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[近代史4] 中川隆投稿集 _ 競馬を見に行こう _ 伝説の名馬 中川隆
4. 2020年11月29日 08:05:28 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[1]
020年11月29日
第40回ジャパンカップ予想
https://sicambre.at.webry.info/202011/article_37.html

 今日、東京ではジャパンカップが行なわれ、節目となる第40回となります。今年(2020年)のジャパンカップは、2年前の三冠牝馬アーモンドアイと、今年三冠を達成してまだ無敗のデアリングタクトとコントレイルが出走してきたことで、たいへん盛り上がっているように思います。3歳の無敗の三冠馬2頭と2年前の三冠牝馬1頭の初対決という点では、今年のジャパンカップは日本国内のレースとしては史上最も価値が高いとも言えそうですが、以前よりも日本社会における競馬への関心が低下しているようなので、日本社会全体の盛り上がりという点では、今年のジャパンカップは過去の一部のレースと比較して見劣りするように思います。

 私は40年近く競馬を見てきましたが、レース前の日本社会の盛り上がりという点では、1992年の天皇賞(春)が最高だったように思います(関連記事)。個人的にレース前への期待がその次に大きかったのは1984年のジャパンカップで、前年の三冠馬ミスターシービーとその年の三冠馬シンボリルドルフが出走してきて、その前年のジャパンカップでキョウエイプロミスが2着だったこともあり、初めて日本馬がジャパンカップを勝てるのではないか、という点でも盛り上がったように思います。じっさい、初めて日本馬が勝ちましたが、三冠馬2頭ではなく、人気が落ちていたカツラギエースでした。ただ、当時はまだ武豊騎手とオグリキャップのデビュー前で、競馬の一般的な人気も社会的認知度も1980年代後半よりずっと低かったように思われるので、社会的な盛り上がりという点では1992年の天皇賞(春)よりも劣っていたでしょう。三冠馬の初対決という点で、今年のジャパンカップは1984年のジャパンカップと似たところもあると思います。

 日本中央競馬会(JRA)の売り上げが最高だったのは1997年で、近年はその頃より1兆円以上売り上げが少ないわけですが、その前年に今年のジャパンカップのような豪華な対戦が実現していれば、当時はまだ今よりも日本社会における競馬人気は高かったと思われるので、たいへん盛り上がったことでしょう。たとえば、5歳(当時の表記では6歳)の三冠馬ナリタブライアンが復活して宝塚記念を勝ち天皇賞春秋連覇を達成し、エアグルーヴとダンスインザダークが無敗で三冠を達成して、いずれもジャパンカップに出走してくるという今年と似たような状況です。その意味で、競馬人気が全盛期よりも下がった状況で、今年のジャパンカップのような豪華な対戦が実現したことは、やや残念ではあります。前置きが長くなりましたが、以下、今年のジャパンカップの予想です。

 人気はアーモンドアイとコントレイルとデアリングタクトに集中しそうで、この3頭で上位を独占しても不思議ではありませんが、もちろん不安要素もあります。アーモンドアイは、今年になって衰えてきた感もあります。さらに不安なのは、アーモンドアイは基本的に中5週以上の間隔で出走してきたのに、今回は中3週となることで、前走の天皇賞(秋)も余力を残しての勝利とまでは言えず、疲労が残っているのではないか、と懸念されます。アーモンドアイは、中2週と初めて短い間隔で出走した今年の安田記念では、もちろん勝ったグランアレグリアは強いとしても、とても全能力を発揮できたとは言えないので、今回も凡走する危険性は低くないように思います。

 コントレイルは今回が古馬との初対決となり、力関係には未知数のところもあります。ただ、古馬一線級にも力負けしない可能性は低くありません。デアリングタクトは、正直なところ、三冠牝馬で3歳時にジャパンカップを勝ったジェンティルドンナやアーモンドアイと比較して、大物感に欠けるところがあるように思いますが、斤量では有利ですし、2着までならあるかな、と考えています。鞍上は、3頭の三冠馬ではアーモンドアイが抜けており、コントレイルとデアリングタクトはかなり見劣りします。ただ、それを考慮に入れても、アーモンドアイが抜けているとはとても言えず、疲労の蓄積から惨敗する可能性もあるとは思います。

 3頭の三冠馬以外では、サートゥルナーリアの出走回避は残念でしたが、昨年、京都大賞典を叩いて香港ヴァーズで圧勝したグローリーヴェイズが、今年も京都大賞典を叩いてから2戦目ということで、上位を狙えそうです。ワールドプレミアは久々ですが、勝つのは難しいとしても、2着までならありそうです。昨年2着のカレンブーケドールは、昨年よりも相手関係はずっと厳しくなりますが、3頭の三冠馬のうち3歳2頭には未知数のところがあり、アーモンドアイには上述の不安点がありますから、2着までならありそうです。印は以下の通りです。

◎アーモンドアイ、○コントレイル、▲デアリングダクト、△グローリーヴェイズ、△ワールドプレミア、△カレンブーケドール
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/133.html#c4

[近代史4] 中川隆投稿集 _ 競馬を見に行こう _ 伝説の名馬 中川隆
5. 中川隆[-9539] koaQ7Jey 2020年11月29日 08:10:50 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[2]

メジロマックイーンとトウカイテイオー 世紀の対決

世紀の対決と当時呼ばれた1992年の第105回天皇賞(春)

第105回天皇賞(春)

 第105回天皇賞(春)は、メジロマックイーンとトウカイテイオーの初対決ということで異様な盛り上がりを見せていた。6歳のメジロマックイーンは前年の天皇賞(春)の覇者で、4歳時には菊花賞も制していた他、阪神大賞典も連覇しており、3000m以上で負けたのは4歳時の嵐山ステークスだけで、それも明らかな騎乗ミスが原因だったから、長距離戦では抜群の強さを認められていたのである。一方5歳のトウカイテイオーは、前年に皐月賞と日本ダービーを無敗で制し、その直後骨折して長期休養に入ったが、5歳になって迎えた復帰戦の大阪杯では楽勝で、未だ無敗を誇っていた。当時既に日本競馬史上でも屈指のステイヤーとの評価もあったメジロマックイーンと、無敗の二冠馬トウカイテイオーとでは、果たしてどちらが強いのか、現役最強馬はどちらなのか、高い能力と実績を認められた両馬の初対決、しかも鞍上はメジロマックイーンが武豊騎手でトウカイテイオーが岡部幸雄騎手と、それぞれ中央競馬の東西を代表する騎手だけに、競馬界と競馬ファンはこの話題で大いに盛り上がったのである。

