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もうすぐ氷河時代が来る証拠
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/202.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 1 月 31 日 08:08:45: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 


もうすぐ氷河時代が来る証拠


気温は南極以下… 米中西部、大寒波で数千万人に影響
2019年1月31日 6:39 発信地:シカゴ/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3208939?cx_part=top_topstory&cx_position=1


米イリノイ州シカゴで、気温が氷点下29度まで下がる中、ミシガン湖の湖畔をバランスをとりながら歩く人(2019年1月30日撮影)。(c)JOSHUA LOTT / AFP

【1月31日 AFP】大寒波に見舞われた米中西部では30日、シカゴなどの一部地域で気温が南極大陸以下にまで下がり、多数の航空便が欠航となったほか、休校や臨時閉店が相次いだ。当局や専門家は、数分で凍傷や低体温症につながるとして警戒を呼び掛けている。

 米国内の約10州では、数十年ぶりの大寒波により気温が氷点下20度以下まで下がり、郵便物の配達が中止され、住民は屋内にとどまるよう勧告された。

 米国の数千万人が影響を受けた今回の寒波は、通常は北極を覆っている極渦から分離した大気の渦によって引き起こされた。米メディアによると、先週末の気温低下と暴風雪、そして現在の寒波により、これまでに少なくとも5人が死亡した。

 シカゴでは30日午前に氷点下30度を記録。風速冷却による体感温度は氷点下46度となった。これはアラスカ州の州都よりも寒く、さらには南極大陸の一部よりも低い気温となる。シカゴの主要2空港では1800便以上が欠航となり、全米鉄道旅客公社「アムトラック(Amtrak)」は市内からの列車運行を中止した。

 天候にかかわらず郵便を届けることで有名な米国郵便公社(USPS)も、インディアナ、ミシガン、イリノイ、オハイオ、アイオワ、ノースダコタ、サウスダコタ、ネブラスカの各州の一部地域で配達業務を中止した。

 ノースダコタ州グランドフォークス(Grand Forks)では気温が氷点下37度、体感温度は氷点下52度まで低下。ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)では氷点下32度を記録した。(c)AFP/Nova SAFO


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太陽の黒点が激減中 2030年に「ミニ氷河期」到来の可能性(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/403.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 1 月 24 日 13:06:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU  


  
   22日は都心でも20センチを越える積雪に(C)日刊ゲンダイ

 ミニ氷河期がやってくるのか――。22日は、首都圏でも積雪するなど、大寒波が日本列島を襲った。今冬は北米やロシアなど世界各地が極寒に見舞われている。ロシアは氷点下68度を記録した。それもそのはず。実は、地球は「温暖化」ではなく「ミニ氷河期」に向かっているというから驚きだ。

 2015年、英国ノーザンブリア大学のバレンティーナ・ザーコバ教授は、太陽の活動は2030年代に現在の60%にまで減少し、ナント97%の確率でミニ氷河期が到来すると発表した。本当にそうなるかもしれない不安が強まっている。根拠は今起きている現象と前例だ。太陽の活発さの指標は黒点の個数だが、現在、激減中なのである。

 国立天文台の担当者が言う。

「たしかに2014年をピークに黒点は減少に転じています。毎日観測している黒点の平均個数は、14年2月が102.8個なのに対し、昨年11月5.7個、12月8個です。最近は全く観測できない日もしばしばです。約300年前、世界が寒冷化した時と状況が似ていますが、メカニズムは分かっていません」

 300年前――黒点が極端に少なくなったのは、1645年から1715年までの70年間。地球の平均気温は約1.5度下がった。これがミニ氷河期である。ロンドンのテムズ川やオランダの運河は凍りつき、江戸時代の日本では飢饉が頻発した。

 さらに、寒冷化の要因は太陽の活動低下だけではない。

 立命館大環太平洋文明研究センターの高橋学教授(災害リスクマネジメント)が指摘する。

「今は太陽と地球の距離が離れるサイクルに入っています。加えて、ロシアのカムチャツカ半島やパプアニューギニアなど世界各地で火山噴火が相次いでいます。火山灰は高度1万5000メートルまで上がります。ここは空気の流れが穏やかで、灰が滞留しやすい。灰の層が地球に届く太陽光を遮るため、地球は寒くなるのです。寒冷化に向かう現象はいくつもみられ、学者の間では、地球温暖化について、懐疑的な見方が広がっています。地球温暖化は原発推進の格好の口実ですから、寒冷化の現実が隠されている面もあるのです」

 今からミニ氷河期に備えた方がよさそうだ。


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《見てはいけない!!だが2012年から北極の氷は40%も増え続けている!》可能性の排除は、論理的考察を旨とする科学の放棄
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/598.html
投稿者 お天道様はお見通し 日時 2017 年 11 月 05 日 10:58:21: I6W6mAZ85McLw gqiTVpO5l2yCzYKojKmSyoK1
 

権力におもねる阿呆工作員共は、科学の真髄である可能性の探求を捨て、初めからある決定事項に反する論議を徹底誹謗中傷する。 それは、STAP細胞禍でも、あった。 小保方さんを貶めた挙句、こっそりそれに関する特許を我が物とした。((速報)STAP細胞国際出願、米国への国内移行が判明 BLOGOS) まぁ、これについてのポイントはそれだけじゃない可能性が高いんだろうけど。(STAP細胞つぶしは米国への約束)


地球の気象動向についても全く同じ。 権力がそれにのっかったビジネス及び大多数より徴収する炭素税の正当化と、その裏で起こっている、本当に深刻な放射能禍(≪放射能フリー空間の地球が発狂:画像多数≫大自然のしっぺ返しが全生物個体と環境に対して始まり、本当の終末が近づいている!、原子力エンジニア: 福島は“世界史上最悪の産業上の大惨事… 想像出来る限りの地獄… 机上で論理破綻を見抜けなかったツケ)や、石油化学工業がもたらす地球規模の汚染(ようこそ病気の海へ : 広大な海域一面が廃棄プラスチックで覆われたカリブ海のシ…海のプラスチックごみは化学物質のカクテル)を矮小化するために、全てをありもしない人為的地球温暖化をでっちあげている。(≪スクープ≫地球温暖化はCIAによる”でっちあげ”であるとエドワード・スノーデンが暴露-面倒くさがる自身を急き立て遂に完成)


以降の記事も先月アップされた、温暖化を否定する事実に関する記事である。


Don’t look now, but Arctic sea ice mass has grown almost 40% since 2012 Natural News
見てはいけない!! だが2012年から北極の氷は40%も増え続けている!


(以下、英語記事本文と、投稿者本人による意訳)
(Natural News) One of the most popular pieces of “evidence” that climate alarmists just love to bring up to prove the global warming narrative is the “all the ice is melting in the Arctic and the polar bears are dying” line. We’ve all seen the documentaries where a polar bear is desperately clinging to a tiny piece of ice and you just know he’s going to die soon. But is any of it really true? What does the latest science really say about the ice in the Arctic circle?
温暖化論者が地球温暖化の寓話を論証することで喜ぶ評判の良い証明の一つが、北極の全ての氷が溶けてシロクマたちが死んでいくという事だ。 それは、小さな氷塊にしがみついているシロクマが、時を待たずして死んでいくといったようなドキュメンタリーなどで、私たちもよく知っているやつだ。 が、しかし、その全ては本当なのだろうか? 極地帯の氷に関し、最新の科学が伝えようとしている真実は何なのであろうか?


Earlier this month, Climate Depot reported that the latest figures from the National Snow and Ice Data Center, located at the University of Colorado, show that sea ice extent has increased by 40 percent since 2012.
コロラド大学にある、国家氷雪センターの最新のデータによると、北極部における海氷は、2012年から40%の増加が認められたというレポートが今月初めに報告された。


The Danish Polar Portal, which monitors ice and climate in the Arctic, reported on the 12th of September this year:


There has been quite some discussion about Greenland in the climate blogosphere this year. Heavy snow and rain in winter with a relatively short and intermittent summer melt season have left the Greenland ice sheet with more ice than has been usual over the last twenty years – in fact we have to go back to the 1980s and 90s to see a year similar to this one in terms of snow fall and ice melt, though perhaps not for iceberg calving. …


If we rank the annual surface mass balance since 1981 from low to high, the lowest on record was 2011-2012 (38 Gt) and this year is the 5th highest out of the 37 year record. The highest on record 1995-1996 had an end of year SMB of 619 Gt in our records. [Emphasis added]


北極部分の氷と気象をモニタリングしているデンマーク極地センターの今年の9月になされた報告:


本年度、気象ブロガーの間で、グリーンランドについてのいくつかの議論があった。 比較的短期間続いた大雪と大雨と、夏の間の断続的な溶解は、過去20年間にあったそれよりも、より多くの氷をグリーンランドの氷床にもたらした。 - 事実、この件に関して、降雪と、おそらく(溶解による)氷山分離によるものではない氷解といった、1980年代、あるいは90年代のこれと似通った事象を見返す必要があるだろう。


もし、1981年以降の氷床の毎年の表面残留量を低いものから高いものまでランク付けすれば、最も低かったのは2011−2012年(38滴《指標》)で、今年のそれは、過去37年間で、5番目に高いものであった。 そして、最も高かったのは、1995-1996年のもので、619滴《指標》であった。


In fact, Greenland experienced a 10 times higher level of surface ice than it did five years ago. And confirming that this is not a fluke occurrence taking place in only one year, Greenland’s most well-known glacier – the Petermann Glacier – has been growing slowly and steadily for the past five years.
事実、グリーンランドでは、5年前の最低レベルのそれに比べて10倍もの高い氷床表面を指し示している。 そしてそれは、一年こっきりの偶然などではなく、そこで最も広く知れ渡っている Petermann氷河などは、過去五年間、ゆっくりだが着実に拡張し続けている。


As you can see from the chart below, the sea ice growth for 2016 – 2017 is much higher than the mean from 1981 – 2010:
2016-2017年の海氷増加は、1981-2010年平均値より高いことが、下図より覗える

Meanとは平均値のこと。


This has been the pattern in the Arctic over the last few years. Back in 2015, BBC News reported that Arctic ice had grown by a staggering 30 percent after what they called an “unusually cool summer” – unusual indeed, if the global warming narrative is to be believed. That trajectory continued into 2014, and the increases in ice for those two years exceeded all recorded losses in the preceding three years. (Related: Mercury pollution contaminating Arctic wildlife, causing death and reproductive problems among bird populations, studies show.)


北極では、氷床増加をし続けているのがここ2,3年の傾向である。翻って2015年、英BBCニュースは、”いつにない冷夏”の影響で、しぶしぶながらも北極部の氷が30%増加したことを伝えた。-もし、温暖化童話が未だに信じられているとすれば、それは全く、異常だ。 その動向は2014年から続いており、その二年で増えた氷は、それより先にあった(氷床が縮小していたという事実を)打ち消すほどのものであった。(関連記事:鳥類の死と生殖問題の原因となっている水銀汚染が、北極部の生命を危険にさらしているのではないかという研究)


That 30 percent constituted a massive amount of physical land area – the Daily Mail reported at the time that a cooler Arctic summer had left over 530,000 additional square miles of ice than the previous year.
その30%の氷床増加は、極地での冷夏が、前年に比し、53万マイル平米もの、膨大な面積の物理的な陸地を形成したと、デイリーメールは当時報道している。


Astoundingly, the mainstream media, in spite of having this information at their fingertips, continues to spout the same old global warming nonsense.
驚くべきことに、このような(温暖化を否定する)完全な事実があるにもかかわらず、主要メディアは、ありえない地球温暖化を相変わらずとうとうと報道し続けている。


In the very same BBC article cited earlier, for example, the writer immediately insisted that “2013 was a one-off” and went on to stress that the Arctic region had warmed more than most other places on Earth over the past three decades. (Related: Discover the truth at ClimateScienceNews.com)
それは、例えば、(温暖化を否定するような事実を渋々認めた)同じBBCが、(そのしたくなかった報道の)すぐ後に、2013年の(温暖化を否定するような)出来事は、一回こっきりであり、北極は過去30年間他のどの地域よりも温暖化しているという記事をでっちあげている。(関連記事:真実の発見《気象科学ニュース》)


It’s understandable that a trend of continuous heating for 30 years would raise concerns, but by the same token, a continuous cooling trend over the last five years must also be taken into consideration. Scientists are supposed to go where the evidence takes them, not try to keep editing the evidence to fit a predetermined outcome.
過去30年間に起こってきた継続的な温暖というトレンドが考慮されるべきだあるのは理解できるが、であれば、同様に最近五年間起こっている寒冷化の流れも思慮されるべきである。 科学者達はそういったあらゆる事象を、その証明に使うべきであって、最初から決定づけされたような結果にみあったものだけを採用すべきではない。


It’s like scientists, governments and the mainstream media have all decided that the Earth is warming, and now there’s no turning back. No matter what the physical evidence shows, they’re all just going to save face by insisting that they were right all along.
それは、科学者、政府、そして主要メディアが、地球は温暖化していると決めつけ、決してそれを翻さないようなことである。 どのような科学的事実が浮かび上がろうと、彼等は彼等の面目を保つために、彼等の言うことが全て正しいと主張する愚かなことである。

人為的要素が温暖化の主要部分を占めているのであれば、人類による二酸化炭素排出が継続のさなかに、寒冷化を担保する事象自体が起こり得ようはずがない。 これは、言い換えれば、人為的CO2排出が大自然のそれと比して、比較対象の必要性のないほど瑣末である証左に他ならない。


そのような、瑣末な、どうでもよいことよりも、我々が真摯に、しかも早急に考えなければいけないことは、フクイチをはじめとする放射能禍であり、石油化学工業からの脱却である。

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似非地球温暖化


トランプの大統領就任後に気象変動のページがなくなるパリ協定も中断?原発推進の口実だった地球温暖化フィクションが完全に終了


地磁気逆転に向かう地球 trendswatcher

北米の地球温暖化をNOAAが誇張か trendswatcher

最大の地球温暖化スキャンダル: NASAやNOAA系列のデータ管理機関による「公式気温の大規模な改ざん」を英国テレグラフ

「地球温暖化調査」のために打ち上げられた観測衛星が明らかにした「 2012年から 50パーセント増えた北極の氷」

南極大陸の氷、「実は増加していた」 NASA

その温暖化阻止どころか実は温暖化を促進している原発

未だに地球温暖化人為説に対して危機感を煽る4人の科学者が、安全な原子力の開発こそ必要であると世界にだした公開書簡
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/598.html  

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地球温暖化は嘘です。二酸化炭素が倍になったところで気温は上がりません。/それを支持するつぶやき。
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/191.html
投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2014 年 1 月 15 日 09:12:41: 4hA5hGpynEyZM
 


実際に1700年と今の2012年では、二酸化炭素濃度が当時は250PPMで今350PPMですが殆ど気温が変わりません。なぜかって、捏造だからです。

この関係(気温、2酸化炭素)を2つ重ねたグラフを書かない。また気温も細かくプロットすると殆ど変わらない。


むしろ気温が下がってるところに気が付きますよ。1910年頃最低それから1940年頃最高1965頃最低2000年最高2010年どんどん下がってる。NHKが出すグラフ1970年から2000年までこのように上がっています。何故1950年から書かないか。

1970から2000年まで0.7ど1950年から2000年まで0度、実際1900から2000年まで、0,5度何の意味も無いのです。これ温暖化?去年より今年の平均気温1度なんてざらなんです。


NHKが地球が丁度温室になったようにといいますが、温室は熱の移動がないのです。

しかし対流圏は移動します。しかも太陽が直に地上を暖めても、海水を温めても対流によって気流になって成層圏に逃げるんです。温室効果なんか何処もありません。


しかも2酸化炭素は無色透明なんです。というのは殆どの電磁波は素どうりしてしまうのです。はあなんです。2酸化炭素で保温が出来ないのですよ。


厳密には2酸化炭素は実は一部の波長を通さないのです。しかし太陽光が地面に当たって赤外変換しても殆どその波長はないのです。だから通過するのです。しかも対流するので関係ないといってるのです。分かりますか。

温暖化ガスだよと言ってる莫迦は、学者だけです。しかもかなりいかれてる学者です。皆さんももう気づいてるように東大の莫迦学者といわれる所以です。世界の中でも莫迦の集合体なのだろう。わざわざ日本で講義を英語?9月入学、大丈夫という状態です。

英語全く喋れない学者がノーベル賞貰ってるのを知らないのでしょうかね。つい最近で日本の学者ですよ。英語が出来ないと科学的思考が出来ない?勿論東大ではないのです。東大少ないのも知らないでしょうか?

音楽が出来ないと頭が悪いというのと同じです。あるいはスポーツ出来ないと頭が悪いというのと同じになってしまうのです。しかも問題は女の方が言語中枢が発達してるので女の方が賢いとなってしまいます。

と言うか英語という言語を習得するに無駄な努力をするだけ損になるのです。高度能力が必要なときにエキスパートを絶つようなことをするから世界ランク何十位に成るのです。

絶対に言えるのが温暖化など2酸化炭素ではしません。捏造です。


してるならもう100年も前にしていなければおかしいのです。いや最低でも、昭和40年までにしていなければおかしいのです。

昭和50年にはもう枯渇するといわれるほどの勢いでガソリンを使ってたのだから。

あの時に何で温暖化してないのだよ。莫迦らしい。其れを騙すというのだから本当に凶悪です。世界の莫迦学者。

ホメオスタシーとか言う変な用語がありますが、面白いのは地球が2酸化炭素が増えたら増えるほど、光合成生物が沢山増えるのです。実は、アマゾンとかアフリカのコンゴとかの熱帯雨林ではあっという間に2酸化炭素がなくなってしまうのです。

海水も同じです。ミクロの植物プランクトンがどんどん使ってしまいます。

雨水に溶け込んでも飽和してどうのこうのはまったくの作り事、如何に机上論かわかるでしょう。

また、もし気温が上がればどんどん水蒸気が増えて太陽光線が地上に届かない。しかも雲は白いので反射されて熱は気化熱で使われ温度が上がらないようになってるのです。

もし温暖化したら氷が溶けるどころか増えます。何故か分かりますかNHKは嘘の放送を平気でします。南極の平均気温は夏でもマイナスです。冬ならマイナス40度を越えています。北極は海水が入り込んでるので、夏は少し溶けますが、平均はマイナスです。

しかし北極の氷は溶けても海水面に影響しません。浮力分だけですから。海上に出てるのは。溶けろば密度が増すので変わらないのです。

気温が上がって水蒸気が増えるなら南極に回る気流に沢山の水蒸気を含んだ空気が行くので南極の氷が増えるのです。

あのね税金で生きてる野朗は嘘しか書きません。騒がないと自分らの職がなくなるからです。実際は南極の海氷が増えています。よく調べなさい。しかも南極の氷が減るなら温暖化ではないでしょう。駄目です捏造を言ったら。

特に国連の機関が嘘を言うのです。原子力のIREAそして気候のICRPです。2000人もの分けのわからない学者が生活できるのですから、それは捏造します。

NHKは省略の嘘という方法をとっているのです。その良い例が、捏造、南極のオゾンホール日本の国民の9割が事実を知らない。南極の冬が終わるころの一時期だけ太陽がオゾン生成できないので穴が開くだけの話。

あの放送によって世界中のエアコンが売れなくなってしまったのです。しかも安定なフロンガスのエアコンが売れなくなったのです。それで価格が何倍ものエアコンになったのです。なんらフロンなど関係ないのです。太陽光線が空気層に当たらなければオゾンは生成できないのだから穴が開いて当然なんです。

当時そんなことを言うならジェット旅客機を何で規制しないのかと言うのです。ジェットの排煙も同じ効果があるのですよ。しかしその旅客機は莫迦学者NHKの職員が一番利用するから何も言わない。同じことが温暖化でも言えるのです。わかりますか。

北極の氷も莫迦な小学生は冬も北極は氷がないと勘違いしてる、スコットの時代にも氷がなかったことさえ放送しない。

この前の放送など、南極の気温が上がってるかのような放送までしています。一部の海域の水温が上がってるだけの話を南極全体があがってるかのように放送、事実は南極の気温は下がってる。本当に恐ろしい放送局です。

北極の氷が減るのは、何故かと言うのがあります。分かりますか。北極の冷え込みが有るので高気圧帯に北極がなる。北極が冷えれば冷えるほど北極に沈み込みが起こるのです。そうするとメキシコからの湾流が激しく流れる。しかし早い段階でどんどん沈み込みをするそうするともっと暖かい海流が流れ込みます。暖かい海流が外気温を上げるから上昇気流が起こると言うわけです。分かりますか。

