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HIMAZIN SElNQVpJTg コメント履歴 No: 100011
http://www.asyura2.com/acpn/s/se/sel/SElNQVpJTg/100011.html
[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
157. HIMAZIN[3676] SElNQVpJTg 2023年7月17日 18:10:51 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[2]
>>156

> >>61 >>69 であんなにコメント数を列挙してた分際で、突然、私を「荒らし」ではなく「トラブルメーカー」と言い換える。

残念ですが、私は以前からアラジン2さんを荒らしとは言ってないんですよね。
以下、4/25のコメント。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/817.html#c47
(全文引用)
>>46

>>33に引用した発言に尽きるんじゃないでしょうか。
アラジン2は沸点が低い上に自分を客観視出来ないので、ミイラ取りがミイラになってる状態かと。

何故こちらに誘導してるか少しでも考えてみればわかりそうなもんですが。
(引用終了)
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c157

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158. HIMAZIN[3677] SElNQVpJTg 2023年7月17日 18:24:57 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[3]
>>156

>>157の続き。

で、>>61 >>69 で提示したコメント数の分析は>>74でやってるし、その事はアラジン2さんも認識しているのに、何故かそれには一切触れたがらない。

何故なら、アラジン2さんがしゃしゃり出てから管理板が荒れたことを記載しているのでまともな反論が出来ないから。ここでも「アラジン2さん=荒らし」とは言ってないよね。

以上、まとめると、私の認識ではアラジン2さんは荒らしではない。
ただし、本人は無自覚ながら、しゃしゃり出てくることで話が拗れて結果的に板が荒れる。ミイラ取りがミイラになると言ったのもそれ。
「トラブルメーカー」というのはこれを端的に言い表しただけなんだけど、気に入らないなら別の呼び方考えてください。(笑)

だから、何度も自身の振る舞いについて自覚したほうが良いと言ってるのに、全く聞く耳持たないよね。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c158

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166. HIMAZIN[3678] SElNQVpJTg 2023年7月18日 07:03:09 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[4]
>>163

>なぜ、トラブルを解決した人間を「トラブルメーカー」と呼びますか?

読解力無いね、>>74>>158をもう一度読み直しなさい。イワツバメさんの一例だけで自画自賛はただの自己満足。そもそも>>156でレスバトルと言ってるのが語るに落ちる。管理板をバトルの戦場にして自己肯定してるんだから、トラブルメーカー呼ばわりは妥当。

そもそも、以前待避スレに誘導したのに居座り続けたよね。だから、アラジン2さんとはここでやりあうしかなくなったんだが。

>私を「荒らし呼ばわり」している怒鳴るド虎nプさんに説明してあげて下さい。

>>88で説明済。後はアラジン2さんと怒鳴るド虎nプさんの問題です。
管理人に非表示依頼しているので、今までの経緯から話が通じない人として見切りをつけられたんじゃないでしょうか。

>イワツバメさんが、あなたのような問題児にならなくてほんとうによかったです。

まともな反論が出来ないからって、わざわざ人の名前出して捨て台詞はみっともない。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c166

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167. HIMAZIN[3679] SElNQVpJTg 2023年7月18日 07:44:32 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[5]
>>163

>>166の続き。
何なら今からでも遅くない。長くなったので待避スレでやり合おう。>>166の文章張り付けておくから反論はこちらで宜しく。
それでも管理板でやり合う気なら、アラジン2さんは荒らしです。

管理板の場外戦(続き)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c167

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
42. HIMAZIN[3680] SElNQVpJTg 2023年7月18日 07:45:19 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[6]
<△20行くらい>
管理板から誘導。アラジン2さんとのやり取りの続き。
最後のコメント。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c166

166. HIMAZIN[3678] SElNQVpJTg 2023年7月18日 07:03:09 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[4] 報告
▲△▽▼
>>163

>なぜ、トラブルを解決した人間を「トラブルメーカー」と呼びますか?

読解力無いね、>>74>>158をもう一度読み直しなさい。イワツバメさんの一例だけで自画自賛はただの自己満足。そもそも>>156でレスバトルと言ってるのが語るに落ちる。管理板をバトルの戦場にして自己肯定してるんだから、トラブルメーカー呼ばわりは妥当。

そもそも、以前待避スレに誘導したのに居座り続けたよね。だから、アラジン2さんとはここでやりあうしかなくなったんだが。

>私を「荒らし呼ばわり」している怒鳴るド虎nプさんに説明してあげて下さい。

>>88で説明済。後はアラジン2さんと怒鳴るド虎nプさんの問題です。
管理人に非表示依頼しているので、今までの経緯から話が通じない人として見切りをつけられたんじゃないでしょうか。

>イワツバメさんが、あなたのような問題児にならなくてほんとうによかったです。

まともな反論が出来ないからって、わざわざ人の名前出して捨て台詞はみっともない。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c42

[戦争b24] 米中緊張が高まるにつれ、日本は再軍国主義化してゆく(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1766.html


米中緊張が高まるにつれ、日本は再軍国主義化してゆく

<記事原文 寺島先生推薦>

As US-China Tensions Rise, Japan Remilitarizes
https://libya360.wordpress.com/2023/03/12/as-us-china-tensions-rise-japan-remilitarizes/

筆者:スタブルーラ・パブスト (Stavroula Pabst)
出典:INTERNATIONALIST 360°2023年3月12日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年7月17日





 台湾を巡る米中の緊張が深まり、国際的な地政学的状況が悪化する中、日本は再軍備を進めることを発表した。2022年末に、日本は2028年までに軍事予算を倍増する計画を示した。具体的には、次の3つの重要な文書(2022年12月)において、軍事能力を構築する予定を示した:国家安全保障戦略、国防戦略、そして防衛増強計画の3つだ。

 新たな軍事戦略と増強計画を概説する一方で、これらの文書では日本の政策転換の理由も説明されており、国防戦略では「第二次世界大戦終結以来、最も厳しいかつ複雑な安全保障環境の中で、日本は現実を直視し、日本の防衛能力を根本的に強化する必要がある」と述べている。国防戦略はまた、ロシアの「ウクライナへの侵略」、北朝鮮の弾道ミサイルと核兵器の増強、そして「中国が台湾周辺で強制的な軍事活動を強めている」といった、日本の国家安全保障上の懸念も示している。

 日本は、第二次世界大戦後に採用した防衛中心の「専守防衛」政策との整合性を主張しながらも、それに隣接する取り組みからは攻撃準備が進行中であることが示唆されている。例えば、三菱が日本の12式地対艦ミサイルシステムの射程を強化しようとしており、これにより日本は中国本土内部にも攻撃を行えるようになる。さらに、戦車部隊を再編成して機動性を最適化するだけでなく、日本は両大戦以来初の水陸両用部隊を設立し、一部の小さな島々で軍事基地と兵力を強化している。

 中国を含む周辺諸国は、日本の再軍備計画に対してうんざりしている。なぜなら、日本の最近の軍事的な決定は、第二次中日戦争前後にあった侵略と残虐行為の痛ましい記憶を呼び起こすことになるからだ。多くの人はこの第二次中日戦争を第二次世界大戦太平洋戦域と考えている。

 日本の戦時中の恐ろしい虐待行為には、南京大虐殺が含まれる。この事件では、日本軍が中国の当時の首都(南京)を占領した後、民間人を虐殺し、強姦したとされており、数十万人が殺害された可能性がある。さらに、日本は中国のハルビンで行われた731部隊の悪名高い人体実験について、長い間沈黙を守った。1990年代になってようやく戦時中のこの計画の存在をしぶしぶ認め、2011年に現地を発掘し、2018年には関与した多くの人々の氏名を公開した。歴史的な推計では、731部隊で30万人もの人々が死亡したとされている。また、日本の武装部隊は何十万人もの東南アジアの女性を骨の髄まで搾取し、彼女たちは「慰安婦」と呼ばれながら、実質的に性奴隷として扱われ、頻繁に性的虐待を受けた。

 これらの犯罪の重大性を考慮すると、多くの人々は、元枢軸国のドイツなど他の国々の和解過程と比較して、日本全体の過去への反省は色あせたものだ、と主張している。日本は以前の暴行について謝罪しているが、作家のキム・ピーターセンはサイト「Dissident Voice(反体制派の声)」で、そのような発言は実質的な謝罪ではないと主張している。

 実際には、日本の政治家全体では謝罪する真剣な意思が存在しない・・・日本の指導者たちは、侵略戦争の日本の戦犯の霊が祀られている靖国神社を訪れ続け、被害を受けた国々の困惑を招いている。歴史は浄化されている。日本の学生たちは、日本の罪を曖昧にする歴史を教えられている。日本は他の政府に対して、自国の管轄内に建てられた慰安婦の像を撤去するよう働きかけてさえいる。この像は日本軍の犯罪をはっきり呼び起こすものなのだ。

 中途半端な和解の取り組みや態度が蔓延する中、最近の世論調査では、日本の多数派が国防力の強化を支持していることが示されている。朝日新聞は2022年5月に報じたところによれば、調査対象者の64%が、日本は防衛能力を強化することに同意したと報じている。

 最終的に、日本の再軍備計画は、世界的紛争の見通しが深まる中、日本とアメリカの友好関係への投資を提案している。日本の更新された国防戦略は、さらに、国際連携を計画する意図を強調しており、「今年、アメリカは新たな国防戦略を策定した。したがって、日本とアメリカが各自の戦略を調整し、統合的な防衛協力を推進するのは時宜にかなっている」と述べている。

 より正確には、アメリカは事実上の従属国である日本との関係を利用しており、日本は常にアメリカの利益に従属していると言える。この場合、現在進行中の展開や敵対行為は、日本がアメリカの中国との紛争への加虐的な推進力となることを示唆している。

 実際に、最近のフィナンシャル・タイムズ紙の報道では、日本が中国との潜在的な戦争に向けたアメリカの準備において重要な役割を果たしていると書かれている。日本海兵隊第3遠征軍(III MEF)および海兵隊日本部隊の指揮官であるジェームズ・ビアマン中将は、同紙に対して以下のように説明している:

 「ウクライナで成功した理由の一つは、2014年と2015年のロシア侵略の後、将来の紛争に備えて真剣に準備に取り組んだことです。ウクライナ軍への訓練、物資の事前配置、支援活動の拠点の特定などを行いました・・・それを「戦域設定」と呼んでいます。そして、日本、フィリピン、他の場所でも戦域設定を行っています」。

 さらに最近のフィナンシャル・タイムズ紙の記事では、アメリカ空軍機動輸送司令部のマイク・ミニハン将軍が漏洩された文書で「直感的には2025年に戦うことになるだろう」と認めていることが引用されている。一方、アメリカの政治家が台湾を訪れることは、米中の外交的な慣例に違反しており、最近では南カロライナ沖で中国の風船を撃墜した事件や、アメリカが台湾軍の増員訓練を行っているなど、アメリカの行動はあえて物議を醸そうとするものだ。

 長期的な外交の標準を尊重する代わりに、こうしたアメリカの行動は、超大国(アメリカ)が台湾を利用して中国を紛争に誘引する意図がある可能性を示唆している。まさに拡大し続けるNATOがロシアを包囲するためにウクライナを利用しているように。アメリカの高官たちは頻繁に台湾をウクライナに例えている。ララ・セリグマン(Lara Seligman)がPolitico紙で昨年5月に報じたとおり、彼らは台湾に対して「ウクライナの手本に従うこと」を中国に対抗するために強く説得することすらしている。

 現在の展開に対応して、中国は繰り返し、アメリカが台湾への介入を中国の内政干渉と見なすため、アメリカが方針を変える必要があるとの合図を送ってきた。中国の習近平国家主席は、3月初旬に名指しの非難(めったに行わない)を行い、「アメリカを中心とする西側諸国は、包囲・封じ込め・圧制を包括的に実施し、我々に対して前例のないほど厳しい挑戦をしている」と述べた。さらに、中国の新外相である秦剛は、初めての記者会見で、アメリカが「理性的な道筋」から外れたと発表し、アメリカが方針を変えない場合、「必ず紛争と対立が起こる」と述べた。

 中国のますます厳しさを増す警告にもかかわらず、西側の支配者層は世界規模の紛争拡大の可能性によだれを流さんばかりの興奮状態だ。アメリカのリンジー・グラハム上院議員(共和党、サウスカロライナ州)は、次のようなことさえ口にしている。「ウクライナがアメリカから適切な経済的および軍事的支援を受ければ、彼らは『最後の一人まで戦う』でしょう」。(現在、ウクライナ兵の戦闘での推定寿命は約4時間であることを考慮すると、グラハムの不気味な願いは現実になるかもしれない)

 しかしながら、アメリカ帝国が中国に狙い定める中、ウクライナでの紛争だけでは不十分であることは明らかだ:アメリカは世界的紛争に備えている。そして、日本が、アメリカと現在世界で最も人口の多い国であり、最も技術的に先進的な国の一つである中国との想定される戦争で協力することは、米中超大国同士の戦闘において不可避となる大量虐殺の可能性を高めることにしかならないだろう。

 戦争への大規模な抵抗または外交努力が前例のない戦争挑発を抑制することができなければ、爆発的な紛争が起こる可能性が日に日に高まることになる。

この記事の初出は Al Mayadeen
https://english.almayadeen.net/articles/analysis/as-us-china-tensions-rise-japan-remilitarizes
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/735.html
[日政U2] 戦争板:米中緊張が高まるにつれ、日本は再軍国主義化してゆく(寺島メソッド翻訳NEWS)
米中緊張が高まるにつれ、日本は再軍国主義化してゆく(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/735.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/774.html
[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
170. HIMAZIN[3681] SElNQVpJTg 2023年7月18日 09:27:46 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[7]
>>168
>>169

イワツバメさんとは>>118で決着つけたんだから、いつまでもネチネチ絡んでないでこっち来なさいな、みっともない。
勿論、当コメントのレスもこちらでね。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c42
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c170

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
43. HIMAZIN[3682] SElNQVpJTg 2023年7月18日 09:40:26 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[8]
わかりやすい御仁だな。
イワツバメさんが敗けを認めたのを良いことに未だにネチネチと。
そして、やはりというか、退避スレには来ようともしない。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c168
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c169
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c43

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
44. HIMAZIN[3683] SElNQVpJTg 2023年7月18日 10:34:47 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[9]
反省点。
管理板でアラジン2さんと長々やり合ってしまった。
アラジン2さんが自分に都合の良いことょ言ってることを無視出来なかったのと、4月の時に誘導したら逃げられたというのが言い訳。

ある程度ケリがついてきたので、遅まきながら>>42に誘導。
案の定こっち来ないでイワツバメさんに絡んでいる。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c44

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
172. HIMAZIN[3684] SElNQVpJTg 2023年7月18日 11:18:28 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[10]
>>171

アラジン2さんは何一つ論破出来てないよ。レッテル貼るだけ。
その証拠に>>166のコメントから逃げてるし、案内している退避スレにも来ようともしない。
これで3度目。レスはこちら来てやりなさい。さもなくばアラジン2さんは荒らしです。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c42
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c172

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
45. HIMAZIN[3685] SElNQVpJTg 2023年7月18日 13:08:46 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[11]
<△20行くらい>
以下のアラジン2さんに反論。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c173


>何を勘違いされてるのか知らんですが「荒らし認定」の権限を持っているのはあなたではなく、管理人さんですよ、トラブルメーカーさん。

>>166のコメントに反論出来ない。レッテル貼るしか出来ない。
しかもコメントがブーメラン。人のこと荒らし呼ばわりしといて何を今更権限を持っているのは管理人とか都合よく言ってるんだか。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/817.html#c101

>荒らしてたのは、このスレにいる人々です。


議論が拗れてこれ以上やり合っても荒れるだけだから再三退避スレに誘導してるのに、あくまで管理スレに居座りつづけ来ようともしない。
そもそも4月に退避スレを作ったのだって、アラジン2さんを誘導するためだった。
しかし、管理スレに居座りつづけたから、その後更に荒れたのは何度も言っている。
アラジン2さんの姿勢こそが正真正銘荒らしだよ。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/817.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c45

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
174. HIMAZIN[3686] SElNQVpJTg 2023年7月18日 13:11:00 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[12]
>>173

反論はこちらに書いたので速やかに移動しなさい。この一連のやり取りの結論。アラジン2さんこそ正真正銘の荒らしだよ。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c45
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c174

[戦争b24] 危険に直面するドイツのシリア難民(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-f11589.html

危険に直面するドイツのシリア難民

スティーブン・サヒオニー
2023年7月14日
Strategic Culture Foundation

 死と破壊を残した不当な戦争からシリアを再建し回復する時が来た。

❗️ Telegram , ツイッター , VK にご参加ください.

 ドイツに暮らし麻薬密売に関与しているレバノン氏族は死と騒乱を引き起こした。6月23日エッセンのレストラン前で発生した大規模乱闘にドイツ警察が対応し、23歳のシリア人男性が死亡し、数人のドイツ人警察官が負傷し、150人のレバノン人が逮捕された。

 このレバノン氏族は麻薬密輸と流通を管理しながら、マフィアとしてドイツで活動している。警察は放水砲とヘリコプターを使って暴力を封じ込めようとした。

 シリア人家族がレバノン人との紛争に巻き込まれ、戦いは紛争の双方の何百人もの人々を巻き込み始め、他の地域に広がった。

 2021年3月の調査によるとシリア難民の数は800.000人だ。ドイツ最大の難民コミュニティだ。

 シリア難民の最大の流入は、2015年夏、トルコの密輸船でギリシャに行った後、ヨーロッパを徒歩で横断して亡命を求めてドイツに到着した約350,000人だ。当初から違法密輸活動が彼らをドイツに送り込んでいた。彼らはヨーロッパ移民法に違反して報酬を得ていた。

 それ以来シリア人は到着し続けている。シリアでの戦闘は2017年以来終結しているが、再建や新規雇用の創出を阻止するアメリカやEU制裁のため、シリアは再建を許されなかった。シリア人は経済移民だ。彼らは戦争から逃れているのではなくシリアの人々を苦しめ続けるため設計された貧困と制裁から逃れているのだ。シリアに関するアメリカとEUの外交政策は国民を貧困に苦しむままにし、彼らが立ち上がってダマスカス政府を打倒させることだ。これは、2011年以来、アメリカとNATOが雇ったテロリストによっては実現できず、テロリストがいなくなった今不可能だろう。

 ドイツやどこであれ典型的シリア難民は毎月の福祉チェック、無料住居、食料、医薬品など、政府が提供する無料給付を最初に受けようとする経済移民だ。シリア人は根を下ろしたり、ドイツ人になったりするためそこにいるのではない。彼らはそこに滞在し休暇や家族訪問で簡単に旅行できる手段としてのみドイツ市民権を求めている。

 通常シリア人は給付を受ける資格を得たり仕事を得たりするのに十分なだけしかドイツ語を学ばない。シリア人女性は仕事を求めていない。彼らは子供が成長しても家で失業し続けるのを好んでいる。シリア国内では働く女性は一般的だが、女性シリア難民は世帯収入に貢献しようとしていない。

 ドイツのシリア難民は通常ドイツ政治や政党に興味がない。そもそも政党に参加し投票するには市民権を持っている必要がある。第二に、主要政党の名前はキリスト教民主党で、ほとんど全てのシリア人はイスラム教徒で、それは党との即時の断絶を生み出す。

 シリア人はドイツ人やドイツを彼らの故郷と感じていません。安全に暮らし、収入を得るための場所だ。彼らは通常同僚や隣人に挨拶する以外、ドイツ人の友人はいない。シリア女性は他のシリア女性とのみ付き合い、アラビア語しか話さない傾向があり、ドイツ社会からさらに孤立している。子供は家庭生活の影響を強く受けている。

 ドイツの児童保護サービスはシリアの子供を難民の両親から連れ去るのに忙しい。ドイツの隣人は子供を叩いたり叫んだりする可能性のある親を報告する。シリアの育児習慣はヨーロッパの規範と同じではない。小さな子供を両親から連れ去るのは拷問の一種だ。

 LGBTQ問題はヨーロッパでは理解され受け入れられているが、レバノンを含む中東諸国では受け入れられていない。ドイツのシリア難民家族はイスラム教はLGBTQのライフスタイルを承認しないことを子供に教えてきたが、そのコミュニティを保護する全てのドイツ法律には従うべきだ。シリア人は子供に学校でゲイプライド活動に参加しないよう求めている。このためドイツ当局は、学齢期の幼い子供をイスラム教の両親から連れ去るという裁判所命令を出した。

 シリア人のキリスト教家族は、LGBTQ問題に関してシリアのイスラム教家族と同じ見解だ。シリア文化は10万年前からで、ドイツの異教徒が焚き火をし、火を崇拝していた頃、シリア人キリスト教徒は教会で礼拝していたのだ。

 私たちは文明の衝突の概念について聞いたことがあり、ドイツでは東と西が出会い、ドイツでのシリア統合のプロジェクトは失敗したプロジェクトです。

 スウェーデンは学齢期の子どもをシリア人の親から連れ去り、児童養護施設に入れており、親は子供がどこにいるのかさえ分からない。スウェーデン社会福祉サービスは、家庭で許されることと許されないことを学校で教えている。これにより子供は両親について報告するようになり、その結果、子供は永久に連れ去られる。

 海外に居場所を見つけるため出国したシリア人は数多い。彼らは世界中の社会の生産的一員になり一生海外に留まるかも知れない。ドイツの小さな町の市長になったシリア難民さえいる。

 オバマ大統領とジョー・バイデン副大統領に設計された米国-NATO政権転覆プロジェクトは失敗だ。シリアを再建し、死と破壊を後に残した不当な戦争から回復する時が来た。アメリカとEUの制裁を解除し、再建への外国投資を開始する必要がある。最終的に、ドイツや他の場所に永遠に留まることに関心がないシリア人は、仕事のため国に帰り、自分たちの文化や宗教で生活することを計画できるのだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/07/14/the-syrian-refugees-in-germany-face-danger/

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2023年7月18日 (火)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/736.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
47. HIMAZIN[3687] SElNQVpJTg 2023年7月18日 16:48:51 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[13]
相変わらず誘導しても来ない。聞き分けのない子供みたい。
以下のアラジン2さんに反論。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c175


>あなたに反論する意義を感じません。

ならば論破出来ませんね。ついさっき言ったこともう忘れた?

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c171

>総て論破済みです。


で、誤魔化すためにイワツバメさんがどーたらこーたら妄想垂れ流し。
そういうのは、私の抗議がどう不当であるか真っ当に批判してから言いなさい。
イワツバメさんやら怒鳴るド虎nプさんやら持ち出さないと意見一つ言えなくなったのか、情けない。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c47

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
176. HIMAZIN[3688] SElNQVpJTg 2023年7月18日 16:50:21 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[14]
>>175

反論はこちらに書いた。いつまでも駄々こねないでこっちに来なちゃい。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c47
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c176

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
179. HIMAZIN[3689] SElNQVpJTg 2023年7月18日 21:13:06 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[15]
>>178

>管理人さんの立場になって考えて下さい。

だったら、何故管理板に粘着する。>>167から私との問答はここでやれと何度も誘導したよね?
そもそもアラジン2さんが、他者の立場になって考えることが出来ていない。自画自賛を繰り返すのもみっともない。
結局まともな反論が出来なくなって詰んだアラジン2さんが駄々こねているだけ。何度言ったかわからないが、ほんの少しでも自分を客観視したほうが良い。今更手遅れだけど。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c42
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c45
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c47
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c179

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
180. HIMAZIN[3690] SElNQVpJTg 2023年7月18日 21:21:35 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[16]
>>178

もう見切りつけたから良いか。>>175で反論を放棄した時点でアラジン2さんの棄権敗け。文句があるなら>>179のリンク先からやってください。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c180

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
49. HIMAZIN[3691] SElNQVpJTg 2023年7月18日 21:26:50 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[17]
>>48

往生際が悪いんで、アラジン2の棄権負けを宣言してきました。
結局今回も粘着したまま。流石に人として見切りをつけたかな。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c180
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c49

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
50. HIMAZIN[3692] SElNQVpJTg 2023年7月18日 21:29:45 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[18]
>>48

私の抱いたイメージは茶坊主・僧兵というよりもワガママな駄々っ子ですね。著しく精神年齢が低い。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c50

[国際33] タリバンは米国ができなかった麻薬対策を一年で実現(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1772.html

タリバンは米国ができなかった麻薬対策を一年で実現

<記事原文 寺島先生推薦>

Taliban achieves what US couldn’t do with opium – media
https://www.rt.com/news/579056-taliban-slashes-afghan-opium-output/

The group’s ban on poppy farming has reportedly slashed Afghanistan’s opioid production by 80% in one year

報道によると、タリバンによるケシ栽培の禁止は、一年間でアフガニスタンの麻薬製造を8割減らした、という。

出典:RT   2023年7月1日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年7月19日



資料写真:2006年4月、アフガニスタンのケシ畑を歩く米軍のポール・カルボス大佐© Getty Images / John Moore


 報道によるとタリバンは、米国の「麻薬との戦争」政策が50年掛けて成し遂げられなかったことを一年でやり遂げた、という。具体的には、アフガニスタンの麻薬生産の大多数をなくすという任務だ。2022年4月にタリバンがケシ栽培を全国規模で禁止して以来、アフガニスタンは、「人類史上最も成功した対麻薬政策」を成し遂げた、と英国のテレグラフ紙は、土曜日(7月1日)に報じた。 アフガニスタンの麻薬製造は、昨年、推定8割減少したと、その記事は報じた。ヘルマンド州では、ケシ栽培が99%、面積でいうと約2500エーカー(約10キロ平方) 減少したとのことである。この州は米国が主導したアフガニスタンでの戦争時のほぼ20年間、英軍の占領下にあった。
 
 テレグラフ紙の記事によると、このように麻薬の供給源を減少させることは、米軍がアフガニスタンに駐留していた20年間を含め、米国政府による50年間の麻薬との戦争において成し遂げられることはなかった、とのことだ。中央アジアに位置するアフガニスタンは、歴史上、世界の麻薬の8割、欧州に供給される麻薬の95%を製造してきた。このような状況を監視している組織はいくつかあるが、中でも国連が懸念を表しているのは、このようなケシ栽培の減少が、合成麻薬の使用を増やすことに繋がりはしないか、という点だ。このような合成麻薬には、フェンタニルなどがあるが、ケシを原料とするヘロインよりもずっと危険な薬品である可能性がある。



関連記事:タリバン、ケシ栽培を禁止

 米国がアフガニスタンを支配していた2004年、米国政府が支援する首都カブールの政権は、10年以内にケシ栽培をなくすという目標を立てた。実際はその逆で、米国支配下において、栽培や麻薬製造は増加した。 報道によると、米国は少なくとも90億ドルの税金を注ぎ込んで麻薬産業の根絶につとめていたという。

 米国の中央情報局(CIA)には麻薬貿易を行ってきた長い歴史がある。米国務省が1991年に出した報告書によれば、アフガニスタンでのCIAの秘密作戦が、アフガニスタンを「麻薬の自給地域から、世界市場に向けたヘロインの主要な供給地域」に変換させるものだったことが判明した。

 しかし、米国の報道機関は、タリバンを名指しで非難し、2021年8月に、このイスラム教勢力がアフガニスタンの支配権を再度手に入れて以来、麻薬製造を許可してきたと報じた。米国政府が資金提供しているラジオ・フリー・ヨーロッパは、つい最近の2023年5月に、アフガニスタンのケシ栽培が増加したのは、タリバン政権がケシ栽培の禁止を推進することに前向きでないからだ、と報じた。

関連記事:バイス・ニュース社は、「昔懐かしい」ヘロインを惜しむ麻薬使用者らが、CIAに対して疑念を抱いているとの報道。

 皮肉にも、米国政府の米平和研究所は先月、タリバンを、麻薬製造の撲滅に成功しすぎたとして非難した。「タリバン政権による現行の禁止策を、過度にいいことのように捉えること、つまり世界の対麻薬政策における重要な勝利と捉える誘惑に陥ってはならない。現在のアフガニスタンの経済面や人道面の状況からすれば、成功と捉えるべきではない。実際のところ、この禁止措置により、アフガニスタンには経済的及び人道的に大きな負担がかかっており、アフガニスタンからの難民流出がさらに促進される可能性がある」と同研究所は主張した。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/261.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
55. HIMAZIN[3693] SElNQVpJTg 2023年7月19日 10:07:22 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[19]
>>54

>この見解の相違は、あまり拘ると民主党の仲間割れと同じレベルになります。

正直そこまで拘っていません。推測しか出来ないので感覚的にふわっと捉えてる感じですね。人により見方は変わるので何が正しいということもないでしょう。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c55

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
56. HIMAZIN[3694] SElNQVpJTg 2023年7月19日 10:56:55 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[20]
アラジン2さんの見苦しい抗弁。>>49で終了宣言してるのでここでのみエアバトル。(笑)
我ながら大人気ない。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c187


>何度ループさせれば気が済むんですか、バカなんですか?
>イワツバメさんの問題を解決するためです。

バカはお前さん。
私が退避スレに誘導してる直後の指摘を消して、粘着云々のとこだけ抜き出し、さも私が的外れなことを言ってるように見せかける姑息さ。
そもそもイワツバメさんの問題はとっくに解決しているだろう。

>イワツバメさんの問題も 怒鳴るド虎nプさんの問題も
>自分は無関係だと言ったあなたこそ、なんで管理版に粘着してんですか?

アラジン2さんが荒らしの件について自分に都合の良いことばかり言っているから、その認識を正しに来た。イワツバメさんも怒鳴るド虎nプさんも私にまともな反論が出来ないアラジン2さんが勝手に持ち出して喚いてるだけ。

見苦しい。
もう一度言うが、反論を放棄した時点でアラジン2さんの敗けです。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c56

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
59. HIMAZIN[3695] SElNQVpJTg 2023年7月19日 17:17:21 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[21]
>>57

荒陣2・・・荒人2 !?

名は体を表すということか。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c59

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
61. HIMAZIN[3696] SElNQVpJTg 2023年7月19日 22:01:06 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[22]
>>57
>>60

私もここまでやり合った上での感想というか妄想を。

>>50で書いたようにワガママな駄々っ子。レスバトルという遊びに夢中な子供です。
「デマは許さん」を大義名分としているから正しい自分に酔っていられるし、相手を論破でもしようものなら有頂天にもなります。

自分でスレ立てないのは、情報を発信するのが目的じゃないから。
ゴミコメントの黒塗りが許せないのは、餌を取られたくないから。
コメント欄からテコでも動かないのは、そこがレスバトルの戦場なので離れたら敗けだと思っているから。

コメント欄が荒れようがなんだろうが、戦場だから当人には当然であり、正義は自分にあるから人の意見に耳を貸すはずもない。
無駄に敵を作ろうが、レスバトルが目的だから相手が増えるのはむしろ大歓迎。

ざっとこんなもんですかね。当たらずとも遠からずと思ってるので、これを念頭におくとまた何か見えるかもと考えてます。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c61

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
65. HIMAZIN[3697] SElNQVpJTg 2023年7月20日 00:06:52 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[23]
>>62
>>64

ありがとうございます。調子に乗って、取扱注意点も書きます。(笑)

レスバトルが目的なので、一度やり合うととことんまで拗れます。なので、やり合う場合は長期戦覚悟で。勝ちに物凄く執着するから、不利になりだした途端に詭弁・すり替え・レッテル・妄想語り等ネトウヨみたいな習性も見せてきます。

今回のやり取りは見切りがついたんで>>49の宣言を出して管理板から引き上げましたが、当人は「相手が出ていったから最期まで戦場に残ってた自分の勝ち。」と認識してる可能性が高いですね。管理人の立場云々を真面目に考えてるならとっくにこっち来てるはず。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c65

[戦争b24] NATOはウクライナを守っていない。まさにウクライナの背中を刺している。(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-0504e7.html

NATOはウクライナを守っていない。まさにウクライナの背中を刺している。

アメリカとその同盟諸国は、まさにキーウにNATO加盟資格を失わせる戦争を続けているのだ

ジョナサン・クック
2023年7月16日
Middle East Eye

 今週リトアニアで開催されたNATOサミットは、ロシアを「弱体化」させ、ウラジミール・プーチン大統領を追放するため、ウクライナで代理戦争を推進している欧米指導者連中の全くの偽善を強調するのにしか役に立たなかった 。

 サミット前に、アメリカとドイツは、ロシアとの戦争の真っ只中にあるウクライナのNATO加盟を阻止することを明らかにしていた。火曜日に、このメッセージはNATO事務総長イェンス・ストルテンベルグが正式に発表した。

 NATOが「ばかげた」決定に達し「弱さ」を示したとウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は怒った。「感謝」の意思が欠如しているとイギリス国防大臣ベン・ウォレスは彼を早速叱責した。

 懸念は、キーウがこの段階で、この軍事同盟参加した場合、NATO加盟諸国はウクライナ防衛へと飛躍する必要があり、ロシアと直接戦うことだ。ウクライナ人の血だけで代償を支払う現在の代理戦争ではなく、核武装したロシアとの直接対決する考え方にほとんどの欧米諸国は反対だ。

 しかし曖昧にされている重複している隠された意味がある。現在ウクライナが軍事同盟に加盟する資格を失わせている根拠として引用している戦争の継続にはNATOに責任がある事実だ。NATOは現在血まみれの混乱にあるキーウを加盟させても助ける逃げ道がない。

 結局、いつの日か、ロシアの戸口で軍事力を振るえるという露骨な願望で、2008年以来、最終的には加盟させると約束し、ウクライナとあからさまに火遊びをするのを選んだのはNATOなのだ。

 おそらくキーウとモスクワ間交渉、ロシアがウクライナ東部の領土を占領し始める前に戦争を初期段階で終わらせることができたかもしれない交渉を台無しにしろというワシントンの命令で、2022年2月ロシアによる侵攻の数週間後に介入したのはイギリスだった。

 当時の合意は、現時点での合意より遙かに容易だったはずだ。それにはキーウがNATOへの秘密統合を追求するのではなく、中立を約束することが必要だった可能性が高い。ウクライナ政府による東部のロシア語話者圏に対する政治的、法的、軍事的攻撃の停止もモスクワは要求しただろう。

 今、合意への主な障害は、NATOがキーウがとの交渉にも再参加することを決して許可しないと想定し、クレムリンに欧米を信頼し、ロシアにウクライナ東部の併合を戻すよう説得することだ。

 そして最後は、NATO加盟諸国、特に広大なウクライナでの戦争を引き延ばし、双方の死者数を増やし続けている膨大な軍用品出荷をしているアメリカだ。

 目論見ちがい

 要するに、まさに、現在NATOは、ウクライナの同盟加盟を止める口実として、煽るためできる限りのことをして、この戦争を利用しているのだ。

 別の見方をすると、NATOがモスクワに送っているメッセージは、プーチンが常に主張している通りに、狙いが、キーウが常に中立であるよう保証することであれば、ロシアがまさに正しいことをしたことだ。つまり侵略決定だ

 ウクライナが完全に欧米軍事同盟に包摂されるのを阻止しているの、まさにこの戦争だ 。ウクライナの欧米がモスクワまで数分の核弾頭ミサイル配備できるNATO前方基地への転換を阻止したのは、この戦争だ。

 ロシアが侵略していなければキーウは既に密かに行っていたことを自由に加速できたはずだ。NATOへの統合。すると、ウクライナを交渉と中立ではなく、進行中の戦争に熱心に取り組んだ後、NATOから排除されて、ゼレンスキーは一体どんな結論を出すだろう。

 これまでのところ、大いに喧伝されたウクライナ「春の反攻」は、欧米メディアが「遅い前進」と歪曲しているにもかかわらず目論見ちがいに終わった」。モスクワは併合したウクライナ領土をしっかり確保している。

 キーウが「戦争に勝つ」ことができない限り-そしてそれはNATOがロシアと直接戦って核紛争の危険を冒す意思がない限り、それはできないだろう。ウクライナは軍事同盟から排除される。Catch-22の板挟み状態だ。

 NATOの報道発表を反すうし、欧米軍事産業のより大きな利益を応援する以外他に何もできない欧米の支配体制メディアがこの難問を強調するなど期待しても無駄だ。

 戦争犯罪

 もう一つの難問はウクライナにクラスター爆弾を供給するという先週のバイデン政権の決定だ。搭載された小爆弾は爆発し損ねた場合、ミニ地雷のように見えずにおかれて、何十年もの間、民間人を殺害したり不具にしたりする。場合によって、3分の1も 「不発」で、数週間、数ヶ月、または数年後に爆発する。

 ワシントンの動きは最近の戦闘中も戦争後も放射性の埃で周辺地域汚染するウクライナへのイギリスによる劣化ウラン弾供給に続くものだ。アメリカとイギリスが大量にこの砲弾を発砲したイラクなどの地域の証拠が、放射性降下物による癌と先天性欠損症の数十年にわたる急増の可能性があることを示唆している。

 昨年それらを使用したと非難されたのがロシアだった時、ホワイトハウスは戦争犯罪としてのクラスター爆弾の使用を非難する準備ができていた。キーウが全く同じ戦争犯罪を行うのを可能にしているのは今やワシントンだ。

 もちろんアメリカ以外の110以上の国がクラスター爆弾を禁止する2008年の国際条約を批准している。多くの国々がNATO加盟国だ。

 アメリカ・クラスター爆弾の高い「不発」率を考えると、ジョー・バイデン大統領は ウクライナへの在庫品出荷の上で、アメリカ法律に違反しているように見える。ホワイトハウスは、そのような兵器輸出が「アメリカの重要な安全保障権益」を満たす場合にのみ免除を発動できる。どうやら、バイデンはロシアを「弱体化」させ、今後数十年ウクライナの一部を民間人にとっての死の地帯に変えると信じているのだ。まさにそのような重要な権益として相応しい。

 絶望的な一時しのぎ

 公式説明では、アメリカによるこの最新のエスカレーションの動きは、戦争でキーウが「勝つ」のを助ける」が、真実はかなり異なっている。ロシアと戦うためにウクライナとNATOが通常兵器を使い果たしていことを認めるのをバイデンは避けていない。これは必死の応急措置なのだ。

 ほとんどのNATO加盟国はクラスター爆弾禁止に関する条約の署名国かもしれないが、彼らはワシントンの決定を見て見ない振りをするのをいとわないように見える。今週、ドイツ外務大臣としての以前の役割での条約署名者フランク・ヴァルター・シュタインマイヤー大統領は、そうすれば「ウクライナを終わらせるので、アメリカの出荷をベルリンは阻止すべきではない」と述べた。

 言い換えれば、クラスター爆弾採用は、それが、 モスクワではなく、戦争によって軍事的に弱体化したNATOのパートナーであることを認めているのだ。

 もう一度、欧米による「人道戦争」とされるアフガニスタンやイラクやリビアやシリアは逆のものになっているのを想起願いたい。これまでウクライナに送られた全ての武器同様、クラスター爆弾は避けられないこと、つまりキーウが戦争を終わらせるためモスクワとの会談に参加する必要性を先延ばしにするため供給されているのだ。

 そして日々そのような会談は遅れており、ウクライナはより多くの戦闘員や更に多くの領土を失う可能性がある。

 クラスター爆弾の恐怖

 ワシントンや他のNATO諸国がクラスター爆弾を使用する影響を認識していないわけではない。半世紀以上前にアメリカは「秘密戦争」の間に、ラオスに2億7000万発投下したと推定されている。そのうち8000万は爆発しなかった。

 1973年に爆撃が終わって以来、少なくとも25,000人(うち40%が子ども) がラオス領土全体に散らばっているこれら小地雷によって死亡または負傷したと報告されている。

 最近ではアフガニスタンとイラク侵攻でアメリカはクラスター爆弾を使用した。

 ベトナム戦争中ラオスと一緒にアメリカに爆撃されたカンボジアのフン・セン首相は、今週差し迫る恐怖を世界に思い出させた。彼は、半世紀経った今も、カンボジアは依然、全ての爆発物を破壊する方法を見いだしていない。「本当の犠牲者はウクライナ人になるだろう」と彼は言った。

 しかし、その警告はウクライナでは無視される可能性が高い。欧米マスコミに列福されたゼレンスキーはクラスター爆弾使用と無縁ではない。ジャーナリストは、ロシアによる使用についてのみ言及するのを好むが、2014年以来、キーウによるウクライナ東部の自国民へのクラスター爆弾発射を人権団体は記録している。

  ウクライナ政府とウクライナ軍の超民族主義者からウクライナ東部のロシア語話者共同体を保護する必要性は、侵略開始に対してモスクワが主張した主な理由の一つだ。昨年キーウが国の東部の小さなウクライナの村でクラスター爆弾を使用したとニューヨークタイムズは報した 。

 ヒューマン・ライツ・ウォッチの調査によると、昨年ウクライナ軍もウクライナの町イジウムでクラスター爆弾を発射し、少なくとも民間人を8人殺し、15人負傷させた。

 この歴史を考えると、ワシントンがゼレンスキー政府に供給するクラスター爆弾はロシア軍にのみ発射するというゼレンスキー政府の保証を額面通り受け取るのは愚かだ。全ての証拠は砲弾がウクライナ東部の民間地域で使用される可能性が高いことを示している。

 二重基準

 公式には、ヨーロッパ指導者たちはキーウへのクラスター爆弾提供の例外的正当化を暗示することにより連中の良心を救おうとしている。ウクライナがロシア侵略と領土占領に対して防衛すため、この爆弾は不可欠だとされるのだ。

 しかし、それが本当にNATO基準なら、そのような弾薬の必要性があるもう一つの例外的な抑圧された国があるのだ。パレスチナだ。

 ウクライナ同様、パレスチナ人は執拗な敵に彼らの領土を占領されている。そしてウクライナ同様、パレスチナ人は占領軍による継続的軍事攻撃に直面している。

 ロシアがしているように、占領軍は常に戦争犯罪を行うことになる。 国際連合レイプや殺害や拷問や民間インフラに対する攻撃かどではロシア軍を非難している。

 アメリカとイギリスがイラクやアフガニスタンで証明したように、他国民の独立領土を侵略し、地元住民を鎮圧する作業に戦争犯罪は固有のものだ。

 イスラエル、ロシアの行動いずれも、確実に計り知れない苦しみを引き起こしている。しかし、そこには違いがあり、イスラエルの行動はロシア以上の悪を反映している。

 イスラエル占領はロシアより長く、何十年も続いており、その間の年月、パレスチナの土地で何百もの違法なユダヤ人専用武装入植地設立を含む戦争犯罪を行い続けている。

 更にロシア侵略前には、 14,000人以上のウクライナ人を殺したウクライナ内戦があった。少なくとも介入当初、ウクライナ人、主に東部の民族的ロシア人はモスクワを歓迎した。イスラエルや彼らの土地を占領している入植者を望むパレスチナ人を見つけるのは困難だ。

 自身を守るためパレスチナ人へのクラスター爆弾供給をNATOの誰が検討しているだろう。イスラエル軍事基地やヨルダン川西岸で占領下の軍事化された集落にクラスター爆弾を発射するパレスチナ人をNATOは支持するのだろうか?

 ロシアに対して発射しないというウクライナの保証を受け入れたと同様に、そのような弾薬はイスラエルに発砲しなというパレスチナ人の保証をNATOは受け入れるだろうか?

 これらの質問は自答する。パレスチナ人の場合、欧米諸国は二重基準を適用するだけではない。パレスチナのイスラエル軍への通常攻撃を非難するイスラエルの言い分をオウム返しにするのだ。

 危険な妄想

 しかし偽善はそれに留まらない。ドイツのタカ派外務大臣アナレナ・ベアボックは先週ガーディアンに次のように書いている。彼女が「小切手帳外交」と呼ぶ政策追求でドイツは間違いを犯したと。

 欧米との政治的、経済的相互作用が「ロシア政権を民主主義の方向に傾けるはずだ」とベルリンは素朴に信じていたと彼女は付け加えた。ところが逆に「プーチンのロシアは平和への脅威であり続け、我々はプーチンのロシアと一緒ではなく、ロシアに対し、我々の大陸の安全と我々の安全保障を組織しなければならない」と彼女は結論した。

 ヨーロッパ前進の道は、ベアボックが示唆しているように、ロシアとの永遠戦争かクレムリンに政権交代を課すかの、いずれかに限定される。これは全て危険なたわ言だ。この種の利己的で妄想的分析が欧米メディアに実に無批判にオウム返しされる事実は、その評判を傷つけるはずだ。

 ベアボックは、モスクワが「ロシアとの安全保障構造を構築するための我々の努力を拒絶した 」と暗に示唆している。しかしソビエト連邦崩壊後、ヨーロッパ安全保障の傘の中で、ロシアが意ある場所を提供されたことは皆無だ 。

 これは第二次世界大戦後の西ドイツへの処置と実に対照的だ。ナチス政権が去るや否や、ドイツは経済とインフラ再建のためのマーシャルプランを介した大規模アメリカ援助を受け、ソビエト連邦に対する防波堤として即座にNATOに受け入れられた。

 1991年のソビエト連邦崩壊は全く異なる方法で処理された。それはロシアを仲間として迎え入れる機会とは見なされなかった。

 それどころか、アメリカと西欧同盟諸国はロシアへの適切な援助計画やソビエト時代の債務の帳消しを拒否した。欧米はロシア経済を新しいオリガルヒ階級による資産剥奪を受けやすくする「ショック療法」民営化に邁進するよう主張し、弱い大統領ボリス・エリツィンを支えるのを好んだ。

 極悪非道な野望

 ロシアが経済的に空洞化する中、この歴史的ライバルを、NATOを利用して軍事的に孤立化させ、旧ソ連諸国をアメリカの「勢力圏」に置こうとワシントンは急いだ。どのアメリカ政権も、主要超大国ライバルのロシアと中国に対する「全面的世界支配」として知られている傲慢な外交政策を開発し、熱心に追求した。

 しばしば修辞的に、ロシア国境へのNATO拡大を阻止する強力な指導者のポーズをとるにつれ ロシア人の間でのプーチンの人気は益々高まった。

 ベアボックの提案に反し、モスクワはNATOの「小切手帳」に言い寄られなかった。徐々に体系的に追い詰められたのだ。次第にのけ者へと変えられた。

 これは単に「プーチン擁護者」の評価ではない。NATO戦略は理解され、アメリカ冷戦政策の父であるジョージ・ケナンから現CIA長官ウィリアム・バーンズまで、アメリカ外交政策立案における一部の大立て者連がリアルタイムで警告した。

 2007年、モスクワ駐箚アメリカ大使として、バーンズは後にウィキリークスで暴露された外交公電を書いた。「NATO拡大やヨーロッパへのアメリカ・ミサイル防衛配備はロシアが恐れる典型的包囲だ」。数か月後、ウクライナにNATO加盟を申し出れば、モスクワを「考えられない」窮地に置くとバーンズは警告した。

 ヨーロッパの平和と安定を維持することが目標ではないため、自身の役人の絶えざる警告をワシントンはあっさり無視した。ロシアの恒久隔離と「弱体化」こそが目標だ。

 バイデン政権は自分が火遊びしているのを自覚している。昨年、おそらく台本がない発言で、ウクライナでの実存的敗北に直面して核「ハルマゲドン」を解き放つロシアの危険性を大統領自身が引き合いに出した。

 悲劇的なことに、NATOの悪意、欺瞞、裏切りは、ハルマゲドンに対する唯一の代替案ははウクライナ没落の可能性を意味している。そして、それと同時の、極悪非道な「全面的世界支配」を推進するワシントンの野心粉砕だ。

 ジョナサン・クックはイスラエルとパレスチナの紛争に関する3冊の本の著者、マーサ・ゲルホーン・ジャーナリズム特別賞を受賞。彼のウェブサイトとブログはwww.jonathan-cook.netにある。

 記事原文のurl:https://www.middleeasteye.net/opinion/nato-ukraine-not-defending-stabbing-back

2023年7月22日 (土)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/742.html
[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
199. HIMAZIN[3698] SElNQVpJTg 2023年7月23日 08:33:03 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[24]
>>198

>>74参照。いつまでも駄法螺吹いてるんじゃない。私とのレスバは>>180でアラジン2さんの棄権敗け。
ついで。こちらでアラジン2さんの分析してみた。当たらずとも遠からずと考えてる。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c61
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c199

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
201. HIMAZIN[3699] SElNQVpJTg 2023年7月23日 13:21:57 : kGxJVdezv6 : bUpHMWM3UjVkTGs=[1]
>>200

ここまでのやり取りで会話が成立しないのが明確なので、>>199のリンク先に書いたアラジン2さんの分析を以下提示。当を得てるかは各自ご判断を、

ワガママな駄々っ子。レスバトルという遊びに夢中な子供です。
「デマは許さん」を大義名分としているから正しい自分に酔っていられるし、相手を論破でもしようものなら有頂天にもなります。

自分でスレ立てないのは、情報を発信するのが目的じゃないから。
ゴミコメントの黒塗りが許せないのは、餌を取られたくないから。
コメント欄からテコでも動かないのは、そこがレスバトルの戦場なので離れたら敗けだと思っているから。

コメント欄が荒れようがなんだろうが、戦場だから当人には当然であり、正義は自分にあるから人の意見に耳を貸すはずもない。
無駄に敵を作ろうが、レスバトルが目的だから相手が増えるのはむしろ大歓迎。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c201

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
91. HIMAZIN[3700] SElNQVpJTg 2023年7月25日 06:38:37 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[25]
>>90

許可なんて要るのかわかりませんが、有用だと考えるなら宜しいのではないでしょうか。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c91

[戦争b24] 時系列で見るウクライナ紛争(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1803.html
※動画等はリンク先参照。

時系列で見るウクライナ紛争

<記事原文 寺島先生推薦>

Ukraine Timeline Tells the Story
https://libya360.wordpress.com/2023/07/06/ukraine-timeline-tells-the-story/

筆者:ジョー・ローリア(Joe Lauria)
出典:INTERNATIONALIST 360° 2023年7月6日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年7月23日


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2015年5月18日:ウクライナ陸軍による砲撃後の、ドネツク国際空港近くにある東方正教会の破壊跡。東ウクライナ (Mstyslav Chernov. CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons)


 歴史的な文脈がなければ、企業メディアに埋められたウクライナを理解することは不可能だ。ウクライナ戦争を理解させないためには、その歴史を抑えつければよい。時系列に並べると、明らかに、西側のロシアに対する攻撃的な意図が見えてくる。もしNATOがウクライナの加入を許可しなければ、もしミンスク協定が実施されていれば、そしてもしアメリカとNATOがロシアの安全保障上の懸念を考慮に入れた新しいヨーロッパの安全保障体制を交渉していれば、この悲劇は回避されただろうことが見えてくる。


時系列で見たウクライナ

 第二次世界大戦――ステパン・バンデラ率いるウクライナの国家ファシストたちは、最初はドイツのナチスと同盟を結び、10万以上のユダヤ人とポーランド人を虐殺。

 1950年代から1990年まで。C.I.A.はウクライナのファシストたちをアメリカに連れてきて、ソビエト連邦をウクライナで弱体化させるために彼らと協力、破壊工作とプロパガンダ活動を行った。ウクライナのファシスト指導者であるミコラ・レベドはニューヨークに連れてこられ、少なくとも1960年代までC.I.A.と共に働き、1991年、ウクライナが独立した年までC.I.A.にとって役立つ存在だった。その証拠は、アメリカ政府の報告では82ページからその記載がある。かくしてウクライナは、約80年間、モスクワを弱体化し脅迫するための拠点だった。

 1990年11月:ベルリンの壁崩壊から1年後、アメリカ、ヨーロッパ、そしてソビエト連邦によって「新しいヨーロッパのためのパリ憲章」(または「パリ憲章」としても知られる)が採択される。この憲章はヘルシンキ協定に基づいており、1999年の「欧州安全保障のための憲章」で更新されている。これらの文書は欧州安全保障協力機構(OSCE)の基盤となっている。OSCEの憲章には、どの国または地域も他国の犠牲によって自国の安全を保つことはできないと記されている。

 1991年12月25日:ソビエト連邦が崩壊。ウォールストリートとワシントンのカーペットバッガー(南北戦争後に南部にやって来て詐欺、いんちき行為などをした北部人_英辞郎)のような詐欺師たちが、続く10年間に、以前国有財産だったものを剥奪し、私腹を肥やし、オリガルヒの振興を促し、ロシア、ウクライナ、および他の元ソビエト人を貧困に陥れた。

 1990年代:アメリカはソ連の最後の指導者ゴルバチョフとの、統一ドイツの代償としてNATOを東ヨーロッパに拡大しない約束を反故にする。アメリカ政府のソ連関係専門家であるジョージ・ケナンは拡大に反対。一方、NATOの拡大を支持する上院議員ジョー・バイデンは、ロシアがそれに敵対的に反応すると予測している。

 1997年:ロシアの「激しい敵対的な」反応を引き起こす唯一の要因は、不必要なNATOの極東への拡大であり、ロシアの国境まで拡大することだろう―上院議員ジョー・バイデン pic.twitter.com/hRW47hLL5y

— Rishi Bagree (@rishibagree) June 17, 2022

 1997年:元アメリカ合衆国国家安全保障担当顧問であるズビグネフ・ブレジンスキーは、1997年の著書『The Grand Chessboard: American Primacy and Its Geostrategic Imperatives』において、次のように記述している:

「ウクライナは、ユーラシアのチェスボード上で新しく重要な領域であり、地政学的には軸心となる存在だ。独立国として存在することによって、ウクライナはロシアを変革する要因となる。ウクライナがなければ、ロシアはユーラシア帝国ではなくなる。ウクライナなしのロシアは依然として帝国の地位を追求することはできるが、それは主にアジアの帝国となるだろう」。

 1999年大晦日:米国とウォールストリートの支配が8年続いた後、ウラジミール・プーチンがロシアの大統領に就任。2000年にプーチンがNATOへの加盟を求めた際、ビル・クリントンはこれを拒絶。

 プーチンは西側の干渉者たちに対して扉を閉ざし、ロシアの主権を回復。結果としてワシントンとウォールストリートを怒らせた。一方、ウクライナではこのようなプロセスは進まず、ウクライナの人々は西側の搾取と貧困の対象となり続けている。

 2007年2月10日:プーチンはミュンヘン安全保障会議で演説を行い、米国の攻撃的一国主義義を非難。2003年のイラク侵攻やNATOの東方への拡大などを違法として批判した。

 彼は言った:「私たちは尋ねる権利があります:この(NATOの)拡大は誰に対して意図されているのですか?そして、ワルシャワ条約の解消後に私たちの西側のパートナーがした保証はどうなったのでしょうか?それらの宣言は今どこにあるのですか?誰ひとりそれらを覚えてすらいません」。



 3年後、バルト諸国、すなわちロシアに接する元ソビエト共和国が西側同盟に加盟した後のプーチン演説。西側はプーチンとロシアの正当な懸念を無視し、彼らを侮辱。彼の演説から1年後、NATOはウクライナとジョージアが加盟すると発表。2009年には他の4つの元ワルシャワ条約機構加盟国もNATO加盟。

 2004年から2005年:オレンジ革命。選挙結果が覆され、米国と同盟を結んだヴィクトル・ユシチェンコがヴィクトル・ヤヌコビッチに勝利して大統領就任。ユシチェンコはファシストの指導者バンデラを「ウクライナの英雄」とする。

 2008年4月3日:ブカレストで開催されたNATO会議で、首脳会談宣言は「ウクライナとジョージアのユーロ・アトランティックな加盟への希望をNATOは歓迎。これらの国々がNATOのメンバーとなることを本日私たちは合意しました」と述べる。ロシアは強く反対。当時のロシア駐在米国大使で現在のCIA長官であるウィリアム・バーンズは、ウィキリークスによって明らかにされたワシントンへの電報ケーブルで警告:

「ラブロフ外相および他の高官は強い反対の立場を繰り返し述べており、ロシアはさらなる東方への拡張を潜在的な軍事的脅威と見なすだろうと強調している。特にウクライナへのNATOの拡大はロシアにとって『感情的で神経に触る』問題であり、戦略的な政策考慮もウクライナとジョージアのNATO加盟に対する強い反対の背後にある。ウクライナでは、この問題が国内を分断する可能性があり、暴力や一部の主張によれば内戦に発展することを恐れており、それによってロシアは介入するかどうかを決定せざるを得なくなるだろう・・・ラブロフは、東方へのさらなるNATO拡大、特にウクライナとジョージアへの拡大を(ロシアへの)潜在的な軍事的脅威として見る必要があると強調した。」

 4ヶ月後、ジョージアで危機が勃発し、ロシアとの一時的な戦争に発展。この戦争に対して欧州連合はジョージアの挑発が原因と非難。

 2009年11月:ロシアが欧州に新たな安全保障体制を求める。モスクワは、NATOや欧州安全保障協力機構(OSCE)などの時代遅れの機関を代替すべきだというクレムリンの主張に基づいて、新しい欧州安全保障構造草案を公表。

 この文書は、ドミートリー・メドヴェージェフ大統領による初めての正式な提案から1年以上後の、11月29日にクレムリンのウェブサイトに掲載された。2008年6月にベルリンでの演説の中で、メドヴェージェフ大統領は、冷戦時代の安全保障体制を最終的に更新するために、新しい協定が必要だと述べていた。

 「ヨーロッパの問題は、ロシアを含むすべての統合的な部分の有機的な統一が確立されるまで解決されないと私は確信しています」とメドヴェージェフは述べた。

 2010年:OSCEによれば、ヴィクトル・ヤヌコビッチが自由で公正な選挙でウクライナの大統領に選出される。

 2013年:ヤヌコビッチは、欧州連合との連合協定ではなく、ロシアからの経済パッケージを選択。これは、ウクライナの西側の利権者やウクライナのコンプラドール(買弁)政治指導者、オリガルヒたちにとって脅威となる。

 2014年2月:ヤヌコビッチは、米国の支援を受けた暴力的なクーデターによって追放される(これはニューランド・パイアットの傍受によって予測されていた)。ライトセクターのようなウクライナの極右団体が主導的な役割を果す。ウクライナのファシストたちは、バンデラの肖像画を掲げ、松明を灯したパレードを各都市で実施。

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キエフで警官隊と衝突するデモ隊。2014年2月(Wikimedia Commons)

 2014年3月16日:クーデターや非憲法的な手段による親ロシア政権のキエフ樹立に対する拒否として、クリミアの住民は、国民投票において、97%の賛成票(投票率89%)でロシアに加わることを選ぶ。クリミアを支援するためにワグナー民間軍事組織が創設された。この事件は、西側メディアが誤って「クリミアへのロシアの侵攻」と描写するが、事実上銃撃ほとんどなし。死傷者はゼロ。

 2014年4月12日:キエフのクーデター政権がドンバスの反クーデター、民主主義支持の分離主義者に対して戦争を開始。ネオナチのアゾフ大隊がキエフの戦闘で公然と重要な役割を果たす。ワグナー部隊がドンバスの民兵を支援するために到着。米国は再びこれをロシアの「侵略」と大げさに主張。「21世紀になっても、19世紀のように虚偽の口実をもとに別の国に侵攻する行為は許されない」と、当時の上院議員だった米国務長官ジョン・ケリーが述べる。彼自身は2003年に完全に根拠のない口実でイラクへの米国の侵攻に賛成票を投じていた。

 2014年5月2日:数十人のロシア系抗議者が、ネオナチの暴漢によってオデッサの建物内で焼殺される。その5日後、ルハンスクとドネツクは独立を宣言し、ウクライナからの離脱の投票。

 2014年9月5日:最初のミンスク協定がベラルーシのミンスクでロシア、ウクライナ、OSCE、および離脱したドンバス共和国の指導者たちによって、ドイツとフランスの仲介で、ノルマンディーフォーマット*で署名される。しかし、紛争解決には至らず。
*ドンバス戦争およびより広範なロシア・ウクライナ戦争を解決するために集まった国々のグループ。このグループを構成する4つの国、すなわちドイツ、ロシア、ウクライナ、フランスは、最初に2014年にフランスのノルマンディーでD-Dayの70周年記念式典の際に非公式に会合。(ウィキペディア)

 2015年2月12日:ベラルーシでミンスク協定II(Minsk II)署名。これにより戦闘が終結し、共和国に自治権が与えられる一方で、ウクライナの一部として残ることに。この協定は2月15日に国連安全保障理事会によって全会一致で承認。しかし、2022年12月、元ドイツ首相アンゲラ・メルケルは、西側がミンスク協定の実施意図がなかったことを認める。実際にはそれをNATOがウクライナ軍に武器供与や訓練を行う時間を稼ぐための策略として利用していたと発言。

 2016年:「ロシアゲート」として知られる作り話が、アメリカ合衆国の民主党とそれに協力するメディアを覆う。この作り話では、ロシアが2016年のアメリカ大統領選挙に介入してドナルド・トランプの当選を手助けしたと虚偽の主張がなされている。このでっち上げのスキャンダルは、アメリカでロシアをさらに悪魔化し、核保有国間の緊張を高めることで、ロシアとの戦争へ民心を高める一助になった。

 2016年5月12日:米国がルーマニアにミサイルシステムを配置、ロシアを怒らせる。アメリカはそれが純粋に防御用であると主張。モスクワはそのシステムが攻撃にも使用され、ロシアの首都への攻撃時間が10から12分に短縮されると指摘。

 2016年6月6日:象徴的にノルマンディー上陸の記念日に、NATOがロシアに対して攻撃的な演習を開始。31,000人の軍隊を使い、ロシアの国境近くで軍事演習。冷戦終結以来、東ヨーロッパで最大の演習となる。また、75年ぶりにドイツの軍隊がポーランドを横断し、ナチスによるソ連侵攻の足跡を辿る。

 ドイツの外務大臣フランク・ヴァルター・シュタインマイヤーは(これらの動きに)反対している。「今、これはやってはいけないのです。軍事力を誇示し、戦争を煽ることは状況にさらに火を注ぐだけです。同盟国の東の境界で象徴的な戦車パレードすることが安全保障をもたらすと考える人は誤っています」と彼はビルド・アム・ゾンターク紙に驚くべき発言をしている。

 代わりに、シュタインマイヤーはモスクワとの対話を呼びかけている。「私たちは古い対立を再燃させる口実を作らないことが賢明なのです」と彼は警告し、さらに「軍事的な解決策と抑止政策のみを追求することは致命的だろう」と付言している。

 2021年12月:ロシアはアメリカとNATOに対し、2009年に失敗した試みを復活させ、ヨーロッパにおける新たな安全保障体制を提案する条約案を提示。これらの条約案にはルーマニアのミサイルシステムの廃止と東ヨーロッパからのNATO軍の展開の撤退が盛り込まれている。ロシアはこれらの条約案について真剣な交渉が行われない場合は「技術的・軍事的な」対応をすると述べている。しかし、アメリカとNATOはこれらの提案を、基本的に即座に拒絶。

 2022年2月:ロシアはウクライナ内戦が継続中の中で、最初にルハーンシクとドネツィクの独立を承認した後、ドンバスへの軍事介入を開始。

 介入が行われる前、OSCE(欧州安全保障協力機構)の地図によれば、ウクライナから分離主義共和国への砲撃が著しく増加しており、2014年以降10,000人以上が死亡している。

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ドンバス地域におけるウクライナ軍。2015年3月。(ウクライナへのOSCE特別監視ミッション、CC BY 2.0、ウィキメディア・コモンズ)

 2022年3月-4月:ロシアとウクライナは戦争を終結させる枠組に合意。その中にはウクライナがNATOに加盟しないことの約束も含まれている。しかし、アメリカとイギリスは反対。ボリス・ジョンソン首相はキエフに飛び、ウクライナのゼレンスキー大統領に対してロシアとの交渉を止めるように伝える。ロシアはドンバスの多くを制圧し、戦争は継続。

 2022年3月26日:バイデン大統領がワルシャワでの演説で、アメリカがロシアに対する代理戦争を通じてプーチン政府を転覆しようとしていることを認める。

 2022年9月:ドンバス共和国および他の2つの地域、ヘルソン州とザポリージャ州はロシア連邦への加盟投票。

 2023年5月:ウクライナはロシアによって支配されている領土を取り戻すための反転攻勢を開始。この年の早い段階に漏洩した文書によれば、アメリカの情報機関は、攻撃が始まる前に反転攻勢は失敗すると結論付けている。

 2023年6月:ワグナーグループによる36時間の反乱が失敗し、その指導者であるエヴゲニー・プリゴージンはベラルーシへ亡命取引をする。ロシア国防省によって資金提供と武装が行われていたワグナー私設軍はロシア軍に吸収。


以上の時系列を見ると、西側のロシアに対する攻撃的な意図ははっきりしており、もしNATOがウクライナの加盟を許可しなかったなら、もしミンスク合意が実施されていたなら、そしてもしアメリカとNATOがロシアの安全保障上の懸念を考慮してヨーロッパにおける新たな安全保障体制を交渉していたなら、今回の悲劇が回避されたであろうこともはっきりしている。

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ジョー・ローリア氏はコンソーシアム・ニュースの編集長であり、かつてウォール・ストリート・ジャーナル、ボストン・グローブ、モントリオール・ガゼット、ジョハネスバーグのスターなど、数多くの新聞社で国連特派員を務めた経歴を持っています。また、ロンドンのサンデー・タイムズの調査報道記者やブルームバーグ・ニュースの財務報道記者としても活動し、19歳の若さでニューヨーク・タイムズの特派員としてキャリアをスタートしました。彼は2冊の著書を執筆しており、セン・マイク・グレイヴェル氏との共著『A Political Odyssey』(ダニエル・エルスバーグ氏による前書き付き)と、ジュリアン・アサンジ氏による前書き付きの『How I Lost By Hillary Clinton』です。ジョー・ローリア氏にはjoelauria@consortiumnews.comで連絡が取れ、Twitterで@unjoeをフォローすることができます。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/745.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
96. HIMAZIN[3701] SElNQVpJTg 2023年7月25日 17:24:54 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[26]
>>95

>ナニも考えず、数で圧倒する投稿手法が阿修羅で幅を利かせていますが

何ちゃらかぶ大先生くらいでは?
政治板劣化の元凶。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c96

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
221. HIMAZIN[3702] SElNQVpJTg 2023年7月25日 23:24:32 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[27]
<△21行くらい>
また揉めているようなので、角度を変えて意見を。

イワツバメさん=こーるてんさんは5年以上前から投稿していたが、今まで管理板で議論に上がったり問題視された記憶はない。
アラジン2さんも1年以上活動しているが、最近になるまでイワツバメさんのことを問題視した記憶はない。

そんなアラジン2さんがイワツバメさんを管理板でやり玉に上げ、以降大揉めに揉めているが、既にイワツバメさんが政治板は投稿禁止、その後も論破までしているので一定の決着がついている。にも関わらず>>204で呼ばれてもいないのに執拗に絡むのはなぜか。

アラジン2さんがイワツバメさんを管理板でやり玉に上げだしたのは3月の終わり。ちょうど、管理板で赤かぶの問題点、管理人の偏向を複数人が指摘していた時期でした。
更に、4月にブルックネリアンさんに噛み付いたことで大揉めに揉めて、更にはイワツバメさんが現れる度にまた大揉めに揉め、そして誰かと絡む度にまた大揉めに揉め、今に至ります。(>>74参照)

>>201で分析したように、アラジン2さんが絡むと話が拗れて場が荒れます。赤かぶの問題点、管理人の偏向についての指摘は吹き飛ばされてしまいますね。

※参考
燻製ニシンの虚偽
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%BB%E8%A3%BD%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%99%9A%E5%81%BD
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c221

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
100. HIMAZIN[3703] SElNQVpJTg 2023年7月25日 23:37:37 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[28]
<△26行くらい>
またウダウダ揉めているので、以下コメントしてきました。
怒鳴るドさんやリックさんの何番煎じくらいですが。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c221

また揉めているようなので、角度を変えて意見を。

イワツバメさん=こーるてんさんは5年以上前から投稿していたが、今まで管理板で議論に上がったり問題視された記憶はない。
アラジン2さんも1年以上活動しているが、最近になるまでイワツバメさんのことを問題視した記憶はない。

そんなアラジン2さんがイワツバメさんを管理板でやり玉に上げ、以降大揉めに揉めているが、既にイワツバメさんが政治板は投稿禁止、その後も論破までしているので一定の決着がついている。にも関わらず>>204で呼ばれてもいないのに執拗に絡むのはなぜか。

アラジン2さんがイワツバメさんを管理板でやり玉に上げだしたのは3月の終わり。ちょうど、管理板で赤かぶの問題点、管理人の偏向を複数人が指摘していた時期でした。
更に、4月にブルックネリアンさんに噛み付いたことで大揉めに揉めて、更にはイワツバメさんが現れる度にまた大揉めに揉め、そして誰かと絡む度にまた大揉めに揉め、今に至ります。(>>74参照)

>>201で分析したように、アラジン2さんが絡むと話が拗れて場が荒れます。赤かぶの問題点、管理人の偏向についての指摘は吹き飛ばされてしまいますね。

※参考
燻製ニシンの虚偽
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%BB%E8%A3%BD%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%99%9A%E5%81%BD
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c100

[戦争b24] 現代ウクライナ史の裏にある大きな嘘:なぜウクライナ政府は謎に包まれた2014年の 「マイダンの虐殺」 の適切な調査を拒否するのか?(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1813.html
※画像等はリンク先参照。

現代ウクライナ史の裏にある大きな嘘:なぜウクライナ政府は謎に包まれた2014年の 「マイダンの虐殺」 の適切な調査を拒否するのか?

<記事原文 寺島先生推薦>

The big lie behind modern Ukraine: Why does Kiev refuse to properly investigate the mysterious 2014 ‘Maidan massacre’? — RT Russia & Former Soviet Union
https://www.rt.com/russia/579602-big-lie-behind-modern-ukraine/

For almost ten years officials have refused to find the culprits, despite plenty of eyewitness accounts and evidence

多くの目撃証言や証拠にもかかわらず、10年近く当局は犯人の特定を拒否してきた。

筆者:クリスティーナ・シゾヴァ(Christina Sizova)
出典:RT   2023年7月17日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年7月25日





 ウクライナにおける戦闘の活発な段階は500日以上続いている。この間、数万人、おそらく数十万人が死亡した。

 一方、西側諸国は戦争を支援するために数十億ドルを費やしており、ロシアでは核兵器使用の可能性について活発な議論が始まっている。

 ウクライナ出身のカナダ人研究者であるイワン・カチャノフスキーは、一連のドミノが最初に倒されたのは約10年前で、後に 「ユーロマイダン」 として知られる大規模な抗議運動がウクライナの首都で発生した時だと考えている。

 キエフではある日、反政府デモ隊と警察を合わせて100人以上が死亡した。ウクライナ指導部、西側の政治家、メディアはベルクト特殊警察(訳注)を非難したが、多くの事実は、反政府デモ隊がその仲間によって撃たれた可能性を示唆している。
(訳注)2014年まで存在していたウクライナ内務省管轄の民警(ミリーツィヤ)に属する特殊部隊(Weblio)



 関連記事:「私は生き、戦い、ロシアのために死ぬ覚悟ができていた」:ウクライナに対して武器を取った作家から兵士になった若者が語る

 カチャノフスキーは「マイダン虐殺裁判と捜査から分かったこと:ウクライナ・ロシア戦争と関連事項への示唆」という記事の中で、10年前の犯罪を適切に捜査できなかったことが、国際関係を現在の状態に導いたことを示している。


マイダンの虐殺:調査結果

 ウクライナ政府が欧州連合 (EU) との連合協定締結の準備を中断した2013年11月21日から、関連する事件が始まった。同日午後10時頃、当時の主要野党指導者の支援を受けた最初の抗議行動がキエフのメイン広場で発生した。

 当初はそれほど多くの人が集まらなかった。初日には1000人から1500人の活動家が参加した。しかし、数日後、好機だと感じた急進派が、マイダンにテントの設営をした。最終的にはいくつかの行政機関の建物を占拠し、武装した「自衛軍」を組織し、警察と直接衝突することになる。

 2014年の2月18日から20日にかけて、正体不明の狙撃兵がマイダンの上層階から発砲し、事件は最高潮に達した。その結果、デモ隊抗議者とウクライナ内務省管轄のベルクト特別警察隊の警官を含む100人以上が死亡した。検察庁によると、ユーロマイダンで2442人が負傷した。誰かが虐殺の責任を問われなければならず、クーデターの後に権力を握った者たちはすぐに「犯人」と思われる人物を見つけ出した。

 国外逃亡したヴィクトル・ヤヌコーヴィチ元大統領に対する刑事訴訟が開始された。彼は民間人の大量殺人で起訴された。また、ベルクト特殊警察部隊は、市民に対する武器の発砲を含むマイダンの犯罪で告発された。


2014年2月23日にキエフの独立広場で起きた警察との衝突で死亡した反政府デモ隊の慰霊碑に献花し、追悼する人々。
© Brendan Hoffman / Getty Images


生贄(いけにえ)

 2015年2月、検察は25人のベルクト警察官とその他の身元不明の個人が反政府デモ隊の射殺に関与したと主張した。その2年後、セルゲイ・ゴルバチュク検察庁特別捜査部長も、ベルクトの隊員が反政府デモ隊に対して武力を行使したとして、3000から5000グリブナ(当時337ドルと562ドル)のボーナスを違法に受け取ったと主張した。



 関連記事:「人々は泣きながら私のところに来て、『私たちは何も持っていない』と言った。」 ルガンスク人民共和国の住民が語る戦時下の恐怖

 元警察官の起訴が全国で始まり、多くのベルクト警察官がロシアに移住した。2014年2月のマイダン殺害がベルクトによるものであることを暗示するこの物語は、ウクライナ政府関係者や西側の支援者によって疑問視されたことはない。

 しかし、現在も捜査は続いている。昨年2月、イリーナ・ヴェネディクトヴァ検事総長は、ウクライナの裁判所がマイダン事件に関連した犯罪で50人に判決を下したと述べた。また、518人が告発され、248人の起訴状が提出され、372人が有罪判決を受けたと述べた。

 しかし、多くの疑問が残されている。最初のマイダン 「活動家」 の殺人事件は未解決のままである。前述の「狙撃事件」も未解決のままであり、反政府デモ隊や警察官たちを撃った者は起訴されていない。警察に対する犯罪は捜査すらされていないが、検察庁によると、ユーロマイダンの事件で721人が負傷したという。

 「ウクライナや西側諸国では、反政府デモ隊のマイダンでの虐殺はヤヌコーヴィチ政権によるものだとする見方が支配的で、警察の殺害はほとんど無視されている。一部の例外を除いて、西側とウクライナのメディアもまた、マイダンでの虐殺の裁判と、マイダンが管理する建物内の狙撃兵に関する調査結果を報道しませんでした」 と、イワン・カチャノフスキーは述べている。


いったい本当は何が起こったのか

 この事件においては、ベルクト警察が常に傍証を欠いていたと主張する声も上がっている。2019年、弁護士のアレクサンドル・ゴロシンスキーがロシア情報通信のRIAノーボスチ通信社に対し語ったことは、2014年2月20日の朝、39人の警察官と軍人が負傷し、四人が死亡したということだった。同日夕方までに63人が負傷した。

「誰かが整然とベルクト警察と国内軍の兵士と将校に向けて発砲した」 と彼は主張した

 2014年4月、ドイツ国営放送ARD/Das Erste TVチャンネルは報道調査を行い、ウクライナ検察局が承認した内容に矛盾があると結論付けた。ジャーナリストのステファン・シュチュリクは、デモ参加者が自分の仲間によって背後から撃たれたという証拠を提示した。



 関連記事:イワン・チモフェーエフ:なぜロシアとアメリカは2022年以前の状態に戻らないのか

 「いくつかの重要な疑問が残されている。その一つは、2月20日に本当に反政府デモ隊が背後から撃たれたのかということである。これが重要なのは、彼らのすぐ後ろに反政府デモ隊が支配するウクライナホテルがあったからだ。これは仲間から銃撃された可能性を意味する。この件について、目撃者、射撃の専門家、弾道学の専門家に話を聞いた。彼らは確かに背後から撃たれたと主張している」と記者は述べた。

 BBCの調査では、反政府デモ隊が警察に発砲したことで虐殺が始まった可能性も指摘されている。セルゲイという男は、別の男と一緒に、当時デモ隊の支配下にあった建物から警察に向けて発砲したとイギリス国営放送に語った。彼によると、彼がベルクト警官に向けて撃った銃弾は警察を後退させた。

 米国のSITU Researchも、「背後から銃撃されたことは法医学的証拠から明らかである」「誰かが屋上から銃撃していた」と指摘している。

 これらの報告は、過激派のイワン・ブベンチックによって確認された。2016年、ウラジミール・ティヒー監督のドキュメンタリー映画 「Brantsi」(囚人)で、彼は機関銃で内務省の警察官を撃ったことを認めた。「後頭部を撃ち抜いて殺したと言われていますが、それは事実です。彼らは私に背を向けて立っていた。彼らが振り向くのを待つ機会がなかった。私は3階の柱の後ろの、マイダンから最も遠い窓から発砲した。そこからは、石碑のそばに盾を持った警官が配置されているのがはっきり見えた。」とブベンチックは述べた。


2014年2月20日にキエフでウクライナ大統領と野党指導者の間で停戦が合意されたにもかかわらず、独立広場で警察との衝突が続く中、反政府デモ隊が負傷者を運んでいる。© Jeff J Mitchell/Getty Images


1000時間のビデオ映像、数十人の目撃者

 これらは、マイダン殺人事件で公に利用可能な目撃証言の一部にすぎない。カチャノフスキーは、マイダン虐殺、ヤヌコビッチ裁判、そして公式オンラインデータベースで利用可能な2500以上の判決におけるこれらの事件の調査の約1000時間の公式ビデオ映像に基づいて調査した。

 カチャノフスキーは、ベルクト警察が反政府デモ隊を銃撃する映像が裁判で提示されたと述べている。しかし、映像の中の銃撃の時間と方向は、マイダンの銃撃の時間と一致していなかった。彼は、裁判中に提出された動画やその他の証拠によって、警察が到着して発砲する前に反政府デモ隊の3人が (インスティトゥツカヤ通りで) 殺されたことが確認されたと考えている。



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 同時に、ベルクト警察の弁護団が指摘したのは、反政府デモ隊の一人が猟銃から撃った発砲の時間と方向 (動画と写真で見られるように) は、国家の法医学専門家によって確立された特殊部隊の警官を殺害した発砲の時間と方向と一致するということだった。

 カチャノフスキーは、マイダンの銃撃犯は特定されたが、起訴されなかったと主張している。

 ベルギーのテレビ局VRTが録画した未公開映像も裁判で上映された。映像には、ウクライナホテル内に配置された狙撃兵が反政府デモ隊を撃っていたため、デモ参加者が他の参加者に前進しないよう警告している様子と、彼が発砲による閃光を見ていたことが映っている。VRTの動画には、デモ隊の方向で木に命中した弾丸も映っている。彼らは振り向いて、ホテルを指差し、狙撃手に向かって「撃つな」と叫ぶ。

 2月20日にベルクト警察により襲撃されたとされ、証言が公開された負傷した72人のマイダンの反政府デモ隊のうち約51人は、捜査と裁判で、マイダンの活動家が支配する建物や領域から狙撃兵に撃たれたと主張した。彼らは狙撃手を個人的に見たり、他のデモ隊の抗議者から聞いたと証言した。計31人の負傷した反政府デモ隊の者たちは、ウクライナ・ホテル、アルカダ銀行、10月宮殿、ムセイニー・レーンとゴロデツキー通りの建物から攻撃を受けたと述べたが、これらはすべて、当時は反政府デモ隊が支配していた建物と領域だった。


グルジアの狙撃兵

 ある説によると、反政府デモ隊を撃ったのはウクライナ市民ではなく、ジョージア人を含む外国人の傭兵だったという。これを最初に述べたのは、グルジアの精鋭部隊 「アヴァザ」 の元司令官トリスタン・ツィテラシュヴィリ将軍で、彼はグルジア人がマイダンの事件に参加していたことを知っていたと主張した。


2014年2月19日、キエフの 「マイダン」 と呼ばれる独立広場周辺で、がれきや炎の中を歩く反政府デモ隊 © Brendan Hoffman / Getty Images

  2018年2月、複数のグルジア市民がRIAノーボスチ通信社とのインタビューで、反政府デモ隊を撃ったことを認めた。ジョージア陸軍の元軍人コバ・ネルガゼ氏によると、狙撃手たちはミヘイル・サアカシュヴィリ元大統領の元顧問マムカ・マムラシヴィリの助けを借りてキエフに来たという。ネルガゼと彼の一団は、1万ドルを与えられ、キエフから戻った後、さらに5万ドルを約束された。彼らは偽造パスポートでウクライナに入国した。キエフではウシンスキー通りを拠点とし、毎日マイダンの催しに参加した。



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 捜査の過程において、カチャノフスキーはこう語った。すなわち、米・伊・イスラエル・マケドニア・露の報道機関とのインタビューにおけるジョージアの狙撃手たちの主張によると、彼らはバルト諸国から来た狙撃手団や極右勢力と関係のあるウクライナの狙撃手団とともに、両側の抗議活動者を射撃するよう命令を受けていたというのだ。そしてその目的は、ヤヌコヴィチとユーロマイダンの指導者たちの間で和平協定を結ばせないことにあった。


誰も告訴されず

 多数の事実、証拠の調査、ビデオ録画、目撃者の証言にもかかわらず、警察官の殺人や傷害で有罪判決を受けたり逮捕されたりした者がいないことに、カチャノフスキーはショックを受ける。

 彼は、検察庁が、2013-2014年の事件に直接参加した極右政党のスボボダ党(訳注)と人民戦線党の政治家か、あるいはその後のペトル・ポロシェンコ大統領とウラジーミル・ゼレンスキー大統領の側近によって率いられていたためだと考えている。
(訳注)ウクライナのネオナチ・民族主義政党(ウィキペディア)

 「スボボダと人民戦線の主要構成員が検察庁を率いるように選ばれた。他のマイダン活動家やマイダン狙撃団のジョージア人構成員の告白によって、これらの政党が虐殺に直接関与したと非難されたにもかかわらずに、である。この事実は、隠蔽と妨害を示唆している」とカチャノフスキーは言う。

 また、裁判で証拠改ざんの事例が明らかになったことも彼は指摘した。死傷者が出たとされる反政府デモ参加者の銃弾は、大きさや形、包装が変わっただけでなく、何の書類もなく現れたり消えたりした。例えば、マクシム・シャイムコの検死報告書には、黄色の弾丸片が1つ、灰色の弾丸片が3つ記載されていたが、法医弾道学的検査では、灰色の弾丸片が、新しく発見されたはるかに大きなサイズの黄色の弾丸片に置き換えられた。その後、この新しい弾丸の破片はベルクト特殊警察のカラシニコフ銃と照合され、何の説明もなく、これまでの多くの法医学検査を覆した。


2014年2月22日にキエフで起きた警察との衝突で死亡した反政府デモ隊に残された花の横で悲しむ男性 
© Jeff J Mitchell / Getty Images


次は何か?

 カチャノフスキーによれば、これらの結論は、ウクライナにおける紛争の原因であるユーロマイダンを理解するために重要であり、ロシアとウクライナ、ロシアと西側の間の紛争についても同様である。彼の主張によると、偽旗虐殺は西側の支援を受けた事実上の暴力的なウクライナ政府の転覆を招き、その結果クリミアはロシア領となり、ウクライナにおける武力紛争と2022年2月のロシアによる攻撃を引き起こした、という。

 「裁判と捜査で明らかになったことは、人気のあった 「ユーロマイダン」 の抗議行動ではなく、このヤヌコヴィチに対する演出された大量殺戮と暗殺の試みが、ヤヌコヴィチ政権の打倒において決定的であったことを示している。これらは、ウクライナと西側諸国で支配的な物語に反して、ユーロマイダンの間の政治的移行が非民主的であったことを示している。この反政府デモ隊と警察官の大量殺害は、独立したウクライナの歴史において最も重大な政治犯罪と人権侵害の一つでもあった。」とカチャノフスキーは書いている。



 関連記事:ゼレンスキーによる強制被動:ウクライナの「電撃」戦略は失敗。その結果大いに宣伝されていた反撃はどこに行ってしまった?

 彼は、ウクライナの法執行機関と司法制度がユーロマイダンの事件の適切な解決を保証できなかったことが、ウクライナ社会における法の支配と和解の見通しを損なったと考えている。ウクライナ社会は、ユーロマイダンの最中とその後の他の政治問題と同様に、マイダンの抗議行動に対する支持という点で分裂した。

 いっぽう、特にロシアとウクライナの間で続いている戦闘の間は、事件が政治問題化し、ウクライナの司法制度に独立性が欠如しているため、マイダン虐殺の裁判所判決が正義をもたらす可能性は低い。

 さまざまなマイダン虐殺の物語は、西側とロシアの対立だけでなく、クリミアとドンバスの状況の平和的解決を複雑にし、ロシアとウクライナの関係を悪化させた。

 「ウクライナにおけるマイダン虐殺の実際の加害者を裁判にかけることは、これらの危険な紛争を解決する上で困難ではあるが必要な一歩である」と著者であるカチャノフスキーは結論付けている。

 他の多くの人々と同様に、カチャノフスキーが十分に認識していることは、マイダン虐殺を利用してウクライナで民主的に選出された政府を暴力的に転覆し、そのことを西側が事実上支持したことが、クリミアやドンバスでの紛争、ロシアとウクライナの紛争、ロシアと西側の紛争につながったことである。「ユーロマイダン」 の結果、ウクライナはアメリカのお得意様国家になったとカチャノフスキーは書いている。彼はまた、これが最終的にウクライナとロシアの対立、そしてウクライナにおける西側とロシアの代理戦争につながったと指摘している。

 マイダン虐殺とウクライナが公正な調査を保証しなかったことは、世界的な影響を及ぼした。最終的にNATOとロシアの直接戦争に発展し、それが核戦争に発展する可能性さえある。

クリスティーナ・シゾヴァ著 モスクワを拠点に政治・社会・国際関係を専門とする記者
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/747.html
[戦争b24] ロシア・トルコ関係:もはや拘束力を失った「不可分の安全保障」原則(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-fcf06b.html

ロシア・トルコ関係:もはや拘束力を失った「不可分の安全保障」原則

リチャード・ヒューバート・バートン
2023年7月20日
Strategic Culture Foundation

 一部のトルコ専門家が「取り引き関係」または「東バザール精神」と呼ぶものをトルコは示しているようだ。

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 ビリニュスで開催され、ロシア・テレビで多く報じられた最新のNATOサミットを鮮明に覚えている。毎日ニュースを見たおかげで、欧米政治家、軍関係者、外交官の巨大な集まりを私は瞬時に視覚化できる。

 あの大集団の中で、絶えず憂鬱そうに歩いていたエルドアン大統領を簡単に見つけられる。彼は休みなしで、いつものようにヘッドスカーフをかぶった妻が後に続いた。他で余り目立たないが、暗闇と孤立に圧倒されていたのはゼレンスキーだけだった。これは全て予見可能な将来NATO加盟を認められなかったためだ。実際、彼はイギリス国防相ベン・ウォレスに対し、不当に無礼だったため、「イギリスを含む同盟諸国を、まるであ欲しい兵器リストを持って出掛けるアマゾン倉庫のように扱う習慣があった」と述べウォレスは彼を短く叱責した。

 しかし、エルドアン大統領は何をしていたのだろう? NATOビリニュスサミット前に、イスタンブールでのウクライナ大統領との共同記者会見でエルドアンが露骨にこう語ったのは注目に値する。「ウクライナがNATO加盟に値するのは確実だ」。

 ビリニュス・サミットでのエルドアンの活動と会談は本質的に安全保障と経済問題を反映していた。彼はアメリカのF16戦闘機購入を想定していただけでなく、スウェーデンのNATO加盟承認と引き換えに、15年もの年月を待った後、欧州連合加盟国として受け入れられることも話した。この全て、一部のスウェーデン人がコーランをこれ見よがしに燃やしたにもかかわらずだ。

 NATO資格を得るのとEU資格を得るのは全く別物で、あなた方が私のEU加盟のを認めれば、私はスウェーデンのNATO加盟を認めるという様な交換条件を適用するような問題ではないとエルドアンに説明するためNATOとEU当局者は精力的に努力した。厳密には、NATOスポークスマンが次の発言をしていた。

 NATOとEUの拡大は「別の過程」だ。各候補国の加盟過程は各国の利点に基づく。この二つの過程を結びつけることはできない。

 これは一部トルコ専門家が「取り引き関係」または「東方バザール思考」と呼ぶものの一例だったに違いない。

 重要なのは、ウクライナがNATOに加盟し、スウェーデンのNATO加盟を認めるエルドアンに欠けていたのは、それがロシアなど他の国々の安全保障にどう影響するかということだった。なぜ彼はプーチンの「不可分な安全保障」の必須条件の原則を無視したのだろう? この原則は、1975年ヘルシンキ法で最初に使用されたが、1990年の新ヨーロッパ憲章や1997年のFounding Act on Mutual Relations, Cooperation and Securityにも登場した。これら全ての条約は欧米とロシア連邦にによって署名されたことに留意するのは重要だ。そのような原則は、トルコだけでなく他の全てのNATO諸国にとっても余り意味がないようだ。

 そのような発言に対する欧米の反応は何だろう? おそらく欧米は不可分な安全保障の一種を推進する二つの(OSCE)文書、1999年11月にイスタンブールで署名された欧州安全保障憲章と2010年12月のアスタナ宣言を参照するだろう。アメリカは両文書に署名している。イスタンブール憲章は、各国は独自の安全保障の取り決めと同盟を、自由に選択できるべきだと述べているが、それは彼らが現在の宣言で故意に省略しているが、安全保障の取り決めを選択する際、各国は「他国の安全を犠牲にして安全保障を強化することはしない」と補足している。エルドアンやNATOの同僚連中はNATOブロックへのウクライナとスウェーデン加盟はロシアの安全を犠牲にしないと主張するのだろうか? もしそうなら、連中の主張を、正しい感覚をもった彼/彼女の一体誰が、穏やかに言って、信頼できると受け入れるだろう?

