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2019年6月07日07時47分 〜
記事 [カルト21] 立憲と国民の生殺与奪は共産、共産は両党に政策を丸のみさせ、れいわに合流しろと命令する事である、落選が嫌なら応じる筈である。
共産は、野党共闘のフェイズが変わった事に気がつく事である。
確かに、無党派層はこれまで共産に対して無意味な案山子を立てて野党共闘を邪魔するなというスタンスだが、それを受けて共産は涙ぐましい努力をしてきた訳だが、現在の野党の困ったちゃんは共産ではなく、天狗になっている立憲で、さんざん説得しても独自路線を捨てない訳だから、伝家の宝刀の柄に手をかける場面で、なんか共産が候補を立てないのが当たり前みたいに立憲は思ってるけど、あんまり我が儘言うなら立てちゃうよー、落選しちゃうよーと父のように脅す場面なのである。
元農水次官もニートの息子に殴られまくって、人様に手をかける前に自分で殺すという行動に出てしまった訳だが、その二歩手前位に政治生命奪っちゃうよーと脅しというか警告していい局面なのである。
その時に、立憲と国民が気を使うべきは連合ではなく共産である事を自覚できる訳で、連合に共産党様が嫌いだとか言うなと叱りつける事すらするようになるのである。
つまりは、野党のキャスは連合にあるかのように惰性で思っているが、そうではなくて共産で、ましてや消費増税賛成の連合などかえって邪魔なのである。
共産がそれに気が付いたら話は早く、どうせなら意地悪で終るのではなく、俺様が政権奪取する為には立憲と国民という駒をどう動かせばいいかと貪欲に考える事で、先ずは共産の政策を丸のみさせて、共産好みの野党統一公約を実現する事で、勿論、消費税は減税である。
そうなると、共産そっくりの政党が二つできる訳だから、お前ら一緒になれと命令する事で、党名も共産がかつて検討した日本大衆党に指定するのもありである。
これで、野党が勝てる態勢が出来上がるが、よく考えたら共産党のままの俺らも自公と一緒に惨敗しちゃうじゃん、それじゃ不味いから俺らも合流するから党首ポスト空けて待っとけ、これで俺らも与党になれるし、志位首相でいいかなー、いいともって言えや枝豆ーみたいな感じで、小沢や太郎の言う野党が一体が実現するんじゃねという感じである。
http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/290.html
コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
15. 日高見連邦共和国[14112] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年6月07日 07:50:56 : NwWQYiC8iY : YUUzeXNUejdCN2c=[353]
何かをすればいいというものではない。何か良い事をしたか、だ。

国民にとって悪い事しかしていないら、寝ててくれた方がずっといい!

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK261] 「石垣のりこのアカウントの中の人は菅野完なのだろうか」とこたつぬここと木下ちがや 完璧帰趙
6. 楽老[648] inmYVg 2019年6月07日 07:52:43 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[363]
石垣のりこ いいね!

事務所開きに安住淳のスピーチもいい。
枝野の対応よりはるかに良い。

消費税で立憲は石垣のりこを潰すな

仙台の皆さん。石垣のりこに声援を、無所属になっても国会へ

    
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/625.html#c6

コメント [原発・フッ素51] 横浜の保育園 白血病2人に続き3人目が再生不良性貧血 偶然に起きる確率は10万分の1以下 即、市外へ転園・転校すべき  魑魅魍魎男
50. 茶色のうさぎ[-11177] koOQRoLMgqSCs4Ks 2019年6月07日 07:53:25 : tkDxyl2eAQ : a0ZsTUIxbnpXTHc=[-29]

 むかしの、学生運動も、民主化、労働問題なのに、、 日本共産党は?

 武力? 暴力問題に、すり替えたのかなー♪ 誘導? あほ

 まぁ、アメリカ軍は大喜びだよ!!あほ

 まぁ、日本共産党の、、すり替え作戦に注意!!ぺっ♪ 長文省略 うさぎ♂


http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/602.html#c50

コメント [経世済民132] 町の和洋菓子店が相次いで倒産している…廃れる「贈答」習慣、コンビニスイーツの台頭(Business Journal) 赤かぶ
10. 2019年6月07日 07:56:18 : mVxAwWB5YU : VC9HRWNReVlyYm8=[20]

 「苛政は 虎よりも猛し」  
 
  税金・健康保険料・介護保険料で 庶民が自分の楽しみに使えるお金が
  無くなっているのが原因なのだ
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/556.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK261] 首相「責任果たす」 通算在職日数が歴代3位に 伊藤博文元首相と並ぶ : 3度の衆院選、2度の参院選で連続勝利の安倍自民 … 真相の道
34. 斜め中道[6748] js6C35KGk7k 2019年6月07日 07:59:53 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[707]
屎尿の糞〜♪

お前ぇ、とりあえず痛い目にあったことのない人間にだけは
反論にもならない、反論のふりをしやがるなぁ〜♪
(俺の誤字脱字にちょっかい出すなよ。ありゃ、俺の個性ってもんだ。)

一度くらいは、
>>33 爺ぃさまのコメント、ちゃんと見てみるように。

ところで、
“首相「責任果たす」”
・・・なんかやったっけ?? 
無責任の限りで、責任能力なんざ、当の昔に果ててんじゃねぇか。
責任を取るってんならとっととやめろ。今すぐやめろ。
G20で割腹ショーを披露しろとまでは言わん(あ、言ってるか)。

“通算在職日数が歴代3位に 伊藤博文元首相と並ぶ ”
・・・なんもやってない(海外へ金をばらまくこと以外)糞が
通算在職日数を延ばすというのは、
生産性とか生産効率とかを落としてるという以外の意味はねぇよなぁ〜♪

あ・・・・
お前ぇ、腐った糞が耳から漏れてる!
・・・かも知れんような記事なので、ちゃんと病院にいった方がいいと思うにゃ♪

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/604.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK261] 原発推進の経団連会長が血液がんで入院!   赤かぶ
52. 2019年6月07日 08:00:36 : CF11l90UTY : WndCL2ZQN205d1E=[1]
>46

 玉散人です。

 みんな経団連様からしたたり落ちる「トリクルダウン」で食わせてもらってるんじゃないか。それに米兵様に守ってもらってるんじゃないか。

 その〇ツを舐めるのは当たり前だ。ああ、嬉しい嬉しい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/595.html#c52

コメント [政治・選挙・NHK261] 原発推進の経団連会長が血液がんで入院!   赤かぶ
53. 2019年6月07日 08:02:49 : HJnkquSZKs : ZXI2aTc0ajEyLk0=[15]
時の政権と二人三脚で国民の生活をどん底に叩き落としたご当人が
難病、重病になったからと痛ましいと嘆き悲しむ訳がない。

それは置いといて

秋までに復帰とかナメすぎ。
抗がん剤と癌の相性、本人の体力や免疫次第な面もあるけど
「通常は半年」の治療スケジュールを組まれます。
その間、熱や他の疾患や副作用に負けない前提ですよ。

なので最低1年は自宅と病院を行き来する事になります。

運よく寛解したとしても、このがんは再発したらもう助かりません。
治療中も含め治療後1年くらいは大人しく生活を送らないと、
高い確率で再発します。

1番気を付けなきゃいけないのは骨髄への浸食と言うか転移。
家族や会社社員の事を考えるなら、次世代へ渡して
治療に専念した方がいいですよ。

白血病との違いは症状くらいで、基本はさほど変わりませんよ。
なので若い水泳選手の方も治療1年、
静養1年といった長いスパンで考え、無理しない事です。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/595.html#c53

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
16. 2019年6月07日 08:03:41 : uERxh0VgSM : eXNyZi9BSGhkLlU=[6]
やってはならない犯罪ばかり繰り返して来た詐欺一味が安倍晋三自民党である。

その最も如実な悪事は、集団的自衛権自衛権行使を、歴代の政権が憲法違反であるとして来た方針を、180度反転して、可能であると国民騙しを行なって、憲法を破壊する暴挙を行なった事である。

憲法で身分が保証された人間であって、さらに憲法を擁護する義務のある人間が、解釈改憲と言う国民を欺く詐欺を働きながら、国家の基幹となる憲法を毀損した悪事は、これが許されるなら、国家が無法国家に貶められる確実な第一歩である。

安倍晋三自民党は今や、確実に反社会的集団であると認定される状態に至っている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK261] 金融庁「資金形成報告書」ネガ文言削除で年金破綻ひた隠し(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
20. 2019年6月07日 08:04:12 : yX0et7IdDg : VVRvN2c5QzY4VXM=[12]
国民年金をバクチで損した分役人の年金で埋めるべき! 交通事故で親娘を轢き殺しても、逮捕もされずのうのうと暮らせる。 こんな奴らに、奴隷のように税金盗られて罰金のように年金払わされているサラリーマン。目を覚まそう!敵は霞が関、マスゴミ❗
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/606.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK261] メディアが煽る同情論 「子殺し」元農水次官報道に違和感(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 2019年6月07日 08:08:00 : CsyWMbtEMA : WEJTVXJjT2tpb2c=[2]
無敵日本に 無職をなくせ(標語報国社、昭和16年)
https://twitter.com/KokusakuHyogo/status/1136670854144651265
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/619.html#c6
コメント [国際26] 米中対立は貿易から軍事へ拡大? トランプ政権、台湾に戦車108両など売却準備(ニューズウィーク) 赤かぶ
3. 2019年6月07日 08:09:01 : FGnOQRqLW9 : YS5jVE1jd2NjWS4=[14]
>>2
トランプは次期大統領選挙で当選するために軍需産業の票が必要なので
そのためのものだろうね。
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/552.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK261] 「石垣のりこのアカウントの中の人は菅野完なのだろうか」とこたつぬここと木下ちがや 完璧帰趙
7. 日高見連邦共和国[14113] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年6月07日 08:10:49 : NwWQYiC8iY : YUUzeXNUejdCN2c=[354]
『完璧帰趙』=『真相の道』

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/625.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK261] 国有林を「民間に払い下げ」の裏に竹中平蔵の影!  赤かぶ
8. 楽老[649] inmYVg 2019年6月07日 08:12:33 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[364]
自民党の国土強靭化政策はどうしたのだ。
国土強靭化とは嘘で土建屋へのもうけ話に過ぎなかったのか。

地震、豪雨等々
日本国中が自然の脅威にさらされている中で
日本全土の禿山化政策とは

竹中が絡んでいるかどうかは素人の私にはわからないが
8050問題も小泉ー竹中による人材消耗品化政策が発端である。

目前の人件費ケチり政策、非正規従業員がやがて生活保護となって国家を蝕む
移民導入(徴用工)政策といい
まさに亡国の自己責任(自公責任)

     
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/626.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK261] 原発推進の経団連会長が血液がんで入院!   赤かぶ
54. 斜め中道[6749] js6C35KGk7k 2019年6月07日 08:13:22 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[708]
>>46 糞タマ
>>11で珍しくまともなことを言ってるんで
「たまさま」とか「た〜まちゃん」とかでコメンt使用としたら・・・

>>46 で相変わらずの糞臭をまきちらしやがったな。
まぁ、前にも言ったが、お前ぇは比較的良い糞と思ってるけどね。


中西に関しては、「早くあっち逝って系」の皆様に絶賛賛同。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/595.html#c54

記事 [カルト21] 野党共闘を立憲が乱している状態である、共産は立憲の選挙区に立てるぞと枝豆に志位ノートを突きつける事である。
共産は、ソフト路線を少し修正して、立憲に対して恫喝路線を取るべきである。
そうしないと、枝豆は自分が置かれた立場に気が付かず、前回、立憲が議席を伸ばしたのは共産の犠牲の上に立っているという事を思い出せない馬鹿なのである。
枝豆が大将を引き受けたら、次に立憲と国民の合併を命令すればよく、前回泣いた共産にはその資格があるし、実力行使をできる立場にもあるのである。
恐らく、もう逆らいませんが大将は勘弁してくださいとなるから、合併まで強制させれば上々で、党名も政策も党名も指定してよく、共産そっくりな穏健政党を作らせればいいのである。
そこまでやらせて、今度は自分達を省みる事で、政策はいいのに物騒な党名だと支持されないとか、やっぱ党名って政策以上に大事なんだなー、いい勉強会になっちゃった、今まで怖がらせてゴメンネゴメンネ、これからは政策と一致した党名にするからねー、政権も狙っていくからねー、そこんとこよろしくねーみたいな感じでいいんじゃねという感じである。
http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/291.html
コメント [政治・選挙・NHK261] 欠陥機大量購入の愚 F35 147機に30年で6兆円もの支出(長周新聞) 肝話窮題
1. 2019年6月07日 08:16:20 : YyXEj0ZtGI : YTNhdHBRVkJBbmc=[1]
主語を明確にして語るべきだ。

弱夫戦闘機がボタン一つでバラバラドボン!しかも弱夫の金で!!

主人に逆らう時はボタンドボン。
しかも弱夫の金で。

こんな性能極良・コスト抜群の戦闘機が他にありや!?
主人は安泰かつ金儲け。

主人と奴隷を同列にすべきでないのであります!
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/621.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
40. 斜め中道[6750] js6C35KGk7k 2019年6月07日 08:23:56 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[709]
“日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連! ”

いいや!と俺(とりあえず、一人分の声)

だが、
その内部にあってがんばっている人は少なくないと思う。
みかんとかは、箱の下に腐ったのが隠れていて、それが近所に侵食していくが、
人間となると箱のテッペンの方から腐敗が進行していくことが
多いと思われるからな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c40

コメント [戦争b22] イドリブをめぐり、シリア、ロシア、トルコ、アメリカが駆け引き(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
5. 2019年6月07日 08:31:56 : 6CfiZ4Ck1w : dzhLLm9mbURkLkU=[1]
ヤハウェのワイがロシアトルコイランを組ませたんで、NATOは木っ端微塵すよw
ヤハウェに逆らったら災厄しかないですからね。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/689.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK261] 小泉進次郎は山本太郎のツメの垢でも煎じて飲むがいい!   赤かぶ
21. 2019年6月07日 08:32:38 : 9bESHEjuhs : QVFFUC5pOVljWk0=[554]

かっこよく決めて、主婦の味方だと

演技した、「妊婦加算」もだめでした。

何一つ、出来上がってないこの男。

ハズキルーペのおかしなCMに乗る孝太郎、や進次郎は

人気取りの椅子取りゲーム。丸穂と同じ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/622.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK261] 農水省元事務次官の「子ども殺害」正当化は橋下徹だけじゃない! 竹田恒泰、坂上忍、ヒロミも…「子は親の所有物」の価値観(リ… 赤かぶ
20. 斜め中道[6751] js6C35KGk7k 2019年6月07日 08:32:59 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[710]
>>12 >>14 さま・・・あたりに概ね共感する。

前にも言ったが、
自分が似たような状況に追い込まれたときどうすか・どうなるかなんて
その時になってみないとわからん。
殺した父親のことも、殺された子供のことも。

俺は父親のようなことをするつもりはないし、
罪は罪で庇う肝ばいなんだが、
その罪を負うことを覚悟の上で
本人にとっては、やるしかないであろうことをやったことは、ある意味評価している。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/607.html#c20

コメント [国際26] 米中経済戦争の余波──習近平の権力基盤が早くも揺らぎ始めた(ニューズウィーク) 赤かぶ
6. 2019年6月07日 08:34:19 : Ft5PhGZaus : eVhpVlpSams1eTY=[124]
 チンポコさんは「天安門の恨みはらさでおくべきか」が先走って、現在の中国の分析どころではなくなっているみたいだな。
 アメリカの「戦争屋」(今じゃ智慧者ーブレジンスキー)を失って、ただ与太るばかりのアーミテージの「フェニックス作戦」、手も足も出ないダルマのポンペオ、泥鰌の方がヒゲが立派なボルトン、なんかじゃあ「付け焼き刃」のことしかできないし、それを遂行する軍事力の衰退。只々、フェイクニュースのような事「呟きながら」6日を迎える。
 てめえのことだけは関係ないが如く「貿易摩擦の解消」を喚き散らす地面師ートランフ゜。
 自分と娘が中国に工場置いてやっている、ネクタイと靴は「対象外」なんだろうね。それとも「出来レース」の見本にとっておいてあるのだろうか。
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/548.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK261] 金融庁炎上の裏で安倍政権が「年金先細り」の“不都合な事実”を隠蔽! 年金の「財政検証」結果公表を参院選後に先延ばし(リテ… 赤かぶ
10. 2019年6月07日 08:39:07 : gcAzz4RAGo : ZlBFRzZxOFN4TTI=[16]
津田明彦氏
「年金ないから、貯金しろ。でも、子どもは3人産んで、自分たちのお金で育てろ。政治家って《国民を追いつめること》が仕事でしたっけ?」
https://twitter.com/akihiko_tsuda/status/1136475093414993920

どんな優秀なフィナンシャル・プランナーでも無理ゲー。
まず、3人育てられる給料を保障しなきゃ。最低賃金1500円でしょう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/624.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
23. 斜め中道[6752] js6C35KGk7k 2019年6月07日 08:39:10 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[711]
歴史ってなぁ、時間が経てば経つほど、真の姿が見えてくる部分もあるよなぁ〜。

自民党が壊滅した頃には、
正しい昭和・平成の歴史が見えてくるだろう。
(なるべく早い方がいいにゃ〜♪)

そのために戦ってきた人がいたし、現在もいるしにゃ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c23

コメント [国際26] 逆転不可能な腐朽状態にあるヨーロッパ、EU選挙はその証明だ!(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
3. 2019年6月07日 08:46:27 : AGQ9fi9G9k : OElSempPTkJOb0U=[64]
記事の内容のような理解はしていたつもりだが、これほどまでに欧州が
劣化していたのか と感じた
鵜呑みにはしないが、今後の事象の観察の参考にする
歴史の転換期なのは確かなよう

筆者の「Andre Vltchek」で検索
ロシア生まれの方、twitterがあったのでいくつか読んでみました
私は、mkoさんのtwitterとdeeply Japanさんのブログを好んで読みますが
そちらと同じ側の方のようですね


http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/547.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK261] 「石垣のりこのアカウントの中の人は菅野完なのだろうか」とこたつぬここと木下ちがや 完璧帰趙
8. 2019年6月07日 08:47:38 : gcAzz4RAGo : ZlBFRzZxOFN4TTI=[17]
こたるぬこ氏の情報源は、コレだ…

自民、10月消費増税明記へ 参院選公約、7日に決定
https://this.kiji.is/509310434340340833?c=39550187727945729

本日、決定だそうです。これは野党にとって朗報。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/625.html#c8

コメント [国際26] 米中対立は貿易から軍事へ拡大? トランプ政権、台湾に戦車108両など売却準備(ニューズウィーク) 赤かぶ
4. 2019年6月07日 08:49:18 : AGQ9fi9G9k : OElSempPTkJOb0U=[65]
中国との板挟み
台湾も日本と同じ立ち位置に見える
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/552.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
41. 2019年6月07日 08:50:40 : 9bESHEjuhs : QVFFUC5pOVljWk0=[555]

英、ガーディアン紙、

「ドナルド・トランプの三日間の公式訪問を歓迎しない」と発表。


「トランプは扇動家で、平和や民主主義や地球に対する脅威を象徴する

存在だ。彼を女王陛下の国賓とすることは、

彼の破壊的な政策、縁故主義、独裁政治を正当化することになりかねない。

この様なトランプを国賓として迎えるという

あってはならない事をしたテリーザ・メイ首相。」と報じている。


「あってはならない事を」皇室とともにやらせた安倍晋三は

ブッシュ、ブレア、小泉とともに、最悪の恥さらしの演出家だったことが

歴史に残るだろうね。70%近くの国民がトランプに反対。

  イギリスは健全だね。


  



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c41

コメント [政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
24. 2019年6月07日 08:55:41 : RYzWzhH7DI : bUlVL3JhL2s5ODY=[1]
民主化する意思の無い国は、中国とロシア。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c24
コメント [原発・フッ素51] 口臭のひどい人が増えている 原因は虫歯・歯周病のほか、恐い内臓の病気であることも 被ばく回避対策を   魑魅魍魎男
1. 2019年6月07日 08:56:45 : sDUTpNaB96 : ajhEQnpOcEE2N2s=[1]
一度でも立ちションしたことがある者は、全法律を否定せよ!
魑魅魍魎男=東海アマの経験則から、一つでも守れない決まりは一つも守れないのと同じなのだ!
これが世界を司る全か無かの法則である!
屁理屈と見抜いた工作員は恥を知れ!
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/611.html#c1
コメント [原発・フッ素51] 口臭のひどい人が増えている 原因は虫歯・歯周病のほか、恐い内臓の病気であることも 被ばく回避対策を   魑魅魍魎男
2. 2019年6月07日 08:58:10 : sDUTpNaB96 : ajhEQnpOcEE2N2s=[2]
デマカセを 信じるあなたを 魑魅太好き
#蛭川心の川柳
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/611.html#c2
コメント [近代史3] 林千勝の陰謀論を考える _ 日米戦争を策謀したのは昭和天皇か、近衛文麿か? 中川隆
15. 2019年6月07日 08:58:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2640]

日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3

内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!

出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!


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カスタマーレビュー

うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。

スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。

松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。

読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。

にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。


himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。


面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。


ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。

シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。

千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/457.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK261] 室井佑月「衰退してゆくのかも」〈週刊朝日〉  赤かぶ
21. 2019年6月07日 08:58:41 : 9bESHEjuhs : QVFFUC5pOVljWk0=[556]

高いランドセルを平気で売買したり、

ふるさと納税に群がったり、墓作りのために、ゲリラ墓地があちこち

林をなぎ倒して造成される,キチガイの国。

一回、衰退するのもいいかもしれない。

  

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/616.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK261] どうして? いつのまに、日本が民主主義後進国に?(澤藤統一郎の憲法日記) 肝話窮題
5. 2019年6月07日 08:58:58 : RYzWzhH7DI : bUlVL3JhL2s5ODY=[2]
小選挙区は政治談合を抑制する上で、一定の効果があった。

政治は、官僚に対して弱くなってはいけないのに、官僚に対して弱くなってしまった。

これが問題である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/620.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK261] 隊員の命より…F35A飛行再開は日米防衛相会談の“手土産”(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 2019年6月07日 08:59:23 : TuhGXMSNbY : ZzZlOEk3YnVxMlk=[119]
自動操縦でアベと岩屋を乗せてやれよ
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/623.html#c4
コメント [近代史02] 昭和天皇が戦争狂になった訳 中川隆
56. 中川隆[-9800] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:00:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2641]
日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3


内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!

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カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。


読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。


himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。


面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。

ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。


シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html#c56

コメント [政治・選挙・NHK261] 国有林を「民間に払い下げ」の裏に竹中平蔵の影!  赤かぶ
9. 2019年6月07日 09:01:37 : qOvZZxaxMk : QkVqSXB0NjZxcEk=[16]
日本の未来の遺産まで食い潰す安倍政権!年金も山林も・・・これじゃシロアリ政権じゃないか!
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/626.html#c9
コメント [原発・フッ素51] クロソイ 出荷自粛へ (NHK 福島)  魑魅魍魎男
5. 2019年6月07日 09:02:14 : sDUTpNaB96 : ajhEQnpOcEE2N2s=[3]
魑魅魍魎男=東海アマが汚染を煽るのは、富山湾の魚と蛭川の米を売るためだと誹謗中傷する工作員は恥を知れ!

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/610.html#c5
コメント [近代史02] 君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか? 中川隆
171. 中川隆[-9799] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:02:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2642]

【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY

2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。





▲△▽▼

日米戦争を策謀したのは誰だ!
ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── – 2019/2/20
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E7%AD%96%E8%AC%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%81%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AF%E2%94%80%E2%94%80-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314813/ref=sr_1_2?qid=1559859790&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容紹介

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。
なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。
その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!


戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。
その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。

そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。

日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。


前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →
世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。
「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。

私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。

ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。
日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。


プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか

第一章 ロックフェラーの世紀
「世界大戦」の惨禍
ロックフェラーの世紀
油売りから帝王へ
巨大財団 光と影
太平洋問題調査会という魔宮

第二章 悪魔の使い ルーズベルト
悪魔の使い
アメリカ共産党
社会主義的な経済運営
干渉主義
武器貸与法という策謀
ドイツを挑発
日本を追いつめた共産主義者たち

第三章 平和の天使 フーバー
平和の天使
共産主義への警戒
不干渉主義
欧州戦争の始まり
「悪魔の使い」との闘い

第四章 「平和」が「戦争」に負けた日
チェックメイト
天使の日本理解
極東部長の対日政策
日本圧迫!
騙された天使たち
「腹切り」への「生贄」

第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳
藤原(近衛)文麿というピエロ
蠟山政道の昭和研究会
太平洋問題調査会が演出した訪米
大抜擢、謀略
風見章の日本革命
尾崎の足音
松本と白洲の影
牛場友彦の牙城
「英米本位の平和主義を排す」!
「平和への努力」のふり
ソビエトは討つな!
陛下の避戦を覆せ!
裏切りの真珠湾攻撃
第六章 顚末と苦難
ピエロの執念
ピエロの死
再始動
悪魔の使いの死
第二次世界大戦の惨禍
世界の苦悩

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳


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カスタマーレビュー


澤間譲治
コミンテルンと国際金融の動きを知らずして大東亜戦争の実相は把握出来ない 2019年3月12日

F.Dルーズベルト政権がコミンテルンに汚染され、国際共産主義と言うグローバリズムに動かされて戦争に向かって其の政策が収斂されて行くプロセスを、フーバー前大統領著『裏切られた自由』を丹念に追いかけながら実証しています。

一方、日本側の近衛内閣に於いても全く同様に主要ポストがコミンテルンに占領され、日華事変を限りなき拡大に巻き込んで行く実態が見事に描かれています。

そして両国のコミンテルンの背後で、彼等を操る存在として、ロックフェラーを始めとした国際金融の存在があった事を其の人的ネットワークを実証的に引用しながら分かりやすく説明されています。

特に日本に於けるコミンテルンの活動については、ゾルゲ事件の主人公である尾崎秀実を筆頭に、風見章、有沢広巳、西園寺公一、蝋山政道らを実名で挙げて、其の所業が述べられおり、国際金融に繋がる者として松本重治、牛場友彦、白洲次郎等との人間関係が近衛文麿を要とした位置付けで展開された様子が明らかにされています。

日本側の登場人物の中では近衛文麿、風見章の動きが『敗戦革命』『敗戦利得者』と言う言葉と結びついて特に印象に残ります。

近衛は敗戦革命によって平安時代の摂政の地位を得んとし、夢破れて死去(自殺か他殺か?)。

風見章は戦争開始前に疎開し、戦後は公職追放の処分を受けるも1955年に社会党に入党、日中国交回復国民会議理事長、世界平和評議会評議委員等を務めて、其の健在振りを示した。

此の本では真珠湾攻撃が日本の運命にもたらした負の側面を明確に述べられているが、其の決定プロセスに登場する永野修身、米内光政、山本五十六についての筆者の視点も大変参考になる。

従来に無かった視点からと、既にヴェノナ文書等で明らかになった視点を合わせて、実証的に描かれた画期的な著作だと思います。戦後レジームと言われるものの実態と、平和を成立させる世界構造を考える上での必須の歴史に残る書籍になるのではないでしょうか?

著者が冒頭に述べられている本書の目的を引用して、私の当該書籍への感想文と致します。

『世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。』


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bilderberg54 5つ星のうち3.0
最大の謎:国際資本主義者がなぜ国際共産主義者とタッグを組んだか? 2019年3月31日

ロックフェラー財閥が、資金援助したIPR(太平洋問題調査会)と日本に巣食った近衛内閣の内閣書記官長だった風見章など国際共産主義者との交わりを研究した本。

風見らの国際共産主義者は、近衛内閣のなかで日本の反共勢力を牽制するために、日本が北進せず南進するようにけしかけたり、中国国民党の蒋介石との和平を阻害しようとする。

IPRは、国際資本主義者と国際共産主義者が交わる場でもあり、日本の大陸進出政策には反対的だった。

戦後、戦前のIPRの中心人物で、国際資本主義のグループに属する人々がロックフェラー家の支援を受けて、戦後日本の親米勢力としての立て直しを行う。

IPRは、マッカーシーの赤狩りの際に、国際共産主義者の巣窟だったとして閉鎖に追い込まれている。

林千勝はこの本を書く上で、「国際共産主義者」(ルーズヴェルト、ノーマン、風見)らと「国際資本主義者」(ロックフェラー)そしてその間で権力を維持した近衛文麿一派(松本、牛場など)の3つの勢力に便宜上区分し、両者を天秤にかけたはずの権力志向の近衛がピエロだったとしている。

この本でも明らかにされなかったのが、国際資本主義者があまりにも安易に国際共産主義者を受け入れたことに対する謎解きだ。国際共産主義者が浸透するのが上手かったのか、国際資本主義者もまた国際共産主義者を利用していたつもりになっていたのか、そのへんの謎解きがないのが残念だ。

この辺の話は、いわゆる陰謀論者は「ロックフェラー万能説」に、右派の歴史修正主義者は「コミンテルン万能説」に傾いていると思うが、実際はどうなのか、この辺の絡み合いを解き明かさないと、第二次世界大戦のなぞは解けないと思う。

国際共産主義の恐ろしさをいち早く気づいた、ハーバート・フーバーの慧眼は称賛すべきだが、なぜロックフェラーが終戦時まで容共だったのか、がわからない。だからこの本は星3つ。

赤狩りを経て、アメリカの資本家たちも、表向きは反共になっていく。その中でロックフェラーはソビエトとしっかりビジネスをしていたわけで、資本家の方が一枚上手だったと私は思うのだが。


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オージッタ
昭和10年代の日米関係史は本書を基に書き変へられなければならない 2019年5月23日

いはゆるグローバリズム(国際金融資本主義)とコミンテルンに代表される共産主義が同根であつたことは、昨年自裁した西部邁氏が生前、チャンネル桜の討論会などで指摘してゐたし、また近年では馬渕睦夫氏が''ディープ・ステート''といふキーワードでいくつかの著作の中で同様の指摘をしてゐる。しかし、日米関係史の具体的な史実としてこれを明らかにしたのは本書が初めてではないか。

本書の前半ではフーバー米元大統領の「裏切られた自由」を丁寧に引用しながら、ルーズベルト政権が如何に「帝国主義戦争を内乱へ!」といふレーニンの敗戦革命テーゼを地でいく共産主義勢力に影響され、戦争への道に突き進んだか、またフーバーがこれを阻止しようしながら惜しくも挫折した経緯が描かれてゐる。

後半では著者の前著「近衛文麿 野望と挫折」に引き続き近衛内閣のブレーン達の暗躍を暴いてゐるのであるが、前著が近衛と一心同体であつた確信的共産主義者の風見章を中心に展開されてゐたのに対し、本書では同じ近衛の側近のなかでも英米派とでも呼ぶべき牛場友彦、松本重治、白洲次郎らの動向が詳細に記述されてゐる。

キーワードはIPR(太平洋問題調査会)である。この戦前・戦中・戦後を通して一貫して反日イデオロギーの砦であつた民間シンクタンクに牛場、松本、白洲らが深く関はつてゐたのである。

IPRについては昨年刊行された江崎道朗氏の「日本占領と敗戦革命の危機」の中でもアメリカ側IPRにいかに多くの共産主義者が浸透してゐたかが触れられてゐる(同書p.70「コミンテルンはいかにしてIPRを乗っ取ったか」を参照のこと)が、本書では日本側IPRには上記英米派とともにゾルゲ事件関係者の尾崎秀実や西園寺公一ら共産主義者も関はつてゐたことが明らかにされてゐる。

本書の第一章ではこのIPRにロックフェラー財団がいかに多額の援助をしてゐたかが述べられてゐる。そして松本、牛場、白洲らはそれぞれ親の世代から国際金融資本と深い繋がりを持つてゐたのである。

ずばり本書の肝はp.204に掲載されてゐる近衛内閣のブレーン達の人物相関図である。実は評者は昨年8月末、千葉県佐倉市で行はれた著者の講演会で示されたこの図を見て急ぎメモをとつたが、翌日FBにアップしたレポートではこの図の詳細は伏せてゐた。本書が今春刊行されることが予告されてゐたからである。

https://www.facebook.com/100004141752702/posts/1115001441981237?s=100004141752702&sfns=mo

この図を傍らにハーバート・ノーマンやトーマス・ビッソンらGHQに巣食う共産主義者の動向を重ねて近衛上奏文を読めば、準備万端整へて極東軍事裁判に臨まうとした近衛が何故出頭当日、昭和20年12月16日の早朝に怪死しなければならなかつたのかといふ実相が見えてくる。

かくして昭和十年代の歴史はこの図を基に書き変へられなければならない。




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近衛文麿 野望と挫折 – 2017/11/24
林千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E6%8C%AB%E6%8A%98-%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314651/ref=sr_1_2?qid=1559855342&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容(「BOOK」データベースより)

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。
復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


内容紹介

現代史を覆す、決定的真実に迫る!
渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!!

近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──


近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。

そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。

勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。

近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。


──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。

青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。


カスタマーレビュー


オージッタ
近衛文麿の死によつて東京裁判は成立した 2018年1月10日

この正月に昨秋より保留してゐた江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)と林千勝「近衛文麿 野望と挫折」(ワック)の2冊の書籍をほぼ同時に併読・読了した。

昨年8月刊の江崎氏の本については、すでに高い評価がなされてゐるので、ここでは詳しくはふれない。ただ11月末刊の林氏の著作との関連で云へば、江崎氏の本の最後は「おわりにー近衛文麿という謎」となつてゐるが、まさにちやうどその謎を解いたのが林氏の本だといふことができる。

これまでにも近衛内閣の戦争責任にふれた書籍はいくつか読んではゐたが、いづれも隔靴掻痒の感があつた。それらのなかでは中川八洋「近衛文麿の戦争責任」(PHP)が一番はつきり近衛の戦争責任を指摘してゐたが、あまりにも衝撃的なその内容は俄かには信じ難いものがあつて、とりあへずはひとつの仮説として受け止めてゐた。

ところが平成28年5月号の正論に掲載された林氏の「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」といふ論文を読んで驚いた。

近衛内閣で内閣書記官長(現在の内閣官房長官)を務めた風見章といふ人物が一貫して確信的な共産主義者で、後にゾルゲ事件で逮捕される尾崎秀実らとともに、陸軍参謀本部の事変不拡大・和平の方針に反して、朝日新聞などのメディアを使つて戦意を煽り、泥沼の日中戦争に導いたといふではないか。

その背景には「帝国主義戦争を内乱へ」といふレーニン以来のコミンテルンの方針があつたといふ。

いはば中川氏の仮説に風見章といふ補助線が引かれ近衛内閣の戦争責任が実証されるに至つたのである。そして、今度の林氏の書籍では、近衛内閣をめぐる様々な人士一人一人に吟味を加へ、結局近衛と風見は一身同体であつたと結論づける。かくして仮説は完全に証明されたのである。

江崎氏は先の本の末尾で晩年の近衛に親しく接した井上日召の言を引いて近衛の性格の弱さを指摘し、その弱い近衛が勇気を振り絞つて告白したのがあの有名な近衛上奏文であるといふ。

しかしこれは林氏の今回の証明からすれば、噴飯物で、近衛は初めから一貫してナチスのヒトラーに憧れたファシストで、全体主義のためには偽装した共産主義者の風見らをも利用したのである。

しかしながら敗戦が色濃くなるに至つて、ほんたうに敗戦革命が起きてしまふかもしれないとおそれ、自らの戦争責任を陸軍と共産主義者に転嫁するために近衛上奏文を書いたのである。

そして終戦後はマッカーサーに取り入つて、実は自分は平和主義者であると装はうとした。

ところがGHQ内の路線争いから突如戦犯として扱はれることとなり、さうなると、裁判で近衛上奏文の内容が公けにされてしまふ。

かくして近衛の出頭直前突然の死は GHQ内とかつて近衛内閣に協力した共産主義者にとつて都合のよいものであつた。東京裁判(史観)は近衛の死によつて成り立つたといふのが、林氏の書の意味するところだらう。

これこそがあるべき歴史研究のあり方! 2017年12月1日

戦前戦後の日本外交・政治の中枢である近衛文麿は、いままで「優柔不断」、「弱い人間」などの言葉で取り繕われてきた。

それは彼の真相を知る手掛かりが、GHQや国際共産主義者に徹底的に抹殺されたことや、真相を知る人物らがそうゆうプロバガンダを流してきたことが原因と思われるが、著者は長年、決して本質を見せてはくれない資料を丹念に読み込んで、わかりうるわずかな輪郭を元に、真の近衛文麿像を抽出することに成功した。

戦前日本の外圧の真相が明らかになる反面、内部から呼応した人々の研究は進んでいない。この著書は内部から鍵を開けた最重要人物の真実を暴き出した瞬間であり、戦後レジーム脱却の大きな一歩となると思う。このような研究をただひたすら真摯に取り組んでこられた氏に敬意を表します。

kei-toshie
ルーズベルトに日米戦争を引き起こさせる要因を作ったのは近衛文麿だったのか! 2019年2月23日

最近の殆どの著書は「日米戦争はルーズベルトによって引き起こされたのであり、日本人が仕掛けたのではない。」とするものが殆どである。では「何故ルーズベルトをその気にさせたのか?」が良く分からなかった。

但し、ルーズベルトが日本の行動に対して不満な要因が少なくとも二つあった。

一つは昭和12年に支那事変から始まった日中戦争の長期化(太平洋戦争終戦までの8年間)であり、もう一つは昭和15年に締結した日独伊三国同盟であった。

支那事変に関しては、当初支那(国民党)側から停戦の申し入れがあったが、近衛は「国民党は相手にせず」と言って拒否したことにより戦争は長期化していく。

三国同盟に関しては松岡洋右の考えを支持し、積極的に支持した。

私は支那事変が長期化したのは、近衛の責任だと思っていたが、今回この著書を読み、その背景には近衛内閣を支える共産分子である尾崎秀実や岡見章がいて、彼らが支那事変の長期化を熱望していたことがわかった。

第一次近衛内閣の閣僚の中に尾崎秀実や岡見章がいる。
又第二次近衛内閣の中には松岡洋右がいるのである。

したがって、尾崎秀実、岡見章、松岡洋右、等々がルーズベルトに日米戦争を引き起こさせたと言っても過言ではない。
(但し彼らの上司は近衛文麿であった。)

過去に読んだ本の中で{昭和20年2月に近衛文麿は「敗戦は遺憾ながらもはや必至」と昭和天皇に戦争終結を提案した。}とあり、良い提言をすることもあったなと思っていました。ところが、今回「近衛上奏文」(263頁)を読み、戦争終結提案は、自分の保身のための様々な提案の中の一環であることが分かり私としては怒り心頭に達しました。

終戦を迎えるに当たっても、マッカーサーやGHQに昭和天皇の配置転換や憲法改正等々、自分に都合よい事ばかり提案しています。これを読んでいて近衛文麿と言う人物に嫌気がさしました。本人は自殺したのか他殺だったのか知りませんが、このような卑怯な人間は死んで当然だと思いました。近衛文麿についてこれだけ詳細に書いて下さった著者に感謝を申し上げます。

プライベートもパスワード
「ノンフィクション」と捉えても過言ではない。「テロルの決算」以来の読み応え有り。 2017年12月20日

近衛文麿の「ノンフィクション」と捉えても過言ではないこと。ここまで調べあげた筆者の執念に完敗(乾杯)。
沢木耕太郎の「テロルの決算」以来の読み応えが有りました。

登場人物が沢山出てきて、人物相関で混乱した人もいるかと思います。
戦国時代に例えるなら、まだ登場人物は少ない方。
筆者は、キーマンとなる人物を登場させては、すぐに「近衛文麿」に話を戻す点は実に巧妙である。

「近衛文麿」は“いったい”何がしたかったのか?
そもそも戦争をしたがる人間がこの世にいるのか?

近衛文麿は若き頃、「英米本位の平和主義を排す」という論文を著し、国際関係の革新を唱える一方で、陸軍と共産主義者に戦争責任の全てを押し付ける。そして天皇退位までもくろむ。

近衛にとっての共産主義者とは誰なのか?

尾崎秀美?
風見章?
風見鶏?(ダジャレ)

この書物はそれらを少しずつ明らかにしていく。
読者は常に“どうしてそうなったか”の理由(根拠)が知りたい。その点では、この本は充分に期待にそえる。

「近衛文麿」は自殺では無く、暗殺されたのか?誰の手によるものか?
「大東亜戦争」とは何だったのか。「第二次世界大戦」とは何だったのか。

筆者は「第二次世界大戦」という言葉を使用していないが、「第二次世界大戦」で連想する世界共通の答えは、老若男女問わず「パールハーバー」、「ヒトラー」、「アンネの日記」、「アウシュビッツ」、「ノルマンディー」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。

残念ながら、「近衛文麿」の名は出てきません。

日本でも同じ。中学生に聞いたら「アンネの日記」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。
やはり「近衛文麿」の名は出てきません。

本書では、「近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から世絶されたのです。」と言及しています。


話は第一章に戻します。

いきなり「近衛文麿」の祖先である「藤原鎌足」の話から始まります。実に面白い。

私が知り得た「藤原鎌足」は、百済最後の王の「扶余豊璋(ふよ ほうしょう)」であったという説があります。日本の統治は天皇血族であり続けるべきであるという「厩戸王(うまやとおう)」(聖徳太子)を押しのけ藤原氏だけの世を作り出したが、「近衛文麿」は、まるで同じ行動ですね。

真偽は歴史研究家にゆだねるとして、筆者は読者をグイグイと導いてくれます。
本書では、「近衛文麿」は戦争責任を逃れるため「大化の改新のごとくと称して東条英機の暗殺を説いた」としています。

然しながら、わからないことが多いのがこの「近衛文麿」。


第二章では、なぜスパイであるゾルゲと親交深かった共産主義者の尾崎秀美を重用したのか、にメスが入ります。それを少しずつ解き明かしてくれます。
諜報者としてではなく扇動者として利用していく過程を、です。尾崎の志と才能を利用していく過程は実に判り易い。

「近衛文麿」は自分をヒトラーに重ね合わせ、何をしたかったのか。

悪い見方をすれば、目的を達成させるには、共産主義者であろうが、利用する。
一方で、「秋丸機関」に治安維持法で検挙されていた者が参加していたことを考えると、政治や宗教感に左右されることなく多くの人材を集めた、とも考えられます。

「秋丸機関」については、筆者の「日米開戦 陸軍の勝算」に詳細が書かれておりますが、本書でも第三章で少しふれています。

「秋丸機関」には他国の調査をすべく、国ごとの研究班が存在したことは「日米開戦 陸軍の勝算」で明らかにされていますのでご一読意をお勧め致します。

ベトナム戦争で例えるなら、

@北ベトナム政府の思惑
Aソビエトの思惑
B南ベトナム政府の思惑
Cアメリカの思惑、

といった四通りの考え方が存在したハズです。この四通りの考え方を把握してこそ、戦争の原因が見えてくると考えます。

無学な私の個人的感想ですが、「大東亜戦争」の始まりは、「満州事変」なのか、「日中戦争」なのか、「パールハーバー」なのか、それすら判りません。
いずれにせよ、日本が参戦する過程で「近衛文麿」を抜きに考えられないことを本書で知りました。


第四章では、いよいよ「真珠湾攻撃(パールハーバー)」に触れます。

最終章では、「近衛文麿」が、利用した共産主義者や昭和天皇に戦争責任の全てを押し付け、自身には責任が無いこと、終戦に努力したこと、に奔走します。
ポツダム宣言の履行後に天皇の退位を画策したり、利用してきた共産主義者の企図を告発したりで、多くの協力者の信頼を失ったのではなかろうか。殺されても仕方がない。

現代社会に照らし合わせると、このような人物は「やはり」います。会社でウロウロしています。いつの時代も変わらない。
上長に良い顔して自分には非常に甘い人。すごく社内で嫌われています。

現代のテクノロジー社会では電子データのファイルを“クリック”ひとつで消すことができます。一方、関係者の回顧(録)を消す削除キーがないところが人間たるゆえんである。筆者は、様々な事実や証言を少しずつ積み上げて、真実を明らかにした点で功績は大きい。


織田多宇人
中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された 2018年2月1日

中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された。

以前著者の講演会で近衛文麿の周りに巣食う共産主義者の話を聞いた時に意外な事実にびっくりしたことがあるが、この本を読み、近衛が己の名誉と栄光を手にするために、天皇陛下でも共産主義者でも自分の子供でも見境なく利用したと言うことが分かり、衝撃を受けた。

昭和12年6月に大命降下を受けて総理大臣になる三箇月前に近衛は仮装パーティーでヒットラーに扮した。このことを政治評論家の阿部真之助は『文藝春秋』昭和12年7月号で

「十年前、左翼華やなりし頃は彼の姿が自由主義より、もっと左に寄った位に映ったのであるが、今では時代と共に、漸次右へ移動して、自ら国家社会主義者と公然と名乗るのを辞さないまでになった。

彼が仮装会で、ナチス独逸のヒットラーに扮したのも、仮装の裏に、彼の本心が潜んでいたのだった。林大将の後に、ヒットラーを気取る近衛が出て来て、どうして世の中が、後戻りしたと言うことが出来るのだ」

と辛口に評している。

近衛は第一次近衛内閣の要である書記官長に抜擢した共産主義者風見章や後にゾルゲ事件で逮捕されるソ連のスパイ尾崎秀美、その他の革命児たちを周りに置き、支那事変を解決不能にこじらし大東亜戦争へのレールを敷いて行ったと言っても過言ではない。

それでいて、戦争責任は被らないように用意周到の準備をし、戦後の覇権を掴もうとした。

結果的には思っていたようなシナリオ通りにはならずに戦犯容疑者としてGHQから逮捕命令が出され、巣鴨拘置所への出頭日の前に青酸カリ自殺を遂げた。著者は青酸カリ自殺には疑問を抱き近衛は薬殺されたのではないかと推理している。


近衛のシナリオ通り行かなかったのは、GHQ対敵諜報局調査分析課長ハーバート・ノーマンの、義理の伯父に木戸幸一内大臣を持つ都留重人や、(すでに近衛から心が離れていた)家族ぐるみの付き合いのあった風見章からの詳細な情報の提供による近衛への心証が大きく影響していたようである。

風見章は近衛の側近として共に戦犯となってもおかしくないが、戦後は中国共産党との交流の日本側窓口のトップとして歓迎され、「日ソ協会」副会長、「日中国交回復国民会議」理事長に就任し政界の親中親ソ派を率いている。

自虐史観と謝罪外交の元祖たる風見の戦後の事績は、そもそも近衛が風見を内閣書記官長に抜擢したことの置き土産である。このような近現代史を見つめ直し、背筋が寒くなる思いと我々自身の迂闊さへの気付きを共有することが必要だ。

himawari
闇 2018年11月20日

ch桜討論で林千勝さんの意見を聞き興味が沸きました。

なぜ真珠湾へ行ったのかはアメリカルーズベルト批判から始まった開戦への疑問。
これまで日本側からこれを分析する本は出ませんでした。

 林千勝先生「日米開戦陸軍の勝算」は決定版と言えるような内容。

本当の闇の部分山本五十六周辺の情報は無いのですが、公開情報を元に陸軍側から見た理詰めの勝算分析を示しています。

もちろん本当の闇は公開情報からは出てきません。
我々ができることは公開情報を元にした分析。秘密情報なしでも十分に当時を知ることができます。

本の評価から言うと「日米開戦陸軍の勝算」が10に対して「近衛文麿野望と挫折」は5くらい。
両方とも所謂陰謀論ではなく、文献を元に分析を加えています。


最初に読んだのは「近衛文麿野望と挫折」、これを読めば両方の内容が読めるという討論上での林先生の説明があったのでこれにしましたが、不足を感じたので「日米開戦陸軍の勝算」も読みました。

「近衛文麿野望と挫折」は近衛文麿という淡い個性が扇の要となり日米開戦まで引っ張って行ったという意見。
自分はこれはカモフラージュではないかと思っています。

中心議題は日米開戦に至る人物の行動分析。
主要人物の行動分析を行うことでこれからの研究の土台作りになっています。


  一番心に残ったのは敗戦後の秋丸次朗、有沢広巳の行動。
秋丸機関を反戦平和のための機関だったとして、その業績自体を全否定しています。
定期的に会合を開いて口裏合わせをするという念のいりよう。

有沢広巳は共産党シンパになり「日本はアメリカには感謝し続けよう中国には謝罪し続けよう」と言い続けます。
そして研究成果、蔵書のすべてを中国共産党に寄付します。

なぜ秋丸機関の提言は実行されなかったのか(大東亜戦争という名称をはじめとした一部は実行されたのですが)。

鍵は欧米植民地支配、人間支配の手法にあります。
彼らは家畜を支配するがごとく巧みに人間を支配します。
日本の中枢、東京に彼らの代理人工作の実行者が隠れていたのではないでしょうか。

どんなに巧みな計画を立てても中枢にいる人間に逆方向へ走らせます。
ルーズベルトにとってジャストタイミングの真珠湾、ミッドウェーは指令が正確に伝わっていたことを示しています。

代理人の正体は不明ですがキリスト教徒国際人であることは間違いないと思います。
そして東京にいる人。

 ガダルカナルでの役割を終った山本五十六はアメリカ軍機に追い回されて殺されます。
口をふさぐ必要があると判断されたのでしょう。

戦後日本は敗戦へ導いた黒幕たちの支配が強まります。
秋丸次朗も有沢広巳も変節を余儀なくされました。
秋丸次朗、有沢広巳にとって秋丸機関こそが一生に一度の大仕事。
それが終わった後はどうでもよかったのだと思います。

もちろん作戦が実行されて日本軍が勝利したなら活動は継続したはずです。
端から作戦を壊してしまう人物がいる日本軍。
二人とも絶望したでしょう。

北京に送った蔵書などは有沢広巳にとってはゴミだったのではないでしょうか?
すべては秋丸機関に掛けたのだと思います。

 わずかな資料から林千勝がよみがえらせた昭和史。
日本人はここから出発する必要がある。

 戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。


国士応援
本書の評価自体は難しいが、アメリカの対日観が滲んでいる・・・(ネタバレあり) 2018年3月3日

前作「日米開戦 陸軍の勝算」(祥伝社新書)で紫電一閃、卑屈なアメリカ追従史観を斬り捨てた英才、林千勝氏の最新作ですが
存外、評価が難しいです。

近衛文麿が天皇陛下にも、ご皇室にも大した敬意を払っていなかっただろうことは良くわかりましたが
「そもそもソ連の「黒幕」と通謀していたのか?」という事は証拠隠滅(林千勝氏によれば)もあって状況証拠のみです。

概略は

@ 近衛文麿は公卿政治家として、日本を支配しようとしてきた。

A 日本支配の布石のために国内の動乱を必要とした近衛は、国外のシナ事変、国内では共産主義を利用し、後には対米戦争を画策する。

B 近衛はソ連をかばうためにソ連への侵攻を企図した「北進論」ではなく、列強のアジア植民地へ侵攻し、列強と対立せざるを得ない「南進論」へと舵を切らせた。

C 近衛文麿が共産主義の傀儡だったことは、「アジア解放のための資本主義の打破」
という公約演説に集約されている。

D 近衛は個人的な野望でアメリカとの戦争を画策した、本来、日本はアメリカと対立する要素はなかった


大体、まとめるとこんな感じですが
この@とAは状況証拠のみでよくわかりません。

Bはいささか無理があり、ABCD包囲網で資源獲得に苦しんでいた日本が重要資源の生産地である南方進出を企図するのは国防上の必然であり、
逆に北に侵攻してソ連と対峙した場合、資源を手にできる可能性はほぼなく、加えて冬の満州の−20℃よりもはるかに低気温の−40℃地帯のロシアで、貧弱な対寒冷装備しか持たない帝國陸軍が有効な組織戦闘を展開できるとも思えず、何より南方地域を攻略しないでソ連を攻めるとすれば、満州から内蒙古、外蒙古とほぼ単線の補給線しか確保できないので北進は地獄になるでしょう。

Cの資本主義の打破という言葉も、冷戦が顕在化した後の「資本主義陣営」という言葉とはかなり様相を異にし、「植民地の収奪と囲い込みによる、持てる国の経済」という意味合いが強い言葉でした。

それに対して、挙国一致して資源を計画的に戦力増強に振り分け、国内の完全雇用体制から強国として列強のブロック経済を破壊して自給自足の経済、アウタルキーを目指すというのが、植民地支配国から締め出された日本やドイツなどの生き残りをかけた戦略でした。

ヒットラーでさえ、「ドイツ社会主義労働党」から出てきた事を考えれば、
当時の資本主義の打破=共産主義勢力というのは無理があるでしょう。

このあたりの事情は前作の「日米開戦の真実 陸軍の勝算」に詳しいので林千勝氏の方が私より良くご存じだと思います。 


D のアメリカと対立する要素は無かったは、全くの暴論で
アメリカの外交官ジョージ・ケナンはその著作「アメリカ外交50年」で誠実に述べているように「十年一日のごとく日本に嫌がらせをした」のであり、
シナ事変において蒋介石に指示して日本を泥沼のゲリラ戦に引き込み、さらに莫大な援助によってそれを助けていました。

シナの戦争の仕方がどのようなものであったのかと言えば
東中野 修道氏の著作「南京虐殺の徹底検証」によれば、

シナに常時いくらでも存在している流民を駆り集めてきて、塹壕を掘らせて銃器を持たせ、その脚を鎖でつないで動けなくして、帝國陸軍を足止めさせる。
足止めした所を、戦を監督する「督戦隊」が機関銃で味方ごと撃ち殺す。

という酷薄な使い捨ての奴隷制軍隊を用いていました。

目的は帝國陸軍に勝つことではなく、日本の国力を削ぐために日本男児をけずる事であり、アメリカは奴隷戦術をシナ人に仕込みながら、日本には常に「公正で人道的な対応」を求めて、あらゆる宣伝、空言を用いて効果的な戦術を封じました。

対米戦争の印象が強いせいで、シナ事変の困難は忘れられがちですがアメリカ自身がこれより後に、ベトナム戦争のゲリラ戦で七転八倒した後に、あらゆる価値観がひっくり返され、分断された不安定な国家に堕していった事を考えれば、大日本帝國の損傷は決して小さくは無かったでしょう。

日本男児の強さと、責任感、人々を守らんとする優しさ、に頭が下がります。

倉山満氏も最近、似たような近衛文麿が諸悪の根源、といった本を出していましたから、おそらくアメリカあたりのはやりの学説なのだと思いますが、
根本的に「ヴェノナ文書」によってルーズベルト・ホワイトハウスがソ連共産党の意のままに操られていたという事を認められない連中がこじつけた感が拭えません。

アメリカの本音とすれば

「日本が無傷のまま北進を決めて、我々がそれに乗っかっていれば日本に多大な苦痛だけを押し付けつつ、アジアに進出し莫大な権益をただ取りできたのに・・」

という所でしょう。それに対して

「日本が滅びるならば、犠牲となるのは女子供だ。日本男児ならば誰でもそれを座視するよりは、己の身を擦り潰す事になっても刃を抜かずにはおかぬ。武士の時代から今に至るまで何も変わらない」

と笑って言い返すべきでしょう。

特に不利な立場に立たされているなら、尚の事、気概をもって現実を乗り越える強さを希求する必要があるのですから。


▲△▽▼



日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3

内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!


____


カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。

読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。

himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。



面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。


ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。

シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c171

コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
42. 一般ピープルぱんぴー[-339] iOqUyoNzgVuDdoOLgs@C8YLSgVs 2019年6月07日 09:04:05 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-1521]
>投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 6 月 06 日 19:15:05
>2019/06/05 20:41 半歩前へ
>2019/06/06 日刊ゲンダイ 公開日:2019/06/06 06:00 更新日:2019/06/06 06:00

今月24日に提出予定の「予稿」が、もう、昨日6月6日の時点で「リーク」されていたってこと?

>言論と表現の自由に関する国連のデービッド・ケイ特別報告者が「日本ではメディアの独立性に懸念が残る」とする新たな報告書をまとめた。今月24日に開幕する国連の人権理事会に提出される予定

査閲や承認の手続きは済んでるのかなあ??

国連って、報告書の「作成者」に、報道機関に対して「リーク」する権限も与えているの???

まあ、日本のマスゴミが、CIAとモサドの配下にある「双頭の鷲」日本外務省(政府)の言いなりになっている事は、誰にも否定出来ないでしょうけれどね。

https://www.youtube.com/watch?v=L851Ps8q-Ac

令和の時代には国連改革も必要ですね。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c42

コメント [政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
25. 斜め中道[6753] js6C35KGk7k 2019年6月07日 09:04:12 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[712]
>>24
例えば、天安門事件関係で死んだ人々に対して
失礼にも程があろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c25
コメント [原発・フッ素51] 経団連の中西会長はリンパ腫 「治療に専念」とコメント (共同)  魑魅魍魎男
41. 2019年6月07日 09:08:45 : sDUTpNaB96 : ajhEQnpOcEE2N2s=[4]
掘っ立て小屋に住むニート魑魅魍魎男=尼が、いい家に住み、高級車を乗り回す上級国民の病気に狂喜乱舞してるだけと見抜いた工作員は恥を知れ!
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/607.html#c41
コメント [政治・選挙・NHK261] 焦る公明党<本澤二郎の「日本の風景」(3336)<政局のカギを握る信濃町にアベもハラハラ> 笑坊
4. 2019年6月07日 09:13:04 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[1241]
創価学会 「池田大作」がノイローゼになった経緯と総裁が解決した事案〖ネット TV ニュース.報道〗朝堂院大覚 創価学会 2017/07/05
.
JRPtelevision
2019/06/06 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=QAJUiPfiSk0
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/602.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK240] TOKYO MXが『ニュース女子』打ち切りも他局やネットで番組続行! “DHCがバックにいる”と開き直る出演者(リテラ) 赤かぶ
316. 2019年6月07日 09:15:00 : L2KjcOu2wk : c3guMFp3cFcwUEk=[1]
▼丸山議員に糾弾決議 維新の責任で辞職説得を

腐臭漂う国会に巣食う議員という名のゾンビ!――劇作家・朝倉薫
https://blogos.com/article/382033/
2019年06月06日 08:13
■丸山議員の言語道断な戦争発言
丸山穂高衆議院議員の「戦争発言」が、野党と所属政党からの議員辞職勧告の国会提出にまでになっている。
これは国会議員の発言としては言語道断、恥知らずとしか言えないだろう。
戦争で取られたから戦争で取り返す=B平和な時代に生きるぼくたちには、口が裂けても言えない言葉だ。安倍晋三総理だって百田尚樹くんだって思っていても口にはしないだろう。「女を呼べ」だとか女性の乳房をどうだとか、下品極まりない。心に思うのは自由だが、フーテンの寅さん曰く「それを言っちゃあおしまいよ!」である。
日本は、有史以来中国に倣った律令国家で、言論の自由などという言葉は明治時代にようやく芽生えて、昭和の軍事体制で再び封殺され、第二次大戦後にアメリカに占領されたおかげで何とか体裁が整った程度だ。いまだに民主主義の正しい使い方も知らず教えずで、右往左往しているのが現状だろう。
■言論の自由だと居直るな
戦争とは、言論つまり「話せばわかる」を問答無用と暴力に訴えることだ。
たとえ暴力で奪われた土地や人でも。相手が国家であるなら、言論を駆使して世界中を味方につけ、相手に納得させる方法を平和憲法を掲げる日本は実践しているわけだ。
口に出してはならない言葉を吐いて、それを言論の自由だと居直ってはいけない。病気が理由であるなどと後から言い訳をせず、説明責任を持つのが議員の責任というものだろう。
それにしても、同年代の政治家・小泉進次郎氏は利口だ。
彼も、制度や災害に対しては声高に怒りの声を上げる。
庶民は拍手喝采である。
たとえ彼が当の庶民を口減らしし、国民を六千万人に減らすと、アベンジャーズの敵役サノスと同じことを言っていたとしてもだ。
所属政党のトップの冷酷さと政権政党の対応を冷静に見極めることが、大衆に課された問題ではないか?
政治家は平和を守り、貧困をなくし、老人を幸せに死なせてくれ!

社説:丸山議員に糾弾決議 維新の責任で辞職説得を - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190607/ddm/005/070/078000c
2019年6月7日 東京朝刊
 戦争で北方領土を奪い返す趣旨の発言をし、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員の糾弾決議が衆院の全会一致で可決された。
 決議は「国会議員としての資格はない」とした事実上の辞職勧告だ。丸山議員はこれを重く受け止め、潔く辞職すべきである。
 発言から1カ月近くを要したものの、衆院としての意思表示がなされたことは評価できる。国家間の対立を戦争で解決することを容認したと受け取れる発言に対し、「憲法の平和主義に反する」との見解を国会が明確に示した意味は大きい。
 丸山議員の発言は北方四島ビザなし交流の訪問団に参加した際のものだ。飲酒して卑わいな発言をし、禁じられていた外出を強行しようとして団員らともみ合いになった。決議はこれらの言動が「本院の権威と品位を著しく失墜させた」と断じた。
丸山議員の言動は言論の名に値するものではない。決議の提出理由には「議員としてというよりも人間としての品位を疑わせる」と異例の非難が盛り込まれた。
 丸山議員が初当選したのは関西を中心に維新が躍進した2012年衆院選だ。政党が前面に出た選挙戦を展開しておいて、除名して済まそうというのなら無責任である。維新は辞職の説得に力を尽くすべきだ。
 維新ではほかにも参院選の公認予定者が被差別部落への差別を助長するような発言で謝罪に追い込まれた。自民党でも12年初当選組が「魔の3回生」と呼ばれ、女性問題などで辞職や離党するケースが相次ぐ。
 擁立した候補者の質に最後まで責任を負うのは政党だ。

丸山氏の糾弾決議可決 衆院、国会で初 「直ちに、自ら進退判断を」:北海道新聞 どうしん電子版
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/312591
06/06 23:42
 衆院は6日の本会議で、戦争による北方領土奪回に言及して日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員(大阪19区)に対し、議員辞職を事実上促す「糾弾決議」を全会一致で可決した。国会議員への糾弾決議は初めてで「ただちに自ら進退について判断するよう促す」とした。
 決議は丸山氏が北方四島ビザなし交流に参加した際、元島民に「戦争で島を取り返すことに賛成か」などと質問したことを「憲法の平和主義に反する」と指摘。過度な飲酒や禁じられた外出を試みた点も「(ビザなし交流の)実施を妨げる威力業務妨害ともいうべき行為」と非難した。その上で「(衆)院の権威と品位を著しく失墜させた。国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」として進退の判断を迫った。

丸山穂高議員に全会一致の糾弾決議 背景に悪質な言動の数々 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190606/k00/00m/010/340000c
2019年6月6日 22時07分
 北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言をした丸山穂高衆院議員に関し、当初は対応が分かれた与野党が6日の衆院本会議で「糾弾決議」を全会一致で可決した背景には、「戦争」発言以外の悪質な言動があった。
5月23日発売の週刊誌報道で、国後島滞在中の丸山氏が泥酔して「女を買いたい」と言い出し、禁じられている宿舎からの外出を図り、止める政府職員に「国会議員には不逮捕特権がある」と言い放っていたことが判明した。
 外出した丸山氏がロシア官憲に拘束されれば、ロシアの主権に基づく法執行を認めるかどうかの外交問題に発展する。
 立憲民主党の辻元清美国対委員長は6日の党会合で「事実上の辞職勧告決議案だ。前代未聞の言動で、前代未聞のこの決議が(議題に)あがった」と強調した。
 丸山氏は弁明書で次期衆院選立候補も示唆。丸山氏を除名した日本維新の会では「意地でも対抗馬を立てる」との声も漏れる。

丸山議員の糾弾決議、効力に限界 元島民ら反発収まらず:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM6654V6M66UTFK00Y.html
2019年6月6日20時49分
 北方領土を戦争で取り戻すことを肯定するかのような発言をした丸山穂高衆院議員(日本維新の会から除名)に対し、衆院は6日、全会一致で「糾弾決議」をした。国会の重い意思として事実上の辞職勧告を突きつけたが、強制力はなく法律上の「懲罰」にも当たらない。本人は議員辞職を否定しており、元島民らの反発や不信感は収まっていない。
 立憲民主党の辻元清美国対委員長は「全会一致の糾弾決議。将棋で言えば丸山氏はもう詰んだ。速やかに辞職をするしか逃げ道はない」。

丸山議員糾弾決議の全文:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019060601164&g=pol
2019年06月06日20時49分
 議員丸山穂高君は「令和元年度第1回北方四島交流訪問事業」に参加した際、憲法の平和主義に反する発言をはじめ、議員としてあるまじき数々の暴言を繰り返し、事前の注意にも拘わらず、過剰に飲酒し泥酔の上、禁じられた外出を試みて、本件北方四島交流事業の円滑な実施を妨げる威力業務妨害とも言うべき行為を行い、わが国の国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させたと言わざるを得ず、院として国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない。
 よって本院は、ここに丸山君を糾弾し、直ちに、自ら進退について判断するよう促すものである。

「国益損なう」糾弾決議も…「任期を全う」投稿 : 政治 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190606-OYT1T50288/
 衆院は6日の本会議で、北方領土返還をめぐり「戦争」に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員に対し、事実上議員辞職を促す「糾弾決議」を全会一致で可決した。法的拘束力はなく、丸山氏は同日、自身のツイッターに「任期を全うし前に進んでまいります」と投稿し、改めて辞職を否定した。
決議は丸山氏の言動について、「国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させた」と非難。その上で、「国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない。ただちに自ら進退について判断するよう促す」とした。
 国後島出身で、元島民団体「千島歯舞諸島居住者連盟」の宮谷内亮一・北海道根室支部長(76)は、「国会としてけじめをつけたと受け止めた。丸山議員の一連の発言や行動は領土返還運動を大きく傷つけた。まずは辞職して出直してほしいという心境だ」と語った。

[社説]丸山氏は議員たるに値しない  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45778330W9A600C1SHF000/
2019/6/6 19:00
北方領土を戦争で取り返す是非に言及した丸山穂高衆院議員への糾弾決議が衆院本会議で全会一致で可決された。言論の自由は尊重されなくてはならないが、丸山議員は国会の場で、きちんと弁明しないなど、その対応はあまりに無責任である。これでは議員を務めるに値しない。

丸山議員に糾弾決議=国会初の可決、「進退判断を」:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019060600156&g=pol
2019年06月06日18時38分
 衆院は6日の本会議で、戦争による北方領土奪還など不適切な言動をした丸山穂高衆院議員(日本維新の会除名)に、「直ちに自ら進退について判断するよう促す」と求める糾弾決議を全会一致で可決した。ただ、法的拘束力はなく、丸山氏は自らのツイッターに「任期を全うし前に進んでいく」と書き込み、辞職しない意向を示した。
 決議は丸山氏の言動に対し、「わが国の国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させたと言わざるを得ない」と指摘。「国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」と非難した。

丸山議員への糾弾決議、全会一致で可決 本人は欠席 - 社会 : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201906060000383.html
2019年6月6日14時24分
衆議院は6日の本会議で、北方領土・国後島へのビザなし訪問の際、酒に酔った上で、戦争による領土奪還論や下品な言動を繰り返した丸山穂高衆院議員(35=日本維新の会を除名)に対する糾弾決議を、全会一致で可決した。

丸山議員の糾弾決議、全会一致で可決「自ら進退判断を」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM655GR7M65UTFK014.html
2019年6月6日13時39分
 衆院は6日午後の本会議で、北方領土返還に関し「戦争」に言及した丸山穂高衆院議員(日本維新の会から除名)に対し、「院として国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」などとして、実質的に丸山氏に議員辞職を促す「糾弾決議」を全会一致で可決した。
決議に法的拘束力はない。
 糾弾決議は、丸山氏の言動を「平和主義に反する発言をはじめ、議員としてあるまじき数々の暴言」と指摘。「国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させた」と非難し、「院として国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない。ただちに、自ら進退について判断するよう促す」としている。

「国会議員として資格ない」丸山穂高議員への糾弾決議 衆院、全会一致で可決
https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/maruyama
2019/06/06 13:38
衆院本会議は6月6日、北方領土返還に関して「戦争しないとどうしようもなくないか」などと発言した丸山穂高衆院議員(日本維新の会を除名)に対して、ただちに自らの進退を判断するよう促す「糾弾決議案」を全会一致で可決した。
ただ、今回の糾弾決議に法的拘束力はなく、議員の身分や特権には影響しない。
糾弾決議案では「我が国の国益を大きく損なうものと言わざるを得ない」「議員としてというよりも人間としての品位を疑わせるものである」と丸山氏を厳しく批判。
さらに「院として国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」として、ただちに自らの進退を判断するよう促している。

丸山衆院議員の糾弾決議可決 「直ちに、自ら進退判断を」 | 共同通信
https://this.kiji.is/509217249981629537?c=39546741839462401
2019/6/6 13:34 (JST)
 衆院は6日午後の本会議で、北方領土へのビザなし交流訪問の際、戦争で領土を取り返すことの是非に言及した丸山穂高衆院議員=日本維新の会を除名=に対する糾弾決議を可決した。「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない」と非難し「直ちに、自ら進退について判断するよう促す」とした。
糾弾決議に法的拘束力はない。

丸山議員に対する糾弾決議、衆院本会議で可決 TBS NEWS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3692682.html
http://archive.is/ubLCm
6日 13時26分
 北方領土でのビザなし交流の際に「戦争」発言などをした丸山穂高衆院議員に対する糾弾決議が、衆議院本会議で可決されました。
 衆議院は午後の本会議で、丸山穂高衆院議員に対する糾弾決議を全会一致で可決しました。
 丸山議員は先月、北方領土を訪れた際に酒に酔って戦争で領土を取り返すことの是非に言及したほか、卑わいな発言を繰り返し、禁じられた外出を試みて他の参加者ともみ合いになっていました。
 決議では「国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」として、自ら進退を判断するよう促す内容になっています。しかし決議に法的拘束力はなく、丸山氏は弁明書などで辞職しない考えを示しています。

丸山氏の糾弾決議可決 衆院本会議:イザ!
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/190606/plt19060613220010-n1.html
2019.6.6 13:22
 衆院は6日の本会議で、北方領土を戦争で取り返す是非に言及した丸山穂高衆院議員(大阪19区)について、直ちに進退判断を促す糾弾決議を全会一致で可決した。
 決議では、丸山氏に対して「国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させた」と指摘し、「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない」と厳しく非難している。5日に自民党や立憲民主党など与野党8会派が衆院に提出。糾弾決議に法的拘束力はない。

丸山穂高氏の糾弾決議可決 衆院「自ら進退判断を」  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45755470W9A600C1000000/
2019/6/6 13:20
衆院は6日の本会議で、北方四島へのビザなし交流で品位のない言動を繰り返した丸山穂高衆院議員に対する糾弾決議を全会一致で可決した。「国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」と非難したうえで「直ちに自ら進退について判断するよう促す」とした。
糾弾決議に法的な拘束力はない。

丸山穂高議員「糾弾決議」全会一致で可決 衆院本会議 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190606/k00/00m/010/127000c
2019年6月6日 13時14分
 衆院は6日午後の本会議で、北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言などをした丸山穂高衆院議員(35)=大阪19区=に対し、直ちに進退を判断するよう求める「糾弾決議」を全会一致で可決した。自民党や立憲民主党、日本維新の会など与野党8会派が共同提出し、丸山氏について「国会議員の資格はない」と明記し、事実上辞職を促す厳しい姿勢を示した。
 決議では丸山氏が5月の北方四島ビザなし交流事業で戦争発言をしたことや禁じられている宿舎からの外出を試みたことなどを挙げ「議員としてあるまじき暴言」を繰り返したと指摘。交流事業の円滑な実施を妨げる「威力業務妨害」行為で、「院の権威と品位を著しく失墜させた」と批判した。そのうえで「ただちに、自ら進退について判断するよう促す」と明記した。ただ、可決されても法的拘束力はなく、進退は丸山氏自身の判断に委ねられる。

丸山穂高衆院議員に対する糾弾決議可決…本人欠席 : 政治 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190606-OYT1T50199/
 衆院は6日の本会議で、北方領土返還をめぐり「戦争」に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員に対し、「国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」とする糾弾決議を全会一致で可決した。決議は「ただちに自ら進退について判断するよう促す」として、事実上辞職を求めている。

丸山穂高議員、「けん責」から「糾弾」 何が変わったの? - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190606/k00/00m/040/058000c
2019年6月6日 10時05分
 北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言などをした丸山穂高衆院議員(35)=大阪19区=に対する糾弾決議が6日の衆院本会議で可決された。

舛添要一氏 第三次世界大戦を危惧し「戦争」発言の丸山穂高議員を叱責 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1422192/
2019年06月06日 09時14分
「米中の熾烈な覇権争いが第三次世界大戦の引き金とならないように、日本は何ができるか、酒を飲んで暴言を吐く暇があったら、国会議員は真剣に考えるべきだ」とつづり、北方領土奪還はロシアから戦争で奪うべきと発言した丸山穂高衆院議員(35)を厳しく糾弾した。

丸山穂高氏の糾弾決議案可決 丸山氏は辞職に否定的 - zakzak
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/190606/pol1906060004-n1.html
2019.6.6
 衆院は6日午後の本会議で、北方領土へのビザなし交流訪問の際、戦争で取り返すことの是非に言及したり、「女を買いたい」などと人間性を疑わせる暴言をした丸山穂高衆院議員=日本維新の会を除名=に対する糾弾決議案を可決した。「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない」と非難し「直ちに、自ら進退について判断するよう促す」とした。
可決されても法的拘束力はない。

丸山衆院議員:戦争・卑わい発言 「国会議員資格なし」 糾弾決議案、きょう可決 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190606/ddn/001/010/004000c
2019年6月6日 大阪朝刊
 北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言などをした丸山穂高衆院議員(35)=大阪19区=に対する「糾弾決議案」が6日、衆院本会議で可決される。決議案は、丸山氏が禁止されている宿舎からの外出を試みた行動などについて「一歩間違えば日本とロシアの重大な外交問題に発展しかねない問題行動だ」と非難。「ただちに自ら進退を判断するよう促す」として、事実上議員辞職を求めている。

丸山穂高議員の糾弾決議案 6日、衆院本会議で可決へ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190605/k00/00m/010/266000c
2019年6月5日 20時25分
 北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言などをした丸山穂高衆院議員(35)=大阪19区=に対する「糾弾決議案」が6日、衆院本会議で可決される。決議案は、丸山氏が禁止されている宿舎からの外出を試みた行動などについて「一歩間違えば日本とロシアの重大な外交問題に発展しかねない問題行動だ」と非難。「ただちに自ら進退を判断するよう促す」として、事実上議員辞職を求めている。
 丸山氏は、戦争発言や卑わいな言動に加え、「私は不逮捕特権で逮捕されない」などと言って、泥酔して宿舎から外出しようとした。ロシアが実効支配する国後島で、現職の国会議員が拘束される最悪の事態も招きかねなかった。
 丸山氏は5月に国後島を訪問した際、コニャック10杯以上を飲んで泥酔し、元島民に「戦争しないとどうしようもなくないか」などと発言した。与党は発言での辞職勧告には慎重だったが、「女を買いたい」などの卑わいな発言や宿舎から外出しようとしたことなどが新たに判明。けん責決議案より表現を強めた糾弾決議案に切り替え、野党に共同提出を働きかけていた。

http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/643.html#c316

コメント [お知らせ・管理21] 2019年06月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
46. 2019年6月07日 09:15:43 : sDUTpNaB96 : ajhEQnpOcEE2N2s=[5]
小出裕章氏を偽装反原発の推進派という仮説を書くと、推進派の工作員、小出ガーという批判で溢れかえるのに、魑魅魍魎男=尼のデマツイートやデマサイト引用の煽動投稿を批判しても一切批判が出ない
これはこの掲示板の
原発板のコメントはほとんど魑魅魍魎男とその一派によるものなのではないのか
尼はアカウント凍結されるまでは1日中ツイートしてたネット依存症だからな
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/558.html#c46
コメント [国際26] 欧米の優位は消滅途上(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
11. 2019年6月07日 09:20:02 : LiAK8mOVpk : V2FhZTZ2MG5HWm8=[225]
>>09さん
>>74年前の年の初めに日本軍が白旗を上げていれば、

>8月15日の降伏でも反対してクーデターを起こそうとしていた軍の部隊がいたんだよね。近衛師団が鎮圧して何とか降伏できたわけだが。

>>74年前の年の初めに日本軍が白旗を上げていれば、
これで私が言いたかったのは歴史に学びましょうという事です、歴史を振り返ればあの時点で降伏をしていればその後に続く沖縄上陸戦や広島長崎の原爆、日本全土に渡る激しい空襲は無かった、それを考えればあの時点で降伏をしていれば先に書いたような事態は防げて戦後日本の負う傷はより浅かったと言いたいのです。

そもそもで言えば開戦をしなければもっとよかった、さらに遡れば日本の15年戦争も反省すべきでしょう、あの時点では世界情勢や国内情勢でそれを止めきれなかったのは事実です、今ならその反省をもとにこれからの日本の方向を正すことが出来ます、その反省無くしてただ米国に追従していればまた戦争に巻き込まれます、その上でのガラポンを待つのだというのは私には考えきれない思考です、歴史を学び分かっているのなら止める手立てを考えるべきではないでしょうか。

その裏事情として8/15日の玉音放送すら潰そうとしていた部隊が居たこれも歴史に学びましょう、軍隊に権力を持たすとこういう暴走が起こりますよこうならない様にしましょうねと、こいつら戦況や国家や国民の事など何一つわからない基地外部隊だと、だから米軍のボディーガードはなんだか理解の範囲外です。

歴史に学ばず、その基地外の歴史を肯定して、その基地外を止めるために米軍と言うのは思考が理解できません。

バカだろうと何だろうとそのバカ連中が日本を握り自分たちの護衛の為に米軍を雇っているのだから仕方がない、また次に日本が焦土に成るのを待つしかないと言っているように聞こえます、私ならそう言う理解があるなら自分や未来の国民の為にそれどうやってそれを突き崩してやろうかと考えます、歴史を学べば当然そうでしょう、歴史に流されてはいけないし、そんな歴史ならいい方向に変えるべきです、私の代では変わらないかもしれないしかしここで諦めたらこの歴史は変える事が出来ません、私はそれは受け入れ切れない。

だから子供たちに憲法前文と憲法九条の丸暗記なのです、学校がやらなければ親が一緒に成って国家の矛盾や出鱈目を学習すればいい、憲法はネットで検索すればいつでもどこでも見れます。

いくら読み書き算数が出来ても憲法前文や憲法九条という基礎理念が無ければ国民は自立することも出来ず読み書き算数が出来るぶん高度に騙され高度に利用されるだけです、個人と国家を守る為には掛け算九九と共に憲法前文と憲法九条の丸暗記とその理解も絶対に必要な事だと思います。

言葉が過ぎる所あったらお詫びします、すいません、こういう性分ですから許して下さい。

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/540.html#c11

コメント [近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
27. 中川隆[-9798] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:21:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2643]

林 千勝 日米戦争を策謀したのは誰だ!


【我那覇真子「おおきなわ」#70】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[桜R1-5-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E

【我那覇真子「おおきなわ」#71】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
戦争の黒幕「国際金融資本」とは?[桜R1-5-31] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU

司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)
ゲスト:林千勝(戦史研究家)


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【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY

2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c27

コメント [原発・フッ素51] 口臭のひどい人が増えている 原因は虫歯・歯周病のほか、恐い内臓の病気であることも 被ばく回避対策を   魑魅魍魎男
3. 2019年6月07日 09:21:51 : sDUTpNaB96 : ajhEQnpOcEE2N2s=[6]
スマホの普及でほとんどの症状の検索数が増えていると魑魅魍魎男=尼を誹謗中傷する工作員は恥を知れ!
魑魅魍魎男=尼は万物の尺度なのだ!
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/611.html#c3
コメント [近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
28. 中川隆[-9797] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:23:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2644]

日米戦争を策謀したのは誰だ!
ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── – 2019/2/20
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E7%AD%96%E8%AC%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%81%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AF%E2%94%80%E2%94%80-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314813/ref=sr_1_2?qid=1559859790&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容紹介

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。
なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。
その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!


戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。
その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。

そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。

日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。


前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →
世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。
「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。

私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。

ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。
日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。


プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか

第一章 ロックフェラーの世紀
「世界大戦」の惨禍
ロックフェラーの世紀
油売りから帝王へ
巨大財団 光と影
太平洋問題調査会という魔宮

第二章 悪魔の使い ルーズベルト
悪魔の使い
アメリカ共産党
社会主義的な経済運営
干渉主義
武器貸与法という策謀
ドイツを挑発
日本を追いつめた共産主義者たち

第三章 平和の天使 フーバー
平和の天使
共産主義への警戒
不干渉主義
欧州戦争の始まり
「悪魔の使い」との闘い

第四章 「平和」が「戦争」に負けた日
チェックメイト
天使の日本理解
極東部長の対日政策
日本圧迫!
騙された天使たち
「腹切り」への「生贄」

第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳
藤原(近衛)文麿というピエロ
蠟山政道の昭和研究会
太平洋問題調査会が演出した訪米
大抜擢、謀略
風見章の日本革命
尾崎の足音
松本と白洲の影
牛場友彦の牙城
「英米本位の平和主義を排す」!
「平和への努力」のふり
ソビエトは討つな!
陛下の避戦を覆せ!
裏切りの真珠湾攻撃
第六章 顚末と苦難
ピエロの執念
ピエロの死
再始動
悪魔の使いの死
第二次世界大戦の惨禍
世界の苦悩

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳


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カスタマーレビュー


澤間譲治
コミンテルンと国際金融の動きを知らずして大東亜戦争の実相は把握出来ない 2019年3月12日

F.Dルーズベルト政権がコミンテルンに汚染され、国際共産主義と言うグローバリズムに動かされて戦争に向かって其の政策が収斂されて行くプロセスを、フーバー前大統領著『裏切られた自由』を丹念に追いかけながら実証しています。

一方、日本側の近衛内閣に於いても全く同様に主要ポストがコミンテルンに占領され、日華事変を限りなき拡大に巻き込んで行く実態が見事に描かれています。

そして両国のコミンテルンの背後で、彼等を操る存在として、ロックフェラーを始めとした国際金融の存在があった事を其の人的ネットワークを実証的に引用しながら分かりやすく説明されています。

特に日本に於けるコミンテルンの活動については、ゾルゲ事件の主人公である尾崎秀実を筆頭に、風見章、有沢広巳、西園寺公一、蝋山政道らを実名で挙げて、其の所業が述べられおり、国際金融に繋がる者として松本重治、牛場友彦、白洲次郎等との人間関係が近衛文麿を要とした位置付けで展開された様子が明らかにされています。

日本側の登場人物の中では近衛文麿、風見章の動きが『敗戦革命』『敗戦利得者』と言う言葉と結びついて特に印象に残ります。

近衛は敗戦革命によって平安時代の摂政の地位を得んとし、夢破れて死去(自殺か他殺か?)。

風見章は戦争開始前に疎開し、戦後は公職追放の処分を受けるも1955年に社会党に入党、日中国交回復国民会議理事長、世界平和評議会評議委員等を務めて、其の健在振りを示した。

此の本では真珠湾攻撃が日本の運命にもたらした負の側面を明確に述べられているが、其の決定プロセスに登場する永野修身、米内光政、山本五十六についての筆者の視点も大変参考になる。

従来に無かった視点からと、既にヴェノナ文書等で明らかになった視点を合わせて、実証的に描かれた画期的な著作だと思います。戦後レジームと言われるものの実態と、平和を成立させる世界構造を考える上での必須の歴史に残る書籍になるのではないでしょうか?