 戦前の下馬評はトウカイテイオー有利であった。特に競馬マスコミは、トウカイテイオー有利を紙面で煽った。予想を離れての人気の面でもトウカイテイオーの方が遥かに上だった。一つには、メジロマックイーンは前年のジャパンカップと有馬記念で敗れて底を見せたようにも思われたのに対し、トウカイテイオーは無敗でまだ底を見せていなかったからである。また、出世が遅く同期にメジロライアンという人気馬がいたメジロマックイーンに対して、トウカイテイオーは早くから頭角を現し同期にそれほどの人気馬がいなかった。更に、血統に由来する両者の物語性に、華やかさの点で大きな差があった。両者とも、母系は良血の部類に入るだろう。共に日本在来の古い母系で、トウカイテイオーの伯母トウカイローマンはオークス馬であった。メジロマックイーンは兄が菊花賞と有馬記念を勝ったメジロデュレンで、近親にも重賞勝馬が珍しくなかった。だが、トウカイローマンもメジロデュレンも地味な馬で、特に人気があるということはなかったため、両者とも特に話題性が高い母系ではなかった。

 大きな違いは父馬であった。トウカイテイオーの父シンボリルドルフは日本競馬史上最強馬と謳われ、そのカリスマ性は抜群であった。故障のため父とは異なり三冠はならなかったが、この時点では無敗であり、更に大阪杯から父と同じく岡部幸雄騎手を主戦に迎えたトウカイテイオーに父シンボリルドルフを重ねて応援している人も多く、父が失敗に終わった海外遠征に期待を寄せている人もいた。実際陣営は、天皇賞に勝てば海外遠征を行う用意があると示唆していた。一方メジロマックイーンの父メジロティターンは、3200mで行われていた頃の天皇賞(秋)をレコードで制したものの、格下相手にあっさり負けることが多く、ムラ馬との評価をされた地味な馬であった。実は、メジロマックイーンの父系にも充分な物語性はあった。内国産種牡馬がなかなか育たない日本競馬界にあって、祖父メジロアサマから三代続きの天皇賞制覇、受胎率が極端に悪かったメジロアサマを馬主が見捨てることなく執念で繁殖牝馬に付け続け、遂には数少ない産駒の中から天皇賞馬を出したことである。だが、こうした物語性が当時のファンの琴線に触れることはほとんどなかった。

 こうした視点では両者の父系に大きな違いがあるが、一方で重要な共通点もあったのである。メジロマックイーンの父系曽祖父とトウカイテイオーの父系祖父は共にパーソロンという馬であった。パーソロンは、父系では全くの傍流であるヘロド系に属する。現在、サラブレッドの父系の約9割はエクリプスの直系で、残り1割の大半がヘロド系、さらにその僅かな残りがマッチェム系である。パーソロンは日本で大成功を収めたが、やはり日本でもヘロド系は傍流である。日本競馬史における世紀の対決と言われるようなレースの主役が共にヘロド系であるというのは、日本の競馬界が遅れているのか、それとも血統の多様性を保持し世界の競馬界に貢献しているのか、どちらに解釈することもできようが、私としては後者を採りたいものである。

 両者の初対決が天皇賞(春)になるだろうということは、割と早くから分っていた。メジロマックイーンの年明け初戦は阪神大賞典となり、実力馬カミノクレッセを5馬身突き放して楽に勝ったが、そのカミノクレッセは3着馬を大差突き放していた。一方トウカイテイオーは大阪杯で長期休養から復帰し、こちらも楽勝だった。共に前哨戦を快勝したということも、天皇賞が盛り上がる要因となった。更に、岡部騎手がトウカイテイオーに調教で初めて跨った時に「地の果てまで伸びていきそうな感じ」と感想を述べたのを受けて、武騎手が「あちらが地の果てなら、こちらは天の果てまで伸びますよ」と返したのも、対決ムードを盛り上げた。

 私の競馬ファン歴の中でも、自分自身だけではなく、競馬ファンの間でもこれほど事前に盛りあがったレースはそれまで存在しなかったし、未だにないように思う。普段は競馬にさほど関心のない人々の間でも随分と関心を呼んだようで、そのためか、月曜日だか火曜日の朝日新聞の夕刊に天皇賞の展望記事が掲載され、NHKは金曜日の9時代のニュースのスポーツコーナーの中でわざわざ天皇賞を取り上げ、丁寧に予想までしたのである。本当に異例なことで、当時如何にこの話題で盛り上がったか分かるというものである。スポーツ紙も含めて競馬マスコミのほとんどはトウカイテイオー有利と煽ったが、朝日新聞の記事は両者ほぼ互角とし、NHKはメジロマックイーン勝利を予想した。

 メジロマックイーンのファンである私は当然メジロマックイーンの勝利を予想していたが、スポーツ紙があまりにもトウカイテイオー有利を伝えるのを腹立たしく思っていたため、朝日新聞の記事には感心したし、NHKの予想については、偶に中継する以外ほとんど競馬を無視しているにも関わらず真っ当な予想をしているではないかと思い、NHKを見直したものである。私がメジロマックイーンの勝利を予想したのは、単にファンであるからだけではなく、一応まともな根拠もあった。メジロマックイーンが長距離戦に実績抜群で中5週という適度な感覚で臨むのに対して、トウカイテイオーは2400mまでの経験しかなく中2週で臨むのである。更に、この頃京都競馬場の芝コースは荒れており、パワーがあり荒れた馬場も苦にしないメジロマックイーンには有利に思えた。もっとも、私がメジロマックイーンの勝利を予想し望んだのには他にも理由があった。ミスターシービーから競馬に関心を持ち、ファンであった私は、多くのミスターシービーのファンがそうであるように、シンボリルドルフを毛嫌いしていた。トウカイテイオー自身は特に嫌いというわけでもなかったが、トウカイテイオーが勝つことによりその父シンボリルドルフの名声が上昇するであろうことに当時の私は耐え難かったのである。

