21. 秘密のアッコちゃん[1567] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年5月21日 07:56:47 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[1005]
社説
2025/5/21 5:00
https://www.sankei.com/article/20250521-6BSIVLMPGFL47I6MYSX54UGBN4/
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談し、ロシアとウクライナの和平問題を話し合った。
だが、プーチン氏はウクライナや米国が求める即時の無条件停戦に応じなかった。
会談後には記者団に
「平和協定に関する覚書作成についてウクライナ側と協力する用意がある」
と語った。
ウクライナと協議はするが、その間も軍事攻撃による侵略を続けると言ったに等しく、到底容認できない。
プーチン氏は無条件停戦に応じるべきだ。
トランプ氏は会談後、ロシアとウクライナが停戦条件を巡る交渉を直ちに始めるとしたが、
「進展がなければ(仲介から)手を引く」
と語った。
対露制裁強化があり得ることも示唆しており、プーチン氏の頑なな態度に手こずっているように見える。
プーチン氏は、覚書に一定期間の停戦についても盛り込まれるとした。
「停戦にはロシア側が求める条件を満たす必要がある」
とした上で、
「最も重要なのは危機の根本的な原因を排除することだ」
と従来の立場を繰り返した。
ウクライナの
▽ゼレンスキー政権の交代、
▽北大西洋条約機構(NATO)非加盟、
▽軍事力削減
という身勝手な3条件を指すと見られる。
3年以上も続けている侵略への反省の念など微塵も感じられない。
ウクライナ侵略という危機の
「根本的な原因」
は、
「プーチン氏自身」
である。
プーチン氏は
「平和協定に関する覚書」
という合意不可能な提案を持ち出してトランプ氏を幻惑し、侵略継続のための時間稼ぎと制裁回避を狙ったのではないか。
米露電話会談の前後にもロシア軍は、ウクライナに無人機を含む空爆を続け、停戦の意志がまるでないことを示した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、プーチン氏の
「平和協定に関する覚書」
の発言を受けて、
「ロシアから提案があり次第、我々の考えをまとめる」
と語った。
米露電話会談前、欧州4カ国首脳と共にトランプ氏と電話会談したゼレンスキー氏は、
「ロシアが停戦を拒否するなら強力な制裁を科すべきだ」
と求めていた。
米国を含む西側諸国は、ロシアが停戦を伴う和平交渉に応じるまで、対露制裁を強化していくべきではないか。
トランプ氏の和平仲介、打開策なく 交渉関与の機運失速の恐れ 米露首脳電話会談
2025/5/20 12:55
https://www.sankei.com/article/20250520-HCGBXTFGTVMSPBIH7OA3YGKU2M/
トランプ米大統領は2025年5月19日、ロシアのプーチン大統領との電話会談について
「とてもうまくいった」
と語った。
だが、トランプ氏が求める
「無条件停戦」
にプーチン氏は応じる気配を見せず、停戦実現に向けた打開策は見い出せない。
トランプ政権の
「仲介外交」
が失速する恐れがある。
トランプ氏は会談後、交流サイト(SNS)へ投稿し、ウクライナとロシアの停戦条件に関する協議に関し、
「誰も知らないような交渉の細部を彼らは把握している」
と指摘。
停戦実現には両国の直接交渉に任せる他ないとの認識を示した。
ローマ教皇庁(バチカン)が仲介に意欲を示しているとも明かし、トランプ氏自身が仲介への熱意を失い、交渉から離脱しようとしているかのような印象を与えた。
その点を記者団に問われると、トランプ氏は
「違う、違う」
と強く否定したが、袋小路に陥った停戦交渉にバチカンが関与すれば
「特別な重みをもつかもしれない」
と期待を寄せた。
また、進展がなければ
「私は(交渉から)退き、彼らは続けるしかない」
と語り、仲介役を延々と続ける考えはないことを示唆した。
米政権がウクライナや欧州との連携を強めているのは確かだ。
トランプ氏はプーチン氏との会談に前後して2回、ウクライナのゼレンスキー大統領に電話した。
米ワシントンで2025年2月、ゼレンスキー氏と報道陣の前で口論となったバンス米副大統領は2025年5月19日、訪問先のローマで記者団に