著者が冒頭に述べられている本書の目的を引用して、私の当該書籍への感想文と致します。

『世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。』


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bilderberg54 5つ星のうち3.0
最大の謎:国際資本主義者がなぜ国際共産主義者とタッグを組んだか? 2019年3月31日

ロックフェラー財閥が、資金援助したIPR(太平洋問題調査会)と日本に巣食った近衛内閣の内閣書記官長だった風見章など国際共産主義者との交わりを研究した本。

風見らの国際共産主義者は、近衛内閣のなかで日本の反共勢力を牽制するために、日本が北進せず南進するようにけしかけたり、中国国民党の蒋介石との和平を阻害しようとする。

IPRは、国際資本主義者と国際共産主義者が交わる場でもあり、日本の大陸進出政策には反対的だった。

戦後、戦前のIPRの中心人物で、国際資本主義のグループに属する人々がロックフェラー家の支援を受けて、戦後日本の親米勢力としての立て直しを行う。

IPRは、マッカーシーの赤狩りの際に、国際共産主義者の巣窟だったとして閉鎖に追い込まれている。

林千勝はこの本を書く上で、「国際共産主義者」(ルーズヴェルト、ノーマン、風見)らと「国際資本主義者」(ロックフェラー)そしてその間で権力を維持した近衛文麿一派(松本、牛場など)の3つの勢力に便宜上区分し、両者を天秤にかけたはずの権力志向の近衛がピエロだったとしている。

この本でも明らかにされなかったのが、国際資本主義者があまりにも安易に国際共産主義者を受け入れたことに対する謎解きだ。国際共産主義者が浸透するのが上手かったのか、国際資本主義者もまた国際共産主義者を利用していたつもりになっていたのか、そのへんの謎解きがないのが残念だ。

この辺の話は、いわゆる陰謀論者は「ロックフェラー万能説」に、右派の歴史修正主義者は「コミンテルン万能説」に傾いていると思うが、実際はどうなのか、この辺の絡み合いを解き明かさないと、第二次世界大戦のなぞは解けないと思う。

国際共産主義の恐ろしさをいち早く気づいた、ハーバート・フーバーの慧眼は称賛すべきだが、なぜロックフェラーが終戦時まで容共だったのか、がわからない。だからこの本は星3つ。

赤狩りを経て、アメリカの資本家たちも、表向きは反共になっていく。その中でロックフェラーはソビエトとしっかりビジネスをしていたわけで、資本家の方が一枚上手だったと私は思うのだが。


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オージッタ
昭和10年代の日米関係史は本書を基に書き変へられなければならない 2019年5月23日

いはゆるグローバリズム(国際金融資本主義)とコミンテルンに代表される共産主義が同根であつたことは、昨年自裁した西部邁氏が生前、チャンネル桜の討論会などで指摘してゐたし、また近年では馬渕睦夫氏が''ディープ・ステート''といふキーワードでいくつかの著作の中で同様の指摘をしてゐる。しかし、日米関係史の具体的な史実としてこれを明らかにしたのは本書が初めてではないか。

本書の前半ではフーバー米元大統領の「裏切られた自由」を丁寧に引用しながら、ルーズベルト政権が如何に「帝国主義戦争を内乱へ!」といふレーニンの敗戦革命テーゼを地でいく共産主義勢力に影響され、戦争への道に突き進んだか、またフーバーがこれを阻止しようしながら惜しくも挫折した経緯が描かれてゐる。

後半では著者の前著「近衛文麿 野望と挫折」に引き続き近衛内閣のブレーン達の暗躍を暴いてゐるのであるが、前著が近衛と一心同体であつた確信的共産主義者の風見章を中心に展開されてゐたのに対し、本書では同じ近衛の側近のなかでも英米派とでも呼ぶべき牛場友彦、松本重治、白洲次郎らの動向が詳細に記述されてゐる。

キーワードはIPR(太平洋問題調査会)である。この戦前・戦中・戦後を通して一貫して反日イデオロギーの砦であつた民間シンクタンクに牛場、松本、白洲らが深く関はつてゐたのである。

IPRについては昨年刊行された江崎道朗氏の「日本占領と敗戦革命の危機」の中でもアメリカ側IPRにいかに多くの共産主義者が浸透してゐたかが触れられてゐる(同書p.70「コミンテルンはいかにしてIPRを乗っ取ったか」を参照のこと)が、本書では日本側IPRには上記英米派とともにゾルゲ事件関係者の尾崎秀実や西園寺公一ら共産主義者も関はつてゐたことが明らかにされてゐる。

本書の第一章ではこのIPRにロックフェラー財団がいかに多額の援助をしてゐたかが述べられてゐる。そして松本、牛場、白洲らはそれぞれ親の世代から国際金融資本と深い繋がりを持つてゐたのである。

ずばり本書の肝はp.204に掲載されてゐる近衛内閣のブレーン達の人物相関図である。実は評者は昨年8月末、千葉県佐倉市で行はれた著者の講演会で示されたこの図を見て急ぎメモをとつたが、翌日FBにアップしたレポートではこの図の詳細は伏せてゐた。本書が今春刊行されることが予告されてゐたからである。

https://www.facebook.com/100004141752702/posts/1115001441981237?s=100004141752702&sfns=mo

この図を傍らにハーバート・ノーマンやトーマス・ビッソンらGHQに巣食う共産主義者の動向を重ねて近衛上奏文を読めば、準備万端整へて極東軍事裁判に臨まうとした近衛が何故出頭当日、昭和20年12月16日の早朝に怪死しなければならなかつたのかといふ実相が見えてくる。

かくして昭和十年代の歴史はこの図を基に書き変へられなければならない。



55. 中川隆[-9801] koaQ7Jey 2019年6月07日 07:24:57: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2639] 報告
▲△▽▼

近衛文麿 野望と挫折 – 2017/11/24
林千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E6%8C%AB%E6%8A%98-%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314651/ref=sr_1_2?qid=1559855342&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容(「BOOK」データベースより)

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。
復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


内容紹介

現代史を覆す、決定的真実に迫る!
渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!!

近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──


近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。

そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。

勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。

近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。


──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。

青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。


カスタマーレビュー


オージッタ
近衛文麿の死によつて東京裁判は成立した 2018年1月10日

この正月に昨秋より保留してゐた江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)と林千勝「近衛文麿 野望と挫折」(ワック)の2冊の書籍をほぼ同時に併読・読了した。

昨年8月刊の江崎氏の本については、すでに高い評価がなされてゐるので、ここでは詳しくはふれない。ただ11月末刊の林氏の著作との関連で云へば、江崎氏の本の最後は「おわりにー近衛文麿という謎」となつてゐるが、まさにちやうどその謎を解いたのが林氏の本だといふことができる。

これまでにも近衛内閣の戦争責任にふれた書籍はいくつか読んではゐたが、いづれも隔靴掻痒の感があつた。それらのなかでは中川八洋「近衛文麿の戦争責任」(PHP)が一番はつきり近衛の戦争責任を指摘してゐたが、あまりにも衝撃的なその内容は俄かには信じ難いものがあつて、とりあへずはひとつの仮説として受け止めてゐた。

ところが平成28年5月号の正論に掲載された林氏の「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」といふ論文を読んで驚いた。

近衛内閣で内閣書記官長(現在の内閣官房長官)を務めた風見章といふ人物が一貫して確信的な共産主義者で、後にゾルゲ事件で逮捕される尾崎秀実らとともに、陸軍参謀本部の事変不拡大・和平の方針に反して、朝日新聞などのメディアを使つて戦意を煽り、泥沼の日中戦争に導いたといふではないか。

その背景には「帝国主義戦争を内乱へ」といふレーニン以来のコミンテルンの方針があつたといふ。

いはば中川氏の仮説に風見章といふ補助線が引かれ近衛内閣の戦争責任が実証されるに至つたのである。そして、今度の林氏の書籍では、近衛内閣をめぐる様々な人士一人一人に吟味を加へ、結局近衛と風見は一身同体であつたと結論づける。かくして仮説は完全に証明されたのである。

江崎氏は先の本の末尾で晩年の近衛に親しく接した井上日召の言を引いて近衛の性格の弱さを指摘し、その弱い近衛が勇気を振り絞つて告白したのがあの有名な近衛上奏文であるといふ。

しかしこれは林氏の今回の証明からすれば、噴飯物で、近衛は初めから一貫してナチスのヒトラーに憧れたファシストで、全体主義のためには偽装した共産主義者の風見らをも利用したのである。

しかしながら敗戦が色濃くなるに至つて、ほんたうに敗戦革命が起きてしまふかもしれないとおそれ、自らの戦争責任を陸軍と共産主義者に転嫁するために近衛上奏文を書いたのである。

そして終戦後はマッカーサーに取り入つて、実は自分は平和主義者であると装はうとした。

ところがGHQ内の路線争いから突如戦犯として扱はれることとなり、さうなると、裁判で近衛上奏文の内容が公けにされてしまふ。

かくして近衛の出頭直前突然の死は GHQ内とかつて近衛内閣に協力した共産主義者にとつて都合のよいものであつた。東京裁判(史観)は近衛の死によつて成り立つたといふのが、林氏の書の意味するところだらう。

これこそがあるべき歴史研究のあり方! 2017年12月1日

戦前戦後の日本外交・政治の中枢である近衛文麿は、いままで「優柔不断」、「弱い人間」などの言葉で取り繕われてきた。

それは彼の真相を知る手掛かりが、GHQや国際共産主義者に徹底的に抹殺されたことや、真相を知る人物らがそうゆうプロバガンダを流してきたことが原因と思われるが、著者は長年、決して本質を見せてはくれない資料を丹念に読み込んで、わかりうるわずかな輪郭を元に、真の近衛文麿像を抽出することに成功した。

戦前日本の外圧の真相が明らかになる反面、内部から呼応した人々の研究は進んでいない。この著書は内部から鍵を開けた最重要人物の真実を暴き出した瞬間であり、戦後レジーム脱却の大きな一歩となると思う。このような研究をただひたすら真摯に取り組んでこられた氏に敬意を表します。

kei-toshie
ルーズベルトに日米戦争を引き起こさせる要因を作ったのは近衛文麿だったのか! 2019年2月23日

最近の殆どの著書は「日米戦争はルーズベルトによって引き起こされたのであり、日本人が仕掛けたのではない。」とするものが殆どである。では「何故ルーズベルトをその気にさせたのか?」が良く分からなかった。

但し、ルーズベルトが日本の行動に対して不満な要因が少なくとも二つあった。

一つは昭和12年に支那事変から始まった日中戦争の長期化(太平洋戦争終戦までの8年間)であり、もう一つは昭和15年に締結した日独伊三国同盟であった。

支那事変に関しては、当初支那(国民党)側から停戦の申し入れがあったが、近衛は「国民党は相手にせず」と言って拒否したことにより戦争は長期化していく。

三国同盟に関しては松岡洋右の考えを支持し、積極的に支持した。

私は支那事変が長期化したのは、近衛の責任だと思っていたが、今回この著書を読み、その背景には近衛内閣を支える共産分子である尾崎秀実や岡見章がいて、彼らが支那事変の長期化を熱望していたことがわかった。

第一次近衛内閣の閣僚の中に尾崎秀実や岡見章がいる。
又第二次近衛内閣の中には松岡洋右がいるのである。

したがって、尾崎秀実、岡見章、松岡洋右、等々がルーズベルトに日米戦争を引き起こさせたと言っても過言ではない。
(但し彼らの上司は近衛文麿であった。)

過去に読んだ本の中で{昭和20年2月に近衛文麿は「敗戦は遺憾ながらもはや必至」と昭和天皇に戦争終結を提案した。}とあり、良い提言をすることもあったなと思っていました。ところが、今回「近衛上奏文」(263頁)を読み、戦争終結提案は、自分の保身のための様々な提案の中の一環であることが分かり私としては怒り心頭に達しました。

終戦を迎えるに当たっても、マッカーサーやGHQに昭和天皇の配置転換や憲法改正等々、自分に都合よい事ばかり提案しています。これを読んでいて近衛文麿と言う人物に嫌気がさしました。本人は自殺したのか他殺だったのか知りませんが、このような卑怯な人間は死んで当然だと思いました。近衛文麿についてこれだけ詳細に書いて下さった著者に感謝を申し上げます。

プライベートもパスワード
「ノンフィクション」と捉えても過言ではない。「テロルの決算」以来の読み応え有り。 2017年12月20日

近衛文麿の「ノンフィクション」と捉えても過言ではないこと。ここまで調べあげた筆者の執念に完敗(乾杯)。
沢木耕太郎の「テロルの決算」以来の読み応えが有りました。

登場人物が沢山出てきて、人物相関で混乱した人もいるかと思います。
戦国時代に例えるなら、まだ登場人物は少ない方。
筆者は、キーマンとなる人物を登場させては、すぐに「近衛文麿」に話を戻す点は実に巧妙である。

「近衛文麿」は“いったい”何がしたかったのか?
そもそも戦争をしたがる人間がこの世にいるのか?

近衛文麿は若き頃、「英米本位の平和主義を排す」という論文を著し、国際関係の革新を唱える一方で、陸軍と共産主義者に戦争責任の全てを押し付ける。そして天皇退位までもくろむ。

近衛にとっての共産主義者とは誰なのか?

尾崎秀美?
風見章?
風見鶏?(ダジャレ)

この書物はそれらを少しずつ明らかにしていく。
読者は常に“どうしてそうなったか”の理由(根拠)が知りたい。その点では、この本は充分に期待にそえる。

「近衛文麿」は自殺では無く、暗殺されたのか?誰の手によるものか?
「大東亜戦争」とは何だったのか。「第二次世界大戦」とは何だったのか。

筆者は「第二次世界大戦」という言葉を使用していないが、「第二次世界大戦」で連想する世界共通の答えは、老若男女問わず「パールハーバー」、「ヒトラー」、「アンネの日記」、「アウシュビッツ」、「ノルマンディー」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。

残念ながら、「近衛文麿」の名は出てきません。

日本でも同じ。中学生に聞いたら「アンネの日記」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。
やはり「近衛文麿」の名は出てきません。

本書では、「近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から世絶されたのです。」と言及しています。


話は第一章に戻します。

いきなり「近衛文麿」の祖先である「藤原鎌足」の話から始まります。実に面白い。

私が知り得た「藤原鎌足」は、百済最後の王の「扶余豊璋(ふよ ほうしょう)」であったという説があります。日本の統治は天皇血族であり続けるべきであるという「厩戸王(うまやとおう)」(聖徳太子)を押しのけ藤原氏だけの世を作り出したが、「近衛文麿」は、まるで同じ行動ですね。

真偽は歴史研究家にゆだねるとして、筆者は読者をグイグイと導いてくれます。
本書では、「近衛文麿」は戦争責任を逃れるため「大化の改新のごとくと称して東条英機の暗殺を説いた」としています。

然しながら、わからないことが多いのがこの「近衛文麿」。


第二章では、なぜスパイであるゾルゲと親交深かった共産主義者の尾崎秀美を重用したのか、にメスが入ります。それを少しずつ解き明かしてくれます。
諜報者としてではなく扇動者として利用していく過程を、です。尾崎の志と才能を利用していく過程は実に判り易い。

「近衛文麿」は自分をヒトラーに重ね合わせ、何をしたかったのか。

悪い見方をすれば、目的を達成させるには、共産主義者であろうが、利用する。
一方で、「秋丸機関」に治安維持法で検挙されていた者が参加していたことを考えると、政治や宗教感に左右されることなく多くの人材を集めた、とも考えられます。

「秋丸機関」については、筆者の「日米開戦 陸軍の勝算」に詳細が書かれておりますが、本書でも第三章で少しふれています。

「秋丸機関」には他国の調査をすべく、国ごとの研究班が存在したことは「日米開戦 陸軍の勝算」で明らかにされていますのでご一読意をお勧め致します。

ベトナム戦争で例えるなら、

@北ベトナム政府の思惑
Aソビエトの思惑
B南ベトナム政府の思惑
Cアメリカの思惑、

といった四通りの考え方が存在したハズです。この四通りの考え方を把握してこそ、戦争の原因が見えてくると考えます。

無学な私の個人的感想ですが、「大東亜戦争」の始まりは、「満州事変」なのか、「日中戦争」なのか、「パールハーバー」なのか、それすら判りません。
いずれにせよ、日本が参戦する過程で「近衛文麿」を抜きに考えられないことを本書で知りました。


第四章では、いよいよ「真珠湾攻撃(パールハーバー)」に触れます。

最終章では、「近衛文麿」が、利用した共産主義者や昭和天皇に戦争責任の全てを押し付け、自身には責任が無いこと、終戦に努力したこと、に奔走します。
ポツダム宣言の履行後に天皇の退位を画策したり、利用してきた共産主義者の企図を告発したりで、多くの協力者の信頼を失ったのではなかろうか。殺されても仕方がない。

現代社会に照らし合わせると、このような人物は「やはり」います。会社でウロウロしています。いつの時代も変わらない。
上長に良い顔して自分には非常に甘い人。すごく社内で嫌われています。

現代のテクノロジー社会では電子データのファイルを“クリック”ひとつで消すことができます。一方、関係者の回顧(録)を消す削除キーがないところが人間たるゆえんである。筆者は、様々な事実や証言を少しずつ積み上げて、真実を明らかにした点で功績は大きい。


織田多宇人
中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された 2018年2月1日

中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された。

以前著者の講演会で近衛文麿の周りに巣食う共産主義者の話を聞いた時に意外な事実にびっくりしたことがあるが、この本を読み、近衛が己の名誉と栄光を手にするために、天皇陛下でも共産主義者でも自分の子供でも見境なく利用したと言うことが分かり、衝撃を受けた。

昭和12年6月に大命降下を受けて総理大臣になる三箇月前に近衛は仮装パーティーでヒットラーに扮した。このことを政治評論家の阿部真之助は『文藝春秋』昭和12年7月号で

「十年前、左翼華やなりし頃は彼の姿が自由主義より、もっと左に寄った位に映ったのであるが、今では時代と共に、漸次右へ移動して、自ら国家社会主義者と公然と名乗るのを辞さないまでになった。

彼が仮装会で、ナチス独逸のヒットラーに扮したのも、仮装の裏に、彼の本心が潜んでいたのだった。林大将の後に、ヒットラーを気取る近衛が出て来て、どうして世の中が、後戻りしたと言うことが出来るのだ」

と辛口に評している。

近衛は第一次近衛内閣の要である書記官長に抜擢した共産主義者風見章や後にゾルゲ事件で逮捕されるソ連のスパイ尾崎秀美、その他の革命児たちを周りに置き、支那事変を解決不能にこじらし大東亜戦争へのレールを敷いて行ったと言っても過言ではない。

それでいて、戦争責任は被らないように用意周到の準備をし、戦後の覇権を掴もうとした。

結果的には思っていたようなシナリオ通りにはならずに戦犯容疑者としてGHQから逮捕命令が出され、巣鴨拘置所への出頭日の前に青酸カリ自殺を遂げた。著者は青酸カリ自殺には疑問を抱き近衛は薬殺されたのではないかと推理している。


近衛のシナリオ通り行かなかったのは、GHQ対敵諜報局調査分析課長ハーバート・ノーマンの、義理の伯父に木戸幸一内大臣を持つ都留重人や、(すでに近衛から心が離れていた)家族ぐるみの付き合いのあった風見章からの詳細な情報の提供による近衛への心証が大きく影響していたようである。

風見章は近衛の側近として共に戦犯となってもおかしくないが、戦後は中国共産党との交流の日本側窓口のトップとして歓迎され、「日ソ協会」副会長、「日中国交回復国民会議」理事長に就任し政界の親中親ソ派を率いている。

自虐史観と謝罪外交の元祖たる風見の戦後の事績は、そもそも近衛が風見を内閣書記官長に抜擢したことの置き土産である。このような近現代史を見つめ直し、背筋が寒くなる思いと我々自身の迂闊さへの気付きを共有することが必要だ。

himawari
闇 2018年11月20日

ch桜討論で林千勝さんの意見を聞き興味が沸きました。

なぜ真珠湾へ行ったのかはアメリカルーズベルト批判から始まった開戦への疑問。
これまで日本側からこれを分析する本は出ませんでした。

 林千勝先生「日米開戦陸軍の勝算」は決定版と言えるような内容。

本当の闇の部分山本五十六周辺の情報は無いのですが、公開情報を元に陸軍側から見た理詰めの勝算分析を示しています。

もちろん本当の闇は公開情報からは出てきません。
我々ができることは公開情報を元にした分析。秘密情報なしでも十分に当時を知ることができます。

本の評価から言うと「日米開戦陸軍の勝算」が10に対して「近衛文麿野望と挫折」は5くらい。
両方とも所謂陰謀論ではなく、文献を元に分析を加えています。


最初に読んだのは「近衛文麿野望と挫折」、これを読めば両方の内容が読めるという討論上での林先生の説明があったのでこれにしましたが、不足を感じたので「日米開戦陸軍の勝算」も読みました。

「近衛文麿野望と挫折」は近衛文麿という淡い個性が扇の要となり日米開戦まで引っ張って行ったという意見。
自分はこれはカモフラージュではないかと思っています。

中心議題は日米開戦に至る人物の行動分析。
主要人物の行動分析を行うことでこれからの研究の土台作りになっています。


  一番心に残ったのは敗戦後の秋丸次朗、有沢広巳の行動。
秋丸機関を反戦平和のための機関だったとして、その業績自体を全否定しています。
定期的に会合を開いて口裏合わせをするという念のいりよう。

有沢広巳は共産党シンパになり「日本はアメリカには感謝し続けよう中国には謝罪し続けよう」と言い続けます。
そして研究成果、蔵書のすべてを中国共産党に寄付します。

なぜ秋丸機関の提言は実行されなかったのか(大東亜戦争という名称をはじめとした一部は実行されたのですが)。

鍵は欧米植民地支配、人間支配の手法にあります。
彼らは家畜を支配するがごとく巧みに人間を支配します。
日本の中枢、東京に彼らの代理人工作の実行者が隠れていたのではないでしょうか。

どんなに巧みな計画を立てても中枢にいる人間に逆方向へ走らせます。
ルーズベルトにとってジャストタイミングの真珠湾、ミッドウェーは指令が正確に伝わっていたことを示しています。

代理人の正体は不明ですがキリスト教徒国際人であることは間違いないと思います。
そして東京にいる人。

 ガダルカナルでの役割を終った山本五十六はアメリカ軍機に追い回されて殺されます。
口をふさぐ必要があると判断されたのでしょう。

戦後日本は敗戦へ導いた黒幕たちの支配が強まります。
秋丸次朗も有沢広巳も変節を余儀なくされました。
秋丸次朗、有沢広巳にとって秋丸機関こそが一生に一度の大仕事。
それが終わった後はどうでもよかったのだと思います。

もちろん作戦が実行されて日本軍が勝利したなら活動は継続したはずです。
端から作戦を壊してしまう人物がいる日本軍。
二人とも絶望したでしょう。

北京に送った蔵書などは有沢広巳にとってはゴミだったのではないでしょうか?
すべては秋丸機関に掛けたのだと思います。

 わずかな資料から林千勝がよみがえらせた昭和史。
日本人はここから出発する必要がある。

 戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。


国士応援
本書の評価自体は難しいが、アメリカの対日観が滲んでいる・・・(ネタバレあり) 2018年3月3日

前作「日米開戦 陸軍の勝算」(祥伝社新書)で紫電一閃、卑屈なアメリカ追従史観を斬り捨てた英才、林千勝氏の最新作ですが
存外、評価が難しいです。

近衛文麿が天皇陛下にも、ご皇室にも大した敬意を払っていなかっただろうことは良くわかりましたが
「そもそもソ連の「黒幕」と通謀していたのか?」という事は証拠隠滅(林千勝氏によれば)もあって状況証拠のみです。

概略は

@ 近衛文麿は公卿政治家として、日本を支配しようとしてきた。

A 日本支配の布石のために国内の動乱を必要とした近衛は、国外のシナ事変、国内では共産主義を利用し、後には対米戦争を画策する。

B 近衛はソ連をかばうためにソ連への侵攻を企図した「北進論」ではなく、列強のアジア植民地へ侵攻し、列強と対立せざるを得ない「南進論」へと舵を切らせた。

C 近衛文麿が共産主義の傀儡だったことは、「アジア解放のための資本主義の打破」
という公約演説に集約されている。

D 近衛は個人的な野望でアメリカとの戦争を画策した、本来、日本はアメリカと対立する要素はなかった


大体、まとめるとこんな感じですが
この@とAは状況証拠のみでよくわかりません。

Bはいささか無理があり、ABCD包囲網で資源獲得に苦しんでいた日本が重要資源の生産地である南方進出を企図するのは国防上の必然であり、
逆に北に侵攻してソ連と対峙した場合、資源を手にできる可能性はほぼなく、加えて冬の満州の−20℃よりもはるかに低気温の−40℃地帯のロシアで、貧弱な対寒冷装備しか持たない帝國陸軍が有効な組織戦闘を展開できるとも思えず、何より南方地域を攻略しないでソ連を攻めるとすれば、満州から内蒙古、外蒙古とほぼ単線の補給線しか確保できないので北進は地獄になるでしょう。

Cの資本主義の打破という言葉も、冷戦が顕在化した後の「資本主義陣営」という言葉とはかなり様相を異にし、「植民地の収奪と囲い込みによる、持てる国の経済」という意味合いが強い言葉でした。

それに対して、挙国一致して資源を計画的に戦力増強に振り分け、国内の完全雇用体制から強国として列強のブロック経済を破壊して自給自足の経済、アウタルキーを目指すというのが、植民地支配国から締め出された日本やドイツなどの生き残りをかけた戦略でした。

ヒットラーでさえ、「ドイツ社会主義労働党」から出てきた事を考えれば、
当時の資本主義の打破=共産主義勢力というのは無理があるでしょう。

このあたりの事情は前作の「日米開戦の真実 陸軍の勝算」に詳しいので林千勝氏の方が私より良くご存じだと思います。 


D のアメリカと対立する要素は無かったは、全くの暴論で
アメリカの外交官ジョージ・ケナンはその著作「アメリカ外交50年」で誠実に述べているように「十年一日のごとく日本に嫌がらせをした」のであり、
シナ事変において蒋介石に指示して日本を泥沼のゲリラ戦に引き込み、さらに莫大な援助によってそれを助けていました。

シナの戦争の仕方がどのようなものであったのかと言えば
東中野 修道氏の著作「南京虐殺の徹底検証」によれば、

シナに常時いくらでも存在している流民を駆り集めてきて、塹壕を掘らせて銃器を持たせ、その脚を鎖でつないで動けなくして、帝國陸軍を足止めさせる。
足止めした所を、戦を監督する「督戦隊」が機関銃で味方ごと撃ち殺す。

という酷薄な使い捨ての奴隷制軍隊を用いていました。

目的は帝國陸軍に勝つことではなく、日本の国力を削ぐために日本男児をけずる事であり、アメリカは奴隷戦術をシナ人に仕込みながら、日本には常に「公正で人道的な対応」を求めて、あらゆる宣伝、空言を用いて効果的な戦術を封じました。

対米戦争の印象が強いせいで、シナ事変の困難は忘れられがちですがアメリカ自身がこれより後に、ベトナム戦争のゲリラ戦で七転八倒した後に、あらゆる価値観がひっくり返され、分断された不安定な国家に堕していった事を考えれば、大日本帝國の損傷は決して小さくは無かったでしょう。

日本男児の強さと、責任感、人々を守らんとする優しさ、に頭が下がります。

倉山満氏も最近、似たような近衛文麿が諸悪の根源、といった本を出していましたから、おそらくアメリカあたりのはやりの学説なのだと思いますが、
根本的に「ヴェノナ文書」によってルーズベルト・ホワイトハウスがソ連共産党の意のままに操られていたという事を認められない連中がこじつけた感が拭えません。

アメリカの本音とすれば

「日本が無傷のまま北進を決めて、我々がそれに乗っかっていれば日本に多大な苦痛だけを押し付けつつ、アジアに進出し莫大な権益をただ取りできたのに・・」

という所でしょう。それに対して

「日本が滅びるならば、犠牲となるのは女子供だ。日本男児ならば誰でもそれを座視するよりは、己の身を擦り潰す事になっても刃を抜かずにはおかぬ。武士の時代から今に至るまで何も変わらない」

と笑って言い返すべきでしょう。

特に不利な立場に立たされているなら、尚の事、気概をもって現実を乗り越える強さを希求する必要があるのですから。



56. 中川隆[-9800] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:00:08: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2641] 報告
▲△▽▼

日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3

内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!


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カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。

読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。

himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。



面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。


ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。

シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
43. り寺CIA軍薬複合体[-314] guiOm4JigmiCYIxSlvKVoY2Hkcw 2019年6月07日 09:26:59 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-1523]
>>42

最後に残っていたWikipediaのエルカーンの引用はFCAに議論を繋げるつもりだったのかな?

https://toyokeizai.net/articles/-/232680?page=3

エルカーンはフィアット王国の「女系」の皇太子だったんだよね。

>ユダヤ人作家のアラン・エルカーンと(ジャンニ・アニェッリ元会長の娘の)マルガリータの長男として生まれる。

>幼少期をイギリスやブラジル、フランスで過ごし、パリの高校を卒業。1997年、トリノ工科大学在学中の21歳のときにフィアット社の役員会メンバーに選ばれた。

まあ、イタリアには、日本と違って「男系」の皇太子という習慣はないからね。

ルノーのスナール会長とは親密な(ホモ?)の関係だったのに?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000033-kyodonews-bus_all

マクロンはホモだけどロス茶だからねえ??

ホモにも人的なつながり(系列)があるからねえ???


http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c43

コメント [政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
26. 2019年6月07日 09:28:31 : rcD2ltrHUc : U2x6QlFDMnpGZTI=[1]
このスレ主は管理をしないのでネトウヨ書きほうだい。中川隆だけは管理人案件なので非表示になっているが。雑感氏も最近は昔と比べてネトウヨ化が酷くなって見るに堪えなくなってきている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c26
コメント [原発・フッ素51] 横浜の保育園で“汚染”土騒動 園児2人が白血病発症 市は動かず〈週刊朝日〉 赤かぶ
38. 2019年6月07日 09:29:13 : sDUTpNaB96 : ajhEQnpOcEE2N2s=[7]
掘っ立て小屋でスーパーの値下げ品で食いつないでる半分ホームレスの魑魅魍魎男が、一般人の白血病激増の妄想でオナニーしてるだけだと看破した工作員は恥を知れ!

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/598.html#c38
コメント [政治・選挙・NHK261] 「2千万円貯金せよ」 年金破綻の実態は選挙後まで出てこない(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
13. 2019年6月07日 09:30:41 : v6x88eq7wk : bVZhbHVRMVA3cS4=[2]
フィンランドの人口研究所の研究者は、フィンランドの人口動態は完全に違う局面に入った、と語る。「今30代の人が全員三つ子を授かってもトレンドは変わらない。この国の出生率は日本より低くなった」
https://twitter.com/yasemete/status/1135344690910253056

フィンランドでも縮小社会が決定。
やはり、モデルはフランス型ですかねぇ…
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/618.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK261] 原発推進の経団連会長が血液がんで入院!   赤かぶ
55. 2019年6月07日 09:31:35 : 8h3u5rRj6I : SmlYTm1ESC5Ra3c=[1]
中西強欲経団連会長、この男、あわれというより愚かな男だ。

もっと言えば喜劇でもある。

原発推進して血液がん発症なんて因果応報そのものだ。

アベも自公もコイツもどれだけ原発で国富を消失させたら気が済むのか?

コイツもいまは反省の日々かも知れない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/595.html#c55

コメント [政治・選挙・NHK261] どうして? いつのまに、日本が民主主義後進国に?(澤藤統一郎の憲法日記) 肝話窮題
6. 2019年6月07日 09:31:53 : CF11l90UTY : WndCL2ZQN205d1E=[2]
>>4

小選挙区も悪影響があったが、

最大の問題はテレビと検察・司法が、経団連・自民党に支配されてしまっていること。

この二つを何とかしなければ、たとえ中選挙区のままでもほぼ同じだったろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/620.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK261] 室井佑月「衰退してゆくのかも」〈週刊朝日〉  赤かぶ
22. 2019年6月07日 09:32:11 : 7ZGjjcsVdM : dnh4L2owQUpJNlU=[7]
衰退するんじゃなく
衰退してるんだよ
せいぜいそのスピードを遅くすることしかできない
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/616.html#c22
コメント [お知らせ・管理21] (再掲)いまだ執拗にイスラムヘイトを繰り返すナチスの信奉者 HIMAZIN
36. 中川隆[-9796] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:33:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2645]

「神はこの世をイスラム教徒のために創造した」信仰のあり方が激変するスリランカとテロの関係 2019年4月23日
https://www.fnn.jp/posts/00044881HDK


•スリランカのイスラム教徒が「穏健」から「過激な原理主義」へ変化
•「不信仰者は敵」テロ首謀者の考える“殺されるべき人”とは・・・
•グローバルなイスラム原理主義化は、日本と無関係とは言えない

イスラム教徒たちの信仰のあり方が急激に変化


セント・セバスチャン教会FBより

スリランカで発生した同時多発テロでは320人以上が犠牲となり、日本人も一人亡くなった。南アジアの島国であるスリランカには、シンハラ人とタミル人との間で長く内戦が続いた歴史があるが、その構図内にとどまっていては今回の事件を理解するのは難しい。解釈の鍵となるのはイスラム教だ。

21世紀に入り、世界はそれ以前とは比較にならないほどのスピードで変化し始めており、イスラム教徒たちの信仰およびその実践のあり方も急速に変化してきている。ここ10年ほどの間に、それを示す事象が世界各地で多く確認されてきた。

特に重要なのが、アルカイダやイスラム国に代表されるグローバルなイスラム過激派ネットワークの広がりと、インターネットの普及に伴う一般のイスラム教徒の原理主義化だ。この変化は局所的なものではなく普遍的なものであり、スリランカのイスラム教徒にもこの変化の波は確実に及んでいる。スリランカはモルジブと並び、南アジアにおけるイスラム過激派の新たなホットスポットとして注目されていた。

「穏健」から「過激な原理主義」へ


スリランカ人はこれまでに数十人、あるいは数百人がジハードのためにイスラム国入りしたとされており、秘密裏に帰国した者も多いとされる。2015年には、スリランカ人イスラム国戦闘員がシリアで死亡したことが当局によって確認された。彼にはパキスタンでイスラム法を学んだ経歴があり、パキスタンで「過激化」したと非難されている。「穏健」だったスリランカのイスラム教徒に「過激な原理主義」をもたらしたのは、パキスタンやサウジなどでイスラム教を学んだ者達だと批判する声は多い。

しかし「穏健」や「過激」「原理主義」といった描写には、それをそう描写する側の価値判断が強く反映されていることを忘れてはならない。同じころ、スリランカのイスラム教徒女性達の中に、全身を黒い布で覆うブルカを着用する人が増加し始めた。これに対し仏教徒であるシンハラ人は、「治安上問題がある」としてブルカ着用禁止を求めている。シンハラ人にとって、彼女らのブルカ着用は過激化と原理主義化の証であり危険な兆候だ。しかしブルカ着用を選択したイスラム教徒女性達に、自分たちは過激派だなどという自覚は全くない。イスラム教の聖典に立脚した教義に忠実であるべきだと考えた結果それを選択したのであって、彼女らにとってそれは間違いなく「善い意味での原理主義化」であり覚醒なのである。

スリランカでは過激なイスラム組織も結成された。今回の同時テロを実行したと当局によって認定されたNTJ(ナショナル・タウヒード・ジャマーア)もそのひとつである。スリランカのイスラム教指導者の一人は、NTJは異教徒殺害を呼びかけているとして三年前から当局に警告していたと証言している。

「神はこの世をイスラム教徒のために創造した」


スリランカでは去年、各地で仏像が大量に破壊されるという事件が発生し、当局はその背後にNTJがいるとみて捜査していた。今年に入り、100sの爆薬と多数の起爆装置を隠し持っていたNTJメンバーが逮捕されたりもしている。今回の同時テロの発生を予感させる事件だ。

NTJのリーダー格とされているのが、同時テロの首謀者にしてシャングリラ・ホテルで自爆したとみられるザフラーン・ハーシムである。彼は、ユーチューブに自身のチャンネルを開設し多くのチャンネル登録者を持つ人気ユーチューバーでもあった。彼は自身の説教を多く投稿し、そこでは次のようなことを述べていた。

「神はこの世をイスラム教徒のために創造した。」
「イスラム教徒に反対する者は誰であれ殺されるべきである。」
「不信仰の地に住むことは罪である。不信仰者がたとえ善行をしたとしても、私はその人を憎む。なぜなら彼は不信仰者だからだ。」
「ヒンドゥー教徒もキリスト教徒も仏教徒も不信仰者であり、彼らには生存権はあるが、統治する権利を持っているのはイスラム教徒のみだ。不信仰者は、イスラム教徒の統治を認め忠誠を誓うという条件下でのみ生存が許される。」

ザフラーンが述べているのは、イスラム教の原典に立脚した古典的な教義に過ぎない。そしてそこでは、不信仰は神に対する大罪とみなされ、不信仰者は敵とされている。こうした教義を文字通り解釈し実行すべきだと信じるジハード主義者にとっては、仏教徒もキリスト教徒も同様に攻撃対象たりうる。

テロの背景にグローバルなイスラム原理主義化の影響


セント・セバスチャン教会FBより

したがって、スリランカ国内におけるコミュニティー間対立の構図的には、少数派であるイスラム教徒は自分たちを迫害してきた多数派の仏教徒をむしろ憎んでいるはずだ、恨みや直接的対立のなかった同じく少数派のキリスト教徒を攻撃するのはおかしい、という評価は見当違いである。グローバルなジハードという観点からは、シリアやイラク、アフガニスタンなどで多くの無辜なイスラム教徒を虐殺している大敵とみなされているキリスト教徒が標的とされるのは、むしろ当然であるとさえ言える。スリランカ政府はこれまでの調査結果から、今回のテロがニュージーランドのクライストチャーチで発生したモスク銃撃テロに対する報復であったことが明らかになったと述べている。

スリランカ当局も、同時テロ実行には国際的なイスラム過激派ネットワークの支援があったはずだと強調している。NTJはイスラム国に忠誠を誓っていたとされ、アメリカ高官もNTJとイスラム国とのつながりを指摘している。そこにどのような具体的つながりや関係があったかについては、今後の捜査結果を待つより他にない。しかし今回のテロの背景にグローバルなイスラム原理主義化の影響を見てとることは容易であり、またその要素を勘案することなくこれを理解するのは不可能である。

イスラム教徒の中に武器をとって戦う過激派となる者が出現していること以上に重要なのは、一般のイスラム教徒の原理主義化が徐々に進んでいる点である。聖典に書かれていることを文字通り理解しそれを実践するようになると、異教徒との軋轢は徐々に増加する。教義で明確に禁じられている同性愛行為や姦通を非難し、厳しく処罰すべきだという声も強まる。こうした現象は、日本に近いインドネシアやマレーシア、ブルネイといった東南アジアのイスラム諸国でもすでに確認されている。グローバルなイスラム原理主義化は、少なくとも日本に全く関係ないとは言い切れないところまで迫ってきている。
https://www.fnn.jp/posts/00044881HDK
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/556.html#c36

コメント [議論31] 狂った宗教 イスラム教 _ 頭がおかしいのは中国人と朝鮮人だけではない 中川隆
171. 中川隆[-9795] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:33:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2646]

「神はこの世をイスラム教徒のために創造した」信仰のあり方が激変するスリランカとテロの関係 2019年4月23日
https://www.fnn.jp/posts/00044881HDK


•スリランカのイスラム教徒が「穏健」から「過激な原理主義」へ変化
•「不信仰者は敵」テロ首謀者の考える“殺されるべき人”とは・・・
•グローバルなイスラム原理主義化は、日本と無関係とは言えない

イスラム教徒たちの信仰のあり方が急激に変化


セント・セバスチャン教会FBより

スリランカで発生した同時多発テロでは320人以上が犠牲となり、日本人も一人亡くなった。南アジアの島国であるスリランカには、シンハラ人とタミル人との間で長く内戦が続いた歴史があるが、その構図内にとどまっていては今回の事件を理解するのは難しい。解釈の鍵となるのはイスラム教だ。

21世紀に入り、世界はそれ以前とは比較にならないほどのスピードで変化し始めており、イスラム教徒たちの信仰およびその実践のあり方も急速に変化してきている。ここ10年ほどの間に、それを示す事象が世界各地で多く確認されてきた。

特に重要なのが、アルカイダやイスラム国に代表されるグローバルなイスラム過激派ネットワークの広がりと、インターネットの普及に伴う一般のイスラム教徒の原理主義化だ。この変化は局所的なものではなく普遍的なものであり、スリランカのイスラム教徒にもこの変化の波は確実に及んでいる。スリランカはモルジブと並び、南アジアにおけるイスラム過激派の新たなホットスポットとして注目されていた。

「穏健」から「過激な原理主義」へ


スリランカ人はこれまでに数十人、あるいは数百人がジハードのためにイスラム国入りしたとされており、秘密裏に帰国した者も多いとされる。2015年には、スリランカ人イスラム国戦闘員がシリアで死亡したことが当局によって確認された。彼にはパキスタンでイスラム法を学んだ経歴があり、パキスタンで「過激化」したと非難されている。「穏健」だったスリランカのイスラム教徒に「過激な原理主義」をもたらしたのは、パキスタンやサウジなどでイスラム教を学んだ者達だと批判する声は多い。

しかし「穏健」や「過激」「原理主義」といった描写には、それをそう描写する側の価値判断が強く反映されていることを忘れてはならない。同じころ、スリランカのイスラム教徒女性達の中に、全身を黒い布で覆うブルカを着用する人が増加し始めた。これに対し仏教徒であるシンハラ人は、「治安上問題がある」としてブルカ着用禁止を求めている。シンハラ人にとって、彼女らのブルカ着用は過激化と原理主義化の証であり危険な兆候だ。しかしブルカ着用を選択したイスラム教徒女性達に、自分たちは過激派だなどという自覚は全くない。イスラム教の聖典に立脚した教義に忠実であるべきだと考えた結果それを選択したのであって、彼女らにとってそれは間違いなく「善い意味での原理主義化」であり覚醒なのである。

スリランカでは過激なイスラム組織も結成された。今回の同時テロを実行したと当局によって認定されたNTJ(ナショナル・タウヒード・ジャマーア)もそのひとつである。スリランカのイスラム教指導者の一人は、NTJは異教徒殺害を呼びかけているとして三年前から当局に警告していたと証言している。

「神はこの世をイスラム教徒のために創造した」


スリランカでは去年、各地で仏像が大量に破壊されるという事件が発生し、当局はその背後にNTJがいるとみて捜査していた。今年に入り、100sの爆薬と多数の起爆装置を隠し持っていたNTJメンバーが逮捕されたりもしている。今回の同時テロの発生を予感させる事件だ。

NTJのリーダー格とされているのが、同時テロの首謀者にしてシャングリラ・ホテルで自爆したとみられるザフラーン・ハーシムである。彼は、ユーチューブに自身のチャンネルを開設し多くのチャンネル登録者を持つ人気ユーチューバーでもあった。彼は自身の説教を多く投稿し、そこでは次のようなことを述べていた。

「神はこの世をイスラム教徒のために創造した。」
「イスラム教徒に反対する者は誰であれ殺されるべきである。」
「不信仰の地に住むことは罪である。不信仰者がたとえ善行をしたとしても、私はその人を憎む。なぜなら彼は不信仰者だからだ。」
「ヒンドゥー教徒もキリスト教徒も仏教徒も不信仰者であり、彼らには生存権はあるが、統治する権利を持っているのはイスラム教徒のみだ。不信仰者は、イスラム教徒の統治を認め忠誠を誓うという条件下でのみ生存が許される。」

ザフラーンが述べているのは、イスラム教の原典に立脚した古典的な教義に過ぎない。そしてそこでは、不信仰は神に対する大罪とみなされ、不信仰者は敵とされている。こうした教義を文字通り解釈し実行すべきだと信じるジハード主義者にとっては、仏教徒もキリスト教徒も同様に攻撃対象たりうる。

テロの背景にグローバルなイスラム原理主義化の影響


セント・セバスチャン教会FBより

したがって、スリランカ国内におけるコミュニティー間対立の構図的には、少数派であるイスラム教徒は自分たちを迫害してきた多数派の仏教徒をむしろ憎んでいるはずだ、恨みや直接的対立のなかった同じく少数派のキリスト教徒を攻撃するのはおかしい、という評価は見当違いである。グローバルなジハードという観点からは、シリアやイラク、アフガニスタンなどで多くの無辜なイスラム教徒を虐殺している大敵とみなされているキリスト教徒が標的とされるのは、むしろ当然であるとさえ言える。スリランカ政府はこれまでの調査結果から、今回のテロがニュージーランドのクライストチャーチで発生したモスク銃撃テロに対する報復であったことが明らかになったと述べている。

スリランカ当局も、同時テロ実行には国際的なイスラム過激派ネットワークの支援があったはずだと強調している。NTJはイスラム国に忠誠を誓っていたとされ、アメリカ高官もNTJとイスラム国とのつながりを指摘している。そこにどのような具体的つながりや関係があったかについては、今後の捜査結果を待つより他にない。しかし今回のテロの背景にグローバルなイスラム原理主義化の影響を見てとることは容易であり、またその要素を勘案することなくこれを理解するのは不可能である。

イスラム教徒の中に武器をとって戦う過激派となる者が出現していること以上に重要なのは、一般のイスラム教徒の原理主義化が徐々に進んでいる点である。聖典に書かれていることを文字通り理解しそれを実践するようになると、異教徒との軋轢は徐々に増加する。教義で明確に禁じられている同性愛行為や姦通を非難し、厳しく処罰すべきだという声も強まる。こうした現象は、日本に近いインドネシアやマレーシア、ブルネイといった東南アジアのイスラム諸国でもすでに確認されている。グローバルなイスラム原理主義化は、少なくとも日本に全く関係ないとは言い切れないところまで迫ってきている。
https://www.fnn.jp/posts/00044881HDK
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/332.html#c171

コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
44. 2019年6月07日 09:35:27 : aqjbaANlfM : LlVqSTE2WUhwd2M=[5]
38さん
イヒヒヒ〜 座布団7枚〜!
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c44
コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
45. 風の戦士G[-5] lZeCzJDtjm2CZg 2019年6月07日 09:35:45 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-1525]
>>43

これですね。

https://jp.reuters.com/article/fca-renault-goldman-idJPKCN1T7328

GS(ゴールドマンサックス)人脈はロス茶系でしたけどね。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c45

コメント [政治・選挙・NHK261] 小泉進次郎は山本太郎のツメの垢でも煎じて飲むがいい!   赤かぶ
22. 2019年6月07日 09:35:45 : DcEE1e3U0I : NWNQaXBYMWxKUWs=[271]
議員規約があるだろう?

品格ない行為を犯すと、くいだ!

小泉は、ジャパンハンドラーが失職させられ指示が無くなり、安倍と一緒にフラフラ、、、カモな。


旧清和会・今細田派お前たちは、終わっている、、、トランプの時代がある限り、、、終わりだ。在日派閥だよな?違うか?
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/622.html#c22

記事 [カルト21] 志位は、連合に、消費増税を取り下げて消費減税をに舵を切らせる事で、組織内議員の選挙区に立てるぞと言えば従う筈である。
一寸の虫にも五分の魂と言うか、共産の一分と言うか、共産は自力で立憲と国民を当選させる力は無いが、創価と同じで落選させる事はできる訳で、一時流行った落選運動を全国的に行えるという事で、連合は共産党嫌いとか偉そうに言える立場ではなく、共産党詣でをしなければいけない位である。
だから、共産党は無党派層との関係においては無闇に立てて野党共闘の邪魔はしません逆に積極的に協力しますから、AKBは嫌いにならないで下さいと前田みたいな態度をとるべきだが、連合に対しては、テメーらなにやってんだー、消費増税賛成とかふざけんじゃねー、組織内議員の選挙区に百人の案山子立てるぞワリャーと言えるし、六割の無党派層様に代理して言わねばならない立場であって、候補を下げるだけの簡単なお仕事ですで終っていては駄目なのである。
そして、いつも書くように、自分達は安全で穏健で真面目な政党ですと言いたいかも知れないが、六割の無党派層様が怖いよー、アイスピックで総括されるのやだよー、政権取ったらギロチンで粛清とか見たくないよー、電話帳みたいな保険証券の裏面みたいな文字読みたくないよー、一言で言うとどういう事よー、やっぱ赤い血に染まった旗を掲げて共産主義革命ですかー、普通に怖いんですけどーと六割の無党派層様が思っていらっしゃってございまして前略敬具な訳だから、上得意の受け止め方に合わせるのが三越の商法というものである。
だから、いいもの並べてんだから、買いたくねー奴は無理に買わなくていいぞではなくて、ティッシュいかがですかーみたいな党名に変更して、百田じゃあるまいし永遠の野党第三党の誇りと屈辱の入り交じった感傷に浸っていては駄目なのである。
処女や童貞自慢してんじゃねー、さっさと成人しろという事である。
http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/292.html
コメント [政治・選挙・NHK261] トランプ大接待で肝心なことだけ触れないメディアの退廃 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
25. 2019年6月07日 09:39:39 : 8h3u5rRj6I : SmlYTm1ESC5Ra3c=[2]
しかし見れば見るほどアベは「バカ面(ずら)」だな。

それと菅の眼は死んでいるね。


http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/596.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK261] 「石垣のりこのアカウントの中の人は菅野完なのだろうか」とこたつぬここと木下ちがや 完璧帰趙
9. 2019年6月07日 09:40:34 : CF11l90UTY : WndCL2ZQN205d1E=[3]
>>8

ただ、消費税=社会保障財源と、テレビなどを通して国民は刷り込まれているので、

消費増税で結局税収はアップしなかったし、法人税と所得減税の代わりにされただけだということを、

野党は国民に広くしっかり啓蒙していく必要がある。

ところが、連合に片足を取られている立憲・国民は、その辺りの説明がいかにも消極的そうだから心配。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/625.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK261] 国有林を「民間に払い下げ」の裏に竹中平蔵の影!  赤かぶ
10. 2019年6月07日 09:40:39 : DcEE1e3U0I : NWNQaXBYMWxKUWs=[272]
オリックスの何某と同じようにやっているな!

竹中売国奴よ、、、お前さん粛清される時が来るぞ!

正しい行動をしなさいよ。

過去の行動を、虚心坦懐にし振り返ってみたか?

嘘ばかりで、国家崩壊している出ないか?

お前さん経済学者?? 国家泥棒だろう!
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/626.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
46. 2019年6月07日 09:42:27 : T1xujA1g5M : ZDNuS3p0RXlLZGs=[87]
麻生太郎が言っていたように、
ナチスのやり方をまねて、
マスメディアを籠絡しているのだ。
東京オリンピックも国威発揚のために使われるぞ。
ナチスと一緒。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c46
コメント [政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
27. あおしろとらの友[2222] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2019年6月07日 09:42:42 : FY0WWgvx2K : Wm1kc2laMlAxSXc=[9]
”勝利者が書いた「捏造歴史書」” と ”敗者が書いた「真正歴史書」、この両者がウマくブレンドされた ”ハイブリッド歴史書” この出現が待たれる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c27
コメント [経世済民132] 人類史上初 70歳までみんな働く社会 何がどう変わるか? 60歳で課長? 65歳で部長?(週刊現代) 赤かぶ
11. 2019年6月07日 09:43:33 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[291]
「これならどんなダメ人間でも80で課長にはなれますよ皆さん!管理職ですよ!! 90で部長も決して夢じゃあ〜りまセンヨ!」 とか選挙演説すれば? // 志村のサンのヨレヨレ爺さんのあやつり人形板前とか自己点滴医者思い出して複雑で、;町で拾った主婦の声
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/558.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK261] 金融庁「資金形成報告書」ネガ文言削除で年金破綻ひた隠し(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
21. 2019年6月07日 09:45:50 : T1xujA1g5M : ZDNuS3p0RXlLZGs=[88]
安倍政権のいつものやり方。
本質を誤魔化した甘言でさもうまいこといってる風を装うが、
内実はボロボロ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/606.html#c21
コメント [政治・選挙・NHK261] 原発推進の経団連会長が血液がんで入院!   赤かぶ
56. 2019年6月07日 09:46:24 : isxxkeFkUQ : NWowTFZ2NnUyaS4=[3]
>>46 多摩散人

>人間の品性がいかに低い所まで堕ちられるか、実例をもって示したものと言えよう。ああ、いやだいやだ。

何を言ってるんだか。俺はお前から「人間の品性がいかに低い所まで堕ちられるか、実例をもって示したもの」を教えてもらったんだよ。
もちろん、その教材はお前自身だよ。

お前に放射能の影響が出るか、その前に寿命が尽きるかどっちかは分からないけど楽しみだよ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/595.html#c56

記事 [カルト21] ドン・中が大豆の輸入を米から露に切り替えで露は大忙し。鬼畜米英の敗けなのである。
レアアースだけが中国のカードではなく、米国は所詮暴力カードしかないが、中国は軍事金融衣食住と絵札が沢山あり、やはり人口十五億人というのは単純に凄いのである。
これが領土世界一で軍事レベル世界一のロシアとエネルギー同盟を結んでいるのだから、ハイテク部門だけ嫌がらせしたところで知れているのである。
二百年ぶりで素直になれないのは理解するが、白旗を挙げる事である。
http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/293.html
コメント [国際26] トランプ訪英「恥ずかしくて見ていられない」元米大使(ニューズウィーク) 赤かぶ
10. 2019年6月07日 09:50:13 : FGnOQRqLW9 : YS5jVE1jd2NjWS4=[15]
>>9
去年の3月、イギリスがロシア外交官追放したとき、真っ先に強く支持して
関係国で最多の60人を追放したのがトランプなんだけど。
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/544.html#c10
コメント [リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
81. 中川隆[-9794] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:51:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2647]

オーディオ懐古録掲示板 - したらば掲示板
ケーブルで音は変わる??
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1299020011/


1: まあちゃん :2011/03/02(水) 07:53:31 HOST:p1148-ipbfp1404osakakita.osaka.ocn.ne.jp

私自身は、使用しているケーブル類で、出音が激変する
と言う経験をしております。

果たして、使用ケーブルで音は変わるのか?!

皆さんは、どうですか?


経験談やその際にしようしたケーブル、試聴した感想など
お寄せ頂ければ幸いに存じます。



2: MT :2011/03/02(水) 09:40:09 HOST:PPPpf361.aichi-ip.dti.ne.jp

RCA(インターコネクト?)ケーブルは音の出方を聴きながら向きを揃えています。

録音でのマイクケーブルは、
向きを揃えないと複数のマイクを使用した時に音像が前後して揃いません。
ケーブルを自作した時は
ミキサーにてマイクを使ってヘッドフォンで他のケーブルと音の出方を比較して揃えます。

3: フォルテ :2011/03/02(水) 10:10:43 HOST:bai773fb562.bai.ne.jp

最近のRCAケーブルはLRペアになっているのが多いですが、これは向きを揃え易くするため?

4: ジークフリート :2011/03/02(水) 12:48:46 HOST:wb56proxy02.ezweb.ne.jp

シールドの接続を入口にするか?出口にするか?
どっちでも大差ないんでしょうが、切り売りインターコネクト買う際、ディストリビューターから一応指定されました。(民生用と業務用では違うとか…)

5: ディラン :2011/03/02(水) 13:11:13 HOST:FL1-122-130-194-135.kyt.mesh.ad.jp プリ、パワー、CDPの電源ケーブルを付属していた物からWEの自作にすると平面的だった音が
メリハリの有る音、艶やかさや力強さの有る音に変わったのは不思議です。
勘違いかと何度も試しましたが確かに変わってます。
ピンケーブルも自作です。

6: あらい :2011/03/02(水) 18:58:33 HOST:p143.net219126040.tnc.ne.jp >シールドの接続を入口にするか?出口にするか?
どっちでも大差ないんでしょうが、

ジークフリート ききくらべないで、感でいってはどうかと。
音は変わります。
比べてください。

7: あらい :2011/03/02(水) 18:59:37 HOST:p143.net219126040.tnc.ne.jp ジークフリート ききくらべないで、感でいってはどうかと。

すみません、ジークフリート さん。

8: あらい :2011/03/02(水) 19:01:43 HOST:p143.net219126040.tnc.ne.jp シールド無しで、方向性は私は聴き取れません。

9: あらい :2011/03/02(水) 19:09:26 HOST:p143.net219126040.tnc.ne.jp >WEの自作にすると平面的だった音が
メリハリの有る音、艶やかさや力強さの有る音に変わったのは不思議です。

WEのケーブルも種類や年代ですから、
ケーブルを言うと決して全てでないので、断定するのは恐ろしいです。
これで良いとおもったら、もう変えないで他のファクターに移るほうが得策だと思います。

10: ディラン :2011/03/02(水) 22:35:50 HOST:FL1-122-130-194-135.kyt.mesh.ad.jp あらいさん、仰る通りでWEと言っても本物かどうかも解りませんし。
色々なファクターもあって断定は出来ません。
しかし、私のシステムでこのように変わったのは確かです。
もう、多分大きくは変えるつもりは有りません。

11: あらい :2011/03/02(水) 23:14:58 HOST:p133.net219126046.tnc.ne.jp ディラン さん

私もWEを使ってます。
電源とインターコネクトとも、音はWEの特有な音で気に入って使ってます。

12: RW-2 :2011/03/03(木) 00:08:44 HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp 天邪鬼な拙者なんかは、一般的な±電源方式のアンプを使いボイスコイル型のSPを
使う場合にゃ、ケーブルの方向性なんかはどうでも宜しい。オーディオ信号はたいがい
入力も出力も交流駆動ですから、はっきりと方向性を示したケーブルなんかを見ると、
よしんば反対に繋いでもマトモな音がするケーブルを売ってくれや・・・と(だははは)

13: あらい :2011/03/03(木) 00:27:02 HOST:p133.net219126046.tnc.ne.jp 普通、オーデオ店(アンプを作ってる店)でも
ケーブルの話すると、信用されんですよ。

ケーブルで音を変えるより、他で変えるほうが変化大きいから。

まあ、、ウエスタンではジャンクコイルトランスを分解して取り出せば
本物まちがいない。。50年より前のものに限る。

14: RW-2 :2011/03/03(木) 00:42:22 HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp >ケーブルの話すると、信用されんですよ
>ウエスタン・・・コイルトランスを分解・・・50年より前のものに限る

話ししとるがな。もっとマニアックぢゃん(がはは)

>ケーブルで音を変えるより、他で変えるほうが変化大きい

カートリッジやスピーカーシステムの音の違いを100としたら0.1くらいか?(でへへ)

15: あらい :2011/03/03(木) 07:45:59 HOST:p182.net219126028.tnc.ne.jp 色々試しましたが。

100としたら0.1というのは?
結局しっくりくるかの違いで、ボーカルがスケールが原寸で音がコンサートで
聴いた時の音色に近いかで比較したのが比べ方だったです。
自分が気に入るかどうかが主な選び方でしたが
他の人のところでも、違うと言われたのは確かですね。

決めたケーブルの素材は、一生分ストックしたのでもう換えるつもりは無いです。
システムをころころ換えるよりは、自分の好きな同じ音の傾向を煮詰める
上ではケーブル選びは良い素材では。

16: まあちゃん :2011/03/03(木) 08:01:30 HOST:p1148-ipbfp1404osakakita.osaka.ocn.ne.jp 私も同じ様に思います。

>17
川西先生はアンプ回路で特許を取りになったと記憶しています。
もともと高周波対策に着目しておられたような・・・・
大学の先生らしく理論派ですね。
反対に江川先生は感覚派なんていったら信者の皆さんにお叱りを受ける鴨?

22: kino :2011/05/21(土) 10:12:33 HOST:171.169.133.27.ap.yournet.ne.jp この手の話題は2ちゃんでも賑わっていますが、ブラインドテストの結果では、
世界中で誰一人として聞き分けた人はいないそうです。
音質調整する気分を楽しむアクセサリーとして、楽しめる範囲の金額のケーブルを
購入し、外観を楽しむというのが正道でしょうね。
間違っても破格の10万円とかのケーブルは不要でしょう。

上のほうのレスの方向性についても、音の信号は交流なので+と−の組み合わせですから
「仮に方向性がある」とした場合でも、ケーブルの方向を変えて接続しても、+側と−側が
相互に入れ替わるだけで、元の状態との変化は無い事になります。
このように、落ち着いて考えれば分かる事を、屁理屈を付けてさも効果があるように
言ってる状況を見て、技術者からはオーディオマニアはバカの集団と見なされるのも頷けます。

1000円程度のケーブルの外皮を変えて、見栄えの良いコネクタを付ければ、
僅かの投資で数十倍から百倍以上の価格で売れるので、とても「おいしい」商売となります。

23: 薬漬け :2011/05/21(土) 12:40:41 HOST:zaqdb734039.zaq.ne.jp


>>22
何を替えても音の変わるのがオーディオであり、音の変化は大抵は判る事が多いでしょう。
「技術論的に理解できないから音は変わらない」というのはエンジニアの方々に多い見解
ですが、理屈は分からないが聴くと変わるものは確かにあるわけで、その時点での「科学原理
未開拓領域」と割り切れば良いのではないでしょうか。

ケーブルはそれ自体、音を出すわけではないので、コバンザメのように何らかのコンポに
付属して、その音を演出する裏方です。
だから付属する機器の性格から逃げることは出来ないし、「このケーブルの音がいい!」と
言っている方も、それはその方のシステムの中での話という限定を付けないと、どうにも
話がややこしくなります。
それだからケーブル「自体」をブラインドテストしたところで、自分が平素馴染んだ機器に
繋がれていない以上、何が何やら判らないのは当然とも思えます。

そうしたアクセサリーの性格は、最終的にはその持ち主が自らのシステムの、どういう場面で
使った場合に、どういう音を演出するかが判っていて、その上で有効に使えば足りる話であり、
そこのところを踏まえずに人の評価を鵜呑みにしても、自分に最適という保障はないでしょうし、
「これこそがファイナルアンサー、最高のケーブル!」なんてのも、結局眉唾で終わるわけです。
自分のシステムの中で有効であれば、その方の判断で使えばいいし(その際、いくら出すかは、
その方の“人生観”の問題でしょう)、そういう接し方をしていけば、ケーブルに限らず、様々な
アクセサリーというものは、有用なアイテムだと思います。唯一気をつけるとしたら、「聴いて
変化が判らないものは、世評にかかわらず、自分には縁なき衆生」と割り切ることでしょう。

また、kinoさんもご指摘のように、「高いだけが能のアイテム」は、私も賛成しません。中には
本当にそれだけかかったものもあるかも知れませんが(直径3mm、999純金の単線ケーブルとか)
そうしたものは使う人が、懐と冷静に相談の上決めればいい話ですが(私ではありえません(汗))、
一方でメーカー側には「これが最終回答」みたいな宣伝はしてほしくは、ないですね。
評論家の皆様方も同様。
高ければそれだけで良いというなら、オーディオは金権趣味でしかないようで、寂しい限りです。

24: あらい :2011/05/21(土) 13:23:55 HOST:p061.net182021224.tokai.or.jp ケーブルの話になると。
逆に、目くじら立てて怒って。。笑
くるのも変な話ではないかと思いますが。
過大な値段のケーブルにかけるならシステムになぜに掛けないのかは
不思議に思えるところです。

シールドの場合は、アース設置上での方向性が当然あるのはわかりますが
通常のモノに方向性があるのは?わかりません。
中には、フィルムコンデンサーや無極性コンデンサー、抵抗にも方向性が
あるといわれますが。
自分が聴いても分かりませんし、理屈もよくわからないです。

25: RW-2 :2011/05/21(土) 16:49:37 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp 昨日あれだけ良い音で鳴っていたのに今日はなぜかまるで冴えない・・・なんてことは
良くありますでしょ。人間の感性なんて脆弱なものです。

ケーブルでコロコロ音が変わるのは、繋がれてるのがヨタ機械。または扱う人間の希望的
潜在意識のなせる仕業でしょう。早い話精神が○○れてるのです。普通の電線で良いのです。
おカネ持ちの方は骨董綿巻きやら高純度やら綺麗な被覆モノに金ピカプラグを買えば宜しい。

当社では次の製品の特許出願中です。

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26: 前期高齢者 :2011/05/21(土) 16:57:22 HOST:h116-0-249-038.catv02.itscom.jp >過大な値段のケーブルにかけるならシステムになぜに掛けないのかは・・・・

以前インタナショナル・オーディオ・ショウの某ブースのデモで係りの人が
このスピーカーよりケーブルのほうが遥かに高価、だからいい音がする!?
と説明していました。
思うにケーブルのほうが利幅が大きいのではないかと?

29: 薬漬け :2011/05/21(土) 19:33:57 HOST:west8-p136.eaccess.hi-ho.ne.jp スレ主じゃないけど、ジークフリートさん、こんばんは。

「忘却とは忘れ去ることなり」ではないですが、人間とはつい忘れる生き物のようです。
なので、(これはどこそこに書かれてたな…)と思いつつも、優れた辞典などのように
クロスリファレンスができるでもなし、また書いてる人がそれを全て参照しているということも
あまり期待できないし。てなわけで、ある程度、判っている人は同趣旨の繰り返しカキコを
懇切にしているということではないでしょうかね。
私はズボラなので、時々は原文の記載先だけ書くこともありますが。(汗)

あ、代弁した訳ではないので、スレ主さん、前期高齢者さんのリクエストのフォローは
よろしくお願いしますね。

32: たそがれ :2011/05/22(日) 00:28:03 HOST:FLA1Aak174.myg.mesh.ad.jp 個人による感想は何を言っても構いません。
何事も実演、実践主義で、聴いた方、個人に判断してもらえばそれで
ケーブルの件は一件落着します。そこに価値を見出す人と、別の事で
改善する方が効果があると思う人もいるでしょう。
過去に酷いスピーカーの実演にいきましたが、先に有名人がこのように
評価していると説明(30分ぐらい)され、大多数は顔を見合わせて頷き
怒ったのは私を含め数人。そのようなものです。
言い争うだけ無駄なようで面白い、それがケーブルです。
だから結論が出ない『平行線』なんですよ!スピーカーコードは!

34: SX-3V :2011/05/22(日) 07:20:32 HOST:so5-2.cty-net.ne.jp 結局のところ、既に同じ趣旨のスレがあるのに重複したスレを立ててしまったということなんでしょーね。

35: マリオ :2011/05/22(日) 07:58:43 HOST:softbank221071013123.bbtec.net 下らん書き込みに反応してしまいました。
お目汚しし御勘弁ください。

36: まあちゃん :2011/05/22(日) 09:31:04 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp このスレは、仰るとおり、確かに、重複スレになってしまうのかも知れ
ませんね。

くだらない、意味がないと判断される方もおられるでしょう。

そういう人は、無視して下さって結構です!!

こちらとしましても、そういう人に書き込まれましても、精神衛生上、
感情を害されてしまうだけですから。

私がスレを新たに立てました時、確かに、それが重複しているとは気
付いておりませんでした。

その点は素直に認めます。

ですが、皆さんのレスにも散見されますように、ケーブルに対する話は
新鮮味があって面白く、私自身も、目下、ケーブルの取替えによる音の
変化を楽しんでいる所です。

ケーブルとは不思議なもので、コロコロと音が変わります。

しかし、幾ら試しても、そのケーブルから聴こえて来るケーブルの音
には一定の傾向があり、私の経験上、どう言う精神状態の時に聴いて
もその事は変わった事がありませんでした。

ちなみに、この事は、他のケーブルよりも音の変化の大きな機器の取替
えの場合にも当て嵌まります。

やはり、どう考えても、物理的なものは物理的なのです。

最も音の変化の小さなケーブルに関しても、その取替えで音が変化する
事は確実な事で、問題は、そこにどれだけの価値を見出すか否かと言う
事になるのでしょう。

システムの変更によって大きな音が大きく変わる事を楽しんでいる人も
いれば、私のように、ケーブルの変化で音の変化を楽しむ人もいる。

世の中、いろんな人がいて、いろいろな考え方や感じ方がある。

社会とはそう言うものでしょう?!

我々も、そう言う社会の中で生きている訳ですから、一概に頭から否定し
たり決め付けたりせず、多様な価値観や人生観と言うものを許容する広い
心を持ちたいものですね。

何卒、ご容赦くださいませ。

37: あらい :2011/05/22(日) 09:44:03 HOST:p061.net182021224.tokai.or.jp まあちゃんさん
ここは、公の場ですので。
自己主張を過ぎると、村八分にあいます。笑
周りを良く見て意見いれましょう。

過去にケーブルスレは、何度かありましたが
ケーブルに関しては、音が変わるのは経験上自分も認めます。
音が変わる⇒よく変わるか
と言う事が重要なことですので。
使い方が必須。
ケーブルに無頓着にはなりたくないとおもいますが、過度にバランス
を持ってゆくのもどうかと思うのが自分の意見です。
他に、その分回すほうが得策と思えるから。

38: BLA-40 :2011/05/22(日) 09:54:22 HOST:FL1-220-144-116-216.kng.mesh.ad.jp 私の場合、劇的に変わりましたね。
理由は簡単、父が購入してから20年そのままにしてあったため、ケーブルが老朽化していたからです。
ケーブルの老朽化には注意いたしましょう。

39: ジークフリート :2011/05/22(日) 11:48:49 HOST:wb56proxy05.ezweb.ne.jp


>>36 まあちゃんさん、こんにちは。

それで、参考になる書き込みがありましたか?
掲示板が荒れ気味になると急に参加者が増えて、何の目的で登場しているのかワケの解らん人物も見受けられますけど。

で、ケーブルの違いを楽しまれる?とのことですが、ケーブルの音に違いが起こる原因…@ケーブルのLCRの問題Aアンテナ化の問題Bケーブルの共振とマイクロフォン化の問題C周波数ごとにケーブルを通過するスピードが異なる問題など…一部のメーカーでは既に80年代からこのような問題には取り組んでいますが…ここの掲示板では、聞いても違いが判らない方まで登場して蘊蓄を書き込んでおられる。

少なくとも、何が原因でどのような害が生じるのかといったことを踏まえての話しにしませんと、各自の只の感想文をバラバラ書いてみただけで、全く収拾のつかない‥‥まあちゃんさんが参考にされるとしても、どれを参考にしてよいのか判らない、そんなスレッドになってしまうと思いますョ。

40: 前期高齢者 :2011/05/22(日) 16:18:49 HOST:h116-0-249-038.catv02.itscom.jp スレの主旨はケーブルで音が変わるかどうか、ということでしょう。
皆さんの書き込みは小生も含めて「変る」という意見が大勢のようですから
おおむね結論が出た、と言ってよろしいのではないでしょうか。
ゆえに、このスレの使命は全うされたと考えて過去ログ倉庫入りが妥当で
しょう。さもないとジークフリートさんが危惧されているように「不毛のスレ」に
なりかねません。

41: くろねき :2011/05/22(日) 16:46:42 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp 皆さんこんにちは。

☆前期高齢者さん☆

こんにちは。江川三郎さんも、
「オーディオケーブルの矢印は、できれば無いほうがいい」
と考えていらっしゃるようです。

しかし、周囲にはあの矢印があったほうがいいという向きも多いし、
他ならぬご本人がそれを感じ取ってしまう耳をお持ちのようで、
無方向性ケーブルを作ったのは、
半ばやけっぱちのようなところもいくらかあったようです。

RW-2さんも指摘されていますが、機器の設計において完成度が高いと、
ケーブルなどアクセサリーによる変化が出にくい、という話もありますね。

42: 前期高齢者 :2011/05/22(日) 17:50:11 HOST:h116-0-249-038.catv02.itscom.jp くろねきさん

>機器の設計において完成度が高い・・・・・

業務用機器に当てはまるでしょうね。
ただ世の中には発振気味のアンプのほうが音の鮮度が高い、という意見も
ありますから難しいですよね。結局この問題は聞き手の好みに帰結すると
言ったら実も蓋もない鴨。

43: kino :2011/05/22(日) 20:33:20 HOST:171.169.133.27.ap.yournet.ne.jp ケーブルにより音が変化する事の、物理的な現象は検証されてはいませんが、
飲食物や楽器などでは、情報を事前に知っていると、「価格の安い物より高い物」、
そして「知名度(ブランド)の無い物より有名ブランド物」の方が評価が高くなる事が
多数の実験によって周知の事実となっています。
人の感覚というのは、これを基に成り立っているんだという前提で考えると
全てが納得の結果となるような気がします。

44: あらい :2011/05/22(日) 21:11:21 HOST:p061.net182021224.tokai.or.jp >人の感覚というのは、これを基に成り立っているんだという前提で考える。
そこに間違いがあるのだと。
マーケッティングでだまされるマニアとそうでない人の違いだと
思います。
その事は、お分かりではないですか?!

45: あえて匿名 :2011/05/22(日) 22:31:34 HOST:218.231.172.75.eo.eaccess.ne.jp ではみなさま、ここらで一服!
6+1/2(ロクハン)
ttp://jyoumonshibainu.blog.eonet.jp/rokuhan/

46: SX-3V :2011/05/23(月) 00:42:22 HOST:so7-2.cty-net.ne.jp ケーブルを替えると音は変わるのだとしても、たまたまのデタトコ勝負の音に変わってしまうだけで、
そこを意図的に制御が出来ないまま、改良とも改悪ともつかない音に変わるだけなら、糸の切れた凧と
同じでどうしようもない話なんぢゃないでしょうかね。

47: まあちゃん :2011/05/23(月) 05:03:05 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp ジークフリートさん始め、皆さん、おはようございます。

☆ ジークフリートさん

大変失礼な書き込みをしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。m(_ _)m

お詫び致します。

参考になる意見は時折ですが入っています。

当然、私にとってはですけれども。

私が知りたいと思っていますのは、ケーブルの一般的な物理的な特性等では
なくて、個々のケーブルの試聴感想なのでありまして、具体的に、此のケー
ブルはこう言う傾向の音がするなどといった試聴感想なのです。

世の中に出回っているケーブルは無数と言って良いくらい存在しますから、
それくらいの感想が寄せられるのを期待して此のスレッドを立てた訳です。

と言う訳ですので、前期高齢者さま、今少し、「過去ログ倉庫入り」待っ
ては頂けませんか?

49: 薬漬け :2011/05/23(月) 09:34:06 HOST:proxybg032.docomo.ne.jp まあちゃんさん、おはようございます。もう皆さんが語り尽くされてることですが…。

  >>個々のケーブルの試聴感想…
それだからこそ、意味を見いだすのが難しいと、皆さんは仰っておられるのだと
思いますよ。
仰る通り市販ケーブルは恐ろしい数が出ています。しかし上の拙論で述べた通り、
ケーブルの音傾向ないし性格は、接続されるその人の機器類との相関関係でどうに
でも変わります。だからユーザーはケースに応じて「自らの経験則で」ケーブルを
選びます。それはその人の経験則において妥当し、他人に妥当するべき何らの根拠も
ありません。自分が体感するしかないのです。だからユーザーは、友人や、懇意の
お店から借りたり、カタログの文言から音を推理して、ケーブルを選んでいく訳ですが、
最終的には自分のシステムでどうかということが全てです。皆さんその選択では
結構悩んでいます。まあちゃんさんと同じです。

そしてそれを見越してか、“この問題は終着点がないのよ”と言わんばかりに各
メーカーからケーブルが山ほど発売され、今度はそれらの差異が判らないからとて、
ご丁寧にケーブルの“音を”解説した雑誌か売れる訳です。でも、それが参考に
ならないとは申しませんが、最後は上記の通り、自分のシステムに入れないと結果は
判らないでしょう。
ところが少なからぬ皆さんは、人の意見に振り回されてケーブルの浮気合戦に走る。
俗に言う“電線病”です。かくして、最後は音楽を聴くよりスベアナを見る方が
多くなったりするのです。

ケーブルの問題は、各論を求めるならとことん各論になり収拾がつきません。
参考にしようと思った方も結果としてはおそらく参考にはならないでしょう。
それでもと思われるなら、ケーブルを特集した雑誌等をお読みになられて、
参考になったかどうか自らに問いかけてみられることをお薦めします。
ここの皆さんが一般論を語っておられるのは、故なきことではないのです。

50: 七市 :2011/05/23(月) 17:54:16 HOST:211.14.201.136.eo.eaccess.ne.jp 2ちゃんねる見たら、ケーブルの振動がどうのこうの・・・

ボイスコイルとかそのリード線は、大音量時には千切れるほどに
また、焼き切れるほどの状態になってる事は無視ですか?

考えれば考えるほどに屁理屈のオンパレードですね。



51: 七市 :2011/05/23(月) 18:09:00 HOST:211.14.201.136.eo.eaccess.ne.jp まぁ、ケーブルの選択は趣味なんだから、とんでもない価格じゃなければ
それなりに楽しめば良いと思うけど、試聴に音楽を使用するのは?だね。

個人の嗜好にとらわれない、ホワイトノイズとかでやるべきだと思うんだけど、どうかな。
帯域バランスやトランジェント特性等、すべての要素があって、もし変化があれば
即座に判ると思うんだけど、みなさんどうですか?

52: 七市 :2011/05/23(月) 18:13:28 HOST:211.14.201.136.eo.eaccess.ne.jp 自分は、テストCDのホワイトノイズを試した事あるけど
ケーブルの変化どころじゃありませんね。
まず、部屋でのSPと耳との空間の変化がとんでもなく大きくて
ケーブルごときの音質差なんてどこかに吹き飛んでしまうと納得しました。

以上!!

53: D-150 :2011/05/23(月) 19:09:30 HOST:p4115-ipbfp2505osakakita.osaka.ocn.ne.jp まあいいんじゃないですか?
感動を得るための小道具みたいな物ですから。

自分はその時の精神状態とか環境とか暗示に左右されやすい人間なんで
綺麗な(劣化していない)ケーブルも部屋の飾りとか灯りと同じ役目なんです。
感性が乏しいので、けっこう音楽を聴くために周辺環境が必要なんです。

貧乏だけどRCAケーブルだけは町の大型電器屋さんで
3年に一回程度安物新品(吊るし)を購入して全交換をしております。
普段も月1回程度はコネクターの清掃です。
機器は毎週清掃しております。

電線病とは無縁の世界ですけど動機はおなじかも?

効果はわかりませんが掃除と同じで気分の問題です。

54: ゴルフ13 :2011/05/23(月) 19:15:46 HOST:OFSfb-01p4-77.ppp11.odn.ad.jp 七市さんの言うとおりボイスコイルの線径は、低音ユニットでも0.2ミリあるかどうか、
高音用では0.03〜0.08ミリでしょう。
スピーカーの入り口では、信号が大渋滞でしょうね。

58: たそがれ :2011/05/23(月) 23:40:09 HOST:FLA1Aak174.myg.mesh.ad.jp 線で激変するほど安定度の悪いアンプを作るのが難しい。
スレ主の激変には、何か他の問題があると思います。
電線で激変と言ってしまうと、他の大きな変化は何と形容するのやら

59: あらい :2011/05/24(火) 00:11:36 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 自分がケーブルを換えて、音が変わったのは。
送信管の電源部整流管トッププレートの線材は、結構かわりました。
16GAWの単線ですね。
ケーブルで音は変わらないと言いますが、撚り線と単線は音は違って聴こえますが
比べる基準が同じにならないし

どうなんですかね?
アンプの解像度がよいほど、音の差は分かりやすいと思うですが。
ダメなアンプほど、同じに聴こえるものではないですかね。

60: あらい :2011/05/24(火) 00:23:08 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 所詮、ケーブルとシステムの音変化を
無論最終的には、出てくる音はひとつスピーカからでしょうが。

一緒にするから、おかしな話になる?
無論、優先順位では、システムだとおもいます。

素人は、ケーブルに頼るしかないので誇張した考えになってしまう
のかと。

61: 薬漬け :2011/05/24(火) 00:53:06 HOST:zaq3a551be9.zaq.ne.jp 子爵さん、こんばんは。

あまり“個人的には”争いごとが好きでない性分と言うこともありますが…。
ターゲットは、人でなくオーディオを対象とした議論のテーブルで、と言うことにしては
いかがでしょうか。
そして、どこまでが節度かは確かに難しい面もありますが、ある程度表現の自由があっても
いいのではないでしょうか。(パロディや風刺などの全くない議論の味気なさ、ということも
ありますし。そこはそうしたものを受け止める参加者の度量の問題ではないかな、と。)
どのような表現も、オーディオと無関係でない以上、そのテーブルに乗せて議論化する
ことは可能だと思います。
ご意見はいろいろおありかと思いますが、子爵さんの表現力をもってしてなら、もっと
別のアクセス方法があるのではないかな、と思ったりもします。
ぜひ子爵さんの「オーディオの話」を、お伺いしたいと思っております。

62: ジークフリート :2011/05/24(火) 01:13:11 HOST:wb56proxy04.ezweb.ne.jp >>57 お目付役に徹しておられる子爵さん。
この掲示板では真面目な話しをしたくても直ぐ脱線してなんの話しやら解らなくなるのが常でして、既にここも脱線しているものと認識しておりましたが、失礼いたしました。

では、子爵さん。真面目な話し、しますかね?
当方はケーブルの値段や銘柄にはこだわりませんが、実際聴いてみますと、先に書いたような原因で?、音の劣化や個性は感じるんです。
なので、なるべくそういった劣化や個性が少ない、フツウの音のケーブルを選んでおりますが、子爵さんは如何でしょうか?