 NATO拡大へのトルコ参加は、最近ロシア連邦に対し示された唯一の敵対行為ではない。たとえば、2022年2月以降、トルコは特別軍事作戦をしているロシア軍に対し使用される無人戦闘航空機(UCAV)バイラクタルTB2ドローン工場建設をウクライナで進めている。更にBaykar社は既にそれらのいくつかをウクライナに売却しているだけでなく、ウクライナでのトルコUCAVのための共同訓練および保守センター設立も約束した。

 別の例で、つい最近、ロシアとの合意に反し、アゾフスタリ司令官連中を解放し、ゼレンスキーの人気低下を穴埋めするため、彼と一緒にウクライナに戻るのをトルコは可能にした。当初の合意によると、彼らはウクライナでの軍事紛争終結後に解放されることになっていた。あたかも、それでは十分ではないかのように、エルドアンは彼の危険な決定についてロシアに相談も通知もせずに、意図的に無礼を働いた。

 ロシアとトルコの関係:簡単な軍事的概要

 2017年、ロシアによるトルコへのS-400移動式地対空ミサイルシステム販売は欧米で大騒動を引き起こし、当時のトランプ大統領にトルコを制裁するよう促したにもかかわらず、両国(ロシアとトルコ)の反対の権益や側面や事業を示す相当な数の国際的な動きを列挙できる。そもそも2015年、トルコはシリアに向かう途中のロシア戦闘機を撃墜した。それは一時的外交凍結につながった。シリアではトルコとロシアは、秘密裏とは言え、外国傭兵を配備し、公然と軍隊や軍事装備を配備し、敵対する側を支持している。リビアはその種のもう一つの例だ。

 しかし2020年のアルメニア・アゼルバイジャン紛争は、ある程度詳細に検討する必要がある。結局それはトルコとロシアそれぞれの支持者間の単なる代理戦争ではなく、おそらく彼らの間で直接軍事衝突になる可能性があったのだ。この文脈で、第一次世界大戦中最大150万人が殺された大量虐殺行為だというアルメニアの主張をトルコが否定していることを想起すべきだ。エルドアン大統領はアルメニア人犠牲者の子孫に哀悼の意を表し、彼らの大量虐殺を「大量殺戮」と呼び、アフメト・ダウトオール外相は1915-16年の出来事を「過ち」と呼んだ。ロシアはジェノサイドという言葉に固執している国の一つだ。

 トルコの緊密な同盟国アゼルバイジャンはロシアの圧力の下、ナゴルノ・カラバフに関しアルメニアと合意すると約束しているにもかかわらず、時折アルメニアとアルメニア人に対し、公式に制裁されている大量虐殺の恫喝をすることがある。2005年、訪問中のドイツ代表団に語ったバクー市長ハジバラ・アブタリボフの声明に衝撃を受けない人がいるだろうか。

 我々の目標はアルメニア人を完全に排除することだ。あなた方ナチスは、既に1930年代と1940年代にユダヤ人を排除した。あなた方は我々を理解できるはずだ。

 また15年後、カラバフFKサッカークラブのヌラン・イブラヒモフの声明は次のように書かれていた。

 我々は全てのアルメニア人、子供、女性、高齢者を殺さなければならない。無差別に殺す必要がある。後悔はない。思いやりはない。

 イスラエルとアゼルバイジャン間の新しい合意に照らすと、アルメニアとアゼルバイジャン間の敵対行為は新次元のものとなる可能性がある。簡単に言えば、イスラエルがイランの核計画拠点を軍事的に攻撃すると決めた場合、アゼルバイジャンのエネルギーとアゼルバイジャン飛行場利用の引き換えに、アゼルバイジャンは5億ドル相当のイスラエル兵器と爆弾を入手したのだ。2020年のナゴルノ・カラバフ戦争でイスラエル・ドローンはアゼルバイジャン勝利に役立ったことに注意する必要がある。

 そのような秘密協定は、イランやアゼルバイジャンの緊密な同盟国トルコだけでなく、地域全体や、おそらくアルメニアにとっても壊滅的結果をもたらす可能性がある戦争に巻き込む大きな可能性を秘めている。アルメニア領土侵略の場合、紛争はアルメニアと防衛協定を結んでいるロシア連邦を無傷のままにすることはない。

 トルコはロシアと欧米の唯一の接点のようだ

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が2022年6月、セルビアへの飛行を阻止されたのを我々全員覚えている。結局のところ、ラブロフはニコラ・セラコビッチ外相とセルビア正教会総主教ポルフィリエに会う予定だったが、モンテネグロ、北マケドニア、ブルガリアなどのNATO加盟諸国は彼の飛行機に対して空域を閉鎖した。飛行禁止を考え出したかどでラブロフはNATOを非難した。

 おそらく、セルビア訪問が失敗した後のラブロフ自身のオンライン発言ほど、この地域の一般的な地政学的状況を良く説明しているものはない。

 「考えられないことが起きた。主権国家が外交政策を実施する権利を奪われたのだ。ロシアの路線に沿ったセルビアの国際活動は阻止されている。欧米の観点からは、セルビアはパートナーを選ぶ際、いかなる選択の余地も、いかなる自由もないのだ。欧米は、圧力をかけるため、あらゆる基本手段を使用することをはっきりと示している。」

 それとは対照的に、欧米制裁とは相反して、ラブロフだけでなく何百万人ものロシア市民がトルコ旅行を許されている。昨年の公式データによると、5万人のロシア人観光客がトルコを訪れた。トルコ当局は、2023年末までにロシアから約6万人の観光客が同国を訪れると予想している。トルコ経済が不調なため、これは国際収支と失業緩和という点で大きな後押しだ。トルコは経済的利益を得ており、ロシア観光客は日当たりの良い地中海沿岸で余暇を享受している。ウクライナでの紛争がすぐ終結したとしても、この交換様式が損なわれる可能性は低い。

 観光や、穀物取り引きや、アックユ発電所、トルコがガスハブになるかどうかに関係なく、欧米の経済制裁を無視していると欧米が非難した際、エルドアン大統領は何を言うべきか知っている。彼の説明は、彼の文化的背景の一部、永続的自家製哲学の一部だと言える。彼の主張には明白な論理がある。彼自身の言葉で全てを正当化してみよう。「ロシア・ガスなしで国民を凍えさせるわけには行かないので、トルコ当局は対ロシア制裁に参加できない。天然ガスだけ取っても、使用する天然ガスの約半分はロシアから来ている。それに加えて我々はロシアとアックユ原子力発電所を建設している。」

 エルドアン首相の断固たる親ムスリム政策に沿って巨大な増加しつつある人口(8500万人+)から、ロシア天然資源、食料、技術へのトルコの依存が将来増加するばかりなのは確実だ。トルコの野党は、たとえ5年後に権力を握ったとしても、ロシアに対し大きな政策変更を導入する立場になく、その意図もない。現職のレジェップ・エルドアン大統領の主な挑戦者のトルコ大統領候補ケマル・クルチダルオールは、2023年5月に大統領選挙に勝った場合、ロシアとの友好関係を断ち切るつもりはなかったと認めた。

 ロシア・トルコ関係が細心の注意を払って取り扱われるべきもう一つの理由がある。モスクワを拠点とするフリーランス政治評論家ケリム・ハスが主張するように「トルコは事実上、ロシアと欧米の唯一残るつながりなのだ」。一部ロシア企業が制裁を回避するためトルコ経由でヨーロッパとの取り引きを再開したのは明らかだ。トルコのビジネス日刊紙Dünya(ドゥーニャ)は「再輸出」メカニズムが、過去数カ月間で、トルコをロシア向け商品の忙しい輸送ハブに変えたと主張している。この方法で2022年3月から8月までに、ロシアに送付された全ての商品価値は、既に約4億ドルに達している可能性がある。

 2022年8月うトルコのレジェップ・エルドアン大統領とウラジーミル・プーチン大統領がソチで会談したのは驚くことではない。両首脳は非公開でマラソン会談をした。欧米制裁回避に関する言葉はなかった。そう、その後相互に有益な協力を強化するための、いくつか賢明な方針もあった。「世界はソチ首脳会談を見ていた」とエルドアン大統領が言った際、大げさでさえあった。確かに欧米はそれを見ていた。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/07/20/russo-turkish-relations-the-indivisible-security-principle-is-no-longer-binding/

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 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

内閣支持率急速に低下、毎日は支持率28%と報道。一般に30%割れは危機シグナル。だが政権倒す雰囲気なし、理由@米国の岸田政権支持、A自民党内部の力学、最大派閥の安倍派はバラバラ。B野党のだらしなさ、立憲政策面自民とほとんど同一。これでは国民の支持得られず。

 UIチャンネル

時事放談(2023年7月) 孫崎享 × 鳩山友紀夫 1:15:55

 日刊IWJガイド

「ロシア制裁で社会不安が増大! ウクライナへの武器が世界に拡散! 岩上安身による国際政治学者・六辻彰二氏インタビューを配信しました!」

2023年7月25日 (火)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/748.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
102. HIMAZIN[3704] SElNQVpJTg 2023年7月26日 09:43:20 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[29]
>>101

お騒がせしているのはアラジン2さんです。呼ばれてないのにね。
>>100にも書いたけど、イワツバメさんへの絡み方が異常。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c102

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
223. HIMAZIN[3705] SElNQVpJTg 2023年7月26日 12:38:11 : Qg3nORpkZc : eWRUaVY4QjlIS00=[1]
>>222

あら、図星だった?
>>204で呼ばれてもないのにしゃしゃり出てきたのはアラジン2さんです。少しは自分を省みましょう。
レッテル貼り繰り返すだけとは堕ちるとこまで堕ちてますね。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c223

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
225. HIMAZIN[3706] SElNQVpJTg 2023年7月26日 15:15:34 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[30]
>>224

>気色の悪い「荒らし」さん。
>デマ吐きスレを立てて規制を受けたイワツバメさんが
>またデマ吐きスレを立てるのを防止しただけですよ。

>>173のアラジン2さんの言葉。そして、当然ながらアラジン2さんは管理人ではない。見事な自爆。自分を省みないからどんどん醜態を晒していく。

>「荒らし認定」の権限を持っているのは
>あなたではなく、管理人さんですよ、トラブルメーカーさん。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c225

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
228. HIMAZIN[3707] SElNQVpJTg 2023年7月26日 17:02:25 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[31]
>管理人

>>227はアラジン2さんによる濡れ衣。
事実は、4月にアラジン2さんが私含め複数人と揉めているため現状の混乱に至る。>>69>>74参照。

ついでに、当月のコメント数。私29件、アラジン2さん74件。
私のは殆どアラジン2さんとのやり取り。話が拗れたため>>167>>170>>172>>174>>176の5回にわたり、退避スレでやり合おうと書いたが、アラジン2さんは頑なに管理スレから移動しようとはしなかった。このような態度から、荒らしというのであればアラジン2さんが該当する。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c228

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
229. HIMAZIN[3708] SElNQVpJTg 2023年7月26日 17:04:52 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[32]
>>227

議論に勝てないから管理人に泣きつくのは、あまりにも幼稚で情けない。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c229

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
236. HIMAZIN[3709] SElNQVpJTg 2023年7月26日 22:43:36 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[33]
アラジン2さんの暴走振り。>>221が核心だったかな。話をそらせようと必死すぎ。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c236
[戦争b24] 巧妙な対ロシア長期戦を約束するNATO(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-106459.html

巧妙な対ロシア長期戦を約束するNATO

2023年7月21日
Salman Rafi Sheikh
New Eastern Outlook

 最新NATOサミットは、スウェーデン加盟を現実のものに非常に近づけた限りでは「成功」だ。同時に、サミットは、同盟がウクライナ加盟実現に至らなかったにせよ、ロシアとの長い戦争に向け準備を進めていることを明らかにした。この戦争の最も著名な支持者は、予想通りアメリカ主導の世界秩序を守るためこの戦争を戦っていると思われるジョー・バイデンで、冷戦時代同じことをした前任者連中の実績に習ってそうしている。バイデン演説は冷戦の始まりを示す新しい「鉄のカーテン」演説だったと言っても過言ではない。バイデンがリトアニア聴衆に語った通り、戦争がどれほど長く続いても「我々決して揺るがない」。バイデンは戦争を終わらせるつもりはないのだろうか? 結局戦争はワシントンがヨーロッパに対する支配を強化し、NATO諸国に武器を販売し、何十億ドルも収入を得るのを可能にしただけでなく、紛争の物語を中国に拡大することも可能にした。

 長い戦争を約束してバイデンは世界の聴衆に「NATOは史上これまで以上に強く、より活気があり、そう、より団結している」と想起を強いた。確実に我々が共有する未来に極めて重要だ。それは偶然起きたのではない。それは必然的ではなかった。」バイデンはNATO諸国に防衛予算と組織への貢献を増すよう促すのにも確実に成功した。

 もちろんバイデンの予測は、2024年の大統領選挙運動が始まっているアメリカ国内政治にも跳ね返る。真にグローバルな立場の指導者として自分を見せるのは再選資格を確立する助けになるだろうが、同盟に長い戦争の準備をさせるのは非常に面倒な仕事だ。

 たとえばNATO事務総長がサミット前に言ったように、全ての同盟加盟国はGDPの少なくとも2%を防衛に費やすことを正式に誓約する。一見、2%は豪華に見える。良く見ると、必ずしも全ての国が渡りたいとは思わない非常に危険な道なのだ。

 例えば、少なくとも2%支出できるようにするには、何よりもまず、かなりの期間、つまり混乱することのない着実な経済成長が必要だ。これはNATO拡大に対するアメリカの主張のために始まり、アメリカがすぐには終わらないようにしているロシアとウクライナの軍事紛争に直面して非常に困難になっている。この紛争は既に同盟諸国の全体的防衛費の減少につながっている。たとえば、トルコは2021年2月以前はGDPのほぼ1.91%を防衛に費やしていた。今日、その支出は2023年には既に1.31%に減少している。2022年、トルコの成長率は5.6%だった。2023年、世界銀行は成長率を3.2%と予測している。

 経済状況の悪化により、イギリス防衛費の対GDP比率も2023年に2.25%から2.16%に低下した。イギリスは予算増を目指しているが公式日程はない。この傾向は、多くのNATO加盟国の実際の態度を考慮に入れると、冷戦を行う同盟の能力にとって更に問題になる。実際に同盟31か国のうち最低要件の2%を満たしているのは7か国だけだ。これは問題だ。

 たまたまこの同盟創設メンバーの一国であるカナダは最低2%支出という要求を満たせないか満たすのを望まないもう一つの国だ。1990年代以降、カナダは平均してGDPの1.29%以上を防衛に費やしていない。現在この創設メンバーは支出を増やすよう同盟から多くの圧力を受けている。そうするだろうか? NATO目標を達成するには、カナダは5年間、年間9億カナダドルから8億カナダドル(98-136億ドル)を追加で費やす必要がある。

 欧米主流メディア報道が示す通り、ウクライナでのロシア軍事作戦開始以来、国防費を増やすNATOの圧力にカナダは抵抗してきた。実際、ある報道が示す通り「漏洩した秘密ペンタゴン評価によると、カナダは軍事同盟の防衛費目標を決して達成しないとジャスティン・トルドー首相がNATO当局者に個人的に語った」。報告書は更にカナダが目標達成を拒否したことが同盟に悪影響を及ぼしていると付け加えている。「広範囲にわたる防衛力不足はパートナーとの関係や同盟の貢献に負担をかけながらカナダの能力を妨げている。」

 これがNATOの現実だが、もちろんバイデンはロシアの挑戦に対処するため同盟の内部団結を強調すると選択した。これは確実に幻想だ。実際にはバイデンの主張とは対照的に、NATOは多くの「ただ乗り」つまり必要な、更には最小限の貢献もすることなく同盟の恩恵を受ける国々の同盟なのだ。

 想定したほど同盟諸国が支出しないため、NATOも家内別居状態になっている。この分裂は、同盟へのウクライナ加盟問題についても明らかだ。最近のサミットの最終宣言が述べたように、ウクライナ加盟は同盟諸国が加盟に同意することを条件としており、ゼレンスキーにこの姿勢を批判させている。この話題全体が示しているのは、この同盟はバイデンのロシアとの長い戦争と戦う準備ができておらず、避けられない戦争というワシントン必然的戦争にさほど注意深く対応していないことだ。NATOの内部懐疑論は、ワシントンの中国に対する攻撃的姿勢や「デカップリング」の可能性に対するヨーロッパの懐疑をも招き、欧米の団結した力や、内的団結を未解決の問題にしている。

 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの外交、国内問題専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2023/07/21/nato-promises-a-tricky-long-war-on-russia/

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 Judge Napolitano - Judging Freedom

Ukraine Offensive Achieving NOTHING w/Col Doug Macgregor (ret) 27:10

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

露はウクライナの穀物輸出を阻止する動き。黒海利用の穀物協定を破棄+ドナウ川を利用に通ずるウクライナの港(ルーマニア国境近く)を攻撃→24日穀物価格高騰(小麦先物相場は8.5%上昇)→物価の高騰を抑え込んだとするバイデン政権に打撃(politico)

 日刊IWJガイド

「【IWJ号外】を出しました! ジョン・ミアシャイマー教授の最新論文『前途の闇:ウクライナ戦争の行方』を仮訳! 最終回」

はじめに〜「【IWJ号外】ジョン・ミアシャイマー教授の最新論文『前途の闇:ウクライナ戦争の行方』を仮訳! 最終回『永続的な和平は実現せず!! 紛争は続く! ロシアとウクライナの双方の要求を満たすことは不可能!』」を出しました

2023年7月26日 (水)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/749.html
[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
244. HIMAZIN[3710] SElNQVpJTg 2023年7月27日 11:09:58 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[34]
>>237

以下について、具体的な論拠もしくは事例を上げなさい。さもなければ、悪質な難癖・言いがかりです。
怒鳴るド虎nプさん、リックの酒場さんにも物凄く失礼ですね。

>あなたがやってるのは自分の「荒らし」行為の胡麻化しです。

>自分と全く無関係のスレにしゃしゃり出てきてスレを荒らす。

>怒鳴るド虎nプさんもリックさんも荒らしのあなたが利用している。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c244

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
246. HIMAZIN[3711] SElNQVpJTg 2023年7月27日 12:26:57 : 2V2j490PS2 : dWVwZkVCRkZycFk=[1]
>>245

ここまでのアラジン2さんのコメント79件、時間がもったいないというのは言い訳。

私を告発したのだから、アラジン2さんは自分の正統性を示さなければならない。それを怠るのであれば、それは難癖・イチャモン・言いがかりに過ぎないことを自ら認めたということ。

>>180>>227に続き3度めの敗北だね。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c246

[戦争b24] アジア太平洋NATO(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/07/27/no-1866-%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e5%a4%aa%e5%b9%b3%e6%b4%8bnato/
※動画等はリンク先参照。


No. 1866 アジア太平洋NATO

投稿日時: 2023年7月27日

An Asia-Pacific Nato

戦争の炎をあおる

by Jeffrey D Sachs

私の国、アメリカは、見る影もない。誰がこの国を動かしているのかわからない。それが大統領だとは思えない。アメリカの行動は、ウクライナでのアメリカの行動と同じ方法で中国との戦争への道を歩ませようとしている。

– ジェフリー・サックス、SHAPE(Saving Humanity and Planet Earth)でのスピーチ、2023年7月5日

皆さん、こんにちは。私をお招きいただいたことに感謝するとともに、SHAPEのリーダーシップに感謝したいと思う。今私はアリソン・ブロイノフスキーとムン・チョンインの話を聞く機会に恵まれた。素晴らしい洞察に満ちた発言を聞かせていただいた。言われたことすべてにまったく同感である。世界は狂ってしまったが、特に狂ったのはアングロサクソン世界である。世界の片隅にある小さな英語圏に判断能力があるのかどうかわからない。もちろんそれはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのことだ。

今、私たちの国の政治には、深く落胆させられるものがある。その深い狂気とは、米国に乗っ取られた大英帝国の思想だと思う。私の国アメリカは、20年前、30年前と比べても、今は見る影もない。正直いって誰がこの国を動かしているのかよくわからない。今のアメリカの大統領だとは思えない。私たちは将軍たちによって、安全保障機構によって動かされている。国民には何も知らされない。聞くに堪えない外交政策について語られる嘘が主流メディアによって毎日、喧伝されている。『ニューヨーク・タイムズ』、『ワシントン・ポスト』、『ウォールストリート・ジャーナル』、そして主なテレビ局は、毎日政府のプロパガンダを100%繰り返しており、それを打破することはほとんど不可能だ。

これはどういうことなのだろう?まあ、聞かれたとおり、アメリカの覇権を維持しようとするアメリカの狂気であり、平凡な知性、個人的な貪欲さ、そして戦争をすることだけが唯一の手口であるためにセンスのない将軍たちの思考に支配された軍国主義的な外交政策なのである。

そして彼らはイギリスに応援されている。残念なことにイギリスは私が大人になってからますます哀れなことにアメリカの覇権と戦争の応援団長となっているのだ。米国が何を言ってもイギリスはその10倍熱心にそれを言う。イギリスの指導者たちは、ウクライナでの戦争をこれ以上ないほど愛している。イギリスのメディアにとっても、イギリスの政治指導部にとっても、これは偉大な第二次クリミア戦争なのだ。

ではオーストラリアとニュージーランドがなぜこのバカげたことに引っかかるのか、それは私にとってもあなた方にとっても本当に深い質問だ。人々はもっと賢いはずである。しかし残念ながらファイブ・アイズと安全保障エスタブリッシュメントがこれに関与している政治家たちに『こうしなければならない』と言ったのではないかと思っている。これが私たちの安全保障国家で、政治家が必ずしも大きな役割を担っていないのだろう。ところで、アメリカの外交政策において国民にはまったく出番がない。ウクライナ戦争に費やされた1000億ドル、現在は1130億ドルだが、実際にはもっと多くのお金が使われており、国民はそれについての議論も討議も審議も参加せず、その採決をめぐる議論もしていない。

これまでのところ、これに関するしっかりした議論は議会でさえ1時間たりとも行われていないし、ましてや一般市民の間でも行われていないが、私の推測では、オーストラリアでは安全保障エスタブリッシュメントがウクライナ戦争の真の推進役であり、彼らは首相やその他の人々にこう説明しているのだろう:

分かっていると思うがこれは国家安全保障の最重要事項であり、アメリカが我々に命じたことだ。私たち安全保障機関に、私たちが見ていることを説明させてほしい。もちろん、このことを広く国民に明かすことはできないが、これは要するに世界における生き残りをかけた闘いなのだ。

世界中で経済アドバイザーとして活動して43年になるが、私はこのメッセージはナンセンスだと思う。こうした動きを理解するためには、ハーバード大学での私の元同僚、ロバート・ブラックウェル大使とアシュリー・テリスが2015年3月に外交問題評議会{1}に寄稿した非常に示唆に富む記事が興味深いだろう。そこからいくつか抜粋して読んでみたい。今起きていることの計画がかなり端的に書かれているからだ。アメリカでは、このような報告書の中で将来の計画が確立される仕組みになっているのだ。

2015年に私たちは、基本的に米中関係がどうなるかを知らされている。関係の悪化は計画されたものであり、その場限りのものではなかった。ではブラックウェルとテリスが2015年に書いたことを紹介しよう。まず、「アメリカは建国以来一貫して、さまざまなライバルに対して卓越したパワーを獲得し、維持することに焦点を当てた大戦略を追求してきた。最初は北米大陸で、次に西半球、そして最後に世界規模で」。 そして、「グローバル・システムにおける米国の優位性を維持することは、21世紀においても米国の大戦略の中心的目標であり続けるべきである」と主張している。

ではアメリカの目標は何なのか?その目標は非常に単純で、世界における米国の優位性である。ブラックウェルとテリスは、中国に対するゲームプランを示している。何をすべきかを教えてくれている。

抜粋だが、そのリストは以下の通りだ: 「米国の友好国や同盟国の間で新たな優遇貿易協定を結び、意識的に中国を排除する手段によって相互の利益を増大させる」。これはオバマ大統領がTPPですでに始めたことだが、国内の政治的反対を押し切ることはできなかった。2つ目は中国の戦略的能力を阻止するために、「米国の同盟国と協力して、北京に対する技術管理体制を構築する」。3つ目は「中国の周辺にいる米国の友人や同盟国の権力・政治的能力」を高め、「中国のいかなる反対があっても、アジア周辺地域に沿って効果的に力を投射する米軍の能力を向上させる」ことである。

このリストで私が特に注目するのはこれが2015年に作成されたということだ。段階的な行動計画で、実際に実行に移されている。このような外交問題評議会(CFR)による米国の政策の伏線は、最近の歴史でよく知られている。1997年、CFRの機関誌『フォーリン・アフェアーズ』で、ズビグニュー・ブレジンスキーはNATOの拡大スケジュールと、特にウクライナをそのNATOの拡大に含める意図を正確に示した。もちろん、このNATO拡大計画はウクライナ戦争に直結している。ウクライナ戦争は、まさにNATO拡大をめぐるロシアとアメリカの代理戦争なのである。

そして今、ウクライナ戦争をもたらした友人や天才たちが、あなたの近隣で新たな戦争を起こそうとしている。Moon教授が指摘したように、北大西洋条約機構は北太平洋ではない東アジアに、事務所を開き始めている。

つまり、私たちは今ここにいる。少なくともアメリカでは一つの主な理由によって見通すことができるほど絶対的に簡単ではない。オーストラリアがどうなのかはわからないが、米国とほぼ同じだろう。政策はすべて、安全保障体制、軍産複合体、そして “シンクタンク “のネットワークが握っており、それは実際にはワシントンの非シンクタンクで、そのほとんどが軍産複合体から資金提供を受けている。

軍産複合体とその企業ロビーは、私が教鞭をとる東海岸の大学を乗っ取っている。私はハーバード大学で20年以上教え、現在はコロンビア大学で教えている。私の経験では、情報機関がキャンパスに及ぼす影響は前例のないものだ。これらすべてが静かなクーデターのようにほとんど公にされることなく進行した。議論もなく、公の政治もなく、正直さもなく、文書も公開されない。すべてが秘密であり、機密であり、少しミステリアスである。私はたまたま経済学者で世界中の国家元首や閣僚と関わっているため、公式の「物語」や蔓延する嘘を突き通すのに役立つ多くのことを耳にし、目にし、見ている。

私たちの公の場では、このようなことは一切見つからないだろう。ウクライナ戦争について一言言わせてほしい。この戦争は完全に予測できたことであり、1990年代初頭にさかのぼるNATO拡大に基づく米国の覇権計画から生じたものである。アメリカの戦略は、ウクライナをアメリカの軍事軌道に乗せることだった。ブレジンスキーは1997年の著書『グローバル・チェス・ボード』でもその戦略を説明している。ウクライナのないロシアなど無に等しい、と彼は主張した。ウクライナはユーラシア大陸の地理的な要である、と彼は書いている。興味深いことに、ブレジンスキーはアメリカの政策立案者たちに、ロシアと中国を同盟関係に追い込まないよう警告した。実際、それはアメリカの利益に反することであり、ブレジンスキーは絶対にありえないと考えていた。しかし、アメリカの外交政策が無能であり、また非常に危険で誤った考えをもっているためにそれが起きたのである。

1990年から1991年にかけて、私はたまたまゴルバチョフの顧問を務め、1991年から1994年にかけてはボリス・エリツィンとレオニード・クチマの顧問を務めた。私は何が起きているのかを注意深く見ていた。私は、米国がロシアの安定化を助けることにはまったく無関心だったのを見ていた。

1990年代初頭からのアメリカの安全保障体制の考え方は、アメリカ主導の一極集中、あるいはアメリカの覇権主義であった。1990年代初頭、アメリカはソ連経済、その後はロシア経済の安定化を支援する措置を拒否する一方、アメリカとドイツがゴルバチョフとエリツィンに約束したことに真っ向から反してNATO拡大を計画し始めた。つまり、ウクライナを含むNATO拡大問題は、1990年代初頭に始まったアメリカのゲームプランの一部であり、最終的にウクライナ戦争につながったのである。

ところで、アメリカは2014年のウクライナの親ロシア派大統領の転覆に深く関与していた。そう、これはクーデターであり、重要な意味で米国の政権交代作戦であった。私はたまたまその一部を見てきたし、米国の資金がマイダンの支援に注がれたことも知っている。このようなアメリカの干渉は不快であり、不安定さを引き起こすものだった。そしてすべてはNATOをウクライナとジョージアに拡大するための計画の一部であった。

地図を見ると、まさにそれはブレジンスキーの1997年のアイデアだ。黒海地域でロシアを包囲する。ウクライナ、ルーマニア、ブルガリア、トルコ、グルジアはすべてNATO加盟国になる。そうすれば、東地中海と中東におけるロシアの勢力拡張は終わりを告げるだろう。この「安全保障」の天才たちはそう考えた。

プーチンは、国連安全保障理事会が承認したミンスク第2協定を含め、アメリカとそのNATO同盟国が繰り返し拒否した外交的対応を打ち出したが、ウクライナはそれを無視した。

2021年12月17日、プーチンは交渉の基礎となる完全に合理的な文書「米ロ安全保障協定草案」をテーブルに置いた。その核心はロシアがNATO拡大に終止符を打つことの要求だった。悲劇的なことに、アメリカはそれを吹き飛ばした。私は2021年12月末にホワイトハウスに電話し、安全保障担当の高官と話し、「交渉してほしい。NATO拡大を止めてくれ。戦争を避けるチャンスはある」と懇願した。もちろん無駄だった。米国のプーチンに対する正式な回答は、NATO拡大についてロシアとの交渉の余地はなく、ロシアにはまったく発言権がないというものだった。

これは戦争への直接的な道であるため、外交を追求する方法としては理解に苦しむものだ。ウクライナでの戦争は、ロシアが2月24日に侵攻してからわずか1カ月後の2022年3月には交渉による合意で終結するところだった。この交渉合意は、ウクライナの中立を前提としていたため、アメリカによって阻止された。アメリカはウクライナに、戦い続け、交渉を打ち切り、中立を拒否するよう命じた。

こうして私たちは、ロシアが戦場で深い敗北を喫した場合に起こるであろう、核戦争の可能性へとエスカレートし続ける戦争に突入したのだ。ロシアは今、戦場で負けてはいないが、もし負ければ、核戦争へとエスカレートする可能性が高い。ロシアはドンバスとクリミアから押し出され、謝罪しておとなしく帰国するつもりはない。ロシアはエスカレートする必要があればエスカレートするつもりだ。つまり、私たちは今、極めて危険なスパイラルの中にいるのだ。

日本はこのスパイラルに完全に組み込まれている。オーストラリアも同様だ。オーストラリアがこのような無謀な方法で利用されることを受け入れるのを見るのは、とても悲しいことだ。無謀で挑発的で高額な方法で新しい軍事基地に莫大な費用を支払うことは、オーストラリアに重い負担をかけつつ、アメリカの軍産複合体を潤すことになるだろう。

このようなアメリカの行動は、ウクライナでのアメリカの行動と同じように、我々を中国との戦争への道を歩ませようとしている。アジア太平洋戦争になればさらに悲惨なことになるだろう。米国とその同盟国が中国と戦うという考え方は、その意味合い、愚かさ、無謀さにおいて唖然とさせられる。これらはすべて、オーストラリアの真の安全保障上の利益とはまったくかけ離れたものだ。中国はオーストラリアにとって脅威ではない。世界にとっての脅威でもない。

ところで、モンゴルが一時的に中国を支配し、日本を侵略しようとしたときを除いて、中国の歴史上、外国を侵略した例を私は知らない。台風に敗れたモンゴルの侵略を除いて、中国は海外で戦争を起こしたことはない。それは中国の国家戦略の一部ではないし、そのような戦争は中国の国益にもならないからだ。

私が世界について心配するのは、深く神経質なアメリカの(不)安全保障指導部である。彼らはナンバーワンになろうと目指しているが、自分たちが信じている方法でナンバーワンになることはできない。これは哀れなことだが、それでもロンドンでは毎日喝采をあびている。ロンドンはかつての栄光、昔の時代の世界帝国の夢を今も抱いている場所なのだ。

結論として、1分ほど時間をとって、何をすべきかを述べることをお許しいただきたい。

まず、ウクライナでの戦争は、バイデンが立ち上がり、NATOはウクライナには拡大しないと言ったその日に終わるかもしれない。交渉による安全保障の取り決めの基礎は30年前からあったが、アメリカはこれまで拒否してきた。

2つ目はアジアにNATOの事務所を開設するというアイデアは、その愚かさに唖然とさせられる。この無謀な行動をやめるよう、日本に言ってほしい。

3つ目は台湾を武装させるというアメリカのアプローチは、非常に危険で挑発的であり、意図的なことである。

4つ目はアジア太平洋で最も必要とされているのは、アジア太平洋諸国間の地域対話である。

5つ目は、アジア太平洋は地域包括的経済連携協定(RCEP)を基礎とすべきである。RCEPは、中国、韓国、日本、ASEAN10カ国、オーストラリア、ニュージーランドを、特に気候変動問題、エネルギー政策、通商政策、インフラ・投資政策をめぐる首尾一貫した枠組みの中にまとめる、この地域にとって正しいコンセプトである。うまく機能するRCEPは、RCEPに参加する15カ国だけでなく、世界全体にとって大きな利益をもたらすだろう。

長々と申し訳ないが、SHAPE{2}がやっていることはとても重要だ。あなたは完全に正しい道を歩んでいる。どうかがんばってほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=FUN-hSFxwXw

Links:

{1} https://carnegieendowment.org/files/Tellis_Blackwill.pdf

{2} https://www.theshapeproject.com/

https://johnmenadue.com/an-asia-pacific-nato-fanning-the-flames-of-war/
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/753.html
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248. HIMAZIN[3712] SElNQVpJTg 2023年7月27日 14:26:56 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[35]
>>247

> >>221 で、火付け人のあなたが出てくるまで、割とまともなスレの流れだったんですがね。

>>221に絡んだのはアラジン2さんだけ。放っておければそのまま流された。
大方、堪えきれなかったんだろうけど、ちょっとやり合っただけで>>227で管理人に泣きついているんだから、完全に一人相撲の自業自得。
格好悪いね。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c248

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254. HIMAZIN[3713] SElNQVpJTg 2023年7月28日 07:51:41 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[36]
>>253

そもそもアラジン2さんは>>1の抗議が不当であると説明出来ないので正当化も何もない。それに抗議なら以前からやっている。
まともに反論出来ないからって延々と妄想垂れ流さないでいただきたい。正に下衆の勘繰り。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c254

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256. HIMAZIN[3714] SElNQVpJTg 2023年7月28日 08:21:27 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[37]
>>255

思わせるも何も、不当であると言えないならその必要はないよ。それに、私の抗議で荒れてはいない。

それよりアラジン2さんの>>253の以下コメント。3月に複数人が管理人への不満を表面化したから自分が出てきたともとれる。>>221の赤いニシン説が当を得ていたかな。

>HIMAZINさんが、自分は管理人さんに不当に弾圧されているという被害者面をするには
>管理人さんへの不満、抗議をする3月の「荒らし」さん達が必要だった。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c256

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258. HIMAZIN[3715] SElNQVpJTg 2023年7月28日 11:12:51 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[38]
>>257

>あなたが何より恐れているのは、「正当」な自分の抗議をバカにされる事。
>自分の管理人さんへの抗議が「正当」であると思われない事。

言いがかり。
折角無視していたのに、>>3のゴミコメント蒸し返すなよ、みっともない。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c258

[お知らせ・管理21] 2023年07月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
259. HIMAZIN[3716] SElNQVpJTg 2023年7月28日 11:20:33 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[39]
>>257

アラジン2さんは>>180>>227>>246で3度も敗けたんだ。
いつまでも貼り付くな、みっともない。こちらで書いた特徴そのまま。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c65
(引用)
レスバトルが目的なので、一度やり合うととことんまで拗れます。なので、やり合う場合は長期戦覚悟で。勝ちに物凄く執着するから、不利になりだした途端に詭弁・すり替え・レッテル・妄想語り等ネトウヨみたいな習性も見せてきます。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c259

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265. HIMAZIN[3717] SElNQVpJTg 2023年7月29日 08:41:13 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[40]
>>263

ほらね。
>>259に書いた通り往生際が悪い。
このままだと1000コメント到達する勢いなので以後スルー。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c265

[国際33] パミール高原からヒンドゥークシュ山脈まで。ロシアと中国が見つめる中央アジアの全体像(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1822.html

パミール高原からヒンドゥークシュ山脈まで。ロシアと中国が見つめる中央アジアの全体像

<記事原文 寺島先生推薦>

Russia, China take holistic view of the Pamirs and Hindu Kush
https://www.indianpunchline.com/russia-china-take-holistic-view-of-the-pamirs-and-hindu-kush/

筆者:M.K.バドラクマール (Bhadrakumar)
出典:INDIAN PUNCHLINE  2023年6月4日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年7月27日


 3カ国間の外相段階会合により、中国・パキスタン間の経済回廊がアフガニスタンまで延長されることが合意された。2023年5月5日。イスラマバードにて。

 5月18日・19日に開かれた、第1回中国・中央アジア首脳会議後に発表された西安宣言は、西側諸国によるこの地域への干渉に直撃弾を与えたが、また一方でロシアがウクライナ紛争で「手を伸ばしすぎている」ため、中央アジアのステップにおけるロシアと中国の支配は持続可能ではないという考えをワシントンとブリュッセルにばらまいた。

 様々な出来事が起こる中で明らかになってきたことは、ロシアはウクライナの戦争で「負けて」おらず、この代理戦争において事態を良い方向に変えることができている、ということだ。いま米国が欧州諸国に懇願していることは、ロシアが戦場で勝利を収めることがあってはならない、という点だ。なんと事態は急転したものだ。

 明らかに、ウクライナ危機の状況において、中央アジアで指導的役割を果たし、同地域の安全保障を確保しようという中国の決定は、劇的な変化をもたらすものであり、中国を孤立させ、抑え込もうという、米国によるインド・太平洋戦略を深く弱体化させるものだ。状況をよく見れば、中央アジアが射程外にある限り、西側のロシアと中国の包囲発言が夢物語のままである理由が分かるだろう。

 米国はまるでクモのように動き、東南アジアの国々の中に巣を作ろうと、ASEAN(東南アジア諸国連合)を分離・分散させようとしており、タイでの「政権転覆劇」を大メコン圏諸国でも繰り返させようとしている。中国の周りを不安定な国々で包囲することを狙ったこのような不安定な動きの中において、中央アジアは中・露両国の戦略にとって非常に重要な地域だ。というのも、この地域までは米国の影響力が届いていないからだ。

 西安宣言の中で、このような状況に関連した記述は以下のとおりだ。「参加国は異論なく、国家の安全保障や政治的安定や憲法に基づく秩序の確立が重要な点であることを確認する。さらに、正当な国家権力を貶め、「カラー革命」を起こそうという動きには断固として反対することも確認する。さらには、他国による内政への干渉は、どんな形態であれ、どんな口実であれ、反対することが確認する。参加国は、民主主義が、人類が共通の願望であり価値であることを強調する。また、発展に向けた道程や国家経営の型を独自に選択することは他国が干渉する対象にすべきではない」。

 見逃さずにおれないことは、西安首脳会議から一週間も経たぬうちに、ロシアが中国から安全保障関連の長を招いたことだ。そしてこの長は、一週間という前例のない長さでモスクワに滞在し、話し合いを持ったのだ。この人物は、陳文清(ちんぶんせい)。政府局の一員であり、中国共産党中央政法委員会書記をつとめている。この陳書記の交渉相手は、ロシアのニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記だった。同書記はクレムリンの安全保障面において最高位にいる人物だ。

 陳書記とその代表団をモスクワに迎えた際、パトルシェフ書記はこう語った。「中国との友好関係を拡大し、深めることは、ロシアの戦略に合致しています。我が国は、全ての面における中華人民共和国との互恵的な協力体制を最優先事項としています。この協力関係が見据えているのは、国際社会において、互いに支援し合い、対等の立場を強化することです。具体的には、ユーラシアにおいても、世界の他の地域においても、世界規模および地域規模での安全保障や安定、持続可能な発展を確実にすることです」と。

 陳書記のモスクワ訪問の最後の締めの発言でパトルシェフ書記はこう語った。「ロシアだけが、この多極化世界の中心にいるわけではありません。中国もそうです。彼ら(西側諸国)の考えでは、自分たちはロシアとの問題に対処でき、それが解決できれば、次の標的を中国にすることです。西側は、中国とロシアに平行して対応することは難しいと考えています。西側が中国の国境地域で、台湾とともにやってきたことについても、私たちはわかりすぎるほどわかっています。総じて、彼ら(中国側)の立場に賛同しないことは難しいことです」と。

 明らかに、モスクワで持たれた中露間の安全保障に関する最高位段階での話し合いにおいて期待されていることは、両者が連合して取り組めるための必要な土台を設置することで、両国共通の課題である当該地域での安全保障と安定を強化することだ。それは、ユーラシアで両国が直面している安全保障上の危険度が高まり、さらには中央アジアでテロが復興しつつあるという背景があるからだ。両国が同じようにもつ戦略上の課題は、アフガニスタンの安定に向けて、中露両国がとっている方策が非常に似通っていることからも明らかだ。そしてこの方策により、アフガニスタンは既に良い影響を受けている。タリバンがヒンドゥークシュ山脈の麓にあるこの国を不安定な内戦状態において以来、西側はずっと様々な目論見を企ててきたにもかかわらず、だ。

 5月5日、イスラマバードでのパキスタン・アフガニスタン・中国の三カ国会議に出席していた中国の秦剛(しんごう)国務委員および外相は、パキスタンの主催者らに対して3つの伝言を残した。具体的には、@中国はパキスタンの経済再建を喜んで支援する。A中国政府は、喜んでパキスタンと共同して、高い質の一帯一路協力体制を前進させ、CPEC(中国・パキスタン経済回廊)の発展を促進し、協力を深めることも行う。B何より、中国は喜んでパキスタンと協働し、「アフガニスタン問題に関する意思疎通と共同作業を強化し、アフガニスタンの平和と再建を促進し、この地域の安定と発展の維持を支援する、いう3点だ。

 重要なことは、秦剛外相が中国・パキスタン間の経済回廊をアフガニスタンにまで広げることを求め、その目的は、「互いへの敬意、率直な気持ちと友情、双方向にとって利益がある関係作りを模索するなかで、3カ国間の良好な近隣関係や相互信頼を促進すること」にあるとしたことだ。秦剛外相がパキスタンとアフガニスタンの交渉相手に伝えた内容は、中国は対テロリズムや安全保障上の協力体制を強化する準備がいつでもできており、「ともに協力して、東トルキスタンイスラム運動やパキスタンタリバン運動などのテロリスト勢力に断固として対抗し、この地域の安全保障と安定を守る準備もできています」というものだった。

 興味深いことに、秦剛外相が二国間協議において、アフガニスタン暫定政権のアミール・ハーン・ムッタキー 外務代理大臣に対して、中国政府は、「中国とアフガニスタン間の協力関係を様々な分野において強化し、この先早い時期に、アフガニスタンが自治、平和、安定、発展、および繁栄を成し遂げる支援を行う」意図があることを伝えた点だ。

 中国周辺地域に関する有数の専門家である朱永彪(しゅうえいひょう)蘭州大学アフガニスタン研究センター長が、環球時報紙に、「ここ数年、パキスタンとアフガニスタンは、国境問題を巡って激しく対立と論争を繰り広げてきたため、この3カ国間協議は平和や対話を促進する希有な機会となった」と述べた。

 朱センター長によると、アフガニスタン政府とパキスタン政府の間にはテロリズムについての捉え方に違いがあり、「特に、外国による干渉についてはそうだ。米国やインドなどの国々がこの問題に関して二重基準を用いるからだ」とし、そのため、中国が発した信号は、「パキスタンとアフガニスタン間の立ち位置を調整するきっかけのひとつ」になる可能性がある、とした。

 加えて、この中国専門家の発言によると、中国の近隣諸国であり、中国と政治上良好な関係をともに築いているアフガニスタン・パキスタン両国は、中国が、サウジアラビアとイラン間の関係緩和だけではなく、ウクライナ危機に関しても役割を果たしていることを認識しているので、両国は中国に対して期待しており、イスラマバードで開かれたこの三カ国協議が、「中国が、外交的な役割で果たしている自信を強化する証しとなっている」とのことだ。

 明らかに、タリバン政権に対する一般的な認識からは離れて、ロシア政府も中国政府もアフガニスタン政権と話を進めてきた。両国のこの姿勢のおかげで、中央アジア諸国の政府に安堵の色が広がっている。ロシア、中央アジア諸国、中国は、テロ勢力と宗教上の過激派により存続の危機をともに感じている。これらの勢力は、米国が手下として長年利用してきた勢力だ。したがって、これらの国々の間の共通理解として許せないことは、米軍がこの地域の軍事基地に駐留することや、パンジシール州の「アフガニスタン民族抵抗戦線」が、中央アジアを別の内戦をたきつけるための聖地にすることなのだ。

 中国とロシアは、アフガニスタンでタリバンが果たす役割の安定化に関して大きく貢献してきた。基本的に両国は、タリバンの支配者層が非常に難しい局面下でも比較的上手に国家運営していることを認めている。このことについては、中央アジア諸国政府も同様の認識を共有している。

 したがって、この地域の観点からすれば、CPECのアフガニスタンへの延長や中央アジアが一帯一路構想への統合に向かっていることが避けられない状況にあることは、中国と中央アジアとの関係において、必ず得られるであろう副産物だと見なされている。これらの過程はSCO(上海協力機構)の強化につながるだろう。さらに望まれるのは、この先のどこかで、インドもこの流れに乗ることだ。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/293.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
117. HIMAZIN[3718] SElNQVpJTg 2023年7月29日 18:58:37 : 2teCEIFEA2 : Zy53SlFFa1R3dU0=[1]
>>116

ANさんが注意してるのは>>93>>95のようなことだから、アラジン2さんは別にどうでもいいでしょう。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c117

[国際33] 反政府抗議行動を止める力がないネタニヤフ(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-c116b5.html

反政府抗議行動を止める力がないネタニヤフ

スティーブン・サヒオニー
2023年7月25日
Strategic Culture Foundation

 イスラエル国民が自由と民主主義を維持するのに苦労している中、パレスチナの抵抗運動は占領終焉と人権のために戦い続けている。

❗️Telegram , Twitter, VKでご参加願いたい。

 亡くなった元イスラエル首相アリエル・シャロンはアラブ諸国やパレスチナ人がイスラエルを破壊するのを懸念していないと述べた。彼は唯一の恐れはイスラエル・アメリカ関係が変化し、イスラエルへのアメリカ支援の欠如が国の終わりになることだと述べた。

 アメリカのジョー・バイデン大統領は、彼によればイスラエルを民主主義として切望される地位から追い出す恐れがある提案されたイスラエル法案を非難した。

 何千人ものイスラエル国民が、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の過激派政府が提案した司法改革に抗議している。法案に対する街頭抗議は1月に始まり、軍隊、労働組合、医師会が抗議者の群れに加わるにつれて勢いを増している。

 500人以上のイスラエル空軍パイロットが、この法案に抗議し、要求された場合、職務遂行を拒否すると述べた。

 ネタニヤフには抗議行動や法案を止める力がない。彼の個人的自由は危機にひんしており、前回選挙で彼を権力の座につけたユダヤ人過激派に依存している。彼らの支持がなければ、彼の政府は崩壊し、彼は汚職容疑で懲役刑に直面するだろう。過去ネタニヤフはそれら過激派を嘲笑し、彼の政府では彼らに地位を与えることは決してないと主張した。しかし今や彼の自由と地位は彼を政府の舵取り役にとどめる彼らの支持に依存している。

 抗議行動の中心である物議を醸している法案は、政府の動きを検討し発言する司法の力を弱めるだろう。現代民主主義の典型的な「チェックとバランス」で「チェック」の一つが無力になるのだ。政府を支配する過激派は、女性の権利を剥奪し、パレスチナ占領地域で更なる民族浄化の可能性がある法案を強行採決し、アメリカと国連が支持するパレスチナの二国家解決を不可能にする可能性がある。

 ネタニヤフ政権の一部はイスラエルに関する発言でバイデンを非難し、彼らは決してアメリカの圧力に屈することはなく、イスラエルはアメリカ国旗の星ではないと述べた。バイデン政権は過激派ネタニヤフ政権から距離を置き、ネタニヤフが提案した法案を放棄するよう求めた。バイデンはネタニヤフのホワイトハウス訪問を歓迎すると約束したが、日程は設定されておらず、メディア報道は不安定な関係に関する解説で満ちている。

 被占領西岸地区のパレスチナ人とイスラエル国防軍(IDF)間の緊張が続いており、IDFによるジェニンや他の紛争地域への攻撃が繰り返され、民間人が死傷している。

 イスラエルでの街頭抗議行動は占領下にある600万人のパレスチナ人の自由と民主主義を推進するのが狙いではなく、パレスチナ人には自由も人権もないのに対し、自由に暮らし人権を持つ600万人のユダヤ人に影響を与える司法改革法案に反対するのが狙いだ。

 権力を掌握した際、優先事項はアブラハム合意に、より多くのアラブ諸国に署名させることで、最大の狙いはサウジアラビアだとネタニヤフは誓った。しかしサウジアラビア皇太子は、正常化を開始する前に、パレスチナ占領終焉が必要だと主張している。

 ネタニヤフは宗教過激派で、ネタニヤフ連合政府の過激極右政党支持者のアメリカ系ユダヤ人が暮らすヨルダン川西岸で、占領地を更に多く併合することを優先している。

 最近イスラエルがレバノンに更に侵入する過程を開始したため、イスラエル北国境は安全ではない。レバノンのレジスタンス集団はイスラエルに対しレジスタンス作戦を開始する準備が整っており、IDFとイスラエル空軍が法案抗議で混乱しているため、イスラエルの安全保障はバランスを崩している。

 国内政治問題から注意をそらすため、ガザやヨルダン川西岸に対する軍事作戦を扇動することでネタニヤフはよく知られている。軍事危機時には、まとまるイスラエル国民の団結にネタニヤフは賭けている。しかし反政府抗議が継続しているため、ユダヤ人の団結はほど遠く、その賭けで彼は負けるかも知れない。止められないように見える物議を醸している法案に軍隊が反対しているので、彼は軍にも頼れない。イスラエルにおける内戦醸成の可能性さえ一部専門家は示唆している。

 この法案が可決された場合、イスラエル国民が享受している自由が失われるのをホワイトハウスは懸念している。一方、残忍な占領下に暮らし、変化の兆しを示さないパレスチナ人の人権と自由の完全な欠如をホワイトハウスは無視している。

 イスラエル国民が自由と民主主義を維持するのに苦労する中、パレスチナ抵抗運動は占領の終焉と彼らの人権のため戦い続けている。パレスチナ領土占領をアメリカが支持し続け、交渉のテーブルに着くようイスラエルに圧力をかけるのを拒否しているため、現状は維持されるだろう。アメリカはパレスチナ人の抑圧と苦しみに加担しているのだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/07/25/netanyahu-is-powerless-to-stop-the-protests/

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 Alex ChristoforouのDuran映像、冒頭はエリトリア大統領イサイアス・アフェウェルキ発言。

連中は金を印刷している。物は全く製造せず金を印刷している。これは通貨制度で連中の世界兵器の一つだ。あちこちで制裁だ。我々には新たな世界通貨制度が必要だ。

Ukraine-NATO Plan B. Russia-Africa success. West MSM, Africa summit failure. Ursula peace prize. 38:15

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

何故木原事件は重要か。木原内閣官房副長官の妻の元夫が殺害された事件を再捜査し、警察庁の殺人事件の専門佐藤氏がこれは殺人事件であると見立て捜査中、捜査は打ち切られ、警察庁長官は今「事件性なし」と発言。大手メディアもほぼ沈黙。有力者絡めば殺人事件の蓋する国か

 日刊IWJガイド

「『断言しますけれども、事件性は「あり」です』木原事件でX子さんの事情聴取を担当した元刑事・佐藤誠氏の記者会見を全文文字起こしします」

<インタビュー決定>8月9日(水)午前10時から、国際政治学・国家安全保障論がご専門の、桃山学院大学法学部教授、松村昌廣氏への岩上安身によるZoomインタビュー(録画収録、後日配信)が決定しました! 米国覇権の終わりの始まり、ウクライナ紛争の実相、そしてこの紛争の行く末、東アジアにおける「台湾有事」について、お話をうかがいます!

2023年7月30日 (日)
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/297.html
[国際33] 反政府抗議行動を止める力がないネタニヤフ(マスコミに載らない海外記事) HIMAZIN
2. HIMAZIN[3719] SElNQVpJTg 2023年7月31日 19:16:12 : 2Q1gyPlE26 : VHZDQXMxeGtYTVU=[1]
>>1

世界最悪のならず者国家にしてアパルトヘイト国家。
散々国連決議違反し未だに外道繰り返してお咎め無しなのは、まさに欧米のおかげだがね。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/297.html#c2

[戦争b24] マイダン虐殺裁判と捜査から明らかになった事実:ウクライナ・ロシア戦争と関係事項にとっての意味(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1844.html

マイダン虐殺裁判と捜査から明らかになった事実:ウクライナ・ロシア戦争と関係事項にとっての意味

<記事原文 寺島先生推薦>

The Maidan Massacre Trial and Investigation Revelations: Implications for the Ukraine-Russia War and Relations
https://brill.com/view/journals/rupo/8/2/article-p181_5.xml?language=en

筆者:イワン・カチャノフスキー(オタワ大学)
出典:BRILL 2023年6月21日
The Maidan Massacre Trial and Investigation Revelations: Implications for the Ukraine-Russia War and Relations in: Russian Politics Volume 8 Issue 2 (2023) (brill.com)
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2023年8月1日

1284-1.jpeg
約50人のデモ参加者が虐殺される前のキエフのマイダン・ネザレジノスティ(独立広場)での集会(2014年2月20日)。写真:Mykola Vasylechko/Wikimedia Commons。


概要

 本研究は、2014年2月20日にキエフで起こった大量殺戮に関するウクライナの裁判と捜査から明らかになったことを分析する。このマイダンでのデモ隊と警官隊の虐殺は、ヤヌコビッチ政権の転覆、ひいてはロシアによるクリミア併合、内戦とドンバスへのロシアの軍事介入、そしてロシアが2022年にウクライナに不法に侵攻したことで激化したウクライナ対ロシアの紛争、そして西側対ロシアの紛争へとつながった。負傷したマイダンのデモ隊の絶対多数、100人近い検察側と弁護側の証人、同期した動画、政府の専門家による医学的・弾道学的検査は、マイダンのデモ参加者がマイダン[デモ隊]支配下の建物に配置された狙撃手によって虐殺されたという事実を明確に指摘している。しかし、これらの発見と隠蔽が政治的に微妙な問題であるため、今日に至るまで、この虐殺で有罪判決を受けた者はいない。本稿では、ウクライナ・ロシア戦争とロシア・ウクライナ関係の将来に対するこれらの事実の影響について論じている。

<キーワード> 政治的暴力;紛争;ウクライナ;マイダン;ユーロマイダン;ロシア;虐殺;ウクライナ・ロシア戦争;正義

 殺すことは禁じられている。したがって、すべての殺人者は、大勢でラッパを鳴らして殺さない限り罰せられる。それがルールだ。1   ヴォルテール
...

 事実は頑固なものであり、われわれの願望や傾向や情熱の指示がどうであろうと、事実と証拠の状態を変えることはできない。2  ボストン大虐殺裁判でのジョン・アダムズ

 2014年2月20日にウクライナで起きた大規模抗議デモ「ユーロマイダン」でのデモ隊と警官隊の双方の虐殺は、ウクライナ紛争、ウクライナ・ロシア紛争、西側諸国・ロシア紛争の転換点となった3。この大量殺戮によってウクライナのヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領政権は転覆し、ロシアによるクリミア併合や内戦、ドンバスへのロシア軍の介入など、紛争の激化の連鎖が始まった4。ロシアは2022年2月24日、違法な侵攻とウクライナとの戦争によってこれらの紛争を激化させ、西側諸国との代理戦争となった5。

 マイダンの虐殺は、政治的暴力の重大な事例であるだけでなく、人権、民主主義、法の支配、紛争解決の観点からも重要である。本研究では、マイダン虐殺の裁判とウクライナ政府の調査によって明らかになった証拠を分析する。研究課題は以下のとおりである:裁判と政府調査によって公開された証拠から、この大量殺戮にどの紛争当事者が関与していたのかについて何が明らかになるのか?

 ウクライナと西側諸国の支配的な説明は、マイダンでのデモ参加者虐殺をヤヌコビッチ政権によるものとし、警官たちが殺害されたことをほとんど無視している6。一部の例外を除き、西側諸国とウクライナのメディアも、マイダン[デモ隊]支配下の建物における狙撃兵に関するマイダン虐殺裁判と調査で明らかになったことを報道しなかった。

 ウクライナ検察総局による公式捜査は、ヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領とウクライナ治安局および内務省の責任者の命令により、2月20日にマイダンのデモ隊を虐殺したとして、ベルクート警察を起訴した。ウクライナ検察総局は、ヤヌコビッチの命令により、2月20日にマイダンのデモ参加者49人のうち48人を殺害し、157人の負傷者のうち80人を殺害しようとしたテロ容疑で、ベルクート警察の指揮官2人とこの警察部隊の隊員3人を逮捕・起訴した。2019年、ウクライナ検事総長はマイダン虐殺事件の捜査が完了したと発表した。

 その後、ヤヌコビッチは内務省、内戦部隊、ウクライナ保安庁の長官、ベルクート司令官とともに、マイダンでのデモ隊虐殺を命令したとして欠席裁判で起訴されたが、そのような命令は明らかにされなかった。ヤヌコビッチ、閣僚、ベルクート司令官らは、虐殺を命令したことを否定し、デモ隊と警察官はマイダンの狙撃兵に撃たれたと述べた。しかし、彼らの主張を裏付ける具体的な証拠を彼らは示さなかった。

 西側メディアの支配的な説明とは対照的に、ドイツのテレビ局ARDは、狙撃手がホテル・ウクライナを拠点にしていたこと、政府の調査は操作されたものであることを示す証拠を提示した7。BBCの調査報告書も同様の証拠を提示し、音楽院から警察を狙撃したマイダン狙撃兵の一人の自供を紹介した8。その後、極右に連なるマイダン組織の他の数人のデモ参加者が、ウクライナのメディアやソーシャル・メディアで、警察を狙撃し殺害したことを認めた。

 その後、アメリカ、イタリア、イスラエル、マケドニア、ロシアのメディアのインタビューに応じた7人のグルジア人自称マイダン狙撃手団の構成員は、自分たちやグルジア、バルト三国の他の狙撃手団、ウクライナの極右系狙撃手団は、ヤヌコビッチと反政府の指導者たちによる和平協定の調印を阻止するために、反政府の指導者たちやグルジアの元政府指導者たちの特定の構成員から、デモ隊と警察の両方を銃撃するよう命令を受け、武器、支払いを支給されたと証言した。彼らは、音楽院とホテル・ウクライナから狙撃手が警察とデモ参加者を狙撃したと述べている9。

 ウクライナ検察総局、マイダン犠牲者の弁護団、自称「真実点検」ウェブサイト、そして稀な例外を除いて、ウクライナのメディアは、これらのグルジア人は偽物か役者であると主張した10。彼らの証言を裏付けるために、これらのグルジア人のほとんどは、名前、パスポート番号、入国印、航空券の写し、グルジア軍の写真、彼らの一人がオデッサの虐殺の際に労働組合会館ビルで撮影した動画を提供した。彼らは、「ユーロマイダン」の際、偽造パスポートで偽名を使ってウクライナに入国し、国境で止められなかったと述べた。グルジア国防省の身分証明書の綴り間違いのため、身元と証言が偽物と見なされているグルジア人の一人が、同省の顧問を務めていたことを、グルジア軍団の長が事実上確認した11。

 ウクライナと世界の紛争にとって重要であるにもかかわらず、マイダンの虐殺を分析した学術研究はわずかである。ほとんどの研究が発見したことは、マイダン虐殺は、「ユーロマイダン」中の非対称紛争に勝利し、ウクライナの権力を掌握するために、マイダンの指導部と極右の分子によって組織され、秘密裏に行われた「偽旗作戦」であったことだ。同期された動画、目撃者、銃弾の跡や傷の位置を分析した結果、警官もデモ参加者も、マイダン[デモ隊]が支配する建物から銃撃されていたことがわかった12。これらのマイダン虐殺の研究は、他の100以上の研究で、圧倒的に好意的に引用されている。

 セルヒー・クデリアは、二次資料に基づき、暴力は極右のマイダン・デモ隊によって開始され、彼らは多くの警官を殺傷し、ベルクート警察はその後、非武装のデモ隊を今度は虐殺したと主張している14。他の少なくとも2つの研究も、デモでの暴力に極右が大きく関与していることを発見しているが、マイダン虐殺を具体的には検証していない15。

 いくつかの研究は、この虐殺をベルクート暴動対策警察、あるいはウクライナ治安局や国内軍の狙撃兵によるものだとしている。しかし、これらの研究は虐殺を具体的に調査したわけではなく、この虐殺の実行犯や組織者に関するマイダンの政治家や同情的なウクライナや西側のメディアによる主張に無批判に依拠している。いくつかの研究は、ニューヨークの建築会社によって行われた殺害の3D演算再構成に依存していた17。しかしこの演算は、犯罪科学報告書に明記された傷の位置、ひいては狙撃者の位置を誤って伝えていた18 。SITU調査部長は、「......結局のところ、第三者が行動していたというのが共通理解だ」、「犯罪科学的証拠から、人々が背後から撃たれたのは明らかだ」、「誰かが屋上から撃っていた」と述べている19。

 最も重要なことは、これまでの研究は、マイダンの虐殺の裁判と捜査によって明らかになった証拠を包括的に検証していないことである。


1 データと方法論

 私の分析では、マイダン虐殺裁判、ヤヌコビッチ反逆罪裁判の約1000時間に及ぶ公式録画映像と、ウクライナの公式オンライン判決データベースにある2500以上の判決に含まれるこの虐殺事件の捜査に関する情報を調べた20。

 私の研究はまた、負傷したデモ参加者や検察側証人、弁護側証人など、裁判や捜査における証人の証言も分析している。また、公判で提示された動画、犯罪科学的弾道検査と医学的検査の結果、政府の専門家が捜査と公判のために行った捜査実験についても検証している。2本のオンラインの編集物には、公判と捜査における負傷したデモ参加者と検察側証人の証言のうち、関連する短い部分が含まれている(付録動画AとB)21。

1.1 動画、写真、音声記録

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キエフのマイダン広場と周辺の建物の地図

 検察側は、特定のデモ参加者がベルクート警官に銃撃された証拠として、ベルクート警官と特定のマイダン・デモ参加者のさまざまな動画や写真を提出した。検察側は、約24名のベルクート特殊部隊の構成員が、ゾフトネヴィイ宮殿付近で警察が短時間前進している間にデモ隊を虐殺し、その後、インスティトゥツカ通りの2つのバリケードの背後からデモ隊を虐殺したと告発している。

 ウクライナ検察総局が資金源となり、ジャス・タリオニス・グループが匿名で制作し、ベルクート警察がデモ隊を虐殺した証拠として裁判で提出されたシンクロビデオ集は、しかし、ベルクート警察による銃撃の時間や方向が、マイダン・デモ隊が殺害された時間と一致していないことを示している22。

 さらに、公判中に提出された同期された動画やその他の証拠により、ベルクート特殊部隊が最初に登場して銃撃を開始する前から、3人のデモ参加者がインスティトゥツカ通りで殺害されていたことが確認された。

 これに対し、ベルクート警官の弁護団は、動画や写真に写っているデモ参加者が猟銃で発砲した時間と方向が、ベルクート警官が殺害された時間と、政府の犯罪科学専門家が割り出した発砲の方向と一致していることを示した。彼らはマイダンの狙撃犯を特定したが、その男性は起訴されなかった。

 裁判で検証されたいくつかの動画には、マイダンの狙撃手、特にホテル・ウクライナにいた司令官と極右関連企業の構成員が映っていた。極右政党スボボダは虐殺の前に、ホテル・ウクライナを自分たちの支配下に置き、警備していると述べている(写真付録1)23。動画には、スボボダの代議士や活動家がホテルの入り口を警備し、極右に連なるマイダン企業の狙撃兵に同行して建物に入り、虐殺の最中にホテルを厳重に調べる様子が映っている24。エスプレッソTVの生放送の録画には、警察とのにらみ合いの最中、マイダンの活動範囲の前のマイダン・バリケードで、マイダン抗議者がカラシニコフ型の銃器を別の抗議者に渡す様子や、別の抗議者が猟銃から警察に向かって発砲する様子が映っている。

 ベルギーのテレビ局VRTが作成した動画の未放送部分が裁判で実演され、2人のマイダン抗議者が、銃撃される直前にマイダンの抗議者団のひとつを誘い出し、前進させたことが示された。この映像には、ある抗議者が、ホテル・ウクライナの狙撃兵が抗議者全員を撃っているので、この団他の抗議者たちに前進するなと叫んでいる様子が写っている。そして、その抗議者がそこから銃弾の閃光を見たことが映っている。その後、VRTの映像には、弾丸がこの抗議者団の方向にあった樹木に命中しているところが映し出され、この団の抗議者たちが引き返し、ホテルを指さして、そこにいる狙撃兵に撃つな、と叫ぶ様子が映っている25。セリー・トラぺズン(Serhii Trapezun)とセリー・ティティク(Serhii Tityk)を含む、この団の負傷した抗議者たちの大多数は、自分たちや自分たちのグループが、このホテルやその近くの他のマイダン支配下の建物から銃撃されたこと、そこで狙撃手を目撃したこと、あるいは他の抗議者たちからそのことを聞かされたことを証言している(付録動画A)。

 ウクライナ治安部隊のアルファの狙撃手と指揮官は、裁判で検察側証人として、彼らが傍受した無線通信の録音は選択的に編集されたもので、虐殺がほぼ終わった後、マイダンが支配するホテル・ウクライナやその他の建物にいる狙撃手の居場所を突き止めるために閣僚ビルに配備されたときに作られたものだと証言した(付録動画B)。これらの音声記録は、マイダンの虐殺後、政府の狙撃兵がマイダン・デモ参加者を虐殺した証拠として、ウクライナのメディアで広く公表された。

1.2 目撃者の証言

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マイダン虐殺裁判で、マイダン支配下のホテル・ウクライナでの狙撃について証言する負傷したマイダン抗議者。研究「ウクライナのマイダン虐殺」より: イワン・カチャノフスキ著『ウクライナのマイダン虐殺:裁判と捜査から明らかになった事実』より。2021年8月3〜8日に開催された第10回国際中東欧研究評議会世界大会で発表。

 負傷したマイダン抗議者72人のうち51人について、彼らを2月20日に銃撃したとしてベルクート警察が起訴され、その反政府抗議者たちの証言も明らかにされている。その負傷したマイダン抗議者は、裁判や調査で、マイダンが支配する建物や場所から狙撃された、そこで狙撃者を目撃した、あるいは他のマイダン抗議者からそのような狙撃者について聞いたと証言している。これらの負傷した抗議者のうち31人は、公判および/または捜査において、ホテル・ウクライナ、アルカダ銀行、ジョフトネヴィ宮殿、ムゼイニイ通りおよびホロデツキー通りの建物、あるいは他のマイダン支配下の建物や場所から狙撃されたと証言した。少なくとも33人の負傷した抗議者は、そこで狙撃兵を目撃した、および/または、他の抗議者から、これらのマイダン支配地域(主にホテル・ウクライナ)に狙撃兵がいることを聞かされたと証言した。(動画付録A)。

 負傷した抗議者の絶対多数は、公判および調査において、ホテル・ウクライナから狙撃されたか、そこで狙撃兵を目撃したと証言している。他の抗議者たちは裁判で、ホテル・ウクライナで抗議者たちを虐殺した狙撃兵はマイダンの狙撃兵だったと証言した。ある抗議者は、ホテルからの狙撃兵が自分たちを撃っているのを目撃した後、他の抗議者やBBCの記者たちとともに逃げ惑う姿をBBCに撮影されたが、そのとき他の抗議者たちから、これは 「我々の味方の狙撃兵 」だと言われたと明かした。彼は、この銃撃の後、ホテル・ウクライナの別の階にいた狙撃兵が、ホテル内の狙撃兵の存在を明らかにしないよう、デモ参加者に視覚的な合図を出したのを目撃した。(付録動画B、2:33)。ウクライナ検察総局の調査により、極右スボダダの指導者の一人が虐殺当時そのホテルの部屋に住んでいたことが明らかになった。別のデモ参加者は、大虐殺の最中に他のデモ参加者がホテル・ウクライナに狙撃兵がいることを話し、なぜ「自分たちの仲間が自分たちを撃つのか」不思議がっていたと証言した。(付録動画B、1:41)。彼は『ウィンター・オン・ファイア』というドキュメンタリーに登場したが、この暴露はアカデミー賞大賞候補に挙げられたそのドキュメンタリーでは紹介されなかった。

 多数の西側メディアにおいて、マイダンで負傷したと報道されたマイダンの女性衛生兵は、裁判では負傷者としてではなく証人として証言した。彼女はウクライナのジャーナリストとのインタビューで、自分は負傷していないことを認めた。このジャーナリストが報告したことは、このマイダンの衛生兵の負傷はマイダン[デモ隊]の自衛隊指導部によって演出されたものであり、彼女が虐殺の直前に受けた手術は新しい傷である、と事実を曲げて伝えられたということだ26。

 別の抗議者は、郵便局本館の屋上から狙撃兵が狙撃し、この女性衛生兵の隣で撃たれたビクトル・スモレンスキーに似た人物を殺害するのを目撃したと証言した。この建物は当時、右翼セクターの本部だった。(付録動画B、16:29)。

 負傷したデモ参加者の絶対多数の証言は、これらの建物で狙撃兵が撮影した動画や、デモ参加者が勾配の急な方向から側面や背後から撃たれたという犯罪科学的検査の所見と概ね一致している。また、このような狙撃手に関するソーシャル・メディア上の数百人の目撃証言とも一致している。マイダンの政治家や活動家たちは、少数独裁政党や極右組織の特定の反政府指導者たちが虐殺や狙撃手の隠蔽に関与しているのを目撃したと証言した。何十人もの反政府勢力の抗議者、ウクライナ人や外国人ジャーナリストが、ホテル・ウクライナや他のマイダン支配下の建物で狙撃兵を目撃したと証言した28。

 裁判では、マイダンの狙撃手団の一員であると告白したグルジア人の一人の証言を認め、証拠として示した29。ウクライナの国境警備隊は彼の身元を確認し、彼がユーロマイダン開始直前にキエフを訪れていたことを認めた。彼と他の2人のグルジア人は、ベルクート警官の弁護団による訴えを受け、ウクライナ検察総局の要請でベラルーシ検察総局において証言した。自称グルジア人狙撃手3人も、裁判のために供述書を提出し、ビデオリンクを通じて証言することを申し出た。アルメニア、ベラルーシ、そして前述のようにウクライナ当局はすべて、これらのグルジア人の身元を確認した。

 彼らの証言と、負傷したデモ参加者の大多数による、マイダンが支配する場所での狙撃に関する証言は、数十人の検察側証人や殺害された人々の親族の証言と一致している。これらの検察側証人は、検察側を支持する証言をすることになっていたが、その代わりに、マイダン支配下の建物や場所に狙撃手が存在し、デモ参加者や警察を虐殺したと証言した。(付録動画B)。

 [ヤヌコビッチ政権側の]アルファ、オメガ、UDOの狙撃兵部隊の指揮官は、政府軍の狙撃兵が配備されたのは虐殺が始まってからであり、警察やデモ隊を撃っている狙撃手の居場所を突き止める命令を受けていたと証言した。彼らはまた、マイダン支配下の建物に狙撃兵が配置され、それらの狙撃兵が抗議者だけでなく、警察や自分たちの部隊の狙撃兵も撃っていたことを認めた。(付録動画B)。数十人の弁護側証人も、マイダン支配下の建物や場所にいたマイダン狙撃兵や狙撃手が、特に警察やデモ隊を撃っていたと証言している。

 対照的に、虐殺容疑で逮捕・起訴されたベルクート警官と2人のオメガ軍人は、デモ隊を銃撃したことを否定した。負傷したデモ参加者の証言の絶対多数は、現場でベルクート警察に撃たれた、あるいは政府支配下の建物の狙撃兵に撃たれたというもので、動画や犯罪科学的検査、その他の証拠によって裏付けられたものではない。残りの事例でも、彼らの関与を示す証拠はないか、あるいは矛盾している。

 政府の調査やその後の裁判でも、当時のヤヌコビッチ大統領や、内務省部隊、警察、ウクライナ治安部隊の指揮官がデモ隊に発砲するよう命令したという証拠は何一つ明らかにされていない。ヤヌコビッチ政権が雇った「ティトゥシキ」や「第三勢力」についても同様である。ウクライナ検事総長と同検察のマイダン虐殺捜査担当部長は、マイダン虐殺にロシア政府とロシア人狙撃手が関与している証拠はないと述べている 。30

 国家反逆罪に問われたヤヌコビッチの裁判では、彼がキエフから、そして後にはウクライナから逃亡したのは、(検察側が主張したように)虐殺を命じたからではなく、命を狙われる暗殺未遂事件が多発したからであることを示唆する証言や証拠が明らかになった。彼の裁判の証人は、マイダン虐殺の直後、大統領の車列が極右の右派セクターとスボボダの活動家が配置された検問所で発砲されたと証言している。これは、銃弾の跡が見える大統領の車の写真によって裏付けられた。また、彼の元ボディーガードは、ハリコフでの会議中に彼を暗殺するというスボボダの活動家の計画について、彼の警備部隊が情報を持っていたと証言している31。大虐殺の後、ヤヌコビッチを現地に送ったヘリコプターの操縦士は、管制官から、軍用機による撃墜の恐れがあるためヤヌコビッチを乗せたヘリコプターを着陸させるようにとのマイダン指導者からの命令が伝えられたと証言した。ウクライナの初代大統領レオニード・クラフチュクはこの裁判の中で、マイダン虐殺の直前に、ヤヌコビッチを暗殺する「チャウシェスク」というコードネームの陰謀に関する情報を受け取ったことを明らかにした32。ルーマニア最後の共産主義指導者チャウシェスクは、偽旗作戦で反政府デモ隊を狙撃手が虐殺した直後に暗殺された。ルーマニアの元大統領、首相、そして「革命」の他の多くの指導者たちは、1989年に権力を掌握した直後に自分たちの支持者の殺害を画策したとして、2018年と2019年にルーマニア検察によって人道に対する罪で起訴された33。

1.3 犯罪科学的検査の結果

 検察側のために政府の専門家が行った犯罪科学的検査の結果は、マイダンの虐殺裁判の中で初めて公表され、デモ参加者の絶対多数は横や後ろから、上から下に撃たれたことが明らかになった。しかし、ほとんどの動画や写真が示していたことは、死傷者の絶対的多数はベルクート警察の正面と地面の高さに位置していたのに対し、マイダン支配下の建物は一般に背後と左右に位置していたことである。

 犯罪科学的検査によると、死亡した48人のデモ参加者のうち40人は高い角度から撃たれている。そのうち少なくとも36人は、ベルクート警官隊が現場で撮影されているときに殺された。ただ一人、水平に出入りした弾丸で殺された抗議者がいたが、彼は横から撃たれていた。死亡した抗議者7人のうち、傷に関する犯罪科学的情報がない4人は、ベルクート特殊部隊がマイダンに現れる前に狩猟用の小球で撃たれていた。

 負傷したデモ参加者51人のうち48人は急勾配の差入創の傷跡があり、マイダン支配下の建物、あるいはその屋上にいた狙撃兵に撃たれたという説と一致している。

 裁判に提出された犯罪科学的弾道検査によると、2月20日、19人のデモ参加者が、AKMカラシニコフ突撃銃だけでなく、狩猟用カラシニコフやその他の武器の口径と一致する弾丸によって殺害されたことが判明した。イワン・ブリオクがカラシニコフ機関銃の狩猟用バージョンで殺されたことがわかった34 。動画には、虐殺の間、ホテル・ウクライナで狩猟用銃器を持ったデモ参加者が映っていた。4人のデモ参加者は狩猟で使用されるペレット弾で殺され、2人はベルクート警官隊が使用したものとは口径が異なる拡張狩猟弾で殺された35。

 政府の専門家が自動コンピュータベースのIBIS-TAISシステムを使用して実施した犯罪科学的弾道検査では、殺害されたデモ参加者、樹木、ホテル・ウクライナの部屋から抽出された弾丸は、配備されたベルクート特別部隊を含むキエフ・ベルクート連隊全体の隊員のカラシニコフ突撃銃の警察データベースと一致しなかった36 。

 その代わりに、政府の弾道鑑定専門家は、ホテル・ウクライナと他のマイダン支配下の建物や場所から、マイダンの抗議者6人が殺害され、少なくとも10人が負傷したことを発見した。検察は、マイダンのデモ参加者の絶対多数を撃った銃弾の弾道と狙撃者の位置を特定するために、犯罪科学弾道学の専門家を使用しなかった。また、捜査当局は、デモ参加者のほぼ半数(157人中77人)が、ベルクート警察が配置されていない区域で負傷したと、彼らの証言、実地捜査、犯罪科学的検査に基づいて判断し、これらの銃撃で誰も起訴しなかった37。デモ参加者がマイダン支配地域で狙撃手によって負傷したことを確認するこの証拠は公表されなかった。

 政府の犯罪科学報告書で確認された弾痕は、ベルクート警察が一般的にデモ参加者の上方、ホテル・ウクライナの2階とその上方、電柱、樹木を撃っていることを示していた。政府調査官による犯罪科学的検査では、デモ隊の高さに位置するホテルの1階には銃弾の穴は一つも報告されていない。


2 隠蔽工作の証拠

 驚くべきことに、歴史上最もよく記録された大量殺人事件のひとつから9年以上たった今でも、マイダンでのデモ隊と警官隊の虐殺で有罪判決を受けた者が一人もいない、あるいは逮捕されていない。前述したように、2月20日に77人のデモ参加者、つまり負傷者全体のほぼ半数を負傷させたことについて、ベルクート警官隊の拠点からではなく他の場所から撃たれたと捜査で確定した後、検察は誰も起訴しなかった。同様に、グルジアの前大統領ミヘイル・サアカシュヴィリの政党に所属するグルジア人デモ参加者の殺害についても、誰も起訴されなかった。彼の死亡状況は明らかにされていない。彼の遺体は虐殺の直後にマイダン支配地域で発見されたと伝えられている。

 その理由として考えられるのは、スボボダ党と人民戦線党の政治家か、ポロシェンコ大統領とゼレンスキー大統領の側近のどちらかが検察総局を率いていることだ。スボボダ党や人民戦線党の主要構成員が検察総局の長に選ばれたという事実は、これらの党が他のマイダン活動家やマイダン狙撃団の自称グルジア人構成員から虐殺に直接関与していたと非難されているにもかかわらず、隠蔽工作と妨害工作があったことを示唆している。自身もマイダン活動家であったマイダン被害者の弁護士たちは、当初に批判を受け、政府の捜査と訴追を支持した。

 マイダン後、ウクライナ検察総局の市民評議会の議長を務めたあるウクライナ人ジャーナリストが述べたことは、マイダン虐殺の検察総局の調査の責任者をマイダン指導者の一人が選んだということだ38。彼は2月18日、警察とデモ隊の銃撃戦が始まったとき、スコープ付きライフルを持ったマイダンのデモ隊を避難させているところをウクライナのテレビに撮影された。彼を助けた人物は、「ユーロマイダン」後すぐに内務大臣補佐官になった39。

 同様に、親マイダン派の主要政党は、ペトロ・ポロシェンコ大統領の任期中に、マイダンの虐殺に関する議会委員会の設置を阻止した40。2014年2月21日にウクライナ議会で採択された恩赦法は、殺人、テロ、権力掌握を含むさまざまな重大犯罪について、デモ参加者の訴追を全面的に免除することを認めた。同法はまた、そうした犯罪についてデモ参加者を捜査することを禁止し、すでに収集された証拠はすべて破棄しなければならないと規定した。

 大虐殺で起訴されたベルクート中隊の指揮官が、刑務所から自宅軟禁となりウクライナから逃亡したことは、隠蔽説と一致している。2014年に検察総局の市民評議会を率いていたウクライナのジャーナリストは、ウクライナ内務大臣がこのベルクート特殊中隊指揮官のウクライナからロシアへの移送に関与していたと述べている41。ゼレンスキー大統領の命令により、マイダン虐殺の罪で裁かれたベルクート警官5人全員が、2019年に予想される判決から数カ月以内にドンバス分離主義者と引き換えに釈放された。この決定によってマイダン虐殺裁判は中断されたが、このうち2人のベルクートの構成員が無実を証明するために分離主義者が支配するドンバスから自主的に帰還した後にのみ再開された。

 裁判では、ベルクート警察がマイダンのデモ隊を虐殺したとは考えられないことを示唆する証拠が提出されたにもかかわらず、2023年秋に予想される裁判所の最終判決で公平な判断を下すことは難しいだろう。ウクライナの裁判所は独立性に欠け、特に注目度が高く政治色の強い事件では、大統領府の指示に基づいて判決を下すことが多い。特に、マイダンの虐殺事件でキエフの裁判所に欠席裁判で裁かれている交換されたベルクート警官3人は、ウクライナとロシアの戦争中にロシアに併合されたドンバスにいるため、公平性は難しいだろう。加えて、裁判は極右活動家たちからも繰り返し攻撃や脅迫を受け、裁判長は親マイダン活動家に殴られた。

 検察総局の捜査官は、マイダンが支配する建物に狙撃手がいたことを事前に否定しただけで、捜査はしなかった。同様に、8人の異なるマイダンの政治家や活動家、数人の自称グルジア人狙撃手による、マイダンの狙撃手やマイダンの指導者が虐殺に関与したという公式声明の調査はされなかった。犠牲者はすぐに「天の百人」と呼ばれたが、西側政府の代表が虐殺の前に、抗議者の死傷者が100人に達した場合、西側政府はヤヌコーヴィチに矛先を向けると伝えていたとするスボボダの構成員二人の供述も調査されなかった42。

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2014年にマイダン広場で亡くなった「天の百人」

 検察総局は当初、2014年3月に、狙撃手とその位置を特定し、武器まで押収したと述べていた。2014年4月に検察総局は、デモ参加者がホテル・ウクライナからシモノフ製の「狙撃銃」で撃たれたとの声明を発表した44。しかし、すぐ後に、検察総局、ウクライナ治安当局、内務省の長官は、ホテル・ウクライナに関する調査結果を覆し、代わりにベルクートの特殊部隊がマイダンのデモ参加者を虐殺したと主張した。

 2015年、欧州評議会の国際諮問委員会は、公式発表とは異なり、ウクライナの公式調査では、ホテル・ウクライナまたは音楽院からの射撃で少なくとも三人のマイダンの抗議者が殺害された証拠があり、少なくとも他の10人の抗議者が近くの屋上からの狙撃兵によって殺害されたと報告した。報告書はまた、特に内務省と検察総局による捜査が行き詰っていると主張した45。検察総局は、少なくとも三人の抗議者がホテル・ウクライナで殺害され、他の10人もかなりの高さから殺害されたという以前の捜査結果を何の説明もなく覆し、これらの抗議者全員の殺害についてベルクート警官を起訴した。検察総局は当初、抗議者のうち10人を殺害したとしてベルクート警察の警察官を起訴していなかった。

 また、特にこれらの弾道がマイダンの支配下にある建物からのものであるかどうかを判断するために、マイダン虐殺の裁判判事がそのような調査を命じた後でも、犯罪科学弾道専門家による弾道の究明をその調査では行うことができなかった。ベルクートの弁護士が述べたことは、政府の犯罪科学専門家が、最初の数人のマイダン抗議者がマイダンの支配するホテル・ウクライナと音楽院から撃たれたと究明した後、これらの裁判で命じられた捜査実験は中止されたと述べた46。

 政府の犯罪科学専門家はこの裁判で、捜査官がレーザーを使って狙撃者の位置を特定するのを目撃したことを明らかにしたが、検察側はこの重要な証拠を除外した。捜査は、一部の例外を除き、弾道学の専門家の代わりに、医療専門家による複雑な犯罪科学的検査を使って、現場視察も測定も説明もなしに、発砲箇所を決定した。犯罪科学医療専門家は、彼らの経験上初めて、弾道の専門家ではなく、彼らが狙撃者の位置を特定するためにこのような検査を行うよう依頼されたと証言した。裁判官は、彼らの報告書の所見に疑問さえ呈した。特に、彼ら自身の犯罪科学医療検査や、マイダンが支配する建物や地域から発砲されたとする負傷したデモ参加者の証言を覆したことに疑問を呈した47。

 ニューヨークの建築会社がマイダン犠牲者の弁護団48のために作成した、マイダン抗議者3名の殺害を再現したSITUの3D演算は、マイダン抗議者がベルクート警察によって虐殺された決定的な証拠として、これらの弁護団、ウクライナ検察総局、メディア、特にニューヨーク・タイムズ紙によって引用された49。

 しかし、この3D演算では、マイダンで殺害された3人のデモ参加者の傷の位置が、政府の犯罪科学による遺体や衣服の検視で示された出入り口の傷の位置と一致していない。この演算は、犯罪科学医療検査で正確な位置、高さ、方向が特定されている急角度の傷跡をほぼ水平に変更し、殺された3人の抗議者の前にあるベルクート警察のバリケードの位置と一致させるために、その傷跡を遺体の側面や背面から前面に移動させた。そのSITU演算はマイダン虐殺裁判では証拠として認められなかった。

 裁判での負傷したデモ参加者の証言が、捜査中の証言と何度も逆転していることも、もみ消しか証拠の隠蔽を示唆している。弾丸の犯罪科学的検査が、検察が法廷に採決を乞う数週間前に、そして2019年に再び覆ったことも、同様にもみ消しか証拠の隠蔽を示唆している。ベルクート警察のカラシニコフから発射された銃弾がデモ隊を殺害したという新たな発見は、過去40件近くの犯罪科学的弾道検査の結果を、説明なしに覆した。この検査には、同じ専門家が同じ方法で実施し、自動コンピュータベースのIBIS-TAISシステムによって実施されたものも含まれていた。

 ベルクート警察とそのような殺傷されたデモ参加者数名の映像の同期化された内容分析によれば、そして犯罪科学的検査における傷の位置と方向、マイダンのデモ参加者の目撃者の証言、政府の弾道専門家による現場での調査実験によれば、マイダンのデモ参加者はマイダン支配下の建物から撃たれており、新たな弾丸検査の所見に反してベルクートの陣地から物理的に撃たれた可能性はなかった。これは特に、虐殺で起訴されているベルクート警官に関わることである。

 マイダン虐殺裁判では、証拠改ざんの例も明らかになった。殺傷されたデモ参加者のものとされる銃弾が、一連の保管文書なしに現れたり、消失したり、大きさや形や包装が変わったりした。例えば、マクシム・シムコの検死報告書には、3つの灰色の弾丸片と1つの黄色の弾丸片が記載されていたが、犯罪科学的弾道検査では、灰色の弾丸片に代わって、はるかに大きい黄色の弾丸片が新たに記載されていた。この新しい弾丸片は、何の説明もなく、これまでの複数の犯罪科学的検査を覆し、ベルクート警察のカラシニコフと照合され一致した。この新発見の銃弾は、ドンバス分離主義者と交換されて欠席裁判にかけられているベルクート警察官と銃撃事件とを結びつける唯一の証拠となった50。一方、犯罪科学的検査は、このデモ参加者は急角度から撃たれたことを示していた。

 ドイツの国営テレビ(ARD)が撮影した長時間の動画が、マイダンの犠牲者側の弁護団によって裁判で紹介されたが、虐殺の最も重要な部分の音声がなかった51。あるウクライナのジャーナリストがソーシャル・メディアに書き込んだところによると、彼はARDのためにこの動画を撮影し、裁判で上映された動画は削除されたという。映像の内容も彼の発言も、この映像がドイツのテレビ局ZDFが借りた同じホテル・ウクライナの部屋から撮影され、極右に連なるマイダン部隊の狙撃手がマイダンのデモ隊を銃撃する様子が撮影されたことを示している。この動画には、デモ参加者の殺傷とベルクート警察の位置が同時に映っていたため、見当たらない動画が見られるならば、特定のデモ参加者が銃撃された特定の時刻が、このマイダン支配下のホテルからの大きな銃声と一致し、バリケードからのベルクート警察の銃声のような遠くの音と一致しなかったことを証明できたかもしれない。

 マイダンの虐殺裁判は2016年に再開されたが、ゼレンスキー大統領による5人のベルクート警官と分離主義者の交換の後、1年間中断された。ネオナチのC14や他の極右組織による数回の攻撃は、裁判を混乱させ、脅かした。ヤヌコビッチ政府指導部とベルクート警察による組織的隠蔽工作のような証拠はない。結局、マイダンの虐殺容疑で数年間逮捕され裁判にかけられたベルクート警官5人のうち2人は、特定のデモ参加者を殺傷したという証拠がないため、2019年に釈放された。

 さらに、2014年2月20日の大虐殺の重要な証拠の断片は、マイダン反対派やマイダン政府の管理下にあったり、検察総局が所持していたりする間に、消えてしまった。これには、死傷したデモ参加者の盾やヘルメット(弾痕があれば、狙撃者の位置を特定できたはずだ)、デモ参加者や警官の遺体から抜き取られた数発の銃弾、マイダンの建物の木や土、フラワーボックスから抜き取られた数発の銃弾が含まれている。弾丸や弾痕のある樹木の一部は、検察側の要請もあって伐採された。2月20日早朝のマイダンのオンライン・ストリームやウェブカメラの録画の多くも、ホテル・ウクライナ、アルカダ銀行、その他のマイダン支配下の建物の防犯カメラの録画とともに、虐殺の直後に消えた。

 ホテル・ウクライナで発見された、マイダン自衛隊のアンドリー・パルビイ代表が報告した狙撃位置の証拠も、ホテル・ウクライナの調査中にスボボダの活動家がガーディアン紙のジャーナリストに見せたカラシニコフの弾丸箱も行方不明になっている52。

 ゼレンスキー大統領によって任命されたウクライナの初代検事総長、ルスラン・リャボシャプカは、マイダンの虐殺とその他のマイダン犯罪の捜査が妨害され、証拠のかなりの部分が事前の捜査で消えてしまったことを認めた53。

 警官隊とデモ隊の虐殺の捜査は、同じ日、同じ場所で起こったにもかかわらず、別々に行われた。警官隊とデモ隊が同じ狙撃団によって撃たれたというさまざまな証拠があるにもかかわらず、警官隊とデモ隊の遺体から摘出された銃弾の犯罪科学的検査による比較は行われなかった。複数の狙撃手がメディアやソーシャル・メディアで自白し、犯罪科学的弾道検査で確認されたにもかかわらず、警察を殺傷した犯人として有罪判決を受けた者も逮捕された者もいない。

 極右に連なるマイダン部隊の指揮官は、彼の部隊の数人の構成員とともに、音楽院から警察を狙撃したことをメディアのインタビューで公に認め、抗議者虐殺の際にホテル・ウクライナで彼の部隊の狙撃手とともに撮影されたにもかかわらず、検察総局の取り調べさえ受けなかった。彼はマイダンの舞台から、マイダンの虐殺をヤヌコビッチになすりつけることで、武器を使ってヤヌコビッチを打倒すると脅し、また、彼の部隊がウクライナ議会の議員に、ヤヌコビッチとその政府を政権から解任し、代わりにマイダンの野党指導者を選出するための投票に参加するよう強制したことを認めた54。

 ベルクート警察の弁護団は、この裁判を通じて、また最終弁論においても、虐殺で起訴されたベルクート警官が特定のマイダン抗議者を虐殺したという証拠はないと述べている。弁護団が述べたことは、負傷したマイダンの抗議者数十人の証言、弁護側と検察側の証人、動画、現場での調査実験、医学的・弾道学的な犯罪科学的検査に基づいて、ホテル・ウクライナや他のマイダン支配下の建物や地域にいた狙撃兵が警察と抗議者の両方を狙撃したということだ。ベルクート弁護団が示唆したところによれば、銃弾や、最後の数回の犯罪科学的弾道検査といった重要な証拠が改ざんされた。55。その数回の犯罪科学的弾道検査は、過去約40回の犯罪科学的弾道検査の結果を覆した検査だった。

 政府によって提案されたマイダン虐殺記念館は、その景観と街路を完全に変えてしまうだろう。虐殺の跡地は公園となり、新たなマイダン虐殺記念館が建設される予定だ。この記念館の建設によって、残された証拠はすべて消去され、銃弾の弾道を特定するための現場での調査実験は物理的に不可能になる56。

 マイダンの虐殺と同様に、「ユーロマイダン」期間中に起きた3つの関連事件についても、ウクライナ政府の調査によって、これらの関連事件は偽旗作戦として演出された証拠が発見されたが、これらの発見を隠蔽し、責任者を訴追することができなかった。ウクライナ警察は2020年、「ユーロマイダン」時のオートマイダン(訳注)指導者の一人であったドミトロ・ブラトフの誘拐、拷問、磔刑に関する捜査を打ち切った。その理由は、他のオートマイダン指導者の証言と犯罪科学的検査に基づいて、この犯罪は「存在しなかったの」であり、「演出」された可能性があると判断したからである57。 リヴィウの軍事検察庁が、弾丸の弾道に関する犯罪科学的検査に基づき、発見したことは、フメルニツキーで高齢の女性デモ参加者が殺害され、数人のデモ参加者が負傷したのは、当時マイダンのデモ参加者によって占拠されていたウクライナ治安局の地方本部から、別のマイダンのデモ参加者によってであるということだった。しかし、検察総局はこの捜査を政治的に不適切だとして取り消し、デモ隊を銃撃した特別警備隊SBUアルファ将校を起訴した。政府の捜査はまた、犯罪科学的検査に基づき、2014年1月に最初の3人のマイダン抗議者がマイダン支配地域で数メートルの距離から殺害されたのに対し、警察の隊列はマイダンの陣地から数十メートル離れていたと断定した。これらの犯罪科学的検査の結果もまた、何の説明もなく覆され、彼らの殺害で起訴された者は誰もいない58。
(訳注)オートマイダンは、ユーロマイダンの出現の中で2013年後半にキエフで最初に始まった抗議の手段としての自動車やトラックの使用を伴う親欧州ウクライナの社会政治運動である。(英語版ウィキペディア)


3 結論

 マイダン虐殺の裁判と捜査の過程で明らかになった公開証拠を注意深く分析すれば、4人の殺害された警官と数十人の負傷した警官、そして49人の殺害されたマイダン抗議者と157人の負傷したマイダン抗議者のほぼ全員が、マイダン支配下の建物や地域にいた狙撃手によって撃たれたことは、合理的で疑いの余地がない。ウクライナ検察総局の捜査でさえ、マイダン抗議者の約半数がベルクート警察陣地以外からの銃撃で負傷させられたと判断し、殺人未遂では誰も起訴しなかった。ウクライナ検察総局の調査も当初は、ホテル・ウクライナの狙撃手がデモ隊を虐殺したと認定していた。このホテルは当時、極右政党スボボダが支配しており、虐殺の前にスボボダはこのホテルを支配下に置き、警備していたと述べている。

 負傷したマイダンのデモ参加者の絶対多数は、ベルクート警官がそのデモ参加者を銃撃したとして起訴され、そのデモ参加者の証言が裁判で明らかになったが、裁判と捜査で、ホテル・ウクライナや他のマイダン支配下の建物から狙撃された、あるいは狙撃を目撃したと彼らは証言している。また、検察側証人数十人を含む200人近くの証人が、マイダン支配下のこれらの場所で、特に警察やデモ隊を虐殺した狙撃手について証言している。

 公判で提出された同期された動画によれば、ベルクート警官による発砲の時間と方向は、特定の抗議者が殺害された時間と方向とは一致していない。他の動画では、マイダンの抗議者たちがホテル・ウクライナのようなマイダン支配下の建物から狙撃兵に狙われる位置に誘い込まれている様子が映っていた。

 政府の専門家による犯罪科学的医療検査では、デモ参加者の大半は急角度で側面や背後から撃たれたと究明された。これは、マイダンが管理する建物の位置と一致しており、地上のベルクート警察の位置とは矛盾している。また、最初の弾道検査では、死傷者の体から抽出された弾丸とベルクート警察が使用したカラシニコフ・ライフルは一致しなかった。

 また、裁判や捜査の結果、ヤヌコビッチ大統領やその法執行機関の大臣や司令官がその虐殺を命じたという証拠も発見されなかった。政府の専門家による弾痕の犯罪科学的検査と、彼らが提出した動画によれば、ベルクート警官隊は主にマイダンのデモ参加者の上方、特にホテル・ウクライナに向けて狙撃していた。ホテル・ウクライナは狙撃手たちが主にいた場所だった。

 ベルクート警官隊が発射した跳ね返った銃弾によって、あるいはマイダンが支配する建物内の狙撃手との銃撃戦によって、少数のデモ参加者を偶発的に殺傷したことは、完全に排除することはできない。というのは、公開されているデータが不足していたり、矛盾するデータがあったりするからだ。しかし、他のデモ参加者とともに殺傷されたことから、彼らもマイダンの狙撃手に撃たれた可能性が高い。

 重要な証拠が隠蔽され、隠蔽されたことを示すさまざまな兆候がある。注目すべきは、マイダン支配下の建物や地域から発砲された銃弾により、13人以上のデモ参加者が死亡し、少なくとも77人が負傷したという政府独自の最初の調査結果にもかかわらず、マイダン支配下の建物に狙撃兵がいたことを否定したことである。政府の弾道学専門家とレーザーによる現場調査実験で、多くのマイダン抗議者がホテル・ウクライナや他のマイダン支配下の建物から撃たれたことが判明すると、この結果は隠蔽され、弾道学専門家はもはや使われなかった。検察総局は、裁判官と陪審員から命じられた後も、弾道と狙撃者の位置を決定するために弾道学の専門家を使用しなかった。

 ベルクート警察のカラシニコフの弾丸がマイダンのデモ参加者の遺体から出た弾丸と一致しないことを示したコンピューターによる鑑定を含む、約40の犯罪科学的弾道検査の結果の説明のつかない破棄も、もみ消しと証拠改ざんを示唆している。ベルクート警察と殺傷されたデモ参加者の映像の同期化された内容分析、犯罪科学的検査における傷の位置と方向、マイダン・デモ参加者の目撃者の証言、政府の弾道専門家による現場での調査実験は、マイダン・デモ参加者がベルクート陣地から物理的に撃たれるはずがなかったことを示している。

 マイダンの虐殺は、歴史上最もよく記録されている大量殺人事件のひとつであり、独立ウクライナにおける最も重大な人権侵害のひとつであるにもかかわらず、9年以上にわたる捜査と裁判の結果、有罪判決を受けた者も、現在逮捕されている者も一人もいない。この大量殺人と、それに続くヤヌコビッチ大統領に対する暗殺未遂事件は、ウクライナ政府の暴力的転覆をもたらした。この「偽旗」大量殺人は、この暴力的で非民主的なウクライナ政府転覆の重要な一部と見なされなければならない。

 これらの発見は、「ユーロマイダン」を理解する上で、そしてウクライナでの暴力的紛争、そしてロシアとウクライナ、ロシアと西側の対立の起源を理解する上で大きな意味を持つ。この偽旗の大虐殺は、事実上、西側が支援したウクライナ政府の暴力的転覆につながり、ロシアによるクリミア併合、内戦、ドンバスへのロシアの軍事介入へと飛び火した。

 裁判と捜査によって明らかになったことは、ヤヌコビッチ政権転覆の決め手となったのは、民衆による「ユーロマイダン」抗議ではなく、演出された大量殺戮とヤヌコビッチに対する暗殺未遂であったということだ。これらは、ウクライナや西側諸国における支配的な説明に反して、「ユーロマイダン」の最中の政治的移行が非民主的であったことを示している。このデモ参加者と警官隊の大量殺戮は、ウクライナ独立史上、最も重大な政治犯罪と人権侵害のひとつでもあった。

 マイダン虐殺事件でウクライナの法執行機関と司法制度が適切な公正さを提供できなかったことは、法の支配とウクライナ社会内の和解の見通しを損なった。この社会は、マイダン抗議行動への支持という点で、また「ユーロマイダン」の最中とその後における他の多くの政治的問題という点で、さまざまな程度で、主に地域的な線に沿って分裂していた。マイダンの虐殺裁判の評決は、特にウクライナとロシアの戦争時に、この事件が政治化され、司法府の独立性が欠如しているため、正義が確保される可能性は低い。国際刑事裁判所、欧州評議会、国連安全保障理事会などの国際機関が、この重要な事件で正義を確保できなかったことも同様である。

 極右がマイダンの警官隊とデモ参加者の虐殺に関与し、この大量殺人に対する極右の捜査、訴追、処罰が行われなかった結果、極右はウクライナの政治に大きな影響力を持つようになり、他の暴力や暴力の脅威に対する事実上の免罪符を得ることになった。

 マイダンの大虐殺は、ウクライナとロシア、西側諸国とロシアの対立の発端となり、ロシアは2022年2月24日にウクライナに侵攻することでこれを劇的に激化させた。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領をはじめとするロシアの指導者たちは、ウクライナでのファシスト・クーデターは西側政府の関与のもとマイダン[反政府運動]の最中に行われ、ナチス政権がウクライナで権力を握っていると主張している。彼はこの主張を、2022年2月24日のロシア侵攻を正当化するために使っている。しかし、学術的な研究によれば、ロシア政府はマイダン期間中とその後にネオナチが果たした役割を誇張しており、ウクライナ政府はナチスでもネオナチでもなく、ロシアの侵攻は国際法上違法である59。簡単に言えば、マイダンの虐殺はロシアの違法なウクライナ侵攻を正当化するものではない。逆に、ロシアの侵攻は、マイダンでの警察やデモ隊の虐殺を正当化しない。

 マイダンの虐殺、この大量殺戮に関与したオリガルヒ的・極右的要素、そしてこの重大な政治的暴力事件における正義の欠如は、ウクライナとウクライナ国民に直接的・間接的に重大な悪影響をもたらした。つまり、それが引き起こした紛争の激化という結果がもたらされた。これは、ロシア併合の結果、ウクライナが主に親ロシア派のクリミアを失い、2014年8月と2015年1月に分離主義者の反乱とロシアの軍事介入の結果、ドンバスの大部分を失った間接的な要因の一つであった。マイダンの虐殺を理解し、その犯人を裁くことは、ウクライナの紛争とウクライナ・ロシアの紛争を平和的に解決し、ウクライナ・ロシア戦争を防ぐのに役立ったかもしれない。

 マイダン虐殺と、この大量殺戮に関与した者たちが紛争スパイラルを引き起こし、紛争の激化を防げなかったことで正義を実現できなかったことも、間接的にウクライナ・ロシア戦争につながった。この戦争で、ウクライナとウクライナ人に多大な人的・経済的犠牲をもたらし、併合されたドンバスとウクライナの他の東部・南部地域の一部を永久に失う可能性がある60。ウクライナは、この戦争への西側の直接的な参加なしには、ロシアを打ち破れそうにない。

 このことは、ロシアがウクライナへの不法な侵略、軍事介入、併合、そしてウクライナ・ロシア戦争による人的・経済的被害に対する直接的な責任を免罪するものではない。この戦争の結果は、ウクライナの未来だけでなく、ウクライナとロシアの関係や世界秩序の未来をも左右する。

 マイダン虐殺の裁判と調査では、この決定的な大量殺戮にロシアや西側政府が関与した証拠は明らかにされなかった。マイダンの虐殺とヤヌコビッチ大統領の暗殺未遂によって、ウクライナで民主的に選出された比較的親ロシア的な政府は暴力的に倒された。このことを西側諸国が事実上支持したことは、クリミアとドンバスにおける紛争、ロシアとウクライナ、ロシアと西側諸国との間の紛争を引き起こす一因となった。それが今やウクライナ・ロシア戦争、ウクライナにおける西側諸国とロシアとの代理戦争へと激化した。そしてウクライナは「ユーロマイダン」後に米国のお得意様国家となった。

 したがって、マイダン大虐殺と正義を確保できなかったことは、最終的には間接的に世界的に重大な影響を及ぼす。この影響は、可能性は低いが除外することもできない事例として、ウクライナをめぐる核戦争の危険を伴うNATOとロシアの直接戦争にさらに拡大する可能性がある。西側諸国によるマイダン虐殺の不可解不正確な説明と、この事件における正義を確立できなかったことについては、さらなる研究が必要である。

 マイダンの虐殺とウクライナの政権交代をめぐるさまざまな物語は、クリミアとドンバスの紛争、ウクライナとロシア、西側諸国とロシアの紛争の平和的解決を複雑にし、ロシアとウクライナの関係を害している。また、それは欧米とロシアのウクライナをめぐる代理戦争にもなっているため、戦後もウクライナとロシアの関係を長く複雑化させる可能性が高い。ウクライナのマイダン虐殺の実行犯を裁くことは、困難ではあるが、こうした危険な対立を解決するために必要な一歩である。


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2
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3
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13
See, for example, Moniz Bandeira, The World Disorder: US Hegemony, Proxy Wars, Terrorism and Humanitarian Catastrophes (Cham: Springer, 2019); Stephen F. Cohen, War with Russia: From Putin & Ukraine to Trump & Russiagate (New York: Hot Books, 2018); Hahn, Ukraine; Volodymyr Ishchenko, “Far right participation in the Ukrainian Maidan protests: an attempt of systematic estimation”, European Politics and Society 17, no 4 (2016): 453-472; David Lane, “The International Context: Russia, Ukraine and the Drift to East-West Confrontation”, International Critical Thought 6, no 4 (2016): 623-644; David Mandel, “The Conflict in Ukraine”, Journal of Contemporary Central and Eastern Europe 24, no 1 (2016): 83-88; Sakwa, Frontline, 90-92.
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28
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30
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32
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41
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“Prikaz rasstrelivat’ mitinguiushhih otdaval Yanukovich – GPU”. UNIAN, 2 April 2014, https://www.unian.net/politics/903462-prikaz-rasstrelivat-mitinguyuschih-otdaval-yanukovich-gpu.html. The Simonov rifle is not a sniper rifle but a semi-automatic carbine of the same caliber bullets as the AKM; the Simonov was generally removed from military and police service in Ukraine and was available as a hunting rifle.
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51
“Nove video rozstriliv na Maidani”, TyzhdenUA, 2017, https://www.youtube.com/watch?v=gquj-Gf7cVQ (accessed 16 January 2018).
52
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53
“Chastyna materialiv znykla, ne xotily vyjty na zamovnykiv, – Ryaboshapka pro spravy Maidanu,” 24 kanal, 30 January 30 2020, https://24tv.ua/chastina_materialiv_znikla_ne_hotili_viyti_na_zamovnikiv__ryaboshapka_pro_spravi_maydanu_n1272252 (accessed 30 January 2020).
54
Oksana Kovalenko, “Sotnyk, yakyj perelomyv khid istoriyi: Treba bulo dotyskaty,” Ukrainska pravda, 24 February, 2014, http://www.pravda.com.ua/articles/2014/02/24/7016048 (accessed 30 January 2020).
55
See, for example, “Zasidannia vid 18.10.2022,” https://www.youtube.com/watch?v=csHxh6BYqzg (accessed 15 January 2023); “Zasidannya vid 14.11.2022;” https://www.youtube.com/watch?v=gX3bGBx0o9c (accessed 15 January 2023).
56
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57
Anatolii Sharij, “Skrepy Maidana. Raspiatyi malchik”, 11 April 2020, https://youtu.be/02ML-MzAy0M (accessed July 1, 2021).
58
Katchanovski, The Far-Right.
59
See, for example, Katchanovski, The Far-Right; Katchanovski, The Russia-Ukraine.
60
Ivan Katchanovski, “The hidden origin of the escalating Ukraine-Russia conflict”, Canadian Dimension, 22 January 2022, https://canadiandimension.com/articles/view/the-hidden-origin-of-the-escalating-ukraine-russia-conflict (accessed 23 March, 2023).
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/764.html
[戦争b24] アメリカの戦争犯罪と生物兵器使用を依然隠蔽しているワシントン・ポスト(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-73c3fc.html

アメリカの戦争犯罪と生物兵器使用を依然隠蔽しているワシントン・ポスト

2023年7月28日
Moon of Alabama

 ワシントン・ポストはアメリカの戦争犯罪と生物兵器使用を依然隠蔽している。

 第二次世界大戦中の日本の残虐行為を暴露した森村誠一が90歳で死去
 帝国陸軍の秘密生物戦隊、731部隊に関する彼の本は、日本に戦時中の過去を突きつける功績があった

 死亡記事欄にはこうある。

 第二次世界大戦中、占領下の中国で何千人もの人々を残虐な医学実験にさらした帝国軍の秘密生物戦部である731部隊を1981年に暴露し、日本が過去を反省するのを支援した日本人作家森村誠一が、2023年7月24日、東京の病院で亡くなった。彼は90歳だった。

 日本国民が自国の帝国犯罪と対峙するのが珍しい時期でさえ、森村の本は驚くほど売れ行きが良かった。

 731部隊は、当時、人間で広範な実験した一部のナチス医師以外匹敵するものはない。

 戦争中日本が犯した残虐行為を日本の教科書が最小限に抑えることが多かった時代に、森村は数十人の731部隊の退役軍人にインタビューし、1938年に日本人軍医石井四郎によって中国のハルビン市付近で実施された作戦を悲惨な詳細で記録した。

 防疫および浄水部門を装ったこの部隊は、終戦まで生物戦争病原体の実験場として機能した。森村の著書は、1980年代と1990年代に更なる調査を促進するのに役立ち、残虐行為の範囲を更に明らかにする訴訟につながった。

 加害者には尊敬される日本人医師が多数含まれていた。森村によると、主として中国人だけでなく、韓国人、ロシア人など合計8カ国の囚人を含む何千人もの人々が、ナチスの医師ヨーゼフ・メンゲレになぞらえる医学実験に耐えた。

 日本語で「マルタ」つまり丸太と呼ばれる犠牲者は、生物兵器完成の目的で、チフス、腸チフス、コレラ、炭疽菌、ペストに感染させられた。その後、一部の囚人は麻酔薬なしで生体解剖され、研究者たちは人体に対する病気の影響が観察できた。

 「私は彼を胸から胃まで切り開き、彼はひどく叫び、顔は苦痛ですっかりゆがんでいた。彼は想像を絶する音を立て、実にひどく叫んでいた。しかし、ついに彼は叫ぶのをやめた」と、1995年、この部隊の匿名隊員がニューヨークタイムズに語り、ペストに感染した犠牲者を想起した。「これは全て外科医にとって一日の仕事だったが、初めてだったので本当に印象に残った。」

 数千人、おそらくそれ以上の人々がこの部隊に実験され死亡した。

 第二次世界大戦が終わった時、731部隊の隊員は彼らが行った戦争犯罪のかどで裁判にかけられることになっていた。731部隊が学んだことを自国の戦争に利用することを計画していたため米軍は、それを止めた。

 森村の著書が出版された同じ年、アメリカ政府が731部隊隊員に、彼らの研究の実験記録と引き換えに訴追免責を与えたとアメリカ人ジャーナリスト、ジョン・W・パウエルが原子力科学者会報に書いた。森村も同じことを主張した。何年もの間、アメリカは、この部隊の実験報告を冷戦プロパガンダとしてはねつけていた。

 ワシントンポスト死亡記事の残り部分は、これ以上言及していない。

 これらのアメリカ政府の「冷戦プロパガンダ」の主張が本当なのかウソなのかわからず読者は中ぶらりんにされる。

 もちろんアメリカは、ここで主張されていることをしたのだ。それを証明する文書が公開されている。アメリカは遙かに多くのことをしたのだ。

 日本政府が部隊隊員に対する戦争犯罪裁判を阻止したというアメリカの虚偽主張もポスト紙は繰り返している。

 しかし、アメリカ当局によると、アメリカ入国を禁止される戦争犯罪者リストに加害者を載せるアメリカの取り組み支援を日本政府は拒否し続けた。1959年に咽頭癌で亡くなるまで石井は自由に暮らしていた。他の部隊731退役軍人は東京都知事や日本医師会会長や日本オリンピック委員会委員長になったとタイムズ紙は報じた。

 731部隊隊員を免責したのは、日本政府ではなくアメリカ政府だった。アメリカ政府は彼らに対し、その知識に高額を支払ったのだ。

 実験に関するデータと引き換えに、人道に対する罪の実行に尽力した高官にアメリカ政府は完全な政治免責を与えた。その中には731部隊指揮官石井史郎がいた。二つの機密解除されたアメリカ政府文書によると、隠蔽作戦で、中国で行われた人体実験に関するデータを入手するためアメリカ政府は金を支払った。

 悪名高いこの部隊の無名の元隊員たちに支払われた合計金額は、15万円から20万円のどこかだった。当時の20万円は、今の2000万円から4000万円に相当する。

 今の4000万円は284,000ドルに相当する。 貰わないより貰った方が良い。

 731部隊から得られた知識を利用して、米軍は多くの生物兵器を開発し、それを人間でも実験したとされている。北朝鮮と中国との戦争中、731部隊のようにそれら兵器さえ使用した。

 この事件を長年研究してきたジェフリー・ケイは次のように書いている。

 過去数年の証拠の大多数が、1950年代初頭の北朝鮮と中国との戦争でアメリカが生物兵器を使用したことを立証している。これは、CIA、国防総省、その他の政府文書、およびアメリカ空軍兵25人の自白精読に基づいている。今こそ、アメリカが作戦をどのようにうまくやり通したかの調査に移る時だ。

 続く物語は、韓国と北東中国で時進行中の秘密のアメリカ細菌戦作戦を、報道機関や官僚に、こっそり教える空軍飛行士による不成功の試みと見なせる文書だ。軍内部告発のこの試みは、細菌戦争容疑を取り巻く証拠、特に生物兵器攻撃がいかに組織されたかについて今日より広範な考察を可能にしている。

 アメリカ政府は「冷戦プロパガンダ」という虚偽主張を繰り返し、それを訂正せず、日本政府が戦争犯罪裁判を阻止していると非難する虚偽のアメリカ声明を繰り返し、ワシントン・ポストは731部隊が行った実験に基づくアメリカ戦争犯罪を隠蔽している。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/07/washington-post-still-covers-up-us-war-crimes-and-use-of-biological-weapons.html#more

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 Alex Christoforou

France prepares airstrikes, Niger. EU ready to seize Russia assets. Blinken, threat to humanity. 37:57

 デモクラシータイムス

【横田一の現場直撃 No.226】◆マイナ保険証見直し? ◆大阪カジノ色街セット ◆日銀会見打ち切り 20230731 59:10

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

共和党候補支持率トランプ54%、デサンティス17%、ペンス等3%以下、トランプ支持固いMAGAは37%、トランプ支持になりうる層37%、トランプ拒否25%。反トランプ統一戦線組むのは困難。デサンティスはTより右の要素。反Tはリベラル的な者が多い。

 日刊IWJガイド

バイデン大統領一家は、マネーロンダリングも行っていた!? 金融機関が財務省に金融犯罪の疑いを報告する疑わしい活動報告(Suspicious Activity Reports: SARs)が、バイデン一家関連だけで170件もあった! コマー下院監視委員会委員長「この家族(バイデン一家)が関与した疑わしい活動の範囲は驚くべきものです」! ウクライナ紛争を焚きつけてきたのは、腐敗しきったバイデン政権であるという現実を直視すべき!!