 トウカイテイオー有利と見る人は、長距離や荒れた馬場での実績よりも、底を見せていないという未知の魅力に惹かれた。しかし、トラックマンを初めとする競馬マスコミ人の中には当初は冷静な人も多くいたはずで、諸条件を考慮するとメジロマックイーン有利とする人もいた。ところが、本番が近付くにつれ紙面はトウカイテイオーで一色となり、当日の予想でもトウカイテイオーに本命の印が多く打たれていた。これは後で知ったのだが、あるトラックマンは、一週間前には「荒れた馬場で3200mのレース、冷静に考えればメジロマックイーンですよ」と言っておきながら、当日の紙面ではトウカイテイオーに本命の印を打っていたのである。そのトラックマンは後日、「周囲の雰囲気に流されてしまった」と言ったそうである。これはトラックマンだけでなくファンもそうで、マスコミがトウカイテイオー有利を煽った結果、最終的な単勝オッズはトウカイテイオー1.5倍に対してメジロマックイーン2.2倍となったのである。これが逆なら分かるが、如何にトウカイテイオーに未知の魅力があったとはいえ、明らかに過剰人気であった。

 レースはというと、メジロマックイーンが早めに仕掛け、トウカイテイオーもそれに付いていって四角ではその直後につけ、一瞬やはり一騎討ちかと思わせたが、メジロマックイーンが力強く伸びて快勝したのに対して、トウカイテイオーは直線で失速して大きく離された5着と完敗であった。東京在住の私はテレビ観戦していたので後日知ったのだが、レース後スタンドから岡部騎手に野次を飛ばした人々がいたそうである。岡部騎手は積極的に勝ちにいき、その結果トウカイテイオーは力尽きて5着に終わったのだが、大金が投じられているのだから、慎重にいってせめて2着は確保しろ、とその人々は言いたかったのだろうか。

 私は、岡部騎手の騎乗は全く間違っていないと思う。トウカイテイオーがメジロマックイーンと雌雄を決して真のチャンピオンを目指すべき馬であることは衆目の一致しているところであり、メジロマックイーンを負かすには積極的に捕まえにいくしかなかったのだ。慎重にいってメジロマックイーンを楽々と逃がしてしまい、その結果2着を確保したとして、それで関係者やファンは納得するのだろうか。一抹の不安を抱きつつ、それでもトウカイテイオーの未知の魅力に賭けて岡部騎手は積極的に勝ちにいったのである。その行為は、非難されたり野次を飛ばされたりするものではないと思う。

 翌日のスポーツ紙の一面はメジロマックイーン一色で、朝日新聞は朝刊の一面にカラー写真入りで記事を掲載した。このレースが如何に話題を呼んだが、これで分かろうというものである。だが、スポーツ紙はメジロマックイーンの勝利を賛美するだけで、自分達がトウカイテイオー人気を煽ったことに対する反省はなかった。スポーツ紙は英雄願望が強く、過剰に持ち上げることがしばしばある。その「英雄」が挫折すると、一転して叩いたり無視したりし、自分達が過剰に持ち上げたことへの反省がない、ということは珍しくない。とはいえ、この時は短期間であまりにも露骨だったため、流石に私も腹を立ててしまった。

 まあマスコミ報道に色々と腹を立てたとはいえ、第105回天皇賞(春)ほど心待ちにしたレースというのはなく、応援していたメジロマックイーンが快勝したこともあり、今となっては良い思い出となっている。このように心待ちにするようなことなどそうそう巡り合えるものではないが、そうした機会があれば、当時のように精一杯楽しみたいものである。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~hampton/025.htm
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/133.html#c5

[昼休み54] 競馬を見に行こう _ 伝説の名馬 中川隆
1. 中川隆[-9538] koaQ7Jey 2020年11月29日 08:23:46 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[3]
メジロマックイーンとトウカイテイオー 世紀の対決







世紀の対決と当時呼ばれた1992年の第105回天皇賞(春)

 第105回天皇賞(春)は、メジロマックイーンとトウカイテイオーの初対決ということで異様な盛り上がりを見せていた。6歳のメジロマックイーンは前年の天皇賞(春)の覇者で、4歳時には菊花賞も制していた他、阪神大賞典も連覇しており、3000m以上で負けたのは4歳時の嵐山ステークスだけで、それも明らかな騎乗ミスが原因だったから、長距離戦では抜群の強さを認められていたのである。一方5歳のトウカイテイオーは、前年に皐月賞と日本ダービーを無敗で制し、その直後骨折して長期休養に入ったが、5歳になって迎えた復帰戦の大阪杯では楽勝で、未だ無敗を誇っていた。当時既に日本競馬史上でも屈指のステイヤーとの評価もあったメジロマックイーンと、無敗の二冠馬トウカイテイオーとでは、果たしてどちらが強いのか、現役最強馬はどちらなのか、高い能力と実績を認められた両馬の初対決、しかも鞍上はメジロマックイーンが武豊騎手でトウカイテイオーが岡部幸雄騎手と、それぞれ中央競馬の東西を代表する騎手だけに、競馬界と競馬ファンはこの話題で大いに盛り上がったのである。

 戦前の下馬評はトウカイテイオー有利であった。特に競馬マスコミは、トウカイテイオー有利を紙面で煽った。予想を離れての人気の面でもトウカイテイオーの方が遥かに上だった。一つには、メジロマックイーンは前年のジャパンカップと有馬記念で敗れて底を見せたようにも思われたのに対し、トウカイテイオーは無敗でまだ底を見せていなかったからである。また、出世が遅く同期にメジロライアンという人気馬がいたメジロマックイーンに対して、トウカイテイオーは早くから頭角を現し同期にそれほどの人気馬がいなかった。更に、血統に由来する両者の物語性に、華やかさの点で大きな差があった。両者とも、母系は良血の部類に入るだろう。共に日本在来の古い母系で、トウカイテイオーの伯母トウカイローマンはオークス馬であった。メジロマックイーンは兄が菊花賞と有馬記念を勝ったメジロデュレンで、近親にも重賞勝馬が珍しくなかった。だが、トウカイローマンもメジロデュレンも地味な馬で、特に人気があるということはなかったため、両者とも特に話題性が高い母系ではなかった。