63: SX-3V :2011/05/24(火) 06:35:08 HOST:so7-2.cty-net.ne.jp さて、メーカー側は自らのケーブルを製作して売り出す過程で、そのケーブルがもたらす
音質がどういうものかについて、把握・コントロールした上でリリースしているつもりの
ものなんでしょうかね。繋がれるアンプとSPよって、いかようにでも変わってしまって、
自らもつかみ所の無いまま「当社のケーブルはいい音です」とかなんとか言って売り出す、
そんなもんなんでしょかね。

64: あらい :2011/05/24(火) 07:41:59 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ケーブルについて、突っ込んだ話になる手前に
なりそうで。
至らぬ理論まで行かぬ理屈でおわり、余計に感情的になってしまう
のでしょうね。

メーカに関しては、オヤイデや電線メーカとオーデオ家電のメーカは
スタンスが違いますので、自社でケーブルは選んでも作る事はしません。
選ぶことはまれに、アンプの商品評価時などにやってるようです。
といっても、ケーブルは普通でなければ高級なマニア向けに作る商品は
ほとんど無い場合は、
普通のケーブルでなければ、評価できないとおもいますので
何処にでも手に入るものを使うようです。

ケーブルを特化できるのは、マニアだけだと思います。

65: あらい :2011/05/24(火) 07:52:29 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ケーブルを個人でやって売っている人に、直に聞いたことがありますが
マニアには、ブランド(ウエスタンとか)の通っているケーブルを使い
それが、特注で仕入れたものが安く入手でき
入手できないようなものは絶対に売る事は出来ないそうで。

売ってるケーブルを、よい音なのだと思い込ませる手は
この人の話しぶりではある。と思ったことがあります。
m10万近くするものと思いますが、
こういうガレージでやってるモノははっきりいって騙しです。

66: あらい :2011/05/24(火) 08:05:18 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 続く。。。

そして、ケーブルの基礎理論は全く持っていませんでした。
自己流に理屈はつけていましたが、訳の分からぬ根拠です。
そんなことを考えて(覚えているだけ)も、売れませんから。

よい音と思い込ませることを考える方が、売れるからです。

67: RW-2 :2011/05/24(火) 09:56:13 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp >>普通のケーブルでなければ評価できない・・・何処にでも手に入るものを使うようです

仰せの通りです。特定のケーブルで音決めしたら他流試合出来ない製品になるでしょう。
DIY店で切り売りしている100円/mの電線で上手く鳴らないよなオーディオ機械は、どんな
ケーブルを調達してきても大した成果は出ないでしょう。むしろ逆の可能性も出て来ます。

単線、撚り線、編込み線。豪華なシース、金ピカの端子やプラグ。はたまた伝説のWEやら
クラングフィルムのケーブルと百花繚乱ですが、音色もあちらを立てればこちらが立たず。
長所短所も五十歩万歩。宣伝文句や人のレビューなどアテにしないほうが宜しいようで。

69: 七市 :2011/05/24(火) 15:32:15 HOST:211.14.201.136.eo.eaccess.ne.jp ホワイトノイズを大きめの音量で再生しながら頭が少し動くと
シュルシュル、シュワシュワと、音がめまぐるしく変化して聞こえます。
2つのスピーカーから出る音の干渉や壁の反射の影響で、
部屋のいたる所にピーク・ディップが存在するからなのですが、
ケーブルの聞き分けをする時は、この対策をどうしていますか?

71: 管理者 :2011/05/24(火) 21:44:14 HOST:pl539.nas932.takamatsu.nttpc.ne.jp ケーブルについての話題は管理人として悪いことだとは思いませんが,個人を攻撃したり
茶化したりするのはいかがなものでしょうか?語るに値する,値しないは,個人個人の問題
かと思います。確かに,管理人も,スタンダードな馬鹿高くないケーブルで充分で,ケーブ
ルに凝ろうとは思いませんが,オーディオというのはなにぶんにも個人的な趣味ですし,音
という非常に感覚的なものを対象にするだけに,いろいろな見方があるかと思います。オー
ディオはあくまで趣味の世界,気軽に楽しく語り合えたらいいですね。ということで一部書
き込みを削除させていただいております。管理人も含めてお互いにいい年なのですから,大
人の語り合いをよろしくお願いします。

72: あらい :2011/05/24(火) 21:48:17 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >ケーブルの聞き分けをする時は、この対策をどうしていますか?

頭を動かさずに、聴けばよいのだとおもいます。
動くというなら、同じ位置でひとにケーブルを変えてもらえば良い。
ホワイトノイズ=音声信号というのは、検討違い。

73: あらい :2011/05/24(火) 22:11:12 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >DIY店で切り売りしている100円/mの電線で上手く鳴らないよなオーディオ機械は、どんな
ケーブルを調達してきても大した成果は出ないでしょう。

RW−2さん、しかしスピーカの内部線15CMだけでも
換えると違いはでましたよ。
そん時は、調子に乗ってMJに載っていた、zおnAケーブルM8000円を試しに実験
M1500円の方が↑でした。
そんでもう決まり。後無し

74: 薬漬け :2011/05/25(水) 00:11:33 HOST:proxy20013.docomo.ne.jp RW-2さんのご見解を言葉を変えただけかも知れませんが、議論になってるような
「ハイ・クオリティ」なケーブルを繋ぐことがあたかも前提になってるかのような
機器は、言ってみれば一種の“実験機”でしかないと思います。「特定条件の下で
なければ、能力は発揮しません」ということなのですから。(そうでないなら、
ケーブルをユーザーに選択させずに、メーカーで指定するか機器に付属させるべき
でしょう。コンポの一部として。それが音に責任を持つメーカーの姿だと思います。)

だから、そういう留保がない普通の機器は、まずブライマリーなケーブルで然るべき
音が鳴り、その後、ユーザーの好みでケーブルを交換したなら、そのキャラクターを
“それなりに”表現してくれる、そういう汎用性と安定性を持っているべきものでは
ないか、と思います。

75: ジークフリート :2011/05/25(水) 02:06:14 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp

>>74 「ハイクォリティーなケーブル」とは?

装置自体の音質が、例えば、10点とすると‥‥
ケーブル込みでは5〜8点なんかは多々あっても、12点なんてのは無いと思いますョ。

なので、個人的に、ケーブルを選ぶのは10点になるべく近付きたいだけです。

76: まあちゃん :2011/05/25(水) 06:01:08 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp ☆お(^O^)☆は(^o^)☆よ(^0^)☆う(^ー^☆♪御座います

管理人さん、ご足労掛けさせまして誠に有難う御座います。

(^人^)感謝♪です。


当方、幾度も書き込んでいますように、ケーブルに、只今、入れ込んで
おりまして、それで、皆さんの試聴感想を聞いてみたいのですよ。

それを参考にケーブルを選んで楽しんでみる事に、目下、生き甲斐を見
出している訳ですわ。

最初の質問と同じものになってしまいますが、皆さんの聴いて来られた
個々のケーブルの音の傾向や特徴はどう言うものでしたか??

ジークフリートさん

要するに、ジークフリートさんの見解では、ケーブルでシステムの音が良
くなるはずがないと解釈して宜しいのでしょうか?

77: 電解液 :2011/05/25(水) 07:45:07 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp ケーブルで音が変わる等と言われ始めたのは
1978年頃です
小泉栄次郎(字は合ってるかな?)氏と金田明彦氏が提唱したのが初めてです
それまではケーブルで音が変わるなど誰も信じていませんでした
もしこの両氏が居なかったら
このスレも建たなかったでしょう

78: ジークフリート :2011/05/25(水) 08:16:06 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp


>>76 まあちゃんさん、勿論です。

もし音が良くなったと感じたとしても、何らかの害によってキャラクターが付加されて、それが好ましく思えただけで、質が向上したワケではないでしょう。

例えば、よくありがちな「低音域が豊かなケーブル」‥‥高域が抑圧されたか、ケーブルの共振で低音がふやけた程度のものだと思いますョ。

79: 薬漬け :2011/05/25(水) 09:08:42 HOST:zaq3a551be9.zaq.ne.jp ジークフリートさん、おはようございます。

言葉が足りませんでした。「ハイクオリティなケーブル」とは、皮肉で言っているので、
要は高いケーブルという位の意味です。「当方のシステムはこれこれの卓越した理論に
基づいて構成されており、使用にあたっては、斯く斯く然然のハイレベルなケーブルを
使うべし」なんてご託宣を述べられている製品を指しただけでして。

本当に機器の音に責任持つなら、まさにジークさんが仰るように10点に近づけるべく、
ケーブルをメーカーで指定してくれる(あるいはセット売りする)方が良心的だろうと
思ったということです。

80: 薬漬け :2011/05/25(水) 09:38:01 HOST:zaq3a551be9.zaq.ne.jp まあちゃんさん、おはようございます。

どうも他の方々が説かれた部分はスルーして、同じお話の繰り返しになっているようです
ので、そろそろ私も控えようかなと思います。
老婆心ながら付け加えるとすれば、上でまあちゃんさんが「究極のケーブル」と仰って
おられましたが、そんなものは存在しません。貴方がそのケーブルに“信仰心”でも
お持ちにならない限りは。「これ1本で全てのインターコネクトが理想的環境になる」と
いうことなら、その他のケーブルは当の昔に消えてます。

また、まあちゃんさんが人の意見を容れて「これがいい」とされたとしても、それは一体
どういう意味で「いい」のでしょうか??
具体例で説明しますが、私はカートリッジにSPU-Referenceを使用していた頃、フォノ
イコライザー(SME:SPA-1HL)とプリアンプ(SME:SPL-UHE)の間はノイマンの
ケーブルで繋いでいました。ケーブルの音が云々でなくシステム全体の音にどう影響する
かを見た上での話です。後に、カートリッジをSPU-Gold-GE、あるいはTHORENS:
MCH-Uに替えた時、CardasのG-Master Referenceに替えました。それも出てくる音の
佇まいを勘案したからですが、問題はそれがケーブル単独でそういう音になっているとは
私は理解していないことです。音を整える上では、これに連関して他のケーブルも入れ
替わりが出てきます。私はケーブルの音を聴く気はなく、スピーカーから出てくる音の
パフォーマンス(=音楽の表現)をどうしても考えますので。

ケーブルもコンポの一部、というご意見はある意味ごもっともです。ならば、当然それは
全体のバランスの中で考えられることであり、あるケーブルがある音傾向を持つとしても、
それがその部分の交換だけで全体の音色を支配するということはまず無いでしょう。また、
あったとしても、そこだけの調整(ケーブルのとっかえひっかえ)で終始していることは、
普通は無いのではないですか。
全てはコンポ、ケーブル、電源環境、部屋、セッティング当々の“相互干渉”の結果です。
ケーブルだけで事を片付けようとするならば、それは「木を見て森を見ず」になるのでは?

駄言失礼しました。私の愚駄羅話はこのくらいにしておきます。

81: 前期高齢者 :2011/05/25(水) 10:16:25 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp ケーブルによって音が「変わることもある」という現実は決して否定しません。
ただケーブルに関しては、スピーカーケーブルなのか、機器間のシールド線
なのか、はたまたPUとプリの間のシールド線でカートは何か、などを限定しま
せんと話は拡散して収拾がつかなくなる、現にそうなっている、わけで小生も
含めて管理人さまにご迷惑をおかけするだけでしょう。
どうですか皆さん、このトピそろそろ「土から土へ、灰から灰へ」てなことで
よろしいのでは?

82: ジークフリート :2011/05/25(水) 11:02:47 HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

>>81 賛成です。

83: 前期高齢者 :2011/05/25(水) 11:31:25 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp ジークフリート さん

ご賛同いただきありがとうございます。
大兄や薬漬けさん、七市さん、RW-2さん、その他「良識派」のお考えは能天気
な小生でもそれなりに理解しているつもりです。
いろいろなご意見を尊重したいと思いますが特定のお偉いかたから人格攻撃
されちゃかないません。ここは技術を議論する場のはずで表現様式云々は
少々そぐわない気がします。

84: ジークフリート :2011/05/25(水) 19:20:29 HOST:wb56proxy17.ezweb.ne.jp


>>83 前期高齢者さん。お気遣い有り難う御座いました。

長年の間に、ここの雰囲気も随分変わりましたねぇ。
オーディオ人口激減までに、なるべく有意義な意見を交わしておきたいものです。
先輩の知識と経験も惜します披露お願いしますよ〜。

85: たそがれ :2011/05/25(水) 21:59:20 HOST:FLA1Aak174.myg.mesh.ad.jp 一言重要な事を言わせてください。
ケーブルで変わったのか、接続で変わったのか検証する必要があります。
長い間使ってきた手で絞めつけるタイプの接続点では、電線とターミナルの
酸化、異種金属と気中雰囲気で色々悪さします。
日常点検が必要です。新しく買った線には優位に働く部分です。

86: あらい :2011/05/25(水) 22:55:04 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ここのケーブルも、混線〜からまりだったようで。
インピーダンスが合わないのでしょう。

87: まあちゃん :2011/05/26(木) 03:45:17 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 申し遅れましたが、私の言っているケーブルとは、スピーカーケーブル
の事です。

皆さんに混乱を生じさせてしまったようで誠に申し訳御座いませんでし
た。

薬漬けさん。

>ケーブルもコンポの一部、というご意見はある意味ごもっともです。ならば、当然それは
全体のバランスの中で考えられることであり、あるケーブルがある音傾向を持つとしても、
それがその部分の交換だけで全体の音色を支配するということはまず無いでしょう。また、
あったとしても、そこだけの調整(ケーブルのとっかえひっかえ)で終始していることは、
普通は無いのではないですか。
全てはコンポ、ケーブル、電源環境、部屋、セッティング当々の“相互干渉”の結果です。
ケーブルだけで事を片付けようとするならば、それは「木を見て森を見ず」になるのでは?

お説ご尤もです。

当方も、その点は重々承知しておりますが、何分にも、目下、ケーブル
のみに特化しておりまして、それの交換による音の変化を楽しんでいる
といった所です。

薬漬けさんの言わんとしている事は、使うシステムに合わせて使用する
ケーブルは選ぶへきものであって、決してオーディオの主役にはなり得
ないと言う事でしょうね。

私も、数日前までは、(スピーカー)ケーブルとは、あくまでアクセサリ
ーの類に過ぎず、システムに味を付ける調味料的存在であって、音質の
調整を楽しむものだとばかり思っておりました。

ところが、それまで日常的に使っていたWEのケーブルを、たまたまCHIC
AGOのワイヤーに替えた所、まるで、スピーカーシステムを買い換えたか
のように、音が激変したのです。

これには流石に腰を抜かしまして、現在、所謂、電線病にとりつかれて
いると言う経緯があるのですよ。

薬づけさん、失礼かと存じますが、一度、試されてきちんと確認を取ら
れて見られれば、確かな耳の持ち主であれば、その違いは歴然とすると
は思うのですが。。。

88: まあちゃん :2011/05/26(木) 04:16:18 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp ちなみに、WEは、鮮度感が非常に高く、ドラムスがビシバシと気持ちよく決まるのが
非常に特徴的で、他方、CHICAGOは、甘口ではあるが切れも良く、高域の透明感が非
常に高く、ボーカルものなんかはゾクッと来ますね。

また、ピアノのリアルさも絶品です。

モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も掛けてみまし
たが、これが実に繊細な鳴り方でしかも美しく、弦の擦れ具合まで手に
取るように分りました。

これまで、クラシックはあまり好みではなかったのですが、なんだかク
ラシックファンの気持ちも理解出来るようになりました。

以上が、両者を聴き比べた感想ですが、CHICAGOの方は、まだまだ
試聴を終えていません。

ちなみに、JBL 4312B Mk2を天地さかさまに設置して試聴しておりますです。

B Mk2の場合は、絶対、このように設置した方が、見た目もカッコ良いし、
現在的なデザインで気に入っています。
(´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)

89: まあちゃん :2011/05/26(木) 04:46:32 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 後、4312B Mk2の場合、天地逆さまに設置した方が、俄然、音が良くなり
ます。

ウーファーが上になる為に、音抜けが良くなり、軽やかな音になるようで
すね。

最初は、低音が高音に上からかぶさる様に聞こえるために、違和感があり
ますが、慣れて来ると、それ程でもなくなりますよ。


お持ちの方は、是非、お試しあれ!!


必ず、その豹変振りに驚かれると思います。

90: ジークフリート :2011/05/26(木) 05:52:37 HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp

>>88 鮮度、透明感、ゾクッとくるヴォーカル、繊細な弦楽器‥‥大変失礼ながら、ケーブル替えるよりスピーカー替える方が先かと思いますョ。

91: まあちゃん :2011/05/26(木) 06:32:00 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp はい。

そうですよね。

でも、先立つものがなくって、今のスピーカーも気に入りましたし。

上を見ればきりのない世界ですからねえ。

取り敢えずは、ケーブルで遊んでみますわ。

これはこれで楽しめますしね。

(▼-▼*) エヘ♪

92: あらい :2011/05/26(木) 07:32:45 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 自分は、スピーカケーブルはコーニッシュを使います。
ウエスタンは音が暗めでメリハリに欠けると感じますが
16GAWは、大電流が流れるスピーカケーブルの場合は結構違いがでる。

抵抗値で言えば18GAの方が音が流れないのは理屈と思いますが
実際16ゲージの方が良いとはおもいますね。
同じ16ゲージのコーニッシュの方がシステムと合わせて、最適だと
それ以後、ずっとこれです。
値段もm1500円程度で、ウエスタンも同じ程度で入手できましたが
今は難です。
値段もそこそこ、長く回すスピーカケーブルには十分と思います。
電源は16ゲージウエスタン2本合わせとかそれぞれ換えてます。

それ以上出したり、他のケーブルを選ぶお金は
システムに回す方が得。

以前、直流抵抗をすくなくし電流ロスを抑えるには太いケーブルと
国産のもの16の3倍くらいある合わせ線を実験しましたが音の鮮度はクリアーでも、聴いて疲れるし
1日で嫌になりこの辺りは、直流抵抗だけでかたずかない要素があることは
わかります。値段はm500円程度3種類くらいやってそれぞれに音がちがった
ですが、国産はクリアでもなにか物足りないというか音楽が楽しく聴こえません。
こんなケーブルを使った分には、いくらシステムが良くても損しますね。

実際試して選ぶのは大切ですが、実際は全体を考えてお金の算段とで
楽しむ事が必要だとおもいます。

93: あらい :2011/05/26(木) 07:59:07 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 他にやった、バカな事と思われるでしょうが。
コイル線や電話線
*REPトランスや、OPトランスが何故に音が違うのか
無論インダクタンスやインピーダンス、構造、内部の鉄心かどうかを
抜きにして線を取り出し(ジャンクモノや使わない物に限る)
インターコネクトを作って聞き比べもやったりしました。

トランスを自作で巻く人の話で巻き方でかなり音が変わるといいます。
線の太さだけでなく、強く巻くかどうかのノウハウがあるらしく
国産T系なトランス2社に出せない、海外のマグネクエストやUTC、ウエスタンンなど一聴してその違いは
誰が聴いてもわかると思います。

ケーブルも中の線材だけに言うのも足りてない理屈で、外皮の素材や構造も
影響するのでしょう。

お金掛けずに、苦労して体得(バカをみる)のもある意味面白いと思いますが
いかがですか。
ブランドでお金を払い、次からつぎに換えるよりは良いと思いますね。

94: まあちゃん :2011/05/26(木) 08:59:11 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 恥ずかしい話ですが、実は、私は、2007年頃まで、ケーブルで音が変わる
事は知りませんでした。

オーディオ雑誌なども全く読んでませんので、ある意味仕方がないとは思
います。

ケーブルを換えてみようと思ったのは、たまたまの思いつきでした。

まず、電源ケーブルを、極太ケーブルに換えてみて、音の違いが判りまし
た。

そこから、私のケーブルの購入歴は始まります。

前述しましたように、スピーカーケーブルも、ロジウムメッキ高級ケーブル
に懲りて、ビンテージものへと興味が移り始めました。

現在、WEやCHICAGO以外にも、ROLA、ANISON、BELDEN等を所有しております。

センモニを所有していた頃は、ケーブルによる音の違いなど知る由もなく、
無名の安物ケーブルでも使用していたのだと思います。

ピンケーブルも同様です。

当時は、和室のデッドな部屋でセンモニを鳴らしていましたので、マンシ
ョン住まいになってフローリングのライブな部屋ですので、引越しの際に
手放したセンモニを鳴らしてみたら、今は、ケーブルにも手を加えてあり
ますし、当時より遥かに素晴らしい音で鳴るに違いないと思うと、またぞ
ろ、妙な欲が時折ムクムクッと沸き起こって来たりします。

コーニッシュとはまた渋いですね。

>お金掛けずに、苦労して体得(バカをみる)のもある意味面白いと思いますが
いかがですか。
ブランドでお金を払い、次からつぎに換えるよりは良いと思いますね。


体得する前の技術がありません。(笑)

95: 薬漬け :2011/05/26(木) 10:47:59 HOST:proxy20008.docomo.ne.jp


>>87
まあちゃんさん、おはようございます。
上記の流れゆえ、書き込みはご遠慮申し上げようと思ってましたが、ご指名ゆえ余計なことを
書かせていただきます。

  >>その違いは歴然とすると…
上で再三申しましたが、オーディオは何をしても音が変わります。そして音を変える動機は、自分の
聴く音楽をより好ましい表現で鳴らすためであり、少なくとも私にとってはそれ以上でもそれ以下でも
ありません。私は評論家ではありませんから、個々のパーツの音そのものを追及する気もありません。
変化が激変であれ微変であれ。従いまして、まあちゃんさんがそのケーブルに対し抱かれる感想に対し、
私としては「そうですか」としか申し上げようはありません。

上で諸先輩がお書きのように、オーディオにおいては「音が変わった」のが問題ではなく、「変わった
結果、音は(自分にとって)良くなったか」です。だから、オーディオには音を良くするための
チューニング、使いこなしの「作法」があるのです。ケーブルを変えたらどうなるか、それをどう
扱うか、はその中の一部分に過ぎません。昨今、ここの処を曲解して(意図的に?)ケーブルや
アクセサリーで音が変わることそのものを騒ぎ立てる風潮がありますが、私は斜に構えて見ています。
この辺は「オーディオは科学かオカルトか?」の12・13に詳述したので重複を避けます。

私はゴルフはしませんが、ゴルフで上達するために「ドライバーもメーカーによってこれだけ違いが
ある!スコアを下げるために片っ端から買って試すもんね」という人がいたら「まず基礎練習なり、
することがあるだろう」と思いますよね。但しその方がクラブマニアなら止める理由はありません。
他の人とは違った処で楽しんでいるわけですから。オーディオも同じではないですか?

まあちゃんさんは何がしたいのですか?音を良くしたいというなら諸先輩の書き込みが参考になる
でしょう。「ケーブルの音を楽しみたいから予め音の素描を知りたい」なら、それは無理です。
自分で買って実際に試す以外に方法はありませんと申し上げる他はありません。
失礼しました。

96: まあちゃん :2011/05/26(木) 12:55:05 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 「オーディオは科学かオカルトか」の投稿、興味深く拝見させて頂き
ました。

それとこのスレに於ける薬漬けさんの一連の文章から読み取れる事は、
システムの変更は、「トランペットとバイオリン」の違いが明確に判
る程の差異が出るが、どうも、ケーブルやアクセサリーの類では、そ
れ程の相違は無い、と考えて、斜に構えて見ておられるご様子ですね?

確かに、ケーブルやアクセサリーの中には、曲がい物も多い事でしょう。

しかしながら、中には、大きな掘り出し物を見出す事も多い世界だと私は
考えています。

それこそ、「トランペットとバイオリン」の差ほど違いの出てしまうケー
ブルです。

余計なお世話かも知れませんが、一度、CHICAGOのスピーカーケーブルを
お試しになってみて下さい。

他のケーブルとの違いがはっきりすると思いますよ。

例え、私と使っているシステムに大きな違いがあろうと、明確にその差は
出るはずです。

500円/mもしませんしね。

尚、ケーブルには、それぞれのケーブル固有の(音の)性格や特徴と言うも
のが必ず存在します。

それは再三申し上げております様に、システムを変更しようが変わらな
いものと存じます。

従い、ケーブルの音を楽しみたいから予め音の素描を知りたい、と言う私
の願望は、私と感性が合い、正確で信頼の置ける客観的な描写をされる方
からの投稿により、満たされるものと確信しております。

もし、薬漬け様に対する私の理解・解釈の仕方に過ちがあれば、その失
礼をお詫び申し上げます。


駄文、失礼致しました。m(_ _)m

97: まあちゃん :2011/05/26(木) 13:05:50 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp >94

訂正です。

ANISON→ANSONIA のミスでした。

お詫びします。m(_ _)m

98: UV845 :2011/05/26(木) 16:43:41 HOST:110-134-172-244.rev.home.ne.jp まあちゃんさん、それだけしっかりとした指標がおありなら、別にどなたかの見解など必要ないですよね。
そして、五字分のごひいきにされているケーブルをおすすめしたいなら、そういう仲間が集うところにご参加されてはいかんですか。
 ttp://community.phileweb.com/

99: あらい :2011/05/26(木) 17:35:34 HOST:fwgw.yamaha.co.jp ↑
自分も同感です。
仲間には、ケーブル仲間もいれば、アンプ仲間もいれば、蓄音機も
それぞれ居てくれるので、楽しいです。

自分と違うからと、全く受け入れない人には
話も少なくなって来ます。

決して批判はしないことですね。(まあチャンさんの事ではありません)

100: 前期高齢者 :2011/05/26(木) 17:56:40 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp ↑
同感!




101: 哲人 :2011/05/26(木) 18:09:55 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp ↑
同じく同感

ご自分の世界をしっかりお持ちのようですし、書かれているほど他人の影響を
受けそうに無い方と思いました。

たぶんどなたの意見もまあちゃんさんの参考にはなら無いのではと思います。

がんばって下さい。

102: 薬漬け :2011/05/26(木) 20:10:57 HOST:west8-p136.eaccess.hi-ho.ne.jp

>>96
まあちゃんさん、どうもです。
大した問題ではないかも知れませんが、一応申し添えます。

私が「オーディオは科学かオカルトか?」で一番言いたかったのは、オーディオの「良い」音には
個人差があり、ある程度までは最大公約数が構成できても、最終的には相対的存在であることを
免れ得ない、従って皆さんが言うことも受け取り方も違うだろうということ。従って、「絶対的に
良い音」などというものは存在しないし、その事を前提に議論をしないといつまでも噛み合わない、
ということです。
とりたてて機器の、音質に与える影響度の大小を論じてはいないつもりです。(上記観点から当然に、
一般的な議論はできないと考えていますので。)

まあちゃんさんのご意見を見ると、どうやらご自分なりのお考えはおありのようですから、上で
諸先輩が言われる通りで、わが道を行かれるのがよろしいかと存じます。
ということで、私はこれで。失礼しました。

103: 電解液 :2011/05/26(木) 23:01:20 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp まあちゃん様は
ケーブルに関して皆様をからかっただけでしょうね。
それに皆様は乗ってしまった
アンプ、SP同じでケーブルをとっかえひっかえして
ブラインドテストしても
実際の所まあちゃんをはじめとし
皆さんもケーブルの違いなんかホントは区別できないでしょ。
スペアナ(周波数特性)
オシロ波形で違いが無ければ
人間の耳では計測不能ですよ。

トランペットとバイオリンの違いがある
   ↑ バカ丸出し

104: 薬漬け :2011/05/27(金) 00:52:40 HOST:zaq3a551be9.zaq.ne.jp

>>103 電解液さん、こんばんは。

まあ、まあちゃん様の本心のところまでは、よく分かりませんね。
ただ、ケーブルの違いについては皆さん判るがゆえに、ここまで議論が引きずられたとは
言えそうですね。この点、電解液さんとちょっと見解を異にしますが。
ただ判るといっても、ワインテイスティングのように「これはポンテ・カネの88年もの
ですな」なんて風にそのブランドが判る必要はないわけで、AとBを比べてどちらが音が
いいか?ぐらいが判れば必要十分であり、またその程度の識別力は多くの方が(マニアで
なくとも)お持ちでしょう。

問題は、どちらのケーブルがいいかという、その違いの「判り方」が各人各様だということ。
別にオーディオは(お店の人でないならば)他人に合わせてチューニングする必要はない訳です
から、一人でする分には自己流で一向に構わないのですが、こういうところで皆さんが一斉に
その「自己流」を中心にすえて議論すると、もはや議論にならない訳です。座標軸が皆さん
バラバラですから。ジークフリートさんが「オチがない」とされた所以でしょう。
このスピーカーはこんな音がして凄かったよーと、そのぐらいの個人的印象の情報提供程度で
ケーブルが語られるぐらいが平和なんだと思います。変に原論的になると、どこかよじれますね。

105: RW-2 :2011/05/27(金) 03:55:46 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp シェルリード線やSPケーブル交換で、コロコロ音が変わった、劇的に変化したと
言われる方は、アンプ製作をしない方に多いようです。磁性体と配線材密集の
アンプの「なりわい」も理解することも重要でしょね。

ケーブルでコロコロ音が変わった、劇的に変化したと言われる方もアンプ素子の
磁性体や内部配線のスズメッキ線にはまるで無頓着。木を見て森を見ず。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式のケーブル交換は業者にとっては良い顧客ですから
咎めません。金融/流通、経済発展という意味では少しは貢献してるでしょう。

106: 薬漬け :2011/05/27(金) 08:55:56 HOST:proxybg058.docomo.ne.jp

>>105
RW−2さん、おはようございます。
調子はいかがですか?風邪などひいたりしていませんか?無理されないで下さいよ。

ところで、ケーブルでアンプの音が「激変」する、ということをこのスレ以外でも時々
目にしますが、「音が変わる」ことについては否定しない私も、“激変”“コロッと変わる”
等という意見を拝見するにつけ、「そんなに変わるアンプとかは、どういう機械かな…」などと
想像してしまうのです。(普通は識別にはそれなりに集中力が要ると思うのですね…まず私は。(汗))

よく「ケーブルでコロコロ音が変わる機器は不安定な機器」と聞きますが、逆にケーブルの交換で音が激変するようなら、
その機械のオシャカが近いというクリニック代わり(大汗)に使えるレベルの話なのかな?と。
実際のところはどんなものなのでしょうね。

そういえば、故・上杉佳郎氏がケーブル対談で、「貴方は自分のアンプの接続ケーブルに何を
お使いですか」?と聞かれた時に、「5C2Vです」とお答えになってたのが印象的でした。

107: まあちゃん :2011/05/27(金) 09:01:16 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 内部配線材だけではなく、それをハンダ付けするハンダのブランドでも音
は変わりますよね。

下手な鉄砲数撃ちゃ当たる式のケーブル交換を極力避けたいから、皆さんの
試聴感想を参考にしたい訳です。

108: 前期高齢者 :2011/05/27(金) 09:22:06 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp

>>105
>アンプ製作をしない方に多い・・・・

言えてます。小生の知人でアンプは作れないが既製品を改良(?)することに
熱心な人がいます。その結果壊してしまって途方にくれたりしていますが!
この人アヤシゲなデーブルを製作して悦に入っています。
さてケーブルで音が変わること「がある」ことは否定しません。
その場合条件のDATを開示してもらわないと話になりません。
部屋の構造と寸法、使用スピーカー、アンプ、リファレンスに使うCDの番号
(○○指揮 ××交響楽団演奏、だれそれ作曲のオペラ何何)などなどです。
抽象論は不毛の神学論争を引き起こすだけでなく書き手の意図が疑われる
ことにもなるかと。

109: トーシロー :2011/05/27(金) 09:27:46 HOST:p3007-ipngn2501marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp RW−2様
正にその意見105に賛成です!
木を見て森を見ず、鰯の頭も信心から、でしょうか。

110: 哲人 :2011/05/27(金) 09:56:26 HOST:zaqb4dc08e8.zaq.ne.jp まあちゃんさん
あなたのお考えはよく解るのですが、このスレを見る限りどの線がどういいかの
定義すらでてきませんし、懐疑的な意見も多々ありますね。
ということは、あなたがいろんな物をご自身で試すしか方法は無いのではと思います。
参考意見すらあなたには役にたたないような気がしますがどうでしょうか?
熟考お願いいたします。

お役に立たないのを承知で。
私のスピーカーケーブルは30年前のモガミのリッツ線と言う編みこんだ物
を使っています。
ただ単に当時は流行ったからにすぎませんが。

111: まあちゃん :2011/05/27(金) 14:38:38 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp >調子はいかがですか?

ボランティア大学生たちとやった瓦礫片付けの後遺症で腕がパンパンです。肩は
痛くて上がらないし(五十肩か・・・)腕は筋肉痛が治りません。腱鞘炎でしょか。
日々の暮らしではセカンドバック以上に重いモノを持ってませんからねェ(略)

115: くろねき :2011/05/27(金) 18:40:56 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp 皆さんこんばんは。

東京・秋葉原の「テレオンsound110( www.tereon.co.jp/ )」の三階では、
ケーブルの試聴ができるそうです。
それも、1メートル300円のスピーカーケーブルから。

これなら、「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる式のケーブル交換を極力避け」られそうですよ。
むしろ、これを利用しない手は無いかも?
スレ主様、そのためにはまず、都内に引っ越しましょう、ぜひ(笑)!

116: 前期高齢者 :2011/05/27(金) 18:58:50 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp ↑
都内に引っ越したらもう日々ルンルンでこの板に来なくなったりして!ナンチャッテ。

117: たそがれ :2011/05/27(金) 19:42:25 HOST:FLA1Aac091.myg.mesh.ad.jp 半田まで言いだすとは??
ブランドで音が変わるのではなく、接合時の合金化作用で音が変わる事が
あります。要するにヘタクソ半田は合金層が不完全。
おまけに賞味期限は2年。ビンテージ半田なんて言うのは、通用しないのが
真実。

118: まあちゃん :2011/05/27(金) 19:50:59 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 貴重な情報ありがとうございます!!m(_ _)m


しかしながら、あいにく、当方、IPアドレスからもお察しの通り、
大阪住まいのものでして、なかなか東京に行く機会も御座いません。

今は頭の片隅に記憶しておいて、今度、東京に行く事があれば寄っ
て行きますね。


そうですね。

やはり、嬉しさのあまり、「東京ルンバ」になりますかね?!(笑)

119: 前期高齢者 :2011/05/27(金) 20:28:41 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp

>>117

よくぞ言ってくださいました。
芋半田、天麩羅半田、基板上の半田ブリッジ、小生もよくやりました。
まともな半田付けができるようになるまで苦節ン十年でしょうか。
状況に応じてコテのワッテージを選択する・・・・
アンプつくりは料理にも似ていますね。理論に加えて厳しい実践。
板前が魚や肉の理論を学ぶだけでなくシェフに蹴飛ばされたり殴られたり
して泣きながら覚える料理のコツ。やがて彼らは何も考えずに立派な料理
を作れるようになる。オデオもそうでしょう。御託を述べる前に実践が必要
かと。

120: ワッチ :2011/05/28(土) 00:38:50 HOST:PPPa560.e14.eacc.dti.ne.jp 半田付けといえば、工場で働くパートのおばさんたちの半田付けの上手い事!
下手なオーディオマニアなんか裸足で逃げ出すほどです。
やっぱり毎日何時間も半田付けを仕事でやっている人にはかないません。プロと
アマの差か・・・。

121: まあちゃん :2011/05/28(土) 03:56:20 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp どのケーブルがどのように良いのかを語る際の基準としまして、
前期高齢者様が109で仰っている事を基準にしてはどうかと思い
ます。部屋の構造と寸法、使用スピーカー、アンプ、リファレン
スに使うCDの番号(○○指揮 ××交響楽団演奏、だれそれ作曲
のオペラ何何、です。

よ(^○^)ろ(^○^)し(^ー^)く(^○^)ぺこm(_ _)mです。

122: カタパルト :2011/05/28(土) 07:49:45 HOST:KD113151229109.ppp-bb.dion.ne.jp 私も過去にはSPケーブルで音が変わると信じておりました。
高いケーブルは買えませんでしたが、安いケーブルを比べてみましたが、有意義な
差を確認できませんでした。
何となく変わった気がする?いや変わってない?という感覚です。
聴き分ける能力の問題かもしれませんが、逆に分からないので、高級なケーブルを
買う事もなくお金もかからず、ある意味では幸せかもしれません。
今はカナレ 4S6というヤフオクで80円/mのケーブルで満足しています。
既にお試しかもしれませんが、お安いケーブルですので違いの分からない私に
変わって他のケーブルと聴き比べてみて頂きたいです。
少なくともコストパフォーマンスとしては、かなり優秀だと思います。
値段の割には、作りも良く個人的には皆さんにお勧めしたいです。

123: あらい :2011/05/28(土) 08:09:30 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ケーブルの固有音からは、離れると思いますが
(もう話すでもないでしょう)

アンプの内部配線、あれの見た目プロがやってる(かっくん折りは良くない
のでしょうが)きれいな配線レイアウト
見ただけで、ほれぼれしますね。
何かすごく信頼のあるアンプに見えて。
自分だと真似てもできないです。

リンなどの内部構造が、美しいものも見るとすごいと感じます。

124: あらい :2011/05/28(土) 08:28:50 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 知っている、ガレージ個人経営のオーデオ屋さんは
欧州フェーダを扱い、線材は欧州が合うといいます
ウエスタンは好みでないそうです。

まあ、そういわれると自分は持ってる線材を換えて見たくなるのですが
抵抗なども、W数の大きい抵抗だと反って音がなまったような感じになり
線の太さも、あまり大きくしないほうが電流ロスを抜きに
バランスが必要なのかと思います。
前にラックスのパワーアンプをレストアしたときは、線を変えて
半田も無論あると思います
段々SNが良くなって歪が減ったように聴こえてきました。
抵抗なんか、触ると線がはずれるし直しても原型以上にはならなかったようですが
ソケットも駄目になってますし、コンデンサーもと切り無かった。
もう懲りて止めた。
励磁電源などは、パーツで仮組した上で、音聴いて選んで
最後には配線は気にしますね。
ハム以外にSNもいくらかよくなる感じで、でも一番効果あるのは
パーツの仕様、レイアウト、銘柄、、の次が線材です。

125: 薬漬け :2011/05/28(土) 15:15:13 HOST:zaq3a551be9.zaq.ne.jp


>>114
RW−2さん、こんにちは。昨日は病院帰りで、ちょっと亀レスになりました。

こういっては非常に失礼なのですが、大学生の方々は、まだ回復力が早いと思います。
この歳になると、私もそうですが、RW−2さんも、ここは我慢のしどころ、こらえて
体を養生することも必要だと思います。固定化した筋肉・骨組織炎症は、けっこう後後、
尾を引きます。(お陰で私もアンプの移動とかに甚大な支障が…(大汗))

時間との勝負にもならず、さりとて行動しなければ状況が改善しない。しかも人間の
体力と気力には、いかに継続力があるとしても限界がある。歯がゆいと思います。
これだけしか言えないのが情けない限りですが、どうかご無理だけはしないで下さい。
この歳で体が壊れると、その先どうなるか、身をもって嫌というほど経験済みなだけに、
RW−2さんにはそうなってほしくはないので。

126: RW-2 :2011/05/28(土) 16:59:53 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp 心配感謝です!4年程前に腰椎間板ヘルニアにて歩けなくなり、著名な整体、カイロ、
鍼灸すべてアタりましたが回復せず、結局大きな病院に入院して手術しました。
内視鏡手術でしたので傷跡が3cmほどしか残りません。車椅子覚悟でしたが安堵です。

仲良しの友人たちも最近ぞくぞくと脳梗塞やら心不全やらでリタイヤ続出です。飲み
友達がいなくなるのは残念ですが明日は我が身。より節制しなきゃなりませんが、
意思が弱くて禁煙もできておりません。先ほどのんびりと温泉サウナ行ってきました。

127: 薬漬け :2011/05/28(土) 17:57:45 HOST:west8-p136.eaccess.hi-ho.ne.jp ほんと、ゆっくりのんびりして下さい。心労・身体疲労にはそれが一番です。
また、エネルギーが湧いてきたら、ぜひ「RW−2節」、お待ちしていますね。
(ソノ時知識不足デ叱ラレルノハオ前ダト?!こりゃ失礼しまスタ。(大汗))

128: 電解液 :2011/05/29(日) 12:01:41 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp >ケーブルを交換するとトランペットがバイオリンに聞こえる
じゃあバイオリンは何に変わるのでしょう?ピアノですか?
じゃあピアノは太鼓に変わりますか?

129: まあちゃん :2011/05/29(日) 12:33:55 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp その例えは、薬漬け様の要望された書き込みを参照して使わせて
頂きました。

ちなみに、薬漬けさまの要望とは、「オーディオは科学かオカル
トか」の12と13を見てくれとのご要望でした。

スレッドはきちんと読みましょうね。

130: 薬漬け :2011/05/29(日) 13:03:35 HOST:zaq3a551be9.zaq.ne.jp

>>129 まあちゃんさん、こんにちは。

揚げ足をとるように思われても困りますが、まあちゃんさんのご引用も誤解を招きます。
電解液さんが対象とするまあちゃんさんの記述は、
  

>>96
  「オーディオは科学かオカルトか」の投稿、興味深く拝見させて頂き
  ました。
  それとこのスレに於ける薬漬けさんの一連の文章から読み取れる事は、
  システムの変更は、「トランペットとバイオリン」の違いが明確に判
  る程の差異が出るが、どうも、ケーブルやアクセサリーの類では、そ
  れ程の相違は無い、と考えて、斜に構えて見ておられるご様子ですね

で、「オーディオは科学かオカルトか」での、私の記述はこうです。(一部抄録です)
【どこかで「極上のビーフシチュー」vs「極上のヒラメの縁側」の味の勝負をしても仕方ないとの記載をしました。
それぞれの味があるし、味わう人間の側にも趣向がありますから。
昔からオーディオとは「音」を対象にしますから、とかく問題がやっかいになりがちですね。
高校?でも習いましたが、そもそも人間の耳の周波数特性とコウモリとが違うように、
またAさんとBさんの鼓膜の神経感度が異なるように、音は万物万人に対し万差のニュアンスをもって響くはず。
ただ人間の場合は、その最大公約数をもって、“音楽という代物”を構成しているに過ぎないと思います。
(最大公約数というのは、大体の人はトランペットとバイオリンの音は区別できますよ、という程度の意味です。)
この最大公約数の、細かいところを外れたところで、ビーフシチューかヒラメの縁側かの議論が起こります。
でもそれは、人間の一人ひとりが顔が違うように、趣向が違っても致し方のないことではないかと。
そこを、お互いの趣向をぶつけ合いながらも、相手のテイストに対する理解が必要なのだと思います。】

>>102で、私が「とりたてて機器の、音質に与える影響度の大小を論じてはいないつもりです」と
注釈をつけたのはそのためです。

私の本意とは異なりますので、再度訂正かたがた申し上げます。
(でもこのスレ、何のためのスレになってしまっているんだろう…。)

131: デコポン :2011/05/29(日) 13:25:05 HOST:proxycg049.docomo.ne.jp

>>122

自分も
RCAケーブルを
はじめケーブル系は
カナレを使用してます。安価なのとRCA
ケーブルの場合
自作で
いくらでも長さが調整できます。

132: 前期高齢者 :2011/05/29(日) 13:34:39 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp バイオリンはビオロンに変り、ピアノはハンマークラビアに変る!
なんて混ぜっ返したらお叱りを受けるかな?
高名な作曲家がフランス製のピアノをお使いになっていて「このピアノは
フランスの音がする」と仰っていたとNHK-FMで解説していました。
オデオでそういう違いが出せれば凄いでしょうね。

>何のためのスレになってしまっているんだろう
先日似たようなフレーズ「私は一体何だったんでしょう」というのが
ありました!

いつもの駄文お許しをw

133: カタパルト :2011/05/29(日) 13:40:58 HOST:KD113151229109.ppp-bb.dion.ne.jp

>>131
カナレは価格が非常に良心的で、真面目な製品作りが気に入っています。
色々と試すにも使いやすそうですね。
音の変化は今ひとつ分かって無いのですけど。。。

134: まあちゃん :2011/05/29(日) 13:58:31 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 薬漬け様。

102番の書き込み拝読させて頂きました。


>51)にありましたがホワイトノイズのような信号で行えば
より公正な判断が出来るでしょうね。

136: デコポン :2011/05/29(日) 18:52:00 HOST:proxycg027.docomo.ne.jp


>>133

モガミ電線にもカナレと同クラスのRCAコードが
発売されてる
みたいなので自作を
してみょうかなぁと
思っています。

137: 電解液 :2011/05/30(月) 19:32:50 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp 皆さまこんばんわ。
本文に入ります
ケーブルによって再生音が変わるということは
SPから出る音が変わるすなわち
振動板の動きが変わる、って事は
振動板を駆動するボイスコイルの電流変化が変わらないと
振動板の動きは変わらない
って事はアンプから出た信号がケーブルによって変化しないと音は変化しない
この変化はケーブルのもっている周波数特性、歪率(ノイズを含む)
以外に何か考えられますか?
周波数特性、歪率(ノイズを含む)は人間の耳等比べ物にならない測定器で
結果は出ると思いますが。
歪率0.0001%と0.0002%の違いなんて
人間の耳では判断できません

138: 56 :2011/05/30(月) 19:44:25 HOST:118-105-255-123.aichiwest1.commufa.jp 電解液さん同じ特性でもカセットとオープンデッキやDATでも音は違いますよね
オープンデッキで録音したら厚い音が出るんですが、この違いも測定器で測れますか
私は測定器よりも人間の耳の判定能力はすばらしいと思いますよ。

139: デコポン :2011/05/30(月) 19:59:34 HOST:proxycg055.docomo.ne.jp いくら測定器で良い結果でも人間の耳は
そうではないのでは
歪みの中にも排除して良い歪みと、排除しては
いけない歪みとが
あるのでは?

140: 薬漬け :2011/05/30(月) 20:29:08 HOST:west8-p136.eaccess.hi-ho.ne.jp こんばんは。
私が何か書いてみても、全然説得力が無いので(大汗)、虎の威を借る何とやらで。

「SPケーブルは必要悪であり、音質劣化の原因をたくさんかかえている。@直流抵抗、
A静電容量、Bインダクタンス、C表皮効果、D誘電体損失、E機械振動、Fダイオード
効果。これらを全てゼロとするのが理想だが、現実には不可能なので、希望の音質と、
使用条件に応じて比重の置き方を変えるということがたいせつになる。…ケーブルに
電流が流れると振動する。これは信号のロスに通じる。また、ケーブルが振動すると電流が
発生する。発生する電流は元の信号と関係がないことが多い。結果として機械振動の多い
ケーブルは、信号の損失と、余分な音の付加が同時に現われ、音質を損う。…」
(長岡鉄男「オーディオA級ライセンス」177頁)

以前、ケーブルのシースの色が違うと音が違うか?という議論があったと思いますが、
あれもシースの色素を構成する素材物質の差…その物質がもつ固有振動によって、音に
影響を与えているのではないか、という話があったかと思います。こういうファクターも
含め、測定器に出るのか出ないのか分かりませんが、ケーブルの音の差が時として人間の
耳に感知されることがあるのは、事実としてはあるようです。

音の感じ方とはややこしいもので、相互に異素材のコーン紙を使った同一規格のスピーカー
があったとして、仮に両者の諸特性を測定上完全に合わせたとしても、音が同じということは
まずないでしょうし、カートリッジなどもまた然りでしょう。別にオカルトでも何でもなく、
測定器が測定しきれない要素がまだまだ多いのだと思います。将来はこうした現象も、新たな
視点を加味して測定がなされたら、いろいろと解明されていくのかも知れませんね。

141: デコポン :2011/05/30(月) 20:37:41 HOST:proxycg032.docomo.ne.jp ↑↑
同感です。

142: たそがれ :2011/05/31(火) 00:14:24 HOST:FLA1Aac091.myg.mesh.ad.jp 人間の耳はある程度いい加減な部分もあり、時に測定器以上の検知
能力があったりする訳です。大多数の方はメーカーで基本性能を保証された
機器を使用している訳で、その基本性能前提で聴ける訳です。
電線の周波数特性や歪は可聴範囲外なのは事実です。
歪率と言いますが、実際は聴いている音の1/1000=0.1%に余計な音があっても
聴き分けられる自信のある方はいるでしょうか?

測定は基本性能を電気的に表すものです。
見意味なものではありません。周波数特性、歪率、信号対雑音比はあくまでも
特性を表わすもので、音色を表示するものではありません。
特性が同じなのに音が違うのは当たり前の事です。
測定と人間の耳の聴き分けを一緒にできません。

ですから測定したあとにヒアリングテストを行って出荷となる訳です。
両方とも重要な項目なのです。

143: あらい :2011/05/31(火) 07:50:47 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp ケーブルについて。

昨日、SHURE TypeVの黄色レターを仕入れて届きました。
元々白レターを普段聴いてます。
気に入ってるものですがそろそろ、このカートリッジも予備が必要かと。
ききくらべて、どうも白の方が情報量が勝るように感じ
とくに繊細な感じとボーカルや楽器のニアンスの違いを感じます。
(黄色はシェルリード、細いどこでもある様なもの)
(白は自分が使うインターコネクト線)
5回比べて、黄色はノイズっぽい感もありというか、ざらついた質感に聴こえて
やっぱ、線なのかと正直感じます。

*初期の白と黄色の差があるのか?
*シェルリードは選ぶほうが良いのか。

この2点に絞って、比べてみることにしました。

自分のスタンスでは、ケーブルが占める割合、限界はあると思っています。
決して偏重した考えを持たないで試してみたいと思います。
システムはバランスがありますので、これだから線の選択は必要とは考えないで
客観的にききくらべたいです。

ケーブルの理論や理屈は、自分はある程度持ちますが
偏見があると逆に客観性も欠けます。
理論理屈を抜きに、聞き比べますので多少は、大げさな表現もでるかもしれません
が。
以前純正針と、国産やスイス針での違いは、純正はかなり違うものだと
思いましたが、値段がかなり3倍くらい違い
今ではもう手にはいらないと思います。

比べるのは同じJECOの針です。

聞き比べのみです。またご報告します。

144: まあちゃん :2011/05/31(火) 08:59:39 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 皆様の客観的な試聴感想、楽しみにお待ちしております!!

よ(^○^)ろ(^○^)し(^ー^)く(^○^)ぺこm(_ _)m

145: 電解液 :2011/05/31(火) 13:25:16 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp >オープンデッキで録音したら厚い音が出るんですが、この違いも測定器で測れますか
オープンデッキとカセットデッキのカタログ特性(スッペク)を調べてください
又は2現象のオシロに2つのデッキを繋ぎ
波形を比較してください。可聴周波数内全ての周波数をテストしてください。
録音マイクからテレコまで同一でも

録音ヘッド、再生ヘッド、録音バイアス、テープスピード
テープ磁性体の特性等により
音は変わります。

MCカートリッジDL103とDL103Sの音の違い
これなどは測定器にもはっきり現れていますよ。

もう一度言いますが
SPからの音が変わるには入力の電流波形が変わらないと
音は変わりませんよね。(振動板の動きは電流波形から生じるので)
測定器で測定不能な電流変化波形では振動板の動きを変えるなど不可能ですよ。

146: RW-2 :2011/05/31(火) 14:14:01 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp WEの配線材とベルデンの配線材。WEの抵抗器とコーニングの抵抗器。
WEのケミコンとスプラグのケミコン。すべてWEの方が良い音らしい。
耳の良い方がいるもんです。 製造会社がWE銘(KSナンバーとか)
にプリントして卸すと、たちどころに音が良くなるのは摩訶不思議です。

コーワの抵抗器と松下の抵抗器。これまたOEM品でまったく同じモノ
なのですが、松下の方が音が良いそうです。これには小生もタマゲました。
耳の良い方は、トラックで運ばれてきたモノと、電車コンテナで運ばれて
きたモノの区別が出来るかもしれません。振動の差で組成がうんたらとか。

科学的、測定しての差異による音の違いよりも、ブランド、広告の洗脳、
レビュー評価、見栄え、お値段等々、これらによる潜在意識やら願望やら
経験による落し所としての感覚の方が1000倍大きいのじゃないでしょうか。

147: たそがれ :2011/05/31(火) 14:25:55 HOST:FLA1Aac091.myg.mesh.ad.jp 電解液さん
一般の人に測定について理解いただくことは不可能です。
測定器系は持っていない事を前提にしなくてはなりません。
特に磁気テープ録音については、基準テープも必要ですし録音レベルで
周波数特性は大きく変化する訳ですから、それを理解することは困難でしょう。

厚い音と言う表現からして再生側はフラットでは無いと思われます。

測定器なしで試す方法としてはテストCDに入っている20Hz〜20KHzのスイープ
信号をテープデッキで-20dB、-10dB、0dBで3パターン録音して再生レベル
を内蔵のVU計で見れば厚い音の理由が解ると思います。
特性にがっかりされても当方は責任は持てません。

148: たそがれ :2011/05/31(火) 14:50:05 HOST:FLA1Aac091.myg.mesh.ad.jp RW2さん
お久しぶりです。
(後から)プリントして卸すとに危険な落とし穴。

コーワはKOAですよね。
抵抗は、面白いもので普通は足は銅でも鉄のキャップに銅線を溶接しているし
そう言う部分は測定結果にあまり出ませんが、わずかに歪率に変化があるかも
知れません。
私の近隣で流行っているのは、高額なケーブルをヤフオクで売ってそのお金で
100m巻の比較的安いコードにを買って必要最小限の長さに切って使うという
事です。洗脳から解くのは比較的簡単でした。やって見せただけでしたから!

149: 七市 :2011/05/31(火) 15:16:48 HOST:211.14.201.136.eo.eaccess.ne.jp 先日、テレビで「臭い」に関する面白い実験をやっていまして、
小さな部屋(試験場所)に、洗濯済みの1足の靴下があり、
@片方はハンガーに吊した状態にしてある
A別の片方は、イスに座った中年男性の足下に「脱ぎたて」の状態で置いてある

数名の被験者は、事前情報の無い状態でこの部屋に入って、
2つの靴下の臭いを嗅ぐのですが、どちらも洗濯してあるにも関わらず
@の靴下には、洗濯済みの「良い香りがする」と言い、
Aの靴下では、顔をしかめて「臭い」と言っていました。

人の五感というのはこの程度で、先入観で簡単に変わるという事が分かります。
過去に行われたケーブルのブラインドテストでも、事前に銘柄を知らなければ
偶然の確率を除くと、誰一人として聞き分けた事が無いそうです。
やはり、ケーブル交換は、想像力を膨らませてくれるアクセサリーという事でしょう。

ただし、「聴く位置で変わるF特」として実験データが紹介されていますが、
ttp://seppotl.web.fc2.com/zht02/multi3.html
この中の@とAの20cmの距離差は、人の左右の耳に相当すると思います。
帯域に(特に耳に付きやすい高域)よっては、10dB程度も変化が見られます。
スピーカーから出る音に全く変化が無くとも、耳に届く音には大きな違いがあり、
この事を聴き分けている可能性もあります。

みなさんも部屋と機器の違いこそあれ、常に左右の耳でこれだけ差のある音を
聴いているのは間違いありません。
それでも、この事に気付く事は無いと思います。
それがケーブルの微細な変化だけは「都合良く」聴き分けるというの変ですね。

150: 七市 :2011/05/31(火) 15:23:16 HOST:211.14.201.136.eo.eaccess.ne.jp


>>149訂正です。
下から8行目
<誤>この中の@とAの20cmの距離差は、人の左右の耳に相当すると思います。

<正>この中の(1)と(3)の20cmの距離差は、人の左右の耳に相当すると思います。

151: 電解液 :2011/05/31(火) 16:54:18 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp 人間の耳は
ノイズと信号(音楽)を聞き分ける事が出来ます
これは測定器には出来ない人間の特技です
アマチュア無線で混信パイルの中から目的の信号を聞き分け
コピーできる耳は訓練の賜物です。
しかしこの事は聞こえもしない音を聞こえたと錯覚するおでおマニアの
耳とは全く別物ですとおもいます。

152: あらい :2011/05/31(火) 17:24:41 HOST:fwgw.yamaha.co.jp RW2さん

ウエスタンのコンデンサーは、もうひとつ落とし穴があります。
信頼性。
耐圧が、分からないものが多い。

電源につかって、オイルがパンクしたというのを知ってます。

153: D-150 :2011/05/31(火) 17:33:55 HOST:p3113-ipbfp2804osakakita.osaka.ocn.ne.jp 若干、首をうなだれると微細な高音が良く聞こえる。
星も若干、視野をずらすと見えにくい星でも見える。
これは簡単に誰でも出来る。

移動して何かをすると当然わずかに頭の位置変化がある。
それで音も変化したと思ってしまうのかも。

こりゃ頭をギブスで固定して誰かに作業をしてもらわんと。
あほらしいので自分はしません。

154: 前期高齢者 :2011/05/31(火) 19:18:35 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp 測定万能主義者と聴感尊重主義者がこの問題で話し合うと神学論争のような
ことになるでしょうね。
ではオマエは?と訊かれればケーブルで音が変わる体験をした「ことがある」
だがそれで?といったところでしょうか。
ご自分の気にいったケーブルなんてものがあるとすればそれをお使いになれば
いいので、そのケーブルが他の場所でも通用するという保証はありません。
よって、このスレは不毛だと思っています。

155: あらい :2011/05/31(火) 19:40:08 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp この不毛地帯に。。笑

物議をかますのは、なんかと思うですが
自分としては、折角に買ったカートリッジ
偏見抜きに、新しく買ったので(中古&針新品)これは良いと言いたかった
のは確かなんです。
なんか聴いて、前のがよいとちょい不満足です。
これを解決したいだけです。
別に、けーぶる迷路にははまりたくありませんです。

156: あらい :2011/05/31(火) 20:05:35 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp まず、今聴くと
前のシェルはortofonでした。
新しいのはマイクロ、重量がオルトフォンは重たく無垢アルミ
これだけでも、アーム含めた剛性振動が違っているようですね。
アームの一部と、シェルを考えて音も影響がでてくる感じしますが。

シェルリードだけではないですね。
ついでに針同じJECOを交換して同じ状態で聴いてみると、ほとんど変わりありません
シェルの違いはあるとまず思いました。

157: 薬漬け :2011/05/31(火) 20:44:26 HOST:west8-p136.eaccess.hi-ho.ne.jp 基本は、

>>154の前期高齢者さんの仰るとおりだと思いますね。

「聴こえるものは聴こえるんだ!」と言ったって、他人が同じ(生理的)条件で音が
聴けるわけでなし。
さりとて、「測定器に出て来ないものは幻想!」と言われても、「人間に聴こえるものを
測定器が測れないだけじゃないの?」、あるいは「相対性理論公表以前に『時間という
ものは伸縮するんだよな』などと言ったら『病院に行け』と言われたろうな。今は昔」
などと反論されそうだし。

答がでない(ことがほぼ明白な)ものは、あまり議論しても仕方がないでしょうね。
ただ、ここはオーディオ愛好家の集う場所。オーディオ愛好家なら、自分の耳には
ある程度、自信とは言わずとも、自分なりの確信をもちたいものです。

158: UV845 :2011/05/31(火) 21:13:44 HOST:110-134-172-244.rev.home.ne.jp 皆さん、スレ主さんのご要望からどんどん離れていますよ。
ケーブルの治外による音の変化の考察合戦では、スレ主さん、突っ込みどころがなくて困ってますよ。きっと。
  機器だろうと、ケーブルだろうと、使い手の音楽的なセンスがあってこそのオーディオじゃないんですか?
電気的な特性を測ったり、ノイズを聞くのもオーディオ、莫大なローンを組んで機器を買うオーディオ、ケーブルやアクセサリーをとっかえひっかえして音の変化を楽しむオーディオ。そんな趣旨や思考の違う人々がいるのもオーディオだからこそ、スレ主さんは、こういう場を利用するのではなく、リアルなケーブル中毒さんでも探されたらよいのにね。

159: 前期高齢者 :2011/05/31(火) 21:47:14 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp


>>158
>こういう場を利用するのではなく・・・・・

同感ですね。不幸なスレチでしょう。

160: あらい :2011/05/31(火) 21:55:07 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp あらいの結論、目的。

1)カートリッジシュアtypeV 黄色と白色の違い
2)シェルリードの音違い
3)シェル自体の音違い

それを知るだけです。

161: MOSES :2011/06/01(水) 05:11:34 HOST:i114-180-47-220.s02.a001.ap.plala.or.jp タモリの空耳アワー、おもしろいですよ。
人間の耳って、どうにでも聞こえちゃう。

162: 電解液 :2011/06/01(水) 08:22:52 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp 演奏に乗っているヒスノイズ
このノイズ成分が10%(音量換算で)でもリスナーは
ノイズ成分を無視して演奏成分を90%以上で聴くことも可能ですからね
逆にどんなノイズ音がするか耳を澄ますとノイズ成分を10%以上で聴く事も
可能ですよね。
これが人間の耳です
この能力が災いして
聞こえもしない音がきこえたとか
ケーブルを変えたら音が変わったとかといった幻覚症状に
繋がるのでは?
この幻覚症状はブラインドテストをやる事により解決しますが
又は耳鼻科で音響テストでも受けられたらいかがでしょう。
診断結果、耳は異常無し心に異常が認められます。w

163: まあちゃん :2011/06/01(水) 09:13:22 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 当初、WEを使っていた頃と、CHICAGOに換えてみて思った事は、WEは
メリハリがあって、鮮烈な音が出るなあと言う事でした。

他方、CHICAGOの方は、甘口で鮮度感はWEに劣るが、高域に透明感が
あり、女性ボーカルなんかは非常に艶かしく色気が出て、男性ボー
カルも非常にリアリティーが増した事でしょうか。そして、何より
も、クラシックの弦の擦れ具合まで判別出来るほど、繊細で美しく
再現された事に驚かされました。

「プリンセス・プリンセス」の「M」なんかを聴くと、ボーカルの
透明感の高さとピアノのリアルさが良く判ると思います。

また、松田聖子の声が非常に甘く艶やかに聴こえます。


ところが、最近、かく言う私も、ケーブルを取替えてみてよく思う
ことが一つあります。

と言うのは、CHICAGOのケーブルからWEに戻した時の事なのですが、
聴こえてきた音の差が以前ほどの差をもって聞こえてこないのです。

確かに、WEの方にメリハリと言う点では分があるのですが、鮮烈さ
が、若干、薄らいで聞こえるのです。

掛けた曲は、「SPYRO・GYRA」の「CATCHING・THE・SUN」と言うフュ
ージョンです。

以前は、ビシバシと爽快に決まっていたドラムスの音が、若干、鈍く
聴こえ、ちょっと違うよなあと妙な感じを覚えました。


そこで、私が思った事は、これは自分の耳が音に馴染んできたのだと
言う事です。

だから、当初の驚きを伴った新鮮な感じで音を評価出来なくなってし
まったのではないのかと言う推察です。

昨今の世の中には、「エージング」と言う摩訶不思議な言葉が氾濫し
ていますが、私は、その言葉は全く信用していません。

機器が馴染んで来るのではなく、馴染んで来るのは耳の方だと、経験
則上、言えると思っていますので。

従い、いずれが正しいとしましても、聴こえる音は変わっていくものな
のですね。

只、上にも記しましたように、WEにはWEのCHCAGOにはCHCAGOの音の特徴
や傾向があり、それについては全く変化が無いことは確認しています。

音の特徴や傾向について、客観的に、これはこうだと言えると言うこと
です。

164: 七市 :2011/06/01(水) 09:24:03 HOST:211.14.201.136.eo.eaccess.ne.jp またテレビの話題ですみません。
視聴者投稿のビデオが放送される事がありますが、ペットを撮影したもので
ネコが「ウニャウニャ」等と鳴いているのものに、「おはよう」とか「ごはん」
の字幕を付けると、以後はそう言ってるとしか聞こえなくなりますね。
人は「目」と「耳」からの情報を「脳」で都合良く処理しているという事ですね。

165: BLA-40 :2011/06/01(水) 09:55:30 HOST:FL1-220-144-116-216.kng.mesh.ad.jp アマチュアレベルではなく、プロの技術者は変わると断言すると思います。
音響に関してはオーディオ機器で一番大変なのが、デパートなど大規模な店舗での放送設備でしょうね。
テパートなどではお客様に気持ち良く買い物をしてもらうためにBGMを流していますが、デパート自体が巨大オーディーオ機器網によって構成されているともいえるでしょう。

いまは音楽を配信で聴く時代になっていますが、聴いているとオーディーオ技術者が最も嫌う音質のように思います。
「ドンンシャリ」とゆって最も嫌う音質です。
1980年代カーオーディオか普及した時、ハードロックを大音量で聴いてるドライバーの車から流れている音を知っている世代の人には分かると思いますが。

ハードロックバントのディープ・パープルのメンバーもあんな音で、自分たちの曲、聴いてもらいたいとは思わないでしょうね。

166: まあちゃん :2011/06/01(水) 13:05:41 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 改めて試聴しなおしてみた今となってみれば、WEもCHICAGOも大して変わらな
いのかな、と言うのが率直な感想です。

ケーブルなんて、所詮、音質調整の為の「味付け」程度の意味しか持たない
、と言う意見も理解出来ます。

ケーブルなんて、アクセサリーの一部ですね。

レ( ̄ー ̄)ナットク!!( ̄^ ̄/)です。

結果として、皆さんを惑わせる事になってしまった事を深くお詫び
致します。

167: 電解液 :2011/06/01(水) 13:41:42 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp いいえ、べつに惑わされてなんかいませんよ
ケーブル如きで音が変わるなどこれぽっちも思っていません
抵抗入りケーブルとか
コンデンサー入りケーブルなら惑わされますが
わざわざこんなケーブル使うひとも居ませんでしょうし。

168: まあちゃん :2011/06/01(水) 13:49:37 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp ↑
誤解を招いてしまった箇所は、「スピーカーを買い替えたほどの違いが
出る」と言う部分です。

それ以外の箇所も、あくまで私見ですが、確かにそう思う、そう感じた
と言う箇所であり、私的には間違いはないものと信じております。

169: 電解液 :2011/06/01(水) 17:14:10 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp >誤解を招いてしまった箇所は、「スピーカーを買い替えたほどの違いが
>出る」と言う部分で

それは私が推測するには
ケーブルを交換するときに誰か他人がアンプのトーンコントロールをさわったか
まあチャン様が間違えて他のSPに接続したか
上の方で書きましたが
誰かのいたずらで抵抗入りケーブルとか
コンデンサー入りケーブルに改造されていた以外
原因は考えられません
まあチャン様の想定以外の事がまあチャン様の知らない所で行われたと考えられます。

もしこのような心当たりが無ければ失礼を申し上げるようですが
一度信頼の置ける耳鼻科医院で診てもらうのが吉でしょう。

170: 前期高齢者 :2011/06/01(水) 17:41:18 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp ときどきいらっっしゃいますね、どこか交換する度に当社比で大改良に聞
こえる方。
小生もそういう方を存じ上げてますが訪問する度に奇妙な音になっている。
まさか昔のほうが良かったともいえないので流石に見事な改善ぶりですなア
なんて言ってますが。
この人オデオに熱中し過ぎて腰痛その他、最近体調不良のようです。

171: 56 :2011/06/01(水) 18:23:03 HOST:115-37-54-89.aichiwest1.commufa.jp 判らないと幸せになれますね。

172: くろねき :2011/06/01(水) 18:33:20 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp 皆さんこんばんは。


>>165 ☆BLA-40さん☆

こんばんは。
「テープやケーブルの銘柄でどうも音が違うような気がする。PCMなのに・・・」
という技術者の体験が、日本ビクターのK2インターフェースが
開発されるきっかけになった、という話は有名ですよね。


ドンシャリといえば、今日久しぶりに行ったe-onkyo musicにこんなインタビューが。

 喜多郎 ロングインタヴュー
 music.e-onkyo.com/artist/img/m100714_R/interview.html#more

最近の若いエンジニアが、お約束でコンプレッサーをかけて
音をつぶしてしまう、という話題が出てました。
せっかく作りこんだリバーブなどが飛んでしまい、
空気感がなくなってしまうので本当に困るんだとか。
可聴範囲は体調にもよるのではないか、という話題も出ています。

リファレンスとするスタンダードなので、
20年以上使っているような昔からの機材しか使わない、ともありますね。
いくつか首をかしげる見解も出てますが(笑)、
長年活躍し実績もある、音のプロの裏話として興味深いものがあります。

173: 前期高齢者 :2011/06/01(水) 20:29:58 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp

>>171
>判らないと幸せに・・・・

そういう人は多分業務用の音を聴いていないからです。
一度でいいから局を見学してモニタを聞いてみるべきです。
アナの肉声と寸分たがわぬ音がスピーカから聞こえることに多分腰を抜かす
でしょう。
ケーブル云々なんていうことがいかに低次元の話であるか納得されるはずです。

174: あらい :2011/06/01(水) 21:15:39 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp こんばんは。

今日、1回目のききくらべをやりました。
(シェルの違いです。)
1)カートリッジシュアtypeV 黄色と白色の違い
2)シェルリードの音違い
3)シェル自体の音違い

3)シェルは、オルトフォンの全く同じもので比べました。
違いは黄色と白色のタイプ本体&シェルリードの違い。

針もわざわざ付け替えて、針圧も合わせる。

白が良いです。

シェルはマイクロのものは軽くこの差は結構ありました。
CHET BAKERラブソングと、MILTJAKSONサンフラワー 3回同じ曲

感覚ですが、4割位は重たいオルトフォンのシェルの方が良いです。
これは結構違いますね。

今度は、リードを同じにして、本体の違いを聞き比べます。

175: あらい :2011/06/01(水) 21:20:56 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp マイクロのシェルと、オルトフォンですが
マイクロは、やすっぽい音といいますか、音の厚みというか
ベースやドラム、シンバル。ボーカルも浮ついたようで不安定な
聴こえ方で音は立体的にならない、ひっこんだ感じに聞こえました。
リアルさは、オルトフォンの重いシェルです。

176: まあちゃん :2011/06/02(木) 04:20:14 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp あらいさま。こんばんわ。

当方、あいにく、現在、LPレコードプレーヤーは持ち合わせておらず、
良く判らないのですが、昔は所有しておりました。

使用するカートリッジだけでなく、シェルやリード線によっても、出
音が変化しますよね。

それと、針圧。

重めに掛けてみたり、軽めに掛けてみたり。。。

ターンテーブルシートを取り替えてみたり、素材の違う二重シートに
してみたりと、いろいろ楽しめて面白いですね。

アームもダブルにしていらっしゃる方は結構多いみたいですね。

そう言えば、鉛をキャビネットの内部に張っている人もお見掛けし
ました。

177: D-150 :2011/06/02(木) 16:19:07 HOST:p3113-ipbfp2804osakakita.osaka.ocn.ne.jp 前期高齢者さま

(局に行って聴いてみるべきです。)
正にそのとうりでございます。

大昔(移転前)に大阪の某国営もどきの放送局に知人がおりまして
そこでの体験は驚愕の世界でした。

仰天ついでに知人の部屋の壁掛け簡易モニター(P610)にも仰天した次第で
ございます。

178: 電解液 :2011/06/02(木) 20:26:51 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp スピーカーに入力される電流に変化が認められなければ
スピーカーから放たれる音波は変化しない
なぜならその音波を放つスピーカーに設置された振動板はその振動板を駆動する
ボイスコイルに流れる電流によって動きが決定される(ダンパーとか振動板質量とかはこの際無しね)
シカゴとウエスタンのケーブルを
入力は発信機、出力は2現象オシロにつないで
波形を比べてください
波形に変化があれば必ず音は違ってきます。
波形に変化がなければスピーカーから出る音は同じです

おーでおとは?波形を観る目的ではないと言われた時期がありましたが
突き詰めればこうでしょ?

でも、プローブに問題あるかもww

179: 前期高齢者 :2011/06/02(木) 20:39:11 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp 電解液さん、始めまして。

仰ることはよく解かります。しかしスピーカーというリアクティブ負荷の場合
そこに注入される信号とアンプによってはケーブルによって異なる挙動を示す
可能性も否定できないのでは?
正弦波で比較するのは非現実的なような気がします。なら方形波でテスト?
ボイスコイルが飛んだりして、ナンチャッテ。

180: あらい :2011/06/02(木) 21:05:33 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 2回目のききくらべをやりました。

(本体のみの違いです。)
1)カートリッジシュアtypeV 黄色と白色の違い
2)シェルリードの音違い
3)シェル自体の音違い

3)シェルは、オルトフォンの全く同じもので比べました。
違いは黄色と白色のタイプ本体&シェルリードの違い。

針もわざわざ付け替えて、針圧も合わせる。
2)シェルリード、同じものです。


本体のみの違い。

自分は白がよいとは思います。

黄色の後期は、よくみるとタイプWと同じような構成で
ボデーの外装と後のリードピンがVの黄色からは変わっているようです。

正直に話しますと。

カートリッジのシェルとリードは、同じ位の音の差を出していると
思います。
シェルは軽量タイプのものより、重いタイプが剛性は上はとうぜんだからでしょう。
他に持っているグレースのものもお蔵入り。
ブランドは関係なしです。

*リード線やケーブルが同じとはいえません。
スピーカケーブルやインターコネクト、電源ケーブルも違うとは思います。

ただ、前の状態で汎用リード線は使う気には、自分はなりません。

無論、ケーブル以外でのシステムの方が本筋でそちらの音を求めるのは
自分も変わらずですが。
逆に、ケーブルを全く無視と言うのは、どうなのか?
と私はおもいます。

181: 薬漬け :2011/06/02(木) 21:10:09 HOST:west8-p136.eaccess.hi-ho.ne.jp 電解液さん、こんばんは。
ごく単純にお伺いしますね。
ご自分で、オシロもその他の測定器もいっさい無視して、純粋に音だけを聴いた場合に、
全く音の差は認識されませんか?

オーディオは機械が聴くものではなくて人間が聴くものですから、最後に決めるのは
人間の聴感です。もちろん、上でさんざん書いた通り、個人差はありますが。
どうも電解液さんのお話をお伺いしていると、理論が感性を駆逐されてしまっては
いないかな…と、ちょっと気になった次第です。
なお、ここで引き合いに出している「ケーブルの音の差」は、非常に微妙なものと思います。
上で例にあった「コンポを替えたような」レベルとは、私も思っていません。

ちなみに、「外でつなぐ」ケーブルの音の変化のあるなしは結構議論になるのですが、あまり
それ以前のアンプ内でのケーブルないし電線による音づくりがされている、ということは
議論になりませんね。
故・上杉佳郎さんがウエスギアンプのノウハウで語っておられましたが、「アンプ製作者が
嫌う線材の一つに鉄線があります。しかし、これを有効に使うことによって輝くような明るい
音を演出することができます」という趣旨のことを述べられていたと思います。
結局は線材(ケーブルも同じ)で音づくりができる、ということを述べられているに過ぎません。
思えば、トランスで音が変わる。コンデンサーで音が変わる。そんな中で線材(ケーブル)だけ
音が変わらない理由ないし理屈が、私としては判らないのですね。

上のレスで申したことを再掲するならば、「今の測定器が人間の知覚能力を超え、究極の意味で
100%精確か」と問われた時に、イエスと断言できるだけのデータが世の中にあるのかな?とも
言えましょう。
素人の駄言、失礼しました。

182: ジークフリート :2011/06/02(木) 21:11:17 HOST:wb56proxy10.ezweb.ne.jp あるケーブルメーカーでは他社のケーブルも含めて、その音の違いを測定可能にしたそうですが、メーカーがいくら頑張っても、不幸なことにその成果が解るユーザーが少ないんでしょうねぇ。
因みにそのメーカーは、存続が危うくなっています。

現代のオーディオの問題は、実はユーザー側のレベルが頭打ちしていることかもしれませんね。

183: あらい :2011/06/02(木) 21:24:58 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp シュアタイプVとWの違い。

レンジはWの方が延びているようで、比べるとモダンな方かと思いました。
シュアの誇張するような音の作りが無いのは同じですが
若干WはSNが落ちる感がします。
高音が荒れる傾向があるようです。

この差を比べてシェルとリード線の違いはあると感じます。
リード線はよく昔、おまけについていたようなものだと思いますが
カートリッジの良くないところが強調という感じですか

この音だったら、リード線を換えます。

全体10として比較すると

4がシェル3がリード、1は、本体タイプ3と4の違い
と、今回思いました。

184: あらい :2011/06/02(木) 21:37:57 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >全体10として比較すると

4がシェル3がリード、1は、本体タイプ3と4の違い
と、今回思いました。

これは、今回が変わったと(聴いた限りです)いうのが10としてです。

無論、カートリッジやシステムのグレードを変えればもっと変わる可能性
もありますので、ケーブルが一番と言う事はありえません。

185: 電解液 :2011/06/03(金) 08:11:10 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp >オーディオは機械が聴くものではなくて人間が聴くものですから、最後に決めるのは
>人間の聴感です。もちろん、上でさんざん書いた通り、個人差はありますが。
でもSPから音が出てその音を人間が聞きその音から感情を感じるわけですよね?
その音の出所はSPに入る入力信号ですよね。
10種類の入力信号があれば10種類の感情がありますよね
出力トランスの音の違いはトランスのF特性と歪率が影響するのであって
巻線の種類は同じ物を使用しているのでは?エナメルかホルマル
仮に鉄で巻くと抵抗値の関係で音が小さくなり加熱するでしょうね
そのときの音は聴いた事が無いので私にはわかりません。

方形波でもSPは壊れませんよだってこれも細かく分ければ正弦波の集合ですから

186: 薬漬け :2011/06/03(金) 11:13:20 HOST:proxy20079.docomo.ne.jp

>>185
電解液さん、おはようございます。

個々のフレーズをあれこれ言うのは発言していただいた方に失礼なので、それに対する各論的
コメントは差し控えますが、最後に電解液さんがそっと言われたこと…「その時の音は聴いた事が
ないので私にはわかりません」…そういうことだと思います。私もそうですし、おそらくここに
集われる皆さんも。人間、森羅万象を掌握することはできないものだと思います。それだけに、
自ら感知した事象については謙虚でいたいと思いますし、同時にそれに固執することもまた自戒
したいと思っています。

私は測定器の必要性を閑却するつもりは全くありません。相手が機器である以上、必要不可欠
でしょう。一方で、人間の感性に訴えるマテリアルを“機器”で作るというオーディオの特質上、
人のヒアリングもまた不可欠でしょう。換言すれば「測定を伴わないオーディオ機器は独善的で
あり、他方、ヒアリングテストを伴わない機器は空疎である」とも言えるのではないでしょうか。

駄言失礼しました。

187: 前期高齢者 :2011/06/03(金) 12:36:54 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp ↑
>「測定を伴わないオーディオ機器は独善的であり、他方、ヒアリングテストを伴わない機器は空疎である」

名言ですね。全く同感です。
前者は一部のアマチュアの作品に見られます。流石にメーカーの場合は測定とヒヤリングと
両方やりますから、そう奇妙な音がする製品というのはないですね。

188: RW-2 :2011/06/03(金) 14:34:47 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp オーディオ機械でも電線でも自分で取っ替え引っ替えしての比較視聴というものは
正確性に欠けます。テストの際は他人に準備してもらって完全ブラインドテストで
なければなりません。もちろんテスト物の順序や組合せも内緒の中で行います。

試験官が被試験者に行うテスト順番はA、B、A、BでもA、B、B、AでもA、A、B、Bでも
良いのです。耳の良い被試験者は最初はAとBを聴き分けるようですが、一旦間違うと
立て続けに間違ってしまうそうです。たよりない耳の性能より憶測が判断するのです。

某雑誌の裏話しですが、数名集めてSPケーブルのブラインドテストをした際に一番の
高得点を集めたのは、冗談で繋いだ糸ハンダだったそうです。記事になりませんでした。

しかし拙者はブラインドテストは否定します。なぜなら音楽を聴く場合に最初から最後
まで眼を閉じている方はいないでしょう。機械を操作しなければ音楽を聴けませんから
否応なしに機械と対面しなければなりません。部屋隅を這う電線でさえ意識の内です。

賛否抜きでぶっちゃけ申せば、良い音と感じさせる要因には機械機材のデザインやら
色具合やら質感、価格が物を言います。ビギナーにとっての大きな要素はブランドです。
ある程度経験を積むと、その中の価格やブランドは要素ではなくなっていくようです。

そんなこんなでやはりステレオ機械や付属機材は風態も重要です。極論言えば見栄えが
良ければ音も宜し。オーディオとは科学や数学ではなく趣味ですからそんなモノでしょう。
趣味とは個人の想い入れ/想い込みが主体ですから、理論や測定値には片目を瞑ります。

上記のブラインドテストも、次はハンダですと言ってから聴かせたらどうだったでしょうか。

189: 前期高齢者 :2011/06/03(金) 15:04:17 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp 以前にもカキコしたことですがステサンか何かでレコードプレーヤのブラインド
テストをやったときのことです。
EMTが一番いいと仰ったテスターはマエストロ渡辺だけだったと記憶しています。
実は小生もEMTの音がそれほどいいとは感じない人間ですが、オケの指揮者とも
なると我々一般人とは耳のできが違う、ということかもしれません。
別のアンプ・ブラインドテストでは高価なアキュより安物のデジタルアンプ
が上位にランクされたそうです。
ブラインドテストは一般大衆の好みを知る上では有効な手法かもしれません。

190: D-150 :2011/06/03(金) 16:31:52 HOST:p3113-ipbfp2804osakakita.osaka.ocn.ne.jp オーディオの世界にも軽薄短小とハイテクいう幽霊が俳諧しております。
�睚PODやPCや固体メモリなどという名の幽霊が? 子分はデジアンに小型SP?

