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2018年10月25日14時41分 〜
記事 [経世済民129] 調整中の米国株は「下落局面入り」か?それともリバウンドはあるか 「ダウ3万ドル」は無いと思っていたが(現代ビジネス)


調整中の米国株は「下落局面入り」か?それともリバウンドはあるか 「ダウ3万ドル」は無いと思っていたが
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58127
2018.10.25 安達 誠司 エコノミスト 現代ビジネス


米国株下落の理由

10月以降、米国株式市場は調整局面に入っている。この株価の下落は米国だけではなく、9月までは他国に比べ好パフォーマンスだった日本株にも波及している。多くの市場関係者が、ちょうど昨年10月からの上げ相場を想定していたが、そう甘くはなかった。

筆者は9月26日から株価の上げが理解不能な領域に入ってきたからロング(買い)ポジションは一旦閉じるべきではないかとFB(フェイスブック)などで親しい人には言っていたのでこの下げには驚いていない。

さらにいえば、私の信頼する「曲がり屋(その意味はインターネットで検索していただきたい)」が相次いで超強気見通しを出してきたり、昨年までは「リーマンショックレベルの世界恐慌がやってくる」というタイトルの本を書いていた評論家が今年は一転して、「ダウは3万ドル、日経平均は3万円をつける」というようなタイトルの本を出版していたこともあり、そのような強気相場は来ないだろうと考えていた。

ところで、この米国株価の下落の理由については、後付けで色々なことが語られるのだろうが、筆者はそもそも米国経済の「ファンダメンタルズ」に比べて、株価の上昇ピッチが早すぎた可能性があったと考えている。

例えば、2013年のノーベル経済学賞受賞者であるイェール大学教授のロバート・シラー氏(ITバブルやサブプライム危機をいち早く予想し警鐘を鳴らしたことで知られる)が推定・発表している「循環要因調整後のPER(株価収益率)」は10月4日時点で31.46倍となっている(図表1)。これは、リーマンショック前を大きく上回り、ITバブル期に次ぐ歴史的な高水準である。



ただし、PERは、現時点でどの程度の水準が「適正」であるかを測る基準があいまいである(むしろ、「存在しない」と言ったほうがよいかもしれない)。一般的には平均値との乖離幅で判断することが多いようだが、単純な平均値が「適正値」である根拠は何もない。

また、株式の益利回り(PERの逆数)と長期金利の差である「イールドスプレッド」で、債券投資のリターンと株式投資のリターンの乖離から株式投資の割高感を測る方法もあるが、PER同様、イールドスプレッドの適正値をなんらかのマクロ経済モデルで説明することも困難である。

株価の「適正水準」を考える方法

そこで、別の方法で株価の適正水準を考える必要があるのだが、リーマンショック以降、マクロ経済モデルを見直す動きが米国の経済学者の間で始まっている。

筆者が最近知ったマクロ経済モデルの中で、現実の経済を比較的うまく説明していると考えるのが、UCLA教授であるロジャー・ファーマー氏が提唱するモデルである。

ファーマー教授は、株価と失業率と金融政策変数(論文等では政策金利が用いられている)の間にはある一定の関係(統計学的には「共和分」といわれる)が存在することを指摘している。

このモデルについての説明は省略するが、これを適用すると、完全失業率、及び金融政策変数と整合的な株価水準を算出することが可能となる。ただし、株価には通常、(上方)トレンドがあるので、その上方トレンドを控除するためにファーマー教授は株価を賃金(GDP統計の雇用者報酬が用いられることが多い)で割り引いてトレンドを除去している。

また、リーマンショック以降はFRBもゼロ金利政策を採用し、政策金利自体の意味がなくなってしまった時期があるため、ここでは、筆者の判断で金融政策変数としてマネタリーベースの対GDP比率を用いた(なお、モデルのパラメーターはすべて1%基準で有意であった)。

ここで技術的な議論になるが、このモデルではどの時点からデータを取るかが重要となる。図表2は、二通りの推計結果(雇用者報酬で割り引いた株価指数)を図示している。



1つは1992年1-3月期から2008年第7-9月期までのデータを用いて推定したモデルをそのまま2018年4-6月期まで延長したもの、もう1つは、2008年10-12月から2018年4-6月期のデータを用いて推定したものである。

すなわち、前者はリーマンショック前の経済状況がそのまま続いていた場合に想定される割引株価、後者はリーマンショック後の経済状況の下での割引株価の「均衡値」を図示したものである(直近の値は株価以外は筆者予想、株価は10月23日時点の値)。

ちなみに1992年1-3月期から2008年7-9月期までの実質GDPの平均成長率(リーマンショック前)は年率換算で3.1%、2008年10-12月期から2018年4-6月期までの平均成長率は年率換算で1.9%である。

米国経済を読むための2つのポイント

そこで、図表2をどのように解釈するかであるが、もし、米国経済が依然としてリーマンショックの影響を引きずっており、「長期停滞」下にあると仮定すれば、リーマンショック後のモデルが示す推定値が「均衡値」となる。

その均衡値と実際の株価の乖離幅を示したものが図表3である(リーマンショック前とリーマンショック後で用いたモデルが異なる点に注意)。



これをみると、2018年に入ってから株価はかなり「マクロ経済のファンダメンタルズ」から推定される「均衡値」を上回って上昇しており、どこかのタイミングで調整が不可避であったと考えられる(±0.1ポイントのレンジ内に収まっていれば「ファンダメンタルズ」からみて妥当な水準であると解釈できる)。

ちなみに、この関係を用いて、現在の米国経済のファンダメンタルズと整合的なニューヨークダウの均衡値を試算すると、2万2500ドル前後となる(ちなみに10月23日時点のニューヨークダウは2万5191.43ドル)。

一方、足元の米国の実質GDP成長率はリーマンショック後の平均成長率である1.9%から着実に上振れて推移してきている(2018年4-6月期の実質GDP成長率は前期年率換算で4.2%、アトランタ連銀が推計している「GDPNow」によれば、発表済みの月次指標から予想される7-9月期の実質GDP成長率は前期比年率換算で+3.9%と成長の上振れ局面は続く見通しである)。

もし、米国経済がリーマンショック後の「長期停滞」から抜け出し、リーマンショック前の成長トレンドへ回帰しつつあるというのであれば、当然、株価の「均衡値」の水準も変わってくるはずだ。

図表2でいえば、割引株価がリーマンショック前の均衡値にキャッチアップしているという解釈をすることが可能になる。この場合には、現在の株価調整は「市場が誤っている」ということになり、調整終了後の大幅リバウンドが想定されることになる。

どちらの見立てが正しいのか。残念ながら客観的な経済指標等からこれを判断することはまだできない。

どちらが正しいかは、@インフレ率の動向とAインフレ率の動向を踏まえたFRBの金融政策に依存すると考える。まず、米国経済の成長トレンドがリーマンショック前の状態に上方修正されているとすれば、今後、インフレ率はそれほど上昇しないはずである。

したがって、現在、4ヵ月で前年比2%を維持しているコアPCEデフレーターがこのまま2%前後のインフレ率を維持するかどうかが第一のポイントである。

第2のポイントはFRBの金融政策である。

9月26日に発表された直近のFRBの経済見通しによると、FRBが想定する米国経済の実質GDP成長率のトレンドは年率で1.8〜2.0%となっている。このFRBの経済見通しは、FRBは、米国経済の成長トレンドが上方修正されつつあるとは考えておらず、足元の経済成長率の上振れは将来のインフレ懸念になると考えていることを意味している。

つまり、最近の米国経済は「過熱気味」ということになり、FRBは今後も利上げを続ける公算が高いということになる。

FRBか、それともトランプか

FRBの金融政策でもう一つ気になるのが、FRBの資産圧縮である。マネタリーベース残高でみると、これまでのFRBによる資産圧縮のペースは、名目成長率に換算すると3.5%程度の成長を維持できるペースであった(図表4)。



だが、7-9月期には圧縮ペースが加速した可能性が高い。「名目3.5%成長」というのは、概ねFRBの経済見通しに沿ったものであるが、現状のFRBの資産圧縮は「オーバーキル」を懸念すべき領域に入った可能性を示唆するものである。

FRBが将来のインフレ懸念を抱いている限り、利上げと資産圧縮による「流動性」の収縮はまだ続く公算が強いということになる。これは株価にとってはマイナス要因である。

これに対し、最近のトランプ大統領は「我々にとっての最大のリスクはFRBである」と強く反発している。トランプ大統領の経済政策(減税など)は、明らかに米国経済の成長トレンドをリーマンショック前の状態に戻すことを意図していると考えられるため、FRBの金融政策はトランプ大統領の経済政策の阻害要因になってきつつあるのかもしれない。

また、「米中貿易戦争」に代表されるような外交・安全保障政策が成功する必要条件として、米国経済の正常化の実現があると思われる。これまで筆者は、「米中貿易戦争の勝者は米国である可能性が高い」と論じてきたが、その前提条件として、「米国経済の正常化」がマーケットに認識され、FRBもそれを理解した金融政策スタンスをとるということがあった。

FRBが正しいのか、それともトランプ大統領が正しいのか、それは現段階では結論は出せない。結論が出ない限り、米国株価は当面は乱高下するかもしれない(最近のマネタリーベースの減少は特殊要因に基づくものであるという見方もあり、今後はFRBがマネタリーベースの圧縮ペースを緩和する可能性もある)。

だが、ここで言及したように、どちらが正しいかを決めるのは、まずはインフレ率の動きであり、これがどちらに転ぶかはわからない。現在2%近傍で推移するコアインフレ率が、今後、3%へ向けて加速度的に上昇していくのであれば、FRBの見立てが正しいことになる。

一方、コアインフレ率が2%台前半で安定的に推移すれば、トランプ大統領の見立てが正しいことになる。そして、FRBが正しければ、株価の調整はまだ終わっていないということになる。もしもトランプが正しければ、株価は大きくリバウンドする可能性が高まる。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/153.html

コメント [政治・選挙・NHK252] 田中優子法政大総長が教えてくれた翁長氏と菅氏の同窓関係  天木直人  赤かぶ
4. 2018年10月25日 14:52:21 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[5]
同窓には違いないが菅義偉は段ボールの会社で働きながらの二部の夜学生、翁長知事と同じではないと聞いている。菅と言う人は苦労しながら夜学に通っていた割には人を思いやる心は微塵もない人間だ、知事になって故翁長氏が足しげく官邸を訪ねても何か月も会おうとしなかった。そのやり方は権力を盾にし自分に服さない人間に対していじめ的なやり方は安倍晋三と全く同じ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/678.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平さん解放でも残る謎 なぜカタールは身代金を肩代わりしたのか〈dot.〉  赤かぶ
8. 2018年10月25日 14:54:16 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[1918]
他国政府から対応を頼まれちゃったら出来る事なんぞ交渉して金を払う事位だろ。
まさか他国人で明確にその国から言付けされて居るのに攻撃とか出来る訳でもない。
米軍なんぞそんな事したら上陸して来かねない。

大した理由も無しに経済制裁喰らって居るカタールとしては貸しの一つでも作りたいだろうけど、そんな外交的機微が判る日本国政府では無いよなと。



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/676.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK252] 加計学園、借金するための担保がなくなった。三菱UFJは、当座の現金預金を担保に金を貸している。受験生が減れば来年度に破綻 赤かぶ
26. 2018年10月25日 14:56:00 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[280]
>>17
じゃあ中国共産党は滅びていないとおかしいですね?
おかシいナ〜?(笑)
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/671.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK252] 酷評の東京五輪ボランティア 学生の6割が「応募しない」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
23. 2018年10月25日 14:56:17 : WjlKZpW3pQ : 1@8PX35PUkI[1]
オリンピックに反対ならば、申し込んでドタキャンすればよい
ボランティアならば訴えられることもないし、理由はいくらでも並べられる
困るのは組織委員会
国民を奴隷としか思っていない連中だわ


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/674.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
13. 斜め中道[5485] js6C35KGk7k 2018年10月25日 14:58:44 : 460ZVzz1ys : 8oca@IpCA1U[1979]
>>4 『の』次郎の糞無恥

“私の政治的立ち位置は中立です。”
・・・お前、政治的平衡感覚が完全に行かれているんじゃないか??

政治的医者・・・っておはいないだろうから、
とりあえず、心療内科にでも行ったらどうだろう。


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK252] 片山さつき大臣「口利き疑惑」 ウソを暴く音声公開(文春オンライン) 赤かぶ
10. 2018年10月25日 15:00:23 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[1919]
まあそもそも代理人として動いて居るのだと私設秘書でも外部の誰かでも関係無いよね。
単に私設秘書なら親分が誰かが判り易いってだけで。
安倍晋三が証拠を「公文書では無い」とか言うのと一緒で、言って居る事は確かだけど、
元々問われている問題に対する証拠としては何の説明にも否定にもなって居ない。

まあ忖度したマスコミの一部はそれを以て説明したとかするのだろうけども。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/692.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK252] 天皇皇后が明治150年式典に欠席した理由! 安倍政権の“明治礼賛キャンペーン”に利用されることを忌避したとの見方(リテラ 赤かぶ
1. あおしろとらの友[1931] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2018年10月25日 15:04:20 : opbQLsabyI : fz1VVrvraWw[9]
「天皇皇后が明治150年式典に欠席」。これがこの式典の意味といえば意味だ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/696.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK252] 天皇皇后が明治150年式典に欠席した理由! 安倍政権の“明治礼賛キャンペーン”に利用されることを忌避したとの見方(リテラ 赤かぶ
2. 2018年10月25日 15:09:19 : MEr6qgdnlI : _eKwR0nGHMY[10]
明治から敗戦までは、日本の侵略戦争の歴史だからです。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/696.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] 「平和ボケ」は、国民(日本人)を白痴にさせる   Part 2 新新左翼
69. 2018年10月25日 15:11:39 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[281]
>>44
阿修羅利用している大体が在日キムチか傀儡アカか馬鹿信者しかいませんので

奴らにとって都合悪い内容の投稿をすれば必ず噛み付いてきてくれます

参考までに例えばこんなの

 ↓

★神原元(しばき隊)

【悲報】しばき弁護士「懲戒請求などすぐ煽られる日本人が朝鮮人虐殺をしない筈がない!ヘイトクライム!(写真!」→「吉原遊女の遺体写真」と即バレw
https://megalodon.jp/2018-1024-1645-30/www.moeruasia.net/archives/49604270.html

43:右や左の名無し様 2018/05/14(月) 00:42:07.33 ID:ea7pKIBT0
神原が、関東大震災時の吉原弁天池の遺体写真を
「朝鮮人の写真」と嘘言い張りながら

「懲戒請求はヘイトクライム」とかタワ言言っててクソワロwwwwwwwww

51:右や左の名無し様 2018/05/14(月) 01:57:21.89 ID:BvQB8AJI0
>43
わかってこの画像貼ってるんだろうか神原テンテーは
懲戒請求を朝鮮人虐殺と結びつけるためになんでもありだな
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/642.html#c69

記事 [国際24] 風雲急をつげてきたサウジ情勢  天木直人 
風雲急をつげてきたサウジ情勢
http://kenpo9.com/archives/4333
2018-10-25 天木直人のブログ


 カショギ記者の殺害に関するトランプ大統領の発言が、毎日のように変わる。

 しかもサウジに対して厳しくなる一方だ。

 私はトランプ大統領は、カショギ記者殺害の責任がサウジ政府にあるところまでは認めても、ムハンマド皇太子を追いつめるところまではいかないと高をくくって来た。

 ムハンマド皇太子の失脚だけは防いで、サウジアラビアの混乱をくい止めると思っていた。

 ところが、今朝のテレビのニュースを見て驚いた。

 英国紙が、カショギ記者を殺害したのはムハンマド皇太子の指揮下にある暗殺部隊だったと報じたというのだ。

 批判するものは残らず指を切れとムハンマド皇太子が命じたと報じたというのだ。

 これには驚いた。

 ムハンマド皇太子が自ら主催する国際会議に現れて遺憾の意を表敬し、自らの責任を逃れようとしたばかりだったからだ。

 そうしたらもっと驚いたニュースに接した。

 ついにトランプ大統領がムハンマド皇太子の関与に言及したというのだ。

 こうなってくるとムハンマド皇太子の引責辞任も視野に入って来た。

 トランプ大統領に見放されたらさすがのムハンマド皇太子も逃げられない。

 米国に見放されたらサウジ王制はひとたまりもない。

 何事も米国に追従する日本だが、特に中東情勢の情報は米国に頼るしかない。

 菅官房長官まで急にサウジに厳しくなった。

 どうやらサウジ情勢は私の予想が外れて風雲急をつげる事になりそうである(了)


関連記事
<記者殺害>カショギの遺体の一部発見か 指はムハンマドに献上された?──報道(ニューズウィーク)
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/368.html

皇太子の責任排除せず=サウジ人記者死亡事件−トランプ氏  
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/379.html




http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/383.html

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
14. 2018年10月25日 15:18:15 : RgrF6s8UKo : QMOmlGOiUYI[2]
愛国心あふれるネトウヨが奪還してくればいいのだよ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c14
コメント [リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
125. 中川隆[-13346] koaQ7Jey 2018年10月25日 15:20:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19507]
まだ投資の勉強をしているのか? 個人投資家がプロから大金を奪う方法は1つしかない=鈴木傾城 2018年10月25日
https://www.mag2.com/p/money/550277



チャートや指標の読み方を学んでも、決してプロには勝てない。同じ土俵で勝負する必要などないのだ。貧弱な個人投資家が資本主義で勝ち抜く方法は1つしかない

同じ土俵で戦う愚かさ。チャートや指標を読んでも絶対に勝てない

勉強すればプロと戦えるのか?

債券利回りが上昇するから株式市場に悪影響が出るとか、インフレ懸念が高まったから悪影響が出るとか、労働市場が底堅いから株式市場は好調だとか、そういう話はチャートを見ていくらでもできる。

このような数字を分析した結果の投資は、ウォール街と短期投機家が好きな仕事でもある。こうした指標を自分でも研究し、勉強し、そしてグラフを作成してチャートを分析することもできる。そして、その結果を見て投資することもできる。

しかし、気付いて欲しいことがある。

仮にこのような指標を見て何らかの投資結果を出すのであれば、ウォール街のプロの土俵に立って戦うということでもある。ところで、そうやって分析して、ウォール街の「プロ」を出し抜くことができるのだろうか。

エリート大学のエリートを何百人も連れてきて分析させ、インサイダー情報を探らせ、超高性能のコンピュータを駆使して莫大な資金を運用するウォール街の金融機関を相手にして戦うのは、果たして有利なことなのだろうか。

有利どころか、踏みにじられるのがオチだと思わないだろうか。

指標などを分析してもプロに勝てない

つまり、こういうことだ。

指標を分析してあれこれ解析するのは正攻法だ。しかし、そこはまさに「相手の土俵」である。たかだかいくつかの指標を見て株式市場の値動きを分析しても、「プロ」の餌食にされるだけだ。

エリート集団のプロを敵に回して、株式市場に影響を与える指標を分析して投資判断をするというのは不利だし、得策ではない。ある意味、馬鹿げている。

これは他の分野で例えれば分かる。

ジャブや絞め技をテレビか何かで覚えたばかりの素人が、百戦錬磨の格闘家に立ち向かって勝てるのか。少し走り込んだくらいで自信をつけた素人が、プロのランナーと競争して勝てるのか。



プロと素人の力量は圧倒的な差がある。投資の世界でもそうだ。

一方はもともとその分野に向いている人間が朝から晩まで知識を蓄えるために勉強し、そして何年も金融の現場で仕事をして得た技能である。素人は片手間にやっているだけに過ぎない。

なぜ「素人でもチャートを読めば勝てる」と思うのか

どんな世界でもプロと素人の差は凄まじいまでの差がある。なぜ、投資の分野だけ、素人が指標やチャートを読み解いてプロに勝てると思ってしまうのか。

むしろ、「投資に影響を与える指標などを分析してもプロに勝てない」と考える方が自然である。そうであれば「無駄なことは最初からしない」方が、理にかなっていると思わないだろうか。

これは、私が当初から気付いていた点だ。

考えてみれば当たり前のことだが、人は往々にして自信過剰になって「自分なら勝てるかもしれない」と思うものだし、「勉強したら報われるかもしれない」という淡い期待を持つものだ。

しかし、私は現実主義者だったので、プロに勝つために正攻法で立ち向かっても無駄であることは「早くから知っていた」し、無駄な努力なら私なら最初からしない。正攻法で何とかしようとするのは立派だが、それよりも「裏をかく」方が勝てる確率が高いと思わないだろうか?

現実的に「プロに勝つ」のであれば、どうするか?

プロのランナーと100メートル走を競争して、100%勝つ方法がある。

それは、死んだプロのランナーと競うことだ。一方は死んでいるのだから、ただ単にのんびり歩いてゴールしても勝てるし、途中で立ち止まって休憩しても勝てる。相手は死んでいるのだから確率は100%だ。

死んでいる人間と戦うのは100%過ぎると言うのであれば、「死にかけ」で立っているのもやっとのプロと競争する条件でも勝てる可能性は99.99%に近いだろう。

プロに100%勝つ方法があるとすれば相手が極度に傷ついて、もはや立ち直れないほどのダメージを受けているときに全力で戦えばいい。格闘家に勝つにも、相手が病気で意識が朦朧としてほぼ寝たきりになっている状態のときに戦えば勝てる。

現実的に「プロに勝つ」というのであれば、相手が弱りきって死にかけているときに戦いを挑むのが一番良いタイミングである。

「フェアではない」という認識は当たらない。なぜなら、素人とプロが対等の立場で戦うという時点ですでにフェアではないからでもある。

「素人とプロが対等の立場で戦うなんて現実にはない」と考えるのはスポーツの世界を見ているからである。社会はむしろスポーツとは逆に「素人とプロが対等の立場で戦う場」なのである。

これは投資の世界でも同じだ。


金融市場は「素人とプロが戦う場」

当たり前だが、金融市場は「素人とプロが対等の立場で戦う場」だ。情報力、組織力、分析力、資金力、そのすべては圧倒的にプロ有利、素人不利にできている。そして、プロは全力で叩き潰してくる。

金融市場とは、そのような世界なのだ。

こんな強欲なサメがうようよするような場所ならば、最初からそこに近づかなければいいのだが、この世は資本主義であり、資本主義で生き残るには金融市場にアクセスしなければいけないのだから、そうは言ってられない。

そうであれば、金融の世界で生きているわけではない私たちは、「金融のプロが死にかけているときに勝負する」のが合理的だ。面白いことに、金融市場のプロは、しばしば死にかける。

死にかけているプロが、優良企業の株式を吐き出す

プロが死にかけているとき。それは、市場が想定を超える暴落をして、すべての指標が悪化しているときだ。

2000年のITバブル崩壊、2001年の同時多発テロ、あるいは2008年のリーマンショック。市場の想定外はいつでもやってくる。いつ、やってくるのか分からないのだが、いつかやってくる。

こうした予期せぬ大暴落やプロの想定を超える大暴落がやってきたとき、プロは資産価値暴落の流血を避け、傷を少しでも軽くするために、手持ちの優良企業を安値で市場に吐き出す。

死にかけているプロが、優良企業の株式を吐き出すことによって、私たちは優良企業の株式を信じられない安値で買うことができる。

言うまでもないが、アメリカの超優良企業である、エクソンモービル、シェブロン、フィリップモリス、ファイザー、J&J、P&G、コカコーラ、ペプシ、マイクロソフト、アップル、グーグル、アマゾン……等々は株式市場が崩落したところで潰れる会社ではないのである。

暴落すれば、黙って拾っておいて数年寝かせればやがては企業の成長に伴って株価も成長する。配当も手に入る。

優良企業は増配もすれば自社株買いもするので、瀕死になったプロが投げ出した優良企業を手に入れれば、「それだけで勝てる」のである。


指標が機能しなくなるときが「おいしいとき」

指標? 金利? そんなものがどうであろうがまったく関係ない。そんなものが機能しなくなるときが、「おいしいとき」なのである。

プロが死にかけるまでは、大勝負をかけないでほどほどの価格のものをほどほどに買って、少しずつ増やしておけばいいし、あまりにも高値圏であると思えば、下手に何かするよりも何もしない方がまだいい。

そう言えば、2015年頃は石油業界に足を突っ込んでいたプロが石油暴落で死にかけて石油企業を投げていたのだが、そこでエクソンやシェブロンを買い込んで黙って持っていた人は、今ごろ高笑いをしているはずだ。

私もこの頃に石油株を大量に買い込んだが、ここ最近の価格上昇でおいしい思いをしている。

ところで、私のポートフォリオはガソリンの匂いで充満していたが、あまりに石油株の比重が高いので、今月中に石油株のいくつかを整理して現金化し、次の暴落でプロが死にかける局面を狙うつもりだ。次はETF「VYM」と「QQQ」の比重を増やす予定でいる。

勝負時を間違えなければ何もしなくても勝てる

このように、プロが死にかけているときに買っておけば、別に何も分析しなくても勝てる。プロが機能しているときは穴で寝ていて、プロが市場の暴落に飲まれて叩きのめされているときに穴から出てきて蹴り倒して、彼らの保有する優良企業を安く手に入れる。

プロと同じ土俵で勝負なんかしても意味がない。また、偉そうにしているプロを崇める必要などない。何も持たない人間は、弱っているプロの顔面を蹴るくらいの反骨精神を持てばどうなのか。

死にかけのプロから奪うのが何も持たない人間の唯一の勝ち方だ。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c125

コメント [中国12] 華麗なる転身、安倍氏が中国の敵から友人に?/改憲を目指す安倍氏 中国は平和的発展の道の堅持に期待(チャイナネット) 無段活用
5. 2018年10月25日 15:21:55 : NkNENGOnJA : hVkoFHvmgx8[1]
覇権国の交代の流れは、天然自然の理(ことわり)
米がいかにあせっても不可避な展開である。
世界の各国が米との距離をとりたがっているのは明らか。
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/791.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK252] 安倍首相と暴力団の癒着疑惑、玉木雄一郎・国民民主党代表が国会で追及をほぼ明言(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
7. 2018年10月25日 15:24:46 : W73XQLMhrk : 3uhMgFfjpSM[38]
立憲民主党の「立憲」ってなんだろうね?ケチって火炎瓶の本質は、最高裁で安倍が選挙妨害を依頼していたという事実なんですけど。

日本国憲法 第十五条
公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

だから公職選挙法があるんだけど。立憲民主党の「立憲」ってマジで何?

京都、福島で自民公明と相乗り選挙。
立憲民主以前は横浜で自民スガの後継者を応援。
その上で、共産党とは距離を置きたいとか…
もう、そろそろ第二自民党だということが隠しきれなくなってきていますが…
大丈夫か?立憲民主も国民民主もどっちも「ゆ党」だというオチがつきそう。

もう共産、自由で消費税ゼロを掲げて連立組んだら議席数が大幅に増えるぞ。
増税派だけど今は凍結の立憲民主も国民民主も出来ないから。

来年の参院選は、一人区は共闘でも、複数区は「原発ゼロと消費税ゼロを公約」で、ゆ党と野党の違いを見せつけてくれ。普通に勝てるぞ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/681.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK252] なぜ辺野古阻止に国政は今すぐ動かないのか  天木直人  赤かぶ
1. 2018年10月25日 15:33:44 : SKI2GjWrn6 : KoIpEdXzMXE[286]
天木さんいろいろ言ってるが、本当は売国奴の一人ではないか、どうも本音が出たみたいの投稿だ(笑)。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/697.html#c1
記事 [原発・フッ素50] 福島・楢葉町の今 〜町民の居住率が5割を超える〜 こちら原発取材班(東京新聞) 

※画像クリック拡大


福島・楢葉町の今 〜町民の居住率が5割を超える〜
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/830
2018年10月24日 こちら原発取材班 東京新聞

 東京電力福島第一原発事故による避難指示が解除されて3年が過ぎた福島県楢葉町で、10月1日時点の住民登録者のうち町に住んでいる人の割合(居住率)が5割を超えた。全住民が避難した自治体としては初めて。放射線量は隣接の富岡町と比べると低く、山側を除き除染目標の毎時0.23マイクロシーベルトを下回っている。小中学校の再開やスーパーなども開業し、暮らしを支える環境が整ってきた。 (小川慎一)


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http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/463.html

コメント [政治・選挙・NHK252] なぜ辺野古阻止に国政は今すぐ動かないのか  天木直人  赤かぶ
2. 戦争とはこういう物[2838] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2018年10月25日 15:43:25 : 9PG0M0b68Q : jKnbezZWN40[1482]
 確かに天木氏の言うように野党が辺野古を無視すれば、玉木氏を支持したのが無駄になる。
 もっとも野党が辺野古移設反対を言い出せば、与党忖度の本土地デジ大マスゴミは「対案が無い」「中国北朝鮮をどうする」と一斉に朝昼晩深夜と野党避難を始めるだろうが。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/697.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] 中谷元と船田元が憲法審査会から消された!   赤かぶ
20. 2018年10月25日 15:45:09 : XzWRUnIlwR : DihIN@IuAxw[33]
>>6 連投ご容赦

英文憲法を改ざん→その改竄された和文憲法を主権者皆様に押し付け
ている最高権力者である「政令官僚様」が、

安倍首相に「国の理想を語るのが憲法」と公言させ、

野党には「憲法は権力者を縛るモノ」と公言させています。

米国の常識は「憲法が政府の構造を規定」→「国家権力を連邦政府と
地方自治政府とに分割+連邦政府を三権(内閣と国会と裁判所)に
分割」です。

日本の大学の教科書では、「国家という巨大な権力から弱い国民を
守るモノが憲法」と教育されてしまっています←これだと、国家は
中央集権体制の巨大な権力なので、その弱い国民を守るのが憲法と
錯覚させてしまいます←これだと、皆様が主権者となり得ません。

国家権力が巨大だから、その巨大権力を連邦政府と地方自治政府とに
分割し、

更に、連邦政府と地方自治政府のそれぞれを三権(内閣と議会と裁判所)
に分割し、

止めは、その三権のチェック力を同等にする。

その目的は:同等とする事で、三権が互いにチェックし合えることが
可能となり、どの一権にも権力を集中させる(何もかもその権力が
処理してしまう)ことが不可能となるので、

連邦政府も地方自治政府も権力を集中して暴走する事が不可能となり
ます→結果、主権者皆様が枕を高くして寝られる様になります。

で、先ず、現在の日本国政府は、連邦政府と地方自治政府に分割され
ていません←最高法規条項(英文憲法98条)が存在するにも関わらず。

加えて、三権(内閣と議会と裁判所)のチェック力が同等ではなく、
内閣のチェック力が肥大化しすぎています。

特に、内閣の行為と国会の行為をチェックする義務がある裁判所が、
その裁判所だけに与えられた違憲審査権を行使する気が全く無い
事実には、呆れ果てます。

因みに、欧州の民主主義は、独立した裁判所が違憲審査権を頻繁に
行使することで、

要するに、内閣の行為と議会の行為を頻繁にチェックする方法で、
内閣の暴走を阻止しています。

ですから、あり得ない事ですが、米国で日本の様な違憲審査権を行使
しない最高裁が存在すれば、間違いなく市民が最高裁に100万人規模
のデモをかけます。

で、最悪な事実は、首相と大臣が発行する内閣令に従って、官僚は
行政を行う義務がありますが、

その内閣令を官僚が奪い、官僚達がその内閣令を政令・省令・府令・
通達などの命令群を制度化してしまっているので、

首相と大臣は、自ら望む行政を官僚に命令する術が無い事実です。

加えて、首相と大臣が勝手な振る舞いを禁止する制度であり、政令
官僚様の独裁体制を担保できる制度が「閣議決定制度」です。

要するに、民主主義を放棄し独裁主義を担保できる、英文憲法1条
の「主権者は皆様」に反する、「主権者は、政令官僚様」となって
しまいます。

こんな馬鹿な制度を採用すれば、民主主義を放棄することになります
ので、こんな愚かな制度を採用している国は、

世界広と言えども日本だけとなるのは、当然です。

加えて、何の為に選挙をして首相候補者を選び、各大臣候補者を選ん
でいる意味がなくなるからです。

大臣一人一人の個性や見解が異なるから、妥協が生まれる訳です。

米国では、民主主義を実現するには、妥協を積み重ねる過程が必須
との認識が広く米国民に認識されています。

要するに、妥協をする事で、結果的に、少数意見を取り込むことが
可能となります。

言い換えると、妥協を重ねれば、少数意見を取り込まざるを得なく
なるということです。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/632.html#c20

コメント [経世済民129] 日経平均株価 全面安 800円超の値下がり 米国株、急落 ダウ608ドル安で3カ月ぶり安値 世界景気に懸念  赤かぶ
2. 2018年10月25日 15:46:02 : SKI2GjWrn6 : KoIpEdXzMXE[287]
投資家がいくら損をしようと勝手だが、年金や日銀どうするのだろう、時価会計になっているしこの上どんと下げたらそれ見たことかになる。最近はどうも持ちすぎたのか買い支えもないようだ。菅は株価の動向にいちいち反応しないと知らん顔するだろうがアベノミクスで株に金を突っ込んだ安倍はなんと言い訳するのだろう。いつも40兆円儲けたとほらを吹いていたのだから損した時は損した時で国民に何か言わねばならないだろう、中国で遊んでいる場合ではない。しかし、安倍のもうけたは何をもって儲けたと言っているのか疑問だ、株の値上がりをもってそういってるのかそれともちゃんと決済してそう言っているのかで大きな違いだ。株を売買して40兆利益を出してお金を積み上げたとは到底思えないのは私だけだろうか。もし後者なら、利益どころか決済すれば損だけが出る恐れある。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/152.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
15. 斜め中道[5486] js6C35KGk7k 2018年10月25日 15:57:28 : 460ZVzz1ys : 8oca@IpCA1U[1980]
>>14 さま
すごく、賛同!
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
16. 2018年10月25日 16:01:42 : SKI2GjWrn6 : KoIpEdXzMXE[288]
遁走の道の我田引水、もう笑えて来る。そういう意味では日本政府もそうだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK252] 安倍晋三が怯える!森友事件キーマンの尋問Xデー!   赤かぶ
3. 2018年10月25日 16:07:09 : 17e7clHa7Q : uJC4sy0wz1s[13]
>安倍晋三が怯える!森友事件キーマンの尋問Xデー!

安倍首相が怯えるか怯えないか知らないが、結果を待ちましょう。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/656.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK252] 総理は外交が戦争だということが理解できない。(谷間の百合) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 16:08:50 : 17yo3W2TPh : WRLcUB2uRHw[409]
阿部総理の外交は相手を自宅に招待して
酒を酌み交わすこと、
温泉に入ること、
ゴルフをすること、
要するにいつもにこやかにおもてなしをすること、のようです。
だから世界からバカにされる。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/695.html#c2
コメント [原発・フッ素50] 福岡プリンセス駅伝で異常な事件 マラソンや駅伝はトラブル続き やはり被ばくの影響か 選手を守るためルール改定を  魑魅魍魎男
12. 2018年10月25日 16:13:59 : gT5MQ52HZM : _Bxsq12ddek[132]
元々、私はスポーツ選手なんか大嫌いだから「ざまあみろ」の言葉しか出て来ないけどね
確かに、大きな権力に翻弄されて体を壊される、死に追いやられる、というこの人らの立場そのものには同情している
が、社会的に優遇され、進学時に入試を免除され奨学金を渡され、部活で良い成績を上げれば素行の悪さで問題を起こしても被害者が黙殺される、そういう場面を何度も見てきた身からすれば、そういった同情心も薄れてしまう
893になった高校球児が殺人事件や暴行事件を起こしても、その経歴は秘匿されることが多い、が、地元の人はみんな知っている
そして、自民党を支持するスポーツ選手は多く、地方の権力者とズブズブな者も多い
そういった人たちが被害に遭ったところで、何の同情心も湧きませんな
権力の奴隷になることで有利な立場を得てきた人たちが、同じ権力の都合で不利益を被ることは、当然といえば当然ですね
ただ、この人たちに同情はしないが、こういう社会構造そのものは間違っていると思うので、改善が必要でしょう
とはいえ、こういった改革に真っ先に反対するのも、こういう人たちでしょうけど
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/450.html#c12
コメント [昼休み54] 中国人のウイグルでの民族浄化の手口 中川隆
27. 中川隆[-13345] koaQ7Jey 2018年10月25日 16:22:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19507]
催涙ガスにスタンガン、手錠…中国ウイグル収容施設の実態 180か所超存在
2018年10月25日 14:14 発信地:北京/中国
http://www.afpbb.com/articles/-/3194615?cx_part=top_topstory&cx_position=1

【10月25日 AFP】中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で大勢のウイグル人のイスラム教徒らが再教育施設に拘束されているとされる問題で、自治区内にはこうした施設が少なくとも181か所存在することが、AFPによる政府文書などの調査で明らかになった。施設向けにスタンガンや警棒、手錠などが大量に調達されていることも判明。「教育施設」どころかむしろ刑務所に近い実態が浮かび上がった。

 国営の中国中央テレビ(CCTV)は先週、新疆ウイグル自治区の「職業訓練センター」について、幸せそうな学生たちが標準中国語を学んだり、職業技能を磨いたり、スポーツや民族舞踊などの趣味に打ち込んだりしている近代的な学校であるかのように報じた。

 しかし、こうした施設の一部を管理する同自治区ホータン(Hotan)の当局は今年、警棒2768本や電気棒550本、手錠1367個、催涙スプレー2792缶など、教育とはほぼ無関係な物品を数度にわたって購入している。

 これらは、ウイグル自治区内の地方政府が2017年初め以降、「職業訓練センター」の建設・運営に関連して1000回以上にわたって調達してきた物品のほんの一例だ。

 国際人権団体はこうした施設を政治的な「再教育キャンプ」と呼び、少数民族ノウイグル人らイスラム教徒およそ100万人が収容されていると主張。施設は国際社会の厳しい目にさらされている。

 中国政府は収容施設の存在そのものを否定していたが、国連(UN)や米国などからの国際的な非難を受けて、存在を認めた上で反論する方針に転換。施設は「自由な」教育と職業訓練を通じて、宗教的な過激主義や分離主義、テロリズムの拡散を防止するものだと喧伝している。

 だが、入札関係の見積書や予算案、作業報告書など、公的に入手可能な中国政府の文書1500点以上をAFPが検証したところ、この施設の運営実態は学校よりも刑務所のようだということが分かった。


■「つながりを断て、出自を絶て」

 文書が示すところでは、施設には有刺鉄線が張り巡らされ、各所に赤外線カメラが設置され、催涙ガスや「テーザー銃」などのスタンガン、「狼牙棒(ろうげぼう)」と呼ばれるとげ付きこんぼうを手にした大勢の警備員が、「学生」を厳しく管理している。

 ある文書には、施設は「学校のように教育し、軍隊のように管理し、刑務所のように警備すべし」という、自治区トップの陳全国(Chen Quanguo)党委書記の言葉が記されていた。

 また別の文書には、新たな、より良き中国人民をつくるべく、施設はまず「(被収容者の)血筋を断ち、ルーツを断ち、つながりを断ち、出自を断つ」必要があると書かれていた。

 AFPが収集したデータによると、ウイグル自治区にはこうした施設が少なくとも181か所存在する。

 CCTVの報道では、そろいの制服を着た「学生」が、編み物や織物、パン焼きなどの技術や標準中国語を満足げな表情で学んでいた。講義への出席は任意ともされていた。

 こうした施設が初めて登場したのは2014年。ウイグル自治区で死者を伴う暴動が発生したことを受けて、当局が「テロリズム撲滅」運動を開始した時のことだ。

 2017年初めになって、こうした施設の建設に拍車がかかった。この時期に、ウイグル人が大多数を占める自治区南部の複数の地方政府が「焦点集団を対象とした集中教化キャンプ」の建設で工期の短縮を命じている。焦点集団とは、宗教の信者、貧困層、教育を受けていない人物、徴兵適齢の男性ほぼ全員などを含むあいまいな表現だ。

 その後すぐ、ウイグル自治区政府は「宗教的な過激思想」の管理に関する規則を公布した。

 当局は、過激派はどこにでも潜んでいる可能性があると警鐘を鳴らし、禁煙やテントの購入といった無害と思える行動を含めて、25の違法な宗教行為と75の過激派の兆候に警戒するよう幹部に指示。「拘束すべき人物はできる限り拘束」するように命じている。

「職業訓練センター」の建設と運営には膨大な費用がかかるために、2017年には自治区各地の司法当局の支出が爆発的に増えた。AFPが計算したところ、当初予算の少なくとも577%増に相当する30億元(約480億円)近くが投じられたもようだ。

 自治区南部の地方政府は、特別基金で不足分を補った。予算関係の文書によれば、こうした特別基金の少なくとも一部の出所は、中国で公安部門を取り仕切る党中央政法委員会となっている。


■中国政府「強い疑問」も否定せず

 2017年4月ごろには、各地方政府が施設関係のさまざまな入札の公示を始めている。それには、高度な監視システムや、「教室」で「学生」の様子を記録するためのカメラ、有刺鉄線、電話の盗聴器、赤外線監視装置といった刑務所で使われるような機材も含まれる。

 本記事の公表に先立ち、AFPは地方当局に繰り返し取材を試みたが、連絡はなかった。中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は24日の定例記者会見で、AFP記者に対し「あなたが書いた状況が真実なのかどうか、私は強い疑問を呈したい」と述べたが、内容については特に否定しなかった。

 中国政府は、ウイグル自治区で施設に収容されている人を最大100万人とする見積りを認めていない。しかし入札関係の書類には、その数が膨大であることをうかがわせる記述がある。

 少なくとも1か所の施設を監督するホータン当局は、2018年初めの1か月に次のような注文をしていた。

 中国語の教本19万4000冊。靴1万1310足。(c)AFP/Ben Dooley

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK252] テロリストたちに資金提供するだけ!「拘束の常連」   赤かぶ
6. [1] l9E 2018年10月25日 16:22:23 : sXhndLmI9U : jBPs959T1Lo[1]
私が早稲田大学法科大学院を中退したのは、この大学院が現行の新司法試験制度において不正をしていたからである。
不正の証拠は以下である。2013年4月8日に行われた早稲田大学法科大学院法務研究科の民法(鎌野邦樹)の講義冒頭。

https://bit.ly/2D33ait

12:40辺り〜の発言
以下書き起こし。
「まあ試験委員の先生からご担当いただくと、ある意味では、なんとなくね、やっぱり試験委員だと、何も言えないんですよね。でも私だと勝手なこと言えるんですよね。こうだと思うよって。山野目先生から色んなことをですね、正解を聞いてですね、でもそれを言っちゃいけないんですけど、たぶんこういうことなんじゃないかな、答案はこう見るんじゃないかなって、私だったらなんでも言えるし、私が何を言っても、にちゃんねるにどう書かれようと、えー文句は言われず、『私の意見』ということで。まあそういうちょっと、変なんですけれども、ご勘弁ください」

この発言を合理的に解釈すれば、これを「うちの大学院は不正をしません」という意味に理解することはできない。この発言は、「これこれこういうやり方をすれば、あたかも教員の個人的な意見を述べたかのようなふりをして、大学院として組織的に、ばれずに不正を行える(そしてそのようなやり方が常態化しているので、皆さんご理解ください)」という不正の手口の開陳を行なっていると理解しなければならない。

不正を共有して取り込もうとしてくるのが彼らの手口である。私はそうやって秘密を共有して不正の組織に取り込まれるのが嫌だったので、大学院を中退し、新司法試験から撤退することにした。試験委員やその周囲の組織が不正に関わっているとなると、これは制度そのものが不正にできているということであり、またそのことを学生に教えている辺りを考えると、これは現行の法制度そのものが「不正を共有し、これを黙認する法曹たちの集合によって構成されている」と分かるからである。

ちなみに私は以前、この音声データを不正の証拠として法務省の公益通報課にメールで送ったが、何らの回答も得られていない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/684.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK252] 酷評の東京五輪ボランティア 学生の6割が「応募しない」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
24. 2018年10月25日 16:24:12 : 7ANT39rplY : miosPSAxQ4g[1]

レベルの低い大学で同じアンケートをしたらどうなるのだろう?



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/674.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK252] 「美智子さまが安倍首相を痛烈批判」 誕生日文書裏読みの真相〈週刊朝日〉  赤かぶ
6. 2018年10月25日 16:25:03 : 17e7clHa7Q : uJC4sy0wz1s[14]
>「美智子さまが安倍首相を痛烈批判」 誕生日文書裏読みの真相〈週刊朝日〉 

「美智子さまが安倍首相を痛烈批判」なんて有り得ない事でしょう。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/677.html#c6

コメント [経世済民129] 閉店相次ぐ地方百貨店 不振商品の洋服の売り場が多すぎる(NEWS ポストセブン) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 16:26:46 : yYf7SUcwIs : fXIGGRhudNE[65]
ボッタクリができなくなっただけではないか。
どうしてネットの品揃えと価格に百貨店が勝てることがあろう。
通販といったら昭和50年代までは平気で詐欺がまかり通っていた。
昭和60年代になっても平気で到着まで2週間、決済は現金書留だったりした。
そういう時代なら百貨店の信用は価値あるものだったに違いないが。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/149.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK245] <カルト無残>今ネトウヨに異変が起きている!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
64. 2018年10月25日 16:27:47 : jbdFq33bFg : Db_tg1CPkmw[3]
>>62
その原発全部作ったのは自民党なんだよなぁ・・・
メルトダウンしたとき政権だった民主批判とか運が悪かっただけ
この通りネトウヨは頭が悪すぎるな
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/552.html#c64
コメント [戦争b22] 米INF離脱、欧州を分断 ターゲットは露と真の敵「中国」米INF離脱で変わる世界勢力 INF条約破棄で中国に対抗は可能か うまき
1. 中川隆[-13344] koaQ7Jey 2018年10月25日 16:29:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19507]
中国と関わると日本人はこの手口で浄化される
1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる

2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領

3. 日本人浄化にとりかかる

4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない


ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。


参考ページのURL
http://uyghur-j.org/japan/
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


2018 年 9月 8 日
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


第一章 概要

古代より東トルキスタン(“現新疆ウイグル自治区”)は、ヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域だ。1949 年に中国人民解放軍
が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。それ以
来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いてきた。
だが、2 年前から事態が急変し、ウイグル情勢は著しく悪化した。2016 年に元中国共産党チベ
ット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が“新疆ウイグル自治区”
の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党総書記をバックにし、東ト
ルキスタン歴史の中で最も酷く露骨な人権弾圧、同化・民族浄化政策を展開し始めた。習近平政
権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝とみられる東トルキスタ
ンに、完全な監視・封じ込めた社会を作り上げ、ウイグル人の言語、文化、宗教を完全に絶滅さ
せるような民族浄化政策を実施している。
陳全国が就任して以来、前任の張春賢が推進した「双語教育」(事実上の漢語教育)をさらに露
骨化し、小学校から大学まで全ての教育機関でウイグル語の使用を禁止した。ウイグル語で出版
された教科書、小説、歴史を反映する本、イスラム教に関連する書籍を焼却した。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル自治区の警察の人
員を2015 年の6 倍に増員し、ウイグル地域において「監視社会」の完成を手掛けた。2017 年第
1 四半期(1〜3 月)のみで、ウイグル自治区で10 億ドル(約1130 億円)以上に相当するセキュ
リティー関連の投資をし(カシュガル市だけで今年3 月、5100 万ドル(約55 億円)以上を投じ
た)、ウイグル全地域に人工知能(AI)の顔認証技術が搭載された監視カメラを設置した。中国政
府はウイグル自治区を最先端の監視技術を試行する実験場にした。
至る所に500m間隔で監視塔付きの交番(検問所)を設け、24 時間体制で検問・監視を始めた。
全てのウイグル人から旅券が没収された。スマートフォンにスパイウェア・アプリのインストー
ルを強要した。GPS の車両搭載が義務付けられた。ウイグル、カザフなど現地住民の政治信頼度
を評価するため、「個人情報採集表、点数表」を配布し、全住民に点数をつけ、身分証明書ID と
連結させた。この点数で拘束対象者を決め、「再教育センター」に収監した。12 歳から65 歳まで
の住民を対象にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めた。
最も酷いのは、2017 年初頭から、「再教育センター」、「教育転化学校」、「技能研修センター」
という名前の「強制収容所」の建設を急ピッチで進め、何も罪のない100 万人以上のウイグル人
(ウイグル人口の約10%)をこれらの収容所に監禁し、共産党の政治思想、宗教転化(非イスラ
ム化)、民族アイデンティティを破壊するための「洗脳教育」を行っている。ウイグル人社会に何
らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、
音楽家、経済界で成功した経営者(銀行に100 万円以上貯金のある人)らも続々と強制収容所に
入れられた。両親が拘束され家に残された子供たちが孤児園に送られた。
そして、各収容所から続々死者が出始めた。遺体は家族に返さずに内密に「処分」された。カ
シュガル空港では「人体器官運送通路」、「移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やス
ペースが用意され、臓器売買のため国家ぐるみで「臓器狩り」していることが明らかになった。
21 世紀の今この瞬間も、中国政府が行っている「ナチス強制収容所の再現」(ジェノサイド)
とも言える人権弾圧、民族浄化に対し、日本を含む多くの国・政府の沈黙が続いている。納税者
である我々在日のウイグル人は、良心を持つ、正義を求める日本国民・政府に対し以下を呼びか
けたい。沈黙しないでほしい。中国政府を非難し、収容所の閉鎖、全収監者の即時釈放に働きかけ
てほしい。これは単に人権弾圧の問題ではなく、「人道に対する罪」、世界平和への挑発であり、ウ
イグル民族存亡の危機とみてほしい。


第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党
総書記をバックにし、露骨な人権弾圧・民族浄化政策を展開し始めた。
1.【ウイグル人100 万人以上が強制収容所に】
東トルキスタン(“新疆ウイグル自治区”)において、2017 年初頭以来、「再教育センター」、「教
育転化学校」、「技能研修センター」という名前の「強制収容所」の建設が急ピッチで進められる
と同時に、100 万人以上のウイグル人(ウイグル人口の約10%)がこの収容所に収監されている
ことが最近続々と明らかになった。中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese
Human Rights Defenders)が今年8 月3 日発表した最新の調査報告によると、上記の「再教育セ
ンター」と呼ばれる閉鎖式キャンプ(強制収容所)に110 万人が収監されているほか、開放式キャ
ンプ(食事や寝泊まりに自宅に帰れる)で約220 万人が再教育(洗脳教育)されているという。
合わせると330 万人が「再教育」の対象となっている。東トルキスタンの人口は2300 万人(2014
年統計)で、ウイグル人口は48.5%、約1130 万人だとすると、ウイグル人口の約30%の人が「再
教育」されているのだ『参考資料1-2』。報道によると、2017 年春以来強制収容所に収監された人
で釈放された人がいないという『参考資料3』。
何も罪がなく、「要注意人物点数表(第四章を参照)」でマイナス点数が高い人が収容所送りの
対象者となっている。例えば、(1)ウイグル人である(2)イスラムの礼拝をしている(3)宗
教知識がある(4)(当局が要注意とする中東など)26 カ国に行ったことがある(5)外国に留
学した子供がいる……といった項目に該当すれば要注意人物として対象者となる『参考資料4』。
また、ウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、イスラム学者、人
気スポーツ選手、音楽家、経済界で成功した裕福な経営者らも「民族情绪(民族的気持ち)があ
る」、「両面人(裏表がある人物)」として収監対象者となっているのである(第三章を参照)。収
容所の状況は海外メディア、研究者らによって次々と報道されるようになった『参考資料5-10』。


2.【強制収容所の位置・規模が明らかに】

第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実


東トルキスタン(89県あり)の各県に少なくても5つの再教育センターがあるとされ、科学
者の衛星写真やグーグルマップからの調査で既に29 件の収容所位置、その規模が明らかになった
『参考資料11-13』。それぞれ一か所に1000 人から1 万人が収監されている。例えば、2017 年4
月にカシュガル疏附県(コナ・シェヘル)で当時建設予定の収容所(新疆疏附县法制教育转化学
校、位置座標39°21'33.1"N 75°51'50.0"E)の入札募集によると、収容所は3.5万平方メート
ル広さで、政府出資1.4 億元(約29 億円)であった『参考資料14』。同様にカシュガル・疏勒県
巴仁郷(イェニシェヘル・バリン郷、1990 年に有名な「バリン郷事件」発生した場所)座標
39°21'29.2"N 76°03'04.1"E に位置する収容所《疏勒县法制教育转化学校》(上・写真1)は一
年前に何もなかった畑に新しく建てられた収容所で、1 号館〜5 号館の4階建「教学棟」(70.5m
×17.5m)と管理棟があり、それぞれ面積4943.11 uである『参考資料15』。グーグルマップから
も上記座標コードから確認できる。
また、アルトゥシュ(クズルス・キルギス自治州)政府ホームページで、2018 年3 月21 日掲示
された、「アルトゥシュ市職業技能教育研修サービスセンター建設項目の環境への影響報告表に対
する審査意見」(关于《阿图什市职业技能教育培训服务中心建设项目环境影响报告表》的审批意见)
『参考資料16』によると、39°38'28.0"N 75°59'46.0"E に位置する該当教育センターは、9.6 万
u規模(東京ドーム2個分の広さ)、政府投資3 億5000 万元(約60 億円)で、収監者部屋(7.6
万u)、管理用部屋(1.1 万u)、武装警察用部屋(8.5 千u)、有刺鉄線のフェンス付き障壁1292m、
医療室1200 u、8460 人分の食事を作る厨房などから構成されている。名前は技能教育研修セン
ターだが、武装警察、監視塔完備した、8000 人が収容できる強制収容所である『参考資料17』(写
真2)。
最近、さらに規模が大きい収容施設の実態が明らかになった。ウルムチ市達坂城区に位置する
「ウルムチ職業技能教育研修センター」(座標:43°23'01.8"N 88°17'18.2"E)は占用面積52 万
u、建築面積13 万u(東京ドームの約3 倍)であった。この収容施設には収容ビル(監獄)が8
棟あるほか、居留センタービル1 棟、警察備勤ビルが8 棟、警察総合ビル1棟、病院棟、レスト
ラン棟、物資倉庫棟、武装警察宿舎2 棟、監視塔などがある。推測では約1 万人の収監者を収容
できるという『参考資料18』(写真3)。そのほか、カラマイ市に地上5 メートル、地下40 メート
ルの地下収容所が建設されたことが明らかになった。この秘密の地下収容所には少なくとも1 万
人を収容する予定だという『参考資料19』。
これらの収容施設は、新たな政府投資で建設され、調査で分かったものだが、収監者数があま
りにも多いため、入りきれない人たちは、臨時収容所して使っている学校(廃止されたウイグル


小中学校)、党校(共産党学校)、専門学校、病院、体育館、倉庫、まだ特定できていない様々な
施設に収監され、すし詰め状態にあるという。また、ベッドが足りないため、昼班/夜班交代制で、
教育される人と寝る人を入れ替えているという。


3.【収監者及び関係者の証言】
収容所で8 か月収監された経験があり、カザフスタン政府の働きかけで釈放されたカザフスタ
ン国籍のウメル氏の証言『参考資料20-22』によれば、彼はピチャンにある両親を訪ねて行ったと
き、身柄を拘束され、危険分子として「カラマイ市技術研修センター」という収容所に送られた。
この収容所には当時約1000 人が収容され、8 割がウイグル人、2 割がカザフ人だった。環境条件
が大変悪く、狭い一室に20 人以上がすし詰め状態で寝泊まりしていた。食事も、トイレも同室で
済ませたという。毎日早朝から夜遅くまで中国語でプロパガンダ歌謡を歌わせ、共産党の政治思
想、宗教転化(非イスラム化)、民族としてのアイデンティティを破壊するための「洗脳教育」が
行われ、その日のテストで不合格なった者や少しでも不満を表した人は厳しく罰せられる(食事
与えず、手足が絞られた状態でヘッドホンより大音量を流し睡眠できないようにする)という。
イスラム教徒の禁物である酒や豚肉を強要されているとの証言もある『参考資料23』。
また、中国の強制収容所で働いていて、カザフスタンへ不法入国した罪で逮捕されたサイラグ
ル・サウットバイ(Sayragul Sauytbay, 41 歳)が法廷で、中国が存在を否定してきた「再教育キ
ャンプ」について証言した『参考資料24』。証言によると、彼女が働いた「キャンプには2500 人
ほどの収監者がいて、そこは一般に政治キャンプと呼ばれるが、実際は山区の刑務所だった」と
いう。カザフスタン政府は中国からの送還要求を押し切って、サイラグルを無罪釈放し、カザフ
スタンにいる家族の元に返した『参考資料25』。
2018 年7 月19 日NHK-BS1 テレビチャンネルで放送した国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」でも、在日留学生4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、安否
状況がわからない」と証言した『参考資料26』(在日ウイグル人の被害状況の詳細は第四章を参照)。


4.【収容所で不明の病気が蔓延】

ウイグル自治区政府衛生局の業績とした記事(ホームページで発表されその後削除された)に
よると、ホータン地区1 市、7 県の収容所で不明の「伝染病が蔓延」したため、2017 年7 月9 日
から8 月3 日の間に自治区の調査チームを派遣し調査に行った結果、「肺結核」だったということ
で、558 人を病院に搬送・隔離したという。しかし、これらの患者が本当に肺結核なのか、その
後どうなったのかは一切明らかにされておらず、政府のよる隠ぺい・情報封鎖が行われたことが
明らかである『参考資料27』。
5.【収容所から死者が続出】
これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、
一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる(ウイグ
ル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。そして、それ
を裏付ける写真もあった。
上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカシュガル空港で撮られた写
真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の
専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠で
ある。この内容はThe Epoch Times でも報じられた『参考資料31』。
在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体
を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どう
いう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの
元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。
6.【ウイグル人口密集地に火葬場】
そして、もっとも不思議なことは、中国当局はイスラム教を信仰するウイグル人が95%以上を
占める県、町、村に急ピッチで数多くの火葬場建設を進めている『参考資料32』。そして、一般人
月給の数倍の賃金で人員(もちろん漢民族)を募集している『参考資料33』。


今後ウイグル人の死体を火葬するつもりなのかと 思うだけでも鳥肌が立つほど恐ろしい!中
国政府は一体何をしようとしているのか! これらの事象は「ナチス強制収容所の再現」(ジェノ
サイド)の予兆とも言えるだろう。
7.【家に残された子供は孤児園に】
また、深刻な問題になっているのは、両親が拘束され、家に残された大勢の幼い子供たちが孤
児園に入れられ、ウイグルアイデンティティーを無くす漢化教育が行われている。「両親は政治的
な問題を抱えているため、子供は通常の子供と一緒に学校に通うことが禁じられている」という
『参考資料34』。若い妻のみ残された家には、漢民族の男性が世話役で寝泊まりするケースもある。


8.【アメリカ政府の見解】
アメリカのペンス副大統領は7 月26 日、首都ワシントンで講演し「中国政府は、数十万人、も
しくは数百万人の規模でイスラム教徒のウイグル族を再教育施設という場所に収容している。宗
教の信仰と文化的な帰属意識を失わせようとしている」と述べて非難したことを、NHK が7 月
27 日朝のTV 番組で伝えた『参考資料35』。
さらに、7月26日ウイグルにおける収容所問題に関して、アメリカ議会で初めてとなる公聴
会が開かれた。昨年に大統領選に候補者となった上院議員・議長のルビオ(Marco Rubio)氏が
この公聴会を招集した。家族20人以上が拘束され、行方不明となったことをアメリカ ラジオ・
フリー・アジアのアナウンサー・記者であるグリチェヒラ・ホジャ(Gulchehre Hoja, アメリカ
国籍のウイグル人)が証言した。また、アメリカ駐国連経済社会理事会大使のケリー・カリー
(Kelley Currie)氏が、「2017 年4月から、習近平指導下の中国当局がウイグル人に対する弾圧程
度は「人を驚かす、ショッキングなものだ」、文化大革命がエスカレートした時期とも比べること
ができないほど酷いのだ。男子髭の禁止、女性の公衆場でのベール着用禁止、そして短いズボン
を着ること、喫煙、お酒を飲むこと、豚肉を食べることを拒むことを犯罪と見なし、政府系公式
テレビを見ることを拒むことさえ罪に問われている」と述べた『参考資料36』。
ナチス式経験しているとも言える「強制収容所」は、ウイグル民族数千年の歴史の中で経験し
ている最も酷く、ウイグル人の言語、文化のみならず、民族が絶滅する危機に直面している重大
な事件である。


『参考資料』

1. China: Massive Numbers of Uyghurs & Other Ethnic Minorities Forced into Re-education
Programs, Chinese Human Rights Defenders, August 3, 2018
https://www.nchrd.org/2018/08/china-massive-numbers-of-uyghurs-other-ethnic-minorities-forc
ed-into-re-education-programs/

2. Survey: Three Million, Mostly Uyghurs, in Some Form of Political ‘Re-Education’ in Xinjiang
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/millions-08032018142025.html

3. ‘No Releases’ of Thousands Held For Years in Xinjiang Township Political ‘Re-education Camps’
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/township-08062018145657.html

4. 水谷尚子,「ウイグル絶望収容所の収監者数は89 万人以上」, Newsweeks 日本版 2018.03.13
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/89-3.php

5. What Really Happens in China’s ‘Re-education’ Camps, The New York Times, May 15, 2018
https://www.nytimes.com/2018/05/15/opinion/china-re-education-camps.html

6. Simon Denyer, Former inmates of China’s Muslim ‘reeducation’ camps tell of brainwashing, torture,
The Washington Post, May. 17, 2018
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/former-inmates-of-chinas-muslim-re-educat
ion-camps-tell-of-brainwashing-torture/2018/05/16/32b330e8-5850-11e8-8b92-45fdd7aaef3c_sto
ry.html?utm_term=.95541c3fd6ad

7. Adrian Zenz, New Evidence for China’s Political Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15,

https://jamestown.org/program/evidence-for-chinas-political-re-education-campaign-in-xinjiang/


8. Adrian Zenz, "Thoroughly Reforming them Toward a Healthy Heart Attitude" - China's Political
Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15, 2018
https://www.academia.edu/36638456/_Thoroughly_Reforming_them_Toward_a_Healthy_Heart_
Attitude_-_Chinas_Political_Re-Education_Campaign_in_Xinjiang

9. Tara Francis Chan, China is secretly imprisoning close to 1 million people — but they've left 2 big
pieces of evidence behind, May. 30, 2018
http://www.businessinsider.com/how-many-people-are-imprisoned-in-xinjiang-china-government
-documents-2018-5

10. Xinjiang Political ‘Re-Education Camps’ Treat Uyghurs ‘Infected by Religious Extremism’: CCP
Youth League, RFA, Aug 8, 2018.
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/infected-08082018173807.html

11. Shawn Zhang, List of Re-education Camps in Xinjiang 新疆再教育集中营列表, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/list-of-re-education-camps-in-xinjiang-%E6%96%B0%E7
%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%90%A5%E
5%88%97%E8%A1%A8-99720372419c

12. Shawn Zhang, Detention Camp Construction is Booming in Xinjiang, Jun 19, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/detention-camp-construction-is-booming-in-xinjiang-a2525
044c6b1

13. Shawn Zhang, Xinjiang’s re-education system is a hybrid of Gulag and Indian Residential School,
Jun 13, 2018
https://medium.com/@shawnwzhang/latest-re-education-campaign-in-karshgar-xinjiang-167668a
d5729

14. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 3 新疆再教育集中营卫星图3,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-%E6%96
%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%9
0%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-96691b1a0d62

15. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 1 新疆再教育集中营卫星图1,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-3-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-3-bae61bef8028

16. 阿图什市人民政府http://www.xjats.gov.cn/ のweb.archive.org バックアップサイト
https://web.archive.org/web/20180706221430/http://www.xjats.gov.cn/P/C/1736.htm

17. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 23 新疆再教育集中营卫星图
23, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-1-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-1-eea378e8ed8b

18. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 29 新疆再教育集中营卫星图
29 (Largest Re-education Camp?). 26 Jul, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/largest-re-education-camp-d7d6ce15e273

19. XINJIANG AUTHORITIES BUILD MASSIVE UNDERGROUND PRISON, Aug 20, 2018
https://bitterwinter.org/massive-underground-prison/

20. Omir Bekali talks about the psychological stress he endured in a Chinese internment camp
http://www.abc.net.au/news/2018-05-18/omir-bekali/9773366
http://www.businessinsider.com/what-is-life-like-in-xinjiang-reeducation-camps-china-2018-5

21. 水谷尚子, 「ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった」Newsweeks
日本版2018.02.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9547.php

22. 水谷尚子「, イスラーム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所」、Newsweeks
日本版2018.05.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php

23. Video: ‘This person will simply disappear’: Chinese secretive ‘reeducation camps’ in spotlight at

Kazakh trial
https://www.hongkongfp.com/2018/07/17/person-will-simply-disappear-chinese-secretive-reedu
cation-camps-spotlight-kazakh-trial/

24. Kazakh court frees woman who fled Chinese re-education camp
https://www.theguardian.com/world/2018/aug/01/kazakh-court-frees-woman-who-fled-chinese-r
e-education-camp

25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19
http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719

26. Radio Free Asia, 「ホータンの収容所で558 人が肺の伝染病が明らかになった」
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghurda-lager-05282018133938.html?encoding=la
tin

27. Uyghur Teenager Dies in Custody at Political Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.03.14
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

28. Uyghur Father of Two Dies After Falling Ill in Xinjiang Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.04.11
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

29. 遺体安置所Radio Free Asia news, 2018.06.25
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/medeniyet-tarix/jeset-bir-terep-qilish-06252018164051.ht
ml?searchterm%3Autf8%3Austring=depne&encoding=latin

30. 「中国では人命はとても安い、臓器のほうが高値だ」元医師の告白
http://www.epochtimes.jp/2017/10/28953.html

31. 中国当局がウイグル地域各地に急ピーチで火葬場建設
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html?enc
oding=latin

32. ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
https://m.wlmq.com/0010155185.html

33. 「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部, 中国共産党、ウイグル「絶望収容所」の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/212978?page=4

34. 「トランプ政権 中国がウイグル族を不当に収容と非難」, NHK New Web, 2018 年7 月27 日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551041000.html?utm_int=all_side_rankingsocial_
002

35. Hearing on Surveillance, Suppression, and Mass Detention: Xinjiang’s Human Rights Crisis
https://www.youtube.com/watch?v=rE8Ve2nxPds&feature=youtu.be&t=1623

36. 米政権「ウイグル、数十万人を拘束」中国当局を批判、毎日新聞, 2018 年7 月28 日
https://mainichi.jp/articles/20180729/k00/00m/030/079000c


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

2017 年から大々的に大に行われるようになった思想改造目的の強制収容施設での不当な拘束
が今も続いている。そしてウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、
著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、音楽家、経済界で成功した経営者が続々と強制収容
所に入れられている。以下には、代表的な例を挙げる。(ここで挙げた例はメディアなどで公開さ
れた情報のみであって、氷山の一角にすぎない。)


1.【教育界】
1. 自治区教育庁の庁長長 サッタル・サウット (Sattar Sawut)
2017 年、「重大大な規律違反」で拘束され、強制収容施設に送ら
れた。サッタル氏が任期中に編纂したウイグル語教材は、自治区
自治区内で教科書として使われていた。『参考資料』
http://www.sohu.com/a/144868168_260616
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

2. 自治区政府党委員会元秘書官、教育庁副長官長、新疆新聞社 社
長長を務めたアリムジャン・メメットイミン (Alimjan
Memtimin)(59)『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

3. ウイグル自治区社会科学院副院長長や新疆教育出版社 社長長
アブドゥラザク・サイム(Aburazaq Siyim) (61)
『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

上記三名の方はウイグル語の教科書の編集、出版にかかわる人物であった。そのウイグル語
教材は、自治区内で教科書として使われていたが、それらが「文文学、歴史、道徳分野には、
民族分離を煽る内容が含まれており、それを12 年間も現場で使ったため大勢大の若者が深刻
な洗脳を受けた」と糾弾され、ほぼ同時期に収容施設に送られたのである。『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

4. 新疆大学大学 学長長 タシポラット・ティップ (Tashpulat Tiyip, 塔
西甫拉提·特依拜)
自治区最大大の教育機関である新疆大学大学 学長長を2010 年から務
めていたタシポラット・ティップ教授(60)は昨年3 月月に解任され、
それ以降は当局に拘束されていると、今年2 月月にRFA の取材に答え
た大学大学関係者が明かした。新疆大学大学を卒業後、東京理科大学
大学で理学博士号を取得。研究プロジェクトの成果から中国教育省に
賞を与えられたことも多数あり、新疆では著名な学者だった。タシポ
ラット氏は, 1996 年から新疆大学大学の副学長、2010 年から2017 年
まで同大学学長、党副書記と務めていた。
『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/university-president-02202018173959.html


5. 新疆医科大学の元長学長 ハリムラット・グプル (Halmurat Ghopur,
哈木拉提·吾甫尔)
新疆医科大学の元長学長・教授で昨年からは自治区⾷品医薬品監督庁
長だったハリムラット・グプル氏(58)も、今年になってから消息不
明だ。ハリムラットは収容施設で死亡したとの説もある。彼は中国伝
統医療を学ぶ上海中医薬大学を卒業し、ロシアのサンクトペテルブル
ク医科大学で博⼠号を取得。中国全国最優秀研究者の1 人に選ばれる
など、中国全⼟でも名を知られる有名教授だった。医科大学で彼はウ
イグル伝統医学の継承にも力を注ぎ、民族医学教育ではウイグル語に
よる授業をずっと続けてきた。ハリムラット氏は, 1998 年から新疆医
科大学の副学長、2008 年から2017 年まで同大学学長、党副書記と務めていた。


『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/arrest-01122018152937.html

不思議なことに、上記両大学ホームページの歴任学長リスト『参考リンク』から、新疆大学
元長学長タシポラット氏と新疆医科大学の元長学長 ハリムラット氏の名前が消されている。
これは中国が歴史・事実を平気で消すまたは変えてしまうことの証拠でもある。
新疆大学歴任学長 http://www.xju.edu.cn/xxgk/lrxz.htm
新疆医科大学歴任学長http://www.xjmu.org/xqzl/lrld.htm

6. 新疆師範大学教授 アブドゥカディリ・ジャラリディン (Abduqadir
Jalalidin)
知名度の高いウイグル文学者で新疆師範大学教授でもあるアブドゥ
カディリ・ジャラリディン(54)は今年1 月にウルムチ市国家安全
局に拘束された。アブドゥカディリはカシュガル師範学院を卒業後、
ウイグル文学者の道を歩んだ。彼は00 年代初頭、石川県に数カ月滞
在したことがあり、その体験を記した本の一部がウイグル語教科書
に引用された。ウルムチ市の中で最大級と言われている収容施設に
収監されているとされる。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-04252018140407.html


7. 新疆大学教授 ラヒレ・ダウット (Rahile Dawut)
ウイグル文化研究の先駆者で新疆大学人類学研究所教授、博士であ
るラヒレ・ダウット(52 歳)が、2017 年12 月北京で消息不明とな
ったとニューヨークタイムズ電子版が8 月10 日に報道した。ダウ
ット氏の家族は、黙っていることで再教育施設、拘留施設から解放
されないことが分かったため、ダウット氏が消えてから8 か月後の
今、これを話すことを決めたと語ったという。ダウット教授は、日
本人研究者の菅原 純と共著で中央ユーラシアにおけるイスラム聖
堂に関する研究をテーマにした、「マザール、MAZAR」という本を
出版していた。『参考資料』
Star Scholar Disappears as Crackdown Engulfs Western China, The New York Times
https://www.nytimes.com/2018/08/10/world/asia/china-xinjiang-rahile-dawut.html
Mazar: Studies on Islamic Sacred Sites in Central Eurasia, Sugawara Jun, Rahile Dawut, 2016
https://www.amazon.co.jp/Mazar-Studies-Islamic-Central-Eurasia/dp/4904575512


2.【宗教界】

8. 著名なウイグル人イスラム学者 ムハンマド・サリヒ (Muhammad
Salih)
著名なウイグル人イスラム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者
として名を知られる82 歳のムハンマド・サリヒ師が17 年12 月中旬、
中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連
行された。サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40
日後の18 年1 月24 日に死亡した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-012920181
80427.html

9. 全国イスラム協会副主席、ウイグル自治区政協の副主席、ホータンイ
スラム協会主席、ホータンモスクのイマム アブドレティプ・アブド
レヒム・ダモッラ(Abdulletip Abdurehim Damollam)
2017 年に3 年刑で刑務所に入れられた。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/abduletip-abdurehim-dam
olla-tutqun-05102017142750.html?encoding=latin

10. カシュガル・トックズタシモスクのイマム アブリミット・ダモッラ
(Ablimit Damollam)
アブリミット・ダモッラは自宅から突然連行され、収容所に収監され
た2 カ月後の昨年6 月に死亡した。
アブリミット・ダモッラ(81)は、80 年代に新疆ウイグル自治区で
初めて寄宿舎付きの私立学校「カシュガル語学・技術専門学校」を開
校したベテラン教育家でもある。
アブリミットは学校にウイグル語で英語、中国語、アラビア語、トル
コ語を教えるクラスと、看護師・歯科医師を育成するコースを設置。
全日制だけでなく夜間制の学生も受け入れ、経済的に恵まれない人も教育を受けられるよう


にした。付属病院も開設し貧しい者への医療費免除など慈善事業を行って人々の支持を集め
たが、2000 年頃に中国当局が施設を強制的に封鎖していた。アメリカの短波ラジオ放送「ラ
ジオ・フリー・アジア(RFA)」の報道によると、アブリミットは身柄拘束から2 カ月後の昨
年6 月に死亡した。死因は知らされず、葬儀は当局の厳重な監視のもと、弟子たち、周りの
住民の参加が許されず家族だけで行われたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616201
7193458.html?encoding=latin

11. ケリヤ県政協副主席、県メインモスクのイマム イミン・ダモッラ
(Imin Damollam)
2017 年5 月に18 年の実刑判決で刑務所に監禁さられた。罪は2016
のメッカーへのハッジ(大巡礼)で「ウイグル分裂意識のある」人
にハッジ代行費を渡したことであった。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/uyghur-kadir-052120
18160053.html?encoding=latin
12. ニルカ(Nilqa)県 イスラム学者 アブドレシット・ハジム
(Abdureshit Hajim)(65)
アブドレシット氏は強制収容所に監禁されてから9 か月間たった今
年の6 月5 日に、収容所内で死亡し、頭部分が白い布で覆われた遺
体が家族に返された。しかし、家族が遺体の頭・体部分を見ること
も許されず、死因が不明のまま、警察の厳重な監視下で埋葬されて
いたことがRFA の取材で明らかになった。
参考資料:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060820182
34941.html?encoding=latin

13. ホータン スラーム学者 アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet
Mexsum)(87)
2017 年11 月拘束され、収容施設で死亡していたことが今年5 月に
イスタンブルに住んでいる親戚の調べで分かった。アブドルエヘッ
ド・ハジムは7 人の弟子にイスラム知識を教授したことが拘束の原
因だったという。


『参考資料』:

https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-m
exsum-ghayibane-namaz-06012018225457.html?encoding=latin


3.【スポーツ界】

14. 人気のサッカー選手エリパン・ヘズムジャン (Erpan Hezimjan)
人気のあったウイグル人サッカー選手エリパン・ヘズムジャンの失
踪は、漢人の熱烈なファンたちがソーシャルメディア上で告発して
発覚した。今年19 歳の彼は15 歳から中国のサッカーチームでプレ
ーをし、失踪前は中国スーパーリーグの江蘇省チームに所属してい
た。
今年2 月末頃に里帰りしたが、3 月に南京で行われた試合に姿がな
かったことを心配する書き込みが相次いだ。RFA は4 月、彼の地
元ドルビリジン県へ電話取材をし、同県警察署職員の証言で2 月頃
に強制収容所に送られたことが判明した。
所属チームの主戦力として1〜2 月にかけて、スペインやアラブ首長国連邦で試合に出ていた
が、「外国に行ったこと」を理由に、県中心部から約10 キロ離れたトゥルグン村の強制収容
施設に送られたという。そこにはウイグル人約1000 人が収容されている。
『参考資料』:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/erpan-hezimjan-terbiyeleshte-04162018153
838.html?encoding=latin
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/footballer-04132018162312.html
https://www.hongkongfp.com/2018/07/07/rising-star-footballer-among-million-uyghurs-sent-ch
inese-re-education-camps/


4.【芸能界】
15. 民謡歌手 アブドゥレヒム・ヘイット (Abdurehim Heyit)
ウイグル人の幅広い年齢層に愛されている民謡歌手でドゥッ
タル奏者(ドゥッタル王)のアブドゥレヒム・ヘイット(56)は、
昨年4 月に公安警察に連行されてから行方不明になった。アブ
ドゥレヒムは北京の中央民族歌舞団や新疆ウイグル自治区歌
舞団で活躍し、数多くのアルバムも発表した。ウイグルの民族
文化に誇りを持ち、前を向いて生きていこうと呼びかけるメッ
セージ性の高い曲が多いこと、特にウイグル人に広く知られる
歌謡「お父さんたち」の歌詞が問題視されたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/musician-11022017162302.html
https://freemuse.org/news/uyghur-dutar-king-detained-in-china/


16. ポップス歌手 アブラジャン・アユップ (Ablajan Ayup)
若くハンサムなポップス歌手も収監されている。若い女性を中心に
熱狂的人気を誇るアブラジャン・アユップ(34)は、「ウイグルの
ジャスティン・ビーバー」と欧米誌に紹介されたこともある。ウイ
グル語のみならず英語や中国語でも歌っていたから漢人にも人気
だった。今年2 月に上海でコンサートを行った2 日後、ウルムチで
拘束された。昨年マレーシアを訪問したことや、民族や故郷への愛
を歌っていたことなどが原因とささやかれている。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/singer-05182018131924.html
https://freemuse.org/news/uyghur-pop-star-detained-in-china/


5.【メディア関連】
17. ミスラニン・ドットコム(misranim.com)の創設者 アバベキ
リ・ムフタル (Ababekri Muxtar)
インターネットのウイグル語サイトも一昨年から昨年にかけて
続々と閉鎖され、運営者がことごとく拘束された。また、同サ
イト管理人トゥルスンジャン・メメット(Tursunjan Memet)
も行方不明になっている。トゥルスンジャンの父親はRFA の取
材に応えて、「自宅から6 人の公安に連れ去られ、どこに居る
かさえ分からない」と証言した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/authorities-detain-uyghuer-web-masters-and-writ
ers-in-chinas-xinjiang-06132016153910.html


18. 「バクダシ(bagdax.cn)」創設者 アクバル・エゼッド (Akbar Eset)、


19. 「ボズキル(bozqir.net)」の創設者で自治区教育庁職員のアデル・リシット (Adil Rishat)、


20. テレビ番組の脚本家として知られるオマルジャン・ヘセン (Omarjan Hesen)


21. 新疆人民ラジオ局記者で新疆教育出版社の教科書編集者でもあったジャ
ーナリストのヤルクン・ルーズ (Yalqun Ruzi)(52)も行方不明になっ
ている『参考資料』。最近の情報では、17年刑で刑務所に入れられたと
いう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php

ウイグル語書籍は粛清のため書店や一般家庭から没収された。新疆ウイグル
自治区文学芸術連合の元会長で、詩人のイミン・アフメディ (Imin Ahmidi)は昨年6 月、RFA の
取材に対し「過去に出版されたウイグル人作家の著作が再検査されている」と語った。ウイグル
人に愛読され、現代ウイグル文学を代表する小説であるアブドゥレヒム・オトキュル (Abdurehim
Otkur)『目覚めた大地』や『足跡』、ゾルドゥン・サビリ (Zordon Sabir)『母なる故郷』なども
規制の対象になった。『参考資料』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php