もし温暖化が原因なら北極の氷は溶けないことにならなければならないでしょう。だってそうですね。南極に高気圧がないだから冷え込まない。暖かい状態だから温度差の対流がないのでメキシコ湾流は押し寄せない。上昇気流もないけど雲はあるので氷は冬凍ります。


氷が冬から夏になって溶けないのですよ。

追加

環境税が1リッター2円50銭ですから50リッターでは、125円も毎回取られます。しかしほとんど天下りのポケットマネーになってしまうのです。日本はとんでもない官僚の天下りにみな奪われるのです。

追加

ついでだから北極海の氷の話もしましょう。分かりますかねスコットの時代も夏氷が溶けて非常に危険だから北極点を捉えるのが難しいのです。しかも北極海は冬は全面凍結します。昔も今も変わりません。もし一年中凍っていたら大問題ですよ。アムール川の水が抜けません。北極は夏制覇されてる訳です。

それを大騒ぎしています。しかし温暖化したら逆に溶けなくなります。なぜ北極の天候が悪くなります。なかなか氷が溶けなくなるのです。
メキシコ湾流が北極に入り込むと溶けるのです。そのメキシコ湾流が伸びる原因が2つあります。
1、北極の沈み込み冷やされ無ければ運ばれないのです。寒冷化すればするほど湾流は速度をまします。
2、途中北緯40度から70度の高緯度の上昇気流、まああれです。低気圧ですねの引っ張りがあると風で運ばれるのです。(北極海は高気圧に覆われるという意味です。)

この2つは寒冷化しなければ得られないエレルギーなんですよ。

再追加

NHK職員が消費税をなんで絶対必要か説くというと、消費税にすればもし所得税で累進課税を掛けられる何分の1であるかということです。NHK職員と国会議員と官僚これらは2000万円の高額な給与もし此処に累進かけるそして消費税分で取る分を増税するなら最低でも20%はかける。2000×20%=400万円しかし消費税20%なら使った分だけだから安く付くんです。

一般国民は全額が消費に回りますがね。いや貧乏人から奪えるのでいいと言う意味です。だからもし生活を一般家庭と同じで生活するなら(別に平均の給与者と同じ生活でも何の差しさわりがありません。)400万×20=80万、だから80万÷2000万=4%つまり4%で済むと言う意味なんです。しかし税の恩恵を受けないのが貧乏人です。

自分の損失の何倍の利益が得られるか其れで計算高くするのです。実は温暖化排出権取引というとんでもない美味しい利権が転んでいるのです。分りますか勿論日本国民だけに京都議定書は関係するとんでもない話です。

一番排出するアメリカが漁夫の利をえます。日本国民はあらゆるところで大損です。日本の脱硫装置など全然高くて売れません。いや日本が何かするといえばアジアの殆どの国は無料でしてくれるというそういう状態なんです。アジアハイウエーも橋も鉄道もダムも何でも日本が無料なんです。なぜ海外援助は煩くないのです。歴代の日本の総理が西松建設のオンパレードなんです。しかも儲け放題=賄賂取り放題、日本の新聞も雑誌も調べません。恩恵を受ける方は賄賂の出所が日本の国民の血税だから痛くも痒くもないので問題にならないのです。しかも大手ゼネコンがしっかりしていますから絶対にばれないのです。

日本の国民はかなりの負担になります。しかし企業の経営者1匹の損害は知れていますその何億倍も儲かりますからね。脱硫装置だ。省エネ技術日本国民からしか取れないのです。これが日本企業なんです。京都議定書は其れをおおっぴらにできるから行った行為なんです。分かりますか。賄賂製造の為の隠れ蓑

NHKは遂になんのデーターも観測地もない捏造放送までしました。南極湾岸で気温が3,2度も上昇したというのです。平均の話だと思いますが、一切そんな話は有りません。逆に南極大陸では僅かな温度下降が起こっています。

追加

このほどハワイでは400ppmを超えたそうです、ところでなんでハワイか分かりますか。他では全くCO2など測れないのです。下がったりあがったり富士山の樹海では昼間など全く2酸化炭素などありません。ビニールハウスでもそうです。

ところがハワイの標高の高いところは安定してるのです。勿論海上スレスレの空気などもありません。いい加減なんです。

しかもハワイは中国の2酸化炭素が上がった空気を扱ってるようなものです。上がるに決まってるのです。

そもそも全くデーターなんかないのです。分かりますね。気温でも同じです。皆さんは東京の23区でも昔は田圃があったり畑が有ったのを知っていますか。勿論百葉箱でも同じです。

ハワイの話も同じなんです。計って濃度が出るところを計ってるのです。工業地帯からの流れがあるのでしょう。つまり地球全体の平均ではなくほんの特異地域のお話になってるのですよ。

分かりますか田園風景の今から何十年も前とコンクリートジャングルの温度を比べてるのです。

皆さんは工場地域に行ったことありますか。煙突が多数たってるのです。昔は黒い煙を上げていましたが今は蒸気だけです。しかし二酸化炭素はどんどん上がってるのです。それが中層を濃くする原因です。実際に富士山の樹海には殆ど2酸化炭素はありません。

しかし高い位置の2酸化炭素は吸収されないでハワイに行くのです。しかしアマゾンあたりでは皆吸収されるのです。今のように煙突が高いのだから当然なんです。

ハワイだって低いところは2酸化炭素などないのです。フザケまくってるのです。

この前350でもう400です。良いですか。僅か10年1990年は330かなだったら70です。70÷330=21%ですよ。こんなに増えても1990年と温度変わってないだろう。いや2004年から下がってるのです。此れが事実だから絶対この2000年から10年は絶対放送しません。

再々追加

ツバル詐欺って知っていますか一年に一回の大潮をNHKは何度も撮りに行って日本国民を脅迫しています。こうなるともうテロですね。映像のテロ行為といっていいほどです。またそろそろするでしょう。問題は地盤沈下と言う事実を隠蔽して海水の膨張をウタッタ犯罪行為と言うことです。

いいですか世界の海水の温度は非常に安定しているのですよ。皆さんは五右衛門風呂と言うのを知らないと思います。昔薪で沸かした風呂は殆ど上はチンチンに沸いてるのに下は未だ水なんですよ。掻き回さないと分からない。熱くなったお湯はすぐ上に溜まるのですよ。だから裸になって風呂に入ると丁度良いと思った風呂がまだ水の場合が非常に多いのです。

海面下100メーター以下の海水は殆ど上に上がってこないので温度があがらないのです。隕石が落ちてきて海水が全部沸騰すると言うのも全くの嘘ですよ。水が沸騰するときに防御幕(バリア)ができるのです。熱く熱した鉄板に水滴を落とすとなかなか消えない現象があるのですよ。鉄のフライパンがなければ分からないでしょう。

水の膨張率は10000分の5くらいです。だから平均水深4000メーターとか使えないのです。海流が働いてる表面の100メーターです。100メーターの深さのプールを30度上げたって殆ど増えないのがわかりますか。10メーターの100キロの水路を10度上げたら50メーター分増えるだろうといったって100キロのその長いプールに継ぎ足したらほんの僅か水深が増えるだけです。

しかも海水の温度で大騒ぎするのは僅か2−3度ですからもう殆ど海水面は上がりません。

100メーター分は10000メーターの100分の1です。1度で5ミリです。10度で5センチです。これ以上は増えないのです。え5センチも10度変わればです。変わった話は有りましたか。今世界では0.何度の話があるくらいです。10度変われば海流が激しくなり大騒ぎです。其れは温暖化の話より大騒ぎです。海水沸騰の話になります。

つまり海水面が上がるわけがないのです。だから映像で嘘を言ったのです。実はツバルはさんご礁の隆起した島です。こういう島の場合老化するとさんご礁が崩壊するのです。自然現象なんです。海水の中に溶け込んだ僅かな酸によってカルシウムだから溶けて壊れるのです。仕方ないのです。

そういう島は他の島もそういう現象で壊れるのです。誰が悪いと言うのではないのです。自然現象は防げません。あるいは今から逆転で隆起するかも知れません。隆起があれば沈降もあるのです。

モルジブも同じでここでもここでもと嘘を重ねるのがNHKです。捏造NHKスペシャル知っていますか自分らで崩壊現象を作り出した。チベット高原の嘘番組未だ懲りないのです。

其れがベネチアです。あれは人工大地なんですよ。しかしNHKはこれも温暖化で海水面上昇だと言い張っています。GPSにはそんな事実はありません。地球上に絶対大地がないことをいいことに言いたい放題の犯罪集団になってしまったのです。

人工大地の殆どは沈降の憂き目に会うものです。しかもあれだけの石の建物を作ったら沈まない方がおかしいのです。大潮で沈んでいたのは太古からです。しかしここのところが激しいようですね。これももう建物の作り直しの時なのか。人工大地はいつか整備しなおす必要があるのですよ。

ベネチアの人工大地は木の杭を打って地盤を固めたとあります。木ですから腐りますね。NHKが知らないわけがないのです。

追加

ところで日本が今年2013年暑いのは何故か。冬寒かったからです。分かりますか。捩れが起こってるのです。どういう捩れかというとジェット気流の捻れなんです。

冬寒いのは日本では普段の年はもっと上(北のこと)に気流があったのに下(南のこと)がったのです。寒気の高気圧が日本を覆ったのです。

逆に夏暑いのはジェット気流がうんと上(北のこと)になったので、今度は暖気の高気圧が日本を覆ったのです。

この逆にアメリカ辺りは涼しいのです。

十何年か前に日本では冷夏で米が全然取れない冷害が起こりました。あの時は逆に夏気流が下だったのです。アメリカは猛暑ですよ。

ラニーやだの大騒ぎだったですね。しかし本質は捻れでしかないのです。捩れはあるのです。地球が丸いからです。

しかし平均気温が1970年からどんどん上がってるではないかあの当時から0.3度くらい平均気温が上がってる、2000年からも0、12度上がってると国連が騒いでいます。

嘘ですよ。同一条件ではないからです。インド。中国、東南アジア。皆コンクリートの中に入ってるそういうところの気温ですから暑くて当たり前なんです。

東京はもっと暑くなってるでしょう。私が東京で暮らしたあの当時は一年中太陽が見えなかっただから今ほど絶対気温が上がりません。

実際にみなクーラーなど無いで生活できたのです。しかし今はコンクリートに太陽が燦々と照らして80度以上にコンクリートが焼けます。コンクリートの量は変わりません。

当時は緑は一切ありません。街路樹もないのですよ。今はあるのですから全く違います。

追加


1945年から1970年まで公害により先進工業国の空は世界中厚いスモックに覆われていました。それも1960年から70年が最高に濃くなった時です。73年ころ大騒ぎで公害撲滅を世界中で始めたんです。世界中の先進国の空が川が綺麗になっていったのです。


これと世界の平均気温が完全に相関してるのですよ。


この事実を絶対NHKは放送しません。それではNHKスペシャルにならないからです。

追加

今年2013年の冬は異常に寒かった。夏は異常に暑いのは何故だろうか。これは簡単ではないけれど2酸化炭素の温暖化ではないですよ。気団の問題だからです。

気団の異常な状態は火山でよく現れる現象です。

ヒナツボ火山とか大きい火山の噴火の後に異常になるのです。

今は中国のPM2.5ですね。なんでしょうかあれで異常に日本で雨が降る。それがポンプになって熱帯の熱を吸い上げるのです。熱帯では実は涼しくなってるようです。

異常に熱帯の熱量が上がってるのがありますね。本来の火山噴火の場合多くは冷害をよぶんです。PM2.5は中途半端なんでしょうか。

追加 

IPCCは温暖化を言わないと組織の命がなくなるのです。分かりますね。一番の問題がCO2濃度に気温が連動しないということです。特に2000年以降がどうにもならないのです。


寒冷化してるからです。100年後の誰もわからない不確定なところでのお話では話にならないのです。しかも温暖化の事実より他の事実の方が多くなったのです。


それを此処に書きましょう。おまけです。

1945年から戦後世界は凄まじい工業化でヨーロッパ、北米そして日本が知っている人は知っているでしょうが今の中国より凄まじい大気汚染になったのです。つまり日射を減らしてるのです。日射量が少なければ温度計は下がりますね。日射量に比例するのです。

1970年から世界中が公害問題を問題にし始めました。この当時の東京はPM2,5どころではないでしょう。ワイシャツの襟が皆真っ黒になりました。東京で夏ならほとんどそうなんです。鼻をかむと黒いすすでいっぱいでした。車の排気ガスが凄いのです。

1970年からどんどん空気は綺麗になりました。1990年頃には太陽も見えるようになりました。だからそれに比例して気温が上がってるのです。

平均気温が1945年から70年までどんどん下がりました。1970年からどんどん上がって1998年にピークになって今平行線になっています。

1945年とほとんど変わらない気温です。いや少し高いのです。何故でしょうか。1970年ころは三軒茶当たりでも練馬でも農家だらけでした。もう八王子などは本物の農家地帯でした。分かりますか。

そうなんです。世界中がコンクリートに都市がなってるのだから気温が高いのは当然なんです。ヒートアイランドなんです。気温を測るところは同じでも周りの環境が変わったのです。

では宇宙から見たらどうでしょうか。都市の面積はホンの僅かです。東京都の23区などは福島の一つの町の面積くらいしか無いのです。

いずれにしても後10日もしないうちに涼しくなります。

ヒナツボ山の噴火の時は地球上にやはり成層圏にまで達する噴火灰と汚れた気体で地球が覆われて2年間地球の気温が下がりました。

しかし其処の環境が江戸時代から比べたら格段に違うのです。なにしろNHK当たりは1850年と比べるのですから、新宿に馬車だの牛車だのがいた時代ですよ。


追加

今日本が暑いのは今までなかったのですが。10月でこれだけ暖かいのは何十年前家に有ったようですが。これは温暖化ではありません。単なる気団の高緯度移行です。

実際には太陽高度と宇宙ヘの放射冷却の方がもう10月では多くなってるのであっという間に寒くなります。


追加

大気の窓ですね。そのなんですかね2酸化炭素では地球からの赤外線をこれ以上いくら増えても遮るとか温暖化するとか在り得ないというのが下のグラフです。

Atmosfaerisk_spredning.gif


CO2が吸収するというところに何もないでしょう。分かりますか。つまりこれ以上何も起こらないというか2酸化炭素はこれ以上いくら増えても地球放射を止めないという意味です。

もう一つあります。面白いものが何故説明しないかというのですね。これを説明したら温暖化など無いという意味だからです。


95db6561.jpg

2酸化炭素のところが熱くなってないのです。つまりいくらでも熱を吸収できるのに出来ないなぜ供給されないからです。もし2酸化炭素が熱くなってもどんどん冷えるという意味でも有るのです。熱がたまってないのになんで温暖化ですかね。ストーブのように熱くなってるなら分かります。冷え込んでるのです。

少しだけ解説すると物が暖められるとその温度独特に赤外線が発生するのです。其れが300Kは絶対温度の300度だからまあ20度位という意味です。そのラインで発生する中の殆どが宇宙に逃げてるそれで2酸化炭素だけでどうなるものではないのは自明です。

2酸化炭素のところでいくら今から増えても同じです。2酸化炭素は空気より軽い気体です。

しかも2酸化炭素の保温性などないしかも気体は上昇する。全く意味をなしてないのです。

透明だからです。

また熱あるものはすべて放射するのです。その放射を受けると其れよりエレルギーが下がって放射する。つまり波長が長くなるのでやはり宇宙に抜けて出て行くのです。これらは絶対解説しません。温暖化のほうが金になるからです。

不都合の真実なら本はバカ売れしますが不都合では無い真実では本にならないのです。

もっと重要な事が此処に書いてあります。この表で分かりますか。水蒸気の温暖化は半端ではないのです。しかも無限にあります。なのにどうしてならないか分かりますか。と言うより温暖化しなければ地球は大変なことになるのです。

追加

PM2.5の影響これは大きいでしょうね。どう影響するかといえば中国全域の影響が大きいのです。北極気団絵の影響などがそれひとつではないのでこれらが分かる前に日本では放射能の健康えの影響の方が先ですね。だから黙れNHKです。

追加

気温の変動が激しいという意味。分かりますか。

ヒント砂漠=雲がない。=温暖化ガスが無い。

地球の放射性能(透過性能)が良くなったので夏熱くなり。冬寒くなるのです。

中国を除いて世界的に空は綺麗になってる?

いいえ寒冷化現象そのものです。最大の温暖化ガスの水蒸気が無いのです。なぜ熱量が無いから雲ができないと見るのが妥当です。

しかし温暖化に不都合な事実は発表しないのでしょう。


地球温暖化は嘘です。二酸化炭素が倍になったところで気温は上がりません。 Yahoo知恵袋
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n36934

▲△▽▼

寒冷化する地球が招き入れる食料とエネルギーの争奪戦
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/425.html
投稿者 taked4700 日時 2018 年 2 月 12 日 19:22:45: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

 今年の冬は寒いと言われます。単に気候が寒いだけではなく、日射が弱いとは感じないでしょうか。以前は、冬でも、晴れた日に車のフロントガラスから入ってくる日射に熱を以前は感じたものですが、昨年あたりからほとんど日射の強さを感じることがありません。

 冬季に野菜栽培をしている産地では生育の遅れが目立つということです。日射が弱いからではないのでしょうか。太陽光発電の効率も落ちているはずですが、そういった報道は多分見当たりません。

 そもそも、プレートの動きが活発化すると火山噴火が頻発します。この結果、短期的には温暖化が、そして、長期的には寒冷化が実現します。プレート境界の90%以上は海底にあるため、現代の一般市民が感知することがないまま海底火山や熱水鉱床から熱が海水へ供給され、それが海面温度を上昇させるのです。結果的に海面からの水蒸気供給量が増加し、また海面からの上昇気流が大型化しやすくなり、巨大台風が発生しやすくなります。

 事実、昭和の三大台風と言われるものは全て終戦前後の南海トラフ大地震の前後に発生しています。室戸台風:1934年9月21日、枕崎台風:1945年9月17日、伊勢湾台風:1959年9月26日という具合で、25年間にわたり最低気圧が900ヘクトパスカル程度にまで下がった巨大台風が発生したのです。25年間と言うとずいぶん長い期間であり、プレートの動きの活発化と無関係だと思われるかもしれませんが、プレートは小さいものでも一辺が1000キロ程度はあるので、その動きの変化は数十年かかるのが普通です。

 更に、M9程度の大地震前後は100年程度プレートの動きが活発化するのです。例えば、M9地震であったとされる869年貞観地震の前後で、地震の年表(日本)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
によると、

818年8月頃(弘仁9年7月) 弘仁地震 - M 7.9
から

887年8月22日(8月26日)(仁和3年7月30日) 仁和地震(南海トラフ全域が震源域とする説あり) - M 8?8.5

までの約70年間に14件のM7程度以上の地震が発生しています。
これは、人口が少なく、かつ、文字記録の残りにくかった1000年以上前の文献などを見て解明されたものであり、実際にはこの数倍のM7以上地震が日本列島全体では発生していたはずです。

 2011年3月の東北地方太平洋沖地震M9まで、日本海溝から東日本の陸域の地下へ向かっての太平洋プレートの沈み込みが止まっていたという指摘がプレートテクトニクスの専門家の方からされています。(*「特報1)太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込んでいなかった」 http://www.niitsuma-geolab.net/article07/article01 )このことから、貞観地震の時と違って、今回はM9地震前のM7地震発生が少なく、M9地震以降のM7地震発生が多くなることが予測されます。なぜなら、約600年以上に渡って抑制されていた分の太平洋プレートの東日本の地下への沈み込みが、今後100年程度の期間で、その抑制分を取り戻そうとするからです。

 短期的には温暖化を招く火山噴火ですが、既に大気中に放出された火山噴出物が日射を遮り寒冷化をもたらすのです。 

 日本でも、過去、火山噴火に伴う寒冷化で飢饉が発生したことが何回もありましたし、世界では飢饉の例が枚挙にいとまがないほど起こって来ています。特に、超巨大火山噴火により「地球上の人類の総人口は,わずか3000〜10000 人にまで減少した」可能性が次の学術論文により指摘されています。

「超巨大噴火と『火山の冬』」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jar/27/3/27_278/_pdf から部分引用します。