2023年8月 1日 (火)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/765.html
[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
1. HIMAZIN[3720] SElNQVpJTg 2023年8月01日 20:57:53 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[41]
>管理人

毎月恒例。(笑)
どうせ赤かぶタブーで無視続けるだろうが、取り下げる理由が無いので以下再掲。

↓私の政治板への投稿制限の解除を依頼したのがこちら。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/644.html#c31

↓これに対し、ペナルティは継続と返信もらったのがこちら。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/644.html#c41

↓ならば、どうすればペナルティは解除されるか質問したのがこちら。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/644.html#c43


ペナルティを与えたのはそちらなので、どうすれば解除されるかは即答できるはず。
何故それが出来ないのか?何が不都合なのか?

回答求む。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c1

[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
2. HIMAZIN[3721] SElNQVpJTg 2023年8月01日 20:58:42 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[42]
参考。

>>1の原因となった赤かぶによる引退スルスル詐欺の件。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c32

(以下一部抜粋)

私は投稿を始めて10年となる昨年の8月をもって引退する予定でしたがクラゲ一派の攻撃が続いたため追い込まれ撤退とされるのを懸念し意地になって継続しているだけです。

しかし、従前の投稿しいるのに、たびたび変わる投稿規定の見直し。もう、継続する意思も薄れてきました。今日から通常国会が始まりますが今月をもって引退します。

(抜粋終了)
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c2

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
134. HIMAZIN[3722] SElNQVpJTg 2023年8月02日 07:09:18 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[43]
>>132

>こんな「糞」スレを立てて恥ずかしいと思わないのか?

作業としてやってるだけでしょうね。
恥の概念は持ち合わせていないかと。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c134

[NWO7] 億万長者は世界の人口を減らそうとしている(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/08/02/no-1872-%e5%84%84%e4%b8%87%e9%95%b7%e8%80%85%e3%81%af%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e4%ba%ba%e5%8f%a3%e3%82%92%e6%b8%9b%e3%82%89%e3%81%9d%e3%81%86%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b/


No. 1872 億万長者は世界の人口を減らそうとしている

投稿日時: 2023年8月2日

ビル・ゲイツ主催の秘密集会、”グッド・クラブ”2009年会合

by Professor Michel Chossudovsky

https://www.globalresearch.ca (July 18 2023)
初出 2021年9月29日

10年以上も前、慈善家と称される億万長者たちによって世界の人口を減らすための会議が開かれ、その頂点が2020~2022年のコロナ危機である。

最近の展開は”人口削減”が、ロックダウン政策やmRNAワクチンを含むいわゆるコロナ対策の重要な部分であることを示唆している。

2009年を思い出そう。ウォール・ストリート・ジャーナルはこう報じた:「億万長者が世界の人口を減らそうとしている」

2009年5月、億万長者の慈善家たちはマンハッタンのロックフェラー大学学長の自宅で非公開の会合を開いた。

この秘密の集まりはビル・ゲイツが主催した。彼らは自分たちを「The Good Club(グッド・クラブ)」と呼んだ。

参加者の中には、故デビッド・ロックフェラー、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、マイケル・ブルームバーグ、テッド・ターナー、オプラ・ウィンフリー、その他大勢がいた。

2009年5月、『ウォール・ストリート・ジャーナル』と『サンデー・タイムズ』はこう報じた: (ジョン・ハーロウ、ロサンゼルス)

アメリカ有数の億万長者たちが密かに会合を開き、世界の人口増加を遅らせ、健康と教育の向上を加速させるために彼らの富をどのように使うことができるかを検討した。

強調されたのは、人口増加(つまり家族計画連盟)ではなく、「人口削減」(つまり世界人口の絶対的な減少)であった。

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事全文はこちら{1}。

サンデー・タイムズはこう報じた{2}:

マイクロソフトの共同設立者であるビル・ゲイツのイニシアティブで開催されたサミットに出席した慈善家たちは変化のための政治的、宗教的障害を克服するために力を合わせようと話し合った。

その編集者であるステイシー・パーマーは、このサミットは前例のないものだったと語った。「私たちは偶然、このことについてあとで知った。通常彼らは大義名分を嬉々として語るが、今回は違う。なぜなら、彼らはたぶん世界的な陰謀組織と見られたくないからだろう」と彼は語った。

別のゲストは、「投票ほど粗雑なものはない」が、環境、社会、産業の脅威となりうる人口増加に対応するという戦略を支持するというコンセンサスが得られた、と述べている。

“これは悪夢のようなことなので、大きな脳を駆使した答えが必要だということにグループ全員が同意した”とゲストは言った。

なぜ秘密主義なのか?「彼らは世界政府に代わるものとして新聞記事に書かれるのを心配することなく、金持ち同士で話をしたかったのだ」と彼は言った。(『サンデー・タイムズ』{2})。

世界人口の減少

2009年5月5日の秘密の集りに関して、メディアは「グッド・クラブ」が世界人口の増加を「減速」させることにコミットしていることに焦点を当てて報道した。

「世界人口の縮小」(ウォール・ストリート・ジャーナルの見出し)は、「世界人口の増加を抑える」ことを目的とする家族計画連盟を超えるものである。それは「人口削減」、すなわち世界人口の絶対的な規模を減らすことであり、そのためには最終的に出生率の低下(繁殖力の低下を含む)と死亡率の大幅な増加が必要となる。

秘密会議:
新型インフルエンザ流行の最中に

2009年4月25日、マーガレット・チャン率いる世界保健機関(WHO)は、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を宣言した。その数週間後、「グッド・クラブ」がニューヨークで会合を開いた。新型インフルエンザが大流行し、それが詐欺であることが判明した最中であった。

また、2009年4月の新型インフルエンザ危機のまさに初期の頃、ロンドンのインペリアル・カレッジのニール・ファーガソン教授が、ビル・ゲイツとWHOに、「イギリスがパンデミックに見舞われた場合、今後6ヵ月以内にイギリス国民の40%が(新型インフルエンザに)感染する可能性がある」と助言していたことも注目に値する。

覚えているだろうか?それはコロナの時にロックダウンモデル(2020年3月11日に発表)を作ったニール・ファーガソン(ゲイツ財団の寛大な支援を受けている)その人である。思い起こせば、2020年3月の数学的モデルはイギリスで60万人が死亡するという “予測”に基づいていた。

そして今(2021年夏〜秋)、同じ「科学者」(ファーガソン)による、3回目の権威ある「数学的モデル」が「第4波ロックダウン」を正当化するために策定された。

“人口削減”を達成するために人命を救う

2009年5月の秘密会議では、世界人口の絶対的な「削減」が計画されていたのだろうか?

その数カ月後、ビル・ゲイツはワクチン接種に関するTEDのプレゼンテーション(2010年2月)で、次のように述べた。

もしわれわれが新しいワクチン、ヘルスケア、リプロダクティブ・ヘルス(生殖医療)サービスに関して本当に素晴らしい仕事をすれば、(世界人口を)10%か15%減らすことができる。

ゲイツの発言によれば、これは世界人口(2010年)を6億8000万人から10億2000万人程度減らすということである。

ビデオの4分21秒からを参照。

TED Talk {3} at 04:21:

https://i0.wp.com/pi.tedcdn.com/r/talkstar-photos.s3.amazonaws.com/uploads/5cd9cb00-9df3-4da0-b857-c31eb159ccda/BillGates_2010-embed.jpg?w=584&ssl=1

「グッド・クラブ」のその後と現在

2009年5月、マンハッタンにあるロックフェラー大学の秘密の会場で会合した億万長者の同じグループが、コロナ危機の当初から、mRNAワクチンやWEFの「グレート・リセット」を含む世界的に適用されているロックダウン政策の設計に積極的に関与している。

mRNAワクチンは、国連加盟国を代表する国連政府間機関(WHO)のプロジェクトではない。民間主導のプロジェクトである。世界中でコロナワクチン・プロジェクトに資金を提供し、それを実施する億万長者のエリートたちは、人口削減にコミットする優生主義者なのである。

Links:

{1} https://www.wsj.com/articles/BL-WHB-1322

{2} https://www.thetimes.co.uk/article/billionaire-club-in-bid-to-curb-overpopulation-d2fl22qhl02

{3} https://www.ted.com/talks/bill_gates_innovating_to_zero/transcript#t-281283

https://www.globalresearch.ca/secret-may-2009-meeting-of-the-good-club-billionaire-club-in-bid-to-curb-overpopulation/5742626
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/265.html
[国際33] ロシアとグローバル・サウスの接続: 戦略的パートナーとしてのアフリカ(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/08/04/no-1874-%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%81%a8%e3%82%b0%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b5%e3%82%a6%e3%82%b9%e3%81%ae%e6%8e%a5%e7%b6%9a%ef%bc%9a-%e6%88%a6%e7%95%a5%e7%9a%84%e3%83%91/


No. 1874 ロシアとグローバル・サウスの接続: 戦略的パートナーとしてのアフリカ

投稿日時: 2023年8月4日

The Russia-Global South Connection:Africa as Strategic Partner

by Pepe Escobar

モスクワは今、実りあるグローバル・マジョリティ中心の戦略的パートナーシップを構築するために必要なすべてを備えているようにみえる。

今週サンクトペテルブルクで開催された第2回ロシア・アフリカ首脳会議は、グローバル・サウスの統合と、より平等で公正な多極的秩序に向けたグローバル・マジョリティの協調的推進という点で画期的な出来事と見なされるべきである。

サミットには49ヶ国のアフリカの代表団が参加した。プーチン大統領は以前、包括的な宣言と2026年までのロシア・アフリカ・パートナーシップ・フォーラム行動計画が採択されることを発表している。

タンザニアの伝説的な反植民地活動家で初代大統領のジュリアス・ニエレレの息子であるマダラカ・ニエレレは、アフリカが発展するための唯一「現実的な」方法は、団結し、外国の搾取勢力の手先になるのをやめることだとRTに語っている。

そして協力への道はBRICSを経由する。南アフリカで開催される重要なサミットを皮切りにさらに多くのアフリカ諸国がBRICS+に加わることになるのだ。

ニエレレの父親は、後にアフリカ連合となるアフリカ統一機構の設立に大きく貢献した。

南アフリカのジュリアス・マレマは、統一アフリカという地理経済学的概念を簡潔に拡大した:

彼ら(新植民地勢力)はアフリカ大陸の分裂で繁栄している。コンゴ民主共和国(DRC)の鉱物と南アフリカの鉱物を組み合わせ、その鉱物を基礎とした新しい通貨を想像できるだろうか?ドルに対して何ができるだろうか?もし私たちがアフリカ合衆国になれば、私たちの鉱物だけでドルを打ち負かすことができる。

人道主義でなければ取引はない

ヴァルダイ・クラブのロシア・アフリカ会議は、サンクトペテルブルクに向けた専門家の最終的な時計合わせのような役割を果たした。最初のセッション{1}は特に関連があった。

それは、プーチン大統領によるロシア・アフリカ関係の包括的な分析が発表された後であり、特に国連、トルコ、ロシア、ウクライナが関与する最近破綻した穀物取引に重点が置かれていた。

ロシア連邦評議会のヴァレンティーナ・マトヴィエンコ議長は、「ウクライナ、ワシントン、NATOがいかに破壊工作のための穀物回廊に興味を持っていたか」を強調した。

プーチンは論説の中で、「ほぼ1年間、『取引』に基づいてウクライナから合計3280万トンの貨物が輸出され、そのうち70%以上が欧州連合(EU)を含む高中所得国以上の国々に輸出され、エチオピア、スーダン、ソマリア、イエメン、アフガニスタンといった国々には総量の3%未満、つまり100万トン未満だった」ことを説明した。

これがロシアが穀物取引から離脱した主な理由のひとつだった。モスクワは、ロシアが協定を復活させるために満たすべき要件のリストを発表した。

その中には、世界市場に出荷されるロシアの穀物や肥料に対する実質的な制裁措置の廃止、銀行や金融機関に対する障害の撤廃、船舶のチャーターや保険に対する制限の撤廃、つまり、すべての食料供給のためのクリーンな物流、トリアッティ-オデッサ間のアンモニアパイプラインの復旧などが含まれている。

そして特に重要な項目は、「穀物取引の本来の人道的性質」の回復である。

アメリカの外交政策を牛耳るストラウス系ネオコンの精神病者に支配された集団的西側諸国が、これらの条件をすべて、あるいは一部でも満たすはずがない。

だからロシアは単独で、最貧国には穀物と肥料を無料で提供し、その他の国には通常の商業条件で穀物供給の契約を結ぶだろう。供給は保証されている。モスクワでは今シーズン、過去最大の穀物の収穫があった。

これはすべて連帯のためである。バルダイ会議では、新植民地主義に反対し、世界的な平等と正義を求める闘いにおける連帯の重要性について、重要な議論が交わされた。

ロシア外務省特命全権大使であり、ロシア・アフリカ・パートナーシップ・フォーラムの事務局長を務めるオレグ・オゼロフは、アフリカが「主体性を獲得」し、「新植民地主義を否定」しているとして、欧州の「かつての」パートナーがいかにロシアに責任を転嫁する一方通行路線を貫いているかを強調した。

オゼロフは「フランス・アフリカは崩壊しており、ロシアはその背後にはいない。G20のメンバーであり、国連安全保障理事会にも出席しているロシアはアフリカが多極世界の一つの力として行動することを保証している。」と述べ、さらにモスクワはユーラシア経済連合(EAEU)の自由貿易協定をアフリカに拡大することに関心をもっていると語った。

グローバル・サウス「多角的」協力へようこそ

「多角的協力」、これがロシア・アフリカ首脳会議に共通するテーマを物語っている。特にBRICSサミットにおいてプーチンの物理的に出席できないことをめぐる激しい論争に照らすと、南アフリカの視点は、「アフリカはどちらの側にもつかない。彼らは平和を望んでいる」。

重要なことは、アフリカがBRICSに何をもたらすかだ。それは、「市場、そして若い、教育を受けた人々」である。

アフリカへのロシアの架け橋として必要なのは、例えば「海岸線に沿った鉄道」である。接続性、それは中国がBRIプロジェクトの下でアフリカ全域に広く投資しているように、ロシアの援助によって開発することができる。結局のところ、ロシアは、アフリカ全土で多くの専門家を育成したのだ。

サミットでは、アフリカがグローバル・サウスにおける経済成長の柱になりつつあるというコンセンサスが広く共有されている。そしてアフリカの専門家たちはそれを知っている。国家機関はより安定しつつある。ロシアと西側諸国との関係における深刻な危機は、結果的にアフリカへの関心を高めることになった。ロシアにとってアフリカが国家的優先課題となっているのも不思議ではない。

では、ロシアは何を提供できるのだろうか?基本的には投資ポートフォリオであり、重要なのは見返りを求めない主権という考え方である。

マリが魅力的な事例である。それはソ連が労働力の育成に投資した結果、少なくとも1万人のマリ人が素晴らしい教育を受け、その中には80%の教授が含まれていた。

それはサラフィジハード派のテロの脅威と交差しており、「いつもの容疑者」によって9/11以前から「助長」されていた。マリは少なくとも35万人の難民がおり、その全員が失業している。フランスの「イニシアティブ」は「全く効果がない」と見なされている。

マリに必要なのは、新しい貿易システムの立ち上げを含む「より広範な対策」である。ロシアは結局のところ、新しい雇用を創出するためのインフラ整備の方法を教えたのだ。さらに2023年にはマリから100人以上の学生が国費でロシアに来ることになっている。

ロシアがフランス語圏のアフリカに進出するにつれ、かつての「パートナー国」は予想通り、マリのロシアとの協力を悪者扱いしている。それは無駄である。マリは1960年から採用されていたフランス語を公用語から外したばかりだ。

6月15日の国民投票で96.9%の圧倒的多数で可決された新憲法では、フランス語は実用語のみとなり、13のマリで話されている言語も公用語の地位を得ることになる。

本質的に、これが主権というものだ。マリからエチオピア(アフリカで唯一ヨーロッパ人に植民地支配されたことのない国)まで認識されているように、西側諸国はアフリカ全土で驚くほどのスピードで道徳的権威を失いつつある。

アフリカの多くの人々は、ロシアが新植民地主義からの自由を積極的に奨励していることを理解している。地政学的資本に関して言えば、モスクワは今、実りあるグローバル・マジョリティ中心の戦略的パートナーシップを築くために必要なすべてを享受しているように見える。

Link {1}: https://valdaiclub.com/multimedia/video/opening-and-first-session-of-the-african-conference/

https://strategic-culture.org/news/2023/07/26/the-russia-global-south-connection-africa-as-strategic-partner/
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/313.html
[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
14. HIMAZIN[3723] SElNQVpJTg 2023年8月04日 22:23:39 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[44]
瓜田李下。何がとは言わない。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c14
[戦争b24] 戦争兵器として使用されたシリアの山火事(locom2 diary)
戦争兵器として使用されたシリアの山火事⚡️

Wildfires in Syria Used as a Weapon of War — Strategic Culture
https://strategic-culture.org/news/2023/08/02/wildfires-in-syria-used-as-weapon-of-war/

スティーブン・サヒウニー著:02/08/2023

Image from Gyazo

国全体が熱波に見舞われ、農作物や森林、家屋を焼くこのような壊滅的な火災が発生する舞台となった。しかし、これは偶然の山火事ではなく、テロ行為であった。

シリア北西部のラタキア県で7月25日に山火事が発生し、新たな火災が発生する中、今も燃え続けている。突然吹き荒れた異常な風によって、火は瞬く間に燃え広がった。シリア全土、そして隣接する地中海沿岸地域は熱波に見舞われており、農作物や森林、家屋を焼くこのような壊滅的な火災の舞台となっている。しかし、これは偶然の山火事ではなく、テロ行為であった。

ラタキアの消防局長を務めるジャラル・ダウド将軍は、火災は人為的なものだと言う。出火元が一か所ではなく、昼間の時間帯に散らばった場所で一斉に発生したため、このように断定された。

治安部隊が調査を開始した結果、火元はシリアのアルカイダ系組織であるハヤト・タハリール・アル・シャーム(旧ジバト・アル・ヌスラ)の占領下にあるイドリブから発信されたドローンであることが判明した。

トルコは、トランプ大統領によってイドリブで殺害されたISISのトップ、アブ・ベーカー・アル・バグダディとかつて同盟を結んでいたモハメド・ジョラニの指揮下にあるテロリストを保護するため、イドリブを不法占拠している。

テロリストたちは消防士や車両を攻撃している。給水車の運転手バセム・バカールは、デイル・ハンナとラビアの近くでテロリストに車を狙われ死亡した。彼と一緒にいた他の2人は負傷した。

トルコは無人機の製造でよく知られており、最近ではウクライナに無人機を販売している。

7月25日、マスキタ近郊のズガロ山に以前から仕掛けられていた地雷の上を消防署の車両が走行したが、負傷者は出なかった。この地域は、現在イドリブにいるテロリストたちが、東イドリブに追いやられる前の2015年の期間に占拠していた。

ラタキアのアマー・ハラル市長によると、多くの地域から消防隊が消火活動に来ており、ロシアの水タンカー機も消火活動に来ている。市民は家や農場から避難し、安全な場所に連れて行かれ、人道的支援を受けた。

イドリブに直結する道路沿いにあるラビアで火災が発生した。その他、ガマム、サルセキア、アイン・ザルカ、デイル・ハンナ、ジブ・アラフマル、セッド・ブラドーン、ジェバル・アル・ザフラが燃えている。

消火活動に志願した若い兵士、ムーニフ・セブリー・ハッスンは、メシュキタで消火活動中に窒息死した。彼はJeblah郊外のWadi Khelah村の出身である。

シリア政府、シリア赤新月社は、消火活動や被災した市民の人道的支援を調整中である。地元のレストランは消火活動をしている人々に食事を提供している。シリア・アラブ軍(SAA)とシリア赤新月社は、イドリブのテロリストとの最前線であるラビアで消火活動を行っている。

米国とEUの外交政策は、イドリブの現状を維持している。300万人の市民が、ハヤト・タハリール・アル=シャムによって人間の盾にされている。トルコは、SAAとロシア軍が、アメリカによる国際的なチェスゲームの人質とされた市民を解放するのを妨げている。

国連、国境なき医師団、セーブ・ザ・チルドレンなどの国際援助組織は、すべての人道援助を市民に届けている。一方、ジョラニと彼のテロリストたちは、すべての援助を受け取り、まず取り巻きに分配し、ジョラニとパートナーが建設した巨大ショッピングモールで、大量にあるものは何でも売っている。

イドリブは農業地帯で、農民とテロリストがトルコの企業にオリーブとオリーブオイルを売っている。

アメリカ、EU、国連は、ジョラニと彼の指揮下にあるテロリストたちを支援している。最近、ジョラニはイドリブで敵だと認識した人々を吊るした。ジョラニと彼の部下たちは、女性の問題に向けた社会的プログラムを許可せず、女性を抑圧している。テロリストたちはイスラム法の下で統治しており、レイプの場合、女性が有罪判決を得るためには、レイプの目撃者である3人の男性を裁判所に提出しなければならない。このような状況では、裁きのチャンスがないため、レイプは報告されない。

ドローンは人道的な目的で使用することができる。しかし、ドローンは戦争や攻撃で致命的なペイロードを提供することもできる。現在シリアでは、猛暑の中、乾燥した風の中で山火事を起こすために使用され、致命的な火災を広げている。

世界は2月6日にシリアとトルコで発生したマグニチュード7.8の大地震に対応した。主にアラブ諸国から人道援助が殺到し、アメリカはイドリブとそこを占領しているテロリストを唯一の例外として、シリアへの援助をすべてボイコットした。

震災支援はとっくに停止しており、多くのシリアの友人たちが、長年の戦争と震災からのシリアの再建と復興を阻む制裁を解除するよう米国とEUに要請しているが、いまだに制裁解除の動きはない。

最近、世界で最も貧しい国のリストが発表され、シリアはイエメン、アフガニスタンと並んで最下位に並んだ。12年にわたる武力紛争、COVID-19のパンデミック、今世紀最大の7.8の地震、そして今、米国とNATOの支援を受けたテロリストによる山火事。

ジョラニとアメリカが支援するテロリストたちには、越えてはならないレッドラインなどない。彼らは冷酷な犯罪者であり、シリア北西部を次の一手に怯えさせているのだ。

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/772.html
[戦争b24] 戦争兵器として使用されたシリアの山火事(locom2 diary) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3724] SElNQVpJTg 2023年8月05日 12:26:05 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[45]
元記事のリンク。

https://qrude.hateblo.jp/entry/2023/08/05/053000
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/772.html#c1
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
143. HIMAZIN[3725] SElNQVpJTg 2023年8月05日 12:55:51 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[46]
>>142

3月の時もそうだったけど、よくもまあ恥ずかしげもなくと思う。
そういう不正・偏向を追求する掲示板なのに。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/646.html#c138
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c143

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
145. HIMAZIN[3726] SElNQVpJTg 2023年8月05日 20:12:04 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[47]
>>144

>投稿が削除されると、折角そこに投稿したはずのコメントも、一緒に削除される。

昔は管理人がコメント転記してたんですけどね。
それすら怠るようになったのかな。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c145

[戦争b24] ミャンマーの車輪は一周した(locom2 diary)
https://qrude.hateblo.jp/entry/2023/08/06/053000

ミャンマーの車輪は一周した⚡️

バドラクマール

Wheel has come full circle in Myanmar - Indian Punchline
https://www.indianpunchline.com/wheel-has-come-full-circle-in-myanmar/

M.K.バドラクマール著:02/08/2023

Image from Gyazo

ミャンマーの軍事政権を打倒するため、欧米の諜報機関によって訓練、装備、資金提供を受けたゲリラ戦闘員たち(資料写真)

ミャンマー政治の象徴的存在であるアウンサンスーチー氏が、刑務所から自宅軟禁へと移った。これは小さな一歩に見えるかもしれないが、古代中国の哲学者、老子が言ったように、千歩の旅は一歩から始まるのだ。

この進展は、空気に一石を投じ、対話を模索する意欲を示すものであり、近隣諸国、特にインド、中国、タイは歓迎しなければならない。

もし過去が何らかの指針になるなら、ミャンマーの軍事指導部は水面下でスー・チー氏と話し合っているか、あるいは有意義な対話に再び参加させることを望んでいるはずだ。タイのドン・プラムドウィナイ外相が3週間前にネピドーを極秘訪問し、ミン・アウン・フライン上級大将と獄中のスー・チー氏と面会したことは、極めて重要な背景を示唆している。

ドンは軍の特別機で移動した。バンコクの将軍たちもまた、ミャンマーでゲリラ戦に火をつけている西側勢力と実存的な闘争を繰り広げているのだから。

西側の諜報機関は、タイの隠れ家からミャンマーの将軍たちに対する武装反乱を煽る一方で、タイ国内では色彩革命と政権交代を推進しているのだ。ミャンマー軍とタイ軍は伝統的に緊密な友愛関係を保ってきた。

ドンは今回のネピドー訪問を「平和的解決を望むミャンマーの友人たちのアプローチ」と表現した。興味深いことに、彼の訪問は7月11日から12日にかけてジャカルタで開催されるASEAN外相会議の数日前に行われた。このタイミングは、ドンのミッションがミャンマーに関するASEANの審議に不可欠な情報を提供したことを示唆している。

ASEANはホブソンの選択に直面している。ミャンマーの軍事クーデターと和解するのは苦い薬だ。一方、ミャンマーを孤立させようとする西側の圧力は、どこにも行き着かない道である。そしてその過程で、ASEANの結束は損なわれた。

ASEANはワシントンに狙われていることに気づかないはずはない。なぜならASEANは、アメリカと中国の対立の片棒を担ぐことをかたくなに拒んでいるからだ。かつてQUAD加盟国は「ASEANの中心性」を熱く誓っていたが、今日では分断されたASEANがインド太平洋におけるアメリカの利益に合致している。

これらすべての筋書きが、ミャンマーの地政学を非常に複雑にしている。しかし、慎重に楽観的になることは可能だ。重要なのは、ASEAN外相会議後に発表された共同コミュニケが、ミャンマーに対する極論的な言及を避け、ネピドー当局がバングラデシュとの間で今年末までに7000人のラカイン難民の帰還を促進するための試験的な送還プロジェクトを実施したことについて、賛辞さえ述べていることだ。

ASEAN共同コミュニケは次のように述べている: 「我々は、ラカイン州の平和、安定、法の支配をもたらし、様々なコミュニティ間の調和と和解を促進し、持続可能で公平な開発を確保するためのミャンマーの努力に対するASEANの継続的な支援を再確認した...

「我々は、ミャンマーの動向について議論し、5点合意(5PC)がミャンマーの政治危機に対処するための主要な参考資料であり続けるという我々の一致した立場を再確認した。我々は、空爆、砲撃、公共施設の破壊を含む暴力行為が続いていることを強く非難し、すべての関係者に対し、無差別暴力を直ちに停止し、いかなるエスカレーションも非難し、人道支援の提供と包括的な国民対話のための環境を整えるための具体的な行動をとるよう促した。[中略)。

ASEANはドンのミャンマー訪問を表立っては認めなかったが、重要なことに、共同コミュニケでは、タイによるイニシアチブを「多くのASEAN加盟国が前向きな進展と見ている」と言及した。

同様に重要なのは、インドネシア、シンガポール、マレーシアが、ミャンマーの将軍たちを正当な指導者として認めると受け取られかねないネピドーとのいかなる関与にも反対の立場をとっていることである。ジャカルタでのサミットの主催者であるインドネシアのレトノ・マルスディ外相は、ドン氏とスー・チー氏の会談についてのコメントを避けた。

一方、ネピドーの軍指導者たちは、欧米が支援するカラー革命の無力化に向けたタイの政治動向を注視している。

タイ軍部は、ハーバード大学を卒業した金持ちのプレイボーイで、バンコクの色彩革命の急先鋒であるピタ・リムジャロエンラットが、政権樹立に必要な国会での多数派支持を得られないよう、念を押している。

ピタの選挙同盟は崩壊しつつあり、彼は宙ぶらりんの状態にある。彼の選挙同盟の2番目に大きな構成員であるフェウタイ党は、タイを反中国の拠点、つまり中国の目の前にあるアジアのウクライナにしようとするワシントンの目論見の芽を摘むために、バンコクの政治・軍事のエスタブリッシュメント(君主制に支えられている)と権力分立の取り決めをするための穏便な方法を模索している。

ピタは、ひとたび政権を握れば、ミャンマーで権力を握っている将軍たちを追い出すために全力を尽くすと明言していた。実際、西側の戦略は、タイを中国の「軟弱な下支え」であるベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーに沿った国々を不安定化させる中継地点にすることだ。ワシントンは、不思議なことにウクライナのゼレンスキーに匹敵するコミュニケーション能力を持つピタに大きな期待を寄せた。

しかし、タイ軍は君主制の支持を得て、中国を包囲するインド太平洋戦略のベースキャンプとして自国を「固定化」しようとする西側の計画を阻止しようとしている。問題の核心は、米タイ同盟は数十年の歴史があり、相互の利益に貢献してきたが、時代は変わり、今日では両国が共有する戦略的利益はほとんどないということだ。

それに関連して、バンコクの軍部エリートたちは、より信頼できる防衛・経済パートナーであるとみなす北京との緊密な関係に関心を寄せている。ここ数十年の間に戦略的な漂流が生じ、タイはもはやアメリカと戦略的利益を共有していない。

認識が変わったのは1998年で、アジア経済危機の際にアメリカがタイを救済できなかったからだ。タイは中国を修正主義的な大国や軍事的脅威とは見ていない。むしろバンコクは、北京をタイ最大の経済パートナーであり、同盟国であると考えている。簡潔に言えば、アメリカとタイの戦略的懸念は大きくずれている。

タイとミャンマーの政治情勢は絡み合っている。タイの権力体制がミャンマーの将軍たちにアドバイスするのは、考えられるのは、バンコクでやっているように選挙政治を「武器化」し、狼を遠ざけるために野党を離反させ、同化させることだろう。ネピドーの将軍たちはドンのメッセージを聞いたようだ。

ASEANもまた、事態の収拾を望んでおらず、ドンの協議がミャンマーの政治的膠着状態を打破したことを静かに喜んでいることだろう。結局のところ、ミャンマーの軍部指導部もスー・チー氏も強固なナショナリストであり、自分たちの愛する国が略奪的な外国勢力の餌食になる状態を喜ぶことはできない。

スーチー氏の不在は、同国の民主的指導権を簒奪しようとする西側の代理人にとっては好都合だった。彼女の復帰は、欧米列強にジレンマをもたらす。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/774.html
[戦争b24] 西アフリカの悲惨な状況 ― 新たな戦争が近づいているのか?(locom2 diary)
https://qrude.hateblo.jp/entry/2023/08/06/053000_2

西アフリカの悲惨な状況 ― 新たな戦争が近づいているのか?⚡️

ラリー・ジョンソン

A Dire Situation in West Africa - Is a New War in the Offing? - A Son of the New American Revolution
https://sonar21.com/a-dire-situation-in-west-africa-is-a-new-war-in-the-offing/

ラリー・ジョンソン著:02/08/2023

Image from Gyazo

先週のニジェールでのクーデターは、ルールに基づく国際秩序は、他国から攻撃されない限り他国を侵略しないというものである、というヨーロッパとアメリカの主張を後退させるよう誘惑している。(もちろん、西側諸国はイラク、アフガニスタン、リビア、バルカン半島でその「ルール」を無視したが、一貫性はワシントン、ロンドン、パリの得意とするところではない)。これまで西側諸国の偽善は、ロシアのウクライナ侵攻を「違法」と非難しながらも、あまり目立たなかった。それが変わろうとしている。ウクライナがロシア語を話すウクライナ人を砲撃し殺害するのを9年間も見ていたロシアとは異なり、ニジェールはアメリカやヨーロッパの市民を攻撃していない。そうだ。ニジェールは、ニジェールで採掘されるウランの支配権を主張するという大胆な行動に出ただけなのだ。欧米の農園で働く奴隷たちが、自分たちに権利があるかのように振る舞い始めたのだ。

欧米の反応は予想通りだ。白人外国人は避難させられ、アメリカとフランスはクーデター計画者を失脚させるための軍事作戦を準備していると報じられている。さらに火に油を注ぐことになったのが、ニジェールの新しい軍事指導者たちが、無人偵察機が配備されている米軍基地を閉鎖したことだ。西側の言いなりになっているのは、ナイジェリアを筆頭とする西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)である。ECOWASは、同じくECOWAS加盟国であるニジェールに対して軍事行動を起こすと脅している。

ニジェールの新軍部指導者たちは、これを快く思っていない:


反乱軍リーダー:ニジェールは圧力に屈せず、バズムを大統領に復帰させないだろう

アブドゥラフマン・チアニはまた、共和国にいるフランス国民を脅かす者はおらず、避難させる理由もないと述べた。

ニジェールは国際的な圧力に屈しないし、同国の権力を掌握した軍部がモハメド・バズムを大統領に復帰させることはない」。水曜日の国営テレビで、反政府勢力が国家元首と宣言した「祖国を救う国民評議会」のリーダー、アブドゥラクマン・チアニ将軍はこのように述べた。

ロイター通信は、チアニ将軍の発言を引用している。

チアニ氏はまた、ニジェールにはフランス人を脅かす者はおらず、フランス人を避難させる理由もないと指摘した。「フランス人がニジェールを離れる客観的な理由はない。「フランス人がニジェールで脅威にさらされたことは一度もない」。

フランスは8月1日、ニジェールからの自国民の避難を開始した。 当局によると、ニジェールの大使館に登録されているフランス人1,200人のうち600人が帰国を希望したという。ベルギー、ドイツ、ギリシャ、デンマーク、ルクセンブルクなどの国民約800人がこれに続くことになる。


ギニア、マリ、ブルキナファソ(同じくECOWAS加盟国)は、ニジェールへの攻撃は自分たちへの攻撃として扱われると警告している。ロシア、中国、インドが、この勃発しつつある火種にどのような立場で臨むかは興味深い。

ヨーロッパ、特にフランスのニジェール産ウランへの依存は、西側諸国が民主主義の擁護者としての仮面を剥がさざるを得ない状況に追い込んでいる。2014年にウクライナのマイダンでその原則が投げ捨てられたように)これはニジェールの民主的な支配を回復するためではない。これは、フランスと他のヨーロッパ諸国が必要とする不可欠な経済資源を支配することなのだ。民主主義や資源を管理するニジェール国民の権利などクソ食らえだ。フランスは事実上の植民地の支配権を主張しようとしているのだ。

論理と理性が勝って緊張を和らげ、外交的解決策を提供することに望みを託す人々は、ナイジェリアの砂漠をトコトコと歩くマストドンを捕獲することを望むかもしれない。そんなことはあり得ない。ゾウの毛むくじゃらの祖先はとっくに絶滅している。フランスがニジェールの使用人にウラン採掘を命じ、それを迅速に実行する能力も消滅してしまうのだろうか?
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/775.html
[戦争b24] ツインタワーでの爆発(2001/9/11)の目撃証拠(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1857.html
※動画等はリンク先参照。

ツインタワーでの爆発(2001/9/11)の目撃証拠

<記事原文 寺島先生推薦>

Eyewitness Evidence of Explosions in the Twin Towers
https://propagandainfocus.substack.com/p/eyewitness-evidence-of-explosions-in-the-twin-towers

筆者:グレーム・マックイーン(Graeme MacQueen)
出典:グローバル・リサーチ 2023年6月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年8月7日

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編集者ノート

グレーム・マックイーン教授は、9.11の事件を正しく調査しようとする多くの学者やジャーナリストにとっての第一人者であった。彼は厳密な分析と、学問の正統性やタブーに挑戦する勇気と献身を兼ね備えた、最高の学者であった。グレーム教授が亡くなる前の最後の1年間、重病にもかかわらず、9.11とその他のディープ・ステート(深層国家)の犯罪を探求する重要な貢献をまとめ、『The Pentagon’s B-Movie: looking closely at the September 2011 Attacks.(ペンタゴンのB級映画:2011年9月の攻撃を詳しく見る)』として出版した。この本には、公式の9.11の言説やその他の関連事件の核心に横たわる複数の矛盾を記録し、分析する16年にわたる研究がまとめられている。グレームが亡くなる直前、研究者のエリザベス・ウッドワースElizabeth Woodworthは『プロパガンダ・イン・フォーカス Propaganda in Focus』にグレームの新著の一部を掲載するよう提案し、グレーム教授は快諾した。

第17章「ツインタワーでの爆発の目撃証拠 Chapter 17 ‘Eyewitness Evidence of Explosions in the Twin Towers」をここに再公開できることを光栄に思う。この章は、2011年にトロントで開催された画期的な公聴会でのグレーム教授の力強い発表に基づいている。本書の全文はこちらで入手可能であり、無料でPDFをダウンロードすることもできる。



「ツインタワーでの爆発の目撃証拠」
グレーム・マックイーン著

 私たちの多くは、2001年9月11日に世界貿易センターのツインタワーが制御解体によって倒壊したと確信している。しかし、もしそうだとしたら、誰かが気づかなかったのだろうか?

 答えは、多くの人が気づいていたということだ。第1ビルと第2ビルの崩壊については、かなりの目撃証拠がある。本稿ではこの証拠を簡単に概観する。

 証拠を見る前に、まず、証拠に対する最も一般的な反論のひとつに立ち向かわなければならない。異論を唱える人々は、目撃証拠は「軟弱」であり、信用できず、信頼できないと言う。このような批評家によれば、ある出来事の目撃者が何人いようが、その目撃者が誰であろうが、彼らの証言が互いにどのように関連していようが関係ない。これは奇妙な見解だ。目撃証言に関する社会科学的研究でも、犯罪捜査に関する学術文献でも、これは支持されるものではない(255)。

 目撃証拠には確かに脆弱性がある。私たちは、目撃者が誤認したり、記憶違いやごまかしをしたりすることがあることを知っている。しかし、他の種類の証拠と同様、私たちは目撃者の報告が正確かどうかを確認する方法を開発してきた。例えば、私たちは裏付けとなる証拠、つまり目撃者のさらなる証拠や、まったく別の種類の証拠を探す。

 さらに、目撃証拠は爆発事故の捜査に大きく関係している。「全米防火協会」の火災・爆発調査手引書には、爆発調査においては「調査官は目撃者の供述を含め、利用可能なすべての情報を考慮すべきである」と明記されている(256)。

 本稿は、爆発に関する目撃証拠の概要だけでなく、「9/11委員会」と「米国標準技術研究所(NIST*)」によるこの証拠の取り扱いに対する批判も提示している。しかし、これら両機関は目撃証拠を広範に利用しており、明らかに有効かつ重要であると考えている。したがって、目撃証言の正当性に関する「NIST」や「9/11委員会」との意見の相違は、原則段階ではなく、適用段階にある。
*NIST=(the National Institute of Standards and Technology)

 目撃証言の特に重要な情報源のひとつは、ニューヨーク市が2005年に発表したニューヨーク市消防局の口述記録(厳密には、ワールド・トレード・センター・タスクフォース・インタビュー)である(257)。ニューヨーク・タイムズ紙は、この文書の公開を求めるためにニューヨーク市を裁判所に提訴していたが、文書が公開されると、同紙は口述記録を一連の個別のPDFファイルとしてウェブサイトに掲載した。

 口述記録は、ニューヨーク市消防総監のトーマス・フォン・エッセン氏が、FDNY(ニューヨーク市消防局)の隊員があの日経験したことを記録することが重要であると判断した後、FDNYの世界貿易センター対策本部が収集したものである。調査委員会のインタビューは、2001年10月初旬から2002年1月下旬にかけて収集された、約500人の「FDNYの消防士、救急医療技術者、救急隊員」による10〜12,000ページに及ぶ証言から構成されている(258)。

 デイヴィッド・レイ・グリフィン教授は、有能な研究者の協力を得て、この資料から爆発に関する非常に貴重な記述を探し出した最初の学者である(259)。本論文の著者は、口述記録を読んだ後、「118人の目撃者: ツインタワーでの爆発に対する消防士の証言」(260)という論文を発表した。

 以下の発表と分析は、この先行研究を基礎としている。証拠が提示されるにつれ、三つの重要な点が浮かび上がってくる。第一に、タワーの倒壊は爆発によるものだという確信が9.11では一般的であったこと。第二に、この確信を裏付けるかなりの目撃証拠がある。第三に、この証拠は「9.11委員会」と「NIST」の双方によって無視されるか、隠されてきたことである。


爆発仮説は、9.11当時では一般的だった。

 9.11事件の議論では、ツインタワーの破壊に関する元来の、明らかで、当然の仮説は、何らかの重力による崩壊であるとしばしばほのめかされている。9.11当時、タワーの倒壊は誰の目にも明らかであり、それはビルが単に飛行機の衝突とその後の火災に耐えられず、崩壊したからだと我々は信じ込まされている。ビルが倒壊したのは爆発のせいだと言う人たちは、つまり広義の「爆発仮説」を支持する人たちは、この見方によれば後発組である。彼らは「9.11の後に登場し、陰謀論的な思考によって当初は単純だった状況を考えすぎた人々だ」と主張されている。

 実際、これが歴史の捏造であることを証明するのは簡単だ。爆発仮説の支持者は9.11当時、特に事件現場では極めて多かった。多くの人々は、ビルの近くで直接知覚したことを根拠に判断し、他の人々は、この巨大なビルが完全かつ強力に粉砕されるには爆発を伴うに違いないと当たり前のように受け入れていた。以下は、これらの見解を支持する多くの例のうちの5つである。

1.9.11を記録した動画では、ABCテレビのレポーター、N・J・バーケットがツインタワーの近くに立っている。彼は、現場の消防士たちや、燃えているビルそのものに注意を向けている。突然、サウスタワーが彼の背後で崩壊し始める。粉々になった瓦礫が空中に飛び散る中、バーケットは言う。「今、大爆発が起こり、瓦礫が私たち全員に降り注いでいる。逃げた方がいい!」 バーケットの発言には、状況を考えすぎていた証拠も、陰謀論的な考え方の証拠もない。彼は9.11の後にやってきたわけではない。ビルの破片が地面に到達する前に自分の判断を表明したのだ。その後、彼は命からがら逃げ出した。30分後、ノースタワーが倒壊すると、彼はまた命からがら逃げ出した(261)。

2.CNNの9.11当日の報道で、ジュリアーニ市長はツインタワーでの爆発について2回にわたって質問された。二回目は午後2時39分ごろの記者会見で、女性記者(画面外)が市長にこう質問している。「あなたは倒壊した二つのビルの爆発の原因について何か分かっていますか。飛行機によるものですか、それとも他の何かによるものですか?」(262)。彼女は爆発があったかどうかを尋ねていない。つまり、彼女は爆発があったと思っている。彼女は爆発がタワーを崩壊させたかどうかを尋ねていない。つまり、彼女はあったと思っている。彼女はただ、何が爆発を引き起こしたのか、飛行機なのか、それとも 「他の何か」 なのかを知りたいだけなのだ。

3.情報公開法の要請によってNISTから入手した 「マシュー・シャポフ・ビデオ」 として知られる映像では、数人の人々(画面外)が世界貿易センタービルで起きた出来事を遠巻きに見ながら談笑し、それをビデオカメラで撮影している。突然、彼らのカメラを通して、ノースタワーが崩壊するにつれて粉々になった瓦礫が巨大な噴煙となって四方八方に投げ出され始めるのが見える。ああ、大変だ!」という恐怖の声の後、シャポフと思われる男性の声が次のように叫ぶのが聞こえる。 「あれは爆弾がやったんだ!くそ、あれは爆弾がやったんだ!あんなことが起こるはずがない!」(263)。これもまた、シャポフが見ていたことに対して自然に起こった反応である。

4.ニューヨークの消防士クリストファー・フェニョは、『世界貿易センタービル対策本部』のインタビューの一節で、現場にいた消防士の間で始まった議論について語っている。議論が始まったのは、サウスタワーが破壊された後、ノースタワーが破壊される前、つまり午前10時から10時半ごろのことである。シャポフと同様、この発言は一般的な爆発ではなく、爆発物による意図的なビルの破壊に関するものである。つまり、9.11の朝10時30分以前から、人々は爆発仮説の下位範疇である制御解体仮説について議論していたのである。

5.9.11事件に関するFBIの捜査名はPENTTBOMで、「Pentagon/Twin Towers Bombing Investigation(ペンタゴン、ツインタワー爆破事件捜査)」の略である。この名前が付けられたとき、FBIの誰かが爆破事件が起こったと考えた可能性はないだろうか?(現在の公式発表によれば、どの被災地でも爆破事件は起きていないことになっている。) 9.11当日、『USAトゥデイ』紙の外国特派員ジャック・ケリーが、当時のFBIの 「作業仮説 」は「2機の飛行機がビルに衝突したのと同時に......ビルの下に爆薬を詰めた車かトラックがあり、それが同時に爆発して両方の塔が崩壊した」(264)、とテレビ視聴者に語っているのが目撃されている。ケリーが『USAトゥデイ』紙のために日常的に記事を捏造していたことが後に明らかになったことを考えれば、FBIに関する彼の主張には裏付けが必要だろう。しかし、ここでFBIに当てられている一般的な仮説、つまり爆発物を使用してビルを崩壊させたという仮説は、9.11では一般的であった。たとえば、FDNY(ニューヨーク市消防局)安全主任のアルバート・トゥリは、タワーの破壊から間もなく、NBCのパット・ドーソンに次のように語っている。ドーソンの言葉を借りれば、「彼(トゥリ)の理論によれば、実際にビルに仕掛けられた装置があったと考えている」(265)と。

 これら5つの例は、爆発説が最も強固な形(爆発物による意図的破壊)であったとしても、9.11当日の目撃者にとっては身近なものであったという主張を支持するものである。それは合理的な理論として広く受け入れられていた。多くの人々がこの説を支持したからといって、それが正しいということにはならないが、もしこの説が否定されるのであれば、それは証拠に基づいて否定されなければならないことを示唆している。


爆発仮説を支持する強力な目撃証拠がある。

 目撃証拠は内容的にも・量的にもともに強力である。証拠の質は、目撃されたものについての詳細で、相互に裏づけのある証言に考えられる。同時に、証拠の量は、証言の中で爆発について論じている目撃者の数と種類の両方において強い印象を与える。



 ノースタワーの破壊についてのデニス・タルディオとパット・ゾーダの会話は、9/11当日にナウデ兄弟によってフィルムに収められている(266)。

 タルディオとゾーダは、言葉と手振りの両方で、互いの証言を繰り返し肯定している。その手振りは、空手チョップのように、高いところから始まり、素早く下に向かっていく。目撃者たちは、自分たちが観察した多くの個別的で精力的な出来事があり、それが高いところから始まり、一定の間隔でビルの下へ急速に移動したことを示唆したいようだ。



 ゾーダは手を動かしながら言う。 「階から階へと、はじけ始めた」。 タルディオも同じように手を動かす。 「まるで起爆したかのように、起爆したかのように(ゾーダ:「そう、起爆した、そう」)、まるでビルを破壊するために仕掛けられたかのように、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーンと」。 ゾーダはこう付け加えた。 「ずっと見ていた。私はそれを見ながら走っていました」。

 彼らは消防士であり、ビル火災で起こる標準的な種類の爆発に遭遇することに慣れている。しかし、彼らは煙爆発や 「沸騰-液体-膨張-蒸気」(BLEVE)爆発*など、予想されるような爆発については語らない。その代わりに、彼らは全く異なるものについて話し、劇的な身振りで演じている。彼らが見たものは、制御された解体に似ていると言うのだ。
*BLEVE爆発---「ブレービー」又は「ブリーブ」と読み、「沸騰駅膨張蒸気(拡散)爆発」と訳される。液体の急激な相変化による爆発現象。

 次の例はポール・レモスである。彼は9.11の日、CM撮影に参加するために世界貿易センタービルの近くにいた。レモスは9.11の日、まだWTC-7が遠くに立っている世界貿易センターの近くで、ビデオテープにインタビューされている(267)。彼は、先ほどの消防士たちとは別の場所で、別の映画製作者によって撮影された。この映像は、先ほどのタルディオ/ゾーダの映像とはまったく無関係に見える。しかし、レモスがノース・タワーの崩壊を描写し始めたとき、彼はタルディオやゾーダと同じ手の身振りを使っている。



 身振りをしながら彼が言ったことは次のようなものだ:

「突然、私は見上げると、約20階の下から…火事があり…私は曲がり角角から、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン…ちょうど20回の連続ヒットのように、ただ消えていったのが見えました。 建物全体が「プシューッ(?)」と爆発したのが見えました…そして爆弾が爆発するにつれて人々が走り始めました、そして私はそこに座ってそれらのいくつかが爆発するのを眺めました。そして私はただ踵を返し、命からがら走り始めました。その時、世界貿易センターがまさに崩壊するところでしたから…」

 レモスは、タルディオやゾーダよりもさらに大胆で、「爆発したかのように」 と自分の発言を飾っていない。彼は公然と 「爆弾」 と言い、「爆発するのを見た」 と言っている。いずれにせよ、タルディオとゾダの映像とレモスの映像はどちらも詳細が豊富で、相互に裏付けが取れている。細部の豊富さは記録から明らかであり、裏付けは使用された言語だけでなく、手振りからも得られる。この男たちは明らかに同じ出来事を認識し、同じ考えに到達している。

 レモスはまた、建築家として紹介された人物との会話について興味深い逸話を語っているが、これは目撃証拠の改ざんや隠蔽に関連している。レモスは次のように語っている。「・・・ところで、あれは爆発ではないと彼らは後で語った。私は、彼らが連れてきた建築家の一人と話していました」。この発言で 「彼ら」 が誰を指しているのかは不明だが、「彼ら」 とは現場にいた当局を指していると考えるのが妥当だろう。したがって、当局は9.11の現場に建築家を配置し、ポール・レモスのような人々に、彼らが何を気づき、何に気づいていなかったかを伝えていたようだ。

 この 「建築家」に卑劣な目的があったかどうかは別として、この建築家について以下の事実は確かである。 (1)レモスとは異なり、彼自身は目撃者ではなかった(彼は現場に「引き入れられた」のだ)、(2)目撃者の徹底的な聞き込み調査をする時間はなかっただろう、(3)崩壊の写真や動画を総合的に検討する時間はなかったはずだ、(4)彼がビルの残骸(鉄骨も粉塵も)を詳細に調査できた可能性はほとんどない。にもかかわらず、彼は目撃者に、その目撃者が知覚できなかったことを伝えることができると考えている。この建築家は不当な判断を下しているだけでなく、偏りのない調査を行うことを難しくしている点で、彼の行動は極めて正確ではない。殺人捜査、火災捜査、爆発捜査には厳格な原則があり、いずれの場合も、目撃者の邪魔をして犯行現場に立ち入り、証拠を汚すことは前代未聞である。

 この建築家についての議論は、より広い意味でも重要である。9.11の数ヵ月後、多くの目撃者は、当局が爆発の余地のない構造欠陥仮説を採用したと聞いて、自らの最初の判断に沈黙し、修正し、さらには否定した。その時期に最も一般的で、正しいものとして広く流布した構造破壊仮説は、床が順次破損していく「パンケーキ」仮説*であった。パンケーキ仮説はその後、信用を失い放棄されたが(NISTによって明確に否定された)、初期のころは、爆発を感知したと思っていた目撃者の確信を弱めるのに効果的だった。
* 「パンケーキ」仮説----これは、ビルの各階の層が下の階へ落下することで、各階が順に押し潰されるようにして崩壊したとする。 しかし、この説に基づけば各階の落下速度が自由落下の速度を越えないはずだとの反論がある。Rick Segalは、崩壊時の映像記録によれば第1ビル、第2ビル、第7ビルの崩壊速度は真空での自由落下速度に匹敵すると述べた。ただし、実際に自由落下だった場合、第1および第2ビルの高さだと9秒、第7ビルだと3秒強で崩壊することになるが、ツインタワーの倒壊には15-20秒、第7ビルは陰謀論者の主張でも6秒かかっているため、とうてい自由落下に「匹敵」とはいえない。
ワールドトレードセンターのツインタワー両棟崩壊についての論争とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

 消防士たちが、当時の当局の発表に基づいて、自分たちが何を感知したかの判断を修正した例は、世界貿易センタービル事件対策委員会のインタビューによく見られる。

 ドミニク・デッルビオは、サウスタワーの破壊について次のように語っている。「時限爆破のように見えたが、各階がパンケーキのように重なっていったのだろう」。

 ジェームズ・ドゥルーリーはノースタワーについてこう語っている:

「第二の轟音が聞こえ始めた。それは北側のタワーが倒壊してくる音でした。道行く人々や私も含めて、その轟音はとても大きく、ビルの中で爆弾が爆発しているのだと思った。明らかに、私たちが間違っていたことが後に証明されましたが......」。

 ジョン・コイルは、サウスタワーについての重要な発言を、非常に不確かな形で始めている。

「タワーは......私には爆発しているように見えた。その時点では、誰もがまだ爆破されたと考えていたと思います」。

 これらの目撃者はみな、自分が見て考えたことについての最初の印象(ドーリーとコイルの場合は、同じく現場にいた友人や同僚の最初の印象)を思い起こし、それからその印象から離れようとしている。このように、9.11当時、爆発物解体説がいかに一般的であったか、そして、その後、それがいかに周辺に押しやられたかを示す明確な証拠がある。

 裏づけの問題に戻ると、ゾーダ、タルディオ、レモスによる規則的な下降エネルギー現象の記述を裏付ける証拠資料がさらにある。まず、裏付けとなる目撃証言の例を3つ挙げる。

 近くのチェース・マンハッタン銀行の行員ロス・ミラニッチは、サウスタワーについて次のように語っている。1秒ごとに別の階が8階分ほど爆発し、雲に覆われて見えなくなりました」。

 ウォールストリート・ジャーナル』紙の記者、ジョン・バッシーはサウスタワーについてこう語っている:

「電話を切り、次の記事のために考えをまとめているとき、金属音が聞こえ、会社の窓から外を見上げると、各階から完璧に同期した爆発のようなものが起こり、ガラスや金属が外に向かって噴出しているのが見えた。次から次へと、上から下へと、ほんの一瞬の間に、床が粉々に吹き飛んだ。(268)

 ニューヨーク市消防局のケネス・ロジャーズは、サウスタワーでの経験についてこう語っている:

「...私たちは5個分隊くらいでそこに立っていて、任務を待っていたんですが、南タワーで爆発が起きました。...多くの隊員がその時点で立ち去りました。私はずっと見ていた。次から次へと階が崩壊していった。そして5階ぐらいで爆発が起こったとき、爆弾だと思ったんだ。それは同一速度で進行する計画的なものに思われたからだ。」

 裏付けは、まったく別の形の証拠を考慮すると、さらに見事なものになる。ポール・レモスは、爆発を見たとき、ノースタワー、より具体的にはノースタワーの一角を見ていたと明言している。ノースタワーの一角で爆発が起こったという彼の判断を裏付ける証拠は、ノースタワーが破壊された際に撮影された高画質の映像にある(269)。この映像には、明らかに爆発的と思われる力強く集中的な噴出物がビルから落ちていく様子がはっきりと映っている。これらの噴出物の大きさと速度は測定可能であり、その存在と基本的特性は疑問の余地がない。

 したがって、さまざまな目撃証言の間には、また目撃証拠と他の証拠との間には、高い確証性がある。

 このような目撃証言の集大成に異論を唱える人々の中には、目撃者たちが体験したのは爆発ではないかもしれない、と言う人もいる。死体の落下、エレベーターの衝突、柱の折れ、さらには衝撃波音さえも、すべて別の説明として提案されている。これらの主張は、別の目撃者の発言を詳細に分析することで解決できる。

 その目撃者とは、スー・キーンである。彼女は9.11当時、8年間勤務していた港湾局警察(PAPD)の警官だった。それ以前、彼女は米陸軍に13年間在籍し、爆発への対応訓練を受けた。
 
 以下に示すのは、爆発の6つの特徴であるが、それが記されていたのは元FBIの爆発の専門家であるジェームズ・サーマンが『実際の爆発現場での調査(270)』という著書の中である。 これらの特徴は、スー・キーンが『グラウンド・ゼロの女たち』(271)の著者に語った言葉の抜粋と一致している。これらの供述は、9.11事件から数カ月以内になされたもので、港湾局警察署に提出した手書きの別個の書類によって裏付けられている。

キーン:「数分後、爆弾が爆発するような音がしました。爆発が起こったのはその時です。」
「窓が吹き飛んで...みんな投げ飛ばされた。」 「それぞれの爆発が、私をすくい上げ、投げ飛ばした。」
「信じられないような空気の奔流があり、まさに肺から息を吸い取られた。」
「巨大な風とともに、すべてが私の中から消えていった。その後、風は止み、本当に静かになった。この時点では呼吸はできたが、今度はすべてのものを吸い込んでいた。ほとんど逆気流みたいだった。竜巻のような音だった。」

 以下に挙げるのは、元FBIの爆発物専門家ジェームズ・サーマンがその著書『実践爆弾現場捜査』(270)の中で述べている、爆発に共通する6つの特徴である。これらの特徴は、スー・キーンが『グラウンド・ゼロの女たち』(271)の著者に語った言葉の抜粋と一致している。これらの供述は、9.11事件から数カ月以内になされたもので、港湾局警察署に提出した手書きの別個の書類によって裏付けられている。

1. 音

キーン:「数分後、爆弾が爆発するような音がしました。爆発が起こったのはその時です。」

2. 確かな爆圧の局面

「窓が吹き飛んで...みんな投げ飛ばされた。」 「それぞれの爆発が、私をすくい上げ、投げ飛ばした。」

3. 爆風正圧時の部分真空

「信じられないような空気の奔流があり、まさに肺から息を吸い取られた。」

4. 負の爆風圧の段階

「巨大な風とともに、すべてが私の中から消えていった。その後、風は止み、本当に静かになった。この時点では呼吸はできたが、今度はすべてのものを吸い込んでいた。ほとんど逆気流みたいだった。竜巻のような音だった。」

5.火災または熱効果

「...彼は私をホースの下に放り込んだ。ある意味とても気分が良かった。その時まで皮膚にやけどをしていたことに気づかなかった。火傷の痕はあったけど、火事の痕とは違って、顔も胸も真っ赤だった。

6. 崩壊と榴散弾

「信じられないようなものが体から出てきた。まるで榴散弾のようだった。まだ出ている。」

 この勇敢で明らかに心的外傷を負った人物の手書きのPAPD報告書は、いくつかの重要な点で上記の説明を裏付けており、2003年に公開されたPAPD文書(272)で直接入手できる。その報告書の1ページを以下に引用する。

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 ツインタワーの破壊の原因を究明しようとするとき、どのような合理的な根拠に基づいてスー・キーンの証言を除外できるのであろうか?

 まとめると、タルディオ/ゾーダ、レモス、キーンの目撃証言は、「質」、つまり細部に富んだ証拠の例である。以下では、目撃証拠の「量」の問題を検討する。



 ツインタワーが破壊された時刻付近の爆発について、明示的または暗示的に記述している目撃証言の完全な説明を作成するのは難しい。FBIも、9/11委員会も、国立標準技術研究所も、その数を公表していない。私は、ツインタワーでの爆発に関する目撃者の最も完全な一覧を作成した。156件の目撃証言がある。以下に示す2つのグラフは、この一覧のある側面を要約したものである。

図8-1:職業・機関別の目撃者

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 156人の目撃証言のうち、121人はニューヨーク消防局(FDNY)のものである。港湾局警察(PAPD)の目撃者も14人いる。13人はレポーターで、そのほとんどが大手テレビ局に勤務している。8人は 「その他」として記載されており、たいていはタワーの近辺で働いていた人たちである。

 FDNYとPAPDの構成者は通常 「第一応答者」と呼ばれる。つまり、156人の目撃者のうち135人、つまり全体の87%が第一応答者なのである。なぜなら、これらの人々は普通の人々よりも爆発についてはるかに多くの経験を持っているからである。しかも、彼らの供述は職務の一環として上官に提出されたものであり、供述が収集された状況からも、この目撃証拠は非常に強力なものとなっている。

 また、ほとんどの場合、彼らの証言は直接ビデオテープに収められているため、レポーターも一覧の中で重要な位置を占めている。彼らの声の抑揚や、しばしば身振り手振りを詳細に調べることができる。記者の証言はまた、ほとんどの場合、目撃した出来事の数分後、あるいは数秒後に、ほとんど再考することなく、無意識になされるものであることも重要である。無意識の目撃者の証言は、内的あるいは外的なふるいにかけられる時間がほとんどないため、信憑性が高いと広くみなされている。実際、米国連邦証拠規則では、通常、法廷外で証人が行った陳述は法廷に認めないことになっており、これは伝聞と呼ばれている。しかし、伝聞に対する規則の例外として、「興奮した発言」という例外がある。この例外は、伝聞が「驚くべき出来事や状態に関連する供述であって、その出来事や状態による興奮した混乱状況に供述者がいたときになされたもの」である場合に認められるというものである(Federal Rules Evid. (Fed. Rules Evid. 803(2))。予想されたように、9.11に関しては、記憶に対する歪曲傾向が爆発仮説に不利に働いた。

 次のグラフを論じる前に、爆発の目撃者一覧がどのように作成されたかを説明するのが適切であろう。目撃者は、証言の中で少なくとも次の用語の一つを使っていれば、一覧に含まれている。 「爆発」(または 「爆発する」 に対応する言い換え)、「爆風」、「爆破」(または 「吹き飛ばす」)、「爆弾」(または 「それに類する装置」)、「内破」。また、「その他のCD(current density電流密度)」と呼ばれる分類もあり、これには、これらの用語は使われていないが、ある点では制御解体を強く示唆する事例が含まれている。この方法の要点は、単に爆発報告を定量化できるようにすることではなく、解釈経過における一覧作成者の役割を減らすことにある。目撃者が一覧に含まれるのは、彼らが目撃したものを外部の観察者が爆発と解釈するからではなく、目撃者自身が目撃したものを爆発と解釈するからである。

 さらに、捜査当局には証拠の質を点検するのに役立つ方法がある。目撃者を精査し(名前、職業、信頼性、経験)、欺瞞の動機を調べ、情報源の質を調べ、すべての目撃証言の保管過程を検証し、そしてもちろん、類似したものや類似していない他の証拠による裏付けを確認することができる。今回の事例では、裏付けが非常に大規模であるため、他の検証過程はあまり注目されていない。

 「爆発」の分野が圧倒的に多く、112人の目撃証言がある。しかし、32人の目撃者がいる「爆弾」の分野もきわめて重要である。この一覧で爆弾について話している人のほとんどは消防士であり、彼らが「爆弾」という言葉を使うことから、高層ビル火災で遭遇するような爆発について話しているのではないことは明らかである。

 さて、目撃証拠に基づく解体論には3つの一般的な反論がある。ひとつは、目撃証拠は 「薄弱」 であり、無視できること、もう1つは、実際には爆発的でない事象(エレベーターの落下など)が問題であったにもかかわらず、目撃者が誤って爆発を報告した可能性があることである。三つ目の反論は、唯一まともに受け止められるものである。それは、大火災には多くの自然な爆発形態があり、爆発があったという事実だけでは火薬が使用されたことにはならない、というものである。爆発に関する目撃証言から制御解体仮説に至るのは不当な飛躍である、と反対論者は主張する。

図8-2:使用された用語別の目撃証言

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 典型的な火災に伴う爆発の種類は、さまざまな出版物に詳しく記述されているが、おそらく最も権威があるのは、全米防火協会の『火災・爆発調査の手引き』であろう。そこでは、ツインタワーの火災に伴うと予想される爆発について、4つの型が記述されている。

  1.BLEVE(「沸騰-液体-膨張-蒸気-爆発」、爆発するボイラーと同様)

  2.電気爆発

  3.煙爆発(爆発の逆気流)

  4.燃焼爆発(天然ガス、ジェット燃料の蒸気など)

 目撃証言には、4種類の爆発をすべて否定する3つの特徴がある。つまり、これら4種類の爆発が起こった可能性は十分にあるが、目撃者が知覚したという主な爆発を説明するものではないということである。以下は、説明すべき3つの特徴である。

識別

 もしその爆発が一般的な火災の爆発であったなら、消防士はその爆発を識別し、名前をつけるはずである。しかし、そのような例はほとんどない。それどころか、例えば爆弾に関する言及の多さからもわかるように、消防士たちは明らかに自分たちが遭遇し慣れている爆発とは異なる型の爆発だと感じている。

力強さ

 多くの目撃者は、ツインタワーが爆発で破壊されるのを見ていると思っていた(「見上げるとビルが爆発していた......頂上全体が火山のように落ちた」)。しかし、一般的な4種類の火災関連爆発は、どれもこのようにはならない。NISTによれば、ツインタワーは飛行機が衝突した地点から下は基本的に無傷であった。BLEVE(沸騰-液体-膨張-蒸気-爆発)や燃焼爆発が木造家屋のような構造物を破壊することはあるが、今回問題となっているような頑丈な鉄骨構造物を破壊した例はない。また、このような爆発に適した条件(たとえば、必要な量の天然ガスやジェット燃料)が、劇的な破壊が始まった時点でツインタワーに存在したという証拠もない。

定型化

 上述したように、多くの目撃者が、4つの一般的な爆発型のいずれでも説明できない、規則的で急速なエネルギー的現象がビルの下方で連続して起こったと報告している。これらの定型化された噴出が爆発の結果であるとすれば、それは爆薬による爆発としか考えられない。


目撃証拠は9.11委員会とNISTによって無視・抑圧された。

 以上の考察は、捜査当局が入手可能な目撃証言の概略を示している。最後の要点は、この証拠が9.11委員会とNISTの双方によって無視され、あるいは抑圧されてきたということである。

 585ページに及ぶ9.11委員会報告書には、崩壊時の爆発に関する目撃証言に言及した一文がある。その文脈は、サウスタワーが倒壊した時、ノースタワーの上層階にいた消防士についての議論である。文章は以下の通りである。 「南向きの窓の近くに立っていなかった消防士たちは、サウスタワーが倒壊したことを知る由もなかった。言い換えれば、9.11委員会によれば、消防士の一部、つまり視界が遮られたノースタワーの上層階にいた消防士は、サウスタワーの倒壊を爆弾の爆発と見間違えたということである。ここで意味されているのは、おそらく少数の爆発目撃者が間違えたということである。」

 もちろん、入手可能な目撃証言を注意深く検証すれば、上記のように、爆発目撃者の全員または大半がノースタワーの上層階にいたというのはまったくの誤りであり、視界を遮られた目撃者だけが爆弾が爆発したと思ったというのはまったくの誤りであることがわかるだろう。真実は、目撃者は実にさまざまな場所にいて、その多くがタワーを非常に明確に見ていたということである。

 アメリカ国立標準技術研究所(NIST)は、目撃証言に対してさらにひどい扱いをした。NISTの目的のひとつは、「航空機の初期衝突後、WTC1とWTC2がなぜ、どのように崩壊したかを明らかにする」ことである(275)。しかし、この報告書の295ページには、ツインタワーで爆発を感じた目撃者についての言及は一つもない。

 NISTはソフト(薄弱な)な証拠ではなく、ハード(確固とした)な証拠を扱っているのだから、これは驚くべきことではないという意見もあるだろう。NISTが扱うのは、柱の大きさ、到達温度、鋼鉄の降伏強度のようなもので、目撃者の証言は扱わない。これは間違っている。真実は、NISTは目撃者に注目し、それを公然と論じることで証明される。

 ツインタワーの調査のごく初期に、NISTは目撃証拠を収集する洗練された方法を採用し、その結果はNIST最終報告書の第7章(「人間活動の再構築」)に見ることができる。電話インタビュー、対面インタビュー、焦点集団討議のすべてが用いられた(276)。例えば、以下の記述に注目してほしい: 「1回平均2時間の225件の対面インタビューによって、9月11日朝のビル内での活動や出来事に関する詳細な生の証言や観察が集められた」(277)。第7章はタワーの破壊に関するものではないが、NISTは他の箇所で、ビルがどのように倒壊したかを理解する上で目撃証拠が重要であることを明確に認めている(278)。しかし、NISTはなぜか、インタビュー対象者だけでなく、文献の中にも、爆発や爆弾に関する目撃証言が一つもない。たとえば、この論文の根拠となった156人の目撃証言は、その一覧を作成するために使われたすべての情報源に近づけたにもかかわらず、すべて見逃している。

 9.11委員会と国立標準技術研究所(NIST)は、明らかにFBIに倣い、標準的な調査の原則に違反している。これが無能の証拠であろうと、意図的な隠蔽の証拠であろうと、私の現在の議論とは無関係である。いずれにせよ、ここまでに行われた公式調査が著しく不十分であり、新たな徹底的調査が不可欠であることは明らかである。


第8章 巻末の注

 255)犯罪捜査における目撃者の重要性は、以下のような出版物で確認されている: チャールズ・レジニ「未解決事件の概念」『FBI Law Enforcement Bulletin』1997年8月号、チャールズ・ウェルフォードとジェームズ・クローニン「殺人事件のクリアランス率を明らかにする」『National Institute of Justice Journal』2000年4月号、ヴィヴィアン・ロード「未解決事件殺人捜査班の導入: ヴィヴィアン・ロード「未解決事件殺人課の設置:困難な課題」『FBI Law Enforcement Bulletin』2005年2月号。社会科学者の間では、目撃証拠の素朴な受け入れに対する攻撃(特に人間の記憶に対する素朴な見方に対する攻撃)が、ハーバード大学のエリザベス・ロフタスによって少し前に先導された。例えば、彼女の『目撃証言』(マサチューセッツ州ケンブリッジ:ハーバード大学出版、1979年)を参照されたい。しかし、ロフタスは目撃者を不要だとは主張していない。彼女は1997年にジェームズ・ドイルと共著した本の中で、「目撃証言の不正確さや陪審員の誤解にもかかわらず、法制度は目撃証言を法的に排除する余裕も無視する余裕もない。時にはそれが唯一の証拠であり、正しいことも多いのである。」 目撃証言: 民事と刑事。Lexis Law Publishing, Charlottesville, 3rd ed., p. 7.

256) NFPA 921: 火災・爆発調査の手引き。NFPA 出版。米国マサチューセッツ州、2004 年。セクション 21.16.

257) 「爆発的証言: 9.11オーラル・ヒストリーにおけるツインタワーについての暴露". 2006年1月26日。http://www.911truth.org/article.php?story=20060118104223192h

258) Graeme MacQueen, "118 Witnesses: The Firefighters' Testimony to Explosions in the Twin Towers.". Journal of 9/11 Studies, 2006, p. 47. オンラインで入手可能:http://www.journalof911studies.com/articles/Article_5_118Witnesses_WorldTradeCenter.pdf

259) 「爆発的証言: 9.11オーラル・ヒストリーにおけるツインタワーについての暴露". 2006年1月26日。オンラインで入手可能:http://www.911truth.org/article.php?story=20060118104223192

260) Graeme MacQueen, "118 Witnesses: the Firefighters' Testimony to Explosions in the Twin Towers.". Journal of 9/11 Studies, 2006, p. 47. オンラインで入手可能:http://www.journalof911studies.com/articles/Article_5_118Witnesses_WorldTradeCenter.pdf

261) バーケットが両塔の崩壊から逃走する様子を映した長くて重要なビデオクリップは、ここで見ることができる: https://www.youtube.com/watch?v=IE7fWV2qUVU

262) http://www.archive.org/details/cnn200109111421-1503

263) https://www.dropbox.com/s/w3n7qgb9u4b0rfs/NIST 14 Matthew Shapoff.mp4?dl=0

264) https://www.youtube.com/watch?v=-npAbNl2ihY. ジャック・ケリーは結局、不名誉にもUSAトゥデイを辞職せざるを得なかった。 http://www.usatoday.com/news/2004-04-22-report- one_x.htm

265) https://www.youtube.com/watch?v=ft1a2kyGYMg

266) ナウデット映画のクリップはオンラインで入手可能: [http://www.youtube.com/watch?v=jODfN8oZWe0.](http://www.youtube.com/watch?v=jODfN8oZWe0)

267) レモスのインタビューはhttps://www.youtube.com/watch?v=vJ6cJ_jGqLo

268) ブッシーには構造破壊仮説が与えられており、その仮説の中で自分の経験を位置づけているのだが、彼が実際に見たことの記述がその仮説と矛盾していることに気づいていないようである。

269) 9.11のネットワークテレビで放映され、さまざまに拡大・分析された有名なビデオクリップは、https://www.youtube.com/watch?v=fV0m7ZpK57g

270) Taylor & Francis. ボカラトン、2006年。本書はシリーズ「犯罪捜査と法医学捜査の実際」の一部である。

271) Susan Hagen and Mary Caroub, Women at Ground Zero: Stories of Courage and Compassion. Alpha, 2002.

272) PAPDの警官が提出した報告書は、ニューヨーク・タイムズ紙がニューヨーク市を提訴して公開された後、2003年8月に他の資料とともに公開された。Kevin Flynn and Jim Dwyer, "The Port Authority Files: 声;警官たちの9月11日の証言: 詳細は大惨事". ニューヨーク・タイムズ』2003年8月30日。PAPDの報告書全文は2003年にThe Memory Holeによって掲載され、このサイトは2009年にハッキングされたが、文書はオンラインで入手可能である: http://adam.pra.to/public/mir/www.thememoryhole.org/911/pa-transcripts/

273) これは予想通りである。このように人々が記憶を修正する傾向は、目撃者の記憶を研究している社会科学者たちによって指摘されている。LoftusとDoyle, p.54参照:「記憶の "汚染 "は、目撃者が他の目撃者と話したり、当局に質問されたり、メディアの証言によって起こりうる」。また、同巻(98頁)にはこうある: 「信憑性の高い人物は、他人を容易に操ることができる。彼らは他人を説得し、態度を変え、無数の方法で他人の行動に影響を与えることができる。」

274) 9.11委員会報告書 The 9/11 Commission Report: National Commission of the Terrorist Attacks Upon the United States (New York: W. W. Norton, 2004), p. 306.

275) NIST NCSTAR 1: 世界貿易センタービルの崩壊に関する最終報告書。National Institute of Standards and Technology. Sept. 2005, p. xxix.

276) NIST タワーに関する最終報告書、第 7 章、p. 155 ff.

277) タワーに関するNIST最終報告書、157頁。

278 NISTタワーズ最終報告書、xxxviiおよび143頁。

(掲載画像: "9/11" by slagheap is licensed under CC BY-SA 2.0.)

(Featured Image: "9/11" by slagheap is licensed under CC BY-SA 2.0.)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/777.html
[戦争b24] ウクライナ戦争の本当の歴史(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/08/07/no-1876-%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%81%ae%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e6%ad%b4%e5%8f%b2/


No. 1876 ウクライナ戦争の本当の歴史

投稿日時: 2023年8月7日

The Real History of the War in Ukraine

by Jeffrey D Sachs

米国人はウクライナにおける戦争の真実の歴史と現在の見通しを緊急に知る必要がある。残念ながらニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントン・ポスト、MSNBC、CNNといった主要メディアは、国民に歴史を隠し、ジョー・バイデン大統領の嘘を繰り返す政府の単なる代弁者になっている。

バイデンは、昨年「あの男(プーチン)は権力の座に留まることはできない」と宣言した後、今回もまたロシアのプーチン大統領を誹謗し、プーチンの「土地と権力に対する卑屈な欲望」を非難している。しかしバイデンこそがウクライナへのNATO拡大を推し進め続けることでウクライナを終わりのない戦争に陥れようとしている張本人なのだ。彼は米国民とウクライナ国民に真実を伝えることを恐れ、外交を拒否し、代わりに永久戦争を選択している。

バイデンが長年推進してきたウクライナへのNATO拡大は米国の策略でありそれは失敗している。バイデンを含むネオコンたちは、1990年代後半からロシアが声高に反対してきたにもかかわらず、NATOをウクライナ(とジョージア)に拡大できると考えていた。彼らは、プーチンがNATO拡大をめぐって実際に戦争を起こすとは考えていなかった。

しかしロシアは、ウクライナ(およびジョージア)へのNATO拡大は、ロシアの国家安全保障に対する存亡の危機とみなしている。特にロシアとウクライナの国境は2000キロに及び、ジョージアは黒海の東端に位置する戦略的な立場にある。米国の外交官たちは何十年もの間この基本的な現実を米国の政治家や将軍たちに説明してきたにもかかわらず、政治家や将軍たちは傲慢かつ粗雑にNATO拡大を推し進めてきた。

今時点でバイデンは、ウクライナへのNATO拡大が第三次世界大戦の引き金になることを熟知している。だからこそ、バイデンは水面下でヴィリニュスのNATOサミットでNATO拡大をシフトダウンした。しかしバイデンは、ウクライナがNATOの一員になることはないという真実を認めるどころか、ごまかしてウクライナの最終的な加盟を約束した。実際には、バイデンは米国の国内政治、とりわけ政敵に弱く見られることを恐れて、ウクライナに継続的な血を流させることを約束しているのだ。(半世紀前、ジョンソン大統領とニクソン大統領は、故ダニエル・エルズバーグが見事に説明したように、本質的に同じ哀れな理由で同じ嘘をついてベトナム戦争を継続した)

ウクライナは勝てない。戦場ではロシアが勝つ可能性の方が高い。しかしたとえウクライナが通常戦力とNATOの兵器で突破したとしても、ロシアはウクライナのNATO加盟を阻止するために必要であれば核戦争にエスカレートするだろう。

バイデンはそのキャリア全体を通じて軍産複合体に仕えてきた。彼はNATO拡大を執拗に推進し、アフガニスタン、セルビア、イラク、シリア、リビア、そして現在のウクライナにおける米国を深く不安定化させる戦争を支持してきた。彼は、さらなる戦争と「大波」を望み、騙されやすい国民を味方につけるために目前に迫った勝利を予言する将軍たちに従う。

さらに、バイデンと彼のチーム(アントニー・ブリンケン、ジェイク・サリバン、ビクトリア・ヌーランド)は、西側の制裁がロシア経済を締め上げる一方で、HIMARSのような奇跡の兵器がロシアを打ち負かすという自分たちのプロパガンダを信じているようだ。そしてその間ずっと、彼らは米国人にロシアの6000発の核兵器など気にするなと言ってきた。

ウクライナの指導者たちは、理解しがたい理由から米国の欺瞞に付き合ってきた。おそらく彼らは米国を信じているのか、米国を恐れているのか、自国の過激派を恐れているのか、あるいは単に過激派で、ウクライナが戦争を存亡の危機とみなす核超大国に打ち勝つことができるという素朴な信念のために、何十万人ものウクライナ人を死傷させる覚悟ができているのだろう。あるいは、ウクライナの指導者の中には数百億ドルにのぼる西側の援助や武器からかすめ取ることで財を成している者もいるかもしれない。

ウクライナを救う唯一の方法は交渉による和平である。交渉による解決では、米国はNATOがウクライナに拡大しないことに同意し、ロシアは軍隊の撤退に同意するだろう。クリミア、ドンバス、米国と欧州の制裁、欧州の安全保障体制の将来といった残された問題は、終わりのない戦争ではなく政治的に処理されるだろう。

ロシアはこれまで何度も交渉を試みてきた。NATOの東方拡大を阻止しようとしたり、米国やヨーロッパとの間で適切な安全保障上の取り決めを見つけようとしたり、2014年以降のウクライナの民族間問題を解決しようとしたり(ミンスクIおよびミンスクII合意)、対弾道ミサイルの制限を維持しようとしたり、ウクライナとの直接交渉を通じて2022年にウクライナ戦争を終結させようとしたりしてきた。いずれの場合も、米国政府はこれらの試みを軽視、無視、あるいは妨害し、しばしば「米国ではなくロシアが交渉を拒否している」という大嘘をついた。JFKは1961年、まさに正しいことを言った。「恐れて交渉するのではなく、交渉することを恐れないようにしよう」。バイデンがJFKの不朽の名言に耳を傾けさえすれば。

バイデンと主流メディアがながす単純化されたナラティブを国民が乗り越えるために、私は現在進行中の戦争につながるいくつかの重要な出来事の簡単な年表を提供する。

1990年1月31日。ハンス・ディートリッヒ=ゲンシャー独外相は、ソ連のミハイル・ゴルバチョフ大統領に対し、ドイツ統一とソ連ワルシャワ条約機構軍事同盟の解体という文脈においてNATOは「東方への領土拡大、すなわちソ連国境への接近」を排除すると約束した。

1990年2月9日。 ベーカー米国務長官がゴルバチョフ・ソ連大統領と「NATO拡大は容認できない」と合意した。

1990年6月29日〜7月2日。 マンフレッド・ヴォルナーNATO事務総長は、ロシア高官代表団に「NATO理事会と彼(ヴォルナー)はNATOの拡大に反対している」と伝える。

1990年7月1日。 ウクライナ議会は、「ウクライナソビエト社会主義共和国は、軍事ブロックに参加しない永世中立国となる意思を厳粛に宣言し、非核三原則(核兵器の受け入れ、製造、購入)を堅持する」という国家主権宣言を採択した。

1991年8月24日。 ウクライナは中立の誓約を含む1990年の国家主権宣言に基づいて独立を宣言する。

1992年半ば。ブッシュ政権の政策立案者たちはソ連とロシア連邦に対して最近行った公約に反して、NATOを拡大するという極秘の内部コンセンサスに達する。

1997年7月8日。 マドリードのNATOサミットで、ポーランド、ハンガリー、チェコがNATO加盟交渉開始の招待を受ける。

1997年9月〜10月。『フォーリン・アフェアーズ』(1997年9月/10月号)で、ズビグニュー・ブレジンスキー元米国国家安全保障顧問が、ウクライナの交渉開始を2005〜2010年とするNATO拡大のスケジュールを詳述する。

1999年3月24日〜6月10日。NATOがセルビアを爆撃する。ロシアはNATOの爆撃を「国連憲章の明白な違反」とみなす。

2000年3月。 ウクライナのクチマ大統領は、「この問題は非常に複雑で、多くの角度があるため、今日、ウクライナがNATOに加盟する可能性はない」と宣言。

2002年6月13日。 米国が対弾道弾兵器禁止条約から一方的に脱退する。ロシア下院国防委員会副委員長は、この行動を「歴史的規模の極めて否定的な出来事」と位置づける。

2004年11月〜12月。 ウクライナで「オレンジ革命」が起こる。西側諸国はこれを民主化革命とみなし、ロシア政府はこれを、西側諸国が画策し米国の表立った、あるいは秘密裏の支援によって作り上げた権力奪取とみなした。

2007年2月10日。プーチンは、ミュンヘン安全保障会議での演説で、NATOの拡大を背景に一極世界を作ろうとする米国を強く批判し、次のように述べた:

NATOの拡大は、相互信頼のレベルを低下させる深刻な挑発行為であることは明らかだ。この拡大は誰に対するものなのか?そして、ワルシャワ条約解体後に西側諸国が表明した保証はどうなったのか?

2008年2月1日。ウィリアム・バーンズ駐ロシア米大使は、コンドリーザ・ライス米国家安全保障顧問宛に極秘電報を送り、「ウクライナとグルジアのNATO加盟希望はロシアの神経を逆なでするだけではなく、この地域の安定に深刻な影響を及ぼす懸念がある」と強調した。

2008年2月18日。 米国、ロシアの反対を押し切りコソボ独立を承認。ロシア政府はコソボ独立は「セルビア共和国の主権、国際連合憲章、国連安保理決議1244号、ヘルシンキ最終法の原則、コソボ憲法枠組み、ハイレベル・コンタクト・グループ合意」に違反すると宣言。

2008年4月3日。NATOはウクライナとジョージアが「NATO加盟国になるだろう」と発表。ロシアは、「ジョージアとウクライナの同盟加盟は、汎欧州の安全保障にとって最も深刻な結果をもたらす大きな戦略的誤りである」と述べた。

2008年8月20日。 米国がポーランドに弾道ミサイル防衛(BMD)システムを配備すると発表。後にルーマニアにも配備すると発表。ロシアはBMDシステムに強い反対を表明した。

2014年1月28日 。ビクトリア・ヌーランド国務次官補とジェフリー・パイアット駐日米大使がウクライナの政権交代を画策する通話が傍受され、2月7日にYouTubeに投稿された。その中でヌーランドは、「バイデン副大統領は取引成立に協力するつもりだ」と述べている。

2014年2月21日。ウクライナ、ポーランド、フランス、ドイツの政府は、ウクライナの政治危機の解決に関する合意に達し、年明けの新たな選挙を呼びかける。極右武装組織「右派セクター」などがヤヌコビッチの即時辞任を要求し、政府庁舎を占拠。ヤヌコビッチは逃亡。議会は弾劾手続きを経ずに即座に大統領の権限を剥奪する。

2014年2月22日。米国は即座に政権交代を支持。

2014年3月16日。ロシアはクリミアで住民投票を実施し、ロシア政府によると、ロシアの支配を支持する票が多数を占める結果となる。3月21日、ロシア下院はクリミアのロシア連邦加盟を決議。ロシア政府はコソボの住民投票との類似性を指摘した。米国はクリミアの住民投票を違法として拒否。

2014年3月18日。プーチン大統領は政権交代をクーデターと位置づけ、次のように述べた。「ウクライナでの最近の出来事の背後にいた人々は、別の意図を持っていた。彼らは権力を掌握しようとし、手段を選ばなかった。彼らはテロ、殺人、暴動に訴えた」。

2014年3月25日。バラク・オバマ大統領、ロシアを嘲笑してこう述べた。「ロシアは近隣諸国を脅かす地域大国だ、強さではなく、その弱さから」

2015年2月12日。 ミンスクU協定調印。この合意は2015年2月17日、国連安全保障理事会決議2202によって全会一致で支持される。アンゲラ・メルケル前首相は後に、ミンスクU合意はウクライナに軍事強化の時間を与えるためのものだったと認めている。ウクライナによって履行されることはなく、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領も合意を履行する意思がないことを認めた。

2019年2月1日。米国がINF(中間核戦力)条約から一方的に脱退。ロシアはINF離脱を安全保障上のリスクを煽る「破壊的」行為として厳しく批判した。

2021年6月14日。 ブリュッセルで開催された2021年NATO首脳会議で、NATOはウクライナを拡大し、含める意向を再確認する。「2008年のブカレスト・サミットで決定された、ウクライナが同盟の一員となることを再確認する」。

2021年9月1日。 「米・ウクライナ戦略的パートナーシップに関する共同声明」において、米国はウクライナのNATO加盟希望への支持を改めて表明。

2021年12月17日。 プーチンはNATOの非拡大と中距離・短距離ミサイルの配備制限を柱とする「安全保障保証に関するアメリカ合衆国とロシア連邦との間の条約」草案を提出。

2022年1月26日。 米国はロシアに対し、米国とNATOはNATO拡大の問題についてロシアと交渉しないと正式に回答し、ウクライナ戦争の拡大を回避するための交渉の道を閉ざした。米国は、「同盟への加盟国招請の決定は、すべての同盟国のコンセンサスに基づいて北大西洋理事会が行う。このような審議に第三国が口を出すことはない」というNATOの方針を持ち出した。要するに米国はウクライナへのNATO拡大はロシアには関係ないと主張したのである。

2022年2月21日。ロシアの安全保障理事会でセルゲイ・ラブロフ外相が米国の交渉拒否について詳述した:

我々は1月下旬に彼らの回答を受け取った。この回答を評価すると、西側諸国は我々の主要な提案、主にNATOの東方不拡大に関する提案を取り上げる用意がないことがわかる。この要求は、いわゆる門戸開放政策と安全保障を確保する方法を各国が独自に選択する自由があるということから拒否された。米国も北大西洋同盟も、この重要な条項に対する代替案を提案しなかった。

米国は、われわれが基本的に重要だと考え、これまで何度も言及してきた安全保障の不可分性の原則を回避するために、あらゆる手段を講じている。そこから同盟を選択する自由という自分たちに都合の良い要素だけを導き出し、それ以外のすべてを完全に無視しているのだ。それには同盟を選択する際にも、または同盟に関係なく、他国の安全保障を犠牲にして自国の安全保障を強化することは許されないという重要な条件も含まれている。

2022年2月24日。プーチン大統領は国民への演説でこう宣言した:

過去30年にわたり、われわれは欧州における平等かつ不可分の安全保障の原則について、NATOの主要国と辛抱強く合意に達しようとしてきた。私たちの提案に対して、私たちはいつも皮肉なごまかしや嘘、あるいは圧力や恐喝の企てに直面し、北大西洋同盟は私たちの抗議や懸念にもかかわらず拡大を続けた。北大西洋同盟の軍事マシーンは動き出し、申し上げたように、まさに我々の国境に近づいている。

2022年3月16日。ロシアとウクライナは、トルコとイスラエルのナフタリ・ベネット首相の仲介による和平合意に向けた大きな進展を発表する。報道されたように、合意の基礎には以下が含まれていた: 「キエフが中立を宣言し、軍備の制限を受け入れれば、停戦とロシアの撤退が可能になる」。

2022年3月28日 ゼレンスキー大統領は、ウクライナがロシアとの和平合意の一環として、安全保障と組み合わせた中立の用意があることを公に宣言した。「安全保障と中立、わが国の非核地位、その準備はできている。それが最も重要な点だ・・・そのために彼らは戦争を始めたのだから」

2022年4月7日。 ロシアのラブロフ外相が、西側諸国が和平交渉を頓挫させようとしていると非難し、ウクライナが以前に合意した提案を反故にしたと主張した。ナフタリ・ベネット・イスラエル首相はその後(2023年2月5日)、懸案となっていたロシアとウクライナの和平合意を米国が妨害したと語った。ベネット首相は、西側諸国が協定を阻止したのかと問われ、こう答えた: 「基本的にはそうである。彼らが妨害し、私は彼らは間違っていると思った」。ベネットは、「ある時点で、西側諸国は “交渉するよりもプーチンを潰す “と決めたのだ」と言った。

2023年6月4日。ウクライナは大規模な反攻を開始するが、2023年7月中旬時点では大きな成果は得られなかった。

2023年7月7日。 バイデンがウクライナは155ミリ砲弾が「不足している」ことを認める。

2023年7月11日。ヴィリニュスで開催されたNATOサミットで、最終的な共同声明が発表され、ウクライナの将来はNATOにあることが再確認された。「我々はウクライナが自らの安全保障の体制を選択する権利を完全に支持している。ウクライナの未来はNATOの中にある… ウクライナは同盟との相互運用性と政治的統合を深めており、改革路線を大幅に前進させている」

2023年7月13日。ロイド・オースティン米国防長官、戦争終結後、ウクライナは「間違いなく」NATOに加盟すると改めて表明する。

2023年7月13日。 プーチン大統領が次のように述べた:

ウクライナのNATO加盟については、何度も言及してきた通り、これは明らかにロシアの安全保障に対して脅威をもたらす。実際、ウクライナがNATOに加盟する脅威こそが、特別な軍事作戦の理由、あるいはむしろその一つの理由である。これはウクライナの安全保障を何ら向上させるものではないと私は確信している。一般的に、世界をより脆弱にし、国際社会での緊張を高める結果となるだろう。したがってこれには何のメリットもない。私たちの立場はよく知られており、以前から明らかにされてきた。

https://www.globalresearch.ca/real-history-war-ukraine/5826091
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/778.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
154. HIMAZIN[3727] SElNQVpJTg 2023年8月07日 19:33:48 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[48]
>>153

私の考えは、自身が正しいと思うのであれば堂々と抗議なり提案なりすべきということ。ただ、私も自身の件で毎月依頼出してるけど1mmも進展ないので、長期戦覚悟になります。

進展なくても管理板に対する疑義を広めるという点で重要ですね。
まあ、そうなって疑義が広まったら3月みたいに誰かさんが引っ掻き回しに沸いてくるでしょう。そうなったらなったで、こちらに書いた通りの赤いニシンだったということで想定通りですが。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/650.html#c221
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c154

[戦争b24] ウクライナ戦争の本当の歴史(耕助のブログ) HIMAZIN
13. HIMAZIN[3728] SElNQVpJTg 2023年8月09日 09:28:28 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[49]
>>9

そういう悍ましいことをしてるのはウクライナ。しかもはるかに酷い。
自身の外道を他者に擦り付けるのは西側のいつもの手。

ウクライナにおける人身/臓器の売買についての調査報告(第3部)(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/446.html
ウクライナにとって不愉快な真実が明らかになりつつある(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/109.html
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/778.html#c13

[戦争b24] 広島, 長崎, ロシアン・ルーレット(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-89b21f.html

広島, 長崎, ロシアン・ルーレット

デクラン・ヘイズ
2023年8月6日
Strategic Culture Foundation

 日本降伏前も後も、アメリカの太平洋戦争は人種差別的絶滅戦争だったとデクラン・ヘイズは書いている。

❗️Telegram , Twitter, VKでご参加願いたい。

 1945年3月10日-11日のアメリカうよる東京への焼夷弾爆撃は軍事史上最も破壊的空襲で100,000万人以上が死亡し、100万人以上が家を失った。北ベトナム、ラオス、カンボジアでのアメリカの絨毯爆撃作戦と並んで、特に大日本帝国が既にすっかり打ちのめされていたため、人類史上、最もひどい戦争犯罪の一つであり続けている。

 1945年8月最初の数日間、最後の神風特攻隊が日本本土からアメリカを撃退する準備をしていた時でさえ、日本政府は泥沼から抜け出す方法を必死に模索していた。ソ連赤軍がまもなく満州に攻めてくると知っていたので、彼らが以前グアムやサイパン、沖縄で行ったように、アメリカが無防備な日本の女性や子供を強姦し虐殺するのを止めるには時間が重要だと知っていた。

 アメリカがなぜ降伏を受け入れないのか理解するのに日本は途方に暮れていたが、その答えはその後まもなく広島と長崎の二つのキノコ雲の形で来た。この二つの戦争犯罪は、かつて強大だったが今や大幅に損耗した関東軍残党の赤軍による殲滅が伴った。

 ミズーリ号上で日本が降伏したのをマッカーサーがほくそ笑み、アメリカ人は日本と太平洋だけでなく、韓国、フィリピン、台湾も植民地化し、東南アジアからオランダ、特にフランスの排除を目指した。長崎と広島の原爆戦争犯罪は、アジア全体がアメリカ軍靴の支配下にあり、ヤルタや他の条約に違反して、アメリカ人だけがそこを支配するとソ連に伝えるため行われたのだ。

 アメリカの太平洋戦争は、日本の降伏前も後も両方で人種差別的な絶滅戦争だった。アメリカとイギリスのメディア(ロサンゼルス・タイムズ、ニューヨーク・タイムズ、ニューヨーカー、リーダーズ・ダイジェスト、タイム、ライフなど)は、敵の日本人を人間以下の絶滅に相応しい猿男として描いていた。そのようなプロパガンダに支えられて、アメリカ海兵隊(USMC)は猿狩りに行った。特に彼らは捕虜をとらなかった。シンガポールでのパーシバルの意気地ない降伏でさえ、武装したサルの仕事で、絶望的に数が多い敵に対して最も実利的な自己生存の理由で尊敬に値するものとしては描かなかった。

 アメリカで最も偉大な世代の海兵隊員は、当然ながら土産用に日本人戦死者をバラバラに切断し、病院船を攻撃して沈没させ、捕虜を撃ち、拷問し、処刑した。連中は生者、死者両方から金歯を取り出し、捕虜と殺害した人々の死体両方に排尿した。暇な時、連中は日本人捕虜の骨を、小さな思い出の品に彫り、故郷の愛する人に送った。ルーズベルト大統領は捕虜になった日本人将校の骨から作られたペーパーナイフを入手したが、彼なりの理由で、それを正当な所有者ではないにせよ、送ってくれた人に返した。

 第二次世界大戦中、太平洋における理性は非常にまれだったため、アメリカの最も偉大な世代が日常的に犯していた野蛮さを内部告発するため、皮肉にも代弁人として著名な人種差別主義者チャールズA.リンドバーグ・Jr大佐が必要だった。太平洋戦域での日本人に対するアメリカの扱いについて彼が見聞きしたことに反発して、この飛行士は声を上げた。以下の日記に彼の感情が要約されている。「我が国の兵士の何人かがジャップの捕虜を拷問し、時にジャップと同じくらい残酷で野蛮だったことは率直に認められていた。我々の部下は日本人捕虜や降伏しようとしている兵士を撃つことを何とも思っていない。彼らは動物に対するより少ない敬意でジャップを扱い、これらの行為はほとんど全ての人に大目に見られている。我々は文明のために戦っていると主張しているが、太平洋でのこの戦争を見れば見るほど、我々は文明化していると主張する権利は益々少なくなると思う。」リンドバーグが太平洋を離れハワイの税関に到着した時、荷物の中に日本人の骨があるかどうか彼は質問された。当時、それはお決まりの質問だった。

 『ペリリュー・沖縄戦記』の著者ユージン・B・スレッジは仲間が敵の死者から金歯を捕獲することについて書いている。沖縄で、アメリカで最も偉大な世代の良い連中の一人、海兵隊員が日本人の死体の上に立ち、口の中に排尿するのをスレッジは目撃した。

 太平洋戦争の元従軍記者エドガーL.ジョーンズが1946年2月のアトランティック・マンスリーで次のように問うた際、おそらく最もうまく表現した。「一般人は我々が一体どのように戦争したと考えているのだろう。我々は捕虜を冷血に撃ち、病院を殲滅し、救命ボートを機銃掃射し、敵の民間人を殺害または虐待し、敵の負傷者を殺し、死にかけている人を死者と一緒に穴に投げ込み、太平洋で、敵の頭蓋骨を煮て肉を取り除き、恋人用のテーブル飾りを作り、骨をペーパーナイフにした。」

 チャーチルとマッカーサーは、降伏しようとした日本兵士を即決処刑するよう軍隊に命じた。彼らは、日本人の人食い手口として、1598年の朝鮮侵攻後に収集した40,000個の耳と鼻を貯めたと思われる京都の耳塚の噂を広めた。アメリカ人指導者連中のために、朝鮮人の鼻塚を含め日本の帝国文化を保持するという変質的な人道的願望のため、東京や名古屋や大阪が経験した包括的爆撃を京都は免れた。京都は、長崎や東京の善良な思いやりのある人々とは違い、文化的に重要で、したがって建築と耳塚両方を保存する必要があった。一方、海兵隊は自身の非人道的塚を作った。彼らは捕虜の耳と鼻をつなぎ合わせ、大規模頭皮剥ぎもした。沖縄では、アメリカの最も偉大な世代は、世界で最も熟練した連続レイプ犯であることを証明した。

 第4心理作戦集団と第101空挺部隊(タイガーフォース)が頻繁にベトナム人の赤ん坊を斬首し、誰が現地を支配しているか地元の人々に示したベトナムで、耳のネックレスを作ったことをジョン・ピルジャーの優れたドキュメンタリーが教えてくれるが、ピルジャーはNATOの賛美歌を歌わないので、今や悪人だ。

 ピルジャーはグレーな部分を探求する。ゲッベルスや見劣りする日本の模倣者よりも効果的に自分勝手な戦争を売りこむ方法をアメリカ人に教えたエドワード・バーネイズのような社会病質者の心理学的洞察を彼は分析に取り入れている。彼はファルージャやベトナム、長崎、広島のような場所で、特に民間人が、アメリカによる全ての殺害の90%をはるかに超えるアメリカ戦争犯罪の巻き添え被害についても常に言及し、メディアの偽善者連中に滅多に手加減しないので、繰り返すが、彼は悪人だ。