6.【経済界】

22. イリ・カザフ自治州 慈善家・不動産開発商 ヌルタイ・アジ(Nurtay Haji、努尔塔依・阿吉)
ChinaAid がイリ・カザフ自治州及びカザフスタン人の商人から得た情報によると、有名な慈善
事業、不動産開発商のヌルタイ・アジが昨年、20 年刑で刑務所に送られたという。ヌルタイ氏は
ヌルタイ氏個人の全額寄付で孤児、貧しい子供たちのための、全寮制の寄宿学校「努尔塔依阿吉
学校」を建設し、これまでに多くの学生を支援していた。
ChinaAid の情報では、ヌルタイ氏と一緒に10 数名のウイグル、カザフ商人が逮捕されたとい
う。ウイグルの他の地域でも銀行に一定額(100 万〜数100 万元)以上の貯金がある人たちも次々
と拘束されている。
http://www.chinaaid.net/2018/07/blog-post_11.html

2017 年5 月に、カシュガル地区で最も成功した経営者ウイグル人の以下4 名が「宗教的過激主義」
という罪で投獄された:


23. カシュガル貿易協会会長 物質運送会社経営者 アブドジェリル・ハジム(Abdujelil Hajim)

24. カシュガル Emin 貿易市場のオーナー ゲニ・ハジ(Gheni Hajim),

25. カシュガルEziz Diyar 市場のオーナー メメット・トルソン・ハジム(Memet Tursun Hajim),

26. カシュガルIbnsina 歯科病院 オーナー イミン・ハジム(Imin Hajim)
以上の4 人いずれにも「ハジム」という名称がついているのは、イスラム聖地のメッカーにハッ
ジに行って来たことを意味する。RFA の電話インタビューに答えた現地の保安員の情報によると、
罪は「承認されていない民間の巡礼に行った」、「宗教的過激派の兆しがあった」という。4 人は8
年から18 年の懲役刑を言い渡された。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/wealthiest-01052018144327.html


27. カシュガルKasir ホテルのオーナー レストラン経
営者 オブルカスム・ハージ (Obulkasim Haji)
RFA のインタビュー情報によると、67 歳のオブル
カスムは2017 年12 月5 日入院していたウルムチ
市の病院から公安に連行され、再教育キャンプ(強
制収容施設)に送られたそうだが、拘束理由や監禁
場所がいまだに不明。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/hotelier-05072018130431.html
努尔塔依阿吉学校


7.【官僚・公安関係者】

28. ウイグル自治区林業庁庁長 エズズ・ケユム (Ezir Qeyum)
29. ホータン地区公安局副局長 ニジャティ・アウドン (Nijat Awudon)
30. ホータン地区公安局元副局長 エリ・イミン (Eli Imin)
31. ウイグル自治区特捜部ホータン支部隊長 アブドカデル・アブラ (Abduqadir Abla)
32. ホータン市公安局副書記 政委 ヤリクン・アブドラザク (Yalqun Abdurazaq)
33. カシュガル カラカシ県(Qaraqash)公安局元副書記 政委 アバベキリ・イリ(Ababekri Eli)
34. ホータン地区公安局国保支部課長級捜査員 モハタル・トスン(Muxtar Tursun)
らが「重大な規律違反」で拘束され、最近の状況は不明である。
参考資料:
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


35. ウイグル自治区チャルチャン県公安局政
治委員 アリフ・トルソン(Ghalip Tursun)
8 月18 日の現地新聞が、アリフ氏が「テ
ロリスト、3 種勢力と協力し、庇った」と
し、拘束されたことを報じた。参考資料:
(右写真)
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qan
un/cherchen-uyghur-08202018153604.ht
ml?encoding=latin


8.【地方の党・政府責任者】

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、権力を誇示する最初の威圧的行動は、ホータ
ン地区基層の97 名幹部への問責・免職処分を実行することだった。陳の指示で組織された共産党
幹部らの査察グループが2017 年3 月12 日からホータン地区の各町、村に入り、たった一週間ほ
どの調べを行ったあと、3 月26 日各種の理由で97 名幹部(ほとんどウイグル人)に一気に免職
処分を下した。処分内容から人権侵害の典型的な例であることがわかる。例えば、ホータン県の
ブザク郷(布札克乡(郷))党支部書記のジェリリ・マイティニヤズ(Jelil Memetniyaz)は「宗
教師の前でタバコを吸うことに躊躇した」理由で懲戒免職された。97 人の懲戒免職理由には、そ
のほかに、「毎朝の国旗揚げの怠慢、揚げ回数の誤報、住民宅へ走訪・個人情報データの収集を徹
底していない」など様々なレッテルがあった。
参考資料:
http://www.china.com.cn/news/2017-04/10/content_40588424_2.htm
https://www.boxun.com/news/gb/china/2018/01/201801301321.shtml
http://news.sina.com.cn/c/nd/2017-04-09/doc-ifyeceza1781280.shtml


9.【収容所内死亡者リスト】

ここに挙げたリストはメディアに知られた名前のみである。
1.ムハンマド・サリヒ (Muhammad Salih)、82 歳、18 年1 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-01292018180427.html

2.アブリミット・ダモッラ (Ablimit Damollam) 、81 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616
2017193458.html?encoding=latin

3.アブドレシット・ハジム (Abdureshit Hajim)、65 歳、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060
82018234941.html?encoding=latin

4.アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet Mexsum)、87 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-mexsum-ghayibane-nama
z-06012018225457.html?encoding=latin

5.アイハン・メメット(Ayxan Memet)、78 歳、Dolqun Eysa の母、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mother-07022018164214.html

6.ヌリマングル・メメット(Nurimangul Memet)、24 歳、18 年6月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06042018154152.html?enc
oding=latin

7.アブドジャッパル(Abdujappar)、グルジャGhulja Bayandaz

8.アブドガッパル (Abdughappar)、34 歳、グルジャGhulja Bayandaz 18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

9.ホータン・チンバグ卿 アブドルエヘット・バッカル(37 歳)ら26 名
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06142018181109.html?enc
oding=latin

10. ヤクプジャン・ナマン(17 歳)、カシュガル・ヨプルガ県、18 年3 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

11. 在日ウイグル人弟(24 歳)、ウルムチ、18 年5 月死亡

第四章 “新疆のウイグル自治区”:中国高度な監視下の野外刑務所

1.中国当局はウイグル地域を「野外刑務所」化
東トルキスタン(現“新疆ウイグル自治区”)は、古代からヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域でもある。1949 年に中国人民
解放軍が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。
それ以来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いている。


1.1【漢民族の大量移住】

中国内陸から漢民族をウイグル地域に大量移住させるのと同時に、多くの若いウイグル人・未
婚女性を労働力として中国内陸の工場などに移送し、ウイグル自治区におけるウイグル人口比率
の減少を図っている。他に少数民族までに適用された“計画生育”制度も功を奏して、1949 年に6%
だった漢民族人口が、2010 年には40.1%に達している(新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人
口普查主要数据公报)『参考資料1』。「新疆軍区」数十万軍人とその家族、300 万人以上とされる
「新疆生産建設兵団」の人口はこれに含まれない。
漢民族がこの地に大挙進出してきて、経
済発展の恩恵を独占した結果でウイグル
族との格差が広がる一方である。中国当局
によりウイグル人に対して差別的政策が
実施され、憲法で定めたウイグル人固有の
言語、文化的・宗教的権利も侵害されてき
た。

1.2【7・5 ウルムチ虐殺】
そんな中、2009 年6 月に中国広東省の
第四章 “新疆ウイグル自治区”:
中国高度な監視下の野外刑務所


玩具工場で労働者として勤務しているウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷された事件に対
する中国政府の対応への不満がきっかけに、ウイグル人の怒りがさらに高まった。同年7 月5 日
にウルムチ市でウイグル学生らによる大規模なデモが発生した。平和的な抗議行動は、中国当局
の軍、武装警察によって、過剰な武力行使を通して残虐に制圧され、数千人がウルムチの町で殺
害され(中国当局の発表では197 人死亡)、殆どのデモ参加者が逮捕された。これは「7・5 ウル
ムチ騒乱」「7.5 ウルムチ虐殺」と呼ばれる。『参考資料2』


1.3【悪漢・陳全国】
2009 年以降、中国共産党当局によるウイグル人の監視はさらに強まった。特に、元中国共産党
チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が、2016 年に新疆ウ
イグル自治区の書記に就任してから、ウイグル人への監視・弾圧が特段に強まった。新疆ウイグ
ル自治区は、習近平政権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝で
もあり、そこに完全に監視され・封じ込められた社会を作り上げることが習近平政権の謀略と言
えるだろう。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル地域における「監
視社会」の完成を手掛け、2017 年一年間でウイグル自治区の警察の人員が2015 年の6 倍にまで
膨れあがった『参考資料3』。
ウイグル自治区全地域で、500m間隔で交番(便民警務站)が設置され、一つに8−30 名の武
装警察が配備された。アクト県だけで2017 年10 月以降、68 個の交番を新たに設置したことを現
地で当番中の警察がRFA のインタビューで明らかにした『参考資料4』。
陳全国は、ウイグル全地域で上述した「再教育センター」というナチス式強制収容所や以下で
述べる監視社会を作り上げた首謀者・真犯人である。
1.4【最先端の監視技術の実験場】
中国国内には昨年秋の時点で監視カメラが1 億7000 万台設置されており、今後3 年間でさら
に4 億台が追加されると推定されている。監視カメラの多くには人工知能(AI)が搭載され、顔
認証技術などを備えている。その「最先端の監視技術を試行する実験場」となったのは新疆ウイ
グル自治区である。中国政府は2017 年第1 四半期(1〜3 月)にウイグル自治区で10 億ドル(約
1130 億円)以上に相当するセキュリティー関連の投資計画を発表したとウォール・ストリート・
ジャーナル紙が明らかにした『参考資料5』。
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は明らかにした情報によると、中国当局
は、問題を起こす危険のある人物を特定し、先んじて拘束するため、新疆ウイグル自治区に大量
のデータを駆使した監視プラットフォームを配備している。この「予測による治安維持」プラッ
トフォームについて、当局が監視カメラの映像や、通話・旅行記録、宗教的志向などの個人情報
を統合・分析し、危険人物を特定するためのものだと説明する。カシュガル市だけで今年3 月、
5100 万ドル(約55 億円)以上を投じて、統合データプラットフォームを含む監視システムを購
入・設置した。この監視カメラシステムは、瞬時にして人の顔と歩き方を識別して個人を特定し、
データベースと照合して年齢、性別、身長、民族アイデンティティを判定。その上、親族や知人
といった人的ネットワークまで割り出すことができるという『参考資料6』。
1.5【政治的信頼度点数表】
ウイグル人の研究者で記者のタヒール・イミン(Tahir Imin)氏は昨年2 月、新疆から米国に
亡命した。同氏はウルムチに住む友人が6 月、当局に拘束されたと話す。定期的な礼拝、パスポ
ートの所持、トルコへの渡航記録が減点の対象となったという。そして「マイナスポイントが70
を上回ると、危険人物と見なされ、警察に通報される。警察はこれを受け、拘束した人物を再教育センターに送る」と明かした『参考資料7』。
以下の「人口個人情報採集表(表1、『参考資料5』)」は、ウイグル自治区全地域で「危険人物」
を割り出すために使われているものである。表の右側に「重要情報」とされた内容は、年齢が(15
〜55 歳)、ウイグル人か、失業者か、パスポート保持者か、毎日礼拝するか、宗教知識があるか、
26 の“センシティブな”国に行ったことがあるか、海外とのつながりがあるかなどである。
また、ウルムチ市の各社区で実際の
登記に使われている「常住戸民族語系
点数表(下表2)『参考資料7』」による
と、各住民一人一人に10 カテゴリーで
10 点ずつ点数付け、ウイグル人の政治
的信頼度を評価している。
例えば、この表の1 番目のイブライ
ム・イスマイル氏(83 歳)には50 点付
けられ、「一般注意人物」とされている。
ウイグル人であれば10 点、パスポート保持者であれば10 点、礼拝していれば10 点、宗教知
識があれば10 点、対象の26 か国のどれかに行ったことがあれば10 点それぞれ引かれ、合計点
数は50 点となっている。この点数が低いほど「危険人物」とされる。もし、この方が55 歳以下
で、海外とのつながりがある人だった場合は、点数が30 点(マイナス70 点)で、即拘束対象と
なり、収容所(再教育センター)に送られることになる。
亡命者の証言によると、誰が礼拝しているか、誰が断食しているか(イスラム・ラマダンの時
期にどの家の人が夜中に起きて明かりをつけているか、職場、学校でお昼ご飯を食べていないか
など)を常にチェックするため、町、村、学校で10 人を1グループにし、相互監視体制を作って
いる。知っている情報を隠した人も罰せられるようになっている。また、政府幹部に住民と「親
戚(双親)」を作らせ、住民の宗教意識、共産党への忠誠心を調べ、人ひとりに点数をつける任務
を与えている。その中で、収容所に入れられた若いウイグル女性がいる家に「親戚」となった漢
族男性が寝泊まりするケースもあるという。


表 1. 人口個人情報採集表 表 2. 常住戸・民族語系

1.6【一般家庭に政府幹部が宿泊】
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が「ウイグル人家族の家に中国共産党政
府職員がホームステイしている」と5 月13 日に報告を発表した『参考資料8-9』。報告によると、
ウイグル人密集地域の一般家庭が近年、政府幹部による定期的な「ホームステイ」の受け入れを
強いられている。中国政府による「民族団結」を名目とした厳しい監視が目的とみられ、官製メ
ディアの情報として、当局は2017 年に職員100 万人を同地農村へ派遣したと伝えている。職員
をウイグル人家族と「共に食べ、共に住み、共に労働し、共に学習」させるという。
1.7【スマートフォンにスパイウェアを強制装着】
中国にいるウイグル人はまた、2017 年4 月からスマートフォンにスパイウェア・アプリをイン
ストールすることを強制されている。「ラジオ・フリー・アジア」の報道によれば、「百姓安全」、
「Jinwang」と呼ばれるこのアプリは、政府が市民の携帯デバイスをスキャンし、「テロリストや
違法な宗教に関する映像・写真・ファイル類を所持していないか確認する」ためのものだという。
これらのアプリをインストールすると微信(Wechat)やSNS「微博(Weibo)」のログ、SIMカード
情報、Wi-Fi のログイン情報などがサーバーに送信される。インストールを拒否したり、一度イ
ンストールしたアプリを削除したりすると、10 日間拘束されることがあるとのこと『参考資
料10-13』。
今はすべてのウイグル人が24 時間監視され、Wechat などを通して海外にいる親戚と連絡する
ことも一切できなくなっている。我々海外にいる人たちはウイグルにいる親戚から「連絡しない
で」と言われている。公安警察からハラスメントや脅迫を受けていると思われる。
1.8【全車両にGPS を強制装着】
中国当局また、ウイグル地域にあるすべて自動車に対し、中国版全地球測位システム(GPS)
「北斗」の端末の設置を義務付けたと米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝え
た『参考資料14』。昨年の6 月30 日までに全車両への「北斗」の端末設置を終える計画となって
いた。重機や工事用の車両なども対象となり、端末を設置していない車両は、ガソリンスタンド
で給油が拒否されるほか、中古車市場で取引ができない。
1.9【ウイグル人のパスポートを没収】
中国国内でパスポートを持っている全てのウイグル人からパスポートが没収され、観光や留学
のため海外に行くことは非常に難しくなった『参考資料15』。海外留学のため、新しくパスポート
を作ることはできなくなった。両親のことが心配で海外から一時帰国した学生のパスポートも没
収されるほか、再教育センターに入れられたケースもある『参考資料16』
1.10【ウイグル人逮捕者数が全国の21%】
中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese Human Rights Defenders)は、
7月25日にウイグル人逮捕者数を発表した『参考資料17』。中国政府が発表した数字によると、
2017 年に新疆ウイグル自治区で、刑事的罪で逮捕された人数は全国の同じ罪で逮捕された総数の
21%を占めたという。新疆人口は中国全国人口のわずか1.5%を占めているにもかかわらずだ。
中国人権擁護は、2008〜2017 年間にウイグル自治区で逮捕された人数の比較調査を行い、2017
年一年で227,882 人が逮捕されたこと、これは2016 年の逮捕者数27,404 人の8.3 倍だったこと
を明らかにした。報告では、これは中国当局が「三股勢力」(暴力恐怖主義、民族分裂主義、宗教
極端主義)名目の厳打(厳しく取り締まり)運動の結果との認識を示した『参考資料18』。


2.中国当局はウイグル住民からDNA など生体データを採集

2.1【検診名目でDNA 採集】
中国国営の新華社通信は2017 年11 月、衛生当局の統計として、新疆の総人口の9 割に相当す
る約1900 万人がこの「検診」を受けたと伝えた。また、中国最大手インターネットポータルサイ
ト「新浪(Sina)」が2017 年11 月1 日、新疆ウイグル自治区衛生計画生育委員会から入手した情
報として、ウイグル自治区は昨年15.85 億元投資し、全自治区で1884.48 万人、その中、南疆4
地区・州(ウイグル密集地域)で912.71 万人(100%)の検診を終えたと伝えた

『参考資料19』。
国際NGO 人権組織の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)」は、このよ
うな大規模な強制収集は国際人権規約を踏みにじるものだと批判した。
当局に「全民検診」と呼ばれたこの無料のプロジェクトは、12 歳から65 歳までの住民を対象
にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めている『参考資20-23』。


2.2【臓器狩り】

中国新疆出身の在英の元外科医エンヴァー・トフティ(Enver Tohti)氏は、こうした不合理な
新疆地区住民のDNA 採取について、中国移植権威で富裕層や外国人移植希望者のための移植用
臓器となる「生きた臓器バンク」とし、住民を秘密裏に「ドナー登録」しているのではないかと
の推測を述べた『参考資料19』。

中国衛生部(厚生省)の前副部長・黄潔夫氏は7 月26 日、AP 通信のインタビューで、国内ド
ナー登録者は21 万人を数え、2020 年には、中国は米国を抜いて世界一の移植大国になると主張
した『参考資料24』。

第一章でも述べたが、これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて、家族に返す・見せ
ることなく、新しく設けられた一般人が入ることのできない遺体処理・安置所で処理されている。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
以下の写真1,2 はその証拠である。これは観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカ
シュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空


運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで監禁されている人から
強制的に臓器を摘出していることを示す徹底的証拠である。


3.海外在住のウイグル人(留学生、永住者、帰化者)も監視対象に

3.1【在日ウイグル人の被害】

新疆ウイグル自治区で100 万人を超えるウイグル人が「再教育センター」と呼ばれる収容所に
収監され、著しく人権被害を受けていることをアメリカ、ヨーロッパ各国のメディア、政府機関、
国連などが続々報道し、厳しく非難し始めた(下画:アメリカ政府報道)。しかし、日本ではほと
んど報道されていなかった。
2018 年7 月19 日ついに、NHK-BS1 テレビチャンネルの国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」で、中国のウイグル人への弾圧、収容所の実態を報道した『参考資料25』。こ
れは日本において、主要メディアとして初めての報道であった。在日のウイグル人として、まず
NHKの勇気に感謝したい。本当にありがとうございます!

当番組で在日のウイグル人4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、生きているか
死んでいるかもわからない」と証言した。8人がインタビューを受け、証言していたようですが
が、時間の制限により全部伝えきれなかったと思われる。この8 名がいずれも、家族が収容所に
収監され、現在どうなっているか全くわからない状況だという。日本にそれ以外にも多くのウイ
グル人の家族が中国で被害を受けている。しかし、その多くはウイグルにいる家族、親戚がさら
なる被害・弾圧を受けることを恐れて、沈黙しているのが実情である。だが、「今こそ、国で沈黙
せざるを得ない同胞に代わって、国外に住む私たちが声を上げるべきときだ」という在日ウイグ
ル人も増えている。
当NHK 番組でも紹介されたが、在日ウイグル人人権団体である「日本ウイグル協会」の呼び
かけで、7 月1 日東京の中心繁華街である新宿で大規模なデモが行われた。これまでに沈黙して
きたウイグル人100 人以上が参加した。デモでは、「不当な拘束をやめろ」、「強制収容所を閉鎖し
ろ」、「家族を返せ」、「お父さんを返せ」、「ウイグルに自由を」、「日本人は我々を助けてください」
と訴えた。7 月7 日また六本木、中国大使館前で150 人以上のウイグル人によるデモがあった。
これほど多くの在日ウイグル人が中国のウイグル人弾圧を訴え、このようなデモに参加したのは
初めてであった。
私たち有識者会が把握した情報では、例えば、一年前に娘を連れて一時帰国したお母さん(M
さん)は、パスポートが没収され、母子とも日本に戻れていない;在日ウイグル人Gさんの弟(24
歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返してくれなかったという。死因は何なのか、
遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた
親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」といっただけで、他に何も言えなかったという。
その他、在日ウイグル人で中国パスポートの有効期限が近づき、中国大使館に更新手続きに行
ったところ、中国新疆に帰って現地で更新してくるように言われ、更新できなかった人が何人も
いる。その中にパスポートの有効期限が既に切れ、中国に帰ることもできず(中国に帰ると収容
所に送られることが明白であるため)、困っているウイグル人がいる。また、日本の大学院を卒業
したらウイグルに帰るつもりで、日本で就職活動をやっていなかった人で、中国に帰ることを恐
れて、日本に残らざるを得ない人や日本滞在ビザの心配をしている学生も多数いる。
在日ウイグル人(帰化者を含む)の被害状況をまとめると以下になる。


・日本(海外)にいるウイグル人は中国にいるご家族と連絡が取れなくなっている。
・在日ウイグル人でもご家族が収容所に収監された人が多数いる。
・在日中国大使館がウイグル人のパスポート更新申請を受け付けなくなっている。
・一時帰国者が収容所に入れられたりして日本に戻ってこられなくなっている。
・中国にいる家族が人質に取られて、留学生ら自身は帰国やスパイ活動が強要され、「従わないと
家族を再教育センターに送る」と脅迫されるケースが増えている。
・帰化やビザ申請に必要な書類の中国からの取り寄せができなくなっている。


3.2【海外にいるウイグル人の被害】

中国政府はウイグル弾圧の手を海外まで伸ばしている。例えば、以下のような報道がある。

・エジプトで中国のウイグル族の拘束・強制送還相次ぐ
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/09/0901.html
Uyghur Students in Egypt Detained, Sent Back to China
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/students-07072017155035.html
・海外にいるウイグル人にスパイ活動を強要
Spy for Us — Or Never Speak to Your Family Again
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-uighur-spies-surveillance?utm_term=.ndzvJGJgbG
#.aaplb9bgm9
・親族訪問・一時帰国者のパスポート没収、「再教育センター」へ収監
“Uighur graduate student goes missing upon returning to China”
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/


『参考資料』

1. 《新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人口普查主要数据公报》
http://www.stats.gov.cn/tjsj/tjgb/rkpcgb/dfrkpcgb/201202/t20120228_30407.html
2. 2009 年「7・5 ウイグル騒乱」
https://ja.wikipedia.org/wiki/2009%E5%B9%B4%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3
%83%AB%E9%A8%92%E4%B9%B1
3. 「AI に顔認証……中国がウイグルで実験し始めた監視社会の実態」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13986
4. 500m 間隔で武装警察交番設置, RFA 2017.08.17
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/aqtuda-68-saqchi-ponkiti-08172017213200.
html?encoding=latin
5. 中国「完全監視社会」の実験場、新疆を行く, Josh Chin and Clément Bürge, The Wall Street Journal,
2017.12.22

https://jp.wsj.com/articles/SB11070217722261694869804583589052841366988


6. ビッグデータで危険人物「予測」 中国の治安対策, The Wall Street Journal, 2018.02.28
https://jp.wsj.com/articles/SB12343497592033114173304584071460854064956
7. ウイグル人の信頼度を決める点数表があった、RFA, 2017.12.20
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghur-jedwel-07122017141518.html?encoding=la
tin
8. China: Visiting Officials Occupy Homes in Muslim Region, HRW
https://www.hrw.org/news/2018/05/13/china-visiting-officials-occupy-homes-muslim-region
9. Chinese Uyghurs forced to welcome Communist Party into their homes
https://edition.cnn.com/2018/05/14/asia/china-xinjiang-home-stays-intl/index.html
10. 中国、ウイグル族にスパイウェアのインストールを強制, ベンジャミン・フィアナウ, NewsWeek
Japan, 2017.7.26
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8062.php
11. RFA 独家:新疆强迫居民安装手机监控软件 10 哈族妇女微信发言被拘, 2017.07.13
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql2-07132017112039.html
12. Report: Xinjiang Residents Forced to Download Spyware App, Chinese Regime Can Track and
Censor Users
https://www.ntd.tv/2018/04/13/report-xinjiang-residents-forced-to-download-spyware-app-chin
ese-regime-can-track-and-censor-users/
13. China forces Xinjiang Uyghurs to install mobile spyware, enforces with stop-and-frisk
https://boingboing.net/2017/07/26/jingwang.html
14. Vehicles to Get Compulsory GPS Tracking in Xinjiang, RFA 2017.02.20
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/xinjiang-gps-02202017145155.html
http://www.alertchina.com/archives/2265113.html
15. China confiscates passports of Xinjiang people
https://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-38093370
16. Uighur graduate student goes missing upon returning to China
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/
17. Criminal Arrests in Xinjiang Account for 21% of China’s Total in 2017. NCHRD, Jul 25, 2018
https://www.nchrd.org/2018/07/criminal-arrests-in-xinjiang-account-for-21-of-chinas-total-in-2
017/
18. 人权组织指中国当局2017 年以刑事罪逮捕的穆斯林人数是上一年的7 倍多, RFA, 2018.07.25
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/d-07252018162042.html
19. 新疆投入15 亿多元完成新一轮全民健康体检工程, 新浪(Sina), 2017.11.01
http://news.sina.com.cn/o/2017-11-01/doc-ifynmnae1006240.shtml
20. 中国当局、新疆で1900 万人のDNA 採集 「無料の全民検診」実施, The Epoch Times, 2017.12.15,
http://www.epochtimes.jp/2017/12/30173.html
21. 中国:少数民族からDNA サンプルを数百万人規模で採取
https://www.hrw.org/ja/news/2017/12/13/312755
22. China collecting DNA, biometrics from millions in Xinjiang: report
https://edition.cnn.com/2017/12/12/asia/china-xinjiang-dna/index.html
23. China Is Vacuuming Up DNA Samples from Xinjiang's Muslims
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-is-quietly-collecting-dna-samples-from-millions-of?ut
m_term=.reOnBXBjGX#.mabNxJxZqJ
24. 中国衛生部の前副部長・黄潔夫氏「中国は3 年後世界一の移植大国になると主張」
http://www.epochtimes.jp/2017/08/28097.html
25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19


http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719
その他:
ウイグル人の政治的迫害 - 個別事件の簡単な説明概要
Political Persecution of the Uyghurs—Brief Description of Some Individual Cases
https://freedomsherald.wordpress.com/2018/01/19/political-persecution-of-the-uyghurs-brief-descrip
tion-of-some-individual-cases/


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

1949 年に中国人民解放軍の侵攻により共産党支配下に置かれ、1955 年に設置された新疆ウイ
グル自治区(東トルキスタン)の当初は、東トルキスタン・イリ政府と中国共産党の交渉、平和
条約の約束通り、それまでに展開されてきたウイグル言語など独自の民族言語による教育が継続
された。1950 年初頭からは漢語が選択科目として導入されていた。
しかし、1960 年代に入ると次第に漢語教育が重要視されるようになり、漢語が民族学校におい
て必須科目となる一方、漢語学校に設置されていたウイグル語の選択科目は廃止された(リズワ
ン, 2009)。
1977 年から新疆ウイグル自治区政府は少数民族への漢語教育の強化を政策課題としてさらに
強調するようになった(リズワン, 2009;Mamtimyn 他, 2015)。
1982 年制定の中華人民共和国憲法では、少数民族言語による教育が保護されることになった
(Grose, 2010)が、実際には教育現場における漢語への一元化が推進されていった。
1990 年代末からは少数民族の漢語習得、主流文化の吸収が強く促されるようになる(王, 2006)。
2004 年に交付された「全面的に双語教育を推進することに関する決定(関与大力推進双語教学
的決定)」により、ウイグル語の授業のみをウイグル語で行い、その他の科目はすべて漢語で教え
る「双語教育」に取って代わられることとなった(アナトラ,2013;リズワン他, 2014)。
2010 年からウイグル全地域において幼稚園、小学校一年から「双語教育」が実施されるように
なり、中国内陸からウイグル語が知らない漢族教師が大量に投入された(例えば、2017 年4 月
26 ホータン地区・チラ県政府ウェブサイトでの募集(参考資料8)によると、人口13 万人のこの
県だけで1093 人の教師を中国内陸から募集している;またホータン地区政府からも中国内陸向け
の同様な募集(参考資料9)があり、現地一般教師給与の2 倍以上の賃金が提示されている。これ
により、学校ではウイグル語の授業がほとんど行われなくなり、漢語を習い始めたばかりの子ど
もたちに、すべての授業を漢語で行うようになった。一方、これまでに長年ウイグル語による授
業をやって来たベテランの優秀な教師たちが、漢語水準が満たない理由で「下放」された(教育
現場から追い出された)。教育レベル、学生の知力が著しく落ちていった。
この時、ウイグル言語に対する危機を感じた有志の教育者が私立のウイグル語幼稚園、小学校
の設立を試みた。現在トルコ在住のアブドワリ・アユップ(Abduweli Ayup)氏(参考10)がウ
イグル語学校設立を仕掛けた一人である。アブドワリは2011 年アメリカ留学から帰国したあと、
カシュガルでウイグル語学校を立ち上げた。しかし、2013 年にアブドワリ氏を含む学校設立に関
わった3 人(他Dilyar Obul, Muhemmet Sidik Abdurshit)が、寄付で集まった支援金の「横領罪」
で投獄され(明らかに冤罪である)、ウイグル語学校計画が滅ぼされたのである。(その後、アブ
ドワリ氏は治病のためトルクに渡り、現在もウイグル語保護活動を続けている)。
また、中国でウイグル族が直面している現実への理解と問題解決を訴え、当局の政策に批判的
な声を上げた知識人、中央民族大学(北京)の著名なウイグル族経済学者、イリハム・トフティ
ウイグル語教育 → 「双語」教育 → 漢語のみの教育への転化
→ 幼稚園、小・中・高校、大学でのウイグル語使用全面禁止へ


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

准教授(Ilham Tohti, 伊力哈木·土赫提)が「国家分裂罪」に問われ、2014 年9 月23 日、無期懲
役判決で投獄された(参考資料11)。
2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、ウイグル語の使用禁止、漢語教育のみを実施と
いう重大な人権侵害、同化・民族浄化政策を露骨に展開してきた。これは陳の指示で設置した洗脳
のための「再教育センター、強制収容所」や監視社会体制以外のもう一つ謀略である。
ウイグル語禁止政策は以下の各地区政府の通知・通達の内容から見取れる。
2017 年7 月5 日、ホータン地区政府のホームページに、「ホータン地区双語教育規定5 カ条、
小中学校双語教育強化」(《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》(参考資料12))
という規定を発表した。内容は(1)国家通用言語文字(漢語)を全面普及し、民族言語を付加
した双語教育原則を堅持すること、(2)2017 年秋学期から小学校入学前の3 年で国家通用言語
文字教育を徹底し、小学校1 年、中
学校1 年から国家通用言語文字教
学を全面実施、2020 年には国家通
用言語文字教学を全体的に実現す
ること、(3)漢語教師がウイグル
語で研修受けるという間違ったや
り方を止めること、(4)教育系統
内、学校内でウイグル語文字、スロ
ーガン、図画などの使用を断固禁止
すること、(5)教育系統の集団活
動、公共活動、管理ワークの中でウ
イグル語の使用を断固禁止するこ
と。以上の双語教育政策に対しての
怠慢、不履行、小細工などをした人
は、「両面派」、「両面人」として厳
重に懲罰される、であった。
そのほか、「ホータン地区学前(入
学前)教師8 カ条ルール」、「ホータ
ン地区国語教育5 カ条規定」などが
ある(参考資料13)。
2017 年10 月10 日、イリ・カザフ自治州イニン県教育局が、自治区教育庁の「少数民族文字教
材補選使用に関する通知」(《关于少数民族文字教材教辅选用有关工作的通知》)を通達し、当県に
おいて、(1)全てのウイグル語とカザフ語の「国語」教材の使用を停止すること、学校にすでに
ある教材は封存すること、(2)国家統編の教材「道徳と法治」、「歴史」教材の少数民族文字に翻
訳が終わっていないものを含め、使用を停止すること、(3)関連学科少数民族文字の教材・補助
資料の使用を停止すること、(4)この「通知」要求により、各学校が教材・補助教材選択・使用
規定に違反してはいけない、問題発覚時はすぐ報告すること、という内容を発表した(参考資料14)。


ウイグル語使用禁止と同時にウイグル語教科書、文学・歴史に関係する出版物の焼却が各地で
行われた(参考資料15-16)。


『参考資料』

1. 新井 凜子, 大谷 順子, 2016, 「新疆ウイグル自治区の漢語教育に見る言語とアイデンティティの
関係」. 21 世紀東アジア社会学2016-第8 号, 1-18.
2. リズワン・アブリミティ, 2009, 「中華人民共和国成立後の新疆における「民族学校」の漢語教育
をめぐる一考察」『アジア・アフリカ言語文化研究』78, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文
化研究所, 43-77
3. Mamtimyn S., Feng A. and Adamson, B., 2015, “Trilingualism and Uyghur Identity in the People’s
Republic of China” in Evans, D. Eds., Language and Identity Discourse in the World. Bloomsbury.
4. Grose, T.A., 2010, “The Xinjiang Class: Education, Integration, and the Uyghurs” Journal of
Muslim Minority Affairs Vol.30 No.1, The Institute of Muslim Minority Affairs, 97-109.
5. 王柯, 2006, 『20 世紀中国の国家建設と「民族」』東京大学出版社
6. アナトラ・グリジャナティ, 2013, 「中国新疆ウイグル自治区における少数民族双語教育に関する
研究」富士ゼロックス株式会社小林節太郎記念基金
7. リズワン・アブリミティ, 大谷順子, 2014, 「中国新疆におけるウイグル族の学校選択」『21 世紀
東アジア社会学』第6 号, 日中社会学会, 156-171
8. 策勒县人民政府《2017 新疆和田地区策勒县双语教师招聘1093 人公告》,2017 年4 月26 日
http://www.offcn.com/jiaoshi/2017/0426/153572.html
9. 《和田地区于田县面向内地招聘教师简章》2017.08.18
http://www.gzsjyzx.com/client/article/1384
10. ウイグル学校設立者 アブドワリ・アユップ https://en.wikipedia.org/wiki/Abduweli_Ayup
11. ウイグル族経済学者、イリハム・トフティ准教授が「国家分裂罪」で投獄
https://ja.wikipedia.org/wiki/イリハム・トフティ
12. 《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》, ホータン地区ウェブサイトより
https://archive.is/nybWu
13. 《新疆禁止幼教信教 教育系统内禁维语》, Radio Free Asia ウェブサイトより
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/xl1-09252017102937.html
14. 《RFA 独家:新疆全面停用维、哈文字辅选教材》
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-10132017100200.html
15. 《新疆伊犁、和田等地收缴民族语言教科书》ChinaAid, 2018.04.02
http://www.chinaaid.net/2018/04/blog-post_2.html?m=1
16. Thousands of Uighur Books burned by Chinese Authorities
http://unpo.org/article/101


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

ウイグル人は、ユーラシア大陸のほぼ中央に位置し、シルクロードとも言われてきた東トルキ
スタン(現“新疆ウイグル自治区”)を中心に暮らす、独自の歴史と文化を持つイスラム教を信仰
する人々である。
ウイグル人は、8-9世紀に約100 年継続した「ウイグル可汗国」(Oghuz Orkhon Khanate)、
9〜13 世紀に約300 年繁栄した「天山ウイグル王国(Uyghur Kingdom of Qocho, 天山山脈北
麓)」と「カラ・ハン朝 (Kara-Khanids Dynasty, タリム盆地)」、16−17 世紀に165 年繁栄した
「セイディア汗国」(Saidia Khanate, ヤルカンド)などを建国していた。
こうした独立のウイグル国家は18 世紀から清朝の支配下におかれ、1884 年に「新しい領土」
を意味する「新疆」という名前が付けられた。それでも、ウイグルの反抗が途絶えず1933 年と
1944 年に「東トルキスタン共和国」として独立国家を設立していた。しかし、1949 年に再び中
国人民解放軍の侵略により、共産党支配下に置かれた。
ウイグルは、かつて仏教やマニ教も信仰した歴史もあったが、8 世紀からはずっとイスラム教
を信仰してきた平和を愛する農耕民・遊牧民である。
ウイグルは、長い歴史の中でアジア、ヨーロッパ文化も吸収しながら、独自の言語(ウイグル
語)や文化・習慣を培って、守ってきたのである。
ウイグルは、古代から音楽・踊りを生活の一部として、それを発展させながら、非常に明るく
平和に暮らしていた。ウイグルの古典音楽「12ムカム」は歌、ダンス、音楽が一体となったも
ので、その素晴らしさが認められ、「世界無形文化遺産」に登録されたほどである。ウイグル人
は中国で「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれてきた。
ウイグルは、何千年もの歴史の中で、男性はヒゲを生やすのと伝統的な帽子をかぶり、女性は
ベールをかぶるのと肌脚を露出しないようにロングスカートを着るという習慣を作ってきた。
しかし、今現在、中国共産党の支配下にある、実際に全く「自治」のないこの「新疆ウイグル
自治区」で何が起こっているだろうか。
中国でいま、ウイグルアイデンティティーを破壊する重大な人権侵害、同化・民族浄化が行わ
れているのだ!


1.【ウイグル文化への侵害】

1)ウイグルの男性(老人以外)は髭を生やすことが禁止されている。
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

2)ウイグルの女性はベールやロングスカートを着用することが禁止されている。
新疆ウイグル自治区当局は昨年4月1日から、ひげや公共の場所での顔などを覆うベールの着
用を禁じる新たな法律を発効した。
「新疆ウイグル自治区でひげやベール禁止、過激思想対策」(2017.04.01)
https://www.cnn.co.jp/world/35099111.html


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

China Uighurs: Xinjiang ban on long beards and veils
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

3)街の中で民族衣装、ワンピースや長めのシャツが強制的にカットされる。
これらの写真は、2018 年7 月13 日ウルムチ市内で撮影され、WeChat に投稿されたもの

4)ウイグル学生に中華漢族衣装を着させ、孔子・漢族思想教育を強要されている。

・ウイグルアイデンティティーの破壊・同化
http://freedomsherald.org/ET/cmp/


5)伝統的ウイグル歌舞の代わりに中国漢族文化の戏剧を強要されている。
ウイグル音楽「十二ムカム」が世界無形文化遺産に登録されているなど、ウイグル音楽・
舞踊が有名であり、ウイグル人は「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれることがあ
るが、このような文化を漢族文化に置き換えようとしている。


6)ウイグル女性を漢民族の男性と強制結婚させられている。
https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1582964/
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/

漢族の男性がウイグル族女性の親族を監禁して強要結婚……涙に濡れる花嫁の姿
http://www.cyzo.com/2018/06/post_164302_entry.html
Beijing accused of forcing Uyghur-Han intermarriages
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/
31


2.【宗教への侵害】

1)モスクの閉鎖、モスクへ中国旗と監視カメラを設置
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
http://america.aljazeera.com/articles/2013/9/18/uighurs-bow-downtochineseflagatxinjiang
mosque.html
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/urumqi-07072010084824.html
https://www.engadget.com/2018/02/22/china-xinjiang-surveillance-tech-spread/
2)モスクに政府系監視係の職員を配置
Xinjiang Authorities Convert Uyghur Mosques Into Propaganda Centers
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
3)18 歳以下の全員、学生、教師、職員の礼拝、断食など禁止
https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/5794696/Chinese-authorities-ban
-Uighurs-from-mosques.html
https://www.theepochtimes.com/communist-regime-bans-people-under-18-from-attendingmosques-
in-xinjiang-china_1730829.html
4)モスクで行われて来たウイグル伝統的葬式に家族以外の人々の参加禁止
5)ウイグル人ボランティアの遺体清浄禁止
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/meyit-yuyghuchi-ayal-02192018135741.html?enc
oding=latin
6)当局管理下の遺体処理・葬儀場(葬儀サービスセンター)を設立
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/xitay-uyghur-miyit-ishlirigha-qol-tiqti-
04062018235849.html?encoding=latin
7)ウイグル人密集地に火葬場建設
ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
33
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
https://m.wlmq.com/0010155185.html
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06132018153137.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06142018151310.html
?encoding=latin
8)新生児にイスラム系の名前を付けることを禁止するほか、一部大人の名前の改名を強要
https://www.voanews.com/a/china-issues-ban-on-many-muslim-names-in-xinjiang/3826118
.html
https://www.telegraph.co.uk/news/2017/04/25/china-bans-islamic-baby-names-muslim-maj
ority-xinjiang-province/
9)収容所でウイグル人に豚肉とアルコールを強要
イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php


▲△▽▼


いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。

【ウイグル人収容所から死者が続出】
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、

一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる
(ウイグル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。


臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
そして、それを裏付ける写真もあった。

上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1月にカシュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠である。


在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。


▲△▽▼


「麻酔掛けずに直接摘出」 中国の臓器奪取、凄惨な実態が明らかに  


李荘弁護士の書き込み。中国の臓器奪取の実態をさらした(スクリーンショット)

【大紀元日本10月24日】重慶市元トップの薄煕来氏の暴力団一掃運動に立ち向かったことで1年半の懲役刑に服した北京の弁護士・李荘氏がこのほど、ミニブログ(微博)で、中国の臓器奪取の実態をさらした。

「ある著名な病院の著名な心臓外科の著名な医師らが僕ににこやかに教えたんだ。『重要患者に臓器移植を行う場合、臓器の鮮度を保つために、われわれは麻酔を掛けずに直接摘出するのだ』。僕は、死刑囚に対しても人道的でなければと忠告した」

この書き込みに多くの注目が集まった。ユーザー「虎甲胡威」は、「死刑執行の前に、死刑囚から臓器を摘出し死亡させることは、もはや人道のうんぬんではなく、計画殺人だ」と指摘。また、「中国で臓器売買のピークが法輪功を弾圧した時期だ。アメリカが証拠を持っているようだ」「李弁護士はもっと情報を提供すべきだ」などとさらなる真相の解明を望む声が飛び交った。

中国の臓器移植問題について、米国務省は5月24日に発表した2011年度人権状況報告書の中国関連部分で、メディアや人権団体から法輪功学習者の臓器が奪取され売買された報告が絶えないことに初めて言及した。また、9月12日に米議会で中国の臓器狩りについて公聴会が行われ、中国の囚人から生体臓器奪取の状況が証言された。

さらに、中国国内では9月、これまで最大規模の不法臓器売買事件の訴訟が始まっている。解放軍病院が仲介者を通じて闇の臓器売買を行ったことが明らかになり、死刑囚の臓器提供意思書、親族臓器提供意思書など、すべて偽造されていたことも浮き彫りになった。

闇から少しずつ、その凄惨な実態が浮かび上がっている中国の臓器狩り問題。2006年にすでにこの問題に注目し、調査報告書『戦慄の臓器狩り』を発表した著者の一人、カナダ元外務省アジア太平洋外務担当大臣のデービッド・キルガー氏は10月25日から27日の日程で来日し、会見やシンポジウムを開く予定だ。(翻訳編集・余靜、張凛音)
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/10/html/d68771.html


詳細は


中国人のウイグルでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html

中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html

高利貸 中国が低開発国の資産を乗っ取る手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/281.html

中国は世界史上最悪の階級社会
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/269.html

日本は近い将来、中国小日本省になる
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/888.html


因みに、僕が最近 阿修羅掲示板で中国関連スレにすべてウイグルでの民族浄化の話をコメントしていたら、
中国関連のスレが滅多に投稿されなくなった。

つまり、阿修羅で中国関連のスレを投稿していたのは殆どが中国の工作員だった訳だ。

阿修羅掲示板の全投稿の 7割以上を投稿している自称 赤かぶ 氏も中国の工作員グループだろうね。
阿修羅掲示板で反安倍とか護憲とか反原発の投稿をしているのも殆どが中国の工作員だね。
だから、阿修羅では僕みたいな反中の人間が嫌われて迫害・投稿妨害されるんだ。

IQ が低いアホは 平和、友愛、多民族共生とかいう言葉に弱いから、すぐに中国の工作員に騙されて洗脳されてしまう。

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/381.html#c1

コメント [戦争b22] 米国のINF条約破棄表明 中国と何の関わりが? 専門家の見解(Sputnik日本) 無段活用
1. 中川隆[-13343] koaQ7Jey 2018年10月25日 16:29:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19507]
中国と関わると日本人はこの手口で浄化される
1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる

2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領

3. 日本人浄化にとりかかる

4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない


ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。


参考ページのURL
http://uyghur-j.org/japan/
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


2018 年 9月 8 日
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


第一章 概要

古代より東トルキスタン(“現新疆ウイグル自治区”)は、ヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域だ。1949 年に中国人民解放軍
が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。それ以
来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いてきた。
だが、2 年前から事態が急変し、ウイグル情勢は著しく悪化した。2016 年に元中国共産党チベ
ット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が“新疆ウイグル自治区”
の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党総書記をバックにし、東ト
ルキスタン歴史の中で最も酷く露骨な人権弾圧、同化・民族浄化政策を展開し始めた。習近平政
権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝とみられる東トルキスタ
ンに、完全な監視・封じ込めた社会を作り上げ、ウイグル人の言語、文化、宗教を完全に絶滅さ
せるような民族浄化政策を実施している。
陳全国が就任して以来、前任の張春賢が推進した「双語教育」(事実上の漢語教育)をさらに露
骨化し、小学校から大学まで全ての教育機関でウイグル語の使用を禁止した。ウイグル語で出版
された教科書、小説、歴史を反映する本、イスラム教に関連する書籍を焼却した。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル自治区の警察の人
員を2015 年の6 倍に増員し、ウイグル地域において「監視社会」の完成を手掛けた。2017 年第
1 四半期(1〜3 月)のみで、ウイグル自治区で10 億ドル(約1130 億円)以上に相当するセキュ
リティー関連の投資をし(カシュガル市だけで今年3 月、5100 万ドル(約55 億円)以上を投じ
た)、ウイグル全地域に人工知能(AI)の顔認証技術が搭載された監視カメラを設置した。中国政
府はウイグル自治区を最先端の監視技術を試行する実験場にした。
至る所に500m間隔で監視塔付きの交番(検問所)を設け、24 時間体制で検問・監視を始めた。
全てのウイグル人から旅券が没収された。スマートフォンにスパイウェア・アプリのインストー
ルを強要した。GPS の車両搭載が義務付けられた。ウイグル、カザフなど現地住民の政治信頼度
を評価するため、「個人情報採集表、点数表」を配布し、全住民に点数をつけ、身分証明書ID と
連結させた。この点数で拘束対象者を決め、「再教育センター」に収監した。12 歳から65 歳まで
の住民を対象にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めた。
最も酷いのは、2017 年初頭から、「再教育センター」、「教育転化学校」、「技能研修センター」
という名前の「強制収容所」の建設を急ピッチで進め、何も罪のない100 万人以上のウイグル人
(ウイグル人口の約10%)をこれらの収容所に監禁し、共産党の政治思想、宗教転化(非イスラ
ム化)、民族アイデンティティを破壊するための「洗脳教育」を行っている。ウイグル人社会に何
らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、
音楽家、経済界で成功した経営者(銀行に100 万円以上貯金のある人)らも続々と強制収容所に
入れられた。両親が拘束され家に残された子供たちが孤児園に送られた。
そして、各収容所から続々死者が出始めた。遺体は家族に返さずに内密に「処分」された。カ
シュガル空港では「人体器官運送通路」、「移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やス
ペースが用意され、臓器売買のため国家ぐるみで「臓器狩り」していることが明らかになった。
21 世紀の今この瞬間も、中国政府が行っている「ナチス強制収容所の再現」(ジェノサイド)
とも言える人権弾圧、民族浄化に対し、日本を含む多くの国・政府の沈黙が続いている。納税者
である我々在日のウイグル人は、良心を持つ、正義を求める日本国民・政府に対し以下を呼びか
けたい。沈黙しないでほしい。中国政府を非難し、収容所の閉鎖、全収監者の即時釈放に働きかけ
てほしい。これは単に人権弾圧の問題ではなく、「人道に対する罪」、世界平和への挑発であり、ウ
イグル民族存亡の危機とみてほしい。


第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党
総書記をバックにし、露骨な人権弾圧・民族浄化政策を展開し始めた。
1.【ウイグル人100 万人以上が強制収容所に】
東トルキスタン(“新疆ウイグル自治区”)において、2017 年初頭以来、「再教育センター」、「教
育転化学校」、「技能研修センター」という名前の「強制収容所」の建設が急ピッチで進められる
と同時に、100 万人以上のウイグル人(ウイグル人口の約10%)がこの収容所に収監されている
ことが最近続々と明らかになった。中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese
Human Rights Defenders)が今年8 月3 日発表した最新の調査報告によると、上記の「再教育セ
ンター」と呼ばれる閉鎖式キャンプ(強制収容所)に110 万人が収監されているほか、開放式キャ
ンプ(食事や寝泊まりに自宅に帰れる)で約220 万人が再教育(洗脳教育)されているという。
合わせると330 万人が「再教育」の対象となっている。東トルキスタンの人口は2300 万人(2014
年統計)で、ウイグル人口は48.5%、約1130 万人だとすると、ウイグル人口の約30%の人が「再
教育」されているのだ『参考資料1-2』。報道によると、2017 年春以来強制収容所に収監された人
で釈放された人がいないという『参考資料3』。
何も罪がなく、「要注意人物点数表(第四章を参照)」でマイナス点数が高い人が収容所送りの
対象者となっている。例えば、(1)ウイグル人である(2)イスラムの礼拝をしている(3)宗
教知識がある(4)(当局が要注意とする中東など)26 カ国に行ったことがある(5)外国に留
学した子供がいる……といった項目に該当すれば要注意人物として対象者となる『参考資料4』。
また、ウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、イスラム学者、人
気スポーツ選手、音楽家、経済界で成功した裕福な経営者らも「民族情绪(民族的気持ち)があ
る」、「両面人(裏表がある人物)」として収監対象者となっているのである(第三章を参照)。収
容所の状況は海外メディア、研究者らによって次々と報道されるようになった『参考資料5-10』。


2.【強制収容所の位置・規模が明らかに】

第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実


東トルキスタン(89県あり)の各県に少なくても5つの再教育センターがあるとされ、科学
者の衛星写真やグーグルマップからの調査で既に29 件の収容所位置、その規模が明らかになった
『参考資料11-13』。それぞれ一か所に1000 人から1 万人が収監されている。例えば、2017 年4
月にカシュガル疏附県(コナ・シェヘル)で当時建設予定の収容所(新疆疏附县法制教育转化学
校、位置座標39°21'33.1"N 75°51'50.0"E)の入札募集によると、収容所は3.5万平方メート
ル広さで、政府出資1.4 億元(約29 億円)であった『参考資料14』。同様にカシュガル・疏勒県
巴仁郷(イェニシェヘル・バリン郷、1990 年に有名な「バリン郷事件」発生した場所)座標
39°21'29.2"N 76°03'04.1"E に位置する収容所《疏勒县法制教育转化学校》(上・写真1)は一
年前に何もなかった畑に新しく建てられた収容所で、1 号館〜5 号館の4階建「教学棟」(70.5m
×17.5m)と管理棟があり、それぞれ面積4943.11 uである『参考資料15』。グーグルマップから
も上記座標コードから確認できる。
また、アルトゥシュ(クズルス・キルギス自治州)政府ホームページで、2018 年3 月21 日掲示
された、「アルトゥシュ市職業技能教育研修サービスセンター建設項目の環境への影響報告表に対
する審査意見」(关于《阿图什市职业技能教育培训服务中心建设项目环境影响报告表》的审批意见)
『参考資料16』によると、39°38'28.0"N 75°59'46.0"E に位置する該当教育センターは、9.6 万
u規模(東京ドーム2個分の広さ)、政府投資3 億5000 万元(約60 億円)で、収監者部屋(7.6
万u)、管理用部屋(1.1 万u)、武装警察用部屋(8.5 千u)、有刺鉄線のフェンス付き障壁1292m、
医療室1200 u、8460 人分の食事を作る厨房などから構成されている。名前は技能教育研修セン
ターだが、武装警察、監視塔完備した、8000 人が収容できる強制収容所である『参考資料17』(写
真2)。
最近、さらに規模が大きい収容施設の実態が明らかになった。ウルムチ市達坂城区に位置する
「ウルムチ職業技能教育研修センター」(座標:43°23'01.8"N 88°17'18.2"E)は占用面積52 万
u、建築面積13 万u(東京ドームの約3 倍)であった。この収容施設には収容ビル(監獄)が8
棟あるほか、居留センタービル1 棟、警察備勤ビルが8 棟、警察総合ビル1棟、病院棟、レスト
ラン棟、物資倉庫棟、武装警察宿舎2 棟、監視塔などがある。推測では約1 万人の収監者を収容
できるという『参考資料18』(写真3)。そのほか、カラマイ市に地上5 メートル、地下40 メート
ルの地下収容所が建設されたことが明らかになった。この秘密の地下収容所には少なくとも1 万
人を収容する予定だという『参考資料19』。
これらの収容施設は、新たな政府投資で建設され、調査で分かったものだが、収監者数があま
りにも多いため、入りきれない人たちは、臨時収容所して使っている学校(廃止されたウイグル


小中学校)、党校(共産党学校)、専門学校、病院、体育館、倉庫、まだ特定できていない様々な
施設に収監され、すし詰め状態にあるという。また、ベッドが足りないため、昼班/夜班交代制で、
教育される人と寝る人を入れ替えているという。


3.【収監者及び関係者の証言】
収容所で8 か月収監された経験があり、カザフスタン政府の働きかけで釈放されたカザフスタ
ン国籍のウメル氏の証言『参考資料20-22』によれば、彼はピチャンにある両親を訪ねて行ったと
き、身柄を拘束され、危険分子として「カラマイ市技術研修センター」という収容所に送られた。
この収容所には当時約1000 人が収容され、8 割がウイグル人、2 割がカザフ人だった。環境条件
が大変悪く、狭い一室に20 人以上がすし詰め状態で寝泊まりしていた。食事も、トイレも同室で
済ませたという。毎日早朝から夜遅くまで中国語でプロパガンダ歌謡を歌わせ、共産党の政治思
想、宗教転化(非イスラム化)、民族としてのアイデンティティを破壊するための「洗脳教育」が
行われ、その日のテストで不合格なった者や少しでも不満を表した人は厳しく罰せられる(食事
与えず、手足が絞られた状態でヘッドホンより大音量を流し睡眠できないようにする)という。
イスラム教徒の禁物である酒や豚肉を強要されているとの証言もある『参考資料23』。
また、中国の強制収容所で働いていて、カザフスタンへ不法入国した罪で逮捕されたサイラグ
ル・サウットバイ(Sayragul Sauytbay, 41 歳)が法廷で、中国が存在を否定してきた「再教育キ
ャンプ」について証言した『参考資料24』。証言によると、彼女が働いた「キャンプには2500 人
ほどの収監者がいて、そこは一般に政治キャンプと呼ばれるが、実際は山区の刑務所だった」と
いう。カザフスタン政府は中国からの送還要求を押し切って、サイラグルを無罪釈放し、カザフ
スタンにいる家族の元に返した『参考資料25』。
2018 年7 月19 日NHK-BS1 テレビチャンネルで放送した国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」でも、在日留学生4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、安否
状況がわからない」と証言した『参考資料26』(在日ウイグル人の被害状況の詳細は第四章を参照)。


4.【収容所で不明の病気が蔓延】

ウイグル自治区政府衛生局の業績とした記事(ホームページで発表されその後削除された)に
よると、ホータン地区1 市、7 県の収容所で不明の「伝染病が蔓延」したため、2017 年7 月9 日
から8 月3 日の間に自治区の調査チームを派遣し調査に行った結果、「肺結核」だったということ
で、558 人を病院に搬送・隔離したという。しかし、これらの患者が本当に肺結核なのか、その
後どうなったのかは一切明らかにされておらず、政府のよる隠ぺい・情報封鎖が行われたことが
明らかである『参考資料27』。
5.【収容所から死者が続出】
これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、
一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる(ウイグ
ル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。そして、それ
を裏付ける写真もあった。
上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカシュガル空港で撮られた写
真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の
専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠で
ある。この内容はThe Epoch Times でも報じられた『参考資料31』。
在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体
を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どう
いう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの
元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。
6.【ウイグル人口密集地に火葬場】
そして、もっとも不思議なことは、中国当局はイスラム教を信仰するウイグル人が95%以上を
占める県、町、村に急ピッチで数多くの火葬場建設を進めている『参考資料32』。そして、一般人
月給の数倍の賃金で人員(もちろん漢民族)を募集している『参考資料33』。


今後ウイグル人の死体を火葬するつもりなのかと 思うだけでも鳥肌が立つほど恐ろしい!中
国政府は一体何をしようとしているのか! これらの事象は「ナチス強制収容所の再現」(ジェノ
サイド)の予兆とも言えるだろう。
7.【家に残された子供は孤児園に】
また、深刻な問題になっているのは、両親が拘束され、家に残された大勢の幼い子供たちが孤
児園に入れられ、ウイグルアイデンティティーを無くす漢化教育が行われている。「両親は政治的
な問題を抱えているため、子供は通常の子供と一緒に学校に通うことが禁じられている」という
『参考資料34』。若い妻のみ残された家には、漢民族の男性が世話役で寝泊まりするケースもある。


8.【アメリカ政府の見解】
アメリカのペンス副大統領は7 月26 日、首都ワシントンで講演し「中国政府は、数十万人、も
しくは数百万人の規模でイスラム教徒のウイグル族を再教育施設という場所に収容している。宗
教の信仰と文化的な帰属意識を失わせようとしている」と述べて非難したことを、NHK が7 月
27 日朝のTV 番組で伝えた『参考資料35』。
さらに、7月26日ウイグルにおける収容所問題に関して、アメリカ議会で初めてとなる公聴
会が開かれた。昨年に大統領選に候補者となった上院議員・議長のルビオ(Marco Rubio)氏が
この公聴会を招集した。家族20人以上が拘束され、行方不明となったことをアメリカ ラジオ・
フリー・アジアのアナウンサー・記者であるグリチェヒラ・ホジャ(Gulchehre Hoja, アメリカ
国籍のウイグル人)が証言した。また、アメリカ駐国連経済社会理事会大使のケリー・カリー
(Kelley Currie)氏が、「2017 年4月から、習近平指導下の中国当局がウイグル人に対する弾圧程
度は「人を驚かす、ショッキングなものだ」、文化大革命がエスカレートした時期とも比べること
ができないほど酷いのだ。男子髭の禁止、女性の公衆場でのベール着用禁止、そして短いズボン
を着ること、喫煙、お酒を飲むこと、豚肉を食べることを拒むことを犯罪と見なし、政府系公式
テレビを見ることを拒むことさえ罪に問われている」と述べた『参考資料36』。
ナチス式経験しているとも言える「強制収容所」は、ウイグル民族数千年の歴史の中で経験し
ている最も酷く、ウイグル人の言語、文化のみならず、民族が絶滅する危機に直面している重大
な事件である。


『参考資料』

1. China: Massive Numbers of Uyghurs & Other Ethnic Minorities Forced into Re-education
Programs, Chinese Human Rights Defenders, August 3, 2018
https://www.nchrd.org/2018/08/china-massive-numbers-of-uyghurs-other-ethnic-minorities-forc
ed-into-re-education-programs/

2. Survey: Three Million, Mostly Uyghurs, in Some Form of Political ‘Re-Education’ in Xinjiang
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/millions-08032018142025.html

3. ‘No Releases’ of Thousands Held For Years in Xinjiang Township Political ‘Re-education Camps’
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/township-08062018145657.html

4. 水谷尚子,「ウイグル絶望収容所の収監者数は89 万人以上」, Newsweeks 日本版 2018.03.13
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/89-3.php

5. What Really Happens in China’s ‘Re-education’ Camps, The New York Times, May 15, 2018
https://www.nytimes.com/2018/05/15/opinion/china-re-education-camps.html

6. Simon Denyer, Former inmates of China’s Muslim ‘reeducation’ camps tell of brainwashing, torture,
The Washington Post, May. 17, 2018
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/former-inmates-of-chinas-muslim-re-educat
ion-camps-tell-of-brainwashing-torture/2018/05/16/32b330e8-5850-11e8-8b92-45fdd7aaef3c_sto
ry.html?utm_term=.95541c3fd6ad

7. Adrian Zenz, New Evidence for China’s Political Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15,

https://jamestown.org/program/evidence-for-chinas-political-re-education-campaign-in-xinjiang/


8. Adrian Zenz, "Thoroughly Reforming them Toward a Healthy Heart Attitude" - China's Political
Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15, 2018
https://www.academia.edu/36638456/_Thoroughly_Reforming_them_Toward_a_Healthy_Heart_
Attitude_-_Chinas_Political_Re-Education_Campaign_in_Xinjiang

9. Tara Francis Chan, China is secretly imprisoning close to 1 million people — but they've left 2 big
pieces of evidence behind, May. 30, 2018
http://www.businessinsider.com/how-many-people-are-imprisoned-in-xinjiang-china-government
-documents-2018-5

10. Xinjiang Political ‘Re-Education Camps’ Treat Uyghurs ‘Infected by Religious Extremism’: CCP
Youth League, RFA, Aug 8, 2018.
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/infected-08082018173807.html

11. Shawn Zhang, List of Re-education Camps in Xinjiang 新疆再教育集中营列表, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/list-of-re-education-camps-in-xinjiang-%E6%96%B0%E7
%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%90%A5%E
5%88%97%E8%A1%A8-99720372419c

12. Shawn Zhang, Detention Camp Construction is Booming in Xinjiang, Jun 19, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/detention-camp-construction-is-booming-in-xinjiang-a2525
044c6b1

13. Shawn Zhang, Xinjiang’s re-education system is a hybrid of Gulag and Indian Residential School,
Jun 13, 2018
https://medium.com/@shawnwzhang/latest-re-education-campaign-in-karshgar-xinjiang-167668a
d5729

14. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 3 新疆再教育集中营卫星图3,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-%E6%96
%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%9
0%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-96691b1a0d62

15. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 1 新疆再教育集中营卫星图1,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-3-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-3-bae61bef8028

16. 阿图什市人民政府http://www.xjats.gov.cn/ のweb.archive.org バックアップサイト
https://web.archive.org/web/20180706221430/http://www.xjats.gov.cn/P/C/1736.htm

17. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 23 新疆再教育集中营卫星图
23, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-1-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-1-eea378e8ed8b

18. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 29 新疆再教育集中营卫星图
29 (Largest Re-education Camp?). 26 Jul, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/largest-re-education-camp-d7d6ce15e273

19. XINJIANG AUTHORITIES BUILD MASSIVE UNDERGROUND PRISON, Aug 20, 2018
https://bitterwinter.org/massive-underground-prison/

20. Omir Bekali talks about the psychological stress he endured in a Chinese internment camp
http://www.abc.net.au/news/2018-05-18/omir-bekali/9773366
http://www.businessinsider.com/what-is-life-like-in-xinjiang-reeducation-camps-china-2018-5

21. 水谷尚子, 「ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった」Newsweeks
日本版2018.02.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9547.php

22. 水谷尚子「, イスラーム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所」、Newsweeks
日本版2018.05.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php

23. Video: ‘This person will simply disappear’: Chinese secretive ‘reeducation camps’ in spotlight at

Kazakh trial
https://www.hongkongfp.com/2018/07/17/person-will-simply-disappear-chinese-secretive-reedu
cation-camps-spotlight-kazakh-trial/

24. Kazakh court frees woman who fled Chinese re-education camp
https://www.theguardian.com/world/2018/aug/01/kazakh-court-frees-woman-who-fled-chinese-r
e-education-camp

25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19
http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719

26. Radio Free Asia, 「ホータンの収容所で558 人が肺の伝染病が明らかになった」
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghurda-lager-05282018133938.html?encoding=la
tin

27. Uyghur Teenager Dies in Custody at Political Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.03.14
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

28. Uyghur Father of Two Dies After Falling Ill in Xinjiang Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.04.11
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

29. 遺体安置所Radio Free Asia news, 2018.06.25
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/medeniyet-tarix/jeset-bir-terep-qilish-06252018164051.ht
ml?searchterm%3Autf8%3Austring=depne&encoding=latin

30. 「中国では人命はとても安い、臓器のほうが高値だ」元医師の告白
http://www.epochtimes.jp/2017/10/28953.html

31. 中国当局がウイグル地域各地に急ピーチで火葬場建設
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html?enc
oding=latin

32. ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
https://m.wlmq.com/0010155185.html

33. 「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部, 中国共産党、ウイグル「絶望収容所」の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/212978?page=4

34. 「トランプ政権 中国がウイグル族を不当に収容と非難」, NHK New Web, 2018 年7 月27 日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551041000.html?utm_int=all_side_rankingsocial_
002

35. Hearing on Surveillance, Suppression, and Mass Detention: Xinjiang’s Human Rights Crisis
https://www.youtube.com/watch?v=rE8Ve2nxPds&feature=youtu.be&t=1623

36. 米政権「ウイグル、数十万人を拘束」中国当局を批判、毎日新聞, 2018 年7 月28 日
https://mainichi.jp/articles/20180729/k00/00m/030/079000c


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

2017 年から大々的に大に行われるようになった思想改造目的の強制収容施設での不当な拘束
が今も続いている。そしてウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、
著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、音楽家、経済界で成功した経営者が続々と強制収容
所に入れられている。以下には、代表的な例を挙げる。(ここで挙げた例はメディアなどで公開さ
れた情報のみであって、氷山の一角にすぎない。)


1.【教育界】
1. 自治区教育庁の庁長長 サッタル・サウット (Sattar Sawut)
2017 年、「重大大な規律違反」で拘束され、強制収容施設に送ら
れた。サッタル氏が任期中に編纂したウイグル語教材は、自治区
自治区内で教科書として使われていた。『参考資料』
http://www.sohu.com/a/144868168_260616
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

2. 自治区政府党委員会元秘書官、教育庁副長官長、新疆新聞社 社
長長を務めたアリムジャン・メメットイミン (Alimjan
Memtimin)(59)『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

3. ウイグル自治区社会科学院副院長長や新疆教育出版社 社長長
アブドゥラザク・サイム(Aburazaq Siyim) (61)
『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

上記三名の方はウイグル語の教科書の編集、出版にかかわる人物であった。そのウイグル語
教材は、自治区内で教科書として使われていたが、それらが「文文学、歴史、道徳分野には、
民族分離を煽る内容が含まれており、それを12 年間も現場で使ったため大勢大の若者が深刻
な洗脳を受けた」と糾弾され、ほぼ同時期に収容施設に送られたのである。『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

4. 新疆大学大学 学長長 タシポラット・ティップ (Tashpulat Tiyip, 塔
西甫拉提·特依拜)
自治区最大大の教育機関である新疆大学大学 学長長を2010 年から務
めていたタシポラット・ティップ教授(60)は昨年3 月月に解任され、
それ以降は当局に拘束されていると、今年2 月月にRFA の取材に答え
た大学大学関係者が明かした。新疆大学大学を卒業後、東京理科大学
大学で理学博士号を取得。研究プロジェクトの成果から中国教育省に
賞を与えられたことも多数あり、新疆では著名な学者だった。タシポ
ラット氏は, 1996 年から新疆大学大学の副学長、2010 年から2017 年
まで同大学学長、党副書記と務めていた。
『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/university-president-02202018173959.html


5. 新疆医科大学の元長学長 ハリムラット・グプル (Halmurat Ghopur,
哈木拉提·吾甫尔)
新疆医科大学の元長学長・教授で昨年からは自治区⾷品医薬品監督庁
長だったハリムラット・グプル氏(58)も、今年になってから消息不
明だ。ハリムラットは収容施設で死亡したとの説もある。彼は中国伝
統医療を学ぶ上海中医薬大学を卒業し、ロシアのサンクトペテルブル
ク医科大学で博⼠号を取得。中国全国最優秀研究者の1 人に選ばれる
など、中国全⼟でも名を知られる有名教授だった。医科大学で彼はウ
イグル伝統医学の継承にも力を注ぎ、民族医学教育ではウイグル語に
よる授業をずっと続けてきた。ハリムラット氏は, 1998 年から新疆医
科大学の副学長、2008 年から2017 年まで同大学学長、党副書記と務めていた。


『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/arrest-01122018152937.html

不思議なことに、上記両大学ホームページの歴任学長リスト『参考リンク』から、新疆大学
元長学長タシポラット氏と新疆医科大学の元長学長 ハリムラット氏の名前が消されている。
これは中国が歴史・事実を平気で消すまたは変えてしまうことの証拠でもある。
新疆大学歴任学長 http://www.xju.edu.cn/xxgk/lrxz.htm
新疆医科大学歴任学長http://www.xjmu.org/xqzl/lrld.htm

6. 新疆師範大学教授 アブドゥカディリ・ジャラリディン (Abduqadir
Jalalidin)
知名度の高いウイグル文学者で新疆師範大学教授でもあるアブドゥ
カディリ・ジャラリディン(54)は今年1 月にウルムチ市国家安全
局に拘束された。アブドゥカディリはカシュガル師範学院を卒業後、
ウイグル文学者の道を歩んだ。彼は00 年代初頭、石川県に数カ月滞
在したことがあり、その体験を記した本の一部がウイグル語教科書
に引用された。ウルムチ市の中で最大級と言われている収容施設に
収監されているとされる。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-04252018140407.html


7. 新疆大学教授 ラヒレ・ダウット (Rahile Dawut)
ウイグル文化研究の先駆者で新疆大学人類学研究所教授、博士であ
るラヒレ・ダウット(52 歳)が、2017 年12 月北京で消息不明とな
ったとニューヨークタイムズ電子版が8 月10 日に報道した。ダウ
ット氏の家族は、黙っていることで再教育施設、拘留施設から解放
されないことが分かったため、ダウット氏が消えてから8 か月後の
今、これを話すことを決めたと語ったという。ダウット教授は、日
本人研究者の菅原 純と共著で中央ユーラシアにおけるイスラム聖
堂に関する研究をテーマにした、「マザール、MAZAR」という本を
出版していた。『参考資料』
Star Scholar Disappears as Crackdown Engulfs Western China, The New York Times
https://www.nytimes.com/2018/08/10/world/asia/china-xinjiang-rahile-dawut.html
Mazar: Studies on Islamic Sacred Sites in Central Eurasia, Sugawara Jun, Rahile Dawut, 2016
https://www.amazon.co.jp/Mazar-Studies-Islamic-Central-Eurasia/dp/4904575512


2.【宗教界】

8. 著名なウイグル人イスラム学者 ムハンマド・サリヒ (Muhammad
Salih)
著名なウイグル人イスラム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者
として名を知られる82 歳のムハンマド・サリヒ師が17 年12 月中旬、
中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連
行された。サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40
日後の18 年1 月24 日に死亡した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-012920181
80427.html

9. 全国イスラム協会副主席、ウイグル自治区政協の副主席、ホータンイ
スラム協会主席、ホータンモスクのイマム アブドレティプ・アブド
レヒム・ダモッラ(Abdulletip Abdurehim Damollam)
2017 年に3 年刑で刑務所に入れられた。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/abduletip-abdurehim-dam
olla-tutqun-05102017142750.html?encoding=latin

10. カシュガル・トックズタシモスクのイマム アブリミット・ダモッラ
(Ablimit Damollam)
アブリミット・ダモッラは自宅から突然連行され、収容所に収監され
た2 カ月後の昨年6 月に死亡した。
アブリミット・ダモッラ(81)は、80 年代に新疆ウイグル自治区で
初めて寄宿舎付きの私立学校「カシュガル語学・技術専門学校」を開
校したベテラン教育家でもある。
アブリミットは学校にウイグル語で英語、中国語、アラビア語、トル
コ語を教えるクラスと、看護師・歯科医師を育成するコースを設置。
全日制だけでなく夜間制の学生も受け入れ、経済的に恵まれない人も教育を受けられるよう


にした。付属病院も開設し貧しい者への医療費免除など慈善事業を行って人々の支持を集め
たが、2000 年頃に中国当局が施設を強制的に封鎖していた。アメリカの短波ラジオ放送「ラ
ジオ・フリー・アジア(RFA)」の報道によると、アブリミットは身柄拘束から2 カ月後の昨
年6 月に死亡した。死因は知らされず、葬儀は当局の厳重な監視のもと、弟子たち、周りの
住民の参加が許されず家族だけで行われたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616201
7193458.html?encoding=latin

11. ケリヤ県政協副主席、県メインモスクのイマム イミン・ダモッラ
(Imin Damollam)
2017 年5 月に18 年の実刑判決で刑務所に監禁さられた。罪は2016
のメッカーへのハッジ(大巡礼)で「ウイグル分裂意識のある」人
にハッジ代行費を渡したことであった。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/uyghur-kadir-052120
18160053.html?encoding=latin
12. ニルカ(Nilqa)県 イスラム学者 アブドレシット・ハジム
(Abdureshit Hajim)(65)
アブドレシット氏は強制収容所に監禁されてから9 か月間たった今
年の6 月5 日に、収容所内で死亡し、頭部分が白い布で覆われた遺
体が家族に返された。しかし、家族が遺体の頭・体部分を見ること
も許されず、死因が不明のまま、警察の厳重な監視下で埋葬されて
いたことがRFA の取材で明らかになった。
参考資料:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060820182
34941.html?encoding=latin

13. ホータン スラーム学者 アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet
Mexsum)(87)
2017 年11 月拘束され、収容施設で死亡していたことが今年5 月に
イスタンブルに住んでいる親戚の調べで分かった。アブドルエヘッ
ド・ハジムは7 人の弟子にイスラム知識を教授したことが拘束の原
因だったという。


『参考資料』:

https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-m
exsum-ghayibane-namaz-06012018225457.html?encoding=latin


3.【スポーツ界】

14. 人気のサッカー選手エリパン・ヘズムジャン (Erpan Hezimjan)
人気のあったウイグル人サッカー選手エリパン・ヘズムジャンの失
踪は、漢人の熱烈なファンたちがソーシャルメディア上で告発して
発覚した。今年19 歳の彼は15 歳から中国のサッカーチームでプレ
ーをし、失踪前は中国スーパーリーグの江蘇省チームに所属してい
た。
今年2 月末頃に里帰りしたが、3 月に南京で行われた試合に姿がな
かったことを心配する書き込みが相次いだ。RFA は4 月、彼の地
元ドルビリジン県へ電話取材をし、同県警察署職員の証言で2 月頃
に強制収容所に送られたことが判明した。
所属チームの主戦力として1〜2 月にかけて、スペインやアラブ首長国連邦で試合に出ていた
が、「外国に行ったこと」を理由に、県中心部から約10 キロ離れたトゥルグン村の強制収容
施設に送られたという。そこにはウイグル人約1000 人が収容されている。
『参考資料』:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/erpan-hezimjan-terbiyeleshte-04162018153
838.html?encoding=latin
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/footballer-04132018162312.html
https://www.hongkongfp.com/2018/07/07/rising-star-footballer-among-million-uyghurs-sent-ch
inese-re-education-camps/


4.【芸能界】
15. 民謡歌手 アブドゥレヒム・ヘイット (Abdurehim Heyit)
ウイグル人の幅広い年齢層に愛されている民謡歌手でドゥッ
タル奏者(ドゥッタル王)のアブドゥレヒム・ヘイット(56)は、
昨年4 月に公安警察に連行されてから行方不明になった。アブ
ドゥレヒムは北京の中央民族歌舞団や新疆ウイグル自治区歌
舞団で活躍し、数多くのアルバムも発表した。ウイグルの民族
文化に誇りを持ち、前を向いて生きていこうと呼びかけるメッ
セージ性の高い曲が多いこと、特にウイグル人に広く知られる
歌謡「お父さんたち」の歌詞が問題視されたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/musician-11022017162302.html
https://freemuse.org/news/uyghur-dutar-king-detained-in-china/


16. ポップス歌手 アブラジャン・アユップ (Ablajan Ayup)
若くハンサムなポップス歌手も収監されている。若い女性を中心に
熱狂的人気を誇るアブラジャン・アユップ(34)は、「ウイグルの
ジャスティン・ビーバー」と欧米誌に紹介されたこともある。ウイ
グル語のみならず英語や中国語でも歌っていたから漢人にも人気
だった。今年2 月に上海でコンサートを行った2 日後、ウルムチで
拘束された。昨年マレーシアを訪問したことや、民族や故郷への愛
を歌っていたことなどが原因とささやかれている。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/singer-05182018131924.html
https://freemuse.org/news/uyghur-pop-star-detained-in-china/


5.【メディア関連】
17. ミスラニン・ドットコム(misranim.com)の創設者 アバベキ
リ・ムフタル (Ababekri Muxtar)
インターネットのウイグル語サイトも一昨年から昨年にかけて
続々と閉鎖され、運営者がことごとく拘束された。また、同サ
イト管理人トゥルスンジャン・メメット(Tursunjan Memet)
も行方不明になっている。トゥルスンジャンの父親はRFA の取
材に応えて、「自宅から6 人の公安に連れ去られ、どこに居る
かさえ分からない」と証言した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/authorities-detain-uyghuer-web-masters-and-writ
ers-in-chinas-xinjiang-06132016153910.html


18. 「バクダシ(bagdax.cn)」創設者 アクバル・エゼッド (Akbar Eset)、


19. 「ボズキル(bozqir.net)」の創設者で自治区教育庁職員のアデル・リシット (Adil Rishat)、


20. テレビ番組の脚本家として知られるオマルジャン・ヘセン (Omarjan Hesen)


21. 新疆人民ラジオ局記者で新疆教育出版社の教科書編集者でもあったジャ
ーナリストのヤルクン・ルーズ (Yalqun Ruzi)(52)も行方不明になっ
ている『参考資料』。最近の情報では、17年刑で刑務所に入れられたと
いう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php

ウイグル語書籍は粛清のため書店や一般家庭から没収された。新疆ウイグル
自治区文学芸術連合の元会長で、詩人のイミン・アフメディ (Imin Ahmidi)は昨年6 月、RFA の
取材に対し「過去に出版されたウイグル人作家の著作が再検査されている」と語った。ウイグル
人に愛読され、現代ウイグル文学を代表する小説であるアブドゥレヒム・オトキュル (Abdurehim
Otkur)『目覚めた大地』や『足跡』、ゾルドゥン・サビリ (Zordon Sabir)『母なる故郷』なども
規制の対象になった。『参考資料』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php