レコードもCDも過去の遺物か? 
機器やソフトの購入にセンスが不要? 何じゃこれは! 人類の退化である。

191: あらい :2011/06/03(金) 17:40:48 HOST:fwgw.yamaha.co.jp ここのスレがいつまで経っても、続くのが不思議ですね。

自分は、何の蟠りもなく、ケーブルはそれと割り切れるのですが。
半田なんていうのも、別に意識してないですね。
イモやテンプラでなければ良い。
(3日経たないと、まともに音は聴けないという方もいますが?です。)

こちらの方で、毎年行う真空管アンプ試聴会自作アンプを比べて
順位を10台くらいから比べますが、
いつもでも、だいたい当たって良いものは獲得数からと同じ結果ですね。
よっぽど歪やハムがでれば別ですが。
皆同じ意見に、これが良いというのが決まります。
たぶんスペックでそれではどれが良いとかなんてやったら
つまらない会で来る人も居なくなるでしょう。
色々言っても、結局同じ事を言っている場合があるように感じますね。

192: 前期高齢者 :2011/06/03(金) 18:00:06 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp あらいさん

こんにちは。これも以前にカキコした記憶がありますが、昔某大学の講堂で
セミプロの技術者たちが作った球アンプの鳴き合わせがありました。
LHH-2000CDP プリなしフェーダー経由 試聴アンプ、4343というラインアップ
でした。各試聴機を聞く前に必ずマークの石アンプをリファレンスに音出しして
アンプの出力レベルを厳密に合わせて聞くという方式でした。
これはアンプの実力がバレバレになりましたね。
マークとは別の意味で魅力的な音だと感じたのは二台だけ。いずれもモノ・
ブロックだったのは偶然でしょうか。
バトル形式ではなかったので他の方がどう感じられたかはわかりませんが。
アンプコンテストの場合は会場やリファレンスの機材も重要ですね。

193: 電解液 :2011/06/03(金) 19:52:52 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp

>故・上杉佳郎さんがウエスギアンプのノウハウで語っておられましたが、「アンプ製作者が
嫌う線材の一つに鉄線があります。しかし、これを有効に使うことによって輝くような明るい
音を演出することができます」という趣旨のことを述べられていたと思います。
結局は線材(ケーブルも同じ)で音づくりができる、ということを述べられているに過ぎません。
思えば、トランスで音が変わる。コンデンサーで音が変わる。そんな中で線材(ケーブル)だけ
音が変わらない理由ないし理屈が、私としては判らないのですね。

故人に対して失礼ですが
鉄をアンプの何処に使われたのでしょうか?
わざわざ鉄を使わなくても真空管の電極は鉄に類した(磁性体)ニッケルが
多分に使われております
配線の1部に鉄を使ったからって冗談も休み休みって所です。

トランスで音が変わるのは一次側と二次側の伝達が完ぺきで無いからです
トランス変換ではヒステリシスカーブで必ず歪みが生じます又可聴周波数において
完全にフラットでは有りません
コンデンサーに関しては誘電体の性質により電極が振動(フレミングの法則)による容量変動により
音質に変化(歪み)が起きます(ケーブルも振動しますがね、地球の磁場内で電流が流れるので)
ではケーブルで音が変わるのは何が原因ですか
今夜は缶ビール(350mmリットル)3本のんで書きこしていますので
失礼をお許し

194: あらい :2011/06/03(金) 20:17:53 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 電解液さん。
すごいですね、電極が焼ききれないですか
最近自分はビールは糖分0のものばかり(旭がよいです)
結構、体に負担がすくなくなりました。

前期高齢者さん、そうなんです。
いつものところでは、SPの差が結構ネックで出力が小さいアンプと
20Wまで出せるアンプでは、実力が出しにくいですから。
ハンデーをどうつけるかが問題です。
マークの石アンプを基準に出力合わせるのは良いやり方だと思います。
出し放題で鳴らすアンプのボロがもろ分かりますね。

後、真空管アンプでは10分置かないと駄目なアンプとか
その分はそれほど差でるでもないですが
部屋の大きさは、決定的な差もありそうです。

195: 薬漬け :2011/06/03(金) 20:22:08 HOST:zaq3a5517f5.zaq.ne.jp 電解液さん、こんばんは。まだつぶれてませんか。(笑)

  >>ではケーブルで音が変わるのは何が原因ですか

どうもこの辺に、意見がかみあわない原因がありそうですね。
電解液さん、基本的に「証明されていないものに対する不存在感ないし否定感」が
強くはありませんか?

私の意見としては、何が原因かと問われれば、「判りませんし、知りません」という
ことになります。
私も基本的に科学重視=オカルト懐疑派です。ただし、科学は証明されるまでの間は、
ある事象の原理原則について断言することを許されません。そこでどういう態度を
とるかで、ガリレオ裁判みたいにもなれば、超常現象否定にもなるのだと思います。
上のレスで、相対性理論発見前夜的なストーリーを書いたのは、そういう趣旨です。

私としては、目の前で(耳の中で?)起きている事象について、否定する気はありません。
それゆえ上のレスで「自ら感知した事象については謙虚でいたいと思いますし、同時にそれに
固執することもまた自戒したいと思っています」と申し上げた次第です。

趣旨をご賢察いただければ幸いですが、これ以上はそれこそ「神学論争」になりそうだから、
そろそろということにしましょうか。

なお、上杉先生の立論については私が代弁する立場にはありませんが、鉄線を使用する効果は
経験豊かなエンジニアなら熟知していることとされています。またケーブルの音チェックの
あり方についても言及されています。(詳細はステレオサウンド80号165頁〜をご参照下さい。)

196: あらい :2011/06/03(金) 20:40:28 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp >トランスで音が変わるのは一次側と二次側の伝達が完ぺきで無いからです
トランス変換ではヒステリシスカーブで必ず歪みが生じます又可聴周波数において
完全にフラットでは有りません

これはアンプとのインピーダンスのことだと思うですが。
アウトプットですか。

197: 電解液 :2011/06/03(金) 21:16:18 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp はいアウトプットです
Trアンプならトランスは不要ですから1本のケーブルで事は足ります。
インピーダンスはアンプから見たトランス負荷ですよね
この際無視で如何でしょう?
300V前後のB電圧をSP駆動のために電圧を下げる(電流は増加)程度のことでお願いします。

で皆さんはケーブルを変えただけで音が変わるとほんとに思っておられるのですか?
通常の平行2本線と断面積が半分のケーブルに変えたら音が変わるのですか?
無酸素銅線に変えたら今まで聞こえなかった音がほんとに聞こえたのですか?
それがほんとなら人間離れしたすごい聴覚の持ち主です。
これ以上私は何も言いません
そのあたり感想を聞かせてください

198: あらい :2011/06/03(金) 21:57:55 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 自分の、感想では

*カートリッジの今回リード線は、換えます。
これは、前から何度かおまけリードは良い感じはしなくそうしています。

電解液さんは、実際に比べてそういわれてますか。

199: まあちゃん :2011/06/03(金) 21:58:33 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 只今、ケーブルの試聴途中でして、目下の所、ROLAと言うビンテージ
ケーブルを試聴中です。

私個人の経験では、ケーブルを換えれば、多かれ少なかれ音が変わり
ます。

先に、CHICAGOのケーブルをお勧めしましたが、WEと比較すると、ど
うも音の押し出し感と言うか、余りメリハリが強く出ませんね。

ところが、CHICAGOの線材の良い所は、女性ボーカルを聴くと良く判
るのですが、甘口で艶っぽく色気たっぷりなんですね。

それと、以前にも申し上げました事なのですが、「プリンセス・プリ
ンセス」の「M」なんかを聴くと、奥居かおりの声の透明感には驚か
されます。ピアノのリアル感なんかも絶品ですよ。

CHICAGOで、クラシックもイケるようになりますよ。

弦の響きが美しく、弦の擦れ具合まで手に取るかのように見える
鳴り方です。

それと、ROLAの方は、上の方でも書きましたように、只今、試聴中な
ので迂闊な事は申し上げられませんが、このケーブルを聴くと、CHIC
AGOの音は、如何にも、不自然だったなあとつくづく思い知らされます。

ROLAの長所は、極めて自然な鳴り方で好感が持てる事、色気たっぷ
りで、艶やかで、時に、妖艶である事、細かい音まで良く再現され
ている事、低音域から高音域に至るまで、音の位相が揃うせいか、音
がビシバシと決まって気持ちがよい事などです。

クラシックは、繊細で弦の擦れ具合まで判る美しい音と言うのではな
くて、良く言われるシルキーな音に聴こえます。

私には、どうやら、ROLAのワイヤーが好みに合いそうな気がしています。

4312を倒立に設置して、ROLAを使う限りは、4312は、オールマイティー
にあらゆるジャンルをカバー出来るものと信じております。

ですから、拙い私の経験則から言えば、ケーブルで音は変わるのは、ほ
ぼ間違いないと思われます。

200: あらい :2011/06/03(金) 22:04:00 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 世の中、加減はあるとおもいます。

ケーブルは音は変わりますが、使い方がありますので
偏重は無駄になるのでは。

201: まあちゃん :2011/06/03(金) 22:22:18 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp 確かに、目下の所、ケーブル偏重になっています。

ケーブルに頼って、音質の微妙な調整をしている訳ですからね。

でも、決してその事を無駄な事だ言う認識はありません。

ビンテージケーブルは、オークション等で格安で入手出来ますし、
システム造りの要素として、決して外せないものと考えております。

スピーカー等の機器類の変更に比べると、「味付け」程度の意味し
か持ちませんがねえ。

202: あらい :2011/06/03(金) 23:05:40 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp これに関しては、同じようなつっこみは自分はやっていますので
どうのこうのは、言えませんが。
知り合いにも居ます。
ケーブルは、最後のチューンでこれができればある意味、ブレンダーとしては
良いでしょう。
>スピーカー等の機器類の変更に比べると、「味付け」程度の意味し
か持ちませんがねえ。
と考える方が良いと思います。
ビンテージ線は、そのまま使う内はまだよいでしょうが
自分は絹まきまでやって体も壊したくらいです。

そこまでやるなら区切りをつけて、他にやることを見つけるのが得策では。

203: 電解液 :2011/06/04(土) 06:39:13 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp あらいさんお早うございます。
>電解液さんは、実際に比べてそういわれてますか。
カートリッジDL103とシェル、スタックス間をリッツ線に交換しましたが
良くも悪くもならず私の耳では判別不能でした
もし良くなったとしたら差込部分の腐食が有りリード線を差し替えた事により
錆がとれた可能性も有ります。
究極はカートリッジから直にモガミ2497をプリアンプまでひっぱた事が
有りますが変わった様な気がする程度です
自分はこれだけの事をやったのだから変わるはずだといった先入観が
働いたとおもいます。

204: あらい :2011/06/04(土) 07:29:27 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 電解液さん
おはようございます。

差込端子は接触不良で、グランドが浮き誘導ハムがでます。
リッツ線というのは、気になるかとおもいますが。
電解液さんの変わった感がしないというのがそうでしたら、
やらないで良いのだと思います。
自分は、違いは今回のシェルやリードで聴き取れるので合わして換えて
良しにしているだけです。

MCトランスにする場合も、同様にトランスで音は選ぶと自分は思いますが
決めれば、後は変えないです。

シュアタイプVは、初期がよいとオークションでも選ぶ方が居るようですが
寧ろこれは大差ないとおもいました。
黄色はWと同じかと思います。
MMは他に5種類持っていても、ほとんどシュアタイプVが良く聞こえ
つかっていないです。
オーデオをそれで楽しんで入る訳で、それで自分は良いとおもいます。

仲間にも皆同じような楽しみ方をやってます。

励磁スピーカをやる仲間も、自作でチョークトランスを選んで音の違い
を気に入るまで選び、コンデンサー類フィルムやオイルも選びます。
電磁コイルなんか、電圧と電流が同じでも音は違ってきます。
アンプを作る仲間でもそれは聴きとって、音の話をお互いやったりする事
をやっております。

205: 電解液 :2011/06/04(土) 07:35:36 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp 表皮効果というのがあります
電流は周波数が高くなると導体の表面を好んで流れ
中心部は流れない
これは低周波でも起こり導体の表面と中心部では電位差が生じ
電子が表面と中心部を行ったり来たりで歪が発生するそうです
これは仮に1万分の1秒のパルスをオシロで観ると1本の柱のあと
寄り道をした電子が観測されるのでしょうか?

206: あらい :2011/06/04(土) 07:52:35 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp トランスの場合は、アンプとのマッチングがあるので
インピーダンスを合わせる事は基本はあると思いますが
アウトプットトランスの銘柄の差は、感じますね。
これが無いというでしたらそれで良いではと。

真空管アンプは、それに頼るしかないのでOTLは好みに合いません。
真空管の特性を全て揃えて、調整しないとまともに鳴らないです。
音もイマイチ聴いた限り心地よくなく。
差動アンプも、同じに好きになりませんね。
結局、聞き比べて自分が良しにする音を探しているのは
大なり小なり、同じことではないかと思います。

207: あらい :2011/06/04(土) 08:04:23 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 電解液さん

表皮効果はケーブルのひとつの効果として、言われます。
単線、撚り線の撚り線は表面積がおおきいからよいとか間違った
事をいって使う方もいるようですが

幾ら理論を言っても、自分はほとんどただ選んで使うだけです。
LCRの効果なんかも、ケーブルでそれが音に出てくると言うのは疑問です。
抵抗値は太く短くが良いとか、実際聴いても出てこないです。
WE16と18の太さ違いの、.2mm程度、インターコネクトで比べると同じ材種
とすれば違いはありますが
電解液さんが言われているスタンスでは、それは関係ないとおもいます。

208: 電解液 :2011/06/04(土) 08:17:01 HOST:210-236-012-141.ohtv.ne.jp 朝から連投で失礼します。
ケーブルで音が変わるという皆さんに良いお知らせ
銅・・・低域と高域に癖が出るが特に難の無い音
アルミ・分解能が悪く音そのものが細切れになる
鉄・・・音の陰影がなく歪っぽい音
銀・・・高域が抜け切りとトランジェントの向上及びピアニシモレベルの分解能向上
    歪みの激減
一般に硬い線・・硬い音
一般に軟らかい線・軟らかい音

絶縁皮膜による音の影響
硬い皮膜・・・硬い音になる
軟らかい皮膜・柔らかい音になる

某おでお誌より丸写し。

209: kino :2011/06/04(土) 10:02:15 HOST:171.169.133.27.ap.yournet.ne.jp 不思議と、見たり触ったりした感覚に近い状態に変化するのですね。

210: 前期高齢者 :2011/06/04(土) 10:20:29 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp 以前にも書いたことで繰り返しになりますがケーブルによって音が変る
「こともある」のは経験上事実だといえます。
ただ違いを強調したければそれなりの条件設定が必要でしょうね。
例えば発振寸前の不安定なアンプ、長いケーブルの引き回し、などなどです。
特にソースは素人が録音したどこかの講堂におけるスピーチなんかよろしい。
場合によって暗騒音が強調される場合があります。
ケーブルをとっかえひっかえされる方は見ているとご自分の好みが不安定
ないしこれといった基準がないように見えます。
そういう方は是非一度基準になる業務用の音を聞いてみるといいでしょう。
ただし、そういう音は「素っ気無い」側面もありますから、趣味として
ケーブル交換病(?)を楽しむのもいいかもしれません。

211: kino :2011/06/04(土) 10:27:50 HOST:171.169.133.27.ap.yournet.ne.jp たぶん、電力会社によっても音が違うのではないでしょうか。
いくつか考えてみました。

北海道電力=雄大で低域から高域までフラットである。 特に音場が広く感じられ、際限がないように広がる。

東北電力=ゆったりした感じで、一見おとなしいと感じるが、ここ一番の爆発力は凄みを感じる。

東京電力=きらびやかで派手な印象だ。 世界中の最先端が詰まっているという表現がぴったし。ただし、最近は底力がないようだ。

九州電力=全体的に勢いを感じる。 ややもすると乱暴でさえあるように感じるが、じっくり聴いてみるとその中に暖かさや優しさも十分に表現出来ている。

212: kino :2011/06/04(土) 10:30:05 HOST:171.169.133.27.ap.yournet.ne.jp


>>211
冗談ですので、気になさらずに。
難しい話題が続いていたので小休止です。

213: あらい :2011/06/04(土) 10:35:04 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp 前期高齢者さんが
おっしゃってることが、正しいとおもいます。

後、壁コンセントなんかも同じに言えます。

214: 薬漬け :2011/06/04(土) 11:27:17 HOST:zaq3a5517f5.zaq.ne.jp あまりこの話題、落ちが本当になさそうなので、悩ましいのですが…。
(そんな中でまた書き込むなと?!はあ、スンマヘン。)

上で引用した長岡先生の話も然りで、


>>211のkinoさんのお話からも連想したのですが、
この手の「音が変わる・変わらない」等々の話は、結構「電気信号と雑音」という側面も
あるような感じですね。

かつて、Counterpointという会社が米国にありました。マイケル・エリオットが主宰、
真空管を現代的デバイスで使用したアンプは高い評価を受けていました。なかんずく、
パワーアンプのSA−4は当時、凄い音のするOTLアンプとして、憧れの的でした。
某SS誌でも長島達夫先生はじめ、多数の評論家が「これは凄い」としたものです。
ところが、それから数年後、このアンプをはじめとして相当数の機種が入れ替わります。
SA-4にしても、最初絶賛していた長島氏が「怖いアンプだから…」と評価を転換します。
何だ?と思ってましたが、どうも聞くところ、電源環境の差にアンプがついていけなく
なったのが原因の一つ、と仄聞しました。曰く、Counterpoint社のあるカリフォルニアは、
電源環境は非常にクリーンなのが、日本、それも東京・大阪とかの大都市あたりになると、
インバーター家電とかの影響で電源に盛大な雑音が回りこみ、それが機器に影響することで
機器の電源がついていけず故障を引き起こすと。なので、kinoさんの「東電=きらびやかで
派手」という比喩に、凄く意味深なものを感じた次第です。

どなたかが書いてましたが、「電気雑音には筋道立った解決方法がない。まるで富士樹海に
迷い込んだような目にあう」と。逆にいえば、それだけ影響(ワルサとも言う)を随所で
行っているだけに、当方としてはそれを逆手にとるしかないのかな、と。
また、逆手に取るに際しては、自分の得意技(=自分の音の趣向)を見極めて対処しないと、
「どの音の変化量がいいか分からない」という“富士樹海”に迷い込みかねませんから。
これはケーブルだけでなく、クリーン電源系機器にも言えることですが。
その意味で、

>>210の前期高齢者さんのご意見に、私も賛成するものです。

しかし、日本でオーディオをやっていくというのは、結構大変なことだなあと…。

215: RW-2 :2011/06/04(土) 11:45:08 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp SPケーブルやシェルリードで音が変わると言う方々はその道を邁進すれば宜しいのです。
拙者は、ひのきの枝ぶりをどうやったにしろ三河黒松にはならないのを知ってるだけです。

しかし100万円のSPより1万円のSPの方が良い音で鳴っている場合もよくあるのです。
個のオーディオとは使い様。また、気分や想い込み主体の趣味ですから一般解無しでしょう。

216: 薬漬け :2011/06/04(土) 20:43:46 HOST:zaq3a5517f5.zaq.ne.jp RW−2さん、こんばんは。

>>215 御意です。

コンソールステレオや、デッカのデコラでもない限り、コンポ同士を繋ごうとすればケーブルは
不可欠ですが、往年はメーカーが同梱してくれていて、私たちもそれを普通に使ってましたよね。
そこから、それを弄ったら反応が変わったというのは個人的趣味の話であり、あまり一般化して
語るものでも、確かにないでしょう。

天ぷらそばに薬味の七味をかける。ちょっと味にメリハリがつく。天ぷらそばはコンポで、七味は
ケーブルですよね。両者の関係はこんなものでしょう。例えば特製の七味をかけたからと言って、
天ぷらそばがトムヤンクンになる訳でなし。また、天ぷらそばに胡椒をふりかける人もいないで
しょう。(普通の分野では、こういう人には「ゲテモノ好き」というレッテルを押してくれます。)
ケーブルをはじめアクセサリーは、@従属的存在であることと、A常識的な使い方があること、の
2点を銘記すべきだと思います。それではじめて、アクセサリーの然るべき使い方や効能に話が
及ぶのではと思います。「ケーブルを変えたらスピーカーを変えたようになった」や、「ケーブルを
替えても変化はありえない(「聞き取れなかった」のでなく)」と両極端の議論をしている間は、
オーディオ「システム」のトータルでの音作りは、おそらくは遥か先のことなのでしょうね。

もうそろそろこれで止めにしようと思います。失礼しました。

217: まあちゃん :2011/06/05(日) 04:53:30 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp このスレも、どうやら私の意図したものから随分と乖離した不毛の
議論になってしまったようで、そろそろ指名を果たし終えたかな(
本当にそう思ってるのか?オイ!))思いますので、格納倉庫入りで結
構です。

これ以上、議論を続けても話がどうも噛み合いませんからね。


ここに参加して下さった皆様、どうも有難う御座いました。

ぺこ リ

218: カナレの虫 :2013/07/29(月) 13:27:06 HOST:catv-112-191.tees.ne.jp ケーブルで音が変わるのは事実でしょう
ただ全ての問題をケーブルで片付けようと言う短絡思考な人には賛成できない
数万/mのケーブルを買う前にアンプ内部のコンデンサや抵抗を交換するとか鈴メッキ撚り線を銀メッキ単線にするとか導電塗装を施すとか
機材を揃えて測定しながらスピーカーネットワークを煮詰めるとか(ペア50万円以下のものに限る)
そもそも最初にルームチューンとかやることは山程あるのではと思う
とはいってもアプローチの仕方は人それぞれだけどね

219: でしべる :2013/12/22(日) 00:46:36 HOST:116-91-163-54.east.fdn.vectant.ne.jp オルトフォンREFERENCE−8NX−XLR
基本的に素材純度に興味は無いのですが
有り得ないほど安かったので衝動買い
ハイエンドな音なんでしょうね〜^^

220: 薬漬け :2013/12/22(日) 01:06:27 HOST:s654097.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp


>>219

ハイエンドかどうかはわかりませんが、概ねの傾向として、無酸素銅は純度が上がるほど
音の質感が“柔らかく”なります。
なので組み合わせる機器やかけるソースの性格によって、それが長所にも短所にもなるで
しょうね。

拙宅では7NX を使ったこともありましたが、いまはみんなお蔵入りです。

221: でしべる :2013/12/22(日) 01:56:45 HOST:116-91-163-54.east.fdn.vectant.ne.jp 薬漬けさん、レスありがとうございます。
質感が柔らかいのは、小生としては歓迎する傾向ですね^^
何せ、ガサツな機器が・・・え?自分が?バレバレ???^^:

222: ジークフリート :2013/12/22(日) 07:24:31 HOST:111.234.98.210 ケーブルの違いが分かる人とそうでない人・・・どっちにしても何故違うのかくらいは知ってて損はないと思いますが・・・
しかし、信号用ケーブルの違いが信じられない方なんかは、電源ケーブルやコンセントの違いなんかは余計信じられないでしょうねぇ。

当方も電源コンセントなんか全然気にしておりませんが、最近、某店主がコンセントに開眼。
頼みもしないのに「安いから、やってあげますよ!」な〜んちゃって、当方も「やりたきゃヤレばぁ?」てな次第で、近いうちにはその報告をさせていただけるかも。

223: 前期 :2013/12/22(日) 15:32:45 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp >何故違うのか・・・・・

度々登場する話題ですがケーブルにはLCがありますから負荷次第で共振
回路でつね。
昨今のプロ世界ではスピーカはアンプつきで調整卓との間はデジタル伝送
だそうですね。ケーブルのことで騒ぐ我々アマチュアは時代おくれともい
えますがアクセサリー屋さんには飯の種かもしれません。

224: RW-2 :2013/12/22(日) 16:48:54 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >7NX を使ったこともありましたが・・・

片側がパワートランジスターの鉄足に繋がり、片側が普通のエナメル線(ネット
ワークのインダクターやユニットのボイスコイル)に繋がる。中間だけ純度
上げてもたいした効果は無いでしょね。

ハンダ付けせば純度がナマり、カシめたりネジ押しすれば組成が壊れて元の木阿弥。

前期様のいう通りアクセサリー屋さんの飯の種でしょね。
電線や電柱のトランス巻線から変えなきゃそれ以上にはなりませんでしょ。

以前も書きましたが、某オーディオ雑誌で人数集めてケーブルのブラインドテストを
した際に、冗談で仕込んだ糸ハンダが最高得点を挙げちゃって記事がボツに・・・。
2位が針金のハンガーを伸ばしたモノだったという噂も・・・ (略)

225: SAT-IN :2013/12/22(日) 19:04:41 HOST:s1455069.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >冗談で仕込んだ糸ハンダが最高得点を挙げちゃって記事がボツ

たぶん別のケースとして、Stereo誌でも糸ハンダを参考に試聴した記事が有りまして、意外に結果が良かったと語られていました。
その記事はボツになっていません。
なにしろ私が読んでいますから。

226: でしべる :2013/12/22(日) 19:07:27 HOST:116-91-163-54.east.fdn.vectant.ne.jp アンプはハンだの固まり?^^;

227: 2ちゃんからの使者 :2013/12/22(日) 23:40:05 HOST:FLA1Abf127.fko.mesh.ad.jp ケーブルや壁コンで音質が激変すると吹聴しまくる香具師に限って
漏れは楽器の音を熟知している、正しく判断する能力が有ると
錯覚していることは興味深いw。

228: ジークフリート :2013/12/23(月) 01:31:00 HOST:210.98.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉224 ブラインドテスト
Rさんご紹介のブラインドテストですが・・・スピーカーケーブルとして試したんですかね?ハンガーを伸ばした長さならインターコネクトとかフォノケーブルにも良さげですが・・・
しかし、「どーせお前らには分からんだろ?」てな意地悪な試聴会にも思えますけど、試聴対象の中に、少しはまともなケーブルもあったのでしょうかね?

それにしても、そのブラインドテストの信頼性はどうなんでしょう?
個人的には、自分の部屋でよく聴き込んだ装置で試さないと、他所の、しかも特設会場なんぞでケーブルの良し悪しが分かるワケないと思いますよ。自分の部屋でもCDプレーヤーの違いですら分からん人も少なくないんですから。

それから、ケーブルを比較した際に何を比較したのか?
単なる音色の好ましさなのか?ケーブルに起因すると思われる害が幾つかある、そのポイントごとに比較できたのでしょうか?ハンガーが2位というだけじゃ、その辺りもよく判りませんねぇ。

229: RW-2 :2013/12/23(月) 09:54:53 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >スピーカーケーブルとして試したんですかね?
  そうです。スピーカーケーブルでした。

>ブラインドテストの信頼性はどうなんでしょう?
  信頼性は判りませんが、個人的にはブラインドテストには否定的です。
  順序、時間、配置の違い等、公平ではありませんでしょ。最初良くても
  しだいに眠くなったり、腹減ってきたら評価は変わります (略)

>自分の部屋でよく聴き込んだ装置で試さないと
  特定の装置で上手く鳴ったケーブルというモノは信憑性に欠けます。
  不特定多数の装置で評価が高かったモノで良く鳴らなければその装置に
  欠陥があると考えるべきでしょね。

>ハンガーが2位
  糸ハンダが1位で針金ハンガーが2位。ここに重大なヒントがあります。
  音の差は線材の差よりもシースの差の方が大きいということでしょね。

230: ジークフリート :2013/12/23(月) 11:11:08 HOST:210.98.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉特定の装置で上手く鳴ったケーブルというモノは信憑性に欠けます

Rさん。多数のシステムとそのケーブルの相性が良いかとか、適応範囲が広いかという視点で確認をするなら確かにそうですねぇ。
しかし、先に書きましたように、ケーブルの害(線材とシールド、被覆セットでの共振による色付けや低音のフヤケ、抑圧感。線材の表皮効果による低音と高音の時間のズレ。線材単体の太さや硬さによる音の硬さ。それに、抵抗値の影響など。)をチェックしようとすると、ある程度整った(ケーブル以外の部位でへんなフヤケやズレ、色付けなどがない)装置と部屋を使って、しかも「普段ならこう鳴るハズだ」という音の状態がオツムの中に入ってないと、ケーブルを変えてみてもそれがどーなのかなんて分からないですよ。
個人的には、線材の純度とか構造なんかはどーでもよくて、そういったケーブルの害が少ないものを選びたい(フツウの音が欲しいだけ)と思っておりますョ。

231: RW-2 :2013/12/23(月) 12:18:52 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 拙者の場合、同軸の場合はシールドの編込み具合と静電容量、平行線の場合は電流値を考慮して
むやみに太くしません。太くしますと弊害もでますから。結局、同軸はフ○クラやDX○ンテナで
良く、平行はホームセンターの吊るしモノやせいぜいベ○デンで十分です。アンプの差やスピー
カーの表現力に比べたら、ケーブルでの違いなんて0.5%。堕耳の拙者にはそれ以上判別できません
から出資も経からず幸いです (略)

RCAやジョンソン、バナナ端子を使う以上、線材以上に重要なのは、プラグ、端子との完全な融合と、
プラグ⇔ジャック/端子との嵌合具合でしょう。

232: 前期 :2013/12/23(月) 12:20:44 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp 223でも書きましたがプロのようにアナログ部分のケーブルを極力短くできる
システムにすればいい、と言いたいところですが小生のように兎小屋で暮ら
していればスピーカケーブルの影響が出るほど長くはできないですね。
これを問題になさる方は立派な家屋にお住まいなのでせう。

233: ジークフリート :2013/12/23(月) 12:51:59 HOST:210.98.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉232
究極は、プレーヤーからスピーカーまで一体式のCDラジカセとか?

昔、ワディアからパワーDACなるものが発売されましたが、残念ながらズッコケましたね。
オーディオてのは矛盾と妥協、それに必要悪だらけですねぇ。

234: 球冷 :2013/12/23(月) 13:10:23 HOST:softbank220010227134.bbtec.net 銀メッキ線は良いです。
ミニコンでもガラット替わります。

235: ディラン :2013/12/23(月) 21:08:02 HOST:FL1-122-130-211-80.kyt.mesh.ad.jp 某JAZZスポットでピンケーブルを銀線に替えて失望致しました。
ALTECの605が美音に為ってしまいました。
以来、足が向いて居りません。

236: 果報モン :2013/12/24(火) 00:05:24 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp わかります。

美音再生系は寒イボでまつ。

237: 前期 :2013/12/24(火) 10:04:41 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp >>235-236

以前スガーノ先生がステサンか何かでこう言っておられました。
粗さは粗さとして聴きたい。何もかも綺麗に聞こえるのはおかしい。
(無論、逆も困りますが!?)

238: 薬漬け :2013/12/25(水) 01:04:02 HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp 銀線はよく出来た製品以外は、音の質感がツルンとなる傾向が強いように思いますね。
(ただ、銀線なら全てそうなるのかと言われると、これが難しいところで。各メーカーの音響処理上の
ノウハウがあるのでしょう。)

美音というよりは「ツルツル音」(銀線に限らず、最新鋭機にかなりの程度共通するキャラクターの
ように思われますが)と呼んだほうがいいように思いますね。
美音を否定しているような言辞だと「ではお前らは汚い音がプライオリティか」などと言われては、
たまりませんから…。

239: 果報モン :2013/12/25(水) 02:14:23 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 粘着系の鼻音も寒イボでますでつ。

240: 球冷 :2013/12/25(水) 12:17:07 HOST:softbank220010227134.bbtec.net そういえば 光接続CD>アンプと銀メッキ(ドイツ製今はもうない)
の音は似てました。ツルンとした美音
自分は美音好みですが

241: くろねき :2013/12/25(水) 18:28:13 HOST:wb92proxy12.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

確かに、光接続だとやや淡白な感じの音になる傾向はあるような。

最近の光ケーブルは、高品位音源対応で伝送レートを上げる必要があり、
石英レンズの精度が上がるなどして、昔のものとは
音がかなり変わった、とも聞きますけどね。

242: つづき :2013/12/25(水) 21:49:10 HOST:d-117-74-31-252.d-cable.katch.ne.jp スピーカーコードなんて何でも良いんですよ、断線してなきゃ・・・

243: ジークフリート :2013/12/25(水) 22:19:42 HOST:210.98.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉238
銀線はミョーにギラついたり、銀コート線はミョーにしな〜っとしたり、繋いで直ぐにはそうなんですが、暫く信号通すと落ち着くこともありますね。(耳が慣れただけ?)

一時期、金とプラチナの合金をCDトランスポート〜DAC間で試していましたが、コレもまた独特の質感で・・・キカイが替わったせいで、自分なりなに結果を出すとこまで行かず。
そのうち、続きをやりたいと考えとりますが・・

244: 球冷 :2013/12/26(木) 10:41:26 HOST:softbank220010227134.bbtec.net 銀<銅<金 電気抵抗

ハンダは銅の5倍

245: 前期 :2013/12/26(木) 10:55:47 HOST:h116-0-192-081.catv02.itscom.jp CとLは影響するでしょうがRは関係しないと確か以前(神々の)たそがれさん
からご指摘があったような・・・・ ハテ?

246: RW-2 :2013/12/26(木) 10:58:12 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >銀<銅<金 電気抵抗  ハンダは銅の5倍

ナルホド。だからハンダは外部からの磁界/電磁誘導に強く、誘導電流も妨ぎ、音が良いのですね (略)

247: kino :2013/12/27(金) 14:05:39 HOST:em117-55-68-138.emobile.ad.jp 抵抗値でのロスの影響以外に、ケーブルを通過する事で信号(データ)に影響がでるようであれば
インターネットなんて使い物にならないと思うのですが?

248: くろねき :2013/12/27(金) 18:22:48 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp ↑コンピューターや高速デジタル通信用のケーブルは、
そもそも伝送帯域というものが違い、ギガヘルツ帯の信号を扱っています。

スパコン用に特製のケーブルを開発したりしますし、
ある程度の規模のある構内LANシステムでは、
ケーブルの質が安定性に影響するという話もあるくらいです。


一方、スピーカーケーブルが扱うのはAF帯
(AF=オーディオ・フリークエンシー=可聴周波数帯域)であり、
コンピューター用ケーブルとは勝手が違うように思います。

249: 球冷 :2013/12/28(土) 16:37:10 HOST:220.10.227.134 デジタル信号は訂正しますね。

アナログは送ったきり
10khz辺りから表皮効果出ると思う
銀メッキ線も 2年くらいで黒っぽくなると換えたほうが良くなる
銅線はもう少し5年位かな
湿度による

250: デコポン :2014/02/04(火) 03:32:28 HOST:om126204049072.3.openmobile.ne.jp PCOCCの生産が中止に なったってほんとうですか?。

251: SAT-IN :2014/02/04(火) 11:45:43 HOST:s953069.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 本当です。
どっかに書き込んだ記憶があります。
古河が去年いっぱいで生産打ち切りましたから流通在庫しか無いでしょう。

関連記事
ttp://oyaide-blog.blogspot.jp/2013/03/pcocc-a.html

252: でしべる :2014/02/07(金) 20:10:49 HOST:116-91-163-54.east.fdn.vectant.ne.jp 音は変わりますが、良く鳴るか、悪く鳴るか、運駄目師^^;

253: SAT-IN :2014/03/01(土) 17:33:57 HOST:s1452079.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 結局のところは程度問題だすね。
延々そればっかり強調されても反発を招く訳です。
だからと言って何処其処の何ケーブルを使って結果が良かったとかの意見が率直に言えない状況も掲示板としてはどうかと思います。
ポン置き派とチューニング派あるいは工作派も同じことで、お互いを否定するのではなく共存出来る場であることが望ましいと考えます。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1299020011/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c81

コメント [原発・フッ素51] 原発事故後の復興PRに240億円〜電通1社で (OurPlanet-TV)  魑魅魍魎男
12. 2019年6月07日 09:53:21 : rzJzBmITfY : d0htSjdkanVKMWs=[1]

みんな東電の電気料金だよ。そんな金が有るなら「電気代下げろ!」

「電気代下げろ!」『電気代下げろ!』−−−−『下げろ!』
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/568.html#c12

コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
12. 中川隆[-9793] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:54:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2648]

【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY

2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。


▲△▽▼


【我那覇真子「おおきなわ」#70】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[桜R1-5-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E

【我那覇真子「おおきなわ」#71】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
戦争の黒幕「国際金融資本」とは?[桜R1-5-31] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU

司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)
ゲスト:林千勝(戦史研究家)

▲△▽▼

「陸軍の勝算」秋丸機関の真実 林千勝 偕行社 平成27年11月29日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=om_F35kgO3w
https://www.youtube.com/watch?v=ddMi4D8N8-w
https://www.youtube.com/watch?v=eMrNOsVgtLc

▲△▽▼

林千勝氏(戦史研究家・つくる会東京支部幹事)
『 国を護るにはリーダーが大事!−近衛文麿にみる大日本帝国敗北(崩壊)の教訓−』
2017.6.25〈歴史・公民〉新東京塾・第3回講演会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cjBdtLIX-O0

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林 千勝・講演会【日米開戦・陸軍の勝算!日本の勝算と敗北ー現代への教訓】
広島原爆の日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fVUFNGm_Qv0


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林千勝先生講演「日本の勝算と敗北 - 現代への教訓 – 近衛文麿の野望と挫折 」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yQKdjoLZxQ0
https://www.youtube.com/watch?v=-DXJpXr-T38
https://www.youtube.com/watch?v=gwc-DEka1N4


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近衛は自殺したのではない!近衛の野望と挫折 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5f17npsMuG0  

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c12

コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
13. 中川隆[-9792] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:56:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2649]

日米戦争を策謀したのは誰だ!
ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは── – 2019/2/20
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E7%AD%96%E8%AC%80%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%AA%B0%E3%81%A0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%81%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AF%E2%94%80%E2%94%80-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314813/ref=sr_1_2?qid=1559859790&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D
内容紹介

なぜ、「平和」は「戦争」に負け、第二次世界大戦が勃発したのか。
なぜ、避けることが可能だった日米戦争が起こったのか。
その不条理を追究し、偽りの歴史を暴く!


戦争を企んだ「国際金融資本家・ロックフェラー」と「好戦家・ルーズベルト」。そこにつけこむスターリン・コミンテルンなどの国際共産主義運動の策謀。
その危険性を見抜き、彼らと対峙したフーバー。

そういった、アメリカが攻め込まれない限り、戦争はしないという「不干渉主義者」だったフーバーたちは「孤立主義者」と貶められた。

日本では、フーバーとも会ったことのある近衛文麿は、尾崎秀実、風見章、牛場友彦、松本重治、白洲次郎らを初めとする「問題人物」を手玉にとったつもりで、実は「ピエロ」としての役割しか果たせず、自滅し敗れ去って行った‥‥。


前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く、渾身のノンフィクション大作

(著者の言葉) →
世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。
「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」。

私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。

ルーズベルト、フーバー、近衛の動き、ロックフェラーの関与を並列的に叙述しました。
日米共通の歴史認識が必要との問題意識がそうさせたのです。


プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか

第一章 ロックフェラーの世紀
「世界大戦」の惨禍
ロックフェラーの世紀
油売りから帝王へ
巨大財団 光と影
太平洋問題調査会という魔宮

第二章 悪魔の使い ルーズベルト
悪魔の使い
アメリカ共産党
社会主義的な経済運営
干渉主義
武器貸与法という策謀
ドイツを挑発
日本を追いつめた共産主義者たち

第三章 平和の天使 フーバー
平和の天使
共産主義への警戒
不干渉主義
欧州戦争の始まり
「悪魔の使い」との闘い

第四章 「平和」が「戦争」に負けた日
チェックメイト
天使の日本理解
極東部長の対日政策
日本圧迫!
騙された天使たち
「腹切り」への「生贄」

第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳
藤原(近衛)文麿というピエロ
蠟山政道の昭和研究会
太平洋問題調査会が演出した訪米
大抜擢、謀略
風見章の日本革命
尾崎の足音
松本と白洲の影
牛場友彦の牙城
「英米本位の平和主義を排す」!
「平和への努力」のふり
ソビエトは討つな!
陛下の避戦を覆せ!
裏切りの真珠湾攻撃
第六章 顚末と苦難
ピエロの執念
ピエロの死
再始動
悪魔の使いの死
第二次世界大戦の惨禍
世界の苦悩

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳


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カスタマーレビュー


澤間譲治
コミンテルンと国際金融の動きを知らずして大東亜戦争の実相は把握出来ない 2019年3月12日

F.Dルーズベルト政権がコミンテルンに汚染され、国際共産主義と言うグローバリズムに動かされて戦争に向かって其の政策が収斂されて行くプロセスを、フーバー前大統領著『裏切られた自由』を丹念に追いかけながら実証しています。

一方、日本側の近衛内閣に於いても全く同様に主要ポストがコミンテルンに占領され、日華事変を限りなき拡大に巻き込んで行く実態が見事に描かれています。

そして両国のコミンテルンの背後で、彼等を操る存在として、ロックフェラーを始めとした国際金融の存在があった事を其の人的ネットワークを実証的に引用しながら分かりやすく説明されています。

特に日本に於けるコミンテルンの活動については、ゾルゲ事件の主人公である尾崎秀実を筆頭に、風見章、有沢広巳、西園寺公一、蝋山政道らを実名で挙げて、其の所業が述べられおり、国際金融に繋がる者として松本重治、牛場友彦、白洲次郎等との人間関係が近衛文麿を要とした位置付けで展開された様子が明らかにされています。

日本側の登場人物の中では近衛文麿、風見章の動きが『敗戦革命』『敗戦利得者』と言う言葉と結びついて特に印象に残ります。

近衛は敗戦革命によって平安時代の摂政の地位を得んとし、夢破れて死去(自殺か他殺か?)。

風見章は戦争開始前に疎開し、戦後は公職追放の処分を受けるも1955年に社会党に入党、日中国交回復国民会議理事長、世界平和評議会評議委員等を務めて、其の健在振りを示した。

此の本では真珠湾攻撃が日本の運命にもたらした負の側面を明確に述べられているが、其の決定プロセスに登場する永野修身、米内光政、山本五十六についての筆者の視点も大変参考になる。

従来に無かった視点からと、既にヴェノナ文書等で明らかになった視点を合わせて、実証的に描かれた画期的な著作だと思います。戦後レジームと言われるものの実態と、平和を成立させる世界構造を考える上での必須の歴史に残る書籍になるのではないでしょうか?

著者が冒頭に述べられている本書の目的を引用して、私の当該書籍への感想文と致します。

『世界は今も戦争の危険と恐怖が絶えません。「なぜ、人類は戦争をしなければならないのか?」私は、現実的な観点から平和な世界をつくる手がかりを探る試みとして、本書を世に問います。』


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bilderberg54 5つ星のうち3.0
最大の謎:国際資本主義者がなぜ国際共産主義者とタッグを組んだか? 2019年3月31日

ロックフェラー財閥が、資金援助したIPR(太平洋問題調査会)と日本に巣食った近衛内閣の内閣書記官長だった風見章など国際共産主義者との交わりを研究した本。

風見らの国際共産主義者は、近衛内閣のなかで日本の反共勢力を牽制するために、日本が北進せず南進するようにけしかけたり、中国国民党の蒋介石との和平を阻害しようとする。

IPRは、国際資本主義者と国際共産主義者が交わる場でもあり、日本の大陸進出政策には反対的だった。

戦後、戦前のIPRの中心人物で、国際資本主義のグループに属する人々がロックフェラー家の支援を受けて、戦後日本の親米勢力としての立て直しを行う。

IPRは、マッカーシーの赤狩りの際に、国際共産主義者の巣窟だったとして閉鎖に追い込まれている。

林千勝はこの本を書く上で、「国際共産主義者」(ルーズヴェルト、ノーマン、風見)らと「国際資本主義者」(ロックフェラー)そしてその間で権力を維持した近衛文麿一派(松本、牛場など)の3つの勢力に便宜上区分し、両者を天秤にかけたはずの権力志向の近衛がピエロだったとしている。

この本でも明らかにされなかったのが、国際資本主義者があまりにも安易に国際共産主義者を受け入れたことに対する謎解きだ。国際共産主義者が浸透するのが上手かったのか、国際資本主義者もまた国際共産主義者を利用していたつもりになっていたのか、そのへんの謎解きがないのが残念だ。

この辺の話は、いわゆる陰謀論者は「ロックフェラー万能説」に、右派の歴史修正主義者は「コミンテルン万能説」に傾いていると思うが、実際はどうなのか、この辺の絡み合いを解き明かさないと、第二次世界大戦のなぞは解けないと思う。

国際共産主義の恐ろしさをいち早く気づいた、ハーバート・フーバーの慧眼は称賛すべきだが、なぜロックフェラーが終戦時まで容共だったのか、がわからない。だからこの本は星3つ。

赤狩りを経て、アメリカの資本家たちも、表向きは反共になっていく。その中でロックフェラーはソビエトとしっかりビジネスをしていたわけで、資本家の方が一枚上手だったと私は思うのだが。


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オージッタ
昭和10年代の日米関係史は本書を基に書き変へられなければならない 2019年5月23日

いはゆるグローバリズム(国際金融資本主義)とコミンテルンに代表される共産主義が同根であつたことは、昨年自裁した西部邁氏が生前、チャンネル桜の討論会などで指摘してゐたし、また近年では馬渕睦夫氏が''ディープ・ステート''といふキーワードでいくつかの著作の中で同様の指摘をしてゐる。しかし、日米関係史の具体的な史実としてこれを明らかにしたのは本書が初めてではないか。

本書の前半ではフーバー米元大統領の「裏切られた自由」を丁寧に引用しながら、ルーズベルト政権が如何に「帝国主義戦争を内乱へ!」といふレーニンの敗戦革命テーゼを地でいく共産主義勢力に影響され、戦争への道に突き進んだか、またフーバーがこれを阻止しようしながら惜しくも挫折した経緯が描かれてゐる。

後半では著者の前著「近衛文麿 野望と挫折」に引き続き近衛内閣のブレーン達の暗躍を暴いてゐるのであるが、前著が近衛と一心同体であつた確信的共産主義者の風見章を中心に展開されてゐたのに対し、本書では同じ近衛の側近のなかでも英米派とでも呼ぶべき牛場友彦、松本重治、白洲次郎らの動向が詳細に記述されてゐる。

キーワードはIPR(太平洋問題調査会)である。この戦前・戦中・戦後を通して一貫して反日イデオロギーの砦であつた民間シンクタンクに牛場、松本、白洲らが深く関はつてゐたのである。

IPRについては昨年刊行された江崎道朗氏の「日本占領と敗戦革命の危機」の中でもアメリカ側IPRにいかに多くの共産主義者が浸透してゐたかが触れられてゐる(同書p.70「コミンテルンはいかにしてIPRを乗っ取ったか」を参照のこと)が、本書では日本側IPRには上記英米派とともにゾルゲ事件関係者の尾崎秀実や西園寺公一ら共産主義者も関はつてゐたことが明らかにされてゐる。

本書の第一章ではこのIPRにロックフェラー財団がいかに多額の援助をしてゐたかが述べられてゐる。そして松本、牛場、白洲らはそれぞれ親の世代から国際金融資本と深い繋がりを持つてゐたのである。

ずばり本書の肝はp.204に掲載されてゐる近衛内閣のブレーン達の人物相関図である。実は評者は昨年8月末、千葉県佐倉市で行はれた著者の講演会で示されたこの図を見て急ぎメモをとつたが、翌日FBにアップしたレポートではこの図の詳細は伏せてゐた。本書が今春刊行されることが予告されてゐたからである。

https://www.facebook.com/100004141752702/posts/1115001441981237?s=100004141752702&sfns=mo

この図を傍らにハーバート・ノーマンやトーマス・ビッソンらGHQに巣食う共産主義者の動向を重ねて近衛上奏文を読めば、準備万端整へて極東軍事裁判に臨まうとした近衛が何故出頭当日、昭和20年12月16日の早朝に怪死しなければならなかつたのかといふ実相が見えてくる。

かくして昭和十年代の歴史はこの図を基に書き変へられなければならない。

55. 中川隆[-9801] koaQ7Jey 2019年6月07日 07:24:57: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2639] 報告
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近衛文麿 野望と挫折 – 2017/11/24
林千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E8%A1%9B%E6%96%87%E9%BA%BF-%E9%87%8E%E6%9C%9B%E3%81%A8%E6%8C%AB%E6%8A%98-%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/4898314651/ref=sr_1_2?qid=1559855342&s=books&sr=1-2&text=%E6%9E%97+%E5%8D%83%E5%8B%9D

内容(「BOOK」データベースより)

昭和天皇、陸軍、尾崎秀実、東条英機らを操り、敗戦革命を計画。
戦後、一転してマッカーサーに取り入り、天皇退位を画策。
復権を試みた近衛だが、彼のシナリオは思わぬところで破綻した。


内容紹介

現代史を覆す、決定的真実に迫る!
渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!!

近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!?
近衛は、単なるポピュリストに非ず!
用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた──


近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。

そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。

勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。
あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。
彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。

近衛を葬ったのは誰だったのか?
そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。


──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。

青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。
こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。


カスタマーレビュー


オージッタ
近衛文麿の死によつて東京裁判は成立した 2018年1月10日

この正月に昨秋より保留してゐた江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)と林千勝「近衛文麿 野望と挫折」(ワック)の2冊の書籍をほぼ同時に併読・読了した。

昨年8月刊の江崎氏の本については、すでに高い評価がなされてゐるので、ここでは詳しくはふれない。ただ11月末刊の林氏の著作との関連で云へば、江崎氏の本の最後は「おわりにー近衛文麿という謎」となつてゐるが、まさにちやうどその謎を解いたのが林氏の本だといふことができる。

これまでにも近衛内閣の戦争責任にふれた書籍はいくつか読んではゐたが、いづれも隔靴掻痒の感があつた。それらのなかでは中川八洋「近衛文麿の戦争責任」(PHP)が一番はつきり近衛の戦争責任を指摘してゐたが、あまりにも衝撃的なその内容は俄かには信じ難いものがあつて、とりあへずはひとつの仮説として受け止めてゐた。

ところが平成28年5月号の正論に掲載された林氏の「支那事変と敗戦で日本革命を目論んだ者たち」といふ論文を読んで驚いた。

近衛内閣で内閣書記官長(現在の内閣官房長官)を務めた風見章といふ人物が一貫して確信的な共産主義者で、後にゾルゲ事件で逮捕される尾崎秀実らとともに、陸軍参謀本部の事変不拡大・和平の方針に反して、朝日新聞などのメディアを使つて戦意を煽り、泥沼の日中戦争に導いたといふではないか。

その背景には「帝国主義戦争を内乱へ」といふレーニン以来のコミンテルンの方針があつたといふ。

いはば中川氏の仮説に風見章といふ補助線が引かれ近衛内閣の戦争責任が実証されるに至つたのである。そして、今度の林氏の書籍では、近衛内閣をめぐる様々な人士一人一人に吟味を加へ、結局近衛と風見は一身同体であつたと結論づける。かくして仮説は完全に証明されたのである。

江崎氏は先の本の末尾で晩年の近衛に親しく接した井上日召の言を引いて近衛の性格の弱さを指摘し、その弱い近衛が勇気を振り絞つて告白したのがあの有名な近衛上奏文であるといふ。

しかしこれは林氏の今回の証明からすれば、噴飯物で、近衛は初めから一貫してナチスのヒトラーに憧れたファシストで、全体主義のためには偽装した共産主義者の風見らをも利用したのである。

しかしながら敗戦が色濃くなるに至つて、ほんたうに敗戦革命が起きてしまふかもしれないとおそれ、自らの戦争責任を陸軍と共産主義者に転嫁するために近衛上奏文を書いたのである。

そして終戦後はマッカーサーに取り入つて、実は自分は平和主義者であると装はうとした。

ところがGHQ内の路線争いから突如戦犯として扱はれることとなり、さうなると、裁判で近衛上奏文の内容が公けにされてしまふ。

かくして近衛の出頭直前突然の死は GHQ内とかつて近衛内閣に協力した共産主義者にとつて都合のよいものであつた。東京裁判(史観)は近衛の死によつて成り立つたといふのが、林氏の書の意味するところだらう。


これこそがあるべき歴史研究のあり方! 2017年12月1日

戦前戦後の日本外交・政治の中枢である近衛文麿は、いままで「優柔不断」、「弱い人間」などの言葉で取り繕われてきた。

それは彼の真相を知る手掛かりが、GHQや国際共産主義者に徹底的に抹殺されたことや、真相を知る人物らがそうゆうプロバガンダを流してきたことが原因と思われるが、著者は長年、決して本質を見せてはくれない資料を丹念に読み込んで、わかりうるわずかな輪郭を元に、真の近衛文麿像を抽出することに成功した。

戦前日本の外圧の真相が明らかになる反面、内部から呼応した人々の研究は進んでいない。この著書は内部から鍵を開けた最重要人物の真実を暴き出した瞬間であり、戦後レジーム脱却の大きな一歩となると思う。このような研究をただひたすら真摯に取り組んでこられた氏に敬意を表します。


kei-toshie
ルーズベルトに日米戦争を引き起こさせる要因を作ったのは近衛文麿だったのか! 2019年2月23日

最近の殆どの著書は「日米戦争はルーズベルトによって引き起こされたのであり、日本人が仕掛けたのではない。」とするものが殆どである。では「何故ルーズベルトをその気にさせたのか?」が良く分からなかった。

但し、ルーズベルトが日本の行動に対して不満な要因が少なくとも二つあった。

一つは昭和12年に支那事変から始まった日中戦争の長期化(太平洋戦争終戦までの8年間)であり、もう一つは昭和15年に締結した日独伊三国同盟であった。

支那事変に関しては、当初支那(国民党)側から停戦の申し入れがあったが、近衛は「国民党は相手にせず」と言って拒否したことにより戦争は長期化していく。

三国同盟に関しては松岡洋右の考えを支持し、積極的に支持した。

私は支那事変が長期化したのは、近衛の責任だと思っていたが、今回この著書を読み、その背景には近衛内閣を支える共産分子である尾崎秀実や岡見章がいて、彼らが支那事変の長期化を熱望していたことがわかった。

第一次近衛内閣の閣僚の中に尾崎秀実や岡見章がいる。
又第二次近衛内閣の中には松岡洋右がいるのである。

したがって、尾崎秀実、岡見章、松岡洋右、等々がルーズベルトに日米戦争を引き起こさせたと言っても過言ではない。
(但し彼らの上司は近衛文麿であった。)

過去に読んだ本の中で{昭和20年2月に近衛文麿は「敗戦は遺憾ながらもはや必至」と昭和天皇に戦争終結を提案した。}とあり、良い提言をすることもあったなと思っていました。ところが、今回「近衛上奏文」(263頁)を読み、戦争終結提案は、自分の保身のための様々な提案の中の一環であることが分かり私としては怒り心頭に達しました。

終戦を迎えるに当たっても、マッカーサーやGHQに昭和天皇の配置転換や憲法改正等々、自分に都合よい事ばかり提案しています。これを読んでいて近衛文麿と言う人物に嫌気がさしました。本人は自殺したのか他殺だったのか知りませんが、このような卑怯な人間は死んで当然だと思いました。近衛文麿についてこれだけ詳細に書いて下さった著者に感謝を申し上げます。


プライベートもパスワード
「ノンフィクション」と捉えても過言ではない。「テロルの決算」以来の読み応え有り。 2017年12月20日

近衛文麿の「ノンフィクション」と捉えても過言ではないこと。ここまで調べあげた筆者の執念に完敗(乾杯)。
沢木耕太郎の「テロルの決算」以来の読み応えが有りました。

登場人物が沢山出てきて、人物相関で混乱した人もいるかと思います。
戦国時代に例えるなら、まだ登場人物は少ない方。
筆者は、キーマンとなる人物を登場させては、すぐに「近衛文麿」に話を戻す点は実に巧妙である。

「近衛文麿」は“いったい”何がしたかったのか?
そもそも戦争をしたがる人間がこの世にいるのか?

近衛文麿は若き頃、「英米本位の平和主義を排す」という論文を著し、国際関係の革新を唱える一方で、陸軍と共産主義者に戦争責任の全てを押し付ける。そして天皇退位までもくろむ。

近衛にとっての共産主義者とは誰なのか?

尾崎秀美?
風見章?
風見鶏?(ダジャレ)

この書物はそれらを少しずつ明らかにしていく。
読者は常に“どうしてそうなったか”の理由(根拠)が知りたい。その点では、この本は充分に期待にそえる。

「近衛文麿」は自殺では無く、暗殺されたのか?誰の手によるものか?
「大東亜戦争」とは何だったのか。「第二次世界大戦」とは何だったのか。

筆者は「第二次世界大戦」という言葉を使用していないが、「第二次世界大戦」で連想する世界共通の答えは、老若男女問わず「パールハーバー」、「ヒトラー」、「アンネの日記」、「アウシュビッツ」、「ノルマンディー」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。

残念ながら、「近衛文麿」の名は出てきません。

日本でも同じ。中学生に聞いたら「アンネの日記」、「ヒロシマ・ナガサキ」です。
やはり「近衛文麿」の名は出てきません。

本書では、「近衛は内外の諸勢力から、国民から、天皇から、歴史から世絶されたのです。」と言及しています。


話は第一章に戻します。

いきなり「近衛文麿」の祖先である「藤原鎌足」の話から始まります。実に面白い。

私が知り得た「藤原鎌足」は、百済最後の王の「扶余豊璋(ふよ ほうしょう)」であったという説があります。日本の統治は天皇血族であり続けるべきであるという「厩戸王(うまやとおう)」(聖徳太子)を押しのけ藤原氏だけの世を作り出したが、「近衛文麿」は、まるで同じ行動ですね。

真偽は歴史研究家にゆだねるとして、筆者は読者をグイグイと導いてくれます。
本書では、「近衛文麿」は戦争責任を逃れるため「大化の改新のごとくと称して東条英機の暗殺を説いた」としています。

然しながら、わからないことが多いのがこの「近衛文麿」。


第二章では、なぜスパイであるゾルゲと親交深かった共産主義者の尾崎秀美を重用したのか、にメスが入ります。それを少しずつ解き明かしてくれます。
諜報者としてではなく扇動者として利用していく過程を、です。尾崎の志と才能を利用していく過程は実に判り易い。

「近衛文麿」は自分をヒトラーに重ね合わせ、何をしたかったのか。

悪い見方をすれば、目的を達成させるには、共産主義者であろうが、利用する。
一方で、「秋丸機関」に治安維持法で検挙されていた者が参加していたことを考えると、政治や宗教感に左右されることなく多くの人材を集めた、とも考えられます。

「秋丸機関」については、筆者の「日米開戦 陸軍の勝算」に詳細が書かれておりますが、本書でも第三章で少しふれています。

「秋丸機関」には他国の調査をすべく、国ごとの研究班が存在したことは「日米開戦 陸軍の勝算」で明らかにされていますのでご一読意をお勧め致します。

ベトナム戦争で例えるなら、

@北ベトナム政府の思惑
Aソビエトの思惑
B南ベトナム政府の思惑
Cアメリカの思惑、

といった四通りの考え方が存在したハズです。この四通りの考え方を把握してこそ、戦争の原因が見えてくると考えます。

無学な私の個人的感想ですが、「大東亜戦争」の始まりは、「満州事変」なのか、「日中戦争」なのか、「パールハーバー」なのか、それすら判りません。
いずれにせよ、日本が参戦する過程で「近衛文麿」を抜きに考えられないことを本書で知りました。


第四章では、いよいよ「真珠湾攻撃(パールハーバー)」に触れます。

最終章では、「近衛文麿」が、利用した共産主義者や昭和天皇に戦争責任の全てを押し付け、自身には責任が無いこと、終戦に努力したこと、に奔走します。
ポツダム宣言の履行後に天皇の退位を画策したり、利用してきた共産主義者の企図を告発したりで、多くの協力者の信頼を失ったのではなかろうか。殺されても仕方がない。

現代社会に照らし合わせると、このような人物は「やはり」います。会社でウロウロしています。いつの時代も変わらない。
上長に良い顔して自分には非常に甘い人。すごく社内で嫌われています。

現代のテクノロジー社会では電子データのファイルを“クリック”ひとつで消すことができます。一方、関係者の回顧(録)を消す削除キーがないところが人間たるゆえんである。筆者は、様々な事実や証言を少しずつ積み上げて、真実を明らかにした点で功績は大きい。

織田多宇人
中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された 2018年2月1日

中臣鎌足を祖とする名家藤原北家の藤原道長の末裔、貴族社会の頂点に位置していた近衛家の御曹司近衛文麿の意外な人生のノンフィクションの作品に圧倒された。

以前著者の講演会で近衛文麿の周りに巣食う共産主義者の話を聞いた時に意外な事実にびっくりしたことがあるが、この本を読み、近衛が己の名誉と栄光を手にするために、天皇陛下でも共産主義者でも自分の子供でも見境なく利用したと言うことが分かり、衝撃を受けた。

昭和12年6月に大命降下を受けて総理大臣になる三箇月前に近衛は仮装パーティーでヒットラーに扮した。このことを政治評論家の阿部真之助は『文藝春秋』昭和12年7月号で

「十年前、左翼華やなりし頃は彼の姿が自由主義より、もっと左に寄った位に映ったのであるが、今では時代と共に、漸次右へ移動して、自ら国家社会主義者と公然と名乗るのを辞さないまでになった。

彼が仮装会で、ナチス独逸のヒットラーに扮したのも、仮装の裏に、彼の本心が潜んでいたのだった。林大将の後に、ヒットラーを気取る近衛が出て来て、どうして世の中が、後戻りしたと言うことが出来るのだ」

と辛口に評している。

近衛は第一次近衛内閣の要である書記官長に抜擢した共産主義者風見章や後にゾルゲ事件で逮捕されるソ連のスパイ尾崎秀美、その他の革命児たちを周りに置き、支那事変を解決不能にこじらし大東亜戦争へのレールを敷いて行ったと言っても過言ではない。

それでいて、戦争責任は被らないように用意周到の準備をし、戦後の覇権を掴もうとした。

結果的には思っていたようなシナリオ通りにはならずに戦犯容疑者としてGHQから逮捕命令が出され、巣鴨拘置所への出頭日の前に青酸カリ自殺を遂げた。著者は青酸カリ自殺には疑問を抱き近衛は薬殺されたのではないかと推理している。


近衛のシナリオ通り行かなかったのは、GHQ対敵諜報局調査分析課長ハーバート・ノーマンの、義理の伯父に木戸幸一内大臣を持つ都留重人や、(すでに近衛から心が離れていた)家族ぐるみの付き合いのあった風見章からの詳細な情報の提供による近衛への心証が大きく影響していたようである。

風見章は近衛の側近として共に戦犯となってもおかしくないが、戦後は中国共産党との交流の日本側窓口のトップとして歓迎され、「日ソ協会」副会長、「日中国交回復国民会議」理事長に就任し政界の親中親ソ派を率いている。

自虐史観と謝罪外交の元祖たる風見の戦後の事績は、そもそも近衛が風見を内閣書記官長に抜擢したことの置き土産である。このような近現代史を見つめ直し、背筋が寒くなる思いと我々自身の迂闊さへの気付きを共有することが必要だ。


himawari
闇 2018年11月20日

ch桜討論で林千勝さんの意見を聞き興味が沸きました。

なぜ真珠湾へ行ったのかはアメリカルーズベルト批判から始まった開戦への疑問。
これまで日本側からこれを分析する本は出ませんでした。

 林千勝先生「日米開戦陸軍の勝算」は決定版と言えるような内容。

本当の闇の部分山本五十六周辺の情報は無いのですが、公開情報を元に陸軍側から見た理詰めの勝算分析を示しています。

もちろん本当の闇は公開情報からは出てきません。
我々ができることは公開情報を元にした分析。秘密情報なしでも十分に当時を知ることができます。

本の評価から言うと「日米開戦陸軍の勝算」が10に対して「近衛文麿野望と挫折」は5くらい。
両方とも所謂陰謀論ではなく、文献を元に分析を加えています。


最初に読んだのは「近衛文麿野望と挫折」、これを読めば両方の内容が読めるという討論上での林先生の説明があったのでこれにしましたが、不足を感じたので「日米開戦陸軍の勝算」も読みました。

「近衛文麿野望と挫折」は近衛文麿という淡い個性が扇の要となり日米開戦まで引っ張って行ったという意見。
自分はこれはカモフラージュではないかと思っています。

中心議題は日米開戦に至る人物の行動分析。
主要人物の行動分析を行うことでこれからの研究の土台作りになっています。


  一番心に残ったのは敗戦後の秋丸次朗、有沢広巳の行動。
秋丸機関を反戦平和のための機関だったとして、その業績自体を全否定しています。
定期的に会合を開いて口裏合わせをするという念のいりよう。

有沢広巳は共産党シンパになり「日本はアメリカには感謝し続けよう中国には謝罪し続けよう」と言い続けます。
そして研究成果、蔵書のすべてを中国共産党に寄付します。

なぜ秋丸機関の提言は実行されなかったのか(大東亜戦争という名称をはじめとした一部は実行されたのですが)。

鍵は欧米植民地支配、人間支配の手法にあります。
彼らは家畜を支配するがごとく巧みに人間を支配します。
日本の中枢、東京に彼らの代理人工作の実行者が隠れていたのではないでしょうか。

どんなに巧みな計画を立てても中枢にいる人間に逆方向へ走らせます。
ルーズベルトにとってジャストタイミングの真珠湾、ミッドウェーは指令が正確に伝わっていたことを示しています。

代理人の正体は不明ですがキリスト教徒国際人であることは間違いないと思います。
そして東京にいる人。

 ガダルカナルでの役割を終った山本五十六はアメリカ軍機に追い回されて殺されます。
口をふさぐ必要があると判断されたのでしょう。

戦後日本は敗戦へ導いた黒幕たちの支配が強まります。
秋丸次朗も有沢広巳も変節を余儀なくされました。
秋丸次朗、有沢広巳にとって秋丸機関こそが一生に一度の大仕事。
それが終わった後はどうでもよかったのだと思います。

もちろん作戦が実行されて日本軍が勝利したなら活動は継続したはずです。
端から作戦を壊してしまう人物がいる日本軍。
二人とも絶望したでしょう。

北京に送った蔵書などは有沢広巳にとってはゴミだったのではないでしょうか?
すべては秋丸機関に掛けたのだと思います。

 わずかな資料から林千勝がよみがえらせた昭和史。
日本人はここから出発する必要がある。

 戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。


国士応援
本書の評価自体は難しいが、アメリカの対日観が滲んでいる・・・(ネタバレあり) 2018年3月3日

前作「日米開戦 陸軍の勝算」(祥伝社新書)で紫電一閃、卑屈なアメリカ追従史観を斬り捨てた英才、林千勝氏の最新作ですが
存外、評価が難しいです。

近衛文麿が天皇陛下にも、ご皇室にも大した敬意を払っていなかっただろうことは良くわかりましたが
「そもそもソ連の「黒幕」と通謀していたのか?」という事は証拠隠滅(林千勝氏によれば)もあって状況証拠のみです。

概略は

@ 近衛文麿は公卿政治家として、日本を支配しようとしてきた。

A 日本支配の布石のために国内の動乱を必要とした近衛は、国外のシナ事変、国内では共産主義を利用し、後には対米戦争を画策する。

B 近衛はソ連をかばうためにソ連への侵攻を企図した「北進論」ではなく、列強のアジア植民地へ侵攻し、列強と対立せざるを得ない「南進論」へと舵を切らせた。

C 近衛文麿が共産主義の傀儡だったことは、「アジア解放のための資本主義の打破」
という公約演説に集約されている。

D 近衛は個人的な野望でアメリカとの戦争を画策した、本来、日本はアメリカと対立する要素はなかった


大体、まとめるとこんな感じですが
この@とAは状況証拠のみでよくわかりません。

Bはいささか無理があり、ABCD包囲網で資源獲得に苦しんでいた日本が重要資源の生産地である南方進出を企図するのは国防上の必然であり、
逆に北に侵攻してソ連と対峙した場合、資源を手にできる可能性はほぼなく、加えて冬の満州の−20℃よりもはるかに低気温の−40℃地帯のロシアで、貧弱な対寒冷装備しか持たない帝國陸軍が有効な組織戦闘を展開できるとも思えず、何より南方地域を攻略しないでソ連を攻めるとすれば、満州から内蒙古、外蒙古とほぼ単線の補給線しか確保できないので北進は地獄になるでしょう。

Cの資本主義の打破という言葉も、冷戦が顕在化した後の「資本主義陣営」という言葉とはかなり様相を異にし、「植民地の収奪と囲い込みによる、持てる国の経済」という意味合いが強い言葉でした。

それに対して、挙国一致して資源を計画的に戦力増強に振り分け、国内の完全雇用体制から強国として列強のブロック経済を破壊して自給自足の経済、アウタルキーを目指すというのが、植民地支配国から締め出された日本やドイツなどの生き残りをかけた戦略でした。

ヒットラーでさえ、「ドイツ社会主義労働党」から出てきた事を考えれば、
当時の資本主義の打破=共産主義勢力というのは無理があるでしょう。

このあたりの事情は前作の「日米開戦の真実 陸軍の勝算」に詳しいので林千勝氏の方が私より良くご存じだと思います。 


D のアメリカと対立する要素は無かったは、全くの暴論で
アメリカの外交官ジョージ・ケナンはその著作「アメリカ外交50年」で誠実に述べているように「十年一日のごとく日本に嫌がらせをした」のであり、
シナ事変において蒋介石に指示して日本を泥沼のゲリラ戦に引き込み、さらに莫大な援助によってそれを助けていました。

シナの戦争の仕方がどのようなものであったのかと言えば
東中野 修道氏の著作「南京虐殺の徹底検証」によれば、

シナに常時いくらでも存在している流民を駆り集めてきて、塹壕を掘らせて銃器を持たせ、その脚を鎖でつないで動けなくして、帝國陸軍を足止めさせる。
足止めした所を、戦を監督する「督戦隊」が機関銃で味方ごと撃ち殺す。

という酷薄な使い捨ての奴隷制軍隊を用いていました。

目的は帝國陸軍に勝つことではなく、日本の国力を削ぐために日本男児をけずる事であり、アメリカは奴隷戦術をシナ人に仕込みながら、日本には常に「公正で人道的な対応」を求めて、あらゆる宣伝、空言を用いて効果的な戦術を封じました。

対米戦争の印象が強いせいで、シナ事変の困難は忘れられがちですがアメリカ自身がこれより後に、ベトナム戦争のゲリラ戦で七転八倒した後に、あらゆる価値観がひっくり返され、分断された不安定な国家に堕していった事を考えれば、大日本帝國の損傷は決して小さくは無かったでしょう。

日本男児の強さと、責任感、人々を守らんとする優しさ、に頭が下がります。

倉山満氏も最近、似たような近衛文麿が諸悪の根源、といった本を出していましたから、おそらくアメリカあたりのはやりの学説なのだと思いますが、
根本的に「ヴェノナ文書」によってルーズベルト・ホワイトハウスがソ連共産党の意のままに操られていたという事を認められない連中がこじつけた感が拭えません。

アメリカの本音とすれば

「日本が無傷のまま北進を決めて、我々がそれに乗っかっていれば日本に多大な苦痛だけを押し付けつつ、アジアに進出し莫大な権益をただ取りできたのに・・」

という所でしょう。それに対して

「日本が滅びるならば、犠牲となるのは女子供だ。日本男児ならば誰でもそれを座視するよりは、己の身を擦り潰す事になっても刃を抜かずにはおかぬ。武士の時代から今に至るまで何も変わらない」

と笑って言い返すべきでしょう。

特に不利な立場に立たされているなら、尚の事、気概をもって現実を乗り越える強さを希求する必要があるのですから。

56. 中川隆[-9800] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:00:08: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2641] 報告
▲△▽▼

日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3

内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!


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カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。


読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。


himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。



面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。


ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。


シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c13

コメント [経世済民132] 米日貿易摩擦、「いじめ」は昔からも=中国人学者(チャイナネット) 無段活用
1. 2019年6月07日 09:56:14 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[292]
 ファーウェイの代表は試練を乗り越えた日本を見習って頑張ると言ってるとか
3.11の2,3日後には社員を被災地の顧客のため防具着て電柱に登らせたとも
中国政府からは寧ろ離れた自主独立の社風だったとも聞く  何とかケッパレ!
日本も昔に比べたらダメダメになってしまったが過去を覚えてくれてる人もいるようだ 風の中のスーバルー♪
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/561.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK261] 前川喜平氏、痛烈批判! 川崎殺傷事件、「政権は、このような事件も支持拡大に利用する」「かっこいい台詞はすべて官僚の作文。… 赤かぶ
88. 楽老[650] inmYVg 2019年6月07日 09:57:05 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[365]
ポン助:消費税が悪いのではない。安倍政権の使い方が悪いのだ。

その通りだ。
ところが、安倍政権が悪かろうか、自公が悪かろうが
消費税が社会保障に使われず
財政再建にも使われず
富裕層の負担軽減と大企業向け減税、輸出入に絡む還付金に消え去ったことは事実だ。
結果何が起こったか
景気回復を阻害し
貧富の差が増大し
大企業の内部留保は史上最大

大企業が内部留保を取り崩し、設備投資して企業発展すればよいのだが
経営ビジョンを示せない無能経営者は賃金アップを拒否し現代版徴用工を要求し
安倍共々、己の任期の今さえ良ければと

ここで消費税を擁護することは
安倍政権を支えることと同じだ。
ポン助は
どんなに口先で安倍政権を攻撃しようと、実態は安倍政権の擁護に走っている。
だから、『山本太郎とれいわ新選組』に怯えて攻撃する。

わたしにはスポンのポンこそが
野党勢力の獅子身中の虫と映る。

    
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/591.html#c88

コメント [経世済民132] 米日貿易摩擦、「いじめ」は昔からも=中国人学者(チャイナネット) 無段活用
2. 2019年6月07日 09:59:00 : Eoqj3IvpoM : M2dhMEgyR0pTRmM=[1]
中国よ、ありがとう!
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/561.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK261] 原発推進の経団連会長が血液がんで入院!   赤かぶ
57. 斜め中道[6754] js6C35KGk7k 2019年6月07日 09:59:55 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[713]
>>55 さま
「反省」というのができない・できなくなった人間てのもいます。
この男もその類に見えますねぇ・・・
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/595.html#c57
コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
14. 中川隆[-9791] koaQ7Jey 2019年6月07日 09:59:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2650]

日米戦争を策謀したのは昭和天皇か、近衛文麿か?