>「スーパー噴火」の中でも,最近100 万年間で最大規模の噴火が,Toba 火山で7 万4000 年前に生じたマグマ噴出量2800 km3 にもおよぶ新期Toba Tuff の噴火である(Chesner, 1998)。インドネシア・スマトラ島のToba 火山は,2004 年に起きたM9 のスマトラ島沖地震の震源域に近いスマトラ島北部に位置している(Fig. 2)。
>超巨大噴火は火山ガスに含まれる硫黄化合物を大量に成層圏に供給するが,この硫黄化合物から,太陽光による光化学反応で最終的に大量の硫酸エアロゾルが生み出される。硫酸エアロゾルは全地球を薄く覆い,太陽光を反射することで,対流圏や地表への太陽エネルギーの供給を阻害し,急速な気温の低下をもたらす。「地球寒冷化=火山の冬」の到来である。
>新期Toba Tuff 噴火時には,地球上の平均気温が10°C 以上も急速に低下し,しかもそうした状態が10年以上も続いた可能性が高い。急激な地球寒冷化,「火山の冬」の到来である。夏季の平均気温が10°C 余り低下すると,高緯度地域の常緑針葉樹林の50%以上が絶滅し,赤道地域の熱帯雨林はそのほとんどが失われるという(Stothers, 1984; Rampino, 1992, 1994; Zielinski etal., 1996b; Oppenheimer, 2002, Self, 2005; Self and Blake,2008)。植物生産の激減は,それを食糧とする動物生産も著しく減少することを意味する。人類遺伝子の研究から,この時期を契機に人類の人口が極端に減少し,人類は絶滅の危機,すなわち「ボトルネック」を経験したとする説が提唱されている(Rampino and Ambrose,1999)。この「ボトルネック」時には,地球上の人類の総人口は,わずか3000〜10000 人にまで減少したと考えられている。Toba 火山のスーパー噴火による急激な地球寒冷化が,こうした人類の「ボトルネック」状態の原因となったとする説は「Toba Catastrophe Theory」とよばれ,近年注目を浴びている。
>超巨大噴火の平均間隔が67 万年程度であるToba火山で,7 万4000 年前に起きた新期Toba Tuff と同じ規模の「スーパー噴火」がすぐに生じる可能性はきわめて低い。しかし,アメリカ合衆国西部のYellowstone火山では,130 万年前の超巨大噴火の次の超巨大噴火が64 万年前であり,その休止期間は66 万年である。前回の超巨大噴火からすでに64 万年が経過しており,いつ次のスーパー噴火が起きてもおかしくない時期にきている。

 現在起こっている巨大地震と火山噴火の連鎖が上に述べられている「地球上の人類の総人口は,わずか3000〜10000 人にまで減少」と言うほどの深刻な危機を招くものとは思えませんが、その可能性を否定することもできません。

 アメリカで行われているシェール開発は、ある意味、「火山の冬」対策であるとも解釈が出来ます。つまり、水圧破砕とか水平掘りの技術は高温岩体発電のための基幹技術であり、アメリカでは2010年以降、これらの技術が一気に広まっているからです。

 1982年から1983年に発表された資料「米国ロスアラモスにおける高温岩体プロジェクト」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/grsj1979/6/2/6_2_87/_article/-char/ja/
によると、
>高温岩体地熱エネルギー開発の概念は,1973年に米国ロスアラモス研究所で考案され,深度約3,000mで現場実験が始められた。7〜8年間でこの実験を終え,熱出力3.5〜5千KWの熱エネルギーを高温岩体から採取することに成功した。そこで,米国では日本と西ドイツ・に参加を呼びかけ,米・日・西独の三国共同プロジェクトとして,深さ約4.5km,温度約320℃ の岩盤から熱出力2〜5万KWの熱エネルギーを採取する目的の第2期計画を立てた。このプロジェクトはIEA協定のもとで進められ,協定期間は1980年から1983年の4年間で,現在さらに2年間延長された。

ということです。しかし、「初期循環試験の地化学調査とトレーサ試験の方法と結果
一米国ロスアラモス国立研究所における高温岩体開発研究一」
http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/report/download/t8jxv7jbMfxWG7ZiTS0GkpTL9Rs2lsj6/U86020.pdf
>地熱エネルギーを有効に利用するため,米国ニューメキシコ州にあるロスアラモス国立研究所では,1970年に地下に存在する高温の乾燥した岩体(H。tDryRock)から熱を抽出しようとする高温岩体発電の研究を開始した。この研究は1ロスァラモスの西方約351・"に位置するフェントンヒル実験場において,地下約4kmecある先カンブリア紀の花商岩体(岩盤温度300℃前後)に2本のボーリング坑を掘削し,一方の坑井から冷水を注入し,高温の花歯岩体に人工的に造成した貯留層を通過させ,他の坑井から熱水を回収しようとする試みである。

とあり、どうやら、1973年は高温岩体発電の特許取得が行われた年のことであり、実験そのものは第一次オイルショックの3年前である1970年から行われていたようです。

 日射量の最近のデータを見ようと思って探しているのですが、出てきません。
NEDOの「日射量データベース閲覧システム」
http://app0.infoc.nedo.go.jp/index.html
はそもそも最近のものではありません。
http://www.nedo.go.jp/library/nissharyou.html
に説明があり、
>年間月別日射量データベース(MONSOLA-11)
>国内837地点・29年間(1981〜2009年)の日射量データベースを用いることにより、方位角別、傾斜角別の月間総日射量を表示でき、年間・月間発電量を推定することにご活用いただけます。また、新たに「年変動」の表示機能を追加しました。

とされていて、10年程度前までのデータに過ぎないのです。

 気象庁の「毎日の全国データ一覧表」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/synopday/data1s.html
では確かに全国各地の「全天日射量」が表示されていますが、その時刻でのデータでしかありません。
「過去の気象データ・ダウンロード」
http://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/index.php
では、地点(指宿とか世田谷という地点名)を選んで、日毎の日合計全天日射量をエクセルデータでダウンロードできますが、月ごととか年ごとの推移はこちらでエクセルのデータを加工する必要があります。また、「指宿」のデータは少なくとも日合計全天日射量としては空データ(つまり、データなし)です。

 関東地方とか、東北地方などの地域全体での月ごとの推移が見れるようにしておく必要があるのではないでしょうか。

 ともかく、日射量は平方メートル当たりの熱量で表され、日光が真上から射す夏場は大きくなり、斜めから射す冬場は小さくなります。地球の気温に与える最大の要素が日射量であり、日射量の月別、地方別統計が整備されていない現状で何が地球温暖化の議論なのか、非常に疑問です。一種の詐欺話と同じではないのかとさえ思えます。

 日本の食料自給率は低下の一途をたどっています。農林省による最新版の「食料自給率の推移」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/attach/pdf/012-3.pdf
では、平成28年の概算値が見れますが、それによると、100%以上(つまり輸出余力があるもの)となっているのは2品目だけであり、主食用米とみかんだけです。それも数値は100であり、多少でも輸出すると国内用が不足することになります。小麦は12%、ばれいしょは69%、大豆は7%です。肉類では53%ですが、飼料輸入率を考慮すると8%に低下します。

 以上の自給率はカロリーベースであり生産額ベースなら60%から70%になるので大丈夫だという議論がされますが、これ、要するに国内価格が高く、かつ円高傾向が維持されているから60%以上の自給率になるというだけの話です。今後、寒冷化が進み、国際的に食糧不足が表面化すれば、そして、その頃には日本で首都直下大地震が発生し、円の暴落が起こっているはずなので、生産額ベースでさえ自給率が一桁になってしまうのは確実とさえ言えます。

「輸入トウモロコシに依存する日本」
https://agri-biz.jp/item/detail/4156
>2014年、日本は約1500万tのトウモロコシを輸入している。このうち家畜飼料用が68%を占め、市販配合飼料用が1000万t余り、20万t弱の自家配合飼料用と合わせて、合計1040万tに及ぶ。次いで多いのが、コーンスターチ用で316万t(21%)、その他はコーンフレーク、蒸留酒、甘味料の原料などに使われている。
>日本は世界最大のトウモロコシ輸入国で、その割合は全世界の流通量1億2510万tの12%にもなる。

「グラフでみるとうもろこし」
http://www.toumorokoshi.net/statistics.html
>近年、世界では年間8億トンを超えるとうもろこしが生産され、「小麦」「お米」とならんで世界の三大穀物と呼ばれています。しかし小麦が約6億トン、お米が約4億トンの生産量ですので、とうもろこしははるかに多く、さらに年々大きく増加している傾向にあります。とうもろこしの生産量全体のうち、約3分の1が私たちの食べ物として利用されているといわれていますので、およそ3億トン近くが世界中で食べられていることになります。
>輸入量は年間約1600万トン以上で、国内の米の年間生産量の約2倍にものぼり、その消費量の65%は飼料として消費されています。つまり、輸入された「とうもろこし」の殆どを牛や豚、鶏などの家畜の餌として消費しているのです。

 更に問題があるのが、ガソリンや灯油、軽油、そして肥料の自給率を考慮すると、食糧自給率は更に低下せざるを得ないことです。現在、肥料やトラクターを使わない農業はほぼあり得ません。

 御存知のようにガソリンや軽油の自給率はゼロです。化学肥料は実際的に見て、窒素もリンもカリも100%輸入です。
なぜなら、「日本の肥料輸入量について」
http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/tenji/pdf/syokubutu-eiyou-sankou.pdf
>「チッソ」肥料と「リン」「カリ」肥料には、違いがあります。「チッソ」肥料は、原油と空気中のチッソを原料にしてエネルギーをかけて製造しているのに対し、「リン」「カリ」は、地中の鉱石を原料にしています。

とある様に、日本では原油の自給率はゼロですし、リン鉱石も塩化カリも自給率はほぼゼロだからです。

 今後寒冷化が進めば、化石燃料価格はうなぎ上りでしょう。それに伴い、エネルギーと食糧の争奪戦が国際的に始まります。または、既に始まっているというべきです。

「肥料原料の安定確保に関する論点整理」
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/pdf/100226-03.pdf
>米国のりん鉱石の輸出停止
>米国は1990年代後半から、りん鉱石の輸出を徐々に停止。りん安の輸出は継続。
>我が国も平成7年頃までは50〜60万程度のりん鉱石を米国から輸入していたが、平成11年にはほぼゼロとなった。

 以上のことから、肥料や化石燃料などを考慮した日本の食料自給率は非常に大まかではありますが、1から2%程度になると思われます。もちろん、肥料や化石燃料の輸入が止まってしまうことはなかなか起こり得ないはずです。しかし、もし、寒冷化が地球規模で起こった場合、そして、寒冷化の影響は温度が下がりにくい海洋に囲まれた島嶼部よりも、海に接していない部分が多いユーラシア大陸や北米大陸で苛酷化しやすいことを考えると、日本が化石燃料や肥料を今後も順調に輸入し続けることが出来ると思う方があまりに楽観的だと思わないでしょうか?

2018年02月12日19時05分 武田信弘

▲△▽▼

北米やユーラシア大陸で顕在化する寒冷化は日本の食糧輸入を不可能にする!食糧増産への備えを!
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/349.html
投稿者 taked4700 日時 2018 年 1 月 03 日 05:53:08: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 
 


未だに温暖化が話題になっていますが、現実には寒冷化が顕在化しています。

例えば、「ほとんどの地域が氷点下の気温を記録するという驚異的な寒波に包まれた2018年新年のアメリカ。133年ぶりに低温記録を更新した場所も」
https://earthreview.net/record-cold-hit-across-the-usa-2018-new-year/

とか

「中国とロシアの国境にあるハンカ湖に「強烈な寒波と風」により高さ20メートル、長さ数キロに及ぶ巨大な『氷の壁』がたった数日で形作される」
https://earthreview.net/giant-ice-wall-forms-along-china-russia-border-lake/

という形でブログ「地球の記録」が報じています。

BBC のニュースでも北米で平均よりも10度C気温が低い
http://www.bbc.com/weather/features/42534865

と述べていて、この冬の厳冬傾向が指摘されています。(10度C平均より低いことは、ビデオの中で、画面に表示があります。)

もともと北米大陸やユーラシア大陸は北極に近く、間に大きな海域がないため、寒冷化の影響を受けやすいのです。

日本は小麦や大豆の99%を輸入に頼っています。特に小麦は日本国内の米(こめ)の生産量よりも多い量を輸入しています。また、飼料の大部分も輸入です。肥料も、化石燃料も90%以上が輸入であり、寒冷化が進めば一気に飢餓状況へ追い込まれます。

耕作放棄地の整備、つまり、耕作可能な状態への整備が必要だと思います。また、肥料や種子、特に耐寒性のある品種の種子の備蓄が必要ではないでしょうか。

2018年01月03日05時45分 武田信弘 


 

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コメント
1. 中川隆[-12582] koaQ7Jey 2019年1月31日 08:17:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

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▲△▽▼


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・お天道様はお見通し
・taked4700
・魑魅魍魎男
・天橋立の愚痴人間
・Kse53zYp5s = Mnxczxr6Dw
・佐伯まお=おおたこうじ=シノブ
・ポスト米英時代
・日高見連邦共和国
・けろりん
・BRIAN ENO


阿修羅掲示板の中国工作員
・赤かぶ

____


具体的には

お天道様はお見通し と ポスト米英時代 は統合失調症

taked4700、魑魅魍魎男、佐伯まお と BRIAN ENO はパラノイア

天橋立の愚痴人間 と Kse53zYp5s は強迫性人格障害者

日高見連邦共和国と けろりんは IQ が低いだけ

詳細は


アホの考えを変えようとしたり、反論したり、話し合おうとしたりするのはすべて無意味で無駄
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/805.html

阿修羅掲示板はパラノイアや統合失調症患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html

2. 中川隆[-12581] koaQ7Jey 2019年1月31日 08:37:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

7日豪州は世界で最も暑かった シドニーで47.3℃記録 
森さやか | NHK国際放送局 気象アンカー、気象予報士
2018年 1/8(月) 17:29
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20180108-00080249/


記録的に寒い新年を迎えたアメリカとは反対に、南半球のオーストラリアでは、7日(日)歴史的な猛暑となりました。シドニー郊外のPenrithでは日中の気温が47.3℃まで上がり、1939年の47.8℃以来の2番目に高い記録となったのです。

米メーン大学の発表した世界気温の図(下)を見ると、この日オーストラリア大陸は世界で最も暑かったようです。この暑さのため、テニスの「シドニー国際」が中断になり、また一部の道路でアスファルトが溶けて大規模な渋滞が発生したとも伝えられています


https://twitter.com/windjunky/status/949990248712253441/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E949990248712253441&ref_url=https%3A%2F%2Fnews.yahoo.co.jp%2Fbyline%2Fmorisayaka%2F20180108-00080249%2F


原因と今後の予想

その他、オーストラリアの主要都市で観測された気温は下記のとおりです。


6日(土)

メルボルン 41.7℃(平年26℃)

アデレード 42.6℃(平年29℃)

7日(日)

シドニー市内 43.4℃(平年26℃)

キャンベラ 40.6℃(平年28℃)

この酷暑は、タスマン海に中心を持つ高気圧の縁を流れる暖かい風が、オーストラリア東部に流れ込んだことが原因でした。しかし高気圧がやや東に移動し、変わって気圧の谷が接近するため、週中頃にかけて暑さは次第に解消していく見込みです。例えばシドニーでは、10日(水)日中の気温が25℃まで下がる予想となっています。

暑くなるオーストラリア

今回の熱波は一時的であるものの、オーストラリアでは近年気温が顕著に上昇しています。同国全体の日平均気温は、1910年から2014年の間に0.9℃上昇しているのです。

オーストラリア国立大学の研究によると、シドニーやメルボルンでは、2040年代に気温が50℃に達する恐れがあるといいます。異常な高温によって熱中症患者が増え、山火事のリスクも高まるなど、様々な問題が懸念されています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20180108-00080249/

▲△▽▼

【46.6℃】豪州アデレードで前代未聞の高温記録
森さやか | NHK国際放送局 気象アンカー、気象予報士
2019年 1/24(木) 22:05
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20190124-00112335/




全豪オープンで大活躍をしている大坂なおみ選手ですら、この暑さにはお手上げといったところでしょうか。23日(水)の試合後に行われた勝利インタビューで「外は暑いので、早く中に入りたいわ」と話し、会場から笑い声が上がる一幕がありました。


アデレードで観測史上最高気温

連日猛暑が伝えられるオーストラリアですが、24日(木)は南オーストラリア州の州都アデレードで、観測史上最高気温となる46.6℃が記録されました。これはこの時期の最高気温の平均よりも18℃も高い気温でした。

これまでオーストラリアにおける最も暑い州都は、最高気温46.4℃の記録を持つビクトリア州メルボルンでしたが、今回の記録でアデレードがその座をとって代わることになったのです。

24日(木)はアデレードのほか南オーストラリア州Whyallaで48.5℃、Snowtownで47.3℃、Port Augustaで49.1℃まで気温が上がり、それぞれ観測史上最高気温を記録しました。


https://www.theweathernetwork.com/news/articles/record-smashing-heat-wave-in-australia-cooking-steak-in-car-all-time-records-broken/122958/

(↑車中でステーキが焼けるくらいの暑さ)

暑さの原因

24日の地上天気図 (画像元: オーストラリア気象局)


この暑さの原因は、接近している低気圧と前線に向かって吹き込む北風でした。このためオーストラリアの内陸部からの暑い空気が南部へと流れ込んだのです。

しかし25日(金)にはアデレード周辺を寒冷前線が通過するため、気温は大幅に下がる見込みです。

一方で全豪オープンが開催されているメルボルンでは気温が上昇し、25日(金)の最高気温は44℃まで上がると予想されています。また最低気温も29℃と見込まれ、寝苦しい夜となりそうです。同市の最低気温の最高記録は1902年に観測された30.5℃ですから、それに1℃と迫るほどの高温です。

野生動物の大量死

今夏オーストラリアでは、熱波によりコウモリや魚などの大量死が報道されていますが、新たに中部で40頭近くの野生の馬が死んでいるのが発見されました。


馬の死体が見つかったのは「ディープホール」と呼ばれる水場です。普段は水があるこの場所は、ここ2週間42℃を超える暑さが続いており、カラカラに干上がっていたようです。馬の死因はまだ明らかではありませんが、水を求めにやってきた馬が、そこで息絶えたのではないかと考えられています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20190124-00112335/

3. 中川隆[-12561] koaQ7Jey 2019年1月31日 19:13:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

米国を襲った大寒波、気候変動との関連は?
2019年1月31日 15:55 発信地:タンパ/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3208996?cx_part=top_topstory&cx_position=2

米イリノイ州シカゴで、氷点下29度の中、ミシガン湖の湖畔を歩く人(2019年1月30日撮影)。(c)JOSHUA LOTT / AFP

【1月31日 AFP】20年来の寒さに見舞われ、各地で気温が氷点下20度以下まで下がっている米国。北極のような寒さをもたらした大寒波は、気候変動と関係があるのだろうか?

 専門家らは、その可能性を否定していない。ただ、今回の大寒波における地球温暖化の関与をめぐっては、議論の余地があるとも指摘している。

■極渦とは何か

 AFPの取材に応じたマイアミ大学(University of Miami)ローゼンスティール海洋大気科学部(Rosenstiel School of Marine and Atmospheric Science)のベン・カートマン(Ben Kirtman)教授(大気科学)は、「極渦とは北極を覆っている大量の冷たい空気の渦で、普段はジェット気流によって北極上空にとどまっている」と説明する。

 通常、この冷気は強い空気の流れであるジェット気流によって北極に閉じ込めているが、ジェット気流がうねったり弱まったりすると北極の外に流れ出る。

「極渦は蛇行することがある。今回の大寒波がまさにそうだ。うねる幅が大きくなると冷気が遠く離れた南方まで到達する」とカートマン氏は話す。

 気象専門テレビ、ウェザー・チャンネル(Weather Channel)が伝えたところによるによると、今週米国を襲った大寒波は、「中西部に20年ぶりの寒さをもたらし、各種の観測史上最低記録を塗り替えている」という。

■なぜジェット気流は蛇行するのか?

 ジェット気流の強さは、熱帯と南極・北極の気温差に結びついており、気温差が開くほどジェット気流は強まる。理論上は、北極の冷気は北極にとどまっている可能性が高い。

 だが、ジェット気流が強くなり過ぎると不安定になることもあるという。これについてカートマン氏は、「不安定になるとジェット気流がうねり、蛇行が始まる」と説明した。

 南極・北極が温暖化の影響を受けると、熱帯との気温差が狭まり、ジェット気流がうねって冷気が北極から流れ出すという指摘もある。北極については、それ以外の地域に比べ、気温上昇が倍のペースで進んでいることが知られている。


■今回の大寒波は気候変動が理由なのか?