6.【経済界】

22. イリ・カザフ自治州 慈善家・不動産開発商 ヌルタイ・アジ(Nurtay Haji、努尔塔依・阿吉)
ChinaAid がイリ・カザフ自治州及びカザフスタン人の商人から得た情報によると、有名な慈善
事業、不動産開発商のヌルタイ・アジが昨年、20 年刑で刑務所に送られたという。ヌルタイ氏は
ヌルタイ氏個人の全額寄付で孤児、貧しい子供たちのための、全寮制の寄宿学校「努尔塔依阿吉
学校」を建設し、これまでに多くの学生を支援していた。
ChinaAid の情報では、ヌルタイ氏と一緒に10 数名のウイグル、カザフ商人が逮捕されたとい
う。ウイグルの他の地域でも銀行に一定額(100 万〜数100 万元)以上の貯金がある人たちも次々
と拘束されている。
http://www.chinaaid.net/2018/07/blog-post_11.html

2017 年5 月に、カシュガル地区で最も成功した経営者ウイグル人の以下4 名が「宗教的過激主義」
という罪で投獄された:


23. カシュガル貿易協会会長 物質運送会社経営者 アブドジェリル・ハジム(Abdujelil Hajim)

24. カシュガル Emin 貿易市場のオーナー ゲニ・ハジ(Gheni Hajim),

25. カシュガルEziz Diyar 市場のオーナー メメット・トルソン・ハジム(Memet Tursun Hajim),

26. カシュガルIbnsina 歯科病院 オーナー イミン・ハジム(Imin Hajim)
以上の4 人いずれにも「ハジム」という名称がついているのは、イスラム聖地のメッカーにハッ
ジに行って来たことを意味する。RFA の電話インタビューに答えた現地の保安員の情報によると、
罪は「承認されていない民間の巡礼に行った」、「宗教的過激派の兆しがあった」という。4 人は8
年から18 年の懲役刑を言い渡された。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/wealthiest-01052018144327.html


27. カシュガルKasir ホテルのオーナー レストラン経
営者 オブルカスム・ハージ (Obulkasim Haji)
RFA のインタビュー情報によると、67 歳のオブル
カスムは2017 年12 月5 日入院していたウルムチ
市の病院から公安に連行され、再教育キャンプ(強
制収容施設)に送られたそうだが、拘束理由や監禁
場所がいまだに不明。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/hotelier-05072018130431.html
努尔塔依阿吉学校


7.【官僚・公安関係者】

28. ウイグル自治区林業庁庁長 エズズ・ケユム (Ezir Qeyum)
29. ホータン地区公安局副局長 ニジャティ・アウドン (Nijat Awudon)
30. ホータン地区公安局元副局長 エリ・イミン (Eli Imin)
31. ウイグル自治区特捜部ホータン支部隊長 アブドカデル・アブラ (Abduqadir Abla)
32. ホータン市公安局副書記 政委 ヤリクン・アブドラザク (Yalqun Abdurazaq)
33. カシュガル カラカシ県(Qaraqash)公安局元副書記 政委 アバベキリ・イリ(Ababekri Eli)
34. ホータン地区公安局国保支部課長級捜査員 モハタル・トスン(Muxtar Tursun)
らが「重大な規律違反」で拘束され、最近の状況は不明である。
参考資料:
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


35. ウイグル自治区チャルチャン県公安局政
治委員 アリフ・トルソン(Ghalip Tursun)
8 月18 日の現地新聞が、アリフ氏が「テ
ロリスト、3 種勢力と協力し、庇った」と
し、拘束されたことを報じた。参考資料:
(右写真)
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qan
un/cherchen-uyghur-08202018153604.ht
ml?encoding=latin


8.【地方の党・政府責任者】

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、権力を誇示する最初の威圧的行動は、ホータ
ン地区基層の97 名幹部への問責・免職処分を実行することだった。陳の指示で組織された共産党
幹部らの査察グループが2017 年3 月12 日からホータン地区の各町、村に入り、たった一週間ほ
どの調べを行ったあと、3 月26 日各種の理由で97 名幹部(ほとんどウイグル人)に一気に免職
処分を下した。処分内容から人権侵害の典型的な例であることがわかる。例えば、ホータン県の
ブザク郷(布札克乡(郷))党支部書記のジェリリ・マイティニヤズ(Jelil Memetniyaz)は「宗
教師の前でタバコを吸うことに躊躇した」理由で懲戒免職された。97 人の懲戒免職理由には、そ
のほかに、「毎朝の国旗揚げの怠慢、揚げ回数の誤報、住民宅へ走訪・個人情報データの収集を徹
底していない」など様々なレッテルがあった。
参考資料:
http://www.china.com.cn/news/2017-04/10/content_40588424_2.htm
https://www.boxun.com/news/gb/china/2018/01/201801301321.shtml
http://news.sina.com.cn/c/nd/2017-04-09/doc-ifyeceza1781280.shtml


9.【収容所内死亡者リスト】

ここに挙げたリストはメディアに知られた名前のみである。
1.ムハンマド・サリヒ (Muhammad Salih)、82 歳、18 年1 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-01292018180427.html

2.アブリミット・ダモッラ (Ablimit Damollam) 、81 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616
2017193458.html?encoding=latin

3.アブドレシット・ハジム (Abdureshit Hajim)、65 歳、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060
82018234941.html?encoding=latin

4.アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet Mexsum)、87 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-mexsum-ghayibane-nama
z-06012018225457.html?encoding=latin

5.アイハン・メメット(Ayxan Memet)、78 歳、Dolqun Eysa の母、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mother-07022018164214.html

6.ヌリマングル・メメット(Nurimangul Memet)、24 歳、18 年6月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06042018154152.html?enc
oding=latin

7.アブドジャッパル(Abdujappar)、グルジャGhulja Bayandaz

8.アブドガッパル (Abdughappar)、34 歳、グルジャGhulja Bayandaz 18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

9.ホータン・チンバグ卿 アブドルエヘット・バッカル(37 歳)ら26 名
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06142018181109.html?enc
oding=latin

10. ヤクプジャン・ナマン(17 歳)、カシュガル・ヨプルガ県、18 年3 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

11. 在日ウイグル人弟(24 歳)、ウルムチ、18 年5 月死亡

第四章 “新疆のウイグル自治区”:中国高度な監視下の野外刑務所

1.中国当局はウイグル地域を「野外刑務所」化
東トルキスタン(現“新疆ウイグル自治区”)は、古代からヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域でもある。1949 年に中国人民
解放軍が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。
それ以来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いている。


1.1【漢民族の大量移住】

中国内陸から漢民族をウイグル地域に大量移住させるのと同時に、多くの若いウイグル人・未
婚女性を労働力として中国内陸の工場などに移送し、ウイグル自治区におけるウイグル人口比率
の減少を図っている。他に少数民族までに適用された“計画生育”制度も功を奏して、1949 年に6%
だった漢民族人口が、2010 年には40.1%に達している(新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人
口普查主要数据公报)『参考資料1』。「新疆軍区」数十万軍人とその家族、300 万人以上とされる
「新疆生産建設兵団」の人口はこれに含まれない。
漢民族がこの地に大挙進出してきて、経
済発展の恩恵を独占した結果でウイグル
族との格差が広がる一方である。中国当局
によりウイグル人に対して差別的政策が
実施され、憲法で定めたウイグル人固有の
言語、文化的・宗教的権利も侵害されてき
た。

1.2【7・5 ウルムチ虐殺】
そんな中、2009 年6 月に中国広東省の
第四章 “新疆ウイグル自治区”:
中国高度な監視下の野外刑務所


玩具工場で労働者として勤務しているウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷された事件に対
する中国政府の対応への不満がきっかけに、ウイグル人の怒りがさらに高まった。同年7 月5 日
にウルムチ市でウイグル学生らによる大規模なデモが発生した。平和的な抗議行動は、中国当局
の軍、武装警察によって、過剰な武力行使を通して残虐に制圧され、数千人がウルムチの町で殺
害され(中国当局の発表では197 人死亡)、殆どのデモ参加者が逮捕された。これは「7・5 ウル
ムチ騒乱」「7.5 ウルムチ虐殺」と呼ばれる。『参考資料2』


1.3【悪漢・陳全国】
2009 年以降、中国共産党当局によるウイグル人の監視はさらに強まった。特に、元中国共産党
チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が、2016 年に新疆ウ
イグル自治区の書記に就任してから、ウイグル人への監視・弾圧が特段に強まった。新疆ウイグ
ル自治区は、習近平政権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝で
もあり、そこに完全に監視され・封じ込められた社会を作り上げることが習近平政権の謀略と言
えるだろう。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル地域における「監
視社会」の完成を手掛け、2017 年一年間でウイグル自治区の警察の人員が2015 年の6 倍にまで
膨れあがった『参考資料3』。
ウイグル自治区全地域で、500m間隔で交番(便民警務站)が設置され、一つに8−30 名の武
装警察が配備された。アクト県だけで2017 年10 月以降、68 個の交番を新たに設置したことを現
地で当番中の警察がRFA のインタビューで明らかにした『参考資料4』。
陳全国は、ウイグル全地域で上述した「再教育センター」というナチス式強制収容所や以下で
述べる監視社会を作り上げた首謀者・真犯人である。
1.4【最先端の監視技術の実験場】
中国国内には昨年秋の時点で監視カメラが1 億7000 万台設置されており、今後3 年間でさら
に4 億台が追加されると推定されている。監視カメラの多くには人工知能(AI)が搭載され、顔
認証技術などを備えている。その「最先端の監視技術を試行する実験場」となったのは新疆ウイ
グル自治区である。中国政府は2017 年第1 四半期(1〜3 月)にウイグル自治区で10 億ドル(約
1130 億円)以上に相当するセキュリティー関連の投資計画を発表したとウォール・ストリート・
ジャーナル紙が明らかにした『参考資料5』。
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は明らかにした情報によると、中国当局
は、問題を起こす危険のある人物を特定し、先んじて拘束するため、新疆ウイグル自治区に大量
のデータを駆使した監視プラットフォームを配備している。この「予測による治安維持」プラッ
トフォームについて、当局が監視カメラの映像や、通話・旅行記録、宗教的志向などの個人情報
を統合・分析し、危険人物を特定するためのものだと説明する。カシュガル市だけで今年3 月、
5100 万ドル(約55 億円)以上を投じて、統合データプラットフォームを含む監視システムを購
入・設置した。この監視カメラシステムは、瞬時にして人の顔と歩き方を識別して個人を特定し、
データベースと照合して年齢、性別、身長、民族アイデンティティを判定。その上、親族や知人
といった人的ネットワークまで割り出すことができるという『参考資料6』。
1.5【政治的信頼度点数表】
ウイグル人の研究者で記者のタヒール・イミン(Tahir Imin)氏は昨年2 月、新疆から米国に
亡命した。同氏はウルムチに住む友人が6 月、当局に拘束されたと話す。定期的な礼拝、パスポ
ートの所持、トルコへの渡航記録が減点の対象となったという。そして「マイナスポイントが70
を上回ると、危険人物と見なされ、警察に通報される。警察はこれを受け、拘束した人物を再教育センターに送る」と明かした『参考資料7』。
以下の「人口個人情報採集表(表1、『参考資料5』)」は、ウイグル自治区全地域で「危険人物」
を割り出すために使われているものである。表の右側に「重要情報」とされた内容は、年齢が(15
〜55 歳)、ウイグル人か、失業者か、パスポート保持者か、毎日礼拝するか、宗教知識があるか、
26 の“センシティブな”国に行ったことがあるか、海外とのつながりがあるかなどである。
また、ウルムチ市の各社区で実際の
登記に使われている「常住戸民族語系
点数表(下表2)『参考資料7』」による
と、各住民一人一人に10 カテゴリーで
10 点ずつ点数付け、ウイグル人の政治
的信頼度を評価している。
例えば、この表の1 番目のイブライ
ム・イスマイル氏(83 歳)には50 点付
けられ、「一般注意人物」とされている。
ウイグル人であれば10 点、パスポート保持者であれば10 点、礼拝していれば10 点、宗教知
識があれば10 点、対象の26 か国のどれかに行ったことがあれば10 点それぞれ引かれ、合計点
数は50 点となっている。この点数が低いほど「危険人物」とされる。もし、この方が55 歳以下
で、海外とのつながりがある人だった場合は、点数が30 点(マイナス70 点)で、即拘束対象と
なり、収容所(再教育センター)に送られることになる。
亡命者の証言によると、誰が礼拝しているか、誰が断食しているか(イスラム・ラマダンの時
期にどの家の人が夜中に起きて明かりをつけているか、職場、学校でお昼ご飯を食べていないか
など)を常にチェックするため、町、村、学校で10 人を1グループにし、相互監視体制を作って
いる。知っている情報を隠した人も罰せられるようになっている。また、政府幹部に住民と「親
戚(双親)」を作らせ、住民の宗教意識、共産党への忠誠心を調べ、人ひとりに点数をつける任務
を与えている。その中で、収容所に入れられた若いウイグル女性がいる家に「親戚」となった漢
族男性が寝泊まりするケースもあるという。


表 1. 人口個人情報採集表 表 2. 常住戸・民族語系

1.6【一般家庭に政府幹部が宿泊】
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が「ウイグル人家族の家に中国共産党政
府職員がホームステイしている」と5 月13 日に報告を発表した『参考資料8-9』。報告によると、
ウイグル人密集地域の一般家庭が近年、政府幹部による定期的な「ホームステイ」の受け入れを
強いられている。中国政府による「民族団結」を名目とした厳しい監視が目的とみられ、官製メ
ディアの情報として、当局は2017 年に職員100 万人を同地農村へ派遣したと伝えている。職員
をウイグル人家族と「共に食べ、共に住み、共に労働し、共に学習」させるという。
1.7【スマートフォンにスパイウェアを強制装着】
中国にいるウイグル人はまた、2017 年4 月からスマートフォンにスパイウェア・アプリをイン
ストールすることを強制されている。「ラジオ・フリー・アジア」の報道によれば、「百姓安全」、
「Jinwang」と呼ばれるこのアプリは、政府が市民の携帯デバイスをスキャンし、「テロリストや
違法な宗教に関する映像・写真・ファイル類を所持していないか確認する」ためのものだという。
これらのアプリをインストールすると微信(Wechat)やSNS「微博(Weibo)」のログ、SIMカード
情報、Wi-Fi のログイン情報などがサーバーに送信される。インストールを拒否したり、一度イ
ンストールしたアプリを削除したりすると、10 日間拘束されることがあるとのこと『参考資
料10-13』。
今はすべてのウイグル人が24 時間監視され、Wechat などを通して海外にいる親戚と連絡する
ことも一切できなくなっている。我々海外にいる人たちはウイグルにいる親戚から「連絡しない
で」と言われている。公安警察からハラスメントや脅迫を受けていると思われる。
1.8【全車両にGPS を強制装着】
中国当局また、ウイグル地域にあるすべて自動車に対し、中国版全地球測位システム(GPS)
「北斗」の端末の設置を義務付けたと米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝え
た『参考資料14』。昨年の6 月30 日までに全車両への「北斗」の端末設置を終える計画となって
いた。重機や工事用の車両なども対象となり、端末を設置していない車両は、ガソリンスタンド
で給油が拒否されるほか、中古車市場で取引ができない。
1.9【ウイグル人のパスポートを没収】
中国国内でパスポートを持っている全てのウイグル人からパスポートが没収され、観光や留学
のため海外に行くことは非常に難しくなった『参考資料15』。海外留学のため、新しくパスポート
を作ることはできなくなった。両親のことが心配で海外から一時帰国した学生のパスポートも没
収されるほか、再教育センターに入れられたケースもある『参考資料16』
1.10【ウイグル人逮捕者数が全国の21%】
中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese Human Rights Defenders)は、
7月25日にウイグル人逮捕者数を発表した『参考資料17』。中国政府が発表した数字によると、
2017 年に新疆ウイグル自治区で、刑事的罪で逮捕された人数は全国の同じ罪で逮捕された総数の
21%を占めたという。新疆人口は中国全国人口のわずか1.5%を占めているにもかかわらずだ。
中国人権擁護は、2008〜2017 年間にウイグル自治区で逮捕された人数の比較調査を行い、2017
年一年で227,882 人が逮捕されたこと、これは2016 年の逮捕者数27,404 人の8.3 倍だったこと
を明らかにした。報告では、これは中国当局が「三股勢力」(暴力恐怖主義、民族分裂主義、宗教
極端主義)名目の厳打(厳しく取り締まり)運動の結果との認識を示した『参考資料18』。


2.中国当局はウイグル住民からDNA など生体データを採集

2.1【検診名目でDNA 採集】
中国国営の新華社通信は2017 年11 月、衛生当局の統計として、新疆の総人口の9 割に相当す
る約1900 万人がこの「検診」を受けたと伝えた。また、中国最大手インターネットポータルサイ
ト「新浪(Sina)」が2017 年11 月1 日、新疆ウイグル自治区衛生計画生育委員会から入手した情
報として、ウイグル自治区は昨年15.85 億元投資し、全自治区で1884.48 万人、その中、南疆4
地区・州(ウイグル密集地域)で912.71 万人(100%)の検診を終えたと伝えた

『参考資料19』。
国際NGO 人権組織の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)」は、このよ
うな大規模な強制収集は国際人権規約を踏みにじるものだと批判した。
当局に「全民検診」と呼ばれたこの無料のプロジェクトは、12 歳から65 歳までの住民を対象
にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めている『参考資20-23』。


2.2【臓器狩り】

中国新疆出身の在英の元外科医エンヴァー・トフティ(Enver Tohti)氏は、こうした不合理な
新疆地区住民のDNA 採取について、中国移植権威で富裕層や外国人移植希望者のための移植用
臓器となる「生きた臓器バンク」とし、住民を秘密裏に「ドナー登録」しているのではないかと
の推測を述べた『参考資料19』。

中国衛生部(厚生省)の前副部長・黄潔夫氏は7 月26 日、AP 通信のインタビューで、国内ド
ナー登録者は21 万人を数え、2020 年には、中国は米国を抜いて世界一の移植大国になると主張
した『参考資料24』。

第一章でも述べたが、これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて、家族に返す・見せ
ることなく、新しく設けられた一般人が入ることのできない遺体処理・安置所で処理されている。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
以下の写真1,2 はその証拠である。これは観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカ
シュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空


運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで監禁されている人から
強制的に臓器を摘出していることを示す徹底的証拠である。


3.海外在住のウイグル人(留学生、永住者、帰化者)も監視対象に

3.1【在日ウイグル人の被害】

新疆ウイグル自治区で100 万人を超えるウイグル人が「再教育センター」と呼ばれる収容所に
収監され、著しく人権被害を受けていることをアメリカ、ヨーロッパ各国のメディア、政府機関、
国連などが続々報道し、厳しく非難し始めた(下画:アメリカ政府報道)。しかし、日本ではほと
んど報道されていなかった。
2018 年7 月19 日ついに、NHK-BS1 テレビチャンネルの国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」で、中国のウイグル人への弾圧、収容所の実態を報道した『参考資料25』。こ
れは日本において、主要メディアとして初めての報道であった。在日のウイグル人として、まず
NHKの勇気に感謝したい。本当にありがとうございます!

当番組で在日のウイグル人4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、生きているか
死んでいるかもわからない」と証言した。8人がインタビューを受け、証言していたようですが
が、時間の制限により全部伝えきれなかったと思われる。この8 名がいずれも、家族が収容所に
収監され、現在どうなっているか全くわからない状況だという。日本にそれ以外にも多くのウイ
グル人の家族が中国で被害を受けている。しかし、その多くはウイグルにいる家族、親戚がさら
なる被害・弾圧を受けることを恐れて、沈黙しているのが実情である。だが、「今こそ、国で沈黙
せざるを得ない同胞に代わって、国外に住む私たちが声を上げるべきときだ」という在日ウイグ
ル人も増えている。
当NHK 番組でも紹介されたが、在日ウイグル人人権団体である「日本ウイグル協会」の呼び
かけで、7 月1 日東京の中心繁華街である新宿で大規模なデモが行われた。これまでに沈黙して
きたウイグル人100 人以上が参加した。デモでは、「不当な拘束をやめろ」、「強制収容所を閉鎖し
ろ」、「家族を返せ」、「お父さんを返せ」、「ウイグルに自由を」、「日本人は我々を助けてください」
と訴えた。7 月7 日また六本木、中国大使館前で150 人以上のウイグル人によるデモがあった。
これほど多くの在日ウイグル人が中国のウイグル人弾圧を訴え、このようなデモに参加したのは
初めてであった。
私たち有識者会が把握した情報では、例えば、一年前に娘を連れて一時帰国したお母さん(M
さん)は、パスポートが没収され、母子とも日本に戻れていない;在日ウイグル人Gさんの弟(24
歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返してくれなかったという。死因は何なのか、
遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた
親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」といっただけで、他に何も言えなかったという。
その他、在日ウイグル人で中国パスポートの有効期限が近づき、中国大使館に更新手続きに行
ったところ、中国新疆に帰って現地で更新してくるように言われ、更新できなかった人が何人も
いる。その中にパスポートの有効期限が既に切れ、中国に帰ることもできず(中国に帰ると収容
所に送られることが明白であるため)、困っているウイグル人がいる。また、日本の大学院を卒業
したらウイグルに帰るつもりで、日本で就職活動をやっていなかった人で、中国に帰ることを恐
れて、日本に残らざるを得ない人や日本滞在ビザの心配をしている学生も多数いる。
在日ウイグル人(帰化者を含む)の被害状況をまとめると以下になる。


・日本(海外)にいるウイグル人は中国にいるご家族と連絡が取れなくなっている。
・在日ウイグル人でもご家族が収容所に収監された人が多数いる。
・在日中国大使館がウイグル人のパスポート更新申請を受け付けなくなっている。
・一時帰国者が収容所に入れられたりして日本に戻ってこられなくなっている。
・中国にいる家族が人質に取られて、留学生ら自身は帰国やスパイ活動が強要され、「従わないと
家族を再教育センターに送る」と脅迫されるケースが増えている。
・帰化やビザ申請に必要な書類の中国からの取り寄せができなくなっている。


3.2【海外にいるウイグル人の被害】

中国政府はウイグル弾圧の手を海外まで伸ばしている。例えば、以下のような報道がある。

・エジプトで中国のウイグル族の拘束・強制送還相次ぐ
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/09/0901.html
Uyghur Students in Egypt Detained, Sent Back to China
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/students-07072017155035.html
・海外にいるウイグル人にスパイ活動を強要
Spy for Us — Or Never Speak to Your Family Again
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-uighur-spies-surveillance?utm_term=.ndzvJGJgbG
#.aaplb9bgm9
・親族訪問・一時帰国者のパスポート没収、「再教育センター」へ収監
“Uighur graduate student goes missing upon returning to China”
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/


『参考資料』

1. 《新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人口普查主要数据公报》
http://www.stats.gov.cn/tjsj/tjgb/rkpcgb/dfrkpcgb/201202/t20120228_30407.html
2. 2009 年「7・5 ウイグル騒乱」
https://ja.wikipedia.org/wiki/2009%E5%B9%B4%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3
%83%AB%E9%A8%92%E4%B9%B1
3. 「AI に顔認証……中国がウイグルで実験し始めた監視社会の実態」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13986
4. 500m 間隔で武装警察交番設置, RFA 2017.08.17
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/aqtuda-68-saqchi-ponkiti-08172017213200.
html?encoding=latin
5. 中国「完全監視社会」の実験場、新疆を行く, Josh Chin and Clément Bürge, The Wall Street Journal,
2017.12.22

https://jp.wsj.com/articles/SB11070217722261694869804583589052841366988


6. ビッグデータで危険人物「予測」 中国の治安対策, The Wall Street Journal, 2018.02.28
https://jp.wsj.com/articles/SB12343497592033114173304584071460854064956
7. ウイグル人の信頼度を決める点数表があった、RFA, 2017.12.20
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghur-jedwel-07122017141518.html?encoding=la
tin
8. China: Visiting Officials Occupy Homes in Muslim Region, HRW
https://www.hrw.org/news/2018/05/13/china-visiting-officials-occupy-homes-muslim-region
9. Chinese Uyghurs forced to welcome Communist Party into their homes
https://edition.cnn.com/2018/05/14/asia/china-xinjiang-home-stays-intl/index.html
10. 中国、ウイグル族にスパイウェアのインストールを強制, ベンジャミン・フィアナウ, NewsWeek
Japan, 2017.7.26
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8062.php
11. RFA 独家:新疆强迫居民安装手机监控软件 10 哈族妇女微信发言被拘, 2017.07.13
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql2-07132017112039.html
12. Report: Xinjiang Residents Forced to Download Spyware App, Chinese Regime Can Track and
Censor Users
https://www.ntd.tv/2018/04/13/report-xinjiang-residents-forced-to-download-spyware-app-chin
ese-regime-can-track-and-censor-users/
13. China forces Xinjiang Uyghurs to install mobile spyware, enforces with stop-and-frisk
https://boingboing.net/2017/07/26/jingwang.html
14. Vehicles to Get Compulsory GPS Tracking in Xinjiang, RFA 2017.02.20
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/xinjiang-gps-02202017145155.html
http://www.alertchina.com/archives/2265113.html
15. China confiscates passports of Xinjiang people
https://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-38093370
16. Uighur graduate student goes missing upon returning to China
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/
17. Criminal Arrests in Xinjiang Account for 21% of China’s Total in 2017. NCHRD, Jul 25, 2018
https://www.nchrd.org/2018/07/criminal-arrests-in-xinjiang-account-for-21-of-chinas-total-in-2
017/
18. 人权组织指中国当局2017 年以刑事罪逮捕的穆斯林人数是上一年的7 倍多, RFA, 2018.07.25
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/d-07252018162042.html
19. 新疆投入15 亿多元完成新一轮全民健康体检工程, 新浪(Sina), 2017.11.01
http://news.sina.com.cn/o/2017-11-01/doc-ifynmnae1006240.shtml
20. 中国当局、新疆で1900 万人のDNA 採集 「無料の全民検診」実施, The Epoch Times, 2017.12.15,
http://www.epochtimes.jp/2017/12/30173.html
21. 中国:少数民族からDNA サンプルを数百万人規模で採取
https://www.hrw.org/ja/news/2017/12/13/312755
22. China collecting DNA, biometrics from millions in Xinjiang: report
https://edition.cnn.com/2017/12/12/asia/china-xinjiang-dna/index.html
23. China Is Vacuuming Up DNA Samples from Xinjiang's Muslims
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-is-quietly-collecting-dna-samples-from-millions-of?ut
m_term=.reOnBXBjGX#.mabNxJxZqJ
24. 中国衛生部の前副部長・黄潔夫氏「中国は3 年後世界一の移植大国になると主張」
http://www.epochtimes.jp/2017/08/28097.html
25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19


http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719
その他:
ウイグル人の政治的迫害 - 個別事件の簡単な説明概要
Political Persecution of the Uyghurs—Brief Description of Some Individual Cases
https://freedomsherald.wordpress.com/2018/01/19/political-persecution-of-the-uyghurs-brief-descrip
tion-of-some-individual-cases/


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

1949 年に中国人民解放軍の侵攻により共産党支配下に置かれ、1955 年に設置された新疆ウイ
グル自治区(東トルキスタン)の当初は、東トルキスタン・イリ政府と中国共産党の交渉、平和
条約の約束通り、それまでに展開されてきたウイグル言語など独自の民族言語による教育が継続
された。1950 年初頭からは漢語が選択科目として導入されていた。
しかし、1960 年代に入ると次第に漢語教育が重要視されるようになり、漢語が民族学校におい
て必須科目となる一方、漢語学校に設置されていたウイグル語の選択科目は廃止された(リズワ
ン, 2009)。
1977 年から新疆ウイグル自治区政府は少数民族への漢語教育の強化を政策課題としてさらに
強調するようになった(リズワン, 2009;Mamtimyn 他, 2015)。
1982 年制定の中華人民共和国憲法では、少数民族言語による教育が保護されることになった
(Grose, 2010)が、実際には教育現場における漢語への一元化が推進されていった。
1990 年代末からは少数民族の漢語習得、主流文化の吸収が強く促されるようになる(王, 2006)。
2004 年に交付された「全面的に双語教育を推進することに関する決定(関与大力推進双語教学
的決定)」により、ウイグル語の授業のみをウイグル語で行い、その他の科目はすべて漢語で教え
る「双語教育」に取って代わられることとなった(アナトラ,2013;リズワン他, 2014)。
2010 年からウイグル全地域において幼稚園、小学校一年から「双語教育」が実施されるように
なり、中国内陸からウイグル語が知らない漢族教師が大量に投入された(例えば、2017 年4 月
26 ホータン地区・チラ県政府ウェブサイトでの募集(参考資料8)によると、人口13 万人のこの
県だけで1093 人の教師を中国内陸から募集している;またホータン地区政府からも中国内陸向け
の同様な募集(参考資料9)があり、現地一般教師給与の2 倍以上の賃金が提示されている。これ
により、学校ではウイグル語の授業がほとんど行われなくなり、漢語を習い始めたばかりの子ど
もたちに、すべての授業を漢語で行うようになった。一方、これまでに長年ウイグル語による授
業をやって来たベテランの優秀な教師たちが、漢語水準が満たない理由で「下放」された(教育
現場から追い出された)。教育レベル、学生の知力が著しく落ちていった。
この時、ウイグル言語に対する危機を感じた有志の教育者が私立のウイグル語幼稚園、小学校
の設立を試みた。現在トルコ在住のアブドワリ・アユップ(Abduweli Ayup)氏(参考10)がウ
イグル語学校設立を仕掛けた一人である。アブドワリは2011 年アメリカ留学から帰国したあと、
カシュガルでウイグル語学校を立ち上げた。しかし、2013 年にアブドワリ氏を含む学校設立に関
わった3 人(他Dilyar Obul, Muhemmet Sidik Abdurshit)が、寄付で集まった支援金の「横領罪」
で投獄され(明らかに冤罪である)、ウイグル語学校計画が滅ぼされたのである。(その後、アブ
ドワリ氏は治病のためトルクに渡り、現在もウイグル語保護活動を続けている)。
また、中国でウイグル族が直面している現実への理解と問題解決を訴え、当局の政策に批判的
な声を上げた知識人、中央民族大学(北京)の著名なウイグル族経済学者、イリハム・トフティ
ウイグル語教育 → 「双語」教育 → 漢語のみの教育への転化
→ 幼稚園、小・中・高校、大学でのウイグル語使用全面禁止へ


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

准教授(Ilham Tohti, 伊力哈木·土赫提)が「国家分裂罪」に問われ、2014 年9 月23 日、無期懲
役判決で投獄された(参考資料11)。
2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、ウイグル語の使用禁止、漢語教育のみを実施と
いう重大な人権侵害、同化・民族浄化政策を露骨に展開してきた。これは陳の指示で設置した洗脳
のための「再教育センター、強制収容所」や監視社会体制以外のもう一つ謀略である。
ウイグル語禁止政策は以下の各地区政府の通知・通達の内容から見取れる。
2017 年7 月5 日、ホータン地区政府のホームページに、「ホータン地区双語教育規定5 カ条、
小中学校双語教育強化」(《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》(参考資料12))
という規定を発表した。内容は(1)国家通用言語文字(漢語)を全面普及し、民族言語を付加
した双語教育原則を堅持すること、(2)2017 年秋学期から小学校入学前の3 年で国家通用言語
文字教育を徹底し、小学校1 年、中
学校1 年から国家通用言語文字教
学を全面実施、2020 年には国家通
用言語文字教学を全体的に実現す
ること、(3)漢語教師がウイグル
語で研修受けるという間違ったや
り方を止めること、(4)教育系統
内、学校内でウイグル語文字、スロ
ーガン、図画などの使用を断固禁止
すること、(5)教育系統の集団活
動、公共活動、管理ワークの中でウ
イグル語の使用を断固禁止するこ
と。以上の双語教育政策に対しての
怠慢、不履行、小細工などをした人
は、「両面派」、「両面人」として厳
重に懲罰される、であった。
そのほか、「ホータン地区学前(入
学前)教師8 カ条ルール」、「ホータ
ン地区国語教育5 カ条規定」などが
ある(参考資料13)。
2017 年10 月10 日、イリ・カザフ自治州イニン県教育局が、自治区教育庁の「少数民族文字教
材補選使用に関する通知」(《关于少数民族文字教材教辅选用有关工作的通知》)を通達し、当県に
おいて、(1)全てのウイグル語とカザフ語の「国語」教材の使用を停止すること、学校にすでに
ある教材は封存すること、(2)国家統編の教材「道徳と法治」、「歴史」教材の少数民族文字に翻
訳が終わっていないものを含め、使用を停止すること、(3)関連学科少数民族文字の教材・補助
資料の使用を停止すること、(4)この「通知」要求により、各学校が教材・補助教材選択・使用
規定に違反してはいけない、問題発覚時はすぐ報告すること、という内容を発表した(参考資料14)。


ウイグル語使用禁止と同時にウイグル語教科書、文学・歴史に関係する出版物の焼却が各地で
行われた(参考資料15-16)。


『参考資料』

1. 新井 凜子, 大谷 順子, 2016, 「新疆ウイグル自治区の漢語教育に見る言語とアイデンティティの
関係」. 21 世紀東アジア社会学2016-第8 号, 1-18.
2. リズワン・アブリミティ, 2009, 「中華人民共和国成立後の新疆における「民族学校」の漢語教育
をめぐる一考察」『アジア・アフリカ言語文化研究』78, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文
化研究所, 43-77
3. Mamtimyn S., Feng A. and Adamson, B., 2015, “Trilingualism and Uyghur Identity in the People’s
Republic of China” in Evans, D. Eds., Language and Identity Discourse in the World. Bloomsbury.
4. Grose, T.A., 2010, “The Xinjiang Class: Education, Integration, and the Uyghurs” Journal of
Muslim Minority Affairs Vol.30 No.1, The Institute of Muslim Minority Affairs, 97-109.
5. 王柯, 2006, 『20 世紀中国の国家建設と「民族」』東京大学出版社
6. アナトラ・グリジャナティ, 2013, 「中国新疆ウイグル自治区における少数民族双語教育に関する
研究」富士ゼロックス株式会社小林節太郎記念基金
7. リズワン・アブリミティ, 大谷順子, 2014, 「中国新疆におけるウイグル族の学校選択」『21 世紀
東アジア社会学』第6 号, 日中社会学会, 156-171
8. 策勒县人民政府《2017 新疆和田地区策勒县双语教师招聘1093 人公告》,2017 年4 月26 日
http://www.offcn.com/jiaoshi/2017/0426/153572.html
9. 《和田地区于田县面向内地招聘教师简章》2017.08.18
http://www.gzsjyzx.com/client/article/1384
10. ウイグル学校設立者 アブドワリ・アユップ https://en.wikipedia.org/wiki/Abduweli_Ayup
11. ウイグル族経済学者、イリハム・トフティ准教授が「国家分裂罪」で投獄
https://ja.wikipedia.org/wiki/イリハム・トフティ
12. 《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》, ホータン地区ウェブサイトより
https://archive.is/nybWu
13. 《新疆禁止幼教信教 教育系统内禁维语》, Radio Free Asia ウェブサイトより
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/xl1-09252017102937.html
14. 《RFA 独家:新疆全面停用维、哈文字辅选教材》
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-10132017100200.html
15. 《新疆伊犁、和田等地收缴民族语言教科书》ChinaAid, 2018.04.02
http://www.chinaaid.net/2018/04/blog-post_2.html?m=1
16. Thousands of Uighur Books burned by Chinese Authorities
http://unpo.org/article/101


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

ウイグル人は、ユーラシア大陸のほぼ中央に位置し、シルクロードとも言われてきた東トルキ
スタン(現“新疆ウイグル自治区”)を中心に暮らす、独自の歴史と文化を持つイスラム教を信仰
する人々である。
ウイグル人は、8-9世紀に約100 年継続した「ウイグル可汗国」(Oghuz Orkhon Khanate)、
9〜13 世紀に約300 年繁栄した「天山ウイグル王国(Uyghur Kingdom of Qocho, 天山山脈北
麓)」と「カラ・ハン朝 (Kara-Khanids Dynasty, タリム盆地)」、16−17 世紀に165 年繁栄した
「セイディア汗国」(Saidia Khanate, ヤルカンド)などを建国していた。
こうした独立のウイグル国家は18 世紀から清朝の支配下におかれ、1884 年に「新しい領土」
を意味する「新疆」という名前が付けられた。それでも、ウイグルの反抗が途絶えず1933 年と
1944 年に「東トルキスタン共和国」として独立国家を設立していた。しかし、1949 年に再び中
国人民解放軍の侵略により、共産党支配下に置かれた。
ウイグルは、かつて仏教やマニ教も信仰した歴史もあったが、8 世紀からはずっとイスラム教
を信仰してきた平和を愛する農耕民・遊牧民である。
ウイグルは、長い歴史の中でアジア、ヨーロッパ文化も吸収しながら、独自の言語(ウイグル
語)や文化・習慣を培って、守ってきたのである。
ウイグルは、古代から音楽・踊りを生活の一部として、それを発展させながら、非常に明るく
平和に暮らしていた。ウイグルの古典音楽「12ムカム」は歌、ダンス、音楽が一体となったも
ので、その素晴らしさが認められ、「世界無形文化遺産」に登録されたほどである。ウイグル人
は中国で「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれてきた。
ウイグルは、何千年もの歴史の中で、男性はヒゲを生やすのと伝統的な帽子をかぶり、女性は
ベールをかぶるのと肌脚を露出しないようにロングスカートを着るという習慣を作ってきた。
しかし、今現在、中国共産党の支配下にある、実際に全く「自治」のないこの「新疆ウイグル
自治区」で何が起こっているだろうか。
中国でいま、ウイグルアイデンティティーを破壊する重大な人権侵害、同化・民族浄化が行わ
れているのだ!


1.【ウイグル文化への侵害】

1)ウイグルの男性(老人以外)は髭を生やすことが禁止されている。
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

2)ウイグルの女性はベールやロングスカートを着用することが禁止されている。
新疆ウイグル自治区当局は昨年4月1日から、ひげや公共の場所での顔などを覆うベールの着
用を禁じる新たな法律を発効した。
「新疆ウイグル自治区でひげやベール禁止、過激思想対策」(2017.04.01)
https://www.cnn.co.jp/world/35099111.html


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

China Uighurs: Xinjiang ban on long beards and veils
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

3)街の中で民族衣装、ワンピースや長めのシャツが強制的にカットされる。
これらの写真は、2018 年7 月13 日ウルムチ市内で撮影され、WeChat に投稿されたもの

4)ウイグル学生に中華漢族衣装を着させ、孔子・漢族思想教育を強要されている。

・ウイグルアイデンティティーの破壊・同化
http://freedomsherald.org/ET/cmp/


5)伝統的ウイグル歌舞の代わりに中国漢族文化の戏剧を強要されている。
ウイグル音楽「十二ムカム」が世界無形文化遺産に登録されているなど、ウイグル音楽・
舞踊が有名であり、ウイグル人は「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれることがあ
るが、このような文化を漢族文化に置き換えようとしている。


6)ウイグル女性を漢民族の男性と強制結婚させられている。
https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1582964/
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/

漢族の男性がウイグル族女性の親族を監禁して強要結婚……涙に濡れる花嫁の姿
http://www.cyzo.com/2018/06/post_164302_entry.html
Beijing accused of forcing Uyghur-Han intermarriages
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/
31


2.【宗教への侵害】

1)モスクの閉鎖、モスクへ中国旗と監視カメラを設置
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
http://america.aljazeera.com/articles/2013/9/18/uighurs-bow-downtochineseflagatxinjiang
mosque.html
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/urumqi-07072010084824.html
https://www.engadget.com/2018/02/22/china-xinjiang-surveillance-tech-spread/
2)モスクに政府系監視係の職員を配置
Xinjiang Authorities Convert Uyghur Mosques Into Propaganda Centers
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
3)18 歳以下の全員、学生、教師、職員の礼拝、断食など禁止
https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/5794696/Chinese-authorities-ban
-Uighurs-from-mosques.html
https://www.theepochtimes.com/communist-regime-bans-people-under-18-from-attendingmosques-
in-xinjiang-china_1730829.html
4)モスクで行われて来たウイグル伝統的葬式に家族以外の人々の参加禁止
5)ウイグル人ボランティアの遺体清浄禁止
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/meyit-yuyghuchi-ayal-02192018135741.html?enc
oding=latin
6)当局管理下の遺体処理・葬儀場(葬儀サービスセンター)を設立
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/xitay-uyghur-miyit-ishlirigha-qol-tiqti-
04062018235849.html?encoding=latin
7)ウイグル人密集地に火葬場建設
ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
33
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
https://m.wlmq.com/0010155185.html
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06132018153137.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06142018151310.html
?encoding=latin
8)新生児にイスラム系の名前を付けることを禁止するほか、一部大人の名前の改名を強要
https://www.voanews.com/a/china-issues-ban-on-many-muslim-names-in-xinjiang/3826118
.html
https://www.telegraph.co.uk/news/2017/04/25/china-bans-islamic-baby-names-muslim-maj
ority-xinjiang-province/
9)収容所でウイグル人に豚肉とアルコールを強要
イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php


▲△▽▼


いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。

【ウイグル人収容所から死者が続出】
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、

一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる
(ウイグル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。


臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
そして、それを裏付ける写真もあった。

上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1月にカシュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠である。


在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。


▲△▽▼


「麻酔掛けずに直接摘出」 中国の臓器奪取、凄惨な実態が明らかに  


李荘弁護士の書き込み。中国の臓器奪取の実態をさらした(スクリーンショット)

【大紀元日本10月24日】重慶市元トップの薄煕来氏の暴力団一掃運動に立ち向かったことで1年半の懲役刑に服した北京の弁護士・李荘氏がこのほど、ミニブログ(微博)で、中国の臓器奪取の実態をさらした。

「ある著名な病院の著名な心臓外科の著名な医師らが僕ににこやかに教えたんだ。『重要患者に臓器移植を行う場合、臓器の鮮度を保つために、われわれは麻酔を掛けずに直接摘出するのだ』。僕は、死刑囚に対しても人道的でなければと忠告した」

この書き込みに多くの注目が集まった。ユーザー「虎甲胡威」は、「死刑執行の前に、死刑囚から臓器を摘出し死亡させることは、もはや人道のうんぬんではなく、計画殺人だ」と指摘。また、「中国で臓器売買のピークが法輪功を弾圧した時期だ。アメリカが証拠を持っているようだ」「李弁護士はもっと情報を提供すべきだ」などとさらなる真相の解明を望む声が飛び交った。

中国の臓器移植問題について、米国務省は5月24日に発表した2011年度人権状況報告書の中国関連部分で、メディアや人権団体から法輪功学習者の臓器が奪取され売買された報告が絶えないことに初めて言及した。また、9月12日に米議会で中国の臓器狩りについて公聴会が行われ、中国の囚人から生体臓器奪取の状況が証言された。

さらに、中国国内では9月、これまで最大規模の不法臓器売買事件の訴訟が始まっている。解放軍病院が仲介者を通じて闇の臓器売買を行ったことが明らかになり、死刑囚の臓器提供意思書、親族臓器提供意思書など、すべて偽造されていたことも浮き彫りになった。

闇から少しずつ、その凄惨な実態が浮かび上がっている中国の臓器狩り問題。2006年にすでにこの問題に注目し、調査報告書『戦慄の臓器狩り』を発表した著者の一人、カナダ元外務省アジア太平洋外務担当大臣のデービッド・キルガー氏は10月25日から27日の日程で来日し、会見やシンポジウムを開く予定だ。(翻訳編集・余靜、張凛音)
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/10/html/d68771.html


詳細は


中国人のウイグルでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html

中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html

高利貸 中国が低開発国の資産を乗っ取る手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/281.html

中国は世界史上最悪の階級社会
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/269.html

日本は近い将来、中国小日本省になる
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/888.html


因みに、僕が最近 阿修羅掲示板で中国関連スレにすべてウイグルでの民族浄化の話をコメントしていたら、
中国関連のスレが滅多に投稿されなくなった。

つまり、阿修羅で中国関連のスレを投稿していたのは殆どが中国の工作員だった訳だ。

阿修羅掲示板の全投稿の 7割以上を投稿している自称 赤かぶ 氏も中国の工作員グループだろうね。
阿修羅掲示板で反安倍とか護憲とか反原発の投稿をしているのも殆どが中国の工作員だね。
だから、阿修羅では僕みたいな反中の人間が嫌われて迫害・投稿妨害されるんだ。

IQ が低いアホは 平和、友愛、多民族共生とかいう言葉に弱いから、すぐに中国の工作員に騙されて洗脳されてしまう。

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/380.html#c1

コメント [戦争b22] アフリカの自衛隊拠点恒久化海賊対策、対中、独立への試み?(Sputnik日本) 無段活用
1. 中川隆[-13342] koaQ7Jey 2018年10月25日 16:29:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19507]
中国と関わると日本人はこの手口で浄化される
1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる

2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領

3. 日本人浄化にとりかかる

4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない


ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。


参考ページのURL
http://uyghur-j.org/japan/
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


2018 年 9月 8 日
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


第一章 概要

古代より東トルキスタン(“現新疆ウイグル自治区”)は、ヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域だ。1949 年に中国人民解放軍
が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。それ以
来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いてきた。
だが、2 年前から事態が急変し、ウイグル情勢は著しく悪化した。2016 年に元中国共産党チベ
ット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が“新疆ウイグル自治区”
の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党総書記をバックにし、東ト
ルキスタン歴史の中で最も酷く露骨な人権弾圧、同化・民族浄化政策を展開し始めた。習近平政
権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝とみられる東トルキスタ
ンに、完全な監視・封じ込めた社会を作り上げ、ウイグル人の言語、文化、宗教を完全に絶滅さ
せるような民族浄化政策を実施している。
陳全国が就任して以来、前任の張春賢が推進した「双語教育」(事実上の漢語教育)をさらに露
骨化し、小学校から大学まで全ての教育機関でウイグル語の使用を禁止した。ウイグル語で出版
された教科書、小説、歴史を反映する本、イスラム教に関連する書籍を焼却した。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル自治区の警察の人
員を2015 年の6 倍に増員し、ウイグル地域において「監視社会」の完成を手掛けた。2017 年第
1 四半期(1〜3 月)のみで、ウイグル自治区で10 億ドル(約1130 億円)以上に相当するセキュ
リティー関連の投資をし(カシュガル市だけで今年3 月、5100 万ドル(約55 億円)以上を投じ
た)、ウイグル全地域に人工知能(AI)の顔認証技術が搭載された監視カメラを設置した。中国政
府はウイグル自治区を最先端の監視技術を試行する実験場にした。
至る所に500m間隔で監視塔付きの交番(検問所)を設け、24 時間体制で検問・監視を始めた。
全てのウイグル人から旅券が没収された。スマートフォンにスパイウェア・アプリのインストー
ルを強要した。GPS の車両搭載が義務付けられた。ウイグル、カザフなど現地住民の政治信頼度
を評価するため、「個人情報採集表、点数表」を配布し、全住民に点数をつけ、身分証明書ID と
連結させた。この点数で拘束対象者を決め、「再教育センター」に収監した。12 歳から65 歳まで
の住民を対象にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めた。
最も酷いのは、2017 年初頭から、「再教育センター」、「教育転化学校」、「技能研修センター」
という名前の「強制収容所」の建設を急ピッチで進め、何も罪のない100 万人以上のウイグル人
(ウイグル人口の約10%)をこれらの収容所に監禁し、共産党の政治思想、宗教転化(非イスラ
ム化)、民族アイデンティティを破壊するための「洗脳教育」を行っている。ウイグル人社会に何
らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、
音楽家、経済界で成功した経営者(銀行に100 万円以上貯金のある人)らも続々と強制収容所に
入れられた。両親が拘束され家に残された子供たちが孤児園に送られた。
そして、各収容所から続々死者が出始めた。遺体は家族に返さずに内密に「処分」された。カ
シュガル空港では「人体器官運送通路」、「移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やス
ペースが用意され、臓器売買のため国家ぐるみで「臓器狩り」していることが明らかになった。
21 世紀の今この瞬間も、中国政府が行っている「ナチス強制収容所の再現」(ジェノサイド)
とも言える人権弾圧、民族浄化に対し、日本を含む多くの国・政府の沈黙が続いている。納税者
である我々在日のウイグル人は、良心を持つ、正義を求める日本国民・政府に対し以下を呼びか
けたい。沈黙しないでほしい。中国政府を非難し、収容所の閉鎖、全収監者の即時釈放に働きかけ
てほしい。これは単に人権弾圧の問題ではなく、「人道に対する罪」、世界平和への挑発であり、ウ
イグル民族存亡の危機とみてほしい。


第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党
総書記をバックにし、露骨な人権弾圧・民族浄化政策を展開し始めた。
1.【ウイグル人100 万人以上が強制収容所に】
東トルキスタン(“新疆ウイグル自治区”)において、2017 年初頭以来、「再教育センター」、「教
育転化学校」、「技能研修センター」という名前の「強制収容所」の建設が急ピッチで進められる
と同時に、100 万人以上のウイグル人(ウイグル人口の約10%)がこの収容所に収監されている
ことが最近続々と明らかになった。中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese
Human Rights Defenders)が今年8 月3 日発表した最新の調査報告によると、上記の「再教育セ
ンター」と呼ばれる閉鎖式キャンプ(強制収容所)に110 万人が収監されているほか、開放式キャ
ンプ(食事や寝泊まりに自宅に帰れる)で約220 万人が再教育(洗脳教育)されているという。
合わせると330 万人が「再教育」の対象となっている。東トルキスタンの人口は2300 万人(2014
年統計)で、ウイグル人口は48.5%、約1130 万人だとすると、ウイグル人口の約30%の人が「再
教育」されているのだ『参考資料1-2』。報道によると、2017 年春以来強制収容所に収監された人
で釈放された人がいないという『参考資料3』。
何も罪がなく、「要注意人物点数表(第四章を参照)」でマイナス点数が高い人が収容所送りの
対象者となっている。例えば、(1)ウイグル人である(2)イスラムの礼拝をしている(3)宗
教知識がある(4)(当局が要注意とする中東など)26 カ国に行ったことがある(5)外国に留
学した子供がいる……といった項目に該当すれば要注意人物として対象者となる『参考資料4』。
また、ウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、イスラム学者、人
気スポーツ選手、音楽家、経済界で成功した裕福な経営者らも「民族情绪(民族的気持ち)があ
る」、「両面人(裏表がある人物)」として収監対象者となっているのである(第三章を参照)。収
容所の状況は海外メディア、研究者らによって次々と報道されるようになった『参考資料5-10』。


2.【強制収容所の位置・規模が明らかに】

第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実


東トルキスタン(89県あり)の各県に少なくても5つの再教育センターがあるとされ、科学
者の衛星写真やグーグルマップからの調査で既に29 件の収容所位置、その規模が明らかになった
『参考資料11-13』。それぞれ一か所に1000 人から1 万人が収監されている。例えば、2017 年4
月にカシュガル疏附県(コナ・シェヘル)で当時建設予定の収容所(新疆疏附县法制教育转化学
校、位置座標39°21'33.1"N 75°51'50.0"E)の入札募集によると、収容所は3.5万平方メート
ル広さで、政府出資1.4 億元(約29 億円)であった『参考資料14』。同様にカシュガル・疏勒県
巴仁郷(イェニシェヘル・バリン郷、1990 年に有名な「バリン郷事件」発生した場所)座標
39°21'29.2"N 76°03'04.1"E に位置する収容所《疏勒县法制教育转化学校》(上・写真1)は一
年前に何もなかった畑に新しく建てられた収容所で、1 号館〜5 号館の4階建「教学棟」(70.5m
×17.5m)と管理棟があり、それぞれ面積4943.11 uである『参考資料15』。グーグルマップから
も上記座標コードから確認できる。
また、アルトゥシュ(クズルス・キルギス自治州)政府ホームページで、2018 年3 月21 日掲示
された、「アルトゥシュ市職業技能教育研修サービスセンター建設項目の環境への影響報告表に対
する審査意見」(关于《阿图什市职业技能教育培训服务中心建设项目环境影响报告表》的审批意见)
『参考資料16』によると、39°38'28.0"N 75°59'46.0"E に位置する該当教育センターは、9.6 万
u規模(東京ドーム2個分の広さ)、政府投資3 億5000 万元(約60 億円)で、収監者部屋(7.6
万u)、管理用部屋(1.1 万u)、武装警察用部屋(8.5 千u)、有刺鉄線のフェンス付き障壁1292m、
医療室1200 u、8460 人分の食事を作る厨房などから構成されている。名前は技能教育研修セン
ターだが、武装警察、監視塔完備した、8000 人が収容できる強制収容所である『参考資料17』(写
真2)。
最近、さらに規模が大きい収容施設の実態が明らかになった。ウルムチ市達坂城区に位置する
「ウルムチ職業技能教育研修センター」(座標:43°23'01.8"N 88°17'18.2"E)は占用面積52 万
u、建築面積13 万u(東京ドームの約3 倍)であった。この収容施設には収容ビル(監獄)が8
棟あるほか、居留センタービル1 棟、警察備勤ビルが8 棟、警察総合ビル1棟、病院棟、レスト
ラン棟、物資倉庫棟、武装警察宿舎2 棟、監視塔などがある。推測では約1 万人の収監者を収容
できるという『参考資料18』(写真3)。そのほか、カラマイ市に地上5 メートル、地下40 メート
ルの地下収容所が建設されたことが明らかになった。この秘密の地下収容所には少なくとも1 万
人を収容する予定だという『参考資料19』。
これらの収容施設は、新たな政府投資で建設され、調査で分かったものだが、収監者数があま
りにも多いため、入りきれない人たちは、臨時収容所して使っている学校(廃止されたウイグル


小中学校)、党校(共産党学校)、専門学校、病院、体育館、倉庫、まだ特定できていない様々な
施設に収監され、すし詰め状態にあるという。また、ベッドが足りないため、昼班/夜班交代制で、
教育される人と寝る人を入れ替えているという。


3.【収監者及び関係者の証言】
収容所で8 か月収監された経験があり、カザフスタン政府の働きかけで釈放されたカザフスタ
ン国籍のウメル氏の証言『参考資料20-22』によれば、彼はピチャンにある両親を訪ねて行ったと
き、身柄を拘束され、危険分子として「カラマイ市技術研修センター」という収容所に送られた。
この収容所には当時約1000 人が収容され、8 割がウイグル人、2 割がカザフ人だった。環境条件
が大変悪く、狭い一室に20 人以上がすし詰め状態で寝泊まりしていた。食事も、トイレも同室で
済ませたという。毎日早朝から夜遅くまで中国語でプロパガンダ歌謡を歌わせ、共産党の政治思
想、宗教転化(非イスラム化)、民族としてのアイデンティティを破壊するための「洗脳教育」が
行われ、その日のテストで不合格なった者や少しでも不満を表した人は厳しく罰せられる(食事
与えず、手足が絞られた状態でヘッドホンより大音量を流し睡眠できないようにする)という。
イスラム教徒の禁物である酒や豚肉を強要されているとの証言もある『参考資料23』。
また、中国の強制収容所で働いていて、カザフスタンへ不法入国した罪で逮捕されたサイラグ
ル・サウットバイ(Sayragul Sauytbay, 41 歳)が法廷で、中国が存在を否定してきた「再教育キ
ャンプ」について証言した『参考資料24』。証言によると、彼女が働いた「キャンプには2500 人
ほどの収監者がいて、そこは一般に政治キャンプと呼ばれるが、実際は山区の刑務所だった」と
いう。カザフスタン政府は中国からの送還要求を押し切って、サイラグルを無罪釈放し、カザフ
スタンにいる家族の元に返した『参考資料25』。
2018 年7 月19 日NHK-BS1 テレビチャンネルで放送した国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」でも、在日留学生4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、安否
状況がわからない」と証言した『参考資料26』(在日ウイグル人の被害状況の詳細は第四章を参照)。


4.【収容所で不明の病気が蔓延】

ウイグル自治区政府衛生局の業績とした記事(ホームページで発表されその後削除された)に
よると、ホータン地区1 市、7 県の収容所で不明の「伝染病が蔓延」したため、2017 年7 月9 日
から8 月3 日の間に自治区の調査チームを派遣し調査に行った結果、「肺結核」だったということ
で、558 人を病院に搬送・隔離したという。しかし、これらの患者が本当に肺結核なのか、その
後どうなったのかは一切明らかにされておらず、政府のよる隠ぺい・情報封鎖が行われたことが
明らかである『参考資料27』。
5.【収容所から死者が続出】
これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、
一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる(ウイグ
ル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。そして、それ
を裏付ける写真もあった。
上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカシュガル空港で撮られた写
真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の
専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠で
ある。この内容はThe Epoch Times でも報じられた『参考資料31』。
在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体
を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どう
いう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの
元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。
6.【ウイグル人口密集地に火葬場】
そして、もっとも不思議なことは、中国当局はイスラム教を信仰するウイグル人が95%以上を
占める県、町、村に急ピッチで数多くの火葬場建設を進めている『参考資料32』。そして、一般人
月給の数倍の賃金で人員(もちろん漢民族)を募集している『参考資料33』。


今後ウイグル人の死体を火葬するつもりなのかと 思うだけでも鳥肌が立つほど恐ろしい!中
国政府は一体何をしようとしているのか! これらの事象は「ナチス強制収容所の再現」(ジェノ
サイド)の予兆とも言えるだろう。
7.【家に残された子供は孤児園に】
また、深刻な問題になっているのは、両親が拘束され、家に残された大勢の幼い子供たちが孤
児園に入れられ、ウイグルアイデンティティーを無くす漢化教育が行われている。「両親は政治的
な問題を抱えているため、子供は通常の子供と一緒に学校に通うことが禁じられている」という
『参考資料34』。若い妻のみ残された家には、漢民族の男性が世話役で寝泊まりするケースもある。


8.【アメリカ政府の見解】
アメリカのペンス副大統領は7 月26 日、首都ワシントンで講演し「中国政府は、数十万人、も
しくは数百万人の規模でイスラム教徒のウイグル族を再教育施設という場所に収容している。宗
教の信仰と文化的な帰属意識を失わせようとしている」と述べて非難したことを、NHK が7 月
27 日朝のTV 番組で伝えた『参考資料35』。
さらに、7月26日ウイグルにおける収容所問題に関して、アメリカ議会で初めてとなる公聴
会が開かれた。昨年に大統領選に候補者となった上院議員・議長のルビオ(Marco Rubio)氏が
この公聴会を招集した。家族20人以上が拘束され、行方不明となったことをアメリカ ラジオ・
フリー・アジアのアナウンサー・記者であるグリチェヒラ・ホジャ(Gulchehre Hoja, アメリカ
国籍のウイグル人)が証言した。また、アメリカ駐国連経済社会理事会大使のケリー・カリー
(Kelley Currie)氏が、「2017 年4月から、習近平指導下の中国当局がウイグル人に対する弾圧程
度は「人を驚かす、ショッキングなものだ」、文化大革命がエスカレートした時期とも比べること
ができないほど酷いのだ。男子髭の禁止、女性の公衆場でのベール着用禁止、そして短いズボン
を着ること、喫煙、お酒を飲むこと、豚肉を食べることを拒むことを犯罪と見なし、政府系公式
テレビを見ることを拒むことさえ罪に問われている」と述べた『参考資料36』。
ナチス式経験しているとも言える「強制収容所」は、ウイグル民族数千年の歴史の中で経験し
ている最も酷く、ウイグル人の言語、文化のみならず、民族が絶滅する危機に直面している重大
な事件である。


『参考資料』

1. China: Massive Numbers of Uyghurs & Other Ethnic Minorities Forced into Re-education
Programs, Chinese Human Rights Defenders, August 3, 2018
https://www.nchrd.org/2018/08/china-massive-numbers-of-uyghurs-other-ethnic-minorities-forc
ed-into-re-education-programs/

2. Survey: Three Million, Mostly Uyghurs, in Some Form of Political ‘Re-Education’ in Xinjiang
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/millions-08032018142025.html

3. ‘No Releases’ of Thousands Held For Years in Xinjiang Township Political ‘Re-education Camps’
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/township-08062018145657.html

4. 水谷尚子,「ウイグル絶望収容所の収監者数は89 万人以上」, Newsweeks 日本版 2018.03.13
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/89-3.php

5. What Really Happens in China’s ‘Re-education’ Camps, The New York Times, May 15, 2018
https://www.nytimes.com/2018/05/15/opinion/china-re-education-camps.html

6. Simon Denyer, Former inmates of China’s Muslim ‘reeducation’ camps tell of brainwashing, torture,
The Washington Post, May. 17, 2018
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/former-inmates-of-chinas-muslim-re-educat
ion-camps-tell-of-brainwashing-torture/2018/05/16/32b330e8-5850-11e8-8b92-45fdd7aaef3c_sto
ry.html?utm_term=.95541c3fd6ad

7. Adrian Zenz, New Evidence for China’s Political Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15,

https://jamestown.org/program/evidence-for-chinas-political-re-education-campaign-in-xinjiang/


8. Adrian Zenz, "Thoroughly Reforming them Toward a Healthy Heart Attitude" - China's Political
Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15, 2018
https://www.academia.edu/36638456/_Thoroughly_Reforming_them_Toward_a_Healthy_Heart_
Attitude_-_Chinas_Political_Re-Education_Campaign_in_Xinjiang

9. Tara Francis Chan, China is secretly imprisoning close to 1 million people — but they've left 2 big
pieces of evidence behind, May. 30, 2018
http://www.businessinsider.com/how-many-people-are-imprisoned-in-xinjiang-china-government
-documents-2018-5

10. Xinjiang Political ‘Re-Education Camps’ Treat Uyghurs ‘Infected by Religious Extremism’: CCP
Youth League, RFA, Aug 8, 2018.
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/infected-08082018173807.html

11. Shawn Zhang, List of Re-education Camps in Xinjiang 新疆再教育集中营列表, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/list-of-re-education-camps-in-xinjiang-%E6%96%B0%E7
%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%90%A5%E
5%88%97%E8%A1%A8-99720372419c

12. Shawn Zhang, Detention Camp Construction is Booming in Xinjiang, Jun 19, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/detention-camp-construction-is-booming-in-xinjiang-a2525
044c6b1

13. Shawn Zhang, Xinjiang’s re-education system is a hybrid of Gulag and Indian Residential School,
Jun 13, 2018
https://medium.com/@shawnwzhang/latest-re-education-campaign-in-karshgar-xinjiang-167668a
d5729

14. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 3 新疆再教育集中营卫星图3,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-%E6%96
%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%9
0%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-96691b1a0d62

15. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 1 新疆再教育集中营卫星图1,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-3-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-3-bae61bef8028

16. 阿图什市人民政府http://www.xjats.gov.cn/ のweb.archive.org バックアップサイト
https://web.archive.org/web/20180706221430/http://www.xjats.gov.cn/P/C/1736.htm

17. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 23 新疆再教育集中营卫星图
23, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-1-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-1-eea378e8ed8b

18. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 29 新疆再教育集中营卫星图
29 (Largest Re-education Camp?). 26 Jul, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/largest-re-education-camp-d7d6ce15e273

19. XINJIANG AUTHORITIES BUILD MASSIVE UNDERGROUND PRISON, Aug 20, 2018
https://bitterwinter.org/massive-underground-prison/

20. Omir Bekali talks about the psychological stress he endured in a Chinese internment camp
http://www.abc.net.au/news/2018-05-18/omir-bekali/9773366
http://www.businessinsider.com/what-is-life-like-in-xinjiang-reeducation-camps-china-2018-5

21. 水谷尚子, 「ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった」Newsweeks
日本版2018.02.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9547.php

22. 水谷尚子「, イスラーム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所」、Newsweeks
日本版2018.05.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php

23. Video: ‘This person will simply disappear’: Chinese secretive ‘reeducation camps’ in spotlight at

Kazakh trial
https://www.hongkongfp.com/2018/07/17/person-will-simply-disappear-chinese-secretive-reedu
cation-camps-spotlight-kazakh-trial/

24. Kazakh court frees woman who fled Chinese re-education camp
https://www.theguardian.com/world/2018/aug/01/kazakh-court-frees-woman-who-fled-chinese-r
e-education-camp

25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19
http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719

26. Radio Free Asia, 「ホータンの収容所で558 人が肺の伝染病が明らかになった」
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghurda-lager-05282018133938.html?encoding=la
tin

27. Uyghur Teenager Dies in Custody at Political Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.03.14
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

28. Uyghur Father of Two Dies After Falling Ill in Xinjiang Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.04.11
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

29. 遺体安置所Radio Free Asia news, 2018.06.25
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/medeniyet-tarix/jeset-bir-terep-qilish-06252018164051.ht
ml?searchterm%3Autf8%3Austring=depne&encoding=latin

30. 「中国では人命はとても安い、臓器のほうが高値だ」元医師の告白
http://www.epochtimes.jp/2017/10/28953.html

31. 中国当局がウイグル地域各地に急ピーチで火葬場建設
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html?enc
oding=latin

32. ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
https://m.wlmq.com/0010155185.html

33. 「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部, 中国共産党、ウイグル「絶望収容所」の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/212978?page=4

34. 「トランプ政権 中国がウイグル族を不当に収容と非難」, NHK New Web, 2018 年7 月27 日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551041000.html?utm_int=all_side_rankingsocial_
002

35. Hearing on Surveillance, Suppression, and Mass Detention: Xinjiang’s Human Rights Crisis
https://www.youtube.com/watch?v=rE8Ve2nxPds&feature=youtu.be&t=1623

36. 米政権「ウイグル、数十万人を拘束」中国当局を批判、毎日新聞, 2018 年7 月28 日
https://mainichi.jp/articles/20180729/k00/00m/030/079000c


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

2017 年から大々的に大に行われるようになった思想改造目的の強制収容施設での不当な拘束
が今も続いている。そしてウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、
著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、音楽家、経済界で成功した経営者が続々と強制収容
所に入れられている。以下には、代表的な例を挙げる。(ここで挙げた例はメディアなどで公開さ
れた情報のみであって、氷山の一角にすぎない。)


1.【教育界】
1. 自治区教育庁の庁長長 サッタル・サウット (Sattar Sawut)
2017 年、「重大大な規律違反」で拘束され、強制収容施設に送ら
れた。サッタル氏が任期中に編纂したウイグル語教材は、自治区
自治区内で教科書として使われていた。『参考資料』
http://www.sohu.com/a/144868168_260616
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

2. 自治区政府党委員会元秘書官、教育庁副長官長、新疆新聞社 社
長長を務めたアリムジャン・メメットイミン (Alimjan
Memtimin)(59)『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

3. ウイグル自治区社会科学院副院長長や新疆教育出版社 社長長
アブドゥラザク・サイム(Aburazaq Siyim) (61)
『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

上記三名の方はウイグル語の教科書の編集、出版にかかわる人物であった。そのウイグル語
教材は、自治区内で教科書として使われていたが、それらが「文文学、歴史、道徳分野には、
民族分離を煽る内容が含まれており、それを12 年間も現場で使ったため大勢大の若者が深刻
な洗脳を受けた」と糾弾され、ほぼ同時期に収容施設に送られたのである。『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

4. 新疆大学大学 学長長 タシポラット・ティップ (Tashpulat Tiyip, 塔
西甫拉提·特依拜)
自治区最大大の教育機関である新疆大学大学 学長長を2010 年から務
めていたタシポラット・ティップ教授(60)は昨年3 月月に解任され、
それ以降は当局に拘束されていると、今年2 月月にRFA の取材に答え
た大学大学関係者が明かした。新疆大学大学を卒業後、東京理科大学
大学で理学博士号を取得。研究プロジェクトの成果から中国教育省に
賞を与えられたことも多数あり、新疆では著名な学者だった。タシポ
ラット氏は, 1996 年から新疆大学大学の副学長、2010 年から2017 年
まで同大学学長、党副書記と務めていた。
『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/university-president-02202018173959.html


5. 新疆医科大学の元長学長 ハリムラット・グプル (Halmurat Ghopur,
哈木拉提·吾甫尔)
新疆医科大学の元長学長・教授で昨年からは自治区⾷品医薬品監督庁
長だったハリムラット・グプル氏(58)も、今年になってから消息不
明だ。ハリムラットは収容施設で死亡したとの説もある。彼は中国伝
統医療を学ぶ上海中医薬大学を卒業し、ロシアのサンクトペテルブル
ク医科大学で博⼠号を取得。中国全国最優秀研究者の1 人に選ばれる
など、中国全⼟でも名を知られる有名教授だった。医科大学で彼はウ
イグル伝統医学の継承にも力を注ぎ、民族医学教育ではウイグル語に
よる授業をずっと続けてきた。ハリムラット氏は, 1998 年から新疆医
科大学の副学長、2008 年から2017 年まで同大学学長、党副書記と務めていた。


『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/arrest-01122018152937.html

不思議なことに、上記両大学ホームページの歴任学長リスト『参考リンク』から、新疆大学
元長学長タシポラット氏と新疆医科大学の元長学長 ハリムラット氏の名前が消されている。
これは中国が歴史・事実を平気で消すまたは変えてしまうことの証拠でもある。
新疆大学歴任学長 http://www.xju.edu.cn/xxgk/lrxz.htm
新疆医科大学歴任学長http://www.xjmu.org/xqzl/lrld.htm

6. 新疆師範大学教授 アブドゥカディリ・ジャラリディン (Abduqadir
Jalalidin)
知名度の高いウイグル文学者で新疆師範大学教授でもあるアブドゥ
カディリ・ジャラリディン(54)は今年1 月にウルムチ市国家安全
局に拘束された。アブドゥカディリはカシュガル師範学院を卒業後、
ウイグル文学者の道を歩んだ。彼は00 年代初頭、石川県に数カ月滞
在したことがあり、その体験を記した本の一部がウイグル語教科書
に引用された。ウルムチ市の中で最大級と言われている収容施設に
収監されているとされる。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-04252018140407.html


7. 新疆大学教授 ラヒレ・ダウット (Rahile Dawut)
ウイグル文化研究の先駆者で新疆大学人類学研究所教授、博士であ
るラヒレ・ダウット(52 歳)が、2017 年12 月北京で消息不明とな
ったとニューヨークタイムズ電子版が8 月10 日に報道した。ダウ
ット氏の家族は、黙っていることで再教育施設、拘留施設から解放
されないことが分かったため、ダウット氏が消えてから8 か月後の
今、これを話すことを決めたと語ったという。ダウット教授は、日
本人研究者の菅原 純と共著で中央ユーラシアにおけるイスラム聖
堂に関する研究をテーマにした、「マザール、MAZAR」という本を
出版していた。『参考資料』
Star Scholar Disappears as Crackdown Engulfs Western China, The New York Times
https://www.nytimes.com/2018/08/10/world/asia/china-xinjiang-rahile-dawut.html
Mazar: Studies on Islamic Sacred Sites in Central Eurasia, Sugawara Jun, Rahile Dawut, 2016
https://www.amazon.co.jp/Mazar-Studies-Islamic-Central-Eurasia/dp/4904575512


2.【宗教界】

8. 著名なウイグル人イスラム学者 ムハンマド・サリヒ (Muhammad
Salih)
著名なウイグル人イスラム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者
として名を知られる82 歳のムハンマド・サリヒ師が17 年12 月中旬、
中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連
行された。サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40
日後の18 年1 月24 日に死亡した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-012920181
80427.html

9. 全国イスラム協会副主席、ウイグル自治区政協の副主席、ホータンイ
スラム協会主席、ホータンモスクのイマム アブドレティプ・アブド
レヒム・ダモッラ(Abdulletip Abdurehim Damollam)
2017 年に3 年刑で刑務所に入れられた。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/abduletip-abdurehim-dam
olla-tutqun-05102017142750.html?encoding=latin

10. カシュガル・トックズタシモスクのイマム アブリミット・ダモッラ
(Ablimit Damollam)
アブリミット・ダモッラは自宅から突然連行され、収容所に収監され
た2 カ月後の昨年6 月に死亡した。
アブリミット・ダモッラ(81)は、80 年代に新疆ウイグル自治区で
初めて寄宿舎付きの私立学校「カシュガル語学・技術専門学校」を開
校したベテラン教育家でもある。
アブリミットは学校にウイグル語で英語、中国語、アラビア語、トル
コ語を教えるクラスと、看護師・歯科医師を育成するコースを設置。
全日制だけでなく夜間制の学生も受け入れ、経済的に恵まれない人も教育を受けられるよう


にした。付属病院も開設し貧しい者への医療費免除など慈善事業を行って人々の支持を集め
たが、2000 年頃に中国当局が施設を強制的に封鎖していた。アメリカの短波ラジオ放送「ラ
ジオ・フリー・アジア(RFA)」の報道によると、アブリミットは身柄拘束から2 カ月後の昨
年6 月に死亡した。死因は知らされず、葬儀は当局の厳重な監視のもと、弟子たち、周りの
住民の参加が許されず家族だけで行われたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616201
7193458.html?encoding=latin

11. ケリヤ県政協副主席、県メインモスクのイマム イミン・ダモッラ
(Imin Damollam)
2017 年5 月に18 年の実刑判決で刑務所に監禁さられた。罪は2016
のメッカーへのハッジ(大巡礼)で「ウイグル分裂意識のある」人
にハッジ代行費を渡したことであった。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/uyghur-kadir-052120
18160053.html?encoding=latin
12. ニルカ(Nilqa)県 イスラム学者 アブドレシット・ハジム
(Abdureshit Hajim)(65)
アブドレシット氏は強制収容所に監禁されてから9 か月間たった今
年の6 月5 日に、収容所内で死亡し、頭部分が白い布で覆われた遺
体が家族に返された。しかし、家族が遺体の頭・体部分を見ること
も許されず、死因が不明のまま、警察の厳重な監視下で埋葬されて
いたことがRFA の取材で明らかになった。
参考資料:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060820182
34941.html?encoding=latin

13. ホータン スラーム学者 アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet
Mexsum)(87)
2017 年11 月拘束され、収容施設で死亡していたことが今年5 月に
イスタンブルに住んでいる親戚の調べで分かった。アブドルエヘッ
ド・ハジムは7 人の弟子にイスラム知識を教授したことが拘束の原
因だったという。


『参考資料』:

https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-m
exsum-ghayibane-namaz-06012018225457.html?encoding=latin


3.【スポーツ界】

14. 人気のサッカー選手エリパン・ヘズムジャン (Erpan Hezimjan)
人気のあったウイグル人サッカー選手エリパン・ヘズムジャンの失
踪は、漢人の熱烈なファンたちがソーシャルメディア上で告発して
発覚した。今年19 歳の彼は15 歳から中国のサッカーチームでプレ
ーをし、失踪前は中国スーパーリーグの江蘇省チームに所属してい
た。
今年2 月末頃に里帰りしたが、3 月に南京で行われた試合に姿がな
かったことを心配する書き込みが相次いだ。RFA は4 月、彼の地
元ドルビリジン県へ電話取材をし、同県警察署職員の証言で2 月頃
に強制収容所に送られたことが判明した。
所属チームの主戦力として1〜2 月にかけて、スペインやアラブ首長国連邦で試合に出ていた
が、「外国に行ったこと」を理由に、県中心部から約10 キロ離れたトゥルグン村の強制収容
施設に送られたという。そこにはウイグル人約1000 人が収容されている。
『参考資料』:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/erpan-hezimjan-terbiyeleshte-04162018153
838.html?encoding=latin
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/footballer-04132018162312.html
https://www.hongkongfp.com/2018/07/07/rising-star-footballer-among-million-uyghurs-sent-ch
inese-re-education-camps/


4.【芸能界】
15. 民謡歌手 アブドゥレヒム・ヘイット (Abdurehim Heyit)
ウイグル人の幅広い年齢層に愛されている民謡歌手でドゥッ
タル奏者(ドゥッタル王)のアブドゥレヒム・ヘイット(56)は、
昨年4 月に公安警察に連行されてから行方不明になった。アブ
ドゥレヒムは北京の中央民族歌舞団や新疆ウイグル自治区歌
舞団で活躍し、数多くのアルバムも発表した。ウイグルの民族
文化に誇りを持ち、前を向いて生きていこうと呼びかけるメッ
セージ性の高い曲が多いこと、特にウイグル人に広く知られる
歌謡「お父さんたち」の歌詞が問題視されたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/musician-11022017162302.html
https://freemuse.org/news/uyghur-dutar-king-detained-in-china/


16. ポップス歌手 アブラジャン・アユップ (Ablajan Ayup)
若くハンサムなポップス歌手も収監されている。若い女性を中心に
熱狂的人気を誇るアブラジャン・アユップ(34)は、「ウイグルの
ジャスティン・ビーバー」と欧米誌に紹介されたこともある。ウイ
グル語のみならず英語や中国語でも歌っていたから漢人にも人気
だった。今年2 月に上海でコンサートを行った2 日後、ウルムチで
拘束された。昨年マレーシアを訪問したことや、民族や故郷への愛
を歌っていたことなどが原因とささやかれている。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/singer-05182018131924.html
https://freemuse.org/news/uyghur-pop-star-detained-in-china/


5.【メディア関連】
17. ミスラニン・ドットコム(misranim.com)の創設者 アバベキ
リ・ムフタル (Ababekri Muxtar)
インターネットのウイグル語サイトも一昨年から昨年にかけて
続々と閉鎖され、運営者がことごとく拘束された。また、同サ
イト管理人トゥルスンジャン・メメット(Tursunjan Memet)
も行方不明になっている。トゥルスンジャンの父親はRFA の取
材に応えて、「自宅から6 人の公安に連れ去られ、どこに居る
かさえ分からない」と証言した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/authorities-detain-uyghuer-web-masters-and-writ
ers-in-chinas-xinjiang-06132016153910.html


18. 「バクダシ(bagdax.cn)」創設者 アクバル・エゼッド (Akbar Eset)、


19. 「ボズキル(bozqir.net)」の創設者で自治区教育庁職員のアデル・リシット (Adil Rishat)、


20. テレビ番組の脚本家として知られるオマルジャン・ヘセン (Omarjan Hesen)


21. 新疆人民ラジオ局記者で新疆教育出版社の教科書編集者でもあったジャ
ーナリストのヤルクン・ルーズ (Yalqun Ruzi)(52)も行方不明になっ
ている『参考資料』。最近の情報では、17年刑で刑務所に入れられたと
いう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php

ウイグル語書籍は粛清のため書店や一般家庭から没収された。新疆ウイグル
自治区文学芸術連合の元会長で、詩人のイミン・アフメディ (Imin Ahmidi)は昨年6 月、RFA の
取材に対し「過去に出版されたウイグル人作家の著作が再検査されている」と語った。ウイグル
人に愛読され、現代ウイグル文学を代表する小説であるアブドゥレヒム・オトキュル (Abdurehim
Otkur)『目覚めた大地』や『足跡』、ゾルドゥン・サビリ (Zordon Sabir)『母なる故郷』なども
規制の対象になった。『参考資料』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php


6.【経済界】

22. イリ・カザフ自治州 慈善家・不動産開発商 ヌルタイ・アジ(Nurtay Haji、努尔塔依・阿吉)
ChinaAid がイリ・カザフ自治州及びカザフスタン人の商人から得た情報によると、有名な慈善
事業、不動産開発商のヌルタイ・アジが昨年、20 年刑で刑務所に送られたという。ヌルタイ氏は
ヌルタイ氏個人の全額寄付で孤児、貧しい子供たちのための、全寮制の寄宿学校「努尔塔依阿吉
学校」を建設し、これまでに多くの学生を支援していた。
ChinaAid の情報では、ヌルタイ氏と一緒に10 数名のウイグル、カザフ商人が逮捕されたとい
う。ウイグルの他の地域でも銀行に一定額(100 万〜数100 万元)以上の貯金がある人たちも次々
と拘束されている。
http://www.chinaaid.net/2018/07/blog-post_11.html

2017 年5 月に、カシュガル地区で最も成功した経営者ウイグル人の以下4 名が「宗教的過激主義」
という罪で投獄された:


23. カシュガル貿易協会会長 物質運送会社経営者 アブドジェリル・ハジム(Abdujelil Hajim)

24. カシュガル Emin 貿易市場のオーナー ゲニ・ハジ(Gheni Hajim),

25. カシュガルEziz Diyar 市場のオーナー メメット・トルソン・ハジム(Memet Tursun Hajim),

26. カシュガルIbnsina 歯科病院 オーナー イミン・ハジム(Imin Hajim)
以上の4 人いずれにも「ハジム」という名称がついているのは、イスラム聖地のメッカーにハッ
ジに行って来たことを意味する。RFA の電話インタビューに答えた現地の保安員の情報によると、
罪は「承認されていない民間の巡礼に行った」、「宗教的過激派の兆しがあった」という。4 人は8
年から18 年の懲役刑を言い渡された。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/wealthiest-01052018144327.html


27. カシュガルKasir ホテルのオーナー レストラン経
営者 オブルカスム・ハージ (Obulkasim Haji)
RFA のインタビュー情報によると、67 歳のオブル
カスムは2017 年12 月5 日入院していたウルムチ
市の病院から公安に連行され、再教育キャンプ(強
制収容施設)に送られたそうだが、拘束理由や監禁
場所がいまだに不明。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/hotelier-05072018130431.html
努尔塔依阿吉学校


7.【官僚・公安関係者】

28. ウイグル自治区林業庁庁長 エズズ・ケユム (Ezir Qeyum)
29. ホータン地区公安局副局長 ニジャティ・アウドン (Nijat Awudon)
30. ホータン地区公安局元副局長 エリ・イミン (Eli Imin)
31. ウイグル自治区特捜部ホータン支部隊長 アブドカデル・アブラ (Abduqadir Abla)
32. ホータン市公安局副書記 政委 ヤリクン・アブドラザク (Yalqun Abdurazaq)
33. カシュガル カラカシ県(Qaraqash)公安局元副書記 政委 アバベキリ・イリ(Ababekri Eli)
34. ホータン地区公安局国保支部課長級捜査員 モハタル・トスン(Muxtar Tursun)
らが「重大な規律違反」で拘束され、最近の状況は不明である。
参考資料:
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


35. ウイグル自治区チャルチャン県公安局政
治委員 アリフ・トルソン(Ghalip Tursun)
8 月18 日の現地新聞が、アリフ氏が「テ
ロリスト、3 種勢力と協力し、庇った」と
し、拘束されたことを報じた。参考資料:
(右写真)
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qan
un/cherchen-uyghur-08202018153604.ht
ml?encoding=latin


8.【地方の党・政府責任者】

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、権力を誇示する最初の威圧的行動は、ホータ
ン地区基層の97 名幹部への問責・免職処分を実行することだった。陳の指示で組織された共産党
幹部らの査察グループが2017 年3 月12 日からホータン地区の各町、村に入り、たった一週間ほ
どの調べを行ったあと、3 月26 日各種の理由で97 名幹部(ほとんどウイグル人)に一気に免職
処分を下した。処分内容から人権侵害の典型的な例であることがわかる。例えば、ホータン県の
ブザク郷(布札克乡(郷))党支部書記のジェリリ・マイティニヤズ(Jelil Memetniyaz)は「宗
教師の前でタバコを吸うことに躊躇した」理由で懲戒免職された。97 人の懲戒免職理由には、そ
のほかに、「毎朝の国旗揚げの怠慢、揚げ回数の誤報、住民宅へ走訪・個人情報データの収集を徹
底していない」など様々なレッテルがあった。
参考資料:
http://www.china.com.cn/news/2017-04/10/content_40588424_2.htm
https://www.boxun.com/news/gb/china/2018/01/201801301321.shtml
http://news.sina.com.cn/c/nd/2017-04-09/doc-ifyeceza1781280.shtml


9.【収容所内死亡者リスト】

ここに挙げたリストはメディアに知られた名前のみである。
1.ムハンマド・サリヒ (Muhammad Salih)、82 歳、18 年1 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-01292018180427.html

2.アブリミット・ダモッラ (Ablimit Damollam) 、81 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616
2017193458.html?encoding=latin

3.アブドレシット・ハジム (Abdureshit Hajim)、65 歳、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060
82018234941.html?encoding=latin

4.アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet Mexsum)、87 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-mexsum-ghayibane-nama
z-06012018225457.html?encoding=latin

5.アイハン・メメット(Ayxan Memet)、78 歳、Dolqun Eysa の母、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mother-07022018164214.html

6.ヌリマングル・メメット(Nurimangul Memet)、24 歳、18 年6月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06042018154152.html?enc
oding=latin

7.アブドジャッパル(Abdujappar)、グルジャGhulja Bayandaz

8.アブドガッパル (Abdughappar)、34 歳、グルジャGhulja Bayandaz 18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

9.ホータン・チンバグ卿 アブドルエヘット・バッカル(37 歳)ら26 名
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06142018181109.html?enc
oding=latin

10. ヤクプジャン・ナマン(17 歳)、カシュガル・ヨプルガ県、18 年3 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

11. 在日ウイグル人弟(24 歳)、ウルムチ、18 年5 月死亡

第四章 “新疆のウイグル自治区”:中国高度な監視下の野外刑務所

1.中国当局はウイグル地域を「野外刑務所」化
東トルキスタン(現“新疆ウイグル自治区”)は、古代からヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域でもある。1949 年に中国人民
解放軍が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。
それ以来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いている。


1.1【漢民族の大量移住】

中国内陸から漢民族をウイグル地域に大量移住させるのと同時に、多くの若いウイグル人・未
婚女性を労働力として中国内陸の工場などに移送し、ウイグル自治区におけるウイグル人口比率
の減少を図っている。他に少数民族までに適用された“計画生育”制度も功を奏して、1949 年に6%
だった漢民族人口が、2010 年には40.1%に達している(新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人
口普查主要数据公报)『参考資料1』。「新疆軍区」数十万軍人とその家族、300 万人以上とされる
「新疆生産建設兵団」の人口はこれに含まれない。
漢民族がこの地に大挙進出してきて、経
済発展の恩恵を独占した結果でウイグル
族との格差が広がる一方である。中国当局
によりウイグル人に対して差別的政策が
実施され、憲法で定めたウイグル人固有の
言語、文化的・宗教的権利も侵害されてき
た。

1.2【7・5 ウルムチ虐殺】
そんな中、2009 年6 月に中国広東省の
第四章 “新疆ウイグル自治区”:
中国高度な監視下の野外刑務所


玩具工場で労働者として勤務しているウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷された事件に対
する中国政府の対応への不満がきっかけに、ウイグル人の怒りがさらに高まった。同年7 月5 日
にウルムチ市でウイグル学生らによる大規模なデモが発生した。平和的な抗議行動は、中国当局
の軍、武装警察によって、過剰な武力行使を通して残虐に制圧され、数千人がウルムチの町で殺
害され(中国当局の発表では197 人死亡)、殆どのデモ参加者が逮捕された。これは「7・5 ウル
ムチ騒乱」「7.5 ウルムチ虐殺」と呼ばれる。『参考資料2』


1.3【悪漢・陳全国】
2009 年以降、中国共産党当局によるウイグル人の監視はさらに強まった。特に、元中国共産党
チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が、2016 年に新疆ウ
イグル自治区の書記に就任してから、ウイグル人への監視・弾圧が特段に強まった。新疆ウイグ
ル自治区は、習近平政権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝で
もあり、そこに完全に監視され・封じ込められた社会を作り上げることが習近平政権の謀略と言
えるだろう。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル地域における「監
視社会」の完成を手掛け、2017 年一年間でウイグル自治区の警察の人員が2015 年の6 倍にまで
膨れあがった『参考資料3』。
ウイグル自治区全地域で、500m間隔で交番(便民警務站)が設置され、一つに8−30 名の武
装警察が配備された。アクト県だけで2017 年10 月以降、68 個の交番を新たに設置したことを現
地で当番中の警察がRFA のインタビューで明らかにした『参考資料4』。
陳全国は、ウイグル全地域で上述した「再教育センター」というナチス式強制収容所や以下で
述べる監視社会を作り上げた首謀者・真犯人である。
1.4【最先端の監視技術の実験場】
中国国内には昨年秋の時点で監視カメラが1 億7000 万台設置されており、今後3 年間でさら
に4 億台が追加されると推定されている。監視カメラの多くには人工知能(AI)が搭載され、顔
認証技術などを備えている。その「最先端の監視技術を試行する実験場」となったのは新疆ウイ
グル自治区である。中国政府は2017 年第1 四半期(1〜3 月)にウイグル自治区で10 億ドル(約
1130 億円)以上に相当するセキュリティー関連の投資計画を発表したとウォール・ストリート・
ジャーナル紙が明らかにした『参考資料5』。
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は明らかにした情報によると、中国当局
は、問題を起こす危険のある人物を特定し、先んじて拘束するため、新疆ウイグル自治区に大量
のデータを駆使した監視プラットフォームを配備している。この「予測による治安維持」プラッ
トフォームについて、当局が監視カメラの映像や、通話・旅行記録、宗教的志向などの個人情報
を統合・分析し、危険人物を特定するためのものだと説明する。カシュガル市だけで今年3 月、
5100 万ドル(約55 億円)以上を投じて、統合データプラットフォームを含む監視システムを購
入・設置した。この監視カメラシステムは、瞬時にして人の顔と歩き方を識別して個人を特定し、
データベースと照合して年齢、性別、身長、民族アイデンティティを判定。その上、親族や知人
といった人的ネットワークまで割り出すことができるという『参考資料6』。
1.5【政治的信頼度点数表】
ウイグル人の研究者で記者のタヒール・イミン(Tahir Imin)氏は昨年2 月、新疆から米国に
亡命した。同氏はウルムチに住む友人が6 月、当局に拘束されたと話す。定期的な礼拝、パスポ
ートの所持、トルコへの渡航記録が減点の対象となったという。そして「マイナスポイントが70
を上回ると、危険人物と見なされ、警察に通報される。警察はこれを受け、拘束した人物を再教育センターに送る」と明かした『参考資料7』。
以下の「人口個人情報採集表(表1、『参考資料5』)」は、ウイグル自治区全地域で「危険人物」
を割り出すために使われているものである。表の右側に「重要情報」とされた内容は、年齢が(15
〜55 歳)、ウイグル人か、失業者か、パスポート保持者か、毎日礼拝するか、宗教知識があるか、
26 の“センシティブな”国に行ったことがあるか、海外とのつながりがあるかなどである。
また、ウルムチ市の各社区で実際の
登記に使われている「常住戸民族語系
点数表(下表2)『参考資料7』」による
と、各住民一人一人に10 カテゴリーで
10 点ずつ点数付け、ウイグル人の政治
的信頼度を評価している。
例えば、この表の1 番目のイブライ
ム・イスマイル氏(83 歳)には50 点付
けられ、「一般注意人物」とされている。
ウイグル人であれば10 点、パスポート保持者であれば10 点、礼拝していれば10 点、宗教知
識があれば10 点、対象の26 か国のどれかに行ったことがあれば10 点それぞれ引かれ、合計点
数は50 点となっている。この点数が低いほど「危険人物」とされる。もし、この方が55 歳以下
で、海外とのつながりがある人だった場合は、点数が30 点(マイナス70 点)で、即拘束対象と
なり、収容所(再教育センター)に送られることになる。
亡命者の証言によると、誰が礼拝しているか、誰が断食しているか(イスラム・ラマダンの時
期にどの家の人が夜中に起きて明かりをつけているか、職場、学校でお昼ご飯を食べていないか
など)を常にチェックするため、町、村、学校で10 人を1グループにし、相互監視体制を作って
いる。知っている情報を隠した人も罰せられるようになっている。また、政府幹部に住民と「親
戚(双親)」を作らせ、住民の宗教意識、共産党への忠誠心を調べ、人ひとりに点数をつける任務
を与えている。その中で、収容所に入れられた若いウイグル女性がいる家に「親戚」となった漢
族男性が寝泊まりするケースもあるという。


表 1. 人口個人情報採集表 表 2. 常住戸・民族語系

1.6【一般家庭に政府幹部が宿泊】
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が「ウイグル人家族の家に中国共産党政
府職員がホームステイしている」と5 月13 日に報告を発表した『参考資料8-9』。報告によると、
ウイグル人密集地域の一般家庭が近年、政府幹部による定期的な「ホームステイ」の受け入れを
強いられている。中国政府による「民族団結」を名目とした厳しい監視が目的とみられ、官製メ
ディアの情報として、当局は2017 年に職員100 万人を同地農村へ派遣したと伝えている。職員
をウイグル人家族と「共に食べ、共に住み、共に労働し、共に学習」させるという。
1.7【スマートフォンにスパイウェアを強制装着】
中国にいるウイグル人はまた、2017 年4 月からスマートフォンにスパイウェア・アプリをイン
ストールすることを強制されている。「ラジオ・フリー・アジア」の報道によれば、「百姓安全」、
「Jinwang」と呼ばれるこのアプリは、政府が市民の携帯デバイスをスキャンし、「テロリストや
違法な宗教に関する映像・写真・ファイル類を所持していないか確認する」ためのものだという。
これらのアプリをインストールすると微信(Wechat)やSNS「微博(Weibo)」のログ、SIMカード
情報、Wi-Fi のログイン情報などがサーバーに送信される。インストールを拒否したり、一度イ
ンストールしたアプリを削除したりすると、10 日間拘束されることがあるとのこと『参考資
料10-13』。
今はすべてのウイグル人が24 時間監視され、Wechat などを通して海外にいる親戚と連絡する
ことも一切できなくなっている。我々海外にいる人たちはウイグルにいる親戚から「連絡しない
で」と言われている。公安警察からハラスメントや脅迫を受けていると思われる。
1.8【全車両にGPS を強制装着】
中国当局また、ウイグル地域にあるすべて自動車に対し、中国版全地球測位システム(GPS)
「北斗」の端末の設置を義務付けたと米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝え
た『参考資料14』。昨年の6 月30 日までに全車両への「北斗」の端末設置を終える計画となって
いた。重機や工事用の車両なども対象となり、端末を設置していない車両は、ガソリンスタンド
で給油が拒否されるほか、中古車市場で取引ができない。
1.9【ウイグル人のパスポートを没収】
中国国内でパスポートを持っている全てのウイグル人からパスポートが没収され、観光や留学
のため海外に行くことは非常に難しくなった『参考資料15』。海外留学のため、新しくパスポート
を作ることはできなくなった。両親のことが心配で海外から一時帰国した学生のパスポートも没
収されるほか、再教育センターに入れられたケースもある『参考資料16』
1.10【ウイグル人逮捕者数が全国の21%】
中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese Human Rights Defenders)は、
7月25日にウイグル人逮捕者数を発表した『参考資料17』。中国政府が発表した数字によると、
2017 年に新疆ウイグル自治区で、刑事的罪で逮捕された人数は全国の同じ罪で逮捕された総数の
21%を占めたという。新疆人口は中国全国人口のわずか1.5%を占めているにもかかわらずだ。
中国人権擁護は、2008〜2017 年間にウイグル自治区で逮捕された人数の比較調査を行い、2017
年一年で227,882 人が逮捕されたこと、これは2016 年の逮捕者数27,404 人の8.3 倍だったこと
を明らかにした。報告では、これは中国当局が「三股勢力」(暴力恐怖主義、民族分裂主義、宗教
極端主義)名目の厳打(厳しく取り締まり)運動の結果との認識を示した『参考資料18』。


2.中国当局はウイグル住民からDNA など生体データを採集

2.1【検診名目でDNA 採集】
中国国営の新華社通信は2017 年11 月、衛生当局の統計として、新疆の総人口の9 割に相当す
る約1900 万人がこの「検診」を受けたと伝えた。また、中国最大手インターネットポータルサイ
ト「新浪(Sina)」が2017 年11 月1 日、新疆ウイグル自治区衛生計画生育委員会から入手した情
報として、ウイグル自治区は昨年15.85 億元投資し、全自治区で1884.48 万人、その中、南疆4
地区・州(ウイグル密集地域)で912.71 万人(100%)の検診を終えたと伝えた

『参考資料19』。
国際NGO 人権組織の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)」は、このよ
うな大規模な強制収集は国際人権規約を踏みにじるものだと批判した。
当局に「全民検診」と呼ばれたこの無料のプロジェクトは、12 歳から65 歳までの住民を対象
にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めている『参考資20-23』。


2.2【臓器狩り】

中国新疆出身の在英の元外科医エンヴァー・トフティ(Enver Tohti)氏は、こうした不合理な
新疆地区住民のDNA 採取について、中国移植権威で富裕層や外国人移植希望者のための移植用
臓器となる「生きた臓器バンク」とし、住民を秘密裏に「ドナー登録」しているのではないかと
の推測を述べた『参考資料19』。

中国衛生部(厚生省)の前副部長・黄潔夫氏は7 月26 日、AP 通信のインタビューで、国内ド
ナー登録者は21 万人を数え、2020 年には、中国は米国を抜いて世界一の移植大国になると主張
した『参考資料24』。

第一章でも述べたが、これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて、家族に返す・見せ
ることなく、新しく設けられた一般人が入ることのできない遺体処理・安置所で処理されている。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
以下の写真1,2 はその証拠である。これは観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカ
シュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空


運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで監禁されている人から
強制的に臓器を摘出していることを示す徹底的証拠である。


3.海外在住のウイグル人(留学生、永住者、帰化者)も監視対象に

3.1【在日ウイグル人の被害】

新疆ウイグル自治区で100 万人を超えるウイグル人が「再教育センター」と呼ばれる収容所に
収監され、著しく人権被害を受けていることをアメリカ、ヨーロッパ各国のメディア、政府機関、
国連などが続々報道し、厳しく非難し始めた(下画:アメリカ政府報道)。しかし、日本ではほと
んど報道されていなかった。
2018 年7 月19 日ついに、NHK-BS1 テレビチャンネルの国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」で、中国のウイグル人への弾圧、収容所の実態を報道した『参考資料25』。こ
れは日本において、主要メディアとして初めての報道であった。在日のウイグル人として、まず
NHKの勇気に感謝したい。本当にありがとうございます!

当番組で在日のウイグル人4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、生きているか
死んでいるかもわからない」と証言した。8人がインタビューを受け、証言していたようですが
が、時間の制限により全部伝えきれなかったと思われる。この8 名がいずれも、家族が収容所に
収監され、現在どうなっているか全くわからない状況だという。日本にそれ以外にも多くのウイ
グル人の家族が中国で被害を受けている。しかし、その多くはウイグルにいる家族、親戚がさら
なる被害・弾圧を受けることを恐れて、沈黙しているのが実情である。だが、「今こそ、国で沈黙
せざるを得ない同胞に代わって、国外に住む私たちが声を上げるべきときだ」という在日ウイグ
ル人も増えている。
当NHK 番組でも紹介されたが、在日ウイグル人人権団体である「日本ウイグル協会」の呼び
かけで、7 月1 日東京の中心繁華街である新宿で大規模なデモが行われた。これまでに沈黙して
きたウイグル人100 人以上が参加した。デモでは、「不当な拘束をやめろ」、「強制収容所を閉鎖し
ろ」、「家族を返せ」、「お父さんを返せ」、「ウイグルに自由を」、「日本人は我々を助けてください」
と訴えた。7 月7 日また六本木、中国大使館前で150 人以上のウイグル人によるデモがあった。
これほど多くの在日ウイグル人が中国のウイグル人弾圧を訴え、このようなデモに参加したのは
初めてであった。
私たち有識者会が把握した情報では、例えば、一年前に娘を連れて一時帰国したお母さん(M
さん)は、パスポートが没収され、母子とも日本に戻れていない;在日ウイグル人Gさんの弟(24
歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返してくれなかったという。死因は何なのか、
遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた
親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」といっただけで、他に何も言えなかったという。
その他、在日ウイグル人で中国パスポートの有効期限が近づき、中国大使館に更新手続きに行
ったところ、中国新疆に帰って現地で更新してくるように言われ、更新できなかった人が何人も
いる。その中にパスポートの有効期限が既に切れ、中国に帰ることもできず(中国に帰ると収容
所に送られることが明白であるため)、困っているウイグル人がいる。また、日本の大学院を卒業
したらウイグルに帰るつもりで、日本で就職活動をやっていなかった人で、中国に帰ることを恐
れて、日本に残らざるを得ない人や日本滞在ビザの心配をしている学生も多数いる。
在日ウイグル人(帰化者を含む)の被害状況をまとめると以下になる。


・日本(海外)にいるウイグル人は中国にいるご家族と連絡が取れなくなっている。
・在日ウイグル人でもご家族が収容所に収監された人が多数いる。
・在日中国大使館がウイグル人のパスポート更新申請を受け付けなくなっている。
・一時帰国者が収容所に入れられたりして日本に戻ってこられなくなっている。
・中国にいる家族が人質に取られて、留学生ら自身は帰国やスパイ活動が強要され、「従わないと
家族を再教育センターに送る」と脅迫されるケースが増えている。
・帰化やビザ申請に必要な書類の中国からの取り寄せができなくなっている。


3.2【海外にいるウイグル人の被害】

中国政府はウイグル弾圧の手を海外まで伸ばしている。例えば、以下のような報道がある。

・エジプトで中国のウイグル族の拘束・強制送還相次ぐ
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/09/0901.html
Uyghur Students in Egypt Detained, Sent Back to China
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/students-07072017155035.html
・海外にいるウイグル人にスパイ活動を強要
Spy for Us — Or Never Speak to Your Family Again
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-uighur-spies-surveillance?utm_term=.ndzvJGJgbG
#.aaplb9bgm9
・親族訪問・一時帰国者のパスポート没収、「再教育センター」へ収監
“Uighur graduate student goes missing upon returning to China”
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/


『参考資料』

1. 《新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人口普查主要数据公报》
http://www.stats.gov.cn/tjsj/tjgb/rkpcgb/dfrkpcgb/201202/t20120228_30407.html
2. 2009 年「7・5 ウイグル騒乱」
https://ja.wikipedia.org/wiki/2009%E5%B9%B4%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3
%83%AB%E9%A8%92%E4%B9%B1
3. 「AI に顔認証……中国がウイグルで実験し始めた監視社会の実態」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13986
4. 500m 間隔で武装警察交番設置, RFA 2017.08.17
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/aqtuda-68-saqchi-ponkiti-08172017213200.
html?encoding=latin
5. 中国「完全監視社会」の実験場、新疆を行く, Josh Chin and Clément Bürge, The Wall Street Journal,
2017.12.22

https://jp.wsj.com/articles/SB11070217722261694869804583589052841366988


6. ビッグデータで危険人物「予測」 中国の治安対策, The Wall Street Journal, 2018.02.28
https://jp.wsj.com/articles/SB12343497592033114173304584071460854064956
7. ウイグル人の信頼度を決める点数表があった、RFA, 2017.12.20
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghur-jedwel-07122017141518.html?encoding=la
tin
8. China: Visiting Officials Occupy Homes in Muslim Region, HRW
https://www.hrw.org/news/2018/05/13/china-visiting-officials-occupy-homes-muslim-region
9. Chinese Uyghurs forced to welcome Communist Party into their homes
https://edition.cnn.com/2018/05/14/asia/china-xinjiang-home-stays-intl/index.html
10. 中国、ウイグル族にスパイウェアのインストールを強制, ベンジャミン・フィアナウ, NewsWeek
Japan, 2017.7.26
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8062.php
11. RFA 独家:新疆强迫居民安装手机监控软件 10 哈族妇女微信发言被拘, 2017.07.13
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql2-07132017112039.html
12. Report: Xinjiang Residents Forced to Download Spyware App, Chinese Regime Can Track and
Censor Users
https://www.ntd.tv/2018/04/13/report-xinjiang-residents-forced-to-download-spyware-app-chin
ese-regime-can-track-and-censor-users/
13. China forces Xinjiang Uyghurs to install mobile spyware, enforces with stop-and-frisk
https://boingboing.net/2017/07/26/jingwang.html
14. Vehicles to Get Compulsory GPS Tracking in Xinjiang, RFA 2017.02.20
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/xinjiang-gps-02202017145155.html
http://www.alertchina.com/archives/2265113.html
15. China confiscates passports of Xinjiang people
https://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-38093370
16. Uighur graduate student goes missing upon returning to China
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/
17. Criminal Arrests in Xinjiang Account for 21% of China’s Total in 2017. NCHRD, Jul 25, 2018
https://www.nchrd.org/2018/07/criminal-arrests-in-xinjiang-account-for-21-of-chinas-total-in-2
017/
18. 人权组织指中国当局2017 年以刑事罪逮捕的穆斯林人数是上一年的7 倍多, RFA, 2018.07.25
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/d-07252018162042.html
19. 新疆投入15 亿多元完成新一轮全民健康体检工程, 新浪(Sina), 2017.11.01
http://news.sina.com.cn/o/2017-11-01/doc-ifynmnae1006240.shtml
20. 中国当局、新疆で1900 万人のDNA 採集 「無料の全民検診」実施, The Epoch Times, 2017.12.15,
http://www.epochtimes.jp/2017/12/30173.html
21. 中国:少数民族からDNA サンプルを数百万人規模で採取
https://www.hrw.org/ja/news/2017/12/13/312755
22. China collecting DNA, biometrics from millions in Xinjiang: report
https://edition.cnn.com/2017/12/12/asia/china-xinjiang-dna/index.html
23. China Is Vacuuming Up DNA Samples from Xinjiang's Muslims
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-is-quietly-collecting-dna-samples-from-millions-of?ut
m_term=.reOnBXBjGX#.mabNxJxZqJ
24. 中国衛生部の前副部長・黄潔夫氏「中国は3 年後世界一の移植大国になると主張」
http://www.epochtimes.jp/2017/08/28097.html
25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19


http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719
その他:
ウイグル人の政治的迫害 - 個別事件の簡単な説明概要
Political Persecution of the Uyghurs—Brief Description of Some Individual Cases
https://freedomsherald.wordpress.com/2018/01/19/political-persecution-of-the-uyghurs-brief-descrip
tion-of-some-individual-cases/


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

1949 年に中国人民解放軍の侵攻により共産党支配下に置かれ、1955 年に設置された新疆ウイ
グル自治区(東トルキスタン)の当初は、東トルキスタン・イリ政府と中国共産党の交渉、平和
条約の約束通り、それまでに展開されてきたウイグル言語など独自の民族言語による教育が継続
された。1950 年初頭からは漢語が選択科目として導入されていた。
しかし、1960 年代に入ると次第に漢語教育が重要視されるようになり、漢語が民族学校におい
て必須科目となる一方、漢語学校に設置されていたウイグル語の選択科目は廃止された(リズワ
ン, 2009)。
1977 年から新疆ウイグル自治区政府は少数民族への漢語教育の強化を政策課題としてさらに
強調するようになった(リズワン, 2009;Mamtimyn 他, 2015)。
1982 年制定の中華人民共和国憲法では、少数民族言語による教育が保護されることになった
(Grose, 2010)が、実際には教育現場における漢語への一元化が推進されていった。
1990 年代末からは少数民族の漢語習得、主流文化の吸収が強く促されるようになる(王, 2006)。
2004 年に交付された「全面的に双語教育を推進することに関する決定(関与大力推進双語教学
的決定)」により、ウイグル語の授業のみをウイグル語で行い、その他の科目はすべて漢語で教え
る「双語教育」に取って代わられることとなった(アナトラ,2013;リズワン他, 2014)。
2010 年からウイグル全地域において幼稚園、小学校一年から「双語教育」が実施されるように
なり、中国内陸からウイグル語が知らない漢族教師が大量に投入された(例えば、2017 年4 月
26 ホータン地区・チラ県政府ウェブサイトでの募集(参考資料8)によると、人口13 万人のこの
県だけで1093 人の教師を中国内陸から募集している;またホータン地区政府からも中国内陸向け
の同様な募集(参考資料9)があり、現地一般教師給与の2 倍以上の賃金が提示されている。これ
により、学校ではウイグル語の授業がほとんど行われなくなり、漢語を習い始めたばかりの子ど
もたちに、すべての授業を漢語で行うようになった。一方、これまでに長年ウイグル語による授
業をやって来たベテランの優秀な教師たちが、漢語水準が満たない理由で「下放」された(教育
現場から追い出された)。教育レベル、学生の知力が著しく落ちていった。
この時、ウイグル言語に対する危機を感じた有志の教育者が私立のウイグル語幼稚園、小学校
の設立を試みた。現在トルコ在住のアブドワリ・アユップ(Abduweli Ayup)氏(参考10)がウ
イグル語学校設立を仕掛けた一人である。アブドワリは2011 年アメリカ留学から帰国したあと、
カシュガルでウイグル語学校を立ち上げた。しかし、2013 年にアブドワリ氏を含む学校設立に関
わった3 人(他Dilyar Obul, Muhemmet Sidik Abdurshit)が、寄付で集まった支援金の「横領罪」
で投獄され(明らかに冤罪である)、ウイグル語学校計画が滅ぼされたのである。(その後、アブ
ドワリ氏は治病のためトルクに渡り、現在もウイグル語保護活動を続けている)。
また、中国でウイグル族が直面している現実への理解と問題解決を訴え、当局の政策に批判的
な声を上げた知識人、中央民族大学(北京)の著名なウイグル族経済学者、イリハム・トフティ
ウイグル語教育 → 「双語」教育 → 漢語のみの教育への転化
→ 幼稚園、小・中・高校、大学でのウイグル語使用全面禁止へ


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

准教授(Ilham Tohti, 伊力哈木·土赫提)が「国家分裂罪」に問われ、2014 年9 月23 日、無期懲
役判決で投獄された(参考資料11)。
2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、ウイグル語の使用禁止、漢語教育のみを実施と
いう重大な人権侵害、同化・民族浄化政策を露骨に展開してきた。これは陳の指示で設置した洗脳
のための「再教育センター、強制収容所」や監視社会体制以外のもう一つ謀略である。
ウイグル語禁止政策は以下の各地区政府の通知・通達の内容から見取れる。
2017 年7 月5 日、ホータン地区政府のホームページに、「ホータン地区双語教育規定5 カ条、
小中学校双語教育強化」(《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》(参考資料12))
という規定を発表した。内容は(1)国家通用言語文字(漢語)を全面普及し、民族言語を付加
した双語教育原則を堅持すること、(2)2017 年秋学期から小学校入学前の3 年で国家通用言語
文字教育を徹底し、小学校1 年、中
学校1 年から国家通用言語文字教
学を全面実施、2020 年には国家通
用言語文字教学を全体的に実現す
ること、(3)漢語教師がウイグル
語で研修受けるという間違ったや
り方を止めること、(4)教育系統
内、学校内でウイグル語文字、スロ
ーガン、図画などの使用を断固禁止
すること、(5)教育系統の集団活
動、公共活動、管理ワークの中でウ
イグル語の使用を断固禁止するこ
と。以上の双語教育政策に対しての
怠慢、不履行、小細工などをした人
は、「両面派」、「両面人」として厳
重に懲罰される、であった。
そのほか、「ホータン地区学前(入
学前)教師8 カ条ルール」、「ホータ
ン地区国語教育5 カ条規定」などが
ある(参考資料13)。
2017 年10 月10 日、イリ・カザフ自治州イニン県教育局が、自治区教育庁の「少数民族文字教
材補選使用に関する通知」(《关于少数民族文字教材教辅选用有关工作的通知》)を通達し、当県に
おいて、(1)全てのウイグル語とカザフ語の「国語」教材の使用を停止すること、学校にすでに
ある教材は封存すること、(2)国家統編の教材「道徳と法治」、「歴史」教材の少数民族文字に翻
訳が終わっていないものを含め、使用を停止すること、(3)関連学科少数民族文字の教材・補助
資料の使用を停止すること、(4)この「通知」要求により、各学校が教材・補助教材選択・使用
規定に違反してはいけない、問題発覚時はすぐ報告すること、という内容を発表した(参考資料14)。


ウイグル語使用禁止と同時にウイグル語教科書、文学・歴史に関係する出版物の焼却が各地で
行われた(参考資料15-16)。


『参考資料』

1. 新井 凜子, 大谷 順子, 2016, 「新疆ウイグル自治区の漢語教育に見る言語とアイデンティティの
関係」. 21 世紀東アジア社会学2016-第8 号, 1-18.
2. リズワン・アブリミティ, 2009, 「中華人民共和国成立後の新疆における「民族学校」の漢語教育
をめぐる一考察」『アジア・アフリカ言語文化研究』78, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文
化研究所, 43-77
3. Mamtimyn S., Feng A. and Adamson, B., 2015, “Trilingualism and Uyghur Identity in the People’s
Republic of China” in Evans, D. Eds., Language and Identity Discourse in the World. Bloomsbury.
4. Grose, T.A., 2010, “The Xinjiang Class: Education, Integration, and the Uyghurs” Journal of
Muslim Minority Affairs Vol.30 No.1, The Institute of Muslim Minority Affairs, 97-109.
5. 王柯, 2006, 『20 世紀中国の国家建設と「民族」』東京大学出版社
6. アナトラ・グリジャナティ, 2013, 「中国新疆ウイグル自治区における少数民族双語教育に関する
研究」富士ゼロックス株式会社小林節太郎記念基金
7. リズワン・アブリミティ, 大谷順子, 2014, 「中国新疆におけるウイグル族の学校選択」『21 世紀
東アジア社会学』第6 号, 日中社会学会, 156-171
8. 策勒县人民政府《2017 新疆和田地区策勒县双语教师招聘1093 人公告》,2017 年4 月26 日
http://www.offcn.com/jiaoshi/2017/0426/153572.html
9. 《和田地区于田县面向内地招聘教师简章》2017.08.18
http://www.gzsjyzx.com/client/article/1384
10. ウイグル学校設立者 アブドワリ・アユップ https://en.wikipedia.org/wiki/Abduweli_Ayup
11. ウイグル族経済学者、イリハム・トフティ准教授が「国家分裂罪」で投獄
https://ja.wikipedia.org/wiki/イリハム・トフティ
12. 《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》, ホータン地区ウェブサイトより
https://archive.is/nybWu
13. 《新疆禁止幼教信教 教育系统内禁维语》, Radio Free Asia ウェブサイトより
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/xl1-09252017102937.html
14. 《RFA 独家:新疆全面停用维、哈文字辅选教材》
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-10132017100200.html
15. 《新疆伊犁、和田等地收缴民族语言教科书》ChinaAid, 2018.04.02
http://www.chinaaid.net/2018/04/blog-post_2.html?m=1
16. Thousands of Uighur Books burned by Chinese Authorities
http://unpo.org/article/101


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

ウイグル人は、ユーラシア大陸のほぼ中央に位置し、シルクロードとも言われてきた東トルキ
スタン(現“新疆ウイグル自治区”)を中心に暮らす、独自の歴史と文化を持つイスラム教を信仰
する人々である。
ウイグル人は、8-9世紀に約100 年継続した「ウイグル可汗国」(Oghuz Orkhon Khanate)、
9〜13 世紀に約300 年繁栄した「天山ウイグル王国(Uyghur Kingdom of Qocho, 天山山脈北
麓)」と「カラ・ハン朝 (Kara-Khanids Dynasty, タリム盆地)」、16−17 世紀に165 年繁栄した
「セイディア汗国」(Saidia Khanate, ヤルカンド)などを建国していた。
こうした独立のウイグル国家は18 世紀から清朝の支配下におかれ、1884 年に「新しい領土」
を意味する「新疆」という名前が付けられた。それでも、ウイグルの反抗が途絶えず1933 年と
1944 年に「東トルキスタン共和国」として独立国家を設立していた。しかし、1949 年に再び中
国人民解放軍の侵略により、共産党支配下に置かれた。
ウイグルは、かつて仏教やマニ教も信仰した歴史もあったが、8 世紀からはずっとイスラム教
を信仰してきた平和を愛する農耕民・遊牧民である。
ウイグルは、長い歴史の中でアジア、ヨーロッパ文化も吸収しながら、独自の言語(ウイグル
語)や文化・習慣を培って、守ってきたのである。
ウイグルは、古代から音楽・踊りを生活の一部として、それを発展させながら、非常に明るく
平和に暮らしていた。ウイグルの古典音楽「12ムカム」は歌、ダンス、音楽が一体となったも
ので、その素晴らしさが認められ、「世界無形文化遺産」に登録されたほどである。ウイグル人
は中国で「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれてきた。
ウイグルは、何千年もの歴史の中で、男性はヒゲを生やすのと伝統的な帽子をかぶり、女性は
ベールをかぶるのと肌脚を露出しないようにロングスカートを着るという習慣を作ってきた。
しかし、今現在、中国共産党の支配下にある、実際に全く「自治」のないこの「新疆ウイグル
自治区」で何が起こっているだろうか。
中国でいま、ウイグルアイデンティティーを破壊する重大な人権侵害、同化・民族浄化が行わ
れているのだ!


1.【ウイグル文化への侵害】

1)ウイグルの男性(老人以外)は髭を生やすことが禁止されている。
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

2)ウイグルの女性はベールやロングスカートを着用することが禁止されている。
新疆ウイグル自治区当局は昨年4月1日から、ひげや公共の場所での顔などを覆うベールの着
用を禁じる新たな法律を発効した。
「新疆ウイグル自治区でひげやベール禁止、過激思想対策」(2017.04.01)
https://www.cnn.co.jp/world/35099111.html


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

China Uighurs: Xinjiang ban on long beards and veils
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

3)街の中で民族衣装、ワンピースや長めのシャツが強制的にカットされる。
これらの写真は、2018 年7 月13 日ウルムチ市内で撮影され、WeChat に投稿されたもの

4)ウイグル学生に中華漢族衣装を着させ、孔子・漢族思想教育を強要されている。

・ウイグルアイデンティティーの破壊・同化
http://freedomsherald.org/ET/cmp/


5)伝統的ウイグル歌舞の代わりに中国漢族文化の戏剧を強要されている。
ウイグル音楽「十二ムカム」が世界無形文化遺産に登録されているなど、ウイグル音楽・
舞踊が有名であり、ウイグル人は「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれることがあ
るが、このような文化を漢族文化に置き換えようとしている。


6)ウイグル女性を漢民族の男性と強制結婚させられている。
https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1582964/
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/

漢族の男性がウイグル族女性の親族を監禁して強要結婚……涙に濡れる花嫁の姿
http://www.cyzo.com/2018/06/post_164302_entry.html
Beijing accused of forcing Uyghur-Han intermarriages
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/
31


2.【宗教への侵害】

1)モスクの閉鎖、モスクへ中国旗と監視カメラを設置
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
http://america.aljazeera.com/articles/2013/9/18/uighurs-bow-downtochineseflagatxinjiang
mosque.html
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/urumqi-07072010084824.html
https://www.engadget.com/2018/02/22/china-xinjiang-surveillance-tech-spread/
2)モスクに政府系監視係の職員を配置
Xinjiang Authorities Convert Uyghur Mosques Into Propaganda Centers
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
3)18 歳以下の全員、学生、教師、職員の礼拝、断食など禁止
https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/5794696/Chinese-authorities-ban
-Uighurs-from-mosques.html
https://www.theepochtimes.com/communist-regime-bans-people-under-18-from-attendingmosques-
in-xinjiang-china_1730829.html
4)モスクで行われて来たウイグル伝統的葬式に家族以外の人々の参加禁止
5)ウイグル人ボランティアの遺体清浄禁止
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/meyit-yuyghuchi-ayal-02192018135741.html?enc
oding=latin
6)当局管理下の遺体処理・葬儀場(葬儀サービスセンター)を設立
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/xitay-uyghur-miyit-ishlirigha-qol-tiqti-
04062018235849.html?encoding=latin
7)ウイグル人密集地に火葬場建設
ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
33
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
https://m.wlmq.com/0010155185.html
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06132018153137.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06142018151310.html
?encoding=latin
8)新生児にイスラム系の名前を付けることを禁止するほか、一部大人の名前の改名を強要
https://www.voanews.com/a/china-issues-ban-on-many-muslim-names-in-xinjiang/3826118
.html
https://www.telegraph.co.uk/news/2017/04/25/china-bans-islamic-baby-names-muslim-maj
ority-xinjiang-province/
9)収容所でウイグル人に豚肉とアルコールを強要
イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php


▲△▽▼


いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。

【ウイグル人収容所から死者が続出】
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、

一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる
(ウイグル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。


臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
そして、それを裏付ける写真もあった。

上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1月にカシュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠である。


在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。


▲△▽▼


「麻酔掛けずに直接摘出」 中国の臓器奪取、凄惨な実態が明らかに  


李荘弁護士の書き込み。中国の臓器奪取の実態をさらした(スクリーンショット)

【大紀元日本10月24日】重慶市元トップの薄煕来氏の暴力団一掃運動に立ち向かったことで1年半の懲役刑に服した北京の弁護士・李荘氏がこのほど、ミニブログ(微博)で、中国の臓器奪取の実態をさらした。

「ある著名な病院の著名な心臓外科の著名な医師らが僕ににこやかに教えたんだ。『重要患者に臓器移植を行う場合、臓器の鮮度を保つために、われわれは麻酔を掛けずに直接摘出するのだ』。僕は、死刑囚に対しても人道的でなければと忠告した」

この書き込みに多くの注目が集まった。ユーザー「虎甲胡威」は、「死刑執行の前に、死刑囚から臓器を摘出し死亡させることは、もはや人道のうんぬんではなく、計画殺人だ」と指摘。また、「中国で臓器売買のピークが法輪功を弾圧した時期だ。アメリカが証拠を持っているようだ」「李弁護士はもっと情報を提供すべきだ」などとさらなる真相の解明を望む声が飛び交った。

中国の臓器移植問題について、米国務省は5月24日に発表した2011年度人権状況報告書の中国関連部分で、メディアや人権団体から法輪功学習者の臓器が奪取され売買された報告が絶えないことに初めて言及した。また、9月12日に米議会で中国の臓器狩りについて公聴会が行われ、中国の囚人から生体臓器奪取の状況が証言された。

さらに、中国国内では9月、これまで最大規模の不法臓器売買事件の訴訟が始まっている。解放軍病院が仲介者を通じて闇の臓器売買を行ったことが明らかになり、死刑囚の臓器提供意思書、親族臓器提供意思書など、すべて偽造されていたことも浮き彫りになった。

闇から少しずつ、その凄惨な実態が浮かび上がっている中国の臓器狩り問題。2006年にすでにこの問題に注目し、調査報告書『戦慄の臓器狩り』を発表した著者の一人、カナダ元外務省アジア太平洋外務担当大臣のデービッド・キルガー氏は10月25日から27日の日程で来日し、会見やシンポジウムを開く予定だ。(翻訳編集・余靜、張凛音)
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/10/html/d68771.html


詳細は


中国人のウイグルでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html

中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html

高利貸 中国が低開発国の資産を乗っ取る手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/281.html

中国は世界史上最悪の階級社会
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/269.html

日本は近い将来、中国小日本省になる
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/888.html


因みに、僕が最近 阿修羅掲示板で中国関連スレにすべてウイグルでの民族浄化の話をコメントしていたら、
中国関連のスレが滅多に投稿されなくなった。

つまり、阿修羅で中国関連のスレを投稿していたのは殆どが中国の工作員だった訳だ。

阿修羅掲示板の全投稿の 7割以上を投稿している自称 赤かぶ 氏も中国の工作員グループだろうね。
阿修羅掲示板で反安倍とか護憲とか反原発の投稿をしているのも殆どが中国の工作員だね。
だから、阿修羅では僕みたいな反中の人間が嫌われて迫害・投稿妨害されるんだ。

IQ が低いアホは 平和、友愛、多民族共生とかいう言葉に弱いから、すぐに中国の工作員に騙されて洗脳されてしまう。

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/379.html#c1

記事 [経世済民129] 東証大引け 大幅反落、822円安 7カ月ぶり安値、景気敏感株に売り(日経新聞)
東証大引け 大幅反落、822円安 7カ月ぶり安値、景気敏感株に売り
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS16_V21C18A0000000/?nf=1
2018/10/25 15:49 日経新聞


800円超値を下げ、2万1200円台で終えた日経平均株価(25日午後、東京都中央区)

25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。終値は前日比822円45銭(3.72%)安の2万1268円73銭で、3月29日以来ほぼ7カ月ぶりの安値だった。下げ幅は11日以来の大きさ。世界景気の先行き不透明感から24日の米株式相場が急落したのを受け、運用リスクを回避する目的の売りが幅広い投資家から出た。電気機器や精密機器、機械など海外経済動向に敏感な銘柄の下げが目立った。

米ハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体やIT(情報技術)関連銘柄の下げが目立った。景気減速懸念から中国・上海や香港などアジアの株式相場が軒並み安となったほか、外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも日本の輸出関連株の重荷となった。非鉄金属や化学株なども売られた。

投資家心理が悪化すると水準が高まる傾向にある日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は一時30を上回り、2月以来の高水準となった。

JPX日経インデックス400は大幅に反落。前日比438.68ポイント(3.00%)安の1万4179.77で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反落し、終値は51.15ポイント(3.10%)安の1600.92と、2017年9月8日以来の安値を付けた。

東証1部の売買代金は概算で2兆9813億円。売買高は16億4130万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は2072となり、今年最多となった。値上がりは34、変わらずは3だった。

東証1部上場銘柄の時価総額(QUICK算出ベース)は596兆円となった。600兆円を割り込むのは17年9月12日以来およそ1年1カ月ぶり。

日米の長期金利の低下を受け、第一生命HDや三菱UFJなど金融株の一角が下げた。ファストリやソニー、東エレクが安い。一方、パナソニックと東ガスは上げた。













http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/154.html

記事 [リバイバル4] オーディオテクネ _ オールトランス結合 無帰還 300B プッシュプル・アンプ

オーディオテクネ _ オールトランス結合 無帰還 300B プッシュプル・アンプ


匠の息吹を伝える〜絶対なき技術の伝承〜 (69)原音の探求 〜真空管アンプ製造〜 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=38dOE2hg9qc

オーディオテクネ - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8D
https://www.youtube.com/results?search_query=audiotekne

ヤフオク! - 「オーディオテクネ」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?p=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8D&va=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8D&b=1&n=50


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http://www.audiotekne.com/

〒192-0012 東京都八王子市左入町596-4
TEL:0426-91-2678 
代表者 今井清昭

アクセス
中央高速八王子インター第二出口より5分
JR八王子駅北口バス[ 11番 ] [ 12番 ] 馬場谷戸下車5分
京王八王子駅バス[ 4番 ] 馬場谷戸下車5分


地図
http://www.audiotekne.com/about_us.html
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92192-0012+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%85%AB%E7%8E%8B%E5%AD%90%E5%B8%82%E5%B7%A6%E5%85%A5%E7%94%BA%EF%BC%95%EF%BC%99%EF%BC%96%E2%88%92%EF%BC%94/@35.6786938,139.3258182,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x60191e593259df99:0x8572061a326f90be!8m2!3d35.6786938!4d139.3280069?hl=ja

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TM-8801PCS 300B A1PP モノラルメインアンプ ペア

300B モノラルアンプにこだわる方の為に企画・設計され、17年(2001年現在)の実績を誇るメインアンプです。
最高級300BアンプTM-8501の性能、魅力をできるだけ引継ぎ、コストパーフォーマンスに重点を置いた高品位な製品です。

超大型スーパーパーマロイコア−トランスを使って、ゆとりのあるコンサートに近い音を再生します。


形式 真空管式 モノラルメインアンプ300B A1PP
入力端子 RCA ジャック
入力感度/インピーダンス 1V/3.3kΩ
実効出力 15W
全高調波歪率 0.3%以下/1KHz 10W
周波数特性 10Hz-1dB 20KHz-3dB
残留雑音 1.0mV以下8Ω
消費電力 100VA
供給電源 100V 50/60Hz
外形寸法 W44.5×H22.5×D25.0cm
重量 28.0Kg
http://www.audiotekne.com/products_tm-8801.html


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TM-9402PCS 300B A1PP ステレオメインアンプ


300B A1PP ステレオメインアンプ

直熱三極管の王様とも言われている“300B”にこだわる方の為に、企画・設計されたものです。
他の直熱三極管に比べ、余韻とゆとりのある優れた再生音は、流石に巷の人気を裏付けるものと思います。

 しかし、真空管メインアンプの音質は、トランスとドライバーの真空管で大きく左右されると言っても過言ではありません。その為に、真に300Bの性能を引出す為には、ドライバー段を充分検討する必要があります。ドライバー段の選択を誤れば、たとえ300Bを使用したアンプでも、他の真空管のアンプに敗北してしまいます。

このアンプは、本当の300Bの良さを知って頂けるアンプです。

形式 真空管式 ステレオメインアンプ300B A1PP
入力端子 RCA ジャック
入力感度/インピーダンス 1V/3.3kΩ
実効出力 9W×2
全高調波歪率 1.0%以下/3W
周波数特性 10Hz -1dB 20KHz -3dB
残留雑音 1.0mV以下8Ω
消費電力 130VA
供給電源 100V 50/60Hz
外形寸法 W44.5×H22.5×D25.0cm
重量 25.0Kg
http://www.audiotekne.com/products_tm-9402.html

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TFM-9412PCS ステレオプリメインアンプ

コストパフォーマンス最高のステレオプリメインアンプ
TFA-8902フラットアンプと、TM-9402メインアンプが一体型になった、非常にコストパーフォーマンスの高いプリメインアンプです。

このプリメインアンプには、非損失巻線比型のATTが採用されております。更に、全段間に超大型スーパーパーマロイコア−トランス、固定バイアス、A級プッシュプル回路の構成により、微小信号の挿入伝達ロスが改善されて、周波数特性,音質面に於いて郡を向く性能です。

形式 真空管式ステレオプリメインアンプ
入力端子 CD,TUNER,TAPE,AV,AUX
最大入力 CD,TUNER,TAPE,AV,AUX(3Vrms)
出力端子 REC OUT (ON,OFF付き) スピーカー端子
実効出力 8W ×2
全高調波歪率 1.0%以下6W
周波数特性 5Hz〜20KHz ±1dB以内(各タップ毎)
残留雑音 1.0%以下8Ω
消費電力 170VA
供給電源 AC100V 50/60Hz
外形寸法 W44.5×H22.5×D41.0cm
重量 31.0Kg
http://www.audiotekne.com/products_tfm-9412.html


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TFA-9501PCS ステレオフラットアンプ

極大型スーパーパーマロイコア−を使用した究極のフラットアンプで、TEA-9501と組み合わせて、LPレコードの究極の音を楽しめます

このフラットアンプは、TEA-9501イコライザーアンプと組み合わせて使う為に、開発された他に類の無い大変贅沢なアンプです。
とにかくコストを考慮せずにできるだけ音質を原音に近付ける事が出来るかと言う発想で企画・設計されたものです。

このアンプで聴くCDソフトの音は、限りなくアナログの音に近付き、ほとんどのオーディオ機器で聴く、アナログアンプの音を追い越したと言っても過言でありません

形式 真空管式ステレオフラットアンプ(TEA-9501供給電源内蔵)
入力端子 PHONO(TEA‐9501 EQ AMP が必要です。)CD,TUNER,TAPE,AV,AUX
最大入力 PHONO,CD,TUNER,TAPE,AV,AUX(3Vrms)
出力端子 REC OUT(ON,OFF付き)
出力 PRE OUT 1.6Vrms(定格)13Vrms(最大)BALANCE,UNBALANCE切替
ATT 非損失巻線比型ATT(ボリューム) 2段 入力段に微調、出力段に疎調 ATT
周波数特性 5Hz〜30KHz ±1dB以内(各タップ毎)
消費電力 100VA TEA‐9501接続時
供給電源 AC100V 50/60Hz TEA‐9501電源内蔵
外形寸法 W44.5×H22.5×D34.6cm
重量 55Kg
http://www.audiotekne.com/products_tfa-9501.html


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TFA-8695PCS ステレオフラットアンプ

超大型スーパーパーマロイコアー、 入出力側にも巻線比型ATTを内蔵したデラックスタイプのフラットアンプです

このTFA-8695は、究極のフラットアンプ TFA-9501の余りにも自然な音に魅せられたお客様が、このアンプの機能を全て取り入れた、コストパーフォーマンスの高いアンプの設計を強く要望されて実現されたものです。このアンプは、今までに類のない限りなく原音に近付いた音質でTFA-9501の性能に順ずるものです。

TEA-8695フォノイコライザーアンプと組み合わせて御使用頂きますと、LPレコードの音が見違える程、原音に近づいた音質で味わう事が出来ます。

形式 真空管式ステレオフラットアンプ
入力端子 PHONO(TEA-8695 EQ AMPが必要です)CD,TUNER,TAPE,AV,AUX
最大入力 PHONO,CD,TUNER,TAPE,AV,AUX(3Vrs)
出力端子 REC OUT (ON,OFF付き)
出力 PRE OUT 1.6Vrms(定格) 13Vrms(最大)BALANCE,UNBALANCE切替
ATT 非損失巻線比型ATT(ボリューム) 2段 入力段に微調、出力段に疎調 ATT
周波数特性 5Hz〜30KHz ±1dB以内(各タップ毎)
消費電力 100VA
供給電源 AC100V 50/60Hz
外形寸法 W42.0×H17.0×D33.5cm
重量 23.5Kg
http://www.audiotekne.com/products_tfa-8695.html

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良い真空管アンプは、トランスとプシュプル回路が命です。

NFBで物理特性を改善されたアンプは、音楽信号の為には音の広がり、奥行き、響き、音像定位に悪い影響を与え、色付け、個性の強い不自然な音になってしまいます。 真空管アンプの中でも物理特性を良くする為に、NFBや、トランスに並列に抵抗を接続してインピーダンスを強制的に補正したアンプは、NFBと同じ現象の音になり、真空管の球種による音の差もなく、どれも同じ様な音のアンプになってしまいます。


良いアンプの条件は、NFBを使用しない裸特性の良い物です。更に、自然な音で音楽性を要求される場合は、CR結合回路、SRPP回路より、トランス結合の真空管アンプを選ぶことです。

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日本の技が生んだ宝物 奇跡の職人、奇跡の品 <モノ編> 2009年10月14日
https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcs/20091013/1029599/?P=2


オーディオテクネ・インコーポレイテッド 今井清昭さん
1942年、静岡県生まれ。県立静岡工業高校卒業。61年、日本ビクターに入社。
その後、数回の転職を経て78年にオーディオテクネ・インコーポレイテッドを設立。
80年、真空管アンプを製作したのを機に、スピーカー、プレーヤーなど手作りオーディオ機器の製造販売を始める。
現在、販売台数の7割以上を海外向けが占めるほど、海外での評価が高い。

「工房で試聴して気に入ったお客さんだけに買ってもらえればいい」

 「オーディオ・マエストロ(音響の名匠)」。ヨーロッパでは敬意を込めてこう呼ばれるオーディオ製作の匠がいる。
オーディオテクネ・インコーポレイテッド代表の今井清昭さんだ。
東京・八王子の自宅兼工房で妻と長男、家族3人で手作りのオーディオ機器を作り続けている。

親子3人が肩を並べて黙々と作業を進める。製品の組み立てはすべて手作業なので時間もかかる
「この試聴室で12時間も試聴していくお客さんもいます」と笑う今井さん(左)と妻の富子さん(中央)。長男・浩亘さん(右)も今や貴重な戦力だ

 店頭販売は一切しない。「工房に来て音を試聴し、気に入ったお客さんだけに買ってもらえればいい」という姿勢を貫く。そのため、理想の音を追い求める音楽ファンが、国内ばかりかイタリア、フランス、カナダなど、世界中から八王子を目指してやって来る。海外での評価は絶大で、オペラ発祥の地、イタリアでは、今井さんが表紙を飾る音楽雑誌が発行されたほどだ。

 通常のアンプやスピーカーは、音にメリハリを付けるため低音や高音を強調した作りをしている。だが、「そんな加工した音は、生の音とはかけ離れている。余計な音の成分が多過ぎて、長く聴いていると必ず飽きる」と今井さん。

 今井さんの作るサウンドが人々を魅了するのは、「コンサートで聴く生の音の再現」にこだわるからだ。その音は、大音量で鳴らすスピーカーに近づいても決して耳障りに感じないほど、自然な響きだ。

https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcs/20091013/1029599/?P=2


高級オーディオ機器製造のマエストロ 今井清昭さん(68歳)
http://www.jeed.or.jp/data/elderly/elder/download/2011_04-03.txt


オーディオテクネ.若者よ 本物を知れ!!
http://hachioji.mypl.net/mp/work_hachioji/?sid=3740


オーディオテクネ インコーポレイテッド
我々が目指すこと・・・それは『原音の探求』
http://www.cyber-silkroad.jp/2003/02/25/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8D%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89/


「工房で試聴して気に入ったお客さんだけに買ってもらえればいい」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcs/20091013/1029599/?P=2

オーディオテクネ訪問
http://www5b.biglobe.ne.jp/~keina/Audio/AudioTekne/AudioTekne.html


 オーディオテクネサウンドとは?
http://www.rosenkranz-jp.com/kaiser/Visitor_visit%20(Trip%20of%20audio%20clinic)/Visitor_visit%20(Trip%20of%20audio%20clinic)/20040811kn.htm

http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/123.html

コメント [マスコミ・電通批評15] 花形だったテレビ産業は完全に衰退業種になった!   赤かぶ
25. 2018年10月25日 16:39:49 : aB0dziZs5g : DJMpSg@Moqg[14]
テレビが衰退してるって確かに私も思うけど。
中高一貫校に通ってる子で8時からの朝の連ドラを見れる子って、ほとんどいないでしょう。
かろうじて7時半からのBSで見れる子が10%ていう事なんじゃないの?
通常の連ドラ視聴率が20%前後だから、BS契約率が半分位とすれば結構健闘してると思うけど。

ダメダメ言うだけじゃなく。NHK教育テレビとかテレビ東京の一部の番組とか、視聴率が取れなくても良い番組を作ろうって頑張っている所は認めてあげたいな。
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/458.html#c25

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
151. 2018年10月25日 16:40:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19513]
オーディオテクネ _ オールトランス結合 無帰還 300B プッシュプル・アンプ
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/123.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c151
コメント [政治・選挙・NHK252] 片山さつき大臣「口利き疑惑」 ウソを暴く音声公開(文春オンライン) 赤かぶ
11. 2018年10月25日 16:40:51 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[342]
『だから言ってるじゃん。<妖怪ゾンビ婆さん>は、「危機管理・初期対応」」を致命的に誤ってしまったんだよ。』

最悪なのが、“事実関係の全否定”という「大嘘」を吐いてしまったことである。
“名誉毀損訴訟提起”はその為の“ギミック=騙し”でしかない。
この最悪パターンを選択せざるを得なかった理由は…
@ 「デージン」であるための時間稼ぎと説明責任回避。
A 誤魔化せる、時効だからちょろまかせる、という“自己過信”。
B 「道義的責任」を 一顧だにしない“鉄面皮”。
…である。

ちょいとオモロイのは、<バカメデジア・御用コメンテーター>連中が、“内部分裂・仲違い”していることである。
<妖怪ゾンビ婆さん>は、仲間内からもどんだけ嫌われてるかっていう、紛れも無い「証拠」なのである。
あぁ無常!かくかくしかじか、<妖怪ゾンビ婆さん>は政界の“泡”と化して、消え行くのみである。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/692.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK252] 皇后「最後の誕生日談話」は安倍首相への痛烈メッセージ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
19. 2018年10月25日 16:46:56 : gT5MQ52HZM : _Bxsq12ddek[133]
>>18
「祈れば十分」なんて、どこの宗教ですか・・・あきれた話ですね
そんなだから、天皇家や親戚の安倍家や麻生家に騙されるんだよ
そういった愚か者の集団が自民党の天下を支え、巡り巡って大勢の日本国民を苦しめることになるのだ
それに、天皇家を否定することと、ロスチャ等のユダヤ金融勢力を肯定することを同一視している時点で程度が知れますね
天皇家なんて、とっくの昔にユダ金の手下に成り下がっているよ
でなければ、昭和天皇が戦争責任を追及されず処刑もされてない、そのことに説明がつかないよ
天皇家の存在そのものが、極東の軍事的な火種としてユダ金に仕込まれたものに過ぎない事に、いい加減に気付けよな
ま、どうせ「陰謀論者」とか抜かすだけなんだろうけどさ
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/578.html#c19
コメント [マスコミ・電通批評15] 花形だったテレビ産業は完全に衰退業種になった!   赤かぶ
26. 2018年10月25日 16:54:22 : Ym6yPCfK5o : 61i0TOC3Wp0[7]
テレビって、ストレスのたまっている人の気晴らしにはなるんでしょうが、タバコと同じなんでしょうね。精神の健康に・・・。
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/458.html#c26
コメント [マスコミ・電通批評15] 花形だったテレビ産業は完全に衰退業種になった!   赤かぶ
27. 2018年10月25日 16:55:04 : LmJkuJGQkc : mlGiI0dDCYs[69]

民放のみならず、NHKも強烈な腐臭を放ち続けている。

モミガラくん(籾井勝人)の「右向け右」発言は、記憶に新しい。会長就任早々、部下に日付なしの辞表を書かせ「一般社会では普通にあることだ」と豪語した。国会に呼ばれ、渋い顔で天を仰げば上着の脇から「ペンとメモを持った3本目の手が出る」など、まさに人間離れの芸を見せた。公共放送を私物化しようとする政治権力によって、NHKに最もふさわしくない人間が起用された。
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e7-9c/kinakoworks/folder/24550/44/11816644/img_0

2017年1月25日、そんなNHKの22代会長に上田良一が選任されたのだが、その経歴が香ばしい。
まさに兄の勤める三菱の広報部門であり、安倍政権の広報・応援団と言うべきだろう。
昭和48年 4月 三菱商事 入社
平成18年 3月 三菱商事 北米統括兼米国三菱商事会社社長
平成18年 4月 三菱商事 常務執行役員
平成21年 6月 三菱商事 代表取締役兼常務執行役員(CFO)
平成22年 6月 三菱商事 代表取締役副社長執行役員(CFO)
平成25年 6月 日本放送協会 経営委員会委員(常勤)
平成25年 7月 日本放送協会 監査委員
平成29年 1月 日本放送協会 会長_____

さらに経営委員の顔ぶれが素晴らしい!
委員長      石原 進 九州旅客鉄道(株)相談役
委員長職務代行者 森下 俊三 阪神高速道路(株)取締役会長
委 員 井伊 雅子  一橋大学国際・公共政策大学院教授
委 員 槍田 松瑩  三井物産(株)顧問
委 員 小林 いずみ ANAホールディングス(株)社外取締役
委 員 佐藤 友美子 追手門学院大学地域創造学部教授
委 員 堰八 義博 (株)北海道銀行代表取締役会長
委 員 高橋 正美  NHK経営委員会委員(常勤)
____前損害保険ジャパン日本興亜(株) 代表取締役副社長執行役員
委 員 中島 尚正 (学)海陽学園海陽中等教育学校長
委 員 長谷川 三千子 埼玉大学名誉教授
委 員 村田 晃嗣  同志社大学法学部教授
委 員 渡邊 博美  福島ヤクルト販売(株)代表取締役会長

その中でも抜きん出ているのが「長谷川三千子」だろう。下記追悼文を読むとき、NHKはカルトに洗脳された理解不能の洗脳機関となったように思う。同時に、埼玉大学はダイジョウブなのか? カルト指定しなくてもいいのか? その前に長谷川は精神病棟に入院し、日本語を小学校からやり直した方がいいんじゃね、と思った次第。

>長谷川三千子氏、右翼活動家・野村秋介氏の自殺を礼賛 NHK経営委員が追悼文
https://www.huffingtonpost.jp/2014/02/05/nhk_n_4728020.html
野村秋介氏が二十年前、朝日新聞東京本社で自裁をとげたとき、彼は決して朝日新聞のために死んだりしたのではなかつた。彼らほど、人の死を受け取る資格に欠けた人々はゐない。人間が自らの命をもつて神と対話することができるなどといふことを露ほども信じてゐない連中の目の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである。
「すめらみこと いやさか」と彼が三回唱えたとき、彼がそこに呼び出したのは、日本の神々の遠い子孫であられると同時に、自らも現御神(あきつみかみ)であられる天皇陛下であつた。そしてそのとき、たとへその一瞬のことではあれ、わが国の今上陛下は(「人間宣言」が何と言はうと、日本国憲法が何と言はうと)ふたたび現御神となられたのである。
野村秋介氏の死を追悼することの意味はそこにある。と私は思ふ。そして、それ以外のところにはない、と思つてゐる。(朝日新聞デジタル「長谷川三千子氏の追悼文全文」より 2014/02/05 21:03)__



http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/458.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK252]
10. 新共産主義クラブ[-2900] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年10月25日 16:57:27 : v8UAwomnsA : yAcAEBO3LB4[13]
>日本の歴史、文化、伝統から皇室を除外して何が残るでしょうね。
 
 
 「谷間の百合」さんは、「中国の歴史、文化、伝統から皇帝を除外して何が残るでしょうね」と言っているようなものだ。
 
 「日本の歴史、文化、伝統から皇室を除外した」としても、「『谷間の百合』さんとその家族が、日本に生きた」という事実は、日本の歴史の片隅に残るだろう。
 
 「谷間の百合」さんは、「日本の歴史、文化、伝統から皇室を除外しても残るもの」を、もっと大切にしては、いかが?
 

 

 

 

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/669.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK252] 片山さつき大臣「口利き疑惑」 ウソを暴く音声公開(文春オンライン) 赤かぶ
12. 空虚[1531] i_OLlQ 2018年10月25日 17:03:45 : zTgJ1M9Msg : ve@4Yq9KsLg[1]
【 片 山 う ・ そ ・ つ ・ き 】大臣様

国民に向かっての嘘吐きは、大臣なんぞやってはいかんわな。

え?

総理の真似してるから、ええとな?


あ・か・ん・が・な !


・・・にしてもだ、百万円なんぞヤカラにとっちゃ

ハシタガネだろが?

あまりにも甘利のときは、50万だったっけ?

あたりまえのように、日常化しとんやろがぁ〜?


国主 国民様、ど〜にも嘗められとんな。


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/692.html#c12

コメント [マスコミ・電通批評15] 花形だったテレビ産業は完全に衰退業種になった!   赤かぶ
28. 2018年10月25日 17:04:07 : l7xsBt1Ynw : bbiTaGo@HM8[1]
>>21
 
きょうび、全てがデジタル処理だぞ。
しかもアートセンスも知性のかけらもない高齢中学生の為に
3Dモデリングをわざわざ2D化へレンダラーしてんだぞw

アニメなんぞ映像コンテンツの一つにしか過ぎないのに、アニメ「だけ」を異様に持ち上げたがる輩は、連呼する事が目的化し、矮小なアイデンティティを保とうとする『ネトウヨ』なんだよ。(正体は、底辺のエンタメ業者や高齢アフィカス、山系の報骨とかなw)

オマエラは、ヲタク界隈のネトウヨ!!
日頃、ネトウヨガーと言ってるお前等こそが、ヲタク界隈のネトウヨなんだよ!!
ネトウヨの行動、言説、思考パターンにそっくりなんだよ!!

まず、それに気づけ! そして、さっさと詩ね!
それが次世代のため。アニメ含めた映像作品のためだよ。
 
 
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/458.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK252] 片山さつき大臣「口利き疑惑」 ウソを暴く音声公開(文春オンライン) 赤かぶ
13. 空虚[1532] i_OLlQ 2018年10月25日 17:06:51 : zTgJ1M9Msg : ve@4Yq9KsLg[2]
あ、麻原晋三のケチって火炎瓶のときは

暴力団への謝礼金、200万円の不払いだっけか?


・・・

・・・・・日本のセレブって、セコすぎねぇ〜かぁ?
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/692.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK252] 総理は外交が戦争だということが理解できない。(谷間の百合) 赤かぶ
3. 斜め中道[5487] js6C35KGk7k 2018年10月25日 17:06:55 : 460ZVzz1ys : 8oca@IpCA1U[1981]
“総理は自分にアンチな人間は無視しますから、本庶教授には権力というか安倍政権とは親和性があったということかもしれません。”

・・・ご冗談を。
本庶教授が受賞後、色んな形で行っているのは、糞蛙屁へのアンチテーゼじゃないですか。
特に、国の教育・基礎科学研究に対する姿勢についての。

まぁ・・・・、それを理解するだけの能力が、糞蛙屁どもには欠けているのかも知れませんが。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/695.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK252] なぜ辺野古阻止に国政は今すぐ動かないのか  天木直人  赤かぶ
3. 2018年10月25日 17:07:54 : Ildc6yrpqw : B7eNDJGg7nk[1]
>なぜ野党の国会議員は辺野古阻止に今すぐ動こうとしないのか。

−野党は日米地位協定を米に破棄提案は到底出来ない
 だろうと最初からあきらめているから、動かないのだ。

 しかしそれでは、国民が納得して支持に回る時代は
 永遠に来ないから、万年野党で終わる事になる。

 永遠に、政権は取れないのだ。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/697.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
17. 空っぽの愛国君[45] i_OCwYLbgsyIpI2RjE4 2018年10月25日 17:15:13 : XC4kc1n7Fs : rO6WZTH90ng[46]

ありゃりゃー、見た目はジジイ、頭脳は園児かボケ老人の真相の道くん

今回もメチャクチャじゃないか。

>>2

また日本語がデタラメだ。

>>1氏の
> 軍の必要性を説くのにこんな投稿して  
に対して

> 記事をきちんと理解すること。

もちろん1氏は記事をちゃんと理解した上で書いている。
だからこの発言は全く見当違い。そんなこともわからないのか。

> 「軍の必要性を説くのにこんな投稿して」いるのではありません。
>あなたが言っているのは因果関係が逆です。

1氏は、お前がこの投稿をした「動機」を推測して書いている。
つまり
@最近ネタがなくてヤバいな。
A安田氏が解放された。
Bトルコ軍が奪還したという情報を耳にした。
Cよーし、じゃあこれで、「だから日本にも軍が必要だ」と投稿しよう。

ほとんど誰でも納得できる、ものすごくわかりやすい動機だ。
ここには因果関係が問題になるようなことは何も含まれていない。少なくとも>>1氏は何かの因果関係を主張しているわけではない。

そもそも因果関係が主張されていないのだから、「因果関係が逆」もへったくれもない。

しかも、その反論が、
> つまり結果ありきではなく、拉致解放からの論理的帰結として
だの
> 2+2は4である。時々ではなく必ずそうなる。
だの、
全くのバカ丸出しだ。なーにが「論理的帰結」だ。支離滅裂だ。(お前が一桁の足し算ができることだけはわかった。)

お前が1氏に反論したいのなら、「いや、そういう動機じゃないですよ」と書かなくてはならなかった。書けないないだろうが。


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK252] 加計学園、借金するための担保がなくなった。三菱UFJは、当座の現金預金を担保に金を貸している。受験生が減れば来年度に破綻 赤かぶ
27. 空虚[1533] i_OLlQ 2018年10月25日 17:16:59 : zTgJ1M9Msg : ve@4Yq9KsLg[3]
・・・

・・・・・

・・・・・・・・。


すげぇ〜な、麻原晋三が歩いた跡にはぺんぺん草も枯れるんだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/671.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
18. 2018年10月25日 17:19:16 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[343]
『おーい<貧相の道くん>、「トルコが軍を派遣し事実上の奪還だった」ってなニュースソースは何処にあるんだい?』

まさか、例の<内閣官房・テロ対策情報ユニット>じゃぁないよねぇ?
内閣官房発・フェイク情報を垂れ流しても、いずれは(もう既に)<安田氏>の証言によってばれちまってんだよ!アホッ!
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c18

コメント [カルト19] 毎日・銚子市が再生団体に転落、原因は予算の三分の一を占める加計補助金。アッキード喚問である。 ポスト米英時代
12. 2018年10月25日 17:21:30 : 3ah459lR8Q : BQKXrt2t@gY[955]
今、千葉の半島に住んでいるが、橋を渡ってくれば東京から1時間で来れる、
そこに、未開の地があったとは住むまで知らなかった、嫌いな中川氏も言っていたが、本当だった。移住を促進しながら、中身を変えようとしない、グラム数が減るが値段は変わらない、今どきの商品とはどう比較すればよいのだろう。森田さんにメールして聞いてみよう。
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/735.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
19. 2018年10月25日 17:22:31 : skkaDYOEEw : MczRrGVPVaE[10]

身代金はらったらしい(笑)
>在英のシリア人権監視団のアブドルラフマン代表はカタール政府が武装集団に多額の >身代金を払ったことを明らかにした。その額は、300万ドル(約3億3000万円>>。ヒとの情報がある。


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平さん解放劇の裏で…「身代金3億円」漏洩のお粗末(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 17:23:18 : Ildc6yrpqw : B7eNDJGg7nk[2]
>情報が漏れないよう、現地のスタッフが関係国と
 しっかり根回ししていたのか疑問です。

−官邸を司令塔とする国際テロ情報収集ユニットの
 お粗末さが露呈した。

 北への強行対応とは真逆の外交が出来ないかぎり、ァヘの
 アキレス腱は今後もボツボツと切れまくることになる。

 これが国難でなくて、何と呼ぶ?
 国民が渡航すると、人質に取られる日本人。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/698.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
20. 2018年10月25日 17:24:26 : OHOfvWS4ng : W7WQqwQIrn8[70]

「安田純平の開放は、トルコが軍を派遣した奪還だったもよう」
(元NHK記者:鎌田靖の取材による)
 ・・・・ここの部分がまだはっきりしない。
  → 真相氏の言う「軍の行動のお陰で安田氏が解放された」かはまだ不明

真相氏「安倍総理の外交手腕でトルコ政府との関係が良好であることも本件で功を 奏している。」
  → これもまだ実態は不明 理由は上と同じ。
  → 且つて日本がイスラム国を攻撃する資金を提供すると阿部首相が言った
    後に後藤さん達日本人がイスラム国に殺害された。
    安倍首相の外交手腕によるあからさまな敵対行動がその件では悲劇を加
    速した。
  
基本、海外の邦人を守る為に軍隊が有益なのか、和平の努力や世界からの信頼が
重要なのかは明らかではないか? 少なくともイスラエルと武器についての協定
を結ぶ国の国民が中東で安全であろうはずもない。
    

  


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK252] 国民を殺しにかかる総理と副総理!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
21. 空虚[1534] i_OLlQ 2018年10月25日 17:33:29 : zTgJ1M9Msg : ve@4Yq9KsLg[4]
あそうミゾーユー馬鹿(漢字の読めない学習院卒)は

社会保険庁は、不要の物と云うのですね?

憲法の精神を放棄し、国政の職責を放り投げるわけね、

大いにけっこう、内閣総辞職してただちに馬鹿と阿呆の巣窟

自民・公明その他ヤカラのカルト内閣とついでに代議士など

という分不相応の重職から退いていただきましょうw。

国民が困るだろ?いいえめっそうもございませんわ。

新しい政府が、少しはまマシな国政運営をしてくれますから。

どうぞご遠慮なく、引退して番茶でもすすってくださいませな。


とっとと失せろ!ってんだよ!