 どれだけ酷いか見るには「事実を著しく歪曲し、操作し、特に選挙期間中、市民社会、亡命希望者、ロシアの少数民族、性的少数派、そして[欧州連合]とその加盟国における民主的機関の機能を繰り返し一貫して標的にしてきた」かどでロシアトゥデイとスプートニクを非難する、FBIがひらめきを与えたEU通知をお読み願いたい。アメリカ海兵隊が彼らを絶滅させていた時「サルのような」の日本人やベトナム人を人間として扱っていたと同じくらい我々にとってそれら報道機関は有害なので、ウルスラ・フォン・デア・ライエンのような選挙で選ばれていない戦争屋や道徳的に問題を抱えた彼女の手下だけが、真実を、真実全体を、真実だけを吐き出すと教えるため存在している現代のエドワード・バーネイズたるGoogle検索エンジンによって我々の脆弱な心は保護されなければならない。

 ジョン・ピルジャーは現在80代なので、彼がすぐにも派遣されるゼレンスキー帝国や反政府勢力が支配するシリアに迷い込まない限りは許される。だがゴンザロ・リラやジュリアン・アサンジやゲーリー・ウェッブやアリーナ・リップのように、ジェフリー・エプスタインや、MI6工作員エゼレンスキーや、バイデン家や、オバマ家やクリントン家やアメリカの他の組織犯罪一家について真実を理解するかもしれないより若い人々は誰であれロシア・プロパガンダを受け売りするかどで災いが起きるだろう。彼らは広島、長崎、ロシアルーレットをしており、無数の死体が証明する通り、真実を語るNATOに包囲された人々は必ずまずい結果になる。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/08/06/hiroshima-nagasaki-russian-roulette/

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 Alex Christoforou ヌーランド、ニジェール訪問。

Nuland visits Niger. Elensky, Black Sea war. FT, don't let Ukraine into EU. Putin sick, again. 35:45

  軍政トップのチアニ将軍との対面や、拘束中のバズム氏の解放は実現しなかった。

 植草一秀の『知られざる真実』

リニア抑止川勝知事の支援重要

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

論評紹介@フィッチの米国債格下げ(AAAからAA+)は間違いではなかった – むしろ、遅すぎる状況だ、Aフィッチの格下げ主導にS&Pとムーディーズも追随するのか―米国は軽率で持続不可能な財政路線を歩んでおり、それに対処するために目立った措置は何も講じられていない

 日刊IWJガイド

「新型コロナに感染した岩上安身の回復が遅れ、本日収録予定の岩上安身による桃山学院大学・松村昌廣教授インタビューは延期となりました」

【第1弾! ロシアが声を強める!! ロシア外務省のザハロワ報道官が、ウクライナの国家ぐるみの臓器闇取引を糾弾!】ロシア外務省のザハロワ報道官が、ウクライナ紛争で拡大した臓器闇取引にウクライナ政府が関与していると糾弾! NATO加盟国による移植医療用冷蔵ワゴン車提供の場には、臓器売買の「個人事業者」もいた証拠があると指摘! 日本を始め、西側のマスメディアは沈黙してスルー!(『ロシースカヤ・ガゼータ』、2023年8月7日)

【第2弾!「自由ロシア軍」の幹部イリヤ・ポノマリョフ氏らが、日本の議員会館で「第7回ポストロシア自由な民族フォーラム」を開催したことに、ロシア外務省が日本政府に正式抗議!】「自由ロシア軍」の幹部イリヤ・ポノマリョフ氏らが議員会館で「第7回ポストロシア自由な民族フォーラム」を開催したことに対し、ロシア外務省は「フォーラムの所属メンバーはロシアのテロリスト名簿に記載されている」と指摘!「岸田政権はまさにテロリスト的レトリックとロシアに対する憎悪イデオロギーをあからさまに支援している」と抗議!!(『駐日ロシア連邦大使館のテレグラム』、2023年8月8日)

2023年8月 9日 (水)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/780.html
[戦争b24] ヒロシマ原爆の日に、米国の責任を責めない日本(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1865.html

ヒロシマ原爆の日に、米国の責任を責めない日本

<記事原文 寺島先生推薦>

Japan ignores US role on Hiroshima bombing anniversary
https://www.rt.com/news/580913-hiroshima-anniversary-us-nuclear/

出典:RT
2023年8月6日

<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2023年8月10日

2023年8月6日、広島市の平和記念公園で原爆死没者名簿を安置する松井一實広島市長(右)と遺族代表ら ©AFP / 時事通信

 日本政府は「ロシアによる核の脅威」を強調し、1945年にヒロシマを破壊した責任のある国を非難しない方向を選択


 日本当局は、78年目のヒロシマ原爆の日での声明で、その悲劇の責任者である米国を名指しで非難しなかった。米国政府が歴史上唯一、2度の核兵器使用を実行国であるにもかかわらず、日本政府が槍玉にあげたのは、「核の脅威」をもたらすとされるロシアだった。

 岸田文雄首相は日曜日(8月6日)の演説で、「日本は唯一の戦争被爆国として、核のない世界に向けた努力を続けます」と述べた。そして、そのような世界への道は「核軍縮をめぐる国際社会での深まる亀裂とロシアの核の脅威により、ますます困難になっています」と付け加えた。

 「核兵器によりヒロシマとナガサキにもたらされた悲劇は二度と繰り返されるべきではありません」としながらも、同首相はこの攻撃に責任のある張本人を名指しすることは避けた。

 米海軍の爆撃機がヒロシマ上空に原爆を投下したのは、1945年8月6日のことで、12万6千人もの人々が亡くなったが、そのほとんどは一般市民だった。もうひとつの原爆が長崎上空に落とされたのは8月9日のことで、8万人もの人々が亡くなり、そのほとんど全てが一般市民だった。日本が連合国に降伏したのはその1週間後で、それにより第二次世界大戦は終結を迎えた。


READ MORE:Security chief explains why Ukraine can’t produce nuclear weapons

 日曜日の演説において、広島の松井一實市長も、爆撃の実行者を名指しすることは避けた。松井市長が世界各国の指導者たちに呼びかけたのは、「一部の為政者らが主張している核の脅威」の「現実と向き合う」ことだった。これもまた、明らかにロシアを指した発言だった。

 国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、「一発の原爆がヒロシマを焼き尽くしました」という声明を出したが、誰がその爆弾を落としたかについては触れなかった。「そして見境なく再び核兵器で威嚇し、核兵器により敵を全滅させる、と脅している国々があります」とも付け加えたが、それ以上は踏み込まなかった。


 日本は米国から原爆を落とされた後に、米軍に領土を占領されて以来ずっと、米国の同盟国である。その後米国は日本の憲法も起草した。岸田首相はロシア政府に対して制裁を課し、他のG7諸国とともに「無責任に核兵器使用をほのめか」し、「軍縮体制を弱体化している」として、ロシア政府を非難してきた。

 「米国やその同盟諸国や友好諸国の極めて重要な利益を守るために」、核による先制攻撃を容認している米国の核戦略とは異なり、ロシアの核戦略において、原子力兵器の使用が容認されるのは、ロシア領内が核による先制攻撃を受けた場合や、ロシア国家が核兵器または通常兵器により存亡の危機に置かれた場合に制限されている。

 ウクライナによるロシア領内にある原子力発電所への度重なる攻撃を引き合いに出し、ロシア政府は先月、「核テロ」の実行を可能にしているとして、西側諸国を非難した。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/782.html
[日政U2] 戦争板リンク:ヒロシマ原爆の日に、米国の責任を責めない日本(寺島メソッド翻訳NEWS)
ヒロシマ原爆の日に、米国の責任を責めない日本(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/782.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/784.html
[国際33] まずモスクワを目指し、それから北京をとる(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/08/10/no-1879-%e3%81%be%e3%81%9a%e3%83%a2%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%af%e3%82%92%e7%9b%ae%e6%8c%87%e3%81%97%e3%80%81%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%8c%97%e4%ba%ac%e3%82%92%e3%81%a8%e3%82%8b/


No. 1879 まずモスクワを目指し、それから北京をとる

投稿日時: 2023年8月10日

First We Go for Moscow, Then We Take Beijing

by Pepe Escobar

サンクトペテルブルクでの3つの介入は、搾取的な新植民地主義からついに脱却しようとする全アフリカ的な動きを要約している。

グローバル・マジョリティ(世界の大多数)は、帝国主義的な外交政策を担当する狂信的で認知不調和のストラウス派に対抗するために、2つの異なる道を自由に選ぶことができる。彼らを容赦なく嘲笑するか、新しい多極の現実に向かう長く曲がりくねった道で一生懸命取り組むかだ。

サンクトペテルブルクで開催されたロシア・アフリカ首脳会議では、その驚くべき幅広さとスコープは、公式宣言{1}や、ロシアが少なくとも230億ドルのアフリカ債務を帳消しにするという主要な事実、そしてプーチン大統領がアフリカに対してG20と国際連合安全保障理事会への参加を呼びかけたことなど(「この歴史的な不正義を正す時が来た」)、現実が強く反映された。

サンクトペテルブルクで行われた3つの介入は、搾取的な新植民地主義からついに脱却しようとする全アフリカの動きを要約したものである。

エリトリアのイサイアス・アフウェルキ大統領:

彼らはお金を印刷している。何も作っていない、ただお金を刷っているのだ。これは世界的な彼らの武器のひとつである。通貨システムだ。ここを制裁、あそこも制裁……私たちは世界的に新しい金融アーキテクチャが必要だ。

ブルキナファソのイブラヒム・トラオレ大統領は、復興するグローバルサウスの顔であり、世界最年少の指導者である:

反乱しない奴隷は同情に値しない。アフリカ連合(AU)は、自身の傀儡政権に抵抗することを決意したアフリカ人を非難するのを止めるべきだ。

ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領:

新植民地主義と植民地主義の一つの側面は、アフリカが原材料、コーヒーのような農作物、鉱物などを生産することに限定されていたことだった。この問題がアフリカ経済が停滞している最大の要因であり、付加価値は他の国々に持ち去られるため成長しないのである。だから、私がロシアと中国に提案したいのは、アフリカからの原材料の輸入を政策として抑制し、その代わりにアフリカ人と協力して原産地で付加価値をつけることだ。

一言で言えば、全アフリカは、欧米からの “承認 “を待つことなく、独自のブランドや付加価値のある製品を全力で生み出すべきだということである。

南アフリカのドラマ

南アフリカの場合は非常に複雑である。いつもの容疑者たちから極度の圧力を受けており、プレトリアはすでにプーチンのBRICSサミット出席に関連した西側の集団的ヒステリーに屈し、ラブロフ外相とプーチンは物理的に参加せず、テレビ会議で行うことで決着していた。

その後、サンクトペテルブルクでのプーチンとの個人的な会議で、シリル・ラマポーザ大統領は全てのアフリカの指導者の代表として発言し、ロシアからの無償の穀物提供に感謝しつつも、「贈り物を受け取るために来たのではない。アフリカは穀物取引の復活を提案する」と強調した。

言い換えると、これはアフリカのいくつかの国に提供された無料の穀物についてではない。これは、プレトリアが取引で利益を得たいと望んでいるということであり、これによってグローバリストのオリガルヒと属国のキエフが特典を得ることになる。

これをロシアの立場と比較してみよう。プーチンは再びはっきりとこう言った。「我々の要求を満たせば、穀物取引に戻る。その間ロシアは以前のように小麦生産のリーダーであり続ける。そして世界市場で価格が上昇し続ける一方で、モスクワはアフリカの最貧国と収入を分かち合うだろう。」

BRICS内部の緊張は痛いほど現実的であり、今回のケースが示すように最も弱いノードから生じている。狡猾な美辞麗句を並べ立てても、実際にはインドとブラジルはBRICS+がゆっくり進むことを望んでいると、事務方がオフレコで述べている。

BRICS+に加盟しようと躍起になっている40カ国以上のうち、アルゼンチン(基本的にIMFの融資を受けたので、今後もIMFの融資を受け続けることができる)とは異なり、インドネシアとサウジアラビアはBRICS+の第一段階で受け入れられる可能性が高い。

現実はゆっくりとしたアプローチを指示している。ブラジルは、「バイデン・コンボ」による極度の圧力にさらされているため、最低限の余裕しかない。そしてインドは、正式加盟の前に、まず加盟希望国に「オブザーバー」の地位を与えることを提案している。上海協力機構(SCO)によく似ており、最近のサミットはインドがオンラインで開催することを決定した。理由は簡単だ。インドが中国と同じテーブルに着きたくなかったからだ。

心配なのは、BRICSもSCOも、現実的で膨大な作業スケジュールが内部のいさかいと外国からの干渉という有害な組み合わせによって遅々として進まないことである。しかし、ロシアと中国の戦略的パートナーシップはそれを予期していたはずで、事態への備えはとられている。

基本的に、より広範な議論が加速される一方で、マイナーなパートナーが行動を起こす(あるいは起こさないかも)。はっきりしているのは、例えば、インドネシア、イラン、サウジアラビアがBRICS+に加盟する可能性がある場合、内部のパワーバランスは即座に変化し、弱い国は必然的に追いつかなければならなくなるということだ。

救いの手を差し伸べるEAEU

サンクトペテルブルクはまた、進化する多国間組織戦線において重要なことを示した。それは、ユーラシア経済連合(EAEU)の新たな重要性である。EAEUは中央アジアだけでなく、東南アジア(インドネシアとの自由貿易協定が間近に迫っている)、アフリカ、そして極めつけは北朝鮮へと急速に拡大している。これは、ショイグ国防相が平壌でロックスター級の歓迎を受けた際に詳細に議論がなされた。

すべては次のようなロードマップになっている:EAEUが先頭に立ち、中国のBRI(北京で10月に重要なフォーラムが行われる予定)と並行して進み、BRICS+とSCOの行き詰まりが解決されるまで続く。

ユーラシア統合の構築が不可能なBRICSメンバーの中で、中国と深刻な問題を抱えているのはインドだけである(アフリカ、西アジア、中央アジアでの影響力をめぐる対立も含まれる)。

同時に、インドに影響力を行使できるBRICS加盟国はロシアだけである。

これは時代を超えた挑戦である。しかし、モスクワには国際関係の新たな新興システム全体を規制する可能性と能力がある。実際、新しい世界システムを実現するタイミングは、2025年から2030年の間にある。

したがって、ロシアとインドの関係がBRICS+の扉を完全に開ける鍵になることは間違いないだろう。問題は、ロスネフチを介したインドへのロシア産石油供給路の確立、アフガニスタン問題の解決(モスクワが北京とニューデリーを同調させる役割を果たす)、SCOの中でより強力な存在感を示すこと、3ヶ国の国防省による安全保障に関する協議を緊密にすること、ロシアとアフリカのプロセスに中国とインドのオブザーバーを加えることなどであり、これらすべてをプーチン自身が細部まで管理することだ。

中国とインドの競争がすでに大きな問題になっているとすれば、2030年以降はさらに複雑になると予想される。つまり、ロシアは歴史的・文化的に根源的な使命に直面している。これはヒマラヤ山脈をはるかに超える。それは中国とインドの競争の弧全体に及ぶ。

冷酷な子猫に電話することもお忘れなく

EAEU経済委員会の統合・マクロ経済担当大臣であるセルゲイ・グラジエフによるBRICS関連の分析は、いつも非常に勉強になる。

グラジエフは2つの主要なインタビューで、BRICSの各国通貨だけでなく、商品バスケットをベースとした「制裁を受けない」BRICSのデジタル口座単位が議論されていることを確認した{2}。

また彼は、「われわれは」新システムを設計・確立するためのBRICS内部グループの設立に取り組んでいることも確認した(ちなみに、EAEU内のこうした議論ははるかに進んでいる)。

グラジエフによれば、SWIFT以外の支払いシステムは、国営のデジタル通貨のネットワークを通じて設立される可能性がある。これは、民間の投機家だけによって支えられる暗号通貨とは異なるものなので混同しないように。

グラジエフはまた、デジタル・ルーブルの採用を力強く支持している。彼は、これがブロックチェーン取引を追跡し、資金の意図しない使途(つまり投機的市場への転用など)を防ぐ方法だと主張している。

大きな課題は別として、EAEUとBRICS+が国際法を遵守し、巨大な帝国の隘路を回避できる決済システムをゆっくりと、しかし確実に構築していくことが今後の最適な道筋である。BRICSの新通貨は後回しでいい。重要なのは、新システムのインフラが構築されるにつれ、多くの相互接続が進化していくことである。

そして、再び北朝鮮の話になる。

ショイグ訪朝は事実上、北朝鮮がユーラシアの巨大な統合/開発/相互安全保障プロセスにおいて、ロシアと中国の戦略的パートナーシップに完全に合致する道を開いた。

ああ、「何もかもが終わった後」の歴史の皮肉だ。ロシアと中国が北東アジアと極東における主要な同盟国を再活性化させたときに、実際米国は、核戦力、弾道ミサイル、超生産的な産業軍事複合体を備えた信頼できる軍事力としてのNATOを破壊するよう、罠にはめられたのかもしれない。

だからストラウス系ネオコンのサイコパスたちは勝ち目のない永遠の戦争を、狂暴なハイエナのポーランドとバルト海のチワワにまで拡大しようとしているのか?まずモスクワに行き、それから北京に行くというように?どうぞご自由に。だがその前にグローバルサウスのパワーハウスである北朝鮮に必ず電話をかけてほしい。冷酷な子猫、金正恩の妹の金与正が喜ぶだろう。

Links:

{1} http://en.kremlin.ru/supplement/5972

{2} https://ural.tsargrad.tv/articles/rossii-postavili-diagnoz-glazev-zametil-trevozhnyj-simptom-2_828612

https://strategic-culture.org/news/2023/07/30/first-we-go-for-moscow-then-we-take-beijing/
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/333.html
[国際33] 日本はアフリカへの影響力競争では勝てないとの専門家による分析(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1866.html

日本はアフリカへの影響力競争では勝てないとの専門家による分析

<記事原文 寺島先生推薦>

Japan cannot compete for influence in Africa, analyst tells RT
https://www.rt.com/africa/580751-japan-competes-africa-influence-/

出典:RT
2023年8月3日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2023年8月10日

 日本は「アジアの米国」であり、「人民の自由という点においては歴史上ずっと間違った立場に」立ち続けてきた、とジャッキー・シャンドゥ氏はRTの取材に応答

2023年8月1日、プレトリアでの国際関係協力局での会議に到着時、南アフリカ共和国のナレディ・パンドール外務大臣(右)と握手を交わす日本の林芳正外務大臣(左)© PHILL MAGAKOE / AFP


 日本や西側諸国は、アフリカ諸国の中国に対する感情を動揺させようとしているが、アフリカに対する影響力競走に「勝機はない」と独立系の分析家であるジャッキー・ジャンドゥ氏がRTの取材に答えた。

 シャンドゥ氏のこの発言は、日本の林芳正外務大臣と英国のジェームズ・クレバリー外務大臣による今週のアフリカ訪問について述べたものであったが、これらの外務大臣のアフリカ訪問は、サンクトペテルブルクでのロシア・アフリカ首脳会議を受けてのものだった。

 英国の外務大臣はアフリカ3カ国訪問を、月曜日(7月31日)のガーナとナイジェリア訪問から開始し、火曜日のザンビア訪問で幕を閉じることになっている。

 英国によると、クレバリー外務大臣の訪問の目的は、「将来を焦点に置いた双方向で利益が得られる」アフリカ諸国との友好関係の強化のためだというが、国営放送であるBBCは、この訪問は、ロシアと中国の影響力の増大に対抗するためだ、と報じた。

 ナイジェリア最大の都市ラゴスでの火曜日(8月1日)の演説において、クレバリー外務大臣は、世界中で何百万もの人々が食べ物を得ようと苦しんでいる中で、「食糧をわざと燃やす」という「新たな体たらく」を見せたとして、ロシアを非難した。

 同外務大臣によると、英国はアフリカ諸国が「この先の国際社会上の秩序」を決める際に、決定的な役割を担っていることを認識しているとし、そのことこそが英国が、「以前からの古い友情を再確認して、新たな友情を築く」理由だ、とした。

 いっぽう、クレバリー外務大臣と歩を同じくしている日本の外務大臣がアフリカ諸国訪問を始めたのは、火曜日のことで、訪問国はロシアにとっての主要な友好諸国である、南アフリカ共和国、ウガンダ、エチオピアで、その目的は、貿易、投資、エネルギー面での双方向の協力体制の強化のためだった。

  アフリカ開発銀行のウェブサイトに最近載った報告書によると、日本が外国諸国に対して直接投資している2兆ドル(約287兆円)のうち、アフリカ諸国への投資はたったの0.003%にすぎない、という。さらにその報告書によると、アフリカ諸国と日本の輸出入は、総輸出入の2%にも満たないままだ、という。

READ MORE: US evacuates embassy staff from Niger

  水曜日(8月2日)のRTの取材に対し、シャンドゥ氏は、アフリカ諸国への投資という点において、日本が中国と競争するのは不可能だ、と主張した。

 「中国は長年アフリカ諸国と行き来し」、多額の出資をしてきた、と同氏は述べ、アフリカにおける中国の経済上の影響力や中国に対する各国の捉え方を変換させる件に関して、日本に「勝機はない」とも付け加えた。

 「概して日本が同盟関係を結んできたのは、アフリカの敵勢力やアフリカを抑圧しようとしてきた勢力です。日本は、アフリカを貧困で搾取され発展途上のままの状態に留めようと必死につとめている人々や国々と繋がってきたのです」

 シャンドゥ氏は日本を「アジアの米国」と評し、日本は「人民の自由という点においては、歴史上ずっと間違った立場に立ち続けてきた」と述べた。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/336.html
[日政U2] 国際版リンク:日本はアフリカへの影響力競争では勝てないとの専門家による分析(寺島メソッド翻訳NEWS)
日本はアフリカへの影響力競争では勝てないとの専門家による分析(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/336.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/785.html
[国際33] 日本はアフリカへの影響力競争では勝てないとの専門家による分析(寺島メソッド翻訳NEWS) HIMAZIN
3. HIMAZIN[3729] SElNQVpJTg 2023年8月10日 22:40:45 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[50]
>>2

もっと悪い「アジアのウクライナ」じゃないかな。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/336.html#c3

[カルト46] タマ、中国軍、日本の最高防衛機密をハック。お行儀は悪いが米軍も世界中でやっている事で、分かる事は日本は中国とは戦う土俵… ポスト米英時代
1. HIMAZIN[3730] SElNQVpJTg 2023年8月11日 07:45:44 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[51]
まずは占領国の調教から脱することかな。
http://www.asyura2.com/23/cult46/msg/423.html#c1
[戦争b24] ニジェール支配者と話したいワシントンの「政権転覆カレン」ビクトリア・ヌーランド(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-0b1e6d.html

ニジェール支配者と話したいワシントンの「政権転覆カレン」ビクトリア・ヌーランド

2023年8月9日
RT

 2014年のウクライナ・クーデターの黒幕として有名なこの特命使節の選択の背後にある考え方は、これ以上明確でありえない。

 ニジェール支配者と話したいワシントンの「政権転覆カレン」ビクトリア・ヌーランド

 新軍事政権によってフランスはニジェールから追い出され、その延長でアメリカの権益も危険にさらされている。アメリカがニジェール兵士を訓練する資金を出せば、ロシアと中国が利益を得るなど一体誰が考えただろう? どうやらアメリカ国務省ではない。

 ビクトリア・ヌーランドが登場し担当者と話したいと要求。公式にアメリカ国務副長官代行のヌーランドは、肩書きを「政権転覆屋カレン」に本当に変えるべきだ。現代の用語で「カレン」は「特権を使って自分の道を歩み、他人の行動に口を出す」中年白人女性だ。このカレン連中は大型店舗の顧客サービス部に、マネージャー、この場合は現在ニジェールを担当している軍指導者と話したいと要求することがよくある。

 ヌーランドはニジェールに到着し追放された大統領と話したいと要求したが、その機会を拒否された。代わりに、彼女はクーデター指導者の一人、フォート・ベニングとワシントンの国防大学で訓練を受けただけでなく、ほんの数週間前にニジェールのアメリカ無人機基地で、アフリカにおけるアメリカ特殊作戦司令官ジョナサン・ブラガ中将と一緒に写真を撮られた新陸軍参謀総長ムーサ・サラオウ・バルム准将と会えた。

 月曜日、国務省の電話会議で、ヌーランドは「民主的秩序への挑戦に責任がある人々と率直に話したかったので」ニジェールにいると述べた。しかし実際は海外旅行は必要ではなかった。彼女は家にいてスタッフ会議を招集できたはずだ。自らこの混乱状態を招いたのだ。

 2021年に国防総省は、合同訓練演習について「合同迫撃砲訓練の利点は二つある。ニジェール兵士が具体的能力を得られるのと同時に、アメリカとニジェール軍の提携強化だ」と述べた。これら全ての能力は、アメリカと同盟関係にあるフランスを追い出す上で役に立ったようだ。

 「我々は、この作戦の自称司令官であるバルムー将軍と、彼を支持する三人の大佐と会った。」とヌーランドは言った。「これらの会話は非常に率直で、時に非常に困難だったと思う。なぜなら、私たちは交渉による解決を推進していたためだ。」ワシントンが足場を失い、爆弾を投下し始めるには弱すぎるか不安定な立場にあり、優位を取り戻すため時間を稼ぐ必要がある時には、和平と交渉が突然テーブルに出現するのは興味深い。2014年と2015年のロシア-ウクライナ・ミンスク合意は、欧米同盟諸国がロシアの玄関口でウクライナ・ネオナチを訓練し、武器を供給するために、モスクワに対してキーウをよりよく武装させるための口実として和平を利用していた。ヌーランドは、ワシントンの優先事項をそれほど微妙にほのめかさず「最初にニジェール市民社会の幅広い断面と同席する機会を得た」と述べ、彼らを「アメリカの長年の友人」と表現した。言い換えれば、アメリカの権益を守るために、ニジェール国内の代理人を強化するのだ。

 ワシントンと政権転覆カレンは、ここで臆面もない仕切りたがり屋だ。不思議なことに爆破されたヨーロッパの安価なロシア・ガスのノルド・ストリーム・パイプラインで長い間ヌーランドは頭がいっぱいだった。彼女は2014年にウクライナで見られ、反政府抗議行動参加者にクッキーを配り、政権交代後のウクライナ野党指導者の潜在的な役割について話し合っている様子を捕らえられた。その録音は漏洩され、アメリカに友好的な傀儡を据えた後、キーウに対するワシントンの狙いと完全には一致しないのに、アメリカ同盟諸国と国際法をどれほど大切にしているかヌーランドは表明している。「だから、これをまとめるのを手伝い、国連にそれをまとめるのを手伝わせるのは良いことだと思う。クソ食らえEU」とヌーランドは駐ウクライナ米国大使ジェフリー・パイアットに語った。

 今年初めの上院公聴会での「ロシアのウクライナ侵略とその先」で、隣国ベラルーシに干渉せずにはいられないと述べ、アメリカは「ベラルーシ反政府派と集中的に協力している」とヌーランドは強調した。政権交代カレンは、あらゆることをかぎつける勘を持っている。彼女の夫ロバート・ケーガンは国務省ウェブサイトが「NATO拡大」の専門家だと説明する著名ネオコン介入主義者なので、家族内で遺伝しているようだ。彼はワシントンの狙いに従わない国々に対する終わりのないアメリカ政権転覆戦争の青写真を設定するシンクタンク新アメリカ世紀プロジェクト(PNAC)も共同設立した。

 ニジェールでのアメリカの思惑には、ウクライナでそうだったように、ワシントンが好きなように行き来できるよう、国の資源を搾取したり、地政学的敵に対する作戦の緩衝装置として利用したりできるようになるまでドアの鍵を開けたままにしておくことが含まれる。これはリビアでのベンガジ大失敗後、アフリカ作戦のためCIAがニジェールに無人機基地を設置し、その後ワシントンがそこで足場を失った理由を説明する。リビアがすぐ隣にあるのは偶然ではないだろう。

 ニジェール軍がアメリカが資金提供する訓練を受け、それを利用して、欧米の干渉と認識するものから身を守り始めるとはワシントンは明らかに予想していなかったようだ。彼らが、その後ワシントンの戦争で戦うため利用され、搾取されるためにアメリカに訓練される通常の道をたどらなかったことに政権転覆カレンは腹を立てているようだ。

 ニジェールでのこの影響の中、もしヌーランドと同僚に内省する可能性が少しであれば、欧米が支援しているアゾフ・ネオナチも、いつの日か恩人の利益を裏切り、自分たちの利益を守ると決定した場合、何が起きるか考え始めたいかもしれない。その場合、金を取り戻すか、マネージャーを見つられるよう幸運を祈る。彼はおそらく名札をつけていないはずだ。おそらく、ナチスの入れ墨だけかも知れない。

rachelmarsden.com

 レイチェル・マースデンはコラムニスト、政治戦略家で、フランス語と英語で独自に制作されるトーク番組司会者。

 このコラムで表明される声明、見解、意見は著者のもので、必ずしもRTの声明、見解、意見を表すものではない。

 記事原文のurl:https://www.rt.com/africa/581045-nuland-regime-change-niger/

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 Niger状況にかんするBen Norton解説

Niger DESTROYS Victoria Nuland's Plot to Return Africa to France w/ Ben Norton 30:48

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

岸田政権、内閣長期化望むなら、即刻マイナ中止を宣言することだ。時事世論調査「内閣支持26.6%、過去最低水準 マイナ対応、7割評価せず」―自民党にとって、マイナ実施は不可欠な政策課題ではない。世論反対の中何故中止の決断ができないかむしろ不思議だ。

 日刊IWJガイド

「ウクライナの『反転攻勢』が手詰まりになり、ポーランドが『ウクライナ西部占領の下心』を表にあらわす!?」

はじめに〜ポーランド参戦!? ウクライナ紛争は2国間紛争の段階を越えて多国間紛争の段階へ!? ウクライナの「反転攻勢」が手詰まりになり、ポーランドが「ウクライナ西部を占領するという下心」をついに表にあらわす!? ロシア外務省報道官は、ポーランドを煽る米国に対し、米国は「ポーランドが(ロシアに)攻撃される脅威を誇張し、(虚構の)シナリオを作り上げている」と非難! プーチン大統領は「これは非常に危険なゲーム」、「ポーランドの(旧ナチス・ドイツ領である)西部の土地がスターリンからの贈り物だったことをワルシャワの友人たちは思い出すべきだ」と発言!

2023年8月11日 (金)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/783.html
[国際33] オーストリアの元外務大臣、脅迫を受けロシアの小さな村へ移住 幽季 茶良
2. HIMAZIN[3731] SElNQVpJTg 2023年8月11日 11:57:30 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[52]
西側の自由と民主主義の化けの皮がどんどん剥がれていく。
西側は他国を説教する傲慢さを改め、真に多種多様な価値観を受け止めていく謙虚さを身につけないといけないけど、現状見るに自浄作用は期待できない。
なればこそ、国民が目覚めないと駄目だが、某天皇カルト国を見るにつけほぼ絶望的なのが辛い。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/341.html#c2
[戦争b24] ヒロシマ原爆の日に、米国の責任を責めない日本(寺島メソッド翻訳NEWS) HIMAZIN
9. HIMAZIN[3732] SElNQVpJTg 2023年8月11日 21:33:41 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[53]
思考停止したい阿呆、思考停止させたい工作員はこの話を蒸し返してほしくない。戦後日本の支配体制が根幹から崩れるから。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/782.html#c9
[戦争b24] ニジェール支配者と話したいワシントンの「政権転覆カレン」ビクトリア・ヌーランド(マスコミに載らない海外記事) HIMAZIN
3. HIMAZIN[3733] SElNQVpJTg 2023年8月11日 22:01:25 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[54]
>>2

妄想でないのなら情報源を示してくださいな。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/783.html#c3

[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
170. HIMAZIN[3734] SElNQVpJTg 2023年8月11日 22:08:57 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[55]
>>168

>「強者には媚びへつらう」

ネット上でも社会は重層的ですからねえ。
普段アメリカの横暴を声高に批判していても、掲示板における特定投稿者の横暴は見ないふりというのは言動が一貫していないですよね。
しかも、これまでの当人の言動を振り返ると、この件を問い質しても無視して必死にスピンするでしょう。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c170

[戦争b24] ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1873.html

ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット

<記事原文 寺島先生推薦>

Hiroshima, Nagasaki, Russian Roulette
https://strategic-culture.org/news/2023/08/06/hiroshima-nagasaki-russian-roulette/

筆者:デクラン・ヘイズ(Declan Hayes)
出典:ストラテジック・カルチャー・ファンデーション(Strategic Culture Foundation) 2023年8月6日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>   2023年8月12日


訳註:『ヒロシマ・ナガサキ・ロシアンルーレット』は、アイルランドの音楽バンド「ムービング・ハーツ」の1982年のアルバム収録曲。歌詞は大国の勝手な都合で投下された原爆を批判するもの。「ロシアンルーレット」は、回転式拳銃に1発だけ実包を装填し、適当にシリンダーを回転させてから自分の頭に向け引き金を引くゲーム。(ウィキペディア)
動画は(クリスティ・ムーアによるカバー)こちら。
歌詞はこちら。


「米国による太平洋戦争は、日本降伏前も降伏後も、人種差別的な殲滅戦争だった。」―デクラン・ヘイズ

 1945年3月9日と10日の、米国による東京大空襲は軍事史における唯一無二の最も破壊的な空襲だった。10万人以上が亡くなり、100万人以上が家を失った。北ベトナムやラオスやカンボジアでの米国による絨毯爆撃計画と並び、東京大空襲は人類史上最も凄惨な戦争犯罪のひとつであり続けている。大日本帝国が当時すでに死に体であったという理由も含めて。

 神風特攻隊の最後の隊員らが、米軍が日本本土に攻め込むのを撃退しようと準備をしていた1945年8月初旬、日本政府は必死に泥沼から這い出す道筋を模索していた。ソ連赤軍が満州に間もなく南下することが分かっていた日本政府は、当時が非常に重要な時期であると承知していた。 米国が無防備な女性や子どもたちたちを強姦し屠殺することを止めさせる方策を考えないといけなかったからだ。米軍はグアムやサイパンや沖縄で同じようなことをしてきたのだ。

 日本人は、米国が日本の降伏を受け入れてくれない理由が分からず途方に暮れていたのだが、その答えはすぐに明らかになった。その答えは、2つのキノコ雲として示された。そのキノコ雲のひとつは広島、もうひとつは日いづる国のキリスト教の中心地、長崎で浮かんだ。これらの2つの戦争犯罪に続いて、かつては強力だったが大きく力を失っていた日本の関東軍の元占領地を、赤軍が蹂躙した。

 マッカーサー元帥が戦艦ミズーリ号で日本の敗北をほくそ笑む中、米国人は日本や環太平洋地域だけではなく、韓国やフィリピン、台湾も植民地化し、その後東南アジアに目を向け、そこからオランダと特にフランスを追い出そうとしていた。ナガサキとヒロシマでのふたつの戦争犯罪を実行した目的は、ソ連にアジア全域は米国の軍靴のもとに下ったことを伝えるためだった。それはヤルタ条約などの取り決めに反することであった。その取り決めでは、米国だけがアジア全域を支配することにはなっていなかったからだ。

 米国による太平洋戦争は、日本降伏前も降伏後も、人種差別的な殲滅戦争だった。 米英の報道機関、著名なところでいうと、ロサンゼルス・タイムズ紙、ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーカー紙、リーダーズ・ダイジェスト誌、タイム誌、ライフ誌などの報道機関が、敵国日本を劣等人間として報じ、根絶するしかない猿人として書き立てた。そのような宣伝行動を背に受けて、米国海兵隊 (USMC)が、猿狩りに繰り出したのだ。米国海兵隊は、たいてい捕虜を拿捕しなかった。英国のパーシバル中将がシンガポールで覇気のない降伏を見せた時も、その行為は武装した猿の仕業とされ、絶望的に数が劣る敵国兵士(日本軍)が、なんとか生き残ろうとして最も実用的な作戦を取った尊敬に値する行為だったとは報じなかった。

 米国の「最も偉大な世代*」の一片にあたる海兵隊が、日本人戦死者の死体を記念品にしたり、病院船を攻撃して沈めたり、捕虜を撃ち、虐待し、処刑したのだ。海兵隊員らは、死人からも生きた人間からも金歯を集め、捕虜にも、自分たちが殺した死体にも、放尿した。手持ち無沙汰なときには、日本人捕虜たちの骨で小さな記念品を彫って、自宅や愛するものたちに送った。ルーズベルト大統領は、日本人軍人の骨で作った手紙切りナイフをもらったが、それを送り主に送り返した。もちろんその骨の正当な所有者に送り返したのではない。大統領のただの自分の都合のためだけだった。
*第二次世界時に、中心となって米国を支えていた世代の尊称

 第二次世界大戦時、太平洋戦線で分別のある行動がとられることは稀だったが、皮肉にも、人種差別的者として名高いチャールズ・A・リンドバーグ・ジュニア大佐がその惨状に一家言を発した。同大佐は、米国で最も偉大な軍が恒常的に犯していた残虐行為に警鐘を鳴らした。米国が太平洋戦線で日本人に対して見せた扱いについて目にしたり、聞いたりした話に押されて、この飛行士は苦言を呈した。同大佐の感情は、以下の日記の記述に集約されている。「我が軍の兵たちがジャップの捕虜を虐待することは自由に認められていた。しかもその虐待の仕方は、当時ジャップが見せていたのと同じくらい残忍で野蛮なものだった。我が軍の兵たちは日本人捕虜や降伏しようとしている兵を射殺することを何とも思っていない。兵たちはジャップを動物に対するよりも軽く考えた扱いをし、そんな行為は、ほぼ皆から大目に見られている。我が国は文明化のために戦っていると主張しているが、太平洋戦線で私が多くのことを目にすればするほど、我が国が文明化のために戦っているという主張が、正当なものに思えなくなってくる」。リンドバーグが太平洋戦線を後にしハワイの税関に到着した際に尋ねられたのは、荷物の中に日本人の骨がないのか、ということだった。当時その質問は、決まり文句のようになっていた。

 『ペリリュー・沖縄戦記』の著者であるユージーン・B・スレッジは、従軍仲間らが敵兵の死体から金歯を集めていたことについて記していた。沖縄でスレッジが目撃したのは、 米国で「最も偉大で気のいい世代」に属していたひとりである海兵隊士官が、日本人の死体の上に立って、その口に向かって放尿したことだった。

 太平洋戦争時に従軍記者だったエドガー・L・ジョーンズが、1946年2月の月刊アトランティク誌の取材で語ってくれた内容が、おそらくもっとも分かりやすいものだろう。「一般市民からみて、我が国の戦争はどんな種類のものだったと考えられるでしょうか?冷酷にも捕虜を射殺し、病院船を破壊し、救助船を機銃掃射し、敵の市民を殺し酷く扱い、敵の負傷兵を殺し、瀕死の兵士を穴に投げ込んで殺し、太平洋で敵兵の頭蓋骨についた肉を焼き払い、その骨で愛するものたちのための食卓の飾りを作ったり、日本兵の骨を彫って手紙切りナイフを作ったりした。」

 チャーチル首相とマッカーサー元帥は、配下の兵たちに、降伏しようとしている日本兵を即座に処刑するよう命じた。さらに2人は、京都の耳塚の噂話を広めた。この耳塚は、1598年の朝鮮出兵の後で、現地で切り落として回収した4万の耳や鼻を祀ったとされているものだ。京都は、日本の宮廷文化を保存したいという米軍の指導者らの人道主義的な欲望が幾分かあったため、東京や名古屋や大阪で行われたような絨毯攻撃から逃れていた。 京都は、善良で人間らしい長崎や東京の人々とは違い、文化的に重要であったので、京都の建築物も耳塚も保存されることになった。当時、海軍は自前の非人道的な塚を作っていた。海軍は敵捕虜の耳や鼻を削ぎ落とし、大規模なちょろまかしもやっていた。沖縄では、米国の「最も偉大な世代」の人々は、世界で最も連続強姦を犯した犯罪者という姿を晒した。

 ジョン・ピルジャーの優れた記録記事を読めば、米軍の第4心理作戦団や第101空挺師団(虎班)がベトナムで自前の耳飾りを作っていたことが分かる。ベトナムでこれらの師団は、 ベトナム人の赤ちゃんの首を切ることで、地元の人たちに誰が村の支配者なのかを知らしめるような行為をおこなうことが常態化していた。この記録をピルジャーが記してからもう半世紀経つが、その間ずっとピルジャーは悪者扱いされてきた。それは、ピルジャーはNATOが奏でる賛美歌を歌おうとはしないからだ。

 ピルジャーは灰色の影を探す記者だ。ピルジャーは自身の分析の中に、米国のエドワード・バーニーズのような社会病質者たちに対する心理的な洞察も含めた。このバーニーズとは、米国民に、ゲッベルスやゲッベルスの真似事をした少し見劣りのする日本人たち以上に、効果的に利己的な戦争を国民に支持させる方法を伝授した心理学者だ。ピルジャーは、イラクのファルージャ、ベトナム、ナガサキ、ヒロシマなどで米国が犯した戦争犯罪により生じた巻き込み被害についても常に言及を忘れない。しかも、米国が殺害した死亡者の9割を大きく超える数が、一般市民であったという事実の言及にも、だ。さらにピルジャーは、報道機関が繰り出す偽善に簡単に乗ったりしない。だからこそ、繰り返しになるが、ピルジャーは悪人扱いなのだ。

 どのくらい連中が悪者なのかを知りたければ、FBIに鼓舞されたEUによるロシア・トゥデイやスプートニクをこき下ろしているこの報告書を読めば十分だ。EUはその理由を、これらの通信社は、「事実を大きく歪め、操作し、繰り返し恒常的に、欧州各国の政党を、特に選挙期間中に標的にしてきた。さらには、市民社会や亡命を求める人々やロシアの少数民族、性的少数派、民主主義団体が機能することや[欧州]連合やその加盟諸国をも標的にしてきた」からだとしていた。米国海兵隊が滅ぼそうとしていた「猿のような」日本人やベトナム人を人間扱いするこれらの通信社が私たちにとって害のある通信社とされているからこそ、私たちはグーグルの検索機能で守られないとダメなのだ。その検索機能を操っているのは現在のエドワード・バーニーズだ。そのバーニーズが、選挙で選ばれたわけではないウルズラ・フォン・デア・ライエンやその道徳的に問題のある手下どものような戦争亡者たちだけが真実、全くの真実、真実だけを話している、と我々に告げる。

 ジョン・ピルジャーはもう80代なので、お目こぼしされている。ただし、残りカスのようなゼレンスキー帝国に迷い込んだり、シリアの反政府勢力のところに迷い込むことになれば、ピルジャーもすぐに潰されるだろう。しかしゴンザーロ・リラ、ジュリアン・アサンジ、ゲイリー・ウェッブ、アリーナ・リップらもっと若い人々はタダでは済まない。ジェフリー・エプシュタインやMI6の工作員ゼレンスキー、オバマ一族、クリントン一族など米国の組織的犯罪を犯してきた一族の罪についての真実を暴けば、ロシアの宣伝行為を反復した罪になる。無数の死体が示すように、NATOに包囲された真実の告白者たちが良い未来で終わることは決してない。彼らはヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレットをしているのだ。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/784.html
[日政U2] 戦争板リンク:ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット(寺島メソッド翻訳NEWS)
ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/784.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/788.html
[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
22. HIMAZIN[3735] SElNQVpJTg 2023年8月12日 12:23:58 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[56]
誤って二重投稿したてしまったので削除依頼。

削除対象:
ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/784.html
戦争板リンク:ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/788.html

先行投稿:
広島, 長崎, ロシアン・ルーレット(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/780.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c22

[日政U2] 戦争板リンク:ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット(寺島メソッド翻訳NEWS) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3736] SElNQVpJTg 2023年8月12日 12:24:53 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[57]
(注意)二重投稿なので削除依頼中。
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/788.html#c1
[戦争b24] ヒロシマ、ナガサキ、ロシアンルーレット(寺島メソッド翻訳NEWS) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3737] SElNQVpJTg 2023年8月12日 12:25:15 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[58]
(注意)二重投稿なので削除依頼中。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/784.html#c1
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
173. HIMAZIN[3738] SElNQVpJTg 2023年8月12日 23:13:25 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[59]
>>172

賛成ですが、自身の過ちなので依頼しました。
正直、他人の二重投稿はあまり気になりません。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c173

[戦争b24] 帝国日本の恐るべき Dr. 死神、そして歴史上最も恥ずべき戦争犯罪『健忘症』(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1876.html

帝国日本の恐るべき Dr. 死神、そして歴史上最も恥ずべき戦争犯罪『健忘症』

<記事原文 寺島先生推薦>

Imperial Japan's Abominable Dr. Death, And The Most Disgraceful War Crime "Amnesia" In History
https://www.forbes.com/sites/eamonnfingleton/2014/03/09/imperial-japans-abominable-dr-death-and-the-most-disgraceful-war-crime-cover-up-in-history/?sh=13dc492375de

筆者:イーモン・フィングルトン(Eamonn Fingleton)
出典:Forbes 2014年3月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年8月14日


 先週のこの欄で、私は第二次世界大戦直後の日本医師会の会長になり、民間医療界における最高峰に登り詰めた田宮猛雄の奇妙な話を取り上げた*。 (* 訳註:2023年8月9日付けの本サイトに掲載してあります。)

 最も控えめな言い方をしても、これは勝利に値しない勝利だった。ナチス・ドイツの悪魔的なヨーゼフ・メンゲレ博士を除けば、田宮は史上最も悪名高い医師の一人として考えてまちがいない。実際のところ、彼は日本の戦争取り組みにおいて特に重要な役割を果たし、731部隊の主要な勧誘担当として、日本帝国陸軍の悪名高い生物戦研究組織に関与していた。すべての証拠が示すところによれば、彼は、若い医学部最優秀卒業生たちが、その邪悪な取り組みに参加するように実に巧みに説得勧誘したのだ。

 シェルドン・ハリス(『死の工場』)やピーター・ウィリアムズ、デイビッド・ウォレス(『731部隊: 日本陸軍の最も秘密の秘密』)などの著者によって記録されたように、731部隊は歴史上でもっとも憎むべき戦争犯罪の一角を構成している。医学において、昔から、普遍的に守られてきた規則の一つを衝撃的に破り、731部隊は無数の極端に残忍な実験で人間を実験台として使用した。

 被害者は、ほとんどが中国人で、その数は12,000人にもなるかもしれないとハリスは述べている。彼らの中には馬の血液を注射されたものもいた。他の者は逆さに吊るされて苦痛な死を遂げた。ある不運な人物は、血液を体から抽出するために遠心分離機に入れられた。そして、麻酔を使用せずに行われた解剖実験もあった。1945年8月に戦争が終了すると、まだ生存していたこれらの人間実験台は、731部隊の活動を秘密に保つために即座に処刑された。

1403 メンゲレ
ヨーゼフ・メンゲレ博士の警察写真:日本のメンゲレ(田宮猛雄)は幸運だった。(写真提供:ウィキペディア)

 どうやって田宮は、戦後、そんな特権的地位に就いたのか?ぺ
 先週のこの欄への反応が示すように、弁明者たちは、戦後日本が、なぜか、田宮のことを知らなかったと主張し続けている。日本を知る人であれば、これはにわかには信じがたいことだ。

 故シェルドン・ハリス、カリフォルニア州立大学の歴史学者が記録したように、最も悪名高い実験が行われた満州の731部隊の「浄水場」の真の意義は、日本社会の上層部でも戦争中に広く理解されていた。1930年から1945年までの15年間、731部隊の軍指導者たちは、しばしば陸軍医学校や一般の大学、科学会議で大勢の聴衆に向けて演説し、人間を実験台に使った事実をあまり秘密にしなかった。時折、彼らは人間実験の映画を使用し、さらには自分たちの論点を通すために保存された人体の一部を呈示することすらしたのだ。

 1994年の著作でハリスは説明している:

「生物戦(BW)に関する知識、人体実験を含む知識は、特定の社会層に属する多くの日本人と共有されていた。軍、科学学会、国会の重要部署、そして皇族の一部がその秘密に通じていた・・・数千、おそらく数万人の陸軍医師、獣医師、生物学者、化学者、微生物学者、技術担当者などが、定期的に満州や占領下の中国に派遣されていた。これらの多くの人々は人体実験施設で働き、実験に直接参加したり、人間を実験台にした他の人々から実験について聞かされたりした。少なくとも、彼らは人間を実験台にするBW作業に関する噂を、自分たちの職場で、聞いたことだろう」。

 戦争が終わるとすぐに、731部隊の指導者たちは米陸軍との取引を進め、(人体実験の)知識を共有する代わりに戦争犯罪の訴追免除を得た。これはアメリカ人が日本との交渉において出し抜かれる典型的な例だが、この取引は若き医官であるマレー・サンダース大佐によっておこなわれた。しかし、彼は、この実験に人間が使われていたことを、その時、知らなかった。

 すぐに真実が漏れ始めた。1946年1月、日本の報道機関は、日本陸軍医務隊の隊員たちが中国人とアメリカ人の戦争捕虜にペストを感染させたとする日本共産党の指導者たちの告発を報じた。これらは、米軍の新聞Pacific Stars and Stripesやニューヨーク・タイムズ紙でも報道された。

 そして、1949年にソビエト連邦で行われた戦争犯罪裁判において、731部隊の身の毛もよだつ詳細が初めて明らかになった。捕虜となった日本陸軍将校12人が裁判にかけられた。この裁判は日本の権力者によって「見世物裁判」として無視されたが、その後、ソビエト連邦は日本語や英語を含む複数の言語で大量の資料を提供することで、彼らの告発が合理的な疑いの余地なく有効であることを示した。

 こういった事情にもかかわらず、田宮は1950年に日本医師会の会長に任命された。彼の任期はアメリカ占領当局の役員によって短縮されたが、占領が1952年に終了すると、彼は元の地位に戻った。したがって、彼は医師会の歴史で会長職を2度(会期は連続していない)務めた唯一の人物となった。

 たとえ田宮が正義の追及の手のはるかに及ばない場所にいるとしても(彼は1963年に死亡)、これで事件が終結したことを意味するものではない。特に驚くべきことがすべての局面でおこなわれる戦争において、日本の医療界が731部隊で果たした役割は他に例をみないものだった。アメリカ人が広島に贖罪することも見えている(ジミー・カーターやナンシー・ペロシは広島平和記念資料館を訪れ、駐日米国大使ジョン・ルースも2010年と2012年に追悼式典に出席した)ならば、日本の指導層も731部隊に関する「健忘症」を乗り越える時が既に来ている。

 東京大学医学部(田宮が教授であり、彼が多くの成功した勧誘活動を行った場所)および日本医師会からの謝罪の機は熟している。

筆者紹介 イーモン・フィングルトン
フォーブス誌やフィナンシャル・タイムズ紙の元編集者であり、東京を拠点として27年間にわたり東アジア経済を監視してきたイーモン・フィングルトンは、1987年9月に東京の銀行危機に関する最初の予測を発表し、その後も1995年の論争を呼ぶ分析「盲点」で、ジョン・ケネス・ギャルブレイスやビル・クリントンから称賛されました。この分析では、無思慮なアメリカがかつての高い評価を受けていた先進製造業、特にいわゆる生産者向け財の分野の主導権を、日本に急速に奪われたことを示しています。彼の1999年の著書『ハード産業賛歌:未来の繁栄の鍵は情報経済ではなく製造業にある』という本は、2000年のアメリカのインターネット株の暴落を予測し、新しい金融商品の乱用についての早期警告を提供しました。彼の2008年の著書『竜の顎にて:中国覇権の到来する時代におけるアメリカの運命』では、中国が西洋の経済や政治的価値に収束しているという従来の見方に疑問を投げかけました。彼の著書はフランス語、ロシア語、韓国語、日本語、中国語に翻訳されています。これらの著書は米国上院の記録にも掲載され、Business WeekやAmazon.comによって年間ベストビジネス書トップ10に選ばれました。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/788.html
[日政U2] 戦争板リンク:帝国日本の恐るべき Dr. 死神、そして歴史上最も恥ずべき戦争犯罪『健忘症』(寺島メソッド翻訳NEWS)
帝国日本の恐るべき Dr. 死神、そして歴史上最も恥ずべき戦争犯罪『健忘症』(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/788.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/790.html
[戦争b24] ロシアは日本との「平和条約」が必要なのだろうか(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-1677f8.html

ロシアは日本との「平和条約」が必要なのだろうか

2023年8月9日
Bakhtiar Urusov
Strategic Culture Foundation

 今年3月、9月3日を軍国主義日本に対するロシアの勝利記念日にする法律にロシアのウラジーミル・プーチン大統領が署名した。州下院は法律を可決し、連邦院はそれを承認した。日出ずる国の新聞は、この事実のため、何らかの形で領土問題が再現し、日本のエゴを著しく傷つけたという長い記事を書いた。

 ワシントンをなだめるため、岸田政権はロシアと日本の関係の崩壊を引き起こすモスクワに敵対する姿勢を選択し、対ロシア制裁を支持した。その結果、2022年3月、モスクワは平和条約と南千島列島の地位交渉を拒否し、2023年2月、ロシア外務省報道官マリア・ザハロワは、この話題はロシアにとって終わっていると述べた。

 戦争の最後の一斉射撃から80年近く後に和平協定を議論するのはばかげているように見える。1991年までソ連の公式の立場は実に単純だった。ロシアと日本間に領土問題はなかった。全ての問題は完全かつ最終的に解決されていた。しかしソ連指導者の一人が確かに問題があると素朴にも認めて以来、この過ちを東京は両手で握りしめた。それ以来日本は歴史的情報をあからさまに捏造し、率直に言って国際条約を自由に解釈してきた。

 日本人が平和条約自体より南千島列島の領土に関心を持っているのは誰にでもわかる。そして、ロシアにとって平和条約がどれほど重要で、ロシアに対する日本の主張はどれほど裏付けられているだろう? 私にこれを正しく理解させていただきたい。

 サンフランシスコ平和条約(1951年)によれば「日本国は、千島列島並びに日本国が1905年9月5日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。」のを想起願いたい。戦時中および戦後のあれこれの国際文書によると、本質的に、日本は20世紀前半の攻撃的軍事行動の間に他国から征服した地域を奪われたのだ。

 今、日本人はあらゆる機会に「平和条約の欠如」と、その結果としての「ロシアとの戦争状態」を崇拝し、称賛している。条約調印時に千島列島の南部全体を日本に譲渡するとソ連が約束したとされる1956年の日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言に必ず言及される。これは宣言の第9条のかなり自由な「解釈」だ。しかし、この項目が第9項なら、日本人が気付かないふりをしたいことが少なくとも8つ(実際は10つ)あることは一年生でさえ分かる。宣言が既に戦争終結を宣言しているので、それが述べていることは日本にとってそれほど有利ではない。そんなものだ。

 一次資料自体に目を向けよう。第一項は「本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は,両国間に正常な外交関係が回復された後,平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。 」だ。戦争状態の終了、平和の確立、そして通常関係への復帰に万歳。この宣言は通常の平和条約の全要件を満たしているようで、両院に認められている。

 さて、日本人に大いに愛されている第9項の文章を注意深く読もう。「ソビエト社会主義共和国連邦と日本は、ソビエト社会主義共和国連邦と日本間の正常な外交関係の回復後、平和条約締結のための交渉を継続することに合意する。ソヴィエト社会主義共和国連邦は,日本国の要請にこたえかつ日本国の利益を考慮して,歯舞諸島及び色丹島(日本が要求する四島ではなく二島-著者注)を日本国に引き渡すことに同意する。ただし,これらの諸島は,日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする。上記の後ソ連は領土を譲渡し(管轄下にあるもののみ譲渡できる)、東京の要求通りには日本領土を返還せず、まず条約が締結され、次に譲渡自体が行われる。ただし宣言では署名後に従う必要がある時間制約は規定されていない。

 また宣言の規定を日本が実施するのを思いとどまらせたのは誰だったか想起しよう。そして、かつて沖縄を永久に奪うと脅し、ワシントンで現在存在する日本国憲法を起草し、この島国に軍事基地を設置する条約に署名を強制したアメリカがいるのだ。

 その後、ソ連崩壊後、日本が再び領土問題をロシアとの交渉で主要論点の一つにすることが可能になった際、「互恵」が日露対話の基本原則の一つだと橋本龍太郎首相は宣言した。日本の条件で紛争が解決された場合、日本にとって利益は明らかだ。豊富な天然資源を備えた広大な新たな土地、領海の拡大、その結果としての漁業や航行可能地域の管理など。戦略的、経済的に重要な地域を失うのと引き換えに「平和条約」のスタンプが付いた紙がロシアに渡される。そう日本もとうとうサハリン島南部や択後島の北の千島列島に対するロシア主権を認めた。相互利益はどこにあるのだろう。言わねばならないが、ロシアの利益は全く見えない。

 すると、ロシアと日本間の敵対行為の完全終結を謳うこの悪名高い平和条約をロシアは必要としているのだろうか? 明確にノーと答えるのに優秀な政治学者である必要はない。そして、それはとうとうロシア外務省報道官の口からも出たのだ。

 叙情的余談として、1978年に日本政府が中国政府と平和友好条約に署名したことに留意する必要がある。係争中の尖閣諸島/釣魚台を誰が占有するかは「将来世代」に委ねられている。したがって、沖縄からアメリカ基地が撤去され、東京とモスクワが正常で友好的な関係を確立し、外交政策についてワシントンから指導を受けることなく日本政府が独自の決定を下せるようになるまで、おそらく日本はロシアに対する主張を棚上げできるだろう。

 バフティアル・ウルソフは政治評論家、オンライン誌New Eastern Outlook独占記事

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2023/08/09/whether-russia-needs-a-peace-treaty-with-japan/

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 Alex Christoforou、スコット・リッターがYouTubeから拒否されたという。
 宗主国に命じられドイツはウクライナに長距離巡航ミサイル・タウルス献上。

Taurus, the new wonder weapon. Forbes, Ukraine closes in on Mariupol. Vivek, lose yourself 30:39

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

昨年米議会は記録的な8,580億ドルの国防総省支出法案を可決。だが米国財政は次第に厳しくなっている。連邦財政赤字は今後10年間でほぼ倍増の2兆9000億ドルになると議会予算局は試算。この中論評「米政治家達は帝国的外交政策の為にどう借りて支出するのか?

 日刊IWJガイド

「ダグラス・マクレガー米元陸軍司令官、多数の死者傷者を出しているウクライナ軍が部隊単位でロシア軍に降伏し『崩壊の瀬戸際にある』と指摘!」

はじめに〜米国の元陸軍司令官でトランプ政権で国防長官補の顧問をつとめたダグラス・マクレガー氏が、進軍も撤退もできず多数の死者や重傷者を出しているウクライナ軍が部隊単位でロシア軍に降伏しているとして、「崩壊の瀬戸際にある」と指摘! ポーランドとリトアニアが介入すれば、攻撃を抑制しているロシア軍が全面攻撃に転じ、「非常に危険」と警告!

2023年8月14日 (月)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/790.html
[日政U2] 戦争板リンク:ロシアは日本との「平和条約」が必要なのだろうか(マスコミに載らない海外記事)
ロシアは日本との「平和条約」が必要なのだろうか(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/790.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/792.html
[国際33] 意識を高める世界銀行グループ(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-0c1c93.html

意識を高める世界銀行グループ

2023年8月9日
Moon of Alabama

 世界銀行グループはアメリカ政府が支配するグローバル機関だ。困っている発展途上諸国に低金利の金を貸すことになっている。

 昨年、総裁の地位が問題になった。元アメリカ財務次官デイヴィッド・マルパスは気候変動の原因について曖昧だと認識されていた。2月に彼は万歳した。

 世界銀行総裁は6月に辞任し、任期満了のほぼ1年前に退任する。

 デイヴィッド・マルパスは辞任の具体的理由を説明することなくソーシャルメディアで彼の決定を発表した。

 ドナルド・トランプ前米大統領が選んだ彼は気候変動否定論者として批判されてきた。

 昨年、化石燃料が気候変動を引き起こしているかどうかわからないと言った後、彼をホワイトハウスが叱責した。

 彼は後にその発言について謝罪した。

 6月、マスターカードの元CEOアジェイ・バンガが新総裁に就任した。彼はオバマ政権の外部顧問を、後にカマラ・ハリス副大統領のために働いていた。

 バンガの下、世界銀行グループは意識を高めている。

 反LGBTQ法を巡り、世界銀行ウガンダへの新規融資を停止

 ワシントン(ロイター)-火曜日、多くの国や国連に非難されてきた反LGBTQ法が銀行の価値観と矛盾すると結論した後、世界銀行はウガンダ政府への新規融資を停止すると述べた。
 それに応じ、この動きは不当で偽善的だとこの東アフリカの国ははねつけた。

 世界銀行チームは、5月にこの法律が制定された直後ウガンダを訪れ、世銀の環境および社会基準に沿ってプロジェクトが実施されているのを確認するため追加措置が必要だと判断した。

 「追加措置の有効性が試されるまでウガンダへの新たな公的資金は理事会に提示されない」と銀行は声明で述べ、その措置は現在ウガンダ当局と話し合われていると補足した。

 「ウガンダの反同性愛法は、世界銀行グループの価値観と根本的に矛盾する。住みやすい惑星で貧困を根絶する我々の構想は、人種、性別、セクシュアリティに関係なく全ての人を含む場合にのみ成功すると信じている」と銀行は述べている。
...

 5月2日、ウガンダの反同性愛法は、348対1の投票で議会の第三次読会を通過した。5月29日に法律になった。6月2日にアジェイ・バンガ世界銀行総裁に就任した。

 ウガンダ社会は、他の多くの社会と同様、性別とセクシュアリティの「不自然な」差別化に反対している。

 世界銀行グループには価値観に関するページがあるが、それらは世界銀行の全従業員と他の人々との交流用に創られている。

 世界銀行グループの多様な全従業員にとって、誠実さ、倫理的行動、企業価値の遵守は、極度の貧困を終わらせ、繁栄の共有を促進する我々の使命成功の中核だ。

 世界銀行ウェブサイトによると、世界銀行の任務は二つの目標で構成されている。

 極度の貧困を終わらせる:極度の貧困の中で暮らす世界人口の割合を3%に減らす。

 繁栄の共有を促進する:全ての国で最も貧しい40%の人々の収入を増やす。

 少数の欧米社会だけが中途半端に支持している物議を醸す「価値観」とされるものを銀行が推進していることことに関しては何も見つからない。

 クウェート、パキスタン、ケニア、バチカンへの世界銀行融資には曖昧な価値義務が付随しているだけなのだろうか?

 それは世界銀行がその中核的な使命を果たすのにどのように役立つのだろう?

 これは一部の目覚めた民主党員による世界銀行の使命への実に具体的な介入の悪臭を放っている。

 ウガンダ政府が正しく指摘している。

 ウガンダのオケロ・オリエム外務副大臣は、同性愛に関し、同じか、より厳しい法律を持つ中東やアジアの国々には融資していると述べ、世界銀行を偽善のかどで非難した。

 「同性愛者を容認しない多くの中東諸国があり、実際彼らは同性愛者を絞首刑で処刑している。アメリカ合衆国では多くの州が同性愛行動に反対または制限する法律を可決している。なぜウガンダを責めるのか?」と彼は言った。

 「世界銀行は、いつもの帝国主義者に圧力をかけられている。」

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/08/world-bank-group-goes-woke.html#more

2023年8月15日 (火)
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/353.html
[経世済民136] 国際版リンク:意識を高める世界銀行グループ(マスコミに載らない海外記事)
意識を高める世界銀行グループ(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/353.html
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/212.html
[戦争b24] 「ウクライナ・パート2」を予感させる米国の台湾向け武器供与(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/08/15/no-1882-%e3%80%8c%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bb%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%882%e3%80%8d%e3%82%92%e4%ba%88%e6%84%9f%e3%81%95%e3%81%9b%e3%82%8b%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e3%81%ae%e5%8f%b0/


No. 1882 「ウクライナ・パート2」を予感させる米国の台湾向け武器供与

投稿日時: 2023年8月15日

US Arms Package to Taiwan Heralds “Ukraine Part 2”

by Brian Berletic

米国は台湾に対し、最大3億4500万ドル相当の新たな武器供与を発表した。ロイターは、この武器供与を取り上げた記事{1}の中で、台湾に「安全保障支援」を提供することが目的であると示唆している。

現実には、米国から台湾への武器の移転は国際法上、中国の主権を侵害するものである。なぜなら国際法では台湾は中国の島嶼部だからだ。

米国務省は自らの公式サイト{2}で「米国は台湾と国交がない」「台湾独立を支持しない」と認めている。しかし台湾で独立を目指す政党を支援し続け、そのような願望を支えるために台湾に米国製武器を送り続けていることは、「一つの中国」政策の下での北京との合意に対するワシントン自身の露骨な違反である。

ワシントンの行動は国際法にも北京との協定にも反し、中国に対する明らかな挑発行為で特に台湾海峡とその周辺における中国の軍拡の中心的な原動力となっている。

台湾の分離主義勢力に武器を供与して中国の主権を侵害することで、米国は台湾の安全保障を提供することもなければ、ワシントンがしばしば主張するように、自国の海岸から何千マイルも離れた地域に存在することでその地の安定を支えているわけでもない。

このような武器供与を通じて台湾の「安全保障」を提供するというワシントンの主張をさらに損なう要因は、これらのパッケージの性質そのものである。

ロイターは次のように報じている:

ここ数週間、4人の情報筋がロイターに語ったところによると、このパッケージには武器の付かないMQ-9A偵察ドローン4機が含まれる見込みだったが、それには米空軍のみがアクセスを許される高度な装備の一部を取り外すなどの対応を検討する中で、これらの搭載は見送られる可能性があるという。

リーパーとして知られるこのMQ-9A偵察ドローンが米空軍が使用する最先端の技術を備えていたとしても、台湾の「安全保障」を提供する上での実用性は最大でも疑問が残る。さらに米国がドローンの能力を最大限に引き出す機能を取り除こうとしていることは、このような武器輸送を通じて台湾を「安全保障」しようとする米国の意図の背後にある誠意のなさを示している。

米国のリーパー・ドローンやトルコのTB2ドローンを含む西側のドローン技術は、ウクライナやシリアでの戦闘で見られたように、同等またはそれに近い競争相手であるロシアとの戦闘では効果がないことが証明されている。

ウクライナで進行中の紛争の一環として、ロシアのSu-27戦闘機が黒海上空で米国のリーパーを、その進路に燃料を投棄するだけで墜落させることに成功し、プロペラを十分に損ない、最終的に破壊に至ったとCNNは3月に報じている{3}。

同様にロシアの戦闘機も、シリア領空を不法に飛行する米国のリーパー・ドローンに対して挑戦してきた。Air & Space Forces Magazine誌は、2023年7月27日付の記事{4}で「ロシアの戦闘機がシリア上空で2機目のMQ-9に損害を与えた。では米国は今何をすべきか」と題して、次のように報じている:

7月26日、2機のロシア軍戦闘機がMQ-9に接近し1機が照明弾を投下し、米国当局によると、同機の左翼を数カ所直撃し、損傷させたという。

その数日前にも同様の事件があり、米国のMQ-9リーパーが損傷している。

米軍司令官はシリア領空でのドローンの運用を継続し、「意志と強さを示す」と主張しているが、ロシアの戦闘機が米国のドローンの運用を妨害し、場合によっては撃墜を阻止するために、有人戦闘機で護衛してロシア軍機に対して攻撃する以外に米国が実際にできることはほとんどない。

ドローン自体は、ロシアや中国、さらにはイランのような有能な同業国やそれに近い国に対して驚くほど脆弱であり、イランは何度も米国の最新鋭ドローンを妨害し、ハイジャックさえしている。

トルコ製の戦闘ドローン「バイラクターTB2」は米国製のドローンと多くの共通点がある。ウクライナがこのドローンを使うことはロシアの地上部隊を壊滅させる画期的な能力だとして歓迎された。しかしわずか数カ月後、ウクライナのTB2ドローンは事実上すべて破壊された。

ロシアの防空能力、そして大規模で近代的な航空宇宙戦力は、米国が「対テロ戦争」で先駆けて開拓したタイプのドローン戦をはるかに上回るものだった。途上国の非正規軍に対しては効果的だったものが、先進国の軍隊を相手にすると、まったく不十分で脆弱なものとなったのである。

中国の防空と戦闘機は世界でも最先端の部類に入る。実績のあるS-400防空システムやスホーイSu-35S戦闘機など、最も高性能なシステムのいくつかは実際ロシアから購入したものだ。

中国は、台湾が米国の最新兵器パッケージの一部として取得する可能性のあるMQ-9リーパー・ドローンを妨害したり、破壊したりする能力を持っている。そもそも米国はドローンを送ることで何を達成できると考えているのだろうか。

近年、米国が台湾に送ることを約束している他の兵器システムには、パトリオット防空システムがある。パトリオットも同様に、サウジアラビアのイエメン紛争や最近のウクライナ紛争で、現代の巡航ミサイルや極超音速ミサイル、無人機に対して脆弱であることが露呈している。戦場での欠陥に加え米国はパトリオット防空システム(発射機、レーダー、指揮官ユニット)と、それらが使用する迎撃ミサイルの両方を、中程度の規模の紛争でさえ作戦を維持するのに十分な数だけ製造することができない。

長年にわたって誇張されてきた西側の軍備の背後にある質的・量的現実は、イエメン、シリア、ウクライナの戦場で完全に露呈した。ワシントンは、中国との間で同様の紛争を引き起こしたいと考えているだけでなく、不十分な種類と量の米国製武器で武装した代理人を通じてそうしようとしている。

米国は2019年にランド・コーポレーションが発表した論文(タイトル: 「有利な地位からの競争によるロシアの拡張」)で説明されているように、ウクライナを利用してロシアを「拡張」しようとした。ロシアを刺激し続け、その資源を消耗させることで、ソビエト連邦の崩壊を引き起こしたと米国が主張する方法と同様にロシアの社会政治的および経済的安定を弱体化させようとしたのである。

明らかに、米国の政策立案者は誤算していた。ウクライナの「NATO化」を阻止しようとするロシアの決意と、それを達成するための経済的・軍事的能力は西側が想像した以上にはるかに強大であることが証明されたのである。

中国は、はるかに大きな軍事力、経済力、産業能力をもっており、米国とその同盟国が台湾に対する主権を損ない、米国の包囲網政策の一環として台湾を利用するために用いた同様の戦術に対抗できる立場にあることは間違いない。ウクライナで米国がロシアに対して行った同様の包囲策がすでに不十分であることが証明されているにもかかわらず、ワシントンがいま中国包囲政策を追求し続けていることは、選択肢の欠如と、ある意味、ワシントンの絶望感の高まりを表している。

米国はもはや軍事的にも経済的にも優位に立てないという証拠が増えつつあるにもかかわらず、米国の外交政策の中心は世界的な優位性の追求にある。ワシントンは再浮上するロシアと台頭する中国に対して、軍事的、政治的、経済的資源を使い続け、収穫を減らしていくのだろうか。それとも米国はますます非現実的になっている世界の優位性の追求を最終的に放棄し、他国に押し付けるのではなく他の国々と協力して共に進むというより合理的な政策を採用するのだろうか?これはもしワシントンが今すぐ決めなければならない選択しであり、もしそうでなければ近い将来、他の者が代わりに決定することになるだろう。

Links:

{1} https://www.reuters.com/world/us-announces-taiwan-weapons-package-worth-up-345-million-2023-07-28/

{2} https://www.state.gov/u-s-relations-with-taiwan/

{3} https://edition.cnn.com/2023/03/14/politics/us-drone-russian-jet-black-sea/index.html

{4} https://www.airandspaceforces.com/russian-fighter-damages-mq-9-syria/

{5} https://www.rand.org/pubs/research_reports/RR3063.html

https://journal-neo.org/2023/08/01/us-arms-package-to-taiwan-heralds-ukraine-part-2
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/791.html
[戦争b24] 有権者がどのように考えようと、中国との関係を悪化させる道を進む台湾の与党(櫻井ジャーナル) 蒲田の富士山
4. HIMAZIN[3739] SElNQVpJTg 2023年8月16日 12:11:03 : 1mbwwkwj8U : aHBWZEMuNVl3L2M=[1]
この期に及んでプーチンガー、習ガーとか平気で言えるのは、余程の情報弱者か工作員か西側の既得権益者だろう。内容から見るに頭の可哀想な人かな。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/787.html#c4
[戦争b24] NATOのグローバル言説をすっかり吹き飛ばしたニジェール(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-103609.html

NATOのグローバル言説をすっかり吹き飛ばしたニジェール

デクラン・ヘイズ
2023年8月10日
Strategic Culture Foundation

 ニジェールのクーデター指導者たちは、まずフランスとアメリカの軍隊を地域から排除し、次に軍、メディア、NGOの第五列を追い出さなければならないと考えている。

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 最近のニジェール・クーデターは近隣のマリ、ブルキナファソ、ギニアでの同様のクーデターに続くもので、それぞれ各国に対するNATOによる継続的経済強姦を確実にするべく駐留するフランスとアメリカ占領軍の存在に反対する軍事指導者に率いられている。

 これら四つの(そして他のクーデターを起こしやすい)国々があるアフリカ地域サヘルは多くの経済要因に襲われており、それらが相まって、一方で、これら軍事指導者、他方で、NATO戦争機械と地域の補助機関間の現在の対立をもたらしている。

 これら要因にはアフリカ人口の急増も含まれ、現地の人々が生存を許可されているアフリカの資源豊富な比較的小さな部分で圧力が高まっている。干ばつが激化し、放牧地をめぐる部族間緊張が高まっている。軍事駐留と地域の経済略奪両方を正当化するため、NATOのISIS利用依存が増している。最後に、ヨーロッパへの大量移住と、NATOによる地域全体の破壊が引き起こした付随する犯罪がある。

 欧米の経済学者や地域の擁護者連中は、これらの絡み合った問題に対し、あらゆる種類の身勝手な解決策を提案しているが、ニジェールのクーデター指導者たちは、まず地域からフランスとアメリカの軍隊を排除し、次に軍やメディアやNGO内の第五列を追い出さなければならないと考えている。

 クーデター指導者たちには十分な理由があるとほとんどの公平な人々は言うはずで、それは彼らが享受している広範な国民の支持と、彼らの周囲をウロつくフランスとアメリカのハゲタカの嘆かわしい実績に後押しされている。

 現地の反対派には、セネガルの政治マフィアのようなNATO強硬派が含まれ、彼らは自国の反対派を投獄し、彼らの政党を禁止し、インターネットから彼らを抹殺しながら、ニジェールにおける民主主義の喪失は開戦事由だと怒鳴っている。

 ナイジェリアのボラ・ティヌブが率いるこの「有志連合」協力者の徒党は最初CIAのシカゴ・ヘロイン密売人の儲けを洗濯して大金を稼いだ後、ラゴスに戻り、資源豊富なこの国を悩ませている果てしのない大型詐欺のほとんど全てに関与してきた。まず自身の国内の混乱を片付けるよう能なし連中にニジェール指導者が言う際、彼らは的を射ている。

 そして、それがアフリカ中の現地の人々が見ているものであり、人権に対する偽要求とともに、主人からそうするようせっつかれる際、NATO代理人連中は忠実に弱々しい泣き言をいう。ウガンダで莫大な金埋蔵が発見された今、未成年の人々がウガンダで抱えている困難な生活について長年のMI6の手先ピーター・タッチェルが泣き言を言っている。もちろんトニー・ブレアの親友で何よりアーセナル・フットボールクラブ主要スポンサーで、MI6のポール・カガメの軍靴下にある普通の勤勉なウガンダ人やルワンダ人については何も言わない。

 我々、あるいはもっと重要なことに、アフリカ人がどこを見ても、広大な土地のいたるところに同じ老朽化した手があり、サヘルでは、それらの手は主にフランスの手で、あらゆるアフリカ新興国を斬り殺す任務の殺し屋フランス外人部隊だ。

 そして、フランスが本気で入ると決めた場合、彼らは確実に勝つだろう。彼らが堂々と自分のアフリカの裏庭と見なしている場所での以前の紛争で彼らはほんの数分でコートジボワール空軍を一掃した。アルジェリアが北から関与したとしても、ニジェールと同盟諸国が通常戦争に勝てることは絶対にない。NATOはこれまで何度もこの道を経験しており、連中はそのような大惨事を有利にやり遂げる方法を知っているのだ。

 しかしNATOが対処できないのは、アフリカにおける他の二つの重要ベクトル出現だ。これらの最初のものはロシアの軍事的、経済的存在感で、二番目で、より重要なのは、アフリカ内の愛国ネットワークの出現だ。

 NATO検閲が私がリンクするのを阻止しているが、現在のフランスによる経済的搾取が通用しない理由をワグネルのボス、エフゲニー・プリゴジンが最近バランスの取れたロシア・トゥデイ記事で詳しく説明した。サヘルでフランスとNATO同盟国がどれだけISISテロを支援しても、フランスが利益の95%以上を奪い、ニジェールに自国の富の5%未満しか残さない制度は持続可能ではない。

 サヘルはロシアの無料穀物を受け入れるべきではないという予想通りのジョセップ・ボレルの愚かな発言は、彼の欧州連合マフィアがロシアや他の穀物に支払う強い通貨をアフリカから奪っていなければ多少妥当性があるだろう。ボレルがフォン・デア・ライエンやマクロンや他のヨーロッパ傀儡と同じ夢の世界に住んでいなければ、アフリカ人がロシアや他の本物の援助に満足しているのを彼は知っているはずだ。

 ロシアの援助や、さらに言えばロシアが、サヘルの問題を解決できるわけではない。フランスとアメリカのハゲタカを土地から追い払った後、ニジェール・クーデター指導者たちが自国を安定させるため克服しなければならない巨大な経済問題をロシア国立研究大学高等経済学院出身のアンドレイ・マスロフとフセヴォロド・スビリドフが書いた。

 現在ロシアはアフリカで無視できない主要勢力だが、遙かに重要で側近のベクトルがある。いにしえのユリウス・カエサルのようにニジェール指導者はルビコン川を渡ったので今や後退はあり得ない。ニジェールは現在隣接する国々の仲間と連携する真に愛国的なアフリカ軍将校ネットワークの本拠地で、そのネットワークは強力な勢力で、それが普及すれば、ニジェールの将来だけでなく、アフリカ全体にとって非常にうまくゆくというのが、この問題の事実だ。

 NATO軍閥がウクライナで強化されたロシアの鋼鉄の壁に頭から衝突したので、本を読める連中は、イギリスがローマ軍団とローマの兵站にかなわなかったアグリコラのイギリス作戦に関するタキトゥスの説明に対処するよりも、まずいことをする可能性がある。

 重要なのは、ローマの殺し屋のほとんどはローマ人ではなく、フランス外人部隊と同様に、外人部隊、補助部隊、ガリアの力強い大男、バレアレスの投石器使い、ヌミディアの騎兵隊、シリアの射手、複数役を果たすトラキアの連中だった。

 ローマ市民は軍団の中心だったが、タキトゥスの言葉で「ローマの血を失うことなく勝利した場合、勝利は一層栄光なものになる」ため、これら外人は兵力を大きく強化するものだった。

 ニジェールの場合、フランスの主要属国の一部が逃亡しているため、マクロンはもはや彼らの安価な血を利用できない。チャドのダウド・ヤヤ・ブラヒム国防相は、フランス主導のニジェール再征服には関与しないと述べた。アルジェリアが1000キロの国境を共有するニジェールへの攻撃はアルジェリアへの攻撃だとアルジェリアのアブデルマジド・タブーン大統領が宣言したことで、フランスはニジェールの北部戦線で勝利を収めるためには信用を失ったルクレール戦車や安価な外人部隊以上のものが必要だ。

 ブルキノファソ、ギニア、マリ、ニジェールの軍事政権は、NATOと現地の外人部隊を再び一人ずつ吊るすのではなく、まとめて絞首刑にすると決定した。その同盟が我々の要点だとすれば、アメリカ、フランスと、彼らの現地補助勢力は、たとえ彼らが軍事紛争で勝利したにせよ、少なくとも大規模ゲリラ戦争を戦うことになるという大きな頭痛の種を抱えている。そして、アルジェリアが参戦すると約束したことを考えると、他に一体何が発火する可能性があると一体誰が知るだろう?

 絶頂時のローマと今日のアメリカの違いは、ローマ人は事前に適切に計画を立て合理的な範囲を超えて調子に乗らない方法を知っていたことだ。したがってアグリコラのイギリス作戦の前に、物資を配置し、拡大可能な同盟諸国を確保するため長年の計画が行われた。そしてアグリコラは、おそらく正しく単一の孤独な軍団とわずかな補助部隊でアイルランドを転覆させられると考えたが、より賢明な考えが勝ち、現在の同様に忌まわしいパックス・アメリカーナではないにせよアイルランドはパックス・ロマーナを免れた。

 Ex Africa Semper Aliquid Novi(アフリカからいつも何か新しいものがある)とイエスが亡くなった後、大プリニウスが語った。今日のアフリカでは確かに何か新しいことが進行中で、ロシア国内や特にオログボセレやトーマス・サンカラなどのアフリカ中の勇敢な同盟者たちのおかげで、何か新しいこととは「統合された人々の国々」le Pays des Hommes Integresで研究された自由や平等や友愛への渇望は、過度に拡大したNATO帝国は、もはや拒否も先延ばしもできないのだ。

 Ex Africa Semper Aliquid Novi、アフリカには常に何か新しいものがあるとイエスが亡くなって間もなく大プリニウスが我々に言った。今日アフリカには確実に何か新しいものが進行中で、そしてその何かとはle Pays des Hommes Integres「統合された人々の国々」が検討した自由、平等、友愛への渇望で、ロシアや特にオログボセレやサンカラなどアフリカ中の勇敢な同盟者のおかげで、過度に拡大したNATO帝国はもはや否定も先延ばしもできない。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/08/10/niger-blasts-natos-global-narrative-wide-open/

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 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

キャンプデービッドで最初の日米韓首脳会談。中国の台頭への対応、毎年開催を意図。 米当局は、「安全保障分野で日韓の結束を近づける何らかの措置が講じられることを期待」 共同声明で台湾問題に言及を意図。進展の一部を「制度化」し、日韓指導者が流れを変える事を困難にさせる

 日刊IWJガイド

「致死性合成麻薬フェンタニルの恐怖!(第2回)フェンタニル危機の責任をめぐる米中の舌戦は、新型コロナの起源をめぐる米中の対立と瓜二つ!」

はじめに〜【IWJ検証レポート】致死性合成麻薬フェンタニルの恐怖!(第2回)フェンタニル危機の責任の所在をめぐる米中の舌戦は、新型コロナの起源をめぐる米中の対立と瓜二つの様相! 新たな米中戦争の火種へ! 米中「代理戦争」の駒とされる日本でも、大麻の次にフェンタニルが流行り、危機に瀕する!?

■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! ドイツAfD議員が「対露制裁をやめてロシア産ガスを輸入すべき」と提言!】寝呆けていたドイツがついに国益に目覚めたと思ったら、極右政党の進言! 保守中道左派政党はなぜ眠り込んでいるのか!?「ドイツのための選択肢(AfD)」の連邦議会議員や州議会議員らが、対露制裁がドイツ経済を破壊していると指摘し、制裁廃止を要求!(『AfD連邦議会』、2023年8月10日)

■【第2弾! シーモア・ハーシュ氏が新記事で、ドイツのショルツ首相がノルドストリーム・パイプライン破壊を事前に知っていた可能性がある、と指摘!】シーモア・ハーシュ氏が新記事で「ショルツ氏は、昨年9月にノルドストリーム・パイプラインを破壊してドイツ経済を破壊するというバイデン大統領の決定について、いつ、何を知っていたのかについて沈黙を守っている」と述べ、「ロシアからのガスの輸入停止が、世界第4位だったドイツ経済の減速につながり、ドイツ国内の不満が大きくなった」と指摘! ドイツは米国に怒って当然!! 日本と同じく敗戦国だから何をされても抵抗できないというのは間違っている!(『サブスタック シーモア・ハーシュ』、2023年8月11日)

■【第3弾! 緊急ニュース! SNSによる検閲! YouTubeがスコット・リッター氏のチャンネルを削除!】YouTubeがロシアの重要な声を届けていたスコット・リッター氏のチャンネルを削除! さらにジェフ・ノーマン氏による、スコット・リッター氏へのインタビューチャンネル「アスク・ザ・インスペクター」も削除!! リッター氏は『ランブル』というプラットフォームに『スコット・リッター・ショー』を移して再開!

2023年8月16日 (水)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/793.html
[戦争b24] イスラエル・ロビーの役に立つ馬鹿、ロバートF.ケネディジュニア(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-b37b4b.html

イスラエル・ロビーの役に立つ馬鹿、ロバートF.ケネディジュニア

クリス・ヘッジズ
2023/08/13


ケネディの約束-フィッシュ

 パレスチナ人弾圧という長い悪夢は些細な問題ではない。これは何十億ドルものアメリカの支援を得て、入植者-植民国家がパレスチナ先住民に軍事占領、恐ろしい暴力、アパルトヘイトを押しつける白黒はっきりした問題だ。全くの無力に対する全能の力だ。

 軍隊も海軍も空軍も機械化軍隊も指揮統制も重砲もない閉じ込められた人々に対してイスラエルは、近代兵器を使用し、断続的な大規模虐殺行為が戦争だというふりをしている。ハマスや他のパレスチナ・レジスタンス組織がイスラエルに発射する粗末なロケット弾は、民間人を標的にしているので戦争犯罪で、イスラエルが混雑したパレスチナ人地区に投下する「殺害半径」が29メートルを超え、そして「爆発すると超音速の圧力波を生み出す」2,000ポンドの「バンカーバスター」Mark-84爆弾とはまるで比較にならない。何千人ものパレスチナ人が死傷し、電力網や浄水場などの基本インフラが標的破壊された。

 ガザのパレスチナ人は地球上で最も人口密集している野外刑務所の一つで暮らしているのだ。彼らはパスポートも旅行書類も拒否されている。

 栄養失調は占領地の風土病だ。2022年の世界銀行報告書によると、パレスチナ人口の「かなりの割合」が「視力、骨の健康、免疫機能に重要な役割を果たすビタミンA、D、Eが不足している」とのことだ。報告書は、ガザの6歳から23歳の50%以上と妊婦の半数以上が貧血で、「(ヨルダン川西岸の)妊婦の四分の一以上と、6〜23か月の子供の四分の一以上が貧血だ」とも指摘している。

 イスラエル封鎖の15年後、ガザの子供の88%がうつ病に苦しんでおり、セーブ・ザ・チルドレンの2022年の報告によると、2014年のガザでの三度目の大規模戦争後、51%以上の子供がPTSDと診断された。ガザの水のわずか4.3パーセントしか人の利用に適さないと考えられている。ガザのパレスチナ人は不衛生で過密な小屋に詰め込まれている。彼らはしばしば基本医療も欠如している。失業率は46.6%と世界で最も高い。

 イスラエル歴史家イラン・パッペ教授が述べている通り、イスラエル建国前から、シオニズムの狙いは、パレスチナ人を彼らの土地から追い出し、残った人々を基本的生存のための闘いに陥れることだった。

 1948年3月10日、男性11人の集団、ベテランのシオニスト指導者連中が、若いユダヤ人将校たちと共に、パレスチナ民族浄化計画に最後の仕上げをした。同じ夜、国の広大な地域からのパレスチナ人の組織的追放に備えるため、現地部隊に軍命令が発せられた。命令には、人々を強制的に立ち退かせるために使用する方法の詳細説明が付属していた。村や人口密集地を包囲し砲撃する。家、財産、商品に火をつける。住民を追放する。家を取り壊す。そして最後に追放された住民が戻ってくるのを防ぐため、瓦礫の中に地雷を埋める。基本計画に沿って、標的とする村と近隣の独自リストが各部隊に発行された。コードネーム、プランDだ(ヘブライ・アルファベットの4番目の文字Dalet)。

 計画が確定してからミッションを完了するのに6か月かかった。それが終わった時、パレスチナの先住民の半分以上、750,000万人以上が家を追われ、531の村が破壊され、11の都市地区が空になった。

 私がアラビア語話者として7年間、そのうち4年間ニューヨークタイムズ中東支局長として報じたこれらの政治的、歴史的事実は無視するのが困難だ。遠く離れていてさえ。

 ガザのハーン・ユーニス難民キャンプで、装甲ジープの拡声器越しにイスラエル兵が少年たちをアラビア語で罵倒するのを私は見た。その後、約10歳の少年たちがイスラエル人の車に石を投げた。兵士たちは発砲し、何人かを殺し、負傷させた。イスラエル語の語彙で、これは集中砲火に巻き込まれた子供ということになる。密集地域にF-16攻撃機が450キロの鉄破砕爆弾を投下した時、私はガザにいた。子供を含む犠牲者の遺体がきちんと並んでいるのを見た。これは爆弾製造工場へのピンポイント攻撃だった。パレスチナ人とイスラエル軍の間に緩衝地帯を作るためイスラエルがアパートや家を破壊するのを私は目撃した。家の瓦礫の中でキャンプしている貧しい家族に私はインタビューした。破壊はテロリストの住居の取り壊しになっている。学校や診療所、モスクの爆撃された残骸の中に私は立った。イスラエルが、パレスチナ人からの誤ったロケット弾や迫撃砲の発砲がこれらの死やその他の死を引き起こしたやら、攻撃された場所は武器庫や発射場として使用されていたと主張するのを私は聞いた。ガザで働いたことのある他の全ての記者と同様、ハマスが民間人を「人間の盾」として使用しているという証拠を私は見たことがない。皮肉なことに、イスラエル軍がパレスチナ人を人間の盾として利用している証拠があり、それをイスラエル高等裁判所は2005年に違法と見なした。

 イスラエルによる大きなウソ、グローセ・リューゲ利用には倒錯した論理がある。大きなウソは、イスラエルが引き起こそうとしている二つの反応、つまり支持者間の人種差別と犠牲者間の恐怖を醸成している。

 アメリカの政治過程に対するイスラエルの露骨な干渉に対し極めて生ぬるい抗議でイスラエルに逆らうことには支払うべき重い政治的代償がある。政治的な死の願望だ。パレスチナ人は貧しく、忘れられ、孤独だ。そして、これこそがパレスチナ人に対するイスラエルの扱いへの反抗が、脆弱で疎外された人々に代わって語ると主張する政治家が直面する中心的問題になる理由だ。イスラエルに立ち向かうには、ロバートF.ケネディジュニアを含む少数の人々が進んで支払っている政治的代償がある。しかし、あなたが立ち上がれば、便宜より原則を優先し「地に呪われたる者」のために戦い、誠実さのため、必要に応じて自分の政治的将来を犠牲にするのをいとわない人として傑出する。政治的、道徳的勇気のこの重要な試験でケネディは落第したのだ。

 ところが、イスラエル社会で最も退行的な極右分子が売り込むパレスチナ人の後進性に関する全てのウソ、あらゆる人種差別主義のお決まりの言葉、歴史のあらゆる歪曲、そして全ての卑劣なコメントをケネディは繰り返している。彼はイラン・パッペが「ファンタジー・イスラエル」と呼ぶ神話を売り込んでいるのだ。これだけでも進歩派候補としての彼の信用が傷つく。それは彼の判断と誠実さに疑問を投じる。それは彼をイスラエル政府が演奏する不気味な曲に合わせて踊るもう一人の民主党のペテン師にしてしまう。

 南アフリカのアパルトヘイトの道徳的な正しさを主張をするのと同じように「イスラエルの道徳的な正しさ」を主張するとケネディは誓っている。共和党世論調査員で政治戦略家フランク・ランツがまとめたイスラエル・プロパガンダ作戦の論点を、彼はほとんど一語一語繰り返しているのだ。イスラエル・プロジェクトに委託され、ニューズウィークに漏洩された「配布、出版不可」と書かれた112ページの研究だ。それは1,387人のパレスチナ人と9人のイスラエル人が殺された2008年12月と2009年1月のキャストレッド作戦直後の時期に書かれた。

 この戦略文書はイスラエル政治家とロビイストがイスラエルを売る方法の青写真だ。それはイスラエル政治家が言うことと、連中が真実だと知っていることとの間の大きな差を暴露している。それは外部世界、特にアメリカ人が聞きたいことを伝えるよう調整されている。この報告書はイスラエル・プロパガンダ機関に対処しようとする全ての人にとって必読だ。

 たとえば、この文書はイスラエルには「防御可能な国境の権利がある」と外部に伝えるよう提案しているが、イスラエル人には国境が何であるべきか定義するのを拒否するよう助言している。1948年の戦争中に自国から追放された75,000人のパレスチナ人とその子孫が帰国するのを国際法が保証しているのに、イスラエルが許可を拒否するのを正当化するようイスラエル政治家に助言している。またイスラエルの土地を奪うためパレスチナ人が大量移住を求めていると主張するよう推奨している。ユダヤ人国家創設後、アラブ世界での反ユダヤ主義や暴力から逃れたイラク、シリア、エジプトからの数十万人のユダヤ人難民に言及するよう示唆している。この文書は、これら難民が「財産を残してきた」と述べるよう推奨しており、本質的に1948年以降にイスラエルがアラブ諸国に行なったポグロムを正当化している。パレスチナ人の貧困を「パレスチナ人により良い生活」を提供しない「アラブ諸国」のせいにするよう推奨している。

 この報告書で最も身勝手なのは、抑圧を自身のせいにされているパレスチナ人に偽の同情を表明する戦術だ。

 「双方に共感しよう!」と文書に書かれている。「親イスラエル言説の狙いは、単に既にイスラエルを愛している人々にその判断について良い気分にさせることではない。狙いはイスラエルが既に得ている支援を失うことなく、イスラエルのために新たな心を勝ち取ることだ。」この戦術は聴衆を「武装解除」すると言う。

 ルンツの報告をケネディが読んだり聞いたりしたとは思えない。しかし彼はその話の要点を手とり足とりして教え込まれて、素朴にそれらを繰り返しているのだ。イスラエルは平和だけを望んでいる。イスラエルは拷問に関与していない。イスラエルはアパルトヘイト国家ではない。イスラエルはイスラエルのアラブ人に、中東の他地域では持てない政治的、市民的権利を与えている。パレスチナ人はイスラエル国防軍(IDF)に故意に標的にされていない。イスラエルは市民的自由やジェンダーや結婚の権利を尊重している。イスラエルには「世界最高の司法」がある。

 パレスチナ自治政府は中東の基本的歴史の改ざんとともに、世界の至る所でユダヤ人を殺すためパレスチナ人に金を払っているという奇妙な声明など他の主張をケネディはしているが実にばかげているのでそれは無視する。どの証拠も「ファンタジー・イスラエル」に対する彼の利己的愛着に穴を開けられるわけではないが、ルンツに触発されてイスラエル・ロビーに代わりケネディが繰り返す論点を論破する大量の証拠を下記に列記する。

 アパルトヘイト

 2017年の国連報告書「パレスチナ人に対するイスラエルの慣行とアパルトヘイト問題」は、イスラエルがパレスチナ人全体を支配するアパルトヘイト体制を確立したと結論付けている。1967年以来、人々としてのパレスチナ人は、報告書が四つの「領域」と呼ぶ場所に住んでおり、パレスチナ人分断は表面上異なって扱われているが、アパルトヘイト政権に起因する人種的抑圧を共有している。

 これらドメインは下記のとおり。

1.イスラエル市民として生きるパレスチナ人を統治する、特別な制限がある民法。

2.エルサレム市に住むパレスチナ人を統治する永住権法。

3.1967年以来、ヨルダン川西岸とガザ地区で交戦的占領状況下で生活している難民キャンプのパレスチナ人を含むパレスチナ人を支配する軍法。

4.イスラエル支配下にある領土外に住む難民であれ亡命者であれパレスチナ人の帰還を排除する政策。

 2018年7月19日、イスラエル議会は「ユダヤ人の覇権とユダヤ人国民国家としてのイスラエル国家のアイデンティティを憲法で祀るユダヤ人国民国家基本法を承認」に賛成したとハイファに本拠を置く市民的自由集団アダラは説明した。それはイスラエルで「通常の法律を無効にすることができる」最高法だ。

 2021年、イスラエルの人権団体B'Tselemは、報告書「ヨルダン川から地中海までのユダヤ人至上主義体制:これはアパルトヘイトだ」を発表した。

 報告書には次のように書かれている。

 地中海とヨルダン川間の全域で、イスラエル政権は、特定集団(ユダヤ人)が別の集団(パレスチナ人)より優位を確保するよう設計された法律、慣行、国家暴力を実施している。この狙いを追求する重要な方法は集団ごとに異なる画策空間だ。

 ユダヤ人市民は、あたかも地域全体が単一空間であるかのように暮らしている(ガザ地区を除く)。グリーンラインは彼らにとってほとんど何の意味もない。彼らが西に住んでいるか、イスラエルの主権領土内に住んでいるか、または東に住んでいるか、イスラエルに正式に併合されていない入植地に住んでいるかは、彼らの権利や地位と無関係だ。

 一方、パレスチナ人がどこに住んでいるかは非常に重要だ。パレスチナ人によると、イスラエル政権は、この地域をいくつかの単位に分割し、それぞれに異なる権利を定義し統治している。この区分はパレスチナ人にのみ関係する。イスラエルはパレスチナ人にこれらの区画の全てに異なる権利のパッケージを与えている。それらは全てユダヤ人市民に与えられた権利と比較して劣っている。

 「1948年以来、イスラエルは主権領土内の土地の90%以上を占領し、何百ものユダヤ人コミュニティを建設したが、(ベドウィンの人口を集中させるために建設されたいくつかのコミュニティを除いて彼らの財産権のほとんどを奪った後)パレスチナ人のためのコミュニティは建設されていない」と報告書は述べている。

 「1967年以来、イスラエルは占領地でもこの政策を施行し、さまざまな口実で、パレスチナ人から2,000km2以上取り上げた。国際法に違反し(東エルサレムを含め)ヨルダン川西岸に60万人以上のユダヤ人のため600以上の入植地建設した。主に建設と開発を防ぐためパレスチナ人用の別計画を考案したが、新たなパレスチナ人コミュニティは一つも建設していない。」

 民間人を標的にする

 「イスラエル軍の政策は常に軍事目標のみ攻撃することだ」というケネディの主張に反して、イスラエル軍および他のイスラエル治安機関が、民間人や民間インフラを意図的に標的にしていることはイスラエルや国際機関に広範囲に文書化されている。

 500ページを超える2010年のゴールドストーン報告書は、2008年12月27日から2009年1月18日まで行われたガザに対するイスラエルの22日間の空爆と地上攻撃を調査した。国連人権理事会と欧州議会はこの報告書を承認した。

 パレスチナ人権センターによると、イスラエル攻撃により、960人の民間人を含む1,434人が死亡した。6,000以上の家屋が破壊または損傷し、地球上最も貧しい地域の一つで約30億ドルが破壊された。攻撃中イスラエルが発射したロケットにより三人のイスラエル民間人が殺された。

 報告書の主な調査結果は次のとおり。

・民間人や民間施設へのイスラエルによる致命的攻撃事例の多くは、テロを広める目的を含め、イスラエル軍がパレスチナ民間人を人間の盾として使用し、そのような戦術に正当な軍事目標がなかったことを含め意図的だった。

・イスラエル軍は、民間人の意図的殺害、拷問、その他非人道的な扱いを行い、軍事的必要性を超え、故意に大規模な財産破壊を引き起こし、不当かつ違法に行っている。

・イスラエルは、十分な食料、水、住居の入手を含む適切な生活水準に対するガザ住民の権利を尊重する義務に違反した。

 今年6月14日、「ガザ地区で子供を含む民間人に危害を加えると予想される」空爆を故意に命じたかどで「イスラエル高官」に「刑事責任がある」とB’Tselemが報じた。

 ケネディが広めた神話に反して、国連と国内外の人権団体両方による報告と調査は、パレスチナの過激派が戦争犯罪の疑いを調査する際、日常的に違反の疑いまたは既知の違反を報じている。B'Tselemは同じ2019年の報告書で、合計四人のイスラエル人が殺され、123人が負傷したと書いている。

 先月、1967年以来占領されているパレスチナ自治区の人権状況に関する国連専門家、イタリア国際弁護士で学者のフランチェスカ・アルバネーゼが国連人権理事会に報告書を提出した。それは非常に気味の悪い内容だ。

 自由の剥奪は、イスラエルの占領以来、中心的要素だった。1967年から2006年の間に、イスラエルは占領地に80,000人以上のパレスチナ人を投獄した。パレスチナ人蜂起の間に急増したが、投獄は日常的現実となっている。第一次インティファーダ(1987-1993)では10,000人以上、第二次インティファーダ(2000-2006)では70,000人、「統一インティファーダ」(2021年)では6000人以上が拘留された。2022年には、882人の子供を含む約7,000人のパレスチナ人が逮捕された。現在、155人の子供を含む約5,000人のパレスチナ人がイスラエルに拘禁されており、そのうち1,0145人は起訴も裁判もない。

 拷問

 イスラエルの拷問反対公開委員会によると、2001年から2019年までに、シン・ベート[イスラエル治安機関]の尋問による「暴力を主張する」約1,200件の苦情が提出された。

 「起訴はゼロだ」と委員会は報告し「これはシン・ベート尋問者が享受している完全な体系的免責の一例だ。」

 威圧手法には、セクシャル・ハラスメントや侮辱、殴打、何時間も課される無理な姿勢、19時間も続く尋問、家族に対する暴力の恫喝などがある。

 「彼らは私の妻や子供を殺すと言った。彼らは私の母や妹の治療許可を取り消すと言った」とある生存者は2016年に語った。「私が独房にいる時でさえ、私を15分ごとに起こしたので、私は眠れなかった。昼と夜の違いがわからなかった。私は今でも睡眠中に叫ぶ」と別の人が2017年に言った。

 パレスチナ人被拘禁者アサド・アブ・ゴシュに対し威圧的な「圧力をかけるテクニック」を議論の余地なく使用したにもかかわらず、治安部隊を犯罪捜査から免除するイスラエル最高裁判所による2017年12月の判決を受けて、拷問に関する国連特別報告者ニルス・メルツァーは「最大の懸念」を表明した。彼はこの判決を「拷問免許」と呼んだ。

 アブ・ゴシュは「殴打や、壁に叩きつけられたり、体や指を曲げられ、痛みを伴う辛い姿勢で縛られたり、睡眠不足になったり、脅迫、言葉による虐待、屈辱などの虐待を受けたと伝えられている。健康診断により、アブ・ゴシュは拷問の結果、様々な神経的損傷を負っていることが確認されている。

 市民的自由

 イスラエルでの2022年11月の選挙で、極右神権主義者、民族主義者、公然の人種差別主義者の連合が権力を握った。超国家主義党「強いイスラエル(オツマー・レ=イスラエル)」のイタマール・ベン・グヴィルは国家安全保障大臣だ。「強いイスラエル」党には、イスラエル軍統治下で暮らす全てのパレスチナ人と、イスラエルの全パレスチナ市民の民族浄化提唱を含む「ナチ風イデオロギー」を支持するかどで1988年に議員立候補を禁止されたラビ・メイヤー・カハネのカハ党の元メンバーもいる。彼の任命は、財務大臣Bezalel Smotrichを含め、他の極右イデオローグの任命とともに、事実上リベラルなシオニストがイスラエルを守るために使った古い決まり文句を投げ捨てた。曰く、イスラエルは中東唯一の民主主義だ、イスラエルは二国共存案でパレスチナ人との穏やかな和解を求めている、イスラエル社会には過激主義や人種差別主義の居場所はなく、テロを防ぐためパレスチナ人に対してイスラエルは過酷な形の支配を課さなければならない。

 報道によると新たな連立政権は、ほとんど全てのパレスチナ人/アラブ人の国会議員からイスラエル議会で働く資格を剥奪し、彼らの政党が選挙に立候補するのを禁止するため使用する法律を準備している。最近の司法「改革」はイスラエル裁判所の独立と監視を骨抜きにする。政府はまた、公共放送ネットワークである菅を閉鎖することを提案しているが、それはその「欠陥」を修正するために修正された。LGBTQの権利に反対し、自分を「ファシスト同性愛嫌悪者」と呼んでいるスモトリッヒは火曜日、イスラエルのパレスチナ人コミュニティと東エルサレムへのすべての資金を凍結すると述べた。

 イスラエルは、公共の自由を奪い、あらゆる形のパレスチナ人の抵抗にテロという汚名を着せ、パレスチナ人の権利を支持する人々を、たとえユダヤ人であっても反ユダヤ主義者としてレッテルを貼る一連の法律を施行している。イスラエルの主要なアパルトヘイト法の一つである2010年の「村委員会法」の改正により、最大700世帯がいる地域には、コミュニティの「構造を維持する」ため人々が入居するのを拒否する権利が与えられている。イスラエルには、パレスチナ市民と占領地の人々を直接的または間接的に差別するために使われる65以上の法律がある。

 イスラエル市民権とイスラエル入国法は、パレスチナ国民がヨルダン川西岸とガザのパレスチナ人と結婚するのを禁止している。

 イスラエルでの異宗教徒間結婚も禁止されている。

 ミシガン州立大学法学部でユダヤ人法学会会長を務めたジェイコブN.サイモンは次のように説明している。

 正統派ラビ裁判所によりユダヤ人と見なされる血統関連要件と、宗教的儀式を必要とする結婚制限の組み合わせは人種の純粋さを維持する意図を示している。その核心はナチスドイツの純血アーリア人やジムクロウ米国南部の純血白人への欲求と何ら変わらない。

 これら差別的法律を支持し、イスラエルのアパルトヘイトを受け入れる人々は故意の無知、人種差別、または冷笑主義で目がくらんでいるのだ。彼らの狙いはパレスチナ人を非人間化し、不寛容なユダヤ人の狂信的愛国主義を擁護し、素朴でだまされやすい人々を誘惑し、正当化できないものを正当化することだ。ケネディは道徳的羅針盤や検証可能な事実に根ざす信念体系を失い、パレスチナ人を裏切っただけでなく我々を裏切ったのだ。

記事原文のurl:https://chrishedges.substack.com/p/robert-f-kennedy-jr-the-israel-lobbys

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 属国トップは宗主国の役に立つ馬鹿。宗主国ポンコツ兵器爆買いに喜々として出かける。確かに巨大な「聞く耳」の持ち主。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

日本で報じられない事実。徴兵逃れ。英国FT「ウクライナ、軍の汚職勧誘員を取締まる。何千人もの男性が免除書類の代金払って徴兵を免れてきた。検問所以外で隣国に入国しようとして合計1万3600人が逮捕され、さらに6100人が通常の国境検問所で偽造書類を使用して逮捕

 日刊IWJガイド

「ウクライナの臓器移植ビジネスを支える富裕国の臓器移植の需要の高さ! ドナーと待機者の数の著しい格差はグローバルな格差と直結する!」

はじめに〜ウクライナをはじめ、貧しい国々の人々から摘出された臓器が、ウクライナの臓器移植ビジネスを支える富裕国へ臓器移植用の臓器として「買われてゆく」現状と、その需要の高さ! ドナーと待機者の数の著しい格差はグローバルな格差と直結する!