 カートマン氏はこう説明する。「ジェット気流が弱まると、極渦は勢力を強め、さらに南下するのかとの疑問が浮かんでくる。これが正しければ、極端な寒波は気候変動と結びついていると言える」

 そして、この仮説を検討するため、研究者らがまだデータを調べている最中であることに触れながら、「気候変動との結びつきをほのめかすものもあるが、まだ判断は下されていないことを強調したい」と続けた。

 科学者らはこれまで、気候変動が特定の異常気象に果たす役割を解明してきた。今のところ、豪雨、干ばつ、熱波、山火事は気候変動と明確な関連があることが判明している。だが、突然の寒波については、関連性は依然として不明だ。


4. 中川隆[-12530] koaQ7Jey 2019年2月01日 17:45:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告


豪州は異常な猛暑、南部で46度超 魚や動物が大量死
2019.02.01 Fri posted at 13:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35132127.html

米国と豪州で異常気象が猛威


(CNN) 米国が記録的な寒波に見舞われる中、南半球のオーストラリアは長引く干ばつに続く猛烈な熱波に覆われている。全8州と準州で毎週のように気温が上がり続け、道路は溶けてインフラは故障、各地で動物や魚の大量死が相次いでいる。

南オーストラリア州アデレードの気温は24日に観測史上最高の46.6度を記録した。オーストラリア気象庁は1日、1月は同国史上最高の暑さだったと発表し、これほどの猛暑は「前代未聞」と形容した。

気温が40度を超えると人体は熱疲労を感じるようになり、41度を超えると身体に障害が出ることもある。衛生当局はオーストラリア全土で警報を出し、気温が高い日中は屋内にとどまり、運動は控えて水分を取るよう呼びかけている。

しかし気候変動に対して何も対策を講じなければ、今回の猛暑はオーストラリアの異常気象問題の始まりになるかもしれないと指摘する専門家もいる。

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)のマイケル・グロース研究員によると、最悪の場合、オーストラリアでは2100年までに、気温が40度を超す日数が年間最大で22日に達する可能性がある。

「たとえ(温室効果ガスの)排出量が非常に少なかったとしても、記録的な暑さになる日は増えるだろう」と同研究員は予想する。


干ばつによる藻の異常発生で死亡した魚が川面に浮かび上がる/Max Phillips


1月にはニューサウスウェールズ州のダーリング川で、猛暑のために死んだ大きな魚の死骸を抱えて政府に対策を求める2人の男性の動画が注目を集めた。

同地では魚の大量死が相次ぎ、数千匹の腐った死骸が水面を覆っている。

犠牲は魚にとどまらない。北部準州では野生の馬数十頭の死骸が、干上がった水飲み場の周辺で見つかった。ビクトリア州では2000匹以上のオオコウモリが熱波のために死に、ニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州でもオオコウモリの大量死が伝えられている。

南部のタスマニア州では山火事が相次いで民家や野生生物の被害が拡大。消防隊が消火作業に追われている。タスマニア州知事は30日、状況はさらに悪化する恐れがあるとの見通しを示した。

ビクトリア州や南オーストラリア州では、エアコンや扇風機の使用が激増して発電施設が需要に対応できなくなり、数十万世帯が断続的な停電に見舞われた。

こうした中で、経済協力開発機構(OECD)はオーストラリアの環境政策を批判する報告書を発表。同国政府に対し、生物多様性を守り、異常に高い化石燃料への依存を減らすよう求めている。

5. 中川隆[-12529] koaQ7Jey 2019年2月01日 18:42:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告


熱波の豪州、1月の平均気温は観測史上最高
2019年2月1日 15:32 発信地:シドニー/オーストラリア

【2月1日 AFP】猛暑に見舞われているオーストラリアで、1月の平均気温が観測史上初めて30度を超え、過去最高を記録したことが分かった。オーストラリア気象局(Bureau of Meteorology)が1月31日、発表した。

 かねて深刻な干ばつが問題となっているオーストラリアだが、今年の1月は広範囲が熱波に見舞われ、干ばつの影響が拡大。原野や森林で火災が起き、魚の大量死も発生した。

 最高気温は24日、サウスオーストラリア(South Australia)州で観測された49.5度だった。

 豪気象局のアンドルー・ワトキンス(Andrew Watkins)氏によると、熱波の最大の直接要因は、豪南東部のタスマン海(Tasman Sea)に高気圧が居座っていることだ。このため寒冷前線の北上が阻まれ、寒気が豪大陸に流れ込んでこないのだという。

 一方でワトキンス氏は、地球温暖化の傾向も「異常な高気温に寄与した」と指摘している。オーストラリアでは過去100年で気温が1度以上上昇している。

 豪気象局によれば、この1月は降水量も国内の大半で平年を下回り、下旬に北東部クイーンズランド(Queensland)州でモンスーンの降雨に伴う洪水が発生するまで東部一帯では干ばつがいっそう深刻化した。

 東部5州を流れる国内最大のマレー・ダーリング(Murray-Darling)水系では100万匹余りの魚が大量死しており、当局は熱波の影響との見方を示している。(c)AFP

6. 中川隆[-12502] koaQ7Jey 2019年2月02日 18:49:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告


2019年2月2日
今世紀末、海面1・3m上昇も 共同通信


 地球温暖化による海面上昇が従来の予測を大きく上回り、20世紀末ごろと比べ今世紀末に最大1・3メートル上がる恐れがあるとした国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書原案が2日、判明した。海面温度が一部で極端に高くなる「海の熱波」の発生頻度が増し、生物に大きな影響を与えるとの新見解も盛り込んでいる。

 温暖化に伴う海の変化が、社会や生態系が直面する問題を深刻化させるとも指摘。パリ協定が本格始動する2020年を前に温室効果ガスの一層の排出削減を求める声が高まるのは確実だ。

 判明したのはIPCCの「海洋と雪氷圏に関する特別報告書」原案。


7. 中川隆[-12414] koaQ7Jey 2019年2月05日 17:49:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22231] 報告

ヒマラヤの氷河、温暖化で3分の2が消滅する恐れ 報告書
2019年2月5日 16:49 発信地:カトマンズ/ネパール
http://www.afpbb.com/articles/-/3209740?cx_part=top_topstory&cx_position=4


【2月5日 AFP】北極、南極に次ぐ「第3の極」と呼ばれるヒマラヤ(Himalaya)山脈の氷河は、世界の温室効果ガス排出量が大幅に削減されない限り、2100年までにその3分の2が消滅する恐れがあるとする報告書が4日発行された。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」が掲げた世界の平均気温上昇幅を1.5度に抑える目標が達成できても、ヒマラヤ山脈の氷河の3分の1が消滅する恐れがあるという。

 4日発行の報告書「Hindu Kush Himalaya Assessment(ヒンズークシ・ヒマラヤ地域アセスメント)」によると、ヒンズークシ・ヒマラヤ地域の氷河は、山脈地域に約2億5000万人と、そこから流れる川の流域に住む16億5000万人にとって死活的に重要な水源になっている。

 これらの氷河は、ガンジス川(Ganges)、インダス川(Indus)、黄河(Yellow River)、メコン川(Mekong)、イラワジ川(Irrawaddy)などを含み世界の河川系の中でも最重要とされている10河川系の水源となっており、数十億人に食料、エネルギー、新鮮な空気、そして収入を直接、間接的な形で提供している。氷河融解は大気汚染の悪化や異常気象の激化など、さまざまな影響を人間にもたらす。

 報告書は650ページで、ネパールの国際総合山岳開発センター(International Centre for Integrated Mountain Development、ICIMOD)が5年かけて作成した。研究者・政策専門家350人以上、185機関、執筆者210人、編集者20人、外部査読者125人が参加した。

 ICIMODのフィリップス・ウェスター(Philippus Wester)氏は、「地球温暖化は、非常に寒い氷河に覆われた8か国にまたがる(中略)山々の頂を、1世紀にも満たない間にむき出しの岩肌にしてしまう」と述べた。(c)AFP/Paavan MATHEMA
http://www.afpbb.com/articles/-/3209740?cx_part=top_topstory&cx_position=4

8. 中川隆[-12359] koaQ7Jey 2019年2月07日 12:56:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22234] 報告

2018年は観測史上4番目の暑さ 世界で異常気象が加速
2019.02.07 Thu posted at 12:29 JST

世界で異常気象が加速が加速している


(CNN) 米海洋大気局(NOAA)と米航空宇宙局(NASA)は6日、2018年の世界の平均気温について、観測史上で4番目に高かったと発表した。

NOAAとNASAはそれぞれ独自に1880年代から世界の気温に関するデータを記録している。

中でも特に気温が高かった上位19年のうち18年は、2001年以降の年だった。

「2018年は再び、地球温暖化の長期的な傾向に加えて特に暑い年になった」とNASAの専門家は指摘する。

世界の平均気温は1880年代以来、約1度上昇した。パリ協定で掲げた1.5度未満という目標のうち、既に3分の2の温暖化が進行していることになる。

2018年は欧州のほぼ全土で記録的な暑さを観測し、夏の気温は32度を上回った。地中海沿岸や中東でも猛暑が続いた。

北極と南極でも気温の上昇で海氷が解け、2018年の海氷面積は観測史上2番目に小さくなった。前年の17年の海氷面積は、1979年に観測を始めて以来、最小を記録していた。

2018年は世界中が異常気象に見舞われたが、特に米国は打撃が大きかった。米国の平均降雨量は約880ミリに達し、35年ぶりの雨量を観測。1895年に観測を始めて以来、3番目の多さだった。

ハリケーン「フローレンス」や「マイケル」のほか、カリフォルニア州の山火事などでも数十億ドル規模の被害が発生。米国内で過去3年の間に数十億ドル規模の被害が出た災害は45件に上る。長期的にみると、インフレを調整した年間平均は6.2件にとどまっており、2016年以来、ほぼ3倍のペースで大規模災害が増えている計算になる。

9. 中川隆[-11563] koaQ7Jey 2019年3月09日 12:05:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[430] 報告


2019年3月9日
【竹村公太郎】気象の狂暴化に対する方策はあるか? 
 https://38news.jp/default/13317   

気象の狂暴化

理由は何であれ、温暖化は確実に進んでいる。温暖化により気象は狂暴になり次々と日本列島に襲いかかってくる。

気象の狂暴化とは、今までに経験したことのない異常豪雨と異常渇水を指す。(図―1)


(図―1)の、100年間の降雨量のデータでみるとその傾向が見えてくる。

降雨量の傾向は、多い年と少ない年の変動の巾が大きくなっている。気象の狂暴化とは、豪雨と大渇水が交代で襲ってくることだ。さらに、その頻度と時期が全く予測不可能なところが、気象の狂暴化の特長となる。

洪水に関する防災計画は、ある定まった予測手法に基づいて行われる。定まった予測手法とは、過去の100年オーダーの長期雨量データを基にして、その降雨量実績が将来も繰り返しされるであろう、という前提に立った予測手法である。

分かりやすく云うと、100年に1度の豪雨というのは、過去100年間の観測データの中でN0.1の豪雨をいう。気象が狂暴化するというのは、過去100年に発生した最大規模の豪雨が、10年ごと、いや極端にいうと2〜3年で襲ってくることを意味する。
それは豪雨だけではない、大渇水に関しても同じことである。

つまり、気象の狂暴化が進行していく将来、過去の実績データを基にして計画し、整備したインフラでは発生する水災害に対しては対応できないということなのだ。

気象の狂暴化に備えての対応策

水災害のインフラは、過去のデータを使って計画し、戦後70年間かけて整備してきた。しかし、近年の気象の狂暴化に伴い、その水災害のインフラ計画を見直さなければならなくなっている。計画の見直しをするだけではなく、実際にそれに即して新しい計画を実践していかなければならない。

計画を見直すことはできる。しかし、それを実践していくことは容易ではない。なにしろこの70年間で日本の都市は大きく発展し、人口と資産が集中した。この都市を守るため、住居やビルが密集した都市内で河川の幅を広げ、洪水流下能力を増大させる工事は困難を極める。

東京都中央区虎ノ門〜新橋間のたった1.4qのマッカーサー道路でさえ、計画決定から68年もかかってやっと概成したのを見ればわかる。

都市を洪水から守る方法は、都市郊外で遊水池を作るか、山の中でダムを造って洪水を留める手法がある。都市郊外で遊水池を造る候補地も住宅開発が著しい。山の中で新しいダムを造るのは、費用と社会的状況から容易ではない。

しかし、方法がある。既存ダムの運用変更とダムの嵩上げである。

ダム運用の工夫
台風や豪雨の予測技術は急速に進歩した。洪水が襲ってくる以前にその情報は得られる。

(図―2)


(図―2)は台風進路の予測の事例である。大規模な洪水が来ると予測されれば、ダムの貯水を事前に下げておけばよい。ダムの建設を新たにしなくても、ダムの改造とダムの運用で洪水を貯め込む容量を増加させる。

具体的なダム運用の1例を述べる。洪水の初期段階で洪水を貯める量を少なくして、ダム下流に放流していく。洪水が次第に大きくなってくる段階で、ダムの洪水量に応じて放流量を高めていき、洪水のピークゾーンを貯め込んでいく。ダム流入の洪水がピークを過ぎた不段階では、次の台風などが来襲しない限り、ダム流入量を貯め込んでいく。。

要は、洪水の初期ではなるべくダムに貯留せず、ダムの空容量を確保する操作を行う。洪水の後期では、次の台風が来ない限りダムに洪水を貯留して、その水を最大限に利用していく操作である。

そのためには、初期の洪水を貯留せずに、洪水をスムースに下流に流すために、新たに放流管を設置する改造が必要となることがある。

このようなダム改造と運用により、既存ダムを洪水調節で最大限利用し、かつ、貯水量を発電エネルギーなどで最大限利用できる。

既存ダムの嵩上げ

ダム運用は気象予測の精度に基づくため、その効果の範囲は限定的である。ところが、新しいダムを造るのと同じ効果がある決定的な方法がある。それは既存ダムの嵩上げである。

(図―3)


(図―3)はダム嵩上げの事例である。ダムの上部標高は面積的に大きく広がっている。この夕張シューパロダムの嵩上げの例では、43mの嵩上げで、新たに3億4千万m3のダム容量が生まれている。既存ダムの高さ1m当たり容量価値は1.3百万m3であったが、ダム嵩上げの高さ分の1m当たりの容量価値は7倍の9.2百万m3となっている。

また、この既存ダムの嵩上げの建設費は圧倒的に低い。なぜなら、ダム水没に係る補償費は支払い済みである。ダム建設事業費の5分の4は水没補償や、付け替え鉄道、付け替え国道などのダム水没に関連する対策費である。既存ダムの嵩上げは、それが免除されるので工事費は圧倒的に安くなる。

なお、既存ダムの嵩上げはすでに多くの実績があり、嵩上げ技術も確立されている。

既存ダムの嵩上げにより、新たな貯水容量が生まれる。その貯水容量を利用して、洪水を貯め込む治水容量としたり、水力発電のための容量としたり、下流の水道、農業用水などへの補給のための利水容量となる。

狂暴な大洪水、異常な渇水が襲ってきても、この手法で日本国土の安全性ははるかに向上していく。

ダムの運用変更、既存ダムの嵩上げは、未来の狂暴化する気象に対して最も素早く対応できる有効な手法である。既存ダムは未来の日本国民の貴重な財産となっていく。
https://38news.jp/default/13317

10. 中川隆[-11159] koaQ7Jey 2019年3月27日 18:56:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[856] 報告
気候変動での年間死者25万人は“控え目な予測”と最新論文。日本も例外ではない
大倉瑶子
Jan. 22, 2019, 05:00 AM LIFE
 
「気候変動は、健康上の緊急事態だ」

世界で最も歴史を誇る米医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の最新論文で、研究者たちが警鐘を鳴らした。

氷面が減り追い詰められるホッキョクグマ

地球温暖化や気候変動の問題は誰もが知っているが、その深刻さは想像以上だと指摘する声が出ている。

shutterstock / Alexey Seafarer

異常気象が次々と観測される中、「地球温暖化」「気候変動」という言葉はもはや耳慣れたものとなった。

2018年10月には、国連の気候変動に関する政府間パネルのレポートが、2030年にも世界の気温が産業革命前に比べて、1.5度上昇すると警告したばかりだ。この気温の上昇により、洪水や干ばつ等の異常気象のリスクが高まり、海面も2100年までに0.26〜0.77メートル上がると予測されている。

死者数への影響はもっと複雑
栄養失調の男の子

気候変動による死者と予想される25万人には、多くの子どもたちも含まれている。

Getty / Daniel Berehulak

気候変動が我々の生活に及ぼす影響は、健康・医学分野も例外でない。

5年前、世界保健機関(WHO)は気候変動が現状のまま進行すれば、熱中症やマラリア等の感染症が深刻化し、このような病気による死者が2030〜50年には、現在より年間で約25万人増加するとの予測を公表した。

この25万人のうち、高齢者の熱中症が3万8000人、マラリア感染者が6万人、そして、子どもの栄養不足が9万5000人だ。

しかし、先日発表された最新論文では、年間25万人の死者数は控えめな予測であると断言した。

研究共著者のアンディ・ヘインズ氏はCNNの取材に対して、「死者数への影響はもっと複雑で、穀物等の食糧の生産量や気温の上昇による農家の生産性、さらには、気候変動による人口移動も考慮する必要がある」と取材で述べている。

日本でも変わる野菜や果物の収穫
さつまいもを収穫している様子

日本では野菜の生育状況にも変化が現れている。

shutterstock / hiroshi teshigawara

気候変動の大きな要因となっているのは温室効果ガスの排出だが、数ある温室効果ガスの中でも、二酸化炭素の影響は深刻だ。論文ではこの二酸化炭素の濃度が上昇することで、米や麦等の穀物の栄養価(プロテインやビタミンB)が下がると指摘。さらに、2050年には野菜や果物の収穫量も減少し、約53万人もの死亡につながるとするデータを紹介している。このような死亡例の大半は、南アジアと東アジアで起こるという。

食糧供給への影響は、日本も例外ではない。

環境省も、気候変動の影響が全国の野菜の生産に現れていることは「明らかである」と言い切っている。特にキャベツなどの葉菜類や大根などの根菜類では、収穫が早まる傾向にあるほか、生育障害の発生頻度の増加もみられると予測されている。野菜は、栽培時期の調整や適正な品種選択により、生産ができなくなる可能性は低いとしつつも、今後さらなる気候変動が、野菜の計画的な出荷を困難にする可能性があるという。

一方で、果物は気候への適応が非常に低いうえ、一度植栽すると同じ樹で 30 〜40 年栽培するため、特に1990年代以降の気温上昇に 適応できていない場合が多いとしている。

医療施設・従事者も気候変動へ対応を
パソコンに向かう医師

病院や医者のキャパシティが試される。

Alexander Gatsenko / Shutterstock.com

対応策が講じられない限り、高温や空気汚染による病気や媒介性の感染症が広がるうえ、食糧不足による栄養失調も進み、人々の疾病率と死亡率は増加する。

論文では、このような状況に対応できるよう、病院や医者のキャパシティも試されていると、医学界に呼びかけている。例えば、海面温度・気温上昇によって変わる感染症の発生時期や場所を把握して、予防・適応策を講じるほか、医療施設が洪水等のリスクにさらされていないか、立地も再考する必要がある。

本記事の筆者も、米系国際NGOのMercy Corpsで、「Zurich Flood Resilience Alliance」という洪水防災の5カ年プロジェクトを担当している。洪水の被害を、適切な政策や投資によって、最小限にとどめることが最大の目標だ。ただ、気候変動により増加する洪水被害を考える際には、現場の知識やプログラム運営に加えて、学問的データも必要となるため、チューリッヒ保険やロンドン・スクール・オブ・エコノミクスと組み、官民学が連携する形で事業を進めている。

十分な医療施設がないことで広がる被害
日本でも、この100年間で国内の主要10都市すべてが2度以上、高くなっている。2018年の夏は特に記録的暑さとなり、熱中症で過去最多の9万5000人が救急搬送され、160人が死亡した。高齢化が進む中、救急搬送者の約半数が65歳以上であったことも、特筆すべき点だ。