こ の 税 金 ド ロ ボ ー どもが!
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/652.html#c21

記事 [経世済民129] 安倍政権の「移民政策」、実現なら日本の若者の賃金は上がらない(ダイヤモンド・オンライン)
安倍政権の「移民政策」、実現なら日本の若者の賃金は上がらない
https://diamond.jp/articles/-/183282
2018.10.25 窪田順生:ノンフィクションライター  ダイヤモンド・オンライン


安倍政権が進めている「外国人労働者の受け入れ拡大」は、どう見ても「移民政策」である。人手不足にあえぐ経営者たちは大喜びするだろうが、移民が増えれば若者の賃金は上がらないまま。「移民政策」という本当のことを国民に伝えず、「外国人労働者」とマイルドな表現をして移民政策が進んで行くのを許していいのだろうか?(ノンフィクションライター 窪田順生)

出入国管理法改正案は
「移民政策」である



出入国管理法改正案の骨子を良く読めば、これは移民政策であることは明らか。そうなれば、日本人の若者の賃金はこれからも上がることはないだろう(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 安倍政権がいよいよ「移民政策」を本格的に進め始めた。昨日から始まった臨時国会で、外国人労働者の受け入れ拡大を目指し、新たな在留資格を盛り込んだ出入国管理法改正案の提出を目指している。

 政府の骨子案では、この新たな在留資格では、介護、農業、建設、外食など14の分野において、「相当程度の知識または経験」を有する外国人労働者に、在留が最長5年の「特定技能1号」を付与。さらに、試験を受けたり、「熟練した技能」があると判断されたりすれば、「特定技能2号」へとバージョンアップする。こちらは在留期限無制限で、家族の帯同も認めている。

 いろいろと難解なもの言いをしているが、世界ではこれを「移民政策」と呼ぶのが一般的だ。「移民」の法的定義はないが、国連も「移住の理由や法的地位に関係なく、定住国を変更した人々を国際移民とみなす」(国際連合広報センターHP)ことが一般的だと見解を示しているからだ。

 つまり、どういう言葉で取り繕おうとも、これは「移民政策」に他ならないのだ。

 という話を聞くと、「いいことじゃんか、これからは日本ももっとオープンで多様性がないと」とテンションの上がる方もいる一方で、「いや、別に差別とかしているわけじゃなくて、ホラ、外国人が日本で暮らすのは色々大変だし」と遠回しに“来ないでくれオーラ”が出てしまう方も多いことだろう。

 観光客として訪れて、「日本サイコー」と褒めちぎってお金を落としてくれるならいいけど、隣人としてずっと暮らすようになると「それはちょっとねえ」と顔をしかめる方は少なくないのである。

 愛国心の強い方の場合は、もっとストレートに「来るな」と言うだろう。欧州や米国のように、労働力を「移民」に依存したことで、治安悪化や民族・宗教間の衝突が起きているケースを引き合いに出し、トランプばりに「移民」の中には犯罪者が紛れ込んでいると主張される方も、ネット上では珍しくない。

 ただ、筆者がこの「移民政策」を危ういと感じるのは、そのようなフィーリング的なものではなく、経済的な側面からである。

高齢労働者人口の増加が
若者の賃金上昇を妨げる


 そもそも、このような政策が持ち上がったのは、国内の様々な業界が深刻な人手不足に悩まされているからだが、労働者にすれば人手不足というのは悪い話ばかりではない。労働力の希少性が高まるので価値が上がる。そうなれば、普通は賃金が上がるからだ。

 その前に人手不足で企業がバタバタと倒れていくぞ、という人がいるが、それは低賃金労働を前提とした昭和のビジネスモデルを引きずっていることが原因だ。本来、「生産性向上」を掲げるのならば、経営者は、安い労働力をどれだけ確保できるかがキモみたいな考えは捨てて、高い賃金を支払っても経営が成り立つビジネスモデルをつくらねばいけないのだ。

 そういう意味では、今の日本は、何十年ぶりにやってきた賃金アップのチャンスのはずなのだが、現実はその兆しすら見えない。それどころか、低賃金はビタッとフィックスされ、仕事量だけは人手不足で増えていくという「過重労働」が当たり前になりつつある。

 なぜこういう異常事態が起きているのかというと、実は「高齢化社会」が影響している。

 2017年の労働力調査によれば、15歳から34歳という若い世代は2567万人いるうち就業者は1643万人だが、これに対して55歳以上の就業者は1941万人。中でも65歳以上は807万人もいる。

 若者の価値が上がらないのは、それを上回るほどの「高齢労働者」が市場に溢れているからだ。ちなみに、「高齢労働者」は10年前から268万人増。若者の就労者は10年前から276万人減っている。

 要するに、本来なら絶対数が少なくなって価値が上がっていくはずの若者の労働力に、「高齢労働者」がとってかわっているのだ。そのため、いつまでたっても賃金が上がらないで、労働者の高齢化だけが進行していくという悪循環を招いているのである。

経営者が極限まで追いつめられれば
生産性向上の道が開ける


 この窮状をさらに悪化させているのが、現行の「移民政策」だ。

 今年1月に厚生労働省が発表した、2017年10月末時点の外国人労働者数は127万8670人。2012年は約65万人だったので5年で倍に膨れ上がっている。これを牽引するのが、外国人技能実習生(25万7788人)と、今や外食やコンビニで欠かせない外国人留学生(25万9604人)である。ともに2割増えている。

 つまり、だだでさえ高齢労働者が溢れているところへ、「留学生」や「実習生」という名の移民が既に大量に流れ込んでいることで労働の価値が上がらず、日本の労働者はいつまでたっても「忙しいのに低賃金」という悪循環から脱却することができないのだ。

 この「悪循環」を断ち切って、「低賃金労働」を前提としたビジネスモデルを根底から崩壊させるのが、実は「人手不足」である。

 いくら探し回っても安くこき使える労働者が確保できないので、経営者はリストラを余儀なくされる。そこから、さらに追い詰められれば、生き残るために死に物狂いで生産性向上をしなくてはいけない。つまり、ビジネスモデルを根幹から見直すという力学が働く。

 しかし、この社会のイノベーションを思いっきり邪魔する政策がある。それが「移民政策」だ。

 なぜ政府がこのタイミングで、焦って外国人労働者の受け入れを進めようとしているのかというと、あと数年で高齢労働者が一気に市場から消えるからだ。つまり、これまで低賃金労働を担っていた高齢労働者の代わりを、実習生や留学生だけではなく、本格的な「移民」にやらせようというのがこの政策の本質なのだ。

 こうなると、多様性だ、オープンだと呑気なことは言ってられなくなる。経営者は追いつめられないので、現状のままのシステムが続く。賃金は上がらず、過重労働が続くのだ。むしろ、若者の数が減っていく中で、安い賃金で働く有能な外国人労働者が増えるので、日本の若い労働者はいま以上に苦境に陥るはずだ。そうなれば、貧しい若者の中から、ネオナチのような移民排斥運動が持ち上がる可能性もある。

安易な移民頼みは
覚せい剤中毒と同じ


 事実、今年3月、安芸高田市(広島県)で外国人の定住を進める市の施策が報道されると、「日本人への税金の投入が先だ」「犯罪や生活保護受給者が増える」という怒りのクレームが、市役所に150件も寄せられた。

 一自治体が定住を進めると言っただけでこの有様だ。外国人労働者が家族を連れて定住をしていけば、全国規模でどういう事態が起きるかは容易に想像できよう。

 人手不足で苦しみ、猫の手も借りたいという業界からすれば、技能のある外国人労働者が来てくれるのは大変心強いだろう。筆者も取材などで、「外国人留学生に頼らないと、もうやっていけません」という経営者の悲痛な声を何度も耳にしている。

 彼らの気持ちに寄り添えば、「日本経済のためにも外国人労働者くらいじゃんじゃん入れてやれよ」という意見が出てくるのは当然だ。筆者も個人的な感情としては、「外国人も働きたい、人手不足の業界も助かる、ということで、みんなハッピーならいいんじゃない」と思う時もある。

 だが、「地獄への道は善意で舗装されている」という諺があるように、一見すると素晴らしい政策が、破滅的な未来を引き起こすということがよくある。

 外国人労働者の受け入れを拡大した直後は、確かにいろいろな業界から喜びの声が上がるのは間違いないが、日本人の若者たちは、弱い立場のまま、過重労働を強いられる。こうなれば、「犯人」として石を投げられるのは、「ムラ」の外からやってきた異邦人というのは昔から相場が決まっている。

 ただ、問題に気づいた時は後の祭り。一度受け入れてしまったものを、追い出すというわけにはいかない。そこで家族とともに生活をすればなおさらだ。結果、不満や憎しみを膨らませながらも、「移民」に依存をし続けるという、どこかの国のようなことになっていく。

 この構図は、覚せい剤中毒とよく似ている。幸せになるよ、楽になるよという甘いささやきから一度手を出してしまったら最後、ズルズルと依存して最終的には中毒になる。当初は頭もスッキリするが、使い続けていくうち、それなしでは生きられない体になってしまうのだ。

「移民」という劇薬もこれと同じで、せっかく苦しみを乗り越えて社会全体が生産性向上をしようとしている時に、「低賃金労働」の中毒者に逆戻りをさせてしまうのだ。ましてや、日本は既に「留学生」や「実習生」という「短期移民」に依存しかかっている。例えるのなら、危険ドラック中毒になって、次はもっと強い刺激を、と覚せい剤へ手を伸ばしかけている状況だ。

「外国人労働者」という
マイルドな表現でお茶を濁す


 このように、どう考えても明るい未来はない「移民政策」だが、マスコミはどういうわけか仕方がない的なムードとなっている。首相個人のスキャンダルはネチネチとしつこく何度も叩き続けたリベラル紙まで、何やら援護射撃をしているようにも見える。

 今月6日、7日に「毎日新聞」が実施した全国世論調査では、「建設や介護など人手不足の業種で外国人労働者の受け入れを拡大する政府の方針」に関して質問すると、「賛成」が47%と半数近くを占めた。一方、「反対」は32%、無回答も22%あったという。

 昨年3月に「日本経済新聞」がおこなった調査でも、「あなたは日本に定住を希望する外国人の受け入れを拡大することに賛成ですか、反対ですか」と質問をしたところ、「賛成」「反対」がともに42%で拮抗。特に18歳から29歳になると賛成が約6割に及んだ。

 こういう結果だけを見ると、「なあんだ、こいつはいたずらに恐怖を煽っているけど、多くの日本人は寛容な心で移民というものを受け入れつつあるのか」と勘違いをしてしまうが、これは典型的な「世論誘導」のテクニックだ。

 お気付きの方も多いだろうが、これらの調査では「移民」という言葉を使っていない。「日本に定住を希望する外国人」や「外国人労働者の受け入れ」というマイルドな表現を用いたことで、「移民」に対して、心のハードルが下がってマイルドな回答が返ってきただけだ。

 事実、「移民」という表現を用いた世論調査では全く違う結果が出ている。例えば、2016年2月の「産経・FNN世論調査」ではストレートに「日本が移民や難民を大規模に受け入れること」について質問をしたところ、反対は68.9%となり「賛成」と答えたのは20.2%に止まった。

政府批判の急先鋒、リベラル紙も
移民に関しては政府に従順


 少し古いが、2010年に「朝日新聞」が、「将来、少子化が続いて人口が減り、経済の規模を維持できなくなった場合、外国からの移民を幅広く受け入れることに賛成ですか。反対ですか」と質問をした時も反対は65%で賛成は26%となっている。世論調査は無作為に選ばれた人たちに電話をかけてサクサク質問を投げかけていくというスタイルであるがゆえに、同じ内容の質問であっても、言い回しや、言葉の表現、質問をする順番で、得られる回答がまったく変わってくるのだ。

 冒頭で申し上げたように、今回の「外国人労働者の受け入れ拡大」が「移民政策」であるのは明白だ。なぜマスコミまでもが、政府と同じように「外国人労働者」というマイルドな表現を踏襲して、国民をミスリードしているのか。

 例えば、政府が「IR推進法」と繰り返し言っているのに、マスコミは「カジノ法案」と言い換えてくどいほど騒ぎ続けてきたことからもわかるように、マスコミ、特にサヨ…ではなくリベラル紙などでは、政府が使う言葉遣いを却下して、「正確にはこう表現した方がいい」と自分たちの言葉へ翻訳して、世の中に触れ回るというのが「平常運転」だ。

 にもかかわらず、なぜが今回の「移民政策」に限ってはそれがない。まるで示し合わせたように「外国人労働者の受け入れ拡大」というマイルドな言葉を用いて、「賛成と反対が拮抗している」というムードまでつくって、政府のナイスアシストをしている。

 反権力で安倍政権叩きが三度のメシより好きな人たちにとっては「異常」ともいえる事態だ。さては、消費税引き上げに関連して新聞の軽減税率を槍玉に上げられるのを恐れたマスコミ業界は、何か弱味でも握られたか。





http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/155.html

コメント [政治・選挙・NHK252]
3. 新共産主義クラブ[-2899] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年10月25日 17:37:47 : HV5OehK4pk : OY2c7dFcJZc[173]
 
 来年、「平成」は改元されて、再び「明治」に。
  
 「平成 三十年」の次の年は、「明治 百五十一年」とのこと。
 


 


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/696.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
21. 空っぽの愛国君[46] i_OCwYLbgsyIpI2RjE4 2018年10月25日 17:38:00 : XC4kc1n7Fs : rO6WZTH90ng[47]

次に
>>8

> 本記事にある通り、日本政府・官邸を司令塔とする『国際テロ情報収集ユニット』を中心にトルコやカタールなど関係国に働きかけた結果であることは事実です。
>この事実を認めようとしない時点で、安田純平がジャーナリスト失格であることは明らか。

>>7氏紹介の記事で、安田氏は、お前のいう「この事実」に触れていないだけで、否定しているわけではない。

というか、背後でどんな動きがあったにしても、安田氏がそれを知らなかったとしても全く不自然ではない。
いや知らないのが普通だろう。
ところがこの真相の道は、そのことをネタに
> >この事実を認めようとしない時点で、安田純平がジャーナリスト失格であることは明らか。
と、安田氏を腐すための言葉を並べるわけだ。

だが>>7氏のコメントのポイントは
「助けではなくて、彼ら自身が車で国境まで運んできて、それでトルコ側が受け取って、そのまま23日入っていた施設に入れられたんですけど。」だ。

つまり、「トルコ軍が奪還に行った」という事実は全く確認されていないわけだ。
これでお前の投稿が主張する理屈は根本から崩壊する。

さあ、どうするよ?
安田氏のこの言葉はウソだと言うのか。
ウソだと言うためには、その証拠が必要だ。もちろん。


それにしてもこんなにゲスの根性丸出しの投稿は珍しい。

> その渡航禁止国に勝手に入国し、すぐに拉致された身勝手かつ間抜けなジャーナリスト:安田純平
> 今回は身勝手でマヌケなジャーナリストもどきによる拉致案件

と、同胞である安田氏に対して
解放されたことを喜ぶポーズさえ見せずに
凶悪犯罪を犯したわけでもないのに
これほど憎悪にまみれた言葉を書き連ねる人間が
これほどの憎悪をむき出しにする人間が

政治的に「中立」であるわけがない。

というか、政治的な自分の位置すらわからなくなるほどボケているのだろう。
たぶん実生活でも自分がどこにいるかもわからなくなって徘徊する日も近いのだろう。
いや、すでにそういう状態になっているのではないか。


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c21

コメント [経世済民79] 日本株GW暴落!? 米市場は「ヒンデンブルグ・オーメン」警戒 (日刊ゲンダイ)  赤かぶ
1272. 2018年10月25日 17:39:55 : aYEbsTXCkc : RY0cNHFE0Qs[1]
米株は、そろそろ上昇し出す と思います。
そうでないと、米 中間選挙に間に合いません。
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/610.html#c1272
コメント [マスコミ・電通批評15] 花形だったテレビ産業は完全に衰退業種になった!   赤かぶ
29. 2018年10月25日 17:42:48 : 5a4aPaNEkc : h3@fGM9YiIs[1]

テレビの問題は内容の良し悪しではなくなっている。

 最大の関心を持つべきは民間事業者以外の放送事業者によるネット配信である。

 あんた、パソコン持ってるよね、

 ネット配信へのアクセス可能でしょ、対価を払ってください。

 反社会集団が要求する、みかじめ料より始末が悪い。

 みかじめ料はしかるべき所に相談に行けば対処してもらえるが、、、
 
 ネット利用料を請求する彼等はこう云う、

 俺達には最高裁がついている。

 民間業者ならば対価がほしければ、課金による配信を行うであろう、現に新聞社は有料でのネットによる記事の配信をしている。

 日本放送協会なる団体に対して、強く要求しよう。

 ネット配信したければ、どうぞしなさい。

 しかし、パソコンを有するとの理由での徴収を将来において、してはならない

 徴収はアクセスした者、アクセスする意志のあるものからすべき、

 アクセスしていない者、アクセスする意志のない者から徴収してはならない。

 日本放送協会のネット配信事業は優良なコンテンツのおかげで、開始早々に黒字化するであろう。

 ワタシはアクセスしない、

 健闘を祈る。

 
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/458.html#c29

コメント [経世済民129] 日経平均株価 全面安 800円超の値下がり 米国株、急落 ダウ608ドル安で3カ月ぶり安値 世界景気に懸念  赤かぶ
3. 2018年10月25日 17:44:43 : 268IOFdIKE : ClYOBIEV9Cw[1]
今日の大株安は安倍中国訪問を意趣返しとユダ金が判断したから?
その安倍が李氏朝鮮の子が安倍家に背乗りした血筋と知ってびっくりした。
中国にこのことバラすと脅されて訪問決めた??
安倍も新羅系半島の血、
皇后も新羅系だから次天皇も新羅系半島の血、
更に悪いことは男系としてもDNAが明治維新の時にあやしくなっている。
みずほ、ホンダも半島系に背乗り。
GHQの手先として経産省も半島系に背乗り。
マスコミも半島系に背乗り。
あちゃーどうする。

文科省も例の半島系次官で察せるし。
よく武士の子孫が半島系の下で働けるよ、プライドはないのか?
半島系は犯罪が多いし子女がレイプされても日本男児は平気なのか?
原点に立ち返り社会のコアに源平藤橘を復活させろよ、
今それが無いからどう半島系に対抗していいか分かっていない。
小泉、菅首相、森元も嫁が、半島系多すぎ大丈夫か日本?
医者も半島系は朝鮮枠ずるしてなって、で手術を任せられるか?
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/152.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK252] 半藤一利氏「『明治維新150年』を国を挙げて祝うって?『何を抜かすか』」志位和夫氏「『明治150年』を礼賛一色で祝うわけ gataro
46. 2018年10月25日 17:44:57 : mqbpM16S4Q : jG@A@kd2mLM[8]
>44
何が明治維新だよ
挙国一致して外敵と戦うべき時なのに、イギリスロスチャイルドからカネを借り、グラバーから武器を買って内戦を起こし、徳川幕府を倒したのが薩長土肥のクズどもだろうが。

お見事、そのとおり。
その「薩長土肥のクズども」の多くは山口県田布施町、および鹿児島県田布施町の下級武士だったのです。要するに、明治維新とは薩長の下級武士が国を乗っ取るために起こしたクーデターでした。国を乗っ取った連中は長州、および薩摩の田布施町出身者がほとんどだったため、「田布施システム」と呼ばれています。
明治維新の真相を知りたければ、「田布施システム」という言葉で検索してみてください。

https://ameblo.jp/news-wo-kiru/entry-12112913098.html

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/617.html#c46

コメント [政治・選挙・NHK252] なぜ辺野古阻止に国政は今すぐ動かないのか  天木直人  赤かぶ
4. 雅則[766] ieuRpQ 2018年10月25日 17:45:49 : TGu8WvQwI : 6oF4AFKMaeY[3]
県知事がアメリカ合衆国と直接話し合うより、解決の方法は無い。沖縄県民の要求を伝えることが大切だ。世界中に普天間基地は世界一危険な飛行場だと宣言されている。基地が沖縄に集中し沖縄の負担を軽減するなら、県外移設は当然の事である。ラブロフさんは東京に水爆を落とすと警告してくれている。日本列島から遠く離れた辺野古に米軍基地造り造っても、東京の空襲を防ぐことは出来ない。だから、ロシア、中国、朝鮮半島、アメリカ合衆国、台湾と戦争しない事が一番の防衛に成る.アメリカ合衆国のマッカサー元帥とGHQ残した平和を守り広島長崎の原爆被害の様な事を繰り返さない為にアジアの国々も参加して出来た憲法9条戦争の放棄の平和憲法を守る事が大切だ。世界を敵にして国は存続出来ない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/697.html#c4
コメント [リバイバル3] 加工乳・低脂肪乳を飲むとガンになる 中川隆
2. 中川隆[-13347] koaQ7Jey 2018年10月25日 17:47:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19513]

パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる) – 2017/9/16
内山 葉子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-3%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%93%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4837613101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540457198&sr=8-1&keywords=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html


 表記の本が、2017年9月23日に出版され、その後も積極的な販促活動が行われています。
本書の内容は、牛乳有害論などのいわゆる「アンチミルク」の言説に利用される可能性があり、また消費者や酪農家からの照会が寄せられる可能性があります。特に、『第3章 なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?』の記述の中で「牛乳が健康リスクを高めている」との筆者主張に対するJミルクの見解を整理しましたので、参考としてください。

なお、本書中の見出しは次のような構成になっています。

 本見解は、取り急ぎ第一報としてご提供するもので、今回は1 - 7(5を除く)の項目につき見解を表します。項目8、9の内容については、多くは既にJミルクHP:「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」で説明してきており、そちらを参照ください。ただし必要に応じて別途追記していく予定です。

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!のページへ


下線のある項目について見解を表しています

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
3.昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
5.中毒を起こすモルヒネ様の物質に変化する(p.103-104)
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
8.日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない(p.109-111)
9.ホルモンバランスをくずして発ガンのリスクが増大(p.111-113)

【問い合わせ先】
一般社団法人Jミルク 広報グループ 担当:箸本
メールアドレス:k-hashimoto@j-milk.jp

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)


【本書内の記述】
●『牛乳アレルギーのある子どもに対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の給食で与えることもあります。しかし、こうして牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、潰傷性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺ガンや乳ガンなどのリスクはふえています。(p.95)』

【Jミルクの見解】
 著者は「減感作療法(*)等を行うことによってアレルギー症状が治まったように見えても、別の病態発症リスクが増えている」と主張しています。
 これは牛乳アレルギーを有する子どもについての説明です。しかしながら、アレルギーの有無に関わらず潜在的なリスクがあるかのように捉えられかねない表現であり、その点は混同しないように注意をする必要があります。
 また、ここに挙げられている病態のほとんどは、牛乳アレルギーと関連性のないものです。そのような事実を示す証拠はありません。著者は明確な証拠(エビデンス)を示すべきです。
*減感作療法:アレルゲンを積極的に投与して馴致しアレルギー症状を抑える療法

2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)


【本書内の記述】
●『スポック博士は(育児書の)第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべき」としていた牛乳・乳製品を、「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容となっているのです。(p.97)』
●『「牛乳・乳製品を摂取するべきではない」とした第7版は日本では出版されず、その訂正内容が広く知られることのないまま、今日に至ります。(p.97)』

【Jミルクの見解】
 著者は日本に「牛乳は健康にいい」という固定観念が生じた理由としてアメリカの著名な小児科医師ベンジャミン・スポック博士の著書『スポック博士の育児書』による影響を挙げています。
 この本は世界的ベストセラーと言われ、第7版まで出版されています。第6版までの「牛乳を摂るべき」の主張を、7版では「摂るべきではない」と翻し、かつ菜食主義を推奨する内容に変わったため、大きな反響がありました。

 著者は「育児書」の6版までが誤りで7版の主張が正しいとの前提に立ち、6版までの情報が広く流布された結果、「牛乳は健康にいい」という誤った認識が広まり「牛乳のウソが定着した」との論を展開しています。
 第6版の出版は1992年、スポック博士が88歳のときでした。その後病を得て、それを機にベジタリアン(菜食主義者)となりましたが、健康を回復したことから1998年に上記のような宗旨替えをして第7版を出版し、その年に94歳で没しています。

 著者は、スポック博士のこのような「変節」を批判なく受け入れていますが、その妥当性についての科学的な論拠は説明されていません。
 スポック博士は自分が病気になった理由を「牛乳乳製品を取り続けてきたから」、病気が回復したのは「それを止めたからだ」と、”確信”したのかもしれません。しかしそれだけで牛乳が犯人であるとするのは、科学的な判断とは言えません。

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【本書内の記述】
●『(牛乳中に含まれる)カルシウムは人体でほとんど利用されず、それどころか骨からカルシウムを溶け出させることがわかっています(詳しくは後述)(p.98)』

【Jミルクの見解】
 この記述は誤りです。詳しくは、「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項で説明します。

3. 昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)


【本書内の記述】
●『時代が移って大量生産が始まると、牛乳は衛生上の理由から加熱されるようになりました。加熱のしかたは、多くが120〜130℃で2〜3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃以上です。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 今も昔も、食品における最大のリスクは微生物の影響です。牛乳は腐敗し易いものであり、それは含まれている菌の繁殖によって進みます。昔から牛乳の栄養価値を利用するうえで、この微生物のリスクをいかに封じ込めるかに腐心してきました。生乳の殺菌はこうしたリスクをなくす上で必要不可欠な工程です。殺菌技術が確立・改良されたことによって、安心して牛乳を飲むことができるとともに、賞味期限(保存性)も飛躍的に伸びています。

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【本書内の記述】
●『後述するように、牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。(p.99)』
●『タンパク質でできている酵素は、条件にもよりますが、おおむね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できますが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。p.99)』

【Jミルクの見解】
 牛乳に多くの種類の酵素が含まれていることは、本当です。ただし、こうした酵素類は乳牛の分娩直後の乳に比較的多く含まれているもので、酵素量(活性)は日を追うごとに減少するとされています。人間でも同様で、初乳(出産直後の乳)の摂取は赤ちゃんが免疫力を獲得するうえで重要です。このように、生乳中に酵素等が含まれる理由は、免疫獲得に関係すると考えられています。しかし飲用に供する通常の生乳中の酵素等は大幅に減少しており、身体に影響を与えることはありません。
 乳タンパクは大きく分けてカゼインとホエイの2種類に分けられますが、どちらも人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができます。牛乳を栄養源として利用する場合、乳中に含まれる酵素の助けなど全く必要がありません。(この点については「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項で詳しく説明します。)
 また著者は、加熱殺菌の「デメリット」として「善玉菌が死滅してしまう」と述べていますが、栄養源としての牛乳を考えたとき有用菌の活用は二次的課題です。「乳酸菌を腸に届ける」など機能的な目的を実現するには、別途工夫が必要となります。

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【本書内の記述】
●『また、加熱によってタンパク質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』

【Jミルクの見解】
 一般的に、タンパク質は加熱することによって「変性」しますが、牛乳を殺菌する程度の温度では、その変性は僅かなものです。その変性も、タンパク質全体の構造が変化するのであって、構成している各アミノ酸が壊れてしまうわけではありません。
 必要なのは変性前のタンパク質そのものではなくて、個々のアミノ酸なのです。「変性」により消化できなくなるわけではありません。肉や卵に含まれるタンパク質も、焼いたり温めたりすることで「変性」しますが、それによって栄養的価値がなくなるわけではなく、むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。牛乳中に含まれるタンパク質も同様で、加熱によってタンパク質源(アミノ酸源)としての栄養的価値が損なわれることはありません(「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項参照)。

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【本書内の記述】
●『ビタミンやミネラルにもこわれてしまうものが多くあります。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 ビタミンには数多くの種類があって加熱に弱いものもありますが、通常実施の殺菌条件で全て壊れてしまうというものではありません。
牛乳に含まれるビタミン類の中ではビタミンA、E、B1、パントテン酸、葉酸、ビタミンCなどが比較的熱に弱いとされています。しかしながら殺菌工程の重要性を前提とすると、それによるビタミン類の一定量の減少は避けられないものです。
 文部科学省では食品に含まれる各種栄養素の含有量の分析を行い、その結果を「日本食品標準成分表」として公表しています。「普通牛乳」という項目では、標準的な市販品を分析した結果から、ビタミン類についても一定量含有されていることが確認できます。
 なお、ミネラルは無機物質で、常識的な意味で「こわれてしまうもの」ではありません。牛乳中のカルシウムの大部分がカゼインというタンパク質に保持されており、それが吸収率を上げることに役立っているのですが、この構造が均質化や加熱殺菌などの工程で「こわれてしまう」こともありません。


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【本書内の記述】
●『(ホモジェナイズ=均質化の工程で)酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 「ホモジェナイズ」とは、脂肪分の分離を防ぐため、高速攪拌により脂肪球を細かく均質化することですが、この工程では基本的に生乳は空気に触れないので酸化が進むことはありません。
 また、トランス脂肪酸というのは、例えば植物油脂からマーガリンの製造で副産物として生じるものですが、「ホモジナイズ」の工程でトランス脂肪酸が生じる、ということはありえません。

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【本書内の記述】
●『多くの乳牛は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などが投与されています。(p.100)』
●『抗生物質を投与されています。牛乳にはそれらの成分も含まれています。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 少なくとも日本では、乳牛へのホルモン剤の投与は法律で禁止されています。この記述からも、著者の日本の酪農や牛乳に関わる基本的知識が不充分であることがうかがえます。
 また、乳牛も生きた動物ですから病気にもなり、抗生物質を含めて医薬品が投与されます。その場合、搾乳された生乳の出荷が、薬剤投与終了後における定められた一定期間を含めて禁止されています。
出荷生乳中の薬剤検査も徹底して行われており、残留農薬等についても安全が保たれるしくみ(ポジティブリスト制度による規制)が厳しく運用されています。

4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)

【本書内の記述】
●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 「カゼインは消化されにくい」という主張が、この後の「牛乳の消化が悪く、腸に未消化物がたまり炎症を起こしやすい(p.101)」との主張の根幹になっています。
これは全く事実に反するものです。これは非常に重要なポイントですので以下に詳しく説明します。

 タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がった構造の化合物です。タンパク質は三大栄養素の一つですが、人間が本当に必要としているのはそれを構成している個々のアミノ酸です。食物からタンパク質として摂取し、消化管で個々のアミノ酸に分解・吸収し、血流に載って隅々の細胞に運ばれ、DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。このために私たちは「タンパク分解酵素」を持っています。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。人間が牛乳を栄養源として利用する上で、牛乳中の酵素を利用する必要性はありません。体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき栄養として役立てることができます。

 タンパク質にはいろいろなものがあり、その種類によって栄養的価値も異なります。それらの栄養的価値を評価する指標として、アミノ酸価と生物価(文末の解説参照)がよく用いられています。前者は、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがどれだけヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近いか、の指標であり、後者は、食したタンパク質量のうち、どれだけが実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用されるか、の指標です。乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、両指標とも非常に高い価であることが示されています。

 カゼインは水に溶けないタンパク質です。牛乳中に含まれるカゼインは溶けているのではなく、非常に細かい粒子が均等に分散し、安定してその状態が保たれています。カゼインはそうした性質を持つタンパク質です。
 ところが、カゼインは酸性にすると凝固します。この状態のものをカードと呼びます。胃の中は酸性ですから、牛乳は胃の中に入ると凝固してカード状になります。カゼインはこのように胃の中で凝固しますが、それで消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。
カゼインはカルシウムの吸収と非常に深いかかわりのあるタンパク質です。ゆっくり消化されていくことで、カルシウムの吸収効率を高めるうえで意味があると考えられています(「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項参照)。

 以上のことから乳タンパクは実際に栄養面で非常に高い評価を受けています。著者が言うような「牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です」というのは事実ではないことがご理解いただけると思います。

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【本書内の記述】
●『カゼインを頻繁にとると、腸の中に未消化物がたまり、腸内に炎症が起こりやすくなります。すると、便秘・下痢など、腸の症状が起こります。また、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、遅延型アレルギーの原因にもなります。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 これまでに説明した通り、カゼインも含めて牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べてとても優れているわけですから、ここでの主張は事実に反するものです。

6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、胃に入ると、胃液と反応 して、カードとも呼ばれる乳餅(乳中のタンパク質が酸で凝固したもの)をつくります。(p.104)』
●『胃酸と反応したカードは、粘着力の強いタンパク質となります。これが栄養素の吸収を妨げるのです。多くのビタミン・ミネラルの吸収が妨げられます。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 カゼインは胃の中に入るとカードを作るというのは事実です。カゼインのカードが消化されずに胃・腸の中に滞留すれば、あるいは「吸収を妨げる」可能性があるかも知れません。しかし、カゼインは先に説明してきたように、それを構成するアミノ酸のバランス(アミノ酸価)や消化性(生物価)の面から、栄養面で高い評価を得ているタンパク質であり、問題なく消化されます。著者が指摘した原因で、ビタミンやミネラルの吸収が妨げられることはありません。

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【本書内の記述】
●『特に重要なのが「鉄」の吸収が阻害されることです。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 ミネラル類の吸収が阻害されるとの著者の主張は、これまでの説明によって誤りであることが解かります。また牛乳中の鉄含量はわずかなもので、牛乳から鉄分供給を期待するのは適切な考え方とは言えません。
 なお、鉄は乳児にとっても必要な栄養素ですが、離乳のころまでは体内に蓄えられた鉄でまかなう仕組みになっています。しかし離乳期を過ぎれば鉄を何らかの栄養源から摂る必要があります。

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【本書内の記述】
●『牛乳を常飲している人は、ビタミン・ミネラル不足による肥満のほか、疲労感、無気力感などもおこることがあります。(p.105)』

【Jミルクの見解】
 既に述べたように、牛乳飲用を原因としてビタミン・ミネラルの吸収が妨げられる事実はありません。従って、それを原因として疲労感・無気力感が生じることもありません。
 なお、牛乳の摂取習慣と肥満との関連性については、全脂肪牛乳(脂肪分を除いていない牛乳)、低脂肪牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳)に関わらず、関連性がみられないことを示す疫学研究結果が報告されています。

Smith JD, Hou T, Ludwig DS, Rimm EB, Willett W, Hu FB, Mozaffarian D.
Changes in intake of protein foods, carbohydrate amount and quality, and long-term weight change: results from 3 prospective cohorts.
Am J Clin Nutr. 2015;101:1216–1224.

7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、牛乳のカルシウムの吸収率にも深くかかわっています。本来、カルシウムは胃でイオン化(体内で吸収できるようになること)されたあと、腸で吸収され、栄養素として使われます。ところが、牛乳中のカルシウムは、多くがα型カゼインと結合しているため、胃の中でイオン化せず、吸収されにくくなっているのです。(p.105-106)』
●『また、牛乳を加熱滅菌することで、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化し、体はそれを使えなくなります。つまり、牛乳には確かにカルシウムは多く含まれるのですが、体はそれを有効に使うことができないのです。(p.106)』

【Jミルクの見解】
 これらの主張は、カルシウムの吸収メカニズムから事実誤認の内容と言えます。
カゼインは構造中にリン酸構造を含んでおり、カルシウムはこのリン酸部分に結合しやすく、そのためカルシウムはカゼインに保持されています。この性質が、カルシウムの吸収を助けています。
カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。
カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。
 胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。
ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。
 つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。
ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、カゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されています(文末の解説参照)。

 カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。
小野伴忠、乳タンパク質におけるカルシウム動態とその応用、Milk Science Vol.54 No.2 2005

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【本書内の記述】
●『有効に使えないだけならまだしも、実は、牛乳を飲むとかえって体内のカルシウムが排出されるという現象が見られます。そのメカニズムはこうです。牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中にタンパク質の構成成分である残留物がふえます。この窒素残留物が吸収されて血液中にふえると、血液が酸性に傾きそうになるため、体はそれを元来の弱アルカリ性に戻そうとします。血液のpH(酸・アルカリ度)は、常に弱アルカリ性の狭い範囲で保たれるようにできているからです。血液を弱アルカリ性に戻すために、体は血液中のカルシウムをふやします。体内のカルシウムは、血液を弱アルカリ性に保つ役目もしているのです。そのために必要なカルシウムは、骨から溶かし出されます。(p.106-107)』

【Jミルクの見解】
既に述べた通り、牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べて格段に優れていることから、ここでの主張は事実に反しています。
 血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は、生物としての生体反応(文末の解説参照)であり、牛乳飲用を原因としたものではありません。

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【本書内の記述】
●『2014年に話題となった、スウェーデンの大規模研究では、牛乳を多く飲んだ人のほうが寿命が短く、女性では骨折がふえるというデータが出ました。(p.107)』


【Jミルクの見解】
 「2014年に話題となったスウェーデンの大規模研究」というのは、Michaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究*の論文1)のことで、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするものです。牛乳についての否定的な情報として当時国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。
しかし、この研究結果は、ほぼ同時に日本から発表された論文2)を始め、従来から報告されている同種の論文とは矛盾する内容でもあるので、発表当初から疑問視する向きも強かったのです。
 実際その後、この論文の執筆者ら自身が、彼らの上記コホート研究1)を含めて他の類似研究のシステマティックレビュー*を行った結果として、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と報告しているのです3)。
しかしながら、著者はそのことには全く触れていません。事実を認識していないとしたら、このような情報を発信する上で不勉強と言わざるを得ません。
 なお、この種の論文については、その後他のグループからも上記1)の論文を含む29件の前向きコホート研究システマティックレビュー4)が報告されており、その中では、論文1)の異質性の高さが指摘されています。つまり他の論文に比べて結果の内容がかけ離れているということです。論文1)は対象者がスウェーデン人ということですが、このように結果に異質性の見られる場合は、その結果が本当だとするなら、その原因として、他の集団にはない、この集団に特有の生活習慣などを検証すべきだとされています。

1) Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: Cohort studies. Michaëlsson et al,
BMJ. 2014;349:g6015. doi: 10.1136/bmj.g6015.
2) Milk drinking and mortality: Findings from the Japan collaborative cohort study. Wang et al,
J. Epidemiol. 2015;25:66–73. doi: 10.2188/jea.JE20140081
3) Milk Consumption and Mortality from All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis, Larsson et al,
Nutrients 2015:7:7749-63. doi:10.3390/nu7095363.
4) Milk and dairy consumption and risk of cardiovascular diseases and all-cause mortality: dose–response meta-analysis of prospective cohort studies. Guo et al,
Eur J Epidemiol. 2017 Apr;32(4):269-287.

【参考】

●アミノ酸価と生物価について


 牛乳に含まれるタンパク質が栄養面で高い評価を受けている理由として、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが、ヒトが必要とするアミノ酸のバランスに極めて近似していることが挙げられます。このバランスの度合を表す指標として「アミノ酸価」がありますが、牛乳に含まれるタンパク質のアミノ酸価は非常に高いことが知られています。

食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 日本食品分析センター
http://www.jfrl.or.jp/jfrlnews/files/news_no46.pdf

 別の評価法として「生物価」という指標もあります。評価したいタンパク質を含む食餌とタンパク質を全く含まない食餌をそれぞれ被験者に食してもらい、夫々のサンプル中の窒素含量、便や尿中の窒素含量などを測定することで、被験者が食した当該タンパク質のうちどれだけの分が実際に消化・吸収されて体内に取り込まれたかを測定することができます。当該タンパク質の生物価は全卵タンパク質を100としたときの比(生物価という)で表すことになっています。これによると牛肉:80、米:59、小麦:54、大豆:74に対して牛乳:91と、牛乳タンパク質の生物価は非常に高い価であることが示されています。
「乳製品製造学」p.204-208 伊藤肇躬著 光琳

●「血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は生物としての生体反応」の意味

 カルシウムは骨を構成する成分としてだけでなく、細胞の営みに非常に重要な役割を担っている元素です。そのためカルシウムの血中濃度は常に一定に保たれる仕組みになっています(生体恒常性維持)。血中のカルシウム濃度が減ると骨からカルシウムを溶出させ、それを補う仕組みになっています。骨はそういうまさかの時のための貯蔵庫の役割も持っているわけです。体はまさに骨身を削って、そうした事態に対応しようとしているわけです。こうした事態を避けるために恒常的なカルシウム摂取が重要なわけですが、現状日本人のカルシウムの一日当たりの摂取量はその推奨量を充たしていないとされています。

●カゼインホスホペプチド(CPP)とカルシウムの吸収について


 カゼインはタンパク質ですからアミノ酸が多数つながった構造をしていますが、その配列の中でセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあります。セリンはリン酸が結合できる構造になっていて、このリン酸にカルシウムが結合することによって、カルシウムはカゼインに安定して保持されるようになっています。つまり牛乳中に存在する全カルシウムのうち、約2/3は遊離のカルシウムイオンとしてではなく、上記のようにリン酸化されたカゼインに結合・保持されており、カルシウムは全体として析出することなく、安定に分散して存在しています。

 胃の中は酸性ですから、カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

 カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。アミノ酸がいくつかつながった化合物でそれほど分子量の大きくないものをペプチドと云いますが、タンパク質は最初いくつかの場所でハサミが入ってペプチドに切断され、その後さらに細断されて個々のアミノ酸までに分解されていきます。いくつかのペプチド断片を経て分解が進んでいきますが、胃の中にあるうちに全部分解されてしまうわけではなく、十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

 ここでカゼインに特徴的なのが、消化が進む過程で生成するカゼインホスホペプチド(CPP)です。前に「カゼインにはセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあり、それらセリンはリン酸化されている」と記しました。これらの部分がバラバラにならずペプチドとして切り出されるのです。ここで「ホスホ」というのはリン酸化されている、という意味です。このペプチドについているリン酸は、カルシウムがよく結合できる性質をもっています。カルシウムをよく捕まえる能力を持つと言い換えても良いでしょう。

 一方、胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

 中学生時代、理科の実験で、カルシウムイオンを含んだ水溶液にアルカリを加えると水酸化カルシウムの白い沈殿を生じるのを覚えておられる方も多いと思いますが、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。

 ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、先ほど説明したカゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されているのです(ペプチドごと吸収されるのではないかという説もあります)。カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。

●コホート研究とは


 「コホート」とは、もともとは「集団」を意味する言葉で、 大勢の集団について個別に生活習慣についての情報を集め、10年以上の長期にわたって疾病の発症に関する追跡を行うことによって、 どのような生活習慣がどのような疾病の発症に関連しているのかを 明らかにすることを目的とする研究。

●システマティックレビュー(メタアナリシス)

 単一のコホート研究としてではなく、複数の類似疫学研究をあらかじめ定められたプロトコルに従って統合的に解析するもので、単一研究に比べて格段に信頼性が増すといわれている。


【修正履歴】

(平成29年11月2日)


●Jミルクの解説文の中で、たんぱく質、タンパク質、たんぱく、タンパク等の術語が混在していましたが、これを「タンパク質」に統一しました。

●『また、加熱によってたんぱく質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』に対する説明の項で「むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。」という一文を追加しました。

●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』に対する説明の項で「DNAによりたんぱく質を再合成するのです。」を「DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。」に修正しました。同一箇所でさらに「ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。」の一文を追加しました。

注)著者は、牛乳中カゼインのヒトの消化能力に関して、「人が消化できるのはβ型だけで、α型はできない」旨述べていますが、これは完全に誤りであって、ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/726.html#c2

コメント [不安と不健康16] 牛乳はカルシウムを奪い骨を弱める。毒素をだし、血液を汚す。タバコの害どころではない。政治的圧力や宣伝攻勢で洗脳 てんさい(い)
89. 中川隆[-13346] koaQ7Jey 2018年10月25日 17:48:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19513]


パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる) – 2017/9/16
内山 葉子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-3%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%93%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4837613101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540457198&sr=8-1&keywords=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html


 表記の本が、2017年9月23日に出版され、その後も積極的な販促活動が行われています。
本書の内容は、牛乳有害論などのいわゆる「アンチミルク」の言説に利用される可能性があり、また消費者や酪農家からの照会が寄せられる可能性があります。特に、『第3章 なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?』の記述の中で「牛乳が健康リスクを高めている」との筆者主張に対するJミルクの見解を整理しましたので、参考としてください。

なお、本書中の見出しは次のような構成になっています。

 本見解は、取り急ぎ第一報としてご提供するもので、今回は1 - 7(5を除く)の項目につき見解を表します。項目8、9の内容については、多くは既にJミルクHP:「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」で説明してきており、そちらを参照ください。ただし必要に応じて別途追記していく予定です。

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!のページへ


下線のある項目について見解を表しています

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
3.昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
5.中毒を起こすモルヒネ様の物質に変化する(p.103-104)
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
8.日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない(p.109-111)
9.ホルモンバランスをくずして発ガンのリスクが増大(p.111-113)

【問い合わせ先】
一般社団法人Jミルク 広報グループ 担当:箸本
メールアドレス:k-hashimoto@j-milk.jp

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)


【本書内の記述】
●『牛乳アレルギーのある子どもに対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の給食で与えることもあります。しかし、こうして牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、潰傷性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺ガンや乳ガンなどのリスクはふえています。(p.95)』

【Jミルクの見解】
 著者は「減感作療法(*)等を行うことによってアレルギー症状が治まったように見えても、別の病態発症リスクが増えている」と主張しています。
 これは牛乳アレルギーを有する子どもについての説明です。しかしながら、アレルギーの有無に関わらず潜在的なリスクがあるかのように捉えられかねない表現であり、その点は混同しないように注意をする必要があります。
 また、ここに挙げられている病態のほとんどは、牛乳アレルギーと関連性のないものです。そのような事実を示す証拠はありません。著者は明確な証拠(エビデンス)を示すべきです。
*減感作療法:アレルゲンを積極的に投与して馴致しアレルギー症状を抑える療法

2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)


【本書内の記述】
●『スポック博士は(育児書の)第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべき」としていた牛乳・乳製品を、「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容となっているのです。(p.97)』
●『「牛乳・乳製品を摂取するべきではない」とした第7版は日本では出版されず、その訂正内容が広く知られることのないまま、今日に至ります。(p.97)』

【Jミルクの見解】
 著者は日本に「牛乳は健康にいい」という固定観念が生じた理由としてアメリカの著名な小児科医師ベンジャミン・スポック博士の著書『スポック博士の育児書』による影響を挙げています。
 この本は世界的ベストセラーと言われ、第7版まで出版されています。第6版までの「牛乳を摂るべき」の主張を、7版では「摂るべきではない」と翻し、かつ菜食主義を推奨する内容に変わったため、大きな反響がありました。

 著者は「育児書」の6版までが誤りで7版の主張が正しいとの前提に立ち、6版までの情報が広く流布された結果、「牛乳は健康にいい」という誤った認識が広まり「牛乳のウソが定着した」との論を展開しています。
 第6版の出版は1992年、スポック博士が88歳のときでした。その後病を得て、それを機にベジタリアン(菜食主義者)となりましたが、健康を回復したことから1998年に上記のような宗旨替えをして第7版を出版し、その年に94歳で没しています。

 著者は、スポック博士のこのような「変節」を批判なく受け入れていますが、その妥当性についての科学的な論拠は説明されていません。
 スポック博士は自分が病気になった理由を「牛乳乳製品を取り続けてきたから」、病気が回復したのは「それを止めたからだ」と、”確信”したのかもしれません。しかしそれだけで牛乳が犯人であるとするのは、科学的な判断とは言えません。

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【本書内の記述】
●『(牛乳中に含まれる)カルシウムは人体でほとんど利用されず、それどころか骨からカルシウムを溶け出させることがわかっています(詳しくは後述)(p.98)』

【Jミルクの見解】
 この記述は誤りです。詳しくは、「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項で説明します。

3. 昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)


【本書内の記述】
●『時代が移って大量生産が始まると、牛乳は衛生上の理由から加熱されるようになりました。加熱のしかたは、多くが120〜130℃で2〜3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃以上です。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 今も昔も、食品における最大のリスクは微生物の影響です。牛乳は腐敗し易いものであり、それは含まれている菌の繁殖によって進みます。昔から牛乳の栄養価値を利用するうえで、この微生物のリスクをいかに封じ込めるかに腐心してきました。生乳の殺菌はこうしたリスクをなくす上で必要不可欠な工程です。殺菌技術が確立・改良されたことによって、安心して牛乳を飲むことができるとともに、賞味期限(保存性)も飛躍的に伸びています。

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【本書内の記述】
●『後述するように、牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。(p.99)』
●『タンパク質でできている酵素は、条件にもよりますが、おおむね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できますが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。p.99)』

【Jミルクの見解】
 牛乳に多くの種類の酵素が含まれていることは、本当です。ただし、こうした酵素類は乳牛の分娩直後の乳に比較的多く含まれているもので、酵素量(活性)は日を追うごとに減少するとされています。人間でも同様で、初乳(出産直後の乳)の摂取は赤ちゃんが免疫力を獲得するうえで重要です。このように、生乳中に酵素等が含まれる理由は、免疫獲得に関係すると考えられています。しかし飲用に供する通常の生乳中の酵素等は大幅に減少しており、身体に影響を与えることはありません。
 乳タンパクは大きく分けてカゼインとホエイの2種類に分けられますが、どちらも人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができます。牛乳を栄養源として利用する場合、乳中に含まれる酵素の助けなど全く必要がありません。(この点については「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項で詳しく説明します。)
 また著者は、加熱殺菌の「デメリット」として「善玉菌が死滅してしまう」と述べていますが、栄養源としての牛乳を考えたとき有用菌の活用は二次的課題です。「乳酸菌を腸に届ける」など機能的な目的を実現するには、別途工夫が必要となります。

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【本書内の記述】
●『また、加熱によってタンパク質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』

【Jミルクの見解】
 一般的に、タンパク質は加熱することによって「変性」しますが、牛乳を殺菌する程度の温度では、その変性は僅かなものです。その変性も、タンパク質全体の構造が変化するのであって、構成している各アミノ酸が壊れてしまうわけではありません。
 必要なのは変性前のタンパク質そのものではなくて、個々のアミノ酸なのです。「変性」により消化できなくなるわけではありません。肉や卵に含まれるタンパク質も、焼いたり温めたりすることで「変性」しますが、それによって栄養的価値がなくなるわけではなく、むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。牛乳中に含まれるタンパク質も同様で、加熱によってタンパク質源(アミノ酸源)としての栄養的価値が損なわれることはありません(「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項参照)。

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【本書内の記述】
●『ビタミンやミネラルにもこわれてしまうものが多くあります。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 ビタミンには数多くの種類があって加熱に弱いものもありますが、通常実施の殺菌条件で全て壊れてしまうというものではありません。
牛乳に含まれるビタミン類の中ではビタミンA、E、B1、パントテン酸、葉酸、ビタミンCなどが比較的熱に弱いとされています。しかしながら殺菌工程の重要性を前提とすると、それによるビタミン類の一定量の減少は避けられないものです。
 文部科学省では食品に含まれる各種栄養素の含有量の分析を行い、その結果を「日本食品標準成分表」として公表しています。「普通牛乳」という項目では、標準的な市販品を分析した結果から、ビタミン類についても一定量含有されていることが確認できます。
 なお、ミネラルは無機物質で、常識的な意味で「こわれてしまうもの」ではありません。牛乳中のカルシウムの大部分がカゼインというタンパク質に保持されており、それが吸収率を上げることに役立っているのですが、この構造が均質化や加熱殺菌などの工程で「こわれてしまう」こともありません。


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【本書内の記述】
●『(ホモジェナイズ=均質化の工程で)酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 「ホモジェナイズ」とは、脂肪分の分離を防ぐため、高速攪拌により脂肪球を細かく均質化することですが、この工程では基本的に生乳は空気に触れないので酸化が進むことはありません。
 また、トランス脂肪酸というのは、例えば植物油脂からマーガリンの製造で副産物として生じるものですが、「ホモジナイズ」の工程でトランス脂肪酸が生じる、ということはありえません。

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【本書内の記述】
●『多くの乳牛は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などが投与されています。(p.100)』
●『抗生物質を投与されています。牛乳にはそれらの成分も含まれています。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 少なくとも日本では、乳牛へのホルモン剤の投与は法律で禁止されています。この記述からも、著者の日本の酪農や牛乳に関わる基本的知識が不充分であることがうかがえます。
 また、乳牛も生きた動物ですから病気にもなり、抗生物質を含めて医薬品が投与されます。その場合、搾乳された生乳の出荷が、薬剤投与終了後における定められた一定期間を含めて禁止されています。
出荷生乳中の薬剤検査も徹底して行われており、残留農薬等についても安全が保たれるしくみ(ポジティブリスト制度による規制)が厳しく運用されています。

4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)

【本書内の記述】
●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 「カゼインは消化されにくい」という主張が、この後の「牛乳の消化が悪く、腸に未消化物がたまり炎症を起こしやすい(p.101)」との主張の根幹になっています。
これは全く事実に反するものです。これは非常に重要なポイントですので以下に詳しく説明します。

 タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がった構造の化合物です。タンパク質は三大栄養素の一つですが、人間が本当に必要としているのはそれを構成している個々のアミノ酸です。食物からタンパク質として摂取し、消化管で個々のアミノ酸に分解・吸収し、血流に載って隅々の細胞に運ばれ、DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。このために私たちは「タンパク分解酵素」を持っています。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。人間が牛乳を栄養源として利用する上で、牛乳中の酵素を利用する必要性はありません。体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき栄養として役立てることができます。

 タンパク質にはいろいろなものがあり、その種類によって栄養的価値も異なります。それらの栄養的価値を評価する指標として、アミノ酸価と生物価(文末の解説参照)がよく用いられています。前者は、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがどれだけヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近いか、の指標であり、後者は、食したタンパク質量のうち、どれだけが実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用されるか、の指標です。乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、両指標とも非常に高い価であることが示されています。

 カゼインは水に溶けないタンパク質です。牛乳中に含まれるカゼインは溶けているのではなく、非常に細かい粒子が均等に分散し、安定してその状態が保たれています。カゼインはそうした性質を持つタンパク質です。
 ところが、カゼインは酸性にすると凝固します。この状態のものをカードと呼びます。胃の中は酸性ですから、牛乳は胃の中に入ると凝固してカード状になります。カゼインはこのように胃の中で凝固しますが、それで消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。
カゼインはカルシウムの吸収と非常に深いかかわりのあるタンパク質です。ゆっくり消化されていくことで、カルシウムの吸収効率を高めるうえで意味があると考えられています(「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項参照)。

 以上のことから乳タンパクは実際に栄養面で非常に高い評価を受けています。著者が言うような「牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です」というのは事実ではないことがご理解いただけると思います。

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【本書内の記述】
●『カゼインを頻繁にとると、腸の中に未消化物がたまり、腸内に炎症が起こりやすくなります。すると、便秘・下痢など、腸の症状が起こります。また、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、遅延型アレルギーの原因にもなります。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 これまでに説明した通り、カゼインも含めて牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べてとても優れているわけですから、ここでの主張は事実に反するものです。

6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、胃に入ると、胃液と反応 して、カードとも呼ばれる乳餅(乳中のタンパク質が酸で凝固したもの)をつくります。(p.104)』
●『胃酸と反応したカードは、粘着力の強いタンパク質となります。これが栄養素の吸収を妨げるのです。多くのビタミン・ミネラルの吸収が妨げられます。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 カゼインは胃の中に入るとカードを作るというのは事実です。カゼインのカードが消化されずに胃・腸の中に滞留すれば、あるいは「吸収を妨げる」可能性があるかも知れません。しかし、カゼインは先に説明してきたように、それを構成するアミノ酸のバランス(アミノ酸価)や消化性(生物価)の面から、栄養面で高い評価を得ているタンパク質であり、問題なく消化されます。著者が指摘した原因で、ビタミンやミネラルの吸収が妨げられることはありません。

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【本書内の記述】
●『特に重要なのが「鉄」の吸収が阻害されることです。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 ミネラル類の吸収が阻害されるとの著者の主張は、これまでの説明によって誤りであることが解かります。また牛乳中の鉄含量はわずかなもので、牛乳から鉄分供給を期待するのは適切な考え方とは言えません。
 なお、鉄は乳児にとっても必要な栄養素ですが、離乳のころまでは体内に蓄えられた鉄でまかなう仕組みになっています。しかし離乳期を過ぎれば鉄を何らかの栄養源から摂る必要があります。

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【本書内の記述】
●『牛乳を常飲している人は、ビタミン・ミネラル不足による肥満のほか、疲労感、無気力感などもおこることがあります。(p.105)』

【Jミルクの見解】
 既に述べたように、牛乳飲用を原因としてビタミン・ミネラルの吸収が妨げられる事実はありません。従って、それを原因として疲労感・無気力感が生じることもありません。
 なお、牛乳の摂取習慣と肥満との関連性については、全脂肪牛乳(脂肪分を除いていない牛乳)、低脂肪牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳)に関わらず、関連性がみられないことを示す疫学研究結果が報告されています。

Smith JD, Hou T, Ludwig DS, Rimm EB, Willett W, Hu FB, Mozaffarian D.
Changes in intake of protein foods, carbohydrate amount and quality, and long-term weight change: results from 3 prospective cohorts.
Am J Clin Nutr. 2015;101:1216–1224.

7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、牛乳のカルシウムの吸収率にも深くかかわっています。本来、カルシウムは胃でイオン化(体内で吸収できるようになること)されたあと、腸で吸収され、栄養素として使われます。ところが、牛乳中のカルシウムは、多くがα型カゼインと結合しているため、胃の中でイオン化せず、吸収されにくくなっているのです。(p.105-106)』
●『また、牛乳を加熱滅菌することで、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化し、体はそれを使えなくなります。つまり、牛乳には確かにカルシウムは多く含まれるのですが、体はそれを有効に使うことができないのです。(p.106)』

【Jミルクの見解】
 これらの主張は、カルシウムの吸収メカニズムから事実誤認の内容と言えます。
カゼインは構造中にリン酸構造を含んでおり、カルシウムはこのリン酸部分に結合しやすく、そのためカルシウムはカゼインに保持されています。この性質が、カルシウムの吸収を助けています。
カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。
カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。
 胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。
ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。
 つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。
ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、カゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されています(文末の解説参照)。

 カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。
小野伴忠、乳タンパク質におけるカルシウム動態とその応用、Milk Science Vol.54 No.2 2005

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【本書内の記述】
●『有効に使えないだけならまだしも、実は、牛乳を飲むとかえって体内のカルシウムが排出されるという現象が見られます。そのメカニズムはこうです。牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中にタンパク質の構成成分である残留物がふえます。この窒素残留物が吸収されて血液中にふえると、血液が酸性に傾きそうになるため、体はそれを元来の弱アルカリ性に戻そうとします。血液のpH(酸・アルカリ度)は、常に弱アルカリ性の狭い範囲で保たれるようにできているからです。血液を弱アルカリ性に戻すために、体は血液中のカルシウムをふやします。体内のカルシウムは、血液を弱アルカリ性に保つ役目もしているのです。そのために必要なカルシウムは、骨から溶かし出されます。(p.106-107)』

【Jミルクの見解】
既に述べた通り、牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べて格段に優れていることから、ここでの主張は事実に反しています。
 血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は、生物としての生体反応(文末の解説参照)であり、牛乳飲用を原因としたものではありません。

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【本書内の記述】
●『2014年に話題となった、スウェーデンの大規模研究では、牛乳を多く飲んだ人のほうが寿命が短く、女性では骨折がふえるというデータが出ました。(p.107)』


【Jミルクの見解】
 「2014年に話題となったスウェーデンの大規模研究」というのは、Michaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究*の論文1)のことで、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするものです。牛乳についての否定的な情報として当時国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。
しかし、この研究結果は、ほぼ同時に日本から発表された論文2)を始め、従来から報告されている同種の論文とは矛盾する内容でもあるので、発表当初から疑問視する向きも強かったのです。
 実際その後、この論文の執筆者ら自身が、彼らの上記コホート研究1)を含めて他の類似研究のシステマティックレビュー*を行った結果として、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と報告しているのです3)。
しかしながら、著者はそのことには全く触れていません。事実を認識していないとしたら、このような情報を発信する上で不勉強と言わざるを得ません。
 なお、この種の論文については、その後他のグループからも上記1)の論文を含む29件の前向きコホート研究システマティックレビュー4)が報告されており、その中では、論文1)の異質性の高さが指摘されています。つまり他の論文に比べて結果の内容がかけ離れているということです。論文1)は対象者がスウェーデン人ということですが、このように結果に異質性の見られる場合は、その結果が本当だとするなら、その原因として、他の集団にはない、この集団に特有の生活習慣などを検証すべきだとされています。

1) Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: Cohort studies. Michaëlsson et al,
BMJ. 2014;349:g6015. doi: 10.1136/bmj.g6015.
2) Milk drinking and mortality: Findings from the Japan collaborative cohort study. Wang et al,
J. Epidemiol. 2015;25:66–73. doi: 10.2188/jea.JE20140081
3) Milk Consumption and Mortality from All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis, Larsson et al,
Nutrients 2015:7:7749-63. doi:10.3390/nu7095363.
4) Milk and dairy consumption and risk of cardiovascular diseases and all-cause mortality: dose–response meta-analysis of prospective cohort studies. Guo et al,
Eur J Epidemiol. 2017 Apr;32(4):269-287.

【参考】

●アミノ酸価と生物価について


 牛乳に含まれるタンパク質が栄養面で高い評価を受けている理由として、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが、ヒトが必要とするアミノ酸のバランスに極めて近似していることが挙げられます。このバランスの度合を表す指標として「アミノ酸価」がありますが、牛乳に含まれるタンパク質のアミノ酸価は非常に高いことが知られています。

食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 日本食品分析センター
http://www.jfrl.or.jp/jfrlnews/files/news_no46.pdf

 別の評価法として「生物価」という指標もあります。評価したいタンパク質を含む食餌とタンパク質を全く含まない食餌をそれぞれ被験者に食してもらい、夫々のサンプル中の窒素含量、便や尿中の窒素含量などを測定することで、被験者が食した当該タンパク質のうちどれだけの分が実際に消化・吸収されて体内に取り込まれたかを測定することができます。当該タンパク質の生物価は全卵タンパク質を100としたときの比(生物価という)で表すことになっています。これによると牛肉:80、米:59、小麦:54、大豆:74に対して牛乳:91と、牛乳タンパク質の生物価は非常に高い価であることが示されています。
「乳製品製造学」p.204-208 伊藤肇躬著 光琳

●「血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は生物としての生体反応」の意味

 カルシウムは骨を構成する成分としてだけでなく、細胞の営みに非常に重要な役割を担っている元素です。そのためカルシウムの血中濃度は常に一定に保たれる仕組みになっています(生体恒常性維持)。血中のカルシウム濃度が減ると骨からカルシウムを溶出させ、それを補う仕組みになっています。骨はそういうまさかの時のための貯蔵庫の役割も持っているわけです。体はまさに骨身を削って、そうした事態に対応しようとしているわけです。こうした事態を避けるために恒常的なカルシウム摂取が重要なわけですが、現状日本人のカルシウムの一日当たりの摂取量はその推奨量を充たしていないとされています。

●カゼインホスホペプチド(CPP)とカルシウムの吸収について


 カゼインはタンパク質ですからアミノ酸が多数つながった構造をしていますが、その配列の中でセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあります。セリンはリン酸が結合できる構造になっていて、このリン酸にカルシウムが結合することによって、カルシウムはカゼインに安定して保持されるようになっています。つまり牛乳中に存在する全カルシウムのうち、約2/3は遊離のカルシウムイオンとしてではなく、上記のようにリン酸化されたカゼインに結合・保持されており、カルシウムは全体として析出することなく、安定に分散して存在しています。

 胃の中は酸性ですから、カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

 カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。アミノ酸がいくつかつながった化合物でそれほど分子量の大きくないものをペプチドと云いますが、タンパク質は最初いくつかの場所でハサミが入ってペプチドに切断され、その後さらに細断されて個々のアミノ酸までに分解されていきます。いくつかのペプチド断片を経て分解が進んでいきますが、胃の中にあるうちに全部分解されてしまうわけではなく、十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

 ここでカゼインに特徴的なのが、消化が進む過程で生成するカゼインホスホペプチド(CPP)です。前に「カゼインにはセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあり、それらセリンはリン酸化されている」と記しました。これらの部分がバラバラにならずペプチドとして切り出されるのです。ここで「ホスホ」というのはリン酸化されている、という意味です。このペプチドについているリン酸は、カルシウムがよく結合できる性質をもっています。カルシウムをよく捕まえる能力を持つと言い換えても良いでしょう。

 一方、胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

 中学生時代、理科の実験で、カルシウムイオンを含んだ水溶液にアルカリを加えると水酸化カルシウムの白い沈殿を生じるのを覚えておられる方も多いと思いますが、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。

 ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、先ほど説明したカゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されているのです(ペプチドごと吸収されるのではないかという説もあります)。カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。

●コホート研究とは


 「コホート」とは、もともとは「集団」を意味する言葉で、 大勢の集団について個別に生活習慣についての情報を集め、10年以上の長期にわたって疾病の発症に関する追跡を行うことによって、 どのような生活習慣がどのような疾病の発症に関連しているのかを 明らかにすることを目的とする研究。

●システマティックレビュー(メタアナリシス)

 単一のコホート研究としてではなく、複数の類似疫学研究をあらかじめ定められたプロトコルに従って統合的に解析するもので、単一研究に比べて格段に信頼性が増すといわれている。


【修正履歴】

(平成29年11月2日)


●Jミルクの解説文の中で、たんぱく質、タンパク質、たんぱく、タンパク等の術語が混在していましたが、これを「タンパク質」に統一しました。

●『また、加熱によってたんぱく質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』に対する説明の項で「むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。」という一文を追加しました。

●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』に対する説明の項で「DNAによりたんぱく質を再合成するのです。」を「DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。」に修正しました。同一箇所でさらに「ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。」の一文を追加しました。

注)著者は、牛乳中カゼインのヒトの消化能力に関して、「人が消化できるのはβ型だけで、α型はできない」旨述べていますが、これは完全に誤りであって、ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/629.html#c89

コメント [不安と不健康17] 牛乳が乳がんを招く!? 予防学の権威がそのリスクを緊急提言(女性自身) 赤かぶ
3. 中川隆[-13345] koaQ7Jey 2018年10月25日 17:49:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19513]


パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる) – 2017/9/16
内山 葉子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-3%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%93%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4837613101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540457198&sr=8-1&keywords=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html


 表記の本が、2017年9月23日に出版され、その後も積極的な販促活動が行われています。
本書の内容は、牛乳有害論などのいわゆる「アンチミルク」の言説に利用される可能性があり、また消費者や酪農家からの照会が寄せられる可能性があります。特に、『第3章 なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?』の記述の中で「牛乳が健康リスクを高めている」との筆者主張に対するJミルクの見解を整理しましたので、参考としてください。

なお、本書中の見出しは次のような構成になっています。

 本見解は、取り急ぎ第一報としてご提供するもので、今回は1 - 7(5を除く)の項目につき見解を表します。項目8、9の内容については、多くは既にJミルクHP:「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」で説明してきており、そちらを参照ください。ただし必要に応じて別途追記していく予定です。

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!のページへ


下線のある項目について見解を表しています

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
3.昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
5.中毒を起こすモルヒネ様の物質に変化する(p.103-104)
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
8.日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない(p.109-111)
9.ホルモンバランスをくずして発ガンのリスクが増大(p.111-113)

【問い合わせ先】
一般社団法人Jミルク 広報グループ 担当:箸本
メールアドレス:k-hashimoto@j-milk.jp

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)


【本書内の記述】
●『牛乳アレルギーのある子どもに対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の給食で与えることもあります。しかし、こうして牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、潰傷性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺ガンや乳ガンなどのリスクはふえています。(p.95)』

【Jミルクの見解】
 著者は「減感作療法(*)等を行うことによってアレルギー症状が治まったように見えても、別の病態発症リスクが増えている」と主張しています。
 これは牛乳アレルギーを有する子どもについての説明です。しかしながら、アレルギーの有無に関わらず潜在的なリスクがあるかのように捉えられかねない表現であり、その点は混同しないように注意をする必要があります。
 また、ここに挙げられている病態のほとんどは、牛乳アレルギーと関連性のないものです。そのような事実を示す証拠はありません。著者は明確な証拠(エビデンス)を示すべきです。
*減感作療法:アレルゲンを積極的に投与して馴致しアレルギー症状を抑える療法

2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)


【本書内の記述】
●『スポック博士は(育児書の)第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべき」としていた牛乳・乳製品を、「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容となっているのです。(p.97)』
●『「牛乳・乳製品を摂取するべきではない」とした第7版は日本では出版されず、その訂正内容が広く知られることのないまま、今日に至ります。(p.97)』

【Jミルクの見解】
 著者は日本に「牛乳は健康にいい」という固定観念が生じた理由としてアメリカの著名な小児科医師ベンジャミン・スポック博士の著書『スポック博士の育児書』による影響を挙げています。
 この本は世界的ベストセラーと言われ、第7版まで出版されています。第6版までの「牛乳を摂るべき」の主張を、7版では「摂るべきではない」と翻し、かつ菜食主義を推奨する内容に変わったため、大きな反響がありました。

 著者は「育児書」の6版までが誤りで7版の主張が正しいとの前提に立ち、6版までの情報が広く流布された結果、「牛乳は健康にいい」という誤った認識が広まり「牛乳のウソが定着した」との論を展開しています。
 第6版の出版は1992年、スポック博士が88歳のときでした。その後病を得て、それを機にベジタリアン(菜食主義者)となりましたが、健康を回復したことから1998年に上記のような宗旨替えをして第7版を出版し、その年に94歳で没しています。

 著者は、スポック博士のこのような「変節」を批判なく受け入れていますが、その妥当性についての科学的な論拠は説明されていません。
 スポック博士は自分が病気になった理由を「牛乳乳製品を取り続けてきたから」、病気が回復したのは「それを止めたからだ」と、”確信”したのかもしれません。しかしそれだけで牛乳が犯人であるとするのは、科学的な判断とは言えません。

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【本書内の記述】
●『(牛乳中に含まれる)カルシウムは人体でほとんど利用されず、それどころか骨からカルシウムを溶け出させることがわかっています(詳しくは後述)(p.98)』

【Jミルクの見解】
 この記述は誤りです。詳しくは、「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項で説明します。

3. 昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)


【本書内の記述】
●『時代が移って大量生産が始まると、牛乳は衛生上の理由から加熱されるようになりました。加熱のしかたは、多くが120〜130℃で2〜3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃以上です。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 今も昔も、食品における最大のリスクは微生物の影響です。牛乳は腐敗し易いものであり、それは含まれている菌の繁殖によって進みます。昔から牛乳の栄養価値を利用するうえで、この微生物のリスクをいかに封じ込めるかに腐心してきました。生乳の殺菌はこうしたリスクをなくす上で必要不可欠な工程です。殺菌技術が確立・改良されたことによって、安心して牛乳を飲むことができるとともに、賞味期限(保存性)も飛躍的に伸びています。

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【本書内の記述】
●『後述するように、牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。(p.99)』
●『タンパク質でできている酵素は、条件にもよりますが、おおむね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できますが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。p.99)』

【Jミルクの見解】
 牛乳に多くの種類の酵素が含まれていることは、本当です。ただし、こうした酵素類は乳牛の分娩直後の乳に比較的多く含まれているもので、酵素量(活性)は日を追うごとに減少するとされています。人間でも同様で、初乳(出産直後の乳)の摂取は赤ちゃんが免疫力を獲得するうえで重要です。このように、生乳中に酵素等が含まれる理由は、免疫獲得に関係すると考えられています。しかし飲用に供する通常の生乳中の酵素等は大幅に減少しており、身体に影響を与えることはありません。
 乳タンパクは大きく分けてカゼインとホエイの2種類に分けられますが、どちらも人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができます。牛乳を栄養源として利用する場合、乳中に含まれる酵素の助けなど全く必要がありません。(この点については「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項で詳しく説明します。)
 また著者は、加熱殺菌の「デメリット」として「善玉菌が死滅してしまう」と述べていますが、栄養源としての牛乳を考えたとき有用菌の活用は二次的課題です。「乳酸菌を腸に届ける」など機能的な目的を実現するには、別途工夫が必要となります。

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【本書内の記述】
●『また、加熱によってタンパク質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』

【Jミルクの見解】
 一般的に、タンパク質は加熱することによって「変性」しますが、牛乳を殺菌する程度の温度では、その変性は僅かなものです。その変性も、タンパク質全体の構造が変化するのであって、構成している各アミノ酸が壊れてしまうわけではありません。
 必要なのは変性前のタンパク質そのものではなくて、個々のアミノ酸なのです。「変性」により消化できなくなるわけではありません。肉や卵に含まれるタンパク質も、焼いたり温めたりすることで「変性」しますが、それによって栄養的価値がなくなるわけではなく、むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。牛乳中に含まれるタンパク質も同様で、加熱によってタンパク質源(アミノ酸源)としての栄養的価値が損なわれることはありません(「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項参照)。

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【本書内の記述】
●『ビタミンやミネラルにもこわれてしまうものが多くあります。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 ビタミンには数多くの種類があって加熱に弱いものもありますが、通常実施の殺菌条件で全て壊れてしまうというものではありません。
牛乳に含まれるビタミン類の中ではビタミンA、E、B1、パントテン酸、葉酸、ビタミンCなどが比較的熱に弱いとされています。しかしながら殺菌工程の重要性を前提とすると、それによるビタミン類の一定量の減少は避けられないものです。
 文部科学省では食品に含まれる各種栄養素の含有量の分析を行い、その結果を「日本食品標準成分表」として公表しています。「普通牛乳」という項目では、標準的な市販品を分析した結果から、ビタミン類についても一定量含有されていることが確認できます。
 なお、ミネラルは無機物質で、常識的な意味で「こわれてしまうもの」ではありません。牛乳中のカルシウムの大部分がカゼインというタンパク質に保持されており、それが吸収率を上げることに役立っているのですが、この構造が均質化や加熱殺菌などの工程で「こわれてしまう」こともありません。


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【本書内の記述】
●『(ホモジェナイズ=均質化の工程で)酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 「ホモジェナイズ」とは、脂肪分の分離を防ぐため、高速攪拌により脂肪球を細かく均質化することですが、この工程では基本的に生乳は空気に触れないので酸化が進むことはありません。
 また、トランス脂肪酸というのは、例えば植物油脂からマーガリンの製造で副産物として生じるものですが、「ホモジナイズ」の工程でトランス脂肪酸が生じる、ということはありえません。

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【本書内の記述】
●『多くの乳牛は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などが投与されています。(p.100)』
●『抗生物質を投与されています。牛乳にはそれらの成分も含まれています。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 少なくとも日本では、乳牛へのホルモン剤の投与は法律で禁止されています。この記述からも、著者の日本の酪農や牛乳に関わる基本的知識が不充分であることがうかがえます。
 また、乳牛も生きた動物ですから病気にもなり、抗生物質を含めて医薬品が投与されます。その場合、搾乳された生乳の出荷が、薬剤投与終了後における定められた一定期間を含めて禁止されています。
出荷生乳中の薬剤検査も徹底して行われており、残留農薬等についても安全が保たれるしくみ(ポジティブリスト制度による規制)が厳しく運用されています。

4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)

【本書内の記述】
●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 「カゼインは消化されにくい」という主張が、この後の「牛乳の消化が悪く、腸に未消化物がたまり炎症を起こしやすい(p.101)」との主張の根幹になっています。
これは全く事実に反するものです。これは非常に重要なポイントですので以下に詳しく説明します。

 タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がった構造の化合物です。タンパク質は三大栄養素の一つですが、人間が本当に必要としているのはそれを構成している個々のアミノ酸です。食物からタンパク質として摂取し、消化管で個々のアミノ酸に分解・吸収し、血流に載って隅々の細胞に運ばれ、DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。このために私たちは「タンパク分解酵素」を持っています。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。人間が牛乳を栄養源として利用する上で、牛乳中の酵素を利用する必要性はありません。体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき栄養として役立てることができます。

 タンパク質にはいろいろなものがあり、その種類によって栄養的価値も異なります。それらの栄養的価値を評価する指標として、アミノ酸価と生物価(文末の解説参照)がよく用いられています。前者は、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがどれだけヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近いか、の指標であり、後者は、食したタンパク質量のうち、どれだけが実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用されるか、の指標です。乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、両指標とも非常に高い価であることが示されています。

 カゼインは水に溶けないタンパク質です。牛乳中に含まれるカゼインは溶けているのではなく、非常に細かい粒子が均等に分散し、安定してその状態が保たれています。カゼインはそうした性質を持つタンパク質です。
 ところが、カゼインは酸性にすると凝固します。この状態のものをカードと呼びます。胃の中は酸性ですから、牛乳は胃の中に入ると凝固してカード状になります。カゼインはこのように胃の中で凝固しますが、それで消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。
カゼインはカルシウムの吸収と非常に深いかかわりのあるタンパク質です。ゆっくり消化されていくことで、カルシウムの吸収効率を高めるうえで意味があると考えられています(「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項参照)。

 以上のことから乳タンパクは実際に栄養面で非常に高い評価を受けています。著者が言うような「牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です」というのは事実ではないことがご理解いただけると思います。

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【本書内の記述】
●『カゼインを頻繁にとると、腸の中に未消化物がたまり、腸内に炎症が起こりやすくなります。すると、便秘・下痢など、腸の症状が起こります。また、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、遅延型アレルギーの原因にもなります。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 これまでに説明した通り、カゼインも含めて牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べてとても優れているわけですから、ここでの主張は事実に反するものです。

6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、胃に入ると、胃液と反応 して、カードとも呼ばれる乳餅(乳中のタンパク質が酸で凝固したもの)をつくります。(p.104)』
●『胃酸と反応したカードは、粘着力の強いタンパク質となります。これが栄養素の吸収を妨げるのです。多くのビタミン・ミネラルの吸収が妨げられます。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 カゼインは胃の中に入るとカードを作るというのは事実です。カゼインのカードが消化されずに胃・腸の中に滞留すれば、あるいは「吸収を妨げる」可能性があるかも知れません。しかし、カゼインは先に説明してきたように、それを構成するアミノ酸のバランス(アミノ酸価)や消化性(生物価)の面から、栄養面で高い評価を得ているタンパク質であり、問題なく消化されます。著者が指摘した原因で、ビタミンやミネラルの吸収が妨げられることはありません。

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【本書内の記述】
●『特に重要なのが「鉄」の吸収が阻害されることです。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 ミネラル類の吸収が阻害されるとの著者の主張は、これまでの説明によって誤りであることが解かります。また牛乳中の鉄含量はわずかなもので、牛乳から鉄分供給を期待するのは適切な考え方とは言えません。
 なお、鉄は乳児にとっても必要な栄養素ですが、離乳のころまでは体内に蓄えられた鉄でまかなう仕組みになっています。しかし離乳期を過ぎれば鉄を何らかの栄養源から摂る必要があります。

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【本書内の記述】
●『牛乳を常飲している人は、ビタミン・ミネラル不足による肥満のほか、疲労感、無気力感などもおこることがあります。(p.105)』

【Jミルクの見解】
 既に述べたように、牛乳飲用を原因としてビタミン・ミネラルの吸収が妨げられる事実はありません。従って、それを原因として疲労感・無気力感が生じることもありません。
 なお、牛乳の摂取習慣と肥満との関連性については、全脂肪牛乳(脂肪分を除いていない牛乳)、低脂肪牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳)に関わらず、関連性がみられないことを示す疫学研究結果が報告されています。

Smith JD, Hou T, Ludwig DS, Rimm EB, Willett W, Hu FB, Mozaffarian D.
Changes in intake of protein foods, carbohydrate amount and quality, and long-term weight change: results from 3 prospective cohorts.
Am J Clin Nutr. 2015;101:1216–1224.

7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、牛乳のカルシウムの吸収率にも深くかかわっています。本来、カルシウムは胃でイオン化(体内で吸収できるようになること)されたあと、腸で吸収され、栄養素として使われます。ところが、牛乳中のカルシウムは、多くがα型カゼインと結合しているため、胃の中でイオン化せず、吸収されにくくなっているのです。(p.105-106)』
●『また、牛乳を加熱滅菌することで、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化し、体はそれを使えなくなります。つまり、牛乳には確かにカルシウムは多く含まれるのですが、体はそれを有効に使うことができないのです。(p.106)』

【Jミルクの見解】
 これらの主張は、カルシウムの吸収メカニズムから事実誤認の内容と言えます。
カゼインは構造中にリン酸構造を含んでおり、カルシウムはこのリン酸部分に結合しやすく、そのためカルシウムはカゼインに保持されています。この性質が、カルシウムの吸収を助けています。
カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。
カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。
 胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。
ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。
 つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。
ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、カゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されています(文末の解説参照)。

 カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。
小野伴忠、乳タンパク質におけるカルシウム動態とその応用、Milk Science Vol.54 No.2 2005

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【本書内の記述】
●『有効に使えないだけならまだしも、実は、牛乳を飲むとかえって体内のカルシウムが排出されるという現象が見られます。そのメカニズムはこうです。牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中にタンパク質の構成成分である残留物がふえます。この窒素残留物が吸収されて血液中にふえると、血液が酸性に傾きそうになるため、体はそれを元来の弱アルカリ性に戻そうとします。血液のpH(酸・アルカリ度)は、常に弱アルカリ性の狭い範囲で保たれるようにできているからです。血液を弱アルカリ性に戻すために、体は血液中のカルシウムをふやします。体内のカルシウムは、血液を弱アルカリ性に保つ役目もしているのです。そのために必要なカルシウムは、骨から溶かし出されます。(p.106-107)』

【Jミルクの見解】
既に述べた通り、牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べて格段に優れていることから、ここでの主張は事実に反しています。
 血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は、生物としての生体反応(文末の解説参照)であり、牛乳飲用を原因としたものではありません。

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【本書内の記述】
●『2014年に話題となった、スウェーデンの大規模研究では、牛乳を多く飲んだ人のほうが寿命が短く、女性では骨折がふえるというデータが出ました。(p.107)』


【Jミルクの見解】
 「2014年に話題となったスウェーデンの大規模研究」というのは、Michaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究*の論文1)のことで、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするものです。牛乳についての否定的な情報として当時国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。
しかし、この研究結果は、ほぼ同時に日本から発表された論文2)を始め、従来から報告されている同種の論文とは矛盾する内容でもあるので、発表当初から疑問視する向きも強かったのです。
 実際その後、この論文の執筆者ら自身が、彼らの上記コホート研究1)を含めて他の類似研究のシステマティックレビュー*を行った結果として、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と報告しているのです3)。
しかしながら、著者はそのことには全く触れていません。事実を認識していないとしたら、このような情報を発信する上で不勉強と言わざるを得ません。
 なお、この種の論文については、その後他のグループからも上記1)の論文を含む29件の前向きコホート研究システマティックレビュー4)が報告されており、その中では、論文1)の異質性の高さが指摘されています。つまり他の論文に比べて結果の内容がかけ離れているということです。論文1)は対象者がスウェーデン人ということですが、このように結果に異質性の見られる場合は、その結果が本当だとするなら、その原因として、他の集団にはない、この集団に特有の生活習慣などを検証すべきだとされています。

1) Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: Cohort studies. Michaëlsson et al,
BMJ. 2014;349:g6015. doi: 10.1136/bmj.g6015.
2) Milk drinking and mortality: Findings from the Japan collaborative cohort study. Wang et al,
J. Epidemiol. 2015;25:66–73. doi: 10.2188/jea.JE20140081
3) Milk Consumption and Mortality from All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis, Larsson et al,
Nutrients 2015:7:7749-63. doi:10.3390/nu7095363.
4) Milk and dairy consumption and risk of cardiovascular diseases and all-cause mortality: dose–response meta-analysis of prospective cohort studies. Guo et al,
Eur J Epidemiol. 2017 Apr;32(4):269-287.