2023年8月18日 (金)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/798.html
[戦争b24] ウクライナ、南東部で集落奪還 北東部の戦況厳しさ増す(ロイター) AN
13. HIMAZIN[3740] SElNQVpJTg 2023年8月19日 22:31:16 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[60]
>>12

策士策に溺れる、という言葉もありますが、ある意味ロシアの純朴さみたいなものは欧米の外道さを際立たせているなど力になっている面もあると考えてるので、もどかしくもありますが難しいところですね。BRICSやSCOの加盟希望も増えているし、アフリカ諸国も立ち上がって来ています。
真に抜けているのは日本というか日本人というか・・・・・・
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/796.html#c13

[戦争b24] ウクライナ、南東部で集落奪還 北東部の戦況厳しさ増す(ロイター) AN
17. HIMAZIN[3741] SElNQVpJTg 2023年8月19日 23:59:03 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[61]
>>16

以上、bE5YY1k3VFh3blE=のたわごとでした。(完)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/796.html#c17

[NWO7] リアリティ・チェック:「過去10万年で最も暑い週」ではなかった(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/08/20/no-1887-%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bb%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%83%e3%82%af%ef%bc%9a%e3%80%8c%e9%81%8e%e5%8e%bb10%e4%b8%87%e5%b9%b4%e3%81%a7%e6%9c%80%e3%82%82%e6%9a%91%e3%81%84/


No. 1887 リアリティ・チェック:「過去10万年で最も暑い週」ではなかった
投稿日時: 2023年8月20日

「いかに人々は無意味な統計に目を奪われているのか」

by Kit Knightly

世界気象機関(WMO)によると、過去10万年間で最も暑かった5日間はすべて先週に起きた、ということが気候変動ニュースで話題になっている。

記事はフォーブスで読むことができる:

7月4日は、その前日の記録を更新し、過去12万5千年間で最も暑い日となった。エルニーニョ現象の再来と夏の始まりの気温の上昇がぶつかったからだ、と研究者たちは言う。

あるいは、お望みなら、気候憂慮論者がツイッターで身もだえしているのを読むこともできる:

https://twitter.com/EliotJacobson/status/1678727804110905344?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1678727804110905344%7Ctwgr%5Ec4f0d7cc2f1dda6be7063eff9ad03d3a675f15d9%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Foff-guardian.org%2F2023%2F07%2F12%2Freality-check-no-we-didnt-just-have-the-hottest-week-in-100000-years%2F

さて、最初にはっきりさせておこう。7月4日以来、過去10万年間で「最も暑い7日間」になってはいない。

より正確にいうと、「猛暑日があったかどうか」を確実に知る術はないのだ。

彼らがこの主張をするとき、何を言っているのか考えてみてほしい。

彼らは、 過去3600万日間の世界平均気温を小数点以下2桁まで知っていると主張しているのだ。

これ以上話を進める前に、いくつか覚えておいてほしいことがある。

1 – 人類が何かの温度を正確に測定できるようになったのは、おそらく400年前からである。

2 – 公式の「地球の気温」記録が始まったのは1880年からである。

3 – それ以降は17世紀半ばまでさかのぼり、部分的で地域的なかなり不正確な記録しかない。

つまり、だいたい400年前ということになる。

では、気候学者は残りの99,600年分のデータをどうやって入手するのだろうか?

彼らは推測するのだ。

悪いけど、彼らは木の年輪データと氷床コアのサンプルを使って “モデル化 “している。

NASAは、現代の木の年輪を既知の気象システムと比較することで、過去に木の年輪が作られた気象パターンを解明できると主張している。

これは科学的ではなく解釈に基づくものだ。

木の年輪は成長サイクルを表しているだけである。それに影響を与える要因は、個々の木、地域、または地球レベルに特有のものであり予測的な価値としてはあまりに複雑すぎる。

病気、火山活動、他の樹木との競合、降雨量、太陽活動、寄生虫や菌類の感染……私たちはこれらの要因を正確に説明することはできない、 これらはすべて樹木の成長に影響を与える。

要するに、木の年輪からわかるのは成長サイクルの長さだけなのだ。それ以外はすべて、先験的な因果関係の仮定に基づいた外挿とモデル化なのだ。

しかしそれは二次的な問題だ。もっと重要なことを言いたい。それは「地球の平均気温」という考え方である。

「地球の平均気温」―まったく無意味な統計

数字や尺度を用いて大衆を惑わし、大衆の意見をコントロールすることは今に始まったことではない。事実、衝撃的な量のプロパガンダはほとんどの人々が統計を理解できないことを前提にしている。(この無能さはメディアや教育システムによって積極的に奨励されているが、それはまた別の話である)。

このような統計の使い方は、おそらくコロナ「パンデミック」で頂点に達した。しかし、気候変動ほど統計に深く浸り、統計に大きく依存しているものはない。

このように統計を使うことの魅力は、あからさまな嘘をつく必要がなくなることだ。

―本当の数字しか報告しなくても、人々を完全にミスリードすることができる。

―事実だけを発表し、真実を完全に無視、あるいは偽装することもできる。

まさに「嘘と統計」という言葉通りだ。

平均、特に平均値はこうしたことに非常に適している。

知らない人のために説明すると、「平均」や「平均値」は、ある数値の集合の中のすべての値を足し合わせ、その合計をグループのメンバー数で割ることによって算出される。

例えば友人5人で一緒に食事に行き、その合計が85ポンドだった場合、各人が食事に費やした平均は85÷5、つまり17ポンドとなる。

この種の平均は、文脈次第で非常に有用にもなるし、完全に誤解を招くこともあるので、欺瞞的な統計を作るのに優れている。

この問題の良い例が「平均寿命」である。私は大学で歴史を専攻していたときに、この問題を身をもって経験した。

私のクラスの何人かは、ヴィクトリア朝のロンドンでは男性の平均寿命が40歳だったと書いてあるのを読み、それが文字通り男性の老化が早く、白髪になり30代後半で認知症になるという意味だと純粋に考えていた。

ところでそれは完全に間違っている。

実際ヴィクトリア朝時代に成人した男性のほとんどは、太古の昔から人々が生きてきたように(詩篇によれば「70年」)、それなりに普通の寿命を生きていた。

しかし、ヴィクトリア朝時代のイギリスは乳幼児死亡率が非常に高く、1歳になる前に死亡する子供の数が平均死亡年齢をかなり引き下げている。

つまり、統計ではほとんどの人が40歳で死んでいるように見えるが、実際は40歳で死ぬ人はほとんどおらず、1歳前後で死ぬ人が多く、多くは70歳前後で死んだ。

「平均」は、完全に真実であると同時に、現実をまったく代表していないこともあるのだ。

「地球の平均気温」はその完璧な例である。文脈や現実世界での応用がまったくないため、人々が怖いと感じるような数字が生み出される。文字通り無意味なのだ。

さて、これは統計学の優レベルを持つジャーナリストだけの戯言ではない。長年にわたって多くの科学者や学者が、「地球の気温」という考え方そのものが無意味だと言ってきた。

例えば、Journal of Non-Equilibrium Thermodynamics誌の2006年6月号に掲載された「Does a Global Temperature Exist?」(地球の温度は存在するのか)と言う論文はこう記している。

地球全体の温度というものは存在しない。その理由は、局所的な熱力学平衡を支配する状態方程式の性質にあり、統計を物理学に置き換えても避けることはできない。温度は強度変数であるため、全体の温度は測定されるシステムとしては意味を持たず、したがってどの一つの単純な平均値も必ずしも意味を持つわけではない。

アカデミックな言葉に対抗して、例を挙げて説明しよう:

まず第一に、地球はかなり巨大であり、その大きさだけで人の目はくらんでしまう。そこで私の台所の「平均気温」を計算しよう。

さらに、我々はその名前自体が誤解を招くものであることに気づくべきだ。彼らが「地球の平均気温」というとき、明らかに地球上のあらゆる場所を計測しているわけではない。彼らが本当に意味しているのは、「陸地の気象観測所と海上の気象ブイからの平均的な地表面温度」ということなのだ。

これらの温度の読み取りは、私たちが平均値を計算するために使用するセットを形成している。世界中には数千ものこれらのデータがあるが、ここでは台所の例を使って説明する。冷蔵庫内、ストーブ内、そしてキッチンテーブルの両端にそれぞれ1つずつ温度計がある。

朝起きて、まず「台所のモニタリングステーション」で温度を測る。次のような温度計測結果が得られた:冷蔵庫内は6℃、テーブルの両端は19℃、コンロは17℃。これらの温度の平均値は15.25℃である。

このデータから、キッチンは家の中で最も寒い部屋であり、平均的な室温や平均的な夏の日よりもずっと寒いことがわかる。

後で、夕食を調理した後に再び温度を測定する。冷蔵庫内は6℃、テーブルの両端は21℃、コンロの中は176℃。この時点での平均温度は56℃になった。

これは驚くべきデータだと思わないか?まず、このデータによれば、台所にはいることさえもはや医学的には安全ではない。そしてもっと心配なのは、このままこの上昇率が続けば、明日の真夜中までに私の家は炎上してしまうということだ。

確かに、記録開始以来(今朝のことだ)最も暑い台所だ。そして、私より前にこの家に住んでいた人たちの古い写真から判断するに、キッチンがこれほどうだるように暑かったことはなかったようだ。

この文章を読んでいる人たちが、そのポイントを理解してくれることを願っている。

部屋全体で4つの測定ステーションは非常に少なく、そのうちの50%が地域的な極端な温度を経験している点は、a)部屋の大部分には当てはまらない、b)最終的な結果に大きな影響を与えている。

これらの「平均温度」は、高くても低くても台所の実際の周囲温度を代表するものではないし、その台所を使う実際の人々の生活に影響を与える可能性もないのだ。

それらは現実を反映しておらず、現実の世界には何の応用も利かない。

この次のことは衝撃かもしれないが、世界は私の台所よりもはるかに広く、複雑である。多くの地域はまったく気象観測所のカバーを受けていないし、多くの地域は計り知れないほど複雑な局所的な気象システムに影響されており、それを考慮することは不可能なのである。

統計は、それが徹底的であるほど示唆的で、現実を代表するだけの有用性がある。地域ごとの差異を考慮しないで広範なデータの「平均」を作成することはできない。

成人の「世界平均身長」は66インチ(168センチ)である。これに基づけば、身長5フィート8インチ(173センチ)のオランダ人男性は「平均より背が高い」と言われるかもしれないが……実際には、ほとんどのオランダ人男性よりむしろ低い身長である。

変化し続ける地球上のさまざまな情報源から「平均気温」を報告することは無意味である。特に、記録されたデータの背景や、それに寄与する多変量な地域的要因がわからないのであればなおさらだ。 (例えば、多くの気象観測所は空港にあり、空港は周辺地域よりも常に高温である。また、「都市のヒートアイランド」の問題や、気象観測所が世界中に均等に分布していないことなどもある)。

簡潔に言えば、彼らは先週が「過去最も暑い週」だったかどうかわからず、今日の「平均的な地球全体の温度」を把握することは不可能であり、それが可能であったとしても、それはあまりにも曖昧なデータで意味がないだろう。

もちろん、それらすべては、彼らがそれらのデータを単にでっち上げていないと仮定しての話だが、彼らは簡単にそれをやっている可能性があると思っている。

Links: The original version of this article, at the URL below, contains several links to further information not included here:

https://off-guardian.org/2023/07/12/reality-check-no-we-didnt-just-have-the-hottest-week-in-100000-years/
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/282.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
200. HIMAZIN[3742] SElNQVpJTg 2023年8月20日 14:35:31 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[62]
>>197

論拠は何一つないので妄想レベルになりますが、赤かぶスレは工作員養成所と最近考えるようになっています。>>16に書いた勘違いした偉そうな常連もその類いかな。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c200

[議論31] 管理板の場外戦(その3)
こちらの続き。


管理板の場外戦(続き)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html

要望があったためフォローアップ投稿で継続。
今後も管理版が荒れる気配は大いにあるので予防は必要。ただし、本当に退避してもらいたい御仁に限って、管理版に執着するのが大変困りもの。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html
[議論31] 管理板の場外戦(続き) HIMAZIN
202. HIMAZIN[3743] SElNQVpJTg 2023年8月21日 08:54:59 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[63]
こちらで継続。

管理板の場外戦(その3)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/818.html#c202

[戦争b24] ウクライナ軍の反転攻勢、地道な成果積み上げにロシア軍が悲鳴 航空優勢なき戦果は歴史的快挙、逃亡兵急増に悩むロシア軍(JB… 赤かぶ
79. HIMAZIN[3744] SElNQVpJTg 2023年8月21日 23:16:06 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[64]
<△23行くらい>
>>77

>aHVTUU5wNWFjRU0=

ヨタ君は相変わらずのヨタ君だった。都合の悪いこと無視しているのはお前さん。
ほんと、都合が悪くなると姿隠すくせに、ほとぼり冷めたと思った頃に沸いてきて同じこと繰り返すよね。ウクナチ応援団らしいと言うべきか。

https://twitter.com/yiyirobot/status/1629969721134309378
WHITEJACK
@yiyirobot

ブチャの虐殺はロシア軍の仕業だと言って来た人が…
🇷🇺露軍が撤退後クラーケン部隊が検索?兵隊>あいつら青いバンド(🇺🇦軍側)付けてませんよ!
隊長>やってみ‥(銃殺の許可)
ニュースで死体が手を動かす場面が放送される‥😁
このあとブチャ市長がメディアに笑顔で対応‥虐殺の話しは一切無し

午前7:20 · 2023年2月27日


https://twitter.com/yiyirobot/status/1631975306230927364
WHITEJACK
@yiyirobot

ロシア支持者の票しである白い腕章は、西側メディアに死体を公開していた時にも着けたままで、この重要な疑問点を指摘しません。この後に🇬🇧ジョンソン首相が🇺🇦キエフを急遽訪問、ゼレンスキーに戦争継続の為の新たな支援を提示しています。〜🇬🇧MI6が停戦交渉をぶち壊す為に計画した自作自演劇です。

午後8:10 · 2023年3月4日
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/799.html#c79

[戦争b24] アメリカ資本主義とウクライナへの過剰な「効果的兵器」が違いをもたらさない理由(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-54e93d.html

アメリカ資本主義とウクライナへの過剰な「効果的兵器」が違いをもたらさない理由

フィニアン・カニンガム
2023年8月15日
Strategic Culture Foundation

 ウクライナでのこの戦争は欧米資本主義の恐ろしい縮図だとフィニアン・カニンガムは書いている。

❗️Telegram , Twitter, VKでご参加願いたい。

 ウクライナ反攻が失敗していることが、欧米高官や連中の卑屈なマスコミでさえ、ゆっくり、しぶしぶ見え始めている。二か月前の反攻だけでなく、実際、紛争全体が。ウクライナにはロシアの優れた軍隊に勝つ可能性がないのだ。

 それでも暴力と殺害は続いている。外交や和平や正気はない。一体なぜだろう。

 ほんの数ヶ月前、アメリカ合州国とNATOの兵器や訓練が、ロシアに対する「見事な勝利」へと流れを変えるという勇敢な主張で欧米マスコミは満ちていた。今日これら同じメディアは「厳しい反攻」(ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、CNN)や「敗れた期待」(ロンドンタイムズ)を意気地なく報じている。

 明らかな解決困難な状況を一体どう説明するのだろう? アメリカ合州国とヨーロッパのNATO同盟諸国は、過去一年、戦車からパトリオット・ミサイルに至るまで、最大100億ドル相当の兵器をキーウ政権に供給してきた。そしてバイデン政権は先週、ウクライナ用に更に12億ドル要求し、軍事的贈り物は続いている。アメリカと同盟諸国は今後数か月以内にF-16戦闘機の供給を計画している。

 それでも気が遠くなるようなこの大金は、最終的なロシア勝利という結果に違いをもたらすことはない。もちろん更に何万人ものウクライナ兵が殺され、ロシアとのより広範な全面核戦争も非難されるべきリスクだ。しかし、なぜ狂気が続くのだろう? なぜ欧米政治家やマスコミは果てしのない虐殺に対する外交的代替案を模索しないのだろう?

 この大失敗と究極のスキャンダルの根本的理由は、アメリカ軍国主義固有の悪だ。アメリカ軍国主義や他の西側資本主義国の軍国主義は、国家を守るため、あるいは実際戦争に勝つための「軍事」や「防衛」という従来の理解に関するものではないのだ。アメリカと欧米の軍国主義の第一目的は民間企業である軍産複合体のため利益を上げることだ。

 通常、武器は非常に高値で、誇大宣伝されており、永続的に消費されるよう設計されている。アメリカ製パトリオット防空システム、エイブラムス戦車やF-35戦闘機を考えてみよう。独立した軍事評論家は、これらシステムは高額ながらくたで、実際は本来の仕事をしていないと言うはずだ。ロシア軍は、優れた極超音速兵器を使用して、パトリオットや欧米戦車を比較的簡単に一掃している。

 尊敬される地政学評論家で「超帝国主義」という本の著者マイケル・ハドソンは、アメリカ軍国主義は本質的に国や同盟諸国を守ることではなく、企業利益を得ることが狙いだと喝破して核心を突いた。アメリカ軍産複合体が製造する兵器は、敵を倒して戦闘に勝つという従来の軍事性能の定義を目的としていないのだ。

 「武器はアメリカ軍産複合体に莫大な利益を生み出すためのものだ」とスティーブン・グランバインとの最近のインタビューでハドソンは発言した。

 ウクライナの場合、アメリカとNATOの兵器は「購入するためのもので、ロシアに対し砲撃させるためウクライナに与えているのだ。しかしあの兵器は戦うためのものではない。兵器は戦争に勝つためのものではない。消費するためのもので、また新たに購入し、今すぐ交換する必要があるのだ。」

 ウクライナでの紛争は、アメリカとNATOの兵器にまつわる長年の誇大宣伝や見え透いた言い訳を暴露している。張り子の虎であることが残酷にばれている。

 ハドソンが説明しているのは、事実上、アメリカが率いるウクライナでのロシアに対する代理戦争の完全な詐欺とスキャンダルだ。それはキャッチ22風の茶番劇レベルだ。これはアメリカと西側軍事産業の利益のための不正な金儲けだ。全て欧米納税者が支払い、ウクライナ人が木っ端みじんに吹き飛ばされたり生涯傷ついたままにされたりしているのだ。

 基本的に、これがアメリカと西洋資本主義の狙いなのだ。エリートの私的利益のための経済体制は、軍国主義と世界的な武器輸出が推進している。欧米資本主義は長年、民用工業生産を放棄し、過去数十年にわたり政治家やマスコミや議員の命令どおりにする軍産複合体に支配されるようになっている。

 長年にわたるNATOの拡張主義とロシアへの戦略的恫喝によってウクライナでの戦争は引き起こされた。モスクワの警告は常に無視された。これは中国も標的にされていると同じ方法で、ロシアを地政学的ライバルとして征服するため欧米帝国主義アメリカ幹部が要求した対決の一環だった。しかし、それに加えて、ウクライナに兵器を注ぎこむという究極の不正な金儲けが登場した。それだけでなく、ヨーロッパの従僕連中は、今後数十年にわたり、レイセオン、ロッキードマーティン、ボーイングなどから購入し、枯渇した兵器庫を満たすのを余儀なくされる。それは完全な談合体制だ。

 対照的に、ロシア軍は実際に自国を守るように創られている。ロシア兵器がウクライナでNATOのがらくたを上回っているのは、前者が私的利益やウオール街投資家のために製造されているのではなく、実際戦争に勝つことを目的として製造されるためだ。

 だからこそ、ウクライナはこの紛争で悲惨かつ不可解に負けているのだ。キーウ政権に注ぎ込まれた武器は、決して「ロシア侵略から国を守る」ことを意図したものではなかった。それは欧米納税者に資金供給された高価な武器を売るためのばかばかしい広報誇大宣伝だ。もちろんナチス・キーウ政権は汚職で金のなる木を搾り取っているが、より大きな問題はアメリカ資本主義と軍産複合体の腐敗した中心にある戦争不正利得者連中だ。

 ウクライナの傀儡大統領ウォロディミル・ゼレンスキーは、より多くの武器を求めて叫んでいる。もちろん腐敗したキーウ政権はそうだ。バイデンと欧米政治家は、より多くの武器を求めている。もちろん、そうだ。連中の政治資金は兵器企業ロビイストに依存している。欧米マスコミは、このなんとも忌まわしいものを「過酷な反攻」と歪曲する。もちろん連中はウクライナでの戦争に関する自分の利己的なウソにとらわれそうしている。

 屠殺場に送るため腐敗したキーウ政権は街頭で一般人を駆り集め、アメリカ企業とウオール街は利益を享受している。そして欧米の労働者や大衆は緊縮財政のおかげで徹底的に搾り取られている。ウクライナでのこの戦争は欧米資本主義の恐ろしい縮図だ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/08/15/us-capitalism-and-why-glut-of-wonder-weapons-ukraine-wont-make-difference/

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 ミアシャイマー教授の最新youtube?

John Mearsheimer - Geopolitical Stalemate - A Recipe for Endless Conflict 11:00

 寺島メソッド翻訳NEWS

キエフには、ゼレンスキーが暗殺された場合の秘密計画がある―Politico

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

ニューヨーカー誌「ケネディ大統領及びケネディ司法長官の暗殺について、ロバート・F・ケネディ・ジュニアとの対談。CIAがケネディ大統領暗殺に関与。主たる原因はCIAが育成したキューバ侵攻グループの侵攻を阻害し、彼らを解散させた事。」

 日刊IWJガイド

「中国の不動産問題は、2025年大阪万博の来場者激減に直結する!!」

はじめに〜中国の不動産問題は、米国の金利引き上げが打撃に! 日本経済への影響でみるべきポイントは爆買い再来の期待が高まっている中国人団体観光客の入国者数! 減少すれば、その延長線上にある2025年大阪万博の来場者数の激減となる! 中国人民銀行は、大量の流動性供給を行ってカネ回りをよくしようとするもののそもそもの問題は全く片付かず、結局、不良債権となる!!

2023年8月22日 (火)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/804.html
[戦争b24] アメリカ資本主義とウクライナへの過剰な「効果的兵器」が違いをもたらさない理由(マスコミに載らない海外記事) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3745] SElNQVpJTg 2023年8月22日 13:03:51 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[65]
記事原文のurlにアクセス出来ないがそのまま掲載。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/804.html#c1
[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
43. HIMAZIN[3746] SElNQVpJTg 2023年8月26日 01:09:54 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[66]
管理人へ

既に何名か話を出しているが、当面の間アラジン2さんの管理板への出入り禁止を要求する。

当人は荒らしを退治する・デマは許さないなどと言っているが、実際はただレスバトルを仕掛けて相手を負かして満足したいだけ。>>34>>38のコメントは顕著で、アラシ認定で初期非表示されたコメントにわざわざ突っかかって余計な騒動を起こしている。

しかも当人はアラシを退治してやったと手柄気取りであり、自身が騒動を起こしている自覚も無ければ反省も無い。

このような態度は運営の連絡用である管理板には極めて不適切であり、放置すると4月の惨劇を繰り返すことになる。

よって、反省するまで当分アラジン2さんを管理板に出入り禁止するよう要求する。

※参考
4/1〜4/15までのコメント数。⇒ 47コメント(アラジン2さんは0)
4/15〜5/8までのコメント数。⇒ 529コメント(アラジン2さんは138)

2023年04月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/647.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c43

[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
27. HIMAZIN[3747] SElNQVpJTg 2023年8月26日 01:12:19 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[67]
>>18

私も当面の出入り禁止を要求しました。7月に同じことを当人にやられているから文句を言われる筋合いは無い。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c43
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c27

[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
32. HIMAZIN[3748] SElNQVpJTg 2023年8月26日 18:22:17 : yxtJGJyUOQ : dEtmQkpVV2QxLzY=[1]
>>31

>荒陣2は「レスバトル」をして、己の鬱憤を晴らしに阿修羅に通っているだけの老害なんです。

この点については逆の意見ですね。言動からもっと若いのではと推測してます。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c32

[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
36. HIMAZIN[3749] SElNQVpJTg 2023年8月26日 20:03:13 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[68]
>>33
>>34

「ひろゆき」世代に近いかもですね。
比較的若い世代と考えてるのは、老害特有の歳月を重ねたゆえの意見、頑迷さ、意固地さが見えないからです。
加えて何ていうか、アラジン2さん特有の自分が正しいことを前提に相手を叩き潰さないと気がすまない、正しいか誤ってるか二者択一で少しでも意見が合わない相手は敵、敵と見做した相手の意見は微塵も受け付けない、といった極端さは相応に歳を重ねると持ち得なくなるのではないかとも思ってます。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c36

[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
37. HIMAZIN[3750] SElNQVpJTg 2023年8月26日 20:05:14 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[69]
>>29
>>35

赤かぶ案件(笑)で無い限り、理路整然と依頼すればそれなりに公正な判断をしていると思います。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c37

[医療崩壊11] mRNAワクチンと増殖型レプリコンワクチンの暴走  (井上正康名誉教授・現代適塾)  魑魅魍魎男
90. HIMAZIN[3751] SElNQVpJTg 2023年8月27日 01:29:54 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[70]
>>85

この輩は四則演算すらまともに出来ない小学生以下の恥性なので、相手をしても著しく馬鹿を感染されるだけ。投稿者が削除するのを待つか管理版に通報するのが吉と考えます。
勿論、私のスレに来たら馬鹿が感染する前に速やかに削除しています。
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/691.html#c90

[戦争b24] ニジェールの軍指導者たちに人気がある理由−そして恐れられる理由(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1904.html
※動画等はリンク先参照。

ニジェールの軍指導者たちに人気がある理由−そして恐れられる理由

<記事原文 寺島先生推薦>

Why is Niger’s Military Leaders so Popular—and so Feared?
https://libya360.wordpress.com/2023/08/16/why-is-nigers-military-leaders-so-popular-and-so-feared/

筆者:オーエン・シャルク(Owen Scalk)
出典:INTERNATIONALIST 360°  2023年8月16日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年8月26日


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ニジェールのニアメでアブドゥラハマン・チアニ将軍の写真を掲げるクーデター支持者たち。写真提供:サム・メドニック。


クーデターは、新植民地主義の被害を受けた弱者や貧困層に語りかけている

 ニジェールの動きは急激だ。軍事政府が、7月26日、モハメド・バズム大統領を政権から追い落とした後、アブドゥラハマネ・チアニ政府は独立した反西側勢力としてこの地域にその存在を確立し、ギニア、マリ、そしてブルキナファソと同列に加わった。フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、バズム大統領の失脚を予測できなかったという認識から「激怒」していると報じられている。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、ナイジェリアを中心として、すぐにチアニ政府に対して強硬な姿勢を取り、8月6日までに、バズム大統領を復帰させるための軍事侵攻をすると脅した。マリとブルキナファソは、そのような侵攻に対してニジェールを守ると宣言した。

 クーデターを支持し、外国の介入に反対する人々の抗議デモの最中、チアニ政府はニジェールの上空を閉鎖して、ECOWASやフランスからの干渉を阻止した。期限とされた8月6日は何も起こらずに過ぎ去った。その一因は、ナイジェリアの上院がボラ・ティヌブ大統領のニジェールへの兵士派遣計画を拒否したためであり、この地域は公然の戦争を回避することになった。同じ日に、約3万人の支持者がニアメのスタジアムに集まり、軍事政権掌握を支持する熱い思いを表明した。

 8月7日、アメリカ合衆国国務次官補のビクトリア・ヌーランドがニジェールを訪れ、軍指導者たちにバズム大統領を復帰させるよう圧力をかけた。バズム大統領は2021年初からアメリカとフランスにとって西アフリカおける大事な人物だった。ヌーランドはクーデターについて「深刻な懸念」を表明し、「民主主義が回復されない場合、法的に断ち切らなければならない経済的な、あるいは他の支援もある」と強調した。しかし、ニジェールの新たな支配者たちは屈服しなかった。

 ECOWASや西側諸国からの制裁とさらなる脅しの中で、クーデター政権は、8月10日、首相をアリ・マハマン・ラミン・ゼインとする新しい内閣を発表した。この内閣にはゼインを含む多くの市民メンバーが含まれている。分析家のベバリー・オチェンによれば:

(これは、) 軍が暫定内閣のほとんどのポストを占めたマリやブルキナファソで起こったこととはまったく異なる。これは、悪意がないことを示す方法の一つであり、市民と協力し、移行政府を望んでいることを示す方法だ。しかし、同時に、「私たちと交渉する際には移行条件に基づいておこなうことになる。バズム政権を復帰させることは条件にならない」という意味も含まれている・・・バズムが復帰する可能性は非常に低く、正当性が認められる可能性もほとんどない。
(オチェンの引用終わり)

 外交的な行き詰まりの中で、ナイジェリアからのイスラム学者団が、8月13日、チアニ政府との会談を開いた。この会議で、チアニはナイジェリアとニジェールは「隣人というだけでなく、問題を友好的に解決すべき兄弟姉妹でもある」と述べた。「クーデターに悪意はなく」、地域への「迫り来る脅威を防ぐためのもの」だったと語った。また、ナイジェリアがバズム大統領を復帰させるための侵攻の脅しをかけたことについて「心が痛む」と述べ、隣国が「この問題に自分たちの立場になって関心を示していないように見えること」を残念に思っていることも明らかにした。


侵攻の脅しと権力の強化

 学者団が訪れた日に、チアニ政府はバズム大統領が「重大な反逆罪および内外の安全の破壊行為」で告訴されるだろう、と発表した。その一方で、ワシントンとECOWASはこの決定を非難した。ECOWASは、ニジェール政府への軍事介入について再度議論するために、8月17日と18日、会議を開催すると発表した。

 侵攻に関する話が再び持ち上がっていることは懸念されるが、実際の介入は起こらないだろう。ECOWASとその支援者たちが、クーデター直後の興奮冷めやらぬ日々において、公衆の支持が不確かで軍の安定性が未知数だったときでさえ、ニジェールの国境を越えることに消極的であった。今、公衆の支持は明らかであり、チアニと暫定政府の権威が固まっているときになぜその危険を冒すことがあろう?

 奇妙なことに、ECOWASとその西側支援者は、彼らの強硬なクーデター反対姿勢がニジェールの軍部指導者が権力を固めるのに役立っていることに気付いていないようだ。クーデターは国民の支持を得ており、権力掌握後の最初の世論調査によると、回答者の78%が支持している。ロイターの記者は、「(首都)ニアメの住民は・・・クーデターを強く支持し、マリとブルキナファソと連携することで、イスラム過激派との戦いにおいて、これらの3つの国を強化するだろう」と報じている。外国の侵略の脅威は、逆にクーデター支持者をさらに増やすことになるだろう。

 侵略の脅しは、ロシアが同地域のソフト・パワーを地域で増加させるのにも役立っており、これは西側諸国の政府が明らかに非常に懸念していることだ。米国、ヨーロッパ、ECOWASからの力任せの声明とは対照的に、クレムリンは「ニジェール共和国の状況を平和的な政治的および外交的手段だけで解決する重要性」を強調した。マリの指導者であるアシミ・ゴイタとウラジミール・プーチンの会談の後、ゴイタはX(以前はTwitter)に投稿し、ロシア大統領が「より安定したサヘル地域のための状況の平和な解決の重要性」を強調したと述べた。

プーチン大統領とは電話で会話しました。私たちはニジェールの状況について話し合いました。彼は、より安定したサヘル地域の平和な解決の重要性を強調しました。pic.twitter.com/po6U2meRw1
2023年8月15日、アシミ・ゴイタ大佐(@GoitaAssimi)

 それにもかかわらず、侵略に関する議論は続いている。そんなことをしてもニジェール軍の権力掌握を強化するだけだろう。例えば、ゼレンスキー政権はウクライナ侵攻の際に非常に不人気だったが、ウクライナ人は勇敢に戦い、巨大な犠牲を払った。ニジェール人も同様に行動する可能性があるのは理にかなっていないだろうか。特に、ニジェール政府は、実際、多くの人々から支持され、マリやブルキナファソなどの地域関係国によって支持されているのだ。

 さらに、反西側で親ロシア的な軍事政府が選挙の枠組みを超えて権力を握ったのに、なぜその軍事政府に人気があるのかという疑問は追求する価値がないだろうか? 西側諸国政府は、なぜチアニやマリのゴイタ、あるいはブルキナファソのイブラヒム・トラオレの言辞がこの地域の多くの人々の共感を呼ぶのか、興味を持たないのだろうか? 彼らは、NATOによるリビアの破壊がこれらの国々でジハード主義的な反乱に火をつけたことを知っているのだろうか? アメリカ、フランス、そしてカナダなどの国々は、植民地主義の歴史や政治的干渉の歴史、この地域での大規模な軍事力、多くの国民から嫌われている政府の支援、そして金やウランなどの資源を数十億ドル単位で私物化しており、普通のニジェール人、マリ人、ブルキナベ人が極度の貧困に苦しんでいる現実があるから、反西側的感情が高まっているのだという責任を感じないのだろうか? 答え:責任を感じていないことは明らか。


地域的な分裂と反帝国主義的な転回

 ニジェール、マリ、そしてブルキナファソと、一方でECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)と西側諸国との間の敵対関係は、数年にわたり醸成されてきた。マリとブルキナファソはクーデターの後、欧州とアメリカの影響力を排除していた。一方、ニジェールはアメリカやフランス、ドイツを含むヨーロッパからの兵士たちを歓迎した。ニジェールが西側の軍隊を受け入れる一方で、マリはヨーロッパ資金によるG5サヘル組織から離脱する決断をした。

 サヘルG5は、マリ、ブルキナファソ、ニジェール、モーリタニア、そしてチャドの間で反ジハード主義軍事部隊の協調を図るために設立された。この組織は主に西側の計画であり、欧州連合(EU)の資金援助を受け、フランスの支援を受けて設立された。しかし、一部の西アフリカ諸国がより独立心を強めるにつれて、組織は綻び始めた。

 2021年にマリの軍隊が権力を握った後、フランスは、チャドが組織の議長職をバマコに譲るのを阻止するためにサヘルG5に干渉したとされている。たとえフランスがマリへの干渉に関与していなかったとしても、マリの指導者たちはこの出来事をそんな風に解釈しており、研究者のブバカル・ハイダラも同意している。「フランスの影響がこの議長職移譲の拒否の背後にあるのを見逃すのは難しいでしょう」と彼は述べた。

 これらの内部分裂と、それらを煽ったとされるフランスの影響で、サヘルG5は衰退することになった。2022年5月、西側の支援を受けていたバズム大統領ですら「G5は死んだ」と宣言した。

 フランスのバルカン作戦(2014年から2022年)は、反フランスの反乱の最中にその地域から撤退した。欧州連合のタクバ特別部隊(2020年から2022年)も同様の運命を辿った。そして、2014年に設立されたサヘルG5は実質的に消滅した。これらの西側支援の取り組みがもたらしたものは何か?危険性がさらに高まり、不安定さがさらに増幅したことだ、とマリック・ドゥクーレは説明している:

ワガドゥグ(ブルキナファソの首都)の出発前、私はこの首都が非常に安全な都市であると知っていました。ジハード主義的なテロのことは誰も心配しておらず、これはブルキナベ社会のあらゆる部分と階級に当てはまる事実でした。しかし、[前独裁者ブレーズ] コンパオレの失脚に続く不安定さの中で、ボコ・ハラム、ジャマアット・ナスル・アル・イスラム・ウァル・ムスリミン、アンサール・ディーン、アンサール・ウル・イスラム、そして大サハラのイスラム国などの過激派が、首都への攻撃や非武装の農村住民への見境ない虐殺を行いました。この紛争は2015年以来、1万人以上の命を奪い、140万人以上を避難させ、ホテルやカフェへの銃撃と車爆弾によって国中に衝撃を与えました。爆発物にぶつかり、学童を乗せたバスも爆破されました。外国の大使館やレストランも標的にされています。都市の外では、地元の市場や農村を標的にした襲撃で何百人もの男性、女性、子供が殺されています。

安全情勢は、実に壊滅的な段階まで悪化しました。貧困は過激主義を育む要因なので、数十年にわたりフランスによって維持されてきた新植民地主義的な超過剰経済体制は、確かにその責任の相当な部分を負っていると言えます。しかし、劣悪な指導体制も、既に深刻な状況を、さらに悪化させています。2021年11月、北部の町イナタ近くの治安拠点への大規模なジハード主義者の襲撃によって、49人の兵士が命を落としました。これらの兵士は、報道によれば極端に報酬が少なく、(選出されたロッホ・マルク・クリスチャン)カボレ政府からの適切な供給を受けていませんでした。西アフリカの市民の間での怒りや不人気は一つです。2010年以来20回以上のクーデター未遂がある地域で、軍隊に怒りや不人気を蓄積させることほど危険なことはありません。カボレ大統領は、わずか2か月後の2022年1月にダミバ中佐によって権力の座を追われました。
(ドゥクーレの引用終わり)

 ダミバは、悪化する安全保障と経済状況を食い止めることに失敗した。そのため、2022年9月に35歳の大尉イブラヒム・トラオレ率いるクーデターによって追放された。トラオレは西側諸国からの軍事援助を拒否し、反乱軍の手に落ちている国土の40%を取り戻すために総動員を命じた。また、トラオレは首相にアポリネール・ジョアシャン・キエレム・ド・タンベラを任命した。タンベラはマルクス主義者であり、汎アフリカ主義者であり、1980年代にトマス・サンカラが社会主義を築く取り組みを支持していた。タンベラは今でもサンカラの示した国の展望を支持し、「ブルキナファソはトマス・サンカラが築いた道を外れて発展することはできない」と宣言している。

 トラオレは反帝国主義的政策を推進した。反帝国主義的政策は「特に民衆に人気があり、彼らの間では元植民地支配国に対する反帝国主義的な感情が長らく存在していた」ことが証明されていたからだ。ドゥクーレは次のように書いている:「フランスは国を貧困に陥れ、ブルキナファソでは多くの人から『国の父』と見なされているトマス・サンカラを暗殺した」。

 この地域の歴史を理解している人ならば、なぜ西アフリカ諸国で反帝国主義的な見解が広く共有されているのかを理解できるだろう。反帝国主義の言葉を話す政府がなぜ多くの支持を集めるのかも理解しやすい。そして、西アフリカの軍事指導者が、本当に反帝国主義の主張に真摯であるかどうかは別にして、彼らが国民に非常に人気があることは明白だ。

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ニジェールのM62運動の支持者たちは、外国軍の国外撤退を求めるデモに参加。


ニジェールにおける大衆運動の役割

 ニジェールでは、アブドゥライ・セイドゥに率いられるM62運動を含むいくつかの大衆運動がクーデターを支持する意向を表明している。M62運動は、フランス軍の存在やフランスの新植民地主義に反対するだけでなく、ニジェールに課せられた厳しい社会経済状況にも反対している。そして、その状況は多くの読者が想像するよりも厳しいものだ。新植民地主義になって数十年後、ニジェール人の40%以上が1.90ドル未満の生活を送っている。フランスやカナダの企業は毎年数十億ドルの利益をこの国から搾り取っているのに、だ。

 M62のニアメの事務所は、1983年から1987年の社会主義時代の伝説的な革命指導者であるブルキナファソの指導者トマス・サンカラにちなんで名付けられている。セイドゥはサンカラを自分の「崇拝の対象」と表現している。

 アイリッシュ・タイムズ紙がセイドゥへのインタビューのためにニアメを訪れた際、M62の事務所にはサンカラ、フランツ・ファノン、そしてネルソン・マンデラの写真が飾られていると同紙は報じた。ファノンの写真には「各世代は相対的な闇から使命を見出し、それを果たすか、裏切るかをする必要がある」という彼の言葉が添えられている。また、マンデラの言葉:「自由は決して当然のものとして受け取ることはできない。各世代はそれを守り、拡大しなければならない」も添えられている。

 セイドゥのアイリッシュ・タイムズ紙へのインタビューは、一般的なニジェール市民の苦闘と意見についての重要な洞察を提供しており、彼らの大部分は7月26日のクーデターを支持していることを表明している:

セイドゥは何度も、フランス軍が「国内で混乱を引き起こそうとしている」と非難。また「長い間兄弟だった国」であるマリとの対立を「作り出そうとしている」とも述べている。

M62も生活費の高さに抗議していたと彼は述べている。「今やすべてが値上がりしています・・・生活費は非常に、非常に、非常に高くなってしまいました。燃料価格を上げ、それから油、野菜、米などすべての製品の価格も上げました・・・。だから私たちは政府に対してこれらの価格を引き下げるよう闘っているのです」。

彼は、ニジェール政府は物価を引き上げてより多くの税金を得ているが、「教育、健康など国を前進させることができる他の分野にはそれを使っていない」と非難した。

そして彼は、フランスも一部の責任があると述べた。「まるで(フランス軍)が保護者になって、政府が搾取したり、好き放題のことができるようになっているようです・・・現在でも国内に治安はまったくなく平和もまったくありません」。

彼はまた、2021年末にニジェール西部のテラで数人が死亡したことに言及した。これは、抗議者がマリに向かう途中のフランス軍の車列に立ち向かった際に起こった出来事だ。「(結果的に)何も起こらなかった。まるで彼らは人間でないかのよう、あるいはこの国の国民でないかのようです」とセイドゥは述べた。

セイドゥは、人々が抗議をおこなうことが許されていないのに驚いていると述べた。「この運動は平和的な運動です。(バズム)政府は非常に恐れています・・・ほとんどの人々、国民は私たちを支持しています。まるで大衆運動のようです」と彼は述べた。
(セイドゥの引用終わり)

 西側諸国がしばしばその地域における唯一の民主主義の拠り所と形容してきたモハメド・バズム政権下で、M62の抗議活動力は厳しく制限された。実際、アイリッシュ・タイムズ紙とのインタビューの翌日、セイドゥはバズム政府によって逮捕された。彼に対する最初の告発は「公共秩序を損なう可能性のある情報の発表」だった。その告発は取り下げられたが、彼が裁判所を出る際、再び逮捕され、「ニジェールのセイ地域における金鉱の小屋の焼失に加担したとして告発され」たのだった。

 セイドゥは、重警備刑務所に移送され、そこに拘留されたが、チアニ政権が8月15日に彼を解放した。M62もこの決定を歓迎した。M62の事務総長、サヌシ・マハマンは、セイドゥの釈放に対して次のような声明を出した:「ニアメ控訴裁判所は、我々の同志アブドゥライ・セイドゥに対し9ヶ月の懲役刑を宣告した高等裁判所の決定を取り消しました・・・私たちは常に、アブドゥライ・セイドゥの拘束は恣意的な決定であると述べてきました・・・始めから終わりまで計画的に仕組まれたものだったのです」。

 セイドゥが刑務所から解放されたその日、アメリカはクーデター政権によるバズムの起訴を声高に非難した。アメリカ政府の声明はこうだ:「(バズムの起訴)はまったく正当化されるものではなく、道理にかなっていません・・・これは、私たちの意見では民主主義と正義、法の支配への尊重に対する更なる侮辱です」。

 マリとブルキナファソでは、M62のような市民社会団体が、フランスの新帝国主義、西洋の帝国主義、国内の貧困といった問題に取り組んでおり、例えばマリのYerewoloや、ブルキナファソの全国市民社会機関連絡協議会などが挙げられる。これらの団体は、M62と同様に、自国の軍事政府の反帝国主義的な志向を支持している。


反帝国主義の亡霊

 ニジェールのクーデターは、ギニア、マリ、ブルキナファソのクーデターよりも西側諸国のメディアで遥かに注目されている。なぜか? 明白な答えは、バズムのニジェールがその地域における西側軍事的影響の最後の拠点であり、フランス、アメリカ、そしてカナダなどの大国が、制裁や侵攻の脅しでチアニ政権を転覆させる可能性に必死に固執しているからだ。しかし、考慮すべきは大陸的な文脈もある。

 最近のBreakThrough Newsというメディアのインタビューで、アメリカの活動家ユージン・ピアーより、アフリカの伝統的なエリート層は反西側クーデターの可能性に恐れを抱いていると語った。これらのエリートは、外国の資本とアフリカの労働力の「仲介役」としての地位を享受しており、特権的な立場から、自国民の困窮を背景に莫大な富を蓄えている。その上、彼らは西側の支援を受けた軍隊や警察が現状の変革を求める民衆蜂起を抑え込むことを約束している。

 ニジェールでのクーデターは、これらのエリート層の誤った安心感を打ち砕いた。まるでどこからともなく、ワシントンの西アフリカにおける有望な人物が打倒され、投獄された。同時に、ニジェールの新しい指導層は、自分たちに押し付けられた制度的貧困にうんざりしている幅広い市民の支持を歓迎したのだ。外国資本家や国内のエリートたちは、対照的に、ますます金持ちになっている。これは他のアフリカの指導者たちを揺さぶるに十分な出来事だっただろう。

 以上の分析のいずれも、西アフリカの軍事指導者の政治的性格について読者を誤解させることを狙っているわけではない。彼ら軍事指導者たちは、みんな、反植民地主義と反帝国主義の言葉を口にするが、社会主義的な方針に急激に経済を再編する計画を発表しているわけでない。ある意味では、これは理解できることだ:国土の広大な領域が反乱勢力に支配されている状況では、軍事的な問題が自然と他のすべての問題よりも優先されるからだ。しかし、別の角度から見ると、これは懸念される点でもある。反帝国主義への転換が、不満を抱える人々の支持を動員するため、主に修辞的なものである可能性があるからだ。

 これらのクーデター政権の政治的志向がどうであろうと、西側とアフリカ大陸内の同盟国が激怒していることは明らかだ。また、特にニジェールの場合、クーデターは新植民地主義の犠牲者である不遇で貧困な人々に言葉を投げかけている。先のことはわからない。しかし、現時点では、ワシントンとその同盟国は怒りと不安に震えている。

https://youtu.be/gflPjawDR6E
________________________________________

オーウェン・シャルクはマニトバ州出身の作家です。カナダのアフガニスタン戦争における役割に関する彼の書籍が、9月にロリマーから発売される予定です。こちらから予約購入が可能です。彼の著作をもっとご覧になりたい方は、http://www.owenschalk.com
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/807.html
[戦争b24] ニジェールの軍指導者たちに人気がある理由−そして恐れられる理由(寺島メソッド翻訳NEWS) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3752] SElNQVpJTg 2023年8月27日 01:52:33 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[71]
>彼は、ニジェール政府は物価を引き上げてより多くの税金を得ているが、「教育、健康など国を前進させることができる他の分野にはそれを使っていない」と非難した。

>そして彼は、フランスも一部の責任があると述べた。「まるで(フランス軍)が保護者になって、政府が搾取したり、好き放題のことができるようになっているようです・・・現在でも国内に治安はまったくなく平和もまったくありません」。

ニジェール ⇒ 日本
フランス ⇒ アメリカ

こう置き換えてみると他人事ではない。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/807.html#c1

[原発・フッ素54] 日本の放射能汚染水海洋放出に対して韓国で抗議集会(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1906.html
※動画等はリンク先参照。

日本の放射能汚染水海洋放出に対して韓国で抗議集会

<記事原文 寺島先生推薦>

South Koreans up in arms over Japan’s radioactive plans
https://www.rt.com/news/581197-south-korea-fukushima-plan/

出典:RT  2023年8月12日
<記事飜訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年8月26日


1362-2 その1
2023年8月12日、日本の福島原発からの放射性廃水を太平洋に投棄する計画に反対する韓国の人々。© Getty Images / Chung Sung-Jun


数百人のデモ隊がソウルに集まり、福島原発の廃水が海洋投棄されることに抗議した。

 土曜日(8月12日)にソウル中心部で大規模な抗議デモがおこなわれ、韓国の活動家たちが、事故を起こした福島原子力発電所から「処理済み」とされる放射能汚染水を海に放出する日本の計画に反対する集会を開いた。地元メディアの報道によれば、環境への影響を懸念する日本の近隣諸国からの度重なる反対にもかかわらず、東京は早ければ8月末にもこの計画を進める見通しだという。

 何百人もの活動家が韓国の首都に集まり、日本政府の計画を非難し、中には原子力エネルギーの使用そのものに抗議する者さえいた。抗議者たちは、「原子力発電だって? 止めてくれ!」とか、「海に流すな!」、「太平洋を守れ!」といったプラカードを掲げていた。

 「廃棄されれば、汚染水に含まれる放射性物質は最終的に海洋生態系を破壊するだろう」と、抗議活動を組織した団体、コリア・ラジエーション・ウォッチ(韓国放射能監視グループ)の活動家、チェ・キョンスク氏は警告している。「海は日本政府だけのものではなく、私たち全員、そして人類のものだと信じている」と強調している。

 先月、日本の原子力規制委員会は、事故を起こした原発の運営会社である東京電力(TEPCO)が、蓄積された廃水を徐々に海に投棄するという物議を醸す計画を承認した。事故を起こした原発は毎日約100立方メートルの廃水を出し続け、廃棄物は敷地内の大きなタンクに貯蔵されている。

1362-2 その2
READ MORE:'Drink Fukushima water,' China tells UN officials

 日本政府は、水は国際的な安全基準を満たすように「処理」されていると繰り返し主張してきた。物議をかもしているこの計画は、国連の核監視機関である国際原子力機関(IAEA)からも支持を受けており、同機関のラファエル・グロッシ事務局長は最近、排水は飲料や水泳に十分安全だと主張した。

 この計画とIAEAの支持は、日本のすぐ隣国である中国を怒らせている。北京は、もし本当に宣伝されているように「安全」であるならば、廃水は日本政府が国内で保管すべきだと主張する。

 「もし福島原発の汚染水が飲んでも泳いでも安全だと考えている人がいるのなら、日本が汚染水を海に放出して国際的な懸念を招くのではなく、その人たちが飲んだり泳いだりできるように保存しておくことを提案する」と、中国外務省の王文斌報道官は先月述べた。

 福島原発は、2011年のマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震とそれに続く壊滅的な津波の後、致命的な損傷を受けた。原発は壊滅的なメルトダウン(核溶融)を経験し、1986年のチェルノブイリ事故以来最悪の原子力災害となった。

https://rumble.com/embed/v3480i7
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/298.html
[日政U2] 原発板リンク:日本の放射能汚染水海洋放出に対して韓国で抗議集会(寺島メソッド翻訳NEWS)
日本の放射能汚染水海洋放出に対して韓国で抗議集会(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/298.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/796.html
[NWO7] なぜ米国の「目覚めた左派」は、大当たりした児童性売春を主題とした映画に対してだんまりなのか?(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1907.html

なぜ米国の「目覚めた左派」は、大当たりした児童性売春を主題とした映画に対してだんまりなのか?

<記事原文 寺島先生推薦>

Why Is America’s ‘Woke Left’ Silent Over Blockbuster Child Sex-Trafficking Film?
https://www.sott.net/article/483273-Why-is-Americas-woke-left-silent-over-blockbuster-child-sex-trafficking-film

出典:SOTT 2023年8月7日
(初出はストラテジック・カルチャー・ファンデーション。2023年8月5日)
筆者:ロバート・ブリッジ(Robert Bridge)
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>   2023年8月27日


 性的な児童売買に関する恐ろしい現実を取り上げた米国映画が、政治的左派から、非常に抑えた反応で迎えられている。それは次のような疑問を投げかける―この沈黙は、言葉に出すのも憚れる犯罪の共犯になる、ということだろうか?

 ティム・バラードは、米国の反人身売買主義者であり、性的人身売買に反対する「地下鉄作戦(Operation Underground Railroad)」という名の非政府組織の創設者である。彼は米国国土安全保障局の元特別捜査官で、現在は政府から独立した活動をしているのだが、そのバラードが自分の人生を捧げた生きがいがハリウッド映画において不朽の名声を得ることになったのだ。その題名は、「自由の音(Sound of Freedom)」

 バラード役を演じるジム・カヴィーゼルが主役のこの映画では、バラードの実生活の、痛ましい体験に基づく筋書きが展開されている。実際にバラードは、性奴隷という悪夢から子どもたちを救出する活動をおこなっていた。映画評論家からは賛否両論が上がったが、1450万ドル(約21億円)の製作費がかかったこの映画は、1億4千ドル(約210億円)というとんでもない額の興行収入をあげ、観客からは高い好感を得た。またロッテン・トマトという映画評判サイトでは、99%という高い数値が出ているが、明らかにそれは、正当な理由があってのことだろう。

 国際労働機関の推定では、2016年に世界で人身売買の被害者が2490万人あったという。それなのに、左寄りのメディアやその他の機関は、彼らにしか分からない理由から、不思議なことにエンジェル・スタジオの製作に幕を引こうと躍起になっているように見える。


https://youtu.be/Rt0kp4VW1cI


 「バラエティ誌」の記事で、オーウェン・グレイバーマンは以下のような見解を示した。「みなさんは、私もそうですが、右派の原理主義的陰謀論者ではないですよね。暗くって宗教的なサスペンス映画を見て、祭日の週末を過ごそうとは思っていないです。そうだとしても、『自由の音』という絶対に感動する映画を見るのに極端な信念は必要ありません。この映画は、私たちの時代の残酷な犯罪の一つに、本当の光を当てるものです。ハリウッドがたいがい避けてきた主題を取り上げた映画です」と。

 #MeToo運動により明らかにされた、芸能産業界内部での性的不祥事の問題が見出しを飾り続けている中で、ハリウッドが小児性愛や性的児童売買を主題にすることに対して無関心で嫌悪感さえ示しているという事実は、控えめに言っても奇妙だ。結局、この映画内で触れられているとおり、奴隷が法的に認められていた時代よりも、現在の方が性的人身売買により奴隷にされている人の数は多いのだ。そしてハリウッドの大物たちが犯した性的虐待(性行為が法的に認められている成人に対するもの)疑惑が厳しく嫌悪されているにも関わらず、米国を主導するハリウッドが性的児童売買を保護、さらにはそれに関わっている可能性があるなどというほのめかしでさえ、世間の道徳が受け入れる限界に大きく問題をなげかけることになろう。

 言うまでもないことだが、ハリウッド内部の聖地に関する無数の陰謀論には、際限がない。具体的には往年の映画監督キューブリックが見せたような秘密結社による支配や歯止めない性的不祥事などだ。ハリウッドは、カリフォルニアの太陽の下、おぞましい事件を起こしてきた。泥にまみれたその評判に付け加えるかのように、ますます多くの人々が、その多くがハリウッドに雇われた人たちなのだが、ハリウッドの高い地位にいる人々の小児性愛についての告発をおこなっている。さらには、これらの告発者の訴えが多くの報道機関や芸能界から真剣に受け止められていない事実からも、ますますその疑いが高まっている。

 ではなぜ進歩的左派が、ネットフリックスやフールー、アマゾンといった動画配信業者からペストのように避けられている『自由の音』に対して沈黙を保っているのだろうか?第1の悪役は、「人間の本性」だ。これこそが、リベラル派の哲学からするととんでもない告白なのだが、人間の全ての振る舞い、性的な本性はなおさら、進歩的な活動家たちが配置された法廷で、正当な審問のもとで裁判されることは当然である、とされている。実際、小児性愛を法的に認めたり、その罪で有罪となった人たちを恩赦すべきだという要求もあがっている。

 ステファン・カーシュナー博士は、ニューヨーク州立工科大学フレドニア校の哲学教授だが、この人物が子どもたちと大人の間の性的関係を良しとしている左派の多くの研究者(他にいるだろうか?)の中の一人だ。以下はカーシュナー博士の主張だ。「成年男性が12歳の少女と性行為を望んでいると考えてください。相手の少女もそれを望んでいるとしたらどうでしょう? 非常に標準的で広く受けいれられている視点からは、このような行為は深く誤った行為だとされています。お互いが了承している状況を無視して、このような行為を犯罪だと捉えるのは、間違っていると思います。このような行為が間違っていると考えることは、私にはよく分からないのです。間違っている考える方がおかしいと思います。この行為がなぜ間違いなのかを掘り下げて考えれば、大人と子どもの間の性行為と法で定められた強姦との違いでもありますし、道徳とは何かという基本的な原理を見つめ直すことにもなります」と。

 カーシュナー博士は、大人と子どもの間の性行為には、「進化上の利点」がある可能性があるとまで示唆し、以下のような驚愕的なことばで締めくくっている:「1歳児と性行為を持つことを間違っていると考えることさえ、私にはよく分かりません」と。

 学術界のオリンピックで負けてなるものかと、オールド・ドミニオン大学のアリン・ウォーカー助教授は、「未成年者に惹かれる人々」ということばを作って、「小児性愛」という言葉がもつ偏見を取り除こうとした。ウォーカー助教授は、 大人が子どもや幼児までをも性的欲求の対象にすることを精神錯乱の一形態であるとは捉えておらず、 自分が愛する対象を抑制できない人々に起こる事例であると捉えている。この考え方は、児童強姦を正当化する非常に病的な考え方だ。

 このような完全な狂気が漂うなか、カリフォルニア州のガビン・ニューサム知事が上院の145法案に署名したことも、もはや驚きではない。この法案は、同性の未成年と性行為をおこなった成人の罪を軽くするものだ。

https://twitter.com/senatormelendez/status/1304619709682384896?ref_src=twsrc%5Etfw
Well what a shock. Newsom signed SB145, the bill that allows a 24 year old to have sex with a 14 year old and escape a felony conviction and requirement to be a registered sex offender. Absolutely disgusting.
— Senator Melissa Melendez (@senatormelendez) September 12, 2020


 最後に述べたいことは、『自由の音』が粉砕しようとしている過激な文化的風潮のことを忘れてはならない、ということだ:LGBTQの行進、女装した男性たちが子どもたちに読み聞かせをするという ドラッグ・クイーン・ストーリー・アワー、小学校段階でのトランスジェンダーや非日常的性生活などの話し合いが全て、米国民の世論を支配するようになってきたいま、子どもたちを食い物にする人々を標的にするような映画は、大多数の人々からは嫌な映画に思われてしまっているようなのだ。この自由の国アメリカの地で、更なる出鱈目なことが起こることを想像するのは難しいが、このような狂気はまさに今、始まったばかりだ。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/289.html
[国際33] NWO板リンク:なぜ米国の「目覚めた左派」は、大当たりした児童性売春を主題とした映画に対してだんまりなのか?(寺島メソッド翻訳NEWS)
なぜ米国の「目覚めた左派」は、大当たりした児童性売春を主題とした映画に対してだんまりなのか?(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/289.html
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/395.html
[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
42. HIMAZIN[3753] SElNQVpJTg 2023年8月27日 13:35:48 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[72]
>>39
>>41

「管理版で」「運営側で非表示したコメントに対して」わざわざ(2度も)突っかかって騒動起こしたのが決定打かもしれません。正に自爆。
人間性を推し量れるるので今後どういう反応するか、このまま消え去るか注目してます。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c42

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
12. HIMAZIN[3754] SElNQVpJTg 2023年8月27日 16:56:59 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[73]
>>10

>日露戦争の仇をと1945年8月になってから対日参戦し、9月2日の降伏調印後も歯舞色丹に攻め込んだ国だ。

ヤルタ密約で英米に要請されたことをお忘れなく。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c12

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
14. HIMAZIN[3755] SElNQVpJTg 2023年8月27日 19:50:05 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[74]
>>24

>歯舞色丹に至っては日本の降伏調印後の9月3日からなのです。

そのことが関係あるか知らないけど、一度は日ソ共同宣言で2島返還の話がまとまりかけた。ただし、アメリカの横槍で国後・択捉も対象とされて北方領土問題は解決していない。

アメリカの影響抜きにソ連ガーと喚くだけでは霊泉寺から何も進歩しない。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c14

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
15. HIMAZIN[3756] SElNQVpJTg 2023年8月27日 19:51:00 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[75]
>>14の訂正。
>>24>>13の間違い。

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c15
[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
16. HIMAZIN[3757] SElNQVpJTg 2023年8月27日 19:52:31 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[76]
>>13

>20世紀後半以降はソ連が最大の侵略国家です。

20世紀後半以降、アメリカが起こした数多の侵略は無視ですか。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c16

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
17. HIMAZIN[3758] SElNQVpJTg 2023年8月27日 20:20:25 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[77]
>>13

>1945年7月時点で米英は日本軍の電報分析により、日本に継戦能力はなく、降伏は時間の問題と確信し、戦後処理を話し合っていた。

日本に降伏を決意させたのはソ連という話。英米もそれを知っていたからヤルタ密約があった。

日本を降伏させたのは原爆ではない。スターリンだ
https://yocchan31.blogspot.com/2023/08/blog-post_14.html

(前略)

ソビエトの宣戦布告は、また、機動にどれだけの時間が残されているのかの計算を狂わせてしまった。日本の諜報機関は米軍は何ヶ月も侵攻してはこないと予測していた。一方、ソビエト軍はたった10日間で本土に間違いなく到着する可能性があった。このソビエト軍の侵攻はこの戦争を終わらせることに関しては時間に極めて敏感な形で意思決定をさせることになった。

そして、日本の指導者たちは数ヶ月前にこの結論にすでに達していた。1945年6月の最高評議会の会議で、彼らはソビエトの戦争への参入は「帝国の運命を決定するであろう」と述べた。川辺陸軍副参謀総長は同会議で「ソビエト連邦との関係における平和の絶対的な維持がこの戦争の継続には不可欠だ」と述べていた。

(後略)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c17

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
19. HIMAZIN[3759] SElNQVpJTg 2023年8月27日 21:44:41 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[78]
<■51行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>>18

ならば、こちらは如何でしょう。

日本降伏から5日後の玉音放送
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/25149cfb2fd2df60dff2fcc3882f03f5

(一部抜粋)

政府もマスコミも有識者も『なんとしても日本降伏の原因がソ連参戦である事実を隠したい』

しかし73年前の1945年8月11日朝日新聞記事を見れば明らかだが原爆(惨虐の新型爆弾)の方が活字も小さいし記事も少ない。対してソ連軍参戦の方は活字も記事も明らかに大きくてメインだったことが分かる仕組み。
本土決戦に備えて戦力を温存していた日本軍が唐突に無条件降伏した理由とは何か。
政府もマスコミも有識者も思考停止に陥ったが、ソ連参戦と日本の突然の降伏との因果関係は明らかなのである。

(中略)

『日本降伏の原因は原爆かソ連参戦の二者択一だが、何れにしろ怖ろし過ぎる』

これ等の不真面目なマスコミや有識者ですが、アメリカ軍の原爆では何も動かなかった日本が、ソ連軍の参戦を聞いたら即座に御前会議を開いて8月9日ポツダム宣言受諾を決定、翌10日に連合国に通告した事実を必死で隠したい。ソ連軍参戦と日本降伏が一つのコインの裏表の関係である事実はタブー中のタブー。最も恐ろしい禁忌だった。
日本降伏の原因はアメリカ軍による原爆の投下か、それともソ連赤軍の対日参戦の二者択一だったが、何れが正解でも都合が悪過ぎるので有識者を含め日本人の全員が思考停止に陥ったまま現在に至っている。

『ソ連参戦にしか触れていない阿南陸相』 原爆にも触れている情報局総裁の方は少しは誤魔化しが効く
★注、
ロシア革命でのロマノフ朝の滅亡『ソ連赤軍による皇帝一家全員の処刑』は今では歴史上に出来事だが、73年前の1945年当時は生々しい現実問題だった。
日本はソ連赤軍にだけは降伏したくなかった。国体護持『天皇制の保持』が至上命令の日本は1日でも早くアメリカに降伏する以外の道は残されていなかったのである。

(中略)

『ソ連参戦とイコールだった日本降伏』時間と共に失われた日本の常識

有識者にとっては、国力に大きな違いがある対米戦争に(早期の停戦で引き分け以外)勝ち目が少しも無い事実(日本敗北)を1941年12月の真珠湾奇襲攻撃時点で自覚していた。
ましてや戦局が極度に悪化した1945年8月時点では、ソ連の仲介による停戦『条件付きの降伏』以外に残された道が無かった。
ソ連参戦で即座に日本は降伏するが、しかし『ソ連参戦とイコールだった日本降伏』(もしもソ連参戦が無いと、日本は予定していた一億玉砕の『本土決戦』に突入していた)との当時の常識は、ヒロシマナガサキの原爆が不必要だった事実が浮び上るのでアメリカにとっては都合が悪すぎる。
日本が8月10日にポツダム宣言受諾を通告しているのに、アメリカは閉店前の在庫一掃セールのように大都市の工業施設の破壊だけではなく焼野原にならずに、わずかに残っていた中小都市にまでB29の無差別爆撃を行うし、戦闘機による機銃掃射で一般市民や漁民まで殺戮していた。
1956年の日ソ共同宣言での平和条約締結をアメリカのダレス国務長官が『沖縄を返さない』と恫喝して阻んだ原因とは、もちろん冷戦構造の維持も大きな目的だったが、それ以上に『ソ連の対日参戦』が日本降伏の決め手だった事実を何んとしても隠したかった。
★注、当時は常識だった『ソ連参戦=日本降伏』が、長い時間が経った今では完全に忘れられたのですから、この卑劣なアメリカの思惑は大成功する。

(抜粋終了)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c19

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
27. HIMAZIN[3760] SElNQVpJTg 2023年8月28日 12:58:19 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[79]
>>26

>1945年に入ってから、最早日本には継戦能力が無くなっていたのです。
>原爆が落とされなくても、日本の降伏は時間の問題でした。

原爆でもソ連でもないとするなら、日本降伏の原因は何だと考えてるのでしょうか。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c27

[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
56. HIMAZIN[3761] SElNQVpJTg 2023年8月28日 13:20:41 : 0sVEDDWv1I : WHg0cTc5YjN2bmc=[1]
>>55

他人がどーたらじゃなく、あなたが問題と考えるなら、その旨管理人に依頼すればいいと思います。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c56

[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
50. HIMAZIN[3762] SElNQVpJTg 2023年8月28日 15:07:30 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[80]
>>48

返信してしまいました。(笑)
問題と思うならあなたが依頼してくださいという程度ですが。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c50

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
29. HIMAZIN[3763] SElNQVpJTg 2023年8月28日 20:46:50 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[81]
>>28

>継戦能力が無くなった

漠然としてますね。どこの誰とも分からない真偽不明のblogのほうがまだ丁寧に説明してますよ、
それでは硫黄島なり東京大空襲なり沖縄戦なりいくらでも降伏のタイミングはあったはずなのに、原爆投下、ソ連参戦までズルズル引っ張ったことの説明にはなりません。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c29

[NWO7] なぜ米国の「目覚めた左派」は、大当たりした児童性売春を主題とした映画に対してだんまりなのか?(寺島メソッド翻訳NEWS) HIMAZIN
18. HIMAZIN[3764] SElNQVpJTg 2023年8月29日 00:11:44 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[82]
>>15

>チップ=悪、という決め付けはいけない。

あなたが埋め込みたいのであればお好きにどうぞ。私は御免被ります。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/289.html#c18

[戦争b24] 米軍がシリアの歴史遺産を略奪(ParsToday)
https://parstoday.ir/ja/news/middle_east-i118160

米軍がシリアの歴史遺産を略奪

8月 27, 2023 21:30 Asia/Tokyo


シリアの一部を占領している米軍は、地元民兵組織の協力を得ながら、歴史遺産の略奪や破壊行為を行っています。

米軍はシリア北東部を占領しており、28の基地を設置しています。地元民兵組織「シリア民主軍」はその手先として活動しています。

米軍の真の目的は、シリアの石油をはじめとする地下資源の略奪のみならず、その占領を永続的なものにすることにあります。

タスニーム通信によりますと、米軍はシリア民主軍の協力を得ながら、北東部カーミシュリー近郊で歴史遺産の盗掘や略奪、密輸を行い、国外に運び出しているということです。

シリア国営鉄道は声明の中で、シリア民主軍が歴史遺産や列車、鉄道関連設備の略奪をデリゾール県やハサカ県の一部で続けているとしました。

シリア政府は、同国国内における米国によるいかなる軍事・経済活動も違法であると繰り返し表明しています。米軍はシリアから地下資源や歴史遺産、農作物などを略奪しています。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/809.html
[戦争b24] イスラエル軍がシリア・アレッポ空港を空爆(ParsToday)
https://parstoday.ir/ja/news/middle_east-i118176

イスラエル軍がシリア・アレッポ空港を空爆

8月 28, 2023 20:09 Asia/Tokyo

シオニスト政権イスラエル軍の戦闘機が、シリア・アレッポの空港を空爆しました。

シリア国営サナ通信によりますと、ある軍事筋は、現地時間の28日未明にイスラエル軍の戦闘機がシリア・アレッポ国際空港を攻撃しました。

それによると、この攻撃で空港には物的被害が生じ、滑走路が使用できない状態になっているということです。

また、ロシア・スプートニク通信がシリア軍幹部の話として伝えたところによると、今回シリアの防空システムは、イスラエル軍戦闘機が発射した大半のミサイルを迎撃し、空港には物的被害が生じたのみで、人的被害はなかったということです。

他にも、シリア国防省は、米軍を筆頭とする戦闘機や無人機が昨日夜から14回にわたってシリアの領空を侵犯したと発表しました。

シオニスト政権軍は、この数ヶ月、シリアの民間空港を繰り返し攻撃しています。

シリア政府は、シオニスト政権と地域および西側の同盟国は、シリア政府と対立するタクフィール主義テロリストを支援しているとしています。

シリア政府は、こうしたテロリストからイスラエル製の武器や弾薬を多数発見しています。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/810.html
[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
31. HIMAZIN[3765] SElNQVpJTg 2023年8月29日 12:39:49 : lLbHewQcIo : UEZuRDdBZWhORUU=[1]
>>30

>米英が日本の降伏が近いことを確信したのは7月初めです。このあと米英はスターリンの参入をいかに防ぐかと云う事を検討しています。

ヤルタ密約と矛盾しますね。千島侵攻には船も出してるし。

>日本はといえば瀬島龍三を含む東条一派が戦局をゴマカシ、ズルズル引っ張っただけなのです。

継戦能力が無くなったのを誤魔化しているんですよね。ならば、原爆かソ連参戦のタイミングで誤魔化せなくなったから、それが降伏の原因というのは的外れではないのでは?

>ご自分の言葉で説明してください。

所詮私もあなたもどこの誰とも分からない真偽不明の馬の骨てずすからね。ネタ元のソース提示したほうが真偽の判断の役には立つでしょう。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c31

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
32. HIMAZIN[3766] SElNQVpJTg 2023年8月29日 13:10:44 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[83]
>>30

私の言葉というのであれば、「ヒロヒトがソ連参戦により処刑されることを恐れてアメリカに泣きつき、日本を売り飛ばして自身の延命をした。」というのは日本の現状を鑑みると納得できる話だと考えています。

そして、多くの日本人のソ連に対する拒絶感が根強いことも感じます。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c32

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
34. HIMAZIN[3767] SElNQVpJTg 2023年8月29日 16:23:13 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[84]
>>33

>全くの的外れです。継戦能力とはある日突然亡くなるものではありません。

ならばあのタイミングでの降伏は、継戦能力よりも原爆もしくはソ連参戦の影響と考えてもおかしくないし、的外れでもないでしょう。
何ていうか、>>19で引用したどこの誰とも分からない真偽不明のblogの以下内容を巧妙に避けているように見えるんですよね。

>日本降伏の原因はアメリカ軍による原爆の投下か、それともソ連赤軍の対日参戦の二者択一だったが、何れが正解でも都合が悪過ぎるので有識者を含め日本人の全員が思考停止に陥ったまま現在に至っている。


>あなたのこのコメントを吟味すると、ソ連の参戦前に泣きついたことになりますね。

どこが「ソ連の参戦前に泣きついた」のでしょう?


>本土決戦に備えて温存した戦力とは何ですか

そんな一箇所だけチェリーピッキングされてもねえ。
本土決戦に備えてたか不明ですが、関東軍はソ連侵攻で壊滅するまで健在でした。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c34

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
36. HIMAZIN[3768] SElNQVpJTg 2023年8月29日 19:01:20 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[85]
<■61行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>>35

>>>34.:(ソ連参戦か原爆投下か)何れが正解でも都合が悪過ぎる

>これの中身を説明してください。

>>19に引用してるんだけど、見えなかった?都合が悪い?

(引用)
ソ連参戦で即座に日本は降伏するが、しかし『ソ連参戦とイコールだった日本降伏』(もしもソ連参戦が無いと、日本は予定していた一億玉砕の『本土決戦』に突入していた)との当時の常識は、ヒロシマナガサキの原爆が不必要だった事実が浮び上るのでアメリカにとっては都合が悪すぎる。
日本が8月10日にポツダム宣言受諾を通告しているのに、アメリカは閉店前の在庫一掃セールのように大都市の工業施設の破壊だけではなく焼野原にならずに、わずかに残っていた中小都市にまでB29の無差別爆撃を行うし、戦闘機による機銃掃射で一般市民や漁民まで殺戮していた。
1956年の日ソ共同宣言での平和条約締結をアメリカのダレス国務長官が『沖縄を返さない』と恫喝して阻んだ原因とは、もちろん冷戦構造の維持も大きな目的だったが、それ以上に『ソ連の対日参戦』が日本降伏の決め手だった事実を何んとしても隠したかった。
(引用終了)


>ソ連の参戦後にこんな事を言っても意味ないですね。
>参戦後の話だとすると【ソ連による処刑を恐れて】となるでしょう。

揚げ足取りですね。(笑)
片面講和だけ見ても、参戦後アメリカに泣きついた結果と言って過言ではないでしょう。ソ連には降伏したくなかった。

>数十0万人残存していた関東軍とソ連軍の大きな戦闘は起こっていません。

嘘は言いすぎじゃないかな。単にボロ負けしたってことですよね?
一応Wiki

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%88%E9%80%A3%E9%82%A6%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%BA%80%E6%B4%B2%E4%BE%B5%E6%94%BB


で、>>31のこれ。

>本土決戦に備えて温存した戦力とは何ですか

温存と言えるかは置いといて、Wikiだけど記載があったので長いけど引用。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%9C%9F%E6%B1%BA%E6%88%A6
(引用)
兵力の配備

1944年にマリアナ諸島を喪失した頃、日本陸軍の総兵力はおよそ400万人であったが、そのうち、日本本土にあったのは、東部、中部、西部の各軍を合わせても約45万6千人で、総兵力のわずか11%に過ぎず、防衛戦を行うには兵力が不足していた[3]。

兵力の欠乏を補うため、満州や北方からの部隊転用が行われたほか、「根こそぎ動員」と呼ばれる現役兵から国民兵役に至るまでの大量召集と部隊新設が進められた。根こそぎ動員は、以下の通り、大きく3回に分けて実施された。

1945年2月28日に臨時動員が下令された第一次兵備
4月2日と6日にかけて臨時動員が下令された第二次兵備
5月23日に動員下令された第三次兵備

これらの動員によって、一般師団40個、独立混成旅団22個など約150万人近くが動員された。日本軍は、前述の時期を念頭に部隊の編成を実施した。しかし、期間や物資の制限から最終的には、兵力や装備が不足していても、編成が完結したと見なす方針が取られた。そのため、これらの師団は結局中途半端な人員・装備のままで配備されていった。

さらに、緊急時にのみ召集する防衛召集方式の部隊も、補助的な戦力として増設された。沿岸警備などを目的とした特設警備隊が引き続き編成されたほか、後述の国民戦闘組織と連携する部隊として地区特設警備隊も編成が始まった。従来は徴兵関係の事務処理機関だった連隊区司令部も、地区特設警備隊などを指揮して戦闘任務を負うことになり、職員兼任の地区司令部が新たに編成された。これらの部隊は兵器・訓練とも極めて不十分な状態であった。

以上のほか、本土所在の軍部隊の増加に応じた軍の秩序維持や軍民関係調整を図ることなどを目的に、国内配備の憲兵の大幅な増強も行われた。正規憲兵だけで14203人に及び、さらに補助憲兵9222人も増加配属された。これにより、国内憲兵は一挙に3倍の兵力となった。
(引用終了)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c36

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
37. HIMAZIN[3769] SElNQVpJTg 2023年8月29日 19:18:18 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[86]
>>35

本題。

>>30

>日本はといえば瀬島龍三を含む東条一派が戦局をゴマカシ、ズルズル引っ張っただけなのです。

>>33

>全くの的外れです。継戦能力とはある日突然亡くなるものではありません。

ならば、継戦能力が無くなったことをひたすら誤魔化し続けた連中が8/10に降伏を決めたのは何かがあったからということになりますよね。突然決断力が沸いたなどというお花畑な話でも無い限り。で、その直前の大きな出来事。

8/6 アメリカの原爆投下(広島)
8/8 ソ連対日参戦
8/9 アメリカの原爆投下(長崎)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c37

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
39. HIMAZIN[3770] SElNQVpJTg 2023年8月29日 22:03:28 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[87]
>>38

>8/10に決めたとは誰が、どのようにして❓

>私の理解では8月14日の閣議とその後の御前会議だったと思うが。

とりあえずwiki。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%99%8D%E4%BC%8F
(引用)
日本の降伏(にほんのこうふく)とは、通常、第二次世界大戦(太平洋戦争/大東亜戦争)末期の日本による、連合国のポツダム宣言受諾(1945年8月10日)から玉音放送および日本軍の戦闘停止(8月15日)、降伏文書署名(9月2日)に至るまでの過程を指す。以下、日本及びその各占領地における経過を説明する。
(引用終了)

で、>>37の話に戻るけど何か反論ある?


>沖縄戦が6月23日で終了(敗退)した時点で日本は組織だった戦争はできなくなっていた。
>これが実態だ。

戦局をゴマカシ、ズルズル引っ張っただけの軍部なら、沖縄戦のような狂った本土決戦をやろうとしても不思議はないと思うが。

>日本に継戦能力が無くなったことが如実となって米英軍は7月初めに日本の降伏を確信したというコメントに対する反論は無いのかい。

ソース見せてね。所詮私もあなたもどこの誰とも分からない真偽不明の馬の骨なんで。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c39

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
40. HIMAZIN[3771] SElNQVpJTg 2023年8月29日 22:43:47 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[88]
<△20行くらい>
>>38

コピペ好きついでにこんな記事も紹介。
こちらだと「ソ連参戦が実行されると本土決戦も「一撃講和論」も瓦解する」ので、継戦能力が無くなったのも正しく認識されたことになるね。

「原爆投下によって日本は降伏した」説は本当か?
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4294970cfb5e3db079cf6042271800377734ed9d
(引用)
 当時の軍部や日本の知識人が広島・長崎の原爆を軍事的にどのように把握していたのかは、筆者の別稿に詳しいが、少なくとも1945年8月9日に召集された最高戦争指導会議は、広島原爆への対応ではなく、ソ連対日宣戦布告がきっかけであることは歴史的事実である。広島・長崎原爆が当時の日本軍や日本政府に衝撃を与えたことは事実だが、あくまで当時の日本はソ連対日宣戦布告を原爆より「日本帝国の崩壊」として捉え、最終的にはこの日の最高戦争指導会議が天皇臨席の御前会議に発展し、ポツダム宣言受諾による敗戦を決定した。事程左様に、「原爆投下によって日本は降伏した」という理屈は、後から見ると日付的にそう見えなくはないが、原爆の放射線障害の恐ろしさに無知だった当時の軍部や日本政府は、本土決戦と「一撃講和論」が根底から覆されるソ連参戦の方に驚愕した。
(引用終了)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c40

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
46. HIMAZIN[3772] SElNQVpJTg 2023年8月30日 09:24:39 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[89]
>>44

>日本に継戦能力が無くなったことが如実となって米英軍は7月初めに日本の降伏を確信したというコメントに対する反論は無いのかい。

ソースまだ?

>降伏の原因がソ連の参戦だ、原爆投下だということ自体が学者のお遊びに過ぎないのです。

雑ですね。そんなんなら、十把一絡げでまとめて拒絶できちゃう。(笑)
あなたの言い方だと降伏の原因に疑問を抱くこと自体が馬鹿馬鹿しいということになるように見えるんだけど、やはり思考停止?

>>19の引用。

>日本降伏の原因はアメリカ軍による原爆の投下か、それともソ連赤軍の対日参戦の二者択一だったが、何れが正解でも都合が悪過ぎるので有識者を含め日本人の全員が思考停止に陥ったまま現在に至っている。


ついでに>>40のコピペの感想もどうぞ。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c46

[戦争b24] 米軍がシリアの歴史遺産を略奪(ParsToday) HIMAZIN
7. HIMAZIN[3773] SElNQVpJTg 2023年8月30日 22:51:11 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[90]
>>6

そういう面は物凄くあると思いますね。
羨みが妬みに、そして憎しみに至るドロドロとした怨念。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/809.html#c7

[戦争b24] 中露と米国の大戦代替/田中宇 仁王像
50. HIMAZIN[3774] SElNQVpJTg 2023年8月30日 23:13:12 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[91]
変なのが絡んできたな。(笑)
ソ連参戦の話は矮小化したい。出来ないなら有耶無耶にしたい。そんな意志が伝わってきます。
>>32に書いたように左右によらずソ連に対する拒絶感が日本では根強いようだ。何でだろ?
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c50
[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
61. HIMAZIN[3775] SElNQVpJTg 2023年8月30日 23:20:52 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[92]
こちらで第二次大戦時のソ連対日参戦について楽老さんとやり合ってます。(笑)
特にソ連参戦が日本降伏の原因という話を提示したあたりから延々と揉めている。
今は変なのも絡んできてるところ。
その中でふと疑問に思ったのが、左右問わず日本ではソ連に対する拒絶感が根強く見えること。
これは何なんでしょうかね?

中露と米国の大戦代替/田中宇
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c61
[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
63. HIMAZIN[3776] SElNQVpJTg 2023年8月31日 00:35:06 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[93]
>>62

加えて、アメリカに対する惨めな敗北感に押し潰されないために、殊更中露には居丈高に振る舞いたい、上から目線でいたい、という鬱屈した感情が渦巻いてるんじゃないでしょうか。
そんな怨念を感じています。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c63

[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
66. HIMAZIN[3777] SElNQVpJTg 2023年8月31日 08:23:22 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[94]
>>65

>あと、とくに日本人は「裏切り」を許さないのですね。

関特演のこと考えるなら、ソ連からすれば何言ってるんだとなりそうですけどね。

楽老さんについては仰られる通り絶対譲りませんね。不利になったら急に理解力が落ちたりもします。(笑)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c66

[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
67. HIMAZIN[3778] SElNQVpJTg 2023年8月31日 10:35:37 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[95]
罵愚がまた荒らしてるので一応通報。

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c48
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c49
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c51
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c52
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c67

[お知らせ・管理21] 2023年08月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
70. HIMAZIN[3779] SElNQVpJTg 2023年9月01日 05:08:21 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[96]
まだ罵愚がしつこく荒らし中。

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c53
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/651.html#c70
[国際33] BRICS 11 – 戦略的離れ技(耕助のブログ)


https://kamogawakosuke.info/2023/09/03/no-1902-brics-11-%e6%88%a6%e7%95%a5%e7%9a%84%e9%9b%a2%e3%82%8c%e6%8a%80/

No. 1902 BRICS 11 – 戦略的離れ技

投稿日時: 2023年9月3日

BRICS 11 – Strategic Tour de Force

by Pepe Escobar

中国の習近平国家主席は、南アフリカで開催された第15回BRICSサミットに盛り込まれたすべての主要な決定を「歴史的」と定義した。それは控えめな表現と言えるかもしれない。

唖然とする西側諸国は言うに及ばず、グローバル・サウスあるいはグローバル・マジョリティ、または「グローバル・グローブ」(ルカシェンコ大統領の弁)が新たな戦略的利害関係の巨大さを完全に把握するには時間がかかるだろう。

プーチン大統領は、BRICSの拡大に関する交渉はかなり困難なものだったと述べた。ヨハネスブルグのテーブルで実際に何が行われたのか、今では比較的正確な絵が浮かび上がってきている。

インドは3つの新規加盟を望んでいた。中国は10もの新規加盟を望んだ。最終的に妥協が成立し、6カ国が加盟することになった。エジプト、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、アルゼンチン、そしてエチオピアである。

つまり、今後はBRICS 11になる。そして、それは始まりに過ぎない。2024年1月1日にロシアが新しく輪番でBRICS議長国を務めるのを皮切りに順次加盟国が増え、来年10月にカザンで開催されるBRICS11サミットで、新たな正式加盟国が発表されるのは間違いない。

そのためまもなくBRICS 20に進展し、BRICS 40への道も近いかもしれない。事実上G7は、忘却の彼方に向かっている。

BRICSが新たな世界秩序を創造することについて:

https://t.me/geopolitics_live/4256

しかし、その前に、ヨハネスブルグでの運命のテーブルで、ロシアはエジプトを支持した。中国は、イラン、UAE、サウジアラビアというペルシャ湾マジックに全力を尽くした。当然である。イランと中国はすでに戦略的パートナーシップを深めており、リヤドはすでに人民元でのエネルギー支払いを受け入れている。

ブラジルと中国はアルゼンチンを支援した。ブラジルの隣国で問題を抱えるアルゼンチンは経済が完全にドル化するリスクを抱えており、北京への主要な商品供給国でもある。南アフリカはエチオピアを支援した。インドは、一連の非常に複雑な理由からアラブ/イスラム加盟国の3つ(サウジアラビア、UAE、エジプト)を快く思っていなかった。インドの懸念をやわらげたのはロシアだった。

上記のすべては地理的原則を尊重し、BRICSが「グローバル・サウス」を代表するという概念を印象付けている。

しかしそれ以上のことを意味する、狡猾な戦略と非情な現実政治が組み合わさっている。

ヨハネスブルグでプーチン大統領の代理として交渉に臨んだロシアのラブロフ外相は、ニューデリーから高く評価されているが、BRICSの新しい単一通貨が誕生するのはずっと先のことであることを十分に理解していた。短期的・中期的に本当に重要なのは、自国通貨を利用したBRICS諸国間の貿易を拡大することである。

これは、新開発銀行(NDB)のディルマ・ルセフ総裁が南アフリカのサミット主催者に報告した内容として強調された。同時にブラジルのルーラ大統領は、再びBRICS通貨について議論するための作業部会を立ち上げることの重要性を改めて強調した。

ラブロフはニューデリーが、BRICSの役割が野心的になりすぎた場合に米国による二次的制裁を非常に恐れていることを理解していた。モディ首相は基本的にBRICSと、再び始まった中国の封じ込めを隠すための「インド太平洋」という用語に込められた、完全に人工的な帝国主義的執着との間でヘッジを行っている。米国の外交政策を担当するストラウス派のネオコンたちは、インドが割引価格でロシアの石油を大量に購入していることにすでに激怒している。

ニューデリーがBRICSの新通貨を支持すれば、ワシントンは全面的な貿易戦争と解釈し、その後は制裁の混乱が続くだろう。それとは対照的にサウジアラビアのMbSは気にしていない。サウジはインドのような消費国ではなく、トップクラスのエネルギー生産国であり、彼の優先事項のひとつは最大のエネルギー顧客である北京に全面的に働きかけ、ペトロアンへの道を開くことである。

戦略的な一手

さて戦略的な利害関係に入ろう。現実的な意味で言えば、ユーラシア大陸の観点からみてBRICS11は北極海航路の支配権を握ることになる。国際南北輸送回廊(INSTC)、BRIの東西回廊、ペルシャ湾、紅海、そしてスエズ運河である。

それは陸上の複数の回廊と海上シルクロードの複数の拠点を結びつけている。ハートランドとリムランドはほぼ完全に統合される。これが、地政学的/地域経済学的なチェス盤の戦略的な一手でなされているのだ。

BRICS11の総GDPが世界全体の36%(すでにG7を上回っている)に増加し、同グループが世界人口の47%を占めるようになったこと以上に、地政学的・地理経済的に突破口となるのは、BRICS11がエネルギーと商品市場の面で文字通り銀行を破産させる可能性があることだ。

イラン、サウジアラビア、UAEを取り込むことでBRICS11は石油・ガス大国として一気に輝きを増した。InfoTEKによれば、BRICS11は現在、世界の石油輸出の39%、確認埋蔵量の45.9%、そして世界で生産される全石油の少なくとも47.6%を支配している。

早ければ2024年には、ベネズエラ、アルジェリア、カザフスタンがBRICS11の新メンバーに加わる可能性があり、世界で取引される石油・ガスの90%を支配することになるかもしれない。

必然的な帰結は、現地通貨での決済による米ドルの回避。そして必然的な結論は、ペトロダラーは昏睡状態になる。カオスと略奪の帝国は、世界の石油価格のコントロールと、一方的な制裁の津波を通じた「外交」を実施する手段というただ飯を失うことになる。

BRICS 11とOPEC+の直接的な共生は避けられないことは目前である。OPEC+は事実上、ロシアとサウジアラビアによって運営されている。

グローバル・サプライチェーンやBRICSの新道路が通るルートから、BRIの漸進的な相互接続、サウジのビジョン2030、UAEの大規模な港湾拡張に至るまで、地殻変動を伴う地政学的な方向転換が目前に迫っている。

エチオピアを選んだことでBRICSは鉱業、鉱物、金属分野でアフリカでの影響力を拡大した。エチオピアは金、プラチナ、タンタル、銅、ニオビウムなどが豊富であり、石油と天然ガスの探査でも大きな可能性を秘めている。ちなみに、サウジアラビアとUAEも鉱業に携わっている。

これらはすべて、北アフリカと西アジアの急速かつ漸進的な統合を物語っている。

外交はいかに遠回りするか

エネルギー分野におけるBRICS11の新たな衝撃は1973年のオイルショックとは対照的な歴史的出来事だ。その後リヤドはペトロダラーを手に入れた。MbS率いるサウジアラビアは今、地殻変動を起こし、ロシア-中国-インドと戦略的に連携している。

外交クーデターという言葉でさえこれを表現しきれない。これはロシアが主導し、中国が最終的に実現させたリヤドとテヘランの和解の第二段階である。ロシアと中国の戦略的指導者たちは忍耐強く同調しながら、常に目標を見失うことはなかった。

今、それを西側諸国の「戦略」と比較してみよう。たとえばG7が課した原油価格の上限設定などだ。基本的にG7の「有志連合」は海路で輸入されるロシア産原油に価格の上限を設定した。その結果G7は、価格上限を無視してロシア産原油の購入を正規に増やしたグローバル・サウスの国々からより多くの石油製品を購入しなければならなくなった。

トップ2はどこだと思うか?BRICSのメンバーである中国とインドだ。

何度も否定の段階を経たあと、西側諸国は、西側が支配する世界経済の一部を中国から「デカップル(切り離す)」する試みはワシントンが何と言おうと愚かな夢だと気づくかもしれないし、気づかないかもしれない。

BRICS11は今、「グローバル・サウス/グローバル・マジョリティ/グローバル・グローブ」が近年の歴史においていかなる時点よりも西側とは非同盟にあるかということを明示している。

ちなみにG77(アジア、アフリカ、ラテンアメリカの77ヶ国によって形成されたグループ)の議長であるキューバのディアス=カネルは、事実上の新非同盟運動(NAM)を代表してBRICSサミットに出席した。G77には134カ国が加盟している。そのほとんどがアフリカ諸国である。習近平はヨハネスブルグで、そのほとんどの国の首脳と直接会談した。

パニックに陥った西側諸国は、上記すべてを「危険」とみなしている。そのため、最後の砦は、予想通り、「デカップリング」、「デ・リスキング」、そしてそれに類する馬鹿げたレトリックである。

しかし、それも実際に危険になる可能性もある。たとえば8月18日にキャンプ・デービッドで行われた、帝国と、そのアジアの臣民である日本と韓国による史上初の3カ国首脳会談のように。これは、中国、ロシア、北朝鮮を同時に封じ込めることに執着した、クアッドやAUKUSよりもさらに有害な軍事的・政治的アジアNATOへの第一歩と解釈されるかもしれない。

北半球の集団的凌駕

国連は世界の152カ国を「発展途上国」としている。BRICS11が対象としているのは彼らである。人口増加率からPPPによる世界GDP成長率への貢献度まで、あらゆる面で北半球を凌駕しているからだ。

最初にアスタナで、次にジャカルタで一帯一路構想が発表されてからこの10年間で、中国の金融機関はグローバル・サウス全域のインフラ接続プロジェクトに1兆ドル近くを融資してきた。北京で開催されるBRIフォーラムは、新たな推進力を示すものとなるだろう。それがBRIとBRICSの共生である。

昨年のG20で中国は55カ国が加盟するアフリカ連合(AU)の加盟を推進した最初の国だった。これは来月ニューデリーで開催されるG20サミットで実現する可能性がある。その場合、グローバル・サウスの代表はグローバル・ノースとほぼ同等になるだろう。

中国がBRICSをG7に対抗する武器にするために悪意ある陰謀を組織しているという主張は幼稚である。現実の政治と地域経済の指標が用語を指示し、新たな衝撃を形成している。つまりBRICSの台頭と、G7が不可逆的であることは無関係なのである。

https://www.unz.com/pescobar/brics-11-strategic-tour-de-force/
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/420.html
[国際33] 反乱状態にあるアフリカ:第二次反植民地解放は近い未来にあるのか?(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1921.html


反乱状態にあるアフリカ:第二次反植民地解放は近い未来にあるのか?