「トランプ大統領はプーチン氏に『あなたは真剣か?』と問いかけようとしていると思う」
と話し、協議の停滞に不満を募らせる政権内の空気を代弁した。
欧州各国は対露制裁強化を視野に入れている。
だが、トランプ氏はこの日も、プーチン氏が
「戦争を終わらせたがっていると信じている」
と言及し、欧州側との認識の隔たりを窺わせた。
プーチン氏「危機の根本原因の除去」に固執 停戦なお見通せず 米露首脳電話会談
2025/5/20 8:44
https://www.sankei.com/article/20250520-SPBSBS62GRJZDFFM2WQK7GO4OE/
ロシアのプーチン大統領はトランプ米大統領と電話会談した2025年5月19日、ウクライナ侵略戦争の終結には
「危機の根本原因の除去」
が不可欠だとする従来の立場を強調した。
一方、同日にトランプ氏と電話会談したウクライナのゼレンスキー大統領も領土問題でロシアの要求には従わないと明言。
2025年5月16日のトルコでの直接協議を経た現在も双方に譲歩の意思がないことが改めて明確になった形で、停戦や和平の先行きは尚見通せない状況だ。
タス通信が伝えたウシャコフ露大統領補佐官の説明によると、2025年5月19日の電話会談でプーチン氏とトランプ氏は、ウクライナでの停戦を達成する
「デッドライン(期限)」
について協議しなかった。
以前から
「危機の根本原因が除去されない限り停戦には応じられない」
と繰り返してきたプーチン氏の立場が反映されたものとみられる。
プーチン氏の言う
「危機の根本原因の除去」
とは、
▽ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)非加盟の確約
▽同国南部クリミア半島と東・南部4州のロシアへの帰属変更
▽ウクライナの大幅な軍備縮小
などを意味する。
約3年ぶりに行われた2025年5月16日の直接協議でも、ロシアはウクライナに対し、東・南部4州からの軍の撤退などプーチン氏の主張に基づく要求を突き付けたと伝えられている。
ただ、ウクライナメディアによると、ゼレンスキー氏は2025年5月19日の記者会見で
「国家の主権と領土の保全は私と軍の責務だ」
と強調。
「ウクライナ領土からの軍の撤退をロシアが(停戦の)条件とするなら、それはロシアが停戦を望んでいないということを意味する」
「なぜならロシアは我々がそうしないことを明確に理解しているからだ」
と述べ、領土問題で譲歩する可能性を否定した。
ゼレンスキー氏の発言は、ロシアへの警告だけでなく、ウクライナの譲歩を通じた停戦を模索しているとされるトランプ政権も念頭に置いたメッセージだとみられる。
ゼレンスキー氏は2025年5月19日のトランプ氏との電話会談でも、ウクライナはロシアと協議を続ける用意があるとしつつ、米国の制裁強化など
「圧力こそがロシアを真の和平に駆り立てる」
と強調した。
ウクライナ停戦合意できず 米露首脳が電話会談 プーチン氏「最重要は根本原因の除去」
2025/5/20 7:26
https://www.sankei.com/article/20250520-32MMGVALJNLSXBEE6NASE7M5XY/
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は2025年5月19日、電話会談した。
ウクライナ侵攻を巡る和平に向けて協議したが、米国とウクライナが求める即時停戦の合意の発表はなかった。
プーチン氏は会談後、記者団に
「ロシアは将来の平和条約に関する覚書をウクライナ側と作成する用意がある」
と表明した。
覚書には紛争解決の原則や平和協定の締結時期、合意が成立した場合の一定期間の停戦が含まれると説明した。
トランプ氏は2025年5月19日、SNSで、ロシアとウクライナが停戦条件を巡る交渉を
「即座に開始する」
と指摘した。
今後の交渉について、ローマ教皇庁(バチカン)が場所の提供に意欲を示しているとした。
米露首脳の電話会談は約2時間。
プーチン氏はロシアとウクライナは全ての当事者が納得する案を見つけなければならないとも強調。
「最も重要なのは危機の根本原因の除去だ」
と改めて主張し、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟断念など従来の主張を繰り返した。(共同)
http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/172.html#c21