また、地球温暖化が進めば、海水からの蒸発が盛んになり、大量の水蒸気が大気中に蓄えられ、より強い熱帯低気圧が発達しやすくなる。2017年にプエルトリコを襲ったハリケーン・マリアの犠牲者のうち、3人に1人の死因は、強風や大雨の直接的被害ではなく、十分な医療施設やヘルスケアがなかったためであることは、あまり知られていない。

もちろん、気候変動の根本的な要因の根絶や現状への対応をするには、あらゆる分野と人々が力を合わせる必要がある。しかし、このような健康・保健上のリスクが明らかになっている中、緊急時に頼りとされる医学界も気候変動に取り組まなければいけないということだ。

論文と合わせて発表された医学雑誌の社説でも、化石燃料の使用等による環境破壊が、空気汚染や熱中症などの健康被害にどうつながるか、医師ならではの立場を活用し、人々の理解を促すことができると、懸命な呼びかけが綴られている。

「私たちも、気候変動がコミュニティや未来の子どもたちの健康に及ぼす影響を恐れている。しかし、ただただ絶望するのではなく、自分たちの声を最大限活用して、医学生に環境にやさしい行動を呼びかけたり、同様な問題意識を持った研究者とつながったり、政策決定者と対話をしたりする必要がある。アメリカには現在100万人以上の医師がいるが、行動に責任を持たなければならない。次の世代に、“気候変動に対して何をしたか“と聞かれたときに、しっかりと答えを提示したい」

と、締めくくっている。

大倉瑶子:米系国際NGOのMercy Corpsで、官民学の洪水防災プロジェクト(Zurich Flood Resilience Alliance)のアジア統括。従業員6000人のうち唯一の日本人として、防災や気候変動の問題に取り組む。慶應義塾大学法学部卒業、テレビ朝日報道局に勤務。東日本大震災の取材を通して、防災分野に興味を持ち、ハーバード大学大学院で公共政策修士号取得。UNICEFネパール事務所、マサチューセッツ工科大学(MIT)のUrban Risk Lab、ミャンマーの防災専門NGOを経て、現職。インドネシア・ジャカルタ在住。
 
  
https://www.businessinsider.jp/post-183577


 

 

気候変動が海上の雲を壊して温暖化を加速、最新シミューレーション結果で判明
2019年2月26日 by Devin Coldewey
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気候変動が世界中の天気やエコシステムに影響を与えていることは周知の事実だが、正確に何がどのように起きているかは今も学者たちが真剣に研究しているところだ。超高速コンピュータで可能になった最新シミュレーションによると、二酸化炭素が一定濃度に達すると、海上の雲が消滅し、温暖化が加速して悪循環に陥る可能性がある。

Natureで公開された論文には、最新のシミュレーションによる雲の形成および太陽光の与える影響が詳しく書かれている。カリフォルニア工科大学の研究者らは、従来のシミュレーション技術の精度ではメートル単位での影響を調べることはできかったと説明した。

従来のモデルでは海上に浮遊する層積雲の予測が特に苦手で、それが大きな問題だった、と彼らは書いている。

層積雲が熱帯海洋の20%を覆い、地球のエネルギーバランス(短波放射の30〜60%を反射して宇宙に戻している)に著しい影響を与えるにつれ、その気候変動のシミュレーション結果は地球全体の気候応答を示している。

気温の変化と温室効果ガスの濃度がどのように影響を与えているかを知るためには、雲のより精密なシミュレーションが必要になる。テクノロジーはそれに貢献できる。

高速コンピューターと雲のラージエディーシミュレーション(LES)が進化したおかげで、研究者は「限定された領域内の積層雲をかぶった境界層の統計的に安定した状態を正確に計算できる。ここで『限定された領域』というのは、詳しくシミュレーションされている5 km四方の領域のことだ。

Weather and climate-related disasters cost the US $80 billion in 2018, but go ahead and say climate change isn’t real


改善されたシミューレーション結果は不安を誘うものだった。二酸化炭素濃度が1200 ppmに達すると、増加した入射電磁波によって雲の上端の冷却が妨害され雲の形成が突然破壊される。その結果雲は容易に作られなくなり、太陽光の入射が増えて温暖化問題が悪化する。このプロセスは亜熱帯地方の温暖化を8〜10度上昇させる可能性がある。

もちろんまだ抜けている点はある。シミューレーションはシミューレーションにすぎない。ただしこのシミューレーションは今日の状況をよく予言しており、雲系の中で起きているさまざまなプロセスを正確に反映しているようだ(しかも起きうる誤差は悪い方に働くかもしれない)。現在の世界は1200 PPMにはまだ遠く、NOAAの現行測定値は411だが、一貫して増加している。

https://techcrunch.com/wp-content/uploads/2019/02/noaanasaPPM.png

これが起きるまでには数十年かるだろうが、一度おきてしまえば被害は壊滅的でおそらく戻すことはできない。

なお、火山噴火などの大きな気象イベントによって、こうした数字が一時的だが劇的に変わることがある。過去に地球は気温や二酸化炭素濃度の急激な変化を経験しており、雲の消失とその結果起きる温暖化のフィードバックループがそれを説明している。(Quantaの記事に現状と背景が詳しく書かれているので興味のある方には一読をおすすめする)。

積層雲の不安定化の可能性についてはさらに調査を重ねて、現在モデルで推測している部分を埋めるデータを得る必要がある。多くの頭脳(とGPUクラスター)が参加するほど、気候変動が今回のような特定の気象系に与える影響についてよいアイデアが見つかるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook )
https://jp.techcrunch.com/2019/02/26/2019-02-25-climate-change-kills-off-clouds-over-the-ocean-in-new-simulation/


 


地球温暖化で自然災害の深刻さは増すばかり ── 2018年、記録やぶりとなった自然災害を振り返る
Peter Kotecki
Dec. 10, 2018, 03:00 PM NEWS 

炎が燃え広がることを防ぐ消防士。カリフォルニア州パラダイス。2018年11月9日。

Justin Sullivan/Getty Images

2018年は、山火事、ハリケーン、地震などさまざまな自然災害によって数千人が亡くなった。
こうした自然災害は地球温暖化の進展とともに深刻さを増すと科学者らは述べた。
2018年、死者数や風速や降水量などで記録破りとなった自然災害を見ていこう。
2018年、自然災害が世界中の地域を破壊した。数千人が命を落とし、被害額は数十億ドル相当にのぼった。

9月には、マグニチュード7.5の地震が発生し、高さ最大20フィート(約6メートル)の津波がインドネシアを襲い、少なくトオ1900人が死亡した。

翌月の10月にはアメリカ本土に上陸したハリケーンの中で、過去50年で最も勢力の強いハリケーン「マイケル」がノースカロライナ州、サウスカロライナ州を襲い、十数人の命を奪った。

その直後にはアメリカ史上最悪とも言える火事がカリフォルニア州で発生した。車は溶け、遺体は骨になるまで焼かれ、町全体が焼き尽くされた。

こうした記録的な自然災害の多くは、陸地や海での気温上昇によって引き起こされた。地球温暖化によって、自然災害の深刻さは大きくなる一方と科学者らは語った。

2018年に発生した自然災害を振り返ろう。


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10月、フロリダ州パンハンドルを直撃したハリケーン「マイケル」は、同地域に上陸したハリケーンの中で最も勢力が強いハリケーンとなった。死者は60人にのぼった。
ハリケーン「マイケル」が去った後、瓦礫が残った。フロリダ州、メキシコビーチ。2018年10月11日。

ハリケーン「マイケル」が去った後、瓦礫が残った。フロリダ州、メキシコビーチ。2018年10月11日。

Gerald Herbert/AP

海沿いの小さな町メキシコ・ビーチは、最も被害を受けた地域の1つ。ハリケーンの中、人口約1000人のうち、およそ285人が避難せずに家に残った。
ハリケーン「マイケル」に破壊された家の残骸の中に立つ女性。

ハリケーン「マイケル」に破壊された家の残骸の中に立つ女性。

Joe Raedle/Getty Images

山火事「キャンプ・ファイア(Camp Fire)」は11月8日に燃え広がり、カリフォルニア史上、最悪の山火事となった。死者は少なくとも88人。
山火事「キャンプファイヤー」と戦う消防士

山火事「キャンプファイヤー」と戦う消防士。カリフォルニア州パラダイス。2018年11月8日。

Noah Berger/AP

多くの住民には、電話による避難指示が届かなかった。住民の1人は、パラダイス市から避難する途中、渋滞に巻き込まれ歩いて避難しなければならなかったとBusiness Insiderに語った。
山火事「キャンプ・ファイア」の後に残された車の残骸

山火事「キャンプ・ファイア」の後に残された車の残骸。カリフォルニア州パラダイス。2018年11月9日。

Justin Sullivan/Getty Images

同時に発生したもう1つの山火事「ウールジー・ファイア」は記録やぶりなものではなかったが、今年、最も衝撃を与えた山火事の1つとなった。2人の死者を出したうえ、高級住宅街マリブに迫り、海岸沿いの多くの邸宅を焼失させた。
カリフォルニア州マリブ、マリブ湖付近の住宅を燃やす山火事「ウールジー・ファイア」。2018年11月9日。

カリフォルニア州マリブ、マリブ湖付近の住宅を燃やす山火事「ウールジー・ファイア」。2018年11月9日。

AP Photo/Ringo H.W. Chiu

カナダ・ブリティッシュコロンビア州でも記録的な山火事が発生した。8月、約5020平方マイル(約1万3000平方キロメートル)が焼失、2017年の被害を上回った。
カナダ・ブリティッシュコロンビア州の山火事

カナダ・ブリティッシュコロンビア州、キャッシュクリークの町の北東部で燃える山火事。2018年7月18日。

Ben Nelms/Reuters

熱波が続き、複数の国で最高気温を記録した。
パリで日傘を差す観光客

日傘を差しながら、パリ・ノートルダム大聖堂を訪れるスペイン人観光客。2018年8月6日。

Michel Euler/AP

アルメニアでは7月、最高気温を記録した。日本でも7月に41.1℃を記録、最高気温を更新した。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校では7月6日、観測地点史上最高となる華氏111度(摂氏約43.8度)を観測した。

またワシントン・ポストも、北アイルランドのベルファスト、カナダのモントリオール、南のロシアの一部でも最高気温を更新したと伝えた。

世界最高の最低気温は華氏109度(摂氏約42.8度)、6月28日、オマーン・クリヤットで記録した。
サイクロン「メクヌ」によって分断された道路を見守る人々

サイクロン「メクヌ」によって分断された道路を見守る人々。オマーン・サラーラ。2018年5月26日。

Kamran Jebreili/AP

観測史上最低の降水量により、多くの地域で深刻な干ばつが発生した。
干上がったライン川の川底

干上がったライン川の川底。草が生え始めた。ドイツ・レーンドルフ。2018年8月17日。

Wolfgang Rattay/Reuters

例えば、ドイツの国際放送ドイチェ・ヴェレによると、2018年の夏と秋はドイツ史上、最も雨が少なかった。

干ばつによって湖や川の水位が下がり、農家は大打撃を受けた。

ハンガリーでもドナウ川の水位は観測史上最低を記録した。干ばつによって、河川輸送が妨げられているとロイターは報じた。

一方で、ボルチモアなどの都市の年間降水量は史上最高となった。
水没した道路を調べる市の作業員

水没した道路を調べる市の作業員。インド、ムンバイ。2018年7月3日。

Rajanish Kakade/AP

インドネシアの地震では1900人以上が命を失い、数千人が行方不明となった。地震と地震による津波の規模は同国史上最大というわけではなかった。しかし、被害が大きかったこと、そして警報システムが機能しなかったためニュースに大きく取り上げられた。
捜索にあたる救助隊

捜索にあたる救助隊。インドネシア・スラウェシ州パル。

Antara Foto/Muhammad Adimaja/ via REUTERS

夏にはインド南部ケララ州を襲った洪水で少なくとも350人が死亡した。
水没するバス

Raj K Raj/Hindustan Times via Getty Images


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[原文:Natural disasters set records around the world in 2018. These were some of the worst.]

(翻訳:Yuta Machida、編集:増田隆幸)
https://www.businessinsider.jp/post-180959  

11. 中川隆[-11156] koaQ7Jey 2019年3月28日 08:29:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[859] 報告

地球のCO2貯蔵庫は温暖化で崩壊寸前
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/03/co2-6.php
2019年3月27日(水)19時30分 カシュミラ・ガンダー ニューズウィーク


干ばつや熱波は土壌を干上がらせ、炭素吸収を不可能にする Xuanyu Han-Moment/GETTY IMAGES


<温室効果ガスを吸収して保持する、植物と土壌の「貯蔵機能」がもうすぐ限界に>

気候変動に起因する潜在的脅威は山ほどあるが、今回さらに新しい問題が見つかった。気候変動が気温上昇に対する自然の抵抗力を低下させる可能性だ。

植物や土壌には二酸化炭素(CO2)を吸収・保持することで、温室効果ガスによる気温上昇を防ぐ「炭素貯蔵庫(カーボンシンク)」の機能がある。

メカニズムは単純明快だ。植物はCO2を吸収し、光合成によって炭素を成長と回復のためのエネルギーに変換する。土壌も腐食した植物、動物の死骸や老廃物などの有機物からCO2を取り込み、大気中の2〜3倍の炭素を保持する。両者が吸収するCO2は、人類が排出する量の25%に達すると推定される。

18年、人類は過去最大のCO2を大気中に排出したが、植物と土壌の炭素吸収能力は限界に近づいた可能性がある。気候変動が引き起こす干ばつや洪水などの異常気象が土壌の水分量を変動させたり、植生を壊す原因になるからだ。

今年1月に英科学誌ネイチャーに掲載された論文で、研究チームは土壌の変化が炭素吸収に及ぼす影響を調べた。その結果、土壌は当面はより多くの炭素を何とか吸収しようとするが、2060年までに吸収量はピークに達し、その後は大幅に低下することが分かった。このため大気中により多くのCO2が残り、地球温暖化を加速させるという。

「これは大変なことだ」と、コロンビア大学工学・応用科学大学院博士課程のジュリア・グリーンは論文で述べている。温暖化に対する土壌水分の影響の大きさに衝撃を受けたと、グリーンは言う。

この研究は今世紀末までの影響を定量化した最初の例だ。干ばつや熱波は土壌を干上がらせ、植生を破壊して炭素吸収を不可能にする。この研究によれば、通常より降水量の多い年があっても、乾燥した年の損失分を補填できないという。

「干ばつによって森林が乾燥したサバンナや泥炭地に変われば、土壌が保持する炭素が減る。それによって大気中に残るCO2が増え、温暖化を加速させる」と、英エディンバラ大学のデーブ・レイ教授(この研究には参加していない)は解説する。

今回の研究で使われたモデルはまだ、地域ごとの気候変動に対する多様な反応をうまく説明できていないと、レイは言う。だが同時に、こう強調するのも忘れなかった。

「世界中の森林と土壌という巨大な炭素貯蔵庫は、過去1世紀の急激なCO2排出量増大の影響を緩和する『地球サイズの圧力弁』の役割を果たしてきた。もし排出量を早急かつ大幅に削減できなければ、この巨大な貯蔵庫の機能が損なわれ、CO2を吸収する『人類の友人』がCO2を大量排出する敵へと徐々に変化しかねない」

<本誌2019年03月26日号掲載>

12. 中川隆[-10706] koaQ7Jey 2019年4月09日 19:36:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1333] 報告

アルプスなどの氷河、今世紀中に消失も 国際チーム研究
2019.04.09 Tue posted at 19:31 JST

このままのペースで氷が失われた場合、一部地域では今世紀後半のうちに氷河がほぼ消失する可能性がある


(CNN) 中欧やカナダ西部、米国の氷河は今世紀後半のうちにほぼ消失するとの見通しが、新たな研究で明らかになった。

世界の研究者15人で構成する国際共同チームが英科学誌ネイチャーに論文を発表した。

チームは人工衛星からの観測や450回の現地調査により、1万9000カ所に及ぶ氷河のデータを集めた。従来の研究は500カ所前後の氷河のデータに基づいていた。

新たな研究によれば、世界の氷河からは1961〜2016年に9兆トン余りの氷が失われた。これはドイツの面積で厚さ約30メートル、米国の面積で厚さ1.2メートル分の氷に相当する。

氷河の融解によって、海面は最大27ミリ上昇したことになる。この期間の上昇幅の25〜30%に相当する。

年間の消失量は最大約3350億トンに上っているという。執筆者の1人、チューリッヒ大学のミヒャエル・ゼンプ博士によると、このままのペースが続いた場合、欧州アルプスやニュージーランド、カナダ西部を含む数カ所では2100年までに全ての氷河が消失する。

ゼンプ博士はさらに、カナダの北極圏など、これ以外の地域では氷河の融解が始まったばかりで、2100年以降も続くということだと指摘する。

氷河が解けることによって海面が上昇するだけでなく、山の地盤が不安定になる可能性がある。農業用水や生活用水を氷河に頼ってきた地域では、水不足も懸念される。

13. 中川隆[-10442] koaQ7Jey 2019年5月01日 13:19:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1647] 報告
2019年5月1日
目標破綻は不可避か、地球温暖化の厳しい現実


[ロンドン 16日 ロイター] - クリーンなエネルギーシステムがこれほど喧伝(けんでん)されているにもかかわらず、大気中の二酸化炭素(CO2)は急速に増え続けており、改善の兆しは見られない。

大気中のCO2濃度が上昇を続ける中、気候変動防止目標は手の届かないものになっており、政策担当者らは居心地の悪い選択を強いられるだろう。

このままCO2濃度が上昇し続ければ今世紀中には、気温が現在よりかなり高くなる世界に向けた計画を練るか、大気中からCO2を除去するため未検証の戦略に頼らざるを得なくなるだろう。

国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の締結国は、地球の平均気温が産業革命以前の水準を超えて上昇することを阻止すると宣言。

同条約に基づき2015年締結されたパリ協定では、署名国は地球の平均気温の上昇を摂氏2度未満に抑えること、さらに摂氏1.5度に抑えるための努力を推進することを公約している。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)に助言する科学者らの試算によれば、これらの上限設定は、大気中のCO2濃度が450ppm(2度以下)または430ppm(1.5度以下)を超えないことを意味している。

だが現在の動向から考えれば、2020年代後半から2030年代後半には、こうした上限値に達してしまう。エネルギーシステムとグローバル経済に大規模な変更を加えるには、あと10─20年に満たない時間しか残されていないことになる。

だが、エネルギーシステムの進化ペースは遅いことで有名だ。家電製品や産業機械、発電所、パイプライン、送電システムといった長期に及ぶ設備投資に組み込まれているからだ。

現在使われている設備の予想耐用年数と更新ペースの遅さを考えると、今後20年間にわたって大気中のCO2濃度を430─450ppm以下に抑えるシナリオを描くことは、ますます困難になってくる。

ハワイ島マウナロア山での計測によれば、大気中のCO2濃度は2019年初めにすでに約410ppmまで上昇している。10年前は387ppm、観測開始した1958年には314ppmだった。

これとは別に、世界各地の観測ネットワークが海面で計測した大気中のCO2濃度は、2018年が平均407ppmで、10年前の385ppm、1980年の339ppmから上昇している。

米政府機関である地球システム研究所によれば、地球の平均CO2濃度は、過去10年間で年平均2ppm以上、つまり1年に約0.6%のペースで上昇しているという。

重要なのは、観測からは、大気中のCO2濃度の上昇が減速し、いずれ横ばいになるという兆候が見られない点だ。

これまでの推移を考えると、CO2濃度は政策担当者の設定したパリ協定の目標を超過し、地球の平均気温も2つの目標を超過してしまうことはほぼ確かなようだ。

どちらも数10年間、目標値をオーバーシュートした後、今世紀後半に目標値に向けて戻り始めると、IPCCの「Mitigation of climate change」(2014年)は予想する。

IPCCに助言する科学者らは、地球温暖化を長期的に摂氏1.5度以下に抑えるには、いずれにせよ、すでに大気中に放出されたCO2を何らかの方法で回収する必要があることを認めている。

今世紀後半の数十年間で、1000億トン─1兆トンのCO2を回収する必要がある、とIPCCの「Global warming of 1.5 degrees Celsius」(2015年)で同科学パネルは説明する。

CO2回収には、植林、森林再生、土地再生、大気中CO2の直接的な回収・貯留などの戦略がある。だがこれまでのところ、どの方法についても、求められる規模に近い条件で商業的に実現可能かどうかは確認されていない。

