超軽量コーンを強力アルニコマグネットでドライブ。
96〜97dB/W/mの高能率を得ています。

コーンの実効質量は、何と5〜6g!
(fostex FE203等の代表的な軽量ユニットに比べても半分以下です)


*この時代のユニットは同一モデルでもロットの違いによるバリエーションがございます。磁石、フレーム形状等が写真の物と一致しない場合がございますが予めご了承ください。同一品質基準、同一工場で生産されたコーン紙の優秀性は、全てのユニットに共通です。


声、木管がリアルなことは、ドイツヴィンテージユニットに共通の特徴と思いますので、以下の個別ユニットの説明では省略させて頂きました。


____


Telefunken 20cmフルレンジユニット


同社Opusシリーズの大型ラジオ、コンソールに多用されたユニットで、この時代のドイツの情感を伝えてくれる代表的ユニットと言えばこれでしょう。


弾むような低音にクリアな中域と少し華やかな高域を乗せ、


どこまでも楽しく音楽を聴かせてくれます。


特性の暴れが上手く高域のレンジ感に結びついている一面がありますため、


単体で十分楽しめるユニットである反面、ツィータの追加で大幅にグレードアップいたします。特に弦楽の倍音の豊かさ、艶等が顕著に改善され、どなたにも安心してお勧めできるシステムになります。


____


Telefunken 楕円フルレンジユニット


背面放射音が華やかな傾向がありますので、後面開放キャビネットに用いるにはデッドニング等のチューニングが必要ですが、


コーンの材質、面積が同じなので最終的には円形20cmユニットと同じ音色傾向にまとめることが可能です。


ツィータの追加で本領発揮となるのも同じです。


円形20cmユニットより新しい時代のものなので全般に保存状態がよいのも利点かと思います。


_____


SABA 22cmフルレンジユニット Permadyn25


ほぼ20cm口径ながら一回り大きいSABA製のユニットです。


帯域バランスが実に巧みで、 造り手のセンスと技術の高さをうかがい知ることができる HiFi指向の正統派ユニットです。


ハッタリの無い落ち着いた雰囲気の再生音は、


小編成のジャズや男性ボーカルにマッチするかと思いますが、


クラシックでしたらピアノソロもありだと思います。


SABA(Schwarzwälder Apparate-Bau-Anstalt)社は現存しませんが、


Telefunkenの対向メーカーとして一時代を画した総合電機メーカーです。


____


ラーヴェオプタ(LoeweOpta) 20cmフルレンジユニット


ややプレスの効いたコーン紙による張りのある明晰な鳴りっぷりが特徴です。中域を基軸とする表現のためレンジ感は今ひとつですが、その分、弦楽の切れ込み感や、金管の輝き、ピアノのアタック感等が小気味よく出るユニットかと思います。


勿論レンジ感についてはツィータの追加で改善されますので、


最終的なシステムの完成度は他の兄弟銘柄(Graetz、 Telefunken 、 Grundig、 等々)に全く引けを取りません。


_____


ローレンツ(Lorenz) 20cmフルレンジユニット


下手なツィータなら付けない方が良いくらいよく伸びて歪の少ない高域を持ち、それが躍動感溢れる中低域と見事に一体化しています。


ヴィンテージの味わいは薄いかも知れませんが、


音源を選ばないオールマイティなユニットで、


この時代のフルレンジユニットの最高傑作の一つでしょう。


_____


グルンディヒ(Grundig) 20cmフルレンジユニット


ベークダンパならではの硬質でハイスピードな音のユニットです。


帯域は上下に若干狭い傾向がありますので、これをセッテイングで補う工夫が求められます。具体的には、高音をよく反射する硬質の壁面(窓ガラス等)を背にすることや、 部屋のコーナー近くに配置して低音を増強すること、等の工夫になります。


鳴らすのが難しいユニットではありますが、


セッテイングが決まった時には背面音を最大限に利用した後面開放キャビネットの理想形が完成しています。


特にピアノ曲などでは、他のシステムでは得られない生々しい説得力や典雅な余韻表現が可能です。


_____


グレーツ(Graetz) 20cmフルレンジユニット


コルゲーション補強されたコーン紙にNT4クラスの大型マグネットを組み合わせた強力ユニットです。


中域以下に厚みがありチェロのゴリッとしたところの表現などは秀逸です。


高域は出ませんが元々低域がよく伸びていますので、アドオンツィータとの組み合わせで最もワイドレンジなシステムが完成します。


フルオケ再生も迫力十分です。
http://www.soundstage.jp/Full_Range.html


▲△▽▼


粋音舎 ドイツ古典フルレンジユニット用の後面開放型エンクロージャー
http://www.soundstage.jp/OpenBack.html

ヴィンテージの味わい


この時代のドイツ製ユニットを鳴らすということは、単に昔の音を甦らせるということではありません。

その枯れて乾いた音色は、約60年の歳月をかけた熟成の結果でもあるからです。


歳月という試練に耐える素材、構造、
それを現実の姿にする優れた製造技術、
そして熟成という時間の魔法・・・


全てが結集された再生音は、60年貯蔵の美酒を開封するが如く、今この時のために流れ出すのです。


現代の代表的な軽量ユニットに比べても半分以下という超軽量のコーン紙は空気との親和性が極めて高く、録音マイクがスタジオやステージの空気と交わした会話を
まるでリスニングルームの空気に口移しするように、優しく、熱く、伝えてくれます。


裏板のない開放型キャビネットとの組み合わせは、超軽量振動板の軽快な動きを妨げないための工夫。


最新のハイレゾ音源をも活かす音楽再生の完成形が、60年前のドイツで既に極められていたのです。


______


粋音舎 ドイツ古典フルレンジシステム(受注生産品)


ユニット

口径 20センチ
搭載数 1個

形式 コーン型フルレンジユニット

能率 96dB/W・m

耐入力 5ワット

製造国 ドイツ


キャビネット

寸法 幅38cm×高さ58cm×奥行30cm

形式 後面開放型

材質 フィンランドバーチ材

( 前面グリルは別売となります。)


※ユニット製造元は、テレフンケン、グルンディッヒ、ローレンツ等々の銘柄を取り揃えています。


※ステレオの片側に2個または4個のユニットを用いたタンデム仕様の大型システムも特注製作承ります。


(注記)

 本製品は、背後の壁による反射を利用いたします。このため壁との間に50センチ以上の距離が必要です。

壁の材質も反射音の音質に大きく影響しますが、一般的な木質の建築内装材であれば良好な結果が得られます。背後が石膏ボードやガラス板などの場合には、薄手(6ミリ前後)の合板を壁に立て掛けて設置することをお薦めいたします。


 本製品に搭載のユニットは、1950年前後にドイツで製造された家庭用ラジオから取り出した使用済みのヴィンテージユニットです。動作良好なユニットを検査厳選の上、 極力外見を揃えてステレオ左右のペアを組んで おりますが、モノラル再生が主流だった当時のラジオ1台からは1つのユニットしか取り出せないため、製造年や保存環境の違いにより細部の形状や色合いが微妙に不揃いな場合があります。


 本製品は極めて高能率なため、数ワット程度の小出力真空管アンプとの組み合わせを推奨いたします。 大出力アンプとの組み合わせでは、誤入力等により破損する場合があります。
http://www.soundstage.jp/OpenBack.html


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合同会社 粋音舎(すいおんしゃ)

E-mail suion@soundstage.jp

Web http://www.soundstage.jp

TEL   03- 6271- 5760

所在地 東京都練馬区


事業内容 音響機器の企画、製造および販売


製造委託先 株式会社 サカエ工芸


株式会社 サカエ工芸
http://www012.upp.so-net.ne.jp/strata/SAKAE.html

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4、5年前、捨てられていたラジオから外したような、ボロボロのドイツスピーカーがネットオークションなどで出回ったが、こうした事を積み重ねた結果がドイツスピーカーの評判を落としてしまったのではあるまいか。
あの手の8pほどのスピーカーはおそらくラジオから外したものと推察され、もしそうなら所詮人の声さえ満足に聴く事が出来れば事足りるので、其れなりの性能にしか造られていないだろう。それを50円か100円か或いは1000円か知らないが塵の山から安く拾って来て、オーケストラを鳴らし「フィールドスピーカーで御座い。付いては20万円頂きます。此方は上等のテレフンケンなので100万円頂きます」、これでは評判が落ちるのも無理はない。

スピーカーで一番難しいのは箱だという事は今更めく話で、とうに皆様御承知の通りである。

ただ造るだけなら大工仕事でも出来るが、ユニットの実力を実力通りに鳴らす事はそう簡単に出来ることではない。

指定の寸法で造ったから音になるかといっても、まずまともな音になった例を僕は知らない。無論素人仕事でも偶然の大当たりが無いとは言えないが、エンクロージャーの自作ばかりは決してお勧めできるものではない。

尤も、どう造ったって、音は出るに決まっているので、願望から僕らはつい錯覚する、出来たてのほやほやの時は「なんて良い音だ」と思いたいのである。

そして、JBLやアルテックのユニットを使っているんだから良い音に決まっているというブランドに対する先入観がまた僕らの耳を錯覚させる。

回路図通りに組み上げれば一応回路図通りの音が出るアンプなどとはわけが違って(これだって部品配置や配線方法等で俄然音は違ってくるが)目に見えない空気の振動に関する計算と現実の音の間には大きなギャップがあるようだ。

だが逆の事もあるだろう、コーラルのスピーカーユニットだって、箱を旨く造れば素晴らしい音に仕上がるかもしれない。今も云った通り偶然の産物が成功をおさめないとは云えないから、つい期待するし箱造りに嵌るのである。

この事は自作エンクロージャーに限った事ではなく、他社製造の箱つまり指定寸法に依る本職の仕事だってユニットがまともな音を出した例を聴いた事が無い。
まして、他社独自の設計によるエンクロージャーをや、である。

タンノイ然り、JBL,アルテック然りオリジナルとの音質の差は歴然としている。

古くはヴァイタボックスのコーナーホーンに物凄い奴があった。大メーカーともあろうものがよくぞここまでやってくれたものだとほとほと愛想が尽きて、以来このメーカーの物は何によらず買った事が無い。こういう音造りを平気でやる音響メーカーを信用出来ないのである。指定寸法という触れ込みながら、どう造ったってここまで酷い音にはなるまいと思うが、それがちゃんとそうなっているのだから驚く。

件のラジオ用スピーカーも当然箱を作らねばならないが、素人仕事も本職仕事も含めてちゃんと音になった例があるんだろうか、甚だ疑わしい。

僕の知っている限りでは、自称スピーカーの専門家の造ったへんてこりんなバッフルなど随分杜撰でいい加減なものだった。言うまでもなく音は出ていたが音にはなっていなかった。

会社の大小を問わず、どういうものを造るかというメーカーのコンセプトは、要は経営の先見性に加えて教養とセンスとモラルを根本とする筈だから、これが無いメーカーは気楽なものである。何でも有りなのだ。要は「だからこのスピーカーは良いのですよ」という話を造ってしまえば良い。

僕らはだから自分の耳をしっかり信じて、良い悪いもさることながら、好きか嫌いかをしっかり耳で判断したら良いのだろう。JBLだから好きなのではなくて、眼をつぶって聞けば自分の好き嫌いは誰に教えてもらわずとも基よりはっきりしている筈だ。

その耳で是非ともちゃんと整備されたドイツスピーカーの音を聞いてみては如何だろう。

ただし、どうしてもオイロダインをというなら、閉館した映画館を買ってしまうのが早道だろうから相当の費用も必要になるに決まっている。だが、価値はあると思う。勇者の出現を期待して、是非とも聴かせて頂きたいものだ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34





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VINTAGE AUDIO
ドイツ製のAUDIOを中心に紹介及び販売を致します。
https://vintage-audio.jp/?cat=8

Q&A

Q1: ドイツのヴィンテージスピーカーの特長は何ですか?

音の違いから言いますと、まず聴きやすい、聴き疲れしにくい音だと思います。
決してつまらない音では有りません。多くのスピーカーはかまぼこ型の特性になっており高域と低域を欲張っておりません。音楽や人の声などの核となる中域重視となっております。

構造の違いから言いますと、まず軽いコーン紙にて能率が高いユニットがほとんどです。

レスポンスが大変良く、真空管アンプとの相性も抜群です。またコーンの素材であります紙の質がダントツ的にすばらしいという事でしょう。タンノイなども古いユニットはドイツのコーン紙を使用しております。このコーン紙が最大の特徴です。 


Q2: 古いスピーカー達のコンディション、また使用していて壊れないですか?

エッジに関しましては年間にして100ペア以上のユニットを見て来ておりますが、アメリカや日本のユニットのようにエッジがボロボロという物は見たことが有りません。約40〜50年以上前の物ですが有っても故意によるものや縦方向の切れが殆どです。一部のユニットにはガスケットと一緒に外れて切れてしまった物、
Grundigなどはガスケットにスポンジが使われている物がありスポンジを貼り付けていた

接着剤と一緒に硬化してボロボロになっている物も見られます。いずれにしろ
エッジ素材そのものによる劣化ではりません。ウーハーの一部には布エッジも見られますがほとんがフィックスドエッジであり問題なく使用出来ており、よほどの事がなければこれからも問題ないでしょう。                                 
ボイスコイルの擦れに関しましては、やはり物によっては見られます。
保存状態が悪く、錆による物、ゴミが入ってしまった物などです。

ドイツのユニットはボイスコイルとマグネットとの隙間が非常に狭く出来ております。よってレスポンスの良いサウンドを奏でます。日本やアメリカのユニット達はアロワンスをみて広めにとっております。当時のドイツの基本的な技術力、精度の確実さを裏つけております。

Grundigに多く見られるセンターキャップにスポンジを使っている物はスポンジがボロボロになっている物がほとんで要注意でも有ります。ボロボロになっていたら取ってしまった方が安心です。                                         
また蝶ダンパーの物はボイスコイル擦れの物も布ダンパーに比べると多いようです。

音の良いとされている蝶ダンパーから布に変わった点からも布の方が長期間の安定
が望めるからだと思われます。一部の蝶ダンパーはネジの調整によりセンター位置を変える事が可能になっておりますので、簡単に直す事も出来ます。 
   
使用に関しましては、よほどの事がなければまず壊れないでしょう。
これからもずっと使えるスピーカーだと理解しております。        


Q3: 最近のAMPに繋げることは可能ですか?

まず,入力インピーダンスになりますが、ドイツのユニットは殆どが4〜6Ωとなっております。

最近のAMPには4Ω端子も付くようになって来ましたが、殆どのトランジスタアンプは4Ω以上であれば問題なく繋げる事が可能です。真空管AMPの場合も出力端子がついていれば問題ありませんが8Ωに繋げても大きな問題はなく、普通に聴く事が可能です。厳密に言うと動作位置が多少狂い、定格より多少パワーが入ります。                                        
スピーカーの最大入力パワーですが、ヴィンテージの物はユニット本体にて10W以下、システムにて25W以下の物が殆どでしょう。50W,100Wのアンプにて聴いていてユニットが壊れるかというと普通に使用している限りでは問題なく使用出来ます。通常、オーディオショップでの音量にて5W程のパワーを使用していると言われますので、自宅でしたら5Wも出せないでしょう。


Q4: どのようなAMPと相性が良いのですか?

真空管AMPかトランジスタなど使用するAMPにてサウンドは変わります。

基本的にはどのAMPでも十分な表現力にて楽しめるかと思いますが当方のシステムでの比較にて参照下さい。

真空管AMPはドイツのBraun EL84PP,2A3シングルを試聴室では使用しておりますが
やはり年代的にも実際に当時も真空管にて鳴らしていたことでしょうから相性は良いと思います。能率が良いので1WクラスのシングルECL82でも十分に鳴ってくれます。 
         
トランジスタはテクにクスのSU-V7を使用しておりますが、低域特性がやはり真空管AMPよりは良いので低音の出方がかなり違います。サイズの割には低域が出ますので
驚ろかれる事でしょう。サウンドも古臭くはあまり感じないでしょう。
https://vintage-audio.jp/?cat=8




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アシダボックスに一番近いのは当時のドイツの家庭用スピーカーですね _ 2:

1950年代のドイツ製音響機器


 1950年代のドイツのオーディオ機器に目を向けると、意外にシンプルなシステム構成であることに気付く

そもそも100dB/W/m の高能率スピーカーを鳴らすことを前提としているので、家庭用はおろか、小規模PA装置でさえも5W〜10Wで十分な音圧が得られた

そしてスピーカーはフィックスド・エッジでベークライト製のスパイラル・ダンパーを用いているため、小音量でも反応スピードが早く、EL84やEL82(6BM8)のシングルで十分に鳴るし、そもそも大入力を入れることはできない。

当時のほとんどの人は、AM放送規格に適合した8kHzまでが限界のフルレンジ・スピーカーで十分だと感じていただろうし、実際にドイツ製フルレンジは、ドイツ語の発音の特性から4〜8kHzが強く出るように調整されているので、高域の不足はほとんど感じないだろう。

以下は戦前のスピーカーの特性であるが、最初の2way化によるワイドレンジ化からはじまり、1930年代にはシングルコーンのフルレンジで十分な高域特性が得られている。

Siemens&Halske社の2way特性(1928年)
Isophon P25の周波数特性

 これを普通のフラットな特性で聞く場合は、ヴァイオリンとピアノの音色の違いが気になるだろう。

ヴァイオリンは中高域が強いのに、ピアノは高域の落ちたカマボコ型である。

このことの原因も、ドイツ製スーピカーの 2kHzの落ち込みと 4〜8kHzの盛り上がりで説明できる。この強く出るのは単純に音圧が強いだけでなく、反応も早い特徴がある。なのでイコライザーで上げて調整してもどこか不自然なところが残るため、あくまでもスピーカーの機能で補うべきものである。

これにEL84やEL34などのビーム管を合わせることで、帯域が狭くても切れ込みの強いサウンドが得られる。

 また当時に良く行われたレコード鑑賞会というのも注目して良いと思っている。ようするに公民館の映画鑑賞会の延長のようなもので、そのときに使われたのはオイロダインのような立派な劇場用スピーカーではなく、スーツケースに入れた25cm程度のフルレンジスピーカーで、アンプもEL84プッシュプルで十分な音量が得られた。

フルレンジでも10kHzまでの再生周波数でサービスエリアが約50度得られることから、ちょっとしたホールでも十分に鳴り渡る。必要な機能を絞った現実主義から学ぶべき点は多いように思う。


Klangfilm社の移動式映画館
Siemens社 スーツケース・スピーカー
2000型映写機用


 当時のドイツでは、小学校などを巡回する移動映画館やレコードコンサートがよく行われ、LPレコードはそうしたところで使われる教育的な用途もあったと思われる。

そもそもドイツ・グラモフォンはジーメンス社の傘下にあり、レコード・コンサートは当然ジーメンス社のPAシステムで行われたと考えられる。もちろんKlangfilmも擁する大企業であるため、高級オーディオ機器の製造もあるにはあったが、戦後霹靂としたドイツ人が新たにオーディオを購入できるわけもなく、こうしたサービスを通じて新しいHi-Fi機器を知ってもらおうという意図も感じられる。

巡回用の簡易PAは、25cm程度のフルレンジスピーカーをスーツケースに治めたものを、10W程度のEL84アンプで鳴らしていた。50名強の人数なら、これで十分な音響が得られた。


 注意したいのは、ドイツ・グラモフォンのLP発売は1952年からで、それ以前はVARIABLE GRADE という78rpmのシェラック盤だったことである。

1941年からテープ録音を実用化していたドイツにおいて、意外に思えるかもしれないが、

テープ録音 → ラッカー盤

という工程を終えるとテープが破棄されることもしばしばあった。その後、LP用にテープにダビングされ保存されたものもある。例えば、フルトヴェングラーの1951年セッション録音、ケンプのベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集のうち1951年録音は本来ラッカー原盤だとされる。

逆に戦中からテープ録音での放送を楽しんでいたドイツ家庭において、Hi-Fiという文字はあまり意味がなかったらしく、LPの表示は「LANGSPIELPALTTE 33」という規格を示すのみである。このことからも、ドイツの放送規格とのグレーゾーンを辿っていたことも十分に考えられる。

このラジオ音源も曲者で、最近オリジナル・テープからリマスターされた、ベルリンのRIASやウィーンのRot-Weiss-Rotの録音は、1940年代でも驚くほど鮮明である。マイクの生音に近いので、人によっては高域がうるさいと感じるだろう。要は一般に流布する媒体に、これまで該当するものがなかっただけなのである。


15. 2013年9月05日 11:24:58 : W18zBTaIM6


家庭用オーディオについては、当時のドイツの状況からすると、以下の3タイプに分かれよう。


1.ほとんどの庶民はラジオで試聴し、LPを聴く機会はレコード鑑賞会も多かったと思われる。また一体型コンソール(Kombination:コンポ)も多数あった。これらの場合、ほとんどの場合フルレンジのみが基本である。

2.海外向けの高級オーディオ機器では、高域拡散用にコーン・ツイーターが幾つも付いているタイプが多い。これは1950年代のドイツにしかみられない様式である。

3.スタジオモニターで有名なLorenz社のポリエチレン製ツイーターは、英米のスタジオ機器で持て囃されたことから一目置かれているが、強烈な高域特性で、いわばF1レーシングカーのようなものである。


 このように当時のどのような立場で試聴するのかでも、録音に対する印象が違うと思う。それほどに、1950年代のドイツ・グラモフォンの録音は評価が定まりにくいのである。


はっきり言えることは、高能率だからと1970年代以降の重たいウーハーをEL156で鳴らすことはあり得ないと思うし、高域が足らないからと10kHz以上の再生周波数を無闇に伸ばす必要もない。

モノラル期のドイツ・グラモフォンは、もっと広い階層のユーザーに開かれた再生方法があるのだと思う。 ここでは個人的なプランで組んだ低予算システムを以下に示す。


1.95dB/W/m以上の高能率で、高域の4〜8kHzが落ちないフルレンジ・スピーカー1本

2.EL84(6BQ8)、EL82(6BM8)などの小型ビーム管のシングルアンプ

3.録音品質のばらつきが大きいためイコライザーは必須

4.CD再生の場合は古いライントランスで微妙な味付け


 フルレンジスピーカーでは、私の所有しているのは米Electro Voice社のSP8Bという20cmユニットをBaronetというコーナー型バックロードホーンに納めている。

当時のエレクトロボイス社はPatricianという4wayシステムを筆頭にHi-Fi再生の先端を行っており、アメリカ製でクラシック再生ではトップを行くメーカーと考えていいと思う。

一方で、Baronetのような小型システムでは、小音量で快適に聴けるように高域の扱いを変えていて、SP8Bはアメリカ製では珍しくダブルコーンを使い4〜8kHzを持ち上げている。

これはテープ録音がドイツから移入された初期の、Hi-Fiらしさを演出する工夫であり、このことが1950年代の家庭用システムを知る鍵であるように思われる。

これと同じ傾向の音では、サブコーンが付いたイギリスのLowther PM6、最近の製品ではイタリアのSICA社のPA用フルレンジも同様の特性を持っていて有用だと思う。


 1950年代のエレクトロボイス社がドイツ的なサウンドポリシーを持っていたと言える理由のもうひとつは、同時代のIsophon社のカタログとの比較でも明らかになる。

当時はモニタースピーカーとして開発され、テレフンケンのスタジオ等で用いられたOrchesterスピーカーには、姉妹品のPH2132/25/11があり、2つのユニットの特性の違いは、エレクトロボイス社の説明と同じとみられる。また小型スピーカー"Cabinet"のインストール方法にも類似性が指摘できよう。SP8Bも1960年代初頭の第3世代となると、フラット志向に集約されるので、Hi-Fiの過度期におけるビンテージ・オーディオの一断面である。

アンプはあえてキット製品で使われるようなEL84シングルアンプを使ってみた。実際、高能率スピーカーをつないだ場合、普通の家庭用であれば1Wもあれば十分である。小型ビーム管のほうが、低音は弾むように鳴るし、中高域のほのかなツヤが美音を演出する。

ただし、録音品質にばらつきが大きいためイコライザーは必須である。グラフィック・イコライザーのように仰々しいものではなく、3バンドあれば十分で、BEHRINGER社の製品が安くてカッチリした音で相性も良い。

 古いライントランスでは、10kHz以上を落としてあげたほうが響きが澄んで聞こえるという逆転現象もみられる。多分、トランスの磁気ヒステリシスで中域にコクと粘りが出るのと、ビーム管特有の高域のツヤ(小さいリンギング)が純粋に乗るからだと思う。

ちなみに私の所有しているのは、1950年代の米UTC社の軍用マイク・トランスで、50Hz〜10kHzがフラットというナロウレンジであるが、レンジ感はピタリと納まってビロードのような肌触りがでてくる。

裏技として1920年代の英国製ラジオ用インターステージ・トランスを使ってみると、5kHz以上が丸まって上品なHMVの音に変わる

これもイコライザーでハイ・カットした音とは違う伸びやかさが出るので不思議だ。こうしたアナログ時代には存在した電気的なトラップを重ねていくことで音の熟成度が増すと思われる
http://quwa.fc2web.com/Audio-105.html#deutche





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>>26
>件のラジオ用スピーカーも当然箱を作らねばならないが、素人仕事も本職仕事も含めてちゃんと音になった例があるんだろうか、甚だ疑わしい。
>僕の知っている限りでは、自称スピーカーの専門家の造ったへんてこりんなバッフルなど随分杜撰でいい加減なものだった。
>言うまでもなく音は出ていたが音にはなっていなかった。

という事で


後面開放型ボックスや平面バッフル板を


粋音舎(すいおんしゃ)
ttp://www.soundstage.jp


株式会社 サカエ工芸
ttp://www012.upp.so-net.ne.jp/strata/SAKAE.html


ユートピア製エンクロージャー
ttp://www.utopianet.co.jp/product/import.html


に作って貰って、アシダボックスの世界最高のフルレンジユニットやテレフンケンの伝説の名器を取り付けても、まともな音は出ないのですね。

____


結論

アシダボックスの世界最高のフルレンジユニットが売れなかった理由


アシダボックスのフルレンジユニット(販売期間 1957-1984)
8P-HF1 2950円 : 20cmフルレンジユニット
6P-HF1 1000円 : 16cmフルレンジユニット


・当時のナショナル、コラール、三菱の20cmフルレンジの半分の値段だからハイレベルのオーディオマニアは買おうとすらしなかった

・貧乏人がアシダボックスを買ってもダンボール箱や安物の小型ボックスに取り付けたのでまともな音にならなかった

・ステレオサウンド等のオーディオ評論家はリベートを貰えるメーカーの製品以外は、どんな名機であっても取り上げない。

・アシダボックスのフルレンジユニットを作っていた職人の技術の継承ができなかった。

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6P-HF1 2013/10/20
https://blogs.yahoo.co.jp/kei94211/47627120.html

エッジの部分が分かりますか?薄くなっているでしょ?。

古くなって薄くなったのではありません。

このユニットの特徴はMRコーンという名前のコーン紙を使用しております。

取扱説明書には“MRコーン”の素晴らしさが「これでもか!」と

言う位紹介されております。

さて、先日 結婚式の席でアシダ音響の御曹司とお話出来る機会がありました。

僕よりも20歳位若い彼にデジカメのこの写真を見せましたら

彼は・・・「これは、美濃和紙なんですよ」・・・・。

・・・「ユニットの再発の要望がありますが金型は何とかなっても

  (紙を漉く)職人がいません」・・・・・。

と言っておりました。職人はとっくの昔に他界されていて、

手漉きで生産していたと思われるこのMRコーン、

中心から徐々に薄くなってエッジの部分は光が透けて来る位に

薄く仕上げる・・・まさしく職人技です。

僕は淡い希望を抱きながら、彼に「会社にデッドストックがありませんか?」と

聞きましたが「残念ながらございません」との返事が返ってきました。

まあ、当然と言えば当然の返事に僅かな望みはいとも簡単に打ち砕かれました。

108. 中川隆[-9884] koaQ7Jey 2019年6月01日 12:33:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2471] 報告

「デジタル」との出会い
http://www.aafc.jp/Essay/2016/Turedure/20160907Turedure-02.pdf


前の独身時代、会社の同僚が ポータ ブルのCDプレ ーヤーを持ち込んできたの がCDとの初遭遇です。

当時 、ラジオ技術誌の紙上で、デジタルマスターと各種カートリッジ の試聴試験が行われ、ダイナベクター社のカラットシリーズの評価が最も高かった為、早速、価格の安い方のカラットルビーを購入し愛用しておりまして、ターンテーブル・トーンアームもそれなりのものを使用しておりましたが、CDからの音が、わたくしが満足していたレコードの音 とさほど遜色がなく、大変な衝撃を受けました。

その後ソニーのCDプレーヤーを購入し、CDプレーヤーから出る音に、それなり に満足したのですが、どういう訳か1カ月もするとCDの音がつまらなくなり、レコードに逆戻り。

その時は、原因も考えすらしなかったのですが、その後、ラジオ技術誌でフィデリックスの中川さんが開発した、「ハーモネーター」の紹介記事が載り、失われた 20KHz 以上の重要性を認識した次第。 詳細は後述


「ハーモネーター」の価格は当時9万円と高額であった為、購入するまでには至りませんでしたが。

その後、CD とは暫くお さらばしていましたが、オーディオユニオンに行った時、パイオニアにレガートリンクと言う失われた高音域を電気的に付加する回路のついたCDプレーヤーが有ると聞いて、「 PD HL5 」を思い切って購入。

ところが、 橋真梨子 のハスキー ボイスが、ハスキーを通り越して、歪だらけのザラツキボイス。弦の音もうるさ過 ぎて聴けやしない。

どうしたものかと、思い悩んでいたときに、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、サトームセンのオーディオフロアーの名物販売員だった茂木さん(現オーディオもてぎの社長)が、 エレプトン新潟精密社の高音域拡張機能を備えたDAコン
バータ「 FDA1241 」を一押ししており、更に、たまたま人間ドッグの待ち時間に立ち寄った千葉市のオーディオショップ「オンケン」でも「F DA1241 」とCECのCDトランスポート「 TL5100 」の 組み合わせ がベストとの話を受け、女房を拝み倒して購入。

結婚して以来、小遣い以外でオーディオ機器を購入したのは、この時が最初で最後
ところが、これが我がオーディオ人生の中で最大のがっかり。
橋真梨子も弦の音も、 「 PD HL5 」となんら変わらず。この日から、10数年に渡る、デジタル信号との長い長い闘いの日々が始まった訳です。


手始めに、PCM の理論も全く判らない人間が、秋葉原を彷徨い出会った海神無線で勧められるままに抵抗・ コンデンサー を購入し、無謀にも DAC やトランスポートの基板で使用の部品と交換。

効果は認められるが、目的には程遠く。その後、ネットの情報を頼りに DAC 基板の組み立てから始まり、 CMOS ・ DAC 等の IC チップをいじくりまわすようになり、ネット上で見つかった音質改良効果が有ると言う方法はオカルトめいた内容でも悉く試験。少しずつは良くなったかな。

劇的に改良効果をもたらしたのが、「ハーモネーター」を開発したフィデリ ックスのホームページの中で書かれた技術情報で見つけた2つの技術。


@一つは、「低ジッター水晶発振器」の情報中に書かれた、 FET を基準電圧とする 低雑 音 3 端子レギュレータで、雑音が通常の 3 端子レギュレータの数10分の 1 まで減 るとのこと。どうも、デジタルIC作動用の基準電圧を作る3端子レ
ギュレータ( 殆どのデジタル機器で使用)は雑音が多い為、どんなに供給電源をクリーン化しても、機器中で 3 端子レギュレータを使用する限り、電源由来の雑音は減らない為、ジッターも減らす事は出来ないようです。

これは効果が有りました。


Aもう一つは、 FET を使用したディスクリート水晶発振器

「低ジッター水晶発振器」の技術情報中には回路の詳細が書かれていなかった為、適 当に FET 使用の発振回路を見つけて、組んで見たところ甚だしい効果が有りました。

右図
http://www.aafc.jp/Essay/2016/Turedure/20160907Turedure-02.pdf


その後、中川さんの特許中の回路を見つけて組んでみると、更に改良効果あり
中川さんが測定したところでは、この手の水晶発振器の中では最もジッターが低い物の一つとの事
中川さんの技術力の高さが窺われる次第です。

2つとも部品代は数100 円で済む事から、大手メーカーの技術陣が中川さんレベルの開発を行ってくれていれば 、安価な CDプレーヤーでも、飛躍的な音質改良を行う事が出来たと思います。そうすれば、現在のオーディオ産業の衰退が少しでも防ぐ事が出来たのではないかと思うと、メーカーの技術者の怠慢に甚だしい憤りを感じる次第です。

※上記、2つの回路は MJ2016 年の 6月号に載っていますので、ご興味のある方はどうぞお試しを 。

尚、水晶発振器の回路は、特許申請されていますのでご注意を(特許技術の個人使用に違法性はありませんが)

先にも書きましたが、CD はジッターの問題以上の 20KHz 以上の超音波域をカットしたと言う致命的な欠陥が有ります。

テレビの番組で 2 回ほど
一つは「所さんの目がテン」、もう一つは番組名を忘れました

レコードと CD と聴き比べた際の脳波の違いを扱っていましたが、両番組とも、殆どの被験者はレコードを聴いた際にα波が発生するのに対し、同じ曲をCDで聴いた場合はβ波ばかりでα波は発生しないという結果でした。


20KHz 以上の超音波域が、 20KHz 以下の可聴帯域と連動して耳に入るとα波が発生するすると言う事 が、近年「ハイパーソニック・エフェクト 」と言う名で証明されています。

「ハイパーソニッ ク・エフェクト 」が得られる要因は

@ 20KHz 以上の超音波域が、 20KHz 以下の可聴領域と連動して出ている。

A 20KHz 以上の超音波域は、楽器の倍音である必要はなく、ランダムノイズで構わない。(レコードのスクラッチノイズ、テープのヒスノイズも効果が有るかもしれません)

※楽器で 20KHz 以上の倍音が出るのは、「チェンバロ」と「チター」のみで、他の楽器は、擦れた音とか、息漏れとか、楽器の倍音とは凡そかけ離れたランダムノイズが中心とのこと。

※「ハーモネーター」は超音波域として、熱雑音を使用しており、それを理由に「ハーモネーター」を否定される方がいますが、全くの的外れと言う事になります。


B 人間の耳は、構造的には 100kHz 以上の超音波域も感じる構造になっており、それが脳幹まで伝わり20KHz 以上の超音波域を感じてα波が発生するとのこと。

耳だけではなく、体全体で超音波域を感じているという説もあります。

※音として聞こえないのは、単に聴覚ネットワークが衰えた為で、脳はちゃんと感じているとの事。


C 最近の研究では、超音波域を聞くと、脳の老化も防げる とのこと。

※超音波域の倍音を含むチェンバロ
勿論生演奏のは、ピアノに比べ脳の活性化に効果が有るとの事

端的に言うと、

何らかの高音域拡張(補間)装置が無い場合は、
CD を聞いてもα波は出ない
CDを聴いても、レコードを聴いたときの様な感動は得られない

と言う事になります。

最近、ハイレゾが流行りだしたのは、これが原因です。


尚、経験上この手の装置を使う場合、充分なジッター対策を怠ると、単なる歪感増強装置になってしまいかねませんので注意が必要です。


※高音域拡張(補間)装置の例

フィデリックス ハーモネーター SH 20K (オークションで 2 万円以下で入手可)

ビクター K2 プロセッシング

パイオニア レガートリンクコンバージョン

テクニクス デジタルマスタープロセシング

新潟精密
フルエンシ DAC チップ( FN1241 FN1242A
ESOTERIC の X 30 や LUXMAN の D 80 で使用
PC オーディオ用再生ソ フト Frieve Audio


わたくし が在籍した会社の開発部門の人間に(食品の開発担当でオーディオの知識を持つ者はいません)に Frieve Audio を使用して、超音波域を付加した場合と、しない場合で聴き比べを行いましたが、 1 0人 が 10 人とも、超音波域を付加した方が、実際に音楽を聞いているような感じで良いとの答えでした。

※因みに、スピーカーはパソコンのUSB端子に直接接続するタイプのおもちゃの様なUSBスピーカーを使用しています
酒の席で、これもオーディオに縁のない連中に聴かせたところ、殆ど皆が超音波域を付加した方が生っぽくて良いとの答えでした。

*オーディオファンは、左脳で音楽を聴くきら いがあるとの事ですので、意外と違いが判らないという方が多かったりする恐れはあります。

アナログで聴いていたころは、アイデンのユニットとフォステックスのツィーターで充分満足していましたが、デジタルを音源にすると、音の濁りが気になり、何とかならないかと血迷い本来関係が無い筈のスピーカーの低音・中音・高音用の全
てのユニ ット を交換する事になり大変な出費となってしまいました。

アンプの部品も、金属皮膜かカーボン抵抗で間に合っていたものを高価な巻線抵抗に交換するなど、デジタルは全くの銭食い虫です。

今考えると、音の入口(DAC 周り) を改良すれば済んだ事ですが、当時は DAC の改良がどこまで出来るのか未知数で、ついついアンプ・スピーカーの方まで手を染めてしまった次第です。

アナログの時代は、安い装置でもそれなりの音が出てくれましたが。デジタルはジッター対策や高音域の補間対策を怠るとまともな音が出ないという、全くマニア泣かせの問題児で、メーカーもデジタルを世に送り込んだ以上、責任を持ってまともな音の出る機器を開発しろと叫びたい気持ちでいっぱいです。

「PC オーディオ」との出会い


秋葉原の「アポロ電子」と言う真空管販売店を訪れた際、店主が年配のお客さんと談笑しながら、こちらを向いて、

「デジタルは CDプレーヤーで聴くより、 iPad で聴いた方が音が良いよ」

と話し掛けてきました。


iPad や iPhone に全く縁のない わたくしには、何の事か意味も判らずポカンとして相槌を打つだけでしたが。

その後、PC オーディオなるものがボチボチと世の中に姿を見せるようになり 試
してみるかと USB の信号の一本を DAC のデジタル入力に繋いだのですが、当
然音は出ず見事に撃沈 。

調べてみると、 USB DAC なるもの が必要とのことで、キットを購入し、自作の DAC に組み込んで試聴。 CDプレーヤー独特の賑やかさが抑えられ、落ち着いた音が出て、ひょっとしたらと期待を抱かせました。

試聴に使用したパソコンは、物置に仕舞い込んだ 2000 年に購入した低スペック品。高スペックのPCを使用すれば、更に音が良くなるかと Core 2 Duo モデルをオークシ ョンで入手 。ところが、音がこもって 前に出てこない。またまた、オカルトめいた話になりますが、ネットで見るとどうもスペックの低い PC の方が音が良いという書き込みがボチボチと。


低スペックのノートパソコンは、オークションで 2,000 円程度で入手できるため、試験用に何台入手した事か。 やはり低スペックのパソコンの方が、音に躍動感が有るようです。

ネットを見ると、再生ソ フトでも音が変わると何種もの再生ソフト が紹介されており、何せ無料で再生ソフトが入手できる ので、色々 と試 しました。

OS は Windows より Mac の方が音が良い とか 、Linux は更に音が良いとか。

出張中に Linux の案内書を購入 もちろん自費で
恐る恐るネットのブログを参考にしながらインストール。それがなんと、インストールに成功しただけでなく、意外にも音出しにも成功。ほんと、良いおもちゃです。

Linux は Windows に比べ OS 自体が軽いせいか、音も快調。
何せ Linux の OS は無料で入手できますから、色々な OSを試す事が出来てそれはそれは楽しい事。

Linux には、マニアの間では一番音が良いとされる Voyage Mpd なる音楽再生に特化した超軽量の O S(他のパソコンでリモートコントロールして音を出すタイプ)などもあり、まるでカートリッジ を交換するような楽しみが有ります。

わたくしが試験した中では、 Puppy linux と言う超軽量タイプの OS (メモリに OS 自体をコピーして使用するので動作がきわめて速い)の音が一番良いかなという印象です。

Puppy linux を音楽用に特化した MpdPup なる OS の様に、 Voyage Mpd を遥かに超えたOS もあり、暇つぶしにはもってこいです。

USB DAC 本体も大分改良が進んで音の方も改善されて、 CDプレーヤーと比較しても甲乙つけがたく、音が落ち着いている分 PC オーディオの方が聴きやすいかなと言った印象です。

勿論、気分や ソース によって、 CD の方が好ましいと感じる時もあります。
この辺は、 カート リッジの交換と同じような感覚です。

PC で音楽再生をと言うと眉をひそめる向きもありますが、考えてみると、 CD プレーヤーは CD のデーターをその場で必死にエラーを補正しながら読み取りますが、PC は既に取り込んだ音楽ファイルのデジタルデーターを DAC に流し込むだけですから、無駄な労力を使わない分、余裕で再生が出来るのかもしれません。何せ CD 作成時はパソコンで音源を 編集するとの 事ですので、 PC オーディオは元来 CD プレーヤーと兄弟のような関係にあるのかもしれません。
http://www.aafc.jp/Essay/2016/Turedure/20160907Turedure-02.pdf



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粋音舎 ドイツ古典フルレンジシステム

良質なヴィンテージこそ最先端


粋音舎 TDA1541A 搭載 DAコンバーター SAA-DAC2
http://www.soundstage.jp/DAC.html


デジタルにも、再訪すべき時代があり、ヴィンテージと呼ぶに相応しい名品があります。

TDA1541は、当時のPhilips社が、デジタル・アナログ変換の基本に最も忠実に設計したチップです。

対応フォーマットは、16bit 44.1kHzのみのノーマルCD専用仕様。

このシンプルさが、余計な信号処理に起因するノイズや信号劣化からの解放を可能にします。


後代のチップは、多機能化とコスト削減のために高集積化を推し進め、どんどん音が悪くなって行きます。

一方、TDA1541には、メーカーが手慣れる前の贅沢な設計と誠実な製造努力が注ぎ込まれています。


超低ジッタークロックの搭載を始めとして、超低ESR電解コンデンサー、超低ノイズ抵抗等々、21世紀水準のハイグレードパーツで周囲を固めることにより、TDA1541Aの潜在力を最大限に引き出したのが本機です。


このDACを通るとき、お手持ちの全てのCDソフトが新たな輝きを得て生まれ変わります。

限られた音源のために高解像フォーマットへ移行するよりも、遥かに手軽で大きな感動を、お約束いたします。


本DAC製品は、アナログ部を全面リファインした新規モデル、SAA-DAC2となりました。

標準仕様

型式:SAA-DAC2

デジタル入力:RCA同軸

アナログ出力: RCAアンバランス

対応フォーマット:16bit, 44.1KHz

寸法:220×320×83mm(幅×奥行×高さ)

標準価格 \140,000円(税込)
http://www.soundstage.jp/DAC.html


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DACを考える 2015.11.30
http://ybn-okayama.jugem.jp/?eid=63


暫く前までは、ん倍オーバーサンプリングの何ビットとかを競い合うような宣伝文句ばかりでしたが、最近はオーバーサンプリングに関しての記述はあまり見なくなってきました、今では192K24ビットが当たり前で32ビットもチラホラ、オーバーサンプリングの表記の影の薄い事・・・・

外付けICは無くなって、DAC自体に標準で8倍が搭載されているので、DACメーカー名が前面に出て、一体何を基準にするのか?ICメーカーで判断しろという事なんでしょうか?もっとも回路はそのICメーカーの推奨回路をそのままなので、ある意味ではメーカー名で判断する事も確かかもしれません。

雑誌の記事を見るとオーバーサンプリングをさせないNOS-DAC(ノンオーバーサンプリングダック)の記事もチラホラ・・・
出始めの頃は、CDの音は耳に良くないとまで言われていましたが、それもこれもフィルターの問題からでした。

企業としては44.1kHzダイレクトのDACだとフィルター特性を確保しようとすれば、10KHzからダラ落ちになるし、甘くすれば最悪はトゥーイーターの破損も有り得るので、やはりフィルターは急峻とせざるを得なくなり、結果的につまらない音になる事なってしまいます。

そこで現れたのがオーバーサンプリング技法で(NECは第一世代の803から2倍を搭載し、他社の度肝を冷やした)オーバーサンプリングICを入れることで、帯域の確保は楽になって、フィルターもラフな物で十分となり、企業はその成果だけを前面に押し出したが、演算まるめ誤差から来る空気感的ものが無くなって、レコードの方が良く聞こえてしまったりして、いつの間にか、オーバーサンプリングが音質劣化の音楽知らずの根源のように思われていたようです。(録音現場も同じで、アップサンプラーを使えば何でも可能とばかりに、音楽知らずの編集者が増えた事も起因しています。技に溺れたということです)

(注意:今とは精度も速度もぜんぜん違うので、現行品との比較は出来ないです、過去の話です。)

オーバーサンプリングも精々2倍まででしょうか?自分はそう考えますが、NOSはチョッと怖いです。

DACの製作の打診が有って、ICを何にしようかと資料を眺めつつ、自作で出来る範疇でしかもDSDダイレクト(SACD)も繋げるようにとなると、種類も限定されてきます。

DACのモードをソフトで制御するタイプではどうしても通信制御にマイコンが必要になってしまい、自作としてはハード制御が可能なICを選択せざるを得ない、と考えています。

話は変わりますが、DSDとPCMの言葉が当たり前のように記述されていますが、DSDはPDMと書くべきでは?と自分なりに考えつつも、DSDが一人歩きしているのでそれも時代の流れかなぁ、と考えてますが、何と無く合点がいきません。

さて、自作が可能なハード制御のDACとなると、WofsonのWM8741か、BBのPCM1794に落ち着きました。

ソフト制御が出来るならば、ESSのES9018Sが、高評価を貰っています。値段の問題とその入手手段(資料自体の詳細は公表されてなく、代理店に書類提出が必要)に難点がありましたので、もし、顧客がES9018Sを指定するならば、既製品の基板を買って箱に収めるという事になります、が、それでは自分として面白く有りません。

SACDプレーヤーではデジタルデータは出ていません、稀に出て行く機種も有りますが、大半はPCM変換されているので正しいDSD(PDM)の復調を外部DACでは出来ない事になります。

では、どうするか、SACDプレーヤー自体から、DSD(PDM)信号を外部に取り出すための端子をつける必要が有ります。

PDM信号はL/Rの2線とビットクロックの3本が有れば復調出来ます。その際、CDのデータも取り出す事を考えれば、更に1本のクロックライン、とDSD/PCMのモード切替線があれば、DSD/PCM共に外部に出せます。
端子はHDMI端子とすれば、その規格からデータ、クロックを差動伝送は出来そうです。

個人的に好きなDACはフィリップスのTDA1541A、このDACの音が一番好きですが、残念ながらDSD(PDM)の復調は出来ませんので、依頼にはそぐわない事になります。

故長岡さんが、NECに作らせたCD−10の音は今でも忘れられない音です。

Wolfsonは買収されて、今はシーラスロジックからの供給ですが、シーラスロジックからは、いつの間にか見れなくなりましたが、閲覧は他でも出来るのでダウンロードしました。

WM8741の面白い所は、そのフィルター特性が切り替えできる事(3種)変わったところでは、出力が電流ではなく電圧で出ている事でした。BBのPCM1794は様々なページで製作記事も出ているし、作るなら一番楽では無いかと思えます。

来年の話になるでしょうが、WM8741を使ったDACの製作紹介が出来る事になるでしょう。もっとも、正式な依頼があればの話ですがね。いきなり本番仕様(L/R独立モノラル仕様)で材料を揃えるとそれなりのコストが掛かるので、お試し的な製作で実験はやってみます。(意外とこれが本番になったりして・・・)
http://ybn-okayama.jugem.jp/?eid=63



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シロクマ TDC-2000 2017年12月23日
https://blog.goo.ne.jp/gikyusan/e/0af83bab6036eb8c93fa9c1f683f196d


戯休「今日はシロクマのUSB-DAC内蔵アンプ『TDC-2000』のお話をしましょう。」


TDC-2000 USB NOS-DAC デジタルアンプ 爽やかで自然な音のスピーカー タイムドメイン
https://www.shirokuma.co.jp/timedomain/product/TDC-2000N/

侍「シロクマの商品は何度か取り上げましたよね。 タイムドメイン関係のを扱ってて。」

戯休「そうそう。 タイムドメイン理論系の中で、筒系で小型の物を売ってくれてるから、有難い。」

旗本「本家は小型になると卵系だからな・・・。」

戯休「卵系は卵系で良さがあるけど、筒系は筒系の良さがあるわけで。 それについては俺如きが語るまでもないでしょう。」

侍「でも、今回はスピーカーではなくアンプなんですね。」

戯休「元々アクティブだけでなくパッシブタイプも売ってたから、アンプは取り扱ってはいたよ。 ただ、今回はUSB-DAC内蔵ということで、本家にもない仕様の商品になるね。」

旗本「ふむ・・・。 それも時代の流れということになるか・・・。」

戯休「開発についてはどういう流れかは判らんけど、まぁ本家の正規品みたいに思っていいと思うし、その意味では出来も期待していいんじゃなかろうか。」

侍「成程・・。 そうなると、シロクマのこれを買って、スピーカーはタイムドメイン本家の物、という事も可能になるわけですね。」

戯休「そだね。 Yoshii9もMk2になってから単品販売始めてるし、場合によってはそれも可能だね。」

旗本「値段差はあるのか? 多少であればそれを狙うのも悪くは無さそうだが。」

戯休「これが税抜78000円。 Yoshii9Mk2スピーカー単品が税抜250000円。 アンプとセットで税抜300000円。 税抜価格換算だと、差額28000円かな。」

侍「うーん・・・それだったら全然こっちの組合せでも悪くないような・・?」

戯休「気になるとするなら、Yoshii9Mk2のアンプ単品が税抜90000円することかなぁ・・。 セット割引なのか単品購入を割に合わなくしてるのかは判らないけど。」

旗本「可能性として、アンプ部分だけの比較であれば、純正に劣る可能性があるということか?」

戯休「こっちのほうがパワーは上回ってるんだけどね・・・。 個人的にはセット割引なんだと思うけど。」

侍「Yoshii9Mk2にも最初からこのアンプを組み合わせることが出来れば良いんですけどね。」

戯休「そういう流れはどこかで期待したいもんだね・・・。 で、ここからちょいと蛇足な話になるけど・・・このアンプ、USB NOS-DACという言葉が使われてもいるですよ。」

旗本「ぬ・・? USB-DAC位なら儂も判らんでもなくなったが、また横文字が加わっておるのか?」

戯休「NOSはノンオーバーサンプリングの略で、要は最近のDACみたいにオーバーサンプリング処理を行わないという意らしい。」

侍「あ、そういえばどこぞの高級プレーヤーにもありましたよね。 CD再生時にはハイレゾ非対応のCD専用チップで再生するとか。」

戯休「うん。 個人的にはそういうのは大好きなんだよね。 だから今回もそういう採用をされたのは実に歓迎すべき事なんだよ。」

旗本「CD相当の音源しか再生できぬという弱点はあるが・・・仕方がなかろうな。」

戯休「そうすることで余韻が生まれるとか空気感が正確に再現されたりするんだそうだけど・・・逆にもうどうしたらいいのか判らなくもなるよねぇ・・・。」

侍「余韻とか空気感って、オーバーサンプリングも含めたハイレゾ音源の常套句ですしね。 した方が良いのかしない方が良いのか、迷う部分はあります。」

戯休「CD音源に限った話として、それを最近のDACチップで手を加えるから拙いのであって、最初からハイレゾで録音されてて、それをそのまま再生する分には問題ない・・・と思えば良いんだろうか?」

旗本「うむ・・・。 どちらの言い分も満たすには、その解釈が真っ当だとは思うが・・。」

戯休「そうなると、各社の高級CDプレーヤーも、SACDやUSB-DACを考えなければ少し前のDACチップを使ったほうが良いってことになるのかなぁ・・・?」

侍「少し前のプレーヤーを愛好する方々は多いですし、それも否定は出来ませんね。」

戯休「・・・粋音舎さんのこういったDAC

TDA1541A搭載DAコンバーター SAA-DAC2
http://www.soundstage.jp/DAC.html


とか前から気になってtけど、こうなってくると更に存在感増すなぁ・・・。」


旗本「読み取るメカについては最近の機種のほうが正確故、それらと組み合わせる事で良い結果も出るやもしれぬな。」

戯休「CDそのものがハイレゾに劣っているというより、ハイレゾの土俵でCDを戦わせるから不利な条件で負ける・・・そんな話になるなら・・・・それはそれで面白いよね。」
https://blog.goo.ne.jp/gikyusan/e/0af83bab6036eb8c93fa9c1f683f196d

109. 中川隆[-9540] koaQ7Jey 2019年6月17日 15:02:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2938] 報告

ドイツ製ヴィンテージ・オーディオ販売 クラング・クンスト KLANG-KUNST
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/479.html

クラング・クンスト ヴィンテージ愛好家の最新スピーカー試聴記 2016年4月
https://www.klang.jp/index.php?ci=10139


1945年から1983年まで38年間も製造されたオイロダインスピーカー
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/104/10428_801.jpg

 先日、じつに久しぶりに秋葉原に出向き、いろいろな最新スピーカーを試聴したことについて書く。ご存じのように、わたしはオイロパやオイロダインといったクラングフィルムのヴィンテージスピーカーを使っている。ウェスタンエレクトリックも含めると同好の仲間は大勢いて、我らヴィンテージ愛好家はオーディオにおける大派閥だ。そんな連中はB&Wなどの最新スピーカーには目もくれず、「あんなキンキンシャカシャカしたスピーカーはオモチャですよ」といった調子だ。

 だが、古い機器に囲まれて何十年もいると、ふと、「世間は文明化して洋服なのに自分だけ貫頭衣というように、取り残されているのではないか?」、「自分だけ古墳時代?」などと思うことがある。最新スピーカーの宣伝文句には「革新的な進歩」、「これまでにない完璧なサウンド」などという文句が踊っていて、「劣った昔のスピーカーなど粗大ごみにしてサッサと買い替えましょう」と言わんばかりだ。もちろん、アンプにも同様なことがいえるが、スピーカーほど極端な音の差は無いだろう。

 筋金入りのヴィンテージオーディオ愛好家のなかには、装置があまりに大げさなので「それではナローレンジ過ぎませんか?」と心配すると、「どうせ耳が悪いので分かりません」とか、「音楽は聞きませんから」などど豪語する人もいる。わたしも裸の王様になってはまずいので、自分の耳で最新スピーカーを確認してみることにした。若いエンジニアのK君と「肉の万世」前で待ち合わせの約束をして出向くと、そこはコインパーキングになっていた。まったくの浦島太郎だ。「肉の万世」は万世橋の向こう岸に移転していたが、ハンバーグの味は変わっていなかった。

ずいぶんと前にオーディオの街ではなくなっている秋葉原

 試聴には「西脇義訓指揮、デア・リング・オーケストラ」による「英雄交響曲」のSACDと、「フェリシティ・ロット(ソプラノ)」による「シューマン歌曲集」のCDを持参した。最新スピーカーに合わせた新録音と、聴きなじんだ歌という組み合わせだ。「革新的な技術によって歪がなくなったはずのニューモデルは、さぞかしピュアな音を聴かせてくれるにちがいない」と期待しつつ、複数のショップでかなりの数のスピーカーを聴いた。

 大型量販店でぶらぶらしながらJBLやタンノイの小型モデルが鳴っている音を聴いたが、それらは改めて試聴したいと思うほどではなかった。開発中のDAコンバーターを現在のベストセラースピーカーで鳴らすと、いったいどんな音が出るのか確認してみる必要があると思っていたので、まずはB&Wの試聴を申し込んだ。トヨタ車のような絶対的優越性があるとされ、驚くほど売れているらしい。

 まず、安価な600シリーズを聴いたところ、無理して上位機と同じツィーターにしたために中国で製造してもコストに無理があるのか、長岡鉄男流に重量ブロックでも乗せないと箱が厳しいと感じた。だが、それでは都会にふさわしいコンパクトなデザインが台なしになってしまう。いまのように高価で豊富なオーディオアクセサリー製品が無かった昔は、愛好家の必需品といえば重量ブロックやレンガ、ブチルゴムシートなどであった。いやはやダサいが、いまでも効果のあるアクセサリー群だ。

 その上のCMシリーズには重量ブロックが必要なさそうだったが、期待していたようなピュアな音ではなかった。きっとうまくマーケッティングをして、「B&Wの音」を作っているのだろう。無色透明どころか、「下手をするとオイロダインより癖が強いのでは?」と思う瞬間もあった。CM1S2やCM5S2といった2ウェイはとてもコンパクトなので、英雄交響曲で低音が貧弱なのはしかたないが、高音が重要な弦の広がりや管の輝きも「これぞ最新スピーカー!」というほどではなかった。試聴の前にアンプをどれにするか問われたので、「できるだけニュートラルなもので」と所望したところ、LUXMANの純A級動作プリメインアンプL-550AX(たぶん)を使ってくれたが、低能率の小型スピーカーにはパワー不足だったかもしれない。