鬼塚英昭 昭和天皇による日米戦争策謀論

日本の真相1 明治天皇すりかえ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=igJ12gwRtvQ&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-

日本の真相2 仕組まれる戦争・皇室スキャンダル - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=_YfXIhybq5U&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=2

日本の真相3 天皇のための戦争・天皇は内通していた - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eugXzHoKnes&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=3

日本の真相4 こじつけの天皇無罪論 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=34HEcM9qvqc&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=4

日本の真相5 すべての戦争は八百長である - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kIXzkY8VtLU&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=5

日本の真相6 操り人形がリーダーをする日本 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wlfyvOL-OVg&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=6

日本の真相7 超天才の悪魔 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1ToSe8A7_wE&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=7

日本の真相8 中曽根、正力工作員の原発 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TuVjmXdufS4&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=8

日本の真相9 原発・使い捨て人形からの反乱 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3glGABd52fk&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=9

偽天皇と田布施システム【The False Emperor】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BNLdWvMNSuU&list=PLQcBveb2LtREtx1jTiOfvc9exEExht8J-&index=10

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c14

コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
15. 中川隆[-9790] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:00:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2651]

ディビット・バーガミニ 昭和天皇による日米戦争策謀論


天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた
ディビット・バーガミニ著 松崎元 訳
https://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_02_contents.htm#mokuji
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E9%99%B0%E8%AC%80+%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%9F%E3%83%8B&i=stripbooks&adgrpid=52019632743&gclid=EAIaIQobChMIssrhk7DJ4gIVCwYqCh2RjwzYEAAYASAAEgIyRvD_BwE&hvadid=338580746102&hvdev=c&hvlocphy=20638&hvnetw=g&hvpos=1t1&hvqmt=b&hvrand=831006335091229886&hvtargid=kwd-334760778916&hydadcr=4073_10899429&jp-ad-ap=0&tag=googhydr-22&ref=pd_sl_3otvhjudwd_b


ある60才代の風変わりな華族は、私に英語で以下のように告げた。

「もちろん、貴君は私をたぶらかそうとしていると思う。貴君は私に何を言わせたいのかね。

私は裕仁を子供の頃から存じている。

彼は、戦争好きの馬鹿ロマンチストだったし、たぶん今でもそうだと思う。

しかし、もう数十年もご無沙汰している。私は、自分の古い時代に乱されたくはない。もし、貴君が私の名前をあげるなら、私が貴君には会ったこともないことにする。」
http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_04_choshakara.htm


▲△▽▼

私が会った皇室家族の二人は、私との会話に、1926年からの日本の支配者、裕仁天皇についての、いくつもの物語を滑り込ませていた。こうした物語は、印刷物として報じられたことはなく、私は最初、皇室内のゴシップとして聞き流した。
しかし、後にその全体の文脈で見ると、そこには取り上げるべき重要さが潜んでいた。

たとえば、真珠湾攻撃の夜、裕仁がマラヤからの短波放送を聞いていたとか、
彼はかって、息子をもつため、人工授精による出産をおこなっていたとか、
彼の誕生は、一般に言われているより一年早かったとのうわさがある、などなどである。


 こうした話から私が確信することは、裕仁が、少なくとも、そのように見せようとしているような、素直な歴史の被造物なぞでは決してないということである。

彼の侍従の話では、彼は、強力な独裁制の主唱者として登場してきたという。

彼は、卓越した知性の持ち主とも言われている。

1945年までは、彼は、政府のあらゆる詳細に明るく、すべての分野の官吏と逐一協議しており、常時、世界情勢についての全体的視野を保持していたという。

彼の、民事、軍事、宗教上の力は、絶対的なものと受け止められておりながら、
彼はそれをただ儀礼的に、かつ国務大臣の推奨を追認するのみで執行していたとも言われている。

また、どの話の中でも、彼は常に大臣の構想に遅れを取らずに助言を与え、
そして、彼が受け入れられるような推奨案へと舵取りしていたことが次々と語られている。

また、時には、反対する見解をも採用し、少数意見も受け入れ、あるいは、
ひとつの推薦案を丸々無視したとすらも認められていた。

裕仁天皇は、米国との戦争の布告に署名をしていた。それは、彼の意思にはそわずにされたものと言われていたが、戦争開始数ヶ月後の、近衛首相の退陣までに作成された記録には、そうした記述は残されていない。また、もし彼が戦争を差し止めようとしたならば、暗殺されたかもしれないとも言われている。しかし、こうした主張は、こじつけのようである。というのは、兵士も将校もすべて、天皇のために死ぬ備えをしており、彼を暗殺するほどにかけ離れた日本人は、戦争に反対の西洋化した銀行家や外交官だけであったからである。

 裕仁天皇は、1937年、軍隊を華北へ送る命令に判を押した。これも後に、意思にそわずに行われたものと言われ、また、その二ヵ月後には、華中、華南へ出兵する命令にも判を押した。

彼は参謀本部の躊躇した「軍国主義者」の忠告に従い、華南の命令の執行を不本意に延期した。彼は、戦局を自ら掌握できるよう、皇居のなかに、大本営を設置した。

当時の首相が天皇のあまりな傾倒に苦言を呈しているように、彼は戦争計画に没頭するようになった。

そして遂に、彼の伯父は、中国の首都、南京攻撃の命令を引き受け、南京のあるホテルに居を移し、彼の軍隊が、10万人を超える無防備の軍民双方の捕虜を殺しているのを傍観していた。それは、第二次大戦でおこなわれた最初の集団虐殺で、この伯父が東京に戻った時、裕仁は、自らでかけて、伯父への名誉の勲章を与えた。

 それをさかのぼる1931年から32年、裕仁は、満州領有に許可を与えた。これも後になって、不承々々のものとされたが、彼は、自らが代表する天皇の統帥機関により生じた企ての全的責任を負うことに躊躇していた、と当時の記録は明確に記録している。そしてふたたび、この領有が完了した時、彼はその実行者たちに勲章をあたえ、その大将を自分の侍従武官兼軍事輔弼〔ほひつ:天皇への助言者〕の主席にさせている。

 こうした明白な諸事実より、天皇裕仁の行為と、後年、彼について語られた言葉との間には、大きな食い違いがあると結論付けうる。

私は、資料文献を読みながら書き留めたノートのすべてを見直しかつ再考察し、日本の近世の歴史は、第二次大戦以来提起されているように、一部、参謀本部の逆諜報専門家や、一部、皇室取巻きの上層部によって、戦争末期に捏造された幻想に巧に由来している、と確信するようになった。

 こうした日本の表向きの物語は、何度も、すでに生じていたことがその結果にように引き合いに出され、論理的に逆転している。偶然な出来事や自然発生した大衆行動が、高官レベルで、それに先立つ数ヶ月あるいは数年前に、実際に議論されていたことを、その時々の資料は、一度となく示している。天皇の主席政治輔弼、内大臣(訳注)は、慣例のように次期首相を任命し、現職首相の職が危ういような政府の危機の際には、それに先立つ数週間ないし数ヶ月間は、「彼の特務期間」と呼ばれた。そのやり取りは記録として残されてもおり、その中で内大臣は、続く二代の政府の組閣構成やその成果を、正確に見通している。

終戦時、オーストラリア、ニュージーランドそして中国の高官はすべて、裕仁天皇は日本の君主であり、日本の戦争責任者のリストの先頭におかれるべきであることに同意していたことを、キャンベラの書庫で発見して、私には心をやわらげられるものがあった。彼らは、その後、マッカーサー将軍の決定――天皇を国際法の下の戦争犯罪人とするより日本の復興のために用いる――(私自身、これは賢明な決定と思う)に従った。

私の調べた確証から浮かび上がる天皇の姿は、公式の伝記にあらわれる姿とは、まるで写真のネガとポジのように異なっていた。

私の見方では、裕仁は、献身的で、衰えを知らず、利巧かつ細心で、そして忍耐力を備えた、卓越した戦争指導者だった。

彼は、アジアから白人を追放するというその使命を、大祖父から引き継いでいた。だが、国民は無関心かつ後進的であったので、人々をそうした役務にかりだすため、戦争の20年前から、心理的、軍事的に準備を重ね、巧みにあやつっていった。

公式の人物像は、これとは逆に、裕仁を、魅力に乏しいところの多い、文化的な隠居した生物学者で、自らの公務は将官や総督にゆだね、そのすべてのエネルギーをおだやかに、きのこや小さな海洋生物につぎこむ人、と描いていた。

その年の一月、私の調査が終わろうとしていた時、原書房という東京の小さな出版社が、戦時中の陸軍参謀総長、杉山元〔はじめ〕大将が1940年から44年に書きとめた備忘録〔『杉山メモ』〕を出版した。これは、日本国家の最高位の軍事将校による歴然たる手書き資料である。杉山は日本が降伏した1945年に自殺しており、彼の記録を装飾する機会はなかった。記録のほとんどは、無味乾燥な軍事的詳細か、さらに単調な軍事用語で満たされていた。しかし、そのうちのいくつかは、裕仁との会話の言葉どおりの記述である。

それらは、裕仁が、真珠湾攻撃の数ヶ月前、軍事的、経済的計画について、詳細な質問をしていることを記していた。

それは、マッカーサー将軍が語ったという、裕仁が戦後将軍に告白した――1941年にはすべての軍事的、経済的事柄については無知であった――という発言と真っ向から食い違っていた。

 最も驚くべきことは、1941年1月、対米戦勃発の11ヶ月前、裕仁が独自に、真珠湾への奇襲攻撃のフィジビリティー調査を命じていることを、『杉山メモ』が記録していることである。

それ以前では、欧米の歴史家は、少なくとも1941年11月までは、裕仁は真珠湾奇襲攻撃計画については何も知らなかった、と信じていた。1941年当時の侍従長、鈴木貫太郎は、戦後、裕仁は真珠湾攻撃計画については、それが実行されるまでは知らなかった、とはばかることすらなく記している。

 『杉山メモ』はまた、裕仁は、真珠湾計画に、彼の公式軍事輔弼がそれを告知される丸六ヶ月前の段階で、参加していたことを明らかにしている。極東国際軍事法廷の連合軍判事たちに提示され、また、宣誓のもとでの目撃証言や緻密な調査によって検証された証拠は、裕仁を戦争にまで引きずり込んだとされる「軍国主義者」の誰もが、1941年8月まで、真珠湾計画を知らなかったと結論ずけている。


国際軍事法廷は、日本人指導者に「侵略戦争への陰謀」との判決を下し、1928年から1936年の間の日本を運命付けた少なくとも八件の主要陰謀を明白とさせた。また、陰謀は、日本文化においては、古くから、由緒ある地位に置かれてきた。戦前の日本の領土軍〔植民地配属軍のことか〕は、公式に「謀略部」と称する参謀チームを設けていた。

私は、その連合国判事が判明させたリストに、さらに六件の陰謀を加え、それらのすべてを、裕仁を中心とする皇室がからむ陰謀とした。裕仁は、秘密裏に少数派に働きかけ、最初は日本を欧米との戦争に導き、そしてそれに敗北すると、その記録を隠蔽した。

欧米の歴史家は、日本人をえがくにあたって、集団ヒステリーの産物という考えでもってあまりに懲り固まっているようだった。

日本経済の記録は、そうした思い込みが誤りであることを示している。わずか一世紀昔の1868年、日本の経済発展は、1485年にヘンリー七世が王座にあった英国に相当すると見られていた。

過去一世紀の変貌は、常軌を逸した不可解な人々によって成し遂げられたのではなく、もっとも勤勉で知的な人々によってなされたのである。

私は、これまでの生涯、日本人に畏敬とそれを知ることの喜びを感じてきた。日本の指導者たちが、欧米の指導者たちと同様に、極めて賢い人たちであるということは、この著作の基本的前提である。

1945年、連合軍がドイツを制圧した際、何百万ページもの国家文書が発見された。これに対し、連合軍が取り決められた日本の占領を始めた時、戦争終結からまだ2週間しかたっていないにもかかわらず、アメリカ人の手に入ったもので、何らかの重要性をもつ文書は、日本人によって自発的に提供されたものであった。

1937年より1945年まで皇居において天皇が議長を勤めて行なわれた天皇本部の会議議事録は、すべて焼却されたと言われている。陸軍参謀本部、海軍参謀本部、特高警察のファイル類の大半も、同様であった。
http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_04_choshakara.htm

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c15

コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
16. 中川隆[-9789] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:02:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2652]

櫻井ジャーナル 昭和天皇による日米戦争策謀論

櫻井ジャーナル2019.05.02

日本で天皇の代替わり儀式が行われる中、米政府はベネズエラでクーデターに失敗

 日本のマスコミは天皇が退位する、即位すると騒いでいる。彼らにとって天皇とは「至高の存在」なのだろう。日本は第2次世界大戦で降伏する前と同じように天皇制官僚国家であり、その元首は天皇だということである。


 しかし、徳川時代の天皇は忘れ去られた存在だった。当時の天皇は生活に困窮し、短歌を売っていたという話を聞いたこともある。徳川の拠点である江戸に住む人びとが「公方様」として意識していたのは徳川家だ。


 その忘れられた天皇を発掘し、徳川に代わる体制の象徴にしようとした人びとがいた。その人びとによって現在の天皇制、明治王朝が誕生した。その後ろ盾がイギリスの支配層だ。


 徳川から明治へ移行する時期、つまり明治維新の頃、イギリスはビクトリア女王が君臨していた。心霊術にのめり込んでいた人物として知られている。


 女王は夫のアルバート(ドイツのザクセン・コーブルク・ゴータ公の次男で、夫妻はいとこの関係)からアドバイスを受けていたとされているが、それ以上に影響力を持っていたと思われるのがネイサン・ロスチャイルド、セシル・ローズ、ウィリアム・ステッド、レジナルド・ブレット(エシャー卿)、アルフレッド・ミルナー(ミルナー卿)など。


 言うまでもなくロスチャイルドは強大な金融資本の支配者でローズのスポンサー。ステッドはジャーナリストで、ブレッドはビクトリア女王の相談相手だ。後にブレッドはエドワード7世やジョージ5世の顧問を務めることになる。


 当時のイギリスはいわゆる産業革命で生産力が上がったものの、商品が思うように売れない。国内では貧富の差が拡大、民の貧困化が深刻になる。そこで始めたのが麻薬取引と侵略戦争。中国(清)の富を奪うためにアヘン戦争を始めたのが1840年。その年にビクトリア女王とアルバートが結婚している。イギリスが「世界経済の覇者」と呼ばれるようになるのはそれ以降だ。大英帝国とは侵略と略奪で成り立っていた。


 中国より前にイギリスが植民地化していたインドでは1857年に傭兵(セポイ)が武装蜂起、一般のインド人を巻き込んで大反乱になった。鎮圧されたのは1859年。その年にアヘンと武器の取り引きで大儲けしていたジャーディン・マセソンは日本へふたりのエージェントを送り込む。ひとりは歴史小説で有名なトーマス・グラバーで、赴任地は長崎。もうひとりはジャーディン・マセソンの創設者一族に属すウィリアム・ケズウィックで、赴任地は横浜。


 明治政府は1872年の琉球併合から台湾派兵、江華島事件、日清戦争、日露戦争というように東アジア侵略を開始、その背後にはイギリスが存在していた。日本人はイギリスの支配者に操られていたと言える。


 そのイギリスは1899年からボーア戦争(南アフリカ戦争)を開始、金やダイヤモンドを産出する南アフリカを制圧する。その直前に南アフリカではダイヤモンドが発見され、その利権に目をつけたイギリスの支配者たちが引き起こした戦争だった。後に首相となるウィンストン・チャーチルもこの戦争で頭角を現している。この戦争で世界の金をイギリスが支配するようになり、金本位制を採用する国々の通貨も支配できるようになった。


 ちなみにチャーチルは貴族階級の家に生まれたが、父親のランドルフ・チャーチルは甘やかされて育ったプレーボーイで、46歳のときに梅毒が原因で死亡している。


 生前、ランドルフはネイサン・ロスチャイルドから多額の借金をしていたことでも知られ、その額は現在の価値に換算すると数百万ポンド、つまり数億円。いくらでも借りられたという。ランドルフがロスチャイルドを裏切らない限り、借金は返済する必要がなかったようだ。


 ネイサン・ロスチャイルドと親しい関係にあったジョージ・ピーボディーは銀行を経営していたが、そのパートナーがジュニアス・モルガン。その息子がジョン・ピアポント・モルガンだ。ネイサンはこの若者をアメリカにおけるビジネスの責任者にしている。そして巨大銀行のJPモルガンが生まれる。関東大震災以降の日本に大きな影響力を及ぼすことになるのはこのJPモルガン。


 この銀行が中心になり、アメリカでは1933年から34年にかけてフランクリン・ルーズベルト政権を倒し、ファシズム体制を樹立させようというクーデターが計画されている。


 そのJPモルガンが駐日大使として日本へ送り込んできたのがジョセフ・グルー。本ブログでは繰り返し書いてきたが、グルーと親しかった日本人には秩父宮、松平恒雄、徳川家達、樺山愛輔、牧野伸顕、吉田茂、岸信介、松岡洋右などが含まれる。中でも親しかったのは松岡。戦争が始まり、離日する直前にグルーがゴルフした相手は岸だ


 要するにイギリスとアメリカの金融資本はつながっているのだが、その金融資本を中心とする支配層がベネズエラの石油を狙っている。


 4月30日にもクーデターが試みられたが失敗、フアン・グアイドと反政府派の象徴になっているレオポルド・ロペス(2014年のクーデター未遂で自宅軟禁中だったが、クーデター派によって解放されていた)はスペイン大使館へ逃げ込み、クーデターに参加した兵士25名はブラジル大使館へ逃げ込んだ。


 クーデタの失敗を受け、アメリカのマイク・ポンペオ国務長官はメディアに対し、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は航空機でキューバへ逃げようとしていたが、ロシアの説得で留まったと主張している。実際はごく狭い地域で混乱があっただけで、基本的に国内は安定、逃亡するような状況ではなかった。ポンペオは失笑を買っただけ。


 アメリカ支配層が発する嘘の質が急速に劣悪化している。アメリカを中心とする支配システムの崩壊は早いかもしれない。アメリカの支配システムが崩れれば、日本の天皇制官僚制も維持できなくなる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201905010001/


櫻井ジャーナル 2019.04.24

米支配層が維持しようとした天皇制官僚体制の恥部がひとつ明らかに

 インドネシアのバンカ島で日本軍の兵士は1942年2月、22名のオーストラリア人看護師を銃殺したという。海の中を行進させ、機関銃で射撃、ひとりを除いて殺害したのだが、その前に看護師は兵士から性的暴行を受けていたことを示す証拠の存在が明らかにされた。(​英語​、​日本語​)証拠を隠滅し、なかったことにするという手法は今でも使われている。NGT48のケースもその一例だが、隠しきれないこともある。


 日本のアジア侵略は1872年の琉球併合から始まるが、アメリカとの戦争は1941年12月7日の真珠湾攻撃から。1942年6月のミッドウェー海戦で日本の艦隊が敗北するまで日本側は勝ち戦だと考えていたようだ。そうした中、バンカ島での虐殺は引き起こされたことになる。


 外国へ攻め込んだ軍隊の兵士が女性に性的に暴行するという話はしばしば聞く。日本軍に限った話ではない。日本軍の特徴はブレーキがきかなくなることにあると言えるだろう。性的暴行への対策として日本軍が作り上げたのが慰安婦の仕組みだ。戦争経験者は次のような文章を残している。


 「日本軍は前線に淫売婦を必ず連れて行った。朝鮮の女は身体が強いと言って、朝鮮の淫売婦が多かった。ほとんどだまして連れ出したようである。日本の女もだまして南方へ連れて行った。酒保の事務員だとだまして、船に乗せ、現地へ行くと『慰安所』の女になれと脅迫する。おどろいて自殺した者もあったと聞く。自殺できない者は泣く泣く淫売婦になったのである。戦争の名の下にかかる残虐が行われていた。」(高見順著『敗戦日記』)


 「あえて言いますが、ほとんどの男は、とても自分の家族、自分の女房や子供たちに話せないようなことを、戦場でやっているんですよ。中国戦線では兵士に女性を強姦することも許し、南京では虐殺もした。そのにがい経験に懲りて、日本軍は太平洋戦争が始まると、そうしたことはやるな、と逆に戒めた。」(むのたけじ著『戦争絶滅へ、人間復活へ』岩波新書、2008年)


 「そこで、出てきたのが『慰安婦』というものです。その主体は朝鮮から来た女性たちでした。日本の女性も来ましたが、これは将校専用です。』(前掲書)


 「女性たちにここへ来た事情を聞くと、だまされた、おどされた、拉致された、というように、それは人によってさまざまだった。」(前掲書)


 「何人もの女性たちを船に乗せてインドネシアまで連れてくるためには、軍の了解が絶対に必要です。・・・やはり、慰安婦は軍部が一つの作戦としてやったことで、まったく軍の責任だった。」(前掲書)


 敗戦後、日本の将兵が戦場で行ったことを批判的に語るおとなもいたが、多くの「元兵士」にとって身に覚えのある話であり、口にすることはできなかっただろう。勿論、事実を否定することもできない。1945年に20歳代だった人は1975年でも50歳代だ。日本社会には戦場の記憶が鮮明に残っていた。荒唐無稽な話はできない。


 戦争経験者が少なくなるに連れ、妄想を平然と口にする人が増えてくる。メディアもそうした妄想の拡散に協力した。


 それでも慰安婦の存在を否定できないため、商売として行っているのだから問題がないと言う人もいるが、その考え方は日本人の堕落、退廃を示している。


 第2次世界大戦の前、JPモルガンの強い影響下にあった日本では新自由主義的な経済政策が採用され、庶民の生活水準は悪化し、東北地方では娘の身売りが増えた。欠食児童、争議なども社会問題になっている。こうした貧富の差を拡大させる政策を推進したのが浜口雄幸内閣だ。


 そうした政策に反発する人も少なくなかった。その結果、浜口首相は1930年11月に東京駅で銃撃されて翌年の8月に死亡、32年2月には大蔵大臣だった井上準之助が本郷追分の駒本小学校で射殺され、その翌月には三井財閥の大番頭だった団琢磨も殺された。井上は当時、日本でも最もJPモルガンに近いとされていた人物。団もウォール街と緊密な関係にあった。


 その年の5月には五・一五事件が引き起こされ、1936年2月には二・二六事件だ。血盟団にしろ、二・二六事件の将校にしろ、娘を身売りしなければならないような状況を作った支配層への怒りが行動の背景にはある。


 井上が殺された1932年に駐日アメリカ大使として日本へやってきたジョセフ・グルーはJPモルガンと極めて緊密な関係にある。このことは本ブログで繰り返し書いてきた。グルーのいとこがジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガンの総帥と結婚していたのである。しかもグルーの妻の曾祖父の弟は「黒船」で有名なマシュー・ペリーである。


 グルーは秩父宮、松平恒雄、徳川家達、樺山愛輔、牧野伸顕、吉田茂、岸信介などと昵懇にしていたが、中でも親しかったのは松岡洋右。戦争が始まり、離日する直前にグルーが岸とゴルフしたことも有名な逸話だ。安倍晋三の祖父は大戦前からアメリカの支配層と親しかったのである。


 戦前の天皇制官僚システムはウォール街の影響下にあったわけだが、1933年から45年4月にかけての期間はウォール街と敵対関係にあったニューディール派がホワイトハウスで主導権を握った。ニューディール派の中心的な存在がフランクリン・ルーズベルト大統領だ。


 ルーズベルトが急死するとウォール街がホワイトハウスを奪還、ドイツのナチは救出され、日本の天皇制官僚システムは存続することになる。戦争責任も曖昧なまま幕引きになった。


 しかし、連合国の内部には天皇制官僚システムを破壊するべきだと考える人も少なくなかった。日本軍と直接戦ったイギリスやオーストラリア、そしてソ連。日本が降伏した直後はアメリカが日本をコントロールできる状態だったが、時間を経ればそうした国々の軍人や官僚が日本へやってきて民主化を要求、天皇制の廃止も主張する可能性が高い。それに留まらず、天皇の戦争責任は必ず問われる


 大戦後、日本占領の中枢だったGHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)の中にも天皇を中心とする侵略戦争の象徴である靖国神社の焼却を主張した将校が多かったのだが、焼かれなかったのは、ローマ教皇庁が送り込んでいたブルーノ・ビッターが強く反対したからだという。ビッターは闇ドルにも手を出していた人物で、CIAのエージェントだったと見られている。靖国神社とCIAには何らかの関係があるのだろう。(朝日ソノラマ編集部『マッカーサーの涙』朝日ソノラマ、1973年)


 ウォール街は日本を支配するシステムとして大戦前から天皇制官僚システムを使っていた。それを戦後も存続させるため、戦争責任の追及と民主化の推進という儀式を早く終わらせる必要があった。


 そこで1946年1月に戦争犯罪を裁くとして極東国際軍事裁判(東京裁判)を設立、48年11月に判決が言い渡されている。その年の12月23日に東条英機、広田弘毅、松井石根、土肥原賢二、板垣征四郎、木村兵太郎、武藤章が処刑されているが、これは「民主化」を演出するセレモニーにすぎない。本来なら処罰されて当然であるにもかかわらず被告席にいない人がいた。


 そして新たな憲法が制定される。その憲法は第1条から第8条で天皇制の存続を定めている。「象徴」という修飾語をつけてはいるが、天皇制の存続を謳っている。「戦争の放棄」を定めたその後、第9条だ。


 戦後日本の進む方向を決めたジャパンロビーの中心にはジョセフ・グルーがいた。内務官僚、思想検察、特別高等警察といった戦前日本の治安体制の中枢は戦後も要職に就いている。「国体」は護持されたのだ。


 バンカ島での出来事をオーストラリア政府が封印したのは日本の「国体護持」を望むウォール街の意向に沿った行動だと言えるだろう。その国体に関わる儀式が近く行われる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201904230000/

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c16

コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
17. 中川隆[-9788] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:03:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2653]

長周新聞 昭和天皇による日米戦争策謀論

アメリカはアジアを侵略した日本を懲らしめるため、そして国民が好戦的であるから原爆投下をして戦争を終わらせ、いく百万の人命を救ったと、みずからを平和主義者であるかのように宣伝してきた。

だが実際は、日本を侵略し、単独で占領して属国にする計画を、ずっと以前から持っており、それを実現するチャンスと見なして緻密な計画を持って望んだ戦争であった。日本支配にあたっては、天皇を傀儡(かいらい)とする政府をつくることも計画していたし、戦時中も天皇や皇族を攻撃してはならないという命令を米軍将兵に厳守させていた。それは天皇側にも知らされており、近衛文麿や吉田茂などはその線で動いていた。東京大空襲でも皇居は攻撃されていない。


国民は皆“お国のため”といって国に殺された。天皇はアメリカに日本を占領してくれとお願いしたんだ! それは共産主義が怖くてアメリカに自分を守ってもらうためだった。

米軍の無差別空襲のなかで、不思議なことに皇居は攻撃対象からはずされ、三菱重工広島造船所や長崎造船所は広島、長崎の原爆投下でも被害はなく、下関空襲でも三菱や軍は無傷であった。


アメリカの国立公文書館で発見された「米国陸軍軍事情報部真理作戦課『日本プラン』」

日本プラン」は1941(昭和16)年12月、すなわち日本軍の真珠湾攻撃の直後に作成が開始されたもので、「天皇を平和の象徴(シンボル)として利用する」戦略が明記されていた。すべての戦争責任を、「軍部」に押しつけて天皇を免罪し、「象徴天皇制」のもとで日本を占領支配するという計画を立てていた。1942(昭和17)年5月には「皇室に対するすべての攻撃は避けられなければならない」とする「英米共同指針計画」を出し、皇居への爆撃の禁止命令を厳格に実施させた。戦後駐日大使となったライシャワーはその当時、「日米戦争勝利後の“ヒロヒトを中心とした傀儡(かいらい)政権”」を提言し、「天皇は100万の軍隊駐留に匹敵する」と主張していた。

三井、三菱、住友、安田の4大財閥は、太平洋戦争中の4年間に重工業においては全国投資額に占める割合を18・0%から32・4%にふやし、金融では25・2%から49・7%へと急膨張を遂げており、「三菱は戦争のたびに大きくなった」と三菱電機社長はのべている。

 こうして1945(昭和20)年までの15年戦争で、日本の人民大衆は320万人以上が殺され、日本の都市の大部分は焼け野原となり、親兄弟、息子を殺され、家屋敷、家財道具を空襲で焼き払われて失い、塗炭の苦しみを味わった。だがこの戦争で、三井、三菱などひとにぎりの独占資本はボロもうけし、天皇を頭とする支配階級はアメリカによりすがり、アメリカの日本占領支配の下請機関となって生きのびた。そして戦後61年たった今、世界でもまれにみるアメリカの従属国家となっている。
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/2902


対日戦争というのは、野蛮な日本の侵略をこらしめ、平和と民主主義のための参戦だったと欺瞞する。しかし、日露戦争後に、日本との戦争は必至と分析し、ハワイ攻撃を待って徹底的にたたきつぶし、無条件降伏させるという計画を持っていた。ライシャワーなどは、「戦争責任はすべて軍部にかぶせて、天皇を傀儡(かいらい)として利用する」といっていた。日本にかわって中国アジアを侵略するためであり、日本を占領支配するための戦争だった。そして、日本の人民が抵抗できないように、戦地では餓死、病死に追いこみ、内地では原爆投下、全国の都市空襲、沖縄戦でさんざんに殺しまくった。

あれだけ鬼畜米英でやっていながら、その後の占領は、今から見てもスムーズすぎる。アメリカは日本を侵略・占領するための戦争をやっていたのだ。日本の全土を焼き払って攻撃して、民間非戦斗員をぶち殺している。一般国民は自然の感情として、国を守らなければと思う。特攻兵士の心情などが端的だ。

アメリカや天皇は、それが次にはアメリカの占領とそれに従っていく自分らに反対して向かっていくのが怖いわけだ。「本土決戦」を叫んでいるが、真実がばれたらその矛先が自分に向く関係だ。だから、国民には竹槍を与えるが、鉄砲で武装させるということはなかった。「鬼畜米英」のインチキはそのへんにある。

あれほどスムーズにやれたのは、天皇がやったことと、そのために本土空襲や飢餓作戦で地獄の状況を作り、国民をへとへとに疲れさせたことによる。それをアメリカが計画的に作り出したし、日本の支配階級も望んだ。国内は戦意喪失で、軍隊は独断で解散していく。集団でも離隊していく。占領軍への抵抗なども起こりようがない。かなりの男は外地に行ってしまっていない。武装解除をさせて、しかも権力の空白ができないように、そこは米軍が来て占領する。そのうえマッカーサーは民間の銃剣をすべてとりあげる徹底した「刀狩り」までやった。


マッカーサーが無条件降伏から二週間後に上陸できたのは、安心しきっていたのだ。ずっと以前から日本の対応がわかっていて、武装解除の進行具合を把握していた。占領された敗戦国でこれほど組織的な抵抗がなかったところは世界的にもまれだ。

「戦後の方が食糧がなかった」というのが実態だが、占領軍が食糧を持ち去ってないような状況にして、「食糧援助」と称して恩義を売る。飢餓作戦をやっていた。

占領期の検閲問題なども暴露されていない。きれいにマインドコントロールされるようになっている。マッカーサーは45(昭和20)年9月15日、「プレスコード」(新聞紙法)を発したが、アメリカ占領軍の「検閲」の名による言論統制を四五年秋から非公然に開始した。検閲要員は1万人近くいた。その対象は、新聞・雑誌、放送・演劇脚本・映画、紙芝居・幻灯などのすべてにわたり、国民の手紙や葉書などの郵便物、電話の盗聴までやっていた。

そういうことについても、一切知らせてはならないと、徹底した検閲をやった。日本のメディアは、自分らで自主検閲するようにするし、朝日新聞なんかは自主検閲要領というのをプレスコードの線に沿ってつくっていた。それはいまでも続いているしもっとひどくなっている。一方で、GHQは新聞やラジオなどを直接にも利用して、宣伝していった。第2次大戦についてのアメリカ軍を美化する心理作戦でも、商業新聞に直接GHQが原稿を書いていたり、NHKの「真相はこうだ」という特集などもそうだ。


米軍について悪くいうことを徹底して封じた。だから原爆の実態や空襲実態についても徹底し隠した。沖縄戦なども典型的で、日本軍がみんな殺したようなイメージをつくり出す。マニラとか長沙などへのアメリカ軍の爆撃もみんな隠蔽していた。安岡の戦争体験者が長沙へのアメリカの空襲を近年朝日新聞に投稿したら、ボツにされたといっていた。

戦後のアメリカの検閲のやり方を見ても、報道内容をチェックするばかりではなく、郵便物や電話まで開封、盗聴する。しかも検閲してないような格好をしてやる。戦前の検閲は、伏せ字で検閲したことが分かる形だったが、アメリカの方はまだ陰険だ。内容は、原爆を公表してはならない、戦争の悲惨さを公表してはならない、反米的なものは許さないというものだった
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/aratanabaikokutosennsounosyuppatutenn.htm

真珠湾攻撃をやるまえに海軍自身が「石油は2年しかもたない」といっていたが、天皇も軍部も最初から負けるとわかっていてアメリカとの戦争に突っ走った.

天皇が一番怖かったのは日本のなかでの革命だった。満州事変のまえの2・26事件にしても、日本は農村恐慌で農民一揆も2000件もあり、社会不安が起こる危険性が高かった. ソ連や中国に負けるわけにはいかなかった、どうしてもアメリカに負けなければならなかった

そうした背景があって青年将校が事件を起こした。事件そのものは鎮圧したが、天皇や上のものは、共産革命が日本でも起こることを念頭においていただろうし、それをもっとも恐れただろう。

太平洋戦争でアメリカに負けたというが、そのまえに中国でさんざんにやられている。それが日本の敗戦を決定的にしたのだ。

 日本軍は中国人や朝鮮人を「チャイナ」とか「ヨボ」とかいってべっ視しきっていた。創氏改名をさせ、名前も宗教も認めない、日本に労働力として強制連行したり、兵隊にとっていた。中国に負けて撤退となると、「勝った、勝った」という大本営発表がうそだったということになり、国内で大混乱になる。それこそ革命が起こり、天皇の首が危なくなる。だから、「中国からの全面撤退」は絶対に認められなかった。それよりも天皇制を維持するために、負けるとわかりきったアメリカとの戦争に突入した。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/utunomiyamutuo.htm


負けると分かった戦争に突き進み、いくら負けてもやめることはせず、原爆投下になって無条件降伏をした。45年2月、吉田茂などが関わり近衛文麿の天皇への上奏文がある。それは、米英は国体を守ってくれること、もっとも恐るべきことは敗戦にともなって起こる人民の革命だというものであった。

天皇とその側近がもっとも心配していたのは、国体が護持されるかどうか、自分たちの地位が守れるかどうかだけであった。だまされて死ににいかされた兵隊たちが返ってきたら、反乱を起こし、自分たちの支配の地位が剥奪されるという不安であった。

日米戦争に突き進むとき、すでに中国で打ち負かされており、戦死者は20万人近くになっていた。ここで支配勢力が心配したことは、中国撤退となると、天皇の権威が崩壊することであり、反乱・革命が起きることであった。そして日米戦争に突き進んだ。

天皇を頭とする政治家、財閥などは、原爆投下を絶好のチャンスとして、アメリカに降伏し、命乞いをした。そして戦争に駆り立て犠牲を強いた人人には何の償いもせず、民族的な利益のすべてを売り飛ばすことでその支配の地位を守ってもらう道を選んだ。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/2873


大本営は兵隊をわざと死なせるような作戦をやった

まともな戦争ではなかった――ほとんどが餓死か病死だった

武器も食糧も持たせず死ぬとわかった輸送船に乗せて送り出した

敗戦したとたんに、天皇も財界も官僚、政治家も平和主義者のような顔をした

そして日本はアメリカの属国になった


あれだけ鬼畜米英でやっていながら、その後の占領は、今から見てもスムーズすぎる。アメリカは日本を侵略・占領するための戦争をやっていたのだ。

日本の全土を焼き払って攻撃して、民間非戦斗員をぶち殺している。一般国民は自然の感情として、国を守らなければと思う。特攻兵士の心情などが端的だ。アメリカや天皇は、それが次にはアメリカの占領とそれに従っていく自分らに反対して向かっていくのが怖いわけだ。「本土決戦」を叫んでいるが、真実がばれたらその矛先が自分に向く関係だ。

だから、国民には竹槍を与えるが、鉄砲で武装させるということはなかった。「鬼畜米英」のインチキはそのへんにある。精神主義とかいっているが、その気じゃないのだ。マッカーサーが日本に上陸するのが8月15日から2週間後の30日だ。司令官がすぐ乗り込めるのだ。


丸ごと米単独占領 支配階級・日本を米国に売る

占領軍には1発も銃弾は飛ばなかった。

あれほどスムーズにやれたのは、天皇がやったことと、そのために本土空襲や飢餓作戦で地獄の状況を作り、国民をへとへとに疲れさせたことによる。それをアメリカが計画的に作り出したし、日本の支配階級も望んだ。国内は戦意喪失で、軍隊は独断で解散していく。集団でも離隊していく。占領軍への抵抗なども起こりようがない。かなりの男は外地に行ってしまっていない。武装解除をさせて、しかも権力の空白ができないように、そこは米軍が来て占領する。そのうえマッカーサーは民間の銃剣をすべてとりあげる徹底した「刀狩り」までやった。

マッカーサーが無条件降伏から二週間後に上陸できたのは、安心しきっていたのだ。ずっと以前から日本の対応がわかっていて、武装解除の進行具合を把握していた。占領された敗戦国でこれほど組織的な抵抗がなかったところは世界的にもまれだ。

ドイツの場合は行政機構は壊滅しており、官僚機構も軍隊も解体したが、日本は軍隊は解散させるが、官僚機構はすべてそのまま残した。日本は空襲でも官庁がやられていない。国会議事堂はそのままきれいに残った。大蔵省や日銀も戦前からの建物がそのままだ。

ドイツは戦争に協力したマスメディアなどはすべて廃刊になった。日本は違った。悪かったのは軍部だけで、天皇はじめ、官僚機構がそうだし、独占企業、マスコミ、全部が元元平和主義者のような顔をして生き残った。それが単独占領を保障したわけだ。みなアメリカに協力して民族的な利益を売り飛ばしていった。

アメリカは日本占領に50万人の兵力を用意していた。しかし20万人でよいといって削った経緯がある。戦前の体制がそっくりアメリカの配下になったからできたことだ。いかに日本の支配階級が売国的かがわかる。
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/2907

日本は海外に巨大な権益を持つ帝国主義国であるがアメリカの屈辱的な植民地的隷属下にあるという特質を持っている。

 このような日本社会のさんざんな崩壊状況は第二次大戦に根源がある。
あの戦争では320万人が犠牲となった。あらゆる家族で親類に戦死者がいないところはないというほど殺された。

あの戦争は天皇を頭とする独占資本集団が、国内をさんざんに搾取収奪して、
狭隘な国内市場から海外に求めて侵略につぐ侵略、戦争につぐ戦争を繰り返し、
最後に中国への全面侵略戦争を引き起こし、米英仏蘭列強の植民地争奪戦に突入して敗戦となったものであった。

 ところがアメリカの対日参戦は、アジアをファシズム国の侵略から解放するためでも、社会主義ソ連とともに日独伊ファシズムとたたかって民主主義の世界を実現するためでもなかった。

アメリカは中国市場を奪う野望とともに、日本をたたきつぶし単独で占領するという明確な計画を持って臨んだものであった。

 そして天皇をはじめとする独占資本集団、政治家や官僚、大新聞など、戦争を指導してきた支配層は、人人には「鬼畜米英」「一億総玉砕」などとあおり立てながら、実際には「国体の変革」すなわち人民の革命を恐れ、米英に救いを求めていった。

自らすすんでアメリカによる日本支配を担うこと、日本の民族的な利益のすべてを売り飛ばすことによって、自分たちの支配の地位を守ってもらう道を進んだ。


現在むき出しにあらわれた日本社会の植民地的隷属状態は、日本の政財官界から新聞界などあらゆる支配勢力が、アメリカの利益のために自ら進んで日本の民族的利益を根こそぎ売り飛ばしてきたことによって進行した。

かつて旧満州を統治するのに六〇万余の軍隊を必要とした。

かつてマッカーサーは「天皇は一〇〇万の軍隊に匹敵する」といったが、
四万人ほどの米軍で日本を隷属支配しているのは、アメリカの意向をくんで自分から進んで働いて地位を得るという売国的な支配勢力の存在があるからである。
https://www.chosyu-journal.jp/column/11624

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長周新聞
第二次大戦はおかしな戦争だった ほとばしる体験者の証言 2005年11月26日
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/3064

 戦後60年をへたいま、戦争体験者のあいだで当時の苦しかった経験、目撃したほんとうのことを語りつがねばならないという思いはつのる一方である。下関で開催中の「原爆と下関空襲展」(主催・下関原爆被害者の会)では、これまで子どもや孫にも語ったことがなかったなまなましい体験が、堰(せき)を切ったように語られている。論議は、これまで疑問に思っていたことやおおいかくされてきた真実を明るみにしつつ発展している。こうしたなかで、戦争中から、戦後の今日にいたるまで一貫して、あの戦争で体験したほんとうのことを語らせぬ力が働いてきたことが浮き彫りにされている。


 米軍にも大本営にもつのる疑問

 「原爆と下関空襲展」のとりくみをとおして、市内各所で埋もれていた体験が掘り起こされ、米軍の関門海峡への機雷投下にはじまる下関空襲の全貌(ぼう)がより鮮明にされてきたことが、市民に歓迎されている。日本の軍事力が壊滅状態に追いこまれ、敗戦がすでに決定的であったときに、米軍が機雷による海上封鎖で日本全土を飢餓状態に追いこむ必要がなぜあったのか。なぜ米軍は軍事施設や軍需工場は温存して、一般市民を焼き殺す作戦を計画的に強行したのか。こうした疑問は、戦地に兵隊として動員され生死の境をくぐって帰還した体験者のいまわしい記憶とも響きあい、「あの戦争はいったいなんだったのか」の問題意識をともなって論議が発展している。

 そのなかで、これまでかくされてきた事実、「おかしな戦争だった」という体験者の特徴的な声を、いくつか上げてみたい。

 「真珠湾攻撃のとき、日本を北上して真珠湾にむかったが、すでにアメリカは日本が攻撃に来ることを知っていて、カナダの沖で潜水艦を二隻沈めた。そんなことは戦後かくしてきた」

 「海軍は一年しかたたかえないとわかっていた。そのとおり一年は戦果があったがその後海軍の母艦は四隻とも南方で沈められていた。もう戦地に行けば死ぬことはわかりきっていた」

 「ガダルカナルの海戦でも日本海軍は壊滅させられたが、アメリカは沈没して海に投げ出された兵隊たちにむかって機銃掃射して皆殺しにした」

 「硫黄島付近では、一隻に200人の兵隊を乗せて十数隻の船で移動したが、グラマンが機銃掃射し、助かったのは一隻だけだった。その一隻に80機のグラマンが集中攻撃してきた。必死で逃げてやっと助かった」

 「後田から石神町にかけて、民家の一軒に3、4人ずつのフィリピンにむかう兵隊を出港までのあいだ、泊めたことがあった。子ども心に表情が暗かったのを覚えている」

 「あのころは空で守る戦斗機も、護衛する戦艦もなかった。輸送船が丸裸で南方にむかうが、バシー海峡にかくれていたアメリカの潜水艦にみなやられて沈没させられた。大本営はなぜあんなことをしたのか」

 「戦艦大和に出撃命令が出たときに乗り組んだが、徳山港を出るときは片道の石油しか積まなかった。海上特攻隊と命名されて生きては帰れぬといいわたされた。豊後水道にさしかかるころには、すでに米軍の偵察機に発見され、種子島のところでアメリカの航空機500機以上が襲いかかって爆弾や魚雷の雨を降らせた。護衛艦もなく、迎え撃つ飛行機は一機も飛ばなかった。沈没して油と炎が漂うなかをたくさんの日本兵が必死に泳いで助けを求めていた。米軍機が海上に浮かんでいる一人一人を狙って機銃で撃ってきた。あれは人間のやることではない」

 「山口の連隊に召集され、昭和20年はじめに中国に渡った。ほんとうの銃を持たされたのは5人に一人だけで、あとの4人は木製の銃だった。短剣は竹だった。腰に巻く弾倉の中身は空だった。戦斗訓練もないまま貨車に乗って、B29の空襲をさけて、昼は動かず夜だけの行動だった。米軍は中国でも焼夷弾や機銃掃射を毎日のようにやっていた。日本軍は中国人に顔を覚えられるのを恐れて、顔に墨を塗って行軍していた」

 「中国に召集されて湖南省の長沙にいたとき、米軍のB29の編隊が来て、25万都市を一夜にして焼け野原にしたことを目のまえで見た。中国人に聞くと“日本軍がいるから、アメリカは都市をみんな焼いていく”といっていた。日本は中国に侵略したが、アメリカも蒋介石をおして中国を占領しようとしていたのだ」

 「兄は関東軍だったのでシベリア送りにならずに帰ってきた。満蒙開拓団や、一般の兵隊はやられたのに、すぐ帰ってきたのはうれしかったが、おかしいと思ってきた」

 このような体験はなにをものがたるか。


  体験は何を、物語るか  気脈通じた日米支配層

 1941(昭和16)年12月の日米開戦は、日露戦争以後、中国を中心にしたアジアの広大な権益をめぐって対立していた日本とアメリカの確執が行き着いた結果であった。当時、アメリカは日本への経済封鎖による戦争挑発を強め、天皇制軍国主義は、中国侵略戦争で抗日勢力が強大化するなかで、ようやく点と線を維持するのに精一杯で面を確保することはおよびもつかず、その打開にむけて右往左往する状況であった。当時、中国本土に投入された陸軍兵力は138万人。陸軍動員総兵力の65%に達していた。

 のちに原爆投下計画の中心を担ったスチムソン米陸軍長官が40年6月までにニューヨークタイムズに送った手紙のなかで、「日本は中国戦線で泥沼に入りはじめた」と記しており、アメリカは日本政府が「中国側に有利」な和平提案をおこなっていることを公式に認めていた。

 こうしたなかで、天皇制政府は1940(昭和15)年、南進政策を強行。日独伊三国同盟を結んだが、これはアメリカとの戦争に窮余の一策を求めるものであった。だが、このとき昭和天皇は、「アメリカに対しても打つ手がないというならば、致し方あるまい。……自分はこの時局がまことに心配であるが、万一日本が敗戦国となったときに、一体どうだろうか。この如き場合が到来した時は、総理も自分と労苦を共にしてくれるだろうか」(『木戸幸一日記』)と、敗戦を想定する状況であった。

 海軍の永野修身・軍令部総長は、天皇から対米戦争で「日本海海戦の如き大勝は困難なるべし」と問われたのにたいして、「日本海海戦の如き大勝は勿論、勝ち得るや否やも覚束なし」と答える状況で、敗戦は必至とみなしていた。

 一方アメリカは、日本の奇襲を待って日本との戦争に乗り出した直後には、「天皇を象徴として利用」することを対日占領政策として公式に定め、空襲において皇居の攻撃を禁止することを厳命。元駐日大使・グルーらが吉田茂、近衛文麿ら日本の「和平派」とされる人脈をつうじて、その方向を貫いた。

 1942年6月のミッドウェー海戦の敗北後、日本の戦局は加速度的に悪化の一途をたどった。1944(昭和19)年6月、サイパンで日本軍守備隊3万人が玉砕、住民約一万人が犠牲となった。これにつづくマリアナ沖海戦でも、日本海軍は空母3隻、航空機430機を失う大敗北。日本の航空機動部隊は壊滅状態となっていた。

 中国戦線では、44年4月から40万の大軍を動員して開始した大陸打通作戦が鉄道の主要駅とその付近を一時的に占領するだけで、補給はつづかず、伸びきった戦線はいたるところで反撃にあい、守備軍をひいたあとには、たちまち八路軍、新四軍と遊撃隊が進出、解放するという状況であった。7月には、ビルマからインドへの侵攻作戦であるインパール作戦に失敗。死者3万人と戦傷病者4万5000人を出し、作戦の中止をよぎなくされた。

 こうして「大東亜戦争」の象徴的存在として一時、幅をきかせた東条内閣が倒壊するにいたった。近衛文麿は「サイパン戦以来、海軍当局は連合艦隊はすでに無力化せりといい、陸軍当局もまた戦局全体として好転の見込み絶対なしというに一致せる者の如し。即ち、敗戦必死なりとは陸海軍当局の斉(ひと)しく到達せる結論にして、只今日はこれを公言する勇気なしという現状なり」(『近衛日記』)と記し、東条内閣のすげ替えを国外に示すことで終戦工作を有利にすすめる算段を示すまでになっていた。

 こうして45年2月、吉田茂が起草した近衛の上奏文が天皇に届けられた。「敗戦よりも敗戦によって起こりうる共産革命」を恐れ、アメリカが「国体護持」を保障していることを断定的に記したこの上奏は、近衛がグルーの名を出して天皇に説明したように明らかにアメリカの支配層と気脈をつうじたものであった。


  攻撃の対象は人民、軍部ではなかった

 制海権、制空権を確保したアメリカは潜水艦による日本の輸送船をことごとく撃沈する方針をとると同時に、マリアナ基地からB29による日本本土への空襲を開始。45年3月10日の東京大空襲を皮切りに、大阪、名古屋などの大都市から全土の中小都市あわせて94都市の家屋・家財を焼き払い、広島・長崎への原爆投下を頂点に70万人を殺傷した。さらに、機雷1万1000個を日本の主要湾岸に投下し、内航・外航の大小の船舶をことごとく撃沈、日本国民を徹底的に飢餓状態に追いこむ作戦を強行するにいたった。

 アメリカの攻撃の対象は、「戦争の勝敗を決めるのは軍人ではなく、国民全体が“この戦争は負けだ”と思わないかぎり戦いは終わらない」という米軍将校の訓辞に見るように、すでに日本の軍部ではなく、無辜(こ)の非戦斗の人民大衆であった。人民を抑えつけなければ占領支配ができないという意味であった。
 日本は飛び立つ飛行機も軍艦も失い、武器もない状態で反撃能力を完全に喪失していた。B29は日本本土への空襲で世界の戦史上まれにみる低い損失率を誇り、七月段階では、ハルゼー提督の艦隊が日本の沿岸を自由に遊弋(よく)し、艦砲射撃と艦載機による機銃掃射など勝手気ままにふるまった。
 この時期、日本から和平打診の情報がアメリカの新聞で報道され、沖縄戦のさなかの5月には降服の打診がおこなわれたが、アメリカ政府が公式に拒否した事実も明らかにされている。

 当時、アメリカにとっては、なによりも戦後のソ連の影響力を排除し、日本を単独占領支配すること、そのために日本の人民の反米的要素、革命的な気力を喪失させることが最大の眼目となっていた。45年2月のヤルタ会談で、ドイツ敗北後の3カ月後にソ連が参戦することが約束されたことは、アメリカ支配層がそれまでに計画的に日本を制圧することを至上命令とした。そのために、原爆の開発と日本への投下計画「マンハッタン計画」をおしすすめ、広島・長崎への投下を強行したのである。


  「国体護持」が狙い、原爆投下も感謝

 天皇制政府は、ただみずからの支配的地位の温存、「国体護持」だけを求めて、人民の革命的な決起を恐れつづけ、アメリカに民族的な利益をすべて売り渡し、人民が肉体的、気力のうえでへとへとに疲れはてることを願っていた。この点でアメリカの支配層と利害が完全に一致していた。

 海軍大臣であった米内光政は広島・長崎に原爆が投下されてすぐの8月12日、つぎのように語っている。

 「私は言葉は不適当と思うが原子爆弾やソ連の参戦は或る意味では天佑だ。国内情勢で戦を止めると云うことを出さなくても済む。私がかねてから時局収拾を主張する理由は敵の攻撃が恐ろしいのでもないし原子爆弾やソ連参戦でもない。一に国内情勢の憂慮すべき事態が主である。従って今日その国内情勢を表面に出さなく収拾が出来ると云うのは寧ろ幸いである」

 こうして、戦後のアメリカによる占領支配への道が開かれた。


  占領後は言論弾圧、記録映画も写真も没収

 戦争体験者はこれまで、体験が語れなかった状況について、「子どもからなんで戦争に反対しなかったのかとつめ寄られ、それから絶対に話さないようになった。戦時中は思っていても口に出していえば監獄に送られる時代だった」「戦後は、戦争のせの字でもいうとまわりから白い目で見られてきた。だからしゃべってこなかった」と共通して語っている。

 ここには、天皇制軍国主義の弾圧とともに、戦後の「民主主義」の装いをしたアメリカ賛美の風潮のもとで、ほんとうのことを語ることがはばかられてきたことが示唆(さ)されている。

 マッカーサーが厚木に到着してただちに敷いたプレスコード(新聞紙法)は、「連合国占領軍について破壊的な批判は一切してはならないし、また、これらの軍隊に対して不信や憤慨を招く恐れがあることはなにも書いてはならない」というもので、ほんとうのことをいってはならないという徹頭徹尾の言論弾圧であった。
 アメリカはその理由として、「日本の軍国的国家主義の根絶」と「自由主義傾向の奨励」をあげ、これに反対するものは、反動的であるかのように宣伝。なによりもまず、原爆の被害にかんする資料を、医学資料から日本人が撮影した記録映画、写真にいたるまでことごとく没収して持ち去り、それにかんする報道をいっさい禁止し、天皇制軍国主義を上回る検閲をおこなった。

 プレスコードの「禁止項目」には、「占領軍・占領政策・アメリカ批判」「占領軍将兵と日本人女性との親密な関係描写」「左翼宣伝」などとともに、「飢餓の誇張」などがあり、高度の機密兵器である機雷投下についてふれることは御法度とされた。

 これには新聞・雑誌・刊行物、放送、演劇脚本・映画・紙芝居・幻灯など、言論・文化のあらゆるものが対象とされ、一般市民の手紙・葉書などの郵便物、電報・電話の傍受にいたるまで徹底したものであった。しかも、「民主主義」のたてまえから「検閲が知られるようなことが絶対にないように、それを暗示することもふくめて、残してはならない」ことまで指示。違反したものには、沖縄送りなどのきびしい刑罰を設定していたことも、明らかとなっている。

 日本の商業マスコミ、「共産党」中央指導部、社会民主主義の政治勢力はおしなべて、こうした占領政策を賛美し、人民が戦争体験の真実を語ることを抑圧する支配構造が形成されてきた。この構図は今日まで生きて作用してきたといえる。
 新たな戦争の危険がさし迫るいま、戦争の犠牲になった肉親、知人、友人の死をむだにしないために、日本の真の平和を実現するために、ほんとうのことを語り伝えることは、なににも増して重要になっている。

 戦後60年をへたいま、戦争体験者のあいだで当時の苦しかった経験、目撃したほんとうのことを語りつがねばならないという思いはつのる一方である。下関で開催中の「原爆と下関空襲展」(主催・下関原爆被害者の会)では、これまで子どもや孫にも語ったことがなかったなまなましい体験が、堰(せき)を切ったように語られている。論議は、これまで疑問に思っていたことやおおいかくされてきた真実を明るみにしつつ発展している。こうしたなかで、戦争中から、戦後の今日にいたるまで一貫して、あの戦争で体験したほんとうのことを語らせぬ力が働いてきたことが浮き彫りにされている。

 米軍にも大本営にもつのる疑問

 「原爆と下関空襲展」のとりくみをとおして、市内各所で埋もれていた体験が掘り起こされ、米軍の関門海峡への機雷投下にはじまる下関空襲の全貌(ぼう)がより鮮明にされてきたことが、市民に歓迎されている。日本の軍事力が壊滅状態に追いこまれ、敗戦がすでに決定的であったときに、米軍が機雷による海上封鎖で日本全土を飢餓状態に追いこむ必要がなぜあったのか。なぜ米軍は軍事施設や軍需工場は温存して、一般市民を焼き殺す作戦を計画的に強行したのか。こうした疑問は、戦地に兵隊として動員され生死の境をくぐって帰還した体験者のいまわしい記憶とも響きあい、「あの戦争はいったいなんだったのか」の問題意識をともなって論議が発展している。

 そのなかで、これまでかくされてきた事実、「おかしな戦争だった」という体験者の特徴的な声を、いくつか上げてみたい。

 「真珠湾攻撃のとき、日本を北上して真珠湾にむかったが、すでにアメリカは日本が攻撃に来ることを知っていて、カナダの沖で潜水艦を二隻沈めた。そんなことは戦後かくしてきた」

 「海軍は一年しかたたかえないとわかっていた。そのとおり一年は戦果があったがその後海軍の母艦は四隻とも南方で沈められていた。もう戦地に行けば死ぬことはわかりきっていた」

 「ガダルカナルの海戦でも日本海軍は壊滅させられたが、アメリカは沈没して海に投げ出された兵隊たちにむかって機銃掃射して皆殺しにした」

 「硫黄島付近では、一隻に200人の兵隊を乗せて十数隻の船で移動したが、グラマンが機銃掃射し、助かったのは一隻だけだった。その一隻に80機のグラマンが集中攻撃してきた。必死で逃げてやっと助かった」

 「後田から石神町にかけて、民家の一軒に3、4人ずつのフィリピンにむかう兵隊を出港までのあいだ、泊めたことがあった。子ども心に表情が暗かったのを覚えている」

 「あのころは空で守る戦斗機も、護衛する戦艦もなかった。輸送船が丸裸で南方にむかうが、バシー海峡にかくれていたアメリカの潜水艦にみなやられて沈没させられた。大本営はなぜあんなことをしたのか」

 「戦艦大和に出撃命令が出たときに乗り組んだが、徳山港を出るときは片道の石油しか積まなかった。海上特攻隊と命名されて生きては帰れぬといいわたされた。豊後水道にさしかかるころには、すでに米軍の偵察機に発見され、種子島のところでアメリカの航空機500機以上が襲いかかって爆弾や魚雷の雨を降らせた。護衛艦もなく、迎え撃つ飛行機は一機も飛ばなかった。沈没して油と炎が漂うなかをたくさんの日本兵が必死に泳いで助けを求めていた。米軍機が海上に浮かんでいる一人一人を狙って機銃で撃ってきた。あれは人間のやることではない」

 「山口の連隊に召集され、昭和20年はじめに中国に渡った。ほんとうの銃を持たされたのは5人に一人だけで、あとの4人は木製の銃だった。短剣は竹だった。腰に巻く弾倉の中身は空だった。戦斗訓練もないまま貨車に乗って、B29の空襲をさけて、昼は動かず夜だけの行動だった。米軍は中国でも焼夷弾や機銃掃射を毎日のようにやっていた。日本軍は中国人に顔を覚えられるのを恐れて、顔に墨を塗って行軍していた」

 「中国に召集されて湖南省の長沙にいたとき、米軍のB29の編隊が来て、25万都市を一夜にして焼け野原にしたことを目のまえで見た。中国人に聞くと“日本軍がいるから、アメリカは都市をみんな焼いていく”といっていた。日本は中国に侵略したが、アメリカも蒋介石をおして中国を占領しようとしていたのだ」

 「兄は関東軍だったのでシベリア送りにならずに帰ってきた。満蒙開拓団や、一般の兵隊はやられたのに、すぐ帰ってきたのはうれしかったが、おかしいと思ってきた」

 このような体験はなにをものがたるか。


  体験は何を、物語るか  気脈通じた日米支配層

 1941(昭和16)年12月の日米開戦は、日露戦争以後、中国を中心にしたアジアの広大な権益をめぐって対立していた日本とアメリカの確執が行き着いた結果であった。当時、アメリカは日本への経済封鎖による戦争挑発を強め、天皇制軍国主義は、中国侵略戦争で抗日勢力が強大化するなかで、ようやく点と線を維持するのに精一杯で面を確保することはおよびもつかず、その打開にむけて右往左往する状況であった。当時、中国本土に投入された陸軍兵力は138万人。陸軍動員総兵力の65%に達していた。

 のちに原爆投下計画の中心を担ったスチムソン米陸軍長官が40年6月までにニューヨークタイムズに送った手紙のなかで、「日本は中国戦線で泥沼に入りはじめた」と記しており、アメリカは日本政府が「中国側に有利」な和平提案をおこなっていることを公式に認めていた。

 こうしたなかで、天皇制政府は1940(昭和15)年、南進政策を強行。日独伊三国同盟を結んだが、これはアメリカとの戦争に窮余の一策を求めるものであった。だが、このとき昭和天皇は、「アメリカに対しても打つ手がないというならば、致し方あるまい。……自分はこの時局がまことに心配であるが、万一日本が敗戦国となったときに、一体どうだろうか。この如き場合が到来した時は、総理も自分と労苦を共にしてくれるだろうか」(『木戸幸一日記』)と、敗戦を想定する状況であった。

 海軍の永野修身・軍令部総長は、天皇から対米戦争で「日本海海戦の如き大勝は困難なるべし」と問われたのにたいして、「日本海海戦の如き大勝は勿論、勝ち得るや否やも覚束なし」と答える状況で、敗戦は必至とみなしていた。

 一方アメリカは、日本の奇襲を待って日本との戦争に乗り出した直後には、「天皇を象徴として利用」することを対日占領政策として公式に定め、空襲において皇居の攻撃を禁止することを厳命。元駐日大使・グルーらが吉田茂、近衛文麿ら日本の「和平派」とされる人脈をつうじて、その方向を貫いた。

 1942年6月のミッドウェー海戦の敗北後、日本の戦局は加速度的に悪化の一途をたどった。1944(昭和19)年6月、サイパンで日本軍守備隊3万人が玉砕、住民約一万人が犠牲となった。これにつづくマリアナ沖海戦でも、日本海軍は空母3隻、航空機430機を失う大敗北。日本の航空機動部隊は壊滅状態となっていた。

 中国戦線では、44年4月から40万の大軍を動員して開始した大陸打通作戦が鉄道の主要駅とその付近を一時的に占領するだけで、補給はつづかず、伸びきった戦線はいたるところで反撃にあい、守備軍をひいたあとには、たちまち八路軍、新四軍と遊撃隊が進出、解放するという状況であった。7月には、ビルマからインドへの侵攻作戦であるインパール作戦に失敗。死者3万人と戦傷病者4万5000人を出し、作戦の中止をよぎなくされた。

 こうして「大東亜戦争」の象徴的存在として一時、幅をきかせた東条内閣が倒壊するにいたった。近衛文麿は「サイパン戦以来、海軍当局は連合艦隊はすでに無力化せりといい、陸軍当局もまた戦局全体として好転の見込み絶対なしというに一致せる者の如し。即ち、敗戦必死なりとは陸海軍当局の斉(ひと)しく到達せる結論にして、只今日はこれを公言する勇気なしという現状なり」(『近衛日記』)と記し、東条内閣のすげ替えを国外に示すことで終戦工作を有利にすすめる算段を示すまでになっていた。

 こうして45年2月、吉田茂が起草した近衛の上奏文が天皇に届けられた。「敗戦よりも敗戦によって起こりうる共産革命」を恐れ、アメリカが「国体護持」を保障していることを断定的に記したこの上奏は、近衛がグルーの名を出して天皇に説明したように明らかにアメリカの支配層と気脈をつうじたものであった。


  攻撃の対象は人民、軍部ではなかった

 制海権、制空権を確保したアメリカは潜水艦による日本の輸送船をことごとく撃沈する方針をとると同時に、マリアナ基地からB29による日本本土への空襲を開始。45年3月10日の東京大空襲を皮切りに、大阪、名古屋などの大都市から全土の中小都市あわせて94都市の家屋・家財を焼き払い、広島・長崎への原爆投下を頂点に70万人を殺傷した。さらに、機雷1万1000個を日本の主要湾岸に投下し、内航・外航の大小の船舶をことごとく撃沈、日本国民を徹底的に飢餓状態に追いこむ作戦を強行するにいたった。

 アメリカの攻撃の対象は、「戦争の勝敗を決めるのは軍人ではなく、国民全体が“この戦争は負けだ”と思わないかぎり戦いは終わらない」という米軍将校の訓辞に見るように、すでに日本の軍部ではなく、無辜(こ)の非戦斗の人民大衆であった。人民を抑えつけなければ占領支配ができないという意味であった。

 日本は飛び立つ飛行機も軍艦も失い、武器もない状態で反撃能力を完全に喪失していた。B29は日本本土への空襲で世界の戦史上まれにみる低い損失率を誇り、七月段階では、ハルゼー提督の艦隊が日本の沿岸を自由に遊弋(よく)し、艦砲射撃と艦載機による機銃掃射など勝手気ままにふるまった。

 この時期、日本から和平打診の情報がアメリカの新聞で報道され、沖縄戦のさなかの5月には降服の打診がおこなわれたが、アメリカ政府が公式に拒否した事実も明らかにされている。

 当時、アメリカにとっては、なによりも戦後のソ連の影響力を排除し、日本を単独占領支配すること、そのために日本の人民の反米的要素、革命的な気力を喪失させることが最大の眼目となっていた。45年2月のヤルタ会談で、ドイツ敗北後の3カ月後にソ連が参戦することが約束されたことは、アメリカ支配層がそれまでに計画的に日本を制圧することを至上命令とした。そのために、原爆の開発と日本への投下計画「マンハッタン計画」をおしすすめ、広島・長崎への投下を強行したのである。

  「国体護持」が狙い、原爆投下も感謝

 天皇制政府は、ただみずからの支配的地位の温存、「国体護持」だけを求めて、人民の革命的な決起を恐れつづけ、アメリカに民族的な利益をすべて売り渡し、人民が肉体的、気力のうえでへとへとに疲れはてることを願っていた。この点でアメリカの支配層と利害が完全に一致していた。

 海軍大臣であった米内光政は広島・長崎に原爆が投下されてすぐの8月12日、つぎのように語っている。

 「私は言葉は不適当と思うが原子爆弾やソ連の参戦は或る意味では天佑だ。国内情勢で戦を止めると云うことを出さなくても済む。私がかねてから時局収拾を主張する理由は敵の攻撃が恐ろしいのでもないし原子爆弾やソ連参戦でもない。一に国内情勢の憂慮すべき事態が主である。従って今日その国内情勢を表面に出さなく収拾が出来ると云うのは寧ろ幸いである」

 こうして、戦後のアメリカによる占領支配への道が開かれた。


  占領後は言論弾圧、記録映画も写真も没収

 戦争体験者はこれまで、体験が語れなかった状況について、「子どもからなんで戦争に反対しなかったのかとつめ寄られ、それから絶対に話さないようになった。戦時中は思っていても口に出していえば監獄に送られる時代だった」「戦後は、戦争のせの字でもいうとまわりから白い目で見られてきた。だからしゃべってこなかった」と共通して語っている。

 ここには、天皇制軍国主義の弾圧とともに、戦後の「民主主義」の装いをしたアメリカ賛美の風潮のもとで、ほんとうのことを語ることがはばかられてきたことが示唆(さ)されている。

 マッカーサーが厚木に到着してただちに敷いたプレスコード(新聞紙法)は、「連合国占領軍について破壊的な批判は一切してはならないし、また、これらの軍隊に対して不信や憤慨を招く恐れがあることはなにも書いてはならない」というもので、ほんとうのことをいってはならないという徹頭徹尾の言論弾圧であった。
 アメリカはその理由として、「日本の軍国的国家主義の根絶」と「自由主義傾向の奨励」をあげ、これに反対するものは、反動的であるかのように宣伝。なによりもまず、原爆の被害にかんする資料を、医学資料から日本人が撮影した記録映画、写真にいたるまでことごとく没収して持ち去り、それにかんする報道をいっさい禁止し、天皇制軍国主義を上回る検閲をおこなった。

 プレスコードの「禁止項目」には、「占領軍・占領政策・アメリカ批判」「占領軍将兵と日本人女性との親密な関係描写」「左翼宣伝」などとともに、「飢餓の誇張」などがあり、高度の機密兵器である機雷投下についてふれることは御法度とされた。

 これには新聞・雑誌・刊行物、放送、演劇脚本・映画・紙芝居・幻灯など、言論・文化のあらゆるものが対象とされ、一般市民の手紙・葉書などの郵便物、電報・電話の傍受にいたるまで徹底したものであった。しかも、「民主主義」のたてまえから「検閲が知られるようなことが絶対にないように、それを暗示することもふくめて、残してはならない」ことまで指示。違反したものには、沖縄送りなどのきびしい刑罰を設定していたことも、明らかとなっている。

 日本の商業マスコミ、「共産党」中央指導部、社会民主主義の政治勢力はおしなべて、こうした占領政策を賛美し、人民が戦争体験の真実を語ることを抑圧する支配構造が形成されてきた。この構図は今日まで生きて作用してきたといえる。
 新たな戦争の危険がさし迫るいま、戦争の犠牲になった肉親、知人、友人の死をむだにしないために、日本の真の平和を実現するために、ほんとうのことを語り伝えることは、なににも増して重要になっている。
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/3064

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c17

コメント [原発・フッ素51] 福島Q&A Q14.放射線を浴びたらどうなりますか?(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
4. 2019年6月07日 10:03:24 : rzJzBmITfY : d0htSjdkanVKMWs=[2]

『内部被曝』が一番怖い。

國の検査基準は『甘い』

國の検査基準合格でも「食べない」に越した事はない。

『食べて応援、あの世行き』

風評被害の原因は『國の検査基準の甘さ』−−−−−『政冶的基準』にあり。


http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/593.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK261] 「政権よりカラオケ」枝野幸男の背信〈1.8億円結党スポンサーも「距離を置く」〉(全文公開)  : 立憲・枝野代表の異様な言… 真相の道
17. 2019年6月07日 10:03:41 : MKqG1kdtXk : SXdLSXU1UGpua0U=[92]
テロ過激派とカルト宗教、目糞鼻糞だなw
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/599.html#c17
コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
18. 中川隆[-9787] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:03:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2654]

オルタナティブ通信 昭和天皇による日米戦争策謀論
http://alternativereport1.seesaa.net/

自民党「大物」政治家の資金源

 「小泉総理の父、祖父が、第二次大戦中、中国侵略を進めた大政翼賛会の政治家であり、安倍晋三官房長官の祖父が、中国侵略の中心人物、岸信介であり、麻生太郎外務大臣の祖父が、中国侵略軍の中核に居た吉田茂である」という家系の意味するもの。

 1939年4月、陸軍省軍事課長、岩畔豪雄を中心に、三井、三菱、大倉財閥の出資で満州に「昭和通商」という商社が作られた。
 主な業務はアヘン密売であり、実働部隊として岸信介、佐藤栄作、池田勇人、吉田茂がアヘン密売に関与し、満州国の運営資金をアヘン売買で調達した。

 これは、1894年の日清戦争で勝利した日本の内務省衛生局長、後藤新平が、「満州経営の資金調達のため、アヘンを国策として売買すべし」と主張して以来の日本の国策だった。後藤は、後に満鉄初代総裁になっている。

 戦後、自民党から出て首相になった4人の人物が、膨大な部署のある軍部の、しかも満州の、たった1つの部署に集中していた、というのは偶然にしては余りに不自然である。
 4人の首相は、全員麻薬売買を中心的に担い、右翼の「大物」と言われる児玉誉士夫等は、むしろアヘン売買では「小物」であり、4人の首相が麻薬売買の中心に居た。

 中国における麻薬の売人が、戦後4人も日本で首相になった、その理由としては、アヘン売買の利益が敗戦とともに日本に持ち帰られ、自民党「大物」政治家の権力獲得資金源になって行った可能性が、極めて高い確率で考えられる。
 侵略戦争の中核に居た人物等の末裔が、現在、政治権力の中枢に居るのは偶然ではなく、彼等の活動資金の源に理由がある。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49243912.html


狂人達の世界帝国建設の夢

 1932年、中国に侵略を続ける日本軍は満州帝国を建国する。満州の運営資金は、事実上アヘン密売業者里見甫が全て出資し、表側の満州帝国総裁が後藤新平であれば、裏側の総裁が里見であった。
 里見は中国大陸全土に及ぶ自分のアヘン密売網を侵害する者がいれば、直ちに惨殺する殺人鬼であり、アヘン密売の利益を全て満州建国に注ぎ込む私利私欲の無い指導者として、日本軍部の軍人皆の恐怖と尊敬の的となった。

 また関東大震災の混乱に乗じ、戦争に反対するアナキスト大杉栄とその妻を絞殺した警察官甘粕正彦も、満州帝国の治安維持責任者となり、里見と共に帝国の治安を乱す者を容赦無く惨殺する殺人鬼として二人三脚で活躍した。
 一方、甘粕は満州鉄道映画製作部を指導し、「中国大陸の新しい帝国を舞台にしたロマンチックな映画」を製作する「ひ弱」でロマンチックな映画青年でもあった。

 甘粕と里見には、新しい大帝国に賭けるロマンチックな夢、情熱が巨大であればあるほど、その夢の障害になる者に対して凶暴な殺人鬼となる点が共通していた。
 大帝国建設、世界制覇という政治・経済的ロマンティシズムが大量殺戮を生み出す点は、里見、甘粕、ヒトラー、ジョージ・ブッシュあるいはロックフェラー、ロスチャイルド全員に共通する人間的欠陥である。彼等は全員世界制覇という「自分の夢」の中の住人であり、「現実世界」に生きてはいない。自分の行う大量殺戮の「現実」が見えず、見ようとしない。そのような「現実逃避型」の人間に政治を行う資格は無い。

 しかし、世界制覇、世界統一というロマンチックな夢は、最も一般市民、庶民に熱烈な支持を受ける。帝国建設というロマンチックな夢の実現の障害物を大量殺戮する殺人鬼ほど、民衆の絶大な支持を得、絶対的権力者となる。ナポレオン、ヒトラー、スターリン等への民衆の熱狂的支持はそれを物語っている。

 世界帝国実現のロマンチックな夢には、冷静な計算が必要になる。石油も鉄鉱石もなく戦争に突入する日本軍部には冷静な計算が無かった。三流の夢である。
1つ1つの企業、地域、国を順次支配下に置き、その経営、運営を成功させて行くロスチャイルド、ロックフェラー、ブッシュ一族には一流の計算能力がある。
ロマンチックな夢、狂人のような殺人鬼、冷静な実務家は1人の人間の中で共存し得る。カミソリのように頭脳の切れる優秀な天才こそ狂人になる。彼等は一流の狂人である。
 実務に優秀でロマンチックで壮大な夢を語り得る政治家ほど魅力的ではないか?政治的ロマンティシズムの行き着く先はヒトラーである。

 ナチスへの反省から生み出されたこの政治学の基本は、最近全く議論されなくなってしまった。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49604157.html


1897年、日清戦争に勝利した日本は中国を支配するチャンスを手に入れる。
当時内務省衛生局長であった後藤新平は、中国に日本の支配下にある大帝国を作るべきであると強く主張し、帝国運営に中国大陸でのアヘン売買の利益を充てるべきであると主張する。

これは、日本国内の食品、薬品の安全管理の総責任者、内務省衛生局長がアヘン売買を全面的に推進する意向を示したものであり、日本の暴力団は一斉に中国でのアヘン売買に乗り出す。

後に中国大陸のアヘン売買を独占する、アヘン帝国を作り上げる里見甫もその一人であった。里見は、東条英機内閣成立の最大資金源となり、東条が日本を第二次世界大戦に本格的に突入させて行く。
広島、長崎への原爆投下という悲惨な結果を生み出した戦争は、里見のアヘン資金が引き起こしたものであり、それを推進したのが後藤新平であった。
後藤は後に初代満州帝国総裁となり、アヘン売買による満州帝国建国という国策は決定的になる。

里見のアヘン帝国は、中国とベトナム、ラオス国境にまで及び、ゴールデン・トライアングルと呼ばれる、戦後一貫して世界最大の麻薬生産地帯であったこの地域は、まさに後藤の国策と里見の活動によって形成される事になる。(アフガン戦争後はアフガニスタンが世界最大の麻薬生産地帯となっている。)

また里見のアヘン・ビジネスのパートナーとなるイスラエルのアイゼンベルグは、中国共産党に深い人脈を作り、一貫して中国共産党のアヘン売買の実働部隊となるイスラエルのアイゼンベルグ社を戦後、設立する。
世界の麻薬ビジネスの礎石を、まさに里見と後藤が築いた事になる。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49600765.html


1842年、アヘン戦争に敗北した中国清王朝は統治能力を失い、事実上アヘン売買を仕切る宗財閥と、それを支えるイラクのサスーン財閥に中国の経済的支配権が移る。
 上海の古式豊かな外灘(バンド)と呼ばれる街並、建築物は、全てサスーンが建造した物であり、上海の街を作ったのはまさにサスーン財閥だった。

 サスーンは上海を起点に中国中部から南部=華中・華南を結び、さらにフランス領インドシナ(ベトナム、ラオス、カンボジア)を結ぶ中南支横断鉄道建設を計画し、中国北部を支配する日本の満州鉄道と連結し、中国全土と東南アジアを鉄道で統一しようとしていた。

 第二次大戦中、日本の諜報組織はアヘン売買を手掛け、中国においてはフランス諜報組織、宗財閥、アヘン売買組織サスーンと協力関係にあった(協力しなければアヘンは入手できない)。サスーンは英国諜報組織MI6と協力し、中国全土に「キングス・サービス」という諜報組織のネットワークを張り巡らせた。

 中国北部の日本の諜報組織、東南アジアのフランス諜報組織は、鉄道で統一される「大アジア」の中核、サスーンの諜報組織の補完物であった。

 現在の中国の中央銀行、香港上海銀行はサスーンの銀行に店舗を間借りして設立された。中国国民党・蒋介石の最大資金源がサスーンであった。このサスーンと宗財閥の実働部隊であったアジア全域に及ぶ李一族は、現在も中国の李鵬首相(元)、李承全国家主席、台湾の李登輝総統、シンガポールのリー・クアンユー首相(注)等を結ぶ李一族の地下経済ネットワークとして、共産主義中国の崩壊後を担うアジアの統一政権の基盤を着々と準備しつつある。

 アジア全域を支配したサスーン財閥に優秀な後継者が育たなかったため、壮絶な縄張り抗争と殺し合いの末、アジア全域のアヘン密売を握ったのがイスラエル最大の軍事産業アイゼンベルグ社であった。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49431165.html


 日本に訪れた昭和初期の大不況で、生活に困った日本人の多くは中国大陸に渡った。それは日本のヤクザ、暴力団も同じであった。
生活に困った日本人は、日清戦争以後、半ば日本と世界各国の植民地のようになった中国に渡り、莫大な利益を求めて中国でビジネスを行った。

 その中で、三井、三菱といった大財閥に資金を出資させた右翼の大物、里見甫(はじめ)の昭和通商という企業は、目立たないが最大手の企業であった。里見がそこで扱うのは麻薬、アヘンであった。アヘンを扱う暴力団のフロント企業に、三井、三菱といった大財閥が出資していた事になる。

 中国大陸のアヘン市場は、アヘン戦争以降イラク出身のサスーン財閥の独占市場であったが、英国軍部と結び付いたサスーンは、中国大陸とアヘンの供給地東南アジアにおいて、フランス軍が勢力を伸ばし、さらに日本軍が中国大陸において大規模な侵略を始めると、少しずつその勢力範囲を狭めて行った。
 中国国民党を支持していたサスーンは、中国共産党とは折り合いが悪く、最終的に共産党が政権を取ると、サスーンは中国のアヘン市場を失う事になる。

 この世代交代につけ込んだのが里見であった。里見は三井、三菱を背後にした資金力と飛び抜けた商才で、中国の地下経済を支配する青パン、紅パンと呼ばれる秘密結社にまで幅広く人脈を広げ、一時期は英国を始めとしたアングロサクソンを排除し、中国のアヘン市場を支配下に置いた。
 その背後には、サスーンを中国アヘン市場から追い出し、次の世代の中国アヘン市場を狙うアイゼンベルグ社(後にイスラエル建国の中心となる)と里見との提携があった。米国全土の麻薬組織、マフィアの「統一」を果たした「殺人株式会社」の軍事部門アイゼンベルグと、日本の大物右翼、三井、三菱財閥が連携していた。この日米マフィア連合が英国麻薬業者の追い出しを行っていた。麻薬争奪戦争であった。

 アイゼンベルグは第二次世界大戦中、戦後におけるイスラエルの建国を目指して日本に「研修」に来ていた。後進国の日本がどのようにして産業を育成したかは、これからイスラエルを建国しようとするアイゼンベルグにとって、一つのモデルとなる。
 日本政府が国営で八幡製鉄所を作り、経営が軌道に乗り、一定の時期が来ると民間に企業を「払い下げ」、民間企業、新日鉄としたその手法はアイゼンベルグによって十分に研究、吸収され、戦後イスラエルの産業復興の手法として、アイゼンベルグによって生かされる。

米国最大のマフィア組織であるアイゼンベルグと、日本の大物右翼、ヤクザである里見甫はここで出会う。アイゼンベルグの経営者ショール・アイゼンベルグは、1940年に新日鉄の会長であった永野重雄の娘と結婚している。そこから日本の産業界のイスラエル人脈は延々と続く事になる。現在の麻生外務大臣の経営する、麻生セメントの親会社ラファルジュ(フランスのセメント会社)のさらに親会社がアイゼンベルグである。

 この昭和通商で、里見甫の部下として「金儲け」のため麻薬売買を担った人物達の中に、右翼の大物、児玉誉士夫、そして岸信介、佐藤栄作、池田勇人がいた。
これは、戦後の日本で自民党の総理大臣になる面々が「偶然」にも昭和通商で麻薬売買を行っていたという事ではなく、中国のアヘン売買で「荒稼ぎ」した里見甫とイスラエル、アイゼンベルグの資金が、戦後の日本の権力者を生み出して来た事を意味する。

 日本が第2次世界大戦に突入して行く契機となったのが、東条英機の大政翼賛会の結成であった。野党までが戦争賛成なる「挙国一致」体制の成立で、野党による与党のチェック、戦争反対の声が完全に抹殺されてしまった。

東条英機はこの大政翼賛会の結成を、野党議員の「金による」買収で成し遂げた。その買収資金の提供を求め、東条が「泣き付いた」相手が右翼の大物、里見甫であった。里見とアイゼンベルグの麻薬資金が日本の戦争体制を「成立」させていた。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49599920.html


1941年、上海のプロテスタント教会を次々と日本軍のスパイ組織、上海海軍武官府・特別調査部の兵士達が急襲する。日本の諜報組織は、プロテスタント教会が麻薬組織サスーンの事務所になっているとの情報を得て、教会を急襲した。

元々、中国の小さな地方都市に過ぎなかった上海を開発し、租界と呼ばれる街路を整備したのは、麻薬業者のサスーンであった。

第二次大戦中までは、上海の街並みの全ての建築物が、サスーンによって建造されたと言われる程、上海はサスーンの街であった。

しかし満州帝国を建設し、さらに南下しようとする日本軍にとって、敵国・英国と一体化したサスーンの上海支配を壊滅させる事は必要不可欠であった。そこにはサスーンの麻薬組織を破壊し、日本軍部の資金源である里見甫の昭和通商に、アヘン売買を独占させる目的もあった。

 教会を急襲した当時の上海海軍武官府・特別調査部の記録によると、教会の地下にはサスーンの事務所が置かれ、そこからは英国諜報組織MI6の中国エージェントの名簿、秘密結社フリーメーソンの祭壇、おどろおどろしいフリーメーソンの儀式の用具が発見されたと言う。

 日本の軍部は、このフリーメーソンの祭壇を見て、「頭のおかしなカルト」が関わっているといった程度の認識しか持たなかった。その事が、後に日本の太平洋戦争における壊滅的敗北という事態を招く、諜報上の大失敗になるとは全く予想もしていなかった。

 当時、日本軍は東南アジアに侵攻していたフランス軍と協力関係にあった(注)。中国の中部、南部を支配する英国に対し、北部を支配する日本軍と東南アジアのフランス軍で挟み撃ちにする戦略であった。
フランスは日本にとって敵国であったが、敵の中に「協力者」を作るのは諜報の常識であり里見に協力するアイゼンベルグは、フランス軍と日常的に連絡を取っていた。アイゼンベルグは日本に到達する前に、イスラエル国家建設を目指して、世界各国のユダヤ人街を巡り、各国の財閥に支援を仰いでいた。

当時、フランスの統治下にあったアルジェリアの経済界は、ユダヤ人街が独占支配しており、アイゼンベルグはアルジェリア支配のため、ユダヤ財閥と一体化していたフランス諜報部に深い関わりをもっていた。
東南アジアを支配するフランス軍の実態は、そこでゴムや米作の大農園を経営するフランスの穀物商社ドレフュスであったが、後にドレフュスはアイゼンベルグ社の子会社になる。

このパイプでフランス軍と日本軍は密通していた。

 しかしアイゼンベルグは単に日本で技術を学び、中国で麻薬売買を行い、利益を得るためだけにアジアに来ていたのであろうか?