とはいえ、CO2目標の破綻が迫っていることは、エネルギーシステムが政策当局の設定する目標からどれほど乖離しているか、現在の傾向がそのまま続けば地球温暖化がどれほど現実味を帯びるか、政策担当者がそうした結末を避けたいのであれば、どれほどの努力が必要なのか、こうした事実を如実に示している。

14. 中川隆[-10362] koaQ7Jey 2019年5月10日 15:27:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1742] 報告

2019年5月8日
16歳の少女はノーベル平和賞に相応しいのか?
山本隆三(常葉大学経営学部教授)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16130


 今年のノーベル平和賞候補者の推薦は2月末に締め切られたが、78の団体と223名の個人が推薦されたと発表されている。ノーベル財団は候補者名を明らかにしていないが、最有力候補は、スウェーデンの16歳の女生徒グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunbergのスウェーデン語読み)と見られている。


ストックホルムの議事堂前に「School strike for the climate」看板を手に立つグレタ・トゥーンベリさん(TT News Agency/AFLO)

 何でも賭けの対象にするロンドンのブックメーカの今年の平和賞受賞予想の掛け率を見ると、彼女が2倍から2.25倍でトップ。次はジャシンダ・アーダーン・ニュージーランド首相の6倍、3位はトランプ大統領の9倍から10倍だ。トゥーンベリが受賞すると史上最年少になる。

 トゥーンベリは、昨年8月15歳の時にストックホルムの議事堂前で、気候変動問題への取り組みを求め座り込みを始めたことで一躍時の人となり、昨年12月ポーランドで開催された第24回気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)、その後も、世界経済フォーラム(ダボス会議)、EU議会、イタリア上院、英国議事堂と様々な場に招待されスピーチを行っている。 

 ローマ法皇にも拝謁しているが、気候変動問題に取り組むためとして飛行機に乗らず、いつも列車で移動しているので日本に来ることは難しそうだ。香港紙のインタビューでは香港に招待されればシベリア鉄道を利用し出かけると答えているので、船を乗り継いで日本に来るかもしれないが。

16歳少女の行動力

 彼女が注目を浴びた最大の理由は、議事堂前の座り込みのため学校ストライキとして授業をボイコットし、過激な言葉で気候変動問題への取り組みを呼びかけたからだろう。多くの生徒、学生が彼女の行動を模倣し、学校ストライキ運動は世界に広がり、今年3月15日には欧州のみならず日本、北米など122カ国において学校ストライキ運動と気候変動問題への取り組みを呼びかける行進が行われた。


 今も、毎週金曜日、世界各地で生徒による気候変動への取り組みを求める行進が行われている。4月22日にはオバマ前米大統領が、彼女の行動が切っ掛けで気候変動問題への取り組みを求め100万人以上の学生が3月にストライキを行ったとツイートした。

 英国では、彼女の行動に刺激を受けたのか、「絶滅に抵抗」と名乗る組織が昨年10月結成され、絶滅を避けるためとして気候変動問題への喫緊の取組を呼びかけ、4月にはロンドンを中心に道路閉鎖、列車運行妨害などの大規模な抗議行動を起こした。ロンドンだけで1000名以上の逮捕者を出している。彼女もロンドンに駆けつけスピーチを行い、その後国会議員との面談に出席している。

 その行動力、影響力には目を見張るものがあるが、ノーベル平和賞と言われると首を傾げざるを得ない。15歳でなく20歳の大学生が同じことをしても注目を浴びただろうか。彼女は過激な発言で気候変動問題に注目を集めることに成功したが、その陰で重要なことから関心が薄れていないだろうか。

 それよりも、彼女の発言を聞く限り、気候変動問題の科学を正確に理解せずに発言している節がある。学校よりも大切なこともあるに違いないが、多くのことをもう少し学んでから行動してはどうだろうか。ノーベル平和賞授与の前に考えるべきことは多い。

始まりは議会前座り込み

 昨年9月9日に行われたスウェーデン総選挙の3週間前、夏休み明けの8月20日から「気候のための学校ストライキ」との看板を持ち当時15歳のグレタ・トゥーンベリが学校のある時間帯に毎日ストックホルムの議事堂前で座り込みを始めた。彼女は、「政治家が科学者に耳を傾けない時に、なぜ私は勉強しないといけないの」と主張し、気候変動対策への取り組みを求めた。

 総選挙後は、毎週金曜日に座り込みを続けた。この行動が注目を浴び、座り込み開始日にスウェーデンで報道され、1週間以内には欧州主要6紙が報道し、スウェーデンとデンマークのテレビ局がインタビューを放映した。他国でも彼女の行動を真似る生徒が現れ、さらに、ドイツ、スイス、豪州などにおいて金曜日に学校ストライキを行う動きが始まり、世界の多くの国に拡大した。

 彼女は、多くのマスメディアのインタビューに答えているので、インタビューから彼女の考えを知ることができる。彼女の母親は著名なオペラ歌手だが、その著書の中で彼女がA.D.H.D.(発達障害)、アスペルガー症候群と診断されていることを明らかにしている。

 また彼女自身もインタビューの中でアスペルガーに触れている「そのため、世界を少し異なる視点で見ることができる。また、アスペルガーの人は、一つのことに特に関心を持つことが普通」と説明している。

 彼女は9歳(インタビューによっては8歳)から気候変動問題に関心を持ち、アスペルガー故に一つのことを何時間も、何年間も行うことができると説明している。

 彼女は、肉食も、無駄なものを買うことも止め、2015年には航空機の利用を止めた。翌年には母親も航空機の利用を止め、国際公演を諦めることになった。家に太陽光発電と蓄電池を導入し、郊外の家庭菜園で野菜を育てることにした。電気自動車はあるが、利用することは少なく、自転車で出かけるのが普通らしい。

 「スウェーデンは温暖化に先進的に取り組み、豊かな国は年15%排出量を削減すべきと科学者が同意しているにもかかわらず、2018年の第1四半期スウェーデンの排出量は3.6%増加している。気候変動による破滅を防ぐ政策が必要。いま戦争状態の危機にあるとしてシステムを変える必要がある」と彼女は主張している。


広がる行動


 この行動は大きな広がりを見せているが、彼女も様々な場で発信を続けている。1月のダボス会議には32時間列車に揺られ参加し、ホテルではなく零下12度の屋外のテントで宿泊している。「一部の人たち、企業、政策決定者は、想像できない多額のお金を作るためお金には代えられないものを犠牲にしてきたことを正に知っている。この部屋にいる多くの人たちはそちら側だと思う」と世界のリーダーを前にスピーチしている。

 彼女の行動に触発されたのは、生徒、学生ばかりではない。英国では「絶滅に抵抗」(略称XR)が昨年10月発足した。気候変動による絶滅を防ぐことが目的とし平和的不服従運動を進めるとしている。


 世界の多くの地に広まり、XRによると日本でも東京と京都にグループがあるようだ。今年4月15日からは世界各地で不服従運動を開始するとし、33カ国80都市で実行されたが、その中心となったロンドンでは大混乱が発生した。

 ロンドン中心部のオックスフォード・サーカス、ウォータールー橋、鉄道駅などで、道路を塞ぐ、客車の上によじ登る、接着剤で客車あるいはフェンスに体を貼り付けるなどの交通妨害を行った。

 4月21日、運動の中心となっているマーブルアーチにトゥーンベリが現れスピーチを行っている。行動は4月26日に終結したが、ロンドンでの逮捕者は1088名と発表されている。

 英国の環境大臣も彼女の行動を支持するなど多くの政治家にも支持の広がりがあるが、テリーザ・メイ英首相は、トゥーンベリの行動を評価していないようだ。2月に首相の広報官は英国で行われた学校ストライキを批判している。

 「ボイコットにより教員の仕事量は増加しているし、教員が時間を掛け用意した授業時間を無駄にしている」。議会でトゥーンベリの訪英が紹介された際にはメイ首相は歓迎と答えているが、英国議事堂に招かれ昼食を挟み議員と会談した際には、メイ首相は欠席したと報道されている。

 メイ首相は、学校をボイコットすることに良い感情を持っていないように思われるが、トゥーンベリの主張そのものも、我々は良く考える必要があるようだ。

気候変動問題と世界の課題

 トゥーンベリは、政治家は科学に耳を傾けないと主張しているが、気候変動の科学は地球の気温が2度上昇すれば壊滅的な影響が発生するとは言っていない。気候変動の問題については分からない点も多く、温室効果ガス、二酸化炭素濃度がどこまで上昇すれば地球の気温が何度上昇するか、さらにその影響として何が起こるか、シナリオは様々だ。

 温室効果ガスの濃度が上昇すれば地球の気温が上昇することは、気候変動に係る大多数の科学者は同意するが、具体的な上昇温度、その影響についての断定はない。一致点は2度上昇すれば大きな影響が生じる可能性が高いということだけだろう。可能性が高いリスクに我々は、どこまで対策資金を投入できるのだろうか。何かを達成しようとすれば何かが失われるトレードオフの関係も考える必要がある。

 米国の研究機関ピューセンターが昨年春世界各地で行った「今日世界の脅威は何か」との調査によると、フランス人の最大の関心事はイスラム国(87%)だが、次いで気候変動(83%)にも高い関心を示している。フランスでは、気候変動対策としてガソリン、軽油への課税が行われているが、その値上げに多くの国民が反対し「黄色ベスト運動」が発生した。気候変動を脅威と感じていても、その対策により日々の生活に影響があるとなれば、多くの国民は納得しない。

 生活水準が高い先進国においても、気候変動対策を進めるためのトレードオフに国民の理解を得ることは難しいが、生活水準が低い途上国において化石燃料の消費抑制、温室効果ガス削減を進めるとなると生活水準の向上を国民は諦めることを強いられる。例えば、まだ無電化地区を多く抱えるアフリカの多くの途上国政府が進められる政策ではないだろう。

 このトレードオフの問題をどのように乗り越えるのか、世界の多くの国は悩んでいると言える。直ちに対策をしないと絶滅するとの主張だが、対策を進めた結果世界全体が貧しくなることも大きな問題だ。給与も、生活水準も下がることには多くの人は反対だろう。

 学校ストライキとして授業をボイコットしているが、ユネスコによると世界には学校に行けない子供が2億6300万人、行きたくても小学校に行けない子供だけでも6100万人いる。気候変動問題も大切だが、世界の生活水準と教育水準を引き上げることは、もっと重要ではないのだろうか。全てを達成する魔法はないことを良く考える必要がある。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16130

15. 中川隆[-10131] koaQ7Jey 2019年5月26日 12:38:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2218] 報告

ノルウェーで進む氷河融解、貴重な遺物出現も保存前に破損の恐れ
2019.05.26 Sun posted at 12:09 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35134008.html


ノルウェーでは「氷の秘密」と呼ばれるプログラムに参加する考古学者が、溶けた氷から現れた遺物を探している。写真は1400年前の矢を手にする研究チームのメンバー/Glacier Archaeology Program Oppland




写真特集:溶けた氷から遺物続々

ノルウェーでは「氷の秘密」と呼ばれるプログラムに参加する考古学者が、溶けた氷から現れた遺物を探している。写真は1400年前の矢を手にする研究チームのメンバー/Glacier Archaeology Program Oppland


2018年には、トナカイの狩りが行われていた場所から非常に珍しいタイプの矢じりが見つかった。1500年前のもので、一緒に木のシャフトも発見されている


この荷馬の頭蓋骨(ずがいこつ)は300年前のものだ


フィールドワークを終えた考古学者たちが遺物を包む様子


一部の遺跡はあまりに規模が大きいため、全ての遺物を収集するのに数週間かかる。その場合には遺跡の近くにベースキャンプを設置する


氷河の融解で先史時代や中世のスキーも現れた。このスキーは放射性炭素年代測定により700年ごろのものと判明している


トナカイは夏の間、虫を避けるために雪や氷の上に移動する。古代の猟師はこれを知っており、氷上でトナカイ狩りを行った。狩りの道具が大量に雪の中に残されているのはこれが理由だ


狩りでは「脅し棒」(長さ1メートルほどの棒で、先端に可動物を取り付ける)を並べて設置し、隠れた猟師のもとにトナカイをおびき寄せた






(CNN) ノルウェー・オップランでは猛暑に見舞われた2006年夏以降、融解した氷の中から3000点近い遺物が現れた。その中には鉄器時代の衣服や1500年前の矢、3400年前の靴もある。

この地では「氷の秘密」と呼ばれる氷河考古学プログラムを通じ、研究者が氷上での発見を記録している。

伝統的な考古学者のように地面を掘る必要はない。単に氷が溶けて現れた遺物を探すだけだ。

ノルウェーでは今世紀に入り、多くの氷河で温暖化による融解が増加した。こうした気候変動のおかげで、考古学者にとっては刺激的な発見につながっているものの、発見前に遺物が破壊されてしまう恐れも出ている。


氷の秘密

ノルウェー文化遺産研究所の考古学者、ビベケ・バンドルップ・マルテンス氏は「温暖化や雪の減少、雨量の増加により警戒すべき速度で氷河が融解しており、その過程で数百年、数千年と氷に覆われていた考古物を露出させている」と説明する。

遺物はいったん酸素や日光にさらされると、劣化が始まっていくという。

ヨーツンヘイム山地の遺跡で見つかったバイキング時代の矢。この遺跡では70本近い矢が発見された。最も古いものは6000年前にさかのぼる/Glacier Archaeology Program Oppland
ヨーツンヘイム山地の遺跡で見つかったバイキング時代の矢。この遺跡では70本近い矢が発見された。最も古いものは6000年前にさかのぼる/Glacier Archaeology Program Oppland

「氷の秘密」の共同責任者、ラース・ピロ氏はCNNに対し、「調査地域では急速な融解が起きている。時間を逆行する形で人間の歴史のかけらが溶けて現れている」と語った。


氷漬けのミイラ

ピロ氏が「究極の発見」として挙げるのが氷漬けのミイラだ。現在知られている欧州最古の自然ミイラは「アイスマン」ことエッツィ。5300年前のミイラで、1991年にアルプス山脈内のオーストリアとイタリアの国境で見つかった。一部の科学者の間では、気候変動の影響で露出したとの見方もある。

ピロ氏は冷凍ミイラ発見の可能性は低いと考えているが、現地の山岳センターには念のため、ミイラの発掘や運搬に役立つ道具が備えられている。

イタリアの考古学博物館に展示されているミイラ、「アイスマン」ことエッツィ/AFP/AFP/AFP/Getty Images
イタリアの考古学博物館に展示されているミイラ、「アイスマン」ことエッツィ/AFP/AFP/AFP/Getty Images

ただ、冷凍ミイラのような貴重な遺物がこの先いつまで氷の中に残っているか、予想は難しい。ベルゲン大学のアトレ・ネスジェ教授は、今世紀末にはノルウェーの氷河の約90%が融解している可能性もあるとの見方を示す。

マルテンス氏は「切迫した状況であることは確かだ」と強調。「考古学者が何もしなければ、地域全体のものである遺物や遺跡が永遠に失われてしまうかもしれない」と話した。


温暖化する北極圏

氷の融解により氷原に眠る遺物が脅かされる一方、北極圏では気候変動による別の問題も生じている。

デンマーク国立博物館の研究者、ヨルゲン・ホレセン氏は「北極圏はかつて寒冷な気候から考古遺物の素晴らしい保存場所になっていた」「だが、この数十年は世界平均の2倍の速度で温暖化している」と指摘する。

ホレセン氏らが執筆した2018年の研究論文では、北極圏に登録済みの遺跡およそ18万カ所が存在することが判明。石器時代から中世、さらに最近の時期に至るまでの集落や墓地、教会などが残っていることが分かった。

だが、論文は一方で、気候関連の事象で幅広い文化遺跡が破壊されているとも警鐘を鳴らしている。

論文を共同で執筆したマルテンス氏によると、北極圏で主な脅威になっているのは海岸侵食と地滑りだ。

温暖化による氷の融解のほかにも、北極圏では気候変動が多くの脅威を突き付けている/Joe Raedle/Getty Images Europe/Getty Images
温暖化による氷の融解のほかにも、北極圏では気候変動が多くの脅威を突き付けている/Joe Raedle/Getty Images Europe/Getty Images

アラスカ北部の沿岸地帯では既に、侵食により一部の遺跡が海に消えた。そこに海面上昇や暴風雨の増加も加わり、問題は一層深刻化すると予想されている。

ホレセン氏とマルテンス氏は論文で、影響を受けやすい場所を特定・監視する手法の開発が必要になると指摘し、考古学保護プログラムに充てる資金の増額も必須だと訴えた。

「考古遺跡には人間と環境のかけがえのない記録が残されている」とホレセン氏。「状況はまさに切迫している」と警鐘を鳴らす。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35134008.html

16. 中川隆[-10130] koaQ7Jey 2019年5月26日 14:16:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2219] 報告

猛烈な暑さは衰え知らず 北海道39度台突入! 5/26



猛烈な暑さはまだまだ、続いています。北海道佐呂間町は13時20分に気温が39度0分を観測。通年でも経験したことがない猛烈な暑さとなっています。
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北海道 史上初 39度台突入!

猛烈な暑さはまだまだ、続いています。北海道佐呂間町で13時20分に気温が39度0分を観測。通年でも経験がない猛烈な暑さとなっています。
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炎天下では激しい運動厳禁!

各地で5月としては記録的な暑さとなっています。暑さに身体がまだ馴染んでいない時期ですので、気分が悪くなる前に水分補給を行い、外で作業中の方は、日陰で休憩をとるなど、熱中症に十分注意していただきたいと思います。

17. 中川隆[-10111] koaQ7Jey 2019年5月27日 07:43:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2238] 報告

季節外れ、熱波に悲鳴 「倒れそう」「まるでサウナ」 05/27
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/309042/


北海道 最高気温の記録更新をした地点
https://www.hokkaido-np.co.jp/article_photo/list?article_id=309042&p=3759382&rct=n_hokkaido


佐呂間町で39・5度を観測したほぼ同時刻、町内の国道にはかげろうが立った=午後2時(大石祐希撮影)


高温が影響したとみられる火災で、炎が上がるコンテナ=午前11時55分、網走市(国乗敦子撮影)

 道内は26日、道東を中心に記録ずくめの暑さとなった。1872年(明治5年)に函館で始まった道内の気温観測の歴史の中で、1年を通して最も高い39・5度を記録したオホーツク管内佐呂間町では、住民らが「倒れそう」と悲鳴を上げた。高温が影響したとみられる火災の発生や熱中症による搬送、イベントの中止なども相次ぎ、各地は季節外れの酷暑被害に見舞われた。

■道内30人搬送 27日も警戒

 「熱中症になりかけた。むわっとした熱風を感じた」。北見工大1年の小林史憲(あやのり)さん(19)は26日、趣味の自転車のロードバイクで北見市内から約50キロ走って佐呂間町の「道の駅サロマ湖」を訪れ、びっしょりとかいた汗をぬぐった。町内は晴天でぐんぐん気温が上がり、午前9時ごろに35度を突破。午後2時7分に39・5度を観測した。

 熱波の影響で町内は人影もまばら。商店を営む土門夫祐子(ふゆこ)さん(66)は「誰も買い物に来ないし、野菜がしなびる」と屋外の店頭に青果物を並べるのを諦めた。夏の暑さで知られる埼玉県在住の娘からも心配の電話がきたといい「今年は雨も少ない。もう少し降ってくれれば楽になるのに」。

 佐呂間町に次ぐ気温38・8度だった帯広市。JR帯広駅前の温度計は40度まである目盛りいっぱいに上昇した。スマートフォンで撮影した十勝管内浦幌町の高校3年吉田蒼汰さん(17)は「まるでサウナ。5月は涼しいはずなのに」とこぼし、出張で訪れた川崎市の会社員山田真さん(36)は「東京よりはるかに暑い。全然避暑にならない」と苦笑した。

 各地の消防によると、熱中症とみられる搬送は全道で計30人に達した。最高気温37・7度のオホーツク管内遠軽町では体育祭に参加した女子中学生が軽症。渡島管内七飯町では部活でランニングを終えた男子中学生が頭痛を訴え搬送された。命に別条はないという。

 道警などによるとオホーツク管内では26日午前、高温が影響したとみられる火災が3件起きた。いずれもけが人はいなかった。

 このうち網走市の産業廃棄物処理会社の敷地では、鉄製コンテナ内部から出火し、内部約17平方メートルが焼けた。網走署は廃棄予定の食用油などが保管されたコンテナ内が暑さで高温になり、油が自然発火したとみて調べている。