【参考】

●アミノ酸価と生物価について


 牛乳に含まれるタンパク質が栄養面で高い評価を受けている理由として、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが、ヒトが必要とするアミノ酸のバランスに極めて近似していることが挙げられます。このバランスの度合を表す指標として「アミノ酸価」がありますが、牛乳に含まれるタンパク質のアミノ酸価は非常に高いことが知られています。

食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 日本食品分析センター
http://www.jfrl.or.jp/jfrlnews/files/news_no46.pdf

 別の評価法として「生物価」という指標もあります。評価したいタンパク質を含む食餌とタンパク質を全く含まない食餌をそれぞれ被験者に食してもらい、夫々のサンプル中の窒素含量、便や尿中の窒素含量などを測定することで、被験者が食した当該タンパク質のうちどれだけの分が実際に消化・吸収されて体内に取り込まれたかを測定することができます。当該タンパク質の生物価は全卵タンパク質を100としたときの比(生物価という)で表すことになっています。これによると牛肉:80、米:59、小麦:54、大豆:74に対して牛乳:91と、牛乳タンパク質の生物価は非常に高い価であることが示されています。
「乳製品製造学」p.204-208 伊藤肇躬著 光琳

●「血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は生物としての生体反応」の意味

 カルシウムは骨を構成する成分としてだけでなく、細胞の営みに非常に重要な役割を担っている元素です。そのためカルシウムの血中濃度は常に一定に保たれる仕組みになっています(生体恒常性維持)。血中のカルシウム濃度が減ると骨からカルシウムを溶出させ、それを補う仕組みになっています。骨はそういうまさかの時のための貯蔵庫の役割も持っているわけです。体はまさに骨身を削って、そうした事態に対応しようとしているわけです。こうした事態を避けるために恒常的なカルシウム摂取が重要なわけですが、現状日本人のカルシウムの一日当たりの摂取量はその推奨量を充たしていないとされています。

●カゼインホスホペプチド(CPP)とカルシウムの吸収について


 カゼインはタンパク質ですからアミノ酸が多数つながった構造をしていますが、その配列の中でセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあります。セリンはリン酸が結合できる構造になっていて、このリン酸にカルシウムが結合することによって、カルシウムはカゼインに安定して保持されるようになっています。つまり牛乳中に存在する全カルシウムのうち、約2/3は遊離のカルシウムイオンとしてではなく、上記のようにリン酸化されたカゼインに結合・保持されており、カルシウムは全体として析出することなく、安定に分散して存在しています。

 胃の中は酸性ですから、カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

 カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。アミノ酸がいくつかつながった化合物でそれほど分子量の大きくないものをペプチドと云いますが、タンパク質は最初いくつかの場所でハサミが入ってペプチドに切断され、その後さらに細断されて個々のアミノ酸までに分解されていきます。いくつかのペプチド断片を経て分解が進んでいきますが、胃の中にあるうちに全部分解されてしまうわけではなく、十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

 ここでカゼインに特徴的なのが、消化が進む過程で生成するカゼインホスホペプチド(CPP)です。前に「カゼインにはセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあり、それらセリンはリン酸化されている」と記しました。これらの部分がバラバラにならずペプチドとして切り出されるのです。ここで「ホスホ」というのはリン酸化されている、という意味です。このペプチドについているリン酸は、カルシウムがよく結合できる性質をもっています。カルシウムをよく捕まえる能力を持つと言い換えても良いでしょう。

 一方、胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

 中学生時代、理科の実験で、カルシウムイオンを含んだ水溶液にアルカリを加えると水酸化カルシウムの白い沈殿を生じるのを覚えておられる方も多いと思いますが、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。

 ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、先ほど説明したカゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されているのです(ペプチドごと吸収されるのではないかという説もあります)。カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。

●コホート研究とは


 「コホート」とは、もともとは「集団」を意味する言葉で、 大勢の集団について個別に生活習慣についての情報を集め、10年以上の長期にわたって疾病の発症に関する追跡を行うことによって、 どのような生活習慣がどのような疾病の発症に関連しているのかを 明らかにすることを目的とする研究。

●システマティックレビュー(メタアナリシス)

 単一のコホート研究としてではなく、複数の類似疫学研究をあらかじめ定められたプロトコルに従って統合的に解析するもので、単一研究に比べて格段に信頼性が増すといわれている。


【修正履歴】

(平成29年11月2日)


●Jミルクの解説文の中で、たんぱく質、タンパク質、たんぱく、タンパク等の術語が混在していましたが、これを「タンパク質」に統一しました。

●『また、加熱によってたんぱく質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』に対する説明の項で「むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。」という一文を追加しました。

●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』に対する説明の項で「DNAによりたんぱく質を再合成するのです。」を「DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。」に修正しました。同一箇所でさらに「ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。」の一文を追加しました。

注)著者は、牛乳中カゼインのヒトの消化能力に関して、「人が消化できるのはβ型だけで、α型はできない」旨述べていますが、これは完全に誤りであって、ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/805.html#c3

コメント [不安と不健康17] 牛乳は超危険!子供は絶対NG!がん・糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞の恐れ(Business Journal) 赤かぶ
8. 中川隆[-13344] koaQ7Jey 2018年10月25日 17:49:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19513]


パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる) – 2017/9/16
内山 葉子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-3%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%93%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4837613101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540457198&sr=8-1&keywords=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html


 表記の本が、2017年9月23日に出版され、その後も積極的な販促活動が行われています。
本書の内容は、牛乳有害論などのいわゆる「アンチミルク」の言説に利用される可能性があり、また消費者や酪農家からの照会が寄せられる可能性があります。特に、『第3章 なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?』の記述の中で「牛乳が健康リスクを高めている」との筆者主張に対するJミルクの見解を整理しましたので、参考としてください。

なお、本書中の見出しは次のような構成になっています。

 本見解は、取り急ぎ第一報としてご提供するもので、今回は1 - 7(5を除く)の項目につき見解を表します。項目8、9の内容については、多くは既にJミルクHP:「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」で説明してきており、そちらを参照ください。ただし必要に応じて別途追記していく予定です。

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!のページへ


下線のある項目について見解を表しています

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
3.昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
5.中毒を起こすモルヒネ様の物質に変化する(p.103-104)
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
8.日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない(p.109-111)
9.ホルモンバランスをくずして発ガンのリスクが増大(p.111-113)

【問い合わせ先】
一般社団法人Jミルク 広報グループ 担当:箸本
メールアドレス:k-hashimoto@j-milk.jp

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)


【本書内の記述】
●『牛乳アレルギーのある子どもに対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の給食で与えることもあります。しかし、こうして牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、潰傷性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺ガンや乳ガンなどのリスクはふえています。(p.95)』

【Jミルクの見解】
 著者は「減感作療法(*)等を行うことによってアレルギー症状が治まったように見えても、別の病態発症リスクが増えている」と主張しています。
 これは牛乳アレルギーを有する子どもについての説明です。しかしながら、アレルギーの有無に関わらず潜在的なリスクがあるかのように捉えられかねない表現であり、その点は混同しないように注意をする必要があります。
 また、ここに挙げられている病態のほとんどは、牛乳アレルギーと関連性のないものです。そのような事実を示す証拠はありません。著者は明確な証拠(エビデンス)を示すべきです。
*減感作療法:アレルゲンを積極的に投与して馴致しアレルギー症状を抑える療法

2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)


【本書内の記述】
●『スポック博士は(育児書の)第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべき」としていた牛乳・乳製品を、「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容となっているのです。(p.97)』
●『「牛乳・乳製品を摂取するべきではない」とした第7版は日本では出版されず、その訂正内容が広く知られることのないまま、今日に至ります。(p.97)』

【Jミルクの見解】
 著者は日本に「牛乳は健康にいい」という固定観念が生じた理由としてアメリカの著名な小児科医師ベンジャミン・スポック博士の著書『スポック博士の育児書』による影響を挙げています。
 この本は世界的ベストセラーと言われ、第7版まで出版されています。第6版までの「牛乳を摂るべき」の主張を、7版では「摂るべきではない」と翻し、かつ菜食主義を推奨する内容に変わったため、大きな反響がありました。

 著者は「育児書」の6版までが誤りで7版の主張が正しいとの前提に立ち、6版までの情報が広く流布された結果、「牛乳は健康にいい」という誤った認識が広まり「牛乳のウソが定着した」との論を展開しています。
 第6版の出版は1992年、スポック博士が88歳のときでした。その後病を得て、それを機にベジタリアン(菜食主義者)となりましたが、健康を回復したことから1998年に上記のような宗旨替えをして第7版を出版し、その年に94歳で没しています。

 著者は、スポック博士のこのような「変節」を批判なく受け入れていますが、その妥当性についての科学的な論拠は説明されていません。
 スポック博士は自分が病気になった理由を「牛乳乳製品を取り続けてきたから」、病気が回復したのは「それを止めたからだ」と、”確信”したのかもしれません。しかしそれだけで牛乳が犯人であるとするのは、科学的な判断とは言えません。

***********************************

【本書内の記述】
●『(牛乳中に含まれる)カルシウムは人体でほとんど利用されず、それどころか骨からカルシウムを溶け出させることがわかっています(詳しくは後述)(p.98)』

【Jミルクの見解】
 この記述は誤りです。詳しくは、「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項で説明します。

3. 昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)


【本書内の記述】
●『時代が移って大量生産が始まると、牛乳は衛生上の理由から加熱されるようになりました。加熱のしかたは、多くが120〜130℃で2〜3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃以上です。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 今も昔も、食品における最大のリスクは微生物の影響です。牛乳は腐敗し易いものであり、それは含まれている菌の繁殖によって進みます。昔から牛乳の栄養価値を利用するうえで、この微生物のリスクをいかに封じ込めるかに腐心してきました。生乳の殺菌はこうしたリスクをなくす上で必要不可欠な工程です。殺菌技術が確立・改良されたことによって、安心して牛乳を飲むことができるとともに、賞味期限(保存性)も飛躍的に伸びています。

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【本書内の記述】
●『後述するように、牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。(p.99)』
●『タンパク質でできている酵素は、条件にもよりますが、おおむね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できますが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。p.99)』

【Jミルクの見解】
 牛乳に多くの種類の酵素が含まれていることは、本当です。ただし、こうした酵素類は乳牛の分娩直後の乳に比較的多く含まれているもので、酵素量(活性)は日を追うごとに減少するとされています。人間でも同様で、初乳(出産直後の乳)の摂取は赤ちゃんが免疫力を獲得するうえで重要です。このように、生乳中に酵素等が含まれる理由は、免疫獲得に関係すると考えられています。しかし飲用に供する通常の生乳中の酵素等は大幅に減少しており、身体に影響を与えることはありません。
 乳タンパクは大きく分けてカゼインとホエイの2種類に分けられますが、どちらも人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができます。牛乳を栄養源として利用する場合、乳中に含まれる酵素の助けなど全く必要がありません。(この点については「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項で詳しく説明します。)
 また著者は、加熱殺菌の「デメリット」として「善玉菌が死滅してしまう」と述べていますが、栄養源としての牛乳を考えたとき有用菌の活用は二次的課題です。「乳酸菌を腸に届ける」など機能的な目的を実現するには、別途工夫が必要となります。

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【本書内の記述】
●『また、加熱によってタンパク質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』

【Jミルクの見解】
 一般的に、タンパク質は加熱することによって「変性」しますが、牛乳を殺菌する程度の温度では、その変性は僅かなものです。その変性も、タンパク質全体の構造が変化するのであって、構成している各アミノ酸が壊れてしまうわけではありません。
 必要なのは変性前のタンパク質そのものではなくて、個々のアミノ酸なのです。「変性」により消化できなくなるわけではありません。肉や卵に含まれるタンパク質も、焼いたり温めたりすることで「変性」しますが、それによって栄養的価値がなくなるわけではなく、むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。牛乳中に含まれるタンパク質も同様で、加熱によってタンパク質源(アミノ酸源)としての栄養的価値が損なわれることはありません(「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項参照)。

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【本書内の記述】
●『ビタミンやミネラルにもこわれてしまうものが多くあります。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 ビタミンには数多くの種類があって加熱に弱いものもありますが、通常実施の殺菌条件で全て壊れてしまうというものではありません。
牛乳に含まれるビタミン類の中ではビタミンA、E、B1、パントテン酸、葉酸、ビタミンCなどが比較的熱に弱いとされています。しかしながら殺菌工程の重要性を前提とすると、それによるビタミン類の一定量の減少は避けられないものです。
 文部科学省では食品に含まれる各種栄養素の含有量の分析を行い、その結果を「日本食品標準成分表」として公表しています。「普通牛乳」という項目では、標準的な市販品を分析した結果から、ビタミン類についても一定量含有されていることが確認できます。
 なお、ミネラルは無機物質で、常識的な意味で「こわれてしまうもの」ではありません。牛乳中のカルシウムの大部分がカゼインというタンパク質に保持されており、それが吸収率を上げることに役立っているのですが、この構造が均質化や加熱殺菌などの工程で「こわれてしまう」こともありません。


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【本書内の記述】
●『(ホモジェナイズ=均質化の工程で)酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 「ホモジェナイズ」とは、脂肪分の分離を防ぐため、高速攪拌により脂肪球を細かく均質化することですが、この工程では基本的に生乳は空気に触れないので酸化が進むことはありません。
 また、トランス脂肪酸というのは、例えば植物油脂からマーガリンの製造で副産物として生じるものですが、「ホモジナイズ」の工程でトランス脂肪酸が生じる、ということはありえません。

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【本書内の記述】
●『多くの乳牛は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などが投与されています。(p.100)』
●『抗生物質を投与されています。牛乳にはそれらの成分も含まれています。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 少なくとも日本では、乳牛へのホルモン剤の投与は法律で禁止されています。この記述からも、著者の日本の酪農や牛乳に関わる基本的知識が不充分であることがうかがえます。
 また、乳牛も生きた動物ですから病気にもなり、抗生物質を含めて医薬品が投与されます。その場合、搾乳された生乳の出荷が、薬剤投与終了後における定められた一定期間を含めて禁止されています。
出荷生乳中の薬剤検査も徹底して行われており、残留農薬等についても安全が保たれるしくみ(ポジティブリスト制度による規制)が厳しく運用されています。

4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)

【本書内の記述】
●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 「カゼインは消化されにくい」という主張が、この後の「牛乳の消化が悪く、腸に未消化物がたまり炎症を起こしやすい(p.101)」との主張の根幹になっています。
これは全く事実に反するものです。これは非常に重要なポイントですので以下に詳しく説明します。

 タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がった構造の化合物です。タンパク質は三大栄養素の一つですが、人間が本当に必要としているのはそれを構成している個々のアミノ酸です。食物からタンパク質として摂取し、消化管で個々のアミノ酸に分解・吸収し、血流に載って隅々の細胞に運ばれ、DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。このために私たちは「タンパク分解酵素」を持っています。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。人間が牛乳を栄養源として利用する上で、牛乳中の酵素を利用する必要性はありません。体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき栄養として役立てることができます。

 タンパク質にはいろいろなものがあり、その種類によって栄養的価値も異なります。それらの栄養的価値を評価する指標として、アミノ酸価と生物価(文末の解説参照)がよく用いられています。前者は、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがどれだけヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近いか、の指標であり、後者は、食したタンパク質量のうち、どれだけが実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用されるか、の指標です。乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、両指標とも非常に高い価であることが示されています。

 カゼインは水に溶けないタンパク質です。牛乳中に含まれるカゼインは溶けているのではなく、非常に細かい粒子が均等に分散し、安定してその状態が保たれています。カゼインはそうした性質を持つタンパク質です。
 ところが、カゼインは酸性にすると凝固します。この状態のものをカードと呼びます。胃の中は酸性ですから、牛乳は胃の中に入ると凝固してカード状になります。カゼインはこのように胃の中で凝固しますが、それで消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。
カゼインはカルシウムの吸収と非常に深いかかわりのあるタンパク質です。ゆっくり消化されていくことで、カルシウムの吸収効率を高めるうえで意味があると考えられています(「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項参照)。

 以上のことから乳タンパクは実際に栄養面で非常に高い評価を受けています。著者が言うような「牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です」というのは事実ではないことがご理解いただけると思います。

***********************************

【本書内の記述】
●『カゼインを頻繁にとると、腸の中に未消化物がたまり、腸内に炎症が起こりやすくなります。すると、便秘・下痢など、腸の症状が起こります。また、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、遅延型アレルギーの原因にもなります。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 これまでに説明した通り、カゼインも含めて牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べてとても優れているわけですから、ここでの主張は事実に反するものです。

6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、胃に入ると、胃液と反応 して、カードとも呼ばれる乳餅(乳中のタンパク質が酸で凝固したもの)をつくります。(p.104)』
●『胃酸と反応したカードは、粘着力の強いタンパク質となります。これが栄養素の吸収を妨げるのです。多くのビタミン・ミネラルの吸収が妨げられます。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 カゼインは胃の中に入るとカードを作るというのは事実です。カゼインのカードが消化されずに胃・腸の中に滞留すれば、あるいは「吸収を妨げる」可能性があるかも知れません。しかし、カゼインは先に説明してきたように、それを構成するアミノ酸のバランス(アミノ酸価)や消化性(生物価)の面から、栄養面で高い評価を得ているタンパク質であり、問題なく消化されます。著者が指摘した原因で、ビタミンやミネラルの吸収が妨げられることはありません。

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【本書内の記述】
●『特に重要なのが「鉄」の吸収が阻害されることです。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 ミネラル類の吸収が阻害されるとの著者の主張は、これまでの説明によって誤りであることが解かります。また牛乳中の鉄含量はわずかなもので、牛乳から鉄分供給を期待するのは適切な考え方とは言えません。
 なお、鉄は乳児にとっても必要な栄養素ですが、離乳のころまでは体内に蓄えられた鉄でまかなう仕組みになっています。しかし離乳期を過ぎれば鉄を何らかの栄養源から摂る必要があります。

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【本書内の記述】
●『牛乳を常飲している人は、ビタミン・ミネラル不足による肥満のほか、疲労感、無気力感などもおこることがあります。(p.105)』

【Jミルクの見解】
 既に述べたように、牛乳飲用を原因としてビタミン・ミネラルの吸収が妨げられる事実はありません。従って、それを原因として疲労感・無気力感が生じることもありません。
 なお、牛乳の摂取習慣と肥満との関連性については、全脂肪牛乳(脂肪分を除いていない牛乳)、低脂肪牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳)に関わらず、関連性がみられないことを示す疫学研究結果が報告されています。

Smith JD, Hou T, Ludwig DS, Rimm EB, Willett W, Hu FB, Mozaffarian D.
Changes in intake of protein foods, carbohydrate amount and quality, and long-term weight change: results from 3 prospective cohorts.
Am J Clin Nutr. 2015;101:1216–1224.

7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、牛乳のカルシウムの吸収率にも深くかかわっています。本来、カルシウムは胃でイオン化(体内で吸収できるようになること)されたあと、腸で吸収され、栄養素として使われます。ところが、牛乳中のカルシウムは、多くがα型カゼインと結合しているため、胃の中でイオン化せず、吸収されにくくなっているのです。(p.105-106)』
●『また、牛乳を加熱滅菌することで、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化し、体はそれを使えなくなります。つまり、牛乳には確かにカルシウムは多く含まれるのですが、体はそれを有効に使うことができないのです。(p.106)』

【Jミルクの見解】
 これらの主張は、カルシウムの吸収メカニズムから事実誤認の内容と言えます。
カゼインは構造中にリン酸構造を含んでおり、カルシウムはこのリン酸部分に結合しやすく、そのためカルシウムはカゼインに保持されています。この性質が、カルシウムの吸収を助けています。
カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。
カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。
 胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。
ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。
 つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。
ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、カゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されています(文末の解説参照)。

 カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。
小野伴忠、乳タンパク質におけるカルシウム動態とその応用、Milk Science Vol.54 No.2 2005

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【本書内の記述】
●『有効に使えないだけならまだしも、実は、牛乳を飲むとかえって体内のカルシウムが排出されるという現象が見られます。そのメカニズムはこうです。牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中にタンパク質の構成成分である残留物がふえます。この窒素残留物が吸収されて血液中にふえると、血液が酸性に傾きそうになるため、体はそれを元来の弱アルカリ性に戻そうとします。血液のpH(酸・アルカリ度)は、常に弱アルカリ性の狭い範囲で保たれるようにできているからです。血液を弱アルカリ性に戻すために、体は血液中のカルシウムをふやします。体内のカルシウムは、血液を弱アルカリ性に保つ役目もしているのです。そのために必要なカルシウムは、骨から溶かし出されます。(p.106-107)』

【Jミルクの見解】
既に述べた通り、牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べて格段に優れていることから、ここでの主張は事実に反しています。
 血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は、生物としての生体反応(文末の解説参照)であり、牛乳飲用を原因としたものではありません。

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【本書内の記述】
●『2014年に話題となった、スウェーデンの大規模研究では、牛乳を多く飲んだ人のほうが寿命が短く、女性では骨折がふえるというデータが出ました。(p.107)』


【Jミルクの見解】
 「2014年に話題となったスウェーデンの大規模研究」というのは、Michaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究*の論文1)のことで、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするものです。牛乳についての否定的な情報として当時国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。
しかし、この研究結果は、ほぼ同時に日本から発表された論文2)を始め、従来から報告されている同種の論文とは矛盾する内容でもあるので、発表当初から疑問視する向きも強かったのです。
 実際その後、この論文の執筆者ら自身が、彼らの上記コホート研究1)を含めて他の類似研究のシステマティックレビュー*を行った結果として、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と報告しているのです3)。
しかしながら、著者はそのことには全く触れていません。事実を認識していないとしたら、このような情報を発信する上で不勉強と言わざるを得ません。
 なお、この種の論文については、その後他のグループからも上記1)の論文を含む29件の前向きコホート研究システマティックレビュー4)が報告されており、その中では、論文1)の異質性の高さが指摘されています。つまり他の論文に比べて結果の内容がかけ離れているということです。論文1)は対象者がスウェーデン人ということですが、このように結果に異質性の見られる場合は、その結果が本当だとするなら、その原因として、他の集団にはない、この集団に特有の生活習慣などを検証すべきだとされています。

1) Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: Cohort studies. Michaëlsson et al,
BMJ. 2014;349:g6015. doi: 10.1136/bmj.g6015.
2) Milk drinking and mortality: Findings from the Japan collaborative cohort study. Wang et al,
J. Epidemiol. 2015;25:66–73. doi: 10.2188/jea.JE20140081
3) Milk Consumption and Mortality from All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis, Larsson et al,
Nutrients 2015:7:7749-63. doi:10.3390/nu7095363.
4) Milk and dairy consumption and risk of cardiovascular diseases and all-cause mortality: dose–response meta-analysis of prospective cohort studies. Guo et al,
Eur J Epidemiol. 2017 Apr;32(4):269-287.

【参考】

●アミノ酸価と生物価について


 牛乳に含まれるタンパク質が栄養面で高い評価を受けている理由として、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが、ヒトが必要とするアミノ酸のバランスに極めて近似していることが挙げられます。このバランスの度合を表す指標として「アミノ酸価」がありますが、牛乳に含まれるタンパク質のアミノ酸価は非常に高いことが知られています。

食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 日本食品分析センター
http://www.jfrl.or.jp/jfrlnews/files/news_no46.pdf

 別の評価法として「生物価」という指標もあります。評価したいタンパク質を含む食餌とタンパク質を全く含まない食餌をそれぞれ被験者に食してもらい、夫々のサンプル中の窒素含量、便や尿中の窒素含量などを測定することで、被験者が食した当該タンパク質のうちどれだけの分が実際に消化・吸収されて体内に取り込まれたかを測定することができます。当該タンパク質の生物価は全卵タンパク質を100としたときの比(生物価という)で表すことになっています。これによると牛肉:80、米:59、小麦:54、大豆:74に対して牛乳:91と、牛乳タンパク質の生物価は非常に高い価であることが示されています。
「乳製品製造学」p.204-208 伊藤肇躬著 光琳

●「血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は生物としての生体反応」の意味

 カルシウムは骨を構成する成分としてだけでなく、細胞の営みに非常に重要な役割を担っている元素です。そのためカルシウムの血中濃度は常に一定に保たれる仕組みになっています(生体恒常性維持)。血中のカルシウム濃度が減ると骨からカルシウムを溶出させ、それを補う仕組みになっています。骨はそういうまさかの時のための貯蔵庫の役割も持っているわけです。体はまさに骨身を削って、そうした事態に対応しようとしているわけです。こうした事態を避けるために恒常的なカルシウム摂取が重要なわけですが、現状日本人のカルシウムの一日当たりの摂取量はその推奨量を充たしていないとされています。

●カゼインホスホペプチド(CPP)とカルシウムの吸収について


 カゼインはタンパク質ですからアミノ酸が多数つながった構造をしていますが、その配列の中でセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあります。セリンはリン酸が結合できる構造になっていて、このリン酸にカルシウムが結合することによって、カルシウムはカゼインに安定して保持されるようになっています。つまり牛乳中に存在する全カルシウムのうち、約2/3は遊離のカルシウムイオンとしてではなく、上記のようにリン酸化されたカゼインに結合・保持されており、カルシウムは全体として析出することなく、安定に分散して存在しています。

 胃の中は酸性ですから、カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

 カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。アミノ酸がいくつかつながった化合物でそれほど分子量の大きくないものをペプチドと云いますが、タンパク質は最初いくつかの場所でハサミが入ってペプチドに切断され、その後さらに細断されて個々のアミノ酸までに分解されていきます。いくつかのペプチド断片を経て分解が進んでいきますが、胃の中にあるうちに全部分解されてしまうわけではなく、十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

 ここでカゼインに特徴的なのが、消化が進む過程で生成するカゼインホスホペプチド(CPP)です。前に「カゼインにはセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあり、それらセリンはリン酸化されている」と記しました。これらの部分がバラバラにならずペプチドとして切り出されるのです。ここで「ホスホ」というのはリン酸化されている、という意味です。このペプチドについているリン酸は、カルシウムがよく結合できる性質をもっています。カルシウムをよく捕まえる能力を持つと言い換えても良いでしょう。

 一方、胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

 中学生時代、理科の実験で、カルシウムイオンを含んだ水溶液にアルカリを加えると水酸化カルシウムの白い沈殿を生じるのを覚えておられる方も多いと思いますが、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。

 ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、先ほど説明したカゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されているのです(ペプチドごと吸収されるのではないかという説もあります)。カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。

●コホート研究とは


 「コホート」とは、もともとは「集団」を意味する言葉で、 大勢の集団について個別に生活習慣についての情報を集め、10年以上の長期にわたって疾病の発症に関する追跡を行うことによって、 どのような生活習慣がどのような疾病の発症に関連しているのかを 明らかにすることを目的とする研究。

●システマティックレビュー(メタアナリシス)

 単一のコホート研究としてではなく、複数の類似疫学研究をあらかじめ定められたプロトコルに従って統合的に解析するもので、単一研究に比べて格段に信頼性が増すといわれている。


【修正履歴】

(平成29年11月2日)


●Jミルクの解説文の中で、たんぱく質、タンパク質、たんぱく、タンパク等の術語が混在していましたが、これを「タンパク質」に統一しました。

●『また、加熱によってたんぱく質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』に対する説明の項で「むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。」という一文を追加しました。

●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』に対する説明の項で「DNAによりたんぱく質を再合成するのです。」を「DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。」に修正しました。同一箇所でさらに「ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。」の一文を追加しました。

注)著者は、牛乳中カゼインのヒトの消化能力に関して、「人が消化できるのはβ型だけで、α型はできない」旨述べていますが、これは完全に誤りであって、ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/523.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK252] 日本中に五輪がウザい人は大勢いる 考えろバカ政治家ども 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
38. 2018年10月25日 17:49:29 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[1920]
別にイベントの誘致するなとは言わん。
しかしなんで前提の予算がキッチリと話し合う事すら無しになし崩しに無限増殖して当たり前とか思ってんだ?

「文句言うな」なんてのは事前の約束事を全部キッチリ守っている時にのみ控え目に言えるもんだ。
勝手に税金に手を付けた泥棒が言って良い言葉じゃない。


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/545.html#c38

コメント [不安と不健康16] 牛乳・チーズ・ヨーグルト、発がん性の危険 寿命短縮や骨折増加との調査結果も(Business Journal) 赤かぶ
10. 中川隆[-13343] koaQ7Jey 2018年10月25日 17:49:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19513]


パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる) – 2017/9/16
内山 葉子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-3%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%93%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4837613101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540457198&sr=8-1&keywords=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html


 表記の本が、2017年9月23日に出版され、その後も積極的な販促活動が行われています。
本書の内容は、牛乳有害論などのいわゆる「アンチミルク」の言説に利用される可能性があり、また消費者や酪農家からの照会が寄せられる可能性があります。特に、『第3章 なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?』の記述の中で「牛乳が健康リスクを高めている」との筆者主張に対するJミルクの見解を整理しましたので、参考としてください。

なお、本書中の見出しは次のような構成になっています。

 本見解は、取り急ぎ第一報としてご提供するもので、今回は1 - 7(5を除く)の項目につき見解を表します。項目8、9の内容については、多くは既にJミルクHP:「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」で説明してきており、そちらを参照ください。ただし必要に応じて別途追記していく予定です。

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!のページへ


下線のある項目について見解を表しています

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
3.昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
5.中毒を起こすモルヒネ様の物質に変化する(p.103-104)
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
8.日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない(p.109-111)
9.ホルモンバランスをくずして発ガンのリスクが増大(p.111-113)

【問い合わせ先】
一般社団法人Jミルク 広報グループ 担当:箸本
メールアドレス:k-hashimoto@j-milk.jp

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)


【本書内の記述】
●『牛乳アレルギーのある子どもに対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の給食で与えることもあります。しかし、こうして牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、潰傷性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺ガンや乳ガンなどのリスクはふえています。(p.95)』

【Jミルクの見解】
 著者は「減感作療法(*)等を行うことによってアレルギー症状が治まったように見えても、別の病態発症リスクが増えている」と主張しています。
 これは牛乳アレルギーを有する子どもについての説明です。しかしながら、アレルギーの有無に関わらず潜在的なリスクがあるかのように捉えられかねない表現であり、その点は混同しないように注意をする必要があります。
 また、ここに挙げられている病態のほとんどは、牛乳アレルギーと関連性のないものです。そのような事実を示す証拠はありません。著者は明確な証拠(エビデンス)を示すべきです。
*減感作療法:アレルゲンを積極的に投与して馴致しアレルギー症状を抑える療法

2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)


【本書内の記述】
●『スポック博士は(育児書の)第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべき」としていた牛乳・乳製品を、「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容となっているのです。(p.97)』
●『「牛乳・乳製品を摂取するべきではない」とした第7版は日本では出版されず、その訂正内容が広く知られることのないまま、今日に至ります。(p.97)』

【Jミルクの見解】
 著者は日本に「牛乳は健康にいい」という固定観念が生じた理由としてアメリカの著名な小児科医師ベンジャミン・スポック博士の著書『スポック博士の育児書』による影響を挙げています。
 この本は世界的ベストセラーと言われ、第7版まで出版されています。第6版までの「牛乳を摂るべき」の主張を、7版では「摂るべきではない」と翻し、かつ菜食主義を推奨する内容に変わったため、大きな反響がありました。

 著者は「育児書」の6版までが誤りで7版の主張が正しいとの前提に立ち、6版までの情報が広く流布された結果、「牛乳は健康にいい」という誤った認識が広まり「牛乳のウソが定着した」との論を展開しています。
 第6版の出版は1992年、スポック博士が88歳のときでした。その後病を得て、それを機にベジタリアン(菜食主義者)となりましたが、健康を回復したことから1998年に上記のような宗旨替えをして第7版を出版し、その年に94歳で没しています。

 著者は、スポック博士のこのような「変節」を批判なく受け入れていますが、その妥当性についての科学的な論拠は説明されていません。
 スポック博士は自分が病気になった理由を「牛乳乳製品を取り続けてきたから」、病気が回復したのは「それを止めたからだ」と、”確信”したのかもしれません。しかしそれだけで牛乳が犯人であるとするのは、科学的な判断とは言えません。

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【本書内の記述】
●『(牛乳中に含まれる)カルシウムは人体でほとんど利用されず、それどころか骨からカルシウムを溶け出させることがわかっています(詳しくは後述)(p.98)』

【Jミルクの見解】
 この記述は誤りです。詳しくは、「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項で説明します。

3. 昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)


【本書内の記述】
●『時代が移って大量生産が始まると、牛乳は衛生上の理由から加熱されるようになりました。加熱のしかたは、多くが120〜130℃で2〜3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃以上です。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 今も昔も、食品における最大のリスクは微生物の影響です。牛乳は腐敗し易いものであり、それは含まれている菌の繁殖によって進みます。昔から牛乳の栄養価値を利用するうえで、この微生物のリスクをいかに封じ込めるかに腐心してきました。生乳の殺菌はこうしたリスクをなくす上で必要不可欠な工程です。殺菌技術が確立・改良されたことによって、安心して牛乳を飲むことができるとともに、賞味期限(保存性)も飛躍的に伸びています。

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【本書内の記述】
●『後述するように、牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。(p.99)』
●『タンパク質でできている酵素は、条件にもよりますが、おおむね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できますが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。p.99)』

【Jミルクの見解】
 牛乳に多くの種類の酵素が含まれていることは、本当です。ただし、こうした酵素類は乳牛の分娩直後の乳に比較的多く含まれているもので、酵素量(活性)は日を追うごとに減少するとされています。人間でも同様で、初乳(出産直後の乳)の摂取は赤ちゃんが免疫力を獲得するうえで重要です。このように、生乳中に酵素等が含まれる理由は、免疫獲得に関係すると考えられています。しかし飲用に供する通常の生乳中の酵素等は大幅に減少しており、身体に影響を与えることはありません。
 乳タンパクは大きく分けてカゼインとホエイの2種類に分けられますが、どちらも人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができます。牛乳を栄養源として利用する場合、乳中に含まれる酵素の助けなど全く必要がありません。(この点については「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項で詳しく説明します。)
 また著者は、加熱殺菌の「デメリット」として「善玉菌が死滅してしまう」と述べていますが、栄養源としての牛乳を考えたとき有用菌の活用は二次的課題です。「乳酸菌を腸に届ける」など機能的な目的を実現するには、別途工夫が必要となります。

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【本書内の記述】
●『また、加熱によってタンパク質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』

【Jミルクの見解】
 一般的に、タンパク質は加熱することによって「変性」しますが、牛乳を殺菌する程度の温度では、その変性は僅かなものです。その変性も、タンパク質全体の構造が変化するのであって、構成している各アミノ酸が壊れてしまうわけではありません。
 必要なのは変性前のタンパク質そのものではなくて、個々のアミノ酸なのです。「変性」により消化できなくなるわけではありません。肉や卵に含まれるタンパク質も、焼いたり温めたりすることで「変性」しますが、それによって栄養的価値がなくなるわけではなく、むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。牛乳中に含まれるタンパク質も同様で、加熱によってタンパク質源(アミノ酸源)としての栄養的価値が損なわれることはありません(「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項参照)。

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【本書内の記述】
●『ビタミンやミネラルにもこわれてしまうものが多くあります。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 ビタミンには数多くの種類があって加熱に弱いものもありますが、通常実施の殺菌条件で全て壊れてしまうというものではありません。
牛乳に含まれるビタミン類の中ではビタミンA、E、B1、パントテン酸、葉酸、ビタミンCなどが比較的熱に弱いとされています。しかしながら殺菌工程の重要性を前提とすると、それによるビタミン類の一定量の減少は避けられないものです。
 文部科学省では食品に含まれる各種栄養素の含有量の分析を行い、その結果を「日本食品標準成分表」として公表しています。「普通牛乳」という項目では、標準的な市販品を分析した結果から、ビタミン類についても一定量含有されていることが確認できます。
 なお、ミネラルは無機物質で、常識的な意味で「こわれてしまうもの」ではありません。牛乳中のカルシウムの大部分がカゼインというタンパク質に保持されており、それが吸収率を上げることに役立っているのですが、この構造が均質化や加熱殺菌などの工程で「こわれてしまう」こともありません。


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【本書内の記述】
●『(ホモジェナイズ=均質化の工程で)酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 「ホモジェナイズ」とは、脂肪分の分離を防ぐため、高速攪拌により脂肪球を細かく均質化することですが、この工程では基本的に生乳は空気に触れないので酸化が進むことはありません。
 また、トランス脂肪酸というのは、例えば植物油脂からマーガリンの製造で副産物として生じるものですが、「ホモジナイズ」の工程でトランス脂肪酸が生じる、ということはありえません。

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【本書内の記述】
●『多くの乳牛は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などが投与されています。(p.100)』
●『抗生物質を投与されています。牛乳にはそれらの成分も含まれています。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 少なくとも日本では、乳牛へのホルモン剤の投与は法律で禁止されています。この記述からも、著者の日本の酪農や牛乳に関わる基本的知識が不充分であることがうかがえます。
 また、乳牛も生きた動物ですから病気にもなり、抗生物質を含めて医薬品が投与されます。その場合、搾乳された生乳の出荷が、薬剤投与終了後における定められた一定期間を含めて禁止されています。
出荷生乳中の薬剤検査も徹底して行われており、残留農薬等についても安全が保たれるしくみ(ポジティブリスト制度による規制)が厳しく運用されています。

4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)

【本書内の記述】
●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 「カゼインは消化されにくい」という主張が、この後の「牛乳の消化が悪く、腸に未消化物がたまり炎症を起こしやすい(p.101)」との主張の根幹になっています。
これは全く事実に反するものです。これは非常に重要なポイントですので以下に詳しく説明します。

 タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がった構造の化合物です。タンパク質は三大栄養素の一つですが、人間が本当に必要としているのはそれを構成している個々のアミノ酸です。食物からタンパク質として摂取し、消化管で個々のアミノ酸に分解・吸収し、血流に載って隅々の細胞に運ばれ、DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。このために私たちは「タンパク分解酵素」を持っています。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。人間が牛乳を栄養源として利用する上で、牛乳中の酵素を利用する必要性はありません。体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき栄養として役立てることができます。

 タンパク質にはいろいろなものがあり、その種類によって栄養的価値も異なります。それらの栄養的価値を評価する指標として、アミノ酸価と生物価(文末の解説参照)がよく用いられています。前者は、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがどれだけヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近いか、の指標であり、後者は、食したタンパク質量のうち、どれだけが実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用されるか、の指標です。乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、両指標とも非常に高い価であることが示されています。

 カゼインは水に溶けないタンパク質です。牛乳中に含まれるカゼインは溶けているのではなく、非常に細かい粒子が均等に分散し、安定してその状態が保たれています。カゼインはそうした性質を持つタンパク質です。
 ところが、カゼインは酸性にすると凝固します。この状態のものをカードと呼びます。胃の中は酸性ですから、牛乳は胃の中に入ると凝固してカード状になります。カゼインはこのように胃の中で凝固しますが、それで消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。
カゼインはカルシウムの吸収と非常に深いかかわりのあるタンパク質です。ゆっくり消化されていくことで、カルシウムの吸収効率を高めるうえで意味があると考えられています(「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項参照)。

 以上のことから乳タンパクは実際に栄養面で非常に高い評価を受けています。著者が言うような「牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です」というのは事実ではないことがご理解いただけると思います。

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【本書内の記述】
●『カゼインを頻繁にとると、腸の中に未消化物がたまり、腸内に炎症が起こりやすくなります。すると、便秘・下痢など、腸の症状が起こります。また、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、遅延型アレルギーの原因にもなります。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 これまでに説明した通り、カゼインも含めて牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べてとても優れているわけですから、ここでの主張は事実に反するものです。

6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、胃に入ると、胃液と反応 して、カードとも呼ばれる乳餅(乳中のタンパク質が酸で凝固したもの)をつくります。(p.104)』
●『胃酸と反応したカードは、粘着力の強いタンパク質となります。これが栄養素の吸収を妨げるのです。多くのビタミン・ミネラルの吸収が妨げられます。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 カゼインは胃の中に入るとカードを作るというのは事実です。カゼインのカードが消化されずに胃・腸の中に滞留すれば、あるいは「吸収を妨げる」可能性があるかも知れません。しかし、カゼインは先に説明してきたように、それを構成するアミノ酸のバランス(アミノ酸価)や消化性(生物価)の面から、栄養面で高い評価を得ているタンパク質であり、問題なく消化されます。著者が指摘した原因で、ビタミンやミネラルの吸収が妨げられることはありません。

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【本書内の記述】
●『特に重要なのが「鉄」の吸収が阻害されることです。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 ミネラル類の吸収が阻害されるとの著者の主張は、これまでの説明によって誤りであることが解かります。また牛乳中の鉄含量はわずかなもので、牛乳から鉄分供給を期待するのは適切な考え方とは言えません。
 なお、鉄は乳児にとっても必要な栄養素ですが、離乳のころまでは体内に蓄えられた鉄でまかなう仕組みになっています。しかし離乳期を過ぎれば鉄を何らかの栄養源から摂る必要があります。

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【本書内の記述】
●『牛乳を常飲している人は、ビタミン・ミネラル不足による肥満のほか、疲労感、無気力感などもおこることがあります。(p.105)』

【Jミルクの見解】
 既に述べたように、牛乳飲用を原因としてビタミン・ミネラルの吸収が妨げられる事実はありません。従って、それを原因として疲労感・無気力感が生じることもありません。
 なお、牛乳の摂取習慣と肥満との関連性については、全脂肪牛乳(脂肪分を除いていない牛乳)、低脂肪牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳)に関わらず、関連性がみられないことを示す疫学研究結果が報告されています。

Smith JD, Hou T, Ludwig DS, Rimm EB, Willett W, Hu FB, Mozaffarian D.
Changes in intake of protein foods, carbohydrate amount and quality, and long-term weight change: results from 3 prospective cohorts.
Am J Clin Nutr. 2015;101:1216–1224.

7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、牛乳のカルシウムの吸収率にも深くかかわっています。本来、カルシウムは胃でイオン化(体内で吸収できるようになること)されたあと、腸で吸収され、栄養素として使われます。ところが、牛乳中のカルシウムは、多くがα型カゼインと結合しているため、胃の中でイオン化せず、吸収されにくくなっているのです。(p.105-106)』
●『また、牛乳を加熱滅菌することで、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化し、体はそれを使えなくなります。つまり、牛乳には確かにカルシウムは多く含まれるのですが、体はそれを有効に使うことができないのです。(p.106)』

【Jミルクの見解】
 これらの主張は、カルシウムの吸収メカニズムから事実誤認の内容と言えます。
カゼインは構造中にリン酸構造を含んでおり、カルシウムはこのリン酸部分に結合しやすく、そのためカルシウムはカゼインに保持されています。この性質が、カルシウムの吸収を助けています。
カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。
カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。
 胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。
ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。
 つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。
ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、カゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されています(文末の解説参照)。

 カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。
小野伴忠、乳タンパク質におけるカルシウム動態とその応用、Milk Science Vol.54 No.2 2005

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【本書内の記述】
●『有効に使えないだけならまだしも、実は、牛乳を飲むとかえって体内のカルシウムが排出されるという現象が見られます。そのメカニズムはこうです。牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中にタンパク質の構成成分である残留物がふえます。この窒素残留物が吸収されて血液中にふえると、血液が酸性に傾きそうになるため、体はそれを元来の弱アルカリ性に戻そうとします。血液のpH(酸・アルカリ度)は、常に弱アルカリ性の狭い範囲で保たれるようにできているからです。血液を弱アルカリ性に戻すために、体は血液中のカルシウムをふやします。体内のカルシウムは、血液を弱アルカリ性に保つ役目もしているのです。そのために必要なカルシウムは、骨から溶かし出されます。(p.106-107)』

【Jミルクの見解】
既に述べた通り、牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べて格段に優れていることから、ここでの主張は事実に反しています。
 血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は、生物としての生体反応(文末の解説参照)であり、牛乳飲用を原因としたものではありません。

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【本書内の記述】
●『2014年に話題となった、スウェーデンの大規模研究では、牛乳を多く飲んだ人のほうが寿命が短く、女性では骨折がふえるというデータが出ました。(p.107)』


【Jミルクの見解】
 「2014年に話題となったスウェーデンの大規模研究」というのは、Michaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究*の論文1)のことで、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするものです。牛乳についての否定的な情報として当時国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。
しかし、この研究結果は、ほぼ同時に日本から発表された論文2)を始め、従来から報告されている同種の論文とは矛盾する内容でもあるので、発表当初から疑問視する向きも強かったのです。
 実際その後、この論文の執筆者ら自身が、彼らの上記コホート研究1)を含めて他の類似研究のシステマティックレビュー*を行った結果として、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と報告しているのです3)。
しかしながら、著者はそのことには全く触れていません。事実を認識していないとしたら、このような情報を発信する上で不勉強と言わざるを得ません。
 なお、この種の論文については、その後他のグループからも上記1)の論文を含む29件の前向きコホート研究システマティックレビュー4)が報告されており、その中では、論文1)の異質性の高さが指摘されています。つまり他の論文に比べて結果の内容がかけ離れているということです。論文1)は対象者がスウェーデン人ということですが、このように結果に異質性の見られる場合は、その結果が本当だとするなら、その原因として、他の集団にはない、この集団に特有の生活習慣などを検証すべきだとされています。

1) Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: Cohort studies. Michaëlsson et al,
BMJ. 2014;349:g6015. doi: 10.1136/bmj.g6015.
2) Milk drinking and mortality: Findings from the Japan collaborative cohort study. Wang et al,
J. Epidemiol. 2015;25:66–73. doi: 10.2188/jea.JE20140081
3) Milk Consumption and Mortality from All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis, Larsson et al,
Nutrients 2015:7:7749-63. doi:10.3390/nu7095363.
4) Milk and dairy consumption and risk of cardiovascular diseases and all-cause mortality: dose–response meta-analysis of prospective cohort studies. Guo et al,
Eur J Epidemiol. 2017 Apr;32(4):269-287.

【参考】

●アミノ酸価と生物価について


 牛乳に含まれるタンパク質が栄養面で高い評価を受けている理由として、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが、ヒトが必要とするアミノ酸のバランスに極めて近似していることが挙げられます。このバランスの度合を表す指標として「アミノ酸価」がありますが、牛乳に含まれるタンパク質のアミノ酸価は非常に高いことが知られています。

食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 日本食品分析センター
http://www.jfrl.or.jp/jfrlnews/files/news_no46.pdf

 別の評価法として「生物価」という指標もあります。評価したいタンパク質を含む食餌とタンパク質を全く含まない食餌をそれぞれ被験者に食してもらい、夫々のサンプル中の窒素含量、便や尿中の窒素含量などを測定することで、被験者が食した当該タンパク質のうちどれだけの分が実際に消化・吸収されて体内に取り込まれたかを測定することができます。当該タンパク質の生物価は全卵タンパク質を100としたときの比(生物価という)で表すことになっています。これによると牛肉:80、米:59、小麦:54、大豆:74に対して牛乳:91と、牛乳タンパク質の生物価は非常に高い価であることが示されています。
「乳製品製造学」p.204-208 伊藤肇躬著 光琳

●「血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は生物としての生体反応」の意味

 カルシウムは骨を構成する成分としてだけでなく、細胞の営みに非常に重要な役割を担っている元素です。そのためカルシウムの血中濃度は常に一定に保たれる仕組みになっています(生体恒常性維持)。血中のカルシウム濃度が減ると骨からカルシウムを溶出させ、それを補う仕組みになっています。骨はそういうまさかの時のための貯蔵庫の役割も持っているわけです。体はまさに骨身を削って、そうした事態に対応しようとしているわけです。こうした事態を避けるために恒常的なカルシウム摂取が重要なわけですが、現状日本人のカルシウムの一日当たりの摂取量はその推奨量を充たしていないとされています。

●カゼインホスホペプチド(CPP)とカルシウムの吸収について


 カゼインはタンパク質ですからアミノ酸が多数つながった構造をしていますが、その配列の中でセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあります。セリンはリン酸が結合できる構造になっていて、このリン酸にカルシウムが結合することによって、カルシウムはカゼインに安定して保持されるようになっています。つまり牛乳中に存在する全カルシウムのうち、約2/3は遊離のカルシウムイオンとしてではなく、上記のようにリン酸化されたカゼインに結合・保持されており、カルシウムは全体として析出することなく、安定に分散して存在しています。

 胃の中は酸性ですから、カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

 カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。アミノ酸がいくつかつながった化合物でそれほど分子量の大きくないものをペプチドと云いますが、タンパク質は最初いくつかの場所でハサミが入ってペプチドに切断され、その後さらに細断されて個々のアミノ酸までに分解されていきます。いくつかのペプチド断片を経て分解が進んでいきますが、胃の中にあるうちに全部分解されてしまうわけではなく、十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

 ここでカゼインに特徴的なのが、消化が進む過程で生成するカゼインホスホペプチド(CPP)です。前に「カゼインにはセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあり、それらセリンはリン酸化されている」と記しました。これらの部分がバラバラにならずペプチドとして切り出されるのです。ここで「ホスホ」というのはリン酸化されている、という意味です。このペプチドについているリン酸は、カルシウムがよく結合できる性質をもっています。カルシウムをよく捕まえる能力を持つと言い換えても良いでしょう。

 一方、胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

 中学生時代、理科の実験で、カルシウムイオンを含んだ水溶液にアルカリを加えると水酸化カルシウムの白い沈殿を生じるのを覚えておられる方も多いと思いますが、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。

 ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、先ほど説明したカゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されているのです(ペプチドごと吸収されるのではないかという説もあります)。カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。

●コホート研究とは


 「コホート」とは、もともとは「集団」を意味する言葉で、 大勢の集団について個別に生活習慣についての情報を集め、10年以上の長期にわたって疾病の発症に関する追跡を行うことによって、 どのような生活習慣がどのような疾病の発症に関連しているのかを 明らかにすることを目的とする研究。

●システマティックレビュー(メタアナリシス)

 単一のコホート研究としてではなく、複数の類似疫学研究をあらかじめ定められたプロトコルに従って統合的に解析するもので、単一研究に比べて格段に信頼性が増すといわれている。


【修正履歴】

(平成29年11月2日)


●Jミルクの解説文の中で、たんぱく質、タンパク質、たんぱく、タンパク等の術語が混在していましたが、これを「タンパク質」に統一しました。

●『また、加熱によってたんぱく質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』に対する説明の項で「むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。」という一文を追加しました。

●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』に対する説明の項で「DNAによりたんぱく質を再合成するのです。」を「DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。」に修正しました。同一箇所でさらに「ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。」の一文を追加しました。

注)著者は、牛乳中カゼインのヒトの消化能力に関して、「人が消化できるのはβ型だけで、α型はできない」旨述べていますが、これは完全に誤りであって、ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/740.html#c10

コメント [原発・フッ素33] 僕が子供に牛乳を飲ませない7つの理由  なんとも恐ろしい日本の牛乳 私は豆乳ヨーグルトにトルコレーズン。 てんさい(い)
115. 中川隆[-13342] koaQ7Jey 2018年10月25日 17:50:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19513]

パンと牛乳は今すぐやめなさい! (3週間で体が生まれ変わる) – 2017/9/16
内山 葉子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-3%E9%80%B1%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%93%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4837613101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1540457198&sr=8-1&keywords=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A8%E7%89%9B%E4%B9%B3%E3%81%AF%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
平成29年11月2日 一般社団法人Jミルク
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html


 表記の本が、2017年9月23日に出版され、その後も積極的な販促活動が行われています。
本書の内容は、牛乳有害論などのいわゆる「アンチミルク」の言説に利用される可能性があり、また消費者や酪農家からの照会が寄せられる可能性があります。特に、『第3章 なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?』の記述の中で「牛乳が健康リスクを高めている」との筆者主張に対するJミルクの見解を整理しましたので、参考としてください。

なお、本書中の見出しは次のような構成になっています。

 本見解は、取り急ぎ第一報としてご提供するもので、今回は1 - 7(5を除く)の項目につき見解を表します。項目8、9の内容については、多くは既にJミルクHP:「牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!」で説明してきており、そちらを参照ください。ただし必要に応じて別途追記していく予定です。

牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!のページへ


下線のある項目について見解を表しています

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)
2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)
3.昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)
4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)
5.中毒を起こすモルヒネ様の物質に変化する(p.103-104)
6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)
7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)
8.日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない(p.109-111)
9.ホルモンバランスをくずして発ガンのリスクが増大(p.111-113)

【問い合わせ先】
一般社団法人Jミルク 広報グループ 担当:箸本
メールアドレス:k-hashimoto@j-milk.jp

1.「牛乳は健康にいい」は誤った思い込み(p.94-95)


【本書内の記述】
●『牛乳アレルギーのある子どもに対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の給食で与えることもあります。しかし、こうして牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、潰傷性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺ガンや乳ガンなどのリスクはふえています。(p.95)』

【Jミルクの見解】
 著者は「減感作療法(*)等を行うことによってアレルギー症状が治まったように見えても、別の病態発症リスクが増えている」と主張しています。
 これは牛乳アレルギーを有する子どもについての説明です。しかしながら、アレルギーの有無に関わらず潜在的なリスクがあるかのように捉えられかねない表現であり、その点は混同しないように注意をする必要があります。
 また、ここに挙げられている病態のほとんどは、牛乳アレルギーと関連性のないものです。そのような事実を示す証拠はありません。著者は明確な証拠(エビデンス)を示すべきです。
*減感作療法:アレルゲンを積極的に投与して馴致しアレルギー症状を抑える療法

2.なぜ、「牛乳のウソ」、が定着したのか(p.96-98)


【本書内の記述】
●『スポック博士は(育児書の)第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべき」としていた牛乳・乳製品を、「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容となっているのです。(p.97)』
●『「牛乳・乳製品を摂取するべきではない」とした第7版は日本では出版されず、その訂正内容が広く知られることのないまま、今日に至ります。(p.97)』

【Jミルクの見解】
 著者は日本に「牛乳は健康にいい」という固定観念が生じた理由としてアメリカの著名な小児科医師ベンジャミン・スポック博士の著書『スポック博士の育児書』による影響を挙げています。
 この本は世界的ベストセラーと言われ、第7版まで出版されています。第6版までの「牛乳を摂るべき」の主張を、7版では「摂るべきではない」と翻し、かつ菜食主義を推奨する内容に変わったため、大きな反響がありました。

 著者は「育児書」の6版までが誤りで7版の主張が正しいとの前提に立ち、6版までの情報が広く流布された結果、「牛乳は健康にいい」という誤った認識が広まり「牛乳のウソが定着した」との論を展開しています。
 第6版の出版は1992年、スポック博士が88歳のときでした。その後病を得て、それを機にベジタリアン(菜食主義者)となりましたが、健康を回復したことから1998年に上記のような宗旨替えをして第7版を出版し、その年に94歳で没しています。

 著者は、スポック博士のこのような「変節」を批判なく受け入れていますが、その妥当性についての科学的な論拠は説明されていません。
 スポック博士は自分が病気になった理由を「牛乳乳製品を取り続けてきたから」、病気が回復したのは「それを止めたからだ」と、”確信”したのかもしれません。しかしそれだけで牛乳が犯人であるとするのは、科学的な判断とは言えません。

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【本書内の記述】
●『(牛乳中に含まれる)カルシウムは人体でほとんど利用されず、それどころか骨からカルシウムを溶け出させることがわかっています(詳しくは後述)(p.98)』

【Jミルクの見解】
 この記述は誤りです。詳しくは、「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項で説明します。

3. 昔よりも今の牛乳は害が大きい(p.98-100)


【本書内の記述】
●『時代が移って大量生産が始まると、牛乳は衛生上の理由から加熱されるようになりました。加熱のしかたは、多くが120〜130℃で2〜3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃以上です。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 今も昔も、食品における最大のリスクは微生物の影響です。牛乳は腐敗し易いものであり、それは含まれている菌の繁殖によって進みます。昔から牛乳の栄養価値を利用するうえで、この微生物のリスクをいかに封じ込めるかに腐心してきました。生乳の殺菌はこうしたリスクをなくす上で必要不可欠な工程です。殺菌技術が確立・改良されたことによって、安心して牛乳を飲むことができるとともに、賞味期限(保存性)も飛躍的に伸びています。

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【本書内の記述】
●『後述するように、牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。(p.99)』
●『タンパク質でできている酵素は、条件にもよりますが、おおむね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できますが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。p.99)』

【Jミルクの見解】
 牛乳に多くの種類の酵素が含まれていることは、本当です。ただし、こうした酵素類は乳牛の分娩直後の乳に比較的多く含まれているもので、酵素量(活性)は日を追うごとに減少するとされています。人間でも同様で、初乳(出産直後の乳)の摂取は赤ちゃんが免疫力を獲得するうえで重要です。このように、生乳中に酵素等が含まれる理由は、免疫獲得に関係すると考えられています。しかし飲用に供する通常の生乳中の酵素等は大幅に減少しており、身体に影響を与えることはありません。
 乳タンパクは大きく分けてカゼインとホエイの2種類に分けられますが、どちらも人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができます。牛乳を栄養源として利用する場合、乳中に含まれる酵素の助けなど全く必要がありません。(この点については「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項で詳しく説明します。)
 また著者は、加熱殺菌の「デメリット」として「善玉菌が死滅してしまう」と述べていますが、栄養源としての牛乳を考えたとき有用菌の活用は二次的課題です。「乳酸菌を腸に届ける」など機能的な目的を実現するには、別途工夫が必要となります。

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【本書内の記述】
●『また、加熱によってタンパク質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』

【Jミルクの見解】
 一般的に、タンパク質は加熱することによって「変性」しますが、牛乳を殺菌する程度の温度では、その変性は僅かなものです。その変性も、タンパク質全体の構造が変化するのであって、構成している各アミノ酸が壊れてしまうわけではありません。
 必要なのは変性前のタンパク質そのものではなくて、個々のアミノ酸なのです。「変性」により消化できなくなるわけではありません。肉や卵に含まれるタンパク質も、焼いたり温めたりすることで「変性」しますが、それによって栄養的価値がなくなるわけではなく、むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。牛乳中に含まれるタンパク質も同様で、加熱によってタンパク質源(アミノ酸源)としての栄養的価値が損なわれることはありません(「4.人は牛乳タンパク質を分解できない(p.101-102)」の項参照)。

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【本書内の記述】
●『ビタミンやミネラルにもこわれてしまうものが多くあります。(p.99)』

【Jミルクの見解】
 ビタミンには数多くの種類があって加熱に弱いものもありますが、通常実施の殺菌条件で全て壊れてしまうというものではありません。
牛乳に含まれるビタミン類の中ではビタミンA、E、B1、パントテン酸、葉酸、ビタミンCなどが比較的熱に弱いとされています。しかしながら殺菌工程の重要性を前提とすると、それによるビタミン類の一定量の減少は避けられないものです。
 文部科学省では食品に含まれる各種栄養素の含有量の分析を行い、その結果を「日本食品標準成分表」として公表しています。「普通牛乳」という項目では、標準的な市販品を分析した結果から、ビタミン類についても一定量含有されていることが確認できます。
 なお、ミネラルは無機物質で、常識的な意味で「こわれてしまうもの」ではありません。牛乳中のカルシウムの大部分がカゼインというタンパク質に保持されており、それが吸収率を上げることに役立っているのですが、この構造が均質化や加熱殺菌などの工程で「こわれてしまう」こともありません。


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【本書内の記述】
●『(ホモジェナイズ=均質化の工程で)酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 「ホモジェナイズ」とは、脂肪分の分離を防ぐため、高速攪拌により脂肪球を細かく均質化することですが、この工程では基本的に生乳は空気に触れないので酸化が進むことはありません。
 また、トランス脂肪酸というのは、例えば植物油脂からマーガリンの製造で副産物として生じるものですが、「ホモジナイズ」の工程でトランス脂肪酸が生じる、ということはありえません。

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【本書内の記述】
●『多くの乳牛は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などが投与されています。(p.100)』
●『抗生物質を投与されています。牛乳にはそれらの成分も含まれています。(p.100)』

【Jミルクの見解】
 少なくとも日本では、乳牛へのホルモン剤の投与は法律で禁止されています。この記述からも、著者の日本の酪農や牛乳に関わる基本的知識が不充分であることがうかがえます。
 また、乳牛も生きた動物ですから病気にもなり、抗生物質を含めて医薬品が投与されます。その場合、搾乳された生乳の出荷が、薬剤投与終了後における定められた一定期間を含めて禁止されています。
出荷生乳中の薬剤検査も徹底して行われており、残留農薬等についても安全が保たれるしくみ(ポジティブリスト制度による規制)が厳しく運用されています。

4.人は牛乳たんぱく質を分解できない(p.101-102)

【本書内の記述】
●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 「カゼインは消化されにくい」という主張が、この後の「牛乳の消化が悪く、腸に未消化物がたまり炎症を起こしやすい(p.101)」との主張の根幹になっています。
これは全く事実に反するものです。これは非常に重要なポイントですので以下に詳しく説明します。

 タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がった構造の化合物です。タンパク質は三大栄養素の一つですが、人間が本当に必要としているのはそれを構成している個々のアミノ酸です。食物からタンパク質として摂取し、消化管で個々のアミノ酸に分解・吸収し、血流に載って隅々の細胞に運ばれ、DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。このために私たちは「タンパク分解酵素」を持っています。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。人間が牛乳を栄養源として利用する上で、牛乳中の酵素を利用する必要性はありません。体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき栄養として役立てることができます。

 タンパク質にはいろいろなものがあり、その種類によって栄養的価値も異なります。それらの栄養的価値を評価する指標として、アミノ酸価と生物価(文末の解説参照)がよく用いられています。前者は、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがどれだけヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近いか、の指標であり、後者は、食したタンパク質量のうち、どれだけが実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用されるか、の指標です。乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、両指標とも非常に高い価であることが示されています。

 カゼインは水に溶けないタンパク質です。牛乳中に含まれるカゼインは溶けているのではなく、非常に細かい粒子が均等に分散し、安定してその状態が保たれています。カゼインはそうした性質を持つタンパク質です。
 ところが、カゼインは酸性にすると凝固します。この状態のものをカードと呼びます。胃の中は酸性ですから、牛乳は胃の中に入ると凝固してカード状になります。カゼインはこのように胃の中で凝固しますが、それで消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。
カゼインはカルシウムの吸収と非常に深いかかわりのあるタンパク質です。ゆっくり消化されていくことで、カルシウムの吸収効率を高めるうえで意味があると考えられています(「7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)」の項参照)。

 以上のことから乳タンパクは実際に栄養面で非常に高い評価を受けています。著者が言うような「牛乳のカゼインは、もともと人体では消化されにくい成分です」というのは事実ではないことがご理解いただけると思います。

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【本書内の記述】
●『カゼインを頻繁にとると、腸の中に未消化物がたまり、腸内に炎症が起こりやすくなります。すると、便秘・下痢など、腸の症状が起こります。また、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、遅延型アレルギーの原因にもなります。(p.101)』

【Jミルクの見解】
 これまでに説明した通り、カゼインも含めて牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べてとても優れているわけですから、ここでの主張は事実に反するものです。

6.日本人に不足がちな鉄の吸収を阻害する(p.104-105)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、胃に入ると、胃液と反応 して、カードとも呼ばれる乳餅(乳中のタンパク質が酸で凝固したもの)をつくります。(p.104)』
●『胃酸と反応したカードは、粘着力の強いタンパク質となります。これが栄養素の吸収を妨げるのです。多くのビタミン・ミネラルの吸収が妨げられます。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 カゼインは胃の中に入るとカードを作るというのは事実です。カゼインのカードが消化されずに胃・腸の中に滞留すれば、あるいは「吸収を妨げる」可能性があるかも知れません。しかし、カゼインは先に説明してきたように、それを構成するアミノ酸のバランス(アミノ酸価)や消化性(生物価)の面から、栄養面で高い評価を得ているタンパク質であり、問題なく消化されます。著者が指摘した原因で、ビタミンやミネラルの吸収が妨げられることはありません。

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【本書内の記述】
●『特に重要なのが「鉄」の吸収が阻害されることです。(p.104)』

【Jミルクの見解】
 ミネラル類の吸収が阻害されるとの著者の主張は、これまでの説明によって誤りであることが解かります。また牛乳中の鉄含量はわずかなもので、牛乳から鉄分供給を期待するのは適切な考え方とは言えません。
 なお、鉄は乳児にとっても必要な栄養素ですが、離乳のころまでは体内に蓄えられた鉄でまかなう仕組みになっています。しかし離乳期を過ぎれば鉄を何らかの栄養源から摂る必要があります。

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【本書内の記述】
●『牛乳を常飲している人は、ビタミン・ミネラル不足による肥満のほか、疲労感、無気力感などもおこることがあります。(p.105)』

【Jミルクの見解】
 既に述べたように、牛乳飲用を原因としてビタミン・ミネラルの吸収が妨げられる事実はありません。従って、それを原因として疲労感・無気力感が生じることもありません。
 なお、牛乳の摂取習慣と肥満との関連性については、全脂肪牛乳(脂肪分を除いていない牛乳)、低脂肪牛乳(脂肪分を取り除いた牛乳)に関わらず、関連性がみられないことを示す疫学研究結果が報告されています。

Smith JD, Hou T, Ludwig DS, Rimm EB, Willett W, Hu FB, Mozaffarian D.
Changes in intake of protein foods, carbohydrate amount and quality, and long-term weight change: results from 3 prospective cohorts.
Am J Clin Nutr. 2015;101:1216–1224.

7.牛乳は骨を強くするどころか弱くする(p.105-109)


【本書内の記述】
●『α型カゼインは、牛乳のカルシウムの吸収率にも深くかかわっています。本来、カルシウムは胃でイオン化(体内で吸収できるようになること)されたあと、腸で吸収され、栄養素として使われます。ところが、牛乳中のカルシウムは、多くがα型カゼインと結合しているため、胃の中でイオン化せず、吸収されにくくなっているのです。(p.105-106)』
●『また、牛乳を加熱滅菌することで、カルシウムはリン酸カルシウム塩という物質に変化し、体はそれを使えなくなります。つまり、牛乳には確かにカルシウムは多く含まれるのですが、体はそれを有効に使うことができないのです。(p.106)』

【Jミルクの見解】
 これらの主張は、カルシウムの吸収メカニズムから事実誤認の内容と言えます。
カゼインは構造中にリン酸構造を含んでおり、カルシウムはこのリン酸部分に結合しやすく、そのためカルシウムはカゼインに保持されています。この性質が、カルシウムの吸収を助けています。
カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。
カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。
 胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。
ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。
 つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。
ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、カゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されています(文末の解説参照)。

 カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。
小野伴忠、乳タンパク質におけるカルシウム動態とその応用、Milk Science Vol.54 No.2 2005

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【本書内の記述】
●『有効に使えないだけならまだしも、実は、牛乳を飲むとかえって体内のカルシウムが排出されるという現象が見られます。そのメカニズムはこうです。牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中にタンパク質の構成成分である残留物がふえます。この窒素残留物が吸収されて血液中にふえると、血液が酸性に傾きそうになるため、体はそれを元来の弱アルカリ性に戻そうとします。血液のpH(酸・アルカリ度)は、常に弱アルカリ性の狭い範囲で保たれるようにできているからです。血液を弱アルカリ性に戻すために、体は血液中のカルシウムをふやします。体内のカルシウムは、血液を弱アルカリ性に保つ役目もしているのです。そのために必要なカルシウムは、骨から溶かし出されます。(p.106-107)』

【Jミルクの見解】
既に述べた通り、牛乳タンパク質の消化性はその他一般的なタンパク質に比べて格段に優れていることから、ここでの主張は事実に反しています。
 血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は、生物としての生体反応(文末の解説参照)であり、牛乳飲用を原因としたものではありません。

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【本書内の記述】
●『2014年に話題となった、スウェーデンの大規模研究では、牛乳を多く飲んだ人のほうが寿命が短く、女性では骨折がふえるというデータが出ました。(p.107)』


【Jミルクの見解】
 「2014年に話題となったスウェーデンの大規模研究」というのは、Michaëlssonらが報告したスウェーデンのコホート研究*の論文1)のことで、牛乳摂取と死亡率、女性の骨折との間に相関が見出されたとするものです。牛乳についての否定的な情報として当時国内外のメディアで多く取り上げられ注目を集めました。
しかし、この研究結果は、ほぼ同時に日本から発表された論文2)を始め、従来から報告されている同種の論文とは矛盾する内容でもあるので、発表当初から疑問視する向きも強かったのです。
 実際その後、この論文の執筆者ら自身が、彼らの上記コホート研究1)を含めて他の類似研究のシステマティックレビュー*を行った結果として、「牛乳摂取と死亡率との間には一貫した関係性は見られなかった」と報告しているのです3)。
しかしながら、著者はそのことには全く触れていません。事実を認識していないとしたら、このような情報を発信する上で不勉強と言わざるを得ません。
 なお、この種の論文については、その後他のグループからも上記1)の論文を含む29件の前向きコホート研究システマティックレビュー4)が報告されており、その中では、論文1)の異質性の高さが指摘されています。つまり他の論文に比べて結果の内容がかけ離れているということです。論文1)は対象者がスウェーデン人ということですが、このように結果に異質性の見られる場合は、その結果が本当だとするなら、その原因として、他の集団にはない、この集団に特有の生活習慣などを検証すべきだとされています。

1) Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: Cohort studies. Michaëlsson et al,
BMJ. 2014;349:g6015. doi: 10.1136/bmj.g6015.
2) Milk drinking and mortality: Findings from the Japan collaborative cohort study. Wang et al,
J. Epidemiol. 2015;25:66–73. doi: 10.2188/jea.JE20140081
3) Milk Consumption and Mortality from All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis, Larsson et al,
Nutrients 2015:7:7749-63. doi:10.3390/nu7095363.
4) Milk and dairy consumption and risk of cardiovascular diseases and all-cause mortality: dose–response meta-analysis of prospective cohort studies. Guo et al,
Eur J Epidemiol. 2017 Apr;32(4):269-287.

【参考】

●アミノ酸価と生物価について


 牛乳に含まれるタンパク質が栄養面で高い評価を受けている理由として、タンパク質を構成するアミノ酸のバランスが、ヒトが必要とするアミノ酸のバランスに極めて近似していることが挙げられます。このバランスの度合を表す指標として「アミノ酸価」がありますが、牛乳に含まれるタンパク質のアミノ酸価は非常に高いことが知られています。

食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」 日本食品分析センター
http://www.jfrl.or.jp/jfrlnews/files/news_no46.pdf

 別の評価法として「生物価」という指標もあります。評価したいタンパク質を含む食餌とタンパク質を全く含まない食餌をそれぞれ被験者に食してもらい、夫々のサンプル中の窒素含量、便や尿中の窒素含量などを測定することで、被験者が食した当該タンパク質のうちどれだけの分が実際に消化・吸収されて体内に取り込まれたかを測定することができます。当該タンパク質の生物価は全卵タンパク質を100としたときの比(生物価という)で表すことになっています。これによると牛肉:80、米:59、小麦:54、大豆:74に対して牛乳:91と、牛乳タンパク質の生物価は非常に高い価であることが示されています。
「乳製品製造学」p.204-208 伊藤肇躬著 光琳

●「血液の恒常性を維持するためのカルシウム溶出は生物としての生体反応」の意味

 カルシウムは骨を構成する成分としてだけでなく、細胞の営みに非常に重要な役割を担っている元素です。そのためカルシウムの血中濃度は常に一定に保たれる仕組みになっています(生体恒常性維持)。血中のカルシウム濃度が減ると骨からカルシウムを溶出させ、それを補う仕組みになっています。骨はそういうまさかの時のための貯蔵庫の役割も持っているわけです。体はまさに骨身を削って、そうした事態に対応しようとしているわけです。こうした事態を避けるために恒常的なカルシウム摂取が重要なわけですが、現状日本人のカルシウムの一日当たりの摂取量はその推奨量を充たしていないとされています。

●カゼインホスホペプチド(CPP)とカルシウムの吸収について


 カゼインはタンパク質ですからアミノ酸が多数つながった構造をしていますが、その配列の中でセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあります。セリンはリン酸が結合できる構造になっていて、このリン酸にカルシウムが結合することによって、カルシウムはカゼインに安定して保持されるようになっています。つまり牛乳中に存在する全カルシウムのうち、約2/3は遊離のカルシウムイオンとしてではなく、上記のようにリン酸化されたカゼインに結合・保持されており、カルシウムは全体として析出することなく、安定に分散して存在しています。

 胃の中は酸性ですから、カゼインは胃の中に入ると凝固してカード状になります。この時リン酸とカルシウムの間のつながりが一旦切れて、カルシウムはカルシウムイオンとして胃液中に溶けだすと考えられます。

 カード状になったカゼインの方は、消化が比較的ゆっくり進みます。アミノ酸がいくつかつながった化合物でそれほど分子量の大きくないものをペプチドと云いますが、タンパク質は最初いくつかの場所でハサミが入ってペプチドに切断され、その後さらに細断されて個々のアミノ酸までに分解されていきます。いくつかのペプチド断片を経て分解が進んでいきますが、胃の中にあるうちに全部分解されてしまうわけではなく、十二指腸や小腸へ進んでからも消化液が分泌されて、そこで消化が進んでいくものもあります。

 ここでカゼインに特徴的なのが、消化が進む過程で生成するカゼインホスホペプチド(CPP)です。前に「カゼインにはセリンというアミノ酸が多数集まっているところがあり、それらセリンはリン酸化されている」と記しました。これらの部分がバラバラにならずペプチドとして切り出されるのです。ここで「ホスホ」というのはリン酸化されている、という意味です。このペプチドについているリン酸は、カルシウムがよく結合できる性質をもっています。カルシウムをよく捕まえる能力を持つと言い換えても良いでしょう。

 一方、胃の中で遊離状態となったカルシウムイオンの方ですが、これらは胃の中では吸収されずに、そのまま十二指腸や小腸へと進んでいきます。ところが、胃の中は強い酸性状態にありますが、十二指腸へ行くと、膵臓などから分泌される消化液のため、一転して環境がアルカリ性に変化していきます。

 中学生時代、理科の実験で、カルシウムイオンを含んだ水溶液にアルカリを加えると水酸化カルシウムの白い沈殿を生じるのを覚えておられる方も多いと思いますが、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属類を除いて、殆どの金属元素はアルカリ側で不溶性の塩を作る性質を持っています。つまりカルシウムは胃の中ではイオンの形で溶けていたものが、腸へ行くと遊離のカルシウムイオンとして存在する割合がぐっと減ってしまい、そのままだと吸収効率が悪くなってしまうのです。

 ここでこれらイオン化しにくい金属類の吸収を助けるのが、先ほど説明したカゼインホスホペプチド(CPP)です。このペプチドが共存すると、カルシウムを良く捕まえて、その上さらに腸管からの吸収を助けることが解明されているのです(ペプチドごと吸収されるのではないかという説もあります)。カルシウムを含む食品は多数ありますが、牛乳中のカルシウムは特に吸収効率が高いことが知られており、それはこうしたメカニズムの存在によると考えられています。

●コホート研究とは


 「コホート」とは、もともとは「集団」を意味する言葉で、 大勢の集団について個別に生活習慣についての情報を集め、10年以上の長期にわたって疾病の発症に関する追跡を行うことによって、 どのような生活習慣がどのような疾病の発症に関連しているのかを 明らかにすることを目的とする研究。

●システマティックレビュー(メタアナリシス)

 単一のコホート研究としてではなく、複数の類似疫学研究をあらかじめ定められたプロトコルに従って統合的に解析するもので、単一研究に比べて格段に信頼性が増すといわれている。


【修正履歴】

(平成29年11月2日)


●Jミルクの解説文の中で、たんぱく質、タンパク質、たんぱく、タンパク等の術語が混在していましたが、これを「タンパク質」に統一しました。

●『また、加熱によってたんぱく質も変性して、消化・吸収されにくくなり、(p.99)』に対する説明の項で「むしろ「変性」によって消化酵素の作用を受けやすくなり、消化・吸収されやすくなります。」という一文を追加しました。

●『カゼインの種類により、消化するための酵素は違います。牛乳に含まれるカゼインは主にα型なのに対し、人が消化できるのはβ型です(母乳のカゼインは主にβ型)。前項でふれたとおり、生の牛乳ならα型を分解する酵素もいっしょにとれるので問題はありませんが、現在の牛乳は加熱してあり、酵素は働きません。ですから、牛乳に多く含まれるα型のカゼインは、私たち人間には消化できないのです。(p.101)』に対する説明の項で「DNAによりたんぱく質を再合成するのです。」を「DNAに記された設計図に基づいてアミノ酸をつなぎ合わせ、必要なタンパク質を再合成するのです。」に修正しました。同一箇所でさらに「ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。」の一文を追加しました。

注)著者は、牛乳中カゼインのヒトの消化能力に関して、「人が消化できるのはβ型だけで、α型はできない」旨述べていますが、これは完全に誤りであって、ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができます。
https://www.j-milk.jp/sp/gyokai/news/hn0mvm0000005cb8.html
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/403.html#c115

コメント [政治・選挙・NHK252] 総理は外交が戦争だということが理解できない。(谷間の百合) 赤かぶ
4. スポンのポン[10192] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年10月25日 17:51:42 : YLRU9o6eFk : 5LmaSTbmkbI[502]

■スローガン政治なんて言うから分からない

 国民だまし政治となぜ言わない。

 スローガンだけを華々しくぶち上げて
 中身が何にもないからスローガン政治と言うんじゃないのか。
 安倍晋三は言うこともやることもすべてが嘘だ。
 きのうの安倍の演説の中に真実が一つでもあったか。
 
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/695.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK252]
4. 新共産主義クラブ[-2898] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年10月25日 17:55:04 : HV5OehK4pk : OY2c7dFcJZc[174]
>佐藤栄作内閣時の「明治100年」の政府式典には昭和天皇と香淳皇后が出席している 
 
 
 ご参考まで。
 
◆ 繰り返される「天皇陛下万歳」事件 明治150年式典はどうなる?
50年前の「明治百年記念式典」を知っていますか?
(辻田 真佐憲,文春オンライン,2018/01/21)
 
 1968年10月23日、日本武道館で政府主催の「明治百年記念式典」が催された。
 
 中央円台に立つ佐藤栄作首相は、「天皇陛下万歳」ではなく「日本国万歳」を三唱した。そのため、金屏風を背にした昭和天皇と香淳皇后も、約9000名の参列者と一緒に万歳している。天皇が絶対的な存在だった、戦前の式典ではありえなかった光景だ。
  
 《「日本国万歳」ではなく「天皇陛下万歳」の声が 》
 
 ただ参列者のなかには、この万歳に不満を持つものもいたらしい。式典の最後、天皇・皇后が退出するときに、二階正面とおぼしき参列者席の一隅から「天皇陛下万歳」の声が沸き起こったのである。
 
 総理府(現・内閣府)が発行する『時の動き』によれば、参列者全員がこの万歳に和し、「両陛下はにこやかにおこたえになった」という。
 
 こう聞くと、既視感に襲われるひともいるだろう。2013年4月28日にやはり政府主催で開かれた「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」においても、今上天皇と皇后が退出するさい、参列者の一部が「天皇陛下万歳」と叫び、安倍晋三首相をはじめとするほかの参列者がつられて万歳したことがあったからだ。
 
 今年の明治150年でも同じようなことは起こるのだろうか。
 
http://bunshun.jp/articles/-/5922
 

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/696.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK252] 「加計問題」で政権が終わる!? 安倍首相が焦っている(FRYDAY) JAXVN
17. 2018年10月25日 17:55:43 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[1921]
今の日本の制度では圧倒的多数の与党が全部腐ったら、弾劾する手段が無いからね。
与党の中で有ってもマトモな政治家の方が多い筈って甘い見積もりで構造設計しちゃって居たのが運の尽き。
ゲスが強権揮えば何時までも居座れるって事に。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/513.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK252] 中谷元と船田元が憲法審査会から消された!   赤かぶ
21. 2018年10月25日 17:56:28 : XzWRUnIlwR : DihIN@IuAxw[34]
>>20 を簡潔に言えば:

安倍首相→「国の理想を語るのが憲法」
野党→「憲法は権力者を縛るモノ」
大学の教科書→「国家という巨大な権力から弱い国民を守るモノが憲法」

米国→憲法が政府の構造を規定(国家権力を連邦政府と地方自治政府とに分割
+連邦政府を三権(内閣と国会と裁判所)に分割)。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/632.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK252] 「片山さつき地方創生相」に更なる口利き疑惑、「秋元司環境副大臣」に環境破壊企業から献金… 安倍内閣の時限爆弾(デイリー) 赤かぶ
1. 赤かぶ[806] kNSCqYLU 2018年10月25日 17:57:39 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[220]






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/699.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平さん解放劇の裏で…「身代金3億円」漏洩のお粗末(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 17:57:39 : 8tHrqcaWfU : LV_ym7Iy76w[53]
彼が韓国人だと名乗ったのは組織に言わされたのだとしても、パスポートや折り鶴等々の傍証から、韓国と日本の二重国籍である可能性が否定されない。
レンホー氏と同じく二重国籍でパスポートを複数使い分けていた可能性もある。尤も戦場ジャーナリストとしてはその方が都合が良いのかもしれないが。
しかし日本は二重国籍は認めていないのだから、韓国籍を放棄していないとしたら日本国籍は剥奪される。つまり韓国籍しか残らない。
そうなれば身代金はカタールが払ったかどうかしらないが、最終的には韓国が負担すべきではないのか?この疑問は日本国民の誰もが持っていると思う。
身代金の是非と共に彼の国籍問題も明確に説明されねばならない。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/698.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] 総理は外交が戦争だということが理解できない。(谷間の百合) 赤かぶ
5. スポンのポン[10193] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年10月25日 18:01:57 : YLRU9o6eFk : 5LmaSTbmkbI[503]
 
 
■外交が戦争だということが理解出来ていないのは
 日本国民も同じだ。

 だからカモにされているだけなのに
 アメリカと友好関係にあることをいいことだと思っている。
 
 アメリカは日本に
 政界のどの国よりも高額の駐留経費を払わせ
 世界のどの国よりも高い値段で武器を売りつけている。

 日本はアメリカと友好関係にあっても一切何の利点もない。
 そう言う人間だけが外交の何たるかを理解している。 
  
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/695.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK252] 皇后「最後の誕生日談話」は安倍首相への痛烈メッセージ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
20. 2018年10月25日 18:02:26 : IcyYQZY03E : oQPncAcOrQ8[5]
>>19
天皇が「攘夷を断行せよ!」とでも宣言すれば、ご満足ですか。

天皇とユダ金の関係など想像も付かぬ事柄ですが、後者が「日本人民の健康を気遣かった」などということはいまだかつて耳にした覚えは皆無です。相当の博学でいらっしゃるとお見受けしますので、ご教授願えれば幸いです。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/578.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK252] 首相、外国人受け入れ拡大に意欲 野党は「拙速」と批判(朝日新聞)-「世界中から優秀な人材が集まる日本を創りあげる」 JAXVN
4. 2018年10月25日 18:04:05 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[1922]
そもそも外国人の導入なんぞ難しくも何ともない。
キッチリと能力に見合った報酬を用意すれば良いだけで、国なんて邪魔しなければ良いだけ。
そうすれば報酬目的で優秀な人間が自然に自分から集まる。


ま、奴隷は来ないから騙して連れて来る算段が居るのだろうけどね。

中小の人手不足はもう無理。
定年延長に合わせて新規を削ってその間に新人教育とか削っちゃっているから、
社内で人材を教育できない。
かと言って派遣でもその手の人材は限られて需要を満たせない。
先を見ないでその時だけの金算段をした結果だから諦めてそういう所には潰れて貰おう。
そこから散逸した人材で持ち直す企業も出るだろうし。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/690.html#c4

コメント [原発・フッ素50] 妊娠中に乳がん再発。生まれた息子はダウン症。闘病生活を“前向きに”ブログで発信 (FNN PRIME)  魑魅魍魎男
7. 茶色のうさぎ[-8584] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年10月25日 18:04:33 : yqau347vMU : sVKDO8sir9M[1]

 つまり、 日本共産党

 地方議員、3000名、、末端党員、30万人が怒ればいいんだよ!! 応援♪

 現在は、地方支部代表の、中央委員200名?の選任方法が、志位の独裁なんだよ!!あほ

 まぁ、地方議員の、正義と勇気に期待します。 地方議員の、全国総会やれよ!!