購入したB&WのCM1 S2

 CM9S2やCM10S2といった3ウェイは箱が大きいので低音は2ウェイよりまともだった。それだけでなく、高音も2ウェイより鮮やかに聴こえた。こういう「これみよがし」の高分解能を最新モデルに期待していたので、「試しに手頃なCM9でも買ってみようか」などと気をよくした。だが、ソプラノを聴いてみると、なんとも人工的な声でがっかりした。それをK君に小声で伝えると、「世の中アニソン(アニメーション漫画のソング)のほうがメジャーですから」と返されてしまった。もう一度2ウェイに戻してもらってソプラノを聴くと、今度は2ウェイのほうが3ウェイよりもまともだった。70センチウーファーを使っているわたしは、「こんなに小さなウーファーでも2ウェイと3ウェイで一長一短があるのか」と感心してしまった。

 ダイヤモンド・ドーム・ツィーターを使用した800シリーズも、2店舗で3機種を試聴した。たしかに歪は少なそうだったが、音の肌触りが異質でなじめなかった。「優れて異なる」ということかもしれないが、先入観も含め、ダイヤモンドの物性が特異であることが音の印象に影響してしまっていた。以上のようにネガティブな評価も正直に書くが、キチガイじみた大型スピーカーを使っている変人の感想なので、関係諸氏には広い心でご容赦いただきたい。

 店員に「B&Wの音はちょっと派手で不自然に感じる」と伝えると、2番目に売れているというFOCALのスピーカーを聴かせてくれた。たしかに音は柔らかかったが、どこか音が薄められているようで中途半端に思えた。DALIなど、ほかに聴かせてもらった売れ筋スピーカーも印象に残らなかった。好みではないが、「なるほど、B&Wの音はうまく作ってある」と感心した。ハズレが続いて疲れたので、懐かしの名機BC IIのおかげで好印象なスペンドールを聴かせてもらった。最小モデルのSP3/1R2でも、どことなくBC IIらしい上品な音がしたので、やはり伝統というものは大切だと思ったが、高音寄りのバランスが気になった。中型のSP1/2R2にしてもらっうと、バランスは少し良くなったが、価格が立派すぎる。

 なかなか思うようなスピーカーは無いものだと思いつつ、売れ筋スピーカーの最後にドイツのELACを2機種聴いた。UボートのソナーとMMカートリッジで有名な老舗の音響機器メーカーだ。ちょっとやかましいところもあったが、「最新スピーカー」らしい分解能があるのに、フェリシティ・ロットの声もギリギリで別人にはならなかったので、「これならアンプやセッティングでなんとかなるかな」と思った。

ELACのBS192

 帰りがけにふらりと立ち寄った試聴室で思わぬ発見をした。イギリスはATCのスピーカーである。今回の試聴で、はじめて「ニュートラルな音」だと感じた。悪くいえばつまらない音かもしれないが、英雄交響曲もロットの声も、これといった欠点なく正確に再生した。聴いたのはペアで200万円以上もする大型のスタジオモニターだったので、気軽には買えない。家に帰って調べてみると、20万円前後の小型モデルもあった。かなり能率が低くて手こずりそうだが、それらATCの2機種とELACのBS192を仕入れてみることにした。また、最も多く聴かせてもらったダイナミックオーディオさんに感謝して、CM1S2を購入させていただいた。B&Wはダイナミックオーディオさんが実績豊富で価格も安い。

 夕食の後、K君の家でクラングフィルムのオイロダインKL-L439を聴いた。「なんと、ATCのスピーカーによく似た音ではないか」と、K君と顔を見合わせた。オイロダインは能率がはるかに高いせいか、高音に抑えきれない冴えがあってATCほど透徹な音ではないが、60年という製造年の隔たりを考えれば、両者は同じ方向を目指して作られたようにすら思える。

 スピーカーの能率が低いということは、非効率な低音に合わせて中高音を下げたりダンプしたりなどで音量を抑えてある状態なので、アンプでいえば負帰還でゲインを下げてあることに近い。同じアンプの無帰還か低帰還版がオイロダインで、高帰還版がATCといえば音の傾向を理解していただけるだろうか

 「オイロダインオーナーのみなさん、安心してください。オイロダインは2016年現在の最新スピーカーと比較しても、十分にバランスのとれた正確な音を出していることが確認できました。いったい、繰り返されたスピーカーの革新的進歩とは何だったのでしょうか?」

 今回の体験で、最新スピーカーの音がけっして無色透明でニュートラルな方向ではないことが確認できた。技術が進歩して歪が無くなれば、どのスピーカーも同じ音になるというわけにはいかないようだ。安価な製品の巧妙なマーケッティングから富裕層向け製品の大げさな演出まで、じつにたくましくやっている。実用的なラウドスピーカーの登場から約100年が経つが、黎明期に科学的であったスピーカー開発が、年々売るための開発にシフトしているといった印象だ。

 とはいえ、全員にオイロダインをお薦めするわけにはいかないし、そもそも入手困難になってしまっている。「もうオーディオは終わった」などというヴィンテージ大家ほどは老いていないつもりなので、いま楽しめる方法を考えてみたい。幸い、小型スピーカーの一部に可能性を見い出せそうなので、それらと手頃なヴィンテージスピーカーの両方を所有することで、オイロダインと同等以上に音楽が楽しめるるかもしれない。その実験がしたくて数機種を手に入れることにしが、ATCは納期が長く、しばらく待たなければならない。

 じつは、オイロダインを戦前の強烈な個性をもつヴィンテージスピーカーと比較すると、まともすぎて平凡に聴こえるくらいだ。そういう立派なヴィンテージスピーカーのオーナーも、最新の小型スピーカーで遊んでみてはいかがだろうか。どっちみちデジタルオーディオで新しい機器と取り組まざるをえないのだから、お使いの出力管1本の価格で買える最新スピーカーで、オーディオの幅を広げるのは悪くないと思う。
https://www.klang.jp/index.php?ci=10139

110. 中川隆[-9520] koaQ7Jey 2019年6月18日 14:22:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2955] 報告

KLANG-KUNST オーディオ入門 2016年12月

1970年代はまた、芥川賞作家でオーディオの大家だったの五味康祐や、日本におけるオーディオ評論家の草分けだった池田圭など、偉い先生や魅力的な先生が誌面などで活躍していて、ときに迷著に振りまわされつつも、オーディオ愛好家にとって目指す道が見つけやすい時代でした。

ところが、1980年代以降はCDの登場によるデジタル化の反動もあってか、懐古趣味が強くなりすぎたり、観念的になりすぎたりして、オーディオの道が迷路になってしまいました。

昔はカセットデンスケからナグラのプロ用機器までが一筋につながっていたのが、今ではDAコンバータ基板など安価で高性能なデジテル機器で楽しむ世界と、高級ブランドの高価なオーディオの世界に分裂していて、お互いを否定しているかのようです。

数千円のDAコンバータ基板で良い音が出ていると思っている人たちからは、何百万円もするハイエンドオーディオ機器のオーナーが中身の無いものに大金を払った大まぬけに見えています。
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10401&i=10403


KLANG-KUNST デジタル DAコンバーターなどの製品情報
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10069

111. 中川隆[-9143] koaQ7Jey 2019年7月10日 13:45:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3541] 報告
EMT JSD S75, Boulder508と暮らす:終わりの街とアナログオーディオ、そしてヘッドホンとの関係について 万策堂の私的オーディオインプレッション
# by pansakuu| 2019-07-06
https://pansaku.exblog.jp/28447205/

“Don’t take me alive. ”

スティーリー・ダン 幻想の摩天楼より

自分の作り上げたオーディオの牢獄の中に自分を閉じ込めるということは、

それはそれで意味のあることだった。

高い塔のてっぺんにしつらえた小部屋に鍵をかけて、

曇り空の下に拡がるハイエンドオーディオの街を眺めているような気分であった。

そういえば最近ずっと、何もなかった。

EsotericのSACDプレーヤーについての希望的な観測を書いて以来、

私の感性に引っかかってくるような新規の機材が皆無に近かったのである。

近頃は機器の価格帯に関係なく、そうなっている。

例えば先日、スイス製のかなり高価なフォノイコライザーを聞いてみた。この700万くらいするフォノの試聴では、出てくる音は確かに優れているが、過去の最高位のフォノイコライザーたちと比べて進化も深化もしていないような気分が強くした。それは客観的に見て、とても良い、十全な音ではあったが、新たな感動は得られなかったのである。アナログオーディオの良さについては、そこまで高価な機材でなくとも十分に感じられるものであるというのが、ここまでで私が行き着いた結論である。

こうも空振りが多いと、ハイエンドオーディオは高価になるばかりで、その本質的な部分には変化が認められない、という推測が現実化してきたような気が強くしてくる。

例えば、今やブックシェルフスピーカーさえペア100万を超えるものは珍しくないが、そういう最新の製品を聞いてみて、昔の、もっと安価だがしっかりと作られたスピーカーに明らかに勝る音は出ていない。単に従前とは音調が多少違うというだけのことである。音楽的感動に変化がない。これは嘆きを通り越してショックを受けるレベルだ。

一人の孤独なオーディオファイルの妄想や絵空事でなく、

スピーカーによるハイエンドオーディオの進化は実質、既に終わっている。

昔、JAZZは死んだなどと気取って言う人がいたが、それに倣(なら)えば

ハイエンドオーディオはもう死んでいると言っても過言ではないのかもしれない。

ヘッドホン方面も頻繁に聞いているつもりだが、こちらもここのところ、どうも冴えない。

例えば最新の密閉型のヘッドホン、Focal Stelliaは外見はとても美しい製品だが、今までのクローズドの常識を覆すような音かというと、そうでもない。

普通の密閉型ヘッドホンというインプレッションがあるのみだ。

このジャンル全体を見ても、急いで買い替えの衝動が起こすもの製品が新たに市場に現れていない。

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そして、一時は話題になっていたRaal SR1a。
これについては、そもそもヘッドホンですらないような気がする。

確かに、その音の凄まじいダイレクト感については、特別な敬意を払うべきだろう。

このサウンドには今までにない世界が秘められているはずだ。

だが専用のボックスを介してパワーアンプへつなぐという、あまりにも異質でヘッドホンの常識を逸脱した接続形式や、被るというよりは頭上に乗せるだけという不安定な装着はヘッドホンと安易に呼ぶにはふさわしくないと思う。

また、その音調も極めて個性的であり、今までのヘッドホンサウンドの枠からは外れており、これまでの音質の物差しでの評価が難しい。

この機材はヘッドホンではなく、Raalだ。

ハーレーダビッドソンがバイクではなく、ハーレーという、バイクに擬態した別な乗り物であるのと同じロジックで、Raal SR1aは私の中ではヘッドホンとは似て非なる音響機器である。

まあ、現時点で、これはまだプロトタイプであると言われれば、素直に納得し賞賛も期待もしよう。でもそうではないらしいのだ。これが完成形らしい。

それにしても、これを今買って、どういうシステムにつなぐのか?その検討は困難だろう。それこそ星の数ほどあるスピーカー用のパワーアンプとスピーカーケーブルの組合わせから最適なものを選ぶ作業をやるとすると、私などは途方にくれてしまう。そのコストと手間を考えた場合にこのRaalの外観や装着感がそれに釣り合うのか。本格的にその検討をやるとなれば、このセットを行きつけのオーディオ店に持ち込んで、店員さんの冷たい視線を浴びつつ、ハイエンドパワーアンプとの接続を繰り返すことになるのだろうが、それはあまりにもキツくないか。そういう想像をめぐらしてしまう私には、コイツは合わないかもしれぬといつも思う。

まあ今のところは、もっと優秀なパワーアンプでじっくりと試してから導入するかどうかを判断したいとしておこう。

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むしろ近いコンセプトであるが、別なメーカーの製品であるMysphereを試してみたい気分だ。AKG K1000の現代版である、こちらの方が遥かに洗練されたプロダクトのようであり、興味深い。こっちの輸入を検討したほうがいい。

だがこちらも今、日本では聞けない。

そうなのだ。最近、海外で面白そうな製品が出ても、日本にはいつまでたっても輸入されないケースが増えた。代理店の側に入れてもどうせ売れないだろうという諦めがあるのか。また日本に輸入されても、デモの機会がほとんどない製品も増えた気がする。dCS Bartokなどは良い例だろう。

これはdCSとしてはかなり力の入った製品であるにも関わらず、常設でデモをしているオーディオ店はほぼ皆無である。システムで700万オーバーのEsotericのSACDプレーヤーの常設は結構あるのに、より売れそうにも見えるBartokをなぜ置かないのか?

Bartokのサウンドは上位のRossiniにかなり肉薄したサウンドであり、多様な入力とかなり優れたヘッドホンアウトのある機材でもあるのでお得感は大きい。

この製品は良く売れたCHORDのDAVEなどで耳を肥やしたヘッドフォニアなどに注目していただきたいモノでもあり、彼らにとっての格好の買い替え機材なのだ。

ボーナス直後の今こそ置くべきなのだが。

ハイエンドオーディオを作る側だけでなく、売る側にも問題はありそうだ。

この状況では買える範囲で、試聴もできて良い製品となるとゼロに近いのかもしれない。

だが性能と価格のバランスの良い製品はまだ少し残っている。

さっきから触れているBartokなどはそうだ。

だが、これらの優品を導入することを具体的に考えると、金銭的な問題以外に時間的な問題もある。例えば私が考えているシステム全体、つまりBartok +Rossini Clockでは全て揃うまでの納期が数か月先になるようなのだ。

それを持つ間は手持ちのデジタル機材を聞いて過ごせばいいのだが、

それではどうもつまらぬ。

なんの変化もないではないか。


この数か月、オーディオをなにも動かさなかったわけではない。

アナログ関係を少しだけ充実させた。

私は前から買うつもりだったが延ばし延ばしにしていた、

カートリッジとフォノイコライザーを導入したのである。

以前に試聴して極めて好印象だったBoulder508と

EMTのカートリッジEMT JSD S75を迎え入れた。

最新の機材の魅力が少なくなってきたところで、

一挙に買い込んだ。

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EMT JSD S75についてだが

これはまずマットブラック仕上げの小さく引き締まった外観が気に入っている。

このお値段などから想像すると拍子抜けするほど小さくてシンプルなカートであるが、

私のアナログプレーヤーであるターレスのTTTcompactに外観的にピタリと合う。

色味がすごくマッチするのだ。

また、このカートリッジは前方に金色の爪のような部分が突出しており、その先はちょうど針先を指している形になっている。針を下すときにどこに針が下りそうなのか、分かりやすいのがいい。

このカートリッジの中身のアピールポイントとしてはやはりサファイアカンチレバーということになろう。

世界的に新たなボロンカンチレバーの生産が見込めず、在庫のみで今後の需要をまかなう必要性から、サファイアカンチレバーが注目されているということもあるのかもしれないが、それ以前にこの材質のカンチレバーは他のものとは隔絶した音の良さを持っている。ただし他の材質に比べて折れやすいという欠点があるため、取り扱いはかなり怖い。針の交換代は1回45万である。だが実際聞いていると、これが折れたら45万出してでも交換したくなるようなサウンドである。アナログリラックスのカートなどでもサファイアカンチレバーの採用があり、やや流行の兆しもあるようだが、そういう流れも音を聞けば納得できる。

とはいえカートリッジのカバーすらこの製品には付加されていない。ドイツらしい無骨さなのか。3Dプリンターがこれほど普及しているのだから、メーカー側で責任をもってカバーぐらい作って欲しいものだ。これでは基本的に一回落したら終わりである。針を保護するものは皆無なのだから。私はシェルにカートを取り付ける前に、まず専用の保護カバーを自作した。これは経験的には厚紙で作っても十分に用が足りるはずだ。

私は図画工作・美術は学校で5以外は取ったことがない。

従って、モノづくりはそれなりに得意なつもりだったが、最近は目が悪くなってきて、難しくなった。数回の試作ののちに、一応使えるカバーを一つ作りあげたがあまり美しくない。

これは人にお見せできるレベルではなさそうだ。自分にブツブツと文句を言いながら、出来上がった保護カバーをカートにかぶせて、本格的なセッティングに挑んだ。

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セッティング自体は至極簡単である。プレーヤー全体の水平を出し、アームの水平を出し、ターレスのシンプリシティアーム専用のサイトユニットを使って慎重に位置決めしてヘッドシェルにカートを固定、アームにシェルを取り付けたら、針圧計で確かめながらウェイトを微動させて、指定の針圧に持ってゆくだけである。パソコンでドライバーソフトのセッティングをするよりも簡単かもしれない。あちらは実際にどれくらい複雑な作業が行われているのか、目で確認できないが、こっちは明白に見えるし、指先の感触として感じ取れる。

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そしてBoulder508である。アームのバランス出力をここにつないだ。

以前にも取り上げているので508について詳しく書くことはしないが、

実際に自分の部屋で使ってみて、ますますコストパフォーマンスの高い機材だと実感する。

SNが高く、素直で癖の少ない出音であり、現代的なアナログサウンドの最先端をゆくようなところがある。音の拡大鏡としての一面が強いヘッドホンシステムにおいては、このような性質はとても有利となる。特にノイズの少なさは細かい音が埋もれないで耳に届くこと、アナログオーディオとしては考えにくいほどのディテール、音数の多さを確保することに貢献する。加えて十二分にワイドレンジかつハイスピードなサウンドであり、ハイエンドなアナログオーディオとして文句の付けようのないレベルの仕上がりである。

私の愛するコンステレーションのペルセウスのサウンドと比較しても大きく劣るところはないと思う。むしろ、あれほどの強烈な個性がないせいで普段使いにちょうどいい。

さらに、とてもコンパクトであることも特筆すべきで、おかげで設置は随分とラクであった。とにかくどこにでも置けるのだ。このサイズだとアナログプレーヤーを載せたミニテーブルの真下の小さなスペースに滑り込ませて、アームと最短距離でつなぐことも可能であったので、そうさせてもらった。

この小ささと価格でこれほどの性能をもつフォノイコライザーは今までなかった。

例えば、性能の割に安価かつコンパクトであるとして私の中ではコスパ最高評価だったFidelixのLeggieroは当然超えている。もうあれは私の中では過去のものである。

確かにややアッサリとした音調なので、濃厚でコクのある昔風のアナログサウンドを求める向きにはお勧めしかねる部分もなくはない。しかし、そういう意味で癖のある音で、広範囲の音楽をカバーすることは難しいし、その手の音調で鳴らすフォノは往々にしてSNが厳しかったり、ナローレンジだったりするものだ。やはりヘッドホン用としてはこれがまず第一選択である。

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もっとも今後は音がとても濃い、発売直前のAir tightの最高位フォノATE-3011なんかを508と併行して導入することも考えてはいるが、さてどうなるだろう。これは先日試聴して、珍しく結果が良かったから、なにか書くかもしれない。

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真夜中の狭いリビングでFinal D8000やStromtankの助けを借りながら続けるアナログオーディオには唯一無二の魅力がある。

アナログとしてはレンジのナローさは一切感じないし、SNが良く、盤石なサウンドでありながら、アナログオーディオらしい音の立ち方、反応の良さ、キレの良さ聞き味の良さが身に沁みる。音の艶や滑らかさ、介在物のないダイレクトなニュアンスも現代のデジタルオーディオではなかなか聞けないものがある。特にこのSNと音の安定性はStromtankの貢献が大きい。アナログレコードを演奏するという行為においては巨大なバッテリー電源ほど出音に効くものはないのだ。

それにしても、EMT JSD S75のサファイアカンチレバーのセンスには驚かされる。今まではMy sonicやオーディオテクニカ、IKEDAなどの国産のカートリッジをメインで使役してきたが、カートリッジの存在がここまで出音に影響したことはなかった。

このカートの高速な楽音の変化に対する反応性、システム全体が低重心化されたような深みを伴う音の実体感はサファイアという特殊な材質によるもので、ボロンやアルミのカンチレバーには期待できないものだ。サファイアカンチレバーは折れやすいので、アームの上げ降ろしは冷や冷やものだが、コイツの反応性の良さたるやボロンやアルミのカンチの比ではない。この反応性の高さがオーディオファイルの官能をくすぐるのである。この鋭いレスポンスは異性の肌に触れたとき、相手が思いもよらぬ反応を見せた時のあの性的な驚きに似ている。現代のデジタルオーディオではかなりハイエンドな製品においても、このような不思議な生々しさ、魔的な官能性は聞くことができなくなっているので貴重だ。

これだけの音質は並みのヘッドホンシステムでは受け止めきれないところがあるが、

Final D8000やRe LEAF E1のファーストモデルを組み合せた今のシステムなら問題なし。このセットは低域の処理が秀逸であることが大きな特徴であるが、このカートリッジが生み出す、重く量感があるのにキレの良い低音をも巧みに表現するのが気に入っている。

様々な音楽を、このアナログ・ヘッドホンシステムで聞いていると、並みのアナログ・スピーカーシステムでは気付けない、ドラミング・ベースラインの動き、すなわち低域の表現に新たな発見があるのが嬉しい。実はこんな風に弾いていたのかとか、ここでこんな風に叩いていたのかと感心する瞬間が次々に訪れる。

ここのところ、毎週のように新しい盤が世界中から私のマンションのボックスに届く。

意外なことだが、最近はハイレゾファイルですでに持っているアルバムを敢えてアナログで聞き直すのが面白いからだ。

はっきり言ってデジタルファイルとは聞こえ方が全然違って興味深い。

特に最近のECMのアルバムをハイレゾファイルとアナログレコードで聞き比べるのが楽しくって仕方がないのだ。どっちが優れているとは一口には言えぬが、やはり優れたアナログサウンドに独特の音像が背景から際立ってくる感覚や反応の鋭さに強く惹かれてしまう。SNや音数ではハイレゾが有利だが、アナログの方が明らかに楽しめる場合が多い。

SNが多少悪くても、アナログでは音像の持つエネルギーが明らかにデジタルを上回るので、音楽は突出して聞こえてくる。こういう快楽しか呼び起こさない刺激感がたまらなく好きだ。トルド グスタフセンのピアノタッチや、マヌカッチェの美しい揺らぎを伴うドラミングの妙味、ビル フリーゼルのギターサウンドの微細な歪みのニュアンス。これらの音の眥部の立ち方がデジタルよりもさらに刺激的で克明に感じられて素晴らしい。


ところでEMT JSD S75とは異なるが最近聞いたカートリッジで非常に魅力的に感じたものがある。それはGrado Epochである。価格は100万円をオーバーするが、そのサウンドの価値は価格に恥じない。度外れの解放感と艶やかさを売りとするサウンドであり、非常に聞き味が良い。この広がりと下品とさえいえる情感の深まりを持つサウンドはスピーカーで聞くべきものとは思うが、

やはり私としてはヘッドホンシステムでも聞いてみたい。それというのも、これはGRADOの最高級ヘッドホンのサウンドとも通じるものがあるからだ。GRADOはココボロというアフリカ原産の黒い木材をハウジングに使ったヘッドホンが最新作だが、このGRADO Epochもココボロを外装に使っている。GRADOのカートをGRADOのヘッドホンで聞いたらどうなるのか。アナログ・ヘッドホンオーディオにおいて試してみたい実験のひとつだ。

もちろんIKEDA 9MONOで古いJAZZのモノラルレコードを聴くのも楽しい。

JAZZの巨人たちの残した、手持ちのオリジナル盤に打ち込まれたエネルギーを現代的な感覚を交えながら甦らせるには、素早くて、克明な音のカートリッジが必要だが、IKEDA 9MONOはその任務に適している。古いJAZZサウンドを現代的な雰囲気のなかで聞き直すことによって現れる新鮮な切り口が、私を夢中にさせる。

この梅雨時、しとやかな雨音をバックにして午前二時をまわったあたりで聞くモノラルのマイルスのラウンドミッドナイトなどは恥ずかしいほどベタな選曲なのだが、やはり身に沁みる。このアルバムはモービルフィデリテイから出ている高音質なモノラルレコードで聞くとさらに素晴らしい。

昨晩マイルスが吹き込んだものを聞いているような新鮮味があり、恍惚となる。

細かなニュアンスの再現もデジタルにはないリアリティを伴っていて、発見が多い。

やはり真夜中のアナログオーディオはやめられない。


平成最後のあの夜、

北千住の喫茶店でコーヒーを過ごしながら

今までのこと、そしてこれからのことを考えていた。

中身はすでに死んだも同然の、いわゆるハイエンドオーディオという趣味は、表向きの体裁としても、日本では令和の間にほぼ終わりを迎えるだろう。

令和の間に、多くのオーディオ雑誌は休刊となり、街のオーディオ店はごく一部を除き、ほとんどは消滅するだろう。

これは音楽が円盤系のメディアから離れて、デジタルファイルで扱われるようになったことが発端だと思う。既存のオーディオは実体のある何らかのメディアの存在を基礎として形作られてきたものなので、デジタルファイルという実体感のない存在に移行するにつれて、その基盤が揺らぎ、砂上の楼閣のように崩れ始めたのである。それは音楽そのものの価値とオーディオ機器の性能と価格のバランスが崩れた時期でもあった。つまり、世の中の新しい流れは、ハイエンドオーディオを間接的に殺してしまう方向に行っているのである。これは地球規模での時代の流れであり、抗うにも限度がある。

確かに恐竜は大半は滅びたが、その生き残りは鳥類へと進化した。

ハイエンドオーディオも、その大半は滅んで、僅かな生き残りはヘッドホンあるいはポータブルオーディオの形で、辛うじてその命脈を保つというのが、令和のオーディオの行方に関する私の予想だ。

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実際、私はあの夜、極めて昭和的なコーヒーであるブルーマウンテン No.1を飲みながら、このオーディオのブログを平成で閉めようと本気で考えていた。

つまり、冒頭に挙げたように“Don’t take me alive. ”ということにしてくれというわけだ。

これはスティーリー・ダンの幻想の摩天楼というアルバムの曲の中に出てくる詞の一節でありハイエンドオーディオと同じく「死んだも同然」と洒落ただけだが。

特に次の年号になっても、このブログを続けるなら、素人の立場からハイエンドオーディオの最期を、ここに描くハメになるのが目に見えているのが気になった。

それはいかにも書くにたえない話であり、その義務から逃げたいと思った。

さらに、近頃のオーディオについて書こうとすれば、愚痴ばかりになるということもある。

そんなものとネット上に上げてなんの意味がある?

個人の立場で何を言っても、ここまでなにも変わらなかったではないか。

そしてなによりも、平成が終わった時点で、自分はもう昔の人間だということだ。

私のような過去の人間が、自分の経験をひけらかしながら、

無様なハイエンドオーディオを賞賛するブログを続ける意味はないのではないか。

Esoteoricのプレーヤーを賞賛した文章で気分をアゲたあたりで、おしまいにするのも一興だと思い込んでいた。オーディオ界を俯瞰して、正直にネガティブなことを語り続けるのが面倒になってきた。

だが、私は

隠居するために立てこもったオーディオの牢獄で、

暇つぶしとして再びレコードを聴くようになった。

それはいつの間にか私の日課となった。

そして、私はこの牢獄に開けられた小さな窓から、ハイエンドオーディオの街を眺めることも忘れなかった。

もちろん、そこに灯る明かりはだんだんと少なくなっている。

まるで日本の地方都市のように。

だが、他の街や他の国にいまさら引っ越す気にもならないことに私は気づいた。

ここは古くからあるオーディオの首都であり、

ほど近い場所にヘッドホンオーディオの新しい街ができても、

そことの行来も私のような者にとっては容易である。

また、ヘッドホンで聞くレコードの音も

ここまで追い込めばなかなか素晴らしいことがわかってきた。

案外と捨てたものでもない。

ハイエンドオーディオは私の中でほぼ死んだが、

まだ何かしらの希望は残っているような気がする。

その「何かしら」を知る必要がある。書く必要も恐らくある。


私は監獄の錠前を自ら開こう。

そして廃墟のようなハイエンドオーディオの街を再び彷徨(さまよ)うこととしよう。

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私は、この終わりの街を出てゆくことはない。

私という者は今更、

オーディオファイル以外の者に変わることはできないのだ。
https://pansaku.exblog.jp/28447205/


112. 中川隆[-9061] koaQ7Jey 2019年7月15日 11:52:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3631] 報告
TANNOY総合スレ Part10 - したらば掲示板


282: ジークフリート :2019/07/06(土) 13:25:58 HOST:p311029-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

HPDのウレタンエッヂも、今やまともに残っているブツは無いでしょうね。

当方が一時期使ったHPD295(Aではない)もウレタン張替えで雰囲気が別物に。ヤハリ、ヌメッと鈍くテカるアレでないとね。

しかし・・・レッドやゴールドの紙エッヂが薄〜くなったヤツは・・・アレって裏から和紙でも貼りつけるとか?・・・いつやるかの判断が難しいかもしれませんね。(サランネットが外れないシステムなんか、普段見て確認てのもやらないし)

283: アラン・ドロン :2019/07/07(日) 08:17:47 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

HPDのウレタンエッジとは、発泡ポリウレタンですか。
テクニクスのF20シリーズはこれですね。もう全滅じゃないですか。
せっかく良い物を作っても、後世に残らないのでは、勿体無いです。

284: 薬漬け :2019/07/08(月) 22:34:20 HOST:zaqdadcf075.zaq.ne.jp
>>282

>>アレって裏から和紙でも貼りつけるとか?

良いこと聞きました。(笑)
そう言えば晩年の五味康祐氏も、「どうもモニターレッドの腰が抜けてきたようだ」とか何とか
仰ってた由。紙である限りは何時かは訪れる瞬間なのでしょうね。
モニターレッドの交換コーンはたまに見かけますが、モニターゴールドでは余り見かけないのは
ハテどうしたものか。

モニターゴールドは私が文献を見た限りでは、コーン紙がモニターレッドよりも強化されたとは
書かれていないようですが(最大許容入力はどちらも50W)、トランジスタアンプに対応するのが
眼目であったなら、大入力に対して何らかの措置が施されていたのではないかというのはいささか
ヤブニラミですが。

285: ジークフリート :2019/07/09(火) 00:21:56 HOST:p311029-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp

〉大入力に対して何らかの措置が・・

とりあえず時代の流れにより8Ω化。性能的には、シルバー並みで不足なし!てなとこでしょう。

HPDの時代には、そうはイカの何とやら。

286: 薬漬け :2019/07/09(火) 19:35:52 HOST:sp49-96-15-217.mse.spmode.ne.jp

>>HPDの時代には、そうはイカの何とやら

HPDは不遇なユニットですね。モニターレッドやゴールドに比して低域をかなり伸ばしたことで、
構造上どこかに何らかの無理が生じたのでしょうか。
多くは聴いていませんが、良く言えば大人しいんだけれど、どこかモニターゴールドやモニター
レッドに比して精彩を欠いている感じ。
設計上の助平心が音で仕返しをされたということなのか。ハテ。

287: RW-2 :2019/07/10(水) 08:38:31 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

HPD以降すでに45年。今タンノイの音といったらレッドやゴールドの音に有らず。
特性が良くなり耐入力も上がり、時代に合わせた音調となり。50年昔の方が上と
は一部のジジイか、伝説好きのマニアか、現代の音に疎い方々じゃないでしょか。

P-610でさえ復刻されたら昔の方が音に張りがあったアレコレ。耳が古いんでしょ。
拙者も4343の後にD130という輩ですからジジイのお仲間。で今PW-125鳴らしてます。

288: アラン・ドロン :2019/07/13(土) 07:05:04 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

古い音に耳が聴きなれているということですね。
これは、精神的な要素も大きいと思います。音響心理学の分野でしょうか。
聴こえ方自体には、に古いも新しいもなさそうですが。

289: 前期 :2019/07/13(土) 10:16:03 HOST:h219-110-155-150.catv02.itscom.jp
>>287

タンノイに限らずスピーカの音は変わってきていますね。広帯域、解像力の
追及が間違っているとは思いませんがどこかのホール2階で訊く生音からは
ますます遠ざかっているように聞こえます。
オデオは何か大切なものを置きざりにしているのではないでしょうか?
以上爺の戯言ですた。


290: RW-2 :2019/07/13(土) 15:06:25 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

解像度、情報量を上げすぎると逆に音楽の感動は薄くなってく。毎度の天邪鬼的逆説思考です。
クリスタルカートリッジの音。カセットデッキの音。枕元のCDラジカセ。それらであれだけ
感動した音楽がたいそうなシステムで聴くとイマイチつまらない。おっと思ってもすぐ飽きる。

電源部も含めケミコンを全て排除したイコライザーアンプを作りました。ハイスピードで超絶
クリアな音です。しかしなんか沸々と燃えたぎる音がしない。薄い。音楽の神髄が伝わらない。

それらの原因は情報量や解像度とは別のところにあるんでしょう。クオーツロック機よりアイ
ドラー機然り。人間に心地よい、らしいと思わせるのは科学と別のところにあるからでしょか。

291: アラン・ドロン :2019/07/13(土) 15:15:41 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

1990年位から、トールボーイ型、ブックシェルフ型が主流になりつつ
ありましたが、そういうことも関係あるかもしれませんね。

昔ながらのプロポーションの大型スピーカー、タンノイ、JBLは、
大口径、迫力なんかを重視しましたが、トールボーイ型になると、
大型でも、ウーハー径は25センチあたりまで。
バッフル面積が狭いので、ツインドライブにしても、38センチ径の
ウーハーには適わない。
トールボーイは、繊細度、クリアさとか、そういうのを求めるのでしょうね。
そんなこんなで、欲しい---と思わせる物がなかなか出てこない。
こういうことと思います。
いいじゃないですか。散財しなくて済みますので。

292: 前期 :2019/07/13(土) 18:33:42 HOST:h219-110-155-150.catv02.itscom.jp
>>290
>科学と別のところにある・・・・

そうかもしれませんね。測定器にしても静特性一点張り。動特性を測定できる
機械があるのかないのか?

293: くろねき :2019/07/13(土) 19:08:26 HOST:fpoym3-vezC1pro04.ezweb.ne.jp
>>290
> 解像度、情報量を上げすぎると逆に音楽の感動は薄くなってく

どっかしらバランスが取れてないんでせうね。
技術的に一番難しい、ダイナミックレンジの
立ち上がりのよな気もするんでつが、違うかな?

294: 前期 :2019/07/13(土) 20:23:19 HOST:h219-110-155-150.catv02.itscom.jp

>>293 くろねきさん、今晩は。

それはあるかもしれませんね。A7なんか周波数特性は狭くてもパンチの
効いた音がしてましたものね。

295: RW-2 :2019/07/13(土) 21:49:13 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

A5やA7ね。打てば響くという楽器的システム。王道のPAで良く使いました。
スピーチに最高だし盆踊りや各種イベントに最適。最後にゃメンドーくさくなって
ラムサにしてしまいましたけどさ。A5/A7はあの見かけですからね。部屋で
聴きたいとは思ったこと無し。コンクリ打ちっぱなしの部屋とかログハウスならね。

296: 前期 :2019/07/13(土) 22:31:21 HOST:h219-110-155-150.catv02.itscom.jp
>>295
そうそう、コンクリ打ちっぱなしで天井の高い部屋なんかイイでしょうね。
昨今の小賢しい緻密な音の対極にある響きでしょう。
現代のシステムでは Oceanway Monitor の音がそういう傾向だと思います。

297: アラン・ドロン :2019/07/15(月) 06:47:44 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

洗練され過ぎた音は感動しないということでしょうかね。
どこかしら欠点もある方が、良いのかも。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1553521581/l50

113. 中川隆[-9053] koaQ7Jey 2019年7月15日 15:44:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3640] 報告

300: RW-2 :2019/07/15(月) 14:40:42 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp

オーディオに家一軒建てれるだけ金使っても、
最後にゃ球シングルアンプに平面バッフルとか大箱に入れたフルレンジってな
シンプルシステムに戻る御方も多いようでっせ。回帰性。サケの帰巣本能の如し。

オーディオなんて金掛けようと思ったら際限無し。掛けるほど音楽から遠のき
音のダークサイドに堕ちる。足るを知り満ち足り過ぎを求めず。何の趣味でもね

114. 中川隆[-8920] koaQ7Jey 2019年8月03日 07:16:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3810] 報告
ウエスタンサウンドインク閉鎖 2019/3/20
https://blogs.yahoo.co.jp/tiromie/41255271.html


昨日、長年のオーディオら友人と呑んでいて知りました。
確かにグーグルではに閉鎖となっています。

原因らは調べてもわかりませんでした。
ステサン通販には商品はありますが。


ケーブルと真空管数本買っただけですがびっくりです。
他界された創業者は日本にウエスタン・エレクトリックの業務用機器を輸入紹介した草分けでしたね。

最近まで代表の土井さんが管球王国に出られていたようなのですが。

別のウエスタンらヴィンテージショップの顧客は何年も前から韓国→中国→現在タイに移って、これらの国で支店も作っております。

かつてウエスタン機器を買った日本国内の顧客が順次お亡くなりになるので、そこから引き揚げては、それら国の顧客に売る商いらでながらえているようです。

とうの昔に製造終了されているものですから、流通在庫が限られますね。


ウエスタンに比べれば、それら国で人気がない大型のALTECなどお大型スピーカーは、国内での中古流通が滞るようになれば処分先はどうなるのでしょうね?

同じヴィンテージ系ショップのエルタスもとうに閉鎖。エイフルも福島の山奥に行ってしまいました。

普通のオーディオショップでは陳列の場所も取るこの手の大型スピーカーは買い取りしないそうですし。

5年後、10年後のオーディオを考えさせられました。


コメント


日本の住宅事情では 置くことすら無理
田舎もしくは山奥に家がない限りは無理
高度成長時代なら まだしも 住むところも仕事もない
今の時代 難民が増え続ける時代では 到底無理
今の若者なんて 名前すら知らない
オーディオを語るのなら隣の台湾や韓国 香港に行かないと無理なようですね 今の日本では語り部は続かない


[ マロンコクトー ] 2019/3/20(水) 午前 11:07


> マロンコクトーさん

全くそう思いました。
ゆくゆくは主を失った大型オーディオやアンプは行き場を失って放置もありえますね。空き家問題を連想しました。


ゴルゴ平蔵 2019/3/20(水) 午前 11:10

空き家問題で思い出しました
以前 古くなった空き家の解体 見てたら主を失った
大型スピーカーが出てきましたよ
大型ブルで次々と家を解体しながらスピーカーも壊されて解体 たぶん 昔と同じような家には住めないから
いらないものは 置いていくということですね悲しい


[ マロンコクトー ] 2019/3/20(水) 午前 11:36


> マロンコクトーさん

はい。買ったときにはそれなりの人気と価値があったものが、時代とともに、価値を失って来ている身近な例の一つですね。

欧米にはない空き家問題ともども、考えさせられます。

ゴルゴ平蔵 2019/3/20(水) 午前 11:52

> マロンコクトーさん

高額で売れるWestern Electricなら船賃ら輸送費をかけても高成長のアジアで売りさばけますが、人気がさほどなく、高値を付けられないALTEC TANNOY JBLその他ヴィンテージの大型では運賃が出ないようです。

ゴルゴ平蔵

2019/3/20(水) 午後 8:06

日本だけではなく 趣味の未来は富裕層になるのかな
生活も厳しい現実では 趣味に投資できる状態ではないし 今の若者たちが将来年金がもらえなくなる可能性もあり 単に趣味云々と言えるのは 今だけかも

[ マロンコクトー ] 2019/3/20(水) 午後 8:36


> マロンコクトーさん
NHKスペシャルで富の攻防という名作?がありましたね。

まさに富をオーディオと置き換えて構わない状況が日本とアジア各国との対比で感じます。

正直Western Electric機器の行方を見るだけで、現在の富の攻防がわかるくらい正直に現れています。

ウエスタンサウンドインクが閉鎖も当然に見えます。
ここはネットらも含めて商いがなくて、日本人をもっぱら相手としてWestern Electric機器らを売ろうとしてきました。
高度成長からバブルがピークで今は日本人相手にWestern Electricのような高額ヴィンテージは売れないようです。

ゴルゴ平蔵 2019/3/20(水) 午後 8:43

> マロンコクトーさん
オーディオも完全に価格破壊が進んでいるように見えます。

たとえば超最先端のハイレゾファイルは9,600円のこんなDACとPCがあれば再生できてしまいます。
Dilvpoetry TOPPING D10 USB DAC ライン光同軸出力 XMOS(XU208) ES9018K2M OPA2134

アンプは4,000円くらいの中国デジアン、スピーカーも2本3万くらいのDALIら欧州スピーカーが手に入ります。

5万で最新オーディオが完成してしまいます!


ゴルゴ平蔵 2019/3/20(水) 午後 8:50

https://blogs.yahoo.co.jp/tiromie/41255271.html

115. 中川隆[-8905] koaQ7Jey 2019年8月05日 16:18:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3827] 報告

プロケーブル(ProCable)
鬼門・オーディオ編/ その泥沼的な廃退の真相を公開!
https://procable.jp/setting/index.html


▲△▽▼


プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響力 その1
http://japanese-audio.com/


実はプロケーブル(ProCable)がやってきた事を数え上げたらきりがない事をご存知のかたは、非常に多いと思います。

それはプロケーブル(ProCable)からオーディオファンへの、心からの献身的な貢献であったと同時に、オーディオ界にとっては、プロケーブル(ProCable)のやってきた事は、恐ろしい限りの破壊力を持つ、その種の影響力であった事でしょう。それこそ、大企業が倒産しかねないほどの事を、プロケーブル(ProCable)社はやってきたのです。


プロケーブル(ProCable)という会社は、そういう会社であるということは、深く認識しておくと、プロケーブル(ProCable)にまつわる「えせ情報」や、「オーディオゾンビ」どもの書いている、「いびつで、なおかつ、ねじ曲がった」意見などに惑わされる事も、今後は無くなると思います。


プロケーブル(ProCable)社が世に登場してから、2017年の年末である今で、はや16年以上の歴史を数えます。


最初に、プロケーブル(ProCable)が、この16年間でやってきた事というのは、箇条書きにしたほうが、プロケーブル(ProCable)の正体やオーディオ界で起きていた実態を、より鮮明に浮かび上がらせる事ができると思いますので、箇条書きにて、プロケーブル(ProCable)社の「栄光の軌跡」を、羅列したいと思います。

★プロケーブル(ProCable)の正体(箇条書きにてそれを明らかにします!)


1)プロケーブル(ProCable)社は、まず第一に、デジタルケーブルの情報の欠落を問題にしました。米国の、ベルデン1506Aという、世界最高峰のオールテフロン絶縁の「デジタルケーブル」を日本に紹介しました。重要なのは、その1506Aには、日本のカナレ社の75オームのプラグが必要だとプロケーブル(ProCable)社が断定して、常にそれが付いていた事です。
 このデジタルケーブルこそが、非常に音が濃密で、アナログのような濃密な音がするものでした。そして、ここから先が、プロケーブル(ProCable)社が本領を発揮したところなのです。


プロケーブル(ProCable)社は、デジタルケーブルによって音が違うなどということは、どちらかのデジタルケーブルが、デジタル情報が大幅に欠落しているからなのだと、断定しました。


オーディオ店で売られているデジタルケーブルのほとんどは、高額でぼろいものばかりなのだと、オーディオ界を「告発」したのです。


それまでは、デジタルケーブルはものによって音が違うので、色々なデジタルケーブルで様々な音を楽しんで下さいというほど、今にして思えばあきれかえるほどに、オーディオ界のレベルは低く、オーディオマニアは、お人好しばかりだったのです。


2)プロケーブル(ProCable)社は次に、アナログケーブルの切り札を日本に紹介してきました。これは実は、デジタルケーブル、1506Aを使ったかたからのリクエストでした。「これほど1506Aが凄いのなならば、アナログケーブルも紹介してください。」との意見が殺到したのです。

プロケーブル社がリクエストに応えて紹介したのは、米国ベルデン社の8412という型番のマイクケーブルでした。
そして、プロ用マイクケーブル=アナログケーブル(インターコネクトケーブル)なのであるからして、非常に高額なオーディオ用ケーブルに惑わされてはならないと、なんと、プロケーブル(ProCable)社は、マイクケーブル=インターコネクトケーブル(アナログケーブル)だと、日本ではじめて本当の事を大声で語りはじめ、国民を啓蒙しはじめました。
なぜ8412という型番のマイクケーブルが切り札だったのかにつきましては、色々な意見があるところでしょうが、プロケーブル(ProCable)が発見した事は、その深みを知る人にとっては、実に衝撃的な事だったのです。


「米国のスタジオで録音された音というのは、その録音時に使ったケーブルで再生すると、完璧なフラットを演出出来るのだ。」という、「公式」こそが、それでした。


確かに、ジャズを8412で慣らしますと、豊穣で、こんな音は聞いた事が無い!、というほどの音が出て来るのです。その場にマイルス・デイビスが蘇って生き返っているかのような錯覚を覚えるほどの音、そう、それは恐ろしいほどの音だったのです。


そして、1506Aと8412ブームによって、プロケーブル(ProCable)社は、徐々に全国的に有名になっていきます。


3)次にプロケーブル(ProCable)社は、切り札的なスピーカーケーブルを発表してきました。ベルデン8460、8470というスピーカーケーブルと、WE(ウェスタン・エレクトリック)の18GA、16GAというものがそれです。そして、それらのケーブルの使い方さえ、プロケーブル(ProCable)社は、克明に説明していったのです。これが世界で初めて発見され、発表された、「音の焦点」というものでした。

お客様サービスに徹底していたのも、プロケーブル(ProCable)社の特徴でした。それは今もプロケーブル(ProCable)社の伝統として、プロケーブル(ProCable)社は、会社をあげて、そうしているようです。


さて、それまでは、米国ベルデン社と言えば、オレンジ色と黒色のケーブルがきつくよってある、9497というものが、日本では主流でした。なぜプロケーブル(ProCable)社は、この9497を無視したのでしょうか。それはプロケーブル(ProCable)社が、簡単に言ってのけるところの、フラットな音を出すケーブルではなかった、というだけの理由ですが、その背景には、プロケーブル(ProCable)社による、非常に深い洞察がありました。


誰もが知る、ベルデン9497というスピーカーケーブルをプロケーブル(ProCable)社が否定したには、きちんとした理由がありました。ベルデン9497は、日本の輸入業者が改変してしまっており、音がおかしくなっているということと、それのみならず、ここはプロケーブル(ProCable)社の「技術的説明」になり、難解な部分ではありますが、きつくオレンジと黒の線材がよってある理由は、ベルデン9497がメッキ線材であるがゆえ、長く引くと音が硬くなる種類の線材ではあるが、きつくよる事によって、コイル効果(音を柔らかくする効果)により長く引いても音が固くならないという理論によって、ベルデン社が9497を設計する段階で、仕組んでいたものであるという説明でした。

この事は、プロケーブル(ProCable)社によると、「音の焦点」について何も知らない人にとっては、むしろ有難い事だったのかもしれませんが、本当のところは(蓋を開けてプロケーブル(ProCable)社が、その真実を覗いてみると)、このコイル効果こそが、スピーカーケーブルにとっては命取りになるということだったのです。

「音の焦点」というような概念は、それまで(プロケーブル(ProCable)社が提唱して全国に広めるまで)は、世界広しといえども、全く存在すらしていなかったわけですから、ベルデン9497が、有り難がられて使われていたのも、無理はなかった事なのかもしれません。ただし、それはプロケーブル(ProCable)が登場してきて、「音の焦点」を発表して広めていくと同時に、価値が全く無くなっていってしまったのです。その証拠に、現在となっては、ベルデン9497などを有り難がって使っている人は、ネットの出来ない老人以外、ほとんどいなくなってしまったのです。


つまり、ベルデン社の9497というスピーカーケーブルは、その設計思想の反動で(コイル効果を持たせてある反動で)、フラットな音を、完膚なきまでに壊してしまうのだと、つまり、プロケーブル(ProCable)の主張によれば、ベルデン9497は、とても「生音」が出せるほどのレベルのケーブルではない、というような、驚くべき説明であったのです。


そして、生音を出す方法を、またしても、日本国民に伝授し、啓蒙をはじめます。それと同時に、生音が出せる種類のベルデン社のスピーカーケーブルや、WE(ウェスタン・エレクトリック社)のスピーカーケーブルを、次々に発表していきます。その生音を出す方法こそが、あの有名な「音の焦点」というもので、これもまた、オーディオ界では初めての発見であり、プロケーブル(ProCable)社の技術力がいかに高いかの証明だったのです。詳しくは、上記のリンク先をご覧下さい。


メッキ線材は、長く引くと音が硬くなる、短く引くと音が柔らかくなる、太いケーブルだと音が柔らかくなる、細いケーブルだと音が硬くなる、というものが、プロケーブル(ProCable)社の語る論理でした。


これが、あの有名な「音の焦点」です。


この「音の焦点」という論理につきましては、プロケーブル(ProCable)社の鬼門コーナーの28番に、「音の焦点」として、全てが克明に記載されていますので、プロケーブル(ProCable)社のサイトで、誰もがいつでも読めるようになっております。


◎音の焦点


この論理の深みと、正しさを体で知ってしまったオーデョオファンは、プロケーブル(ProCable)社の技術なしでは、もはやオーディオは成り立たない、とすら、考えるに至っていったのです。


    魂のないやつ100人集まったってダメなんだ!

      ひとりの強力な個人(会社?)になれ!

                   落合信彦
http://japanese-audio.com/


プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響力 その2
http://neworleans-jazz.com/


★さて、この「その2」こそは、劇的なほどに魅惑的な内容になりますうえ、その1よりもさらに強烈無比なるプロケーブル(ProCable)の正体を克明に描写するものになりますが、まずは分かりやすいよう、その1のおさらいをします。


「プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響力 その1」では、プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響の三つを解説致しました。


1)デジタルケーブルの情報の欠落という大問題について、プロケーブル(ProCable)は解析しました。
2)ベルデン8412という切り札的なアナログケーブルを、プロケーブル(ProCable)は、その使い方を解説したうえで発表しました(米国ジャズは8412で鳴らすのがベスト)。
3)最優秀なスピーカーケーブルの発表と、その使い方をもプロケーブル(ProCable)は(音の焦点)、克明に解説してみせました。


以上の三つが、(その1)でした。


普通はこれで終わるでしょう。三つもオーディオ業界全体に破壊的な影響を与えるような仕事をすれば、プロケーブル(ProCable)社の影響力は、それで終わるのが普通なのです。後は、革命などをするだけの力は残っておらず、通常業務をしているのが普通の会社でしょう。その点、プロケーブル(ProCable)社は、常識を超えていました。


プロケーブル(ProCable)社は、まったくとどまる事を知らないかのようでした。まるでダンプカーのごとき勢いで、さらなる猛スピードで突っ走っていったのです。


そして、プロケーブル(ProCable)社が発表した4番めの真実は、ついには、恐ろしいばかりの影響力を、全国に、放っていました。


4)プロ用の小型パワーアンプは、いかなるアンプより優れている。1950年代のWE(ウェスタン・エレクトリック)の真空管アンプより優れているのだ。WE越えである。皆でWE越えをしようではないか!!


という、信じがたいような事こそが、恐ろしいほどに衝撃的なるプロケーブル(ProCable)の発表そのものだったのです。


なぜそのプロケーブル(ProCable)の発表が、あまりにも衝撃的だったかと言いますと、WE(ウェスタン・エレクトリック)の真空管アンプより優れているということは、オーディオ界の、あらゆるアンプより優れているという事を意味していたからです。プロケーブル(ProCable)は、たかだか、5万円台のアンプが、○ッキン○ッシュのアンプよりも、○ーク○○○○ンのアンプよりも、○○ルのアンプよりも優れているのだと、言い放ったも同然だったからです。


そして、非常に多くのお客様がたが、その隠された真実を知る事になっていったのです。多くのお客様がたは、プロケーブル(ProCable)が当時売っていた米国のクラウン社のD45というアンプを購入していったのです。


(プロケーブル(ProCable)価格が59,800円だったので、騙されたつもりで試せた事も、この事実が一気に広まった原因かと思います。)


そして、ほとんどのかたが、今まで使っていた、100万円も200万円もするアンプを(時には30万円、50万円のアンプを)、その事実をまだ知らされていないかたがたに、オークションなどで、数十万円で売却していたのです。


これには、特筆すべき、逸話もあります。


WE(ウェスタン・エレクトリック)の真空管アンプの300Bではなく、もっと優秀であった、さらに時代をさかのぼる、同じく WEの205D真空管アンプ(一台500万円のアンプが、ステレオ再生では二台必要・つまり1000万円のアンプです)を使っていた人物が、プロケーブル(ProCable)のお客様の中に、なんと、混じっていたのです。


そのかたは、プロケーブル(ProCable)のクラウンD45を入手して、そちらのほうが優秀だと見切ってしまい、205D真空管のWEのアンプを、さっさと売却してしまったのです。


まさに、プロケーブル(ProCable)社がやっていた事は、アンプそのものの「革命」だったのです。そして、今もプロケーブル(ProCable)革命はアンプの世界において、脈々と続いており、クラウンD45が生産中心になると、ほぼ同時に、さらに凄いアンプを発表してきます。

プロケーブル社は、まるでクラウンD45が生産中止になる事を見抜いていて、あらかじめ、それより凄いものを、虎視眈々と用意していたかのように思えたほどです。真偽はどうなのでしょう?

それが、thomann S-75mk2、というアンプでした。このthomann S-75mk2というアンプは、さらにさらに、恐ろしくも凄いものでした。WEの真空管アンプを越えるクラウンD45より、数段上の、このドイツ製のアンプが、今のプロケーブル(ProCable)売価では、たったの2万数千円なのです。


★ドイツ製アンプに関する注意事項 その@

プロケーブル(ProCable)は一年の保証付きです。このアンプは「必ず」保証付きのものを入手してください。保証なしの売りっぱなしの業者が多いですから、この点だけは、厳重に注意してください。「ドイツまで送って直してもらって下さい。ドイツの保証が付いています。」などと、彼らは本当に言いかねません、というような注意もしております。確かにオーディオ業界のモラルは、詐欺師的であり、その程度のレベルに過ぎないのだと思える事、多々なのです。


★ドイツ製アンプに関する注意事項 そのA

両端ともメッキプラグの最悪の仕様の115Vへの昇圧トランスとのセット売りもみかけられますが、それが両端メッキですから、メッキの音が厳しすぎて高域が上昇してしまい、音楽用途には、使い物になりません。これにも、厳重にご注意下さい。プロケーブル(ProCable)仕様のアンプのオプションで選べるようになっている安価な昇圧トランスは、特別注文品仕様ですが、それでも6800円です。それは、両端がきちんと非メッキになっている、音楽用途に適合させてあるものです)。


さて、これでは(たったの2万数千円のアンプが、アンプ業界の最高峰であるならば、)オーディオ業界が壊れてしまっても無理はありません。


そして、次にプロケーブル(ProCable)は、さらにさらに、恐ろしい事をやってのけました!!


5)CDプレーヤーが、欠陥品である事を、プロケーブル(ProCable)社は、全国に向かって、大々的に、公に発表しました!!