<記事原文 寺島先生推薦>

Africa in rebellion: Is a second anti-colonial liberation on the horizon?
https://www.rt.com/news/580999-africa-new-rebellion-colonialism/

筆者:デニス・ロギャチュク(Denis Rogatyuk)
デニス・ロガチュク:ラテンアメリカを拠点とするロシア系オーストラリア人のジャーナリストであり作家。チリ最大の独立メディアソースの一つであるEl Ciudadanoの国際部長。
出典:RT  2023年8月8日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月2日


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ニジェールの国土保護国民評議会(CNSP)の支持者がニアメでデモ。2023年8月6日©AFP


一連のクーデターの後、各国は次々とかつての帝国の爪痕を放逐しようとしている

 アフリカは人類文明の発祥地であり、自然資源において地球上で最も豊かな大陸だ。しかし、ブルキナファソの大統領であるイブラヒム・トラオレ大佐によれば、若い世代はその富にも関わらず、アフリカが世界で最も貧しい地域である理由が理解できない。

 アフリカ大陸全土で、反植民地主義の軍事指導者による、特にフランスなどのヨーロッパの帝国主義国から自己の主権を取り戻そうとする反乱と武装蜂起が起きている。

 ギニア、ブルキナファソ、マリ、そしてニジェールは、西アフリカの元フランス植民地の集団を構成する国々の一部。これらの国々は長らく、フランスや他のヨーロッパの大国にとって天然資源の主要な供給源として機能してきた。ニジェールはフランスの原子力発電所に必要なウランの15%を供給している。ブルキナファソは金の主要な輸出国であり、ギニアはフランスと元植民地との間の貿易の重要な出入り口だ。マリも金の主要な輸出国であり、政府は様々な武装イスラム主義集団と戦ってきた。

 西アフリカの地図は、2021年、根本的に変化し始めた。ドミノのように、親仏派政権は軍事蜂起によって崩壊し始め、最初に2021年5月のマリで始まり、アッシミ・ゴイタ率いるクーデターによって、フランス軍が国を出るよう要求された。中央アフリカ共和国も、2021年6月、フランス軍を追放した。これに続いて、2021年9月、元フランス外人部隊員のママディ・ドゥンブーヤによるギニアの軍事政権掌握がおこなわれた。

 それから1年後、ブルキナファソでは、トラオレが権力を掌握し、世界最年少の大統領となった。その後、2023年1月、フランス軍を追放した。最後は、2022年7月26日、アブドゥラハマン・チアニ(現在は大統領)によって指導されたニジェールの軍事反乱はフランス軍を追放し、ウランのフランスへの輸出を禁止した。

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Read more:How the Niger coup can shake up the balance of power in and around Africa

 ブルキナファソとトラオレの事例は特に興味深い。最近、ロシア・アフリカサミットに参加するためサンクトペテルブルク訪問した時、トラオレは演説をし、ロシアをアフリカの家族の一部と呼んだ。彼はヨーロッパの大国による大陸の略奪を非難し、「祖国か死か!勝利をおさめよう!」という合い言葉で演説を締めくくった。このスローガンはエルネスト・チェ・ゲバラの言葉やキューバの国家理念と響き合う。

 多くの人々は、トラオレを1983年から1987年までのブルキナファソの革命的指導者であり、「アフリカのチェ・ゲバラ」とも称されたトーマス・サンカラと対比的に捉えている。サンカラも同様にフランス軍を追放し、国の資源を国有化し、再分配の社会主義政策を実施した。が、その後、親仏クーデターで暗殺された。

 そこで、フランスとその同盟国は今後どのような行動を取るのだろうか? アメリカとイギリスは、フランスへのウラン輸出禁止に対応して、すでにニジェールとその同盟国への支援を全て打ち切っている。2022年7月30日、フランスの元植民地を多く含む連合体である西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、ニジェールに対して最後通牒を突きつけた。チアニ大統領が1週間以内に辞任しない場合、フランスの支援を受けた軍事介入が開始される、との内容だ。ナイジェリアは、この地域における重要なフランスの同盟国であり、またECOWASの指導国でもあった。軍事介入する場合、まずその攻撃を始める国としてナイジェリアが選ばれた。しかし、ナイジェリア上院は国民の人気がほとんどない大統領ボラ・ティナブの要求に対し、隣国(ニジェール)に対する軍事行動の承認を拒絶した。その後、最後通牒の期限が切れ、ニジェールは商業航空機の飛行を受け入れないように空域を閉鎖した。

 ブルキナファソとマリの大統領は、ニジェールへの軍事介入が彼らに対する宣戦布告に等しいと応じた。とはいっても、アフリカ諸国には秘策もある。それは、ロシアとの昔からの友情だ。

 49のアフリカ諸国の代表団が、最近、サンクトペテルブルクで開催されたアフリカ・ロシアサミットに出席した。ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、アフリカが新植民地主義に対抗する戦いを支援すると宣言し、モスクワがアフリカの債務(総額230億ドル)を帳消しにしたことを述べ、50,000トン以上の穀物が無料でアフリカ大陸に提供されることを確認した。

 アフリカとロシアの人々の友情は18世紀までさかのぼる。アブラム・ガンニバルの物語は、ロシアとアフリカの関係の伝承の中でも最も魅力的なものの一つ。彼はロシア軍に仕えたアフリカ系の将軍であり、伝説的な詩人アレクサンドル・プーシキンの曾祖父でもある。ガンニバルは幼少期にコンスタンティノープルからピョートル大帝によって奴隷として連れてこられたが、奴隷の身分を解放され、皇帝の宮殿で教育を受けた。彼はロシア軍で高位の軍人にまで昇進し、さらには若きアレクサンドル・スヴォーロフ将軍の家庭教師としても活躍した。スヴォーロフ将軍はオスマン帝国を二度にわたって打ち破るなど、多くの偉業を成し遂げた。

 アフリカ分割の黄昏期において、おびただしい植民地征服がおこなわれる中、ただ一つの国が独立を保った。エチオピアだ。イタリアの侵略と支配の試みは、植民地支配者にとって壊滅的な失敗に終わり、ロシアはエチオピアの主権と独立を求めて戦う国に重要な支援を提供した。ソビエト連邦(USSR)は、植民地支配者から独立を求めるアフリカの多くの若い国々の「被抑圧者の武器庫」となり、USSRで生産された武器や弾薬がアンゴラのMPLA、南アフリカのANC、ギニアビサウのPAIGCおよびその指導者アミルカル・カブラルなど、その地域の多くの革命勢力や反植民地主義勢力に提供された。この連帯の記憶は、多くのアフリカ人(老若問わず)、今でも鮮明なままだ。

 アフリカ大陸全土で、フランスの元植民地地域にまで、ロシアへの支持と賞賛の声が響いている。南アフリカの経済自由戦士団(Economic Freedom Fighters)の大規模な集会では、団体の指導者であるジュリアス・マレマがフランスの大陸での行動を非難し、「私たちはプーチンであり、プーチンは私たちです!そして私たちはプーチン大統領に敵対する帝国主義を絶対に支持しません!」と宣言した。本当の変化の兆しがアフリカ全体に広がっており、古いヨーロッパの植民地支配者から新しい多極的な世界へと向かおうとしている。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/421.html
[戦争b24] ウクライナ反攻失敗(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-033baa.html

ウクライナ反攻失敗

2023年8月31日
タウト・バトー
New Eastern Outlook

 ウクライナでの軍事紛争は、それ以前の多くのものと同様、メディア、特に欧米メディアと容赦なく結びついている。ウクライナ支持をかき立てるため、または少なくとも状況を混乱させるために欧米が考え出して広める偽情報の量は恐ろしいほどだ。CNNからガーディアン、BBCからフォーリン・アフェアーズまで、英米が支配するメディアの隅々まで、主に物語の片方しか伝えない。マスコミはロシアを絶えず揶揄し、損失を膨らませると同時に、ウクライナ軍を英雄、勝利者として描いている。この一面的報道は、イラク戦争、シリア内戦、最近の中台間緊張で、アメリカと同盟諸国が天使のように宣伝され、反対勢力は悪魔的だと宣伝される他の無数の例でも明らかだ。

 ウクライナでの代理戦争は現在ロシアが勝利している消耗戦争なのが真実だ。ゆっくり確実に、ロシア軍はウクライナの抵抗を出血させ、NATOがウクライナに提供する膨大な弾薬、戦車、兵器を破壊している。ロシアがいかなる損失や挫折も経験していないというわけではないが欧米マスコミが彼らについて描く残酷な図柄は真実と乖離している。

 現在の反攻はウクライナにとって最悪だった。民間軍事会社に捕らえられ、ウクライナ人の死傷者を多く出したバフムトの屈辱後、切望された今の反攻に対しウクライナは過度に楽観的でだった。しかしウクライナにとってニュースは良くない。アメリカ陸軍中佐ダニエル・デイビスなどの専門家は「今日のロシアとウクライナ間戦争における冷たく厳しい真実は、ウクライナの最後のあがき反攻は失敗し、どんなに歪曲しても結果は変わらない」と書いている。欧米/NATOの兵器やNATOの「高度な訓練」が戦争の流れを変えると長い間メディアは報じてきたが、「ウクライナが数週間や数ヶ月の訓練とNATO装備の寄せ集めで自身を変革するのはほぼ不可能だった。」

 湾岸戦争で活躍したもう一人のアメリカ人大佐ダグラス・マクレガーは最近彼のYouTubeで「戦争は終わった、ロシアが勝った」という題名の映像を公開した。マクレガーは何カ月間もワシントンのウソを暴露し、戦場の現実を暴いている。約300,000万人から350,000万人のウクライナ人が亡くなったと彼は述べている。ブライアン・バーレティックなどの他の評論家も欧米の欺瞞を解明している。ウクライナ軍は現在疲れ果てており「この攻撃でひどく打ちのめされたこれら旅団は再構成できず、次の攻撃をする場合、NATOでさえ新たな軍隊構築に大いに苦労するだろう」と彼は述べている。

 実際、一部欧米マスコミさえ自分たちの偽報道が受け入れられないのを自覚するようになっている。したがって面目を保つため、多くの人がウクライナ反攻が失敗している理由を報じ始めている。たとえば最近Voxは、欧米の装備にもかかわらず「キーウと新しく訓練された軍隊は大規模諸兵科連合作戦を実施してロシア防衛を突破するのにほとんど失敗した」と述べる記事を発表した。そうしようとしたことで、ウクライナは多くの死傷者と装備の喪失に悩まされている。ウクライナが反攻最初の数週間で武器と鎧の約20%を失ったとニューヨーク・タイムズは書いている。一部地域ではロシアの堅固な防御のため反攻は停止している。

 別のNYタイムズ記事は、反攻最初の数週間で多くの兵士を失ったと言い、上官だけでなくNATOを非難するウクライナ兵の発言まで引用している。同じ記事は「最前線の兵士は新兵を戦闘に追いやったかどで指揮官たちを非難した...他の人々は、様々なNATO諸国での数週間の基礎訓練の不十分さを批判した。欧米車両のいくつかは任務に不適切だと不満を言う人もいた。」現在CNNも、NATOが支援する反攻は領土を奪還できないと報じている。ある欧米の上級外交官はCNNに次のように語った。彼ら[ウクライナ]がこの紛争のバランスを変えるような前進をすることは殆どありそうもないと思う。」地雷と巨大塹壕ネットワークでいっぱいのロシアの多層防御はこれまでのところ突破できず、ウクライナは最初の防衛線にさえ到達できないと報じられている。アメリカは「文字通り数千台の装甲車両、数百万発の砲弾、ミサイル、爆弾、訓練や諜報支援、その他数十億ドルの援助を提供した。しかし、その助けもウクライナの勝利をもたらさなかった」

 今でも「ロシアが勝っている Russia is winning」とグーグル検索すると、それに言及する記事を見つけるのに苦労するはずだ。実際は逆のことが起きている。スカイニュース、BBC、ランド、ニューヨーカーその他多くの記事が「プーチンの戦争は失敗したのか、ウクライナからロシアは何を望んでいるのか?」や「ロシアは既に負けた。来年ウクライナが勝てるかどうか決まるだろう」だ。したがって、この紛争の報道という点で、客観性は非常に不足している。

 時が経てば、アフガニスタン戦争でそうだったように、そして今ウクライナでゆっくりそうなっているように、現実が落ち着けば、欧米プロパガンダ逆流機構は、おそらく再び歴史の間違った側に立っているのに気づくだろう。しかし同時に、石油、武器、ブラックロックなどの企業が紛争を通じて利益を上げているため、この戦争が衰えることなく続くのを欧米がどれほど熱望しているかを軽視すべきではない。したがって差し迫ったウクライナの敗北に直面して、ポーランドや他のNATO諸国が戦闘に加わり、これがロシアとNATO間の遙かに大きな戦争、おそらく第三次世界大戦の始まりに変わるのも驚くべきことではない。うまくいけば西側はこれを危険にさらすほど愚かではないだろう。

 Taut Batautは南アジア地政学について書いている研究者、筆者。オンライン雑誌New Eastern Outlook独占記事。

 記事原文のurl:https://journal-neo.su/2023/08/31/the-failed-ukrainian-counteroffensive/

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 WikipediaでNew Eastern Outlookの項目を見ると、下記記述がある。ロシア政府のプロパガンダ。アメリカの新聞やテレビ局はどうだろう。ほっておいても属国呆導機関が宗主国の言い分翻は「記事」にする(読まないが)。相手側の意見、貧困老人が訳す以外知る方法はない。

NEO is "a pseudo-academic publication ... that promotes disinformation and propaganda focused primarily on the Middle East, Asia, and Africa." According to the United States Department of the Treasury, NEO is run by SVR, Russia's foreign intelligence agency. NEO is included in the EUvsDisinfo project, which tracks online disinformation.[2]

2023年9月 2日 (土)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/812.html
[戦争b24] 「原爆投下によって日本は降伏した」説は本当か?(YAHOOニュース)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4294970cfb5e3db079cf6042271800377734ed9d
※画像等はリンク先参照。

「原爆投下によって日本は降伏した」説は本当か?

古谷経衡作家/評論家/一般社団法人 令和政治社会問題研究所所長

2020/8/7(金) 7:00

長崎市原爆資料館にある「ファットマン」の模型(写真:ロイター/アフロ)

 広島・長崎への原爆投下は日本の降伏を早め、原爆を使用しなかった場合の死者を考えるとかえって犠牲者が少なくて済んだ―。

 これが、原爆投下から75年を経た現在でも、原爆投下国のアメリカ政府の公式見解として広く採用されているものであり、米世論の過半数もこの考え方に同調的である。しかしながら原爆投下から75年を経て、こうしたアメリカ側の歴史見解に沿った原爆観も変化しつつある。「原爆投下は本当に正しい選択だったのか」という論争がアメリカでも盛んになっており、結果「原爆投下は必要なかった」とする見解も割合的にはまだまだとはいえ支持を得るようになってきた。

 二発の原爆投下は日本の降伏の為に必要だったのか、それとも必要が無かったのか―。これは歴史的解釈以上に政治思想的論争である。アメリカの保守派は「対日戦の勝利」という文脈の延長で原爆投下を正当化する傾向があるが、進歩派はその逆で、「アメリカの間違った国策」としてこれを自国の反省材料にする人もいる。一方日本では、左・右のイデオロギーを問わず原爆投下については正当化できない、という国民感情が底流にあるものの、現在においてもアメリカに対し原爆の加害責任に対してどう向き合うのか、については様々な温度差がある。

 しかしながら、原爆に対する拒否感が底流にあっても、日本人ですら「原爆投下によって日本は降伏した」というアメリカ側の公式見解に賛同する者も少なくないのが実態である。本稿では、「原爆投下によって日本は降伏した」というアメリカ側の公式見解が歴史的に正しいのかどうかを日本側の視点で省察する。
・陸軍がこだわった「一撃講和論」とは?ソ連頼みの日本
日本の終戦工作(筆者制作)

 結論から言うと、「原爆投下によって日本は降伏した」というアメリカ側の公式見解は歴史解釈からしてかなり無理がある。また、「原爆を使用しなかった場合の死者を考えるとかえって犠牲者が少なくて済んだ」というのもまた後付けの理屈であり、相当無理がある。こういった理屈は、すべて後から原爆投下を正当化するために造られた方便(言い訳)に過ぎないと考えるのが妥当だ。

 ここで原爆投下直前の日本の状況を簡潔に振り返ってみよう。1945年5月、ベルリン陥落によってヒトラーが自決すると、枢軸で連合国と戦うのは実質日本ただ一国となった。ドイツ降伏に前後するように、1945年6月下旬には沖縄守備隊(第32軍)が玉砕。それに先立つこと1944年7月には戦略要衝であるサイパン島が米軍に占領され(南雲忠一司令官ら玉砕)、東条英機内閣は総辞職する。ここにあって、大本営は「本土決戦」の準備に邁進していたが、「皇軍不敗」をプロパガンダする大本営も日本政府も、客観的に日本敗北は必至の状況を認識するようになった。そこで日本がひそかに準備していた終戦工作は、当時日本に対しては中立(日ソ中立条約)を保っていたソ連を仲介しての和平交渉である。

 なぜ日本は戦争当事国のアメリカと直接和平工作をしなかったのか。答えは簡単で、当時の軍部(特に陸軍)は「一撃講和論」という勝手な構想を抱いていたからである。これは連戦連敗が続くアメリカと直接交渉するのは不可能であるが、本土決戦によってアメリカ軍に相当程度の打撃(一撃)を与えれば、アメリカは人的損害を恐れて「国体の変更」、つまり「天皇制の改変(天皇制の廃止)」という日本側にとっては受け入れがたい条件をいくばくかは緩和して交渉する余地が開ける、という考え方である。

 この「一撃講和論」の根拠は、中国大陸に展開する200万人近くの日本陸軍の存在である。1937年から本格的に開始された日中戦争(盧溝橋事件)で、日本は中国国民党や中国共産党などと交戦しつつも、1945年8月の時期にあっても北京(北支)、南京(国民党首都)、上海、福建、広州などの重要拠点をいまだに占領したままであった。米英からの援蒋ルート(ビルマ等)を通じた中国国民党や共産党への武器や物資支援があったにもかかわらず、日本陸軍は中国大陸においては、いまだ辛うじて拮抗を保っていたのである。つまり日本軍は太平洋では米英に敗北しているが、中国派遣軍(当時呼称:支那派遣軍)及び日本の傀儡国家である満州国を守る関東軍等はいまだに健在であり、よって日本の継戦能力はまだ十分に存在する―、というのが特に陸軍の主張だった。

 この陸軍の主張が、日本政府にも強く影響し、本土決戦で米軍に一泡吹かせる(一撃)論が盛んに唱えられ、政府も陸軍の徹底抗戦方針に引きずられる格好となった。しかしその実態は、誠にお粗末な現状であった。確かに中国派遣軍は原爆投下直前ですら200万の大軍を有していたが、徐々に増勢する国民党や共産党に対し防戦が手いっぱいで、アメリカ潜水艦や爆撃機による日本近海の海上封鎖により、中国派遣軍を日本本土に移動させることが出来ず、事実上大陸に張り付かせておかなければならないので本土決戦に於いてはこの転用が出来ない。当然のこと、1941年12月8日の真珠湾奇襲と同時に始まった南方資源地帯の占領「南方作戦」で獲得した東南アジア(仏印、マレー、インドネシア等)に駐屯する日本軍部隊も、海上輸送が出来ないから事実上孤立しており、本土決戦には使えない。

 満州国を守る関東軍も、開戦初期にはソ連を警戒してソ満(ソ連―満州)国境に訓練を積んだ精強部隊が駐屯していたが、太平洋戦線での戦局悪化によって次々と南方に引き抜かれ、原爆投下直前の段階では小銃にも事欠く有様でまさに「スカスカ」の状況であった。このような状況を鑑みて、本土決戦には中国派遣軍や関東軍の転用はできず、きたるべき決戦に備えて1945年になると大本営は日本本土の軍管区を再編し、米軍が日本本土に上陸して各個の連絡が途絶えても独立して戦えるように指揮系統を変更した。さらに同年6月、「義勇兵役法」が施行され、事実上民間人を強制動員して本土決戦に用いる民兵組織を軍の指揮下に於いた。これによって創設されたのが「国民義勇隊」であるが、その訓練・指揮等には在郷軍人などの軍隊経験者が任に当たるとされたが、実態は軍事的素養が何もない(武器配布もろくにない)市民であって、本土決戦の際には何ら意味をなさないことは明白であった。このような惨憺たる「本土決戦の準備」すらも、連日実施される米軍の空襲や海上からの砲撃によって無力化され、実態は「一撃講和」など夢のまた夢の状況であった。

 よって1945年のドイツ降伏以後、日本は表向きには「本土決戦」を叫びつつも、ひそかにソ連を通じた和平交渉を加速させることになる。
・日本降伏の決定打は原爆ではなくソ連参戦
『参謀本部所蔵 敗戦の記録』(筆者所蔵)

 ソ連を通じた連合国との和平交渉は、モスクワの日本大使館における佐藤尚武(なおたけ)駐ソ大使にほぼその全権が託された(ソ連外相モロトフとの交渉)。またこの時点で中立国であったソ連は、東京に駐日大使館を置いており(空襲激化により、大使館機能は箱根方面に疎開するなどしていた)、日本側の和平仲介の希望をソ連駐日大使ヤコフ・マリクに対してもアプローチした。当然、日本敗北必至の段階において、無条件でソ連の好意的仲介態度を引き出すことは難しい。よって日本側は水面下で、ソ連への仲介依頼に対し「プレゼント」を付けた。それは日露戦争以降獲得した満州鉄道の権益の譲渡、同じく日露戦争で獲得した南樺太等における漁業権の譲渡、同じく旅順(現・大連市)の租借権譲渡などを含めたソ連側への懐柔工作である。

 しかし、このような日本側の「藁にもすがるような」ソ連仲介依頼は、まったく無意味であった。なぜならソ連は、ドイツ降伏直前の1945年2月、連合国首脳がドイツ降伏後の国際秩序を話し合うヤルタ会談によって、ソ連は連合国に対し「ドイツ降伏後、三か月以内の対日宣戦布告」を約束していたからである。いわゆる「ヤルタ密約」である。

 つまり日本側がいくらソ連を通じた和平交渉を試みようと、いくらソ連に「アメ(しかしソ連からすれば無価値に等しい)」を与えて好意的態度を引き出そうと努力しても、ソ連首相スターリンの考えは「日ソ中立条約の破棄と対日宣戦布告」であり、これは絶対に動かすことなどできなかった。その密約を知らず、ソ連を通じて連合国と仲介が出来る、と楽観的・自己都合的に踏んでいたのはただ大本営と日本政府のみであった。

 このような密約の存在など知る由もなく、日本はソ連に対し甘い期待を抱き続けた。日本とソ連の相互不可侵が約束された1941年4月の日ソ中立条約の有効期間は5年間で、条約通りであれば1946年4月25日まで書類上有効であった。ただしこの条約には「延長規定」があり、この条約を延長しない場合は、有効期限の満了する一年前に延長しない旨、相互どちらかが通知すると定められていた。ソ連はこの規定に従い、1946年4月で失効する日ソ中立条約を「延長しない」と日本政府にその1年前の1945年4月に通告した。ふつう、この段階で「ソ連は日本に宣戦布告する可能性が切迫している」と判断するべきだが、日本はこの通告を軽視した。

 言わずもがな、ソ連に参戦されると陸軍の唱える「一撃講和論」が崩壊してしまう。つまり北方のソ連が参戦すると、「スカスカ」の状態である関東軍は壊滅し、朝鮮や北支(北京)までソ連軍が侵攻する。こうなれば本土決戦の唯一の根拠であった中国大陸における200万の日本軍が健在である―という根拠が崩壊してしまうからである。

 ドイツが降伏し、独ソ戦が終結すると、ソ連軍は一刻も早い対日宣戦布告の為に欧州にあった精強なソ連軍をシベリア鉄道で極東に続々と送った。その状況は、日本軍側のスパイや偵察機からの観測で逐一上層部に報告され、「ソ連対日参戦はもはや時間の問題である」という危機感を現場にもたらしたが、繰り返す通りソ連参戦が実行されると本土決戦も「一撃講和論」も瓦解するので、東京の大本営も日本政府も都合の悪い現実からは目を背けた。こうしてソ連は、ヤルタの密約を忠実に履行すべく、1945年8月8日(日本時間同日深夜)、日本に対し中立条約の破棄と宣戦布告を通知し、ソ満国境に配備されたソ連赤軍が満州、すぐに朝鮮、南樺太に一斉に侵攻を開始した。

 ソ連が参戦しない―ことが本土決戦と「一撃講和論」の絶対前提であったが、ソ連の参戦によってもはやこの大本営と日本政府の方針は実行不可能となった。ソ連参戦を受けて1945年8月9日、鈴木貫太郎首相・閣僚等と陸海相、軍令部総長等が合議する最高戦争指導会議が開催され、対ソ戦への対処について熱論が交わされた。『参謀本部所蔵 敗戦の記録』(原書房)によれば、

帝国は「ソ(連)」の参戦に関わらず、依然戦争を継続して大東亜戦争の目的完遂に邁進す

出典:『敗戦の記録』P.356

 と、この段階でも威勢の良いことを言っていたが、この会議中に長崎に二発目の原子爆弾が投下されたことが速報で入った。当然の事、この紛糾する1945年8月9日の最高戦争指導会議の3日前、広島に一発目の原子爆弾が投下されている。広島原爆については原爆投下の直後、陸海軍の合同調査隊が現地に入って被害状況を把握しようとしたが猛火によって市中心部に入ることが出来ず、原爆による「相当の被害」を大本営も日本政府も大まかに把握はしていたが、新聞報道では「防空壕に入っていたものは助かった」などの記事が乱舞した。その実態(特に放射線障害)が正確に把握され、広島・長崎の惨劇が全国に伝えられるのは戦後、特にGHQの占領が終わり検閲が解禁され、日本が主権を回復した1952年以降である。

 当時の軍部や日本の知識人が広島・長崎の原爆を軍事的にどのように把握していたのかは、筆者の別稿に詳しいが、少なくとも1945年8月9日に召集された最高戦争指導会議は、広島原爆への対応ではなく、ソ連対日宣戦布告がきっかけであることは歴史的事実である。広島・長崎原爆が当時の日本軍や日本政府に衝撃を与えたことは事実だが、あくまで当時の日本はソ連対日宣戦布告を原爆より「日本帝国の崩壊」として捉え、最終的にはこの日の最高戦争指導会議が天皇臨席の御前会議に発展し、ポツダム宣言受諾による敗戦を決定した。事程左様に、「原爆投下によって日本は降伏した」という理屈は、後から見ると日付的にそう見えなくはないが、原爆の放射線障害の恐ろしさに無知だった当時の軍部や日本政府は、本土決戦と「一撃講和論」が根底から覆されるソ連参戦の方に驚愕した。

 本土決戦実行の前提条件のほぼすべてをソ連との非交戦(対ソ静謐)に頼り切っていただけに、これが日本終戦の決定的トリガーを引いたとみるのが自然なのである。つまりソ連参戦によって満州、北支、朝鮮、樺太が失陥すれば、原爆投下が無くとも日本は終戦を決定していたと解釈することができる。
・原爆を使用しなかった場合の死者―原爆投下正当化のための数字のマジック

 一方、「原爆を使用しなかった場合の死者を考えるとかえって犠牲者が少なくて済んだ」というアメリカによるもう一つの原爆投下正当化事由はどうであろうか。この場合の「犠牲者」というのは、日本人の事ではなくアメリカ軍が日本本土に侵攻した場合の米兵の損耗の事を指すが、戦後になって、「日本本土に米軍が上陸して戦闘を行った場合、アメリカ側に100万とも200万ともされる損害が出た(だから広島・長崎の30万の犠牲者は合理的に考えて少なかったので良かった)」という論が先行したが、これには軍事的根拠がまるでない。

 アメリカは、ポツダム宣言を日本が無視した場合、当然のこと日本本土進攻を計画していた。ひとつは1945年11月ごろを目途に、南九州に上陸し航空基地を建設したうえで、日本本土の制空権を完全に奪取するもの。これをオリンピック作戦という。この作戦で日本本土をさらに爆撃した後、一挙に千葉県の九十九里に上陸して東京を占領する案―コロネット作戦が1946年の春ごろに予定されていた。

 しかしながら米軍は、自軍の損害をできるだけ低減させるべく、上陸前に徹底した爆撃と艦砲射撃を行うのが慣例である。特に1945年2月から3月にかけて行われた硫黄島の戦いでは、栗林忠道中将率いる日本側守備隊が、巧みな陣地構築と戦略持久方針によって、アメリカ側に想定をはるかに上回る約8000人の戦死者を出した。続く1945年4月から6月までの沖縄戦でも、日本軍守備隊の戦略持久方針でアメリカ側は約12000名の戦死者を出した。これを教訓として、米軍は日本本土攻撃に際してはさらに綿密な事前空襲と艦砲射撃を計画していた。硫黄島へのアメリカ軍侵攻部隊は約10万人。沖縄は上陸正面で20万人、予備を入れると50万人。日本本土進攻に際しては100万とも200万ともされる米英軍等の投入が予定されていたが、如何に日本側の抵抗が激しくとも、米軍側に戦死者が100万人でるとは考えられない。

 日本はすでに、日本本土と朝鮮、台湾、大陸そして南方との連絡が遮断される程であって、海上輸送による兵力の転用もできず、包丁やナタを持った市民兵までが軍に編入されたのはすでに述べた通りである。こうした日本の組織の体をなしていない民兵混成軍に対して、硫黄島、沖縄の教訓を経た米軍が100万の犠牲が出ることはあり得ない話で、当時の予測によると日本本土進攻による米軍側犠牲者の推計は沖縄戦以上多くて10万未満、というところが妥当というアメリカ側の見解もあったという。空襲と艦砲射撃と海上封鎖で弱り切った日本軍には、米軍に対して「一撃」すらも与えられることが出来なかったであろうことは火を見るより明らかである。

 しかしアメリカが戦後、「原爆を使用しなかった場合の死者を考えるとかえって犠牲者が少なくて済んだ」という理屈を考案したのは、アメリカ側をしても広島・長崎の原爆被害があまりにもすさまじかったので、急遽それを正当化する数字的根拠をこしらえざるを得なかったからに過ぎない。そして実際、1945年8月9日にソ連対日参戦が行われて、このアメリカ軍による日本本土進攻自体が実施される前に日本は本土決戦と「一撃講和論」の前提が崩れて御前会議のもとに昭和天皇が敗戦を決断したのだから、素直に考えれば本土決戦自体が起こりえなかったことになるのである。こうして、「原爆を使用しなかった場合の死者を考えるとかえって犠牲者が少なくて済んだ」というのも単なる詭弁に近いのである。

 冒頭に述べた通り、アメリカでは「原爆投下は本当に正しい選択だったのか」という原爆投下懐疑論が盛んになりつつある。原爆投下は必要が無かったという論が広がれば、少なくとも大戦末期におけるアメリカの戦争指導は国策として間違っていた、という必然的な結論に到達する。アメリカの特に進歩派は、第二次大戦後におけるアメリカの覇権的政策(ベトナム戦争への介入や、パナマ侵攻、イラク戦争など)に対して強い懐疑と反対・反省の姿勢を示している。将来、「原爆投下は間違いであった」として、アメリカの公式見解が修正される日が来るかもしれない。そのとき私たち日本人は、アメリカに対してどのように接するのか。そして私たち自身の問題として「なぜズタボロになるまで戦争を続けたのか」という当時の戦争指導者への責任追求・反省という第二の、そして根本的問題にもう一度直面することになろう。(了)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/813.html
[日政U2] 戦争板リンク:「原爆投下によって日本は降伏した」説は本当か?(YAHOOニュース)
「原爆投下によって日本は降伏した」説は本当か?(YAHOOニュース)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/813.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/802.html
[戦争b24] 「原爆投下によって日本は降伏した」説は本当か?(YAHOOニュース) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3780] SElNQVpJTg 2023年9月03日 14:10:00 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[97]
こちらで引用した記事を改めて投稿。
3年前の記事だが、未だに大きな意味をもつ内容と考える。

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/806.html#c40
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/813.html#c1
[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
92. HIMAZIN[3781] SElNQVpJTg 2023年9月04日 18:04:46 : SK1ZPGV21I : dzJ0RGFKMG5YY2M=[1]
>>86
>>90

私もアラジン2さんは嫌いではなかったですよ。色々とアドバイスもしたし。
ただし、管理板の件で何度もアラシ扱いされ、その都度やりあった挙げ句に出入り禁止依頼まで出されたから、私から逆に依頼したところで文句言われる筋合いは無いですね。
本人が反省するまでと条件付きなので、むしろ凄く優しい対応してたと自負してます。(笑)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c92

[戦争b24] ウクライナ反攻失敗(マスコミに載らない海外記事) HIMAZIN
25. HIMAZIN[3782] SElNQVpJTg 2023年9月06日 08:00:55 : axaRxyjdFY : TTJZOU5tN09oNXc=[1]
その通りですね。
ネオナチに生存を脅かされたドンバスの人々が自由のために戦っていると捉えることも出来るかと。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/812.html#c25
[戦争b24] ゼレンスキー大統領「誰が何と言おうと前進」ウクライナ軍の反転攻勢の遅れ指摘に反論(ANN) 赤かぶ
48. HIMAZIN[3783] SElNQVpJTg 2023年9月09日 02:13:54 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[98]
赤かぶスレは工作員養成所なのか。新入りがいっぱい。(笑)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/814.html#c48
[議論31] 管理板の場外戦(その4)
こちらの続き。


管理板の場外戦(その3)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html

要望があったためフォローアップ投稿で継続。
今後も管理版が荒れる気配は大いにあるので予防は必要。ただし、本当に退避してもらいたい御仁は当面出入り禁止なので実質雑談スレ。(笑)  
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html
[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3784] SElNQVpJTg 2023年9月09日 11:37:11 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[99]
別に私でない誰かが継続してアップしても構わないですよー。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c1
[議論31] 管理板の場外戦(その3) HIMAZIN
130. HIMAZIN[3785] SElNQVpJTg 2023年9月09日 11:38:46 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[100]
こちらで継続。
継続先にも書きましたが、誰かが継続してアップしても構わないです。(笑)

管理板の場外戦(その4)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/820.html#c130

[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
11. HIMAZIN[3786] SElNQVpJTg 2023年9月10日 22:20:30 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[101]
赤かぶスレでは工作員育成中。物凄く主観的な見方ですけど。

ゼレンスキー大統領「誰が何と言おうと前進」ウクライナ軍の反転攻勢の遅れ指摘に反論(ANN)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/814.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c11
[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
13. HIMAZIN[3787] SElNQVpJTg 2023年9月11日 07:08:58 : HizouVE8rM : d2EvZjF5bmVjcC4=[1]
>>12

公平、寛大を演出して信用させて、投稿の多寡で情報をコントロールしてるんでしょう。

あと、魑魅魍魎男さんが頑ななのは、過去に原発板で大量の工作員が沸いたことが原因の一つかなと考えてます。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c13

[お知らせ・管理21] 2023年09月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
10. HIMAZIN[3788] SElNQVpJTg 2023年9月13日 08:27:35 : XBzlcllQgQ : R0lPUlFvME1YV1U=[1]
ちょっとした考察。
ジャップランドと言う言葉に敏感な反応を示す人が多いのは、日本の惨めな実態を思い知らされるからではないか。
中露朝韓についてはここまでの騒ぎにならんだろう。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/652.html#c10
[お知らせ・管理21] 2023年09月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
23. HIMAZIN[3789] SElNQVpJTg 2023年9月15日 07:12:35 : ZwuZDY8ECI : NWtITS5FVG9XTDI=[1]
議論を続けたいかたはこちらへどうぞ。

管理板の場外戦(その4)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/652.html#c23

[お知らせ・管理21] 2023年09月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
26. HIMAZIN[3790] SElNQVpJTg 2023年9月16日 18:55:14 : jzXTnVynok : bE9BQlk4QVNvSlU=[1]
アラジン2さんは条件付きなので、本人にその気があれば復帰出来ます。彼が大人になれるか否か試されてます。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/652.html#c26
[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
39. HIMAZIN[3791] SElNQVpJTg 2023年9月17日 08:11:25 : wDlRmke322 : RllpUzhxNFFjVmM=[1]
>>34

そもそも管理板以前から彼が参加すると大荒れでしたしね。普段おとなしめの人もあいつは狂ってるみたいに言ってた記憶があります。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c39

[経世済民136] 海外旅行再開で日本人が改めて直面する「没落日本」のリアル (フライデー) 西大寺
85. HIMAZIN[3792] SElNQVpJTg 2023年9月17日 08:40:06 : wDlRmke322 : RllpUzhxNFFjVmM=[2]
アクセス・コメントの多さ、コメントの混乱ぶりからショックの大きさが 見てとれる。
いつもの経済板はそこまでアクセスもコメントもない。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/232.html#c85
[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
40. HIMAZIN[3793] SElNQVpJTg 2023年9月17日 08:42:28 : wDlRmke322 : RllpUzhxNFFjVmM=[3]
この記事のアクセス数とコメント量が凄いですね。普段の経済板は静かなのに。

海外旅行再開で日本人が改めて直面する「没落日本」のリアル (フライデー)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/232.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c40

[経世済民136] 海外旅行再開で日本人が改めて直面する「没落日本」のリアル (フライデー) 西大寺
86. HIMAZIN[3794] SElNQVpJTg 2023年9月17日 09:07:04 : wDlRmke322 : RllpUzhxNFFjVmM=[4]
>>75

>仮に今、全盛期のフィデルカストロとゲバラが邪ップップ(笑)ランドの再建に当たっても改善は不可能だろう

物凄く痛いところ突かれた気がする。
事実、ゲバラはコンゴで失敗し、ボリビアで殺された。そのボリビアもいまではエボ・モラレスとか出て来て変わってきているが。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/232.html#c86

[国際33] 日本の、非常識で不道徳で違法な放射性廃水の海洋投棄(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/09/17/no-1916-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e3%80%81%e9%9d%9e%e5%b8%b8%e8%ad%98%e3%81%a7%e4%b8%8d%e9%81%93%e5%be%b3%e3%81%a7%e9%81%95%e6%b3%95%e3%81%aa%e6%94%be%e5%b0%84%e6%80%a7%e5%bb%83%e6%b0%b4%e3%81%ae/


No. 1916 日本の、非常識で不道徳で違法な放射性廃水の海洋投棄

投稿日時: 2023年9月17日

Japan’s Insane, Immoral, Illegal Radioactive Dumping

by Robert Hunziker

https://www.counterpunch.org (September 08 2023)

日本は、太平洋に放射性廃水を投棄するという残虐行為を乗り切ることはできないだろう。実際、東京電力(TEPCO)は、有毒な廃水が海流に乗って世界中を駆け巡ることで原発のメルトダウンがいかに全世界に悪影響を及ぼすかを示す一例である。2011年のメルトダウンから貯蔵された有毒廃水の投棄は2023年8月24日に正式に始まった。その一方で、福島第一原子力発電所の爆発で停止した原子力発電所の一部が再稼働する。

福島の壊れた原子炉は、なぜ原子力エネルギーが地球温暖化や極端な自然災害に対応できない罠なのかを示す一例である。原子力はいくつかの理由から、地球温暖化の犠牲者を含む、起こるべくして起こった事故なのだ。

原子力コンサルティング・グループの会長であり、内部被ばくに関する英国科学諮問委員会の元秘書で、サセックス大学の客員研究員であるポール・ドーフマン博士は、「原子力発電所が気候の犠牲となる可能性が非常に高いことを理解することが重要だ。冷却のため原子炉は大きな水域のそばにある必要がある。」と言う。本質的に、地球温暖化は原子力のワーテルローなのである。

地球温暖化によって、フランスの56基の原子炉はすでに部分的な停止によって深刻な危険にさらされている。原子炉は地球温暖化に耐えられない。記事末尾のリンク「原子力の罠」を参照。

放射能汚染水を広い海に投棄するという東京電力の背信的行為は、国際原子力機関(IAEA)の一般安全指針第8号(GSG-8)の本質的な規定に明らかに違反しており、人間の良識に対する意図的な侵害である。

貴重な生命を破壊しかねない極悪非道な行為を日本は止めさせるべきである。IAEAの恥であり、この茶番を承認したG7のメンバー国の恥である。彼らは海を「開放された下水道」と命名したのだ。ゴミを捨て、有毒な蛇口を開き、化学物質、肥料、プラスチック、処分不可能な放射性廃棄物を廃棄しよう。海は開放された下水道だ。無料なのだ!そう、無料だが、心の弱い人間だけが故障した原子力発電所が世界の海に放射性廃棄物を投棄することを許すのだ。それは人間の弱さ、弱さ、未熟さの証であり、勇気の証ではない。

エネルギー・環境研究所のアルジュン・マキジャニ博士によれば、東京電力のALPS処理放射能汚染水投棄計画は、IAEAの一般安全ガイド第8号(GSG-8)の必須条項および他のIAEA文書、2023年6月28日の対応要件に違反する:

IAEAは重要な国連機関である。本稿の筆者も専門家パネルの他のメンバーと同様、IAEAを批判することには消極的である。しかし、IAEAが自らの指針文書を全面的に適用することを真っ向から否定していることは明らかである。その廃棄計画におけるIAEAの限定的な見解は、多くの国に対するIAEAの責任を逃れるために使用されている。被害は「ごくわずか」であると公衆に対して断言する熱意は、トリチウムに関する周知の事実を大幅に誇張するまでに至っている。福島の放射能汚染水問題におけるIAEAの重大な失態は批判を避けられないものとなった。

グリーンピースは、放射性トリチウムを除くすべての核同位体を廃水から除去したという日本の主張を否定している。少なくとも他の放射性同位体である炭素14が残っており、ストロンチウム90やセシウム137を含む多くの放射性同位体が、ほとんどの貯蔵タンクで未処理のまま残っていると主張している。(出典: Richard Broinowski, “More Fallout from Fukushima”, Pearls and Irritations, 2023年7月8日)

日本は国連海洋法条約(UNCLOS)に加盟している:

廃水を太平洋に放出する日本の政策は、国連海洋法条約第192条に基づく日本の義務違反であり、同条項は締約国に「海洋環境の保護と保全」を義務付けている。さらに陸上からの海洋環境汚染はUNCLOS第207条に違反している。(出典:Victoria Cruz-De Jesus、「Preserving the Sea in a Radioactive World: How Japan’s Plan to Release Treated Nuclear Wastewater into the Pacific Ocean Violates UNCLOS, American University International Law Review」、第27巻、第4号、2023年)

さらに侮辱的なことに、日本はUNCLOS第192条と第207条の一部に適合した廃棄物処理策をいくつか検討したが、最終的には、最も安価で、最も簡単で、最も便利だが最も有害な政策、つまり都合よく「すぐ隣」にある太平洋に投棄することを選択した。日本は代わりに核廃棄物が環境に放出されるリスクを軽減する選択肢として、(1)地圏注入か(2)地下埋設という環境への放射性廃棄物のリスクを軽減する選択肢を選ぶことができたし、貯蔵タンクを増やすこともできた。しかし、1も2もコストがかなり高くついた。

その結果、自然を無視した日本の非道な行為は、原子力を取り巻く狂気を際立たせることになった:

日本政府と東京電力は、放射能廃水の放出が最終的な廃炉に必要な唯一の実行可能な選択肢であると誤って主張している。事故や自然災害によるシャットダウンが発生し、恒久的にバックアップとして熱力発電が必要な原子力発電は、地球温暖化の解決策としては機能しないことを示唆している。(出典:「Japan Announces Date for Fukushima Radioactive Water Release」、グリーンピースインターナショナルプレスリリース、2023年8月22日)

原子力に強いグリーンピースによると:

2023年6月8日現在、133万5381立方メートルの放射性廃水がタンクに貯蔵されているが、高度液体処理システム(ALPS)の処理技術の不具合により、この水の約70%を再度処理しなければならない。科学者たちは、放出による放射性物質のリスクは十分に評価されておらず、放出されるトリチウム、炭素14、ストロンチウム90、ヨウ素129の生物学的影響は無視されていると警告している。(同上)

これは信じがたいことだが現実である。世界の海は甚大なストレスに直面している:(1)異常な猛暑、(2)主要な漁業資源のほぼ枯渇に至るほどの違法な乱獲、(3)大量の人間のゴミが腐敗したゴミの大きな渦として蓄積している。例えばフランスの3倍の大きさである大西洋ゴミパッチなど、海洋に4つ以上の大規模なゴミパッチ。(4)農薬や肥料の乱用、(5)トン単位のプラスチック、そして(6)産業排出物。これだけのストレスに直面する中で、日本が壊れた原子力発電所から有害な放射性の泥を加えるということは、信じがたいことだ。お願いだから止めてください!

「長年、私たちは海をゴミ捨て場と見なしてきた。海は人目につかず、意識されることもないため、私たちは海を普遍的な下水道のように扱ってきた」(ジャン・ミシェル・クストー、サンクトペテルブルク・タイムズ紙)。クストーは生涯をかけて海洋の濫用を暴露し、海洋生物、ひいては地球上のすべての生物が生き残るためには海洋虐待を止める必要があると述べている。しかし残念なことに、日本はこれまでクストーが掲げてきたことすべてに違反している。

この軽率な行動の結果、海洋の健康に対するあからさまな無視に続く製品の不買運動によって日本経済は自らを壊滅させる可能性があるのだろうか?

中国は、日本からの水産物の輸入をすべて禁止し、「利己的で無責任な行為」だと非難した。中国のソーシャルメディアはWeiboで80万ビューを記録し、怒りに満ちている。中国は日本にとって最大の水産物の買い手であり、日本の水産物輸出の2分の1を占めている。

中国のネットユーザーが不買運動すべき日本ブランドのリストを作成し始め、微博で300,000,000ビューを集めたため、日本の大手化粧品メーカーは、株価とともに売上が減少した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のアナリストである佐藤和佳子は、この不買運動は「中国の消費者が日本の高級化粧品ブランドから乗り換えるきっかけになる可能性がある」と述べた(出典:三菱UFJモルガン・スタンレー証券): 賛否両論の福島核廃棄物計画、中国人の日本化粧品ボイコットに拍車」『TIME』2023年6月22日号)

TikTokの中国版であるDouyinでは、化粧品から食品、飲料に至るまで日本ブランドのリストが出回り、それらの製品を買わないよう呼びかけている。

韓国と香港は、福島県をはじめとする9つの県からの日本産水産物の輸入を禁止している。北朝鮮外務省はこの放出を「人道に対する罪」と呼んだが、日本としてはこの上ない屈辱的な侮辱としか思えない。

日本は危険な前例を作っているのだろうか?ニューヨーク・タイムズ(2023年8月22日付)によれば、こうだ:

もし日本が汚染された福島の水を海に捨てたら、他の国も同じことをしないだろうか?

実際、これはG7の承認を得た東京電力の海洋投棄の、最も致命的な結果のひとつかもしれない。

ハワイ大学の海洋生物学者であるロバート・リッチモンド教授はBBCの『Newsday』番組で、「私たちは不十分な放射線学的、生態学的影響評価を目の当たりにし、日本が水や堆積物、生物に何が入り込んでいるのか検出できないだけでなく、もし検出されたとしても、それを除去する手段がないことを非常に懸念している…取り返しのつかない状況に陥ってしまった」(出典 “Fukushima: What are the Concerns Over Waste Water Release?” BBC News, August 25 2023)

東京電力は、貯蔵タンクから水を放出する際、ある程度の放射線量があることを認めている。CNNのニュース記事によると、日本は他の国もトリチウムを含んだ水を海に放出した罪を犯していると主張している。それならなぜ他の国もやってはいけないのだろうか?

しかしこれは、放射能汚染水を海に放出することは誰にも許されるべきではないという点を見逃している。さらに、60種類もの毒性の高い放射性同位元素を含む東京電力の濃度は、高度液体処理システム(ALPS)処理技術によって処理されることを期待しているが、他の投棄者をちっぽけに見せる。さらに悪いことにグリーンピース・ジャパンなどはALPSの有効性に強い懸念を抱いており、誰が測定しているのか?と懸念している。

100以上の研究所が加盟する米国海洋研究所協会は、日本の安全性の主張を裏付ける適切で正確な科学的データが不足しているとして、毒物投棄に強く反対するポジションペーパーを発表した。

日本が汚染水の投棄を取るに足らないこととして軽視しようとしても、ごく低線量の放射能であっても人体や海洋生物に生物蓄積され、時間の経過とともにDNA損傷による身体的劣化につながることは科学的に立証されている。

電離放射線は高線量では放射線病や死亡を含む、人体への直接的な損傷を引き起こす可能性がある。低線量では、電離放射線は癌だけでなく、心血管系疾患や白内障などの健康被害を引き起こす可能性がある。電離放射線ががんの原因となるのは、主にDNAを傷つけ、がんを引き起こす遺伝子の突然変異を引き起こすためである。(出典:国立がん研究所)

どんな量であっても、太平洋に放射性廃水を捨てることをどうやって正当化できるのだろうか?地球上で最も有毒な物質を海洋に投棄しても構わないほど、世界の意識は低く、道徳心が欠如しているのだろうか?

海を破壊するのはやめてほしい!

そしてどうか原子力の罠がもたらす悲惨な影響を考えてみてほしい。

[原子力の罠]https://www.counterpunch.org/2023/07/28/the-nuclear-energy-trap/

https://www.counterpunch.org/2023/09/08/japans-insane-immoral-illegal-radioactive-dumping/
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/480.html
[原発・フッ素54] 国際板リンク:日本の、非常識で不道徳で違法な放射性廃水の海洋投棄(耕助のブログ)
日本の、非常識で不道徳で違法な放射性廃水の海洋投棄(耕助のブログ)
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/480.html
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/308.html
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科)
https://dic.nicovideo.jp/a/%E4%B8%AD%E4%B8%96%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

中世ジャップランドとは、日本社会がまるで中世のようである事を揶揄するネットスラングである。

概要

主に嫌儲板で用いられる用語であり、同板が発祥とされる。

嫌儲民が考案した「国旗(閲覧注意)exit」は旭日旗の中心で放射能マークとハーケンクロイツが回転するというかなり侮辱的なものとなっている。

日本人の蔑称であるジャップが含まれた侮辱的な言葉であるが、まんざら侮辱とも言えないのである。

中世レベルの司法

『日本の司法は中世レベル』これは脚色でも誇張でもない、国連拷問禁止委員会で実際に各国代表から叩きつけられた評価である。2013年、スイスで開かれた国連拷問禁止委員会でモーリシャスをはじめとする欧州各国の代表から「日本の司法制度は中世レベルだ。」と酷評され、追及された日本代表の上田大使が「日本は決して中世時代などではない、刑事司法の分野においては世界で最も進んだ国のひとつだ。」と語気を強めて反論したことに対し、各国の代表らから苦笑混じりの失笑があふれ、それに激怒した上田大使が「笑うな!何で笑うんだ!シャラップ!!シャラップ!!(黙れという意味の罵声)」と、到底公式の国際会議という場で相応しくない罵声をあげてしまった。当時の動画などで見ることが出来るが、このシャラップ(黙れ)の発言で失笑で済んでいた会議の場が凍り付き、軽蔑の白い目が向けられた。

この事件は欧米各国で格好の新聞ネタにされてしまい、日本の司法が中世レベルなどころか上田大使の態度で日本そのものが中世レベルと揶揄され、国際的な失笑を買う結末となった。

本当に中世な司法

2020年現在、日本の忠誠は御世辞にも世界的に進歩しているなどとは言えない。前述の国際拷問禁止委員会で欧州各国から批判された内容は確かに日本の刑事司法制度の問題点を突いている。

被疑者が自白さえすれば良い(させれば良い)

まず指摘されたのが取調べ段階で刑事事件にもかかわらず、弁護人が取調べに立ち会う権利がなく、可視化すらできないという司法制度にある。現在の先進国で弁護人が取調べに関われないのは民主主義体制下の先進国では日本くらいのもので、密室の取調室で被疑者の自白さえ引き出して罪を認める文書を書かせれば検察側の勝ちなのである。自白さえ言わせれば刑事裁判で勝てるという制度は逆に言えば自白させられる取調官が優秀という概念を生み、結果的に自白させるのが上手い取調官が集まって精鋭化して、取調室でのやり取りが極端なものになっていくのである。これは現在においても冤罪を生み出す温床として問題になっており、2011年のコンビニ強盗冤罪事件、2012年のパソコン遠隔操作事件、2013年の大坂門真少年少女傷害誤認逮捕事件などで現在でも起きており、いずれも自白させれば勝ちと見込んだ検察側が証拠を軽視して自白を被疑者に強要して迫っただけでなく、不利な証拠が出てきたら認めることなく更なる自白の強要に傾倒していく検察側の自白最優先主義を問題視させる事例となっている。

検察側が証拠を握る

検察側には捜査令状をもって家宅捜索が出来るが、弁護側にはそのような権利は無い。しかも検察側は家宅捜索をはじめとする捜査において全ての費用は国家持ちであり、極端に言えばいくらでも捜査費用は出せるのである。弁護側に出来るのは検察側がガサ入れしていった後の現場で調べることが出来る程度で、被疑者も逮捕拘留されてしまえば証拠を集めるのも困難である。

何よりこのガサ入れによって検察側にとって不利な証拠が見つかれば判断によっては証拠を握り潰すことも可能で、それ以上には証拠を改ざん捏造することも出来てしまう問題があり、実際に2009年の障害者郵便制度悪用事件では検察側が不利な証拠になるフロッピーディスクの内容を改ざんして証拠に提出した事件が起きており、後に証拠の改ざんが明らかになると大阪地検特捜部の主任検事の前田恒彦が証拠隠滅罪で逮捕、その後懲役1年6ヶ月の実刑判決を受けている。

逮捕するしないは検察側の気分次第

極端な話になるが、検察側が逮捕状を取らなかったら犯罪被疑者でも逮捕しなくて良いのである。

本当に最近の話であるが、池袋自動車暴走死傷事故では自動車を暴走させて死者2人、負傷者9人の大惨事を起こした飯塚幸三に対し、警察は現行犯であるにもかかわらず逮捕せず、在宅のまま起訴した。それだけでなく、これほどの事故を起こした被疑者であるにもかかわらず警察発表では飯塚幸三の名を●●さん付けの敬称で呼ばれてマスコミもそれに従い、通常の交通死亡事故では有り得ない温情措置が取られた。

他にも元TBS記者準強姦事件でジャーナリストの伊藤詩織氏を酩酊させてホテルに引きずり込んで強姦した山口敬之氏は、警察から準強姦容疑で逮捕状が出て成田空港で警部補ら複数の警察官が待ち構えていたなかで刑事部長の中村格によって逮捕は取り消し、逮捕状は握り潰されてしまった。その後は検察審査会においても不起訴処分とされてしまい、強姦犯人の山口敬之は無罪放免されて平然と公衆の面前で大手を振って歩いている。

逮捕するのに法律は要らない

信じられない話であるが、警察の気まぐれで法的容疑が無くても警察は逮捕してしまえるのである。

2019年7月札幌市で安倍首相の街頭演説において『安倍辞めろ!』と肉声で抗議した男性と『増税反対!』と同じく肉声で抗議した女性を北海道警の警察官が取り押さえて身柄を拘束、演説会場から50〜60メートル前後離れた場所まで引きずり出されて釈放された。

単につまみ出されただけのように思うかもしれないが、警察側がこの2人に行ったことは明白な身体拘束を伴う逮捕行為である。にもかかわらず、この逮捕に至る法的根拠は何一つ存在しない。公職選挙法における自由妨害違反(いわゆる演説妨害)であるという指摘はあるが、演説妨害は拡声器などを用いた演説そのものを音で掻き消そうとするような悪質な行為などに限るものであり、肉声による抗議が公職選挙法違反になったことは一度もない。明らかな国家権力の濫用であり、これに抵抗する人に対して強制的に拘束したことから暴行に該当する行為である。にもかかわらず北海道警察はこの逮捕行為に対して半年以上にわたって『事実関係を調査確認中』と言って一切説明をしていない。

この事件で拘束された男性は北海道警察を相手取って国家賠償訴訟を起こした。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html
[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
59. HIMAZIN[3795] SElNQVpJTg 2023年9月20日 22:25:57 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[102]
最近よく管理板で俎上に上がるジャップランド。
検索でこんなのあったので投稿してみました。ご参考までに。

中世ジャップランド(ニコニコ大百科)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c59

[お知らせ・管理21] 2023年09月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
37. HIMAZIN[3796] SElNQVpJTg 2023年9月23日 10:59:36 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[103]
ジャップランドの話題はこちらでどうぞ。

中世ジャップランド(ニコニコ大百科)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/652.html#c37

[国際33] 政治腐敗国家ウクライナの真実(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
21. HIMAZIN[3797] SElNQVpJTg 2023年9月23日 11:06:30 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[104]
<△26行くらい>
>>20

>a01WR1RYQWZoY00=

またお前か。(笑)

>もし北朝鮮がミサイルを海でなく日本の都市に撃ち込んできたらどうする。しかも単発でなく毎日、ダムや発電所や人のいるいないに関係なく打ち込んできたらどうする。

「もし」などではなく、現実にイスラエルがシリアやパレスチナに対してやってるのが正にそれだが、お前はそれに対して一切沈黙しているよな。
そういうのをご都合主義と言う。

イスラエル軍がシリア・アレッポ空港を空爆(ParsToday)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/810.html
イラン外務省報道官、「イスラエルが2日間でガザ地区約200地点を空爆」(ParsToday)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/567.html
イスラエルがガザ空爆13人死亡 過激派標的、子どもも犠牲に(東京新聞・共同)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/558.html
イスラエル軍爆撃機が、シリア首都周辺を攻撃(ParsToday)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/480.html
イスラエル軍がガザ地区を再度攻撃、パレスチナ側もミサイルで応戦(ParsToday)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/468.html
イスラエル軍が、またもシリアを攻撃(ParsToday)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/462.html
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/492.html#c21

[国際33] 政治腐敗国家ウクライナの真実(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
29. HIMAZIN[3798] SElNQVpJTg 2023年9月23日 20:36:58 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[105]
>>25

>a01WR1RYQWZoY00=

懲りずに何度もロシアガーの妄想を繰り返してるのはお前だよ。

ドンバスで発見されたウクライナによる500人以上の犠牲者の遺体(E-wave Tokyo)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/255.html
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/492.html#c29

[戦争b24] ロシアから見たアルメニアとナゴルノ・カラバフ(BRICS公式等) 幽季 茶良
4. HIMAZIN[3799] SElNQVpJTg 2023年9月24日 15:40:24 : LcARHjiSS6 : SFk5N2RRWm5DZVE=[1]
>>3

ご参照。

ドンバスで発見されたウクライナによる500人以上の犠牲者の遺体(E-wave Tokyo)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/255.html
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/824.html#c4

[戦争b24] シーモア・ハーシュ:ウクライナはロシアとの戦争に敗れた。(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1975.html


シーモア・ハーシュ:ウクライナはロシアとの戦争に敗れた。

<記事原文 寺島先生推薦>

Seymour Hersh: Ukraine Has Lost in its War with Russia
https://libya360.wordpress.com/2023/09/21/seymour-hersh-ukraine-has-lost-in-its-war-with-russia/

出典:INTERNATIONALIST 360°  2023年9月21日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年9月23日


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「兄弟の絆」:ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキー、ウクライナの検察総監アンドリイ・コスティン、ウクライナの外相デミトロ・クレバ、米国の気候特使ジョン・ケリー、そして米国務長官アントニー・ブリンケンが、火曜日(9月19日)にニューヨーク市で開催された第78回国連総会でジョー・バイデン大統領の演説を聞いている。/ JIM WATSON/AFP通信提供の写真。


「数週間にわたる高い死傷者数とほとんど進展のない状況、戦車や装甲車両への恐ろしい損失を経て、ウクライナ軍の主要な部隊は、公式には宣言されていないものの、事実上攻勢を中止した。実際、ウクライナ軍が攻勢を続行するよう命じられた場合、軍隊は反乱を起こすだろう。兵士たちはもはや死ぬ気持ちなどない。これはバイデン政権が言っているたわ言とは合致しない。すべてが嘘だ。戦争は終わった。ロシアが勝利した。もはやウクライナの攻勢は存在しない。しかし、ホワイトハウスとアメリカのメディアはその嘘を続けなければならない」。
– Seymour Hersh



 調査ジャーナリストのセイモア・ハーシュによれば、アメリカの情報分析者は、ウクライナがロシアに対する反攻を諦めたと信じており、紛争を長引かせている唯一の要因は、ワシントンとキエフが自身の失敗を認めることを拒否していることだと主張している。

 ベテラン記者(セイモア・ハーシュ)は、木曜日(9月21日)、Substackで、匿名の情報源を引用した。この情報源は「自身の初期の軍歴においてソ連への攻撃とスパイ活動に従事していた」。この情報源はウクライナによる反攻の進行について、遅いが着実に進展しているというウクライナ側の説明を否定する、と述べている。

 ハーシュによれば、「すべては嘘だ。戦争は終わった。ロシアが勝利したのだ。ウクライナの反転攻勢はもうない。が、ホワイトハウスとアメリカのメディアは嘘をつき続けなければならないのだ」とこの情報源は語っている、とのこと。

 この感情は、多くのアメリカの情報機関の関係者と共有されており、特にCIAは、ペンタゴンの国防情報局(DIA)とは異なり、前進は継続的に続いているというキエフの主張に懐疑的である、とセイモア・ハーシュは説明した。

 国防情報局(DIA)の分析部門長であるトレント・モールは、今月初め、The Economistに対してウクライナの成功を自慢し、キエフの軍が今年、ロシアの防衛ラインを突破する「現実的な」チャンスがあると主張した。The Economistは、この評価を、ある匿名のアメリカ情報機関上級職の発言と対比させた。この人物は、戦場は5年経っても「あまり変わり映えしないだろう」と述べているのだ。

 ハーシュが引用した情報源は、モスクワとワシントンの両方の指導部を、この危機の際に「愚かな行動」をとったと非難した。ロシアのプーチン大統領は「挑発される形で、国連憲章を侵害」し準備不足の軍事作戦に走った、と彼は主張した。アメリカのバイデン大統領は報復的な代理戦争を仕掛け、「私たちの誤りを正当化するために」メディアを通じたプーチンの誹謗中傷に頼らざるを得なかった。

 「実際のところ、ウクライナ軍が攻勢を続けるよう命じられた場合、軍内で兵士たちは反乱を起こすだろう。兵士たちはもはや死ぬ気などない。これはバイデン政権が口にしているたわ言とは合致していない」というのがこの情報源の結論だ。

 モスクワは、ウクライナに対する作戦が「一方的な侵略行為」であるという米国の主張を否定し、ドンバスの人々が国連憲章に基づいて自己決定の権利を持ち、2014年のキエフでの武装クーデターの後、ウクライナからの離脱を行った際に適切に行動したと主張している。

 ロシア政府は、2022年2月にドネツクとルハーンスク人民共和国の独立を承認した際に、ロシアは合法的に行動したと主張している。数日後、キエフがドンバスへの攻撃を停止せず、自軍を撤退させなかったので、モスクワは攻勢を開始した。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/825.html
[国際33] ロシア極東がウラジオストクで立ち上がる(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/09/24/no-1923-%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e6%a5%b5%e6%9d%b1%e3%81%8c%e3%82%a6%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e3%82%af%e3%81%a7%e7%ab%8b%e3%81%a1%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%8b/


No. 1923 ロシア極東がウラジオストクで立ち上がる

投稿日時: 2023年9月24日

In Vladivostok, the Russian Far East rise

今週ウラジオストクでは、「ロシア極東」が輝きを放っていた。ロシア、中国、インド、そしてグローバル・サウスが、貿易、投資、インフラ、交通、そして制度上のルネッサンスに貢献するためにそこにいた。

by Pepe Escobar

ウラジオストク – ウラジーミル・プーチン大統領はウラジオストクで開催された東方経済フォーラムでの演説の冒頭と最後に非常に詳細な{1}メッセージを発した。「極東は21世紀全体におけるロシアの戦略的優先事項」である。

そして、それはまさに講演前、東ボスポラス海峡を渡りルスキー島へと続く全長4キロ以上の吊り橋を背景に、極東連邦大学(わずか11年前に開校)の素晴らしいフォーラム会場で交流する企業経営者たちに人々が感じたことだろう。

事実上、ロシアのアジアはアジア太平洋の重要な結節点のひとつであり、その発展の可能性は文字通り気の遠くなるようなものである。ロシア極東・北極圏開発省が発表したデータには、現在進行中の投資プロジェクトが2,800件、そのうち646件がすでに始動しており、国際的な先進経済特区(ASEZ)の創設や、数百社の中堅・中小企業が入居するウラジオストク自由港の拡張も含まれている。

これらはすべて、キエフのマイダン革命の2年前、2012年にプーチンが発表したロシアの「東への軸足」をはるかに超えている。西側諸国だけでなく、地球上の他の国々にとってもロシア極東マジックを理解するには、現地に足を運ばなければ不可能である。魅力的な極東の非公式な首都ウラジオストクから始まり、ゴージャスな丘陵、印象的な建築物、緑豊かな島々、砂浜の湾、そしてもちろん、伝説的なシベリア鉄道の終着駅がある。

西側諸国からはほとんど参加者がなかったこのフォーラムでグローバル・サウスの訪問者たちが体験したのは、持続可能な開発における進行中の作業であった。それは主権国家が自国の領土の大部分を、新たな、新興の、多中心的な地理経済学的時代に統合するという方向性を示していた。ASEAN(ラオス、ミャンマー、フィリピン)やアラブ諸国、そしてインドや中国からの代表団はこの状況を完全に理解していた。

「脱西洋化運動」へようこそ

演説の中でプーチンは、極東への投資率がロシア地域平均の3倍であることを強調した:極東はわずか35%しか探査されておらず、天然資源産業には無限の可能性があること。シベリアのパワーとサハリン・ハバロフスク・ウラジオストク{2}のガスパイプラインがどのように接続されるのか。2030年までにロシア北極圏での液化天然ガス(LNG)生産量が3倍になるだろうということ。

より広い文脈では、「世界経済は変わり、変化し続けている。西側諸国は自らの手で、自らが作り上げた貿易と金融のシステムを破壊しつつある」とプーチンは明言した。ロシアの対アジア太平洋貿易高が2022年に13.7%増加し、2023年の前半だけでさらに18.3%増加したのも不思議ではない。

大統領商務権委員のボリス・ティトフは、この「不活発な」西側から方向転換することは不可避であると示した。西側諸国の経済は開発されているが、すでに「投資が多すぎて停滞している」とティトフは言う:

一方、東側ではすべてが活況を呈し、急速に前進し、急速に発展している。これは中国、インド、インドネシアだけでなく、他の多くの国々にも当てはまる。今日、発展の中心となっているのはヨーロッパではなく東であり、エネルギーの主要消費国は東側にある。

ウラジオストクで開催された主要なパネルディスカッション{3}で取り上げられた膨大な範囲と吸収力のある議論を正当に評価することは不可能である。ここでは、主要テーマのほんの一部を紹介する。

ヴァルダイのセッションでは、ロシアの「東への軸足」がもたらすポジティブな効果の蓄積に焦点が当てられた。極東はロシア経済全体をアジア地政学に振り向けるための自然なハブとして位置づけられている。

しかしもちろん問題もある。人民大学の重陽金融研究所のWang Wenはこう強調した。「ウラジオストクの人口はわずか60万人である。中国人ならこのような都市にしてはインフラが貧弱だと言うだろう。ウラジオストクは次の香港になるかもしれない。香港や深セン、浦東のような経済特区を設立することだ。非西側世界はロシアを非常に歓迎しているのだから、難しいことではない」

Wgan WenはファーウェイのMate 60 Proに代表されるブレークスルーを強調せずにはいられなかった。「制裁はそれほど悪いものではない。それは脱欧米化の動きを強めるだけだ」これは中国では非公式に言われていることだ。

中国は2022年半ばまでアメリカの二次的制裁を恐れて、投資に関してWangが定義した「サイレントモード」に陥った。しかし今それは変わりつつあり、フロンティア地域は再び貿易関係の鍵とみなされている。ウラジオストク自由港では中国が110億ドルのコミットメントを表明し、ナンバーワンの投資家となっている。

Fescoはロシア最大の海上輸送会社で、中国、日本、韓国、ベトナムにサービスを提供している。ロシア鉄道と協力し、東南アジアと北海航路の接続に積極的に取り組んでいる。重要なのは物流拠点のネットワークを構築することである。Fescoの幹部はこれを「物流のタイタニック・シフト」と表現する。

ロシア鉄道はそれ自体が魅力的なケースだ。特にウラル山脈から極東までを結ぶ世界一交通量の多い鉄道路線であるバイカル横断鉄道を運営している。イルクーツクの東900キロに位置するシベリア鉄道のチタは、ロシア鉄道の首都とみなされている。

そして北極圏がある。北極圏にはロシアのガスの80%、石油の20%、領土の30%、GDPの15%を占めるが人口はわずか250万人である。北極海航路の開発には、常に進化し続ける砕氷船団など、一流のハイテクが必要である。

ウォッカのような流動性と安定性

ウラジオストクでの出来事はすべて、注目された北朝鮮の金正恩委員長の訪問に直結する。このタイミングは見事だった。極東の沿海地方は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のすぐ隣だからだ。

プーチンは、ロシアと北朝鮮が輸送、通信、物流、海軍の分野でいくつかの共同プロジェクトを展開していることを強調した。プーチンと金正恩が友好的に話し合った軍事・宇宙問題以上に、問題の核心は地球経済である。 ロシア・中国・北朝鮮の3国間協力は、北朝鮮を経由するコンテナ輸送の増加という明確な成果をもたらし、北朝鮮の鉄道がウラジオストクに到達し、シベリア横断線を経由してユーラシア大陸の奥深くまでつながるという、胸躍るような可能性を秘めている。

また、これだけでは十分画期的でないとすれば、国際南北輸送回廊(INTSC)についても、いくつかの円卓会議で多くの議論がなされた。ロシア-カザフスタン-トルクメニスタン-イランの回廊は2027年に完成する予定で、これはINTSCの重要な支線となる。

これと並行して、ニューデリーとモスクワは東部海上回廊(EMC)–ウラジオストク-チェンナイ間の正式名称–をできるだけ早くスタートさせようと躍起になっている。インドのSarbananda Sonowal港湾・海運・水路相は、10月30日からチェンナイでEMCに関するインド・ロシアのワークショップを開催し、回廊の「円滑かつ迅速な運用開始」について話し合うことになっている。

私は、その重要なパネルのひとつである「大ユーラシア代替国際通貨・金融システム形成の原動力」に参加する栄誉に浴した。

重要な結論は、ハイブリッド戦争と「毒のある通貨」(EAEUの取引の83%はすでにこれをバイパスしている)を背景に、ユーラシア経済連合(EAEU)の2030〜2045年宣言草案の一部であるユーラシア共通の決済システムの舞台は整ったということだ。

しかし、各国通貨のバスケット、商品のバスケット、支払いと決済の仕組み、ブロックチェーンの使用、新しい価格設定システム、単一の証券取引所の設立に関しては、依然として激しい議論が続いている。技術的には可能なのだろうか?答えはイエスだが、パネルが強調したように形になるまでには30年、40年かかるだろう。

現状では、前途多難な一例で十分だろう。代替決済システムのために通貨バスケットを作るというアイデアは、BRICSサミットではインドの立場を理由に盛り上がらなかった。

ロシア連邦議会のアレクサンドル・ババコフ副議長は、上海協力機構(SCO)とイランとの間で行われた、各国通貨による貿易金融に関する議論を喚起した。それは民間企業とも議論されている。モデルは成功した中国とロシアの貿易取引である。

VEBのチーフエコノミストであるアンドレイ・クレパックは、最良の通貨は「流動性があり、安定している。ウォッカのように」と言った。つまり私たちはまだそこに到達していない。貿易の3分の2はまだドルとユーロで行われている。インドは人民元の使用を拒否している。ロシアの輸出業者の口座には400億ルピーもの資金が行き場を失って眠っているのだ。ルーブルへの信頼を高めることが優先課題である。そして、デジタル・ルーブルは必要不可欠になりつつある。

Wang Wenも同意見で、野心が足りないと語った。インドはもっとロシアに輸出すべきだし、ロシアはもっとインドに投資すべきなのだ。

並行して、SCOのソハイル・カーン副事務局長が指摘したように、インドは現在、世界のデジタル決済市場の40%以上を支配している。わずか7年前にはシェアはゼロだった。これが統一決済システム(UPI)の成功の理由である。

BRICSとEAEUのパネルディスカッションでは、この2つの重要な多国間組織による合同サミットが来年開催されることへの期待が表明された。ここでもまた、ユーラシア大陸横断輸送回廊の話である。世界の貿易額の3分の2は、まもなくロシアとアジアを結ぶ東部トラックをたどることになるからだ。

BRICS-EAEU-SCOでは、ロシア鉄道、Rostecから大手銀行に至るまで、ロシアのトップ企業がすでにBRICSビジネスに参加している。EAEUの構造は成功したと考えられているが、インドにEAEUをどのように説明するかが大きな問題だ。そして注目はイランとの自由貿易協定が間もなく締結されるだろうということだ。

ウラジオストクでの最後のパネルディスカッションで、神々の使者ヘルメスの現代版ともいえるロシア外務省、マリア・ザハロワ報道官は、いかにG20とBRICSサミットが、プーチンの東方経済フォーラムでのスピーチの舞台を整えたかを指摘した。

それには「素晴らしい戦略的忍耐」が必要だった。結局のところ、ロシアは「孤立を支持したことはなく」、「常にパートナーシップを提唱してきた」のだ。ウラジオストクでの必死の活動は、「アジアへの軸足」がいかに新たな多極化の時代における連結性とパートナーシップの強化に関わるものであるかを示している。

{1} https://globalsouth.co/2023/09/12/putin-speech-live-putin-speaks-at-eastern-economic-forum-in-russias-far-east/

{2} https://t.me/inessas1992/4664

{3} https://forumvostok.ru/en/programme/business-programme/

https://new.thecradle.co/articles/in-vladivostok-the-russian-far-east-rises
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/499.html
[戦争b24] ウクライナでの敗北にバイデン政権はどう対処するのか?(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-66624a.html

ウクライナでの敗北にバイデン政権はどう対処するのか?

2023/09/26 11:00:00

2023年9月21日
Moon of Alabama

 本記事はウクライナでの戦争に触れるが、内容はアメリカとバイデン政権、そして彼らがロシアとの戦争での敗北にどう対処するかだ。発言する際、その点注意願いたい。

 ウクライナでの敗北とその結果をワシントンが認める瞬間はまだ到来していない。

 最新記事(アーカイブ)で、シーモア・ハーシュは戦争の現状と、アメリカ諜報機関間の意見の大きな差違を報じている。

 現地報告と技術情報から判断して、深く掘削された3層のロシア防衛線を克服して、クリミアやロシアに占領され併合された4つの州にまで戦争を進める可能性を意気消沈したウクライナ軍はあきらめたと考えているかなりの部門がアメリカ諜報機関にある。現実に、ウォロディミル・ゼレンスキーのボロボロの軍隊には、もはや勝利の多能性はない。

 戦争は続いている、ゼレンスキーがそうしなければならないと主張しているからだと現在諜報機関と話せる当局者から私は聞いた。彼の本部やバイデン・ホワイトハウスで停戦に関する議論はなく、虐殺の終結につながる可能性がある交渉にも関心がない。「それは全てウソだ」と当局者は言い、ウクライナ軍が、いくつか散在する地域で週にメートル単位で領土を獲得しながら、驚異的損失を被る攻撃の漸進的進歩というウクライナの主張について話した。
...
 私が話をしたアメリカ諜報機関関係者は、経歴初期に、ソ連侵略とスパイに対抗して働いて過ごし、プーチンの知性は尊重しているが、ウクライナと戦争し、戦争がもたらす死と破壊を始めた彼の決定を軽蔑している。しかし彼は私に言った「戦争は終わった。ロシアが勝った。ウクライナ反攻はもうないが、ホワイト・ハウスとアメリカ・マスコミはウソを言い続けなければならない。」

 「もし攻撃を続けるようウクライナ軍が命じられた場合、軍は反乱を起こすのが真実だ。兵士たちはもう死ぬ気はないが、これはバイデン・ホワイトハウスが作り出すたわごととは適合しない。」

 現在のCIAと、よりネオコン的な国防情報局との違いは中国に対する連中の見解にも及ぶ。

 ロシアと中国に対するバイデン政権ネオコンの敵意の副産物は、現在ウクライナでの停戦を認めないと繰り返し述べているトニー・ブリンケン国務長官発言が具体例だ。犠牲の一つは、何十年にもわたり、アメリカ外交政策のパラメーターを述べてきた秘密の国家情報推定だ。多くの場合、政権の攻撃的外交政策との深刻な政治的不一致のため、いくつかのCIAの主要事務所は、NIEプロセスへの参加を拒否している。最近の失敗の一つは、台湾に対する中国攻撃の結果に対処するためのNIE計画だ。

 ウクライナでの現在の戦争後に関するCIAや他の諜報機関間の長年の意見不一致について何週間も私は報じてきた。ウクライナの成功の可能性について、CIAアナリストは、一貫して国防情報局(DIA)アナリストより遙かに懐疑的だった。アメリカ・マスコミはこの論争を無視したが、ロンドンに本社を置くエコノミストでは、十分情報に通じた記者が署名でない記事を書いた。

 ウクライナ軍はロシア防衛線を突破する可能性があるとDIAは依然言っている。ホワイトハウスは依然それを信じているようだ。CIAはウクライナが終わったのを知っている。

 ナポリターノ裁判官との対談(映像)で11月にならないと決定的瞬間は来ないとアラステア・クルックは述べている。

 だがロシアとの戦争で負けたと誰もが静かに認識し認めたらどうなるだろう。

 アメリカは敗北に対処できないとマイケル・ブレナーは主張している。

 今のウクライナは[クルスクの戦いでのドイツ国防軍より](比例して)更に大きな規模の大損失を被っており、領土の大幅増加を実現できず、スロビキン線の最初の層にさえ到達できない。欧米がウクライナに与えたものと同等の武器を装備した600,000人強のロシア軍のためにドニエプル川とその先への道を切り開くだろう。したがってモスクワは、キーウ、ワシントン、ブリュッセル等に条件を指定できるほど決定的な優位を活用する準備ができている。

 バイデン政権はそのような事態に備えた計画は立てておらず、従順なヨーロッパ各国政府も計画していない。現実からの彼らの乖離は状況を一層目を見張るような、いら立つものにするだろう。理想を失い彼らは挫折するだろう。彼らがどう反応するかは不明だ。一つ確信を持って言えるのは、西側集団、特にアメリカは重大な敗北を被ることだ。その真実に対処することが主要な仕事になる。

 これに対処する選択肢のメニューは下記のとおりだ。

 敗北、勝利、失敗、成功、損失、利益の意味を再定義する。これら論点を強調するため既にお膳立てされた新しい物語がある。
...
 この物語は、アントニー・ブリンケン国務長官、ジェイク・サリバン国家安全保障補佐官、ロイド・オースティン国防長官、ビクトリア・ヌーランド国務副長官代行による演説で既に放映されている。対象聴衆はアメリカ国民だ。しかし西欧諸国以外の誰もそれを信じない。ワシントンが外交活動の事実を記録するか否かにかかわらず。

 遡及的に、狙いと賭け金を縮小する
 ...
 健忘症を育成する
 ...
 次は: 中国だ
 ...

 敗北の痛みと記憶を消すため政権は四つの選択肢全てを利用する可能性がある。ロシアがポーランドとの国境で止まったので、ロシアに対する勝利を宣言する。次に、あらゆる詳細や結果を忘れて、中国との戦争に向かってつき進む。

 それは壊滅的に終わりかねない。

 ヨーロッパのロシアから、アジアの中国への焦点移行は、敗北に対処する方策ではなく、能力低下の感覚に苦しみながら、自分にはまだ正しいものがあると自身に証明するため最後の試みをするしかない国々の病理学的反応だ。高貴な自己意識なしで生きるのは耐えられないためだ。
...
 ベトナムの場合、アメリカは幸運にも、ソ連圏と中国以外の世界におけるアメリカの支配的地位により、尊敬、地位、影響力を維持できた。

 だが今や状況は変わったのだ。全ての領域においてアメリカの相対的な力は弱体化し、世界中の強い遠心力が他の国々の間で権力や意志や可能性の拡散をもたらしている。BRICs現象は、そういう現実の具体例だ。

 したがって、アメリカの特権は狭まりつつあり、その考えと権益に合わせてグローバル体制を形成する能力は益々抵抗を受けており、現在の能力を超えるように見える外交には割増金が課されるのだ。

 アメリカは混乱している。

 ハーシュによれば、そのような計画の危険性をCIAの主要部局は認識している。それが、CIAの非公式報道官デビッド・イグナティウスがバイデンは辞任すべきだと書いた理由かも知れない。

 もし彼がそうしなければ、周囲のネオコンには、できるだけ早く中国に接近する大きな誘因があるはずだ。バイデンは来年の選挙に勝つのは困難なので、国を統一できる何らかの目的が必要だ。彼がアメリカが勝つと主張できる戦争は一つしかない。中国との敵対的な海軍のやりとりが続くだろう。

 (ウクライナでの戦争の詳細に関し、このスレッドのコメント欄は使用しないよう。そのためのスレッドはこちら。)

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/09/how-will-the-biden-administration-cope-with-its-loss-in-ukraine.html#more

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 Macgregor最新インタビュー 日本を褒めすぎでは?

Col Douglas Macgregor Full Interview: "This Escalates The Conflict" 58:53

 植草一秀の『知られざる真実』

岸田総裁再選シナリオの瓦解

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

米国大統領選現状:ワシントン・ポスト紙とABCトランプ氏が51%、バイデン氏は42%。他調査は拮抗。バイデン支持率RCP平均支持41.2%、不支持54.2%。共和党内RCP平均トランプ57.5%、デサンティス13.3%。司法でトランプ出馬阻止を図っているが実施すれば国一段と分裂。

 日刊IWJガイド

「IWJは消滅の危機に直面しています! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!」

【第1弾! ウクライナ紛争の真の犠牲者の声がほとんど報じられてこなかった!! 2014年から続くウクライナ政府による東部ドンバスの民族浄化・迫害・虐殺! 学校への砲撃を生き延びた、当時14歳だったルガンスク出身の女性作家ファイナ・サベンコワ氏が、国連安保理でウクライナによる都市への攻撃や子どもの死を阻止するよう訴え!】「ウクライナによって犠牲になった子ども達の命はもうかえってこない」、「第三次世界大戦を世界は望んでいない」(『スプートニク』、2023年9月21日他)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/833.html
[お知らせ・管理21] 2023年09月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
56. HIMAZIN[3800] SElNQVpJTg 2023年9月26日 20:10:56 : 6LfnR6DQvs : NTFNQWVZb0RBRjI=[1]
繰り返し。
ジャップランドの話題はこちらでどうぞ。

中世ジャップランド(ニコニコ大百科)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/652.html#c56

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
17. HIMAZIN[3801] SElNQVpJTg 2023年9月30日 07:34:34 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[106]
>>16

中国より二千年以上遅れてる日本では真の下克上がほぼ不可能であるから、普通にアメリカの関与でしょう。
それこそ下山事件のころから延々と続く未解決事件として。
私がジャップランド呼ばわりを否定しない要因の一つです。呼称に蓋するのてはなく、状況をどうにかする方向を考えないと。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c17

[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
71. HIMAZIN[3802] SElNQVpJTg 2023年9月30日 08:14:42 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[107]
>>70

他は知りませんが、パレオリベラル=氷島 です。
文体から当人は隠す気もありません。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c71

[戦争b24] 戦場におけるウクライナの士気(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/09/30/no-1929-%e6%88%a6%e5%a0%b4%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%81%ae%e5%a3%ab%e6%b0%97/
※画像多数あり。リンク先参照。

No. 1929 戦場におけるウクライナの士気

投稿日時: 2023年9月30日

The Ukrainian Morale in the Battlefield

スナップショット

by Pepe Escobar

ウクライナの反攻は、驚異的に大きい血みどろの挽肉機の供給者であることが判明した。

昨年秋、反攻の数カ月前にウクライナの部隊に加わった100人のうち、残っているのは10人から20人だけである。残りは死んだか、負傷しているか、行動不能である。これらの統計は、オンラインパプリケーション『Poltavashchyna』によって確認された。

わずか5カ月前の春、反攻が始まる少し前のウクライナ前線のスナップショットを確認するのは非常に勉強になる。このデータはウクライナ人によってリークされた。文書の信憑性は完全に確認されている。

これは、軍事ユニットA4007の第2機甲大隊の臨時代理指揮官、キャプテン・ドミトロ・ビリイによる報告書である。彼は軍事ユニットの指揮官に直接報告している。

ビリイによると、2023年4月19日から20日にかけて、臨時司令官代理である彼と他の将校は第2大隊の士気と心理状態が決定的に低下したと結論づけた。

大隊はまた、多くの衛生上の損失と回復不可能な損害を被った。ほとんどの兵士が戦闘任務の遂行を拒否した。さまざまな分隊の士気レベルは20%から42%の間と評価された。

これは、「サディク」と呼ばれるポイントから自主的に離脱した軍事部隊A7097 の兵士のリストである。つまり、彼らのせいで、ウクライナ軍はサディクという要塞ポイントの制御を失った。その中に大尉のMykhailo Shabuninも含まれていた。

これもまた、「自主的に」戦場を放棄した兵士たちについての報告である。

これは、第2大隊第5中隊の戦闘態勢の危機的な低さに関する緊急報告書である。中隊の人員は60%に減り、部隊は前線から撤退する必要がある。

これは退役した10人の軍人の個人データである。そのため親族や友人は兵士に関する情報を実際に得ることができる。

これは、第2大隊の指揮官であるDmytro Hnatyuk少佐による緊急報告書で、Yaremche、Dakh、Derevo、Polohy、Halychの射撃陣地からの大規模な「自主的」撤退に関するものである。

Hnatyuk少佐は約10人の兵士を陣地に戻すことに成功したが、残りの兵士は戻らなかった。

次はどうなるのか?

上記の文書は、2023年4月の前線での状況を明確に示している。現在の状況はさらに深刻かもしれない。ウクライナ軍は既に士気が非常に低い状態で反攻を開始したのだ。実際の結果が壊滅的だったのも不思議ではない。

しかし、これらの状況に満足している余地はない。ドンバス戦線は静かなように見えるかもしれないが、実際にはそうではない。ウクライナ軍は狂信的な忍耐力を持ってロシアの陣地を攻撃し続けている。なぜなら彼らは、最後のウクライナ人になるまで戦う、というキエフの「戦争の論理」に忠実なのだ。

キエフの体制は現在再編成され、新しい部隊が準備されている。ロシア軍は驚異的な数の西側の武器を破壊したが、キエフの軍隊はまだ消耗していない。今のところは。

反攻に失敗した後、キエフが交渉に応じるだろうという期待がかなりあった。しかし、そうはならないだろう。米国がそれを許さない。したがって、”反攻 “は、2.0であれ何であれ、続くだろう。キエフ軍は、2024年の夏までに新たな行動を起こす準備をしている。だからロシアは、壊滅的な攻勢を早く展開するほうがよいだろう。

忘れてはならないのは、米国のプランAはまた「永遠の戦争」をやるということなのだ。プランBはない。

https://strategic-culture.su/news/2023/09/19/the-ukrainian-morale-in-the-battlefield-a-snapshot/
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/841.html
[戦争b24] 民主主義のパラドックス:選挙はウクライナのロシア支配地域で行われ、権威主義的支配はキエフ支配地域で優勢である(アルマヤデ… 幽季 茶良
11. HIMAZIN[3803] SElNQVpJTg 2023年9月30日 11:26:52 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[108]
>>10

>まあ、岸田首相がボロクソに報道される日本は、民主主義だよ。

報道はスポンサーの意向に従う。
そのことを忘れてガス抜きで調教される程度では民主主義が浸透しているとは言えない。
ましてや、日本は実質アメリカの植民地。独立国のロシア以下だ。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/839.html#c11

[カルト47] 智子、大衆の関心を政治から娯楽にそらすGHQの3S政策崩壊が近い。まともな者はヤンキーゴーホームである。 ポスト米英時代
11. HIMAZIN[3804] SElNQVpJTg 2023年9月30日 11:42:38 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[109]
憲法廃止 ×
天皇制廃止 ○
http://www.asyura2.com/23/cult47/msg/477.html#c11
[戦争b24] 戦場におけるウクライナの士気(耕助のブログ) HIMAZIN
7. HIMAZIN[3805] SElNQVpJTg 2023年9月30日 17:59:13 : kPxapwK7lM : MUk4akJhbDRWY0U=[1]
むしろ東アジア有事の場合、日本が今のウクライナになりそうで凄く心配。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/841.html#c7
[戦争b24] 戦場におけるウクライナの士気(耕助のブログ) HIMAZIN
16. HIMAZIN[3806] SElNQVpJTg 2023年10月01日 10:18:32 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[110]
>>13

どうかな。
政府の信用がどうだろうが、上からどんな理不尽なこと要求されても「仕方ない」と従うように日常から調教されてるからね。
もぅと言うと、今のウクライナが昔の大日本低国にそっくり。西のナチスと東の天皇。ナチスは復活し天皇は残った。
そして、今回の騒動で国民性が当時からまるで成長していないことも判明したから、煽られたら簡単にヂュウゴグガー、ヂョウゼンガー、ロジアガーとなって踊らされる。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/841.html#c16

[戦争b24] 戦場におけるウクライナの士気(耕助のブログ) HIMAZIN
17. HIMAZIN[3807] SElNQVpJTg 2023年10月01日 10:41:47 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[111]
>>14

大まか同意だが、何でも小沢一郎に擦り付けてオザワガーで済ませるのは無理ありすぎ。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/841.html#c17

[戦争b24] 戦場におけるウクライナの士気(耕助のブログ) HIMAZIN
18. HIMAZIN[3808] SElNQVpJTg 2023年10月01日 10:45:11 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[112]
そもそも日本の問題点は、宗主国のアメリカとそれに寄生する天皇家・官僚・自民党など大日本低国の亡霊。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/841.html#c18
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
29. HIMAZIN[3809] SElNQVpJTg 2023年10月01日 11:09:40 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[113]
>>23

>JAPっ屁っ屁(腐)ランド凄いぃーの右
>JAPっ屁っ屁(腐)ランド平和ぁーの左

朝鮮特需の一例だけでもその欺瞞がわかるね。だから、誰も言いたくないし知りたくもない。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c29

[戦争b24] ウクライナ状況報告:人間の数でみる戦争(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-775c43.html

ウクライナ状況報告:人間の数でみる戦争

2023年9月22日
Moon of Alabama

 私がまだ若く故郷で暮らしていた頃、私は地元で二つの女子バレーボールチームを指導していた。

 障害がある男性の地元チームもあった。親善試合もあった。当時50代から60代の男性のほとんどが四肢切断手術を受けていた。一部は事故によるものだが、ほとんどは第二次世界大戦によるものだ。しかし片足や片腕だけでも、彼らは私の十代の女子チームを、さほど問題なく打ち負かした。

 そのような試合の後、私はしばしば男性たちと座り、戦争とそれが彼らに与えた結果について話した。彼らは皆うまくやっていて、多かれ少なかれ普通の生活を送っていた。しかし彼らのように負傷した多くの人々は傷の長期的結果のために自殺したり、若くして亡くなったりしていた。

 さらに下記数字は、それらの男性を思い出させる。

 イヴ・スミスはウクライナの将来を見据えている。

 来たるべきウクライナ崩壊と「再建」フェイント

 ウクライナの経済見通しはひどいもので「再建」に関する全ての話はほとんどたわ言だ。

 序論の後、ウクライナに残ったものに関する非常に乏しい経済見通しのメインイベントは不明だ。意味あるウクライナが残っているのを前提としているので、ウクライナ再建に関して、欧米が元気な話をしているのを見るのはかなり注目に値する。それは死ぬ過程で残りの財産がなくなる可能性があるのに、病気の親の財産をどれだけもらえるか期待し子供たちが話し合う様子を彷彿とさせる。

 戦争が終わった時、ウクライナは破産し、ほとんど空の国になるだろう。ウクライナ人口に関する情報関連のジェームズタウン財団記事に言及するマイケル・ヴラホスをイヴは引用している。

 私は検索してその記事を見つけた。

 ウクライナの労働力需要は臨界閾値に達している

 この記事は2か月前に出版されたが数は厳しい。以下は、いくつかの抜粋だ。

 ウクライナの人口は約2000万人で、ウクライナ軍に動員された人数に関する最新データが最後は一年以上前に発表されたのを考えると(当時100万人以上動員されたと報じられた)新しく作られた旅団数、負傷者のおおよその数と、戦闘員の潜在的人数(最大400万人)に関するウクライナ退役軍人省計算(Forbes.ua、2022年7月8日;Mva.gov.ua、5月23日)に基づいて、多少見積もりができる。ウクライナの動員は恒久的で、多くの人が負傷しているのを念頭に置くと動員されたウクライナ人の推定数は約200万人だ。

 これはウクライナにとってどういう意味だろう? これは人口の10%が現在軍隊に関与していることを意味し、ウクライナの動員準備金はかなり少なく、国を離れなかった年金受給者が10,7万人を占めていることを意味する(Pfu.gov.ua、7月12日)。この全てが、ウクライナが労働力需要で臨界閾値に近づいていることを意味する。

 2000万人から年金受給者を差し引き、女と子供を差し引くと、おそらく動員可能性な約600万人の男性が残る。しかし経済を運営し、列車を動かし続けるためには依然多くの人員が必要だ。退役軍人大臣は最終的に退役軍人が約400万人いると推計している。

 その数に達する前に戦争が終わる可能性が高い。

 少なくとも5月以降、動員キャンペーンの成果は予想数の半分以下でしかない(機械翻訳)。

 7月中、必要な兵士数の約50%しかウクライナ軍訓練センターに動員されていないため、ウクライナ軍の戦闘能力が間もなく低下する可能性がある。

 これはウクライナ軍参謀本部で行われた予備分析により証明されていると部門の情報筋がUkrainian Military Pagesに語った。ウクライナ軍の新兵採用結果の顕著な悪化は、2023年5月から続いている。ウクライナ軍補充に関する特に重大な問題は、東と南でのウクライナ軍の反攻とハリコフ地域でのロシア軍攻撃による戦闘損失増加が背景だ。

 6月、ウクライナ軍を補充するため訓練センターで訓練開始するはずの兵役義務がある人々の50%しか動員されなかったのを想起願いたい。

 兵力欠如が最近の動員汚職スキャンダルの背景だ。人々は徴兵を免れるため採用担当者や医師に賄賂を贈る。彼らはそうし続けるだろう。

 200万人がすでにウクライナ軍に入っている。彼らの多くは負傷するか死亡している。

 戦争によって、ウクライナの障害者数は急激に増加した(機械翻訳)。

 本格的侵略の一年半で、障害を持つウクライナ人の数は30万人増加した。

 以前は270万人の障害者がウクライナに暮らしていたが現在300万人に達している。

 これは障害者のための包括的リハビリテーションのための全ウクライナセンター開所時に社会政策大臣オクサナ・ゾルノビッチが発表したと、ウクルインフォルムУкрінформは報じている。

 同数の兵士が死亡したと推測して良いだろう。

 ウクライナは資金を使い果たしており、大臣は社会的支出を減らしたいと考えている。

 ウクライナ社会政策大臣オクサナ・ジョルノビッチは国際持続可能性フォーラム2023で講演しウクライナの社会契約や社会政策を改革し国の更なる発展を支援する案を発表した。
...
 彼女の意見では、今後10年で成功を収めるため国は既存の社会福祉の数を増やすべきではない。
...
 退役軍人が給料を稼ぎ、税金を支払い、それが後に何らかの形の利益で彼や彼女に返還されるのは非論理的に思われるとジョルノビッチは言う。彼女は社会政策は単に支払いをするのでなく必要な場所で実践的支援を提供するサービスであるべきだと感じている。

 したがって省がこれら支援サービスを開発するよう提案する。ジョルノビッチは例を挙げた。移民は彼らの新生活に適応し、仕事を見つけ、社会に統合するのを支援すべきで、人が手足を失った場合、義肢を見つけ、取り付け、義肢の使用方法を訓練し、適切な仕事を見つける方法の支援を受ける。

 負傷したウクライナ兵の約20,000人が四肢を切断された。

 ウクライナには、増大する需要に対応する十分な義肢専門家がいないとウクライナ軍四肢切断者リハビリ・センター責任者オルハ・ルドネバが述べている。戦前ウクライナ全土で腕や手の切断者のための正式リハビリテーション訓練を受けたのは5人だけで、通常状況では糖尿病やその他の病気の合併症のため、脚や足を切断されることがあるが、さほど一般的ではないと彼女は言った。

 戦争が始まって以来、20,000人のウクライナ人が少なくとも一回四肢切断を受けたとルドネバは推定した。そのうち何人が兵士か政府は述べていないが、爆風による負傷は、前線が長い戦争では最も一般的なものの一つだ。

 ウクライナでの医師不足は戦争が始まった時、既に深刻だった。戦争がそれを悪化させた。それは今後更に悪化するだろう。10月1日から女性医師と薬剤師は軍の募兵事務所で動員可能性を登録する必要がある。旅行がまもなく制限されるのを恐れて多くの人が現在、国から逃れている(機械翻訳)。

 多くの医師や看護師は長い間軍のIDカードを持っていたことに留意願いたい。もう一つ重要なのは最近まで女性の軍事登録に対する特別管理がなかったことだ。薬剤師にとって、兵役任務を負う可能性は目新しいものだ。そしてこの機会に「FarmRada」協会理事長エレナ・プルドニコワが私たちに言ったように、彼等を巡る環境は憂慮すべきだ。医師と薬剤師両方が恐れている主なことはウクライナ出国を禁止されるリスクだ。

 プルドニコワによると、過去2週間で、何千人もの薬剤師が急遽出国した。

 「薬局所有者はパニックに陥っており、人々は申請書を書き、国境が閉鎖される前にヨーロッパに向け出発する。特に業界は既に深刻な危機に瀕しているため、誰が働くかは未解決の問題だ」とプルドニコワは私たちに語った。

 ウクライナ軍は間もなく女性兵士用防弾チョッキを配備する。現在最前線付近には約5,000人の女性兵士がいる。ウクライナ軍がより多くの女性を動員し始めれば、それは変わる可能性がある。

 より多くのウクライナ兵がロシアに亡命するにつれ戦争捕虜数は約9,000人に増えた。

 民間人死傷者は少ない。10,000人未満の死者と17,000人未満の負傷者を国連は記録している。

 動員はウクライナ経済に深刻な影響をもたらしている。ウクライナは国を運営し続けるために必要な労働力が欠如している。

 イヴは、こう書いている。

 ウクライナ政府は現在、欧米資金に完全には依存していないにせよ実質的には依存している。連邦支出は2021年に350億ドル、2022年には610億ドルだった。アメリカ援助のかなりの部分は、政府を支えるためだった。

 そして、たとえ戦争レベルのピークから支出が減少したとしても、ウクライナのGDP低下(推定25%は少なく見える)は高齢者だけでなく、多くの四肢切断者を含む多数の戦争障害者と相まって、生産能力の大幅低下で、社会負担の増加を意味する。

 そしてロシアが最終的にドニエプル川まで前進し、ウクライナで最も生産的な農地を更に手に入れたり、黒海沿岸を占領したりして、ウクライナを一層貧しい内陸の残滓国家に変えた場合、何が起きるかさえ考慮していない。ウクライナをNATOに加盟させないというロシアの主要要求に、アメリカが、いかなる譲歩もしたがらない事実は、征服や従属政府設置や、経済破壊などのいかなる組み合わせによってでも、ロシアはウクライナを征服するまで戦争を継続することを意味する。

 そこから「再建」するのは無理な可能性が高い。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/09/ukraine-sitrep-the-war-by-numbers-of-humans.html

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 わざわざ問題の女性議員二人を登用する度しがたいイヤミ度。

 Alex Christoforou 冒頭は中南米諸国議会関係者会議で中南米の英雄を称えるプーチン大統領

US shutdown over Ukraine. Blinken's turn to rewrite history. Russia isolated by Latin America 36:02

 植草一秀の『知られざる真実』

国民経済破壊する日銀インフレ誘導

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

CNN「恐怖・貪欲指数(0極端な恐怖―100極端な貪欲)で現在28,相当悪い状況。 CNN論評:今年の株式市場の上昇相場が不安定であることを示す警告サイン 日経:世界の株・債券に警戒感 7〜9月、1年ぶり同時に下落、景気低迷下の物価高を懸念 低リスク資産にマネー

2023年10月 1日 (日)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/843.html
[お知らせ・管理21] 2023年10月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
2. HIMAZIN[3810] SElNQVpJTg 2023年10月01日 19:35:16 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[114]
流石に自分で数分後に二重投稿するのはマズいんじゃないか。仁王像さん。

閣僚相次ぎ失脚か 習指導部で何が起きているのか/宮内篤志・nhk
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/514.html
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/515.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/653.html#c2

[戦争b24] 「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/guevara_jp_5f2b936dc5b6b9cff7ed109b

「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。

妻に宛てた絵はがきで「平和のために断固として闘うには、この地を訪れるのが良い」と広島訪問を勧めていた。

安藤健二(Kenji Ando)

2020年08月06日 17時29分 JST
|更新 2023年01月08日 JST

キューバ革命の伝説的英雄として知られる、エルネスト・チェ・ゲバラ。31歳のときに広島を訪問した。革命のわずか半年後、1959年7月25日のことだった。

【ゲバラ画像集】

国立銀行総裁として、通商代表団を率いての来日。当初のスケジュールでは、広島訪問の予定はなかった。

しかし、8月6日の原爆投下の日を前に、「他の日程をすべて犠牲にしても、原爆慰霊碑に献花したい」というゲバラらの強い願いから予定は変更。フェルナンデス大尉と駐日キューバ大使の2人だけが随行して、大阪から急きょ広島に向かった。交通機関は、夜行列車で行ったという説と、飛行機を利用したという2説がありはっきりしていない。

■県庁職員、ゲバラの問いかけに「ぎくっとした」

ゲバラらが原爆慰霊碑に献花する姿を、中国新聞のカメラマンが撮影している。花を手向けるフェルナンデス大尉の後ろで、戦闘服姿のゲバラはうつむき加減で直立していた。その後、一行は原爆資料館を約1時間かけてじっくりと見学した。

館内のさまざまな原爆被害の陳列品を見る中で、それまで無口だったゲバラが突然、通訳担当の広島県庁職員の見口健蔵氏に英語で問いかけた。

「きみたち日本人は、アメリカにこれほど残虐な目にあわされて、腹が立たないのか」

ゲバラが原爆の惨禍に憤りをみせた瞬間だった。三好徹氏の「チェ・ゲバラ伝 増補版 」(文春文庫)の中で、見口氏は「眼がじつに澄んでいる人だったことが印象的です。そのことをいわれたときも、ぎくっとしたことを覚えています」と回想している。

■「平和のために断固として闘うには、この地を訪れるのが良い」

広島訪問時、ゲバラは妻のアレイダに宛てて絵はがきを送っている。毎日新聞によると、そこには以下のように書かれていたという。

「私の愛する人。今日は広島、原爆の落とされた街から送ります。原爆慰霊碑には7万8000人の死者の名前があり、合計は18万人と推定されています。平和のために断固として闘うには、この地を訪れるのが良い。抱擁を。チェ」

ゲバラは1961年にキューバで工業相に就任したが、やがてキューバを離れた。1967年にボリビアでゲリラ活動中、政府軍に射殺された。39歳だった。

ゲバラが原爆の恐ろしさを伝えたこともあり、キューバでは原爆教育に力を入れるようになった。

2017年の産経WESTは「現在でもキューバでは毎年8月6日と9日に国営放送で特番を組み、初等教育で広島、長崎の原爆投下について教えているという」と報じている。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html
[日政U2] 戦争板リンク:「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト)
「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/812.html
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
33. HIMAZIN[3811] SElNQVpJTg 2023年10月01日 19:59:11 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[115]
ゲバラの問いかけに正面切って答えられる日本人は何人いるのだろうか。

「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html  
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c33

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
35. HIMAZIN[3812] SElNQVpJTg 2023年10月01日 22:24:19 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[116]
>>34

>JAPっ屁っ屁(嘔)ランド豚はゲバラより昭和天コロの方が凄いぃーーーと思っている、思いたい

そこから脱却しないとね。
もうすぐ戦後80年。流石にそろそろ客観的に判断出来てもいいんじゃないかな。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c35

[戦争b24] 戦場におけるウクライナの士気(耕助のブログ) HIMAZIN
31. HIMAZIN[3813] SElNQVpJTg 2023年10月02日 13:21:47 : YdEHGOF4R2 : VE1TLzhuTHZGT3M=[1]
>>28

20年前のイラク侵攻をお忘れか。
覚悟がなければ「show the flag」と突きつけられる。だめ押しに日本人殺害事件でもでっち上げて世論誘導すれば、すぐにヂュウゴグガー・ヂョウゼンガー・ロジアガーとなる。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/841.html#c31

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
57. HIMAZIN[3814] SElNQVpJTg 2023年10月04日 07:11:19 : udeU9aXnEc : WDVsS29BdDZVYi4=[1]
>>56

>日本は「誰が首相になっても大して変わらない」

アメリカの傀儡ですからね。だから無能ばかり据えられる。
独自の政策を取ろうとろうとすると、鳩山政権のように潰される。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c57

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
61. HIMAZIN[3815] SElNQVpJTg 2023年10月04日 23:32:19 : udeU9aXnEc : WDVsS29BdDZVYi4=[2]
>>58

>世界で一番多くの国から承認されている今の立場を壊して、一から築くのは大変だと思うのですよ。

大変ですね。
しかし、大変なれども一から築く国は世界中に存在しますよね。大きなところではキューバやイランか。悪政に立ち向かう力はそれだけ大きいと。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c61

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
64. HIMAZIN[3816] SElNQVpJTg 2023年10月05日 07:23:24 : YkkDJjxaIY : Y1NoalVvVU1oVzI=[1]
>>62

>ともかく、私の主張は「共和制には反対しない、だけど現状に対して天皇のメリットを捨てるほどのメリットがない」です。

デメリットばかりの認識ですね。
天皇制を保持するためにアメリカの傀儡となり、国民には見えない形での植民地になっています。
そもそも、イランで革命がおこったのも、アメリカの傀儡となり、収奪が激しかったことはの反発です。
キューバも、アメリカ傀儡のバティスタ政権への反発。
日本の状況も似ていると考えてますが、巧妙に隠されてますね、アメリカ、天皇家、自民党、官僚機構にとってはさぞ理想的な国でしょう。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c64

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
66. HIMAZIN[3817] SElNQVpJTg 2023年10月05日 12:50:25 : YkkDJjxaIY : Y1NoalVvVU1oVzI=[2]
>>65

話そらしてるのは貴方。
イランの政治形態は革命により王朝を打倒して勝ち取って選びました。
日本の場合は大日本低国の亡霊がアメリカと癒着したものです。一緒にしたら怒られるのでは?