 つまり、民主的に選挙やればいいんだよ!! 応援♪ 長文省略 うさぎ♂ 討論しろよ!!


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/459.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK252] 天皇皇后が明治150年式典に欠席した理由! 安倍政権の“明治礼賛キャンペーン”に利用されることを忌避したとの見方(リテラ 赤かぶ
5. 2018年10月25日 18:04:58 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[344]
『聡明なる<今上天皇>が、“明治維新150年を祝う式典”へのご臨席をお断りになった理由=法的根拠は只一点、「国事行為に当たらない」からである。』

要は、「国民体育大会」や「全国植樹行事」や「戦没者慰霊」や「災害被災地ご慰問」は、「準国事行為」である。が、時の政府主催の“政治的式典”に対しては、一線を画すことが“象徴天皇”の守るべき役目でもある。
そもそも、現代の“象徴天皇”に対して、“大日本帝国・神格天皇”を認めよ!祝え!ってことほど理不尽なことは無い。
事ほど左様に、<象徴天皇家>から胡乱視されているのが、他ならぬ“自称右翼=日本怪偽族”というう少数「今だけ金だけ自分だけ族」なのである。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/696.html#c5

コメント [経世済民129] 安倍政権の「移民政策」、実現なら日本の若者の賃金は上がらない(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
1. 中川隆[-13356] koaQ7Jey 2018年10月25日 18:05:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19528]

中国人移民を入れると日本人はこの手口で浄化される


1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる

2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領

3. 日本人浄化にとりかかる

4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない


ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。


参考ページのURL
http://uyghur-j.org/japan/
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


2018 年 9月 8 日
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


第一章 概要

古代より東トルキスタン(“現新疆ウイグル自治区”)は、ヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域だ。1949 年に中国人民解放軍
が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。それ以
来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いてきた。
だが、2 年前から事態が急変し、ウイグル情勢は著しく悪化した。2016 年に元中国共産党チベ
ット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が“新疆ウイグル自治区”
の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党総書記をバックにし、東ト
ルキスタン歴史の中で最も酷く露骨な人権弾圧、同化・民族浄化政策を展開し始めた。習近平政
権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝とみられる東トルキスタ
ンに、完全な監視・封じ込めた社会を作り上げ、ウイグル人の言語、文化、宗教を完全に絶滅さ
せるような民族浄化政策を実施している。
陳全国が就任して以来、前任の張春賢が推進した「双語教育」(事実上の漢語教育)をさらに露
骨化し、小学校から大学まで全ての教育機関でウイグル語の使用を禁止した。ウイグル語で出版
された教科書、小説、歴史を反映する本、イスラム教に関連する書籍を焼却した。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル自治区の警察の人
員を2015 年の6 倍に増員し、ウイグル地域において「監視社会」の完成を手掛けた。2017 年第
1 四半期(1〜3 月)のみで、ウイグル自治区で10 億ドル(約1130 億円)以上に相当するセキュ
リティー関連の投資をし(カシュガル市だけで今年3 月、5100 万ドル(約55 億円)以上を投じ
た)、ウイグル全地域に人工知能(AI)の顔認証技術が搭載された監視カメラを設置した。中国政
府はウイグル自治区を最先端の監視技術を試行する実験場にした。
至る所に500m間隔で監視塔付きの交番(検問所)を設け、24 時間体制で検問・監視を始めた。
全てのウイグル人から旅券が没収された。スマートフォンにスパイウェア・アプリのインストー
ルを強要した。GPS の車両搭載が義務付けられた。ウイグル、カザフなど現地住民の政治信頼度
を評価するため、「個人情報採集表、点数表」を配布し、全住民に点数をつけ、身分証明書ID と
連結させた。この点数で拘束対象者を決め、「再教育センター」に収監した。12 歳から65 歳まで
の住民を対象にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めた。
最も酷いのは、2017 年初頭から、「再教育センター」、「教育転化学校」、「技能研修センター」
という名前の「強制収容所」の建設を急ピッチで進め、何も罪のない100 万人以上のウイグル人
(ウイグル人口の約10%)をこれらの収容所に監禁し、共産党の政治思想、宗教転化(非イスラ
ム化)、民族アイデンティティを破壊するための「洗脳教育」を行っている。ウイグル人社会に何
らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、
音楽家、経済界で成功した経営者(銀行に100 万円以上貯金のある人)らも続々と強制収容所に
入れられた。両親が拘束され家に残された子供たちが孤児園に送られた。
そして、各収容所から続々死者が出始めた。遺体は家族に返さずに内密に「処分」された。カ
シュガル空港では「人体器官運送通路」、「移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やス
ペースが用意され、臓器売買のため国家ぐるみで「臓器狩り」していることが明らかになった。
21 世紀の今この瞬間も、中国政府が行っている「ナチス強制収容所の再現」(ジェノサイド)
とも言える人権弾圧、民族浄化に対し、日本を含む多くの国・政府の沈黙が続いている。納税者
である我々在日のウイグル人は、良心を持つ、正義を求める日本国民・政府に対し以下を呼びか
けたい。沈黙しないでほしい。中国政府を非難し、収容所の閉鎖、全収監者の即時釈放に働きかけ
てほしい。これは単に人権弾圧の問題ではなく、「人道に対する罪」、世界平和への挑発であり、ウ
イグル民族存亡の危機とみてほしい。


第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党
総書記をバックにし、露骨な人権弾圧・民族浄化政策を展開し始めた。
1.【ウイグル人100 万人以上が強制収容所に】
東トルキスタン(“新疆ウイグル自治区”)において、2017 年初頭以来、「再教育センター」、「教
育転化学校」、「技能研修センター」という名前の「強制収容所」の建設が急ピッチで進められる
と同時に、100 万人以上のウイグル人(ウイグル人口の約10%)がこの収容所に収監されている
ことが最近続々と明らかになった。中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese
Human Rights Defenders)が今年8 月3 日発表した最新の調査報告によると、上記の「再教育セ
ンター」と呼ばれる閉鎖式キャンプ(強制収容所)に110 万人が収監されているほか、開放式キャ
ンプ(食事や寝泊まりに自宅に帰れる)で約220 万人が再教育(洗脳教育)されているという。
合わせると330 万人が「再教育」の対象となっている。東トルキスタンの人口は2300 万人(2014
年統計)で、ウイグル人口は48.5%、約1130 万人だとすると、ウイグル人口の約30%の人が「再
教育」されているのだ『参考資料1-2』。報道によると、2017 年春以来強制収容所に収監された人
で釈放された人がいないという『参考資料3』。
何も罪がなく、「要注意人物点数表(第四章を参照)」でマイナス点数が高い人が収容所送りの
対象者となっている。例えば、(1)ウイグル人である(2)イスラムの礼拝をしている(3)宗
教知識がある(4)(当局が要注意とする中東など)26 カ国に行ったことがある(5)外国に留
学した子供がいる……といった項目に該当すれば要注意人物として対象者となる『参考資料4』。
また、ウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、イスラム学者、人
気スポーツ選手、音楽家、経済界で成功した裕福な経営者らも「民族情绪(民族的気持ち)があ
る」、「両面人(裏表がある人物)」として収監対象者となっているのである(第三章を参照)。収
容所の状況は海外メディア、研究者らによって次々と報道されるようになった『参考資料5-10』。


2.【強制収容所の位置・規模が明らかに】

第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実


東トルキスタン(89県あり)の各県に少なくても5つの再教育センターがあるとされ、科学
者の衛星写真やグーグルマップからの調査で既に29 件の収容所位置、その規模が明らかになった
『参考資料11-13』。それぞれ一か所に1000 人から1 万人が収監されている。例えば、2017 年4
月にカシュガル疏附県(コナ・シェヘル)で当時建設予定の収容所(新疆疏附县法制教育转化学
校、位置座標39°21'33.1"N 75°51'50.0"E)の入札募集によると、収容所は3.5万平方メート
ル広さで、政府出資1.4 億元(約29 億円)であった『参考資料14』。同様にカシュガル・疏勒県
巴仁郷(イェニシェヘル・バリン郷、1990 年に有名な「バリン郷事件」発生した場所)座標
39°21'29.2"N 76°03'04.1"E に位置する収容所《疏勒县法制教育转化学校》(上・写真1)は一
年前に何もなかった畑に新しく建てられた収容所で、1 号館〜5 号館の4階建「教学棟」(70.5m
×17.5m)と管理棟があり、それぞれ面積4943.11 uである『参考資料15』。グーグルマップから
も上記座標コードから確認できる。
また、アルトゥシュ(クズルス・キルギス自治州)政府ホームページで、2018 年3 月21 日掲示
された、「アルトゥシュ市職業技能教育研修サービスセンター建設項目の環境への影響報告表に対
する審査意見」(关于《阿图什市职业技能教育培训服务中心建设项目环境影响报告表》的审批意见)
『参考資料16』によると、39°38'28.0"N 75°59'46.0"E に位置する該当教育センターは、9.6 万
u規模(東京ドーム2個分の広さ)、政府投資3 億5000 万元(約60 億円)で、収監者部屋(7.6
万u)、管理用部屋(1.1 万u)、武装警察用部屋(8.5 千u)、有刺鉄線のフェンス付き障壁1292m、
医療室1200 u、8460 人分の食事を作る厨房などから構成されている。名前は技能教育研修セン
ターだが、武装警察、監視塔完備した、8000 人が収容できる強制収容所である『参考資料17』(写
真2)。
最近、さらに規模が大きい収容施設の実態が明らかになった。ウルムチ市達坂城区に位置する
「ウルムチ職業技能教育研修センター」(座標:43°23'01.8"N 88°17'18.2"E)は占用面積52 万
u、建築面積13 万u(東京ドームの約3 倍)であった。この収容施設には収容ビル(監獄)が8
棟あるほか、居留センタービル1 棟、警察備勤ビルが8 棟、警察総合ビル1棟、病院棟、レスト
ラン棟、物資倉庫棟、武装警察宿舎2 棟、監視塔などがある。推測では約1 万人の収監者を収容
できるという『参考資料18』(写真3)。そのほか、カラマイ市に地上5 メートル、地下40 メート
ルの地下収容所が建設されたことが明らかになった。この秘密の地下収容所には少なくとも1 万
人を収容する予定だという『参考資料19』。
これらの収容施設は、新たな政府投資で建設され、調査で分かったものだが、収監者数があま
りにも多いため、入りきれない人たちは、臨時収容所して使っている学校(廃止されたウイグル


小中学校)、党校(共産党学校)、専門学校、病院、体育館、倉庫、まだ特定できていない様々な
施設に収監され、すし詰め状態にあるという。また、ベッドが足りないため、昼班/夜班交代制で、
教育される人と寝る人を入れ替えているという。


3.【収監者及び関係者の証言】
収容所で8 か月収監された経験があり、カザフスタン政府の働きかけで釈放されたカザフスタ
ン国籍のウメル氏の証言『参考資料20-22』によれば、彼はピチャンにある両親を訪ねて行ったと
き、身柄を拘束され、危険分子として「カラマイ市技術研修センター」という収容所に送られた。
この収容所には当時約1000 人が収容され、8 割がウイグル人、2 割がカザフ人だった。環境条件
が大変悪く、狭い一室に20 人以上がすし詰め状態で寝泊まりしていた。食事も、トイレも同室で
済ませたという。毎日早朝から夜遅くまで中国語でプロパガンダ歌謡を歌わせ、共産党の政治思
想、宗教転化(非イスラム化)、民族としてのアイデンティティを破壊するための「洗脳教育」が
行われ、その日のテストで不合格なった者や少しでも不満を表した人は厳しく罰せられる(食事
与えず、手足が絞られた状態でヘッドホンより大音量を流し睡眠できないようにする)という。
イスラム教徒の禁物である酒や豚肉を強要されているとの証言もある『参考資料23』。
また、中国の強制収容所で働いていて、カザフスタンへ不法入国した罪で逮捕されたサイラグ
ル・サウットバイ(Sayragul Sauytbay, 41 歳)が法廷で、中国が存在を否定してきた「再教育キ
ャンプ」について証言した『参考資料24』。証言によると、彼女が働いた「キャンプには2500 人
ほどの収監者がいて、そこは一般に政治キャンプと呼ばれるが、実際は山区の刑務所だった」と
いう。カザフスタン政府は中国からの送還要求を押し切って、サイラグルを無罪釈放し、カザフ
スタンにいる家族の元に返した『参考資料25』。
2018 年7 月19 日NHK-BS1 テレビチャンネルで放送した国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」でも、在日留学生4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、安否
状況がわからない」と証言した『参考資料26』(在日ウイグル人の被害状況の詳細は第四章を参照)。


4.【収容所で不明の病気が蔓延】

ウイグル自治区政府衛生局の業績とした記事(ホームページで発表されその後削除された)に
よると、ホータン地区1 市、7 県の収容所で不明の「伝染病が蔓延」したため、2017 年7 月9 日
から8 月3 日の間に自治区の調査チームを派遣し調査に行った結果、「肺結核」だったということ
で、558 人を病院に搬送・隔離したという。しかし、これらの患者が本当に肺結核なのか、その
後どうなったのかは一切明らかにされておらず、政府のよる隠ぺい・情報封鎖が行われたことが
明らかである『参考資料27』。
5.【収容所から死者が続出】
これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、
一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる(ウイグ
ル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。そして、それ
を裏付ける写真もあった。
上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカシュガル空港で撮られた写
真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の
専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠で
ある。この内容はThe Epoch Times でも報じられた『参考資料31』。
在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体
を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どう
いう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの
元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。
6.【ウイグル人口密集地に火葬場】
そして、もっとも不思議なことは、中国当局はイスラム教を信仰するウイグル人が95%以上を
占める県、町、村に急ピッチで数多くの火葬場建設を進めている『参考資料32』。そして、一般人
月給の数倍の賃金で人員(もちろん漢民族)を募集している『参考資料33』。


今後ウイグル人の死体を火葬するつもりなのかと 思うだけでも鳥肌が立つほど恐ろしい!中
国政府は一体何をしようとしているのか! これらの事象は「ナチス強制収容所の再現」(ジェノ
サイド)の予兆とも言えるだろう。
7.【家に残された子供は孤児園に】
また、深刻な問題になっているのは、両親が拘束され、家に残された大勢の幼い子供たちが孤
児園に入れられ、ウイグルアイデンティティーを無くす漢化教育が行われている。「両親は政治的
な問題を抱えているため、子供は通常の子供と一緒に学校に通うことが禁じられている」という
『参考資料34』。若い妻のみ残された家には、漢民族の男性が世話役で寝泊まりするケースもある。


8.【アメリカ政府の見解】
アメリカのペンス副大統領は7 月26 日、首都ワシントンで講演し「中国政府は、数十万人、も
しくは数百万人の規模でイスラム教徒のウイグル族を再教育施設という場所に収容している。宗
教の信仰と文化的な帰属意識を失わせようとしている」と述べて非難したことを、NHK が7 月
27 日朝のTV 番組で伝えた『参考資料35』。
さらに、7月26日ウイグルにおける収容所問題に関して、アメリカ議会で初めてとなる公聴
会が開かれた。昨年に大統領選に候補者となった上院議員・議長のルビオ(Marco Rubio)氏が
この公聴会を招集した。家族20人以上が拘束され、行方不明となったことをアメリカ ラジオ・
フリー・アジアのアナウンサー・記者であるグリチェヒラ・ホジャ(Gulchehre Hoja, アメリカ
国籍のウイグル人)が証言した。また、アメリカ駐国連経済社会理事会大使のケリー・カリー
(Kelley Currie)氏が、「2017 年4月から、習近平指導下の中国当局がウイグル人に対する弾圧程
度は「人を驚かす、ショッキングなものだ」、文化大革命がエスカレートした時期とも比べること
ができないほど酷いのだ。男子髭の禁止、女性の公衆場でのベール着用禁止、そして短いズボン
を着ること、喫煙、お酒を飲むこと、豚肉を食べることを拒むことを犯罪と見なし、政府系公式
テレビを見ることを拒むことさえ罪に問われている」と述べた『参考資料36』。
ナチス式経験しているとも言える「強制収容所」は、ウイグル民族数千年の歴史の中で経験し
ている最も酷く、ウイグル人の言語、文化のみならず、民族が絶滅する危機に直面している重大
な事件である。


『参考資料』

1. China: Massive Numbers of Uyghurs & Other Ethnic Minorities Forced into Re-education
Programs, Chinese Human Rights Defenders, August 3, 2018
https://www.nchrd.org/2018/08/china-massive-numbers-of-uyghurs-other-ethnic-minorities-forc
ed-into-re-education-programs/

2. Survey: Three Million, Mostly Uyghurs, in Some Form of Political ‘Re-Education’ in Xinjiang
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/millions-08032018142025.html

3. ‘No Releases’ of Thousands Held For Years in Xinjiang Township Political ‘Re-education Camps’
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/township-08062018145657.html

4. 水谷尚子,「ウイグル絶望収容所の収監者数は89 万人以上」, Newsweeks 日本版 2018.03.13
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/89-3.php

5. What Really Happens in China’s ‘Re-education’ Camps, The New York Times, May 15, 2018
https://www.nytimes.com/2018/05/15/opinion/china-re-education-camps.html

6. Simon Denyer, Former inmates of China’s Muslim ‘reeducation’ camps tell of brainwashing, torture,
The Washington Post, May. 17, 2018
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/former-inmates-of-chinas-muslim-re-educat
ion-camps-tell-of-brainwashing-torture/2018/05/16/32b330e8-5850-11e8-8b92-45fdd7aaef3c_sto
ry.html?utm_term=.95541c3fd6ad

7. Adrian Zenz, New Evidence for China’s Political Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15,

https://jamestown.org/program/evidence-for-chinas-political-re-education-campaign-in-xinjiang/


8. Adrian Zenz, "Thoroughly Reforming them Toward a Healthy Heart Attitude" - China's Political
Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15, 2018
https://www.academia.edu/36638456/_Thoroughly_Reforming_them_Toward_a_Healthy_Heart_
Attitude_-_Chinas_Political_Re-Education_Campaign_in_Xinjiang

9. Tara Francis Chan, China is secretly imprisoning close to 1 million people — but they've left 2 big
pieces of evidence behind, May. 30, 2018
http://www.businessinsider.com/how-many-people-are-imprisoned-in-xinjiang-china-government
-documents-2018-5

10. Xinjiang Political ‘Re-Education Camps’ Treat Uyghurs ‘Infected by Religious Extremism’: CCP
Youth League, RFA, Aug 8, 2018.
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/infected-08082018173807.html

11. Shawn Zhang, List of Re-education Camps in Xinjiang 新疆再教育集中营列表, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/list-of-re-education-camps-in-xinjiang-%E6%96%B0%E7
%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%90%A5%E
5%88%97%E8%A1%A8-99720372419c

12. Shawn Zhang, Detention Camp Construction is Booming in Xinjiang, Jun 19, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/detention-camp-construction-is-booming-in-xinjiang-a2525
044c6b1

13. Shawn Zhang, Xinjiang’s re-education system is a hybrid of Gulag and Indian Residential School,
Jun 13, 2018
https://medium.com/@shawnwzhang/latest-re-education-campaign-in-karshgar-xinjiang-167668a
d5729

14. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 3 新疆再教育集中营卫星图3,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-%E6%96
%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%9
0%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-96691b1a0d62

15. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 1 新疆再教育集中营卫星图1,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-3-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-3-bae61bef8028

16. 阿图什市人民政府http://www.xjats.gov.cn/ のweb.archive.org バックアップサイト
https://web.archive.org/web/20180706221430/http://www.xjats.gov.cn/P/C/1736.htm

17. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 23 新疆再教育集中营卫星图
23, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-1-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-1-eea378e8ed8b

18. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 29 新疆再教育集中营卫星图
29 (Largest Re-education Camp?). 26 Jul, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/largest-re-education-camp-d7d6ce15e273

19. XINJIANG AUTHORITIES BUILD MASSIVE UNDERGROUND PRISON, Aug 20, 2018
https://bitterwinter.org/massive-underground-prison/

20. Omir Bekali talks about the psychological stress he endured in a Chinese internment camp
http://www.abc.net.au/news/2018-05-18/omir-bekali/9773366
http://www.businessinsider.com/what-is-life-like-in-xinjiang-reeducation-camps-china-2018-5

21. 水谷尚子, 「ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった」Newsweeks
日本版2018.02.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9547.php

22. 水谷尚子「, イスラーム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所」、Newsweeks
日本版2018.05.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php

23. Video: ‘This person will simply disappear’: Chinese secretive ‘reeducation camps’ in spotlight at

Kazakh trial
https://www.hongkongfp.com/2018/07/17/person-will-simply-disappear-chinese-secretive-reedu
cation-camps-spotlight-kazakh-trial/

24. Kazakh court frees woman who fled Chinese re-education camp
https://www.theguardian.com/world/2018/aug/01/kazakh-court-frees-woman-who-fled-chinese-r
e-education-camp

25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19
http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719

26. Radio Free Asia, 「ホータンの収容所で558 人が肺の伝染病が明らかになった」
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghurda-lager-05282018133938.html?encoding=la
tin

27. Uyghur Teenager Dies in Custody at Political Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.03.14
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

28. Uyghur Father of Two Dies After Falling Ill in Xinjiang Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.04.11
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

29. 遺体安置所Radio Free Asia news, 2018.06.25
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/medeniyet-tarix/jeset-bir-terep-qilish-06252018164051.ht
ml?searchterm%3Autf8%3Austring=depne&encoding=latin

30. 「中国では人命はとても安い、臓器のほうが高値だ」元医師の告白
http://www.epochtimes.jp/2017/10/28953.html

31. 中国当局がウイグル地域各地に急ピーチで火葬場建設
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html?enc
oding=latin

32. ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
https://m.wlmq.com/0010155185.html

33. 「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部, 中国共産党、ウイグル「絶望収容所」の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/212978?page=4

34. 「トランプ政権 中国がウイグル族を不当に収容と非難」, NHK New Web, 2018 年7 月27 日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551041000.html?utm_int=all_side_rankingsocial_
002

35. Hearing on Surveillance, Suppression, and Mass Detention: Xinjiang’s Human Rights Crisis
https://www.youtube.com/watch?v=rE8Ve2nxPds&feature=youtu.be&t=1623

36. 米政権「ウイグル、数十万人を拘束」中国当局を批判、毎日新聞, 2018 年7 月28 日
https://mainichi.jp/articles/20180729/k00/00m/030/079000c


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

2017 年から大々的に大に行われるようになった思想改造目的の強制収容施設での不当な拘束
が今も続いている。そしてウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、
著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、音楽家、経済界で成功した経営者が続々と強制収容
所に入れられている。以下には、代表的な例を挙げる。(ここで挙げた例はメディアなどで公開さ
れた情報のみであって、氷山の一角にすぎない。)


1.【教育界】
1. 自治区教育庁の庁長長 サッタル・サウット (Sattar Sawut)
2017 年、「重大大な規律違反」で拘束され、強制収容施設に送ら
れた。サッタル氏が任期中に編纂したウイグル語教材は、自治区
自治区内で教科書として使われていた。『参考資料』
http://www.sohu.com/a/144868168_260616
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

2. 自治区政府党委員会元秘書官、教育庁副長官長、新疆新聞社 社
長長を務めたアリムジャン・メメットイミン (Alimjan
Memtimin)(59)『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

3. ウイグル自治区社会科学院副院長長や新疆教育出版社 社長長
アブドゥラザク・サイム(Aburazaq Siyim) (61)
『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

上記三名の方はウイグル語の教科書の編集、出版にかかわる人物であった。そのウイグル語
教材は、自治区内で教科書として使われていたが、それらが「文文学、歴史、道徳分野には、
民族分離を煽る内容が含まれており、それを12 年間も現場で使ったため大勢大の若者が深刻
な洗脳を受けた」と糾弾され、ほぼ同時期に収容施設に送られたのである。『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

4. 新疆大学大学 学長長 タシポラット・ティップ (Tashpulat Tiyip, 塔
西甫拉提·特依拜)
自治区最大大の教育機関である新疆大学大学 学長長を2010 年から務
めていたタシポラット・ティップ教授(60)は昨年3 月月に解任され、
それ以降は当局に拘束されていると、今年2 月月にRFA の取材に答え
た大学大学関係者が明かした。新疆大学大学を卒業後、東京理科大学
大学で理学博士号を取得。研究プロジェクトの成果から中国教育省に
賞を与えられたことも多数あり、新疆では著名な学者だった。タシポ
ラット氏は, 1996 年から新疆大学大学の副学長、2010 年から2017 年
まで同大学学長、党副書記と務めていた。
『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/university-president-02202018173959.html


5. 新疆医科大学の元長学長 ハリムラット・グプル (Halmurat Ghopur,
哈木拉提·吾甫尔)
新疆医科大学の元長学長・教授で昨年からは自治区⾷品医薬品監督庁
長だったハリムラット・グプル氏(58)も、今年になってから消息不
明だ。ハリムラットは収容施設で死亡したとの説もある。彼は中国伝
統医療を学ぶ上海中医薬大学を卒業し、ロシアのサンクトペテルブル
ク医科大学で博⼠号を取得。中国全国最優秀研究者の1 人に選ばれる
など、中国全⼟でも名を知られる有名教授だった。医科大学で彼はウ
イグル伝統医学の継承にも力を注ぎ、民族医学教育ではウイグル語に
よる授業をずっと続けてきた。ハリムラット氏は, 1998 年から新疆医
科大学の副学長、2008 年から2017 年まで同大学学長、党副書記と務めていた。


『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/arrest-01122018152937.html

不思議なことに、上記両大学ホームページの歴任学長リスト『参考リンク』から、新疆大学
元長学長タシポラット氏と新疆医科大学の元長学長 ハリムラット氏の名前が消されている。
これは中国が歴史・事実を平気で消すまたは変えてしまうことの証拠でもある。
新疆大学歴任学長 http://www.xju.edu.cn/xxgk/lrxz.htm
新疆医科大学歴任学長http://www.xjmu.org/xqzl/lrld.htm

6. 新疆師範大学教授 アブドゥカディリ・ジャラリディン (Abduqadir
Jalalidin)
知名度の高いウイグル文学者で新疆師範大学教授でもあるアブドゥ
カディリ・ジャラリディン(54)は今年1 月にウルムチ市国家安全
局に拘束された。アブドゥカディリはカシュガル師範学院を卒業後、
ウイグル文学者の道を歩んだ。彼は00 年代初頭、石川県に数カ月滞
在したことがあり、その体験を記した本の一部がウイグル語教科書
に引用された。ウルムチ市の中で最大級と言われている収容施設に
収監されているとされる。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-04252018140407.html


7. 新疆大学教授 ラヒレ・ダウット (Rahile Dawut)
ウイグル文化研究の先駆者で新疆大学人類学研究所教授、博士であ
るラヒレ・ダウット(52 歳)が、2017 年12 月北京で消息不明とな
ったとニューヨークタイムズ電子版が8 月10 日に報道した。ダウ
ット氏の家族は、黙っていることで再教育施設、拘留施設から解放
されないことが分かったため、ダウット氏が消えてから8 か月後の
今、これを話すことを決めたと語ったという。ダウット教授は、日
本人研究者の菅原 純と共著で中央ユーラシアにおけるイスラム聖
堂に関する研究をテーマにした、「マザール、MAZAR」という本を
出版していた。『参考資料』
Star Scholar Disappears as Crackdown Engulfs Western China, The New York Times
https://www.nytimes.com/2018/08/10/world/asia/china-xinjiang-rahile-dawut.html
Mazar: Studies on Islamic Sacred Sites in Central Eurasia, Sugawara Jun, Rahile Dawut, 2016
https://www.amazon.co.jp/Mazar-Studies-Islamic-Central-Eurasia/dp/4904575512


2.【宗教界】

8. 著名なウイグル人イスラム学者 ムハンマド・サリヒ (Muhammad
Salih)
著名なウイグル人イスラム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者
として名を知られる82 歳のムハンマド・サリヒ師が17 年12 月中旬、
中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連
行された。サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40
日後の18 年1 月24 日に死亡した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-012920181
80427.html

9. 全国イスラム協会副主席、ウイグル自治区政協の副主席、ホータンイ
スラム協会主席、ホータンモスクのイマム アブドレティプ・アブド
レヒム・ダモッラ(Abdulletip Abdurehim Damollam)
2017 年に3 年刑で刑務所に入れられた。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/abduletip-abdurehim-dam
olla-tutqun-05102017142750.html?encoding=latin

10. カシュガル・トックズタシモスクのイマム アブリミット・ダモッラ
(Ablimit Damollam)
アブリミット・ダモッラは自宅から突然連行され、収容所に収監され
た2 カ月後の昨年6 月に死亡した。
アブリミット・ダモッラ(81)は、80 年代に新疆ウイグル自治区で
初めて寄宿舎付きの私立学校「カシュガル語学・技術専門学校」を開
校したベテラン教育家でもある。
アブリミットは学校にウイグル語で英語、中国語、アラビア語、トル
コ語を教えるクラスと、看護師・歯科医師を育成するコースを設置。
全日制だけでなく夜間制の学生も受け入れ、経済的に恵まれない人も教育を受けられるよう


にした。付属病院も開設し貧しい者への医療費免除など慈善事業を行って人々の支持を集め
たが、2000 年頃に中国当局が施設を強制的に封鎖していた。アメリカの短波ラジオ放送「ラ
ジオ・フリー・アジア(RFA)」の報道によると、アブリミットは身柄拘束から2 カ月後の昨
年6 月に死亡した。死因は知らされず、葬儀は当局の厳重な監視のもと、弟子たち、周りの
住民の参加が許されず家族だけで行われたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616201
7193458.html?encoding=latin

11. ケリヤ県政協副主席、県メインモスクのイマム イミン・ダモッラ
(Imin Damollam)
2017 年5 月に18 年の実刑判決で刑務所に監禁さられた。罪は2016
のメッカーへのハッジ(大巡礼)で「ウイグル分裂意識のある」人
にハッジ代行費を渡したことであった。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/uyghur-kadir-052120
18160053.html?encoding=latin
12. ニルカ(Nilqa)県 イスラム学者 アブドレシット・ハジム
(Abdureshit Hajim)(65)
アブドレシット氏は強制収容所に監禁されてから9 か月間たった今
年の6 月5 日に、収容所内で死亡し、頭部分が白い布で覆われた遺
体が家族に返された。しかし、家族が遺体の頭・体部分を見ること
も許されず、死因が不明のまま、警察の厳重な監視下で埋葬されて
いたことがRFA の取材で明らかになった。
参考資料:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060820182
34941.html?encoding=latin

13. ホータン スラーム学者 アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet
Mexsum)(87)
2017 年11 月拘束され、収容施設で死亡していたことが今年5 月に
イスタンブルに住んでいる親戚の調べで分かった。アブドルエヘッ
ド・ハジムは7 人の弟子にイスラム知識を教授したことが拘束の原
因だったという。


『参考資料』:

https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-m
exsum-ghayibane-namaz-06012018225457.html?encoding=latin


3.【スポーツ界】

14. 人気のサッカー選手エリパン・ヘズムジャン (Erpan Hezimjan)
人気のあったウイグル人サッカー選手エリパン・ヘズムジャンの失
踪は、漢人の熱烈なファンたちがソーシャルメディア上で告発して
発覚した。今年19 歳の彼は15 歳から中国のサッカーチームでプレ
ーをし、失踪前は中国スーパーリーグの江蘇省チームに所属してい
た。
今年2 月末頃に里帰りしたが、3 月に南京で行われた試合に姿がな
かったことを心配する書き込みが相次いだ。RFA は4 月、彼の地
元ドルビリジン県へ電話取材をし、同県警察署職員の証言で2 月頃
に強制収容所に送られたことが判明した。
所属チームの主戦力として1〜2 月にかけて、スペインやアラブ首長国連邦で試合に出ていた
が、「外国に行ったこと」を理由に、県中心部から約10 キロ離れたトゥルグン村の強制収容
施設に送られたという。そこにはウイグル人約1000 人が収容されている。
『参考資料』:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/erpan-hezimjan-terbiyeleshte-04162018153
838.html?encoding=latin
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/footballer-04132018162312.html
https://www.hongkongfp.com/2018/07/07/rising-star-footballer-among-million-uyghurs-sent-ch
inese-re-education-camps/


4.【芸能界】
15. 民謡歌手 アブドゥレヒム・ヘイット (Abdurehim Heyit)
ウイグル人の幅広い年齢層に愛されている民謡歌手でドゥッ
タル奏者(ドゥッタル王)のアブドゥレヒム・ヘイット(56)は、
昨年4 月に公安警察に連行されてから行方不明になった。アブ
ドゥレヒムは北京の中央民族歌舞団や新疆ウイグル自治区歌
舞団で活躍し、数多くのアルバムも発表した。ウイグルの民族
文化に誇りを持ち、前を向いて生きていこうと呼びかけるメッ
セージ性の高い曲が多いこと、特にウイグル人に広く知られる
歌謡「お父さんたち」の歌詞が問題視されたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/musician-11022017162302.html
https://freemuse.org/news/uyghur-dutar-king-detained-in-china/


16. ポップス歌手 アブラジャン・アユップ (Ablajan Ayup)
若くハンサムなポップス歌手も収監されている。若い女性を中心に
熱狂的人気を誇るアブラジャン・アユップ(34)は、「ウイグルの
ジャスティン・ビーバー」と欧米誌に紹介されたこともある。ウイ
グル語のみならず英語や中国語でも歌っていたから漢人にも人気
だった。今年2 月に上海でコンサートを行った2 日後、ウルムチで
拘束された。昨年マレーシアを訪問したことや、民族や故郷への愛
を歌っていたことなどが原因とささやかれている。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/singer-05182018131924.html
https://freemuse.org/news/uyghur-pop-star-detained-in-china/


5.【メディア関連】
17. ミスラニン・ドットコム(misranim.com)の創設者 アバベキ
リ・ムフタル (Ababekri Muxtar)
インターネットのウイグル語サイトも一昨年から昨年にかけて
続々と閉鎖され、運営者がことごとく拘束された。また、同サ
イト管理人トゥルスンジャン・メメット(Tursunjan Memet)
も行方不明になっている。トゥルスンジャンの父親はRFA の取
材に応えて、「自宅から6 人の公安に連れ去られ、どこに居る
かさえ分からない」と証言した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/authorities-detain-uyghuer-web-masters-and-writ
ers-in-chinas-xinjiang-06132016153910.html


18. 「バクダシ(bagdax.cn)」創設者 アクバル・エゼッド (Akbar Eset)、


19. 「ボズキル(bozqir.net)」の創設者で自治区教育庁職員のアデル・リシット (Adil Rishat)、


20. テレビ番組の脚本家として知られるオマルジャン・ヘセン (Omarjan Hesen)


21. 新疆人民ラジオ局記者で新疆教育出版社の教科書編集者でもあったジャ
ーナリストのヤルクン・ルーズ (Yalqun Ruzi)(52)も行方不明になっ
ている『参考資料』。最近の情報では、17年刑で刑務所に入れられたと
いう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php

ウイグル語書籍は粛清のため書店や一般家庭から没収された。新疆ウイグル
自治区文学芸術連合の元会長で、詩人のイミン・アフメディ (Imin Ahmidi)は昨年6 月、RFA の
取材に対し「過去に出版されたウイグル人作家の著作が再検査されている」と語った。ウイグル
人に愛読され、現代ウイグル文学を代表する小説であるアブドゥレヒム・オトキュル (Abdurehim
Otkur)『目覚めた大地』や『足跡』、ゾルドゥン・サビリ (Zordon Sabir)『母なる故郷』なども
規制の対象になった。『参考資料』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php


6.【経済界】

22. イリ・カザフ自治州 慈善家・不動産開発商 ヌルタイ・アジ(Nurtay Haji、努尔塔依・阿吉)
ChinaAid がイリ・カザフ自治州及びカザフスタン人の商人から得た情報によると、有名な慈善
事業、不動産開発商のヌルタイ・アジが昨年、20 年刑で刑務所に送られたという。ヌルタイ氏は
ヌルタイ氏個人の全額寄付で孤児、貧しい子供たちのための、全寮制の寄宿学校「努尔塔依阿吉
学校」を建設し、これまでに多くの学生を支援していた。
ChinaAid の情報では、ヌルタイ氏と一緒に10 数名のウイグル、カザフ商人が逮捕されたとい
う。ウイグルの他の地域でも銀行に一定額(100 万〜数100 万元)以上の貯金がある人たちも次々
と拘束されている。
http://www.chinaaid.net/2018/07/blog-post_11.html

2017 年5 月に、カシュガル地区で最も成功した経営者ウイグル人の以下4 名が「宗教的過激主義」
という罪で投獄された:


23. カシュガル貿易協会会長 物質運送会社経営者 アブドジェリル・ハジム(Abdujelil Hajim)

24. カシュガル Emin 貿易市場のオーナー ゲニ・ハジ(Gheni Hajim),

25. カシュガルEziz Diyar 市場のオーナー メメット・トルソン・ハジム(Memet Tursun Hajim),

26. カシュガルIbnsina 歯科病院 オーナー イミン・ハジム(Imin Hajim)
以上の4 人いずれにも「ハジム」という名称がついているのは、イスラム聖地のメッカーにハッ
ジに行って来たことを意味する。RFA の電話インタビューに答えた現地の保安員の情報によると、
罪は「承認されていない民間の巡礼に行った」、「宗教的過激派の兆しがあった」という。4 人は8
年から18 年の懲役刑を言い渡された。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/wealthiest-01052018144327.html


27. カシュガルKasir ホテルのオーナー レストラン経
営者 オブルカスム・ハージ (Obulkasim Haji)
RFA のインタビュー情報によると、67 歳のオブル
カスムは2017 年12 月5 日入院していたウルムチ
市の病院から公安に連行され、再教育キャンプ(強
制収容施設)に送られたそうだが、拘束理由や監禁
場所がいまだに不明。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/hotelier-05072018130431.html
努尔塔依阿吉学校


7.【官僚・公安関係者】

28. ウイグル自治区林業庁庁長 エズズ・ケユム (Ezir Qeyum)
29. ホータン地区公安局副局長 ニジャティ・アウドン (Nijat Awudon)
30. ホータン地区公安局元副局長 エリ・イミン (Eli Imin)
31. ウイグル自治区特捜部ホータン支部隊長 アブドカデル・アブラ (Abduqadir Abla)
32. ホータン市公安局副書記 政委 ヤリクン・アブドラザク (Yalqun Abdurazaq)
33. カシュガル カラカシ県(Qaraqash)公安局元副書記 政委 アバベキリ・イリ(Ababekri Eli)
34. ホータン地区公安局国保支部課長級捜査員 モハタル・トスン(Muxtar Tursun)
らが「重大な規律違反」で拘束され、最近の状況は不明である。
参考資料:
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


35. ウイグル自治区チャルチャン県公安局政
治委員 アリフ・トルソン(Ghalip Tursun)
8 月18 日の現地新聞が、アリフ氏が「テ
ロリスト、3 種勢力と協力し、庇った」と
し、拘束されたことを報じた。参考資料:
(右写真)
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qan
un/cherchen-uyghur-08202018153604.ht
ml?encoding=latin


8.【地方の党・政府責任者】

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、権力を誇示する最初の威圧的行動は、ホータ
ン地区基層の97 名幹部への問責・免職処分を実行することだった。陳の指示で組織された共産党
幹部らの査察グループが2017 年3 月12 日からホータン地区の各町、村に入り、たった一週間ほ
どの調べを行ったあと、3 月26 日各種の理由で97 名幹部(ほとんどウイグル人)に一気に免職
処分を下した。処分内容から人権侵害の典型的な例であることがわかる。例えば、ホータン県の
ブザク郷(布札克乡(郷))党支部書記のジェリリ・マイティニヤズ(Jelil Memetniyaz)は「宗
教師の前でタバコを吸うことに躊躇した」理由で懲戒免職された。97 人の懲戒免職理由には、そ
のほかに、「毎朝の国旗揚げの怠慢、揚げ回数の誤報、住民宅へ走訪・個人情報データの収集を徹
底していない」など様々なレッテルがあった。
参考資料:
http://www.china.com.cn/news/2017-04/10/content_40588424_2.htm
https://www.boxun.com/news/gb/china/2018/01/201801301321.shtml
http://news.sina.com.cn/c/nd/2017-04-09/doc-ifyeceza1781280.shtml


9.【収容所内死亡者リスト】

ここに挙げたリストはメディアに知られた名前のみである。
1.ムハンマド・サリヒ (Muhammad Salih)、82 歳、18 年1 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-01292018180427.html

2.アブリミット・ダモッラ (Ablimit Damollam) 、81 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616
2017193458.html?encoding=latin

3.アブドレシット・ハジム (Abdureshit Hajim)、65 歳、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060
82018234941.html?encoding=latin

4.アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet Mexsum)、87 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-mexsum-ghayibane-nama
z-06012018225457.html?encoding=latin

5.アイハン・メメット(Ayxan Memet)、78 歳、Dolqun Eysa の母、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mother-07022018164214.html

6.ヌリマングル・メメット(Nurimangul Memet)、24 歳、18 年6月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06042018154152.html?enc
oding=latin

7.アブドジャッパル(Abdujappar)、グルジャGhulja Bayandaz

8.アブドガッパル (Abdughappar)、34 歳、グルジャGhulja Bayandaz 18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

9.ホータン・チンバグ卿 アブドルエヘット・バッカル(37 歳)ら26 名
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06142018181109.html?enc
oding=latin

10. ヤクプジャン・ナマン(17 歳)、カシュガル・ヨプルガ県、18 年3 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

11. 在日ウイグル人弟(24 歳)、ウルムチ、18 年5 月死亡

第四章 “新疆のウイグル自治区”:中国高度な監視下の野外刑務所

1.中国当局はウイグル地域を「野外刑務所」化
東トルキスタン(現“新疆ウイグル自治区”)は、古代からヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域でもある。1949 年に中国人民
解放軍が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。
それ以来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いている。


1.1【漢民族の大量移住】

中国内陸から漢民族をウイグル地域に大量移住させるのと同時に、多くの若いウイグル人・未
婚女性を労働力として中国内陸の工場などに移送し、ウイグル自治区におけるウイグル人口比率
の減少を図っている。他に少数民族までに適用された“計画生育”制度も功を奏して、1949 年に6%
だった漢民族人口が、2010 年には40.1%に達している(新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人
口普查主要数据公报)『参考資料1』。「新疆軍区」数十万軍人とその家族、300 万人以上とされる
「新疆生産建設兵団」の人口はこれに含まれない。
漢民族がこの地に大挙進出してきて、経
済発展の恩恵を独占した結果でウイグル
族との格差が広がる一方である。中国当局
によりウイグル人に対して差別的政策が
実施され、憲法で定めたウイグル人固有の
言語、文化的・宗教的権利も侵害されてき
た。

1.2【7・5 ウルムチ虐殺】
そんな中、2009 年6 月に中国広東省の
第四章 “新疆ウイグル自治区”:
中国高度な監視下の野外刑務所


玩具工場で労働者として勤務しているウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷された事件に対
する中国政府の対応への不満がきっかけに、ウイグル人の怒りがさらに高まった。同年7 月5 日
にウルムチ市でウイグル学生らによる大規模なデモが発生した。平和的な抗議行動は、中国当局
の軍、武装警察によって、過剰な武力行使を通して残虐に制圧され、数千人がウルムチの町で殺
害され(中国当局の発表では197 人死亡)、殆どのデモ参加者が逮捕された。これは「7・5 ウル
ムチ騒乱」「7.5 ウルムチ虐殺」と呼ばれる。『参考資料2』


1.3【悪漢・陳全国】
2009 年以降、中国共産党当局によるウイグル人の監視はさらに強まった。特に、元中国共産党
チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が、2016 年に新疆ウ
イグル自治区の書記に就任してから、ウイグル人への監視・弾圧が特段に強まった。新疆ウイグ
ル自治区は、習近平政権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝で
もあり、そこに完全に監視され・封じ込められた社会を作り上げることが習近平政権の謀略と言
えるだろう。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル地域における「監
視社会」の完成を手掛け、2017 年一年間でウイグル自治区の警察の人員が2015 年の6 倍にまで
膨れあがった『参考資料3』。
ウイグル自治区全地域で、500m間隔で交番(便民警務站)が設置され、一つに8−30 名の武
装警察が配備された。アクト県だけで2017 年10 月以降、68 個の交番を新たに設置したことを現
地で当番中の警察がRFA のインタビューで明らかにした『参考資料4』。
陳全国は、ウイグル全地域で上述した「再教育センター」というナチス式強制収容所や以下で
述べる監視社会を作り上げた首謀者・真犯人である。
1.4【最先端の監視技術の実験場】
中国国内には昨年秋の時点で監視カメラが1 億7000 万台設置されており、今後3 年間でさら
に4 億台が追加されると推定されている。監視カメラの多くには人工知能(AI)が搭載され、顔
認証技術などを備えている。その「最先端の監視技術を試行する実験場」となったのは新疆ウイ
グル自治区である。中国政府は2017 年第1 四半期(1〜3 月)にウイグル自治区で10 億ドル(約
1130 億円)以上に相当するセキュリティー関連の投資計画を発表したとウォール・ストリート・
ジャーナル紙が明らかにした『参考資料5』。
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は明らかにした情報によると、中国当局
は、問題を起こす危険のある人物を特定し、先んじて拘束するため、新疆ウイグル自治区に大量
のデータを駆使した監視プラットフォームを配備している。この「予測による治安維持」プラッ
トフォームについて、当局が監視カメラの映像や、通話・旅行記録、宗教的志向などの個人情報
を統合・分析し、危険人物を特定するためのものだと説明する。カシュガル市だけで今年3 月、
5100 万ドル(約55 億円)以上を投じて、統合データプラットフォームを含む監視システムを購
入・設置した。この監視カメラシステムは、瞬時にして人の顔と歩き方を識別して個人を特定し、
データベースと照合して年齢、性別、身長、民族アイデンティティを判定。その上、親族や知人
といった人的ネットワークまで割り出すことができるという『参考資料6』。
1.5【政治的信頼度点数表】
ウイグル人の研究者で記者のタヒール・イミン(Tahir Imin)氏は昨年2 月、新疆から米国に
亡命した。同氏はウルムチに住む友人が6 月、当局に拘束されたと話す。定期的な礼拝、パスポ
ートの所持、トルコへの渡航記録が減点の対象となったという。そして「マイナスポイントが70
を上回ると、危険人物と見なされ、警察に通報される。警察はこれを受け、拘束した人物を再教育センターに送る」と明かした『参考資料7』。
以下の「人口個人情報採集表(表1、『参考資料5』)」は、ウイグル自治区全地域で「危険人物」
を割り出すために使われているものである。表の右側に「重要情報」とされた内容は、年齢が(15
〜55 歳)、ウイグル人か、失業者か、パスポート保持者か、毎日礼拝するか、宗教知識があるか、
26 の“センシティブな”国に行ったことがあるか、海外とのつながりがあるかなどである。
また、ウルムチ市の各社区で実際の
登記に使われている「常住戸民族語系
点数表(下表2)『参考資料7』」による
と、各住民一人一人に10 カテゴリーで
10 点ずつ点数付け、ウイグル人の政治
的信頼度を評価している。
例えば、この表の1 番目のイブライ
ム・イスマイル氏(83 歳)には50 点付
けられ、「一般注意人物」とされている。
ウイグル人であれば10 点、パスポート保持者であれば10 点、礼拝していれば10 点、宗教知
識があれば10 点、対象の26 か国のどれかに行ったことがあれば10 点それぞれ引かれ、合計点
数は50 点となっている。この点数が低いほど「危険人物」とされる。もし、この方が55 歳以下
で、海外とのつながりがある人だった場合は、点数が30 点(マイナス70 点)で、即拘束対象と
なり、収容所(再教育センター)に送られることになる。
亡命者の証言によると、誰が礼拝しているか、誰が断食しているか(イスラム・ラマダンの時
期にどの家の人が夜中に起きて明かりをつけているか、職場、学校でお昼ご飯を食べていないか
など)を常にチェックするため、町、村、学校で10 人を1グループにし、相互監視体制を作って
いる。知っている情報を隠した人も罰せられるようになっている。また、政府幹部に住民と「親
戚(双親)」を作らせ、住民の宗教意識、共産党への忠誠心を調べ、人ひとりに点数をつける任務
を与えている。その中で、収容所に入れられた若いウイグル女性がいる家に「親戚」となった漢
族男性が寝泊まりするケースもあるという。


表 1. 人口個人情報採集表 表 2. 常住戸・民族語系

1.6【一般家庭に政府幹部が宿泊】
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が「ウイグル人家族の家に中国共産党政
府職員がホームステイしている」と5 月13 日に報告を発表した『参考資料8-9』。報告によると、
ウイグル人密集地域の一般家庭が近年、政府幹部による定期的な「ホームステイ」の受け入れを
強いられている。中国政府による「民族団結」を名目とした厳しい監視が目的とみられ、官製メ
ディアの情報として、当局は2017 年に職員100 万人を同地農村へ派遣したと伝えている。職員
をウイグル人家族と「共に食べ、共に住み、共に労働し、共に学習」させるという。
1.7【スマートフォンにスパイウェアを強制装着】
中国にいるウイグル人はまた、2017 年4 月からスマートフォンにスパイウェア・アプリをイン
ストールすることを強制されている。「ラジオ・フリー・アジア」の報道によれば、「百姓安全」、
「Jinwang」と呼ばれるこのアプリは、政府が市民の携帯デバイスをスキャンし、「テロリストや
違法な宗教に関する映像・写真・ファイル類を所持していないか確認する」ためのものだという。
これらのアプリをインストールすると微信(Wechat)やSNS「微博(Weibo)」のログ、SIMカード
情報、Wi-Fi のログイン情報などがサーバーに送信される。インストールを拒否したり、一度イ
ンストールしたアプリを削除したりすると、10 日間拘束されることがあるとのこと『参考資
料10-13』。
今はすべてのウイグル人が24 時間監視され、Wechat などを通して海外にいる親戚と連絡する
ことも一切できなくなっている。我々海外にいる人たちはウイグルにいる親戚から「連絡しない
で」と言われている。公安警察からハラスメントや脅迫を受けていると思われる。
1.8【全車両にGPS を強制装着】
中国当局また、ウイグル地域にあるすべて自動車に対し、中国版全地球測位システム(GPS)
「北斗」の端末の設置を義務付けたと米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝え
た『参考資料14』。昨年の6 月30 日までに全車両への「北斗」の端末設置を終える計画となって
いた。重機や工事用の車両なども対象となり、端末を設置していない車両は、ガソリンスタンド
で給油が拒否されるほか、中古車市場で取引ができない。
1.9【ウイグル人のパスポートを没収】
中国国内でパスポートを持っている全てのウイグル人からパスポートが没収され、観光や留学
のため海外に行くことは非常に難しくなった『参考資料15』。海外留学のため、新しくパスポート
を作ることはできなくなった。両親のことが心配で海外から一時帰国した学生のパスポートも没
収されるほか、再教育センターに入れられたケースもある『参考資料16』
1.10【ウイグル人逮捕者数が全国の21%】
中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese Human Rights Defenders)は、
7月25日にウイグル人逮捕者数を発表した『参考資料17』。中国政府が発表した数字によると、
2017 年に新疆ウイグル自治区で、刑事的罪で逮捕された人数は全国の同じ罪で逮捕された総数の
21%を占めたという。新疆人口は中国全国人口のわずか1.5%を占めているにもかかわらずだ。
中国人権擁護は、2008〜2017 年間にウイグル自治区で逮捕された人数の比較調査を行い、2017
年一年で227,882 人が逮捕されたこと、これは2016 年の逮捕者数27,404 人の8.3 倍だったこと
を明らかにした。報告では、これは中国当局が「三股勢力」(暴力恐怖主義、民族分裂主義、宗教
極端主義)名目の厳打(厳しく取り締まり)運動の結果との認識を示した『参考資料18』。


2.中国当局はウイグル住民からDNA など生体データを採集

2.1【検診名目でDNA 採集】
中国国営の新華社通信は2017 年11 月、衛生当局の統計として、新疆の総人口の9 割に相当す
る約1900 万人がこの「検診」を受けたと伝えた。また、中国最大手インターネットポータルサイ
ト「新浪(Sina)」が2017 年11 月1 日、新疆ウイグル自治区衛生計画生育委員会から入手した情
報として、ウイグル自治区は昨年15.85 億元投資し、全自治区で1884.48 万人、その中、南疆4
地区・州(ウイグル密集地域)で912.71 万人(100%)の検診を終えたと伝えた

『参考資料19』。
国際NGO 人権組織の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)」は、このよ
うな大規模な強制収集は国際人権規約を踏みにじるものだと批判した。
当局に「全民検診」と呼ばれたこの無料のプロジェクトは、12 歳から65 歳までの住民を対象
にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めている『参考資20-23』。


2.2【臓器狩り】

中国新疆出身の在英の元外科医エンヴァー・トフティ(Enver Tohti)氏は、こうした不合理な
新疆地区住民のDNA 採取について、中国移植権威で富裕層や外国人移植希望者のための移植用
臓器となる「生きた臓器バンク」とし、住民を秘密裏に「ドナー登録」しているのではないかと
の推測を述べた『参考資料19』。

中国衛生部(厚生省)の前副部長・黄潔夫氏は7 月26 日、AP 通信のインタビューで、国内ド
ナー登録者は21 万人を数え、2020 年には、中国は米国を抜いて世界一の移植大国になると主張
した『参考資料24』。

第一章でも述べたが、これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて、家族に返す・見せ
ることなく、新しく設けられた一般人が入ることのできない遺体処理・安置所で処理されている。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
以下の写真1,2 はその証拠である。これは観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカ
シュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空


運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで監禁されている人から
強制的に臓器を摘出していることを示す徹底的証拠である。


3.海外在住のウイグル人(留学生、永住者、帰化者)も監視対象に

3.1【在日ウイグル人の被害】

新疆ウイグル自治区で100 万人を超えるウイグル人が「再教育センター」と呼ばれる収容所に
収監され、著しく人権被害を受けていることをアメリカ、ヨーロッパ各国のメディア、政府機関、
国連などが続々報道し、厳しく非難し始めた(下画:アメリカ政府報道)。しかし、日本ではほと
んど報道されていなかった。
2018 年7 月19 日ついに、NHK-BS1 テレビチャンネルの国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」で、中国のウイグル人への弾圧、収容所の実態を報道した『参考資料25』。こ
れは日本において、主要メディアとして初めての報道であった。在日のウイグル人として、まず
NHKの勇気に感謝したい。本当にありがとうございます!

当番組で在日のウイグル人4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、生きているか
死んでいるかもわからない」と証言した。8人がインタビューを受け、証言していたようですが
が、時間の制限により全部伝えきれなかったと思われる。この8 名がいずれも、家族が収容所に
収監され、現在どうなっているか全くわからない状況だという。日本にそれ以外にも多くのウイ
グル人の家族が中国で被害を受けている。しかし、その多くはウイグルにいる家族、親戚がさら
なる被害・弾圧を受けることを恐れて、沈黙しているのが実情である。だが、「今こそ、国で沈黙
せざるを得ない同胞に代わって、国外に住む私たちが声を上げるべきときだ」という在日ウイグ
ル人も増えている。
当NHK 番組でも紹介されたが、在日ウイグル人人権団体である「日本ウイグル協会」の呼び
かけで、7 月1 日東京の中心繁華街である新宿で大規模なデモが行われた。これまでに沈黙して
きたウイグル人100 人以上が参加した。デモでは、「不当な拘束をやめろ」、「強制収容所を閉鎖し
ろ」、「家族を返せ」、「お父さんを返せ」、「ウイグルに自由を」、「日本人は我々を助けてください」
と訴えた。7 月7 日また六本木、中国大使館前で150 人以上のウイグル人によるデモがあった。
これほど多くの在日ウイグル人が中国のウイグル人弾圧を訴え、このようなデモに参加したのは
初めてであった。
私たち有識者会が把握した情報では、例えば、一年前に娘を連れて一時帰国したお母さん(M
さん)は、パスポートが没収され、母子とも日本に戻れていない;在日ウイグル人Gさんの弟(24
歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返してくれなかったという。死因は何なのか、
遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた
親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」といっただけで、他に何も言えなかったという。
その他、在日ウイグル人で中国パスポートの有効期限が近づき、中国大使館に更新手続きに行
ったところ、中国新疆に帰って現地で更新してくるように言われ、更新できなかった人が何人も
いる。その中にパスポートの有効期限が既に切れ、中国に帰ることもできず(中国に帰ると収容
所に送られることが明白であるため)、困っているウイグル人がいる。また、日本の大学院を卒業
したらウイグルに帰るつもりで、日本で就職活動をやっていなかった人で、中国に帰ることを恐
れて、日本に残らざるを得ない人や日本滞在ビザの心配をしている学生も多数いる。
在日ウイグル人(帰化者を含む)の被害状況をまとめると以下になる。


・日本(海外)にいるウイグル人は中国にいるご家族と連絡が取れなくなっている。
・在日ウイグル人でもご家族が収容所に収監された人が多数いる。
・在日中国大使館がウイグル人のパスポート更新申請を受け付けなくなっている。
・一時帰国者が収容所に入れられたりして日本に戻ってこられなくなっている。
・中国にいる家族が人質に取られて、留学生ら自身は帰国やスパイ活動が強要され、「従わないと
家族を再教育センターに送る」と脅迫されるケースが増えている。
・帰化やビザ申請に必要な書類の中国からの取り寄せができなくなっている。


3.2【海外にいるウイグル人の被害】

中国政府はウイグル弾圧の手を海外まで伸ばしている。例えば、以下のような報道がある。

・エジプトで中国のウイグル族の拘束・強制送還相次ぐ
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/09/0901.html
Uyghur Students in Egypt Detained, Sent Back to China
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/students-07072017155035.html
・海外にいるウイグル人にスパイ活動を強要
Spy for Us — Or Never Speak to Your Family Again
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-uighur-spies-surveillance?utm_term=.ndzvJGJgbG
#.aaplb9bgm9
・親族訪問・一時帰国者のパスポート没収、「再教育センター」へ収監
“Uighur graduate student goes missing upon returning to China”
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/


『参考資料』

1. 《新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人口普查主要数据公报》
http://www.stats.gov.cn/tjsj/tjgb/rkpcgb/dfrkpcgb/201202/t20120228_30407.html
2. 2009 年「7・5 ウイグル騒乱」
https://ja.wikipedia.org/wiki/2009%E5%B9%B4%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3
%83%AB%E9%A8%92%E4%B9%B1
3. 「AI に顔認証……中国がウイグルで実験し始めた監視社会の実態」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13986
4. 500m 間隔で武装警察交番設置, RFA 2017.08.17
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/aqtuda-68-saqchi-ponkiti-08172017213200.
html?encoding=latin
5. 中国「完全監視社会」の実験場、新疆を行く, Josh Chin and Clément Bürge, The Wall Street Journal,
2017.12.22

https://jp.wsj.com/articles/SB11070217722261694869804583589052841366988


6. ビッグデータで危険人物「予測」 中国の治安対策, The Wall Street Journal, 2018.02.28
https://jp.wsj.com/articles/SB12343497592033114173304584071460854064956
7. ウイグル人の信頼度を決める点数表があった、RFA, 2017.12.20
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghur-jedwel-07122017141518.html?encoding=la
tin
8. China: Visiting Officials Occupy Homes in Muslim Region, HRW
https://www.hrw.org/news/2018/05/13/china-visiting-officials-occupy-homes-muslim-region
9. Chinese Uyghurs forced to welcome Communist Party into their homes
https://edition.cnn.com/2018/05/14/asia/china-xinjiang-home-stays-intl/index.html
10. 中国、ウイグル族にスパイウェアのインストールを強制, ベンジャミン・フィアナウ, NewsWeek
Japan, 2017.7.26
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8062.php
11. RFA 独家:新疆强迫居民安装手机监控软件 10 哈族妇女微信发言被拘, 2017.07.13
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql2-07132017112039.html
12. Report: Xinjiang Residents Forced to Download Spyware App, Chinese Regime Can Track and
Censor Users
https://www.ntd.tv/2018/04/13/report-xinjiang-residents-forced-to-download-spyware-app-chin
ese-regime-can-track-and-censor-users/
13. China forces Xinjiang Uyghurs to install mobile spyware, enforces with stop-and-frisk
https://boingboing.net/2017/07/26/jingwang.html
14. Vehicles to Get Compulsory GPS Tracking in Xinjiang, RFA 2017.02.20
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/xinjiang-gps-02202017145155.html
http://www.alertchina.com/archives/2265113.html
15. China confiscates passports of Xinjiang people
https://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-38093370
16. Uighur graduate student goes missing upon returning to China
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/
17. Criminal Arrests in Xinjiang Account for 21% of China’s Total in 2017. NCHRD, Jul 25, 2018
https://www.nchrd.org/2018/07/criminal-arrests-in-xinjiang-account-for-21-of-chinas-total-in-2
017/
18. 人权组织指中国当局2017 年以刑事罪逮捕的穆斯林人数是上一年的7 倍多, RFA, 2018.07.25
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/d-07252018162042.html
19. 新疆投入15 亿多元完成新一轮全民健康体检工程, 新浪(Sina), 2017.11.01
http://news.sina.com.cn/o/2017-11-01/doc-ifynmnae1006240.shtml
20. 中国当局、新疆で1900 万人のDNA 採集 「無料の全民検診」実施, The Epoch Times, 2017.12.15,
http://www.epochtimes.jp/2017/12/30173.html
21. 中国:少数民族からDNA サンプルを数百万人規模で採取
https://www.hrw.org/ja/news/2017/12/13/312755
22. China collecting DNA, biometrics from millions in Xinjiang: report
https://edition.cnn.com/2017/12/12/asia/china-xinjiang-dna/index.html
23. China Is Vacuuming Up DNA Samples from Xinjiang's Muslims
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-is-quietly-collecting-dna-samples-from-millions-of?ut
m_term=.reOnBXBjGX#.mabNxJxZqJ
24. 中国衛生部の前副部長・黄潔夫氏「中国は3 年後世界一の移植大国になると主張」
http://www.epochtimes.jp/2017/08/28097.html
25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19


http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719
その他:
ウイグル人の政治的迫害 - 個別事件の簡単な説明概要
Political Persecution of the Uyghurs—Brief Description of Some Individual Cases
https://freedomsherald.wordpress.com/2018/01/19/political-persecution-of-the-uyghurs-brief-descrip
tion-of-some-individual-cases/


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

1949 年に中国人民解放軍の侵攻により共産党支配下に置かれ、1955 年に設置された新疆ウイ
グル自治区(東トルキスタン)の当初は、東トルキスタン・イリ政府と中国共産党の交渉、平和
条約の約束通り、それまでに展開されてきたウイグル言語など独自の民族言語による教育が継続
された。1950 年初頭からは漢語が選択科目として導入されていた。
しかし、1960 年代に入ると次第に漢語教育が重要視されるようになり、漢語が民族学校におい
て必須科目となる一方、漢語学校に設置されていたウイグル語の選択科目は廃止された(リズワ
ン, 2009)。
1977 年から新疆ウイグル自治区政府は少数民族への漢語教育の強化を政策課題としてさらに
強調するようになった(リズワン, 2009;Mamtimyn 他, 2015)。
1982 年制定の中華人民共和国憲法では、少数民族言語による教育が保護されることになった
(Grose, 2010)が、実際には教育現場における漢語への一元化が推進されていった。
1990 年代末からは少数民族の漢語習得、主流文化の吸収が強く促されるようになる(王, 2006)。
2004 年に交付された「全面的に双語教育を推進することに関する決定(関与大力推進双語教学
的決定)」により、ウイグル語の授業のみをウイグル語で行い、その他の科目はすべて漢語で教え
る「双語教育」に取って代わられることとなった(アナトラ,2013;リズワン他, 2014)。
2010 年からウイグル全地域において幼稚園、小学校一年から「双語教育」が実施されるように
なり、中国内陸からウイグル語が知らない漢族教師が大量に投入された(例えば、2017 年4 月
26 ホータン地区・チラ県政府ウェブサイトでの募集(参考資料8)によると、人口13 万人のこの
県だけで1093 人の教師を中国内陸から募集している;またホータン地区政府からも中国内陸向け
の同様な募集(参考資料9)があり、現地一般教師給与の2 倍以上の賃金が提示されている。これ
により、学校ではウイグル語の授業がほとんど行われなくなり、漢語を習い始めたばかりの子ど
もたちに、すべての授業を漢語で行うようになった。一方、これまでに長年ウイグル語による授
業をやって来たベテランの優秀な教師たちが、漢語水準が満たない理由で「下放」された(教育
現場から追い出された)。教育レベル、学生の知力が著しく落ちていった。
この時、ウイグル言語に対する危機を感じた有志の教育者が私立のウイグル語幼稚園、小学校
の設立を試みた。現在トルコ在住のアブドワリ・アユップ(Abduweli Ayup)氏(参考10)がウ
イグル語学校設立を仕掛けた一人である。アブドワリは2011 年アメリカ留学から帰国したあと、
カシュガルでウイグル語学校を立ち上げた。しかし、2013 年にアブドワリ氏を含む学校設立に関
わった3 人(他Dilyar Obul, Muhemmet Sidik Abdurshit)が、寄付で集まった支援金の「横領罪」
で投獄され(明らかに冤罪である)、ウイグル語学校計画が滅ぼされたのである。(その後、アブ
ドワリ氏は治病のためトルクに渡り、現在もウイグル語保護活動を続けている)。
また、中国でウイグル族が直面している現実への理解と問題解決を訴え、当局の政策に批判的
な声を上げた知識人、中央民族大学(北京)の著名なウイグル族経済学者、イリハム・トフティ
ウイグル語教育 → 「双語」教育 → 漢語のみの教育への転化
→ 幼稚園、小・中・高校、大学でのウイグル語使用全面禁止へ


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

准教授(Ilham Tohti, 伊力哈木·土赫提)が「国家分裂罪」に問われ、2014 年9 月23 日、無期懲
役判決で投獄された(参考資料11)。
2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、ウイグル語の使用禁止、漢語教育のみを実施と
いう重大な人権侵害、同化・民族浄化政策を露骨に展開してきた。これは陳の指示で設置した洗脳
のための「再教育センター、強制収容所」や監視社会体制以外のもう一つ謀略である。
ウイグル語禁止政策は以下の各地区政府の通知・通達の内容から見取れる。
2017 年7 月5 日、ホータン地区政府のホームページに、「ホータン地区双語教育規定5 カ条、
小中学校双語教育強化」(《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》(参考資料12))
という規定を発表した。内容は(1)国家通用言語文字(漢語)を全面普及し、民族言語を付加
した双語教育原則を堅持すること、(2)2017 年秋学期から小学校入学前の3 年で国家通用言語
文字教育を徹底し、小学校1 年、中
学校1 年から国家通用言語文字教
学を全面実施、2020 年には国家通
用言語文字教学を全体的に実現す
ること、(3)漢語教師がウイグル
語で研修受けるという間違ったや
り方を止めること、(4)教育系統
内、学校内でウイグル語文字、スロ
ーガン、図画などの使用を断固禁止
すること、(5)教育系統の集団活
動、公共活動、管理ワークの中でウ
イグル語の使用を断固禁止するこ
と。以上の双語教育政策に対しての
怠慢、不履行、小細工などをした人
は、「両面派」、「両面人」として厳
重に懲罰される、であった。
そのほか、「ホータン地区学前(入
学前)教師8 カ条ルール」、「ホータ
ン地区国語教育5 カ条規定」などが
ある(参考資料13)。
2017 年10 月10 日、イリ・カザフ自治州イニン県教育局が、自治区教育庁の「少数民族文字教
材補選使用に関する通知」(《关于少数民族文字教材教辅选用有关工作的通知》)を通達し、当県に
おいて、(1)全てのウイグル語とカザフ語の「国語」教材の使用を停止すること、学校にすでに
ある教材は封存すること、(2)国家統編の教材「道徳と法治」、「歴史」教材の少数民族文字に翻
訳が終わっていないものを含め、使用を停止すること、(3)関連学科少数民族文字の教材・補助
資料の使用を停止すること、(4)この「通知」要求により、各学校が教材・補助教材選択・使用
規定に違反してはいけない、問題発覚時はすぐ報告すること、という内容を発表した(参考資料14)。


ウイグル語使用禁止と同時にウイグル語教科書、文学・歴史に関係する出版物の焼却が各地で
行われた(参考資料15-16)。


『参考資料』

1. 新井 凜子, 大谷 順子, 2016, 「新疆ウイグル自治区の漢語教育に見る言語とアイデンティティの
関係」. 21 世紀東アジア社会学2016-第8 号, 1-18.
2. リズワン・アブリミティ, 2009, 「中華人民共和国成立後の新疆における「民族学校」の漢語教育
をめぐる一考察」『アジア・アフリカ言語文化研究』78, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文
化研究所, 43-77
3. Mamtimyn S., Feng A. and Adamson, B., 2015, “Trilingualism and Uyghur Identity in the People’s
Republic of China” in Evans, D. Eds., Language and Identity Discourse in the World. Bloomsbury.
4. Grose, T.A., 2010, “The Xinjiang Class: Education, Integration, and the Uyghurs” Journal of
Muslim Minority Affairs Vol.30 No.1, The Institute of Muslim Minority Affairs, 97-109.
5. 王柯, 2006, 『20 世紀中国の国家建設と「民族」』東京大学出版社
6. アナトラ・グリジャナティ, 2013, 「中国新疆ウイグル自治区における少数民族双語教育に関する
研究」富士ゼロックス株式会社小林節太郎記念基金
7. リズワン・アブリミティ, 大谷順子, 2014, 「中国新疆におけるウイグル族の学校選択」『21 世紀
東アジア社会学』第6 号, 日中社会学会, 156-171
8. 策勒县人民政府《2017 新疆和田地区策勒县双语教师招聘1093 人公告》,2017 年4 月26 日
http://www.offcn.com/jiaoshi/2017/0426/153572.html
9. 《和田地区于田县面向内地招聘教师简章》2017.08.18
http://www.gzsjyzx.com/client/article/1384
10. ウイグル学校設立者 アブドワリ・アユップ https://en.wikipedia.org/wiki/Abduweli_Ayup
11. ウイグル族経済学者、イリハム・トフティ准教授が「国家分裂罪」で投獄
https://ja.wikipedia.org/wiki/イリハム・トフティ
12. 《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》, ホータン地区ウェブサイトより
https://archive.is/nybWu
13. 《新疆禁止幼教信教 教育系统内禁维语》, Radio Free Asia ウェブサイトより
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/xl1-09252017102937.html
14. 《RFA 独家:新疆全面停用维、哈文字辅选教材》
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-10132017100200.html
15. 《新疆伊犁、和田等地收缴民族语言教科书》ChinaAid, 2018.04.02
http://www.chinaaid.net/2018/04/blog-post_2.html?m=1
16. Thousands of Uighur Books burned by Chinese Authorities
http://unpo.org/article/101


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

ウイグル人は、ユーラシア大陸のほぼ中央に位置し、シルクロードとも言われてきた東トルキ
スタン(現“新疆ウイグル自治区”)を中心に暮らす、独自の歴史と文化を持つイスラム教を信仰
する人々である。
ウイグル人は、8-9世紀に約100 年継続した「ウイグル可汗国」(Oghuz Orkhon Khanate)、
9〜13 世紀に約300 年繁栄した「天山ウイグル王国(Uyghur Kingdom of Qocho, 天山山脈北
麓)」と「カラ・ハン朝 (Kara-Khanids Dynasty, タリム盆地)」、16−17 世紀に165 年繁栄した
「セイディア汗国」(Saidia Khanate, ヤルカンド)などを建国していた。
こうした独立のウイグル国家は18 世紀から清朝の支配下におかれ、1884 年に「新しい領土」
を意味する「新疆」という名前が付けられた。それでも、ウイグルの反抗が途絶えず1933 年と
1944 年に「東トルキスタン共和国」として独立国家を設立していた。しかし、1949 年に再び中
国人民解放軍の侵略により、共産党支配下に置かれた。
ウイグルは、かつて仏教やマニ教も信仰した歴史もあったが、8 世紀からはずっとイスラム教
を信仰してきた平和を愛する農耕民・遊牧民である。
ウイグルは、長い歴史の中でアジア、ヨーロッパ文化も吸収しながら、独自の言語(ウイグル
語)や文化・習慣を培って、守ってきたのである。
ウイグルは、古代から音楽・踊りを生活の一部として、それを発展させながら、非常に明るく
平和に暮らしていた。ウイグルの古典音楽「12ムカム」は歌、ダンス、音楽が一体となったも
ので、その素晴らしさが認められ、「世界無形文化遺産」に登録されたほどである。ウイグル人
は中国で「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれてきた。
ウイグルは、何千年もの歴史の中で、男性はヒゲを生やすのと伝統的な帽子をかぶり、女性は
ベールをかぶるのと肌脚を露出しないようにロングスカートを着るという習慣を作ってきた。
しかし、今現在、中国共産党の支配下にある、実際に全く「自治」のないこの「新疆ウイグル
自治区」で何が起こっているだろうか。
中国でいま、ウイグルアイデンティティーを破壊する重大な人権侵害、同化・民族浄化が行わ
れているのだ!