 1935年、ロンドンでは国際ユダヤ財閥会議が開かれ、サスーンの街である上海から東南アジアに至る中南支横断鉄道の建設と、それを要とした南アジア大帝国の建設、その地域の資源開発が決議されていた。その出資者は、アイゼンベルグとサスーン、ドイツのオットー・ウルフ財閥、ロスチャイルドであった。

アイゼンベルグは日本と協力しながら、同時に日本の敵国・英国サスーンとも協力し、中国中部、南部、東南アジアに渡る南アジア大帝国を作り上げようとしていた。アイゼンベルグは、そこにイスラエルを建国しようとしていたのだ。

 そのアイゼンベルグが日本に「協力」する意図は、アイゼンベルグの南アジア大帝国により、中国北部の日本の満州帝国を「飲み込み」、アジア統一大帝国イスラエルを建国する事にあった。

稚拙な諜報能力しか持たない日本政府が、夢にも想像出来ない戦略であった。
そしてアイゼンベルグは、麻薬売買において自分と対立するサスーンとも結び、日本、英国、フランスのどの国が戦争に勝利しても、そこにイスラエル建国の可能性を確保する戦略を取っていた。

そこには、米国の過酷なマフィア戦争を勝ち抜いてきた、戦略家アイゼンベルグの才覚が見事に発揮されていた。

石油も鉄鉱石もなく米国との戦争に突入してゆく、粗末な外交能力しか持たない日本、ロンドンのユダヤ財閥会議の動きさえ察知出来ていない稚拙な日本の諜報能力、これが日本を壊滅に導く。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49600090.html


1941年、創立と同時にCIA(当時はOSS)は、中国において急速に勢力を伸ばしつつあった中国共産党の実態調査に取りかかる。

 中国に全くコネクション(つながり)の無かったCIAは、ボスである英国諜報組織MI6に依頼し、MI6の中国における出先機関であった麻薬密売組織サスーン財閥に協力を要請する。しかし中国国民党と連携し中国南部に帝国を作ろうとしていたサスーンは、共産党とは関係が険悪であり、結局中国南部の帝国建設でサスーンに協力していたアイゼンベルグをCIAに紹介する。

 アイゼンベルグと共に満州建国資金をアヘン売買で稼ぎ出していた里見甫の元に、CIA局長ワイルド・ドノヴァンから派遣されて来たのは、ドノヴァンの親友で部下でもあるウィリス・バード中佐と北京語の通訳としてパレット大佐であった。

 アイゼンベルグと里見は、後にCIAの中国支部の事務所が設置される延安にバードを連れて行き、中国共産党の諜報組織の代表、恵生に引き合わせる。後に中国共産党の諜報組織、中国特務機関(中国のCIAに該当する)の長官として戦後長く君臨し、中国共産党の秘密警察、暗殺部隊の指揮官として中国の政治家・官僚達に恐れられる事になる中国共産党の「影の実力者」恵生である。

結局パレットの通訳では時間がかかり過ぎるため、英語の出来る通訳として、この会談には江青女史が同席する事になった。毛沢東夫人の江青である。

 会談では、日本軍と戦闘を繰り返す中国共産党に米軍とCIAが全面的に協力する事が決定される。

(山極晃著「米戦時情報局の延安報告と日本人民解放連盟」大月書店) 

 米軍にとっても日本軍は敵であり、CIAと中国共産党は利害が一致していた。

世界の動きが見えていた里見は、石油も鉄鉱石もなく米国との戦争に突入して行く日本政府の無能さに軽蔑しか感じていなかった。日本の国の枠から飛び出し、アイゼンベルグと共に英仏と協力しながらアヘンを売買していた里見は、もはや日本人ではなく「帰るべき故郷」の無い国際人になっていた。

 満州は里見にとって自分の作った芸術作品であり、日本国家とは何ら関係が無かった。無能な日本国家が滅亡する事を里見は嘲笑していた。

そしてこの時に始まった中国共産党とイスラエル・アイゼンベルグ、CIAの協力関係は、2007年現在まで絶える事なく継続し続けている。

 71年の米国、中国の国交回復、CIA出身のヘンリー・キッシンジャーによる米国、中国の経済協力関係等は、この諜報における中国と米国、イスラエルとの一体化のごく一部が表に出たものに過ぎない。米国が中国にミサイル技術を供与してきたイスラエル・ルートがこれである。(売ったのはCIA放送局と異名を持つCBSTV社長ウィリアム・ペリーである。)戦後、中国共産党の核兵器開発を担って来たのはアイゼンベルグ社である。事実上、中国をボスとしている北朝鮮の核兵器開発の技術はパキスタンから学んだものであったが、パキスタンの核兵器開発を担ってきたのがアイゼンベルグであり、そこに北朝鮮を同席させて「学ばせた」のはアイゼンベルグである。

特に軍事面では、中国共産党とはアイゼンベルグの事である。  

 この中国共産党、CIA、アイゼンベルグの協力関係は41年に始まっていた。

恵生、アイゼンベルグ、CIAの会談では、中国共産党がその活動拠点の山間部、農村でアヘンを生産し、CIAとアイゼンベルグ、里見がそれを売り捌く事で一致を見る。この会談後、中国共産党は特に福建省南部、江西省の井崗山地域でアヘンを大々的に生産し始める。その利益は中国共産党、イスラエル・アイゼンベルグ、CIAの間で折半される。

この構造は2007年現在まで変わらない。アヘン販売ルートを支配しているアイゼンベルグとCIAは、中国共産党には無くてはならない協力者である。

このアヘン取引を基本に、イスラエル・アイゼンベルグは核兵器技術と最新鋭の通常兵器を中国共産党に販売し、CIAも中国に兵器を販売し続けて来た。

中国共産党は、アヘン売買の利益を兵器購入代金に充てて来た。中国共産党、イスラエル・アイゼンベルグ、CIAは皆「同じ商売仲間」である。

 70年代初頭、ベトナム戦争により中国政府と米国政府が対立していた時も、中国特務機関とCIAのビジネス・パートナーには何ら変化は無かった。

敵と結ぶ、それが諜報である。

 国家同士が激しく対立する時、諜報機関同士も激しく対立するならそのような諜報機関は三流四流である。国家同士が激しく対立する時、敵国と今までにも増して親密な友好関係と利害の一致を裏側で作り出す、その事によって戦争は回避され自国民の生命が守られる、それが諜報の仕事である。国家にとっての敵国と利害の一致を作り出し、戦争を回避し国民の命を守る・・諜報の本質は自分の国家を裏切り、自分の愛する国家の国民の命を守る事にある。自分の愛する国家の国民の命を守り、自国を裏切り、敵国にも睨まれ、孤立して犬死にする事が諜報員の仕事である。誰も気付かず評価もされず、しかし自分の愛する自国民の命が戦争の回避で救われ、その事を唯一自分の勲章として名誉を感じ、犬死にして行くのが一流の諜報員の仕事である。

第二次世界大戦中は、中国アヘン売買の利益は3等分され、一方では満州帝国を壊滅させようとする中国共産党とCIAの武器購入費用となり、他方では里見の満州帝国を守るための武器購入費用となった。敵国同士の資金源が同一である矛盾など、中国共産党もアイゼンベルグもCIAも里見も誰も問題にせず、矛盾などとは考えない。それが諜報というものであり戦争というものである。これが「当然の常識」であるという認識がないと、「世界の実相」は 遂に最後まで見えて来ない。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49603529.html


 1932年、満州帝国初代総裁に就任した後藤新平は、同盟国ドイツでヒトラーの兵器を独占的に製造するクルップ社の重役ゲハイムラート・ウィーネフェルトを顧問に採用する。やがてウィーネフェルトがヒトラーの命令で駐米ドイツ大使に転出すると、その秘書フリードリッヒ・ハックがそのまま満州帝国総裁顧問に就任する。

 ハックは当時、ベルリン日本領事館の名誉領事であったドイツ軍のアドルフ・シンツィンガー元陸軍少佐と「シンツィンガー・ハック社」という兵器商社を経営する武器商人であった。ハック社は日本軍、特に日本海軍御用達の大型機械、
戦艦用部品専門の商社であり、ハック社が無ければ日本が中国侵略に使用する武器、食料、軍需物資を運搬する船舶が動かなかった。

 このハック社のもう一人の共同経営者で、日本と欧州を行き来し、日本が中国侵略に使用する兵器、太平洋戦争に使用する軍艦部品、その工作機械を日本、満州に運び込んでいたのがポール・ブルームというアイゼンベルグの親友であった。

 ブルームがヨーロッパで買い付けて来る兵器と軍艦部品は、アイゼンベルグと里見甫が行う中国でのアヘン密売の利益で支払われた。日本の中国侵略戦争は、アヘン密売人アイゼンベルグとその親友・武器密輸商ブルームが陰で支えていた。

 このハック社の創業資金は、南アフリカの金塊業者オッペンハイマー一族から出ていた。ブルームは第二次世界大戦後、CIAの初代日本支局長になり、吉田茂首相を連日呼び付け、戦後日本の国家政策を全て決定して行く。
 軍人で政策には精通していないダグラス・マッカーサーが、表向きの日本の支配者であれば、 ブルームは国会で通過する法案の細部まで細かな命令を出す「裏側の支配者」となる。

 かつて吉田茂首相は、満州で里見甫の経営するアヘン密売会社「昭和通商」の社員、里見の部下としてアヘン密売に従事、日本の中国侵略資金の捻出を担当していた。そのアヘンの利益で吉田茂、里見からブルームは満州帝国に納入する兵器の代金を得ていた。満州帝国をアヘン密売と武器密売で支えた吉田茂とブルームが、首相とCIA日本支局長として、事実上、戦後の日本の進路を独裁的に決定して行く。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49604875.html

第二次世界大戦中、中国大陸で満州帝国国務院に勤務する一方、里見甫の経営するアヘン密売会社「昭和通商」で、吉田茂等と共にアヘン密売に従事し、満州帝国建設資金を調達していた岸信介は、戦後、戦争犯罪人として巣鴨拘置所に収監される。
巣鴨から釈放されると岸は、満州帝国の日本語新聞「大陸新報」の社長であった福家俊一と密談を重ね、日本に新しい政党を作る準備を始める。

福家は満州時代、アヘン密売を巡り里見の情報屋として、新聞「大陸新報」の情報ネットワークを駆使し他のアヘン密売組織を「摘発」し、里見は福家の情報の下、他の密売人を次々に殺害して行った。
福家は戦後、里見のアヘン資金を日本の政界に持ち込むエージェントとして、岸首相、福田赳夫首相、美濃部亮吉東京都知事の選挙資金を拠出する「政界仕掛け人」と呼ばれる事になる。

53年、自由党から出馬し国会議員となった岸は、54年、米国で「2大政党制」を強く主張するロックフェラーの民主党に習い、日本民主党を旗揚げし幹事長となる。この日本民主党には社会党等の労働運動勢力も含まれていた。
岸のその行動は2007年現在の小沢一郎と極めて類似している。(小沢の著書には、ロックフェラーが推薦文を書いている)
岸の政界資金は福家を通し里見から出ていた。

52年4月25日付の日本統治軍GHQの「防諜レポート」には、里見と福家が密談し岸に政界工作資金を提供している点について、「要監視、注意」と報告を出している。

55年8月、日本ではまだ無名であった岸は、重光葵外相と共に訪米しダレス国務長官と会談し、雑誌「ニューズウィーク」の表紙を飾る。重光外相は一切報道されず、無名の岸が「次期日本の総理大臣」と報道され、一躍米国で有名になったのである。

満州帝国に武器を納入していた武器商人ポール・ブルームは、OSS(CIA)の欧州責任者アレン・ダレスの部下であり、ブルームの納入する兵器代金は中国でのアヘン売買の利益で支払われ、実際に支払っていたのは里見であった。

この資金が欧州での米国スパイ組織ダレス機関の活動資金として役立っていた。岸はその里見の部下であった。岸は訪米し満州時代からのビジネス・パートナー、ダレス兄弟の1人と会談しただけであった。

ニューズウィークはダレスのボス、ブッシュ大統領一族の経営するハリマン銀行会長エイブリル・ ハリマンが創立した雑誌であった。

ブッシュのボス、ロックフェラーが2大政党制度を強く主張し米国で民主党の絶大な支援者である事を、岸はボスの里見から教えられていた。
ロックフェラーのコピーを日本で行うよう、岸は里見から指示されていたとも言える。
岸は訪米中、ニューズウィークの編集長オットー・カーンの紹介で、戦後日本の政治家としては初めてロックフェラー三世と会談する。岸はロックフェラーの「お墨付き」を貰って来たのである。

 日本に帰国すると岸には24時間、ロックフェラーとブッシュの子分、ニューズウィーク日本支局長オンプトン・パケナムが「英語語学教師」として付き従う事になる。岸は24時間、ロックフェラーとブッシュに監視される事になる。

57年、岸は里見のアヘン資金で首相となると、6月、即座に訪米しアイゼンハワー大統領、ロックフェラー三世と会談し、日本に永久的に米軍を駐留させる事で同意する。
ゴルフ好きであった岸を会談の合間にゴルフに誘い出し、一緒にゴルフコースを回ったのは、常に祖父プレスコット・ブッシュであった。
ブッシュと岸がゴルフをしている間に、ブッシュの経営する軍事産業専門の投資会社カーライルの子会社、デュロン銀行社長ダグラス・デュロン国務次官が、日本に米軍を常駐させる日米安保条約の素案をタイプし、また日本の自衛隊に売り付ける兵器の見積もりを計算していた。

65年、里見が亡くなると、岸は恩師の死に涙を流しながら達筆な毛筆で「里見甫」と大書する。その文字がそのまま里見の墓標に刻印される事になる。

里見の資金を引き継ぐ後継者が、岸信介である事を遺族全員が認めていたからである。その岸の人脈と金脈を引き継ぎ、首相となったのが現在の安倍総理である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49605010.html


現代日本を作った男ブルーム

第二次世界大戦後、初代CIA日本支局長となり、日本の主要官庁責任者、大臣、首相を連日呼び付け、政策、法律の細部に渡り細かな指示を与え、事実上戦後日本の「運営者」となるポール・ブルームは、1898年、日本の横浜に生まれた。
南アフリカの金塊生産を独占するオッペンハイマー一族の末裔であるブルームの父母は、横浜で金塊取引業を営んでいた。

1897年の日清戦争に勝利した日本は、中国大陸での資源開発や投機ビジネスに乗り出し、続々と富裕層とビジネスマンが中国へ渡航して行った。
また後に満州帝国総裁になる内務省官僚、後藤新平の「中国でのアヘン密売を奨励し、その利益で中国に大帝国を建設すべし」という主張に合わせ、日本の暴力団、右翼組織が続々と中国での麻薬ビジネスに乗り出して行った。
そして崩壊寸前であった中国の清王朝の発行する紙幣など誰も信用せず、当然、中国満州でのアヘン取引は金塊で決済されていた。その金塊を供給していたのが南アフリカのオッペンハイマー一族であり、その日本支部ブルーム一族であった。

1842年のアヘン戦争以来、中国で行われる米国のアヘン貿易を独占して来たのは、ブッシュ大統領一族のラッセル社であった。中国大陸でブッシュ一族の行うアヘン貿易の決済も、ケミカル銀行を窓口としてオッペンハイマー一族の提供する金塊で行われていた。
ケミカル銀行は、シティバンクの経営者でもあるジェームズ・ベーカー一族の経営する銀行である。

1991年、父ブッシュがイラクと湾岸戦争を行った時の国務長官ベーカー、2007年現在のイラク戦争に協力するように、ドイツ、フランスを説得して回った子ブッシュの欧州特使ベーカー、その一族はアヘン戦争時代から、ブッシュ一族のアヘン密売のマネージャーとなっていた。

かつては、ブッシュの行うアヘン密売の決済をベーカーがケミカル銀行でマネジメントし、現在はブッシュの行う湾岸戦争とイラク戦争を、相変わらずベーカーが閣僚、特使としてマネジメントしている。

現在でも世界各地で行われる麻薬密売の決済には、南アフリカのオッペンハイマー一族が提供する金塊が使用されている。その代表的窓口となっているのが、 決して警察が立ち入る事の出来ないオフショアである、英国領バミューダの投資会社ミノルコの口座であるが、この麻薬密売の決済企業ミノルコは、ベーカー一族の経営するシティバンクの代表取締役ウォルター・リストン、シティバンクの顧問弁護士ロバート・クレアが経営している。

アヘン戦争の昔も現在も、麻薬密売の決済は、ブッシュ大統領、そしてベーカー一族の銀行シティバンクとケミカル銀行が行っている。
また現在でも、麻薬密売に使われる金塊はオッペンハイマー一族が提供しているが、カナダの金塊生産を独占するオッペンハイマーの子会社、バリック・ゴールド社の経営者が父ブッシュである。
アヘン密売人ブッシュが、オッペンハイマー一族の「子分」である事は、今も昔も変化が無い。

1900年代初頭、続々と中国大陸での麻薬密売に乗り出した里見甫など、日本の暴力団の麻薬「決済」を担ったオッペンハイマー日本支部が、横浜のブルーム一族であった。そのブルームが、つまり南アフリカのオッペンハイマー一族が、戦後日本の進路の全てを細部に渡り決定して来た。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49605378.html

1945年、第2次世界大戦に敗北した日本に米軍が上陸して来ると、日本の政治は米軍の命令通りに行われ米軍の指揮下に入る。日本の総理大臣を毎日呼び付け、連日細かい指示を与えたのがCIA日本支局長ポール・ブルームであった。
ブルームが2007年現在の日本の出発点を決めていた。

ブルームは1898年、日本の横浜に生まれた。世界の金塊GOLD、ダイアモンドを独占支配する南アフリカのオッペンハイマー一族にブルームは属していた。父母は横浜で貴金属商を営み、中国に金塊を輸出していた。

当時、日本は中国へ軍隊を送り込み侵略戦争を行っていた。日本の軍隊に必要な武器、弾薬、ジープ、戦車等の購入費用に困った日本政府は、中国で麻薬、アヘンの密売を命令し、その利益で武器を購入していた。
当時、中国は国家が崩壊状態であり、国の印刷する紙幣というものが無かった。
日本政府の麻薬密売と武器購入は金塊で支払いが行われていた。ブルーム一族はその金塊を提供していた。

中国での戦争が拡大すればするほど、武器はたくさん必要となり、支払いのための金塊もたくさん必要となった。貴金属商のブルーム=オッペンハイマーにとって、戦争によって商売が拡大した。オッペンハイマー一族は、商売の拡大と共に優秀な営業マンを必要とした。
オッペンハイマー一族が目を付けたのが、日本育ちのポール・ブルームである。

中学卒業と同時に、ブルームは本家のオッペンハイマーに呼び寄せられ、ジュネーブのハイスクールに入学する。その時ブルームは、米国のCIAヨーロッパ支局長アレン・ダレスの下で諜報員(スパイ)としての訓練を開始する。
現在のブッシュ大統領一族は、オッペンハイマーのカナダ支部であるバリックゴールド社の経営者であり、オッペンハイマーの提供するダイアモンドを使った
ドリル製造会社ドレッサー社の経営者である。石油を掘り出しダイアモンドを鉱山から掘り出すためのダイアモンド・ドリルのメーカーである。
ブッシュ大統領一族は、オッペンハイマー一族の下請け人一族であり、CIAの創立資金を提供していたのが、このブッシュ大統領一族であった。
オッペンハイマーの優秀な営業マンとしての教育を、オッペンハイマーの下請け人ブッシュ一族=CIAが請け負った事になる。

当時、ヨーロッパではナチス・ドイツ=アドルフ・ヒトラーがユダヤ人を大量に殺害しその財産を奪っていた。ヒトラーがユダヤ人から奪った貴金属、金塊の販売を担当していたのが、ブッシュ一族の経営するユニオン銀行であり、ユニオン銀行のヨーロッパ支店長が後にCIA長官になるアレン・ダレスであった。
ブッシュ一族のユニオン銀行のヨーロッパ支店長ダレスが、そのままCIAのヨーロッパ支局長であった点にブッシュ=オッペンハイマー一族とCIAの一体化が読み取れる。ブルームはこのダレスによって育てられ、後にCIA日本支局長となる。

こうして見ると、CIAがブッシュ=オッペンハイマー一族の「私的」な情報収集組織=スパイ組織として発足している事が分かる。

当時、CIAヨーロッパ支局長のダレスの下には、ブルームの他に同じオッペンハイマー一族のヘンリー・キッシンジャーがいた。
ブルームは日本へのCIA工作員=スパイであり、キッシンジャーはソ連(ロシア)に対するCIA工作員(スパイ)であった。同じダレスの部下として、同じオッペンハイマー一族として、ブルームとキッシンジャーはジュネーブの地で、しばしば共に食事や個人的交友をしたであろう事が想像される。(資料が残っていないため、この点は想像である。)

スパイを養成するには子供の頃から訓練しなければならない事は、高校時代からダレスに教育されたブルームが一番知っていた。1945年、CIA日本支局長となったブルームは、日本人のCIA工作員(スパイ)となる人材を探し始める。
ブルームは、当時、日本の吉田茂首相を毎日呼び付け、日本の政治に様々な命令を下していた。ブルームはしばしば吉田茂の自宅を訪問もし、深夜まで吉田首相と会談した。その時ブルームが目を付けたのが吉田茂首相の孫であった。
ブルームは吉田首相の孫を自分の家に引き取り、子供の頃から工作員(スパイ)として徹底的に教育し育て上げる。
この吉田首相の孫が、2007年現在の麻生太郎外務大臣本人であり、日本の次期首相候補の最有力者である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49607501.html


 第二次世界大戦後、日本に進駐して来た米軍GHQには、冶金(やきん)課という部署が設けられた。金塊を生産する国ではない日本に、金塊、貴金属を扱う専門部署が設けられた事は、極めて奇妙であった。

 日本軍は第二次大戦中、中国大陸や朝鮮半島で中国、朝鮮の人々を多数殺害し、その財産を略奪し、また中国においてアヘンを密売し、その莫大な利益を蓄積していた。
 戦争終結間際、日本軍はその莫大な利益を金塊、プラチナ、ダイヤモンドに代えて飛行機で日本本国に持ち帰っていた。その莫大な貴金属は日本各地に隠され、また日銀の地下金庫に保管されていた。

 その隠された財産を摘発、没収するため、GHQには貴金属担当の専門部署が設けられていた。

 戦後GHQは、日本軍の隠した貴金属を次々と発見していくが、発見されたものは米国政府の命令で米国本土に送り、米国の財産としなければならなかった。
 しかし、日本軍部が自己所有として記録に残した貴金属と、実際に米国本土に送還された貴金属の量には圧倒的な「差」があった。日本軍の隠した貴金属摘発を担当したのは、GHQのマッカート少将であったが、実際に実務を仕切ったのは冶金課長のジョージ・パーディであった。 

 なおパーディがGHQから貴金属を奪うに当たっては、オッペンハイマー一族のポール・ブルームCIA日本支局長が当然大いに協力した。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/49605569.html


 第二次世界大戦後、CIA日本支局長として日本に米軍基地を常駐させる等、現在の日本の政治路線を事実上決定し、また2007年現在の麻生太郎外務大臣を育てたポール・ブルーム。第二次大戦中、CIAにおけるブルームの上司は、後にCIA長官となるCIAヨーロッパ支局長アレン・ダレスであった。

当時CIAの活動資金は、ブッシュ大統領一族の経営するユニオン銀行から出ており、ダレスはユニオン銀行ヨーロッパ支店長でもあった。


ブッシュ=ダレス=ブルームは、第二次大戦中における日本の軍事力増強に全面的に協力していた。ブルームの経営する(つまりブッシュの経営する)武器密輸商「シンツィンガー・ハック」社は、日本海軍の軍艦建造に必要な軍艦部品、金属を専門に輸出していた。敵であるはずの米国が日本の軍事力の増強の中心にいた。日米戦争=日本と米国の対立・戦争は「茶番劇」であった。

一方、1930年代、米国議会に日本との戦争実行を強く働きかけていたのはブッシュの経営するハリマン銀行社長エイブリル・ハリマンであり、日本との戦争に備え米軍が兵器を大量に購入し始めると、その兵器を製造し「金儲け」に専念し始めたのもブッシュのハリマン銀行の支配下にある軍事産業であった。

日米戦争・・米国政府に武器を売り付け「金儲け」するブッシュ一族は、同時に部下のブルームを使い、日本に兵器と軍事物資(鉄鋼製品、ニッケル、チタン等の希少金属)を販売し利益を上げていた。

また、日本に鉄輸出を禁止し、米国国内での「日本との開戦論」をアオった悪名高い「ハル・ノート」の起草者コーデル・ハル国務長官は、ブッシュの顧問弁護士だった。

第二次世界大戦で日本人と米国人が戦争で殺し合う、その兵器は日米両方ともブッシュ一族が製造し、殺し合えば殺し合う程、ブッシュ一族に大金が転がり込む仕組みになっていた。

日本との戦争を開始したルーズベルト大統領の大統領選挙資金は、バーナート・バルークが大部分出資し、バルークがルーズベルトの閣僚人事の全てを単独で決定していた。この「ルーズベルト政権の独裁者」バルークは、ブッシュのハリマン銀行の社員であった。

日本への鉄輸出を禁止し、他の業者を排除し、日本への軍事用鉄鋼輸出の独占体制を作ったのがブッシュであり、その実働部隊がブルームである。

このブルームの弟子・麻生太郎が、2007現在の日本の次期首相候補である。

戦争が誰の自作自演であるか明らかである。

ブルームが日本軍に納入した兵器、軍事物資の代金は、日本政府直属の麻薬密売人、里見甫(はじめ)が全額支払っていた。日本が中国に侵略し建国した満州帝国で麻薬密売を担当し、日本の戦争資金を作っていたのが里見であった。

ブルームがブッシュの命令で日本軍に兵器を運び込み、里見が支払う。里見はブッシュ=CIA=ブルームのパートナーであった。

米国との戦争を開始した日本の東条英機内閣。その東条が総理大臣となった時の選挙資金を出していたのが、ブッシュのパートナー里見であった。

日本と戦争を始めたルーズベルトの大統領選挙資金を出していたのもブッシュ一族であった。戦争で日米に兵器を売り「金儲け」したのもブッシュであった。

戦争が誰の自作自演であるか、極めて明確に出ている。

1840年、アヘン戦争で英国が勝利すると、中国での麻薬売買が急速に拡大する。この麻薬密売を担当したのが青パンと呼ばれる中国マフィアである。不思議な事に、この青パンは麻薬代金を手形で支払っていた。手形は支払期限が来るまで現金に出来ない。しかしインド等から麻薬を密輸してきた船舶会社、密輸人は、すぐに手形を現金化して再び出航したい。そこで、この手形を支払期限前に買い取り現金化し、手数料を取る(手形の割引)銀行が必要になる。しかし相手は中国マフィアであり、手形の支払日に中国奥地に逃亡し、または暴力で支払いに抵抗して来る可能性がある。従って、この手形を現金化する銀行は中国マフィアのボスとして中国全土を監視下に置き、マフィアの逃亡を許さず、しかも「力づく」でマフィアに支払いを強制出来る中国マフィアの支配者=帝王でなければその任務は務まらない。この手形銀行がブッシュ一族のハリマン銀行であった。

ブッシュ一族は、中国の闇社会の帝王として君臨する独裁者一族であった。

日本の満州帝国の支配人=資金の元締めである里見は、このブッシュ一族の麻薬ネットワークの一部を担っていた。中国麻薬密売におけるブッシュのパートナー里見。そしてCIA経営者ブッシュの部下ブルーム。この2人が日本軍の軍事力を作り上げていた。

そして里見の麻薬ビジネスのパートナーには、後にイスラエルを建国し、世界最強のスパイ組織モサドを創立するショール・アイゼンベルグがいた。

2007年現在、ブッシュ大統領が「イスラエルを中心に世界を統一する」=NWOニューワールドオーダー=新世界秩序を作ると主張する理由がここにある。

また、里見の部下には右翼の大物で、後に中曽根康弘元首相の総理大臣選挙資金源となる児玉誉士夫がいた。児玉は戦後CIA日本エージェント=工作員となる。従って国鉄を民営化しJRを作った中曽根元首相は、CIAの対日本工作資金で首相になった事になる。

また、児玉は自民党の創立資金を出資した人物であり、自民党がCIAの対日本工作として、CIAの下部組織として創立された事が分かる。

また、里見の麻薬密売組織の部下には、吉田茂(後に自民党総理大臣、2007年現在の外務大臣麻生太郎の祖父)、佐藤栄作(後に自民党総理大臣)、池田勇人(後に自民党総理大臣)、岸信介(後に自民党総理大臣、2007年現在の安倍晋三首相の祖父)がいた。

日本の自民党と歴代総理大臣がCIAの対・日本工作として「作り出され」て来た歴史が、この中国麻薬密売組織の中に明確に浮かび上がって来る。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49607677.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c18

コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
19. 中川隆[-9786] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:05:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2655]
オルタナティブ通信 昭和天皇による日米戦争策謀論 2

「1944年1月、昭和天皇は参謀総長と軍令部総長から結論として太平洋戦争に勝機はないと報告され、木戸内大臣に和平計画を立てるよう指示した。

木戸は当然のことながら、この指示の意味は皇室財産を守ることが第一であり、日本を平時の状態にする準備は二番目であると理解したのである。

二番目の状況を達成するには時期尚早だったができた。木戸は皇室の財政顧問でもある主要銀行の経営者たちを招集し、会議を開いた。彼らの提案で、天皇の現金が東京から銀行間無線でスイスに送金されたのである。東京にある天皇の銀行口座の残高が事実上ゼロになったが、スイスの銀行の番号口座残高が急激に増加したのだった。横浜正金銀行のスイスの支店は次に、天皇の仮名による銀行投資にドイツの信用を付け、天皇の流動資産の換金能力をさらに高めた。他の財閥の大企業経営者たちも天皇の現金の流出に気づき、アフガニスタン、トルコ、スペイン、ポルトガル、スウェーデン、朝鮮、香港、満州、フランス、ドイツなどに預金していた現金を引き出し、スイスの銀行へ送金した。彼らはまた、ブエノスアイレスにある銀行の法人や個人口座の数も増やしたのである。

占領期間中、日本銀行が横浜正金銀行の業務を引き受けることになり、この結果、皇室財産の財務上の秘密が継続して保証されたのである。」

私が書いた赤十字と天皇の秘密は、このマニングの本で真実であることが理解できよう。
日本赤十字社は、現在でも、皇室が支配的立場にあることを知らねばならない。この赤十字組織が、世界を支配する勢力の一支部なのだ。マニングの本には、天皇がいかに金塊をアルゼンチンに運んだかの詳細な内容も書かれている。

もう少し具体的に、赤十字国際委員会(ICRA、本部ジュネーブ)について書くことにしよう。では、アダム・レポーの『ヒットラーの秘密銀行』から引用する。
「赤十字国際委員会が各国諜報機関から、スパイを潜入させる標的として狙われたのは当然のことだった。大戦中でも枢軸国、連合国を問わず自由に越境して、救援活動ができる国際的組織だったからだ。また、情報収集も任務のひとつで、職員たちは双方の捕虜や軍指導者たちに対する質問権を与えられていた。」

『ヒットラーの秘密銀行』から、もう一つ引用したい。ナチス資産について書かれているが、ドイツの枢軸国日本の姿もみえてくる。

「英米仏三国は1945年8月、スイスに預けられているナチスの資産の所有権を主張するもスイス政府の対応ぶりは相変わらずのものだった。三国の主張はどんな法律を根拠とするものか理解に苦しみ、また連合国によるドイツ占拠の事実は『ドイツ国境を越えて法的効力を持つことはほとんどない』という言い逃れに終始した、とSNBの報告書は記している。

「スイスに預けられたナチス資金」を「スイスに預けられた天皇の秘密資金」と置き換えるならば、私が書いてきたことが事実であることが理解できよう。『ヒットラーの秘密銀行』には、スイスの銀行について書かれている。日本に関係する記事に触れておこう。国際決済銀行(BIS)がスイスにある。この銀行が、ナチスと日本と戦争中も取引を続けた。では引用する。

「BISの総裁はアメリカ人トーマス・マッキトリック、ゼネラル・マネージャーはフランス人ロジェ・オボワン、ゼネラル・マネージャー代理はドイツナチ党員のパウル・ヘクラーだった。大戦中の理事には、ライヒスバンク副総裁で後に戦死とされたエミール・プール、同総裁のヴァンター・フンク、その他ロンドン、ブリュッセル、ローマ、日本から派遣された銀行家たちが顔を揃えていた。(略)ベルリンにとっては好都合なことに、戦時中のBIS総裁は、ナチスの略奪金塊の主要ルートだったスイス国立銀行の総裁エルンスト・ウェーバーだった。(略)第一次世界大戦の敗戦国ドイツが連合国に対して負っていた賠償金をヤング案に基づいて回収することを目的に、数カ国の中央銀行が1930年5月に設立した銀行だったのである。ニューヨーク・ファースト・ナショナル銀行など世界の主要金融機関が共同出資し、これらの国々および日本が理事を送り込んだ。(略)BISの設立資本金は五億スイスフランで、ベルギー国立銀行、イングランド銀行、フランス銀行、ライヒス・バンクという中央銀行五行によって保証されることになった。これに日本の代理を務める日本銀行団、およびモルガン銀行、ファースト・ニューヨーク銀行、ファースト・シカゴ銀行から成る米国銀行団も参加した。」

ここまで書いてきて、戦争というものが、金融と深く結びついていることが理解できたはずである。BISとスイス国立銀行は深く結びついている。私の推測の域を出ないが、
天皇はスイス国立銀行に「皇后名」で、BISに「天皇名または仮名」で、最低二口の秘密口座を持っていたと思われる。マニングの推定「35億ドル」以上ではなかろうか。35億ドルでは少な過ぎる。

<中略>
日本の作家で井上清の名を挙げた。2000年に濱田政彦の『神々の軍隊』がでた。この本の中で濱田は天皇の秘密資金に触れている。引用する。私のこれまでのストーリーを追認するものである。

「皇室は蓄えた資産をモルガン商会を通して海外で運用していたが、金塊、プラチナ、銀塊などスイス、バチカン、スウェーデンの銀行などに預けられていた。(略)中でも国際決済銀行、通称“バーゼルクラブ”は、世界の超富豪が秘密口座を持つ銀行で、治外法権的な存在であった。(略)

内大臣木戸幸一は、日米英戦争末期の昭和十九年一月、日本の敗北がいよいよ確実になると、各大財閥の代表(銀行家)を集め、実に660億円(当時)という気の遠くなるような巨額の皇室財産を海外に逃がすよう指示した。

そこできれいな通貨に“洗浄”されたが、その際に皇室財産は、敵対国にばれぬようナチスの資産という形で処理された。スイスは極秘裏にナチスに戦争協力していたので、ナチスの名のほうが安全だったわけである。(略)皇室とバチカンとフリーメーソンの関係をたどっていくと、世界の闇が明らかになってくると思われる。おそらく戦後の皇室がえらく貧乏にみえるのは、その資産を戦後の日本復興に使ったからなのかも知れない。M資金の闇は深い。」

濱田政彦の書いていることは間違いない。ただし、「おそらく戦後の皇室がえらく貧乏にみえるのは、その資産を戦後の日本復興に使ったからなのかも知れない」には全く賛成できない。私は昭和天皇が戦後も、マニングが書いているように蓄財作戦に熱中していたと思っている。天皇家の秘密資金の一部がM資金となり、多くの人々を悩ませたのである。

計算機を手にして、当時の天皇がどれくらいの金を持っていて、海外の秘密口座に入れたかを計算されよ。そうすれば、その金額の天文学的数字がクローズアップされる。
それでは読者にヒントを一つ与えよう。1945年10月にGHQが発表した皇室財産の内容は書いた。「土地・建物・木材・現金・有価証券(美術品・宝石は含まない)は37億2000万円。」木下道雄(元侍従次長)の『側近日記』が昭和天皇の死去の翌年の1990年に出版された。この本の解説は伊藤隆(当時東大教授)であった。彼は次のように書いている。

「ところで終戦直後の天皇家の財産は37億5000万円だった。日銀物価価格統計により現在の貨幣価値の311倍で換算すると7912億円である。」

この数字の十数倍近くをスイス銀行に送り込んで終戦工作に天皇は入ったのである。敗戦前の国家予算は100億円を切っていた。

天皇は自らの生命を守るためと、このスイスの秘密預金を維持し、さらに増やすために戦後工作に入るのである。

天皇の「キリスト教入信」対策は、この二つの大事なものを守りぬくべく実行された。国民は依然として雑草のような民草であった。

これが大東亜戦争を天皇が仕掛けた第一の原因だと分かるだろう。
それでもあなたは、天皇陛下にむかって「天皇陛下バンザーイ」と叫ぶのであろうか。それとも、広田弘毅のように「天皇陛下マンザーイ」と叫ぶのであろうか。http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060828


天皇一族は売春業者

 19世紀初頭、世界帝国を建設しようと考えた英国はアジアに対し、アヘン=麻薬を売り、アジア人に英国に対する抵抗心を喪失させ、アヘン売買の利益でアジアを支配するための兵器を買う戦略を採用する。

英国のアヘン売買の中心となったのが、銀行ジャーディン・マセソンであった。マセソンは、英国がインドでアヘンを買い付ける資金を提供し、中国、日本にアヘンを運搬する船の建設費を出し、アヘンの売り上げはマセソンの銀行口座に振り込まれ、その資金で中国、日本を攻める兵器が購入された。兵器の代金は、マセソンの銀行口座で決済された。

マセソン、中国では香港に香港上海銀行(現在の中国の中央銀行)を支店として置き、日本では東京に日本銀行=日銀を支店として創立した。日本政府の井上馨、渋沢栄一に「命令」し、ノウハウを教え、日本銀行を創立させたのは、麻薬銀行マセソンのアレクサンドラ・シャンドである。

日本の中央銀行、日銀は麻薬銀行として創立された。

しかし中国と違い、日本では麻薬は売れなかった。困ったマセソンは、福沢諭吉と天皇に相談し、日本人女性を誘拐し「売春婦」として海外に「販売」する事にした。

貧しい農村の女性には海外で豊かな生活が出来るとダマシ、良家の娘達には洋裁学校を紹介するとダマシ、天皇と三菱財閥は日本人女性を「売春婦」として、海外に売り飛ばした。天皇と三菱の経営する船会社、日本郵船がダマサレタ女性達を売春婦として海外に運んだ。大部分が処女であった日本人女性達は、船の中で「売春婦」として教育するため、英国人水夫達に毎日、強姦輪姦された。これは天皇の「命令」である。

天皇がダマシ、売春婦として海外に売り飛ばした日本人女性の数は、50万人を超える。大くの女性は、20歳代で梅毒等の性病で死に、または刃物で自分の喉を突き刺して自殺した。

天皇一族の財産はこうして作られた。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/50371493.html


日本の天皇家は古代からただひとつの家系がつながってきた。これは世界に類を見ない。また昭和天皇は敗戦の時にマッカーサーに対して、「全ての私財と自分の命をも放棄する。国民を救って欲しい。」と言い、マッカーサーはこれに感動したと学校では習ってきた。

 ところがこれらは全くの創作のおとぎ話であった。私達は米軍の策略にまんまと騙されてきたのだ。

昭和天皇が終戦時に国民を配慮した気配は全くない。ひたすら私財の保全にだけ心血を注いだ。それを米軍は日本支配の道具として位置づけることで国民の洗脳に成功した。
結局、学校教育は米軍の指図による創作だ。さらに右翼などは天皇システムを保護する事で米軍の日本支配に貢献してきたのだ。見事な策略と言うほかは無い。

立ち直る見込みのない、無能そして国賊的日本政府のていたらくは、殺人総合商社アメリカの商売の成功を示すものである。

1885年、天皇一族と三菱財閥で日本初の船舶会社
日本郵船が創立される。

明治維新により富国強兵の道を歩み始めた日本は、
欧米からあらゆる兵器を購入し続けていたが、
欧米への支払いに当てる資金が日本には無かった。

そこで福沢諭吉は、「賤業婦人の海外に出稼ぎするを
公然許可すべき」という指示を天皇に与える。

賤業婦人つまり売春婦として日本人女性を海外に
「輸出、 売却」し、兵器購入資金を作るというプランであり、
天皇一族はこのプランに飛び付き実行する。
(福沢諭吉全集 第15巻)

1900年初頭から天皇の命令の下、「海外に行けば良い
仕事があり、豊かな生活が出来る」という宣伝が日本全国で
大々的に行われた。

日本の健全な家庭に育った当時の若い女性達は
天皇の言葉を信じた。

天皇一族によりだまされ「売春婦として欧米に販売された」
日本人女性の数は数十万人。

大部分は健全な家庭に育った若い女性達であり、天皇は
「健全な女性を売春婦」として「売却」する事で、欧米の
売春業者から女性1人あたり数千円、当時普通の会社員で
あれば10数年分の給与を手に入れていた。

その金額が数十万人分=莫大な資金がこの天皇一族の
サギ行為、女性の人身売買により天皇一族に転がり込んだ。

その資金の一部は戦争のための兵器購入に当てられたが、
大部分は天皇の「個人財産」として「蓄財」された。

天皇一族は自分の金儲けのために、健全な若い日本人女性を
だまし、売春婦として欧米に「売却」して来た。

天皇一族は欧米の売春業者とタイアップした日本の
売春業者であった。
天皇により経営される日本郵船により、欧米に「売却」
された日本人女性は、1人残らず現地に着くと即座に
売春宿に「連行」され監禁された。そして売春を強制された。

初めての外国であり、逃げ場も助けてくれる相手もいない。

数十万人の日本人女性が、天皇によって売春を強制された。
これが従軍慰安婦の原型である。

日本郵船の共同経営者三菱財閥もこの売春業で巨大化した。

この莫大な富を生む売春業に参加させてもらったお礼に、
三菱財閥は昭和天皇の結婚後の新居を、
全額三菱財閥の出資で建設する。

渋谷区下渋谷の第一御領地の「花御殿」が昭和天皇の
新婚の住居であり、それは数十万人の日本人女性を
「売春婦として販売した」利益で、三菱の天皇に対する
「売春業参加のお礼」として建設された。
(山田盟子「ウサギたちが渡った断魂橋」 新日本出版社)。

また天皇が大株主であった船舶会社商船三井も天皇と
協力し、同一の「売春婦・輸出事業」に従事する。

こうして日本人女性の「販売業者」として天皇一族が
蓄積した財産は、第二次大戦後日本に進駐してきた
米軍GHQの財務調査官により調査され、当時の金額で
1億ドルを超えると記録されている。

国民に対しては「自分は神」であるとしていた天皇は、
女性の人身売買で金儲けし、また日清戦争、日露戦争で中国、
ロシアから得た賠償金を自分の私財として「着服」していた。

戦争中全ての日本人は餓死寸前の中、軍需工場で
「無給」で重労働を行っていた。

そうした重労働と日本人男性=軍人の死によって
戦争によって得られた賠償金を、国民のためでなく
自分の私的財産として天皇は着服し、密かに蓄財していた。

また日本軍が朝鮮、中国に侵略し、朝鮮人、中国人を殺害し
略奪した貴金属は、天皇の経営する日本郵船によって日本に
運び込まれ、日銀の地下金庫にある天皇専用の「黄金の壷」
という巨大な壷に蓄財された。

中国、朝鮮から略奪された貴金属、そして賠償金=侵略戦争
は天皇の個人的蓄財のために行われていた。

この問題を調査したエドワード・ベアは、
「天皇一族は金銭ギャングである」
と吐き棄てるように語っている。
(エドワード・ベア「天皇裕仁」 駐文社)
1945年、日本の敗戦が決定的になると、天皇一族は
この蓄財を米国に「取られる」事に恐怖を感じ、
海外に蓄財を「逃し」始める。

天皇の個人銀行でもあった横浜正金銀行を通じて、
スイスに850万ポンド、
ラテンアメリカに1004万ポンド等、
広島、長崎に原爆が落とされ死傷者が苦しんでいる最中、
天皇は自分の蓄財を海外に次々と逃がす事に専念する。

この問題を調査したマーク・ゲインは、海外に天皇が逃した
蓄財は累計で5〜10億ドルに上るとしている。
(マーク・ゲイン「ニッポン日記」 筑摩書房)。

広島、長崎に原爆が落とされ膨大な死傷者が出、戦後日本を
どのように再出発させるかを考えなくてはならない時期に、
天皇はひたすら自分の蓄財を守るため数百回に及ぶ海外送金
を繰り返していた。

日銀の地下金庫からは、莫大な金塊と貴金属が
日本郵船により運び出され、アルゼンチンの銀行そして
スイス銀行まで遠路運搬されていた。

中国では日本に逃げ戻るための船舶が無く、逃げ遅れた
日本人女性が中国各地で多数強姦殺人され子供が殺害されて
いる最中、天皇は貴重な船舶を独占し、自分の金塊を遠路
アルゼンチン、スイス等に運び出していた。

天皇が自分の蓄財だけしか頭に無く、日本人の事など
何も考えていない事は明白である。
(ポール・マニング「米従軍記者が見た昭和天皇」
マルジュ社)。

なお天皇が第二次大戦中「売春婦輸出業」を行っていた
商船三井の共同経営者が、CIA(当時はOSS)の
対・日本作戦部長マクスウェル・クライマンであるのは
何故なのか?

敵国のCIA対・日本作戦部長と「仲良く」天皇が
「売春婦輸出業」を行っている=天皇はCIA工作員
であったのか?

天皇は戦後、このスイス銀行に預けた金塊を担保に資金を
借り、CIAが事実上創立した不動産業者=森ビルと共に、
港区の不動産を次々に買収し、またハイテク産業に投資し、
莫大な蓄財をさらに莫大に膨れ上げさせて行く。

天皇は神でも「象徴」でもなく単なる金儲け主義の
金融ビジネスマンである。

そしてここでも「何故か」CIAと天皇は
「共同経営者」である。

天皇は、1940年代初頭からスイス銀行に少しずつ蓄財を
「移し」始めるが、ヨーロッパにおいてナチス・ヒトラーが
虐殺したユダヤ人から奪った貴金属を管理していたのも
スイス銀行であった。

天皇はヒトラーに請願し、ナチス・ヒトラーの口座の中に
「天皇裕仁」のセクションを作ってもらい、そこに天皇一族
の蓄財を隠していた。

天皇とヒトラーはスイス銀行の秘密口座を「共有」する略奪
ビジネスのパートナーであり、ナチスと天皇は一体であった。
(アダム・レボー 「ヒトラーの秘密銀行」 
ベストセラーズ・・また濱田政彦「神々の軍隊」 三五館)。

1924年、米国は「排日移民法」という法律を成立させる。

日米関係はまだ険悪ではなく、日本から余りに多数の若い
女性が「売春婦」として米国に「輸入」されてくる事が
社会問題化し、それを禁止した法律であった。

天皇自身の発言を記録した「昭和天皇独白録」
(藤原彰「徹底検証・昭和天皇独白録」 大月書店)の
「大東亜戦争の原因」=日米戦争の原因の項目に、
1946年3月18日の天皇の発言として以下の言葉がある。

「米国のカリフォルニア州への移民拒否については、
日本を憤慨させるに十分なものであった。」

この発言は日米戦争の原因についての天皇自身の発言である。

日本人女性をだまし、売春婦として米国に「売却」する天皇
の売春ビジネス=移民を米国が禁止した、それに憤慨激怒し
米国と戦争を始めたと天皇自身が独白しているのである。

天皇一族は神でも「象徴」でも無く、
人間のクズの集団である。

追記・・例え殺されても自分の命と引き換えに真実を語る
のがジャーナリストの仕事である。

天皇に欺かれ売春婦にさせられた数十万人の日本人女性達の
無念の人生のために、誰かが真実を語らなければならない。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=20070607

1895年に王妃閔妃が、伝説的な頭山満に率いられた国粋団体である玄洋社の殺人グループによって、生きながら焼き殺された。この作戦は朝鮮政府を不安定化させることを狙ったもので、頭山のヤクザたちと共謀した日本の諜報機関による征服戦略の一部分をなすものである。

『事故』を装った王妃暗殺は朝鮮に対する段階的な侵略を正当化させた。1905年にこの国は日本の保護領に変わった。複数の国粋主義団体が略奪作戦を開始し同時に窃盗団の首領たちが主要な地位を占めた。帝国政府の援助を受けて、頭山の右腕である黒龍会の首領内田良平が、朝鮮の裕福な家族をゆする作業にあたる戦闘員を組織した。

 1910年に朝鮮は完全に従属させられた。軍の責任者である山縣将軍は寺内を雇って黒龍会によって作られた秘密警察の活動を発展させた。憲兵隊が頭山と内田の手下たちの協力を得て各地域での略奪を戦術的に組織化していった。公式には、日本は一つの『共栄圏』の創設を通して、東南アジアを西欧の植民地主義から保護すると称した。
 実際には大日本帝国はこの国の組織的な略奪、黄金と美術品(価値の高い陶磁器)の窃盗を監督した。文化的な遺産(仏教寺院)を破壊し朝鮮のアイデンティティを消し去る明らかな意図を持って、である。

 同様のシステムが、岸信介の手とヤクザ組織の元で、満州を作り上げた。この属州によって日本は中国北部の商業港との海上交通をコントロールすることができた。傀儡政府は大陸浪人【原文では”tairiki ronin”となっているが明らかに音訳のミスと思われる:訳者】、役人たち、戦闘団の長、麻薬密売人たちの支配の下に置かれた。やる気満々のヤクザたちは略奪のための実質的な私兵組織を作り上げた。天皇の名の下に、あるいはアヘンとその加工物の販売網をコントロールするために、緑団【原文”Banda Verde”で「緑色の集団」と訳せるのだが中国人によるマフィア的組織と思われる。

実際の名称をご存知の方はお教え願いたい。:訳者】の中国人の首領たちと手を組んだ。 いずれここから笹川良一(1)と児玉誉士夫(2)が、戦後に自由民主党の絶対権力を作る財源に供した莫大な財産をひねり出すことになる。

効率の良い手段を使って犯罪を行うこれらの集団のトップには岸信介とその一党がおり、また東条英機(秘密警察の長であり将来の戦時政府の首相)、星野直樹(アヘン独占販売の長)、松岡洋介(満鉄の総裁)そして鮎川義介(日産の統括者)【本文では”Aikawa Gisuke”となっているが音訳のミスと思われる:訳者】なども加わり、天皇の承認の元で略奪作戦の計画を立てた。

 彼らは満州重工業会社を創設したが、それは工業の発展を促し軍隊とヤクザが地元民から様々な手段(身代金の要求、ゆすり、銀行強盗など)でむしり取った戦利品を集約した。大日本帝国の皇族たちの指揮の下に行われたこれらの略奪が「黄金の百合作戦」である。

 その侵略熱は西側指導者をいらつかせた。彼らは日本が彼らの植民地と利権に干渉してくるのを恐れた。1936年に朝鮮半島での完全な略奪の中で、日本の戦略は二つの選択肢の間でためらった。その一つは、ソビエト連邦との国境防衛地帯を作るために、あくまでも天然資源の豊かなシベリアの支配権を手に入れようとするものである。

 この『反共』戦略は一部の西側の大国を満足させるというメリットを持っていただろう。この目的のために駐ロンドン大使である吉田は、クリヴェデン(Cliveden)グループの協力を得て、英国との同盟関係を固めようとした。米国では、ハーヴァード・フーヴァーやナチの飛行士チャールズ・リンドバーグ、マッカーサー将軍の取り巻きたちなどの大勢の超保守派が、この帝国の良き理解者であった。

 裕仁の弟である秩父宮は1936年に可能性のある英国と日本の同盟を準備するためにロンドンへ向かった。反共戦線という見通しはひょっとすると英国外交を口説き落としたのかもしれない。しかしアジアでの日本の軍備拡張はヨーロッパの大国の植民地を脅かしていた。すぐに秩父宮はあらゆる交渉の手段を失った。

中国では軍隊が全面的に統制不能に陥っていた。1937年に大勢の役人たちが中国での盧溝橋事件で戦闘を起こした。この事件は非公式の天皇の援助を受けた日本軍によるこの国への侵略に直結したものであった。秩父宮はすでに無効となった日英の同盟の考えを断念し、アドルフ・ヒトラー総統(3)と会談するためにニュルンベルグへ向かった。

 米国大統領フランクリン・D・ローズヴェルトが日本の侵略『熱』に終止符を打ちたいと願う宣言をする間、軍事侵攻は一人の皇族の命令による前例の無い虐殺を犯そうとしていた。実際に『穏健派』首相近衛文麿【原文ではel príncipe Konoeつまり近衛殿下となっており皇族であることを表現している:訳者】は朝香宮を南京での軍の司令官に据えた。【朝香宮は上海派遣軍司令官として南京に侵攻した。:訳者】

 この最後の者【朝香宮を指す:訳者】はその軍をこの都市で捕虜を作らないようにさせた。数日の間に兵士たちはその命令を文字通り実行した。何万人もの中国人が、多くの西欧人の見ている前で非情な状況の中で殺害された。兵士たちは人間を銃剣の訓練のためにマネキン人形のように利用し、役人たちを首切りの実践のために使った。

 婦人や少女たちは家族の目の前で集団暴行の犠牲者となった。その間に秩父宮と竹田宮は略奪の成果を帝国の手に渡らせる作業に没頭していた。専門家たちは銀行の書類の分析をし、一方で秘密警察は南京の金と富に関する情報を持っていると思われるあらゆる人間を拷問にかけた。(4)

 軍が略奪の成果を不要に浪費しないことを確実にするために、裕仁は黄金の百合と呼ばれる一つの組織を作り出した。それは、ゆすり・たかりのエキスパート(会計士、財務の専門家など)、ヤクザの首領たち、帝国の皇族たちの下にある産業の重鎮たち、天皇の意に沿うわずかの人間たちの集まりであった。秩父宮がすべての仕掛けを統括していた。(5)

 1941年にフィリップ・ペタン内閣は日本がインドシナ半島北部を占領することを認めた。近衛文麿は『交渉による平和』を望んだが裕仁の説得に失敗し、辞意を表明した。宣戦布告の決意をし、天皇は東条将軍を首相に指名した。彼は満州で組織的な略奪を行った岸の一党【原文ではclanつまり悪党集団:訳者】の手下であった。

 パールハーヴァーの『だまし討ち』(6)は、東南アジアにおける日本の好戦性を解き放つシグナルであった。日本はタイ、スマトラ、ビルマに侵攻し、グアムとホンコンをその手にした。さらにマッカーサー将軍をフィリピンの領地から追い出した。新たに付け加えられた領地は憲兵隊によって組織的に略奪された。秩父宮はシンガポールに黄金の百合の総合本部を置いた。専門家たちが目録をつくるためにそこにすべての分捕り品が集められた。

 フィリピンでは欧米の銀行が黄金の百合のエキスパートたちの第一目標であったが、彼らはフィリピンの財宝を奪い取って、筆頭株主が裕仁その人である横浜正金銀行【原文は英語Yokohama Specie Bank:訳者】、台湾銀行、そして他の国有銀行の財産にしたのである。その黄金の一部は戦争の経費に充てられた。スイス、ポルトガル、アルゼンチン、そしてチリの銀行が洗浄に使われた。

 憲兵隊と黄金の百合の実行者たちが奪った富はシンガポールの集中させられ、最終目的地である日本に輸送されるためにマニラに運ばれた。
[黄金の百合からブラックホールの資金へ]
ミッドウエイの戦いの後、東南アジアにおける軍事的な力関係は米国に有利に傾いた。日本は海上輸送の支配権を失った。裕仁と帝国の第一人者たちは帝国の敗北を予想し始めた。

 それ以来、公式には富士山麓で結核療養中であることになっていた秩父宮に率いられてきた黄金の百合作戦は、マニラで足止めを食らっている戦争の分捕り品を救うことに必死になった。秩父宮はまず病院船を使って金を輸送し、その後その金を日本の山地に作られた地下壕に溜め込んだ。

1943年には、米国が効果的な海上封鎖体制を確立したため、そのような方法は取れなくなった。財宝はマニラの波止場で山のようになりだした。秩父宮はそこで地下壕建設のための特殊な技師の集団を作り、分捕り品を地下に隠す作業を始めた。マニラではかつてスペインの町であったイントラムロスの地下が使用され、巨大な収容能力を持つ場所を提供できた。

 品物を慎重に移送できる一つの通路が波止場とイントラムロスの間を直接に結びつけた。秩父宮は歴史的な場所や教会、大学など、爆撃がほとんど無いあらゆる場所をつなぐように選んでいった。

 マニラの北で竹田宮が洞窟を使って地下壕の網の建設を監督した。専門家たちが恐ろしいほど効果的な大量のワナの兵器を仕掛けた。爆発物、毒ガスのカプセル、水や砂を使ったワナ。南京虐殺の実行者の息子であるもう一人の皇族の朝香宮孚彦【原文ではTakahitoとなっているが「たかひこ」の誤り:訳者】親王と、シンガポールのヒーローであり差し迫った米軍の攻撃に立ち向かうためにフィリピンに派遣された山下将軍が、この地下での作戦に加わった。技師たちと奴隷たちは組織的に生きながら地下に埋められた。

 マッカーサーがフィリピンを再征服し始めたとき、皇族たちは急いで未だ地下に入れることができなかった財宝を隠そうとした。黄金を積んだ船が船員を乗せたまま沈没させられた。日本の敗戦はマニラ市民の虐殺と占領を終わらせたが、その後に皇族たちは潜水艦で逃亡した。

 1945年から米国の諜報機関が黄金の百合の存在に気付いた。諜報員であるジョン・バリンジャー(John Ballinger)は、漁民に変装して黄金をいっぱいに入れた箱が病院船に積み込まれるのを観察することができた。マッカーサーは彼のライバルである山下を逮捕し、彼の腹心をこの日本の将軍のお抱え運転手である小島老人に対する尋問官とした。

そのセベリノ・ガルシア・サンタ・ロマナは山下の行動に関する膨大な情報を手に入れ、隠匿場所の正確な数をつきとめることができた。『サンティ』【サンタ・ロマナの別称と思われる:訳者】はこうして『山下の財宝』の守り手となった。彼は、OSSの元局員であり最近までウイロウビィ(Willoughby)将軍(8)の特務機関G−2と協力していた謎の男エドワード・ランドセイル(Edward Landsale)(7)が作戦の指揮をとるまでは、ずっとマッカーサーの命令の下にとどまった。

 トルーマン大統領にこの件が任されて以来、掘り出された分捕り品はブラック・ホールと呼ばれる対共産主義の戦いの資金として使用されることになった。あるロウズベルトの顧問に認知されたこの計画は、ドイツ、イタリア、日本によって盗まれた黄金を親米政権の財源として使い、次に、『危険なアカ』の脅威にさらされる多くの『民主国家』の深奥でこの資金により選挙を操作することから成り立っていた。

 ロバート・アンダーソンの助けを受けてあるスペシャリストが資金を洗浄した。サンティが探し出した黄金は42カ国の170の口座に納められた。CIAの銀行口座ネットは、東南アジアから盗まれた富を隠し、金の値段を米国の経済的利益にとって都合の良いあるレベルで維持することを可能にした。(9)
財産は日本に戻ってくる

 米国当局によって押収された分捕り品は当初3つの異なった財源を潤した。四谷資金は、マッカーサーの秘密の右腕であるG-2の長官チャールズ・ウイロウビィの活動を支えた。彼はフランコ将軍とファシスト警察の手法の賛美者である。第2の資金は、日本におけるニュルンベルグ裁判に匹敵する東京裁判の判事ジョセフ・ケーナンの名前が付けられたのだが、非常に明確な機能を持っていた。共産主義に対するマッカーサーの戦いの同盟者へと変身した帝国のメンバーを免責するために証人たちを買収することだった。

東京裁判は、スケープゴートを絞首刑に処することで終わった、全くのペテンである。南京の虐殺の首謀者である朝香宮は、松井将軍が加わってもいない犯罪のために絞首刑台に送られた一方で、起訴すらされなかったのだ。

 マッカーサーの偉大なライバルである山下も、マニラ市民の虐殺の罪を問われて同様の運命をたどった。東条将軍は戦争の第一責任者の罪を負わされて天皇裕仁の代わりに責任を取らされた。最も戦略的な資金は、疑いも無くM資金である。それは日本で共産主義者や社会主義者が権力を握ることを妨げる戦いのために運用された。戦後、つかの間の社会主義政権は、M資金投下のおかげで米国好みの吉田茂によって、失墜させられたようである。この資金は敗戦日本の公式な歴史に出資するためにも利用された。

 児玉誉士夫が「私は敗北した」という文章を出版したのはこれである。この本は、CIAを通してM資金をつぎ込まれたものであるが、笹川良一や岸信介などの将来の日本の大物、つまりマッカーサーによって称揚された国粋主義者たちを免責するのに役立った。
 1951年に講和条約が締結された。その第14条で、日本はその犠牲者に対して補償するための必要な手段を整える必要のないことが規定された。ブラックホールへと転換された黄金の百合は秘密のままにしておかねばならなかった。

 1952年以来、CIAと日本の特務機関に率いられた一つの組織がM資金を担当した。この資金は、満州での略奪の責任者であり東条の戦争内閣の閣僚であった岸信介の首相選出を許した。アイゼンハワー政府はこの極端な反共主義者である戦犯を好んだ。
 M資金は、田中角栄、竹下登、中曽根康弘、宮沢喜一などの多くの首相に財源を提供した。田中は、ニクソンがM資金の引出権を彼に約束したのだが、これを選挙資金と汚い工作のために頻繁に運用した。

 黄金の百合の一部は日本でこのように投資され、自由民主党の母胎から誰が将来の首相になるのかを決める者たちによって浪費させられた。
http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/768.html


日本陸軍に付属した専門家集団は組織的に、占領地の宝庫、銀行、工場、個人の家、質屋、画廊を空っぽにした。そして一般人からも奪った。

一方、日本のトップの強盗たちはアジアの地下社会と暗黒経済から略奪した。この点では、日本はナチより遙かに徹底していた。それはあたかも、東南アジアを巨大な掃除機で吸い取っていったかのようだった。

略奪品のほとんどは韓国を通る大陸経由で日本に届けられた。残りは海上輸送であった.

どこから、このすべての財宝は来たのか? 今まで、アジアからの日本の略奪は、酔っ払った兵士による盗みと暴力による、散発的なバラバラな活動として無視されてきた。しかし、これは偽情報である。

 戦争の拡大による略奪は何も新しくはない。 しかし,日本が一八九五年から一九四五年の間に行ったことは、質的に異なっていた。これは酔っぱらいの略奪や打ち壊しではなかった。

日本人は真面目で、しらふで、計画的だった。彼らは普通の泥棒や歩兵たちには無視されるような、価値のある書籍や写本に特別に注意を向けていた。彼らはアジアの三合会や暴力団やギャングたちなどの暗黒世界から略奪することに、特に注目し専心していた。

日本は麻薬を持って中国へどっと押し寄せた。その麻薬をギャングたちに与え、交換に黄金を得た。麻薬は各々の隠された場所から財宝を吸い上げた。個人のレベルでは、拷問は巨頭、部族の長老、銀行家、企業家を含む金持ちの個人を襲うときには当たり前に使われた。

 日本に持ち帰られた最も価値ある物品の中に、美術品と歴史的な遺物があった。今日まで、この世襲財産のごく一部しか盗まれた国や個人に返却されていないという記録がある。それが問題である。黄金でできた仏像を含む幾つかの主な美術品は、フィリピンの地下に隠されていたが、最近見つかった。しかし、ほとんどの芸術品と美術品は依然として、日本で個人的に隠匿されているか、東京で皇室の蒐集物となっている。なぜ、日本がこれを持っていることが許されているのか?

 公的には、日本の戦時中のエリート(皇室、財閥、ヤクザ、「いい」官僚たち)は一握りの「悪い」熱狂的な軍人を生け贄にして、戦争を終えた。読者がお気づきのように、これは真実ではない。天皇裕仁を含む日本のエリートたちは、戦争が終わったときには、戦争が始まった時よりはるかに金持ちになっていた。ある者は終戦前後に、数十億ドルの資産をつくり出した。

 日本はひどく痛めつけられ、戦争が終わったときには、かろうじてどうにか食っていける状態だったと、わたしたちは告げられる。事実は、驚くほど少ない工場と住宅しか破壊されておらず、それもひどい損傷を受けていなかった。そして、インフラストラクチャーの損害はわずかだった。広く世間に知られている損害のほとんどは、普通の日本人が住んでいた数百万軒の紙と木でできたマッチ箱のような家だった。彼らの苦悩は大君主たちの見解には加えられていなかった。

 日本を共産主義に対する防波堤にしようという切迫した必要性に取り憑かれていたので、ワシントンは戦時の指導者たちと皇室のメンバーと金融のエリートたちが、十二のアジアの国々を破壊し、窮乏状態に陥れたことに関して、いかなる責任からも免責した。

わずかに日本の戦争中のエリートたちがスケープゴートとして死刑に処せられた。幾人かは指導者たちの安らぎのために、責めを負って強制されたり、濡れ衣を着せられた。戦後の占領の終わりの頃には、すべての日本の戦犯は自由の身になった。
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/571.html


日本の昭和天皇ヒロヒトは、敵国であった米国の兵器を日本に輸入し日本軍部に売り付け、その利益を私的に「着服」し、スイス銀行に隠し蓄財していた。そのスイス銀行の口座はヒトラーと天皇ヒロヒトの「共同名義」の口座であった。

 ヒトラーと昭和天皇ヒロヒトは、戦争を起こし兵器を密売し、共に「私腹を太らせていた」。

ディロン社の代理人として、米国製兵器の密売を行っていたのが昭和天皇ヒロヒトである。ドイツにおけるヒトラー、日本における昭和天皇ヒロヒトの役割は同一であり、従って兵器密売のスイス銀行の「決済口座」がヒトラーと昭和天皇ヒロヒトの「共同名義」になっていた。

 第二次世界大戦末期、ヒトラーは自分の資産と部下を続々とアルゼンチンに逃し始める。天皇ヒロヒトも戦争末期、長年の武器密売の利益を金塊の形で、アルゼンチンの銀行に大量に密かに輸送し隠し預け始める。

 戦争末期、中国に残された日本人の多くは、日本に帰る船が無く中国、朝鮮で殺害され、女性は強姦され殺害され続けていた。天皇はその日本人を全員「見殺し」にし、船舶を「独占」し、武器密売の利益を金塊の形でアルゼンチンへ大量輸送し続けた。
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1945年.日本の敗戦が決定的になると.天皇一族は.この蓄財を米国に「取られる」事に恐怖を感じ.海外に蓄財を「逃し」始める。

天皇の個人銀行でもあった横浜正金銀行を通じて.スイスに850万ポンド.ラテンアメリカに1004万ポンド等.広島.長崎に原爆が落とされ死傷者が苦しんでいる最中.天皇は自分の蓄財を海外に次々と.逃がす事に専念する。

この問題を調査したマーク・ゲインは.海外に天皇が逃した蓄財は.累計で5〜10億ドルに上る.としている(マーク・ゲイン「ニッポン日記」 筑摩書房)。
広島.長崎に原爆が落とされ.膨大な死傷者が出.戦後.日本を.どのように再出発させるか.を考えなくてはならない時期に.天皇は.ひたすら自分の蓄財を守るため.数百回に及ぶ海外送金を繰り返していた。

日銀の地下金庫からは.莫大な金塊と貴金属が日本郵船により運び出され.アルゼンチンの銀行.そしてスイス銀行まで遠路.運搬されていた。中国では.日本に逃げ戻るための船舶が無く.逃げ遅れた日本人女性が中国各地で多数.強姦殺人され.子供が殺害されている最中.天皇は貴重な船舶を独占し.自分の金塊を遠路.アルゼンチン.スイス等に運び出していた。

天皇が自分の蓄財だけしか頭に無く.日本人の事など.何も考えていない事は.明白である(ポール・マニング「米従軍記者が見た昭和天皇」 マルジュ社)。

 なお.天皇が.第2次大戦中.「売春婦輸出業」を行っていた商船三井の.天皇の共同経営者が.CIA(当時はOSS)の対・日本作戦部長マクスウェル・クライマンであるのは.何故なのか?

敵国のCIA対・日本作戦部長と「仲良く」天皇が「売春婦輸出業」を行っている=天皇はCIA工作員であったのか?

 天皇は戦後.このスイス銀行に預けた金塊を担保に資金を借り.CIAが事実上創立した不動産業者=森ビルと共に.港区の不動産を次々に買収し.またハイテク産業に投資し.莫大な蓄財を.さらに莫大に膨れ上げさせて行く。

天皇は神でも「象徴」でもなく.単なる金儲け主義の.金融ビジネスマンである。
そして.ここでも.「何故か」.CIAと天皇は「共同経営者」である。

 天皇は.1940年代初頭から.スイス銀行に少しづつ蓄財を「移し」始めるが.ヨーロッパにおいてナチス・ヒトラーが.虐殺したユダヤ人から奪った貴金属を管理していたのもスイス銀行であった。

天皇はヒトラーに請願し.ナチス・ヒトラーの口座の中に.「天皇裕仁」のセクションを作ってもらい.そこに天皇一族の蓄財を隠していた。天皇と.ヒトラーはスイス銀行の秘密口座を「共有」する.略奪ビジネスのパートナーであり.ナチスと天皇は一体であった(アダム・レボー「ヒトラーの秘密銀行」 ベストセラーズ・・また.濱田政彦「神々の軍隊」 三五館)。

 1924年.米国は「排日移民法」という法律を成立させる。日米関係は.まだ険悪ではなく.日本から.余りに多数の若い女性が「売春婦」として米国に「輸入」されてくる事が社会問題化し.それを禁止した法律であった。

 天皇自身の発言を記録した「昭和天皇独白録」(藤原彰「徹底検証・昭和天皇独白録」 大月書店)の.「大東亜戦争の原因」=日米戦争の原因の項目に.1946年3月18日の天皇の発言として以下の言葉がある。

「米国のカリフォルニア州への移民拒否については日本を憤慨させるに十分なものであった。」

 この発言は日米戦争の原因についての天皇自身の発言である。
日本人女性を.だまし.売春婦として米国に「売却」する天皇の売春ビジネス=移民を米国が禁止した.それに憤慨.激怒し.米国と戦争を始めた.と天皇自身が独白しているのである。

天皇一族は.神でも.「象徴」でも無く.人間のクズの集団である。
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1945年、第二次世界大戦に敗北した日本に米軍が上陸して来る。

今後の日本をどうするか、米軍の指揮官ダグラス・マッカーサーとの交渉を担当したのが、当時の大蔵省事務次官池田勇人(後に首相)の部下、渡辺武であった。

渡辺の自伝である「渡辺武日記 対占領軍交渉秘録」(東洋経済新報社)によると、渡辺と米軍の最初の「大きな交渉テーマ」は、米国の銀行ディロン・リードに
対する日本と天皇一族の借金返済問題であった。

明治憲法第11条により、日本の陸海空軍全ての指揮権は天皇にあり、政治・軍事の全責任は天皇にあった。米軍が天皇の戦争責任を問題にせず、真っ先に銀行ディロンの代理人として借金の取り立てを行った事は、戦争の目的が金であった事、そして米軍が米国政府の代理人などでなく銀行ディロンという私的機関の「代理人」である事を良く示している。

しかも奇妙な事に、日本は戦争のための兵器購入資金を敵国の米国ディロンから「借り入れ」ていたのだ。さらに貸し付けた側の銀行ディロンの社長が、米国の戦争省長官ウィリアム・ドレーパーであった。米軍の陸海空軍全ての指揮権を持つ戦争省長官ドレーパー本人が、敵国・日本の陸海空軍全ての指揮権を持つ天皇に
戦争資金を貸し付けていた。

ディロンの親会社が、現在のブッシュ大統領一族の経営する軍事産業専門投資会社カーライルであり、そのブッシュの経営するハリマン銀行の取締役ロバート・ ラヴェットが、戦争省次官として自分の経営する兵器会社から米軍に武器を納入していた。米軍の兵器と日本軍の兵器購入資金は、同一のハリマン=カーライル=ディロンから出ていた。

日本軍と米軍が「殺し合えば殺し合う程」この銀行が儲かる「仕組み」になっていた。この銀行の私的利益のために日本と米国の軍人は「殺し合い」をした。

この金儲けシステムの米国側にドレーパーがおり、日本側に天皇が居た。

ドレーパーの銀行ディロンは、戦争で莫大な利益を得た。
天皇も日本軍の兵器購入資金の一部を私物化し、スイス銀行に莫大な財産を蓄積した。天皇が戦争責任を問われなかったのは当然である。
日本人と米国人に「殺し合い」を行わせ金儲けする、ディロン=ハリマン銀行の日本支店長が天皇であった。最初から天皇は「日本と日本人の命」を「敵国に売り渡して」いた。

なお天皇は、スイスに莫大な蓄財が出来た感謝の印に、「敵国の戦争指揮官」ドレーパーに勲一等瑞宝章を与え表彰している。
http://www.asyura2.com/07/senkyo38/msg/517.html

カーママン社は、カーママンと昭和天皇ヒロヒトが共同で設立した兵器商社である。

天皇はこの商社を通じ、日本軍の使用する兵器を敵国・米国から密輸し、その販売利益を「天皇個人の財産」として、スイス銀行の口座に密かに蓄財し続けていた。

 天皇はディロン社の日本代理人であり、第二次世界大戦の武器密売で利益を蓄積した武器密売人であった。

 天皇と同じ会社ディロンで「働く」カーママン。商社カーママン社を天皇と共同経営する「天皇の同僚」カーママンが、広島、長崎へ投下された原爆の製造担当者であった。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/59498275.html



8. 中川隆[-9849] koaQ7Jey 2019年6月02日 08:50:12: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2509] 報告
▲△▽▼

>>3
櫻井ジャーナル 昭和天皇による日米戦争策謀論 2

関東大震災でウォール街の影響下に入った日本(その1)

 1923年9月1日に相模湾を震源とする巨大地震が関東地方を襲った。死者/行方不明者は10万5000人以上、その損害総額は55億円から100億円だという。当然のことながら金融機関もダメージを受けた。


 そこで政府は被災地関係の手形で震災以前に銀行割引したものを1億円限度の政府補償を条件として日本銀行が再割引したのだが、銀行は地震に関係のない不良貸付、不良手形をも再割引したため、手形の総額は4億3000万円を上回る額になり、1926年末でも2億円を上回る額の震災手形が残った。しかもこの当時、銀行の貸出総額の4割から7割が回収不能の状態だった。


 そうした中、復興資金を調達するため、日本政府は外債の発行を決断し、森賢吾財務官が責任者に選ばれた。交渉相手に選ばれた金融機関がアメリカのJPモルガン。このJPモルガンと最も緊密な関係にあったと言われている人物が地震直後の9月2日に大蔵大臣となった井上準之助。1920年の対中国借款交渉を通じ、JPモルガンと深く結びついていた。


 当時、JPモルガンを指揮していたトーマス・ラモントは3億円の外債発行を引き受け、1924年に調印する。その後、JPモルガンは電力を中心に日本へ多額の融資を行い、震災から1931年までの間に融資額は累計10億円を超えている。


 日本に対して大きな影響力を持ったラモントは日本に対して緊縮財政と金本位制への復帰を求め、その要求を浜口雄幸内閣は1930年1月に実行する。1899年から1902年にかけての南アフリカ戦争で世界の金を支配することにイギリスは成功、金本位制を最小した国々の通貨を支配できる立場になった。JPモルガンはイギリスの巨大金融資本の影響下にあった金融機関だ。


 金解禁(金本位制への復帰)の結果、1932年1月までに総額4億4500万円の金が日本から流出、景気は悪化して失業者が急増、農村では娘が売られるなど一般民衆には耐え難い痛みをもたらすことになる。そうした政策の責任者である井上は「適者生存」、強者総取り、弱者は駆逐されるべき対象だとする考え方をする人物だった。当然、失業対策には消極的で、労働争議を激化させることになる。こうした社会的弱者を切り捨てる政府の政策に不満を持つ人間は増えていった。


 その1932年にアメリカでは大統領選挙があり、巨大企業の活動を制限し、労働者の権利を認めるという政策を掲げるニューディール派のフランクリン・ルーズベルトがウォール街を後ろ盾とする現職のハーバート・フーバーを選挙で破って当選する。


 そのルーズベルトは大統領に就任する17日前、つまり1933年2月15日にフロリダ州マイアミで開かれた集会で銃撃事件に巻き込まれた。ジュゼッペ・ザンガラの撃った弾丸はルーズベルトの隣にいたシカゴ市長に命中、市長は死亡した。群衆の中、しかも不安定な足場から撃ったので手元が狂い、次期大統領を外したと考える人も少なくない。


 次期大統領を狙っていた可能性があるわけで、背後関係などをきちんと捜査する必要があったのだが、何も事情を聞き出せない、あるいは聞き出さないまま、ザンガラは3月20日に処刑されてしまった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201809010000/


▲△▽▼


関東大震災でウォール街の影響下に入った日本(その2)

 本ブログでは何度も書いてきたが、ルーズベルトが大統領に就任するとJPモルガンをはじめとするウォール街の勢力がクーデターを計画する。スメドリー・バトラー海兵隊少将によると、1934年の夏に「コミュニズムの脅威」を訴える人物が訪ねてきた。


 その訪問者はJPモルガンと関係が深く、いわばウォール街からの使者。ドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしてルーズベルト政権を倒そうとしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領をプロパガンダで攻撃し、50万名規模の組織を編成して恫喝、大統領をすげ替えることにしていたという。


 バトラーの知り合いだったジャーナリスト、ポール・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。


 バトラーとフレンチは1934年にアメリカ下院の「非米活動特別委員会」で証言し、モルガン財閥につながる人物がファシズム体制の樹立を目指すクーデターを計画していることを明らかにした。ウォール街の手先は民主党の内部にもいて、「アメリカ自由連盟」なる組織を設立している。活動資金の出所はデュポンや「右翼実業家」だったという。


 バトラー少将は計画の内容を聞き出した上でクーデターへの参加を拒否、50万人の兵士を利用してファシズム体制の樹立を目指すつもりなら、自分はそれ以上を動員して対抗すると告げる。ルーズベルト政権を倒そうとすれば内戦を覚悟しろ、というわけである。


 クーデター派の内部にはバトラーへ声をかけることに反対する人もいたようだが、この軍人は名誉勲章を2度授与された伝説的な人物で、軍隊内で信望が厚く、クーデターを成功させるためには引き込む必要があった。


 1935年にはニューディール派以上のウォール街を批判していたヒューイ・ロング上院議員が暗殺されている。彼は当初、ルーズベルト政権を支持していたが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考え、1933年6月に袂を分かつ。ロングは純資産税を考えていたという。ロングが大統領になることをウォール街が恐れたことは想像に難くない。ロングが大統領になれなくても、ニューディール派の政策を庶民の側へ引っ張ることは明らかだった。


 一方、日本ではウォール街とつながっていた人物が殺されている。ひとりは1930年に銃撃されて翌年に死亡した浜口雄幸、32年には血盟団が井上準之助と団琢磨を暗殺、また五・一五事件も実行された。団はアメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者で、アメリカの支配層と太いパイプがあった。


 1932年にアメリカ大使として来日したジョセフ・グルーのいとこ、ジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりモルガン財閥総帥の妻で、自身の妻であるアリス・グルーは大正(嘉仁)天皇の妻、貞明皇后と少女時代からの友だち。大戦前からグルーは日本の皇室に太いパイプを持っていた。日本の皇室はウォール街と深く結びついていたとも言える。


 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。


 1941年12月7日(現地時間)に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入するが、翌年の6月までグルーは日本に滞在、離日の直前には商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)


 ルーズベルト政権と対立関係にあったJPモルガンは関東大震災から戦後に至るまで日本に大きな影響力を維持していた。大戦後、グルーはジャパン・ロビーの中心人物として活動して日本をコントロールすることになる。(了)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201809020000/


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2018.09.13
米巨大資本に従属する日本人エリートが破壊する日本(その1)

 ロシアのウラジオストックで2015年から毎年開催されているEEF(東方経済フォーラム)はウラジミル・プーチンの外交戦略において重要な意味を持っている。アメリカは東アジアの軍事的な緊張を高めようとしているが、それに対抗してロシアは緊張を緩和、地域の経済発展につなげようとしているのだ。プーチンの戦略に中国や韓国は賛成、連携している。この3カ国に朝鮮も加わった。

 今年のEEFは9月11日から13日に開かれているが、そこで朝鮮は自国の鉄道と韓国に鉄道を結びつけることに前向きな姿勢を見せた。ロシアには以前からシベリア横断鉄道を延長して朝鮮半島を南下させようという計画がある。その計画とリンクしていることは間違いないだろう。


 この鉄道計画はロシアから天然ガスや石油を輸送するパイプラインの建設計画、そして中国の一帯一路とも関係している。大英帝国の時代からアングロ・サクソンの基本戦略はユーラシア大陸の周辺部分から内陸部を締め上げていくというもの。物資の輸送が海運中心だった時代は効果的な戦略だったが、そうした戦略を高速鉄道やパイプラインは揺るがせている。


 現在、東アジアでアメリカの戦略に従っている数少ない国のひとつが日本。その日本に対し、プーチンは前提条件なしで平和条約を結ぼうと日本側へ提案したという。ソ連/ロシアと中国の制圧を長期戦略の中心に据えているアメリカは日本がソ連/ロシアや中国と友好関係を結ぶことを許さない。プーチンも当然、そうしたことを熟知している。アメリカの政策で疲弊している日本へのちょっとしたメッセージだ。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201809120000/


米巨大資本に従属する日本人エリートが破壊する日本(その2)


 アメリカは東アジアでも軍事的な緊張を高めようとしてきた。2009年に総理大臣となった鳩山由紀夫は東シナ海を「友愛の海」にしようと提案したが、これはアメリカ支配層を激怒させたことだろう。その後、日本ではマスコミが鳩山を攻撃、鳩山は2010年に首相の座から引きずり下ろされた。


 そして登場した菅直人内閣は中国との関係を破壊する。2010年に「日中漁業協定」を無視して石垣海上保安部は中国の漁船を尖閣諸島の付近で取り締まったのだ。それ以降、日本は中国に敵対する国になった。


 こうした政策は日本の企業に打撃を与える。中国は日本企業にとって重要なマーケットだったからだ。アメリカの中東政策は石油価格を暴騰させる可能性があるのだが、これも日本にとっては大問題。ロシアという中東より低コストで安定的なエネルギー資源の供給源が日本の近くに存在するが、ロシアとの関係を深めることをアメリカ支配層は許さないだろう。


 こうしたアメリカの政策は一貫したもの。1955年6月に鳩山一郎内閣はソ連と国交正常化の交渉を始めた。その一方、重光葵外務大臣(副総理)は同年8月に訪米してジョン・フォスター・ダレス国務長官と会談、「相互防衛条約」の試案を提示した。


 その試案の中で「日本国内に配備されたアメリカ合衆国の軍隊は、この条約の効力発生とともに、撤退を開始」、「アメリカ合衆国の陸軍及び海軍の一切の地上部隊は、日本国の防衛6箇年計画の完遂年度の終了後おそくとも90日以内に、日本国よりの撤退を完了するものとする」としている。


 日本とソ連は「歯舞、色丹返還」で領土問題を解決させる方向で動き始めたのだが、ダレス米国務長官は激怒、2島返還でソ連と合意したらアメリカは沖縄を自国領にすると恫喝したという。沖縄は歴史的に独立国であり、その意味でもアメリカの姿勢は傲慢だ。


 こうした恫喝はあったが、鳩山首相は1956年10月、河野一郎農相をともなってモスクワを訪問、鳩山首相とニコライ・ブルガーニン首相(ソ連閣僚会議議長)は日ソ共同宣言に署名して12月に発効した。それにタイミングを合わせるように鳩山は引退する。


 鳩山一郎の辞任を受けて行われた自民党総裁選でアメリカは岸信介を後押しするが、中国やソ連との交流を促進しようとしていた石橋湛山が勝つ。その石橋は2カ月後に病気で倒れ、首相臨時代理を務めることになったのが岸。翌年の2月に岸は首相に選ばれた。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201809130000/


米巨大資本に従属する日本人エリートが破壊する日本(その3)

 明治維新から後の日本を支配している人びとはアングロ・サクソン、つまりイギリスやアメリカの支配層と密接な関係にある。19世紀後半からアングロ・サクソンは日本を中国侵略の拠点と見なしてきたのだ。


 その頃、イギリスは中国(清)との貿易赤字に苦しんでいた。そこでイギリスは麻薬のアヘンを清に売りつけ、それを清が取り締まると戦争を仕掛けた。1840年から42年までのアヘン戦争や56年から60年にかけてのアロー戦争(第2次アヘン戦争)である。この戦争でイギリスは勝利、広州、厦門、福州、寧波、上海の開港とイギリス人の居住、香港の割譲、賠償金やイギリス軍の遠征費用などの支払いなどを中国に認めさせた。


 しかし、これらの戦争は基本的に海で行われ、イギリス軍は内陸部を占領できなかった。それだけの戦力がなかったのだ。海上封鎖はできても中国を占領することは不可能。そこで日本に目をつけ、日本はイギリスの思惑通りに大陸を侵略していく。勿論、イギリスやその後継者であるアメリカの支配層(巨大資本)の利益に反することを日本が行えば「制裁」されることになる。


 イギリスは他国を侵略するため、傭兵を使ったり第3国に攻撃させたりする。例えば、インドを支配するためにセポイ(シパーヒー)と呼ばれる傭兵を使い、アラビア半島ではカルトのひとつであるワッハーブ派を支配が支配するサウジアラビアなる国を樹立させ、パレスチナにイスラエルを建国させている。


 このイギリスを日本へ行き入れたのが長州と薩摩。イギリスを後ろ盾とする両国は徳川体制の打倒に成功、明治体制(カルト的天皇制官僚国家)へ移行していく。


 このイギリスの主体は金融界、いわゆるシティ。1923年の関東大震災で日本政府は復興資金の調達をアメリカのJPモルガンに頼るが、この銀行の歴史をたどるとシティ、より具体的に言うとロスチャイルドへ行き着く。アメリカの金融界はウォール街とも呼ばれるが、そのウォール街でJPモルガンは中心的な立場にあった。


 このウォール街を震撼させる出来事が1932年に起こる。この年に行われた大統領選挙でニューディール派のフランクリン・ルーズベルトが当選したのだ。ニューディール派は巨大企業の活動を規制し、労働者の権利を認め、ファシズムに反対するという看板を掲げていた。巨大企業の金儲けを優先させ、労働者から権利を奪い、ファシズムを支援するウォール街とは考え方が正反対だった。圧倒的な資金力を持つウォール街の候補、現職のハーバート・フーバーが敗北したのは、言うまでもなく、それだけ庶民のウォール街への反発が強かったからだ。


 1933年から34年にかけてウォール街はニューディール政権を倒すためにクーデターを計画、この計画はスメドリー・バトラー海兵隊少将によって阻止された。こうしたことは本ブログで繰り返し書いてきたとおり。庶民の反発はニューディール派より巨大資本に批判的だったヒューイ・ロング上院議員への人気につながるのだが、このロングは1935年に暗殺された。


 ロングは当初、ルーズベルト政権を支持していたのだが、ニューディール政策は貧困対策として不十分だと考え、1933年6月に袂を分かつ。ロングは純資産税を考えていたという。ロングが大統領になったなら、ウォール街を含む支配層は大きなダメージを受けることになり、内戦を覚悟でクーデターを実行することになっただろう。


 そうしたウォール街の強い影響を受けていたのが関東大震災以降の日本。JPモルガンと最も親しかった日本人は井上準之助だった。アメリカのマサチューセッツ工科大学で学んだ三井財閥の最高指導者、団琢磨もアメリカ支配層と強く結びついていた。このふたりは1932年、血盟団によって暗殺された。


 この年、駐日大使として日本へ来たジョセフ・グルーはJPモルガンと関係が深い。つまり、彼のいとこ、ジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアの妻で、グルー自身の妻であるアリス・グルーは大正(嘉仁)天皇の妻、貞明皇后と少女時代からの友だち。大戦前からグルーは日本の皇室に太いパイプを持っていた。


 グルーの人脈には松平恒雄宮内大臣、徳川家達公爵、秩父宮雍仁親王、近衛文麿公爵、樺山愛輔伯爵、吉田茂、牧野伸顕伯爵、幣原喜重郎男爵らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父にあたる。


 1941年12月7日(現地時間)に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入するが、翌年の6月までグルーは日本に滞在、離日の直前には商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしたという。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)


 第2次世界大戦後、グルーはジャパン・ロビーの中心人物として活動して日本をコントロールすることになる。グルーと親しかった岸信介。その孫にあたる安倍晋三が戦前レジームへの回帰を目指すのは、日本をウォール街の属国にしたいからだろう。


 それに対し、ロシアと中国は関係を強めている。ドナルド・トランプ政権は軍事的にロシアを脅しているが、それに対し、プーチン政権は9月11日から15日にかけてウラル山脈の東で30万人が参加する大規模な演習ボストーク18を実施。​その演習に中国軍は3200名を参加させている​。経済面で手を差し伸べる一方、軍事的な準備も怠らない。


 明治維新から日本の支配層はシティやウォール街、つまりアングロ・サクソンの支配層に従属することで自らの権力と富を得てきた。そうした従属関係が日本経済を窮地に追い込んでいる。この矛盾に日本の支配システムがいつまで耐えられるだろうか?(了)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201809130001/

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2018.09.21 自民党総裁選という茶番

 自民党の次期総裁を決める同党国会議員による投票が9月20日に行われ、安倍晋三首相が石破茂を破って3選が決まったという。茶番としか言い様がない。安倍に限らないが、日本の総理大臣は基本的にアメリカ支配層の傀儡にすぎず、彼らの意向に反する人物が選ばれれば強制的に排除される。安倍も石破もそうした類いの人間ではない。


 アメリカ支配層の戦略は国内におけるファシズム化と国外における侵略。本ブログでは何度も書いてきたが、アメリカの巨大金融資本は遅くとも1933年の段階でアメリカにファシズム政権を樹立させようとしていた。そこで、1932年の大統領選挙で勝利したフランクリン・ルーズベルトを排除するためにクーデターを計画、これはスメドリー・バトラー海兵隊少将の告発で明るみに出ている。


 ウォール街からナチス政権下のドイツへ資金が流れていたことも知られているが、そうしたパイプ役のひとりがジョージ・ヒューバート・ウォーカー。ロナルド・レーガン政権での副大統領を経て1989年に大統領となるジョージ・H・W・ブッシュの母方の祖父にあたる。


 アメリカの好戦派がソ連に対する先制核攻撃を作成した1950年代、彼らは地下政府を編成する準備をしている。「アイゼンハワー10」と呼ばれる人びとによって権限を地下政府へ与えることになっていたのだ。


 その延長線上にFEMA、そしてCOGがある。COGは緊急事態の際に政府を存続させることを目的とした計画で、ロナルド・レーガン大統領が1982年に出したNSDD55で承認され、88年に出された大統領令12656によってその対象は「国家安全保障上の緊急事態」へ変更された。(Andrew Cockburn, “Rumsfeld”, Scribner, 2007)


 1991年12月にソ連が消滅するとネオコンはアメリカが唯一の超大国にあったと認識、92年2月には国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成する。旧ソ連圏だけでなく西ヨーロッパ、東アジアなどの潜在的なライバルを潰し、膨大な資源を抱える西南アジアを支配しようとしている。中でも中国が警戒され、東アジア重視が打ち出された。


 このDPG草案が作成された当時の国防長官はリチャード・チェイニーだが、作成の中心になったのは国防次官だったポール・ウォルフォウィッツ。そこで、ウォルフォウィッツ・ドクトリンとも呼ばれている。この長官と次官はネオコンのコンビで、2001年に始まるジョージ・W・ブッシュ政権ではそれぞれ副大統領と国防副長官を務めた。


 唯一の超大国になったアメリカは国連を尊重する必要はないとネオコンは考え、単独行動主義を打ち出す。アメリカの属国である日本に対しても国連無視を強制、1995年2月に「東アジア戦略報告(ナイ・レポート)」が作成されてから日本はアメリカの戦争マシーンに組み込まれていった。日本人を侵略戦争の手先として利用しようというわけだ。勿論、その延長線上に安倍内閣は存在する。


 安倍は「戦後レジーム」を嫌悪、「戦前レジーム」へ回帰しようとしているらしいが、この両レジームは基本的に同じ。戦後レジームとは民主主義を装った戦前レジーム。関東大震災以降、日本はJPモルガンを中心とするウォール街の影響下にあり、その構図は戦後も続いている。JPモルガンが敵対関係にあったニューディール派のルーズベルト政権は1933年から45年4月まで続くが、この期間は日本の支配者にとって厳しい時代だった。


 1932年に駐日大使として日本へ来たジョセフ・グルーはJPモルガンと極めて関係が深い。いとこであるジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりJPモルガン総帥の妻なのだ。


 グルーは皇室とも深いパイプを持っていた。結婚相手のアリス・ペリー・グルーの曾祖父の弟は「黒船」で有名なマシュー・ペリー。ジェーン自身は少女時代を日本で過ごし、華族女学校(女子学習院)へ通い、そこで後の貞明皇后と親しくなったという。


 グルーの人脈には松平恒雄、徳川家達、秩父宮雍仁、近衛文麿、樺山愛輔、吉田茂、牧野伸顕、幣原喜重郎らが含まれていたが、グルーが個人的に最も親しかったひとりは松岡洋右だと言われている。


 松岡の妹が結婚した佐藤松介は岸信介や佐藤栄作の叔父。1941年12月7日(現地時間)に日本軍はハワイの真珠湾を奇襲攻撃、日本とアメリカは戦争に突入するが、翌年の6月までグルーは日本に滞在、離日の直前には商工大臣だった岸信介からゴルフを誘われてプレーしている。(Tim Weiner, "Legacy of Ashes," Doubledy, 2007)


 安倍晋三が目指す戦前レジームとはアメリカの巨大金融資本が日本を支配する体制にほかならない。彼がアメリカ支配層に従属しているのは当然なのだ。戦前レジームへの回帰とアメリカ支配層への従属は何も矛盾していない。これを矛盾だと考える人がいるとするならば、その人は歴史を見誤っているのだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201809210000/

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元徴用工への損害賠償を認めた韓国での判決が日本軍による略奪へ波及するか?
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201811040000/
2018.11.05 櫻井ジャーナル

 元徴用工が新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟で、韓国の大法院は10月30日に同社への支払を命じた。大法院は日本の最高裁に相当、これで合計4億ウォンの支払いを命じたソウル高裁の判決が確定した。日本政府は徴用工の問題は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決している」という立場だが、個人の請求権は消滅していないと大法院は判断したのだ。かつて、日本政府もこの事実を認めていた。1965年当時の韓国大統領は1961年5月の軍事クーデターを指揮した朴正熙である。

 第2次世界大戦後、韓国も日本と同じようにアメリカ支配層の影響下にあったが、イギリスの戦略を引き継いだアメリカの目は中国、そしてソ連/ロシアに向けられている。イギリスの基本戦略とも言うべきハルフォード・マッキンダーの論文が発表されたのは1904年だが、侵略して略奪するという基本方針はその遙か前から行われてきた。

 イギリスが侵略の手を東アジアまで伸ばしてきたのは19世紀。1840年から42年にかけてのアヘン戦争、56年から60年にかけてのアロー戦争(第2次アヘン戦争)は象徴的な出来事だった。

 こうした戦争でイギリスは中国(清)に勝利したが、内陸部を制圧する力はなかった。当時の主な輸送集団は船であり、主要な港を押さえられたことは清にとって大きな痛手だったが、占領されたわけではない。

 占領のための地上軍として機能したのは日本軍だ。現在の中東でアル・カイダ系武装集団、ダーイッシュ(イスラム国、IS、ISIS、ISILとも表記)が果たしている役割と似ている。だからこそ、米英の支配層は戦費を融資、技術的な支援をした。外交的にも助けている。あの強欲な米英支配層がこうしたことを行ったのは、その先に自分たちの利権があったからにほかならない。

 日本は東アジアを侵略した際、組織的に財宝を略奪している。その財宝の多くはフィリピンに集められ、そこから日本へ運ばれるが、戦況が悪化してフィリピンから日本へ運べなくなると、フィリピンに隠す工作を始めた。その隠された財宝は後に山下兵団の財宝と呼ばれるようになる。

 もっとも、山下奉文が日本軍第14方面軍の司令官に就任したのは1944年9月のことで、財宝の集積作業は終盤にさしかかっていた。作業を指揮していたのは本間雅晴、田中静壱、は黒田重徳のころだ。ちなみに、田中静壱は関東軍憲兵隊の司令官だったことがあるが、そのときに細菌戦用兵器を開発するための生体実験にかかわっている。

 1945年8月当時、田中の副官だった塚本清(素山)は略奪したダイヤモンドを日本へ運んだひとりと言われ、敗戦後はアメリカ軍と緊密な関係を持っていた。1961年には創価学会の顧問に就任している。

 日本が降伏した後、その隠された財宝のありかを調べる責任者がエドワード・ランズデール。表面的には軍人だが、実際はOSS、戦後はCIAの幹部だ。朝鮮戦争が休戦になった直後にジョン・フォスター・ダレス国務長官はNSC(国家安全保障会議)でベトナムにおけるゲリラ戦の準備を提案、それを受けてCIAはSMM(サイゴン軍事派遣団)を編成、その団長をランズデールが務めている。その後、キューバに対する破壊活動などを指揮した。

 ランズデールの下で日本人に対する取り調べを行っていたのが情報将校だったサンタ・ロマーナ。このロマーナが親しくしていた女性がイメルダ。ロマーナはイメルダをフェルディナンド・マルコスに紹介、ふたりは結婚する。マルコスは財宝の一部を掘り出して大金持ちになり、大統領になったといわれている。

 そのマルコスのライバルだったベニグノ・アキノ元上院議員が1983年8月にマニラ国際空港で射殺され、社会が不安定化する。アキノへはNEDを通じてCIAのカネが流れ込んでいた。

 アメリカ軍は1986年2月にマルコスを拉致して国外へ連れ出した。その背後ではCIAが蠢いていたのだが、その工作で中心的な役割を果たしたと言われているのがアドナン・カショーギ、リチャード・アーミテージ、ポール・ウォルフォウィッツなど。アドナン・カショーギはジャマル・カショーギの伯父にあたる。

 フィリピン国外へマルコスが連れ出されると、財宝の分け前をよこせという裁判が起こされる。弁護士がでっち上げ事件で攻撃されたりしたが、それでも裁判の過程で財宝に関する情報が明るみに出てきた。

 日本軍が盗んだ財宝は金の百合と呼ばれているが、これとドイツがヨーロッパで盗んだ金塊、いわゆるナチ・ゴールドをアメリカ支配層は一体化させた。いわゆるブラック・イーグルだ。その一部は1960年頃から日本の支配層が運用しているとも言われている。

 この秘密資金は日本やドイツが盗み、アメリカが横取りしたものである。個人の請求権は存在するということになると、この秘密資金を返せという個人の要求が出てきても不思議ではない。



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c19

コメント [近代史3] 日本のアホ右翼は太平洋戦争はアジアを植民地支配から解放する為にやったというデマを流しているが… 中川隆
20. 中川隆[-9785] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:06:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2656]

日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」


太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941.9.6の「帝国国策遂行要領」に関する所謂「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂。
元自民党総裁選=麻生太郎の祖父。

また吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)も、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれていた。
http://mayo.blogzine.jp/blog/2008/07/post_3bbd.html

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東京裁判では絞首刑になったのは陸軍の軍人ばかりで、海軍で有罪になったのは3人だけだ。さらには米内光政は起訴さえされず不可解だ。単に米英派だったというだけで起訴を免れることが出来るのだろうか? 永野修身も米軍病院で謎の死を遂げているがルーズベルトとの密約をばらされない為の謀殺ではないかという疑いもある。
日本海軍をこのようにみれば大戦中の不可解な作戦もわざと負けるための意図があったと見れば納得がいく。ミッドウェイ海戦も戦力から言えば互角以上の戦力であり負けるはずのない戦闘で負けた。日本側の秘密情報が筒抜けであり、ミッドウェイ作戦も全く意味のない作戦であり、ミッドウェイを占領しても補給がつかない。

ソ連型の敗戦革命は、北進論の放棄と支那戦線の拡大が両輪だった。対ソ戦のみちを封じたうえで、日支を消耗戦にひきこみ、共倒れになったところで、「敗戦から内乱」のセオリーにしたがって、陸軍の一部と革新官僚が、革命軍・ソ連を迎え入れるという筋書きである。

これを、海軍にあてはめると、西方戦略の放棄が、北進論の放棄にあたり、支那戦線の消耗戦が、真珠湾攻撃から南太平洋海戦にいたる海軍の不可解なたたかいに該当する。ちがうのは、敗れた日本を支配するのが、ソ連ではなく、アメリカということだけである。


日米開戦の直前まで、日本の対米戦略は「漸減邀撃作戦」だった。

これは、マリアナ諸島やパラオなど、日本の委任統治領だった赤道以北の島々をまもり、遠路はるばるやってくる米艦隊を、漸次、痛めつけておいて、日本近海で全滅させようというもので、戦略目的は、本土と海路の防衛である。

世界一の戦艦大和と武蔵、質量とも、アメリカ艦隊を上回る空母艦隊と艦上機は、そのためのもので、背後に航空基地をもつ島喚防衛戦で、日本海軍が、遠方からはるばる航海してくるアメリカ海軍に負けるわけはなかった。

真珠湾攻撃も南太平洋の艦隊決戦も、日本が、わざわざ、負けにいったたたかいだった。海軍が、そんな戦略をとったのは、陸軍の親ソ派(統制派)が、支那戦線を拡大させてソ連を救ったようなもので、イギリス仕込みの海軍内部に、チャーチルにつうじるルートがあったとしか考えられない。奇想天外だが、想像をこえているからこそ、敗戦革命は、だれにも気づかれることなく潜行して、あとからふり返っても、歴史的必然としか見えないのである。

日米戦争を指導した海軍の上層部は、すべて英米派であった.