 最高気温36・5度の根室管内中標津町では、町立中標津中の体育祭の午後の部を取りやめ、午前中で切り上げた。十勝管内足寄町の足寄ふるさと花まつりも終了を2時間繰り上げた。紋別市では外国人技能実習生と市民が交流する運動会を、市などの実行委が予定より1時間早く終了。水産加工会社で働くベトナム人実習生のグエン・ティ・ヴァン・アインさん(21)は「暑いベトナムよりさらに暑い。お茶が手放せません」と話していた。

 暑さは27日まで続くため、スポーツ大会の関係者は警戒を続ける。札幌市では開幕を27日に控えた春季全道高校野球大会の公式練習が26日、円山球場で行われた。道高野連の横山泰之専務理事(45)は「選手の体が暑さに慣れていないのが心配」と、監督・主将会議でこまめな水分補給や休憩の徹底を呼びかけた。(荒谷健一郎、古市優伍、国乗敦子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/309042/

18. 中川隆[-9891] koaQ7Jey 2019年6月01日 09:51:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2464] 報告

「100年に1度の豪雨」温暖化で最大1.4倍に 国交省が治水見直し
5/31(金) 20:53配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000098-mai-soci

4℃上昇すると「100年に1度」の降水量は……


 国土交通省の有識者検討会は31日、地球温暖化によって将来の豪雨時の降水量が全国平均で1.1倍になるとの試算を示し、これを国管理の河川の治水計画に反映すべきだとする提言骨子案をまとめた。これまで河川整備計画は、各地域で過去に起きた最大の豪雨を基に、河川の系統ごとに作られてきたが、気候変動の将来予測を取り入れる方法に転換する。

【豪雨災害時の動画】「家の中がまるで海に…」

 昨年7月の西日本豪雨など、近年、大規模水害が頻発していることなどを受け、検討会は気候変動の影響があっても安全が確保できるように議論を進めていた。今夏にもまとまる提言を基に、国交省は河川整備計画を見直していく。

 政府は現在、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」に基づき、産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑えることを目標に温室効果ガス排出削減に取り組む。既に世界の平均気温は約1度上昇しており、大規模水害が頻発している。

 このため検討会は、2度上昇したと想定して「100年に1度」の頻度で起きる豪雨の降水量を試算し、全国平均で現在の1.1倍になると予測。温暖化対策を全く取らない場合は4度上昇するとの想定でも試算し、降水量は1・3倍、地域別では1.1〜1.4倍になるなどとした。

 これを踏まえ骨子案は、2度上昇の降水量予測に基づいて河川流量を算出し、河川整備計画を変更するよう求めた。また、4度上昇の試算も考慮し、排水設備や堰(せき)などの施設設計をするよう提言している。

 河川整備計画を見直すと、堤防の設計やダム計画、排水設備などの変更が各地で必要になる。都道府県の管理する河川は今後対応を検討する。検討会委員の山田朋人・北海道大准教授(河川工学・水文=すいもん=学)は「気候変動を踏まえて治水計画を立てることは画期的。今後は将来予測を含めた治水計画が必要だ」と話した。【斎藤有香】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000098-mai-soci

19. 中川隆[-9761] koaQ7Jey 2019年6月08日 06:22:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2684] 報告

High Likelihood Human Civilization Coming to an End starting 2050 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=z-EX2BoKIJI



2050年人類滅亡!? 豪シンクタンクの衝撃的な未来予測
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/2050-2.php
2019年6月7日(金)17時50分 松岡由希子 ニューズウィーク


食料生産量は大幅に減り、10億人以上が他の地域への移住...... BenGoode-iStock


<オーストラリアのシンクタンクが、今後30年の気候変動にまつわるリスクを分析し、最悪の場合、人類文明が終焉に向かうかもしれないという衝撃的な方向書を発表した>

2050年には、世界人口の55%が、年20日程度、生命に危険が及ぶほどの熱波に襲われ、20億人以上が水不足に苦しめられる。食料生産量は大幅に減り、10億人以上が他の地域への移住を余儀なくされる。最悪の場合、人類文明が終焉に向かうかもしれない──。

気候変動が人間社会や自然環境にもたらす影響について、このような衝撃的な未来のシナリオが明らかとなった。

■「気候変動は人類文明の脅威である」

豪メルボルンの独立系シンクタンク「ブレイクスルー(Breakthrough-National Center for Climate Restoration)」は、今後30年の気候変動にまつわるセキュリティリスクをシナリオ分析し、2019年5月、報告書を発表した。

この報告書では「気候変動は短中期的にみて人類文明の脅威である」とし、「気候に関するセキュリティマネジメントにおいては、最悪のケースやファット・テール現象(正規分布の両端が実現する可能性が高いこと)を考慮した新たなアプローチが必要だ」と説いている。

2015年12月12日に採択された「パリ協定」では、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べて2度未満に抑えることを目標に掲げているが、報告書は、この目標値が未達に終わると予測する。

■永久凍土が消失し、アマゾン熱帯雨林は干ばつに

報告書のシナリオによると、人為的な温室効果ガスの排出量が2030年まで増え続け、2030年までに気温が1.6度上昇する。

温室効果ガスの排出量は2030年をピークに減少するものの、炭素循環フィードバックやアイス・アルベド・フィードバックなど、気候プロセス上の要因も加わり、2050年までに気温が3度上昇する。1.5度の気温上昇で西南極氷床が融解し、2度の気温上昇でグリーンランド氷床が融解する。

気温が2.5度上昇すると、永久凍土が広範囲にわたって消失し、アマゾン熱帯雨林は干ばつに見舞われて立ち枯れる。ジェット気流が不安定となることで、アジアや西アフリカの季節風にも影響が及び、北米は熱波や干ばつ、森林火災など、異常気象の被害を受ける。陸地面積の30%以上で乾燥化がすすみ、南アフリカ、地中海南岸、西アジア、中東、米国南西部、豪州内陸部で砂漠化が深刻となる。

■ゼロ・エミッションベースの産業システムを構築すべき

元オーストラリア国防軍最高司令官のクリス・バリー氏は、報告書の序文で「この世の終わりを避けられないわけではないが、直ちに思い切った行動をとらなければ望みは薄い。政府、企業、地域コミュニティがまとまって行動するべきだ」と訴えている。また、この報告書では、一連のリスクを軽減し、人類文明を維持するために、廃棄物をゼロにするゼロ・エミッションベースの産業システムを早急に構築するべきだと提唱している。


20. 中川隆[-9426] koaQ7Jey 2019年6月21日 04:10:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3057] 報告
北極で記録的高温、進む氷の融解 1日37億トンの消失も/AFP
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/727.html

グリーンランド北西部で、海氷の上にたまった水の中を、犬ぞりを引いて進む犬たち。デンマーク気象研究所のステファン・オールセン氏撮影(2019年6月13日撮影)


AFPBB NEWS
2019年6月20日 15:24 発信地:コペンハーゲン/デンマーク


【6月20日 AFP】北極圏のデンマーク領グリーンランド(Greenland)では既に観測史上最高気温が記録されているが、2019年は北極にとって再び「ひどい年」となる可能性があると、科学者らは指摘している。グリーンランドの巨大な氷床の融解が進行すると、いつの日か世界の沿岸地域が水没する恐れがあるという。


 デンマーク気象研究所(DMI)の気候学者、ルース・モットラム(Ruth Mottram)氏は「2012年に記録された北極の海氷面積の史上最小値(中略)とグリーンランドの氷床融解量の史上最大値の両方が、更新される可能性がある」と警告した。「今年は気象状態に非常に左右されている」


 DMIの科学者ステファン・オールセン(Steffen Olsen)氏は13日、グリーンランド北西部で通常より早く氷が解けて、犬が明るい青空の下、雪のない山々を背に水の上を歩いているように見える印象的な様子を撮影した。この写真はネットで拡散した。


 オールセン氏は係留型の海洋気象ブイと気象観測所の調査中で、写真は自身が乗るそりを引く犬たちがフィヨルドの海氷が解け、数センチ水がたまっている中を進む様子を捉えていた。


 モットラム氏は、AFPの取材に「この写真は印象的だ。(中略)なぜならこれは、北極がいかに変化しているかを実際に視覚化しているからだ」と語った。


 モットラム氏によると、オールセン氏の調査旅行に同行した地元の人は「海氷がこれほど早く解け始めるとは予想していなかった。通常は氷が非常に厚いのでこのルートを通るが、海氷の上にたまった水がだんだんと深くなり前に進めなくなったため、引き返さざるを得なかった」と話していたという。


 この写真が撮影された日の前日12日に、カーナーク(Qaanaaq)にある最も近い気象観測所が気温17.3度を記録した。これは2012年6月30日に観測された史上最高気温をわずか0.3度下回っていただけだった。


「冬に降雪が少なかった上、最近は暖気と晴天、日照(がある)。これらはすべて、氷がいつもより早く解けるための前提条件といえる」と、モットラム氏は説明した。


■狩猟やホッキョクグマにも影響


 大気が暖まるのに伴い、この現象が加速され、地域住民の生活様式だけでなく、生態系をも変えることが予想される。地元の人々は氷上での狩猟に依存しているが、今後、狩りをできる期間はさらに短くなる見込みだ。


 米地質調査所(USGS)によると、北極圏に生息するホッキョクグマの個体数は海氷域の縮小が原因で、過去10年で約40%減少したという。


 北極圏に生息し、一角獣の角のような長い牙を持つクジラ類のイッカクも、主な天敵のシャチから身を守る役割を果たしている氷の減少に直面している。


■1日で37億トンの氷を消失


 世界の海水面上昇に直接的な影響を及ぼすのは、海氷の融解以外に氷床と氷河の融解がある。


 DMIによると、海抜3000メートルに位置するグリーンランドの「サミット観測所(Summit Station)」では4月30日、同観測所の観測史上最高気温となる氷点下1.2度を記録した。さらにグリーンランドでは17日、37億トンの氷が1日で消失したという。


 ベルギー・リエージュ大学(University of Liege)の気候学者、ザビエル・フェットバイス(Xavier Fettweis)氏はツイッター(Twitter)で「6月上旬以降、370億トンの氷が融解した」と指摘した。「2019年6月に氷床減少量の記録が更新される可能性はますます高くなった」という。


 デンマークの気象学者らは、氷の融解時期が通常よりほぼ1か月早い5月初めに始まったと発表している。


 氷の融解が5月上旬よりも前に始まったのは、データの記録が開始された1980年以降で2016年の1回だけだ。


 グリーンランドの氷の融解は、年間約0.7ミリの海面上昇の原因となっている。融解が現在の水準で続くとこの値はさらに増加する可能性がある。


 また、グリーンランドの氷河の融解による海面上昇は、1972年以降で13.7ミリに達している。
 

21. 中川隆[-9242] koaQ7Jey 2019年6月29日 17:37:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3283] 報告
欧州熱波、仏史上最高45.9度 各国で死者、異常高温で山火事も
共同通信社 2019/06/29 13:37

 【パリ共同】欧州各地では今月下旬、アフリカからの熱波で異常な高温が続き、フランス南部ガラルグルモンテュで28日、同国本土の観測史上最高となる45.9度を記録した。報道によると、同国やスペイン、イタリアで死者が出た。スペインでは山火事も広がり、各国当局は警戒を強めた。

 世界気象機関(WMO)は29日、今年夏は北半球各地が熱波に襲われ、異常高温になる恐れもあるとの予測を発表した。WMOは今年の熱波が地球温暖化によるものかどうか断言するのは時期尚早だと説明する一方、温暖化進行により長期の異常高温が頻発するという気候シナリオに合致していると指摘した。

22. 中川隆[-9261] koaQ7Jey 2019年7月05日 17:01:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3420] 報告
インド、熱波の死者100人超す 温暖化進めば生存の限界に到達も
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/739.html


CNN.co.jp
2019.07.04 Thu posted at 13:28 JST

(CNN) インドでこの夏の猛烈な熱波のために死亡した人が100人を超えた。今後数年で猛暑は一層の過酷化が予想され、人道危機を招く可能性や、国土の相当部分が暑すぎて居住不可能になる可能性も指摘されている。

インドは例年、3月〜7月にかけて熱波に見舞われ、モンスーンの雨季が到来すると猛暑は和らぐ。しかしここ数年で猛暑は一層過酷化し、頻度も増して長期化する傾向が続いていた。

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、インドは気候変動による最悪の影響が予想される国のひとつ。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の専門家によれば、たとえ世界が二酸化炭素の排出削減に成功し、世界の平均気温上昇を抑えることができたとしても、インドの一部では気温の上昇によって人が生存できる限界に近付くことが予想される。

インド政府は各地の気温が平年を4.5度以上上回る日が2日以上続くと熱波を宣言する。平均気温を6.4度以上上回る日が2日以上続けば「猛烈な」熱波になる。

熱波の基準は地域によって異なり、首都ニューデリーでは45度以上の日が2日続くと熱波宣言が出る。

昨年、熱波宣言が出された回数はインド全土で484回を数え、2010年の21回に比べて激増した。この期間の死者は5000人を超えた。

猛暑は今年も続き、ニューデリーでは6月として過去最高の48度を観測。首都西部のラジャスタン州チュルでは50.6度の記録的な最高気温を観測した。

貧困層の多いビハール州では猛暑のために100人以上が死亡、学校や大学などが5日間にわたって休校になった。気温の高い日中は屋内にとどまるようにという警報は、生計のために屋外で働かなければならない何百万人もの住民にとって、非現実的な指示だった。

こうした事態は一層悪化する見通しだ。インド熱帯気象研究所の専門家は、「今後の熱波はインド全体をのみ込むだろう」と予測する。

MITの研究チームは、南アジアの生存可能性に対する熱波の影響を調べる目的で、IPCCが描いたシナリオに基づき、世界の平均気温が2100年までに4.5度上昇した場合と、2.25度上昇した場合の影響を予測した。いずれも、気温上昇を2度以下に抑えるというパリ協定の目標を超えている。

その結果、気温の上昇が2.25度にとどまった場合、南アジアで2100年までに生存可能性の限界を超える場所はないという見通しが示された。

一方、世界で現状のままの二酸化炭素排出が続き、世界の気温が4.5度上昇した場合、インド北東部チョタナグプル高原の複数地域とバングラデシュでは、生存可能性の限界を超えるとの結論に達した。

さらに、ガンジス川の流域やインド北東部と東部の沿岸、スリランカ北部、パキスタンのインダス川流域では、生存可能性の限界に近付くと予想している。

生存可能性の判断は、湿度と屋外の気温を組み合わせた「湿球温度」に基づく。

インドで生存が難しくなると予想される地域は、人口密度が高く漁業や農業に依存する経済的に貧しい地域と重なる。そうした地域に含まれるインド北東部のパトナやラクナウの人口は、合計で400万人を超える。

MITの研究に参加した香港科学技術大学のエウン・スーン准教授は、「我々が現在のままのペースで地球温暖化ガスを排出し続ければ、世界でも有数の人口密集地が、致命的な熱波の高リスクを避けられなくなる」と警鐘を鳴らしている。

23. 中川隆[-9184] koaQ7Jey 2019年7月08日 12:33:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3496] 報告
18年西日本豪雨 温暖化で雨量6.5%増か 気象研が算出
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/744.html


気温上昇による降水量の変化

https://mainichi.jp/articles/20190705/ddm/012/040/067000c
毎日新聞2019年7月5日 東京朝刊

 洪水や土砂災害などで死者200人を超える被害を生んだ2018年の西日本豪雨は、この約40年間の地球温暖化の影響で総雨量が、気温上昇がなかった場合に比べ6・5%増えたかもしれないとのシミュレーション結果を気象庁気象研究所のチームがまとめた。

 気象研の川瀬宏明主任研究官は、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスが増えたため豪雨被害が大きくなった可能性を指摘し「過去に降ったことがないような豪雨に、これからも見舞われる恐れがある」としている。
(以下略)
 

24. 中川隆[-9183] koaQ7Jey 2019年7月08日 12:34:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3497] 報告

アラスカを覆う異常気象、アンカレジで31度を記録
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/743.html

CNN.co.jp
7/5(金) 17:20配信

(CNN) 米大陸北部のアラスカ州アンカレジで独立記念日の4日、観測史上最高となる華氏89度(セ氏31.6度)を記録した。

国立測候所によると、89度の気温はアンカレジの空港で観測された。1969年6月14日の記録を上回る同州史上最高の暑さだった。

この日はアラスカ州南部で記録的な暑さになると予想されており、平年を上回る暑さは来週いっぱい続く見通し。

国立測候所アンカレジ支部によると、先月の平均気温は6月としては観測史上最高の華氏60.5度(セ氏15.8度)を記録、平年を5.3度上回った。同地で観測を始めたのは65年前の1954年。平均気温は6月までの16カ月連続で平年を上回り、6月の30日間は全日、平年を超えた。

アラスカ上空は高気圧に覆われて南からの温かい空気が流れ込み、海上から大陸へと流れる寒気を押しとどめている。5日以降は、少なくとも沿岸部ではやや気温が下がる見通し。

同州は6月、記録的な乾燥にも見舞われ、雨量は平年のわずか6%にとどまった。

このため州内各地で山火事が相次ぎ、州消防当局は一部の地域で花火の販売や使用を禁止している。

雷が原因で6月5日にスワンレイクで発生した火災では、大量の煙や雲が発生し、今週に入ってアンカレジなどにも影響が及んだ。火は今もくすぶり続けており、週末にかけても影響が続く見通し。

異常気象は乾燥や猛暑にとどまらない。アラスカ気候評価政策センターによると、例年であれば5月下旬までアラスカ全土を覆う氷は、今年は3月に消失した。

国際北極研究センターによると、ベーリング海では南風で氷が急速に解けて気温が上昇。この地域で海上の気温がこれほど高くなったことはなく、アラスカ北部や西部では、気温が上昇して6月の記録に近付いている。

25. 中川隆[-9014] koaQ7Jey 2019年7月17日 18:10:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3683] 報告
「レッド・アラート」 世界最北端の定住地で気温21度を記録 カナダ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%80%8c%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%89%e3%83%bb%e3%82%a2%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%8d-%e4%b8%96%e7%95%8c%e6%9c%80%e5%8c%97%e7%ab%af%e3%81%ae%e5%ae%9a%e4%bd%8f%e5%9c%b0%e3%81%a7%e6%b0%97%e6%b8%a921%e5%ba%a6%e3%82%92%e8%a8%98%e9%8c%b2-%e3%82%ab%e3%83%8a%e3%83%80/ar-AAErdBf#page=2
AFPBB News
2019/07/17 13:46

【AFP=時事】北極点から970キロ足らずの世界最北端の定住地カナダ・アラート(Alert)で14日、気温が21度を記録した。カナダの気象当局が16日、明らかにした。

 カナダ環境・気候変動省の気象学者アルメル・カステラン(Armel Castellan)氏は、「統計値として極めて驚異的だが、地球温暖化によって打ち立てられてきた何百もの記録のほんの一例にすぎない」と述べた。

 アラートでは、14日に21度、15日に20度を記録。カステラン氏は、「間違いなく最高記録だ。こんなのは過去に見たことがない」と述べ、これほど北に位置する地でこのような高温が記録されたのは「全く驚くべきこと」だと語った。

 カステラン氏によると、アラートでは1週間半前から例年よりはるかに高い気温が続いていた。

 前回20度が記録されたのは1956年7月8日だが、北極海(Arctic Ocean)沿岸では2012年以降、気温が19〜20度まで上がる日が数日間あった。

 アラートの7月の日平均気温は約3度、日最高気温の平均は約6度。

 現在の熱波はグリーンランド(Greenland)上空の高気圧によるもので、この高気圧は「並外れて強く」、北極海に南向きの風を送り込んでいるという。

 カステラン氏は、「気候変動はまさしく、(気温の記録更新に)間接的・直接的な影響を及ぼしてきた」と述べ、二酸化炭素排出量の大幅な削減が必要だと強調した。

【翻訳編集】AFPBB News  

26. 中川隆[-8827] koaQ7Jey 2019年7月26日 09:58:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3889] 報告

記録的猛暑続く欧州、エアコン普及率5%未満 鉄道や原発もストップ
2019.07.26 Fri posted at 09:45 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35140450.html

欧州で記録破りの猛暑が連日続いている/HENNING BAGGER/AFP/Getty Images



(CNN) 欧州全土が猛烈な熱波に覆われている。これまでに少なくとも12カ国で観測史上最高の猛暑を記録、列車が止まり、原子力発電所も運転を停止するなどの影響が広がっている。