1.【ウイグル文化への侵害】

1)ウイグルの男性(老人以外)は髭を生やすことが禁止されている。
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

2)ウイグルの女性はベールやロングスカートを着用することが禁止されている。
新疆ウイグル自治区当局は昨年4月1日から、ひげや公共の場所での顔などを覆うベールの着
用を禁じる新たな法律を発効した。
「新疆ウイグル自治区でひげやベール禁止、過激思想対策」(2017.04.01)
https://www.cnn.co.jp/world/35099111.html


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

China Uighurs: Xinjiang ban on long beards and veils
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

3)街の中で民族衣装、ワンピースや長めのシャツが強制的にカットされる。
これらの写真は、2018 年7 月13 日ウルムチ市内で撮影され、WeChat に投稿されたもの

4)ウイグル学生に中華漢族衣装を着させ、孔子・漢族思想教育を強要されている。

・ウイグルアイデンティティーの破壊・同化
http://freedomsherald.org/ET/cmp/


5)伝統的ウイグル歌舞の代わりに中国漢族文化の戏剧を強要されている。
ウイグル音楽「十二ムカム」が世界無形文化遺産に登録されているなど、ウイグル音楽・
舞踊が有名であり、ウイグル人は「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれることがあ
るが、このような文化を漢族文化に置き換えようとしている。


6)ウイグル女性を漢民族の男性と強制結婚させられている。
https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1582964/
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/

漢族の男性がウイグル族女性の親族を監禁して強要結婚……涙に濡れる花嫁の姿
http://www.cyzo.com/2018/06/post_164302_entry.html
Beijing accused of forcing Uyghur-Han intermarriages
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/
31


2.【宗教への侵害】

1)モスクの閉鎖、モスクへ中国旗と監視カメラを設置
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
http://america.aljazeera.com/articles/2013/9/18/uighurs-bow-downtochineseflagatxinjiang
mosque.html
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/urumqi-07072010084824.html
https://www.engadget.com/2018/02/22/china-xinjiang-surveillance-tech-spread/
2)モスクに政府系監視係の職員を配置
Xinjiang Authorities Convert Uyghur Mosques Into Propaganda Centers
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
3)18 歳以下の全員、学生、教師、職員の礼拝、断食など禁止
https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/5794696/Chinese-authorities-ban
-Uighurs-from-mosques.html
https://www.theepochtimes.com/communist-regime-bans-people-under-18-from-attendingmosques-
in-xinjiang-china_1730829.html
4)モスクで行われて来たウイグル伝統的葬式に家族以外の人々の参加禁止
5)ウイグル人ボランティアの遺体清浄禁止
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/meyit-yuyghuchi-ayal-02192018135741.html?enc
oding=latin
6)当局管理下の遺体処理・葬儀場(葬儀サービスセンター)を設立
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/xitay-uyghur-miyit-ishlirigha-qol-tiqti-
04062018235849.html?encoding=latin
7)ウイグル人密集地に火葬場建設
ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
33
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
https://m.wlmq.com/0010155185.html
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06132018153137.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06142018151310.html
?encoding=latin
8)新生児にイスラム系の名前を付けることを禁止するほか、一部大人の名前の改名を強要
https://www.voanews.com/a/china-issues-ban-on-many-muslim-names-in-xinjiang/3826118
.html
https://www.telegraph.co.uk/news/2017/04/25/china-bans-islamic-baby-names-muslim-maj
ority-xinjiang-province/
9)収容所でウイグル人に豚肉とアルコールを強要
イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php


▲△▽▼


いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。

【ウイグル人収容所から死者が続出】
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、

一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる
(ウイグル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。


臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
そして、それを裏付ける写真もあった。

上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1月にカシュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠である。


在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。


▲△▽▼


「麻酔掛けずに直接摘出」 中国の臓器奪取、凄惨な実態が明らかに  


李荘弁護士の書き込み。中国の臓器奪取の実態をさらした(スクリーンショット)

【大紀元日本10月24日】重慶市元トップの薄煕来氏の暴力団一掃運動に立ち向かったことで1年半の懲役刑に服した北京の弁護士・李荘氏がこのほど、ミニブログ(微博)で、中国の臓器奪取の実態をさらした。

「ある著名な病院の著名な心臓外科の著名な医師らが僕ににこやかに教えたんだ。『重要患者に臓器移植を行う場合、臓器の鮮度を保つために、われわれは麻酔を掛けずに直接摘出するのだ』。僕は、死刑囚に対しても人道的でなければと忠告した」

この書き込みに多くの注目が集まった。ユーザー「虎甲胡威」は、「死刑執行の前に、死刑囚から臓器を摘出し死亡させることは、もはや人道のうんぬんではなく、計画殺人だ」と指摘。また、「中国で臓器売買のピークが法輪功を弾圧した時期だ。アメリカが証拠を持っているようだ」「李弁護士はもっと情報を提供すべきだ」などとさらなる真相の解明を望む声が飛び交った。

中国の臓器移植問題について、米国務省は5月24日に発表した2011年度人権状況報告書の中国関連部分で、メディアや人権団体から法輪功学習者の臓器が奪取され売買された報告が絶えないことに初めて言及した。また、9月12日に米議会で中国の臓器狩りについて公聴会が行われ、中国の囚人から生体臓器奪取の状況が証言された。

さらに、中国国内では9月、これまで最大規模の不法臓器売買事件の訴訟が始まっている。解放軍病院が仲介者を通じて闇の臓器売買を行ったことが明らかになり、死刑囚の臓器提供意思書、親族臓器提供意思書など、すべて偽造されていたことも浮き彫りになった。

闇から少しずつ、その凄惨な実態が浮かび上がっている中国の臓器狩り問題。2006年にすでにこの問題に注目し、調査報告書『戦慄の臓器狩り』を発表した著者の一人、カナダ元外務省アジア太平洋外務担当大臣のデービッド・キルガー氏は10月25日から27日の日程で来日し、会見やシンポジウムを開く予定だ。(翻訳編集・余靜、張凛音)
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/10/html/d68771.html


詳細は


中国人のウイグルでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html

中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html

高利貸 中国が低開発国の資産を乗っ取る手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/281.html

中国は世界史上最悪の階級社会
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/269.html

日本は近い将来、中国小日本省になる
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/888.html


因みに、僕が最近 阿修羅掲示板で中国関連スレにすべてウイグルでの民族浄化の話をコメントしていたら、
中国関連のスレが滅多に投稿されなくなった。

つまり、阿修羅で中国関連のスレを投稿していたのは殆どが中国の工作員だった訳だ。

阿修羅掲示板の全投稿の 7割以上を投稿している自称 赤かぶ 氏も中国の工作員グループだろうね。
阿修羅掲示板で反安倍とか護憲とか反原発の投稿をしているのも殆どが中国の工作員だね。
だから、阿修羅では僕みたいな反中の人間が嫌われて迫害・投稿妨害されるんだ。

IQ が低いアホは 平和、友愛、多民族共生とかいう言葉に弱いから、すぐに中国の工作員に騙されて洗脳されてしまう。

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/155.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK252] 総理は外交が戦争だということが理解できない。(谷間の百合) 赤かぶ
6. スポンのポン[10194] g1iDfIOTgsyDfIOT 2018年10月25日 18:11:42 : YLRU9o6eFk : 5LmaSTbmkbI[504]
 
 
■アメリカの資金で作られた自民党に政権をもたせて、
 議論もできず漢字も読めないアホウを総理にして
 外交など出来る道理がそもそもどこにある。
 
 
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/695.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK252] 既視感あり…「野党間予備選挙」は政権交代につながらない ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[807] kNSCqYLU 2018年10月25日 18:15:06 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[221]



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/700.html#c1
コメント [原発・フッ素50] 福島は実りの秋、食べて大丈夫?(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
2. 茶色のうさぎ[-8586] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年10月25日 18:17:19 : yqau347vMU : sVKDO8sir9M[2]

>死者数: 偶然に起こる確率を計算したら0.02%でした。

 ↑ 小学生でも、激論だねw ぷっ♪ うさぎ♂ まぁ、原因は放射能♪


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/460.html#c2

コメント [リバイバル1] 「アーリア人種」の影【佐藤哲朗】 ワヤクチャ
1. 中川隆[-13358] koaQ7Jey 2018年10月25日 18:17:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19531]
橘玲の世界投資見聞録 2018年10月19日
今、ホモ・サピエンスのアフリカ起源説など人類史の常識が次々と覆されている
[橘玲の世界投資見聞録]
http://diamond.jp/articles/-/182802

馬を手にしたヤムナヤの遊牧民がヨーロッパに移動した

 ライクは『交雑する人類』で、DNA分析からヨーロッパ、南アジア、東アジア、アメリカ原住民、オーストラリア原住民、アフリカなどでどのようにサピエンスが移動し、交雑していったのかを説明している。ここではそのなかで、ヨーロッパとインドについて紹介しよう。

 1万年前、中東の肥沃な三日月地帯で農耕が始まると、新たなテクノロジーを手にしたひとびとは農耕可能な土地を求めて東西に移住していった。しかしなかには農耕に適さない森林地帯や草原地帯(ステップ)もあり、そこには依然として狩猟採集民がいた。農耕民と狩猟採集民は、時に交易し、時に殺し合いながら暮らしていた。そうした集団のなかには、今日、DNAにしか痕跡を残さない者もおり、ライクはそれを「ゴースト集団」と呼ぶ。

 遺伝学的には、8000年前頃の西ユーラシアの狩猟採集民は青い目に濃い色の肌、黒っぽい髪という、いまでは珍しい組み合わせの風貌だったと推定されている。ヨーロッパの最初の農耕民のほとんどは、肌の色は明るかったが髪は暗い色で茶色の目をしていた。典型的なヨーロッパ人の金髪をもたらした変異の最古の例として知られているのは、シベリア東部のバイカル湖地帯でみつかった1万7000年前の古代北ユーラシア人(ゴースト集団)だ。

 ヨーロッパの東には中央ヨーロッパから中国へと約8000キロにわたって延びる広大なステップ地帯があったが、5000年ほど前にそこで馬と車輪というイノベーションが起きた。この最初の遊牧民の文化を「ヤムナヤ」と呼ぶ。

 馬という高速移動手段を手にしたヤムナヤの遊牧民は、新たな土地を求めて移動を繰り返した。このうち西に向かった遊牧民が現在のヨーロッパ人の祖先だ。

 ここでライクが強調するのは、遊牧民がヨーロッパの農耕民と交雑したわけではないということだ。DNA解析によれば、彼らは定住民とほぼかんぜんに置き換わってしまったのだ。

 遊牧民が定住民の村を襲ったのだとすれば、男を殺して女を犯して交雑が起きるはずだ。その痕跡がないということは、遊牧民がやってきたときには定住民はいなかった、ということになる。そんなことがあるのだろうか。

 ここでの大胆な仮説は病原菌だ。ペストはもとはステップ地帯の風土病とされているが、遊牧民が移住とともにこの病原菌を運んできたとしたら、免疫のない定住民はたちまち死に絶えてしまったはずだ。こうして交雑なしに集団が入れ替わったのではないだろうか。

 15世紀にヨーロッパ人はアメリカ大陸を「発見」し、銃だけでなく病原菌によってアメリカ原住民は甚大な被害を受けた。興味深いことに、それとまったく同じことが5000年前のヨーロッパでも起き、「原ヨーロッパ人」は絶滅していたかもしれないのだ。

西ヨーロッパ人と北インドのアーリア、イラン人は同じ起源を持つ同祖集団

 馬と車輪を手にしたステップの遊牧民のうち、ヨーロッパ系とは別の集団は南へと向かい、現在のイランや北インドに移住した。彼らはその後「アーリア」と呼ばれるようになる。

 独立後のインドでは、「インド人とは何者か?」が大きな問題になってきた。

 ひとつの有力な説は、ヴェーダ神話にあるように、北からやってきたアーリアがドラヴィダ系の原住民を征服したというもの。この歴史観によると、バラモンなどの高位カーストは侵略者の末裔で、低位カーストや不可触民は征服された原住民の子孫ということになる。

 だがこれが事実だとすると、インドはアメリカの黒人問題と同様の深刻な人種問題を抱えることになり、国が分裂してしまう。そこでヒンドゥー原理主義者などは、アーリアももとからインドに住んでおり、神話にあるような集団同士の争いはあったかもしれないが、それは外部世界からの侵略ではないと主張するようになった。

 現代インド人のDNA解析は、この論争に決着をつけた。

 インド人のDNAを調べると、アーリアに由来する北インド系と、インド亜大陸の内部に隔離されていた南インド系にはっきり分かれ、バラモンなど高位カーストは北インド系で、低位カーストや不可触民は南インド系だ。インダス文明が滅び『リグ・ヴェーダ』が編纂された4000年〜3000年前に大規模な交雑があり、Y染色体(父系)とミトコンドリア染色体(母系)の解析から、北インド系の少数の男が南インド系の多くの女と子をつくっていることもわかった。

 近年のヒンドゥー原理主義は、カーストが現在のような差別的な制度になったのはイギリスの植民地政策(分断して統治せよ)の罪で、古代インドではカーストはゆるやかな職業共同体で極端な族内婚は行なわれていなかったとも主張している。この仮説もDNA解析で検証されたが、それによると、ヴァイシャ(商人/庶民)階級では、2000〜3000年のあいだ族内婚を厳格に守って、自分たちのグループに他のグループの遺伝子を一切受け入れていないことが示された。ジャーティと呼ばれるカースト内の職業集団にもはっきりした遺伝的なちがいがあり、インドは多数の小さな集団で構成された「多人種国家」であることが明らかになった。

 西ヨーロッパ人と北インドのアーリア、イラン人は同じステップ地方の遊牧民「ヤムナヤ」に起源をもつ同祖集団で、だからこそ同系統のインド=ヨーロッパ語を話す。それに加えてライクは、バラモンによって何千年も保持されてきた宗教もヤムナヤ由来で、ヨーロッパ文化の基層にはヒンドゥー(インド)的なものがあることを示唆している。

http://www.asyura2.com/0601/revival1/msg/255.html#c1

コメント [リバイバル1] 「アーリア人種」の影【佐藤哲朗】 ワヤクチャ
2. 中川隆[-13357] koaQ7Jey 2018年10月25日 18:21:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19531]
2018年08月20日
アーリア人による侵略の歴史と現在〜混血で同化回路が失われる〜
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html


アーリア人とは、西洋人の祖先、広くはインド・ヨーロッパ語族の民族に共通する祖先と言われている古代の種族で、世界史の教科書では、インダス文明に侵略し滅ぼした民族と記されていることもしばしば。

アーリア人は超古代にエジプト→メソポタミア→インダス→中国と侵略を重ねそこで他民族と混血していった。それが、言葉の作り、文型が同じとなっている理由として指摘できる。インドヨーロッパ語族も中国語も、みな主語+動詞のSV、SVC、SVOで構成されている。それだけでなく、脳構造も同様になっている。

実は、古代のアーリア人により侵略との相似が、近現代にも起こっている。南北アメリカ大陸では西洋人あるいはスペイン人やポルトガル人が、アジア諸国のタイ・フィリピン・ハワイ・オーストラリアなどではイギリス人が、アーリア人という名前に代わっただけの侵略が繰り返されてきた。

そして今、日本でも同じことが繰り返されようとしている。移民(=観光客招致という触れ込み)で、あらたなるアーリア人による侵入が行われている。

以下、

井口和基氏のブログ
https://quasimoto2.exblog.jp/238706176/

より引用します。(文字の着色は引用者による)


(前略)かつて私がアメリカに留学した頃、仲の良い長身のアマゾネスのような金髪碧眼のアメリカ人女性がいたが、彼女から「あんたは(白人とは)目だけが違う」と言われたのであった。確かに目だけはチンギスハン型の腫れぼったい目というやつだった。モンゴル人の目。

ちなみに西洋人になぜモンゴル人が嫌われるようになったか?については諸説あるが、一番はチンギスハンによる蒙古襲来の記憶。そして、西洋人がキリスト教を信じるようになって、いわゆる「悪魔の目」をその東洋人型の目に描くようになったからである。

万物を見通す目=イルミナティーのシンボルマークは、古代エジプトのイシス神の目、それがホルスの目になり、最終的には悪魔主義者の目、イルミナティーのシンボルマークになったものであるが、もともとは古代エジプトの神々の目から来たわけだ。

ところが、古代エジプトでもアーリア人の侵入の3000年前以前の超古代エジプト人は人種がアジア系、というより、我が国で言えば縄文系に近い人種であった。だから、ルクソールの巨石、カルナック神殿の神々はみな日本人のような体型と顔形をしているわけである。

超古代ミステリー5:世界の謎の碑文は神代文字で読めるのだ!つまり日本語だった!

それがアーリア人の侵入支配の後にはいわゆる西洋人型のクレオパトラのようになった。

ちょうどアメリカ大陸が古代アメリカはアジア人型のネイティブインディアンやインディオが住んでいたが、そこにスペイン人のコルテスやピサロのような残忍な白人が侵入して支配した後では、現地人の顔形がすっかり変わってしまったというのと似ているのである。
同じことはヒマラヤの南、超古代インドでも起こった。西側からアーリア人がインドに侵入した。

これがインドにバラモン(=ブラフマン=金髪碧眼の人=アーリア人)が侵入した。いわゆるアーリア人の侵入という出来事である。3000年前のことである。

その結果、我が国の士農工商のように、カースト制度が生まれたのである。

とまあ、これはわざと士農工商とカースト制度を同列にする戦後の日本の自虐史観で書いたものだが、実際にはこれはまったく違うものであった。

我が国の士農工商はあくまで社会の職業上の区分であって、人種的なものではない。しかしインドのカーストは明確な人種差別のカーストであり、金髪碧眼種のバラモンことBrahman(ブラフマン)が一番上につき、その下にハーフ層。その下に土着人。そして一番下が最下層の貧困層というものである。

バラモン教というは単に当時のバラモン層が持ち込んだアーリア人の悪魔教(=拝火教)がベースになった。だから、悪魔教じゃだめだということで、バラモンからブッダが登場したのである。

中世近代になり、これと同じことが北中南米のインディオ支配で全く同じことが繰り返され、南米ではインドのカーストと同じことが今現在も残っているのである。アメリカもすでにそうなっているし、オーストラリアやニュージーランドは人種殺戮で原住民がまったく少なくなって絶滅危惧種になった。オーストラリア人となったアングロサクソン人が、現地人をハンチングで人間狩りを行ったからである。
ヒマラヤの北の中央アジアでもいわゆるトルコ経由、ウィグル経由で、アーリア人が侵入したのである。

これが「秦氏」の祖先であり、金髪碧眼種であった。秦の始皇帝の時代である。中国でも超古代中国と3000年前以降の古代中国とでは人種が全く違うのである。

ちょう古代中国では、日本で言う縄文系のアジア人が古代王朝、夏や殷(=商)を作っていた。殷(いん)は、沖繩や台湾と同相の文化を持つ。一言で言えば、超古代日本人の一派である。だから、その殷が最初にいわゆる「漢字」の祖先を生み出していた。つまり、「殷文字」である。

それが、周の時代にアーリア人の中国への侵入がはじまって、いわゆる「春秋戦国時代」になり、その後に、中国大陸はアーリア人に支配され、いわゆる「秦」(しん)が誕生し、後の「漢(かん)」へと変遷していく。

中国の歴史

ここに中国人化した(つまり、漢字を使う)アーリア人が誕生した。これが「あやひと=アーリア人」=「漢人」である。(「あやひと」については、ブログ1で検索)

KANOという台湾の野球映画があるが、その中で「漢人、萬人、日本人、漢人は力が強く、萬人は足が早い。日本人は守備に長けている」というセリフがあるが、漢人が力が強いというのは、これが原因なのである。

要するに、いわゆる中国人の代名詞である「漢人」というのは、白人種であるアーリア人を祖先に持つ混血アジア人のことである。

3000年前の中国の春秋戦国時代がなぜ起きたか?

これは、我が国において、なぜ戦国時代が起きたか?と非常によく似ているのである。

我が国でも戦国時代には西洋白人種が渡来してきて我が国を乗っ取りを計った。その中で、日本人同士で内部抗争させて有力な部族を殺し合いさせ、弱体化したところで、一気に外人が支配するという古典的手法が用いられた。そう考えるべきなのである。

これはすでに超古代エジプト、超古代インド、超古代中国、中世の南北アメリカ大陸、そして東南アジア、最終的に我が国日本まで続いてきたと見るべきなのである。

中国5000年の歴史というのは真っ赤な嘘で、中国には後半の3000年の歴史しかない。最初の2000年は縄文系のアジア人の時代であり、戦国時代以降の中国人とは体型も顔形も文化も歴史もまったく異なるのである。

中国人は足がすっとしている。

その理由はこれまで椅子とベッドの生活だからだというようなことがいわれたが、それは嘘で、実際には単にもともと西洋人型のコーカソイドの遺伝のせいなのである。だから、いまでも中国人の足には、西洋人同様に内股型やX脚が多いのである。

いまのアラブ人やエジプト人が、アラブ人化エジプト人化したアーリア人だとすれば、いまのインド人はインド人化したアーリア人であり、いまの中国人の漢人は中国人化アジア人化したアーリア人にすぎないのである。

だから、言葉の作り、文型が同じなのである。インドヨーロッパ語族。中国語。みな主語+動詞のSV、SVC、SVO。。。である。

言葉が同じなら、性格や特性もいっしょ。基本的に残虐である。

というわけで、この事実は公然の秘密になっている。

その後、近現代になって似たようなことが、南北アメリカ大陸ではアーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはスペイン、ポルトガルが、アジア諸国のタイ、フィリピン、ハワイ、オーストラリアなどでは、アーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはイギリス人という名前に変わって行われたにすぎないのである。

そしていままさに我が国で再び同じことが繰り返されそうとしている。観光客招致という触れ込みで、あらたなるアーリア人侵入が繰り返されるのである。

アーリア人は、3200〜3500年前に突如、中央アジアに登場したと言われており、出自が不明とされている。引用元では火星から来たエイリアンではないか、とも記されており、謎が多い。


(前略)歴史をよく紐解けば、約3000年ほど前、正確には3200年ほど前から3500年ほど前に突然中央アジア、ヒマラヤの北西部にアーリア人と呼ばれる人種が登場した。あるいは、もっと西の中近東のいわゆるシュメール文明の地にアーリア人が登場した。

アーリア人とシュメールの神話のニビルの神々とは非常によく似ているのである。Aryanアーリアンと英語のAlienエイリアン(=外人=異国人)とはほぼ同じ語源と見てよいだろう。なぜなら、古代ではrとlの区別やyとiの区別やbとVの区別はなかったからである。

Y遺伝子のハプロタイプ研究ではこのことははっきりでていて、A, B, C, D, E, F,…, O, P, Q, R,ときて、西洋人はRである。一方縄文系日本人がCおよびDである。チャイナ人やコリア人はOである。不思議なことに米インディアンはQである。つまり、フィンランドのラップ人=金髪碧眼のアジア人はおそらくPやQであり、その一派が北米に渡ったのだろう。

人類の「Y染色体」ハプログループ分布と「シッチンの人類創世説」に矛盾があるか?

ところで、一般の標準理論では、北南米のインディアンのルーツはアジアから渡ったと考えられているが、ハプロタイプを自然にみれば、北欧の原住民はラップ人のようなアジア系だったわけだから、古代の縄文系のアジア人が西へグリーンランド経由で渡ったと考えたほうが理にかなっている。場所が近いし、渡りやすい。遺伝子的にもすでにラップ人として北欧にPで住んでいて、それがQに変わったと見るほうが自然なのである。アジアはOだから、O→P→Qと行くには時間がかかる。
そんなわけで、やはりこの地球史を見る場合には、「アーリア人」というものを研究しないとまったく真実が見えないのである。それがわからないと、なぜヒトラーがあれほどまでに「アーリア人」にこだわったのかの理屈も理解不能なのである。

アーリア人とは何者か?
我が国では西洋人の祖先、金髪碧眼の先祖程度、あるいは、北欧バイキングの先祖、白人西洋人のご先祖さま程度にしか理解されていないのかもしれないが、それでは本当の地球の歴史は理解出来ない。また、いま我が国でリアルタイムに起きていることの意味が理解出来ないに違いない。

さらに興味深い考察として、混血によって脳構造も変わるという分析がなされてある。これにより日本人が持つ「情緒」=同化たらしめる共認原回路が失われるというのだ。


(前略)外人さんと混血すると脳が日本人脳ではなくなり、いわゆる最大の日本人の特徴である「情緒」が理解できなくなるのである。

なぜか?

これはまだほとんど研究されていないが、というのも、脳科学そのもののリーダーが西洋白人だから、理解不能だし、モティベーションが日本人とは別になるからなのだが、人間の特性は前頭葉ではなく、頭頂葉から後頭葉にあるのである。

前頭葉は物事の処理系であって、人間性の発露ではなかったのだ。

対談 小原實晃・横山賢二 第2部 「心の構造と大脳」

ところがいまだ西洋医学や西洋(=白人種)の生物学や脳科学では、前頭前野に人間性の発露があるという認識にすぎない。

しかし、前頭前野はいわゆる知性、知能、知的処理、こういう「知」に関する部分であって、これは自我、自己、自意識の発露の場にすぎない。

この意味では普通の動物にもある。

しかし、人としての共感とか、日本人がいう「情緒」というようなものは前頭前野や前頭葉には存在しない。

だ・か・ら

だから、西洋語には「情緒」という概念がない。存在しないのである。

日本語の「情緒」を英語に翻訳するとemotionになってしまう。しかし、emotionは情熱とか感情という意味になり、我々日本人が感じる「情緒」とはまったく異質のものになる。

感情=喜怒哀楽なら猿にも動物にもある。人間特有のものではない。

人間特有なものが「情緒」なのだが、それがアーリア人には存在しない。

3000年前から存在せず、いま現代も存在しない。

ということは、そういうことを認知する機能が存在しないということになるわけですナ。

つまり、彼らの脳にはそういう機能がないから認知できず、したがってそういう言葉も概念も生まれなかった。

とまあ、そういう結論になるわけだ。
この情緒は頭頂葉の作用なのである。この頭頂葉のもっともよく発達した人種民族が我々日本人である。

西洋人の頭蓋骨は上下がぺちゃんこだが前後に長い。前頭前野はよく発達しているから自己中になる。分析力は有る。また、後頭部も発達しているから、運動能力も高い。

しかし頭頂葉がまったく発達していないから、彼らには情緒が理解できない。だから、いわゆるスピリチュアルの人が生まれにくい。

それに対して、日本人の場合は頭頂葉が発達しているから、前頭葉があまり発達していなくて分析力は弱かったとしても、情緒を理解する。したがって、日本人は生まれながらのスピリチュアルの人が非常に多い。

その差が現在において同じ高度先進国でありながら、社会の雰囲気がここまで違ってきた理由なのである。

(中略)

虫の泣き声など少しも気にせず、虫を残酷に潰して殺す。そんな白人の子供はハワイにはわんさかいる。そういう人間になるわけである。

まあ、それから教育を受けて、徐々にまともな人間に変わる場合があるが、基本はいっしょである。ユダヤであろうが、クリスチャンであろうが、イスラムであろうが、ヒンドゥーであろうが、仏教であろうが、その点はまったく同じである。

日本人はつねに最初は相手の気持ちに立って考えようとするが、白人脳はそういうことはありえない。四六時中自分が主である。(後略)

以前のエントリーでも触れているが、上記引用を含めて考えると、移民→混血による日本の弱体化とは、脳構造つまり意識構造をも変えてくということ。本源の人類が持っていた共認機能の基底部にある同化回路が失われることを意味する。
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html

http://www.asyura2.com/0601/revival1/msg/255.html#c2

コメント [原発・フッ素50] 女川原発1号機廃炉に 東北電力が方針固める 運転開始から35年目(使えぬ古物を切り捨てただけ??) 戦争とはこういう物
1. 茶色のうさぎ[-8585] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年10月25日 18:22:05 : yqau347vMU : sVKDO8sir9M[3]

 女川の、燃料プールって大丈夫なの?? 配管破断

 まぁ、廃炉が当然だー♪ うさぎ♂


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/461.html#c1

コメント [リバイバル1] 「アーリア人種」の影【佐藤哲朗】 ワヤクチャ
3. 中川隆[-13356] koaQ7Jey 2018年10月25日 18:24:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19531]
インドへのアーリア人侵入説

「アーリア人侵入説」は、言語学の分野から持ち上がってきたものだ。

「インド・ヨーロッパ語族」という分類から、北インドのヒンズー支配層は、BC3000〜8000年に、欧州・中東・小アジア・コーカサスから移動してきた西ヨーロッパ人ではないか、と推理されるようになった。

つまり「白人、金髪、青い目」の侵略者たちが、先住民のドラヴィダ語族の民族を南に押しやり、北インドではカーストの支配者となったのではないか、という話なのだ。


アメリカのユタ大学とインド南部のアンドラプラデシュ大学による共同研究

インドのカースト別のDNA分析から、侵攻したのは「コーカソイドの男子」であり、先住民の下層階級の女子と混血してきたことが証明された。


インドのカースト制度は、「4階層+不可触民」で、実質5階層になっている。

1930年にイギリスがとった人口統計によれば、


1)バラモン(僧侶)・・・・5%
2)クシャトリア(武士)・・・・7%
3)ヴァイシャ(商人)・・・・3%
4)シュードラ(農民工民)・・・・60%
5)アンタッチャブル(穢多非人)・・・・15%

という比率で、これにイスラム教、シーク教、キリスト教、ゾロアスター教などの「異教徒10%」をたすと、100%になる。

1930年以来、1度も統計調査がないというも驚きだが、不可触民(穢多非人)の「15%」という比率は、実際はもっと高いと言われている。

DNA分析の共同研究では、

上層カースト(バラモン+クシャトリア+ヴァイシャ)、
中層カースト(シュードラ)、
下層カースト(アンタッチャブル)

に分類し、アフリカ人、アジア人、ヨーロッパ人のDNAと比較している。

表内の数字は、小さいほど関係性の距離が短い(先祖の共通性が高い)ことを示す。
http://jorde-lab.genetics.utah.edu/elibrary/Bamshad_2001a.pdf


■Y染色体のSTR分析

  アフリカ人  アジア人   ヨーロッパ人
上層カースト 0.0166 0.0104 0.0092
中層カースト 0.0156 0.0110 0.0108
低層カースト 0.0131 0.0088 0.0108


日本の皇位継承問題でもおなじみの「Y染色体」だが、これは男系の遺伝を示す。
インド人の「男系遺伝子」は、ヨーロッパ人とアジア人と同じぐらいの距離にある。

カースト別でいうと、上層カーストとヨーロッパ人の関係がもっとも近い。

低層カーストはアジア人にもっとも近い。


■ミトコンドリア染色体のHVR1分析

  アフリカ人  アジア人   ヨーロッパ人
上層カースト 0.0179 0.0037 0.0100
中層カースト 0.0182 0.0025 0.0086
低層カースト 0.0163 0.0023 0.0113


ミトコンドリアのDNAは、母親のものだけが子供に伝わり、父親のものは次世代にはまったく関与しない「母系遺伝」になっているので、母系分析に使われる。

この分析によると、インド人の「先祖の女性」は、歴然とした数値をもって、アジア人に近い。
低層カーストがもっとも近く、上層になるにつれて距離が離れていく。


以上の研究から、インド人の母系と父系に明らかな「系統」が生じており、

1)「アーリア人の男性」が「ワンランク下の先住女性」と混血を繰り返した、
2)「低いカーストの男性」が「高いカーストの女性」と結婚するケースはほとんどなかった、

という結論になる。
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1354332

http://www.asyura2.com/0601/revival1/msg/255.html#c3

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
44. 2018年10月25日 18:27:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19531]

「アーリア人種」の影【佐藤哲朗】
へのコメント
http://www.asyura2.com/0601/revival1/msg/255.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c44
コメント [政治・選挙・NHK252] 既視感あり…「野党間予備選挙」は政権交代につながらない ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 18:31:21 : yYf7SUcwIs : fXIGGRhudNE[66]
有権者が票読みをしながら候補を選ばなければならないような選挙制度が正しいとは思えない。小沢一郎がどう小選挙区制を支持しようがね。決められない政治体制こそ必要なのだ。安倍が憲法を改変しようと躍起になっているのも小選挙区制の存在が決め手になっている。

小選挙区制とは最初からそれが目的なのではなかったか。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/700.html#c2

コメント [カルト19] 「苦労のない人間は、たいてい子供で苦労する。 苦労のある人間は、たいてい子供に恵まれる。」 新新左翼
5. 2018年10月25日 18:32:20 : WjlKZpW3pQ : 1@8PX35PUkI[2]
ケチしか付けられない、性根の曲がりに曲がった人間の多いことか
何事にも疑ってみることは大切だが、ケチしか付けられない
了見が狭いというか、偏見の塊というか、そういう人間が多いねえ



http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/736.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK252] 酷評の東京五輪ボランティア 学生の6割が「応募しない」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
25. 2018年10月25日 18:34:20 : eJU48yDohM : 5OVWoYfapDA[11]
>>15 訂正

ZEF(独)→ ZDF(独)

>ドイツZDF フクシマの嘘 (連結済み)29分23秒  mov
https://www.youtube.com/watch?v=8MZKxWLruZQ
>フクシマのうそ(吹き替え)
https://www.youtube.com/watch?v=ln9A4wHteiU



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/674.html#c25

コメント [リバイバル1] 「アーリア人種」の影【佐藤哲朗】 ワヤクチャ
4. 中川隆[-13355] koaQ7Jey 2018年10月25日 18:36:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19531]

日本人のガラパゴス的民族性の起源
Y-DNAによるヨーロッパ民族度の復習 rev.2
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-1.htm

  巨大書店のジュンク堂で世界史地図帳を購入しました。 目を通していて、インド・ヨーロッパ語族の移動のところでアーリヤ人が印欧語族の故地の中西部ユーラシア(黒海/カスピ海/アラル海の 北側に拡がる広大な地域)から、移動を開始したことが書かれており昔習ったゲルマン民族の移動をおもいだしました。

  ある集団(Y-DNA「R1b」)は西進しヨーロッパに侵入し先住のクロマニヨン人の子孫(Y-DNA「I 」)と遭遇し、 交配を嫌い独自文化を保とうとしたのがケルト民族になってゆき、 交配を強めたのがゲルマン民族の前身になっていったようです。ドイツ人やオランダ人のY-DNA「I 」頻度は意外に高いのです。 やはり異なる遺伝子と交配することで民族エネルギーが上がり、 純度を保とうとすると同質性が高まり民族エネルギーが下がる、という民族学の知識はここでも生きているようです。

  方や南下しイラン高原からインド北部に侵入した集団(Y-DNA「R1a」)は、インド・アーリヤ人として 先住のインダス文明人のドラヴィダ人(Y-DNA「L」)を追い出し インド亜大陸南部に押し込め、現代インド人の肌の黒褐色はかなり密接に交配したドラヴィダ人から受け継いだものです。

  その時にY-DNA「R1a」は故地に留まるかやや北に移動した集団がいたことです。それがスラブ系の集団になったのです。 つまりY-DNA「R1a」はヨーロッパでは間違いなくスラブ民族遺伝子なのですが、実はインド・アーリア人遺伝子でもあったのです。 スラブ民族とインドアリーヤ人は同根なのです。 つまり交配した相手の違いで今我々が知っているくらい違う外観に変貌したのです。 ロシアのプーチンはY-DNA「N」系のような感じですがメドベージェフは「R1a」のような気がします。公開してほしいですね。

  世界史地図帳は世界の動きを改めて思い出させてくれました。寒冷化時代のユーラシア大陸と地続きだった日本半島も 温暖化し海面上昇後の諸島となった日本列島も世界の動きと絡めて見ないと、Y-DNA「D2」が何故日本列島にいるのか、 何故北海道では世界で最も高頻度なのか?Y-DNA「O2b」は日本列島で何故「O2b1」に進化したのか?何故南琉球に最高頻度で分布しているのか? 「C1」は何故本州の最北端に多いのか?何故「C3」は九州に多いのか?北海道の「C3」は本州の「C3」と何故出自が違うのか?.....。 などグローバルな視点で見ないといけないと改めて考えさせてくれました。そのうち日本史地図帳も改めて勉強するつもりです。

Rev.2

  ヨーロッパ情報にも関わらず意外にアクセスが多いので、EupediaのY-DNA情報を転記しより理解しやすいようにすることにしました。 最もアクセスの多いY-DNA「J」とY-DNA「R1a」から始めますのでご参考に!

  下図はEupediaに掲載されているヨーロッパの最大の亜型Y-DNA「R1a」と「R1b」がヨーロッパに辿りつくまでの大移動の予想図です。 彼らはヨーロッパ大陸の最古の住人であるクロマニヨン人の子孫のY-DNA「I」と交配しながら、東ヨーロッパで展開したのがスラブ民族の 母体になり、中央ヨーロッパに進出したのがゲルマン民族の母体になったようです。

  Y-DNA「R1a」の発祥の地はまだ正確にはわかっていないようですが、最も有望な起源地は中央アジアあるいはロシア/シベリアの 南部だそうです。 右下に伸びる矢印がアーリヤ人のインド侵入になります。先住のインダス文明を興したと考えられているY-DNA「L」が母体のドラヴィダ民族を インド南部に押し込めてインド亜大陸を乗っ取ったわけです。


  Y-DNA「R1b」の発祥の地は中央アジア南部からイラン北部の辺りだそうです。下図はいわゆるゲルマン民族の大移動を含んでいるようです。


  ヨーロッパ各地の優勢なY-DNAハプロタイプの地図です。右端中央のカスピ海北部辺にY-DNA「C3c」の地域があることが興味を引きます。 モンゴル帝国のキプチャク汗国等のモンゴル人の末裔の足跡です。


  このEupediaの記事を読んでいると遺伝子のモザイク地域であるヨーロッパ・西ユーラシアの いわゆる白人達はいかに自分たちのルーツにこだわるかが、良くわかります。 ところが大和朝廷族や武士族などの侵略者遺伝子Y-DNA「O3」が学会を牛耳る日本は欧州に負けないくらいの種類のY-DNAやmtDNA亜型を持つ にもかかわらず、日本民族をひとくくりにし特に縄文の日本人の血統や精神文化に対する基盤・貢献を表に出さないように御用学者達を 使い無視してきています。

  日本人の持つ3.11で示されるような他人を出し抜かない、略奪をしない、和を重んじ耐える気質・行動様式は、 Y-DNA「D2」,「C1a」,「C3a」が持つ縄文系の精神文化の表れです。 その上に、メソポタミアと同時期に農耕革命を興したY-DNA「O2」,「O1」の水田稲作農耕民の進取の気質が合わさり縄文−弥生複合民族・文化 となり黙々と技術革新に取り組む日本人の基盤を構成しているのです。

  そして朝鮮半島での生存競争に敗れ武装侵略者として日本列島に逃げ込み、先住民の縄文−弥生集団を蹴散らし日本列島を乗っ取ったのが Y-DNA「O3」で、その好戦性が和を重んじるはずの日本人に極端な残虐性・出し抜き好きなこすい気質を持つ2面性を与えたのです。

  そして日本列島をこれまで長い間支配し、これからも支配してゆくだろうY-DNA「O3」上流階級・支配層つまりエスタブリッシュメント層は 自分たちの支配の正当性を保つために学会や論文を支配し、日本列島を侵略した過程がわかり万世一系を否定する遺伝子の移動の解明は決して 行わないでしょう。行ったとしても発表しないか歪曲するかでしょうね。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/3-1.htm
http://www.asyura2.com/0601/revival1/msg/255.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK252] <小沢一郎(事務所)>「安倍政権・自民党全体の人権感覚、闘うしかない」 自民・杉田氏「『生産性』ない」撤回せず  赤かぶ
8. 2018年10月25日 18:37:30 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[282]

生産性の件をまだ曲解している馬鹿がいて小沢までもがそれに乗ったのか?

老害になると本当に裏背景などを読めなくなるくらいにボケてしまうんだな

そんなことだから東北はじわじわと特亜に乗っ取られてしまうというのに
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/682.html#c8

コメント [原発・フッ素50] 福島・楢葉町の今 〜町民の居住率が5割を超える〜 こちら原発取材班(東京新聞)  赤かぶ
1. 茶色のうさぎ[-8590] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年10月25日 18:38:06 : yqau347vMU : sVKDO8sir9M[-2]

>山側を除き除染目標の毎時0.23マイクロシーベルトを下回っている。

 ↑ 山から放射能www 住めません!!

 楢葉町は、3号機、核爆発のガレキ破片でも有名です。

 楢葉町は、除染土の最終処分地です。

 山林除染の費用なんて、ありません。 住めません!! ばか うさぎ♂


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/463.html#c1

コメント [マスコミ・電通批評15] 花形だったテレビ産業は完全に衰退業種になった!   赤かぶ
30. 2018年10月25日 18:38:54 : LHSMhfLcno : cTj_KsH6DrU[909]
 >>23
 いやディズニーは当初から3Dアニメを指向していた。1950年代の「白雪姫」や「シンデレラ」は実写をセル画に投写するロートスコープ技術を開発・使用している。この発想はモーションキャプチャだ。アニメーションに重力感を持つリアルな動きを求める指向性と、その後のノウハウの蓄積がピクサーの勝利に繋がる。だから3Dアニメはハリウッドの一人勝ちなんだ。2次元に特化したジャパニメーションとは違う。

 >>28
 別に「日本スゴい」を言う気は無いよ。
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/458.html#c30

コメント [カルト19] 「苦労のない人間は、たいてい子供で苦労する。 苦労のある人間は、たいてい子供に恵まれる。」 新新左翼
6. 2018年10月25日 18:51:08 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[283]

苦労のある人間も子どもに苦労している
ただ放置して他人に迷惑をかけていることなどを知らないから

苦労していないように感じ錯覚しているだけ

朝鮮系はどちらにしても犯罪予備軍だから論外だけど
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/736.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK252] 「片山さつき地方創生相」に更なる口利き疑惑、「秋元司環境副大臣」に環境破壊企業から献金… 安倍内閣の時限爆弾(デイリー) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 18:51:46 : Km22XB27Wg : vjEfm8qqEeM[1]
この片山さつき、口利きをして金儲けするとともに、自分の大物ぶりにひたっていた。

テレビにでること、その場を仕切ることはずいぶん好きだった。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/699.html#c2

コメント [戦争b22] トランプ大統領:核兵器増強でロシア、中国を上回る費用投じる  米海軍艦艇2隻の台湾海峡通過、中国が「懸念を表明」と抗議  うまき
6. 2018年10月25日 18:52:07 : nfvI41pAk6 : bD6ew__f94k[1]
>>05

「アンティータム」タイコンデロガ級一番艦にして史上初めてイージスシステムを搭載した巡洋艦である。イージスシステムの功績としては80年代末にホルムズ海峡でイランの民間旅客機を撃墜した実績を持つ。その後は発射筏として世界各地でトマホークミサイルをチンピラに撃ち込む任務に就き、栄光の歴史記念艦として退役したはずなんだが。

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/376.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK252] 「苦労のない人間は、たいてい子供で苦労する。 苦労のある人間は、たいてい子供に恵まれる。」    新新左翼
2. 2018年10月25日 18:54:49 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[284]
苦労ってこういう嫌がらせを受けるようなものでしょうか?

 ↓

新たに届いたスラップ訴訟案件(16/6/26)

@nobuko_kosuge

こんなものが、自宅に来ました。ご一読くださいませ。

https://pbs.twimg.com/media/Cl3h0gQUgAIqj9S.jpg

https://twitter.com/nobuko_kosuge/status/747001536878764033
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/679.html#c2

コメント [国際24] 習主席の肝入りで始まった開発区で味わった残念感 経済冷戦から新冷戦に踏み出すトランプ  意外に安倍政権好きな中国知識人 うまき
3. 2018年10月25日 19:00:27 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[529]
喜んで カモになるから おだて上げ
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/376.html#c3
記事 [戦争b22] 印日、アジア太平洋における中国艦艇監視のために海洋協定を署名へ(Sputnik International)


(India, Japan to Sign Maritime Pact to Monitor Chinese Warships in Asia-Pacific: Sputnik International)
https://sputniknews.com/asia/201810231069133240-india-japan-maritime-pact/


印日、アジア太平洋における中国艦艇監視のために海洋協定を署名へ



© AFP 2018 / MONEY SHARMA /


アジア・太平洋


2018年10月23日13:25(更新 2018年10月23日15:26)



インド海軍が以前、中国はいかなる時点でも潜水艦を含めて6〜7隻の艦艇をインド洋に展開できると述べていた。同海軍は今月に入ってから、この1年余りの間で初めて同洋で中国の039A型元級潜水艦を確認したと伝えた。


インドと日本はアジア太平洋地域における戦略的な利害関係の増大を重視して、10月29日に予定されている毎年恒例の両国首脳会談の際に海洋状況把握(MDA)協定を署名する運びだ。同協定の狙いは、インド洋における中国艦艇・潜水艦の動きなど両国海軍が互いに興味を持つ重要な情報の共有円滑化にある。互いの国の水域における中国艦艇の存在増大を背景に、両国の監視能力がこの協定により強化されるだろう。


さらに読む:印日、5年ぶりに潜水艦追跡演習を再開



「私たちは印日両海軍のMDAと海洋安全保障についての協定に署名する予定であり、これらによりこの分野での協力が強化できる」と、10月28・29日のナレンドラ・モディ印首相の日本訪問についての説明会の際に、平松賢司駐印日本大使が明らかにした。





両国は、今年8月のナーマラ・シサラマン国防大臣の日本訪問の際に協定の準備作業を完了している。



© AP Photo / Xinhua, Jiao Hongtao
用地取得をめぐる騒動の中、日本がインド高速鉄道の資金拠出を中止−報道



また、東京で開催の迫る毎年恒例となった13回目の印日首脳会談では、物品役務相互提供協定(ACSA)などの交渉が正式に始まるだろう。同協定により、両国海軍が相手の軍事基地を利用できるようになる。



私たちは、相互の兵站を支援する協定である物品役務相互提供協定(ACSA)を署名できるための正式な交渉のプロセスが始まることを望んでいる。多くの訓練を重ねてきた両国が兵站支援協定を実行に移すのは当然のことだ」と、平松氏は付け加えた。





インドは米国と同様の兵站支援協定を結んでいる。これは2016年に署名された。今年3月、インドのナレンドラ・モディ政権はフランスと同様の協定を結んだ。また、インド海軍は2015年からシンガポールの軍事基地で兵站の支援を受けている。


さらに読む:貿易交渉が姿を現す中、日本の米国からの輸入拡大を検討している


日本大使はさらに、米国とインドの空軍が毎年実施する次回の「コープ・インディア」演習に日本空軍のオブザーバーが参加することを明らかにした。また、同大使は印日両国が今年11月にインド北東部のミゾラム州で初の合同軍事演習を行うことを明らかにした。

また、日本はインドと初の共同軍事技術事業を始める。「防衛技術協力の分野では、私たちは無人自動車開発とロボット工学について協力する」と、平松氏は述べた。


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タグ 海上ドクトリン, 科学技術, 軍事, 防衛, 兵站, ナーマラ・シサラマン, ナレンドラ・モディ, インド, 日本, 米国, シンガポール






http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/382.html
コメント [国際24] まるで西部劇: 待ち受ける決戦(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:00:52 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[530]
矛逸らし 外の脅威を でっち上げ
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/382.html#c1
コメント [国際24] 安倍首相の訪中、日中関係緊密化の節目に 気になる米の反応 北朝鮮と心中する韓国 グローバル会議を通じて考える日韓の強み  うまき
2. 2018年10月25日 19:01:18 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[531]
バカ相手 楽なもんだと ほくそ笑み
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/377.html#c2
コメント [国際24] 皇太子の責任排除せず=サウジ人記者死亡事件−トランプ氏   赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:01:31 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[532]
誤魔化せず 逃げてトカゲの 尻尾切り
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/379.html#c1
コメント [国際24] 日本人カメラマンを拘束していた武装勢力はアメリカとイギリスの影響下にあった(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:01:41 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[533]
あり得るぞ テロ工作の お手伝い
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/381.html#c1
コメント [戦争b22] 米国とイスラエルはウクライナでS-300対策の訓練を行っている可能性(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:01:53 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[534]
「敵役」 別働隊の 隠れ蓑
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/378.html#c1
コメント [経世済民129] 閉店相次ぐ地方百貨店 不振商品の洋服の売り場が多すぎる(NEWS ポストセブン) 赤かぶ
3. 2018年10月25日 19:02:07 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[535]
百貨店 「地域の顔」は 遠い過去
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/149.html#c3
コメント [経世済民129] 政府の「70歳まで雇用シナリオ」では高齢者も企業も幸せになれない(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:02:12 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[536]
幸せに させぬことだよ 狙いとは
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/151.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平の開放は、トルコが 軍を派遣した奪還だったもよう   安田純平の開放は 軍の必要性を 再確認する 事案となった 真相の道
22. 2018年10月25日 19:03:12 : IjfO7kEPv6 : lRjVmLVt2OY[6]
真相の道さんの投稿にはいつも笑わせてもらってます。下手な漫才や喜劇映画より面白い。ここまで自虐的になれる人には出会ったことがありません。周りの方は真面目な人が多く、論理的とはどういうことか懇切丁寧に接してあげていますが、その優しさに頭が下がります。真相の道さんのように安倍自民を支持している方の病的なまでの鈍感さには哀れを感じます。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/693.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK252] テロリストたちに資金提供するだけ!「拘束の常連」   赤かぶ
7. ゆでガエル[156] guSCxYNLg0eDiw 2018年10月25日 19:03:25 : I06kUeD8iM : Pokccs7o7wE[49]

■ テロリストなんてどこにもいません

テレビで報道するようなテロリストは存在しない今問題となっているイスラム国なども
米ソ冷戦の終結によりそれに代わる軍需を奮起するために捏造されたものであると
各国の研究機関から指摘を受けています

つまり戦争が無くなればアメリカだけで年間70兆円もの軍事予算が数分の一になり
多くの兵器メーカーが倒産することから政府と資本とマスコミが新しい戦争の火種を用意したというわけです

このように架空の人物や団体があたかも実在するかのように作られる番組を《モキュメンタリー》と言います


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/684.html#c7

コメント [カルト19] 「苦労のない人間は、たいてい子供で苦労する。 苦労のある人間は、たいてい子供に恵まれる。」 新新左翼
7. 2018年10月25日 19:07:50 : nfvI41pAk6 : bD6ew__f94k[2]
>>05

ケチ付けられるような文章を貼り付けるからだろ。
少しは反省してROMに戻ったらどうだ。
まぁこのまま恥をさらし続けて笑い者になるのは本人の自由だが。

http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/736.html#c7

コメント [経世済民129] 日経平均株価 全面安 800円超の値下がり 米国株、急落 ダウ608ドル安で3カ月ぶり安値 世界景気に懸念  赤かぶ
4. 2018年10月25日 19:11:21 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[537]
嘲笑う 楽観的な コメントを
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/152.html#c4
コメント [経世済民129] 調整中の米国株は「下落局面入り」か?それともリバウンドはあるか 「ダウ3万ドル」は無いと思っていたが(現代ビジネス) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:11:46 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[538]
下げ続き 楽観論者 お尻に火
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/153.html#c1
コメント [経世済民129] 東証大引け 大幅反落、822円安 7カ月ぶり安値、景気敏感株に売り(日経新聞) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:12:04 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[539]
また下がる 利益確保の 域を超え
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/154.html#c1
コメント [経世済民129] 安倍政権の「移民政策」、実現なら日本の若者の賃金は上がらない(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 19:12:22 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[540]
受け入れて わざと煽ろう 嫌悪感
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/155.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] フリー記者と企業ジャーナリスト/政界地獄耳(日刊スポーツ)  赤かぶ
2. 2018年10月25日 19:12:36 : dxkTl1vUxc : 4Qp9Icj8RwM[521]
安倍は中東のテロリストにたいして、日本人の誰一人にも指1本ふれさせないって豪語したよな。でも口だけで何もしない。日本人の生命を守る基本中の基本は、こんな事件の時に言うもので発揮するべきことではないか。
 安倍に日本人は命とられる。残るのは生産性のないロボットのみ。それで企業の収入が増えたところで意味あるか?国家が成り立つか!バカ野郎の自公政権。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/691.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] 「明治に倣い国難対処」とはアナクロニズムも甚だしい。(日々雑感(My impressions daily)) 笑坊
4. 2018年10月25日 19:12:45 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[541]
支配の手 「植民地」より 巧妙に
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/643.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK252] 消費税増税と沖縄辺野古埋め立ての共通項は「人でなし」 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 2018年10月25日 19:13:03 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[542]
ゾンビ村 カネに狂った 人でなし
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/657.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK252] 自民党に相乗り…前原&福山氏が民意を読み違えて“赤っ恥”(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
59. 2018年10月25日 19:13:18 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[543]
猿芝居 溺れてかいた 赤っ恥
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/659.html#c59
コメント [経世済民129] 安倍政権の「移民政策」、実現なら日本の若者の賃金は上がらない(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
3. 2018年10月25日 19:13:39 : nfvI41pAk6 : bD6ew__f94k[3]
いっその事昔日本から出て行った日系人を呼び戻したらどうだ。
条件が悪過ぎて誰も戻って来ないのか。

ますます日本の街角は中国人やベトナム人のチンピラが占領する事になるな。

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/155.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK252] 杉田水脈が国会に出席も反省なし! 発言は撤回せず、高須院長の“性別変更を認めない”支持ツイートに「いいね」(リテラ) 赤かぶ
1. 2018年10月25日 19:13:43 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[544]
猿芝居 批判して酔う 恍惚に
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/672.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK252] 「加計問題」で政権が終わる!? 安倍首相が焦っている(FRYDAY) JAXVN
18. 安倍を辞めさせる会[1522] iMCUe4LwjquC34KzgrmC6Ynv 2018年10月25日 19:14:00 : FAt0kYWxVo : ylcjRTfmBXc[1482]
安倍が籠池を切ったように、そのうち加計も都合が悪くなれば切るだろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/513.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK252] テロリストたちに資金提供するだけ!「拘束の常連」   赤かぶ
8. ゆでガエル[157] guSCxYNLg0eDiw 2018年10月25日 19:15:45 : I06kUeD8iM : Pokccs7o7wE[50]

>>05

カダフィが暗殺されリビアにもロスチャ軍産巨大資本肝いりの中央銀行制度ができました

これでリビアも日本同様に通貨の発行権管理権を彼らロスチャ軍産巨大資本が持つようになった訳です

世界最強の権力それは通貨発行権です真の民主主義国家であれば通貨の発行権は政府が持つべきと思います


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/684.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平さん解放劇の裏で…「身代金3億円」漏洩のお粗末(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 2018年10月25日 19:21:32 : vbcP21OEbI : BPR6lXoNdcg[63]
安倍政権批判してくれるなら3億円払ってもいい気がしてきた。

http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/698.html#c3
コメント [カルト19] 毎日・銚子市が再生団体に転落、原因は予算の三分の一を占める加計補助金。アッキード喚問である。 ポスト米英時代
13. 2018年10月25日 19:22:14 : Yq5RTBf5EE : rJB_yKxpBfc[16]
さよなーらはアヘに言う〜 さよなーらはユダチョンに〜
アヘのー 死ぬ日を待たずー さらばーユダヤと言おう〜 ♪

そんな感じであるwww

http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/735.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK252] 銚子市が再生団体に転落。加計学園系列の千葉科学大学への出費が原因?(かっちの言い分) 一平民
13. 2018年10月25日 19:24:17 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[545]
道連れだ 奈落の底に 自治体を
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/667.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK252] 加計学園、借金するための担保がなくなった。三菱UFJは、当座の現金預金を担保に金を貸している。受験生が減れば来年度に破綻 赤かぶ
28. 2018年10月25日 19:24:34 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[546]
友の威に おんぶにだっこ 墓穴掘り
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/671.html#c28
コメント [政治・選挙・NHK252] 酷評の東京五輪ボランティア 学生の6割が「応募しない」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. 2018年10月25日 19:24:46 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[547]
見え透いた 禍々しさに そっぽ向き
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/674.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK252] テロリストからの解放「身代金」の出どころは(森功のブログ) 赤かぶ
3. 2018年10月25日 19:24:59 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[548]
カタールを 介して貢ぐ 気前良く
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/675.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平さん解放でも残る謎 なぜカタールは身代金を肩代わりしたのか〈dot.〉  赤かぶ
9. 2018年10月25日 19:25:10 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[549]
肩代わり? いいえホントは 橋渡し
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/676.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK252] 安倍首相と暴力団の癒着疑惑、玉木雄一郎・国民民主党代表が国会で追及をほぼ明言(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
8. 2018年10月25日 19:25:21 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[550]
火炎瓶 投げるふりして 水を差し
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/681.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK252] 薩長史観にからめ捕られた「明治150年」安倍政権の危うさ 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 19:25:31 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[551]
呼び起こせ 戻ろうテロの 原点に
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/683.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] 危険すぎる安倍の「強い国」論<本澤二郎の「日本の風景」(3135)<6年前の初心変わらず=改憲軍国主義強行表明> 笑坊
3. 2018年10月25日 19:25:42 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[552]
「強い国」 トップがバカで 士気下がり
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/689.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK252] 安倍首相の“明治礼賛”に抗議 歴史歪曲を許すなと怒りの声(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 2018年10月25日 19:26:09 : unmDdSE1Kw : 0Li2ztWJn@g[10]

以下は歴史教科書の「明治維新」の項に載せるべきじゃないの?

>天皇家の秘密(真 救世主 at 12/02 18:56)
http://takao-sato.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=171529972
少し長くなりますが、1885年、天皇一族と三菱財閥で日本初の船舶会社、日本郵船が創立されました。
明治維新により富国強兵の道を歩み始めた日本は、欧米からあらゆる兵器を購入し続けていましたが、欧米への支払いに当てる資金が日本にはありませんでした。そこで福沢諭吉は、「賤業婦人の海外に出稼ぎするを公然許可すべき」という指示を天皇に与えました。賤業婦人つまり売春婦として日本人女性を海外に「輸出、 売却」し、兵器購入資金を作るというプランであり、天皇一族はこのプランに飛び付き実行しました。(福沢諭吉全集 第15巻)

1900年初頭から天皇の命令の下、「海外に行けば良い仕事があり、豊かな生活が出来る」という宣伝が日本全国で大々的に行われる事になりました。日本の健全な家庭に育った当時の若い女性達は天皇の言葉を信じた事は言うまでもありません。天皇一族によりだまされ「売春婦として欧米に販売された」日本人女性の数は数十万人と言われております。大部分は健全な家庭に育った若い女性達であり、天皇は「健全な女性を売春婦」として「売却」する事で、欧米の売春業者から女性1人あたり数千円、当時普通の会社員であれば10数年分の給与を手に入れていたのです。その金額が数十万人分=莫大な資金がこの天皇一族のサギ行為、女性の人身売買により天皇一族に転がり込んだわけです。

その資金の一部は戦争のための兵器購入に当てられましたが、大部分は天皇の「個人財産」として「蓄財」されました。天皇一族は自分の金儲けのために、健全な若い日本人女性をだまし、売春婦として欧米に「売却」して来ました。天皇一族は欧米の売春業者とタイアップした日本の売春業者なのです。

http://takao-sato.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=171529972&page=2

天皇により経営される日本郵船により、欧米に「売却」された日本人女性は、1人残らず現地に着くと即座に売春宿に「連行」され監禁されました。そして売春を強制されました。初めての外国であり、逃げ場も助けてくれる相手もいない。数十万人の日本人女性が、天皇によって売春を強制された。これが従軍慰安婦の原型とも言えるでしょう。

日本郵船の共同経営者三菱財閥もこの売春業で巨大化しまた。この莫大な富を生む売春業に参加させてもらったお礼に、三菱財閥は昭和天皇の結婚後の新居を、全額三菱財閥の出資で建設することになりました。渋谷区下渋谷の第一御領地の「花御殿」が昭和天皇の新婚の住居であり、それは数十万人の日本人女性を「売春婦として販売した」利益で、三菱の天皇に対する「売春業参加のお礼」として建設されたしろものです。(山田盟子「ウサギたちが渡った断魂橋」 新日本出版社)。

また天皇が大株主であった船舶会社商船三井も天皇と協力し、同一の「売春婦・輸出事業」に従事する事に至りました。こうして日本人女性の「販売業者」として天皇一族が蓄積した財産は、第二次大戦後日本に進駐してきた米軍GHQの財務調査官により調査され、当時の金額で1億ドルを超えると記録されています。国民に対しては「自分は神」であるとしていた天皇は、女性の人身売買で金儲けし、また日清戦争、日露戦争で中国、ロシアから得た賠償金を自分の私財として「着服」していたただのどぶ鼠野郎です。

戦争中、全ての日本人は餓死寸前の中、軍需工場で「無給」で重労働を行っていたのです。そうした重労働と日本人男性=軍人の死によって戦争によって得られた賠償金を、国民のためでなく自分の私的財産として天皇は着服し、密かに蓄財していたわけです。

また日本軍が朝鮮、中国に侵略し、朝鮮人、中国人を殺害し略奪した貴金属は、天皇の経営する日本郵船によって日本に運び込まれ、日銀の地下金庫にある天皇専用の「黄金の壷」という巨大な壷に蓄財されたといわれています。中国、朝鮮から略奪された貴金属、そして賠償金=侵略戦争は天皇の個人的蓄財のために行われていたのです。この問題を調査したエドワード・ベアは、「天皇一族は金銭ギャングである」と吐き棄てるように語っています。(エドワード・ベア「天皇裕仁」 駐文社)

1945年、日本の敗戦が決定的になると、天皇一族は、この蓄財を米国に「取られる」事に恐怖を感じ、海外に蓄財を「逃し」始めました。天皇の個人銀行でもあった横浜正金銀行を通じて、スイスに850万ポンド、ラテンアメリカに1004万ポンド等、広島、長崎に原爆が落とされ死傷者が苦しんでいる最中、天皇は自分の蓄財を海外に次々と逃がす事に専念していたのです。この問題を調査したマーク・ゲインは、海外に天皇が逃した蓄財は累計で5~10億ドルに上るとしています。(マーク・ゲイン「ニッポン日記」 筑摩書房)

広島、長崎に原爆が落とされ膨大な死傷者が出、戦後日本をどのように再出発させるかを考えなくてはならない時期に、天皇はひたすら自分の蓄財を守るため数百回に及ぶ海外送金を繰り返していました。日銀の地下金庫からは、莫大な金塊と貴金属が日本郵船により運び出され、アルゼンチンの銀行そしてスイス銀行まで遠路運搬されました。

中国では日本に逃げ戻るための船舶が無く、逃げ遅れた日本人女性が中国各地で多数強姦殺人され子供が殺害されている最中、天皇は貴重な船舶を独占し、自分の金塊を遠路アルゼンチン、スイス等に運び出していました。天皇が自分の蓄財だけしか頭に無く、日本人の事など何も考えていない事は明白である。(ポール・マニング「米従軍記者が見た昭和天皇」マルジュ社)

なお天皇が第二次大戦中「売春婦輸出業」を行っていた商船三井の共同経営者が、CIA(当時はOSS)の対・日本作戦部長マクスウェル・クライマンであるのは何故なのか?敵国のCIA対・日本作戦部長と「仲良く」天皇が「売春婦輸出業」を行っている=天皇はCIA工作員であったのか?ん???

天皇は戦後、このスイス銀行に預けた金塊を担保に資金を借り、CIAが事実上創立した不動産業者=森ビルと共に、港区の不動産を次々に買収し、またハイテク産業に投資し、莫大な蓄財をさらに莫大に膨れ上げさせて行くことになります。

http://takao-sato.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=171529972&page=3

天皇は神でも「象徴」でもなく単なる金儲け主義の金融ビジネスマンで、そしてここでも「何故か」CIAと天皇は「共同経営者」であります。天皇は、1940年代初頭からスイス銀行に少しずつ蓄財を「移し」始めますが、ヨーロッパにおいてナチス・ヒトラーがユダヤ人から奪った貴金属を管理していたのもスイス銀行でした。天皇はヒトラーに請願し、ナチス・ヒトラーの口座の中に「天皇裕仁」のセクションを作ってもらい、そこに天皇一族の蓄財を隠していました。天皇とヒトラーはスイス銀行の秘密口座を「共有」する略奪ビジネスのパートナーであり、ナチスと天皇は一体であったわけです。(アダム・レボー 「ヒトラーの秘密銀行」 ベストセラーズ 及び、濱田政彦「神々の軍隊」 三五館)

1924年、米国は「排日移民法」という法律を成立さましたが、日米関係はまだ険悪ではなく、日本から余りに多数の若い女性が「売春婦」として米国に「輸入」されてくる事が社会問題化し、それを禁止した法律であった事は知られていません。天皇自身の発言を記録した「昭和天皇独白録」(藤原彰「徹底検証・昭和天皇独白録」 大月書店)の「大東亜戦争の原因」=日米戦争の原因の項目に、1946年3月18日の天皇の発言として以下の言葉があります。

「米国のカリフォルニア州への移民拒否については、日本を憤慨させるに十分なものであった。」この発言は日米戦争の原因についての天皇自身の発言です。日本人女性をだまし、売春婦として米国に「売却」する天皇の売春ビジネス=移民を米国が禁止、それに憤慨激怒し米国と戦争を始めたと天皇自身が独白しているのです。天皇一族は神でも「象徴」でも無く、人間のクズの集団でしかありません。

天皇に欺かれ売春婦にさせられた数十万人の日本人女性達の無念の人生のために、誰かが真実を語らなければならない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/661.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK252] 中谷元と船田元が憲法審査会から消された!   赤かぶ
22. 2018年10月25日 19:28:01 : eOCllDITF6 : qzlYD_d0GaI[-14]

憲法とは^^

一般的には^^

(国の様態)を(定義)するものだ^^

ただ^^

戦犯国にあっては^^

国家としての(権能を制御)する意味もあるので^^

世界中で=日本だけ^^

●●せねばならない←との定義も^^

まあ=一部において→無いこともない^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/632.html#c22

コメント [原発・フッ素50] 妊娠中に乳がん再発。生まれた息子はダウン症。闘病生活を“前向きに”ブログで発信 (FNN PRIME)  魑魅魍魎男
8. 茶色のうさぎ[-8592] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年10月25日 19:31:25 : yqau347vMU : sVKDO8sir9M[-4]

 ↓ <新生児乳児の先天性心奇形>原発事故前年から4年間の全国医療機関診療実績結果
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/129.html <赤かぶ 日時 2015 年 6 月 01 日

結論: 当然、新型出生前検査、20万円は、無料にしろー♪

 事故前の、ダウン症は、1/300〜1/500の確率と思います。

 ダウン症は、末代、末裔、、、 長文省略 涙 うさぎ♂ 志位和夫 ←暗殺しろ♪ぺっ


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/459.html#c8

記事 [経世済民129] 積水ハウス地面師事件「複雑な地面師グループ」の全貌が分かった さらに10名近くが逮捕予定者


積水ハウス地面師事件「複雑な地面師グループ」の全貌が分かった さらに10名近くが逮捕予定者
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58126
2018.10.25 伊藤 博敏 ジャーナリスト


過去の地面師事件との連関

大手住宅メーカー・積水ハウスが、「70億円の土地取引において事件が発生、捜査当局に刑事告訴する」という発表を行なった17年8月2日の翌日、私は本サイトで「積水ハウスから63億円をだまし取った『地面師』の卑劣な手口」と題して、「成りすまし女」の偽造パスポートなどを公開、犯人が地面師グループであることをスクープした。

それから1年2ヵ月が経過した10月16日、警視庁は旅館女将に成りすましていた羽毛田正美容疑者(63歳)らを逮捕した。主犯格のカミンスカス(旧姓小山)操容疑者(58歳)は、逮捕直前、フィリピンに逃亡し、取り逃がしたものの、これまでに9名を逮捕、全容解明へ向けた捜査が続いている。

JR五反田駅から徒歩3分の好立地にある「海喜館」という敷地面積600坪の旅館を巡る地面師事件は、「地面師という詐欺師グループが世の中にはいて、積水ハウスのような大会社もだましてしまう」ということを、世に知らしめたことが、唯一の“功績”だった。

私は、この事件を継続取材した。積水ハウスは調査対策委員会を立ち上げ、「だまされるに至った理由」を解明、所有権移転の仮登記をめぐる民事訴訟も始まっている。

もちろん、警視庁は被害金額が大きく、ワイドショーなども取り上げる事件となったことで捜査を急ピッチで行なっていた。

そうした動きのなかで判明したのは、この事件が都心の地価高騰に連動した地面師ブームの集大成であること、忖度が働くと大企業の堅固と思われる危機管理も、容易に突破されるもろいものであることだった。

指摘したいのは、積水ハウス事件は刑事的には単独犯罪として立件されるものの、構造としては人脈が幾重にも重なり合い、過去の地面師事件との連関のなかで起きているという点だ。

その複雑な事件模様は、海喜館の積水ハウス事件を含む6つの地面師案件をチャートにし、「数十億円を騙し取る集団…これが『地面師村』相関図だ!」と題して、本サイトで記事化した。

10億円内外といわれる報酬

不動産業界には「地面師村」が存在、不動産登記簿謄本が電子化される前の「紙の時代」には、こっそりバインダーから謄本を抜き取り、和文タイプで書き換える手合いが存在した。

偽造の偽が人偏であることから「ニンベン」と呼ばれる偽造屋、「成りすまし」を連れてくる手配師、物件を探すブローカー、情報屋、交渉役、信用を与える司法書士や弁護士などで構成される。

地面師村は、何十年も前から存在、代を重ね、メンバーを入れ替え、烏合離散を繰り返してきた。

今回の事件で羽毛田容疑者を手配した秋葉紘子(74歳)は、東京・高輪の217坪を舞台にした高輪案件、東京・赤坂の土地でAPAホテルから12億6000万円をだまし取った事件で、成りすまし男を手配、世話係を務めている。

また、今回、連絡調整係として逮捕された永田浩資容疑者(54歳)もAPAホテル事件で同様の役割を果たし、逮捕されている。

「成りすまし」を用意、本人確認のパスポートや運転免許証を偽造、土地をだまし取る地面師グループが、これまでそれほど注目を集めなかったのは、数千万円から数億円の規模で行なわれる「チンケな犯罪」として、メディアが大きく扱わなかったからだが、積水ハウス事件はその規模に相応しい人脈の広がりを誇っている。

「売られない土地」として知られた「海喜館」の女将が、高齢(当時72歳)のためもあって売却の打診を始めたと伝え聞いたのは、大物地面師として知られるM(65歳)である。

現在、別の地面師事件で刑務所で服役しているMは、公判中の一昨年秋、その情報をもとに計画を立て、永田容疑者を連絡係に、秋葉容疑者に「成りすまし」となる羽毛田容疑者を手配、旧知の「ニンベン」に偽造パスポートなどを発注した。

地面師グループにとって“幸運”だったのは、病気がちで病院通いが続いていた女将が、昨年2月に入院したことだった。ここから一気に地面師グループの売り込みが始まるが、最初は複数の主謀者がいた。

「偽女将は羽毛田ひとり。でも、それを連れ回していたのは何人もいた。売却だけでなく、土地を担保提供するという『協定書』をもとに、20億、30億、40億円と借り歩いていたブローカーもいた。ただ、有名案件なんで『条件が良すぎる』と、逆に不審がれて成約には至らなかった。町内会長など近隣にパスポートなどを見せて本人確認。偽物と気付いて難を逃れた業者もいた」(事情通)

結局、今回、うまくいったのは、主謀者のカミンスカス容疑者が、積水ハウスにパイプを持つIKUTAホールディングスの生田剛容疑者(46歳)につながったからだ。

逆にいえば、積水パイプを確保したことで、カミンスカス容疑者は主犯格となって10億円内外といわれる報酬を手にした。他の地面師のなかには、「優先権は私にある」と、契約成立後に積水ハウスにねじ込む業者もいた。

さらに10名近くが逮捕予定者

生田容疑者は、アパレル、芸能分野の会社経営者で不動産は素人。積水ハウス東京マンション事業部次長のOと知り合ったのは異業種交流会だった。逆に、素人だったことが、Oが信用する原因だった。

生田がOに、「五反田の土地(海喜館)が売りに出ているけど買わないか」と、持ちかけたのは昨年3月30日だった。Oは、「ブローカーが持ち歩いている有名案件。まず、交渉相手が所有者かどうか確認すべき」と、生田にアドバイスしたほどだった。

ところが、4月3日、2000万円という少額手付で売買契約が締結され、公証人役場でパスポート、印鑑証明などで本人確認ができたという生田の報告を受けたOは、俄然、やる気を見せる。

社内の根回しをし、不動産取得の合意を取り付けるのだが、一気に進むのは、4月18日に予定していた都内マンション用地の阿部俊則社長(当時、現会長)の視察予定地に、海喜館を入れたことだった。

視察の結果、社長の反応もいいことから20日には阿部のもとに稟議書を持ち込み、決裁を得た。「社長案件」となったことで交渉はさらに加速、その日のうちに、「成りすまし」の羽毛田、カミンスカス、生田、積水ハウスのOとその部下、司法書士などが同席して初顔合わせ。24日には同じメンバーで契約書が交わされて14億円の手付金が支払われ、4月29日に仮登記手続きが完了した。

そこから更に加速、7月31日に残代金支払いだったのに、それを前倒しして6月1日に49億円を払い込んだ。女将に7億5000万円分のマンションを売却、それを相殺したので被害は55億5000円となったが、なぜ振込を急いだのか。

入院している女将名で「所有権の移転は無効」であることを伝える内容証明郵便が4通も届き、ほかにも前述の「優先権」を主張するブローカーなどが訪問や手紙で抗議。それを積水ハウス側は“雑音”と捉えた。

残代金支払いの前日の5月30日、海外出張に向かう阿部社長の車のなかで、マンション事業本部長が口頭で報告、了解を得た「社長案件」だという社内事情もあった。

6月6日、書類不備などを理由に法務局は本登記の申請を却下。積水ハウスは、史上最大の地面師事件の被害者になるべくしてなった。そのミスは、社長に着せられるとして、今年1月24日、取締役会で阿部氏を解任しようとした和田勇会長を、逆に阿部氏が多数派工作を進め、和田氏を退任に追い込むという人事抗争もあった。

ともあれ、地面師村ではそれほど大物ではないカミンスカス容疑者は、とんとん拍子で進んだ巨額資金の収奪に小躍りして喜んだに違いない。そこから先は、散財を繰り返している。前妻をフィリピンに、現在の妻をリトアニア(カミンスカスは妻の姓)に、それぞれ住居など生活基盤を与えた上で、子供とともに返している。

自身は、浅草とお台場に億ションを購入、悠々自適の暮らし。行きつけのフィリピンクラブでは、毎晩、数十万円を浪費していた。

55億5000万円は、十数口座に分けられ、それぞれの役割に応じて、地面師グループに分配された。その解明はこれからだが、現在の9名に加えて10名近くが逮捕予定者とされる。詐欺罪の量刑は重い。カミンスカス容疑者を始め、その収支決算がプラスになる容疑者は少ないだろう。




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/156.html

コメント [カルト19] シャン・911はババザベス以下300人委員会、カショギ暗殺は下っ端の暴露を恐れた尻尾切り。だそうである。 ポスト米英時代
1. 2018年10月25日 19:33:44 : YyH1B84mFI : dqmTGQWhg58[1]
安田純平スピンうるせーなと思ってたら瓶三のおかげではない宣伝に利用するなと
婉曲な本人コメントが出て、ヤフーコメント欄が沸騰してて愉快愉快
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/737.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK252] 臨時国会直前に 片山大臣スピード訴訟の狙いは“答弁逃れ”(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 2018年10月25日 19:36:11 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[553]
図星だよ だから逃げます 答弁を
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/685.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK252] 安倍ヨイショ・マスメディアの気色悪い記事。(日々雑感(My impressions daily)) 笑坊
2. 2018年10月25日 19:36:28 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[554]
すぐやるぞ 綺麗事とは 逆のこと
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/687.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] フリー記者と企業ジャーナリスト/政界地獄耳(日刊スポーツ)  赤かぶ
3. 2018年10月25日 19:36:40 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[555]
上手過ぎて 茶番の臭い 渦を巻き
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/691.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK252] 総理は外交が戦争だということが理解できない。(谷間の百合) 赤かぶ
7. 2018年10月25日 19:36:53 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[556]
世界から 軽蔑される 実態は
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/695.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK252] 片山さつき大臣「口利き疑惑」 ウソを暴く音声公開(文春オンライン) 赤かぶ
14. 2018年10月25日 19:37:09 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[557]
提訴なら 証拠示そう 音声で
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/692.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK252] 中谷元と船田元が憲法審査会から消された!   赤かぶ
23. 2018年10月25日 19:37:17 : eOCllDITF6 : qzlYD_d0GaI[-16]

閣議決定が^^

それにより→立法した場合=憲法違反である^^

しかし^^

立法したわけではなく^^

質疑に対する=応答として^^

語彙の範囲を示すことは=別に問題があるわけではなく^^

場面@では=こう言った^^

場面Aでは=こう言った^^

時など、瑕疵の在処を特定するため^^

閣議にて、内閣の使用用語の意味を開陳することは^^

別に=問題があるわけではない^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/632.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK252] なぜ辺野古阻止に国政は今すぐ動かないのか  天木直人  赤かぶ
5. 2018年10月25日 19:37:27 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[558]
気をつけろ 拙速煽る ペテン師に
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/697.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平さん解放劇の裏で…「身代金3億円」漏洩のお粗末(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 2018年10月25日 19:37:43 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[559]
カタールに 尻を拭かせて 「凱旋」し
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/698.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK252] 「片山さつき地方創生相」に更なる口利き疑惑、「秋元司環境副大臣」に環境破壊企業から献金… 安倍内閣の時限爆弾(デイリー) 赤かぶ
3. 2018年10月25日 19:37:56 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[560]
提訴なら お見舞いしよう 第二弾
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/699.html#c3
コメント [経世済民129] 東証大引け 大幅反落、822円安 7カ月ぶり安値、景気敏感株に売り(日経新聞) 赤かぶ
2. 2018年10月25日 19:43:32 : p0EJR2oRfM : _ZluhnjrZ4E[280]
最大の原因は日銀や政府系機関の弾が尽きたからだろう、ますます円高が進むリスク回避環境で買い支えの主体が居なくなる恐怖の展開。
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/154.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK252] 安田純平さん解放でも残る謎 なぜカタールは身代金を肩代わりしたのか〈dot.〉  赤かぶ
10. 2018年10月25日 19:45:07 : 3DL70M4TOw : _5Ceoejn1NY[21]
7です

誤解のないように、念の為に書いておきます
中東のしたたかさと書いていますが、イスラム文化は好きです

米国の帝国主義、安倍、日本会議など嫌い
ロシア、中国は応援
めざせ世界平和
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/676.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK252] 「地獄だった」安田純平さん帰国の途に…政府を暗に批判も(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[808] kNSCqYLU 2018年10月25日 19:46:50 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[222]

安田純平さんが成田空港に帰国
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011685761000.html
2018年10月25日 18時23分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011685761000.html

内戦が続くシリアで3年余りにわたって武装組織に拘束され、解放されたフリージャーナリストの安田純平さんが、保護されていたトルコから成田空港に到着し、帰国しました。

シリアの武装組織による拘束からおよそ3年ぶりに解放されたフリージャーナリストの安田純平さんは、トルコ南部のアンタキヤからイスタンブールを経由して帰国の途につき、午後6時20分ごろ成田空港に到着しました。

安田さんは、帰国の途につく機内で報道陣に対し、3年以上にわたった拘束について「いつまで続くのかという恐怖感がずっとあって、いつ終わるのかわからないし、殺されるかもしれない。新しい情報が入らないので、昔のことばかり考えて、どうしてもネガティブなことばかり考える」と当時の心境を語りました。

また、拘束されている間は、長距離の移動はなく、反政府勢力の最後の主な拠点となったシリア北西部のイドリブ県にとどまっていたという認識を示しました。

安田さんの解放には、シリアの反政府勢力に影響力を持つカタールやトルコが重要な役割を果たしたとされていて、解放時の状況について、安田さんは「誰かが助けに来たのではなく、武装勢力がみずから車で国境まで運び、トルコ側が受け取った」と説明しました。

安田さんは、体調については「大丈夫」だと答えていて、帰国後、拘束していた武装組織や、解放に至った経緯が明らかになるか注目されます。

外務省 本人から話聞く方針

安田さんが帰国したことを受けて、外務省は今後、武装勢力から解放された経緯や3年間にわたった拘束の状況などについて、安田さん本人から詳しく話を聞きたいとしています。











http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/703.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK252] 中谷元と船田元が憲法審査会から消された!   赤かぶ
24. 2018年10月25日 19:57:07 : eOCllDITF6 : qzlYD_d0GaI[-18]

憲法を^^

要件定義以外の目的で=語るのは^^

はっきり言って=おかしい^^

行政側の権能の自由を=禁ずるために→制定されるものとは^^

(施行規則)である^^

他方^^

行政側が→憲法の解釈を超えて=何事かを制定することを(省令)=所謂(規制)のことである^^


http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/632.html#c24

コメント [カルト7] 集団ストーカー:一つの解決法 クークラック
389. 2018年10月25日 19:58:44 : EWrpjl1j4k : 4hUC8DZUlPA[24]
✊ ハハハ


https://www.youtube.com/watch?v=_-f3KeY2zK4

先出しじゃんけんばかりの人生やねん🎶

既に読まれとるがなて。生きておりまふ。ハハハ  盗聴するなや
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/878.html#c389

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