そして、半年の期間を置いて(オーディオメーカーが倒産しないよう、プロケーブル(ProCable)なりの猶予期間を空けていたのです)、iPodこそが、最良のCDプレーヤーだと、プロケーブル(ProCable)社は、世に、これでもかと、言い放ちました!!、さらには、その記述のタイトルには、これはプロケーブル社の冗談なのでしょうか?、(公示)とすら、末尾に書かれていたのです。


◎CDプレーヤーの最終解答(公示)

そして、そこには、論理的な分析から、実験結果まで、詳細に記されていたのです。
(圧縮しない、つまり音質を悪くしない、WAVファイル形式か、AIFF形式でなければならない)


絶句です。それを読まれた当時のオーディオマニアのかたがたは、間違いなく絶句したに違いないのです。そして、iPodというのは、すでに市民権を得ていて、オーディオマニアの友達、子供、知り合いなど、誰かが必ず持っているというほどに普及していたのです。


プロケーブル(ProCable)社の、この発表をもってして、高額なCDプレーヤーの歴史は、幕を閉じていく事になります。そして、プロケーブル(ProCable)のおかげで、行き先を失ったオーディオメーカーは、ネットワークオーディオなどという、中途半端な事しか、する事が無くなってしまいました(注意してください。ネットワークオーディオなどというものも、詐欺同然の子供騙しなのです!)。


今振り返ると、プロケーブル(ProCable)社というのは、なんと恐ろしい事をしていたのでしょうか。


実は、AirMacエクスプレスや、MacBookなどのイヤホン端子から直接音をとっても、あらゆるCDプレーヤーを越えていたのですが、プロケーブル(ProCable)社は、あえて、当時、G5と比べて、iPodが最優秀だと言い放ったのです。


プロケーブル(ProCable)社は、真実を、一気に全国に広めようとしたのでしょうか。


そして、さらにプロケーブル(ProCable)社のオーディオ革命は、とどまることなく続きます。


6)そのような、大それた事をしながらも、プロケーブル(ProCable)は、英国音楽はバイタル、日本の音楽はモガミ2534、又はカナレ4E6S、ドイツ音楽はノイマンで鳴らすと、完璧なフラットで鳴るとの発表を、次々に行っていきます。さらにはプロ用と言いながら、除外すべきケーブルについても語ります。ゴッサム(Gotham)はダメだと言い切ったのです。それは民生用ほどボロい事はないが、いかなる国籍の音楽を再生するにも不完全であり、フラットともほど遠いという発表も、同時に行っていきます。

確かにゴッサムを使った人々は、お金をドブに捨てたようなものだと、非常に後悔されているのです。なんたる正確無比な、プロケーブル社の判断力なのでしょう。それが即座に分かるシステムをプロケーブル社が社内に持っているとしか思えない節さえあります。

このように、あらゆる面において、プロケーブル(ProCable)社は、手取り足取り、皆さんと、オーディオ業界とを、牽引していきました。まさに「手取り足取り」という表現が当たっているでしょう。


大胆さと緻密さの融合、まさにそれこそが、プロケーブル(ProCable)社の真骨頂なのでしょうか。


さらにプロケーブル(ProCable)社は、機材同士を接続する場合には、ベルデン社の88760であり、同じくベルデン社の88770こそが、最優秀であり、それは国籍の問題を越えた次元において、完璧なフラットのケーブルだからであるとの発表もしております。


ということは、ベルデン社の、88760と88770だけは例外として除外すれば・・・、


良い音のアナログケーブル=その国籍のプロ用スタジオで「頻繁に」使われているマイクケーブルであるという事実を、プロケーブル(ProCable)社は、次々に証明していったのです。
http://neworleans-jazz.com/


プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響力 その3
http://black-music.info/


★この「その3」でこそ、ほとんどのオーディオ業界は、実質的には、終焉を迎えました。終わらせたのは、勿論プロケーブル(ProCable)です。一体全体、プロケーブル(ProCable)社が、どのように、オーディオ業界を終わらせたのかは後述するとしまして、まずは「その2」のおさらいをします。


4)WE越えの現代のプロ用小型アンプを、プロケーブル(ProCable)社は、日本に紹介して、オーディオ業界を騒然とさせ、オーディオ業界の、アンプ関係の地図を、塗り替えてしまいました。


5)さらにプロケーブル(ProCable)社は、CDプレーヤーが欠陥品である事を、そのデジタルのエラー訂正という観点から、パソコンより劣っている事を「公示」してしまいました。これにより、オーディオ業界におけるCDプレーヤーというものが、プロケーブル(ProCable)社の多大なる影響力によって、ほとんど売れなくなってしまったこと。


6)そうこうしながらも、プロケーブル(ProCable)社は、プロ用オーディオケーブルの使い方を煮詰めていき、米国の音楽のみならず、ドイツの音楽、日本の音楽、英国の音楽などに適正なケーブルを、発表しつづけていったこと。また、そのプロケーブル(ProCable)社の偉業により、オーディオ界の民生用のRCAケーブルは、プロ用ケーブルに押されて、ほとんど壊滅状態に追い込まれていってしまったこと。


以上の三つが「プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響力(その2)」でした。


(その1)の三つも破壊的な威力だったのですが、さらに破壊的な事を、プロケーブル(ProCable)は、(その2)で、やってのけたのです。


★さて、今回は、「プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響力 その3」です。


もうこれで、ほとんどのオーディオの常識は、プロケーブル(ProCable)によって、壊滅させられます。残るは、パソコンを操る事が出来ない世代のかたがたで、プロケーブル(ProCable)の存在を知らないかたがたが、「ぼったくりオーディオ業界」から、今もオーディオ機器を買っているのみです。

さて、ついに、このシリーズの最後となる、「プロケーブル(ProCable)がオーディオ業界に与えた破壊的なる影響力 その3」を発表します。


下記が、その3の三つです。
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7)今まで誰も目に止めもしなかった、「電源」というものに、プロケーブル(ProCable)社は、電源トランスを使って、メスを入れていきました。電源ノイズこそが、音を濁らせている真犯人だという仮定からスタートして、見事にそれを商品化して、世に見せ付けました。プロケーブル(ProCable)社に言わせれば、これは簡単な事で、「電源」は、車にとっての、ガソリンである。汚れきった「粗悪ガソリン」で、車がまともに走るだろうか?、という事のようです。


驚くべき事に、インターネットの速度さえもが、劇的に上昇したり、パソコンのスピードが、CPUを倍速にしたかのように高速化されるというような事態さえ起きはじめました。プロケーブル(ProCable)社が販売した電源トランスは、一つ残らず、その種の威力がありました。ネット等の速度につきましては、様々な人がネット上の計測サイトで実測して、「数字で」証明されています。詳しくは、プロケーブル(ProCable)社の電源トランスのコーナーの「お客様の声」を参照ください。実に色々な実験結果が登場しています。


勿論、音、つまり「オーディオ」に対する改善効果は、プロケーブル(ProCable)の最重要事項、主眼であり、それは目を見張るべきほどのものでした。これにて、プロの現場から、アマチュアの自宅レコーディング環境から、PAに至るまで、日本の音楽現場は、電源というものに目を向けざるを得なくなり、プロケーブル(ProCable)社の存在によって、劇的な進化を遂げていったのです。


8)さて、次にプロケーブル(ProCable)社が手がけたのは、音響理論でした。プロケーブル(ProCable)社は、なんと、今まで百年以上もの長い間、闇に包まれていた、「音響」というものの正体を、見事に、これでもかというほど明瞭に、暴いてみせました。


そして、音響理論の特許を取りました。プロケーブル(ProCable)のする事には、すぐに追従する業者が出て来ますから、特許を取らざるを得なかったものです。それによって、確かに業者は、プロケーブル(ProCable)に、音響という意味では追従できなくなったようです。

ただし、特許の期間は20年くらいに過ぎませんから、それが過ぎれば、即、ある種の業者はプロケーブル(ProCable)に追従していくことでしょう。さて・・、この特許技術(発明)によって、


プロケーブル(ProCable)は、部屋というものの音響環境が、実は最善の環境であった事を証明してみせました。これは、実は驚嘆すべき事でした。今までは、部屋という環境は音響的に最悪だとばかり、100年以上もの長きにわたって(日本のオーディオの黎明期以前から、その後も)、オーディオ界がこぞって宣伝してきた事だったのです。


プロケーブル(ProCable)社は、その悪習をひっくり返してしまったのです。部屋の音響を最悪だとする事によって、音響屋などというものすら存在しており、その種の音響屋に部屋の改造を依頼するだけで、五百万円以上は、軽く飛んでいたのです。かたやプロケーブル(ProCable)社のほうは、それに対して、たったの39800円でした。

なぜたったの39800円で済んでしまったのかを書きますと、スピーカースタンドだけで、その「結界音響」とプロケーブル(ProCable)社が呼ぶところの音響環境が、実現されてしまったからです。


そのうえ、自分で積み木で「結界音響」を張っていただいてもいい、つまり、個人さんは真似をしていただいてもいい、プロケーブル(ProCable)社は、その場合には特許を主張しないとして、プロケーブル(ProCable)の技術を広くアマチュアのかたがたに開放してしまいました。(プロの場合でも、その特許を使ったという連絡さえくれればいい、とのことですが、連絡してくるプロは少ないようです。)


さて、これでとうとう、百年以上も続いた「閉ざされた音響の歴史」と、それに伴う「デマ」は、「日本では」という限定付きではありますが、幕を閉じる事になります。部屋における「音響理論」は、すでに丸ごと、プロケーブル(ProCable)によって、ひっくり返されてしまっています。


9)さらに、プロケーブル(ProCable)社は、バランス転送用プラグ、つまり、XLRプラグの使い方を、世界で初めて、皆さんに正しく伝えました(こんなバカな事すら、本当に世界ではじめての事であって、それまでは、プロケーブル(ProCable)社以外の世界中の一人たりとも、正しく理解していなかったのです。)

注:)この簡単な驚くべき事実は、プロケーブル(ProCable)社の発見ですが、実は、あっという間に電光石火で日本中に広まっていきました。口コミでプロのレコーディング現場、マスタリング現場にさえ広まっていったと聞いております。理由は、誰にでも試すことが出来て、しかも、誰にでも即座に理解できるほどに、簡単な事であったからと想像します。

本来は、プロの世界こそが、何事に対しても進んでいなくてはならないにも関わらず、実際には、許容性が足りないのでは?、と、感じる事も、多々あります。


しかし、XLRプラグの使い方に限っては、プロの間にもあっという間に広まりました。プロで、この事を胸を張って語っているものがいたとしたら、それはプロケーブル発で広まった情報が、あなたの耳にも入っただけですよと、教えてあげてください。


さて、この発見の内容はと言いますと、機材側が金メッキのプラグであった場合には、銀メッキのXLRプラグが付いた、プロ用ケーブルを使って下さい、機材側が銀メッキのプラグであった場合には、金メッキのXLRプラグが付いた、プロ用ケーブルを使って下さい、という事でした。

★なんと単純なことだったのでしょうか!?

それだけの事です。それだけの事なのですが、プロケーブル(ProCable)社以外の、世界の誰もが、それに気づかなかったのです。


それだけ音というもののセッティングは難しく、プロといえども、皆目あてずっぽうだったのが現実だったのです。プロだからといって、こんな事では、胸を張れましょうか。まして、オーディオマニアとなると、数千万円もの大金をぼったくられても、まだ分からないというケースが大半だったでしょう。


そういう背景を従えて、プロケーブル(ProCable)社は、現代の音楽産業の中に、登場してきました。


さて、話は、プロケーブル(ProCable)社が、少々の実験をしただけで、実に簡単に発見してしまった、XLRプラグの使いかたに戻ります。


機材の組み合わせによっては、XLR銀メス---XLR金オス、などという変則的なプロ用ケーブルが必要になる事もあるということです(ケーブルは全てプロ用を使って下さい)。
 さて、この法則は絶対であり、スキのあるような種類のものではありませんでした。それゆえ、あっという間に全国のオーディオファンと、ほとんどのプロフェッショナルの人々に広まっていきました。それと同時に、プロケーブル(ProCable)社という名前も、これだけが理由ではありませんが、あっという間にオーディオマニアの人たちの間での常識となっていったのです。むしろ今も遅れているのは、プロのスタジオなど、一番それを必要としている現場の一部なのではないでしょうか?
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他にもプロケーブル(ProCable)社の行った偉業は、非常に多くあります。それはプロケーブル(ProCable)社のホームページをみていただくと、一目瞭然だと思います。具体的には、PA用の38cmウーファーのプロ用スピーカーの5万円ほどのものは、民生用の100万円のスピーカーに劣るものではない、という事実の発表や、世界最良のファイヤーワイヤーケーブルやLANケーブルの発表など、次々に斬新な真実を発表していった事です。中には、オーディオ界をひっくり返すような発表も、これ以外にも、プロケーブル(ProCable)社は普通に行っていたのです。


★プロケーブル(ProCable)シリーズに書かなかった、超衝撃的だった発表とは・・・

中でも超衝撃的であったのは、電源関連の品物、つまり、電源タップ、電源トランス、電源ケーブル、その他全て、電源関連の道具のプラグ類は、全て真鍮の非メッキのものでなくてはならない、という、驚くような発表だったのではないでしょうか。その為、プロケーブル(ProCable)社が売ってもいない、パナソニックの1512Kという壁コンセントが最良との発表は衝撃的でした(重要な事は、プロケーブル(ProCable)は一円も儲からないのです。)。

ところが、プロケーブル(ProCable)社の見解は、驚くべきものでした。「この程度の事は誰もでも分かるほどに簡単な事であり、今まで誰にも分かっていなかった事のほうが、幼稚過ぎて、むしろ信じられない事だ。」というのです。

いづれにしましても、

これでロジウムメッキもののバカ高い壁コンセントなどは、非常にボロく、全く音楽用として使い物にならないという事が判明してしまったわけです。PCOCCなどという素材の銅もそうですが、これまで、その種のぼったくり商売は、全てのオーディオ業者がやっていたと断言します。それをプロケーブル(ProCable)社が、単独で、日本中から排除して、一網打尽にしてしまったのです。

このように、プロケーブル(ProCable)社の偉業の数々は、オーディオにまつわる様々な事を、全て破壊してしまって、一から再構築してしまったというところにこそ、その真価があります。


特に「結界音響」理論につきましては、発表当初から、ノーベル賞並みの発見だとの噂すら広まっていました。ただ、プロケーブル(ProCable)社は、それを音響学会で発表するつもりは皆目無さそうですし(音響学会で発表すれば、世界的に有名な理論になっていくに違いありませんが)、それよりも皆さんの財産として、自由に使っていただければいいというくらいに、プロケーブル(ProCable)社は、今も考えているようです。
http://black-music.info/


▲△▽▼

プロケーブル(ProCable)がのさばると非常に困るオーディオ業者!?
http://tokyo-audio.com/

今まで皆さんから莫大な金銭をぼったくってきたオーディオ業者は、プロケーブル(ProCable)がのさばればのさばるほど、「倒産」という危機が、現在迫っています。それが理由でプロケーブル(ProCable)の批判ばかり、あらゆる手を使って、ネット上で行っているというのが、ネット状況です。

彼等古くからのオーディオ業者の評判は、年々落ちていくばかりで、もはや歯止めが聞かない状態に陥っています。

この理由ははっきりしています。プロケーブル(ProCable)の評判が、一般のオーディオマニアに、あまりにも良過ぎるからと、プロケーブル(ProCable)が、オーディオ業界の地図を塗り替えてしまったからです。プロケーブルの試聴室の評判もあまりにも良い。100人中、99人が絶賛して帰っていくほどなのですから、オーディオ業者は、この事態を放っておくわけにはいかないのです。なんとしてでも、プロケーブル(ProCable)を批判(誹謗中傷?)して、プロケーブル(ProCable)の評判を落とさなくてはなりません。その為になら、少しのおこづかいをあげてでも「オーディオチンピラ(オーディオゾンビ?)」にプロケーブルの誹謗中傷の記事を書かせるのは、普通の事ではないですか?、まして、詐欺師同然の、ぼったくりオーディオ屋のする事なんですよ。


さて、ここで、プロケーブルの大阪店の試聴室から出てきたかた(ショックを受けたかた)の表情や仕草を皆さんも知っておいて下さい。それがいかにえげつないものかが、わかります。プロケーブル大阪店の試聴室が、いかにすさまじいものであるかが、手に取るように、分かります。


1)呆然と立ち尽くしているかた。

2)大阪店の天井を見上げて、一言も喋れなくなってしまったかた。

3)独り言を、うつむいて一人で喋り続けているかた。

4)店長を相手に、のべつまくなしに感動の気持ちを喋り続けているかた。

5)何一言喋らずに、店を出て行くかた(このタイプは、能面のように無表情だそうです)。

6)持っている金銭を全部使って、片っ端からケーブル類を購入していくかた。

7)オーディオ屋の悪口を、激しくののしりながら大声で叫んでいたかた。

8)「俺が家族を犠牲にしていたんだ。」「俺がバカだったんだ。」などと言いながら涙を浮かべておられたかた。

9)プロケーブル、プロケーブル、プロケーブル、と、つぶやき続けているかた。

10)感動の?涙を目に溜めて試聴室から出てこられるかた(これはかなり多いそうです)。

11)「ちきしょう!ちきしょう!」と叫びながら、試聴室の出口の柱に額を打ち付けていたかた。

12)その他色々(大阪店の店長に聞いていただくと色々出てくると思います。)

などなど、店長に改めて聞いたら、私が知っている以上の出来事が、さらに出てきましたので、追加しました。

いづれにしても、大阪店のプロケーブル試聴室の音は、異次元なのです。他のいかなる試聴室に比べても、圧倒的なんです。
しかし、本当の事を告白しますと、プロケーブル最強の試聴室といえども、あまり恐ろしい音になってもいけないだろうと、あえて、ウェスタンエレクトリック(WE)の復刻版のスピーカーケーブルを使わずに、ベルデンの8470にしてあったのです。

そうやって、音のランクをワンランクからツーランク、落としてあったのだ、ということも、知っておいて下さい。これは皆さんの心の(精神の?)安全の為に、わざと、そうしていたものです。

が、ついに、ウェスタンエレクトリック(WE)の復刻版のスピーカーケーブルに、に交換してきました。やるなら徹底的にせよ!、ですよ。(これにつきましては、2017年の12月に交換してきました。今や、世界最高峰のWEの音で、プロケーブルの大阪試聴室は鳴っています。まさに、プロケーブルの大阪試聴室は、とんでもない音になりました。)


さて、プロケーブル(ProCable)のオーディオへのアプローチの方法は、前例がまったく無かったがゆえ、このようなオーディオ業者(プロケーブル)が登場してくる事自体、誰にも予測不可能であったがゆえに、既存のぼったくりオーディオ業者には、プロケーブルを批判して阻止することが、当初は、不可能だったのです。

まさに彗星の如くプロケーブルが登場してきたがゆえに、プロケーブルに対抗する時間も手段もないまま、今までのオーディオ業者は衰退してしまったのです。あれよあれよという間に衰退していくのですから、既存のオーディオ業者は、たまったものではありません。プロケーブルの大阪店が登場してから、大阪のオーディオのメッカ、日本橋のオーディオ店が何軒倒産したでしょう。7件か8件以上は、ゆうに倒産していると思います。


実は、プロケーブルにとっては、いつまでも元気で居て欲しかったハイファイ堂さんですら、大幅な規模縮小をしてしまい、困ってしまったほどです(当店は、ハイファイ堂さんのような中古業者は、競合相手にはならないと、実は、考えており、中古の商品をハイファイ堂さんに買いに行ったかたが、ついでに寄ってくれて、プロケーブルで、ケーブル一本でも、買っていってくれるのを期待していたのです。)。

このハイファイ堂さんの話は、今でこそ明かせる話です。プロケーブル側が、ハイファイ堂さんに片想いしていただけで、ハイファイ堂さんから見たら、少しお隣にあるプロケーブルの大阪店は、鬱陶しい限りの存在だったのかもしれません。


それだけ当プロケーブル(ProCable)の威圧感や、オーディオ業界への影響力には、凄いものがあったのだろうかと・・・、今振り返りますと、確かにプロケーブルには、それがあったと思える節が、過去の事ではありますが、あちこちに見受けられるのです。

ネットだけを見ていると、現在、倒産しかかっている業者は、必死になって赤字情報をカモフラージュしようとしているように見受けられます。そこのところが、我々の目には、よく見えていないのです。

評判がいくら悪くても、年々客の数が減っていっているにも関わらず、「やらせ」、「偽り」、「うそ」、他店の「批判」、実に様々な手を使って、自社の評判が良いように見せかけているだけというのが、ぼったくりオーディオ業界の実態なのかもしれません。

今も順次オーディオ業者は倒産していっていますが、近いうちに、大手のオーディオ業者が倒産して、皆さんは、びっくりされることと思います(2018/2/9記述:これはその後、日本ビクターの倒産・ケンウッドとの合併で、事実となりましたが、次に倒産する大企業、もしくは有名企業も出てくるでしょう)。

反面、当プロケーブル(ProCable)側は、いくら評判を貶めるような「やらせ」や「うそ」や「徹底した、しつこい批判」という憂き目に会っていても、堂々としているように、見えるのではないでしょうか。ただし、彼らのような「最底辺のオーディオゾンビ」を許しておくことは、いくら寛大なプロケーブルとはいえ、もう出来ません。やはり、ウソに騙されて、オーディオ屋にぼったくられ続けているかたがたが、後を絶たないからです。


★プロケーブルの実態


実態は、毎日のように、お客様がたからかかってくる電話、メールなどによって、感謝の内容、そして、深く御礼をされているのが実態です。プロケーブル(ProCable)の社員は、それが普通の事になっています。ただ、皆さんに対する感謝の気持ちは、全員が深く深く、持ち続けております。お客様あってのプロケーブルだと、オーナーからの教育が徹底しているからです。

皆さんの幾人かのかたがたが想像しているような、プロケーブルに対する、批判めいたメールや電話などは、本当に皆無に近いのです。あえて本当の事を言えば、年に一回あるかな?くらいです。

プロケーブル(ProCable)の商品や鬼門コーナーの記事の下には、全て、お客様のコメントが掲載されていますが、その数と評判の良さには、圧倒されるのみです。批判も一つもありませんん。これはプロケーブル(ProCable)の批判側に言わせると、プロケーブル(ProCable)は、わざと批判的なメールを掲載していない、などと言っておりますが、そんなメールは一通たりとも来ていないのです。

そして、プロケーブルサイトに、誰でも書けるようにすれば、真っ先に、ぼったくりオーディオ界に雇われた「オーディオチンピラ」が、これでもかと、誹謗中傷を掲載してくるに決まっているのです。

彼らは極めつけの「オーディオチンピラ」です。寄せ付けないほうがいいに決まっているでしょう。そこのあなた!「オーディオチンピラ」と付き合いたいですか??、プロケーブルに限らず、誰でも嫌でしょう?、ということなんです。

実に、プロケーブル(ProCable)で商品を購入されて、その異次元の性能を実感された人からの批判など、皆無に近いのが実態です。

と同時に、批判のメールをいただく事も、まずありません。これはネットばかり見ていて疑いの目でプロケーブル(ProCable)を見ている人には「完全なる盲点」になっているのではないでしょうか。

プロケーブル社には、批判的メールが毎日のように舞い込んでいるのではないか?などと思われるのが普通でしょう。しかしその種のメールや電話は、プロケーブル(ProCable)には、年間に、オーディオゾンビつまり、「オーディオチンピラ」からのメールなど、一通か二通しか無いというのが、本当のところです。批判ではなく、感謝。誹謗ではなく、お礼。それがプロケーブルの実態です。

実際のところ、この異常なるプロケーブル(ProCable)に関するネット現象というのは、プロケーブル(ProCable)の存在感が、はじめから圧倒的であったがゆえの事と思われるのです。彼らは、はじめからプロケーブル(ProCable)には、非常な危険を感じていたのでしょう。ただ、最初から批判する元気までは無かった。

途中から気づいた事だとは思いますが、生き残りの為にはプロケーブル(ProCable)を放っておくわけにはいかなかった、様々な業者に依頼してでも、徹底的にプロケーブル(ProCable)を批判して、プロケーブル(ProCable)の評判を地に落とさなくてはならないというのが、彼らの本音なのでしょう。


ところが、ぼったくりオーディオ業者にとっては、時すでに遅しだったのです。動くのが遅かったのではなく、プロケーブルの動きが、あまりにも早過ぎたのです。ぼったくりオーディオ業者の立場に立って、プロケーブルを見ると、その事が良く分かります。

最初は、デジタルケーブルだけならいいだろうと思っていた筈です。一ヶ月後には、ベルデン8412が出てきた。

何が起きているのかが、まだ分かっていないのです。

それから、8460、8470の、米国から直輸入の現物が出てきた。

続けて即座に、容易に手に入らない、ウェスタンエレクトリック(WE)のスピーカーケーブルさえ、米国経由で、出てきた。

そして、世界最高峰のアンプが出てきて、アンプ革命がおきて、アンプの地図が塗り替えられてしまった(注:これは二段階に渡って行われました。当初は、クラウンのD45、これも当時は世界一だったのです。クラウンD45が製造中止になるやいなや、次なるアンプの切り札、ドイツ製の、thomann S-75mk2、を、プロケーブルは出しました。これはクラウンをも、ツーランク上回るものでした。)。

そして、音の焦点の記述が出てきて、オーディオ屋が扱うケーブルがいかにボロいかが、証明されてしまったのです。

そして、CDプレーヤーの最終解答(公示)が出てきて、iPodこそが、CDプレーヤーより遥かに言いと(公示)してしまった。

CDプレーヤーメーカー(大企業)ですら、CDプレーヤーはもはや衰退の一途を辿るばかりになってしまい、赤字体質へと落ち込んでいくことになった。

のんのんと暮していたぼったくりオーディオメーカーや、業者には、とてもプロケーブル(ProCable)の、光速のスピードには、付いて行けなかったのです。


さて、話は変わりまして・・・、


プロケーブル(ProCable)がiPodが最高のCDプレーヤーだと言うとします(実際に公開しましたが)。iPodなどは誰もが持っているものですので(お子さんが持っている場合も多いでしょう)、すぐに実験出来てしまうのです。アップルのMacBookプロでもいいのですが、iPodでデジタルの16ビット、44.1キロヘルツの、アナログレコード並みに濃い音は、十二分に理解出来ると思います。という事を、当プロケーブル(ProCable)は、継続的に、公開してきました。継続的にです。あらゆるオーディオ用品に対してです。

この威力には凄まじいものがあったものであり、当プロケーブル(ProCable)ですら、驚いている始末です。

さて、このiPodの情報の伝播の速度には、尋常ではないものがありました。あっという間に、高額なCDプレーヤーは、市場から消え去っていってしまい、その代わりに、ネットワークオーディオや、音楽用パソコンなどが主流の時代になったのは、皆さんの、まだ知るところでしょう(それらも残念ながらボロ過ぎるのです)。

そして、アンプ類までもが、同様の運命を辿ります。高額なほど良かれという発想は、ことオーディオには全く通用しない事が、オーディオマニアの半数以上が、知るところになってしまいました。こうなると、後は口コミでどんどん広まります。今では老人しか高級オーディオなど買っていないでしょう。老人がいなくなったら、高級オーディオは本当の意味で終わります。

さて、今までの高額なアンプの評判は、みるみるうちに、悪くなっていくばかりだったのです。このようにプロケーブル(ProCable)があってこそ、オーディオ界は改革されていき、オーディオマニアのかたがたは、その多大なる恩恵を、プロケーブルから、まさに受けたかたがたの張本人であったがゆえ、普通に考えれば、批判などあろう筈がないのです。

それがネット上ではプロケーブル(ProCable)に対する批判が多くのさばっているというのは、一体全体、どこの誰が犯人なのでしょうか。いつか犯人達の素顔は、暴かれる運命にあります。

皆さん、惑わされないで下さい。プロケーブル(ProCable)の評判は、全日本レベルで、すこぶる良いのです。

その証明として、何をやっても、MacBook Proの、イヤホン端子からの音にかなうものは、容易には無いという事を確認されてください。MacBook Proが入手出来なければ、iPodに、16ビット、44.1キロヘルツの情報量を持っているファイル形式の、AIFFファイル、又は、WAVファイルで、最初にパソコンに音を取り込み、それをiPodに移して、そのイヤホン端子からアンプに接続して、音を聞いてみて下さい。この場合には(iPodを使う場合には)、マックの無いかたは、ウィンドウズマシンでも、構いません。

本当の16ビット、44.1キロヘルツの音がいかに濃いものであったのか。

昔は評判の良かった(雑誌などで評判が良かったというだけで、本当はダメなボロだったのですが)高額なCDプレーヤーを誇らしげに使っているかたは、恥じ入る運命になることでしょう。当プロケーブル(ProCable)を批判する気も、まったく無くなることでしょう。ネットの評判など全くあてにもならない事を、心底、思い知る事でしょう。

実に、皆さんが必要なのは、MacBook Proだけで十二分なのです。iTunesが、CD情報を取り込んでくれて、MacBook Proで、取り込んだCDの情報を再生すれば、事は済んでしまうのです。

もうアナログプレーヤーの時代でもありません。しかし、アナログだけは、まだ音がいいほうですから、アナログファンのかたは、それを続けてもいいのではないですか?(注:マックブックプロの、アナログ初期版をも完全に超えている「音の濃さ」には、完全に負けてしまいますが)。

いづれにしても、デジタルになってから、CDプレーヤーが出て来てから、音がおかしくなっていったのです。が、アップル社のiPodなり、マックブックプロなりが、それを逆転してくれました。いまや、アナログにこだわる理由は、ほとんど無いと言えます。

現代では絶対の知識も、ここに公開しておきます。ウィンドウズより、Macのほうが遥かに音が良く、オーディオマニアの評判もマックのほうがいい事です。これは知っておいて損は無いと思います。

良いDAコンバーターに「プロケーブル(ProCable)が販売しているレベルの」良いデジタルケーブルで、マックのパソコンからダイレクトに接続すれば、さらに音は良くなりますが、その種の事は、後の課題でいいです。まずはアップルコンピューターの、マックというパソコンを入手してください。

このように、プロケーブル(ProCable)社は、真実の情報の宝庫であり、真実の情報の発見者であると共に、同時に、その伝道者でもあったので、皆さんからの評判もすこぶるよく、批判もあろう筈が無いのです。うそばかりのオーディオ業者とは、雲泥の差が始めからあったのです。

しかし、まだまだ、情報が行き渡っていない節もあり、今になっても、お客様から、プロケーブル(ProCable)に出会って救われましたというメールを、毎日のようにいただいております。批判の文章をネットで見て、惑わされていましたという謝罪をすら、常時いただいているのが実態です。

いかにオーディオの泥沼が、底なし沼になってしまっていたのか?、既存のオーディオ業者は、いかに長い時間をかけて、それを深くて暗い泥沼にしてきたのかの証明でもある、ということは、忘れないでいただきたいと思います。
http://tokyo-audio.com/

116. 中川隆[-8886] koaQ7Jey 2019年8月05日 21:17:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3846] 報告

「ProCable」のシステムを再び試聴しました。2013/08/17
スレ主 元・副会長さん
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=16478228/

 相変わらず音には潤いもコクも艶も色気も繊細さも存在しません。
かといってモニター的な行儀の良さも微塵も感じられません。
言ってみれば質の低いサウンドです。
ヴォーカルはガサツで、弦楽器は滑らかさのカケラもないパサパサの音です
これを音楽観賞用に使おうというリスナーがいるとすれば、その感性を疑います。

先日、所用で大阪に行ってきた際、時間が空いたので日本橋のProCableのショップを覗いてきました。

 この店には去年も足を運んだのですが( http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=14937146/ )、今回展示されていた「至高のシステム」はスピーカーがPA用でもあるElectro VoiceのTOUR-X TX1152でコントロールアンプ代わりのミキサーがALLEN&HEATHのWZ3というのは前回と変わりませんけど、注目すべきはパワーアンプがCROWNのD-45からドイツのブランドである thomann の S-75mk2 にチェンジされていたことです。

 まあ、いずれにしろ前回のインプレッションが最悪だったので(笑)、今回も大して期待はしていませんでした。ただ、もしも前に聴いた時との音の違いが感じられるのならば、それはつまりメインアンプの差ということになります。この業者が新たにチョイスしてきた製品というのはどんなシロモノなのか、いわば怖いもの見たさ的な興味があったわけで・・・・(^^;)。

 実際に聴いてみると、何と驚いたことに、前回よりはいくらかマシになっています。

 音像の輪郭がちょっと明瞭になり、音場感らしきものも少しは見られます。何よりも聴感上のレンジが拡大しているように感じられました。

 まあ、前回から1年以上のインターバルがあるので、断定的なことは言えません。ただ、前のシステムに比べると良い方向には振られていることは確かだなと思いました。

 しかし、このシステムが誰にでも奨められるほど上質なのかというと、断じてそうではありません。

 相変わらず音には潤いもコクも艶も色気も繊細さも存在しません。かといってモニター的な行儀の良さも微塵も感じられません。言ってみれば質の低いサウンドです。ヴォーカルはガサツで、弦楽器は滑らかさのカケラもないパサパサの音です。これを音楽観賞用に使おうというリスナーがいるとすれば、その感性を疑います。

 しかし見方を変えれば、この低調なパフォーマンスの元凶はスピーカーにあるという考え方も成り立ちます。何しろオーディオシステムの音の傾向を決定付けるのはスピーカーですから・・・・。拡声器でしかないPA用スピーカーを音楽観賞用として流用しようという、その方法論が間違っているとも言えます。

 ひょっとすれば、このS-75mk2という機器自体はそう悪くないのかもしれません。PA用スピーカーではなく普通の民生用スピーカーを繋いだらどうなるのか、ちょっと興味を覚えました。

 とはいえ、S-75mk2はプリメインアンプではなくメインアンプなので入力が一系統しか無く、プリアンプ代わりに大仰なミキサーを導入しなければならないことを考え合わせると、使い勝手の面で導入には二の足を踏みます。しかも、このアンプは115Vか230Vでの作動を前提に作られているため、日本の100V環境だと動作不全に陥ることがあるらしいので、言語道断かもしれません。

 それにしても、ProCableは以前はD-45をあれほど「最強のアンプだ!」と持ち上げていたくせに、S-75mk2をラインナップに加えた途端に「軽くCROWN超えだ!」と言ってのけるとは、手の付けられないほどの節操の無さを感じます。しかも、S-75mk2はD-45の半額以下なんですよね。この業者のウサン臭さは相変わらずだと思いました。
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=16478228/

117. 中川隆[-8877] koaQ7Jey 2019年8月05日 22:05:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3855] 報告


アンプ遍歴 その壱 THOMANN 2015年12月06日
https://community.phileweb.com/mypage/entry/1502/20151206/49596/

けえぱぱです。

姿を消していた間のアンプ遍歴をご紹介します。あ、でもそんなに上等ではございませんので…

5年前にTRIODEのセパレートを導入してからしばらくは出力菅を復刻版GOLDLIONのKT88に交換などをして楽しく遊んでいたのですが、しばらくして低音の駆動力に不満を持つようになりました。

「低音の駆動力」という言葉があっているのかわかりませんが、お気に入りのソフトでクリップするところがあるのです。

小音量では発生せず、常用の音量まで上げると見事なまでに歪みます(このソフトはまたご紹介します)。

で、昔組み立てたデジタルアンプでは大丈夫。
ということはやっぱりこのアンプ?
それと定位の悪さ。

部屋が悪いというのもありますが、ボーカルがあっちへフラフラこっちへフラフラ。
この辺のクラスの真空管アンプではSPECIL25は鳴らしきれないのかなぁと。

そんなところに、ちょっと気になるアンプが。


ドイツのTHOMANNというブランド(ショップですか?)のS-100mk2。某有名ケーブルショップが大推薦しているアンプです。

「うわ〜〜」という声が聞こえてきそうですが(^^;
ダメだよってわかっていても、そんなに高価でもないしそれにこういう胡散臭い?の結構好き。こんなに大々的に勧めてるんだから悪くはないだろう、と導入しました。

まぁいたって普通の音。もちろん高級感のある音ではないのですが。
レンジはきちっと伸びているし、嫌な音も出しません。

ただ、ハム音が出ます。でもリスニングポイントまで行くとほぼ聞こえない。
精神安定上はよろしくないですが。

せっかく買いましたので、曲に応じて二つのアンプを切り替えてしばらく使用していました。

でも、やっぱりしっくりこないんですよね。まぁ当然と言えば当然なんですが。

基本的にはPA用のアンプだと思いますので、鳴りっぷりはいいけど少々落ち着きがない。
スピーカーのランクが落ちたように感じ出したので、このアンプもお蔵入りです。

さて、どうしよう。

レス

けえぱぱ さん 初めまして
アンプ遍歴 シリーズ 拝見しました。

なぜ・どうして・どうしたの・誰かに聞いたの と疑問が次から次へと湧き出ます。

>>ただ、ハム音が出ます。でもリスニングポイントまで行くとほぼ聞こえない。
精神安定上はよろしくないですが。


私が使っている thomann S-75mk2 はハム音出ません。
プリアンプ付近で一点アースをアースコンセントに繋いでいますか?
それとちょっとした加減や意外な所で接触が悪くなってハム音が出ます。


>>基本的にはPA用のアンプだと思いますので、鳴りっぷりはいいけど少々落ち着きがない。スピーカーのランクが落ちたように感じ出したので、このアンプもお蔵入りです。


ステマの風評からこう決め付けるのは勿論個人の勝手ですが、私は某サイトや他のサイトに有る「数百万円のアンプを駆逐する」という高い評判を信じて、使いこなして素晴らしい音を出して楽しんでいます。

貴方の記事を良く読みましたが、スピーカーケーブルの使いこなしが出て来ませんが、まさかアンプとスピーカーを適当な太さ・長さで繋いでハイ終わりという訳では無いですよね。

スピーカーケーブルの適切な太さ・長さは色々な流儀が有りますが、「オーディオの科学」等の固定観念に惑わされる事なく幅広く実践される事をお勧めします。

スピーカーケーブルと同様RCAケーブルにも音が最良になるポイントが有ります。 私の記事に詳しく書いて有りますので是非参考にしてください。


「音のピント」「演奏のピント」 PHILE WEBコミュニティ
https://community.phileweb.com/mypage/entry/4853/20190514/62491/


最後に上から目線でいろいろ申し上げて失礼しました。

byTada-Min at2017-10-09 11:38

https://community.phileweb.com/mypage/entry/1502/20151206/49596/

▲△▽▼

ドイツ製 thomann S-150mk2 来たよ 2013-06-27
https://baberonia.exblog.jp/20425775/


まあ

なんだかんだといっても

プロケーブルの社長のお話を聞いた後

購入してみました。

ドイツ製 クラウン越え パワーアンプ thomann S-150mk2

いつもあのサイトは、販売している機材やケーブル類の絶賛コメントばかりを

載せているHPなのですが

人によっては、あれが嫌味なのかもね。笑

私は、別に嫌でもないし、プロケーブルの社長の

知識と熱さは好きです。


間違いなく接続してまずは

パソコンから音出し。

いいね・・音に重さがある。

高音も綺麗だし

中低音の押し出しもタップリ。

問題なし。

アンプとしては、説明通り

国内メーカーやマッキン・その他

ハイソ高級アンプとの格差は殆ど感じられない

私は素人だけど・・

沢山の価格帯アンプやオリジナルアンティークアンプの

聞き比べをしてきたから

そんなに間違っていないと思う。

それより、

日本人の特性として・・

値段が高いほうがいい音・・という先入観

それと外見が「華やか」じゃないと売れないから

たった36000円のこのアンプを購入する人は

限られるだろう。

私は、こんな人にお勧めするけど・・

◎音楽を聴きたい人

◎オーディオに金掛けたくない人

◎ソフトを沢山揃えたい人

◎でも、いい音で聞きたい人

以上。

これいじょうでもない

でもこれ以下でもない。

私は、店をやっている立場上

色んな機材を試さないといけない立場なんだけど

レコード収集とCD収集とで

手一杯な場合

オーディオなんて二の次・・三の次でいいと思う

要は、「気分と雰囲気」なのだから

だから・・もっと所有欲を満たす高級アンプが欲しいんだ

そういう人は、それでもいいと思うし

間違ってもいない。

ただし・・

自宅でライブと同じ体験をしようと

やっきになってケーブルやSPをとっかえひっかえ

挙句・・音源を購入できなくなってしまったと

いうのは本末転倒。


オーディオ機材でも抱いて寝てなさい。


今はメーカーさんも

パソコン音源をソフトで操作して

ライブ会場で「1番良い席」を作り出して

それを売りにしている様相なんだけど

疑似体験としては、それもありだと思っている

あくまでも疑似体験なんだけどね。

生禄とは違う・・もはやリアルな音楽では無い事を

理解はしよう。

そんな疑似体験に慣れてしまうと

本当のライブ会場に行ったとき

がっかりしちゃうからね。

自分で思い描いた音楽とは違うものに聞こえるかもだから。


私的には

オーディオに数十万かけるなら

ライブにいけっ・・

生音をきけっ

アーティストさんにお金を掛けろっ


かなーーー。

まっ・・そういうこと。


で、お家では

1番好きなスタイルで

珈琲なり

アルコールなりを一杯やりつつ

リラックスして聞くのが

1番体にいいとおもう私でした。


総評

あいかわらず

プロケーブルの社長は良い目している

そしてある意味、商売上手だと。

いや・・褒めているんですよ。まじで・・。

この道を進んでもらいたいですねー。

よいアンプをありがとう。

お昼の営業時間はフルに使わせていただきます。
https://baberonia.exblog.jp/20425775/

118. 中川隆[-8855] koaQ7Jey 2019年8月06日 17:19:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3877] 報告

- プロケーブルが発見した恐るべきオーディオ雑誌・「アナ○グ」-
https://procable.jp/setting/94.html


当店、プロケーブルは、恐るべきオーディオ雑誌を発見しました。アナログファンのかたには、ぜひとも、「アナ○グ」という雑誌だけは、絶対に読んではならないと、伝えてあげて下さい。プロケーブルからの伝言として、「アナ○グ」という雑誌は、超一級レベルの危険度なのだと、教えてあげて下さい。

さらにこの雑誌社は、ネット上で「Phile-webコミュニティ」というサイトも運営しているようです。どうりで、「Phile-webコミュニティ」で宣伝されている機材も異常!というほどに高額で、書いている人物までもが、異常性を帯びた「問題人物」が多いように、私は個人的には感じております。いや、誰が読まれても、そう感じられる事でしょう。
そもそも「Phile-webコミュニティ」の信憑性など、ほとんどゼロ、異常に低いのだと、私が考えていたのも、無理からぬ事だったのです。


★プロケーブルからの伝言

当店プロケーブルは、サイトのトップページの右上から入れる、「オーディオの基本と鬼門・その真実」の中の、13番めの記事で(現在ここ、つまり鬼門コーナーには、95個の記事が書いてあります。プロケーブルが死力を尽くして書いた「オーディオの虎の巻」の無料公開です)、、、、この無料公開なくしては、皆さんが、決して救われる事はないと、当店は、考えておりました。


実は・・・


13)逃げ遅れた羊/オーディオ・カニバリズム(超危険・鬼門)


という記事をプロケーブルは、数年前にして、書いております。

このプロケーブルの鬼門コーナーのサイトの13番に書いてある通りの「事件」が、現在進行形で起きていますので、アナログファンのかたは、厳重なる注意を払って下さい。


★その「アナ○グ」という雑誌を少々公開しておきます。いかに恐ろしい内容の雑誌なのかを、これにて、思い知って下さい。


まず見開きの1ページめには、真空管のモノラルアンプのパワーアンプだけですが、二台並んでいます。そしてそこには、


◎「伝えたいのは、禁断の木の実であるということ」

というような訳の分からない、しかし、鋭く妖しく、妙に人の心を引きつけるような、ゼニ儲けには、百戦錬磨であろう「コピー」が記述されています。

そのモノラルアンプの価格をプロケーブルは調査しました。調査といっても、プロケーブルに出来る事など、しれていますので、ネットで、その型番を調べたのみです。

そうしたら、プロケーブルの予想を遥かに上回る、もの凄く恐ろしい値段が出てきました。630万円です。一台です。オーディオは、ステレオにしようと思いますと二台必要ですので、普通に1260万円が必要です。

そして、次のページには、トランジスタの、またしても、モノラルアンプのパワーアンプのみが、三台積み上げられている写真が掲載してあり、同じく、

◎「伝えたいのは、聴かなければ後悔するということ」

というような、またしても訳の分からない、しかし、無性に人の心に突き刺さってくるような種類の、いやらしいほどに妖しいコピーが書いてありました。

そのページには、値段が書いてありました。同じく、一台が、630万円でした。三台めは何に使うか知りませんが、サブウーファーに使ってくれという意味でしょうか?、それとも、予備で一台余分に買っておいて下さいという意味でしょうか?

これを三台買うといくらになるのでしょうか? なんと、1890万円です。消費税を入れますと、2000万円超えです。アンプだけで、です。

そして、次のページの、ターンテーブル・・・、これが350万円なり!!

このあたりで、私ですら、麻痺してきています。350万円という価格が安く感じるほどに、体が・・、麻痺してきて・・、シビレてきています。

一体全体、アナログの世界は、どうなっているんでしょうか。


★さて、超重要で、意外な事を、プロケーブルは、ここに書きます。

プロケーブルは断言します。

★これらのものは、外国製のようなふりをして売られていますが、本当に外国製なのでしょうか??

いや、違います。プロケーブルのみるところでは、日本のオーディオ業界が、外国で生産して、逆輸入して日本で販売していると、実は、当店、プロケーブルは、見ているのです。外国人が、そんなバカなものを買う筈がないからです。

★エコノミックアニマル

さらに書きますと、日本人がエコノミックアニマルであるという事は、随分以前に海外で言われていた事ではありますが、これは実は、事実です。

エコノミックアニマルが考えるゼニ儲けというのは、次のような手段であることを、肝に銘じておいて下さい。


例題)エコノミックアニマルが、一台400万円でアンプを仕入れて、定価600万円、値引きして、一台500万円、又は、520万円で売るとします。これで、エコノミックアニマルは、満足するでしょうか?、という例題を、皆さんに出します。

答えから書きます。

◎満足しません。

となると、エコノミックアニマルは、いかなる恐ろしい事をしでかすのか??

答えから書きます。

◎イタリヤ人のデザイナーに依頼して、できるだけ、カッコいいアンプのデザインをしてもらいます。この際、めんどうですから、イタリヤのアンプメーカーに依頼して、そのデザインで、一台の仕入れ価格、10万円で、アンプを作ってもらいます。イタリヤにおける10万円というのは、高額なのです。喜んで作ってくれるでしょう。そして、アンプの名前も勝手に付けて、刻印しておいてもらいます。

それを日本に持ち帰って、お金持ちの老人を狙って、アナログ専用アンプとして、イタリヤ製などと書いて、600万円で売ります。コピー代金は惜しみません。一行に、10万円でも支払ってでも、有名コピーライターを使うでしょう。

これこそが、エコノミックアニマルが、得意中の得意とする手段なのだと、肝に銘じておいて下さい。

この当店の想像は、事実に限りなく近いと思います。



★つまり、全部、日本のオーディオメーカーが、裏で「暗躍して」やっていることなのです。一個が700万円を越え、二個で1600万円などというような、バカ高いスピーカー類も、全てそうなのだと、プロケーブルは断言します。

さて、ここでは、アナログファンがターゲットです。特に狙われているターゲットは、年配のかたがたです。ネットが見れず、1000匹の中の一匹だけ残された、「羊」から搾り取る1000匹分の乳こそが、年配のかたが受け取った、退職金に他なりません。なんという恐ろしい事でしょう。


★もう一つ、はっきり書いておきます。630万円×2の、1260万円のモノラルアンプより、プロケーブルが売っている、プロケーブル社の一年保証付きでさえ、たったの2万2千900円の、thomannというドイツのメーカーが製作した、S-75mk2というアンプのほうが、遥かに音が良いに決まっている、ということです。なぜかは、プロケーブルサイトの、そのアンプの説明をご覧下さい。どなたにも、納得していただける事が書いてあります。そして、いつでも2万2千900円そこそこで、プロケーブルのサイトから、どなたも、プロケーブル社の一年保証付きで、入手していただけます。プロケーブル価格は、紆余曲折しましたが、今は、厳密には、2万2千9百円です(円安で、今後、少々だけ高くせざるを得ない事もあり得ますので、ご了承下さい)。


さて、そして、一般的には、プリアンプに付いている、アナログのフォノイコライザー、これも大問題で、同じくプロケーブルが売っている、アレン&ヒースという、英国の老舗のメーカーが製作した、DJミキサーに、おまけのように「数系統も最初から付いてきているフォノイコライザー」のほうが、圧倒的に音もいいですし、品質も遙かに高いということを、覚えておいて下さい。

ミキサーは、プリアンプのさらに高度なものです。内部配線は、非常に煩雑で、パワーアンプより、随分と、コストがかかります。しかし、プロケーブルのサイトでは、10万円程度で、世界最高レベルのフォノイコライザーが数系統も、無料同然で付いているミキサーが、簡単に入手出来ます。

そしてです!、たったの10万円のそれが、歴史的名機と呼ばれている、マランツ7のフォノイコライザーより、雲泥の差で、遙かに上だと申し上げれば、アナログファンのかたには、通じるのでしょうか。
それでも分からなければ、これもまた歴史的名機である、マッキントッシュのC22が持っているフォノイコライザーより、雲泥の差で、遙かに上だと申し上げれば????・・・この言語は・・、やっとこさながらでも、「人・間・に」、通じるものなのでしょうか???