なので、イランのようになるということは、アメリカ傀儡の天皇家を打倒し新しく国家体制を選ぶということになりますね。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c66

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
74. HIMAZIN[3818] SElNQVpJTg 2023年10月05日 22:53:12 : YkkDJjxaIY : Y1NoalVvVU1oVzI=[3]
>>67

>今更天皇を排除すればアメリカが干渉を止めるのですか?

朝鮮戦争の終結。日米安保と付随する日米地位協定の破棄。在日米軍の段階的縮小と撤退。現実にはこれらが必要と考えます。
天皇制はそのタイミングで廃止でいいでしょう。
本来、敗戦時に処刑、最低でも退位すへきだった超A級戦犯のヒロヒトを不問にしたのが誤りであり、その点からも天皇制の廃止は必須と考えてます。
さらに、岸一族が添景ですが、天皇家・大日本低国に、連なる亡霊どもが現在もヌケヌケの権力を持って悪政を敷いてるのは国民として恥ずべきことと考えてるので、日本が真に戦後にけじめをつけるため、独立するための条件かなと。

>今現在、天皇が何か指示を出してそれによって自民党や官僚が動いている根拠はあるのですか?

上記の考えなので、そこまで好意的に天皇を捉えてません。最近話題の統一協会やジャニー喜多川なども天皇家と癒着して悪事を働いてると捉えてるので。
投稿とかぶりますが、日本は法治国家の皮を被った中世の土候国ですからね。

貴方は話が通じそうに見受けられますが、天皇制に関しては考えが合わないようですね。
実際、この手の話は大抵反発されますが、天皇制を乗り越えないと日本は先に進めないと思います。


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c74

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
78. HIMAZIN[3819] SElNQVpJTg 2023年10月06日 07:26:30 : jMpPllNwfk : emJDMXR6L01FVjY=[1]
>>76
>>77

戦後の様々なツケが今に来ているのは>>74に書きましたよね。その精算をしない限り日本に未來が無いとも。
その上で、「過去の事でいつまでも囚われるべきではない」と言われても、悪政とその原因を放置するつもりなんてすか、としか返せません。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c78

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
79. HIMAZIN[3820] SElNQVpJTg 2023年10月06日 07:36:54 : jMpPllNwfk : emJDMXR6L01FVjY=[2]
>>77

ついで。
現実的な可能性を考えると、天皇制の顛末は現状を先延ばしに放置しグダグダになった上での血統断絶かな。実に中世ジャップランドらしく。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c79

[戦争b24] 「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト) HIMAZIN
52. HIMAZIN[3821] SElNQVpJTg 2023年10月06日 13:36:16 : jMpPllNwfk : emJDMXR6L01FVjY=[3]
>>51

米国の悪魔の所業だよ。ドイツには落としてない。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html#c52

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
92. HIMAZIN[3822] SElNQVpJTg 2023年10月07日 08:50:13 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[117]
>>85

ヒロヒトがアメリカと示し合わせて裁かれもせず逃げ切った茶番劇を、さも美談の如く信じて有難がるほどおめでたくないですよ。

貴方はどうしても過去のことだからとウヤムヤにしたいのでしょうが、何度も言うように私は今日まで続く禍根と捉えてるので、平行線ですね。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c92

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
93. HIMAZIN[3823] SElNQVpJTg 2023年10月07日 08:57:31 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[118]
>>80

宗教的存在なら、尚のこと天皇制は廃止して一教祖にでもなればいいですね。創価や統一みたくなられてもおぞましすぎるので政治的かかわりは全面禁止で。

暗黒日本よりも天○カ○トの土○○落が適切かと。伏せ字は心の目で。(笑)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c93

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
96. HIMAZIN[3824] SElNQVpJTg 2023年10月07日 14:09:46 : USMH13RlcE : YWFFbGwwZ3NsMHM=[1]
管理板で度々揉めてたからそこそこコメント付くかと見込んだけど、ここまで伸びるとは予想外だった。(笑)
それだけ、日本と天皇の闇が深いんだとしみじみ思いました。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c96
[戦争b24] 「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト) HIMAZIN
55. HIMAZIN[3825] SElNQVpJTg 2023年10月07日 14:28:26 : USMH13RlcE : YWFFbGwwZ3NsMHM=[2]
>>53
>>54

ならば、天皇制は廃止して一教祖にでもなればいい。創価や統一みたくなるとおぞましすぎるので政治的かかわりは全面禁止で。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html#c55

[国際33] アメリカは超大国か?(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/10/06/no-1935-%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e3%81%af%e8%b6%85%e5%a4%a7%e5%9b%bd%e3%81%8b%ef%bc%9f/
※画像はリンク先参照。


No. 1935 アメリカは超大国か?

投稿日時: 2023年10月6日

Is America a Superpower?

脱工業化のおかげで、最早そうではない

by Godfree Roberts

第二次世界大戦以来、ほとんどのイギリス人は、疑いもなくイギリスが世界の第一級の大国であり続けるべきだという前提を受け入れてきた。その一方で、生活水準は上昇を続け、社会サービスは外交政策に必要な税金から守られるべきであると主張してきた。問題は、イギリスが大国として考え、行動し続けられるかどうかではない。問題はその余裕があるかどうかだ。   – F S ノースエッジ, 1970

ウクライナの前、少なくとも認識においてアメリカはナンバーワンだった。ウクライナの後、アメリカは経済的にはナンバー2、軍事的にはナンバー3になった。ロシアはそれを知っている。ロシアはもはや米軍を恐れていない。米軍と戦争をしたいというわけではないが、ロシアは米軍の能力を知っている。テスト済みだ。中国もそれを知っている。欧州はいつになったら、NATOは偽預言者だと気づくのだろうか?ヨーロッパはいつになったら、NATOにつぎ込んだ金が無駄だと気づくのだろうか?

– スコット・リッター{1}、元海兵隊将校、イラクでの国連主任武器査察官

漏洩された米海軍のブリーフィングスライド{1}「PLAN vs USN Naval Force Laydown」によれば、中国の造船所の能力は2300万トンで、アメリカの最大能力10万トンの232倍である。それは安堵でもあり、憂鬱でもある事実だ。アメリカがロシアや中国と戦争することはないだろう。なぜならできないからだ。1980年代の新保守主義による政府の縮小とあらゆるものを民営化したおかげで、アメリカは産業能力の大半を、知的財産とともに中国に輸出した。その結果、2022年のSTEM(科学、技術、工学、数学の教育)ランキングは、このような結果になってしまったのだ。

失敗の理由

コレッリ・バーネット(イギリスの軍事史家)は言う:

国家の力は、その軍事力だけでなく経済的および技術的資源、外交政策の機敏さ、洞察力、決断力、社会的および政治的組織の効率にも依存している。それは何よりも国民そのもの、人々、彼らのスキル、エネルギー、野心、規律、イニシアティブ、信念、神話、幻想によって形成される。そして、これらの要因が互いにどのように関連しているかにある。さらに国家の力は、その絶対的な範囲だけでなく、国の外交的または帝国的な義務に対する相対的な関係で考えられなければならない。また他国の力との関係においても考慮されなければならない。

他国のパワー

1 軍事力。まともな軍事学者ならアメリカ陸軍がヨーロッパではロシア陸軍に、アジアでは中国人民解放軍(PLA)に対抗できるとは思っていない。海上では、中国海軍(PLAN)は来年、極超音速ミサイルで武装した400隻の新型戦艦を保有するだろう。現在、PLANは米国が1隻の軍艦を配備するのに対して3隻の軍艦を就役させており、また、米国が1機のF35を生産する間にPLAは航続距離が2倍で爆発力が4倍のJ-20を3機持っている。

2 経済的・技術的資源。ロシアの経済規模は世界第4位で、軍備は一世代先を行っており、製造業の生産性は4倍高く、その将兵は世界最高である。中国の生産経済規模は米国の3倍であり、中国の研究者たちは科学技術で米国をリードしている。

3  外交政策の器用さ、先見性、決断力。世界の90%の人々はロシアまたは中国と取引をし、世界的な人気者であるその指導者に共感している。アメリカを支持する世界の10%の人々は、その指導者に定期的に侮辱されている。

4 社会的・政治的組織の効率性。ロシア人の80%が自国政府の政策を支持し、中国人の96%が自国政府の政策を支持している。かろうじてアメリカ人の34%が政府を信頼し、その政策を支持している。

5  国民の技能、エネルギー、野心、規律、自発性、信念、神話、幻想。中国とロシアの回復は、国民の回復力、技能、エネルギー、野心、規律、自発性、集団的自己信頼を反映している。米国は世界金融危機からまだ立ち直れず、チップ工場の人員確保に苦労し、1974年以来、労働者に昇給{2}を与えていない。

6  対外的または帝国的な義務。アフガニスタン戦争に続くウクライナでは、米国が同盟国に対する義務を維持できないことを示唆している。イラン核協定からの離脱はその言葉が無価値であることを示唆している。

7  他国と比較した国力。ワシントンがロシアや中国と軍事的に肩を並べたいのであれば、2034年まで実質的な国防支出を倍増させ、中国の現在の能力に匹敵するようにしなければならない。

アメリカは過度に拡張し、膨張しており、統治から司法、軍事、乳幼児の死亡率まで、国家の能力が低下している。同時にその衰退の兆候を無視している。

破綻国家?

ノーム・チョムスキーや他の多くの研究者が指摘しているように、失敗した国家機関は弱く、欠陥があり、時にはほとんど機能していない。立法機関、司法機関、官僚機構、軍隊は、その能力と独立性を失っている。インフラは崩壊し、公益事業は滞り、劣化した教育および医療施設、乳幼児死亡率や識字率などの人間開発指標の低下(1)はその衰退を示している。破綻国家は汚職とマイナス成長率で栄え、誠実な経済活動を押しつぶす。

ポストコロナのアメリカは人々が慢性疾患で弱くなり、毎年若くして亡くなる人々が増える中で、経済的、産業的、科学的、軍事的に優れた自信に満ちた一つ(または2つの)超大国との産業戦争をどれだけ続けることができるだろうか?

チョムスキーが指摘したように、米国が競争しているのは国家が破綻しているからではない。米国の制度はあまりにも脆弱で、欠陥があり、機能不全に陥っているため、国家をまとめ上げ、その問題に効果的に対処することができないのだ。私たちはいつものように脅し、口先だけの空約束(サウジアラビアに高速鉄道を!)など、これまでと同じことをしているが、世界の90%の人々は聞く耳を持たなくなっている。

救命ボートに乗ろう。

Links:

{1} https://substack.com/profile/96369147-scott-ritter

{2} https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwjunfibkcqAAxX29DgGHTjTAJAQFnoECA0QAQ&url=https://www.epi.org/publication/charting-wage-stagnation/&usg=AOvVaw0GXc9a9QE6BkhhkrlbgSKr&opi=89978449

Notes (1): アメリカの人口は中国の4分の1未満であるにもかかわらずアメリカには中国よりも多くの飢えた子供、薬物依存者、自殺者、死刑執行、識字率の低い人々、収監された人々、貧困者、そしてホームレスの人々がいる。

https://herecomeschina.substack.com/p/is-america-a-second-rank-power
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/540.html
[戦争b24] 「戦争状態」とイスラエル首相 ガザからロケット弾2千発で報復(東京新聞・共同) 蒲田の富士山
4. HIMAZIN[3826] SElNQVpJTg 2023年10月08日 00:32:01 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[119]
恒常的なイスラエルの侵略・虐殺を無視してヌケヌケとよくもまあ。
日本のマスゴミなどこの程度。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/852.html#c4
[戦争b24] 「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト) HIMAZIN
57. HIMAZIN[3827] SElNQVpJTg 2023年10月08日 00:34:24 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[120]
>>56

未だそんなこと言ってるから中国人より二千年以上遅れてるんだよね。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html#c57

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
99. HIMAZIN[3828] SElNQVpJTg 2023年10月08日 01:02:45 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[121]
>>98

>相手がどんな悪人であろうが

超A級戦犯に何いってるんだか。
私個人を勝手な妄想の引き合いに出して矮小化しなさんなよ、失礼な。(笑)
ならば、ヒトラーが自殺も裁かれもせずのうのうと生き延びても貴方は同じ事をいうのかな?
比較するならむしろこちらでしょうが。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c99

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
103. HIMAZIN[3830] SElNQVpJTg 2023年10月08日 02:33:14 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[123]
>>101
>>102

ヒトラーに殺されたのはユダヤ人だけじゃないけどね。

>悪だから許せない!という感情は戦争に利用されやすい危険な感情だと考えています。

その戦争を起こして裁かれなかったのがヒロヒトだよ。
でもお前さんはそんな戦犯でも赦せる恐ろしく寛大な精神をお持ちのようだから、戦争に利用されようが何しようが水にながせるんじゃないの?
ヒロヒト擁護するだけで色々とおかしくなってるよね。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c103

[経世済民136] 世界経済を中国の傘下に付け替える/田中宇 仁王像
18. HIMAZIN[3831] SElNQVpJTg 2023年10月08日 02:43:02 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[124]
中国 >> 日本 を突きつけられるとヂュウゴグガーの発狂コメントが乱立するなー。
余程現実を見たくないらしい。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/234.html#c18
[国際33] 「モンゴル人種に属すロシア人」を殺す必要性を訴えたウクライナ軍の米人報道官(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
12. HIMAZIN[3832] SElNQVpJTg 2023年10月08日 02:49:00 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[125]
その白人サマの人口が相対的(絶対的にも?)に現象している皮肉。
暫くすればアメリカはヒスパニックが多数派となる。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/536.html#c12
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
107. HIMAZIN[3833] SElNQVpJTg 2023年10月08日 08:45:32 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[126]
>>104

>わざと曲解しようとしていませんか?

どこが曲解か教えて下さい。

>戦争に絶対的な正義はない

抽象化して誤魔化してませんか?
ヒロヒトもヒトラーも明白な侵略戦争です。
この二人が赦せるなら戦争犯罪人なんか存在しませんよ。

>過去に囚われない事と、過去と同じ事を繰り返す事は違いますよ。

何度も言ってますが、私は現在まで継続している問題と捉えているのでかこと同じ事を繰り返さないためにも戦後のケジメをつけるべきと考えてます。
ウクライナ問題への多くの反応を見ても、多くの日本人は当時の歴史から何も学んでないように見えますね。一度有事があれば簡単に利用されますよ。

>今現在、天皇が戦争せよ!と発言していますか?

そんなこと言うわけないでしょ?
言ったらそのとたんに大問題にされて流石に誤魔化しきれず天皇制廃止問題にまでおおやけに発展します。でも今の日本なら腑抜けすぎてゆるしちゃうかもね。
>>64>>74参照。現在の天皇云々の矮小化した話ではなく、現在まで続く悪政の根幹を断ち、将来に禍根を残さないために廃止すべきといってます。

今更処刑しろとか一族根絶やしにしろとかは言ってないんで、天皇制廃止は物凄く穏当もしくは大甘な提案だと思いますけどね。


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c107

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
108. HIMAZIN[3834] SElNQVpJTg 2023年10月08日 09:00:39 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[127]
>>105

ヒロヒトやヒトラーと一緒にしたら、プーチンが激怒しますよ。(笑)

以前も書きましたが、私は最後の手段として自衛のための戦争については肯定しているので、プーチンについてはやむを得ないこととギリギリ捉えてます。
しかし、ヒロヒトもヒトラーも明白な侵略戦争です。朝鮮併合・満州事変・日華事変等々、鬼畜米英を言い訳にしたところで到底赦せるものではないでしょうね。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/619.html#c344
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c108

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
110. HIMAZIN[3835] SElNQVpJTg 2023年10月08日 09:56:12 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[128]
>>109

朝鮮戦争の話ですよね?
それが朝鮮併合・満州事変・日華事変の言い訳になるとは到底思えないんですが。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c110

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
111. HIMAZIN[3836] SElNQVpJTg 2023年10月08日 09:58:51 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[129]
こんな意見も。

https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1518423388980621313
米山 隆一
@RyuichiYoneyama

そもそも日本は、日独伊三国軍事同盟を結んで第二次世界大戦を戦ったのであり、俺達だけは、ヒトラーのナチス、ムッソリーニのイタリアとは違うなどと言い募るのは、見苦しい言い訳だと思います。日本はファシズム側で第二次大戦を戦ったという事実を事実として受け止め、反省し、次代に生かすべきです
午前11:55 · 2022年4月25日
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c111

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
112. HIMAZIN[3837] SElNQVpJTg 2023年10月08日 10:00:45 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[130]
ANさんどころかリックさんもやって来た。
パンドラの箱を開けてしまったのだろうか。(笑)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c112
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
113. HIMAZIN[3838] SElNQVpJTg 2023年10月08日 10:15:23 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[131]
いささか古いけど、面白い記事を発見。

昭和天皇の生き様
http://aozoragakuen.sakura.ne.jp/aozoran/taiwa/node42.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c113

[戦争b24] 「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト) HIMAZIN
59. HIMAZIN[3839] SElNQVpJTg 2023年10月08日 10:23:09 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[132]
>>58

日本は権力の癒着でしょ。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html#c59

[戦争b24] 昭和天皇の生き様(青空学園)
http://aozoragakuen.sakura.ne.jp/aozoran/taiwa/node42.html

昭和天皇の生き様


北原   民主党政権ができました。それを生みだしたのは、明治以来の政治、社会、人間のあり方を根本的に変えていかなければ、これからの時代に対応できなという客観的な事実があります。

そのとき、天皇問題は避けて通れません。この半世紀、実際に戦争を経験した世代から、天皇の責任を問う声が続いてきました。

南海   内発的に考える言葉が準備することなく、大急ぎで近代産業と軍備を拡大していく。そのための国民統合のてことして導入された方法が近代天皇制でした。その行きついた先があの十五年戦争でした。ですからいま天皇問題の現在を考えることは、たいへん重要です。

北原   十五年戦争は日本の歴史において未曾有のことでした。南太平洋から東南アジア、東北アジア、中国大陸と朝鮮半島、いわば日本列島弧にすんでいる人間の祖先の地のすべてに兵を進めたのです。そして大敗北をしたのです。

この戦争は、ぎりぎりの内容は資本主義日本の版図の拡大でした。それが、反西洋の形においてなされたのです。それを統合し戦争を進める結節点に天皇がありました。

敗戦処理の過程で、天皇は自ら責任を負うのではなく、臣下を戦犯として差し出し、自らはアメリカに命を乞うて皇統を守ろうとしたのです。昨年なくなった作家の小田実はその小説『玉砕』(岩波書店、2006/09/08)の前書きでいう。

 この事実(敗戦処理過程)で私が強い怒りをもつのは、ここには期せずして日本とアメリカ、二つの国家の国家権力の結託があるからだ。その結託の中心に天皇があり、天皇の「生命乞い」がまぎれもなくあった。
 この結託の事態で怒ったのは私だけではなかった。フィリピンのミンドロ島の戦闘で辛うじて生きのびたあと捕虜になってレイテ島の捕虜収容所にいた大岡昇平も怒っていた。彼は八月十一目に日本のポツダム宣言受諾を知ったのだが、そのあとの日本政府の正式受諾までの数日間のことを『俘虜記』のなかで次のように書いていた。
 まず「私は『星条旗』により日本の条件が国体護持であることを知って失笑を禁じ得なかった。名目をどう整えようと、結局何等かの形で敗者が勝者の意のままにならねばならぬのは同じことである。彼は収容所で親しくなった米兵ウェンディに言った。「私はこの条件が日本軍部の最後の愚劣であることを認めるが、幸いに貴国の寛大がそれを容れられんことを望む。」そうウェンディに言ったと書いたあと、大岡はつづける。「十二目、天皇の権限が聯合国最高司令官の制限の下におかれるという条件付きで、国体が護持されたことが伝えられた。今度は日本政府の寛大を待つ番になったが、私は結局軍人共がこれを容れることを信じていた。」
 しかしヽ大岡のこの期待は裏切られた。日本政府はなおも正式受諾をしぶった。ウェンディが「我々は日本政府が一目も早く回答することを望むね」と彼に言った。「十三日の『星条旗』は日本の回答の未着を同じ焦燥をもって報じていた。ウェンディの質問に対し、私は日本の戦争犯罪人が自己の生命と面子のためにで天皇を口実に抵抗しているのだろうと答えておいた。」「十四目の報道はさらに悪かった。『星条旗』の調子には威嚇が籠もって来た。満洲で依然ソヴィエット軍が日本車を砲撃していること、ニミッツの艦載機が「日本の決意を促がす」ために、各都市の爆撃を続けていることを報じていた。」そう書いた上で、さらに彼は書き記していた。「私は憤慨してしまった。名目上の国体のために、満洲で無意味に死なねばならぬ兵士と、本国で無意味に家を焼かれる同胞のために焦立ったのは、再び私の生物学的感情であった。」「天皇制の経済的基礎とか、人間天皇の笑顔とかいう高遠な問題は私にはわからないが、俘虜の生物学的感情から推せば、八月十一目から十四目まで四日間に、無意味に死んだ人達の霊にかけても、天皇の存在は有害である。」
 私も大岡同様に、八月一四目午後の大阪空襲で「無意味に死んだ人達の霊にかけても、天皇の存在は有害である」と、彼同様私も「天皇制の経済的基礎とか、人間天皇の笑顔とかいう」、あるいは、これは大岡でなく私小田が言うことだが、日本文化の伝承者として天皇や天皇制という存在がいかに垂要なものであったかというような高遠な問題は私にはわからないが」、八月一四目の大阪空襲のなかで「無意味に死んだ人達」のひとりになり得た人間の「生物学的感情から推」して考える。

南海   実際、もし八月五日までにポツダム宣言を受諾していれば、ソ連の参戦も、広島長崎の原爆もなかった。負け戦と決まれば一刻も早く幕を引くのが民の苦しみを少しでも減らす上での基本である。天皇とその取り巻きは、それよりも天皇制の保持を優先した。

前に『青空学園だより』に載せた飯田進さんの本の書評で私も小田実と同様のことを書きました。

『魂鎮への道−BC級戦犯が問い続ける戦争』(飯田進著、岩波現代文庫、2009)を読む。最初は1997年に発刊され、今回文庫に収録されたのである。これは歴史を主体的に記述したという意味で本当の歴史書である。

彼は日本の戦後に違和感をもって生きてきた。今年も八月十五日の追悼集会では「兵士たちの尊い犠牲の上に今日の経済的繁栄がある」といわれた。私の故郷の地方新聞『洛南タイムス』でも「平和の礎を築いてきた英霊」といわれている。飯田さんは言う。「飢えと病気の苦しみの中で死んでいった兵士を悼む気持ちはわかる。私だって特攻隊員の手紙を読めば号泣する。しかし、理性的に考えれば戦後の繁栄と兵士の死はまったく関係ない。」彼らの死によって戦後の「平和」があるというのは、事実ではない。現代日本のありようからいえば、その死がまったく教訓化されていないという意味で、日本軍の戦死者はまったく無駄死にだった。本当に死者を追悼しその死を無駄にしない道はただ一つ。あの戦争に向きあい、あの戦争を遂行したものの責任を暴き、責任をとらせ、人間としての道理をうち立てることでしかない。これが飯田さんの経験に裏づけられた主張である。飯田さんは、無謀な作戦計画を作った大本営参謀の責任だけではなく、昭和天皇の責任も問う。昭和天皇が終生その責任を明らかにしなかった結果、「戦争を指導した連中は、昭和天皇が責任を追及されないなら、おれたちだって免責だと考えてしまった。日本の倫理的な腐敗がそこから始まったと思う」という。



なぜ昭和天皇の戦争責任は追及されなかったのか。飯田さんも言うように、戦後急速に冷戦の時代になり、アメリカは天皇を免罪して日本統治に活用する方を選んだ。国内的にもそれを歓迎する旧日本軍国主義の流れをくむ勢力が少なからず存在した。その勢力が、一貫して「戦後憲法は押しつけられた。自主憲法を!」と主張してきた。戦争責任を追及するものは少数派であった。

1945年8月15日、日本の人々は日本軍国主義から解放されたのである。これを解放ととらえることができたものが少数派であった。多くは、解放の喜びではなく敗北の悲しみをもった。飯田さん自身はニューギニアの獄のなかで軍国主義思想から自身を解放した。多くの日本人は軍国主義思想を受け入れていた。内因論に立って戦争責任を問い、そのことを通して人間の道理を現実のもにしていく。このことは今もって開かれた課題である。

南海   敗戦直後にも天皇が責任をとって退位すべきであるという意見が出されていました。1948年6月頃、東大総長南原繁の「天皇は退位すべきであると思う」との談話が朝日新聞に載っている。熱心な天皇制支持者だった南原は、天皇制を「祖国再建の精神的な礎」とするため、天皇は道義的責任をとって退位すべきだと考えていた(奥平康弘『「万世一系」の研究』)。天皇制を支持するがゆえに退位すべきと考える。これは筋の通った考え方であった。

南原は天皇が責任をとることなく居座ることが、結局天皇制を衰退させると考えていたし、これは正しかったのです。

同じ年の8月26日付読売新聞は東大教授(のちに最高裁長官)横田喜三郎の「天皇退位論」を掲載した。「過去の最高の責任者がその責任をとろうとせず、国民もまた責任をとらせようとせず、たがいにあいまいのうちに葬り去るならば、どうして真の民主国家が建設されようか」。まことに正論です。

北原   右派の人々のなかからも次のような見解が出てきたことは注目すべきです。雑誌『表現者』(2009年九月号)で中野剛志さんが書いています。

 では、我が国の国柄に合致した政教の関係を踏まえた場合、天皇は、大東亜戦争について、どのように身を処すべきだということになるであろうか。それについて、筆者が最も有力と考える選択肢は、政治学者の河原宏氏の議論である。
 河原氏は『日本人の「戦争」−古典と死生の問で』の中で、太東亜戦争に問し、昭和天皇に問えるのは政治的な責任ではなく、道義的な責任であるとした。その上で、同氏は、天皇が道義的責任を果たすための最善の方法は、退位し、出家することであったと主張したのである。
 天皇が出家することのポイントの一つは、天皇が神道の最高神主の立場から一仏弟子の身に移ることで、神道という一民俗宗教の見地からではなく、仏教という世界宗教の視野から戦争を見直すというところにある、と河原氏は言う。
 例えば、靖国神社は、天皇のために戦って死んだ者のみを祀る場であり、それゆえに、「靖国問題」あるいは「靖国問題の政治的利用の問題」を招いている。これに対し、仏教は、神道とは異なり、敵味方、国籍を超えて、すべての衆生を平等に見る理念をもっている。それゆえ、天皇は仏門に入り、すべての戦争犠牲者を哀れむことによって、敵味方の別なく、特にアジアの民衆の犠牲に対して、道義的に対応することができるのである。
 すべての犠牲者を平等に哀れむという仏教の理念は、日本人にとっても身についたものである。しかも、我が国の歴史上、天皇が仏門に入ることは、なんら異例なことではない。河原氏は、天皇の出家のイメージの例を、『太平記』の光巌院(北朝の天皇であったが、戦乱続きの世を嘆いて出家し、諸国を行脚)に見出している。
 退位した天皇の出家は、我が国の歴史に沿う形式であり、そして仏教による敵味方の別なき供養は、我々の慣習に合致する。それゆえに、出家による道義的責任への対応こそが、我が国の国柄にもっとも相応する責任の果たし方であった。天皇は、国柄にあった身の処し方を自ら示すことで、敗戦という国家的危機にあって、国柄の所在を指し示し、国をまとめることができたはずであった。また、それが天皇の存在意義のはずであった。
 天皇出家論を唱えた河原氏の主眼も、歴史と国柄を回復するという点にあった。「敗戦と占領によって、日本人が唯々として、あるいは喜々として自らの歴史を破却したことは、その後の無責任状況到来の一因となっている。歴史を捨てて、人は道義の依るべき根拠を見うしなう。」「道義的責任を没却した日本人の戦後姿勢は、まさに戦後史の内に明証されている。これこそが天皇の戦争責任だった。」(『日本人の「戦争」−古典と死生の間で』)
 天皇は、人智を超えた危機にあっては、我が国の国柄を確認・回復するという使命を負った存在なのである。そして、そういう使命を課したのも、我が国の国柄であった。しかし、敗戦と占領という危機にあって、天皇はその本来の使命を果たさなかった。それゆえ、戦後、国柄は棄損されてしまった。当然のことながら、国柄が定めた天皇の微妙な位置づけも忘れられ、不毛な戦争責任論が継続する事態を招いた。
 河原氏が、本当に問うているのは、天皇の戦争責任ではない。むしろ戦後責任なのである。

南海   しかしながら、この意味での戦後責任は果たされなかった。

もし昭和天皇が戦争責任を一身に背負って死んだならどうなっていたか。法でどのように規定されるかにはかかわりなく天皇の権威はかぎりなく高まり、戦後の日本人は死んだ天皇を背負っていくしかなかった。

北原   そして天皇制は続いています。天皇のことは戦後天皇制として再編され持続しています。日本の歴史を顧みると、今日のようなあり方のときがほとんどです。徳川時代は禁中並公家諸法度で徳川の法のもとにおかれていた。今日は日本国憲法のもとにおかれている。江戸の法はあくまで徳川の法であり、したがってまた幕末それは無視され、天皇は反徳川の旗印となった。今日の法は国家法である。そして歴史的な天皇のあり方を具象化した「象徴」とされている。

北原   どのような政治的な対立があっても、それを超越するという虚構のもとに天皇を最後の調停者としておいておくことは、日本のような島国での支配者の智慧でもあったのです。列島では、徹底して争っても結局は島のなかで生きていかなければならない。大陸のように辺境に逃れることもできない。そこで争いから一歩引いた権威が保存されるのです。イギリスもまた島国でそのゆえにいったんは廃絶された王家がよみがえり、立憲君主として権威をもったのと同じことです。

南海   天皇はもともとは二、三世紀にこの地の支配者となった。その支配が、支配者側の文化や文物をおしつけるのではなく、逆に征服した土地の習俗、民俗を取り込み代表者、その文化の発信者としてふるまったのです。古代を経て鎌倉期以降は実際の支配権力は封建支配者や明治以降は近代資本家の手に移りますが、一方で最後の権威者として一貫して歴史のなかに存在し続けました。

北原   このあり方は支配者にとっては都合のよいものでした。しかし同時に民百姓のなかに人間原理が育ちません。日本の歴史は同化と差別の歴史でした。前にも言いましたが日本列島弧の少数民族はアイヌだけです。台湾島でも十を越える少数民族がいるのにです。それだけ古代から平安期にかけての同化政策、支配者の同化指向が強かったのです。天皇という一つの文化的権威を支配のてことする以上、同じ支配権力のもとに別の文化を認めることはできなかったのです。

国学者は明治革命期に天皇のもとの平等を掲げました。昭和維新もまた、その思想によって、金持ちやそれに使える役人支配を打倒しようとした。しかし、天皇の本質の一面は差別なのです。部落差別を典型とする差別です。それは単に人民同士を分断し対立させるといったことではなく、差別する側でもされる側でも人間としての尊厳を奪ってきたのです。天皇のもとの平等は空想でしかないのです。

南海   一君万民の国学思想は自己矛盾している。

北原   天皇制から自由になるとは、いわゆる反天皇を意味するものではありません。天皇制の基礎となる虚構から自由になることであり、天皇そのものとは、千八百年にわたってこの日本列島弧にともに暮らしてきたものとして、互いに認めあうということもありえます。これはこれから大いに議論すべきことです。

戦後民主主義や市民主義の運動はやはり底が浅く、それを深い根のあるものにしたいくこともまたこれからの問題です。問題はすべて開かれたままなのです。これまで書いてきたことをまとめておきます。

第一、
太平洋戦争は日本歴史上空前のことであった。古代以来の事々を総動員して闘った。そしてやぶれた。遂行する制度を支えた官僚制度は、結局は無責任の体制であり、そのもとでまことに多くの命が空しく失われた。
第二、
いずれにせよ昭和天皇は責任をとらねばならず、そのことにおいてのみ天皇の再生はありえた。しかしそれはなされなかった。
第三、
昭和天皇は退位できなかった。なぜか。戦後革命を恐れたからである。天皇が責任をとることによって天皇制を再生させることはできなかった。

北原  最近になって次のような報告を入手した。天木直人さんのメールマガジンである。これを傍証として紹介する。 皇統の保持を第一とした天皇とその周りの人間のためにポツダム宣言の受諾が遅れたのだ。七月に発せられたポツダム宣言を八月五日までに受諾していれば、ソ連の参戦もなく、広島・長崎の原爆投下もなかった。その昭和天皇が戦後広島を訪れたとき、人々は歓迎したのである!! これが戦後日本の実相であった。

天木直人のメールマガジン2010年11月15日発行第202号
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昭和天皇が反共だった事を示すエピソードをまた一つ見つけた
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テレビでおなじみの三宅久之という政治評論家が、「書けなかった特ダネ」と題する新書(青春新書)を出した。その表題につられて読んでみた。元毎日新聞政治部の記者というから、さぞかし面白い事が書かれていると思ったらがっかりさせられた。

「たかじんのそこまで言って委員会」、とか「ビートたけしのTVタックル」などという娯楽政治番組の常連に身をやつしてダメになったのか、あるいは年老いてすっかり政治部記者の頃の記憶が失せたのか、たいした「特ダネ」はなかった。

その中で一つだけ私が注目したエピソードがあった。

それは、日ソ国交回復を手がけた鳩山一郎が昭和天皇に日ソ交渉に反対されて狼狽したという秘話である。

これは私も知らなかった。その概略はこうだ。

1955年早春のある日、皇居での内奏からあたふたと官邸に戻ってきた鳩山一郎首相は顔を蒼白にして、「陛下は日ソ交渉に反対された」とうなだれた。側近の河野一郎農相(当時)が、その時の昭和天皇の発言を詳しく問いただした上で次のように鳩山首相 に進言する。

「総理、陛下のお言葉はご質問であり、ご意向の表明ではないのではないですか。政府の決定に陛下が反対されるのは、憲法上ありえないことですから。あくまでご質問だったことにして、日ソ交渉は予定通り進めましょう」

この一言が鳩山の背中を押して、日ソ国交回復の扉が開いた、という。この話は面白い。鳩山一郎よりも河野一郎のほうが政治家としてはるかに腹が据わっていたということだ。

それにしても昭和天皇の反共ぶりは凄い。ゼネストに恐れた昭和天皇が、日本国民は何をするかわからないからと言ってマッカーサーに日本の治安維持を頼んだという話は聞いた事がある。ソ連の日本占領を恐れた昭和天皇が、マッカーサーに在日米軍を認めるから守って欲しいと言って、「憲法9条があるじゃないですか。憲法9条は最強の安全保障政策ですよ」とたしなめられたという話は聞いた事がある。

そして今度のエピソードだ。

因みにこのエピソードに驚いたのは私だけではない。政治評論家の岩見隆夫氏が11月13日の「近聞遠見」で河野一郎の言葉は凄いという間接的な表現で、このエピソードの衝撃ぶりを書いていた。たしかにこれだけは「書けなかった特ダネ」に値する。


AozoraGakuen
2017-02-10

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/854.html
[戦争b24] 昭和天皇の生き様(青空学園) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3840] SElNQVpJTg 2023年10月08日 11:19:02 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[133]
いささか古い記事だが、考えさせられるものがあったので投稿。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/854.html#c1
[日政U2] 戦争板リンク:昭和天皇の生き様(青空学園)
昭和天皇の生き様(青空学園)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/854.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/816.html
[戦争b24] 昭和天皇の生き様(青空学園) HIMAZIN
2. HIMAZIN[3841] SElNQVpJTg 2023年10月08日 11:23:28 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[134]
参照。

天皇のためと信じて真剣に戦った若者ほど、敗けても責任を取らない天皇に怒っていた。(読む・考える・書く)
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/410.html
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/854.html#c2

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
114. HIMAZIN[3842] SElNQVpJTg 2023年10月08日 11:26:15 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[135]
>>113を投稿。

昭和天皇の生き様(青空学園)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/854.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c114

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
115. HIMAZIN[3843] SElNQVpJTg 2023年10月08日 11:27:13 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[136]
こちらも参照。

天皇のためと信じて真剣に戦った若者ほど、敗けても責任を取らない天皇に怒っていた。(読む・考える・書く)
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/410.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c115

[戦争b24] 新たな世界大戦への準備:ナチス・ニッポン枢軸の再構築(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1990.html

新たな世界大戦への準備:ナチス・ニッポン枢軸の再構築

<記事原文 寺島先生推薦>

The Preparation of a New World War: Reconstituting the Nazi-Nippon Axis
https://libya360.wordpress.com/2023/03/28/the-preparation-of-a-new-world-war-reconstituting-the-nazi-nippon-axis/

筆者:ティエリ・メイサン(Thierry Meyssan)
出典:INTERNATIONALIST 360°  2023年3月28日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年10月3日


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岸田首相、キエフに支援を申し出る


 米国は欧州連合(EU)の同盟国に対し、第三次世界大戦に備えるよう促している。「トゥキディデスの罠*」から抜け出して勝利したいのであれば、同盟国は第三次世界大戦に参戦するしかない。南米、アフリカ、アジアの多くの国家が「中立」を宣言する一方で、この騒ぎが同盟国を「味方につけておく」ためのただの演出にすぎないのでなければ。いま、この軍靴の音が日本の軍国主義者たちを煽り立てている。彼らは、ウクライナの「過激な民族主義者」たちのように、また戻ってきたのだ。
*古代アテナイの歴史家トゥキュディデスにちなむ言葉で、従来の覇権国家と台頭する新興国家が、戦争が不可避な状態にまで衝突する現象を指す。アメリカ合衆国の政治学者グレアム・アリソンが作った造語。(ウィキペディア)

 多極化世界の提唱者たちによる進展に直面し、「アメリカ帝国主義」の擁護者たちの反応は鈍くない。ここでは、ヨーロッパ共同市場の軍事構造への転換と、第二次世界大戦中の枢軸国の改革という2つの作戦を分析する。この第二の側面は、新たなアクターを登場させる: 日本である。


欧州連合の変化

 1949年、アメリカとイギリスは北大西洋条約機構(NATO)を創設した。NATOにはカナダと、西ヨーロッパで解放した国々が含まれていた。NATO諸国にとっては、自国を守ることではなく、ソ連への攻撃を準備することが問題だった。ソ連は、ワルシャワ条約機構を創設することで対抗した。

 1950年、朝鮮戦争が始まると、アメリカは紛争をドイツ民主共和国(通称「東ドイツ」)まで拡大することを計画した。そのためには、フランス、ベルギー、ルクセンブルクの反対にもかかわらず、ドイツ連邦共和国(通称「西ドイツ」)を再武装させる必要があった。そのため、彼らは欧州防衛共同体(EDC)の創設を提案したが、ゴーリストとフランス共産主義者の抵抗に遭い、失敗に終わった。

 同時に彼らは、マーシャル・プランによって西ヨーロッパの再建を支援した。この計画には、ヨーロッパ共同市場の建設を含む多くの秘密条項が含まれていた。ワシントンは西ヨーロッパを経済的に支配し、かつ共産主義の影響やソ連の帝国主義から政治的に守りたかったのだ。欧州経済共同体(後の欧州連合)は、軍事面ではNATOを擁するアメリカの建前上の民間側を形成している。欧州委員会は、欧州連合における国や政府の首脳の行政機関ではなく、首脳と大西洋同盟との接点である。軍備や建設だけでなく、装備、衣服、食料などに関する欧州の基準は、最初はルクセンブルクで、次にベルギーで、NATO諸機関によって制定される。それらは欧州委員会に送られ、現在は、欧州議会で承認される。

 ソビエト連邦が崩壊しつつあった1989年、フランスのフランソワ・ミッテラン大統領とドイツのヘルムート・コール首相は、西ヨーロッパをアメリカの支配から解放し、ワシントンに対抗できるようにしようと考えた。この条約の交渉は、ドイツ四分割占領の終結(1990年9月12日)、両ドイツの再統一(1990年10月3日)、ワルシャワ条約(政治部門)の解消(1991年7月1日)と時期が同じだった。ワシントンは、マーストリヒト条約*がアメリカの軍事支配を認めるという条件で、この条約を受け入れた。西ヨーロッパ諸国もこの原則を受け入れた。
*1991年12月、オランダのマーストリヒトにおけるEC(欧州共同体)首脳会議で合意された欧州連合条約の通称。ECの経済・政治統合の推進を目的として、EU(欧州連合)の創設、経済・通貨同盟の設定、共通の外交・安全保障政策、欧州市民権などを規定。のちにアムステルダム条約やニース条約へ発展した。

 しかし、ワシントンはミッテラン・コールのペアに不信感を抱き、土壇場でEUにワルシャワ条約の旧加盟国すべて、さらには旧ソ連から生まれた新しい独立国家を含めるよう要求した。これらの国々は、マーストリヒト交渉団の願望を共有していなかった。実際、これらの国々は交渉団を疑っている。これらの国々はドイツとロシアの影響から自由になりたいと考えているのだ。彼らは自国の防衛を「アメリカの傘」に頼っている。

 2003年、ワシントンはスペインのEU議長国(社会党のフェリペ・ゴンサレス)とハビエル・ソラナ共通外交・安全保障政策上級代表を利用して、ジョージ・W・ブッシュ米大統領の国家安全保障戦略に倣った「欧州安全保障戦略」を採択させた。フェデリカ・モゲリーニ上級代表は2016年にこの文書を改訂した。

 2022年、ウクライナ戦争中、米国は朝鮮戦争の時と同様に、ロシア(ソ連の後継国)に対するドイツの再軍備の必要性を再び感じた。そこで彼らは、今度は慎重にEUを変革しようとしている。フランスのエマニュエル・マクロン大統領の任期中に、彼らは「戦略的羅針盤」を提案した。これが採択されたのは、ロシアのウクライナ介入からわずか1カ月後のことだった。EU加盟国は、協力するのか、それとも統合するのか、いまだに正確にわかっていないからだ。(ヘンリー・キッシンジャーが言うところの「建設的曖昧さ」だろう。)

 2023年3月、ジョゼップ・ボレル現欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表は、第1回「安全保障と防衛に関するロバート・シューマン・フォーラム」を開催した。EU加盟国の国防相や外相が多数参加している。親米派の非EU欧州諸国に加え、アンゴラ、ガーナ、モザンビーク、ニジェール、ナイジェリア、ルワンダ、セネガル、ソマリア、エジプト、チリ、ペルー、グルジア、インドネシア、日本など、多くの国々が閣僚レベルで参加している。NATOに加え、ASEAN、湾岸協力会議、アフリカ連合も参加している。とりわけアラブ連盟は事務総長を派遣する。



 このフォーラムの明確な目的は、「多国間主義と規則に基づく国際秩序」を擁護することであり、また「国際法に基づく多極化世界」というロシアと中国の事業計画を糾弾する上品な方法でもある。

 COVIDの流行に伴い、欧州連合は既存の条約で予想されていなかった健康分野における権限をすでに自分のものとしている。私はこの流行の冒頭で、健康な人々の監禁という措置は歴史上前例がないと説明した。この措置は、ギリアド・サイエンシズの前代表であり、ドナルド・ラムズフェルド前国防長官の要請により、CEPI(Coalition for Epidemic Preparedness Innovations)の監督者となったリチャード・ハチェット博士によって考案されたものであり、世界的にこの措置を開始した人物である[1]。残念ながら、この報告書が引き起こした反応からしか知ることができないが、2005年の彼の機密報告書によれば、健康な一般市民を自宅に閉じ込めることで、移転可能な仕事を特定し、西側諸国の消費財産業を閉鎖し、労働力を防衛産業に集中させることになっていた。しかし、欧州連合はまだその段階には達していないが、既存の条約で予想されていなかった公衆衛生権限を自分のものとし、何の抗議も引き起こすことなく、今、軍事大国になれるように条約の文面解釈の作業中である。

 先週のシューマン・フォーラムで、ジョゼップ・ボレルは「戦略指針」の実施に関する最初の報告書を発表した。この構想は、情報機関を含む各国の軍隊を、協力ではなく統合の精神で調整することである。エマニュエル・マクロンの事業計画は、シャルル・ドゴールとフランス共産党の事業計画を葬り去った。「国防のヨーロッパ」は今や、EU加盟国の作戦部隊を欧州連合軍最高司令官(SACEUR)、現在のクリストファー・G・カヴォリ米大将の権限下に置くだけでなく、以前は各国議会の責任であったすべての資金調達に関する決定、さらには加盟国の行政機関の責任であった軍備や組織に関する決定を掌握することを目的とした活動理念のように見える。こうして連邦は、誰が指揮を執るのかわからないまま、共通の軍隊を組織することになる。


ナチス・日本枢軸の再構築

 第二次世界大戦といえば、ヨーロッパでは1939年と1945年を思い浮かべる。これは絶対に間違っている。戦争は1931年、日本の将兵が満州で中国兵を攻撃したことから始まった。これは軍国主義派による日本の文民権力の最初の行き過ぎであり、その数ヵ月後、軍人集団による文民首相の暗殺によって増幅された。数年後、日本は軍国主義的で拡張主義的な大国へと変貌した。この戦争は、1945年のソ連赤軍による満州解放では終わらなかった。実際、アメリカは日本のソ連への降伏を阻止し、降伏が自国の将兵の前でしか行なわれないようにするため、2発の原爆を使用した。1946年まで戦い続けたのは、それまで太平洋であまり戦ってこなかったアメリカに降伏することを多くの日本人が拒んだからだ。第二次世界大戦は1931年から1946年まで続いた。もし我々がこのような日付の間違いを犯すとすれば、その理由は、ローマ・ベルリン・東京枢軸国(「三国同盟」)が、ハンガリー、スロバキア、ブルガリア、ルーマニアがすぐにそれに加わったことで、初めてグローバル化したからである。

 枢軸国の根底にあったのは、メンバーの利害の不一致ではなく、強さという妄信だった。今日、枢軸を改革するためには、この妄信を共有する人々を団結させなければならない。

 1946年にアメリカが日本を占領したとき、最初に考えたのは、日本から軍国主義的な要素を一掃することだった。しかし、朝鮮戦争が勃発すると、アメリカは共産主義と戦うために日本を利用することを決めた。当時、進行中だった裁判を終わらせ、5万5千人の高官を免罪した。ヨーロッパにおけるマーシャル・プランに相当するドッジ・プランを実施したのだ。この政策変更の幸運な受益者の一人が池田勇人で、彼は首相に就任し、日本経済を回復させた。彼はCIAの助けを借りて自由民主党を結成した。この政党から安倍晋三首相(2012-20年)と後継者の岸田文雄(2020年-)が誕生した。

 岸田はこのほどウクライナを突然に訪問した。戦争が始まって以来、アジアの首脳がウクライナを訪問するのは初めてである。彼はブチャの集団墓地を訪れ、「ロシアによる虐待」の犠牲者の家族に哀悼の意を表した。多くの分析家は、この訪問は日本で開催されるG7サミットの準備だと解釈している。ただし、それがはるかに先を行く可能性はある。

 岸田文雄首相とヴォロディミル・ゼレンスキーは最終コミュニケで、「欧州大西洋とインド太平洋の安全保障の不可分性」と「台湾海峡の平和と安定の重要性」を強調している。彼らにとっては、ウクライナをロシアから守るだけでなく、日本を中国から守ることも問題なのだ。このコミュニケは、ウクライナの「完全な民族主義者」[2]であるナチスの後継者たちと、昭和時代の民族主義者の後継者たちとの新たな同盟の基礎を築くものである。今日のウクライナは、人種差別を明文化した憲法を持つ世界で唯一の国家である。1996年に採択され、2020年に改正されたこの憲法は、第16条で「ウクライナ人の遺伝的遺産の保存は国家の責任である」と述べている。ウクライナのナチス首相ヤロスラフ・ステツコの未亡人がこの条項を書いている。

 対照的に、日本国憲法は第9条で戦争を放棄している。しかし、安倍晋三と岸田文雄はこの条項を撤廃するための闘いを始めた。とりわけ、殺傷力のある防衛装備品の移転は不可能であるため、岸田はキエフに約71億ドルの人道的・財政的援助を申し出た。彼が今週できたのは、殺傷力のない軍備に関して、3000万ドル相当の備蓄品の出荷を発表することだけだった。

 このような日本の再軍国主義化は、すでにウクライナを支持する側にいるワシントンによって支持されている。ラーム・エマニュエル駐日米国大使は、「岸田首相は、ウクライナの人々を守り、国連憲章に謳われた普遍的価値を促進するために、ウクライナへの歴史的訪問の最中だ......約900キロ離れたモスクワでは、別の、より邪悪な協力関係が形成されつつある」(プーチン-習近平首脳会談を指す)とツイートした。

 一方、中国外務省の王維斌報道官は逆に、首相の外遊について「日本が事態の宥和を求めることを望むが、その逆ではない」と述べた。ロシア側は、戦略爆撃機2機を約7時間にわたって日本海上空に飛ばした。


翻訳:ロジャー・ラガセ

この記事は「中東は西側から脱却しつつある」(2023年3月14日)の次のものである。

[1] 「Covid-19と赤い夜明けの電子メール」、ティエリ・メイサン著、ロジャー・ラガセ訳、ヴォルテール・ネットワーク、2020年4月28日。
[2] 「ウクライナの完全な民族主義者とは何者か」、ティエリ・メイサン著、ロジェ・ラガセ訳、『ヴォルテール・ネットワーク』、2022年11月15日
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/855.html
[戦争b24] 新たな世界大戦への準備:ナチス・ニッポン枢軸の再構築(寺島メソッド翻訳NEWS) HIMAZIN
1. HIMAZIN[3844] SElNQVpJTg 2023年10月08日 12:12:11 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[137]
>1946年まで戦い続けたのは、それまで太平洋であまり戦ってこなかったアメリカに降伏することを多くの日本人が拒んだからだ。第二次世界大戦は1931年から1946年まで続いた。

1946年まで続いたとしたところが良くわからなかった。わかる人がいたら教えていただきたい。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/855.html#c1

[日政U2] 戦争板リンク:新たな世界大戦への準備:ナチス・ニッポン枢軸の再構築(寺島メソッド翻訳NEWS)
新たな世界大戦への準備:ナチス・ニッポン枢軸の再構築(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/855.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/817.html
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
116. HIMAZIN[3845] SElNQVpJTg 2023年10月08日 12:15:45 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[138]
戦後のケジメをつけるなかったために新たな軍靴の足音が目の前に迫っている。

新たな世界大戦への準備:ナチス・ニッポン枢軸の再構築(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/855.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c116

[戦争b24] 「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島の原爆資料館で憤った。(ハフポスト) HIMAZIN
63. HIMAZIN[3846] SElNQVpJTg 2023年10月08日 15:51:28 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[139]
>>62

>ZjViLjVTN24yZ0k=

日本は民主主義の皮を被ったアメリカ植民地で、欧米は民主主義の皮を被った植民地帝国主義だよ。
何今更子供みたいなお題目となえてんだ。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/844.html#c63

[国際33] 「モンゴル人種に属すロシア人」を殺す必要性を訴えたウクライナ軍の米人報道官(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
13. HIMAZIN[3847] SElNQVpJTg 2023年10月08日 20:07:15 : tOdxUIYXV0 : M2VmT09ZS3BSRS4=[1]
白人サマの元を辿ってもバイキングとか、フン族に追い出されたゲルマン系だろうに。何か威張れる要素でもあるのか?
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/536.html#c13
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
125. HIMAZIN[3848] SElNQVpJTg 2023年10月09日 01:11:02 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[140]
<△22行くらい>
>>119

>RTVRTTl4YjVvZGs=

お前さん、頭大丈夫か?
影響力があるから大問題になるんだよ。力のないそこら辺のおっさんが言っても無視されて終わりだけどね。
逆に、お前さんは天皇が「戦争せよ!」と言っても、そんな力はないからと不問にするつもり?

>暇人さんはレスバトルで勝利するのが目的ではないのですよね?

レスバトルで勝利するのが目的なのはお前さんでしょう。(笑)
私は>>74で以下のように歩み寄りの姿勢は見せてるんですよ。

>貴方は話が通じそうに見受けられますが、天皇制に関しては考えが合わないようですね。

それなのに、余程負けず嫌いなのか次々とツッコミどころのあるネタ投下してくるから終わりゃしない。
逆に言うと、今更そんな泣き言いうなら、以下の発言はお前さんの言い逃れに過ぎないということ。

>>104
>わざと曲解しようとしていませんか?

で、こちら。

>今の暇人さんの戦争に絶対的な正義があるという考えと、過去に囚われた考え方を捨てない限りは他国との外交関係を一から築き上げる事は不可能でしょうね。

曲解してるのはお前さんね。(笑)
私は戦争に絶対的な正義があるなんて言ってませんよ。>>108参照。

「過去に囚われた考え方」云々についてだけど、何度も現在と繋がり未来に書こんを残すと書いてるよね。読解力ないの?それとも都合が悪すぎるから見なかったことにしたいの?
そうなったら、>>74の「貴方は話が通じそうに見受けられます」を撤回しないといけないね。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c125

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
126. HIMAZIN[3849] SElNQVpJTg 2023年10月09日 01:19:47 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[141]
>>124

完全に横槍になるけど、日本の独立についての私の考えは>>74で書いた以下ね。
まずは朝鮮戦争の終結ですね。これで恒久的な米軍駐留の条件がなくなります。

>朝鮮戦争の終結。日米安保と付随する日米地位協定の破棄。在日米軍の段階的縮小と撤退。現実にはこれらが必要と考えます。
>天皇制はそのタイミングで廃止でいいでしょう。

そんなに感情的ではないと思う。(笑)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c126

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
127. HIMAZIN[3850] SElNQVpJTg 2023年10月09日 01:23:21 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[142]
>>119

>RTVRTTl4YjVvZGs=

まだ話が通じそうだと一縷の望みをかけるんで、>>111,>>113>>114>>115>>116も参照してね。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c127

[カルト47] 朝日、パレスチナ、我々はラエルの度重なる犯罪に黙っていない、イランも支援。事実上のくそラエルとイランの戦争という感じで… ポスト米英時代
3. HIMAZIN[3851] SElNQVpJTg 2023年10月09日 01:29:27 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[143]
ユダヤ人が迫害された可哀想な民族というなら、迫害したヨーロッパが土地と財産を差し出して責任持てばいい。
現代の十字軍といった風情でパレスチナを線量したのがそもそもの間違い。ヨーロッパに帰れ。
http://www.asyura2.com/23/cult47/msg/652.html#c3
[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
128. HIMAZIN[3852] SElNQVpJTg 2023年10月09日 01:36:22 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[144]
もうすぐ戦後80年。戦争を体験した世代はほぼ鬼籍。
この段階で過去を水に流すとか、昔のことを蒸し返すなといった話に乗っかるのはとても危険。>>116のような悍ましい動きもあるので。
権力者は自分に都合の悪いことは有耶無耶にしたい、忘れさせたいからね。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c128
[国際33] 知らないのは日本人だけ。欧米はビジネスの道具として「憎しみ」を操っている(鈴木傾城)ロシアとウクライナの戦争は、軍事国… てんさい(い)
5. HIMAZIN[3853] SElNQVpJTg 2023年10月09日 01:45:52 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[145]
>>2

アメリカが自国の化石燃料を西組の仲間に分配して不足分の埋め合わせをすればいい。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/544.html#c5

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
132. HIMAZIN[3854] SElNQVpJTg 2023年10月09日 10:05:02 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[146]
<△24行くらい>
>>129

>ちゃんと天皇は政府の統制下にあるという事です

>>114から一部抜粋するね。
ヒロヒトが政治的発言をして当時の首相が狼狽したという話。
憲法があるからギリギリ統制されている、という点ではお前さんの言うとおりかもしれんが、9条が蔑ろにされて自衛隊が戦場に送られたりしているのでそれも危うい。
なによりも本投稿にあるように、日本は法治国家としては中世なみに未熟。
しかも、あわよくば戦争出来るように改悪しようと自民党が虎視眈々と狙っている。
流石に大日本低国みたく天皇が絶大な権力を握ることはないだろうと信じたいが、自衛隊のこともあるし、憲法がウヤムヤにされて戦争のための錦の御幡に字義通りされることは十二分にありうる。>>116のような動きもあるからね。
その時、日本人は反対できるかな?
ウクライナ問題での煽られやすさを考えるとそれも危うい。

以下、>>114からの抜粋文。

1955年早春のある日、皇居での内奏からあたふたと官邸に戻ってきた鳩山一郎首相は顔を蒼白にして、「陛下は日ソ交渉に反対された」とうなだれた。側近の河野一郎農相(当時)が、その時の昭和天皇の発言を詳しく問いただした上で次のように鳩山首相 に進言する

「総理、陛下のお言葉はご質問であり、ご意向の表明ではないのではないですか。政府の決定に陛下が反対されるのは、憲法上ありえないことですから。あくまでご質問だったことにして、日ソ交渉は予定通り進めましょう」

この一言が鳩山の背中を押して、日ソ国交回復の扉が開いた、という。この話は面白い。鳩山一郎よりも河野一郎のほうが政治家としてはるかに腹が据わっていたということだ。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c132

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
133. HIMAZIN[3855] SElNQVpJTg 2023年10月09日 10:13:27 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[147]
>>129

>日本は経済制裁を食らいました。経済制裁は開戦の理由足る攻撃ですよ。

日米開戦の話?
第二次世界大戦はどこから始まったかという定義にもかかわるけど、私の認識では最低でも日華事変だね。満州事変、朝鮮併合までいくと遡りすぎになるかもだが、日本の侵略という点では一連の流れになっている。

そこに大義名分なり正義なりあると思ってるのかな?私は無いと考えてる。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c133

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
134. HIMAZIN[3856] SElNQVpJTg 2023年10月09日 10:30:28 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[148]
<△26行くらい>
>>129

>天皇がいようが現状世界で一番多くの国と国交を結んでいます。
>世界で一番友好的な国なんですよ。
>数十年も他国に侵略されていない平和な国なんですよ。

>>116から一部抜粋。
戦後のツケを払わなかったために再軍国化が危うい。

そして、>>132にも書いたようにマスゴミに煽られたら大多数の日本人は簡単に乗せられそうだし、>>128に書いたように戦時中の当事者がほぼ鬼籍に入ることで都合の悪いことは忘れ去られ、大東亜低国の夢よもう一度、といったおぞましすぎることにもなりかねない。

アメリカの尻馬にのり中露朝への挑発行為もしてるし、友好的で平和的とも言いがたい極めて危ない状況にある。

対照的に、日本国憲法は第9条で戦争を放棄している。しかし、安倍晋三と岸田文雄はこの条項を撤廃するための闘いを始めた。とりわけ、殺傷力のある防衛装備品の移転は不可能であるため、岸田はキエフに約71億ドルの人道的・財政的援助を申し出た。彼が今週できたのは、殺傷力のない軍備に関して、3000万ドル相当の備蓄品の出荷を発表することだけだった。

 このような日本の再軍国主義化は、すでにウクライナを支持する側にいるワシントンによって支持されている。ラーム・エマニュエル駐日米国大使は、「岸田首相は、ウクライナの人々を守り、国連憲章に謳われた普遍的価値を促進するために、ウクライナへの歴史的訪問の最中だ......約900キロ離れたモスクワでは、別の、より邪悪な協力関係が形成されつつある」(プーチン-習近平首脳会談を指す)とツイートした。

一方、中国外務省の王維斌報道官は逆に、首相の外遊について「日本が事態の宥和を求めることを望むが、その逆ではない」と述べた。ロシア側は、戦略爆撃機2機を約7時間にわたって日本海上空に飛ばした。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c134

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
135. HIMAZIN[3857] SElNQVpJTg 2023年10月09日 11:28:14 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[149]
<■55行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>>130

>実際に天皇制廃止派同士が何か建設的な意見の一つも出していますか?

デメリットの排除は充分建設的だと思うけど?
>>111>>113>>114>>115>>116に提示したような問題も解消もしくは軽減できる。

建設的な意見な意見がほしいならこちら。

・特権階級の廃止による真に方のもとに平等な国家の建設。

天皇制を廃止し、一市民になってもらうことで日本という国家において法的に特権階級はなくなる。
いろいろと難しい面はあるだろうが、天皇に付随する利権や閨閥も縮小・解消に向かわせる第一歩になるだろう。

・侵略国家に回帰しないという近隣諸国への明示的な決意表明。

未だに政権の閣僚から当時の戦争は正しかっただの靖国参拝問題など、近隣諸国への挑発・不信に繋がる言動が多く、外交上の大きなデメリットとなっている。
更に、>>116にも提示したように、現在急速に大日本低国当時の悍ましい再現がなされている。
天皇制を廃止すればあの頃には戻らない、大日本低国は再現しないという明白な決意表明となり、そのメリットは計り知れない。
世界的にヒトラーとヒロヒトは同類項で語られるからね。>>111参照。

・日本人の倫理観の再構築。

またまた>>114から抜粋。戦後くケジメをつけるとはこういうこと。
私は現役のされリーマンなんだけど、上が責任とらないで下にそのしわ寄せが行くなんてザラだよ。そういった社会の腐敗の根源には「戦争を指導した連中は、昭和天皇が責任を追及されないなら、おれたちだって免責だと考えてしまった。日本の倫理的な腐敗がそこから始まったと思う」といったことがあると考える。こんな記載もあるね。

「過去の最高の責任者がその責任をとろうとせず、国民もまた責任をとらせようとせず、たがいにあいまいのうちに葬り去るならば、どうして真の民主国家が建設されようか」

とりあえず建設的な意見を三つ提示しました。

以下、>>114の抜粋。

前に『青空学園だより』に載せた飯田進さんの本の書評で私も小田実と同様のことを書きました。

『魂鎮への道−BC級戦犯が問い続ける戦争』(飯田進著、岩波現代文庫、2009)を読む。最初は1997年に発刊され、今回文庫に収録されたのである。これは歴史を主体的に記述したという意味で本当の歴史書である。

彼は日本の戦後に違和感をもって生きてきた。 《中略》 本当に死者を追悼しその死を無駄にしない道はただ一つ。あの戦争に向きあい、あの戦争を遂行したものの責任を暴き、責任をとらせ、人間としての道理をうち立てることでしかない。これが飯田さんの経験に裏づけられた主張である。飯田さんは、無謀な作戦計画を作った大本営参謀の責任だけではなく、昭和天皇の責任も問う。昭和天皇が終生その責任を明らかにしなかった結果、「戦争を指導した連中は、昭和天皇が責任を追及されないなら、おれたちだって免責だと考えてしまった。日本の倫理的な腐敗がそこから始まったと思う」という。

《中略》

南海   敗戦直後にも天皇が責任をとって退位すべきであるという意見が出されていました。1948年6月頃、東大総長南原繁の「天皇は退位すべきであると思う」との談話が朝日新聞に載っている。熱心な天皇制支持者だった南原は、天皇制を「祖国再建の精神的な礎」とするため、天皇は道義的責任をとって退位すべきだと考えていた(奥平康弘『「万世一系」の研究』)。天皇制を支持するがゆえに退位すべきと考える。これは筋の通った考え方であった。

南原は天皇が責任をとることなく居座ることが、結局天皇制を衰退させると考えていたし、これは正しかったのです。

同じ年の8月26日付読売新聞は東大教授(のちに最高裁長官)横田喜三郎の「天皇退位論」を掲載した。「過去の最高の責任者がその責任をとろうとせず、国民もまた責任をとらせようとせず、たがいにあいまいのうちに葬り去るならば、どうして真の民主国家が建設されようか」。まことに正論です。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c135

[戦争b24] 「戦争状態」とイスラエル首相 ガザからロケット弾2千発で報復(東京新聞・共同) 蒲田の富士山
20. HIMAZIN[3858] SElNQVpJTg 2023年10月09日 12:07:40 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[150]
こんな情報もあるので要注意。今後も目を離せない。

イスラエルはわざとハマスを侵入させている?
https://cocorofeel.blog.fc2.com/blog-entry-25470.html
やはり、イスラエルはわざとハマスを侵入させていた
https://cocorofeel.blog.fc2.com/blog-entry-25474.html
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/852.html#c20

[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
106. HIMAZIN[3859] SElNQVpJTg 2023年10月09日 12:22:36 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[151]
>>104

一度こちらで歩み寄りの姿勢は見せたんですけどね。
とことんまでやってるのは、「天皇制反対を唱えるのは頭がオカシイやつ」みたいな風潮にされたくないというのもあります。この件、ANさん、リッキさんにも賛同いただけてないんで。(笑)

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c74
(一部抜粋)
貴方は話が通じそうに見受けられますが、天皇制に関しては考えが合わないようですね。
実際、この手の話は大抵反発されますが、天皇制を乗り越えないと日本は先に進めないと思います。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c106

[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
107. HIMAZIN[3860] SElNQVpJTg 2023年10月09日 12:23:28 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[152]
間違えた。失礼しました。

リッキさん ⇒ リックさん
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c107

[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
108. HIMAZIN[3861] SElNQVpJTg 2023年10月09日 12:30:03 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[153]
>>105

>猫は中坊だと思います

もっと上じゃないかな。それなりの知識はありそうだし、キャラ作りも出来ている。
まあ、>>100だけなら完全に中坊だけど。(笑)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c108

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
137. HIMAZIN[3862] SElNQVpJTg 2023年10月09日 16:22:57 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[154]
>>136

>天皇制を廃止すれば、日本人は本当にマスコミの煽りに乗らなくなりますか?
>その因果関係を証明できますか?

曲解もしくはすり替えの典型。
天皇制の一番危ういところは再軍国化に利用されること。錦の御旗として。
そしてアメリカに利用される。マスコミの煽り云々はそのための手段の一つ。
アメリカ・天皇・自民党・官僚・マスゴミは癒着している。
だから、独立のための条件として、朝鮮戦争の終結、日米安保と付随する日米地位協定の破棄、在日米軍の段階的縮小と撤退、とともに天皇制の廃止も入れている。
アメリカ抜きの再軍国化も望んでいないからね。

>本当にそれだけの説明で大衆の支持が得られるとお思いですか?
>その説明で日本人が戦争をしなくなるとお思いですか?

だれもそんなくと言ってないでしょ。(笑)
お前さんが>>130で「実際に天皇制廃止派同士が何か建設的な意見の一つも出していますか?」と言ったから三つ提示したんだけど、何か不満でもあるの?

で、私は>>127で参照リンク提示したんだけどそちらには目もくれてないわけだ。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c137

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
138. HIMAZIN[3863] SElNQVpJTg 2023年10月09日 17:08:02 : BG2QBRUh96 : QlRtUzhpbldudFk=[1]
>>136

こっちは色々書かせてもらったり、リンク紹介したりしたけど、要点だけで反論がそれだけってことは、ネタ出尽くしたということでいいのかな?

こちらはもうお前さんとやり取りする意味無いんだけど。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c138

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
142. HIMAZIN[3864] SElNQVpJTg 2023年10月09日 20:25:18 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[155]
>>139

いつから私が手動して議論を進める話になったのか教えてくださいな。(笑)
お前さんが>>136で突然言い出しただけじゃないか。
>>119の言葉をそのまま返す。

「レスバトルで勝利するのが目的ではないのですよね?」
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c142

[議論31] 中世ジャップランド(ニコニコ大百科) HIMAZIN
145. HIMAZIN[3865] SElNQVpJTg 2023年10月10日 03:01:54 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[156]
>>144

>RTVRTTl4YjVvZGs=

何であたかも私が悪いみたいな話になってるの。(笑)

>私が何故要点だけ書いて本題以外の反論をしなかった

都合が悪いことは触れたくないからでしょ。
>>137>>138でも触れたけど、結局お前さんは自分に都合が悪い話はすべて無視。

そんな態度で「一緒に考えましょう」と言われても、ここまでのやりとりでお前さんの人間性に信がおけないので到底無理。
自慰行為につき合うつもりはありません。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/822.html#c145

[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
112. HIMAZIN[3867] SElNQVpJTg 2023年10月10日 18:01:11 : zuoZ9QeuiE : a0x6WXRGcGc2TU0=[2]
>>111

エロは否定しないんで、ポルノ板?のようなふさわしいとこでお願いします。(笑)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c112

[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
117. HIMAZIN[3868] SElNQVpJTg 2023年10月11日 18:43:40 : 1TRan1N8so : eURhcW9UejBDVG8=[1]
>>116

> 2人とも反対はしてませんよね。 灰色(半導体)なんですよね。

そこも理解してるつもりです。私も灰色は多いのし、内容的にややこしいとこだとも思うので。

>RTVは、アラジンと共通部分が多い印象でした。 親類ですかね。

あまりそれは感じなかったですね。
というよりもアラジン2さんが極端すぎるだけなんですが。(笑)

> 阿修羅は裏の情報を得るのが収穫ですが、訪れる人を見るのも勉強ですね。

投稿に対する反応を見るだけで閲覧者の傾向を考えるのもいいかもですね。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c117

[議論31] 管理板の場外戦(その5)
こちらの続き。


管理板の場外戦(その4)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html

要望があったためフォローアップ投稿で継続。
今後も管理版が荒れる気配は大いにあるので予防は必要。ただし、本当に退避してもらいたい御仁は当面出入り禁止なので実質雑談スレ。(笑)    
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/823.html
[議論31] 管理板の場外戦(その4) HIMAZIN
148. HIMAZIN[3869] SElNQVpJTg 2023年10月13日 07:17:48 : ymQjvfrHV2 : Mm9ZRk1uNlgwSVk=[1]
頃合いと見て続きを立ち上げました。

管理板の場外戦(その5)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/823.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/821.html#c148

[戦争b24] イスラエル、戦争犯罪を告白(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-085f76.html

イスラエル、戦争犯罪を告白

2023年10月10日
Moon of Alabama

 いや、そうではない。イスラエルは戦争犯罪を告白していない。イスラエルは決して告白しない。イスラエルは戦争犯罪を行うと誇らしげに発表した。

 ガザ地区で戦闘機が大規模爆撃作戦を開始する中、イスラエル国防相はパレスチナ人を「人獣」と表現し「それに合わせて行動する」と誓った。

 2007年以来イスラエルによる封鎖下にある約2平方キロで、230万人のパレスチナ人が暮らすガザ地区の「完全包囲」をヨアヴ・ギャラント国防相は宣言した。

 「私はガザ地区の完全包囲を命じた。電気も食料も燃料もなく全て閉鎖される」とギャラントは述べた。

 「我々は人獣と戦っており、それに応じて行動している」と彼は補足した。

 月曜朝、イスラエル空軍は過去20時間で2,000発の砲弾と1,000トン以上の爆弾をガザに投下し、20棟の高層住宅、モスク、病院、銀行、その他の民間インフラを砲撃したと述べた。

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ラギプ・ソイル @ragipsoylu - 2023年10月10日 13:37 UTC

イスラエル軍報道官ダニエル・ハガリは、ガザ地区攻撃で軍は数百トンの爆弾を投下し、「正確さではなく被害に重点を置いている」と述べた。
— ハアレツ紙

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 ハアレツ紙解説者ギデオン・レヴィ。
 イスラエルは悲惨な代償を払わずには200万人のガザ人を監禁できない(アーカイブ)

...
 土曜日、既に彼らはガザ近隣全体を一掃し、ガザ地区を占領し「これまで罰せられたことのない」ガザを罰することを話し合っていた。しかし、イスラエルは1948年以来、ガザを罰するのをやめていない。

 75年間の虐待の後、一層酷いシナリオが再びガザを待っている。「ガザを平たんにする」という脅しは、ただ一つのことを証明している。我々は何も学んでいないのだ。イスラエルはまたしても高い代償を払うにもかかわらず、傲慢さは変わらない。

 起きたことに対しベンヤミン・ネタニヤフ首相は非常に大きな責任を負っており代償を払わなければならないが、それは彼から始まったわけではなく、彼が行った後終わることもない。今我々はイスラエル人犠牲者のために強く叫ばなければならないが、ガザのためにも叫ぶべきだ。

 ガザ住民のほとんどはイスラエルに生み出された難民だ。ガザは一日の自由も知らない。

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 イスラエル政府は更に36万人の予備兵を召集し、合計66万人の予備兵と17万人の正規兵だ。イスラエルの全労働者数は440万人だ。

 これは一、二週間以上持続するのは不可能だ。全労働力の15%にあたる66万人、その大半若者が突然不在となり、イスラエル経済は即座に低迷するだろう。通貨シェケルとイスラエル株式市場は既に大幅下落しており、中央銀行は通貨を安定させるため介入しなければならなかった。

 一方、ガザにいる合計230万人のパレスチナ人のうち20万人が現在住む家を失っている。イスラエルは爆撃で住まいを木っ端みじんにした、彼らには行くところがない。

 数日前、ガザ住民に退去するようネタニヤフは言った。理論的に彼らが行ける唯一の場所はエジプトだ。今日イスラエルはガザとエジプト間のラファ国境検問所を爆撃した。

 ガザへの地上侵攻は困難で、双方の虐殺につながる可能性がある。レバノンとシリアのヒズボラは、ガザへの地上侵攻を介入理由と見なす可能性が高い。彼らは正確でイスラエルのどこでも到達できるミサイルとドローンを保有している。そこでイスラエルはシリア政府を攻撃して報復する可能性がある。イランとロシアはそれによって戦争に巻き込まれることになろう。もちろん、アメリカはイスラエル側につくはずだ。

 この戦争は本当にエスカレートしかねず、しかもすぐエスカレートしかねない。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/10/israel-confesses-war-crime.html#more

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 Alex ChristoforouのYouTube、冒頭のカービー戦略広報調整官発言「必要な限り支援する」ではなく「無限ではない」「限界 end of rope」という表現に変化。IMFに税金他を上げろと指示されたゼレンスキー、イスラエル訪問で団結アピールを狙う。

Elensky solidarity tour. IMF, UKR raise taxes. NYT, Russian economy beats US/EU. Gaza corridor. 40:07

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

米英独仏伊首脳は9日電話会談し、「ハマスによる恐ろしいテロ行為への明白な非難」イスラエルへの「揺るぎない結束表明、他方トルコ大統領はイスラエルのガザ封鎖と爆撃は「虐殺」と発言。アラブ連盟は、イスラエルに対し、ガザへの攻撃を即座に停止要請の声明。

 日刊IWJガイド

「だれが戦争をしたがっているのか? 中東でも米国とイランの代理戦争の構図を作りたがっている勢力が米国内とイスラエルに存在する!」

はじめに〜だれが戦争をしたがっているのか? 中東でも米国とイランの代理戦争の構図を作りたがっている勢力が米国内とイスラエルに存在する! 日本の大手メディアは、ハマス極悪非道のプロパガンダ一色!

<号外報告>「イスラエルのギャラント国防大臣は、パレスチナ人を「ヒューマンアニマルズ(人畜)」と呼ぶ! しかしこの発言を日本のマスメディアはまったく報じず! 東京経済大学の早尾貴紀教授に取材!」を昨夜お送りしました!

IWJは消滅の危機に直面! 前期は2200万円を超える赤字に! 岩上安身は難病の次女の存在をカムアウトし、自らが背負う責任と使命についての思いを告白! 今期は徹底的な支出カットをしても、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円の連帯保証人は岩上安身個人! 岩上安身個人がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければ、IWJも岩上安身も破産ですし、難病の次女も守れません! 必ずやサバイバルします!
どうか、IWJ会員登録と、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

2023年10月13日 (金)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/868.html
[戦争b24] ガザを民族浄化するアメリカの計画(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-6c8005.html

ガザを民族浄化するアメリカの計画

2023年10月11日
Moon of Alabama

 これはおそらく、ガザのパレスチナ人に対するアメリカ-イスラエルの計画だ。

 ハリー・シッソン @harryjsisson - 2023年10月11日 1:44 UTC

 驚くべきことだ。民間人が安全にガザを出て国境を越えてエジプトに行くのを可能にする計画でバイデン大統領は他国と協力している。これは素晴らしいニュースだ。バイデン大統領はハマスの行動のため無辜の人々が死なないようにしている。それが指導力だ。

 いや、それは指導力ではない。それは人道的行動を装う民族浄化、戦争犯罪だ。それはシオニスト入植者に土地を盗まれた人々の民族浄化だ。野外刑務所に入れられ、電気、水、食料を利用できず、現在激しい攻撃を受けているこれらの人々は、かつて所有していた家や土地に戻る権利がないのだ。

 彼らが移住する可能性がある唯一の国エジプトは既に破綻している。エジプトは自国民を養うことさえできない。ガザからの200万人の新しい人々は、全員貧しく、一部は過激化しており、エジプトという国のバランスを崩すのは確実だ。

 そのような計画が実行されれば抵抗軸のヒズボラや中東の他の様々なスンニ派やシーア派集団が必ず介入する。そのような動きを防ぐためイスラエルを攻撃するはずだ。

 アメリカは、軍を近づけて恫喝すれば抵抗運動を阻止できると考えている。そのため最新空母ジェラルド・ヘラルドフォードを東地中海に移動させた。噂によれば、二隻目の空母もくるという。

 しかし、それで抵抗を抑止するのは不可能だ。前回アメリカがレバノンに介入しようとした際、241人の海兵隊員の死者が出て、屈辱的に撤退せざるを得なかった。当時ヒズボラにはほんの一握りしか兵士はいなかった。今やヒズボラには、何万人もの非常によく訓練された兵士がいる。更にイランやロシアも控えている。

agitpapa @agitpapa - 2023年10月11日 12:24 UTC

イスラエル北部戦線へのNATO介入に関する今日の分析で述べた通り、そのような厚かましいNATOの行き過ぎに直面してロシアが沈黙を保つとは考えられない。自分の経験と判断だけに頼る、義務に基づかないこのNATOパニックの動きは、シリアに対するイスラエル国軍侵略で引き起こされたロシア空軍兵の死から始まり、キーウのナチ政権へのネタニヤフ支持で固定された親イスラエルから、親アラブへのロシア転換を加速させるだろう。

 ロシア軍は長年イスラエルを敵国と見なしており、彼のもう一つの戦略「友人」アヴィグドール・リーバーマンを介したイスラエルのロシア系ユダヤ人コミュニティを政治利用することの失敗をプーチンは認めて、今や彼らに譲歩している。イスラエルのロシア系ユダヤ人は猛烈な反アラブなので、プーチンは彼らを怒らせないようにしていたのだ。

 ところが今やネタニヤフは全NATO勢力を東地中海に引き込み、レバノンだけでなく、シリアのロシア基地も脅かしているので、もはや「いい奴」ではない。パトルシンとショイグが権力を掌握しており、現在シリアの戸口に明確なNATOの脅威があるため、イスラエル-ハマス-ヒズボラ戦争に対する多面的な強力で予想外のロシア介入が想定可能だ。

こちらも参照のこと。

クマの沈黙–ロシアはアラブ人に方向転換しつつある

追加:

 Rybar Force @rybar_force - 2023年10月11日 15:52 UTC
❗️🇱🇧🇺🇸 レバノンのアメリカ大使館は避難しつつある。アメリカ国民はできるだけ出国するよう奨励されている。

 結局、アメリカ指導部は約束を守りイスラエル側に参戦しなければならないようだ。

更に追加 - おー。

アメリカ大使館 ベイルート @usembassybeirut - 2023年10月11日 16:23 UTC
ベイルートのアメリカ大使館は避難しておらず、開いており、通常通り運営されている。そうでないという報道は誤りだ。詳細および渡航勧告については大使館ウェブサイトをご覧願いたい。 lb.usembassy.gov

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/10/us-plans-to-ethnically-cleanse-gaza.html#more

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 Judging Freedom ミアシャイマー教授の簡潔な解説

Origins of Hamas/Israeli War w/ John J. Mearsheimer 26:24

 デモクラシータイムス

追い詰められるパレスチナ 〜なぜ報復はエスカレートするのか〜【The Burning Issues Vol.43】 1:31:47

 寺島メソッド翻訳NEWS

ハーバード大学、国連で「言論の自由」に反対の声をあげた元NZ首相を特別研究員に抜擢

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

私は10月16日より9日間中国に訪問。一つは、中日交流フォーラムでの『中日平和友好条約』締結45周年記念シンポ」参加、今一つは中国人民平和軍縮協会の招待での村山談話の会の団長としての訪中。ここでの予定発言内容は明日記載。本日は日程。

 日刊IWJガイド

「24時間以内にガザ北部からイスラエル地上軍が侵攻!! ネタニヤフ首相は『戦争内閣』を発足してハマスとの全面戦争へ!」

<号外を出しました>「ウクライナ情報総局のブダノフ局長、昨年ウクライナ軍がザポリージャ原発に攻撃をかけたと認める!「ロシア軍が攻撃という主張は不合理」と指摘した岩上安身とIWJの報道は正しかった!」

<号外告知>本日正午に「バイデン氏は1986年上院議会で『もしイスラエルが存在しなければ、米国はこの地域の利益を守るためにイスラエルを発明しなければならなかったろう』と、暴言演説!!」をお送りします!

2023年10月14日 (土)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/869.html
[お知らせ・管理21] 2023年10月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
22. HIMAZIN[3870] SElNQVpJTg 2023年10月14日 15:54:52 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[157]
余程イスラエルについて深堀するのを邪魔したい輩がいるようだ。いつものことだが。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/653.html#c22
[お知らせ・管理21] 2023年10月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
26. HIMAZIN[3871] SElNQVpJTg 2023年10月15日 06:45:09 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[158]
>>25

>>14読み直しなちゃい。
人並みの読解力があればだが。
それすら無いなら、尻尾巻いて帰れ。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/653.html#c26

[議論31] 管理板の場外戦(その5) HIMAZIN
11. HIMAZIN[3872] SElNQVpJTg 2023年10月15日 17:05:10 : OggKMlsbh6 : NU5lZG1pdkJzVU0=[1]
初期非表示は必要悪と捉えてるので、適用には注意しているつもりです。
横暴に見えるところがあるのなら、投稿者の不徳の致すところなので、注意いただけたらと。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/823.html#c11
[戦争b24] 偽善と二重基準はナチズムの兆候(locom2 diary)
https://qrude.hateblo.jp/entry/2023/10/14/054000

偽善と二重基準はナチズムの兆候⚡️

アレクサンドル・ロジャース

2023-10-14

Лицемерие и двойные стандарты - признаки нацизма - alexandr_rogers — ЖЖ
https://alexandr-rogers.livejournal.com/1705750.html

アレクサンドル・ロジャース著:12/10/2023

Image from Gyazo

エルサレム略奪を記念するティトスのアーチ

二重基準と偽善は互いに無関係ではいられない。そして、それらはしばしば本物のナチズムを隠蔽する。

ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラク、リビアなどに対するアメリカの侵略を長年にわたって正当化してきた同じ生き物(私は彼らを人間とは呼べない)が、「ロシアのウクライナに対するいわれのない侵略は許されない」と哀れに語っている。ウクライナの武装クーデターを組織し(組織し、資金を提供し)、ウクライナを攻撃したのはアメリカだという事実は言うまでもない。 爆撃された産科病院のフェイクを売り込んだのと同じ連中が、今度は殺害されたイスラエルの子どもたちのフェイクを売り込んでいる。 シリアに対して過激なイスラム主義者を実際に支持したのと同じ連中が、今度はイスラエルに対して彼らを非難している。 ロシア人がウクライナの都市を空爆している」と1年半も手を叩くふりをしていた連中が、今ではヒステリックに「イスラエル!奴らをやっつけろ!」とヒステリックに叫び、ガザへの絨毯爆撃を喜んでいる。

それとは別に、「ユダヤ人はナチスにはなれない」と主張する愚か者には面食らう(なれない)。そう、なれるのだ!ユダヤ人警察(Jüdischer Ordnungsdienst)に始まり、ユダヤ人部会に至るまで。 ウクライナ(コロモイスキーからゴードンまで)にはユダヤ人ナチスがたくさんいた。もちろん現代のイスラエルにもいる。

イスラエルのガザでの戦争犯罪を正当化する彼らの「仕事」を少し読んでみた。

主なテーゼは、ガザ住民は「劣った動物」であり「余計な人間」であるというものだ。この "余計な人間 "というフレーズを目にすると、いつもすぐにナチスの生き物を連想してしまう。

「ガザでは何も建設できない。強制収容所に大したものが建てられるか?ガザはイスラエルによって作られた強制収容所だ。長年の封鎖で、食料も医療品も不十分だ。 50年間、強制収容所だったのだ。私が幼い頃、祖父と一緒に『インターナショナル・パノラマ』を見ていたのを覚えているが、その時もガザにおけるイスラエル軍の残虐行為について話していた。 何世代ものパレスチナ人が、いつ殺されるかわからない強制収容所で育ってきた。それなのに、なぜ彼らは戦おうとするのか。 1948年、ユダヤ人難民がパレスチナに到着し始めた。ナチズムの犠牲者として、戦争の恐怖からの避難を求めて。そして数年のうちに、この難民たちは自分たちを匿った人々の領土を占拠し始め、自分たちを「劣った存在」だと宣言した。 心当たりはないだろうか?

一般的に、強制収容所の囚人たちが快適な環境を作り出していないと非難するのは、偽善の極みである。 アメリカがキューバやベネズエラを何十年も経済封鎖(エンバーゴ)し、彼らの金を盗み、そのプロパガンダ担当者が「見ろ、社会主義は貧困だ」と書くのと同じくらい偽善的だ。 アラブ人や社会主義者のせいではなく、あなた方のせいで貧困があるのだ。それらの国や地域に貧困をもたらしたのはあなたたちだ。ボリビアとエクアドルは「民主主義国」だが、世界で最も貧しい国だ。プエルトリコはアメリカの関連州だが(知らない人がいるかもしれないが)、経済的にも、犯罪的にも、環境的にも、完全にろくでなしだ。アメリカの民主主義がなければ、楽園の島になっていたかもしれない。

ウクライナのナチスがクリミアへの送電線を爆破し、淡水へのアクセスを遮断し、大虐殺を起こそうとしているのと同じくらい偽善的だ。

ドネツクとゴロフカを最初に砲撃し、そこから破壊の写真を「これがロシアの世界だ」という言葉とともに投稿するのと同じくらい偽善的だ。いや、フリークたちよ、来たのはウクライナのナチズムだ。 ロシアの世界がやってくる場所には、安全、平和、ケア、建設がある。マリウポルのように、ウクライナナチスのヒステリーを引き起こし続ける画像がある。

だから、イスラエル軍や政治家の犯罪を支持するナチスは、「自分たちの方が優れているし、成功している。 一般的に、どのような "論理 "なのかというと、「我々は彼らより恵まれている、だから彼らを爆撃できる」というものだ! この "論理 "によれば、サウジアラビアと首長国連邦はイスラエルよりも裕福であり(しかもかなり裕福である)、イスラエルを粉々に吹き飛ばす権利があるということになる。 それともそうではなく、すぐに「これは違う」となるのだろうか?

イスラエルのナチス(モルグル、ロシアからの引き揚げ者で、ウクライナのナチスも支持している)を読んでいた。彼は、「我々はプロジェクトを成功させたのだから、アラブ人に我々に抵抗する権利はない」と書いている。 第一に、イスラエルの成功について、非常に強く、論拠をもって論じることはできる。 第二に、今日のモスクワは、生活水準と快適さの点で世界最高の都市である(国連の評価による)。そして、このバカの "論理 "では、ロシア人は好きな人を爆撃する権利がある。

ユダヤ人が自分の土地だと思えば、それは彼らの土地だ。ユダヤ人が自分たちの土地だと思えば、それは自分たちの土地だ。 ロシア人は "ウクライナ "を自分たちの土地だと思っている。だから、そこは我々の土地だ。 そうだろう? それともまた「違うんだ!!111オディノディン」とヒステリックに騒いでいるのか?

なぜ違うのか?答えは簡単だ。ロシア人、アラブ人、ペルシャ人、中国人などは、彼らから見れば「人間以下」だからだ。そして、"超人 "には許されることも、"亜人 "には許されない。 それ以外に説明はない。 純粋無垢なナチズムなのだ。

追伸:そして、「亜人」や「オーク」が自分たちのユーバーメンシュの鼻を掃除するたびに、彼らは気分を害し、泣き言を言う。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/873.html
[戦争b24] イスラエル、自衛を装いパレスチナ人を民族浄化=国連特別報告者(SPUTNIK日本)
https://sputniknews.jp/20231015/17424845.html

イスラエル、自衛を装いパレスチナ人を民族浄化=国連特別報告者

2023年10月15日, 08:34 (更新: 2023年10月15日, 17:14)

パレスチナ人はイスラエルの手によって民族浄化の深刻な危険にさらされており、イスラエルの軍事行動は国際法に違反している。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のフランチェスカ・アルバニーズ特別報告者がパレスチナ占領地域の人権状況に関する報告書で指摘した。

特別報告者によると、イスラエルはすでに戦争を装ってパレスチナ人の大規模な民族浄化を行っているという。イスラエルは自衛の名の下に、民族浄化に相当することを正当化しようとしており、イスラエルの軍事作戦は範疇をはるかに超えているとした。そのうえで国際社会は、悲劇の歴史が繰り返される前に、目に余る権利侵害を阻止しなければならない、時間が勝負、と呼び掛けた。

アルバニーズ氏によると、2023年10月7日以来、少なくとも600人の子供を含む1,900人以上のパレスチナ人が殺害され、7,600人以上が負傷、イスラエルの攻撃により42万3,000人以上が避難を余儀なくされているという。

先にイスラエルはガザ地区北部の住民と国連職員に対し24時間以内に南部へ移動するよう命令した。これについて国連は110万人が避難すれば壊滅的な人道的影響が生じるとして、命令の解除を求めた。ハマスが任命したガザ地区北部の当局およびヨルダン川西岸のパレスチナ政府はイスラエルの要求を拒否している。

ハマス掃討作戦まもなくか

10月7日、ガザ地区を実効支配するイスラム組織・ハマスはイスラエル南部と中部に向けて突如ミサイル攻撃を行い、一部の地上部隊がイスラエル側に越境攻撃した。ハマスの奇襲攻撃を受け、イスラエル軍はガザ地区への空爆などの報復作戦を開始。第四次中東戦争以来50年ぶりとなる正式な「戦争状態」への移行を宣言した。これまでに双方の死者は合わせて2500人に達したとみられている。

ハマスの奇襲後、イスラエル軍は30万人の予備役を動員。また、議会では与野党が戦時下での挙国一致内閣を樹立させた。米国からの弾薬支援も受けるなど、本格的な地上作戦を準備しているとされる。

イスラエルのガラント国防相はこれまでに「ハマスは地球上から一掃される」と徹底的な報復を予告。イスラエル外務省も「ガザ地区で戦略的目標をすべて達成するまで軍事作戦を継続する」と妥協を一切許さない強硬姿勢を示している。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/874.html
[戦争b24] イスラエル・パレスチナ紛争とは何か?(耕助のブログ)
https://kamogawakosuke.info/2023/10/16/no-1944-%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%91%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%81%e3%83%8a%e7%b4%9b%e4%ba%89%e3%81%a8%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%8b%ef%bc%9f/

※画像等はリンク先参照。

No. 1944 イスラエル・パレスチナ紛争とは何か?

投稿日時: 2023年10月16日

イスラエル・パレスチナ紛争とは何か?

簡単なガイド

それは何万人もの人々を殺し、何百万人もの人々を移動させた。そしてその未来は過去にある。それを説明する。

By アルジャジーラ編集部(カタールのアラビア語衛星放送局)2023年10月9日

イスラエル・パレスチナ紛争は、何万人もの命を奪い、何百万人もの人々を移動させたとされ、そのルーツは100年以上前に行われた植民地支配にある。

10月7日土曜日、パレスチナの武装組織ハマスによる前代未聞の攻撃を受け、イスラエルがガザ地区への宣戦布告を行った。世界の視線は再び次に何が起こるかに鋭く注がれている。

ハマスの戦闘員はイスラエル南部の複数の町に攻撃し800人以上のイスラエル人を殺害した。これに対してイスラエルはガザ地区で空爆作戦を開始し、500人以上のパレスチナ人を殺害した。イスラエルは地上攻撃に備えてガザ国境沿いに軍隊を動員した。そして月曜日にはガザ地区の「完全封鎖」を発表し、すでに包囲されている同地区への食料、燃料、その他の必需品の供給を停止した。この行為は国際法上、戦争犯罪に相当する。

しかし、今後数日から数週間で展開されることの種子は歴史の中にある。

何十年もの間、欧米のメディア、学者、軍事専門家、そして世界の指導者たちは、イスラエル・パレスチナ紛争を難解で複雑、そして行き詰まったものと表現してきた。

以下は、世界で最も長く続いている紛争の1つを解説する簡単なガイドである:

バルフォア宣言とは何だったのか?

*今から100年以上前の1917年11月2日、当時のイギリス外務大臣アーサー・バルフォアは、イギリスユダヤ人社会の重鎮ライオネル・ウォルター・ロスチャイルドに宛てて書簡を書いた。

*これはわずか67文字という短い書簡だったが、その内容はパレスチナに大きな衝撃を与え、それは今日に至る。

*それは、「パレスチナにユダヤ人のための民族の故郷を建設すること」と「この目的を達成すること」を促進することをイギリス政府が約束するものであった。この書簡はバルフォア宣言として知られている。

*要するに、ヨーロッパの大国がシオニスト運動を支持し、パレスチナ系アラブ人が人口の90%以上を占める土地に国を作ることを約束したのである。

*イギリスの委任統治領は1923年に創設され、1948年まで続いた。その間イギリスは大量のユダヤ人移民を受け入れた。新住民の多くはヨーロッパのナチズムから逃れた人々であり、抗議運動やストライキにも直面した。パレスチナ人は自国の人口構成の変化と、ユダヤ人入植者に引き渡すためのイギリスによる土地の没収に憂慮していた。

1930年代に何が起こったのか?

*激化する緊張は、最終的に1936年から1939年まで続いたアラブ反乱につながった。

*1936年4月、 結成されたばかりのアラブ民族委員会はイギリスの植民地主義と増え続けるユダヤ人移民に抗議するため、ゼネスト、納税の差し控え、ユダヤ製品のボイコットをパレスチナ人に呼びかけた。

*この6ヵ月間のストライキはイギリスによって残酷に弾圧された。イギリスは集団逮捕キャンペーンを展開し、イスラエルが今日もパレスチナ人に対して実施している懲罰的な家屋破壊を行った。

*反乱の第二段階は1937年後半に始まり、パレスチナの農民抵抗運動が主導し、イギリス軍と植民地主義を標的にした。

*1939年後半までにイギリスはパレスチナに3万の軍隊を集結させた。村々は空爆され、外出禁止令が出され、家屋は取り壊され、行政拘留と即決殺人が蔓延した。

*これと並行して、イギリスはユダヤ人入植者コミュニティと協力して武装グループを結成し、特別夜間部隊と名付けられたユダヤ人戦闘員によるイギリス主導の「対反抗部隊」を結成した。

*国家樹立前の入植者コミュニティであるイシュブでは、密かに武器を輸入し、後にイスラエル軍の中核となるユダヤ人準軍事組織ハガナを拡大するための武器工場が設立された。

*この3年間の反乱で5,000人のパレスチナ人が殺され、15,000人から20,000人が負傷し、5,600人が投獄された。

国連分割計画とは何か?