 大きな違いは父馬であった。トウカイテイオーの父シンボリルドルフは日本競馬史上最強馬と謳われ、そのカリスマ性は抜群であった。故障のため父とは異なり三冠はならなかったが、この時点では無敗であり、更に大阪杯から父と同じく岡部幸雄騎手を主戦に迎えたトウカイテイオーに父シンボリルドルフを重ねて応援している人も多く、父が失敗に終わった海外遠征に期待を寄せている人もいた。実際陣営は、天皇賞に勝てば海外遠征を行う用意があると示唆していた。一方メジロマックイーンの父メジロティターンは、3200mで行われていた頃の天皇賞(秋)をレコードで制したものの、格下相手にあっさり負けることが多く、ムラ馬との評価をされた地味な馬であった。実は、メジロマックイーンの父系にも充分な物語性はあった。内国産種牡馬がなかなか育たない日本競馬界にあって、祖父メジロアサマから三代続きの天皇賞制覇、受胎率が極端に悪かったメジロアサマを馬主が見捨てることなく執念で繁殖牝馬に付け続け、遂には数少ない産駒の中から天皇賞馬を出したことである。だが、こうした物語性が当時のファンの琴線に触れることはほとんどなかった。

 こうした視点では両者の父系に大きな違いがあるが、一方で重要な共通点もあったのである。メジロマックイーンの父系曽祖父とトウカイテイオーの父系祖父は共にパーソロンという馬であった。パーソロンは、父系では全くの傍流であるヘロド系に属する。現在、サラブレッドの父系の約9割はエクリプスの直系で、残り1割の大半がヘロド系、さらにその僅かな残りがマッチェム系である。パーソロンは日本で大成功を収めたが、やはり日本でもヘロド系は傍流である。日本競馬史における世紀の対決と言われるようなレースの主役が共にヘロド系であるというのは、日本の競馬界が遅れているのか、それとも血統の多様性を保持し世界の競馬界に貢献しているのか、どちらに解釈することもできようが、私としては後者を採りたいものである。

 両者の初対決が天皇賞(春)になるだろうということは、割と早くから分っていた。メジロマックイーンの年明け初戦は阪神大賞典となり、実力馬カミノクレッセを5馬身突き放して楽に勝ったが、そのカミノクレッセは3着馬を大差突き放していた。一方トウカイテイオーは大阪杯で長期休養から復帰し、こちらも楽勝だった。共に前哨戦を快勝したということも、天皇賞が盛り上がる要因となった。更に、岡部騎手がトウカイテイオーに調教で初めて跨った時に「地の果てまで伸びていきそうな感じ」と感想を述べたのを受けて、武騎手が「あちらが地の果てなら、こちらは天の果てまで伸びますよ」と返したのも、対決ムードを盛り上げた。

 私の競馬ファン歴の中でも、自分自身だけではなく、競馬ファンの間でもこれほど事前に盛りあがったレースはそれまで存在しなかったし、未だにないように思う。普段は競馬にさほど関心のない人々の間でも随分と関心を呼んだようで、そのためか、月曜日だか火曜日の朝日新聞の夕刊に天皇賞の展望記事が掲載され、NHKは金曜日の9時代のニュースのスポーツコーナーの中でわざわざ天皇賞を取り上げ、丁寧に予想までしたのである。本当に異例なことで、当時如何にこの話題で盛り上がったか分かるというものである。スポーツ紙も含めて競馬マスコミのほとんどはトウカイテイオー有利と煽ったが、朝日新聞の記事は両者ほぼ互角とし、NHKはメジロマックイーン勝利を予想した。

 メジロマックイーンのファンである私は当然メジロマックイーンの勝利を予想していたが、スポーツ紙があまりにもトウカイテイオー有利を伝えるのを腹立たしく思っていたため、朝日新聞の記事には感心したし、NHKの予想については、偶に中継する以外ほとんど競馬を無視しているにも関わらず真っ当な予想をしているではないかと思い、NHKを見直したものである。私がメジロマックイーンの勝利を予想したのは、単にファンであるからだけではなく、一応まともな根拠もあった。メジロマックイーンが長距離戦に実績抜群で中5週という適度な感覚で臨むのに対して、トウカイテイオーは2400mまでの経験しかなく中2週で臨むのである。更に、この頃京都競馬場の芝コースは荒れており、パワーがあり荒れた馬場も苦にしないメジロマックイーンには有利に思えた。もっとも、私がメジロマックイーンの勝利を予想し望んだのには他にも理由があった。ミスターシービーから競馬に関心を持ち、ファンであった私は、多くのミスターシービーのファンがそうであるように、シンボリルドルフを毛嫌いしていた。トウカイテイオー自身は特に嫌いというわけでもなかったが、トウカイテイオーが勝つことによりその父シンボリルドルフの名声が上昇するであろうことに当時の私は耐え難かったのである。

 トウカイテイオー有利と見る人は、長距離や荒れた馬場での実績よりも、底を見せていないという未知の魅力に惹かれた。しかし、トラックマンを初めとする競馬マスコミ人の中には当初は冷静な人も多くいたはずで、諸条件を考慮するとメジロマックイーン有利とする人もいた。ところが、本番が近付くにつれ紙面はトウカイテイオーで一色となり、当日の予想でもトウカイテイオーに本命の印が多く打たれていた。これは後で知ったのだが、あるトラックマンは、一週間前には「荒れた馬場で3200mのレース、冷静に考えればメジロマックイーンですよ」と言っておきながら、当日の紙面ではトウカイテイオーに本命の印を打っていたのである。そのトラックマンは後日、「周囲の雰囲気に流されてしまった」と言ったそうである。これはトラックマンだけでなくファンもそうで、マスコミがトウカイテイオー有利を煽った結果、最終的な単勝オッズはトウカイテイオー1.5倍に対してメジロマックイーン2.2倍となったのである。これが逆なら分かるが、如何にトウカイテイオーに未知の魅力があったとはいえ、明らかに過剰人気であった。

 レースはというと、メジロマックイーンが早めに仕掛け、トウカイテイオーもそれに付いていって四角ではその直後につけ、一瞬やはり一騎討ちかと思わせたが、メジロマックイーンが力強く伸びて快勝したのに対して、トウカイテイオーは直線で失速して大きく離された5着と完敗であった。東京在住の私はテレビ観戦していたので後日知ったのだが、レース後スタンドから岡部騎手に野次を飛ばした人々がいたそうである。岡部騎手は積極的に勝ちにいき、その結果トウカイテイオーは力尽きて5着に終わったのだが、大金が投じられているのだから、慎重にいってせめて2着は確保しろ、とその人々は言いたかったのだろうか。