★もうどういう事か、プロケーブルファンのかたには、いや、どなたにも、お分かりでしょう。

630万円のモノラルアンプ二台などというイカレたものは、プロケーブルが、その鬼門コーナーで、再三警告してきているように、人生を崩壊させてしまう、非常に怪しいものであるということです。

この種のものは、莫大な借金をしなくては買えません。しかし、「高かろう、良かろう」と考える、往年の、お人好しの人達は、「高いから良いだろう。良いから欲しいのだ。」という当たり前の図式にハマってしまっているのです。オーディオだけは、プロケーブルが再三言うように、その図式には全く当てはまらないのです。

そして、どうしても、欲しくなる。結果は、退職金を、根こそぎ巻き上げられる、という運命を辿ります。

こういう事はプロケーブルが以前から警告していることです。しかし、さらにさらに、世間の不景気に伴った、オーディオの超不景気とともに、プロケーブルが当初想像していたよりも、悪質化していっているのです。


13)逃げ遅れた羊/オーディオ・カニバリズム(超危険・鬼門)

そうです。プロケーブルが、必死になって、皆さんに警告した事が、そのまま現実となってしまったのです。これだけプロケーブルが警告しておけば大丈夫だろう、暗躍者も居なくなるだろうと考えていましたが、プロケーブルはどうやら、甘かったようです。

悪人は、とことん、悪人なのです。

皆さん!、うかうかしている場合ではありません。アナログファンのご友人がおられましたら、「プロケーブルからの伝言」として、皆さんに、必死に警告してあげて下さい。そして、プロケーブルの鬼門コーナーの13番と、このページ、94番を読むよう、指導してあげて下さい。

プロケーブルは、そのためにこそ、存在しているのです。プロケーブルは、皆様方が不幸にならないためにこそ、存在しています。
https://procable.jp/setting/94.html


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- 逃げ遅れた羊・オーディオ・カニバリズム(超危険・鬼門)-
https://procable.jp/setting/13.html


■オーディオ・カニバリズム


カニバリズム族の追っ手から、逃げ遅れないよう、気をつけてください。
オーディオ・カニバリズムの、犠牲者になってはなりません。

かれこれ、30年前のことになります。かつてのオーディオは、日の出の勢いでした。ほとんどのオーディオメーカーが、東証一部上場企業、つまり、超一流企業になっていったという栄光の軌跡を振り返ってみても、それは分かります。

単純な計算をします。

5万円のアンプが月間3万台売れたとしますと、15億円の売り上げです。アンプも価格帯が様々で、オーディオメーカーの手がけていたものはアンプだけではありませんでしたので、非常に巨額の富が動いていたと思われますが、ややこしくなりますので、5万円のアンプに限って計算します。

これが、年々価格が上昇していき、さらにオーディオブームが去って、オーディオから逃げ出していく者が増えていきました。月間3万台売れていたものが、月間3千台しか売れなくなるとします。企業は、特に東証に上場しているほどの大企業は、経営者のみならず株主の存在もあります。売り上げを維持しなくてはなりません。

簡単なことです。価格を10倍にすればいいだけです。

そして、アンプは、50万円という時代を迎えます。


■カニバリズム時代の到来

このあたりからが、オーディオ業界が生き延びる為に手段を選ばなくなった、カニバリズム時代の幕開けです。

そうなると、さらにオーディオから逃げ出して行く人たちが増えていきます。カニバリズムの兆候にいち早く気づいた者たちから、逃げ出していくからです。そして、オーディオメーカー各社は、赤字だらけ、借金だらけの、火だるま状態になります。沈没しかかった船です。

上場企業が・・・火だるま・・・、沈没・・・・。

そこで上場企業は二者択一を迫られます。生き残るか、カニバリズムに走るかです。残念ながら、オーディオにつきましては、全ての上場企業が、カニバリズムを実行するという選択をしました。

理由は簡単です。最初から彼等はカニバリズム的な行為をしていたのですから、カニバリズム体質だったのです。

それが、徐々に、ゆっくりと、異常性を帯びたカニバリズムへと発展していきます。

誰もが、最後には、カニバリズムの本格的な台頭に沈黙せざるをえないようになります。

アンプのカニバリズム価格は、逃げ出す人の比率が高くなるにしたがって、メーカーの借金が増大していくにしたがって、いつしか100万円を越え、150万円、200万円と、天井知らずで、高騰していきます。単なるCDプレーヤーごときの価格さえも、全く同様でカニバリズム価格になります。

さて、当初の3万人の人が、万が一300人にまで減ってしまうと、一台のアンプは、果たして本当に、500万円になるのでしょうか。そして、1000万円になるのでしょうか。

メーカー側は、それでも売れるのであれば、信用を失なわずに済むのであれば、それすなわち、カニバリズムを、さらに過激に、究極の価格の設定にて実行するだけの覚悟は、いつでも持っているはずだと、申し上げておきます。

いまどき、数百万円のアンプを買っていること、そのことこそが、逃げ遅れた羊たちの一人であり、火だるまメーカーの借金を肩代わりする行為であり、沈没しかかった船に乗る行為であり、自らの労働結果を台無しにしてしまう行為であり、大金をドブに捨てている行為であり、ヒルに血を吸わせている行為であり、カニバリズム族に、身を提供する行為であると、私は認識しています。

羊たちが1000匹、牧場にいた頃には、1000リッターの乳が搾り取れました。それが1匹になってしまえば、その1匹は、死ぬまで、1000匹分の乳を、搾り取られる、恐ろしい運命を担うことになります。

彼等カニバリズム族の、羊たちのおびき寄せかた、乳の搾り取り方は、実に巧妙で、非常にずるく、底無しに賢いのです。

また、1000匹分の乳を、音のためならば、自分一人で提供してもよいと申し出ているような、逃げ遅れた羊が存在しているからこそ、彼等も、そのカニバリズム行為を、やめることができません。

このような、オーディオ界全体の、慢性的で、ねじまがった背景があってこそ、10万円のケーブル、100万円のケーブル、果ては200万円のケーブル、つまり、カニバリズム的な「落とし穴」さえ、そこに存在し得るだけの、土壌が、出来上がってしまっていたということです。

逃げ遅れた羊たち・・・

落とし穴に、落ちてしまったと気づいた羊たち、カニバリズムの犠牲になった羊たちは、沈黙しています。

その多大なる被害、カニバリズムのおそろしさは、誰にも伝わらず、闇に葬られていきます。

羊は、常に、沈黙しています。

果ててミイラにされないよう、ご自分の身は、ご自分で、カニバリズム族だけからは、絶対に守りきってください。

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>「カニバリズム」の意味


カニバリズムとは、人間の肉を食べること、あるいは宗教儀礼としてのそのような習慣をいう。食人または人肉嗜食ともいう。

習慣としてのカニバリズムは、大きく以下の2つのカニバリズムに大別されます。

1 社会的行為としてのカニバリズム
2 単純に人肉を食うという意味合いでのカニバリズム

さて、この二つのカニバリズムは上記で二つに区分されてはいますが、実は同じことを意味しています。労働の結果の金銭こそが、現代では血であり肉であるからに他なりません。

つまり1)の「社会的行為としてのカニバリズム行為」の悪質性たるや・・、

2)の「実際に人肉を食らうカニバリズム行為」とまったく対等、互いを食い尽くす爬虫類のカニバリズム行為と同等であるということは、しっかりと認識されておいてください。

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この先は、「お客様の声」とします。
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Aさんのコメント: ネットで「オーディオ 地獄」といれて検索したら、当社のサイトが出てきた(笑)

プロケーブルさま

ご連絡ありがとうございました。

つい昨日、ネットで「オーディオ 地獄」といれて検索してみたら、御社のご案内頂いたサイトが出てきました(笑)。

聞いたことがあるもののよくわからなかったオーディオの世界の鬼門が素晴らしい文章で語られていて、管理人の方は只者ではないなと思いながらケーブルのところを覗いておりましたら、WE社のケーブルが紹介されていたので、安いものですから物は試しと思って注文させて頂きました。

過去に親しかった知人の何名かが、常軌を逸したオーディオ地獄に迷い込んで莫大なお金をつぎこんでいる例を知っておりましたため、決してそっちの世界には行くまいと40数年間心に決め、オーディオもほんとに適当で、5年ほど前に買ったビクターのEX-A3という安物コンポでいろんな音楽を聴いておりました。

最近そのコンポがなんだか調子悪かったため、スピーカーケーブルのせいかと思い、ベルデンの8460を求めて接続したところ、全然違う音が出てきて、たまげました。
それで、EX-AR7という8万円かそこらのビクターのコンポに買い換えようと思いたち、その時に、いやいやまてよわずか8万円でももしかするとこれはあっちの世界から悪魔が誘っているのではないか?とちょっと立ち止まり、コンポをネットでポチる前にケーブルだけ変えて試してみようと思った次第です。

私はいろんな世界で自分の興味があることはどんな分野でもセミプロ級を目指して勉強する、変な癖というかこだわり体質があるのですが、オーディオだけは踏み込むまい、踏み込むとしても絶対年間10万円以内、と今でも固く心に決めております。

むしろ私にとっては、ネットで圧縮データの音楽が簡単に入手できる時代になって、ipodなどで聴いてそれなりに満足する耳になってしまっていた矢先、スピーカーからアナログで出るCDの音の素晴らしさに目覚めたことは、大変大きな出来事でした。若い頃から集めた2千枚余りのクラシックやロックのCDが場所をとってうざさを感じていたくらいなのに、急に愛おしく思えてきました。また聴いてあげるから、順番に待っててね。というように。

オーディオ会社がカニバリズムに走る一方で、日本の技術をコツコツ底上げしてきた技術者達の大変な苦労のことを思うと、かわいそうな業界だなと思います。

東京都 ○○○○ 拝

https://procable.jp/setting/13.html


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2018-09-09 ピュアオーディオ地獄からの脱却
https://kerokerochan.hatenablog.com/entry/2018/09/09/165343

まず初めに断っておきますが、オーディオを趣味とされる方には数百万円単位で費用をかけていらっしゃる方もいらっしゃいます。かけた費用の観点からは私はオーディオマニアの端くれです。

今から30年程前になりますが、就職に伴いアマチュア無線は一時休止しました。就職しその後結婚となったのですが、結婚すると自由になるお金が少なくなると考え、今まで欲しかったオーディオ機器を購入しました。オーディオは音楽を聴くための道具ですが、特に聴きたかった音楽があったわけもなく、物欲だけでオーディオ機器をそろえました。これが地獄の始まりでした。トータルで10万円程度の入門機と言われるものでした。

•アンプ:Marantz PM6100SA
•CDプレーヤー:Marantz CD6000OSE
•スピーカー:ONKYO D-66RX

さて、何を聴こうかと思案していると、オーディオをやっている方はクラシック派とジャズ派と分かれていることに気づきました。何を聴けば良いのかわからなかったため、雑誌等で調べ、クラシック、ジャズとも聴き始めましたが、ジャズが自分に合うことが分かりました。その後、ジャズ100選とかを参考にCDを買い進めて行きました。

ジャズを聴き始めると、今あるシステムに力感が足りないことが不満となってきました。当時はオーディオ専門店に入る勇気がなかったので、某量販店に行きましたが、いつの間にかアンプとCDプレーヤーを購入していました。両方で30万円位だったとおもいます。

•アンプ:Marantz PM-17SA
•CDプレーヤー:Marantz SA-14

この時期になるとインターネットによりさまざまな情報が入ってき、ジャズですとスピーカはJBL、でも大きいなあと考えているとB&Wが万能スピーカー(そんなことはありません)であるという知識が入ってきました。某オーディオ専門店で相談するとB&Wの805Sを聴かせてくれ、ピアノの躍動感やドラムのキック音に感動し、気が付くと購入していました。(スタンドと共に購入し40万円程だったと思います)

•スピーカー:B&W 805S

しばらく聴いているとオーディオショップで聴いたような音となっていないことに不満を覚え、スピーカーケーブル、機器間のオーディオケーブル、電源ケーブルに30万円程投資していました。

その後、アキュフェーズというメーカーに出会いました。最初に行ったオーディオショップで中古のプリメインアンプを購入しました。25万円程度だったと記憶しています。

•アンプ:アキュフェーズ E407

まず、システムに導入して驚いたのは「鮮烈な新鮮感」です。音がストレートに体にしみこんできました。ケーブルなんかに投資せずにもっと早くアンプを買い替えるべきであったと後悔しました。次はCDプレーヤということで、30万円くらいの製品に変更しました。

•CDプレーヤー:Marantz SA-11S1

これは失敗でした。ジャズには全く会いません。試聴せずに購入したことを悔やみました。次に購入したのが、アキュフェーズのCDプレーヤです。40万円程だったと記憶しています。今回は試聴して購入しました。


•CDプレーヤー:アキュフェーズ DP-510

ジャズを聴くのが楽しくなり、CDをどんどん集めるようになりました。以下の本をバイブルとして500枚程集めました。この本はお薦めです。

一生モノのジャズ名盤500
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E7%94%9F%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E5%90%8D%E7%9B%A4500-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8101%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%BE%8C%E8%97%A4-%E9%9B%85%E6%B4%8B/dp/409825090X

ただし、B&W 805Sというスピーカーがなかなか難物で、古いCDで録音が悪いものは聴くに堪えない音をだすので、スピーカーを変更しました。失敗したくないので平日休暇をとり、専門店で試聴して購入しました。40万円程かかりました。もっと高価なスピーカーとも比較しましたが、古いジャズにはぴったりでした。もちろん最新の録音も満足に再生します。

•Vienna Acoustics Beethoven Baby Grand

これは良いスピーカーです。もう7年程使っていますが買い替える気がしません。

その後紆余曲折(買い替えです)がありましたが、現在のシステムは以下のとおりとなっています。


•アンプ:アキュフェーズ E-650
•CDプレーヤー:アキュフェーズ DP-720
•スピーカー:Vienna Acoustics Beethoven Baby Grand


トータルでいくら使ったかは考えたくもありません。現状はこれで満足していますが、いまだに新商品が出る度に気になります。

私を含め、オーディオを趣味にしている方には、機器の買い替えを頻繁にされる方が一定の割合でいらっしゃいます。その理由を考えてみました。

•機器のセッティングや機器の特性を理解しているオーディオショップの存在が大きいです。聴き比べをすると確実の差が分かってしまいます。

•ネットを検索すると、自宅に導入された方の記事が多くヒットします。自分もやってみたくなります。

•オーディオショップの下取りやヤフオク等でそれなりの価格で売却ができます。

私は現在、機器の買い替えは止めています。理由は以下のとおりです。

•最近のオーディオ機器の価格の高騰です。今後は何を買い替えるにしても100万円単位です。オーディオ趣味をされる方が減少し、市場規模が小さくなったことが大きな理由の1つと考えています。メーカーも少なくなりました。

•オーディオショップの試聴室の音にするには専用室を用意するしかないことに気づきました。これはかなり高いハードルです。

これでオーディオ地獄から脱却できたでしょうか。自分では脱却できたと考えていますが、B&W 803D3(300万円)というスピーカが気になりだしています。でもこれを買ってしまうと、このスピーカを満足に鳴らすためにアンプも買い替えという新たな地獄が待っています。

まとめ)

•聴きたい音楽のジャンルがあるかどうか考えてみてください。それがない場合はオーディオを趣味にしない方が良いです。機器の物欲から入ると私のような経緯を経てしまう可能性が高いです。機器をそろえる理由が明確でないため、到達点(ゴール)が明確とならないためです。

•聴きたい音楽のジャンルが決まったら機器の購入です。量販店ではないオーディオ専門店で相談し機器を購入してください。的確なアドバイスをもらえると思います。残念ながら一部の専門店には高額品の購入者しか相手にしない店もあります。高級外車のディーラーが存在するように商売ですのでこれを否定するそれなりのかかくでばいきゃくができます。つもりはありません。専門店に行く前にネット等でそのお店について調べてみてください。万が一、接客態度が高飛車な店がありましたら直ぐに退店することも想定しておく必要があります。

ちなみに職場にもオーディオマニアがいらっしゃいます。私とは違い、物欲とは別のスタートラインとなっています。なお、音楽を聴くという目的とは違ったところに楽しみをみいだしていらっしゃるようです。私が一番マニア度が低いと安心しています。

マニア A氏)

名機と呼ばれるレコードプレーヤを入手し、レストア専門店で整備していただき使用しています。複数のレコードプレーヤとカートリッジを所有しています。アンプは有名ビルダー(アンプの制作をされている方)に制作してもらっています。あまり費用はかかっていないとおっしゃられますが、名機と呼ばれるプレーヤーはレストア前の状態で50万円以上します。またジャズのレコード一枚が5万円とか10万円とかいう話を良くしています。最近は古い海外製のCDプレーヤーを入手し、これまたレストア専門店で整備してもらっているようです。

マニア B氏)

真空管でアンプを自作されています。現在の部品では満足できず、古い時代の真空管やトランスを入手して制作されています。最近は古い時代の真空管やトランスは高騰しています。かけた費用程の音質とはならないとボヤいています。

JBLの古いスピーカーをご自身でレストアされて使用されています。最近は昔の機器の収集もされていらっしゃいます。ご自身で整備されるとのことです。
https://kerokerochan.hatenablog.com/entry/2018/09/09/165343

119. 中川隆[-8639] koaQ7Jey 2019年8月27日 16:13:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4112] 報告
2011/10/16
日曜の午後は優雅にJAZZなど聞きながら・・・最新技術でレトロを再現する https://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/msgcate11/archive

 

■ デジタルオーディオの薦め ■

80年代、90年代に青春時代を過ごした男子ならば、
オーディオセットに大枚を叩いた経験があるでしょう。
かつて日本のオーディオ機器は、世界を席捲しました。

AKAI
AIWA
Aurex(東芝)
DENON
DIATONE(三菱)
KENWOOD
Lo−D(日立)
MARANTZ
Nakamichi
ONKYO
PIONEER
SANSUI
SONY
TEAC
Technics(松下)
YAMAHA
Victor

さらに
OTTO(サンヨー)
OPTONICA(シャープ)


こんな小さな国に、結構規模の大きなオーディオ・ブランドが
ひしめいていたのです。

■ プラザ合意と日本製品 ■

日本のオーディオーメーカーが世界ブランドになったのは
1970年代後半からではないかと思いますが、
これは、日本車が世界市場に受け入れられていく時期と重なるかと思います。

かつて1ドル360円だった為替レートは、
1971年のニクソンショック以来円高になり、
1985年プラザ合意で、240円から一気に120円となりました。
そして、現在は1ドル80円代が当たり前の時代となりました。

1) 360円時代・・・戦後、繊維産業が輸出産業として外貨を稼ぐ
2) 240円時代・・・1970年代前半までは、鉄鋼・造船・化学が輸出産業として成長
3) 120円時代・・・自動車、電機産業が輸出を延ばす
4)  80円時代・・・材料・部品 (円建て輸出も多い)

これはイギリスやアメリカの経済成長の歴史ともリンクしますし、
現在のアジアの経済成長の姿とも被ります。

■ 戦後は米英、その後は日本、そしてアジアへ・・ ■

プラザ合意後で日本のオーディオと自動車は明暗を分けます。
自動車は実用品的価値を持つので、ある意味、
コストバリューが適当であれば、売れます。

アメリカではプラザ合意後の日本車は、決して安い車ではありませんでした。
サニーやカローラーだって、アメリカでは外車です。
それでも故障の少ない日本車は、アメリカで人気がありました。

大柄のアメリカ人が、体を畳む様にして、
ちょっと年代物の日本車に乗っている光景を良く目にしました。


一方、オーディオは嗜好品でありステータスシンボルです。
ライフスタイルの変化と共に、オーディオの需要は変化をします。
かつては大型のオーディオセットを所有する事は男のロマンでしたが、
現在はiPodやiPhonにその座を奪われてしまいました。
或いは、大型TVとホームシアターに変化したとも言えます。

戦後の経済成長で、最初にオーディオを楽しむ余裕が生まれたのは米欧でした。
アメリカにもヨーロッパにも色々なオーディオメーカーが誕生しましたが、
ガレージメーカーが多いので、新旧のメーカーが目まぐるしく入れ替わりながら、
全体のパイとしては、どんどん縮小しています。

日本はさらに衰退が激しく、80年代に全盛を極めた大手メーカーは、
今ではラジカセかホームシアターシステムをメインに生産しています。
(一部高級オーディオも残っていますが、趣味みたいな規模です)

一方、新興国では、ちょっとしたオーディオブームが発生している様です。
シンガポールでちょっとオーディオ店を覗いてみましたが、
BOSEと並んで、アジアの名前は知らないけれども、
デザインも造りも悪く無いシステムが販売されていました。
(もしかすると、欧米でデザインしてアジアで生産かも知れません)

■ 「質より量」が生きている新興国市場 ■

SONYはアフリカやインドなどの市場に力を入れている様で、
それらの国では圧倒的なブランド力を維持しています。

それらの国では未だに「質より量」の文化レベルなので、
スピーカーユニットが沢山付いていて、低音がガンガン出るシステムが売れる様です。
ちょっと大型のミニコンポを想像すると良いかも知れません。

■ オーディオ機器からPCへ ■

一昔前なら、コンピューターのデータを再生するデジタルオーディオは
オーディオファンからは冷たい目で見られていました。
デジタルノイズだらけのPCからは、良い音は得られないと思われていたのです。

ところが、1千万円もする高級オーディオに
iPodを繋いでみた人が現れました(外人)
マークレビンソンというメーカーの数百万円するCDシステムと聞き比べると・・・
何と、iPodの方が音が良いように感じてしまったのです。

このオーディオ記者のレポートがサイトに載ってから、
ジワリ、ジワリと、PCを音源にするデジタルオーディオが浸透し始めました。

■ 高音質を再現できなかったCDプレーヤー ■

CDは1980年代のオーディオ全盛期に、
高音質を売り物に、華々しくデビューします。

それまでレコードしか聞いた事が無かった人々は、
針音のしない「無音の曲間」や、「クッキリした音」にビックリしました。
「これがデジタルの音なんだ・・・」と。

ところが、アナログレコードのマニアは根強く残りました。
彼らは「CDの音は何か変だ」と主張します。
「サンプリングレートが44KHzなので、
20KHz以上の可聴域以上の音が再生出来ないのが原因だろう」
そうオーディオメーカーの開発者も考えました。

ところが、サンプリングレートを高くした高音質CDも
やはり「何かが違った」のです。

アナログレコードの音を追い求めて、
CDの読み取り部分ーとDAコンバータ部分を別々の機材に分けたり、
CD読み取り部を鉄の塊で固めて防振を徹底するなど、
だんだんとアナロぐレコードの様なアプローチが試みられるようになり、
最後には100万を軽々と越える鉄の塊の様なCDプレーヤーまで出現しました。

■ ジッターというデジタル揺らぎ ■

一方で「ジッターと呼ばれるデジタル特有の時間的な揺らぎが音を濁す」と主張する人も居ました。

CDプレーヤーのピックアップ(光学読み取り部)は、
振動などの外乱に抗してサーボ(調整)を掛けながら、
微細な音楽信号(ピット)を読み取るっていきます。
この時、サーボによる電圧変動がCDのクロック信号を乱す為に、
クロックのタイミングに微細な時間変動が生じる事が確認されています。
クロックのタイミングの揺らぎは、ジッターと呼ばれ、
音質に影響を与えると考えられています。

現在でも、測定すらも難しい微細なデジタルの時間変動が、
どうして音質に影響するのかは、正確には解明されていません。

■ ローテクでジッターを減らしていたフィリップス ■

CDの開発者はフィリップスとソニーです。

直系12cmのCDを東京ドームのグラウンドの大きさにすると、
CDのピックアップがデジタル信号の溝(ピット)をトレースするスピードは、
マッハ4の速度で砂粒を数え上げる事に等しいと言われています。

ちょっとの揺れでも、ピックアップは砂粒の列を見失ってしまいます。
その為にCDプレーヤーは絶えず溝の真ん中にピックアップが来る様に、
ピックアップを制御し続けています。

SONYなど日本のメーカーは技術力が高かったので、
ピットの真ん中と左右をトレースする3本のレーザービームの反射光の出力差を
サーボ回路に瞬時にフィードバックしてモターを駆動し、
ピックアップが絶えずピットの中心をトレースするという技術を生み出しました。

一方、フィリップスは3ビームの技術が開発出来なかったので、
何とレコードプレーヤーのアームの様なスイングする機構の先端に、
ちょっと「おもり」を付けたピックアップを搭載しました。
何と、外的振動を重さで吸収してしまおうというローテク作戦だったのです。

さらに初期のフィリップスのDAコンバーターは、
CDの16Bitのうち14Bitしか処理で出来ませんでした。

ところが明らかに技術的に劣るフィリップスのCDプレーヤーは音が良かったのです。
日本のメーカーがデンドン、シャリシャリと今思えば拷問の様な音を出していたのに対して、
フィリップスのCDプレーヤーの音は「まろやか」で「弾力に富み」
それでいて「絹の様な肌合い」の音を出していました。

永年アナログレコードに慣れ親しんだ、耳の肥えたファン達は、
フィリップスのメカニズムが搭載されたCDを買いました。

日本のメーカーはスペック重視ですから、
エラーの発生率をピックアップの優劣と考えていました。
ですから強力にサーボを効かせてトレース精度を高めていましたが、
その結果、サーボによる電圧変化が電源からクロック信号に周り込んで、
悲惨な音を作り出していたのです。

一方フリップスはレコードメーカーでもあったので、
徹底した視聴でCDプレーヤーを作り上げたのでしょう。
その結果、トレース制度が落ちてもサーボが弱い方が音が良い事に気付いたのでしょう。
そこで彼らは「重り」という慣性重量をサーボの変わりに用いたのでしょう。

■ iPodは音が良かった ■

CDの音を汚すのは「ジッター」の存在では無いかと気付いた海外の技術者達は、
実にスマートな方法でジッタを解決していきました。

元々、レコーディングスタジオでは、デジタル機器間のクロックの同期を取る為に
精度の高い外部クロックを使用していました。
正確なクロックが機器の誤動作を防ぎ、音質向上に繋がる事は常識でした。

これらの事実を知る技術者達が、クロックとバッファーメモリーを搭載した
小さなDAコンバーターを開発し始めました。

CDからのデジタル信号を、一旦バッファーメモリーに貯め、
メモリーの読みだ出しと、DACのチップを同じクロックで動作させたのです。

2000年頃、日本の若いオーディオファンは住宅事情もあって、
高級ヘッドホンで音楽を楽しんでいました。
DAコンバーターとヘッドホンアンプを合体させたヘッドホンアンプは、
「音が良い」と評判になり、若者達に浸透して行きます。


■ 光ケーブルこそが音質を損なっていた ■

ところが、私はどうもこれらの製品の音も馴染めませんでした。
なんだか、音がクッキリし過ぎてウソクサイ・・・。

これらの機器の音楽信号はPCから取り出す場合が多かったので、
多くの機器では同軸ケーブルか、光ケーブルでDACとPCを繋いでいました。

光ゲーブルは、PCとオーディオ機器との間のアースを切り離せるので、
PCのデジタルノイズがアース経由でオーディオに混入する事を防げる為、
オーディオ的には最適と考えられていました。
・・・しかし、「光ケーブルは音が悪い」と言うオーディオマニアは沢山いました。

これは光ケーブルの内部の乱反射によって、クロックのタイミングがズレル事が原因とも、
「電気 - 光」、「光 - 電気」という複雑な変換が原因とも言われています。
「電気 - 光」、「光 - 電気」でデータにエーラーが生じては、光通信は成り立ちませんので、
私は原因は前者のクロックの揺らぎにあると思っています。
光ファイバーの内部反射で、デジタル信号のエッジが鈍るので
ちょっとした電圧の変動でも、時間的揺らぎは大きくなってしまうのでしょう。
要は、光ケーブル接続は「ジッター」が大量に発生するのです。

■ さらにUSBケーブルでも音質は劣化していた ■

最近のデジタルオーディオ機器にはUSBケーブルを用いる物が多いのですが、
実は最近になってUSBケーブルは70cmを超える長さになるとエラーが増える事が分かって来ました。
ハードディスクやプリンターの接続に便利なUSBケーブルですが、
コンピューターの接続では、エラーチェックを常時しながら、
信号がやり取りされますので、
ケーブルの長さによるエラーの増大は、通信時間の差となって表れますが、
データーに損傷は起こりません。

ところが、オーディオフォーマットのUSBケーブル転送では、
PCはデータを送りっぱなしという方式を取られています。
USBケーブルは70cm程度まではエラーが少ないそうですが、
それを過ぎると、エラーの発生率が増大します。

CDの書き込みデータは、非常にエラーに強い変換方法が採用されていますが、
PCから出力される音楽データは時系列のデータですから、
エラーには弱くなっています。
当然、補完によるエラー訂正が頻発する事が予想されます。

■ ジッター解決の最適解であった、iPod ■

ここで先に紹介した「iPodは数百万のCDプレーヤーよりも音が良かった」に戻ります。

iPodはPCからデータ通信で、内臓HDか内蔵メモリーにデータを転送します。
この転送は当然コンピューター間のデータ転送ですからエラー訂正され、
iPodには正確なデジタルデータが転送されます。

次にiPodは携帯プレーヤーですからHDのデータは随時メモリーに記憶され、
そこから再生する事で、振動などによるHDの読み込みエラーを防止します。

バッファーメモリーの吸い上げられたデータは、DAコンバーターに送られますが、
メモリー駆動用のクロックと、DAコンバーター動作用のクロックは同一です。
さらに、iPodは小さいので、クロックとメモリーやDAC間の配線は最短の長さです。
ですから、外的要因による時間揺らぎは、ほぼ発生しません。

この様な理由から、何とiPodは理想的なCDPの要件を満たしていたので音が良かったのです。

■ 昔のAppleには音の分かるエンジニアが居た ■

しかしiPodの素晴らしいのはそれだけではありません。

ヘッドホン出力用のアナログ回路の音が良いのです。

国産のMP3プレーヤーはドンドン・シャリシャリという音がしていましたが、
iPodの音は「ふくよか」で「弾力に富」、「なめらか」な音でした。
専用イヤホンも、帯域を欲張らずに、中域を厚く再生します。

これは生演奏の音を良く知っている技術者が開発に携わっていたからだと言われています。

■ iTunesこそが最高のプレーヤーだった ■

iPodは音が良くないと言われる方の多くは、
iTunesにCDなどの音源を録音する際に、データを圧縮して取り込んでいます。
その方が、iPodに大量の音楽が入るからです。

ところが、iPodに取り込む時、非圧縮のWAVデータやACCデータで取り込むと、
iPodから聞こえる音は激変します。
特にクラシックなどでは情報量が圧倒的に増えて、弦が滑らかに再生されます。
(ロックやポップスでは圧縮音源の方が、低音の輪郭がはっきりしてノリが良いです)

しかし非圧縮データはデータサイズが大きいので、
iPodに大量のデータを格納する事が出来ません。

そこで、PCのiTunesから、直接音楽信号を取り出そうとする試みが為されました。
PCのサウンドボードかUSB音楽プレーヤーを使用するのが一般的です。

Appleから「Airmac exples」という小型の無線LANのターミナルが発売されています。
何と、このAirmacにはDAコンバーターが内臓されるのです。
PCから無線LANで音楽信号を飛ばし、Airmacで受信した部屋で好きなように音楽が聴ける
そんな目的で造られた商品ですが、これが思いの他、便利だったのです。

AirmacにはUSB入力とLANケーブルの入力もあります。
さらに、ヘッドホンジャック(ミニピンジャック)と光デジタル出力まで付いています。

始めにAirmacに注目した人達は、無線LANと光出力で、
PCとオーディオの間のアース回路を完全に分離出来る事に着目しました。
PCからのデジタルノイズを、オーディオ機器と分離する手段としたのです。
彼らはAirmacの光出力を、高額なDACのデジタル入力として活用しました。

ところが、Airmacのミニピンジャックの出力を、直接オーディオに繋いで見ると、
iPodよりも、厚い音がして、アナログファンを唸らせてしまった。

さらに、無線LNAでは無く、LANケーブルでPCと繋いで、
接続の設定をちょっと細工してあげると、
データ転送エラーは発生しない事が分かってきました。

(Airmacの表示LEDを緑色点灯さる事がミソ。

 1) AirmacとPCをLANケーブルd接続する
 2) Airmacの管理ソフトを立ち上げる
 3) 無線LNAをオフにする
 4) AirmacのIPアドレスを手動で入力する
    IPアドレスは、管理ソフト立ち上げ時に表示しあれたアドレス。
 5) IPアドレスの自動取得をオフにする。 
 この手順で、Airmacの「緑色点灯」が確立出来ます。)


■ Airmac Expres は高音質なのでは無く、低音質だから良い ■

ここまで読むと、Airmac Expres は高音質だと思われるでしょう。

実は逆です。
Airmac Expresは実は音質が悪いのです。
先ず、上限のレンジが狭い。
さらに、左右のチャンネルのクロストーク(音の混入)が多いのです。

「なんだ、全然ダメダメじゃん」とお思いでしょう・・・。

いえいえ、これこそがアナログの音なのです。
アナログレコードは1本の溝に左右の信号を刻んでいます。
当然、左右のチャンルは音が混ざり合います。(これをクロストークと呼びます)

さらに、レコード針が樹脂のレコードに溝を引っかきながら音を再生するので、
歪みを低減する事は、根本的に困難です。
ところが、レコードの音は、人の耳には自然に聞こえます。
これは「生音」と同じ肌合いの音・・・そう言い変える事も出来ます。
ですから生のコンサートに足を運ぶ人程、レコードファンが多いのです。
(1/f揺らぎが自然な歪みだとか、
 偶数次の歪みは、人間を心地よくさせるという説があります)

私も経験的に、イギリスの小型アンプなど、クロストークの多いアンプは、
充実した音がする事を知っています。
さらに、左右のスピーカーを重ねて設置すると、
ステレオの音場こそ消失しますが、
生の演奏会に近い音の勢いが得られる事も経験していました。

ですから、Airmac Expresの音の良さは、
アナログ的な歪みの多さと、クロストークによるものでは無いかと思っています。

さらにはジッターという、人間の聴覚ではどうしても不自然に感じる
ノイズ元が無い事も大きいでしょう。

■ 崩壊する録音環境 ■

オーディオマニアはイコライザーの使用を嫌います。

「レコードやCDには生の音源が入っているのだから、手を加えるのは言語同断」という
原音至上主義の方達が多くいらっしゃいます。
最高の録音であれば、良い音源は優れた再生音を生み出してくれます。

ところが実際には「録音」は千差万別です。
クラシックでも酷い録音は存在しますが、それでもバランスは取れています。

これが、80年代以降のロックやポップスやJ-POPSでは悲惨な録音状態です。
CDの登場によってオーディオ機器は小型化し、ラジカセ全盛の時代になりました。

CDを購入する多くの人々が、ラジカセで音楽を聴くので、
当然、録音スタジオではラジカセで格好良く聞こえる様な録音をする様になります。

ミキシングスタジオから大型スピーカーが消え、
YAMAHAの10Mという、白いウーファーの小型スピーカーが大増殖して行きました。
ラジカセは大型スピーカーの様には低音が出ませんので、
ミキシング時に低音を思い切り持ち上げて録音される様になりました。
さらには、小型スピーカーではあまり聞こえない重低音は、
管理されていないような録音も現れ始めました。

80年代前半のアナログレコードに時代までは、
それでも多くの人が大型のオーディオスピーカーを使用していたので、
録音はそれを考慮して、まともなバランスを保っています。

しかし、90年代以降はPOPSやROCKはそれこそ「悲惨」な状況です。

■ 曲毎、アルバム毎にイコライザーカーブをプリセットできるiTunse ■

イコライザーを使用すれば、部屋の音響特性と録音バランスを補正できるのですが、
録音バランスの違うCDにあわせてその都度イコライザーを操作するのは面倒です。

しかし、iTunseには、曲毎にイコライザーを設定する機能が付いています。
iTunesにプリセットされているイコライザーは、派手な演出でクソですが、
iTunseはバンド数が少ないながらも、自分で複数のイコライザーカーブを作って登録できます。

もう、これを使ってしまったら、病み付きになります。
古いジャズも、最新のロックも、最適なバランスに調整する事が出来ます。

■ ルームアコースティックを機材で調整する愚 ■

私は先日、コンクリートにクロス直貼りのマンションから、
ボード貼りのマンションに引越しました。

コンクリートにクロス直貼りの部屋では、低音がだぶ付いて始末に負えませんでした。
iTunseのイコライザーが無ければ、大型スピーカーは絶対に使えません。
ところが、ボード貼りの部屋では、ボードが丁度良いアンバイに低音を吸収してくれます。

これが、木造の和室では、今度は低音が不足するかも知れません。

このようなルーム・アコースティックの違いを機材で調整する事は至難の業ですが、
イコライザーでは比較的容易に調整できます。

■ 大型スピーカーの衰退 ■

AMラジオの様なフルレンジの小型スピーカーは
高音も低音も出ませんが、ストレスの無い聞きやすい音がします。

今な無き長岡鉄夫というオーディオ評論家は、
小さなフルレンジユニットを使って、高効率の自作スピーカーを発表し続け、
一部のオーディオマニアから神的な扱いを受けていました。

長岡鉄夫のファンはらはオーディオマニアと言うよりは、音楽マニアが多く、
高効率のスピーカーからは、生きた音楽が聞こえる来る事を知っていました。

一方、所謂オーディオマニアはJBLのマルチユニットのモニタースピーカーなどに嵌りますが、
これは上手く鳴らす事が非常に難しいシステムで、まともに鳴らした人は少ないでしょう。

大型のマルチユニットではユニット間の繋がりで、周波数特性が乱れ、
さらには日本人はタンスの様な巨大スピーカーを6畳間に押し込んだりしていましたから、
ユニット間の音が混じる事も無く、音場再生などという概念もハナから無視していました。

一時期、録音のワイドレンジ化に伴って導入されたJBLのマルチモニターは、
その後、UREIの同軸2ウェイユニットにその座を奪われます。
ホーン先端の青色のスポンジも鮮やかなUREIのモニターは、
同軸2ウェイ故に、音の繋がりも良く、大型ながら音場再現にも優れていました。

JBLはその後、2ウェイのモニターシステムに移行すると同時に、
UREIを買収して、UREIモニターを市場から消し去りました。(アメリカ人の発想ですね)

ところが、時代はラジカセの時代になり、
大型モニターは少なくなり(当然、楽器個々の録音確認には使用されますが)、
YAMAHAの10Mが大増殖し行きます。

■ 小型スピーカーブーム ■

1985年頃だと思いますが、イギリスのセレッションというメーカーが
SL600という小型密閉方スピーカーを発売します。
(マーシャルのギーターアンプのスピーカはセレッション製です)

SL6という、中級スピーカーのユニットはそのままに、
箱の共振を抑える為に、航空機に用いられていたアルミのハニカム材を
エンクロージャーに用い、レーザー解析で振動を最適化するという
現代的スピーカー設計の原型とも言える製品でした。

SL600は鳴らし難いスピーカーとして名を馳せました。
非力なアンプでは全く鳴らないのです。
ところが、マークレビンソンなどアメリカの純A級のパワーのあるアンプで鳴らすと豹変しました。

スピーカーの存在が消え、そこであたかも演奏していうかの様な空間が生まれたのです。

■ 地獄の一丁目、小型低能率ワイドレンジ・スピーカー ■

SL600の登場までは、スピーカーの効率は90dB以上はありました。
ところがSL600以降は、80dB程度の効率しか無いスピーカーが続々と登場します。

低音が出難い小型のスピーカーなので、
低音の効率に、システムの効率を揃える事で、帯域のバランスを確保したのです。

さらに小型スピーカーで低音を得る為に、ウーファーのユニットは重くなり、
さらに強力な磁気回路の中に設置されました。

これでは、非力なアンプでは、ウーファーから逆流する電流に押されて
まともな再生が出来ません。

さらに、ハイパワーでウーァーを叩き出さなければ、音に勢いが生まれません。

NFBを最小に抑えながらも、出力インピーダンスを小さくして駆動力を稼ぐ為に、
現代の高級アンプは、出力段のトランシスターを多数並列にして、
スピーカーの駆動力を確保しながら、低インピーダンスに対応しました。

小型低能率スピーカーの登場は、アンプの巨大化と高価格化をもたらしましたが、
住宅事情から、大音量の出せない日本のオーディオマニアの多くは、
結局、スピーカーとアンプの実力を出す事なく、買い替えを繰り返していきました。

(この時代のパワーアンプの最高傑作が、初期型KRELLのKSA50やKSA100でしょう。
 2Ωまでを楽々と駆動しながら、繊細で力強く、さらにマッタリとクリーミーな味わい。
 しかしながら、陽炎が立つ程の発熱と、月の電気代が3000円アップに耐えなければなりません。
 エコを目指し、クラーの無い我が家では、半年で売りに出されました。

 でも、人生で最後に聞きたい音を挙げろと言われたら、
 私は間違い無く「初期型のKSA50の音を聞きたい」と答えます。
 スピーカーは・・・SL600・・・いや、APOGEEのフルリボンか・・・)

■ 小型スピーカーが悪いわけでは無い ■

小型スピーカーの先鞭を付けたセレッションですが、
SL3という非常に鳴らしやすい小型スピーカーを発売していました。
今でも実家で使っていますが、FMラジオを聞き流すには最適なスピーカーです。

SL3の上位機種の、SL600の原型であるSL6も素晴らしいスピーカーでした。
小型密閉型のスピーカーですが、低音も結構出たので、
これをどう料理するかが、鳴らす人の腕の見せ所でもありあました。
LINNの黒箱に繋いで鳴らすと、弦楽器は張りがあって、艶やか、躍動感一杯に鳴ります。
又、この組み合わせの、ビートルズは絶品でした。
アメリカのスピーカーでは鳴らし難いビートルズですが、
イギリスのスピーカーとアンプの組み合わせでは、生き生きと鳴ります。

最近ではKEFFのiQ3などは、とても良く出来たスピーカーです。
DALLIのロイヤル・メヌエットも、音楽がとても楽しく聞こえるスピーカーです。

これらの小型スピーカーを使っている内は、オーディオマニアも幸せで居られます。
高音がどうの、低音がどうのと、細かい事も気になりません。

■ 38cm小型2ウェイという選択肢 ■

ご存知の方も多いと思いますが、名古屋のProcableという通販ショップが、
iPodやiTuneのオーディオ活用に一役買いました。

ホームページが強烈なので、アンチ・プロケーブルを量産しましたが、
そこに書かれている事は、技術的には間違いも多いのですが、
結構、従来の常識を外れると、楽しいオーディオライフが返って来る事を証明しています。

先ず、高効率スピーカーを使う事。
問題はほとんどコレで解決します。
生き生きとした音楽が聞こえてきます。

38cmのPAスピーカーを推奨しているので、
私もエレクトロボイスの「Foce i」という比較的小さなPAスピーカーと、
クラウンの25Wの小型アンプD45を購入してみました。

これが意外と素性が良いのですが、
38cmと言えども箱が小さいので低音が出ない。
小型スピーカーよりも低音は少ないのでは無いでしょうか?

ただ、103dBという高効率スピーカーなので、
25Wのアンプで軽快に鳴ります。
とにかく、ドラムなどの音の立下りは早い。
ロックのドラムが、パッシっと決まるのは快感です。

低音を出す秘訣は・・・
私はスピーカーケーブルをステージ用の端子を用いずに
スピーカーのネットワークに直接半田付けしたら、低音のバランスが取れました。

ネットワークとユニットの間も、スピーカーケーブルと同じケーブルで半田付け。
多分、半田の適度な抵抗が、スピーカーに丁度良い負荷になったのではと考えています。
(某サイトでは、電線(Fケーブル)を何百メートルも使ってバランスを取る人も居ましたが、
 単に、それって抵抗じゃなイカ?)
昔からJBLなどの大型SPに抵抗を繋ぐと鳴らしやすいというウワサは聞きます。

因みにスピーカーケーブルはウェスタンエレクトリック社の14Gという錫メッキ線です。
高域が適度にシャラシャラして、ホーンのキツサを抑えてくれます。
クラシックまで聞こうとするならば、錫メッキ線は便利です。

ALLEN&HEATHというイギリスのDJミキサーをプリアンプ変わりに使うと、
帯域を程よく真ん中に集めてくれて、さらにALLENマジックとも言える
独特の艶と響きが加わって、ちょっと手放せなくなります。

使いこなしのミソは、とにかくミキサーで音を絞らずに、
パワーアンプのボリュームで絞る事。
ミキサーのLEDインジケーターはオレンジがチョコチョコ点滅するくらいが、
音が生き生きします。

結局、一般のオーディオでは、パワーアンプに入力する前で
音楽信号を絞ってしまうので、SN比も落ちてしまいますし、
微小信号を扱うプリアンプが、理想的な動作範囲で再生出来ていない事が良く分かります。

■ iTunseはVer7.6 , Windows Xp はSp2 がベスト ■

さて、なんでオーディオの話を長々と書いたかと言うと、
一昨日、出来心で、iTunseのバーションを10.3に上げてしまったのです。

色々なバージョンを試した結果、Ver7.6以降は、中域が薄く、
CDプレーヤーの様なすっきりした音になるのは分かっていましたが、
Appleがあまりに執拗にバージョンアップを薦め、
とうとうiTunseストアーにも入れななくなり、
iTunseの操作画面の下半分もバージョンアップの広告に占拠されるという
Appleのイヤガラセに、とうとう根負けしてのバージョンアップでした。

ところが、何と今度はXPのサービスパック2ではiTunesの10.3は外部スピーカーに音だし出来ない。
XPのサービスパック3は、やはりスカスカの音になるので、
オーディオ用のPCは、苦労してSP3をSP2に戻していました。

結局、HDを一台買い足して、オーディオ用にXPのSP2環境とiTunseのver7.6を再構築する事に。
これが、バックアップファイルを流すだけでは上手く行かず、
結局一晩かけて、ようやく先程、アナログの様なふくよかな音が戻って来ました。

その感動が、ここまで長文を書かせる原動力でしたが・・・そろそろ指が痛いです。
では、秋の夜長を、ビルエバンスの枯葉でも聞きながら・・・。


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投稿者: 人力
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2009/10/21

i-Podオーディオの決定版  オーディオ

■ オーディオの夢の時代 ■

私達が中学、高校の頃は、オーディオのフルセットを揃える事が夢でした。
80年代日本は、オーディオ天国でした。

\79,800のプリメインアンプは激戦区でした。
サンスイのAU−607シリーズを筆頭に、
各社がこの価格帯に利益度外視の様な物量を投入していました。

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\59,800のスピーカーも熾烈な争いでした。
30cmのウーファーをベースにした3ウェイが基本でしたが、
大体、前述の\79,800のプリメインアンプで鳴らしていました。
ONKYOのD-77が分野の先駆者でしょうか。

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CDというデジタルソースの出現で、
ひたすら広帯域、低歪という測定データ重視、
「物量=価値」という単純な時代でした。

■ BOSEという選択肢 ■

その頃、カフェバーのスピーカーと言えばコレ。

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BOSE 301。
白いカフェバーに、白いBOSE。
何となく軟派なイメージがしてヘビーデュティー嗜好の私などは、
あまりBOSEが欲しいとは思えませんでしたが、
友人達の部屋で聞くBOSEは、101も、301も、楽しい音で鳴っていました。

「この高音が」とか、「コンバスの弦の解像度が」などという点ではダメなのですが、
音楽を聴いていて楽しいスピーカーでした。
音楽の「うねり」の様な物を良く表現し、
ボーカルの表情が良く伝わる。

当時を振り返ると、
音楽好きはBOSEや自作フルレンジ(長岡式)を選択し、
機械好きは、国産をカタログスペック重視で選んでいた様に思います。

さて、時代が30年経ち、どちらが優れていたかは自ずと結論が付いていると思います。
国産オーディオはほぼ絶滅の状況にあり、
ミニコンポと一部愛好家向けの高級機だけの市場になってしまいました。

一方、BOSEはホームシアターというフィールドにも進出し、
今でも楽しい音を鳴らし続けています。

■ ハイファイは疲れる ■

私もオーディオに随分と散財しました。
しかし、結局行き着く先はラジオの音。

先日までは、仕事用のデスクトップシステムに、
カナダのスタジオ用のアンプ(BRYSTON B−60)と
イギリスのMONITOR AUDIOの小型スピーカーを組み合わせていましたが、
結局、殆ど使用しませでした。
何故か・・・眼前にミニチュアの音像が並ぶと、煩わしいのです。

そもそも、ステレオ自体が擬似音場でしかありません。
脳は多分、その擬似的な音場を補正して尤もらしく聞かせる為に、
結構な労力を使うのでしょう。

低音も高音も、現実のものとは違います。
すると、脳は又イコライジングでこれに対応しようとします。

ですから、仕事中になまじなハイファイ(死語ですが)を聞くと、
仕事に集中出来ません。

■ yahooオークションで間違って落札したギターアンプ ■

クリックすると元のサイズで表示します

いきなりギターアンプです。
yahooオクでオーディオのアンプのコーナーに間違って出展されていました。

何の気無しに\3,000で入札したら、落札してしまいまいした。
息子にでもあげようと思い、送金したら、商品が届きました・・・。
日本フェンダーの小型のギターアンプです。
5インチのスピーカーが2個搭載されています。
何と、これがセレッションです。

かつて、マーシャルのギターアンプはセレッションを使用していました。
セレッションはイギリスの老舗のスピーカーメーカです。
レーザーによる振動解析を駆使して開発されたSL−600は、
現代スピーカーの原点と言っても過言ではありません。

私もセレッションの音は大好きです。
今でもSL−3を所有していますし、
SL−6とLINNの黒箱で鳴らすビートルズは最高です。

決して鳴りすぎる事が無く、されど聞きたい音は聞こえて来る。
それがセレッションです。

現在は台湾当たりのメーカーに商標を売却してしまって、
名ばかりセレッションですが・・・何となく嬉しい。

さらに、このアンプ、RCAのライン入力が付いている。
スピーカーが2発だから、ステレオ入力に対応する様です。

さらに、ディストーション回路を搭載している。
早速、息子のエレキギターを拝借して、ギュイイイーーンとやったら、
超気持イイ(ギター、弾けません・・・。)
ギュイーーンとアメリカ国家を下手ながら弾けば、気分はジミヘンです。

■ 最高のi-Pod用オーディオ ■

さて、せっかくRCA入力が付いているのでi-Podを繋いでみました。
コードは自作のベルデンのマイクケーブルと、ノイトリックの端子の物です。
ギターアンプでは音量調整出来ないので、i-Pod側で音量調整をします。

・・・イイ・・・凄くイイ・・・。
楽器の音も、ボーカルも自然で聞きやすい。
レンジが狭いので、最近のJ−POPSも破綻無く再生できる。
ボーカルと演奏とのバランスも絶妙。
何と言っても、ギターの音が艶っぽくてGOOD。(そりゃーギターアンプですから)

という事で、フェンダーのギターアンプは私の愛用品となってしまいました。



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タグ: i-Pod オーディオ


投稿者: 人力
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2009/6/6

iPodを侮るなかれ  オーディオ

画像が削除されました

最近は秋葉原はアニメオタクの街になってしまいましたが、
私が学生の頃は、オーディオの専門店が沢山ありました。
大学生になるとオーディオセットを揃えるのが夢でした。

そんな青春時代を過ごしたオヤジの現在のオーディオがこれ。
サブシステムですが、PC用としては結構良い音がします。

■iPodを侮るなかれ■

ソースは何とiPodです。
iPodって実は侮れないんです。
同じ音をCDプレーヤーで再生しようとすると、
もしかすると100万円を越えてしまうかも知れません。

ウッソーとお思いかも知れませんが、
私はWADIAのDAコンバーターを使用していましたが、
iPodをオーディオに繋いだ瞬間売り払いました。

バッファーから読み出される信号を、最短距離でDAコンバーターに送り込み、
それぞれが同じクロックで作動するメリットは絶大です。

デジタル信号の最大の敵はジッターという時間的揺らぎです。
高価なCDプレーヤーやDAコンバーターはジッターをいかに抑えるかが技術の鍵です。

ところが、iPodはモーターの様な駆動部がありません。
ハードディスクモデルも殆どメモリーから再生していて、
モーターが回転している時間は一瞬です。
電力消費を低減させるアイデアがジッターの低減に寄与しています。

さらに、ピックアップやモーターの回転をサーボで制御する必要もありません。
これも電源を揺さぶる要因から開放されています。

そして、最大のメリットはバッテリー駆動である事。
オーディオの電源は電源の揺らぎの無いバッテリー駆動が理想です。
バッテリー駆動は、電源からのノイズの混入とも無縁です。

高級CDプレーヤーが100万以上を費す対策を、
iPodは1万円くらいで出来てしまっています。

■WADIAが認めたiPodの高性能■

日本のオーディオ屋さんは、「iPodなんてオモチャですよ」って切り捨てていましたが、
アメリカ人は合理的で、良いものは良いと認めるようです。
高級CDPの専門メーカーのWADIAがiPodをトランスポートとするシステムを発売してしまいました。

DACはWADIA製で高価ですが、
従来50万以上していたトランスポートをiPodで代用してしまいました・・・。
WADIAの魅力は、輪郭の明確な揺ぎ無い低音ですが、
CDトランスポートよりもiPodの方がジッターが無いのでWADIAの理想とする音になるのでしょう。

これには、専業オーディオメーカーは参ってしまいます。
しかし、将来的に音楽ソースがネット配信に置き換わって行く事を考えると、
CDというフォーマットがかつてのアナログレコードのような立場になります。
WADIAの選択は、実は将来を考えれば、正しい判断です。

■非圧縮ファイルの実力■

iPodに音楽を転送する時、あるいはiTunesに音楽を取り込む時、
ファイルサイズを節約する為にMP3など圧縮ファイルを選択する事が一般的です。

しかし、iPodの実力を発揮する為には、
ファイル形式は非圧縮のWAVファイルが必須条件です。
CD一枚で1Mくらいのファイルサイズになってしまうので、
ハードディスクの容量を浪費しますが、現在の大容量のハードディスクなら、
1000枚程度のCDも入ってしまいます。

非圧縮ファイルで、質の良いヘッドホンでクラシックを聞いてみて下さい。
iPodの高性能に驚愕する事必至です。


■高音質の為のケーブル■


さて、こうして高音質の再生環境が簡単に手に入りました。
ネットでは、「iPod内蔵のアンプは低音質だから、
音楽信号はiPodのヘッドホン端子からオーディオに繋いでも低音質」という人も居ます。

騙されたと思って、BELDENの88760というマイクケーブル使用してみて下さい。
密度の高い、素晴らしい音がします。
私は秋葉原でケーブルを購入して、ノイトリックの端子で自作しましたが、
ネットで評判(賛否両論ですが)の、プロケーブルのネット通販で、
5000円くらいで手に入ります。
https://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/msgcate11/archive

120. 中川隆[-8612] koaQ7Jey 2019年8月28日 19:52:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4140] 報告
コメント
https://green.ap.teacup.com/pekepon/551.html#comment


2018/9/14 18:28
投稿者:ロケットサラダ


いえ、自作派といっても何もわかってない初心者のまま全然進歩がないんです。80年代初頭くらいに発売されたBOSE101MMをいまだにパソコンにつないで使ってまして、パソコンとしてはこれで十分なんだけど、ヤフオクとか見てたら、JBL、タンノイ、B&Wなど目についてこれらは一体どんな音がするんだろうと確かめてみたくなるんです。アンプだとスレッショルド、ゴールドムンド、ボンジョルノ、金田式、窪田式、クリスキット、管球アンプ、デジタルアンプ、色んなものが出品されてますよね。人力さんはある程度一通り回って来たんじゃないですか? 私は、まだ入り口辺りをうろうろしてるままなので興味津々です。聴力はかなり悪くなっているはずなのに。ノーチラスって言うのが、スピーカーらしからぬ形をしていて、200万くらいで落札されるのを見たことがありますが、あれ2000円で買えたらなと思います。昔、ヤマダ電機でJBLのバカでかい重量級のスピーカーでエリック・クラプトンをかけていましたが、豊かな低音でした。あんなの家庭で鳴らせませんよね。10年以上前に8センチのフルレンジを大音量で鳴らしてたら、向かいのおばさんが何事かと思って家に来ましたよ。家の中で人が暴れてるのかと思ったらしいです。何をやっても、結局、防音室がなければ思うように鳴らせません。かといって、ヘッドフォンは何だか、抵抗がありますし…。寮に住んでた時、ゼンハイザーのを使ってましたが、あれって、スピーカーのウレタンエッジと同じで経年劣化でボロボロになりますね。音は良かったのですが。スピーカーだと視覚的にああこれから音が出てるのかと思うことができるけど、ヘッドフォンは見えないのが辛いです。それと、私は全然マニアじゃないから、カタログスペック見ても何のことやらわかりません。なので、聴いてみて、この音好きとか、そんな感じです。BOSE101MMの音ですら、さすがと思ってしまうんです。35年くらい使ってるけど、未だに現役なのがすごいし。なんたる耐久力かと感心します。人力さんが仰っていましたが、私もフルレンジ好きなんです。とにかくヤフオクは目に毒で恐ろしいです。見なくなったら全然見ないんだけど、一旦見だしたら次から次へと目移りしてしまって。では、ちょっとヤフオク見に行ってきます。

http://ivory.ap.teacup.com/ikiru/

2018/9/12 8:18

投稿者:人力


ロケットサラダ さん

自作派の方でしたか。尊敬しちゃいます。

色々不要な接点が増えるからプリアンプは要らないというのはCD時代からの流れですが、実はプリアンプって音色を作る役割が有ったりしますよね。歪が増えているだけなのですが、個人的には「心地よい歪」を付加する装置は大歓迎です。偶数次の歪が増えると音が艶やかになるとの説も。ケーブルにしても、電源にしても固有の歪が付加され、それが音質の変化として認識されます。

結局、オーィオ道って、「自分の好きな歪」を作る行為なのだと私は考えています。「原音」なんて、そもそも存在しないのですから。

ドイツのジャーマンフィジックス社のクリスマスの帽子の様な振動版のスピーカーの音を聞くと、ダイナミック型のスピーカーが発する音が如何に偽物かが良く分かります。静電型やアポジーの様なフルリボン型とも違う、異様なリアリティーを持った音に鳥肌が立ちます。

お金に糸目を付けなければ、泥沼に落ちるのも楽しいオーディオですが、「この程度で十分」と線引きする事で、楽しく音楽と付き合う事の方が大事だと私は考えています。


2018/9/8 17:54

投稿者:ロケットサラダ


はい、私が使ってた真空管アンプはエレキットの300Bのアンプで7Wでしたが、それでも、最大音量にできませんでした。昔のなので、検索しても同じやつ出てきませんね。縦長のやつです。プリアンプつないだ方がいいという方もいますね。可変抵抗も仰られてる様にそうだと思います。でも、私はどちらかと言うと排除の方向です。プリアンプまで買うとその分お金が飛びますし。イコライザーもいじったら何が何だかわからなくなるから、使ったことないです。どうにでもなるから、逆に迷路に入りそうで怖い。できるだけシンプルにしないと泥沼でお金がいくらあっても足りなくなるという考えです。でも、人力さんの考え方は勉強になります。そう言えば、私が若い頃使っていた、ヤマハのプリメインアンプは低音が全然出てなくて、薄っぺらい音でした。友達の家に行くとモリモリと力強い音が出ていましたが、実は彼はラウドネス・スイッチを使っていたのです。その方が迫力ある音に聞こえるのですから、それでいいのだと思います。私は長岡鉄男さんの影響を受けているので、今更路線変更できません(;^_^A モアイのインピーダンスは2Ωを切ることがあると言われてるけど、よくアンプが昇天しないものだと感心してます。

http://ivory.ap.teacup.com/ikiru/

2018/9/6 1:20

投稿者:人力


ロケットサラダ さん

可変抵抗には「美味しいゾーン」がある様で、プリとパワーでそれぞれ美味しいゾーンが使用出来るパワーアンプの出力ワット数というのも重要な要素だと思います。一般家庭ではスピーカーの効率にもよりますが100Wなんてパワーは持て余すかと・・。

スピーカーの箱が小さくなって、効率を犠牲にする事で低音を確保する現在のオーディオ技術は根本的に何か間違っている気がします。出力トランジスターを多数並列にして出力抵抗を下げる方法も、個々のトランジスターの特性の微妙な違いで、音楽の鮮度を下げているだけ。

シングルプッシュフルのトランジスターアンプは素直で良い音がする物が多い。ただ、組み合わせるスピーカが低効率のローインピーダンスのタイプだとアンプの良さが全く生かせません。

2018/9/2 13:08

投稿者:ロケットサラダ


なるほど。よくわからないけど、デジタルボリュームはとにかく最大にしていればいいのですね。ビット落ちするって知りませんでした。私は右に回しきって短絡させた状態で、長岡式パッシブアッテネーターをつなげばいいかなと思っているのですが、昔、小さな真空管アンプでしてた時、音が大きすぎて、短絡状態では無理でした。普通の家ですのでお隣さんに怒られちゃいます。固定抵抗の抵抗値を変更すればいいのだろうけど、ちょっと今はめんどくさくて。その時は、なんだか、音が痩せて聴こえました。固定抵抗だとそのような音の傾向になるのですね。

http://ivory.ap.teacup.com/ikiru/

2018/8/25 15:10

投稿者:人力


ロケットサラダ さん

すみません、コメントを見落としてお返事が遅くなりました。

アナログボリューム
1)抵抗によて信号電圧を無段階に変化さる
2)小音量にしてもアナログ波形は微細に見れば滑らか
3)抵抗値が上るとノイズが混入したり、歪が発生する

デジタルボリューム
1)6db信号を減衰させると1bit削る事になる
2)通常の視聴音量では11bitの信号になっている事も
3)但し、アナログボリュームで処理してもデジタルで切り捨てられた小音量の部分はノイズに埋もれて聞こえない信号領域


では、デジタルで音量を調節しても問題無いかと言えば、入力信号を絞った場合、D/A変換以降のアナログ回路でノイズや歪の影響を受け易くなると私は考えています。

パワーアンプに入力ボリュームが付いているスタジオ用の器材が便利なのは、プリアンプやミキサーからの信号出力を最大出力で受けて、パワーアンプ側で音量をコントロールできる点。プリ-パワ−間での信号劣化が少ない事がメリットです。

最近は32bitに返還して処理する器材も在りますから、デジタルボリュームのbit落ちに神経質にならなくても良いのかも知れませんが、やはり、電流の少ない信号は外部ノイズの影響を受けやすいので、デジタルボリュームはMAXにしてプリアンプやパワーアンプでボリュームコントロールする事がベターかと思います。

尤も、デジタルイコライザーなんてものは、周波数毎のデジタルボリュームに過ぎませんから、音質に影響が無いかと言えば大有りなのですが、イコライジングのメリットの方が多きいと判断しています。

2018/8/10 0:42

投稿者:ロケットサラダ


お久し振りです。またまた、初心者的な質問よろしいですか? 私は50代ですので、ボリュームは可変抵抗もしくは固定抵抗のパッシブ・アッテネーターのアナログ人間でした。なのでデジタルの電子ボリュームの是非がわかりません。このことについて何かご教示頂ければありがたいです。あれは私には何がどうなのか全然わからないのです。

http://ivory.ap.teacup.com/ikiru/

2017/10/19 8:10

投稿者:人力


ロケットサラダ さん

長くなってしまったので下から続きます

尤も、ジッタによる歪は本来は人間の認識出来ない程度の微細な揺らぎみたいなものなので、何故、人がこれを音の差として認識できるのかは謎ですが、ジッターを低減すれば音が良くなるというのが最近のデジタルオーディオの常識となっています。

ただ、ノイズや歪というのは不思議なもので、気持ちの良い歪というのも存在します。ここら辺がオーディオの面白い所で、徹底的に歪を低減した音が心地よい音かと聞かれたら答えはNOとなります。

ローファイの時代から、音の良い器材が有るのは、この歪による味付けの上手い下手が大きく影響している様です。

そもそも、音の入り口であるマイクと、出口であるスピーカーは歪の塊であり、原音などというものは存在しない事を考えると、オーディオは所詮は「好みの音」を再生する趣味という事になります。

そして、オーディオ地獄で大金を失わない為には・・・私はフルレンジスピーカーの音から外れない様に気を付けています。下手に低音、高音を伸張すると・・・大金が飛びます。中域を厚くして、低音・高音は脳内補完・・・これで幸せなオーディオライフが送れるハズ。

久しぶりのオーディオの話題に、ついつい長くなってしまいました。


2017/10/19 8:10

投稿者:人力


ロケットサラダ さん

USBケーブルによるデータ転送はエラー時にデータの再送を要求しないアイソクロナス転送という方式ですが、普通のUSBケーブルを用いる限り、エラーの発生頻度はそれ程高く無い様です。