敗戦をとおして、日本は、アメリカの属国のような国になった。戦時中、英米派として憲兵隊に捕らえられ、戦後、首相になった吉田茂は、それを勝利とよび、憲法改正や国防に、いっさい、関心をしめさなかった。

強国の庇護の下にはいることが、長期的には、日本のためになるのだという敗戦革命の思想が、ニューマ(空気)として、国際派や海軍に浸透していたのであれば、海戦前夜から真珠湾攻撃、南太平洋における壊滅的敗北までの、日本海軍の不可解なうごきに、一応の説明がつくのである。


真珠湾攻撃を計画させたのも、ルーズベルトー永野修身のラインがさせた可能性が強い。ルーズベルトと永野修身とはハーバード大学で二つ違いの同窓生だった。山本五十六もハーバードの同窓生でありこの三人が共謀すれば真珠湾攻撃は成功間違いなしだ。まさにハーバードは日本にとって疫病神であり、竹中平蔵も榊原英資もハーバード出で、まさに対日スパイ工作員の養成所なのだ。

海軍は三国同盟が結ばれるまでは開戦に反対していましたが、それが主戦論になってからは、御前会議などでも陸軍の思惑とは反対に超楽観的な見通しを述べて戦争へ突き進んだ。しかしシュミレーションでは日本海軍が連戦連勝でも二年もすれば燃料がなくなり軍艦は鉄の棺桶になってしまう。海軍が正直にアメリカと戦争しても勝てないと言ってくれれば開戦は防げた可能性が強い。

このように海軍の最高幹部が無責任極まりない発言を繰り返した背景には、永野や米内などはアメリカと共謀して「敗戦革命」を企んでいた可能性すら伺えるのだ。もちろん海軍だけではなく、外務省の吉田茂や白洲次郎や尾崎秀美など近衛のブレーンとなっているメンバーは「敗戦革命」を企んでいたのかもしれない。


確かに日本は大陸にずるずると深みに嵌って抜け出せなくなり、陸軍は陸軍で身動きが出来ない状況になり中国からの撤兵の目処が立たなくなってしまった。内閣はクルクルと総理大臣が変わり、5,15事件や2、26事件などで政府が軍部を統制することも出来なくなってしまっていた。しかし当時の軍人に当時の世界情勢が分かるわけではなく、海外からの謀略に引っ掛けられて戦争に突き進んでしまった。

このような情勢になれば「敗戦革命」を企むグループが出来てもおかしくないのであり、海軍の中にも米内、永野、山本、井上などのグループが敗戦を承知でルーズベルトと共謀した可能性がある。あるいは知らずに操られたのかもしれない。それほど真珠湾攻撃はアメリカにとっては都合が良かった作戦なのだ。

日本海軍をこのようにみれば大戦中の不可解な作戦もわざと負けるための意図があったと見れば納得がいく。ミッドウェイ海戦も戦力から言えば互角以上の戦力であり負けるはずのない戦闘で負けた。日本側の秘密情報が筒抜けであり、ミッドウェイ作戦も全く意味のない作戦であり、ミッドウェイを占領しても補給がつかない。

「日本は勝てる戦争になぜ負けたのか」という本に書いてある通りに、海軍の戦略や作戦には不可解な事が多く、このような疑問は最近になって指摘されるようになった。アメリカとの開戦は避けてインド洋に進む戦略をとれば、ドイツとの連携で勝てる見込みもあったと考える。開戦理由が石油の確保というのならばインドネシアはもとより中東の油田地帯の占領も考えるべきだったが、そのような作戦は全く検討されなかった。


山本五十六を海軍航空本部長から海軍次官に抜擢したのが永野海軍大臣で、山本海軍次官を連合艦隊司令長官に送りこんだのは、当時、海軍大臣だった米内である。

軍人である艦隊司令長官に、日米開戦の責任をおしつけるのは、筋違いである。真珠湾攻撃は、責任者が永野で、実行者が山本、陰であやつったのが、米内だった。戦後、GHQの協力者となった米内光政を、平和主義者として立てる論調が、とくに、親米保守派や文壇の大御所周辺でつよくなったため、そのことを、だれもいわなくなっただけの話である。

支那戦線拡大論者でもあった米内が、根回しして、対米主戦論者の永野が号令をかけたからこそ、対米非戦論者だった山本が、「ーこうなったら」と、掌を返したように真珠湾攻撃へつきすすんでいったのである。

ハーバード大学留学組で、長年の駐米武官を経験して、アメリカに友人や知已が多かった永野が、なぜ、やみくもに、アメリカと戦争をしたがったのであろうか。

戦後、だれも、真珠湾攻撃のふしぜんさを口にしない。真珠湾を攻撃しなければ、日本は、日米戦争に勝てた、ということも。それが、永野の怪死によって封じられた、日米戦争最大のタブーだったからである

当時、海軍内には、対米非戦派を中心に、山本五十六を海軍大臣に立てて、日米たたかわずの姿勢をはっきりとうちだすべき、という空気がつよかった。このとき、米内が、とつぜん「陸軍や右翼に狙われているので、海上勤務にする」と、山本を連合艦隊司令長官に任命、旗艦長門に送りこみ、真珠湾攻撃のプランを練らせる。


ルーズベルトも、二つ年下の永野が留学していたハーバード大学の卒業で、二人のあいだに、同窓会パーティなどで、接触がなかったと思うほうがふしぜんだろう。

日本にとって、百害あって一利もなく、アメリカにとって、参戦の切り札になる真珠湾攻撃について、永野とルーズベルトのあいだに、密約があったとすれば、戦後、アメリカが、永野を生かしておくだろうか。

戦後、GHQから、「なぜ、自決しなかったのか」と問われて、「陸軍の真似(阿南の切腹)と思われるのが不本意だったから」とのべた永野が、戦犯で収監中、巣鴨プリズンで風邪を引き、治療のために収容された米陸軍病院で、急死した。

当時、だれも謀殺の疑いをもたず、たとえ、もったとしても、口にはだせなかったろう。東京裁判で、ルーズベルトとのあいだに密約があったと、永野が証言したら、ルーズベルトが、真珠湾攻撃をあらかじめ知っていたどころの騒ぎではない。東京裁判で、日本側の被告は全員無罪になり、アメリカの原爆投下、都市空襲の非人道性が、あらためて、問われることになったはずである。
http://www.asyura2.com/07/bd50/msg/405.html


山本五十六を海軍航空本部長から海軍次官に抜擢したのが永野海軍大臣で、山本海軍次官を連合艦隊司令長官に送りこんだのは、当時、海軍大臣だった米内である。

真珠湾攻撃は、責任者が永野で、実行者が山本、陰であやつったのが、米内だった。支那戦線拡大論者でもあった米内が、根回しして、対米主戦論者の永野が号令をかけたからこそ、対米非戦論者だった山本が、「ーこうなったら」と、掌を返したように真珠湾攻撃へつきすすんでいったのである。

ハーバード大学留学組で、長年の駐米武官を経験して、アメリカに友人や知已が多かった永野が、なぜ、やみくもに、アメリカと戦争をしたがったのであろうか。

戦後、だれも、真珠湾攻撃のふしぜんさを口にしない。真珠湾を攻撃しなければ、日本は、日米戦争に勝てた、ということも。それが、永野の怪死によって封じられた、日米戦争最大のタブーだったからである

当時、海軍内には、対米非戦派を中心に、山本五十六を海軍大臣に立てて、日米たたかわずの姿勢をはっきりとうちだすべき、という空気がつよかった。このとき、米内が、とつぜん「陸軍や右翼に狙われているので、海上勤務にする」と、山本を連合艦隊司令長官に任命、旗艦長門に送りこみ、真珠湾攻撃のプランを練らせる。


ルーズベルトも、二つ年下の永野が留学していたハーバード大学の卒業で、二人のあいだに、同窓会パーティなどで、接触がなかったと思うほうがふしぜんだろう。

日本にとって、百害あって一利もなく、アメリカにとって、参戦の切り札になる真珠湾攻撃について、永野とルーズベルトのあいだに、密約があったとすれば、戦後、アメリカが、永野を生かしておくだろうか。

戦後、GHQから、「なぜ、自決しなかったのか」と問われて、「陸軍の真似(阿南の切腹)と思われるのが不本意だったから」とのべた永野が、戦犯で収監中、巣鴨プリズンで風邪を引き、治療のために収容された米陸軍病院で、急死した。


 日本は、国家としてあろうことか、日本軍閥の中には、利敵行為を働く買国奴を戦争指導者と仰(あお)ぎ、太平洋戦争を戦わねばならなかったのです。

各々の局面は、日本軍はいつも決定的な失策を犯し、戦局が次第に暗転していきます。
 こうした失策を犯すのは、ある特定の人物ばかりであり、これを詳しく調べると、その人物の指導によって、日本軍は決まって壊滅的な打撃を受けているのです。

かつての旧陸海軍の兵隊の士気、下士官教育の優秀さ、空母や戦艦の造船技術を以てしても、あるいは航空機にしても、兵器や物量の所有数においても、日本はアメリカを凌駕(りょうが)出来るくらいの物を持っていたのです。

 そうであるにもかかわらず、このような悲惨な負け方をして、広島・長崎に人類初の原子爆弾が落とされると言う非人道的な行為を頭上に受け、最後までズルズルと負け戦を強(し)いられねばならなかったのでしょうか。

 このような負け方をする理由は唯一つ、それは戦略や作戦に携わった司令官や参謀達が無能であったという以上に、陸海軍の中枢に敵と通じ、日本が敗北する事を望んだ奸計(かんけい)を働く者が居たからです。日本は、日米開戦を戦う前から敗れていたのです。


▲米内光政。早々と日本を敗戦に導いた大戦末期の海軍大臣。日本軍敗北には必ず絡んでいた。

▲連合艦隊司令長官・山本五十六。ミッドウェー海戦で、白村江の鬪い以降の大負けをし、日本海軍を大敗北に導いた。

▲服部卓四郎。陸軍のあらゆる重大な作戦に関与し、利敵行為を働いて、敵軍に塩を送り、日本軍を敗北に導いた。

▲陸大出身のエリート・辻政信も、大いに利敵行為を働いたが、連合軍のBC戦犯容疑で指名されなかったのは米軍に恩を売った為か。

▲第一機動部隊参謀長・草鹿龍之介海軍中将。南雲・草鹿コンビで、負け戦を展開した。

▲第二艦隊司令長官・栗田健男海軍中将。レイテ湾突撃を目前にして、戦艦「榛名」麾下艦隊を、謎の北への反転を命令した。

http://www.daitouryu.com/iyashi/shinizama/shinizama29.html


山本五十六は日本海軍を壊滅させた大功労者

山本五十六は軍国主義化した日本を是正し、民主主義国家にすべく、アメリカと手を握った。 なぜハーバード大学まで出た彼があのような痴呆のような作戦を立て続けたのか? 帝国海軍か゛まけるよう負けるよう仕組んだとしか考えられない

そして、連合艦隊司令長官として「わざと負けるように」作戦指導をした。
真珠湾で空母を逃したのも、強引にミッドウェー作戦を進めたのも、
日本を劣勢にするためである。

その後、山本の思惑通りに海軍は壊滅。日本は敗戦を迎える。

宇垣も山本五十六の有力な協力者で、彼の「作戦」が成功するよう参謀長として尽力しており、まさしくその「作戦」は大成功を収めたのである。

スパイといっていいすぎなら間違いなく国賊だ。 あのでたらめな作戦を見ろ ミッドゥェ−の時だって空母にほとんど護衛をつけてないじゃないか
沈めてくれと言っているようなものだ

又自分でガダルカナルまで戦線を拡大しながら自分は一度も救援にいってない。 トラック島という安全地帯で毎晩クーラーのきいた超ゴージャスな戦艦大和の最上階で部下の死闘もなんのその毎晩英国料理をたらふく食って太ってしまったというてはないか


真珠湾攻撃の計画はもともと「世界支配層」およびアメリカ、それに山本長官の深慮遠謀から生まれた計画であった。

  山本五十六は、連合艦隊司令長官にあるずっと以前、恐らくは海軍次官の頃からアメリカ側と連絡をとり、もし日米が開戦になった時は先ず真珠湾を奇襲し、アメリカの対独戦を合理化させると同時に、日本へのアメリカ国民の参戦気分を一気に高揚させるという計画を練り上げたに違いない。

 アメリカ側でこの計画を推進したのはもちろんフランクリン・D・ルーズヴェルト大統領であった。そしてこの計画にはヘンリー・スチムソン陸軍長官、フランク・ノックス海軍長官、ジョージ・マーシャル陸軍参謀総長、ハロルド・スターク海軍作戦部長、そしてコーデル・ハル国務長官が加わっていた。

 日本側でこの計画を知っていたのは、山本五十六以外にはほんのひと握りの人間であろう。それはもと首相や海軍大臣、そして外務省の高官たちなど最高度の機密を保てる者に限られていた。

  山本長官はこの計画を実現させるためにいろいろな手を打った。開戦の年昭和16年(1941年)夏の時点では、真珠湾攻撃で使用する予定の軽魚雷はまだ開発中であったし、9月初旬においても攻撃用の直接部隊は不足していた。山本長官は画策の末、こうした戦術面での問題を11月の末にはすべて解決した。


ところが肝心の永野修身軍令部総長ら海軍首脳部はこぞって反対であった。海軍上層部はまだ日米開戦に躊躇し、真珠湾攻撃が実際にどれだけ効果をあげられるか疑問を持っていたのである。日本がアメリカを仮想敵国としたのは明治40年(1907年)4月に「帝国国防方針」が制定されてからであるが、日本の陸海軍が立案した正式な作戦計画の中にはハワイ攻略は含まれていない。攻略の対象はせいぜいグアム島どまりだったのである。

  昭和15年(1940年)ルーズヴェルト大統領は米海軍首脳の反対を押し切って、それまで西海岸カリフォルニア州のサンディエゴ軍港にあった太平洋艦隊を年次演習の目的でハワイの真珠湾に進出させた。第2次大戦が勃発し、山本五十六が連合艦隊司令長官として対米戦を計画している最中であった。ルーズヴェルトは山本長官と共謀して、日本側に格好の攻撃目標を提供したのである。

 日本を敗戦に導いた山本の謀略とは            [TOP]

  山本五十六連合艦隊司令長官が3年8カ月に及ぶ太平洋戦争の中で、実際に艦隊を指揮したのは真珠湾攻撃の始まった昭和16年12月8日からブーゲンビル島上空で「戦死」する昭和18年4月18日までの1年4カ月である。

  この間に山本長官は偉大なる貢献を「世界支配層」陣営に行なった。その貢献とは何であったかである。山本長官は太平洋戦争が日本の敗北で終わることを望んでいた。日本を敗北させることが山本五十六の役目だったのである。

  そのためには日本が圧倒的優位を誇る連合艦隊を速やかに壊滅させる必要があった。そしてもう1つは、アメリカの太平洋艦隊に対し常に手ごころを加え、その戦力を温存させることであった。このため山本長官が取った手段は次の通りであった。


● 海軍軍令部の強い反対を押しきって真珠湾攻撃を強行。
  ただしその攻撃は不徹底なものとする。
    忠実なる配下の指揮官  南雲忠一中将(第一航空艦隊司令長官)
                   草鹿龍之前少将(第一航空艦隊参謀長)
                   源田実中佐(第一航空艦隊参謀)

● 珊瑚海海戦で米海軍に手ごころを加える。米空母「ヨークタウン」撃沈せず。
    忠実なる配下の指揮官  井上成美中将(第四艦隊司令長官)
                   原忠一少将(第四艦隊空母指揮官)

● ミッドウェー海戦で連合艦隊大敗北を画策。
   忠実なる配下の指揮官   南雲忠一中将(機動部隊司令長官)
                   草鹿龍之肋少将(機動部隊参謀長)

● ソロモン海戦でガダルカナル大敗北の原因を作る。
   忠実なる配下の指揮言   三川軍一中将(第八艦隊司令長官)
                   南雲忠一中将(機動部隊司令長官)
                   草鹿龍之助少将(機動部隊参謀長)
                   原忠一少将(軽空母「龍驤」指揮官)

● 「い」号作戦で日本の南東方面航空兵力を潰滅させた。


いずれの海戦においても忠実なる配下の凡将、愚将、怯将である南雲中将、草鹿少将、源田参謀、井上中将、原中将、三川中将などを長期にわたって使い続け、「攻撃の不徹底」ないしは「手ごころ」を加えさせている。

  さらに大事なポイントは、海軍が使用していた暗号電報をアメリカ側に筒抜けにさせていたことであろう。山本長官はアメリカが日本海軍の暗号電報をすでに解読し、連合艦隊のあらゆる作戦行動を見抜いていたこともあらかじめ承知の上で、作戦を強行したふしがある。

真珠湾攻撃のときもそうであるし、モレスビー攻略作戦(MO作戦)における珊瑚海海戦は不充分な戦果に終わった。ミッドウェー海戦(MI作戦)の時も、アメリカ側に充分な情報と対応のための準備期間を与えていたと考えられる。

  長期間に及んだソロモン海戦のときも日本の艦隊や輸送船、飛行隊の動きはすべてアメリカによって把握されていた。結局日本海軍は山本五十六の意図によってその初期戦力を激滅させていたのである。

  この偉大なる「功績」により山本長官の役目は一通り終った。そして姿を消す時期がやってきたのである。ブーゲンビル島上空における「戦死」がそれである。アメリカが暗号解読をしていることを承知の山本五十六は、前線視察と称して連合艦隊司令部から一式陸攻に搭乗してブーゲンビル島のブイン飛行場に向かったのである。

  山本五十六連合艦隊司令長官はこうして戦線から姿を消すのであるが、山本長官とともに1年4カ月の海戦を戦った将官たちは、その極度な無能ぶりにもかかわらず戦後さまざまな戦記作家によっていずれも名将、名参謀としてたたえられている。


  日本が開戦したときのアメリカとの国力は1対10の比率であったと言われる。  このために日本が戦争したのは無謀であったとか、やがては負ける運命であったなどという意見があることも事実だ。だが、日本があらゆる海戦で勝利をおさめていれば(それは可能であった)アメリカの戦意が喪失し、休戦、和平交渉の道も可能だったのである。

http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/105.html


●真珠湾奇襲攻撃でルーズヴェルトに協力

連合軍隊司令長官に就任した山本五十六は日米開戦は最早避けられない物として何時の間にか「真珠湾攻撃」を口にする様になる。

 欧州では既に昭和14(1939)年9月3日、第二次世界大戦が勃発して独国が破竹の進撃を続けていた。欧州で苦戦を続ける英仏を救済し米国を参戦させる事は米国大統領フランクリン・D・ルーズヴェルトの基本戦略であった。ルーズヴェルトは英首相チャーチルと共謀して日本を追い込み、先に攻撃を仕掛けさせて米国の世論を激Vさせ、其の怒りで対独伊戦、対日戦を正統化しようと目論んだ。

 山本五十六はルーズベルトとチャーチルに協力してハワイ奇襲の構想を練ったのである。  山本五十六が連合艦隊司令長官に就任して半年余り経った昭和15年3月、真珠湾攻撃を想定した実戦さながらの電撃訓練が行われた。

 五十六の乗る連合艦隊旗艦「長門」そして「陸奥」及び空母「蒼龍」を目標に艦上攻撃機、双発陸上攻撃機、急降下爆撃を行う艦上爆撃機等81機が上空低空から襲いかかり模擬魚雷等を撃ち込んで三隻とも撃沈間違い無しの戦果を上げたのである。山本長官は此の時「飛行機でハワイを叩けないものか」と呟いたと云う。山本五十六は昭和16年1月、及川古志郎海軍大臣に宛てた私信の中で次の如く述べている。

 「日米戦争に於て我の第一に遂行せざるべからざる要項は、開戦劈頭
 敵主力艦隊を猛撃撃破して、米国海軍及米国民をして救ふ可かざる程
 度に、其の士気を阻喪せしむ事是なり。此の如くにして、初めて東亜
 の要衝に占居して不敗の地歩を確保し、依て以て東亜共栄圏も建設維
 持し得べし」

 五十六の計画の中には、既に機動部隊に依る真珠湾攻撃の具体的構想があったのである。
 1月下旬、連合艦隊司令部は真珠湾攻撃の研究を開始、第11航空艦隊参謀長の大西瀧治郎少将に極秘で此の研究を依頼した。大西は五十六と同じ思想を持つ航空主兵、艦隊無用論者であった。

 ハワイ奇襲攻撃の猛訓練は鹿児島県志布志湾を中心に行われた。

斯うして訓練に訓練に重ねた第一航空艦隊(空母6隻を中心とした機動部隊。司令長官は南雲忠一中将)は択捉島単冠湾に集結、昭和16(1941)年11月26日秘かにハワイに向けて出航した。日本時間12月8日午前3時25分、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴の6隻の日本空母から発進した第一次攻撃隊183機はハワイ・オアツ島パール・ハーバーにある米国太平洋艦隊の基地を奇襲した。

 ハワイ真珠湾攻撃を米国大統領ルーズヴェルトは事前に知っていた。日本の外務省が使用していた『紫暗号(パープル)』は盡く米国に筒抜けであったが、此のあには日本に暗号解読の協力者がいたと見なければならぬ。

 真珠湾に集結していた米太平洋艦隊は主な物で戦艦アリゾナ、オクラホマ、ウェスト・ヴァージニア、カリフォルニア、ネバダ、テネシー、メリーランド、ペンシルヴェニアの8隻、重巡ニューオルリンズ、軽巡ローリ、ホノルル、ヘレナの3隻そして駆逐艦ショー、カシン、ダウンズ、オグララ、ドックの5隻総計17隻である。

 ところが不思議な事に空母レキシントンはミッドウェーに飛行機を輸送中であり、エンタープライズはウェーキに矢張り飛行機を輸送しての帰路で不在、サラトガは米国本土西海岸にいた為に無事であった。

 被害を受けた戦艦は何れも1910〜20年代に就任した旧式艦であり、しかも真珠湾に沿って態々攻撃し易い様に一列に並べて停泊してあった。戦艦アリゾナは撃沈、他の艦は転覆、海底沈座、大破、中破、小破等の被害を受けたが、真珠湾は海底が浅く、海底に沈座した戦艦等は何れも引き上げが容易で短期間の内に修理、再就役し太平洋戦争中期からは攻撃力を発揮したのである。

 斯うして見ると真珠湾攻撃と云うのは一種の茶番劇であった事が分かる。山本五十六は真珠湾攻撃の「大成功」に依り英雄視されているが、其の結果残った物は「日本の卑怯な欺し討ち」と云う非難と米国の対日積極参戦の意識高揚そして今も観光地ハワイの真珠湾海底に沈む戦艦アリゾナの残骸だけである。此の時死んだ米国兵2403名は今でも米国人にとって対日憎悪の対象と為っている。


●最終通牒を遅らせた大使館員は戦後大出世

真珠湾攻撃には幾つかの不可解な事が起こっている。一つは宣戦布告の通知が遅れた事、そしてもう一つは攻撃の不徹底さである。通知が遅れた件に関しては此れは最初からそう仕組まれたものであったと云う他は無い。

 日本から発せられた最後通牒は時間的にも充分間に合う物であった。東郷外相の訓令は対米宣戦布告の最後通牒の手交をワシントン時間、12月7日、午後1時に行うものであっス。ところが野村、栗栖大使が実際に其れをハル国務長官に手交したのは午後2時であり、其の時真珠湾は既に猛火と黒煙に包まれていた。最後通牒の手交が何故遅れたかに就いては尤もらしい説明が付けられている。

 対米最後通牒の電報は14通から成り、其の内の13通は米国の12月6日中に日本大使館に到着し、既に電信課に依って暗号解読され、其の日の内に書記官に提出されていた。残り、即ち最後の14通目は翌7日早朝(ワシントン時間)に大使館に到着、同時に最後通牒の覚書を7日午後1時に手交すべく訓令した電報も大使館には届いていた。

 其の時の大使館員の様子は次の如くであったとされる

◆14通の電報は2種類の暗号を重ねた2重暗号であり、最初の13通は
 12月6日午後1時から入電を開始、粗同時に専門の電信官に依って暗
 号解読が始まった。午後8時半あ事務総括の井口貞夫参事官が解読作業
 中の若手外交官達を誘って行き付けの中華料理店”チャイニーズ・ラン
 ターン”の一室で夕食会を開く。此れは寺崎英成1等書記官の中南米転
 任送別会を兼ねていた。

◆7日、早朝13通分の電文タイプを開始、寺崎一等書記官は妻グエンと娘のマリコ、及び妻の母と共に郊外に車旅行、連絡も付かない状況であった。


◆7日の朝、大使館の電信課宿泊員で若い熱心な基督教徒である藤山楢一
 は14通目の電報ともう一通の「最後通牒」の手交時間訓令の電報を入
 手したが、其の日は日曜日であった為、教会の礼拝に出掛け、電信課の
 責任者であり前夜宿直していた奥村勝蔵首席一等書記官及び松平康東一
 等書記官に対し連絡を怠った。

 14通目の電報が7日の何時から暗号解読され始めたかの公式記録は無い。だが前日に受信した13通の電報が既に解読されており、事の重大性に大使館全員が気付かぬ筈は無い。重大であればこそ大使館員全員が待機して14通目の到来を待ち、其れ以前の13通分に就いても事前にタイプを済ませて何時でもハル国務長官に提出出来る様にして置くのが当然であったろう。だが実際にタイプが始まったのは7日午前7時半あからであり、14通目の暗号解読が終ったと推定される午前10時あ迄は奥村一等書記官に依るのんびりした調子(ペース)であった。

 ところが午前11時過ぎに最後通牒の手交時間が午後1時である事が解り、大使館は騒然と成った。だが日本の外務省から秘密保持の為タイピストを使わぬ様指示されていた日本大使館では慣れない奥村がタイプを打ち続け、終了したのが真珠湾攻撃開始後の1時25分、ハル長官に野村、栗栖大使が手交しスのは1時55分であった。

 此の外務省、日本大使館の動きは全く理解に苦しむのである。
 先ず外務省であるが、僅か残り数行に過ぎない14通目と最後通牒文である第901号電を何故態々其れ迄の13通より遥かに遅れて発信したのか。更に此の重要な時期に何故寺崎一等書記官を転任させる処置を取ったのか。又何故秘密保持と称して専門のタイピストを使用禁止にしたのか等である。

 大使館側にも深い疑惑は残る。大使館員十数人全員が丸で事の重大性を弁えぬ無神経、且つ怠慢な動きを取っている事である。此れは一体何を物語るものであろうか。答は二つ、外務省の大使館員は天下一の無能集団であるか、差もなくば確信犯であったと云う事である。真相は恐らく後者であろう。


戦後ポルトガル駐在公使だった森島守人が帰国するなり吉田茂外相に此の最後通牒手交遅延の責任を明らかにする様進言したが、吉田は結局此の件をうやむやに葬り去ってしまった。吉田茂こそ日本を敗北に導いた元凶の一人フリーメーソンであった。当時の日本大使館員達は戦後何れも「功労者」として外務次官や駐米、国連大使となり栄進した。

 日米開戦の最後通牒が遅れ真珠湾攻撃が”卑怯な欺し討ち”になった事で米国人の世論は開戦派が以前の3%から90%に跳ね上がっている。日本の外務省と大使館の責任はまことに大きいと言わざるを得ない。


●不徹底な攻撃で米国を助ける
 ところで「攻撃の不徹底」であるが其れには二つの意味がある。
 一つは真珠湾上の米国海軍艦船に対するものであり、もう一つはハワイ太平洋艦隊海軍基地の陸上軍事施設に対するものである。

 真珠湾攻撃で受けた米国太平洋艦隊の実際の被害状況は当初発表された膨大きなものはではなかった。戦艦八隻の内アリゾナとオクラホマを除き残りの6隻は其の後全て水深15mと云う浅い海底から引き上げられ修理、復旧した後何れも戦線へ復帰して大活躍しているのである。

 又陸上施設に就いては南雲第一航空艦隊司令長官による第一次、第二次攻撃隊は全く手を触れておらず、第三次攻撃隊を出す事も中止している。第三次攻撃に関しては殆どの艦隊幕僚が実行の提案をし、現に第二航空艦隊司令長官の山口多聞少将は第三波攻撃準備を完了していたが、南雲中将や草鹿第一航空艦隊参謀長や源田参謀は愚か、遥か後方の戦艦「長門」で高見の見物をしていた山本五十六連合艦隊司令長官迄が其の必要性を認めていないのである。


若し、此の時第三次攻撃を敢行し、艦隊に対するもっと徹底した攻撃と、陸上のハワイ空軍基地の格納庫、補給庫、給油施設、武器弾薬貯あ庫、更には米国海軍基地の補給、修理施設、工場郡、燃料タンク郡を破壊しておれば太平洋の戦局は大いに変ったものとなったであろう。

 ハワイが米国の太平洋艦隊の最も重要な海軍基地であった事を考えるならば、此の攻撃不徹底はいかにも奇異な物であると言わなければならない。ハワイの燃料タンクに貯あされていた重油450万バレルを爆撃しておれば米国本土からの補給は数カ月間に亙って不可能となり、米国の太平洋艦隊は身動きが取れなかったのである。

 更にもう一つ付け加えるばらば、ハワイ攻撃の日が何故12月8日であったかと云う事だ。勿論日米交渉の行き詰まり、最後通牒の日程上此の日になったと云うのは一つの説明であるが、山本長官が此の日は真珠湾に米国空母がいない事を予め知っていたからであろう。

 山本五十六はハワイを徹底攻撃する気は最初から無かった。日本が米国を奇襲攻撃し、「卑怯な日本」と云う既成事実を作れば其れで良かったのである。


4、日本兵を大量に無駄死にさせた山本の作戦

●日本の連合艦隊の撃滅が山本の目的

 昭和17年5月、帝国陸海軍はニューギニア進攻作戦を実行する。此の作戦の主目的はニューギニアのポートモレスビーを攻略して此処に強固な前進基地を構築し、米国とオーストラリアの分断を計り、オーストラリアを孤立させる事だった。

 此のあ、大本営では陸海軍の戦略思想の対立が再び深刻化、陸・海軍省及び参謀本部・軍令部で戦争指導計画の再検討が行われ、「今後採ルベキ指導ノ大綱」が妥協に依って3月7日に成立した。そして「戦況の許す限り、出来るだけ早く占領或いは撃滅する必要のある地域」として次の3部に分けられた。

(1)ソロモン諸島のツラギ、及びニューギニア南岸のポートモレスビー
   の基地を占領し、珊瑚礁とオーストラリア北部の支配あを確立する

(2)ハワイ北西の太平洋上に広がるミッドウェー環礁を一挙に水陸両面
   作戦により撃破する

(3)フィジー、サモア、ニューカレドニアを結ぶ線を確保し、米国合衆
   国とオーストラリアとの直接連絡を断つ

 此の内(1)と(2)は山本長官の発案だった。計画(1)の暗号名は「MO」計画(2)は「MI」とされ、此の二作戦が失敗した場合、計画(3)は中止すると云う物だった。斯うして先ず「MO作戦」が山本長官の強い意志で実行されたのであるが、其の真の意図は此の作戦により米国太平洋艦隊を此の海域におびき出して決戦を挑み、日本の連合艦隊を撃滅させる事だった。

@驚くなかれ、山本長官の狙いは米国の太平洋艦隊を撃破する事では無く、其の逆だったのである。ニューギニア進攻作戦そのものは米豪連合軍の激しい反撃に遭って挫折、ポートモレスビーの陸路進攻も失敗するが、進路から此の地を攻略する為井上成美中将の指揮する第4艦隊は珊瑚礁に於て5月7日、8日の両日、米国太平洋艦隊(司令長官チャスター・W・ニミッツ大将)と激突するのである。


此の海戦で日本粗互角の叩き合いとなり、7日の戦闘で日本側は空母「祥鳳」一隻を失い、米側は駆逐艦と油槽艦各一隻、続いて8日は日本側は空母「翔鶴」が被弾、米側は空席「レキシントン」が沈没、「ヨークタウン」は大破した。

 だが此の時井上中将は何故か「ヨークタウン」に止めを指す事をせず、攻撃を中止して北上するのである。此の「ヨークタウン」がハワイの海軍基地に帰り僅か2日間で修理されて2カ月後に起こったミッドウェー海戦に参加、彼の連合艦隊撃滅の立役者となるのである。

 此の珊瑚海海戦で井上成美第4艦隊司令長官の果たした役割は一体何であろうか。其れは「手緩い攻撃」に依って引き起こされた戦術的勝利戦略的大敗北に他ならない。

 しかも真珠湾攻撃同様、暗号は盡く米軍に依って解読されていた。ニミッツに依る空母2隻の急派も日本海軍のMO作戦を全て事前に知っていたからであった。結果として日本軍はポートモレスビーの攻略に失敗、南太平洋の戦局は厳しい物となり、日本軍の限界を示すものとなった。

 昭和17年4月P8日、空母「ホーネット」を発進したドーリットル中佐率いる双発爆撃機B25十六機が日本に向かい、東京、川崎、横浜、横須賀、名古屋、神戸の各都市を爆撃した。此れに依って日本側は死者45名、重傷者153名、家屋全焼160戸、全壊21戸の被害を出した。

 此の「ドーリットル空襲」に大きな衝撃を受けた陸軍部は太平洋に於ける制海あの確保、防空作戦上の見地から太平洋海域に於ける重要拠点の確保詰まり島嶼の領有を検討し始める。

 海軍が主導するミッドウェー(MI)、アリューシャン(AL)両作戦に当初反対であった陸軍は、4月20日此の太平洋方面作戦で海軍と同一歩調を取る事を決定したのである。
 元々太平洋戦争開始に際し、海軍が取って来た戦争指導は早期撃破、戦果拡大であるのに対し、陸軍は長期持久であり、守勢思想の重視であった。「ドーリットル空襲」は結果的に往来の陸軍の作戦指導を変更させる事になった。


●真珠湾もミッドウェーも山本が強引に決行

 真珠湾攻撃の時もそうであったが、ミッドウェー攻略作戦も又山本長官の強引な主張に依って計画されたものであった。山本長官の主張とは昭和17(1942)年中に米太平洋艦隊を誘き出して此れを撃滅する。其の為の餌としてはミッドウェーが最適であり、此処を占領してハワイに脅威を与えれば米国の戦意は著しく衰え、其れに依って和平交渉への道が開かれると云う物であった。

 だが此の計画に対して東京の海軍軍令部は強い反対論を唱えた。其の第一の理由は占領後のミッドウェーの戦略的価値が疑わしいと云う物である。ミッドウェーはハワイから僅か千八百キロしか離れていない上にハワイの陸上基地から攻撃機が殺到し、直ぐに奪還されるに違いないし、ミッドウェーを占領しても奇襲以来基地を強化し続けていた米軍への脅威にはならず、米国民の志気に影響を与える事は無く、従って米国が和平交渉を提案する事は有り得ないと云うのである。

 又日本の偵察機の行動半径は1120キロ(ハワイに届かない!忍)に過ぎないので広大な太平洋の真ん中で有効なる偵察任務は果たせないと反論した。
 其れよりもニューカレドニア、フィージー、サモア諸島に対する攻撃を強め、オーストラリアとの分断を謀る方が戦略的価値は高く、米国艦隊も本国基地から強く離れているので、補給困難に陥るだろうとし、米艦隊を誘き出す目的であれば、オーストラリアが自国の海岸線を脅かされる為米国に救援を頼むのは確実である、と強く反駁したのである。

 ところが山本長官は敵の空母勢力を撃破すれば自ら米豪間は分断されるので、先ずミッドウェーで敵の空母を誘き出し此れを必ず撃破して見せると豪語したのである。山本長官の主張は頑なにミッドウェー攻撃一点張りであった。


ミッドウェーが米国最大の海軍基地ハワイの近くであり、戦略的に日本が不利な事は一目瞭然である。にも関わらず、山本長官がミッドウェーに固執し一歩も譲らなかったのはルーズベルトとの間に秘密の協定があり、日本の連合艦隊を此処で破滅させる約束をしていたからに違いない。

 そもそもハワイ真珠湾でq空機による奇襲攻撃を実施し、航空機の持つ破壊力と重要性を態々米国に教えた事のみならず、生産力では圧倒的に勝る米国が此の事を教訓に大量生産の下、航空戦力の飛躍増大を図った事は山本長官の決定的間違い(実は陰謀)ではなかろうか。以後米国はあらゆる戦局で航空戦を挑み、日本を圧倒していくのである。

 ミッドウェー作戦自体も真珠湾攻撃同様山本長官が立案したものであるが、山本長官の表向きの主張はミッドウェー島の攻略と米空母部隊を誘き出した上で、此れと決戦すると云う二つの目的であり、首尾よく米空母部隊を撃滅出来た場合は続いて10月あハワイを攻略すると云う物であったが、真の隠された狙いは日本の連合艦隊を破滅に導く事であった。

 米国は充分に航空戦の練習を積み、山本長官の差し出した獲物に向かって殺到したのである。山本長官の作戦に対し大本営海軍部は大反対であった。だが山本長官は其の反対には全く耳を貸そうとしなかった。最後は山本長官とは腐れ縁であった永野修身軍令部総長の決裁でミッドウェー作戦は認可された。
http://www.asyura2.com/2002/dispute3/msg/413.html
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/253.html


源田実先生も日本海軍を壊滅させた大功労者

[源田]:は真珠湾攻撃時の戦闘機隊総指揮官だった。

映画「トラトラトラ」での源田は、男らしく清清しいキャラクターとして描かれていたが、実際は *中国での海軍用軍需品調達のからみで、あの児玉誉士夫と臭い仲* であった。参議院偽員に何度も当選、贋右翼諸団体のカリスマであったらしい。


源田実は何故上層部にこれ以上空母を作らない様に進言した:

日本は第二次大戦で真珠湾攻撃で米太平洋艦隊の戦艦を、航空機攻撃によってすべて葬り去ったということがありました。

アメリカはこの敗北体験から、戦艦建造を止め、素早く空母中心に艦隊を、
再編成したのです。一方,日本はどうしたのかというと、その後も戦艦大和、武蔵などを相次いで建造し、宝物のように温存し続けたのです。

戦後、この点を不思議に思った一橋大学の野中教授が、元航空参謀で、戦後参議院議員を務めた源田実氏に、直接疑問としてぶつけたときの話が同書に紹介されています。何と!源田実元航空参謀の答えは、

「長年苦労させてきた水兵たちに対して、『もう君らの時代終わった、これからは飛行機乗りの時代だ』とは言えなかったというものであった」


源田によって零戦の防御は軽視された

ゼロ戦の開発に際し、ともに戦闘機パイロットであった、故源田実 (軽量・旋回性能重視の名人向き戦闘機推奨) と故柴田武雄 (速度・航続距離重視) の大論争があったが、スタンドプレイに勝った源田案が重視されたことが、その後のゼロ戦の悲劇の原因になった。


太平洋の島礁で航空機の戦いでした。 日本機は燃料タンクが防弾構造になっていません。 燃料はガソリンですからすぐ発火します。 熟練パイロットを次々と失う結果になります。 現地から防弾構造燃料タンクの要望があがります。 結果は源田実(海軍・戦後参議院議員)が、がたがた云うな!!。一機でも多く生産しようでチョン。  彼の馬鹿さを書くと私が悶絶発狂しそうです。

この非論理的発言で防弾燃料タンク開発を封じ込めたその当人が、昭和50年(1975)に発売された「別冊週間読売」のコラムで海軍では、論理の通っている議論が尊重され ・・・・ 云々。と述べている。 勝手で都合のよいことを書くな!!。

極めつけは、昭和19年9月、海軍は大森仙太郎海軍中将を特攻部長に任命し、同13日軍令部参謀源田実は一通の電報を発した。 「神風攻撃隊ノ発表ハ全軍ノ志気高揚竝ニ国民戦意ノ振作ニ至大ノ関係アル処、各攻撃実施ノ都度、純忠ノ至誠ニ報ヒ攻撃隊名(敷島隊、朝日隊) ヲモ併セ適当ノ時期ニ発表ノコトニ取計ヒ度・・・・・」 すなわち、特攻部長を決め、特攻隊名まで決めて人間爆弾となる人選を行っている。 そして突入は10月25日。

この事実をどう説明するのか。  あくまで指導部は特攻隊を「志願」であったという詭弁を弄する。志願ならなぜ1名を除いて佐官の特攻隊員はいないのか。なぜ将官の特攻隊員はいないのか。なぜ、皇室関係者はいないのか。特攻を知らなかったとでも言うのだろうか。単座1名の航空機以外に、艦攻、艦爆の副座にご丁寧にもペアを乗せて特攻させた。佐官、将官が操縦できなくてもペアは組めたはずだ。志願が聞いて呆れる。愚弄するにも程がある。

 殉国の至情に基づく先に航空特攻があった。と公言して憚らない連中に聞きたい。

 彼、源田はこの特攻について戦後、片言隻語触れなかった。 馬鹿らしいのでこれで終わり。 この先は、半藤一利氏著:昭和史(上・下)を読んで知って下さい。 それでないとあなたが馬鹿にみえますよ。
http://www.d4.dion.ne.jp/~ponskp/entrance/entrance.htm


源田実「 レイテ沖海戦で武蔵(戦艦)が沈んだのは、特攻機の出し惜しみが原因だ 」
http://ch05028.kitaguni.tv/c9474_2.html


山本五十六が航空の先駆者だなんて大嘘です。 日本海軍戦闘機の進捗を阻害したのが山本五十六。その土台となる提案をしたのが源田実。結局、山本五十六につながる連中はおべっか使いのおっちょこちょいばかりそろっている。それらが日本海軍の中枢にいたわけです。あの大戦中に零戦がいかに優秀であったとしても、昭和15年に出まして、小手先のモデル・チェンジだけで、太平洋戦争の第一線の戦闘を6年間もず〜っと使った。そんな文明国があるか。これほど馬鹿なんです。

源田部隊が始まった時に、私は、その時の副長からぜひ来てくれということで、呼ばれていったんです。現場は、もう惨憺たる状況。紫電改の操縦法と紫電の空戦法を指導してくれと。

 差しつかえるから、ほんとのことはあまりいえませんけれどね。惨憺たるものでした。源田が指揮すると、ばったばったとやられていく。冗談じゃない、あんなに戦死者・犠牲者の出た部隊はないんですよ。聞いていたのとまったく違う場合が、軍に関する限り、あまりにも多すぎる
http://www.takjapan.com/newsmakerssakai.htm


源田実先生は戦後も売国を続けてるね  


ポンコツ戦闘機 F104Jを自衛隊に買わせてアメリカから勲章を貰ったんだね:

あの東京大空襲の首謀者、カーティスルメイに勲章を与える運動をしてまで、アメリカに出向き防衛庁が決定していたグラマンG98スーパータイガーをチャブ台返ししてまで大騒動になった「悪夢のような戦闘機」なのである。

その時期、機種選定にF−X選定調査団を率いた人こそ、あの源田実だった。源田実航空幕僚長(自衛隊内の呼称を旧軍でいえば「空軍大将」とでも言うところだろうか)230機、国産されているがこの受注は、御存知三菱重工である。

当時、一機4億円。総額1000億円もの高額の買い物だ。喫茶店で珈琲が20円ぐらいの時代だから今の物価ならば80億円ぐらいなのだろうか。当時防衛庁が、購買の段階でさらに価格が高騰して、青くなったという風聞だ。

笑えるのは、殺人鬼カーティスルメイに勲章をやってまで導入した源田実ご推奨なる冒頭のF104Jは、長距離攻撃大好き米戦略空軍には嫌われて、、、実は、空軍用兵思想には合致しないと、あっというまに蔑視されて早期退役させられたポンコツ戦闘機なのである。

軽制空戦闘機を、あてがわれたのはアメリカの豚が食べたがらなかった、危険なまでの不健康な飼料だったあの脱脂粉乳を、こともあろうに捨てるのが勿体無いと日本の小学生の学校給食に輸出した食糧マフィアらと発想は同じだ。

その片棒をかついだのがポチの頭目のひとり、源田実というのが真相だろう。
F104Jは、その後日本で迎撃専用機に仕立て上げられたが、機体が小さくその機体内部に、全天候レーダーやAAMを装備組み込みするのに大難儀したことが語りつたえられている。飛行機は、購入して飛ばせば良いというものではないのだ。低空をとられれば、操縦不能になりやすいF104は、世界中でよく墜落したものだ。つまり、日本の国防はこのような隙だらけの戦闘機に託されていたのである。
http://plaza.rakuten.co.jp/hint2003/diary/200612300002/


11. 中川隆[-9846] koaQ7Jey 2019年6月02日 08:57:41: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2512] 報告
▲△▽▼

原爆を投下される迄 日本が頑張った訳
第二次世界大戦中、昭和天皇ヒロヒトは、敵国の戦争省最高幹部であるドレイパーから兵器を大量に輸入し、日本軍に高額で売り付け、利益をスイス銀行に蓄財していた。

 天皇とドレイパーは、兵器密売の共同事業者として、兵器販売促進のため日米戦争を行っていた。

 戦後、来日したドレイパーが最初に行った事は、天皇への兵器密売の「売掛金=未払い代金の回収」であった(この点は、天皇の側近であった渡辺武の「渡辺武日記 対占領軍交渉秘録」東洋経済新報社を参照)。

 戦争末期、ドレイパーは、天皇が無条件降伏を申し出ると同時に、「戦争犯罪人として自分を処刑しないで欲しい」と命乞いをした事に対し、天皇の命の保証と戦後における天皇制度の維持を確約し、それと引き換えに、日本に原爆を投下し終えるまで無条件降伏を承認しない、という条件を出した。

天皇は広島・長崎への原爆投下を事前に承認し、それと引き換えに、自分の命と地位の延命を手に入れた。天皇は、自分1人が助かり、それと引き換えに、広島、長崎の市民の皆殺しを喜んで承諾した。

 これが、「同業者、兵器密売企業の共同経営者」天皇とドレイパーの密約である。
http://alternativereport1.seesaa.net/


昭和天皇に入れ知恵した(?)ジョセフ・グルーの正体

アメリカのジョセフ・グルーは1941年日米開戦までの駐日大使であったが、在任中10年間の間に牧野伸顕、吉田茂、樺山愛輔らと深く関わって、牧野らから御前会議の内容や日本政府の極秘事項をスパイさせていた。白洲次郎もその一味である。

 ジョセフ・グルーは、外交史ではよく平和主義者で、戦争末期には天皇制を認めて早期に終戦を図るべき努力したとなっているが、大ウソである。
 以下は、おおむね鬼塚英昭氏の『原爆の秘密(国外編)』(成甲書房)から教わったものだ。

 グルーはアメリカのモルガン財閥の血族の一人である。つまりモルガン財閥が対日工作のために送り込んだエージェントであった。戦争に反対した平和主義者とは、アメリカの走狗となり果てていた当時の(今も)マスゴミによって宣伝された顔なのである。鬼塚氏はグルーを、トルーマン大統領に代わってから実質的な国務長官として、原爆投下に向けてスティムソン陸軍長官と共同歩調をとったえげつない人物として描いている。
 
 鬼塚氏によれば、原爆は国際金融資本グループが第二次世界大戦後の世界で、核兵器で大儲けをする計画でなされた実験であったと述べている。それが長崎に投下されたプルトニウム爆弾であった。広島に投下されたウラン型の原子爆弾はとうに完成していたが、プルトニウムでの原爆は完成に時間がかかった。だからプルトニウム爆弾が完成するまで日本が降伏しないように指示をだしたのはグルーであり、それを日本側の吉田茂、牧野伸顕、樺山愛輔ら(おそらく海軍の米内光政も)に伝える役割を担ったのが白洲次郎であった。

 憲兵隊もそれを掴んでいて、吉田茂とその反戦グループの意味で彼らを「ヨハンセン・グループ」と呼んだ。ヨハンセン・グループは、アメリカのユダヤ国際金融勢力の意を受けたグルーの指示で日本の降伏を引き延ばしていた。
 鬼塚氏は、白洲次郎を「スティムソン陸軍長官(原爆の責任者)とヨハンセンに操られた“プリンシプルのない男”」と称している。

 白洲次郎の父・文平は綿貿易商「白洲商店」を興して巨万の富を築いた人物である。明治時代にハーヴァード大学を卒業しているから、このときすでにイルミナティあるいはユダヤ財閥と関係を持った(工作員となった)はずである。後にドイツのボンに学んだ折、白洲の妻となる正子の父・樺山愛輔と面識を得たということになっているが、次郎も正子も幼少のころから(イルミナティによって)結婚させられる手筈が整っていたと思われる。

 次郎はケンブリッジ大に留学する。学者を目指したとされるがウソだろう。神戸でチンピラやっていて、英国に行っても高級車を乗り回すしか能がない男が学問だなんて笑わせるんじゃない。イルミナティの工作員として教育されるためにケンブリッジ大学に呼ばれたと見るべきであろう。白洲次郎も本格的にイルミナティに取り込まれて、終世ドレイ的契約を交わしたのであろう。
 そのうち親元の「白洲商店」が昭和2年の金融恐慌で倒産して帰国せざるを得なくなる。一方で樺山愛輔も金融恐慌のあおりで理事をしていた十五銀行が閉鎖に追い込まれる。そのせいで米国に留学していた娘の正子も帰国させられ、そこで次郎と正子が出会ったことにされて、結婚に至るのだ。

 次郎はいきなり日本水産の取締に就任する。これも誰かの手が働いたのだろう。鯨油の輸出に携わり、以後毎年、イギリスに赴く。ロンドンでは駐英大使・吉田茂と親交を深め、日本大使館の2階が定宿となる。いくら知り合いだからといっても、吉田が白洲を日本大使館に住まわせてやるとは…。ここにもイルミナティ関連の工作が効いているのだ。

 白洲次郎は日水時代に、近衞文麿の政策ブレーンも務め始める。ゾルゲ事件のあの尾崎秀実とともに、だ。いったい実業家とは名ばかりで、政治の勉強をしたわけでもなく、政治家を目指したわけでもない遊び人の男が、どうして近衛文麿首相の側近に食い込んでいけたというのか。白洲は情報を収集しては米英の工作機関に渡し、また指示を受けて近衛首相を操作したと思われる。日本を泥沼の支那事変に没入させ、勝算のない日米戦争に引き込まれたのは、直接的には白洲らの工作によるのである。

 ソ連の工作員だった朝日新聞の記者、尾崎秀実はゾルゲ事件に連座して死刑になったが、おそらく同じような工作を担当していた米英側の工作員・白洲次郎は生き延びて、さらに戦後GHQの手先まで務めたのである。アメリカ側が戦時中に白洲に手を出すなと日本の官憲に厳命した可能性はある。それは白洲も尾崎も同じイルミナティの手先であったが、戦後は冷戦構造を演出しなければならなかったから、イルミナティとしては日本をアメリカの統治下におくので、ソ連系の尾崎は邪魔になったのだろう。尾崎は日米戦を実現させた意味で、勲一等ではあったが、アメリカ系スパイの白洲と組んでいたことがわかれば、まずいからではなかったか。

 ちなみに朝日新聞は、尾崎秀実を「信念の記者」と今もって褒めている。朝日のコラムニスト早野透がそう言っている。尾崎がスパイとして日本を支那事変の泥沼に陥れる工作に加担し、やがては敗戦直前にソ連軍に侵入させて多くの満州・朝鮮にいた日本人を陵辱させた、その人でなし尾崎を朝日は絶賛する。
 
 鬼塚氏は『原爆の秘密(国外編)』で「白洲次郎は米英のための、具体的に書くならば、スティムソン、グルー、ウォーバーグたちのためのエージェントの仕事をし続けていたのである。原爆産業のエージェントであったといえよう」と書いている。
 鬼塚氏はよく調べたと思うが、しょせん戦争はすべてユダヤ・イルミナティが仕組む八百長であることが十分わかっていない。八百長には演出家も俳優も必要なだけで、白洲はただの小間使いである。

 Wikipedia にはこうある。

 1950(昭和25)年、講和問題で池田勇人蔵相・宮澤喜一蔵相秘書官と共に渡米しジョン・フォスター・ダレスと会談、平和条約の準備を開始した。

 1951(昭和26)年9月、サンフランシスコ講和会議に全権団顧問として随行する。この時、首席全権であった吉田首相の受諾演説の原稿に手を入れ英語から毛筆による日本語に書き直し、奄美諸島、琉球諸島(沖縄)並びに小笠原諸島等の施政権返還を内容に入れさせた。昭和27年(1952年)11月19日から昭和29年(1954年)12月9日まで外務省顧問を務めた。

 よく言うわ。講和交渉もサンフランシスコ条約も、本来、政治家でもない白洲ごときが口をだせるものではない。全部イルミナティの指示によって白州がお目付役となって随行したにすぎまい。まるで最近の小泉劇場を演出した秘書官みたいだ。

 鬼塚英昭氏は『原爆の秘密』で、日本の敗戦時のポツダム宣言受諾「黙殺」と原爆投下がセットになっていると述べている。これはポツダム宣言が出た直後に、ときの総理・鈴木寛太郎が「黙殺」という言葉を使い、そのため米英国民世論が激昂し、それを受けてトルーマンが原爆投下を決断したとされる一連の動きに関してである。

 鈴木首相が「黙殺」と言ったから、原爆投下の正義、口実が確保されたということになっている。これは、スティムソン陸軍長官からヨハンセン・グループに「黙殺」という言葉を使えと指示が行き、それを受けて鈴木首相が「黙殺」と言わされたのだ、という。

 その「黙殺」という言葉を当時の同盟通信社が「ignore」と訳して世界に発信した。つまりわざわざ人騒がせな刺激的な言葉を選んで、アメリカに原爆投下の口実を与えるよう工作したのである。
 
 その同盟通信社はヨハンセン・グループの樺山愛輔の父・資輔が設立したものであった。樺山愛輔が天皇の意向を受けて「ignore」と訳して返事としたと、鬼塚氏は説いている。そこに樺山の娘婿の白洲次郎が一枚かんでいるかもしれない、と。
 白洲次郎は日本に原爆を投下させる役割を担った悪魔というべきチンピラでしかない。
http://home-and-human-navi.blog.ocn.ne.jp/genki100/cat5132966/index.html


日本の軍事力が壊滅状態に追いこまれ、敗戦がすでに決定的であったときに、米軍が機雷による海上封鎖で日本全土を飢餓状態に追いこむ必要がなぜあったのか。

なぜ米軍は軍事施設や軍需工場は温存して、一般市民を焼き殺す作戦を計画的に強行したのか。

こうした疑問は、戦地に兵隊として動員され生死の境をくぐって帰還した体験者のいまわしい記憶とも響きあい、「あの戦争はいったいなんだったのか」の問題意識をともなって論議が発展している

攻撃の対象は日本の一般民であって、軍部ではなかった

 制海権、制空権を確保したアメリカは潜水艦による日本の輸送船をことごとく撃沈する方針をとると同時に、マリアナ基地からB29による日本本土への空襲を開始。45年3月10日の東京大空襲を皮切りに、大阪、名古屋などの大都市から全土の中小都市あわせて94都市の家屋・家財を焼き払い、広島・長崎への原爆投下を頂点に70万人を殺傷した。さらに、機雷1万1000個を日本の主要湾岸に投下し、内航・外航の大小の船舶をことごとく撃沈、日本国民を徹底的に飢餓状態に追いこむ作戦を強行するにいたった。

 アメリカの攻撃の対象は、「戦争の勝敗を決めるのは軍人ではなく、国民全体が“この戦争は負けだ”と思わないかぎり戦いは終わらない」という米軍将校の訓辞に見るように、すでに日本の軍部ではなく、無辜(こ)の非戦斗の人民大衆であった。人民を抑えつけなければ占領支配ができないという意味であった。


 昭和天皇にとっては「国体護持」だけが狙いで,アメリカが原爆を投下してくれた事にも感謝していた

 天皇制政府は、ただみずからの支配的地位の温存、「国体護持」だけを求めて、人民の革命的な決起を恐れつづけ、アメリカに民族的な利益をすべて売り渡し、人民が肉体的、気力のうえでへとへとに疲れはてることを願っていた。この点でアメリカの支配層と利害が完全に一致していた。

この時期、日本から和平打診の情報がアメリカの新聞で報道され、沖縄戦のさなかの5月には降服の打診がおこなわれたが、アメリカ政府が公式に拒否した事実も明らかにされている。

 当時、アメリカにとっては、なによりも戦後のソ連の影響力を排除し、日本を単独占領支配すること、そのために日本の人民の反米的要素、革命的な気力を喪失させることが最大の眼目となっていた。45年2月のヤルタ会談で、ドイツ敗北後の3カ月後にソ連が参戦することが約束されたことは、アメリカ支配層がそれまでに計画的に日本を制圧することを至上命令とした。そのために、原爆の開発と日本への投下計画「マンハッタン計画」をおしすすめ、広島・長崎への投下を強行したのである。


昭和天皇は、ただみずからの支配的地位の温存、「国体護持」だけを求めて、人民の革命的な決起を恐れつづけ、アメリカに民族的な利益をすべて売り渡し、人民が肉体的、気力のうえでへとへとに疲れはてることを願っていた。この点でアメリカの支配層と利害が完全に一致していた。

アメリカはその理由として、「日本の軍国的国家主義の根絶」と「自由主義傾向の奨励」をあげ、これに反対するものは、反動的であるかのように宣伝。なによりもまず、原爆の被害にかんする資料を、医学資料から日本人が撮影した記録映画、写真にいたるまでことごとく没収して持ち去り、それにかんする報道をいっさい禁止し、天皇制軍国主義を上回る検閲をおこなった。

 プレスコードの「禁止項目」には、「占領軍・占領政策・アメリカ批判」「占領軍将兵と日本人女性との親密な関係描写」「左翼宣伝」などとともに、「飢餓の誇張」などがあり、高度の機密兵器である機雷投下についてふれることは御法度とされた。

 これには新聞・雑誌・刊行物、放送、演劇脚本・映画・紙芝居・幻灯など、言論・文化のあらゆるものが対象とされ、一般市民の手紙・葉書などの郵便物、電報・電話の傍受にいたるまで徹底したものであった。しかも、「民主主義」のたてまえから「検閲が知られるようなことが絶対にないように、それを暗示することもふくめて、残してはならない」ことまで指示。違反したものには、沖縄送りなどのきびしい刑罰を設定していたことも、明らかとなっている。

 日本の商業マスコミ、「共産党」中央指導部、社会民主主義の政治勢力はおしなべて、こうした占領政策を賛美し、人民が戦争体験の真実を語ることを抑圧する支配構造が形成されてきた。この構図は今日まで生きて作用してきたといえる。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/okasinasennsoudaltuta.htm

1945年8月6日の広島への原爆投下、8月9日の長崎への原爆投下とソ連の対日宣戦布告に直面し、海軍大臣米内光政大将は、1945年8月12日、次のように語った。

「私は言葉は不適当と思うが原子爆弾やソ連の参戦は或る意味では天佑だ。国内情勢で戦を止めると云うことを出さなくても済む。私がかねてから時局収拾を主張する理由は敵の攻撃が恐ろしいのでもないし原子爆弾やソ連参戦でもない。一に国内情勢の憂慮すべき事態が主である。従って今日その国内情勢[国民の厭戦気分の蔓延と政府・軍首脳への反感]を表面に出さなく収拾が出来ると云うのは寧ろ幸いである。」(『海軍大将米内光政覚書』:ビックス『昭和天皇』講談社学術文庫 引用)

原爆投下が、昭和天皇の終戦の聖断をもたらしたのではない。敗北続きの軍、国難・生活難に陥れた日本の指導者たちへの国民の反感という世論が、共産主義革命・国体変革という未曾有卯の危機を予感させた。日本の指導者たちは、広島・長崎への原爆投下を、終戦(降伏)する口実としたが、核兵器の恐ろしさや戦後世界の核戦略は理解できなかった。

ソ連は、国体・天皇に敵対する共産主義者の集まりであり、ドイツを打倒した強大な軍事力が日本に向けば、日本は占領され,国体も変革されるであろう。このようなソ連による国体変革の脅威を目前にして、米国への降伏、国体護持を請うたのが、終戦の聖断である。
http://suyap.exblog.jp/5842042


・ロスチャイルド財閥を中心とする国際金融同盟は、原子力に注目し、これに莫大な資金を投資し、ウラン鉱の買収を大戦中に始めていた。原爆の実験はそのために是非とも必要だった。日本がその標的にされた。スティムソン陸軍長官が(このことを)6月8日直前に天皇宛の文書でヨハンセン・グループのルートで送ったとみられる。P511

・あれだけの大惨事を見て、米内海軍大臣は“天佑”だと叫んだのである。天皇も「終戦の詔書」の中で一回触れたが、それからは一言も非難の声をあげなかった。その時だけが例外ではない。P521


・日本にとって、天皇にとって都合のよいことが原爆投下によってもたらされた。

天皇はこの直後に、アメリカから“天皇制護持”の約束を与えられていることだ。

そして、御前会議を開き、ポッダム宣言受諾を決定する。

間違いなく、原爆投下と交換条件である。

アメリカは、アメリカ国内よりも日本での非難を恐れていたと思う。…国際金融同盟の連中は、「さすが、スティムソン、よくやってくれた!」と快哉をあげたことであろう。「これで日本は、永遠に俺たちの奴隷の国になったぞ」と。P522

・天皇は原爆についての知識、投下の日、その場所を前もって知っていたはずである。ではどうして8月6日なのか。それは、この日までに、スイスの赤十字経由で天皇の貯蓄が無事処理をつけられる見通しがたったからである。

 この広島の原爆で、第二総軍の司令部の数々の建物は壊滅し、多数の死傷者が出たのである。8月6日8時ごろに、多数の第二総軍の参謀や将校が集まっていた。そこに原爆が落ちたというわけである。この日、間違いなく、第二総軍の全員は、8時ごろに集まって会議か、あるいは演習の準備に入っていた。ほとんどの第二総軍の人々は死に、あるいは傷ついていたのである。
ひとり、畑元帥のみが、この総司令部に行っていないのである。P524-528
http://www.asyura2.com/07/dispute27/msg/230.html


21、マサチューセッツエ大教授のジョン・Dダワーは米国の公文書館で天皇ヒロヒトの発言を見出した。

@ 天皇は「日本人の心にはいまだに封建制の残澤がたくさん残っている。それも根こそぎにするには長い時間がかかるから占領は短かすぎない方がいい」といった。

A「神道を奉じる分子とその同調書は反米的だから警戒を要する」といった、というものである。

ヒロヒトの発言は決して日本国の象徴たるものにふさわしいといえない。まさに偽帝の言というべきである。

http://www.snsi-j.jp/boards/sirogane/152.html


天皇の原爆しょうがない発言

昭和天皇の原爆しょうがない発言について、当時の新聞にもしっかりと縮刷版に載っていたのだが、ここではそれを「ママオコシ」で文字おこしした内容を示す。これは、現在発売中の鬼塚英昭氏の『日本のいちばん醜い日』に引用された、松浦総三という作家の『松浦総三の仕事』という本からの引用である。この記者会見の模様はユーチューブに動画も何個か落ちている。

この会見の場で、

「エ・・・・エ・・・・エ・・・・投下された、ことに対しては、エ・・・・・、エ・・・・こういう戦争中で、あることですから、どうも、エー、広島・・・・市民に対しては、気の毒で、あるが、やむをえないことと私は思っています」

と昭和天皇はコメントし、いきなり話題を変えて、「テレビは観ておりますが、放送会社の競争が激しく・・・」という意味不明のコメントを発して、原爆コメントを吹っ飛ばしている。
http://www.asyura2.com/07/senkyo40/msg/744.html

昭和天皇「原爆投下はやむをえないことと、私は思ってます。」 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=NQhVOTS0j7A


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/157.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK261] 日本のマスコミは政府から独立しているのか?と国連!   赤かぶ
47. 2019年6月07日 10:08:42 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[527]
日本のマスコミは政府から独立などしていない、その逆で政府の広報機関である。上の投稿で安倍支持率があり得ない数字になった、下がることはあっても上がる理由など全くないはずだ、これもマスコミ電通の仕業、マスコミが支持率をねつ造し選挙で不正する既成事実を着々と作っている。安倍の総理在任日数が今年9月になれば戦後初の長期政権だとか、悪い事をしても辞めず自分で言った事も守らず検察も警察も安倍独裁下で何をしても咎められない、本来安倍晋三は18年前の暴力団使っての選挙妨害で火炎瓶を投げ込まれた時に議員辞職しなければならなかった、そしてその後も3億の脱税、森友使加計問題でも、財務省を巻き込み国家犯罪、何度も総辞職しているはずの人間だ、そんな嘘吐き男が偉そうに長期政権などとよく恥ずかしくもなく言える。それを支えている屑マスコミ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/614.html#c47
コメント [カルト21] 経団連会長がガンで入院。福島の被曝である、西側の日本海側に首都移転が必要である。 ポスト米英時代
3. 2019年6月07日 10:11:36 : FWdA5zaR4g : WUpubzJvS2FMYlU=[16]
冗談じゃない!
首都は福島に遷都せよ!
自民党は特に原発に一番近いところに自民党議員の個人の住居を置き、家族と共に住んでもらおうよ。
その周りには広い広い道路を配置し。
そしてその外側に自民党の会館でも自民党宿舎でも自民党専用テニスコートでもゴルフ場でも作ってやればいい。
何ならプールなんかも造ってやっても良いと思うよ。
その周りに広い広い道路でも巡らせて、順番に維新だの公明だのの自民党ヨイショ党の会館だの宿舎を配置し。
そして国会議事堂、図書館などを配置。
その周りにも広い広い道路を配置。
他の党の快感と宿舎。
一般の住人を移転させる前に、自民党議員が家族と共にそこへ移住するべきだろ。
自民党なら福島の爆発原発の放射能もアンダーコントロールできるんだから。

狭い日本、土地は無駄なく使いましょう!


http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/283.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
17. 2019年6月07日 10:12:39 : Eoqj3IvpoM : M2dhMEgyR0pTRmM=[2]
天皇家が1500年とか2000年とか続いてきたから世界的にも価値があると言われているのは、
数ある渡来系の豪族の中で、唯一文献を残すべく精進したからであろう。史実のみならす小説や漫画のようなフィクション(天皇神話)も含め、ヒットさせる努力をしてきたからだ。キリスト教も聖書を残さなければ、仮にそこに描かれたようなイエス・キリストという人物が実在していたとしても、世界的に知られることなどなかった筈。
当然モハメッドのコーランも、仏教の経典も然り。
言い方を変えれば、天皇家(教)とは血筋ではなく「文献」そのものだ。

従って、今のように「記録、文献」を残さないように務めている政権なんぞ、吹けば飛ぶよな与太話としてしか歴史に残らない事を決めたも同然w
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c17

記事 [カルト21] ネトゲ・米ダマスゴミが天安門事件で嘘や大袈裟を報じた。ヒラリー当選百%とミスリードしたのと同じである。
またお前かCIAという感じだが、イエズスイスを頂点として財務をロスチャが担当する泥棒組織の企画部門であるファイブアイズは当時も現在も日夜下らない悪巧みに精を出している訳で、ネット以前のがさつな悪巧みから順番にボロボロ嘘がバレている状態で、最近ではアポロの頭越しにチャレンジャーの飛行士は一人も死んでない事やスティービーワンダーがめくらでない事がバレたり、ミシェルオバマがマイケルオバマとバレたりどんだけー状態のようである。
悪魔教だかシオニズムだか人間革命だか何だか知らないが、泥棒で頂点に立った連中は実に幼稚でアホなようである。

http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/294.html
コメント [カルト21] 野党共闘を立憲が乱している状態である、共産は立憲の選挙区に立てるぞと枝豆に志位ノートを突きつける事である。 ポスト米英時代
1. 2019年6月07日 10:14:55 : kGh6lAy7XE : c3hMc0NuSS9QSTI=[1]
志位さんが、おれが総理だ、と宣言して、わが党が政権を取る、と公言しなければ、
山本太郎さんはやってます、そうすれば党もそのつもりで活動するようになるし、
世論も、ああ次は共産党なのか、いいかも、みたいに変わってくるものです
まずは本人が意識を改めて意志を固めてそれを公言することです

こわもてのイメージを払拭しようと、ぼくたちこわくないよっ♪ってソフト路線が過ぎては
なめられてしまたのでしょうか、ここは少しは歴史的イメージを利用して毛沢東とかスターリンの強引さを導入して
権力欲を持って、反革命は粛清する、とか言ってみてもいいのではないでしょうか

駅前でリンゴ箱に乗って演説したりボロイ軽で街宣したり貧困地区で生活相談したり
貧民のこどもたちのためにおりがみ教室やってる党と、党首が野党共闘よりもなんちゃら48の
カラオケやってるところと国民がどちらを支持するか、戦う前から勝負が決まっているからです
http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/291.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK261] 室井佑月「衰退してゆくのかも」〈週刊朝日〉  赤かぶ
23. 2019年6月07日 10:15:54 : 1wjH8u0bRA : NldEQkxVUEJkenc=[1]
これからは2000マンじゃ足りないだろうな。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/616.html#c23
コメント [カルト21] 龍作・年金破綻を選挙後まで隠す安倍。これでも、合併を嫌って負けるなら、野党は馬鹿の集団である。 ポスト米英時代
1. 2019年6月07日 10:16:59 : FWdA5zaR4g : WUpubzJvS2FMYlU=[17]
>野党は馬鹿の集団である。

そうじゃなくて、立憲が馬鹿なんだろ!

http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/289.html#c1

コメント [原発・フッ素51] ますます深刻化する健康被害 (45) 2019年5月 まわりで二人、三人と若死にが出ることが当たり前になってきた  魑魅魍魎男
35. 2019年6月07日 10:18:12 : rzJzBmITfY : d0htSjdkanVKMWs=[3]

『食べて応援、あの世行き』

一番危ないのは『官庁の食堂の御飯』−−−−−汚染地米使用を閣議決定。

安倍、麻生は、勿論(もちろん)食べません。

高級官僚も食べません。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/594.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK261] トランプ大接待で肝心なことだけ触れないメディアの退廃 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. 2019年6月07日 10:19:32 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[528]
安倍のポチの菅義偉は本当に目がいつも死んでいる、弱弱しそうに見えて根性は金と権力にしがみ付いている卑劣人間そのもの、苦労しているだけ人の心を思いやるのでなく苦労して心が捻じ曲がった極悪人間。安倍一家は先祖代々アメリカの工作員として国民を裏切りアメリカの為の売国奴として私腹を肥やしてきた。そういう人間が次々と総理をしている国が独立国などといえるはずがない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/596.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK261] 首相「責任果たす」 通算在職日数が歴代3位に 伊藤博文元首相と並ぶ : 3度の衆院選、2度の参院選で連続勝利の安倍自民 … 真相の道
35. 2019年6月07日 10:21:00 : FWdA5zaR4g : WUpubzJvS2FMYlU=[18]
在職期間を日本一にすることが安倍晋三の「責任を果たす」って事なのか?