欧州の7月の気温は、6月に続き、1880年に観測を始めて以来、最高を記録する見通しだ。

気象庁によると、オランダ、ドイツ、ベルギーの3カ国では、25日の気温が観測史上最高に達した。最高気温はドイツが42.6度、オランダは40.7度、ベルギーは40.6度だった。英国も24〜25日にかけて猛暑が続く。

6月はフランス、チェコ、スイスなど8カ国の気温が過去最高を記録し、フランスでは45.9度を観測していた。

今回の熱波でも、パリの気温は42度に達すると予想されている。

専門家によれば、地球温暖化ガスによる気温の上昇に伴い、今回のような熱波は欧州の新たな常態になりつつある。英セントアンドルーズ大学のマイケル・バーン教授は、「気候変動の影響で、間違いなく熱波の頻度は増え、厳しさが増すだろう」と予想する。

フランスの気象庁も、二酸化炭素の排出を大幅に削減しなければ、これまで以上に頻繁に熱波に見舞われ、厳しさも増すと警告している。


パリでは気温が42度に達すると予想されている/PHILIPPE LOPEZ/AFP/Getty Images


欧州の都市の多くは、これほどの猛暑を想定した設計になっていない。2017年の報告によると、欧州でエアコンの設備がある世帯は5%に満たない。影響は公共交通機関にも及んでいる。

欧州の多くの国では、列車が脱線する恐れがあるとして運行が停止された。24日にはベルギーからロンドンへ向かっていた長距離列車のユーロスターで故障が起き、乗客は40度の猛暑の中で、空調もないまま缶詰めになった。

英国の鉄道インフラを運行しているネットワーク・レールによると、ロンドン周辺の線路の温度は50度を突破すると予想されていた。これは平年のほぼ2倍に当たる。

フランス南部では気温が40度を超えたことから原発が運転を停止した。業界団体は、川の水の温度が上昇して海洋生物に危険が及ぶ恐れがあったと説明、環境に配慮した措置だったとしている。

極端な猛暑は欧州だけにとどまらない。インドは極度の干ばつと人的被害を伴う洪水を繰り返し、先週は米国で1億5700万人が猛烈な熱波に見舞われた。北極圏でも前例のない規模で山火事が頻発している。

27. 中川隆[-8849] koaQ7Jey 2019年7月28日 11:52:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3870] 報告

2019年07月28日
欧州熱波から始まる地球高熱化 今世紀中に赤道地域は生存不可能に


高温化と渇水で今世紀末に人が住めなくなる地域

引用:http://img.huffingtonpost.com/asset/scalefit_630_noupscale/56c204981900002a00377b0b.jpeg

欧州熱波は始まりに過ぎない

2019年6月、フランスではパリから100キロほどのガラルグルモンテュで史上最高の45.9度を記録しました。

ドイツとポーランド、チェコでも38度台など史上最高気温となり、しかも連日暑さが続きました。

欧州でもアフリカ側の南部は温暖な気候で知られるが、イギリスに近い北側は北海道のような気候でした。


欧州北部の多くの国は最近までエアコンが無かったほどで、パリやベルリンやロンドンでも冷房がないことが多い。

それが急に真夏の甲子園球場のマウンドみたいになってしまい、後付けエアコンを購入して設置する人が増えている。

日本でもこの数年は猛暑があたりまえになり、特に関西や九州では7月から9月まで連日30度以上が続く。


どちらかと言えば日本は猛暑より台風と豪雨による被害が大きいが、これは日本が海に囲まれているためです。

暑い場所で海から蒸発した水分が日本列島に当たって豪雨になるが、悪い事ばかりではない。

世界の多くの国が今後水不足になると予想されているが、豪雨と台風は貴重な「水資源」でもある。


水不足と豪雨のどちらが良いかは微妙な問題ですが、もし台風と豪雨が1年間発生しなかったら、日本中のダムが干上がると言われています。

今後アジアやアフリカなど赤道周辺の国は猛暑と干ばつによって、地上の水が蒸発し降雨量が減ると予想されています。

湖やダムに蓄えられた水はすぐ蒸発するか消費されるのに、降雨量は減るので淡水を得られなくなります。

赤道付近は人が住めなくなる

例えばアフリカの北半分からインド、タイにかけての地域は、今世紀中に夏の気温が60度になり、雨はまったく降らなくなると予想されています。

中国の内陸部も同様に超高温と水不足が起きて、人が住めなくなります。

南極と北極の氷が解けて地表が露出するので、今世紀後半に温度上昇がさらに加速します。


するとメキシコ、北アフリカ、インド、タイなど赤道周辺は砂漠のようになり、北極や南極がアマゾンのようになります。

その頃日本は1年じゅう豪雨と台風の襲来に遭い、水には困らないが熱波と災害に悩まされるでしょう。

また高温と豪雨が繰り返されることで、豪雨や台風がこないと逆に水不足になりやすくなる。


現在人口の多くを占めているアジアとアフリカで人が住めなくなるので、地球規模の人口移動と人口減少が起きるでしょう。

すでに全世界の半数以上が人口を維持できる出生率2.0を割り込んでいるので、世紀末には大幅に人口が減少するでしょう。

人類は今まで2000年以上、木を伐採し温暖化と引き換えに発展したが、そのツケをこれから払う。
http://www.thutmosev.com/archives/80514511.html

28. 中川隆[-8909] koaQ7Jey 2019年7月31日 20:52:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3815] 報告
2019年07月31日
「今世紀中に数十億人が住む地域で暑さが人体の限界を超える」と気象学者が警告
https://gigazine.net/news/20190731-human-thermal-limits/


地球温暖化対策の必要性が叫ばれるようになって久しい中、気象学者が「今世紀中に何十億人もの人々が暮らす地域で気温が人体の限界を超える」との警告を発しています。

Heatwave: think it's hot in Europe? The human body is already close to thermal limits elsewhere
https://theconversation.com/heatwave-think-its-hot-in-europe-the-human-body-is-already-close-to-thermal-limits-elsewhere-121003

「2019年6月は観測史上最も暑い6月」だったことが人工衛星を用いた地球観測計画「Copernicus Programme」により明らかになりました。さらに、フランスのパリでは2019年7月25に気温が42.6度に達し、実に72年ぶりに観測記録を更新するなど、ヨーロッパを中心に気温の上昇が取り沙汰されるようになってきています。

2019年6月は「観測史上最も暑い6月」だったことが判明 - GIGAZINE



そこで、イギリスのラフバラー大学で気象学の講師を務めるトム・マシューズ氏は、気象学の見地から人体が耐えられる暑さを探ってみたそうです。

人間の体温の平均は36度前後で、気温がこれを下回っている間は常に体表から熱が放散されますが、気温が35度に到達すると体から熱がほとんど逃げなくなります。そうなると、人体の冷却システムは発汗作用に頼ることになりますが、マシューズ氏によると発汗による冷却能力の限界が「湿球温度」35度だとのこと。


by geralt

湿球温度とは、温度計を湿らせた布で包むなどして計測した温度のことで、いわゆる普通の気温を表す乾球温度と比較して湿度を割り出す時などに用いられる温度基準です。マシューズ氏が湿球温度を採用したのは、人体は発汗により体温を調節しているため、気温だけでなく湿度の影響も受けることが理由です。

なお、日本の平均的な湿度はおおむね60%ですが、気温43度ほどで湿球温度が35度に達するので、この43度前後がマシューズ氏が提唱する「日本における人体の限界の気温」ということになります。

2019年現在では湿球温度35度に到達した地域はほとんどありませんが、中国の一部や南アジア、中東地方のペルシア湾付近といった地域ではこの温度への到達が目前に迫っており、マシューズ氏の見立てでは「今世紀中に何十億人もの人々が暮らす地域で湿球温度が35度に達する」とのこと。


by Fabio Partenheimer

エアコンに頼るのも手ですが、エアコンには膨大な電力を消費するという問題があります。ある試算では、「エアコンによるエネルギー需要は2050年までに3倍になる」とされており、世界中の火力発電所が盛んにエネルギーを生み出すようになれば地球温暖化がさらに加速するのは想像に難くありません。

そうなった場合のシナリオをマシューズ氏が同僚とシミュレーションしてみたところ、平均気温が地球温暖化が始まる前から4度以上高くなると、2017年にドミニカやプエルトリコに襲来し未曽有の被害をもたらしたハリケーン・マリア級のハリケーンが毎年発生することが分かったとのこと。

マシューズ氏は「暑さから身を守ることは今後、きれいな水を確保することと同じくらい大切な最優先課題になります」と話し、地球温暖化を回避すべく世界的な取り組みが必要になると警鐘を鳴らしています。
https://gigazine.net/news/20190731-human-thermal-limits/

29. 中川隆[-8862] koaQ7Jey 2019年8月09日 13:58:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3870] 報告


大惨事まであと2℃ 国連 地球温暖化による大規模食糧難を警告 2019年08月08日
https://jp.sputniknews.com/science/201908086567114/


地球の人口は増加し、同時に人間による地球資源の消費量も増加する一方である。資源埋蔵量は無限ではなく、壊滅的な速度で枯渇しつつある。人間の利用に適した地球の表面も無限ではない。国連の専門家は、地球の気候変動の加速に伴い、ますます多くの人間が食糧不足に悩まされるだろうと警告している。


国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、8月8日に、上記問題、また気候変動が土地利用にもたらす影響に関する報告書を発表した。

報告書の作成には2年以上費やされ、世界52か国から103名の専門家が参加した。研究者グループの最大の関心は、気候変動と土地・森林の相互の悪影響であり、土地と森林の作用により気候変動が起こることである。

専門家の評価によると、地球の平均気温が2℃以上上昇すれば、肥沃な土地は砂漠へと変わり、永久凍土地域に構築されたインフラが破壊され、干ばつや極端な気象現象が食糧の栽培と生産を脅かすとされている。

大惨事まであと2℃

2℃という数字はパリ協定(気候変動枠組条約)で規定された最大値である。パリ協定の一員であるロシアは、温室効果ガス削減、石炭・石油・天然ガス使用量の削減、環境に優しいエネルギー源への迅速な移行という義務を負っている。


CC0 / Pixabay

異常な暑さで茹で上がったムール貝 研究者らが温暖化の影響を報告
土壌と森林は、気候変動対策における人間の理想的なパートナーである。土壌と森林は二酸化炭素を吸収する機能を持ち、大気へのCO2排出増加を阻止している。しかし、国連砂漠化対処条約(UNCCD)の主任専門員であるバロン・ジョセフ・オー博士が指摘するように、不適切な資源管理が状況を完全に逆転させ、結果として、当該地域は地球温暖化を招く主要因となりつつある。

研究者の予測では、穀物の収穫量が減少し、当然の如く穀物価格の高騰が起こるとされている。穀物価格は2050年までに29%上がる可能性がある。

アメリカ一国だけでも、温室効果ガスが現在のペースで大気に放出され続ければ、今後60年間で、穀物と豆類の生産量は80%減少すると言われている。

さらに、大気中のCO2含有量が高まると、食糧の栄養価を下げ、食糧の質に悪影響を及ぼす可能性がある。現在既に、地球上の8億2千100万人が飢餓に苦しんでおり、15億人が鉄や亜鉛などの人間に必要な微量元素(ミネラル)を摂取できないでいる。

まだすべてを失ったわけではない

IPCC報告書の意義は、危険を警告するだけでなく、人類に行動を呼びかけ、まだチャンスはあると念押しすることにある。対処法は地域により異なるが、基本的なステップはどこも同じだ。食糧栽培・生産チェーンを最適化し、20億ヘクタールを超える劣化した土壌の再生である。


CC0 / Pixabay

アラスカ 氷が解け始めた水路に転落、5人死亡 記録的暖春が原因
WFF(世界自然保護基金)のジュアン・カムパリ氏は、「森林破壊と、新たな土地の農業利用を止める必要がある」と語る。

地球のすべての地域に効果的なもう一つのステップとしては、広大な土地での単一作物の栽培を止めることである。多様な植物栽培に戻る必要がある。これにより土壌の二酸化炭素吸収力が上がり、土壌侵食を防止することができる。そもそも、単に収穫量が増え、人々の生活レベルが向上する。

さらに専門家は、このような変革は政治家の努力なしには不可能だと指摘する。現時点で既に具体的な行動が必要だ。金融セクターや医療を含む、社会活動のあらゆる分野が変わっていかなければならないのだから。

地球温暖化は作り話ではない?

地球の気候を研究している多くの研究者たちは、現在、地球は温暖化しており、気温上昇が1.5℃程度に収まらなければ、根本的に地球環境が変わってしまうと危惧している。このことは、何十もの気象衛星や何千もの気象観測所、たくさんの海上のブイ、そして何百という地球の気候に関するコンピューターモデルの測定結果によって裏付けられている。

同時に、気候懐疑主義者らは、人為的な気候変動に関する科学コンセンサスを否定あるいは疑問詞している。このように、地球温暖化は今日の時点で、最も論争を呼ぶテーマなのである。

最も有名な反論者はアメリカのドナルド・トランプ大統領だろう。トランプ大統領が主導し、アメリカは2017年に気候変動パリ協定の離脱を表明した。気候変動パリ協定は、2015年に約200か国の参加のもと採択されている。
https://jp.sputniknews.com/science/201908086567114/

30. 中川隆[-10045] koaQ7Jey 2019年9月15日 15:39:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2744] 報告

空気中の二酸化炭素濃度 過去80万年で最高に
テック&サイエンス 2019年08月16日
https://jp.sputniknews.com/science/201908166588142/


2018年、地球の大気中の二酸化炭素濃度は過去80万年で最高に達した。水曜日にCNNテレビがアメリカ気象学会報告書「気候状況2018」を基に伝えたもので、同報告書は57カ国475名の研究者の観察結果に基づいて作成されている。


報告書によると、昨年、大気中の二酸化炭素濃度は407.4ppmに達し、80万年前まで遡る氷サンプルを分析し、現代の測定方法で記録された最高濃度とのことである。

報告書ではまた、昨年が4番目の暖かい年であったこと、「21世紀になりほぼ毎年、1981年から2010年までの平均に比べ暖かくなっている」ことが指摘されている。2018年の二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素などの温室効果ガス排出量は増え続け、新記録を達成したという。



© Fotolia / Сasfotoarda

ロシアでミツバチの大量死が観察され、学者らが警鐘を鳴らす
温室効果ガスにより地球温暖化は1990年に比べ43%速く進んでいる。

報告書で示された研究データにより、世界の海洋水位は記録的なスピードで7年連続上昇しており、この26年間で前例のない数値を記録したことが証明された。つまり衛星観測を始めた1993年から平均して81ミリメートル上昇しているのである。

元アメリカ気象学会会長のマーシャル・シェパード(Marshall Shepherd)ジョージア州立大学教授はCNNテレビのインタビューに答え、「今回の報告書は、科学データに基づいた一連の専門的所見であり、気候の危機的状況に警鐘を鳴らすものである」と語った。

単に「天気が悪い」だけではなく

同教授によると、気候危機はすでに農業、給水、医療、さらには国家安全保障など、社会生活の様々な分野に深刻な悪影響を与えているという。

以前スプートニク通信では、米国心理学者の結論として、気温上昇とともに社会ではイライラや憎しみが増すことを伝えた。
https://jp.sputniknews.com/science/201908166588142/


▲△▽▼


地球最古であり大量の絶滅の痕跡を発見
テック&サイエンス 2019年09月15日
https://jp.sputniknews.com/science/201909156675241/

スタンフォード大学、ワイツマン科学研究所、南京大学の学者らが、他の大規模な国外の大学と共同で、20億年以上前、地球上で単細胞生物の絶滅が起こったことを発見した。専門家によると、これは恐竜の絶滅を凌ぐ規模の、最古の絶滅だという。


新たな研究結果は、古代化石岩の分析に基づいている。

単細胞はいかにして絶滅したか

恐竜絶滅以来、最大の環境カタストロフィー 「昆虫の黙示録」はもう始まっている
24億年前、地球の空気中の酸素は非常に少なかった。酸素は鉱物や水中に含まれるだけだった。しかしその後、光合成により酸素生成のために太陽光を使う藍色最近が現れた。これがいわゆる酸素革命である。単細胞の全盛期であり、現在の地球大気の形成期だ。

学者らは、単細胞の大量絶滅はちょうど酸素革命後、つまり20億5千万年前に起こったと結論づけた。

この時期に酸素量は急激に減少していることが分かった。これは、細菌が酸素を生成しなくなったことを意味する。酸素生成量は少なくて5分の1、最大で200分の1に減少した。

このような崩壊は、藍色細菌の分布と発展に重要なファクターであるリンなどの重要な栄養物質が不足したために起こったのではないかと論文著者らは考えている。

歴史上の大量絶滅

学者らは、地球史上、大きな絶滅が5回起こり、またそれより規模は小さい絶滅が20回ほどあったと考えている。その結果、種の数が2割から5割少なくなった。直近の最も大きな絶滅は6500万年前に起こり、恐竜が姿を消した。

学者らは、そのような壊滅的な出来事は将来も起こり得るだろうと予測している。調査研究によると、2100年に大きな絶滅が始まる可能性があるという。その絶滅は、二酸化炭素の大気放出量が減らないという想定で、大気中の二酸化炭素量がクリティカルポイントを超えた時に始まるとされている。
https://jp.sputniknews.com/science/201909156675241/

31. 中川隆[-15215] koaQ7Jey 2021年11月18日 08:25:31 : xRCVEEwwI2 : QUFpTXNZakZyRWs=[6] 報告
雑記帳
2021年11月18日
最終氷期極大期以降の気温変化
https://sicambre.at.webry.info/202111/article_18.html
 最終氷期極大期(Last Glacial Maximum、略してLGM)以降の気温変化に関する研究(Osman et al., 2021)が公表されました。過去24000年にわたる気候の変化から、外部強制力に対する地球システムの応答について重要な知見が得られます。気候モデルシミュレーションと代理指標データによってそれぞれ、この重要な期間に関する研究が可能になっていますが、両者の間では時として異なる結論が得られており、最近まで時間的に変化する全球的な再構築結果を得ることは困難でした。気候モデルは多くの場合制約条件が少なすぎ、古気候の代理指標から直接推定するには解釈の難しさが伴っているからです。

 この研究は、古気候のデータ同化を用いて両方の種類の情報を活用し、最終氷期極大期から現在までの表面温度の変化について、代理指標による制約を課した初めての全領域再解析の結果を、200年の分解能で得ました。その分析の結果、過去24000年にわたる温度の変動が、氷床と温室効果ガスによる放射強制および海洋の鉛直循環と季節的日射量の変化の重ね合わせという、二つの主要な気候メカニズムに関連づけられる、と示されました。

 この結果は、これまでの代理指標に基づく再構築結果とは対照的に、9000年前頃となる前期完新世以降、全球平均温度がわずかではあるものの着実に約0.5度上昇したことを示しています。最近の温度変化と比較すると、今回の再解析結果は、産業革命が始まってからの温暖化の速度と規模がともに、過去24000年の変化に比べて異常であることを示しています。200年間隔での気候変動の解明により、現生人類(Homo sapiens)集団の移動の一因も推測できそうで、各地域の現代人集団の形成過程という観点でも注目されます。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


気候科学:全球規模で解像された最終氷期極大期以降の表面温度

気候科学:最終氷期極大期以降の全球表面温度の再構築

 約2万年前の最終氷期極大期以降の気候の変遷は、かねて研究されている。しかし最近まで、時間的に変化する全球的な再構築結果を得ることは困難であった。気候モデルは制約条件が少な過ぎることが多く、古気候の代理指標から直接推定するには解釈の難しさが伴っている。今回M Osmanたちは、海面温度に関連する数百の気候代理指標を集め、それらをデータ同化と呼ばれる過程を通して気候モデルに組み込んでいる。そのため、この気候モデルは広範に及ぶデータによって制約されており、全領域の気候を過去2万4000年にわたり200年間隔でシミュレートできる。この方法によって、最終氷期極大期の終わりから中期完新世までは温暖化が持続しており、その後はほぼ安定した気温が続いていたが、産業革命が始まって急激に温暖化したことが描き出された。


参考文献:
Osman MB. et al.(2021): Globally resolved surface temperatures since the Last Glacial Maximum. Nature, 599, 7884, 239–244.
https://doi.org/10.1038/s41586-021-03984-4

https://sicambre.at.webry.info/202111/article_18.html

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