 私は、岡部騎手の騎乗は全く間違っていないと思う。トウカイテイオーがメジロマックイーンと雌雄を決して真のチャンピオンを目指すべき馬であることは衆目の一致しているところであり、メジロマックイーンを負かすには積極的に捕まえにいくしかなかったのだ。慎重にいってメジロマックイーンを楽々と逃がしてしまい、その結果2着を確保したとして、それで関係者やファンは納得するのだろうか。一抹の不安を抱きつつ、それでもトウカイテイオーの未知の魅力に賭けて岡部騎手は積極的に勝ちにいったのである。その行為は、非難されたり野次を飛ばされたりするものではないと思う。

 翌日のスポーツ紙の一面はメジロマックイーン一色で、朝日新聞は朝刊の一面にカラー写真入りで記事を掲載した。このレースが如何に話題を呼んだが、これで分かろうというものである。だが、スポーツ紙はメジロマックイーンの勝利を賛美するだけで、自分達がトウカイテイオー人気を煽ったことに対する反省はなかった。スポーツ紙は英雄願望が強く、過剰に持ち上げることがしばしばある。その「英雄」が挫折すると、一転して叩いたり無視したりし、自分達が過剰に持ち上げたことへの反省がない、ということは珍しくない。とはいえ、この時は短期間であまりにも露骨だったため、流石に私も腹を立ててしまった。

 まあマスコミ報道に色々と腹を立てたとはいえ、第105回天皇賞(春)ほど心待ちにしたレースというのはなく、応援していたメジロマックイーンが快勝したこともあり、今となっては良い思い出となっている。このように心待ちにするようなことなどそうそう巡り合えるものではないが、そうした機会があれば、当時のように精一杯楽しみたいものである。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~hampton/025.htm

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/791.html#c1
[近代史4] 中川隆投稿集 _ 競馬を見に行こう _ 伝説の名馬 中川隆
6. 2020年11月29日 08:24:46 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[4]

第105回天皇賞(春) メジロマックイーン 武豊





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[昼休み54] 競馬を見に行こう _ 伝説の名馬 中川隆
2. 中川隆[-9537] koaQ7Jey 2020年11月29日 08:26:19 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[5]
2020年11月29日
第40回ジャパンカップ予想
https://sicambre.at.webry.info/202011/article_37.html

 今日、東京ではジャパンカップが行なわれ、節目となる第40回となります。今年(2020年)のジャパンカップは、2年前の三冠牝馬アーモンドアイと、今年三冠を達成してまだ無敗のデアリングタクトとコントレイルが出走してきたことで、たいへん盛り上がっているように思います。3歳の無敗の三冠馬2頭と2年前の三冠牝馬1頭の初対決という点では、今年のジャパンカップは日本国内のレースとしては史上最も価値が高いとも言えそうですが、以前よりも日本社会における競馬への関心が低下しているようなので、日本社会全体の盛り上がりという点では、今年のジャパンカップは過去の一部のレースと比較して見劣りするように思います。

 私は40年近く競馬を見てきましたが、レース前の日本社会の盛り上がりという点では、1992年の天皇賞(春)が最高だったように思います(関連記事)。個人的にレース前への期待がその次に大きかったのは1984年のジャパンカップで、前年の三冠馬ミスターシービーとその年の三冠馬シンボリルドルフが出走してきて、その前年のジャパンカップでキョウエイプロミスが2着だったこともあり、初めて日本馬がジャパンカップを勝てるのではないか、という点でも盛り上がったように思います。じっさい、初めて日本馬が勝ちましたが、三冠馬2頭ではなく、人気が落ちていたカツラギエースでした。ただ、当時はまだ武豊騎手とオグリキャップのデビュー前で、競馬の一般的な人気も社会的認知度も1980年代後半よりずっと低かったように思われるので、社会的な盛り上がりという点では1992年の天皇賞(春)よりも劣っていたでしょう。三冠馬の初対決という点で、今年のジャパンカップは1984年のジャパンカップと似たところもあると思います。

 日本中央競馬会(JRA)の売り上げが最高だったのは1997年で、近年はその頃より1兆円以上売り上げが少ないわけですが、その前年に今年のジャパンカップのような豪華な対戦が実現していれば、当時はまだ今よりも日本社会における競馬人気は高かったと思われるので、たいへん盛り上がったことでしょう。たとえば、5歳(当時の表記では6歳)の三冠馬ナリタブライアンが復活して宝塚記念を勝ち天皇賞春秋連覇を達成し、エアグルーヴとダンスインザダークが無敗で三冠を達成して、いずれもジャパンカップに出走してくるという今年と似たような状況です。その意味で、競馬人気が全盛期よりも下がった状況で、今年のジャパンカップのような豪華な対戦が実現したことは、やや残念ではあります。前置きが長くなりましたが、以下、今年のジャパンカップの予想です。

 人気はアーモンドアイとコントレイルとデアリングタクトに集中しそうで、この3頭で上位を独占しても不思議ではありませんが、もちろん不安要素もあります。アーモンドアイは、今年になって衰えてきた感もあります。さらに不安なのは、アーモンドアイは基本的に中5週以上の間隔で出走してきたのに、今回は中3週となることで、前走の天皇賞(秋)も余力を残しての勝利とまでは言えず、疲労が残っているのではないか、と懸念されます。アーモンドアイは、中2週と初めて短い間隔で出走した今年の安田記念では、もちろん勝ったグランアレグリアは強いとしても、とても全能力を発揮できたとは言えないので、今回も凡走する危険性は低くないように思います。

 コントレイルは今回が古馬との初対決となり、力関係には未知数のところもあります。ただ、古馬一線級にも力負けしない可能性は低くありません。デアリングタクトは、正直なところ、三冠牝馬で3歳時にジャパンカップを勝ったジェンティルドンナやアーモンドアイと比較して、大物感に欠けるところがあるように思いますが、斤量では有利ですし、2着までならあるかな、と考えています。鞍上は、3頭の三冠馬ではアーモンドアイが抜けており、コントレイルとデアリングタクトはかなり見劣りします。ただ、それを考慮に入れても、アーモンドアイが抜けているとはとても言えず、疲労の蓄積から惨敗する可能性もあるとは思います。