屁〜〜〜・・・・・
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/604.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK261] 前川喜平氏、痛烈批判! 川崎殺傷事件、「政権は、このような事件も支持拡大に利用する」「かっこいい台詞はすべて官僚の作文。… 赤かぶ
89. 愛国突進突撃隊[1] iKSNkZPLkGmTy4yCkeA 2019年6月07日 10:23:00 : LCOOy264lM : cEwuQ21yOXFrMk0=[1]
選挙に行かない人は自民党支持者です!!!(自分が投票しなくても正義が勝つ!を知っているから)
自民党批判する奴はごくごく少数の非国民です!!!(批判する奴が多数派なら総理襲撃事件が起きているはず!)
原発批判はゴキブリチョン公!米国批判は国際貢献妨害の害獣テロパヨク!!
自民党とその補強勢力の支持者以外は国民に非ず!人に非ず!!自民党の国民支持率は100%です!!!
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/591.html#c89
コメント [政治・選挙・NHK261] 欠陥機大量購入の愚 F35 147機に30年で6兆円もの支出(長周新聞) 肝話窮題
2. 2019年6月07日 10:23:29 : 1QTkMmhZmg : Snd0RTNCUWUuRXM=[7]
小田切さとる氏
「子どもに食用品を買ってあげられない。子どもを医者に連れて行くことができない。そういう立場におかれた親御さん、どれほど辛い思いをされているでしょうか。そういう親御さんが、全体の13%もいる社会。そういう社会というのは、みなさん、間違っているとは思いませんか。」
https://twitter.com/odagiri_satoru/status/1135814645837586432

青森の方は『小田切さとる』と書く練習を始めましょう。
比例用に『共産党』と書く練習も始めましょう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/621.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
18. 子猫[568] jnGUTA 2019年6月07日 10:24:06 : OCbLZpZkbw : R2lmdGRiQUY3aTY=[1]
あー安倍には飽きた、飽きた。
口を開ければ政府一丸になって取り組みますとか
被災者に寄り添って?ちかバカの一つ覚え
しか、口をついて大ウソばかりポンポン出てくるバカ総理

そのバカ安倍に、こう言う クソ国民がいる
「安倍以外に政権担当を任せる総理は居ない?」とか
馬鹿かこいつら。俺に言わせれば「安倍以外なら、麻生以外なら
自民党以外なら、誰でもいいから政権交代しろよ」
と言います。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
19. 2019年6月07日 10:24:14 : eQHpkW1P7s : Li5jYUI0RzNET2c=[187]
>>18さん

 確かに。

 デンデン総理は「歴史に残る」ような実績は皆無でしょうね。
 残るとすれば「首相在位期間」が長かった、という事だけか?
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
20. 2019年6月07日 10:24:23 : Eoqj3IvpoM : M2dhMEgyR0pTRmM=[3]
17おまけ
中国4000年も、小説も含め史実もしっかりと文献に残されてきているので、盤石なわけだ。

インド中東ヨーロッパはともかく、
米国はネイティブの口伝や解明されていない象形文字などは別として(それなら日本を含め世界の至る所にあるが)は別として、明確に文献化された制度政権を持った歴史は精々300年、南米含めても500年余りってとこ。


http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
21. 2019年6月07日 10:25:04 : uERxh0VgSM : eXNyZi9BSGhkLlU=[7]
日本国憲法の理念を捨て去って、日本を戦争犯罪国家に貶めた、日本史上最低の悪党一味であろう。


動画を参照下さい。

https://youtu.be/en7ACfnMx3c


https://t.co/nMLNfg7oHI

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
22. 2019年6月07日 10:26:18 : sIBP8FVPfU : OHduLndJMy93ZGs=[102]
単位の取れないバカ学生が、唯、親の金で(安倍の場合は、国民の税金)

何年も留年しているようなもの。

当然の事ながら、決して栄誉でもなければ、褒め称えられるべきものではない。

栄誉とばかりに称えるマスコミの感覚が解らない。

ただ単なる「穀つぶし」でしかない!
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c22

コメント [経世済民132] 富士通、2850人リストラ…「終身雇用終了」宣言で上場企業の人員削減に拍車(Business Journal) 赤かぶ
10. 2019年6月07日 10:26:35 : 1wjH8u0bRA : NldEQkxVUEJkenc=[2]
大企業ってちょっと景気が良いと人増やすからなあ。
そんなに人いらんだろと思うくらい。

下が多くないと上を昇格しにくいとか人事上の都合や、
業績の良い時はコストより業務目標の達成(スケジュール含む)が優先されて
人員過大となりやすい。


http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/548.html#c10

コメント [国際26] トランプ、エリザベス女王にまたマナー違反!(ニューズウィーク) 赤かぶ
12. 2019年6月07日 10:26:57 : mtxBM1V7Fw : bllpSy91SS5OSnM=[4]
>凄いよな、ロジア憎悪の狂信シオ二スト連中が、ナチスがソ連に侵略し、あわよくば
>ナチスがソ連を叩き潰してくれることを心から願い、ナチスを野放しにしていたのは、
>他でもない、エリザベスの英国とトランプの米国だ。

君は義務教育で第二次大戦が米英ソ中心の連合国と日独伊中心の枢軸国で戦った事を学ばなかったのかね?
ノルマンディー上陸作戦とか聞いた事ないのかい?
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/542.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
28. 2019年6月07日 10:29:25 : Ygkzw26rj6 : NExxd3h1TGlpUEU=[187]
「ハイブリッド歴史書” この出現が待たれる」

 はい 我日本の柱とならん 大船とならん 南妙法蓮華経これが

 真正です、南尿法蓮華経が根本真実です

 日蓮がやりましょうしばしお待ちください。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK261] ネトウヨブログを信じた読者は多額の賠償責任を負うはめに 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[16526] kNSCqYLU 2019年6月07日 10:29:35 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[6591]



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/628.html#c1
コメント [カルト21] ドン・中が大豆の輸入を米から露に切り替えで露は大忙し。鬼畜米英の敗けなのである。 ポスト米英時代
1. 2019年6月07日 10:30:05 : kGh6lAy7XE : c3hMc0NuSS9QSTI=[2]
大豆を米国から輸入してるんだな 富裕層は日本の人口くらいいるけど貧困層はその
10倍くらい内陸にいて、その大部分は農村で、無限の耕地の無限の貧乏農民を抱えている
大豆自給どころか輸出できる顕在力があるが、富裕層が外国で使う金を自国内陸部で使えばいいんだ 
多分そうなる 都心億ション販売4割減とか
関係ないけど富士通2850人削減 シャープ賞与を現物支給
http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/293.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK261] ネトウヨブログを信じた読者は多額の賠償責任を負うはめに 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[16527] kNSCqYLU 2019年6月07日 10:30:17 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[6592]



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/628.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK261] 国民に誠実さを…嘘の改憲キャンペーンを展開する自民党 ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 人間になりたい[1070] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2019年6月07日 10:31:09 : Igew9LiSCV : SVFzcHhMUWdwdG8=[120]

小林節が指摘した、自民党の政策が不都合なことは、いちいちごもっともなことだとおもう。
ただしこれは国民から見た不都合であって、自民党には好都合なのだ。
国民の不幸は自民党の幸福、国民の幸福は自民党の不幸という関係にある。
なぜなら自民党は、国家私物化、私利私欲の利権屋政党であって、
もともと、国家、国民のための政治をやる気などサラサラないからだ。
安倍政権、自民党が、国民に誠実に向き合うことは、
針の穴をジャンボ旅客機が通り抜けるより難しい。
ただ無駄に長くやっているだけで、
何一つ国家、国民のためのまともな政治をやらなかった安倍政権だが、教えられることもある。
制度や法律という、材料や設計がどんなによくても、政権、与党という施工業者が悪質だと、
そこに住む人が喜ぶ建築物はできないということだ。
議会の議論や議会制民主主義は、人間を前提としているので、
人間の真逆にいるゴロツキが加わると、負のスパイラルが発生する。
ゴロツキには人間の言葉が通じないので議論は成り立たない。
森ゆうこが、アベリンガルが欲しいといっていたが、いまのところ商品化はされていない。
憲法、法律を、平気で自分たちに都合良く解釈し、数を持って押付けてくるので、
議会制民主主義も成り立たない。
現代のマルクスが提唱している「新しい民主主義」のなかで、
制度や法律の根底には「倫理の土台と人間の尊厳」が重要であることを説いているが、
これは社会の営み、全てに言えることだ。
しかし、泥棒や人殺しの行為を法律で取り締まることはできても、
倫理や人間の尊厳に反する心の人を法律で排除することはできない。
それができるのが唯一、選挙であり、選挙の重要な役割でもある。
 
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/608.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK261] 国政を私物化…悲しくて恥ずかしかったトランプ滞在4日間 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
27. 2019年6月07日 10:31:20 : uNDSKAys4E : NmtHcnMvTHZYalE=[222]
この期間、首相や大統領のメディアへの露出度は、著しく高まり、その分だけ内閣支持率が上昇した。支持率は目立ったかどうかだけで上下する、その程度のもの。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/571.html#c27
コメント [政治・選挙・NHK261] 金融庁「資金形成報告書」ネガ文言削除で年金破綻ひた隠し(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
22. 2019年6月07日 10:32:52 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[529]
安倍の見せかけ景気で年金資金の半分も株式に投資しそれが失敗しても国民には報告せず自分たちだけが潤えば国民の生活など全く頭になくどうでもいいのだ。何故こんなめちゃくちゃで嘘付きの政権が総理に居すわれるか、それは屑マスコミのお陰、国連からも言われている様に日本のマスコミは政府から独立しているのか、といわれているが見てのとおり独立どころか安倍の御用機関、安倍との毎日の会食三昧と手当のばら撒きそれもすべて安倍の個人のポケットマネーでなく官房機密費、安倍政権ののこれまでの6年半で74億もの機密費が領収書なしで使われている。安倍と菅は1か月で1億もの血税を思うまま使っているのだ。それでも国民は何も騒がない、支持率もどんどん上がるこの国のバカらしさ、それもマスコミのお陰だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/606.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
23. 2019年6月07日 10:33:22 : wSL8sSlj2c : TUVBdVJUMHAvN2M=[21]
無用の長物 安倍晋三。
プーチン、金両氏から出口を塞がれてしまいました。
嘘ばかり言ってすみませんでしたと最後には言うのかな?
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c23
コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
24. 2019年6月07日 10:36:41 : Eoqj3IvpoM : M2dhMEgyR0pTRmM=[4]
奴がこさえてるのは
歴史の空白期間w

日本国とキョムカゼ心中して冥土まで持って行きそうな勢いだが…
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c24

コメント [国際26] 浙江省で既に小工場30%が倒産──米中経済戦争の勝者がアメリカである理由(ニューズウィーク) 赤かぶ
17. 2019年6月07日 10:37:36 : 1wjH8u0bRA : NldEQkxVUEJkenc=[3]
>ファーウェイを民間企業と考えるのは誤り。ファーウェイは中国の軍事情報機構だ。


そう言い切ってしまうのがすごいねえ。
こいつがアメリカのプロパガンダの尖兵であることはよくわかるな。

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/543.html#c17

コメント [近代史02] 山本五十六の「聖書」 (中田安彦 / ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報) 五月晴郎
6. 中川隆[-9784] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:38:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2657]

山本五十六はハニートラップに掛かったのか


日米開戦 陸軍の勝算 (祥伝社新書) – 2015/8/1
林 千勝 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6-%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E5%8B%9D%E7%AE%97-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9E%97-%E5%8D%83%E5%8B%9D/dp/439611429X/ref=sr_1_3?keywords=%E6%9E%97%E5%8D%83%E5%8B%9D&qid=1559859231&s=gateway&sr=8-3


内容紹介

■負けはしない戦争だった!  

七十年前のあの戦争は、本当に無計画で非合理なものだったのか。
開戦を決意した陸軍は無謀にも、勝算のない戦いに、やみくもに突入したのか。
 
そんなはずはない。

近代史を研究する著者は「陸軍戦争経済研究班」の報告書を詳細に調査し、少なくとも陸軍は、科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったことを知る。  

秋丸機関と呼ばれた研究班は、第一級の英才を動員し、英米の経済力を徹底研究。
報告書に基づいて策定された戦争戦略は、大本営政府連絡会議に上げられたのだった。  

報告書の真相は戦後、意図的に歪曲化(わいきょくか)され、闇に葬られた。

そこには何が書かれていたのか。報告書の真の意図を探り、戦後の常識に一石を投じる驚愕(きょうがく)の研究書!


出版社からのコメント

戦後70年。 あの戦争はどうやって始まったのか。勝算は本当になかったのか。
なぜ、負けたのか。 改めて検証する動きが各所で行なわれています。

著者はある重要な研究報告に着目し、それを徹底研究することによって、開戦の謎を解き明かしていきます。

陸軍の科学性と合理性が開戦の決断を促した! 
事実をもってそう結論つける過程がスリリング!
現代史の常識に一石を投じる、知的興奮の書!

____


カスタマーレビュー


うさぎ1919
山本五十六はハニートラップに掛かったのか。 2018年1月12日

本書には日米英開戦に先立ち、国家総力戦で勝利するため陸軍が立案した大戦略の作成経緯が詳述されている。

この折角の大東亜戦争開戦の大戦略「対米英蘭蔣戦争終末促進に関する腹案」を破壊したのは、山本五十六連合艦隊司令長官ですね。

開戦劈頭の真珠湾攻撃は、そもそも「腹案(行動計画)」には無かったし、この愚策により米国世論は「リメンバー・パールハーバー」の大合唱となり米国を参戦に導いた。

その後の「ミッドウェー海戦」や「ガダルカナル攻防戦とソロモン海戦」も「腹案(行動計画)」には無く、あまりの錯誤と稚拙ゆえに大敗北となった。

まるで意図して帝国海軍を破滅させようとしているようではないか。
山本五十六は工作員か、あるいはフリーメーソンかと囁かれるのも無理はなかろう。

山本の愛人は、16歳年下の芸者鶴島正子と、20歳年下の新橋芸者河合千代子の二人が良く知られている。これら愛人を囲う費用の出所はどこかの疑問はあるが、両名とも日本人芸者であり外国のハニートラップとは断定出来ないだろう。

しかし「見えざる日本の支配者フリーメーソン」という著書には、山本にはフランス女との間に男児の隠し子があったとの記述がある。証言者は「ダフニス・スワンソン」という戦前から日本在住のスウェーデン人で、元香港ロッジのパスト・グランド・マスターのメーソンだという。

ジャーナリストの問いに、スワンソンが答えた肝心な部分を以下に抜き出します。


スワンソン;私、山本五十六長官に会っているんですよ。


ーーー山本長官に会っているんですか。

スワンソン;終戦前ですよ。どうしてかというと、山本長官の息子が私と同じ学校で、私、彼の家に何回も行ったことがあるんです。山本さんはこれがね (小指を示して) いたのですよ。正式の奥さんでは無かったが、私は、その息子と同級生だった。


ーーー長官のお子さんだったのですか。


スワンソン;フランス人の女性との間に出来た子供、ビリー・ヤマモトという名前でした。私はアメリカンスクールに通っていて、これは1933年の卒業のときの写真です。これがビリー・ヤマモトです。この人は公認の戸籍には入っていないでしょう。(これが卒業アルバムです。と言って見せてくれた)


ーーー確かにヤマモトと書いてありますね。アジア人系の顔でハーフのような端正な顔のビリー・ヤマモト。


スワンソン;ビリー・ヤマモトは田園調布に住んでいたんですよ。お父さんの家です。私は、このビリーと大変仲が良くて、よく家に遊びに行っていたのですよ。そしたらお父さんが帰ってきて「おい」って「誰だ」っていう。山本五十六だった。他にも同級生でハル・ライシャワー夫人がいます。(ほら、ここですとアルバムを示す) ここにいますよ、 ハル・マツカタ 松方ハルさん。


松方ハル(後のライシャワー駐日米国大使夫人)は1933年に「アメリカンスクール・イン・ジャパン」を卒業している。この年に18歳の同級生ビリー・ヤマモトがいたとすれば、1915年山本五十六31歳の隠し子であろう。

山本の年譜を見ると、1909年にアメリカに駐在、1911年に海軍大学校乙種学生を卒業すると海軍砲術学校と海軍経理学校の教官になり、同僚の米内光政と盟友になるとある。(米内光政は無類の女好きでロシア女との間に隠し子がいたはずだ) 

山本が1909年からの滞米時期か帰国後にハニートラップに掛かったのか、若干30歳程の海軍士官にフランス女を囲う費用の出所はどこか。山本五十六には、もっと明らかにされるべき下半身の秘密があるようだ。


読書家
『勝算が実際に正しかったか』が重要なのではない 2016年12月11日

本書はよくある、後知恵で『こうしてれば勝てた』的な他人事批評本ではありません。

『陸軍の勝算』とタイトルにあるので、軍部賞賛家が書いた敗けた戦争の言い訳本か、という先入観を持ってしまいそうですが、そんな本でもありません。

実際、敗けたので『勝算』は立てていたが見通しが甘かった、というのが厳然たる事実です。

ただ、本書で重要なのは『見通しが正しかったか』、ではなく『日本は合理的に、開戦した場合としない場合の分析を行い、具体的で勝算の十分にある戦争遂行プランと終戦に至るまでの戦略を持って、開戦の判断を行なっていた事実があった』ことで、

それは、一般に周知されている『日本は陸軍を中心とした軍部が暴走して何の勝算も無く無謀な戦争に国民を追いやった』という通説とは全く異なっている、ということで、それが戦勝国アメリカによって意図的に改竄されたものであった、ということです。それも戦略を立てた当事者達に隠蔽、改竄工作を主導させるという徹底ぶりで。

それが終戦直後にGHQによるWGIPの中で行われていただけでなく、2011年になっても日経新聞のような権威のある新聞の一面で、秋丸機関の報告に関する嘘のプロパガンダ記事が掲載された、ことに代表されるように、今もマスメディアが自分達の信念である陸軍、軍部悪玉論を覆す史実の証拠を必死に隠蔽、改竄していることが、本書の扱う内容が今私達が当事者として直面している『自分達やその子供達が誇りを持って生きていけるか』という問題であることを示しています。

GHQによる焚書も驚愕の事実でしたが、本書の内容は思想戦が今も続く我が国の厳しい現状を改めて痛感させられます。

ただ、合理的な戦略が立てられていても、それが実行されなければ絵に描いた餅なので、海軍、山本五十六長官によって開戦時に政府決定していたプランが滅茶苦茶にされてしまったのが事実であっても、それを許した日本の組織運営の非合理性や統制力の弱さは、正に国の存亡をかけた総力戦を戦うにあたっては致命的であったということだと思います。

それは、現在日本においても厳然として存在する問題ですが、和や義理人情を尊ぶ日本人の良い点と裏腹な面もあるので、一概に悪い点としてあげつらうような単純な話ではないですが、今後も弱肉強食の国際社会を日本が生き抜いていくためには目を背けずにしっかり研究していくべきことだと思います。本書ではその点は踏み込まれていないので、今後の著者の研究に期待したいです。

本書は、これまで流布されてきた通説を覆す史実を世に知らしめる、ということだけでなく、それを証拠となる一次資料を掲載することで説得力を持たせていること、論旨も悪戯に情緒的にならずに事実を冷静に分析してわかり易いことが、素晴らしいと思います。

職業としての研究者ではない中で、これだけの研究をされて書籍化された著者には敬服します。
西尾幹二さんのGHQ焚書図書開封シリーズと合わせて読むと本書では簡単にしか触れられていない点もその根拠や真意がより理解できてよいと思います。

本書を多くの人が読まれることを願い、その際に当レビューの冒頭に書いたような誤解を受けないよう、当レビューが役に立てば何よりです。


にゃんこもち
陸軍悪玉論を問い直す 2018年2月2日

70年前のあの戦争は、本当に無謀な戦争だったのか? 無計画な一部の指導者が、アメリカを相手に、勝算のない戦争をはじめてしまったのか? 

当時の陸軍には、優秀な経済学者を集めたシンクタンク「陸軍省戦争経済研究班」(通称、秋丸機関)があった。その報告書によると、日本は科学的な調査・研究に基づき、開戦に踏み切ったことが明らかになった。

秋丸機関では、米英との戦争に備え、日本が「総力戦」をいかに戦い抜くかが研究されていた。国家の経済力の観点から、日米英の国力を比較し、戦争の期間や規模、戦費や動員兵力、資源調達能力、輸送能力などを子細に分析、何度もシミュレーションを行っていた。

その結果、同機関は、以下のような負けない戦略を考え出したという。

・米国との戦争は極力避ける
・統制経済により、資源を軍備に集中させる
・主戦場を太平洋ではなく、インド洋に設定する
・インド洋に展開する英国軍を屈服させる
・英国の敗北により、戦意を喪失した米国と早期に講和する
・講和後、日本は大東亜共栄圏の維持・発展を図り、自国の資源不足を補う

そして、日本が持久戦に耐えられるのは、長くて1年半から2年と試算。その後の長期戦を有利に戦えるかどうかは、広域経済圏、すなわち大東亜共栄圏の運営にかかっているとした。

ではなぜ、太平洋ではなく、インド洋なのか? 当時のインド洋は、米英にとって軍事と経済の大動脈であり、通商・資源の輸送ルートになっていたからだ。敵の部隊をたたくより、輸送路を遮断することで継戦能力をくじく作戦である。極めて合理的な判断だったといえよう。

ここで注意すべきなのは、あくまで主戦場は東アジアだった、ということだ。戦後、GHQの洗脳教育により、先の戦争は「太平洋戦争」と呼ばれた。いかにも太平洋で戦っていたような印象があるが、本来の呼称は「大東亜(東アジア)戦争」であり、それが当時の閣議決定でもあった。

しかし、事態は思わぬ方向へ進んでいった。こうした陸軍の戦略をぶち壊したのが海軍であり、なかでも連合艦隊司令長官の山本五十六だったと著者はいう。

1941年12月8日、海軍がハワイの真珠湾を奇襲したことで、米国との戦端が開かれたわけだが、前述したように、秋丸機関の報告書に「真珠湾」の文字はない。山本は当初、真珠湾攻撃により、米国の士気をくじき、講和に持ち込もうと考えていた。

だが、結果は裏目に出た。米国民の戦意は猛烈に高揚し、日本は貴重な戦力を東の太平洋に割く羽目になったのである。これを著者は山本の「暴走」と見る。

その後のミッドウェー海戦での大敗北を見ても、日本軍は米国の挑発にまんまと乗ってしまったような感すらある。日本は、陸軍が想定していた東アジアへの西進戦略もままならないうちに、対米戦へと舵を切った。戦線は大幅に拡大し、少しずつ敗戦への道を歩み始めたのである。

世間には「陸軍は無謀で不合理、海軍は先進的で合理的」と、頑なに信じている人もいるかもしれない。本書に書かれていることがすべて正しいとは思わないが、歴史をより多面的に理解する意味でも一読をおすすめしたい。


himawari
具体案は描けたが人間支配で負けた日本 2018年11月19日

粛々とこの作戦を遂行すれば勝てた戦いでした。
何故に勝てなかったか?

アメリカによって中枢部が支配されていた結果です。
裏切るトップがいる国が日本。

日露戦争の大借金でアメリカの影響力、金融支配が強まります。
日露戦争自体が日本ロシア双方に送り込まれた工作員によって引き起こされた可能性が高い。

徐々にですが中枢部まで支配されてしまった日本。
関東大震災時には工作がなされた可能性が高い。
官僚軍人の無謬性を謳うことで日本は工作を防げない国になってしまいました。

戦後日本は東条英機を大悪人に仕立て、インパール作戦の無謀。「ニイタカヤマノボレ」山本五十六の神格化が図られます。

それらがすべて嘘だとわかるのがこの本。
戦前の工作はひどいのですが、アメリカによって書かれた戦争史は日本人の誇りを奪いました。
正義感を持って戦った歴史が忘れ去られてしまった。


面白い視点、ただし歴史はご都合では動かない 2018年8月13日

陸軍の世界戦略の勝算と真珠湾奇襲による破滅に関する視点については政治・軍事系まとめサイトなどで時折見かける書き込みの中にあり、信頼に堪えない書き込みが多い中では自分が納得できるものだと思っていました。

これは良くある山本元帥スパイ説や無能説を裏付ける説得力を持つ内容だと思っています。

ただ面白い説だと認めた上で私は全面的には賛同はできません。むしろ否定的です。
仮説を立てることは自由でありそれを表現することは素晴らしいことです。しかしそのためにありがちなことが自説に都合の悪い事実に蓋をしてしまうという危険性です。
現に自然科学の分野でもデータの改ざんが頻繁に行われているという報道がなされている現状があります。
この本に関してもその匂いがすることを感じざるを得ません。

私は軍事関係者ではありませんが、割合本格的なシミュレーションゲームを長期間行ってきています。そのために一応戦略的な思考を持っているという自覚があります。
その点から言わせて頂ければ、この論を疑心なく支持できるためにはいくつかの前提条件が必要となると思います。


一、真珠湾奇襲を行わない場合、絶対にアメリカが大戦に参加しないこと。
一、ドイツが優勢を維持していること。
一、時代の変化と戦略、戦術の変化に適合すること。


アメリカの参戦については真珠湾奇襲の実施如何に関わらず、恐らくかなりの確率で、あっただろうと推察します。

当時アメリカの参戦が無く、もし英国がドイツに屈し、ドイツの傘下に下った場合、アメリカは第三帝国と正面で対峙しなければなりません。
この事態を看過できるかということになります。

アメリカにモンロー主義があったとしても南北アメリカ大陸に外部の勢力の手が及ぶ場合、それ(モンロー主義)を維持できたかどうかいささか疑問が生じます。実際南米諸国にはナチスの政治的謀略工作が活発に起こされています。

モンロー主義とはアメリカ南北大陸のブロック経済圏を意味します。ここが浸食されるされるわけですよ。
日本が真珠湾を攻撃しなくても、アメリカはいずれ何らかの形で参戦する口実を作り上げるとみた方が合理的ではないでしょうか。

アメリカが対独戦に参戦したいという意向があるとすれば、ドイツと同盟関係にある日本が南・東南アジアへの進出を行っているという名目で、同盟国英国を支援する目的をもって十中八九参戦してきただろうと私は考えています。

次に当時のドイツの情勢ですが、1941年末には攻勢において陰りが見られるようになります。実際日本が参戦した後モスクワ攻略に失敗しています。

したがって中東での合流は難しかったのではないかと判断せざるを得ません。
攻勢限界点の知識がおありならこの事態の意味を理解すべきだと思います。

本書が批判する海軍の真珠湾攻撃の意図も私には意味があるように思えます。

史実を見れば山本元帥の真珠湾攻撃の博打は成功しました。その結果半年程度の時間を稼ぐことができ、その間日本軍は後背の危険を心配することなく初期の戦略目標を達成できています。

もし真珠湾攻撃を実施せず、マリアナで米艦隊を待ち受けていたら確かに勝てたかもしれませんが、損失もかなり被っていた可能性が高いと思います。第一、機動艦隊がマリアナに貼り付けになり他方面の作戦に使えません。アメリカの機動艦隊が健全ということになれば初期の南方作戦において連合国は簡単に降伏しなかった可能性があります。

加えて、当時の南洋群島の陸上攻撃機の数は数十機にすぎず、陸海共同での航空作戦は不可能。

ミッドウエイ海戦では、米軍は100機以上の陸上機と200機以上の空母艦載機(これだけで日本海軍とほぼ同戦力)で待ち受けていたわけです。アリアナで待ち構える想定においては機動部隊ワンセットしかなく、こういう状況にならないのです。

結論として、ハワイを攻略せずして日本の勝機(敗北しないということも含め)はない。これが私の見解です。

ハワイを占領しなければ、ハワイを基地とした米潜水艦による通商破壊戦や、空母によるヒットエンドラン攻撃に常にさらされます。実際史実ではこの通りになりました。

日本軍は海戦劈頭ハワイの敵艦隊をたたき一時足止めをし、アジア各方面での作戦を完遂したのち可能ならばハワイを占領するという作戦大綱に切り替えたとみるのが正しいのではないでしょうか。

誤算はミッドウエイの賭けに負けたことです。

ミッドウエイに完勝する必要があり、敵空母を殲滅する必要がありますが、ハワイを占領できた場合、ハワイに基地航空隊を重点的に配備し、空母艦隊とで待ち伏せすれば2セットの戦力配置が可能となります。

これにより逆ミッドウエイの防御態勢が敷けることになりハワイが奪還されることはなかったかもしれません。

そうなればここで初めて講和を俎上にあげることが可能となるからです。

ハワイを攻略できていたらアメリカによる潜水艦攻撃の損害は激減し、日本軍の兵站線は切られることがなく、補給も維持されます。兵站兵站としか言わない戦略家気取りの無能人間さんにも少しは納得できるような結果は上げられたと思います。
(この人達は旧日本軍が無能とするなら、それより遙かに無能で国にとっての害悪だと思いますが・・・)

もう一点。よく批判されることですが、日本がなぜ戦線を拡大したのかということ。

これは航空機の性能(航続距離とペイロードの拡大)によるものです。本土で米軍を待ち伏せるということは当時の日本には難しかったでしょう。イギリスは本土決戦においてドイツ空軍に勝利しますが、それでも大損害を受けます。

重要なことは英軍には後方支援があり、物資には困らなかったということです。
レーダーに劣っていた日本はそういう作戦は立てられませんし補給もありません。

前進し、そこから相手に打撃を与えるという前進戦略は全く間違っていませんし、漸減作戦の本質を変えたものでもありません。時代を超えた同義の作戦行動なのです。

日本には勝機があった。作者とは全く違う意味でですが。そういう感想です。
一応戦略ゲームぐらい遊んで、効率的に勝利できる結果をもって世界情勢を眺めてみたらとお勧めしたいと思います。

ただ、本書の意図は日本に合理的な判断があり、決して無謀な戦争に国民を追いやったものではないということを述べることであると思います。戦後レジーム・戦勝国史観に対する反証の一石としては支持したいと思っています。

ビールもう一本
歴史修正主義の面目躍如かね 2015年8月17日

歴史修正主義者というのは陰謀大好き、特務機関大好き、という人間が多く、山本五十六スパイ説まで紹介している。

武藤軍務局長、その下の岩畔軍事課長というラインは、中期的には開戦不可避と考えていただろうが、1941年のこの当時では陸軍省内部では避戦派だった。ハルノートを巡っては、岩畔は武藤の意を受けて訪米し、外交的に戦争回避に向けて交渉した人物である。

ハルは後に、岩畔をして「岩畔大佐は日本陸軍の美徳と欠点を併せ持っていた」と評したという。
(イワクロ.comを参照)

避戦派であるかれらの要請に基づいて設置された秋丸機関がどのような性格を帯びたものであったかは、明らかであろう。秋丸自身が戦後、

「対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。

すでに開戦不可避と考えている軍部にとっては都合の悪い結論であり、消極的平和論には耳を貸す様子もなく、大勢は無謀な戦争へと傾斜したが、実情を知るものにとっては薄氷を踏む思いであった。」

と回想しているのである。ところが、歴史修正主義者である筆者によれば、これは秋丸の「嘘」になってしまうのである。

回想録には、時間の経過とともに合理化や美化が入り込むことは考えられるが、
回想録を第三者から正反対の「嘘」と断定されてはかなわない。

41年の10月には、海軍も1から2年は何とかしてもその先はわからないといい、企画院も燃料は1942年の半ばで枯渇する、徴用船も2年で不足することになると主張しており、秋丸機関の報告の趣旨とほぼ一致している。

それを荒唐無稽に捻じ曲げて、日本は「負けはしない戦争だった!」とは呆れる。

この筆者は、どんな人間かと思って調べてみたら、

12年の衆議院選挙に維新の党から出馬して、落選。
遡ると、他にも県議選や市長選に出て、見事に落選。

有権者はどんな人物かよく見ているなぁ。

読むべき本に非ず。

誰かが出版助成金でも出しているのではなかろうか。
出版社には、横浜事件などに思いを至らせてほしい。


シャルツ1993 5つ星のうち1.0
印刷していなければ、他に使い道があるのに。☆ゼロかマイナス星がほしい。 2015年8月29日

1円の価値もない文。

このような人は、敗戦後のアメリカ支配、それが70年続いている。そのきっかけが「日米開戦」なんだと言う思考が抜ける。
また、どのような作戦をたてようが、負ければどうなるのかが見えていないようだ。

まず、1941年8月、英米で調印された「太西洋憲章」を見過ごしては行けないと思う。

「太西洋憲章」をまじめに理解すれば、日本の帝国主義は受け入れられない。
戦争になることははっきりしている。

また、対独戦を戦っていた英国は、米国に参戦してほしかったし、米国政府もそうしたかった。米国国民を戦争に誘導するかだった。

また、このとき対独戦終了後のヨーロッパ支配に付いて話し合っていた。
2国で世界を支配する事を目指した。それが戦後、国際連合(連合国)になった。

それが戦略。


また、なんで、WWII開戦前、アメリカの財閥が、ヒットラーに金を渡していたのか。(フォード、など)
それはヨーロッパのユダヤ資本の一層を狙ったから。
最初英国(チャーチルなど)もヒットラーを支持していた。

戦後、ドイツ、イタリアのロスチャイルド家は消え。経済は行きずまった。
マーシャルプランによって、西欧は復活するが、米英の経済支配は如実になった。

-----1946年には、統一ヨーロパの考えが思考され、それが現代のユーロ圏誕生につながった。それは米英の経済支配からの独立に他ならない。

ドイツは、中国との和平を仲介しようと提案し、その後、米開戦をするなと警告していた。ことごとく日本は、ドイツの提案を蹴った。

日本軍官僚は、戦争を拡大したかった。それだけが思考の中心だったように思う。後戻り、停止できないのが、官僚の性(さが)だが、止めるべき青磁は機能しなくなっていた。

リヒャルト・ゾルゲは、日本がソ連に侵攻しないと情報を送り、ソ連はシベリアに展開していた部隊を西部戦線に投入できた。
それは稚拙な作戦で完敗した「ノモンハン事件」が伏線にある。

著者は、「西進」が本来すべきだったと述べたが、それは、インパール作戦の思考と同一。結局滅んだ。

そして、今日本は、アメリカの属国として、70年存在する。これからもそうかもしれない。

どこの国で、他国の軍隊に特権的権利を与えているか。アメリカ軍には、日本は一切手がつけられない現状をどう思うのか。

この現状のきっかけになったのが、日米開戦。
紙の上でどのような作戦をたてようが、戦略がなければ、結果は見えている。


千保川隼人 5つ星のうち1.0
作戦部と前線が乖離していては戦争に勝てない 2018年8月27日

司馬遼太郎、城山三郎、大岡昇平、会田雄次、山本七平などの作家や評論家は日本軍の内実を本にしている。

司馬氏はタンクの装甲の劣悪さに生き残ったのは奇跡であると述べ、

ノモンハン戦争の敗北を秘匿し、北支・満州での戦闘を教材に南進政策を進め、暑さに弱い馬は役に立たず、人力で輸送したなどの時代遅れの戦術に悲嘆の声を出した。

城山氏はビンタ攻撃で保持された日本軍の規律を悲憤に堪えないとした。

大岡昇平はフィリピンのジャングルをさ迷ったが、食料不足で苦しめられ、戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」の縛りを受けた。

世界戦史史上で70%に及ぶ病死者・餓死者を出した日本軍の非道を訴えている。

日本の捕虜は自殺することが多くアメリカ軍を困らせたが、一方軍の機密を洗いざらい喋ることはアメリカ情報将校を驚かせた。捕虜になった時のの教育がなされていなかった。
 
大本営の作戦部が現場を知らないで、真珠湾攻撃をしたためアメリカの反撃を強めたのは山本五十六の間違いといっているが山本五十六は宣戦布告の遅延を心配しており、外務省が宣戦布告のアメリカへの通告を遅らせたのが原因である、

海戦、ガダルカナル争奪戦に敗れたのちも和戦を考えずずるずると相も変わらぬ戦いを続けたことを海軍の山本五十六に責を負わせる著者の考えに違和感を覚えざるを得ないし、インド洋戦略が実現していれば日独同盟が勝ちを得たのではないかという「たられば」物語を語るにいたっては嗟嘆の限りであった。

 両面作戦が無理であったことは否定できず、北支・満州に9割の兵士が張り付けられたままで世界最強の米軍を迎え撃ち、アメリカ軍には飛び石作戦を敢行され、多くの戦士を戦闘に参加させられず、ラバウル基地、グアム基地は放置されたままになったのは、かえって兵士の生き残りを喜んであげるべきと考えた。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/489.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK261] 籠池諄子夫人の “発言” 法廷の検事に炸裂「あまり人を泣かしたら…」 相澤冬樹(大阪日日新聞論説委員・記者) 赤かぶ
32. 2019年6月07日 10:39:36 : hWrC9RTQCg : ck9TSjAwaDNhaTI=[1]
左翼言論空間とは何か。

左翼とはすべての人間が尊厳と誇りをもって生きられる社会を望む者だ。妬みや憎しみでなく、信頼と友愛で結ばれる社会。勝ち負けの争いでなく協力と助け合いを重んじる社会。溺れる人に石でなく浮き輪を投げる社会を目指す者たちだ。

ウヨクとは、人を支配者と奴隷に分け、奴隷を動物のように扱う社会を良しとする連中だ。互いに足を引っ張り合い、だましだまされる社会。正直者がバカとなる社会。勝った者が総どり、負けた者は借金しか残らない社会。金持ちにしか人間の尊厳を認めない社会を良しとするのがウヨクだ。

左翼言論空間を拡大すべきだろうが。左翼を否定的に語る奴は、すごい金持ちか、金持ちの奴隷だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/580.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK261] どうして? いつのまに、日本が民主主義後進国に?(澤藤統一郎の憲法日記) 肝話窮題
7. 2019年6月07日 10:39:48 : DcEE1e3U0I : NWNQaXBYMWxKUWs=[273]
安倍家、岸家は、朝鮮という秘密がばれてきたな。

在日だわ〜、李晋三さんが日本の総理なら、売国をやってくれますわな。

李は、木と子で構成され、これはき、こ(し)つまり、きし(岸)。

岸家はこれでつけた苗字なのだそうです。岸家は李家が発祥です。もうお判りでしょう。

安倍家は、世継ぎがいなくなり、李晋が養子で入って、安倍晋太郎と名乗っていたのです。晋太郎本人がそう明言したそうですから、、、

正真正銘の朝鮮李家、、、在日家系ですね。

在日だから悪いとは言いませんが、隠さずに正々堂々と行動してもらいたいものです。隠し、嘘を重ねペテンする、、、これでは、信立たず、失望ですわ。

国民はペテンにかけられましたね。、、、しかしもはや手遅れ?

李家復興をするための憲法改正だけはしてはいけません!

平和主義、主権在民、基本的人権の聖域を犯す憲法改正は、許せませんね。

李晋三、在日勢力、、清和会よ!許さんぞ! 

やりたいなら、日本でなく母国である韓国・北朝鮮で、やってくれ! 

トランプのごとく、移民追放だ!半島に戻れ!

憲法改正、これはさせません! 日本国民は、賢い選択しています。

選挙で、極端な従米隷属政策を撤廃し、細田派の在日勢力を粉砕しないと、日本の将来はありません。

自民党は、かっての自民党ではありません。在日安倍政権を倒閣させましょう。


福田赳夫だって、李家の傍流だったとは、驚きました。清和会を発足させたお方ですから、判ります。(福田康夫さんは、立派な日本の政治家だと思います。)

小泉純一郎、進次郎は、明らかに安倍晋三と同じ、売国奴政治家でしょう。

こ奴らは、アメリカ・ネオコン戦争家達の軍産複合体の配下に属します。

ジャパンハンドラーの下僕で、日本を崩壊させましたね〜富は失われ、国民貧困化しました。

ま、世界は変わっています、隠れ住む在日を懲らしめ、くじけずに日本再建を行いましょう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/620.html#c7

記事 [原発・フッ素51] 基準超でもNDとなる福島県の検査(めげ猫「タマ」の日記)
基準超でもNDとなる福島県の検査
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2918.html
2019/06/06(木) 19:46:22 めげ猫「タマ」の日記


 東京電力は福島産クロソイから基準値の1キログラム当たり100ベクレル(1)を超える102ベクレルのセシウムが見つかったと発表しました(3)。一方で2018年度以降の福島県の検査を集計すると56件連続で検出限界未満(ND)でした。基準超でも福島県の検査では検出限界未満(ND)になることがあります。

  福島第一原発では幾つかの排水路があります。以下に示します。

福島第一構内から海に続く福島第一排水路

 ※(4)にて作成
 図―1 福島第一排水路

 以下に各排水路のセシウム137濃度を示します。 

事故から8年2ヶ月を経て汚染排水が流れる福島第一

 ※1(4)にて作成
 ※2 法定限度は(2)による。
 図―2 福島第一排水路のセシウム137
 
 図に示す様に法定限度を超えるセシウム137で汚染された排水が度々、海に流れています。事故から8年1ヶ月以上が経過しましたが、福島の海は汚染され続けています。決してコントロールもブロックもされていません(5)(6)。

 それでも、福島県は福島産海産物の安全を主張し(7)、福島第一原発から10km以遠の海域で漁(試験操業)が行われています(8)。「安全」を主張する根拠に福島県は同県の検査をあげています(9)。

 以下に群馬県前橋市の赤城大沼のワカサギの検査結果を示します。

検査機関が違っても同じ値が出る赤城大沼わかさぎの検査結果

 ※1 (10)を集計
 ※2 凡例は検査機関を分けており
  A:(一財)九州環境管理協会
  B:(株)総合水研究所
  C:(公財)海洋生物環境研究所
  D:いであ(株)
  E:群馬県農業技術センター
  F:(財)日本分析センター
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 赤城大沼産ワカサギの検査結果

 図に示す様に、データは連続しており、検査機関が違っても同じ結果になります。これで赤城大沼のワカサギの検査が正しいことが分かります。ところが、福島産はこのような比較ができません。福島産の出荷前検査は厚生労働省の発表を見ると(10)、農林水産物の出荷前検査は全てを福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(11)が実施しています。中立性に疑問があるのですが、全ての検査を実施しているので図―3のような比較ができません。相互の検査がないので、福島産の検査で仮に恣意的操作がなされたとしても外部からは分からない仕組みになっています。ただし、例外的に福島第一原発20km圏内の魚を東京電力が検査しています(3)。東京電力は福島第一原発から10km以上離れ、試験操業の海域なっている福島第二原発2km沖で採れたクロソイから基準値の1キログラム当たり100ベクレル(1)を超える102ベクレルのセシウムが見つかったと発表しました(3)。福島県の検査が気になります。以下に示します。

他では基準超が見つかってもNDとなる福島県検査

 ※1 (3)(10)(12)(13)(14)を集計
 ※2 凡例は検査先
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す
 図―4 福島産クロソイの検査結果

 図に示す様に福島県は昨年4月1日以降は全て検出限界未満(ND)です。発表(10)(14)を数えると56件連続です。

 東京電力はこの件について
 「基準値(2012年4月1日以降)Cs-134、Cs-137の合計:100Bq/kgとの比較は有効数字2桁で行う。

 今回の測定結果を有効数字2桁で丸めると100Bq/kgであり、基準値を超えない。」
と、基準超ではないと主張しています(3)。根拠となっているのが厚生労働省が発表しているQ&Aの

「検査結果は、有効数字2桁で記載してください。基準値は、セシウム 134 とセシウム 137 の濃度の合計値として定められているので、両核種それぞれの値を3桁目まで求めて、これを合計した上で3桁目を四捨五入し、有効数字2桁とします。」

と(15)の記述と思います。これですと、基準内が1キログラム当たり100ベクレル以下から105ベクレル未満に広がります。公表されいる基準値は100ベクレルです(1)。厚生労働省の詭弁のにも感じます。NHKの発信によれば(16)、3匹のクロソイを混ぜて測定したそうぞうです。

3匹のクロソイを混ぜて測定したと発信するNHK

 ※(16) をキャプチャー
 図―5 3匹のクロソイを混ぜて測定と発信するNHK

 この値は平均で最大はもっと大きいはずです。厚生労働省が主張する1キログラム当たり105ベクレル以上のもの存在したと考えられます。福島県の検査で検出限界未満(ND)でも、東京電力が検査すると基準超になります。およそ同じとは思えません。どちらかが間違っています。稀にですが、福島産を福島県(行政)に属さないところで検査した例があります。以下にその幾つかを示します。

以下に事故直後に福島産牛肉の検査結果を示します。

消費地の検査でのみ基準超が見つかった福島産牛肉

 ※1(10)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 ※3 日付は牛さんがお肉になった日
 図―5 福島産牛肉の検査結果

 図に示す通り福島県の検査では見つからないのに「消費地」の検査では基準を超えるセシウムに汚染された牛肉が見つかりました。いわゆる「稲わら牛」問題です(17)。あれから8年が経過しましたが、何故に福島県の検査では「暫定基準値超」が見つからなかったの説明を(=^・^=)は知りません。多分、説明されていと思います。

 クロダイについては2013年10,11月に福島県沖で採れたクロダイを水研センター(当時)が福島県とはは別に測定しています(18)。以下に検査結果を示します。


 ※1 凡例は検査先で福島県は(10)、水研センター(当時)は(18)による。
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 図―6 福島県沖クロダイの検査結果 

 図に示す通り、水研センター(当時)に比べ福島県の検査は低く出ています。最高値を見ると、1キログラム当たりで
 福島県          160ベクレル
 水研センター(当時)12,400ベクレル
で、数十倍の開きがあります。福島県の検査は水研センター(当時)の検査に比べ大幅に低くなっています。

 1月に福島県漁連の検査で福島産コモンカスベから基準値の1キログラム当た値100ベクレルを超える161ベクレルのセシウムが見つかりました(19)。以下に2019年以降の検査結果を示します。

福島の検査では殆どがNDのコモンカスベ

 ※1(10)(20)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―7 コモンカスベの検査結果

 図に示しように、その後に福島県が追加検査をしました。そしたら殆ど検出限界未満(ND)です。厚生労働省の発表(10)を集計すると、2019年以降の検査で
 検査 166件中164件で検出限界未満(ND)、最大で1キログラム当たり9.3ベクレルです。福島県の検査では基準超がなく、殆どが検出限界未満です。

 図―5、6、7に示す様に福島県の検査は東京電力だけでなく、消費地の検査(図―5)、水産研(当時、図―6)、福島県漁連(図―7)に比べても低くでます。
 福島県の検査は、たとえ基準超であっても、検出限界未満(ND)となり得る検査です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 こんな結果が出てくると(=^・^=)は不安なので
 「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。

 福島を代表する野菜にキュウリがあります(21)。今年も出荷が始まりました(22)。福島県相馬市辺りのキュウリは美味しいとの事です(23)。福島県は福島産キュウリは「安全」だと主張しています(24)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産キュウリはありません。

他県産はあっても福島産キュウリが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 ※(25)を引用
 図―8 福島産キュウリが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2918.html
(1)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(2)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(3)(2)中の4日<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)
(4)2019年のアーカイブ - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒2019年5月30日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第66回事務局会議)⇒資料3-6】環境線量低減対策(7.22MB)
(5)安倍首相「アンダーコントロール」のウソ|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
(6)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(9月2週)―安倍出戻り総理が世界に向かって「嘘」をつく−
(7)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(8)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の対象海域
(9)試験操業の流れ - 福島県ホームページ
(10)報道発表資料 |厚生労働省
(11)農林水産部 - 福島県ホームページ
(12)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社中の各月の「<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く) 」
(13)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中の各月の「<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く) 」
(14)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(15)(1)中の食品中の放射性物質に係る基準値の設定に関するQ&Aについて」(平成24年7月5日)[PDF形式:413KB]⇒基本的な考え方に関する Q&A⇒No46
(16)クロソイ 出荷自粛へ|NHK 福島県のニュース
(17)放射性セシウム汚染稲わらの利用肉用牛農家の概要について:農林水産省
(18)]水産総合研究センター - affrc
(19)コモンカスベから基準超セシウム 全量出荷停止 福島・広野沖 | 河北新報オンラインニュース
(20)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の「相馬双葉地区」および「いわき地区」
(21)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(22)トピックス | JAふくしま未来
(23)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(24)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(25)Webチラシ情報 フレスコキクチ



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/612.html

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
25. 2019年6月07日 10:42:29 : 21f2ESJmVs : NXpZblJ6NnJENFE=[31]
 多摩散人です。

 安倍は駄目だという意見はいくらでも聞くが、安倍の代わりに誰を総理にしろと言いう意見はない。

 代替案なしに悪口だけ言うのは、安倍さんにずっとやっていてほしいのかな。そして、安倍さんの悪口をいい続けていたいのかな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c25

コメント [経世済民132] 町の和洋菓子店が相次いで倒産している…廃れる「贈答」習慣、コンビニスイーツの台頭(Business Journal) 赤かぶ
11. 2019年6月07日 10:43:57 : 9bESHEjuhs : QVFFUC5pOVljWk0=[557]
和菓子文化がなくなり、

法事用にケーキというわけにもいかず、法事スタイルも変わる。

ありがたいことですけれどね。年の暮れの御節という文化や、紅白を見るという

習慣も変えたほうがいい。学校の運動会や組体操、部活をやめて、

子供の得意な分野を発表できる時間を多く持ち、社会性に首を突っ込ませ

人権の勉強を始めるといい。

二度と、馬鹿な親や教師や保護者や教育委員会のような抜けた魂のように

ならないためにも。



http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/556.html#c11

コメント [国際26] 米中経済戦争の余波──習近平の権力基盤が早くも揺らぎ始めた(ニューズウィーク) 赤かぶ
7. 2019年6月07日 10:44:08 : 1wjH8u0bRA : NldEQkxVUEJkenc=[4]
>>1
そのアメリカが国際社会では独裁者としてふるまってるんだけど。

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/548.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
26. 赤かぶ[16528] kNSCqYLU 2019年6月07日 10:45:37 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[6593]



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c26
コメント [近代史02] 山本五十六の「聖書」 (中田安彦 / ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報) 五月晴郎
7. 中川隆[-9783] koaQ7Jey 2019年6月07日 10:46:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2658]

山本五十六はハニートラップに掛かったのか


【林 千勝】日米戦争を策謀したのは誰だ!【WiLL増刊号 #016】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BooWecBvfjY

2019/02/22 に公開


【WiLL増刊号 #016】

新刊『日米戦争を策謀したのは誰だ!』を上梓された近現代史研究家の林千勝さんが登場!

平和を企んだ「好戦家・ルーズベルト」と「国際金融資本家・ロックフェラー」、さらに国際共産主義の策動…

そして、彼らと対峙した「非戦派・フーバー」、「ピエロ・近衛文麿」はなぜ破れたのか。

前作『近衛文麿 野望と挫折』に続く渾身のノンフィクション作品です。


▲△▽▼


【我那覇真子「おおきなわ」#70】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[桜R1-5-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E

【我那覇真子「おおきなわ」#71】林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
戦争の黒幕「国際金融資本」とは?[桜R1-5-31] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU

司会:我那覇真子(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員・チャンネル桜沖縄支局キャスター)
ゲスト:林千勝(戦史研究家)

▲△▽▼

「陸軍の勝算」秋丸機関の真実 林千勝 偕行社 平成27年11月29日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=om_F35kgO3w
https://www.youtube.com/watch?v=ddMi4D8N8-w
https://www.youtube.com/watch?v=eMrNOsVgtLc

▲△▽▼

林千勝氏(戦史研究家・つくる会東京支部幹事)
『 国を護るにはリーダーが大事!−近衛文麿にみる大日本帝国敗北(崩壊)の教訓−』
2017.6.25〈歴史・公民〉新東京塾・第3回講演会 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cjBdtLIX-O0

▲△▽▼

林 千勝・講演会【日米開戦・陸軍の勝算!日本の勝算と敗北ー現代への教訓】
広島原爆の日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fVUFNGm_Qv0


▲△▽▼


林千勝先生講演「日本の勝算と敗北 - 現代への教訓 – 近衛文麿の野望と挫折 」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yQKdjoLZxQ0
https://www.youtube.com/watch?v=-DXJpXr-T38
https://www.youtube.com/watch?v=gwc-DEka1N4


▲△▽▼


近衛は自殺したのではない!近衛の野望と挫折 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5f17npsMuG0  

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/489.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
27. 赤かぶ[16529] kNSCqYLU 2019年6月07日 10:49:30 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[6594]



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c27
コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
28. 赤かぶ[16530] kNSCqYLU 2019年6月07日 10:50:33 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[6595]



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c28
コメント [政治・選挙・NHK261] 前川喜平氏、痛烈批判! 川崎殺傷事件、「政権は、このような事件も支持拡大に利用する」「かっこいい台詞はすべて官僚の作文。… 赤かぶ
90. 斜め中道[6755] js6C35KGk7k 2019年6月07日 10:50:34 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[714]
>>89 愛国突進突撃隊
・・・・を名乗るなら

●東尋坊から単独北朝鮮討伐に逝く
●腐った糞蛙屁襲撃に逝く
・・・が、正しい行動だと思うが・・・

とりあえず
●(お前ぇにとっては是であろう原発再稼動に向けて)
「フクイチ」の後始末支援に逝く
・・・くらいはやって欲しいにゃ〜♪

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/591.html#c90

コメント [政治・選挙・NHK261] 室井佑月「衰退してゆくのかも」〈週刊朝日〉  赤かぶ
24. 2019年6月07日 10:51:14 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[530]
10>さんが言う様にこんな国にしている自民党は恥ずかしくないのか、世界一高い議員報酬と恵まれ過ぎた待遇を与えられ国民の代表としての役目は何一つ果たせないでいる、自分たちは恵まれ過ぎているからまるで庶民の生活が解っていない、小泉元総理の時代から非正規雇用が増え特殊法人を削減と言いながら結局元より天下り先を増やし非正規雇用だけが増え続けている。小泉、竹中、安倍、麻生のしてきた事は自分たちの仲間と大企業だけをが潤っている政治。自民党は企業献金で議員は資金豊富な事を大いに利用している。国民の為に何をするかでなく自己保身と議員の旨みをどれだけものにするかという頭しかない。国民もいい加減覚醒してほしい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/616.html#c24
コメント [政治・選挙・NHK261] 室井佑月「衰退してゆくのかも」〈週刊朝日〉  赤かぶ
25. 2019年6月07日 10:51:35 : isxxkeFkUQ : NWowTFZ2NnUyaS4=[4]
>>9

お前の様に手前味噌の自慢話しかできねぇ老いぼれはとっとと消えな。

ウゼぇんだよ、ヴォケが。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/616.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
29. 赤かぶ[16531] kNSCqYLU 2019年6月07日 10:51:43 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[6596]



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
30. 2019年6月07日 10:52:34 : Eoqj3IvpoM : M2dhMEgyR0pTRmM=[5]
>25
私は貴方のように、積極的に安倍サンと殉葬されたい方の事を悪くいうつもりはありません。
幸せは人それぞれ。
個人の自由です。

そうではない人を巻き込もうとするのははっきり言って迷惑ですがね…
あ、貴方の生き甲斐は人様に迷惑を与える事か。ご主人によく寄せた忠臣なのですね、天晴れ。
きっと来世でご主人に褒めていただける事でしょう。
ご安心のほどを。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK261] 籠池諄子夫人の “発言” 法廷の検事に炸裂「あまり人を泣かしたら…」 相澤冬樹(大阪日日新聞論説委員・記者) 赤かぶ
33. 2019年6月07日 10:54:19 : aGCohV3yHs : L0RHU0hwUjdHZlE=[1]

  右巻きでも左巻きでもいいが阿修羅のナリスマシ工作員には気をつけてね!。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/580.html#c33

記事 [国際26] 洗脳進行中:「特定の戦争」の価値を称賛するペンス副大統領(マスコミに載らない海外記事)
洗脳進行中:「特定の戦争」の価値を称賛するペンス副大統領
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-9e82ad.html
2019年6月 7日 マスコミに載らない海外記事


Finian Cunningham
2019年6月1日
Strategic Culture Foundation

 マイク・ペンス副大統領は、陸軍士官学校卒業生訓示で、やがて諸君はアメリカのために戦うことになるだろうと述べた。「それはほぼ確実だ」と、嘆き悲しみにではなく、誇りに満ちたペンス副大統領は述べた。

 まあ少なくとも彼は率直だ。アメリカ合州国は戦争挑発国家で、それは疑いようがない。いくつかの歴史研究が証明している通り、近代的国家として建国以来243年、アメリカは10年間、戦争をせずにいたことはなく、時には同時に複数の戦争をしている。

 別の言い方をすれば、その歴史的存在期間のほぼ95パーセント、時には密かに、時には代理により、アメリカは戦争に関与してきた。第二世界大戦以降だけでも、アメリカは、最大60の戦争や秘密の紛争に関与し、推定2000万人の民間人死亡者をもたらしている。おそらく、過去にも、現在も、これほど好戦的な国はあるまい。

 そう、そうなのだ、アメリカのエリート陸軍士官学校卒業生にペンスがこういったのは正しい。「アメリカのために、諸君が戦場に赴くのはほぼ確実だ。」

 皮肉にも、副大統領はトランプ大統領やタカ派ジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官同様、一度も軍務についたことがない。それでもペンスは若いアメリカ兵が「危険な世界」で戦闘をする必要に関し、(実戦経験がない)4つ星将軍のように弁舌を振るった。

 「その日がくれば、諸君が銃声がする現場に行くのを私は知っている」と、古いハリウッド戦争映画再放送で見た銃撃経験しかないのが明白なペンスは熱心に説いた。

 ペンスの計算では、全世界が戦場になる可能性がある。(ペンスだけでなく、ほぼ全てのアメリカ政治家。)彼は特に、将来、中国や朝鮮民主主義人民共和国と戦っているアメリカ軍に言及した。アメリカ軍がほぼ20年間巻き込まれているアフガニスタンやイラクに彼らが配備されるかもしれないと彼は述べた。

 ペンスは不気味にも、陸軍士官学校少尉の新しい一団に、彼らが「この半球」での戦争に、派遣されるかねないと警告した。ちなみに、たまたま世界最大の石油埋蔵がある南米の国、ベネズエラでの、トランプ政権のクーデター支持や軍事介入の恫喝を考えれば、ペンスは、それとなく準備中の戦争をほのめかしたのだろうか?

 イランに対し、アメリカが軍事的恫喝を強化している時に、ペンスは未来の戦争に大喜びしているのだ。トランプ政権は、空母打撃群や、新しいミサイル砲兵隊、核搭載のB-52爆撃機や、より多くのF-16戦闘機戦隊をペルシャ湾に派遣した。先週トランプは、地域に、既にそこに配備されている、70,000人に加わるべく、更に1,500人の兵士を派遣するように命令したが、すべて表向きは「イランの攻撃に対抗する」取り組みだ。

 アメリカ軍配備の世界的状況は、ペンスが楽観的に認めている通り、「イランの侵略」に直面しているという、ワシントンの主張と矛盾している。ペルシャ湾で起きているのは容赦ないアメリカ軍国主義一連の世界的活動の一つに過ぎない。アメリカは地球上に800の軍事基地を保持しており、少なくとも70カ国に軍隊を配備していると推定されている。この帝国主義配備は、アメリカが「自由世界のリーダー」だからだという考えは、お笑いぐさのプロパガンダ理論根拠だ。

 アメリカ軍事力は、アメリカ資本家の権益を投射し護るために使われている。アメリカ軍兵士は、企業収益のための殺し屋・砲弾の餌食に過ぎない、スメドレイ・バトラーは元海兵隊将官として、1930年代に、彼の古典的な本で「戦争は金になる商売だ」と痛烈に告白した。

 ペンスは言った。「アメリカのために、やがて諸君が戦うことになるのはほぼ確実だ」。 彼が本当に言うつもりだったのは「アメリカ資本主義のために」だった。

 アメリカ兵は、アメリカの国家安全保障を守るためやら、神話が言うように「民主主義を促進する」ために戦争に送られるのではない。彼らは軍務につかない彼らの御曹子を、ペンスやトランプが行ったようなおしゃれな私立大学に行かせる、エリート銀行家や企業経営者や金持ち株主のために金を儲けるという唯一の卑劣な目的のために、殺し、死に、体を不自由にされるため外国に送られるのだ。

 アメリカ支配階級は、労働者階級のうすのろ連中を、何度も何度も「資本主義の利益ための戦争」に送ることで、自身を永続させているのだ。

 陸軍士官学校卒業生に対するペンス演説が、アメリカ資本主義を支える絶え間ない戦争挑発を証明している。信心深い言説をかなぐりすてて、ペンスはありのままを語っていた。アメリカ流のやり方は、戦争、戦争、更なる戦争だ。アメリカ流のやり方は、寡頭政治階級を一層金持ちにするために、アメリカ企業が必要とするあらゆるものを得るための、世界に対する総力戦だ。

 アメリカは「外交交渉」に従事しているとされる時でさえ、常にその悪魔風のやりたいことを通すべく、軍国主義の「あらゆる選択肢」を行使する準備ができているのだ。

 北朝鮮は「平和に対する脅威」だと主張して、アメリカ軍が、いつの日か朝鮮半島に行くことにペンスは言及した。1950-53年の朝鮮戦争の際、アメリカ軍が300万人を殺害した国。朝鮮民主主義人民共和国や中国に対する戦争が、もう一度あり得ると彼は警告した。中国が「アメリカの力に挑戦している」のが一つの理由だと彼は述べた。それが容認できる戦争の大義だろうか?

 彼の政権が外交交渉を進めているとされる二国との戦争をアメリカ副大統領が構想しているのは非常な驚きだ。トランプ政権は朝鮮民主主義人民共和国に核兵器を断念するよう説得しようとしながら、貿易関係での大きな経済上の譲歩を、中国に要求している。

 だがホワイトハウスが、この二国との関係で、軍事力が究極的な決定要因だと考えているのは明らかだ。

 ペンスが不埒にも、朝鮮民主主義人民共和国と中国に対する軍国主義構想を公表したことは、外交を完全に粉砕しなにせよ、悪影響を及ぼすことに疑いがようはない。もし交渉がアメリカの要求通りにならなければ、究極的には、戦争が選択肢だと見なしているアメリカ政権と、平壌や北京が一体どのように関わりを持つことが期待できるだろう?

 明らかに、アメリカのやり方は、常にこっそり銃を隠し持っているのに、例えば今週のトランプによる協議の最近の申し出に、一体どうして、イランが取り組むだろう?

 ワシントンは、以前の条約を破棄することを歴史が示しているのに、ロシアがアメリカと、持続可能な未来の軍縮協定を交渉する可能性がどれぐらいあるだろう? それ自身にライセンスを与えるように冷戦の核兵器制限の2つの大黒柱、弾道弾迎撃ミサイル制限条約と中距離核戦力全廃条約は、もっぱら世界の「全面的支配」に対する、その執着を満足させるべく、モスクワを核弾頭ミサイルの標的にする免許を自らに与えるため、2002年と昨年、アメリカが一方的に破棄した。

 この思考実験で終わりにしよう。いつの日かナチス・ドイツのために、彼らが戦争に行くのは「確実だ」と、ヨーゼフ・ゲッベルスが、ドイツ国防軍士官学校卒業生に演説するのを、標準的な法律を守る、道徳的な人々が大目に見るだろうか? ゲッベルスは、侵略行為や戦争犯罪を、確実に、何か、より崇高な原則のための高尚な大義のように語ったはずだ。だが確実に、人々は、見え透いた言い訳やプロパガンダを見破り、ナチの理論家を身勝手な犯罪者として軽蔑しただろう。

 地球上至る所での戦争挑発を美徳であるかのように言っておきながら、マイク・ペンス副大統領は、どうして逃げおおせられるのだろう? アメリカの美徳とされるものは、一体どういうわけで、本物で信じられるものだと見なされているのだろう? しかもその間、欧米商業ニュース・メディアは終始従順に沈黙し、あらゆる重要な質問を奪われている。現在の世界における洗脳の度合いについて、これは一体何を物語っているのだろう?

 Finian Cunninghamは、元大手ニュース・メディア編集者、記者。国際問題について多く書いており、記事はいくつかの言語で刊行されている。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2019/06/01/brainwashing-in-action-pence-hails-virtue-of-certain-war/

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http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/554.html

記事 [戦争b22] F35A墜落、操縦士の死亡認定 防衛相 (これまで機体の話のみ?)
これまで最新機体の秘密が漏れるだの、搭乗者の話がほとんど出なかった「戦闘機墜落事件」。いまさら「痛恨の極み」と言われても如何なるものか。
 何より再度の墜落を避けるための原因究明はどうなっているのか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
F35A墜落、操縦士の死亡認定 防衛相
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4580966007062019CC0000/
2019/6/7 10:00

岩屋毅防衛相は7日の閣議後の記者会見で、4月に墜落した最新鋭ステルス戦闘機F35Aを操縦していた細見彰里3等空佐(41)の死亡を認定したと発表した。事故が起きたとみられる青森県沖の周辺海域で遺体の一部がみつかったと説明した。岩屋氏は「まことに残念で痛恨の極みだ。ご冥福を心よりお祈りする」と述べた。

青森県の航空自衛隊三沢基地に所属するF35Aの墜落事故に関しては、3日に機体の捜索活動を縮小したばかり。防衛省によると事故原因の特定が進んでおり、安全性が確認できれば同型機12機の飛行を再開する予定だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
こうした場合、死亡した者が原因とされることが多い。死人に口無しとされぬと良いのだが。

・関連:
■空自F35A墜落、政治的事情でハイテク機を次々導入の犠牲か…現場は訓練追い付かず疲弊(Business Journal)
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/616.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 4 月 11 日 21:19:35: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/691.html

コメント [経世済民132] 町の和洋菓子店が相次いで倒産している…廃れる「贈答」習慣、コンビニスイーツの台頭(Business Journal) 赤かぶ
12. 2019年6月07日 10:57:32 : z0SQdjEyNM : WUxPTXhZaFdKYWM=[180]
そんな余裕はないわ
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/556.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK261] 勝利者が書いた「捏造歴史書」を正確に書き直そう。(日々雑感) 笑坊
29. 2019年6月07日 10:58:11 : Ygkzw26rj6 : NExxd3h1TGlpUEU=[188]
エホバじゃ 人間はみな罪びとです、不完全な存在なんです

真正じゃない人間に真正を求めるのは 論理的に無理でしょう。

エホバがやりましょうしばしお待ちください。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/605.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK261] <安倍首相、在籍歴代3位の悪夢!>「長ければいいというものではない。何をしたか、だ」与党内から、こんな声!  赤かぶ
31. 2019年6月07日 10:58:52 : 5Ri5QV0cmj : bkJidlNjNE40bms=[1]
いつの日か、
安倍政権当時の日本人がいかにノータリンだったかを社会科の授業で教えられ、
呆れた子供たちに鼻で笑われる時代が来ることを切に願う。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/627.html#c31
コメント [政治・選挙・NHK261] 国有林を「民間に払い下げ」の裏に竹中平蔵の影!  赤かぶ
11. 2019年6月07日 10:58:59 : L3PklN33tQ : RUhqUHhVWjBNQkE=[1]
決められる政治とは、為政者にとって美味い話を決められるということでしたか
迂闊な日本人は自分たちの足元まで崩れ去っているのに喜んで考えもせず
票を入れる 残るは国民の資源を、かすめとった一部の金持ちと、取り残された
貧民だ 水道法案、森林も同じだね オマケに年金が足りないから2000万貯めとけよ
だってさ...貰うときになったら5000万貯めとけよなんていうことになってるはず

日本人はこんなに間抜けとは思いもしなかった  

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/626.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK261] 小泉進次郎は山本太郎のツメの垢でも煎じて飲むがいい!   赤かぶ
23. 2019年6月07日 10:59:24 : 0FrkUIS81g : bS4uYVV0VjNianc=[16]
こんな世襲のバカ議員にチヤホヤして当選させてしまうから、横須賀の衰退は歯止めがかからないのだよ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/622.html#c23
コメント [経世済民132] 年金が減るので自分で努力しろという金融庁(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
15. 2019年6月07日 11:00:37 : DcEE1e3U0I : NWNQaXBYMWxKUWs=[274]
年金運用、アホのミックスで株に投資しましたから大損害で、約束通り支払うことが出来ません。

とはっきり国民に説明しろ!

こら、高橋、お前はいくらもらっている?。

成果主義なら、年金基金に私財を売り払っても損害賠償しなさい!

責任は追及しないと、国民は怒りますぞ!
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/537.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK261] 児童相談所問題:国連勧告無視する日本共産党の異常 子供の権利条約
73. 2019年6月07日 11:01:40 : oqvFvXFKj2 : MHhsMVhURndEZ2s=[2]
「国連の人権規約は日本法律の上位にあって規約に従わなければならず、この社会権規約を批准している日本には勧告にもとづき事態を改善する義務があるのに、改悪案は国連勧告に真っ向から逆らうものです。」
全くその通りです、日本共産党の小西喜代次議員!
http://k-konishi.wajcp.net/kanri/wp-content/uploads/2013/06/717de3a7e7b63af048c4b5a5c4b6279f.pdf

ですから、司法審査もなしに子どもたちを拉致する世界から見て異常なやり方を根本的にあらため、保護が必要かどうか、事前の司法判断・親子の聴聞・明確な規準設定・そして他の方法がないかどうかの検討を経て、最終手段としてのみ実行する制度に改善・強化することこそが必要です(国連子どもの権利委員会緊急勧告第29項(a))。また、その保護先は、児相併設一時保護所であってはなりません(同勧告(c))。

ところが日本共産党さん、あなたがたは、国連子どもの権利条約第9条1項・3項や、第37条(b)に違反する、児童福祉法第33条・児童虐待防止法第12条などの抜本改正を政府に要求したことが一度でもあるのでしょうか?
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/418.html#c73

コメント [政治・選挙・NHK261] 室井佑月「衰退してゆくのかも」〈週刊朝日〉  赤かぶ
26. 2019年6月07日 11:03:02 : cAJ6Yq8lEM : bkg5QTNXRTBwb28=[1]
自助努力しろ、老後の資金は自分で準備しろ国に頼るな、と言いながら
パソナの関連会社が、年金払わないと差し押さえする、って脅迫電話をかけてくる

これは矛盾した泥棒国家ですね
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/616.html#c26

記事 [カルト21] 共同・自民・参院選・消費増税明記。野党は、これで凍結で戦えるではなく、五%に減税で統一し、勝ちにいく事である。
これは、野党がバラバラのままで参院選に突入すると自公が読んだからで、実際、枝豆の態度を見ていると、そう判断して当然である。
ここで、自公が消費増税なら野党がバラバラでもそこそこ戦えると考えては駄目で、正反対の消費減税という対案を際立たせて勝ちにいくと考えなければ駄目で、それを主導するのは廃止論の共産である。
共産が先ずは連合に増税容認を増税反対に転換しろ、さもなくば組織内議員を全員落とすぞと震え上がらせる事で、返す刀で立憲と国民に選挙区全滅になりたくなかったら消費減税に踏み込めと迫る事で、参院選は降ろした候補を再度擁立したら信義違反になるが、衆院選はこれからだから、とりあえず三百人の案山子を走らせた上で、立憲国民とのテーブルに就くべきで、どちらが譲歩すべき立場にあるかはっきりさせて交渉する事である。
後は以下同文という感じだが、共産は、立憲と国民の主は連合ではなく、共産なのだ位の気概を持ち、その代わりに自分も党名変更という課題を仕上げる事である。
http://www.asyura2.com/19/cult21/msg/295.html
コメント [政治・選挙・NHK261] 小泉進次郎は山本太郎のツメの垢でも煎じて飲むがいい!   赤かぶ
24. 2019年6月07日 11:06:40 : Eje8kle4x2 : U3FTT2s0YU5qams=[44]
丸山の様な「東大出てもアホはアホ」、その典型的な人物に肩入れするとは。
判断力ゼロの進次郎の地頭の悪さがまたまた皆の知る所となった。
久しぶりに進次郎をテレビで観たが、目つきが益々鋭くなって気色が悪い。
この二人ともこの国には必要ない人材だ。

丸山に支払う歳費<税金>を歳費特権なるものが邪魔して、今すぐストップ出来ないのがもどかしい。国会法で議員連中にはいろんな特権があるらしいね。
上手い仕組みを考えたもんだ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/622.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK261] 小泉進次郎は山本太郎のツメの垢でも煎じて飲むがいい!   赤かぶ
25. 2019年6月07日 11:07:51 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[531]
当時有権者はあの酷過ぎる発言をした丸山を議員に投票したのではない、まさかこんな人間だったとはと思っていないはずだ、選ばれたと言うが選んだときはこの醜態はなかったのだから今議員としてあり得ない言動をしたことに対して辞職するべき、有権者に選ばれたと言うがこんな酷い人間を選んだわけではない、潔く辞職して今度の選挙で真を問うべきだ。選ばれたなどとこじつけるのは辞めた方が良い、これ程ひどい人間が議員であることは、許されるものでない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/622.html#c25
コメント [原発・フッ素51] クロソイ 出荷自粛へ (NHK 福島)  魑魅魍魎男
6. 戦争とはこういう物[3140] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2019年6月07日 11:08:38 : 9PG0M0b68Q : NGRTZWJIdFdHdFU=[72]
 有効数字は概算で良い時に使うもので、こうした慎重さが必要な基準値超えの算出では使うべきでないと考える。 
 こうした「統計操作」が常態化しているとすれば、国際機関から日本産輸入禁止措置が肯定されるのは当然となる。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/610.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK240] TOKYO MXが『ニュース女子』打ち切りも他局やネットで番組続行! “DHCがバックにいる”と開き直る出演者(リテラ) 赤かぶ
317. 2019年6月07日 11:10:00 : L2KjcOu2wk : c3guMFp3cFcwUEk=[2]
▼言論・表現の自由 政府は批判を受け止めよ
▼日本でメディアの独立性に現在も懸念が残る
▼特定秘密保護法などで報道が萎縮している可能性を指摘
▼メディアの立場から賛同しにくいものもある。例えば、放送法4条だ
▼政府に批判的なジャーナリストらへの当局者による非難は「新聞や雑誌の編集上の圧力」
▼沖縄の米軍基地建設などへの抗議活動に当局の圧力が続いている
▼現政権下、報道への政治介入が続いている
▼首相官邸が東京新聞記者の質問を「事実誤認」とし、質問制限と取れる要請
▼沖縄では抗議活動に絡み罪に問われた山城博治沖縄平和運動センター議長の有罪が確定
▼憲法が保障する表現の自由に対する政権の無理解の表れ

社説 言論・表現の自由 政府は批判を受け止めよ | 信濃毎日新聞[信毎web]
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190607/KT190606ETI090007000.php
 言論と表現の自由に関する国連の特別報告者デービッド・ケイ氏がまとめた新たな報告書は、日本でメディアの独立性に現在も懸念が残るとした。
 2017年の報告書に盛った勧告を日本政府がほとんど履行していないと批判している。政府は重く受け止めるべきだ。
17年の報告書は特定秘密保護法などで報道が萎縮している可能性を指摘し、「政府による介入の根拠となる放送法4条の廃止」など11項目を勧告した。
 政府は「不正確かつ根拠不明のものが多く含まれ、受け入れられない」と批判している。聞く耳を持たない姿勢が鮮明だ。
 前回の報告書をまとめる際、ケイ氏は放送関係の法令を所管する総務相に面会を申し入れた。しかし、総務省が「国会会期中」を理由に拒絶した経緯がある。敬意を欠く不誠実な対応だった。
 11項目には、メディアの立場から賛同しにくいものもある。例えば、放送法4条だ。放送の在り方について▽公安、善良な風俗を害しない▽政治的に公平―などを挙げる。政治の介入に対する防波堤にもなり得る規定である。
 新たな報告書は、政府に批判的なジャーナリストらへの当局者による非難は「新聞や雑誌の編集上の圧力」と言えるとした。沖縄の米軍基地建設などへの抗議活動に当局の圧力が続いているとし、集会と表現の自由を尊重するよう政府に要請している。
 現政権下、報道への政治介入が続いている。自民党は昨年の総裁選で「公平・公正な報道」を求める文書を送った。首相官邸が東京新聞記者の質問を「事実誤認」とし、質問制限と取れる要請文を記者クラブに出した問題もある。
 沖縄では抗議活動に絡み威力業務妨害などの罪に問われた山城博治沖縄平和運動センター議長の有罪が確定した。報告書は、表現の自由の権利行使を萎縮させる恐れがあると懸念を示している。
 いずれも憲法が保障する表現の自由に対する政権の無理解の表れだ。元々、政府は「不正確で不十分な内容」と報告書に反論していた。勧告に法的拘束力はない。だからといって無視し続ければ、国際社会の信頼を損ないかねない。

見城徹社長が佐藤浩市攻撃と実売部数晒しの渦中、首相公邸で安倍首相と会食!? 見城社長の最大の問題は権力との癒着だ|LITERA/リテラ
https://lite-ra.com/2019/05/post-4726.html
問題なのは、見城氏がただの出版社社長ではないからだ。見城氏はテレビ朝日の放送番組審議会の委員長も務めており、同局の報道番組に睨みを利かせてきた。
 実際、見城氏は『報道ステーション』に対して審議会で「政権批判だけでなく評価もすべき」という趣旨の発言をしたと報道されたこともあるし、その後、『報ステ』や『羽鳥慎一モーニングショー』などテレビ朝日のさまざまな報道・情報番組で政権に批判的な出演者が降板させらたり、政権批判報道が減った背景にも関係していたのではないかといわれている。

党代表は有権者の欲に応える過激動画で年600万円の荒稼ぎ|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255435
15年4月、立花氏は「反NHK」を掲げて千葉県船橋市議に初当選した。その彼が任期途中の16年7月に船橋市議を辞して東京都知事選に出馬すると知り、過去のユーチューブ動画を見直した筆者は仰天した。
■緊迫の音声と動画で年600万円を荒稼ぎ
 常識では思いつかない過激な行動だが、緊張感のある音声や動画は視聴者を喜ばせる。世間には根強いNHK批判があり、視聴数が伸びることを立花氏は知っている。
「今はユーチューブでの収入が年間600万円ぐらいになりました」
N国を甘く見てはいけない。

左派野党の“連休戦術”続き… 「国民投票法改正案」今国会での成立は絶望的 - zakzak
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190606/pol1906060007-n1.html
 憲法改正の是非を問う国民投票の利便性を高めて、公職選挙法の内容にそろえる「国民投票法改正案」の今国会での成立が絶望的となった。立憲民主党などの左派野党が憲法審査会の審議を先送りし、「連休」を続けた結果、6日の衆院憲法審査会開催も合意できなかったのだ。26日に会期末が迫るまでに審議日程を確保するのは事実上、困難となった。
 与党は6日の憲法審査会で同改正案を採決するはずだったが、左派野党が「党内の決裁がまだ得られていない」と拒否した。立憲民主党の枝野幸男代表が「国民投票運動時でのCM規制に関する参考人質疑を優先すべきだ」として折り合わず、結論を先送りさせてきた。
 与野党は5月9日、テレビCM規制をめぐり日本民間放送連盟(民放連)から意見を聴取したが、今国会での実質審議はそれきり。
 今後、今国会の会期を延長しても、憲法審査会を開ける定例日は衆参両院とも数日ずつに限られる。

「ヘイトスピーチ禁止」をYouTubeが強化、差別団体やナチスの賛美・歴史修正主義動画も削除対象に | BUZZAP!(バザップ!)
https://buzzap.jp/news/20190606-youtube-ban-hatespeech/
YouTubeがコミュニティガイドラインを改定し、ヘイトスピーチやハラスメントの禁止をさらに強化します。
YouTubeはこれまであった動画内でのヘイトスピーチ禁止をさらに強化するとのこと。特に年齢、性別、人種、身分、宗教、性的指向、従軍経験の質に基づいて、差別や隔離、排除のためにある集団を有意であると主張する動画を禁止します。
なお、ヘイト動画は研究者やNGOなどが差別主義者と戦う際の資料ともなりうるため、完全な削除ではなく何らかの形で残し、研究者のみ閲覧できるようにする構想もあるとのこと。
差別表現を含む動画については日本でも対策が進められており、2018年春からネット上の有志らによってヘイトスピーチを含む動画を通報するというキャンペーンが発生していました。
これによって「明治天皇の玄孫(やしゃご)」という血筋を売り物にしながら差別を垂れ流していたタレントの竹田恒泰、最高裁にヘイト集団と認定された「在特会」生みの親である差別主義者の桜井誠らを筆頭に1000チャンネル以上、50万本を超える動画が削除されました。
直接的な差別だけでなく、差別を繰り返す団体を賛美することなどもガイドラインに抵触するようになるYouTube。
今まで削除されずにいた動画も、これで削除される可能性が浮上してきました。

YouTube、ヘイトスピーチ関連のポリシー厳格化--人種至上主義に基づく動画など禁止へ - CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35138084/
 YouTubeは米国時間6月5日、白人至上主義のような過激思想を推進する動画や、ホロコーストやサンディフック小学校銃乱射事件などの実際に起きた出来事を否定する動画を削除していく方針を明らかにした。新ポリシーでは、YouTubeでのヘイトスピーチに厳しい措置を取ろうとしている。
 新しいポリシーでは、「年齢、ジェンダー、人種、カースト、宗教、性的指向、軍歴といった属性による差別や隔離、排除を正当化するために、あるグループが優越していると主張する」動画を禁止するという。
 YouTubeは5日、繰り返しヘイトスピーチの規則に「触れる」チャンネルは、必ずしも規則違反とは言えなくても、「YouTubeパートナープログラム」から削除することを明らかにした。このプログラムで、動画制作者はチャンネルに広告を掲載し、マネタイズ機能を利用できるようになる。また、その他の「境界線上にある」コンテンツを勧めることを制限するほか、同じ話題に関する信頼できる情報源による動画を「次の動画」パネルに表示するなど、より信頼度の高いコンテンツを勧める方策をとるという。

東京新聞:ユーチューブがヘイト対策強化 ナチ称賛禁止:経済(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201906/CK2019060602000287.html
米グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」は五日、ヘイトスピーチ対策の強化を発表した。ナチズムを称賛する動画を禁止し、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)や銃乱射事件など広く知られている事実を否定する動画も削除する。
 ユーチューブはブログで「年齢や性別、人種、宗教、性的指向などに基づいた差別や排除を正当化するため、ある集団が優れていると主張する動画を特に禁止する」と説明した。
 また、ユーチューブのヘイトスピーチを規制する指針に対する違反が疑われる投稿を繰り返した動画チャンネルは、広告収入を得られなくする方針も示した。
 米交流サイト大手フェイスブック(FB)は三月、差別的な白人ナショナリズムや分離主義を称賛したり、支援したりする投稿を禁止すると発表した。

http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/643.html#c317

コメント [政治・選挙・NHK261] “やっているふり”で解決するのか どんどん荒む令和の世相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
42. 斜め中道[6756] js6C35KGk7k 2019年6月07日 11:10:56 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[715]
>>34 さまに同感だが
前川さんは政治家というよりも行政マンの方が合っているような気がするにゃ♪
(政治家になるなと言ってるわけではないので、ここで絡むなよ。為念)
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/590.html#c42

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