データ転送時にCRCによるエラー検出を行っているので、エラーの発生した箇所は捨てられ、データは何等かの方法で補完されます。

実はCDのデータ規格ではデータはある程度分散して配列される為、ある特定のデータが消失しても、データは問題無く再生される様です。

「70cmを越えるUSBケーブルでエラーが増える」というのはメーカー担当者が語った事の様ですが、多くの人が検証すると、エラーの発生確率は無視できる程低いという事が分かって来ています。

しかし、実際にはUSBケーブルによる音質劣化をほとんどのPCオーディオマニアは経験しており、やはりUSBの質や長さは音に影響を与える様です。

そうなると、原因はやはりジッターという事になります。出始めの頃や安価なのUSB-DACはクロックを外部クロックに頼っていたので、転送によってクロックに揺らぎが生じていてジッタという歪が生じる可能性高い。これは同軸ケーブルや光ファイバーによる転送でも発生します。

昨今のある程度高性能なDACは転送されたデータを一度内部のバッファに溜め込み、正確な内蔵クロックによってデータを読み出すので、ジッタが低減される様です。

2017/10/18 10:13

投稿者:ロケットサラダ


初めまして。記事、大変興味深く読ませていただきました。USBケーブルが70cm以上になるとエラーが多くなるって知らなかったです。それ以下のケーブルを買わないといけないんですね。オーディオは素人なので、これからも参考にさせてもらいます。

http://ivory.ap.teacup.com/ikiru/


2016/6/8 16:23

投稿者:人力


通りすがりの者です さん

高効率のスピーカーシステムって本当に音楽がイキイキ
と鳴りますよね。低能率スピーカー+ハイパワー低イン
ピーダンスアンプの緻密な描写とは真逆。

どちらも凄いのですが、安価に楽しめる点では高効率な
SEスピーカーは半ばオーディオの盲点でした。

尤も、その両方のイイとこ取りをする小型スピーカーも
存在する訳で、箱庭オーディオの世界も盆栽同様に奥が
深いものが有ります。


2016/6/5 0:49

投稿者:通りすがりの者です


能率(感度)が99〜100dBくらいあり、2kHz前後まで出力帯域を持たせられるSR用38cmスピーカーは鳴り方いいですね。コンプレッションドライバーとホーンの組み合わせは本当に良く出来ている。

2011/10/18 0:08

投稿者:人力


mさん

本当は空洞化の例として書き始めた記事だったのですが、書き始めたらオーディオ話になってしまいました。

こんなに拍手を頂くとは思ってみみませんでした。隠れオーディオファンが大勢いらっしゃる様ですね。

昔からBOSEファンには音楽ファンが多いですよね。基本フルレンジで音楽の美味しい所がしっかりと聞こえるからでしょうか。

デジタルオーディオは謎だらけですよね。あるスタジオでは、真夜中に裸電球の光でミックスダウンするとか・・・意外にデジタルは外来ノイズに弱いのかも知れません。

それとPC音源は、PCのOSの構成が変わると音が変わってしまいます。

AirmacはDAコンバートとアンプはAirmac側にあって、音源のデジタル信号をiTunesが加工しないで転送していれば、音が変わるはずが無いので、iTuseは音源を加工して出力しているのでしょう。「原音主義者」は抵抗がありそうですが、CDプレーヤー自体各機種、独自の音色の色付けがありますから、「原音」などというのは、やはり幻想なのでしょう。

2011/10/17 21:25

投稿者:m


人力さん、こんにちは。

昔々は 20kg ぐらいあるアンプと、小型冷蔵庫ほどある中古で買ったスピーカーを使っていました。

iTunse が出る前から、Linux サーバーで CD をリッピングして CD チェンジャー代わりに使い始め、当時のサウンドカードは電源 ON/OFF 時のプッツンノイズ入るので、奮発して(?)デジタル入力のある AV アンプを買いフルデジタル化。その後、501x の頃からあこがれていた bose の AM5-III を買って、そこからはオーディオにお金をつぎ込まなくなってしまいました。

だからどうしたというわけではないのですが、人力さんの話を読んでいたら、つい書きたくなりまして (^^;

http://www.co-mind.info/cgi-bin/mt/mt-search.cgi?tag=VSX-D3&blog_id=4

2011/10/17 16:38

投稿者:人力


鍛冶屋さん

音なんて、気にしない方が何百倍も幸せになれます。
ところが、一度気になり出すと、気になってしまいます・・・。

世の不幸は、きっと、この様にして始まるのでしょう。
オーディオの音質差なんて、掛けたお金にある意味比例しますから、車の優劣を気にする事と差は無いのでしょう。

ただ、科学的な実験としは、非常に楽しい世界でもあります。アナログ時代のオーディオは、「振動制御」が決め手でした。

デジタオーディオの時代は、PCの作動環境や、ソフトの相性などで音が変わる様です。デジタルという再現性の高い技術で音質差が生じる事自体、不思議ではありますが。

XPのSP3はCPU負荷が高いのだろうと、勝手に想像しています。

2011/10/17 15:41

投稿者:鍛冶屋


音の良し悪しなんてさぁ〜っぱり分からない耳音痴な自分には、
まったく理解できないお話でした^^;)。

しかし、最近XPをsp-2→sp-3にアップした所(・・・今頃って)
なんか重いわ不安定だわで・・・やっぱ止めときゃ良かったっと
後悔していました。


https://green.ap.teacup.com/pekepon/551.html#comment

121. 中川隆[-8598] koaQ7Jey 2019年8月29日 15:49:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4154] 報告
2008/12/6
最強のオーディオ・・・iTunes  オーディオ
https://green.ap.teacup.com/pekepon/32.html


■プロケーブルの音

「プロケーブル」というネットショップをご存知でしょうか?
従来のオーディオ理論を覆す方法論で、
一昨年あたりからネットを賑わすオーディオショップです。

実は私もオーディオにずいぶんと散財した挙句に
プロケーブル仕様に落ち着いた一人です。

詳細はプロケーブルさんのサイトに譲るとして、
プロケーブルの面白かった所は、
2チャンネルや個人のブログを巻き込んだ賛否両論の一大実験が、
驚異的なスピードでのトライ&エラーを繰り返して、
プロケーブル・システムを進化させた点です。

サイトの記述内容に技術的な誤謬も多く、
詳しいオーディオマニアの方は、音を聞く前に
その誤りを指摘して、駄システムであると決め付けてしまいますが、
我が家のプロケーブル・システムは総額35万程度で、
以前使用していたカミサンには言えない金額のシステムを軽々と凌駕しています。

この秋、大阪の日本橋にプロケーブルのショップもオープンして、
ようやく実音も聴けるようになり、
プロケーブル論議も、ある結論に至ると思われました・・・。

先日、私も大阪に出かけた折にその音を聴いてきました。
ある程度、予測された事ですが、ジャズ喫茶の音がしていました。
高域のレンジが狭く、ダンゴ状態の音。

私があえてブログでプロケーブルを取り上げたのは、
プロケーブルの機材や方法論がもたらす音が、
あの程度だと認識されたく無いからです。

■オーディオの最大の問題点は録音にある

プロケーブルさんが世の中に知らしめた事の中で、最も重要な事は、
録音される国によってスタンダードなケーブルが異なり、
当然録音バランスが違う・・・という事です。

オーディオマニアは良く原音・原音と言いますが
実は原音なんて、どこにも無いんです。

クラシックを除けば、ポピュラー系のソースは
その時代の最も一般的なシステムで最も良く聞こえるバランスで録音されています。

60年代ジャズは、フルレンジや2ウエイのナローレンジ向け。
70年代、80年代ロックは大型システムが普及しただけに、比較的良いバランス。
90年代以降のはラジカセやミニコンポ向けの音。(ドンシャリ)

これを、なまじ広帯域でフラットバランスのシステムで再生すると、
単なる録音バランスのチェックになってしまいます。
優秀録音以外、まともに聴ける訳がありません。
それをシステムが悪いと思って、調整するから
ますます泥沼にはり、どんどん高価なシステムやケーブルを購入してしまいます。

例えば、アメリカ録音とイギリス録音のロックは
年代が同じでも大分違います。
ベルデンとカナレの違いが音に出てしまうのです。

LPの時代は、カートリッジを交換すれば、
こういった録音の違いを相殺する事が出来ました。

しかし、CDの時代がもたらした、再生環境の均質化が
むしろ、録音の違いを顕にし、
オーディオマニアを無間地獄に突き落としたのです。

■iTunesのイコライザーで全ては解決

本家、プロケーブルはこの問題をケーブルの選択と
マルチ駆動によるドライバーとウーファーの独立した
音量調節で解決しようとしています。

しかし、それはなかなか面倒ですし、システムも複雑になります。
さらに、ユニットの帯域内での微調整が出来ません。
結果的に、過剰気味の高域を抑えようとしてドライバー全体の音量を絞ってしまうので
12KHz辺りから上の倍音成分が不足して、
ジャズ喫茶の音になてしまうのでしょう。
中域が厚いので、一聴するとリアルで迫力がありますが、
音はダンゴ状になて、繊細さや軽やかさを失います。

しかし、iTunesのプリセットイコライザーを活用すれば
録音バランスの問題を簡単に解決する事ができます。

iTunesのプリセットイコライザーをは、
いくつかのイコライジングカーブを自作して名前を付けて記憶する事ができます。
さらに、曲毎、アルバム毎に、プリセットを関連付ける事が出来ます。
この機能を活用すれば、アルバム毎の録音バランスの問題を
簡単にキャンセルする事が出来ます。

さらに、再生システム自身やルームアコースティックの影響も低減できます。

アナログのグラフィックイコライザーは位相の乱れを生じますが、
デジタルでは位相の問題は発生しません。
ビット落ちの懸念もありますが、それも極く高い帯域の問題ではないでしょうか。

例えば、古い録音時代のJAZZをは当時の中域主体のシステム用に録音されています。、
それを、現在のワイドレンジシステムで再生すると逆に中域が薄くなって
迫力が無くなってしまうのです。
又、高域も低域も延びきっていないので、無理に再生すると、
レンジの狭さが強調されて、詰った音に聞こえてしまいます。
そこで、中域を盛り上げ、低域と高域にちょっとスパイスを効かせて
イコライザーカーブを作ります。
すると、あら不思議。
JBLやALTECの世界が現れます。暑く、迸るようなJAZZが再生されます。


TIME盤のソニー・クラーク・トリオは
ブルーノート盤に比べてナローで詰った録音ですが、
上手にイコライジングしてあげると、
途端に生き生きとした迫力ある演奏に豹変します。

「鬼才トリスターノ」は1オクターブ低く録音して、早く再生して録音という
とんでもなくトリッキーな録音で、無機質な音を作り出していますが、
これも、問題無く再生できます。

ビートルズを始めとするブリテッュロックの録音は、
通常胸焼けのするような、まったりとした再生音が特徴ですが、
(LPはクラシック用の高域が伸張したカートリッジでスカ!と決まります)
これもブリティッシュロック用のイコライジングカーブで
切れのある迫力の再生音を実現できます。
ドラムもスカ!!、ドスッ!!と決まりいますし、
ギターもカリ!!とした音を出してくれます。
正に、ライブの音です。

クラシックに関しては、大体良い録音ですが、
38cmの小型のPAスピーカーでは不足する125Hz以下の低音を増強すれば
オーケストラはコンサート会場の迫力で迫ってきます。


■位相制御にも活用

私はiTunesのイコライザーは位相制御にも使えると思っています。
ALLEN & HEATH のDJミキサーには3バンドか4バンドのイコライザーが付属します。
このイコライザーの位置によって、音楽が生き生き聞こえるポイントがあります。
低域をやや絞り、中、高域やや上げてあげます。

これは、スピーカーであるForce-iの各ユニットの
クロス付近の位相特性を整えているのでは無いかと思っております。

当然、再生バランスに影響を与えますので、
この分のバランスの変異も予めiTunesのイコライザーでキャンセルします。

■ラウドネス効果を無視して何が原音か?

さらに我が家はマンションですから、再生音量は小さめです。
当然、耳の生理的特性で低音と高音が低下して聞こえます。

原音再生を目指すオーディオマニアは、イコライザーを嫌いますが、
実用的な音量ではむしろ耳自体にフィルターが掛かっている訳ですから、
むしろイコライザーなりラウドネスを通した音の方が遥かに原音に近い訳です。

iTunesのイコライザーはラウドネスを兼ねる事も当然可能です。

■高価な外付けイコライザーはいらない

AD変換→デジタルでイコライジング→DA変化といった手順を踏む
高価な外付けイコライザーもありますが、
不要なAD変換、DA変換を経由するよりも
デジタル演算だけでイコライジングする方が
音に関する悪影響は少ないはずです。

又、ituneseのイコライザーは曲やアルバム毎に最適にプリセット出来るので、
単なるルームアコースティックの調整だけでは無く、
録音状態による影響もキャンセルできる点だけでも数段優れています。


■プロケーブル・システムの真価

プロケーブル・システムの真価は次の点です

@大口径で高効率のスピーカー
 高効率なスピーカーは微細な音を漏らさず再生します。
 又、音離れが良く、軽やかな音も良く表現します。
 
 38cmウーファーは、イコライザーに良く反応してローエンドが伸びて行きます。
 バスレスポートで無理に作った低音で無いので、
 イコライザーの懸かり方も自然でクセがありません。

A高ダンピングファクターのアンプ
 高いダンピングファクターのアンプは音が窮屈になるとも言われていますが、
 高能率スピーカーとの組み合わせでは生き生きした音を聞かせます

Bスピーカーケーブルは短くして高いダンピングファクターを維持
 結局、ダンピングファクターの高いアンプを使っても、
 スピーカーケーブルを何十mも伸ばしたら、ダンピングファクターは真空管アンプ並み。
 聴きやすくはなりますが、ハイスピードなドラムの音は絶対に聴けません。

 高域の上昇を抑える為には、錫メッキの太いより線が有効。
 私はウエスタン・エレクトリックの14Gを2.5mで使用。
 ウエスタンのケーブルは高域がしなやかで、なんとも言えない音の微粒子感があります

Cパワーアンプに入力ボリューム装備
 ミキサー(プリアンプ)を最適ゲインで使用出来、
 伝送経路での信号ロスを最小限に抑える事が出来ます。
 結局、微弱信号はなるべくレベルを落とさないでパワーアンプ直前の
 ボリュームまで到達させる事がどんなに大事か再認識します。
 (ピュアーネスを追求してプリアンプの代わりにパッシブアッテネーターを用いると
  悲惨な音になるのはこの為)

DALENN & HEATH のDJミキサーをプリアンプとして活用
 プリアンプの名機は数える程しかありません。
 ALLEN &HEATH の音は、フォノイコライザーも含め、
 プリアンプの名機と肩を並べるものがあります。
 ALLEN無くして、プロケーブルシステムは有らず。

EiTunesは是非プリセットイコライザーを活用して
 一度コツを掴んでしまえば、もう手放せません。
 イコライザー無くして音楽再生は有らず。

F200Vとダウントランス
 アース管理された200V電源の安定感は格別です。
 トランスですから、電源のアイソレーション効果があるのでは?

以上が私が考えるプロケーブルシステムのコアです。

さらに、iTunesのバージョンによても、
Windowsのバージョンによっても音はガラリと代わります。

私はiTunesはバージョン7.6.0.29が音がしっかりしていて好きです。
WindowsXPはSP2はまともですが、SP3は悲惨でした。
ここら辺、何が原因か分かりませんが、
安易なバージョンアップは音のバランスを崩します。

さらに、PAスピーカー(EVのFoce-i)のスピコン・プラグは百害あって一利無し。
多分、電力伝達能力が低いのでしょう。
低音が無くなってしまいます。
ネットワークにスピーカーコードを直接半田付けで
全く別のスピーカーに生まれ変わります。

ついでに、ドライバーの保護用ランプは百害あって一利無し。
低い抵抗値のランプが直列でドライバーの直前に入っています。
端子式なので簡単にパスできます。

以上、長々と書いてしまいましたが、
興味の無い方には、何が何だかチンプンカンプン。
それで良いのです。
オーディオの世界は底無沼です。
これを読んで分かってしまう方は、沼に落ちないようにお気をつけ下さい。
https://green.ap.teacup.com/pekepon/32.html

122. 中川隆[-8594] koaQ7Jey 2019年8月29日 16:50:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4158] 報告

最近のモニタースピーカ−はラジカセを対象にしている

モニタースピーカとは何者でしょうか?


40年くらい前にはアルテックやJBLも使われていました.我が国では,三菱電機がNHKと共同開発した「2S305」が有名です.

この時代のモニタースピーカは人の音声や楽器の音を本物らしく聞かせることに重点を置いていたように思います.

三菱のP610 で再生される人の声や,2S305 での楽器の音は実にリヤルです.国内外の有名スピーカでは聞き取れないアンプの欠点も,P610 や 2S305 で聴くと誰でも(多分)分かります.こういったスピーカこそがモニタースピーカではないでしょうか.

このため,モニタースピーカは通常音楽を聴くためには不向きとも言われていました.いわば厳しすぎるのでしょう. そのため,民生用では多少色づけされたタンノイ,グッドマン,ローサー,ヴァイタボックスなどのスピーカが好まれたと思われます.

しかるに,最近のモニターと称せられるスピーカは,聴けば聴くほど疑問が出てきます.楽器の音が聞こえない,演奏が見えない,音が耳障りで「曲」が解らない,

何を「モニター」しているのでしょうか?


ある時,懐かしい歌の復刻版CDを買ってきて,main system で聴くと,中低音(低音ではありません)がボコボコいってまともに聴けない物がありました.このCDをサラウンド用の8cmや10cmのスピーカで聴くと,摩訶不思議,そこそこに良い音として聞こえます.

そこで,ハタと気が付きました.どうもこれら最近のモニターはラジカセを対象にしているのではないかと思われてきました.

これらのモニターを採用している放送局,スタジオは,本来?のモニターすべき楽器や音声が対象ではなく,特定の,いわば,もっとも使用数が多いラジカセやミニコン機器でいかに聞こえるかを確認しているように思われます.

それはそれで音楽を送り出す場合は価値あることと思いますが,どうせまともに再生できない機器のためにモニターすることもないように思います.100Hz以下を切って,いかに低音らしく聴かせるかは技術ですが,よく聴けば,やはり出てないのは解ります.

こんなモニター?スピーカで,と言っても途轍もなく高いのですが,自宅で音楽を聴こうという方が間違っているように思えます.このような音が好みならば,数千円のスピーカで聴いた方が利口です.

有りの儘に録音した音楽,それはほとんど無いし,録音した時点で生とは異なりますが,それに近い音質を求める場合はそれなりのスピーカを使わなければいけません.その様な,新しい,良いスピーカが安く出ることを期待します.

それまでは,やはり,好みに合わせて,タンノイ,グッドマン,ローサー,ヴァイタボックス,アルテック,JBLやクオードなどのスピーカを使うほかなさそうです.

家庭で小編成や人の音声の曲を聴く場合は,我が顧問のM氏推薦の三菱P610Aは外観(相当に見窄らしい)からは想像できないほどの音が出ます.これで十分です.ただし,高音過多のきらびやかな(うるさい)音は出ません.あくまでも,バランスの良い音です!!

http://triodeamp.web5.jp/talk/sp.html

■モニタースピーカーは、いつのまにやら、堕落してしまいました。


優れたモニタースピーカーが製造されなくなって、その代わりが出来るほどの優秀なモニタースピーカーが、その後、たったの一つも出てこなかったというのが、その原因です。

1950年代から60年代の、マイルス・デイビスの時代までさかのぼってみます。マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンが、レコーディング・スタジオでプレイバックされる音を聞いていた、そのモニタースピーカーは、アルテック(altec)612A(通称、銀箱)です。38センチ口径の604という型番のアルテックの同軸ユニットが入ったものです。その612Aモニタースピーカーを設計開発したチームの中には、誰もが知る人物がいました。当時、アルテック(altec)社に勤めていた、JBLさん、James B.Lancingさんです。

アルテック社は、WE社、つまり、ウェスタン・エレクトリック社の技術部門が独立して出来たメーカーです。アルテック社内で往年のウェスタンエレクトリックの技術を勉強したJBLさんが、その後アルテック社を退職してから作ったメーカーがJBL社ですが、この話は本論からはずれます。

アルテックのチームとその一員だったJBLさんは、そのとき一点の曇りもない、完璧なスタジオモニタースピーカーを設計することに成功しました。それが、アルテック612Aという604という型番のユニットの入ったモニタースピーカーです。604ユニットは、38センチ口径です。モニタースピーカーには、38センチ口径のユニットが必要不可欠であったということです。

38センチというと、低音を思い浮かべるかたが多いと思います。それは大きな間違いであって、当時のモニタースピーカー用途の38センチという口径のユニットは、中域をしっかり出して、「生音と等身大の音」を出し、間違いのないミックスダウンをするためのモニタースピーカー、つまりそれが、38センチ口径のモニタースピーカーです。勿論、低周波も出す能力もありますので、低域以下の低周波数帯域のミックスダウンにも失敗はあり得ませんが、中域はそれ以上に重要です。中域再生のため、ウーファー部は1500ヘルツ、ボーカル帯域までをも、しっかり出す能力を持っています。

上記のアルテック612Aスタジオモニタースピーカー(銀箱)は、1940年代から使われはじめ、その後長年に渡って米国スタジオの標準となり、その後、日本国内も、それに習って、アルテック612A(銀箱)が標準となりました。米国のジャズのほとんど、その後のロックなども、アルテック612A(銀箱)をモニタースピーカーにしており、それが基準です。1970年代頃までは、米国では、それが続いていたものと思われます。

日本の音楽の黎明期は、それよりずっと遅れてスタートしています。アルテック612Aとそのユニット604のモニタースピーカーが標準になったのは、1960年代後半くらいからでしょうか。604Eか、604-8Gユニットくらいの時代からでしょう。アルテック612Aモニタースピーカーが使われていたのは、1980年代くらいまででしょう。
実は今でもマスタリングスタジオが使っているモニタースピーカーは、アルテック604ユニットであったりします。最終的には、今でもアルテック604をモニタースピーカーにして音を聞いて、マスターを作る段階で、スタジオの間違ったミックスを修正しているというのは、本当のことです。これはマスタリングスタジオにもよるものと思われますが、東京四ツ谷にある、多くのレコード会社が信頼しているマスタリングスタジオは、今もアルテック604がモニタースピーカーに入っていると、そのオーナーさんと仲の良いエンジニアのかたから聞いています。

その後のスタジオモニタースピーカーは、おそらくJBLに移行したものと思われます。別のメーカーも入っていたのかもしれませんが、そのあたりは、詳しくありません。

重要なことは、メインモニタースピーカーの信頼性が、アルテック612Aに比較して、低くなっていったのと併行して、YAMAHA NS10Mがスタジオに入っていったということです。当時、「ラジカセ」というものが、非常に多く使われるようになり、非常に多くの若者はじめ米国国民がラジカセで音楽を聴くようになっていました。NS10Mの役割は、当時、二つありました。


■YAMAHA NS10Mがモニタースピーカーとして使われた本当の理由


1)ラジカセで聞く人たちがいかなる音で聞くのかを、チェックするためです。

つまり、ラジカセの代表、それに近いものとして、割と素直な性質のYAMAHA NS10Mが、それ専用のモニタースピーカーとして選ばれたということです。これがNS10Mがスタジオに入っていった最たる理由です。


2)おおざっぱな音決めのためです。


卓の上に置いて、至近距離でミックスダウンするわけですから、使いやすいのです。おおざっぱな定位などを最初に決めるため、NS10Mは「簡・易・的・な」モニタースピーカーとして使われました。もちろんNS10Mくらいのモニタースピーカーでは、信頼性が全くありませんので、最後には、ラージモニタースピーカー、ミドルモニタースピーカーなど、いろいろな種類のモニタースピーカーで検証して、音決めしていたものと思われます。

このあたりの時代で、モニタースピーカーを取り巻く環境が、すでに何かがおかしくなってきていることが分かります。というのは、1959年のマイルスやコルトレーンのジャズが、つまり、アルテック612Aモニタースピーカーでミックスダウンされた完璧な録音が、ラジカセでしっかり鳴らないなどということは、あり得ないことだからです。それが鳴らないのであれば、それはラジカセメーカーの責任なのですから、そんなことを、NS10Mなどをモニタースピーカーにしてまでチェックしていること自体、時間の無駄でしかなかったはずです。

メインモニタースピーカーを全面的に信頼できなくなってきていたからこそ、無意味なことでも、せざるを得なかったと言えます。

その後、さらにメインモニタースピーカーの信頼性は、時代とともに低くなっていき、ミドルモニタースピーカーにもろくなものがなくなってしまいました。というより、ミドルサイズには、最初からろくなモニタースピーカーは、一つたりとも、歴史上、登場していないのが実態です。

そして現代に至って、YAMAHA NS10Mだけが、無惨にもスタジオに取り残されてしまいました。役に立というが立つまいが、取り残されてしまった。だからNS10Mなのです。

■ミックスダウンの課程


自宅録音のかたも、プロのかたも、NS10Mをモニタースピーカーにしてのミックスダウン時には、次の課程を経ているはずです。


1)非常に録音の良い、優れたミックスダウンのイメージ、数枚のリファレンスCDの音が、頭の中にあります。理想とする録音です。それはおそらく数枚のCDでしょう。

2)そのリファレンスCDの音に近くなるように、モニタースピーカーの音を「目を凝らすように神経質に聞いて」、ミックスダウンしていきます。

3)プレイバックして、何度も聞き直し、良く分からなくなった時には、リファレンスCDを、そこでプレイバックしてみて、1枚で分からなければ、二枚のCDをプレイバックしてみて、ボロであろうがなかろうが、とにかくそこにあるモニタースピーカーを通して、どこがそれと違うのかを確認して、リファレンスCDの音に、時間をかけて似せていきます。


上記の方法を、NS10Mをモニタースピーカーに使う場合のミックスダウン時には、100%の確率で、取られていることと思います。頭の中は、音の足し算と引き算で埋め尽くされているはずで、そこにエネルギーの大半が吸い取られていきます。
その作業をしていること、しなければならないことこそ、そのモニタースピーカーが信頼できない品質のものである証拠です。

優れた本物のラージモニタースピーカーは、聞いた通りの音に録音されます。最も音楽が素晴らしく聞こえるようになる、まさにそのポイントに向かって録音するだけで、リファレンスの必要などありません。モニタースピーカーで聞いた通りの音が、マスターに刻まれていくからに他なりません。

また、NS10Mのように、爆音でミックスダウンする必要もありません。普通の音でプレイバックしたときにこそ、生音に近い等身大の音が出てきますから、全く無理がありません。等身大の生音という概念は、ミックスダウンには、非常に重要です。モニタースピーカーから「生音」が出ていれば、それイコール、完全に信用できるという、誰にでも分かる非常に単純なことです。ということは、NS10Mくらいのものではモニタースピーカーとは言えないということです。

そこにある音、人の存在、又は楽器の存在、音楽全体の存在が、よりいっそう気持ち悪いほどに生々しくなるように、さらに音楽が最も魅力的になるように、イコライジングしながらミックスダウンしていくだけです。

そして、その通りの生々しい信号が、マスターに刻まれていきます。それを再現しきれるオーディオ装置の有無などは、関係のないことで、間違いのないミックスダウンこそが最重要です。プロはどなたも最良のミックスダウンを望んでおられます。

ミックスダウン時の失敗や後悔、あそこはこうしておいたほうが良かったかな、というような、あとから来る迷いも、優れたモニタースピーカーさえあれば、一カ所もあり得ないミックスダウンになるであろうことは、プロのレコーディングエンジニアのかたならば、即座に理解されますでしょうし、作業が非常に早く、まったく合理的であることも、理解されますでしょう。

優れたラージモニタースピーカーが、早く出現することを願って止みません。プロのレコーディングエンジニアのかたは、集中力、気力等、並はずれて非常に優秀なかたがたばかりなのですが(今まで出会ってきたプロのかたは例外なくそうでした)、いかんせん、モニタースピーカーの環境が悪すぎます。一億五千万円もするニーブやスチューダーの卓(ミキサー)に、YAMAHA NS10Mしか接続されていないなどということは、異常事態です。

例えスタジオの経営側が、ラージモニタースピーカーは、これこれの46センチウーファーのものを壁に埋め込んで、背後からの反射をも防いでいる、これは米国のどこそこのメジャースタジオと同じであるなどと宣伝していたところで、レコーディングエンジニアのかたがた本人が、それらを全く信用できないものとして見限っており、全くあてにもせず、気分転換にしか使われていないようなことでは、それらは、ろくなモニタースピーカーではなく、使い慣れたNS10Mのほうがまだましだということで、今もNS10Mだけがスタジオに取り残されているのです。

■結論

「多くの人がラジカセだから、それにミックスダウンの音を合わせておこう。」

又は、

「多くの若者がiPODでイヤフォンで聞いているから、それに合わせてミックスダウンの音を合わせておこう。」


それは、非常に問題のある、「ムダ」、「ムラ」、「ムリ」、トヨタ生産方式で言えば、仕事の三大悪であり、絶対に許されない考え方です。真のプロフェッショナルのかたは、今まで書いたことから、すでに理解されていることと思います。そのような考え方は、二流の考え方です。プロフェッショナルは、責任を持って、徹底的に正確な信号をマスターに刻み込むこと、それが最高の仕事であり、最高の結果を生みます。皆が使う音源、風潮に合わせるなどということは、どうでも良いことです。プロのかたは、100年後にも、その音源が最高の音源であって欲しいはずです。

そのときに使われているものがラジカセなのかiPodなのか、そんなことは分かりません。完璧なフラットが出るものを誰もが使う時代が来ているのかもしれません。そのような時代は来ていないかもしれませんが、そんなことはどうでも良いことです。最高の録音を再現できないとしたら、それはラジカセ側の責任であい、iPod側の責任、未来の再生機材の責任であるということです。

レコード会社側の、二流の考え方に、プロのかたは妥協してはなりません。それでは二流の録音しかできません。


■さらに、上記の二流録音がもたらす結論を明確にしておきます。

徹底的に正確な信号を録音した一流の音源があるとします。かたや、iPodやラジカセに合わせた録音があるとします。両者をiPod、ラジカセで聞くとします。いづれが良い録音に聞こえるかは、明白なことです。

誰が聞いても前者を選びます。これで、十分でしょう。

http://www.procable.jp/setting/07.html

                          > 

123. 中川隆[-8591] koaQ7Jey 2019年8月29日 16:53:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4161] 報告

モニター・スピーカは音楽を愉しむ為には作られていない


モニターの音はどうあるべきなのか!!


大阪のMusic Well studio の○○○○と申します。

私は常に “フラット” な音環境を切望し、そこを追究する事がリスナーの皆様に対しての責任だと日々考えております。目指すは良いものと悪いものをしっかり聴き分ける事が出来るフラットな環境です。その様な着色のない環境での制作を可能にしないと最終アウトプット(流通商品)時点では大変な事になります。

制作初期段階で少しでもピーキーなものが出来上がってしまうと、その後段階での作業で段々としわ寄せが積み重なり、ごまかしごまかしで最終的にはろくなものにはなりません。

制作スタジオに求められるのは限りなくフラットな音響環境です。
決して良い音も悪い音も『立派な音にしてしまう再生環境』ではありません。


Studioで自然に出来た“音の印象”がどの様な再生環境(ヘッドフォン、ラジカセ、カーステ、喫茶店の天井スピーカーそして高級オーディオ等)においても“同じ印象”で聴く事が出来れば、制作環境としては最高の状態と言えます。

歴史的に、あまり良い環境で制作出来なかった頃に“エンジニアの勘”というものが生まれ、そしてそれが重要視されてきた気がします。

フラットな再生環境では無いため“見越”の技術が必要だったんですね。なんとも恐ろしいですね。

“音”が解りにくければ、音楽制作は大変困難になります。

今、目の前では今までに感じた事の無い“素晴しい音”が鳴っております。

しかし、それだけではありません。制作段階では各トラックに色々な補正処理を施します。その中にEQ処理や音圧処理があります。 リニューアル後、特にEQ処理には大きな変化が出てます。パラメーターを動かす幅が大幅に減少しました。変化がとても良く見えるからです。処理後のEQカーブを見ても今までの様に大きくはなりません。なだらかで微妙な曲線です。

“自然に聴こえるまま”で、何の見越も必要なく作業出来ています。不安になるくらい。。。(笑)

これで大正解なのだと思います。大きく変化させる事はピークを生みます。振り返って、今までどれだけピーキーなものを創って来たのかと思うとゾッとします。音をCD-Rに納め、いつもの様に色々な再生環境で聴いてみました。実験です。ここが私にとって “肝” となります。 ドキドキです。

http://www.procable.jp/setting/07.html

オーディオは、プロのレコーディングとは違います。

アルテック612A(銀箱)というモニタースピーカーの名前、アルテック604ユニットというモニタースピーカー用のユニットの名前を出さざるを得ませんでしたが、素人のかた、オーディオのかたは、WEのフィールドスピーカーと同様、これにも近寄らないでください。これによって、いかに多くの熟練したオーディオマニアのかたが泥沼に陥ってしまわれたことか、それはまさしく吸血鬼のごとしです。
一生涯かけてもセッティングできないかもしれない、非常に危険なプロの道具です。

セッティングしきれるのはプロだけと想像します。アルテック612Aというモニタースピーカーは、セッティングしきってこそ、はじめて上記のような、聞いた通りの録音がしていけるものであり、セッティングが不完全ですとかえって混乱してしまうことになります。

あまりにも正確に信号を増幅してくるからこそ、一個のXLRプラグ、一本のケーブル、一個の電源プラグ、アンプ、卓などの選択ミス等、一つも許されません。もろにその間違いを出してきますので、その原因はプロのかたにしか皆目分からないはずですし、オーディオ用のプリアンプやパワーアンプくらいのものでは、とうてい鳴るものではありません。

したがって、アルテック612A(銀箱)の本当の音、本当の能力は、オーディオ界では、オーナーであれオーディオ店であれ、ただの一人も知らないはずです。 趣味に使うには、あまりにも過酷で、かつ、デリケート過ぎる、本物中の本物のモニタースピーカーなのです。

http://www.procable.jp/setting/07.html

124. 中川隆[-8540] koaQ7Jey 2019年9月03日 17:06:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4224] 報告

プロケーブル(ProCable)が執拗にこだわる「音の濃さ・薄さ」を大公開する!
http://sound-quality.info/


当店プロケーブル(ProCable)を知るかたは、一見、プロケーブル(ProCable)は、周波数特性のフラットさにばかり、徹底的にこだわっているかのように見えるのではないかと思います。

それはプロケーブル(ProCable)に対しての、大きな誤解であると申し上げておきます。プロケーブル(ProCable)の本当の考えは、周波数特性は、その狂いかたに法則がありさえすれば、後でも修正出来る程度の事くらいにしか、考えていないからに他なりません。

プロケーブル(ProCable)が周波数特性以上に、徹底的にこだわっているのは、実は、デジタル信号の「音の濃さ・薄さ」であると断言します。これは今までのプロケーブル(ProCable)に対する印象とは、随分違うのではないでしょうか。

昔は、アナログ盤、つまり、レコードでした。彫りがが深い溝のレコードは、濃い音がしたものです。反面、彫りの浅いレコードは、薄い音だったものです。

特に、一枚目から十枚目くらいにプレスされたものを、初期盤と呼び、それはそれは、音が濃かったですから、初期盤マニアというかたがたまで、今もいらっしゃるのです。

デジタルは、意外な事に、アナログより遙かに難しいのです。プロケーブル(ProCable)が最初にしたことを挙げれば、デジタルケーブルの超一級品を販売したことでしょうか。これだけでも「音が随分濃くなる」のです。プロケーブル(ProCable)が初めて売り始めた商品は、1506Aという、デジタルケーブルにカナレの75Ωのプラグが付いたものだったのです。

プロケーブル(ProCable)は、次のように、断言していました(現在でもプロケーブル(ProCable)社は同じ事を書いています)。

★「ケーブルだけが75Ωでもダメであり、カナレの75Ωのプラグが必需品であると・・、いくら優秀なプロ用のデジタルケーブルでも、プラグが音声用では、全くのボロに過ぎないと。」

つまり、最初からプロケーブル(ProCable)は「デジタルの濃さ・薄さ」を、大いに問題にしていたのです。

さて、そこから先も「デジタルの濃さ・薄さ」についての、プロケーブル(ProCable)の研究は続きます。すでに発表済みの事ではありますが、驚くなかれ、CDプレーヤーこそが、最もデジタルを薄くしている真犯人、つまり、元凶だったのです。この事は、プロケーブル(ProCable)サイトの「オーディオの基本と鬼門・その真実」の中に記述してあります、

19)CDプレーヤー欠陥品(大鬼門)
https://procable.jp/setting/19.html

という記述において、プロケーブル(ProCable)が、既に、はるか昔から、公表していた事であります。

それゆえ、CDプレーヤーは使わず、デジタル信号を扱うプロ達によって製造された「パソコン」を使って音楽を再生して下さいという事を、日本で初めてプロケーブル(ProCable)が推奨したのです。

これが時代がおかしくなって、今や、NASオーディオなどという、中途半端なものに成り下がってしまったのです。本当は、マックのパソコンから音楽を再生するのが、最も音がいいのです。

しかしながら「音の濃さ・薄さ」の問題に限れば、要因の根の深さは、プロケーブル(ProCable)の予想を上回っていました。問題はそれだけにとどまっていなかったのです。

なんと、機材の善し悪しなどではなく(もちろん機材も重要ですが)、「電源!」まさしく「電源のクオリティー!」によって「デジタルの濃さ・薄さ」が、まったく違ったものになってしまうという問題に、プロケーブル(ProCable)社は、行き着いていってしまったのです。

この問題は、非常に厄介でした。知的にも優秀なかたがたにしか、当初は、受け入れられませんでした。「電気」というものは、目に見えないものだったからです。さらに言えば、この問題は、もう一つのプロケーブル(ProCable)が発見していた、非常に厄介な問題とも、密接に絡み合っていたのです。

その問題について触れる前に、書いておかなくてはならない事は、話題は少々戻りまして、プロケーブル(ProCable)、及び、その熱心なお客様がたの見解では、パソコンを使うのであれば、ウィンドウズよりも、マックのほうが、音的な利点が多く、さらには、ウィンドウズであれ、マックであれ、ノートパソコンのほうが、バッテリー電源で、クリーンな電源を供給しているがゆえ、音がよろしいという話になっていたわけです。

さらには、マックを超えるには、非常に多くのお金をかけた、自作のウィンドウズマシンでないと越えられない、というところまで、プロケーブル(ProCable)のサイトの情報網の中では、早くも判明していたのです。

ここで既に、電源のクオリティーが問題になっている事が分かりますが、実は、それ以前からして、プロケーブル(ProCable)は、電源によって大幅に「音の濃さ・薄さ」が違ってくる事に気がついており、200ボルトからのダウントランスを、既に販売していたのです。

その厄介な問題というのは、電源トランスにも、レベルがある、ということでした。そして、そのレベルを知るものは、日本広しと言えども、ただの一人も居なかったのです。そして、良いものを作れば作るほど、コストも増していったのです。

プロケーブル(ProCable)は、実は、こういう事態には、手慣れていました。音の焦点しかり、音響しかり、プロ用ケーブルの使い方しかり、プラグの使い方しかりで、全てが全て、プロケーブル(ProCable)の研究こそが、日本で最も進んでいたのです。そのプロケーブル(ProCable)の研究は、「濃い音」を出す為、電源によって、さらに進んでいく事になります。

同じダウントランスでも、アイソレーショントランスを組み合わせた、ダウン&アイソレーショントランスとなると、バッテリー並みの音の濃さになるのだという事に、研究は進んでいきました。さらには、プロケーブル(ProCable)のダウン&アイソレーショントランスには、静電シールドというものが組み込まれていきます(ここでは詳しくは述べませんので、プロケーブル(ProCable)のサイトの、ダウン&アイソレーションの商品説明をご覧下さい。その威力は、もはや絶大といえるほどの回路だったのです)。

PRO CABLE - ダウントランス・アイソレーショントランス
https://procable.jp/trans/star.html

そして、さらには、100V出力も、左右それぞれの、50V-50Vにして、足して100Vというバランス出力にすれば、機材までの電源ケーブルにノイズは乗らないという、プロケーブル(ProCable)特有の、まさに底なしの徹底ぶりでした。

その底なしの徹底さに、とことんお付き合いいただいたのが、プロケーブル(ProCable)社のトランスを製造していただいている「スター電器製造株式会社」だったのです。

ここまでは、プロケーブル(ProCable)社にとっても、いや、皆さんにとっても、特に重要な項目である、「電源」について述べてきました。しかし、まだまだ、「音の濃さ・薄さ」を決めている「要因」は、きりが無いほどに多くあったのです。

USBケーブルしかり、光ケーブルしかり、ファイヤーワイヤーケーブルしかり、同軸デジタルケーブルしかりです。

それらを、全て「しらみつぶし」に、解決していったのが、プロケーブル(ProCable)社であったということなのです。そこにこそ、プロケーブル(ProCable)の真骨頂があります。

音のフラットさを主張したところに、プロケーブル(ProCable)の真価があったわけではありません。それは、非常に大事な事ですし、生音の再現に欠かす事が出来ないほどに重要な事ではありますが、誰にでも出来る事なのかもしれません。

しかも、それは「音の濃さ・薄さ」の重要性に比べてしまいますと、プロケーブル(ProCable)にとっては、二義的な問題に過ぎなかったのです。

★最後に、分かり安いように、プロケーブル(ProCable)社が考える重要な項目から、序列をつけておきます。

1)音の(デジタル信号の)濃さ・薄さ
2)周波数特性のフラットさ
3)部屋の音響の特性
4)位相特性のフラットさ

以上です。

◎2014年5月2日 プロケーブル(ProCable)記述
http://sound-quality.info/

125. 中川隆[-8531] koaQ7Jey 2019年9月04日 05:46:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4234] 報告

元・副会長のCinema Days

ProCableのシステムを試聴した。2012-08-18
https://web.archive.org/web/20160725124042/http://blog.goo.ne.jp/chandos/e/7bfad72424297b53a22372554ab2caef

 前に大阪・日本橋のオーディオショップ「逸品館」に行ったことについて書いたが、実はその前に同じ日本橋にある別の店にも足を運んでいた。それはネット通販業者「ProCable」の大阪店である。

 この業者については私はケーブルや電源タップなどを購入したことがあるが、それらの商品はコストパフォーマンスが実に高く、私も満足して使っている。同社は数年前からスピーカーも含めたフル・システムの提案も開始し、これが主宰者の謳い文句では“至高の音であり、オーディオの最終回答だ”とのことだ。

 ところがネット通販ではいくら“素晴らしい音”だと宣伝しても、ケーブル類ならばともかくアンプやスピーカーは事前に試聴できない。オーディオファンとしては聴かないで買うわけにはいかないのだ。そういう声に応えたのかどうか知らないが、大阪と鎌倉にリアルショップを展開するようになった。私もその“至高の音”とやらがどういうものなのか興味津々で、聴く前は期待していたものだ。

 システムのラインナップは、スピーカーが米国Electro Voice社のTOUR−X TX1152、メインアンプが米国CROWN社のD−45、プリアンプ代わりに英国ALLEN&HEATH社のミキサー・WZ3が使われていた。音源はCDから非圧縮でリッピングしてPCに格納したものだ。なお、これらは一般家庭用の製品ではなく、コンサート会場のPA等に使われる機器である。主宰者に言わせれば“これらプロ用は、民生機を大きく上回る”とのことだ。

 さて、実際の音はどうだったかというと・・・・これがまるでダメである(暗然)。

 高域はまったく伸びない。低域は量だけあるが分解能は限りなく低い。中域は定位がハッキリしない。音のキレやコクは全然感じられない。音場感はほぼゼロ。まったくもって話にならない。ただ、スピーカーの図体とアンプの駆動力だけは大きいせいか、音圧は高い。つまりこれはオーディオシステムの音ではなく、拡声器の音なのだ。

 こんなので音楽は聴けない。・・・・というか、この程度の音で“生音に近づいた”などという感想を持ったリスナーは、いったいどういう聴覚を持ち合わせているのだろうか。無論私もオーディオは個人的な趣味であることは重々承知しており、自分が良くないと思った音でも人によっては素晴らしい音に聴こえるというケース(あるいはその逆)には数え切れないほど遭遇している。しかし、今回は問題外だろう。ピュア・オーディオシステムにあらざるものを“最高の音を出すピュア・オーディオシステムだ”と認定することは私には出来ない。

 このシステムに接してみて確信したのは、「ProCable」の主宰者はまともなピュア・オーディオシステムの音を聴いたことがないということだ。それどころかミニコンポも使ったことがないのだろう。

 そもそもPA用機器を家庭に導入するという、その考え方が間違っている。あんなゴツいものが居間に鎮座しているのを見れば、誰だってオーナーの神経を疑う。もちろん民生用オーディオ機器だって一般ピープルからすれば(特に高級機は)異様に映るだろう。しかし、少なくとも民生用機は住宅で鳴らすことを前提にした仕様や外見を持ち合わせている。対してPA用は“拡声器のデカいやつ”に過ぎない。いくら「ProCable」の主宰者が“プロ用は業務用に勝る”と言ったところで、業務用ダンプトラックを自家用車の代わりにしている奴なんかほとんどいないように、世の中には“適材適所”というものがある。

 確かに「ProCable」が扱っているケーブルや電源装置類は優秀だ。ただ、オーディオシステムの何たるかを理解していない者が、システム全体の販売に乗り出すというのは賛成できない。実直に“ケーブル屋”に徹していれば良いのだ。

 なお、店に出向いた際にケーブルをいくつか調達した。それらのインプレッションに関しては機会があれば後日述べたい(^^;)。
https://web.archive.org/web/20160725124042/http://blog.goo.ne.jp/chandos/e/7bfad72424297b53a22372554ab2caef


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『「ProCable」のシステムを再び試聴しました。』 の クチコミ掲示板

「ProCable」のシステムを再び試聴しました。2013/08/17
スレ主 元・副会長さん
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=16478228/


先日、所用で大阪に行ってきた際、時間が空いたので日本橋のProCableのショップを覗いてきました。

 この店には去年も足を運んだのですが( http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=14937146/ )、今回展示されていた「至高のシステム」はスピーカーがPA用でもあるElectro VoiceのTOUR-X TX1152でコントロールアンプ代わりのミキサーがALLEN&HEATHのWZ3というのは前回と変わりませんけど、注目すべきはパワーアンプがCROWNのD-45からドイツのブランドであるthomannのS-75mk2にチェンジされていたことです。

 まあ、いずれにしろ前回のインプレッションが最悪だったので(笑)、今回も大して期待はしていませんでした。ただ、もしも前に聴いた時との音の違いが感じられるのならば、それはつまりメインアンプの差ということになります。この業者が新たにチョイスしてきた製品というのはどんなシロモノなのか、いわば怖いもの見たさ的な興味があったわけで・・・・(^^;)。

 実際に聴いてみると、何と驚いたことに、前回よりはいくらかマシになっています。

 音像の輪郭がちょっと明瞭になり、音場感らしきものも少しは見られます。何よりも聴感上のレンジが拡大しているように感じられました。

 まあ、前回から1年以上のインターバルがあるので、断定的なことは言えません。ただ、前のシステムに比べると良い方向には振られていることは確かだなと思いました。

 しかし、このシステムが誰にでも奨められるほど上質なのかというと、断じてそうではありません。

 相変わらず音には潤いもコクも艶も色気も繊細さも存在しません。かといってモニター的な行儀の良さも微塵も感じられません。言ってみれば質の低いサウンドです。ヴォーカルはガサツで、弦楽器は滑らかさのカケラもないパサパサの音です。これを音楽観賞用に使おうというリスナーがいるとすれば、その感性を疑います。

 しかし見方を変えれば、この低調なパフォーマンスの元凶はスピーカーにあるという考え方も成り立ちます。何しろオーディオシステムの音の傾向を決定付けるのはスピーカーですから・・・・。拡声器でしかないPA用スピーカーを音楽観賞用として流用しようという、その方法論が間違っているとも言えます。

 ひょっとすれば、このS-75mk2という機器自体はそう悪くないのかもしれません。PA用スピーカーではなく普通の民生用スピーカーを繋いだらどうなるのか、ちょっと興味を覚えました。

 とはいえ、S-75mk2はプリメインアンプではなくメインアンプなので入力が一系統しか無く、プリアンプ代わりに大仰なミキサーを導入しなければならないことを考え合わせると、使い勝手の面で導入には二の足を踏みます。しかも、このアンプは115Vか230Vでの作動を前提に作られているため、日本の100V環境だと動作不全に陥ることがあるらしいので、言語道断かもしれません。

 それにしても、ProCableは以前はD-45をあれほど「最強のアンプだ!」と持ち上げていたくせに、S-75mk2をラインナップに加えた途端に「軽くCROWN超えだ!」と言ってのけるとは、手の付けられないほどの節操の無さを感じます。しかも、S-75mk2はD-45の半額以下なんですよね。この業者のウサン臭さは相変わらずだと思いました。

克黒0型さん 2013/09/07

Beldenですからモノは悪くなんかありませんが、システムは聞く価値に値しません。
店員もやる気は微塵も感じられません。
ケーブルに関しては、自作の参考に一度買ったくらいで、あとはTOMOCAなり、サウンドハウスなりで買って作れば半額程度です。


TOMOCA
http://tomoca-shop.jp/

SOUNDHOUSE
http://www.soundhouse.co.jp/shop/LargeCategoryList.asp?LargeCategoryCd=10

A2D電源ケーブルはこちらからどうぞ
http://premiumcontents.jp/

富士電線VCTF2.0SQ*3芯 \147/m
http://item.rakuten.co.jp/denzaido/0092000029686/

K+B IECインレット \820
http://www.marumo-p.com/item/m41-002.html

明工社 ME2573 \1208
http://fa-ubon.jp/product/category_me2573_meiko.html

コンセントはWN1512Kや7210GDが定番ですね。

メガネプラグご入用の方はd+ Powercable C7が無難かと
http://item.rakuten.co.jp/chuya-online/53377/

https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=16478228/

126. 中川隆[-8527] koaQ7Jey 2019年9月04日 07:13:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4238] 報告

オーディオショップ店長の日記 2009年01月10日
「ProCable」が激賞する ALLEN&HEATH (アレン&ヒース) Xone:02
上質感、奥ゆかしさ、陰影、滑らかさ、S/Nの良さ、コク、味わい、芸術性...etc。こういう感じの要素は無い音質。
http://soundjulia.seesaa.net/article/112412932.html


オーディオ用のプリアンプより音質が良い?といわれているミキサーです。
P&Gのフェーダー装備で、見た目もカッコイイ!

取りあえず、繋いで聴いてみる事に...。
D-45は売却したので、JBL/MPX600や、他のアンプに繋いで試聴した。
ツマミが多く戸惑うが、使わない機能もあるので慣れれば操作は簡単...。
DJミキサーなので、フォノ(MM)入力が2つ付いていますが
CD等のライン入力と切り替えられるようになっている。

Xon2.1.jpg

インプットレベルの調整が大きく変えられるので、
メーターを見ながら適度なレベルに合うように調整すれば
CD、アナログ共に、ご機嫌なレベルで動くようになる。
(これは良い!)

アナログの方は、使うカートリッジにより、音質もレベルも違いますが、
出力の小さな物でも、先のコントロールツマミで持ち上げれば
しょぼさが無くなり元気になる...。
色々交換して聴いてみましたが、安いカートリッジで十分楽しいサウンドが得られます。
DJ用じゃなくて、EMPIRE 4000Dシリーズ、GRACE F-8、等で十分楽しい。(古くてスミマセン)

最近のフォノイコは、滑らかで上品な音質傾向の物が多く
ダイナミックで躍動感あふれ、豪快な音が出る物は少ない感じを受けますが、
このミキサーのフォノイコは、明るく元気が良い!
入力レベルの調整で、適正なところで動作させていれば
各カートリッジそれぞれの持ち味を生かして使うことが出来る感じです。

ライン(CD)からの入力は、CDの出力に規格枠があるので
入力レベルの調整は、一度合わせれば触る事は無い...。
音は、詰まったところが無く、音色も明るい
実に屈託無く、明るく開放的!

