サルコジ前大統領から事情聴取 選挙費用疑惑で仏当局
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2016/2/16 21:38 共同通信
【パリ共同】フランス司法当局は16日、2012年の大統領選をめぐり、敗北した保守系のサルコジ前大統領の陣営が架空請求書などを利用して選挙活動費を過少に申告した疑惑に絡み、前大統領本人から事情聴取した。フランスのメディアが伝えた。
サルコジ氏は「資金は陣営が管理しており、私は知らない」と説明していた。捜査の進展次第では、来年の大統領選で復帰を目指すサルコジ氏に打撃となる可能性がある。
疑惑は、法定の選挙活動費の上限2250万ユーロ(約29億円)を大幅に上回った支出を隠すため、陣営が約1800万ユーロ相当の架空請求書を作成させ、不正な会計処理をしたとされる。