 3頭の三冠馬以外では、サートゥルナーリアの出走回避は残念でしたが、昨年、京都大賞典を叩いて香港ヴァーズで圧勝したグローリーヴェイズが、今年も京都大賞典を叩いてから2戦目ということで、上位を狙えそうです。ワールドプレミアは久々ですが、勝つのは難しいとしても、2着までならありそうです。昨年2着のカレンブーケドールは、昨年よりも相手関係はずっと厳しくなりますが、3頭の三冠馬のうち3歳2頭には未知数のところがあり、アーモンドアイには上述の不安点がありますから、2着までならありそうです。印は以下の通りです。

◎アーモンドアイ、○コントレイル、▲デアリングダクト、△グローリーヴェイズ、△ワールドプレミア、△カレンブーケドール
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/791.html#c2

[番外地8] 緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康) 中川隆
1. 2020年11月29日 11:56:11 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[6]
今、日本でも後遺症が問題になっているんだよ

肺にすりガラス陰影が出たらもう治す方法が無いんだよ。 5年で死ぬ事になる。
肺が線維化するのが後遺症の原因で、なったらもう助からない
高橋洋一は国民がパニックにならない様に必死でデマを拡散しているんだ
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/627.html#c1

[リバイバル3] 絶対に損しないプロのポートフォリオ投資法 中川隆
6. 2020年11月29日 12:37:09 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[7]

2020年11月29日
GPIF挽回、日米株高で半年で17兆円の資産増加

投資をしている人なら「20年間平均3%」の凄さが分かるでしょう

半年で17兆円の黒字

日経平均株価が2020年11月にバブル後最高値を付け、株運用している年金基金も大幅黒字となっている。

GPIFの2020年度7月から9月期運用収益額は4兆9237億円で、2四半期連続で黒字だった。

2019年度(20年3月まで)は8兆2831億円の赤字、20年1月から3月は約17兆円も赤字を出していた。


20年4月から6月は約12兆円の黒字だったので、2020年度上半期(4月から9月)は約17兆円の黒字という事になります。

日本のマスコミはGPIFが赤字の時だけ報道し黒字の時は報道しないので、マスコミを見る人は「年金は赤字だから破産する」と思い込む。

危機を煽って注目を集めるのはユーチューバーと同じ手口で、朝日や読売と迷惑ユーチューバーは同じレベルと言える。


マスコミが「赤字」と言っているのは運用資産の評価額が減少したという意味で、実際に赤字は発生していません。

GPIFは運用資産170兆円の約24%つまり約40兆円を、ETFなどを通じて日本株に投資している。

日本株は最近日経平均が2万5000円を超え、構成上限としている25%を超える恐れがあるため、売り越す必要がでている。


GPIFの理論上の構成比率は日本債権、日本株、外国債券、外国株にそれぞれ25%づつとなっている。

米株式市場の上昇によって外国株にもかなりも含み益が出ている筈で、10月から12月も大幅「黒字」が予想される。

GPIFの目標は黒字を生み出す事ではなく年金の積立総額を増やす事で、長期的な資産増加を目指している。

年平均3%、20年間で75兆円の収益

日米株高なら株をじゃんじゃん買うのが投資家の発想だが、それだと株が下落した時に大損失を被る。

株価が下落すると資金は債権に流れて債券価格が上昇するので、債権と株式に同じ比率で投資するのが最も低リスクになる。

「日本人の年金を海外に投資するのはケシカラン」という意見もあるが、逆に日本国内だけで運用すると国内株下落で損失を被る。


ここは日本債権、日本株、外国債券、外国株を均等に25%づつ投資するのが、長期的に見て最も低リスクです。

さらにGPIFは一度にドカンと投資するのではなく、毎月均等に購入と売却をするので景気変動の影響を受けにくくなる。

コロナやリーマンショックで一時的に資産減少しても、長期間のトータルでは減少しないよう設計されています。


結果としてGPIFは世界全体の成長率(3%前後)と同じ程度の運用益を出し続けています。

GPIFは2001年から年平均約3%の利益を出し続けているが、投資をしている人は「毎年平均3%」がどれだけ凄いか分かるでしょう。

GPIFが稼いだ金額は20年間で約75兆円に達し、もはやGPIF無しで年金はあり得なくなっています。


これだけ成功しているので「もっと運用額を増やそう」という意見もあるが徐々に増やしている。

http://www.thutmosev.com/archives/84492417.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/989.html#c6

[昼休み54] 田舎には住んではいけない 中川隆
1. 中川隆[-9536] koaQ7Jey 2020年11月29日 13:25:28 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[8]
田舎に住むなら別荘地かリゾートマンションにしよう
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/399.html

(藤井聡 言葉を失う)これは人殺しです 専門家としてブチギレます(球磨川氾濫)
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/958.html

田舎暮らしに憧れて農業を始める _ 5年間は国が150万くれるが、5年経ったら開拓した農地は地権者に取られてしまう
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/523.html

田舎の水道料金とガス料金は都会の2倍
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/404.html

寒冷地での水道管の凍結を防ぐには
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/524.html

暖炉や薪ストーブはもう古い _ 暖炉型電気ヒーターの実用度
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/442.html

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/793.html#c1

[昼休み54] 住んではいけない・移住してはいけない 中川隆
1. 中川隆[-9535] koaQ7Jey 2020年11月29日 13:33:48 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[9]
札幌市民が白樺並木を嫌う理由 _ 北海道で猛威を振るうシラカバ花粉症
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/949.html

北海道民が教える「雪道の歩き方」5カ条
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/679.html

人食い熊注意
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/573.html

キタキツネ物語の世界 _ キツネに近付いてはいけない _ エキノコックスの恐怖
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/609.html#c7
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/792.html#c1

[昼休み54] 住んではいけない・移住してはいけない 中川隆
2. 中川隆[-9534] koaQ7Jey 2020年11月29日 13:39:25 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[10]
近付いてはいけない _ 被差別同和部落


魅力度ランキング2位「京都」に住んでわかる理想と現実 _ 京都は殆どが部落地区 _ まともな人間は一人もいない
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/777.html#c1

京都にだけは住んではいけない
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/918.html

大阪 飛田遊郭 _ やり手ばばぁ がまだ現役でおわします  江戸時代みたい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/328.html

被差別同和部落の起源 _ 朝鮮からの渡来人が先住の縄文人・弥生人をエタ地域に隔離した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/113.html

被差別部落出身の有名人は?_ 在日が同和部落に住んでいる理由
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html