こういうストレートなところがオーディオ用のプリより良い?っと
いわれる由縁なのでしょう...。

----------------------------------------------------


入力はアンバラのみ、出力はバランス、アンバランスの2系統付いている、
バランスの方は、力強く太めでパワフル、
アンバランスの方は、バランスに比べてやや線が細くなるが
音は新鮮でクリア...。
好みの問題もあるが、
解像度の点からも、距離が短ければアンバランスで使いたい。
(バランス入力しか無いパワーアンプの場合は別です。)

fレンジは必要十分だが、広大という事は無く、
上下とも適度なところからロールオフしている感じ、
しかしこの必要にして十分なレンジ感が良い効果を出している。

抜けが良く、開放感がある為に、解像度が高く、分解能の優れた様に聞えるが、
その様に聞えているだけで、解像度が高く、分解能に優れたアンプと比べると
差が出てしまう。

民生用のアンプと比較にならないほどS/Nが悪い...。

すぐに慣れるが、慣れるまでボリューム操作や、その他が使いにくい。
(戸惑う感じって言うのでしょうか)

電源ケーブルはもちろん、ラインケーブルや、機器を置く場所
インシュレーター等で音質は大きく変わる...。

上質感、奥ゆかしさ、陰影、滑らかさ、S/Nの良さ
コク、味わい、芸術性...etc。こういう感じの要素は無い音質。
好きか嫌いかがハッキリ出る音、好きな方は何処までも好きでしょうし、
嫌いな方は、オーディオ用のプリより良いという事に、全く納得が出来ないはず。

価格は新品で十数万円、中古で十万以下
この価格で購入できる機器と考えると一度試す価値はある、
中古品、程度良好の場合、ヤフオクでも\6〜7万で売れるので
ガレージメーカーの機器や、名前を聞かない様な
レアなメーカー製機器を買う事を考えると安全...。

遊びで買うには少し高いけど、ヤフオクで売れば損は無い
オーディオ用プリより良いといわれる?ミキサー
試して見たい方は試す価値はあると思います。
http://soundjulia.seesaa.net/article/112412932.html

▲△▽▼


楠 薫のオーディオ三昧 DJ用ミキサー ALLEN&HEATH XONE:92 をプリアンプ代わりに使用してみる
http://www.kusunoki.jp/audio/experiment/ex20130803.html


PRO CABLE社のWebでDJ用ミキサーをプリアンプとして使用する例が載っていて、値段も148,300円と、比較的お手頃。

音はと言うと、とても148,300円とは思えない、勢いのあるフレッシュなサウンド。まるでルボックスのオープンリールやSTUDER A730を 初めて聴いた時のような印象です。

さすがにVIOLA SOLO経由の、野太いのに繊細、ローエンドが見事に伸びて腰の据わったダイナミックレンジの広大なサウンドには敵いませんが、 価格抜きにして、けっこう楽しめます。
http://www.kusunoki.jp/audio/experiment/ex20130803.html


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楠 薫のオーディオ三昧 プロ用ステレオ・パワーアンプ Thomann S-150 Mk2 を使用してみる
http://www.kusunoki.jp/audio/experiment/ex20130815.html

ドイツThomann社のプロ用ステレオパワーアンプ、Thomann S-150 Mk2で、タンノイ 601pに繋がっています。

さすが、楽器メーカーだけあって、芯のある、浸透力の強い、誤解を承知の上で敢えて言わせていただくなら「生音に近い音」を奏でます。

PRO CABLE社のWebでも4万円を切る価格帯です。

ちょっと手を加えてこういった対応が出来るなら、59,800円で出しても、飛ぶように売れると思います。

でも、そんなことしたら、国内外のオーディオメーカーが百万円超で出しているアンプがまったく売れなくなってしまいそうです。 それくらい、凄い音だと思います。

それなら拙宅のVIOLA LEGACYやSOLOの魅力はなくなったか、と言うと、そうでもありません。

SOLO --> LEGACYの組み合わせで聴く、いざとなったら部屋の窓硝子が割れるくらいの圧倒的なパワー感を秘めた、余裕のある音 というのは、これまた格別です。

さらに、AETのEvidenceシリーズのケーブルを全てに使用しているアドバンテージもあるでしょうが、VIOLAで聴かせる色彩感の豊かさ、 七色のシンバルなんか遙かに突き抜けてしまった、フルカラーのシンバルの音には、さすがのThomann S-150 Mk2 も及びません。VIOLAの音を一度でも聴いてしまうと、Thomann S-150 Mk2では、色彩感の乏しい、 一本調子の音に聴こえてしまいます。

しかも常に全力で突っ走っていて、いつも声を絞り出すように張り上げている感じで、少々、聴き疲れする音です。 これほど浸透力のある音を受け止めなければならない聴き手に、それ相応の体力や精神力までをも要求される音、でもあります。

否定的なコメントを書いてしまいましたが、でもそれは、VIOLA LEGACYやSOLOの音と比較してのことで、あまたのコンシューマー用オーディオ製品 の中で、Thomann S-150 Mk2と比較してモノが言える製品は、そう多くはないことを、改めて、重ねて 申し上げておきます。

Thomann S-150 Mk2の音は、車で言うところの、エンジンを常に高回転でまわしていないと 本領発揮できない、F1用スポーツカータイプ。

一方、VIOLA LEGACYは、同じスポーツカーでも、アウトバーンを軽快に走る目的で作られたポルシェ911。 もしくは乗り心地を考えると、ベンツのSクラス、五味康祐氏風に言うなら「ジャガー」と言ったところでしょうか。

ライブをはじめとするプロの現場ではThomann S-150 Mk2が再生する生音に近いサウンドが好まれるのでしょうが、 一般家庭にそれをそのまま持って来て、リラックスして楽しめるかというと、なかなかそういうわけにはいきません。

真空管アンプの、たとえばEAR V12で聴かせてくれた、ふわりと浮き上がるような空気感や優しい肌触り、とろけるような舌触り、ゾクリとさせられる ようなデカダンスを感じさせる色気というのは、Thomann S-150 Mk2にはありません。

でもそれは、最初から求める方向性、視点が違うのですから、仕方がないと言うか、当然の結果で、ここまでのレベルとなると、 好みの問題もあります。どちらが良い音、劣る音と決めつけるわけにはいかないし、その必要性も感じません。

そういったところの音作りの難しさというか、奥深さが、今回のテストで、よくわかった次第です。

ある意味では、拙宅のメインシステムの素晴らしさ、存在意義を再認識させられた、と言って良いかもしれません。

それにしてもThomann S-150 Mk2の費用対効果と言うか、コストパフォーマンスの 高さは異常です。(笑)
http://www.kusunoki.jp/audio/experiment/ex20130815.html

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楠 薫のオーディオ三昧 Thomann S-150 Mk2でSonus Faber Stradivari Homageを鳴らしてみる
http://www.kusunoki.jp/audio/experiment/ex20130901.html


8月15日版ではセンター・ラックのトップを飾っていたALLEN&HEATH DJ用ミキサー XONE:92は、 音源からThomann S-150 Mk2へのダイレクト接続に変更となったため、舞台から退散することになってしまいました。

Thomann S-150 Mk2には入力ボリュームがあるため、そういうことも可能となったのですが、問題は、その、「音」です。 ALLEN&HEATH DJ用ミキサー XONE:92を使用していた時には、フレッシュで勢いがあり、好ましいと感じていたのですが、 ダイレクト接続を行ってみて、驚きました。

ALLEN&HEATH DJ用ミキサー XONE:92を使っていた時には良いと思っていた、音の勢いが、ダイレクト接続では、 それほどではなくなりましたが、変わって懐の深さ、色彩感に加え、透明感まで出てきたのです。

メインシステムで聴かせてくれた、フルカラーのシンバルとまではいきませんが、表情が単調だった音に、幅が出てきたというか、 芯があって、勢いもあるのに、濃密さ、懐の深さもあって、メインシステムに近い音になってきたのです。
http://www.kusunoki.jp/audio/experiment/ex20130901.html

127. 中川隆[-8522] koaQ7Jey 2019年9月04日 07:24:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4243] 報告

「ProCable」が激賞する Electro Voice社の TOUR-X TX1152 の様な PA用スピーカーは音楽を聴くのには使えない


シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なるPAにすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。
 
ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機のPA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。

これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。  


個々の機器は小さな原子核反応炉のようなものであり、それが相互に結びつくと、大きな反応体として動作していると想像してみてください。 私自身の体験からいって、反応炉どうしが反応し合わなければ、いかに大型フロアスピーカーでも、ラジカセ並みの音しか出ません。 

デッカアーク型スピーカーを例に挙げてみましょう。 キャビネットに組み込まれているグッドマン社製20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 

ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 ヴィンテージオーディオの時代、電気信号の伝達に使われる電流の量は、質的なものを伝える為だけ有れば十分でした。 電気信号という船を浮かべ進めるだけの水量があれば、それ以上必要はなく、それ以上あると、かえって反応力を損なってしまうのでした。 それゆえにむやみな大出力アンプは製造されませんでしたし、必要もなく、当時のスピーカーに接続しても良い成果は決して得られません。 例をあげてみましょう。 今日のヴィンテージオーディオファンであればどなたでも御存じである、WEのトーキー用スピーカーで説明してみます。

WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 のちのTA4181Aと594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。
 
スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 そうした比較的小出力で劇場での使用に耐え、なおかつ効果的な広告が可能です。
 
WEのトーキーシステムの中で働いている、電気信号自体の性質が、現代のオーディオとは全く別の力を保持しているのです。 それこそが核反応的な連鎖であり圧縮、拡張と言うやり取りの後に、再生結果として提示されるのです。 ただアンプリファイアーが連結して圧縮、拡張を行っていっても、そのままでは核反応を発生させることは出来ません。 問題は電気信号の圧縮と拡張が、何のために行われているかです。 

今日のオーディオでは、この圧縮と拡張は利得を得る為であるとか、アンプリファイアーの出力の増大として解釈されていますが、この時代のシアターシステムはそうではありません。 それは電気信号の加工に使われたのです。 加工され、可変された電気信号は、アンプリファイアーの出力という船に乗って、スピーカーに送り届けられ確実に爆発します。 しかしこれだけでは核反応爆発力を長続きさせることは難しい。 確実に誘爆させ、それを連続的爆発に導くには、スピーカーを臨界に保ち、いったん電気信号が入ったらそのまま臨界点に達する様にしなければなりません。 

そこでコンシューマーユースホームオーディオとは、全く別の仕掛けを持った機材が必要になってきます。 WEのアンプリファイアーがその大きさの割に出力が小さいのは、ここに仕掛けが施されているからです。 出力より反応力の方に重きを置いたアンプリファイアーだったのです。 アンプリファイアーに限らず、光学式サウンドトラックフィルムの入力から、終段のスピーカーシステムに到るまで、あらゆる個所に反応する仕掛けが仕込んであります。 つまりWEのトーキーシステム全体が反応体の固まりであり、そのシステムブロックの一個一個が原子核反応炉みたいなものです。 こうした仕掛けがあるからこそ、小さな出力であっても大規模な拡声が可能です。 逆にいえばWEのスピーカーシステムの優秀さの証しでもあります。 

およそWEのトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 WEに関わらずRCAやヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等のシアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には1W入力あたり105〜110 dbほどになります。 これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで1W入力時の話です。 劇場で使用する際は、もちろん1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。

WEのトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。 入った分だけ音圧が大きくなるのです。 なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 何故ならWEだけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 トーキーシステムとはその様なものです。

 スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率がコンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。 

ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者のIW入力−105−110dbという値は業務用の場合は最低値を示し、コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、1W入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 これがマジックです。 

私達はこのことを知らずに来てしまった。 

確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは1Wでも鳴ります。 しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。 

たとえ、そうした空間で映画を上演するならまだしも、レコードを再生するとなると、それは家庭で鑑賞するために制作されたレコード本来の音質とは程遠いものであるのは、ユーザーご自身が良くわかっていることでしょう。 それでは反応力で動くスピーカーが、他の様式で動作して生み出される再生音は、どうでしょうか。
 
シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なるPAにすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 

特にフォノイコライザーとその後のラインプリに重きを置き、多種多様な可変機能を付属させていきます。 それはレコードという音楽媒体に対して反応させるものです。 一時流行した入力信号を可変させないプリアンプが、大出力パワーアンプと組み合わされた時、拡声機的な再生音となることを思い出していただきたいのです。 

こうした拡声器的再生音は、ヴィンテージ時代のハイフィデリティではまずありえないものでした。 信号とは可変されるもの、というのがポリシーだったからです。 

それではここでシアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。  これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン、エレクトロヴォイス・パトリシアン、英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型等がざっと思い当たります。 

アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全なPAであるためです。 又独オイロダインもPAの部類に入るので書きません。 

上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。 これらのスピーカーシステムは、一見1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際にPAとして使うと問題が生じます。 PAにとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアターPAと比べるとかなり落ちるのです。 

私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、10mまではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。

 15mを過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機のPA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。
 
これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。

 ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。
 
反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。

 それは事実であり必要なことでもあります。 ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749181.html
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html

128. 中川隆[-10436] koaQ7Jey 2019年10月30日 15:03:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2439] 報告

「音質」は機器の価格なんて当てに出来ない - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/24d56e17ec76a64bca2b571433197a94

オーディオ雑誌では機器の音質を聴いて、評論をされるのが一般的だ。そこで書いて有るのは「売らんが為」の記事になる。どんなに音が悪くても「褒めて」マニアに欲しがらせなくてはならない。それが「評論家の仕事」だ。ある方の言によれば、「嘘ばかり書いているのでオーディオ評論家は早死にする」との事らしい。


ここで取り上げるのは CLASSE OMEGA SACD と云う¥100万クラスの機器と、Pioneer BDプレーヤー BDP-160-Kのたかだか¥10万円以下のゼネラルクラスの機器との音質比較をした事が有る。どちらもオリンパスシステムのA730をどかして聴いてみました。あるマニアの方が2台とも持ち込んでの事です。


(比較試聴に使ったソース)


結果は安いPioneer BDプレーヤー BDP-160-Kに軍配が上がりました。作りや見た目では絶対にCLASSEの方が良い様に思いますが、このCLASSEは見た目ほどには作りが良くない。片やBDP-160-Kの方も内部はスカスカの状況。


一聴してBDP-160-Kの方が、聴きごたえのあるサウンドがしました。価格で決めるより、実際に聴いて選択しなさい・・・と云う典型的な見本の様に思います。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/24d56e17ec76a64bca2b571433197a94

129. 中川隆[-14915] koaQ7Jey 2019年11月14日 22:17:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2007] 報告


2019年08月25日
松本オーディオの会、ドイツオーディオ事情、新先生、サウンドパーツ
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1972742603


サウンドパーツの水谷代表主催で長年続けておられる松本オーディオの会にお誘いいただけて参加させていただきました。

いろいろと収穫が多かったので、順番に紹介いたします。

内容はこのようです。

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全体的に、水谷代表が予め発表を選別なさっているためか、LEVELの高い作品ばかりで、どれも販売も出来そうな音質でした。

今回使われたスピーカーはサウンドパーツがフランスからユニットを輸入されて、アッセンブルされている励磁型のスープラボックスという現代スピーカーです。

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歯切れのよい、ダイナミックないい音がしますので一度聴いてみてください。
個人的にはこの2ウェイで十二分で、これも京都の寺院に納められるそうです。

当地でKLANGの会を主催されて、管球王国にドイツ・クラングフィルムの歴史を連載されている当地の小林さんが20日かけてドイツ、フランスのオーディオマニア宅を訪問したり、クラングフィルムなどのスピーカーを仕入れてこられたそうです。

そこで出会ったドイツオーディオマニア邸の一部の写真です。

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クラングフィルムのオイロパ・クラルトンをステレオでお使いのお宅です。

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この写真だけでも驚きますが、実はこれはシステムのごく一部。
左右にそれぞれこのホーンが帯域を替えてさらに2本づつ、計6本の威容です。


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これだけでも立派ですけど、これは大型ホーンスピーカーの裏側にまわって2段のドライバーウーハーを写した写真にも驚くばかりです。


ドイツではアインシュタインも、オクターブも、アバンギャルドもぜんぜん流行っていないそうです。アジア向けではないかと言われていました。
むしろアキュフェーズからTRIO時代までの日本トランジスターアンプが人気とはうれしいやらなにやら。

真空管も過去の性能の悪い製品との見方で、スピーカーはこのような戦前のものでも、アンプは日本のトランジスターアンプが多いそうです。
国民性からは理屈的に高性能であることが認識出来ないと使わないのだとか。


管球王国 新先生のステレオ誌マークオーディオユニットを使った自作スピーカー。

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スピーカーはいなばの「猫カツオ」という餌の箱です。

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これに送り出しはDAP、アンプはAmazonで7千円程度の中国デジタルアンプで十二分だそうです。

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先生は最近はWestern Electricや真空管に固執することなく、柔軟に楽しまれているそうです。
このスピーカーがまたいい音で、SP盤の電気復刻をDSDレコーディングしたものから、現代音源まで違和感なく聴かせてくれました。
吸音材はコピー用紙がいいそうです。


これらは今回の自作品。

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自作DACもこんな念の入りようでした。

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14時から開催の松本オーディオの会は懇親会を挟んで23時過ぎまで盛り上がりました。

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翌日は松本市のロイヤルオーディオに寄って、こんなスピーカーユニットそのものを自作する催しを見たり

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サウンドパーツの水谷代表邸に寄って、音質に納得出来ない平蔵の自作300Bプッシュプル真空管アンプを手直しいただいてとてもよい音質になりました。

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前段のWE310の動作ポイントの定数にミスがあって、電圧が足りなかったことと、コンデンサーを国産からヴィシェイにして抜けのよい、力感溢れる、ダイナミックな音になりました。

水谷代表からも、「これなら松本オーディオの会に出してもおかしくない音質!」と太鼓判をいただけました。

最近思うのですが、餅屋は餅屋。
アンプはその道のプロに。ルームチューンはそのチューングッズ材を開発されている方に実際に部屋に来ていただいて聴いてチューニングいただくなど、専門専門の知識、経験をお借りした方が早く、確実だということを学びました。
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1972742603

130. 中川隆[-14911] koaQ7Jey 2019年11月14日 22:30:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2003] 報告

JBL15インチウーハー さようなら! ダイナミックオーディオ マラソン試聴会
2019-11-08
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12543334568.html


ダイナのマラソン試聴会のワーストシステムです。

https://ameblo.jp/tiromie/image-12543334568-14634387804.html
https://ameblo.jp/tiromie/image-12543334568-14634387850.html

このJBL15インチウーハー、いずれもボーボー言っているだけで最悪に聞こえました。

遅い!尾は引くは、ボンつくは、膨らむは、エッジはないは!

いいところが一つもありません。

川又店長が出されたヒロアコースティックの低音などとは真逆の反面教師のような低域楽器の表現です。

もう会場で店員さんが言われた「JBL15インチウーハーに憧れってありますね!」なんて、相当の高齢者か、明治以降に西洋音楽が入るまで、低音の音階を現す楽器がなく、だから低音音痴と言われる日本人特有では?

元ドラマーからも、ベースはピッチの変化でリズムを表現するのに、このピッチの変化が聴こえてこないのですから、リズム聴こえずどうしようもないな!という感じです。

3万の入門用ベースでも300万のフェンダーベースでもベースの音色は同じとしか聴こえない

シングルヘッドかオイル含浸のダブルヘッドか、バスドラムのヘッドの張り調整、口径選択などのドラマーのチューニングも全く不明になる解像度(ボケ)です。

この手のを設置しているジャズ喫茶が寂れる一方も仕方ないですね。

現代スピーカーでも、アレイスピーカーでのPA領域でも15インチ(38p)、18インチ(46p)ウーハーなんてサブウーハー帯域の100Hz以下でしか使っていませんね。

比喩がわかりやすいと言われたたとえでは、今の20cm未満の軽量で分割振動しない新素材などのウーハーからは見るべきところのない、聞き所のないウーハーユニットですね。トロくて、スピードがないのですよ。車でいえばダンプカーですね。

まだ瀬川冬樹氏や菅野沖彦氏の悪影響が続いているのでしょうか・・・・
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12543334568.html



2019年11月14日
マラソン試聴会で印象が変わった小型で安いスピーカー


JBL15インチウーハーが入ったシステムはマラソン試聴会での個人的ワーストとしました。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12543334568.html

逆に意外なほどよくて、この上のこちらより印象よく聞こえたのがこの真ん中のメーカーの最小の小型2ウェイでした。

アンプはたしかLINNのネットワークプレーヤー内臓のデジタルアンプで鳴らしておられた記憶です。

川又ルームで聴いたこちらのウィルソンしかり。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1961870482&owner_id=8290003

どうも、ローエンドまで伸ばしたとしても、もたつく、膨らむ低音が出るくらいなら、あっさりとローエンドを諦めた小型2ウェイの方が低音楽器の音色、表現がわかりやすいのですね。

レコーディング、マスタリングモニターのメインが小型2ウェイというのもよくわかります。

友人に譲って、長野県県庁内の喫茶室で鳴らされている小型2ウェイのソナス・ファベール/ガルネリ・オマージュなんか、今聴いても、なかなかの低音楽器の姿を示しています。



コメント

mixiユーザー2019年11月14日 02:42

JBLは4343の頃から低音がドロンとして、他のユニットとのバランスが悪いと感じていたけれど、ステサンは「パワーアンプのドライブ能力が云々」というだけで、ホンマかいな?と思っていましたが、今でもドロンとしたまま進化してないのですね。もう、設計者の個性ととらえた方がいいのかな?


mixiユーザー2019年11月14日 02:51

> mixiユーザー 

日本でしか売れないそうです。低音音痴の日本人を見越して、低音の量だけあれば質はいいや!なんでしょうか冷や汗

mixiユーザー2019年11月14日 02:53
> mixiユーザー 

他に興味深かったことが、世界の頂点のハイスピードな低音のトップエンドスピーカーを聴いてしまうと、B&W800D3のそれはすでに遅いと感じてしまうことです。これもウーハーが大きすぎるような気がします。
https://open.mixi.jp/user/8290003/diary/1973651735

131. 中川隆[-14846] koaQ7Jey 2019年11月18日 09:06:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1934] 報告
自分の趣味としてのオーディオ GRFのある部屋 2019年 11月 17日
https://tannoy.exblog.jp/30631703/

高齢者の重大事故が多発していますが、統計を取るとやはり一番事故率が高いのは、25歳未満の若い世代だそうです。スピードを出すのが楽しくて仕方がない世代だし、経験も積んでいません。年齢とともに、いろいろの現象を目の当たりにして、怖くなってますます慎重になる人もいれば、自分だけは大丈夫だと、大見得を切って走っている人もいます。

また車に乗ると気が大きくなり、道路を自分だけの物と勘違いして、クラクションを鳴らしながら威張って走っている勘違い者も後を絶ちません。交通事故こそ、社会の縮図を見せる事象も少ないほどです。歩行者としては、無意識のうちに他人の進路を妨害しないように歩いている人も、少し高い目線の車に乗ると、世間を見下ろしたような高圧的な態度を取ったり、勘違いする人もいます。


勘違いは、自動車事故ばかりではありません。ほとんどすべてのことにあてはまります。よくあるのは、健康オタクです。適度な運動は欠かせませんが、過激な運動を繰り返して、体内の細胞を活性化しすぎ、ガンを発症する確率が高くなります。何事もやり過ぎは逆効果でしょう。

健康食品やサプリメントのコマーシャルが毎日、繰り返し行われています。その莫大なコマーシャル代も結局は、その製品を買う人が払っているのには、なかなか気がつきません。毎日、毎日、おなじコマーシャルが流れ、人々を無意識に洗脳しているのです。


産地直送の、本場の食材や、緑黄野菜のコマーシャルも同じです。産地直送は美味しいかもしれませんが、人のからだは純粋な化学工場ですから、身体の中に入れば、炭水化物、タンパク質、脂肪等の栄養素に分かれ、それを酵素が分解して、分子レベルにして取り込んでいるのです。もちろん、その分子にはどこどこ産とは書かれていません。


それらの通販の費用の何分の一が、個別な運送費とコマーシャルに費やされています。どこ産の食材だから身体に良いとは、言い切れないのに、画面上には、個人の意見です。と書かれていても、信じたい人は信じるのです。産地直送だから、身体に良いとは言いませんが、美味しいから身体に良いと思わせるのです。思わせているのは、30分以内に申し込めば、おまけが付いてくると言う商法です。


健康食品ばかりではありません。昔のバナナのたたき売りや景品販売と同じ手法が繰り返されているのです。その手法は、ますます高度化されて、イメージ先行になっていきます。住宅誌も、自動車誌もきれいな写真で、きれいに印刷された商品は性能が良いはずだと思わせるのです。同じとは言いませんが、映画「スティング」の様な出てくる人が全員が詐欺仲間だと、逃げ場がありませんね。


アメリカでは2%のスーパーリッチ、日本でも5%のリッチの人たちがいるそうです。高級スポーツカーだけではなく、オーディオ店も、そういう人達を狙って、各県に一軒ぐらいの専門店はありました。極めて濃い熱烈なお客さんを持って、一種の秘密結社を構成しています。その手法は、歴史になって、博物館に入っているようなヴィンテージの機器で、クローズサーキットを作り上げ、その中で、外界との接触を断って濃密な関係を構築しているようなお店です。


さすがに、現在は、そのようなカリスマ店は少なくなりましたが、地方のオーディオ店によく飾ってあるのは、海外のカリスマオーディオ店の経営者と一緒に写っている写真です。ここまで、彼らは営業に来たんだと感心もし、驚きもしました。


その手法は、常に決まっています。限定された部門だけに、フォーカスを当てて、どんどんと、細分化して中身を濃くしていくのです。最後は、それでなくては出来ないと思わせられれば大成功です。後は、お客の方が勝手にエスカレートしていくからです。お店ですから、物を売らなくてはなりません。一つより二つ、二つより四つとどんどんとエスカレートしていき、気がついたら、部屋中大型スピーカーで埋まっていたり、押し入れタンスのような機器類の箱で身動き取れなくなっています。


それは限界までエスカレートして、ある日、我に返ります。そういうお店の経営者は、みなミイラ取りがミイラになった人達です。強く信じていますから、説得力が違います。何回かお話ししていますが、そうして細分化していくと、11時59分59秒99999・・は永遠に12時にはなれないのです。


でも現実は、12時になるし、なれば魔法は壊れます。大伽藍が崩壊するように崩れるのです。カリスマ経営者も、回復不可能の事態に陥ったり、亡くなってしまえば魔法がなくなったただの箱です。しかし、いまはその昔のブランドだけが一人歩きする時代でもあります。何十年前のブランドでも、名前が知られていれば、それは良い物だと思い込むからです。そのブランド名にあこがれた時代、その頃の郷愁を呼び起こすのがブランドの力でもあるからです。


でも、音楽を聴くためのオーディオは、そういう特殊な世界に入り込むのではなく、自分の出来る範疇で、自らが再構成できうる範囲で楽しむべきだと思うのです。どんなに、能書きが良くても、自分の装置の中に組み込んで、あくまでも自身が使いこなせる範囲で行うべきだと思っています。名前に頼るのではなく、郷愁を誘うデザインに殉ずることはなく、あくまでも、音楽が活き活きとなる装置を目指すべきだと思うからです。
https://tannoy.exblog.jp/30631703/

132. 中川隆[-13128] koaQ7Jey 2020年3月04日 11:44:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[404] 報告
「真空管アンプと音の響きについて」のネット記事の紹介
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2c67fa684e71ad82afe94a6cfedd509c

「真空管アンプは、真空管の差し替えで音が変わります。最近私は真空管アンプに注目していますが、それは音源がPC/ネットワークオーディオになると、ますます潤いや音を作る楽しみが小さくなってしまうからです。

たしかに、PC/ネットワークオーディオでもケーブルを変えたり、再生ソフトを変えると音が変わるのですが、カートリッジの交換だけで1枚のレコードがまるで違う歌のように雰囲気までがらりと変わってしまったアナログ時代の音の変化とは、何かが根本的に何か違うように感じています。

デジタル時代の音の変化は、音の細やかさや透明感、立体感など「音質」に関わる部分で、音楽の雰囲気つまり「情緒」に関わる部分での変化が少ないように思います。

また、アナログ時代には「再生時の音作り」で生演奏よりも素晴らしい雰囲気で音楽を楽しめたのに対し、デジタル時代ではどう頑張っても生演奏を超えられないように思うのです。このアナログとデジタルの根本的な違いは、「響きの差」から生まれていると考えています。

音楽は響きの芸術です。音楽は、音の響きが多いか少ないかで情報量が変化します。良い例が「クラシック・コンサート」で、響きの美しいホールでなければ情緒深く美しい演奏が奏でられません。

演奏をより美しくするためには、楽器そのものの響きをさらに「響かせる」ことが必要です。音源がアナログオーディオの場合、再生プロセスではレコード盤そのものの響き、カンチレバーの振動など録音されていない「響き」が盛大に発生します。それを「味方」に付けることで音楽的な情報量を増やしたり、演奏の味わいを深められるのだと私は考えています。

ところが音源がデジタルになると、この「響き」が生み出されなくなります。アップサンプリングやビット伸長を行うことで音の細かさは向上しますが、響きが増えることはありません。

これが再生プロセスの芸術性でデジタルがアナログを超えられないと考える理由です。デジタルの音はアナログよりもあっさりしている、アナログのような暖かさや情緒深さが感じられない、立体感に乏しい、これらはすべて「響きが足りない」からだと考えられます。

このデジタルで不足する「響き」を補えるのが、真空管アンプです。今回のテストから明らかなように、真空管が音楽信号に呼応して響き、音楽の味わいを深めます。プレーヤー(音源)で響きを作るすべを封じられた今こそ、真空管アンプに注目すべきだと私は考えています。」

つまり、CDにしろSACDにしろさほどの変化を感じられなかった原因は「音の響き」がプアなせいだったのか、と思い当たった。

我が家の場合は、いまさらレコードに戻るのも億劫だしデジタルの音を「真空管アンプ+昔の高能率のユニット」で鳴らす方が「音の響き」にとって丁度いい塩梅だと勝手に思っている。

デジタルもアナログもそれぞれ長所もあれば弱点もあるので、長所をいかに伸ばし、弱点をいかにカバーするかが、ありふれたことだがオーディオの王道なのだろう。

そういえばオーディオ誌などを見ているとシステムや機器の「弱点」に触れている記事はまず見かけないのでうかつに信用できない。

たとえば「響きが足りないデジタルの音を響きの少ないTRアンプで鳴らす」風潮などがそうで、オーディオが衰退の一途をたどっている一因もその辺りにあると推察している。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/2c67fa684e71ad82afe94a6cfedd509c

133. 中川隆[-13976] koaQ7Jey 2020年3月15日 12:44:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[851] 報告
2020年03月15日
1ドル40円から60円が適正? 異常に安い日本の物価が為替変動を招く


北欧では外食は1万円以上になる


各国の物価で見る適正な為替相場

1ドルが何円かを決めているのは為替相場で国際為替市場によって決まるが、そういう名前の市場がある訳ではないです。

各国の主要銀行間で為替売買を行い、需要と供給が釣り合った為替レートに自動的に収束する。

例えば1ドル105円でドルを買いたい人と、1ドル110円で円を買いたい人が居ると、間をとって1ドル107円台で取引成立する。


世界各国の通貨価値はドルとの取引価格で決まるので、NYなどのアメリカ市場との取引で決まる。

為替市場の1年間の取引量は約1000兆ドルで1日では4兆ドルと巨大で、株式市場や輸出入の何十倍もの金額です。

だが全世界の金融資産合計は約360兆ドル、世界のお金の合計は約800兆ドル、すべての国の総資産はおそらく1京ドルに達している。


巨大な為替市場といっても毎日世界全体のお金の0.5%しか取引されていないので、ここで不具合が起こります。

例えば国際取引で1ドル100円になったとしても、それは日米のお金の0.5%の取引量だけで決まった為替レートです。

200分の1から全体を推測しているので、地球から観測して銀河系の様子を推測しているのに近い。


だから為替レートでは誤差や間違いが生まれ、時にとんでもない数字になる場合があります。

例えば2007年のリーマンショック前は1ドル124円が「適正」だったのに翌年は100円を割り込みました。

円の価値はどんどん上がって2011年には1ドル75円になり、日本のGDPは4.2兆ドルから6.7兆ドルに急上昇した。

為替レートの間違い

これが為替レートの間違いでごく小さい取引量で全体を決めているため、実態として日本は悪くなったのに日本の価値が急上昇した。

だが実は1ドル75円のほうが正しくて1ドル124円が間違っていたという指摘もあります。

それが物価から算出した適正レートで、確か2010年ごろ日米のビッグマック価格は1ドル70円台で釣り合っていたと思います。


ビッグマック価格はひとつの象徴的な価格で、要は国が違っても同じ価値の商品は同じ値段になるべきだという考え方です。

2007年ごろに日本の物価が安く、北欧ではペットボトルの水が500円で日本は100円などと言われていた。

あまりにも拡大した物価差は調整されるものなので、1ドル75円こそ適正レートだった可能性があります。


現在のビッグマック価格は日本は390円でアメリカは5.67ドル、世界最高はスイスで6.5ドルだそうです。

日米のビッグマックが同じ値段になる為替レートは1ドル69円程度なので、物価からは1ドル60円台突入が示唆されています。

もっとも対象になる商品を例えば自動車やガソリンにするとアメリカのほうが安く、多くの日用品はアメリカのほうが安い。


欧州は物価が高く北欧では日本では550円で売っているマックのランチセットが約1300円だそうです。

コーラは500mlで500円なので1mlあたり1円、牛丼屋で500円なら良いものが食えるが、北欧ではまともな食事は1万円以上する。

これを為替レートで調整しようとすると1ドル30円か40円が適正になってしまう。


このように為替レートはいつも正しい訳ではなく、どちらかと言うと「いつも間違っている」ものです。

1ドル40円にもなりえるし1ドル120円にもなりえるが、世界が深刻な経済危機だとほとんど円高に進みます
http://www.thutmosev.com/archives/82443326.html

134. 中川隆[-13847] koaQ7Jey 2020年3月17日 23:29:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1035] 報告

オーディオ関係者は悪い _ “サル化”するオーディオ業者とオーディオ評論家

「今さえよければそれでいい」
社会が“サル化”するのは人類が「退化のフェーズ」に入った兆候
内田 樹 2020/02/29
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/「今さえよければそれでいい」社会が“サル化”するのは人類が「退化のフェーズ」に入った兆候/ar-BB10xLno?ocid=ientp

「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」――。

新著『 サル化する世界 』で、利己的で近視眼的なものの見方をする人々が増殖する社会を“サル化”と定義した思想家・内田樹氏が、世界的なモラルハザードを喝破する。

◆◆◆

「今さえよければそれでいい」という発想

――現代社会の趨勢を“サル化”というキーワードで斬った思いは何でしょうか?
内田 “サル化”というのは「今さえよければそれでいい」という発想をすることです。目の前の出来事について、どういう歴史的文脈で形成されたのか、このあとどう変化するのかを広いタイムスパンの中で観察・分析する習慣を持たない人たちのことを“サル”と呼んだのです。

 歴史学的なアプローチも探偵の推理術も同じです。目の前に断片的な情報が散乱している。そこから「何が起きたのか」をいくつかのパターンで考え出し、すべての断片をつなぐことのできるストーリーを選ぶというのが探偵の推理術です。それが論理的思考ということです。でも、今の日本では、政治家も官僚もビジネスマンもメディアも、論理的にものを考える力そのものが急速に衰えた。広々とした歴史的スパンの中で「今」を見るという習慣がなくなった。時間意識が縮減したのです。それが「サル化した社会」です。


「サル化」という言葉は「朝三暮四」の故事から


――確かに社会のさまざまな局面で長期ビジョンが失われ、刹那的な傾向が強まったように思います。

内田 「サル化」という言葉は「朝三暮四」の故事から採りました。サルたちにこれまで給餌していた8つの栃の実を7つに減らすことになったとき、「朝3、夕方4ではどうか」と言ったらサルは怒り出し、「じゃあ、朝4、夕方3は?」と言ったら狂喜した。朝の自分と夕方の自分が同一であるということが仮想できなかったのです。ある程度長い時間を通じて自己同一性を保持できない人を笑ったのです。

 中学の漢文の授業で習ったときは「変な笑い話だ」と思っていたんです。どうして「こんな話」が何千年も語り伝えられるのか、意味がわからなかった。でも、よく考えたら、漢文で習う「守株待兎」も「矛盾」も「鼓腹撃壌」も、全部春秋戦国時代のものですが、本質的に「同じ話」なのです。どれも時間意識が未成熟な人間を笑っている。

適切な時間意識を持たないと人に笑われるぞという “脅し”

「矛盾」の武器商人は、「矛を売っているときの自分」と「盾を売っているときの自分」が同一であるということをうまく想像できない。切り株に偶然ウサギがぶつかったら、次の日から野良仕事を止めてしまった「守株待兎」の農夫には「確率」とか「蓋然性」という概念がなかった。「鼓腹撃壌」では「皇帝の善政のおかげでみんな幸福に暮らしている」と歌う子どもたちと「オレの日常に皇帝は何の関係もない」とうそぶく老人が対比的に扱われていますが、この老人には「因果」という概念がない。「矛盾」も「蓋然性」も「因果」もすべてある程度長い時間を俯瞰する視座に立たないと発生しない概念です。

 これらの逸話が春秋戦国時代に集中しているということは、おそらくその時期に「時間意識が成熟した人間」と「時間意識が未成熟な人間」が混在していたということだと思います。だから、「時間意識が未成熟な人間」を文明化することが社会的急務だった。こういう逸話が集中的に語られたのは、適切な時間意識を持たないと人に笑われるぞという「脅し」によって、人々を教化しようとしたからだと思います。


――有名な故事の数々が、時間意識のトレーニングになっていたというのは驚きです。

内田 時間意識とは「もう消え去った過去」と「まだ到来していない未来」を自分の中に引き受けることです。過去の自分のふるまいの結果として今の自分がある。未来の自分は今の自分の行動の結果を引き受けなければいけない。そういう骨格のはっきりした、ある程度の時間を持ちこたえられるような自己同一性がその時代から要求されるようになった。

 エマニュエル・レヴィナスが「時間とは主体と他者の関係である」という非常にわかりにくい命題を語っていますが、僕たちがそれが「わかりにくい」と思うのは、「時間意識」というものが伸縮するということを忘れているからです。ごく限定的な時間意識しか持たない人間と、広々とした時間意識を持つ人間がいる。

 一神教信仰は信仰者にこの「広々とした時間意識」を要求します。「造物主による創造」という想像を絶するほどの過去と、「メシアによる救済」という想像を絶するほどの未来の間に宙吊りにされている今の自分というものを把握できたものだけが一神教のアイディアを理解できる。そこから人間の知性と倫理性が発動する。そういうアイディアが生まれたのが紀元前1000年から500年くらいのことであり、それが人類史的な特異点(シンギュラリティ)を形成したのだと思います。
現代人が「退化のフェーズ」に入ったことの徴候ではないか

 だから「今だけ、自分だけよければ」という現代人に特徴的な時間意識の縮減は、それから2000年、3000年経って人類が「退化のフェーズ」に入ったことの徴候ではないかと思ったのです。


 ――いまは日々あまりに忙しすぎて、目の前のことにあくせくせざるを得ないという社会環境も大きいと思います。

内田 産業構造の変化のせいだと思います。経済活動が人間的時間を超えた速度で活動し出した。株の売り買いなんかはマイクロセコンド単位で、アルゴリズムが行うわけですから、今の経済活動の基本時間はもう人間的時間ではない。人間の身体感覚や知性が賦活される時間の流れ方ではないのです。

 僕が子供の頃、1950年代はまだ生産者のうち農業従事者人口が50%を占めていました。ですから、経済活動を考量するときの時間単位が「植物的」だった。ですから、学校教育でも、子どもたちの成長は農業のメタファーで語られていました。「種子を撒いて、水と肥料をやって、日に当てて、風水害や病虫害から守ると、収穫期には果実が実る」という言い方で家庭教育も学校教育も語られた。

 子どもたちは「種子」ですし、育ち方はお天道さま頼りですから、先行きどのようなものに結実するか予測できない。キュウリができるのか、トマトができるのかは分からないけれど、きちんと手入れをすれば、この子が持ってる潜在可能性は開花するだろうという、諦観と楽観の入り混じった感情で子どもは育てられた。いくら手入れをしても、さっぱり芽を出さない子については「大器晩成」といって、そのうち何か大きなものに結実するんじゃないかというような気楽なことが言われた(笑)。

かつての植物的な時間の中での子育て

――ゆったりとした植物的な時間の中で子供も育まれていたわけですね。

内田 植物的時間というのは、基本四季のサイクルですからね。のんびりしたものでした。子どもは工場で工業製品を作るように、仕様を決めて、納期を決めて、規格を決めて、全工程を管理したら出て来るものだという考え方をしなかった。親や教師が管理できるのはせいぜい全体の2〜3割であって、8割ぐらいは自然力任せという感覚があった。日光や雨量やイナゴの来襲は人力ではコントロールできませんから。

 人類史のなかで農業が支配的な産業だった時期は長いです。だから、「子育て」についてのプロセスは無意識に農業のメタファーで語られていました。たとえば、ガリ版で刷った学級通信なんてだいたい「めばえ」とか「わかば」とか「みのり」(笑)というようなタイトルだったでしょう。幼稚園のクラス名などもよく植物の名前が使われていた。「うめ組」とか「ひまわり組」とかね。でも、産業構造が変わって、第二次産業が基幹産業になると同時に、工場での工業製品の生産プロセスに準拠したメタファーが用いられるようになった。そういう転換は無意識のうちに行われたので、誰も気づかなかった。


人間は生身の生き物なんであって、缶詰や乾電池じゃない

 今は学期ごとに学習到達目標が数値的に示されて、そこで示された「納期」と「仕様」に合わせて「生産」がなされなければいけないとみんな思っている。まるで自動車やコンピュータを作るように精密な工程管理と製品の質保証がうるさく言われるようになった。教育について語る言葉遣いも工学的になってきた。「シラバス通りの授業をしろ」とか「学士号の質保証」とか「PDCAサイクルを回す」とかいう、どれも工業の用語です。

 それと同時に四季のサイクルを基準にした植物的時間が棄てられて、その代わりに納期と仕様に合わせて工業製品を生産する工学的時間が採用されるようになった。人間では制御できない巨大な自然力が子どもの成長に介入するという考え方そのものが廃棄されて、すべては人工的に管理できるということが前提になった。

 でもね、人間は長らく植物的な時間のなかで子どもを育ててきた。それで何千年かやってきて、うまくいったんです。産業構造が変わったからと言って、教育まで支配的な産業構造に合わせて変える必要なんかないと僕は思います。子どもは植物的時間の中で成長すればいいじゃないですか。人間は生身の生き物なんであって、缶詰や乾電池じゃないんですから。


長期スパンで見たときのドナルド・トランプ

――近年、とみに政治家が平気で嘘をつくようになりました。嘘の答弁を並べ立てたり、フェイクニュースを垂れ流すのもまた時間意識の縮減でしょうか。
内田 Honesty pays in the long runということわざがありますね。「長期的に見れば、正直は引き合う」という意味ですが、それは逆に言えば、「短期的に見れば、嘘は引き合う」ということです。だから時間意識が縮減して、「短期的に見る」ことしかしない人間にとっては「嘘をつくことの方が引き合う」んです。

 ドナルド・トランプは100年単位の長期的なスパンでとらえたら、米国史上でもっとも愚鈍で邪悪な大統領として歴史に名を残すでしょう。長期スパンで見たときに、アメリカの国益を大きく損なった人として世界史に記録されることは確かですが、短期的に見れば大成功している。ファクトチェックによると、就任からすでに1万以上の嘘を重ね、フェイクニュースを垂れ流したことによって成功したわけです。「嘘は引き合う」の最も説得力のある事例です。

アメリカでも日本でも“サル化”が進行している

 約束を守るとか、隣国との信頼関係を構築するのは、短期的にはコストがかかるかも知れませんけれど、長期的には安全保障コスト、外交コストを引き下げることになる。でも、今のアメリカにはそれができない。他国を恫喝して、外交的な危機を煽ったほうが有権者は喜ぶし、兵器産業は儲かる。トランプが今もアメリカ国民の相当数から支持されてるということは、アメリカ人でも“サル化”が進行しているということだと思います。

 日本でも同じです。安倍晋三も嘘に嘘を重ねてきましたけれど、本人はそれほど罪の意識はないと思います。「長期的に見た場合、こんな嘘を言って帳尻は合うのか」という考え方をしない人間にとっては「嘘をつかない」インセンティブはありませんから。世界中が“サル化”しているわけで、日本だけが特別悲惨なわけではないということです。そんなことを言っても何の慰めにもなりませんが。
――嘘が蔓延する一方で、露悪的に暴言を吐いたりヘイト発言をする人が、ある一定層にウケている現象についてはどうご覧になってますか?

内田 暴言を吐く人は昔からいました。でも、そういう「下品な人間」はあまり人前には出てこられなかった。そういうことは人前で言うもんじゃないという常識の抑制がかかっていたし、人前で下品なふるまいをする人間にはそれなりのペナルティが科された。でも、今はネットで匿名で発信できます。実社会で、固有名で発信した場合には相応の社会的制裁を覚悟しなければならないことでも、匿名でなら、責任をとるリスクなしにいくらでも下品になることができる。だから、これまで抑制されてた下品さが噴出してきた。下品な人間の比率そのものは時代によって変わりはしません。別に日本人が全体として下品になったわけじゃなくて、これまで隠れていた下品な人間が可視化されただけなんです。

さっぱり楽しくない「気まずい共生」とは?

――そうした時間意識が社会の分断化をより強めてきたようにも思います。どうしたら互いに溝の深い人々とも同じ共同体を形成することができるのでしょうか。
内田 哲学者のオルテガ・イ・ガセットが言うとおり、「敵と共に共生する、反対者とともに統治する」というのがデモクラシーです。だから公人たる者は反対者たちの意向も代弁して集団の利益を代表するのが仕事であって、自分の支持者の利益を代表するわけではない。それがいまや、デモクラシーというのは多数決のことだというシンプルな理解が支配的になった。選挙結果が51対49だったら、敗けた49についてはまったく配慮する必要がないと公言するような人物が首長になったり議員になったりしてる。彼らは自分が公人であるという自覚がない。自分の支持者を代表しているだけなら、「権力を持った私人」でしかない。

 デモクラシーの原点に立つなら、公人たる者は、自分の個人的な思いは痩せ我慢してでも抑制して、異論と対話して、反対者と共生する作法を学ばなければいけないと思います。それが本書にも書いた「気まずい共生」ということです。「気まずい」わけですから、さっぱり楽しくない。合意形成にもやたら時間がかかる。でも、それがデモクラシーのコストなんです。デモクラシーのコストを引き受ける気がないなら、独裁制か無秩序か、どちらかを選ぶしかない。


https://www.msn.com/ja-jp/news/national/「今さえよければそれでいい」社会が“サル化”するのは人類が「退化のフェーズ」に入った兆候/ar-BB10xLno?ocid=ientp


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『サル化する世界』についてのインタビュー - 内田樹の研究室 2020-03-17
http://blog.tatsuru.com/2020/03/17_0828.html

いくつかのメディアから新刊『サル化する世界』についてのインタビューがあったので、まとめて再録。

「サル化する世界」というタイトルに込めた思いを教えてください。

「サル化」とは、「朝三暮四」に出て来るサルのように、現在の自分と未来の自分の間に自己同一性を保持できない病態のことです。

 もともとヒトは時間意識をゆっくりと拡大することで、他の霊長類から分かれて進化を遂げて来ました。そして、今からおよそ2500年くらい前に、四大文明の発祥地で「世界の起源」と「世界の終わり」という概念を持つところまでたどりつきました。広々とした時間意を持つことができた。そのおかげで人類は宗教を持つことができたし、歴史や物語を持つこともできました。

 中国の春秋戦国時代に「矛盾」「守株待兎」「刻舟求剣」「鼓腹撃壌」といった「時間が経過しても自己は同一的である。自己は同一のつもりでも時間は流れる」ということがうまく理解できない愚者を主題にした説話が集中的に語られています。おそらく、その頃に時間意識についての「シンギュラリティ」があったのでしょう。孔子も荘子も韓非も、その教えに共通しているのは長いタイムスパンの中でものごとの適否を判断できる能力を未開からのテイクオフの条件と見なしていたということです。

 しかし、せっかくこうやって時間意識の拡大によって他の霊長類から分離したにもかかわらず、現代人の時間意識はふたたび縮減し始めています。この「人間以前」に向かうの文明史的退化の徴候を僕は「サル化」と呼んだのです。

過去と未来をふくんだ視点で「今」を考察する力は、なぜ急激に失われてしまったのでしょうか。

 最大の原因は基幹産業が農業から製造業、さらにはより高次の産業に遷移したことだと思います。農業の場合でしたら、人間は植物的な時間に準拠して暮らしていました。農夫は種子をまいている自分と、風水害や病虫害を防いで働いている自分と、収穫している自分が同一の自己であるという確信がないと日々の苦役には耐えられません。でも、いま、最下層の賃労働者は今月の給与をもらっている自分より先の自分にはなかなか同一性を持つことができません。AI導入後に雇用環境がどう変わるかも予測がつかないどころか1月後に仕事があるかどうかさえ分からないんですから、老後に年金や健康保険がどうなっているか予測がつくはずもない。だったら、考えても仕方がない。

 事情は金融商品の売り買いで個人資産を増やしている富裕層も同じです。株式会社は当期利益至上主義ですし、株の取引はマイクロセコンド単位で行われている。だったら、それ以上タイムスパンを広げても意味がない。

 今から10年前にGoogle やAmazonが「こんなふう」になると予測した人はほとんどいませんでした。これらの企業が10年後にどうなっているかもやっぱりわからない。長い時間の流れの中に自分を置いて、何が最善の選択なのかを熟慮するという知的努力は費用対効果が悪いということがいつの間にか身に浸み込んでしまった。
日本社会の劣化は「サル化」の一兆候なのでしょうか。
 
 安倍政権の大臣や官僚たちは「嘘をついても平気」「前後に矛盾のある言明をしても平気」「謝罪しても次の瞬間には忘れている」といった症状を呈しています。どれも時間意識の縮減の徴候です。

 Honesty pays in the long run「長い目で見れば正直は引き合う」ということわざがありますけれど、これは裏返して言えば「短期的に見れば嘘の方が引き合う」ということです(実際にそうだし)。ですから、「長い目で見る」習慣を失った人たちがシステマティックに「嘘つき」になるのは論理的には当然なのです。

 前後の矛盾を指摘されてても平気というのは「矛盾」の武器商人と同じです。彼は「どんな矛も通さない盾」を売っているときの自分と、「どんな盾も貫く矛」を売っているときの自分が同一人物だと思っていないのです。だから「この矛でこの盾を突いたらどうなる?」という問いに当惑したのではなく、その問いの意味そのものが理解できなかったのです。国会答弁で少し前に言ったこととまったく逆のことを平気で言って、「整合していない」と言われても少しも悪びれる様子がないのもそれとほぼ同じだと思います。

日本人の労働生産性は、「1人当り」「時間当たり」ともに先進7カ国中の最下位という状態が続いていますが、日本の組織を活性化し、イノベーションを起こすには何が必要だと思われますか。

 組織を再活性化するなら、管理部門に過大な資源を配分しないことです。今の日本の組織は「価値あるものを創り出すセクター」よりも「人がちゃんと働いているかどうか監視するセクター」の方に権限も情報も資源も集積しています。労働者よりも監督の方が多い現場とか、兵士よりも督戦隊(前線から逃げて来た兵士を射殺する後方部隊)が多い戦場のようなものです。それでは生産性が上がるはずがない。

「管理を最低限にする」「現場に自己裁量権を与える」「成果の短期的な査定を止める」くらいで日本の組織はかなり再活性化するはずです。でも、管理部門の人たちはそう言われても「管理部門の肥大化を適正規模に抑制するための管理部門の増設」くらいしか思いつかないでしょうけど。

 イノベーションというのは未来にぼんやりとした手応えを感じる直感力なしには成立しません。「何だか知らないけれど、この先に『いいこと』がありそうな気がする」という直感に導かれてはじめてあらゆる創造は可能になります。でも、そのためには「この先」に、まだ現実になっていない時間に指先が届かなければなりません。「この先」という言葉に何のリアリティーも感じられない人間に何かを新しく創り出す能力が育つわけがない。

社会が脱サル化するために必要なこととは?

 サル化した人間の特徴は「過去を反省しない」「未来に対して見通しを持たない」ことです。だから、悔恨もないし不安もない。どれほど失敗しても同じ失敗を繰り返すし、「こんなことを続けていたらそのうちたいへんなこと」になるとわかっていても、「こんなこと」を続ける。「前にこれで失敗して手痛い思いをしたこと」も「そのうち起こるかもしれないたいへんなこと」にもリアリティーを感じることができない。

 こんな生きづらい時代ですから、「過去のことは忘れたい 未来のことは考えたくない」と思ってしまうことは止められません。でも、「後悔に苛まれたくない、不安に怯えたくない」という人は、それと同時に、遠い記憶の中を逍遥したり、未来に夢を描いたりすることもあきらめなければならない。それがどれほど多くのものを失うことなのか、それについては少し立ち止まって考えた方がいいと思います。
http://blog.tatsuru.com/2020/03/17_0828.html  


▲△▽▼

内田樹 生きづらさについて考える
週刊金曜日インタビュー 2020-02-26
http://blog.tatsuru.com/2020/02/26_1553.html


去年の暮に『週刊金曜日』の植村隆編集長が凱風館までインタビューに来た。植村さんは北星学園大学事件のときに「捏造記者」という無根拠な誹謗中傷を受けて、失職のリスクにさらされたことがあった。そのときに鈴木邦男さんと一緒に植村さんを支える会に加わって支援活動をしたことがある。そのご縁で、植村さんが『週刊金曜日』の編集長に就任したのを機会に神戸まで会いにいらしたのである。

――内田さんの著作『生きづらさについて考える』は、さまざまなメディアで発表されたものをひとつにまとめたものですが、一貫しているものがあると感じました。いま日本が「生きづらい」社会になっていることへの警鐘だと思われますが?
2016年暮れに、米外交問題評議会発行の『フォーリン・アフェアーズ』が、「日本の大学」特集をしたときに、いまの大学に対してどう思うかを、日本の教員や学生にインタビューをしていました。すると、「身動きできない」(trapped)「息苦しい」(suffocationg)「釘付けにされている」(stuck)というような、「身体的」な印象を共通してみんなが語っていた。

僕は、制度の問題より、そういう「身体的」な印象を語った言語のほうが、今の日本社会の実相をよく現していると思うのです。

「生きづらい」とみんなが思っているのは文字通り、「身体的」につらいということなのです。

若い人たちが特に感じているのは「未来が閉じられている」という実感ではないでしょうか。自分が動ける可動域がどんどん制限されていく、職業であっても、居住地であっても、生き方の自由度が下がってきている。

僕自身同じことを感じます。僕に対する批判の多くが自由度を抑制しようとしている。
「大学教授ともあろうものが、何々していいのか?」とか、「哲学者を名乗るのであれば、これくらいのことは知らずしてどうする?」などなど。そちらで勝手に僕が何者であるかを決めて、その枠の中に押し込めようとする。

これは現代日本社会に共通しているように思えます。立場にかかわらず、「いやしくも・・・である以上、・・・であるべきだ」という文型で他人の言動の可動域を限定してくる。

理屈として筋は通っているんです。

でも、そういう文型で埋め尽くされてしまうとこちらは息が詰まる。たしかに批評として切れ味はいいかも知れないけれど、そういう定型句が行き交うせいで集団の知性が活性化するということはありません。

それは体制を批判する人も同じです。「日本社会は・・・であるべきだ」というふうにやはり「あるべき姿」を語る。「いろいろあっていいんじゃないの」とか「まあ、好きにしたらいいよ」というタイプの非統制的なメッセージは左翼的な言説のうちにはまず見ることがない。


萩生田発言の本質

――時代的にはいつ頃からそのようなことを感じるようになりましたか?

90年代の終わりぐらいからでしょうか。「貧すれば鈍す」ということだと思います。
バブルの時代はみんな自分の金儲けに忙しくて、他人の生き方にあれこれ口出しする暇がなかった。こちらとしては気楽な時代でした。でも、バブル崩壊後に「パイの取り合い」が始まった。そのときに「お前に許されたスペースから出るな」という言い方が支配的になった。人の生活空間そのものまで限定する動きが、あらゆる分野で顕著になった。
先日、萩生田光一文科相の「身の丈」発言というのがありましたけれど、あれは今年の流行語大賞かなと思いました。時代の気分を実に的確に言い表しているから。

「身の程を知れ」とか「おのれの分際を知れ」という言葉は僕が子供のころまではよく口にされていたもので。でも、久しく訊かなかった。それが生き返ったのは、世の中が「貧乏くさくなった」ことの証拠なんだと思います。みんなで分割する「パイ」が縮んでいるんだから自分の取り分以上のものを取ろうとするなというわけです。そういう言葉は「パイが大きくなっているとき」には口にされない。ですから、高度成長期以降はほとんど死語になっていました。それがいま甦ってきた。自分の取り分で満足しろ、自分に与えられたステイタスから一歩も出るなというのは「貧しい社会」固有の発想です。


――内田さんがおっしゃった時代のひとつの総仕上げみたいな言葉ですね。

これはイデオロギーではないのです。身体実感を言葉にしただけです。でも、体にかかわる言葉が一番生々しく時代精神というものを露出する。


閉塞の時代

――これはお金がなくなったということだけでしょうか?

それだけではないと思います。貧乏ということで言ったら、僕が育った1950年代の日本の方がはるかに貧しかった。でも、人々は明るかった。


――政治的な影響ですか?

政治とも直接は関係がない。政治もその気分の中にあるからです。気分が先で、制度は気分の変化の帰結なんです。まず気分が変わる。メディアの論調が変わる。それから、政治家の価値観やふるまいが変わる。みんな「時代の空気」に適応しているのです。
だから、政治を変えようと思うなら、政治制度をいじってもしかたがない。時代の気分が変わらないと何も変わらない。

例えば、安倍政権が倒れて、石破茂さんが総理大臣になったからといっても社会は別に明るくはならないと思います。でたらめな縁故政治が多少はなくなるでしょうけれど、石破さんが内閣総理大臣になっても、岸田文雄さんがなったって、あるいは小泉進次郎さんがなっても、日本社会の閉塞感は変わらないと思う。

でも、自民党が政権にあることが閉塞感の理由ではないのです。逆なんです。自民党が抑圧的な政策を行うから社会が閉塞的であるのではなくて、社会が閉塞的になったので、むしろそれが、抑圧的な政策と親和し、それを呼び込んでいる。

いま安倍政権を5割近い人が支持しています。5割近い人が、この時代の空気を自分にとってごく自然なものだと思っているということです。この酸欠状態の中で深く呼吸できていると思っている。彼らは抑圧とか、息苦しさとか、生きづらさとかいうものを、もう感じていない。酸欠状態そのものが自然になっている。この人たちに、「息苦しくないですか?」「どこか穴あけて新鮮な空気を入れないと窒息しますよ」ということを伝えないと危険だと思います。


「対米従属」からの解放

――社会が閉塞的になった要因は何でしょうか?

バブルの崩壊ですよね。バブル期の80年代の日本人は異常なほどの多幸感に満たされていた。あの多幸感は単に「カネがある」からだけではありませんでした。あれは「国家主権をアメリカから買い戻す」という前代未聞のプランを日本人が本気で考えていたからです。

あの頃、戦後40年経って、ついに経済力でアメリカを追い越しそうになった。89年に三菱地所はマンハッタンのロックフェラーセンターを買い、ソニーはコロンビア映画を買いました。摩天楼とハリウッドを買ったんです。それをおよそアメリカ社会にあるもので値札がついているものは何でも買えるということだと日本人は理解した。摩天楼とハリウッドが買えるなら、「国家主権」をカネで買い戻すということだってできないはずはない。対米従属の身分からカネで自己解放を遂げることができないはずはない。そういう破天荒な夢が一瞬その時期の日本人の脳裏をよぎった。

世界史上、国家主権をカネで買い戻した国はありません。だから、これは達成されれば、世界史に残る偉業になった。そのことを日本人はみんな口には出さないまま、漠然とは感じていた。国内の米軍基地にもお引き取り願い、日米地位協定を改定し、主権国家になることが夢ではなくなった。

でも、バブル崩壊と同時にその夢はついえた。それがもたらす無力感は想像以上に深いものでした。国家としての生きる目標が失われたんですから。このあとどうすればいいのか? もう永久に対米従属するしかないのか? 