*1947年までに、ユダヤ人の人口はパレスチナの33パーセントにまで膨れ上がったが、彼らが所有する土地はわずか6パーセントだった。

*国連は決議181号を採択し、パレスチナをアラブ人とユダヤ人の国家に分割することを求めた。

*パレスチナはこの計画を拒否した。なぜならパレスチナの約56パーセントがユダヤ人国家に割り当てられ、その中には肥沃な沿岸地域も含まれていたからである。

*この時パレスチナ人は歴史的なパレスチナ領土の94パーセントを所有し、人口の67パーセントを占めていた。

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(アルジャジーラ)

1948年のナクバ(パレスチナの民族浄化)

*1948年5月14日にイギリスの委任統治領が失効する前から、シオニストの準軍事組織は誕生するシオニスト国家の国境を拡大するために、パレスチナの町や村を破壊する軍事作戦に着手していた。

*1948年4月、エルサレム郊外のデイル・ヤシン村で100人以上のパレスチナ人男性、女性、子供が殺された。

*1947年から1949年にかけて500以上のパレスチナの村、町、都市が破壊され、パレスチナ人は「ナクバ」(アラビア語で「大惨事」)と呼んだ。

*数十の虐殺を含め、推定1万5000人のパレスチナ人が殺された。

*シオニスト運動は歴史的なパレスチナ領土の78%を占領した。残りの22パーセントは現在のヨルダン川西岸地区と包囲されたガザ地区に分割された。

*推定75万人のパレスチナ人が家を追われた。

*現在、彼らの子孫は600万人の難民として、パレスチナ全土とレバノン、シリア、ヨルダン、エジプトの近隣諸国にある58の劣悪なキャンプで暮らしている。

*1948年5月15日、イスラエルは建国を宣言した。

*翌日、第一次アラブ・イスラエル戦争が始まり、イスラエルとエジプト、レバノン、ヨルダン、シリアの間で休戦協定が結ばれた後、1949年1月に戦闘は終結した。

*1948年12月、国連総会はパレスチナ難民の帰還権を求める決議194号を可決した。

INTERACTIVE – NAKBA – ナクバとは何か インフォグラフィック地図-1684081612
(アルジャジーラ)

ナクバ後の数年間

*少なくとも15万人のパレスチナ人が新たに誕生したイスラエルに残り、最終的にイスラエル市民権を与えられるまでの約20年間、厳しく管理された軍事占領下で暮らした。

*エジプトがガザ地区を占領し、1950年にはヨルダンがヨルダン川西岸地区の行政統治を開始した。

*1964年にはパレスチナ解放機構(PLO)が結成され、その1年後にはファタハ政党が設立された。

ナクサ(6日間戦争)と入植地

*1967年6月5日、イスラエルはアラブ連合軍との6日間戦争で、ガザ地区、ヨルダン川西岸、東エルサレム、シリアのゴラン高原、エジプトのシナイ半島を含む歴史的パレスチナの残りの地域を占領した。

*一部のパレスチナ人にとって、これは第二の強制移住(ナクサ、アラビア語で「後退」を意味する)につながった。

*1967年12月、マルクス・レーニン主義のパレスチナ解放人民戦線が結成された。その後10年間、左翼グループによる一連の攻撃や飛行機のハイジャック事件が発生し、パレスチナ人の苦境に世界の注目が集まった。

*占領下のヨルダン川西岸地区とガザ地区では入植地建設が始まった。ユダヤ人入植者にはイスラエル市民としての全ての権利と特権が与えられた一方、パレスチナ人は差別され、あらゆる形態の政治的また市民的表現を禁じる軍事占領下に置かれるという二層システムが作られた。

INTERACTIVE イスラエルの入植地とは何か?(アルジャジーラ)

第一次インティファーダ 1987-1993

*1987年12月、イスラエルのトラックとパレスチナ人労働者を乗せた2台のバンが衝突し、4人のパレスチナ人が死亡した後、ガザ地区で第一次パレスチナ・インティファーダ(イスラエルへに対する蜂起)が勃発した。

*抗議行動はヨルダン川西岸地区にも急速に広がり、若いパレスチナ人がイスラエル軍の戦車や兵士に投石した。

*イスラエル占領に対する武力抵抗を行うムスリム同胞団の分派であるハマス運動の設立にもつながった。

*イスラエル軍の強硬な対応は、当時のイツハク・ラビン国防相が提唱した「彼らの骨を折る」政策に集約されている。即刻の殺害、大学の閉鎖、活動家の国外追放、家屋の破壊などである。

*インティファーダは主に若者たちによって実行され、イスラエルによる占領を終わらせ、パレスチナの独立を確立することにコミットしたパレスチナの政治派閥の連合体である蜂起統一民族指導部によって指揮された。

*1988年、アラブ連盟はPLOをパレスチナ人の唯一の代表として承認した。

*インティファーダの特徴は、民衆の動員、大規模な抗議行動、市民的不服従、組織化されたストライキ、共同組合である。

*イスラエルの人権団体B’Tselemによると、インティファーダ中、イスラエル軍によって1,070人のパレスチナ人が殺害され、その中には237人の子どもも含まれていた。逮捕されたパレスチナ人は17万5千人以上にのぼる。

*インティファーダはまた、国際社会に紛争の解決策を模索するよう促した。

オスロ時代とパレスチナ自治政府

*インティファーダは1993年のオスロ合意の調印とパレスチナ自治政府(PA)の成立によって終結した。PAは、占領下のヨルダン川西岸とガザ地区の一部で限定的な自治を認められた暫定政府である。

*PLOは2国家解決策に基づいてイスラエルを承認し、ヨルダン川西岸の60%、同地域の土地と水資源の大部分をイスラエルに支配させる協定に事実上調印した。

*PAは東エルサレムに首都を置き、ヨルダン川西岸とガザ地区で独立国家を運営する初の選挙で選ばれたパレスチナ政府に道を開くはずだったが、それは実現しなかった。

*PAの批評家は、PAをイスラエルの占領に対する腐敗した下請け業者と見なし、イスラエル軍と緊密に協力してイスラエルに対する異議や政治活動を抑圧していると見なしている。

*1995年、イスラエルはガザ地区の周囲に電子フェンスとコンクリートの壁を建設し、分断されたパレスチナ自治区間の交流を遮断した。

INTERACTIVE 占領されたヨルダン川西岸パレスチナ地域 A B C-1694588444(アルジャジーラ)

第2次インティファーダ

*第2次インティファーダは2000年9月28日に始まった。リクード派の野党指導者アリエル・シャロンが、エルサレム旧市街とその周辺に数千人の治安部隊を配備した状態で、アル・アクサ・モスクの敷地内を挑発的に訪問したのである。

*パレスチナ人抗議者とイスラエル軍との衝突により、2日間で5人のパレスチナ人が死亡、200人が負傷した。

*この事件は広範な武装蜂起を引き起こした。インティファーダの間、イスラエルはパレスチナの経済とインフラにかつてない損害を与えた。

*イスラエルはパレスチナ自治政府が統治する地域を再占領し、入植地建設の横行とともにパレスチナ人の生活とコミュニティを破壊する分離壁の建設を開始した。

*入植地は国際法に違反しているが、数十万人のユダヤ人入植者がパレスチナから盗んだ土地に建設された植民地に移住してきた。入植者専用の道路やインフラが占領された西岸を切り裂き、パレスチナの都市や町をバントゥスタン(南アフリカの旧アパルトヘイト政策下で作られた黒人居住区)のような孤立した飛び地に追いやっているため、パレスチナ人のためのスペースは縮小している。

*オスロ合意が調印された当時、東エルサレムを含むヨルダン川西岸には11万人強のユダヤ人入植者が住んでいた。現在、その数は70万人を超え、パレスチナ人から収用された10万ヘクタール(390平方マイル)以上の土地に住んでいる。

INTERACTIVE アル・アクサ・モスク-コンパウンド エルサレム(アルジャジーラ)

パレスチナ分断とガザ封鎖

*PLO指導者のヤセル・アラファトが2004年に死去し、その1年後に第2次インティファーダが終結、ガザ地区のイスラエル入植地が解体され、イスラエル兵と9000人の入植者がガザ地区を去った。

*その1年後、パレスチナ人は初めて総選挙に投票した。

*ハマスが過半数を獲得した。しかし、ファタハとハマスの内戦が勃発し、数カ月間続き、数百人のパレスチナ人が死亡した。

*ハマスがファタハをガザ地区から追放し、パレスチナ自治政府の主要政党であるファタハがヨルダン川西岸の一部の支配権を回復した。

*2007年6月、イスラエルはハマスの行為を「テロリズム」と非難し、ガザ地区に対して陸上、空中、海上の封鎖を課した。

ガザ(アルジャジーラ) 

ガザ地区をめぐる戦争

*イスラエルは2008年、2012年、2014年、2021年の4回にわたり、ガザに対する長期的な軍事攻撃を開始した。多くの子どもを含む数千人のパレスチナ人が殺され、数万棟の家屋、学校、オフィスビルが破壊された。

*包囲によって鉄鋼やセメントなどの建設資材がガザに届かないため、再建は不可能に近い。

*2008年の攻撃では、燐ガスなど国際的に禁止されている武器が使用された。

*2014年、イスラエルは50日間に渡り、1,462人の市民と500人近い子どもを含む2,100人以上のパレスチナ人を殺害した。

*イスラエル軍によって「保護的エッジ作戦」と呼ばれたこの攻撃で、約1万1000人のパレスチナ人が負傷し、2万棟の家屋が破壊され、50万人が避難した。

INTERACTIVE ガザ封鎖15年-OCT9-2023 (アルジャジーラ)

https://www.aljazeera.com/news/2023/10/9/whats-the-israel-palestine-conflict-about-a-simple-guide
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/877.html
[戦争b24] イスラエルは一体何を期待しているのか?(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-cc2487.html

イスラエルは一体何を期待しているのか?

 より高レベルの暴力が最終的にパレスチナ人の願望を打ち砕くとイスラエルは確信している。それは間違っている。

クリス・ヘッジズ
2023年10月10日

 ハマスや他のパレスチナのレジスタンス組織によるイスラエル人の無差別銃撃、民間人誘拐、イスラエルへのロケット弾の集中砲火、戦車から自動機関銃の巣までの様々な標的へのドローン攻撃は、イスラエル占領者のおなじみの言語だ。シオニスト民兵が歴史的パレスチナの78%以上を占領し、約530のパレスチナの村や都市を破壊し、70回以上の虐殺で約15,000人のパレスチナ人を殺害して以来、イスラエルはパレスチナ人にこの血まみれの暴力の言葉を語ってきた。1947年から1949年の間に約750,000万人のパレスチナ人が民族浄化され、1949年にイスラエル国家を創設した。

 これら武力侵攻に対するイスラエルの対応は、ガザに対する大量虐殺攻撃になるだろう。イスラエル人が殺されるたびに、イスラエルは何十人ものパレスチナ人を殺すだろう。土曜日の朝700人のイスラエル人が死亡した「アルアクサ洪水作戦」開始以来、イスラエルによる空襲で既に何百人ものパレスチナ人が死亡している。

 日曜日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルは「全てのハマスの隠れ場所を瓦礫に変える」ので「今すぐ立ち去る」ようガザのパレスチナ人に警告した。

 植民者が占領者を征服するために使う暴力が多ければ多いほど自身が怪物に変わる。

 しかし、ガザのパレスチナ人はどこへ行くつもりだろう? イスラエルとエジプトは国境を封鎖している。イスラエルに支配されている空路や海路による出口はない。

 無辜の人々に対する集団的報復は植民地支配者が採用するおなじみの戦術だ。先住アメリカ人に対して、後にフィリピンやベトナムで、我々はそれを利用した。ドイツはナミビアのヘレロやナマクアに対してそれを利用した。イギリスはケニアとマラヤで。ソビエト連邦、東部、中央ヨーロッパ占領地域でナチスはそれを利用した。イスラエルも同じ作戦帳に則っている。死のための死。残虐行為のための残虐行為。しかしこの不気味な踊りを開始し、死体の山をより高い死体の山と換えるのは常に占領者なのだ。

 どちらか側の戦争犯罪を擁護するためこれを言っているわけではない。攻撃を喜んでいるわけではない。7年間紛争を取材したイスラエル占領地で、暴力を嫌悪するのに十分な暴力を私は見てきた。しかし、これは全ての入植者植民地プロジェクトに対するおなじみの非難だ。暴力によって据えられ維持されている政権は、暴力を生む。ハイチ解放戦争。ケニアのマウマウ。南アフリカのアフリカ民族会議。これら蜂起は常に成功するわけではないが、おなじみのパターンに従う。全ての植民地化された人々と同様、パレスチナ人は国際法の下で武力抵抗の権利を持っている。

 パレスチナ人との公平な和解にイスラエルは決して何の関心もなかった。イスラエルはアパルトヘイト国家を建設し、民族浄化のスローモーション作戦でパレスチナの土地の益々広大な地域を着実に吸収した。2007年、イスラエルはガザを世界最大の野外刑務所に変えた。

 イスラエルや世界は一体何を期待しているのだろう? 半数は失業中のガザの230万人を、世界で最も人口密度の高い場所の一つに16年間閉じ込めるにはどうすれば良いのだろう。半分が子供の住民の生活を自給自足レベルまで下げる。基本的医薬品、食料、水、電気を奪う。戦闘機、大砲、機械化部隊、ミサイル、艦砲、歩兵部隊を使用して、非武装民間人を手当たり次第に虐殺して、暴力的な反撃を予想しないのだろうか? 現在イスラエルはガザへの空爆の波を実行し、地上侵攻を準備しており、通常一日2〜4時間しか稼働していないガザの電力を遮断している。

 イスラエルに潜入したレジスタンス戦士の多くは確実に自分達は殺されると知っていた。しかし他の解放戦争のレジスタンス戦士同様、どのように生きるか選ぶことができないなら、どのように死ぬか選ぶと決めたのだ。

 私は第二次世界大戦のワルシャワゲットー蜂起で武装抵抗に参加したアリナ・マーゴリス・エデルマンの親友だった。彼女の夫、マレク・エデルマンは蜂起の副司令官で、戦争を生き延びた唯一の指導者だった。ナチスは40万人のポーランド系ユダヤ人をワルシャワゲットー内に封じこめた。飢餓、病気、無差別な暴力によって、何千人もの閉じ込められたユダヤ人が亡くなった。残りのユダヤ人をナチスが絶滅収容所に輸送し始めた時、レジスタンス戦士が反撃した。誰も生き残るとは期待していなかった。

 戦後、シオニズムは、パレスチナ人の土地窃盗を正当化するため利用される人種差別主義イデオロギーだとエデルマンは非難した。彼はパレスチナ人側に立ち、彼らの武装抵抗を支持し、パレスチナ人指導者と頻繁に会った。彼はパレスチナ人への弾圧を正当化するためにイスラエルがホロコーストを利用することに激しく反対した。イスラエルはゲットー蜂起神話のおかげで有名になったが、ポーランドを離れることを拒否した蜂起唯一の生き残り指導者をのけ者扱いした。ユダヤ人が道徳的に優れていたり、永遠の犠牲者だったりするわけではないことをホロコーストとゲットー蜂起の教訓からエデルマンは理解していた。エデルマンによれば歴史は全ての人のものなのだ。パレスチナ人を含め、抑圧されている人々は、平等、尊厳、自由のために戦う権利を持っているのだ。

 「ユダヤ人であるということは、抑圧された人々と常に一緒にいることを意味し、決して抑圧者でないことを意味する」とエデルマンは言った。

 ワルシャワ蜂起は長年パレスチナ人に影響を与えてきた。パレスチナ解放機構(PLO)代表はポーランド蜂起の毎年恒例の記念でワルシャワゲットー記念碑に花輪を捧げていた。

 占領者を征服するため植民者が使う暴力が多ければ多いほど自分が怪物に変わるのだ。イスラエル民主主義を解体し、イスラエル国内に住む人々を含むパレスチナ人の大規模追放または殺害を求めるユダヤ人過激派や、狂信的シオニストや宗教的偏見を持った連中に現在のイスラエル政府は占められている。

 アイザイア・バーリンが「イスラエルの良心」と呼んだイスラエル人哲学者イェシャヤフー・レイボヴィッツは、教会と国家をイスラエルが分離しなければ、ユダヤ教をファシズムカルトに歪める腐敗したラビを生み出すと警告した。

 「社会主義にとっての国家社会主義と、宗教にとっての宗教的ナショナリズムは同じだ」と1994年に亡くなったレイボヴィッツは言っていた。

 特にエジプトのシナイ半島、ガザ、ヨルダン川西岸(東エルサレムを含む)、シリアのゴラン高原を占領した1967年戦争後の、やみくもな軍崇拝は危険で、民主主義の希望とイスラエルの究極の破壊をもたらしかねないことを彼は理解していた。

 「我々の状況は、第二のベトナム状況のように最終的解決の見通しなしに絶えずエスカレートする戦争に悪化するだろう」と彼は警告した。

 「アラブ人は働く人々に、ユダヤ人は管理者、検査官、役人、警察、主に秘密警察になるだろう」と彼は予見した。150万人から200万人の敵対的外国人を支配する国家は必然的に秘密警察国家となるが、これは教育や言論の自由、民主的制度を意味する全てにあてはまる。あらゆる植民地政権に特徴的な腐敗は、イスラエルにも蔓延するだろう。政権は、一方でアラブの反乱を抑制し、他方でアラブ人売国奴を獲得しなければならない。また、これまで人民軍だったイスラエル国防軍が占領軍に変貌した結果、堕落し、軍事総督となる指揮官が他国の同僚に似るのを恐れる十分な理由もある。」

 パレスチナ人の長期占領は必然的に「強制収容所」を生み出すと彼は見ていた。

 「イスラエルは存在するに値しないはずだし、維持する価値はない」と彼は言った。

 闘争の次の段階は既に始まっているイスラエルによるガザでの大規模虐殺作戦だ。イスラエルは、より高水準の暴力が最終的にパレスチナ人の希望を粉砕すると確信している。イスラエルは間違っている。イスラエルが与える恐怖はイスラエルが受ける恐怖だ。

著作権 © 2023 Robert Scheer

 クリス・ヘッジズはピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト、ニューヨーク・タイムズ海外特派員を2019年間務め、同紙の中東支局長およびバルカン支局長を務めた。エミー賞にノミネートされたRTアメリカの番組On Contact司会者。最新刊は「America: The Farewell Tour」(2019年)。

記事原文のurl:https://www.commondreams.org/opinion/what-does-israel-expect

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 Alex Christoforou YouTube冒頭は中国王毅外交部長によるパレスチナ問題指摘
 イスラエルによる現地侵攻の遅延理由は「天候問題」か国際圧力か。イランの警告か。

Weather delay. China calls for ceasefire. Iran warns Israel/US. Arestovich, Elensky must go. 41:42

 耕助のブログ

No. 1944 イスラエル・パレスチナ紛争とは何か?

 日刊IWJガイド

「『イスラエルはパレスチナ人を屈服させ土地を諦めさせたいのです』! 映画『ガザ 素顔の日常』オンライン上映シンポジウム取材報告」

2023年10月16日 (月)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/879.html
[戦争b24] 親イスラエル・プロパガンダは愚かだ(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-ae5bd8.html

親イスラエル・プロパガンダは愚かだ

2023年10月14日
Moon of Alabama

 欧米プロパガンダ品質の劣化の酷さは驚くほどだ。特にイスラエルのようなお得意の話題に関しては。

 これはNBCnewsが視聴者や読者の愚かさを試しているだけでなく、同社「ジャーナリスト」の才能も示している。

 「極秘」ハマス文書は、テロリストが小学校と青少年センターを意図的に標的にしたことを示している。

 イスラエルのキブツ、クファル・サアドの小学校と青少年センターを標的に、「できるだけ多くの人々を殺し」、人質を捕らえ、すぐガザ地区に移動する詳細計画をハマスが作成したことをNBCニュースが独占入手した文書が示している。

 アラビア語で「極秘」とレッテルを貼られた攻撃計画は、高度に訓練された二つのハマス部隊が村を包囲し、潜入し、子供を含む民間人が集まる場所を標的にするよう命じているようだ。クファル・サアドの死者数をイスラエル当局は依然吟味中だ。

 文書はイスラエル救急隊員によってハマス・テロリストの遺体で発見され、NBCニュースが共有した。詳細地図が含まれており、ハマスが民間人や学童を殺すか人質にするのを意図していたことを示している。

 「極秘」と銘打たれたページには、クファル・サアド攻撃計画が説明されており「第一戦闘部隊」は「新しいダアト学校封鎖」を狙い、「第二戦闘部隊」は「人質を集め」「ブネイ・アキバ青年センターを捜索し」「古いダアト学校を捜索する」と書かれている。

 攻撃は10月7日土曜の早い時間に起きた。

 安息日夜明け前、シオニストの子供は何をするだろう? 学校にいるだろうか? 青少年センターに行くだろうか?

 学校を回って子供を殺すのがハマス・テロリストの狙いなら、彼らは間違った時間と間違った日に来たことになる。

 少なくとも私には彼らが慎重に計画した作戦のもっともらしい説明ではなさそうだ。

 イスラエル軍は全力で取り組んでいる。ガザ住民全員をシナイ半島の砂漠に追いやるのが計画だ。

 「これは考え抜かれている。ガザの反対側にあるシナイ砂漠には、広大な、ほぼ無限の空間がある。我々国際社会がインフラやテント村や食料や水を準備する空き地に彼らを退去させるのが狙いだ。アサドの虐殺から逃れたシリア難民同様に。反対側の[原文のまま]シナイで一時的に彼ら全員受け入れる手がある。エジプトは対処せざるをえないだろう。」

 これはイスラエル元外務副大臣の考えだ。彼が「一時的」と言う際、おそらく何世紀にもわたることを意味する。

 ヨルダン川西岸では、イスラエルが第三のインティファーダを扇動しようとしている衝突がある。過去六日間にヨルダン川西岸でパレスチナ人約43人が殺害された。そのうちの9件が過去24時間に。レバノン国境沿いでは衝突や銃撃戦もある。

 ガザの北から南に逃げようとする人々は避難経路に沿って爆撃される。

 タイムズとサンデータイムズ @thetimes - 2023年10月14日 12:41 UTC

 100万人以上のパレスチナ人にイスラエルが北を離れるよう命じた後、昨日午後5時頃、南に向かう車列が攻撃された

 イスラエルはガザのヨルダン野戦病院も爆撃した。どちらも意図的なものだった。

 イスラエルがそういうことができるのは、欧米政治家や「ジャーナリスト」が言い訳を用意してくれるおかげだ。

 彼らはおかしな象限に暮らしている。


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記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/10/pro-israel-propaganda-is-stupid.html#more

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  言わずもがなながら図の国旗、上、パレスチナ、下、イスラエル、左、ウクライナ、右、ロシア。

 日本語入りの図は下記の通り。



 Alex Christoforou Youtube イスラエル訪問中のバイデン、ネタニヤフに「今回の事件は相手の仕業」と発言。プーチン発言は対照的。

Biden; the other team, not you. ATACMS in Ukraine, prolongs agony. Putin and Orban in China. 40:18

 The Chris Hedges Report

Israel’s Culture of Deceit

 Israel, which always seeks to blame Palestinians for the atrocities it carries out, is the least trustworthy source about the bombing of the hospital in Gaza.

The Chris Hedges Report with Professor Norman Finkelstein on Israel's genocidal campaign in Gaza, the world's largest concentration camp. 52:44

 耕助のブログ ぺぺ・エスコバル記事翻訳

No. 1947 アル・アクサ・フラッド作戦の地政学

 日刊IWJガイド

「ハマスの『アルアクサの洪水』作戦は、ネタニヤフ首相はまったく知らなかった!? それともイスラエルの『偽旗作戦』だった!?」

はじめに〜ハマスの奇襲「アルアクサの洪水」作戦は、ネタニヤフ首相はまったく知らなかった!? それともイスラエルの「偽旗作戦」だった!? IWJはこの問題に関して行われたシカゴ大学のジョン・ミアシャイマー名誉教授のインタビューと米国情報当局の報告書を報じた『CNN』の13日の記事を分析! まるで2001年の「9.11」のように、情報は届いていたのに、イスラエルと米国の政治指導部がスルーした可能性が! この結果、イスラエルの攻撃は「自衛」という名目で「民族浄化」を進める大義名分を手に入れた!? 今後はこれを理由にして、さらなる2国家解決の形骸化とガザ北部への侵攻と占領、違法入植が進む!?

2023年10月19日 (木)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/888.html
[お知らせ・管理21] 2023年10月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
54. HIMAZIN[3873] SElNQVpJTg 2023年10月21日 10:24:14 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[159]
管理人へ

>>25>>29>>37>>45>>52の「S2x6SVQxaHdmaVE」について、管理板への出入り禁止を要求する。

最低限のルール・マナーすら理解する気がなく、>>26>>31>>40>>47>>48>>53で私含め複数人が忠告しているにも関わらず居座り続けてる。

このまま放置すれば今後も管理板が荒れ続ける。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/653.html#c54

[NWO7] 馬渕睦夫氏 「ウクライナで失敗すると中東に飛び火する」 魑魅魍魎男
12. HIMAZIN[3874] SElNQVpJTg 2023年10月21日 10:29:37 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[160]
>>8

>何時からアメリカは植民地主義で収奪者国家になったのでしょうかね〜

最初からでしょ。先住民を侵略・虐殺して追い出して作った国だから。今、イスラエルがやってることもそれ。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/323.html#c12

[NWO7] 一方的な被害者を演じるイスラエルは、実は何万人ものパレスチナ人を死傷させてきた  魑魅魍魎男
25. HIMAZIN[3875] SElNQVpJTg 2023年10月21日 10:37:49 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[161]
建国から70年以上も外道を続けるイスラエルに存在価値はとっくに無い。
解体してパレスチナ人が生存できるまともな国を再建すべきでしょう。
誰がやるかが問題だが。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/315.html#c25
[戦争b24] アメリカ、大規模軍隊を配備-Eyes On Syria(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-efb755.html

アメリカ、大規模軍隊を配備-Eyes On Syria

2023年10月17日
Moon of Alabama

 最近アメリカは、平和的目的や単に他国の行動を思いとどまらせるには余りに多くの軍隊を中東に移動させた。

 一体誰と戦うつもりなのか?

 イスラエルへの武器空輸、ヨルダンの爆撃機、2隻の空母:アメリカは中東により多くの軍隊を配備-ハアレツ

 先週、アメリカは空母ジェラルドR.フォードとその打撃群を東地中海に配備した。空母フォードは約80機の戦闘機、電子戦機、諜報収集機を搭載している。イラン国内の標的を攻撃可能なトマホーク巡航ミサイルで武装した五隻のミサイル駆逐艦が同行している。衛星画像によると、空母フォードはキプロス南西約180キロにいる。対潜水艦、対艦攻撃機能を備えたP-8海上偵察機が打撃群周辺を巡視している。
...
 週末、空母ドワイトD.アイゼンハワー率いる二番目の空母打撃群が東地中海に派遣され、今月後半に到着予定だ。

 各空母打撃群には一隻か二隻の潜水艦も含まれる。様々な支援機の他、各空母には、それぞれ12機の戦闘機を備えた四つの飛行隊で構成される戦闘機編隊がある。

もっとある...

 10月7日のハマス攻撃以来、アメリカ中央軍が述べている通り「アメリカの防衛体制を強化する」ため、アメリカは中東に多数の戦闘機を派遣している。

 イギリスを拠点とするアメリカのF-15Eストライク・イーグル爆撃機の飛行隊が、週末ヨルダンの首都アンマンの東にあるムワファク・サルティ空軍基地に配備された。A-10攻撃機の別の飛行隊もそこに配備されている。

 イスラエルへの目を見張るような空輸もこのリストに追加する必要がある。オンライン航空追跡ウェブサイトによると、過去10日間に少なくとも11機のアメリカのC-17大型輸送機がイスラエルのベングリオン空港とイスラエル空軍のネバティム基地に着陸した。
...
 戦闘機と輸送機に加えて、米英空軍に属する二機のリベット・ジョイント偵察機が最近イスラエル沖で運用されている。

 通常の空軍飛行隊には24機の戦闘機がある。

 それだけではない...

アミチャイ・シュタイン @AmichaiStein1 - 2023年10月16日 15:39 UTC

WSJ:米軍は、助言や医療支援などの任務でイスラエルを支援するための展開可能性に備えて、約2,000人の兵士を選んだ。彼らは戦闘の役割を果たすことは意図されておらず、歩兵には配備準備命令が出されていない。

 上記軍隊は攻撃を受け、殺されない限り、おそらく実際には無関係だ。しかし下記のものは実際の戦闘地上部隊で、単なる支援ではない。

OSINTdefender @sentdefender - ·2323年10月16日 15:59 UTC

複数のアメリカ防衛当局者によると、現在強襲揚陸艦のバターン(LHD-5)とカーターホール(LSD-50)で編成されるバターン揚陸即応部隊、および第26海兵遠征部隊の約2,500人の海兵隊員がアラビア海から東地中海に向かっており、スペインでの「配備中修理期間」を早期終了し既に地中海を横断しているドック型揚陸艦メサベルデ(LPD-19)と合流する。

 イラクやシリアやトルコや湾岸諸国の幾つかの基地にも数千人のアメリカ兵が駐留している。

 私はウィル・シュライバーに同意する。

ウィル・シュライバー @imetatronink - 2023年10月16日 17:10 UTC

だから大規模な強襲揚陸艦艦隊が地中海東部に集結した二つの空母打撃群に加わるのだ。多くの人は、これを単なる「戦力投射姿勢」と考えている。その説明は不十分だと私は思う。

これは戦争艦隊だ。そしてハマスはその標的ではない。

 ハマスは標的ではない。

 日曜、堅苦しい60ミニッツ・インタビューでジョー・バイデン大統領は北を指した。

スコット・ペリー:現時点でイスラエルによるガザ占領を支持しますか?

バイデン大統領:それは大きな間違いだと思う。私の見解では、ガザで起きたことはハマスで、ハマスの過激派連中は全てのパレスチナ人を代表しているわけではない。だから、イスラエルが再度ガザを占領するのは間違いだと私は思う。しかし我々は過激派を排除するつもりだが、ヒズボラは北にいて、ハマスは南にいる。それが必要条件だ。
...
スコット・ペリー:そして、あなたはこれが起きた後、イスラエルは[二国家解決策]を追求すると信じていますね

バイデン大統領:今ではない。今ではない。今はそうではないが、パレスチナ人のかなりの部分がハマスやヒズボラの見解を共有していないのをイスラエルは理解していると思う。ヒズボラは、イランに武装され訓練されているイスラエル北部の強力なイスラム主義民兵だ。イランはハマスも支援している。

スコット・ペリー:既にイスラエル北部国境では限定的戦闘が起きていますが、ヒズボラとその支援者イランへのあなたのメッセージは何でしょう?

バイデン大統領:するな。するな、するな、するな。

スコット・ペリー:国境を越えるな? この戦争をエスカレートさせるな?

バイデン大統領:その通り。

もしヒズボラが100,000発のミサイルで攻撃すればイスラエルは破壊されるはずだ。したがってレバノンのヒズボラがバイデンが念頭に置いている本当の作戦目標だと私は思わない。

 イスラエル攻撃をヒズボラに思いとどまらせることはできない。彼らが望み、必要な場合、彼らは必ず攻撃し成功する。その部隊と武器は地下やベイルートやレバノン南部の住民の中に隠している。それらを爆撃しても意味がない。前回のアメリカによるレバノンへ介入では多数の海兵隊員が死亡して、レバノンからの屈辱的撤退で終わった有名な事実もある。アメリカは、あの経験を繰り返したいと思っていないと私は考える。

 もう一つの潜在的標的イランは攻撃するのが難しすぎる。イランは中東のアメリカの軍事施設に甚大な損害を与える広い地域にわたり効果的に報復できる。またバイデン政権が緊急に原油価格を引き下げようとしている時に、石油価格を引き上げる可能性がある。

 だからこそ、この軍事増強の本当の狙いは、最終的にシリアを「政権転覆」させ、シリア政府を支援するためにそこにいるロシア軍を追い出すことだと私は考える。

Israel Radar @IsraelRadar_com - 2023年10月9日 17:39 UTC

ヒズボラに対するイスラエルの警告:ヒズボラが戦争に参戦した場合、イスラエル国軍はダマスカスを破壊し、シリアのアサド大統領を標的にする。アメリカ軍艦は戦争でイスラエルを支援するだろう。フランス経由で中継されたメッセージ (@ynetalerts)

Israel Radar @IsraelRadar_com-10月9日

 イスラエル国軍はイスラエル人に、防空壕/安全な部屋に三日間滞在する準備をし、電源が切れた場合に備え、食料、水、バッテリー駆動機器の電源供給を確保するよう指示している。これは大規模戦争への差し迫ったエスカレーションの明確な兆候だ。

 アレッポとダマスカスの空港に対する最近のイスラエル爆撃は両空港を無力化し、この方向を指し示している。

 ホワイト・ハウスのネオコン狂信者連中は、今や中東におけるロシアの存在を排除する好機と考えているのかも知れない。

 連中はこれをウクライナでの戦争敗北に対する復讐と考えるだろう。彼らはまた、それが連中のガザでの地政学的敗北を阻止するか、埋め合わせをすると考えているのだ。

 ロシアは確実に準備ができている。それでもシリアの分遣隊は小さすぎる。この地域の全米軍による150機以上による共同攻撃は必ず分遣隊を打倒するはずだ。

 その場合の質問は「次は何か?」だ。

 しかし、私はあえてそれには答えない。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/10/us-deploys-large-force-eyes-on-syria.html

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 Alex Christoforou YouTube あの御仁、気は確かだろうか。誇大妄想?

Biden; Smart investment, 2 wars, Putin must not win. $60B UKR. Shells to Israel. St. Porphyrius. 39:51

 現在のイスラエル・アメリカについて語るマクレガー氏最新YouTube二件。

 Judging Freedom

Col. Douglas Macgregor: Biden bringing the US to war. 26:34

 Daniel Davis / Deep Dive

Looming Israeli Attack: Col Doug Macgregor Breaks Down What We Can Expect 37:28

 寺島メソッド翻訳NEWS

ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃は、さまざまな点で9/11に類似

 日刊IWJガイド

「米国務省政治軍事局・局長が、バイデン政権の一方的なイスラエル支持に抗議して辞職!」

はじめに〜米国務省政治軍事局・局長が、バイデン政権の一方的なイスラエル支持に抗議して辞職!】辞職のメッセージをSNS上で公開したジョシュ・ポール氏「イスラエルがとっている対応、そしてそれに対する米国のその対応と占領の現状への支持は、イスラエルとパレスチナの双方の人々にとって、さらに深刻な苦しみをもたらすだけであり、長期的に見れば米国の国益にもならない」と、バイデン政権のイスラエルへの一方的な肩入れを強く批判! 一体、バイデン政権は、イスラエルにどんな武器を提供しようとしているのか!?(SNS『リンクドイン』2023年10月18日)

IWJ消滅の危機! 岩上安身は難病の次女の存在をカムアウトし、自らが背負う責任と使命についての思いを告白! 徹底的な支出カットをして、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円の連帯保証人は岩上安身個人! 岩上がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければIWJも岩上安身も破産ですし、難病の次女も守れません! 必ずやサバイバルします! 10月は残り10日余りとなりましたが赤字ペースです! IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

2023年10月21日 (土)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/890.html
[戦争b24] イスラエルのPRキャンペーンが行き詰まる中、アル・アハリ病院外での爆発を巡るさらなる証拠とさらなる混乱 — 更新(locom2 diary)
https://qrude.hateblo.jp/entry/2023/10/22/060000
※動画等はリンク先参照。

イスラエルのPRキャンペーンが行き詰まる中、アル・アハリ病院外での爆発を巡るさらなる証拠とさらなる混乱 — 更新⚡️

2023-10-22

More Evidence and More Confusion Surrounding Blast Outside of Al-Ahli Hospital As Israel’s PR Campaign Falters — Updated
https://sonar21.com/more-evidence-and-more-confusion-surrounding-blast-outside-of-al-ahli-hospital-as-israels-pr-campaign-falters/

ラリー・ジョンソン著:19/10/2023

予想通り、私はイスラエルの味方だと非難され、ハマスのシンパだと非難されている。私は事実を扱うようにしているが、事実はある部分では明確であり、ある部分では泥臭い。

私は今、アルアハリ病院の外の駐車場に小さなクレーターがあることを示す証拠写真を見た。

Image from Gyazo

次に、JDAMがあのクレーターの原因であることを示唆する中国人女性のツイートがあります。

People claim that the lack of craters at the Al-Ahli Hospital in Gaza, rules out an airstrike by Israel.

But JDAM (includes the MK.83 GBU-32) does have an airburst mode, which does not produce a crater.

It kills using shrapnel, shockwave and fireball from the explosion
1/2 pic.twitter.com/FYnk2zkUt3
— Zhao DaShuai 无条件爱国🇨🇳 (@zhao_dashuai) October 18, 2023

そこで、兵器の専門家ではない私は、腕利きの将軍たちが口にするさまざまなシステムについて、現在の知識を持つ人物に確認してみた:

エアバースト説は、その答えよりもはるかに多くの疑問を私に投げかけている。

実際に爆心地にはクレーターがある。それは小さく、ロケットの衝突程度の大きさだ。JDAMは通常信管用の巨大なクレーターを残すか、近接信管用のクレーターをゼロにするかのどちらかだ。
JDAMが残すような過圧被害はない。ほとんどが火災によるダメージだ。ロケットの燃料が不足したようなものだ。
イスラエルはふざけていない。Mk83は1kポンドの弾頭だ。Mk84は2kポンドだ。
どちらを使っても(近接信管を使っても)、駐車場はガラス張りになっただろう。写真に写っている被害は、どちらのMK装置とも一致しない。そして、病院は過剰圧力ではるかに大きな被害を受けただろう。

私が聞いたことのない説のひとつは(もっともらしいかもしれないが)、IDFの無人機(ヘルファイア)による攻撃だ。それは合っている。しかし、そうなると、PIJのロケット発射を説明しなければならない。PIJのロケット発射は、病院の座標の真上に軌道を描き、攻撃とまったく同じ時刻に行われた。とんでもない偶然だ。

では、爆発源が何であったかをどうやって特定できるのか?

その地域の土壌サンプルを採取すれば、使用された爆薬の化学的組成がわかり、この推測は文字通り即座に収束する。JDAMに使用されている軍用シンタックスとロシアのスピン安定化107ミリ弾では、シグニチャーが大きく異なる。米国はトリトナールを使用している。

英国のチャンネル4は、アル・アハリでの爆発について、客観的で優れたレポートを作成した:

イスラエルのPRの失敗をさらに悪化させているのは、古代ギリシャ正教会がイスラエルの爆撃によって崩壊したという新しい報告である:

ガザ地区にある1600年の歴史を持つ聖ポルフィリオスギリシャ正教会の敷地内の建物が、イスラエルの空爆によって崩壊した。

この空爆で少なくとも2人が死亡し、さらに数十人が瓦礫の下敷きになっているとみられるとアルジャジーラが報じた。同メディアによると、この教会は紛争が続く中、多くの人々の避難所としても機能していた。ギリシャの公共メディア『ERT』が報じたところによると、この事件には、女性や子供を中心に約50人が参加していた。

教会跡の写真と称するものが出回っている。私は今のところ、その真偽を独自に確かめる術を持っていない。しかし、イスラエルがガザ地区の民間地域を爆撃したことは間違いない。

Image from Gyazo

これは教会が攻撃された証拠のビデオです。この被害はハマスのロケット弾によって引き起こされたものではありません。

Video of the aftermath of the bombing and rescue efforts at St. Porphyrius Greek Orthodox Church in Gaza.

Initial reports suggested 150+ killed. The current death toll is 40 Christians. pic.twitter.com/HrIktA4NEA
— Aleks Djuricic (@AleksDjuricic) October 19, 2023

昨日の記事で述べたように、このような報道がイスラム諸国やアラブ諸国の間でイスラエルに対する反発を強めている。そしてそれは収まる気配を見せない。実際、その激しさは増しており、シリアの前方作戦基地にいる米兵は打ちのめされている。

ジョー・バイデンの木曜夜の緊急資金提供に関するスピーチについて最後に一言。彼は必死にウクライナへの資金援助を続けようとしており、ゼレンスキーにイスラエルよりも多くの資金/援助/武器を与えることを提案している。その犬は狩りをするつもりはない。イスラエルロビーは、イスラエルがウクライナよりも多くの資金を得られるよう、多大な圧力をかけてくるだろう。バイデンは、"アメリカは偉大で何でもできる "というナンセンスなことを繰り返している。その通りだ。アメリカはウクライナに十分な数の155ミリ砲弾を供給し続けることさえできない。世界は、支配的なヘゲモニーとしてのアメリカの崩壊を目の当たりにしている。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/893.html
[国際33] 露外務省が政治家らの靖国参拝を批判、「アジアの人民にもたらした侵略と流血の責任」を忘れるな(SPUTNIK日本)
https://sputniknews.jp/20231021/17505664.html

露外務省が政治家らの靖国参拝を批判、「アジアの人民にもたらした侵略と流血の責任」を忘れるな

2023年10月21日, 12:23 (更新: 2023年10月21日, 17:52)


10月16日から18日にかけて、現閣僚や国会議員を含む日本の政治家らが次々と靖国神社を参拝した。これを受け、ザハロワ報道官は批判のコメントを発表し、「政治支配層が、日本における軍国主義の忌まわしい象徴である靖国神社を再び参拝」したと批判した。

靖国参拝について、「日本政府が採用する破壊的な政治方針の本質を再び明確に示している」とし、「歴史修正主義、報復主義を土台としているほか、第二次世界大戦の結果、並びに20世紀前半の野蛮な拡張主義運動において日本がアジアの人民にもたらした侵略と流血に対する政府の責任を否定する」と記した。その上で日本に対し、「自国の恥ずべき歴史」をごまかすことなく、危険な再軍備計画も放棄するよう呼び掛けた。こうした計画はかつて日本に国難をもたらしたと指摘し、平和主義に立ち返るよう呼び掛けた。

先に高市早苗経済安全保障大臣、秋葉賢也復興大臣、小泉進次郎元環境大臣、萩生田光一元経済産業大臣といった政府高官や議員らが靖国神社を参拝したと報じられた。西村康稔新経済大臣も参拝したが、岸田文雄首相は参拝を見送り、「真榊」と呼ばれる供物を奉納するに留まった。
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/603.html
[日政U2] 国際版リンク:露外務省が政治家らの靖国参拝を批判、「アジアの人民にもたらした侵略と流血の責任」を忘れるな(SPUTNIK日本)
露外務省が政治家らの靖国参拝を批判、「アジアの人民にもたらした侵略と流血の責任」を忘れるな(SPUTNIK日本)
http://www.asyura2.com/23/kokusai33/msg/603.html
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/825.html
[カルト47] 背裏、生き証人、音楽会場で無差別に射殺したのはハマスでなくラエル軍。ダマスゴミは報じなくても世界の諜報は証言を額面通り… ポスト米英時代
10. HIMAZIN[3876] SElNQVpJTg 2023年10月22日 11:31:44 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[162]
>>7

>d083bFNlb21sQkk=

サブリミナル効果狙いの定型文、いい加減やめたら?
安っぽいし飽きた。
ていうかオザワガーやりたいならスレ違い、政治板でやりなさい。
http://www.asyura2.com/23/cult47/msg/894.html#c10

[戦争b24] 精神病質者総出演...イスラエルの戦争犯罪と大量虐殺に加担する欧米指導者連中(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-c36622.html

精神病質者総出演...イスラエルの戦争犯罪と大量虐殺に加担する欧米指導者連中

2023年10月20日

Strategic Culture Foundation


 大量虐殺の野蛮さでイスラエル政権と歩調を合わせる欧米指導者連中は、この大量虐殺に完全に加担している。

❗️Telegram , Twitter , と VK でご参加願いたい。

 先週、欧米指導者連中がテルアビブを歩き回り、パレスチナ人に対する大量虐殺戦争をイスラエル政権が望む中、イスラエルを全面支援すると誓った。

 この民間人大量殺戮を世界中が目撃しているのに、欧米諸国政府やメディアが残虐行為を正当化し、最小限に抑え、隠蔽するためあらゆることをしているように見えるのは実に衝撃的だ。連中はこの恐ろしい虐殺に加担しているために隠蔽が必要なのだ。

 アメリカのジョー・バイデン大統領、イギリスのリシ・スナク首相、ドイツのオラフ・ショルツ首相、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、手から血を滴らせている欧米指導者だ。

 彼らはイスラエルの「自衛権」について語り、イスラエル軍は無差別空爆でガザを粉砕し、ヨルダン川西岸ゲットーでパレスチナ人を射殺している。イスラエル指導部が彼らを「人獣」と中傷し、両飛び地のパレスチナ人は凶暴な大量虐殺の標的にされている。

 過去二週間、230万人の住民が水も食料も電気もなくガザで完全包囲されている。アメリカとイギリスが供給するイスラエル爆弾が家や難民センター、病院、学校、教会、モスクに降り注ぐ沿岸地域のどこも安全ではない。これは無辜の民間人に対する野蛮な集団的懲罰で、ジュネーブ条約の重大な違反だ。これは大規模な国家テロだ。

 そして日々の恐怖にもかかわらず、10月7日のハマス過激派による残虐な大量攻撃に応じて、イスラエルには自衛権があるという身勝手な呪文を繰り返す以外、欧米指導者連中は何も言わない。1,400人以上のイスラエル人がハマスの銃撃とロケット攻撃で殺害された。これら殺害はガザやヨルダン川西岸でのその後の民間人に対する虐殺を正当化するために決してわずかでも利用できるはずがない。

 認識する必要があるのは、1948年にイスラエルが暴力的に国家を樹立して以来、何十年にもわたりパレスチナ人に残忍な占領を行ってきたことだ。イスラエルの卑しむべき発端は、反ユダヤ主義やアラブ諸国をごまかした自分の罪を隠すため、イギリスとアメリカ帝国主義がでっちあげた取り引きだった。その代償をパレスチナ人が払い今も払い続けている。

 欧米諸国、主にアメリカが国際法を甚だしく違反し占領を継続し拡大する許可をイスラエル政権に与えた。石油豊富な中東に帝国主義権力を投影する駐屯地としてワシントンはイスラエルを利用している。その犯罪にパレスチナ人が抵抗する際、反抗行為は絶望的で血なまぐさいものになる。無辜の民間人殺害は誰も容認できない。しかし、この暴力の体系的条件や、平和の実現を阻止している覇権を巡る権力闘争を理解する必要がある。

 暴力の連鎖を終わらせることは欧米が支援するイスラエル占領やパレスチナ人に対する大量虐殺弾圧を終わらせることを意味する。パレスチナ人に対する国民の権利や国家の否定は容認できないが、この長期にわたる否定が、この地域に平和がない一つの理由だ。

 ロシア、中国、そして世界のほとんどの国々は、平和をもたらすには、パレスチナ人に対する正義がなければならないことを認識している。

 イスラエルの自衛権行使を欧米指導者が認め続けるのは身勝手な現実の歪曲だ。違法で残忍な占領政権にそのような権利はない。それは矛盾語で、踏んだり蹴ったりだ。

 ベンヤミン・ネタニヤフの戦争挑発政権を認めるために、バイデンや他の欧米政治家がイスラエル詣でをするのは嫌な光景だ。犯罪者と精神病質者のパレードだ。

 ネタニヤフは今週の状況を「世界で最も暗い時間」と表現する大胆さがあった。彼は大いに正しいが、それは全く逆の理由だ。

 男性、女性、子供が虐殺され、殺人者が欧米政府に公然と支持される時の状況は確かに「最も暗い時間」だ。

 ガザとヨルダン川西岸で行われている戦争犯罪はナチス第三帝国の残虐行為に匹敵する。それでも現在の大量虐殺を恥知らずに実行しているシオニスト政権は、その資格証明とされるものとして、ナチスのホロコーストに執拗に言及する。ネタニヤフはハマスを「新しいナチス」と呼んだ。

 大量虐殺の野蛮さでイスラエル政権と歩調を合わせる欧米指導者連中は、この大量虐殺に完全に加担している。長い間、二枚舌と欺瞞にふけってきたアメリカ合州国と同盟諸国の本当の醜い本質は、欧米大衆や世界の他の国々には見えている。

 テルアビブに大量殺戮を拡大する許可を与えた後、ワシントンに戻ったバイデンは、ゴールデンアワーの大統領執務室からの演説で、図々しくも国民に語った。ロシアに対する代理戦争を戦っているイスラエルとキーウのナチス政権に彼の政権は100億ドルの「緊急援助」を与えると彼は発表した。バイデンはこれを「賢明な賢投資」と呼んだ。

 ボソボソ話す支離滅裂なテレビ演説で「アメリカの指導力こそ世界をまとめている」とバイデンは述べた。

 人は一体どこまで惑わされ、狂気になれるのだろう?

 アメリカ合州国や欧米のお仲間によるウソと露骨な戦争挑発を世界中で益々多くの人々が忌み嫌っている。

 今週、ガザでの停戦を求める国連安全保障理事会決議をアメリカは拒否した。

 ワシントンとNATO同盟諸国はウクライナでの停戦を繰り返し拒否し、過去18カ月間で約50万人の兵士がウクライナで殺害された後も、この代理戦争が「最後のウクライナ人」まで続くことを望んでいる。

 呆れたことに「民主主義を破壊しようとしている」かどで、バイデンはロシア指導者ウラジーミル・プーチンをハマスになぞらえた。

 バイデンと西欧の従僕連中や、彼らが支持するテルアビブとキーウのファシスト政権は、道徳と国際法の最後のあらゆる痕跡まで破壊している。

 おそらく中東とウクライナにおけるこの恐ろしい騒乱から出現するかもしれない良いことの一つは、世界平和の本当の敵が、誰で、一体何なのか、欧米のならず者政権や連中の戦争挑発帝国主義が、誰で、一体何なのか、世界にはっきり見えることだ。

 自らを美化する欧米の幻想は、世界の目の前で打ち砕かれつつある。それは世界が平和、正義、国々の共同体に向けて進歩するためには非常に良い、必要なことだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2023/10/20/psychos-on-parade-western-leaders-complicit-in-israeli-war-crimes-and-genocide/

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 Alex Christoforou YouTube 新しい多極世界秩序をアメリカが率いると語るバイデン。美しいプラハ観光もできる?

Biden, we need a new world order. EU angry with Ursula. China, six warships to Middle East.  35:18

 Chris Hedges Report 2023/10/23

Let Them East Cement

Israel is not only decimating Gaza with airstrikes but employing the oldest and cruelest weapon of war — starvation. Israel’s message, on the eve of a ground invasion, is clear. Leave Gaza or Die.

Israel, with the backing of its U.S. and European allies, is preparing to launch not only a scorched earth campaign in Gaza but the worst ethnic cleansing since the wars in the former Yugoslavia. The goal is to drive tens, most probably hundreds of thousands of Palestinians over the southern border at Rafah into refugee camps in Egypt. The reverberations will be catastrophic, not only for the Palestinians, but throughout the region, almost certainly triggering armed clashes to the north of Israel with Hezbollah in Lebanon and perhaps with Syria and Iran.

 耕助のブログ Mike Whitney記事翻訳

No. 1951 ハマスは40人の赤ん坊を斬首していない

 日刊IWJガイド

はじめに〜ガザ地区にようやく初めて人道援助トラックが20台入る! 国連は必要な支援はトラック100台分と指摘、中東メディアは10月7日以前の支援の4%にしかならないと指摘! まだまだ人道支援は不足! エジプト人女性が『CNN』レポーターに「ハマスを生んだのは、あなた方の『民主主義』とあなた方の誤った報道だ!」とくってかかる!

【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

【第1弾! ハマスはカタールの調停に応じて、米国人の人質2人を解放!】祖母の誕生日を祝うためにイスラエルを訪れていた母娘が解放され、救援物資を積んだトラック20台がガザへ! ハマスはイスラエルが捕らえているパレスチナ人の解放を求める一方、イスラエルは10月7日以降5000人を逮捕、いまや逮捕・拘束されているパレスチナ人は1万人に!「手足を折られ、裸にされて屈辱的な集団暴行を受けている」と、パレスチナ自治政府が決死の告発会見! イスラエル国防軍による攻撃のパレスチナ人犠牲者は4385人へ!(『ロイター』2023年10月21日ほか)

【第2弾! ロンドンでパレスチナ支持のデモに10万人が参加!】「ヨルダン川から地中海まですべての土地をパレスチナ人が支配すべき」との当然の主張も!(『BBC』、2023年10月22日)

2023年10月23日 (月)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/896.html
[戦争b24] なぜ私はもうイスラエル側に立たないのか?なぜ二度と立つことはないのか?(寺島メソッド翻訳NEWS)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-2023.html
※動画等はリンク先参照。

なぜ私はもうイスラエル側に立たないのか?なぜ二度と立つことはないのか?

<記事原文 寺島先生推薦>

Why I no longer stand with Israel, and never will again
https://www.scottritterextra.com/p/why-i-no-longer-stand-with-israel

筆者:スコット・リッター
出典:Scott Ritter Extra 2023年10月14日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>2023年10月25日

イスラエルの爆弾が、2023年10月、ガザを猛攻撃

ガザの門

「攻撃者たちは夜明けに襲来し、町をあっという間に占拠した。男性と女性は分けられ、そして撃たれた。攻撃者の1人は家の扉を開け、中に立っていた老人を見つけた。老人は撃たれた。その攻撃を目撃した一人は、「彼は老人を撃つのを楽しんでいた」と後に述べている。

     町はすぐに空になり、5,000人の住民は殺されるか追放され、生き残った者はトラックに乗せられ、ガザに連れて行かれた。空き家は略奪された 。「俺たちはハッピーだったよ。すごく」とこの襲撃に手を下した人間の一人が後で述べている。「取らなければ、他の誰かが取るよ。返さなければ、なんて感じないな。あいつらは戻ってこないだろうし」。

まるで今日の新聞の一面に掲載された話を引き裂いてきたようだ。ハマスが支配するガザ地区に隣接するイスラエルの町やキブツの市民住民に加えられた残虐行為を描いた、数えきれないほどたくさんある話のうちの1つのようだ。

しかし、実はそうではない。これはイスラエル(建国)の父の一人で、イスラエル独立宣言の署名者であり、イスラエルの初代外務大臣および2代目の首相であるモーシェ・シャレットの息子であるヤアコブ・シャレットの回想録からの抜粋
だ。ヤアコブ・シャレットは、1948年のイスラエル独立戦争中に、イスラエルの兵士によってアラブの町ベエルシェバが占拠された出来事を振り返っている。


スコット・リッターは、Ask the Inspectorの第106回エピソードでこの記事について話し、視聴者の質問に答えます。

1946年、ネゲブ砂漠に勤務する若い兵士として、シャレットは「11ポイント計画」と呼ばれる秘密の計画の一環として、ネゲブ砂漠にユダヤ人の前哨基地を設立し、イスラエルのシオニストとアラブとの予想される戦争が勃発した際にその地域での戦略的拠点となるための11隊の兵士チームのムフタル(連隊長)として任命された。

1948年以前のシオニズムは、聖書に記載されたイスラエルの領土にユダヤ国の再建を目指す運動だった。テオドール・ヘルツルの指導の下、政治運動としてのシオニズム組織は1897年に設立された。ヘルツルは1904年に亡くなり、その後、バルフォア宣言の採択を推進した報酬として、シオニスト組織はハイム・ワイツマンに引き継がれた。バルフォア宣言によってイギリスはユダヤ国家を創設することに関わることになった。ワイツマンは1948年のイスラエル建国までシオニスト組織の長として留まり、その後、彼はイスラエルの初代大統領として選出された。

1946年、連合国は英国のパレスチナ委任統治地をアラブとユダヤの区分に分ける分割案を採択し、ネゲブ地域をアラブに割り当てた。将来のイスラエル国家のシオニスト指導者であるダヴィド・ベン・グリオン、モーシェ・シャレットなどは、シオニズムの原則に献身的な人々と共に、「11ポイント計画」を策定した。これは、当時ネゲブに存在していた状況を変える手段だった。当時、3つの前哨基地に500人のユダヤ人が住み、247の村や町に住む25万人のアラブが存在していた。これにより、11つの新しい前哨基地がネゲブにおけるイスラエルの存在感を高め、パレスチナの歴史家ウァリッド・ハリディが指摘するように、「祖先の土地に住む先住民の多数派」が「一夜にして異なる支配の下での少数派に変わる」状況が作られることになった。

1946年10月5日の夜、ヨム・キプル*の直後、ヤアコブは彼のチームをネゲブに導いた。ヤアコブは語った。「私たちが荒涼とした丘の頂上に自分たちの土地を見つけたときのことを覚えています。まだ暗かったですが、私たちは柱を打ち込むことに成功し、すぐに私たちは塀の中に入りました。明るくなると、トラックがプレハブのバラックを運んできました。それは見事な早業でした。私たちは鬼のように働きました」。
ヨム・キプル*・・・贖罪の日。レビ記16章に規定されるユダヤ教の祭日。ユダヤ教における最大の休日の1つである。ユダヤ暦でティシュレー月10日にあたり、ザドク暦では第七のホデシュの10日で、グレゴリオ暦では毎年9月末から10月半ばの間の1日にあたる。(ウィキペディア)

ヤアコブがシオニスト青年運動に参加していたとき、彼はネゲブ全域を徒歩で旅し、アラブの村々を訪れ、聖書に記載されているヘブライ語の名前を覚えた。ヤアコブの丘の入植地であるハツェリム・キブツの隣にはアブ・ヤヒヤというアラブの村があった。ハツェリムのキブツニクス(キブツの住民)に与えられた使命の1つは、当時ネゲブからアラブ人を大規模に追放する準備をしていたイスラエル軍の計画者によって使用される地元のアラブ人に関する情報を収集することだった。

アブ・ヤヒヤのアラブ人たちは、ヤアコブと彼の仲間のシオニストに新鮮な水を提供し、しばしばキブツの住民が仕事で不在の間にその財産を守っていた。アブ・ヤヒヤの指導者とハツェリム・キブツの指導者との間には、イスラエルがネゲブを支配した際に彼らがその地に留まることを許されるという了解があった。しかし、戦争が勃発すると、ハツェリム・キブツの住民はアラブの隣人に襲いかかり、彼らを殺し、生き残った者たちを永遠にその住まいから追い出した。

生存者の大半は結果的にガザに住むことになった。

アブ・ヤヒヤ村、ベルシバの町、およびネゲブ地方の他の245のアラブの町村がイスラエルの入植者たちと兵士たちによって虐殺および物理的に抹消されたことは、ナクバ(「惨事」)として歴史に刻まれている。ナクバについて語るパレスチナ人は、1948年の出来事だけでなく、その後のすべての出来事を指し、それは現代イスラエルを定義するシオニズムの維持、拡大、防衛を名目としている。イスラエル人はナクバについて話すことはなく、代わりに1948年の出来事を「独立戦争」と呼んでいる。

「ナクバについての沈黙は、イスラエルの日常生活の一部でもある」と、このテーマに関わるある現代の研究者は指摘している。



生きるためにイスラエルの兵士や入植者たちから逃れるパレスチナ人。1948年。

1948年にイスラエルのユダヤ人国家が設立された後、ユダヤ人入植者の一団がダヴィッド・ベン・グリオン首相に近づき、彼らの入植地から男性が集団で軍に従事することを許可してほしいと要請した。その結果、軍事勤務と農業労働を組み合わせた「ナハル(Nahal)」プログラムが創設された。ナハル部隊は駐屯地を形成し、それが後にキブツに変わり、イスラエルへの将来のアラブの攻撃に対する最初の防衛ラインとして機能することとなった。1951年に、これらのナハル入植地の最初である「ナフライイム・ムル・アザ(Nahlayim Mul Aza)」がガザ地帯との国境に設立された。それに続いて、ナハルプロジェクトはガザをこれらの砦入植地で取り囲むことを目指してさらに多くの入植地が設立された。1953年に、ナフライイム・ムル・アザは軍事前哨地から市民のキブツへと転換し、ナハル・オズ(Nahal Oz)と改名された。

ナハル・オズの最初の入植者の一人は、ロイ・ルッテンベルクという男だった。彼は1948年の独立戦争中、13歳のとき伝令の仕事をした。彼が18歳になった1953年には、イスラエル国防軍(IDF)に入隊し、その後将校になった。彼の最初の役職は、ナハル・オズの安全担当士官だった。結婚し、1956年には幼い息子の誇らしい父となった。1956年4月18日、ロイはアラブ人に急襲され、殺害され、その遺体はガザに持ち去られた。国際連合の仲介により遺体は返還され、翌日、1956年4月19日に埋葬された。ロイの死はイスラエル国民を激怒させ、何千人もが彼の葬儀に集まった。



イスラエルの参謀総長モーシェ・ダヤンがロイ・ルッテンベルクのために追悼の辞を読み上げる。1956年4月19日。

イスラエルの参謀総長であるモーシェ・ダヤンは参列し、イスラエルの歴史を決定づけるようなスピーチの一つとして記憶されている追悼の辞を述べた。ダヤンは言った。「昨日早朝」と彼は始めた。彼の声は大勢集まった哀悼者たちの上に響き渡った。「ロイは殺されました。春の朝の静けさが彼を魅了し、溝の端で待ち伏せしている者たちに気づきませんでした」。


今日は、殺人者たちに非難を浴びせるのは控えましょう。どうして、彼らの私たちに対する燃えるような憎しみを公然と宣言すべきでしょうか?8年間、彼らはガザの難民キャンプで過ごしており、その間に私たちは彼らと彼らの先祖が住んでいた土地と村々を私たちの所有地に変えてきたのです。

私たちがロイの血を求めるべき場所は、ガザのアラブ人たちの中ではなく、私たち自身の中にあるのです。どうして私たちは目を閉じ、運命を真正面から見ようとせず、あらゆる残酷さの中で私たちの世代の運命を認識しなかったのでしょうか?そして、ナハル・オズに住むこの若者たちがガザの重い門を肩に担いでいることを、私たちは忘れてしまったのでしょうか?

国境の溝を越えて、憎悪と復讐の欲望の海が膨らみ、それは平静さが我々の進むべき道を鈍らせる日を待っています。憎悪と復讐の欲望は、武器を置くようにと呼びかける邪悪な偽善の心を持った大使たちの声に私たちが耳を傾けようとする日を待っています。

ロイの血が、彼の裂かれた体から叫んでいるのは私たちに向かってなのです。私たちは何千回も誓ってきました、私たちの血は無駄に流れないと。しかし、昨日また私たちは気持ちが揺らぎました、私たちは耳を傾け、信じました。

今日、私たちは私たち自身のことを考えてみましょう。私たちは土地を開拓する世代です。そして鉄の兜と大砲なしでは、木を植えることも、家を建てることもできません。私たちを取り巻く何十万人ものアラブ人たちの生活を燃え立たせ、満たす嫌悪を正面から見ましょう。私たちの持つ武器が弱らないよう、私たちの目をそらすことはやめましょう。

これが私たちの世代の運命です。これが私たちの人生の選択です―準備をし、武装し、強く、決意し、剣が私たちの手から奪われ、私たちの命が打ち倒されることのないようにすることです。

テルアビブを出てガザの門に自宅を建てるために旅立った若いロイは、私たちのための壁となることを望みましたが、彼の心の中の光に目がくらみ、剣のきらめきを見逃しました。平和への憧れが彼の耳を聾し、待ち伏せする殺人の声が耳にはいりませんでした。ガザの門は彼の肩にあまりにも重くのしかかり、彼を圧倒してしまいました。」


このスピーチは、ガザに収監されているパレスチナ人たちがイスラエルに対する憎悪を公然と認識し、その憎悪の源とパレスチナの感情の正当性に対する理解を示す点で注目されている。

しかし、このスピーチは、また、イスラエルの大義の正しさを堂々と述べると同時に、パレスチナの大義の正当性も認めている。ダヤンは言った、「鉄の兜と大砲なしには、イスラエルは定着できない」と。彼はまた、「戦争はイスラエルの「生き方の選択」であり、そのため、イスラエルは軍事的な維持を余儀なくされ、「剣が手から取り上げられ、私たちの命が刈り取られることのないように」と述べた。

10月7日に、数百人の重装備のハマス戦闘員がガザから押し寄せ、ガザを囲む軍事基地とキブツに襲いかかった暴力行為について考える時、これらの施設の起源と目的を決して忘れてはならない。それは、事実上の屋外収容所へガザの人々を閉じ込めるためのものだった。そして、ガザに収監されたアラブ人の中で生まれた感情を忘れてはならない。これらの収容所で生活し、働き、奉仕したイスラエル人は、「ガザの重い門」を肩に担ぎ、周囲のキブツに住んでいた入植者が「彼らとその父が住んでいた土地と村々」をイスラエルのユダヤ人の自国に変えていく姿を目の前で見ながら、「燃える憎しみ」の下で働いていたのだ。

これらのイスラエル人は皆、シオニズムの剣をしっかりと手に握っていた。これらの収容所に住んで働いた大人は誰一人無罪とは言えない。彼らは、その存在と維持において何百万ものパレスチニアンを残忍な拘禁と支配に晒すことを要求する制度であるシオニズムの一部だった。彼らは、モーシェ・ダヤンが呼んだように、その固有の残酷性を持つ「運命」を生きてきた。彼らの世代にとって、「ガザの重い門」はその運命であり、それは、彼らの前のロイ・ルッテンベルクのように、門があまりにも重く彼らの肩に圧し掛かり、彼らを圧倒したのだ。

決して諦めるな

私はイスラエルの友人として自分を数えていた時期があった。湾岸戦争作戦中、イラクのスカッド・ミサイルがイスラエルに対して発射されないような作戦に従事し、1994年から1998年まで、私はイスラエルを広範に旅行し、イスラエル国防軍(IDF)の情報機関であるAMANと協力し、イラクが再び通常の高性能爆薬、化学兵器、生物兵器、核兵器を搭載したスカッド・ミサイルでイスラエルを脅かすことができないようにした。私はイスラエルの将軍、外交官、政治家に情報提供を行なった。

私は、イスラエルの写真解釈者、信号情報収集者、技術情報分析者、および人的情報担当者と長い時間を共にし、イラクの大量破壊兵器の能力が十分にかつ検証可能な形で報告されるよう、あらゆる手段を講じた。私は、イスラエル側担当者たちの驚異的な労働倫理と生得の知識に感銘を受けた。また、国際連合安全保障理事会によって設定された指令に従うという彼らの約束を超える彼らの誠実さにも感銘を受けた。私と国際連合特別委員会(UNSCOM)の仲間の検査官がイラクで行っていた作業に関して、彼らはその約束を充分に守った。

1998年8月にUNSCOMを去る時点で、私は自分自身をイスラエルの真の友人と考えていた(この関係にはマイナス面もあった。FBIは私をスパイ行為法の違反の嫌疑で調査しており、この調査が終了したのは2001年9月11日。私とFBIの工作員3人との面談の後、調査が終了した)。

イスラエルの発達過程で、正直なところ、私はイスラエルに対して少なからぬ矛盾した思いを抱いていた。私は根っからの贔屓ではなかった。最初のイスラエルに対する私の記憶は、1973年10月のヨム・キプル戦争であり、テレビで見た報道に魅了されたことだ。その後、1976年にはエンテベ国際空港の人質救出劇の大胆さと英雄的な行為にも同様に感銘を受けた。しかし、大学に通うようになると、この幼少期の魅了は薄れていった。イスラエル系アメリカ人の同級生が、イスラエル国防軍(IDF)での兵役を終えたばかりだった(私はアメリカ陸軍での勤務を終え、海兵隊の任官プログラムに参加しており、アメリカ市民がなぜ他国の軍隊に入隊するか、またはできるのかが理解できなかった)。また、キャンパス内で非常に活発なヒレル(ユダヤ系学生)組織が存在し、多くのアメリカのユダヤ人がパレスチナとアラブ世界全般に、「ゼロ容認」であることに違和感を覚えた。

私は、中東研究のアッシリア系アメリカ人の歴史学者であるジョン・B・ジョセフ教授に深く影響を受けた。ジョセフ教授は、イランとなる前のペルシャでアッシリア人虐殺を逃れた避難民を親としてバグダッドで生まれ育った。彼がアラブとイスラエルの関係についての授業を開放的な考え方で教える姿勢は、ヒレル団体の「嫌なら出て行け」というやり方とは対照的だった。1983年の春のある日、ヒレルはイスラエルの兵士の代表団をキャンパスに招待し、イスラエルによるレバノン南部への侵攻と占拠について講演を行わせた。私は海兵隊士官候補生課程に在籍しており、1984年5月の卒業時に委任される予定だった。

1983年2月、アメリカ海兵隊員とイスラエル国防軍(IDF)の戦車3両との対立が世界中の見出しを飾った。イスラエルの中佐が指揮する戦車隊は、海兵隊の陣地を通過しようとしたのだ。ベイルートへの進入を阻止するために配置された海兵隊の部隊を指揮するチャールズ・B・ジョンソン大尉は、戦車の前に立ち、IDFの将校に対して通過を許可しないと告げた。戦車が彼をひき殺そうとしたとき、ジョンソン大尉は拳銃を抜いて、先頭のイスラエル戦車に飛び乗り、中佐に対して、「私を殺してから通過しろ!」と告げた。イスラエル軍は引き下がった。


ベイルートにおけるイスラエルのセンチュリオン戦車。1982年

ベイルート外での対立は、アメリカとイスラエルの間で緊張を引き起こし、アメリカ国務省はイスラエルの臨時代理大使ベンジャミン・ネタニヤフを呼び出し、イスラエルの挑発行為に抗議した。この出来事により不協和音が生じ、イスラエル側はジョンソン大尉の口臭がアルコールの臭いがしたという噂を広めた。

この噂を、私が出席したキャンパスでの講演で、IDF(イスラエル国防軍)の兵士大使の一人が繰り返した。私は怒りを感じ、立ち上がって講演者に食ってかかった。あまり外交的ではない方法で、私はIDFの兵士に対して、米国の土地で、米国海兵隊の将校の評判を傷つけるのを黙っているつもりはないと言った。私の言葉に内在する暴力を感じ取り(私はすでにジョン・ヒンクリー、ロナルド・レーガン大統領の暗殺未遂犯がもっとうまく撃っていたらと願った学生を殴ったことで、キャンパスでは評判になっていた)、ヒレルの主催者が介入し、IDFの兵士をステージから外し、キャンパスから退場させた。

次にイスラエルと、間接的だが、関わりがあったのは、湾岸戦争(「砂漠の嵐」作戦)の時だった。アメリカ軍の任務はクウェートをイラク軍から解放することだったが、イラクは改造されたスカッド・ミサイルをイスラエルに発射した。それはイスラエルを紛争に巻き込む可能性があった。ジョージ・H・W・ブッシュ大統領が慎重に結成したイスラエルと同じ側で戦うことを拒否する多くのアラブ諸国から成る連合を崩壊させかねない行為だった。イラクのスカッド・ミサイル発射を阻止することが戦争の最優先事項となり、私はノーマン・シュワルツコフ大将指揮下のスカッド・ミサイルの専門家として、この取り組みに大きく関与した。(私は思い出すのだが、2007年にアメリカの主要なユダヤ人団体で、公然と敵意をむき出しにする聴衆に講演を行ったことがある。私はイスラエルのために自分の命を賭けていたのに、彼や他のユダヤ系アメリカ人たちは聖地を逃れるための切符を買っていたのだった)

戦後、私はイラクにおける国連の任務を支援する独立した情報機能を作成するためにUNSCOMに採用された。1994年、私はUNSCOMがイスラエルとの情報に関する協力に関して秘密のチャネルを開く提案をした。私の提案は承認され、私はUNSCOMがイスラエルに送った最初の代表団を率い、AMANの長官と研究分析部(RAD)の長官と会談し、UNSCOM-イスラエル情報協力の範囲と規模について話し合った。

1994年10月の私の初めてのイスラエル訪問中、私はイスラエル空軍の情報将校に紹介され、次の4年間、彼は私の主要な対話者となった。私たちの専門性を持った関係は申し分なかった。この将校(そのエネルギーや知識、そして経験は比類ない)がいたからこそ、UNSCOMとイスラエルとの関係が成功したことは間違いない。私がこの男性(友人としてだけでなく同僚として見るようになっていた)に最も感銘を受けたのは、彼が、私にイスラエルを理解し、評価することをどれだけ望んでいたか、の気持ちだった。彼は、私のような外国人が影響を受ける時は、イスラエルがテレビ向けに演出した喧伝ショーではなく、実際のイスラエルを理解してほしいと強調した。

そう、私はイスラエルのヘリコプターツアーを提供され、鳥瞰的にイスラエルがどれほど小さく、脆弱であるかを目にした。そう、ヘリコプターはマサダに着陸し、私はそのイスラエルの歴史におけるその時期の悲劇について教育を受けた。そう、私はゴラン高原に向かい、シリア軍の所在を、望遠鏡を通して見ることができる前方観測所に案内された。これらすべては事実だ。しかし、私のイスラエル側の応対役が賢明に指摘してくれたのだが、私が実際に興味を持っていたのは「スカッド博物館」であり、そこではイスラエルが砂漠の嵐作戦中に自国に落ちたすべてのスカッド・ミサイルの破片を展示していた。これは私の任務であるため、私はそれに興味を持っていた。

イスラエルと恋に落ちてはいなかった。

徐々に、私の応対役は、検査の予定から自由な時間にどこに行けるか、何を見るかに関する制約を緩和した。妻は私を訪ねてきて、私たちは長い週末をイスラエルで過ごした。私は彼女を、死海や、エルサレム(エルサレムで私たちは、処刑が行われたカルバリの丘までイエスが進んでいったビア・ドロローサを歩いた)、ナザレ、ガリラヤ湖、そしてヨルダン川に連れて行った。これらはすべて新約聖書にそのまま記載されている場所だ。信心深いジョージア正教徒である私の妻は忘我状態だった。一介の歴史家である私は深く感動した。応対役は私に言った、「足元でひっくり返すすべての石が物語です。この土地は歴史に満ちています」。


ビア・ドロローサ(エルサレム)

私たちはすぐに、イスラエルの歴史そのものについての議論に取りかかった。まずは私が働いていたイスラエルのイメージ宣伝部門があったサロナ(ドイツ人植民地としても知られている)から話し始めた。私たちは、エルサレムのキング・デビッド・ホテルを訪れながら、イギリスの委任統治についても議論した。このホテルは、1946年にメナヘム・ベギンが率いるイルグンテロリスト組織によって実行された悪名高いテロ攻撃の現場だった。ベギンは後にノーベル賞を受賞したイスラエルの首相だ。多くのイスラエル人は、ベギンやイルグンにそんなレッテルを貼ることに不快感を抱くだろう。私の応対役は言った。「いいですか、彼はテロリストでした。ヤーセル・アラファートとは多くの共通点がありました」。こういった率直な態度を示してくれたので、私はこの応対役がますます好きになった。

私たちは、カファー・アーザのキブツにある「マーオズ・ムル・アーザ(ガザの要塞)」博物館を訪れて、イスラエルの国家誕生に関する議論をした。炎の下で生まれる国家(この博物館は1948年にエジプト軍によって破壊されたサアド・キブツの場所に建てられている)に関するイスラエル側の言説と、家族が強制的に自宅(カファー・アーザ・キブツの周辺地域を含む)から立ち退かされたパレスチナの「ナクバ(大惨事)」を比較対照した。(このカファー・アーザ・キブツは2023年10月8日にハマスによって標的とされ、ハマスの戦闘員による暴力で多くの住民を失った場所のひとつだ)。

私たちは、イスラエルの初代大統領であるダヴィッド・ベン・グリオンの言葉について議論した。彼は「もし私がアラブの指導者なら、イスラエルとの合意に署名しないだろう。それは正常なことだ。私たちは彼らの国を奪った。それは真実だ。神はそれを私たちに約束したが、そんなことは彼らにとってどうでもいいことだ。私たちの神は彼らの神ではない。反ユダヤ主義、ナチス、ヒトラー、アウシュヴィッツがあったが、それは彼らの過失だろうか?彼らの視野にあるのはただ一つのこと。私たちは来て、彼らの国を奪った、ということ。どうして彼らがそれを受け入れられるだろうか?」と述べた。

ベン・グリオンのもうひとつの言葉は正鵠を射ている。「私たちの間で真実を無視してはいけない・・・政治的には、私たちが攻撃者であり、彼らは自己防衛をしているのだ」と彼は言った。「この国は彼らのものだ。なぜなら彼らがそこに住んでいるからだ。一方、私たちはここに来て定住したいと考えている。彼らから見れば、私たちは彼らの国を奪いたがっている、ということなのだ」。

「彼の言っていることは正しかった」と応対役はベン・グリオンについて言った。「イスラエルは非常に難しい歴史を抱えています」。

この難しい歴史の結果は、私の応対役や、彼の家族、そして彼のイスラエルの仲間たちにとって生存にかかわるものだった。私は、テルアビブとエルサレムを分ける丘に位置する彼の家によく招かれた。そこでは、特別な絆を共有する人から期待されるようなもてなしを受けた。バーベキューを楽しみ、彼の10代の娘が私たちの楽しみのために選んだ音楽を聞きながら、私の応対役は彼の地域を見下ろす丘を指した。そこには遠くに見える村があり、モスクの尖塔、それは紛れもなくアラブだ、ということを示していた。

「これが『グリーン・ライン』です」と彼はその丘を指さしながらいった。「グリーン・ライン」は、1948年のイスラエルの創設時に設定された、元の国境を表している。1967年の六日戦争の後、イスラエルは今日の西岸として知られる地域を制圧した。パレスチナ人は、自分たちの土地を取り戻し、イスラエルとパレスチナの国境を「グリーン・ライン」に戻すために戦っていた。

「あなたは軍人です」と彼は言った。「だから、お分かりですよね。家族や隣人たちがどうなるかを。もし敵があの辺を占拠したら、そこに迫撃砲や狙撃兵が配置されたら、です」。彼は、ほとんどささやくようにして言った、まるで妻や子供たちに聞かれないように、といった様子で。言葉を隠すかかのように、「みんな死んでしまいます」。

「私たちは平和が必要です」と応対役は締めくくった。「パレスチナ人に土地を返し、私の家族が恐れずに生活できるような平和が必要です」。

大半の軍人はそうだが、私の応対役は国内政治に関しては無関心の風だった。ある時、サロナ地区の近くの地元の食堂で座っていると、彼は少し離れたテーブルに座っている小柄な男を指差して、「あれはエフード・バラクです」と言った。バラクは1995年初頭にイスラエル国防軍を退役し、その軍歴を総参謀長として終えた。「彼は今政治の世界に足を踏み入れています」と応対役は指摘した。「今、彼は嘘をつくことを学ばなければなりません」。

応対役は彼の政治的所属を言わなかった(そして私も聞かなかった)が、私には2つのことがはっきりした。まず、彼はイツハク・ラビンを尊敬していた。ラビンは軍人から政治家になった人物だ。ある時、彼はこういった。「彼も他の政治家と同様に嘘をつきます。しかし、彼は平和のために嘘をつくのです。それなら受け入れられます」。

そして、彼はベンヤミン・ネタニヤフを心底軽蔑していた。応対役は警告した。「彼はイスラエルを破滅させるでしょう。彼はただ憎しみしか知りません」。

私のイスラエルへ何回も訪問したが、テロの脅威は常に起こる現実だった。1994年10月19日、私の最初のイスラエル訪問中に、ハマスの自爆テロ犯がテルアビブの繁華街ディゼンゴフ・ストリートに停車していたバスで自爆し、22人が死亡した。この場所は私のホテルから歩いてすぐの距離にあった。1995年7月24日、私の3回目のイスラエル訪問中に、別のハマスのテロリストがテルアビブ郊外のラマト・ガンでバスに乗って自爆し、6人が死亡した。4回目の訪問中、1995年8月21日に、別のハマスの自爆テロ犯がエルサレムの郊外であるラマト・エシュコルでバスを襲撃し、5人が死亡した。

ディゼンゴフ・バス爆破。1994年10月19日

これらの攻撃がイスラエルの人々に与えた影響は手に取るようにわかった。死者を悼む人々の目からは涙があふれ出た。私が思い出すのは1995年7月の攻撃の後のことだった。私はテルアビブの繁華街にあるイスラエル国防軍の本部キリヤ内での約束を取ってあった。IDFが派遣した運転手が迎えに来てくれた。私は尋ねた。「会議は中止ですか?」。彼は険しい表情で答えた。「いいえ、生きることを止めるわけにはゆかないでしょう」。

車は、応対役が事務所を構える建物に到着した。彼の下では何人かの女性IDF兵士が働いていた。彼女たちは私を待合室に案内し、お茶を勧めてくれた。私は彼女たちの目が赤く、顔に涙が流れているのに気づいた。応対役が部屋に入ってきたとき、私は尋ねた。「出直そうか?」。彼は女の子たちを部屋に呼び戻した。「スコットさんが出直そうかと言っているけど、どう?」と言った。

「もし諦めたら、テロリストの勝ちです」と一人の女性は答えた。「私たちは諦めません、絶対に。あなたも諦めないでください」。

1995年11月4日、応対役はキリヤから私をホテルまで車で送ってくれた。私たちはイスラエル王たち広場を通過した。これは政治的な集会が頻繁に開かれる大きな公共の場だ。その夜、1つの集会が予定されていた 。イツハク・ラビンの支持者による、オスロ和平プロセスを支持する平和の集会だった。ラビンは1995年9月28日にワシントンD.C.でPLO議長ヤーセル・アラファートと会い、そこで2人はオスロII協定に署名した。


イツハク・ラビン(左)がヤーセル・アラファート(右)と握手し、ビル・クリントン(中央)が見守ってる。

ハマスのテロ攻撃はオスロ和平プロセスを妨害するために計画された。しかし、イツハク・ラビンは、彼の主要なライバルであるベンヤミン・ネタニヤフからの国内政治的な抵抗にもかかわらず、この流れを成功に導く決意を揺るがさなかった。

ネタニヤフは、ラビンがユダヤ教の伝統と価値観から遠ざかっていると非難し、過激な右翼のユダヤ教宗教過激派を彼の大義に結集させた。しかし、ネタニヤフの行動は単なる政治的な言辞を超え、政治的な暴力に向かった。1994年3月、テルアビブ北部のラアナナ近くで、右翼の宗教団体であるカハネ・ハイ(Kahane Chai)が主催した抗議行進が行われた。ネタニヤフはカハネ・ハイの前を行進し、彼の後ろには「ラビンはシオニズムの死を招いている」と記された棺が運ばれた。1995年10月5日、イスラエルのクネセット(国会)がオスロIIを支持することを決議した日、ネタニヤフは10万人を超える大規模な反対デモを組織した。人々が「ラビンに死を!」と叫ぶ中、ネタニヤフは群衆に前進するよう促した。

「今夜、外出されるのだそうですね」と応対役は言った。私はRADの2人の若い大佐とその婚約者たちと一緒に夕食を取ることになっていた。「ここに近づいてはいけません」と、応対役は、イスラエルの王たちの広場を指さしながら言うのだった。「ラビンは今夜ここで演説する予定で、暴力沙汰になる可能性が非常に高いです。彼は中止すべきなのです」と応対役は続けた。「彼に危害を加えようとする人間があまりにも多く、ここではその機会があまりにも多すぎます」。

その夜、ちょうど午後9時30分を過ぎたころ、私と2人の友人、その友人たちの婚約者たちに、夕食が出されたばかりだった。これから食べようという時だった。レストランのオーナーが私たちの前に現れた。「イツハク・ラビンが撃たれました」とオーナーは涙を流しながら言った。「彼は病院に運ばれました。私たちの祈りが必要です」。

言葉を発することなく、みんなテーブルを立ち上がり、レストランを出た。支払いは一切しなかった。夕食を共にしようとした同行者が私をホテルに送り届けてくれた。ラジオを聞きながら最新のニュースを私に伝えてくれた。

その集会には10万人の人々が集まり、ラビンは情熱的な演説を行なった。「大半の人たちが平和を望んでおり、そのための危険を引き受ける心構えはできているということを疑ったことはありません」と、彼は彼を賞賛する群衆に語った。

イスラエルを裏切ったと信じた右派の宗教心を持つユダヤ人が、ラビ(ユダヤ教指導者の尊称)の指示に従い、ピストルの引き金を引き、ラビンの命を奪ったのだった。

午後11時15分、イツハク・ラビンの死がイスラエルの国民に発表された。テレビでその発表を見ていたホテルの部屋から、隣の部屋から、そして下の通りから泣く女性たちの嗚咽が聞こえた。

11月5日は国民的な哀悼の日となった。イスラエルは、翌日11月6日、暗殺された指導者を埋葬した。

11月7日、私の運転手はロビーにいて、私をキリヤへ連れて行った。私の応対役と配下の兵士たちは仕事に戻っていた。2日後の11月9日、イスラエルがロシアからヨルダンへのミサイル誘導および制御装置の出荷(搬送は、ヨルダンからイラクへ)について収集したとの情報が私にはあった。私はイスラエルとヨルダンを分けるアレンビー橋を渡り、ヨルダンの治安官に迎えられた。その夜、私はヨルダン国王の私設事務所の長であるアリ・シュクリと会い、彼とヨルダン情報機関の長に、ミサイル部品が保管されているとイスラエルが信じていた倉庫を強制捜索するよう説得した。強制捜索は実行され、翌日イラクに出荷される予定だった数百の誘導および制御装置が押収された。

次の夜、私はイスラエルに戻るのを待つ中、イスラエルの応対役たちの不屈の精神ついて考えた。彼らは諦めなかった、と私は思った。

私たちは諦めなかった。

私の応対役の取れる方策を示すために、強制捜索の結果を待つ間、アリ・シュクリが私に話してくれた彼の父親(今のテルアビブの隣のヤッファ市出身の裕福なパレスチナ人)の話を私は詳しく語った。ある通りには彼の父親の名前を冠せられているのだった。そして、彼は自分の代わりにその通りを訪れてほしいと私に依頼した。私はその話を応対役に伝えた。そして私たちは、ためらうことなく、応対役の車に乗り、古いヤッファ市を探索した。通りの名前はすべてヘブライ語に変わっていたが、応対役は幾人かの高齢の人々に声をかけ、古い通りの名前を覚えているかどうか尋ねた。彼らは覚えていた。やがて私たちは明るく照らされた大通りを歩いていた。

「私は、イツハク・ラビンはアリ・シュクリがこの通りを自分で歩けるようになることを望んでいたと思います」と私の応対役は述べた。「おそらくは、彼が家族と一緒に生きることすら、も」。

私たちは静かな通りを歩きつづけた。それぞれの思いに浸りながら。

「建国の父」の罪

1996年1月5日、イスラエルの治安部隊は「エンジニア」として知られるハマスのメンバー、ヤヒヤ・アイヤーシュを暗殺した。アイヤーシュはハマスの主要な爆弾設計者で、その爆弾はイスラエルに対するハマスのほとんどのテロ行為に使用された。イスラエルの治安部隊は、わずかな量の高性能爆薬が仕掛けられた携帯電話を手に入れることができた。アイヤーシュをその電話に出るよう誘導し、爆発を起こすことで、このハマス爆弾製作者を即座に殺害した。

通常、イスラエルはこのような性質の標的暗殺に対する責任を取ることについては口が重いのだが、私は応対役たちから非公式な説明を受け、アーヤッシュを殺す過程について説明されていた。おそらく、私のイスラエルでの仕事に彼の爆破が与えた影響を考慮して、私は知る必要があると思ったのだろう。

アーヤッシュの殺害は、ハマスから暴力的な反応を引き起こした。その後の数週間および数ヶ月にわたり、ハマスはイスラエルの市民に対する恐怖作戦を展開した。1996年2月25日から3月4日までの期間に、エルサレムでのバス2台とテルアビブのディゼンゴフセンター外での爆破事件を含む3つのテロ事件が発生し、55人が死亡し、数百人が負傷した。これらの事件は国を震撼させ、1996年5月29日に行われた総選挙でベンヤミン・ネタニヤフを首相に選出する一因となった。

ネタニヤフの選出から、私がUNSCOMを辞任するまでの期間、すなわち1998年8月までは騒乱と変化に満ちたものだった。ヨルダンでの傍受作戦の成功が、UNSCOMとイスラエルとのさらに深い関係の道を開いた。これは私とイスラエルの応対役との関係が円滑に進んだことにより実現したものだった。私たちは、情報融合細胞と同等のものを創り出すことができた。つまり、情報画像の解析や、SIGINT(信号情報)収集、および人を介した情報などを組み合わせたものだ。それはUNSCOMが、イラクが大量破壊兵器プログラムの真実を隠す過去の試みや、制裁に関する安全保障理事会の決議に違反する、大統領府と関連する現在のイラクの活動の証拠を明らかにするのに役立った。

AMANの新任長官であるモーシェ・ヤアロンとの仕事上の関係はこれ以上ないというほど強力だった。そしてイスラエルは私が支援を要請したすべての要求に応じるように格別な努力をしてくれた。そしてその結果は否定しようもなかった。私がイスラエル情報機関との関係を始めた1994年には、イラクがイスラエルに対する脅威のリストのトップにあった。しかし、1998年までに、イラクは極右の国内過激派、イラン、ヒズボラ、そしてハマスの下、5番目に低下した。この変化は、UNSCOM(国連特派団)とイスラエルの協力で、イラクの大量破壊兵器プログラムの真の能力についての理解に到達できた結果だった。

しかしながら、1998年に、私と私の応対役が1994年10月の最初の会合から慎重に育ててきたこの関係は突然終了した。アメリカ合衆国の圧力の下、イスラエルはUNSCOMとの情報提携を終了したのだ。1998年までに、この関係を機能させてきたAMANチーム全体が交代し、モーシェ・ヤアロン、ヤアコブ・アミドロール、そして私の応対役と続いてきた担当全員が交代した。新しいチーム、AMANの責任者としてアモス・マルキン、RADの責任者としてアモス・ギラド、そして新しい「応対役」は、UNSCOMの情報共有作業を直ちに停止させた。私は1998年6月初旬に最後のイスラエル訪問をし、そこで新しい状況について担当者から説明を受けた。

2ヵ月後、私はUNSCOMを辞任し、武装解除の使命を実行することはもはや不可能となった。


イスラエル軍情報の研究分析部門の責任者アモス・ギラド

イスラエル政府との専門的な関係が突然終了した状況にもかかわらず、私は常にイスラエルの人々、さらにはイスラエル国に対して心の中に特別な感情を抱いていた。イスラエル側の応対役とともに入念に行った事実に基づく調査結果をアモス・ギラドが一人で台無しにしてしまうのだった。彼は、イラクの脅威順位を引き下げることになった、事実に基づいた発見に見向きもしなかった。そして、再びイラクを戦争に値する脅威の地位に引き上げることになった。それでも、私はイスラエル全体を非難することはしなかった。しかし、関与した個人としてのイスラエル人、その中でもこの人間、イツハク・ラビンから首相の座を奪い取ったベンヤミン・ネタニヤフは非難する。

ネタニヤフは政治的指導者としては無能だったので、1999年、エフード・バラク(彼は明らかに、イスラエルの政治家としての役割に十分な程度で嘘をつくことを学んだようだ)に代えられることになった。2002年9月、ネタニヤフはイラクの核兵器プログラムについてアメリカ議会で証言した。彼は一人の市民として証言してはいるが、元首相という立場はその言葉にふさわしくない信頼性を与えることとなった。

「サダムは何の疑問の余地なく、核兵器の開発を探り、作業をし、そして進めています。サダムが核兵器を持つようになれば、テロネットワークも核兵器を持つことになるでしょう」とネタニヤフは述べた。

ネタニヤフの発言は、私と私のイスラエル側担当者が結論づけた調査結果と直接矛盾していた。これらの調査結果は、イラクの核プログラムの廃棄を監督する国際原子力機関(IAEA)によっても共有されており、イラクの核プログラムは消滅し、再構築の証拠はないというものだった。

しかし、ネタニヤフの仕事はイラクの核プログラムに関する真実を伝えることではなく、むしろイラクの核兵器の脅威によって生じた恐怖を利用し、サダム・フセインを権力から追放するためのイラクとの戦争を正当化することだった。「サダムとサダム政権を排除すれば、その地域に測りきれないほどの良い影響を及ぼすことを保証します」とネタニヤフは彼の話に膝を乗り出す聴衆に語った。「そして、イランの隣に座っている多くの若者や他の多くの人々は、そのような政権、そのような専制者の時代は終わったと思うでしょう」と述べた。


議会で証言するベンジャミン・ネタニヤフ。2002年。

今日振り返ってみて、アメリカの違法なイラク侵略と占拠の恐ろしい結果、そしてイラン政権が不退転の核プログラムを背後に確固として築いていることを考えると、ベンヤミン・ネタニヤフの言っていたことはすべてにおいて間違っていたことは明らかだ。しかし、それは最初から彼の手口だった。イスラエルが直面する威嚇を誇張し、嘘をついて、結局は大惨事をもたらす軍事行動を正当化することだった。

UNSCOMを辞任した後、イラクの大量破壊兵器に関する事実について上下両院議員を教育するために、アメリカのワシントンDCに頻繁に出張した。その過程で、アメリカ・イスラエル公共行動委員会(AIPAC)の工作員たちが常に私を尾行した。私がある議員の事務所を出ると、AIPACのチームは私の後に入り、その議員に、再選費用を支払った人物は誰か、と確認するのだった。

数年後、私は2001年の映像を観た。その中でネタニヤフは、アメリカがどれほど簡単に制御できるか、イツハク・ラビンの最大の遺産であるオスロ合意を公然と破壊できることを知っていることまで自慢した。アメリカが後退することを完全に知っていたのだ。「私はクリントンと対立することを恐れなかった」とネタニヤフは自慢した。「私はアメリカがどんな国かを知っている。アメリカは簡単に動かせるものだ。正しい方向に動かせる」。

アメリカがイラクとの戦争に入ったのはイスラエルのせいだ。ネタニヤフによる嘘とアメリカにおける代理人であるAIPACを通して行なわれたイスラエルの操作のせいだ。監督の責任をアメリカ人に負っている議会の義務も代理の対象となった。

AIPACが独自の意思で行動していたと思わないでほしい。FBIはAIPACの高官たちとイスラエルの外交官ナオル・ジロンとの間で機密情報の転送に関する共謀の証拠を発見している。

ナオル・ジロンは、ニューヨークの国連イスラエル代表部で私の連絡担当だった。

しかし、私とAIPACの違いは、私のすべての連絡担当が国連とCIAによって承認されていたことだ。

AIPACは、文字通りイスラエル側のスパイとして自由契約で活動していた。

アメリカの外交政策と国家安全保障政策にイスラエルが干渉したことに対して、私が怒り狂った、などという言い方では私の気持ちを尽くすには不十分だ。それにもかかわらず、私は自分がイスラエル側の立場に立っている姿勢を崩さなかった。

2006年11月13日、私はコロンビア大学の国際関係学部で講演した。テーマはイランの核プログラムだった。私は、「部屋の中にいる象」*と表現したものとして「イスラエル」に言及して演説を始めた。私は、イスラエルがアメリカの緊密な同盟国であり、イスラエルとイランが衝突した場合、イスラエルの「合法的な国家安全保障上の懸念」はアメリカのものでもあり、戦争さえも引き起こす可能性があると述べた。
「部屋の中にいる象」*・・・〔誰もが認識しているが〕話したくない[口に出したくない・無視している・見て見ぬふりをする]重要な問題[事実](英辞郎)

しかし、私の(イスラエルへの)支持は無条件ではなかった。クリントン政権とは異なり、私は簡単に動かされなかった。私は言った。「イスラエルは傲慢さと権力に酔っています。私は『友達というのは友達が酒を飲んだら運転させない』という言葉に従って行動しています。したがって、イスラエルの友人として、私たちは運転中のバスを止める責任があると考えており、そうしなければそのバスは崖へ向かって一直線だからです」

当時、私はイスラエルがイラク戦争の前段階で行なった行動を繰り返そうとしていることに大きな懸念を抱いていた。イスラエルは情報をでっち上げ(この時点でアモス・ギルドはイスラエルの「情報と安全保障」の皇帝となり、政治と軍事の事務局の長に異動していた)、そして米国の議員やIAEAなど国際機関に虚偽の物語を広めていたのだ。

しかし、他のことも私を悩ませていた。

1997年10月、私はロシアで新しい作戦をイスラエルと協力して行なっていた。その作戦は、ルーマニアの航空宇宙会社の支配株式を購入し、制裁に違反する形で弾道ミサイル技術を入手しようとしていたイラク代表団を追跡するものだった。1か月前、イスラエルのチームはヨルダンのアンマンでハマスの高官を暗殺しようとしたが、失敗した。暗殺者たちは彼らの標的であるハーリド・マシャアル(Khaled Mashal)に毒を盛ったが、マシャアルの護衛に捕まってしまった。怒ったヨルダンの国王は、捕らえられたイスラエルの工作員と引き換えにマシャアルに使用された毒の解毒剤を提供するようにイスラエルに要求した。この問題は解決されたが、イスラエルにとっては大きな恥辱となった。

ベンジャミン・ネタニヤフがハーリド・マシャアルを殺すことを命令していた、と応対役は私に語った。

「それは考えられることだ」と私は答えた。

「そうですか?」と応対役は訊いた。「ハマスはイスラエルが創ったことをご存知ですか?」

これには打ちのめされた。私はキリヤ内の博物館に連れて行かれた。そこにはハマス・テロリストから鹵獲(ろかく)された武器、制服、およびその他の装備品が展示されていた。私の滞在中、ハマスはイスラエル人に対して多くの暴行を犯し、私は彼らをイスラエルの敵と見ていた。

そして、イスラエルがハマスの創設に手を貸した、などということを応対役は口にしていたのだ。その目的はパレスチナの政治指導層内で政治的な分断を引き起こし、ヤーセル・アラファートのファタハ組織の力と影響力を弱めることだったと彼は説明した。これについて、イスラエルは明らかに成功したようだ。しかし、ハマスのオスロ合意への暴力的な反応により、イスラエルはこの関係を見直すことになり、やがてイスラエルは自身の創設物(ハマス)との公然とした戦争に突入した。

私はイスラエルとハマスの関係を政治的な実験の失敗として片付けようとしていた。この政治的な実験とは、2006年、イスラエルがハマスの過去の暴力行為を許したかのように見え、ハマスがパレスチナ議会で多数の議席を獲得するのを助ける条件を作り出そうとしていた時のことだ。しかし、2007年までに、ハマスとファタハとの関係はさらに悪化し、両派の内戦につながり、パレスチナの実体が2つに分かれる原因となった。一方はファタハが率い、西岸に位置し、もう一方はハマスが率い、ガザで活動した。

後に、明らかになったのは、このパレスチナ人同士の内戦は、パレスチナの政治的組織を分裂させ、弱体化させつつ、イスラエルには「敵の敵は味方」という理由でファタハとの関係を改善する機会を提供するために、イスラエルによって仕組まれた、ということだ。

次の十五年間、イスラエルがファタハを制御し、ハマスに対する敵意を利用して、絶え間ない暴力の連鎖に突入する様子を私はしっかり見てきた。この暴力は常にパレスチナの大義がより多くの妥協を強いられ、より多くの失われた領土と、より多くの犠牲者をもたらす結果となった。2014年と2021年のガザ紛争は、そこに住むパレスチナ市民に対する暴力が顕著で、西側では死んだパレスチナの子供たちの姿に対して免疫を持ってしまった人々によってほとんど無視された。

2023年10月8日のハマスによるイスラエルへの攻撃の直後、私の心と脳の筋肉記憶は、この非道な行為に対するイスラエルの対応を支持しなければならないと私に伝えた。

しかし、その後、イスラエルの将軍や政治家が国営テレビで戦争犯罪を公然と提唱し、パレスチナ人を「動物」と呼び、その殲滅を公然と訴えるのを見せつけられることになった。

イスラエル側がハマスの攻撃の性格について嘘をつくのを私はしっかり見た。以前は軍事化された入植地とガザという野外強制収容所を取り囲む軍事拠点への完璧な攻撃だったが、それは制御できない血の渇望の物語に変わり、そしてそれは迎合的なマスメディアによって、何の疑問も呈さない西側視聴者にあてがわれた。

40人の斬首されたイスラエルの赤ん坊という虚構によって引き起こされた衝撃に世界が立ち上がったのを私は見た。一方、イスラエルの空爆によって死んだ、いや、殺された400人近くのパレスチナの子供たちの実際の死に対して世界は沈黙したままだった。


イスラエル爆撃で死亡したパレスチナの子どもたち。ガザ。2023年10月。

そして私は決めた、もうイスラエルの側には立てない、と。

私はパレスチナの大義にたどり着くのが遅れた。イスラエルの物語に取り込まれすぎ、イスラエルの幻想に過度に熱中しすぎ、木を見て森を見ることができなかった。ハマスを嫌うのに忙しすぎて、ハマスにそんなことをさせることになったものを嫌うべきだと気づくのが遅かったのだ。ハマスが過去40年間犯してきた罪を犯すのを助長したものこそを嫌うべきだったのだ。

簡単に言えば、私にはパレスチナの人々の悲劇が見えなかった。

今日、私はイスラエルの物語において唯一の真の犠牲者はパレスチナの人々であることを知っている(明るく輝かしい未来を築いていると主張するが、死と破壊だけしかもたらさない大人たちによって押し付けられた悲劇的な出来事に巻き込まれているあらゆる階層の子供たちを除いて)。

少なくともイスラエル建国の父たちは十分誠実でこのことはわかっていた。

今日のシオニストたちは、イスラエルが生まれ、維持されるには、存続能力のある、自由で独立したパレスチナが犠牲となる必要があることを認める道徳的な資質を持っていないこと、イスラエルがそのようなパレスチナが存在することを決して許さないこと、そしてシオニストのイスラエルが存在するなら、独立したパレスチナは絶対に存在しないことを認めることができない。

建国の父たちの罪というのは架空のものではない。特にイスラエルの建国の父たちがパレスチナの人々に対して犯した犯罪についてはそうだ。モーシェ・ダヤンはこれを認めた。同様に、ダヴィド・ベン・グリオンも認めた。彼らは、基本的にそのイデオロギーや動機づけに欠陥を持った人間たちだったが、正直にそれを認めていた。

ベンジャミン・ネタニヤフと彼の現代のイスラエルの政治家仲間は、政治的所属に関わらず、そのような誠実さを持っていない。彼らは常習的な嘘つきで、男であれ女であれ、パレスチナの将来に関わる際、一つを約束してもすることは別、といった人間だ。同時にイスラエルを恒久的な戦争へ導いている。

私はパレスチナの大義にたどり着くのが遅れた。しかし今はたどり着いているので、これは言える。ハマスとシオニストのイスラエルの両方を打倒する最良の方法は、自由で独立したパレスチナ国家を支持することだ。

私はハマスの立場に立ったことはない。これからも絶対にないだろう。

私はかつてイスラエルの立場に立った。しかし、今後、同じ振る舞いをすることは絶対にないだろう。

この40年間、イスラエルとハマスの結託は悲劇的な経緯をたどってきた。お互いがお互いを破壊したいと主張しながらも、双方とも相手なしでは存在できないという恐ろしい真実を知っているのだ。

イスラエル・パレスチナ問題は、パレスチナ人の苦しみと苦難を糧にし、終わりのない暴力の連鎖となっている。この連鎖に終止符を打つ時が来たのだ。

この瞬間から、私は常にパレスチナの人々の側に立ち、中東に平和への唯一の道は、その首都を東エルサレムにしっかりと永遠に定着させ、存続能力のあるパレスチナの祖国を経由する道だと確信している。

このようにして、ハマスはテロ組織としての地位を奪われるだろう。合法的なパレスチニアン国家はハマスが作り上げてきた永続的な紛争国家を一掃するだろう。この状態は、シオニスト・イスラエルが存在を許容しない正当なパレスチニアン国家の追求で正当化されることになる。

合法的なパレスチナ国家は、本質的にパレスチナの人々の永続的な搾取によってのみ存在できるシオニスト・イスラエルの存在概念を非合法化する。ベンジャミン・ネタニヤフは、ハマスによる暴力の絶え間ないサイクルを通じて恐怖を煽り、現代版シオニスト・イスラエルを維持することができた。

ハマスによる脅威を取り除けば、シオニスト・イスラエルはもはやイスラエル市民や世界に対して現代版イスラエルにあるアパルトヘイトのような現実に目隠しすることはできない。基本的な人道的価値は、シオニスト・イスラエルにそのシオニストのイデオロギーを捨てるよう迫る。アパルトヘイトのような白人至上主義の恥ずべき遺産を捨て去った南アフリカのように、ポスト・シオニストのイスラエルは、必然的に、非ユダヤ人の隣人たちと平和的に、繫栄した共存関係を築くことを学ぶことになるだろう。植民地的なアパルトヘイトとしてではなく、イスラエルを故郷と呼ぶ人々が共に掴むであろう生活実験の等しい相手役としてだ。


ガザにひらめくパレスチナのの旗

ロジャー・ウォーターズの素晴らしい曲、The Gunner's Dreamの歌詞が、そんな場所を想像させる:

You can relax
on both sides of the tracks
And maniacs
don't blow holes in bandsmen by remote control
And everyone has recourse to the law
And no one kills the children anymore
お前には安らぎが、
立場を越えての安らぎが。
そして狂人の
遠隔操作も音楽奏者にゃ放心だ。
そしてだれもが法には抱擁。
もうだれも子どもを殺すことはない。

私はパレスチナの立場に立つ。なぜなら、私の住みたいのは、子どもたちがハマスの銃撃で荒らされたキブツの中の血まみれの家具から引き出されることなく、また子どもたちがイスラエルの爆弾によって粉々にされた家屋の残骸から、黒く煤けた状態で取り出されることのない世界だからだ。

もうだれも子どもを殺すことはない。

この歌詞は「The Gunner's Dream」からだとしても、それは人間性と共感の一片を守ろうと生きているすべての人間の夢の恒久的な一部であるべきだ。

私はパレスチナの立場に立つ。なぜなら、イスラエルとパレスチナの子供たちを支持しているからだ。十分わかっているのは、彼らが戦争で結ばれた敵ではなく、平和の中で隣人として共に生きる未来の唯一のチャンスは、自由で独立したパレスチナが存在することなのだ。
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/900.html

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