部落解放同盟は悪い
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/152.html

浄土真宗と創価学会は被差別同和部落民の宗教
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/371.html

森友学園は部落利権問題
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/661.html

関西電力の不正金品授受問題 _ 関電が助役に逆らえなかったのは、背後に部落解放同盟の存在が在ったから
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/660.html

被差別部落出身の有名人は?
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html

在日朝鮮人タレント
http://www.asyura2.com/2002/dispute2/msg/515.html

日本人を憎む被差別同和部落出身者 1 _ 橋下徹
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/114.html

日本人を憎む被差別同和部落出身者 2 _ 竹中平蔵
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/115.html

日本人を憎む被差別同和部落出身者 3 _ ユニクロ柳井正
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/678.html

餃子の王将の創業者の加藤朝雄は福岡県の部落出身で、部落解放同盟の上杉佐一郎に支配されていた
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/981.html

被差別部落支配層の性教育
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/317.html

血族結婚部落の優生学的調査概報
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/418.html

ドッグヴィルの世界 _ 奈良県 月ヶ瀬村
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/269.html

女子高生コンクリート詰め殺人事件
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/458.html

北九州一家監禁殺人事件
http://amezor-iv.net/shisou/150920200912.html

尼崎ドラム缶事件 現在までに判明した事実
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/454.html

親子丼
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/273.html

他人には絶対に知られたくない秘密って沢山あるよ _ フロイトが妄想だと信じた近親相姦の話はすべて事実だった
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/418.html

相場に失敗すると奥さんとお嬢さんにはこういう運命が待っている
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/250.html

被差別部落、在日朝鮮人関係投稿リンク
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/814.html
 
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/792.html#c2

[近代史4] MMTの就業保障プログラム VS ベーシックインカム 中川隆
7. 2020年11月29日 14:26:07 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[11]

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を口実にして社会を収容所化する政策が世界規模で進められているが、収容所化が進むと人びとの移動制限は強化され、団結しにくい状況が作り出され、監視システムも強力になり、経済活動は麻痺して人びとは安定した収入源を奪われる。教育を受ける権利はすでに奪われはじめている。必然的に健康保険や年金の仕組みも破綻するだろう。

 ベイシック・インカムを主張する人もいるようだが、これは支配者から被支配者へカネを流す仕組みであり、富が支配者へ集中することを前提にしている。家畜が餌を要求しているようなものだ。収容所化は人びとを家畜にする政策だとも言えるだろう。

 COVID-19を利用して資本主義を大々的に「リセット」するべきだとWEF(世界経済フォーラム)を創設した​クラウス・シュワブは主張​したが、そのリセットとは社会の収容所化であり、人びとの家畜化だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202011290001/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/974.html#c7

[近代史4] 大西つねき :正しいベーシックインカム 中川隆
8. 中川隆[-9533] koaQ7Jey 2020年11月29日 14:26:43 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[12]

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を口実にして社会を収容所化する政策が世界規模で進められているが、収容所化が進むと人びとの移動制限は強化され、団結しにくい状況が作り出され、監視システムも強力になり、経済活動は麻痺して人びとは安定した収入源を奪われる。教育を受ける権利はすでに奪われはじめている。必然的に健康保険や年金の仕組みも破綻するだろう。

 ベイシック・インカムを主張する人もいるようだが、これは支配者から被支配者へカネを流す仕組みであり、富が支配者へ集中することを前提にしている。家畜が餌を要求しているようなものだ。収容所化は人びとを家畜にする政策だとも言えるだろう。

 COVID-19を利用して資本主義を大々的に「リセット」するべきだとWEF(世界経済フォーラム)を創設した​クラウス・シュワブは主張​したが、そのリセットとは社会の収容所化であり、人びとの家畜化だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202011290001/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/765.html#c8

[近代史3] ベーシックインカムは社会保障費を極小にする為の新自由主義的な制度 中川隆
2. 中川隆[-9532] koaQ7Jey 2020年11月29日 14:27:38 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[13]

 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)を口実にして社会を収容所化する政策が世界規模で進められているが、収容所化が進むと人びとの移動制限は強化され、団結しにくい状況が作り出され、監視システムも強力になり、経済活動は麻痺して人びとは安定した収入源を奪われる。教育を受ける権利はすでに奪われはじめている。必然的に健康保険や年金の仕組みも破綻するだろう。

 ベイシック・インカムを主張する人もいるようだが、これは支配者から被支配者へカネを流す仕組みであり、富が支配者へ集中することを前提にしている。家畜が餌を要求しているようなものだ。収容所化は人びとを家畜にする政策だとも言えるだろう。

 COVID-19を利用して資本主義を大々的に「リセット」するべきだとWEF(世界経済フォーラム)を創設した​クラウス・シュワブは主張​したが、そのリセットとは社会の収容所化であり、人びとの家畜化だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202011290001/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/632.html#c2

[番外地8] フィッシャーの交換方程式 MV=PQ 中川隆
21. 中川隆[-9531] koaQ7Jey 2020年11月29日 14:43:28 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[14]
​ @田中リンクス
フィッシャーの交換方程式 MV=PQ
M はある期間中の任意の時点tにおける流通貨幣(通貨)の総量 (価値保蔵手段としての貨幣は含めない)
P はある期間中の任意の時点tにおける物価水準(通常は基準年度を1としたデフレータ)

なので、Mはマネーストックですね。円をドルに変えて海外投資する場合は、外資がドルを売って円を手に入れ日本株、日本の不動産、日本国債を買うので、その円は銀行を通して日銀当座預金になります。
日本のマネタリーベースのかなりは外資がドルを売って買った円が日銀当座預金に変わったものでしょう。

フィッシャーの交換方程式 MV=PQ を国内と海外で別にすれば正確に現状に当てはまっていますね。
日銀が発行したマネーストックのかなりはドルに変えられて海外で流通している

だから超円安になって、スイスの最低賃金は時給4500円、昼食代1万円 になったんですね。

国内金融に対するフィッシャーの交換方程式 MV=PQ
M : 貨幣量 = マネーストックの内、実際に国内市場で流通している金額、ドルに変えられて海外で運用されている金額は含まない
V : 貨幣の国内での取引流通速度
P : 国内物価(基準年度を1とした GDPデフレータ)
Q:1期間における財・サービスの取引量 ≒ 実質GDP
PQ ≒ 名目GDP