だからバブルの崩壊というのは、単に株価が下がった、地価が下がったという程度のことではなかったのです。国家目標を見失ってしまったんですから。


韓国に習わない日本

――そのなかで、現在は中国が元気が良い。

日本はそれ以後ひたすら没落しているわけですけれど、中国は劇的な成長を遂げた。
実は韓国もそうなのです。韓国もやはり日本に比べるとはるかに成功している。

韓国の場合は、日本の植民地支配から脱したあと、今度は朝鮮戦争があり、久しく軍事独裁があり、80年代に入って、ようやく市民たちが自力で民主化を達成した。

日本の場合は、戦争に負けて、GHQに与えられた既製品の民主主義ですけれども、韓国の場合は、市民が手作りした、血であがなった民主主義です。そこが日本と決定的に違う。そしてもう一つ違うのは、経済的にも日本より成功していることです。

中国の場合は非民主的な独裁政治と市場経済の組み合わせで成功した。韓国は民主制と市場経済の組み合わせで成功した。この二つの成功モデルがいま日本の目の前にある。日本はこれからどちらのモデルに従うかという二者択一を突きつけられているわけです。
もちろん、民主主義と市場経済の組み合わせである韓国モデルの方が日本にとってははるかに親和性が高い。けれども、いまの自民党政権は、韓国モデルから何かを学ぶ気はない。それよりは中国モデルあるいはシンガポール・モデルに惹きつけられている。どちらも強権的な一党独裁体制で、政府批判をする者は令状なしで逮捕拘禁でき、反権力的なメディアもないし、学生運動も労働運動もない国です。そういう国が経済的には発展している。


――どうして日本は韓国モデルを選ばないのですか?

かつての植民地だからでしょう。一段下に見ていた隣国の成功モデルを模倣することはあまりに屈辱的で耐えられないのでしょう。


「成熟」を阻むモノ


――その独裁的な安倍政権の7年をどう見ていますか?

日本の国力を衰微させた7年間でした。「暗黒の時代」として日本政治史に残ると思います。この7年間で、先進国としてのすべての指標が低下した。経済はもちろんですが、なによりも教育の劣化、学術的な発信力は低下が著しい。科学に関しては、『ネイチャー』が2017年に警鐘を鳴らしています。東アジア第1位の先進科学国だった日本の科学力が21世紀に入って劇的に低下したからです。


――表面的にはノーベル学賞受賞者が続いていますが?

それは30年前の研究成果が今になって評価されているわけで、いまの教育行政が続く限り、遠からずノーベル賞はゼロになります。それは受賞者たちが口々に言っていることです。


――教育の分野ではどのようなことが問題ですか?

市場原理を学校教育に導入したからです。限りある教育資源を「選択と集中」で生産性の高そうなセクターに集約しようとしてきた。

中高一貫教育がそうです。あの制度が子どもたちの成熟をどれほど妨げているかについて、みんなあまりに無自覚過ぎます。12歳から18歳まで、同じ仲間と過ごすというのはある種の「地獄」ですよ。変化し、複雑化し、成熟してゆくことを制度的に阻害されるんですから。

思春期の子どもたちって、日ごとに変化するものじゃないですか。それが6年間同じ仲間たちと、同じような言葉づかい、同じようなふるまいをすることを強いられている。12歳のときにある「キャラ」をあてがわれて、それで集団内部のポジションを決められると、それを18歳まで維持しなければ居場所がなくなる。その「キャラ」を忠実に演じることが「自分らしさ」の発現だとみなされている。

日本は集団主義で、「同質化圧」が強いと言いますけれど、それ以上に「自己同一化圧」の方が強いと思う。「自分探しの旅」とか、「自分らしく生きる」とか、「ベストワンよりオンリーワン」とかいう言葉はどれも「自己同一性を早く決めて、決めたらそこから一歩も出るな」というメッセ―ジを言外に発している。先ほどの「身のほどを知れ」「おのれの分際をわきまえろ」と同じです。その自己限定命令をあたかも成長の目標であるかのように設定している。でも、「自分らしさを貫け」というのは実は「成熟するな」ということと同義なのです。

「成熟」というのは、変化し、複雑化することです。昨日言ったことと全然違うことを言い出す、昨日の語り口と全然違う語り口になる。語彙が変わり、表情が変わり、感情が変わり、ふるまい方が変わってゆく、そういうダイナミックな変化のことです。でも、日本社会は、子どもたちが昨日と別人になること、「よりわかりにくくなる」ことをあらゆる機会に阻止しようとしている。社会そのものが成員たちの市民的成熟を構造的に阻害している。日本人が幼稚化した理由はこの「自己同一性圧」にあると僕は思っています。

「自分らしさ」なんてどうだっていいじゃないですか。大事なことは成熟し、複雑化することです。


権力におもねる司法

――なるほど、教育ではそういう問題がある。では、政治の劣化はどうでしょう。最近では、「桜を見る会」問題で安倍政権はまた居直ったり、証拠隠滅みたいなことをしていますが?

この間、ほとんど司法が動いていないことが深刻だと思います。検察が動いていない。なるほど、検察というのは権力の走狗なんだ、権力者に対しては司法の手は及ばないのだ、ということを日本人の多くは日々実感している。これは「法の支配」「法の下の平等」という法治国家の土台が崩れ始めているということです。すでに日本は近代国家としての体をなしていない。いまの日本国民の統治機構に対する不信感は、南米やアフリカの破綻国家、独裁国家のレベルに近づいていると思います。


――マスメディアに対してはどのように思われていますか?

検察もメディアも同じで、腐っているのは制度ではなく、個人なのです。安倍政権下の7年間では、公的な制度を適切に機能させることよりも、権力者におもねって出世しようとする人間たちが重用されました。公益よりも私利を優先させる人間が公的機関の要路に配された。自分さえよければそれでいい、自分がやりたいことができるのなら、先行き国も、自分の属する組織も、どうなってもいいと思っている人たちがあらゆるセクターで指導層を占めるようになった。それはメディアも同じです。自分が出世して、いい思いをできるのであれば、自分の属する新聞社やテレビ局が先行きどうなっても知らないという人間たちがトップを占めるようになった。


――なかには公共性をなんとか守っていこうとする若いジャーナリストもいると思いますが?

います。僕もそういう人たちと連携して仕事をしています。若いジャーナリストたちは辺野古の番組を作ったり、モリカケ問題を追ったり、れいわ新選組を取材したりしている。でも、彼らが書く記事も彼らが制作したコンテンツも、使われない。紙面に載らない、放映されない。上層部が官邸のご機嫌を伺って、抑え込んでしまう。


山本太郎現象

――そのれいわ新選組の山本太郎ですけれども、内田さん自身は、彼をどう見ていますか?

彼は立派な政治家だと思います。感情の器が大きい。怒りも喜びも共感力も、すごく大きい。怒って泣くし、悲しんで泣くし、困っている人を見ると、共感して泣く。不正への憤りで震える、弱者への共感で震える。あそこまで感情のスケールが大きい政治家は、今の日本にはいないような気がします。

それに彼は全部自分の言葉で話しますね。政治家的定型句を決して使わない。先日、梅田での街宣を見に行きましたけれど、3時間続いた街宣なのに、みんな帰らない。何百人もの人が寒空に立って、3時間聴いている。驚きました。それだけ説得力があるということです。


安倍政権の期限

――そういう状況のなかでの2020年ですが、安倍政権4選の声もあります。

僕は「猫の首に鈴をつけにいく」のは自民党のOBじゃないかと思います。福田康夫とか、山崎拓とか、小泉純一郎とか、亀井静香とか、古賀誠とか、もう現役ではない人たちが、「もう辞めろ」と引導を渡しに行く。これ以上続くと、統治機構への信頼が致命的に傷つくから。

辞任勧告が出ると、党内で「ポスト安倍」の動きが始まる。早ければ、年明けすぐに始まるのではないでしょうか。自民党の先行きを考えたら、このまま安倍政権が続くと、自民党という政党そのものが終わってしまう。

福田さんは一連の公文書の扱いに関しては、相当怒っていると思います。小泉純一郎も「製造責任」がありますし。


批判されない権力者

――内閣支持率がいつまでも高いのはなぜでしょうか?

最大の支持理由は「ほかにいない」からです。それは「この人がいま首相だから」というのと同義です。自分にあてがわれた立場からはずれてはいけない、「分際をわきまえろ」というルールが日本の有権者にも深く内面化されている。だから、「首相は首相であるという事実ゆえに、いつまでも首相であるべきだ」という不思議な推論をする。

権力を持たないものが権力者に逆らうことは「分を知らないふるまい」だとして排撃される。権力の基盤が「現に権力を持っていること」ことなんです。その権力をどのように使っているのか、その適否は副次的なことに過ぎない。

富裕層に対する批判を口にすると、「そういうことは同じくらい稼いでから言え」という批判がすぐに来る。政治家を批判すると、「だったら、自分で選挙に出て政治家になれ」と切り返される。自分の分をわきまえずに、自分がそこにいないポジションの人間を批判するのはルール違反だ、弱者の見苦しい嫉妬だ、と。そういう考え方をする人がほんとうに多い。それが現状肯定につながるわけですけれど、その無力感をなぜかリアリズムだと思い込んでいる。そういう人が日本人の5割いるということですね。


――内田さんの若い時代は違っていましたか?

金持ちだから、学者だから、権力者だからといって、「正味の人間」としてなんぼのものか、ということが人を見るときの基準でした。肩書のような外形的なものには意味がないと思っていました。60年代末の学園紛争って、要するに学生たちが大学の先生に向かって、「あんたら、ずいぶんえらそうにしているけれど、正味の人間として、平場に降りてきて、俺らと対決したときに、俺らを論破できるのか、説得できるのか?」と挑戦したことだったと思うんですよね。そして、実際に「象牙の塔」から引きずり下ろして、差しで議論してみたら、あれほど威張っていた先生たちがみんな腰砕けで、それほど節操もない人間だということがわかった。そういうことです。


――安倍首相はどうでしょう?

あの時代の学生たちの集会につれてきたら、一瞬で論破されてしまうでしょうね。


――しかし現代人は権力には逆らえない。

「分をわきまえろ」「控えおれ」という時代ですからね。江戸時代の身分制みたいな話です。


――日本は江戸時代が再現されている。しかし香港では学生たちがたちあがって、中国共産党と闘おうとしている。

立派だと思います。市民たちが主権的に国を統治したいという意志が、香港でも台湾でも、はっきり表示されている。でも、日本では、89年くらいで政治的な夢を見る時代が終わっている。主権国家なら国民は主権者なのですが、いまの日本は主権国家ではなくて、アメリカの属国なわけです。主権者はホワイトハウスにいるわけですから、日本人には自分たちが主権者だという意識がない。そんな人間に市民革命を起こす力があるはずがないじゃないですか。この政治危機において、国会前のデモに100万人集まらない国ですからね。だから、安倍政権が自民党内部の内紛で退場することはあっても、国民が自力でひきづり降ろすということは難しいと思います。


自己限定からの脱却

――そのような状況下で、わたしたちがするべきことは?

「みんな、それぞれの場所で、創意工夫をしてやってください」ということに尽きますね。僕がとにかく声を大にして言いたいのは、「自分らしい」などという言葉に囚われて、自己限定をし、自由度を下げるような生き方をやめたほうがいい、ということです。「みんな好きにやってください。まわりががたがた言っても気にしないでいいです。」それに尽きますね。「身の丈にあった」「身の程をわきまえろ」などという言葉でどれだけ日本が窮屈になっているのかを反省してもらいたい。


――そのようなやばい状況に気が付き、好きに生きろと?

 僕からのメッセージは「身の程を知るな」、「身の丈を超えろ」ですね。これは小学生から老人にまで言いたい言葉です。「小さくまとまるなよ」と。

http://blog.tatsuru.com/2020/02/26_1553.html




▲△▽▼

オーディオ関係者は悪い _ “サル化”するオーディオ業者とオーディオ評論家
ステレオサウンドのアホ評論家が日本のオーディオを潰した


最近のオーディオ業界の状況
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/845.html

高名なオーディオ評論家は信用してはいけない 1 _ 瀬川冬樹
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/312.html

どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html

音楽も音も全然わからなかった菅野沖彦先生が日本のオーディオ評論の第一人者になれた理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/683.html

菅野沖彦先生の様なレコーディング・エンジニアがオーディオ評論家になると見当外れの判断しかできない理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/685.html

ステレオサウンド誌の高名なオーディオ評論家が日本の優れたオーディオ製品を潰した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/454.html

音楽家とオーディオマニアは音楽の聴き方が違うか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1009.html

音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html

オーディオ・オタクの性格 _ ユング性格学概説
2. マーク・レヴィンソンは元祖オーディオ・オタク
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1044.html


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最高の音を一番安く手に入れる方法

最高の音を一番安く手に入れる方法 _ パソコンの iTunes ファイル + プリ機能付き DAC + フルレンジスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1002.html

プリアンプに金をかけなさい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1027.html

超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html  

3万円のドイツ製プロ用パワーアンプ thomann S-75mk2 と数百万円のハイエンドアンプとでは電源ケーブルを変えた位の差しか出ない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/983.html
 
スピーカーユニットは平面バッフルに取り付けるのが一番安くて、音も一番良い
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/511.html

135. 中川隆[-12479] koaQ7Jey 2020年6月06日 08:59:37 : H2I3Rx7O28 : akF5YlBoN1ByOXM=[4] 報告
ハイエンドオーディオの行方:巨艦の残影、コロナショック、そして持続する世界
by pansakuu | 2020-05-23
https://pansaku.exblog.jp/29018767/


これはあくまで私の印象でしかないが、
去年、2019年11月の東京インターナショナルオーディオショウは天候が悪かったせいなのか、今まで参加した中では人出が最も少なかったような気がする。このショウには計27回ほど参加しているはずだが、少なくとも私の記憶では一番に人が少ない年のように思われた。

あの初日、雨がそぼ降る銀座の夕方の街を歩き、国際フォーラムに到着すると、中は暗く、真夜中のようだったのを覚えている。

フォーラムのガラス棟は太陽光を取り入れて照明する仕組みであり、天井自体には照明が少なく、天気が悪い日の夕方はそんな様子になりやすい。
会場入口の物販のエリアはまるで夜市のようなありさまで、どうも寂しい気がした。
あの日のショウは、立ち見のブースもある一方で、人のいないブースとなると、本当に誰もいなくて、客がほぼゼロというところもいくつも見られた。
天気が悪かったせいだろうか。それにしても人が少なかった。

私個人は、オーディオという趣味は着実に廃れてきていると、ここでも感じた。そして、ハイエンドオーディオに強く関心をもっている人が、これだけ減っていることを知りながら、メジャーなメーカーたちがますます、顧客を富裕層に限るような製品開発に梶を切るように見えたのも、心配だった。

あの時のショウの最大というか唯一の目玉であったAirforce Zeroという巨大なアナログターンテーブルは、その状況を強がって覆い隠そうとするかのように、その設計規模と価格で他を圧倒していた。


唐突だが、このAirforce Zeroの存在は太平洋戦争における戦艦大和のあり方に似ている部分があると私個人はその時、考えていた。

大和は旧日本帝国海軍の力と威信の象徴として建造された史上最大級の戦艦であるが、呉の海軍工廠で進水してから鹿児島の坊岬沖で撃沈されるまで、さしたる働きもできず、その46センチ主砲は敵に向かって一度も 火を噴くことはなかった。その当時すでにそのような巨大な砲艦は戦果を挙げられず、時代遅れとなっていたからだ。大和が進水した当時、すでに海の戦争の趨勢は砲艦どうしの大砲の撃ち合いではなく、航空母艦に搭載した航空機による戦闘に移行しつつあった。

大和が置かれていた状況と現代のオーディオの状況に相似を見出せないと誰かが言うかもしれない。アナログは現代においてもまだ死んでいないどころか、ハイエンドオーディオ界ではまだ活気のある分野ではないかと。

しかし、現代のアナログオーディオで、このような巨艦、巨大で高価な機材を多くのオーディオファイルが求めているだろうか?
恐らく、そうではない。

一般的には、もっと安価でコンパクトでありながら優れた音質を有する機材が求められているのが現状だと思う。

では、このAirforce Zeroは誰のため、何のために造られたのか。

これは一握りの富豪なオーディオファイルに、オーディオメーカーを生きながらえさせるカネを払ってもらうために作られたということがまず言える。
だがそれは表向きの事情である。

深い見方をすれば、あれはハイエンドオーディオの精神的な柱である、技術の進歩につれて、音質は上限なく向上してゆくという神話が、現代においても真実でありつづけているということ、その証(あかし)を立てるためにつくり出されたのである。

Airforce Zeroのサウンドを驚異と嫉妬の混じった感情で聞きながら、私は、この開発が成功したことを確信した。それほど感動的な音ではあったのだ。

しかし、同時に私は皮肉にもこの神話への信仰が生み出す、果てしない物量投入に限界がきていることもAirforce Zeroを眺め、その音を聞くことで感じとった。もうこれ以上大きな機材をリスニングルームに置くことはできないだろう。スマートでないどころか、現代ではネタとして笑い飛ばされるレベルに、こいつは巨大化している。こういうモノを格好良いと思う若者はもういない。

この巨体、サイズとしても価格としても肥大しきった姿から我々は旧来のハイエンドオーディオの行き詰まりを知るべきだ。

文句なしにその音は素晴らしい。
だが、こういうコンセプトの機材から出る音が世界のそこここに行き渡り、
会場に居ない多くの人々にも、
その感動がシェアされるということはない。

恐らくは、どこかの富豪の邸宅の奥にある防音室に据え付けられたあとは、
頻繁に稼働することもなく、
再び売りに出されるまでの時間の大半を静かに眠って過ごすのが関の山だろう。
(私の知るかぎり富豪は意外と忙しい人が多いのだ)
これは帝国海軍の建造した大和が、巨艦大砲主義の権化であったように、過去の重厚長大、物量投入型のハイエンドオーディオの象徴、記念碑としてだけ残るものかもしれない。

結局はハイエンドオーディオも資本主義の走狗のうちの一匹でしかないという側面がある。

これは資本主義を回す原動力、つまり簡単に言えばモノを消費者に買わせて、業者を儲けさせ、この世のカネを動かす力のひとつとして捉えられる。
富裕層にこれを売れば、その意味で目的はひとつ、達成される。
しかし、ハイエンドオーディオは
音楽と音を愛する多くの普通の人々への贈り物でもあったはずだ。

だが少なくとも、今のハイエンドオーディオの先端部の製品の多くは先端技術と資本主義のキメラというべき怪物的なイメージから抜け出せず、一般のオーディオファイルからは遠い存在となりつつある。
そのサウンドはオーディオショウや評論家の集まり、一部の販売店の試聴室、そして少数の富豪のリスニングルームでしか聞けない幻の音に成り果てている。昔からハイエンドオーディオにはそういう部分が一切なかったとは言わぬ。しかし近頃、そういうサウンドがあまりにも多すぎた。

Airforce Zeroの音は素晴らしく、その点でオーディオの進化を体現しているようにも見えるが、もしかするとそれは、うわべだけかもしれない。
少なくとも私にとって、オーディオの本当の意味での進化は、まだ起こっていない。ハイエンドオーディオのコンセプトの多くは、未だ基本的には物量投入主義の時代の古い考えに停滞したままに思えるからだ。
もっと常識的な大きさで、しかももっと安価な機材から、
こういう素晴らしい音が聞こえて、はじめてオーディオ技術が本当に進歩したと言いうる。
まるで大和の主砲が敵に向かって一度も砲弾を打ち出さなかったのと同じく、
この旧態依然としたハイエンドオーディオの状況の打破に、
この方向性での機材の企画・開発は、結局あまり役に立っていないようだ。
(フラッグシップ機の技術が下位モデルに応用され、音質向上に役立つとメーカーは言うが、実際のオーディオでは技術の流れが逆、すなわち下位モデルの技術をさらに高めて、高価なモデルの音質を上げているというケースが多いように見える。)
つまり、ハイエンドオーディオに漠然と存在する、価格による格付け・階級を打破する、すなわち安価な製品の音質が、それよりずっと高価な製品の音を凌駕するようなことが起こるべきなのである。ここでは最も高価な製品が最も音が良いというテーゼを打ち破る必要があるのだが、メーカーも評論家も消費者も高いモノはいいものだという習慣に慣れきって、下克上をあきらめている。

そして2020年春、コロナウイルスが地球上に音もなく広がり始め、
状況は大きく変転した。

まず世界中でオーディオショウは中止となり、
(2020年の東京インターナショナルオーディオショウは果たして開けるのか?)
その次に多くのオーディオメーカーで多かれ少なかれ開発や生産が停滞しはじめた。
場合によっては事業は休止となり、さらに、その中のいくつかは休止で済まず、廃業する寸前だと聞く。実際、私は日本のあるオーディオメーカーが解散する方向で動いているという話を耳にしている。また、海外メーカーについても、チラホラそういう噂を聞いている。もともと後継者のいない小規模メーカーなどは、いずれは事業を終了するつもりであったが、これをきっかけにそれを前倒しするところもありそうだ。

このような動きは、現時点では廃業の危機にないメーカーにも影響がある。
例えばアナログプレーヤーについてはアームとターンテーブルが別々のメーカーであることも多く、どちらが倒産しても完成しなくなる。
SME(ここはコロナショック前から既に供給がおかしかった)やJELCOのアームに関してはこれからの新品入手は難しいだろうという噂がある。この二つのメーカーのアームを搭載するターンテーブルはこの先、別なメーカーを探さねばなるまい。
アナログプレーヤーに限らず、ハイエンドオーディオ機材は多くの特殊機器メーカーの作る製品・部品の集合体であり、それらの部品のどれひとつが欠けても完結しない。
これから先、上記の理由で多くの機材が代替機・新型機にモデルチェンジとなるだけならよいが、下手をすればメーカー自体が完成した機材を生産できなくなり、結局は廃業となる危険性がある。

もちろんハイエンドオーディオを消費する側のマインドも大きな影響を受けている。自分の今の身分、やっている商売の先行き、世界全体の経済の前方視界が不透明であるため、差し当たり不要不急であるオーディオ機器の購入を控えるオーディオファイルが増えている。そもそも試聴会など開ける状況にないし、個人的な試聴のため公共交通機関を使って、販売店に行くこと自体さえ憚られる状況である。聞いてもいない機材に大金をはたくのは難しい。この理由かもらハイエンドオーディオの購買意欲は低下しているだろう。
たとえCOVID19の感染がワクチンや治療薬の開発により収まってきても、経済への影響は尾を引くことだろう。
こうしてオーディオへの消費の低迷は長期にわたるものと推測される。
以前にも述べたが、消費マインドの低下から全体に製品の販売価格は下がるという予測もある。価格が下がっても音質が良ければ問題ないのだが、この先、メーカーが機器開発に投下できる資金も減るだろうから、オーディオの至上命題である音質の向上が頭打ちとなることもありうる。そうなっては価格が下がっても意味はない。

このような状況であるから、当然オーディオを売る側、代理店や販売店の業績の悪化も始まっているようだ。
ある販売店の方から政府から事業継続の借り入れを急いでいるという話を聞いた。廃業までは視野に入れていないと言うが、果たしてどうなのか。
さらに、ここのところ訳知りの読者から愛想をつかされつつあるオーディオ誌も危機に瀕するのではないか。以前から下降気味だった雑誌の売り上げが、コロナショックに関連した本屋の休業・廃業によりさらに下がることも予想されるが、もっと深刻と思われるのは企業の広告費の支出減による広告収入落ち込みの可能性だろう。この業界では広告収入を収益の柱とする雑誌がほとんどであるから、ここでのダメージは大きい。あまり考えたくないがSS誌が休刊になったりしたら、我々はどこからハイレベルなオーディオ情報を得たらよいのか。他誌では取り上げないような特殊な機材も彼らは取り上げていたという事情もある。今でも一応は日本のオーディオジャーナリズムのリーダーであり、年4回発行されるハイエンドオーディオのカタログとしても意味があり、なくなって欲しくない雑誌だが・・・・。

こうしておそるおそる見渡してみると、
コロナショックが、もともと下降線をたどっていたハイエンドオーディオの世界に決定的な留めの一撃を食らわせる確率は決して低くないようだ。
この業界でメジャーなメーカー、代理店、雑誌のいくつかが消えるかもしれない。もちろん、早期に事態が終息し、反動で人々が開放的になって、急速に消費が回復する可能性がないわけではないが、それは望み薄である。
この苦しい時期をオーディオメーカー、販売店はどんな製品を売ってしのぐべきか。その答えが集約されたような製品がここにある。

これは英国のケーブルメーカーCHORD Campanyから発売されているGroundARAYという製品である。
オーディオ機器というものには大概その後ろ側の面になにかを差し込む穴があいている。
ここで私はアナログ入出力のためのXLR、RCAコネクターを差し込む穴、あるいはデジタル入出力のためのBNC, AES/EBU、USB, LANの端子を接続する穴のことを言っているのである。
Ground ARAYはこれらの穴に差し込むだけでグランド側から高周波ノイズをポンプのように吸い上げると謳(うた)っている。
このGround ARAYは国内で既に100本以上は売れており、さらに売れる気配を見せている、最近では数少ない、ハイエンドオーディオ関係のヒット商品なのである。
このGroundARAYの値段は88000円ほど。安くはないが、10万あればおつりが来る。そして、それなりのオーディオシステムを持っているなら使いどころがないという人はほぼ居ないだろうという、普遍的な使いやすさのあるオーディオアクセサリーだ。私は今回RCA, そしてBNC, LANのGroundARAYを借り、自分のシステムで試聴してみた。
まずは借りたのである。
このGroundARAYのいいところの一つは、誰でも、どれでも代理店様や販売店様から借りて試聴できることだ。いくらお金が10万円もらえるからと言って、こういう動作原理も不明な得体のしれないアクセサリーに、いきなり88000円を払うオーディオファイルは少ない。
お金持ちであればあるほど、お金は惜しむものだ。
貧乏人は、なおさらだろう。
ハイエンドオーディオがこの先も生き残りたいなら、
このような機材の自宅試聴をもっと拡充することで、
オーディオ機器へのアクセスを容易にしなくてはなるまい。
このアクセシビリティの向上がこの分野ではなかなか進まないのは問題だ。
これまで一部のハイエンドオーディオ店に見られた習慣、すなわち買うか買わないか定かでない、初めての客・一見の客には高価な機材は借さない、下手すると聞かせないというような態度ではビジネスチャンスは拾えないだろう。

これは実物を手にしてみると銀色に輝く金属の短い筒のようなものだ。高級感はそこそこある。銀色の筒の中には回路が入っているが内容は非公表。その片方の端に種々の端子がついていて、アンプやプレーヤーのリアパネルの端子に挿せるようになっている。XLR(オス、メス)、RCA(オス、メス)、BNC、USB、LAN(RJ-45)、HDMIのどれかから自分のシステムの空き端子に合わせてチョイスする。
本体の重さは60gと軽く、端子に負担はかからず、また細いのでよほど端子が混んでいないかぎり、とりあえず挿すことはできる。発熱もしないので発火などの心配も皆無。ただリアパネルのうしろに13〜15cmくらいの空間は必要である。金属の筒の端から短いケーブルを延ばし、その先にある端子を接続する設計にすれば、機材の後ろの空間はあけなくてもよいのだが、あえてそうしなかったのは音質のためだという。ケーブルを介さず、なるべくダイレクトに接続することで、目指す音質に到達できるという。
実際にセッテイングしてみると、機材のうしろ側は見えづらいので挿し難いが、まあなんとかなった。
どの端子を挿してもサクッと入って揺らぎはほぼない。

Ground ARAYを挿すと、これは音が変わった。

まず、dcs Bartok+のRCAアナログ出力端子に挿したのだが、
今回試した中では、これが一番はっきりと効きが分かった。
全域で音が澄む。
音の細部が浮き彫りとなると同時に
スッキリとサウンドステージの見通しも上がってくる。
それでいて音の密度は薄まらず、むしろやや厚みの増した印象である。
高周波ノイズを取るというような、ただ漠然と音を掃除したという印象よりも、ノイズを積極的に探し出して、掃除機で吸い込んだうえ、
さらに音そのものをバフで磨き込んだようなサウンドとなる。
音が明るい光沢をもって眼前に現れるのだ。
これはCHORDのハイエンドケーブルが持つ音の傾向に類似している。
この機材はCHORD以外のケーブルを使っている人々が比較的気軽にCHORDのサウンドに接することができるチャンスともなろう。
この機材は音をすみずみまで清掃し、たえず清潔に保ってくれるが、
それに付随する副作用がほとんど感じられないのも特徴である。
帯域バランスに変化を生じたり、音の質感に微妙な違和感が出たり、音の立ち上がり・立ち下りのスピードが変わったりすることはない。
そして、dcs Bartok+のLAN端子あるいはBNCデジタル入力端子、CDトランスポートCODAのBNCデジタル出力端子に挿してもほぼ同じ変化になる。
ただ私のところではアナログ出力に挿す方が、デジタル系に挿すよりも効果が大きいようだ。スッキリ度がより高かった。
また二箇所、三か所同時に挿してみても効果はあからさまに大きくなるわけでもない。一本で十分のようだ。

もう一つ、最近試聴したもので、全く同じ使い方をするのだが、音質的に効果が高かった機材がある。
Acoustic Reviveのリアリティエンハンサーという製品である。
これは機材の入力端子あるいは出力端子に挿す、ショートピンあるいはターミネーターと呼ばれ、随分前から様々なメーカーから出ていたアクセサリーのスペシャル版と考えればよい。他の製品との違いとしては、いままであったショートピンやターミネーターよりも材質や造りが格段に高級であること。これは同じAcoustic reviveで作っていたものと比べても、同社比でかなり高級・重厚な造りである。この製品の中身は例によってブラックボックスであるが、見たところでは中にCHORDのGroundARAYのような回路が封入されていることはなさそうだ。
これについてはいくつかのオーディオ関係のブログで詳しく取り上げていて、私もそれらとほぼ同様の感想をもっているので、今回の試聴の内容について詳細に述べないが、借りたRES-RCA, RES-XLR、RET-RCA、RET-XLRについては、音のエッジが鮮明になり、定位が一段と明瞭になるという、はっきりしたメリットがあった。Ground ARAYのごとき、ノイズが減ったようなスッキリ感は特にないが、音の質感や色彩感が、挿す前より明らかに分かりやすくなる。音が全体に音がやや硬くなるような気もするが、それ以外に副作用はない。なお、私のところではRCA用よりXLR用のものの方が効果が高いと思われた。もっともどちらが良いかはシステムにより異なるものだろう。とにかく試してみるのがいい。
今まで使ったショートピンあるいはターミネーターと言われるものの中では最も効果が高い。ただし値段も高い。ペアで約7万のショートピンなど初めてである。だが造りや音質への効果を考えると釣り合うと思う。
それにしても、これらはGround ARAYと似た使い方なのだが、効果が全く異なるのが興味深い。使い方が同じでもコンセプトや設計が違う製品なのだから当たり前なのだが、なにかとてもオーディオの面白さを感じる。
私の場合、Stromtankを使っていること、dcs Bartokがそもそも静かな機材であることなどから、ノイズについてあまり悩んでいないことがあり、Acoustic Reviveのリアリティエンハンサーの方に、より関心が高い。

いままでも空き端子に挿して音を良くするというふれこみで売られていた機材は結構あったし、今もいくつかある。過去の製品を含めて、それらの全てを試できたわけではない。だが、以上の二つは音質向上という意味で効き目の種類は異なるものの、近頃では目覚ましいオーディオ製品と言えるだろう。
もちろん、これらはコロナショックの直前に発売された商品であり、
今のオーディオ界の、ひいては世界全体の現状を踏まえていたわけではない。
なのにどこか、これらの製品にはタイムリーな雰囲気が漂う。
コンパクトでそれほど高価でもないが、薄利と言い切れるほど安価でもなく、
誰にでも受け入れられやすく、確実な効力を発揮するオーディオアクセサリー。しかも政府から支給される10万円の使い道としてピッタリしてさえもいる。今やスピーカーやアンプをガラリと入れ替えるような状況になく、むしろ、手持ちの使用頻度の少ない機材、長期間動きのない在庫を処分して現金化し、世界の経済状況の悪化に備えるべきとの空気が濃い。このような状況下でも新たな商品を売りたいなら、いささか特殊であるがニッチなアイデア商品を作って出した方がよかろう。
これは明らかに、AIR Force ZERO、あの戦艦大和のようなオーディオの王道・覇道とは無縁の姑息なオーディオの手段であるが、
ハイエンドオーディオがしぶとく生き延びるのには、こういうささやかなモノも重視されるべき時代だ。

もちろん、アクセサリーを売るだけでハイエンドオーディオの経済が維持できるとは思えない。オーディオメーカーはこれを機にもっと新しいタイプの製品を生み出さなくてはならないはずだ。
それは優れた音質と低価格でもって、従来のオーディオのヒエラルキーを破壊するものであるのはもちろん、それ以外にも今までのオーディオになかった要素を持つべきだ。
これについてはコロナショック以前から流行り始めた、世の中の新たなトレンドがヒントになる。
例えば最近、世の中の様々な場面で聞く謳い文句、サスティナビリティ(持続可能性)という言葉がある。エネルギー資源、水産資源、廃棄物処理などとの関連で環境分野、経済分野、政治分野で用いられることの多くなってきた用語であるが、分野ごとに定義に差があり、それについて論じられるほど私は詳しくない。
ただ私が知っているのは、サスティナビリティとは、企業がなにかモノを生産したり、サービスを提供したりする際に、利用した自然環境に対して、なんらかの還元、環境に良い影響を与えるような動きを加えることである。
音楽でいえば、自然に囲まれた野外会場でコンサートをする場合にそこで使われる電気を全て太陽光発電でまかない、二酸化炭素を出す火力発電所からの電気を使わないなどの動きがそれにあたる。

だが、こういう社会の動きにハイエンドオーディオメーカーは疎(うと)い。
サスティナビリティが自らの企業利益に寄与しないと考えているか、
そもそも関心がなく、理解しようともしていないかどちらかである。
果たして、それでいいのか。

この前、高級時計メーカーがサスティナビリティを謳っているという記事を読んで私は驚いた。
例えば環境維持のために再生可能エネルギーを電源としている時計工場を持っていることや、リサイクルゴールド素材あるいはフェアトレードの保証のあるクリーンなゴールド素材の時計ケースへの使用、リサイクル可能な時計の梱包材の採用、新品の生産と並行して中古時計の修理・修復にも注力することで、新品の生産量を減らして、新品の生産に関連したエネルギー量を減らすなどを彼らは宣伝しているのである。
実は、ハイエンドオーディオと同じく、高級時計の世界も飽和し、新たなコンセプトを求めている。だが、彼らはこちらと違って、既にある程度はそれを実践しているのである。
サスティナビリティという言葉は出たてのうちは、単なる企業の社会貢献のコンセプトとしての立ち位置でしかなく、掛け声だけで機能していない面、先々の利益につながるか不明な点が多かったが、若い購買層がこのキーワードに敏感に反応することが市場のリサーチから分かってきて以来、風向きは変わってきている。高級時計とハイエンドオーディオには類似点があり、消費する層も同じである。
この方向性でできることはあるだろう。
すぐに思いつくものとして、スピーカー表面の突き板となる絶滅危惧種の希少木材が生えている森の維持・管理への投資や、環境に配慮して生産される電子部品の積極的な採用、古くなり機能しなくなったオーディオ機器を引き取って再生し、自然環境への有害物を含むオーディオ機器部品の廃棄を減らすなどの試みなどが考えられるが、この界隈ではこのような話をあまり聞かない。
また、価格帯ごとにいくつものモデルを作ったり、一定のサイクルで、前のモデルとあまり差のないニューモデルを発売することで、広く儲ける、あるいは買い替えで儲ける姿勢ではなく、
比較的安価ながら高性能かつ安定した音質の製品を、階層を設けず1モデルのみ開発して、モデルチェンジせず息長く作り続けるという姿勢なども、サスティナビリティのあるオーディオメーカーの態度と言えるかもしれない。これも実践可能なことの一つだろうが、ハイエンドオーディオでよくある話とは言いがたい。(ただ、現在のハイエンドオーディオの内実が、時に囁かれるように、新品が売れているのではなく単に中古品が色々な人のリスニングルームを巡回しているだけだとしたら、それはそれでサスティナブルな雰囲気はすでにあるのかもしれぬが・・・・オーディオを嗜む人が少なくなった今、中古品だけでハイエンドオーディオをやってゆくというアイデアもなくはない。)
とにかくLOHAS(Life styles of health and sustainability, 健康で持続可能な生活様式)はアフターコロナにおいても社会の重要なテーマであり続けるはずであり、このトレンドを上手く音質向上と絡めることができれば、今までにないジャンルのオーディオ製品が生まれる見込みはある。

戦艦大和を生み出した巨艦主義、それよく似たハイエンドオーディオの物量投入主義は、アフターコロナの世界では時代錯誤である。実は、その方針はコロナショック前からすでに時代遅れだったのだが、既存のオーディオ経済のため、昔からあるオーディオ技術の神話のためという名目で無理を押して生きながらえてきた。
コロナショックとは、それ以前にすでに弱含みだったものに引導を渡し、それ以前より、成長する潜在能力を持っていたものの台頭を促す契機であろう。
ここに至っては、旧来の物量投入型、富豪向けを意識した、度外れのハイエンドオーディオには一度区切りをつけた方がいい。戦艦大和は撃沈され、終戦を迎え、日本が苦しみながらも新たな日本として再起したように、これを機にハイエンドオーディオも一度リセットして、新たな再起の道を歩んだらどうかと思う。
https://pansaku.exblog.jp/29018767/


136. 中川隆[-12459] koaQ7Jey 2020年6月07日 13:42:53 : SfWreMOFgE : aHFla2tIYzI0UzY=[13] 報告
THE CHORD COMPANY GroundARAY 高周波ノイズ対策プラグ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1057.html
137. 2020年6月07日 15:40:50 : SfWreMOFgE : aHFla2tIYzI0UzY=[20] 報告
Acoustic Revive リアリティエンハンサー 入力端子や出力端子に装着するだけで絶大な音質改善効果を発揮
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1058.html
138. 2020年7月28日 09:59:13 : qvCpCPFxe6 : SXdLWFhadjI5eHM=[12] 報告
今度は銀座ビル売却の「三陽商会」 従来型のアパレルとオーディオメーカーの共
2020年7月28日掲載


オーディオメーカーと同じ道

 すでに、来年2月までに全店舗の約15%に当たる150店舗を閉鎖すると発表している。

「店舗閉鎖と同時に、大幅な人員削減を行うでしょうね。ただ、これも焼け石に水で、大幅な経営改善にはならないのでは」(同)

 経営失敗の要因はなにか。

「最大の要因は、ブランドマネージメントの失敗です。バーバリーを失った後、英国の老舗ブランドのマッキントッシュを育てることができなかった。他のブランドもテコ入れができなかった。これでは赤字から脱却するのはなかなか難しい」(同)

 さらに追い打ちをかけたのはコロナ禍。アパレル業界は大きく様変わりするという。

「ファストファッションであるユニクロやZARA、H&M、GAPはコロナ後でも生き残れますが、従来型のアパレルメーカーは衰退する一方でしょう。5月のレナウンの倒産が象徴的であったように、アパレルの市場環境が大きく変わってしまったのです。というのは、コロナが過ぎても、人は外に出なくなります。会社に行かず、テレワークです。会議はZOOMで行います。人に会って商談するというのは少なくなるでしょう。そうなると、通勤用のスーツもいらなくなる。ファッション需要は元には戻らないと思います」(同)

 伝統的なアパレルメーカーは、オーディオメーカーと同じ道を辿ると指摘する。

「20年前、オーディオ産業には、赤井電機、山水電気、日本ビクター、パイオニア、マランツ、日本コロムビアなど、高い技術力も持った企業が沢山ありました。

ところが、アップルなどの音楽配信ビジネスに負けて、産業ごとクラッシュしました。

それと同じことが現在、アパレルで起こっています。大江社長がいくら政策を打ち出しても、再建は難しいでしょう。三陽商会だけでなく、レナウンのような従来型アパレルは軒並み衰退するでしょう。三陽商会は、資本参加している三井物産の傘下にならない限り、単独では生き残れないかもしれません」

https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07280600/?all=1&page=3

139. 中川隆[-11318] koaQ7Jey 2020年9月18日 09:19:05 : EyOd7aj3LE : ckY3ZTFXMUNXRlk=[13] 報告

2020年09月18日
CDやDVDが再生できなくなる日

CDやDVDは、カセットやフロッピーディスクみたいな存在になる

CDやDVDプレイヤーが売っていない

最近のノートPCのほとんどは光学メディアつまりDVDプレイヤーがついていないが、多くの電気製品でそうなっている。

テレビ録画機は最初VHSテープだったのがDVDになり、今はハードディスクに替わった。

ゲーム機でもソニーやMSの新型機はディスクドライブ無しのモデルが設定され、ネットダウンロードする仕様のようです。

記録装置はハードディスクの大容量低価格化が進み、USDメモリーやメモリーカードも100G以上が低価格で発売されている。

耐久性は傷がつけば終わりのDVDやCDに対し、メモリータイプは衝撃に強いとされている。

寿命も数年で再生不能になるケースがある円盤に対し、むしろ長くデータを保存できると言われている。


こうなると円盤ディスクには何も利点がなく、レコード盤やカセットテープのように市場から消えてしまうでしょう。

今までは考えられなかった事ですが、DVDやCDソフトを持っているのに再生機器が無いので見れない聞けないという事態になる。

引き出しの中に古いカセットテープが入っていても、ラジカセが壊れたら聞けないのと同様です。

DVDやCDは今後10年で再生できなくなる

USBメモリーやメモリーカード、フラッシュメモリーは形状が違ってもパソコンにつなげば再生できるのが強みです。

対するレコードやDVDやカセットテープは記録内容を読み取る機械が必要で、テープをパソコンにつないでも音楽を聴くことは出来ない。

記録データの超長期保存という意味でも、読み取り機械を必要とする記録形式は今後なくなるでしょう。


メモリー方式でも10年や20年は良いとして100年単位の保存には耐えられず、いずれすべての音楽や映像データは消滅します。

100年でも1000年でも保存できるのは、今のところ紙に絵や文字を書く方法しかない。

CD衰退を象徴する出来事としてニューヨークで2020年上半期に、レコード盤の売上がCDを上回った。


2005年以降、レコードの売り上げは増え続け2020年も前年比4%で推移している。

一方のCD売り上げは前年比48%減なので、来年はレコードの半分になっている可能性が高い。

物理媒体全体の音楽売り上げは前年比23%減で、オンラインの定額サービスにシェアを奪われた。


定額サービスはそもそも音楽を買わず月額980円などで聞き放題なので、毎月数千円で音楽を買うよりやすい。

レコードしかなかった時代は1枚数千円でレコードを買うか、ラジオ番組などからテープに録画していた。

レコード盤は一種のファッションやコレクターアイテムとして売れているが、定額配信のシェアを奪えるとも思えない。


こうして音楽や映像の記録メディアというジャンルそのものが衰退し、やがて消えていくでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/83918563.html

140. 中川隆[-9389] koaQ7Jey 2020年12月10日 11:30:43 : A8APEzsbZs : WjdVYXowTk04bEk=[16] 報告
Mola mola Tambaqui DACの私的インプレッション:戦う理由 : 万策堂の私的オーディオインプレッション 2020-12-05

昨日、発売されたばかりのオーディオ雑誌を読んでいて少し驚き、次にやはりそうかと納得した。

ある評論家の方が書いた、新発売されるアキュフェーズ社の旗艦プリアンプの記事を読んだのである。

アンプのデザインや回路構成などを記したあと、肝心の音質について評価する部分にさしかかったのだが、その始まりの一文が

「ここで音質についても触れておこう。」 だった。

こんな文章では、その音質はついでに触れておくぐらいの価値しか持たないような印象を読者に与える。

特に「も」の部分にそのニュアンスが強い。

日本を代表するアキュフェーズ社の顔とも言えるアンプ、しかもその新製品の音質について語ろうとする冒頭がこうなのである。

だが私にはなんとなく分かる。

実物を聞くと、恐らくその程度の音なのだろう。

実はアキュフェーズ社の製品だけではない。

最近のハイエンドオーディオ全体にそういう傾向なのである。

全然、音自体に新味がない場合が多いのだ。

近頃のオーディオ雑誌を見ていると評論家の皆さんの間にマンネリズムが蔓延しているように見えるが、これがひとつの原因だろう。

彼らが高齢化したのもあるが、最近出て来る機材が、昔からこの趣味を続けて色々知っている人間にとってはつまらない音ばかり出すから、書くのが嫌になってしまったのだと思う。

一方、今回試聴したTambaquiのサウンドは珍しく私を面白がらせてくれたのだが、なぜかこのDACはまともに取り上げている日本の雑誌が今のところない。

12月初旬に出るSS誌には、ちゃんと載るのだろうか。

https://pansaku.exblog.jp/29318206/

141. 中川隆[-9138] koaQ7Jey 2020年12月21日 17:46:28 : 3zP1R1s2bc : MG41NHJjem1sTW8=[48] 報告
オーディオ懐古録掲示板
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/subject.cgi/music/11602/


*設計者*オーディオジャイアンツ*列伝*
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1277213537/l50

戦後日本のオーディオ偉人たち
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1305633879/l50

オーディオ雑誌と評論家について
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1299185065/l50

オーディオ評論家列伝 その1
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1257046318/l50

故・長岡鉄男
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1298503616/l50

消えた……オーディオメーカー、インプレッション
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1109698755/

40年前のオーディーブームが懐かしい。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1406725877/

1980年代 国産名器
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1110340341/l50

国産を懐かしむ気持ちは分かる。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1277125629/l50

オーディオ復活の為には何が必要
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1269907429/l50

良い音を聴かせてくれるところ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1151117686/l50

良い音を聴かせてくれるところ その2
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1280662709/l50

オーディオ喫茶(お酒も可)を開くとしたら
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1263900421/

142. 中川隆[-7851] koaQ7Jey 2021年1月29日 09:24:19 : lCFpvpaZf6 : TDBDWC5EOGQudTI=[3] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
ソースの変遷 2021年01月29日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/848ca2175001459a2a866673509d22a6


1970年代、ソースは

@アナログレコード AFM放送 Bカセットテープ

が主流でした。音質に拘る方は、オープンテープも使われていた。アナログレコードの再生にはカートリッジ(針)が要る。一般的にはMM型が使われ、オーディオマニアの方達はMC型の針を使われていた。当時レコードと針は「摩耗」するので、カセットテープにダビングして使われる方が多かった。

1982年にCDが出て来て、安直に「ノイズレス」のサウンドが出て来る様になった。スチューダー/ルボックスのCDPもB226→A727→A730等にグレードアップして来ました。

古い写真を探していたらワディア#2000とデジリンク#40等懐かしい機器達も出てきました。

1980年代前半は、最高級アナログプレーヤーが各社から発売され、現在でも当時物が最高と云われている。

豪華なアナログプレーヤー達です。(atオーディオ道場)

現在FMチューナーはデジタル式のアキュフェーズT-1000を使用。「ノイズレス」でとても気に入っています。

現在のメインソースはどのシステムでもMDになって来ています。FM放送をエアーチェックしたり、録音済のモノを買ったり・・・と増殖しています。CDやMDをメインソースにするとアナログプレーヤーは「面倒くさい」となります。良く「音質」が自然で・・・と云われるのがアナログプレーヤーですが、そんな事をおっしゃる方は「CDP」のサウンドを追い詰めていない方だと思います。CDでもアナログプレーヤーでもキーポイントを抑える事が重要です。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/848ca2175001459a2a866673509d22a6

143. 中川隆[-7849] koaQ7Jey 2021年1月29日 09:30:14 : lCFpvpaZf6 : TDBDWC5EOGQudTI=[5] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
レコードは面倒くさい 2021年01月16日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b420e1faa9314428ff6441abce7e6365


「レコードは面倒くさい!」なんてオーディオ好きにとっては「あるまじき暴言」だがまあ聞いてほしい(笑)。

先日のこと、ときどきメールをいただく方から「突然ですが、LPレコードの再生は終了することにしました。ガラード・オーディオクラフト・FRのプレイヤーシステムをオークションに出しました。「LP終了」の理由やオークションの結果(まだ取引終了してません)については後日報告させていただきます。」

エッと驚いた。すぐに次のような返信メールを送った。

「世間ではCDと入れ替わるようにレコードの再生が勢いを盛り返してきていますが、逆行する理由をぜひお聞かせください。当方はレコードをやらないので我田引水の理由にもってこいのネタになりそうです(笑)。」

すると次のような興味深い理由が明らかになった。

「理由と言えば、使わなくなったからということなります。ここ半年で使ったのは1回です。同じ盤でLPとCDの比較をした時だけです。あー これは「理由」ではないですね。「結果」ですね。

理由を順不同に述べますと次のとおりとなります。

1 音楽を聴くまでに時間(手間)がかかることが面倒くさくなった。

2 音質の比較をしても、決定的な差は感じなかった。

3 ノイズ(スクラッチや傷)はCDの完勝。LPは洗浄機が必要。

4 LPは約200枚(ほぼジャズ)と少なく、中でも輸入盤はごく僅か。また、世にいう貴重盤は持っていない。ダイレクトカッティング盤が2枚あるくらい。その程度のレコードのために、洗浄機に何十万円もかけられない。

5 今後聴く機会が増えると予想されるクラシックをLPで聴く気は起きない。

6 今後のソースはCDとFMで十分。

以上のとおりだった。

このうち大半は自分と同じ理由なので納得。とりわけ2については一番大事なポイントだが、他家でもときどきレコードを聴かせていただくものの、音はたしかにいいがCDとの決定的な差を感じないので、幸か不幸かレコードに回帰する気がサラサラ起こらない。

また1の理由も大きい。実はCDでさえもこのところ聴くのが面倒くさくなりつつある。CDの出し入れ毎にいちいち立ち上がってCDトランスポートに近づくのが面倒だし、リモコンボタンを操作するのさえ煩わしく感じることがしばしばで、ましてやレコードとなると途中の頭出しなんか考えるだけでも億劫になる(笑)〜。

ちなみに、現時点で我が家の音楽ソースを辿ると次の3通りになる。

1 「CDトランスポート」を利用する。

2 手持ちのCDを「ブルーレイレコーダー」に取り込んで聴く。リモコン操作により頭出しが簡単なので1よりも聴く機会が多くなった。「悪貨は良貨を駆逐する」のだ!(笑)

3 「ひかりテレビ」の音楽部門(契約要)を利用して、ポピュラーや歌謡曲などを光回線を通じて取り入れプレイリストに保存して聴く。1か月1300円程度の契約で聴き放題というのはとてもありがたい。

そして、肝心の音質の順番だが見事に「1→2→3」となるが、まあ、一杯飲んでほろ酔い気分で聴くと気にならない程度の許容範囲だといえる(笑)。

そして、3のいいところは光回線を利用して好きなポピュラーや歌謡曲を簡単に聴けるところにある。

小柳ルミ子ちゃんの「わたしの城下町」「瀬戸の花嫁」に見られる声域が広くて可憐そのものの美声と豊かな歌唱力はさすがに宝塚音楽学校を首席で卒業しただけのことはあると思わせる。

そして、「ボブ・マーリー」の開放的でリズム感に富んだ歌を聴くのはメチャ楽しい〜。

CDを買うほどのこともない音楽ソースは「ひかりテレビ」で十分だと思うんだけどなあ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b420e1faa9314428ff6441abce7e6365

144. 2021年8月23日 09:29:52 : PbajGxJEVA : WVVRRkFKTGJVbVk=[13] 報告
2021年 08月 20日様々なオーディオ
https://tannoy.exblog.jp/32385214/


オーディオを趣味にして随分と長い時間が経ちましたが、いまだに毎日が、進歩の連続で楽しい日々を過ごさせてもらっています。失敗を繰り返しながら長年やってくると、徐々にやり方が解ってきて、最近は、目的の方向が定まった所為か、進化の連続で、新しい領域に入ってきたようでとても充実しています。

オーディオと一言に言っても様々な楽しみ方があり、人それぞれの道があるから楽しいのですね。目的も解も一つでは無く、沢山の目指す点があるから面白いのでしょう。長年の経験から言えるのは、何かを行ったら、必ず日を変え、冷静になってから、元に戻し比較を繰り返すことですね。オーディオは、何をやっても変わります。重要なのは、思い込みを排し冷静に比較検討することです。そして、その僅かな差を追求していくと、何処かで大きく世界が拡がるのです。

私の目的は、演奏会場の再現ですから、現在の方向に進化?してきました。人それぞれ、目的地が違いますから、同じ事をする必要はありません。大事なのは、進む方向です。それを見定めるのに何十年も掛かってきたのです。一番遠くまで自分の夢を運べる手段が、その人にとっての道になります。その人の身の丈に合った分だけが、進める範囲です。領土を拡大することが目的では無く、結果がどこまで、その人にとっての高みに登れるかです。

現在のオーディオは、範囲が狭い故、開発コストを回収するためにはどうしても高額にならざるを得ません。いつ頃からか、Hi-Endと言う言葉がオーディオ界のの言葉になりました。世界で10台限定のスーパーカー迄は行きませんが、世界市場100台限定はざらにあります。最近のオーディオ機器の価格上昇の原因は、世界中の超お金持ちをターゲットにかっこいい機器を開発してきたことにあります。中東の王様や、世界中の富裕層をターゲットにした商品が、続々と開発されてきたからです。それにともない、オーディオ製品も一桁価格帯が上がったようです。特にアナログ関係の商品は、この十年間確実に価格が対数的に上昇しましたね。

最近、中古のオーディオの買い取り店が増えてきましたが、その殆どが海外、それも中国に送られているそうです。希少品のネットでの価格が異常に上がっています。それは真空管などにもおよび、数千円だったミニチュア管が、現在は数万円と考えられない様な価格帯になりました。アナログ関係の製品価格が、やはり一桁上がり、また手が届かなくなります。もっとも、マランツ7が出た時の価格は40万円していました。その頃の大卒の給与は、まだ二万円いってませんでした。現在出たら、やはり4〜500万円だったのでしょうね。その頃のオーディオ少年が憧れるわけです。

気をつけなければいけないのは、こちらから求めるのでは無く、相手から巧妙に近づいてきた場合です。先方から近づいてくるのは、やはり何らかの魂胆があります。先方からのアプローチはやはり危険なことが多いからです。オーディオファンは仲間を探しています。同じ方向で、同じ音を求めている人は、日本中探しても何人もいないのです。また同じ時代を生きている人も巡り会えるのは奇跡に近い偶然です。趣味は範囲が狭まれば狭まるほど高みに登れますが、その分同好の士は数えるほどになるのは仕方ありません。

問題は、濃密な関係性から、仲間の誰かが良いというと、他のメンバーも同調することです。常識から幾らかけ離れていても、同じ仲間がやっていることは、無条件に受け入れるのです。クラスター源の人は、意外と免疫力がありますから気がつくとその戦線からは撤退して、残されたメンバーに感染が拡がっていくことになります。やはり密閉集団だけで行っていないで、時々外気を導入してフレッシュな空気が必要なのは、感染防止のためだけではありません。特に、このコロナ禍のもと、閉鎖的な集団の密閉度が上がっていると感じます。

私の周辺では、アナログは光カートリッジへと変わっていますが、アナログレコードを聴くには、やはりレコードが無くてはなりません。現在の録音関係は殆どがデジタル録音ですから、やはり本当のアナログを追求すると、70年代のアナログ音源まで遡ります。デジタルの同じ音源でしたら、同じ音がするからです。50年代〜60年代の全盛期のアナログ録音も、現在の技術で聞き直すと新たな驚きと、大きな世界が拡がっています。何時も最後は、良い演奏のオリジナル音源の確保が大事ですね。


Commented by プー博士 at 2021-08-20 18:32 x
テープを聴く環境はあるのですが、今後はレコード周辺の環境を整えようかと考えています。まあ整ってもあと何年使うかどうかですから多くを投資することはしません。しばらく光カートリッジは様子見です。CDでも良い音で楽しめるようになり10年前にこの環境だったらな〜と残念に思いますが、当時は周りにオーディオに詳しい人もいませんでした。GRFさんと知り合ってまたテープはじめ熱が上がってきたというわけです。

Commented by リウー at 2021-08-20 18:42 x
 最近、新録音なのに、アナログレコードのみで限定販売というのがありますが、アレは経済的な事情によるのでしょうか?