ドルを商品、ドル価格を物価P、日銀異次元緩和で増えた円の総額を貨幣量Mとすると

海外金融に対するフィッシャーの交換方程式 MV=PQ
M : 貨幣量 (価値保蔵手段としての貨幣は含めない)V : 貨幣の取引流通速度
P : 物価(基準年度を1としたデフレータ)
Q : 1期間における財・サービスの取引量

が成立して、何故ドルが円ベースで高くなったか説明できる

国内で流通するマネーストックは異次元金融緩和以前と変わらないから国内物価も上がっていない
すべて フィッシャーの交換方程式 MV=PQ で説明できます。
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/462.html#c21

[昼休み54] 競馬を見に行こう _ 伝説の名馬 中川隆
3. 中川隆[-9530] koaQ7Jey 2020年11月29日 17:32:03 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[15]

【ジャパンカップ2020】アーモンドアイ世紀の一戦を制す!三冠馬のワンツースリー伝説のレース
2020/11/29






http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/791.html#c3
[近代史4] 中川隆投稿集 _ 競馬を見に行こう _ 伝説の名馬 中川隆
7. 中川隆[-9529] koaQ7Jey 2020年11月29日 17:32:54 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[16]

【ジャパンカップ2020】アーモンドアイ世紀の一戦を制す!三冠馬のワンツースリー伝説のレース
2020/11/29






http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/133.html#c7
[近代史4] 売国政治家列伝 _ 安倍晋三 中川隆
41. 2020年11月29日 17:47:55 : 0dW5WXdb4g : aVBMMHpYRUt5V0E=[17]
大嘘つきの安倍氏はなぜ、8年近くも総理大臣でいられたのか:彼はすでに500兆円もの日本国民資産を米国に献上しているからか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/8395397.html
新ベンチャー革命2020年11月29日 No.2721


1.稀代の大嘘つきだったあの安倍氏は8年近くも総理の座に居座り続けたのは、戦後日本にとって最大のミステリーか

 あの安倍氏が先日、総理を辞任して以来、東京地検特捜部(米国CIAの事実上の日本支部)は、安倍氏の桜ゲート事件の捜査結果をマスコミにリークし始めていますが、これによって、安倍氏が稀代の大嘘つき総理であったことが遂に、暴露されてしまいました。

 このような、総理失格人間がなぜ、8年近くも長きに渡って、日本国総理でいられたのか、実に不思議です。

 まず、疑問なのは、日本の政権党である自民党の連中はなぜ、彼を自民総裁に祭り上げ続けたのでしょうか、彼らはみんな、ヒトを観る眼がないのでしょうか。

 こんな大嘘つきを平気で総裁にして恥じない自民党とは一体、何なのでしょうか。

 これまで、自民党を支持してきた国民は、それでもなお、この党を支持できるのでしょうか。

2.なぜ、大嘘つき安倍氏は、8年近くも日本国総理大臣でいられたのか

 さて、戦後日本に関する本ブログの見方では、戦後日本は、これまで、ずっと、米国戦争屋CIAジャパンハンドラーに闇支配されてきたと観ています。

 なお、上記、米国戦争屋CIAジャパンハンドラーについては、本ブログのNo.2563(タイトル:戦後日本を闇支配する米国戦争屋とは何者か:2020年、自衛隊がイラン戦争に動員される危険が高まる!)を参照ください。

 彼ら米戦争屋にとって、安倍氏を総理にしておくことが、何らかの理由で好都合であったからこそ、あの安倍氏は、のうのうと8年近くも長きに渡って総理でいられたのでしょう。

 ズバリ言えば、大嘘つき安倍氏が長く総理でいられたのは、彼ら米戦争屋が、ある意味、彼を評価(?)していたからと推測されます。

3.あの安倍氏は米戦争屋の言いなりになる究極の隷米売国総理だった

 確かに、大嘘つき安倍氏は、日本国民のことにはまったく無関心であった一方、米戦争屋の要求には、嬉々として応えてきたのです。

 具体的に言うと、彼は、アメリカ様の要求どおり、米国債をせっせと買い続けて、日本国民の金融資産を米国連邦政府に献上し続けてきました。

 このことを如実に示すのが、日本の対外資産残高推移(注1)です。

 本ブログでは、この対外資産残高の大半は、日本政府が保有する米国債の累計と観ています。

 2012年暮れ以降の第二次〜第四次安倍政権下の日本政府は、この対外資産残高を600兆円規模から、2019年末時点で、ナナナント、約1100兆円まで増やしています。

 つまり、第二次〜第四次安倍政権の約8年間に、何と500兆円もの対外資産(おもに米国債)を増やしているのです。その結果、米国連邦政府は、日本政府のおかげで、国家財政を維持させてきたと言っても過言ではありません。

なお、本件、すでに本ブログで指摘しています(注2)。

 いずれにしても、われら日本国民は、なぜ、大嘘つきの安倍氏が長期政権を維持できたのか、その真相を知るべきです。

4.1000兆円を超える巨額対日負債を永遠に返済しないようにするため、米国戦争屋CIAジャパンハンドラーはさらなる対日支配強化を目論んでいる

 戦後日本を闇支配し続ける米国戦争屋CIAジャパンハンドラーは、1000兆円を超える天文学的巨額の対日負債を永遠に返済しないようにするため、彼らはさらなる対日支配強化を目論んでいるとみなせます。

 そのための彼らの次の秘策は、彼らの傀儡政党である自民党(CIAの闇資金で設立された親米政党)のリーダーを、安倍・菅・二階氏など、英語のできない旧式リーダーから、英語のできる林・茂木・河野氏など、米国留学組リーダーへの総取っ替えを企んでいるのではないでしょうか(注3)。

 そのように観れば、究極の隷米売国総理だった安倍氏が、最近、あっさり、クビにされたワケが理解できます。

注1:時事通信“【図解・経済】日本の対外資産・純資産・負債残高の推移”2020年5月26日
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_general-external-assets

注2:本ブログNo.2712『いまだに自民党を支持する国民は今後も貧乏化がとまらない:米国政府財政赤字の4割を日本国民が負担していると知るべき!』2020年11月8日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/8133676.html

注3:本ブログNo.2701『来年は安倍・菅・二階トリオが失脚させられ、林・茂木・河野氏など米国留学組エリートにチェンジされるのか』2020年10月9日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/7718597.html

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/789.html#c41

   

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