 
Commented by ニッキー at 2021-08-20 20:27 x
GRFさんから見て、私のような年代のオーディオマニアはどう感じられるのでしょうか?
CD全盛からiPodによるポータブル機&ファイル再生に移行して現在はサブスクという流れの中、
レコードを四苦八苦しながら聴いている私は周りから変人、ベテランの目から見ても滑稽であると思います。
オーディオメーカーが淘汰される中、私よりも若い世代に自分のようなオーディオマニアがどのくらいいるのか?疑問でもあります。

Commented by GRF at 2021-08-20 21:11 x
プー博士

あとどれぐらい楽しめるかは神のみぞ知るですが、光は、投資する価値はあります。レコードの概念が変わります。CDもテープもレコードも同じような水準でならせると良いですね。

Commented by GRF at 2021-08-20 21:13 x
リウーさん やはりその方が売れるからでしょうね。普通のファンとは違う、ディープなオーディオファンは、レコードで聴きたいのでしょうね。でも、その音と今回の光カートリッジではまったく違う音ですが。

Commented by GRF at 2021-08-20 21:25 x
ニッキーさん 私たちは、レコード世代で、テープ世代でもあるし、もちろんCD時代でもあります。オーディオの技術革新と一緒に育ってきたようなモノです。ただ、同じ世代でも、ホーンスピーカーしか聴かない人も、70年代までのレコードだけという人も沢山おります。

私自身は、形あるメディアが扱いやすいので、PCの中をスクロールしないと曲の選択も出来ないPCオーディオは、ますます面倒です。メディアは形が無いと扱いにくいですね。

私から見ると、子の世代より若い人たちの状況は解りかねますが、メディアの問題では無く、音楽を聴くための入れ物ですから、時代によって違っても良いのでは無いでしょうか?

今になって、光カートリッジが出てくるなんて思いもしませんでした。楽しい毎日です。

Commented by 椀方 at 2021-08-21 13:47 x
こんにちは。
小生は音楽を聴く手段としてオーディオに取り組んできたので、オーディオシステムは出来るだけシンプルにしてきたつもりでした。
でも、今回諸般の事情でオーディオラックのサイズダウンを図る必要に迫られて一旦機器を撤去梱包したのですが、機器の梱包よりも機器に接続されていた電源ケーブルやデジタル同軸ケーブル、光ファイバーにとどまらず、USBケーブルやLANケーブルの多さに驚いています。

今回オーディオラック撤去した後も盲目的に全ての機器を繋ぎ直すのでなく、本当に今聴きたい音源だけを再生出来るオーディオシステムとは、を自問自答してみようかと考えています。
Commented by TANNOY-GRF at 2021-08-21 14:27
椀方さん その通りですね。音楽を聴くだけだったら、シンプルなプレーヤー、アンプ、スピーカーの三点セットで充分ですね。どこまでシンプルになるか、良い機会ですからチャレンジしてみてください。殆どの違いは、SPの位置1ミリのさほどは無い様な、、、

https://tannoy.exblog.jp/32385214/

145. 2021年9月01日 06:04:47 : H3n211rTP6 : U2ZZaGQvZXF4UWM=[1] 報告

Date: 8月 31st, 2021
日本のオーディオ、これから(ダイヤトーンの終焉か)
http://audiosharing.com/blog/?p=35466


今月上旬に、ダイヤトーンのスピーカーが製造中止になっていることを知った。
ダイヤトーンのサイトに行くと、
小さく「2021年3月 生産終了」とある。

スピーカーシステムのDS4NB70が、ひっそりと製造中止になっていたわけだ。
オーディオ店へは、それとなく伝えてあったらしい。

後継機種のことは、なんら情報はない。
はっきりとしたことはいえないが、
このままダイヤトーン・ブランドのスピーカーシステムは消えてしまうのか。
そんな感じである。

DS4NB70は2017年のOTOTENで聴いている。
DS4NB70の音よりも、
楽しそうにレコードをかけていくダイヤトーンののスタッフの印象が強く残っている。

別項でも書いているが、昭和のオジサンという感じで、キャラが濃い人だった。
私がステレオサウンドで働いていたころは、
濃いキャラの人が、各社に一人はいた。

ダイヤトーンは、こういう人が仕事をやれているのか、と思いながら、
その人の話を楽しんで聞いていた。

でもDS4NB70は製造中止になっている。
売れなかったのが理由なのか。
そうであろうけれど、振動板の製造枚数が決っていたのかもしれない。

静かな消え方だ、とおもう。

http://audiosharing.com/blog/?p=35466

146. 中川隆[-15689] koaQ7Jey 2021年10月31日 08:18:23 : vuYilrOHmU : RWZPWEh2M3FMcnc=[4] 報告
Esoteric N-05XD ネットワークDAC/プリアンプの私的インプレッション:レガシーを超えて
by pansakuu | 2021-09-25
https://pansaku.exblog.jp/29673013/
「遺産は継承できるが、幸福は継承できない。」
イリヤ カスパロフ(ロシアの実業家)

Introduction:

高級食パンというのが流行っている。

食パンという性格上、毎日食べても飽きの来ない味を目指してはいるが、その前提のうえで素材や製法を工夫し、コンビニやスーパーで売っている普通の食パンと差別化して美味しくしてある。

さりげなく高級だが、どんな気分のときでも嫌われず、様々な食材や飲み物に合わせやすい。それでいて値段は今まであった普通の食パンよりやや高いぐらいで、ちょっと思い切れば誰にでも買えるくらいのものといった立ち位置である。実際、この手のパンは一時的流行にとどまらない部分もあり、恒常的なニーズが出てきているようで、その専門店も見かける。高級食パン1種類を売るだけで一応、店がやっていけるのだから本当に必要とされているのだろう。

私は常々、そういう高級食パンのようなオーディオ機器があってもいいなと思っていた。

だって、そういう機材が本当に少ないんだもの。

例えば2021年秋のステサンのパワーアンプ特集を見れば、800万円を超えるような超高額機が並んでいる。このようなパワーアンプの価格に合理的な妥当性なんてものはあるのだろうか。アンプの実物をつぶさに点検しても、ただ闇雲に高くしているだけとしか思えないケースもあって、何故こんな価格になるのか詳しく説明してほしいと思うのは私だけではあるまい。

その価格に良心が感じられないばかりか、微かな悪意すら感じることも皆無ではなくなっている。

オーディオ機器は昔から一般的な金銭感覚を超えて高価だったが、最近の価格はそういうひと昔前のハイエンドオーディオの感覚でも追いつかないくらいに高くなっている。

そいうえばこの前、

あるオーディオ店で店員さんがステサンを開きつつ立ち話をしているのを小耳に挟んだ。

彼は「この値段は特殊詐欺としか考えられないよな」と笑いながら同僚に語り掛けていた。

冗談じゃない。

売る側がこんな話をしている状況はもう異常だと思ったほうがいい。

ステサンはこの記事を書くにあたり、なぜ価格については不問としたのか?

記事の中に価格について言及した形跡がない。

こういう高額機を集めた特集を組むのはいいとして、その中で一本クギを刺すぐらいのことはやってほしかった。

現状に対する不満を表明しないオーディオジャーナリズムに存在意義などあろうか。

もちろん質の低い機材を薦めるわけにはいかないけれど、

高品質だが手に届く価格帯のモノこそ、しっかりとプッシュすべきではないだろうか?

そんな高級食パンのようなモノ作りを現代のハイエンドオーディオでもやればできる、という一例を聞いたのでここに書いておくことにする。

それは Esoteric N-05XDというデジタルプレーヤーについての話である。

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Exterior:

Esoteric N-05XDはEsotericのNシリーズ、すなわちネットワークオーディオプレーヤーのシリーズの最廉価機である。価格は100万円よりもずっと低い。これは明らかに手を出しやすいモデルである。

しかしその造りや操作フィーリングは極めて上質であり、最上位のGrandiosoのラインのものと比べても、実物はさほど遜色はない。

例えば筐体の構造は最近のEsotericの手法を完全に踏襲しており、スパイクと受けが一体となった独特の三点フットや、音のヌケを良くするためにわざと遊びを持たせた天板などは、上位機と共通している。筐体表面のサラサラした質感や、ボタンやノブの周囲にまで及ぶ青いLED表示・照明も同じく、なのである。ボリュウムノブの回転の滑らかさに至ってもGrandiosoを冠した最高級プリアンプのそれと同等であり、素敵な操作感を演出する。

このノブは早く回してもゆっくり回しても指に伝わる抵抗はほとんどないが、止めたいところでピタリと止められる。LINNのKLIMAX DSM/3やdcs Bartokなど、他社製の同様の機能を持つ機材についているノブの回し味と比較して、これが最も高級である。

手に触れる場所がここまで優れていると価格の方は相当高いのでしょうとなりそうだが、意外にそこは抑えられている。

この高品位なボリュウムについてはパワーアンプ直結というシンプルな使用法を選択枝に加えてくれるように見えて、その意味でも好ましい。

だがこのパワーアンプ直結という言い方は少し考えねばなるまい。このDACはボリュウム付きDACではない。正しくはプリアンプ付きDACと言うべきでプリアンプがないときにこそ直結という言葉が使えるのだ。この機材はアナログ入力も受け付けており、入力のセレクター機能もある。単体のプリアンプとして機能するように設計されているのである。

ボリュウムのないヘッドホンアンプ、MSB Reference HPAを使う私にしても、この機能は魅力がある。

まあ、逆に言えばEsoteric として、外観には新奇な部分はないとも言える。Esotericの伝統的な形をそのまま引き継ぎ、わかる人には同社機とすぐわかる佇まいをしてはいる。

しかし、N-05XDはその中でも比較的小型かつ薄型の機材であり、設置がしやすい。

リビングやリスニングルームに置いてもGrandiosoシリーズのように存在を主張する感じはない。これはある意味、現代的なデザインだと思う。あまり目立たず、オーディオに詳しくない人にとってはアノニマスな形である。

近頃、現代の中学生や高校生、大学生と接していて分かるのは、昔の人に比べて、集団の中で目立つことをはっきりと嫌っている人が多いということだ。現代の都市生活では目立って良い事はないらしい。私は彼らの着る腹や持ち物に、外部に積極的にアピールする色や形があるものがあまり選ばれない傾向を明確に感じる。昭和生まれの人間たちの中では目立つことはかなり高い確率で格好の良さにつながっていたような気がするし、そういう人と違う持ちモノをあえて選ぶ生き方というのが賞賛されてきた形跡もあるけれど、今は違う。

上位のGrandiosoシリーズを買う顧客は主に昭和期に生まれた古い日本人であり、彼らは高級品にはそれに見合う豪華な外観が必要と考える人間だから、そういうエクステリアにしたのはうなづける。

一方、このN-05XDはもっと若い人たちにも使ってもらいたいという意図があるかもしれない。

そういう意味から、このやや素っ気ないデザインというのは、その年代の人にも受け入れやすいものなのではないか。

ただ、この機材にはブラック仕上げも限定版でなく用意されているようで、

そちらになると俄かに精悍度が高くなってくることは付け加えておきたい。

黒いEsotericというのは多く見かけるものではないけれど、非常に戦闘的で強力な機材という印象があって記憶に残る。こちらをあえて選ぶ人がいてもおかしくない。

正直、私は黒の方が好きだ。

リアパネルには、その多機能性を実現するための沢山の端子類が整然と並んでいる。どこか素っ気ないくらい普通に端子がそこにある。他社の機材、例えばBartokやKLIMAX DSM/3だとこの辺は端子類がガヤガヤと集結したような雰囲気があり、どこか物々しいのであるが、この機材ではそれぞれの端子が比較ゆとりを持って配置されているようで結線もしやすいような気がする。

こうして見るとこの機材、入力は多種多様である。

まずメインの入力となるデジタル入力はUSB B端子、イーサネット端子、USBドライブ端子(フロントパネル)、光デジタル入力、AES-ESU(XLR)、COAX(RCA)と豊富である。(さすがにHDMIやオプティカルイーサネットには対応しないが・・・。)

加えてインピーダンス50Ωで10MHzの信号を受け付けるクロックシンク用のBNC端子、さらにはXLRとRCAのアナログ入力がそれぞれ一系統ついている。

出力についてはデジタル出力はなく、アナログ出力がXLRとRCAそれぞれ1系統設けられる他、 Esoteric独自の信号伝送系であるES-LINK Analogの端子も見える。(これは電流伝送であり、使うインターコネクトケーブルの品質や長さによらず、音質が一定しているという接続だが、今回の試聴では対応機器がなく使っていない。)

加えてフロントパネルに私にとっては重要な径6.3mmのシングルエンドヘッドホンジャック、XLR4pinのバランスヘッドホン端子が見える。

この機材の登場を機に、このクラスのDACには単体のヘッドホンアンプと比べても遜色のない音質を目指したヘッドホンアンプが搭載されることがトレンドとなると良いのだが・・・と根拠のない期待をこめてこの出力端子を私は眺めている。

リアパネルの入力を眺めていると気になるのは、このN-05XDが対応するデジタルフォーマットなのだが、PCMロスレスはFLAC, Apple Lossless, WAV, AIFF, MQAであり、MQAについてはフルデコード再生が可能である。

DSDについてはDSF, DSDIFF, DoP、圧縮ファイルについてはMP3,AACである。入力の信号形式については16bit/24bit/32bit, 44.1k〜384kHzのリニアPCM, そして2.8、5.6、11.2、22.5MHzのDSDとなる。

そしてストリーミングサービスについては、TIDAL、Qobuz、Spotifyに対応する。なお、私がこの機器を借りた時点ではROONには未対応であったが、近いうちに対応するというコメントは聞いている。

こうして見るとdcs Bartokと同じく現在考えられる、ほとんどのデジタルフォーマット、ストリーミングに対応していると考えていいと思う。MQAについては各社が飛びついているのだが、私はこのフォーマットに特段の優位性は感じていない。音は悪くないが特別にいいとも思えないからだ。あってもなくても良い。

もちろん、この機材の中身の目玉は、これらのフォーマットで表現されたデジタル信号を、より良いアナログ信号に変換する自社製のディスクリートDACである。

N-05XDに載せるDACは、完全に自社で開発され、上位機に採用しているMaster sound discrete DACの回路を基礎としたものである。上位機に比べてやや簡素化はされているものの、独自のエレメント構造は変わっておらず、共通する部品も多いようである。実際、音の柔らかさなどは似通ったものを感じる。

また、この機材の特徴として本格的なプリアンプが内蔵されていることも挙げられる。先ほど述べたアナログ入力の存在はそれを意味する。ここでのアンプの構成はフルバランス構成かつデュアルモノというDACと並んで一つの筐体に格納される回路としては贅沢なものである。DACともども潤沢な電源部を擁しており、高級機に通じる十分な物量投入がなされている。


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私にとってのもうひとつの目玉、ヘッドホンアンプはDACに併設する形で実装される。それはdcs Bartok+のHPAと同じように、デジタルプレーヤーに組み込まれたものとしては、という制限なしでも現代最高クラスの音響性能を持つものである。これは高インピーダンスの機種を含む、市場にあるほとんどのヘッドホンを的確にドライブ可能であると謳ったEsotericの自信作となる。このヘッドホンアンプの構成もフルバランス・デュアルモノであり、回路図を見ると、ヘッドホン用ボリュウムは本機のライン出力用のボリュウムとは別回路となっているようである。

既述したようにヘッドホンとの接続は、バランス、シングルエンド両方に対応しているが、特にシングルエンド接続においてはアース電位をアクティブに0ボルトに落とす回路も付加されており、他社の機材の回路とは一線を画そうとしている。この回路により電位の変動がもたらす悪影響を排除しているとのことだが、実際、シングルエンド接続で他社機と比較しながら聞いてみると、この回路がヘッドホンの出音のバランスの良さ・安定性の高さに貢献しているのではと思わせる部分が確かにある。

後述するが、このN-05XDのヘッドホンサウンドはトータルとして完成度の高いものであり、二倍以上の価格のdcs Bartok+のヘッドホンアウトと比べてもあまり遜色がないものと言える。とりあえずヘッドホンリスニングのためにこの機材を買うのもアリだと私は思っている。

今回の試聴は自宅と店舗で行っている。スピーカーとヘッドホン両方で聞いており、プリアンプ機能も試している。ただし、多機能な機材なので隙間なくその能力を試せたかは分からない部分もあるし、個人的にはヘッドフォンアウトの音を中心に聞いていたので、評価に偏りはあるかもしれない。デジタル入力はUSB、LAN、AES-EBU、アナログ入出力はXLRを使った。

なお、デジタル入力はなにを入れても大きく印象は変わらないが、個人的にはUSB入力の音が一番鮮度が高くて好みであった。AES-EBUに関してはデュアルAESが使えるとなお良かったかもしれない。

以下にサウンドについて少し詳しく書くわけだが、その前に試聴を終えて思った音質以外の部分の感想を。

オーディオ初心者の人で、これからオーディオでどんなことをやろうか明確に決まってはいなくとも、とりあえずこのN-05XDを買っておけば、将来にわたり何かしらの役には立つものだということがある。例えば、後から買った別なデジタルプレーヤーやフォノイコライザーからの出力を入れてスピーカーやヘッドホンで聞くこともできる。これはただのボリュウムではなくプリアンプ機能を持たせたことが効いている。しかもEsotericでこのような機材はこれだけだし、他社機にしてもここまでの自由度の高さ、使い勝手の良さを持つものは市場にほとんど存在しない。音質以外の意味でこの機材を選ぶ意味はこの辺にもあるような気がする。

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The Sound:

現代のオーディオのトレンドを捉えた適度な解像感と聞き味の良い柔和な音のテクスチャーがバランスよく配合されており、様々な音のニュアンスを効率よく表現できる上品なサウンドに仕上がっているというのが聞き始めの印象だ。

一聴して価格を越えた高性能は明らかなのだが、それを主張しすぎないようにすることで、聞きやすく、ピーキーな部分の少ない安定したサウンドを追求し成功している。

これは誰にでもとっつきやすいサウンドで、どんな音楽でも普通に良い音で鳴らし、飽きがこない。

まさに日本の高級食パンのようなオーディオというのが第一印象なのである。

これはバランスの良さが際立つ優れたサウンドである。

オーディオにはバランスを取るべき様々な対立した要素、なかなか並び立つことの難しい音質上のポイントが多くあるものだが、それらがうまく均衡を保ちつつ、ひとつのサウンドとして上手くまとまっているところが素晴らしい。

例えば音像の細部を描写する能力として、音数の多さや音の解像度の高さなどがあるが、このような音像を微視的に見つめるオーディオ表現は、音楽全体の雰囲気やスケールを小さく聞かせてしまうきらいがある。

ここは小型だがハイグレードな音を目指すプレーヤーやアンプ、スピーカーが陥りがちな罠なのであるが、N-05XDのサウンドステージは演奏される音楽が求める適度な広がりを持っていながら、奏者の気配や楽音の質感のような、そこに漂う微視的な情報もかなり多い。

また音楽の躍動感を十分につたえつつも、しっかりと音が定位して安定するのも、ともすると相反しがちな要素が均衡している部分と言える。音楽の楽しさを伝えるには音楽の動きのスピードやエネルギーをダイレクトにリスナーに伝える必要があるが、それをやりすぎると定位は甘くなり、楽器たちの音の分離も悪くなってしまうことがある。

N-05XDのサウンドはそういうピットフォールを巧妙に避け、音楽の波動の強弱を感動的に伝えつつも、空間の三次元的な広がりの中での楽器の位置関係を安定して表現できている。

逆に言えば、なにか音に強い特色・得意分野があり、その部分に限って掘り下げた表現ができるというサウンド、たとえ多少バランスを崩してでも、魅力を或る音質的側面に集中させて「一点突破」するようなサウンドにはなっておらず、多くのポイントで及第点を公平に取るという平均拡散型の「面」で押すようなサウンドとなっている。

このN-05XDの出音の特徴として、というよりはEsoteric自製のDACの音の特徴としてそうなのだろうが、音の輪郭は締まっていながら、滑らかで柔らかな耳当たりの良さがあるということが素晴らしい。ここでは例えばフランスのMetronomeのCDプレーヤーから聞こえるような艶や人肌の温度感を伴う、濡れたような音の感触までは振り切ってはいないけれど、かつてハードでクッキリとした音を身上としていたEsotericサウンドとはだいぶ印象の異なるものである。こういう風合いだと女性ボーカルなどを演奏させても十分な情感が得られて満足度が高い。

キリッと立ち上がるエッジやドライな割り切りの良さを随所に感じさせつつも、全体として柔軟なニュアンスをよく捉えるということ。これは先ほど述べた、矛盾する音の要素の均衡を取るという文脈に沿った動きに他ならないのだが、ここではそれぞれの要素が自己主張を弱めることなく併存していることが注目される。

音のバランスの良い機材では、対立する音質の要素どうしが自己主張を弱め、相手に遠慮するような形で均衡を保つケースが多く、むしろ平板でつまらない音が演出されてしまう場合もあることを私は知っている。

ここで貫かれるEsotericのDACの音作りの極意とは、そういう平板さとは無縁である。

これは実際、対立の抱擁だ。

音楽の硬さと柔らかさ、微視的な視点と巨視的な視点、音楽の動的要素である躍動感と静的要素である定位、精密な音像と広大な音場など相反するものどもの対立と矛盾をひとつの音のなかに抱擁しつつ、互いをむしろ引き立てるような方向へと動かしてゆく。

そんなEsotericの成熟した音作りをN-05XDの出音は見事に体現している。


N-05XDの出音が持つダイナミックレンジやSN、これはまさに価格を超えたものだと思う。その部分は二倍以上の価格帯にあるdcsのBartokには及ばないにしてもかなり近いものを感じるし、例えばロングセラーのCHORD DAVEの性能を超えているのは、彼が持つ音のインパクトの強さに惑わされさえしなければ、短いフレーズを聞いただけですぐわかることだろう。こうも流れが速いとDAVEはもうクラシカルな機材であり、最先端DACとしての役割を終えた感もある。(後継機を考えるべき時だろう。)

音の強弱の階調の細かさなどは、従来のEsotericのDACに比べると明らかに一段上のものがある。柔らかで滑らかな音のテクスチュアを必要とする場面では、この音のグラデーションの緻密さがブランドの下位機とは信じがたいほどのハイグレードな感覚を演出してくる。

なお、この機材のライバルになる製品は多くないが、強いて挙げればMolaMolaのTambaquiだろう。クロック入力はなく、プリアンプ機能もないが、音質はあちらも新世代のものであり、さらにコンパクトな筐体である。ヘッドホンアンプの実力はN-05XDが上であるが、DAC自体の音質としてはTambaquiが好きだという人もいるはずだ。この2機の比較は難しい。

それから、私の個人的な感覚からすると自社製のDACのお蔭か、N-05XDの方が2017年に出た上位モデルN-01より音は格段に優れていると思う。後発である分、ユーザーの意見を取り入れたのか、使い勝手も良いと思う。

音の違いの主要な部分はDACそのものの違いから来ている。これは根本的な差異だ。N-01はAK4497を使ったDACであり、N-05XDは自社製のオリジナルDACである。

自社製のDACを一から開発する過程で、メーカー側で音質の細部をより自由にコントロールすることが可能になったことが、既存のDACチップを使うよりも音が良くなる要因となっている。最近は自前でディスクリート構成のDACを作るハイエンドメーカーも増えてきたが、一概にこれほど音が良いわけでもない。なにせその開発は困難なのだ。鳴り物入りで自社製のDACと謳っていても、実際は外部の専門家集団に開発をまるごと委託しているケースもあると聞くので、Esotericのように機転の効いた巧みな音作りばかりではないのは覚えておくべきだろう。

まずは、自前のDACだから優れているなどという先入観なしに慎重に評価するのだが、やはりそういう疑いを混じえた目で見ても、N-05XDの価格を超えた音の良さは光っていた。

無論、このカテゴリーの新しい上位機で、よりハイグレードなMaster sound discrete DACを使用しているEsoteric N-01XDには音の基本的なスケールや描写の彫りの深さなどの点でかなわない部分があるが、価格やヘッドフォンアンプを内蔵しているなどの使い勝手の良さまで加味すると、私はN-05XDの方が汎用性に優れて魅力的と映る。

最上位のGrandiosoシリーズはひたすら究極のサウンドを目指したシリーズであり、そのデジタルサウンドは雄大さや限りないとさえ思わせる懐の深さが強く印象に残る。

ただあそこまでやると、お腹いっぱいでもう食べきれないというか、

少なくともこちらにも精神的あるいは体力的に余裕がないと十分にそのサウンド全体を受け止めきれない辛さも出てくる。

一方の最廉価機N-05XDの音は常に等身大である。

普段着で朝に食する食パンのようだが、そこいらのパンより高級で、少しばかりだが非日常を連れてきてくれる。

音のスケールは一個人がそれほど広大でないリスニングルームやリビングで楽しめる適切なレベルであって、最近のスーパーハイエンドオーディオに見られるような、異常なほどの音の深まりや、部屋の大きさからはみ出しそうなほどの、場合によっては過剰なサウンドステージの広がりなどはあえて避けている。私は最近のスーパーハイエンドオーディオに対して、過ぎたるはなお及ばざるがごとしという賢人の言葉を投げかけたくなることがあるが、それは音質を追及しすぎるあまり、音全体のバランス感覚をどこかで失っているからだ。

休日の朝、ゆっくり起きてコーヒーを淹れながら、なにげなくマウスを操作してストリーミングサービスを起動すると、小さいが選び抜かれたブックシェルフスピーカーや、あるいはインテリアに溶け込んだトールボーイスピーカーから、または選りすぐりのハイエンドヘッドフォンから、始まりはあくまで気軽にだが、ふと聞き込めば本格的なハイファイサウンドで、自分のプレイリストが流れる。

そんなどこかイージーな、しかしハイエンドオーディオとして十分にディープなイメージで楽しむ現代のオーディオのスタイリングに、この機材のサウンドはピタリと寄り添う。

こんな書き方だといかにもオーディオとしては深みのない楽音が想起されそうだが、それは誤解である。このサウンドは時間をかけて練り込まれたものであり、たとえ偏屈でうるさ型のオーディオマニアであろうとも、この音の優位性を否定することはまず無理だろう。


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私は、この音を一枚の絵のような音だと思う。

このサウンドからフェルメールの珠玉の風景画を想起することがしばしばあったからだ。

N-05XDのサウンドはそれぞれのアルバムの体現する世界を、等身大の大きさで私たちに見せてくれる。

それはインテリアに溶け込むような丁度よいスケールの絵画に似ている。

それはルーベンスの大作を思わせるGrandiosoのサウンドとは対照的な小品ではあるが、大きすぎて部屋には飾れそうもない作品に勝る価値を持つ。

フェルメールの絵の特徴のひとつは、例えばヤン ファン アイクの絵のように普段、人間の眼に届かない部分、微視的な細部にどこまでも入り込む容赦ない描写ではなくて、

適度な距離と正常な視力のもとで自然と眼に見えて脳裏に映る風景を、空気感を伴わせながら素直に描写するところにあると思う。だからフェルメールの絵は近寄ってみると描き込み過ぎていない。病的な細部へのこだわりを省いて、逆に見やすさ、見ていて心地よい空間を醸し出している。これがN-05XDの音の態度にそっくりとあてはまる。

このサウンドは私たちの日常空間に溶け込むインテリアのような内容を持つ、ほどよいイメージを持つ絵画のように聞こえる。


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ところで、Esoteric N-05XDは日本のメジャーなオーディオメーカーが、ハイエンドDACにまともなヘッドホンアンプを組み込んだ初めての例となるのではないだろうか。

ラックスマンは単体の高級ヘッドホンアンプを出しているが、これほどの機能を持つハイエンドDACと合わせたものは開発していない。さらに、アキュフェーズにいたってはそもそもヘッドホンオーディオに深い関心を払ったことは今まで一度もなさそうだ。SONYはDAC付きのヘッドホンアンプを開発しているけれど、Esotericのこの製品ほどハイエンド寄りのものではなくて、やはり違うクラスだ。また、世界的にも自社製のディスクリートDACにヘッドホンアンプを組み込んだ例となると、dcs Bartok+とCHORD DAVEあたりしかなかったはずだ。


Esoteric N-05XD ネットワークDAC/プリアンプの私的インプレッション:レガシーを超えて_e0267928_15320546.jpg
こうして注目されるN-05XDのヘッドフォンサウンドであるが、期待にたがわぬものだ。
特にヘッドフォンをドライブするパワーに十分な余裕を持たせているのが注目される。これに関してはdcs Bartok+を研究した可能性もあるが、内蔵ヘッドフォンアンプといえども、このクラスの機材を買う人が使うヘッドフォンには様々なものがあって、中にはかなり鳴らしにくいものが混在していることを知っているようだった。

私が今まで聞いて、鳴らしにくいと感じたものとしてSusvaraを最右翼としてUtopiaやEdition9などがあり、その他にも一般には鳴らしにくい部類には入っていないが、ポテンシャルを出したいとなると意外に苦労するStelliaやMDR-Z1R、HD800s、HD820、ちょっと変わり種のEdition11まで、いろいろな意味で難物がある。そんな多様な世界というのがヘッドフォン界の現状だ。

そういう現状を考え巡らしながらN-05XDのHPAに聞き入っていると、バランス接続したHD800sをこれだけ伸びやかに、表情豊かに鳴らせるアンプがあるとすれば、ラックスマンのP750uあたりまでいかなければならないでは、という思いが湧き上がってきた。

少なくともこれはRNHPやマス工房のModel404より若干上の音世界を聞かせるヘッドホンアウトであり、人気のiFiの単体HPAあるいは評価の高いRMEのADI-2 DACにビルトインされているHPAなど明らかに上回っている。

このヘッドフォンサウンドは非常にきめ細かく、流れが滑らかなサウンドであって、音の大小の階調の細かさなどはスピーカーで聞くよりも良く分かる。

音像のエッジや各パートの分離は鮮やかであり、それらが配置される音場の三次元的なひろがりはあくまで自然である。最近使い始めたFinal D8000proをN-05XDにシングルエンド接続してみると音像の解像感の高さや定位の安定性が際立っており、dcs Bartok+とほぼ同等の世界が目の前に広がり始めて驚かされた。

これはBartok+を使いながら感じていることだが、

ハイエンドDACに相応の覚悟をもってHPAをビルトインすると、

DACとHPAをこれ以上できないほど短距離で接続し、

互いに電源もメーカーの思うがままに最適化できる可能性が出て来る。

適切な物量投入と設計の工夫、特にセクションどうしの隔離とマッチングの最適化の労を惜しまないなら、別々のメーカーが作った、電気的な相性もバッチリとは言いがたいDACとHPAを、そこそこの品質のケーブルでつないだ場合より結果が良くなること。それはよく考えると当たり前なのかもしれない。

ただし、その為にはメーカー側にDACとアンプに関する十分なノウハウと、

ヘッドフォンサウンドにかける高い理想が必要であることも忘れてはならない。それらの要素の中でも、特にヘッドフォンサウンドに求める理想の高さという点では日本のメーカーは低きに流れやすく、N-05XDのような製品は現れなかった。これまで日本のメーカーは現代のハイエンドヘッドホンの実力に関する無知をよいことに、ヘッドフォンというものを完全に舐め切っていて、結局は新規に開拓できる分野を見逃している場合が多かったようである。

つまりEsotericは、この構成の優位性を認識できた初めての日本のオーディオメーカーと言えるのかもしれない。

なお、この機材はプリアンプとしても使うこともできるのだが、その意味でも秀逸なサウンドであった。dcs Bartokのアナログ出力を入れて出力してみたのであるが、これは完全にハイエンドプリの世界に入り込んでいる。左右の広がりや奥行き、SNなど、このプリがDACに内蔵されていることを忘れてしまうレベルであり、適度な躍動感の増量もあって、そのシステム内での存在感は価格に比して十分に大きい。プリアンプとして使うためだけにN-05XDを買うことを特段薦めることはないだろうが、逆にオマケとしての機能と考えるには、あまりにも高性能で困ってしまうほどだ。

ヘッドフォンを聞く者としての視点から見ると、

このEsoteric N-05XDは日本版のdcs Bartok+である。

すなわち本格的なヘッドホンアウトを備えた、比較的コンパクトな多機能デジタルストリーマーであり、精緻な音量調整機構を持つネットワークプレーヤー、あるいはUSB DAC、CDトランスポートに接続するDAC、さらにはプリアンプとしても機能し、

音質としてもdcsの世界戦略機と遜色ないものに仕上がった。

これならdcsのBartok+で今、私が今やっているのと同じく、高精度な外部クロックからの信号を入れて、さらにフォーカスの合った音像と確たる気配感を音楽の中に聞くこともできよう。個人的にEsoteric製の10MHzのマスタークロックと合わせて使うことによって、ある程度、システムの規模と価格を抑えながらも、音質的に大きく飛躍した、限界突破のヘッドホンサウンドが聞けるのではないかと期待している。

こうして結果的にはdcs Bartok+と同等の能力、あるいはボリュウムのフィーリングやプリアンプ機能を含めて考えるなら、部分的にはそれ以上の能力を秘めつつ、これといった死角を持たない製品が出来上がった。

そのうえで、dcsの半額以下の価格を実現できたこと、それは素晴らしい成果だ。

このような機材の登場は多くの初心のオーディオマニアに、本当に上質なサウンドへの門戸を開くことになる。

dcs Bartok+がそうだったように、これはEsotericの世界戦略機であり、

ひとつの野心の表れかもしれない。

EsotericはGrandiosoシリーズに続き、最も廉価なグレードにおいてもハイエンドオーディオの未来を大きく拓(ひら)くことになりそうだ。

今回の試聴全体を通して、音についてもうひとつ感じたこととして、

Esotericのサウンド シグネチュアがMaster sound discrete DACの開発を機に決定的に変わったという話がある。このサウンドの変革はDACの開発以前から始まってはいたようだが、ここへきて定着してきた。

思えば、かつてのEsotericサウンドというのはもっと硬質で特別な音のエッジ、剛性感があったはずだ。

それは脈々と受け継がれてきた音の傾向、いわばサウンドシグネチュアであり、会社を支えてきた先人たちの遺産であったかもしれない。

しかし、Esotericは柔軟に音の方向性を変えてきた。

それは客観的にはGrandioso P1x+D1xあたりからオーディオマニアの側に明確に意識されてきた傾向ではないか。

開発の方向性もそうだろう。国内の大手のハイエンドオーディオメーカーとしては比較的早期にネットワークプレーヤーの開発に着手したり、自前のDACについても比較的早い段階からテーマとしていた。

これは同じく日本のハイエンドオーディオの雄であるアキュフェーズとは全く対照的であり興味深い。

過去の遺産=レガシーをほとんど変えないで受け継いでゆこうとする、いわば古風で頑固なアキュフェーズと、時代に合わせた柔軟な対応でレガシーを超えてゆこうとするEsotericとの明確な差異を感じる。

Conclusion:

唐突な話で恐縮だが、

私はこの夏、東京でオリンピックをやる意味はほとんどなかったと考えている。

オリンピックに意義がないというのではない。

東京でやる意味がなかった。

無観客だったからだ。

私はチケットを持っていたが、観戦することはかなわなかった。

これでは外国でやっているオリンピックをテレビで見たのとどこが違うのか。

ではこの東京2020オリンピックにどんな意味があるのかと問えば、

レガシーだという返事が返ってきた。

レガシー、つまり東京にオリンピックにまつわる遺産が残るというのである。

だが私はそんな甘美な思い出の依代(よりしろ)ようなものが残ったとしても何の役にも立たないような気がしている。少なくとも世知辛い今という時代を生きるのにそれは大した助けにはなりそうもない。それどころか、そんなもののために大金を出してしまったという大きな後悔、負の遺産が逆に残ってしまった。もう誰もあのオリンピックに言及したがらないのが、その証拠だ。

これはレガシーにこだわりすぎて、レガシーそのものを損ねてしまった一例だろう。

ハイエンドオーディオにも、そんなレガシーがあるように思う。

ひたすら高価になってゆく機材たちを見ていると

彼らは躍起になってそのレガシーを追い求めているようにも見える。

資材にも価格にも制約を設けない開発を通し、

かつてのハイエンドオーディオの栄光の軌跡に自分たちも連なって、

ハイエンドオーディオを受け継ぎ発展させたいという思いがにじむ。

単なる一攫千金の狙っただけの機材も散見するが、

それらを除けば、確かに、その願い自体は純粋なものだろう。

しかし、このままだと、

その遺産は一部の大金持ちにのみ相続されるものとなりそうな勢いだ。

このような開発・売り方では、レガシーにしがみつくあまり、

レガシーそのものを壊してしまうことになりかねない。

元来、ハイエンドオーディオとは

それを志す全ての人に門戸を開くものでなくてはならない。

それが大前提であったはず。

ならば、このままでは・・・。

全てではないにしても、なにかを変えてゆかなくては。

いや私は、ここでそろそろ過去のレガシーを捨てろなどと言いたいんじゃない。

レガシーを受け継ぐために、レガシーを超えろと言っている。

その動きは具体的には高級食パンを彷彿とさせるような極端に走らない高級感や、高性能・多機能を追及しつつの下克上の如き価格破壊につながってゆくのだろうと思う。

ハイエンドオーディオは今どうあるべきか、

過去のことは忘れて、純粋に、そして具体的に問い直す時だ。

Esoteric N-05XDのボリュウムを回す快感とそのサウンドの魅力に触れ、

ふと、その実力に不釣り合いなほど安いプライスタグに目をやると、

その問い直しの答えがひとつ見えた気がするのは私だけだろうか。

現代という時代に即した、あるべきハイエンドオーディオの姿、音、そして価格。

レガシーを超えて、

やっとこさ時代に追いついたEsotericのモノ作りの先端部がここにある。


https://pansaku.exblog.jp/29673013/

147. 中川隆[-13091] koaQ7Jey 2022年5月14日 22:59:40 : uuMrMrg56A : YktSVGpldUZyeHM=[4] 報告
オンキヨー自己破産「玄人に違いのわかる高性能を突き詰めているのに勝てない」時代の厳しい現実
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https://news.yahoo.co.jp/articles/7c1abac18189cc412cf47b70e94d1f75e563c93e

一世を風靡した往年のブランドがまた1つ行き詰まりました(写真:Alamy/アフロ)

 驚きのニュースが飛び込んできました。日本を代表するオーディオ機器メーカーのオンキヨーホームエンターテイメントが5月13日、大阪地方裁判所に自己破産を申請しました。音楽がCDではなくレコードだった当時からの音楽ファンであれば特に寂しいニュースと感じるのではないでしょうか。

 オンキヨーは戦後のオーディオブームを支えた名門の一角です。家電量販店の店頭などで「ONKYO」のブランドロゴを目にした中高年世代の人も少なくないでしょう。手ごろなミニコンポも販売していましたが、高級品のアンプやスピーカーでも有名でした。当時はよりよい音を聴こうと思ったら、アンプを高級品に変え、スピーカーを高級品に変え、それらをつなぐケーブルを高級品に変えることが大切な時代でした。

■ハイエンドユーザーの減少が響いた

 音楽の世界でこのようにして音を楽しむ習慣が変わり、高性能や最高級を志向する「ハイエンド」なユーザーが減少したことに伴い、最終的に市場が縮小してオンキヨーが経営破綻したというのがわかりやすい経済学的な説明です。オンキヨーだけではなくサンスイ、コーラルなど世界レベルだった日本の高級オーディオ機器メーカーのブランドが消滅したのも同じ理由です。

 しかしあらためて考えてみたいのですが、なぜハイエンドのオーディオ市場は縮小しているのでしょうか。読者のみなさんは「ハイエンド市場なんてスマホ全盛のデフレ経済下では縮小するのがあたりまえだよ」とお考えかもしれません。その直感に反する話を2つほど並べてみたいと思います。

 ひとつは音楽アーティストの方に話を聞く機会があればピンとくるかもしれない話です。アーティストは実に深く録音にこだわります。マスター音源を聴くと違いがわかるそうですが、音が違う。それがCDというパッケージになるとどうしても簡素化してしまうのが彼らの不満です。

 もうひとつ別の話ですが、レコード会社はマスター音源というものをとても大切な資産だと考えていて、昔は門外不出の財産でした。ところが時代が変わったということでしょう。最近ではハイレゾというほぼマスタークオリティの音源が販売されています。これが音楽業界の流通にかかわるひとたちにとっては信じられないほどの方針転換だというのです。

■ハイエンド音源のユーザーは数%しかいない

 言い換えると私たちが大好きな音楽アーティストが提供してくれる商品には、私たちがよく聴いている商品以外に、同じ曲なのに聴こえ方がまったく違う商品が存在し、それが販売される夢のような時代が来たということです。普通の音楽ストリーミングとハイレゾはそれほど違うにもかかわらず、ハイレゾがなぜか売れない。本当の意味でのハイエンド音源のユーザーは音楽市場の中でおそらく数%しかいないと推定されるのです。

 実はかなりの数の音楽ファンがハイレゾを聴いてみるといい音と普通のCDの音の違いがわかるそうです。ライブと同じだといえばピンとくるでしょうか。ライブ会場のステージから聞こえるあの迫力のある音と、その興奮をもう一度味わいたいと購入した動画で視聴するライブ。たとえ同じ日の演奏であってもこのふたつは全然音が違って感じられるものです。

 違いがわかるにもかかわらず音楽市場がハイレゾではない方向に拡大した理由は利便性です。レコードからCDにメディアが変わった段階で高音域と低音域の音が一定レベルで切り落され、それが音楽プレイヤーで聴く際にはAACやMP3のようにさらに圧縮され音が変わります。

 ところがそのダウングレードが生み出す利便性が勝ることで、音楽はかつて以上に日常的な楽しみに変わりました。アップルが提供するiPhoneに接続したAirPods ProはBluetoothの利便性とノイズキャンセリング技術の静謐性で、どこにいても没入感ある音楽が私たちを楽しませてくれます。

 そしてここがビジネスとして難しいところなのですが、ハイレゾ音源は結局このアップルが提供する市場がいちばん大きくなってしまった。多くのユーザーがApple Musicの提供するハイレゾの曲をAirPods Proで聴くのですが、そうなると音質はハイレゾではない。

 ハイレゾ音源をダウンロードして、それなりのオーディオ機器をそろえて有線接続して、たとえば地下室のオーディオルームでがんがんかけることができれば音の違いはわかるのですが、そのような富裕層市場が少ししかないのです。

■BOSEやソニーはそれでも生き残っている

 一方でユーザーから支持を得てハイエンドのオーディオ市場で勝ち残っているメーカーも存在します。たとえばボーズ(BOSE)やソニー。ここが経営学でいうマーケティング力の差というものだと私は思います。

ボーズのスピーカーはいい音を聴きたいというユーザーが高額でも買う商品です。私事ながらわが家にも1台あって、これは私個人の感想ですが、ボーズのスピーカーの強みはたとえ圧縮音源でもいい音が聴けるという点にあると思っています。音源の中で低音部分を迫力ある音で再生して左右方向の音を違う方向に出力することで、商品サイズはコンパクトな大きさなのに普通のスピーカーとは全然違う音に聴こえる秘密ではないかというのが私の観察です。

 ソニーのスピーカーの強みはデザイン性というか、もう少しはっきり言えばインテリア性だと私はにらんでいます。音はそれなりにソニーの強みなのですが、価格が高いのは部屋に置きたいと思わせる優雅さがあるからだと私には思えます。そもそも有機ELの大画面テレビのデザインもヨーロッパ的で、それに合ったホームシアターシステムを揃えようとしたらソニーのスピーカーがいちばん合う。大画面の画質が良いことも加わって映画でも音楽ライブでも臨場感があるように感じさせます。

 ボーズもソニーもスピーカーのハイエンド市場の商品ですが、実は大半のユーザーがハイレゾではない音を楽しんでいるニアハイエンドだという点が市場ニーズの現実です。オーディオ製品の場合、本当の意味でのハイエンド市場は縮小し、記号としてのハイエンド市場がそれに変わったと表現してもいいかもしれません。

 ハイエンドではないけれども高くて売れているオーディオ機器としてミライスピーカーがあります。この商品も私は「買ってよかった」と思っています。これは高齢になった両親が「テレビの音がよく聞こえない」と言い出したので一昨年の敬老の日にプレゼントした実用品です。人間が聴きやすい音を出力するスピーカーなのでハイレゾの逆で、原理的には音域が絞られているはずです。評判は聞いていたのですが、確かにこのスピーカーを接続したとたん、両親の家のテレビが私にも聞きやすくなって驚いたものです。

このように事例を挙げてみると、成功しているハイエンド市場の音響製品は存在します。しかし冷徹なもうひとつの事実を言うと、そのように富裕層向けの差異化に成功している商品のユーザーは実は最高の音を求めていない。これが皮肉な真実です。

 音楽アーティストがこだわりにこだわりぬいて制作したマスター音源とほぼ同様のハイレゾ音源を、レコード会社が過去の慣習を捨てて蔵出し販売をして、それで本当に異次元の音楽を聴くことができる夢のような時代になったけれども、そのような商品は売れていないのです。

■「いい商品なら少し高くても買う」をとらえているか

 寂しい話ですが、ハイエンド市場とはすばらしさを追求する世界ではない。そうではなく「いい商品なら少し高くても買う」という消費者心理のボリュームゾーンを捉えた商品こそが、資本主義の時代に生き残っていくハイエンド商品なのだということです。

 そして今回、オンキヨーが自己破産したという事実は、またひとつそのことを裏付ける新しい証拠が増えたということです。経営破綻とともに高級オーディオ製品を製造する職人たちもまた消えていくことになるでしょう。イチ音楽ファンとしてはとても哀しく残念なニュースでした。

148. 中川隆[-13078] koaQ7Jey 2022年5月17日 18:34:41 : ZRJ8aqIwQs : NDVqejF3NUJNdVk=[4] 報告
Date: 5月 17th, 2022
日本のオーディオ、これから(オンキヨーのこと・その3)
http://audiosharing.com/blog/?p=37233
5月13日の夕刻、オンキヨー倒産のニュースがあった。
オンキヨーホームエンターテイメントが自己破産である。

ソーシャルメディアでも話題になっていた。
私が目にしたニュースのなかには、名門の破産、といった見出しをつけているところもあった。

いくつかの記事のなかで、
とんちんかんなことを書いている東洋経済の記事は、なかなか笑える。

名門(?)、
オンキヨーは名門だったのか。
そんなことを思いながらも、オンキヨーが消えても何の感情もわかない。

悲しい、とか、寂しいといった感情はない。
むしろここ二、三年、悪いウワサを耳にしていた。

いいウワサはまったくなかった。
悪いウワサのどれが本当なのかはっきりしないから取り上げなかったけれど、
オンキヨーはホームシアターを積極的に展開していくつもりだったのだろう。
そのためのメリディアンの輸入元になった、と思っている。

けれど結果はどうだったのか。

幸いなことにメリディアンの無入元はハイレス・ミュージックに戻っている。
e-onkyoもまったく別会社になっているから、オンキヨーとは関係ないので安心。

http://audiosharing.com/blog/?p=37233

149. 2023年10月21日 18:08:38 : VUwmActLRM : SEk0L2Q4a2hPMmc=[1] 報告
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GRFのある部屋 2023年 10月 20日
オーディオ機器の高騰につけ込んだ
https://tannoy.exblog.jp/33532606/

コロナのパンデミックやウクライナ戦争は様々な分野に影響を与えていますが、急激な円安に加えて、ヨーロッパでの様々な原材料価格の高騰もあり、特に高額なオーディオ製品の急激な価格上昇がオーディオ製品に大きな影響を及ぼしています。私たちにも馴染みが深いヨーロッパのSPシステムは、現地でも、原材料費が上がり一気に4割程度値上がりしましたが、日本では、一気に2倍以上に高騰した製品が多々あります。ただでさえ高級な製品が、従来の価格に比べて倍、中には三倍近く上がった製品を見るにつけ、ため息をついているオーディオマニアもたくさんいるでしょう。

ハイエンドとはよく言ったもので、それらの製品を購入できる高所得層にはあまり影響がないと見込んでいるのでしょうか。定価が上がると、中古市場も活気付き、製品が出てもきます。新品の高騰が、低迷していた中古市場にも大きな流れを起こしています。その中古市場の活性化は、オークションの市場価格も上げています。希少性の高い製品や、従来から定評ある一部の最高級品も、今までの常識とは異なる、急騰カーブを見せています。

オーディオの世界は、名器と呼ばれる中古ではなく、もはや大古とも呼ぶべき製品がVintageと呼ばれてますます値段が高騰していくのです。新製品を扱っているディスカウント店は、価格が下げるのを競っていますが、ビンテージの商品は、お客と中古機店を行き来するたびに値段も上がっていくのです。最高級品を扱っている中古店は、骨董店のように何度でも美味しい製品なのですね。

オーディオ機器の高騰につけ込んだ_f0108399_19420133.jpg

戦中・戦後を通じて映画館で活躍してきたウェスターンに代表されるヴィンテージ のPA装置。60年代のマランツ7やマッキントッシュに代表されるアンプ類とJBLなどのスピーカー製品。どの時代にもその時代を代表するビンテージ商品があります。それらは、中古品なのに価格は下がらず、時代とともに価格が上がっていくのです。これは販売側だけではなく、愛用者側も、その価値の維持に協力しているのでしょう。市場価格ですね。

コロナ前は、6,000円台だった金価格も、いよいよ10,000円を超えてきました。もちろんウクライナ戦争の影響ですが、ここにきてイスラエルとアラブとの対立も高まり、金価格はまだまだ高騰するでしょう。金の価格差が、物価の真の上昇率を表しています。ラーメン価格で考えるとわかりやすいですね。この間まで600円だったラーメンが、いつの間にか1000円になっているのですから、エンゲル係数の上昇がそのまま国家の貧困率です。

オーディオのヴィンテージ商品も、年々数を減らすとともに価格自体は上がっていくのです。私のもている製品の中では、やはりNagraの価格上昇が激しいです。より性能の良い、Telefunkenのマスターテープ用テープレコーダーは、業務用の最右翼ですが、大きさと扱いにくさから、StuderやNagraほどの価格上昇にはなっていないようです。しかし、年々再々、使用していけば、部品もなくなっていきますから、真のアナログサウンの維持からいっても、もっと大事にしなければなりません。
オーディオ機器の高騰につけ込んだ_f0108399_18145914.jpg

これは、Cさんご愛用のTelefunkenMー15です。Studerに比べてTelefunkenはさほど人気がなかったのですが、ここへきて程度にもよりますが、随分と上がってきました。気をつけなくてはいけないのは、ネットでの異常な高価格表示と、その前後に出る、それに比べて安い価格の商品です。程度の悪いものを押し付けられたり、はなからブランド名を利用した詐欺のサイトもあります。

昔からある定評ある商品には、外観だけ極上だけど、中身は?という商品も随分とありました。昔から憧れだった商品を世代が若い人が購入される場合に、その憧れに乗じて詐欺もどきの商品が残念ながら見受けられます。大谷選手ではないけれど、憧れを一旦置いて見直してみる冷静な判断も必要です。

Commented by C at 2023-10-21 07:47 x
「欲しい、ほしい」と思ってネット徘徊していると必ずと言っていいほど当該アイテムが破格の値段で見つかります。大抵は詐欺サイトですので気をつけましょう!
https://tannoy.exblog.jp/33532606/

150. 中川隆[-12243] koaQ7Jey 2023年10月21日 19:42:35 : VUwmActLRM : SEk0L2Q4a2hPMmc=[4] 報告
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GRFのある部屋 2023年 10月 18日
土浦のWさん宅を訪問いたしました
https://tannoy.exblog.jp/33513927/

コロナ以降、オーディオ関係のお客様は来宅の方が多く、こちらから訪問させていただくことは随分と減りました。ご近所のパグ太郎さん宅や、H氏別邸、仕事帰りにお伺いする浜松のプー博士など数えるほどです。コロナによる自粛と、元来の出不精に加えて、この数年は無指向性のDDDユニットによる三次元再生を試みているので、通常の二次元のステレオ再生をほとんど聞かなくなってきているからです。

現在聞いている通常のSPは、大阪のハートレーの後面解放型とか、茅野のQUAD ESL57の平面サウンドを除くと、テレビ用に使用しているPSD社のT4や、DYNAUDIO のConfidence 3のような、回析効果により奥行きのでる2.5次元の再生とか、コーナー型GRFやランカスターのような45度内向き再生による、前に展開する2.5次元サウンドなどの音場再生系のSPを聴いているからです。その辺りの説明は平行法の音場の出方などに詳しく記してあります。

平行法の音場の出方
https://tannoy.exblog.jp/23954940/


オーディオは、様々なアプローチがあります。お聞きになられる音楽の分野でも違うし、息の長い趣味で、学生時代から数十年と言われる方も大勢おられます。昔からの憧れの機器に囲まれて夢を実現されている方も多く、使われている名器と呼ばれているSPの種類によって使われてる機器類が変わります。戦前からの映画館で使われてきたウエスターン系のサウンド。そこから発展したマルチウェイのオールホーンでの高忠実度再生。私から上の世代のマニアの方々は、ホーン型スピーカーの歪みの少ない帯域をつなげていった4ウェイ、5ウェイといった大型のマルチスピーカーを使われていました。ホーンが大型化して天井を突き抜けるとか、壁の向こうにドライバーユニットが飛び出しているといった風景が当たり前でした。

マニアがマニアらしかった時代です。六十年代のオーディオの時代の先輩の皆さんの情熱には、我々の世代は追いつけなくなってきています。Hさんとか、横浜のMさんとか、Tさんが専用の部屋まで建てられて高峰の挑戦をされています。身近にそういう情熱がある方がおられるとこちらもネジを巻かれますね。

土浦のWさん宅を訪問いたしました_f0108399_20472584.jpg


さて今回お邪魔したWさんは、そのような超オーディオマニアではなく、SPはタンノイのカンタベリー、アンプはスピーカーの特性に合わせるためプリ・メインともご自作です。入力はCD系だけで、アキュフェーズのSA-CDトランスポートDP-1000と、2.8MHzDSD信号を8列の並列で使用したDACのDC-1000です。それを最低限の増幅度で、シンプルに駆動する構成です。

カンタベリーは、試聴位置のソファに対して内向きに振られています。SPの間隔は、1.5メートルその二つのSPの間にステージが出現します。部屋は普通の部屋です。左右の壁には、たくさんのCDが積まれています。装置のご紹介の時のメールには、

*聞く音楽:主にクラシック、その他いろいろ聞きます。

*聞いている部屋は約10畳で、SP間1.5M、その間にステージが再現でき、左右、奥行き、の分解能が良くなるように考えています。AMP類の回路は出来る限りシンプルに、ソースの音がそのままSPから出るようにしたいと思っています。

*できましたら一度GRF様に拙宅に来ていただき、忌憚のないご意見を伺いたく思っています。

と書かれておられました。聞かれている音楽の分野が違ったり、どういう風に鳴らされているかでは、うちの音を聞かれても興味ない方もおられます。そうした齟齬が生まれたら、わざわざこられた方に失礼なので、初めての方は、なるべく当方からお伺いして、音楽の方向が同じかどうかをその方の出されている音を聞かしてもらっています。
土浦のWさん宅を訪問いたしました_f0108399_20445311.jpg

きれいに整頓されたお宅は、持ち主の性格が現れます。家みたいにいつも散らかっている部屋とは大違いです。聞かせていただいた音には、二つの驚きがありました。その一つ目は、SPの間にしっかりと定位した音です。設置があっていて内振りのセッティングですから、SP間にオーケストラが見事に並びます。三点定位ではなく、5点定位以上の正確さです。それが微動だにしません。オーケストラ再生で一番難しい、ヴィオラやコントラバスの内声部の支えがしっかり聞こえてきます。感心しました。

二つ目の驚きは、聞かれている音量の小ささです。普通のアンプのボリュームですと、8時半ごろです。私もそれほどの大音量ではないのですが、ボリュームの位置で言うと三時間分は違うでしょう。聞かれている音楽によっては、聞こえないところもありました。小音量の再生には二つの理由があると思われます。一つはアンプの増幅度・ゲインをあげないことです。増幅度をあげるとどうしても音の正確性は落ちます。それと大音量にされると部屋の影響、CDケースの反響などが聞こえるからでしょう。

聞かれている音楽は、年齢も近いこともあり、ほぼ同じような演奏家のCDが並んでいます。私のうちにあるようなCDは全てお持ちのようです。二時間ぐらいお聞かせいただきました。これならば、拙宅に来られてもそれほどの違和感はないと思います。また、二次元のステレオと、三次元のステレオの違いもご理解いただけるのかと思いました。

11月に入っての日程を調整してご連絡させていただきます。

行きは、順調で環七経由でも一時間半ほどでしたが、帰りは常磐道と外環の事故の影響で、三時間以上もかかり、帰ってきたら暗くなっており疲れました。東京の西側に住んでいる私の家からは常磐道は反対方向なので、やはり時間がかかりますね。

https://tannoy.exblog.jp/33513927/

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